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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

5619名無しさん:2009/09/20(日) 14:54:01
http://logs.dreamhosters.com/html/1/219/755/1219755688.html
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080826t71030.htm

★社民との選挙協力に異論 民主・東北

東北6県の民主党県連幹事長・政調会長会議が25日、仙台市内で開かれた。
会議は非公開で行われ、出席者によると、次期衆院選に向けて党本部主導で
進む社民党などとの選挙協力に、一部の県連から懸念や異論が出された。

秋田県連は、秋田2区で小沢一郎代表のトップダウンにより社民党元衆院議員
の推薦が決まった経緯に触れて、「地元の抵抗が強く、順調には進んでいない」
と発言した。

党公認候補が決まっていない宮城6区については、小沢代表が公認候補に
こだわらない姿勢を示している。党本部には社民党現職の推薦も念頭にあると
みられ、宮城県連は「連合や地元支持者の意向、党本部の方針が一致しない」
と苦渋をにじませた。

これに対し、3選挙区で既に社民党との選挙協力が決まっている山形県連は
「完全に協力関係ができている」と自信を見せた。

5620とはずがたり:2009/09/20(日) 15:00:23
>>5600-5602
>リベンジを誓った石山が取り組んだのは政治活動ではなく、実家の農作業。あまりの熱心さに党本部が「別な候補に差し替えた方がいい」と本気で検討したほどだ。
>周囲を心配させたこの行動が実を結ぶ。「いまの農政に何が必要か、肌感覚で分かった」。土と格闘した人にしか分からない訴えが、静かだが着実に浸透していった。

>伊藤信太郎(56)を支える選対幹部が、農協幹部や農業委員ら有力支持者にポスター掲示を依頼すると断られた。いずれも、伊藤の父で元衆院議長の故宗一郎時代からの支援者たち。
>足場固めを怠ったことも響いた。ある首長は「伊藤氏に市町村ごとに後援会をつくれと助言したが、聞く耳を持たなかった」と打ち明ける。
>選挙戦序盤の8月20日。伊藤は塩釜市の塩釜仲卸市場を訪ねた。履いていたのは革靴。翌日にここであいさつ回りをした石山が、白いゴム長姿で市場に溶け込んでいたのとは対照的な場面だった。

衆院選09 選択の構図
(上)政権選択
自民 副大臣が祭り行脚/民主 風読むしたたかさ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1249488065962_02/news/20090806-OYT8T00134.htm

 「泥まみれ、汗まみれ、血まみれになって戦います」

 2日午前に塩釜市で行われた事務所開き。4区から出馬する自民党の伊藤信太郎(56)は、あいさつの間、手にした白いハンカチでしきりに鼻をぬぐった。目には涙。来賓の中曽根外相ら400人の出席者は一様に静まり返っていた。

町内会のお祭りでみこしをかつぐ伊藤信太郎氏(1日)=伊藤信太郎事務所提供

 元衆院議長の父宗一郎の地盤を継ぎ、麻生内閣で外務副大臣を務める伊藤は、久々の晴れ間がのぞいた前日の1日、神社や町内会の夏祭りを8か所回った。多賀城市では一緒にみこしを担ぎ、富谷町ではカラオケ大会の合間にあいさつに立った。

 2区の自民党の中野正志(61)も先月27日、仙台市の集会で女性支持者を前に声をからして訴えた。

 「わが党の世論調査で女性票は(民主候補に)勝るが、30〜60代の男性では圧倒的に負けている。だから弟やお子さんに言ってください。『お母さん、お姉ちゃんの言うことを聞いて』と」

 陣営は名刺やビラを数十万枚刷った。4年前とはけた違いの量だ。組織力に定評がある当選3回の中堅だが、今回は秘書たちが手分けして1軒ずつ支援者を回る。

 それでも、陣営の一人は首をひねる。「経済産業副大臣の実績もある。これだけ人もかけている。だが、手応えがない」

     ◇

 先月27日、民主党県連選対委員長で県議の内海太(62)が気仙沼市の魚市場に顔を出した。「いよいよ政権交代だね」「勝ちすぎるのも良くないぞ」。あちこちで声がかかった。漁協は旧来、自民の支持母体で、漁業関係者も自民支持者が多いとされるが、思わぬ好反応に内海は驚いた。

 2007年の参院選で、民主党の岡崎トミ子(65)は自民候補に19万票差で圧勝。「郵政選挙」と呼ばれ、民主が惨敗した05年衆院選に比べ、潮目が明らかに変わりつつあることを印象づけた。

 「百の理屈より政権交代。(開票日の)8月30日、世の中がひっくり返る」

つなぎ姿で農家の人々にあいさつする石山氏(左、3日)

 都議選を含む地方選の連勝で勢いづき、選対会議で豪語する民主候補予定者もいた。そして、時勢をしたたかに読む戦略もみえる。

 4区の新人、石山敬貴(39)は加美町の農家出身。そこで、つなぎの作業着姿でおにぎりを手にしたポスターを製作した。名は「おにぎり王子」。分かりやすいキャッチフレーズが浸透し、農村票を切り崩す。

 テレビ局のお天気キャスターだった2区の新人、斎藤恭紀(40)のブログ「教えて!斎藤さん」は毎日4000〜5000アクセスだ。2日はホームページを刷新し、街頭活動などの映像を盛り込んだ動画をアップした。

 民主党県連幹事長の木村勝好(58)は「政権交代を望む流れは、止まることはない」とみる。だが、自民も、郵政選挙で歴史的な勝利を収めたが、首相3人の交代などで逆風に見舞われる。

 木村は言う。「衆院選が終わった途端、風はやむかもしれない。それから真価が問われる」。(文中敬称略)
(2009年8月5日 読売新聞)

5621とはずがたり:2009/09/20(日) 15:00:37

>>5616
> 宮城では連合宮城の仲立ちで6区の前議員の菅野哲雄候補(60)を民主党が支援する。連合宮城は自治労など社民党支持労組向けに「比例は社民へ」と記載したチラシを作成し、比例での支持拡大を後押しする。
>大票田の仙台市で支持拡大の軸になるのは、仙台市職員労働組合。組合員に「比例は社民」を徹底している。
>仙台市を分ける宮城1、2区では民主党候補を推薦。社民党をアピールできる機会が少ないのが懸念材料だ。

衆院選09 選択の構図
(中)埋没回避へ
共産 比例選が「主戦場」/社民 民主協力ジレンマ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1249488065962_02/news/20090806-OYT8T00141.htm

 仙台市青葉区の共産党県委員会事務所には最近、若者がよく訪れる。

共産党のイベントで、お茶を飲みながら、不況や将来の不安を語る若者たち(2日、仙台市青葉区の柳町集会所で)

 2日夜に同区内で開かれた集会にはフリーターや学生ら11人が集まっていた。「不況のせいで、求人票が学校に届かない。仕事に就けないかも」と専門学校の女子学生がつぶやくと、男子学生も「親の仕送りがなく、バイトして学費を払うのが精いっぱい」と打ち明けた。

 20年にわたり減少傾向にあった共産党員は、参院選があった2007年を境に増加に転じた。昨秋からの不況がその伸びに拍車をかけ、年末には党の支持者から事務所に布団やストーブ、鍋、炊飯器が各地から続々と届けられた。この2年間で県内で新たに入党したのは200人。大半は30歳代という。

 集会に参加した1区の党公認の新人候補、角野達也(50)は「今回ほど『変えたい』という若者のエネルギーに満ちた選挙はない」と実感する。

 「政権選択が最大の焦点」と騒がれ、自民対民主の対決が注目される中、小規模政党はアピールに懸命だ。

 「自民への批判が、政策論争不在のまま『自民か、民主か』の二者択一で終わっている」。社民党も、県連幹事長の岸田清実(54)が危機感をあらわにする。6区から出馬する菅野哲雄(60)は「命を大切にする政治」を掲げ、非核三原則の堅持など安全保障政策を中心に民主との違いを打ち出す。

 選挙戦略にも知恵を絞る。前回は県内6選挙区すべてに候補を擁立した共産は今回、2選挙区にとどめ、1議席死守を目指す比例選を「主戦場」と位置づける。先月、多賀城市の街頭演説で4区の新人の加藤幹夫(45)がマイクを握ったのは4分弱。続いて登場した比例の女性候補予定者が17分間、熱弁を振るい、「比例シフト」を印象づけた。

     ◇

 選挙協力をめぐっては深刻なジレンマも抱えている。自公政権の打倒という共通目標で民主と一致する共産と社民だが、その民主を応援するほど、自らの比例票を減らしかねないためだ。

 社民党県連は今回、選挙区候補を立てない1〜5区で民主候補を応援する。ただ、踏み込んだ協力関係を検討しているだけに、「候補本人はいいが、『民主』を連想させる応援はご法度」(県連幹部)と慎重で、民主候補に党名を入れない名刺を発注してもらう案まで浮上している。

 一方、候補を立てる1、4区以外は自主投票とした共産。現場レベルでは「選挙区は民主、比例は共産」との呼びかけが広がっている。無党派層の反与党票を取り込む戦略だ。

 政権交代の先を見据え、いかに存在感を強めるか。模索が続く。(文中敬称略)
(2009年8月6日 読売新聞)

5622とはずがたり:2009/09/20(日) 15:00:59
>>5620-5622

衆院選09 選択の構図
(下)集票マシン
「うまみ」減り 力失う
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1249488065962_02/news/20090811-OYT8T00133.htm

自民、公明の候補者推薦を決めた農政連。5日の運営委員会では、民主の政策に疑問を投げかける声も(仙台市青葉区で)

 県農協政治連盟(農政連)の事務所に7月30日夕、民主党県連幹部から電話が入った。「文書だけでは失礼と思いまして」と丁寧に切り出す県連幹部は、仙台市で開く政権公約(マニフェスト)説明会への参加を求めてきた。

 県農政連は14農協が加盟する地方政治団体で、自民の有力支持母体の一つとして知られる。農政連側は「明らかな切り崩し」と受け取った。

 農政連は、今回も自民候補を推薦する方針を貫く。「民主の政策は財源の確保に疑問が残る。農家の要望を聞いてくれた自公政権に頑張ってもらいたい」と会長の木村春雄は語る。

 しかし、コメ農家の所得は20年間で半減した。米価の低迷や生産調整(減反)に振り回され、農家の不満は爆発寸前だ。

 「自民を支持しろと農協は言うが、これ以上自民に任せても先細りする現状は変わらない」と加美町の稲作農家の男性(39)は憤る。角田市の農家の男性(38)も「民主が掲げる所得補償制度は魅力的。周りの農家の多くも『いっぺん政権を変えてもいい』と思っている」と明かす。

     ◇

 組織の号令で大量動員をかける業界団体は「集票マシン」と呼ばれる。その選挙スタイルが、足元から崩れつつある。

 元蔵相の三塚博が「自民王国」を築いた3区で、象徴的な場面があった。先月18日、岩沼市で行われた民主元議員の橋本清仁(38)の事務所開き。200人の出席者を前に乾杯の音頭を取ったのは、郵便局長らで作る郵政政策研究会(郵政研)の地区会長だった。

 三塚の強固な支持基盤だった郵政研は、05年の郵政民営化法案に賛成した後継の西村明宏(49)と決別し、民主支持に切り替えた。「242票差で初当選した03年より厳しい選挙になる」。西村は覚悟する。

 関連業者のすそ野が広く、最強の集票マシンとされた建設業界も様変わりした。この10年間で倒産が相次ぎ、県建設業協会の昨年度の会員企業は277社と半減。協会は今回も自民候補を推す方針だが、石巻市の建設会社社長は「昔なら人も金も口も出した。経営が苦しくて今は余裕がない。しらけてますよ」と冷ややかだ。

 日本大の岩井奉信教授(政治学)は「小泉構造改革の影響で補助金や公共投資が激減し、地方に利益が十分回らなくなった。その結果、自民を支えた業界や団体は地方組織や末端の構成員への拘束力を急速に失った」と指摘する。

 党選対役員の自民県議はぼやく。「政権が代われば、たちまち立場が弱まる。このご時世、『集票マシン』は俺たち地方議員だけさ」(文中敬称略)
(2009年8月7日 読売新聞)

5623名無しさん:2009/09/20(日) 15:04:43
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/toyama/CK2009040202000256.html

「小選挙区は民主と共闘」 社民県連選対会議
2009年4月2日

 社民党県連は一日、富山市下新町の自治労とやま会館で次期衆院選と富山、砺波両市議選に向けた総合選挙対策会議を開いた。

 県連代表の又市征治参院議員が「社民には筋を通すご意見番の役割が求められている。小選挙区では民主党と共闘し、比例代表では北陸信越ブロックの議席を取り戻す」と呼び掛けた。

 決意表明で、富山2区から立候補予定の藤井宗一氏(60)が「自民の力は巨大で簡単にひっくり返せないが日本の政治を変えねば」と与野党逆転への意気込みを述べた。また3区で民主、社民両党推薦で無所属統一候補として出馬表明した相本芳彦氏(53)は「風は吹いている。それにどう乗るかが重要。1、2、3区で結果を出そう」と訴えた。

 十二日告示の富山、砺波両市議選に党公認で出馬予定の四人も決意を述べ、必勝を期した。

  (対比地貴浩)

5624名無しさん:2009/09/20(日) 15:19:09
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-145744-storytopic-196.html

15人が立候補予定 衆院任期残り3ヵ月2009年6月10日
衆院選沖縄選挙区と比例の立候補予定者(クリックすると拡大、PDFファイル2.61MB)
 衆院は10日で、9月10日の任期満了まで残り3カ月となった。7月28日まで延長された今国会中の衆院解散が有力視されており、総選挙が間近となっている。政権選択選挙となる今回の衆院選で、沖縄選挙区には4小選挙区に計15人が立候補を予定する。諸派で、宗教団体「幸福の科学」を支持母体とする幸福実現党は、12日に4選挙区すべてで出馬を表明する。

【1区】自主投票の社民票が鍵
 国民新現職の下地幹郎氏(47)に、自民新人の国場幸之助氏(36)、共産新人の外間久子氏(70)が挑む構図。諸派新人の平良成輝氏(40)を含め4人が立候補を予定する。自主投票とした社民票の行方が鍵を握る。7月5日投票の那覇市議選の結果が選挙区情勢に直結するとあって、各予定候補者とも前哨戦の位置付けで市議選と一体で取り組んでいる。
 下地氏は、国民新と民主の野党共闘を前面に、従来の支持層以外への浸透を狙う。連合沖縄との政策協定や民主党県連との関係修復など、基盤固めを急ぐ。
 国場氏は、比例に回る公明とのセットを徹底し、自公議席の奪還を狙う。1区で自民の公認候補は13年ぶり。5月に新事務所を開設し集票を本格化させる。
 外間氏は、護憲、反基地を掲げ、革新支持層に浸透を図る。共産は選挙区の擁立を1区のみに絞り、比例票の掘り起こしとともに、大票田で総力戦の構え。

【2区】現職同士保革が激突
 社民の照屋寛徳氏(64)と自民の安次富修氏(54)の現職同士による事実上の一騎打ちとなる。前回は照屋氏が選挙区で当選し、安次富氏が惜敗率によって比例で復活当選した。今回は自公対反自公の対決構図がより明確となり、勢力分布が注目される。諸派新人の富川昇氏(65)も立候補を予定する。
 照屋氏は、山内徳信参院議員らの応援を得て、革新地盤の中部地域で着実に浸透を図る。民主党県連が支持を決定したことで、反自公の選挙協力が固まった。
 安次富氏は、2月の浦添市長選の応援や公明とのセット集会への参加など、各地で精力的に運動する。今月下旬から支部を設置し、選挙態勢を本格化する。

【3区】5人が乱立、混戦模様
 与野党ともに分裂選挙を余儀なくされ、5人が乱立する混戦模様だ。5期目を狙う自民現職の嘉数知賢氏(68)に対し、元県議の小渡亨氏(56)が自民を離党して無所属での出馬を表明した。野党側も民主新人の玉城デニー氏(49)と社民新人の新川秀清氏(72)が競合し、革新支持票の綱引きが激しくなっている。諸派新人の金城竜郎氏(45)も立候補を予定する。
 嘉数氏は、建設業界など保守支持層の取りまとめを急ぐ。5月には所属派閥会長の町村信孝衆院議員が支援要請で県内を回った。
 玉城氏は、全駐労など民主支持労組が支援態勢を強め、運動を活発化。県議会会派・改革の会のメンバーの後押しを受ける。
 新川氏は、自治労県本など社民基軸労組が実動部隊。選挙を昨年10月と想定していた態勢を立て直し、集票活動を再び本格化させる。
 小渡氏は、嘉数氏に対抗し、保守系の市町村議員を囲い込む。泡瀬復興期成会など地元の地域票を固め、北部での浸透が課題。

【4区】自公対反自公の対決
 4区は自民現職の西銘恒三郎氏(54)を、民主新人の瑞慶覧長敏氏(50)が激しく追い上げる展開。野党候補が民主公認に一本化され、自公対反自公の事実上の一騎打ちとなっている。諸派新人の富川満也氏(34)も立候補を予定する。
 西銘氏は、国土交通政務官としての実績をアピールし、3期目に挑む。保守地盤の島尻、宮古島地区で、首長や地元議員からの支持を集める。農協など支援団体への浸透を図る。
 瑞慶覧氏は、5月の選挙資金パーティーから集票活動を本格化。2区とのバーターで社民との選挙協力が成立し、自治労など社民基軸の労組が動きやすい状況になったのが好材料。

3氏が出馬予定/比例代表九州ブロック
 比例代表九州ブロックには、共産現職の赤嶺政賢氏(61)のほか、公明が白保台一元衆院議員の後継として自民と選挙協力を組む遠山清彦氏(40)、幸福の科学沖縄本部長の諫山征和氏(37)が出馬を予定している。

5625名無しさん:2009/09/20(日) 15:38:54
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-07-20-M_1-002-1_002.html

[攻防・09衆院選](4)勢いづく労組
政策実現へ発言権狙う


 那覇市の自治会館で14日に開かれた労働組合の総決起大会。

 会場は立ち見が出るほどの盛況で、200人以上の支援者が駆けつけた。

 「支援者の顔つきが違う」。ある立候補予定者は大会終了後、連合沖縄の幹部に電話をかけ、支援に対して謝意を伝えた。

 連合沖縄は、民主の2新人と国民新、社民の現職を推薦。選挙区ごとに大会を開くのは初めてだ。

 仲村信正会長は「政権交代が実現すれば、労働者派遣法や労働基準法の改正が可能になる」と語り、労組の主張する雇用安定を図る政策の実現に向け、期待感を表明する。

 しかし、組合内は加入率低下や若者の政治的無関心もあり、選挙運動への取り組みが弱体化している。

 「今回勝てなければ、選挙での組合の発言力も低下しかねない。総力を挙げて取り組む」と別の幹部は話す。

冷ややか

 労組内で政権交代に向け、期待感が日増しに高まる一方、派遣や期間工で職を失った求職者の中には、各政党が政権選択をかける衆院選に冷めた見方もある。

 昨年から世界的な経済不況で派遣切りや学生の内定取り消しなど雇用情勢の悪化がクローズアップされ、5月の県内の完全失業率は8・6%で、失業者数も8カ月連続で増加。「企業も組合も守ってくれない」と考える失業者もいる。

 那覇市のハローワーク。多くの人が職を求めて集まる。愛知県で期間工の契約が切れ、先月から職探しに励む男性(37)=那覇市=は「経済の流れは政権交代しても、変わらないと思う」とつぶやく。

一部分裂

 連合沖縄が民主基軸の支援態勢を組む一方、3区では連合沖縄が民主公認の新人の玉城デニー氏(49)、県庁や市町村職員で組織する自治労は、社民公認で新人の新川秀清氏(72)を支持し、対応が割れている。

 2005年の衆院選も野党内で候補者の一本化ができず、民主、社民の候補者の共倒れとなった。

 その教訓を元に、連合沖縄は08年1月に社民、民主両党県連に候補者の一本化を要請したが、不調に終わっている。関係者は「再び共倒れになれば、しこりだけが残る最悪の結果になりかねない」と危惧する。

 1区で候補者を支持していない自治労は、17日の執行委員会で1区の人員を3区の新川氏の応援に回すことを決定。全駐労が主体となって運動を展開する玉城氏との対決姿勢を前面に出すなど、野党間競争も激化している。(09年衆院選取材班)

5626名無しさん:2009/09/20(日) 16:17:11
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000300806100001

2009衆院選


【胎動衆院選】


社民・民主共闘 原発対立解消棚上げ
2008年06月10日




 次期衆院選の佐賀3区で、社民党は民主党の推薦を得て県連合幹事長の柳瀬映二氏(54)を擁立する。両党は既に昨年12月、連合佐賀の仲立ちで県内小選挙区での選挙協力を決めていた。だが、国内初のプルサーマル計画が10年度内に九州電力玄海原発(玄海町)で始まるという原子力発電については、社民が「断固反対」を掲げるのに対し、民主の有力な支持労組の電力総連は推進の立場だ。3区の重要課題を巡る「水と油の関係」解消は、当座、棚上げになっている。(伊東邦昭、市川雄輝)


 社民の支持労組でつくる「県平和運動センター」が8日に唐津市で主催した柳瀬氏の総決起集会。「2年半前に佐賀でプルサーマル反対のデモをした。全国で反対の声が高まっている」と福島瑞穂党首が演説し、自治労や県教職員組合の組合員ら約500人が一斉に拍手した。


 来賓に招かれた電力総連出身の武重信一郎・連合佐賀会長は集会後、「柳瀬氏には地域の労組を回る中で『原発不要』と言い難い状況を理解してほしい」と打ち明けた。


 05年衆院選で両党は、佐賀1区と2区は民主、3区は社民の公認候補をそれぞれ応援し合い、1、2区では比例復活当選を果たしている。


 柳瀬氏は、無所属で出馬した「郵政反対組」保利耕輔氏(73)=自民党に復党=と自民公認の「刺客」広津素子氏(55)に大差で破れ、復活もならず。出馬表明が公示半月前と出遅れ、民・社の協力が不十分だったと柳瀬氏と陣営は「総括」している。


 柳瀬氏は今回、早々と昨年12月に出馬表明したが、会見ではプルサーマル計画に言及し「反対」を明言している。


 佐賀3区における電力総連の組織「唐津地区連絡会」では傘下労組の労組員約500人の多くが玄海原発で働く。連合佐賀の武重会長は「共闘しやすいよう地域の各労組と話し合いを重ねてほしい」と柳瀬氏に注文をつける。


 唐津地区連絡会の幹部の一人は「柳瀬氏の考え方は変わらない。政権交代という大局を見よ、と言われても協力できるかどうか……」と話す。


    ◇


 佐賀3区では共産党も県常任委員の瀬戸雄也氏(29)を擁立予定。プルサーマル反対も主張に折り込んでいる。

5627名無しさん:2009/09/20(日) 16:18:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/oita/20080917/20080917_0001.shtml

自治労県本部 対応決まらず 定期大会開会 次期衆院選1、3区
2008年09月24日 20:09
 自治労県本部の定期大会が16日、2日間の日程で大分市内で始まり、次期衆院選について「民主党県連と2007年の参院選の対応でけじめがついていない」として、同県連が擁立予定の大分1、3区の対応について当面、態度を保留する議案が提案された。前回参院選で崩壊した野党共闘の修復はいまだ難航している。

 村田正利委員長代行は冒頭のあいさつで解散総選挙の時期は近いとした上で「1、3区の方向付けはできないが、短期決戦を闘うための態勢づくりをお願いしたい」と訴えた。

 定期大会は17日までで、村田委員長代行を委員長に選任する議案などを採決する。


=2008/09/17付 西日本新聞朝刊=

5628名無しさん:2009/09/20(日) 16:27:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/saga/20080927/20080927_0001.shtml

佐賀県
力量問われる自治労 政権交代に注文も 県本部が定期大会
2008年09月30日 22:16
自治労県本部の定期大会に集まった県内各地の労組関係者[ワッペン・決戦の時 さが 衆院選へ]
自治労県本部(宮島康博委員長)の定期大会が26日、嬉野市の市公会堂で始まり、次期衆院選佐賀3区から立候補を予定する社民党の柳瀬映二氏(54)と、同2区から予定する民主党の大串博志氏(43)も出席した。かつては旧社会党の主力支持母体として、国政選挙でも存在を発揮してきた自治労だが、組織率の低下が進んでおり、次期衆院選ではその力量が問われることになりそうだ。

 自治労県本部は、市町村合併に伴う職員の目減りや、1960年代に全共闘運動を経験し、政治への関心も高い団塊世代の大量退職などで組織が弱体化。組合員数は3年前に比べても1000人以上減り、現在は9830人。

 宮島委員長は定期大会の冒頭、約200人の出席者に自治労を取り巻く厳しい現状を訴え、組織強化に臨時・非常勤職員の結集を図っていくことを確認。組織強化への思いは切実なだけに、来賓に招いた柳瀬、大串両氏には「政権交代を目指す以上、(与党との)対立軸を明確にし、国民に見せるべきだ」と苦言を呈し、労働条件改善などにつながる具体的な展望を求めた。

 これに対し、柳瀬氏は「労働者の生活は非常に厳しくなり、収入も減っている。働く人がもっと大事にされる社会が必要だ」と強調。大串氏は、自治労の理念とも合致する「労働を中心とした福祉型社会」の実現を声高に唱えてみせた。

 自治労県本部は、佐賀1、2区の民主現職2人を支持、3区の柳瀬氏を推薦することを決めている。


=2008/09/27付 西日本新聞朝刊=

5629名無しさん:2009/09/20(日) 17:16:39
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000410907090003

【衆院選長野5区】父子10連勝、追う民主
2009年07月04日







 3選をめざす現職の自民・宮下に、民主・加藤ら4人の新顔が迫る。
 宮下は6月下旬の集会で、「(選挙戦は)実質、今日からです」と支持者に呼びかけた。来賓の町村信孝・前官房長官は、麻生首相の「政策の正しさ」を強調して不安を打ち消し、宮下の実務家ぶりを「現場の声を集めて政策に生かす」とほめそやした。


 父の創平・元厚相の政界進出から30年。制度は変わったが、親子で衆院選10連勝と支持は固い。週末は地元で後援会や会合に出る生活が続く。


 だが、迷走する首相の姿勢や自民の長期政権には、長年の支持者からも疑問が出ている。「『今度は民主にやらせてみよう』という支持者をどう食い止めたらよいのか」。陣営幹部は悩みを漏らす。


 加藤は前回、公募候補として初挑戦し、宮下に4万8千票近く離されて落選した。
「次に負けると後がない」と飯田市に居を定め、街頭演説やミニ集会を重ねた。陣営は「名前は浸透した。あとは有権者に、加藤の話をじかに聞いてもらいたい」と願う。


 前回知事選で田中康夫・前知事を応援し、村井仁知事を推した連合長野との関係がこじれたが、昨秋によりを戻した。国民新の推薦も受け、集会には元特定郵便局長の姿もある。加藤は「相手の背中が見えてきた」と力を込める。


 だが、連合長野に加盟する自治労は社民推薦に回り、「どこまで影響するか読み切れない」。陣営は気をもむ。


 その社民・池田は6月中旬から選挙区に常駐。高校以来19年ぶりの地で、自治労系の労組を中心に支持を求める。


 立候補表明は昨年9月。直後からの不況で、同世代が仕事を失い、自分の力だけでは抜け出せない状況を目の当たりにした。「私たちはもっと怒ろう」と呼びかける。


 南信では旧社会党系の衆院議員は93年から出ていない。「政権交代しても、民主の単独政権で憲法9条や働く者の権利は守れるのか」と訴え、比例区北陸信越ブロックでの党の議席獲得も狙う。


 3回目に挑む共産・三沢は「従来の支持層とは異なる人たちの期待を感じる」。突然訪れた工場で「不況だからと、単価の大幅値下げを押しつける親会社はひどい。何とかならないか」と相談されたこともあった。党員もこの1年でほぼ1割増えたという。


 ただ、政権交代を求める風潮に埋没しないかどうかが気がかりだ。「今の政治のひずみがどこにあるのか考えて欲しい。(自民や民主の)政治家と企業のカネに絡む問題はその象徴だ」と強調する。


 幸福実現党は幸福の科学職員の原山を擁立する。(田中洋一)
=おわり

5630名無しさん:2009/09/20(日) 17:36:54
http://www8.shinmai.co.jp/2009sousenkyo/2009/06/post_20.html

迫る決戦(4)=野党連携の行方 社民「ブレーキ役」を前面に 国民新、比例での「見返り」求め
2009年6月27日掲載


 14日、飯田市で開いた社民党飯伊総支部の集会。党県連の山口わか子代表は集まった約30人の支援者を前に、「社民党が政策を主張できる政権をつくらない限り、政治は変わらない」と強調、次期衆院選で与野党が逆転した場合、党が「政権入り」することへの理解を求めた。

 今月11日、党は常任幹事会で、民主党から選挙後に連立要請があった場合、協議に応じる方針を決めた。社民党にとって、1998年に橋本龍太郎政権の与党から離脱して以来の政権参加が、現実味を帯びてきたことになる。

 方向性自体には今のところ、党支持団体も理解を示す。その一つ、自治労県本部の幹部は「連立政権の中で党の政策を一つでも二つでも実現させるのが現実的」と話す。

 ただ、党が訴え続けてきた護憲や自衛隊の海外派遣反対といった主張が「民主党政権」でどうなるのか、現時点では不透明だ。党支持者の間には、「かつての自民、新党さきがけとの連立時代に党が埋没した“二の舞い”にならないか」との懸念もある。

 県内では小選挙区の2区と5区で民主党と社民党の立候補予定者が争うだけに「やりにくさ」もある。ある県内立候補予定者は、政権交代の必要性は訴えつつ、「民主党が触れにくい『政治とカネ』の問題をしっかり主張していく」。選挙戦に向け、連立政権の「ブレーキ役」としての役割を前面に打ち出していく構えだ。

 自民、民主の二大政党の攻防に埋もれず、連立政権構想での「立ち位置」を有権者に示していけるかどうかが、党の存在感を左右する。

   ◇

 「地方を壊した自民党政治を変えるには政権交代しかない」

 郵便局長やそのOBらで組織する政治団体・郵政政策研究会(郵政研)信越地方本部の県内支部が7日、安曇野市内で開いた「日本を良くする国民新党の集い」。約900人を前に、同党の長谷川憲正副幹事長はこう訴えた。

 同党は昨年5月、衆院4区で県内初の公認立候補予定者として、元職の擁立方針を発表した。ところが、11月にはこの元職が民主党候補との競合を理由に出馬を断念。県内唯一の足場をなくした国民新党の活動を支えるのが、友好関係にある郵政研信越地本だ。

 同地本は会員数を明らかにしていないが、現役だけに限っても、長野、新潟両県内で約980人いる局長の9割以上が加盟するという。民営化で公務員としての制約がなくなり、政治活動をしやすくなった。週末を中心に会員が各地でビラ入れを行うなど、郵便事業を通じて築いた“地縁性”を生かした活動を展開している。

 同党は昨年、小選挙区の富山3区選出だった綿貫民輔代表が比例北陸信越ブロックへの転出を決めた。次期衆院選では、同ブロックの現有1議席を維持することが大目標となる。

 同党は26日、長野県内小選挙区で民主党の立候補予定者5人の推薦を決定した。地本幹部らも民主党関係の集会に積極的に顔を出すなど協力姿勢を鮮明にする一方、比例では国民新党への「見返り」を求めている。

 ただ、単独過半数を目指す民主党からどれだけ支援が得られるか。国民新党側には「一方通行の協力関係になりかねない」との懸念もにじむ。

【写真上】社民党飯伊総支部の集会であいさつする山口わか子県連代表=14日
【写真下】郵政政策研究会が開いた「日本を良くする国民新党の集い」=7日、安曇野市

(「8月総選挙にらむ県内各党」おわり)

5631名無しさん:2009/09/20(日) 18:12:46
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20071107000081

香川3区に米田氏擁立−社民県連、次期衆院選で
2007/11/07 09:27

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 社民党香川県連(奥田研二代表)は6日、香川県高松市浜ノ町の自治労会館で県連委員会を開き、次期衆院選の香川3区で県連副代表の米田晴彦氏(49)=香川県仲多度郡多度津町山階=の擁立を正式に決めた。1、2区については、民主党県連との調整により、候補者擁立を見送る。

 米田氏は1977年丸亀高、81年広島大法学部卒。丸亀市職員組合書記長などを経て、2002年3月から自治労県本部副委員長、05年9月から県平和労組会議事務局長などを務める。

 同会館で会見した米田氏は「現在の構造改革路線を変えない限り日本社会はつぶれる。雇用問題に一番に取り組み、偽装社会から、つつましい安定した生活を望み、平和を追求する『まっすぐ』な社会へ変えるため、全力で頑張りたい」と抱負を語った。

 社民党県連は7日に党本部に公認申請し、8日にも決定される見通し。

5632名無しさん:2009/09/20(日) 19:41:19
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20081010_44.htm

民主・社民共闘 主戦論の両宮城県連反発

党本部が社民党との選挙協力を打ち出す中、6区での独自候補の擁立方針を堅持した民主党県連幹事会=12日、仙台市青葉区


  次期衆院選の県内選挙区について民主、社民の両党本部が宮城での共闘方針を表明したことで、地元関係者が複雑な受け止め方をしている。候補空白区への擁立作業を続けてきた両県連は、頭ごなしの中央裁定に表向きカンカンに怒ってみせる。だが、間を取り持つ連合宮城は、内心ホッと胸をなで下ろす。メンツと本音が入り乱れ、結局、共闘したいのか、したくないのか―。

<本部で電撃発表>
 12日夕、赤松広隆・民主、渕上貞雄・社民の両党選対委員長が国会議事堂の一室で並んで記者会見し、1―5区は民主、6区は社民の「すみ分け」が電撃発表された。

 「連立政権が視野にある」と赤松氏が狙いを語れば、渕上氏も「互いの当選に向けて全力を挙げる」と友好ムード。息の合ったところをアピールした。

 だが、同時刻、仙台市青葉区で開かれた民主県連(岡崎トミ子代表)の幹事会は選挙協力とは正反対の議論が進んでいた。

 主戦論を掲げて6区の候補選定状況を報告する執行部。出席者からは「なぜ、社民党と選挙協力では駄目なのか」との声もあったが、執行部側が押し切った。

 木村勝好幹事長は「本部同士は理解し合っているのだろうが、県連同士の今までの関係を考慮すると協力態勢を築ける担保がない」と語り、社民党県連への不信感を隠そうとしない。

<候補者は“容認”>
 一方、社民県連(菅野哲雄代表)の岩渕義教・衆院選対本部長も「支持者からは1区か2区に候補を立ててほしいとの声が強い。地元が選定を進める最中に共闘を公表するのはルール違反だ」と怒りが収まらない。

 「共闘したいなら(組織の大きい)民主県連から持ちかけるのが筋だ」(岩渕氏)と突っぱねるが、6区から出馬する菅野代表は「同じ野党としてほかの選挙区は民主党候補が当選するといいと思う」と、民社共闘に色気を見せる。

 「最後は、両県連とも時間切れで新たな候補の擁立を断念し、事実上の選挙協力が実現する」。双方のけん制を単なる意地の張り合いと読む連合宮城は、こんな共闘シナリオを用意した。

 1996年に社民党を割る形で旧民主党が誕生して以来、両県連は長らく近親憎悪の関係にあった。その後、連合は民主基軸の方針を打ち出したが、宮城の一部加盟労組は今でも社民党支持を堅持している。

 選挙区の「すみ分け」で共闘が実現すれば、10年来悩まされ続けてきた組織の「ねじれ」も解消する。連合宮城は5月、いち早く1―5区は民主、6区は社民への推薦方針を表明。赤松・渕上コンビの中央裁定を先取りした路線を敷いた。

<時間は足りるか>
 ただ、連合宮城最大の産別労組である自治労県本部は「民主党候補の推薦は考えていない」と素っ気ない。連合宮城の主導による両党の相互推薦どころか、産別の推薦も難航が予想される。

 過去の仲たがいを引きずって主戦論を下ろさない両県連。本音では選挙協力してもらいたい両党候補者。共闘の立役者になりたいが、産別の足並みを整えられない連合宮城。長年にわたる感情のもつれを解きほぐすのに、残された時間は少ない。

<次期衆院選県内選挙区の民主党、社民党の立候補予定者>
【民主】
 1区 郡和子氏 (現)(1)
 2区 斎藤恭紀氏(新)
 3区 橋本清仁氏(元)(1)
 4区 石山敬貴氏(新)
 5区 安住淳氏 (現)(4)

【社民】
 6区 菅野哲雄氏(現)(2)
[注]カッコ内数字は当選回数



2008年09月24日水曜日

5633名無しさん:2009/09/20(日) 19:55:18
http://74.125.153.132/search?q=cache:RNKTsaG-_8UJ:jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2009/03/20090301t11026.htm+%22%E6%B0%91%E4%B8%BB%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%8D%94%E5%8A%9B%E5%90%A6%E5%AE%9A%E3%81%9B%E3%81%9A%E3%80%80%E7%A4%BE%E6%B0%91%E7%9C%8C%E9%80%A3%E3%80%80%E6%AC%A1%E6%9C%9F%E8%A1%86%E9%99%A2%E9%81%B8%E6%96%B9%E9%87%9D%22&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2009/03/20090301t11026.htm

民主との協力否定せず 社民県連 次期衆院選方針

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次期衆院選に向けた決意を語る菅野氏

 社民党県連(菅野哲雄代表)は28日、仙台市青葉区の自治労会館で定期大会を開いた。民主党県連が次期衆院選での選挙協力を含めて協議を呼び掛けていることについて、岸田清実幹事長は「現時点で対応は決まっていない」としながらも「話を聞くこと自体は拒否しない」と述べた。

 代議員ら100人が出席。民主党県連が連合宮城に話し合いの仲介を依頼したことについて、岸田氏は「現時点では、連合宮城から正式に申し入れを受けていない。話を聞いてから十分な検討をしたい」と説明した。

 社民党県連の現時点での選挙方針は(1)6区では県連代表の菅野衆院議員(比例東北)を公認候補とする(2)全県的には比例代表を戦い抜く態勢を整える―が柱になっている。

 来賓として出席した連合宮城の楳原惣一郎会長は「自公政権打倒のためには民主、社民両党と連合の力合わせが重要。今日までさまざまな経過はあったと思うが、ご決断をお願いしたい」と要請した。

 役員改選も行われ、県連代表に菅野氏、幹事長に岸田氏を再任した。いずれも任期は2年。
2009年03月01日日曜日

5634名無しさん:2009/09/20(日) 20:03:13
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/syuuin/news/news2009/sy090728b.htm

決戦09衆院選

民主、社民 連携の歯車かみ合うか
(2009/07/28)
 8月30日投開票の衆院選で、民主党青森県連(田名部匡省代表)と社民党青森県連(渡辺英彦代表)が、政権交代に向け連携を進めている。候補者が競合しない青森2、3、4区で政策協定を初めて締結。候補擁立を見送った社民が民主候補を支持するのに対し、民主は社民の比例票の上積みに配慮する意向だ。ただ、初の試みだけに、連携の歯車がかみ合うか懸念する声も上がっている。
 
 青森3区は、これまで社民は候補者を擁立したことがなく、既に協力態勢の土壌は出来上がりつつある。
 民主前職の田名部匡代氏は、社民系労組の会合に出席するなど支持拡大に努めている。社民は比例区中心としながらも、会合などで選挙区での民主候補への支援を呼び掛けている。
 青森2区では、これまで社民が公認候補を立ててきた経緯から、「連携は難しいのでは」との意見もあったが、比較的スムーズに進んでいるという。
 強固な支持基盤を持たない民主新人の中野渡詔子氏にとって、貴重な存在となっている。
 民主県連の田名部定男幹事長は「連携は進んでいる。こちらとしても協定で約束したことは守りたい」との意向。社民側も「比例区は社民、選挙区は民主候補」とアピールするチラシを作製するなど、目に見える形の協力を進めている。
 加盟する組合員が両党にまたがる連合青森も、協力関係の構築に一役買っている。
 連合青森は民主候補を推薦しているが、組織内では自治労など平和推進労組会議が社民候補を支援しており、“また裂き”状態が続いていた。
 10日、八戸市内で開かれた連合青森三八地域協議会の総決起集会。壇上には田名部匡代氏や社民党八戸総支部の山名文世代表らが並んだ。連合青森の石田隆志会長は自治労出身の事務局長について「彼の果たす役割は大きい」と評価。“民・社共闘”を目指し、社民や平和労組系の組合員への配慮を忘れなかった。
 これに続き、山名代表が田名部氏にエールを送る場面もあり団結を強調した。
 だが、社民支持者の一部では、核燃などこれまで相いれなかった政策課題も多い民主との選挙協力に疑念も。社民県連幹部は「本当に民主が比例に協力してくれるのか分からないが、政党間の信頼関係で進めるしかない」と話している。

5635名無しさん:2009/09/20(日) 23:30:16
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20081025_01.htm

冷徹小沢氏したたか 青森4区 津島氏に一本化

山内氏(左)の出馬断念について、記者会見で説明する小沢代表(中央)


  難航した民主党の次期衆院選青森4区の公認問題が24日、小沢一郎代表の主導で一応の決着を見た。県連が公認申請した青森県議山内崇氏(53)に不出馬をのませ、国民新党の4区公認内定者、元衆院議員津島恭一氏(54)への候補一本化のシナリオをまとめ上げたのは、小沢代表ならではの剛腕だった。当てにならない選挙の「風」に頼らず、郵政票などの組織票を確実に積み上げていく冷徹な小沢戦略の一端がのぞく。(青森総局・菅原誠)

<他選挙区に影響>
 小沢代表が地方の1選挙区の公認問題で、自ら乗り込んでくるのは異例中の異例。それだけ、青森4区の扱いが郵政票と密接な国民新との選挙協力の「踏み絵」になっていたからだ。

 郵政民営化に反対して前回落選した津島氏に、郵政関係者は強い負い目を感じていた。国民新を支援する政治団体「郵政政策研究会」の幹部は「東北には選挙区が25もある。小沢代表に会った時、『ただ一つも国民新に譲れないのなら、他の選挙区に影響する』と迫った」と明かす。

 実際、今月2日、国民新が発表した民主公認候補の推薦で、東北6県分が先送りされた。ある県連幹部は「国民新の強い決意を痛感した。これで推薦は確実だろう」と語る。

<山内氏落胆の色>
 郵政票は全国で50万と言われる。郵政グループ社員は東北で約1万9000人、青森県内でも約2500人に上る。次期衆院選を自らの「最後の戦い」と位置付ける小沢代表にとって、確実に上積みが期待できる郵政票は手放せない存在だった。

 党本部が4区で2度実施した世論調査では、ともに山内氏優位と出ていた。小沢代表は「辞退」と言ったが、出馬断念に追い込まれた山内氏の記者会見での表情には、落胆の色がにじむ。山内氏は「地方を何とかしたいとの思いでいたが、小沢代表に体を預ける」と淡々と語った。

 しかし、山内氏には不安材料があったのも確かだ。かつて自治労を除名処分になった経歴から、連合青森は山内氏が民主の公認を得た場合、4区を自主投票とし、津島氏なら推薦との方針を決定していた。

<頭越しに反発も>
 津島氏で一本化されれば、連合票はもちろん、4区で候補を擁立しない社民党系労組の票の一部も取り込める。「山内氏の辞退は幅広い支持を結集するため」(小沢代表)の言葉通り、津島氏の個人票に郵政票、労組票を加えることで自民現職の木村太郎氏(43)へ対抗できるというわけだ。

 小沢代表は3度にわたり、不出馬を渋る山内氏を党本部に直接呼び込んで説得した。こうした頭越しのやり方に、県連内部では「地元の声を無視した」と反発の声がくすぶる。ただ、山内氏の顔を立てるため、体調不良の中でわざわざ青森まで足を運んで筋を通すのも、やはり小沢流だった。



2008年10月25日土曜日

5636山口新聞男:2009/09/21(月) 00:46:39
>山内崇
>かつて自治労を除名処分になった経歴から、連合青森は山内氏が民主の公認を得た場合、4区を自主投票とし
このパターンだと、選挙区が大きくなる参院選や知事選はもっと出にくいのでは?
といって比例だと、こちらも既に青森重点の下田敦子がいるから難しい

5637名無しさん:2009/09/21(月) 11:17:27
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090901ddm010010121000c.html

選挙:09衆院選 空前の地殻変動 結果から読む民意(その1)
 第45回衆院選は民主党が戦後最多の308議席を獲得し、1996年の旧民主党結党から13年で2大政党による本格的な政権交代を実現させた。自民党が大勝利を収めた前回05年から4年間で民意はどう動いたのか。新たに誕生した議員にはどんな特徴があるのか。過去の傾向と今回の選挙結果を手がかりに、多角的に分析した。

 ◇首都圏は突風区 有権者、4年で正反対の投票行動
 「政権交代」を訴えた民主党が驚異的な躍進を見せた今回の衆院選。民主党候補は各地の小選挙区で得票を伸ばし、自民党の閣僚経験者やベテラン議員らに競り勝った。308議席をもたらした「突風」はどのように吹き荒れたのか。「風」の強さを数値化すると、選挙のたびに揺れる首都圏、ぶれが少ない中国、九州地方など、各地の特徴が見えてきた。

 前回05年は「小泉旋風」で自民党が地滑り的な勝利を収めたが、今回は獲得議席で民主党と自民党がほぼ完全に逆転した。民意の動きを探るため、全国300の小選挙区ごとに、(1)前々回03年と05年の自民党候補の得票数差を「小泉旋風」(2)05年と今回の民主党候補の得票数差を「民主旋風」−−と定義し、全国的な傾向を比較した。

 それによると、「小泉旋風」と「民主旋風」がいずれも強く吹いたのは、東京都や神奈川県などの首都圏。都市部の無党派層が大きく振れた結果、民主党の東京都内25選挙区の戦績は05年が1勝24敗だったのに対し、今回は21勝4敗に激変した。民主党は05年に0勝18敗と完敗した神奈川県でも、今回は14勝4敗と雪辱を果たした。

 自民党を全敗に追い込んだ埼玉県や、保守地盤を崩した茨城県などの北関東も強風が吹いた地域だ。茨城6区では民主党候補が前回より約7万1000票積み増して、自民党の丹羽雄哉元総務会長を破ったほか、茨城1区でも民主党の新人が赤城徳彦元農相に勝利した。

 これまで民主党候補が小選挙区で勝ったことがなかった岐阜県でも突風が吹き、民主党候補が野田聖子消費者行政担当相(岐阜1区)らに競り勝った。

 しかし、自民党の「牙城」が多い中国や九州では風の効果は限定的だ。鳥取、島根、高知、宮崎の4県では今回も民主党候補が小選挙区で全敗した。

 全国最大の「突風区」は、民主党が05年から8万1360票上積みした岐阜4区。民主党候補は比例代表で復活当選した。次いで兵庫7区が8万14票増。05年の得票数より5万票以上増えたのは44選挙区、1万票以上の増加は251選挙区で、強弱の違いこそあれ全国的に民主党に追い風が吹いたことが分かる。

 ◇当選率93%! 鳩山代表、最多20万票
 民主党が擁立した候補者330人(小選挙区271人、比例単独59人)のうち308人が当選し、93%という極めて高い当選率となった。小選挙区の当選者は82%の221人だったが、43人が比例代表で復活当選し、小選挙区候補で議員になれなかったのはわずか7人、当選率は97%に達した。民主党の勢いは鳩山由紀夫代表の得票にも表れ、北海道9区で得た20万1461票は、前回05年衆院選で小泉純一郎首相が神奈川11区で獲得した19万7037票を上回り、小選挙区制導入以降の最多記録を更新した。

 前回05年の郵政選挙で同様に圧勝した自民党の場合、候補者346人中296人(86%)が当選。うち小選挙区候補は290人中267人(92%、比例復活当選を含む)が当選した。今回の民主党の方がより効率よく当選したと言える。ただ、有権者が小選挙区で落選させる判断をした候補者の大半が復活当選することについては、重複立候補を認める現行制度の見直しを求める声もある。

 ◇新議員の考えは−−当選者アンケート結果から
 衆院選にあたって毎日新聞が実施した全候補者アンケートを当選者に絞って再集計し、憲法観、消費税問題、政治改革の姿勢などについて、新議員の考え方の傾向を分析した。アンケートには当選者480人のうち477人が回答した。

5638名無しさん:2009/09/21(月) 11:17:51
>>5637

 ◆68%−改憲賛成

 新議員の68%は憲法改正に「賛成」と答え、「反対」は18%にとどまった。改憲派が引き続き衆院の多数派を占めるが、05年の当選者と比べると「賛成」は84%から16ポイント減少し、「反対」は8%から10ポイント増えた。民主党は「賛成」60%、「反対」21%。自民党は「賛成」94%で「反対」はゼロ。国民投票法が来年5月から完全施行され、衆参両院に設置された憲法審査会で憲法改正案を審査できるようになるが、党内に護憲派を抱える民主党政権のもとで慎重論がやや強まりそうだ。

 憲法9条の改正は「賛成」34%、「反対」51%で、反対派が過半数を占めた。民主党は9条改正に62%が反対し、逆に自民党は79%が賛成している。

 集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈についても「見直す必要はない」が50%を占め、「見直すべきだ」の37%を上回った。麻生政権が進めようとしていた見直しの動きにブレーキがかかりそうだ。

 男女別の憲法改正への賛否は、男性で「賛成」69%、「反対」17%だったのに対し、女性は「賛成」58%、「反対」26%と慎重姿勢が目立った。9条改正ではこの傾向がより顕著で、男性は「賛成」36%、「反対」49%、女性は「賛成」19%、「反対」66%だった。

 ◆70%−政党への企業献金全面禁止

 各党が選挙前に競って打ち出した政治改革が新議員のもとで進むかが注目される。政党への企業・団体献金については「禁止すべきだ」との回答が70%に上り、「禁止する必要はない」は26%だった。全面禁止方針をマニフェストに明記した民主党は「禁止すべきだ」が90%に上った。企業・団体献金の透明化と罰則強化を主張する自民党は「禁止すべきだ」が12%にとどまり、「禁止する必要はない」が79%に達した。

 衆院議員の定数削減については(1)「比例代表を削減すべきだ」62%(2)「小選挙区、比例代表とも削減すべきだ」21%(3)「削減する必要はない」8%(4)「小選挙区を削減すべきだ」4%−−となった。民主党は「比例削減」が78%で最も多かったが、連立を想定する社民党の全員が「削減する必要はない」との立場で、実際に削減を進められるかは不透明だ。

 国会議員の世襲を「制限すべきだ」は84%で、「問題はない」の10%を大きく上回った。民主党の94%は制限に賛成。一方、新議員の世襲率が5割近くに上った自民党は「制限すべきだ」が57%にとどまった。

 ◆72%−消費税率上げ反対

 補正後の09年度予算で新規国債発行額は過去最大となった。新議員は高齢化で膨らむ社会保障費の財源をどこに求めるのか。

 4年間の任期中に消費税の税率引き上げを決めることについて、新議員の72%が「反対」と答え、「賛成」の14%を大きく上回った。民主党の94%が反対したことが、全体の数値を押し上げた。自民党は「賛成」が45%を占めたが、今回の大敗で引き上げの主導権を握るのは難しくなった。

 一方、基礎年金の財源については「全額税方式」が60%、現行の「保険料方式」が28%だった。今後、民主党の主導で年金制度改革の論議が進むとみられるが、税負担のあり方はあいまいなままだ。

 子育て世帯に対する政府の財政支援の大幅増額についても同様で、消費税増税に反対する層の99%が支援拡充に賛成した。

 ◆3%−小泉改革積極評価

 小泉純一郎元首相が進めた構造改革については「大いに評価する」との回答はわずか3%。「ある程度評価する」の22%と合わせても評価派は全体の4分の1にとどまった。「あまり評価しない」は29%、「まったく評価しない」は45%だった。

 民主党では「あまり評価しない」「まったく評価しない」が計97%に達した。同党は小泉改革が格差の拡大や地方の疲弊を招いたと批判しており、新政権では小泉改革路線の見直しが進むことが予想される。

 郵政民営化も「失敗」が66%を占め、「成功」はわずか8%。05年衆院選では民営化賛成派が大勢を占めたが、新議員の多くは見直し派に入れ替わった。

 ◆87%−核武装の検討不可

 日本の核武装に関しては(1)「将来にわたって検討すべきでない」87%(2)「今後の国際情勢によっては検討すべきだ」7%(3)「検討を始めるべきだ」1%。「核兵器を保有すべきだ」はいない。

 「今後の国際情勢によっては検討すべきだ」との回答は、05年衆院選の当選者では14%を占めていたが、半減した。自民党が大幅に議席を減らしたためで、「将来にわたって検討すべきでない」は6ポイント増えた。「検討を始めるべきだ」と答えた積極派は民主党の東祥三氏、自民党の古川禎久氏、無所属の平沼赳夫氏の3人だった。

5639名無しさん:2009/09/21(月) 11:18:04
>>5638

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 ◇過去の小選挙区上位10
 (1)19万7037票 小泉純一郎 自前 神奈川11(05年)

 (2)18万6770票 河野太郎  自前 神奈川15(05年)

 (3)18万2185票 綿貫民輔  自前 富山3(96年)

 (4)18万1747票 古本伸一郎 民新 愛知11(03年)

 (5)17万4374票 小泉純一郎 自前 神奈川11(03年)

 (6)17万4361票 甘利明   自前 神奈川13(05年)

 (7)17万3947票 町村信孝  自前 北海道5(05年)

 (8)17万1507票 亀岡偉民  自新 福島1(05年)

 (9)17万 176票 村岡兼造  自前 秋田3(00年)

(10)16万9825票 河野洋平  自前 神奈川17(05年)

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 この特集は中田卓二、野原大輔、大貫智子、横田愛、念佛明奈が担当しました。

5640名無しさん:2009/09/21(月) 11:19:01
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090901ddm010010134000c.html

選挙:09衆院選 空前の地殻変動 結果から読む民意(その2止)
 ◇「世襲」47%−−自民党119人
 05年衆院選とは打って変わった逆風の中を勝ち上がった自民党の119人を分析すると、父母や祖父母が国会議員だった「世襲議員」が56人と、47%を占めた。小選挙区で勝利した64人に限ると世襲率は59%(38人)にはね上がる。自民党では今回の衆院選を前に候補者の世襲制限が検討されたが、「地盤」「看板」の威力に助けられる皮肉な結果になった。

 毎日新聞は、世襲を「父母(義父母、養父母を含む)または祖父母(義理の祖父母、養子先の祖父母を含む)が国会議員の場合」と定義し、今回から「3親等以内の親族が国会議員で、同一選挙区から立候補する場合」も追加した。自民党は候補者全体では世襲率は35%だったが、世襲候補が健闘した結果、当選者でみると12ポイント多い47%になった。

 また、選挙区を人口集中度によって「大都市型」「都市型」「準都市型」「準農村型」「農村型」に分類すると、自民党が当選した64選挙区のうち「準農村型」「農村型」は計39選挙区となり、61%を占めた。保守地盤が強固とされる農村部ほど「生き残り」に有利だったことがうかがえる。

 小選挙区で当選した64人中、民主党候補と戦わずに当選したのは17人。地盤の強固な自民党候補の選挙区で民主党がほかの野党との選挙協力を優先し、自前の候補擁立を見送った側面もある。

 119人のうち当選5回以上の議員は70人に上り、当選10回以上の議員も森喜朗元首相(14回)や加藤紘一元幹事長(13回)ら11人いる。半面、新人議員は5人しか当選できず、再選を果たした当選2回は10人。ベテランの多いいびつな構成となった結果、平均当選回数は5・5回と高くなった。

 ◇郵政選挙から4年−−したたか造反組18勝7敗 境遇厳しい刺客5勝13敗
 05年衆院選で自民党が「郵政造反組」の対立候補として擁立した「刺客」25人と造反組33人のうち計43人が今回も立候補した。造反組の11人は自民党に復党しての出馬で、比例代表での復活当選を含め9人が当選。逆風の中で地力の強さを示した。これに対し、同党から再選を目指した刺客15人は5勝10敗と大きく負け越し、4年前の「小泉劇場」で脚光を浴びた面々は明暗を分けた。

 造反組では、民主党から立候補した4人も全員当選した。3人は小選挙区を戦ったが、前回、東京10区で敗れた小林興起氏は同党の比例代表単独候補に納まり、追い風に乗って国政に返り咲いた。しかし、国民新党から出馬した前・元職4人は、亀井静香氏と松下忠洋氏が当選した半面、綿貫民輔代表と亀井久興幹事長が落選した。

 刺客では、自民党の公認争いに敗れた無所属の長崎幸太郎氏(山梨2区)とみんなの党の広津素子氏(佐賀3区)が再選を目指したが、及ばなかった。党県連公認で出馬した上杉光弘氏(宮崎1区)も落選した。

 造反組25人の戦績は18勝7敗、刺客18人は5勝13敗。したたかに生き残った造反組に比べ、刺客の境遇の厳しさが浮かんだ。

5641名無しさん:2009/09/21(月) 11:19:35
>>5640

 ◇公明、崩れた「勝利の方程式」 自民の支持票激減
 公明党は今回の衆院選で太田昭宏代表や北側一雄幹事長ら小選挙区の前職8人が全員落選し、小選挙区の獲得議席が初めてゼロとなった。同党候補はこれまで支持母体の創価学会を中心とした基礎票に自民党との選挙協力分を上乗せすることで、当選ラインを手堅く突破してきた。しかし、今回の得票傾向を分析すると、頼みの自民支持票が前回05年から激減し、「勝利の方程式」が崩れたようだ。

 公明党は、東京12区▽神奈川6区▽大阪3区▽大阪5区▽大阪6区▽大阪16区▽兵庫2区▽兵庫8区−−の8選挙区に公認候補を立て、自民党が推薦した。

 選挙結果を基に、公明党の各候補の小選挙区での得票数と、その選挙区での自民、公明両党の比例代表での得票数の合計を比較したところ、大阪3区を除く7選挙区で小選挙区の得票数が比例代表の自公得票数を上回った。

 8選挙区の公明比例票は05年から大きな変化はなかった。一方、自民比例票は軒並み前回比3〜4割減少。各候補は自民支持票の取り込みにはある程度成功しながら、それでも当選ラインに届かなかったとみられる。

 毎日新聞の出口調査によると、従来の自民党支持層の一部が今回は民主党など他党に投票した可能性が高い。自民党への逆風が公明党の小選挙区候補も直撃した構図だ。

 ◇女性54人、過去最高 全体の11%、初の2ケタ
 今回の衆院選では女性が54人当選し、過去最多だった05年の43人を超えた。当選者に占める女性の割合は11%と初めて2ケタ台に乗った。政党別内訳では民主党が40人と最も多く、自民党8人▽公明党3人▽社民党2人▽共産党1人−−の順。民主党が、自民党大物議員の対立候補として女性候補を積極的に擁立したことが女性議員の増加につながった。

 新人議員は全体で158人。全体の33%を占め、1949年1月に行われた第24回衆院選以来の高い比率になった。前職は55%、元職は12%。

 民主党は新人が143人で、前職・元職の計165人に迫る勢力になった。一方、自民党は5人、社民党は3人、公明、共産両党は各1人で、他党では新人当選のハードルはなお高い。

 新人が増えたため、新議員の平均年齢は前回衆院選よりも0・3歳若返り、52・0歳となった。政党別では、民主党49・4歳▽自民党56・6歳▽公明党58・0歳▽共産党56・4歳▽社民党61・0歳−−などとなっている。

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5642名無しさん:2009/09/21(月) 11:20:38
>>5641

 ◇比例復活当選者一覧(末尾の数字は小選挙区の惜敗率)
 <1>田名部匡代(民前・青森(3))  99.59

 <2>三村和也 (民新・神奈川(2)) 99.58

 <3>湯原俊二 (民新・鳥取(2))  99.26

 <4>仲野博子 (民前・北海道(7)) 99.08

 <5>遠藤利明 (自前・山形(1))  98.78

 <6>甘利明  (自前・神奈川(13))98.59

 <7>金田勝年 (自新・秋田(2))  98.56

 <8>仁木博文 (民新・徳島(3))  98.50

 <9>大西孝典 (民新・奈良(4))  98.08

<10>糸川正晃 (民前・福井(2))  98.07

<11>永江孝子 (民新・愛媛(1))  97.87

<12>北村茂男 (自前・石川(3))  97.78

<13>谷川弥一 (自前・長崎(3))  97.59

<14>額賀福志郎(自前・茨城(2))  97.57

<15>鴨下一郎 (自前・東京(13)) 97.32

<16>藤田大助 (民新・三重(5))  97.32

<17>皆吉稲生 (民新・鹿児島(4)) 97.20

<18>金子健一 (民新・千葉(11)) 96.38

<19>田中美絵子(民新・石川(2))  96.38

<20>田村憲久 (自前・三重(4))  96.30

<21>高井崇志 (民新・岡山(1))  96.30

<22>高市早苗 (自前・奈良(2))  96.10

<23>衛藤征士郎(自前・大分(2))  95.56

<24>北村誠吾 (自前・長崎(4))  95.42

<25>中川秀直 (自前・広島(4))  94.98

<26>平将明  (自前・東京(4))  93.52

<27>高野守  (民新・茨城(4))  93.30

<28>馳浩   (自前・石川(1))  93.23

<29>岩屋毅  (自前・大分(3))  93.03

<30>塩谷立  (自前・静岡(8))  92.82

<31>今村雅弘 (自前・佐賀(2))  92.03

<32>小原舞  (民新・京都(5))  92.00

<33>後藤英友 (民新・熊本(3))  91.87

<34>松宮勲  (民元・福井(3))  91.86

<35>与謝野馨 (自前・東京(1))  91.73

<36>菅川洋  (民新・広島(1))  91.70

<37>小池百合子(自前・東京(10)) 91.68

<38>富岡芳忠 (民新・栃木(5))  91.32

<39>笹木竜三 (民前・福井(1))  91.32

<40>林幹雄  (自前・千葉(10)) 90.87

<41>長勢甚遠 (自前・富山(1))  90.77

<42>菅原一秀 (自前・東京(9))  89.94

<43>高橋英行 (民新・愛媛(4))  89.72

<44>野田聖子 (自前・岐阜(1))  88.84

<45>武部勤  (自前・北海道(12))88.61

<46>三宅雪子 (民新・群馬(4))  88.49

<47>古屋圭司 (自前・岐阜(5))  88.01

<48>玉置公良 (民新・和歌山(3)) 87.29

<49>竹本直一 (自前・大阪(15)) 87.25

<50>松本純  (自前・神奈川(1)) 87.15

5643名無しさん:2009/09/21(月) 11:20:54
>>5642
<51>津島恭一 (民元・青森(4))  86.83

<52>古賀一成 (民前・福岡(6))  86.37

<53>中後淳  (民新・千葉(12)) 85.57

<54>花咲宏基 (民新・岡山(5))  85.47

<55>柳田和己 (民新・茨城(7))  85.23

<56>今井雅人 (民新・岐阜(4))  85.06

<57>平井卓也 (自前・香川(1))  83.38

<58>大村秀章 (自前・愛知(13)) 83.34

<59>川崎二郎 (自前・三重(1))  83.08

<60>斎藤健  (自新・千葉(7))  82.98

<61>町村信孝 (自前・北海道(5)) 82.78

<62>野田国義 (民新・福岡(7))  81.73

<63>永岡桂子 (自前・茨城(7))  81.24

<64>橋本勉  (民新・岐阜(2))  81.00

<65>山口俊一 (自前・徳島(2))  80.23

<66>新藤義孝 (自前・埼玉(2))  80.14

<67>柴山昌彦 (自前・埼玉(8))  79.69

<68>浅尾慶一郎(み新・神奈川(4)) 79.39

<69>石田真敏 (自前・和歌山(2)) 79.15

<70>佐藤勉  (自前・栃木(4))  78.13

<71>打越明司 (民新・鹿児島(2)) 77.61

<72>松浪健太 (自前・大阪(10)) 77.58

<73>田中和徳 (自前・神奈川(10))77.58

<74>伊吹文明 (自前・京都(1))  77.40

<75>中島隆利 (社新・熊本(5))  77.18

<76>早川久美子(民新・東京(17)) 77.17

<77>谷公一  (自前・兵庫(5))  76.76

<78>谷畑孝  (自前・大阪(14)) 76.65

<79>松野博一 (自前・千葉(3))  76.56

<80>勝又恒一郎(民新・神奈川(15))76.10

<81>中野渡詔子(民新・青森(2))  74.24

<82>道休誠一郎(民新・宮崎(2))  68.00

<83>高邑勉  (民新・山口(1))  66.32

<84>小室寿明 (民新・島根(1))  65.89

<85>横粂勝仁 (民新・神奈川(11))64.03

<86>網屋信介 (民新・鹿児島(5)) 61.59

<87>吉泉秀男 (社新・山形(3))  61.57

<88>山本剛正 (民新・福岡(8))  58.26

<89>山崎誠  (民新・神奈川(8)) 57.89

<90>阿部俊子 (自前・岡山(3))  54.89

<91>穀田恵二 (共前・京都(1))  51.60

<92>斉木武志 (民新・静岡(7))  48.78

<93>阿部知子 (社前・神奈川(12))43.00

<94>吉井英勝 (共前・大阪(13)) 42.40

<95>柿沢未途 (み新・東京(15)) 36.91

<96>吉野正芳 (自前・福島(3))  35.57

<97>塩川鉄也 (共前・埼玉(8))  21.73

5644名無しさん:2009/09/21(月) 13:47:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090901/20090901_0001.shtml

民主追い風 自民も善戦 衆院選得票結果分析
2009年09月01日 14:29
 30日投開票された第45回衆院選は、県内5小選挙区のうち、自民前職3人、民主は前職と新人の2人が当選した。3区と5区で落選した民主新人と社民新人が比例で復活当選。比例単独で当選した自民と公明の前職を含めると、県内関係の衆院議員は自民4人、民主3人、公明1人、社民1人となった。追い風を受けた民主が小選挙区で初の複数議席を獲得したが、自民も底力を見せた。主な投票結果を分析した。 (衆院選取材班)

■松野氏 過去最多得票 1区

 民主前職の松野頼久氏(48)が抜群の知名度と「政権交代」の追い風に乗り、支持団体の組織票も手堅くまとめ、前回より約2万4500票上積みする過去最多得票で4選を果たした。

 一方、前回はほぼ無名ながら“小泉旋風”に乗り、松野氏に約2400票差まで迫って比例復活した自民前職の木原稔氏(40)は、党への逆風をまともに受けた。前回より約1万2500票減らし、比例復活もならなかった。

■福嶋氏 熊本市で浸透 2区

 民主新人の福嶋健一郎氏(43)が、有権者の5割超を占める熊本市で浸透。地盤の玉名市郡で優位に立った自民前職の林田彪氏(65)との激戦を約5千票差で制した。

 福嶋氏の知名度不足を補うため、党は鳩山由紀夫代表、岡田克也幹事長ら幹部を続々と投入。前回衆院選で民主候補が1万3千票差で敗れた熊本市で、逆に1万1千票の差をつけた。

 共産党の候補擁立見送りも有利に働いた。前回、自民に競り負けた荒尾市では、前回は共産候補が立候補したため、民主と共産に支持が割れた新社会党の県議や市議が、今回は民主を支援したこともあり、約2千票差で勝利。玉名市郡では過去3回、2区に立候補した民主の松野信夫参院議員の全面支援もあり、前回の約1万6千票差を約8千票差まで縮めた。

 逆風に危機感を強めた林田氏陣営は、「コスタリカ方式」で比例に回った野田毅氏と初めて合同選対を設置。地盤の玉名市郡のほか公明党や農漁協などの組織票を固めたが、都市部の無党派層に支持が広がらなかった。

■坂本氏 組織フル稼働 3区

 自民前職の坂本哲志氏(58)と民主新人の後藤英友氏(42)の競り合いに、無所属新人の三浦一水氏(55)が絡む構図。終盤まで坂本、後藤両氏の横一線の情勢が伝えられたが、坂本氏が約6600票差で抜け出し、3選を果たした。

 初の自民公認となった坂本氏は、無所属時代に築いた「草の根」後援会と、自民の組織力が危機感からフル稼働。公明党支持者とも連携し、阿蘇郡など保守地盤を手堅くまとめた。一方で、政党色を薄める戦略も奏功。無党派層の多い合志市や菊陽町にも浸透し、前回より合志市と菊池市で約6千票上乗せ。自民への逆風にもかかわらず、過去最多得票となった。

 後藤氏は民主の追い風に加え、農村部にも後援会事務所を構え、弱点だった地域の態勢を強化。3区全域で支持を広げ、07年補選より2倍近くに票を伸ばした。ただ、合志市や菊陽町で、思ったほど差をつけることができなかった。かつて坂本氏と保守分裂選挙を繰り返した自民の松岡利勝氏(故人)の支持票の多くが、三浦氏に流れたことも響いた。

■園田氏が盤石の戦い 4区

 自民前職の園田博之氏(67)が保守地盤を手堅くまとめ、8選を果たした。市町村合併で「実動部隊」の首長や議員が減ったが、農漁業や建設業者など各種団体がフル回転。逆風下で前回より1万票以上減らしたものの、陣営の予想を上回る盤石の戦いだった。

 国民新の新人、松永真一氏(50)は出身地の宇城市で園田氏を上回ったが、最後まで知名度不足に悩んだ。陣営は終盤、「民主推薦」を前面に追い風を期待したが、「園田王国」を切り崩すまでには至らなかった。

■金子氏が球磨で圧倒 5区

 自民前職の金子恭之氏(48)と社民新人の中島隆利氏(66)との事実上の一騎打ち。金子氏が八代市を除く全市町村で中島氏を上回り、9万8632票で勝利した。中島氏も主地盤の八代市で健闘し、比例復活当選を果たした。

 金子氏が出身地の球磨郡で得た約2万9千票は、候補者4人の総得票数に占める割合で73・5%に達し、同郡だけで中島氏に1万9千票以上の差をつけた。一方、中島氏は八代市長選で連携した新人が現職を破った勢いに乗り、同市内で金子氏に7767票差をつけた。両陣営関係者ともに「『球磨モンロー』の勢いが『八代モンロー』を上回った」と分析した。

 「民主の風」は比例の党派別得票に顕著に表れ、金子氏が圧勝した球磨郡でも民主票は自民票に約3千票差に迫った。

=2009/09/01付 西日本新聞朝刊=

5645名無しさん:2009/09/21(月) 13:49:12
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260179.html

主な候補者の横顔 熊本5区2009年8月22日
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(届け出順。〈元〉以下は過去職。カッコ内数字は当選回数。[比]は比例区と重複立候補。〈 〉内政党は推薦・支持)


<5区>

中島隆利 66 〈元〉旧八代市長 社新 [比]

金子恭之 48 国土交通副大臣  自前(3)[比]

南政宏  39 幸福の科学職員  諸新  

長友清冨 59 森海党代表    諸新  


◆地方政治の経験を訴え 中島隆利氏(66)=社新〈民〉〈国〉

 合併前の旧八代市長として2町3村との合併協議会の座長を担い、05年の新八代市誕生を導いた。市議、県議も加えた地方政治歴は31年。「官僚政治とともに地方政治も変えるための力や経験はだれよりも持っている」と自負する。66歳という年齢についても「これまでの経験が生かせる」と動じない。

 05年、合併後の新八代市長選に挑んだが落選。引退を表明し、後援会組織も解散した。しかし「政治を変える好機」として社民党が国政への挑戦を要請。一度は固辞したが、福島瑞穂党首が自ら、反対する家族に電話して説得した。「社会党や社民党の看板を30年間背負ってきた責任がある」と決意を固め、07年秋、熊本5区での立候補を表明した。

 以後、八代市を地盤に、選挙区内の人吉市や水俣市などで定期的に支持者らとの会合を重ね、小さな集会も開いてきた。社民党の現状を厳しく認識しつつも「選挙区内を2年近く回り、『政治を変えたい』という声は確実に増えている」と手応えを語る。民主党との調整で、5区で出る予定だった民主公認候補が他の区へ転出。熊本県内の5小選挙区は民主、社民、国民新の3党が公認候補を推薦しあい、それぞれ自民前職と対決する野党共闘となり「3党の選挙協力という、全国でもまれにみる戦いができている」。

 中小企業や農林水産業を振興して地域経済と暮らしを再生するよう訴える一方、長年の地域の懸案である川辺川ダム、荒瀬ダム、水俣病の全面解決にも主眼を置く。ダムについては「民意の反映を」と説き、水俣病は「恒久的な救済法の成立」をめざす。現場や学習会にもこまめに足を運び、対策を考えてきた。

 5人きょうだいを育てた母の苦労を心に刻み、「感謝と奉仕」の気持ちを忘れない、というのが信念だ。


◆国交副大臣の実績強調 金子恭之氏(48)=自前〈公〉

 「腰が低く温厚。偉ぶらない」。支持者でない人もそう評したくなるという柔和な笑顔が、多くの人をひきつける。「これまで9年間、国政に送ってもらった。もう『若手』ではありません」。これからは自分が党の中核を担う番だ、という意志と期待を集会では強調する。

 祖父や父が県議や村議などを歴任してきた政治家の血筋を引く。田代由紀男・元参院議員や園田博之・前衆院議員の秘書を計16年経験して政治を学び、00年の総選挙に無所属で立候補し初当選。保守の土壌に守られ、3期務めてきた。

 ところが今度ばかりは「あんたに苦しさが分かるのか」と、零細経営者らから痛烈な言葉を投げかけられることもあるという。自民党への逆風で「かつてない厳しい戦い」と認識する。

 08年8月に国土交通副大臣に就任して、地元での活動は週末の帰郷時だけ。衆院解散後は遅れを取り戻そうと、初当選当時の原点に返って朝の通勤時の辻立ちも励行する。地域をくまなく回り、ふっくらとしていた顔と体が引き締まってきた。

 農林業も多い選挙区での訴えの中心は、第1次産業の振興や中小企業の資金繰りなどの景気回復策。国交副大臣として手がけた八代港の5.5万トン岸壁改修工事の着工などインフラ整備の実績も強調する。

 地元が抱える水俣病問題については、与党が民主党と合意して成立させた未認定患者の救済法を成果としてあげ、早期解決に意欲を示す。

 もう一つの大きな課題である川辺川ダム問題は、国と県、地元市町村長らが参加する「ダムによらない治水を検討する場」を見守るとの立場で、自身の賛否については演説などではほとんど触れない。個別に尋ねると、柔和な表情で治水の必要性などの持論を丁寧に説明する。

5646名無しさん:2009/09/21(月) 13:55:58
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090726/20090726_0002.shtml

解散後初の週末 立候補予定者 前哨戦熱く 自民 実績を前面に 野党 組織固めに力
2009年07月26日 14:20
 衆院解散後初の週末となった25日、県内5選挙区の立候補予定者たちは雨の中、熱い前哨戦を展開した。自民前職は景気対策などの実績を前面に政権継続を訴え、政権交代を目指す野党側は労組の集会に出席し、組織固めに力を入れた。

 1−5区すべてに前職が立候補を予定する自民党。1区の木原稔氏は熊本市の商店街で演説し、「大型商業施設の安易な進出に反対し、商店街活性化に取り組んできた」。5区の金子恭之氏は人吉市の後援会事務所開きで、約250人を前に「地域を守るため私を使ってほしい」と訴えた。

 2区の林田彪氏、3区の坂本哲志氏、4区の園田博之氏も夏祭りやイベント会場を駆け回った。園田氏の後援会幹部は「逆風が吹いている。小まめに回り、地方重視の経済対策など実績をPRして信頼を得るしかない」と力を込めた。元自民参院議員で3区の無所属新人、三浦一水氏は山鹿市などを回った。

 一方の野党陣営。1区の民主前職松野頼久氏、2区の民主新人福嶋健一郎氏、4区の国民新の新人松永真一氏、5区の社民新人中島隆利氏はそろって県電力総連の決起集会に出席し、「衆院選の勝利目指して頑張ろう」と気勢を上げた。福嶋氏は「生活が良くなれば景気が良くなる。政権交代しかない」。中島氏は「日本を変える最後のチャンス。地方に財源を移し再生を図る」と語った。

 3区の民主新人、後藤英友氏は阿蘇市で後援会事務所開きをし、「政権交代のため、阿蘇から日本を変える」と声を張り上げた。

 1区に立候補予定の共産新人上野哲夫氏は街頭演説などで支持を訴え。政治団体「幸福実現党」から立候補予定の新人5人もミニ集会などをこなした。

=2009/07/26付 西日本新聞朝刊=

5647名無しさん:2009/09/21(月) 14:02:58
http://www.kumamoto-kenmin-shinbun.com/back/2005_07/back_05_07.html
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■ 冒頭の見出しに「棚牡丹(たなぼた)市長」と書いたが、その意味は八代市民であれば誰もが知っている比喩と分るであろう。

沖田嘉典市長が四選出馬を表した後、八代市職員採用に絡む収賄事件で逮捕された。その直後の市長選に社民、民主の推薦を得て立候補して初当選した時の実態を表したものである。

当時八代市には、自民党を名乗る支部が2つあり、夫々の支持者が独自の候補を推し、保守分裂選挙になったのは本紙前号でも書いた。
この時の得票は、中島氏18,722、沖田後継と目された永江明久前助役16,748、以下田方、上村、小早川3氏の順であった。

革新一対保守四の争いであった。保守が一本化しなかったとしても1人が下りていたら状況は変わっていただろう。

八代市民は革新市政を望んでいた訳ではなかった。俺が俺がのエゴが革新市政を生んだのである。 その証拠に、保守票を合計すると中島氏が得た票の約2倍である・・・

※ 上記内容の続きは、本紙購読にてご覧ください。

沖田市政の影を曳いた
 八代市職員採用の透明性

■ 中島隆利氏は旧社会党熊本県本部副委員長を務めたゴリゴリの社会主義者、の筈であった。出身は九電労組、元々九電は公共性が強い企業の性格もあって労働運動にも寛容である。

中島氏は九電社員(休職扱い)の身分のまま、八代市議を二期勤めた後、県議の四期目(途中1回落選)の時、沖田市長の職員採用試験に関わる収賄事件で逮捕後の「出直し」選挙で初当選を果たした。

この時出馬した永江助役が「沖田市政の後継」と見られていたが、中島氏も県議時代から市長選では沖田氏を支援、逆に県議選では沖田後援会からの支援を受けていた。思想的には沖田氏と対極に位置するはずであるが、利害面で意気投合したのか常に沖田市政を支えて来た。

沖田氏逮捕後県警が押収したメモの中に中島氏の名前もあり・・・・・

2面記事に進む >>                   ※ 上記内容の続きは、本紙購読にてご覧ください

■ 8月1日に新八代市が発足する。八代市、鏡町、千丁町、坂本村、東陽村、泉村の一市二町三村の合併により、新市の人口は約10万人から14万人、有権者数は約11万3千人となる。

新市長選は一面にも書いたが4人が出馬表明している。新市議は現在の定員32人から34人に2名増員となるが二町三村の各首長などが出馬を予定しており、34人の定員に対し45、6人が争う激戦となる。

市長選、市議選共に”終盤戦”と云っていい程各陣営はヒートしており、対立候補を誹謗中傷する文章などが配布されている。総体的に見ると革新系一対保守系三の構造は、沖田元市長が逮捕後行われた「出直し選挙」と似ている。

しかし、今回保守系は、2つに割れていた自民党が八代支部に統一された点が大きく異なる。

自民党の推薦を受けた坂田孝志氏に有利な風が吹くのは間違いないだろう・・・・・


※ 上記内容の続きは、本紙購読にてご覧ください。

自民党八代支部
 推薦候補決定の推移 −公正な手段で坂田に決まる−
■ これまで八代市内(旧町村を含む)で配布されたミニコミ紙や、怪文書の標的が殆ど坂田氏である。恰も自民党八代支部を始め県連が「始めに坂田ありき」で推薦決定をしたかの如く書いた記事が多い。

坂田氏や、自民党から頼まれたわけではないが、推薦の経緯について取材した。関係者の話を総合すると大方以下の通りである。


出馬を表明した荒木、坂田、永江の3氏から推薦願いが出された自民党八代支部は、昨年12月、3氏を招いて事前に通告していた新八代市について夫々のマニフェストを聴いた。

質問事項は財政、農業、荒瀬ダム、八代港等8項目に亘って3氏の持論を質したのである・・・・・

<< 1面記事に戻る                   ※ 上記内容の続きは、本紙購読にてご覧ください。

5648名無しさん:2009/09/21(月) 22:54:10
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000380909210001

現在位置:asahi.com> マイタウン> 富山> 記事

政権交代@富山


県政与党、負託に応える
2009年09月21日




坂田光文 自民県連幹事長



 ――県政与党として県民の要望にどう答えますか。


 「自民が下野したと言っても、県民の要望を知事と一緒になって政府に求める。40議席の県議の中で無所属を入れれば自民系は30人近い。県政の両輪として県民の負託に応えることに変わりはない」



 ――国政で自民が反対した政策について、地方でも異議を唱えることはありますか。


 「国会審議が尽くされて議決されたら、粛々と事業を進めていくのが基本的なスタンス。ただ、例えば北陸新幹線についてスローダウンさせるような話があるかも知れない。その時は政府に対し強い行動をしなければならない」
 「全国知事会や地方6団体の中で、民主と協議機関を設けると聞いている。民主は地方のことも考えると言っているのだから、きちっと守ってもらいたい」



 ――3党連立をどう受け止めていますか。


 「参院で社民と国民新が協力しないと、過半数にならないので民主が配慮したと思う。社民が掲げる防衛や外交政策などかみ合わない部分がある。『連立ありき』からスタートしたのではないか」



 ――来夏の参院選に向けてどう対応しますか。


 「まず総裁選があり、参院選は党再生のスタート。党本部から、なるべく早く(参院選挙区の)公認候補を決めて欲しいと言われたので、10月中にも国会議員を含めた会議を持たなければならない」


 「公認候補を決めたところは7〜8県しかないそうだ。党本部は衆院選を受け、いま出ている候補も都合が悪ければ差し替えて構わない、という。慎重に『みんなが推せる候補』『勝てる候補』にしたい。少なくとも自民県連として『みんなが推せる候補』でなくてはならない。公明もどうなるか分からないから」



 ――指導力強化など県連改革の考えはありますか。


 「強いリーダーシップの発揮は、他の国会議員が支え、長勢甚遠・県連会長がその任に当たる。今年の県連大会で役員改選があったばかりだ」



 ――衆院選比例区で自民の得票が民主を上回ったのは島根県や富山県と、ごく少数でしたが、国民新の存在もありました。


 「自民支持でも比例は国民新に投票した人もいる。それを考えれば国民新の得票は(反自民かどうか)五分五分だと思う。次の参院選は前回07年に失った議席を奪還するチャンス。衆院選の世論調査で自民支持層の3割は他党を支持した。それを元に戻すことも考えなければならない」



 ――国民新の綿貫民輔・前代表が落選しました。その影響で自民に支持が戻ると思いますか。


 「片足が国民新だった人も含め、保守回帰は起きる。たまたま綿貫氏が引退し、亀井静香氏が党代表になり連立を組んだ。綿貫氏なら閣外協力だったかも知れない。民主の小沢一郎幹事長もかつての自民の中枢であり、政界再編も含め色んなことが流動的になってくると思う」
(聞き手・雨宮徹)

5649チバQ:2009/09/22(火) 23:37:01
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090922ddlk13040125000c.html
東京見聞録:「落選議員」何を思う 深谷隆司・元通産相に密着 /東京
 8月30日に投開票された衆院選は、民主党が大躍進し、政権交代を実現した。自民党は300から119へ大幅に議席を減らし、結党以来の第1党から転落し、都内でも多くのベテラン議員が落選した。143人もの民主党の新人議員らに注目が集まる中、ほとんど伝えられることのない「落選議員」たちは何を思うのか。東京2区(中央、文京、台東)で10選を目指し、落選した深谷隆司元通産相(73)に密着した。【田村彰子】

 ◇「これからは本音で語る」
 衆院選から約2週間が経過した今月15日、台東区雷門の一角にある自宅を訪問すると、深谷さんは、ちょうど来客を見送っていた。「来てくれてうれしいよ」「雷門にお参りの時は、休憩所代わりに使って」と、握手をして送り出す。記者が玄関で待機していると、さらにもう1組の来客が帰っていった。

 玄関脇の一室に通され、「さっきのは、みんな役所の大幹部なんだ」と説明してくれた。民主党の打ち出す「政治主導」に戦々恐々とする官僚がたびたび訪れ、愚痴をこぼすという。「みんな『信頼関係ができないのが一番つらい』って言うね」と語る。

 党の重鎮として閣僚を歴任した深谷さん。今回は、年齢制限もあって比例との重複立候補はできず、開票開始早々に、真っ先に「落選の弁」を語る役回りとなった。選挙中も、慣れない自転車遊説に取り組む場面などを見てきた。自宅訪問前は、「険しい表情」も予想していたが、意外と忙しそうだ。

 9月に入り、日々、「選挙の仕上げ」をこなしているという。支援者に送る礼状の数は10万通にも上る。何度も推敲(すいこう)しながら、選挙のお礼などをしたためていく。「応援してました」「残念です」などと書かれた支持者からのメールにも目を通す。「涙が出るよ」。メールにも全部返事を出すという。

 そんな合間にも、次々と電話が入る。93年の細川政権時代には、野党として予算委員会の筆頭理事を務めた。その経験を踏まえた意見も聞かれるという。「今の自民党は、反省、反省また反省で、戦う気力がない。野党として堂々と戦ってもらいたい」と党への苦言も呈する。

 夜は党本部で、塾長を務める政経塾の講義に出席。1時間の講義を終え、地元の若者たちと浅草の居酒屋へ。「礼儀作法を教えてほしいなんて言われちゃってね」。酒の注ぎ方などを教えながら、杯を重ねる。「これからの人生がうらやましい。しっかりやれよ」と若者たちを励まし、午後11時過ぎに帰宅した。

 翌16日は、午前11時半から、選挙を実質的に支えてくれた後援会女性部の集会に妻慶子さん(70)と出席。テーブルを夫婦で回るうち、慶子さんの目から涙がこぼれた。女性たちも「走馬灯のように思い出がよぎるわ」と目頭を熱くする。深谷さんは「おれは陽気にしてるけどね」と、写真撮影などに明るく応じ、場を盛り上げた。

 この日で、決まっていたすべての集会が終了。だが、事務所の片付けなどまだまだ慌ただしい日々が続く。記者が「落ち着いたら一番したいことは何ですか」と聞くと、「孫たちと一緒に一泊旅行ぐらいしたいな」。

 引退か。周囲の声はかまびすしい。「4年待つのは長いが、民主政権が行き詰まり、早期解散になれば……」。そんな声も周辺からは聞こえた。だが、深谷さんは明言はしてくれなかった。

 15日、自宅では、秘書とホームページのリニューアルに向けた打ち合わせもしていた。目玉企画は「深谷隆司の言いたい放題」。そのことを聞くと、満面の笑みを浮かべた。「これまでは立場上言えないこともあったけど、これからは民間人だから。本音で語っていきたいね」

==============

 ■メモ

 ◇選挙戦は通算「11勝6敗」
 自民党は、05年の「郵政選挙」では都内25小選挙区で、公明党と合わせ24勝1敗。だが、今回選挙では、小選挙区で勝ったのは4人にとどまった。比例との重複立候補ができなかった73歳以上の自民候補は深谷元通産相と島村宜伸元農相の2人で、共に小選挙区で敗れた。深谷元通産相は旧満州からの引き揚げ体験を持ち、1963年に区議に初当選。都議を経て衆院議員になったが、現職閣僚だった00年にも苦杯を喫するなどし、選挙戦は通算「11勝6敗」。

〔都内版〕

5650とはずがたり:2009/09/23(水) 17:03:23
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/8541-8543

<北海道>

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2009syuinsen/
北海道1区 (投票率: 72.10%)
北海道2区 (投票率: 71.03%)
北海道3区 (投票率: 70.91%)
北海道4区 (投票率: 74.01%)
北海道5区 (投票率: 76.32%)
北海道6区 (投票率: 73.02%)
北海道7区 (投票率: 73.91%)
北海道8区 (投票率: 69.34%)
北海道9区 (投票率: 74.67%)
北海道10区 (投票率: 76.60%)
北海道11区 (投票率: 77.17%)
北海道12区 (投票率: 77.59%)

<青森県>
1区66・67%(前回比0・63ポイント増)、
2区67・33%(同4・04ポイント増)、
3区70・39%(同5・15ポイント増)、
4区69・92%(同5・19ポイント増)

投票率は68.52% 過去最高の前回上回る(2009/08/31)

 青森県選挙管理委員会によると、県全体の投票率は、68・52%だった。1996年の小選挙区制度導入後、最高を記録した前回(2005年9月)を3・48ポイント上回った。

 特に市部の伸び率が大きかった。3区の八戸市で5・47ポイント、4区の弘前、黒石、つがる、平川の4市合計でも5・88ポイントと大きく上昇した。
 両選挙区は前回も自民と民主の公認候補が出馬しており、選挙戦の構図に大きな変化はなかったものの、政権選択選挙への関心の高さを反映した形となった。

<岩手県>
1区70・93%、
2区71・62%、
3区75・14%、
4区76・18%

県内投票率73.41% 小選挙区制で過去最高

 衆院選本県4小選挙区の投票率は73・41%(男74・26%、女72・64%)で、前回2005年の70・82%を2・59ポイント上回った。小選挙区制では過去最高の投票率だった。「政権選択」への関心の高まりが投票率アップにつながったとみられる。

 市町村別では、西和賀町が最も高く83・36%。次いで田野畑村の80・98%、普代村の79・51%。最低は岩手町の67・26%で、一戸町の67・64%、二戸市の68・55%と続く。
(2009.8.31)

5651とはずがたり:2009/09/23(水) 17:04:25
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/8544-8547

<秋田県>
1区 68・46%(前回65・63%)+2.83pt
2区 74・60%(同70・02%)+4.58pt
3区 75・70%(同74・63%)+1.07pt

〜市町村別〜
東成瀬村が85・77%でトップ。
小坂町85・17%、
大潟村83・54%、
上小阿仁村82・86%
以下省略

本県投票率は73・27% 小選挙区導入後最高を記録
(2009/08/31 10:17 更新)

<宮城県>
1区64.78%(前回比1.59ポイント増)
2区65.01%(3.69ポイント増)
3区69.57%(3.06ポイント増)
4区69.40%(4.27ポイント増)
5区68.48%(0.91ポイント増)
6区69.24%(2.73ポイント増)だった。

投票率67.35% 宮城・全選挙区で前回上回る

 衆院選小選挙区の宮城県内平均投票率は67.35%と、前回(2005年)を2.77ポイント上回り、1996年の小選挙区制導入後に行われた5回の選挙で最も高かった。

 市町村別にみると、投票率が最も高かったのは七ケ宿町の81.55%、最も低かったのは仙台市宮城野区の62.33%だった。男女別の投票率は男性67.98%(3.50ポイント増)、女性66.76%(2.09ポイント増)。
 比例代表は67.34%(2.79ポイント増)だった。

<山形県>
1区 75.71%(+1.90pt)
2区 75.22%(-0.18pt)
3区 73.85%(+1.65pt)

選挙:衆院選 投票率は74.93% 前回73.84%を上回る /山形
 過去30年の衆院選の県内投票率で最も高かったのは「消費税解散」の90年2月の83・26%。一方、過去最低は、選挙区割りが変更され、旧3区が現2区と3区に組み替えられた前々回03年11月の69・60%だった。【林奈緒美】

<福島県>
投票率と前回比
1区 73.86% +2.50pt
2区 71.51% +1.90pt
3区 74.26% +1.97pt
4区 77.42% +1.27pt
5区 68.36% -1.70pt

http://www.pref.fukushima.jp/senkan/sokuhou/shugi/20090830/

5652とはずがたり:2009/09/23(水) 17:06:54
<茨城県>

投開票速報
第45回衆議院議員総選挙<小選挙区>
http://www.pref.ibaraki.jp/senkan/2009sokuhou/2009_sokuhou_top.htm
1区 66.70%
2区 66.13% =県内最低
3区 68.45%
4区 69.16%
5区 67.39%
6区 66.65%
7区 69.37% =県内最高

選挙:衆院選 投票率67.60% 前回比3.14ポイント増 /茨城
 ◇「政権交代」が関心高め
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/08/news/20090901ddlk08010081000c.html

 県選管が最終的に発表した県内小選挙区の投票率は67・60%で、前回の64・46%を3・14ポイント上回った。当初、67・61%と発表したが、神栖市で国内の不在者投票者数を二重に計上したことが分かったため、訂正した。

 県内では05年の郵政選挙より2人少ない23人が立候補。共産党が全区での立候補者擁立を断念し、自民と民主の「2大政党対決」の構図がより鮮明になる中、民主党が争点に掲げた「政権交代」が有権者の選挙への関心を高めたとみられる。

 県内の衆院選の投票率は、戦後76・45%を最高に常に60%以上を維持してきたが、小選挙区比例代表制が始まった96年に初めて60%を割り込み、知事選と同日だった前回選挙まで、50%台で推移していた。また、90年以降は全国的に見ても毎回ワースト10位以内で、前回も60%以上に持ち直したもののワースト3位だったため、県民の選挙への関心の低さに歯止めがかかるか注目が集まっていた。

 男女別では、男性が68・17%、女性が67・05%。小選挙区別では、主要3候補が最後まで三つどもえの激戦を展開した7区が69・37%で最も高く、2区の66・13%が最も低かった。【高橋慶浩】

毎日新聞 2009年9月1日 地方版

5653とはずがたり:2009/09/23(水) 17:08:05

<栃木県>

投票結果速報
衆議院 小選挙区【平成21年8月30日】
投票結果速報(国内+在外) 平成21年8月30日 22:33 確定
http://www.pref.tochigi.lg.jp/senkyo/shugisenkyo/file/BS_TOUHYO_KZ.html

1区 66.46
2区 68.40
3区 64.73
4区 69.16 +2.29pt
5区 67.35

>4区の69・16%で、前回を2・29ポイント上回った

県内投票率は過去最高 「郵政」を1・77ポイント上回る
(8月31日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090831/199670

 衆院選小選挙区の県内投票率は67・35%(男68・09%、女66・61%)で、「郵政解散」で関心を集めた前回を1・77ポイント上回り、小選挙区制導入後、最高となった。

 自民、民主の二大政党が政権を懸けて県内でも1区、2区、4区、5区で激戦となったことから、選挙への関心が高まり投票率を押し上げた。

 県内小選挙区の投票率は1996年が最低の56・81%。前回は65・58%まで回復し、今回さらに上がった。

 選挙区別で投票率が最高だったのは4区の69・16%で、前回を2・29ポイント上回った。このほか1区と5区で前回を上回った。市町別では、最高が茂木町の75・57%。最低が矢板市の62・70%だった。

 投票率が上がったことについて作新学院大の鈴木隆准教授(政治学)は「政策本位のマニフェスト型選挙が展開された。また生活に密着した問題が暮らしを直撃し、有権者が政治に無関心でいられなくなったため」とコメントした。

5654とはずがたり:2009/09/23(水) 17:11:46

<群馬県>

衆議院小選挙区選出議員選挙  投票調べ
http://www.pref.gunma.jp/upload/7/stk-2.htm
1区67.20
2区68.21
3区69.33
4区70.72
5区70.46

選挙:衆院選 投票率69.06% 前回を2.77ポイント上回る /群馬
http://124.83.183.242/select/seiji/09shuinsen/area/10/news/20090831ddlk10010113000c.html

 県内の投票率は、小選挙区制の導入後では最も高かった前回衆院選(05年9月)を2・77ポイント上回る69・06%だった。衆院任期4年のぎりぎりまで解散せず、有権者が選挙を待ち望んでいたのに加え、「政権選択」が最大の焦点となったことが関心を引き付けたとみられる。

 前回衆院選は「郵政解散」への賛否や郵政民営化関連法案に反対票を投じた「造反議員」に対する「刺客」候補の擁立など、小泉純一郎首相(当時)がメディアを巻き込んで作り出した「劇場型選挙」が注目を集めた。前回の投票率は前々回(03年11月)から8・39ポイントも上昇したが、今回はさらに上回った。選挙区別にみると、4、5区で70%を超えた。

 今回選挙で民主は全国各地の自民大物前職に対し、「郵政選挙」のお株を奪うような「刺客候補」を次々に擁立した。県内でも公示まで20日余りと迫る中、4区に地元とは縁のない女性候補が立候補を表明。党幹部がてこ入れのため、相次ぎ来県した。

 一方、民主候補と戦った自民の大物も、党への逆風から、これまでになく危機感を強めた結果、「ドブ板選挙」に回帰。選挙区での活動が活発となり、有権者の注目を集めたとみられる。

 期日前投票も浸透し、21万4884人(前回比67・8%増)に達し、投票率上昇の要因になったようだ。【庄司哲也】

毎日新聞 2009年8月31日 地方版

5655とはずがたり:2009/09/23(水) 17:31:19
<埼玉県>

衆議院議員総選挙(埼玉県)の結果
http://www.pref.saitama.lg.jp/senkan/library/syuinsen0908/index.html
平成21年8月30日執行 衆議院議員総選挙の結果です。
小選挙区
投票結果(8月30日 25:39 確定)

1区:65.31
2区:63.40
3区:63.63
4区:65.89
5区:66.00

6区:67.59
7区:65.45
8区:68.59
9区:67.58
10区:70.05

11区:69.78
12区:66.50
13区:66.99
14区:64.06
15区:64.94

5656とはずがたり:2009/09/23(水) 18:01:35
<東京都>

平成21年8月30日 平成21年 衆議院小選挙区
投 票 結 果
20時 00分 現在 確定
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/h21syugiin/h21shu_stou_2200.html
開票区名___ 投票率[%] 前回投票率[%]
東京都計___ 66.37 65.59
____区部計 65.69 64.97
____市部計 67.82 66.93
西多摩町村部計 66.07 65.12
島しょ町村部計 70.66 70.28

1区 65.58 65.25
2区 68.53 68.46
3区 67.30 66.85
4区 64.21 63.91
5区 67.17 65.69
6区 65.67 65.03
7区 63.31 63.08
8区 65.50 64.61
9区 67.88 67.48
10区 65.66 66.55
11区 64.95 64.25
12区 69.06 67.80
13区 62.82 61.55
14区 65.49 64.75
15区 67.25 66.47
16区 61.94 60.36
17区 65.22 63.73
18区 68.24 68.04
19区 68.11 67.85
20区 68.10 66.95
21区 66.62 66.12
22区 67.92 66.33
23区 68.78 67.95
24区 68.47 66.78
25区 65.24 64.43

5657とはずがたり:2009/09/23(水) 18:10:13
<千葉県>
◆第45回衆議院総選挙・第21回最高裁判所裁判官国民審査
投・開票速報〜千葉県選挙管理委員会〜
http://www.chibaken-senkan.jp/keihatu.html
* 1区計 64.33 -0.56
* 2区計 64.65 0.19
* 3区計 64.57 -2.29
* 4区計 63.13 -0.24
* 5区計 63.37 0.89
* 6区計 64.57 0.41
* 7区計 66.00 1.25
* 8区計 67.68 0.73
* 9区計 64.33 0.11
* 10区計 64.02 0.70
* 11区計 64.30 1.09
* 12区計 66.92 0.66
* 13区計 66.06 0.35

5658とはずがたり:2009/09/23(水) 18:16:02
>>5656
<東京都・改>

区名  09年  05年  差
01区  65.58  65.25  0.33
02区  68.53  68.46  0.07
03区  67.30  66.85  0.45
04区  64.21  63.91  0.3
05区  67.17  65.69  1.48
06区  65.67  65.03  0.64
07区  63.31  63.08  0.23
08区  65.50  64.61  0.89
09区  67.88  67.48  0.4
10区  65.66  66.55  -0.89
11区  64.95  64.25  0.7
12区  69.06  67.80  1.26
13区  62.82  61.55  1.27
14区  65.49  64.75  0.74
15区  67.25  66.47  0.78
16区  61.94  60.36  1.58
17区  65.22  63.73  1.49
18区  68.24  68.04  0.2
19区  68.11  67.85  0.26
20区  68.10  66.95  1.15
21区  66.62  66.12  0.5
22区  67.92  66.33  1.59
23区  68.78  67.95  0.83
24区  68.47  66.78  1.69
25区  65.24  64.43  0.81

5659とはずがたり:2009/09/23(水) 18:17:51
<東京都>

誤報?10区は?

【衆院選】投票率、全区で前回を上回る
2009.8.31 19:34
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090831/tky0908311935014-n1.htm

 圧倒的な勝利で政権交代へ向かう民主党。東京都内でも25選挙区のうち21選挙区、比例代表でも重複候補者1人、単独候補者8人のうち7人が当選するなど、都民の審判は民主に下った。投票率も全選挙区で前回を上回るなど有権者の関心は高かった。

  ■投票率 選挙区の投票率は66・37%で前回(平成17年9月)の65・59%を若干上回った。選挙区別でみると、25区すべてで前回を超えた。区市町村では、利島村が90・51%▽御蔵島村83・53%▽青ケ島村78・57%など島部が高く、70%を超えた区は千代田区71・29%▽文京区71・14%▽北区70・45%の3区にとどまった。一方、低かったのは江戸川区の61・94%、渋谷区62・38%、足立区62・82%の順だった。

 また、期日前投票を済ませた有権者は145万4116人で、過去最高となった。前回比1・54倍(50万9215人増)で、全有権者に占める割合は13・72%だった。内訳は国内が145万3654人、在外が462人だった。

  ■民主勝因 選挙区、比例代表とも圧勝した民主党。鈴木寛都連幹事長は産経新聞の取材に対し、「大変ありがたい結果。東京は比例を含め30人擁立し29人が議席を得た。参院議員を含め、東京の民主党は大きなグループとなり、責任も重くなる。マニフェストの実現、国民の負託に応えたい」と抱負を語った。

 勝因について、「今回はインターネット選挙。動画サイトなどに出演し、マニフェストの疑問点を理解してもらうことができた。また、公示前は勝ち越せるかどうか危機感を持ってやっていたが、愚直にマニフェストを都民に理解してもらおうと各候補者の活動が盛り上がった」としている。

5660とはずがたり:2009/09/23(水) 18:29:56

http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/senkan/syugiin/090830/06.html
■第45回衆議院議員総選挙■ 平成21年8月30日
執行
第45回衆議院議員総選挙 投票結果
※「前回投票率」は平成17年9月11日執行 衆議院小選挙区選出議員選挙の投票率です。

選挙区  投票率 前回比
第01区   68.24   0.03
第02区   68.30   1.04
第03区   65.08   1.17
第04区   72.24   1.22
第05区   70.13   0.50
第06区   70.18   1.43
第07区   68.50   1.05
第08区   70.82   0.3
第09区   68.45   1.07
第10区   65.46   1.05
第11区   68.12  -0.34
第12区   66.68   0.34
第13区   67.34   1.50
第14区   67.45   2.38
第15区   68.44   1.71
第16区   67.61   2.84
第17区   69.73   2.30
第18区   67.13   1.59

小選挙区平均投票率、1・18ポイント増え68・26%/神奈川
政治・行政
選挙
2009/08/31
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjaug0908186826/
 県選挙管理委員会は31日、確定した衆院選の県内小選挙区平均投票率を発表した。平均投票率は68・26%(男67・99%、女68・53%)となり、前回総選挙(2005年9月)を1・18ポイント上回った。

 県内18選挙区別投票率は、4区(横浜市栄区・鎌倉市・逗子市・葉山町)が72・24%で最多。最も低かったのは3区(横浜市鶴見区・神奈川区)で65・08%だった。11区(横須賀市・三浦市)で前回を0・34%下回った以外、いずれも投票率が増加した。

 男女別では男が1・90ポイント増、女が0・45ポイント増。市町村別では政令指定都市の横浜市が68・86%、川崎市が66・77%、相模原市が67・53%。一般市は68・01%、郡部は70・83%。市町村別の最多は山北町の79・37%。

 比例代表南関東ブロックの県内投票率は、68・25%(男67・98%、女68・52%)で、前回を1・24%上回った。

 当日有権者数は727万6981人(男365万5563人、女362万1418人)。29日までの期日前投票(小選挙区)は94万2495人で、不在者投票との合計は97万1886人だった。

5661とはずがたり:2009/09/23(水) 18:42:17
神奈川県の横浜とか田舎よりも投票率高いぐらいですげえ。70越えもちらほら。

開票区名 当日有権者数(人) 投票者数(人) 棄権者数(人) 投票率(%) 前回投票率との差(%)
<1区>
中区  112,939  71,210  41,729  63.05  0.44
磯子区  136,004  93,595  42,409  68.82  0.08
金沢区  171,322  121,979  49,343  71.20  -0.16 ★金沢区
第1区計  420,265  286,784  133,481  68.24  0.03
<2区>
西区  77,815  52,009  25,806  66.84  0.97
南区  164,193  107,672  56,521  65.58  0.45
港南区  182,020  129,921  52,099  71.38  1.62 ★港南区
第2区計  424,028  289,602  134,426  68.30  1.04
<3区>
鶴見区  219,266  141,128  78,138  64.36  1.11
神奈川区  188,213  124,057  64,156  65.91  1.23
第3区計  407,479  265,185  142,294  65.08  1.17
<4区>
栄区  104,076  75,512  28,564  72.55  1.78 ★栄区
鎌倉市  149,211  106,973  42,238  71.69  1.24 ★鎌倉市
逗子市  50,210  36,613  13,597  72.92  0.48 ★逗子市
三浦郡  27,605  20,086  7,519  72.76  0.34 ★三浦郡
第4区計  331,102  239,184  91,918  72.24  1.22 ★4区
<5区>
戸塚区  219,993  154,192  65,801  70.09  0.29 ★戸塚区
泉区  125,168  89,558  35,610  71.55  0.56 ★泉区
瀬谷区  102,388  70,105  32,283  68.47  0.80
第5区計  447,549  313,855  133,694  70.13  0.50 ★5区
<6区>
程ヶ谷区  167,807  116,836  50,971  69.63  0.97
旭区  206,955  146,155  60,800  70.62  1.80 ★旭区
第6区計  374,762  262,991  111,771  70.18  1.43 ★6区
<7区>
港北区  264,616  178,425  86,191  67.43  0.97
都筑区  147,112  103,591  43,521  70.42  1.07 ★都筑区
第7区計  411,728  282,016  129,712  68.50  1.05
<8区>
緑区  140,255  96,804  43,451  69.02  0.86
青葉区  236,138  169,771  66,367  71.89  0.00 ★青葉区
第8区計  376,393  266,575  109,818  70.82  0.31 ★8区
<9区>
多摩区  166,342  109,984  56,358  66.12  0.99
麻生区  132,913  94,871  38,042  71.38  1.02 ★麻生区
第9区計  299,255  204,855  94,400  68.45  1.07
<10区>
川崎区  173,794  107,242  66,552  61.71  -0.03
幸区  125,060  84,124  40,936  67.27  1.07
中原区  185,628  125,797  59,831  67.77  2.00
第10区計  484,482  317,163   167,319  65.46  1.05
<11区>
横須賀市  352,462  240,428  112,034  68.21  -0.55
三浦市  41,934  28,238  13,696  67.34  1.41
第11区計  394,396  268,666  125,730  68.12  -0.34
<18区>
高津区  171,621  113,037 58,584  65.86  1.89
宮前区  170,598  116,707  53,891  68.41  1.32
第18区計  342,219  229,744  112,475  67.13  1.59

5662名無しさん:2009/09/23(水) 18:53:22
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090922/elc0909221021000-n1.htm

【政権交代と世論の風】(中)勝負は最後の3日間だった? (1/2ページ)
2009.9.22 10:20

このニュースのトピックス:政権交代
 鳩山政権に対する最初の評価、新聞、テレビなど各メディアの「世論調査」が出そろった。軒並み「高い支持率」で、鳩山政権は、まずは無難な船出というところだ。

 さて、その鳩山政権を生み出した今回の衆院選について、「事後分析」も進んでいる。

 財団法人情報通信学会の「間(かん)メディア社会研究会」という団体の調査もおもしろい。「間メディア社会」というのは、新旧さまざまなメディアが相互に関連しあって世論を作り上げている「複合的なメディア環境社会」のことで、研究している学習院大の遠藤薫教授が説明してくれた。

 最も興味を引いたのは、有権者がいつ投票行動を決定したかという調査だ。

 遠藤教授によると、「比例代表の投票先をいつ決めたか」との設問で調べたところ、全体の4分の1は「いつも決めている」と回答したが、年代別でみると、60代で4割程度がいつも決めているのに対し、その他の世代は25%程度にとどまっていた。

 では、いつも投票先を「決めているわけではない」有権者は、一体、いつ投票先を決めたのだろうか。

 具体的な態度決定の時期を聞いたところ、「7月の東京都議選以前」に10%程度が態度を決め、「衆院の解散前後」に5%前後が態度を決めた。さらに、「8月上旬」にかけて5〜10%が決め、「8月18日の衆院選公示後10日間程度」で20%前後が決めた。

 さて、残りの人たちはいつ決めたのか。

 実は、8月30日の投票直前、最後の「3日間」に決めたという回答がかなり多かった。

 60代では15%程度しかいないが、残りの若い世代では全体の25〜35%が、「投票直前に決めた」と回答した。特に20代は、3分の1以上、35%もの人が「直前3日間で決めた」と答えている。投票が迫ってから態度決定をした人がかなりいたという結論なのだ。

 マニフェスト(政権公約)の内容を競う選挙戦という色彩が濃く、民主党の優勢も長期間に渡ってメディアで伝えれてきた衆院選だったが、有権者の3分の1程度が、直前に決めたと答えていることを、どう考えればいいのだろうか。

 ひとつの回答としては、自民党に対する拒否感はあるものの、本当に民主党でいいのかどうか、最後まで迷っていた有権者がかなりの割合でいるのではないかとの推測がある。民主党への信頼感は、まだ高くないという説明もできるだろう。

 この推論に立つと、有権者の多くは「二大政党」という二者択一に慣れておらず、どちらかを選ぶという選択を模索しながら、直前に決めたということになる。

 もうひとつ推測ができる。それは、選挙が近づき、メディア報道も増えて、民主党のマニフェストが少しずつ浸透していったため、民主党の支持が次第に増えていったという分析だ。これなら、民主党への支持は、かなり固い支持として広がったと結論付けることもできる。

 有権者はマニフェストをじっくり読み込んだ上で、積極的に民主党を選んだのか、それは今後も容易には変わらないほど固い支持となって広がったのか。

 それとも、「自民党への批判」という消極的理由で、直前に迷ったあげくに民主党を選んだに過ぎないのか。

 今後の政治の行方を左右する大きな問いかけになりそうだ。(金子聡)

5663名無しさん:2009/09/23(水) 18:54:25
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090923/elc0909230719000-n1.htm

【政権交代と世論の風】(下)自民敗北原因は「あのCM」だった? (1/2ページ)
2009.9.23 07:19

このニュースのトピックス:政権交代
 今回の衆院選での「自民党敗北の原因」は多く語られているが、「なるほど」という別なデータが出てきた。

 財団法人情報通信学会の「間(かん)メディア社会研究会」の調査だ。研究している学習院大の遠藤薫教授が説明してくれた。

 そこで分かったのは、今回の衆院選で自民、公明両党がインターネット上で展開した、民主党を批判するコマーシャル(ネガティブCM)を見た人のうち6割以上、63・5%が、批判している自公両党に対して逆に「悪い印象を持った」と答えていることだ。

 衆院選で自民党に投票した人に聞いても、その3割以上が「CMは自民、公明に悪印象だった」と衝撃の回答を寄せていたという。

 劣勢が伝えられ、起死回生を狙った自民党、公明党のネガティブキャンペーンが「逆効果」だった可能性も出てきたから大変だ。

 調査は8月31日〜9月1日、1000人を対象にネットで実施した。ネット調査なので、電話や対面調査と比べると、その数値の扱いは難しいが、ネットCMでありながら、ネットユーザーには不評だったということのようだ。

 自民党が展開したネガティブCMは3種類あった。そのうち、「ラーメン編」では、客が好みを言うたびに、それに合わせて、具や味やふりかけまでかけて、どんどん違うラーメンを作ってしまうラーメン店主を描き、「相手に合わせるだけでは誰一人幸せにできない」というテロップで、盛りだくさんの公約を打ち出した民主党を皮肉るというスタイル。

 また、「プロポーズ編」では、老後も生活も高速道路も乗り放題だと、なんでも大丈夫と自信満々に語って結婚を迫る男性を描いて、テロップで「根拠のない自信に人生を預けられますか」と、民主党のマニフェスト(政権公約)に財源の裏付けがないと揶揄(やゆ)するものだった。

 遠藤教授の調査では、このネットCMは、いずれも数十万回アクセスがあり人気だったが、評価は悪く、CMを作った側に対する悪印象が6割を超えてしまったというわけだ。自民、公明両党の狙った通り、民主党に悪印象を持ったとの回答はわずか4・6%に過ぎなかった。

 遠藤教授は「昨年の米大統領選でもマケイン候補が展開したネガティブキャンペーンが失敗するなど、ネガティブキャンペーンの難しさが指摘されているが、日本ではネガティブCMは逆効果だった可能性がある」と指摘。「むしろ、有権者の良識がよく示されている調査結果だ」とも話した。

 確かに衆院選では、麻生太郎首相を筆頭に、民主党批判で「こんなばらまきでいいのか」と正面から批判してみせたが、ネットCMだけでなく、こうした選挙戦術そのものが受け入れられなかった可能性もある。

 だからといって、自民党の選挙戦略に代替案があったかどうかといわれると難しい。「ひたすら土下座」で同情を買うという戦略しかなかったなどといえば、あまりにさびしい話になってしまう。(金子聡)

5664とはずがたり:2009/09/23(水) 19:12:18
<新潟県>

選挙区当確者一覧
http://www.niigata-nippo.co.jp/09syuinsen/senkyoku/list-niigata.html

1区 有権者数: 425,456 投票率: 67.5%
2区 有権者数: 315,884 投票率: 75.8%
3区 有権者数: 323,892 投票率: 74.1%
4区 有権者数: 321,921 投票率: 73.3%
5区 有権者数: 284,942 投票率: 75.5%
6区 有権者数: 298,729 投票率: 76.8%

5区・6区が少なくて1区が多いねぇ。
──────────────────────
<1区>→西区を2区へか江南区を4区へ割譲とかかね。あんま人口とか考えてないけど。
新潟市
 中央区
 東区
 西区(旧・新潟市域、旧・黒埼町域)←黒埼町域は02年に2区より編入・西区の内旧巻町域(四ツ郷屋)は2区
 江南区(旧・新潟市域)→旧・横越町、旧・亀田町域は4区
 北区(旧・新潟市域)

<5区>→2区・4区から長岡市域を編入すべきか。
長岡市 新潟県第2区(旧・越路町、旧・三島町、旧・与板町、旧・寺泊町、旧・和島村、旧・小国町域)、新潟県第4区(旧・栃尾市、旧・中之島町域)以外の区域。
小千谷市
魚沼市
南魚沼市
北魚沼郡川口町
南魚沼郡湯沢町

<6区>→2区から柏崎・刈羽辺りを編入?
上越市
十日町市
糸魚川市
妙高市
中魚沼郡津南町

5665とはずがたり:2009/09/23(水) 19:14:22
<富山県>
区 得票率 対前回増加ポイント
1区 70% +4.16ポイント
2区 72.78% +2.79ポイント
3区 76.96% +1.44ポイント
県全体では73.75%

富山県内投票率73.75% 小選挙区導入後で最高
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090831/25407.html
2009年08月31日 09:30

 衆院選の県内小選挙区の投票率は、県全体で前回を2.59ポイント上回る73.75%となった。有権者の関心の高さを反映し、小選挙区制が導入された平成8年以降で最も高かった。新人同士の争いとなった3区は1.44ポイント、自民、民主の県連トップが争った1区は4.16ポイントそれぞれ前回を上回り、2区も前回より2.79ポイント伸びた。

 1区は自民、民主の県連トップ同士の激しい選挙戦が投票行動を促し70%となった。

 2区は藤井氏の地元・滑川市で前回を5.88ポイント、宮腰氏の地元・黒部市で2.59ポイント上回るなど全9開票区で70%を超え全体で72.78%だった。

 3区は比例代表に転出した綿貫民輔国民新党代表の地元・南砺市が前回を1.87ポイント、氷見市が0.85ポイント下回った。柴田氏の地元・小矢部市が前回を5.69ポイント、橘、相本両氏の地元・高岡市が2.19ポイント上回るなど全体では76.96%まで伸びた。

 市町村別では、南砺市が83.57%で最も高く、最低は富山市第1(旧富山市)の70%。男女別では、男74.79%、女72.81%だった。期日前投票は前回の1.69倍となる12万7189人で、投票総数の19%を占めた。

衆院選で県内の4氏当選、投票率73.75%にアップ
(2009年08月31日 17時40分)
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20090831113814
 民主党が圧勝・自民党が大敗し、政権交代が実現する歴史的な選挙になりました。30日に投票が行われた衆院選は、31日未明にすべての議席が確定し、県内からは3つの選挙区と比例代表を合わせ4人が当選しました。

 小選挙区富山1区では、民主党・前職の村井宗明さんが9万377票を獲得し、悲願の小選挙区での当選を果たしました。直接対決で敗れた自民党・前職の長勢甚遠さんは比例代表北陸信越ブロックで復活当選しました。

 富山2区は、自民党・前職の宮腰光寛さんが10万5828票で5回目の当選です。富山3区は新人同士の激しい選挙戦から抜け出した自民党・新人の橘慶一郎さんが13万4315票を獲得して初当選。無所属で挑んだ相本芳彦さんは10万票の大台に乗せましたが、2万8000票あまりの差で及びませんでした。

 今回の衆院選の投票率は、県全体では73.75%(富山1区70.00%、2区72.78%、3区76.96%)で、前回より2.59ポイントアップし、小選挙区になってからは過去最高となりました。

5666とはずがたり:2009/09/23(水) 19:16:38
<石川県>
1区 72.21
2区 78.75
3区 75.67

選挙:衆院選 県内投票率を75.67%に訂正−−県選管 /石川
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/17/news/20090901ddlk17010587000c.html

 県選管は30日深夜、当初76・43%としていた小選挙区の県内投票率を75・67%に訂正すると発表した。加賀市選管が誤って期日前投票を二重集計し、県選管に報告していた。加賀市と2区の投票率もそれぞれ75・45%、78・75%に訂正された。

 戦後24回行われた衆院選(補選除く)では80%を超えた選挙は6回ある。また、1980年の衆参同日選では78・40%、90年に75・94%を記録したが、今回はそれ以来の高い投票率になった。

==============
 ◇市町別確定得票

         奥田建   佐藤正幸     馳浩 松林淳一
金沢市   125667  10982 117168 1738
1区計   125667  10982 117168 1738

         宮元智    森喜朗  田中美絵子
小松市      990  36435  32035
加賀市      646  23102  21840
白山市      971  32422  36534
能美市      393  18180  13053
川北町       56   2541   1496
野々市町     411  10810  14063
2区計     3467 123490 119021

         東義和   近藤和也   北村茂男
七尾市      380  20095  15638
輪島市      187   6519  15112
珠洲市      113   5156   6716
羽咋市      277   9396   7246
かほく市     399  11341   9821
津幡町      414  11040  10033
内灘町      249   8221   6722
志賀町      151   7550   7361
宝達志水町    170   4827   4111
中能登町     100   7951   4357
穴水町      100   2908   3800
能登町      114   5828   7682
3区計     2654 100832  98599

==============
 ◇市町別投票率

      当日有権者数   投票者数 投票率(%)
 ◇1区
金沢市   358479 258871 72.21

1区計   358479 258871 72.21

 ◇2区
小松市    87393  70529 80.70
加賀市    61340  46279 75.45
白山市    90451  71099 78.60
能美市    38052  32161 84.52
川北町     4458   4147 93.02
野々市町   35796  25804 72.09

2区計   317490 250019 78.75

 ◇3区
七尾市    49733  36688 73.77
輪島市    27639  22120 80.03
珠洲市    15537  12181 78.40
羽咋市    20298  17343 85.44
かほく市   28233  21933 77.69
津幡町    28894  21836 75.57
内灘町    21124  15542 73.58
志賀町    20301  15348 75.60
宝達志水町  12519   9249 73.88
中能登町   16326  12574 77.02
穴水町     8903   6972 78.31
能登町    18723  13827 73.85

3区計   268230 205613 76.66

県計    944199 714503 75.67

毎日新聞 2009年9月1日 地方版

5667とはずがたり:2009/09/23(水) 19:17:12

<福井県>
1区 71.96%(+1.46pt)
2区 74.76%(+3.03pt)
3区 75.65%(+2.83pt)
(括弧内は前回比)

福井のニュース
県内投票率、最高の74.11% 小選挙区制導入後 (8月31日午前8時56分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8289

集計作業が進められる福井1区の開票所=30日午後9時15分ごろ、福井市体育館 集計作業が進められる福井1区の開票所=30日午後9時15分ごろ、福井市体育館

 衆院選小選挙区の福井県内投票率は74・11%だった。郵政民営化を争点に“小泉劇場”と関心を呼んだ前回衆院選(2005年、71・68%)を2・43ポイント上回り、小選挙区制が導入された96年以降で最高となった。「政権選択」を掲げ、3選挙区とも自民対民主の激しい選挙戦になったことに加え、期日前投票の投票者数が過去最多となり、投票率を押し上げた。

 県選管によると、期日前投票の投票者数は8万9981人で、有権者の13・75%を占めた。07年参院選の7万1015人を上回り、国政選挙、知事選を通し過去最多となった。選挙区別では1区2万7731人、2区3万183人、3区3万2067人だった。

 前職同士が激突した1、2区、前・元職がしのぎを削った3区といずれも、午前中の投票率は前回をやや上回るペースで伸びた。しかし午後2時以降は鈍り、同6時までは前回より1〜3ポイント程度低く推移した。

 選挙区別の投票率は、1区が71・96%と前回(70・50%)を1・46ポイント上回り、2区は74・76%(前回71・74%)、3区75・65%(同72・83%)と、いずれも前回を上回った

 市町別で投票率が高かったのは南越前町の81・01%、次いでおおい町80・89%。9市の平均は73・49%、8町は同78・13%だった。最低は1区の福井市(旧福井市と美山町)の71・48%だが、前回の69・86%は上回った。男女別では男性75・04%、女性73・26%だった。

5668とはずがたり:2009/09/23(水) 19:25:50
<長野県>

県関係議員ゼロ 比例代表、導入以降初めて
2009年8月31日掲載
http://www8.shinmai.co.jp/2009sousenkyo/2009/08/post_59.html

 衆院選の比例北陸信越ブロック(定数11)は30日、長野、新潟、富山、石川、福井の5県で投開票し、民主が6、自民が4、公明が1の議席を獲得した。民主は改選前より2議席増やした一方、自民は1議席減。公明は1議席を維持し、国民新党は議席を失った。県関係議席は、1996年の小選挙区比例代表並立制導入以降、初めてゼロになった。

 長野県関係では、小選挙区で敗れた自民5人の復活はかなわず、1955年の結党以来初めて県内の「自民党代議士」がいなくなった。自民は比例前職の長島忠美氏(58)を単独1位、小選挙区重複立候補20人全員を2位で登載。5区の前職宮下一郎氏が惜敗率を85・59%まで引き上げたが次点に終わった。

 民主は、重複立候補17人全員を名簿1位に登載する一方、小選挙区での大量当選に備え、比例単独候補4人を18位以降に登載。県内からは、木曽郡木曽町在住で会社役員の新人三浦茂樹氏(40)が名簿20位、塩尻市在住で元同市議の新人武居博明氏(51)が同21位に登載されていたが届かなかった。

 共産は、1区と重複立候補した新人山口典久氏を単独1位に、長野市在住の新人中野早苗氏(61)を単独2位に登載したが、2000年衆院選以来の議席獲得はならなかった。社民は、2区の新人中川博司氏、5区の新人池田幸代氏ら重複立候補5人を名簿1位に登載したが及ばなかった。

 その他の政党で県関係は、国民新党の比例単独2位に長野市在住で元郵便局長の新人反り目弘国氏(65)、新党日本の比例単独1位に諏訪郡原村在住で農業の新人小林峰一氏(47)が立候補していた。

5669とはずがたり:2009/09/23(水) 19:28:06
<長野県>
1区 74.27% 県内最低
2区 74.47%
3区 74.80%
4区 77.01%
5区 79.40% 県内最高

H21.8.30執行 衆議院議員総選挙
●衆議院小選挙区選出議員選挙
投票結果
http://www.pref.nagano.jp/senkyo/past/past.html

’09夏・衆院選ながの:投票率、3.95ポイント増の75.65% /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090831ddlk20010289000c.html

 ◇96年以降最も高く

 衆院選の県内小選挙区の投票率は75・65%(男76・54%、女74・81%)で、前回05年の71・7%を3・95ポイント上回った。期日前投票者数も前回の1・6倍になった。今回は「政権選択」を最大の争点に、有権者の関心を引き寄せ、小選挙区比例代表並立制の導入(96年)以降では最も高い投票率になった。

 県内投票率は、過去最低(65・99%)を記録した03年まで5回連続で下落。前回は「小泉旋風」の効果もあって71・7%に回復した。

 今回は相次ぐ首相交代や内閣の不祥事などで、国政への関心が上昇。「政権交代」への期待感も手伝って、投票率を押し上げたとみられる。

 市町村別で最も投票率が高かったのは平谷村の89・52%。最も低かったのは川上村の72・44%だった。
 ◇

 期日前投票者数は29万5304人で、有権者の16・77%に上り、前回を6・34ポイント上回った。選挙区別の期日前投票者数は、▽1区=5万7890人(前回比1・65倍)▽2区=6万6949人(同1・7倍)▽3区=7万4929人(同1・57倍)▽4区=4万5203人(同1・57倍)▽5区=5万333人(同1・48倍)。

毎日新聞 2009年8月31日 地方版

県内投票率75.65% 全国2位
2009年8月31日掲載
http://www8.shinmai.co.jp/2009sousenkyo/2009/08/7565.html

 衆院選の県内投票率(小選挙区)は、郵政民営化などが問われた2005年の前回選を3・95ポイント上回る75・65%となり、2回連続で前回比プラスとなった。不況下で雇用不安や貧困層の拡大といった社会問題が顕著化する中、争点となった政権選択に有権者の関心が高まったとみられる。

 期日前投票は過去最高の29万5304人(前回比1・60倍)。有権者に占める割合は16・72%で、都道府県別で3位だった。03年に始まった制度が定着したことも投票率を押し上げる要因になったようだ。

 選挙区別で最も高かったのは5区で、79・40%。最低は1区で74・27%だった。市の最高は伊那市の79・77%、最低は松本市の72・45%。

県内期日前投票23万2532人 投票者数、投票率とも最高
2009年8月30日掲載
http://www8.shinmai.co.jp/2009sousenkyo/2009/08/232532.html

 衆院選公示翌日から28日までの10日間に県内で期日前投票を済ませた有権者(小選挙区)は23万2532人で、前回2005年衆院選の同期間の1・70倍に上ったことが29日、県選管のまとめで分かった。過去最高だった07年参院選(16日間)の総数を既に9342人上回っている。17日現在の県内有権者に占める割合は13・17%で、都道府県別では4番目の高さ。29日午後も多くの有権者が訪れ、投票所前に列ができた。
 28日までの投票者数は19市で計17万4072人(前回同期の1・76倍)、町村で5万8460人(同1・54倍)。松本市では前回同時期の1・97倍、東御市、岡谷市、駒ケ根市でも1・90倍を超えた。投票した有権者の割合は木曽郡で20・69%に上っている。総務省によると、全国では1094万4845人に達し、衆参両院の国政選を通じて過去最多を記録。前回同時期の1・63倍で、有権者の10・49%が既に投票を済ませた。最終的には1200万人を超えると推計される。
 長野市の期日前投票所がある市役所では午後から夜にかけても多くの有権者が訪れ、断続的に行列ができた。この日だけで1区、2区合わせて4400人が投票。期日前投票の総数は前回より1万5701人多い3万9351人となった。松本市内8カ所の投票所ではこの日、合計5942人が投票、全期間では2万6688人に上った。上田市でも同日、4655人が投票した。

5670チバQ:2009/09/23(水) 20:31:25
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000280909210001
【民主は いま】


ねじれ敗北 どう総括
2009年09月21日

 民主党の鳩山由紀夫代表が首相指名を受けた16日、福井市のユニオンプラザ福井では、総選挙を総括する党選挙区第2総支部の会議が開かれていた。2区は、同党の糸川正晃氏が自民の山本拓氏に約1500票差で惜敗。その敗因を探るべく白熱した議論が続いた。


 党本部は喜色に染まるが、県連は手放しで喜べない。福井は島根、鳥取、高知とともに小選挙区で自民に全敗。しかも、年金問題などで民主に追い風が吹いていた07年の参院選から続いて野党が議席を取れなかったのは、全国でも福井だけだったからだ。


 「力のある市長や町長をどう取り込むかがカギだ」。出席した連合福井の役員、市議や議員秘書らからは、自民候補の応援にまわった首長の動きに特に議論が集中した。


 会議は県連の組織強化を図ることで一致し、選対本部長を務めた野田富久県議が「県連が地方の声を国へ届け、地方政界への影響力を強めなければならない」と締めくくった。


   ■  ■


 政権交代が判明した8月30日深夜以降、自民を支持した市長や町長が、比例区で復活当選した民主候補の事務所を次々と訪れた。


 選挙後に朝日新聞福井総局が実施したアンケートでは、「総選挙で自民を支持した」
と回答した首長は県内17市町のうち14人。しかし地方の要望を伝えるため、ほぼすべてが「民主との関係改善を望む」と答え、首長の「民主シフト」が明らかになった。ある市長は「野党になった自民では相手にならない。地方の要望は与党にしないと効果がない」と明かす。


 県連も地方の声に応じようと、受け入れ態勢づくりを急ぐ。7日に開いた常任幹事会では、県版の「戦略局」を設置する方針を決定した。党がマニフェストで掲げていた首相直属の新機関で、政治主導で予算の骨格を策定する「国家戦略局」を模した組織だ。


 県連の「戦略局」には、国会議員、県議や市議が加わり、北陸新幹線の延伸や中部縦貫道の開通、原発問題など県政の重要課題を検討し、政府に伝える役割を持つ。地元の要望の窓口にもなる。


   ■  ■


 そんななか、県と民主の衆院議員が東京で開こうと調整を進めていた西川一誠知事との意見交換会に、「県政の課題について県連ぬきに話し合うことは認められない」と県連が横やりを入れた。


 政権交代を受けた県と国会議員との意見交換会は、自民の議員も交えて、すでに1回開かれていた。両党の議員に重要政策を説明した県は、与野党の県内結束を期待した。ところが席上、自民側から上がった「福井で選出されたのは(小選挙区で当選した)3人だけ」という声に民主側が反発。不調に終わった。


 新たな意見交換会は、その仕切り直しになるはずだったが、発言力強化を目指す県連にとって「国会議員との直取引は見逃せなかった」(幹部)。自民の議員は地方の陳情を国へ橋渡しすることで存在感を発揮した。民主県連も要望のパイプ役となり、地方政界の「主役」を狙う。

5671チバQ:2009/09/23(水) 20:33:21
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000909230002
民主はいま(下) 保守層つなぐ策探る
2009年09月23日


公示前の7月31日、松宮勲氏の若狭連絡事務所を訪れた民主党の小沢一郎代表代行(当時)=小浜市大手町

 小選挙区で全勝し、かろうじて守られた自民王国、福井。だが、選挙戦を通して保守層は確実に揺らいでいた。


 「我々の手の届かない票を民主に持ってきた。経営者クラスを引っこ抜いたんだ」
 民主党県連幹部がそう評するのは、3区で自民の高木毅氏に善戦した松宮勲氏だ。自民党幹事長を務めた小沢一郎・民主党幹事長の存在が保守層を民主へ引き寄せたとされるように、元自民の松宮氏にも同様の「効果」があったという。


 松宮氏は郵政民営化に反対して自民を離党。無所属で挑んだ05年総選挙で自民の刺客候補に敗れた。その後、小沢幹事長らに誘われ、今回の衆院選に立候補した。


 松宮氏を支えたのは、自民時代から支持を寄せる企業経営者たち。約50人で支援組織を設立し、選挙事務所の雑務をこなし、それぞれ取引先への電話作戦を展開した。


「反小泉改革の福井代表として個人的に支持していたから」。支援組織会長の数馬國治さん(59)は言う。福井市のカーテンメーカー社長で、熱心な自民党員だった。松宮氏と同じく、郵政選挙を機に離党。今回の選挙では7月下旬の事務所開き以降、毎日事務所に詰めた。


   ■  ■


 「伏して皆様にお願いを申し上げる。民主の松宮へのご支援を賜りたい」
 投開票目前の8月25日、越前町内で開いた松宮氏の演説会で、藤野利和県議が頭を下げた。かつて自民党越前町支部長だったが、旧知の松宮氏からの強い支援要請に応え、昨秋、離党。支持拡大に地元を奔走した。


 演説会は、同じ日に町内であった自民候補の集会を上回る約700人を集めた。前回の総選挙で、民主は越前町で自民にダブルスコアの差で敗れていた。今回は、自民支持層が厚い郡部でこそ大差をつけられたが、越前町だけは338票差まで詰め寄った。


 だが、藤野氏は民主入りの打診には迷っている。保守が強い地域で民主を名乗ることが不利にならないか、後援会が心配しているからだ。「私はもう垣根は越えてしまっ
た。民主を好きになるしかないのだが」


   ■  ■


 総選挙投開票の翌日、1区で敗れ、比例区で復活当選した民主の笹木竜三氏の事務所を、県農政連の山田俊臣会長ら幹部が訪ねた。目的は「当選のごあいさつ」。笹木氏は不在で、会長らはそのまま引き揚げた。応対した秘書は「農政連関係者が当選のあいさつに来たのは初めてだ」と驚いた。


 県農政連は自民の有力な支援団体として、自民候補のみを推薦、応援した。いずれの候補も当選したものの、苦戦を強いられた。選挙後、早々に民主陣営を訪ねた理由について、ある幹部は「農業政策の要求は政権与党頼み。今後我々の不利にならないようによろしく、という意味だ」と明快だ。


 こうした動きを玉村和夫・民主党県連幹事長は「選挙で力を貸してくれた保守層をどうつなぎとめていくかが、政権安定に向けた大きな課題だ」と受け止めている。
(この連載は、足立耕作が担当しました)

5672とはずがたり:2009/09/23(水) 21:10:20

国民支持層は橘5割・柴田3割か

>自民新人の橘慶一郎氏が、自民支持層の7割、公明支持層の6割、国民新支持層の5割から支持を集めた。
>無所属新人で民主・社民推薦の相本芳彦氏は民主の7割、無党派層の5割を固めたが、社民支持層の支持は6割にとどまった。年代別では20代前半、40代、50代で橘氏を上回った。
>無所属新人の柴田巧氏はみんなの党支持層の5割、国民新の3割から支持を得た。


橘氏が自民支持で7割 富山県内3選挙区出口調査
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090831/25406.html
2009年08月31日 09:30

 共同通信社が30日に行った出口調査で、富山3区は、自民新人の橘慶一郎氏が、自民支持層の7割、公明支持層の6割、国民新支持層の5割から支持を集めた。無所属新人で民主・社民推薦の相本芳彦氏は民主の7割、無党派層の5割を固めたが、社民支持層の支持は6割にとどまった。年代別では20代前半、40代、50代で橘氏を上回った。無所属新人の柴田巧氏はみんなの党支持層の5割、国民新の3割から支持を得た。

 1区は民主前職の村井宗明氏が民主支持層の9割、社民の7割、無党派層の7割近くの支持を得た。年代別では20代後半から60代までで幅広く支持を獲得。自民前職の長勢甚遠氏は自民と、推薦を受けた公明でそれぞれ7割を固めたが、無党派層の支持は3割に届かなかった。共産新人の佐伯めぐみ氏は共産の7割から支持された。

 2区は自民前職の宮腰光寛氏が自民の8割、公明の7割から支持を得たほか、無党派層の5割で支持された。男女別、年代別のすべてでトップを占めた。社民新人の藤井宗一氏は社民の9割、民主の7割を固めた。

5673とはずがたり:2009/09/23(水) 22:53:31
北海道-神奈川>>5650-5660・新潟-福井>>5664-5667・長野>>5669

<山梨県>
>▽1区が67・59%(前回68・33%)▽2区は77・09%(同72・04%)▽3区は74・7%(同73・27%)
1区 67.59% (前回比:-0.74pt)
2区 77.09% (前回比:+5.05pt)
3区 74.70% (前回比:+1.43pt)

’09衆院選:投票率、過去最高の73.28%−−小選挙区導入以来 /山梨
 ◇関心の高さ裏付け
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090831ddlk19010009000c.html

 投票率は73・28%と、96年の小選挙区制導入以来、最高だった前回05年の71・31%をさらに1・97ポイント上回り過去最高となった。期日前投票を済ませる人も過去最多となり、「政権選択」が争点となる中、有権者の関心の高さが裏付けられた。

 選挙区別では▽1区が67・59%(前回68・33%)▽2区は77・09%(同72・04%)▽3区は74・7%(同73・27%)−−だった。

 堀内光雄氏(自民)と坂口岳洋氏(民主)、長崎幸太郎氏(無所属)の事実上の三つどもえとなった県内最激戦区の2区は前回を5ポイントあまり上回り、関心の高まりは数字でも裏付けられた。

 全選挙区のうち、最も投票率が高かったのは小菅村の87・42%で、最低は甲府市(1区地域)の64・72%だった。

 最近10年間の国政選挙の投票率は、衆院選が▽00年=65・38%▽03年=62・10%▽05年=71・31%。参院選は▽01年=63・05%▽04年=61・81%▽07年=63・65%−−で、小泉純一郎首相(当時)が郵政民営化の是非を問うた05年衆院選を除き、60%台前半がほとんどだった。

毎日新聞 2009年8月31日 地方版

5674とはずがたり:2009/09/23(水) 22:56:56
<静岡県>
1区 67・57%
2区 72・71%=3位
3区 73・23%=2位
4区 69・83%
5区 69・62%
6区 67・43%
7区 76・74%=最高
8区 70・91%

審判の夏:’09しずおか衆院選 投票率70.81% 前回比2ポイント増 /静岡
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/22/news/20090831ddlk22010159000c.html
 ◇過去5回で最高

 県内の投票率は70・81%で、前回の05年衆院選68・81%より2ポイント高かった。今回を含めた過去5回の衆院選の中で最も高い投票率だった。政権選択を最大の焦点と位置づけられた選挙戦に、有権者の関心が高かった結果とみられる。

 毎日新聞が事前に実施した世論調査で、県内では92%が「投票に必ず行く」または「たぶん行く」と回答。期日前投票も前回よりも61・3%伸びた。「衆院選の前哨戦」と位置づけられた7月の知事選は61・06%と、前回の44・49%を大きく上回っていて、引き続き、選挙への関心が高かったと推測される。

 選挙区別では1区67・57%▽2区72・71%▽3区73・23%▽4区69・83%▽5区69・62%▽6区67・43%▽7区76・74%▽8区70・91%。

 郵政民営化法案をめぐり「造反議員対刺客」という構図で、前回、県内で最も投票率が高かった7区(73・59%)は、三つどもえの激戦となったことも影響し、高くなった。

毎日新聞 2009年8月31日 地方版

【09総選挙 静岡ニュース】
県内投票率70・81% 小選挙区移行後最高 『期日前』は11.77%
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009083102000079.html
2009年8月31日
 県選挙管理委員会のまとめによると、県内小選挙区の投票率は、小選挙区比例代表並立制に移行後で最も高い70・81%。「小泉劇場」で注目を集めた前回の投票率68・81%を、2ポイント上回った。

 今回は自民、公明両党の連立政権維持か、民主党への政権交代かが最大の焦点。各党がマニフェスト(政権公約)を掲げて争った「政策選択」の選挙でもあり、有権者の関心は高かったといえる。

 男女では、男性が70・75%、女性が70・86%。選挙当日の有権者数は307万6497人で、うち217万8419人が投票した。

 選挙区別で投票率が最も高かったのは、7区で76・74%。前回の「郵政選挙」の構図を引きずり、自民、民主、無所属の主要三候補が激しい戦いを繰り広げた。以下は3区(73・23%)、2区(72・71%)、8区(70・91%)、4区(69・83%)、5区(69・62%)、1区(67・57%)、6区(67・43%)と続いた。

 期日前投票を行った人は、36万3374人。投票率は11・77%で、前回を4・01ポイント上回った。

 また、2006年の公職選挙法改正により今回から小選挙区でも投票が可能になった海外在住者の投票では、2780人の有資格者のうち、640人が投票、投票率は23・02%だった。

県内投票率70・81% 小選挙区導入後最高
2009/08/31
http://www.shizushin.com/news/feature/shuin09/news1/20090831000000000040.htm
 県選管がまとめた衆院選小選挙区の県内確定投票率は70・81%(男70・75%、女70・86%)で、「郵政選挙」として注目を集めた2005年9月の前回衆院選の68・81%を2ポイント上回った。1996年の小選挙区比例代表並立制導入後、最高の投票率となり、有権者の政権選択選挙への関心の高さを反映した結果となった。比例代表の確定投票率は70・79%だった。
 小選挙区別にみると、県内全選挙区で前回選の投票率を上回った。最も高かったのは自民、民主の候補と、前回衆院選で落選した無所属元職による激しい争いが全国的に注目を集めた7区の76・74%(前回比3・15ポイント増)。次いで民主新人と大臣経験者の自民前職が競った3区の73・23%、民主元職と自民前職が激突した2区の72・71%が続いた。
 市区町別で最も高かったのは、2区川根本町の83・14%。3区浜松市天竜区第一開票区の81・67%、7区新居町の79・55%と続いた。最低は6区熱海市の64・45%。
 期日前投票は19〜29日に、県内有権者の11・77%に当たる36万3374人が利用。前回衆院選の23万7066人、期日前投票制度導入後、利用者が最多だった07年7月の参院選の26万3367人を大幅に上回った。

5675とはずがたり:2009/09/23(水) 22:58:38
<愛知県>

愛知県内の小選挙区別確定投票率 (NHK開票速報より)
http://eimi0511.iza.ne.jp/blog/entry/1200081/
 1区 61.96% 369,526人中<低>
 2区 65.59% 378,272人中
 3区 66.04% 381,361人中
 4区 61.72% 373,755人中<最低>
 5区 63.60% 411,798人中
 6区 69.87% 416,933人中
 7区 72.70% 418,189人中
 8区 70.19% 417,869人中
 9区 70.33% 421,972人中
10区 69.62% 417,772人中
11区 78.13% 362,700人中<最高>
12区 74.07% 448,205人中
13区 75.69% 386,936人中<高>
14区 74.39% 265,067人中
15区 70.74% 344,911人中

5676とはずがたり:2009/09/23(水) 23:01:57
<岐阜県>
1区 69.99%
2区 71.20%
3区 70.56%
4区 78.32%
5区 75.97%

選挙:衆院選 投票率、微増の73.09% 事前投票の伸びが底上げ /岐阜
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/21/news/20090901ddlk21010066000c.html

 衆院選小選挙区の県全体の投票率は73・09%(男73・42%、女72・79%)で、前回選挙の72・31%からわずかに増えた。政権交代がなるかが注目された選挙自体への関心の高さに加え、期日前投票の伸びが投票率を底上げした。

 岐阜1区の投票率は69・99%。現職大臣の野田聖子氏の当落を巡って全国的に注目され、民主、自民両党の幹部が相次いで選挙区入りしたが、前回選挙の70・45%からわずかに下がり、70%を割り込んだ。

 岐阜2区は、71・20%。激戦を背景に前回選挙の68・89%から2ポイント以上伸びた。

 岐阜3区は70・56%。前回選挙は69・41%だったが、小選挙区での初勝利を目指した民主の園田康博氏と自民の武藤容治氏の対決に注目が集まり、70%を超えた。

 岐阜4区は78・32%。自民の金子一義氏と民主の今井雅人氏が熱戦を展開したが、前回選挙の79・04%から下がった。

 岐阜5区は75・97%で、郵政民営化をめぐり自民分裂選挙となった前回選挙の74・07%より伸びた。【山田尚弘】

毎日新聞 2009年9月1日 地方版

5677とはずがたり:2009/09/23(水) 23:23:14
<三重県>

http://www1.pref.mie.jp/senkan/090830/publication3.asp
平成21年8月30日執行
第45回衆議院議員総選挙
衆議院小選挙区選出議員選挙速報

1区 72.95%(前回比:+0.36pt)
2区 69.41%(前回比:+2.03pt)
3区 73.08%(前回比:+0.45pt)
4区 72.59%(前回比:+1.08pt)
5区 74.09%(前回比:+2.14pt)

5678とはずがたり:2009/09/23(水) 23:31:48
<滋賀県>
〜選挙区別〜
1区71・14%(前回比1・61ポイント増)▽
2区69・71%(同1・35ポイント増)▽
3区71・48%(同1・48ポイント増)▽
4区70・23%(同0・03ポイント増)

〜市町村別〜
西浅井町(2区)の80・47%が最高、
豊郷町(2区)の65・45%が最低

全体 70.65

選挙:衆院選 湖南市選管集計ミス 投票率は70.65%に /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/archive/news/2009/09/01/20090901ddlk25010506000c.html

 衆院選の開票作業で、湖南市選管(4区)が当初、不在者投票と在外投票をした計177人分を集計せず、発表した2時間後に投票者数や投票率を訂正するトラブルが起きた。この結果当初「70・64%」と発表された県内全体の投票率も「70・65%」に訂正された。

 開票所で数えた投票用紙の枚数がパソコンで入力した有権者数と一致せずミスが発覚。開票率94%の中間発表後の午後11時20分にミスが分かったが、県選管との連絡の不手際で訂正するのに50分以上かかった。湖南市の中川正己総務課長は「速やかに報告するはずが結果的に遅くなってしまった。原因を厳しく検証したい」と話している。【安部拓輝】

毎日新聞 2009年9月1日 地方版

衆院選しが:小選挙区、投票率70.64% 前回より1.12ポイントアップ /滋賀
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/25/news/20090831ddlk25010236000c.html

 衆院選の県内小選挙区の投票率は70・64%で、郵政民営化が最大の争点となった前回選(05年)の69・52%を1・12ポイント上回る高投票率となった。公示翌日の19日から続いた期日前投票数は投票者数の約15%に及ぶ12万932人にのぼり、前回選の1・6倍だった。政権選択が焦点となった今回の選挙に有権者が大きな関心を示したことが分かる。

 小選挙区ごとの投票率は、1区71・14%(前回比1・61ポイント増)▽2区69・71%(同1・35ポイント増)▽3区71・48%(同1・48ポイント増)▽4区70・23%(同0・03ポイント増)。市町別では、西浅井町(2区)の80・47%が最高、豊郷町(2区)の65・45%が最低だった。【安部拓輝】
 ◇マスク姿で対応

 ○…感染が広がる新型インフルエンザ対策のため、各投票所でも除菌用ウエットティッシュを用意するなど予防に努めた。

 甲賀市水口町の水口中央公民館では、立会人ら担当者9人がマスク姿で対応。事務作業をしていた女性職員は「(予防の観点からは)安心感はあるが、投票者にとってものものしい雰囲気にならないか心配。目で笑ったりして工夫しています」と話していた。【金志尚】
 ◇「若い人が多い」

 〇…大津市音羽台の逢坂小学校に開設された投票所では、30日、多い時は30人ほどの有権者が列を作った。同投票所の管理者で同市職員の初田康明さんは「前回選挙の時よりも若い人が多い。初めて投票する人も多いと思うので案内表示を多くしました」。投票に来た主婦(72)は「私には知的障害の子どもがいます。この子が社会の中で受け入れられて生きられる国になってほしいと願って1票を投じました」と話していた。【後藤由耶】

5679とはずがたり:2009/09/23(水) 23:32:02
>>5675-5676
==============
 ◇市町別投票率
        当日有権者数   投票者数 投票率(%)
 1区
大津市     264300 185981 70.37
高島市      44001  33343 75.78
  1区計   308301 219324 71.14

2区
彦根市      86538  57473 66.41
長浜市      63780  44402 69.62
東近江市2区   11654   7922 67.98
米原市      32905  24189 73.51
愛荘町      15203  10350 68.08
豊郷町       5795   3793 65.45
甲良町       6443   4402 68.32
多賀町       6651   5174 77.79
虎姫町       4566   3207 70.24
湖北町       7233   5493 75.94
高月町       8226   6162 74.91
木之本町      6851   5042 73.60
余呉町       3201   2563 80.07
西浅井町      3850   3098 80.47
  2区計   262896 183270 69.71

 3区
草津市      94038  65280 69.42
守山市      58791  43243 73.55
栗東市      48246  34032 70.54
野洲市      39779  29612 74.44
  3区計   240854 172167 71.48

 4区
近江八幡市    55131  37938 68.81
甲賀市      73682  54324 73.73
湖南市      42211  29351 69.53→29528 69.95
東近江市4区   78726  52919 67.22
安土町       9883   6981 70.64
日野町      18559  13366 72.02
竜王町      10604   7948 74.95
  4区計   288796 202827 70.23→203004 70.29

   県計  1100847 777588 70.64→777765 70.65

毎日新聞 2009年8月31日 地方版

5680とはずがたり:2009/09/23(水) 23:32:51
>>5678-5780
>>5679のレスアンカー間違えた。。

5681とはずがたり:2009/09/23(水) 23:34:14
<京都府>

選挙区別
1区65・65%(前回比1・89ポイント増)▽
2区66・31%(同1・81ポイント増)▽
3区65・89%(同1・99ポイント増)▽
4区68・53%(同1・6ポイント増)▽
5区74・1%(同3・59ポイント増)▽
6区69・7%(同1・57ポイント増)


2009衆院選・京都:投票率68.22% 戦後3番目の高率 /京都
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/26/news/20090831ddlk26010218000c.html
 ◇期日前投票者、前回比1.6倍

 今回衆院選の府内6選挙区全体の投票率は68・22%。前回05年衆院選の66・25%を1・97ポイント上回り、消費税やリクルート問題などが争点となって戦後最高の69・15%を記録した90年衆院選に迫り、戦後3番目となった。

 選挙区別では、1区65・65%(前回比1・89ポイント増)▽2区66・31%(同1・81ポイント増)▽3区65・89%(同1・99ポイント増)▽4区68・53%(同1・6ポイント増)▽5区74・1%(同3・59ポイント増)▽6区69・7%(同1・57ポイント増)−−といずれの選挙区でも前回を上回った。

 公示翌日の19日から29日まで府内62カ所で行われた期日前投票者数は計25万8644人と投票者数の18・06%に達した。投票日に仕事や冠婚葬祭、レジャーなどで投票できないと見込まれる有権者が対象の制度。衆院選としては今回が2回目の実施となり、前回衆院選の約1・6倍と利用者が大きく増えた。

毎日新聞 2009年8月31日 地方版

5682とはずがたり:2009/09/24(木) 09:28:51
<大阪府選管>

大阪市・東大阪市・堺市の投票率低っ。
民度の高い(?)北摂民の方がきちんと投票行くようですね〜。
この辺は神奈川>>5661の構図と似てるか。

http://www.pref.osaka.jp/senkan/date/h21syu/Syu_Top_Main.htm

1区 62.01 大阪市
2区 66.51  〃
3区 65.51  〃
4区 65.24  〃
5区 64.70  〃
6区 66.83  〃 及び門真市・守口市

7区 69.19
8区 69.11
9区 69.15
10区 70.56
11区 69.28

12区 66.61
13区 63.96 東大阪市
14区 68.47
15区 67.40
16区 68.09
17区 66.00 堺市
18区 65.49 堺市
19区 66.17

5683とはずがたり:2009/09/24(木) 09:46:36
<兵庫県>

平成21年8月30日執行
第45回衆議院議員総選挙
最高裁判所裁判官国民審査
投 ・ 開 票 速 報
http://senkyo.pref.hyogo.lg.jp/

1区 63.69 最低=東灘区・灘区・中央区
2区 65.01
3区 65.00
4区 65.96
5区 73.25 最高=豊岡市・三田市・篠山市他
6区 67.08
7区 67.56
8区 67.27
9区 65.24
10区 67.55
11区 63.95 低=姫路市(大部)
12区 72.76 高=相生市・たつの市等

5684とはずがたり:2009/09/24(木) 10:15:02

<奈良県>

1区 68.38%
2区 72.60%
3区 71.85%
4区 73.23%

2009衆院選:投票率↑、71.47% 政権選択に関心高まる /奈良
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/29/news/20090831ddlk29010269000c.html

 第45回衆院選の県全体の投票率(小選挙区)は71・47%で、05年9月の前回(70・32%)を1・15ポイント上回った。03年11月の前々回は61・61%で戦後最低を記録したが、郵政民営化の是非を巡って注目を集めた前回に続いて70%台となり、有権者の関心の高さを示した。

 県内では、1946年の選挙以来、76年まではほぼ75%以上の投票率を維持。52年には79・53%を記録した。しかし、77・18%となった90年以降は、下降の一途をたどっていた。

 今回は、衆院選で2回目となる期日前投票が前回の約1・63倍と好調だったことも影響。自公連立政権の継続か、民主を中心とする新しい政権かを問う政権選択が焦点となったうえ、格差是正や景気対策など生活に密着した政策課題で各党のマニフェストに関心が高まった結果と言える。【阿部亮介】

毎日新聞 2009年8月31日 地方版

5685とはずがたり:2009/09/24(木) 10:15:14
<和歌山県>
1区 67・31%(+2.79pt)
2区 72・12%(+0.87pt)
3区 75・90%(+3.42pt)

県内投票率71.70% 小選挙区制導入後で最高
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=174371

 和歌山県内の小選挙区の投票率は71・70%で、郵政解散で関心が高まった前回(2005年9月)の69・24%を2・46ポイント上回った。小選挙区制を導入した1996年の総選挙以降、最も高かった。

 年金問題や社会保障制度のほころび、地方経済の疲弊などから政権の行方に有権者の関心が高まった。3選挙区とも自民、民主が前回に続き候補を立て激戦を繰り広げた。

 選挙区別では、3区が75・90%で、前回の72・48%より3・42ポイント上回った。1区が67・31%(前回64・52%)、2区が72・12%(同71・25%)で、軒並み前回より上がった。

 市部では、田辺市が72・69%で前回の68・58%より4・11ポイント上回った。有田市は72・64%、御坊市は75・40%、新宮市は75・34%だった。

 西牟婁郡は74・62%で、前回の69・71%を4・91ポイント上回った。有田郡は78・51%、日高郡は81・64%、東牟婁郡は75・74%だった。

 県内で最も投票率が高かったのは北山村の87・42%、次いで広川町の86・02%だった。

(2009年08月31日更新)

5686とはずがたり:2009/09/24(木) 10:16:14
>>5684
出典は奈良県選管
http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1701.htm

5688とはずがたり:2009/09/24(木) 22:14:30
>>5687
例えば佐賀1区・2区辺りの小選挙区と比例区の得票の連動性はどうだったんでしょうかねぇ??

5689とはずがたり:2009/09/25(金) 01:07:39
北海道-神奈川>>5650-5660・新潟-福井>>5664-5667・長野>>5669 山梨-和歌山>>5673-5686

<山陰地方>
鳥取1区 74・25%(前回70・89%)前回比+3.36pt
鳥取2区 76・01%(同75・07%)前回比+0.94pt
島根1区 前回(73・50%)を3・19ポイント上回る76・69%だった。
島根2区 05年の前回(77・88%)を1・98ポイント上回る79・86%

速報ローカルニュース
鳥取県投票率75・07%
8月30日 21:46
http://www.nnn.co.jp/today/090830/20090830155.html
 鳥取県選管が発表した衆院選の投票率は鳥取1区が74・25%(前回70・89%)、同2区が76・01%(同75・07%)、県計で75・07%(同72・86%)。

鳥取県投票率75.3% 小選挙区、導入後最高
2009年08月31日
http://www.nnn.co.jp/news/090831/20090831119.html
 現政権継続か政権交代かを最大の焦点にした今回の衆院選は、予測通り有権者の関心が高く、鳥取県全体の小選挙区確定投票率は75・3%と、前回(2005年9月)の72・86%を2・44ポイント上回り、1994年の小選挙区制導入以降で最高だった。

 鳥取2区では、自民前職の赤沢亮正氏と民主新人の湯原俊二氏が互角の戦いを展開。投票率は、「郵政選挙」の縮図として注目された前回を0・94ポイント上回る76・01%で、激しい選挙戦を物語った。

 鳥取1区も自民前職の石破茂氏と民主新人の奥田保明氏の師弟対決に注目が集まり、投票率は74・66%と前回を3・77ポイント上回った。

 市町村別では、大半の市町村で前回を上回り、最高は前回と同じ江府町で85・0%、最低も前回と同じで鳥取市の72・64%。期日前投票の投票率は12・65%で前回(8・20%)の約1・5倍に上昇した。

高投票率78・35%/09総選挙
http://74.125.153.132/search?q=cache:IfoHrKXjovsJ:mytown.asahi.com/shimane/news.php%3Fk_id%3D33000000908310003
2009年08月31日

 総選挙の(島根)県内の投票率は78・35%と、「郵政民営化」で有権者の関心を集めた前回05年(75・81%)を上回った。政権の継続か、交代かをめぐる攻防で有権者の関心が高まったことに加え、危機感を背景に自民前職が票を掘り起こした影響もあるとみられる。

 選挙区別では、自民と国民新の前職2人が激戦を演じた2区は05年の前回(77・88%)を1・98ポイント上回る79・86%、自民前職に民主新顔ら3人が挑んだ1区は、前回(73・50%)を3・19ポイント上回る76・69%だった。

 県内の総選挙の投票率は69年から前回の05年まで、13回連続全国1位。戦後最高の投票率は49年に89%台を記録している。衆参同日選だった86年は86・93%で、90年も86・45%だった。しかし、その後は低下し、小選挙区比例代表並立制が導入された96年には初めて80%を割り込む75・68%、03年は70・66%まで落ち込んだ。(藤井満)

衆院選 : 投票率は78.35% 2.54ポイント前回上回る
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514631216

 島根県の小選挙区の投票率は78・35%(男79・13%、女77・67%)となり、「郵政選挙」と呼ばれ、関心を集めた2005年の前回選(75・81%)を2・54ポイント上回った。14回連続で全国1位。「政権選択」の戦いへの注目度の高さを反映した。

 当日有権者数は59万5321人で、投票者数は46万6459人。小選挙区別の当日有権者数と投票率は、1区が28万2460人で76・69%、2区が31万2861人で79・86%だった。

 市町村別にみると、自民、国民新両党の前職候補がしのぎを削り、注目区となった2区で軒並み上がった。雲南市では前回選に比べ1・23ポイント高い86・71%となったほか、大田市も4・36ポイント増の79・59%となった。

 政権選択が最大の争点となり、1区でも関心が高かった。無党派層が多いとされる県都・松江市も前回選より3・93ポイント増の73・90%、出雲市でも4・17ポイント高い79・62%となった。

 比例代表は在外有権者を含む当日有権者数が59万5321人で、投票率は78・34%(男79・12%、女77・65%)だった。

 一方、期日前投票者数は、前回選の1・60倍となる7万7196人に上り、有権者の12・9%が期日前で済ませた。

('09/08/31 山陰中央新報)

5690とはずがたり:2009/09/25(金) 01:07:55
<岡山県>
1区 69.17%
2区 68.62%
3区 71.20%
4区 66.08%
5区 70.65%

岡山県選管
平成21年8月30日執行 衆議院議員総選挙
http://www.pref.okayama.jp/syokyoku/senkyo/h21_shuin/index.htm

5691とはずがたり:2009/09/25(金) 01:08:07
<広島県>

1区 65.63
2区 68.89
3区 68.59
4区 70.78
5区 73.10
6区 71.32
7区 67.86

広島県選挙管理委員会
投票結果速報
衆議院 小選挙区
【平成21年8月30日】
投票結果速報
平成21年8月30日 23:53現在
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/senkyo/sokuhou/sokuho102.html

5692とはずがたり:2009/09/25(金) 01:08:28

<山口県>
1区70・39%(前回67・05%)+3.34pt
2区75・50%(同72・45%)+3.05pt
3区70・32%(同68・03%)+2.29pt
4区71・05%(同68・94%)+2.11pt

山口の投票率は71・81%
'09/8/31
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200908310151.html

 山口県選管によると、30日投開票された衆院選小選挙区の投票率は71・81%。小選挙区制となって最も高かった前回2005年9月の69・ 07%を2・74ポイント上回り、過去最高を更新した。政権選択が最大の焦点となった選挙への有権者の関心の高さを映し出す結果となった。

 選挙区別では、1区70・39%(前回67・05%)2区75・50%(同72・45%)3区70・32%(同68・03%)4区71・05%(同68・94%)。民主党前職と自民党新人が激しく争った2区が3・05ポイント増え、他の3選挙区も前回より上がった。

 当日有権者数は121万2508人。選挙区別では1区35万9225人▽2区30万5610人▽3区27万8585人▽4区26万9088人。

 投票者数は、87万708人。選挙区別では1区25万2874人▽2区23万727人▽3区19万5908人▽4区19万1199人だった。

投票率70%超、小選挙区導入後初
2009年8月31日(月)掲載
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2009/0831/2.html

山口県内の投票率は71.81%で、2005年9月の前回を2.74ポイント上回り、1996年の小選挙区制導入後初めて70%を上回った。自公政権の存続か、民主を中心とする野党への政権交代か「政権選択」を最大の焦点に各政党と陣営が舌戦を繰り広げ、投票率アップにつながったとみられる。

県内4小選挙区別では、1区70.39%(前回比3.34ポイント上昇)▽2区75.50%(同3.05ポイント上昇)▽3区70.32%(同2.29ポイント上昇)▽4区71.05%(同2.11ポイント上昇)で、いずれも70%を超えた。

県内の衆院選投票率は小選挙区制が導入された96年以降4回連続で70%を割り込み、同年10月は61.4%で過去最低。次の2000年6月は投票時間が2時間延長され66.5%と上向いたが、続く03年7月は64.8%で再び下降。郵政解散で注目を集めた前回は69.1%まで持ち直したが、それでも70%の大台には届かなかった。

期日前投票は全有権者の13.84%に当たる16万8377人が投票し、前回より6万3705人増の1.61倍と大幅に増えた。県選管は「期日前投票の制度が浸透した」とみている。

5693とはずがたり:2009/09/25(金) 01:09:54
<徳島県>
>徳島1区は3選挙区の中では最も低く64・63%だった。しかし、前回(62・79%)より1・84ポイント増えた。

>徳島2区は69・84%。3小選挙区では唯一、前回(69・95%)より下がった。中でも板野、上板両町の減少が目立つ。

>徳島3区が最も高く75・78%。前回(69・96%)より5・82ポイント増えた。伸び幅も、3小選挙区の中で最も高かった。民主新人と自民前職が最後まで接戦を繰り広げたことが、投票率を引き上げた要因とみられる。小選挙区制導入以降、選挙区で最も高かった00年6月の徳島3区(71・19%)も大きく上回った。

小選挙区の県内投票率70・11% 現制度で最高 2009/8/31 10:21
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/08/2009_125168170653.html

 徳島県選挙管理委員会が30日まとめた衆院選小選挙区の県内投票率は70・11%となった。1996年に小選挙区比例代表並立制が導入されて以降、最も高くなった前回(2005年9月、67・66%)を2・45ポイント上回った。70%を超えたのは、90年2月(75・53%)以来。政権選択が焦点の歴史的な選挙となったことが、有権者の関心を高めたようだ。

 小選挙区別では、徳島3区が最も高く75・78%。前回(69・96%)より5・82ポイント増えた。伸び幅も、3小選挙区の中で最も高かった。民主新人と自民前職が最後まで接戦を繰り広げたことが、投票率を引き上げた要因とみられる。

 小選挙区制導入以降、選挙区で最も高かった00年6月の徳島3区(71・19%)も大きく上回った。

 徳島2区は69・84%。3小選挙区では唯一、前回(69・95%)より下がった。中でも板野、上板両町の減少が目立つ。

 徳島1区は3選挙区の中では最も低く64・63%だった。しかし、前回(62・79%)より1・84ポイント増えた。

 市町村別で最も高かったのは、つるぎ町で82・11%。唯一、80%を超えた。このほか、16市町村が70%以上となった。市では三好市が79・62%で最も高かった。

 最も低かったのは、板野町の63・93%。次いで徳島市の64・47%だった。

 合併によって市町村数は、前回の35市町村から24市町村に減少。前回と枠組みが変わっていない20市町村で比べると、15市町村で増加した。

 男女別では、男性が70・44%(前回67・01%)、女性が69・82%(68・24%)。

 比例代表は70・07%。小選挙区より0・04ポイント少なかったが、前回(67・59%)と比べて2・48ポイント増えた。

5694とはずがたり:2009/09/25(金) 01:10:20
<香川県>
1区 70・14% 前回比1・53ポイント増
2区 71・49% 前回比4・72ポイント増
3区 69・29% 前回比3・73ポイント増

小選挙区移行後で最高-香川県内投票率70%超
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20090831000116
2009/08/31 07:32

 香川県選管がまとめた第45回衆院選の県内投票率は、3小選挙区平均で70・33%。郵政解散で注目を集め、小選挙区制移行後で過去最高を記録した前回(2005年9月)の67・07%を3・26ポイント上回った。衆院選で投票率が70%を超えたのは、第39回(1990年2月)以来。
【→参照記事】

 「政権選択」が焦点となり、事前の世論調査でも県民の関心度が9割近くに上った今選挙。8月最後の日曜日と重なったことなどから、関心の高さが投票行動に結びつかない懸念もあったが、そのまま反映される結果となった。
 期日前投票も好調だった。投票者数は前回比1・52倍の11万4577人に達し、有権者数に占める割合は13・79%。前回(9・02%)より4・77ポイント上昇し、全体の投票率を押し上げた。

 投票率を選挙区ごとにみると、1〜3区すべてで前回から上昇、なかでも自民、民主が候補者を擁立した1、2区はともに70%台となった。最も高かったのは2区で、前回(66・77%)に比べて4・72ポイント増の71・49%。1区も前回(68・61%)に比べ1・53ポイント増の70・14%。3区も69・29%で、前回(65・56%)比3・73ポイント増となった。

 戦後の県内投票率は、第25回(52年10月)の85・03%をピークに減少傾向をたどり、第41回(96年10月)、第43回(03年11月)は60%を切った。低迷に歯止めがかかったのは前回。「郵政解散」で注目が集まり、投票率は一気に10ポイント以上上昇。今回も「政権選択」という明確なテーマが、若者を中心とした無党派層の投票に結びついたとみられる。

5695とはずがたり:2009/09/25(金) 01:10:39
<愛媛県>

〜選挙区別〜
1区69・62%▽
2区69・01%▽
3区69・38%▽
4区77・00%。

〜自治体別〜
最高は北宇和郡松野町の83・00%、
最低は今治市の67・15%。

47NEWS衆院選20092009年08月31日(月)付 愛媛新聞
投票率 県内選挙区70・91% 前回5.1ポイント上回る
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/syuinsen2009/ren233200908312143.html

 30日投票の衆院選で、小選挙区の県内投票率は70・91%だった。小選挙区比例代表並立制導入以降最高を記録した前回を5・1ポイント上回り、「政権選択選挙」への注目の高まりを反映した結果となった。
 性別では、男性70・74%、女性71・06%。選挙区別では、1区69・62%▽2区69・01%▽3区69・38%▽4区77・00%。最高は北宇和郡松野町の83・00%、最低は今治市の67・15%。
 当日有権者数は120万601人、投票者数は85万1387人。期日前投票は20万9940人、不在者投票は1万1252人で計22万1192人。商業施設への期日前投票所設置などで、事前に投票した人は前回より8万7691人増えた。

5696とはずがたり:2009/09/25(金) 01:12:28
<高知県>
1区64・11%(前回59・72%) +4.39pt
2区66・29%(同63・09%) +3.20pt
3区72・59%(同69・46%) +3.13pt

2009衆院選:小選挙区・県内確定投票率、67.64% /高知
http://124.83.167.158/area/kochi/news/20090901ddlk39010456000c.html

 県選管によると、衆院選小選挙区の県内確定投票率は67・64%で、郵政民営化が争点となり選挙熱が高まった前回(64・12%)をさらに上回った。確定当日有権者数は64万3154人(男29万6694人、女34万6460人)だった。

 選挙区別の投票率は、1区64・11%(前回59・72%)▽2区66・29%(同63・09%)▽3区72・59%(同69・46%)−−。いずれも前回を上回り、政権選択選挙での有権者の関心の高さがうかがえた。【服部陽】

 高知県内投票率67・64%
http://203.139.202.230/09senkyo/090831sen06.htm

 県選管がまとめた第45回衆院選の県内投票率(選挙区)は67・64%となった。県内3小選挙区とも大幅に上昇し、小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降の最高を記録。前回の05年衆院選(64・12%)を3・52ポイント上回った。

 最も上昇幅が大きかったのは高知1区。96年以降の5回の衆院選で最高だった前回の59・72%から4・39ポイントアップし、64・11%。2区は前回を3・20ポイント上回り66・29%、3区も3・13ポイント伸びて72・59%となった。

 有権者の出足は午前中から好調で、午前11時現在の推定投票率は前回を1・04ポイント上回る25・00%を記録。午後はやや鈍って午後4時には43・10ポイントで1・18ポイント下回ったものの、前回の1・57倍と大幅に増えた期日前投票が加わった午後8時には67%を超えた。

 公示後の県民世論調査では関心度が前回衆院選より1・6ポイント低かったが、最大の争点となった「政権選択」に加え、年金、医療など社会保障への不安や、疲弊する地域の現状打破を求める県内有権者の心理が投票行動に結び付いたとみられる。

 市町村別では、三原村の85・05%が最も高く、最低は室戸市の58・70%だった。男女別では男性67・15%、女性68・06%。前回より投票率が低下したのは、いの町2区。

 当日有権者は、1区21万3741人、2区21万7390人、3区21万1272人。県全体は64万2403人。
 期日前投票 高知県内1.57倍 7万4525人

 選挙管理委員会が30日発表した県内の期日前投票者数は、選挙人名簿登録者数64万4750人(17日現在)の11・56%に当たる7万4525人。2005年の前回衆院選と比べて全市町村で増え、県全体では1・57倍となった。

 期日前投票が初めて導入された04年参院選以降、国政選挙では投票者数、比率とも最高を記録。小選挙区別では、高知3区が2万6707人(前回比1・60倍)で最多。2区が2万4058人(同1・55倍)、1区は2万3760人(同1・56倍)だった。

 今回の衆院選から小選挙区への投票も可能になった在外有権者は769人のうち1区で2人、3区で7人の計9人が投票した。

(2009年08月31日付朝刊)

5697とはずがたり:2009/09/25(金) 18:19:48

<福岡県>

福岡選管選挙速報
http://www.fukuoka-senkan.com/sokuhou/Default.html

1区 62.66 ←低っ
2区 65.68
3区 69.69
4区 70.69
5区 70.48
6区 71.68
7区 75.37 ←高っ
8区 72.65
9区 66.54
10区 63.40 ←低っ
11区 70.52

県計 68.77

5698とはずがたり:2009/09/25(金) 18:20:22
<佐賀県>
1区も同1・49ポイント上回る74・77%となった。
2区が前回を3・72ポイント上回る75・20%。
3区は72・47%で、前回より0・5ポイント上回った。

県内小選挙区 投票率最高の74・15%(09年8月31日)
http://www.saga-s.co.jp/news/syuuinsen2008/2008syugi.0.1401380.article.html

 「政権選択」を最大の争点に県内各地で激戦を繰り広げた今回の衆院選。県選管がまとめた県内小選挙区の投票率は有権者の関心や期待の高さを反映し、1996年の小選挙区制移行後、最高となる74・15%に上った。”小泉劇場”で飛躍的に伸びた前回の衆院選(2005年9月)の72・25%を1・9ポイント上回った。
写真
 真夏の選挙で投票率低下が懸念されたが、各党のマニフェスト(政権公約)がこれまで以上に注目され、特定の支持政党を持たない無党派層の関心もひきつけたとみられる。

 選挙区別では、自民前職、民主前職が激しく競り合った2区が前回を3・72ポイント上回る75・20%。1区も同1・49ポイント上回る74・77%となった。自民前職が優位に選挙戦を進めた3区は72・47%で、前回より0・5ポイント上回った。

 市町別では1区の神埼市(旧千代田町)の79・82%が最も高く、唐津市(3区)の71・91%が最低。男女別では男性が74・32%、女性は74・01%だった。

 期日前投票と不在者投票も最終的に計10万3775人にのぼり、前回の衆院選と比べ3万3507人、48%増えた。

 当日有権者数は68万8948人(男性31万9404人、女性36万9544人)、選挙区別は1区23万5158人、2区22万6094人、3区は22万7696人。

【写真】今後の政治の行方を決める1票を投じる有権者=1区、佐賀市の勧興小体育館
県内小選挙区市町別投票率
市町名 有権者数 投票者数 投票率
1区
佐 賀 市 128,696 95,306 74.06%
鳥 栖 市 52,766 38,678 73.30%
神 埼 市 9,802 7,824 79.82%
基 山 町 14,549 11,375 78.18%
上 峰 町 7,217 5,705 79.05%
みやき町 22,128 16,936 76.54%
計 235,158 175,824 74.77%●

2区
佐 賀 市 60,276 45,111 74.84%
武 雄 市 6,737 4,973 73.82%
鹿 島 市 25,325 19,274 76.11%
小 城 市 36,512 26,792 73.38%
嬉 野 市 23,455 17,209 73.37%
神 埼 市 17,253 13,023 75.48%
吉野ケ里町 12,531 9,562 76.31%
大 町 町 6,423 4,759 74.09%
江 北 町 7,841 6,089 77.66%
白 石 町 21,337 16,552 77.57%
太 良 町 8,404 6,689 79.59%
計 226,094 170,033 75.20%●

3区
唐 津 市 105,586 75,923 71.91%
多 久 市 18,178 13,327 73.31%
伊 万 里 市 46,768 33,705 72.07%
武 雄 市 34,437 24,894 72.29%
玄 海 町 5,243 3,816 72.78%
有 田 町 17,484 13,356 76.39%
計 227,696 165,021 72.47%
県   計 688,948 510,878 74.15%●

5699とはずがたり:2009/09/25(金) 18:20:37
<長崎県>
1区 67.03
2区 72.87
3区 76.57
4区 71.04

長崎県選管
衆議院議員総選挙 投・開票速報
http://www.pref.nagasaki.jp/election/2009syuugi/sokuhou/index.html

■県内投票率71.35% 前回衆院選3ポイント上回る
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/203.html

 30日に投票があった第45回衆院選で、県内小選挙区の投票率は71・35%となり、1996年の小選挙区制導入後初めて70%台を突破。自民、民主の「二大政党」による政権選択が争点となり、有権者の関心が高かったことをうかがわせた。

 郵政民営化を焦点に“小泉旋風”が吹き荒れた2005年の前回衆院選の68・35%を3ポイント上回った。

 投票率は県全域で前回に比べ上昇。特に、民主新人が閣僚経験者の自民前職と競った2区は、諫早市が7・37ポイント増、西彼2町が6・61ポイント増と上昇率が際だって高く、政権交代の象徴区として注目されたことを裏付けた。

 これに続いたのも2区で雲仙市が前回比4・70ポイント増、島原市が3・44ポイント増。ほかに北松江迎町3・40ポイント、対馬市3・39ポイント、佐世保市3・12ポイント、東彼東彼杵町3・06ポイントとそれぞれ増え、3、4区の市町が3ポイント台の上昇率を記録した。1区の長崎市は1・90ポイント増だった。

 公示後に長崎新聞社がNBC長崎放送と共同で実施した世論調査では、投票に「必ず行く」と答えたのは86・8%だった。

2009年8月31日長崎新聞掲載

5700山口新聞男:2009/09/25(金) 21:18:50
福岡1区と10区は、事前予想で民主優勢といわれてたので、投票意欲が下がったか?

5701チバQ:2009/09/25(金) 21:47:51
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000909250002
「自民」への迷い 地域と対話 政策磨け
2009年09月25日


「すべて実現したら日本は『夢の国』になる」。首をかしげながら、民主のマニフェストをながめていた

 「藤井裕久さんは元大蔵官僚。財務相になっても、しがらみで改革は難しそう」「岡田克也さんが外相だと、頑固そうだから米国と摩擦を起こすのでは……」


 東京都に隣接するベッドタウンで不動産会社を営む市場司さん(54)=仮名=は、鳩山内閣が発足した16日夕、自宅でテレビに見入った。衆院選での民主大勝は覚悟していたが、長らく自民を支持してきた市場さんには、戸惑いがあった。「いったいどんな国づくりをしてくれるのか、わからない」


 高速道路無料化や子ども手当などが並ぶ民主のマニフェスト。だが、市場さんが何よりも望むのは景気回復だ。景気が上向けば、銀行の融資を取りつけられ、事業拡大が期待できる。「どれもこれもやりますでは政策の安売り。信用できない」


 今回当選した民主の新人は143人。議員として一人前になるのには時間がかかると思う。「小沢一郎さんが育てるのだろう。次第に党内の小沢色が鮮明となり、鳩山さんはだんだんやりにくくなるのでは」


    □ □


 今回の衆院選は、自民候補とは距離を置いた。いつもなら店先の目立つ場所に掲げる自民候補のポスターも、外からも見えないよう事務所の奥に張った。「入居者や家主らも色々な考えを持っている人がいる。今の政治事情ではポスター1枚張るだけで仕事を失うかもしれない」と考えたからだ。


 「今回は無理だよ。一度民主にやらせればいい」。動けば一定の票が集まる地域の自民支持者が漏らした一言に何となく納得できた。


 ただ投票日の8月30日、市場さんは迷わなかった。逆風といわれる中だからこそ自民の底力を信じたかった。


    □ □


 昨秋、麻生前首相の就任直後なら、ここまで大敗しなかったと思う。「首相としての技量に対して『審判』が下される前に、選挙をやればよかったのだが……」


 不動産業界も生き残り競争が激しい。不動産を購入したくても銀行からは融資を断られ、事業拡大は難しい。マンションの家賃収入でやりくりする状況を強いられている。


 だが、麻生前首相が選挙戦で強調したのは、4度の補正予算で景気に光が差してきたこと。「少しでも景気が回復していたら有権者もここまでは見放さなかった。麻生さんの認識と、有権者には温度差があった」


 「長い間権力にあぐらをかいてきたつけが回った」と思うが、自民支持を変えるつもりはない。地元選挙区の自民候補には「この4年間、地域で姿が見えなかった。地元を大切にするのが自民の本来の姿」と、活動不足への反省を求める。


 新政権は、経験不足に加えて在日米軍基地のあり方などを巡って順調にはいかないだろうとみる。「民主がマニフェストを着実に実行して日本がよくなればそれでいい。でも、そう遠くない時期に自民の再登板が訪れる」


 次の総選挙まで、長ければ4年間。政策を磨き、地域との対話を繰り返すことで力を蓄えてほしいと、野党の自民に注文する。


 民主の歴史的大勝に終わった今回の衆院選――。前回05年には小泉改革を支持した有権者は、どう感じたか。長年自民を支持してきた不動産業者、酪農家、年金生活者の3人に、新政権を担う民主と野党になった自民への思いを聞いた。

5702とはずがたり:2009/09/25(金) 22:27:52
>>5700
なんか低いすよね。
高知市の高知1区なんかも低い>>5696ですがこっちは超激戦で面白い選挙なのに低いですねー。
県的な構造としては1区と県下第二都市姫路の投票率が低い兵庫県>>5683にちょいにてますな。

5703チバQ:2009/09/25(金) 23:44:04
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514666217
乱のあと〜衆院選を終えて(1) 自民復興に妙案なし


麻生太郎総裁の辞任表明後、開かれた自民党役員会=東京・永田町、党本部
大敗の衝撃 民主は早速揺さぶり

 31日午後。麻生太郎総裁の辞任表明直後に、自民党が東京・永田町の党本部で開いた役員会の光景は、大敗を喫した衝撃の大きさを物語った。

 細田博之幹事長(島根1区)の視線はうつろ。出席者の中に複数の落選者もおり、歴史的な敗北にもかかわらず、責任や敗因を追及する声がないばかりか、同氏が諮った9月18日告示、同28日開票という総裁選の日程も、粛々と決まった。

 政権の座に就いた民主党は、同月中旬に鳩山由紀夫代表を新首相に指名する特別国会を召集する方針。自民党総裁選の日程は、党所属議員が麻生首相という「敗軍の将」を指名する、前代未聞の事態を意味していた。

 しかし、盾突く気力すら起こらないほど、幹部たちは憔悴(しょうすい)しきっていた。その執行部の面々を、故竹下登元首相ら歴代の党総裁の写真が見下ろしていた。

 総裁選にかみつく

 「のっけから、それですかい」。石破茂農相(鳥取1区)は31日の鳥取県庁での会見で、党総裁選の日程にかみついた。

 同氏は党への風当たりの強さを肌で感じ、衆院選の前哨戦から一貫して党を再建する必要性を強調。その唯一とも言える活路を閉ざすような方針に我慢がならなかった。

 「党のイメージ、体制、政策立案能力のすべてを一新しなければならない」。焦りを胸に列車を乗り継ぎ、東京へ急いだ。

 しかし、負った傷は大きく、深いだけに、”戦後”の復興に向けて妙案があるわけではない。

 党の獲得議席は300から119に激減。かつて「軍団」と称された田中派、竹下派の流れを組む津島派も生き残った前職は45人中、13人だった。

 石破氏とともに所属し、兄の登元首相が心血を注いで育てた同派に人一倍の愛着を持つ竹下亘氏(島根2区)も31日夜、足早にあいさつ回りをすませて空路、上京した。

 当選の万歳を終え、出雲市内に借りるアパートに戻った30日深夜は、激戦をはい上がった同僚たちと連絡を取り合った。

 「(派閥の)事務所が維持できるのか」「とにかく東京で話し合おう」。愛飲するたばこの煙の向こうには、また1人、仲間の落選を伝えるテレビの選挙速報が流れた。

 「うちのムラ(津島派)は15人も残らんわね。おそらく(自民党全体で)200人落ちる。永田町は引っ越しのトラックでいっぱいになる」

 26日夜。出雲市内の党島根2区支部事務所で、青木幹雄党県連会長(参院・島根選挙区)は、地元県議らに戦況の見立てを示し、顔をしかめた。

 予言は的中した。その青木氏は石破、竹下両氏より一足早い30日に永田町へ。束ねる津島派所属の参院議員24人の動揺を抑えるかのように「一致結束して静かに待て」と指示を飛ばした。

 自民支援団体招く

 一方、敗戦処理に追われる自民党を尻目に、民主党は活気にあふれる。

 党鳥取県連の川上義博代表(参院・鳥取選挙区)と、鳥取2区で敗れたものの、比例中国で復活当選した湯原俊二氏は、1日に医療、建設など、敵陣を支えた県内60業界団体を招いた意見交換会を倉吉市内でセットした。

 「顔合わせの会にしたい」。川上氏は目的を淡々と語ったが、野党に転落した自民党にさらなる揺さぶりを掛ける狙いがあるのは明らかだった。

 激震が収まらない自民党と、追い風に乗る民主党。折しも、永田町は31日、台風の接近で暴風雨が吹き荒れた。

 ◇−◆−◇−◆−◇

 30日に投開票された衆院選で、政権が交代した。山陰両県内の4小選挙区では、自民党が議席を独占する半面、民主党の2人も比例中国で復活当選した。戦いが何を意味し、何をもたらすのか。「乱のあと」をたどる。
('09/09/01 無断転載禁止)

5704チバQ:2009/09/25(金) 23:44:49
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514679217
乱のあと〜衆院選を終えて(2) 民主組織力生かせず


民主党の鳩山由紀夫代表と亀井久興氏が行った街頭演説。聴衆の少なさは否めなかった=8月20日、出雲市駅北町、JR出雲市駅前
風頼みの限界 票読みも大幅に狂う

 「知らなかった。行きたかったのに…」。島根2区で自民党の竹下亘氏と激戦を演じた国民新党の亀井久興氏の出雲市内の事務所に8月21日、苦情の電話が相次いだ。

 前日に、亀井氏は民主党の鳩山由紀夫代表と、出雲市駅北町のJR出雲市駅前で街頭演説を実施。亀井陣営にとっては竹下王国の牙城に「政権交代」の風を呼び込み、勝利への機運を盛り上げる「切り札」の二つだった。

 ところが、聴衆は約450人。”次期首相”として全国各地で数千人の動員力を誇った鳩山氏の演説にしてはさみしく、勝負の行方を暗示した。

 原因は、つぎはぎの組織にあった。亀井氏を推薦した民主党島根県連は鳩山氏の来雲を告げるチラシ3千枚を作り、配り始めたが、亀井氏側が公示後「待った」をかけた。両氏の写真の掲載が「公選法に抵触する恐れがある」との理由だった。

 結局、配布は中止。代わりに有効な手だてが取られることもなく、無党派層へアピールする絶好機を生かせなかった。

 県職労の動き鈍く

 投開票された30日夜。島根1区に立った民主党の小室寿明氏の松江市黒田町の選対事務所で、内田敬党県連代表は事前に読み、紙片に記した票とテレビの速報結果を見比べ、がくぜんとした。

 前回選の民主党候補の得票数は約5万9千票。今回、候補擁立を見送り、小室氏を支援した社民党の約1万票に、推薦を受けた国民新党の集票力を加えれば、8万票が今回の「基礎票」と見た。

 さらに、民主党への追い風を勘案し、はじき出したのが、自民党の細田博之氏と9万票台で競り合うとの予測だった。

 しかし、ふたを開けると、前回選に迫る約12万2千票を獲得した細田氏に対し、小室氏は発射台の8万票余りにとどまり、4万2千票差の完敗。足し算はもろくも狂った。

 不十分だったのは、風を受け止める「帆」だけではない。支柱となる肝心の組織力が、十分に機能していなかった。

 小室氏の支持母体の県職員労働組合が組合員に求めた支持者カードの実績は、目標とした「1人10枚」の半分。保村聖二委員長は「(小室氏の)県議時代の実績を知らない職員が多い」とこぼす。

 内田氏がため息を漏らした数時間後。小室氏は比例中国で復活当選し、選対事務所は安堵(あんど)に包まれたが、裏側では動きの鈍かった県職労の責任論がくすぶる。

 益田竹下氏に軍配

 ”野党側”の粗さを横目に、自民党側は着々と攻略を進めていった。

 「苦戦しております。どうかよろしくお願いいたします」。竹下陣営は亀井氏の地盤の益田市内数カ所に電話部隊を置き、竹下氏や自民党系の県議、市議の後援会名簿を使い、ボタンを押し続けた。

 名簿はダブりもあるが、あえて二重、三重の包囲網を敷いた。1件ごとに相手の反応を用紙に「◎」「○」「△」「×」で記入。戦いに生かした。

 戦果に自民党益田支部の右田明顧問らは確かな手応えを感じたが、情勢検討会では「負けている」と報告。最後までムチを緩めなかった。

 「攻め」は企業にも及んだ。2年前の参院選・島根選挙区で、亀井氏の長女の亜紀子氏を全面支援した同市内のある会社は今回、再三のアプローチに両陣営に半分ずつ、勢力を割いたと明かす。

 その結果、同市内での戦いの軍配は320票差で竹下氏に。同支部最高顧問の宮隅啓元県議は「相手の本丸を落とした心境」と満足げだった。

 これに対し、幹部の1人が「県民が変化を求めていなかったということ」と敗戦の弁を語った亀井陣営。自陣の戦いを省みられないところに、敗因の一つが潜んだ。

('09/09/02 無断転載禁止)

5705チバQ:2009/09/25(金) 23:45:31
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514710217
乱のあと〜衆院選を終えて(3) 消長の落差に危機感


議席を失い、新政権誕生を前に国民新党幹事長の辞任を表明する亀井久興氏(右)=1日、東京・平河町、同党本部
不安抱えた船出 理念と連立の板挟み

 衆院選の投開票から一夜明けた8月31日朝、島根2区で敗れた国民新党の亀井久興氏の携帯電話が鳴った。「申し訳ない」。声の主は同氏を推薦した民主党の鳩山由紀夫代表だった。「国民のために、良い政権をつくってください」。逆に励ましたものの、亀井氏の口調には寂しさが交じった。

 政権交代に向けて共闘しながら、両党の明暗はくっきりと分かれた。獲得議席は、308議席の民主党に対し、国民新党は選挙前の4から3に減少。しかも、幹事長だった亀井氏だけでなく、綿貫民輔代表も落選した。

 社民党を含めた3党で、新政権の樹立に向けた協議を実質的に始動させた1日。同じころ、都内の別の場所にいた亀井氏は「一日ごとに悔しさが募る」と漏らした。

 両党の消長のあまりの落差に、郵政民営化の見直しを目指し、同氏と党を支えてきた郵政関係者は危機感を募らす。

 「民主党の半分は、民営化に賛成だ。不安は大きい」。郵政政策研究会島根県連合支部の新比恵健支部長は吐露した。

 高揚感に沸く民主党と対照的に、寂寥(せきりょう)感と先行きへの懸念が覆う国民新党。亀井氏は2日、片づけを終え、計19年間過ごした衆院議員会館を去った。

 党衰退の苦い過去

 不安を抱えるのは、7議席にとどまった社民党も同じだ。東京・永田町の党本部で2日午後に開かれた全国代表者会議。連立協議の推進は承認されたが、慎重な対応を求める声も上がった。

 党島根県連の阪本清副代表は会議後、民主党という巨像の影に埋没しないためにも、インド洋での海上自衛隊の給油活動の中止など「党の政策を主張し、存在感を示すべきだ」と力を込めた。

 ただ、それぞれ理念にこだわれば、こだわるほど、政党間の亀裂が深まる。半面、理念を曲げれば、支持者の離反を招くのが「連立」の宿命だ。

 旧社会党出身の元島根県選出の衆院議員で、自社さ連立政権に参加した石橋大吉氏は、その成果として国営中海土地改良事業の中止の流れをつくったことを挙げた。

 逆に、旧社会党のトップだった村山富市氏が首相に就き、党内議論もなく「自衛隊は合憲」と党是を覆したことは、党の衰退の遠因になった。

 石橋氏は「連立は滑り出しがうまくいっても、どこかでつまずく」と折り合いの難しさを説く。

 与党の立場に迷い

 一方、民主党側にも「与党」としての振る舞いに迷いが見える。

 同党鳥取県連の川上義博代表(参院・鳥取選挙区)は1日、比例中国で復活当選した湯原俊二氏を従え、倉吉市内で自民党の支持基盤である業界を含む7団体に呼び掛け、意見交換会を持った。

 終了後、川上氏は「政府と距離を置くと、事業ができなくなる。それはおのずからお分かりいただけると思う」と余裕たっぷり。旧自民党出身だけに、勝手知る敵陣の取り込みに自信を見せた。

 これに対し、民主党島根県連の石橋富二雄幹事長は「陳情による利益誘導は自公政権のスタイル」と、業界団体との急速な接近には慎重だ。

 さらに、板挟みとなりかねない事態を恐れる同党系の地方議員も多い。例えば、党のマニフェストに沿って公共事業を削減すれば、地域経済を冷え込ませ、社会基盤整備もさらに遅れかねない。

 益田市議会で唯一の同党系議員の平谷昭氏は「中央の失政が益田では全部、自分にはね返って来る」と立ち位置に悩む。

 悲願の政権交代を実現させて4日。それぞれが思い描く新政権の像は揺れ、まだ定まらない。

('09/09/03 無断転載禁止)

5706チバQ:2009/09/25(金) 23:46:20
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514735217
乱のあと〜衆院選を終えて(4) 政策転換大きな懸念


新政権の発足を前に、対応を協議する鳥取県幹部=1日、鳥取市東町1丁目、同県庁
 揺れる自治体 駆け込みで制度活用


 二十世紀梨の出荷時期を迎えた鳥取県湯梨浜町の農家山田均さん(52)は、選挙中に目を通した民主党のマニフェストに「良いことばかり。財源面も含め、実際どうなるか心配だ」と感じた。

 耳目を集める農業の戸別所得補償制度で、ナシは対象になるのか、配分方法は…。「総論ばかりで、具体像が見えない。当てが外れたらショックが大きい」と、ともすれば膨らむ期待感をグッと抑えることに決めた。

 むしろ、数億円かかるとされる老朽化した東郷梨選果場の修理費の行方に「自公政権時には予算措置を考えると言われた。政権が代わってもお願いしたい」と気をもむ。

 中学生までの子ども1人当たり、月2万6千円(2010年度は1万3千円)を支給する子ども手当をめぐっても、期待と不安が交錯する。

 自身、中学生の子どもを持つ島根県PTA連合会母親委員会の大岩睦子委員長(50)は「支給で、給食費未納や保育料滞納がなくなればいいが、財源の確保が不安。保育所の充実や雇用の確保などに使った方がいいのでは」と案じる。

 応諾一転、態度保留

 自治体は政策の大転換に、より大きな懸念を抱く。駆け込みで旧来の制度の活用を急ぐ例が、慌てふためきぶりを示す。

 松江市は2日発表の09年度一般会計補正予算案に、島根原発での事故発生時の避難道として、かねて要望のあった市道古浦西長江線(仮称、4・8キロ)の設計費1100万円を急きょ計上した。

 原発周辺の社会資本整備として、国から有利な財政支援が受けられる「原発特別措置法」の行方に、政権交代で霧が立ちこめ始めたからだった。

 10年度末に期限切れを迎える同法の適用を受ければ、概算で37億5千万円の事業費中、地元負担は17億円から5億円に軽減される計算だ。

 しかし、見込み通りに運ぶかどうかは分からない。政策転換は多岐に及ぶ。ガソリン税などの暫定税率の廃止も一つ。市から同道路のうち、多額の事業費を要するトンネルなど、約1・8キロの整備を要請されている島根県は、大幅な減収が予想される中だけに、いったんは応諾を決めたものの、態度を保留した。

 自民から突き上げ

 野党に転落し、求心力の維持への焦りと、反転攻勢を狙う思惑が入り交じる自民党側からの突き上げも、始まっている。

 2日の島根県議会最大会派・自民党議員連盟の政策審議会。暫定税率の廃止や、公共事業をはじめとする経済対策を盛り込んだ本年度補正予算の執行停止を明言している新政権の方針について、出席者は溝口善兵衛知事に「そんなことをすれば、地方の反乱が起きる」と不満を口にした。

 とはいえ、視界が晴れないのは溝口知事も同じ。「『地方を切り捨てる』という報道はされていない」と、答えるのが精いっぱいだった。

 鳥取県の場合、新政権の機先を制し、混乱を最小限に抑えるために早速、暫定税率の廃止などで516億円の影響が出るとの試算を公表した。

 一方で、平井伸治知事は1日の県緊急幹部会議で、幹部に政変と向き合う「覚悟」を持つよう心得も説いた。

 「(政権交代とは)システム全体を変える中で、問題を解決するんだという、パラダイムシフト(枠組みの転換)だ」

 ただ、「そうあってほしい」との願望を接ぎ穂せざるを得なかった。平井知事もまた、新たなパラダイムと政策の振幅を測りかねている。

('09/09/04 無断転載禁止)

5707チバQ:2009/09/25(金) 23:47:01
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514763217
乱のあと〜衆院選を終えて(5) 勝利にも足元不安定


大敗を受け、暗い面持ちで記者会見に臨む自民党幹部たち=8月30日、東京・永田町、党本部
 多難な前途 「格差」への反省必要


 「とにかく頭を下げ、『どぶ板』で歩くしかないわね」−。雲南市老人会連合会の古田明会長(88)=同市三刀屋町=は3日夕、島根2区で4選を果たした自民党の竹下亘氏の支援のお礼のため、自宅を訪ねて来た地元選出の上代義郎県議に上機嫌で語り掛けた。

 古田氏は公示前に同会役員宅などを歩き、竹下氏の実績を訴えた。効果はてきめんだった。「来てくれたのか」と喜び、協力姿勢を示した90歳を超える老婦人もいた。

 猛烈な逆風の中、「足で稼ぐ」を合言葉に、竹下陣営が展開した地上戦の徹底ぶりを物語った。

 天王山の地盤の出雲市でも公示前、集めた数万人の後援会名簿を頼りに、200人が2人1組で地図を片手にアパートを回り、勝敗の鍵を握る若年層への浸透を狙った。

 自民底力に震える

 鳥取2区では、同党の赤沢亮正氏の陣営が最終盤になりふり構わぬ戦術に出た。支援企業の社員に対する知人30人への電話依頼も、一つだった。

 「民主党候補は比例で復活するので、小選挙区は赤沢をよろしく」。その結果、約600票差で差し切った。

 上田博久選対総本部長は「恥も外聞もない。考え得ることは何でもやるだけ」と語気を強めた。

 その赤沢氏に敗れ、比例中国で復活当選した湯原俊二氏を支えた民主党鳥取県連の川上義博代表(参院・鳥取選挙区)は2日夕、都内で小沢一郎党代表代行(当時)と向き合った。小沢氏は「勝てると思ったけどなあ」と悔やみつつ「次(参院選)は勝てる」と断言したという。

 ただ、いわば空前の民主党ブームに沸く中、自民党に屈し、現場が受けた衝撃は大きい。

 「正直、何と言っていいか分からない」。8月30日の投開票日。湯原氏の傍らで、来夏の参院選・鳥取選挙区に出馬を決めている党県連の坂野真理副代表はうろたえた。

 人海戦術に限界説

 一方、敵陣が底力に震えた自民党側でも「いつまでも、こんな選挙はできない」と、人海戦術の限界説がささやかれる。

 長年、組織を支えた主力は年々高齢化。支持層には依然、構造改革路線への反発もくすぶる。

 衆院選の後半戦の24日夜。党島根県連の青木幹雄会長(参院・島根選挙区)のおひざ元の出雲市大社町内の路地の一角にある作業場に、30代〜60代の男女20人が集まった。

 収穫物を詰める箱をひっくり返し、いす代わりにした輪の中心には、島根2区から出馬し、落選した国民新党の亀井久興氏の長女・亜紀子参院議員(同)が座った。

 構造改革に不満を抱き、自民党を離党した農業の男性(62)の呼び掛けだった。電灯の下での農業問題などをめぐる議論は白熱し、午後10時近くに終わった。

 2年前の参院選・島根選挙区の敗退を受け、党島根県連が設けた組織再生委員会の委員長を務めた萬代宣雄・JAいずも組合長も、今衆院選の勝利の足元の不安定さに警鐘を鳴らす。

 「組織力で勝っただけ。構造改革で生じた格差が政策的にどう間違っていたのか、反省がない。原点から出直しが必要だ」

 実際、自民党の都道府県連では、民主党への風より、「自壊」が真の敗因との見方が支配的だ。

 にもかかわらず、再建への道標の端緒すら示せない党幹部への失望感は強い。4日に東京・永田町の党本部であった全国幹事長会議で、衆参国会議員の”空白区”となった滋賀、岩手両県連の代表者は悲鳴を上げた。

 「国会議員がいない上、野党では、組織がじわじわ弱体化し、持たない」

 切実な声に党島根県連の洲浜繁達幹事長は「島根は何とか勝ったが、人ごとではない」と言い残し、帰県の途についた。

   =おわり=

('09/09/05 無断転載禁止)

5708名無しさん:2009/09/26(土) 02:15:04
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000180908140001

【深層群馬】


中曽根氏、応援躍起 参院選控え一枚岩強調
2009年08月14日


中曽根氏(前列左から2人目)は、館林市内の竜巻被災地を視察した麻生総理に同行。街頭演説では、首相や自民立候補予定者らと一緒に支持を訴えた

 総選挙の公示日を18日に控え、中曽根弘文外相(63)が自民の立候補予定者の応援に躍起になっている。来年夏の自身の参院選もにらみ、後援会組織の団結を図る。だが足元では民主支持の動きがみられ、必ずしも一枚岩とは言えない。(辻森尚仁)


 「来年(の参院選)は、今回の総選挙の結果いかんによるが、大変厳しい選挙になる」。9日、前橋市亀里町の県農協ビルであった中曽根弘文後援会の地元役員会議。1、2区の陣営関係者と比例区の佐田玄一郎氏(56)を招いた会場で中曽根氏は、声を張り上げた。そしてあいさつの最後に付け加えた。


 「ぜひお諮りいただいて、全会一致で後援会として(自民公認候補者の)支援を決議していただきたい」


 その2時間後。中曽根氏は高崎市内で開いた地元後援会の役員会議に、4区の福田康夫氏(73)を招いた。


 中曽根、福田両氏は、父親同士が旧群馬3区(現群馬4、5区)で「福中対決」を演じた因縁の間柄。中曽根氏はこの場でも、5区とともに福田氏の「支援決議」をわざわざ提案した。


 中曽根氏は05年、郵政民営化法案の採決で反対票を投じ、民営化賛成派の笹川尭・県連会長(73)=2区=ら自民党県連幹部と関係がこじれかけた。さらに、自民公認の大沢正明知事が初当選した07年の知事選では、中曽根氏の後援会幹部が小寺弘之・前知事を支援。自民県議らの反発を買った。


 このため、全県一区で戦う中曽根氏にとっては「総選挙での応援態勢をアピールしておくことが不可欠」(元党県連幹部)となっている。


 9日は午前中にも、太田市内で開いた地元後援会の役員会議で、谷津義男氏(75)の支援を全会一致で決議した。1〜5区すべてで中曽根後援会は自民立候補予定者への全面支援の態勢を整えた。


 だが、中曽根氏の後援会が一枚岩とは言えない。前橋、高崎両市の後援会員には、今回の総選挙で「民主支持」を明らかにした小寺前知事に同調する有力者も少なくないからだ。


 中曽根氏の選対幹部を務めた男性経営者(64)は「われわれが支持しているのは自民党ではなくて『中曽根党』。心情的には民主と自民が半々だ」。長年の「中曽根支持者」である前橋市の男性経営者(67)は最近、会社の壁に民主の立候補予定者のポスターをはった。今回は小選挙区、比例区とも民主に投票するという。


 中曽根氏は、前回立候補した04年の参院選(改選数2)で民主新顔に約3万9千票差をつけられたうえ、3位の自民現職とわずか8千票差で辛勝。年金問題などが争点となって自民に逆風が吹く中、なんとか2議席目に滑り込んだ。


 06年の公職選挙法改正で、改選数1となる来年夏の参院選は激戦になりそうだが、「小選挙区で自民が負けるようでは中曽根氏の5選もおぼつかない」(後援会幹部)との見方も出始めている。

5709とはずがたり:2009/09/26(土) 10:38:59
北海道-神奈川>>5650-5660・新潟-福井>>5664-5667・長野>>5669 山梨-和歌山>>5673-5686 山陰>>5689-5699

<熊本県>
1区 2・29ポイント増の68・73%
2区 2・48ポイント上昇の69・64%
3区 75・31%=最高。ただ前回に比べ0・91ポイント低下した。
4区 3・79ポイント上昇の72・58%
5区 4・46ポイント上昇の74・03%

県内小選挙区の投票率71・76% 前回上回る
2009年08月31日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090831003.shtml

 県選管がまとめた30日投開票の衆院選小選挙区の県内平均投票率は71・76%と、郵政民営化問題で注目を集めた2005年9月の前回選挙を2・42ポイント上回り、有権者の関心の高さをうかがわせた。

 投票率上昇の理由として(1)自公連立政権の継続か民主中心政権かという政権選択が注目された(2)各党のマニフェスト(政権公約)を軸に、幅広いテーマで政策論戦が繰り広げられた−などが挙げられる。

 選挙区別では、熊本3区が最も高く75・31%。ただ前回に比べ0・91ポイント低下した。次いで▽5区 4・46ポイント上昇の74・03%▽4区 3・79ポイント上昇の72・58%▽2区 2・48ポイント上昇の69・64%▽1区 2・29ポイント増の68・73%−の順で、いずれも投票率はアップした。

 郡市別では5区の球磨郡が最も高く79・36%。3区の阿蘇郡が78・21%で、3区の阿蘇市が77・89%で続いた。最も低かったのは、2区の熊本市で67・00%。次いで2区の荒尾市の68・50%、4区の上天草市の68・53%の順だった。

 男女別は、男性が72・18%で、女性の71・41%を上回った。

5710とはずがたり:2009/09/26(土) 10:39:28

<大分県>

1区 67.57
2区 74.52
3区 74.79
全県 72.07

県選管
平成21年8月30日執行
衆議院小選挙区選出議員選挙・投開票結果
http://www.pref.oita.jp/11650/senkyo/kako/syu45/kekka2.html

5711とはずがたり:2009/09/26(土) 10:39:38

<宮崎県>

全県 69.10
1区 67.09
2区 72.71
3区 67.81

2009年8月31日
第45回衆議院議員総選挙及び第21回最高裁判所裁判官国民審査の投票・開票状況について
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/kakushu/senkan/090830_shuinsen.html

5712とはずがたり:2009/09/26(土) 10:39:49

<鹿児島県>
1区 66.88%
2区 74.18% =最高
3区 72.95%
4区 72.14%
5区 72.43%

鹿児島県内投票率71.50% 1.81ポイント増
16年ぶりの70%台 政権交代で関心高まる
(2009 08/31 01:22)
http://373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=3&amp;storyid=19029

 30日行われた衆院選の鹿児島県内の小選挙区投票率は、前回を1.81ポイント上回る71.50%だった。小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降最も高い数字で、93年以来16年ぶりに70%台に達した。
 「政権選択」が最大の焦点となった今回の衆院選。全国的な民主優勢で政権交代が現実味を帯び県内選挙区でも激戦が展開されたことが、無党派層の関心を引きつけたようだ。
 県内選挙区別の投票率もすべて前回を上回った。1区が66.88%、2区は5選挙区で最も高い74.18%、3区72.95%、4区72.14%、5区は72.43%だった。
 投票総数に対する期日前投票者数の割合は、前回を8.07ポイント上回る23.28%に上った。

5713とはずがたり:2009/09/26(土) 10:40:59
完成ヽ(´ー`)/

北海道-神奈川>>5650-5660・新潟-福井>>5664-5667・長野>>5669 山梨-和歌山>>5673-5686 山陰-長崎>>5689-5699 熊本-沖縄>>5709-5713

<沖縄県>

1区 65.97%
2区 65.08%
3区 64.50%
4区 64.33%

☆第45回衆議院議員総選挙及び
第21回最高裁判所裁判官国民審査が
下記のとおり行われました。
http://www3.pref.okinawa.lg.jp/site/view/contview.jsp?cateid=38&amp;id=12636&amp;page=1

5714名無しさん:2009/09/27(日) 14:21:59
>>5610-5613

http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0909/0909260820/1.php
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0909/0909260820/img/photo185053.gif
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0909/0909260820/img/photo185058.png
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0909/0909260820/img/photo185048.gif

2009年総選挙分析(2)みんなの党の得票構造に見える自民党の未来
菅原琢2009/09/26東大先端研の菅原琢特任准教授による、総選挙分析の第二弾。菅原准教授は「自民党の惨敗を読み解き、今後の復活を占うという意味において、みんなの党の得票構造を理解することは必須だ」と指摘する。 総選挙分析第2回となる今回は、みんなの党を取り上げる。いきなりマニアックでマイナーな政党の分析をし始めるとは早速ネタ切れか?という印象を与えるかもしれないが、自民党の惨敗を読み解き、今後の復活を占うという意味において、みんなの党の得票構造を理解することは必須である。少なくとも以下の分析結果を信じるならば。

みんなの党に着目する理由

 第10回「大型補正予算で自民党は浮上することができるか?〜誤解される自民党の選挙結果」では、麻生政権の「古い自民党」的財政政策が、新しい自民党支持者を維持する・呼び戻す上でマイナスであると指摘した。この想定のもと、筆者が今回の選挙で最も注目したのが、選挙前に結成されたみんなの党である。

 みんなの党は、代表である渡辺喜美に一定の知名度、人気はあったものの、実際にどの程度の得票を取るかは未知数であった。かくいう筆者も、関東地方の地域政党くらいの存在に落ち着くだろうと見ていたが、他のブロックでも議席を取りうるくらい、一定の支持を集める結果となった。もっとも、小選挙区候補者の得票率不足によって比例区の議席を他の政党に譲ってしまうという失態を犯し、やはり地域政党のような存在となってしまったのだが。しかしこの失態自体、筆者だけでなく彼ら自身も、自らがどの程度受け入れられるのか、よくわかっていなかったということを示すものであろう。

 筆者がみんなの党に着目した理由は、彼らの主張、代表の渡辺のイメージが、小泉を支持したような人々と親和的だと考えたからである。たとえば、自民党から離れた層の受け皿として機能し、民主党の大勝を阻害した可能性も考えられる。いずれにしろ、この層がどのように動くかで、今回の選挙の見方、そして今後の政治の見通しがより深くなるはずと考えたのである。早速、確認して見よう。

みんなの党出馬ブロックで得票率を落とす自民党

 表1は、比例区のブロック別に、自民党と民主党の得票率の増減を示したものである。ここに、みんなの党が出馬しているかいないかを○×で示しているが、ここからはみんなの党が出馬していれば自民党の票がより大きく減少しているという明確な傾向が見て取れる。10ポイント以上、自民党が得票率を減らしているブロックは全てみんなの党が出馬しており、得票率の減少幅が小さかった3つのブロックではいずれもみんなの党が出馬していない。

 一方、民主党に関しては、みんなの党が比例区に出馬しているかどうかと得票率の増加幅に、明確な関係は見出せない。みんなの党が出馬しなかった北海道では増加幅が小さく、出馬した南関東では増加幅が大きい。みんなの党は民主党の得票を邪魔しなかったように見える。

5715名無しさん:2009/09/27(日) 14:22:19
>>5714

都市農村無関係に自民党の票を剥ぎ取ったみんなの党

 以上を簡単に言い直せば、みんなの党は自民党から票を奪い、民主党からは奪わなかった、となるだろう。ただ、このように結論を導くとすれば短絡的である。単に、自民党が得票を減らした地域と、みんなの党が得票しやすい、出馬しやすい地域が一致しただけかもしれない。ある種の偽の相関が現れているだけと考えることも可能である。中国や四国のような農村部では自民党は得票を相対的に減らしておらず、一方、みんなの党はそのブロックで(たまたまか、予測的かはともかく)名簿を出さなかったというような、ただそれだけの関係かもしれない。

 そこで次に、前回用いた農村度の10区分を用いて、みんなの党と自民党、民主党の比例区得票率の変動を確認しておく。図1は、農村度ごとに、みんなの党出馬ブロック・不出馬ブロックに分けて、民主党と自民党の相対得票率の変動(2009年マイナス2005年)を折れ線グラフで示したものである。

 まず民主党のグラフから見ると、みんなの党の出馬・不出馬は、民主党の得票の伸びに影響を与えておらず、それは農村的地域か都市的地域かとも関連していないということが明らかである。みんなの党出馬ブロックでは、不出馬ブロックに比べて、1.5ポイントも得票率の増分が大きい。みんなの党が民主党から票を奪った、あるいは自民党から民主党に流れるべき票を「堰き止めた」とすれば、このような数値、グラフにはならず、みんなの党出馬ブロックでは民主党の得票率増分が小さくなるはずである。みんなの党は、民主党の邪魔をほとんどしなかった、と推定できる。

 一方、自民党のグラフからは、みんなの党の出馬によって、農村か都市かによらず、自民党の得票をさらに減らす要因となっていることが強く推定される。みんなの党の存在が、自民党の得票率に大きな影響を与えたことは、ほぼ間違いないと言える。みんなの党出馬ブロック全体では、自民党相対得票率はマイナス12.8ポイント、不出馬ブロックではマイナス6.2ポイントという減少幅であるから、単純計算で6.6ポイント、自民党からみんなの党が奪ったということになる。もっとも、みんなの党は出馬ブロック限定でも5.4%の得票率なので、自民党の得票率減少には他の要因も介在しているはずである。
◇     ◇     ◇
 他の要因による効果を排除するため、表2のように地域を単位とした重回帰分析を行った。詳細な解説等は省くが、どのように変数を入れてもみんなの党の登場による自民党の得票への負の影響は消えることがなかった。係数の値からは、みんなの党の7割から8割程度の票は自民党から来たものと推定できる。相対得票率で換算すれば4ポイント程度となる。同じ分析を栃木県抜きで行った場合、9割前後というさらに強い影響関係が確認できた。より正確に有権者の動きを見るためには世論調査を分析する必要があるが、これだけ関係性が強ければ世論調査分析でも同様の結果が得られるはずである。

5716名無しさん:2009/09/27(日) 14:22:46
>>5715

みんなでみんなの党へ?

 このように、みんなの党は民主党と票を分け合ったというよりは、自民党の得票をさらに引き剥がした存在だったと結論付けられる。言い換えれば、もしみんなの党が出馬していなければ、渡辺喜美が離党していなければ、自民党は今回の総選挙の比例区で30%を超える得票率を確保していたことになる。今回に限れば大敗を免れる数字ではないものの、2000年総選挙を超える得票率となり、2001年を除く95年以降の全ての参院選比例区の得票率を上回る数字であり、それなりの結果と評価されたことだろう。しかしこれはあくまで空想であって、改革派の政治家を放り出し、バックにいた新しい支持者も一緒に捨ててしまうという、小泉後の自民党らしい迷走が、我々が見た現実である。

 来年の参院選において、みんなの党がどのような戦略を採るか現時点ではわからない。しかし、そのころまでに党が残っていれば、今回総選挙以上に自民党の得票を阻害する存在となりうる。たとえば今回の選挙で落選した都市部の若い自民党議員が、こぞってみんなの党に入り参院選に立候補すればどうか。そうすれば比例区と一部複数区で議席を獲得できるかもしれないし、そうでなくても自民党の票を奪い、民主党の勝利をアシストすることになるだろう。自民党にはまだ一定の都市部の支持層が残っているが、これも奪うかもしれない。みんなの党が今回総選挙と同じ程度の得票率(出馬ブロックで5.4%)であれば、2007年の27%という自民党の相対得票率は先に示したとおり4ポイント程度奪われ、23%程度となる。以下に示すみんなの党のアピール力が発揮され、組織力向上で集票力が増し、加えて自民党から与党依存票が今回同様かそれ以上に離れれば、自民党の得票率は20%を簡単に割るだろう。

 小政党でも党首の声を拾うマス・メディアの優しさを背景に、アピール力があり政策的にもまとまっているみんなの党は、その規模に比較して効果的に目立つことが出来るだろう。与党よりも一歩進んだ行財政の改革の方策を示し、ロジックによってそれを飲ませる力もあるかもしれない。一方の自民党は、現状のままでは、方向性のよくわからないただの不平不満党か、国会活動も低調な仲良し老人クラブになってしまいかねない。そうでなくとも、浮動的で現実的な新しい投票者層を惹きつける力は、自民党のほうが何枚も劣る。

 自民党がすがった「政権担当能力」なるものは政権に付いているという事実の副産物のイメージに過ぎない。もはや野党の自民党が、(ここ数年の自民党がそうであったような)与党の決定的で継続的な失政なくして、政権担当イメージを喚起して支持に結びつけるのは難しい。そもそも自民党はまず野党の中で競争しなければならない。公明党や共産党は固定票率が高いうえ、有権者の競合性が低い。つまり、ある有権者が自民党と共産党どちらに投票するか迷う、という場面はほとんどない。結局、野党間のアピール競争の中で自民党が最も競合するのは、みんなの党ということになる。

 次の総裁が誰になるにせよ、自民党の支持者をこれ以上奪われないために、みんなの党対策は重要となる。できればみんなの党を丸ごと吸収し、改革派にも十分な発言権を与える政党として再出発を図るのが良いだろう。この際に、これまでの自民党政治の悪い点、古い点を修正し、党改革に不都合な一部政治家にはご退場願うのが、当然の道である。ついでに古い自民党のイメージは国民新党にでも被ってもらえればよいだろう。

 しかし、党内の老人たちがそれを許さないというのなら、政策刷新と世代交代を訴える自民党議員はみんなでみんなの党に脱出すればよい。汚された自民党ブランドと、しがらみという名の負債を、それを負うべき人々に負わせるのが、一番手っ取り早いはずである。あくまで部外者の妄想の戦略であるが。

5717名無しさん:2009/09/27(日) 14:22:56
>>5716

※データの出所
『朝日新聞』各地方版、朝日新聞選挙本部編『朝日選挙大観』(1997年版)、朝日新聞社編「asahi.comで見る1996総選挙のすべて」、朝日新聞社編「asahi.comで見る1998参院選のすべて」、朝日新聞社編「asahi.comで見る2003総選挙のすべて」、朝日新聞社編「asahi.comで見る2004参院選のすべて」、朝日新聞社編「asahi.comで見る2005総選挙のすべて」、朝日新聞社編「asahi.comで見る2007参院選のすべて」、朝日新聞社編「asahi.comで見る2009総選挙のすべて」、国勢調査、水崎節文「選挙データベース:JED-Mデータ」(レヴァイアサン・データバンク)
◇     ◇     ◇
■プロフィール
すがわら・たく――1976年東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程、同博士課程修了。博士(法学)。専門は政治学で、「日本政治における農村バイアス」(『日本政治研究』第1巻第1号)ほか、統計分析を中心とした国政や選挙に関する論文多数。 東京大学教養学部でゼミを開講し、データの見方、利用法を教える傍ら、2008年より当社『ザ・選挙』の技術アドバイザーを務めている。

5718とはずがたり:2009/09/27(日) 17:00:45
>>5714-5717
出口調査だと自民支持層の3割が民主へみたいな結果が出てますので,自民支持層を喰ったのは民主で,民主支持層を喰ったのがみんなと云う玉突きの可能性はどうなんでしょうかねぇ?


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