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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)
6983
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:23:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000083-mailo-l06
12年衆院選・対決の構図:/中 2区 「与党に逆風」感じつつ 自民意気込み、維新も動く /山形
毎日新聞 11月30日(金)11時35分配信
「父(故近藤鉄雄・元労相)からの支持者に『コンテツ(父)への義理は果たした』と言われた」
. 民主党前職で副経産相の近藤洋介氏は10月13日に米沢市内であった事務所開きでこう明かした。父とのつながりから息子の自分を応援してきた支持者から、距離を置くような発言。後日、「政治家の地金が問われる」と気を引き締めた。
近藤氏の後援会は米沢、寒河江両市の各11カ所をはじめ、2区内17市町の地区後援会計100カ所が10月中旬から本格的に活動を始めた。幹部らによると「前回ほど建設業界の支持がまとまらない。地盤は、きちんとまとまっているが、民主党に対する逆風が厳しい」という。30日に公務で上京するほかは近藤氏自身が地元に張り付く。
特に話題になっているのは解散の16日に地元紙に折り込んだ政策PRの「農政報告」だ。「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)は内容が農業に著しい影響を与えるものとなった場合には『国会の採決の場において反対』する立場であります」と表明。党の立場と食い違いがあるのでは、と地元政界、農業界などが注目する。
山形2区は、近藤氏と自民党新人で元農水省職員の鈴木憲和氏の戦いが中心となりそうで、日本維新の会から新人の川野裕章氏、共産党から新人の岩本康嗣氏が立つ構図だ。
鈴木氏は、今年2月の立候補表明から2区内17市町を延べ300回ほど回り知名度アップを図ってきた。前回衆院選の自民候補とは不調だった公明党からの支援も着々と深まっている。30日の公明党との合同総決起大会に、9月に続き石破茂・自民党幹事長が米沢入りする。地元県議は「急な、ご案内」と題した同大会のチラシを筆書きの自署名入りで後援会に配り支持を訴える。同党2区支部も「前回候補とは違う」と意気込む。
また前回、突然、近藤氏支持を打ち出し衝撃を与えた土田正剛東根市長が28日の東根市での事務所開きに出席。「身内の会合に来た思い。地元雇用問題で世話になったので小選挙区は近藤氏」としながら「比例代表は自民。日本を背負う政治家に大成して」と持ち上げた。
川野氏は「官僚政治打破のため第三極に結集したい」と、今月みんなの党に離党届を出し、維新の会の公認を受けた。27日には米沢市役所前で、橋下徹代表代行の街頭演説があり、隣に立った。市役所前歩道は吹雪で立っているのもつらい寒さの中、500人以上の聴衆で埋まった。福島県会津若松市から車で駆けつけた橋下氏は川野氏への支援を訴えた。他陣営は500人以上を集めた維新の会の力に注目する。
岩本氏は、4月下旬に立候補が決まって以来、置賜、村山、最北(最上・北村山)の各党地区委を中心に党のチラシを配布するなど「いのちとくらし最優先の政治を」と地道な活動を続け、支持を訴えている。【近藤隆志、浅妻博之】
………………………………………………………………………………………………………
◇2区の立候補予定者◇
近藤洋介 47 副経産相 (3)民前
鈴木憲和 30 [元]農水省職員 自新
川野裕章 53 [元]米沢市議長 維新
岩本康嗣 47 党県委員 共新
※カッコ内数字は当選回数
11月30日朝刊
6984
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:24:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121201-00000076-mailo-l06
12年衆院選・対決の構図:/下 3区 保守同士、激しい攻防 酒田では自民分裂状態 /山形
毎日新聞 12月1日(土)12時30分配信
29日夜。無所属新人で前酒田市長の阿部寿一氏は農村地帯の同市坂野辺新田で集会を開いた。約150人を前に阿部氏は「岸先生も応援してくれると言った」と強調した。集会の中で幾度か口にした「岸先生」は県選出で自民党の岸宏一参院議員のこと。「岸先生は私も十分応援すると言ってくれた」。阿部氏は繰り返した。山形3区の対決の構図を象徴する光景だった。
3区は、自民前職の加藤紘一氏のほかに、社民党前職の吉泉秀男氏、日本維新の会新人で前酒田市議の佐藤丈晴氏、共産党新人の長谷川剛氏、阿部氏が立候補を予定する。候補者擁立を見送った民主の票が吉泉氏にどう流れるか注目されるが、最大の焦点は加藤氏に絡む保守層の攻防だ。
高齢の加藤氏は健康不安を抱える。加藤氏の後継を狙う阿部氏が岸氏に接触したのは今年5月下旬ごろ。阿部氏が岸氏に期待を寄せるのは、加藤、岸両氏の関係が良好といえない状態とみているからだ。
背景にあるのは2年前の参院選。岸氏が3選に意欲を示していたにもかかわらず当時も自民党県連会長の加藤氏が公認候補の公募を実施したことで両氏の関係に影を落としたとされる。また前々回知事選で支持した候補者が両氏の間で割れたことが背景にあるともいう。
阿部氏は両氏の関係を突き、「世代交代」と、40年にわたって誕生していない酒田・飽海地区からの「保守系衆院議員の誕生」をキーワードに自らが新しいリーダーと訴える。一方、自民党籍の酒田市議たちは阿部氏に呼応して離党したり支部長を辞任した。酒田市の自民党を「分裂」させる影響力を持つ阿部氏だが、自身も言うように「茨(いばら)の道」だ。
前回選で加藤氏は自民逆風の中、13万票を獲得した。阿部氏にとってはこの13万票をどう崩すかが課題だが、「反加藤票」はそのまま阿部氏に流れないとみられる。日本維新の会から立候補を表明している佐藤氏の存在が阿部氏の不安材料だ。阿部氏は自民党友だが、佐藤氏も自民党員だった経歴を持つ。維新からの立候補とはいえ、「世代交代」という点では阿部氏より若い佐藤氏に分がある。また「第三極」への期待がどれほどあって、前回選で民主に流れた無党派層の票がどれだけ維新に流れるかも見通せない。
しかも加藤氏の健康不安をことさらに強調する阿部陣営の言動が「親加藤氏」層の態度を硬化させている。加藤陣営は言う。「阿部氏のおかげで逆に鶴岡地域は一枚岩になった」。加藤氏の本拠地、鶴岡の結束。さらには「応援すると言っている」という岸氏が、新庄・最上地域で加藤氏の後援会長代行に就いている点も不安の種だ。
「あとひと月あれば」。阿部氏は29日夜の集会で本音を口にした。集会後、阿部氏の支援者たちは参集者にこう呼びかけた。「鶴岡には(阿部氏のお願いに)入りづらい。鶴岡の縁者に阿部氏をぜひとも紹介してください」【佐藤伸】
………………………………………………………………………………………………………
◇3区の立候補予定者◇
加藤紘一 73 [元]党幹事長 (13)自前
佐藤丈晴 45 [元]酒田市議 維新
長谷川剛 34 党県委員 共新
吉泉秀男 64 党県代表 (1)社前
阿部寿一 53 [元]酒田市長 無新
※カッコ内数字は当選回数
12月1日朝刊
6985
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:27:47
>>6676
宮城1・2区
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000102-mailo-l04
12衆院選・選挙区事情:3区/4区 /宮城
毎日新聞 11月30日(金)12時9分配信
◇“風”が勝敗に影響か−−3区
. ともに3選を目指す民主前職・橋本清仁氏と自民元職・西村明宏氏の対決に、前回は擁立を見送った共産新人・吉田剛氏の3者による戦いとなる見通し。
橋本氏と西村氏は4度目の対決で、初めて与野党の立場が逆転。過去3度は西村氏の2勝1敗だが、03年衆院選では242票差で敗れた橋本氏が惜敗率99%超で比例復活当選するなど互角の実力。「小泉旋風」「政権交代」など、“風”が勝敗に大きく影響してきた。
仙南地方では7月以降、名取市、角田市、蔵王町など首長選挙が相次いだ。大河原町長選では両者が別々の陣営に分かれたが、他の首長選では現職に“呉越同舟”の形でそろってマイクを握り、存在感を訴えてきた。
今回、橋本氏は与党として東日本大震災からの復旧・復興に取り組んだ実績を強調。与党現職の強みを発揮し、緊急時の対応に尽力してきた、とアピールしている。
一方、西村氏も、被災者の生の声を聞き、復興策を党本部に提案してきた。拠点空港整備構想などを掲げ、東北の早期復興が地域経済活性化に結び付く、と訴える。
吉田氏は被災者の生活再建を第一に、消費増税反対などで地方議員14人と連携。宣伝カーで地域をくまなく回り、票固めに力を注いでいる。【豊田英夫】
………………………………………………………………………………………………………
◆予想される顔ぶれ◆
◇3区=白石・名取・角田・岩沼市、大河原・柴田・亘理町など
橋本清仁 41 国交政務官 (2)民 前
西村明宏 52 [元]内閣政務官 (2)自 元
吉田剛 31 党県准委員 共 新
………………………………………………………………………………………………………
◇民自対決に3党挑む−−4区
民主と自民の2大政党対決に、日本維新の会、共産などが挑む構図。
民主前職・石山敬貴氏と自民元職・伊藤信太郎氏は3度目の対決。石山氏は前回、「政権交代」の風に乗り、衆院議長も務めた父・故伊藤宗一郎氏の強固な地盤を引き継ぐ伊藤氏に約3万票差をつけて当選。以後、地元でミニ集会を約300カ所で開くなど地道な活動で知名度を広げてきた。
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡っては、交渉参加に慎重姿勢の石山氏と前向きな党本部との不一致も指摘されたが、石山氏は「党が現在行っているのはTPP事前交渉における情報収集」と説明。「情報不足の状態での交渉参加には反対」との姿勢。
一方、自民・伊藤氏は議席奪還に向け、震災復興を掲げて組織固めを急いでいる。29日に塩釜市であった事務所開きには、不協和音が取りざたされた自民の4区県議団9人も全員が顔をそろえた。公明の推薦も得た。
維新新人・畠山昌樹氏は「党の顔」の石原慎太郎、橋下徹両氏の知名度をアピールして党勢拡大を目指す。共産新人・戸津川永氏はTPPや消費増税に対する反対姿勢を強調。幸福実現党は新人の村上善昭氏を擁立する。【宇多川はるか、渡辺豊】
………………………………………………………………………………………………………
◆予想される顔ぶれ◆
◇4区=塩釜・多賀城市、大崎市の一部、利府・富谷・加美町など
石山敬貴 42 党県副代表 (1)民 前
伊藤信太郎 59 [元]副外相 (3)自 元
畠山昌樹 38 医師 維 新
戸津川永 30 党地区委員 共 新
村上善昭 40 党県副代表 諸 新
11月30日朝刊
6986
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:28:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121201-00000050-mailo-l04
12衆院選・選挙区事情:5区/6区 /宮城
毎日新聞 12月1日(土)11時48分配信
◇民主に新人2人挑む−−5区
6選を目指す民主前職・安住淳氏に、公募で選ばれた自民新人・大久保三代氏と前回擁立を見送った共産の新人・渡辺昌明氏が挑む構図。
前回09年は安住氏が、一騎打ちとなった自民新人に約2万5000票差をつけた。政府や党の要職を歴任し、現在は党幹事長代行。党全体の選挙活動を仕切りながら、地元集会などでは、中小企業向けのグループ化補助金による再建やがれき処理の全額国費負担など、東日本大震災からの復興施策での実績を訴える。
大久保氏は5月に党5区支部長に就任してから街頭や仮設住宅の集会所などで地道に活動し、知名度の向上を図ってきた。11月下旬には選挙戦に向けて組織作りを本格化し、5区内の党地域支部を中心に支援体制の強化に乗り出している。
渡辺氏は昨年11月の県議選石巻・牡鹿選挙区で党公認の新人が当選した勢いに乗りたい考え。震災直後の支援活動によって得た支持を固めようと、街頭や仮設住宅に足を運ぶ。【須藤唯哉】
………………………………………………………………………………………………………
◆予想される顔ぶれ◆
◇5区=石巻・東松島市、大崎市の一部、涌谷・美里・女川町
安住淳 50 党幹事長代行(5)民前
大久保三代 36 [元]キャスター 自新
渡辺昌明 59 党県委員 共新
………………………………………………………………………………………………………
◇自民・民主対決に共産−−6区
自民前職・小野寺五典氏に、民主元職・鎌田さゆり氏が挑む。共産新人・高村直也氏は若さをアピールする。
小野寺氏は4期の実績で地元自治体とのつながりを強め、先月25日の事務所開きには気仙沼、大崎、栗原各市長らが駆けつけた。県連会長でもあり他選挙区の応援にも多くの時間を割くため、小野寺氏は「こういう選挙戦は初めてで不安」と打ち明けるが、「自民が与党に戻らなければ被災地の現状に即した政策を実現できない」と訴える。
鎌田氏は00、03年の衆院選で宮城2区から当選しているが、6区に地盤はない。震災発生直後から南三陸町などの沿岸部でボランティア活動し、登米市などで放射能汚染問題に取り組んできた。連合や地元議員などの応援を得て、内陸部での支持者拡大を重視。「現実に困っている被災者の声を中央に届けたい」と選挙区内を歩いている。
高村氏は、社民が候補者擁立を断念したことから、同党支持層の獲得を目指す。【竹田直人】
………………………………………………………………………………………………………
◆予想される顔ぶれ◆
◇6区=気仙沼・登米・栗原市、大崎市の一部、南三陸町
鎌田さゆり 47 [元]仙台市議 (2)民元
小野寺五典 52 [元]副外相 (4)自前
高村直也 29 党県准委員 共新
12月1日朝刊
6987
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 16:28:28
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20121201ddlk31010562000c.html
衆院選:鳥取1区 民主県連、候補擁立断念 「責任極めて重い」 /鳥取
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
難航していた衆院選鳥取1区への候補者擁立を、民主党県連が断念した。政権与党が有権者に選択肢を示せない責任について、30日に記者会見した福間裕隆・選対本部長は「極めて重い。1区の有権者の皆様にはおわびをしなくてはならない」と説明。県連は、立候補予定者のいる鳥取2区に力を入れ、1区では比例代表での投票を呼びかける方針という。
県連はこれまで、公募も含めて約20人と接触。公募には県連の希望に沿う応募者が無く、「総合的に判断」して擁立を見送っていた。衆議院の解散後も複数の人物と話し合ったが、本人が前向きに検討していた県外在住の男性から29日夜に、「時間が足りない」などとして不出馬の意向が示され、最終的に断念を決めたという。
伊藤保幹事長は「党本部から選挙は来年と聞いていた。突然の解散で、出馬に向け(交渉相手周辺の)環境を整えることができなかった」と時間不足が主な理由だと強調。「選挙カーなども用意し準備を進めてきたのだが」と肩を落とした。
一方、同党の支持母体となっている連合鳥取の五十嵐美知義会長は「時間が無かったわけではない。(前回選挙から)3年の準備期間があった」と、時間不足を擁立断念の理由に挙げる県連の説明を厳しく批判。「擁立に向けて最後まで努力を続けたことは認めるが、結果が伴わないと意味がない」と苦言を呈した。また1区における小選挙区の投票先については「組合員ごとに判断してもらうしかない」と自由投票とする意向を示した。
鳥取1区には、自民前職の石破茂氏と共産新人の塚田成幸氏が立候補の意向を示しているほか、無所属の新人男性が出馬に意欲を見せている。
日本維新の会は、立候補者説明会に担当者が出席していたが、1、2区とも擁立は見送る見通し。【田中将隆】
6988
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 16:30:56
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1212010026/
民主・藤井氏が引退「平和と民主主義つぶさないで」/神奈川
2012年12月1日
振り絞るような弁舌には、引退の決意が秘められていた。24日、藤井裕久氏はかつての選挙区、相模原市の駅前でマイクを握っていた。齢(よわい)80、戦争を知る最後の世代の政治家が、伝え残したかった最後の訴え−。
後継の候補予定者の応援演説、口火は唐突に切られた。「私はどうしても、あるグループの大将が許せない。この人は偏狭なナショナリストだ」。支持者だけではない、千人を超える聴衆が静まりかえった。
憲法の改正や破棄、国防軍に集団的自衛権の行使容認と、右寄りの姿勢を鮮明に打ち出す政党が勢いを増している。老政治家の訴えには、党として差別化を図るための批判にとどまらない響きがあった。
戦後67年の出発点、負の記憶を呼び起こすのにためらいはなかった。
「自分の国だけが偉いと思うのは間違い。日本には誇れる2千年の文化と伝統がある。だが、この100年、悪いこともした。中国を侵略し、韓国を併合した。アジアの人たちを殺し、どれだけ迷惑を掛けたか」
回顧は自身の戦争体験に向かう。B29爆撃機が日本の戦闘機の体当たりで墜落した。その現場に藤井少年は、いた。
「米兵の手足がちぎれていた。赤いマニキュアを塗った女性の腕もあった。戦勝国も敗戦国もない。一般国民はみな戦争の犠牲者だと、そのとき思った」
経済、金融通でならした藤井氏の原点。7年前から、若手らを集め、近現代史を学ぶ勉強会を開いてきた。
選挙カーの上、人垣を見渡し、語気はより強まった。
「平和をばかにしてはいけない。平和だからこそ社会保障の充実や経済成長が言える」「ここには、私と反対の考えの方もいるだろう。どうぞ反対して結構。それが、民主主義だ」
15分の演説を「戦後築いてきた平和と民主主義をつぶさないでください」と嘆願するようにして、終えた。
候補予定者の名を口にしたのは冒頭に2度だけ、「平和」と繰り返すこと8度、「民主主義」は6度。野田佳彦首相の後見役、消費増税法成立を支えた党税調会長として、陣営が心配していた聴衆からのやじは、ついになかった。
6989
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 16:33:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121201-00000210-mailo-l33
2012衆院選おかやま:5区 自民に挑む、民主・共産 村田支持票の行方は? /岡山
毎日新聞 12月1日(土)16時6分配信
5区は、自民前職に、比例復活した民主前職が挑み、共産新人も加わる。自民の前職2人は、小選挙区と比例で交互に立候補するコスタリカ方式を取っていたが同区で出馬予定だった自民前職の村田吉隆氏(68)が突然、引退を表明した。行き先を失った村田支持票の行方が注目される。
. 井原市井原町で25日に開かれた民主前職の花咲宏基氏(46)の井原事務所開所式。事務所内に並べられたパイプ椅子の背の部分に「ムラタ」と書かれた小さなシールが貼られたものがあちらこちらに。関係者の男性は「村田氏の井原事務所でいらなくなったものを運び込んだ」という。男性は両方の事務所に顔を出していたといい「私の座っている座布団も村田氏本人が持って来た」と明かした。「村田氏が政治的にフリー宣言をしたので我々は動きやすくなった」。花咲氏は「井原の件はありがたいが、民主への逆風に相殺されている」と話す。
村田氏の引退を受け、当初、比例単独の予定だった自民前職の加藤勝信氏(57)は前回に続いて5区で立候補する。村田氏の秘書は「井原では、地元県議後援会と村田後援会が一部重なる。この県議と、加藤氏を支援する県議の対立が背景にある」と指摘する。
加藤氏の陣営は、小選挙区向けポスター印刷や選挙事務所の人員確保などの準備に追われた。秘書は「比例と比べて10倍の労力が必要」といい、加藤氏は「公示があと1週間早かったらどうしようもなかった」と話す。
笠岡市内で26日開かれた拡大世話人会で、あいさつに立った水田和男後援会長は「前回は自民への逆風の中、村田先生のお力添えでやっと当選できた。今回は加藤一人で戦う」と危機感を訴え、「村田先生の支持者に働きかけを」と呼びかけた。地元県議や市長らは「大差で勝って将来を盤石に」と鼓舞した。
共産新人の古松健治氏(41)は街頭宣伝や小集会などで反消費増税、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加反対や原発即時停止を訴えている。中山間地域が広がる選挙区で、陣営幹部は「とりわけTPP反対を強調していく。井笠鉄道のバス事業廃止に関連して、国の責任で地方の交通網維持を、とアピールする」と話す。【小林一彦】
………………………………………………………………………………………………………
◆予想される顔ぶれ
花咲宏基 46 民前(1) 党県副代表
加藤勝信 57 自前(3) 元内閣政務官
古松健治 41 共新 党県役員
*名鑑の見方=氏名、年齢、党派、前職・元職・新人の別、当選回数、職業・肩書。衆院解散時の勢力順。敬称略
12月1日朝刊
6990
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 16:35:10
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20121201ddlk46010556000c.html
風のゆくえ:総選挙5選挙区の断面 5区 与党不在、自共一騎打ち /鹿児島
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
解散が現実味を帯びてきた11月10日、肝付町で内之浦宇宙空間観測所開設50周年を祝う記念式典があった。
「民主党の事業仕分けで、いったんはしぼんだ宇宙関連予算を小惑星探査機はやぶさの快挙が復活させ、ことなきを得た」
自民10+件・森山裕氏は祝辞で、世界初の“サンプルリターン”を成し遂げた「はやぶさ」を例に挙げ「専門家でない人たちが間違った仕分けをする政治手法をそろそろ変えなければ国の将来を間違えてしまう」と続け、政権交代の必要性を言外ににじませた。
その1週間後、電撃解散。翌日には民主・網屋信介氏が突如、首都圏への“国替え”出馬を表明。民主・自民・共産の三つどもえの構図が「中選挙区時代を含め初めて」(自民関係者)という自・共一騎打ちとなった。
4選を目指す森山氏は「手抜きせずに従来の戦いをするまで」と想定外の展開を冷静に受け止める。同時に陣営の「緩み」に神経をとがらせ「選挙で手抜きをすると後遺症を残す」と臨戦態勢の徹底を改めて指示し、たがを締め直す。
5区は中選挙区時代に自民の大物政治家たちがしのぎを削って築いた「自民王国」。野党となった今も、後援会幹部は「10万票以上が5区自民に課された使命。与党不在で有権者の関心が薄れるのが怖い」と投票率低下を危惧する。
これまで3回の選挙をいずれも11万前後の得票で勝ち上がってきた森山氏も「競り合わないと投票率は上がらない」と表情を引き締る。
森山氏は05年、郵政民営化を巡る「郵政選挙」では労組の支援も取り付け、自民10+件刺客候補を圧倒した経緯がある。今回、与党候補不在で行方を失った連合などの民主支持票をにらみ「可能な限りウイングを広げる」と票の上積みを図る。
「自民王国」に切り込む共産・野口寛氏は9期目の西之表市議を近く辞して国政に初めて挑戦する。21日には票田の鹿屋市で事務所開きをし、集まった支持者に消費税増税反対や「即時原発ゼロ」を訴えた。
「自民10+件の政治が行き詰まり、民主も国民から総すかんを食っている。共産党と同じ思いの国民はいっぱいいる」と呼びかけ、大隅半島の共産議員5人をキーマンに各地で街頭演説を重ね、知名度アップに懸命だ。【新開良一】=おわり
==============
◆立候補予定者(敬称略)
森山裕 67 自前(3) 党県会長
野口寛 67 共新 西之表市議
6991
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:38:10
>>6469
岡山1区
>>6706
岡山3区
>>6834
岡山4区
>>6989
岡山5区
名無しさん、貼るなら漏れなく貼ってよ…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000305-mailo-l33
2012衆院選おかやま:2区 議席奪還へ自民総力戦 民主「どぶ板」に徹し /岡山
毎日新聞 11月28日(水)17時36分配信
2区は、民主前職と、公募で選ばれた自民新人の対決に共産新人が絡む。民主前職は逆風の中で徹底したどぶ板選挙で地盤固めを図り、自民新人は県議、市議の総力戦で05年の前々回選で失った議席奪還を狙う。
瀬戸内市の海沿いを「若い力」と掲げた街宣車がゆっくり進む。グラウンドゴルフの集まりを見かけた民主前職の津村啓介氏(41)は車を降りて駆け寄った。お年寄りは「こんな田舎によう来てくれたな」としわくちゃの手で握手を求めた。
津村氏は津山市生まれ。幼い頃に岡山を離れ、日銀マンから民主党の公募で2区から出馬した落下傘候補だ。民家を1軒1軒回ってポスターを貼り、地域の小さな祭りにも顔を出して保守層にも食い込んできた。03年総選挙で重複立候補した比例で復活、05年、09年と連続当選した。
民主に逆風が吹く今回、陣営は「横一線」と危機感を隠さない。津村氏は消費増税を年金制度改革に使うと訴え、「選挙区の全ての人に声を掛けていく」と力を込めた。
一方、自民新人の山下貴司氏(47)は昨年1月、衆院選では初めて、自民県連の公募で選ばれた。県内で「非世襲」の自民党候補予定者は2、3区のみで県連にとって新生自民党の象徴ともいえる。
山下氏は中区の小、中学校、高校を卒業し、検事任官後は主に東京で暮らした。地盤がない山下氏を県議や岡山市議らが支える。解散2日後の選対会議で山下氏は県議、市議を前に「まだ手が届いていない。みなさまのさらなるお力添えが必要です」と深々と頭を下げた。
自民には追い風といわれるが、ある岡山市議は「選挙運動量で負けている」と話す。25日の選対会議で、山下氏は「民主党政権で経済も外交もガタガタだ。今こそ日本を取り戻さなければならない」と声を張り上げた。
共産新人の井上素子氏(65)は玉野市議を通算5期務めるなどして今回、初めて国政選挙に挑戦する。貧困と格差の是正や原発の即時廃止を掲げ、「国民の生活が苦しい時に消費増税は許せない」と訴えている。【石井尚】
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◆予想される顔ぶれ
津村啓介 41 民前(3)党青年局長
山下貴司 47 自新 弁護士
井上素子 65 共新 党地区役員
*名鑑の見方=氏名、年齢、党派、前職・元職・新人の別、当選回数、職業・肩書。衆院解散時の勢力順。敬称略
11月28日朝刊
6992
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チバQ
:2012/12/01(土) 16:42:13
>>6483
鹿児島1区
>>6719
鹿児島3区
>>6990
鹿児島5区
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000235-mailo-l46
風のゆくえ:総選挙5選挙区の断面 2区 谷山地区、主戦場に /鹿児島
毎日新聞 11月28日(水)16時4分配信
24日に鹿児島市卸本町で開かれた自民・徳田毅氏の事務所開き。1000人以上の聴衆を前に、徳田氏は外交や経済など自身の政策を力を込めて訴えた。
谷山地区などの鹿児島市南部は、有権者の4割以上を占める大票田。徳田陣営はここを「主戦場」と位置づける。09年総選挙では地盤の奄美地区で民主の打越明司氏に4万票以上の差をつけた一方、同市南部では打越氏を約1万票下回った。
2区では09年、谷山地区が地盤の自民元職、園田修光氏が総選挙への不出馬を表明し、徳田氏の支援を打ち出した。園田氏は今回選対本部長となり、前回以上に主戦場で支持固めに奔走する構えだ。
徳田氏は05年に無所属で出馬し初当選。自由連合代表を経て06年に自民入りした。かつて父・徳田虎雄元衆院議員と保岡興治氏が奄美群島で激しい選挙戦を繰り広げた「保徳戦争」の名残りから、前回は自民入りによる支持者離れも懸念されたが、陣営幹部は「ようやくわだかまりがなくなり一つになってきた」と自信を見せる。
◇
「逆風はどんな時もある。政治家は逆風の時にこそ成長し根を生やす」。鹿児島市谷山中央で開かれた事務所開きで、打越氏は支持者に語りかけた。
打越氏は元自民党県議で、05年の総選挙に無所属で出馬し落選。その後民主入りし、09年総選挙では小選挙区で敗れ、比例で復活した。当選後はほぼ毎週末地元に帰り、年間200回以上の国政報告会などの集会を実施。打越氏は「国政報告会は国会議員の最低限の業務」と重視する。
集会では改正離島振興法の成立のため実務者として与野党間の調整に奔走するなどした「実績」を強調。1期目の仕事がいかに票に結びつくかが焦点となりそうだ。地盤の指宿市に加え、鹿児島市南部の無党派層の取り込みや相手地盤の切り崩しを図り、再び小選挙区に挑む。
共産の三島照氏は22日に立候補を表明。TPP反対や原発ゼロなどを主張し「2区の国民の声を反映させたい」と意気込む。
このほか2区では日本維新の会からの出馬が取りざたされているが、27日まで立候補者の発表はなく、三つどもえの構図が固まりつつある。【黒澤敬太郎、神田和明】
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◆立候補予定者(敬称略)
打越明司 54 民前(1) 党県代表
徳田毅 41 自前(2) 党国対副委長
三島照 70 共新 党地区副委長
11月28日朝刊
6993
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:42:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000278-mailo-l46
風のゆくえ:総選挙5選挙区の断面 4区 「再生」掲げ攻防激化 /鹿児島
毎日新聞 11月30日(金)16時20分配信
18日、阿久根市であった市制60周年式典。自民・小里泰弘氏と民主・皆吉稲生氏が顔をそろえた。
小里氏「政権交代で、地方に必要な公共事業予算が減らされた」
皆吉氏「公共事業は少し削られたが、地方交付税は20%増やした」
民主政権の評価を巡り、早速攻防を繰り広げた両氏。目を合わせることはなかった。
09年の前回総選挙。党総務会長も務めた父貞利氏を含め連続10期の小里家に、新人だった皆吉氏が挑み2711票差に肉薄。比例復活し、現職同士となって再び相まみえる。
3期目を目指す小里氏。「時の風がどう吹くかわからない。ただ、政権を取り戻す選挙になる」と決意を示す。「負けを覚悟した」(関係者)前回選をくぐり抜け、「厳しい反省を重ねてきた」と「自民再生」をアピールする。
土日にこなしたミニ集会は300回を超え、後援会の「地域化」にも本腰を入れてきた。旧市町ごとに20あった後援会は現在、約120に。名簿には多くの首長や農協など友好団体幹部の名前が連なる。青年部や婦人部の活動も活発化し、浮動票にも焦点を合わせる。陣営関係者は「無党派が多い霧島、姶良で票を伸ばしたい」と意気込む。
「期待に応えられない点が多々あった。反省を踏まえ新しい形で進めていく」。皆吉氏は、政権運営の不手際を率直に認めた上で「再出発」への理解を求める。
自治労出身。連合鹿児島の新旧会長が選対委員長、後援会長を務め必勝態勢を敷く。
保守票切り崩しにも布石を打つ。24日にあった会合には元県議会議長(自民)が現れ、前回に引き続く協力関係を演出した。だが、陣営幹部は「今回ほど緊張する選挙はない」と表情は硬い。
前回、小沢一郎代表代行(当時)の働きかけもあり推薦を得た京セラ労組(4区内の組合員約4000人)。皆吉氏は毎月1回、同社前で朝立ちを続け関係構築を図ってきたが、今回は未定。連合の仲立ちで推薦した社民県連も検討中で、結果次第では情勢を左右しそうだ。
共産・永田義人氏は消費増税中止や原発ゼロなどを掲げ「財界中心、米国言いなりの政治からの脱却」を主張。街頭演説中心に知名度向上を図っている。【村尾哲】
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◆立候補予定者(敬称略)
皆吉稲生 62 民前(1) 党県幹事長
小里泰弘 54 自前(2) 党副幹事長
永田義人 63 共新 党県常任委員
11月30日朝刊
6994
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:44:44
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121130/elc12113023000069-n1.htm
「顔」見えない選挙戦 県内外に避難 連呼にためらいも
2012.11.30 22:58 (1/2ページ)[福島県]
「有権者の顔が見えない」−。東京電力福島第1原発事故で、周辺自治体から県内外に住民が避難した福島県の衆院選挙区。立候補予定者は県内の仮設住宅に力を入れるが、県外の避難所までは手が回らない状況だ。「避難者の情報がつかみにくい」。立候補予定者にとって手探りの選挙戦が展開されそうだ。(日出間和貴、森本充)
「復興に責任持て」
原発事故で原則立ち入り禁止の警戒区域に指定されている浪江町や双葉町、富岡町が含まれる福島5区。立候補予定の民主党前職、吉田泉氏(63)は復興副大臣として何度も足を運んだ。「復興に向けた足取りが遅い」と非難を浴びることもあった。
震災以降初めての衆院選の戦い方は未知数の部分が多いという。「県内の仮設住宅を丹念に回って、政策を直接訴えていくしかないだろう。これまでの選挙とは違うやりにくさを感じている」と吉田事務所。
「有権者がいない所で選挙カーを走らせても…」「仮設住宅で連呼するのは迷惑だろう」。各陣営からは戸惑いの声が聞こえる。インターネット交流サイトのフェイスブックを通じて支持を訴えようと考える立候補予定者もいる。
有権者の反応はどうか。浪江町から福島市の仮設住宅に避難する60代の男性はしらけた様子で話す。「震災後、親身に震災対応に動いた国会議員がどれだけいたか。福島の復興に責任を持って当たってほしい」
ビラや電話で…
県外避難者への訴えはより難しさを増す。双葉町が役場ごと移転した埼玉県加須(かぞ)市の避難所では、町民約160人が生活する。東京都江東区の公務員宿舎「東雲(しののめ)住宅」には、南相馬市や浪江町などから避難した約1300人が暮らす。
昨年4月から同11月に延期された県議選では、加須市の避難所周辺に演説に来た候補者はほとんどいなかった。東雲住宅でも候補者の姿は見られず、支持を訴える電話が数件、各世帯にかかってきただけだった。
今回の衆院選は準備期間が短い。南相馬市などがある福島1区で立候補を予定する日本未来の党の前職、石原洋三郎氏(39)の事務所は「避難者の声は聞きたいが、県外まで手を広げられない」との姿勢。
全国に散る避難者の把握が容易ではないことから、自民党元職の亀岡偉民(よしたみ)氏(57)の事務所は「有権者の避難先を知る支援者を通じ、ビラの送付や電話などで訴えていく」と話す。
東雲住宅の避難者は1日遅れで届く地元紙や週2回の避難者同士の交流の場で情報を集めている。加須市に避難する双葉町の鵜沼(うぬま)友恵さん(37)は「思いを託せる人がだれなのか分からない」と困惑している。
6995
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:45:05
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121130_07.htm
業界団体悩み深く 政権交代、第三極台頭で立ち位置定まらず
県内各党の立候補予定者が参加した県農協大会。推薦するか否かはTPPへの姿勢を基準にする=19日、仙台市
衆院選(12月4日公示、16日投開票)を前に、県内の各業界団体が支援姿勢の転換を迫られている。長い間、自民党の強固な支持基盤とされたが政権交代後、立ち位置を定めづらくなった。今回は民主、自民両党に加え第三極勢力の台頭もあり、「人物本位」「自主投票」といった新たな判断軸も生まれている。
「建設業界に理解がある人は民主党もゼロではない。政権与党には敬意を払う必要がある」
県建設業協会の佐藤博俊会長は、衆院選に臨む姿勢を慎重に説明する。
前回2009年の衆院選は県内6選挙区全てで自民党候補を推薦した。選挙戦では自民党への大逆風に加え、公共工事の激減で加盟社が全盛期の半分まで減少していたこともあり、集票マシンといわれた組織力は影を潜めた。政権転落後は自民一辺倒の転換を余儀なくされた。
協会は今回、各党の推薦依頼が集まり次第、検討に着手し、公示までに態度を決める考え。ただ業界は東日本大震災後の復興需要で多忙を極める。業界内には「協会全体で特定政党を支援するのは難しいのではないか」との見方も広がる。
前回、自民党候補6人を推薦した県農政連は、政党や候補者の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に対する賛否を推薦の「踏み絵」にする。
農政連会長を務める菅原章夫県農協中央会長は「TPPを推す政党、立候補予定者は支援しない」と言い切る。各党内でもTPPに対する姿勢にばらつきがあり、推薦決定は公示直前までもつれそうだ。支部単位では自主投票が増える可能性もあるという。
県医師連盟は11月30日に対応を決める。前回までは自民党候補を支援してきたが、今回は「政党ではなく人物」(嘉数研二委員長)を基準とする方針に切り替えた。
推薦の条件には連盟が独自に設けた「被災医療機関の早期再建」「既存医学部の定員増」への賛同を迫る構えだ。
県歯科医師連盟は27日、県内6選挙区のうち5区を除く5選挙区で自民党候補の推薦を決めた。5区は、民主党幹部を務める前議員に配慮し、態度を保留した。
目黒一美理事長は「推薦は与党とのパイプを持つのが狙いだが、今はどの政党にも全面支援する理由が見つからない」と打ち明けた。
2012年11月30日金曜日
6996
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 16:47:38
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20121201ddlk34010503000c.html
鳴動・衆院選:決戦の構図 6区 「亀井党」に挑む2氏 /広島
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
◇民主は擁立を断念
「まだまだ動くぞ」。前職の亀井静香氏(76)が11月19日、民主を離党した山田正彦元農相と新党「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」の結成を発表した際、陣営関係者が口にした「予言」は的中した。3日後に河村たかし名古屋市長率いる「減税日本」と合流、同28日には嘉田由紀子・滋賀県知事が設立した「日本未来の党」に加わると発表した。地元の陣営幹部すら「リアルタイムでの把握は無理」とため息をついた。
連続当選11回の亀井氏は国民新党代表だった今年4月、消費増税関連法案に反対して民主党との連立政権離脱を表明し、党代表を解任された。しかし、古参の支援者は「先生は筋を通した」と評価は揺るがない。陣営は「党がどう変わろうとも政策は一貫している。地元は『亀井党』だ」。
県内JAグループの政治団体・県JA政策研究会は30日、亀井氏推薦を決めた。衆院10+件時代に6区で争った佐藤公治参院議員も民主を離れ、国民の生活が第一を経て未来の党へ。名実ともに“同志”となった佐藤氏は「生活」解党前の24日夕、街頭演説で「私と政策が一致する唯一の候補」と亀井氏を持ち上げた。
政権奪還を掲げる自民は、前回に続く挑戦となる新人の小島敏文氏(62)を立て亀井氏の強固な地盤に挑む。
「県議としての長年の経験をもとに地方の実情を国政に伝える」。小島氏は19日、尾道市内の街頭演説で切々と訴えた。県議会副議長などを歴任した実績があるが、前回選は自民への逆風に直撃され、亀井氏に約6万7000票もの大差を付けられ惨敗した。
「3年半、地べたをはいずり回った」。落選後は、著名議員を招いての対話集会や戸別訪問で支持拡大に努めた。県北部の亀井氏の後援会幹部も「小島さんの声はこちらにも届いている」と警戒を強める。
小島氏は「亀井先生が10万票なら、私は10万1票」と小選挙区での勝利を目指すが、陣営幹部は「どんな形でもいい。議席獲得が重要」と比例復活も視野に挑む構え。前回選で小島氏を推薦した公明は比例協力を慎重に見極めて対応を決める方針で、小島氏は街頭演説で自公連携を強調して秋波を送る。
民主は擁立を断念し、県内唯一の「空白区」に。支持母体である連合広島の地元幹部は「票を投じる候補者がいないのは残念。自主投票になるだろうが、いわば敵方の自民に流れるとは想定しづらい」と推測する。
6997
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:48:56
佐賀
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2336481.article.html
未来の党誕生、「卒原発」めぐり3区に波紋
12月4日の衆院選公示直前に、「卒原発」を旗印に誕生した新党「日本未来の党」。玄海原発(佐賀県東松浦郡玄海町)を抱える佐賀県の各政党や立地地域が入る佐賀3区にも波紋を広げている。将来や即時の「脱原発」を主張する政党は比例票の争奪に神経をとがらせ、「自共対決」の構図となっている3区の有権者からは「未来」の候補擁立を期待する声も上がった。
「保利王国」と呼ばれる3区の自民党・保利耕輔陣営。熊本大成選対本部長は「仮に未来が候補者を立てても、勝敗まで脅かされることはない」と静観しつつ、「維新の会よりは影響が出るだろう。福島の事故後、原発に対して慎重な有権者は3区でも少なくない」と動向を気にする。
県連の福島光洋幹事長は「原発は経済雇用を含めて全体的な政策の中で考えるべき。即止める、即稼働という話じゃない」と10年以内に結論を出す党の方針を強調した。
「きのう、きょう出てきたような政党が原発をなくせるのか」。「即時ゼロ」を訴える共産党の山口勝弘陣営幹部は対決姿勢をあらわにする。「3区に立てば一定の票が流れるかもしれないが、根のない風頼みの政党。驚異ではない」と語気を強めた。県委員会の今田真人書記長も「原発が大きな争点なのは間違いないが、それ以外の政策がはっきりしていないのは政党として無責任だ」と批判した。
2030年代の原発ゼロを自民党との対立軸に据える民主党は3区の候補擁立を見送っている。県連の内川修治幹事長は「比例票に影響がないとは言えないが、将来的に政策の不一致が見えている。原発だけで組むのは国民不在ではないか」とけん制する。
3区擁立を断念した社民党県連の徳光清孝幹事長は「脱原発の政策を打ち出しており、比例票での影響は無視できない」と警戒。「再稼働に対する考え方や政党としての活動実績で違いをアピールしたい」と話した。
公明党県本部の伊藤豊代表は「比例票への影響は全く未知数。原発の将来は経済などを含めた全体的な政策の中で考えるべきで、争点を特化すれば分かりやすくなるが、逆に問題を矮小化しないか」と疑問を投げかけた。
一方、反原発を主張する市民は未来の党の誕生を歓迎する。玄海原発プルサーマル裁判の会の石丸初美代表は「埋没しかけていたので、これで脱原発の国民投票みたいになる」と期待。8月に唐津市で脱原発講演を企画した映像ディレクターの鍵山博之さん(38)は「10年後に原発ゼロというのは一定の猶予があるし、結論を先延ばししないという決意も感じる」と共感、「保守王国の地域で当選は厳しいだろうけど、出れば応援したい」と歓迎した。
2012年11月30日更新
6998
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 16:49:38
http://mainichi.jp/select/news/20121201mog00m010034000c.html
小沢鋭仁・前衆院議員:民主に活動費500万円を返還
2012年12月01日
民主党から日本維新の会に移った山梨1区の小沢鋭仁・前衆院議員が30日、10月以降に民主党本部と同党県連から「政党活動費」として支給された計500万円を同日までに返還したと明らかにした。
小沢氏によると、10月30日に民主党本部から300万円、11月1日に県連から200万円が支給された。同氏は同21日に民主党から除籍処分を受けたが、26日付で輿石東幹事長と安住淳・幹事長代行の名前で返還を要求する文書が届いたという。
小沢氏は「解散までは民主党の議員だった。法的な返還義務はない。(民主党には)友愛のかけらもない」と古巣への不満を表明。これに対し、民主党県連幹部は「党員の寄付や党費による資金。民主党候補でなくなったら返すのは当然だ」と一蹴した。【春増翔太】
6999
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:50:23
>また時機を見て民主党から国政に挑戦したい
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20121130/201211300950_18729.shtml
民主・山田氏は不出馬 比例東海「以前から決めていた」
2012年11月30日09:50
民主党の山田良司前衆院議員(52)=比例東海=は29日までに、12月4日公示の衆院選(同16日投開票)への立候補を見送る意向を固め、党本部に伝えた。岐阜新聞の取材に「以前から決めていた。また時機を見て民主党から国政に挑戦したい」と語った。
山田氏は、2009年の前回衆院選で比例代表東海ブロックの単独候補として出馬し、初当選。現在は、党本部の国民運動委員会副委員長や党県連の常任顧問・組織委員長を担っている。
今年4月の下呂市長選に絡み公職選挙法違反の疑いで書類送検されたが、山田氏は「今回の決断とは、特に関係がない」としている。
7000
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 16:51:19
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20121201ddlk28010350000c.html
2012衆院選兵庫:政党の事情/下 第三極 離合集散で変容 /兵庫
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
◇最終形、見えぬまま突入
先月20日に行われた日本維新の会の「意見交換会」。会場の県民会館(神戸市中央区)の案内には維新10+件の名前はなく、「兵庫ブロック会議」とだけあった。維新政治塾生らが集められ、衆院選で擁立した公認候補の選挙を手伝うサポーターを募る会だった。ところが、その席上で、塾生から厳しい意見が相次いだ。
この日の夕刊各紙は、維新10+件の橋下徹代表代行が、記者団に企業・団体献金の全面禁止を撤回する方針を示したことを報じていた。現職国会議員がいる旧太陽の党との合流を優先するため、維新が看板施策を譲歩した。
塾生たちはこの報道に敏感に反応した。「我々より先にマスコミに伝えるのはどういうことか」「我々の志はどうなる」
塾生は政治塾で、企業献金を受けないようにと教えられていた。司会の維新関係者はたじろぐように「私も分からない」と答えた。
政党として勢力を拡大していく維新。一方で、改革を期待して入塾した塾生の目には、当初と違う方向に向かうように映る。
維新10+件は今回、県内8選挙区に候補を擁立する。公認候補公募で選ばれたのは塾生たちだが、選挙区が希望通りにはならない。公明との選挙協力で維新が公認候補を擁立しない2区を希望していた男性は、他選挙区を薦められたが断り、退塾して2区に無所属で出馬することを表明した。塾を通じて交流のある「みんなの党神戸市議団」から勝手連的な応援を受ける。予定者は「当選したら、みんなの党に入党したい」と明言する。
■ ■
先月27日に嘉田由紀子・滋賀県知事が結成を表明した「日本未来の党」。同党に合流する「国民の生活が第一」公認で3区から出馬する立候補予定者の陣営は党名変更に伴う事務作業に追われた。
谷亮子参院議員と並んで収まる政党ポスターは、「未来」のロゴマークと文字を印刷した紙で旧党名を覆い隠して応急処置。旧党名で刷り上がった選挙はがき4万枚は業者に引き取ってもらった。比例との重複立候補になるかどうかも決まっておらず、合流後に発注した選挙用ポスターも公示にぎりぎりで間に合うという状況だ。
7001
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チバQ
:2012/12/01(土) 16:52:28
>>6766
>>6776
http://www.minpo.jp/news/detail/201211305191
自民、吉野氏は比例中国 復興へ特例、本人受諾
12月4日公示、16日投開票の衆院選で、自民党は29日、比例中国ブロックの単独候補として、本県5区への立候補を目指していた前職(比例東北)の吉野正芳氏(64)を名簿登載すると発表した。東京電力福島第一原発事故で被害を受けた本県の復興に主眼を置いて政治活動する衆院議員を確保するための特例的な措置で、吉野氏は当選圏と予想される名簿上位に登載される見通しだ。吉野氏は、党本部の決定を受け入れた。
党県連は党本部に対し、比例東北に「原発事故災害復興枠」を設け、吉野氏を名簿登載するよう要請していた。しかし、被災県である東北地方の他県連から異論が相次ぎ、調整が難航していた。
裁定は安倍晋三総裁(山口県4区)、石破茂幹事長(鳥取県1区)らに移ったが、両氏をはじめ党役員の多い中国地方の比例枠で吉野氏を処遇する案が浮上し、関係者の了承を得た。同党は衆院選の政権公約で「原発事故からの復興」を重点課題に掲げており、吉野氏が比例中国で当選すれば、その後は再び福島県内を拠点に原発事故からの復興のため活動を続けてもらう考え。
吉野氏は福島市の県連会館で記者会見し、「福島の復興が自分の使命。ありがたく、うれしく思う」と、党の決定に従う考えを示した。
( 2012/11/30 10:30 カテゴリー:主要 )
7002
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:53:34
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2012/11/29022101008635.shtml
山田氏が小沢氏と再び合流
衆院選公示を目前に控え、離合集散を繰り返す新党。こうした中、山田正彦元農相(70)が共同代表を務める「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」や「国民の生活が第一」が「日本未来の党」に合流することが28日、決まった。これにより山田氏は長年行動を共にしてきた生活の小沢一郎代表と同じ党で衆院選を迎えることになった。山田氏の陣営は「自然な流れ。腰を据えて戦える」と話すが、目まぐるしい動きに支持者からも戸惑いの声が漏れる。
2人の付き合いは山田氏が初めて衆院選に出馬した1979年ごろにさかのぼる。ともに自民党の田中派から竹下派に移り、小沢氏が離党して新生、新進、自由、民主各党を率いると、山田氏もそれに続いた。6月の消費税増税法案採決では、ともに反対票を投じ、小沢氏は離党。山田氏は「党を立て直したい」と残ったが、衆院解散後に離党した。
山田氏は小沢氏との再合流について「考え方が同じで、ずっと一緒にやってきた。また指導を受けたい」と語り、後援会関係者も「小沢さんが生活を立ち上げたときに、何で山田さんも行かないのかという声もあった」と語る。
民主党県第3区総支部は山田氏を引き続き「支持」する方針。後援会幹部は「何とか戦える体制になった」と語り、長崎4区に生活から立候補予定だった末次精一氏(49)は山田氏と同じ党から出馬する見通しとなり「同志が増えるのはいいことだ」と語った。
一方、相次ぐ新党の立ち上げと合流に戸惑いや批判も。地元五島市の支持者の男性(68)は「落ち着きがない。新党だと埋没しないか心配だ」。長崎3区で山田氏と対決予定の自民前職、谷川弥一氏(71)は「またか。この国をどうするかではなく、どうすれば票になるかを考えて表紙を替えているだけだ」と切り捨てた。
7003
:
チバQ
:2012/12/01(土) 16:57:41
>>6683
民主
>>7000
第三極
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20121130ddlk28010297000c.html
2012衆院選兵庫:政党の事情/中 自・公 疑心暗鬼の協力関係 /兵庫
毎日新聞 2012年11月30日 地方版
◇割って入る維新の影
「維新の看板だけでこんなに票が出るのか」。衆院5区に立候補予定の自民前職の陣営関係者は、今月18日投開票の丹波市長選の結果に、驚いた。無所属新人の稲上芳郎氏(39)は、民主、自民の二大政党相乗りの現職、辻重五郎氏(73)に約4700票差に迫る約1万3000票を獲得した。稲上氏は維新政治塾出身。告示4日前の出馬表明だった。
稲上氏に風が吹いているようには見えず圧勝を疑わなかった辻陣営だが、選挙期間中、稲上氏の事務所には100人以上の塾生が詰めかけ、草の根選挙を展開していた。日本維新の会の橋下徹代表代行の応援はかなわなかったが、稲上氏は約200カ所で街頭演説をこなした。
開票が始まると、一時は追う展開となり、事務所に詰めていた辻陣営関係者からは「どうなっているんだ」「これで負けるようなら、もう選挙なんかやってられん」と悲鳴にも似た声が漏れた。
結局、薄氷を踏む勝利に辻氏は「初めて苦しい戦いをした」とまるで敗者のような弁だった。稲上氏は「新しい風を吹かせてほしいという期待の表れ」と振り返り、衆院選期間中は、手伝ってくれた全国の塾出身候補の応援に回る予定だ。
前回選では県内で1選挙区しか勝てず惨敗した自民党。丹波市長選で初めて「維新」の脅威を見せつけられた。5区の自民前職陣営は選挙後、選対会議を開いて分析をしたが、結局稲上氏が肉薄した理由は分からずじまいだった。
■ ■
自民党県連の日村豊彦選挙対策委員長は、あるやり取りを思い出す。6月に行われた末松信介参院議員の政経パーティーの席上のことだ。出席した自民党町村派会長の町村信孝元官房長官に、日村氏は質問した。「維新の対策はどうするんですか」。当時、国政をうかがおうとする橋下大阪市長率いる大阪維新の会に対して、党本部がどれだけ危機感を抱いているか尋ねたものだ。しかし、町村氏はこともなげに言った。「大阪だけの話でしょ。こっちは全然だよ」
地方の危機感が中央に伝わらない温度差。町村氏が取り合おうとしなかった維新は今や、新党「日本維新の会」として石原慎太郎・前東京都知事を代表に中央にも足場をつくって勢力を広げる。県内では8選挙区で自民候補と対決する。まるで、維新は民主からの政権奪還を狙う自民をターゲットにしているかのようだ。
一方で維新は、公明が候補を擁立する兵庫2、8区を含む全国9選挙区で候補擁立を見送った。「都構想」実現のため、過半数に届いていない大阪市議会での公明との協力関係からだ。
2、8区には自民もこれまでの公明との選挙協力から候補を立てない。両選挙区では自民は独自候補を立てず公明候補を支援し、代わりに他選挙区で自民候補が公明からの支援を受ける。自公は、こうした関係を構築して長年共存してきた。今回はこれに維新が割って入ろうとする。
「自民候補と維新候補が対決する選挙区では、公明は一体どちらを支援するのか」。ある自民党県連関係者は疑念を抱く。
揺らぐ信頼関係。自民党県連と公明党県本部は、両党の選挙協力について協議を重ねる。「協力関係はどうなるのか」。自民関係者の問いかけに、公明関係者は「互いに協力し合った長い歴史がある。これまでと変わりはない」と説明する。
しかし、公明党も前回、連立政権への逆風を受け2、8区で議席を失った。今回は議席奪還が絶対の使命だ。
維新は大阪と兵庫の6選挙区の公明候補に推薦を出した。急接近する両党。
ある公明党県本部関係者は言う。「今回は必ず勝たねばならない選挙。できれば橋下さんにも応援してもらいたいぐらいだ」。その要望通り、来月3日、橋下氏が2区の公明元職の応援に入る。【桜井由紀治】
〔神戸版〕
7004
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 17:04:39
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20121201ddlk37010621000c.html
2012衆院選:日本維新の会 「風」起こすか第三極 既成政党ピリピリ /香川
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
衆院10+件選(12月4日公示、同16日投開票)でその行方が注目されている第三極。日本維新の会の他、「卒原発」を掲げる日本未来の党が結成されるなど、政党再編の動きが急ピッチで続く。維新は11月28日、香川1区に新人で元兵庫県議の今西永児氏(66)を公認候補として擁立すると発表した。県内でも第三極の風は吹くか−−。【浜名晋一、久保聡、広沢まゆみ】
維新の橋下徹代表代行が高松市内を遊説で訪れた24日。街頭演説の会場となった百貨店前は約1100人(県警まとめ)の人波で埋まった。橋下氏が大阪市で取り組んでいる行政改革の成果を披露しながら、「今の権益を守る人と戦(いくさ)をしないといけない。もう一度新しい太陽を昇らせるためにも維新をよろしくお願いします」と絶叫すると、拍手と歓声が起こった。
演説を聴いていた同市の女性(78)は「既得権益を破っていくのが維新の魅力。日本の国を変えてほしい」と感極まったように語った。
「維新が人々を引きつけるのは、スローガンの分かりやすさと、政治に対する不満のはけ口となっているからだ」。そう語るのは、政治家育成を目指して作られた維新政治塾の塾生で、一時は衆院10+件選への出馬も検討したという丸亀市の男性(31)だ。
昨年11月に行われた大阪市長と大阪府知事のダブル選挙で、橋下氏らが既成政党に圧勝したことに衝撃を受け、政治塾に応募。月2回大阪に通い、政策などについて講義を受けたが、今年9月の候補者公募には応じなかった。選挙資金を用意できないことが断念した最大の理由だった。
一方、維新を巡っては先月21日に香川1区に擁立すると発表した参院議員秘書の男性が数日後、立候補を辞退。同26日には同区など3人の公認を取り消すなど混乱も見られた。
政治塾に通った男性は地方議員選挙への出馬を目指し、今も維新とは関係を保っているという。衆院10+件選についても、「維新が一定数の議席を確保して、来年の参院選への足がかりとしてほしい」と期待。一方、今西氏は「維新の政策を橋下さんの代理として訴えたい」と意気込んでいる。
しかし、各党の見方は一様に厳しい。民主党県連の村上豊幹事長は「人材不足は否めないし、国民が安心できる政策ではない」と批判。自民党県連の綾田福雄幹事長は「維新の内容は全部ばらばら。驚異とは感じていない」、公明党県本部の都築信行代表も「経験もなく、ただ人気ばかりで責任感も乏しい」と突き放す。一方、共産党県委員会の松原昭夫委員長は「小泉改革をさらに激烈にしたような新自由主義を行おうとしている」、社民党県連の砂川保代表も「新自由主義の政策で話にならない」としている。
7005
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 17:10:37
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20121201ddlk36010615000c.html
2012衆院選:徳島2区 維新・谷川氏が出馬断念 中傷記事でイメージ悪く /徳島
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
日本維新の会は30日、公認候補として衆院選徳島2区から立候補する予定だった新人で元時事通信社編集委員の谷川俊規氏(51)が出馬を断念したと発表した。維新によると、辞退の理由について「インターネットなどに中傷する内容の記事が出てクリーンなイメージで戦うことができなくなった」などと説明したという。
この日、維新の担当者に本人から申し入れがあり、了承された。谷川氏は県内の小選挙区で唯一の立候補者となる予定だったが、維新は今後の擁立について、「未定だが、時間的に難しいだろう」との見方を示した。
徳島2区には今のところ、民主前職の高井美穂氏(41)、自民前職の山口俊一氏(62)、共産新人の手塚弘司氏(51)の3人が立候補の準備を進めている。【阿部弘賢】
7006
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:10:58
http://www.asahi.com/area/gunma/articles/MTW20121128100990002.html
2012年11月28日
2012総選挙@群馬
郵政票はいま 全方位対応路線に
3年前の衆院選で民主党を支援し、政権交代の一翼を担った旧特定郵便局長ら「郵政一家」。しかし、今回は様相が違う。小泉政権が生んだ郵政民営化法を見直す法案が、自民、公明を含む3党の共同提案で4月に成立。3党が要望に応えたことから一転、選挙区での民主支持から全方位路線に方向を変えたようだ。
「あの頃は盛り上がっていた」。60代の郵便局長は、2009年の前回衆院選を振り返る。
県内に旧特定郵便局は300余り。親戚や友人に民主党支持を頼み、集会にも顔を出した。休日は早朝から手分けしてチラシをポスティングするなど、やれることはやったという。
こうして誕生した民主党政権に、郵政民営化の抜本的な見直しを託した。ところが、与党が参院で過半数割れし、改革法案の成立は見通しが立たない状況に。
それを打開したのが3党合意だ。民自公の3党が共同提出した民営化法の改正法案が4月下旬に成立。国民新党や支持母体の政治団体「郵政政策研究会」(郵政研)が求めてきた政府関与を残すため、「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」の全株売却が努力規定に。完全民営化を阻止した。
今回の衆院選で、郵政研から具体的な指示はまだ出ていないという。選挙区事情に応じて各党の議員を個別支援する全方位的な対応が求められているようだ。「各党のおかげである程度見直せた以上、民主党一辺倒にはならない。郵政事業への議員の理解度で判断する」とこの局長は話す。
局長OBや家族らによる自民党の職域支部「大樹」は、全国で離党者が相次いだが、群馬では今も県支部が残る。ただ、かつて2千人を超えた党員は、60人余りに激減した。
「民営化して良くなったと評価する声は利用者から聞こえてこない」。西毛地域の70代の元特定郵便局長は今も疑問を感じている。
過去の選挙で、自民党の郵政族議員の当選に貢献した自負もある。当時は公務員だけに表立った活動はできなかったが、選挙のたびに100人を超える名簿集めに貢献してきた。
郵政事業に理解を示す自民党議員も大勢いる。敵対する気持ちにはなれない。ただ、裏切られたという思いも強く、組織を立て直すつもりはない。「党費を払って顔を立てているだけ。政治への意識が薄れてきています」
この2年間、県大樹支部の役員会は開かれていない。自主投票になる見通しだ。(長屋護)
7007
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 17:12:16
ビデオで支援訴え=町村氏【12衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100216
体調を崩して東京都内に入院中の自民党の町村信孝元官房長官は1日、衆院選出馬に向けて札幌市で開いた決起集会にビデオメッセージを寄せた。この中で町村氏は「何とかして地元へ帰りたいと思っていたが、ドクターからもう少し我慢してほしいと言われた」と釈明。「何としても議席を守らないといけない」と支援を求め、涙ぐむ場面もあった。関係者によると、4日の公示以降、選挙区内で活動できる見通しは立っていない。(2012/12/01-16:58)
7008
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:12:44
http://www.asahi.com/area/aomori/articles/MTW20121124021110001.html
2012年11月24日
連載・政党を問う
(1)民主
街頭に立つ青森1区の民主党立候補予定者。「手を振り返してくれる人が少ない」と逆風も感じている=青森市
「恥ずかしい票しか取れなかったら、もう県民に相手にされない政党になる。今回は戦わない方がいい」
7日、県議会の民主党控室。候補不在の青森1区をめぐり、党所属の青森市議ら8人が集まった会議は、不戦敗論が相次いだ。最後は政権党の責任を果たすとして擁立を決めたが、「負けるところは負けていい」と無力感が漂っていた。
無党派層が離れ、政党支持率が低迷する中、県連内に政権交代時の高揚感はない。
「民主党に入る票は今も昔もアンチ自民票。政権党の3年で新たな支持層を開拓できなかった」。県連関係者はこう悔やむ。5人いた県連所属の国会議員は、消費増税をめぐって3人が離党し、今は2人。ある県議は「衆院選全敗で、国会議員ゼロも覚悟している」と打ち明ける。
■漂う無力感
結局、1区では2010年参院選青森選挙区に党公認で出た元民放アナウンサーの波多野里奈氏を擁立した。波多野氏は、党の組織力のなさへの不満を隠さない。13日のお披露目会見では、「1区の組織がしっかりしているとは思わない」「自民党と違い、市町村に責任者がいない。参院選も誰に頼ればいいか、最後までわからなかった」と繰り返し、同席した県連幹事長の松尾和彦県議は苦笑いするしかなかった。
前職の田名部匡代氏の3区も、厳しさは変わらない。父の代から大島理森・前自民党副総裁と「八戸戦争」と言われる選挙戦を繰り広げてきた。解散後は各地で「政策を100点満点で実現できたかと言えば、決してそうではない」と頭を下げつつ、「政権交代しなければできなかったことはたくさんある」と訴えて回る。
こうした田名部氏の訴えを心配するのが、陣営の地方議員だ。その一人は「永田町にいると民主党が地元でどれだけ幻滅されたか、わからないようだ」とこぼす。陣営が描く戦術は民主党隠し。「民主対自民でなく、田名部党対大島党の構図で戦うしかない」
■武器がない
政権交代の原動力となったマニフェスト(政権公約)も、今回は09年時の目玉だった数値目標が削られる見込みだ。環太平洋経済連携協定(TPP)の推進が盛り込まれれば、県連にとってはさらに扱いづらくなる。県連幹部は「何を訴えて衆院選を戦えばいいのか。武器がない」と嘆く。
松尾幹事長は「自民党は市町村支部に職域支部もあり、組織の根は細かい。我々も根を張り巡らさないといけないが、党分裂で再構築が必要な状況だ」と劣勢を認める。
県連内には「今回政権を譲っても、また自民党の失政がある。いずれ民意は戻ってくる」との考えもあるが、無党派層の多い青森市選出の渋谷哲一県議の見方は違う。「政権を託せば何か変えてくれるという『もやっ』とした期待に民主党は支えられてきた。政権をとっても自民党と大きく変わらないと知られた今、その期待はもう戻らないし、無党派層も簡単には戻ってこない」
(鈴木友里子、別宮潤一)
7009
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:13:18
http://www.asahi.com/area/aomori/articles/MTW20121124021110002.html
連載・政党を問う
(2) 自民
解散後に開かれた自民党県連の総務会。政権奪還へ、木村太郎会長が地方組織の結束強化を叫んだ=18日、青森市
衆院選青森4区にある深浦町。20日夜、無投票で再選された吉田満町長の祝勝会に駆けつけた山崎力参議院議員は、上機嫌だった。
「わが自由民主党の筆頭副幹事長、木村太郎前代議士が、政権復帰後にいいポストを獲得するためにも、ぜひ立派な票で、国政の場に送り戻して頂きたい」
県連選挙対策本部長を務める山崎氏からの大臣ポストをほのめかす発言に、6期目の当選を目指す県連会長、木村氏は苦笑いを浮かべた。
強気の材料は他の選挙区にもある。19日、3区の八戸市で前党副総裁の大島理森氏が開いた集会には、1300人が集まった。出席した県連幹部は「盛況なんて言葉では足りない。あの勢いで圧勝すれば、大島さんは次期衆院議長の座も伺えるな」。
政権奪還に向け、気勢を上げる自民党。18日の県連総務会で、木村氏は「県連と支部で連携を大事にしてきた。力を結集して勝利に望みたい」とあいさつ。国政では野党の間も、県議会などで与党として組織力を維持してきた各地方議員が支持者を束ね、衆院選挙に臨むよう訴えた。
そして木村氏は「民主党が政権を握った3年、マニフェストはサギフェストという言葉に変わった」とこき下ろした。米軍の普天間基地移設を巡る迷走に始まった民主党の失敗を他山の石に、「やれないことは言わない。裏付けのある政策の自民党」(木村会長)の浸透を図る作戦だ。
今回、大きな争点の原発問題。自民党は21日に発表された公約でエネルギー政策について10年以内に「電源構成のベストミックス」を確立するとした。ある自民県議は「原子力の方向性を決める中で、県選出議員が次期政権で影響力を持つことは、重要施設が集中する青森には重要」と重要なポスト獲得の必要性を説く。脱原発に向かうにしても原発継続でも、県経済・財政に有利な政策を導くためだ。
「自民党に風が吹いている訳ではないが、相手が勝手に引っ込んだ」(県連幹部)という情勢下、逆風の中での前回の2〜4区勝利は県連の絶対条件。ここで圧勝し、前回は空白区となった1区を奪還するのが今回の目標だ。
3区の大島氏は最近まで党副総裁を務めた。残る2人の前職も副幹事長という党の重職だ。県連は全選挙区で勝利を果たし、県選出議員の存在感をさらに高めたい。
ただ、その1区は今回も県内一の混戦区だ。前回は、衆院議員を11期務めた元厚生相の津島雄二氏の長男・淳氏が、無所属ながら初挑戦し落選した。今回は生活の前職横山北斗氏、日本維新の会の新顔升田世喜男氏らが立候補を予定する。
3度目の挑戦となる元自民県議の升田氏とは保守票の奪い合いになる。すでに前回は津島氏を応援した元自民県議が、升田氏支持にまわる事態も起きている。さらなる現職地方議員の造反を警戒する県連選対幹部は「なんらかの『踏み絵』も必要かも知れない」ともらした。
(長野剛、吉田芳彦)
7010
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:13:58
http://www.asahi.com/area/aomori/articles/MTW20121126021110001.html
連載・政党を問う
(3)思惑が交錯 第三極
23日夜、青森市の事務所。青森1区で3度目の衆院選挑戦となる日本維新の会の升田世喜男氏は迷っていた。
「やっぱり『第三極』と『中央集権打破』は入れた方がいいかな……」
見つめるのは手元の用紙。選挙戦で配るチラシの原案だ。支援者に印象がきつすぎると言われ、「中央集権打破」の6文字は消していた。だが、「やっぱり、自分の思いは大切にしないと」とつぶやき、6文字をボールペンで書き込んだ。
一方、原案には、原子力や環太平洋経済連携協定(TPP)にかかわる記述はなかった。所属していた旧たちあがれ日本や旧太陽の党は脱原発に慎重で、維新は逆に脱原発をめざすなど、元々の政策が違うからだ。自身は「脱原発依存」「TPP交渉参加賛成」の立場だが、「短期決戦だからチラシはシンプルにいく。説明が難しいものはホームページにQ&A方式で載せる」と説明する。
自ら、「気がつけば維新だった」と言うように、党合流の唐突感は否めない。「維新八策」を読み込んだのも最近だ。
他党からの野合批判は意に介さない。「前より2倍も3倍も期待感がある。石原慎太郎前都知事の参加で大阪から東京まで広がったこの動きに、青森が傍観していていいのか」
(水戸部六美)
◇ ◇
23日、「国民の生活が第一」県連代表で青森1区前職の横山北斗氏が青森市の団地前でマイクを握った。取り上げたテーマは、消費税と環太平洋経済連携協定(TPP)だ。「青森県を襲う政策が着々と実現に向かっている。それは消費増税とTPPです」
一方、約6分の演説のなかで、「10年後をめどに全原発の撤廃」とする同党の脱原発政策には、全く触れなかった。党の脱原発の方針について問えば、「党ではなく、地域の代表ですから」と言葉少なだ。
さらに、原子力施設が集積する2区から立候補予定の前職、中野渡詔子氏は、「一定の原子力は必要だ」と、党の方針とは逆に推進色を前面に打ち出す。新党結成時、「脱原発」を掲げようとする小沢一郎代表に対して「『脱』という表現を使わないでほしい」と直談判したと明かす。19日の会見では、「私は立地市町村の代表として使命を果たす。党の政策は訴えません」と言い切った。
今回の衆院選の選対関係者は「この地域では『脱原発』は争点になり得ない。原子力業界を敵に回せば票は集まらないし、そんな勇気はない」と解説する。「消費増税法案に反発して民主党を飛び出したけれど、新党でも『脱原発』の党と地元の板挟みです」(鈴木友里子)
7011
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:14:29
http://www.asahi.com/area/aomori/articles/MTW20121126021110002.html
連載・政党を問う
(4)第三極対策に悩み
衆院選に向けた街頭演説に耳を傾ける有権者ら=青森市
前回、青森2、3、4区で擁立を見送った共産党は今回、全区に候補を擁立した。堀幸光県委員長は「(二大政党対決に注目が集まった)前回は比例に注力した。今回は、民主党も他党も自民党化するなかで、支持を広げる機会だ」と狙いを語る。
課題はやはり、訴えが重なりそうな第三極対策だ。20日、青森市であった1区立候補予定者と、比例東北ブロック前職の高橋千鶴子氏の合同事務所開き。高橋氏は挨拶(あい・さつ)の最初に第三極に触れ、「色々な離合集散が起こり、右往左往している」「1世紀近い歴史がある共産党の最も有利な選挙だ」と話した。
党が注力する脱原発については、「小沢一郎氏らがにわかに叫んで、国民の関心を集めようとしている」とライバル視する。ただ、共産党自身、原子力施設が集積する2区では組織の浸透が課題で、高橋氏は「元々支持者が少ない。少しずつ支持を広げたい」と話した。
(別宮潤一)
◇ ◇
小選挙区に擁立せず、比例区が主戦場の公明党。政権復帰をめざすが、勢いに乗る自民党とは違い、「第三極と比例票の奪い合いになる。埋没しかねない」と県議らの表情は厳しいままだ。
23日、聴衆200人が集まった青森市のJR青森駅前。比例東北ブロックに立候補予定の井上義久・党幹事長の演説には、第三極への警戒感があふれていた。「経験もない、力があるかどうかもわからない政党に、また任せていいのか」
県内比例票11万票を目標に掲げた前回2009年は、7万8千票にとどまった。県本部関係者は「『小選挙区は自民、比例は公明』と協力したはずの自民党から全然票が来なかった。最悪の事態だった」と憤りを隠さない。
今回は目標を8万5千票にとどめた。県本部の伊吹信一代表は、「消費税の軽減税率を訴え、生活を守る党だと浸透させたい」と独自色の演出に懸命だ。
(別宮潤一)
◇ ◇
「反増税、脱原発、反TPP、改憲反対。国民も多数が反対しており、支持拡大のチャンスだ」。18日、十和田市での社民党政談演説会で、又市征治副党首は熱弁をふるった。だが、県内4小選挙区の立候補予定者の姿はない。旧社会党時代も含め初の擁立断念だった。
「注目されなくなる」「活動縮小につながる」。9月の県連合常任幹事会では、異論が相次いだ。奈良岡克也幹事長は、「小選挙区では当選に遠く至らない。比例に力を入れたい」と頭を下げ続け、最後は、元八戸市議の山名文世氏の比例擁立が認められた。
党が最優先課題とする比例東北ブロックの1議席の確保には、「県内で4万票が必要」(奈良岡幹事長)という。だが、2010年参院選比例区は約2万4千票。県連合幹部は「戦い方を変えても、目標達成は相当きびしい」と明かす。
(鈴木友里子)
=おわり
7012
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 17:19:06
http://www.sakigake.jp/p/news/seikei.jsp?nid=2012120101001636
東国原氏、和歌山で始動 日本維新の新「看板」
日本維新の会の比例近畿ブロック単独候補として衆院選に出馬する予定の東国原英夫前宮崎県知事が1日、和歌山県田辺市で街頭演説した。11月30日の公認発表後初めての遊説で、日本維新の新たな「看板」として本格始動した形だ。
和歌山3区の小選挙区候補とともにマイクを握り「地方に財源、権限を移譲し、自主自立の自治体運営を可能にしたい」と強調した。演説場所のショッピングセンターでは買い物客らが足を止め、携帯電話のカメラで撮影する姿がみられた。
日本維新は和歌山の小選挙区全3区に候補者を擁立しており、東国原氏は1区の和歌山市や2区の海南市も訪問。
(2012/12/01 17:13 更新)
7013
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:22:47
http://www.asahi.com/area/shizuoka/articles/MTW20121129230460002.html
2012年11月28日
【2012総選挙@静岡】
(1)各選挙区の情勢
■1区 民自を軸に5氏の争いか
牧野聖修67民前(4)〈元〉経産副大臣
上川陽子59自元(3)〈元〉少子化相
河瀬幸代61共新 〈元〉旧静岡市議
小池政就38み新 日大准教授
尾崎剛司36維新 静岡市議
(当選者 05年自民・09年民主)
過去5回争った民主党前職の牧野聖修氏と、自民党元職の上川陽子氏が中心だ。これにみんなの党新顔の小池政就氏と、26日に擁立が発表された日本維新の会新顔の尾崎剛司氏、共産党新顔の河瀬幸代氏が絡む構図になりそうだ。
牧野氏は静岡市議時代からの後援会組織が厚く、支援団体の連合の推薦も得た。経産副大臣を務めた経験から経済界とのパイプもある。しかし、12万票超を獲得した前回のような追い風はなく、環太平洋経済連携協定(TPP)推進の姿勢を示し、経済界や保守層への浸透を図る。
上川氏は前回の落選以降、選挙区内の学区ごとに自治会などで構成する地区協議会を作り、一から後援会を立て直してきた。自民党を支持する農協や医師会、公明党の推薦を受け、同党の静岡市議や県議の支援で無党派層への支持拡大を目指す。上川氏も経済政策を重点的に訴える。
小池氏は2年前の秋から1区に入り、街頭演説を繰り返してきた。有力な支持組織はなく、2大政党に対する批判票の取り込みをうかがう。尾崎氏も狙いは同じで、第三極への票を2人で奪い合うことになりそうだ。河瀬氏は「消費増税の中止」や「原発ゼロ」を中心に訴える。(古賀大己)
■2区 競う民自に共維が挑む
津川祥吾40民前(3)党政調副会長
井林辰憲36自新 〈元〉国交省職員
四ツ谷恵60共新 党地区常任委員
諸田洋之46維新 通販会社長
(当選者 05年自民・09年民主)
4回目の当選を目指す民主党前職の津川祥吾氏と、自民党新顔の井林辰憲氏はともに基礎票は約10万票とみられ、上積みを競い合う。さらに共産党新顔の四ツ谷恵氏、日本維新の会新顔の諸田洋之氏が挑む形になりそうだ。
津川氏は10月まで復興政務官を務め、地元に帰れない日々が続いた。しかし、衆院解散後は頻繁に国政報告会を開催。「被災地の復興に携わった経験や知見を、南海トラフ巨大地震が懸念される地元に役立てる」と訴える。実績を強調して支持拡大を目指す。
井林氏は2年半前に公募で立候補予定者に決まってから、街頭で演説を続けた。配った資料は10万枚超、名刺は5万枚超。前哨戦とされた焼津市長選では自民推薦の新顔が民主系現職を破り、「自・民対決を制し、支援団体が自信をつけた」(陣営幹部)と意気が上がる。
共産党は過去2回の衆院選で候補者擁立を見送った。四ツ谷氏は2000年に続く立候補を予定する。「浜岡原発廃炉」「消費増税阻止」を掲げ、3万票以上の得票を目指すとする。
諸田氏は21日に急きょ、立候補が決まった。23日からは毎日、街頭に立って道州制の実現などを訴えている。「民主は嫌だが、自民にも戻れない層の受け皿になりたい」と話す。(三宅範和)
7014
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:23:51
http://www.asahi.com/area/shizuoka/articles/MTW20121129230460005.html
2012年11月29日
【2012総選挙@静岡】
(2)各選挙区の情勢
■3区 4氏名乗り 原発が争点に
小山展弘36民前(1)〈元〉農林中金職員
宮沢博行37自新 〈元〉磐田市議
岡村哲志62共新 党県委員
鈴木望63維新 〈元〉磐田市長
(当選者 05年自民・09年民主)
再選を目指す民主党前職の小山展弘氏に、小選挙区制で初めて失った議席の奪還を狙う自民党は新顔の宮沢博行氏を擁立。これに共産党新顔の岡村哲志(さとし)氏が挑む構図が公示まで2週間で一変した。
日本維新の会から、新顔の鈴木望氏の立候補が急きょ決定。鈴木氏は3区にある中部電力浜岡原発(御前崎市)の再稼働の是非を住民投票で問おうとした市民団体の元共同代表で、同原発の在り方を争点に持ち込んだ。
小山氏は前回、「政権交代」と「世代交代」を追い風に、閣僚経験のある自民党の柳沢伯夫氏に圧勝した。今回は逆風にさらされながらも、「3年間の実績とこれからのビジョンを訴えるだけ」とする。支援団体の連合の推薦を受け、支持固めに力を入れる。
宮沢氏は、引退した柳沢氏の後任に応募し、2010年2月、次期衆院選の候補者に内定した。今年2月には磐田市議を辞職し、同市以外での知名度のアップに全力を挙げている。街頭では「政治の信頼を取り戻す」と訴える。
鈴木氏は「原発が立地する選挙区で、再稼働に対する民意を問い、廃炉の実現を目指す」と訴える。
岡村氏も党3区原発問題対策委員長として同原発の廃炉を主張。消費増税、環太平洋経済連携協定(TPP)参加への反対を前面に党勢拡大を目指す。(竹田和敏)
■4区 民自の対決に未来と共
田村謙治44民前(3)党政調副会長
望月義夫65自前(5)党県会長
藤浪義浩65共新 党地区委員長
小林正枝41未前(1)〈元〉きづな党役員
(当選者 05年自民・09年民主)
3回続けて争った民主党前職の田村謙治氏と、自民党前職の望月義夫氏ががっぷり四つに組む。前回、民主党から比例区で初当選した前職の小林正枝氏は「日本(にっぽん)未来の党」から選挙区に挑む。さらに共産党候補として2003年以来となる新顔の藤浪義浩氏が挑戦する図式だ。
政権交代を果たしたが、マニフェストにない消費増税などで逆風の田村氏。衆院解散の翌日には緊急集会で「死に物狂いでやる」と訴えた。後援会幹部は「現状では五分」と見る。資料配布や支援者と語る会を通じ、一人でも多くの人に「政界一新の先頭に立ちたい」との思いを伝える。
望月氏は前回は落選し、昨年1月の繰り上げで5度目の当選を果たした。今回は雪辱を誓い、地元の静岡市清水区や水をあけられた富士宮市での浸透を図る。街頭での訴えに加え、港湾や農業、水産業などの団体や地域の催しに出る。「一人でも多く、相手より支援を得たい」(後援会)。
小林氏は、消費増税法案などに反対して民主党を離党。新党きづな、国民の生活が第一を経て新党に合流した。「民主でも自民でもない、有権者の受け皿になりたい」と訴える。
藤浪氏は「即時原発ゼロ」などを打ち出し、地元の清水区を学区単位で回り、支持を広げる。(矢鳴雄介)
7015
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:25:31
http://www.asahi.com/area/shizuoka/articles/MTW20121130230460002.html
2012年11月30日
【2012総選挙@静岡】
(3)各選挙区の情勢
■5区 前職の細野氏に3氏挑む
細野豪志41民前(4)党政調会長
吉川赳30自新 〈元〉参院議員秘書
大庭桃子56共新 〈元〉函南町議
石下久雄58無新 〈元〉陸上自衛官
(当選者 05年民主・09年民主)
5選を目指す民主党前職の細野豪志氏に、自民党新顔の吉川赳(たける)氏、共産党新顔の大庭桃子氏、無所属新顔の石下(いしおろし)久雄氏が挑む構図だ。
細野氏は、党幹事長代理、首相補佐官、環境相兼原発相と要職を歴任し、知名度を上げた。「選挙の顔」を期待される党政調会長としてテレビ出演や街頭演説に引っ張りだこで、「地元になかなか戻れないが、先頭で引っ張っていきたい」(細野氏)という。陣営幹部は「かつてない逆風」と気を引き締める一方、「党ではなく個人の支持者、『細野党』が多くいる」と自信をのぞかせる。
7月末に支部長に就任した吉川氏は、出遅れを取り戻そうと、辻立ち、企業回り、座談会を精力的にこなしてきた。県議、市議の後援会をフル回転させながら、農協や建設業協会などの団体や企業を軸に、自民党の支持層固めに力を入れる。名乗る場面では「自民党の吉川です」と政党を前面に出し、政党選択の選挙だと印象づける。
大庭氏は、街頭演説やミニ集会で「消費増税反対」「浜岡原発廃炉」を訴える。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に反対し、農協や森林組合など従来の支持組織以外へも働き掛け、支持拡大を狙う。
元陸上自衛官の石下氏は29日、立候補を表明した。(山田知英)
■6区 民に自挑む 未と共追う
渡辺周50民前(5)〈元〉防衛副大臣
勝俣孝明36自新 〈元〉スルガ銀行員
日吉雄太44未新 会計士事務所長
井口昌彦58共新 党県委員
(当選者 05年民主・09年民主)
6期連続当選を目指す民主党前職・渡辺周氏に、自民党新顔の勝俣孝明氏が挑む構図。これに「国民の生活が第一」から公認を受け、日本未来の党からの出馬を予定する新顔の日吉雄太氏と共産党新顔の井口昌彦氏が絡む。
民主党政権下で総務、防衛の副大臣を歴任した渡辺氏は地元に戻る時間が限られていたものの、4人の地元秘書がこまめな活動を続けてきた。沼津市長などを務めた父・朗氏から続く後援会を中心に人口の多い沼津市を固めることで逃げ切りを図る。前回は20万票近くを獲得。「逆風」の今回、陣営では15万〜16万票が当選ラインと読む。
候補者公募で6区支部長になった勝俣氏はこの約2年、伊豆半島を回ることに力を注いできた。若さを生かした運動量で、小さな祭りや集会にもこまめに顔を出し、知名度アップを図る。当選ラインをやはり15万票と設定。自民党県議や沼津市議らの指導・応援を受けながら、街頭演説や企業回りなどに励んでいる。
日吉氏は出身地の伊東市に事務所を設置。政治経験はないが、「非民主、非自民の受け皿」としての浸透を目指す。
井口氏は2度目の挑戦。原発ゼロ・消費増税阻止・TPP参加反対などを掲げ、反原発団体などとの連携も模索する。(菅尾保)
※立候補予定者欄の丸数字は当選回数。民=民主党、自=自民党、未=日本未来の党、共=共産党、無=無所属。
7016
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:26:07
>>7013-7015
7・8区本日分がまだアップされてなかった・・・泣
7017
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 17:28:29
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20121201ddlk38010636000c.html
衆院選:小松・前愛媛大学長や松山市議ら、「未来」支援の会結成へ /愛媛
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
愛媛大の小松正幸前学長(71)や一部の松山市議らが30日、次期衆院選(4日公示、16日投開票)で日本未来の党(代表=嘉田由紀子・滋賀県知事)を支援する組織の設立を決めた。「卒原発」など同党の政策への賛同が理由。当面は勝手連的支援だが、党本部との連携も探る方針。
組織名は「未来の党を支援する会」(仮称)で、3日に設立予定。同党から愛媛2区に出馬する参院議員の友近聡朗氏(37)を支援し、比例票獲得も目指す。友近氏側との協議も進めているという。
この日は準備会を開き、小松氏が会長を務める「えひめ地域再生戦略研究会」会員や市民団体メンバー、同市議ら11人が参加。小松氏は「未来の党は原発をなくすことに真剣だ。女性活用や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)でも考えが一致する。来夏の参院選も見据え、支援したい」と説明した。
小松氏は10年知事選に無所属で立候補し、次点で落選した。【中村敦茂】
7018
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 17:31:14
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20121201ddlk38010635000c.html
師走決戦えひめ:衆院選2012 最前線ルポ/上 戦いの構図・維新 /愛媛
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
◇上げ潮、一転危機感
「自分に火の粉がかかろうが、私も維新の志士になる」。11月27日、衆院10+件選愛媛1区に日本維新の会から立候補する松山維新の会会長、池本俊英氏(54)の事務所(松山市)開きで、中村時広知事は熱く宣言した。
その3日前、盟友の橋下徹・同党代表代行を迎えた伊予鉄道松山市駅前での演説会。マイクを握った中村知事は「『話し合いをしよう』と当時の池本市議会議長らメンバー一人一人に声をかけた」と明かし、自身が2年半前の同会設立の事実上のプロデューサーであることを公式の場で初めて認めた。「池本さんを応援しないと僕は人でなくなる」と、県議会多数派の自民党との衝突も辞さずに池本氏支援を鮮明にした。
維新の衆院10+件選県内候補擁立が具体化したのは9月12日。大阪市のホテルであった日本維新の会設立パーティーの後、大阪、松山、愛媛各維新の会の幹部が一室に集まった。終了後、池本氏と愛媛維新の会の横田弘之代表は、全4選挙区の候補擁立を初めて表明。横田氏は「全てで勝ちたい」とぶち上げた。
だが、その高揚感は急な衆院10+件の解散風で吹き飛ぶ。松山維新の会は年明け以降の解散を予想し、議員13人中8人が11月4〜12日、ニュージーランドを視察中だった。メンバーの一人は「帰ってきたら、世の中が変わっていた」とうめいた。
野田佳彦首相は同14日、2日後の解散を表明。その日、大阪市内での党本部との協議から帰県した池本氏は、松山空港で報道陣の取材に「1区に落下傘候補はない」と硬い表情で言明。「自分の選挙のようにやる」。同僚議員たちの覚悟を聞き、自身の出馬を決断したのは5日後だった。
同2〜4区を担当する愛媛維新の会は同4区で、みんなの党を離党して日本維新の会に参加した桜内文城氏(47)を擁立。選挙区内には同会所属県議2人に加え、西予市議8人でつくる西予維新の会があり、表面的には体制は整っている。しかし、同会には他候補を支援する動きもあり、足並みはまだそろわない。同会幹部は「個人的には維新一本でいきたいが、会が世の中の動きについていけてない」と内情を明かす。
池本氏は知事に加え、秘書としてかつて仕えた関谷勝嗣・元建設相の後援会の支援も受けることになり、「勇気百倍」と力を込める。だが、同2区の西岡新氏(39)と同3区の森夏枝氏(31)は、正式な出馬表明が同24日と解散後1週間以上が経過し、準備不足の感は一層強い。本来は晴れやかなはずの出馬会見で、横田氏は「大変厳しい事態だ」と顔をしかめた。
◇ ◇
解散表明から投開票まで1カ月の短期決戦となった衆院10+件選。相次ぐ新党誕生などでめまぐるしく変わる情勢の中、県内各政党・各陣営の動きに迫り、複雑に入り組んだ戦いの構図を報告する。
7019
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:33:51
http://www.asahi.com/area/wakayama/articles/MTW20121124310540001.html
2012年11月24日
激動の構図 2012総選挙
和歌山1区(和歌山市) 【1】
◎維新の「発信力」で/林氏
和歌山市中心部を走る国道沿いの雑居ビル1階の事務所の窓に22日、刷り上がったばかりのポスターが貼り出された。日本維新の会代表代行の橋下徹・大阪市長と一緒に写るのは、和歌山1区の公認候補となった維新元職の林潤氏(40)。
この日の昼過ぎ、事務所では、林氏が先頭に立って指示し、若いスタッフ8人がポスター約1千枚を貼る準備に追われていた。
林氏が県庁で会見し、立候補を正式に表明したのは、3日前の19日だった。東京都出身の林氏は、和歌山市に地縁などがない「落下傘候補」で、スタッフは維新の青年部や東京の後援企業の関係者など。市内には後援会組織もない。
だが、衆院神奈川4区で当選した2005年を含め、03年と09年の計3回、衆院選で戦った経験を踏まえ、和歌山でも支援者は広がると信じている。「民主でも自民でもできないことをやってほしいという思いが市民には確かにある。私は知られていないが、橋下さんの発信力で戦える」
22日、選挙準備に追われる事務所に突然、初老の夫婦が訪ねてきた。「選挙のボランティアをしたい」
◎自民組織挙げ支援/門氏
林氏の立候補会見の約3時間前、自民新顔の門博文氏(47)は、「自民党」と書いたタスキを胸に県庁付近を歩いていた。数十メートルおきに交差点で立ち止まっては、車や通行人に向かって2、3分の短い街頭演説を繰り返した。
1区からの立候補をめざし活動を始めたのは昨年4月。和歌山マリーナシティ(和歌山市)の運営会社の社長を約5年間務めた「民間出身」を前面に出し、経済への明るさをアピールする。
ただ、かつらぎ町出身の門氏は、「新人ゆえにまだ市民の認知度が足りない。活動も1年余りで、どれだけの多くの人にお目にかかって親近感を持ってもらえるかが課題だ」と話す。
自民党県連は、維新の候補擁立に警戒感を強め、組織を挙げて門氏の支援に回る。18日の1区選対会議では、地方議員が集会を開くことや、県連から応援を出すことなどを確認した。
「民主と共産との戦いでは10万票が当選ライン。だが、維新が出れば当選ラインは下がるので新顔には有利だ」。県連幹部から「維新参戦」を前向きに受け止める声も上がる。
7020
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:35:05
http://www.asahi.com/area/wakayama/articles/MTW20121124310540002.html
激動の構図 2012総選挙
和歌山1区(和歌山市) 【2】
◎党より個人前面に/岸本氏
「厳しい戦いなのでよろしくお願いします」。23日昼過ぎ、和歌山城前の交差点に民主前職の岸本周平氏(56)の姿があった。祝日のイベントを訪れる客たちに駆け寄り、両手で握手をして回った。「09年(の衆院選)に比べ、私に無関心の人が多い。民主党がダメだから、岸本もダメと思う方もいる」と危機感をあらわにした。
衆院解散後、民主党県連に衝撃が走った。3区から立候補予定だった玉置公良氏(58)が突如、辞退。2区では県連のトップの阪口直人氏(49)が離党届を出し、維新に移った。
民主への風当たりが強まるなかで、岸本氏は政党よりも個人を前面に出す。
和歌山にいる時は基本的に毎日、街頭に立つ。1期目で経済産業省の政務官を務めていることや、寄付優遇税制を適用できるNPO法人を大幅に増やすNPO法の改正に携わったことなど実績を強調してきた。
さらに和歌山市出身の岸本氏は、後援会の幹部にも中学や高校の同級生が名を連ねる。「風に頼るのではなく、7年間コツコツ握手した数で支持を広げてきた」と岸本氏。後援会幹部は言う。「民主に逆風が吹く中で、死にものぐるいの戦いになる」
◎政策の違い鮮明に/国重氏
「自民党が嫌で、民主党にも裏切られた人たちが、次に維新ではなく共産党に投票してもらえる選挙にする」。対決の構図を鮮明に描くのが、共産新顔の国重秀明氏(52)。街頭演説やミニ集会で共産党の政策の中身を説明する。「街頭でビラを配っていても、原発の話題が入っていると若い人たちも受け取っていく」と話し、原発廃止など政策の違いを訴え、支持の輪を広げる戦略だ。
国重氏は「今まで共産党の支持者でなかった方でも、働きかければ支持を広げられる。そういう可能性のある選挙だと思う」と前を向いた。
◇ ◇
衆院選の公示まであと10日。2大政党の対決から一変し、第三極も交えた混戦模様となった。日々、変化する県内3小選挙区の「激動の構図」を追った。
7021
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:36:27
http://www.asahi.com/area/wakayama/articles/MTW20121126310540001.html
2012年11月26日
激動の構図 2012総選挙
和歌山2区 【1】
◎離党批判 背負う/阪口氏
「行政の統治機構の仕組みを変えたい」。民主党県連の代表だった阪口直人氏(49)は19日、国会内で開いた記者会見で、民主を離党し日本維新の会へ合流すると表明した。
大阪府出身。政権交代を掲げた民主への追い風に乗り、2009年の衆院選和歌山2区で9万票余りを獲得、自民候補らを破り初当選した阪口氏の今回の行動に、後援会幹部だった男性は「今度は維新の風に乗ろうということかもしれないが、支持者にどう説明するのか」と語気を強めた。
だが、阪口氏は同日夜に県庁で開いた会見で報道陣からの質問に、「選挙目当てなら支持率が高い政党へ行く。最近の(報道機関の)世論調査では民主は維新より政党支持率が高く、その批判は当たらない」と切り返した。
21日、維新から公認を得た阪口氏は「維新で改革をやるスタートラインに立てた」とふっきれた表情をみせた。「なぜ離党したのかと厳しい声もあるが、維新でしっかりがんばってくれという声もある。全てを受け止めてやるしかない」
24日夕、JR海南駅の目前にあるビルの1階。維新の橋下徹代表代行がにこやかに笑う緑色のポスターやのぼりが並ぶ。だが、2区の公認候補に決まった阪口氏の「顔」は見あたらない。「まだ印刷物が間に合わない」とスタッフは困ったような表情を見せた。
http://www.asahi.com/area/wakayama/articles/MTW20121126310540002.html
激動の構図 2012総選挙
和歌山2区 【2】
◎下野 辻立ち続け/石田氏
日が落ち、辺りが暗くなった19日夕、自民前職の石田真敏氏(60)は、岩出市中心部の国道交差点に立ち、手を振り続けた。「今度はがんばってください」。声をかける通行人らと笑顔で握手を交わした。
石田氏は海南市生まれで県議や海南市長を務め、地盤や知名度でも大阪府出身の阪口氏とは対照的だった。だが、09年の衆院選で政権交代を旗印に民主から立候補した阪口氏に敗れ、議席を明け渡した。比例で復活当選はしたが、自分の活動が地域に浸透していなかったと、毎月2回、街頭に立つようになった。
ミニ集会では、下野したことで自民党は変わってきたと強調する。この3年半で派閥政治の解消が進み、派閥の意向によらない安倍晋三総裁が選出された、などと訴えている。
前回に続き対立候補になる阪口氏は今回、維新の公認。石田氏の陣営幹部は「またしても風の行方が気になる選挙だ。阪口氏が維新に移ったことでどれだけ票が動くかつかめない」と警戒を強めている。
石田氏は言う。「前回衆院選で我々に吹いてきた向かい風はおさまったが、まだ追い風は吹いておらず、厳しさは変わっていない」
◎政治不信 受け皿/吉田氏
「政治を変えてくれると期待した民主には裏切られた。しかし自民には戻りたくない。かといって維新の政策を実行しても国民の暮らしはよくならない」。24日午後、共産新顔の吉田雅哉氏(37)は、橋本市のスーパーのそばで声をあげた。「政治不信が高まり、政治を変えて欲しいという声が多くなっていると感じる。そうした声の受け皿になりたい」と話す。
衆院解散前の14日から連日、2区内を回り、多い日は1日20カ所以上で街頭演説を繰り返している。吉田氏は10年夏の参院選和歌山選挙区(改選数1)にも立候補しているが、そのときと比べ、街頭で手を振る人などが多く、手応えも感じているという。
吉田氏の訴えの中心は党の政策。「消費増税の問題、原発、TPPなどで、民主や自民、維新とは異なる共産党の政策に対する期待の輪が広がっている」
7022
:
チバQ
:2012/12/01(土) 17:37:26
http://www.asahi.com/area/wakayama/articles/MTW20121126310540003.html
2012年11月26日
激動の構図 2012総選挙
和歌山3区 【1】
◎政権奪還へ気勢/二階氏
「紀伊半島から政権奪還ののろしを上げよう」。衆院解散から一夜明けた17日午後、東京から和歌山に戻った自民前職の二階俊博氏(73)は、田辺市の事務所に集まった後援会幹部ら約200人に声を張り上げた。政権交代が起きた2009年の衆院選から3年余り。選挙への準備に追われる御坊市の事務所でも陣営関係者らが「政権奪還のチャンスが来た」と口をそろえた。
自民党総務会長や経済産業相など党の要職や大臣を務めてきた二階氏は、和歌山3区内に張り巡らせた後援会組織などをフル回転させ、今回の衆院選で10選を目指している。17日から田辺市を含む3区内の4カ所で計約500人の後援会幹部らを集めて選挙対策会議も開いている。
民主の玉置公良氏(58)が16日夜、突如、衆院選の立候補を辞退。公示まで10日余りとなった22日には、県議の山下大輔氏(45)=和歌山市選挙区=が維新の公認で立候補を表明するなど、3区の選挙の構図は揺れ動いた。田辺市を担当する二階氏の陣営幹部は「3区ではまだ維新への風は感じない。ただ相手が誰であれ、こちらは国土強靱(きょうじん)化など政策を訴え、これまで通り組織を挙げて戦うだけだ」と気を引き締めた。
http://www.asahi.com/area/wakayama/articles/MTW20121126310540004.html
激動の構図 2012総選挙
和歌山3区 【2】
◎改革訴え街頭へ/山下氏
「地方に権限や財源を与えて、統治機構を改革し和歌山を立て直す。そのお手伝いをさせてください」。25日午後、有田市の大型スーパー前で、日本維新の会新顔の山下大輔氏(45)は声を張り上げた。2日前に届いたばかりという党ののぼりを持ち、維新の橋下徹代表代行らと改革に取り組む決意をアピールした。
和歌山市選出の県議の山下氏が、3区で維新の公認候補に決まったのは21日。その翌日に県庁で開いた立候補表明の記者会見では、「地元」ではない3区からの立候補について、「自民の牙城(がじょう)だが、変革に期待している紀南の有権者に希望を取り戻したい」と話した。
3区には後援会組織もなく、選挙の拠点となる事務所探しから始めた。「チラシやポスターもこれからだが、やるしかない」。人が集まる店舗の前などでマイクを握って、維新の主要政策集「維新八策」に基づき、自らの政策を伝えるのに全力を挙げる考えだ。
「話を聴いてもらえれば、必ずわかってもらえる。地域が衰退している現実を受け止め、これまでのやり方では駄目だということに気付いてもらえるように訴えたい」
◎ぶれぬ政策協調/原氏
「自公政権にうんざりし、民主党政権に裏切られた有権者の受け皿となるのは、一切ぶれない共産党だけです」。18日、白浜町内であった演説会で、共産新顔の原矢寸久氏(61)は支持者らに語りかけた。
原氏は、この連休中も有田市や田辺市などで演説会やミニ集会を開き、移動中も途中で車をおりて街頭に立った。即時原発ゼロや、消費増税反対など党の政策を前面に出し支持拡大を狙う。
3区で公認候補を擁立した維新に対しては、「石原慎太郎氏が代表となった維新も安倍晋三氏が総裁の自民党も保守的。政策的には大差はない」と陣営幹部。「演説会の人の集まりはよく、手応えを感じる。党の政策を訴え、他党との政策の違いを明確にしていきたい」
7023
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 17:58:34
1400人超が出馬へ=衆院選、12党乱立の激戦【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100584
衆院選(4日公示、16日投開票)の立候補予定者は、時事通信の集計によると1日午前0時現在で1408人に上り、2009年の前回選挙に出馬した1374人を超えた。政党の離合集散が進んだ結果、12党が乱立。民主、自民の二大政党と「第三極」勢力を中心に、選挙後の政権枠組みをにらんだ激しい戦いが展開されそうだ。
立候補予定者の内訳は、選挙区が1247人、比例代表単独が146人。選挙区や比例ブロックが未定の候補も、日本維新の会など3党に計15人いる。
離党者が相次ぎ、前議員数が230人と過半数(241)を割った民主党は、選挙区で262人を公認した。離党者への対抗馬擁立を進め、解散時に約70あった空白区は30超に減少。野田佳彦首相(党代表)は「比較第1党」を目標に掲げるが、地方組織が擁立を断念した選挙区もあり、さらなる上積みは厳しい状況だ。
自民党は選挙区の擁立作業が完了。288人の公認候補を立て、公明党が擁立する9人と無所属2人を推薦する。公明党からは203人の推薦を取り付け、両党の協力で政権奪還を目指す。
第三極勢力は政策面での隔たりなどから「大同団結」には至らず、日本未来の党、維新、みんなの党に事実上3分化した。国民の生活が第一(小沢一郎代表)などが合流する未来からは、106人が出馬を予定。維新は当初、過半数以上の候補者擁立を目指していたが、公認は167人にとどまっている。66人を擁立するみんなとは29選挙区で競合する。
前回、選挙区候補を152人に絞った共産党は、298人の擁立を決定。社民党、新党大地、国民新党、新党日本、新党改革も候補を立てる。 (2012/12/01-17:48)
7024
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:01:59
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20121201ddlk30010432000c.html
2012衆院選:1区は自主投票 2、3区は自民前職推薦−−県農政連盟 /和歌山
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
県内の農協の役職員でつくる政治団体「県農政連盟」(中家徹会長、約2000人)は、衆院選和歌山1区について特定の候補者を推薦せず、自主投票とすることを決めた。2区は自民前職の石田真敏氏(60)、3区は自民前職の二階俊博氏(73)を推薦する。
同連盟は11月22日の役員会で、(1)環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加に反対か(2)農業政策への考え方が一致し、これまで実績があるか(3)政権を担う可能性が高い政党の候補者−−などを選定基準に決定した。
その上で、1区では、民主前職の岸本周平氏(56)と自民新人の門博文氏(47)から出されていた推薦依頼を協議。岸本氏については「TPP参加推進の考え」、門氏については「主張を見る限り、県の農業の現状の把握、その解決の施策がうたわれていない」などと判断した。
同連盟は09年衆院選では、1区では自民の谷本龍哉氏(落選)を推薦した。【岸本桂司】
7025
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:03:44
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20121201ddlk27010358000c.html
2012衆院選:13区から出馬予定、神谷・吹田市議が辞職 /大阪
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
4日公示の衆院選で、大阪13区から自民党公認で出馬する吹田市の神谷宗幣市議(35)=2期目=が30日、竹内忍一議長に辞職願を提出し、許可された。公職選挙法が定める補欠選挙の要件を満たさないため、補選はない。【大久保昂】
7026
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:05:54
「原発再稼働あり得ない」 日本未来・嘉田代表
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012120101001528.html
日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は1日、原発再稼働について「今の段階ではあり得ない」と明言した。東京都内で記者団の質問に答えた。これに先立ち民放番組でも「『安全基準があるなら永久に動かしたらいい』というのは理屈として正しそうだが、核のごみは処理できない。私たちはごみをこれ以上、増やさない」と訴えた。
ただ番組では同時に「原子力規制委員会が安全を担保し、政府が認めれば」とも指摘。政権が判断すれば、再稼働を阻止することは難しいとの認識を示した。この発言について、都内で記者団に「再稼働を容認すると誤解を与えたならおわびする」と語った。
2012/12/01 15:31 【共同通信】
7027
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:08:02
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20121201ddlk30010434000c.html
2012衆院選:日本維新の会・山下県議が辞職 3区立候補予定 /和歌山
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
衆院選和歌山3区に日本維新の会から立候補予定の山下大輔県議(45)が30日、県議会の山下直也議長に辞職願を提出し、許可された。県議会事務局によると、期末手当の基準日である12月1日以前に辞職したため、手当は満額の8割が支給。11月分の議員報酬は満額支払われる。
3区には、自民前職の二階俊博氏(73)と共産新人の原矢寸久氏(61)も立候補を予定している。【岸本桂司】
7028
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:09:36
金メダリストが元議長に挑戦=北海道【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100585
1区は、元議長の民主前職横路に自民、維新の新人が挑む構図だったが、北海道限定の大地が冬季五輪金メダリストの清水をぶつけてがぜん注目区に。2区は、厚生労働相の民主前職三井が自民元職、維新、みんなの新人らを迎え撃つ。3区は民主前職と自民、維新、大地の新人らの戦い。4、7区は民主、自民、大地の三つどもえ。5、6区は民主、自民の争いに割って入ろうとみんなが新人を擁立。8区は、未来が道内で唯一候補を立て、自民新人とともに民主前職に挑む。9区は、鳩山由紀夫元首相の突然の引退表明を受け、民主は急きょ、前回比例単独の前職山岡をくら替えさせた。自民は、冬季五輪銅メダリストで元道議の堀井が立つ。
10区は、国家公安委員長の民主小平、いずれも比例単独から回った公明稲津、大地浅野の前職3人が激突。自民は道内で唯一候補を立てず、公明を全面支援する。
11、12区は、自民が故中川昭一元財務相の妻郁子、武部勤元幹事長の長男新をそれぞれ後継として擁立し、民主を離れた大地前職の石川、松木に挑む。その民主は12区に、前回比例単独だった前職山崎をぶつけた。(2012/12/01-17:48)
7029
:
チバQ
:2012/12/01(土) 18:10:48
1区自民党は井上貴博に候補変更
http://www.asahi.com/area/fukuoka/articles/MTW20121124411210001.html
2012年11月24日
乱流 総選挙@福岡
福岡1区、2区、3区
■1区
商業地と住宅地が大半を占める選挙区で、民主の松本が1996年以来5連勝している。牙城(が・じょう)を支えるのは「松本党」との異名をとる強固な後援会組織だ。祖父・松本治一郎が創業した建設会社の取引先などを通じ、各業界に広がる。
東日本大震災の被災地での放言で復興担当相を引責辞任。約2カ月間入院したが、「本番になれば松本党がじわり動き出す」と陣営は強気だ。影響力は自民の県連元幹部や市議の一部にも及ぶ。
自民県連は22日にようやく、古賀誠元幹事長の秘書だった新開の公認を、党本部に推薦した。麻生太郎元首相が推す県議との競合が選考の遅れを招いた。博多区が地盤のこの県議への配慮から、新開の活動範囲が東区に偏っていたため、選挙区全体での支援態勢の確立をめざす。陣営は「朝の辻立ちなど地道な訴えを続けていきたい」と話す。
共産の比江嶋は元福岡市議。「いますぐ原発ゼロ」や環太平洋経済連携協定(TPP)推進反対を訴えている。
みんなの公募で選ばれた医師の竹内は、ツイッターなどを駆使して、分かりやすい言葉による発信に力を入れる。
■2区
九州最大の繁華街・天神を抱え、3年で4割の住民が入れ替わると言われる都市型選挙区。立候補予定者は知名度アップに懸命だ。
民主の稲富は前回の初当選以来、地元で国政報告会を開催。これまでに約170回を数えた。解散後は選挙区内を自転車で移動し、街頭演説で消費増税や社会保障の充実といった民主党政権の実績を訴える。
自民は党の重鎮・山崎拓元副総裁の後継選びで公募を実施。21日に中央区選出の県議の鬼木の擁立を決めた。県議や福岡市議が支援するが、公募には市議も応募していたため、しこりが残る可能性もある。
生活の小谷は和歌山出身の貿易コンサルタントで、9月末に福岡入りしたという。ブログで活動報告を続け21日に初めて街頭に立った。党が掲げる「脱原発」「反消費増税」を訴える。
共産の倉元は元城南区選出の福岡市議。交通機関の利用者や買い物客が多い天神での街頭演説などで、党の政策をアピールする。
維新の頭山は東京在住の元たちあがれ日本の事務局員で、22日に公認された。政治結社「玄洋社」の中心人物だった頭山満のひ孫だと話し、会社員だった経験もあるという。
■3区
民主前職に、自民、共産、みんなの3新顔が挑む。ベッドタウン化が進む一方、農漁業が盛んな地域も残る選挙区で、無党派層への浸透とともに、保守票の取り込みも重要になりそうだ。
過去4回の衆院選では、民主藤田が自民の太田誠一元農水相と激しく争ってきた。太田が2011年2月に引退表明し、自民は5月、公募で選んだ元財務省職員の古賀の擁立を決めた。
藤田は党への逆風の中、各種団体へのあいさつ回りに力を入れる。時間を見つけては街頭で演説し、党としての反省や実績を説明。巻き返しに必死だ。
古賀は太田を支援してきた自民支持層や企業などをこまめに回り、支持を固めている。平日朝には駅前での街頭演説を重ね、無党派層にアピールしている。
共産川原は09年に続いての立候補となる。一部が玄海原発の30キロ圏内に入る糸島市を抱えるため、反原発の訴えに力を入れる。
みんなの寺島は西区選出の福岡市議。昨年の統一地方選で党公認として初当選。地元以外での知名度アップを目指し、平日はほぼ毎朝駅前などで街頭演説を重ねている。(敬称略)
■立候補予定の顔ぶれ
【1区】
松本龍61民前(7)
新開裕司44自新
比江嶋俊和65共新
竹内今日生38み新
【2区】
稲富修二42民前(1)
鬼木誠40自新
小谷学39生新
倉元達朗45共新
頭山晋太郎35維新
【3区】
藤田一枝63民前(2)
古賀篤40自新
川原康裕31共新
寺島浩幸51み新
(前は解散前まで現職。このうち[前]は比例区選出。新は新顔。丸数字は衆院の当選回数)
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7030
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:11:24
民自、園田に対抗せず=熊本【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100629
1区は民主を離党した維新前職の松野と自民元職の木原による3度目の対決に、民主の新人池崎が絡む。2区は民主離党組の未来福嶋と前回比例単独の自民野田の両前職と、民主新人の濱田、みんな新人の本田が争う混戦模様。3区は自民前職の坂本に、民主森本、維新本田の両新人が挑む。4区は維新前職の園田が9選を目指す。民主、自民とも擁立を断念し、元職矢上が無所属で出馬する。5区は自民前職の金子に対し、前回比例復活の社民中島が雪辱を期す。共産は全5選挙区で候補を決めた。(2012/12/01-17:57)
7031
:
チバQ
:2012/12/01(土) 18:11:46
http://www.asahi.com/area/fukuoka/articles/MTW20121124411210002.html
2012年11月24日
乱流 総選挙@福岡
福岡4区、5区
■4区
宅地開発が進む福岡市近郊と農漁村としての性格を併せ持つ地域。前回民主公認で当選した前職が新党に移ったうえ、各党が候補を擁立。混戦模様だ。
民主の岸本は20日に急きょ擁立が決まった元県議。4区を地盤とした元民主衆院議員の地元秘書を務めた経験もある。古賀市選出の県議が陣営を支え、連合の推薦もとりつけた。
自民の宮内は引退した元職渡辺具能の政策秘書だった。ポスターに「即戦力」と刷り込む。渡辺本人の支援は得られていないが、地元市長、町長らをはじめ保守層の支持固めをめざす。
生活の古賀は前回は民主公認だったが、消費増税法案の採決で反対票を投じて除籍された。これまで培った人脈で個別労組の支援に期待する。
共産の新留は3回目の挑戦。「第三極も古い自民党政治の流れ」と批判。環太平洋経済連携協定(TPP)反対でJAと対話するなど、支持拡大を目指す。
維新の河野は「石原慎太郎氏はいずれ決起する」と見込んで、たちあがれ日本に参加。「声をかけてくれる人が多い」と第三極の看板に手応えを感じる。
吉富は幸福実現党員で、国防力強化を主張する。
■5区
ベッドタウンの筑紫地区と農林業主体の朝倉地区を抱える。4度目の戦いとなる民主楠田と自民原田に、共産、日本維新の会を交えた争いとなりそうだ。
楠田は「政権交代」の風に乗って小選挙区で初当選した前回と異なり、逆風下。「未来への責任を負っている」と朝に駅での演説を続け、各種会合に精力的に出るなど若さをアピール。連合傘下の労組や各市町村の後援会のほか、推薦団体も徐々に集まり態勢固めを図る。
原田は3年3カ月、現職でない悲哀も味わった。駅立ちや集会、手紙、電話、ブログなどで考えを訴える。「既成政党批判があり、無党派層も多い。国民の声をすくい上げたい」。23日の事務所開きには後援会幹部や公明党、農政連関係者が駆けつけた。
共産の田中は初の選挙。10月末に春日市に移住、ほぼ毎日、駅などで街頭演説を続ける。「赤旗記者だった経験を生かし、浸透を図りたい」と話す。
維新の吉田は元九州朝日放送記者。22日の記者会見で「既成政党と色合いが違う政党を有権者の選択肢として提供したい」と語った。週明けから街頭演説を始めるという。(敬称略)
■立候補予定の顔ぶれ
【4区】
岸本善成38民新
宮内秀樹50自新
古賀敬章59生前(2)
新留清隆57共新
河野正美51維新
吉冨和枝53諸新
【5区】
楠田大蔵37民前(3)
原田義昭68自元(5)
田中陽二56共新
吉田俊之56維新
(前は解散前まで現職。このうち[前]は比例区選出。元は過去に衆院議員。新は新顔。数字は衆院の当選回数)
7032
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:12:35
民、自、維新の三つどもえ=愛媛【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100622
維新が全4選挙区に候補を擁立した。1区は6選を狙う自民塩崎と、維新の池本、前回比例復活した民主永江による三つどもえの戦い。池本は中村時広知事らの支援を受ける。2区は自民ベテランの村上に、参院からくら替え出馬する未来友近、維新西岡が挑戦する。3区は民主前職の白石洋一、自民新人の白石徹が再び対決。維新の森も加わる。4区は自民山本に、前回比例復活した民主高橋と、みんなを離党して維新に移った桜内が挑む。共産も全選挙区に新人を立てた。(2012/12/01-17:56)
7033
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:13:56
自民、ベテラン引退相次ぐ=福岡【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100624
民主は前回7選挙区で勝利し、今回も1区から10区まで擁立した。対する自民は相次ぐベテランの引退で世代交代が進み、巻き返しを狙う。ただ、10区は前職と元職による保守分裂選挙となった。
2区は自民が山崎拓元副総裁の不出馬により、公募で県議出身の鬼木を擁立。民主は前職稲富が支持固めに走る。7区では自民長老の古賀誠元幹事長が不出馬を表明。後を継いだ古賀氏秘書の藤丸と、前回比例復活の野田が対決する。3区も引退した太田誠一元農林水産相に代わり、元財務官僚の古賀が民主前職の藤田にぶつかる。
1区は民主松本に自民新人の井上らが挑戦。4区は未来前職の古賀と、民主岸本、自民宮内の両新人らが争う。5区、9区では民主前職と自民元職が前回に続いて対決。6区は自民が推薦を決めた無所属鳩山と、前回比例復活の民主古賀が再び激突する。
8区は自民の元首相麻生に、前回比例復活の民主山本が挑む。10区は民主前職の城井が3選を目指す。保守系は前回比例単独だった自民前職の山本に加え、無所属元職の西川が出馬する。自民武田が厚い地盤を持つ11区で、民主は前回に続いて擁立を断念した。共産は全選挙区に擁立。維新、みんなも複数区で立てた。11区には社民新人も出馬する。(2012/12/01-17:56)
7034
:
チバQ
:2012/12/01(土) 18:14:24
http://www.asahi.com/area/fukuoka/articles/MTW20121126411210001.html
2012年11月25日
乱流 総選挙@福岡
福岡6区、7区
■6区
県内有数の農村地帯を抱える6区。自民に復党と公認を求める鳩山に対し、今なお党の結論は出ていない。衆院解散後、県議の江口も公認を目指して立候補表明し、保守分裂含みに。鳩山への雪辱を期す民主の古賀も戦術を練り直す。前回擁立を見送った共産は新顔の金子を立てる。
東京18区から前々回、国替えした鳩山に対し、古賀は続けて選挙区で敗れ、比例で復活当選した。民主への逆風が吹く今回、「選挙区で勝てなければ後はない」と腹をくくる。「地元出身議員」と与党3年余の実績を前面に出す。
金子は立候補が決まった約1年前から小集会や街頭での演説を重ね、「原発ゼロ」や「消費増税反対」などを訴えてきた。
鳩山は一昨年3月、政界再編を目指して自民を離党し、昨年暮れに復党願を出した。24日の事務所開きで「勝手に離党し迷惑をかけた。おわびする」と支持者に謝罪。「選挙区は鳩山、比例は公明」のバーター関係は今回も維持される。
江口は元九州朝日放送記者。29歳で久留米市議選にトップ当選。市議2期を経て昨春、県議に転身した。「象にアリが挑む戦い。丁寧に政策を訴えたい」
■7区
小選挙区5連勝だった自民の古賀誠元幹事長が立候補しないことを表明した。後継で元秘書の藤丸と民主前職の野田の対決に共産とみんなの新顔2氏が絡む。
元八女市長で前回比例復活の野田は、民主への逆風の中、「利益誘導型の政治には戻さない」と政権交代の意義を訴える。TPPに反対し、街頭演説や小規模の集会などを重ねる。都市部の大牟田市では労組や社民との協力を進める。
藤丸は長年の秘書活動が認められて後継に。22日の出馬会見で「先生の理念を継ぐには、先生の背中を30年間見てきた自分が一番適任」と説明。古賀氏の後援会が頼みで、古賀氏も23日から地元に戻って支援固めに力を入れ始めた。
江口は全域で支持者まわりや街頭宣伝に力を入れる。「民主に裏切られ、自民にも戻りたくないと模索する声を受け止めたい」と、原発即時ゼロやTPP参加反対、消費増税の中止を訴えている。
古賀は参議院議員秘書を経て、党の公募で選ばれた。日本維新の会との連携も探る。「会社経営の経験を生かし、中小企業が新しいビジネスをのばせるよう、声を聞いて政策に反映していく」と訴える。(敬称略)
■立候補予定の顔ぶれ
【6区】
古賀一成65民[前](7)
金子睦美51共新
鳩山邦夫64無前(11)
江口善明38無新
【7区】
野田国義54民[前](1)
藤丸敏52自新
江口学38共新
古賀輝生49み新
(前は解散前まで現職。このうち[前]は比例区選出。元は過去に衆院議員。新は新顔。数字は衆院の当選回数)
7035
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:15:11
中川、民主議席の奪還狙う=広島【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100618
1区の自民岸田は、厳しい逆風にさらされた前回も選挙区での議席を死守した。今回は、民主から未来に移る前職菅川、民主新人野中の挑戦を受ける。2区は民主前職の松本と自民元職の平口の対決に、維新が新人を立てて参戦。5区も自民元職の寺田が、民主前職で首相補佐官の三谷に雪辱を期す。3区は、比例から回る自民前職の河井が、民主前職の橋本、維新新人の中丸らと争う。
4区は再選を目指す民主空本に対し、自民が引退した中川秀直元幹事長の後継として、次男俊直を擁立。世襲批判をかわし、選挙区議席の奪還を狙う。民主が候補擁立を見送った6区は、未来から出馬するベテラン亀井に、自民小島が再び挑む。7区は民主前職の和田と自民新人の小林に加え、維新新人の坂元も出馬。共産は全選挙区に新人を立てた。(2012/12/01-17:55)
7036
:
チバQ
:2012/12/01(土) 18:15:35
http://www.asahi.com/area/fukuoka/articles/MTW20121126411210002.html
2012年11月26日
乱流 総選挙@福岡
福岡8区、11区
■8区
圧倒的な地盤を持つ元首相で自民前職の麻生に、民主の前職山本、共産の新顔新井が挑む。
山本は「大きな人には大きな政治を、私には一人一人の声を国政に届ける役目を」と訴える。3年間の経験と実績を強調しつつも、麻生との役割分担への理解も求める。
前回の麻生との得票差は6万9千票。「政権交代」の追い風で比例復活したが「今回は逆風だ」(陣営)。初当選した前回同様、ミニ集会を重ね、自転車で選挙区を駆け回る。
「この3年間、色んな所で若い人と話ができた」。そう語る麻生は18日に飯塚市内であった祭りに顔を出し、相変わらずの人気ぶりを見せつけた。「前にいつ出たのか記憶がない」という事務所開きにも出席。追い風ムードを引き締めた。
全国各地から応援依頼が来ており、「選挙中はほぼ不在」としつつも、陣営は「過去最多だった前回得票よりも1票でも多く」。
共産は7年ぶりの擁立。新井は「国民の願いと政治のあり方にギャップがありすぎ」と消費増税や原発への反対の立場を鮮明に。「民主も自民も第三極も嫌だという人も多いはずだ」(陣営)と自信を見せる。
■11区
県連会長を務める自民の武田に、共産の山下、社民の谷瀬が挑む。また、男性弁護士(33)が日本維新の会から立候補する準備を進めており、各陣営が注視している。
武田は、過去5度対決した自民の山本幸三が比例に回った前回、過去最多の約10万6千票を獲得した。今回は地元の田川郡では全7町村長が選対本部長を務める予定。山本が地盤とした行橋地区を中心にこまめに顔を出し、支持拡大を図る。小回りが利く小型の乗用車を使い、各地で演説を続けている。
山下は前回に続き、2回目の挑戦になる。ミニ集会や街頭宣伝に力を入れており、反原発、消費増税とTPPへの反対を強調している。「国民の生活と命を守るため、全力を尽くしたい」と意気込む。
社民の谷瀬は県内唯一の党公認の予定者。民主との選挙協力が実現した前回並みの態勢作りを急ぎ、連合福岡、民主県連に支援を要請中。前回候補の得票数超えが目標で、陣営は「比例復活でも当選を目指す」。
男性弁護士は行橋市出身で、祖父(故人)は地方自治体の首長経験者。週明けにも立候補を表明するとみられている。(敬称略)
■立候補予定の顔ぶれ
【8区】
山本剛正40民[前](1)
麻生太郎72自前(10)
新井高雄63共新
【11区】
武田良太44自前(3)
山下登美子59共新
谷瀬綾子36社新
(前は解散前まで現職。このうち[前]は比例区選出。元は過去に衆院議員。新は新顔。数字は衆院の当選回数)
7037
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:16:20
公明が議席奪還目指す=兵庫【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100612
前回10勝の民主に1勝の自民が雪辱戦。2人が苦杯をなめた公明も、議席奪還を目指す。
1区は民主井戸、自民盛山、みんな井坂が激突。2区は返り咲きを狙う公明赤羽が維新の推薦をバックに民主向山に挑戦する。3区は離党した前職の出馬による分裂選挙を民主が土壇場で回避。新人横畑を立て、自民関、未来三橋、維新新原と争う。4区は民主高橋、自民藤井の争いに維新清水、5区は民主梶原と自民谷の前職対決に維新三木が参戦した。
6区は民主市村、自民大串、維新杉田、7区は民主石井、自民山田、みんな畠中の三つどもえの争い。8区は昨年死去した冬柴鉄三元国土交通相の後継の公明中野が維新の推薦を受け、新党日本田中の追い落としを狙う。民主は田中とたもとを分かち、比例前職室井を擁立する。
9区は前回唯一自民の議席を守った西村に、民主浜本と維新谷が挑戦。10区は民主岡田康裕と自民渡海の因縁の対決に維新岡田久雄が割って入る。11区は外相を務めた民主松本が自民頭師と維新堅田、12区は民主山口が自民岡崎と維新宮崎の挑戦を受ける。(2012/12/01-17:54)
7038
:
チバQ
:2012/12/01(土) 18:17:16
http://www.asahi.com/area/fukuoka/articles/MTW20121127411210001.html
2012年11月27日
乱流 総選挙@福岡
福岡9区、10区
■9区
新日鉄(現・新日鉄住金)の八幡製鉄所の労組が推す民主と旧新進が、過去5回のうち4回を制した企業城下町。民主の牙城(が・じょう)に自民、共産、維新が挑む。
「伝統の議席を守る」と訴える民主の緒方は、労組の支持を固め、連日のように自転車で回る。事業仕分けなどの実績を示しつつ、党への逆風には「できなかったことは真摯(しん・し)におわびする」。追い風だった前回は約12万票を得たが、「目減りをどれだけ少なくできるか」と陣営は気をもむ。
自民の三原は、来年1月に改選を控えた自民市議と二人三脚。市議たち自身の「選挙活動」をかねて、各地域に張り巡らせた自身の後援会をフル回転させている。陣営は「市議選があることが幸いした」。比例票と選挙区票のバーターを通じて関係を深めてきた公明の支援も手厚い。
共産の真島は、消費増税の影響を大きく受ける商店主を1千軒以上訪ね歩き、増税反対を訴える。子育て世帯が多い新興住宅地では訴えを「即時原発ゼロ」に絞って浸透をねらう。
来年の市議選に無所属で出る予定だった維新の荒木は21日に急きょ、立候補を表明。事務所など選挙態勢づくりに追われている。
■10区
北九州都市圏の中心。逆風を受ける民主の城井だが、自民系も前職と元職が計2人、元自民県議1人が立候補を予定し激戦は必至だ。
城井は前回、12万票余りを得て当選したが、今回は「かつてない罵声を浴びる」。連合福岡の推薦が決まり個別の労組からの支援取り付けを急ぐほか、「民主政権の反省と継続」を訴える。
自民の山本は2005年衆院選を福岡11区で戦い、09年は比例区単独で立候補。昨春に10区転出を希望し、今春、党支部長に決まった。自民県議や市議の支援を受けるなどし、組織戦を展開する構えだ。
共産の高瀬は、集会などに顔を出すほか、毎日10カ所程度で街頭演説。支持の広がりをめざす。みんなの佐藤は10年に県議を辞めて参院選に出たが、落選。衆院選に向けて辻立ちや街頭演説を重ねる。天下り根絶などを訴え、第三極として無党派層の受け皿を目指す。
05年、09年を自民公認で戦った西川は、山本の支部長決定の際、党から比例単独に回れば上位処遇を打診されたというが固辞。無所属で出る予定だ。複数の団体から推薦を受けていると言い、支援者回りや街頭演説に余念がない。(敬称略)
■立候補予定の顔ぶれ
【9区】
緒方林太郎39民前(1)
三原朝彦65自元(5)
真島省三49共新
荒木学47維新
【10区】
城井崇39民前(2)
山本幸三64自[前](5)
高瀬菜穂子52共新
佐藤正夫57み新
西川京子67無元(3)
前は解散前まで現職。このうち[前]は比例区選出。新は新顔。数字は衆院の当選回数
7039
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:17:30
自民、5区コスタリカ解消=岡山【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100617
1区は9選を目指す自民逢沢に前回比例復活の民主高井が再挑戦し、みんなも県内初の国政選挙の候補となる新人赤木を擁立する。2区は民主前職の津村と自民新人山下が対決。3区は維新に合流したベテラン平沼が、前回比例復活の自民阿部、民主新人西村らの挑戦を受ける。
4区は民主現職の柚木と自民元職橋本が3度目の対決。過去2回はいずれも柚木が制している。故加藤六月元農林水産相の秘書だった維新赤沢の参戦が影響しそうだ。自民が5区で採用してきたコスタリカ方式は、村田吉隆元防災担当相の引退で解消。加藤の選挙区出馬が急きょ決まり、前回比例復活した民主花咲と再び争う。(2012/12/01-17:55)
7040
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:19:37
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20121201ddlk25010469000c.html
2012衆院選:選挙区の構図 1区 2区 /滋賀
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
衆院10+件選公示が4日に迫った。県内4選挙区に立候補が予想される顔ぶれは1〜3区が4人、4区が5人の計17人。09年選挙で民主が独占した4議席の行方は−−。改めて各選挙区の戦いの構図を紹介する。
◆1区
◇都市部「風」の行方が鍵
9選を目指す民主前職の川端氏に、自民の大岡、共産の節木、日本維新の会の奥村の3新人が挑む。過去3度同じ顔ぶれが続いたが、久々に自・共が新人を擁立。第三極も加わり構図が一変した。都市部ならではの「風」の行方が鍵を握る。
川端氏は圧勝した前回から一転、政権批判の逆風に立ち向かう。29日の決起集会では、閣僚として政権公約の柱だった高校授業料無償化の実現に努めた実績を挙げ「流れを止めてはいけない」。選挙のたびに票数を伸ばしており、7〜8万の支持票に上積みを狙う。
大岡氏は甲賀市出身で、自民の公募候補に選ばれた。静岡県議を辞職した6月から駅立ちや企業回りを続け、名前を広めている。29日朝には通勤客に「風任せではなく政策で競いたい」と得意の経済政策をアピール。政権奪取を掲げ、保守票を軸に9万票が目標だ。
節木氏は元県議で、国政に初挑戦。25日の事務所開きでは「原発即時撤廃、反TPP、反消費増税」を強調。2大政党との違いを鮮明にした。18年間の看護師経験から社会保障の充実を訴え、女性票確保へミニ集会も続ける。反TPPで農業団体にも浸透を目指す。
奥村氏は維新の追い風に乗り、無党派層を狙う。管工会社社長で大津青年会議所時代の友人らと、橋下徹代表代行を大写ししたポスターを掲げ「維新の候補」を訴える戦術。大津市PTA連合会長の経験から「教育改革をきっかけに統治機構を変える」と熱弁する。【千葉紀和】
7041
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:20:55
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/12/01/kiji/K20121201004680890.html
山本太郎 衆院選出馬を表明!脱原発の新党「今はひとり」結成
脱原発活動を続けてきた俳優の山本太郎(38)が1日、都内で記者会見を行い、衆院選への出馬と新党結成を発表した。新党の名前は「新党 今はひとり」。「政治家になりたい気持ちはない」としながらも「3・11以降の日本は生きる権利がないがしろにされている」と脱原発、反TPP、反増税を掲げた。
政党には国会議員が5人以上必要。黒の帽子をかぶり、黒のTシャツ、ズボンとラフな姿で登場した山本は「自民党、民主党で本当は脱原発、反TPP、反増税の人がいるかもしれない。そういう人がこっちに流れてきて、一緒に闘ってくれないか」と話し、4日の衆院選公示までに共闘者が現れることを期待した。
今回の衆院選を「日本が売り渡そうとされている。国が終わるか、終わらないかの戦い」と位置づけ「選挙をおもしろがって、祭りにしないといけない」と出馬の意図を語った。
他の政党からの出馬はなかったのか?の質問には「どこかの党に入れば、その党のカラーに合わせることになる。ストレートなメッセージを発したい」と語った。
.[ 2012年12月1日 17:59 ]
7042
:
チバQ
:2012/12/01(土) 18:21:12
http://www.asahi.com/area/nagasaki/articles/MTW20121130430570014.html
乱流 総選挙@長崎
自民、強気と内憂と
◎はや入閣期待/「保守分裂」動き加速
政権復帰をうかがう自民党。立候補予定者たちは早くも入閣への期待を口にしたり、党を前面に出した選挙戦術を練ったりしている。しかし、足元の県議会では勢力争いが続く。「保守分裂」の動きも加速している。
「次の内閣が構成されるとき、ぜひ閣僚の一員として加えてもらい、政治家としての覚悟を示させてほしい」。長崎4区に立候補を予定する自民前職の北村誠吾氏(65)は、19日に佐世保市内であった記者会見で意欲をみなぎらせた。
現段階で自民優位とされる情勢は、公明党との選挙協力でも有利に働く。
北村氏は前回選挙で民主前職の宮島大典氏(49)に約4500票差で敗れ、比例区で復活当選した。
「前回は北村自身が比例復活に回る可能性が高かったので、『比例は公明に』とは言いづらかった」と陣営関係者は明かす。「今回は堂々と公明党に協力を申し出られる」
その言葉通り、衆院解散から一夜明けた17日、北村氏は公明党県本部代表の織田長県議と佐世保市内であいさつ回りを始めた。
◇
「日本を、取り戻す!」。長崎1区に立候補を予定する自民元職の冨岡勉氏(64)は、どこでも必ず党のスローガンを強調する。
返り咲きを目指す冨岡氏が挑む相手は、民主前職の高木義明氏(66)だ。労組票が盤石で、文部科学相を務めた知名度もある。陣営幹部は「『高木対冨岡』ではかなわない。『民主対自民』であることを前面に押し出す」と話す。
だが、県議会の会派「自民党」は昨春、会派内の勢力争いで分裂した。離脱した6人は民主・社民系会派などと連立を組み、除名された。今も続く勢力争いで「自民党の組織力が弱まった」との見方もある。
◇
長崎2区に自民新顔として立候補を予定する県議の加藤寛治氏(66)は、前回総選挙で久間章生元防衛相(71)を破った民主前職、福田衣里子氏(32)との厳しい戦いを覚悟していた。しかし、福田氏が離党・転出を表明し、陣営には一時楽観ムードが漂った。
ところが、久間氏の元秘書で自民県議も務めた雲仙市長の奥村慎太郎氏(58)が無所属で立候補を表明。一転して保守分裂の激戦が予想されている。25日、諫早、島原の両市に事務所を開いた加藤氏は、2区内の自民の同僚県議7人との結束をアピールした。
一方、24日夜にあった奥村氏後援会の会合。既に加藤氏支持を打ち出した組織があるため、「今さら動けない」「保守が割れると、民主党が『漁夫の利』を得ることになるのではないか」との声も漏れた。
7043
:
チバQ
:2012/12/01(土) 18:21:53
http://www.asahi.com/area/nagasaki/articles/MTW20121130430570017.html
2012年11月29日
乱流 総選挙@長崎
維新、奥村氏支援検討
◎2区「空白県と決まってない」
日本維新の会が、長崎2区に無所属で立候補を表明している雲仙市長の奥村慎太郎氏(58)の公認・推薦を検討していることが28日わかった。この日、維新が発表した7次公認にも県内選挙区の候補者の名はなく、長崎は維新が候補を擁立できていない全国6県の「空白県」の一つだが、維新側は取材に対し「空白だと100%決まっているわけではない」として、奥村氏の名を挙げた。
維新で九州ブロックを担当する西野修平大阪府議によると、県内での候補擁立は最終的に2区の奥村氏1人に絞り、党公認とするか、無所属での立候補に推薦を出して支援する形を検討しているという。
一方、奥村氏の事務所の広報担当者は「公認願、推薦願とも、事務所からは維新に申請を出していない。まったく聞いていない」と話している。
長崎2区では奥村氏のほか、民主前職の川越孝洋氏(69)、自民新顔の加藤寛治氏(66)、共産新顔の矢崎勝己氏(62)が立候補の準備をしている。
◎出馬予定2県議辞職
衆院選長崎2区に自民党の新顔として立候補を予定している加藤寛治(66)、長崎4区に日本未来の党(国民の生活が第一から合流)の新顔として立候補を予定している末次精一(49)の両県議が28日付で県議会の渡辺敏勝議長に辞職願を出し、この日の本会議で許可された。
7044
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:22:36
2区、福田離党で構図変化=長崎【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100628
1区は8選を目指す民主前職の高木に、自民元職の冨岡、共産新人の牧山が挑む。2区は前回当選の福田衣里子が民主を離党し、同区からの出馬を否定したことで構図が変化。民主は難航の末、県連代表で前回比例単独だった川越の擁立を決定した。自民加藤、共産矢崎、さらに元雲仙市長の無所属奥村と戦う。3区は民主を離れて未来に移った山田と、比例復活の自民谷川の前職対決に、共産新人の石丸が加わる。4区は民主前職の宮島と前回比例復活の自民北村、未来末次、共産石川の4人による争い。(2012/12/01-17:57)
7045
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:23:47
2区で候補乱立=奈良【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100613
1区は、自民が元県議の新人小林を立て、民主前職の馬淵を相手に議席奪取に挑む。維新は国土交通省出身の大野が参戦する。2区で民主は、引退した滝実法相の後継として百武を擁立。底堅い人気の自民高市、参院からくら替えする未来中村、元外務官僚の維新並河らと対決する。3区は民主前職の吉川に対し、前回落選した自民元職の奥野が雪辱を期す。維新からは歯科医の西峰が出馬する。4区は、自民が引退した前職の次男田野瀬を後継に選び、民主大西、維新松浪らとの戦いに臨む。(2012/12/01-17:55)
7046
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:25:19
維新、全選挙区に擁立=和歌山【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100614
維新が3選挙区全てに候補を擁立、保守王国再建に向け議席独占を目指す自民と激突する。1区は民主前職の岸本に、自民がベテラン県議の長男の門、維新が自民出身の元職林を立てて争う。2区は民主前職の阪口が維新に移籍し、前回比例復活の自民石田と再び対決。民主は阪口の秘書だった坂口の擁立を決めた。3区は比例復活だった民主前職が出馬を断念。自民のベテラン二階に、県議出身の維新山下が挑む。前回1区に絞った共産は今回、全選挙区に候補を立てた。(2012/12/01-17:55)
7047
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:30:30
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20121201-1054249.html
東国原氏、和歌山で街頭演説し本格始動
日本維新の会の比例近畿ブロック単独候補として衆院選に出馬する予定の東国原英夫前宮崎県知事が1日、和歌山県田辺市で街頭演説した。
11月30日の公認発表後初めての遊説で、日本維新の新たな「看板」として本格始動した形だ。
和歌山3区の小選挙区候補とともにマイクを握り「地方に財源、権限を移譲し、自主自立の自治体運営を可能にしたい」と強調した。演説場所のショッピングセンターでは買い物客らが足を止め、携帯電話のカメラで撮影する姿がみられた。
日本維新は和歌山の小選挙区全3区に候補者を擁立しており、東国原氏は1区の和歌山市や2区の海南市も訪問。田辺市の演説では宮崎県知事として口蹄(こうてい)疫の発生に対応した経験を振り返り「この国には災害に対処する法整備ができていない」と訴えた。(共同)
[2012年12月1日18時4分]
7048
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 18:35:37
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20121201ddlk26010516000c.html
京都・冬の陣:’12衆院選/4止 維新、みんな、未来 公認の調整、間際まで /京都
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
◇合流破談や新党結成、解党…
「公開討論会には参加しないのが原則。その時間があれば地元の皆さんに直接話しかけて」。11月27日夜、京都市下京区のホテル。日本維新が小選挙区に擁立した4人と維新10+件塾生ら支援者約30人が初めて顔を合わせた会合で、維新から派遣された大阪市議、片山一歩はこう指示した。公示まで1週間。異例ずくめの展開で選挙戦に臨む緊張感が漂う。支援者の一人は「従来とは異質な選挙だが、橋下(徹)さんの言葉についていくしかない」と腹をくくった。
ベテラン府議、田坂幾太(60)の携帯が鳴ったのは22日夜。旧知の維新副代表の今井豊からだった。「あなたに出てほしい」。前日、1区で新人男性の擁立を発表したばかり。ところがこの日、男性が辞退したのだ。京都維新代表だった田坂は「厳しいが、これもチャンスだ」と承諾した。27日、20年ぶりに朝の街頭演説に立った。
4人のうち2人は選挙に出るのは初めて。片山ら大阪市議2人が陣営の動きを把握し、指示を出す。長年、自民の選挙にかかわった男性は「集会に動員しようにも呼びかける組織もない。目の前の誰にでも1票の可能性があると信じて呼びかけるしかない」と打ち明ける。頼みの綱の「風」は吹くのか。田坂は「大阪と違い(維新による)変化を目の当たりにしていない京都では勢いが実感しにくい」と認めつつ、「既成政党に対する閉塞(へいそく)感は同じ。受け入れられる素地はある」と話す。
みんなは1区で前職の平智之(53)、4区で新人の石田哲雄(62)の2人を立てる。維新との合流話が破談し、両区とも両党が対決することに。大飯原発の再稼働に反発して民主を離党した平は「反原発を訴える政党が増えることは有権者にとっていいこと」と冷静に受け止める。
一方、維新10+件、みんな、未来を含む8人が争う見込みの4区。石田は「みんなと維新10+件は合流すべきだ」が持論で独自に「みんなの維新」のキャッチフレーズを掲げる。未来の前職、豊田潤多郎(63)は前回選で民主の比例単独で当選。消費税増税などに反対し、きづな、生活、未来と移った。
また、3区でみんな公認で出馬予定だった元職、清水鴻一郎(66)は一転して6区で維新公認に。ところが、清水のめいでみんなの京都市議、清水祐子が早朝の街頭活動を手伝う姿も。「個人的な思いでやってくれている」(鴻一郎)という。
「第三極同士で争えば、既成政党を利するだけなのに」。ある候補予定者は懸念を消せないでいる。(敬称略)【林哲平、古屋敷尚子、村瀬達男】=おわり
7049
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 19:07:22
岩手4区に新人=民主【12衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100655
民主党岩手県連は1日、衆院岩手4区に新人で党職員の及川敏章氏(56)を公認候補として擁立すると発表した。4区は民主党を除名され、日本未来の党に合流する小沢一郎氏の選挙区。
一方、県連は小沢氏とともに民主党を離れた畑浩治氏が出馬する2区への候補擁立は断念した。(2012/12/01-18:41)
7050
:
バハムート
:2012/12/01(土) 19:09:56
>>6999
軽はずみな注文だが、来年の参院選というのがある。そこに出馬を模索というのはないだろうか?
7051
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 19:10:20
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20121201-1054271.html
民主、岩手4区に党職員の及川氏を擁立
民主党岩手県連は1日、衆院選の岩手4区に党職員及川敏章氏(56)を擁立すると発表した。
岩手4区には日本未来の党に合流する「国民の生活が第一」の小沢一郎代表、自民党新人の藤原崇氏、共産党新人の高橋綱記氏も立候補を予定している。
また民主党は前職が生活に移って候補者がいない岩手2区での擁立を断念した。記者会見した県連選対本部長の平野達男復興相は「候補者を立てる力がなかった」と述べた。(共同)
[2012年12月1日19時2分]
7052
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 19:17:50
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/shuin2012/38336.html
維新とみんな、福井で相互推薦 衆院選の3選挙区で
(2012年12月1日午後7時10分)
. 日本維新の会とみんなの党は、衆院選で立候補予定者が重複しない選挙区での相互推薦を決定、福井県内選挙区から出馬予定の3氏が1日発表した。
維新は、みんな公認で福井2区から出馬予定の武田将一朗氏、みんなは維新公認の1区鈴木宏治、3区塚本崇両氏を推薦した。決定は11月30日付。
相互推薦を受けて3氏は県庁で共同記者会見をした。鈴木氏は、維新とみんなは行財政改革を通じて「小さな政府」を目指す理念が一致しているとした上で「第三極が結集して福井で旋風を巻き起こしたい」と強調。武田氏は「政策の細かい差はあるが、二大政党という共通の敵に対抗するため連携していきたい」、塚本氏は「既存政治から脱却するため、第三極が団結し、しがらみに縛られた福井を変えていきたい」と語った。
7053
:
チバQ
:2012/12/01(土) 19:39:02
>>7001
吉野、怒っていいんじゃねーか!?
吉野正芳氏(64)=比例東北前職=は、重複立候補者より下位の順位での単独立候補となる予定
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/12/News/chugoku/Sc201212010001.html
'12/12/1
重複18人、1位で並列 比例中国の自民 自民党は30日、衆院選の中国地方20小選挙区に擁立する20人のうち、安倍晋三総裁(58)=山口4区前職=と石破茂幹事長(55)=鳥取1区前職=を除く18人を、比例代表中国ブロック(定数11)に名簿順位1位で重複立候補させる方針を示した。
広島市中区であった広島県連の拡大選対会議で、選対本部長代理に就いた宇田伸幹事長が報告した。本部長に就任した溝手顕正参院幹事長(参院広島)によると、地盤の福島県から比例中国への転出が決まった吉野正芳氏(64)=比例東北前職=は、重複立候補者より下位の順位での単独立候補となる予定だ。
自民党は、さらに6人前後を比例中国に単独立候補させる方針で、各県連が人選を進めている。(野崎建一郎)
7054
:
チバQ
:2012/12/01(土) 19:42:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20121201ddp041010031000c.html
12年末・この国を選ぶ:民主にすさぶ逆風 反応薄く肩落とす1年生議員 理念共感、あえて出馬の新人も
毎日新聞 2012年12月01日 西部朝刊
政権交代の風が吹いた09年の前回衆院選で生まれた143人の民主新人議員。あれから3年、2回目となる衆院選を前に、1年生議員たちは一転、逆風を肌で感じながら苦戦を強いられている。一方、こうした状況であっても、民主が掲げる理念に共感し、あえて民主から国政に初めて挑戦しようとする若者もいる。逆境にある民主の候補予定者たちを追った。【門田陽介、伊藤奈々恵、吉川雄策】
「『マニフェストはウソだらけ』と書かれるが、私はそう思わない。厳しい環境で実現したこともある」。衆院宮崎2区の民主前職、道休(どうきゅう)誠一郎氏(59)は25日、宮崎県川南町の公民館で熱っぽく訴えた。郡司彰農相も応援に駆け付けたが、聴衆は予定の50〜100人に対して約20人だった。
前回、選挙区で自民の江藤拓氏(52)に敗れたものの、政権交代の風に乗り比例復活で初当選した。だがこの3年間、民主支持率は急落し、さらには地元で起きた口蹄疫(こうていえき)の対応を巡り政権批判も浴びた。県北の延岡市など16市町村を抱える同区はただでさえ保守の強い地盤で、民主の地方組織も思うように拡大できていない。
市部の住宅街などを1人で歩き、1日100カ所を目標に街頭演説を重ねる。TPP(環太平洋パートナーシップ協定)反対も訴えるが、「山間部ではいい反応がもらえない」と肩を落とす。3年前の「風」はなく、佐賀県の約1・8倍もある広い選挙区で、党名に頼らず自分の名前を浸透させられるのか。「前回衆院選も含めて、まだ一度も道休氏を見たことがない」。川南町の自営業の60代男性はそう話す。
27日朝、福岡県岡垣町のJR海老津駅前。福岡8区から出馬予定の民主前職、山本剛正氏(40)が政策チラシを差し出すと、男性の一人にはねのけられた。「逆風の影響を肌で感じる」と山本氏。
前回、自民の麻生太郎元首相(72)を相手に約7万票の大差で敗れ、民主旋風で復活できた。「東京からの落下傘」と批判も受けたが、地元の小さなイベントにこまめに顔を出すなど知名度アップに努めてきた。今回は党が逆風だが、陣営は「山本の名前が浸透し、前回より戦いやすい」と言い、皮肉にも党との状況が逆転した様子。山本氏は「相手が大きいのでチャレンジャーとしてぶつかっていく」と決意を新たにする。
「このタイミングで民主から出るのはやめた方がいい」。民主新人で山口1区から初めて国政に挑む冨村郷司氏(29)は、周囲からそう言われたという。
地元の銀行を9月に退職したばかり。政治経験はゼロ。だが融資担当で市民の苦しい生活を目の当たりにし、民主の基本理念に共感を覚えたという。「逆風だからと言って投げ出してはいけない。民主が必要だと若い世代に訴えたい」。奮起の日々が続いている。
7055
:
チバQ
:2012/12/01(土) 19:43:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20121201ddh041010004000c.html
12年末・この国を選ぶ:三重1区構図 民自対決様変わり 津VS伊賀、既成党VS第三極
毎日新聞 2012年12月01日 中部夕刊
衆院選小選挙区で東海3県屈指の激戦区として知られた三重1区(津市の一部、伊賀、名張市)。いずれも伊賀地域が地盤の民主前職、中井洽(ひろし)氏(70)と自民前職の川崎二郎氏(65)が、中選挙区時代から約30年にわたって因縁の対決を続けてきた。ところが中井氏が引退を表明。民主が後継と目した前津市長の松田直久氏(58)は日本維新の会からの出馬を選択した。「津市対伊賀地域」「既成政党対第三極」の構図が生まれ、これまでの選挙戦とは大きく様変わりする。【谷口拓未、田中功一】
24日朝、津市の大型スーパー前で、維新の会のシンボルカラー・黄緑色のジャンパーに身を包んだ松田氏がマイクを握った。「必要なのは地方から統治システムを変えることだ。国政のリーダーが津から出てもいいのではないか」。21日に維新公認候補として発表された後初めての街頭活動だった。
小選挙区制導入後、三重1区では中井、川崎両氏が毎回つばぜり合いを演じ、事実上2人の一騎打ちとなっていた。ここ5回の選挙は川崎氏が3勝2敗で、いずれも敗者は比例復活を果たした。
中井氏の引退を受け、民主は昨春の三重県知事選で推薦した松田氏に立候補を要請したが固辞された。民主の候補者選考は難航し、11月26日にようやく前衆院議員秘書、橋本千晶氏(44)の擁立を発表した。前回は候補者を立てなかった共産は旧津市議の岡野恵美氏(60)を擁立した。
様相が一変したことに対し、有権者の間では歓迎や戸惑いが交錯する。
松田氏の街頭演説を聞いていた津市の無職男性(62)は「津から候補者が出るのはうれしいこと。でも誰に投票したらいいのか決めにくい」。一方、伊賀市での川崎氏の集会に出席した無職男性(64)は「これまでずっと伊賀地域から2人も衆院議員が出ていたのに」とライバルである中井氏の引退を残念がった。
7056
:
チバQ
:2012/12/01(土) 19:43:55
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20121130ddlk01010260000c.html
12年末この国を選ぶ・北海道:維新VSみんなVS大地 「第三極」が票争奪戦 共産と社民、埋没危惧 /北海道
毎日新聞 2012年11月30日 地方版
衆院選(12月4日公示、16日投開票)が迫る中、政党の離合集散が激しい。「第三極」は嘉田由紀子・滋賀県知事らが結成した「日本未来の党」と橋下徹・大阪市長らが率いる「日本維新の会」を軸に勢力が二分化する様相。道内でも、維新やみんなの党、新党大地などによる票の奪い合いとなりそうだ。一方、03年衆院選で失った道内議席の奪還を目指す共産党と社民党は新党の話題性を前に埋没を危惧する。【山下智恵、伊藤直孝、小川祐希】
■連携も模索
街頭演説先の札幌・大通公園で25日昼、みんな新人の沢田隆二氏(41)と維新新人の高橋美穂氏(47)が鉢合わせた。あいさつを交わしたが、高橋氏は沢田氏に気遣ったのか演説場所を移した。
衆院選で、みんなと維新は候補の選挙区調整を図ったが破談。道内では2区(札幌市北、東区)で沢田氏と高橋氏が競合する。維新より1日早く候補擁立を決めたみんなの党道広域支部の水橋初支部長は「後出しジャンケンみたいに候補を立てられた」とこぼす。
ただ、注目度の高い維新の看板は捨てがたく、みんなの党本部は両党候補が重ならない道1区(同市中央、南、西区)と5区(同市厚別区、石狩管内)などで維新との相互協力を模索する。水橋支部長は「選挙区ごとにちぐはぐな対応だが、できる協議はしたい」と部分連携に可能性を残す。
一方、維新も道内での基盤は弱い。北海道ブロック担当の大阪市議は比例代表道ブロックで「50万票は取りたい」と議席獲得に意欲を見せるが、党からの人的・資金的支援も乏しく、厳しい選挙戦を強いられそうだ。
「同じ場所に長くいるより15分間隔で回るといい。店があればあいさつし、握手して」。29日、札幌市内の事務所で、大阪市議が立候補予定者の一人に街頭宣伝のコツを伝授した。事務所は23日に構えたばかり。後援会もできたが、会員は友人や親戚も含め二十数人。
党組織の拠点を道内に作る時間的余裕もない。別の大阪市議は「党が割ける人員も限られる。各候補らの自立した活動に頼らざるを得ない」と話す。
■一線画す
「反TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、反原発を訴えていく。北海道の声を代弁するのは新党大地だ」。札幌市内で27日あった大地の道本部事務所開きで、鈴木宗男代表は声を張り上げた。
鈴木氏は政策が近い未来との合流を否定。道8区(渡島、檜山管内)では、小沢一郎代表の「国民の生活が第一」(未来に合流)が擁立した北出美翔氏(26)を支援するが、鈴木氏は「北海道は大地の名を生かす方がプラスになる」と第三極とは一線を画す。党名も「真民主」を外し、以前の「新党大地」に戻した。
大地は05、09年の衆院選は道内比例で約43万票を集め1議席を確保。鈴木氏は「大地は北海道の第3党」と豪語するが、今回は第三極が躍進すれば、得票が伸び悩む可能性もある。大地は五輪スピードスケート金メダリストの清水宏保氏(38)らを道内7選挙区で擁立。比例票の積み増しを狙うものの、他党からは「大地は所詮、宗男さんの個人商店」との声も漏れる。
■独自色前面に
共産党は比例38万票を目標に道内全12選挙区に候補を立てる。「TPPに断固反対し、一貫して農業を守ると言っているのは共産党」。政策ビラには、共産党経済懇談会(6月)で共産にエールを送った奥野岩雄・JA北海道厚生連会長の発言を引用。党道委員会の青山慶二書記長は「反TPP、反原発をテコに従来の保守層とも友好関係は広がっている」と自信を見せる。
だが道内議席を失った03年以降、共産の衆院選比例得票は25万票前後、10年参院選は18万票台と低迷。比例に出馬する党道委政策委員長の畠山和也氏(41)は「綱領という基本ビジョンを持つ政党らしい政党は共産党だけ」と独自色を出そうと躍起だが、第三極に埋没しかねない。
社民党を取り巻く状況はさらに厳しい。10年参院選の道内比例得票は7万票余りにまで減少。党道連の道林実代表は「ウルトラCで票が来ることなんてない。地道に政策を訴えるしかない」と話す。
比例に道連幹事長の浅野隆雄氏(56)を擁立し、各地の労組や脱原発集会で支持を呼びかける。「地方労組では民主党への不満が鬱積している」と道林氏。衆院解散後、かつてたもとを分かった新社会党道本部と初の選挙協力の協定を結ぶなど「護憲勢力の結集」を目指す。
7057
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 19:45:01
自民3人を追加推薦=新党改革【12衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100673
新党改革は1日、衆院選で自民党候補3人を新たに推薦すると発表した。推薦候補は次の通り。(敬称略)
【岩手】2区 鈴木俊一【富山】3区 橘慶一郎【石川】2区 佐々木紀(2012/12/01-19:34)
7058
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 19:45:08
>>7053
吉野はそもそも玄葉の選挙区から逃げ出したから仕方ない。
7059
:
チバQ
:2012/12/01(土) 19:45:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012112900547
消費増税、再び争点=国民、賛否どう判断【12衆院選】
来月16日投開票の衆院選で、消費増税が主要な争点の一つとなっている。激しい国会論戦の末にようやく決まった消費増税の実施を2014年に控え、再び論争が繰り広げられる。
消費増税法は民主、自民、公明の3党合意を経て今年8月に成立した。14年4月に税率を5%から8%に引き上げ、15年10月には10%にする予定だ。増収分は医療や子育てなどの社会保障に充てられる。
野田佳彦首相は前回衆院選で民主党が消費増税をマニフェスト(政権公約)に掲げなかったことを踏まえ、「国民に信を問う」として衆院解散に踏み切った。民自公は増税を着実に実施するため、低所得者対策や社会保障制度改革などを前面に押し出し、国民の理解を得たい考えだ。また、そろって大型補正予算を編成し、増税前に景気を下支えする方針も示す。
しかし、民自公以外の政党には増税反対論が広がっている。日本未来の党は反増税を旗印に勢力の結集を図り、国民の生活が第一などがこれに合流。日本共産党も反対を訴え、増税を阻止する構えだ。
日本維新の会は異色の提案をする。税率を11%にした上で、国と地方の財源に充てられている消費税をすべて地方財源とする方針だ。地方分権の目玉に位置付けるが、増え続ける社会保障の代替財源をどうするのかなど、具体案は見えていない。
国民に負担を強いる消費増税は過去の選挙でも何度となく争点に上り、勝敗を左右してきた。世界最悪の財政赤字を抱え、社会保障制度の将来像を見通せない中で迎える今回の衆院選、国民は消費増税をどう判断するのか。(2012/11/29-14:56
7060
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 19:47:13
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/12/01/kiji/K20121201004681970.html
山本太郎 VS野田?橋下?「どの選挙区に行こうが勝つ気は満々です」
ツイッターで出馬宣言した山本太郎
Photo By スポニチ
脱原発活動を続けてきた俳優の山本太郎(38)が1日、都内で衆院選への出馬を表明し、注目の選挙区について「まだ決めていない」としながらも「国が終わるか、終わらないかの戦い。注目されないといけない。そのためには一番強い相手とぶつかりたい」と語った。
脱原発の立場から「国民を被ばくさせようとした民主党の枝野(幸男)さん、細野(豪志)さん、野田(佳彦)さんにけじめとつけにいってやろうという気持ちはありました」と話した。
さらに「(維新の会の)橋下徹さんが出るのであれば、ぜひともガチンコでケンカさせていただきたい」とも語り「どの選挙区に行こうが勝つ気は満々です」を自信を見せた。
.
[ 2012年12月1日 19:04 ]
7061
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 19:58:28
自民、5区コスタリカ解消=岡山【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100617
1区は9選を目指す自民逢沢に前回比例復活の民主高井が再挑戦し、みんなも県内初の国政選挙の候補となる新人赤木を擁立する。2区は民主前職の津村と自民新人山下が対決。3区は維新に合流したベテラン平沼が、前回比例復活の自民阿部、民主新人西村らの挑戦を受ける。
4区は民主現職の柚木と自民元職橋本が3度目の対決。過去2回はいずれも柚木が制している。故加藤六月元農林水産相の秘書だった維新赤沢の参戦が影響しそうだ。自民が5区で採用してきたコスタリカ方式は、村田吉隆元防災担当相の引退で解消。加藤の選挙区出馬が急きょ決まり、前回比例復活した民主花咲と再び争う。(2012/12/01-17:55)
7062
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 20:00:15
中川、民主議席の奪還狙う=広島【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100618
1区の自民岸田は、厳しい逆風にさらされた前回も選挙区での議席を死守した。今回は、民主から未来に移る前職菅川、民主新人野中の挑戦を受ける。2区は民主前職の松本と自民元職の平口の対決に、維新が新人を立てて参戦。5区も自民元職の寺田が、民主前職で首相補佐官の三谷に雪辱を期す。3区は、比例から回る自民前職の河井が、民主前職の橋本、維新新人の中丸らと争う。
4区は再選を目指す民主空本に対し、自民が引退した中川秀直元幹事長の後継として、次男俊直を擁立。世襲批判をかわし、選挙区議席の奪還を狙う。民主が候補擁立を見送った6区は、未来から出馬するベテラン亀井に、自民小島が再び挑む。7区は民主前職の和田と自民新人の小林に加え、維新新人の坂元も出馬。共産は全選挙区に新人を立てた。(2012/12/01-17:55)
7063
:
チバQ
:2012/12/01(土) 20:00:51
>>7057
なんでこの3人(この選挙区)なんですかね?
7064
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 20:02:01
自民の巻き返し成るか=沖縄【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100633
前回、4選挙区全てで敗れた自民がどこまで巻き返せるかが焦点。民主は3、4区で、消費増税法採決で造反して離党した前職への対抗馬を擁立。維新は全選挙区に候補を立てた。1区は5選を目指す国民新の下地に、自民国場と維新安田、前回は比例単独だった共産赤嶺が挑戦する。2区は社民前職の照屋と自民宮崎、維新金城の争い。3区は未来の玉城、民主崎浜、自民比嘉、維新大城、共産宮里らが競合。4区は無所属の瑞慶覧に、民主大城、自民元職の西銘、維新魚森、共産真栄里が挑む。(2012/12/01-17:57)
7065
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 20:03:18
>>7057
新党改革は総選挙後与党入りか?
7066
:
チバQ
:2012/12/01(土) 20:07:02
>>7065
改革クラブ程度に扱ってもらえるかどうか・・・
7067
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 20:11:29
>>7066
新党改革は選挙終わったら自民党に合流とみた
7068
:
名無しさん
:2012/12/01(土) 20:19:42
民主原口に懸念材料も=佐賀【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100625
1区は民主前職の原口に、自民新人の岩田が挑む。党代表選への出馬やテレビ出演などで知名度の高い原口だが、民主への逆風に加え、社民が自主投票としていることがどう響くか。2区は民主大串と自民今村の前職対決に。3区は民主、社民がともに擁立を断念。強固な地盤を誇る自民保利に対し、共産新人の山口は脱原発などを訴えて支持拡大を図る。共産は1、2区にも新人を立てた。(2012/12/01-19:32)
7069
:
沖縄無党派
:2012/12/01(土) 21:52:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100655
手4、大阪17区に新人=民主【12衆院選】
民主党は1日、衆院岩手4区に党職員の及川敏章氏(56)、大阪17区に元堺市議の西哲史氏(35)を公認候補として擁立すると発表した。いずれも新人。岩手4区は民主党を除名され、日本未来の党に合流する小沢一郎氏の選挙区。(2012/12/01-20:42)
さすがに大坂17区は公示直前にあんなことされたら意地でも立てるよなー。
7070
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2012/12/01(土) 23:21:54
地方は多いですね。小選挙区で相当勝つと見込んでいるのかな。
逆に近畿は,小選挙区で敗れる候補が多く出ると見込んでいるのか。
比例42人を追加公認=自民【12衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100739
自民党は1日、衆院選の比例代表単独候補42人を発表した。いずれも新人。これにより同党の比例候補は48人となった。候補者は次の通り。(敬称略)
【北海道】清水誠一▽勝沼栄明▽大越農子
【東北】吉田修▽村上文人
【北関東】新谷正義▽佐藤明男▽百武公親▽下田彰一
【南関東】文月涼▽石川英男▽出畑実
【東京】赤枝恒雄▽田畑毅▽川松真一朗▽小野敬三▽石田計夫
【北陸信越】永山文雄▽助田重義▽渡辺智康▽轟好人▽小林孝治
【東海】川田隆▽佐橋靖隆▽山際功修▽杉山真
【近畿】西村日出男
【中国】池田道孝▽木村光寿▽井木敏晴▽日野原修治▽秋田博紀▽佐伯充範
【四国】永井一郎▽高橋央▽松崎敏則▽篠崎令子
【九州】末吉光徳▽湯川一行▽西村忠則▽泉幸親▽川嶋潔典(2012/12/01-23:01)
7071
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2012/12/01(土) 23:34:42
鹿児島市に住んでるので,こういう話題でも
衆院1区 未来の党から渡辺氏出馬へ
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=00233957_20121201
今月4日に公示される衆議院議員選挙の鹿児島1区に鹿児島市長選に出馬して落選した渡辺信一郎さんが日本未来の党から出馬することがわかりました。鹿児島1区に日本未来の党から立候補するのは元会社顧問の渡辺信一郎さん(55)です。渡辺さんによりますと先月の鹿児島市長選挙で落選した後、日本未来の党からの要請を受けて出馬を決めたということで、2日党側から公認候補として正式に発表されるということです。出馬の理由について渡辺さんは、衰退した鹿児島の経済を元気にするためとしており、原発ストップと消費税増税ストップを柱に訴えていきたいと話しています。衆議院鹿児島1区にはこれまで民主党前職の川内博史さん、自民党元職の保岡興治さん、共産党新人の山口広延さん、日本維新の会新人の山之内毅さんが立候補を表明しており、鹿児島1区は5人による選挙戦となります。
7072
:
アーバン
:2012/12/01(土) 23:58:28
>>7070
東京の川松真一朗って墨田区長選に出た方かな?
7073
:
神奈川一区民
:2012/12/02(日) 00:14:24
>>7071
川内氏、小澤氏にやられちゃったね。
>>7072
その通り。元テレビ朝日アナウンサー。
7074
:
チバQ
:2012/12/02(日) 00:48:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121202/stt12120200110000-n1.htm
【衆院選】
「原発」めぐり未来と維新が混乱 嘉田氏、一時再稼働容認発言
2012.12.2 00:09 [衆院選]
次期衆院選の公約で、各党が将来のエネルギー政策を競い合う中、第三極に位置づけられる日本未来の党と日本維新の会が「脱原発」の解釈や方向性をめぐって混乱している。
「原子力規制委員会が安全性を担保し、政府が必要と判断した場合には再稼働になる」
未来代表の嘉田由紀子滋賀県知事は1日の読売テレビで、既存の原発の再稼働について安全性が担保されれば容認する考えを明らかにした。未来は「10年後の卒原発」を看板政策に掲げていただけに、原発再稼働を容認する発言は致命傷だ。
「原発再稼働容認に言及」と大きく報じるニュースを見て慌てたのは当の本人。上京後、記者団を集め、「おわびする。手続きの説明をしたが誤解を与えた」と陳謝。さらに「安全基準はできていないし、放射性廃棄物処理の問題もある。(再稼働の)条件は整っていない。今の段階で再稼働はあり得ない」と述べ「原発容認」を打ち消すのに必死だった。
一方、維新幹事長の松井一郎大阪府知事は1日、石原慎太郎代表が衆院選公約でないとする「既存原発のフェードアウト(徐々に削減)」は公約であり修正する考えはないと表明した。
原発政策について維新は公約の「政策実例」で「既設の原発は2030年代までにフェードアウトする」と記述。ただ、衆院解散後に合流した石原氏ら旧太陽の党側は政策実例を「アイデアプール」とみなし、公約ではないとの認識だ。
石原氏は11月30日の記者会見で「シミュレーションせずに今から30年代になくすと言うのは非常に暴論に近い」と訴え、公約の見直しは「橋下徹代表代行も合意している」と断言した。
これに対し大阪側は、維新八策を反映させた政策実例も公約という認識であり、維新が「脱原発」から後退したとの批判を受けたくない思いがある。
松井氏は1日、読売テレビで「今の原発は30年代にフェードアウトできる。ゼロになっていく」と訴えたが、その後、大阪市内で記者団に「ルールを決めればフェードアウトしていくことで代表と代表代行がぴったり一致している」と対立はないことを強調した。
突然の衆院解散を受け、離合集散を繰り返した「第三極」。政党の体裁を整えることに精いっぱいで、重要政策に詰めの甘さが露呈している。(山本雄史)
7075
:
チバQ
:2012/12/02(日) 00:50:40
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50077&catid=489&blogid=16
2012衆院選みやざき
【第3部】無党派層に迫る(1)不信感
(2012年11月24日付)
■「国民不在」怒り極限
近年の各種世論調査で既成政党や第三極を抑えて最大勢力となっている無党派層。前回2009年衆院選で政権交代の原動力になったといわれ、今回衆院選でも各党が動向を注視している。無党派層は政治をどのように見詰め、何を求めているのか。宮崎日日新聞社は16〜23日、「支持政党なし」の県民100人(男性50人、女性50人)にアンケート調査を実施した。その結果を基に無党派層に迫る。
× ×
「つまらない。政治家が自分たちの職を守るためにやっていて、国民不在と感じる」(美郷町、62歳農林業男性)。「あてにしていない。『先生』と呼ばれてちやほやされているのがいけない」(門川町、35歳会社員女性)。今の政治をどう思うか−との問いに対し、無党派層から次々に辛辣(しんらつ)な声が返ってきた。
肯定的な意見は「第三極が出てきておもしろい」(高鍋町、24歳自営業男性)など2人だけ。調査では、実に98%もの無党派層が今の政治に満足していないことが分かった。
◇ ◇
それぞれの回答を聞くと、政治への「怒り」や「不信」が随所にみられる。
民主党が政権交代を果たした前回衆院選。宮崎市の主婦(27)は、旧態依然とした旧政権の体質に嫌気がさして民主党に票を投じた。しかし、派手に打ち上げたマニフェストの実現力が伴わず、離党者が後を絶たない新政権の迷走ぶりに期待は失望、政治不信へと変わっていった。
「ニュースも見たくないくらいイライラすることもある。文句ばかりの自民党にもげんなり。報道のせいかもしれないが茶番」とあきれ果てている。
ほかにも「国民より自分のために動く政治家が多い」「政党分裂ばかりで行き先不透明」と厳しい意見が並ぶ。
◇ ◇
政権交代後の3年半で3人の首相が出たように、首相や大臣の交代が相次いだことへの批判も多い。
高原町の農業男性(76)も「ころころ代わるせいか、政策が場当たり的で筋が通っていない」。このほかには「リーダーシップのある人がいない。誰が首相になっても同じ」「足の引っ張り合いばかりで醜い」との内容が目立った。
宮崎市の主婦(55)の目には「政治家はもはや機能していない」と映り、「外交も震災復興も普天間飛行場移転も拉致問題も、中途半端で何も解決しない。自分の生活が第一な政治家ばかり。議員と歳費を減らすべきだ」と憤る。
政治への怒り、不信感は極限に達しつつある。
7076
:
チバQ
:2012/12/02(日) 00:51:09
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50078&catid=489&blogid=16
2012衆院選みやざき
【第3部】無党派層に迫る(2)過去の選挙
(2012年11月25日付)
■変化求め支持変える
2007年1月の出直し知事選を制したのはタレントの東国原英夫氏だった。官製談合事件に伴う前知事の辞職、保守分裂した対立候補−。しがらみのなさを売りにした候補に風が吹き、宮崎日日新聞社の出口調査によると無党派層の56.1%が支持。公選知事としては県政史上初の民間出身知事を生んだ。宮崎市の主婦(37)は「選挙で投票に行ったのは数回だが、東国原さんにだけは票を入れたのを覚えている」と振り返る。
半年後の参院選でも、政治経験のない無所属新人の外山斎氏が自民現職に勝利。出口調査では、無党派層の47.4%が外山氏に票を投じたとしている。年金問題などから増幅した当時の自民党政権への不満の受け皿となった。
無党派層は過去、本県でも大きな風を吹かせてきた。最近の選挙では、各政党の基礎票を積み上げるだけでは計算できない結果が生まれている。
◇ ◇
宮崎日日新聞社が無党派層100人に行ったアンケート調査では、09年の前回衆院選で投票したと答えたのは75人に上る。さらに82人が、今回の衆院選は投票に行くと答えている。「無党派=無関心」とは決していえない。
「選挙はわれわれが政治に関わることのできる唯一の機会」(宮崎市高岡町、69歳無職男性)、「選挙に行かないと政治に文句は言えない」(国富町、30代会社員女性)、「自分の1票を無駄にしたくない」(宮崎市、78歳無職女性)。無党派層の多くは自らの力を自覚し、政治を注視する。
◇ ◇
半面、投票した“その後”には無頓着さも。本県関係国会議員の名前を聞く質問に対し、3人以上答えられたのは34人。前回衆院選で投票したという75人のうち、小選挙区、比例区で投票した候補者・政党ともに覚えていたのは半数以下の31人だった。
これに投票した候補者の名前が不確かな人や、候補者か政党の片方しか覚えていない人を加えると57人。そのうち24人が前回衆院選の比例区で民主党に投票したと明らかにした。宮崎市の会社員男性(34)は「何か変わるかなと思って投票したが、変わらなかった」。同市の団体職員男性(62)は「前回は初めて民主に入れた。でもだめだった」。
宮崎公立大の有馬晋作教授(行政学)は「政党ができたり分裂したり合併したりを繰り返す様子をずっと見てきて、政治不信が高まっているのが無党派層だろう。だから変化を求め、状況に応じて毎回支持を変えている」とみる。
無党派層は風を起こし、風に乗る。しかしその風向きは容易に変わる。
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:
チバQ
:2012/12/02(日) 00:51:29
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50079&catid=489&blogid=16
【第3部】無党派層に迫る(3)情報源
(2012年11月26日付)
■ネット活用広がらず
宮崎市の自営業女性(42)はインターネット交流サイト・フェイスブックで300人を超す「友達」とつながる。旧知の友人や仕事相手、サイトで知り合った人など関係はさまざま。衆院選宮崎1区に立候補を予定する3人も含まれる。
「宮崎にゆかりのある人とつながりたくて『友達』になる。政治家であることはきっかけじゃない」。候補予定者の日常には「人柄が伝わる」と感じるが、「他党批判はうんざり。政策をアピールする投稿も読まない」。政治や選挙の情報はテレビのニュース番組で知るという。
この女性の例のように、近年多くの政治家が活用するインターネットは、無党派層の政治情報の入手先として十分な支持を得ていない。宮崎日日新聞社が無党派の県民100人に行ったアンケートの「政治に関する情報のうち何を最も参考にするか」(複数回答可)との問いで、フェイスブックや短文投稿サイト・ツイッターを含むインターネットは17人。テレビの62人、新聞の50人に及ばなかった。
◇ ◇
本県選挙区からの立候補予定者10人のうち8人は、ホームページやブログなどインターネット上に自前の発信手段を持つ。利用者が増えているフェイスブック、ツイッターも5人が利用している。
候補予定者たちの狙いはさまざま。「政治そのものに関心をもってもらうため」「有権者の声の把握が目的」といったもののほか、「テレビや新聞ではなく、自分の言葉で伝えたい」との思いも聞かれる。一方で、公職選挙法が公示後のサイト更新や投稿を認めていないことから、「効果は未知数。選挙戦略とは考えない」と手探りの部分があることも認める。
◇ ◇
では、なぜネットが政治情報の入手先として選ばれないのか。調査では「ネットの情報は個人的見解が多い」(宮崎市・35歳主婦)、「ツイッターやフェイスブックは友人とのやりとり専用」(同・23歳大学生男性)「演説会など候補者と直接会って話を聞く」(都城市・55歳サービス業)などの声が集まった。一方で「テレビや新聞は偏っている気がする。ネット上の一般の人のコメントで価値判断している」(同・27歳主婦)と支持する意見もあった。
こうした傾向に、宮崎公立大の有馬晋作教授(行政学)は「そもそもネットを使うのは20、30代が中心で有権者全体からみれば少数派。また、ネットは候補者の意見を直接聞ける一方、第三者により精査された情報ではないという側面もある」と話している。
7078
:
チバQ
:2012/12/02(日) 00:51:54
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50080&catid=489&blogid=16
【第3部】無党派層に迫る(4)第三極
(2012年11月26日付)
■実像見えず期待感薄
今回衆院選で注目される第三極。既成政党への批判の受け皿として名乗りを上げるが、宮崎市の会社員女性(38)の見方は厳しい。「その場しのぎでくっついたり離れたりして、政党そのものがよく分からない」と感じるからだ。宮崎日日新聞社が無党派層100人を対象に実施したアンケート調査では、「第三極への期待はあるか」との問いに対し、52人が「ない」「あまりない」などと回答した。
第三極について懐疑的な見方をしている要因の一つは、相次ぐ政党分裂や新党結成で第三極の立ち位置や実態が見えにくくなっていることがある。調査からは「政党がいっぱいあってよく分からない」(宮崎市・28歳看護師女性)といった困惑の声や、「政策や考え方が違う人の寄せ集めで長続きしない」(高原町・76歳農業男性)「しょせん選挙前にできるのが第三極」(宮崎市・56歳公務員男性)といった冷ややかな声が多数寄せられた。
◇ ◇
逆に「ある」と明確に答えたのは31人。高鍋町の自営業男性(24)は「今の政治を変えてくれそう」と期待する。以前は自民党を支持したこともあったという男性だが、代わり映えしない政治に興味は薄れつつあった。今では家族と政治について議論するほど政治への関心は高まり、「地域活性化や中小企業の救世主になるような政策を打ち出す政党なら支持したい」と第三極に熱い視線を注いでいる。
数ある第三極の中でも特に注目度が高いのは日本維新の会。二枚看板となる石原慎太郎代表、橋下徹代表代行の知名度は抜群だ。小林市の団体職員女性(35)は「政治への関心はあまりないが、橋下さんも石原さんも知っているし、何かしてくれそう」と親近感を抱く。また、「主張がはっきりしていて分かりやすく、物事を決められそう」「橋下さんは若くて頼りがいがあり、一緒に歩んで行けそう」といった声が上がる。
◇ ◇
一方で「期待していいのか分からない」などと判断に迷う意見も17人から寄せられた。同市の無職男性(73)は「第三極が出てきたのは必然的な動きだが、今後どうなるかは未知数。政党が多すぎて選べない。政策が吟味できない」、都城市・58歳団体職員は「閉塞(へいそく)感を打破する可能性はある。だが、逆に混迷が深まる恐れもあり複雑」とそれぞれ頭を悩ませている。
第三極勢力が結集に向けた動きを加速させる中、無党派層の多くは複雑な心境でその動向を見守っている。
7079
:
チバQ
:2012/12/02(日) 00:52:20
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50101&catid=489&blogid=16
2012衆院選みやざき
【第3部】無党派層に迫る(5)投票率向上
■地道な政策訴え必要
1990年2月の衆院選まで80%前後で推移してきた本県の投票率は96年以降、60%台に低迷。2009年も69.10%にとどまり、戦後の衆院選では1946(昭和21)年以来63年ぶりに全国平均(69.28%)を下回った。どうすれば投票率を上昇させられるのか。宮崎日日新聞社が無党派層100人に行ったアンケート調査で、そのアイデアを求めた。
「何かが変わるという感覚が必要」。宮崎市のパート女性(58)は、自身の経験からそう考えている。投票を促しても応じなかった20〜30代の子ども3人が、政権交代で注目された2009年衆院選では投票所に出掛けたからだ。同市の会社員男性(34)は「総理大臣を直接選挙にすれば興味も高まる」との持論を持つ。
投票方法の充実を求める意見も多い。同市の自営業女性(29)は「わざわざ投票所に行くのは面倒。インターネット投票にすべきだ」と提案。「スーパーやショッピングセンターに投票所を」(延岡市・35歳会社員男性)との声もあった。
◇ ◇
「名前の連呼や動員のせいで選挙から遠ざかっている人も多いのではないか」。宮崎市の会社員女性(38)は今の選挙運動の在り方も投票率低下の一因とみる。「今の選挙運動をどう思いますか」との設問には、この女性のように48人が否定的。「連呼はうるさいだけ。政策が伝わらない」(宮崎市・55歳パート女性)、「選挙権は個人のもの。集会への強制的な動員は疑問」(国富町・30代会社員女性)など批判が噴出した。
肯定的な意見は「候補者が有権者に触れ合う機会」(宮崎市・29歳自営業女性)「選挙を盛り上げてくれる」(川南町・47歳会社員女性)など14人にとどまる。
「時代にそぐわない。インターネットなど社会の変化に合わせるべき」(串間市・58歳飲食業男性)など公職選挙法見直しを提案する声もあった。
◇ ◇
新富町の無職男性(70)は過去、一人の政治家にひかれてある政党を支持していたが、その政治家の引退に伴って政治への関心が薄れたという。その男性は、自身の経験から、投票率アップには「候補者同士の論戦の場を多くの人に見せる」ことが大切だと言い、「結局は候補者の質。人気のない商品を売る店に行列はできない」と断言した。
12月16日に投開票を迎える今回衆院選。調査では、無党派層の関心を引きつけるために、従来の手法にとらわれず身近な政策を地道に訴えることの大切を示している。
(おわり)
7080
:
チバQ
:2012/12/02(日) 00:53:37
>>6849
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121201-00000215-mailo-l45
政党混迷:2012衆院選みやざき/下 「中山VS上杉」今も 自民分裂、遺恨深く /宮崎
毎日新聞 12月1日(土)16時7分配信
「ここは大激戦区。民主や社民が(票の)取り合いをすれば、本当の選挙相手は(日本維新の会の)中山(成彬)さんになる」
1区から出馬予定の自民新人、武井俊輔氏(37)の選挙事務所開きが宮崎市であった11月29日朝、陣営の選対幹部は6人が名乗りを上げる選挙区の状況をこう分析した。
自民は09年の前回衆院選で、不出馬宣言を翻した中山成彬氏(69)と県連が推す上杉光弘氏(70)が1区から立候補を表明。ともに閣僚経験のあるベテラン2人だが、党本部は双方の公認を見送り、分裂選挙に突入した。いずれも無所属で立候補した結果は、共倒れ。保守王国・宮崎で、96年の小選挙区制導入以降、初めて非自民候補に議席を明け渡した。県連は「党紀違反行為があった」として、中山氏を除名扱いにした。その後、中山氏は10年の参院選比例代表に「たちあがれ日本」から出馬し落選。正式に自民党から除名された。
「中山VS上杉」の構図は今も見え隠れする。上杉氏は、今回衆院選候補を選ぶ公募に武井氏らと応募したが、県連の説得を受け入れ取り下げた。その代わり比例に回り、党の比例代表名簿に入った先月中旬、組織力を欠く武井氏を下支えすることに合意。武井陣営の選挙を取り仕切る選対本部長に、上杉氏後援会長の日高義幸宮崎市議が就任し、組織選挙の態勢を整えた。
「県連、支援団体、後援会の総力を結集し、何としても県都のある1区奪還を果たさなければならない」。中村幸一県連会長は、地域支部長に向けた文書で活を入れた。
一方、「第三極」離合集散の流れで「日本維新の会」公認となった中山氏。同30日、武井氏の事務所から徒歩数分の場所に選挙事務所を開き「自民党のために尽くしてきたが除名された。今回の戦いは一部の県連上層部と、一般の党員・県民の戦いでもある」とあいさつ。遺恨の深さを見せつけた。
集まった人の多くは、自民党時代からの支援者。その固定票に加え、維新の風を期待する中山氏は「日本維新の会(代表代行)の橋下(徹大阪市長)さんと一緒に日本の改革ができる。本当によかった」と新党にも気を配ったが、安倍晋三・自民党総裁との近さも度々示唆して「自民党色」をアピールした。
「10年後、20年後、あのとき武井を選んで宮崎がまとまり、宮崎の政治が変わったと次の世代に思ってもらえる戦いをしたい」と訴え、保守票集結を目指す武井氏。「保守層は元々私だ」と自負する中山氏。別々の党の看板を掲げ、同じパイを巡って争う2人の姿は、混迷の度合いを増す政党政治を鏡のように映し出している。【門田陽介】
12月1日朝刊
7081
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:00:37
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121128/nar12112802100003-n1.htm
【衆院選2012 奈良】
1区 県都に吹くか「維新旋風」
2012.11.28 02:09
■無党派層がカギ
「維新の会です。維新の会が奈良に来ました。よろしくお願いします」
近鉄奈良駅前。元国土交通省職員の維新、大野祐司が姉と2人で次々と通行人に声を掛け、深々と頭を下げた。
前東京都知事の石原慎太郎が代表、大阪市長の橋下徹が代表代行を務める日本維新の会。これまでに地域政党「大阪維新の会」は大阪市議選や大阪府議選で第一党を獲得し、都市型選挙には強いとされる。
選挙区の大半を占める県都・奈良市は、県外就業者が3割を超え、いわゆる無党派層が多い。
その都市型の選挙区で、果たして「維新旋風」は吹くのか。各陣営の関係者は注目している。
ただ、突然の衆院解散で、維新の選挙準備には出遅れ感も否めない。特に新人の立候補予定者ほど厳しく、大野は公認発表される17日の前日、勤務先のフィリピンから急いで帰国した。
「どう訴えれば有権者に届くのか。どういう時間帯がいいのか。手探りだが、しがらみのない選挙戦を頑張りたい」。大野は拳を握りしめる。
一方、逆風が厳しいとされる民主は、馬淵澄夫が4選を目指す。
馬淵は奈良1区で平成15年、郵政民営化が焦点となった17年、政権交代が注目された21年、いずれもトップ当選を果たした。
今回は、菅内閣で国土交通相、東日本大震災後は原発担当の首相補佐官も務め、さらに知名度を高めた。
しかし、他府県の立候補予定者の応援や、マニフェスト作成のため上京を余儀なくされるなど、なかなか地元で腰を据えて活動できない事情も抱える。
それでも馬淵は「私の相手は毎回違う。相手が誰であろうが、問われるのは自分。相手との戦いではなく、自分との戦いだ」と言い切る。
元県議の自民、小林茂樹は昨年12月に立候補を表明した。
昨年、党県連が奈良1区の候補者を公募したが決まらず、県連会長の奥野信亮が「人柄がよく、後援会組織も強い」と立候補を直接要請した。
小林も「奈良市内の保守の代表として責任感を感じている」と決断した。
以後、早朝から駅に立ち、イベントなどにも顔を出す。親子3代続く“議員一家”でもあるが、小林は「知名度はまだまだ」と気を引き締める。
奈良市内の老人保健施設で准看護師として勤務していた共産、伊藤恵美子は今年6月、立候補を表明した。
地元の県議や市議と協力して選挙区内の主要駅前に立ち、「今ほど医療や福祉が粗末にされている時代はない。命が大切にされる政治をしたい」などと声を張り上げる。
支援する県議は「郵政民営化や政権交代が争点となった以前の選挙では、こちらの言うことに聞く耳を持ってくれなかった。しかし今は違う」と強調。従来とは異なる有権者の反応を感じているという。(敬称略)
◇
公示が来月4日に迫る衆院選。奈良1〜4区の選挙区別に立候補予定者の動向を伝える。
◇
■奈良1区の立候補予定者
馬淵澄夫52 元国土交通相 民 前
小林茂樹48 元県議 自 新
伊藤恵美子66 准看護師 共 新
大野祐司52 元国交省職員 維 新
7082
:
チバQ
:2012/12/02(日) 01:01:54
>>6661
奈良2区
百武威 37 医師 民 新
高市早苗 51 元科学技術相 自 前
中村哲治 41 参院議員 未 元
中野明美 64 元県議 共 新
並河健 33 元外務省職員 維 新
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121130/nar12113002170004-n1.htm
【衆院選2012 奈良】
3区 香芝に3事務所、奈良府民票争奪戦に
2012.11.30 02:17
「香芝で生まれ育った吉川です」。民主、吉川政重は香芝市の近鉄大阪線五位堂駅前で、乗降客に声を放った。
吉川は香芝市議を3期、県議も同市選挙区で1期務め、「香芝は牙城」という意識は強い。駅立ちや街頭では、「香芝の吉川」と枕詞(まくらことば)を添えてアピールすることを心掛ける。
しかし、陣営関係者は「情に訴えても通用しないのが、香芝の難しさ」と気を引き締める。そのため吉川は、地元の民主系市議の支援で地域の祭りやバザー会場などにも足を延ばす。
吉川が香芝市を重視するのは、地元出身だけが理由ではない。
近鉄大阪線で大阪方面に直結する同市は、大阪のベッドタウンとして住宅開発が活発で、現在も近鉄五位堂駅北側などで開発事業が進行中だ。
世帯数は、平成3年の市制施行時から約1・8倍の約2万8700世帯(10月末現在)に増加した。大阪や京都に通勤する県民、いわゆる「奈良府民」が多く、全世帯の6割以上が大阪方面などからの転入世帯とされる。
その票は選挙戦の行方を大きく左右するとされ、各陣営とも関心が高い。今回は立候補を予定する4陣営中、吉川を含む3陣営が事務所を構えた。
前回、大和高田市に事務所を置いた自民、奥野信亮も今回、香芝市に事務所を開いた。
「敵陣に乗り込み、票を奪いにいく」と陣営関係者。中選挙区時代も含め、旧文相、法相も務めた父の誠亮とともに約45年間守ってきた自民の議席奪還を目指す。
前回の落選後は地盤の御所、大和高田両市を中心に支援者をあいさつ回りし、入念に準備を進めてきた。奥野は「ようやく待ちに待った選挙だ」と話す。
17日に立候補表明したばかりの維新、西峰正佳も香芝市に事務所を構えた。
広陵町や王寺町なども含めた新興住宅地を中心に浮動票を狙う。主要駅や商業施設を重点的に回り、街頭で党の政策を訴える。
横浜や大阪からも次々と維新の塾生が選挙区入りしている。
陣営関係者は「浮動票の多い選挙区は、維新にとって多少とも追い風になる。景気回復や中央集権の打破など党の政策が浸透すれば、出遅れは挽回できる」と話す。
一方、共産、豆田至功の陣営は「香芝市などのニュータウンは、もともと党の支持基盤が弱く、無理に浮動票を獲りにいく戦術は取らない」と静観。他陣営とは一線を画し、事務所を大和高田市に構えた。
支援者回りを重点に、郡部では党の地方議員と協力して従来の支持票固めを進める。
選挙区内の電機メーカーの工場前などで、大手企業が進めるリストラを批判。「労働者の雇用を守る」などと党の独自色を打ち出している。(敬称略)
◇
■奈良3区の立候補予定者
吉川政重 49 元県議 民 前
奥野信亮 68 元法務政務官 自 元
豆田至功 59 元田原本町議 共 新
西峰正佳 45 歯科医師 維 新
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