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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1とはずがたり:2014/05/04(日) 19:49:37
東欧・ギリシャ正教・中央アジア・旧ソ連諸国・シベリアなど

新疆とかは大中華スレとは棲み分け微妙な感じで場合によってはこちらにも。

前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/?q=%A5%A6%A5%AF%A5%E9%A5%A4%A5%CA

1267チバQ:2020/05/02(土) 23:21:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/00cbbe784edb4d0a13fdc031c8e0e512be0aeeba
前大統領長女の上院議長解任 中央アジアのカザフスタン
5/2(土) 20:33配信

時事通信
カザフスタンのダリガ・ナザルバエワ上院議長=2019年10月、モスクワ郊外(EPA時事)

 【モスクワ時事】中央アジアの資源国カザフスタンの大統領府は2日、長年にわたって実権を握ってきたナザルバエフ前大統領の長女ダリガ・ナザルバエワ上院議長(56)の解任を発表した。

 トカエフ大統領はツイッターで「(ダリガ氏の)積極的かつ実りの多い仕事ぶり」に謝意を表明したが、解任の理由は明らかにしていない。

 カザフでは2019年3月にナザルバエフ氏が辞任。当時、上院議長を務めていたトカエフ氏が大統領に昇格した。トカエフ氏はナザルバエフ氏に忠実なことで知られ、ダリガ氏が権力を確立するまでの「つなぎ」との見方があった。そのため突然の解任に驚きが広がっている。

1268チバQ:2020/05/03(日) 00:44:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/e08264434320d582f93041613f1b5542c94860ee
北極圏の建設現場がホットスポットに、作業員1千人超がコロナ陽性 ロシア
5/2(土) 19:55配信

AFP=時事
ロシア北極圏ヤマル半島のサベッタに建設された液化天然ガスプラントの建設現場(2016年5月5日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ロシアの北極圏にある建設現場が、新型コロナウイルスのホットスポット(一大感染地)となり、作業員の一部をクルーズ船に移す措置を取ることが分かった。地元知事が1日、明らかにした。現場では、清掃作業員だった女性1人が死亡している。


 同国北西部ムルマンスク(Murmansk)州の村ベロカメンカ(Belokamenka)付近にある建設現場では、1万人を超える作業員らが液化天然ガス(LNG)施設の建設に携わっている。

 ムルマンスク州のアンドレイ・チービス(Andrei Chibis)知事は1日、現場の作業員約1080人が新型コロナウイルス検査で陽性だったと発表。この数は、同地域で確認された感染者数の合計のうち80%超を占める。

 チービス知事によると、感染拡大を抑制するため、定員2500人のクルーズ船「プリンセス・アナスタシア(Princess Anastasia)」がベロカメンカに派遣された。

 インターネットを通じて配信された会見でチービス知事は、「船はムルマンスクに向かっている途中だ。この船によって隔離のための収容能力が増強される」と述べた。

 その一方、プロジェクトに携わる建設会社「VelesStroi」は1日、敷地内の清掃作業員だった51歳の女性が死亡したと発表。

 同社は公式サイト上で、女性が先月23日に新型コロナウイルス検査で陽性と確認されたものの、「臨床上では症状が軽かったため、入院の理由にならなかった」としている。【翻訳編集】 AFPBB News

1269とはずがたり:2020/05/03(日) 04:18:20
ロシア 首相や閣僚 軍に感染広がり深刻な事態に 新型コロナ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200502/k10012415881000.html
2020年5月2日 19時34分

ロシアでは、新型コロナウイルスに感染した人が4月に入って急激に増えてこれまでに12万人を超え、感染対策を担う首相や閣僚、さらに軍の内部でも感染が広がるなど深刻な事態になっています。

ロシアでは、先月中旬から首都モスクワを中心に感染が拡大し、新たな感染者が2日の発表では9600人余りとなるなど1日数千人規模で増え続けて、これまでに12万人を超え、亡くなった人は1200人を上回っています。

先月30日には、感染対策を担うミシュスチン首相が感染して入院したのをはじめ、閣僚や政府高官、さらにロシア軍の内部でも感染が広がる事態となっています。

国営テレビも、感染者の急増でモスクワ市内の病院の集中治療室のベッドに空きがない状況を詳しく伝え、医療態勢もひっ迫しているとみられます。

感染者が急増した背景として、ロシア政府がすべての国際線の運航を停止した3月下旬までにイタリアなどから多くの人が帰国したことや、これまでに390万人以上を対象にウイルス検査を行うなど検査態勢を強化したことがあるとみられます。

ロシア政府は、3月下旬から全国一斉の休業措置をとり、モスクワでは徒歩での買い物などを除いて外出する際には当局が発行する電子通行証の携帯を義務づけ、違反者には罰金を科すなどの対策を進めています。

しかし、感染拡大に歯止めがかからないことから、プーチン大統領は先月28日、国民に対して「個人の無制限な自由が人々の命を脅かしかねない」と警告し、休業措置を少なくとも今月11日まで延長するなど対策を徹底させる方針を示しています。
大統領の支持率 ここ数年で最低に
プーチン大統領は、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない現状に加えて、財政の根幹をなす原油などエネルギーの価格急落という二重苦に見舞われ厳しい状況に立たされています。

ロシアでの感染者は、3月末の時点で2300人ほどと、ヨーロッパ各国に比べて少なく、プーチン大統領は、「事態はコントロールできている」と強調していました。

しかし、先月中旬から、新たな感染者が1日数千人規模で増え続け、プーチン大統領は地方の知事などを集めて開いたテレビ会議で「きちんと対応できないのであれば犯罪的な職務怠慢とみなす」と強い口調で対応を求めるなど、急激な感染拡大にいら立ちを示しました。

また、原油価格は、一時、プーチン大統領が初めて就任した20年前の水準にまで下がるなど、財政の根幹をなすエネルギーの価格急落で経済も深刻さを増しています。

ロシアの世論調査機関が3月に実施した調査では、かつて80%以上を誇った大統領の支持率は63%とここ数年で最低となりました。

1270とはずがたり:2020/05/03(日) 04:18:46
>>1269-1270
さらに、新型コロナウイルスの感染拡大は、プーチン大統領が重視する政治日程にも影響を与えています。

プーチン大統領が再び大統領選挙に立候補することを可能にする憲法改正の是非を問う国民投票は、先月22日に行われる予定でしたが、延期に追い込まれました。

また、安倍総理大臣など各国の首脳を招待して今月9日に行われる予定だった、ナチス・ドイツに対する戦勝記念75年の大規模な祝賀行事も延期となりました。

プーチン大統領には、憲法改正をめぐる国民投票で高い支持を得て、戦勝記念の行事で改めて内外に存在感をアピールして強大な影響力の維持をはかるねらいがあったとみられますが、こうしたもくろみが外れた形となり、一転厳しい状況に立たされています。
ロシア経済に深刻な影響
新型コロナウイルスの感染拡大は、ロシア経済にも深刻な影響をおよぼしています。

ロシアでは、3月末から全国一斉の休業措置と首都モスクワなど主要都市での外出制限が行われ、多くの工場が一時操業を停止し、ほとんどの飲食店も休業を余儀なくされています。

また、感染拡大にともなう世界的な需要の落ち込みによって原油価格は一時20年前の水準に下落し、ロシア経済を支える石油やガスの大手企業の大幅な減収が見込まれています。

さらにロシアは、財政のおよそ4割を石油やガスに依存していることから財政悪化は避けられないとみられています。

民間のシンクタンクは、ことし1年間の経済成長率が最大でマイナス12%に落ち込むとする厳しい予測を発表し、中央銀行も、マイナス4%からマイナス6%になると、大幅に下方修正しました。

原油価格の急落と連動して通貨ルーブルもドルとユーロに対して大幅に値下がりし、輸入品を中心に物価の上昇が懸念されています。

こうした状況を受けて、南部の都市ウラジカフカスでは先月20日、およそ1000人の市民が、地方政府の庁舎前に集まって収入の減少に抗議し、警察に拘束される人も出ました。

プーチン政権は、経済の低迷が続いた場合、国民の不満が高まり、抗議集会などが各地に広がることを警戒しています。
専門家“プーチン政権へ批判高まる可能性”
ロシアの民間銀行「ロスバンク」のエコノミスト、アンナ・ザイグリナさんは、ロシア政府がとった臨時休業や外出制限といった措置の影響について「最初の1週間となった4月の第1週だけで、国民の11%が、仕事を失ったり収入が減少したりした」と述べ、すでに大きな影響が出ていると指摘しました。

ロシア政府は、中小企業を支えるため、日本円で4兆円規模の資金を拠出するとしていますが、ザイグリナさんは「中小企業が4月分の休業支援金を受け取るための申請は5月にしかできない。実際に資金を受け取れるのは早くても5月末になる」と述べ、早急な資金の手当てが必要だとしています。

そして、「この先2〜3か月以内に政府が、大多数の企業を支援するための現実的な方策を取らなければ、政府に対する世論は確実に悪化する」と述べ、経済の悪化に対応できなければプーチン政権への批判が高まる可能性もあるという考えを示しました。

1271チバQ:2020/05/06(水) 12:15:18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050600206&g=int
保健相を解任 新型コロナ感染拡大―タジク
2020年05月06日07時35分



 【ドゥシャンベAFP時事】中央アジアのタジキスタンで5日、オリムゾダ保健相が解任された。タジクは、新型コロナウイルスの感染者はいないと主張してきたが、4月30日に突如、15人の感染が判明。感染が次々判明し、5日の時点で300人に迫り、5人が死亡した。
 4月に検察高官が呼吸器疾患で死亡し、臆測が広まったが、保健省は豚インフルエンザに感染しただけだと打ち消していた。今回の感染拡大の詳細について政府は口を閉ざしているが、地元メディアは、軍で広まっていたほか、政治家や企業家、その家族が感染していると報じた。旧ソ連構成15カ国で、感染者ゼロなのは同じ中央アジアのトルクメニスタンだけとなっている。

1272チバQ:2020/05/06(水) 12:16:51
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050500365&g=int
プーチン氏就任20年 新型コロナで難局―ロシア
2020年05月06日07時12分


テレビ会議に臨むロシアのプーチン大統領=4月29日、モスクワ郊外(EPA時事)
テレビ会議に臨むロシアのプーチン大統領=4月29日、モスクワ郊外(EPA時事)

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領(67)が2000年5月に就任してから7日で20年となる。プーチン氏は今年、自らの5選出馬に道を開く憲法改正を主導し、求心力拡大を狙っていたが、新型コロナウイルスの感染拡大でシナリオに狂いが生じた。コロナ禍で経済への打撃も大きく、難しい局面に立たされている。
 プーチン氏は1月に改憲を提案。本来は立候補できないはずだった24年次期大統領選への出馬を可能にする内容が3月に盛り込まれ、4月22日に改憲の是非を問う全国投票が予定されていた。
 5月9日にはモスクワで各国首脳を招いた戦勝記念行事を計画。改憲を成立させた上で華々しく行事を行い、就任20年のプーチン氏の指導力を内外に誇示する筋書きを描いていたが、全国投票も戦勝記念行事も新型コロナの感染拡大で延期になった。
 ロシアの感染者数は3月末に約2300人だったが、その後急増し、今月5日時点で約15万5000人と歯止めがかかっていない。「状況はコントロールされている」と強調してきたプーチン氏も4月末、「非常に厳しい状況にある」と危機感をあらわにした。ミシュスチン首相ら政権幹部も感染し、不安は広がっている。
 世界的な原油価格の急落も追い打ちを掛ける。ロシアは国家予算の35%程度を石油・天然ガス関連の歳入に依存。油価下落に加え、ロシアは新型コロナの感染拡大を受け、3月末から経済活動を抑制する「非労働期間」に入っており、欧米の制裁で停滞する経済は一層減速する見通しだ。ロシア中央銀行は今年の経済成長率をマイナス4〜6%と予測した。
 世論調査によれば、プーチン氏の支持率は昨年末の68%から3月は63%に下落。政権の新型コロナ対策をめぐり4月に一部の地方で抗議デモが起きたほか、野党勢力はインターネット上での抗議活動を散発的に開催している。ただ、こうした動きは大きなうねりにはなっておらず、政治評論家のミハイル・ビノグラドフ氏は「プーチン氏のキャリアの中で容易ではない時期ではあるが、危機的とまでは言えない」とみている。

1273チバQ:2020/05/08(金) 17:39:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200508-00000088-jij-int

ジョージア元大統領が政界復帰 亡命先のウクライナで


5/8(金) 14:31配信

時事通信







ジョージア元大統領が政界復帰 亡命先のウクライナで


ウクライナのゼレンスキー大統領と会談後、記者団の質問に応じるジョージア(グルジア)のサーカシビリ元大統領=4月24日、キエフ(AFP時事)


 【モスクワ時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、ジョージア(グルジア)のサーカシビリ元大統領を国内改革に関する諮問委員会の委員長に起用すると発表した。

 ジョージアで失脚したサーカシビリ氏は亡命先のウクライナでも一度は国外追放されたが、しぶとく政界に復帰した。

 親欧米派のサーカシビリ氏は2003年のジョージアの政変「バラ革命」を主導し、04年に大統領に就任。2期目の08年にロシアとの紛争を起こした。13年の任期満了後に職権乱用などの罪に問われてウクライナに亡命。反ロシアで立場を同じくしていたウクライナのポロシェンコ大統領(当時)に地方知事に起用されたが、関係が悪化して国籍を剥奪され、18年に国外追放となった。

1274チバQ:2020/05/08(金) 18:14:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200508-00000531-san-eurp

特派員発 反政権強める「プーチンの子供たち」


5/8(金) 15:35配信

産経新聞







特派員発 反政権強める「プーチンの子供たち」

 ロシアのプーチン大統領は5月7日、最初の大統領就任から20年の節目を迎えた。強権的な統治手法を用いつつも、ソ連崩壊に続く1990年代の混乱を収束させ、政治、経済、軍事でロシアを再興させた「救世主」とみなされ、安定した支持を保ってきた。しかしロシアでは今、プーチン流の統治に拒否感を抱き、拘束されるリスクも顧みず反政権デモに参加する若者が増えている。こうした若者層はなぜ形成され、何を望んでいるのか-。現体制下で育った“プーチンの子供たち”の実情を追った。

 「プーチンなきロシアを!」「(プーチン体制の永続化を可能にする)憲法改正に反対!」

 新型コロナウイルスの感染拡大で外出制限が取られる前の2月29日、モスクワ中心部で2時間にわたり、こうしたシュプレヒコールが響き渡った。プーチン体制の批判者で、2015年に同市の路上で射殺されたネムツォフ元第1副首相の追悼デモの一場面だ。

 デモは市当局の許可の下で開かれ、民間集計団体によると、約2万2千人が参加した。同氏殺害事件では実行犯らが検挙されたが、支持者側は「政権周辺が殺害を命じた可能性がある」と主張。追悼デモを毎年開き、再捜査を求めてきた。政権側は反政権的なデモの実施を許可しないことが多いが、同氏の追悼デモは“ガス抜き”のため許可しているとみられている。

 ただ、この日のデモは例年とは少し様子が違った。参加者が昨年から1万人以上増えた上、若者の姿が目立っていたのだ。「性的少数者の迫害をやめろ」「インターネットを規制するな」などと、追悼と直接関係のないスローガンも掲げられ、露メディアは「デモは(政権側が抑圧する)リベラル的主張の見本市の様相を呈した」と報じた。

 近年のロシアではこのほかにも、18年夏の年金支給年齢引き上げや19年6月に起きた政権批判派記者の逮捕、昨秋のモスクワ市議会選の不正疑惑などに対する大規模な抗議デモが続発している。とりわけ無許可デモでは若者を含む多数の参加者が拘束されてきた。それでもデモに参加する若者は後を絶たない。

■権力硬直化に拒否感

 何が若者を駆り立てているのか。デモに参加する若者らに取材すると、現体制下で進んだ権力の硬直化に一様に拒否感を持ち、自由で公正な社会を望む若者層の意識が浮かび上がった。言語学や経済学を学ぶ一般的な大学生や大学院生が目立ち、「反体制活動家」のイメージからは遠い。

 その一人がセラフィムさん(19)。プーチン氏を「(14年のクリミア併合で)ロシアとウクライナを断絶させ、米国などの制裁で経済危機を招いた。憲法改正の是非を問う国民投票も形式的なものにすぎない」と批判する。デモに参加したのは「不当な統治に国民は飼い慣らされず、国民には団結する力があり、そして『沈黙は破滅』だということを政権側や社会に示すため」だという。

 何がロシアの問題だと思うか尋ねると、イワンさん(19)は「汚職、政治的な自由のなさ、憲法の私物化、貧困の拡大、他国に移住する国民の増加だ」と指摘。エリザベータさん(19)も汚職や特権階級の存在、政権交代の不在などを挙げ、「若者は新しい政治家の登場など、変化を求めている」と話した。

 デモへの参加には当局による拘束や政権側から要注意人物とみなされるリスクがある。それでも若者は、変革をもたらしうる数少ない手段としてデモに望みを託している。プーチン政権は選挙から反体制派候補を排除するなど現体制に有利な政治システムを構築しており、意思を表明する機会に乏しいからだ。

1275チバQ:2020/05/08(金) 18:15:08
■「過去の功績」知らず

 ロシアでは10年以上前から、政権の規制が緩いインターネットで民主主義圏の情報に触れ、自国の不自由さに不満を抱く一定の若者層が形成されてきた。

 ただ、最近の若者層の間で反政権意識が強まっていることについて、露独立系調査機関「レバダ・センター」副ディレクターで、若者の意識調査に携わってきたデニス・ボルコフ氏はプーチン政権の長期化が影響しているとみる。

 「ロシアではここ2、3年、社会全体が政権に対して批判的になりつつある。背景には政権長期化への疲労感があり、(プーチン氏の支持率を跳ね上げた)クリミア併合の熱狂も消えたてきている」

 一方、リベラル派野党「ヤブロコ」幹部のアレクサンドル・グネズディロフ氏は、大メディアがプーチン政権の宣伝機関と化し、議会の主要政党や裁判所がプーチン氏の決定を追認するだけであるという「国の虚偽性」への不満が若者をデモに突き動かしていると分析している。

 最近の若者層で反政権意識が強まっている一因には、彼らが世代的にプーチン氏の“功績”を体験していないこともある。

 ソ連崩壊後の1990年代のロシアでは、資本主義導入で大インフレが発生。店からはモノが消え、マフィアが台頭して犯罪が多発した。政治と癒着した新興財閥は血みどろの利権争いを展開。警察官も住民に公然と賄賂を要求するなど、社会は無秩序状態に陥った。そこに登場したプーチン氏は当時の原油高も背景に経済や治安を回復。外交や軍事面でもロシアを再び「強国」に押し上げた。

 実際、50代以上のロシア人からは「多少は不自由でも、人が死なず飢えもない今の方がましだ」「プーチンは国に栄光を取り戻した」との意見がしばしば聞かれる。こうした見解について、取材した若者らは「生まれる前のことなので分からない」「大統領なら当然の仕事で、功績とは呼べない」などと話した。世代間の隔たりは大きい。

 プーチン氏を中心とする強固な統治システムが構築されているロシアでは当面、現在の体制が続く見通しだ。それでも次の時代を担う若者世代の反政権機運の高まりは、ロシアを変革する可能性を予感させる。

    ◇

■SNS世代、高まる国への失望

 ロシアの若者層におけるプーチン大統領への反発が他世代より強いことは世論調査でも明らかだ。

 現行憲法では任期制限により不可能だった2024年の大統領選へのプーチン氏の出馬を可能にする憲法改正を露議会が今年3月に承認したことについて、露独立系調査機関レバダ・センターは同月、「議会の決定に賛成するか」との世論調査を実施し、1624人から回答を得た。

 それによると、回答全体では賛成(48%)と反対(47%)がほぼ拮(きっ)抗(こう)していたが、「18〜24歳」の若者層だけで見ると、反対(61%)が賛成(35%)を大きく上回った。やや上の世代の「25〜39歳」でも半数以上の56%が反対と答え、賛成は40%だった。

 一方、「55歳以上」では60%が賛成で、反対は34%。若い世代ほど、憲法改正によって現体制が永続化することへの反発が強いことが分かった。

 反対すると答えた理由は世論調査から明らかになってはいないが、同センター副ディレクターのデニス・ボリコフ氏は「若者層にとってプーチン氏は『老いて非現代的な、過去から来た人物』となっている」と分析。プーチン氏は67歳。経済低迷や強権的な統治の長期化なども反発の背景にあるとみられる。

 また、同センターが昨年9月に実施した「他国に移住したいか」との調査では、「18〜24歳」の53%が「したい」と回答。1990年の調査開始以来最高となった。ロシア人の愛国心が高揚したクリミア併合直後の2014年5月の調査では「したい」は22%で、若者層の国への失望の高まりが表れている。

 若者の反体制機運の強まりの背景には、若者の情報の取得源が、政権の統制下にあるテレビではなく、より自由で政権批判的な傾向が強いインターネットに移行していることもある。

 同センターが今年1月に行った「情報の主な取得源」を尋ねた調査によると、「18〜24歳」の半数がSNSと回答。テレビは3分の1にとどまった。「25〜39歳」「40〜54歳」「55歳以上」では半数以上がテレビと回答した。(小野田雄一)

【記事のポイント】

・プーチン体制下で育ったロシアの若者層に反政権機運が高まっている

・拘束リスクも顧みずに反政権デモに参加し、社会の変革を要求

・プーチン大統領の“功績”の未体験、インターネットの発達も背景に

1276とはずがたり:2020/05/08(金) 22:31:32

だいぶ前の記事だけど

大統領権限弱める改憲法案、プーチン氏が提出…任期切れ後の権力維持狙いか
https://www.yomiuri.co.jp/world/20200120-OYT1T50287/
2020/01/21 07:18

 【モスクワ=工藤武人】ロシア国営テレビなどによると、プーチン露大統領は20日、大統領や議会の権限見直しを柱とする憲法改正に関する法案を議会下院に提出した。プーチン氏は15日の年次教書演説で憲法改正を提案したばかりで、素早い対応となった。2024年の大統領任期切れ後の実権維持を見据えた準備が急ピッチで進んでいる。

 法案は21ページで、改正点は20項目以上ある。改正項目は、大統領が強い権限を持っている首相の任命について下院に承認権を付与したり、地方知事らで作る大統領の諮問機関「国家評議会」を憲法に明記したりするなど、議会などの権限を強化し、大統領の力を相対的に弱める改正が中心だ。

 また、大統領任期の上限を「連続2期」としている現行の規定については、「通算2期」に改める。これにより、改憲後に就任する大統領の長期政権を防ぐ狙いがあるとみられる。プーチン氏は18年から連続2期目、通算4期目に入っており、6年間の任期が切れる24年5月に退任を余儀なくされる。2000年から実権を握るプーチン氏が任期切れの後も絶大な影響力を保つとの見方が支配的だ。

1277チバQ:2020/05/10(日) 21:46:36
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20200510-567-OYT1T50105.html
窓から転落死する医師、ロシアで続々…脆弱な医療態勢を公表しないよう圧力か
2020/05/10 20:50読売新聞

 【モスクワ=工藤武人】新型コロナウイルスの感染が拡大しているロシアで4月下旬以降、医師の転落死が相次いでいる。ロシアでは、 脆弱 ぜいじゃくな医療態勢を公表しないよう当局が病院や医師に圧力をかけていると指摘されており、背景に関心が集まっている。

 インターネットメディア「メドゥーザ」などによると、東シベリアのクラスノヤルスク地方で4月下旬、病院5階の窓から転落した院長代理の女性医師が今月1日に死亡した。女性医師はテレビ会議で、当局からの感染症患者受け入れ要請を、態勢不備を理由に拒否していたという。

 また今月2日には、南西部ボロネジ州の男性救急医が窓から落ち、重体となった。救急医は4月下旬、自身の感染確認後も勤務を続けるよう求められていたと公表していた。

 このほか、モスクワ郊外の病院の救急医療責任者だった女性医師も4月24日に、窓から落下して死亡した。勤務先の病院で集団感染が起きた責任を問われ、自殺したとの見方が出ている。

1278チバQ:2020/05/12(火) 11:45:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000000-jij-eurp

コソボ首相、隔離 新型コロナ


5/12(火) 0:14配信

時事通信







コソボ首相、隔離 新型コロナ


コソボのクルティ首相=2月26日、プリシュティナ(AFP時事)


 【プリシュティナAFP時事】旧ユーゴスラビアのコソボのクルティ首相は11日、新型コロナウイルス感染者と「濃厚接触した」官僚の存在が判明したため、自主的に隔離生活に入ったと公表した。

 自身のフェイスブックに「官邸で執務しない。本日が初日だ」と書き込んだ。官僚の検査結果が分かるまでアパートから出ない。

1279チバQ:2020/05/14(木) 13:31:35
https://toyokeizai.net/articles/-/349906

コロナ激震地ロシアでプーチンがはまった暗路

75年前の戦勝の記憶は国民の生活を救えない

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亀山 陽司 : 著述家、元外交官
著者フォロー

2020/05/14 5:35
ロシアの新型コロナウイルス感染者の増加に歯止めがかからない。ここ最近は連日1万人を超える新規感染者を記録し、軍の内部にも数千人規模で感染者が出ている。新型コロナウイルス危機対策センターによれば、5月13日時点で国内感染者の累計は24万2271人、死者は2212人に達した。

ロシアは3月下旬に感染が少しずつ拡大し始めた時期にすべての航空便の国際線を原則停止するなど、迅速に先手の対応を取ってきた。モスクワ市においては外出を許可制とするなど、徹底的な外出制限措置も導入している。それにもかかわらず、感染者の爆発的な拡大を抑えられないでいる状況は、プーチン政権にとっては大きなストレスであろう。

そのような中、5月11日にプーチン大統領は、医療体制の強化により、ベッド数や人工呼吸器は十分な数があるとして、国全体の一斉休業期間終了を宣言し段階的に制限を緩和すると発表した。時期尚早とも思えるこの決断の背景には何があったのか。

プーチン大統領は、コロナ騒動のために、2つの大きな行事を犠牲にすることとなった。

1つは、4月22日に予定されていた憲法改正のための国民投票が無期限に延期されたことである。この憲法改正が成立すれば、大統領任期は通算2期までという制限が課されるはずだった。

現行憲法では、連続2期までとなっているので、間に他の大統領を挟めば、何度でも大統領になることができたが、それができなくなる。ただし、この規定は現職を含む過去の大統領経験者は計算されないとされており、現在4期目のプーチン大統領は、現在の任期が終わる2024年の後、さらに2期12年大統領になる道が開かれることになる。

プーチン政権の思惑は何か

プーチンは、大統領に就任した2000年以降、すでに20年以上もロシアを導いてきたわけだが、事実上の終身大統領になることも可能なはずだった。しかし、3月25日のプーチン大統領による国民投票延期の発表は、コロナに関する国民に対する支援策の前置きのような形で実にあっさりと簡潔なものだった。

犠牲となったもう1つの行事は、「偉大なる勝利の日」である5月9日の対独戦勝記念日に予定されていた軍事パレードである。軍事パレードの延期の発表は4月16日だった。

国民投票も軍事パレードも、コロナウイルスの感染防止の観点からは同様に避けるべき3密の行事であり、国民投票を延期した時点で、軍事パレードも併せて延期となってもおかしくなかったが、軍事パレードの延期決定はぎりぎりまで発表されなかったのである。

この2つの行事への対応から、プーチン政権の複雑な思惑が見て取れる。

まず、憲法改正だが、国民投票の延期の発表の中で、「私がこれ(憲法改正)をどれほど真剣に考えていることか」と述べている。それほど周到に用意してきたものであれば、国民投票を延期するのは難しい決定だったとも思えるが、上述のとおり、発表自体は事務的とも言える簡潔さだった。

コロナ騒動のあおりを受けて、延期せざるをえなくなったこと自体は無念だったが、感染を恐れる国民が投票に行かず、国民投票の投票率が低迷することは一層避けたい事態であったと思われる。

それはこの憲法改正の正当性を損なう事態である。ならば、コロナが収まるのを待って、改めて実施するほうがましだというわけだ。そう考えると、大事を取って投票を延期するのは、当然の判断だった。ちなみに、延期発表の3月25日時点での感染者数はまだ数百人規模にすぎなかった。

一方、5月9日の戦勝記念日の延期を発表した4月16日時点の感染者数は約2万8000人規模であり、しかも前日から3000人以上増加している。これほどの事態になるまで、プーチン大統領は軍事パレードの延期の発表に踏み切らなかった。どうしても戦勝記念日を祝いたかったのである。なぜ、ここまで戦勝記念日を重視するのだろうか。

1280チバQ:2020/05/14(木) 13:32:05
今年の5月9日はどんな意味を持っていたのか

5月9日は、ロシアにとって第二次世界大戦におけるナチスドイツの降伏を記念した祝日であり、対独戦勝記念日だ。単に「勝利の日」とも呼ばれている。

クレムリンの隣の赤の広場で大々的に式典を実施し、モスクワ市内中心部で戦車や装甲車が行列となって進む軍事パレードが挙行される。最新兵器を含め、ロシア軍が誇る兵器の展覧会のような様相を呈する。

しかも、今年は戦後75周年ということで、世界各国の首脳が招待されており、もし、コロナがなかったならば、安倍晋三首相も出席したであろうし、ロシアにとって久々の国際的な晴れ舞台となったであろう。

久々というのは、2014年のクリミア「併合」以来、欧米との関係が悪化しており、国際舞台でロシアが脚光を浴びるようなイベントが皆無となっていたからだ。

そして、戦勝記念日の真の重要性は、ロシア国民向けの行事であり国内統合の要となる「儀式」であることだ。ロシアは第二次世界大戦で2700万人とも言われる史上最大の犠牲者を出している。小さな国であれば全滅してもおかしくない、とんでもない規模の犠牲だ。

ドイツ軍は、モスクワ近郊まで迫ってきており、ソ連軍は辛うじてモスクワを防衛したものの、首都を占領されかかった経緯もある。それにもかかわらず、ソ連赤軍は不屈の精神で史上有名なスターリングラードの戦いやクルスク戦車戦など重要な緒戦を制し、連合軍を勝利に導くのである。

少なくともロシアは、ドイツの降伏の一番の功労者は自分たちだとの強い自負を持っている。世界をファシズムの脅威から解放した正義の軍だというわけだ。

今年の5月9日の戦勝記念日では軍事パレードや大規模な式典は実施されなかったが、プーチン大統領の演説や無名戦士の墓への献花など最小限の行事は実施された。その演説の中でプーチン大統領は、「ソ連軍人が祖国のみならず、欧州を解放し、世界を防衛した」と述べている。

また、ロシアにとって「『勝利の日』は最も重要で尊い祝日だ、その精神的、道徳的意味は偉大であり、神聖なものだ」としている。プーチン大統領は、第二次世界大戦を一つの歴史的な出来事として見ているのではなく、ロシア国家にとっての神聖なる出来事として受け止めているのだ。

さらにプーチン大統領は、祖国を守ったロシア国民の先祖たちの自己犠牲の精神に触れ、異なる民族出身者が前線や銃後で支えあったとして、多民族からなるロシア国家の精神的な一体感を喚起している。

プーチン大統領の意図は明白である。ロシアは今一つにならなければならないと訴えているのである。これがプーチン大統領の歴史観であり国家観だ。ここに、5月9日がロシアの国家統合の要だという理由がある。

5月9日の演説では直接コロナに言及することはなかったが、「ロシア国民が一体となれば、決して負けることはない」と締めくくっている。「世界をファシズムの惨禍から救った偉大なる国」は、コロナにも打ち勝つことができるとのメッセージと聞くこともできる。

1281チバQ:2020/05/14(木) 13:32:57

世論からは批判の声も

コロナ対策に関しては、ロシアの世論は、プーチン政権の思惑とは一致していない。4月20日、ロシア国内の北オセチアで外出制限に関し、1000人規模の抗議デモが起きている。

ロシアの主要な世論調査機関である「レヴァダセンター」によれば、政権による外出制限をはじめとする施策に対する国民の評価は半分に割れている。46パーセントは政府の対策を評価、48パーセントは不満を表明している。

不満を表明している層もさらに2つの傾向に割れている。一方は都会の若者や高学歴層で、制限措置が過剰だと感じており、もう一方は貧困層、低学歴層、地方の小都市住民で、経済的支援措置が不十分だと感じているという。北オセチアで起きた抗議デモはまさに後者の代表である。

ちなみに北オセチアは、チェチェンの近隣地域であり、テロリストの土壌にもなっている地域である。コロナ拡大前から外務省の渡航中止勧告の対象地域だ。

さらに、ロシアには経済統計に表れない非公式経済、非公式雇用とされる中小企業や個人事業者が2500万人もいると言われており、こうした人々はコロナの影響がより深刻である。国の支援策の対象ともなりにくいであろう。

プーチン政権にとって問題なのは、こうした地方の小都市住民のほうが、政権支持層であり票田であるという実態である。モスクワなど大都市のリベラルな高学歴層は、もともと政権に批判的な傾向を有しているが、今回は、地方の穏健派にも不満が広がる可能性がある。

「レヴァダセンター」のグドコフ氏は、「ロシア人の我慢」は、あと2か月程度で限界に達するだろうとの見解を示している。今後、北オセチアでのような非公認の抗議デモが各地で発生する危険性もある。仮に、このような形で生活を脅かされた人々が抗議活動を行うことになる場合には、これまでのリベラルな学生を中心とする反政府デモとは性質がまったく異なり、プーチン政権を大きく揺さぶる可能性もある。

この危機をプーチン政権は乗り越えることができるか

プーチン政権は、国内での批判が高まってくると、責任を外的要因に転嫁することで乗り切ってきた。例えば、2014年のクリミア「併合」は欧米との関係を決定的に悪化させたが、支持率を強く押し上げる結果となった。ロシアは長く外敵に脅かされてきた歴史を持つがゆえに、「悪いやつらがわれわれロシア人をいじめている」とのストーリーが容易に受け入れられる傾向がある。

しかし、今回のコロナ禍は、ロシアだけでなく全世界を分け隔てなく平等に襲っている。アメリカでさえ最大の感染者と犠牲者を出しているから、そうした外敵によりロシアが攻撃されているという筋書きは通用しない。

以前の記事『ロシアでコロナ急増「異民族襲来」に例える危機』で紹介したが、4月9日の全国首長会議でプーチン大統領は、コロナ禍を異民族の襲来に例えた。しかし、生活の手立てを失いつつある国民が見ているのは、コロナという「異民族」ではなく、政府の支援策である。対策の不備が目立てば、延期となった憲法改正国民投票の結果にも影響を与えかねない。

こうした国内的背景に加え、欧州各国が段階的に制限措置を緩和し始めたことから、ロシア政府としても対策の成功をアピールする必要があると考え、5月11日に、制限措置の緩和に踏み切ったと考えられる。プーチン大統領は、医療体制の強化により感染者への対応は十分に可能としているが、今回の判断が吉と出るか凶と出るかで、今後の政権運営の明暗が分かれよう。

コロナ後のロシア国民は、「偉大なるロシア」という国家像を維持することで、引き続きプーチン大統領の下での安定を求めていくのか、それとも、プーチン後を見据えて新たな未来像、国家像を求めていくことになるのか。75年前の戦勝の記憶は、コロナ禍に揺らぐロシア国民の統合をとどめることができるだろうか。

1282チバQ:2020/05/20(水) 09:08:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200519-00000038-jij_afp-int

新型コロナ感染のロシア首相、公務に復帰 大統領府発表


5/19(火) 18:37配信

AFP=時事







新型コロナ感染のロシア首相、公務に復帰 大統領府発表


ロシアのミハイル・ミシュスチン首相(2020年4月30日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】(更新)ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は19日、新型コロナウイルスに感染していたミハイル・ミシュスチン(Mikhail Mishustin)首相が治療を終えて公務に復帰すると発表した。

 ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は、ミシュスチン首相に通常の公務を担うよう命じる政令に署名。

 今年初めにプーチン大統領が突如首相に任命したミシュスチン氏は入院していたものの、政府のビデオ会議への参加は続けていた。

 プーチン大統領はミシュスチン氏から新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たとの報告を受けた後、首相代行としてアンドレイ・ベロウソフ(Andrei Belousov)第1副首相に公務を引き継がせていた。

 ミシュスチン氏の回復状況などの詳細については公表されていない。【翻訳編集】 AFPBB News

1283チバQ:2020/05/24(日) 21:45:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052200722&g=int
チェチェン独裁者、新型コロナに感染か モスクワに緊急搬送
2020年05月22日14時21分


ロシア南部チェチェン共和国の独裁者カディロフ首長=2019年10月、リヤド(EPA時事)
ロシア南部チェチェン共和国の独裁者カディロフ首長=2019年10月、リヤド(EPA時事)

 【モスクワAFP時事】ロシア南部チェチェン共和国の独裁者カディロフ首長(43)が新型コロナウイルス感染の疑いでモスクワの病院に空路、緊急搬送された。ロシアの通信各社が21日、一斉に伝えた。
 タス通信は医療関係者の話として、容体は「落ち着いている」と伝えた。ロシア通信によると、チェチェンの新型コロナ対策をカディロフ氏は「一人で仕切っていた」(側近)。自主的に隔離しない感染者は「テロリストだ」と非難、地獄へ送ると警告していた。

1284チバQ:2020/05/24(日) 23:12:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab628c8119098f09d3c0408df69b6b2fa20975df
チェチェン共和国トップ感染の疑い、モスクワで治療…政情不安定化の懸念
5/24(日) 19:42配信

読売新聞オンライン
 【モスクワ=工藤武人】ロシア南部チェチェン共和国トップのラムザン・カディロフ首長(43)が新型コロナウイルスへの感染が疑われ、モスクワで治療を受けているとタス通信などロシアの通信社が一斉に報道し、容体が注目されている。

 プーチン露大統領から独裁体制を容認されてきた親ロシア派のカディロフ氏が実権を失えば、ロシアからの独立を目指すイスラム武装勢力がくすぶるチェチェンの政情が不安定化する恐れもある。21日のタス通信の報道によると、カディロフ氏は航空機で搬送され、容体は「安定している」とされている。イスラム教のラマダン(断食月)終了を祝う23日のビデオメッセージにも、姿は見せなかった。

 ロシア軍は1994年と99年にチェチェンに軍事侵攻し、独立を封じている。

1285チバQ:2020/05/24(日) 23:14:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/39de791cbc08981843f16a517d3c1cecabe9f0f8
モスクワで5万人に抗体検査、市民の12.5%が感染
5/24(日) 12:27配信

CNN.co.jp
ロシア首都モスクワで新型コロナウイルスの抗体検査が行われ、市民の約12.5%が感染していたことがわかった

(CNN) ロシアの首都モスクワで実施された新型コロナウイルスの抗体検査で、市民の12.5%前後が感染していたことを示す結果が発表された。

検査は市当局が今月15日から正式に開始し、5万人以上を対象に実施した。市内30カ所の医院を指定し、無作為に抽出された市民が出向いて無料で検査を受けた。同市では医療従事者や患者らの抗体検査も行われている。

保健当局の責任者は声明で、感染が判明した市民の割合が高いことから、同市のロックダウン(都市封鎖)措置は段階的に緩和される可能性があるとの見方を示した。

市当局によれば、この検査は感染拡大対策の根拠とする目的で実施された。保健当局者らはスペイン・マドリードなどの結果と比較し、早い時期から感染が広がった他都市に匹敵する数字だと指摘している。

1286チバQ:2020/06/02(火) 23:48:12
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060200800&g=int
改憲投票、コロナ禍でも強行へ プーチン氏、続投へ焦り―ロシア
2020年06月02日20時31分


1日、モスクワ郊外ノボオガリョボでのテレビ会議で、笑顔を見せるロシアのプーチン大統領(EPA時事)
1日、モスクワ郊外ノボオガリョボでのテレビ会議で、笑顔を見せるロシアのプーチン大統領(EPA時事)

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は1日、自らの5選出馬を可能にする憲法改正の是非を問う全国投票を7月1日に実施すると発表した。当初は4月の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた。ただ、ロシアの感染者数は世界で3番目に多く、最近も連日9000人前後のペースで増加が続く。野党勢力は「国民の生命と健康を危険にさらそうとしている」と非難している。

 プーチン氏は1日のテレビ会議で「(新型コロナをめぐる)状況は徐々に安定している。改憲に関する作業を再開する必要がある」と説明。投票に当たっては、感染防止が「最優先事項」だと強調した。
1日、再開されたものの新型コロナで閑散としたモスクワの展示会場「全ロシア博覧センター」の噴水前で遊ぶ母子(AFP時事)
1日、再開されたものの新型コロナで閑散としたモスクワの展示会場「全ロシア博覧センター」の噴水前で遊ぶ母子(AFP時事)

 プーチン政権が投票を急ぐのは、新型コロナの感染拡大に伴う経済活動の制限で国民の不満が高まっており、プーチン氏の支持率が下落傾向にあるためだ。独立系世論調査機関レバダ・センターによれば、プーチン氏の支持率は4、5月ともに59%で、就任以来最低を記録した。
 ロシア経済を左右する原油価格の急落もあり、ロシア政府によれば、4月の国内総生産(GDP)は前年同月比12%減の見通し。失業者も190万人に達した。こうした中で投票を先延ばしすれば、政権にとって厳しい結果になりかねないと判断したとみられる。
 政権は求心力回復に躍起になっており、プーチン氏は5月26日、同じく延期されていた旧ソ連の対ドイツ戦勝75周年を記念する軍事パレードを6月24日に開催すると表明した。盛大なパレードでプーチン氏の指導力をアピールした上で、全国投票に持ち込みたい政権の思惑が透ける。

1287チバQ:2020/06/17(水) 18:40:21
https://www.sankei.com/world/news/200617/wor2006170002-n1.html
【遠藤良介のロシア深層】ベラルーシ異変…揺らぐ欧州最後の独裁者


2020.6.17 05:00|

 ロシア・旧ソ連諸国で反政権デモが粉砕される現場を数多く見てきたが、空恐ろしさを覚えたのは、ロシアよりも隣国ベラルーシ(人口約950万人)の治安機関だった。「欧州最後の独裁者」と称されるアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が26年間にわたって君臨している国である。

 首都ミンスクで2011年、人々が拍手して政権に抗議するという“デモ”を取材した。約千人がただ歩道上を歩き、時折、一部の者が手をたたく。それだけの行動だったが、手をたたいた者には即座に私服の治安要員らが無言で襲いかかった。この国ではロシアをしのぐ独裁体制が敷かれ、反政権運動は萌芽(ほうが)にもならないうちに摘まれてきた。

 そのベラルーシで今、前例のない動きが起きている。次の大統領選を8月9日に行うことが先月発表されると、ルカシェンコ氏の有力対抗馬3人が名乗りを上げ、現職退陣を公然と要求し始めたのだ。

 ベラルーシでは立候補者の選管登録に有権者10万人の署名が義務付けられている。この署名運動が各地で広範な盛り上がりを見せる。5月末のミンスクでは、署名を求める反政権派運動員に有権者が約1キロもの列をなしたという。

 大統領の任期制限は04年に撤廃されている。今回の大統領選も「出来レース」となり、ルカシェンコ氏が容易に6選を果たすとみられていた。しかし、経済の低迷などで鬱積していた国民の不満が、新型コロナウイルスの感染拡大によって一気に増幅された。

 ルカシェンコ氏はコロナをめぐり、国境閉鎖や外出制限などの措置を一切とらなかった。コロナを恐れるのは「精神障害」で、「ウオッカを飲み、サウナに行くこと」が最善の感染予防策だと公言。プロスポーツの試合も軍事パレードも通常通りに行われてきた。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計では16日現在、ベラルーシの累計感染者数は約5万5千人、死者は300人強。これすらも実態をどれだけ表しているかは不明だ。国民はすっかり疑心暗鬼に陥り、独裁者が国民の健康に何の思いも致していないことを悟った。

 ルカシェンコ氏の対抗馬3人は(1)ロシア系銀行のトップを長年務めたババリコ氏(2)外務次官や駐米大使、ハイテクパークの所長を歴任したツェプカロ氏(3)起業家の人気ユーチューバー、チハノフスキー氏=拘束中=の妻-である。民主化や経済の自由化を訴えており、欧米との関係改善の必要性を認識している。

 むろん、3人の立候補登録が認められない可能性は高い。最有力とみられるババリコ氏の出身銀行には脱税などの容疑で捜査の手が伸びており、同氏が投獄される展開もあり得る。

 しかし、今回の大統領選に関しては、政権が対処を誤れば国民の怒りが暴発しかねない。ネット上の動画でルカシェンコ氏がゴキブリになぞらえられたのを機に、人々の間では「ゴキブリを止めろ」という過激なスローガンが広がっている。あるオンライン世論調査ではルカシェンコ氏の支持率がわずか3%と出た。


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 強権指導者が居並ぶ旧ソ連地域にあって、ベラルーシ情勢は潮目の変化を予感させる。今後、ベラルーシ併合をもくろんできたプーチン露政権がどう出るかにも注目する必要がある。(外信部編集委員兼論説委員)

1288チバQ:2020/06/18(木) 19:59:05
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061801002&g=int
カザフ前大統領がコロナ陽性
2020年06月18日17時23分


カザフスタンのナザルバエフ前大統領=2018年10月、ブリュッセル(AFP時事)
カザフスタンのナザルバエフ前大統領=2018年10月、ブリュッセル(AFP時事)

 【モスクワ時事】中央アジアの資源国カザフスタンのナザルバエフ前大統領(79)が新型コロナウイルスの検査で陽性と判定された。前大統領のサイトで18日、発表された。隔離措置を取り、執務は継続するという。
 同サイトは「心配には及ばない」と説明した。カザフで長年大統領を務めてきたナザルバエフ氏は昨年3月に任期満了を待たずに辞任。自らの年齢を考慮し、円滑な権力移行を進めるために辞任したと受け止められた。辞任後も安全保障会議議長と与党党首を務め、影響力を維持している。カザフの累計感染者数は約1万5000人で、死者は約100人。

1289チバQ:2020/06/19(金) 14:44:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/4df9f3a906e35c1640e5fae1082baaa96f0686b1

ベラルーシ大統領選の候補を拘束 政権側によるライバル排除か




6/19(金) 6:52配信


共同通信







ベラルーシ治安当局に拘束されたババリコ氏(ロイター=共同)
 【モスクワ共同】ベラルーシ治安当局は18日、8月9日の同国大統領選で出馬を目指す主要銀行元頭取ババリコ氏を拘束した。容疑は、4億3千万ドル(約460億円)超の国外不正送金など。タス通信が伝えた。同氏は6選を目指す現職のルカシェンコ大統領の主要対抗馬と目されており、政権側によるライバル排除の動きの可能性がある。

 1994年から大統領に君臨するルカシェンコ氏は、政敵排除やメディア統制で強権統治を確立し「欧州最後の独裁者」と称されるが、8月の選挙に向け、これまでは目立たなかった反政権デモが各地で頻発している。

1290チバQ:2020/06/21(日) 21:37:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/07a8bb295328a2212f242a6ebde55e02bcbb7143
対抗馬拘束、政権へ反発強まる 大統領選控え混乱も ベラルーシ

6/21(日) 7:10配信

 【モスクワ時事】8月9日に大統領選が予定される旧ソ連構成国ベラルーシで、6選を目指すルカシェンコ大統領の有力対抗馬と目されていた候補が金融犯罪の疑いで18日に捜査当局に拘束された。

 同候補の支持者は政権への反発を強めており、混乱が拡大する恐れがある。

 拘束されたのはロシア系銀行の頭取を長年務め、5月に出馬表明したビクトル・ババリコ氏(56)。捜査当局はババリコ氏を「不正行為の直接の首謀者」として、勤務先の銀行でマネーロンダリング(資金洗浄)などの不正を主導していたと主張した。ババリコ氏は立候補に必要な署名を集めており、拘束は政権側による政敵排除との見方が広がった。

 ババリコ氏の拘束以降、支持者らが首都ミンスクの街頭に集まって連帯を示しているが、現地からの報道によれば、19日には治安当局が一部の参加者を拘束した。

 ベラルーシでは1994年から大統領を務め、「欧州最後の独裁者」とも呼ばれるルカシェンコ氏が強権体制を敷いてきた。しかし、長期政権で国民の閉塞(へいそく)感が強まっていることに加え、新型コロナウイルスをめぐり楽観的な対応に終始したことへの不満が広がっているもようで、大統領選を前にルカシェンコ氏に逆風が吹いている。

1291チバQ:2020/06/22(月) 22:07:07
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2006220009.html
プーチン氏、大統領続投「除外せず」 エリート層の対立牽制か
2020/06/22 10:24産経新聞

 【モスクワ=小野田雄一】ロシアのプーチン大統領は、現行憲法上は不可能な2024年以降の大統領続投を可能にする憲法改正が実現した場合、「次回の大統領選に立候補する可能性を除外しない」との考えを示した。21日に国営テレビが放映したインタビューで語った。

 プーチン氏の発言には、自身が大統領を続投する可能性を示唆することで、露政界や経済界のエリート層の間で「ポスト・プーチン」をめぐる内部対立が起きるのを牽制(けんせい)するとともに、現政権がレームダック化することを避ける狙いがあるとみられる。

 プーチン氏はインタビューで、次期大統領選への出馬を否定しない一方、「まだ何も決めていない」とも述べた。その上で、「それ(改憲)が達成されない場合、今から2年後には政権上層部は次期大統領探しを始め、本来の仕事をしなくなる。それを私は経験から知っている」とし、「後継者探しではなく、仕事をする必要がある」と述べた。

 ロシアの現行憲法は大統領職を「連続2期まで」と定めており、現在連続2期目(首相をはさみ通算4期目)のプーチン氏は24年の大統領選に出馬できない。しかし今年に入り、露議会はプーチン氏の過去の任期数を帳消しにすることなどを盛り込んだ改憲法案を可決。7月1日に投開票される国民投票で、投票者の過半数が賛成すれば新憲法が施行される。国民投票は6月25日から1週間の期日前投票期間が始まる。

1292チバQ:2020/06/27(土) 09:50:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7a8ea13ddf5317831667c910c055d72cba0077f
プーチン氏の後継者と経済、暗い影 ロシア、改憲の全国投票スタート〔深層探訪〕
6/27(土) 8:33配信

時事通信
24日、モスクワで、旧ソ連の対独戦勝75周年記念軍事パレードに際し、手を振るロシアのプーチン大統領(右)(AFP時事)

 ロシアの憲法改正の是非を問う全国投票の期日前投票が25日、各地で始まった。7月1日に本投票があり、賛成が過半数なら成立する。既に20年間君臨してきたプーチン大統領は2036年まで権力の座にとどまることが可能になるが、後継者難と経済停滞の二つが暗い影を落としている。

 ◇任期ゼロ
 プーチン氏は、首相を経て現在、連続2期目(通算4期目)で、24年に任期満了だ。現憲法は大統領任期を「連続2期まで」と定め、次の大統領選には出られないはずだった。

 しかし、プーチン氏が今年初めに提案した改憲法案に3月、任期をリセットし「ゼロ」にすると突如盛り込まれた。5選出馬が可能になる。

 プーチン氏は「任期ゼロ」について明確に語っていなかったが、21日放映の国営テレビのインタビューで口を開いた。5選出馬に関し「まだ何も決めていない」と述べつつも、初めて「出馬する可能性を排除しない」と言及した。

 改憲しなければ「私の経験上、およそ2年後に政権の多くのレベルで通常の規則正しい業務の代わりに後継候補探しが始まる」と警告。自らの出馬の余地を残すことを正当化した。「後継者探しではなく、働くことが必要だ」とも主張し、レームダック(死に体)化による求心力低下を回避したい本音がのぞいた。

 ◇禁句
 かつてプーチン氏は自らが描く後継者像について「十分に若く、成熟した人物」と述べた。しかし、最近は言及することもない。

 政権内は国営石油会社ロスネフチのセチン社長らを中心に旧ソ連国家保安委員会(KGB)など治安機関出身者らで構成される勢力「シロビキ」や、同郷のサンクトペテルブルク出身者が幅を利かせ、有望な人材が育っていない。

 政治評論家ミハイル・ビノグラドフ氏は「(政界で)今後2年ほどは後継者の話題は『禁句』となる」と予想する。再出馬の可能性に言及したプーチン氏の発言を受け、ペスコフ大統領報道官は「権力交代のシステムが機能していないということでは決してない」と釈明したが、改憲後の社会の閉塞(へいそく)感は強まりそうだ。

 ◇求心力低下
 改憲が成立してもプーチン氏の権力基盤が盤石のままとは限らない。欧米の制裁で停滞する経済は新型コロナウイルス感染拡大でさらに打撃を受けた。ロシア中央銀行によると、今年の経済成長率はマイナス4〜6%の見通しだ。

 独立系世論調査機関のプーチン氏の直近の支持率は59%で過去最低。ビノグラドフ氏は「プーチン氏の4期目は、成果の面ではこれまでのところ最も平凡で、問題が山積している」と指摘する。

 政権は、プーチン氏の続投よりも、社会保障の充実や愛国主義的で大衆受けする改憲項目を前面に出し、改憲賛成を呼び掛けてきた。今月初め、5兆ルーブル(約7兆7000億円)規模の経済復興計画を発表し、プーチン氏は23日の国民向け演説で、高額所得者への増税と、子供を持つ家庭や失業者への支援を明らかにした。

 国民の要求は政権も分かっている。しかし、経済の低迷が続けば打つ手は限られ、政権の求心力も低下していく。

1293チバQ:2020/06/27(土) 09:50:19

 ▽ロシア改憲案のポイント
 一、改憲の時点で、現職大統領と大統領経験者の通算任期数をゼロとする
 一、大統領任期は通算2期まで
 一、大統領経験者に不逮捕特権を付与
 一、大統領は主権と独立、国家の一体性を保護
 一、憲法裁判所判事や検事総長の人事で大統領権限強化
 一、隣国との国境画定を除き、領土割譲に向けた行為や呼び掛けを容認せず
 一、神への理想と信仰を伝えた先祖の記憶をとどめ、歴史的に形成された国家の一体性を尊重
 一、祖国防衛の偉業の意義の矮小(わいしょう)化を許さず
 一、結婚は男女間の行為とする
 一、条約に基づく国際機関の決定が憲法に反する場合、ロシア国内で履行されない
 一、国家評議会は内政・外交の基本方針や社会経済発展の優先分野を決定
 一、年金支給額の定期的見直し

 ▽プーチン氏の歩み
1999年12月 プーチン氏、エリツィン大統領辞任で大統領代行に
2000年 3月 大統領選で初当選
      5月 大統領就任
  04年 3月 大統領選で再選
  08年 3月 メドベージェフ氏が大統領当選、自身は首相に
  12年 3月 プーチン氏、大統領選で通算3選
  14年 3月 ロシア、ウクライナ南部クリミア半島併合
      4月 ウクライナ東部の紛争始まる
  15年 9月 ロシア、シリア内戦介入
  16年12月 プーチン氏訪日、安倍首相と会談
  18年 3月 大統領選で通算4選
  19年 8月 米ロの中距離核戦力(INF)全廃条約失効
  20年 1月 プーチン氏、憲法改正を提案
(モスクワ時事)

1294とはずがたり:2020/07/02(木) 16:28:20
共同経済活動でロシアが譲歩案
北方領土「管轄権問題」棚上げ
https://this.kiji.is/636896904232010849?c=39550187727945729
2020/5/23 21:00 (JST)5/23 23:07 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

北海道・根室沖から望む北方四島。歯舞群島(中央)、色丹島(右上)、国後島(左奥)が広がり、はるか右奥にはうっすらと択捉島が見える
 【モスクワ共同】日ロ両政府が協議している北方領土での共同経済活動の法的枠組みを巡り、ロシア側が北方領土で日ロどちらの法律を適用するかという「管轄権問題」の棚上げを提案していることが23日、分かった。北方四島の領有を主張し、共同経済活動は「ロシア法に基づき行う」よう求めていた従来の立場からの大幅な譲歩。複数の日ロ関係筋が明らかにした。日本側の対応が今後焦点となる。

 日ロが管轄権棚上げによる妥協で合意できれば、領土問題を巡る信頼醸成措置と双方が位置付ける共同活動が前進する可能性がある。

1295チバQ:2020/07/02(木) 23:18:35
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASN722PD3N72UHBI001.html
ロシア改憲、プーチン氏5選可能へ 領土交渉にも影響か
2020/07/02 22:20朝日新聞

ロシア改憲、プーチン氏5選可能へ 領土交渉にも影響か

1日、投票のため、モスクワの投票所で選管職員に身分証明書を示すロシアのプーチン大統領。ロシア大統領府提供=AP

(朝日新聞)

 ロシアで憲法改正の是非を国民に問う投票が1日、即日開票され、暫定開票結果で賛成が8割近くに上り、改憲が成立することになった。2024年に任期終了を迎えるプーチン大統領(67)の続投を可能にする内容で、事実上20年続く政権がさらに2036年まで長期化する可能性が出てきた。また、改正憲法には「領土の割譲」を禁止する条文も盛り込まれ、北方領土交渉にも影響する可能性がある。

 投票は6月25日に始まった。中央選挙管理委員会によると、暫定開票結果は賛成が77・92%で、反対は21・27%。投票率は67・97%だった。結果を精査し、5日以内に確定する。

 現行憲法では連続3期が禁じられ、プーチン氏は次期大統領選に出馬できなかった。改正憲法では大統領就任は通算2期までとしたが、過去の任期をリセットする条項が盛り込まれ、プーチン氏はさらに連続で2期(12年)務めることが可能になった。

 プーチン氏は24年の次期大統領選への出馬について「可能性は排除しない」とする一方、明言を避けている。

 現体制はエネルギー、金融など経済の根幹分野までが治安機関出身者などプーチン氏と個人的に結びつく「盟友」らに支えられる。長期政権下でプーチン氏個人に権力が集中し、現時点で後継と目される人物はいない。

 プーチン氏は自らの出馬を可能にすることで後継者争いを抑制し、政策路線の継続と体制の維持を狙っているとみられる。

 また、領土問題をめぐっては「ロシアの領土の割譲に向けた行為を認めない」と明記された。一方で、「隣国との国境再画定は例外とする」とも付記され、日ロ間の北方領土交渉は例外とも解釈できる。

 ただ、政権はロシア国内で「ロシアの主権維持のための条文」と説明。「改憲は領土問題に終止符を打つ」(サハリン州知事)との声も出ており、交渉を違憲だとする世論が高まる可能性もある。世論を理由にロシアが日本に譲歩を迫れば、交渉はさらに難航しそうだ。(モスクワ=喜田尚)

1296チバQ:2020/07/06(月) 11:44:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/80874b1c55495c5c61ed49337b3fb48f3c5d2ae2
クロアチア議会選、与党が勝利 連立協議へ、右傾化に懸念

7/6(月) 9:12配信
 【ウィーン共同】旧ユーゴスラビアのクロアチアで5日、議会選(一院制、定数151)の投開票が行われた。地元メディアによると開票率約95%の段階で、与党の中道右派、クロアチア民主同盟が66議席を獲得し勝利の見通し。最大野党の中道左派、社会民主党の政党連合は41議席とみられる。

 連立政権交渉が焦点となる。第3党につけた右派ポピュリストの新党「祖国運動」は、旧ユーゴのセルビアとの対立をあおる発言など強硬姿勢で支持を伸ばしており、交渉の展開次第では政権の右傾化も懸念される。

1297チバQ:2020/07/06(月) 17:33:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/247802be2432855e614f9204ef111a09ecb36cbe

右派与党が第1党維持 クロアチア議会選
7/6(月) 6:12配信


時事通信

5日、ザグレブで、選挙結果を聞いて喜ぶクロアチアのプレンコビッチ首相(中央)(AFP時事)
 【ベルリン時事】旧ユーゴスラビアのクロアチアで5日、議会選(一院制、定数151)の投票が行われた。

 国営放送が報じた出口調査によると、中道右派与党・クロアチア民主同盟が61議席を確保し、第1党の座を維持する見通し。

 過半数には届かなかったが、民主同盟が連立交渉を有利に進めることになる。最大野党の中道左派・社民党は44議席で2位。一方、2月に結成されたばかりの右派ポピュリズム(大衆迎合主義)政党「祖国運動」が16議席で3位となり、連立交渉でカギを握る可能性が出てきた。

1298チバQ:2020/07/09(木) 14:19:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/48488924491e0bf81a1a274991c74badaf68859e
「26年独裁」現職に反発拡大 ベラルーシ大統領選まで1カ月

7/9(木) 7:13配信
【モスクワ時事】旧ソ連構成国ベラルーシの8月9日の大統領選まであと1カ月となった。

 現職のルカシェンコ大統領(65)が6選を目指しているが、有力対抗馬を排除するなど強権的な政治手法を取り続けるルカシェンコ氏への反発がかつてなく強まっており、混乱も懸念されている。

 ルカシェンコ氏は6月下旬、「ベラルーシで革命は起こり得ない」と述べて反体制勢力をけん制。隣国ウクライナで2014年に起きた政変に触れ、同様の政変を阻止するためにベラルーシ政府は「全力を尽くす」とも語った。

 ベラルーシでは大統領選に出馬表明したブロガーが5月に拘束され、6月18日にはルカシェンコ氏の有力対抗馬と目されていたロシア系銀行元頭取のビクトル・ババリコ氏(56)がマネーロンダリング(資金洗浄)などの疑いで捜査当局に拘束された。ババリコ氏拘束を受けて支持者が全国で街頭デモを行ったが、治安当局が参加者を拘束。人権団体によれば、拘束者は全国で360人超に上った。現地筋によると、街頭デモは沈静化したが、大統領選が近づけば再び活性化する可能性がある。

 1994年から大統領を務め、「欧州最後の独裁者」とも呼ばれるルカシェンコ氏は反体制派を弾圧して強権体制を敷いてきた。しかし26年間にわたり権力を握り続け、新型コロナウイルスをめぐり「ウオッカが有効」などと異様な言動を繰り返してきたルカシェンコ氏への不満は高まっている。

 ベラルーシは近年、ロシアが経済面などで統合深化を迫っていることに反発。対ロけん制のため欧米への接近を図っていたが、大統領選の対抗馬排除などにより欧米との関係悪化は避けられそうにない。ルカシェンコ氏は6月に2回も訪ロするなど、ロシアに接近する動きも見せている。

1299チバQ:2020/07/09(木) 19:30:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2550aeca1e305222df359b0de0aa0357ff86c74
セルビアで暴動続く コロナ対応に抗議
7/9(木) 18:52配信

時事通信
 【ベルリン時事】セルビアの首都ベオグラードで8日、政府の新型コロナウイルスへの対応に抗議する数千人の群衆が警察と衝突した。

 地元メディアによると、群衆が投石を行う一方、当局も装甲車を出動させ、催涙ガスを使用。警察・市民双方に複数のけが人が出た。暴動は2日目で、市民の不満は高まっている。

 政府は5月、新型コロナの非常事態宣言を解除し、各種規制を緩和。ブチッチ大統領は6月21日、複数の野党がボイコットする中で議会選を強行し、ブチッチ氏率いる与党「セルビア進歩党」が大勝した。

 しかし、その後に新規感染者が1日300人程度とピーク時の水準に近づき、ブチッチ氏は7日、ベオグラードで10日夜から13日朝まで都市封鎖を再開すると表明。市民は選挙のために制限緩和を急ぎ感染拡大を招いたと不満を爆発させ、7日には「ブチッチ辞めろ」と叫んで議会突入を試み、警察と衝突した。

1300チバQ:2020/07/13(月) 20:29:53
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2007130013.html
ベラルーシ大統領選、現職が有力対抗馬を続々排除
2020/07/13 19:59産経新聞

 【モスクワ=小野田雄一】8月9日投開票のベラルーシ大統領選で、「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ大統領(65)に批判的な候補の拘束や立候補登録の却下が相次いでいる。ずさんな新型コロナウイルス対応などで国内で反発を受けたルカシェンコ氏が、敗北への危機感から有力対抗馬の排除に乗り出したとの見方が強い。

 ルカシェンコ氏は1994年の大統領就任後、反体制派勢力やメディアを弾圧し、独裁を5期26年維持してきた。だが経済低迷などに加え、新型コロナ禍では「ウオッカを飲めば消毒になる」と述べて対策を事実上放棄。約6万4000人との同国の感染者数も国内外で過少申告が疑われている。

 このため大統領選に向けては、ルカシェンコ氏の6選阻止を訴える候補に人気が集まり、近年にない盛り上がりを見せた。有力対抗馬とされたのはロシア系銀行の元頭取、ババリコ氏▽ルカシェンコ氏の元側近、ツェプカロ氏▽人気ユーチューバーのチハノフスキー氏-の3人だ。

 ババリコ氏は独裁やコロナ対策を批判し、ツェプカロ氏は「普通の民主国家化」を主張。チハノフスキー氏も「反ルカシェンコ」を掲げ支持を広げた。5月にインターネットで行われた非公式の世論調査では、ババリコ氏の支持率が50%を上回り、ツェプカロ、チハノフスキー両氏もそれぞれ10%を超えた。ルカシェンコ氏は5%台だった。

 だが、治安当局は5月末にチハノフスキー氏を警察官への暴行容疑で、ババリコ氏を6月中旬に資金洗浄容疑などで拘束した。ツェプカロ氏は今月上旬、立候補に必要な書類の不備を理由に中央選管から立候補登録を却下された。

 立候補登録は14日まででババリコ、ツェプカロ両氏の出馬の可否は不透明。3人は「政治圧力だ」と反発している。

 ルカシェンコ氏は一連の動きに「政治的な思惑はない」とするが、国内外では疑問視する向きが強い。西側外交筋は「ルカシェンコ氏が再選されたり、不正開票の疑いが強まったりすれば、抗議活動が起きて政情が不安定化する可能性もある」と分析している。

1301チバQ:2020/07/15(水) 14:54:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071401260&g=int

ベラルーシ選管、有力候補の出馬却下

2020年07月14日23時03分
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 【モスクワ時事】旧ソ連ベラルーシの中央選挙管理委員会は14日、8月9日の大統領選で6選を目指す現職のルカシェンコ大統領の有力対抗馬と目されていた銀行元頭取のビクトル・ババリコ氏について、出馬申請を却下した。不法行為や所得の申告漏れが却下の理由という。


 ババリコ氏は6月にマネーロンダリング(資金洗浄)などの疑いで捜査当局に拘束された。大統領選をめぐっては対抗馬を露骨に排除するルカシェンコ氏への批判が強まっている。中央選管はルカシェンコ氏ら5候補の出馬を認めた。

1302チバQ:2020/07/15(水) 20:10:16
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2007150022.html
ベラルーシ大統領選で“政敵排除” 対抗馬の立候補を却下
2020/07/15 16:59産経新聞

 【モスクワ=小野田雄一】8月9日に投開票されるベラルーシ大統領選(任期5年)で、同国中央選管は14日、「欧州最後の独裁者」とも呼ばれ、5期26年にわたって同国に君臨する現職のルカシェンコ大統領(65)ら5人の立候補を承認した。独裁統治を批判し、有力対抗馬と目されたロシア系銀行元頭取のババリコ氏と、ルカシェンコ氏元側近のツェプカロ氏は「要件不適格」を理由に立候補を却下された。

 両氏陣営は「恣意的(しいてき)な政敵排除だ」と反発。国際機関などに不正を訴えるとしているが、出馬は事実上、不可能な情勢だ。8月の大統領選は過去と同様、有力な対抗馬のいない選挙となりルカシェンコ氏の6選がほぼ確実に。ずさんな新型コロナウイルス対応で人気が急落したルカシェンコ氏の危機感が中央選管の決定に反映されたとみられる。

 ロイター通信によると、同国の首都ミンスクでは14日夜、ババリコ、ツェプカロ両氏の排除に抗議する数百人規模のデモが発生。数十人が拘束された。

 ババリコ氏は6月、資金洗浄容疑などで治安当局に拘束された。中央選管は事件などを理由に同氏の立候補申請を却下。ツェプカロ氏に関しても、陣営が集めた有権者の署名の多数を無効と判断し、有効な署名数が立候補に必要な10万人分に満たなかったとした。

 過激なルカシェンコ氏批判で支持を広げた人気ユーチューバーのチハノフスキー氏も5月、警察官への暴行容疑で拘束された。代理となった同氏の妻は立候補を認められたが、影響力低下は避けられない。

 一連の動きについて、ルカシェンコ氏は「大統領選とは無関係だ」とするが、国外の専門家の間では疑問視する見方が圧倒的だ。

 ロシア依存からの脱却を図るルカシェンコ氏は近年、ロシア牽制(けんせい)という共通の思惑に基づき、欧米との関係改善を模索してきた。しかし、同氏の強権的手法での権力保持は、人権侵害に敏感な欧米からの批判を招き、「ベラルーシとロシアを再接近させる可能性がある」(西側外交筋)との分析も出ている。

 旧ソ連の政治エリート出身のルカシェンコ氏は1994年の大統領就任以来、反体制派やメディアを弾圧し、独裁体制を築いてきた。しかし長引く経済低迷や強権統治への国民の疲労感に加え、経済活動を優先してイベント開催などを制限せず、新型コロナ対策を事実上放棄。これにより流行を招いたことで、同氏の人気は急落した。同国は感染者数を約6万5千人と公表しているが、国内外からは過少申告が疑われる。

 今回の大統領選は当初、ルカシェンコ氏の独裁統治や新型コロナ対策を批判したババリコ氏やツェプカロ氏、チハノフスキー氏に支持が集まり、近年になく注目された。

 5月に同国のインターネットサイト上で行われた非公式の世論調査では、ババリコ氏の支持が50%を超え、ツェプカロ氏とチハノフスキー氏も10%を超えた一方、ルカシェンコ氏は5%台にとどまっていた。

1303チバQ:2020/07/16(木) 13:12:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/f22a7f1d6d90e8a0a8c1b395624542135d9977b1

改憲抗議、140人超拘束 プーチン氏続投に反発 モスクワ
7/16(木) 7:10配信
時事通信

15日、モスクワでロシアのプーチン大統領の続投を可能にした憲法改正に抗議する人々
 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領の長期続投に道を開いた憲法改正に反発する市民ら数百人が15日、モスクワで抗議活動を行い、人権団体によると、140人超が治安当局に拘束された。

 市当局は新型コロナウイルスの感染拡大防止を理由に集会を許可せず、市民らは署名活動という形で集まった。参加者は会場となった市中心部の広場で時折「プーチンなきロシアを」と気勢を上げていたが、独立系メディアによれば、開始から約2時間後に広場を出て行進を始めた一部の参加者を治安当局が拘束した。抗議活動を取材していた記者らが拘束されたとの情報もある。

1304チバQ:2020/07/20(月) 21:14:49
https://digital.asahi.com/articles/ASN7M7WB6N7MUHBI016.html?pn=4
ロシア極東、州知事逮捕で大規模デモ 地元で高い人気
会員記事

モスクワ=喜田尚

2020年7月19日 23時58分

 ロシア極東のハバロフスクで、州知事が殺人容疑で逮捕されたことに抗議する大規模なデモが続いている。18日には、過去最高の数万人規模に膨れあがった。2年前の選挙でプーチン政権与党の現職候補を破って当選した知事は地元で人気が高く、デモ参加者は「モスクワは出ていけ」などと中央への強い反発を示している。

 ハバロフスク州のセルゲイ・フルガル知事(50)が逮捕されたのは今月9日。かつては木材や金属くずを取引するビジネスマンで、2004〜2005年に複数の殺人にかかわった容疑がかけられた。モスクワで取り調べを受けており、容疑を否認しているという。

 デモは逮捕翌日から始まった。州当局が、新型コロナウイルスの感染拡大防止を理由に住民に参加しないよう求めているが、18日は市当局によると約1万人が参加し、5万人に達したとの報道もある。ハバロフスク市の人口は59万人。

ここから続き
 フルガル知事は自由民主党に所属する。右派の野党だが、外からプーチン政権を補完する役割を担っており、「体制内野党」と呼ばれる。18年9月の知事選では政府の年金受給年齢引き上げを背景に与党「統一ロシア」への反発が高まり、ほとんど選挙運動を行わなかったフルガル知事が決選投票で約7割の票を集めた。

 当選後、フルガル知事は州政府が保有していた高級ヨットを売却するなどして「民衆の知事」と呼ばれるようになった。また、経済停滞や腐敗批判を背景に統一ロシアは地方で退潮が続く。フルガル知事の逮捕容疑が15年前の事件をめぐるものだったことから、「みせしめのための政治的な捜査」という見方も強い。

 逮捕時に、覆面をした複数の治安部隊員がフルガル知事の頭を押さえつけて連行する映像がテレビで放映されたことも、住民の反発を招いた。通常、無許可デモは厳しい取り締まりの対象だが、今回は警察もほぼ静観しているという。(モスクワ=喜田尚)

1305とはずがたり:2020/07/25(土) 17:38:45
「欧州最後の独裁者」に対抗する無名の女性候補 ベラルーシ大統領選で「台風の目」に
毎日新聞2020年7月25日 17時20分(最終更新 7月25日 17時20分)
https://mainichi.jp/articles/20200725/k00/00m/030/109000c

 8月9日に投開票される旧ソ連のベラルーシ(人口945万人)の大統領選で、政治経験のない無名の女性候補に注目が集まっている。女性は逮捕された映像ブロガーの夫の代わりに出馬した主婦で、2児の母親。数千人規模の選挙集会まで開いており、「欧州最後の独裁者」と呼ばれて6選を目指すルカシェンコ大統領(65)も警戒感をあらわにしている。なぜ「台風の目」になっているのか。

 女性はスベトラーナ・チハノフスカヤ氏(37)。当初はルカシェンコ政権を批判する動画で人気を集めた夫のセルゲイ・チハノフスキー氏(41)が出馬を目指したが、5月に立候補に必要な有権者の署名集めを始めることを中央選管に認められなかった上、その後、警官への暴行容疑などで逮捕された。そのため、チハノフスカヤ氏が代わりに出馬を表明した。

 今回の大統領選では、元銀行頭取のババリコ氏(56)と元駐米大使のツェプカロ氏(55)が、ルカシェンコ氏への有力な対抗馬になるとみられていた。しかし、ババリコ氏は6月に資金洗浄などの容疑で逮捕されたために出馬できず、ツェプカロ氏も立候補に必要な10万人以上の署名の一部について不備を指摘され、出馬を認められなかった。

 だが、チハノフスカヤ氏は立候補を認められたため、ババリコ、ツェプカロ両陣営はそれぞれ支援を表明。出馬表明までまったくの無名だった主婦のチハノフスカヤ氏に、政権に批判的な勢力が結集する格好になった。

 チハノフスカヤ氏は21日に国営放送で放映された政見放送で「私は政治家ではない」と切り出した後、当選した場合は「もう一度、公正な選挙を実施する」と約束。過去の選挙での不正や新型コロナウイルスによる死者数の改ざんなど政権に向けられた疑惑を列挙し、「普段のテレビでは放送されないが、これが真実だ」と述べて、自らの改革姿勢をアピールした。

 26年にわたり強権的な政治姿勢で権力を維持してきたルカシェンコ氏だが、最近は経済の落ち込みや新型コロナウイルスへの対応などにより支持率は低迷気味。地元メディアによると、チハノフスカヤ氏が19日に首都ミンスクで開いた集会には数千人が参加した。21日の政見放送の映像もインターネット上で拡散しており、長期政権に対する政治不信の受け皿となりそうな勢いを見せている。

 ルカシェンコ氏は「(大統領の職責は)男性でも重い負担だ。女性に背負わせたら倒れる」とチハノフスカヤ氏をけん制。政権に批判的な勢力への取り締まりも強化しており、これまでに1000人以上が拘束されたとみられている。ルカシェンコ氏は、秩序を維持するために軍を投入する可能性について「あらゆることがあり得る」と言及。逮捕されることを恐れたツェプカロ氏は24日、ロシアへ脱出したことを明らかにした。チハノフスカヤ氏も2人の子供を国外に避難させるなどしており、現地では緊張が高まっている。【前谷宏】

1306チバQ:2020/07/26(日) 16:54:25
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200723X999.html
プーチン氏に逆風=改憲直後、極東で反政権デモ―ロシア
2020/07/23 14:59時事通信

 【モスクワ時事】憲法改正が成立し長期続投が可能になったばかりのロシアのプーチン大統領に逆風が吹いている。改憲後、極東ハバロフスク地方では野党系知事の拘束に反発する住民が大規模な反政権デモを展開。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、経済成長の国家目標も修正を余儀なくされた。改憲成功でもプーチン政権を取り巻く環境は厳しさを増している。

 ロシア捜査当局は9日、ハバロフスクで、約15年前の殺人や殺人未遂に関与した疑いで極右政党・自由民主党所属のフルガル知事を拘束し、身柄をモスクワに移送した。フルガル氏は2018年の知事選で、プーチン政権与党「統一ロシア」の現職候補を破って当選。そのため拘束は「非常に政治的な案件だ」(自由民主党のジリノフスキー党首)と反発が広がった。

 住民らは11日以降、「フルガル氏に自由を」「プーチンは辞めろ」と訴えて反政権デモを実施。地元メディアによれば、18日には参加者が5万人に膨らんだ。

 予想外のデモの広がりを受けてプーチン氏は20日、フルガル氏に代え、同じく自由民主党に所属するデクチャリョフ下院議員を知事代行に任命して沈静化を図った。しかし、住民はなお反発しており、収束するかは不透明だ。

 求心力回復を図りたい政権だが、新型コロナの経済への打撃が大きく厳しい状況だ。経済発展省によると、4〜6月期の国内総生産(GDP)は前年同期比9.6%減の見込み。

 プーチン氏は21日の大統領令で、通算4期目入りした18年5月に掲げた「24年までに世界の五大経済大国入り」といった国家目標を修正。30年までに「世界平均を上回る経済成長率を確保」という内容に変更した。ペスコフ大統領報道官は「目標は現実的で、達成可能でなければならない」と釈明した。

1307チバQ:2020/07/26(日) 17:41:35
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASN7R54S1N7RUHBI007.html
ウクライナ東部紛争、完全停戦に合意 死者1万4千人に
2020/07/23 16:05朝日新聞

ウクライナ東部紛争、完全停戦に合意 死者1万4千人に

親ロシア勢力が支配するウクライナ東部ドネツクで22日、最近の砲撃で破壊されたという親類の家の前に立つ地元住民=ロイター

(朝日新聞)

 ウクライナ大統領府は22日、親ロシア派勢力が占拠する同国東部の紛争をめぐり、ウクライナ軍、親ロシア派の両勢力が完全停戦を実現させることで合意したと発表した。27日に発効する。ウクライナとロシア、停戦監視団を派遣する欧州安保協力機構(OSCE)の3者協議で決まった。ただ、過去にも相手の違反を理由に戦闘が再開した経緯があり、和平プロセスの行方は見通せない。

 協議はテレビ会議方式で開かれ、親ロシア派勢力の代表も加わった。OSCEによると、合意には双方の偵察・攪乱(かくらん)工作や住民の居住区域への重火器の配置を禁止するなど、完全停戦のための具体的な措置が含まれている。

 紛争は2014年春に始まり、翌年2月にウクライナ、ロシア、ドイツ、フランスの4カ国首脳会談で停戦合意が成立。しかし戦闘は断続的に続き、死者はこれまでに約1万4千人に達している。昨年12月に4カ国首脳が3年ぶりに会談し、完全停戦の実現や和平プロセスの再開で合意したが、その後も現場での協議が難航していた。

 ただ、4カ国首脳による合意事項のうち、新たな勢力引き離しなどは今も実現していない。ロシアとウクライナは親ロシア派支配地域での選挙実施などをめぐって激しい対立を続けており、和平の今後を協議する次の4カ国首脳会談は開催のめどが立たないままだ。(モスクワ=喜田尚)

1308チバQ:2020/07/26(日) 19:39:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe955cdbfb1d489cc6fa8105fa478a5706399d88
チェチェン独裁者、批判勢力を口封じか…欧州で殺傷事件相次ぐ
7/26(日) 19:06配信

読売新聞オンライン
 【モスクワ=工藤武人】ロシア南部チェチェン共和国の事実上の独裁者でプーチン露大統領に近いラムザン・カディロフ首長(43)の反対派が殺傷される事件が、欧州で相次いでいる。カディロフ氏が批判勢力の口封じを図った可能性がある。

 チェチェン出身者が殺傷された事件は昨年8月以降、4件発生し、3人が死亡、1人が負傷した。ロイター通信などによると、ウィーン郊外で今月4日に射殺されたチェチェンの元警官男性(当時43歳)はユーチューブでカディロフ氏を批判していた。今年2月、フランス北部リールで刺殺された男性(当時44歳)とスウェーデン中部イェブレで襲われた男性(34)は著名なブロガーだった。

 カディロフ氏は今月9日、ウィーン郊外の事件に言及して自らの関与を否定するとともに、在外チェチェン出身者に「同じ目に遭う可能性」を警告した。

 カディロフ氏は2007年、イスラム教徒が人口約140万人の大半を占めるチェチェン共和国の大統領に就任した。プーチン氏に忠誠を示すことで経済援助を得て権力を固めた。プーチン政権は、ソ連崩壊後、露軍と2度戦火を交えたチェチェンの不安定化を恐れカディロフ氏を支持する。

 米国は20日、深刻な人権侵害を理由にカディロフ氏と家族に入国禁止の制裁を科すと発表した。ドミトリー・ペスコフ露大統領報道官は24日、「極めて非友好的な行動だ」と批判した。

1309チバQ:2020/07/26(日) 19:46:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c1496bdcb41e5f0be2cd67cd9e911929043e73a
「領土の割譲禁止」関連法案、露議会を通過…厳しさ増す北方領土交渉
7/25(土) 20:39配信

読売新聞オンライン
 【モスクワ=田村雄】ロシア議会上院は24日、ロシアの改正憲法に明記された「領土の割譲禁止」条項に関し、「領土保全を侵害する行為」をテロと同じ「過激行為」とみなす法案を可決した。法案は過激行為の防止に関する法律の改正案で、「領土の割譲禁止」に関連した法整備の第1弾となる。

 法案は22日に下院でも可決されており、議会を通過した。プーチン大統領の署名で成立する。

 領土割譲に向けた交渉や呼びかけといった違反行為に対し、最長禁錮10年の罰則を科す刑法改正案は秋に審議される予定となっている。日露間の北方領土交渉は厳しさを増しそうだ。

1310チバQ:2020/07/28(火) 17:47:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfce24bfc3cc181de28200265562947454c58e6e
新型コロナ、今も「ゼロ」 強権統治続くトルクメニスタン
7/28(火) 16:13配信


トルクメニスタンの首都アシガバートのバス停で、マスクを着用する女性=13日(ロイター=共同)
 【モスクワ共同】新型コロナ感染が世界的に拡大する中、旧ソ連・中央アジアのトルクメニスタンは国内感染者がゼロと主張し続けている。イランやカザフスタンなど陸でつながる周辺4カ国で計43万人以上の感染が確認される中、28日現在で国内感染者はいないという。

 その一方でベルドイムハメドフ大統領の親族が感染死したとの情報もあり、公式発表には疑いの目も向けられている。

 ベルドイムハメドフ氏の強権統治が続くトルクメンは個人崇拝や情報統制の厳しさから「中央アジアの北朝鮮」とも称される。公式感染数はゼロだが、13日からはマスク着用が義務付けられ、市場などが順次閉鎖された。

1311チバQ:2020/07/29(水) 10:37:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/2404421f1d67e88040630e1ae510b53a1d1b77bc
ベラルーシ大統領がコロナ感染、既に回復
7/29(水) 0:20配信

 【ミンスク・ロイター時事】ベラルーシのルカシェンコ大統領(65)は28日、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。

 症状はなく、既に回復したという。国営通信社ベルタが報じた。

 ルカシェンコ氏は軍との会合で「諸君はコロナを乗り切った男と会っている」と述べた。同氏はロックダウン(都市封鎖)や国境封鎖の導入に抵抗し、コロナ対策としてウオッカを飲んだりサウナに入ったりすることを勧めていた。28日時点のベラルーシの感染者は6万7366人、死者は543人。

1312チバQ:2020/07/31(金) 16:17:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f5f67e3ee6a6111f30c865c316a18db23ccc950
ベラルーシ大統領選、反体制ブロガーの妻が異例の大規模集会
7/31(金) 14:41配信


ベラルーシの首都ミンスクで開いた選挙集会で支持者らに手を振る大統領選の野党候補、スベトラーナ・チハノフスカヤ氏(2020年7月30日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ベラルーシの首都ミンスクで30日、強権体制を敷くアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領の対立候補として大統領選に立候補したスベトラーナ・チハノフスカヤ(Svetlana Tikhanovskaya)氏(37)の選挙集会が開かれ、野党への弾圧が強まるなか数万人の支持者が集まった。

【写真】コロナ感染2万人超でも軍事パレード、戦勝75周年 ベラルーシ

 2児の母で専業主婦だったチハノフスカヤ氏に政治経験はないが、ミンスクの広場に大勢の支持者が詰め掛けた。現場で取材したAFP記者によると、ベラルーシでは過去10年で最大の野党集会だったとみられる。

 ベラルーシの人権団体「ビアスナ(Vyasna)」は、少なくとも6万3000人が集会に参加したと述べた。

 ベラルーシ当局は30日、8月9日に予定されている大統領選を前にロシアの傭兵(ようへい)と共謀して大規模な騒ぎ起こそうとしていた疑いがあるとして、チハノフスカヤ氏の夫で政権に批判的なブロガーのセルゲイ・チハノフスキー(Sergei Tikhanovsky)氏(41)と、著名な評論家ミコラ・スタトケビッチ(Mikola Statkevich)氏(63)の2人を拘束した。

 前日の29日にはベラルーシの不安定化を画策した容疑でロシア人傭兵33人の身柄が拘束された。当局によると、33人はロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と近しい人物が管理しているとされる民間軍事会社ワグネル(Wagner)のメンバーだという。ワグネルはウクライナやシリア、リビアでロシア政府のために暗躍しているとみられている。

 今回の大統領選では、複数の主な野党候補が拘束されたため、チハノフスカヤ氏がルカシェンコ大統領の有力な対立候補として浮上した。チハノフスカヤ氏は、野党勢力がロシアと協力して騒ぎを起こそうとしたことはないと主張している。

 ロシアとベラルーシは政治・経済的に密接な関係にあるが、両国関係はここ数年緊張している。ロシアとの関係をさらに密接にするよう圧力をかけられているルカシェンコ大統領は、ベラルーシのロシアへの併合は明確に否定している。【翻訳編集】 AFPBB News

1313とはずがたり:2020/08/01(土) 23:28:22
「夢を見たければ勝手に」ロシア、北方領土交渉にまた壁
会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASN7S6GV5N7MUHBI00G.html
モスクワ=石橋亮介 佐藤達弥 2020年7月25日 10時00分

 憲法に領土の割譲禁止を明記したロシアの議会で24日、「領土の一体性の侵害」につながる行為を違法な「過激行為」とし、処罰対象として明確化する連邦法改正案が可決した。プーチン大統領の署名で成立する。北方領土交渉を違憲・違法と見なす世論がロシアで強まるのは必至で、「両国の国民が受け入れ可能な解決策」を模索してきた日ロ交渉は、さらに厳しい状況となりそうだ。

「違憲」ムード強まる
 法改正は、4日に公布された改正憲法に「領土の割譲禁止」が明記されたのを受けて行われた。領土の割譲に向けた行為をテロや人種間の憎悪の扇動などと同列に位置づける内容で、明確な違法行為とした。

 現行刑法では、こうした行為の呼びかけには最大で禁錮4年の刑が科される。さらに、議会には領土割譲に向けた具体的な行為に最大10年の禁錮刑を科すなどの刑法改正案も提出されており、秋にも審議される。

 日ロ両政府は2018年、平和条約の締結後、歯舞群島と色丹島を日本に引き渡すと規定した1956年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約交渉を加速すると合意している。改正憲法の領土割譲の禁止規定には「国境の再画定は例外」とのただし書きもあり、北方領土交渉に余地を残した形になっていた。だが、議会では「例外」は日ロ交渉には適用されないとの見解が示され、ボロジン下院議長は「南クリル(北方領土のロシア側呼称)問題は終わりだ。夢を見て期待しても無駄だ」と言い放つなど、交渉は完全な打ち切りムードだ。

 憲法に領土の割譲禁止を掲げたのは、ロシアが併合したクリミア半島の返還を求めるウクライナや欧州に対抗する姿勢を示し、政権の求心力を高めるためだとされる。ただ、プーチン氏の支持率はコロナ禍で過去最低レベルに低迷しており、領土問題で日本に譲歩する余力は無いのも実情だ。

 ロシア外務省も、「平和条約交渉と国境画定交渉は何の関係もない」(ザハロワ報道官)と領土問題から距離を置く姿勢を強めている。モスクワのシンクタンク「政治情報センター」のアレクセイ・ムヒン所長は「改憲が交渉の外部環境に与える影響は大きく、日本にとって状況は格段に厳しくなっている」と指摘する。(モスクワ=石橋亮介)

日本、糸口見えぬまま
 対する日本は、静観を決め込む…

1314チバQ:2020/08/02(日) 20:42:43
https://www.sankei.com/world/news/200802/wor2008020009-n1.html
ベラルーシ大統領選まで1週間 揺らぐ独裁者、女性候補に支持結集
2020.8.2 20:29
 【モスクワ=小野田雄一】ロシアの隣国、ベラルーシで9日に予定される大統領選(任期5年)まで1週間となった。主要な反体制派候補が排除され、現職のルカシェンコ大統領(65)が無風で6選を果たすとみられたが、ここにきて異変が起きている。政権が「脅威にあらず」と考えて出馬を認めた女性候補に反体制派の支持が結集され、うねりとなっているのだ。「欧州最後の独裁者」と称されるルカシェンコ氏には大きな誤算となった。

 ルカシェンコ氏との一騎打ちを演じているのは、人気ユーチューバーの夫を持つチハノフスカヤ氏(37)。夫が治安当局に拘束されたことから代理として急遽(きゅうきょ)出馬し、独裁打倒を訴えている。

 より有力とみられていた反体制派候補2人は7月中旬、中央選管によって「要件を満たさない」として立候補を却下されたが、チハノフスカヤ氏は出馬を認められた。排除された2候補の陣営はチハノフスカヤ氏支援に回り、結果的に同氏が反体制派の強力な統一候補となった。

 首都ミンスクでは7月30日、チハノフスカヤ氏を支持する集会に6万人以上(独立系団体集計)が参加。26年間にわたり強固な独裁体制が築かれてきたベラルーシでは異例の事態で、ロイター通信は「人口950万人の国で、1991年のソ連崩壊以降で最大の集会となった」と報じた。同氏を支持する運動は地方都市でも大きな盛り上がりを見せている。

 ルカシェンコ氏は94年から大統領の座にあり、国民の間では長期化する独裁や経済不振への不満が強まっている。同氏が新型コロナウイルス感染症について「ウオッカを飲めば予防できる」などと主張し、何ら対策をとらなかったことも反政権機運を増幅させた。

 こうした情勢下で7月29日、プーチン露大統領に近い民間軍事会社(PMC)「ワグナー」の要員33人がベラルーシで治安当局に拘束され、波紋を広げている。同国治安当局は、多数のワグナー要員が大統領選の攪乱(かくらん)を狙って国内に潜入したと発表。ロシアは、これらの要員が経由地としてベラルーシに滞在していただけだと主張している。

 プーチン露政権は、両国の「統合深化」に難色を示してきたルカシェンコ氏に嫌悪感を抱く一方、ベラルーシの反体制派には欧米への親近感が強いことを警戒している。

1315チバQ:2020/08/03(月) 14:38:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/714acd6b61943aac859594bb89dab32dc27d0d14
コソボ首相がコロナ陽性 軽症も隔離、執務は続行
8/3(月) 9:47配信

 【ウィーン共同】旧ユーゴスラビアのコソボのホティ首相は2日、新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。軽いせきが出る以外は特に症状はなく、自宅で2週間隔離措置を取り、執務は続けるとしている。ロイター通信などが伝えた。

 コソボ当局によると、同国ではこれまでに約8800人の感染が確認され、約250人が死亡。最近は感染が急速に拡大しており、医療崩壊を懸念する声も出ている。

1316チバQ:2020/08/06(木) 00:44:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/47250?rct=world
ロシア閣僚が北方領土入り 非常事態相が国後島訪問
2020年8月5日 19時21分 (共同通信)
 5日、北方領土の国後島で救助センターの開所式に出席するロシアのジニチェフ非常事態相(左)(非常事態省提供・共同)
 5日、北方領土の国後島で救助センターの開所式に出席するロシアのジニチェフ非常事態相(左)(非常事態省提供・共同)

 5日、北方領土の国後島で救助センターの開所式に出席するロシアのジニチェフ非常事態相(左)(非常事態省提供・共同)
 【モスクワ共同】ロシアのジニチェフ非常事態相は5日、北方領土の国後島入りし、救助センターの開所式に出席した。非常事態省が発表した。日本政府関係者によると、ロシア政府幹部の北方領土訪問は昨年8月に当時のメドベージェフ首相が択捉島を訪問して以来。
 日本外務省は「わが国の立場と相いれず、事実関係を確認後に適切に対処する」としている。
 非常事態省によると、同センターには最新の気象予測システムが設置され、自然災害からの保護強化につながる。同様のセンターは近く択捉島でも稼働予定という。

1317チバQ:2020/08/10(月) 23:12:36
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASN8B35S7N8BUHBI002.html
ベラルーシ大統領選、現職6選確実 不正告発相次ぎ緊迫
2020/08/10 22:24朝日新聞

ベラルーシ大統領選、現職6選確実 不正告発相次ぎ緊迫

ベラルーシの首都ミンスクで9日、大統領選投票後の抗議デモに参加した市民を引きずる治安部隊員(Tut.By提供)=ロイター

(朝日新聞)

 旧ソ連のベラルーシで9日行われた大統領選で、選挙管理委員会は10日、現職のアレクサンドル・ルカシェンコ氏(65)が80・23%に上る得票で6選を確実にしたとの暫定結果を発表した。選挙をめぐっては不正の告発が続き、反政権派の最有力候補とされたスベトラナ・チハノフスカヤ氏(37)は結果を受け入れない考えを表明。首都ミンスクでは数千人の支持者が抗議して治安部隊と衝突、全国で約3千人が拘束されるなど緊張が高まっている。

 暫定結果によると、投票率は84・23%で、チハノフスカヤ氏の得票率は9・9%だった。確定結果は14日発表される予定だが選管は「結果が大きく変わることはない」としている。

 インタファクス通信によると、チハノフスカヤ氏は「勝ったのは私だ。これから全ての不正を明らかにする」と述べた。

 国営テレビは9日、ルカシェンコ氏の得票が約8割に上ったとの出口調査の結果を発表。これに反発した支持者らがミンスク市各地で抗議のデモを行い、治安部隊と衝突した。多数が負傷した模様で男性1人が治安部隊の車両にひかれて死亡したとの情報もある。

https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20200810-567-OYT1T50101.html
ベラルーシ大統領選、ルカシェンコ氏6選…反政権派は結果受け入れず
2020/08/10 22:01読売新聞

ベラルーシ大統領選、ルカシェンコ氏6選…反政権派は結果受け入れず

ベラルーシのルカシェンコ大統領(ロイター) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【モスクワ=田村雄】旧ソ連構成国ベラルーシの中央選挙管理委員会は10日、9日投票の大統領選で、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領(65)が勝利し、6選を決めたことを明らかにした。任期は5年。反政権派は大規模な不正があったとして結果を受け入れない意向を表明した。

 反政権派は9日夜以降、各地で抗議行動を展開している。首都ミンスクでは治安部隊との衝突が起き、国内の人権団体によると、1人が死亡し、数十人が負傷した。内務省は各地で計約3000人を拘束したとしている。

 選管の発表によると、投票率は84・2%だった。中間集計(開票率非公表)では、ルカシェンコ氏は得票率80・2%、反政権派の有力女性候補スベトラーナ・チハノフスカヤ氏(37)は9・9%とされた。

 ルカシェンコ氏は1994年から政権トップに君臨し、「欧州最後の独裁者」と呼ばれる。

 チハノフスカヤ氏は10日の記者会見で、選挙結果を認めない考えを強調し、ルカシェンコ氏に対し「平和的な権力の移譲」を求めた。チハノフスカヤ氏の得票率が80%を超えたとする独立系団体の調査もある。

1318チバQ:2020/08/10(月) 23:13:15
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2008100015.html
「欧州最後の独裁者」露と再接近か ベラルーシ大統領選
2020/08/10 21:04産経新聞

 【モスクワ=小野田雄一】9日に投票されたベラルーシ大統領選をめぐり、海外メディアや専門家の間では、過去の選挙と同様、政権側による大規模な開票不正が行われたとの見方が支配的だ。しかし過去にない反政権機運の高まりの中、強権的手法での権力保持は国内の政情を不安定化させる可能性があるほか、欧米やロシアとの関係にも影響を与えそうだ。

 1994年以降、ルカシェンコ氏による独裁が続いているベラルーシでは、中央選管や裁判所すら政権の統制下に置かれ、選挙は有名無実化している。実際、ルカシェンコ氏は過去の大統領選でも“圧勝”してきた。

 ただ、長引く経済の低迷に加え、新型コロナウイルスへの無策ぶりが政権不信に拍車をかけた。大統領選前に行われた複数の非公式の世論調査では、ルカシェンコ氏の支持はいずれも数%どまり。一方、独裁打倒を訴えた反体制派候補、チハノフスカヤ氏の支援集会には同国史上最大となる6万人以上が参加し、沈黙を強いられてきた国民の怒りが発露された。

 開票不正を訴えるチハノフスカヤ氏は10日、「選挙結果は承認しない」と表明。同氏陣営は今後も体制側への抗議行動を続けていく方針を明らかにした。政権側は圧力で押さえ込みにかかる見通しで、国内に混乱が起きる可能性がある。

 外交への影響も指摘されている。ルカシェンコ氏は近年、ベラルーシに影響力を持つロシアを牽制(けんせい)するため、長年対立してきた欧米との関係改善を模索。欧米側もベラルーシの“ロシア離れ”を支援してきた。しかし今回の大統領選で、有力対抗馬の排除や抗議デモへの弾圧、開票不正の疑いをめぐり、欧米側はルカシェンコ氏を批判した。

 一方、ベラルーシ治安当局は7月末、「大統領選の攪乱(かくらん)を図った」として露民間軍事会社(PMC)要員33人を拘束。ロシアとの緊張が高まった中、ルカシェンコ氏とプーチン露大統領は今月7日、電話会談でこの問題を協議。プーチン氏は10日、ルカシェンコ氏の「再選」を早速祝福しており、ロシアへの再接近が取りざたされている。

1319チバQ:2020/08/10(月) 23:14:00
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20200810k0000m030202000c.html
ベラルーシ大統領選、現職の6選確実 各地で抗議行動、3000人拘束か
2020/08/10 19:18毎日新聞

ベラルーシ大統領選、現職の6選確実 各地で抗議行動、3000人拘束か

治安部隊と衝突する大統領選の結果に抗議する市民ら=2020年8月9日、ベラルーシ・ミンスクでAP

(毎日新聞)

 旧ソ連のベラルーシで9日、任期満了に伴う大統領選が投開票され、国営メディアによると、暫定結果で現職のルカシェンコ大統領(65)が約8割の票を集め、6選を決めた。ただ、各地の都市で選挙の不正を訴え、抗議する人々が治安部隊と衝突。同国の内務省によると、約3000人を拘束しており、選挙の正当性を巡り緊迫した状況が続きそうだ。

 国営ベルタ通信によると、中央選管が10日朝に公表した暫定結果で、ルカシェンコ氏は80・23%の票を獲得。政権への抗議運動を繰り返し逮捕されたブロガーの夫の代わりに出馬し、最大の対抗馬とみられていた主婦のチハノフスカヤ氏(37)の得票率は9・9%にとどまった。投票率は84・23%だった。

 ベラルーシでは9日の日中から大規模なインターネットの障害が起こり、首都ミンスクの中心部などで治安部隊の車両が展開。独立系メディアの出口調査では、チハノフスカヤ氏が8割以上を得票したとの結果も出ていた。そのため9日夜に政府系メディアがルカシェンコ氏の当選確実を伝えると、選挙の不正を訴えるため街頭で抗議行動を始めた人々が治安部隊と衝突し、ゴム弾や閃光(せんこう)弾などが発砲された。インターネット上には人々が負傷し、血を流す様子などが投稿されており、多数の負傷者が出ている模様だ。

 地元人権団体などによると、首都ミンスクで1人が死亡し、各地の衝突で約90人が負傷した模様だ。ベラルーシ内務省は10日未明、「警察は状況をコントロールしている」と発表。チハノフスカヤ氏は治安当局や国民に暴力行為をやめるよう呼びかける一方で、暫定結果を認めないと表明している。

 ルカシェンコ氏は1994年の大統領就任後、政敵を弾圧する強権政治を続け、「欧州最後の独裁者」と呼ばれてきた。最近は経済の低迷や新型コロナウイルスへの対応などを巡り、国民の不満が増大。逆風にさらされる中、選挙前から他の有力候補を逮捕するなど政敵の排除を進めていた。

 だが、政治経験のないチハノフスカヤ氏は出馬を認められ、政権に批判的な勢力を結集。7月末には首都ミンスクで6万人を超えるとみられる集会を開くなど、国民の不満を集める受け皿となっていた。

 これに対し、ルカシェンコ氏は「(情報戦などを伴う)ハイブリッド戦が仕掛けられている」として、国外からの選挙介入の可能性に繰り返し言及。国民に結束を呼びかける一方で、選挙戦終盤にはチハノフスカヤ陣営の幹部を拘束するなど強硬姿勢を強めていた。

 ルカシェンコ氏は過去の大統領選後も政権に批判的な勢力の拘束に踏み切り、欧米から制裁を受けた。今回も選挙の公正性に対し、欧米から懸念の声が相次いでおり、選挙結果や国内状況次第では新たな制裁を招く可能性がある。【前谷宏】

1320チバQ:2020/08/10(月) 23:14:22
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200810X800.html
ロシア、影響力拡大狙う=ベラルーシ情勢不安
2020/08/10 18:07時事通信

 【モスクワ時事】9日投票のベラルーシ大統領選は現職のルカシェンコ大統領が勝利した。ただ、長期独裁を続けるルカシェンコ氏への反発は強まっており、ベラルーシの情勢不安は続く恐れがある。これに乗じて隣国ロシアが影響力拡大を狙う可能性がある。

 10日付のロシアの有力紙ベドモスチは「ルカシェンコ氏は最も困難な選挙に勝利したが、立場は非常に弱まった」と指摘。大統領選によってベラルーシ社会が分裂し、ルカシェンコ氏に対する国民の不信感が増幅したとする専門家の見方を伝えた。

 政権基盤が弱まったルカシェンコ氏を取り込む可能性があるのがロシアのプーチン政権だ。プーチン大統領は大統領選直前の7日、ルカシェンコ氏と電話会談し「兄弟的な両国関係の一層の発展に向けた議論」を行った。選挙結果を受け、投票から一夜明けた10日、早速ルカシェンコ氏に祝電を送った。

 近年は「経済統合の深化」を迫るロシアにベラルーシが反発し、関係がぎくしゃくしていた。ルカシェンコ氏はロシアをけん制するために欧米に接近する動きを見せ、今年2月にはポンペオ米国務長官がベラルーシを訪問していた。

 しかし、今回の大統領選でルカシェンコ政権は反政権派を弾圧したことから欧米との関係改善は難しくなった。今後はロシアを頼る場面が増えそうだ。

 ロシアとベラルーシの関係をめぐっては、2024年に任期切れを迎えるプーチン氏が統合深化によって連合国家を創設してトップに君臨するというシナリオが取り沙汰されたことがある。今後の動きにルカシェンコ氏は神経をすり減らしそうだ。

1321チバQ:2020/08/12(水) 16:01:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb23e73d71654dadf608d22931d45c72291580bb

ベラルーシ大統領選の野党候補者、隣国へ逃れる 不正訴える抗議デモの最中




8/12(水) 11:43配信


CNN.co.jp


モスクワ(CNN) 東欧ベラルーシの大統領選に現職の対立候補として臨んだスベトラーナ・チハノフスカヤ氏が、同国を後にし、現在は隣国リトアニアにいることが分かった。同氏の選挙陣営が11日に明らかにした。

9日に行われた選挙は現職のルカシェンコ大統領が圧勝したとの結果が出ていた。これを受けチハノフスカヤ氏は、選挙に不正があったとして票の再集計を求めた。

国内では選挙結果に対する抗議デモが発生。治安部隊がこれを鎮圧する事態となっていた。チハノフスカヤ氏の陣営によると、ベラルーシを出ることを余儀なくされた同氏は現在、子どもたちとともにリトアニアにいるという。

リトアニアの外相は11日朝、チハノフスカヤ氏が国内にいると発表した。

チハノフスカヤ氏は、ベラルーシを出るにあたり、夫のユーチューブチャンネルに動画を投稿。疲れ切った様子で「非常に難しい決断を、自分自身で下した。大勢の人が理解してくれるはずだが、私を非難したり憎んだりする人も多いだろう。それでもあなた方が私のような選択を迫られることは決してない」と述べた。

2〜3時間後には、政権寄りのチャンネルがメッセージアプリでチハノフスカヤ氏の別の動画を共有した。その中で同氏は紙を読み上げる形でベラルーシの国民に抗議行動を止めるよう要求。選挙結果について「国民が自ら選択した」と、不正があったとする自身の主張を完全に翻す言葉も口にした。

2本目の動画がいつ、どこで撮影されたのかは不明だが、ソーシャルメディア上ではチハノフスカヤ氏について、脅迫を受けて国外へ行かざるを得ない状況になったのではないかという臆測が飛び交った。

チハノフスカヤ氏の陣営は9日、CNNの取材に対し、これまで選挙運動にかかわった9人が逮捕されていると明らかにした。チハノフスカヤ氏の夫で著名ユーチューバーのセルゲイ・チハノフスキー氏も、5月以降当局に拘束されている。

1322とはずがたり:2020/08/12(水) 20:03:39

https://twitter.com/wa8492/status/1293421268222357509
戦間期に生きてる事を自覚し始めた枢密院勅令
@wa8492

5時間
ルカシェンカ、ベラルーシに戒厳令と門限を導入-電報 https://focus.ua/world/460823-lukashenko_vvedet_v_belarusi_voennoe_polozhenie_i_komendantskii_chas__telegram  信頼性は不明ですが、ルカシェンコ大統領は8月25日まで憲法第84条第29項に基づく戒厳を布告したとの情報が。数時間前は緊急事態の導入との報道だったので混乱してる。

1323チバQ:2020/08/13(木) 09:38:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/74424c28e98dec07086107d8fdfb545130b5bdf3
ベラルーシで「救国戦線」結成 反体制派が政権奪取へ宣言
8/13(木) 7:14配信


12日、ベラルーシの首都ミンスクで大統領選の結果に抗議するデモ参加者(ゲッティ=共同)
 【モスクワ共同】9日のベラルーシ大統領選で立候補を却下された反体制派の元外交官ツェプカロ氏は12日、6選を決めたルカシェンコ大統領から政権を実力で奪取することを目的とした「救国戦線」の結成を宣言した。タス通信が報じた。反政権の有力な動きに発展するかどうかは不明。ツェプカロ氏は逮捕を避けるために国外に滞在している。

 ベラルーシ各地では12日夜もルカシェンコ氏の当選は不正だと訴える4日目の抗議行動が行われた。過去3日で6千人以上が拘束されたが、拘束者は日々減少傾向にある。内務省によると、西部ブレストでは治安当局者が市民に対して警告後に発砲し、1人が負傷した。

1324とはずがたり:2020/08/13(木) 15:10:27
マース独外相、ベラルーシに抗議デモ身柄拘束者の釈放を呼びかけ
ドイツのハイコ・マース外務大臣は、ベラルーシ政権は無許可で行われた抗議デモで身柄を拘束された人々を釈放するべきであると発言した。
https://www.trt.net.tr/japanese/shi-jie/2020/08/12/masudu-wai-xiang-berarusinikang-yi-demoshen-bing-ju-shu-zhe-noshi-fang-wohu-bikake-1471229
12.08.2020 ~ 13.08.2020
マース独外相、ベラルーシに抗議デモ身柄拘束者の釈放を呼びかけ


マース大臣とロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、首都モスクワで会談したあとに記者会見を開いた。

ベラルーシで実施された大統領選挙にアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が勝利したことに抗議して2日間次々と行われた無許可の抗議デモで多数の人が身柄を拘束されたことに注意を促したマース大臣は、

「平和的に自身の民主的権利を行使して街に繰り出した人々を釈放するよう呼びかける。これは、抗議運動中に任務を遂行したジャーナリストに対しても当てはまる。ジャーナリストも即座に釈放されるべきである」と述べた。

マース大臣は、国際社会はこれに対して断固たる姿勢を披露すべきであると強調した。

欧州連合(EU)がベラルーシに金融問題で適用していた制裁を以前解除したことを振り返ったマース大臣は、

「ベラルーシでこの数週間及び最近発生している事件に照らしてこのことをEUで真剣に協議する必要があるであろう」と話した。

ノルド・ストリーム2天然ガスパイプラインの建設に関して言及したマース大臣は、アメリカがプロジェクトに対して制裁によって圧力をかけていると語った。

「いかなる国家も威嚇によってEUのエネルギー政策を特定することはできない」と述べたマース大臣は、このプロジェクトが近く完成することを期待すると述べた。

ラブロフ大臣もスロバキアがロシア人外交官2人をスパイ容疑で国外退去処分にしたことに言及し、「問題はスロバキアではない」と述べた。

アメリカ国務省のモーガン・オータガス報道官がスロバキアが下した判断を歓迎したことを振り返ったラブロフ大臣は、

「ほかの海外の代表者がこの状況に関してこのような形で見解を述べたことは一切なかった。従って、この事件に誰が関与している可能性があるかを考えてみて下さい」と見解を述べた。

東欧諸国のスロバキアは、同国に赴任しているロシア人外交官2人をスパイ容疑で国外退去処分にしたことを報告している。

ロシア外務省もスロバキアの決定に相互主義の原則に沿って対応することを公表している。



(2020年8月11日)

1325チバQ:2020/08/14(金) 16:23:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d269e727df177dac955d2936b48c019189d9c21
ベラルーシ、数千人が「人間の鎖」 選挙後の暴力に抗議
8/14(金) 5:49配信


ベラルーシの首都ミンスクで、白い服を着て道路沿いに並び、警察の暴力に抗議する女性たち(2020年8月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ベラルーシで13日、アレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領が6選を果たした大統領選挙の結果や、選挙後に起きた警察による暴力的な取り締まりに抗議するデモが行われ、数千人が「人間の鎖」をつくった。

【写真】花を手にして警察の暴力に抗議する女性たち

 ベラルーシでは大統領選が行われた9日以降、4晩にわたり騒乱が続き、少なくとも2人が死亡、数百人が負傷したほか、7000人近くが拘束された。

 隣国のロシアはデモについて、旧ソ連邦構成国であるベラルーシの不安定化を狙って国外で組織されたものだと主張。一方、欧州諸国は警察の暴力を批判するとともに、ルカシェンコ大統領に新たな制裁を科す構えを示している。

 ベラルーシの首都ミンスクでは数千人が手をつなぎ、街頭を行進。多くは白い服を身にまとい、花や風船を手にしていた。現場の雰囲気はここ数日よりも平穏で、デモ隊が都心の通りを歩き、道路沿いに列をつくると、行き交う車が支持を表してクラクションを鳴らした。

 地元メディアによると、ほかの国内6都市でも同じような人間の鎖がつくられた。一方で活動家らは、夜にさらなる抗議デモを行うよう呼び掛けている。

 反政権派は、ルカシェンコ氏が大統領選で有力対立候補だったスベトラーナ・チハノフスカヤ(Svetlana Tikhanovskaya)氏に勝利するため不正行為におよんだと主張。チハノフスカヤ氏は選挙後、隣国リトアニアに逃れている。【翻訳編集】 AFPBB News

1326チバQ:2020/08/17(月) 10:41:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f5d89f8617361cc7df6ad4c5ebc70f06fde67f7
ベラルーシで5万人規模のデモ、大統領選のやり直し求め
8/17(月) 10:15配信

(CNN) ベラルーシの首都ミンスクで16日、大統領選のやり直しを求める大規模なデモが実施された。その近くではルカシェンコ大統領が集会を開き、支持者らを前に演説した。

抗議デモの規模について正式な発表はないが、現地のCNN取材班によると午後3時の時点で5万人前後が参加していたとみられる。

ルカシェンコ氏の集会については内務省が参加者6万5000人と発表したが、取材班によれば1万人足らずだったと推定される。市中心部では集会に先立ち、人々がバスで連れて来られる場面も目撃された。

ベラルーシでは9日の大統領選でルカシェンコ氏の6選が決まったのに対し、不正疑惑が指摘されている。

対立候補の野党指導者、チハノフスカヤ氏は隣国リトアニアに脱出。この1週間の抗議デモで数千人が拘束された。

ルカシェンコ氏は16日の演説で、ベラルーシが外国の介入に脅かされていると主張した。「西側の国境沿いで兵力が増強され、リトアニアとポーランド、ウクライナから選挙のやり直しを命じられている。言うことを聞いてしまえば我々は滅びる」と訴えた。

これに対し、リトアニアやポーランドが加盟する北大西洋条約機構(NATO)の報道官は兵力増強を否定。東方に配備している兵力は自衛と平和維持が目的で、他国に脅威を及ぼすことはないと強調した。ベラルーシの政権は平和的な抗議行動の権利を尊重するべきだとも述べた。

同国のリェシェニャ駐スロバキア大使は15日、国内紙を通して公開したビデオの中で、抗議デモへの支持を表明した。

一方、ベラルーシ国防省は同日、北東部の国境沿いで17〜20日に実戦演習を実施すると発表した。

1327とはずがたり:2020/08/18(火) 02:21:26
https://twitter.com/gonoi/status/1295365650358001666
Ikuo Gonoi
@gonoi
みんな聴いて!いまBBC報道でベラルーシで人々が非暴力デモや抗議行動、ゼネストをした結果、26年間も君臨したルカシェンコ大統領がついに折れて新憲法制定後に大統領選を再選挙するって!非暴力直接行動と直接民主主義が勝ったよ!
We #StandwithBelarus in their fight for democracy!
#FreeBelarus

ただしまだ予断を許さない。ルカシェンコ大統領はベラルーシ国境付近で軍事訓練を開始し平和なデモを牽制、しかもロシアのプーチン大統領に介入を依頼中。対してEUやラトヴィア等の隣国の大統領や首相は公正な選挙を求めて制裁を検討中。国際社会は独裁政権側の武力行使を防ぐべき。#StandwithBelarus

午後11:23 ・ 2020年8月17日・Twitter for iPhone

2020年 8月 17日 11:13 PM JST
EU首脳、ベラルーシ情勢巡り19日に緊急会議
https://jp.mobile.reuters.com/article/amp/idJPKCN25D1P2?taid=5f3ab548b0f5f50001d7b6c5&utm_campaign=trueAnthem%3A%20Trending%20Content&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter&__twitter_impression=true

欧州連合(EU)のミシェル大統領は17日、再選を決めたルカシェンコ大統領への抗議行動が続くベラルーシ情勢を巡り、19日にテレビ会議形式で緊急首脳会議を開催すると明らかにした。昨年9月撮影(2020年 ロイター/YVES HERMAN)
[ブリュッセル 17日 ロイター] - 欧州連合(EU)のミシェル大統領は17日、再選を決めたルカシェンコ大統領への抗議行動が続くベラルーシ情勢を巡り、19日にテレビ会議形式で緊急首脳会議を開催すると明らかにした。

ミシェル氏は「ベラルーシの国民には、自らの将来を決め、指導者を自由に選ぶ権利がある。デモ参加者に対する暴力は受け入れられず、容認できない」と表明した。さらに首脳会議では、デモ参加者への支持を打ち出すとともに、具体的な支援策について協議するとした。

またEU当局者によると、ロシアに対し問題に介入しないよう警告する構えだ。

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ベラルーシで9日に行われた大統領選では、ルカシェンコ氏が約80%の得票率で6選を決めた。EUは選挙の不正や選挙後の取り締まりに関与したとみられる当局者らを対象とした制裁手続きに入った。

1328とはずがたり:2020/08/18(火) 11:33:58

ベラルーシ20万人デモ 大統領6選に抗議
会員限定有料記事 毎日新聞2020年8月18日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20200818/ddm/002/030/111000c

 旧ソ連のベラルーシでは15、16の両日、ルカシェンコ大統領の6選に対する抗議活動が全土で続き、地元メディアによると、首都ミンスクでは20万人以上が参加したとみられる史上最大規模の抗議集会が開かれた。これに対し、ルカシェンコ氏は17日、再選挙や退陣を拒否する考えを改めて示した。ルカシェンコ氏はプーチン露大統領に支援を求めており、隣国ロシアの対応が今後の焦点となりそうだ。

 ミンスク中心部では16日午後、ルカシェンコ氏の当選に抗議する集会が開かれ、地元メディアによると参加者は20万人を超えたとみられる。一方、ルカシェンコ氏も自身の支持者による集会を開催し、欧米からの軍事介入の脅威を訴えたが、現地メディアの推計では数千〜数万人規模にとどまった模様だ。選挙後に国外脱出した対立候補のチハノフスカヤ氏は17日、「ベラルーシを率いる用意がある」との声明を出した。

1329チバQ:2020/08/18(火) 18:49:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2e7ab27cfc979dc4f871b7e9d2d49870c6ea915
ベラルーシから出国した反政権派候補、大統領就任に意欲
8/18(火) 12:48配信


大統領選の不正疑惑に対する抗議が続く旧ソ連のベラルーシのミンスクで17日、スベトラナ・チハノフスカヤ氏をあしらった旗を持ってデモに参加する人々=AP
 大統領選の不正疑惑に対する抗議が続く旧ソ連のベラルーシで、ルカシェンコ大統領(65)の対立候補として出馬したスベトラナ・チハノフスカヤ氏(37)が17日、「国の指導者として責任を負う用意がある」と述べ、大統領就任に意欲を示した。法制度を整えた上で公正な選挙を実現するとした。国民向けのビデオメッセージで発表した。

【写真】ベラルーシ大統領選の対立候補のスベトラナ・チハノフスカヤ氏が17日に発表したビデオ=ロイター

 今月9日に投開票された大統領選で中央選管は1994年から政権につくルカシェンコ氏が80%の得票で6選を果たしたと発表したが、反政権派は反発。市民らの集会、デモが連日各地で続く。チハノフスカヤ氏は投票翌日に隣国リトアニアに出国する一方、自らが当選したと主張している。陣営は政権に対し、平和な政権交代を実現するための協議を呼びかけている。

 一方、ルカシェンコ氏は17日、選挙結果に抗議して労働者の一部がストライキに入った首都ミンスクのトラクター工場を訪れ、聴衆から「やめろ」などと罵声を浴びながら演説。「殺されるまで再選挙はしない」などと主張する一方、憲法を改正して権限を移譲する考えがあるとも述べ、一定の譲歩をする姿勢も示した。(モスクワ=喜田尚)
朝日新聞社

1330とはずがたり:2020/08/19(水) 14:05:32
2736 自分:とはずがたり[] 投稿日:2020/08/19(水) 14:05:09
ロシア、中国向けに石油化学工場建設 経済関係強化へ
https://jp.wsj.com/articles/SB11137825586068763813404586577071086704438
By Georgi Kantchev
2020 年 8 月 19 日 01:00 JST

 【モスクワ】ロシアは世界最大規模のポリマー(重合体)工場の建設を開始した。生産は中国市場向けで、中国との経済関係を強化するロシアの狙いが浮かび上がる。

 かつては反目し合っていたロシアと中国も最近は経済的・政治的な協力関係を深めており、大型プロジェクトでの提携が目立つようになった。今回の110億ドル(約1兆2000億円)のプロジェクトもその流れにある。

 両国間の貿易は昨年、過去最高の1100億ドル超に達している。

 ロシアの石油化学会社シブール・ホールディングが今...

1331チバQ:2020/08/20(木) 18:23:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1c66d1e196f374e0aba153340703fbd0d9ed87a
ロシア野党指導者ナワリヌイ氏、意識不明で集中治療室に搬送 紅茶に毒か

8/20(木) 15:58配信
【AFP=時事】(更新)ロシアの野党勢力指導者でウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領批判の急先鋒(せんぽう)として知られるアレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏(44)が、意識不明で病院に搬送された。同氏の広報担当者が20日、明らかにした。毒を盛られたようだという。

 ナワリヌイ氏の広報担当者、キラ・ヤルミシュ(Kira Yarmysh)氏によると、ナワリヌイ氏はシベリア(Siberia)からモスクワに移動中の機内で意識不明に陥り、飛行機は緊急着陸した。

 ヤルミシュ氏はツイッター(Twitter)に「アレクセイが毒を盛られた」「現在、集中治療室に入っている」と投稿。「紅茶の中に何らかの毒が混入されていたとみている。けさ、彼が口にしたのはそれだけだ」「医師によると、毒物は熱い液体を通じて短時間で吸収された」と説明した。

 ヤルミシュ氏によると、ナワリヌイ氏は空港で紅茶を飲み、離陸後すぐに意識を失ったという。

 タス通信(TASS)も、ナワリヌイ氏がオムスク(Omsk)の病院の集中治療室で中毒症状の治療を受けていると伝えた。病院の医療主任は、ナワリヌイ氏の容体についてタス通信に「重体だ」と述べた。

 ナワリヌイ氏はロシア政権中枢の汚職を追及し、プーチン大統領を露骨に批判してきた人物。過去にもたびたび身体的な攻撃を受けており、昨年8月には無許可デモを呼び掛けたとして逮捕され収監中に、両まぶたが腫れ上がり体のあちこちに膿瘍(のうよう)ができる「重度のアレルギー症状」で病院に搬送された。この時も、ナワリヌイ氏側は毒を盛られたと主張し、捜査を要求していた。【翻訳編集】 AFPBB News

1332チバQ:2020/08/20(木) 22:42:16
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200820X666.html
影響力維持へ政権交代容認か=ベラルーシ情勢でロシア
2020/08/20 14:36時事通信

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン政権は19日、大統領選の結果をめぐり混乱が続く隣国ベラルーシに対し、現時点で軍事援助を含む支援を行う必要はないと表明した。ベラルーシ反政権派はロシアを敵視しておらず、親ロシア派政権が倒された2014年のウクライナ政変と状況が異なる。ロシアは政権交代も含め、自国の影響力を最大限維持できる形での事態収拾を狙っているもようだ。

 9日のベラルーシ大統領選をめぐっては、国内外で選挙不正が指摘され、ルカシェンコ大統領は退陣要求にさらされている。ロシア国内でもルカシェンコ氏は「免れることのできない不名誉な退陣へと向かっている」(カーネギー財団モスクワ支部のトレーニン所長)という見方が広がっている。

 プーチン大統領とルカシェンコ氏の関係には近年、経済統合をめぐり不協和音が生じていた。大統領選前にベラルーシ当局が「騒乱を企てた」としてロシア人傭兵(ようへい)を拘束したこともロシアの不満を増幅させた。一方、反政権派の女性候補チハノフスカヤ氏の陣営は18日、ロシアや欧州連合(EU)各国と関係を築く意向を表明している。

 トレーニン氏は17日発表の論文で、プーチン政権は「ルカシェンコ氏にうんざりしているが、ベラルーシがウクライナの道をたどり、反ロ的で北大西洋条約機構(NATO)寄りになることは容認できない」と分析。ロシアが取り得る選択肢として、軍事介入は「破滅的な結末になるため、とにかく避けるべきだ」と強調した。

 ルカシェンコ氏を支え続けるのも「金を使ってロシアへの憎しみを生むことになる」と否定的見解を表明。最良の選択肢はルカシェンコ氏に亡命を促し、同氏抜きでの権力移行をロシアが主導することだと指摘した。

1333チバQ:2020/08/25(火) 11:09:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/25101baf58050f74484e454c81b48f7deea78a60
対立、長期化の様相 大統領、反政権派に譲歩せず 混乱続くベラルーシ
8/24(月) 20:33配信
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23日、ミンスクで、防弾チョッキを着て銃を持つベラルーシのルカシェンコ大統領=国営ベルタ通信が公表(AFP時事)
 【モスクワ時事】大統領選の結果をめぐり混乱が続くベラルーシで、ルカシェンコ大統領の6選に抗議するデモが23日、首都ミンスクで行われ、2週連続で約20万人が参加した。

 参加者は大統領退陣を求めて圧力を強めたが、ルカシェンコ氏は屈する姿勢を見せず、対立長期化の様相が漂い始めている。

 ミンスク中心部の広場は反政権派の象徴である白と赤の旗を掲げるデモ隊によって埋め尽くされた。参加者は「(ルカシェンコ氏は)辞任せよ」「自由を」などとシュプレヒコールを上げ、市内を行進した。

 これに対し、軍や治安部隊を掌握するルカシェンコ氏も対決姿勢を強めている。地元メディアは同氏がヘリコプターに乗って上空からデモの状況を確認する姿を報道。ルカシェンコ氏は「(デモ隊は)ネズミのようだ」と述べ、敵対心をあらわにした。国営メディアは防弾チョッキを着たルカシェンコ氏が銃を持ってヘリから降り立つ姿や、治安部隊を激励する動画も配信。反政権派を威嚇する意図がありそうだ。

 反政権派の女性候補チハノフスカヤ氏らは平和的な政権移行を目指し、「調整評議会」を設立。政権に対話を呼び掛けているが、ルカシェンコ氏が応じる気配はない。反政権派幹部は23日、デモ参加者に向けた声明で、「われわれの抗議活動はマラソンだ」と述べ、事態長期化への覚悟をのぞかせた。

 政権は抗議デモの取り締まり強化を警告していたが、23日は大きな衝突はなかった。ただ、ベラルーシ国防省は23日、今後は軍が国内にある第2次大戦の記念碑などの警備を担当すると発表。警備を口実に軍がデモ隊排除に乗り出す恐れが出ている。

 一方、ルカシェンコ政権と反政権派の動向を注視していたロシアが政権擁護の立場をにじませ始めている。ロシアのラブロフ外相は23日、国際監視団が不在だった9日の大統領選の結果を今になって検証するのは無理だと主張した。

 チハノフスカヤ氏についても「ストライキや抗議デモ継続を呼び掛けており強硬だ」と暗に批判。チハノフスカヤ氏が英語で声明を発表するようになったことも「欧米志向」として不快感を示した。

1334チバQ:2020/08/25(火) 11:54:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f818f23f0745793ae40c46515a894d7c25e2072
ベラルーシルーブル、対ユーロで過去最安値 パニックとの声も
8/24(月) 20:03配信
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 ベラルーシで大統領選挙の結果を巡る混乱が続く中、通貨ベラルーシルーブルが24日、一段安となり対ユーロで過去最安値を更新した。写真はミンスクで23日撮影(2020年 ロイター/Vasily Fedosenko)
[モスクワ/ミンスク 24日 ロイター] - ベラルーシで大統領選挙の結果を巡る混乱が続く中、通貨ベラルーシルーブルが24日、一段安となり対ユーロで過去最安値を更新した。

0845GMT(日本時間午後5時45分)現在ルーブルは対ユーロ<EURBYN=>で1%安の1ユーロ=3.0160ルーブル。一時3.0186ルーブルまで下落した。

対ドル<BYN=>では約2%安の1ドル=2.5364ルーブルと4月9日以来の安値となった。

ミンスクの為替ディーラーはロイターに「パニックが起きている。現金の外貨に対する需要が非常に強い」と述べた。

別の関係筋によると、ある国営銀行は預金者からの引き出し請求が250万ドルに達したが、手元には10万ドルしかなかった。

1335チバQ:2020/08/25(火) 15:17:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/477be015c9b77ba4a83597d19e18c2df6d7d34b3
ロシア反体制派ナワリヌイ氏へ毒物使用の兆候 ドイツの病院が公表
8/25(火) 13:57配信
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ロシアの反体制派指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏=AP
 ロシアの反体制派指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏(44)が意識不明となっている問題で、治療に当たるドイツ・ベルリンのシャリテ大学病院は24日、毒物が使用された兆候があるとの見解を公表した。同氏はプーチン露大統領批判の急先鋒(せんぽう)で、毒殺未遂の疑惑が深まっている。

 同病院によると、体内のコリンエステラーゼという酵素の働きを阻害する物質による中毒症状がみられた。毒物の特定にはさらに分析が必要という。ナワリヌイ氏の容体は深刻だが、命の危険はないとしている。ただ、神経系に長期的な影響が残る可能性も排除できないという。

 独メディアによると、ナワリヌイ氏を診察したロシアの病院は、同種の物質は検出されなかったと説明している。メルケル独首相は「ロシア当局は完全な透明性の中で、事件を徹底的に捜査しなければならない」との声明を発表した。

 ナワリヌイ氏は20日、ロシアの空港で紅茶を飲んだ後、国内線の旅客機内で意識を失って病院に入院。治療のため22日にベルリンに搬送されていた。【ベルリン念佛明奈】

1336チバQ:2020/08/30(日) 22:24:26
https://www.sanke/world/news/200830/wor2008300015-n1.html

露極東で異例の50日連続デモ ハバロフスク、知事拘束に抗議
2020.8.30 20:09
 【モスクワ=小野田雄一】ロシア極東ハバロフスク地方の中心都市、ハバロフスクで29日、同地方のフルガル知事が治安当局に拘束されたことに抗議する数千人規模の反政権デモが行われた。デモは7月11日に始まり、この日で50日連続となった。極東で反中央と反政権の抗議が噴出する異例の事態が続いている。

 フルガル氏は7月9日、極東で2004〜05年に起きた殺人事件を首謀した疑いで治安当局に拘束され、首都モスクワに移送された。デモ隊はフルガル氏の釈放や、中央集権体制を築いたプーチン露大統領の退陣などを要求している。

 7月18日のデモには4万5千人、25日には6万5千人が参加し、規模が縮小しつつも抗議が続いてきた。最近は、大規模な抗議活動で独裁体制が揺れるロシアの隣国、ベラルーシの反体制派との連帯をデモ隊が示す場面も多い。

1337チバQ:2020/09/01(火) 21:18:21
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2009010028.html
ベラルーシ反体制派、新党設立を表明 活動の合法性確保へ
2020/09/01 19:09産経新聞

 【モスクワ=小野田雄一】ルカシェンコ大統領の再選が発表された大統領選への抗議が続くベラルーシで、同氏と選挙戦を争った反体制派候補、チハノフスカヤ氏の陣営は8月31日、新党「共に」を設立すると発表した。イタル・タス通信が伝えた。数日内に新党登録書類を作成し、法務当局に提出する。ただ、政権側はチハノフスカヤ氏陣営への圧力を強めており、登録を承認するかは不明。

 同氏陣営は新党設立の目的を「反体制派の結集を促すとともに、活動の合法性を確保するため」とした。

 政権側による開票不正を主張する同氏陣営は選挙後、平和的な政権移行プロセスを協議する組織として「調整評議会」を設立。政権側に再選挙や対話を要求していた。しかし政権側は評議会を「権力奪取を狙った違法組織だ」として刑事捜査に着手。複数の評議会幹部を無許可デモを組織した容疑などで拘束した。

 政権側を支持する隣国ロシアも、政権側と反体制派側の対話の必要性を認める一方で、評議会については「設立の経緯や合法性に疑問がある」とし、評議会を反体制派側の対話窓口とすることに否定的な立場を示していた。

1338チバQ:2020/09/06(日) 12:54:32
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020090500167&g=int

セルビア・コソボ、経済関係正常化で合意 仲介の米「歴史的」と称賛
2020年09月05日05時20分

4日、米ホワイトハウスで、合意文書に署名したセルビアのブチッチ大統領(AFP時事)
4日、米ホワイトハウスで、合意文書に署名したセルビアのブチッチ大統領(AFP時事)

4日、米ホワイトハウスで、合意文書に署名したコソボのホティ首相(AFP時事)


 【ワシントン時事】旧ユーゴスラビア構成国セルビアのブチッチ大統領と、セルビアからの独立を宣言したコソボのホティ首相は4日、米首都ワシントンで会談し、経済関係を正常化することで合意した。セルビア、コソボ両国はイスラエルとの関係改善でも一致した。
 ホワイトハウスで合意文書の署名式に立ち会ったトランプ米大統領は「両国は雇用創出と経済成長を重視し、大きな成功を手にした」と強調。「歴史的な日だ」と称賛した。
 コソボは2008年に一方的な独立を宣言したが、セルビアは独立を認めていない。ただ、ブチッチ大統領は「いまだ多くの違いがあるが、大きな前進だ」とコソボとの関係改善に前向きな姿勢を示した。
 米政府によると、コソボは合意の一環として、イスラエルとの関係正常化と外交関係樹立を約束。セルビアも来年7月までに在イスラエル大使館をエルサレムに移転することで合意した。

1339チバQ:2020/09/07(月) 00:29:21
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20200906-567-OYT1T50184.html
ベラルーシ首都で大規模デモ、日曜に4週連続…拘束者も
2020/09/07 00:12読売新聞

ベラルーシ首都で大規模デモ、日曜に4週連続…拘束者も

6日、ベラルーシの首都ミンスクで、反政権の象徴の旧国旗を掲げるデモ参加者ら(AP) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【モスクワ=田村雄】大統領選結果に対する抗議が続くベラルーシの首都ミンスクで6日、日曜日の大規模行動としては4週連続となるデモ行進が行われた。タス通信は参加者は数万人としている。国内の人権団体は、少なくとも84人が拘束されたと発表した。

 ルカシェンコ政権は、治安部隊を大量投入して主要道を封鎖し、大統領官邸周辺には装甲車を配置するなど厳戒態勢を敷いている。抗議行動はミンスク以外の都市でも実施された。

 一方、インターファクス通信によると、反政権派の主要組織「調整評議会」の女性幹部1人は5日、隣国ポーランドに退避した。女性幹部は無許可で大規模集会を計画した疑いで拘束された後、当局から長期投獄か出国かを迫られ、ポーランドに逃れたという。幹部7人のうち別の2人も拘束されており、評議会への締め付けが強まっている。

1340チバQ:2020/09/08(火) 08:58:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/80c0a541e582d1d6545868ac4306e19289a70758
ベラルーシ、633人を拘束 4週連続で抗議集会 10万人以上がデモ
9/7(月) 13:14配信
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大統領官邸付近に集まる抗議活動の参加者=ベラルーシの首都ミンスクで8月30日、AP
 大統領選の結果に対する抗議活動が続く旧ソ連のベラルーシでは6日、各地で抗議集会が開かれ、インタファクス通信によると、首都ミンスクでは10万人以上が抗議デモに参加した。日曜日に行われる大規模な抗議活動は4週連続。政権側は対決姿勢を強めており、デモ終了後に取り締まりを実施し、内務省は全国で633人を拘束したと発表した。

 ミンスクでは6日朝から治安部隊が中心部に展開し、内務省は無許可の集会に「すべての必要な措置を取る」と声明を出した。だが、午後になると市内各地からデモ隊が集結。多くは先週に続き、大統領官邸近くまで行進し、ルカシェンコ大統領の退陣を求めた。

 デモ参加者の多くが解散した夕方になると、官邸前では催涙ガスがまかれたとみられ、治安部隊による拘束が始まった。地元メディアは、治安当局の関係者とみられる私服姿の集団が逃げる市民を警棒で殴りつけたり、喫茶店の窓を割って客を拘束したりする様子なども報じている。地元人権団体は6日夜時点で、ミンスクで少なくとも約200人が拘束されたとしている。

 ルカシェンコ氏については、ロシアのプーチン大統領が8月29日に「我々は選挙の正当性を認める」と支持する姿勢を明言。隣国の後ろ盾を得たルカシェンコ政権は強硬姿勢を強めており、学生による大規模なデモが起こった1日も100人以上を拘束。抗議活動を取材する独立系メディアの記者を「無許可の集会に参加した」として拘束する事例も相次ぐ。

 一方、隣国リトアニアに脱出した、大統領選の対立候補だったチハノフスカヤ氏は4日、テレビ会議形式で行われた国連安全保障理事会の非公式会合に参加。「国連に治安当局の行き過ぎた実力行使への非難を求める」と訴え、監視団の派遣を要請した。9日にはポーランドでモラウィエツキ首相らと面会を予定しており、国際社会への働きかけを強めている。【前谷宏】

1341チバQ:2020/09/10(木) 11:28:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/e18567127864e819399e8cb74afc672ad3b5f85a
新型コロナは同性婚への「神罰」発言の聖職者、検査で陽性 ウクライナ
9/10(木) 10:53配信
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(CNN) 新型コロナウイルスは同性婚に対する「神の罰」と形容していたウクライナ正教会の指導者が、新型コロナウイルス検査で陽性と判定された。

陽性反応が出たのはウクライナ正教会キエフ聖庁のフィラレート総主教(91)。容体は安定しており、治療が続けられているという。

陽性反応については、同教会が4日にフェイスブックの投稿で発表していた。8日の投稿では、「フィラレート総主教の健康状態は安定しており、治療が続いている」と伝えた。

フィラレート総主教は今年3月、ウクライナのテレビ局の取材に対し、新型コロナウイルス禍について「人の罪、人類の罪深さに対する神の罰」と形容し、「まず何よりも、同性婚という意味だ」と言い添えた。

これに対してウクライナのLGBTQ+団体は、総主教の言葉は憎しみや差別をかき立てる可能性があるとして訴訟を起こし、謝罪や発言の撤回を求めていた。

教会側は、「教会の指導者として、人として、総主教には道徳に基づく自らの見解を表明する自由がある」と反論している。

ウクライナでは同性間の関係は合法だが、同性婚は認められていない。

新型コロナウイルスの症例は9日現在で14万3000例が確認され、3000人近くが死亡した。

1342チバQ:2020/09/11(金) 15:29:30
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091001156&g=int
「命奪う」と出国迫る 反政権派にベラルーシ当局
2020年09月10日19時55分

ベラルーシ反政権派のマリア・コレスニコワ氏=8月6日、ミンスク(AFP時事)

 【モスクワ時事】ベラルーシで国外退去を拒否して拘束された反政権派の女性幹部マリア・コレスニコワ氏(38)は10日、治安当局から「命を奪う」と脅迫を受け、出国を迫られたと反政権派のサイトで明らかにした。声明で「(治安当局が)私の命を奪うと述べ、私は現実として受け止めた」と説明。禁錮25年の刑になる可能性があるとも脅されたという。
【地球コラム】政変前夜か、混迷のベラルーシ
 コレスニコワ氏は7日に首都ミンスクで車に押し込まれて連行された。声明によれば、出国を拒否し続けたが、治安当局によって頭に袋をかぶせられ、車でウクライナ国境付近に連れて行かれた。8日、国境付近で自らパスポートを破って抵抗。捜査当局は9日に「国家の安全を損なおうとした」として、同氏を拘束したと発表した。

1343チバQ:2020/09/14(月) 10:10:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/1280759ae2e971365946f8742212cc7fc114a688
ロシア反体制派、市議会に足場 統一地方選、政権与党が圧勝
9/14(月) 9:22配信
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13日、ロシア・モスクワで、結果を伝えるロシア中央選挙管理委員会のモニターの前に立つ男性(タス=共同)
 【モスクワ共同】11日に投票が始まったロシア統一地方選は13日、投票終了後、即日開票され、猛毒の神経剤で襲撃されたとされる反体制派ナワリヌイ氏が支援したシベリアの都市の市議選で反体制派や野党候補が議席を獲得した。ロシアメディアが伝えた。ただ州や共和国などで行われた合計20の首長選では、政権が推した現職や新人候補が全員当選確実となり、政権が圧勝の勢い。

 今回の統一地方選は来年9月に予定される下院選挙の前哨戦と位置付けられており、政権側は首長選や下院補欠選挙で圧倒的な強さを示した。

1344チバQ:2020/09/14(月) 17:24:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/c344cb08c92848ca3bc131c006e88feb6130fc24
ベラルーシで5週連続大規模デモ 首都ミンスク、15万人参加 数百人拘束か
9/14(月) 16:28配信
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治安部隊に拘束されるデモ参加者=ベラルーシの首都ミンスクで2020年9月13日、AP
 大統領選の結果に対する抗議活動が続く旧ソ連のベラルーシで13日、5週連続となる大規模なデモが各地で行われた。インタファクス通信などによると、首都ミンスクでは15万人以上が参加し、全土では数百人が拘束された模様だ。ルカシェンコ大統領の6選が発表された8月9日の大統領選後、主に日曜日に大規模デモが続き、政権側は抗議の声を抑え込めない状況になっている。

 13日のデモは、国外追放を拒み、自らパスポートを破って拘束されることを選んだ反政権派幹部のコレスニコワ氏らをたたえるため、「英雄たちの行進」と名付けられた。ミンスクではデモ隊が政府高官の住宅が集中する市北部の高級住宅街を目指して行進。多くは手前の幹線道路を封鎖した治安部隊に行く手を阻まれたが、一部は住宅街に進入。これに対し治安部隊は警告射撃を行うなどして排除した。

 内務省によると、ミンスクだけで400人以上が拘束された。地方都市でも拘束が相次いでおり、西部ブレストではデモ隊に対する放水も行われた。

 ルカシェンコ氏は治安機関のトップを相次いで入れ替え、取り締まりを強化。治安部隊がこれまで控えていた女性に対する拘束も目立っている。反政権派が結成した「調整評議会」は幹部会メンバー7人のうち、体調面の不安から実質的な活動に関与していないノーベル平和賞作家のアレクシエービッチ氏を除く6人が拘束されるか、国外脱出を余儀なくされている。

 こうした中、ルカシェンコ氏は14日にロシア南部ソチでプーチン露大統領と首脳会談を開く。強権姿勢に欧米から非難の声が高まる中、ルカシェンコ氏はロシアに支援を求める構えを見せている。【モスクワ前谷宏】

1345チバQ:2020/09/15(火) 19:56:21
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091400132&g=int
ロシア地方選、政権与党が首長選で圧勝 ナワリヌイ派、シベリアで議席
2020年09月14日18時07分

13日、ロシア・ノボシビルスクの投票所で、統一地方選の投票をする男性(中央)(AFP時事)
13日、ロシア・ノボシビルスクの投票所で、統一地方選の投票をする男性(中央)(AFP時事)

ロシア極東ハバロフスクでの反政権デモ=8月8日(AFP時事)

 【モスクワ時事】ロシアで13日、統一地方選が行われた。18の州や共和国などで知事・首長選が実施され、即日開票の結果、プーチン政権与党「統一ロシア」の候補や政権の後押しを受けた候補がいずれも勝利した。統一ロシアのメドベージェフ党首(前首相)は「与党としての権威を保った」と勝利宣言した。
 ロシアでは新型コロナウイルスの感染拡大で経済が打撃を受けた。また、極東ハバロフスク地方で続く反政権デモや反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の毒殺未遂疑惑を受け、政権批判が投票結果に影響するかが注目されたが、政権は持ちこたえた格好だ。
 一方、ナワリヌイ氏の関係者は、同氏が体調急変前に選挙戦のために訪問したシベリアのトムスクやノボシビルスクの市議選で、ナワリヌイ氏派の候補が議席を獲得したと明らかにした。

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1346チバQ:2020/09/28(月) 17:41:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/07e1a2a96b8b826d714b1e469caa5541f9b81e3d

アルメニアとアゼルバイジャン、戦闘で互いを非難 23人死亡
9/28(月) 5:01配信
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アルメニア人の分離独立派とアゼルバイジャン軍との戦闘で破壊されたアゼルバイジャン軍の戦車を捉えたとされる映像の抜粋。アルメニア国防省の公式ウェブサイトより(2020年9月27日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】旧ソ連のアルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノカラバフ(Nagorny Karabakh)で27日に起きた戦闘で、両国は互いに、最初の攻撃を仕掛けてきたのは相手側だと非難した。戦闘により少なくとも23人の死亡が発表されており、同地域に影響力を持つロシアとトルコを引き込む恐れがある。

 アルメニアとアゼルバイジャンはナゴルノカラバフの帰属をめぐり数十年にわたり対立を続け、長年のライバルとされてきた。アルメニアの支援を受けるナゴルノカラバフで起きた今回の戦闘は、約110人が死亡した2016年以降最悪の軍事衝突となり、新たな紛争の懸念が高まっている。

 アルメニア当局によると分離独立派のアルメニア兵16人が死亡し、戦闘により100人以上が負傷した。アルメニア、アゼルバイジャンの双方がアルメニア人の女性と子どもが死亡したと発表。アゼルバイジャン政府は、アルメニアの分離独立派が発した砲撃により、アゼルバイジャンの5人家族が死亡したと発表した。

 戦闘を受けフランス、ドイツ、欧州連合(EU)はすぐに「即時停戦」を要求し、フランシスコ教皇(Pope Francis)は平和への祈りを捧げた。ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領はアルメニアのニコル・パシニャン(Nikol Pashinyan)首相と軍事衝突の再燃について協議し、「敵対行為の停止」を要求。ロシア政府は、「ロシア側は大規模な衝突の再開に深刻な懸念を示した」と述べた。

 しかし、アゼルバイジャンの同盟国であるトルコは、今回の戦闘の責任はアルメニア側にあるとし、アゼルバイジャン政府への「全面的な支援」を約束した。トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領はツイッター(Twitter)に「トルコ国民はこれまで通り、アゼルバイジャンのきょうだいたちをあらゆる手段により支援する」と述べた。

 アゼルバイジャンはアルメニアが停戦協定に違反したと主張し、「国民の安全を確保するため」戦車や大砲ミサイル、戦闘機、ドローン(無人機)を使った反撃を行ったと述べた。アゼルバイジャンはまた戒厳令を宣言し、大都市の夜間外出禁止を発令。ナゴルノカラバフとアルメニア政府間の通信管理において戦略上重要な山をアルメニア兵から占拠したと発表した。【翻訳編集】 AFPBB News

1347チバQ:2020/09/29(火) 19:09:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/be041045407936fc104000e1c27ab1095b4b6d1e
トルコ関与やアルメニア政変が伏線 ナゴルノカラバフ戦闘で専門家
9/29(火) 16:46配信
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アルメニアのパシニャン首相(左端)とアゼルバイジャンのアリエフ大統領(右端)=2018年12月、サンクトペテルブルク(AFP時事)
 【モスクワ時事】旧ソ連のアルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノカラバフをめぐる両国軍の戦闘が激化している。

 今回の大規模戦闘に至った背景について、ロシアの専門家はトルコが友好国アゼルバイジャンを支援して関与を強化したことや、アルメニアで2018年に政変で指導者が代わったことが伏線になったとみている。

 モスクワ国際関係大学付属機関の研究員などを務めるセルゲイ・マルケドノフ氏はカーネギー財団モスクワ支部への寄稿で「今回の出来事は完全に予想外だったとは言えない」と分析。今年7月にアルメニア軍とアゼルバイジャン軍が国境地帯で衝突した直後、トルコとアゼルバイジャンが合同軍事演習を実施していたことを挙げた。

 トルコのエルドアン大統領が今月の国連総会一般討論演説で、アルメニアを「地域の長期的な平和と安定の最大の障害」と批判し、ナゴルノカラバフ問題の解決を訴えたことも「アゼルバイジャンの強硬姿勢を助長したのは疑いようがない」と説明した。

 マルケドノフ氏はまた、アルメニアで18年に野党指導者として抗議デモを主導し、政変を起こしたパシニャン首相に対し、アゼルバイジャンが当初、路線変更の可能性を期待していたと指摘した。アルメニアでは18年まで国家指導者は2代続けてナゴルノカラバフ出身だった。

1348チバQ:2020/09/29(火) 19:57:12
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20200928k0000m030160000c.html
軍事衝突、激化の恐れ アゼルバイジャンとアルメニアともに戒厳令 70人死亡か
2020/09/28 20:14毎日新聞

軍事衝突、激化の恐れ アゼルバイジャンとアルメニアともに戒厳令 70人死亡か

(毎日新聞)

 旧ソ連のアゼルバイジャンとアルメニアが領有権を争うナゴルノカラバフ自治州で起こった両国の軍事衝突は28日も続き、タス通信などによると、これまで民間人を含め約70人が死亡した模様だ。両国とも戒厳令を敷き、「1994年の停戦以降、最大級の衝突」(露紙コメルサント)に発展する勢いで、ロシアやトルコなど関係国の動向が今後の展開の鍵となりそうだ。

 27日朝に始まった戦闘ではミサイルや無人機、戦車などが投入され、戦闘はアルメニアが実効支配するナゴルノカラバフとアゼルバイジャンの境界線に沿って広範囲に及ぶとみられる。アゼルバイジャンは南部の複数の村や戦略拠点などを奪取したとして、相手側の「550人が死傷した」と主張。一方、アルメニアも「アゼルバイジャン軍は約200人が死亡した」と戦果を強調しているが、実態は不明だ。

 ナゴルノカラバフ自治州政府は防衛部隊59人と民間人2人が死亡したことを公表。アゼルバイジャン側も民間人6人の死亡を明らかにしたが、自軍の被害は明らかにしていない。負傷者は民間人も含め、多数に上った模様だ。

 アルメニアが戒厳令を敷き、国家総動員を宣言したのに対し、アゼルバイジャンも戒厳令や部分的な動員を決定した。アルメニアのパシニャン首相は27日、これまで公式に認めるのを控えてきたナゴルノカラバフの独立を承認する可能性に言及。一方、アゼルバイジャンのアリエフ大統領も「アゼルバイジャン領の占領を終わらせる」と失地回復への意欲を強めており、対立が簡単には収まりそうにない状況だ。

 両国の戦闘が2カ月ぶりに再開したことを受け、ロシアはラブロフ外相が27日、両国やトルコの外相と相次いで電話協議を行い、戦闘停止を呼びかけるなど積極的な仲介に乗り出している。プーチン露大統領もパシニャン氏との電話協議で深い懸念を伝え、戦闘激化を防ぐよう求めた。

 ロシア主導の「集団安全保障条約機構」(CSTO)に加盟するアルメニアには、ロシア軍が駐留しており、安全保障上の脅威が生じた場合はロシアに軍事援助の義務が生じる。ただ、2018年の抗議デモによる政変で野党指導者から首相に就任したパシニャン氏は欧米寄りの姿勢も見せるため、ロシアから警戒されてきた。プーチン政権はアゼルバイジャンのアリエフ政権とも友好関係を築いており、早期に事態を沈静化させたい考えとみられる。

 トルコは伝統的な友好国のアゼルバイジャンへの支持をいち早く表明。一方でアルメニアとは第一次世界大戦時に起きたオスマン帝国によるアルメニア人虐殺を巡り対立を続けており、27日にはアルメニアの「侵攻」を非難した。アルメニアでも隣国トルコからの軍事介入の懸念が広まっており、パシニャン氏は「戦闘が地域外にも広がり、大規模になる恐れがある」とトルコの介入をけん制した。

 ロシアとトルコは近年、シリア情勢で協調してきた。一方でトルコが北大西洋条約機構(NATO)に加盟していることから、カーネギー国際平和財団モスクワセンターのトレーニン所長はツイッターに「トルコがアルメニアに侵攻すれば、CSTOが臨戦態勢を敷き、それがさらにNATOの臨戦態勢も招く。恐ろしい事態だ」と警鐘を鳴らし、ロシアや欧米の関係国に仲介努力を求めた。【モスクワ前谷宏】

 ◇ナゴルノカラバフ紛争

 ソ連時代の1988年、アゼルバイジャン共和国領内にあったナゴルノカラバフ自治州で、多数派を占めるアルメニア人の住民がアルメニア共和国への編入を要求。アゼルバイジャン共和国とアルメニア住民の間で紛争が勃発し、アルメニア共和国も介入した。約2万人の死者を出し、ソ連崩壊後の94年に停戦したが、アルメニアが実効支配を続ける。

1349チバQ:2020/10/02(金) 09:14:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3dac55293cb1f7773e7b4f200f13aff5b2b0ab7
三つどもえの対立、何が アゼルバイジャン衝突が拡大
10/1(木) 19:35配信




アゼルバイジャン、アルメニア衝突をめぐる関係相関図
 旧ソ連アゼルバイジャンのナゴルノ・カラバフ自治州周辺で続く同国軍とアルメニア軍の衝突は30日、死者が双方の発表で100人近くに達した。両国が非難合戦を続ける中、アゼルバイジャンを支援するトルコはアルメニア軍撤退を主張し、米国、ロシア、フランスによる和平協議も批判。三つどもえの対立に収束の気配は見えず、戦闘は1994年の停戦合意以来最大規模に広がりつつある。

【写真】ナゴルノ・カラバフ自治州の地図

 戦闘は27日に双方が相手側の攻撃への反撃だとして自治州や境界線周辺で始まった。範囲は拡大し、アゼルバイジャン国防省は29日、アルメニア軍が同自治州から離れた東部、北部地域に砲撃を加えたと発表した。一方、アルメニア国防省も同日、自国の東部領土へのアゼルバイジャン軍の攻撃でバスが炎上し、市民1人が死んだとした。

 アルメニア側は30日、自治州内でも市民3人が死亡したと発表した。自治州政府によると、アルメニア側の兵士の死者数は累計で約80人。アゼルバイジャンは兵士の死者数を明らかにしていないが、29日までに市民12人が犠牲になったと主張している。両国の軍、民間をあわせた犠牲者は実際には100人を超えたとみられる。

 両国首脳は29日、同じロシア国営テレビの番組で互いを非難。アゼルバイジャンのアリエフ大統領は「ナゴルノ・カラバフがアルメニアのものと言うなら交渉は不可能」と述べたのに対し、アルメニアのパシニャン首相は「アゼルバイジャンの攻撃は国民への宣戦布告だ。自衛権を行使せざるを得ない」と訴えた。

 アルメニア国防省は29日、トルコ軍のF16戦闘機が自国の戦闘機を撃墜したと主張。パシニャン氏は「トルコ軍高官らがアゼルバイジャン軍の司令部にいる」と発言した。これに対し、トルコ大統領府は「完全な虚偽だ」と否定した。また、トルコメディアは同国から分離独立をめざす少数民族クルド人の非合法武装組織クルディスタン労働者党(PKK)などがアルメニアの民兵を訓練していると報道するなど、情報戦の様相も呈している。
朝日新聞社

1350チバQ:2020/10/05(月) 19:21:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4adfba91ecef8d82af9750d86df6e12a0169396
キルギス議会選、政権が勝利 野党は不正訴え、デモの恐れ
10/5(月) 14:26配信

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時事通信
キルギスのジェエンベコフ大統領=2019年12月、ビシケク(AFP時事)

 【ビシケクAFP時事】中央アジアの旧ソ連構成国キルギスで4日、議会選(一院制、定数120、任期5年)の投票が行われた。

 開票率96%の暫定結果によると、議席獲得を確実にした4党のうち、3党が親ロシアのジェエンベコフ大統領に近い政党だった。

 ただ、野党は票の買収が行われたと不正を訴え、選挙結果に異議を唱えている。抗議デモが起こる可能性もある。得票率が足りないとして議席を得られない見通しの反大統領派政党アタメケンは「徹底的な手段をもって」抗議すると表明した。

1351チバQ:2020/10/06(火) 18:58:56
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100400250&g=int
アルメニアに避難民 おびえる市民―ナゴルノカラバフ紛争
2020年10月04日20時31分

3日、エレバンの教会で、ナゴルノカラバフ市民のために祈るアルメニア人たち(AFP時事)


 【ゴリス(アルメニア)AFP時事】アゼルバイジャンとアルメニアの係争地ナゴルノカラバフの中心都市ステパナケルトがここ数日、激しい砲撃にさらされている。国境に近いアルメニア南部の都市ゴリスにもおびえた表情の避難民の姿が見られるようになってきた。
アゼルバイジャン第2の都市攻撃 アルメニアと戦火拡大
 「(アルメニアの首都)エレバンに行きますか」。疲れ果てた避難民の家族が通りすがりの車に尋ねて回っていた。人口5万人のステパナケルト市民の多くが、まずゴリスに身を寄せ、北西へ350キロ離れたエレバンを目指す。
 9月27日の開戦から1週間が過ぎた。ゴリスには車やトラックがしきりに往来し、ソ連時代のホテル前に人々を降ろしていく。
 女性記者アニさん(31)が乗用車でやってきて「何人? 乗っていく?」と避難民に聞いていた。仕事を放り出してエレバンからやってきた。「きょうも激しい砲撃があってステパナケルトから何百人も逃げてきている。何とかしないといけない」と訴えた。同僚には「私のことは忘れて」と言い残してきたという。
 エレバンで避難民はホテルや学校に設けられた避難所に落ち着く。当局が支援物資を集めている。アニさんは「国全体が今や前線だ。アルメニアには幾つも苦難の歴史があるが、常にこんな感じだ」と述べた。

1352チバQ:2020/10/06(火) 19:03:57
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100400392&g=int
アゼルバイジャン第2の都市攻撃 アルメニアと戦火拡大
2020年10月04日20時24分

 【モスクワ時事】アゼルバイジャン外務省は4日、第2の都市ギャンジャにアルメニア側から攻撃があり、民間人1人が死亡、4人が負傷したとツイッターで明らかにした。両国の戦闘が続く係争地ナゴルノカラバフから離れており、戦火が拡大。軍事衝突は8日目に入り、双方の死者は240人を超えた。

 ギャンジャは人口約33万人で西部に位置する。外務省は声明で「民間人を標的としたアルメニアの攻撃は国際法に著しく違反する」と非難。複数の都市が攻撃を受けたと発表した。

1353チバQ:2020/10/06(火) 19:04:34
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100300397&g=int
衝突1週間、停戦見通し立たず アゼルバイジャンとアルメニア
2020年10月04日07時17分

アゼルバイジャンとアルメニアの戦闘中、砲撃を受けて損壊した係争地ナゴルノカラバフの民家=1日(AFP時事)

 【モスクワ時事】アゼルバイジャンとアルメニアの係争地ナゴルノカラバフをめぐる軍事衝突が発生してから4日で1週間。双方の死者は200人近くと、1994年の停戦合意以降で最大規模の衝突となったが、トルコを後ろ盾とするアゼルバイジャンが強硬姿勢を崩さず、停戦の見通しは立っていない。アルメニアと軍事同盟を結ぶロシアはトルコとの決定的な対立は避けたい考えで、苦しい対応を迫られている。

 衝突は9月27日に始まった。互いに「攻撃された」と非難し合っているが、30年近くにわたりアルメニア系住民に係争地を実効支配されていることに不満を募らせていたアゼルバイジャンがトルコの後押しを受けて「戦争を開始した」(ロシア誌エクスペルト)とする見方が強い。ロシアが隣国ベラルーシの大統領選後の混乱や反体制派指導者ナワリヌイ氏の毒殺未遂をめぐり対応に追われているタイミングを見計らったとの指摘も出ている。
 アルメニアはロシアが主導する集団安全保障条約機構(CSTO)の加盟国。CSTOは加盟国間で防衛義務があるが、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のトルコと衝突するリスクに加え、既にシリアへの軍事介入などで余裕がないプーチン政権はアルメニア介入には消極的だ。ロシアは米仏と共同で「即時停戦」を求めたり、停戦に向けた協議を仲介する意向を表明したりしているが、アゼルバイジャンは応じる気配を見せていない。
 一方、トルコは対決ムードをあおっている。エルドアン大統領は1日、停戦実現は「アゼルバイジャン領からアルメニアが出ていくかどうかに懸かっている」と主張。2日にはアゼルバイジャン軍が「前線で成功を収めている」と強調した。
 ロシアとトルコは近年、ロシア製ミサイルのトルコへの供与などで関係を深めていたが、今年に入ってからはシリアやリビアの内戦をめぐる立場の違いから不協和音も生じていた。シンクタンク「ロシア国際問題評議会」のコルトゥノフ会長は9月30日の報告で、ロシアとトルコの関係は「脆弱(ぜいじゃく)で矛盾を抱え続けている」と指摘。今後、両国間の緊張が高まる危険性は高いと警告した。

1354チバQ:2020/10/06(火) 19:10:38
https://www.sankei.com/world/news/201005/wor2010050009-n1.html
ナゴルノ軍事奪還を表明 アゼルバイジャン大統領、交渉拒否
2020.10.5 11:31国際欧州・ロシア
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国民に向け演説する、アゼルバイジャンのアリエフ大統領=4日、バクー(大統領府提供、ロイター)
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 アゼルバイジャンのアリエフ大統領は4日、自国領のナゴルノカラバフをめぐる隣国アルメニアとの紛争終結に向けた交渉を拒否し、軍事作戦でナゴルノカラバフをアルメニアの支配から奪還する決意を表明した。中東の衛星テレビ、アルアラビーヤとのインタビュー内容をインタファクス通信が伝えた。
 アゼルバイジャン領でありながら多数派のアルメニア人が実効支配するナゴルノカラバフを巡っては、アルメニア人勢力が1991年に一方的に「共和国」樹立を宣言して以降、軍事衝突と紛争解決に向けた交渉が繰り返されている。
 アリエフ氏は「アゼルバイジャンは自分で問題を解決する」と述べ、軍事制圧に強い意欲を見せた。
 9月27日、アゼルバイジャン軍がナゴルノカラバフのアルメニア人勢力に攻撃を開始し、アルメニアは反撃。双方に多数の死傷者が出ている。(共同)

1355チバQ:2020/10/07(水) 11:03:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/50ab10e0b21ba77ab6ba9c619ac3fa8c1ee51f6c
キルギス、野党が政権奪取の動き 新首相候補を擁立
10/7(水) 9:59配信
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6日、キルギスの首都ビシケクで議会選の結果に反発し集まるデモ参加者(ゲッティ=共同)
 【モスクワ共同】中央アジア・キルギスで議会選結果に反発する野党勢力は6日、改選前の議会を緊急招集し、新首相に元野党議員のサディル・ジャパロフ氏を擁立することを賛成多数で決めた。野党側は混乱に乗じて新首相と閣僚らを早期に任命して政権を奪取する構えだ。タス通信が伝えた。

 これに先立ち、現内閣のボロノフ首相は辞任を表明した。

 ジャパロフ氏は7日に議会に対し新内閣の名簿と政権構想を示し、自身の首相就任と新内閣の承認を求める方針。また野党勢力が結成した「調整評議会」と協議すると述べ、幅広い支持基盤を確保したい考えを示した。

1356チバQ:2020/10/07(水) 11:11:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c9519cb291d0ee65b5eb3ec61dd7e66b5774918
キルギス首相が辞任 議会選後混乱の中
10/7(水) 5:11配信
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キルギスの首都ビシケクの投票所で、議会選の投票を行うソオロンバイ・ジェエンベコフ大統領(2020年10月4日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】5日の議会選の結果に抗議するデモが起きたキルギスで、ソオロンバイ・ジェエンベコフ(Sooronbai Jeenbekov)大統領に近いクバトベク・ボロノフ(Kubatbek Boronov)首相が6日、辞任を表明した。議会報道室が明らかにした。

 後任には、国家主義を掲げる政治家のサドウイル・ジャパロフ(Sadyr Japarov)氏が選出された。ジャパロフ氏は収監されていたが前日、デモ隊によって解放されていた。

 議会報道室は「キルギス共和国の首相代行としてサドウイル・ジャパロフが選出された。この決定は(議会の)緊急会合で下された」と表明。デモ隊が議会の入った建物を占拠したため、採決はホテルで行われたと説明した。

 キルギスの中央選挙管理委員会は6日、大規模抗議デモと政治的混乱を招いた議会選の結果を無効にすると発表していた。【翻訳編集】 AFPBB News

1357チバQ:2020/10/07(水) 11:28:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7b8ecb2e340fb6e48e127013b8b2814aaa6d30e
キルギス首相辞任、後任に野党指導者 改憲や大統領辞任要求、混乱も
10/7(水) 9:01配信
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キルギス
 議会選の結果を巡る混乱が続く中央アジアのキルギスで6日、ボロノフ首相が辞任した。議会は臨時会合を開き、野党指導者で元議員のジャパロフ氏を後任に選んだ。タス通信などが伝えた。組閣名簿などを整えた上で改めて新首相として正式承認される見込みという。野党勢力はジェエンベコフ大統領の辞任も求めており、混乱が続く可能性がある。

 タス通信などによると、ジャパロフ氏は2017年、過去の無許可集会で人質を取った罪などで有罪判決を受け、収監されていたが、6日に野党勢力によって解放され、その後最高裁が無罪と認めた。ジャパロフ氏は6日、今後2〜3カ月のうちに憲法を改正した上で、議会選と大統領選を行う方針を明らかにした。中央選管は4日に投開票された議会選の結果は無効だと認定し、再選挙を行うことを決めている。

 一方、ジェエンベコフ氏は「今は私が正当な大統領だ」と述べて、辞任を拒否する姿勢を示している。野党勢力には対話を呼びかけているが、協議が成立するかは不透明。首都ビシケクでは6日も野党の集会に閃光(せんこう)弾が撃ち込まれるなど不安定な状況が続いており、地方でも金や銅の鉱山の奪取が伝えられるなど混乱が広まっている模様だ。

 議会選を巡っては、議席獲得を認められなかった野党勢力が5日から選挙の不正を訴えて抗議活動を展開。政府や議会の庁舎を一時占拠し、収監されていた政治家らを解放した。【モスクワ前谷宏】

https://news.yahoo.co.jp/articles/d1e6c5a84f9ecdad8c7b3af648b34d45f008aeec
キルギスで大規模デモ、治安部隊と衝突 選挙不正疑惑で
10/6(火) 12:20配信
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 【モスクワ=小野田雄一】中央アジアの旧ソ連構成国、キルギスの首都ビシケクで5日、4日に行われた同国議会選で不正があったとして、野党支持者らによる大規模デモが発生した。イタル・タス通信によるとデモには約6千人が参加。強制排除に乗り出した治安部隊との間で衝突が起き、双方で約130人が病院に搬送された。混乱は6日未明も続いた。現時点で死者は報告されていない。

 タス通信によると、4日の議会選(定数120)の暫定開票の結果、ジェエンベコフ大統領に近い2つの親政権派政党が90議席超を獲得する見通しとなった。野党支持者らは票の買収など不正があったとして5日にデモを実施した。

 ロイター通信によると、デモ隊の一部は6日、議会や大統領府がある政府庁舎に突入したのに続いて治安機関本部にも突入。ジェエンベコフ氏と対立し、汚職の罪などで実刑判決を受けていたアタムバエフ前大統領の身柄を解放した。

 1991年に旧ソ連から独立したキルギスでは過去も政変が相次ぎ、大統領経験者2人が亡命している。

 政権による選挙不正を主張するデモは近年、旧ソ連圏で頻発。ロシアでは昨秋のモスクワ市議会選の不正疑惑をめぐり、延べ数十万人が参加するデモが発生した。ベラルーシでもルカシェンコ大統領の6選発表への抗議デモが続いている。

 旧ソ連圏では特定の大統領が長年にわたり強力な権限を保持する傾向が強いが、各国民の間でより民主的な体制への希求が高まっている可能性がある。

1358チバQ:2020/10/10(土) 20:33:58
https://www.sankei.com/world/news/201010/wor2010100023-n1.html
ナゴルノ紛争が停戦合意 アゼルとアルメニア 露が仲介も残る火種
2020.10.10 20:26国際欧州・ロシア
【ハバロフスク(ロシア極東)=小野田雄一】南カフカス地方の旧ソ連構成国、アゼルバイジャンとアルメニアの係争地、ナゴルノカラバフ自治州をめぐる紛争で、両国の外相はロシアの首都モスクワで協議を行い、10日正午(日本時間同日午後5時)から停戦することで合意した。両国は和平に向けた対話を開始することでも一致。協議を仲介したラブロフ露外相が10日、発表した。

 9月27日に始まった戦闘では、これまでに双方で兵士・民間人の少なくとも420人以上が死亡。1994年の停戦以来、最大規模の衝突となっていた。

 停戦合意により、被害の拡大はひとまず避けられる見通しとなったが、両国の根本的な対立が解消されたわけではなく、停戦が維持されるか否かは予断を許さない状況だ。

 ラブロフ氏によると、停戦は捕虜交換や遺体引き渡しなど人道的観点に基づくもの。具体的な停戦の条件などは今後の追加協議で引き続き検討するとしたほか、両国が和平に向けた対話を開始することも定められた。イタル・タス通信によると、協議は9日から10日未明まで10時間以上にわたり続いた。

 アゼルバイジャンは、問題の根本解決にはアルメニア側が同自治州の実効支配をやめて退去することが必要だ-とする立場を崩していない。アルメニア側は退去には応じない構えで、停戦発効直前の10日午前も、両国は相手側からの攻撃を発表し、非難合戦を繰り広げた。

 一方、アルメニアと軍事同盟を結び、アゼルバイジャンとも良好な関係を持つロシアは苦しい立場にあった。しかし今回、国際社会からの停戦要求を無視する形で続いていた戦闘に一定の歯止めをかけたことで、ロシアは自らの勢力圏とする南カフカスにおける影響力を改めて示した。

 同自治州では旧ソ連末期、多数派のアルメニア系住民がアルメニアへの帰属変更を求めアゼルバイジャンと対立し、計数万人が死亡する紛争に発展。ロシアの支援を受けたアルメニア側が実効支配を確立した状態で94年に停戦となった。

1359チバQ:2020/10/10(土) 20:37:27
https://www.sankei.com/world/news/201009/wor2010090019-n1.html
議会選の混乱収拾後に辞任の用意 キルギス大統領が表明
2020.10.9 11:08
 4日の議会選を巡る混乱で無政府状態に陥っている中央アジア・キルギスのジェエンベコフ大統領は9日、「合法的な政府指導部が承認され、国が法秩序への道を回復した後に辞任する用意がある」との国民向け声明を発表した。インタファクス通信などが報じた。

 野党勢力はジェエンベコフ氏に辞任を要求していたが、辞任の用意を示したことで混乱は収拾に向かう可能性がある。

 ジェエンベコフ氏は、政治状況が「危機的な限界点に達した」と指摘。安定化への道筋として、議会選結果を取り消して再選挙を実施し、議会選前の内閣は総辞職させて新内閣を発足させる必要があると主張した。

 新内閣樹立には議会決議と大統領令が必要。ジェエンベコフ氏は議会の決定を尊重する用意があるとした。(共同)

1360チバQ:2020/10/12(月) 18:42:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/da89273909380d9b762744c786b874b3f84e0eac

現職ラフモン大統領が5選 タジク




10/12(月) 18:07配信



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時事通信


 【モスクワ時事】中央アジアのタジキスタンで11日投票が行われた大統領選で、中央選管の12日の発表によると、現職のラフモン大統領(68)が得票率90.92%で5選を決めた。

 タス通信が報じた。任期は7年。

 ラフモン氏は1994年に大統領に就任。野党勢力を締め付け、一族による強権支配を続けている。2016年には「終身大統領」を可能にする憲法改正も成立させた。

 大統領選には5人が出馬。投票率は85%超だった。 






最終更新:10/12(月) 18:14

1361チバQ:2020/10/12(月) 21:46:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc53501f876e73dacceb064252d685e94232bcc6
攻勢の影にイスラエル兵器 アゼルバイジャンを強力支援 ナゴルノカラバフ紛争
10/12(月) 20:33配信

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時事通信
アゼルバイジャン軍の砲撃で自宅が破壊されたというナゴルノカラバフの男性=10日、ステパナケルト(AFP時事)

 【エルサレム時事】アルメニアが実効支配する係争地ナゴルノカラバフに対する軍事作戦で、アゼルバイジャンは10日の停戦発効後もアルメニアに係争地からの撤退を求め、今後の作戦再開も辞さない構えだ。

 強気の背景には、中東最強を誇るイスラエルから供給された強力なドローン兵器の存在がある。

 アゼルバイジャンは民族的な関係が深いトルコや、旧ソ連時代からつながりがあるロシアからも兵器を調達している。しかし、イスラエルは取引額で両国をしのぐ最大の供給国で、兵器輸入の約6割を占めるとされる。AFP通信などによれば、アゼルバイジャンのアリエフ大統領は2016年にイスラエルから「48億5000万ドル(現在の為替レートで約5000億円)相当の防衛装備品を購入した」と述べた。

 ナゴルノカラバフは1991年にアルメニア人勢力がアゼルバイジャンからの独立を宣言して以降、アルメニアの実効支配下にある。山岳地帯のため、アゼルバイジャンにとって従来は攻撃を仕掛けるのが困難だったが、今回はイスラエルから調達したドローンなどを駆使して作戦を進めた。

 イスラエル紙ハーレツによると、イスラエル製のドローン使用は前線からの映像などで確認された。トルコ製のドローンも投入されているものの、トルコのドローンはイスラエルから導入された技術をベースに開発された可能性がある。

 イスラエルは90年代以降、敵対するイランをけん制する狙いもあり、イランの北隣に位置するアゼルバイジャンに接近。兵器輸出の一方、石油の輸入を進めた。イスラエルはナゴルノカラバフをめぐり一方に肩入れしない姿勢だが、アルメニアは10月1日、アゼルバイジャンへの兵器輸出に抗議し、駐イスラエル大使の召還を発表した。

1362チバQ:2020/10/14(水) 20:42:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201014k0000m030279000c.html
キルギス、野党指導者首相とする新内閣承認 議会選再実施まで暫定 権力の空白解消へ
2020/10/14 20:30毎日新聞

キルギス、野党指導者首相とする新内閣承認 議会選再実施まで暫定 権力の空白解消へ

キルギスの首都ビシケクの検問所を警備しているキルギス軍の兵士=2020年10月12日、AP

(毎日新聞)

 議会選の結果を巡って混乱が続く中央アジアのキルギスで14日、野党指導者のジャパロフ氏を首相とする新内閣が議会で承認された。地元メディアなどが伝えた。ジェエンベコフ大統領も組閣に同意する大統領令に署名し、権力の空白は解消される見込みだ。ただ、ジェエンベコフ氏の退陣を求める声も強く、混乱の火種は残りそうだ。

 有罪判決を受けて収監されていたジャパロフ氏は、議会選後の混乱の中で拘置施設から解放された。6日と10日の臨時議会で首相に任命されたが、議会は定足数を満たしておらず、ジェエンベコフ氏が13日、議会に改めて首相選出を要求。14日の議会で承認された。新内閣には複数の野党指導者や前内閣の一部の閣僚が含まれている。無効となった議会選が再実施されるまでの暫定内閣となる見込みだ。

 キルギスでは4日投開票の議会選の暫定結果で親政権派が多数の議席を占める見込みとなり、不正を訴える野党勢力が政府庁舎などを占拠。収監中のアタムバエフ前大統領らが解放され、当時の首相が辞任した。ジェエンベコフ氏も混乱収拾を条件に辞任する用意があると表明した。

 しかし、野党側でアタムバエフ氏を支持する勢力と、ジャパロフ氏を中心とする勢力が対立。支持者同士の衝突も起こる中、ジェエンベコフ氏は9日に非常事態を宣言。軍を展開してアタムバエフ氏を再拘束し、巻き返しを強めていた。ロシアのコザク大統領府副長官は12日、ジェエンベコフ氏らと面会し、仲介に動いていた。

 ジェエンベコフ氏に対しては欧州連合(EU)や米国など国際社会の支持も広がっている。

 ただ、今回の混乱の背景には、新型コロナウイルスへの対応などを巡る政権への不満があるとも指摘される。拘束中のアタムバエフ氏は13日、ジェエンベコフ氏の退陣を求める声明を公表した。一方、ジャパロフ氏の支持者も大統領の辞任を求めており、混乱が再び拡大する恐れも残っている。【モスクワ前谷宏】

1363チバQ:2020/10/15(木) 15:14:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f6429690098edbfa3cc37ea6db008f35fe4ddb4
旧ソ連諸国で相次ぐ混乱 新型コロナ、露の影響力低下が誘因
10/15(木) 11:19配信
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 【モスクワ=小野田雄一】ロシアが「勢力圏」とみなす旧ソ連構成国で混乱が相次いでいる。アルメニアとアゼルバイジャン間では9月に紛争が勃発。キルギスでは10月、選挙不正疑惑を契機に政変が起きた。ベラルーシでも8月の大統領選への抗議が続く。

 いずれも各国の抱えてきた固有の問題が、新型コロナウイルス禍に伴う生活苦への不満や、ロシアの国際的影響力の低下を起爆剤として爆発した形だ。

 ロシアは各国に対する影響力の維持に躍起だが、自身も財政難や新型コロナ対応に追われ、有効な手立ては打てていない。

 南カフカス地方のアゼルバイジャンとアルメニア間では9月27日、長年にわたる係争地、ナゴルノカラバフ自治州をめぐる大規模な衝突が勃発。これまでに双方の兵士・民間人合わせて少なくとも600人超が死亡し、1994年の停戦以降で最大の危機となった。

 両国は10日、双方に影響力を持つロシアの仲介で停戦に合意。しかし、その後も双方が相手側からの攻撃を報告し、ロシアの威信の弱まりを示唆した。

 アゼルバイジャンはトルコを後ろ盾に「停戦が順守されない場合、再び軍事力を行使する」と警告。アルメニア側が実効支配する同自治州を自国領として承認することや、和平条件をめぐる今後の協議にトルコを参加させることも求めている。

 面目がつぶされた形となったロシアのラブロフ外相は14日、アゼルバイジャンによる軍事力行使への言及を「同意できない」と批判。ペスコフ露大統領報道官も同日、トルコの協議参加に否定的な見方を示した。

 ただ、アゼルバイジャンの要求を拒めば、同国のロシア離れや南カフカスでのトルコの影響力拡大を招きかねず、ロシアは対応に苦慮しているのが実情だ。

 中央アジアのキルギスでも今月、与党の圧勝が発表された4日の議会選は不正だったとする野党支持者による抗議デモが発生。デモ隊が政府庁舎を占拠し、多数の政治犯を釈放する事実上の政変が起きた。デモの背景には、同国で続いてきた南北の地域対立がある。

 政務不能に陥ったジェエンベコフ大統領側は14日、「議会選の再選挙後に大統領を辞任する」と発表。ジェエンベコフ氏はまた、議会が暫定首相に指名した元野党議員、ジャパロフ氏の首相就任も同日承認した。

 ジャパロフ氏は14日、「ロシアとの軍事協定は見直さない。ロシアは重要な戦略パートナーであり続ける」と対露関係を重視する方針を示した。ただ、キルギスでは経済面などで中国やトルコへの依存度が増しており、今後、キルギスにおけるロシアの影響力低下が加速する可能性がある。

 さらに、ベラルーシでもロシアの地位に変化が生じている。同国ではルカシェンコ大統領の6選が発表された8月9日の大統領選以降、選挙不正を主張する大規模デモが続く。政権側は反体制派の有力者を次々と国外追放に追い込み、多数のデモ隊を拘束。事態の沈静化に躍起となっている。

 2014年のウクライナ政変など「デモによる体制転覆」を強く警戒しているプーチン露大統領は、ルカシェンコ政権を支援してきた。しかし露経済紙コメルサントは9月末、その結果として、ベラルーシ国内には過去にない反露感情が芽生えつつあると指摘。将来的な両国関係にも影響は及ぶとの観測が強まっている。

 さらに11月1日には東欧モルドバでも大統領選が予定され、親露派の現職ドドン大統領と親欧米派の野党候補との接戦が伝えられている。露有力紙「独立新聞」は「選挙結果次第では同国でも混乱が起きる恐れがある」と分析している。

1364チバQ:2020/10/15(木) 20:19:59
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-201015X486.html
キルギス大統領が辞任=議会選後の混乱受け
2020/10/15 18:59時事通信

キルギス大統領が辞任

中央アジアの旧ソ連構成国キルギスのジェエンベコフ大統領(写真)が15日、辞任した。キルギスでは4日の議会選の結果を受けて混乱が続き、大統領退陣を求める圧力が強まっていた=2019年12月撮影、ビシケク【EPA時事】

(時事通信)

 【モスクワ時事】中央アジアの旧ソ連構成国キルギスのジェエンベコフ大統領が15日、辞任した。キルギスでは4日の議会選の結果を受けて混乱が続き、大統領退陣を求める圧力が強まっていた。大統領辞任で混乱収拾に向かう可能性がある。

 ジェエンベコフ氏は声明で「権力にしがみつかない。流血を引き起こし、自国民に銃を向けた大統領としてキルギスの歴史に刻まれたくない」と述べた。14日には次回議会選を見届けるまでは辞任しない意向を示していたが、一転して辞任を決めた。

 キルギスのメディアによると、新大統領が選出されるまでは議会議長が大統領代行を務める。大統領選は3カ月以内に実施することになっている。

 議会は14日にサディル・ジャパロフ元議員を首相とする新内閣を承認し、ジェエンベコフ氏も同意した。今後はジャパロフ氏を軸に政界が動くことになりそうだ。ジャパロフ氏は違法集会を組織したとして、実刑判決を受け、2017年から服役していたが、議会選後の混乱で収監先から解放されていた。

 4日の議会選では与党圧勝が発表されたが、野党勢力は不正があったとして抗議デモを展開。中央選管は選挙結果を無効とした。

1365チバQ:2020/10/20(火) 03:31:54

アゼルバイジャン:トルコが支援 (トルコ系 、ムスリム)

アルメニア:ロシアが後ろ盾(CSTOは加盟国)(東方教会)
  ナゴルノカラバフを実効支配


https://www.afpbb.com/articles/-/3310535
2度目の停戦も互いに「違反」非難 アルメニアとアゼルバイジャン
2020年10月18日 16:14 発信地:ステパナケルト/アゼルバイジャン [ アゼルバイジャン アルメニア ロシア・CIS ]
【10月18日 AFP】アルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)をめぐる戦闘で、アルメニアは18日、2度目の「人道的停戦」にアゼルバイジャンが違反したと非難した。戦闘は数週間にわたり、両国で合わせて数百人の犠牲者が出ている。

 アルメニア国防省報道官はツイッター(Twitter)に、18日午前0時(日本時間同5時)の停戦発効からわずか数分後、アゼルバイジャン側が砲弾とロケット弾を発射したと投稿した。

 一方のアゼルバイジャン国防省も、「アルメニア軍は新たな停戦合意に著しく違反した」と発表し、同軍が四方から砲撃を行い、18日早朝に前線沿いで攻撃を開始したと非難した。(c)AFP/Emmanuel PEUCHOT and Dmitry ZAKS in Ganja

1366チバQ:2020/10/20(火) 03:34:29
>>1350とか
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201006/k10012649931000.html
キルギス 議会選挙で与党勢力圧勝の見通しに野党支持者反発
2020年10月6日 15時33分

中央アジアのキルギスでは、議会選挙で不正があったとして、野党支持者らが抗議活動を行い、一部が、大統領府や議会に突入しました。治安部隊との衝突で1人が死亡、およそ590人がけがをするなど混乱が広がっています。

中央アジアのキルギスでは4日、議会選挙が行われ、中央選挙管理委員会の暫定的な集計では、ジェエンベコフ大統領に近い勢力が圧勝する見通しです。

野党支持者は5日、政権側による票の買収など不正があったとして、選挙のやり直しを求めて首都ビシケクなどで抗議活動を行い、地元メディアによりますと、少なくとも数千人が参加しました。

さらに6日未明には、野党支持者の一部が大統領府や議会に突入したほか、ジェエンベコフ大統領と対立し、ことし6月に汚職で有罪判決を受けて収監された、アタムバエフ前大統領を治安機関の建物から解放したと伝えられるなど、混乱が広がっています。

保健省によりますと、治安部隊との衝突で、これまでに1人が死亡、およそ590人がけがをしたということです。

キルギスでは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経済が悪化し、ことし3月にはIMF=国際通貨基金から緊急融資を受けました。

その後も有効な対策を打ち出せずにいる政権への不満の高まりも背景にあると地元メディアは伝えています。


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