したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

死刑制度についてひと言お願いします

1441Ken:2006/03/16(木) 02:22:40
>>1436そういう極悪非道なことをする輩は、ルールは守らん、良心の呵責はない、
女を殴る、女を強姦する、すぐ喧嘩する、子どもをいたわらない、老人を敬わない、
弱いものをいじめる、物を盗む、同情しない、他人の気持ちがわからない、人殺しは
そういうどうしようもない最低最悪の人間がすることだ。一方そういう人間の
被害に遭った遺族は、ルールに則って社会生活を送り、家族を思いやり、家族を
大事にし、家族のために一生懸命働く、事件があるまでは暴力とは無縁の生活を
送ってきた普通の市民である。だから彼らに敵討ちの機会が与えられても、人を
殺すことをなんとも思わない極悪人とは違って、必ず逡巡し躊躇するはずだ。
もしも死刑が小学校の校庭のような日常の場所で衆人環視の元、一般市民である
遺族によって執行され、それに誰も慣れっこでなんとも感じないとすれば、そんなのは
暴力に溢れた狂気の社会である。死刑は人殺しであって本質的に野蛮で凶暴である。
だからこそ平和な日本では人知れない場所で人知れず執り行うことによって社会は
平静を保っている。何度も言うが暴力とは無縁で、凶悪犯罪が少ない日本人、
日本の社会には、そういう野蛮で凶暴なことは似つかわしくない。

>>1437「人の命って平等でしょ?」

そう、その通り。大人も子どもも赤ちゃんも老人も男も女も不良少年もまじめな
会社員も聖人君子も極悪人も命の重さは同じである。だから例えば君がこの光市の
元少年を法廷で刺し殺した場合でも、お咎め無しとはならずやはり厳正に処罰される。
それから勘違いしているようなので一応言っておくとその場合は死刑にはならない。
死刑は二人以上を殺しなおかつ明確な殺す意図があったときにだけ適用される。
だから、日本の死刑制度は命には必ず命で報いるといったようなものではない。
10人交通事故で殺しても死刑にはならない。話が逸れたが、誰でも誰かを殺せば
罪に問われるのに、国家が代行すれば問題なしとなるのが、死刑が抱える本質的な
矛盾である。君らは人殺しは自分勝手な理由で被害者に逃げる隙も与えずに行われる
のであって、裁判で極悪人の言い分もちゃんと聞き厳正に手続きに則って行われる
国家による死刑とは全然違う、と反論するであろう。その場合はやはり「厳正に
手続きに則って」いるかどうかが国家による殺人の正当性にとって非常に重要になる。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板