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第26回参議院議員選挙(2025年)

1OS5:2023/06/29(木) 08:11:56
2022年
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1612782754/l20
2019年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1468813199/l20
2016年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1388412245/l20
2013年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l20
2010年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l20
2007年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l20
2004年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/l20

1091OS5:2025/07/21(月) 20:23:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4f43f4bda4a1227a64d557620c9dd1504eb41a7
【参院選・激戦区速報】二階王国がついに崩壊…和歌山は望月氏当確で世耕氏が「完勝」
7/21(月) 0:02配信
AERA DIGITAL
二階俊博氏

 20日に投開票が行われた参議院議員選挙の和歌山選挙区では、無所属の望月良男氏が当選を確実にした。

* * *

 和歌山選挙区は、当選した元有田市長の望月氏のほか、二階俊博・元自民党幹事長の三男で元秘書の伸康氏(自民)、元県議の浦平美博氏(維新)など過去最多の7人が立候補していた。

 伸康氏は昨年10月の衆院選和歌山2区で、無所属の世耕弘成・前自民党参院幹事長に敗れ、今回の参院選でのリベンジを狙っていた。

和歌山は二階俊博元幹事長のお膝元として、強固な保守地盤を築いてきた。AERA(7月7日号)の情勢分析では、政治ジャーナリストの角谷浩一氏は伸康氏の当選が固いと見ていた。

「二階氏が出ると決まった時、自民党本部の人は『あ、出るの?』と意外そうな顔をしていました(笑)。一方、対抗馬が党勢の落ちている維新の候補となると、二階氏で堅そうです」(角谷氏)

 当初、伸康氏の対抗馬が浦平氏と見られていたことには理由がある。立憲民主党と日本維新の会の間で候補者調整が成功し、野党候補が浦平氏に一本化されたのだ。政治ジャーナリストの青山和弘氏は、浦平氏の当選可能性すら指摘していた。

「立憲和歌山県連は、擁立取りやめについて『和歌山でリベラルな考えを持つ方の投票先はほぼなくなった』と、党本部への不満を漏らしていましたが、リベラル層にも『自民党でなければよい』という考えの人は一定数いるので、維新に票が流れるでしょう」(青山氏)

 しかし、ダークホースとして急浮上したのが望月氏だ。望月氏は2月に自民党県連の公認選挙に立候補するも、二階氏に敗れて落選。結果、世耕前参院幹事長の全面支援のもとで二階氏を追う、「保守分裂」の構図ができあがった。

 7月8日、伸康氏の応援演説に駆けつけた自民党の鶴保庸介参院議員が「運のいいことに能登で地震があった」と失言したこともあり、伸康氏は失速。望月氏が保守票をかっさらう形となった。

 昨年の衆院選に続き、参院選でも苦渋を飲むことになった伸康氏。二階王国の崩壊は決定的となった。(AERA編集部)

AERA編集部

1092OS5:2025/07/21(月) 20:29:43

福島   
327,951自:森雅子   現
309,184立:石原洋三郎 新 元代議士
184,286参:大山里幸子
以下省略

https://news.yahoo.co.jp/articles/d48aa15cdb3f81ed5043082306241febb0ab9bf1
現職の逆風・新人の追い風…風が吹いた福島選挙区 選挙結果を大解剖【参議院選挙2025】
7/21(月) 20:00配信

福島テレビ

7月20日に投開票が行われた参議院選挙。福島県選挙区は接戦の末、自民党の森雅子さんが議席を守った。一方、全国で躍進した参政党が県内でも支持を広げるなどこれまでにない選挙戦となった。

■4回目の当選 圧勝から一変…接戦に
当選から一夜明け、報道陣の取材に応じた自民党の森雅子さん。「福島県の皆様からの付託を受けた身として、しっかり公約を実現できるよう頑張ってまいりたい。本当に厳しい結果となりました、比例の皆様方の思いもしっかり私が代弁してまいる、そういった重い責任も感じている」と語った。

“圧勝”を重ねてきたこれまでの選挙から一変、今回は“接戦”を余儀なくされた。
7月20日午後11時前、歓喜に包まれた森陣営。森さん自らも不記載があったいわゆる“政治とカネ”の問題などで逆風を受けた選挙選を制し4選を果たした。

獲得した票は6年前の前回と比べて、11万7000票余り少ない32万7951票。立憲民主党の新人・石原洋三郎さんを1万8767票差で振り切り、東北の選挙区で唯一自民党の議席を守った。
森雅子さんは「厳しいご指摘も批判も真摯に受け止めて、謙虚に愚直に皆様方と約束してきたことをしっかり果たしていきたい」と語った。

一方、僅差で敗れた石原洋三郎さん。選挙選の最終日にも野田代表が駆け付ける“異例中の異例”の応援を受けたが…13年ぶりの“国政復帰”とはならなかった。「私が不徳の致すところでございまして、今回相手候補の対抗軸ということで決意をして取り組ませていただいたわけでございますが、そこが不十分であったと。私自身反省をするところでございます」と石原さんは語った。

■市町村ごとの勝敗に注目
得票率にすると約2ポイントの差になったが、その大きな背景のひとつが「市町村ごとの勝敗」。
51勝8敗となった森雅子さん。石原さんの地盤である福島市では2万票余りの差がつくなど、県北では石原さんがやはり強かったが、小さな市町村も含めて少しずつ勝利を積み重ねることで、県北分を補った。

注目すべきは会津と県南、衆院選での「福島3区」だ。
ここは2024年の衆院選で、いわゆる「政治とカネ」の問題で衆院議員2人が敗戦。立候補断念と議席を失っていて、石破総裁も白河市に入るなど票の掘り起こしに力を入れた。
逆に、立憲民主党から見れば、現職の国会議員の地盤で敗戦を喫してしまった、今後の選挙への影響も懸念されるダメージだ。

「3区」だけでなく県北を中心とする「1区」についても、自民党の国会議員に選挙活動の旗振り役がいないことが懸念されていたが、自民党県連が終盤になって各支部に1人1日100件の電話をかけて森さんへの支援を呼びかけていたということで、地域密着型の選挙戦が自民党への逆風を上回ったと見られている。

福島県選挙区では森さん勝利したが、東北では自民の議席は福島だけ。自民党県連は、今回の勝利を「自民党に対する県民の期待と失望が入り混じった選挙だった」「ここからが本当の勝負、正念場」と総括している。

森さんは復興に関する実績を中心に訴えを展開していたが、県連では「有権者が求めていたのは足元の経済対策に対する明確な訴えでそれが届かなかったかもしれない。そこが新たな政党への票の流れにつながった可能性もある」としている。

1093OS5:2025/07/21(月) 20:30:05

■参政党の躍進 風は福島でも
「新たな政党への票の流れ」という自民党も警戒する大きなうねりは、全国だけでなく福島県でも起きていた。
街頭で話を聞くと「僕の友達もみんないいねと言っていて。逆に親父なんかは新しい流れ過ぎてちょっと不安だって言っていた。そのあたり新旧交代の雰囲気なのかと感じている」「若い世代から周りからも支持を得ていたようなので、国民に寄り添った目線ではないが、そういったところが私たち世代とかと近いのかな。それで支持得たのかなと」「国民のための党みたいな感じで人気があったみたいですけど、ああいう方ならよくなるような気がします」との声が聞かれたのは参政党について。

今回、躍進した参政党は県内でも支持を拡大。“追い風”を背にした大山里幸子さんは敗れたものの、18万4286票を獲得した。
大山さんは「議席を得ることは叶いませんでしたが、多くの県民の皆様方がこの福島県を良くしたい、そして日本を良くしたいという熱い思いの方がたくさんいらっしゃったということがわかりまして、この福島県にも希望が見えたなと思いました」と語った。

■参政党 選挙の構図に影響
1議席から14議席と大躍進を遂げた参政党。福島県選挙区では議席獲得とはならなかったが、それでも選挙の構図に大きな影響を及ぼした。

出口調査で、特に特徴的なデータが2つある。
まずは「支持政党ごとの投票先」。自民党や立憲民主党の支持層からも票の流れはあるが、特に注目すべきは「支持政党なし」いわゆる無党派層の投票先だ。無党派層の28%が大山さんに投票している。
次に「年代別の投票先」。20代から40代までは、大山さんが森さんや石原さんを上回っている。

参政党が掲げる公約のうち、「減税」「子どもへの月10万円の給付」「行き過ぎた外国人受け入れに反対」この分かりやすい政策が刺さる層に刺さった、という結果だと思うが、実際に3年前の選挙から得票率にして7倍から8倍に伸びている。
自民党・立憲民主党の両県連は「参院選のように全県選挙区なら浸透に時間もかかるだろうが都市部なら分からない」「ブームが去ったとしてもコアな参政党支持層は残るだろうから県内でも選挙の形が大きく変わる可能性がある」と、参政党への警戒感を示している。
一方で、「耳障りの良い政策を訴えているだけで実現性に疑問があるものもある」ともしている。

衆参ともに与党過半数割れという混沌とした状況だが、逆に言えばそれぞれの党の主張や働きが見えやすくなるのかもしれない。私たちはこれから「投じた1票の行方」をしっかり見つめていく必要がある。


■期日前投票が増加 投票時間も短く
物価高や復興など私たちの生活や福島の将来に関わる対応が問われた選挙戦、投票率は58.39%だった。国政選挙としては初めて連休の中日が投票日だったということで、投票率の低下も懸念されていたが、前回3年前と比べて5ポイントほど上昇している。

一方で、「投票のありかた」をめぐっては考えるべき点もある。福島県内に設けられた1164の投票所今回すべてが閉鎖時刻を1時間以上繰り上げた。
私たちの思いを国政に反映させるための投票時間が短くなっているわけだが、一方で期日前投票は全体の52%あまりと半分を超え、投票日を待たずして1票を投じている有権者も増えている。

私たちも限られた時間で、政党や候補者の主張をしっかりと見極める目を持つ必要がありそうだ。

福島テレビ

1094OS5:2025/07/21(月) 20:31:05
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20250721125827
分厚かった現職の壁 参院選福島県選挙区4人敗戦の弁
2025/07/21 08:37
■ 「不徳の致すところ」 石原洋三郎さん 支持者に頭下げる

 20日に投開票された参院選福島県選挙区で、立憲民主党の新人石原洋三郎さん(52)は閣僚経験者を追い詰めたが、現職の分厚い壁にはね返された。「幅広く県民一人一人にもっと訴えていくべきだったが不十分だった。私の不徳の致すところです」。落選の一報が入ると、福島市太田町の選挙事務所に集まった選対幹部や支持者らは静まりかえり、石原さんは約5秒間にわたって深々と頭を下げた。

 「手応えを毎日感じた選挙戦だった。善戦むなしく結果を出すことができなかった」。党県連幹部はつぶやき、唇をかんだ。党の野田佳彦代表は選挙戦最終日の19日、遊説打ち上げの地に福島市を選んだ。「最激戦の地が福島だ」。野田代表は集まった支持者に訴え、石原さんの勝利に向け結束を呼びかけた。党代表のメンツを懸けた演説だっただけに、陣営は敗戦のショックを隠しきれない。

 激戦区の一つとされた本県選挙区で、勝利できると期待する声は日増しに増えていった。石原さんは「相手候補の対抗軸として決意して取り組んだが不十分だった。私自身、反省している」と声を震わせながら語った。

 自治相や知事を歴任した祖父、衆参両院議員を務めた父を持つ政治家一家に育った。誰よりも生活者目線で、政治への憂いを抱いてきた。「値段が高くてスーパーで今まで通りの買い物ができない」。選挙期間中、県内のある有権者から悲痛な叫びを聞いた。福島市議を長く務めてきただけに、今の政治のふがいなさを自省しつつも「国民の暮らしに明かりをともすのが政治の役割だ」との思いを強くした。

 衆院議員の経験もあるが、全県を舞台にした選挙戦は初挑戦だった。交流サイト(SNS)も活用し、物価高対策や地方創生の政策を真っすぐに県民に訴えてきたが、ベテラン議員を前に県内全域への知名度の浸透には至らなかった。

 石原さんは今後について「県民の生活、暮らし向上は引き続き大きな課題だ。復旧復興も成し遂げていかなくてはならない。初心に立ち返って政治活動を続けていく」と述べた。



■「熱い思いの県民多く」 大山里幸子さん 得票数前向きに捉える

 参政党の新人大山里幸子さん(51)は福島県選挙区で落選の一報が入ると、郡山市桑野の選挙事務所に集まった支持者に頭を下げた。議席獲得に届かず悔しさをにじませた一方、18万以上の得票に「福島を良くしたいという熱い思いの県民が多くいると分かった」と前向きに捉えた。

 選挙戦では、誤った政策が30年にわたる不況や昨今の物価高を招いたと強調し、減税による豊かな暮らしの実現を訴えた。報道陣から今後の政治活動を問われると、現時点で立候補の考えはないとした上で「今まで通り、つじ立ちや集会で県民の皆さまと意見を交わし地域の問題を解決できる活動がしたい」と語った。



■県民に考えを伝えきれず 遠藤雄大さん

 無所属の新人遠藤雄大さん(40)は郡山市の自宅で「県民に考えを伝えきれなかった。ただ、私に投票していただいた人たちにとても感謝している。今後の政治活動については、ゆっくり考えたい」と語った。

 安全・安心な社会の実現などを訴えた。



■原発事故の議論十分あったか疑問 越智寛之さん

 政治団体「NHK党」の新人越智寛之さん(51)は「原発事故について議論する機会にしたかったが、十分な議論があったか疑問だ。争点として注目されなかったのではないか」と受け止めた。

 浜通り地域への原子力事業呼び込みなどを訴えた。

1095OS5:2025/07/21(月) 20:33:39

茨城
◯417,601自:上月良祐 現
◯308,772参:桜井祥子
✕280,716立:小沼巧  現
✕102,445維:北崎瀬里奈
✕66,866共:高橋誠一郎
以下略



https://news.yahoo.co.jp/articles/0bbbd32e5a3170b38b0bd50c591063a05dbe1e1c
参院選茨城選挙区 小沼氏 再選ならず 県政界の歴史的転換点
7/21(月) 8:00配信


茨城新聞クロスアイ
落選が決まり、支持者らに頭を下げる小沼巧氏=20日午後11時19分、水戸市城南

現新8人が争った参院選茨城選挙区(改選数2)は、自民党現職の上月良祐氏(62)=公明党推薦=がトップで3選を果たした。2議席目には参政党新人の桜井祥子氏(41)が党の勢いを背景に初当選、1995年以降続いてきた自民と旧民主系で分け合ってきた「指定席」の一つを奪取した。立憲民主党現職の小沼巧氏(39)を含め、6人は及ばなかった。

日付が変わる直前の午後11時15分ごろ、水戸市城南の立民現職の小沼氏の事務所。自民党に続き参政党候補の当選確実を知らせる速報がテレビに映し出されると、集まった支持者からの「うそだ」の声とともに静まりかえった。

立民と国民民主党、連合茨城の「2党1団体」が結束して臨んだ選挙戦だったが、全国的に台風の目となった参政の勢いにのまれ、再選を果たせなかった。

同時に、1995年以降から30年にわたり自民と旧民主系で分け合ってきた「指定席」を失い、県政界の歴史的転換点となった。

小沼氏は「多くの皆さまに支えていただき感謝。私の不徳のいたすところで、結果は全て私の責任だ」と頭を下げた。

これまで「無風」とも言われた茨城選挙区が、参政の登場で一変した。

公示直後に小沼氏と参政候補が2議席目を巡って「接戦」と報道各社が伝え、陣営に衝撃が走った。関係者は「参政の勢いが茨城にも来るとは」と驚いた。

危機的状況に党本部から小川淳也幹事長や大串博志選対委員長ら幹部が続々茨城県入り。16日には野田佳彦代表も駆け付け、支持を訴えた。連合茨城も各組織の引き締めを徹底し、票固めを図った。

国民は小沼氏を推薦しなかったが、所属県議や市町村議が、連合茨城の推薦を受ける議員で作る「懇談会」の一員として支援した。

陣営も支援者への呼びかけを徹底。巧みな交流サイト(SNS)戦略で無党派層や若年層に支持を広める参政を念頭に、SNSによる情報発信を強化したが、及ばなかった。

小沼氏を推薦した連合茨城の久保田利克会長は「当選させられず申し訳ない。原因を分析して今後の活動に生かす」、国民県連の浅野哲代表は「2党1団体の体制で6年前の選挙より得票数は伸ばしたが、自民の批判票や既存政党への批判票が新興政党に流れてしまったのでは」と語った。

茨城新聞社

1096OS5:2025/07/21(月) 20:41:09
北海道
◯546,118自:高橋はるみ 現
◯501,081立:勝部賢志  現
◯333,558自:岩本剛人  現
✕325,070参:田中義人
✕324,272国:鈴木雅貴  新 証券会社社員
✕147,880共:宮内史織  
✕139,301れ:野村パターソン和孝
✕112,076保:小野寺秀  元自民道議
✕056,253維:オカダ美輪子
以下略




https://news.yahoo.co.jp/articles/303fae5b968805f531bc04a72bbccf9db7509a07
大激戦の北海道選挙区 最後の1議席は自民岩本氏、新顔2人は惜敗
7/21(月) 20:30配信

朝日新聞
再選を決めた自民現職の岩本剛人氏=2025年7月21日午前2時45分、札幌市中央区、原知恵子撮影

 20日に投開票された参院選道選挙区は大激戦となった。最後の3議席目を、自民現職の岩本剛人氏(60)が死守し、再選を果たした。全国的に自民の退潮が伝えられるなか、地方に重点を置いた組織選挙を展開し、急伸した新興勢力を約8千票差で振り切った。

 21日午前2時半、岩本氏の再選が確実になると、陣営は歓喜にわいた。

 得票の確定が早い地方で票を取り、3位圏内につけていたが、都市部では野党候補に差を縮められた。「当確」が出た時の開票率は98%超。

 岩本氏は「この議席の重みを抱きしめて、これからも北海道のためにがんばっていく」と決意と感謝を語った。

 「地方重視」の選挙戦が実を結んだ。

 自他共に認める「知名度不足」。選挙対策本部の内部から「大票田の札幌での活動にもっと注力するべきでは」との意見もあったが、17日間の大半を地方遊説にあてた。

 「地方を大切にしなければ、北海道は成り立たない」。道内179市町村のうち163市町村をまわり、演説を200回以上重ね、自民・公明支持層を固めるべく奔走した。

 こうして薄氷を踏む思いで守りぬいた議席だ。岩本氏は「回れば回るほど、人口減少にあえぐ地方の疲弊を痛感した。責任ある与党として、しっかり守り、支えていく」と語った。

 参政新顔の田中義人氏(53)は、全国で吹き荒れた参政党旋風に乗って大躍進した。僅差(きんさ)での敗退に、目に涙を浮かべて唇をかんだ。

 田中氏は「日本人ファーストと外国資本から北海道を守ること、減税と積極財政を訴えてきたが、有権者の皆さんには残念ながら声が届かず、このような結果となってしまった」と述べた。

 敗因については「特に外国資本に対する法整備の必要性を訴えたが、全体的には経済対策や物価高対策の方がみなさまの関心事項だったのだと思う」と分析した。

 一方で「政治の地殻変動が起きたと感じた」とも話した。「既存政党に一石を投じたのが参政党。今回選挙を戦って、若い世代の人がたくさん聞きにきていて未来に希望を感じた」とも話した。

 今後の進退については「党と相談する」とした上で、「議員という形で取り組むのが一番効果的だとは思うが、個人的にも党と連携しても、北海道を守るための活動は続けていきたい」と語った。

 約9千票差で涙をのんだのが国民民主新顔の鈴木雅貴氏(33)だ。政治経験ゼロからの挑戦はあと一歩で実らなかった。「手取りを増やすと訴えて32万票の支持を頂けたのは、皆さんにも共感して頂けたということだと思う。ただ、最後の一歩のところで私の力が足りなかった」と声を絞り出した。

 敗因について問われると「道内をいろいろと回らせてもらったが、都市部以外のところでしっかり(票を)取れなかったこと」。目を赤くしながら、駆けつけた支援者一人一人と握手を交わし、感謝の言葉を伝えた。(原知恵子、鈴木優香、畑中謙一郎)

朝日新聞社

1097OS5:2025/07/21(月) 20:45:13

京都
◯332,523維:新実彰平  新 アナウンサー
◯190,104自:西田昌司  現
✕163,805共:倉林明子  現
✕142,371参:谷口青人  新
✕127,874立:山本和嘉子 新 元代議士 24年京都5区落選
✕101,319国:酒井常雄  新 府議     
✕060,733れ:西郷南海子 新 
✕055,235無:二之湯真士 新 自民府議
以下略



https://news.yahoo.co.jp/articles/94a5cd819db694fd524c4273cf183864d3cfac28
維新・新実氏は33万票獲得、他候補を圧倒…自民・西田氏は京都市内で苦戦 京都選挙区分析
7/21(月) 14:04配信


産経新聞
圧勝した日本維新の会・新実彰平氏=20日午後、京都市下京区(渡辺大樹撮影)

20日に投開票された参院選京都選挙区(改選数2)は、日本維新の会新人の新実彰平氏(36)と自民党現職の西田昌司氏(66)の2人が当選した。高い知名度を生かし政権批判票を取り込んだ新実氏は30万票以上を得て他候補を圧倒。一方、立候補者9人のうち6人が10万票を超えるなど、過去にない混戦となった。


投票率は令和4年の前回選を7・82ポイント上回る58・73%だった。投票率が55%を上回るのは平成19年(56・37%)以来18年ぶり。3連休の中日で投票率の低下が懸念されたが、主要政党が相次いで候補者を擁立し、注目度が増したことが影響したとみられる。

33万票を超える票を得てトップ当選を果たした新実氏は、大票田の京都市で約18万5千票を獲得。市内全区で最も多く票を獲得し、他候補に大差をつけた。伝統的に自民党が強い府北部の舞鶴市や福知山市のほか、府南部の宇治市や長岡京市でも最多得票となるなど、知名度を生かして圧倒的な強さを見せた。

4選を決めた西田氏は約19万票にとどまり、6年前の参院選(約42万票)から大きく減らした。特に京都市内での得票減が顕著だった。

3選を逃した共産党現職の倉林明子氏(64)は、西田氏に約2万6千票及ばず約16万3千票に終わった。京都市の得票数ではわずかに西田氏を上回ったものの、その他の地域で差をつけられた。(入沢亮輔)


https://www.sankei.com/article/20250721-J6RFSK3OJRLA3J76Q2SY3IXCXI/?outputType=theme_election2025
自民・西田昌司氏と競り合うも及ばず 共産・倉林明子氏議席失う 参院選京都選挙区
2025/7/21 00:44
20日に投開票が行われた参院選。京都選挙区の共産党現職、倉林明子氏(64)は候補者9人による激しい競り合いの末、落選が確実となった。

落選確実が判明すると、京都市中京区の選挙事務所に集まった支援者らから「えー」「どうしよう」などと落胆の声が漏れた。倉林氏は「残念。異常な暑さの中で支援者や党員、市民のみなさんに奮闘していただいて、私自身も候補者として戦い抜いた結果だ。勝てなかったが、この戦い通じ、ここまで追い上げることができた」と語った。

倉林氏は府議、京都市議を経て平成25年の参院選で初当選。今回の選挙戦では、消費税減税や北陸新幹線の延伸計画反対などを軸に、自公維が進める病床の削減を痛烈批判。「軍事費削って医療・介護・福祉・教育に回せ」と生活者目線での訴えを続けた。

党は2期12年を守ってきた倉林氏の議席を「宝の議席」と位置付け、志位和夫議長や田村智子委員長ら党幹部が繰り返し応援演説に入るなどして、「屈指の総力戦」(陣営幹部)を展開した。

党勢の低迷が指摘される中、支持層が重なるとされる、れいわ新選組の新人候補擁立もあり、政権批判票は分散した。これまでの実績を最後まで訴えたが、乱戦を制すことはできなかった。(塚脇亮太)

1098OS5:2025/07/21(月) 20:48:00
>>1090-1091
https://news.yahoo.co.jp/articles/d66fbfc2072a4b87f97f170353d500975c1af935
保守分裂選挙で敗北、自民・和歌山県連会長が辞表 無所属で出馬の望月良男氏の処分を検討
7/21(月) 19:48配信

産経新聞
落選が確実になり厳しい表情を浮かべる二階伸康氏=20日午後、和歌山市(泰道光司撮影)

自民党和歌山県連は21日、代表役員会を開いた。保守分裂選挙となった参院選和歌山選挙区で公認候補の二階伸康氏(47)が無所属の望月良男氏(53)に敗れたことを受け、県連の石田真敏会長(元総務相)が辞表を提出。望月氏が出した離党届の受理を保留していたが、党紀委員会で処分を検討することを決めた。

自民党県連は今年2月、役員投票で二階氏を公認候補に選出した。投票時には関係者が「結果にかかわらず、公認候補者の選挙に尽力する」との誓約書を提出したが、望月氏は4月に無所属での立候補を表明。選挙戦では、自民党を離党した世耕弘成元経済産業相の全面的な支援を受けた。

石田会長は辞表提出に至った理由を「党員や経済団体などから『保守分裂だけはやめてほしい』といわれ誓約書も取ったが、避けることができなかった。それが原因で負けた」と説明した。県連の中村裕一幹事長(県議)も辞任の意向を示している。石田会長の辞表の受理は26日に開く県連拡大役員会にはかられる。

望月氏の離党届については県連内で「受理の判断は選挙後まで待つべきだ」との意見があり、対応を保留していた。誓約書に反した立候補は党則違反に該当するとして、党紀委員会で処分を検討する。


https://www.iza.ne.jp/article/20250720-PN3IMUCBOJJNRJ2TW2GG7QEJCA/?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link

参院選和歌山選挙区 二階伸康氏は敗北 再び〝世耕陣営〟と対峙、鶴保議員失言で逆風に
2025/7/21 01:23
20日投開票の参院選の和歌山選挙区(改選数1)では、自民党新人の二階伸康氏(47)が敗れた。昨秋の衆院選で、自民を離党し参院からくら替えした世耕弘成元経済産業相との保守分裂選挙に敗北。今回は「ラストチャンス」と背水の陣で臨んだが、議席獲得はならなかった。

落選の報を受け、午後11時15分ごろ、市内の事務所に姿を見せた二階氏は「議席を守れなかったこと、深くおわびします」とした上で、「敗北の責任は私にある。これを糧とし、県民の皆さんから再び信託をいただけるようにしなければいけない。この度は、本当にありがとうございました」と支持者に頭を下げた。

二階氏の父で元自民党幹事長の俊博氏は長年、和歌山県内で世耕氏と主導権争いを繰り広げてきた。今年2月の自民党県連の役員投票では二階氏が公認候補に選ばれたが、敗れた元有田市長、望月良男氏(53)が世耕氏の全面的な支援を受けて無所属で出馬。衆院選に続いて〝世耕陣営〟と対峙(たいじ)することになった。

二階氏は党県連や俊博氏に近い県町村会など組織の支援を得て活動。石破茂首相ら党幹部も次々と応援に駆け付け支持を訴えたが、激しい逆風に見舞われた。地元選出の鶴保庸介参院議員が和歌山市で開かれた集会で「運のいいことに能登で地震があった」と発言。選挙戦への影響は避けられず、県連関係者は「票を減らす大きな批判につながった」と苦い顔で語った。



和歌山選挙区には、前久(共産)、二階伸康(自民)、望月良男(無所属)、浦平美博(維新)、末吉亜矢(無所属)、本間奈々(諸派)、林元政子(参政)の7氏が立候補していた。

1099OS5:2025/07/21(月) 20:51:31
https://x.com/miraisyakai/status/1947234880427057170
三春充希(はる)⭐第27回参院選情報部
@miraisyakai
·
1時間
第27回参院選比例代表 開票終了

自民 1280万 8306票 (21.6%)
国民   762万 0489票 (12.9%)
参政  742万 5053票 (12.5%)
立憲  739万 7459票 (12.5%)
公明   521万 0569票 (8.8%)
維新   437万 5926票 (7.4%)
れいわ 387万 9914票 (6.6%)
保守  298万 2093票 (5.0%)
共産  286万 4738票 (4.8%)
みらい 151万 7890票 (2.6%)
社民  121万 7823票 (2.1%)
N党   68万 2626票 (1.2%)
再生   52万 4787票 (0.9%)
誠真   33万 3263票 (0.6%)
無連   28万 9222票 (0.5%)
改革     5万 5232票 (0.1%)

まだ若干の票の訂正がありえます。




://news.yahoo.co.jp/articles/ce88b03deea6354b005ba159e3ef462063e4659c
比例代表の得票、立民は参政を下回る 政治思想史家「左の大結集、戦後政治の夢ついえる」
7/21(月) 18:46配信
産経新聞
立憲民主党の野田佳彦代表(左)と参政党の神谷宗幣代表

参院選(20日投開票)比例代表を巡っては、「日本人ファースト」を掲げた参政党の得票数が立憲民主党をわずかながら上回り、自民、国民民主両党に次ぐ3位に躍進した。政治思想史家の河野有理(ゆうり)法政大教授は21日、X(旧ツイッター)で、「『自民党より左』の大結集で政治を変えるという戦後政治の<夢>がついに最終的についえた」との見方を示し、「極めて大きな地殻変動の現れ」を指摘した。

■参政支持のうねりの過小評価指摘

参政は、比例代表で742万5053票(得票率12・6%)を得て、立民の739万7456票(同12・5%)を、2万7597票差で上回った。国民民主は762万492票(12・9%)。野党3党が得票率13%弱でほぼ並ぶ結果となった。

河野氏はXで、参政党に対する評価を巡って、「『参政党支持している人は周りにはいない、いたら縁を切る』みたいな選挙前によくいた人たち、よほど世界が狭いか、相手が大人で話を合わせてもらっているのだろうなという感じ」と書き込んだ。

改選22議席の立民は、選挙区15議席、比例代表7議席の計22議席と横ばいの結果にとどまった。

■山口二郎氏も「これ、ほんと」

河野氏は、立民について、「今回で伸びないならいつ伸びるのかという話であり、相当に厳しい結果なのではないだろうか」との見方を示し、「執行部がこれを厳しい結果と思えていないなら本当に将来がなさそうである」と指摘した。

この投稿については、野党共闘の強化に尽力し続けた政治学者の山口二郎法政大教授も「これ、ほんと。私の政治学者人生も終わったということ」とXで賛意を表した。

山口氏は立民のベテラン勢はもはや後進の育成に注力すべきとの考えを示し、立民の現状について、「実質的な敗北と、厳しく総括すべき。私自身も、かつて民主党政権を担った政治家が最後にもう一花咲かせてほしいと思って応援したが、民意との乖離(かいり)が極めて大きいことを痛感する」と訴えた。(奥原慎平)

1100OS5:2025/07/21(月) 20:52:03
https://www.iza.ne.jp/article/20250721-P4JAIUFBJNBGLFDQGLWUTEOTQI/?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
自民保守系落選相次ぐ 佐藤正久、山東昭子、赤池誠章、杉田水脈、和田政宗、長尾敬各氏ら
2025/7/21 10:13
20日投開票の参院選の全議席が確定し、自民党の保守系候補の落選が相次ぐ事態となった。自民の左傾化が懸念される一方、保守系の有村治子元女性活躍担当相は5回目の当選を果たした。

比例代表で落選した保守系候補は「ヒゲの隊長」の愛称で知られる佐藤正久幹事長代理、山東昭子元参院議長、保守系グループ「保守団結の会」で代表世話人の赤池誠章氏、杉田水脈元衆院議員、和田政宗参院内閣委員長、長尾敬元衆院議員ら。

長尾氏はX(旧ツイッター)で、「真の独立国家日本を取り戻す」と選挙戦に臨んだ決意を振り返った上で、「皆さまのあらゆるご支援を全て無駄にしてしまい、政治家として万死に値すると思っております」と苦渋の思いを書き込んだ。

杉田氏もXで、「素晴らしいスタッフに囲まれて悔いのない活動ができました。なにより、私のことを信じて応援してくださった皆さまに心より感謝申し上げます」と謝意を示した上で、「これからも日本のため、力を尽くして参る所存です」と誓いを新たにした。



今回、自民の比例代表の獲得議席は平成22年参院選と並ぶ過去最低の12議席に落ち込んだ上、令和元年の参院選から導入された特定枠で、舞立昇治、福山守両氏が優遇されたため、残る29人の候補で10議席を争う展開となった。(奥原慎平)

1101OS5:2025/07/21(月) 20:52:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/c65e1ea0fd1119d76a2b3b471fd9712c9ab6073e
参院選で過去最低8議席の公明 比例票も前回から約100万票減 強みの組織力に陰り
7/21(月) 19:14配信

産経新聞
取材を終え退室する公明党の斉藤鉄夫代表=20日夜、東京都新宿区の党本部(松井英幸撮影)

公明党は20日投開票の参院選で、改選14議席の維持を目標としたが、6議席減らし、党としては過去最低の8議席の獲得にとどまった。埼玉、神奈川、愛知の3選挙区でいずれも新興勢力の参政党候補と最後の1議席を争って敗れた上に、比例票も大幅に減少し、深刻な党勢の衰えが浮き彫りとなった。

「地域の意見を吸い上げ、われわれの考え方を浸透させていく党組織の差が少し出てきたと感じる」。公明の斉藤鉄夫代表は21日の記者会見で、3選挙区で敗れた要因をそう分析した。公明が参院選の選挙区で落選者を出すのは平成19年以来18年ぶりだ。公明は全国に約3000人の地方議員を抱え、地域に根差した組織力を強みとしてきたが、その組織力に陰りが見える。

700万票を目指した比例票も521万票と目標に遠く及ばなかった。令和4年参院選の618万票から約100万票減ったことは党に衝撃を与えている。今回躍進した参政党と公明の支持者は「基本的に重ならない」(公明関係者)だけに、地力の衰えが一層目立つ結果となった。

1102OS5:2025/07/21(月) 20:53:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/47026030d028da5e542f0fd1f3d5ef3fc19a3d1e
連合候補、立・国で明暗 電機連合が9年ぶり議席【25参院選】
7/21(月) 19:08配信

時事通信
 20日投開票の参院選比例代表で、労働組合や業界団体が擁立した「組織内候補」の成績は―。

 連合傘下の産業別労組(産別)の候補者を見ると、国民民主党から出馬した4人は、電機連合の候補が9年ぶりに議席を得るなど、全員が当選。一方、立憲民主党から立候補した6人は1人が落選し、いずれの党から立つかによって明暗を分けた。

 国民民主の4人のうち、UAゼンセンの候補は約20万5000票を獲得。電力総連候補は約19万4000票、自動車総連候補は約18万2000票、電機連合候補は約9万2000票を得た。いずれも集票力に陰りが見られたが、国民民主躍進の勢いに乗り、全員が当選圏に滑り込んだ。

 一方、立民から擁立した6産別のうち、自治労は約14万8000票、情報労連は約11万6000票、日教組は約11万6000票、JP労組は約10万票、JAM・基幹労連は約9万5000票、私鉄総連は約7万4000票を集めた。ただ、私鉄総連の候補は個人名投票で上位から10番目にとどまり、当選圏だった上位7人に入れなかった。

 自民党からは業界団体の組織内候補が上位で当選。全国郵便局長会は約48万票を獲得し、特定枠を除いて同党で首位だった。全国建設業協会、全国農政連、日本医師連盟、日本看護連盟なども議席を確保。一方、日本歯科医師連盟は約10万2000票を集めるにとどまり、現職が落選した。

1103OS5:2025/07/21(月) 20:53:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecf532bf44d6a16ab18913c6e90c7be819c50520
社民党の福島党首「政党要件を確保した」 参院選比例の得票率が2%超に 沖縄は9.55%「極めて高い」と評価
7/21(月) 13:37配信

沖縄タイムス
得票率が2%を超え、社民党が政党要件を満たしたと会見でアピールする福島瑞穂党首(中央)=21日午前、東京都中央区・社民党本部

 【東京】社民党の福島瑞穂党首は第27回参院選投開票から一夜明けた21日午前、東京・中央区の党本部で記者会見し、得票率が2%以上となり、公職選挙法上の政党要件を満たしたとアピールした。「厳しい中、政党要件を確保し、議席を獲得できたのは有権者が社民党に残ってくれと思ってくれたからで、心からお礼を申し上げる」と述べた。

 沖縄県内の比例代表の党派別得票率で社民は9・55%だった。福島氏は「沖縄は極めて高い」と評価した。

 比例代表の山城博治氏が落選したことには「沖縄平和運動センター元議長であり、党として立候補を頼んで戦ってもらったが、当選させられなかったのは痛恨の極みだ。申し訳ない」と語った。

 公選法上の政党要件を維持するには(1)所属議員5人以上(2)直近の衆院選か参院選で得票率2%以上―のどちらかを満たす必要がある。

 福島氏は3月の全国代表者会議で「得票率が2%に達しないと、政党要件を失う厳しい選挙だ。党を残すため、あらゆる力を結集し、頑張り抜く」と強調していた。

1104OS5:2025/07/21(月) 20:59:03


滋賀    
◯202,850自:宮本和宏 新 元守山市長
✕161,272国:堀江明  新 中小企業診断士
✕124,017維:岡屋京佑 新 新聞記者
✕119,207参:中田あい
✕050,097共:佐藤耕平
以下略


https://www.sankei.com/article/20250721-P3IPK2VCK5LS7JS7GVKTCZTP7A/?outputType=theme_election2025
自民・宮本氏、薄氷の勝利 野党乱立に助けられ 参院選滋賀選挙区 比例は国民、参政躍進
2025/7/21 20:20
20日に投開票された参院選。過去最多の7人が争った滋賀選挙区(改選数1)は自民党新人の宮本和宏氏(53)が初当選を果たした。逆風の中、自民は6年前の参院選で失った議席を奪還したが、宮本氏の得票数が約20万2千票だったのに対し、国民民主党新人の堀江明氏(38)は約16万1千票、日本維新の会新人の岡屋京佑氏(32)が約12万4千票、参政党新人の中田あい氏(46)が約11万9千票を獲得。野党候補乱立による政権批判票の分散に助けられた「薄氷の勝利」だった。

5人が立候補した3年前の前回参院選で再選を果たした自民の小鑓隆史氏の得票数は約31万5千票。宮本氏の約20万2千票はこれを10万票以上も下回った。

立憲民主党と国民の推薦を受けて無所属で出馬して小鑓氏に敗れた田島一成氏の得票数は約19万票で、今回両党の候補一本化で立民の支援を受けた堀江氏の約16万1千票よりも多い。

一方、前回参政から立候補した片岡真氏の得票数が約3万5千票だったのに対し、今回の参政候補の中田氏は3倍以上の約11万9千票を獲得。滋賀選挙区初の維新候補として出馬した岡屋氏も約12万4千票を集めた。政権批判票が参政や維新にも流れたことが、結果として宮本氏を利した。

滋賀県内の比例代表の党派別得票数をみても、自民の苦戦は顕著だ。自民の得票数は約13万5千票で、厳しい逆風にさらされた昨年の衆院選比例代表(県内)の得票数約16万2千票から3万票近くも減少。連立政権を組む公明党も約4万5千票から約4万4千票に後退した。

これに対し、国民と参政は大きな伸びをみせた。


国民は衆院選の約5万9千票から今回、約1・5倍の約9万1千票に増加。衆院選で新人が比例復活で初当選した参政は約2万3千票から、約3・7倍となる約8万7千票に増えた。

今回候補を取り下げて国民に候補を一本化した立民は約10万1千票から今回約5万9千票に減らした。衆院選の得票数が約11万2千票だった維新は今回は約10万6千票とほぼ横ばい。共産党は約4万4千票から今回約3万4千票に減った。

比例代表の得票率を党派別にみると、自民20・04%▽立民8・86%▽公明6・57%▽維新15・8%▽共産5・11%▽国民13・54%▽参政12・95%▽NHK党1・08%―だった。

1105名無しさん:2025/07/21(月) 21:09:07
>>1103
https://www.sankei.com/article/20250721-6SWVOPQFGZBQ7KHLQ5BSLSD44I/?outputType=theme_election2025
LGBT法採決で退席などの衆参自民議員5人中4人姿消す 残るは非改選の青山繁晴氏のみ
2025/7/21 13:38

自民党の青山繁晴参院議員

20日投開票の参院選で山東昭子、杉田水脈、和田政宗の各氏が落選したことで、LGBTなど性的少数者への理解増進法の採決で欠席・退席した衆参両院の自民党議員5人のうち4人が国会から姿を消すことになる。残るは非改選の青山繁晴参院議員だけだ。

令和5年6月のLGBT法の衆院採決では、杉田氏が欠席。高鳥修一氏は採決時に本会議場を退席して議場外のトイレに入り、採決後に戻った。高鳥氏は法案に反対していた。

記者団に退席の理由を問われ、「おなかが痛いということだ。生理現象だ」と説明。法案について「法案とは別に、公衆浴場やトイレなどで女性や子供たちを守るための法整備が必要だ」と事務所を通じてコメントした。参院では山東、青山、和田の3氏が採決時に退席した。

高鳥氏は昨年10月の衆院選で議席を失った。杉田氏は衆院選に出馬せず今回の参院選に出馬したものの、山東、和田両氏とともに議席に届かなかった。

山東氏は公約で「お風呂やトイレなど〈女性スペース〉は、生来の性別に基づく利用ルールで安心・安全を確保。なりすまし等の犯罪を未然に防ぐ視点から、LGBT関連法の改善にも取り組み、すべての家族が心から安心できる社会を実現します」と掲げていた。

1106OS5:2025/07/21(月) 21:09:58
リンク間違えた>>1100

1107名無しさん:2025/07/21(月) 21:10:52
>>1103
https://www.sankei.com/article/20250721-W5QVQKD4MNETVE24MDXQM3WHOQ/?outputType=theme_election2025
政党要件維持の社民、ラサール石井氏当選も落選の憂き目の大椿氏 福島党首「痛恨の極み」
2025/7/21 14:24
20日投開票された参院選比例代表で社民党は得票率2・1%を確保し、公選法上の政党要件を何とか維持した。比例代表に擁立したタレントで新人のラサール石井氏(69)が約21万票を獲得し初当選した一方、大椿裕子副党首(51)は約6万票。議席を守れなかった。近年の得票数を踏まえると2議席獲得が厳しい情勢の中、社民はラサール石井氏の知名度の高さに頼った形となる。

「社民は頑張っていく」
「目指した複数当選ができず痛恨の極みだ」

社民の福島瑞穂党首は21日、党本部で記者会見し、参院選についてこう振り返った。

政党要件を維持したことについては、「皆さんのおかげだ。何か一つ欠けても実現できなかった。これをしっかり受け止めて、皆さんとリブート(再起動)で頑張っていく」と語った。

党勢拡大に向けては「たくさんの人にどんどん入ってもらい、社民党を面白く、外に向かっても働きかけたい」と述べ、「立憲主義を掲げる政党や人々と力を合わせて、社民党は頑張っていく」と強調した。

同席したラサール石井氏も支援者らに謝意を述べた上で、「私の力不足もあるが、複数当選できなかった」と語り、「一緒に戦った候補者の票が1票足りなくても、2%の政党要件を得られなかった可能性がある。まさにワンチームで戦った」と語った。

大椿氏「2年3カ月の仕事見てくれた」
落選の憂き目を見た大椿氏は令和元年の参院選で社民の比例代表で敗れたが、5年4月に繰り上げ当選。有期雇用を理由に勤めていた大学から雇止めされた実体験から、選挙戦でも非正規雇用労働を最小化する法整備の必要性を訴えていた。

参院選終盤、党本部はラサール石井氏当選に力を集中させたとの見方を一部の党関係者は指摘する。


街頭で政策を訴える社民党の大椿裕子副党首=19日午後、東京都渋谷区(奥原慎平撮影)
街頭で政策を訴える社民党の大椿裕子副党首=19日午後、東京都渋谷区(奥原慎平撮影)
一方、ラサール氏は会見で、大椿氏に言及し「ここまで地盤を固め、支持者を増やし、やりかけの仕事がたくさんあると。悔しい思いに報いるためにも、小さくても声を出して、声が、大きな力になるように頑張りたい」と語った。

大椿氏も、産経新聞の取材に「票にならない仕事をしたといわれたが、2年3カ月の仕事を支援者に見てもらえた」と一定の手応えを口にした。

「泣けるが楽しかった」
「仕事」について、兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑告発文書問題で公益通報者保護法を巡り、政府から斎藤氏が示す解釈と異なる見解を引き出したり、長生炭鉱(山口県宇部市)で戦時中に起きた事故を巡り、朝鮮半島出身者を含む犠牲者の遺骨収容に向け、石破茂首相から現場視察に前向きな答弁を引き出したりしたことを挙げた。


大椿氏は21日早朝、X(旧ツイッター)で午前5時に秘書と2人で参院議員事務所の片づけを開始したことを明らかにし、「ご飯食べて、事務所&宿舎サッサと撤収」と書き込んだ。


自身が所属した参院厚生労働委員会を挙げて「厚労の質問スケジュール片付けながら泣けるー!質問楽しかったー!」と複雑な心境もにじませた。(奥原慎平)

1108OS5:2025/07/21(月) 21:11:39
https://www.sankei.com/article/20250721-VHJXLYXLLRDW3MK5DUFBNMY4IU/?outputType=theme_election2025

参院比例、個人別は北村晴男氏が97万票トップ 浜田聡氏は全体7位で蓮舫氏に迫るも落選
2025/7/21 13:48

20日投開票の参院選の比例代表は21日正午時点で、個人別の得票数は日本保守党の新人で弁護士の北村晴男氏(69)が約97万票でトップとなっている。2〜5位は自民、公明両党の候補で、6位は立憲民主党の元職、蓮舫氏(57)。

政治団体「NHK党」が擁立した現職の浜田聡氏(48)は個人で全体の7位となる33万票余りを獲得し蓮舫氏に迫るが、NHK党の総得票数が約68万票にとどまり議席の配分がなかったことから、涙をのんだ。

比例代表の個人別得票数の上位10位(選管最終)
(1)北村晴男(保守)97万5122

(2)犬童周作(自民)48万2058

(3)山田太郎(自民)38万1185

(4)平木大作(公明)37万7986

(5)司隆史(公明)34万1441

(6)蓮舫(立民)33万9311

(7)浜田聡(N党)33万5462(落選)

(8)佐々木雅文(公明)32万5345

(9)原田大二郎(公明)31万0047

(10)安野貴博(チみ)23万9349

1109OS5:2025/07/21(月) 21:12:10
https://www.sankei.com/article/20250721-N4YHN6UCKNDODOO6VRKHGVFYF4/?outputType=theme_election2025
「脅威のうっちゃり」鈴木宗男氏、政界引退宣言後の滑り込み当確は「3度目の奇跡」
2025/7/21 16:11
20日投開票の参院選で23年ぶりに復党した自民党から比例代表で出馬、最後の当選者として滑り込んだ鈴木宗男氏(77)が21日午後、札幌市内で記者会見し、約8時間前に表明した「政界引退」の意向を撤回した。劇的な結果に終わった選挙戦を改めて振り返り、「私にとっては3度目の奇跡」と手放しで喜んだ。

同市中央区にある事務所には、支援者ら約20人が集まった。正午すぎには正式に当選確実の一報がスタッフにも伝えられ、大きな歓声が沸き上がった。鈴木氏は約10分後、自民党衆院議員で長女の貴子氏とともに姿を現し、支援者らと喜びを分かち合った。

鈴木氏は「目に見えない力によって生かされ、また国政に戻ることができた」と表現。「1度目は昭和58年の初当選。2度目は(あっせん収賄事件で)逮捕から国政復帰を果たした平成17年。そして今回、奇跡はこれで3度目だ」と言葉を詰まらせた。

復党した自民党が大きく議席を減らす中、一度は政界引退の意向を公言し、議員活動に終止符を打つはずだった。だが、事務所に戻り、貴子氏からお守りをもらうと「そこから急に運気が上がった」との逸話を明かし、ワイシャツの胸ポケットにしまった娘のお守りに何度も手を当てた。

支援者からは「脅威のうっちゃり」と土壇場での議席獲得をたたえる声が上がり、鈴木氏も照れくさそうな表情を浮かべ、深々と頭を下げた。「選挙結果は与党にとって厳しい結果となったが、自民党を立て直すと言い放った以上、生涯政治家として、またしっかり働きたい」と力を込めた。

1110OS5:2025/07/21(月) 21:15:18
https://www.sankei.com/article/20250721-ZGVPSFH6HVFF3KBICV5YHX4KEI/?outputType=theme_election2025
旧統一教会、集票力の低さ示す 参院選で支援のNHK党・浜田聡氏が落選、千葉の信者も
2025/7/21 09:52
東京地裁の解散命令決定に対する即時抗告審が東京高裁で続いている世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は、20日に投開票された参院選の比例代表でNHK党の現職、浜田聡氏(48)を支援したが、浜田氏は議席を維持することができなかった。現役信者で千葉選挙区の諸派新人、小笠原裕氏(62)も落選。「政界に影響力を行使してきた」という風評とは裏腹に、集票力の低さを示した。

浜田氏は、信教の自由を守る観点から旧統一教会への解散命令に反対し、国会質問で度々取り上げていた。NHK党の立花孝志党首は6月の記者会見で、旧統一教会の支援を受けていると明らかにした上で、安倍晋三元首相銃撃事件後の対応について「岸田文雄元首相はなぜか、犯人の思うつぼの解散命令請求に踏み切った。大問題だ」との認識を示していた。教団関係者によると、教団系の政治団体、国際勝共連合が組織的に支援した。

旧統一教会は1980年代を中心に自民党や旧民社党の候補者を支援してきたが、その後は組織力が低迷。安倍元首相銃撃事件後に自民党から関係を断絶されたため、国政選挙で候補者の支援を行うのは、事件があった令和4年の参院選以来3年ぶり。最近の集票力は全国で6万票前後とされており、約100万票が必要な参院選比例代表に単独で議員を送り出せない実態を改めて浮き彫りにした。

浜田氏は自らの動画チャンネルで「投票してくださった皆様、そして全国で多くのお手伝いをしてくださった皆様の期待に添えず、大変申し訳ありませんでした」と述べた。

また、40年来の信者である小笠原氏は政治団体「日本の家庭を守る会」の代表として、解散命令請求の不当性や、憲法改正による「家庭保護条項」追加などを訴えたものの、最下位となった

1111OS5:2025/07/21(月) 21:20:16
埼玉


◯573,114自:古川俊治  現
◯535,706国:江原久美子 新 県議
◯480,330立:熊谷裕人  現
◯465,278参:大津力
✕441,613公:矢倉克夫  現
✕227,488共:伊藤岳   現
✕198,936れ;桜井奈々絵
✕150,475維:龍野真由美
✕129,130諸:石濱哲信
✕083,957み:武藤かず子
✕050,335社:高井環
以下略

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250721-OYT1T50083/
「超重点区」で公明敗北…「埼玉方式」で協力の自民「票を分ける余裕が、これまでほどにはない」
2025/07/21 13:43
 参院選は20日に投開票が行われ、埼玉選挙区(改選定数4)では、自民党現職の古川俊治さん(62)が4選、立憲民主党現職の熊谷裕人さん(63)が再選をそれぞれ決めた。いずれも新人で、国民民主党の江原久美子さん(54)と参政党の大津力さん(53)は初当選を果たした。過去最多に並ぶ15人が立候補。長引く物価高を巡る消費税減税などが主な争点となった。街頭での訴えに加え、SNSを積極的に活用した候補者も目立った。埼玉選挙区の投票率は56・90%で、2022年の前回選(50・25%)を6・65ポイント上回った。

落選が確実となり、敗戦の弁を述べる矢倉さん(21日午前1時42分、さいたま市浦和区で)
 3選を目指した矢倉さんだったが、与党への逆風や参政党の急伸などを受け、当選を逃した。期間中には石破首相が応援演説に駆けつけるなど自民のサポートを受けたが、票を伸ばすことはできなかった。さいたま市浦和区の事務所に現れた矢倉さんは、支援者に何度も深々と頭を下げた。


 公明党は埼玉選挙区を「超重点区」に位置づけ、斉藤代表ら党幹部が次々と来県し、応援演説を行った。熱心な支持者が集まった街頭演説は盛り上がりを見せた。矢倉さんの顔写真をプリントした自作のうちわを振る姿も見られた。

 矢倉さんは、国際弁護士として関税交渉などに携わった経験をアピール。中小企業の賃上げや、減税と給付の両立の実現などを公約に掲げた。

 陣営では若い世代への浸透を狙い、インスタグラムやユーチューブなどのSNSを使った発信も強化した。演説の配信などを続けたが、支持拡大は限定的だった。

 公明と自民は「埼玉方式」と呼ばれる協力態勢を取り、今回も矢倉さんは自民の推薦を受けた。県内各地で衆院議員らが応援のマイクを握り、地方議員らの案内で企業訪問をするなど、自民の幅広いサポートを受けた。ただ与党への風当たりは強く、自民陣営からは「票を分けられる余裕が、これまでほどにはない」との声が漏れていた。

1112OS5:2025/07/21(月) 21:25:40

・自民・維新・参政の3位争いが苛烈ですね
・社民の泡沫っぷり


兵庫
822,407無:泉房穂   新 前明石市長 立憲推薦
339,822公:高橋光男  現
285,451自:加田裕之  現
275,301維:吉平敏孝  新 東京3区落選
273,844参:藤原誠也
225,402国:多田ひとみ 新 官僚
157,005NHK:立花孝志 元
087,748共:金田峰生  
085,452れ:米村明美  
046,703み:前田実咲
030,638無連:高橋秀彰
028,250社:来住文男 
以下略




https://www.sankei.com/article/20250721-F4YQHPIJ5JKF5LKKBXSYFLLXII/?outputType=theme_election2025
混戦の参院選兵庫 泉氏が圧勝 自公維の構図崩れる 維新は文書問題でのイメージ低下影響も
2025/7/21 16:33

20日夜に始まった参院選兵庫選挙区の開票作業=神戸市中央区港島中町、神戸国際展示場2号館(藤崎真生撮影)

参院選兵庫選挙区(改選数3)は20日の投開票の結果、元兵庫県明石市長で、無所属新人の泉房穂氏(61)が2位に大差をつける約82万2千票もの得票でトップ当選した。公明現職の高橋光男氏(48)、自民現職の加田裕之氏(55)も議席を死守。一方、前回、前々回と候補者がトップ当選していた維新は4位で当選ラインに届かない波乱の展開に。改選数が3となった平成28年以降、自民、公明、維新が議席を分け合ってきた構図は崩れた。投票率は令和4年の前回比8・85ポイント増の60・47%だった。

候補者別の得票数は、泉氏が約82万2千票で、2位以下を大きく引き離し、高橋氏が約34万票、加田氏が約28万5千票だった。当選ラインに届かなかった維新の吉平敏孝氏(44)は約27万5千票、参政の藤原誠也氏(37)は約27万3千票と続き、翌日未明まで大勢が判明しない接戦となった。

過去最多に並ぶ13人が立候補し、かつてない混戦となった同選挙区。自公は議席を維持したものの、高橋氏は6年前よりも約16万3千票、加田氏は約18万票減らした。得票数減少の要因について、公明党関係者は「複数の有力候補が出馬し選択肢が増え、今までの支持者が参政や国民に流れたのでは」と分析する。自民県連幹部も、元々自民を支持していた保守層の票が参政などに流れたとの見方を示し「自民党は保守政党ということをしっかりと訴え行動していかないといけない」と危機感を示した。

当選ラインに届かなかった維新関係者は「(候補者の)名前がそこまで浸透しなかった」とした上で、知名度の高い泉氏に票が流れたと推測。また斎藤元彦知事の疑惑告発文書問題で当時の所属県議3人が情報漏洩に関与したことに伴う党のイメージ低下の影響について「維新は好きで、吉平さんも好きだけど、兵庫維新はだめだという人もいる。多くの人にそのようなジレンマを与えてしまったのではないか」と話す。


比例票は自民が約47万1千票、公明が約25万3千票、維新が約42万票で、いずれも昨年の衆院選と比べ票を減らす一方、昨年の衆院選で比例票が約9万6千票だった参政は今回約33万票と大幅に増やし、勢いを示した。

1113OS5:2025/07/21(月) 21:36:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/737078aac0227a1af5bbde1a02ae7ffad1c5f7e8
【参院選】全10人落選確実「再生の道」石丸伸二氏「どうしようもない」地上波の党首討論呼ばれず
7/21(月) 9:13配信
20日投開票の参院選で東京選挙区で1人、比例で9人の計10人の候補者を擁立していた、昨年7月の知事選で2位に入った石丸伸二氏(42)が代表を務める政治団体「再生の道」が選挙区、比例代表ともに議席を獲得できないことが確実になった。石丸氏は20日、都内で行った会見では、地上波で行われていた討論会について語る一幕があった。

【写真】全10人落選確実…苦虫を噛み潰したような表情の石丸伸二氏

 石丸氏は会見冒頭で「私を含めて、『再生の道』として、できることはしっかり全部できた、と感じます」と切り出した。一方で「できなかったことはありますか」との質問に対し「例えば党首討論。それこそ地上波で呼んでいただきたかった。本当にそう思います」と語った。

 そして「今回、(東京選挙区の)吉田あやもですが、討論会に呼ばれて出なかった候補者はいません。これは党是というか。方針できっちり定めていました」と語った。

 続けて「一方で既存の政党、現職の議員でも討論会に出ない。あるいは、それこそ事前の情勢調査で優位な候補者は欠席するというのが、東京だけではなくて全国で頻発しています。討論から逃げる人間を果たして本当に政治家にしていいんだろうか? というのが私の強い疑念であるので」と投げかけた。

 その上で「そういう意味では、我々ではどうしようもないところではあるんですが、もし出来ることならば、討論会を公明正大に開いていただきたいですし、そこに参加を認めて頂ければなと思った。ないものねだりの範囲です」と語った。

 石丸氏は1月に「再生の道」を立ち上げ、6月の都議選に向けて候補者を公募。受験者1128人に対して3回の試験を実施し、最終面接をYouTubeで公開した上で42人を擁立したが、全員が落選。今回、参院選に立候補した10人も公募した1128人から選ばれていた。石丸氏は昨年7月の都知事選で地道な街頭演説に加え、SNSを駆使した選挙戦術で165万票を獲得して2位と躍進。一躍「石丸旋風」と呼ばれたが、初の国政選挙でも結果が出なかった。



 石丸氏は参院選をめぐる今月1日の会見で「教育への投資を優先し、持続可能な社会を構築する」とし「教育を最優先」という1テーマ、シングルイシューで戦うことを発表。目標については「今年7月の参院選を経て国政政党の要件を満たす」としていた。

 石丸氏は3日の公示日以降、都内23区を中心に出身県の広島や福岡でも街頭演説を展開。16日の広島の演説では「拍手で余計に感情が…田舎に生まれ、とにかく田舎が嫌で。そこを脱したかったんです。なんでこんなに自分は恵まれてないんだって思ってた。結局、広島に生まれて、石丸の家に生まれてよかったなと今、本当に思います」などと語り、男泣きで群衆に訴えかけていた。

 19日のマイク納めとなるJR赤羽駅東口駅での街頭演説には約4000人以上の群衆が駆けつけた。石丸氏の他、候補者10人が演説する中、X(旧ツイッター)上で合流を呼びかけていた「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(48)が電撃合流。ひろゆき氏による地元赤羽トークを交えながら、投票を呼びかけていた。

1114OS5:2025/07/21(月) 21:40:11
>>1096
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1189013/
自民が底力 新興勢力かわす 参院選北海道選挙区
則定隆史 会員限定記事
2025年7月21日 4:05(7月21日 4:33更新)
 <解説>北海道選挙区(改選数3)は自民党が2議席をかろうじて死守し、前回参院選に続き野党に競り勝った。ただ、3議席目に滑り込んだ岩本剛人氏は参政党新人、国民民主党新人との三つどもえの接戦となり、再選が脅かされた。新興勢力の全国的な勢いは道内にも浸透。既存政党への不満を持つ有権者の受け皿となったとみられる。
 道選挙区は2016年に改選数が2から3に増え、当時の民進党が2議席、自民が1議席を獲得。19年と22年は自民が2議席、立憲民主党が1議席を占めた。今回も立憲は1議席を確保し、自民党と旧民主党系が議席を分け合う構図に変化は生まれなかった。
 自民は党員や企業、業界団体の組織票を中心に底力を見せつけた形だ。だが、石破政権への国民の不信感を拭えず、支持層の一部は国民民主や参政に流れたとみられる。道内でも最大の争点となった物価高対策では、北海道新聞の終盤情勢調査で野党各党が主張する消費税の減税・廃止に肯定的な意見が7割超。自民が訴えた、国民1人あたり2万円の給付への支持は広がりを欠いた。
 立憲は今回、国民民主との候補者調整の末、2人目の擁立を見送り、旧民主党の流れをくむ両党で2議席獲得を狙った。しかし、あと一歩及ばず、現職のトップ当選も逃した。
 参政、国民民主はともに道選挙区での得票を30万台に乗せ、前回参院選から3倍以上に増やした。道内に盤石な組織力こそないが、交流サイト(SNS)で発信力を補う選挙戦を展開。支持政党を持たない「無党派層」に加え、政治や選挙に関心の薄かった若者世代の支持を集めた可能性がある。

1115OS5:2025/07/21(月) 21:40:53
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1189012/?utm_source=doshin_digital&utm_medium=internal&utm_campaign=recommended_news
岩本氏、三つどもえ制す 全国的に躍進の国民民主、参政と激戦 参院選北海道選挙区
竹中達哉 金子文太郎 田辺優月 会員限定記事
2025年7月21日 4:02(7月21日 4:31更新)
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再選を決め、支持者と握手する岩本剛人さん=21日午前2時35分、札幌市中央区(藤井泰生撮影)
再選を決め、支持者と握手する岩本剛人さん=21日午前2時35分、札幌市中央区(藤井泰生撮影)

 参院選北海道選挙区(改選数3)は歴史的な大激戦の末、自民党が2議席を確保した。自民現職の高橋はるみ氏(71)と立憲民主党現職の勝部賢志氏(65)に早々と当確が出た後、残る1議席には日付が変わってから自民現職の岩本剛人氏(60)が滑り込んだ。岩本氏が当落線上にいるとみて支援を集中させた自民の戦略が功を奏し、全国的に躍進した国民民主党や参政党の新人とのデッドヒートを制した。
 21日午前2時半ごろ、岩本氏の当選確実が報じられると札幌市中央区の事務所は大歓声に包まれた。陣営幹部は「本当に厳しい戦いだった」と振り返った。
 自民は元知事の高橋氏に知名度で劣る岩本氏を重点候補とし、団体や地方支部の支援を傾ける徹底的な組織戦を展開した。公明党も高橋氏の旧安倍派の裏金不記載問題を踏まえ、岩本氏のみを推薦した。
 だが、物価高対策への不満などの自民への逆風は想定を上回り、岩本氏自身へもこの6年間の地方回りが乏しかったとの指摘があった。それでも報道各社の情勢調査で参政新人の田中義人氏(53)らとの接戦が伝えられると、岩本氏は街頭で初当選時に故安倍晋三元首相の応援を得たと繰り返し、保守票のつなぎ留めに腐心した。
落選が確実となり敗戦の弁を述べて頭を下げる田中義人氏(中央)=21日午前2時35分、札幌市豊平区(中本翔撮影)
落選が確実となり敗戦の弁を述べて頭を下げる田中義人氏(中央)=21日午前2時35分、札幌市豊平区(中本翔撮影)

落選が決まり支援者にねぎらわれる鈴木雅貴さん(中央左)=21日午前2時45分、札幌市中央区(西野正史撮影)
落選が決まり支援者にねぎらわれる鈴木雅貴さん(中央左)=21日午前2時45分、札幌市中央区(西野正史撮影)

 岩本氏と田中氏、鈴木氏との差はわずかで、文字通り薄氷の勝利。岩本氏は「厳しい経済情勢の中、基幹産業をしっかり守るというわれわれの思いを理解してもらえた」と記者団に語った。
 旧民主系は立憲、国民民主で2議席獲得を目指した。勝部氏の当選確実を受け、立憲道連の逢坂誠二代表は「『立憲民主党頑張れ』という道民の強い声があった」と強調。ただ、前回の2022年参院選は2人を擁立した経緯があり「候補者が勝部氏1人なら受かって当然」(道連関係者)との声も漏れた。目標とした70万票でのトップ当選にも及ばなかった。

 新人の鈴木雅貴氏(33)を擁立した国民民主は地方議員が3人のみで道内での基盤が弱く、手探りの戦いを続けた。選挙ポスターの掲示や集会の動員の一部は立憲道連や立憲を支援する官公庁などの労組を頼った。道内入りした党幹部は「昨秋の衆院選の勢いはない。参政などに支持が流れている」と漏らした。
 序盤情勢で勝部氏優勢の見方が広がると「立憲を支持する組合員が『旧民主系で2議席を』と自発的に鈴木氏に投票する現象が一部で起こった」(労組関係者)。だが、立憲との戦略的な票割りはなかったとみられ、議席に一歩届かなかった。
 報道各社の序盤の情勢調査で議席争いが報じられ、一躍「台風の目」となった田中氏。外国人による土地購入の規制など保守色の強い政策を交流サイト(SNS)などで発信し、街頭では後志管内倶知安町議出身の経歴も踏まえ、同町内での違法な森林伐採問題も取り上げた。党のスローガンの「日本人ファースト」にならい「北海道民ファースト」も訴えた。
 選挙戦17日間のうち、15日間は無党派層が多いとされる大票田の札幌市での活動に集中。神谷宗幣代表が9日に札幌で行った街頭演説には500人近い聴衆が集まり、田中氏は選挙戦終盤、「北海道の政治の景色が変わった」と手応えを語った。主要政党の一角は崩せなかったが、道内にも吹いた旋風に各党の関係者は「ここまでとは」と危機感をあらわにした。
( 竹中達哉 、金子文太郎 、田辺優月 )

1116OS5:2025/07/21(月) 21:49:30
鹿児島
◯301,026無:尾辻朋実 新 立憲推薦
✕234,893自:園田修光 元
✕170,989参:牧野俊一



https://news.yahoo.co.jp/articles/5761c73ac97e8844181d6d4fda008e93481f0446
【記者解説】参院選 鹿児島選挙区 「保守王国」鹿児島に激震走る
7/21(月) 19:48配信


鹿児島テレビ

参院選の取材にあたった安楽記者とお伝えします。

よろしくお願いします。

美川キャスター:自民党が強い保守王国・鹿児島に激震が走る結果でしたね。


はい、まずはこちらをご覧ください。
過去の鹿児島県の参院選の結果なんですが、改選議席が1になった2001年から全て自民党の候補が勝ってきました。しかし今回は初めて立憲推薦の尾辻さんが勝利を収めました。


美川キャスター:その要因はどこにあったんでしょうか?


まずは尾辻さんが事実上の野党統一候補となれたことが大きかったと思います。当初、立候補を表明していた共産党の女性が公示5日前に尾辻さんの支援に回ることを決めました。

これに加えて推薦する立憲民主党は、公認並みの態勢で続々と政党幹部を鹿児島に送り込み、尾辻さんを支えました。

出口調査の結果を見ると、立憲民主党を支持する人の9割近く、そして共産党を支持する人の8割近くが尾辻さんに投票しているため、野党支持層をしっかり固められたことが見て取れます。


坪内キャスター
こちらの調査でもう1つ注目したいのは、自民、公明、どちらも3割余りの人が尾辻さんに流れたと言っていいかもしれませんが、こうなりますと、なぜ保守王国とも呼ばれる鹿児島で園田さんが票を伸ばすことができなかったのか、ということになりますがいかがでしょうか。


まず一つ目は自民党の地盤固めが進まなかったことが挙げられると思います。こちらは衆院選の区割りを表したものです。

1区と3区は青の立憲民主党、2区と4区は赤の自民党がそれぞれ議席を持っています。今回、園田陣営としては議席を持っているこの2区と4区で差をつけたいところでした。

しかし今回、尾辻さんが勝った地域を青、園田さんが勝った地域を赤に色分けすると2区と4区のエリアでも尾辻さんが上回る地域が多くあります。そして森山幹事長のお膝元である鹿児島県霧島市や鹿屋市でも園田さんは勝つことができませんでした。

前回の参院選ではこの2つの自治体で、自民党候補がそれぞれ1万票近く差をつけて勝っていただけに、園田さんにとっては厳しい選挙となりました。


坪内キャスター
今回園田さんが及ばなかったもう一つの要因はなんでしょうか?

1117OS5:2025/07/21(月) 21:49:42


はい、参政党に吹いた追い風です。
今回、自民党が勝てなかった鹿児島県霧島市、鹿屋市の得票数を見てみます。

霧島市では2番手の園田さんと3番手の牧野さんはほぼ互角の1万5千票、鹿屋市でも牧野さんは1万票以上を獲得しています。

さらに県内一番の大票田である鹿児島市でも、園田さんと牧野さんの差はわずか2000票でした。

参政党は保守層からの支持を受けると言われているため、参政党が躍進したことで自民党が上積みできる可能性があった票が取れなかった可能性があります。


坪内キャスター
得票数を見ても参政党の躍進であったり、保守層が流れたということが見て取れますね。今回のこの参院選の鹿児島選挙区では、自民党が議席を取ることができずに、そして鹿児島選出では初の女性国会議員誕生ということになりました。

改めて今回の鹿児島選挙区を振り返ってどんなことを感じましたでしょうか?


はい、まずは今回の選挙、そして今後の政権について専門家の声を聞きました。

山口大学(鹿児島の政治に詳しい)・山本敬生准教授
「事実上の政権交代が起きたと考えている。自民党は野党の協力なしには政権運営できない。野党の政策を丸のみするくらいの気持ちで野党の意見に耳を傾けなければならない。一方の野党も自分たちが政権を担当しているんだという気持ちで自民党に対して積極的に政策提言をして自民党を動かしていくと、それくらいの覚悟と緊張感を持って政治に取り組んでほしい」

今回の参院選は物価高対策という私たちにとっても身近な話題を中心に論戦が繰り広げられ、投票率も上がり政治に関心を持った人も多かったと思います。

今後、与党も厳しい国会運営が予想される中で、鹿児島を代表して国政の舞台に立つ尾辻さんは、選挙戦で訴えたことをどう実現していくのか?尾辻さんには県民から厳しい目が向けられていることをしっかりと心に止めて、鹿児島のために働いてほしいと思います。


以上、安樂記者の解説でした。

鹿児島テレビ

1118OS5:2025/07/21(月) 21:54:37
大分(自)【野党一本化】  
◯207,250立:吉田忠智 元 23年補欠選落選
✕193,277自:白坂亜紀 現
✕106,687参:野中しんすけ 

https://news.yahoo.co.jp/articles/fc1868a880aced1381fc325268c974fcf414b59b
参議院選挙大分 自民現職が敗北、背景に参政党…結果を分析【記者解説】
7/21(月) 19:24配信


OBS大分放送
大分放送

参院選大分選挙区は、立憲民主党元職の吉田忠智さんが国政への返り咲きを果たしました。選挙結果について、OBS県政キャップの糸永記者が解説します。

【写真を見る】参議院選挙大分 自民現職が敗北、背景に参政党…結果を分析【記者解説】

まずは有権者の4割を占める大分市の結果が勝敗を大きく分けたといえます。同じ2人が戦った2年前の補選と比べ、得票率は白坂さんに対し、吉田さんが広げたリードは0.6ポイントでしたが、投票率が大幅に上昇したことで、得票数は2万以上の差がつきました。

また、出身地の臼杵や日田市などでも上回り、別府市や中津市でも前回以上に吉田さんが票を伸ばして差を縮めたことも勝因のひとつです。

白坂さんは現職の強みがある一方、議員歴が2年あまりと浸透不足という課題がありました。そのため、県選出の国会議員や地方議員が前面にたって支持拡大に走ったほか、小泉農政大臣をはじめ、大物議員が相次いで応援に入り、終盤にかけて追い上げましたが、及びませんでした。

また、参政党の野中さんも10万票を超え、一定の支持を得ました。白坂さんの得票数が減少した今回の投票結果からは、自民党に不満を抱いた層の一部が野中さんに流れたとみられます。また、投票率が上昇したことから新たな支持層を掘り起こした側面や政権批判票の受け皿になった点もあげられます。

今後の政局については、自民・公明は衆議院に続き、参議院でも少数与党となりました。石破総理は一夜開けた21日の会見で正式に続投の意向を示しましたが、党内からは責任を問う声もあり、政権運営は一層厳しさを増すことになりそうです。

大分放送

1119OS5:2025/07/21(月) 21:57:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/218bc3ae3493db7e6da96ad8501162f92c70acf5
「参政は関東でも議席、維新は埋没」 “全国政党”へ 躍進と失速
7/21(月) 20:35配信

毎日新聞
当選から一夜明けて、通りかかった若者と言葉を交わす宮出千慧氏=大阪市北区で2025年7月21日午前8時18分、加古信志撮影

 20日投開票の参院選は、政権批判の受け皿となるべく、野党もしのぎを削った。参政党は関東や九州の選挙区を含む14議席を獲得し、「全国政党」として躍進した。

【写真まとめ】2025参院選 落選確実となった主な候補者

 一方、日本維新の会は大阪、京都選挙区と比例代表で7議席を獲得したにとどまった。比例票は前回から4割減らし、近畿以外での存在感の低下を印象づけた。

 大阪選挙区(改選数4)で初当選した参政新人の宮出千慧氏(40)は21日朝、大阪市北区のJR大阪駅前に立った。報道陣の取材に「責任の重さを感じる。大阪を元気にして、皆さんの声に応えられるように頑張りたい」と述べた。

 近畿2府4県で、参政が選挙区で議席を奪ったのは大阪だけだが、比例代表の得票数は軒並み、2022年の前回参院選から大幅に増えた。維新の約116万票に次ぐ約53万票を集めた大阪と、和歌山が2位。京都、兵庫、奈良でも自民党や維新に続く3位に浮上した。

 大阪は維新の本拠地で、宮出氏は「まだまだ維新は強いと感じた」と語った。しかし、外国人政策などで保守的な主張を展開し、石破政権に不満を抱く自民支持層に加え、維新支持層の一部も切り崩したとみられる。

 維新を離党し、参政の比例代表で再選を果たした梅村みずほ氏(46)は、参政の比例候補10人中最多の約3万票を大阪府内で獲得した。参政府連関係者は「今まで維新や梅村氏に投票してきた人の一部が今回、参政支持に回った」と語る。

 参政の神谷宗幣代表は20日夜のNHK番組で「自公政権とどう向き合うのかは政策ごとに賛否を決めていく」「(立憲民主党とも)是々非々だ」と語った。国民民主とともに「第三極」の新興政党として、維新を脅かす存在となりつつある。

 梅村氏は選挙期間中、毎日新聞の取材に「維新は大阪や関西では支持をいただいていたが、全国ではそうではなかった。でも、参政党への期待は東京、名古屋、福岡、どこも同じ。その反応に驚いた」と語った。

 一方の維新は、今回の参院選で吉村洋文代表(大阪府知事)が掲げた「(改選)現有議席(6議席)以上」という目標は、かろうじてクリアした。しかし、比例代表の得票数は伸びなかった。22年参院選では野党で最多の約785万票を獲得したが、今回は約438万票に激減した。

 党所属国会議員は「参政は関東でも議席を取ったが、維新は立ち位置を明確にできず、埋没した」と振り返る。

 ただ、大阪選挙区では地力をみせ、維新は1、2位で当選した。トップ当選した新人の佐々木理江氏(42)は21日朝、大阪市内で有権者らとあいさつした後、報道陣に「私たちには大阪で15年かけてやってきた実績、ロールモデルがある。関西圏から広げれば全国政党になれる」と語った。

 代表就任後の「初陣」を終えた吉村氏にとって、党勢回復が急務だが、その前に「審判」が待っている。

 党規約に基づき、特別党員(議員や首長ら)が代表選を実施するかどうか判断する。24年10月の衆院選で議席を減らした後は、代表選が実施され、馬場伸幸前代表は責任をとって立候補しなかった。

 吉村氏は20日の記者会見で「代表選をやるなら出ない。執行部にも入らない」と明言した。「内部で仲間割れしているような印象を与えるのは、僕は本当によくないと思う」とけん制した。

 吉村氏に近い地方議員も「この状況で代表選を望む特別党員はいないだろう。いるとしたら旧執行部のメンバーだ」と語気を強めた。【面川美栄、加藤明子、岡崎英遠】

1120OS5:2025/07/21(月) 21:58:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/0eb9132597fdb50c0728c9f5dea6aa02fd162e30
公明、選挙区落選は18年ぶり 背景に組織力低下と新興政党の台頭
7/21(月) 20:49配信


毎日新聞
参院選を終えて記者会見に臨む公明党の斉藤鉄夫代表=東京都新宿区で2025年7月21日午後4時6分、藤井達也撮影

 20日に投開票された参院選で、公明党は7選挙区に候補者を擁立したが、埼玉、神奈川、愛知の3選挙区でいずれも次点に終わり、改選14議席に届かない8議席にとどまった。公明が参院選の選挙区で全員当選できなかったのは2007年以来18年ぶり。支持母体・創価学会の高齢化に伴う組織力低下や、参政党など新興政党の台頭で、極めて厳しい選挙となった。

 公明は比例代表で700万票獲得を目標に掲げたが、結果は約521万票にとどまった。前回22年参院選の得票は約618万票、24年衆院選は約596万票と低下傾向が続いている。

 斉藤鉄夫代表は21日の記者会見で「議席を大幅に減らすことになったのは私の責任だと思っている。どういう責任の取り方が政治家としてふさわしいか考えている」と述べた。

 政策では減税と給付や、奨学金返済額の一部を所得控除できる「奨学金減税」などを訴えたが、消費税廃止や食料品の軽減税率ゼロを強く訴える野党の主張の前に埋没した。自民党派閥の裏金問題に関与した自民議員を推薦したことも響いたとみられる。【野間口陽】

1121OS5:2025/07/21(月) 22:04:43
香川
174,728国:原田秀一 新 証券界社社員
149,902自:三宅伸吾 現
062,789参:小林直美
021,404無:町川順子 元維新
019,083共:長尾真希



https://news.yahoo.co.jp/articles/a1892f20d2be56cf528e626dc5358916323f1324
「保守王国」崩れた・参議院選挙香川選挙区で国民民主党の原田秀一さんが初当選…玉木雄一郎代表の地元で初の参院議席
7/21(月) 11:22配信

読売新聞オンライン
万歳をする原田さん(20日午後8時16分、高松市で)=枡田直也撮影

 20日に投開票された参院選で、香川選挙区(改選定数1)では国民民主党新人の原田秀一さん(52)が、自民党現職の三宅伸吾さん(63)(公明党推薦)らを破り、初当選を果たした。国民民主は玉木雄一郎代表の地元で初の参院の議席を獲得。自民は2013年から独占してきた議席の一つを失った。

【画像】3選を果たせず支援者に頭を下げる自民・三宅さん(20日午後8時16分、高松市で)

国民・原田さん、玉木代表ら支援
 原田さんの当選確実の知らせが入ると、高松市内の祝勝会場に集まっていた支援者らから大きな拍手が湧き起こった。原田さんは万歳をして、喜びを分かち合った。

 香川県さぬき市出身で、東京の大手証券会社などに勤務。国民民主の公募に、「地方と都市部の格差を解消したい」と応じ、2月に立候補を表明した。

 県内で保守層を含めて幅広い支持を集める玉木代表(衆院香川2区選出)が全面的にサポート。玉木代表の支援企業や後援会を回るだけでなく、一緒に地域のイベントに顔を出して露出の機会を増やすなどして、玉木代表を支持する有権者らへの浸透を図ってきた。

 選挙戦では「車が生活に不可欠な地方ではガソリンが命綱。ガソリン税の暫定税率を廃止し、働く人の手取りを増やす」と党の政策を繰り返し主張。多くの有権者が集まる県都・高松市を中心に街頭演説をしたほか、自転車で各地を回ったり商店街を練り歩いたりして市民らに支持を求めてきた。陣営はSNSで活動の様子を投稿。「手取りを増やす夏」といった短いフレーズを多用してアピールした。

 9日に榛葉賀津也幹事長、16日には玉木代表が来援。玉木代表は高松市中心部での街頭演説で「ふるさと香川で負けるわけにはいかない」と強調。その後の総決起集会でも「原田さんを押し上げ、香川から日本を変えていこう」と語りかけた。

 国民民主の地方議員らが遊説で支え、連合香川も原田さんを推薦。電力や製造業、流通など産業別の労働組合も積極的に原田さんへの1票を周囲に促してきた。立憲民主党は独自候補の擁立を見送り、推薦や支持の決定をしなかったが、地方議員らが自主的に応援した。

 こうした支援が重なり、6人が立候補した戦いだったものの、原田さんが幅広い支持を得ることに成功した。

自民・三宅さん力及ばず
 高松市内の三宅さんの事務所では、敗れたとの一報が入ると、集まった支援者らから落胆の声が漏れた。

 3選を目指した選挙戦。自民派閥の政治資金問題を受けて有権者の厳しい目が自民に注がれていた。その中で、昨年秋の衆院選で躍進した国民民主の玉木代表が必勝を期して擁立した原田さんと対決。自民県連には「過去2回とは違い、本当に厳しい戦いになる」と危機感が漂っていた。

 三宅さんは日本経済新聞記者から政界に転じ、防衛政務官などを務めた実績を有権者にアピール。経済成長をすることによる税収増や安全保障政策の重要性を強調し、「強い日本をつくりたい」と主張してきた。

 自民と連立を組む公明のほか、750以上の企業や団体から推薦を受けた。連日、自民党員やその知人を集めた個人演説会を開き、企業を回るなどの徹底した組織戦を進めた。

 しかし、支持は十分に広がらなかった。選挙戦を通じて国民民主や参政党に支持が集まるようになり、情勢調査でも劣勢が伝わると、親族がマイクを握って「不器用だが、責任感が強い人だ」と訴える場面が見られた。

 小泉進次郎農相、三原じゅん子少子化相を始めとする知名度の高い閣僚らが来援し、てこ入れを図った。15日には石破首相も高松、三豊両市での個人演説会に駆けつけ、「政治家が調子の良い話をしたときに国は必ず滅ぶ」と自公政権の継続を呼びかけたが、幅広い層には浸透しなかった。

1122名無しさん:2025/07/21(月) 22:06:00

参政・小林さん伸びず
 参政党新人の小林直美さん(51)は、6月の東京都議選から続く党の躍進ムードに乗り、精力的に街頭演説を繰り返すなどし、無党派層や保守層からの支持を集めたが、議席を得ることはできなかった。

 国政選挙は3度目の挑戦だった。減税や国債発行による積極財政を訴え、「所得を増やせば、経済成長できる」と呼びかけた。有権者の多い高松市に重点を置くだけでなく、土日にはさぬき、東かがわ両市や西讃も回った。

 14日には神谷宗幣代表が駆けつけ、集まった多くの市民らに「一番やりたいことは教育だ。人づくりで日本を立て直したい」と演説。小林さんも「安心して子育てができる経済支援が必要だ」と主張した。


共産・長尾さん支持欠く
 共産党新人の長尾真希さん(36)は、街頭での訴えを中心に県内を回ったが、党員や支持者らが高齢化する中で、十分に支持を集められなかった。

 「しんぶん赤旗」記者として医療や福祉を取材してきた経験などを踏まえ、「消費税廃止を目指し、緊急の5%減税を求め、国民の命と暮らしを支えていく」と主張。県内各地を精力的に回った。

 8日には高松市内で来援した田村智子委員長と並んで立ち、「ぶれない、一貫した姿勢で人や命を軽んじる政治を終わらせ、新しい政治を作ろう」と唱えた。

無所属・町川さん「女性の声」遠く
 日本維新の会を離党して無所属で立候補した新人の町川順子さん(66)は「女性の立場から声を上げたい」と主張したが、支持の広がりを欠いた。

 国政選挙は7回目で、各地で街頭演説。「これまでの集大成」とし、長年主張しているベーシックインカム(最低生活保障)の導入に加え、男女の賃金格差の是正、消費税廃止や少子化対策、四国新幹線の早期実現を訴えた。

N党・野呂さん訴え響かず
 政治団体「NHK党」新人の野呂美和子さん(61)は、政策を十分に浸透させられなかった。

 公示された3日に高松市内で報道各社の取材に、「食料品の消費税減税などで声を上げたい」と強調。社会保険料の現役世代の負担軽減なども掲げた。

自民県連幹部「変われなかった」
 かつて「保守王国」と呼ばれた香川の政界を先導してきた自民党の退潮と、国民民主党の強さを印象づける結果となった。

 国民民主は参院選比例選での候補擁立を巡る迷走などで陰りも見えたが、県内での支持は厚かった。昨年からの躍進を象徴するかのように、選挙戦は原田さんに有利に展開した。

 立憲民主党の小川淳也幹事長(衆院香川1区選出)が「緩やかな支援」を呼びかけたこともあり、原田さんは政権批判票や現状に不満を持つ保守層などを幅広く取り込むことができた。

 消費税減税や所得税減税、ガソリン税の暫定税率の廃止などの政策は多くの人に魅力的に映り、原田さんが初当選する原動力になったはずだ。しかし、「具体的な代替財源に乏しい」といった指摘もある。人口減や産業衰退など県内の課題も尽きない。原田さんは今後、有権者の多様な声を受け止め、 真摯しんし な姿勢で国政に臨む必要がある。

 一方、自民は近年、得票数が減少傾向だった。三宅さんは2019年の参院選で再選したが、野党統一候補に4万5000票ほどの差まで迫られていた。自民県連幹部は語る。「19年で党組織や各種団体に頼る選挙の限界は見えた。でも、『勝ってしまった』から変われなかった」

 国民民主は次期衆院選で、玉木代表が地盤とする香川2区に加え、自民が議席を守る香川3区にも候補を擁立する方針だ。2年後には統一地方選も控える。今回の参院選で出た国民、県民の審判を受け、県内の政党や政治家がどのような行動に出るのか、注視したい。(森克洋)

1123OS5:2025/07/21(月) 22:08:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0003b22e82b0193ba6425881b73d093a4fc7f4f
オリンピアン、ダンサー、ホステス…参院選で明暗分かれた著名人
7/21(月) 18:11配信
毎日新聞
参院選で街頭演説する日本保守党の北村晴男氏=東京・銀座で2025年7月13日午後4時12分、川口峻撮影

 20日投開票された参院選で、立候補した著名人は明暗が分かれた。

 当選したのは鈴木大地氏(58)▽牛田茉友氏(40)▽ラサール石井氏(69)▽百田尚樹氏(69)▽北村晴男氏(69)――。

【著名人の当落一覧】参院選に立候補し、舌戦を繰り広げた著名人

 一方、落選したのは中村真衣氏(46)▽岸博幸氏(62)▽斉藤里恵氏(41)▽中田フィッシュ氏(39)▽久保優太氏(37)▽有本香氏(62)▽世良公則氏(69)――。

 著名人らは、それぞれの経歴をアピールして選挙戦を戦った。

 1988年ソウル・オリンピック競泳男子100メートル背泳ぎで、潜水泳法「バサロ」を武器に金メダルを獲得した自民新人の鈴木大地氏=東京選挙区=は「スポーツと健康を突破口に国政の場で全力を尽くします」と強調した。

 元NHKアナウンサーで国民民主新人の牛田茉友氏=東京選挙区=は「伝えるだけでなく、変えることに関わりたい」と話した。

 タレントの社民新人、ラサール石井氏=比例代表=は、主人公の声優を務めたアニメの舞台となった東京の下町などで「税も予算も暮らしを守るために」と声をからした。

 作家の百田尚樹氏=比例代表=は自ら立ち上げた日本保守の新人として出馬。「日本人は世界で一番勤勉な民族。給与が上がらないのは政治の無策」と持論を展開した。

 人気テレビ番組「行列のできる法律相談所」への出演などで知られる弁護士で、日本保守新人の北村晴男氏=比例代表=は「偽装難民や違法滞在者を厳しく取り締まる」などと呼びかけた。

 2000年シドニー五輪競泳女子100メートル背泳ぎ銀メダリストの自民新人、中村真衣氏=新潟選挙区=は、水泳指導の経験などから「教育格差、経験格差を是正していきたい」と主張した。

 元経済産業省官僚で経済評論家の自民新人、岸博幸氏=比例代表=は、官僚経験を生かした強い経済の復活や地方創生などを公約に掲げた。

 筆談での接客で話題となった東京・銀座の元ホステスで、その後に東京都議も務めた自民新人の斉藤里恵氏=比例代表=は、聴覚に障害があることから「誰ひとり取り残さない未来をつくりたい」と訴えた。

 プロダンサーの自民新人、中田フィッシュ氏=比例代表=は「人々の居場所と出番をつくる」として、ストリートカルチャーを通じた表現活動・文化の発展などを政策に押し出した。

 格闘家の維新新人、久保優太氏=比例代表=は「格闘技の力で日本を変える」とアピールした。

 ジャーナリストの有本香氏=比例代表=は党事務総長を務める日本保守の新人として立候補し、「日本の国体、伝統文化」を守ることを政策に掲げた。

 歌手の無所属新人、世良公則氏=大阪選挙区=は高い知名度を生かして街頭活動を展開。教育の重要性やオーバーツーリズム対策などを説いて回った。【木村敦彦】

1124OS5:2025/07/21(月) 22:13:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab14f871437bb4c6824ed27edbe6840d83b31f8e
既成政党を脅かす参政旋風 ルーツの大阪では比例で自民を追い抜き2位に
7/21(月) 11:57配信


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産経新聞
当選確実となった候補者に花をつける参政党の神谷宗幣代表=21日午前、東京都新宿区(相川直輝撮影)

参政党は令和2年に結党、国政選挙に初めて候補を擁立した前回の4年参院選比例代表の際は近畿2府4県でも得票率は3%台にとどまっていたが、今回の参院選では近畿でも軒並み得票率を2桁に乗せるなど、既成政党を脅かす存在となった。

元大阪府吹田市議だった神谷宗幣代表が党のルーツと称する大阪では52万7千票、得票率12・5%。115万5千票だった日本維新の会に続く2位だった。3位の自民党は48万3千票、4位の公明党は44万7千票で、参政党は既成政党を追い抜いて存在感を示した。

一方、和歌山でも参政党は6万5千票を得て得票率は14・9%。トップは10万6千票の自民に譲ったものの、ここでは5万7千票だった維新を押しのけての2位となった。得票率12%台だった京都や兵庫、奈良でも健闘し、自民、維新に続く3位に浮上した。

前回比例代表での獲得議席は神谷代表だけだったが、全国で大きく支持を浸透させ7議席を獲得。今回は全選挙区に候補を擁立したことも奏功したとみられる。

1125OS5:2025/07/21(月) 22:29:33
https://x.com/h_o_s_taro/status/1947156557017583939?t=22A0W7tbxJdgortGcHl3iQ&s=19
衆院選との比較
自民 1458万→1280万(-178万)
国民 617万→762万(+145万)
参政 187万→742万(+555万)
立民 1156万→739万(-417万)
公明 596万→521万(-75万)
維新 510万→437万(-73万)
れいわ 380万→388万(+8万)
保守 114万→298万(+184万)
共産 336万→286万(-50万)
社民 93万→121万(+28万)

1126OS5:2025/07/22(火) 12:47:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/31c42753aa971ea04ab13dd29bf7ab781f223d36
歴史的惨敗の公明党、学会員の高齢化などで集票力低下…参政党意識した外国人政策「手遅れだった」
7/21(月) 20:36配信

読売新聞オンライン
インタビューを終え、会場を出る公明党の斉藤代表(20日午後10時29分、東京都新宿区の同党本部で)=高橋美帆撮影

 公明党は1964年の結党以降、最低となる8議席に沈む歴史的惨敗を喫した。支持母体・創価学会の会員の高齢化などに伴う運動量や集票力の低下に歯止めがかかっていない。

 斉藤代表は21日の記者会見で「党の将来を担って立つ、非常に期待している議員が落選した。悔しいし、痛恨の極みだ」と声を落とした。昨年の衆院選、党が国政選並みに重視する今年6月の東京都議選に続く敗北だけに、党内にはショックが広がっている。

 7人を擁立した選挙区選では、埼玉、神奈川、愛知で現有議席を取りこぼし、18年ぶりの落選となった。いずれの選挙区でも参政党が初当選を果たしている。党は終盤戦で参政を念頭に、独自の外国人政策を打ち出す対策を講じていたものの、公明幹部は「手遅れだった」と嘆いた。

 700万票を目標にしていた比例票は約521万票にとどまった。学会関係者は、2023年に学会の池田大作名誉会長が死去した影響を挙げ、「最後の一押しが利かなくなっている」と明かす。長年、選挙協力を続ける自民党の幹部も20日、「驚くほど公明の組織が弱体化している」と指摘した。

 昨年11月、党再建に向け、代表に緊急登板した斉藤氏は21日、「どういう責任の取り方がふさわしいのかを考えている」と述べた。党内には斉藤氏の責任を問う声はあるが、辞任論までは広がっていない。衆目が一致するリーダーが育っていないためで、党関係者は「党の顔を替えて党勢が反転するような状況ではない」と語った。

1127OS5:2025/07/22(火) 12:50:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/8caf4dc1ff297a8c93b7f6f4e63da7f3cb0069c1
参政党旋風が吹き荒れる中《参政党が最も支持されなかった都道府県》3位山形、2位鳥取、1位は?
7/22(火) 6:00配信


女性自身
参政党の公式SNSより

7月30日に投開票が行われた参院選は、改選124議席と、非改選の欠員1議席の補充を合わせた全125議席が確定した。自民党は改選前の52から39へと13議席を減らし、公明党も14から8へと6議席を減らし、非改選の議席と合わせて与党で過半数を割る結果となった。


いっぽう野党では、選挙前から躍進が予想されていた参政党は1から14へと議席を大きく伸ばし、“大躍進”といえる結果に。東京選挙区(定数7)をはじめ、神奈川(定数4)や埼玉(定数4)などの選挙区で7議席を獲得し、比例区でも立候補者10のうち7議席を獲得した。

そこで比例区での投票政党を各都道府県別に分析し、参政党が最も支持された都道府県ベスト3を紹介する。なお、データは総務省発表の「令和7年7月20日執行 参議院議員通常選挙 発表資料」内「開票結果(比例代表)」を参考とした。

第3位は福岡。比例投票先のうち14.94%を占めた。福岡は選挙区(定数3)でも参政党・中田優子氏(35)が第2位で当選するなど、こちらも“参政党旋風”が吹いている。

第2位は群馬で、得票率は15.33%だった。定数1の選挙区では、288,284票を獲得してトップ当選した自民党・清水真人氏(50)に及ばず、参政党・青木ひとみ氏(44)は260,524票を獲得して次点となった。

そして第1位となったのは石川。得票率は16.00%であった。定数1の選挙区では現職で4回の当選経験のある自民党・宮本周司氏(54)が当選し、2位の国民民主党・浜辺健太氏(31)に続く3位の得票数を参政党・牧野緑氏(40)が得た。

逆に“参政党旋風”が吹かなかった都道府県はどこだったのだろうか。得票率でワースト3位は山形の10.64%。比例区での得票率は1位自民党31.7%、2位立憲民主党13.2%、3位国民民主党12.9%に続く4番手の支持となった。

2位は鳥取で得票率は10.25%だった。鳥取・島根選挙区(定数1)でトップ当選した出川桃子氏(47)にくわえて、比例区でも多くの票を集めた自民党の支持が大きく、参政党が付け入る隙はなかったようだ。

そしてワースト1位となったのは秋田県で得票率は9.39%で、全国で唯一得票率が10%を切る結果になり、自民党、立憲民主党、国民民主党に次ぐ4位だった。

参政党が比例区で獲得した票数は7,425,052票で、政党得票率は12.5%と人気を集めた。とはいえ、同党の神谷宗幣代表(47)をはじめ、党員によるSNSや街頭演説での発言が問題視されることも多い。果たしてこの人気がいつまで続くのか――。

1128OS5:2025/07/22(火) 18:07:49
>>1116

https://news.yahoo.co.jp/articles/0db96c3897848f9b376fe8cf8380a3e6ba81848d
参院選鹿児島選挙区、自民党を破ったが…課題残る野党連携「強固な保守地盤」に対抗する自力を付けられるか
7/22(火) 15:02配信


読売新聞オンライン
 無所属新人候補の勝利で終わった参院選鹿児島選挙区。選挙戦を振り返る。

当選から一夜明け、笑顔で新聞に目を通す尾辻朋実さん

「36年間、参院議員をやってきた父(自民党の前参院議長・尾辻秀久氏)の背中を見てきた。責任の重さを痛感する」

 初当選から一夜明けた21日朝、無所属新人の尾辻朋実さん(44)は、鹿児島市の事務所で報道陣の取材にしっかりとした口調で答えた。

 自民党・森山幹事長のお膝元である鹿児島選挙区で、改選定数が1となった2001年以来、初めて同党公認候補を破った。

 選挙戦にはあえて無所属で挑み、幅広い層の支持を取り込む戦術に徹底した。「公認並み」の推薦をした立憲民主党のほか、社民党からも支援を取り付けた。公示直前に共産が擁立を取り下げ、候補者が一本化され、野党支持層の票を固めた。

 論戦の中心ともなった物価高対策では食料品の消費税率をゼロとすることや、最低賃金の引き上げなどを掲げた。その上で、父、秀久氏の政治信条である「虫の目に徹する」を持ち出し、弱い立場の人々に寄り添った政治を受け継ぐと訴えた。

 読売新聞社が20日に実施した出口調査では、選挙戦で「物価高対策・経済政策」を重視した層から4割半ばの支持を集め、無党派層の支持は5割、自民支持層は2割半ばだった。

 ただ、野党間の連携には課題を残した。立民は当初、独自候補の擁立を模索したが、難航した。立民の川内博史衆院議員(63)が自民党候補者選考に漏れた尾辻さんを、誘い入れた。

 保守票の取り込みを期待した一方で、連携を模索する野党間の一部で、「いずれ自民党に戻るのでは」との臆測もくすぶったほか、国民民主党が「支持しない」方針を示すなど共闘は広がりを欠いた。

 陣営幹部は今回の勝因について「長引く物価高を背景とした政権批判の高まりが、追い風となった」と分析。ただ、風向きが一定とは限らない。自民党が長年築いてきた強固な保守地盤に対抗する地力を付けることも不可欠だ。

 立民県連の柳誠子代表は「選挙を支える県内の地方議員はまだまだ足りない。自民党への不満が高まる今、仲間を増やして政権批判の受け皿につなげていきたい」。次の戦いを見据え、足腰の強化を誓う。

1129OS5:2025/07/22(火) 18:09:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/92b0463cef42ee5b550e407fc5e0a2eff275c656
〈参院選鹿児島〉「物価高支援して」「子育て対策充実を」初当選の無所属・尾辻氏に期待の声 自民〝常勝区〟崩壊に県民の反応は…
7/22(火) 6:00配信

南日本新聞

参院選鹿児島選挙区の候補者の訴えに耳を傾ける有権者=19日、鹿児島市中央町

 自民の議席独占が続いてきた参院選鹿児島選挙区で、立憲民主の推薦を受け無所属で立候補した尾辻朋実さん(44)が初当選した。投開票から一夜明けた21日、県内選挙区で初の女性国会議員となる尾辻さんに対し、県民は物価高対策や子育て支援の充実を期待した。議席を落とした自民には驚きや不信感が募った結果だと指摘する声が上がった。

【写真】事務所で自身の当選を報じる新聞記事を読む尾辻朋実さん=鹿児島市加治屋町

 県立短大1年の二宮煌芽(こうが)さん(18)は「女性が役職に就くのはまだ大企業が多い。女性が働きやすい環境を整備してほしい」と尾辻さんの当選を歓迎する。選択的夫婦別姓や同性婚を挙げ、「どんな生き方でも自由に選べる社会になればいい」と望む。

 高校生から小学生の息子3人を育てるいちき串木野市別府のパート永松里美さん(44)は物価高の中、食べ盛りの子どもたちの食事代など家計のやり繰りに苦心する。「現場を回り、女性、子育て世代の声をしっかり届けてほしい」

 霧島市霧島田口で自動車整備工場を営む土橋誠さん(46)も、5歳と3歳の子どもを持つ立場から「子育てにはお金がかかる。若い人が安心して産み育てられる社会にして」と託した。

 志布志市志布志町内之倉の無職片川律子さん(89)は「買い物に行っても何もかも高く、一度手にした品を手放すことが増えた」と明かす。「年金頼みの生活は厳しい」とし、物価高対策を優先するよう求めた。

 尾辻さんは、自民幹事長の森山裕さんの地元・鹿屋市で自民元職の票を上回ったのをはじめ、大隅地域の自治体で接戦に持ち込んだ。同市北田町の自営業井之上宏幸さん(58)は「想像しなかった」と驚きを隠さない。「森山さんになじみの薄い若年層の投票が影響したのでは」と推測する。

 「自民に任せていれば大丈夫だろうという安心感は少しずつ消えている印象がある」。鹿児島大学4年の川上香好翔(かいと)さん(22)は、学食の値上げなど苦しい生活が続く中、「どの党に入れたら不満が解決するのか、国民が主体的に考えるようになった。それもあって投票率が伸びたのでは」と分析した。

南日本新聞 | 鹿児島

1130OS5:2025/07/22(火) 18:15:29
>>1087
https://news.yahoo.co.jp/articles/261add6fe82ee6ed98cfdc50d181ec75c244b7e4
自民現職と参政新人、最後の1枠巡り激戦 千葉選挙区 【参院選ちば2025】
7/22(火) 11:51配信


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千葉日報オンライン

4選が確実となり、万歳三唱する石井氏(左)=21日、千葉市中央区

 20日投開票の参院選千葉選挙区は、最後の1枠を巡り、自民党現職の石井準一氏と参政党新人の中谷めぐ氏が接戦を繰り広げた。約2万6千票差で制した石井氏は、最後まで支えてくれた支持者を前に国政での決意を新たにした。初当選を逃した中谷氏は21日朝、駅頭に立ち、1票を託してくれた有権者に感謝した。

◆石井氏4選 「感激で言葉に詰まる」
 4選を目指した石井氏の「当確」が伝わったのは21日午前0時10分ごろ。当落判明まで日付をまたぐ“長期戦”となり、ホテルから事務所に移って吉報を待ちわびた支援者は喜びを爆発させた。

 万雷の拍手を浴びて表情を緩ませたベテランは「感激で言葉に詰まる」と激戦でかすれた声を絞り出し、「深夜まで支えてくれた気持ちにしっかり応えるとの思いでいっぱいだ」と感謝と決意を何度も口にした。

 選挙戦では、県議時代からの約40年の実績に加え、衆院が少数与党となり難航する国会運営を党参院国対委員長として着実に進めたとアピール。与党に逆風が吹く中、自身と近い首長や県議会派閥と連携してミニ集会や「電話作戦」で支持層を固め、最終盤には熊谷俊人知事らの応援も受けた。新興政党の猛追をしのいで3議席目に滑り込み、選挙での無敗記録を更新した。

◆参政・中谷氏支援に感謝 2万6000票差詰め寄る

柏駅東口で陣営関係者と有権者にあいさつする中谷氏(右)=21日、柏市

 中谷氏は投開票翌日の21日、柏駅前で有権者にあいさつした。報道陣の取材にも応じ「力及ばず申し訳ない。ただ、40万人を越える人から支援を頂いたのは本当にありがたい」と語った。

 午前7時から約30分にわたり、駅前を行き交う人たちに頭を下げた中谷氏。中には「惜しかったね」「お疲れさま」と声をかける有権者もいた。

 落選の一報は、陣営関係者と柏市内のレンタルルームで聞いた。涙を流しながら、関係者に「1人では無理だったと、お礼の言葉と感謝を伝えた」という。

 自民現職に約2万6000票差まで詰め寄る躍進だった。「有権者の『どこに投票しても変わらない』という不満と、参政党が訴えたところがマッチしたのでは」と振り返る。今後は「未定だが、今回得た知名度を生かし、何かしら政治家として志していければ」とした。

1131OS5:2025/07/22(火) 18:16:18
>>1118
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ece6831646e649c94e25ecef2c2834f6d387abf
参院選大分選挙区、立憲民主党の吉田忠智さん「341票差のリベンジ果たせた」が…参政党新人に10万票余
7/22(火) 13:11配信


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読売新聞オンライン

公示前のJR大分駅前で岡田常任顧問(左端)とビラを配る吉田さん(右端)(6月6日)

 5人が出馬した参院選大分選挙区(改選定数1)は、立憲民主党の前参院議員・吉田忠智さん(69)が次点の自民党現職・白坂亜紀さん(59)に1万3973票差をつけ、2年前の雪辱を果たした。参政党の新人・野中しんすけさん(38)も絡む混戦となった戦いを振り返る。

【表】大分選挙区確定票

 「341票差のリベンジを果たせた。県議や参院議員、公党の代表の経験をいかし、務め上げたい」。開票から一夜明けた21日朝、吉田さんは支持への感謝を示すため、大分市の事務所前で行き交う車に手を振った後、報道陣に力強く語った。

 今回の参院選は、2023年4月の補欠選挙で当時新人だった自民党の白坂さんにわずか341票届かなかった無念を晴らすべく、各組織が意地を見せた選挙だった。

 「吉田忠智をよろしく」。公示前の6月6日夕、多くの人が行き交う大分市のJR大分駅前で吉田さんと並んでビラを配る岡田克也・常任顧問の姿があった。

 補選当時、立民の幹事長を務めていた岡田氏は、記者会見で「最強の立候補者」とみえを切っていた。岡田氏は報道陣に「(2年前の)責任を感じている。絶対、永田町に戻ってもらいたい」と力を込めた。

 その言葉通り、岡田氏は公示後も中盤と終盤に2度、大分入り。党も野田代表を始め、枝野幸男・最高顧問や辻元清美代表代行と、知名度の高い議員を次々と送り込んだ。

 高い集票力のある連合大分(石本健二会長)も本気モードだった。補選で設けなかった得票目標を組合員1人あたり5票と設定。比例選で各産別の組織内候補に投票してもらうための活動も相まって、石本会長は最終盤の18日夜、「2年前の補選とは動きが違う」と自信をのぞかせていた。

 共産党は支持、社民党大分県党は支援、国民民主党大分県連も代表が集会で吉田さんの応援を呼びかけるなど、事実上の野党共闘態勢も構築した。

 一方で、大分県内でも野中さんが10万票余りを獲得し、政権批判票の受け皿になりきれなかった側面もある。

 読売新聞社がNHK、日本テレビ系列各局と共同で20日に行った出口調査では、石破内閣を「支持しない」とした層の36%は参政の野中さんに投票した。

 年代別でみると、「18〜29歳」は47%が野中さんで、27%の吉田さんを上回った。

 投票で最も重視したメディアに「SNS・動画投稿サイト」を選んだ有権者の投票先も、野中さんの55%に対し、21%と大きく水をあけられた。

 立民大分県連代表を務める吉田さんは21日、報道陣に「既成政党への忌避感の前提には、政治不信が根強くあると思う。地道な努力で政治への信頼を回復し、党への期待を高めていくことが必要だ」と語った。(関屋洋平)

1132OS5:2025/07/22(火) 18:17:35
>>1111
https://news.yahoo.co.jp/articles/adaaa7354d12e2e0ee4656e62e2e5e10a144d1aa
参院選・埼玉選挙区、国民民主・江原氏と参政・大津氏が初当選 自民・古川氏は4選、立民・熊谷氏は再選 3選を目指した公明・矢倉氏、再選を図った共産・伊藤氏は落選
7/22(火) 14:59配信

埼玉新聞

当選確実の速報を受け、万歳して喜ぶ江原久美子氏(中央)=20日午後8時5分ごろ、さいたま市中央区の選挙事務所

 第27回参議院議員選挙は20日、投開票が行われ、埼玉選挙区(改選数4)は国民民主新人の江原久美子氏(54)と参政新人の大津力氏(53)がそれぞれ初当選を果たした。自民現職の古川俊治氏(62)は4選、立民現職の熊谷裕人氏(63)は再選を決め、3選を目指した公明現職の矢倉克夫氏(50)と、再選を図った共産現職の伊藤岳氏(65)が議席を失った。県選挙管理委員会によると、埼玉選挙区の投票率は56・90%で、前回を6・65ポイント上回った。

 熊谷氏は既成政党へ支持離れが顕著だった今回、当選判明が21日未明まで分からない接戦を強いられたが、高齢者層の高い支持率に支えられて逃げ切った。

 大津氏は選挙戦で台風の目となり、交流サイト(SNS)で積極的に発信し、10代から50代まで幅広い支持を得て躍進した。無党派層や自民支持層にも食い込んだ。

 古川氏は逆風の中で、医師としての観点から「地域の医療提供と社会保障に自分の責任で道筋をつける」と訴え、60代以上の支持を集めた。

 江原氏は知名度不足が不安視されたものの、前県知事の上田清司参院議員や党幹部が連日応援に入り、政権批判票の受け皿となった。

 矢倉氏は2期12年の実績と経験を生かした政策提案で猛追したものの、大津氏の勢いに届かなかった。

 再選を目指した伊藤氏も消費税5%の緊急減税などを掲げて他陣営を追いかけたが、支持を広げられなかった。

1133名無しさん:2025/07/22(火) 18:18:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b9ec359052d5cc11d1cea44db775212b35908bd
「1人区」で野党勝ち越し、16選挙区で11勝…候補者調整「一定の効果」も福島・佐賀で取りこぼし
7/21(月) 22:08配信

読売新聞オンライン

開票センターに入る立憲民主党の野田代表(中央)(20日午後9時46分、東京都千代田区の同党本部で)=後藤嘉信撮影

 参院選では、全体の勝敗を左右する全国32の「1人区」(改選定数1)で、野党側が勝ち越した。主要野党による候補者の調整が一定の成果を上げた格好だ。

【検索出来る】当選者・落選者一覧

 立憲民主党の野田代表は21日未明の記者会見で、野党の候補者調整について、「野党議席の最大化が大きな目標だった。一定の効果があった」と強調した。

 立民は与党を過半数割れに追い込むため、日本維新の会、共産、国民民主の各党と個別に協議を進め、最終的に16選挙区で事実上の与野党一騎打ちの構図に持ち込んだ。このうち11選挙区では、各党が公認、あるいは支援する無所属の候補が勝利し、与党の議席減につなげた。

 一方、取りこぼしも目立った。共産は福島と鹿児島で公認候補を取り下げた。このうち、鹿児島では立民が推薦する無所属新人が勝利したものの、福島の立民候補は自民候補に約2万票差で競り負けた。

 佐賀でも6月、国民民主が候補を擁立せず、県連が立民候補を支持する形で一本化したが、自民候補に惜敗した。立民幹部は「調整の動きだしが遅かったのは反省材料だ」と語る。実際、野田氏と共産の田村委員長が会談し、候補者調整を進めることを確認したのは通常国会閉会直前の6月19日だった。

1134OS5:2025/07/23(水) 10:43:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf8c6e0b48171646441e29c8cba7023b059b54a1
「旧民主党系は限界」国民・玉木代表、選挙区調整に見切り 「全国に立てた参政は立派」
7/23(水) 7:00配信

産経新聞

国民民主党の玉木雄一郎代表(酒井真大撮影)

国民民主党の玉木雄一郎代表は22日の記者会見で、参院選の結果を踏まえ、次期衆院選では選挙区に候補を積極的に擁立する姿勢を示した。立憲民主党などとの候補者調整については「自民党への不満を受け止めるには、旧民主党系はもう限界だ」と否定的な見解を示した。

玉木氏は参院選の群馬選挙区で、自民候補が当選し、約2万8000票差の次点に参政党候補、そこから10万票近く離れた3番手が立民候補だった例を持ち出した。「自民党王国といいながら立憲が立てたが、事前の調査だと参政が勝っていて、最後、自民が底力をみせて引っくり返された。野党をまとめたら勝てたかというと違う」としたうえで「自民への不満が高まっている。それを旧民主党系は受け止めきれないというか、限界だ。単に旧民主党系や共産党も入れてまとめたら勝てるというのは、もう幻想に終わった。数さえ合わせれば過半数を取れるだろうというのは、もう通用しない」と述べた。

参院選の比例代表では、国民が立民を得票で上回り、玉木氏は「ステージを次の段階に移行することができた」と胸を張った。次期衆院選について玉木氏は「積極的に候補者を擁立する。全国で受け皿を作らない限り、本当の意味での国政政党、全国政党にはなれない」と強調した。「参政が立派なのは、全国に候補者を立てたことだ。受け皿を作っていることは評価すべきだ。衆院選は次が勝負だ」と語った。

1135OS5:2025/07/23(水) 10:45:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ca4be4be8124915d6d145048263109048265b04
比例選4位に沈んだ立民、泉前代表「現役世代は『立憲スルー』だった」…野党連携主導権に暗雲
7/23(水) 6:47配信

読売新聞オンライン

記者団の取材に応じる立憲民主党の野田代表(左)(22日、東京都千代田区で)=大石健登撮影

 立憲民主党は参院選比例選での得票数が政党別で4位に沈み、党内で危機感が強まっている。野党第1党として政権批判票の取り込みに失敗し、今後、野党連携の主導権を握れるか暗雲が立ち込めている。(伊福幸大、薦田大和)


 「比例選の伸び悩みは厳しく総括しなければならない」

 野田代表は22日、連合の芳野友子会長と連合本部で会談後、記者団にこう語った。

 同党の比例選の得票数は約740万票にとどまり、自民党(約1281万票)だけでなく、国民民主党(約762万票)、参政党(約743万票)の後塵(こうじん)を拝した。前回2022年参院選では自民、日本維新の会に次ぐ3位だったが、今回は4位に後退した。

 党内では、改選22議席の維持にとどまったことについて、「事実上の敗北だ」(参院幹部)との声が出ている。泉健太・前代表は21日、自身のX(旧ツイッター)で「最大野党が存在感を出せず、現役世代では『立憲スルー』状態だった」と投稿した。

 国民民主は「手取りを増やす夏。」、参政は「日本人ファースト」をそれぞれ掲げ、無党派層に浸透した。立民は「物価高から、あなたを守り抜く」を掲げて支持拡大を目指したが、野田氏は22日の党常任幹事会で「無党派に対する訴求力がなかった」と分析した。全国幹事長会議などを開催し、選挙結果を総括したうえ、次期国政選への準備を進める方針も示した。

 比例選の伸び悩みは、支援組織である連合傘下の「産業別労働組合」(産別)の組織内候補の当落にも表れた。6人が出馬した立民は1人が落選したのに対し、国民民主は2020年の結党以来初めて四つの産別の組織内候補4人が全員当選した。国民民主の玉木代表は22日、記者団に「比例選の票数が立民を上回ったのは感慨深い。次のステージに入った」と胸を張った。

 野田氏は、野党連携を進め、参院でも少数与党となった石破内閣への攻勢を強めたい考えだが、立民内では「勝利した他の野党に主導権を奪われるのではないか」(中堅)との懸念が出ている。

1136OS5:2025/07/23(水) 13:15:00
>>1102
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab99de8a4fbab0275f8fafdb1c83628e62ab36fb
立民・国民民主、労組出身候補の当落で明暗 衆院選へ連合が結束呼びかけも高いハードル
7/22(火) 21:31配信


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産経新聞

参院選では、連合が支援する立憲民主、国民民主両党の明暗が分かれた。特に連合傘下の各産業別労働組合(産別)が比例代表に送り出した組織内候補のうち、国民民主は立候補した4人全員を当選させたが、立民は6人のうち1人が落選した。連合は立民と国民民主の手を携えさせ、次期衆院選に臨む意向だが、勢いに乗る国民民主と、党勢が陰る立民の距離は一層開きそうだ。

【写真】牛田茉友氏から連絡を受け、笑顔を見せる国民民主党の玉木代表

■比例票の動向が当落に影響

「比例代表の伸び悩みは厳しく総括しなければならない」

立民の野田佳彦代表は22日午前、東京都内の連合本部で記者団に神妙な面持ちでこう述べた。この直前、連合の芳野友子会長と面会し、参院選での支援に謝意を伝えたばかりだった。

これに対し、野田氏と入れ違いで芳野氏と面会した国民民主の玉木雄一郎代表は、記者団の取材に「連合の組織内候補の4人を全員当選させることができてよかった」と語った。

立民と国民民主から出馬した組織内候補の明暗を分けたのは比例票の動向だ。国民民主は令和4年の前回の2倍以上の762万票を獲得し、野党のトップに立った。一方、立民は自民党が前回から500万票以上減らしたにもかかわらず、国民民主を下回る740万票にとどまり、自民から離反した層の受け皿になれていない実情が浮き彫りとなった。立民と国民民主の看板の違いが組織内候補の当落に影響したことは明白だ。

■参院選、福井と奈良で競合

石破茂首相(自民総裁)は21日に続投を表明したが、自民内では退陣論が強まっており、連合は新首相のもとでの衆院解散・総選挙の可能性も見込む。参院選で立民と国民民主は福井、奈良両選挙区で競合し、芳野氏は22日の記者会見で衆院選に向けて「立民と国民民主で連携し、候補者調整をやってもらいたい」と結束を呼びかけた。連合幹部も「国民民主がふらふらしないようにしっかりとピン留めしないといけない」と話す。

もっとも、上昇気流に乗る国民民主は今後さらに独自色を強めていくとみられる。玉木氏は22日の会見で「何を有権者にしっかりとアピールしていくのかがきちんと整理されないまま数さえそろえれば、というのは通用しなくなっている」と安易な選挙協力を疑問視した上で、衆院選では自前の候補者を積極的に擁立する考えを示した。

国民民主幹部は「参院選後も野田氏からの連絡はない」と語る。連合が目指す立民と国民民主の結束へのハードルは果てしなく高い。(永原慎吾、深津響)

1137OS5:2025/07/23(水) 16:50:29
>>1097
https://news.yahoo.co.jp/articles/d43f64e5af6c369f0d4c9d045129bd8e76f62e52
なぜ維新が激戦区・京都で圧勝? 裏側に見えた「三つの鍵」
7/23(水) 15:31配信


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毎日新聞

新実彰平氏(後列左から3人目)の当選確実を喜び、記念写真に納まる維新議員や支援者ら=京都市下京区で2025年7月20日午後9時6分、南陽子撮影

 「全国屈指の激戦区」とされた参院選京都選挙区(改選数2)は、日本維新の会新人の新実彰平氏(36)が約33万票を得て初当選した。2位の自民党現職に約14万票の大差をつけ、陣営も「想定外」と驚く圧勝。全国的に維新の党勢は足踏みだったが、なぜ京都では躍進となったのか。要因を探ると、三つの鍵がみえてきた――。

【写真で見る】写真撮影を求める支持者に囲まれる新実氏

 維新が同選挙区に公認候補を立てて初挑戦したのは2013年。16、19年は立てず、22年は擁立したが敗れた。議席を獲得したのは今回が初めてとなる。

 一つ目の鍵は、維新に昨秋合流して共同代表となった前原誠司衆院議員(京都2区選出)の存在だ。「全国政党化をけん引する地歩を築く。日本維新の会は大阪だけではない。関西の中核が京都になり、夢をつくっていこう」。参院選の公示を控えた6月21日、前原氏は事務所開きで地方議員らに呼び掛けた。

 決意は自ら汗をかくことでも示し、17日間の選挙戦では初日から最終日までほぼ連日応援入り。新実氏とマイクを握り、支持者を紹介して握手させた。衆院で所属政党を変えながら選挙区で連続9回当選を誇る前原氏は、「前原党」とも称される固い地盤を持つ。「新実さんのお母さんが私の二つ下と聞いてがっくり」と笑わせつつ、息子のように連れ回して支持を集めた。

 二つ目の鍵は、大阪への対抗心からかつて「維新ぎらい」とされた京都でも支持を広げてきた実績がある。府内の地方議員は現在36人。23年の統一地方選を経て、離党もあったが22年の参院選時の倍以上になっている。地方議員がそれぞれの地域に新実氏を連れ、大車輪となった。

 前回選で維新候補は選挙戦を有利に進めたが、最終盤に故安倍晋三元首相が銃弾に倒れる事件なども影響したとされ失速。陣営幹部の上倉淑敬(きよゆき)府議(京都市伏見区選出)は、前回選では開催できなかった個人演説会を、今回は10カ所以上で開いたことを「議員が各地域で頑張ってきた成果」と評価しつつ、苦杯をなめた教訓から引き締めも繰り返し図った。

 そして三つ目の鍵は「キャリアと人柄」(上倉氏)。関西テレビのアナウンサーだった新実氏は、知名度があっただけでなく、伝えることのプロ。訴えの柱とした社会保障制度改革を、少子高齢化で人口ピラミッドが様変わりした現状から説明し「分かりやすい」と聴衆を引きつけた。

 新実氏には「政策をロジカルに丁寧に伝え、理解いただいた上で選んでいただきたい」との信念があった。自身は「現政権やこれまでの政治に対する批判の受け皿になった」と総括するが、自民現職のいわゆる裏金問題や歴史認識はあえて非難しなかった。共同通信の出口調査で全世代から偏りなく票を得ていた。

 ◇知事選はどうなる?

 京都での維新の躍進は続くのか。来春に予定される知事選への対応が早くも注目される。知事選は長く、共産以外の与野党で組む「オール京都」で統一候補を擁立し、共産系候補と争う構図が続いてきた。非共産系に支えられ、参院選で自民現職の応援に立った西脇隆俊知事はまだ態度を明らかにしていない。

 投開票から一夜明けた21日、新実氏は取材に語った。「西脇知事以上に京都府を前に進められると判断すれば候補者を立てるし、西脇知事のほうが優れていると判断すれば静観ないしご支援する。シンプルにそういうことだと思います」【南陽子】

1138OS5:2025/07/23(水) 18:00:46
>>1087
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f1f3164b17a6e63a078fdbcf20a413479e40717
参政新人の猛追に自民ベテランも余裕消え…参院選千葉選挙区、3議席目の攻防
7/23(水) 16:55配信

産経新聞

参院選で自民、公明両党は衆参ともに少数与党に転落した。千葉選挙区(改選数3)も苦戦した自民は現有2議席の一角を失い、もう一人の自民現職が約2万6千票差で参政新人の猛追を振り切り、最後の3議席目に滑り込む「薄氷の4選」で面目を保った。組織戦の自民に対し、交流サイト(SNS)を駆使する参政。最終議席を巡る激しい攻防を振り返った。

【写真】当選証書を受け取る初当選の小林さやか氏「責任感でいっぱい」

11日夕のJR四街道駅前。自民現職の豊田俊郎氏の演説に耳を傾ける聴衆はまばらだった。サラリーマンらが帰宅を急ぐ中、初老の男性がビラを配る陣営スタッフに近寄り、怒気をはらむような口調で迫った。

「なぜ(昨年の)自民党総裁選で石破さんではなく、高市さんを選ばなかったのか。今回は参政党に入れる」。自民の岩盤支持層とされる保守の離反を印象づけた瞬間だった。

尾を引く「政治とカネ」の問題、繰り返される失言…。自民党への積年の不満から、既成政党に嫌気がさした若年層も他党に流れたとみられる。自民の臼井正一参院議員はX(旧ツイッター)で5日、街頭演説で破り捨てられたビラを目にし「風当たりは厳しい」と投稿した。

これまで県議選、参院選ともに連戦連勝の石井氏も厳しい情勢は実感していた。「トップ争いをしたい。目標は65万票」。公示前は余裕すらみせていたが、選挙戦中盤以降、参政新人の中谷めぐ氏が猛追。当初のシナリオは狂い、引き締めを図るとともに「3議席目で構わない」と訴え、目標の下方修正を迫られた。

■昨秋に続く国政挑戦

その中谷氏は昨秋の衆院選に続く国政挑戦だった。知名度はほぼゼロだが、参政カラーのオレンジの日傘を手に、県内各地で街頭に立った。意識したのは、政治への関心が薄れていた有権者の掘り起こしだ。

演説は「難しい言葉をあまり使わず、これまで投票していない人に刺さるよう意識した」。SNSも若年層向けに工夫し、「『今回初めて選挙に行きます』という連絡を数えきれないほどもらった」という。

「オレンジ旋風」といわれた猛追の原動力は「日本人ファースト」を掲げる神谷宗幣代表の「影響力が大きかった」(中谷氏)。選挙戦中盤以降は街頭の聴衆が増え、陣営幹部は「政治とカネの問題に不満を抱く自民党支持層も流れてきた」と推測する。

■票読みにたける陣営

忍び寄る中谷氏に対し、長年の選挙経験から「票読み」にたける石井陣営は「何票ほど負けているのか、それとも勝っているのか。情勢が全く見えなかった」とこぼす。頼みの綱は推薦を得ている公明党だった。同党関係者によると、選挙戦最終盤の18日ごろ、同党支持母体の創価学会関係者は、投票先が決まっていない党員票を石井氏に回す方針を伝えた。石井氏は同党関係者に電話で謝意を伝えたという。

「盤石な組織力があるところは強い」。中谷氏がこう振り返れば「選挙の怖さを身を持って経験した」と石井氏。3議席目を巡る攻防は、自民離れと新興政党の台頭を象徴し、県内政界の地殻変動に発展する「始まり」の可能性がある。



参院選千葉選挙区の59の市区町村別の得票数によると、石井氏が中谷氏を上回ったのは房総エリアを中心に45市区町村。中谷氏は県北西部を中心に14市区町で石井氏を上回った。最多得票は船橋市で松戸市、市川市と続いた。

1139OS5:2025/07/23(水) 18:01:50
>>1121
https://news.yahoo.co.jp/articles/a18e5812a5e2d4398ef772c9d5b788c720bc4668
参院選香川で国民民主が初議席、崩れた自民の「保守王国」…2党の「行く末左右する」戦い、明暗分けたのは?
7/23(水) 16:50配信

読売新聞オンライン

落選が確実となり、支援者に頭を下げる三宅(左)(20日、高松市で)

 20日に投開票され、18年ぶりに野党が勝利した参院選香川選挙区(改選定数1)。国民民主党は初の議席を獲得し、自民党主導の「保守王国」は崩れた。自民、国民民主のいずれも「党の行く末を左右する」と位置づけた戦いで、なぜ明暗が分かれたのか。取材や調査を踏まえ、検証する。

【写真】農相の小泉が来援した演説会。訪れた人は少なかった(7日、香川県丸亀市で)

 参院選の投票が終わった直後の20日午後8時過ぎ。国民民主新人の原田秀一(52)の当選確実が早々と伝えられた。3選を目指した自民現職・三宅伸吾(63)の高松市内の事務所に詰めかけた支援者から、「ああ……」と落胆の声が漏れた。

 「結果が出せなかったことをおわび申し上げる。逆風をはね返すことができず、悔しくてならない」。三宅は深々と頭を下げた。

 三宅は過去2回の参院選で、相手の足並みの乱れに助けられた面がある。2013年に破った無所属候補は選挙戦を前に民主党を離党。19年は統一候補を支える野党が一体感を欠いた。

 今回は事情が異なった。昨年秋の衆院選で躍進した国民民主の代表・玉木雄一郎が地元で原田を擁立。自民は派閥の政治資金問題で有権者の厳しい目が注がれていた。三宅は防衛政務官などを務め、公示前は地元での活動が不足気味だった。

 「初めての逆風下での選挙。党の地力が問われた」。自民県連幹部は語る。

 党の地域支部、推薦を受けた750以上の団体などに支えられた組織戦を展開。序盤に劣勢が報じられると、国会議員らが出席した8日の会議で、県連幹事長の大山一郎が「今後の選挙にも影響が出る。勝たねばならない」と強調。運動量を増やすよう号令した。

 三宅は連日、個人演説会を開催。「強い日本をつくりたい」と訴え、親族がマイクを握ることもあった。首相の石破茂ら閣僚も来援した。しかし、幅広い層には浸透しなかった。

 敗因の一端はデータに表れていた。

 読売新聞社が20日に実施した出口調査では、三宅は自民支持層の77%を固めていた。しかし、無党派層では、三宅はわずか17%。原田(46%)に引き離され、参政党新人の小林直美(51)(22%)を下回っていた。

 18歳から40歳代までの支持を見ても、三宅は14〜21%にとどまり、42〜48%の原田に水をあけられ、26〜30%の小林に2位を譲った。投開票当日の出口調査は、NHK、日本テレビ系列各局と共同で実施した。

 自民党員の高齢化も要因の一つとみられる。

 ある自民県議は「地元の党員は70〜80歳代が多い。演説会に動員をかけたり、地域住民らに支援を呼びかけたりするにも、運動量は落ちている。若い世代との接点も少なくなり、選挙戦略が古くなっているのは否めない」とする。

 無党派層や若い世代に浸透するには街頭での活動やSNSなどでのアピールが欠かせない。しかし、三宅は選挙戦中、街頭で演説をしたり商店街などを歩いて有権者と触れ合ったりする活動が少なかった。

 肝心の組織力も発揮できていない場面があった。7日に丸亀市内に来援した農相の小泉進次郎の演説会場を訪れた人は少なく、他の閣僚が来援した高松市内の会場でも空席があった。関係者の間での調整が不十分だったとの指摘が出ている。

 投開票前日の19日夜、高松市中心部の商店街に出向き、頭を下げたり手を振ったりした。「とことんやり抜き、後悔しないように」との思いだった。しかし、別の自民県議は残念がる。「選挙戦の最初から、もっと言えば任期中にもう少し、街頭に立つ機会が多ければ良かったが……」

 今後、次期衆院選や来年の知事選、27年の統一地方選も控える。選挙対策本部長を務めた地元選出の参院議員・磯崎仁彦はこう語った。「何が原因だったか分析し、これからの国政選挙、地方選挙に臨まねばならない」(敬称略)

1140OS5:2025/07/23(水) 18:03:47
>>1111
https://news.yahoo.co.jp/articles/57b7c1f225d3e832ea4214a193ec990e28d3e6cd
「自公で2議席」続いた埼玉選挙区、公明候補18年ぶりに落選…「参政対策できていなかった」
7/23(水) 13:30配信

読売新聞オンライン
 参院選の埼玉選挙区では改選を迎えた現職4人のうち2人が落選し、国民民主党と参政党が初めての議席を獲得した。「地殻変動」が起きた選挙で、自民党と公明党の協力関係は曲がり角を迎えている。(立原朱音、吉田恵実子)

「地殻変動」埼玉選挙区の開票結果


矢倉さん(右)の応援に駆けつけた石破首相(5日、川口市で)

 「私自身の力の不足」。3選を目指した公明の矢倉克夫(50)は、落選確実の一報を受けた21日未明、さいたま市浦和区の事務所でうなだれた。

 「自公で2議席」が続いてきた埼玉選挙区。公明候補の落選は、旧民主党が躍進して後の政権交代につなげた2007年参院選以来、18年ぶりの出来事だ。

 改選を迎えた現職は自民、公明、立憲民主党、共産党の4人。れいわ新選組などの候補者擁立で政権批判票が分散する共産に代わって、昨年の衆院選で伸長した国民民主が当選圏に入ってくる。公明陣営はこう情勢を分析し、「4着に滑り込む」ことは可能とみていた。

 だが、あては外れた。約46万票を獲得し、4位で当選した参政の大津力(53)に対して、矢倉は約44万票と2万票余りの差をつけられた。公明県本部副代表の宮崎勝は「油断があったかもしれない。参政対策ができていなかった」と肩を落とす。


街頭演説する大津さん(左)と参政党の神谷代表(19日、大宮駅周辺で)

 選挙戦最終日の19日、参政代表の神谷が大宮駅近くに降り立つと、1000人以上の支援者らが集まった。日本国旗を立て、マイクを握った神谷。「外国人総合政策庁を作ってルールを厳格化しようというのが参政党ですよ」とまくし立てると、聴衆からは「神谷、神谷」とコールがわき起こった。

 参政は全国的にも「台風の目」となった。保守層や政権批判票を幅広く取り込めたことが、躍進につながったとみられる。読売新聞社が12〜15日に行った終盤情勢調査では、重視する政策に「憲法改正」を挙げる層の2割弱を押さえた。

 選挙期間中に参政の演説を聞いていた所沢市の男性会社員は「長く自民を応援していたが、今回は大津さん。今の自民は保守勢力が弱くなった」と語った。

 参政は「足腰」の強化も進めてきた。23年夏頃には衆院選の県内16選挙区ごとに県連支部を作った。石賀忠宏県連会長によると昨秋の衆院選以降、県内の党員数は1・4倍に増え、SNSでの発信やポスター貼りなどに力を発揮したという。

 2人目の擁立を断念し、現職の古川俊治(62)のみで臨んだ自民陣営は「圧倒的な1位当選」を目標に掲げていた。1位の座こそ守ったものの、古川の得票は約57万票と、19年の参院選より約21万票も減らした。

 報道各社の情勢調査で矢倉の苦境が明らかになり、自民の木原誠二選挙対策委員長は選挙期間中に来県し、公明への協力を強めるよう指示した。だが、現場の動きは鈍かった。「埼玉方式」と呼ばれる自公の選挙協力は、「風前の灯火(ともしび)」だ。

 自民県連幹部は「参政にどれだけ票が削られるかわからない中、公明に票を分けることはできなかった」と振り返る。一方、公明関係者は「票をもっと分けてくれたら、矢倉は当選できた」と恨み節だ。

 参院でも与党が過半数割れしたことで、政権安定のため新たな連立の構築に向けた議論も加速する。自民県連幹部は吐き捨てる。「埼玉方式どころか、連立政権の枠組みすらどうなるかわからない」(敬称略)

1141OS5:2025/07/23(水) 18:16:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/56ce7e7aa173ba9416fc4dc435bd71fb8e5d4a6d
「政治は何をやっているのか」早くも闘志熱く…立憲民主元職の森裕子氏が国政に返り咲き 比例7人中7番目、夜明けに待ち望んだ吉報【参院選】
7/22(火) 12:12配信


新潟日報

当選確実の報道を受けて自宅に集まった支援者と喜ぶ森裕子さん=21日午前10時前、新潟市江南区

 20日に投開票された参院選の比例代表では、返り咲きを目指した立憲民主党元職の森裕子さん(69)=新潟市江南区=が、夜が明けた21日午前になって当選確実の知らせを聞き、支持者らと喜びを分かち合った。立民の比例当選者7人中7番目に滑り込んだ。

【表】比例候補者の新潟県内得票上位50人

 森さんは20日夕から、 自宅に集まった支援者約20人や、ビデオ会議システムでつながった全国の支援者とともに選挙報道を見守った。21日午前10時前、当選確実を報じた新潟日報の速報を伝え聞くと、森さんは「(この時間まで)寝かせてもらえないとは思っていなかった」と疲れをにじませながらも「皆さまのおかげです」と喜びの表情を見せた。

 参院議員を3期18年務め、前回の2022年は新潟選挙区で社民党など他の野党の支援を受けて4選を目指したが、自民党新人候補に敗れた。

 再起を懸け、今参院選では比例に初挑戦。知名度を生かして県内を集中的に回ったほか、県外では森氏と関係が深い立民の小沢一郎衆院議員が率いるグループの議員らが動いた。

 比例代表で候補者名による新潟県内の得票上位50人でも、森氏が4万135票を獲得しトップだった。

 比例は今回が初挑戦となった森さん。「勝利をつかむことができてよかった。草の根の選挙で苦しい戦いだった」と振り返り、「これだけの物価高となり格差が拡大する中、政治は何をやっているのか。急いでこの状況を変えないといけない。支援者から『がんがん戦ってほしい』と期待されている」と国政復帰の決意を示した。

1142OS5:2025/07/23(水) 18:17:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/c31a25cf6f988d574edf3a995fe1867c6e709614
国民の元職、須藤元気氏が落選確実に 元格闘家 参院選比例代表
7/21(月) 17:50配信

毎日新聞


 参院選比例代表(改選議席数50)で、国民民主党の元職、須藤元気氏(47)の落選が確実となった。新型コロナウイルスに関し、「ワクチン不要」を訴えた過去の発信で注目を集めていた。

【図解で見る】参院選 主要政党が掲げる物価高対策など

 東京都江東区出身の元格闘家。2019年参院選に立憲民主党から出馬して初当選したが、「経済政策について党と意見の相違があった」と1年たたずに離党届を提出。比例代表による議席だったが、辞職せずに無所属で活動を続けた。

 24年4月には衆院東京15区補選に立候補し落選。半年後の衆院選にも無所属で臨んだが、立憲前職に敗れていた。

 一方、新型コロナウイルスの感染拡大以降、ワクチン接種に反対する意見を交流サイト(SNS)で発信。X(ツイッター)には「ワクチンが始まってから死者激増」(23年10月)、「もういい加減ワクチン接種を進め続ける理由はないでしょ」(23年11月)などと投稿していた。

 しかし、今参院選に向けて国民民主が擁立を公表した5月以降、こうした過去の発信が「科学的根拠に基づかない」「誤った情報を拡散している」などと批判を集め、ワクチン接種の促進を訴えてきた党の姿勢との違いも浮き彫りになった。

 須藤氏は公示直前の6月30日に記者団の取材に応じ、「言葉足らずであったり、事実に反したりすることがあった」と釈明した。一方、過去の発信については「なかったことにはしない」と撤回はしなかった。【春増翔太】

1143OS5:2025/07/23(水) 18:17:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5b2f0dbee85c6218dad264f98cf83ceed5c223b
チームみらいが政党要件満たす 社民は維持、みんなでつくる党は失う
7/21(月) 20:53配信
毎日新聞

比例での当選が確実となり、記者会見で社民党の福島瑞穂党首(右)と握手するラサール石井氏=東京都千代田区で2025年7月21日午前4時15分、西本勝撮影

 20日投開票の参院選で、人工知能(AI)エンジニアの安野貴博氏が率いる政治団体「チームみらい」が比例代表で得票率2%以上を確保し、公職選挙法などで定める政党要件を満たした。比例代表では1議席を獲得し、安野氏自身が当選。今後は衆院選で小選挙区と比例代表に重複立候補ができるほか、政党交付金を受け取ることができる。


 また、「党存亡を懸けた戦い」として臨んだ社民党も比例代表で得票率2%をクリアし、政党要件を維持した。公示直前には知名度のある俳優のラサール石井氏を「サプライズ擁立」して選挙戦を展開。改選1議席を死守し、ラサール氏が当選を果たした。

 一方、みんなでつくる党は政党要件を失った。

 公選法では政党要件を①所属国会議員5人以上②直近の衆院選か参院選で、比例代表か選挙区で2%以上を得票――のいずれかを満たす必要があるとしている。【小田中大】

1144OS5:2025/07/23(水) 18:19:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e01f57d06faead804aeaa2aa14d526d78e85625
<維新の本拠地・大阪>の参議院比例得票、参政党が52万票で2位浮上…自民党の48万票を上回る
7/22(火) 16:20配信
読売新聞オンライン

大阪府

 参院選の比例選で、大阪府内での党派別得票数が最も多かったのは約115万票(得票率約27%)を獲得した日本維新の会。前回より約29万票減らした。

府内の党派別の得票数はこちら

 全国的に躍進した参政党は、府内でも約52万票(同13%)を獲得。前回から大きく減らした自民党の約48万票(同11%)を上回った。公明党は約44万票(同11%)と前回から微減。国民民主党は約38万票(同9%)で府内でも一定の存在感を示した。れいわ新選組、立憲民主党、日本保守党、共産党はいずれも得票率は5%台だった。


 府内の個人票では、司隆史氏(公明)17万8368票がトップで、6万9093票の北村晴男氏(日本保守党)が続いた。

1145OS5:2025/07/23(水) 18:27:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd5b4c4806e4e82df4e5f6b769533ddacee3e3ad
国民民主党 標旗混同使用し街頭演説した岡野衆議院議員を厳重注意処分
7/23(水) 14:01配信

チバテレ(千葉テレビ放送)

 参院選比例代表候補に交付された標旗を千葉選挙区のものと混同して使用したとして、国民民主党の岡野純子衆議院議員が、党から厳重注意処分を受けたことが分かりました。

 これは、7月22日の記者会見で玉木雄一郎代表が明らかにしたもので、厳重注意の処分を受けたのは、国民民主党県連の代表代行だった岡野純子衆議院議員と、県連幹事長だった天野行雄県議の2人で、いずれも22日付で役職を辞任しています。

 倫理委員会に諮るかどうかは、近く開かれる役員会で判断するとしています。

 岡野さんは、参議院千葉選挙区で初当選した小林さやかさんの氏名が記された比例代表用の標旗を使って街頭演説を行い、その様子を写真とともに自身のXに投稿していたということです。

 この問題について、小林さんの受け止めは…

国民民主党 小林 さやか氏
「今回のことに関しては全く知らないところ、自分がうかがい知れぬところで起きていた。錯誤と聞いているがあってはならないことなので、しっかりとルールを守った選挙活動を徹底すべきだと感じる。これから国民民主党、県連が関わる全ての選挙で法令を順守していける体制になるよう、自分自身も気を引き締めていきたい」

チバテレ(千葉テレビ放送)

1146OS5:2025/07/23(水) 18:35:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/1be01c99c759046dd1d0cbb8fbd64eaa64f4dcc1
クルド人問題の川口市、参政党大津氏の得票が突出して1位 投票率も9ポイント増 参院選 「移民」と日本人
7/23(水) 7:00配信


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産経新聞

だるまに目を入れる参政党の大津力氏=21日午前1時50分すぎ、埼玉県飯能市(昌林龍一撮影)

20日投開票の参院選・埼玉選挙区(定数4)で4位で初当選した参政党新人の大津力氏(53)の得票数が、トルコ国籍のクルド人が集住する埼玉県川口市で突出して多かったことが、県選管の資料からわかった。大津氏は全体では最下位当選だったが、川口市だけ全15候補でトップの約4万2千票を集めた。川口市は投票率も前回より9ポイント上昇、全県より約2・5ポイント高かった。

【画像】「地域住民の人権は無視ですか?」急拡散された地元女性が作成した画像

県選管の公表資料によると、埼玉選挙区では自民現職と国民新人、立民現職、大津氏の4人が当選。公明現職や共産現職らは落選した。

大津氏は全県で4位だったが、川口市では4万1923票を獲得し、自民現職の約3万9千票、国民新人の約3万8千票を上回った。

投票率も、前回令和4年の参院選と比べて全県では6・63ポイント増加したのに対し、川口市は9・11ポイント増えていた。

大津氏は選挙戦で川口の問題にも触れ、「日本の文化や風習がわからない人もおり、地域住民は本当に困っている。際限のない外国人労働者の受け入れに歯止めをかける」などと訴えていた。

参院選埼玉選挙区・川口市の得票数上位(選管最終)

当 大津力(参新)4万1923(全県46万5278)
当 古川俊治(自現)3万9218(全県57万3114)
当 江原久美子(国新)3万8120(全県53万5706)
落 矢倉克夫(公現)3万5343(全県44万1613)
当 熊谷裕人(立現)2万9232(全県48万0330)


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