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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

1とはずがたり:2008/11/20(木) 23:44:28
関連スレ

農業スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/l40
エネルギー綜合スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/l40
環境スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1053827266/l40
電力スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/l40
メモ
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/energy/index.html

719荷主研究者:2013/08/03(土) 10:47:06

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20130713m
2013/07/13 13:33 秋田魁新報
にかほ市に新風力発電建設を計画 東京の電源開発、18年開始目指す

 卸電力大手の電源開発(Jパワー、東京)が、にかほ市の仁賀保高原に新たな風力発電施設の建設を計画していることが、12日分かった。出力は4万1400キロワットを見込み、2018年の発電開始を目指している。計画が実現すれば、現在県内最大の「西目ウインドファーム」(由利本荘市)の出力3万キロワットを上回る規模。同社は仁賀保高原で既に出力2万4750キロワットの風力発電施設を稼働させており、高原一帯の発電規模は拡大する見込み。

 関係者によると、計画は2300キロワットの風車18基を建設する予定で、一般家庭約2万2千世帯分に相当する発電量が見込まれるという。昨年7月に始まった再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用し、全量を東北電力に売電する。

 電源開発は環境影響評価(アセスメント)の準備を進めているとした上で「地元自治体と住民の理解を得ながら計画を進めていきたい」としている。着工時期は未定という。

721とはずがたり:2013/08/11(日) 18:13:25
>>349>>414>>637

洋上風力、今秋始動へ=福島沖で実証実験−経産省
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201306/2013061400829&rel=j&g=eco

 経済産業省は14日、福島県沖の海上に風車を浮かべる浮体式洋上風力発電所の実証実験について、10月中旬から本格的に発電を始める予定だと発表した。実験は2013〜15年度の3年間行い、商用化に向け、洋上で揺れを抑えて安定的に発電する技術の確立を目指す。同省は「再生可能エネルギーの基地として福島県の復興が進む上での目玉となる」と期待している。
 一般的な洋上風力発電は海底に土台を造るが、浮体式は、海底に係留した浮体に風車を設置する。水深が比較的深い日本近海にも設置しやすく、地震にも強い上、日本企業の造船技術を活用できる利点もある。(2013/06/14-18:20)

722荷主研究者:2013/08/14(水) 22:20:31

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20130726/CK2013072602000008.html
2013年7月26日 中日新聞
敦賀、南越前境に風力発電所計画

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/PK2013072502100162_size0.jpg
風力発電機の設置計画位置

 敦賀市と南越前町にまたがる山の尾根に、総合建設会社「グリーンシェルター」(坂井市丸岡町)が風力発電所の建設を計画している。同社が作成した環境影響評価(アセスメント)方法書に対し、敦賀市環境審議会(会長・高島正信福井工大教授)は二十五日、風力発電所の稼働で発生する低周波音、周辺に生息する動物などに関する調査の充実強化を求める意見を市に答申した。これを受け、市は月内に知事に意見を提出する。

 同社によると、計画地は鉢伏山から山中峠に延びる尾根上で、実施区域は約百八十ヘクタール。二千三百キロワット級風力発電機を九基設ける。全九基が稼働した場合、発電電力は一般家庭四千〜五千世帯分に当たる。事業費は九十億円規模で、二〇一六年四月に建設工事に着工し、一八年三月末の運転開始を予定する。

 風力発電機から最も近い民家まで一キロ弱。同社の方法書では、低周波音について、東浦小中学校付近を含む計六地点で二日間の現地調査と施設稼働時の予測評価を行う。動物については、希少猛きん類の繁殖期に定点観察するなど鳥類や哺乳類の四季の生息状況を現地調査し、影響を予測評価する。特に鳥類の風力発電機への衝突の可能性は、環境省の手引きに基づき、定量的な予測評価をする。

河瀬市長に環境影響評価方法書について意見を答申する高島会長(中)=敦賀市役所で

 答申では、低周波音に関しては環境省が検討している評価手法など最新情報の収集に努め調査地点や期間などについては柔軟に対応すべきと指摘。鳥類の衝突リスクを予測して対策を検討し施設稼働後にも調査を継続するとともに鳥類を含む動物の生態の予測、評価をする際には専門家の指導、助言を受けることも求めている。

 答申を受けた河瀬一治市長は「再生可能エネルギーは有効なエネルギーの一つ」として「環境への影響に十分注意しなくてはいけない。答申を参考にし意見を取りまとめる」と述べた。

 (増井のぞみ)

724荷主研究者:2013/08/17(土) 09:32:47

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201308070057.html
'13/8/7 中国新聞
のり面でメガソーラー建設

 広島市北西部の開発エリア「ひろしま西風新都」(安佐南区、佐伯区)内の産業団地ののり面で、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設が進んでいる。市が、まちづくりのルールとなる地区計画で構造物の設置を禁じてきたが、のり面を有効活用したいという進出企業の要望を受けて2月に内容を見直し、実現した。

 市内には、住宅団地やJR広島駅北口(東区)など59カ所に地区計画がある。開発に制限をかけていたのり面でメガソーラー整備を認めたのは初めて。市都市計画課は「周辺の環境を変えることなく、団地の機能が高まると判断した」と説明する。

 整備するのは、西風新都中央部の産業団地「インター流通パーク」に本社を構える建築資材メーカーの広島ヘイワ(佐伯区)。

 本社敷地内の南向きのり面約7千平方メートルと、約2700平方メートルの本社工場の屋根に、計4610枚の太陽光発電パネルを設置する。出力は990キロワット。年間発電量は一般家庭約280戸分の年間消費量に相当する約100万キロワット時を見込む。

 総事業費は3億5千万円で、6月中旬に着工した。のり面に鉄筋と鋼材で土台を造り、パネルを設置。11月末に発電を始め、全量を固定価格買い取り制度に基づき中国電力に売る。

 広島ヘイワの敷地約2万平方メートルは、のり面が3分の2を占める。杉田健司社長(52)は「何とか有効活用を」と模索したが、市が都市計画法に基づいて設定する地区計画は「良好な市街地環境を確保する」として構造物の設置を禁止していた。

 このため同社は、産業団地を購入した地権者たち約70者のほとんどから同意を取り付け、昨年8月に計画変更を市に提案。認められた。

【写真説明】メガソーラーが整備される広島ヘイワののり面

728荷主研究者:2013/08/25(日) 13:22:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130822t15008.htm
2013年08月22日木曜日 河北新報
カメイ、発電事業参入 宮城・蔵王にメガソーラー

太陽光発電所が設置された仙台コカ・コーラボトリング蔵王工場

 総合商社のカメイ(仙台市)は、グループの仙台コカ・コーラボトリング蔵王工場(宮城県蔵王町)に最大出力1990キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を整備した。カメイは太陽光発電のシステム販売を手掛けているが、発電事業に乗り出すのは初めて。

 工場の屋根に太陽光パネル8820枚を設置し、稼働を始めた。年間発電量は225万5484キロワット時で、一般家庭約670世帯分に相当する。屋根設置型の施設としては宮城県内で最大。発電した全量を東北電力に販売する。

 施設には、パネル14枚単位で発電状況などを監視できるシステムも備えた。総事業費は非公表。

 カメイは「再生可能エネルギーの普及に努め、エコ社会の実現に貢献していく。メガソーラーの運営ノウハウを蓄積し、今後の顧客への提案に生かしたい」と意義を説明している。

729荷主研究者:2013/08/25(日) 13:40:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130824t12010.htm
2013年08月24日土曜日 河北新報
東松島メガソーラー完成 宮城県内浸水域で初稼働

津波浸水地域で稼働したメガソーラー=23日正午ごろ、東松島市野蒜

 東日本大震災で被災した宮城県東松島市野蒜の奥松島公園跡地に、三井物産(東京)が建設していた大規模太陽光発電所(メガソーラー)「奥松島『絆』ソーラーパーク」が完成し、記念式典が23日、現地であった。宮城県によると、県内の津波被災地域で震災後に計画されたメガソーラーが稼働するのは初めて。

 4.7ヘクタールの敷地に太陽光パネル約1万4600枚を設置した。出力は約1990キロワットで、年間発電量約210万キロワット時は一般家庭600世帯の使用量に相当する。総事業費は約10億円。事業計画期間は20年間で、全発電量を電力会社に売却する。

 震災復興で環境未来都市を目指す市は、先導的事業として期待。施設は発電量や二酸化炭素削減効果を表示する電光掲示板を備え、環境教育に生かされる。

 式典には関係者ら約70人が出席。三井物産の川嶋文信副社長は「復興のシンボルとして愛着を持ってもらえるよう運営していきたい」と述べた。

 阿部秀保市長は「環境未来都市具現化のスタートとなる。魅力あるまちづくりを進め、全国に発信したい」と話した。

730荷主研究者:2013/08/25(日) 13:53:39

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/487375.html
2013年08/24 07:00 北海道新聞
地熱発電事業化へ調査 石油資源開発 北海道・標津で掘削着手

23日に始まった調査井戸の掘削作業。高さ約50メートルのやぐらからドリルパイプをつり下げて掘る

 【標津】石油資源開発(東京)などは23日、根室管内標津町の武佐岳地域で、地熱発電事業化の可能性を探る井戸の掘削作業に着手。10年後に出力1万5千キロワット規模で運転開始を目指すプロジェクトが動きだした。

 標高約450メートルの武佐岳地熱開発作業場で、高さ約50メートルのやぐらからドリルパイプをつり下げ、深さ2300メートルの調査井戸1本を掘削する。地熱貯留層の広がり具合を調べるほか、回収した掘りくずから地層の温度や密度を分析する。

 今年の調査は11月まで行い、2014年に1本、15年にさらに1本の調査井戸を掘る。調査事業費は3年間で約20億円。1年目の今年は環境影響評価(アセスメント)も行う。

 地熱発電が可能な温度は200度以上とされているが、05〜06年に同社が同地域で行った調査では280度を超す地層も確認されている。<北海道新聞8月24日朝刊掲載>

731荷主研究者:2013/09/01(日) 13:49:34

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820130822ceae.html
2013年08月22日 日刊工業新聞
電気の地産地消、自宅が“実験室”−東北大・石田教授、太陽光発電で半分賄う

 自宅が電気の地産地消の“実験室”―。東北大学大学院の石田秀輝教授は、鹿児島県沖永良部島の自宅に太陽光発電のパネルを設置し、蓄電池と組み合わせて発電した電気を使えるようにした。電気が足りない時は九州電力から購入する。家庭で使う消費電力の3割と言われる給湯向けにも太陽熱給湯器を導入したことで、太陽光発電で半分以上を賄えるとみる。

使用する電気の半分を太陽光発電で賄う石田教授の自宅

 自宅は風通しの良い「風の家」をコンセプトとし、2004年に地元の建設会社である親和建設(鹿児島県知名町、清島継喜社長、0997・93・2208)が施工した。天井を高さ5・5メートルとし、柱を少なくして床や壁は調湿機能がある建材を使用。夏でもエアコンなしで快適に過ごすことができる。

 今回は「上手なエネルギーの活用」を目指して太陽光発電システムを導入。1枚46ワットの太陽光パネル18枚を自宅にある倉庫の屋根に設けた。また1日平均の電力使用量を約12キロワット時に抑えた。

732荷主研究者:2013/09/01(日) 14:11:26

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/08/30/new1308300902.htm
2013/08/30 09:00 デーリー東北
六ケ所の国内最大級メガソーラーが着工

 風力発電大手のユーラスエナジーホールディングス(東京、清水正己社長)は29日、六ケ所村のむつ小川原開発地区で、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の工事に着手した。同社によると、発電規模は建設・操業中の国内施設で最大の11万5千キロワット。同村での事業展開により「太陽光発電に関しても国内トップクラスの事業者となる」としている。

 計画によると、鷹架、千歳平北両地区で東京ドーム約50個分に相当する計253ヘクタールに太陽光パネル約51万枚を設置。一般家庭約3万8千世帯分の年間使用電力を供給できる計算になる。総事業費は約490億円。2015年11月の運転開始を目指す。

【写真説明】千歳平北地区で建設されるメガソーラーの完成予想図(ユーラスエナジーホールディングス提供)

733とはずがたり:2013/09/07(土) 17:45:13
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/1796-1798

重さ12トン、風力発電所の羽根1組45m落下
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20130906-567-OYT1T01188.html
読売新聞2013年9月7日(土)08:54

 北海道苫前町の風力発電所「苫前グリーンヒルウインドパーク」で、風車1基から3枚1組の羽根(長さ約26メートル、計12トン)が、高さ45メートルの支柱から丸ごと落下する事故が起きていたことがわかった。

 油圧の異常を示すメッセージが残されていたという。風車はデンマークのボーナス社(現・シーメンス社)製。


風力発電止めて 騒音被害で住民が仮処分申請 愛知
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/NGY201308260012.html
朝日新聞2013年8月26日(月)18:58

 愛知県田原市六連町にある風力発電の風車による騒音で被害を受けたとして、住民が26日、事業者のミツウロコグリーンエネルギー(東京都)を相手取り、運転停止の仮処分を名古屋地裁豊橋支部に申し立てた。

 申し立てたのは、風車の北東約350メートルに住む農業大河剛さん(45)。大河さんらによると、風車1基は2007年1月に稼働。プロペラ音のような音で睡眠不足や頭痛に悩まされた。同年6月から、夜は一家5人で約5キロ離れたアパートで過ごしているという。

 環境省が定める風車の音の環境基準では、大河さんの住む地域での夜間の数値は45デシベル。稼働後に国や県などの調査では45〜53デシベルが測定されたという。大河さんは「何度も抗議したが騒音は改善されなかった。平穏な生活が乱され、人格権が侵害された」と主張している。


風力発電機のプロペラ落ちる 新潟、強風で破損か
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201309010124.html
朝日新聞2013年9月1日(日)20:40

 新潟市は1日、同市中央区水道町にある風力発電設備の風車部分のプロペラ3枚のうち2枚が壊れ、周辺に散らばっていたと発表した。8月31日夜の強風で破損した可能性があ(る)。

 市環境政策課によると、設備は隣接する高齢者福祉施設に電力を供給するため、今年7月に設置。

 設備は高さ約13メートルで、風車の直径は約3メートル。風車はプロペラが3枚あり、風速毎秒20メートルに達すると自動でブレーキがかかる。設計上は同60メートルまで対応できるという。同課によると、31日午後7時半ごろ、同23メートルを観測し、そのころに異常が発生した記録が残っていた。

734荷主研究者:2013/09/29(日) 23:49:51

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130906/CK2013090602000094.html
2013年9月6日 中日新聞
《経済》レーザー核融合発電の実用化へ前進

◆光産業創成大・浜ホトなど実験成功

 光産業創成大学院大と浜松ホトニクス、トヨタ自動車などの共同研究チームは、レーザー核融合発電の実用化に向けた新たな成果を発表した。直径一ミリの燃料を炉に連続投入して核融合反応を起こす実験に世界で初めて成功した。英科学誌ネイチャーグループの電子版雑誌「サイエンティフィックリポート」に六日付で掲載される。

 奈良市で九日開かれるレーザー核融合の国際会議「IFSA2013」でも報告する。

 レーザー核融合発電は、重水素燃料にレーザーを照射して核融合反応を起こし、反応の熱で発電用タービンを回す。発電し続けるためには、燃料を継続して炉に注入し、レーザーを高出力で連続して照射する技術が必要とされる。

 今回の実験では、供給装置から炉内に落とした燃料を光センサーで検知、追尾してレーザーを照射。核融合反応を起こすことに成功した。

 ただ、強い反応を起こすことができたのは千回中三十回程度だった。継続的な発電のためには、燃料を検知する精度を現在の十倍程度まで高める必要があるという。

 レーザー核融合発電の実用化には、レーザーの高出力化や燃料製造、発電炉などの技術開発が必要で、二十年以上かかるとされる。

 <レーザー核融合発電> 高出力レーザーの力で燃料を圧縮、点火することで核融合反応を起こし、その熱を取りだして発電タービンを回す。熱量百万ジュールのレーザーを使い、百倍の電力を取り出す実験が世界的に行われている。燃料には海水から取り出せる重水素と三重水素を使うため、燃料資源枯渇の心配がないとされる。レーザーの照射を止めると反応が停止するため、原子力発電所のように炉内で核の暴走が起きる恐れはない。

735とはずがたり:2013/09/30(月) 21:34:34

東芝、風力発電事業に参入 九州の事業会社を買収へ
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/TKY201309240334.html
朝日新聞2013年9月24日(火)19:48

 【内山修】東芝は24日、風力発電事業に参入すると発表した。九州で風力発電事業を運営している「ジャネックス」(福岡市)から関連事業を買収する。東芝の出資額は数十億円という。風力発電向けの風車製造はすでに手がけており、ノウハウ蓄積などの相乗効果も狙う。

 ジャネックスは鹿児島県と長崎県で二つの風力発電所を運営している。同社が風力発電事業をいったん新会社に分離し、東芝は子会社を通じて新会社の株式をすべて買い取る。風力発電所でつくった電気は、すべて国による再生可能エネルギーの固定買い取り制度を使って電力会社に売る。

 東芝は今後も風力発電事業を拡大する計画だ。2014年度には鹿児島県に新しく風力発電所をつくる。さらに、将来は宮城県や山口県、愛媛県でも風力発電所を新設する予定だ。

 東芝は今年4月には太陽光発電事業にも参入しており、風力はこれに次ぐ再生可能エネルギー発電への進出になる。

736とはずがたり:2013/10/16(水) 11:14:20

似たような製品ホームセンターで見かけて欲しくなった。冷蔵庫ぐらい動かせるとだいぶ違うんだけど小型で7.8時間だと中型はどの位かな?

もっと太陽ちょうだい! 家で太陽光発電ができる世界一小さな発電所
http://news.goo.ne.jp/article/gizmodo/trend/gizmodo-85765.html
Gizmodo Japan2013年8月3日(土)10:00

もっと太陽ちょうだい! 家で太陽光発電ができる世界一小さな発電所(Gizmodo Japan)
少しだけ、晴れの日がうれしくなるかも。

毎日あっついです。溶けちゃいそうです。外にいるだけで汗がどんどん出てくるし、もう太陽やめてーっ!っていうのが正直なところだけど、その太陽の光をもっとちょうだい!と思える技術が、そうそれ、太陽光発電です。

その太陽光発電を自宅のベランダとかにも置けちゃうくらいのサイズのパネルで実現したのが「タイニーライト・ナノ発電所セット」。

40Wのソーラーパネルのサイズは、高さ61センチ、幅は52センチ、厚さ2.5センチで、重さは3.5キロ。電気を貯める充電式のバッテリーは7万5000mAhの大容量。携帯電話なら70台分充電ができます。LEDライトなら22時間、小型冷蔵庫7.8時間動くんですよ。

これで日常的に発電した電気を自分で使うのは単純にエコだし、もしもの災害時にもとっても役に立ちそうです。いいよこれ。

価格は5万8000円。ただ残念なのが、いま品切れ中なんです…次回入荷は8月中旬だそうです。

ネタ元のMYLOHASでは女性目線でもっと詳しく紹介中です。

ベランダ発電! 女性でも設置できるソーラーパネル[MYLOHAS]

(ギズモード編集部)

737とはずがたり:2013/10/16(水) 11:24:45

JR秋田駅で駅名看板のライトアップ開始 - 天気次第で点灯しない日もある!?
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_861188.html
マイナビニュース2013年10月2日(水)10:39

JR東日本秋田支社は9日から、秋田駅西口の駅名看板のライトアップを開始する。既存の電力設備は使用せず、太陽光発電で蓄えた電気のみを使用して点灯を行うという。

秋田駅ではこれまで、駅名看板の夜間点灯を行っていなかったが、「秋田デスティネーションキャンペーン」を機に、駅や駅前の環境改善を図ることに。太陽光発電による駅名看板の点灯は、その中のひとつとして社員が発案したという。

ライトアップのための発電設備は、同駅屋上に設置した発電容量360Wの太陽光パネル(180Wが2枚)。日中に発電した電気はバッテリーに蓄えられ、夜間の点灯に使用される。照明設備には消費電力の少ないLED照明を採用。16.3WのLED9個を駅名看板に配置し、300ルクス程度の照度を保てるようにしている。ただし、太陽光発電100%の照明であるため、「日照条件によっては点灯しないこともある」とのこと。

738荷主研究者:2013/10/16(水) 23:57:25

http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=51537
2013 09/27 11:00 南日本新聞
硫黄島で液体水素生産 地熱生かし水分解 川崎重工・大林組

地熱のエネルギー活用が期待される硫黄岳=5日、三島村硫黄島

 川崎重工業と大林組が、三島村硫黄島の硫黄岳で、地熱発電による液体水素製造を計画している。実用化できれば、世界で初めてとみられる。早ければ2019年の事業化を目指しており、「20年の東京五輪には『三島村産液体水素』を使った燃料電池自動車を走らせたい」としている。

 液体水素はロケット燃料のほか、将来的には燃料電池自動車の普及で需要が高まると期待されている代替エネルギー。現在は多くが天然ガスなど化石燃料からつくられている。

739とはずがたり:2013/10/17(木) 17:02:13

エネ庁、地熱発電所の出力低下を防ぐ実証事業に着手 福島
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20131017560.html
産経新聞2013年10月17日(木)16:45

 経済産業省資源エネルギー庁は17日、地熱発電所の出力を維持するための実証事業に着手すると発表した。柳津西山地熱発電所(福島県柳津町)で、2017年度までの5年間で技術確立を目指す。

 地熱発電では、運転開始から時間がたつにつれて出力が徐々に低下していくことが一部の発電所で問題になっており、技術の高度化で地熱資源を有効活用できるようにする。

 実証事業は、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が主体となって実施する。事業に必要な費用は全額補助する計画で、初年度の予算は3億円程度を見込んでいる。

 地熱発電は、地下深くにたまっているマグマの熱で加熱された高温・高圧の蒸気と熱水を取り出し、蒸気でタービンを回して発電する仕組み。熱水は、井戸を使って再び地中に戻すことで、永続的に地熱資源を活用できると考えられている。ただ、熱水が適切な場所に戻らなければ、発電に必要な蒸気や熱水を十分に採取できなくなることが課題となっている。

 今回の実証事業では、地下における蒸気や熱水の流れをより正確に把握し、より適切な場所に熱水を戻せるようにする。資源エネルギー庁では「地熱資源を適切に活用する技術を確立し、安定的な発電ができるようにしたい」としている。

740とはずがたり:2013/10/17(木) 17:02:44

JOGMEC、九州の"くじゅう"・"霧島"で「地熱資源ポテンシャル調査」を開始
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_864018.html
マイナビニュース2013年10月8日(火)17:52

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下、JOGMEC)は8日、10月初旬から、九州のくじゅう地域(大分県)および霧島地域(鹿児島県)において、ヘリコプターを用いた最新手法による「地熱資源ポテンシャル調査」を開始すると発表した。地熱資源調査を効率的に実施し、地熱資源開発の促進を図る。

JOGMECによると、日本国内には世界第3位の地熱資源が賦存している。JOGMECは、これらを有効に活用するためには、個別地域における地熱資源調査が必要不可欠であり、こうした地域の調査を効率的に行うことが重要だとし、国による地熱資源調査支援事業の一環として、今回の調査を開始するとしている。

調査対象となるくじゅう地域および霧島地域は、地熱資源ポテンシャルが高く、かつ既往調査が多く行われている。調査では、ヘリコプターを用いた最新手法による空中物理探査を実施し、空中物理探査で取得したデータと、既存のデータや文献と合わせて総合的に解釈することで、地熱ポテンシャルを評価する。

調査手法のひとつである空中重力偏差法探査では、地下の岩石密度分析を測定し、広域的な地質構造を把握する。空中電磁探査(時間領域空中電磁探査)では、地下500メートルまでの岩石の電気分布を測定し、高温の熱水や蒸気が存在する地層の電気抵抗を確認する。また、空中磁気探査では、岩石の磁気的性質を測定し、地熱や熱水と関係のある火山岩(地熱変質帯)の分布を調査する。

作業主体はフグロジャパン。くじゅう地域の調査時期は10月初旬〜10月中旬、調査面積は約550平方キロメートル。霧島地域の調査時期は10月中旬〜10月下旬、調査面積は約280平方キロメートル。

調査地域は今後、順次拡大していく計画。なお、調査結果は地滑りや火山活動といった防災や温泉保全などの用途にも有用と考えられるため、関係省庁や関係自治体にも提供していく方針とのこと。

741荷主研究者:2013/10/20(日) 12:44:52

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2013_137850949581.html
2013年09月07日 08:12 大分合同新聞
木質バイオマス発電所 15年夏稼働目指す

日田市にある日田ウッドパワー発電所。豊後大野市に建設する同型の施設は県内最大となる

 自然エネルギー事業を手掛けるファーストエスコ(東京都)グループは、豊後大野市三重町に木質バイオマス発電所を建設する。日田市で運営する同型の発電所に続いて県内2カ所目。出力は6千キロワット上回る1万8千キロワットで、バイオマス発電では県内最大となる。燃料の林地残材などは周辺地域から購入し、県中南部の林業振興に貢献するという。2015年夏の稼働を目指している。

 三重町菅生の大野郡森林組合近くにある約6万5千平方メートルの用地を市から購入。「大分第2木質バイオマス発電所」(仮称)として設置する計画。総投資額は約65億円。

 06年から日田市で稼働させている日田ウッドパワー発電所(出力1万2千キロワット)と同じく、燃やす燃料は林地残材や製材端材を細かくした木質チップのみ。県中部と南部の森林組合や製材業者を中心に1年に約21万トン調達する。

 24時間・年330日稼働させ、年間発電量は約12万メガワット時。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、全量を電力事業者に売電する。

 10月をめどに着工し、完成まで日田ウッドパワー内に運営会社の事務所を置く。最終的には地元を中心に30人を雇用する。

 ファーストエスコグループは「日田と白河(福島県)の木質バイオマス発電所で培った経験と技術を生かし、日本の木材でより効率的に発電できる施設にする。国内有数の森林県である大分の林業を振興する一翼を担いたい」としている。

 県内では他に、グリーン発電大分(日田市)が11月、同市天瀬町に出力5700キロワットの木質バイオマス発電所を稼働させる予定。3施設で合計出力は3万5700キロワットになる。

742とはずがたり:2013/10/28(月) 12:44:00

マンション向け燃料電池 東ガス・パナが共同開発
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20131021006.html
フジサンケイビジネスアイ2013年10月22日(火)08:21

 東京ガスとパナソニックは21日、都市ガスを使って電気とお湯を生み出す家庭用燃料電池「エネファーム」のマンション向け製品を共同開発したと発表した。マンション向けの製品化は世界初という。2014年4月に発売して新築マンションの開発業者向けに売り込み、戸建て向けと合わせて普及を目指す。

 製品の基本仕様は4月に発売した戸建て向けの新型エネファームと同じだが、より強い耐震性と耐風性が求められるため、機器本体を固定する脚部の強度を高めたほか、戸建て用では3カ所に分散していた排気口を1カ所に集約。秒速30メートルの強風の下でも運転できるようにし、高層階での設置も可能にした。

 エネファームは都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させて発電する仕組み。新製品の発電出力は200〜750ワットで、火力発電による電力供給と都市ガス給湯器での給湯に比べ二酸化炭素(CO2)排出量はほぼ半減。3人世帯のモデルケースでは年間の光熱費は約3万〜4万円少なく、CO2排出量も約1トン削減できるという。

 東ガスによると東京都品川区のマンション2物件、計456戸で採用される見込みで、初年度は合計500台の受注を目指す。

 マンション向けの製品を開発した背景には、首都圏を営業エリアとする東ガスならではの事情がある。同社によると、12年度の新築住宅着工件数のうち全国では約6割が戸建てだったが、着工件数が14万3000戸の東京都ではマンションが約6割を占めた。このためマンション向けを用意しなければ首都圏での需要は広がらないと判断した。東ガスの穴水孝・燃料電池事業推進部長は「普及への大きな弾みになる」と自信をみせる。

 最大のネックは価格の高さ。戸建て向け最新機種は199万円台で、現在45万円の国の補助金と店頭での割引を差し引いても、実質負担額は120万円台とみられる。マンション向けの価格は非公表だが同水準の可能性が高い。これに対し、通常のガス給湯器の平均価格は40万円程度。「エネファームを(耐用年数の)10年使っても元は取れず、価格競争力は不十分」(東ガス関係者)なのが現状だ。

 東ガスは09年5月からエネファームを売り出したものの、今年9月末までの販売台数は累計2万4000台にとどまる。20年までに累計30万台を計画しているが、国の補助金が15年度末に終わることもあり、80万円台の新製品の開発を目指している。

743とはずがたり:2013/10/28(月) 12:51:50

出光興産がカナダの原油ガス大手に3分の1出資 シェールガス調達へ
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20131025528.html
産経新聞2013年10月25日(金)10:57

 出光興産は25日、北米で原油やガスの貯蔵・輸送を手がけるカナダのペトロガスエナジー(カルガリー)の株式の3分の1(33%強)を取得し保有すると発表した。ペトロガスの物流網を活用し、北米産シェールガス・オイルを日本に輸出する計画。出光の出資額は約420億円。

 出光は、液化天然ガス(LNG)事業で提携しているカナダのガスパイプライン運営大手、アルタガス(カルガリー)との折半出資会社を通じて出資する。両社の総投資額は約840億円。アルタガスの負担分を合わせ、両社でペトロガスの発行済み株式の3分の2(66・7%)を取得する。2014年1〜3月期に出資を完了する。

 ペトロガスの12年の売上高は約2600億円。シェールガス・オイルから生産される製品の貯蔵やトラック輸送などを手がけている。

 出光はアルタガスと共同でカナダ産シェールガスを加工し、液化石油ガス(LPG)やLNGとして日本へ輸出する計画。アルタガス保有のパイプラインに加え、ペトロガスへの出資で車両などによる陸送網も確保する。

744とはずがたり:2013/10/30(水) 14:30:30

>今夏の発電量をみても、九州内の太陽光発電の最大出力は60万キロワットで、停止中の原発をカバーすることは到底できなかった。
まあベース電源としての原発ともともと比較しにくいけど,九電の原発の最大出力はどんなもんなんだろ?

くまもと県民発電所、始動 天草など県内2カ所で事業者募集
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20131026034.html
産経新聞2013年10月26日(土)08:06

 熊本県は25日、県内企業や県民らの出資で大規模太陽光発電所(メガソーラー)など再生可能エネルギー拠点を整備し、売電収入を地域振興に活用する「くまもと県民発電所」の事業者を公募すると発表した。候補地として、天草市の旧天草東高校グラウンドと、南関町で建設中の産業廃棄物最終処分場屋根の2カ所を挙げ、20年間で計5億円程度の利益が見込めるという。(谷田智恒)
                   ◇
 熊本をはじめ九州は日照時間が長く、再生可能エネルギー固定価格買い取り制度(FIT)による売電収入を得ようと、多数の企業がメガソーラー設立を計画している。ただ、海外製パネルを使った県外企業の参入も多く、地元にメリットは小さい。計画段階から進んでいないケースも目立つ。

 このため熊本県は、「地域で必要なエネルギーを地域の事業者が主体となって創出し、売電による収益を地域に還元する」ことを目標に、県民発電所構想を打ち出した。

 地元経済界も加わった検討委員会が5月から計画を練り上げ、この日、報告書をまとめた。

 報告書によると、県民発電所は、事業主体を県内に拠点を置く民間業者に限り、事業が成立するかどうかを学識経験者らによる認証機関で審査する。事業費は銀行融資に加え、寄付や私募債など県民からの調達を義務付ける。県や市町村は事業者に用地を優先して貸し出し、ふるさと納税を財源に支援も実施する。

 県民や自治体から支援を受けるかわりに、発電事業者側は建設工事や資材調達にあたって、できるだけ県内業者を活用する。さらに利益の一部を地域振興に使うことなどが求められる。

 県民発電所の候補地として、県が所有する天草市の旧天草東高校グラウンドと、県環境整備事業団が南関町に建設中の産業廃棄物最終処分場屋根が挙げられている。

 検討委員会はこの2カ所の事業性も試算した。

 試算によると、旧天草東高グラウンドは20年間で1億4600万円の、産廃最終処分場屋根は同様に3億5600万円の利益が見込めるという。

 県は今回、この2カ所の事業者を公募する。現地案内会などを経て、12月中旬に事業者を決定する。県は旧天草東高グラウンドで、26年4月の事業着手を目指している。

 山下慶一郎・県エネルギー政策課長は「くまもと県民発電所は、発電という社会貢献を地域活性化に結びつけるものといえる。県内企業の発電事業に、施工や出資という形で地場企業や地域住民も加わり、発電所を地域の宝として育てたい」と語った。

 だが、課題もある。

 今夏の発電量をみても、九州内の太陽光発電の最大出力は60万キロワットで、停止中の原発をカバーすることは到底できなかった。

 また、メガソーラーなどで起こした電気を高値で買い取り、電気利用者に負担を回すFITは、先進地のスペインやドイツで電気代高騰を招き、事実上、破綻している。日本でも徐々に買い取り価格は下げられる公算が大きい。現在の“太陽光バブル”がいつまで続くかは不透明さを増している。

 県民に出資というリスクを負わせるだけに、県民発電所では事業性を慎重に判断することが求められる。

745とはずがたり:2013/10/30(水) 14:35:31
近隣地域の電源として小水力発電の活用を期待したい♪
>水力発電に利用できる県内のエネルギー量は全国4位で、約120万キロワットに上る。
定義がよく判らないけど新潟県だけでこの夏の九州内の太陽光発電の最大出力>>744の二倍!?

築120年の水車小屋に発電装置 むつ・宿野部地区
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/business/kahoku_K201310300A0S303X00001_223714.html
河北新報2013年10月30日(水)06:10

 青森県むつ市川内町宿野部地区で、120年前に建てられた木造の水車小屋に手作りの発電装置が設置され、発電を始めた。再生可能エネルギーが注目を集める中、古い水車を活用した発電は珍しく、関係者は「地域の活性化につながれば」と期待を寄せる。
 水車小屋は1893(明治26)年ごろ、旧宿野部村の住民らが建てたという。水車は直径3.6メートル、幅0.5メートル。大正、昭和期に3度の改築や修繕がされた。最盛期に比べて利用は減ったが、今も住民が製粉や餅つきに活用している。宿野部地区会が管理し、市民俗文化財に指定されている。
 水車小屋に電気は通っておらず、地区会長の笹沼正悦さん(62)が地域資源の活用策として数年間、水車発電の構想を温めてきた。今春、元オートレーサーで機械に詳しい地区内の久保田孝さん(69)に発電装置の製作を依頼した。
 発電装置には、使わなくなった自動車用の発電機やバッテリーなどを再利用。水車軸からベルトや歯車で発電機に動力を伝え、蓄電する仕組み。久保田さんが、むつ市内の電気設備会社の助言を受けながら試行錯誤を重ね、ようやく電球1個を点灯できる装置を完成させた。
 住民らを招いて17日、点灯式も開催。今後は装置に改良を加え、発電能力を高める計画だ。笹沼さんは「子どもたちが地域の歴史やエネルギーを考える場になる。地域の振興に役立てればうれしい」と語った。

農業用水小水力発電協を設立 新潟
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20131029080.html
産経新聞2013年10月29日(火)08:06

 農業用水路の水流で発電する小水力発電や太陽光発電の利用促進に向けた啓発や国への要請活動などに取り組む「県農業用水小水力発電等推進協議会」が28日、設立された。地域の自然エネルギーで作った電気で農業用水施設の消費電力の一部をまかなう一方、地域活性化や売電に役立てることも狙う。

 この日、同協議会の設立総会が新潟市内で開かれ、協議会会長に大和郷土地改良区(南魚沼市)の黒井安雄理事長を選出、規約案などが承認された。設立時の会員数は64人で、新潟市や十日町市、県内各地の土地改良区などが名を連ねた。事務局は県土地改良事業団体連合会(新潟市中央区)。資源エネルギー庁によると水力発電に利用できる県内のエネルギー量は全国4位で、約120万キロワットに上る。

746荷主研究者:2013/11/01(金) 00:12:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131023t12018.htm
2013年10月23日水曜日 河北新報
錦ヶ丘にメガソーラー 14年3月稼働 仙台

錦ケ丘ニュータウン東側に建設されるメガソーラー(右上)の完成予想図

 不動産業の錦エステート(仙台市)は22日、仙台市青葉区錦ケ丘で大規模太陽光発電所(メガソーラー)の起工式を行った。来年3月の稼働予定で、年間発電量は一般家庭約450世帯分に当たる約156万キロワット時を計画している。

 同社が開発中の錦ケ丘ニュータウンの東側隣接地約2万7400平方メートルに建設する。出力は1500キロワットで全量を東北電力に売電する。土地代を除く事業費は約5億円。

 高台に立地することから施設名は「雲の上の発電所」とした。錦エステートは「一般見学を受け付ける。隣接する宅地住民の環境教育にも役立ててほしい」と話している。

747とはずがたり:2013/11/07(木) 17:49:02

出光興産のメガソーラー、北九州で稼働
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20131106038.html
フジサンケイビジネスアイ2013年11月7日(木)08:21

 出光興産は6日、北九州市の遊休地で建設を進めていた同社初の大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成し、運転を開始したと発表した。人口減少やエコカーの普及などで国内の石油製品需要の低迷が続き、石油精製能力の削減を迫られる中、再生可能エネルギー事業の拡大で遊休地の活用と収益基盤の強化の一石二鳥を狙う。

 メガソーラーは、門司油槽所に隣接する遊休地(10万4000平方メートル)に完成。年間予想発電量は、約1200世帯分の年間消費電力に相当する約400万キロワット時に上る。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用し、全量を九州電力などに売電する。

 同社は、兵庫製油所跡地(兵庫県姫路市)でも出力1万キロワットのメガソーラーを建設中で、来年3月に運転開始する予定だ。

 石油元売り各社は、メガソーラー事業に相次いで参入している。最大手のJX日鉱日石エネルギーは、土浦油槽所(茨城県かすみがうら市)跡地でメガソーラー(出力2000キロワット)を整備し、今月15日に送電を開始する。メガソーラーは2月に稼働を始めた仙台製油所(宮城県多賀城市)、3月スタートの下松事業所(山口県下松市)に続き3カ所目。このほか、小名浜油槽所(福島県いわき市)跡地など4カ所でも計画している。

748とはずがたり:2013/11/07(木) 17:49:46
出光興産、北九州市門司区にて発電出力2.9MWのメガソーラーの運転を開始
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_875560.html
マイナビニュース2013年11月7日(木)12:34

出光興産は11月6日、遊休地を活用した再生可能エネルギーへの取り組みとして、福岡県北九州市門司区において、2013年11月1日からメガソーラーの運転を開始したと発表した。

同発電所は、発電出力2.9MWで、敷地面積は10.4万m2。年間予想発電量は約400万kW時となっており、約1200世帯分相当の電力を賄うことが可能だという。

なお、同発電所は、同社初のメガソーラーであり、2014年春には姫路で第2弾となる発電出力10MWのメガソーラーを稼働させる予定だとしている。

749とはずがたり:2013/11/07(木) 17:50:25
NTTファシリティーズ、佐賀県「吉野ヶ里メガソーラー発電所」の竣工を発表
http://news.mynavi.jp/news/2013/07/26/080/index.html
Sherpa  [2013/07/26]

NTTファシリティーズは7月25日、同社が出資する佐嘉吉野ヶ里ソーラー合同会社によって進められている、佐賀県神埼市に「吉野ヶ里メガソーラー発電所(愛称 : てるてるの森)」の工事が完了したと発表した。同発電所は8月6日から一般公開され、見学可能になる。

同事業は、太陽光発電事業に関する佐賀県の公募において、同社と戸上電機製作所 / 佐賀銀行 / 佐賀大学 / 西日本電信電話による連合体が選定されたことでスタートした。

このほど完成した発電所の太陽電池容量は12MWで、想定年間発電量1万2850MWhは一般家庭の消費電力約3600世帯分にあたる。同発電所には、故障・不具合の早期発見や発電量の診断を行う独自の発電診断システムが導入されているほか、太陽電池の設置高を1.3mに抑えるなど、吉野ヶ里地域の景観保護にも配慮されているという。

同社は今後、同発電所を活用し、子どもたちを対象にした環境教室や技術者育成のための研修、太陽光発電を中心とした研究を実施するとしている。

750とはずがたり:2013/11/07(木) 17:50:53

出光、キャッサバパルプからのエタノール製造パイロットプラントを稼働
http://news.mynavi.jp/news/2013/10/28/225/index.html
[2013/10/28]

出光興産は10月28日、キャッサバからタピオカスターチ(でんぷん)を製造する際の残渣(キャッサバパルプ)を使ってエタノールを製造する技術の実証のため、タイ国内にパイロットプラントを建設し、運転を開始したことを発表した。

今回の取り組みは、東南アジアにおける再生可能エネルギーとして有望なバイオ燃料事業への取り組みの一環として、タイ最大のスターチメーカーSanguan Wongse Industries(SWI)の工場敷地内にパイロットプラントを建設し、SWIの協力の下、技術実証のための運転を開始したというもの。

今回開発されたバイオエタノール製造プロセスは、原料であるキャッサバパルプに対する特別な前処理が不要なほか、発酵槽での撹拌を行わないで済むといった特長があり、低コストでバイオエタノールの製造を可能にするもの。

パイロットプラントの製造能力は年産50klで、同社では技術の実証を行った後、プロセスデータの採取を行い、商業化を目指す計画としている。

751とはずがたり:2013/11/07(木) 17:52:55

ホンダ、国内四輪販売店に合計1メガワットの太陽光発電システムを設置へ
http://news.mynavi.jp/news/2012/02/07/025/
  [2012/02/07]

本田技研工業は2月6日、国内の四輪販売店において、2013年度末までに全国合計1メガワットのホンダソルテック製太陽光発電システムを設置するプロジェクトを計画していると発表した。最初の設置店として、「Honda Cars 東京中央 足立小台店」に9キロワットの太陽光発電システムが設置された。

ホンダソルテックのCIGS薄膜太陽電池は、製造過程における使用エネルギーが少なく、曇天時や朝や夕方の弱い太陽光でも結晶シリコン系太陽電池と比べて発電量が多いという特徴を持つ。全国の販売店へ設置を予定している合計1メガワットの太陽光発電システムによる年間CO2削減効果は約310トンと予測されている。

2013年稼働開始予定の寄居工場に、国内自動車工場として最大となる、2.6メガワットのホンダソルテック製太陽電池が設置される予定だ。

752荷主研究者:2013/11/10(日) 15:19:59

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520131023caan.html
2013年10月23日 日刊工業新聞
住友林業など、北海道でバイオマス発電−間伐材を有効活用

 住友林業と住友共同電力(愛媛県新居浜市、村上信二社長、0897・37・2142)は22日、2016年に北海道紋別市で間伐材を使ったバイオマス発電事業を始めると発表した。発電規模は5万キロワット。発電事業会社と、間伐材を砕いて発電に必要なチップを加工する製造子会社を共同出資で設立する。総投資額は150億円。発電事業を基に、森林に放置された間伐材を有効活用できる仕組みを整える。

 新設するバイオマス発電所の半径75キロメートル圏内から間伐材を集める。チップに加工後、石炭なども一部加えて発電する。電力は政府の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を利用し、北海道電力に売電する。

753荷主研究者:2013/11/10(日) 15:46:21

http://kumanichi.com/news/local/main/20131030003.shtml
2013年10月30日 熊本日日新聞
ホンダ、太陽光パネル撤退 ソルテックは閉鎖へ

来年春をめどに閉鎖する方針となっているホンダソルテック本社=大津町

 ホンダ(東京)が、太陽光発電パネル生産事業から撤退し、太陽光発電システム製造・販売を手掛ける全額出資子会社のホンダソルテック(大津町)を閉鎖する方針を固めたことが30日、分かった。海外製品との競争激化による太陽光発電パネル事業の業績不振が理由。来年春をめどにホンダソルテックの事業を終了し、清算する方向。従業員約90人についてはグループ内の配置転換などを検討する。

 同社が生産する太陽光発電パネルは、主流であるシリコンを使わず、金属化合物を素材にしている。家庭向けを中心に、発電変換効率を高めるなど品質向上を図ってきたが、低価格の海外品に押されていたという。

 同社は2006年12月に設立。大津町のホンダ熊本製作所の東にある2万5千平方メートルの敷地に、鉄骨平屋建て(1万1千平方メートル)を建設し、07年10月に生産を開始した。

 11年にはホンダが、グループ会社の太陽電池開発部門をホンダソルテックに集約し、技術者も移して開発と製造、販売の一体化を図ってきた。ホンダソルテックは本社内に九州営業所があるほか、埼玉県和光市と大阪市にも営業所を構える。(原大祐、田川里美、亀井宏二)

754荷主研究者:2013/11/17(日) 11:33:12

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/496781.html
2013年10/08 16:00 北海道新聞
太陽光発電所、北広島に完成 5社出資、590世帯分賄う

北広島太陽光発電所の完成を祝い、テープカットをする平野社長(右から4人目)や上野市長(同3人目)ら関係者。風船も飛ばした

 【北広島】市内大曲で建設が進められていた「北広島太陽光発電所」の竣工(しゅんこう)式が7日、現地で行われた。道内の建設関連5社が共同出資した「ITKソーラー北海道」(札幌)が建設したメガソーラーで、太陽光パネル7056枚を設置。年間発電量は一般家庭590世帯分の消費電力を賄える206万キロワット時となる計画で、2日から北電に売電を始めている。

 北広島太陽光発電所は、出資会社の一つ、草野作工(江別)が所有する土地約4ヘクタールで4月に着工。1枚で240ワット発電できる縦約1メートル、横約1・6メートルのパネルを斜面に7056枚並べた施設で、二酸化炭素を年間88万キロ削減できる見込みという。1キロワット時当たり42円で全量を北電に売電し、今後20年間にわたって発電を続ける計画だ。

 竣工式には、ITKソーラー北海道の平野良弘社長=伊藤組土建代表取締役会長=や上野正三市長ら約30人が出席。太陽光パネルの前でテープカットをして完成を祝った。

 平野社長は「小さな面積のパネルで同じ発電量を確保できるように技術も進歩している。北広島で貢献しつつ、技術を道外でも生かしたい」。上野市長は「東日本大震災以降、電気の確保は重要な課題。北広島も環境都市を目指しており、太陽光発電所の完成はうれしく思う」と話した。

 同社による太陽光発電所は、恵庭市と十勝管内幕別町、日高管内新ひだか町でも稼働しており、北広島市と合わせた4カ所の年間発電量は630万キロワット時になるという。(片岡澄江)

755荷主研究者:2013/11/17(日) 13:04:07

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201311030008.html
'13/11/3 中国新聞
中国木材が発電所3基新設

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/Tn20131103000801.jpg

 製材大手の中国木材(呉市)は発電事業を強化する。木質バイオマス発電所を2016年末までに3基新設。合計出力を今の約2・4倍に当たる6万4千キロワットと、木質バイオマスでは国内有数の規模に高める。大規模太陽光発電所(メガソーラー)も拡大する。

 自社の製材工場に、樹皮やおがくずを燃やすバイオマス発電所を併設する。宮崎県日向市に建設中の日向工場(仮称)では、15年3月に出力1万8千キロワットの設備を稼働。伊万里工場(佐賀県伊万里市)は15年末、本社工場(呉市)は16年末に、各9850キロワットの設備を稼働させる。建設費は日向が約70億円で、他の2カ所は未定。

 現在は本社工場で5300キロワット、鹿島工場(茨城県神栖市)で2万1千キロワットの発電所を動かしている。年約30億円の売電収入を将来は100億円に増やす。

 メガソーラーは、郷原工場(呉市)など3工場の屋根でことし5月、計5千キロワットを稼働させた。日向工場でも15年6月までに2千キロワットの運転を始め、3千キロワットの増設も視野に入れる。

 電力会社への売電に加えて、4月には子会社を通じて近くの事業所などへの売電も始めた。堀川保幸社長は「売電収入を山林整備にも投資し、国内の製材業や林業の競争力を高める」と話す。

756荷主研究者:2013/11/17(日) 13:04:56

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20131103/CK2013110302000044.html
2013年11月3日 中日新聞
太陽光発電スタート 名古屋・鳴海のメガソーラー級施設

発電を始めた太陽光発電施設=名古屋市緑区鳴海町で、本社ヘリ「まなづる」から

 名古屋市が運営するメガソーラー級の太陽光発電施設が緑区鳴海町大清水の埋め立て処分場跡地に完成し、一日から発電が始まった。一般家庭二百三十四世帯分の電力をまかなえる見通し。

 一般廃棄物の埋め立てが一九九六年に終了した処分場七万二千五百平方メートルのうち、太陽光パネルを設置できる五千八百平方メートルを活用。八百六十八キロワット分、三千五百四十二枚のパネルを設置した。

 大阪市のリース会社が維持管理を担当。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度により二十年間で六億五千六百万円の売電収入を見込み、リース料を差し引いた一億円余りが市の収入となる。

 一日は地元関係者を集めて説明会があった。移動型の蓄電池を緑区役所に配置し、災害時には施設の非常用コンセントから充電できることなどを市環境企画課の担当者が説明した。

(木下大資)

758とはずがたり:2013/11/17(日) 19:53:16

京都、風車落下原因はボルト異常 風力発電所事故
共同通信 2013年11月17日 17時05分 (2013年11月17日 17時10分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20131117/Kyodo_BR_MN2013111701001651.html

 京都府伊根町の太鼓山風力発電所で3月、発電機の鉄柱が折れて風車が落下した事故について、京都府は17日、風車と鉄柱をつなぐ複数のボルトに亀裂や緩みが生まれ、鉄柱に過大な負荷がかかって金属疲労が進み破断したとする調査結果をまとめた。
 府によると、事故約3カ月前に行ったボルト(直径24ミリ、長さ15センチ)60本の定期検査では異常はなかった。しかし事故後の調査で、うち14本に亀裂や緩みなどの異常が見つかった。

760とはずがたり:2013/11/23(土) 17:02:49

割り箸リサイクル推進派であるヽ(´ー`)/
頑張って欲しい♪

割り箸リサイクル:木質燃料に 旅館などで使用済み8万膳を再生 城崎オリジナル、こども園で火入れ式 /兵庫
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20131121ddlk28040386000c.html
毎日新聞 2013年11月21日 地方版

 豊岡・城崎温泉の旅館や飲食店などの使用済み割り箸約8万膳分(約320キロ)を回収し、再生利用した燃料・木質ペレットが完成した。割り箸リサイクル事業として、豊岡市商工会青年部城崎支部が取り組み、20日は豊岡市城崎町の城崎こども園で寄贈式や火入れ式が行われた。地域の特徴に着目した燃料資源の地産地消の試みとして、市立城崎小の児童も環境学習に取り入れてきた。

 城崎こども園ではこの日、事業報告もあり、園児、児童、青年部城崎支部メンバーをはじめ、中貝宗治市長、ペレットを作った「豊岡ペレット」代表取締役で北但東部森林組合の稲葉修吾・組合長ら約70人が参加。火入れ式では城崎小の5年生たちがペレットを専用ストーブに次々に入れると、暖かな炎が次第に大きくなり、参加者は事業達成を互いに喜んでいた。

 青年部城崎支部によると、割り箸リサイクル事業は今年に入ってから計画を練り始め、4月から城崎町域4カ所に回収箱を置いて使用済み割り箸を集め、9月に豊岡ペレットに運び込んだ。城崎小の5年生もペレットの製造工程を見学したり、青年部城崎支部メンバーと一緒に環境学習の成果を壁新聞にまとめたりした。

 円柱状のペレット(直径6ミリ、長さ3センチ以内)は製造工程で市内産間伐材も加え、使用済み割り箸を使った城崎オリジナルとして約2トンを製造。城崎小の5年生も協力し、青年部城崎支部から城崎こども園をはじめ、市城崎支所▽城崎地区公民館▽豊岡消防署城崎分署へ寄贈された。

 青年部城崎支部の月本誠一・地域振興委員長は「取り組みが具体的な形になり、地域にリサイクルの大切さを残せた」と語り、久保田一三・支部長は「まちづくりは手の届くところから始めれば、実現することを子どもたちに伝えられたと思う」と話していた。【浜本年弘】

〔但馬版〕

761とはずがたり:2013/11/30(土) 00:01:25

新潟沖の日本海で「メタンハイドレート」確認
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20131129-OYT1T01198.htm

 経済産業省は29日、新潟県沖の日本海で、天然ガスの一種「メタンハイドレート」を確認したと発表した。

 2014年度以降、採算のとれる量が埋蔵されているかどうかを調べる。

 経産省が今年6〜7月、船上から音波を使って調べ、日本海の225か所でメタンハイドレートが存在する可能性があると分かった。このうち、新潟県沖の海底をビデオ撮影したところ、複数の場所でむき出しになっている白いメタンハイドレートが見つかった。

 経産省は今年3月、愛知県沖の海底からメタンハイドレートの試験採取に成功した。今後は、北海道や秋田、山形県沖などでも同じ調査をする。

(2013年11月29日22時06分 読売新聞)

762荷主研究者:2013/12/01(日) 00:55:38

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1420131112hlal.html
2013年11月12日 日刊工業新聞
メタンハイドレート、賦存可能性大−兵庫・日本海沖で調査

 夢の国産資源と言われる「メタンハイドレート」。兵庫県は日本海沖でこの賦存(まとまった量が天然に存在する)調査結果を公表した。新たな資源が兵庫県で見つかるのか期待は高まる。兵庫県はまず、2012年6月―13年2月まで1回当たり2―3日で計4回、独立総合研究所(東京都江東区、青山繁晴社長)と、香住沖約100キロ―150キロメートルの海域で計量魚群探知機や溶存メタン濃度測定などによる予備調査をした。

(上)兵庫県が13年に実施した調査に使用した海洋調査船「第七開洋丸」

(下)メタンハイドレートが溶解したと思われる溶解痕

 調査は他の調査への便乗や予算化により実施し、「メタンハイドレート賦存の可能性が高い」との見解と、次の調査の必要性の提言を同研究所から得た。これを受け、13年度は2000万円を「海洋エネルギー賦存確認調査事業」として予算化。9月23―26日に同研究所と昨年と同じ海域で計2回、試料採取と音波調査を実施した。

 10月28日に井戸敏三兵庫県知事は「水深約940メートルや1500メートルの海底計6カ所の堆積物をピストンコアリング(海底の堆積物を柱状に採る装置)で採取したところ、メタンハイドレートの溶解痕と考えられる箇所が見つかった」と話している。

 また、音波調査ではメタンハイドレートの噴出痕と思われる円形のくぼみ(ポックマーク)を大小数十カ所以上(最大は直径約400メートル)確認できた。続いて井戸兵庫県知事は「そのものは見つからなかったが、痕跡の発見と相当の賦存が確認できた。今後の調査の必要性を同研究所と相談する」と発言した。

763とはずがたり:2013/12/03(火) 20:37:05

ソフトバンクと三井物産、熊本・福岡でメガソーラー
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201311/2013111900421&rel=m&g=pol

 ソフトバンクグループのSBエナジーと三井物産は19日、熊本県荒尾市と福岡県大牟田市で、最大出力計4万2000キロワットのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設し、共同で運営すると発表した。2015年1〜3月ごろの運転開始を目指す。(2013/11/19-12:52)

ソフトバンクと米社、業務用燃料電池の初号機設置=福岡市内のオフィスビルに
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201311/2013112500411&g=eco&relid2=1_1

 ソフトバンクグループと、燃料電池事業を行う米ブルームエナジーが出資して設立した新会社ブルームエナジージャパン(東京)は25日、福岡市内のオフィスビルに業務用燃料電池システムを国内で初めて設置した。今年度中に合計で出力1800キロワットの設備が運転を開始する見込みで、2015年度には3万キロワットの発電を目指す。(2013/11/25-14:00)

北海道でメガソーラー=ソフトバンクと三井物産
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201309/2013092400747&g=eco&relid2=1_2

 ソフトバンクグループのSBエナジー(東京)と三井物産は24日、北海道の苫小牧東部の開発地域で、最大出力約11万1000キロワットのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を共同で運営すると発表した。10月に着工し、2015年度冬に運転を開始する。
 建設地は、国や北海道などが出資する第三セクター「苫東」(北海道苫小牧市)が所有する安平町の約166万平方メートルの敷地。ソフトバンクが手掛けるメガソーラーでは、最大の出力となる。年間の予想発電量は約1億800万キロワット時で、標準的な家庭約3万世帯分の年間電力消費量に相当する。発電した電力は全量を北海道電力に販売する。(2013/09/24-17:48)

764とはずがたり:2013/12/03(火) 20:37:33

東芝、オリックスと地熱発電=奥飛騨温泉郷で
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201311/2013111900669&g=eco&relid2=1_3

 東芝は19日、オリックスと共同で、温泉の蒸気を利用した地熱発電事業を岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷中尾地区で行うと発表した。東芝が55%、オリックスが45%をそれぞれ出資して新会社「中尾地熱発電」を同日設立した。2015年の発電開始を目指す。東芝が地熱発電に参入する。(2013/11/19-16:54)

765荷主研究者:2013/12/08(日) 21:17:55

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20131119/CK2013111902000086.html
2013年11月19日 中日新聞
スズキ 牧之原にメガソーラー建設

◆相良工場南、15年秋稼働

 スズキは十八日、牧之原市の相良工場に隣接する「中里工業団地」の自社所有地に、出力一万八千キロワット(十八メガワット)の大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設すると発表した。二〇一五年秋の発電開始を予定している。

 発電容量は一般家庭の五千七百世帯分に相当し、全量を中部電力に売電する。予定地は四十二ヘクタールあり、ソーラーパネル八万四千枚を設置する。総投資額は五十六億円。

 中里工業団地は、小型車などを生産する主力の相良工場の南にある。〇九年に納車整備拠点として整備を始めたが、円高を受けて海外生産を強化する中で計画を変更。日照条件が良いことから発電所に切り替えた。

 浜松市西区舞阪町の自社所有地四・五ヘクタールには四千キロワット(四メガワット)の太陽光発電設備を計画。北区都田町に建設予定の浜松工場の屋根にも出力七百五十キロワットのソーラーパネルを設置し、いずれも一五年秋ごろの発電を目指す。

 異業種からの太陽光発電事業参入は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を受けて増加。自動車業界でもトヨタ自動車やホンダが発電事業を計画している。

766荷主研究者:2013/12/08(日) 21:25:28

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20131123/CK2013112302000028.html
2013年11月23日 中日新聞
数も規模も右肩上がりのメガソーラー 「稼働」14、「準備中」7

湖南市で今年2月に稼働を始めたメガソーラー。今後も設置が進む=湖南市石部北で

 出力1000キロワット(1メガワット)以上のメガソーラー(大規模太陽光発電所)が県内に続々と誕生している。固定価格買取の昨年7月制度化を受け、今年2月の初稼働から現在までに14施設で発電を開始。7施設が来年3月までの稼働に向けて準備している。

 計画のある施設も含めた計二十一施設の総出力は三万二千四百五十キロワットとなり、一般家庭九千五百世帯分の電力が賄える規模。

 設置業種はメーカーや不動産会社、運輸業などさまざまで、場所は事業所の空いている敷地のほか、自治会や市の所有地を賃借したものもある。

 これまでは千キロワット台が中心だったが、物流システム大手のダイフク(本社大阪市)が十八日に日野町で竣工(しゅんこう)した施設は四千四百キロワット。来年三月には近江鉄道(彦根市)が高島市内で二千五百キロワットの施設を稼働予定など大型化する傾向もみられる。

 県地域エネルギー振興室によると、経済産業省から制度適用を認可された県内の再生可能エネルギーは、制度開始間もない昨年九月時点で一万三千キロワットだったが、今年六月末現在では二十一万三千四百キロワットと大幅増。買取制度が進出を後押ししており、けん引しているのが太陽光だ。

 認可を受けながらも施設整備が追いつかない事情もあり、同室の担当者は「まだまだメガソーラーは増えていくだろう。新たに進出を模索する動きも複数、来ている」と話す。

 関西広域連合は二〇二〇年度までに一般家庭の屋根なども含め四百五十万キロワットを太陽光で賄う目標を掲げている。

(井上靖史)

767荷主研究者:2013/12/08(日) 21:32:31

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820131120cbad.html
2013年11月20日 日刊工業新聞
三菱化、有機太陽電池実用化へ−「ビル窓発電」実証急ぐ

 三菱化学が2015年度の量産を目指す有機薄膜太陽電池を使った実証試験が本格化してきた。首都高速道路は代々木パーキングエリア(東京都渋谷区)の休憩施設の窓を使った実証試験を月内に開始。竹中工務店は室内へ差し込む日射を調整する羽板の受光面に有機薄膜太陽電池を取り付けたルーバーの実証試験に入った。

竹中工務店が実証試験を始めた有機太陽電池一体型ルーバー

 従来は不可能だった高層ビルの窓を使った太陽光発電として需要増が見込めるだけに、発電性能や強度向上といった実用化に必要な技術開発が実証で進むことになる。(水嶋真人)

 有機薄膜太陽電池は有機半導体材料をプラスチックや金属などの薄い基板に塗布して製造する。透明な樹脂フィルムに塗布すれば厚さが1ミリメートル以下と薄くて軽く、折り曲げ可能で光を透過する太陽電池を作成可能。

 高層ビルの表面積の大部分を占める垂直面で太陽光発電が可能になり、北面以外のビル窓に設置すれば25階建てのビルで一般家庭約200軒分の電力を発電できる見通しだ。

769とはずがたり:2013/12/12(木) 13:54:27

>石炭をガス化して燃焼させる次世代の発電方式

福島の火力発電、入札対象外=復興加速へ立地後押し−経産省
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2013121200264

 経済産業省は12日、有識者の作業部会を開き、東京電力が福島県内で建設を計画している石炭火力発電所2基について、例外的に入札の対象外とすることを決めた。2基は最新鋭の技術を採用する予定で、福島県への立地を後押しし、復興加速につなげる。
 電力会社は、火力発電所を新設したり建て替えたりする際、原則として外部の事業者が参加する入札を行う必要がある。価格競争を通じて、経営を効率化するためだ。
 ただ、国の指針は、発電技術の高度化に貢献する設備の場合、例外的に入札を行わないことを認めている。東電が計画中の2基は、石炭をガス化して燃焼させる次世代の発電方式を採用。技術を実証する必要があるため、入札対象になれば、建設が難しくなる可能性もあった。(2013/12/12-10:53)

770とはずがたり:2013/12/15(日) 14:54:59

うす〜い太陽電池、開発中 壁などに貼り付けOK 27年度市販化
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20131215070.html
産経新聞2013年12月15日(日)07:57

 素材メーカー各社が、薄型太陽電池の開発を強化している。好みの色で屋外の壁、窓に貼るなど、従来の太陽光発電のイメージが変わりそうだ。各社とも平成27年度の市販化を目指している。

 三菱化学と東レが技術開発を進めるのは、軽量で柔軟性があり、低コスト化が可能な次世代の太陽電池「有機薄膜太陽電池」だ。

 三菱化学は、向こう側が透けて見えるシースルー型。厚さが1ミリメートル以下と薄く、一般的に普及している黒以外の色も可能だ。「デザイン建築など意匠にこだわった建物の壁や屋根など室内外に設置できる」(石塚博昭社長)

 東レは、従来は1年程度だった寿命を10年まで延ばした。太陽光を電気に変えるエネルギー変換効率は10・6%と、発電層が1層のみで構成される有機薄膜太陽電池で世界最高水準を達成した。製造コストは、太陽電池では主流のシリコン型の約3分の1になる見通しだ。

 一方、積水化学工業が5日に発表した「フィルム型色素増感太陽電池」は、電極素材を500度の高温で焼き付ける工程を不要とし、世界で初めて室温での製造に成功した。

772とはずがたり:2013/12/24(火) 18:40:28

経産省、上越沖でメタンハイドレート確認 海底で「むき出し」に
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131129/trd13112922030016-n1.htm
2013.11.29 22:00

 経済産業省は29日、次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」を日本海の新潟県上越沖の海底で確認したと発表した。上越沖と石川県能登半島西方沖で、存在が見込まれる有望な地形を225カ所発見し、今回、無人機を使って有望地点を撮影したところ、白いメタンハイドレートの一部がむき出しになっているのを確認した。来年度以降に埋蔵量を把握するための詳細調査を進める。

 メタンハイドレートは天然ガスの主成分であるメタンが氷状となったもので、「燃える氷」と言われる。日本近海には国内の天然ガス消費量の100年分に相当する埋蔵量があるともされ、資源の少ない日本にとって貴重な国産エネルギー資源になる可能性がある。日本海のメタンハイドレートは、水深500メートル以上の海底の表面に一部が露出し、塊の状態で存在している。

 経産省は今年3月、太平洋側の愛知県沖の水深約1千メートルの海底下約330メートルの地点からメタンハイドレートを取り出す産出試験に成功。今年度から日本海側での広域調査を開始し、平成27年度までに秋田県や山形県沖、島根県の隠岐諸島周辺や北海道沖などを調べる。

773とはずがたり:2013/12/24(火) 18:41:08

上越沖メタンハイドレート、表層型で初の掘削調査 来年度から経産省
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131223/trd13122310310005-n1.htm
2013.12.23 10:30

 経済産業省資源エネルギー庁が、平成26年度に日本海の新潟県上越沖で次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」の掘削調査を計画していることが22日、分かった。日本海では比較的浅い海底下で「表層型」と呼ばれるメタンハイドレートの存在が確認されており、政府が掘削調査を行うのは初めて。

 資源の少ない日本にとって貴重な国産エネルギー資源になる可能性がある。資源エネルギー庁は今後3年をかけて日本海側における資源量の把握を集中的に進める方針だ。

 資源エネルギー庁は、25年度から日本海側でのメタンハイドレートの調査に本格着手した。これまでに上越沖と石川県能登半島西方沖で、存在が有望視される地形を225カ所発見している。掘削調査は上越沖の有望地点を中心に行う計画で、海底下数十〜百メートルをドリルで掘り、メタンハイドレートを採取する。メタンハイドレート層の厚みや質などを確認し、埋蔵量を詳細に把握する狙いだ。

 掘削調査には、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が保有する最新鋭の海洋資源調査船「白嶺(はくれい)」を使用する。

 経産省は、26年度予算の概算要求でメタンハイドレートの開発予算として過去最大規模の127億円を要求している。日本海側での調査には25年度の約3倍の35億円を充てる計画だ。

 26年度には上越沖での掘削調査のほか、秋田県沖▽山形県沖▽島根県の隠岐諸島周辺−など日本海側の広い範囲で、音波を使った地質調査も実施する。

 資源エネルギー庁は今年3月に、太平洋側の愛知県沖で水深約1千メートルの海底下から、砂と混じり合って存在する「砂層型」と呼ばれるメタンハイドレートを取り出す産出試験に世界で初めて成功した。

 日本海側の表層型メタンハイドレートは、海底表面や海底下数十メートルの比較的浅い場所に塊の状態で存在している。だが太平洋側の砂層型と比べ、資源量の把握が遅れているほか、まとまった量の回収に技術面での課題があるとされている。

 ■メタンハイドレート 天然ガスの主成分であるメタンガスと水が、低温・高圧の状態で結晶化した氷のような物質。火をつけると燃えるため「燃える氷」と呼ばれる。日本近海には国内の天然ガス消費量の100年分に相当する埋蔵量があるとの推計もある。

774とはずがたり:2013/12/24(火) 18:41:30

メタンハイドレート、10年後にも商業化開発スタート 海洋資源計画案
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131224/biz13122415460009-n1.htm
2013.12.24 15:44
 経済産業省の有識者会合は24日、国の海底資源開発の課題や目標を示した「海洋エネルギー・鉱物資源開発計画」の見直し案を了承した。次世代資源「メタンハイドレート」で、2023〜27年度の商業化プロジェクト開始を目指すことや、レアアース(希土類)など鉱物資源の開発目標が盛り込まれた。

 新たな計画によると、太平洋側のメタンハイドレート開発をさらに進めることに加え、日本海側では15年度まで集中調査を実施する。14年度には地質サンプルの採取を目指す。

 また、南鳥島周辺の海底の泥に含まれるレアアースは15年度までに埋蔵状況を調査。レアメタルを含む海底地層「コバルトリッチクラスト」は28年度までに商業化を検討するとしている。

775とはずがたり:2013/12/24(火) 18:42:47

メタンハイドレート、アラスカで産出試験 日米、商業化へ技術開発
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131107/trd13110709170009-n1.htm
2013.11.7 09:16

 経済産業省は6日、次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」の開発で米国と協力し、米アラスカ州で産出試験を進める方針を明らかにした。生産コストの引き下げに必要な技術開発に共同で取り組む。同日、見直し作業に着手した新たな「海洋エネルギー・鉱物資源開発計画」に具体的な試験時期や内容などを盛り込む方針。貴重な国産エネルギー資源として期待されるメタンハイドレートの商業化に向け、取り組みを加速する考えだ。

 産出試験は平成27年度ごろまでに1〜3カ月程度かけて実施する方向で調整する。永久凍土の下からガスを採取する計画で、商業化に不可欠な長期間にわたるガスの採掘技術などを試す。

 日本は今年3月、海底地下のメタンハイドレートから天然ガスを産出する試験に世界で初めて成功した。だが、水をくみ上げるポンプの不調などで、当初2週間の予定だった試験は6日間に短縮された。

 今年4月に閣議決定した海洋政策の指針「海洋基本計画」は、30年度までにメタンハイドレートの商業化に向けた技術確立を目指すとしており、米国での産出試験を通じて技術向上を目指す。

 海洋エネルギー・鉱物資源開発計画は、海底資源開発に必要な技術的課題や目標時期などの道筋を示す。経産省は6日に初会合を開いた総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の資源・燃料分科会で、見直しに向けた議論を始めた。同日の会合では委員から「(メタンハイドレートの商業化に向け)新しい技術を使い、生産性を高める必要がある」などの意見が出た。

 メタンハイドレートのほか、石油・天然ガス、レアメタルを含む「海底熱水鉱床」の開発計画などについても議論し、年内をめどに取りまとめる方針だ。
     ◇
 メタンハイドレート 天然ガスの主成分となるメタンガスと水が低温・高圧の環境下で結晶化した氷のような形状の物質。永久凍土地帯や大陸縁辺部の海域に存在し、火をつけると燃えるため「燃える氷」といわれる。政府の委託を受けた独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)などは今年3月、愛知県沖の海底にあるメタンハイドレートの層から天然ガスを取り出す実験に成功した。

776とはずがたり:2013/12/24(火) 19:10:55

千島列島にメタンハイドレート 露の研究機関が開発提唱
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130619/erp13061920460005-n1.htm
2013.6.19 20:45

 【モスクワ=遠藤良介】ロシアの有力経済紙、コメルサントは19日、クリール諸島(千島列島と北方領土)近海に大量の次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」が埋蔵されている可能性が高く、露国立研究機関が国営石油大手「ロスネフチ」に開発の検討を提案したと伝えた。

 同紙によると、露科学アカデミー極東地質学研究所は、クリール諸島の大陸棚に眠るメタンハイドレートが最大でガス87兆立方メートル相当と推定。同諸島北部パラムシル島付近の海底下200メートルから調査を始めるようロスネフチに提言した。

 日本の2012年の天然ガス消費量は1167億立方メートルで、同研究所の最大推定はこの約745倍にあたる。記事は、クリール諸島周辺の調査は日本近海よりも容易で、「アジア諸国の企業が共同事業に関心を寄せるだろう」とする専門家の見方も伝えている。

 ロシアでは、日本のメタンハイドレート開発が将来、自国の天然ガス生産にとって、米国発「シェールガス革命」以上の脅威になりかねないと懸念されている。ロシアはアジア市場への資源輸出拡大を目指しており、今後はクリール諸島での調査や開発にも目を向ける可能性がある。

777荷主研究者:2014/01/05(日) 14:21:47

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201312/0006569879.shtml
2013/12/13 20:49 神戸新聞
伊丹産業 赤穂にメガソーラー

 LPガス卸大手、伊丹産業(兵庫県伊丹市)は、耐火物メーカー、黒崎播磨の赤穂工場(赤穂市)の敷地内で、出力2メガワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を新設する。来年1月に着工し、5月に稼働させる。投資額は約5億7千万円。

 同社のメガソーラー建設は初めてで「近畿で事業に力を入れていきたい」としている。

 同社によると、黒崎播磨の遊休地約2・2ヘクタールを借り、太陽光パネル約7800枚を置く。年間発電量は一般家庭550世帯分に相当。発電分はすべて関西電力に売電し、初年度は7200万円の収入を見込む。

 赤穂市によると、同市内では、日照時間の長さに着目し、清水建設や旭硝子もメガソーラーの建設計画を進めている。(小林伸哉)

778荷主研究者:2014/01/05(日) 14:34:32

http://www.sankeibiz.jp/business/news/131211/bsc1312110503003-n1.htm
2013.12.11 06:41 Fuji Sankei Business i.
石炭火力、日の丸技術で復権 超効率「IGCC」稼働時間の記録更新中

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/bsc1312110503003-p1.jpg

■超効率「IGCC」稼働時間の記録更新中

 次世代の高効率石炭火力発電として注目されている石炭ガス化複合発電(IGCC)で、常磐共同火力の勿来(なこそ)発電所10号機(福島県いわき市、出力25万キロワット)が11月12日、IGCC設備における最長連続運転記録を更新した。現在も記録更新中だ。IGCCは、高い発電効率により地球温暖化ガスの排出も削減する技術。採掘技術の革新で21世紀のエネルギーとして名乗りを上げたシェールガスのように、日本の技術による石炭の復権は実現するのか。

 勿来発電所10号機は、国内初のIGCC商用機として6月28日に運転を開始。11月12日には連続運転が3287時間に達し、ブフナム発電所(オランダ)の持つ世界記録を塗り替えた。設備を担当した三菱重工業の坂本康一IGCC・ガス化プロジェクト室長は「この成果に世界の関係者が驚いた」と胸を張る。

◆炭鉱の町から最先端

 世界記録を生んだのは、勿来発電所の立地にも理由がありそうだ。常磐共同火力は1955年、東北電力、東京電力や地元炭鉱会社などの共同出資により、産炭地の勿来市(現いわき市)に設立された。当時、安価な石油によるエネルギー革命の波が押し寄せ、石炭業の合理化が叫ばれていた。だが、「ここで働く従業員は9割以上が地元出身者」(同社の齋藤昭雄取締役)という炭鉱の町だからこそ、最先端の技術開発が育まれた。

 勿来発電所のIGCCは、84年に電力中央研究所が石炭をガス化して利用するための基礎研究を始めた際の実験装置がルーツだ。この研究は、2007年には商用化時の営業運転も視野に入れて1日当たり1700トンの石炭を処理する実証機へと大規模化。今年4月に常磐共同火力がプラントを引き継いだ。

 通常の石炭火力発電は、石炭をたいて水を沸騰させ、その蒸気の力で発電機に接続されたタービンを回す。だが、効率面に限界があり、天然ガスを使った火力発電より二酸化炭素(CO2)排出量が多いなどの欠点があった。

 IGCCは、石炭を高温でガス化してガスタービンを駆動。その排熱で蒸気を発生させ、蒸気タービンも駆動するという“二段階発電”を実現する。発電効率は、発電所内の電力消費を差し引いた送電端ベースで42%以上。1970〜80年代に建設された稼働中の石油火力プラントを上回る。世界の火力発電の平均効率が30%台の半ばであることからも、IGCCの効率の高さがよくわかる。

◆世界的に再評価進む

 IGCCが注目される背景には、(1)石炭の埋蔵量が豊富で安価なこと(2)石油や天然ガスのような地域的な偏りが少ないこと(3)CO2や有害物質の排出が少ないこと−がある。英石油大手、BPによると、世界のエネルギーシェアは2012年に高価な石油に代わり約60年ぶりに石炭がトップに返り咲いた。価格志向は国際的に強まっているのだ。

 世界の石炭可採年数は112年(英BP統計2012年版)と、石油の40年強、天然ガスの70年弱より長い。世界では発電量の約4割が石炭火力で、新興国を中心に石炭火力の利用は伸びている。国内でも、原子力発電所が停止した11年度の電源比率(発電量ベース)で、石炭火力は25.0%、12年度は27.6%と、液化天然ガス(LNG)を使ったガス火力に次ぐ高い稼働状態が続く。

 IGCCの進化は、安価な燃料調達や調達先の多様化に加え、地球温暖化ガスの削減にもつながると期待されている。(青山博美)

779荷主研究者:2014/01/05(日) 14:36:46

http://www.sankeibiz.jp/business/news/131212/bsc1312120503004-n1.htm
2013.12.12 05:00 Fuji Sankei Business i.
古河機械金属 工場跡地を活用 足尾銅山で太陽光発電稼働

足尾銅山の硫酸工場跡に建設された古河機械金属の大規模太陽光発電所=栃木県日光市

 栃木県日光市の足尾銅山の硫酸工場跡地に、古河機械金属の大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成した。2日から発送電を始めており、初年度の年間発電量は一般家庭300世帯分の消費電力量に相当する約92万キロワット時に上る見込み。全量を東京電力に売電する。

 銅の生産量日本一を誇った足尾銅山は、明治時代の鉱毒事件で知られる。同社の宮川尚久社長は「公害の歴史も当社の技術も、足尾から始まっている。太陽光発電所をつくるなら、ここからとの思いがあった」と話した。

 同社の硫酸工場は1956年から88年まで、製錬工程で出る亜硫酸ガスを工業用の硫酸に加工するために稼働。2010年10月に解体工事を終え、跡地の利用法を検討していた。

780とはずがたり:2014/01/06(月) 08:35:16

マンガで分かる!!
教えて!ダブル発電
http://www.oshiete-w-hatsuden.jp/

781とはずがたり:2014/01/06(月) 08:47:19
>>780

ガスが止まっても発電できるシステムなのかどうか?

震災時に止まると困るのは冷蔵庫だと思うが冷蔵庫も出力的にいけるのかどうか?

充電池併設は売電と両立しないの?

何度読んでも分からないエネファームとエコフィルの違いは↓
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1459868599

782荷主研究者:2014/01/12(日) 14:14:38

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820131225eaah.html
2013年12月25日 日刊工業新聞
九大、低エネルギーの光を高エネルギーに変換する液体を開発

 【福岡】九州大学大学院工学研究院の君塚信夫主幹教授らのグループは、低エネルギーの光を高エネルギーの光に変換する機能を持った「フォトン・アップコンバージョン液体」を開発した。 この液体は光エネルギーを輸送する機能を持つ発光性分子で作った。光のエネルギー同士が液体中で衝突と移動を繰り返しながら、より高いエネルギーに変換される。同様の技術は以前から知られていた。同液を使えば、従来の高揮発性の溶媒は必要ない。空気中でも利用することができる。

 低エネルギーの近赤外光を活用できるため太陽電池の高効率化が可能になる。薄膜化しやすく、フレキシブルな機材製品にも応用可能。さらに、光触媒との複合化により太陽光を使った水素生成など、「さまざまな産業分野への活用が期待できる」(君塚主幹教授)という。成果は米化学会誌の電子版に掲載された。

783荷主研究者:2014/01/19(日) 12:54:54

http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140109t21012.htm
2014年01月09日木曜日 河北新報
むつ市、地熱発電調査へ 弘前大と年度内に協定

 弘前大北日本新エネルギー研究所(青森市)と青森県むつ市は、むつ市の燧岳(ひうちがたけ、781メートル)周辺で、地熱発電の事業化の可能性を探る調査に乗り出す。両者は本年度内に調査に関する協定を結ぶ方針。

 市によると、研究所による地表調査の早期着手を目指す。市は経済産業省の補助金を活用し、地熱資源活用に関する講演会や先進地視察などを計画。事業化に向けた環境整備を後押しする。

 燧岳周辺では約20年前に、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が地熱資源を調べている。7カ所で調査用の井戸を掘削し、2カ所の地下深部で200度を超える地熱資源が確認されている。調査の想定域は国有林で、今後、国とも調整を進める。

 調査を経て、地熱資源の活用にめどが立った場合、市は発電施設の運営を担う企業を募集するほか、地元経済への波及効果を見据えて、特定目的会社(SPC)の設立も検討するという。むつ市の宮下順一郎市長は「下北半島は原子力施設の集積地だが、地熱という魅力的なエネルギーも埋蔵している。実現すれば、雇用など地元振興にもつながる」と話している。

784とはずがたり:2014/01/19(日) 16:23:54

江別市有地に太陽光発電所 市と業者が建設基本合意、10月稼働目指す
http://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/nation/hokkaido-201401186166.html
北海道新聞2014年1月18日(土)16:00

 【江別】家電販売などの道東電機(帯広)と電気通信業のマルワ電子サービス(札幌)は、太陽光発電所(出力850キロワット)を市有地約2ヘクタールに建設する。5月に着工、10月稼働を目指す。年間発電量は約91万キロワット時を想定し、全量を北海道電力に販売する。

 両社の共同出資でつくる「グリーンエコナジー」が建設、運営する。

 計画によると、市環境事務所(工栄町)敷地内の遊休地3カ所の計約2ヘクタールを市から借り受け建設する。総工費は3億4900万円。5月に着工し、太陽光パネル約5200枚を並べる。出力は850キロワットで、年間発電量は約91万キロワット時。一般家庭275世帯の年間消費電力に相当する。

 グリーンエコナジーと市は17日、建設に向けた基本合意書に調印。建設地の市有地約2ヘクタールを市が賃貸契約で、20年間貸し付けることなどが盛り込まれた。

 調印式で三好昇市長は「20年間にわたり、安全な電力を供給してほしい」と期待。グリーンエコナジーの田原久義社長と道東電機の佐藤睦浩社長は「環境に優しいエネルギーの普及に尽力したい」と述べた。

 江別市内では、道東電機が、大規模太陽光発電所の「江別ノーザンフロンティア発電所」を昨年2月から稼働させている。(竹内桂佑)

785とはずがたり:2014/01/19(日) 16:24:24

フィリピン、30年までに発電能力3倍 再生可能エネ、普及活発化
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20140113015.html
フジサンケイビジネスアイ2014年1月14日(火)08:21

 フィリピンは再生可能エネルギーの新規整備事業を加速させる。同国の計画によると、2030年までに再生可能エネルギー発電能力を現在の3倍に相当する約1600万キロワットに引き上げることを目指している。現地紙インクワイアラーなどが報じた。

 09年には再生可能エネルギー法案が施行され、再生可能エネルギーの導入が活発化した。現在、同国の総発電量に占める割合は約28%、発電能力は540万キロワットで270万世帯分の電力をまかなうことができるという。

 エネルギー省は昨年12月、新たに風力や太陽光を利用する63万キロワット分の発電事業を承認。再生可能エネルギーの導入は順調に進んでいるが、30年までに目標を達成するためには、5567億ペソ(約1兆2971億円)の投資が必要になるとしている。

 現在、再生可能エネルギーには電力の固定価格買い取り制度を20年間適用、また、発電事業者は事業開始から7年にわたり所得税が免除されるなどの優遇措置を受けている。再生可能エネルギー管理局長は「さらなる財政優遇措置で発電事業への投資を呼び込みたい」との見解を示した。

 世界有数の火山国でもある同国は再生可能エネルギーのなかでも地熱発電能力が高く世界第2位で、国内の総発電量の約20%を担う。

 今後の成長が見込めることから、横河電機や三菱商事などの日本企業も同国での地熱発電事業に参入している。

 一方、フィリピンではいまだ3割の世帯に電力が供給されていないうえ、今後、電力需要は年率7%の増加が見込まれ、発電能力の拡大が欠かせない。現在、発電用エネルギー源の67%を石油や石炭などの化石燃料に依存しており、東南アジア各国と比べて電気代も高く、輸入エネルギーから自国での再生可能エネルギーへの移行を推進したい考えだ。(シンガポール支局)

786とはずがたり:2014/01/19(日) 16:25:03

>オンタリオ卸売電力市場(Independent Electricity System Operator:IESO)の予測では、2014年8月までに、3,200MWを超える容量の再生可能エネルギーが、新たに電力供給網に接続される計画

カナダ・オンタリオ州、電力供給網から石炭火力発電を廃止する法案を提出
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_899589.html
マイナビニュース2013年12月25日(水)11:29

カナダ・オンタリオ州政府は、2013年11月末に「大気汚染防止のための火力発電撤廃法案(Ending Coal for Cleaner Air Act)」を州議会に提出したことを発表した。

同法案は、2014年末までに石炭火力発電設備の操業を停止させ、その後、石炭火力発電による電力が供給網に半永久的に再度組み込まれることがないことを保証するもので、公衆衛生の確保と、気候変動の抑制を目指す目的がある。

同州が独自に行った調査によると、同州の石炭火力発電所により州民にもたらされた健康、環境、金銭上の損害額は推定で年間44億カナダドルで、もし同州の石炭火力発電所を全廃した場合、道路から700万台の車両を撤去するのと同じ効果を得られるという。

また、オンタリオ卸売電力市場(Independent Electricity System Operator:IESO)の予測では、2014年8月までに、3,200MWを超える容量の再生可能エネルギーが、新たに電力供給網に接続される計画としており、この電力は年間98万世帯の電力を賄うのに十分な電力だという。

787とはずがたり:2014/01/19(日) 16:33:17

>>778

コストが安く、地震に強い…「黒いダイヤ」石炭の発電が再び脚光
http://news.goo.ne.jp/article/dot/nation/dot-2014010800038.html
dot.2014年1月9日(木)07:00

 東京電力は昨年11月29日、福島県のいわき市と広野町に世界最新鋭となる石炭火力発電所を1基ずつ建設すると発表した。発電量は合計100万キロワットで、原子力発電所1基にほぼ相当する規模となる。

 この発電所は「石炭ガス化複合発電(IGCC)」と呼ばれる仕組みを採り入れる。まず石炭を可燃性ガスに変え、それを燃やしてタービンを回す。さらに、ガスを燃やすことで発生した熱も利用して水を沸騰させ、蒸気で別のタービンを回す。つまり、ガスと蒸気を使って「ダブル発電」をするのだ。通常の石炭火力は蒸気しか使わないので、「IGCC」は発電の効率が高くなる。わかりやすく言えば、「非常に燃費がいい車」のようなものだ。

 東電の新しい発電所は、2020年代の初めに運転を始める見込みだ。東電は、建設をはじめ1日あたり最大2千人の雇用が生まれることなどで福島県内の経済効果は1500億円に達するとしている。

「エネルギー需要や被災地の復興を考えても、着工の前倒しが最大の急務だと思っています」(東電幹部)

 すでに「IGCC」は、国内で1基が商業利用されている。東電や東北電力などが出資する常磐共同火力の勿来(なこそ)発電所(いわき市)にある10号機だ。発電量25万キロワットで、昨年4月に運転が始まった。その8カ月後には、連続運転時間でオランダの発電所が持つ世界記録を大幅に更新する3917時間を達成した。

※週刊朝日 2014年1月17日号

788とはずがたり:2014/01/21(火) 21:33:39

家庭の余剰電力販売=太陽光発電で新会社―パナソニック
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-140121X179.html
時事通信2014年1月21日(火)19:10

 パナソニックは21日、住宅建設コンサルティングのエプコ(東京)と共同で、太陽光発電の販売などを行う新会社「パナソニック・エプコ・エナジーサービス」(同)を31日付で設立すると発表した。2016年に予定される電力小売り全面自由化を見据え、太陽光発電システムを持つ一般家庭から余った電力を買い取り、集約して企業などに販売する。18年度に売上高200億円を目指す。

789とはずがたり:2014/01/31(金) 00:18:46
面白い♪

「サツマイモ発電」は日本を救うか 発酵させてメタンガス、農業復興に期待
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/131223/cpc1312230831001-n1.htm
2013.12.23 08:30

 「サツマイモを日本の基幹エネルギーに」。芋を発酵させて作り出されるメタンガスに着目し、近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)の鈴木高広教授が、ユニークな研究を進めている。成長が早くコストも比較的低く抑えられ、「『エネルギー産業』としての農業の可能性を切り開きたい」と鈴木教授は意欲をみせる。江戸時代には享保の大飢饉(1732年)から人々を救ったサツマイモは、再び日本の“救世主”となるか−。(秋山紀浩)

 屋上に「芋工場」

 「1平方メートルあたり、平均で20キロのサツマイモの収穫が可能です」。鈴木教授が胸を張った。

 近畿大学生物理工学部の研究棟屋上。普段学生らが立ち入らない広いスペースには、無数のポリ袋が棚に積まれて配置されている。袋の中には、芋の栽培用に配合された土が入れられ、その中からは、収穫を終えたサツマイモのつるなどが顔をのぞかせていた。

 「ここがサツマイモの栽培場所。平面でなく立体的に栽培用の袋を配置しました」と説明してくれた。

 燃料用として収穫量を大きく向上させるために鈴木教授が工夫を加えたのは、棚に栽培用のポリ袋を段状に配置し太陽光を効率的に利用する仕組みだ。成人男性の胸ほどの高さの三角形の棚に袋を積み、「4階建て」の立体構造とすることで収穫量を飛躍的に増やした。

 「弱い光でも光合成をすることができる芋の特性を考えた結果、この形にたどり着きました」と鈴木教授は話す。

 ペットボトルで栽培

 もともと民間化粧品会社で紫外線の有害性などについて研究していた鈴木教授。研究を続ける中で、太陽光を効率的に利用した植物栽培法に興味を持ち始めたという。

 平成22年に同大学で教授となってから、芋の持つ燃料としての潜在性に注目。収穫までに時間がかからず、栽培コストも安いというメリットを生かし、「段状に立体的に配置すれば、さらに効率が良くなる」と研究に乗り出した。

 最初は研究室の窓際で使用済みペットボトルを利用して栽培したが、ペットボトルの配置などによって収穫量が大きく変化することを発見。収穫までの期間も、6週間程度まで縮めることが可能と分かった。そうした結果をもとに試行錯誤の上、野外での棚を用いた栽培方法にたどり着いた。

 メタンを作り発電

 エネルギーとしての芋の利用方法については、当初は芋をチップ状にし、燃やして発電する方法を考えていた鈴木教授。現在は、芋を発酵させてメタンガスを作り出し、それを燃焼させる方法に取り組んでいる。

 「メタンガスを取り出す方法は比較的簡単で、効率も良い。小さな発電システムにも向いている」。研究室では芋を細かく砕いてペットボトルに入れ、40度程度の温度で発酵させてメタンガスを作り出している。鈴木教授は「今後、発酵から発電まで一連のシステムを作り、実証実験をしていきたい」と続ける。

 すでにドイツなどではメタンガス発電が実用化されており、成功を収めている農家もあるという。

温暖化、食糧不足の解決なるか

 鈴木教授が研究の先に見据えるのは、化石燃料使用による地球温暖化問題や世界の人口増加による食糧不足、さらに化石燃料の輸入に頼る日本のエネルギー問題の同時解決だ。「芋でエネルギーをまかなえれば、年間約20兆円という日本の化石燃料の輸入コストを国内に還元できる」と話す。

 鈴木教授によると、日本で1年間に必要とされるエネルギーを全て芋でまかなうには40億トンの生産が必要だが、国内での生産量は300万トン程度にとどまる。しかし、効率を高めた栽培方法で遊休地などを活用すれば決して実現不可能な数字ではないという。

 さらに、芋の栽培は太陽光のエネルギーを使って二酸化炭素と水から炭水化物(デンプンなど)を合成し酸素を放出するため、地球にも優しいエネルギーという。

 鈴木教授は「農業に『燃料産業』という市場が生まれれば、農家の収入も大幅に増加する。就農者の増加にも寄与するはず」と話し、「芋エネルギーを通じて農業を復興し、地域の活性化にまでつなげたい」と期待を込めている。

790とはずがたり:2014/02/01(土) 20:24:00
3244 名前:とはずがたり 投稿日: 2013/12/02(月) 12:08:42

30年にも発電スタート 御前崎港洋上風力で協議会 静岡
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20131127011.html
産経新聞2013年11月27日(水)08:06

 御前崎港の沖合に県内初となる洋上風力発電用の風車を設置する場所の選定に向け、協議を進めている県は26日、2回目の「御前崎港再生可能エネルギー導入検討協議会」を開いた。協議会では、同港の約3キロ沖合にある3つの防波堤からさらに沖合に3カ所の導入エリアを設定した上で、漁業や環境に与える影響について議論した。県では今年度末から風車を設置する事業者の公募を始める考えで、実際の発電開始は平成30年ごろになる見通しだ。

 この日の協議会では、前回、県が提案した導入エリアでは防波堤に近すぎ、風車の工事などに支障が出るため、防波堤から110〜120メートル離す案が出された。漁業関係者の委員から反論が出たが、最終的には修正案でまとまった。また、公募に応じる民間事業者に対し、環境への配慮や地域との調和など5つの評価項目を設定した。

 御前崎港は強い風が吹く風力発電に適した地域で、すでに陸上には3基の風車がある。県は今回設定した洋上のエリアでは、騒音問題が発生しないため、陸上よりも発電規模の大きい4500キロワットの風車を9基設定できると想定。県港湾企画課では「総事業費100億円の大規模事業になる」とみている。

 今年度末から来年の夏頃まで風車の設置、運営業者を募り、来秋の3回目の協議会で事業計画を審査する。さらに環境アセスメントを数年かけて行った後、30年ごろにも発電開始を見込んでいる。

791とはずがたり:2014/02/01(土) 20:25:01

3243 名前:とはずがたり 投稿日: 2013/12/02(月) 12:07:39

風力発電所:地上50メートルの羽根3枚など焼け落ちる
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20131202k0000m040072000c.html
毎日新聞2013年12月1日(日)21:39

 1日午前9時ごろ、福井市奥平町の国見岳(標高656メートル)の山頂付近にある北陸電力国見岳風力発電所2号機(900キロワット)で火災があった。地上から高さ約50メートルに設置されていたプラスチック製の羽根(長さ約26メートル)3枚と、発電機の一部が焼け落ちているのが見つかった。福井県警福井南署によると、約3時間後に鎮火し、けが人や延焼はなかった。付近ではこの日未明から落雷が観測されており、北陸電力が火災との関連を調べている。

 この発電所には風力発電機が2基あり、いずれも福井県が設置し、2002年に運転を開始。10年に北陸電力に売却された。【柳楽未来】

792とはずがたり:2014/02/01(土) 20:34:05
スペインの時間当たりの労働生産性は日本を上回るという調査結果もあるようだ。
深夜迄血眼になって働かされる日本よりもシエスタでも挟みながら優雅に働くイスパニアだと後者の方が倖せなのかも知れない。まあ逆に国の借金に対する信頼度が低いのも蓋し当然哉w

原発を超えたスペインの風力発電パワー
Spain, Powered by the Wind
過去最高の発電量を記録、原子力発電を抜いて電力供給源のトップに
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2014/01/post-3165.php
2014年1月27日(月)18時42分
サラ・ウォルフ

 スペインの風車といえば、ドン・キホーテ。そのスペインで昨年初めて、風力発電が電力供給源のトップになったことが送電企業の報告書で分かった。全発電量の21・1%を占め、原子力発電の21%をわずかに上回る。これに石炭火力発電、水力発電が続く。

 風力発電量は前年比で約12ポイントの増加で、過去最高だった。風力発電施設は国内のおよそ150カ所に点在している。

 国際業界団体「世界風力エネルギー会議」の報告書によれば、12年の風力発電の総設備容量の1位は中国で7万5564メガワット。6万メガワットのアメリカ、3万1332メガワットのドイツに続いて、スペインは2万2796メガワットと4位だ。以下、インド、イギリス、イタリア、フランス、カナダ、ポルトガルが上位10カ国に入る。

 スペインの再生エネルギー推進には、温暖化ガスの排出削減とエネルギーの国外依存度を下げる目的がある。実際、両者とも08年から減少に転じている。

 ポルトガルでも水力発電と風力発電の割合が増えており、昨年の第1四半期には総発電量の70%以上を再生可能エネルギーで賄うことに成功した。スペインは30%台だから、まだまだ伸びる余地はある。

From GlobalPost.com特約

[2014年1月21日号掲載]

793荷主研究者:2014/02/02(日) 01:27:22

http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/131214/cpd1312140501002-n1.htm
2013.12.14 07:45 Fuji Sankei Business i.
被災地で電力“地産地消” 東大・東北大、企業と海洋発電研究

宮城県塩釜市沖に設置する潮流発電装置のイメージ図(東大生産技術研究所提供)

 東日本大震災で大きな被害に遭った岩手、宮城両県の沿岸で、東大と東北大のグループが地元企業とともに、海洋エネルギーを使った発電の研究に取り組んでいる。得られた電力を漁業協同組合に供給する“地産地消”にして復興の一助にしたい考えで、自治体も期待を寄せている。

 宮城県塩釜市沖で実施するのは潮流発電。波が穏やかで潮の流れが速い松島湾の寒風沢水道に、直径4メートルの回転翼を備えた出力5キロワットの発電装置を3基設置する。

 装置はいずれも縦、横、高さが7メートルの大きさで、海底に4本の支柱を打ち込み水深6メートルに設置。回転翼の動きを効率よく伝える変速器も付ける。東北電力の送電線で地元漁協に電力を供給する。

 研究には文部科学省の補助金を使い、地元メーカーを中心に機材を開発、製作中だ。2015年度中の設置を目指す。

 岩手県久慈市の玉の脇漁港では、波の上下振動でかじを動かす波力発電を実施予定。出力は40キロワットで、電力はやはり地元漁協に供給する。

 「震災のときはガソリン不足で大変だった。自然エネルギーが地元で実用化すれば幸い」(塩釜市)、「雇用が生まれるほか、新たな技術が得られればプラスになる」(久慈市)と、地元自治体の期待も高い。

 東大生産技術研究所の丸山康樹特任教授(流体力学)は「目の前にある海からエネルギーを取り出せることを知ってほしい。地元の被災企業がノウハウを得て育てば、復興につながる」と話している。

794荷主研究者:2014/02/09(日) 11:38:49

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201401/0006655914.shtml
2014/1/22 08:00 神戸新聞
洸陽電機、熊本に地熱発電所 九州電力に売電へ

 エネルギー関連ベンチャーの洸陽(こうよう)電機(神戸市東灘区)は来年3月末までに、熊本県小国町で地熱発電所を稼働させる。同社初の地熱発電所で最大出力は150キロワット。国の再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用し九州電力に売電する。同町内で最大出力2千キロワットの地熱発電所も計画している。

 温泉などに利用されている地熱井戸に発電施設を建設する。水よりも沸点の低い媒体を熱水で温め蒸発させて発電する「バイナリー」方式を採用し、使用後の熱水は融雪や地域暖房への活用を検討している。総事業費は約3億円。15年間は買い取り価格が保証されており、年4400万円の売電収入を見込む。

 さらに、同町内で新たに井戸を掘削し、噴出する高温の蒸気で発電する最大出力2千キロワットの地熱発電所も計画。総事業費は約25億円。2017年ごろの稼働を目指し、売電収入は年間5億8800万円を見込んでいる。

 洸陽電機は再生可能エネルギーの創出を事業の柱の一つに掲げ、太陽光発電所も全国16カ所で建設・稼働。兵庫県内では昨年、新温泉町の湯村温泉で公共温泉施設の地熱発電事業を受注した。

 山本吉大社長は「地熱発電は太陽光発電と比べ建設に3〜4倍のコストがかかるが、天候に左右されずに安定して発電でき、長い目でみれば十分な利益を上げられる」としている。(鎌田倫子)

795荷主研究者:2014/02/09(日) 11:58:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140126t12019.htm
2014年01月26日日曜日 河北新報
小水力発電所着工 水道用水利用は宮城県内初 仙台・茂庭

馬越石水力発電所となる調整池の地下施設内部。右側の送水管に発電機が取り付けられる

 水力発電事業のアクアパワー東北(仙台市)は、仙南・仙塩広域水道の高区調整池(同市太白区茂庭)に設置する小水力発電所の工事に着手した。名称は「馬越石水力発電所」で、7月に運転を始める予定。水道用水を使う小水力発電としては県内初の施設となる。

 発電所は上流の南部山浄水場(白石市)との高低差を利用。調整池への送水管に発電機を取り付ける。総事業費は約2億5000万円。

 計画出力は250キロワットで、年間発電量は一般家庭550戸分の使用量に当たる186万キロワット時を見込む。全量を東北電力に売電する。

 アクアパワー東北は東北電力グループの東北発電工業など5社が出資し設立された。県の公募を経て昨年7月、事業運営者として県と協定を結んだ。契約期間は20年で、利益の中から年間約570万円の賃貸料を県に支払う。

 24日に現地であった起工式には関係者約20人が出席した。同社の小泉俊夫社長は「無事に運転を開始できるよう努めたい」とあいさつ。橋本潔県公営企業管理者は「再生可能エネルギー普及の先導的な役割を担ってほしい」と期待した。

796荷主研究者:2014/02/09(日) 11:58:33

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20140124/CK2014012402000012.html
2014年1月24日 中日新聞
敦賀で県内初の計画 木質バイオマス発電所建設

敷地内に木質バイオマス発電所の建設が計画される東洋紡敦賀事業所第2事業所=敦賀市呉羽町で

 大手総合商社・丸紅(東京都千代田区)が国の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を利用し、木質バイオマス発電所の建設を敦賀市呉羽町の化学メーカー東洋紡敦賀事業所第二事業所の敷地内に計画していることが分かった。県環境政策課によると、県内では初めての計画。

 同社は二十二、二十三両日、市内のホテルで住民説明会を開き、事業計画を説明した。

 計画によると、借地となる敷地面積は二万〜二万五千平方メートルを想定。発電出力は三万七千キロワットで一万二千世帯の電力に相当する。今後のスケジュールとして、七月以降に建設工事を開始。早ければ二〇一六年春から試運転に入りたい考え。

 環境保全策として、ばい煙は処理して高さ八十メートルの煙突から排出。周囲にコンクリート製の防音壁を設け、発電所内の燃料倉庫も密閉型にして臭いの漏れを防ぐ。

 二十二日の住民説明会には約三十人が参加。予定地が市街地のため、参加者から「住宅地のど真ん中に計画する理由は」と環境への懸念の声が出た。

 同社は選定の理由として、水道や電線などのインフラが整い、東洋紡に動力源となる一部蒸気を供給できることや、木質チップを陸揚げして貯蔵する敦賀港に近い利便性を挙げた。五十〜八十人程度の雇用を見込むことも説明した。

 (増井のぞみ)


 <木質バイオマス発電> 木材由来の資源で、間伐や製材の工程で出る残材を活用して発電する。木は成長過程で二酸化炭素(CO2)を吸収しており、木材として燃焼しても大気中のCO2濃度を増やしたことにならないとされる。化石燃料の代わりに利用することで、二酸化炭素の排出抑制が可能となり、地球温暖化防止に効果があるとして、資源エネルギー庁なども推進している。

797荷主研究者:2014/02/09(日) 12:01:36

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20140123/CK2014012302000150.html
2014年1月23日 東京新聞
東京のベンチャー企業が計画 秩父に大規模 バイオ発電所

 秩父市大宮の旧秩父セメント工場跡地に、木質チップを燃料とする大規模なバイオマス発電施設の新設が計画されていることが分かった。久喜邦康市長が二十二日の定例会見で明らかにした。発電出力は、木質チップだけを使うと二メガワット(二千キロワット)、都市ガスも併用すると最大九メガワットを見込んでいる。

 計画しているのは、東京都新宿区のベンチャー企業「早稲田環境研究所」(会長=小野田弘士・早稲田大学准教授)。資源エネルギー庁の再生可能エネルギー関連事業に採択され、現在は採算性などの事業計画を練っている。事業化の見込みが立てば本格的に計画がスタートする。

 市によると、セメント工場跡地約十ヘクタールのうち一〜二ヘクタールを使用。年間一万八千トンの木質チップが使われ、発電に伴って発生する石油代替燃料(バイオオイル)の精製施設なども併設する。

 市内には市が運営するバイオマス発電実験施設もあるが、発電出力は百十キロワット。久喜市長は「(新発電施設が実現すれば)電力や燃料を武器にして、企業誘致を進めていくことも考えたい」と話した。 (羽物一隆)

798とはずがたり:2014/02/14(金) 20:04:21

太陽光発電:買い取り制度 指摘されてきた設計の甘さ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/20140215k0000m020060000c.html
毎日新聞2014年2月14日(金)19:42

 再生可能エネルギーの普及促進を目指した固定価格買い取り制度(FIT)は、土地や設備を事前に取得しなくても計画認定を受けられるなど制度設計の甘さが指摘されてきた。経済産業省は2012年度に認定を出した事業者について土地と設備を手当てできなければ認定を取り消す方針を打ち出したが、残る課題も多い。経産省は認定方法の見直しに向け有識者会議で検討を進める方針だ。

 13年10月末時点の再エネ発電設備の導入状況を見ると、主力の太陽光(非住宅)では、設備認定容量2249万キロワットに対し、実際に運転を開始したのは382.7万キロワットと2割に満たない。東日本大震災の被災地では作業が進まなかったり、「太陽光パネルが品薄で設備導入が遅れている」との理由も多いとみられるが、経産省の調査の結果、認定から1年前後たっても土地・設備を確保していない業者が全体の約3割に上ることが分かった。

 太陽光発電に参入したある大手企業は、毎日新聞の取材に「国から計画認定を受けたものの事業化されていない計画の売却提案が、複数の業者から持ち込まれている」と話す。ただ、担当者が現地を確認すると、計画地の真ん中を高速道路が横切っているなど、太陽光パネルを設置できない場所が大半だった。担当者は「一目で実現性はないと分かる計画がなぜ認定されたのか」と首をかしげる。

 経産省は、FIT創設に当たり、土地や設備を確保していなくても計画を認定することにした。「先に国から認定を受けないと、銀行から設備投資資金を借りられない」と訴える新規業者に配慮したためだが、甘い認定条件は、実行能力のない事業者に認定を与えたり、不当に利益を得ようとする業者を生み出すことにもなった。買い取り価格も初年度(12年度)より引き下げられたが、いまだ1キロワット時当たり37。8円(10キロワット以上)と高水準。再エネ推進は安倍晋三政権にとっても重要政策だが、事業の実現性が低いのに認定だけを狙う事業者が後を絶たなければ、制度そのものへの信頼が失われかねない。

 日本総研の井熊均・創発戦略センター執行役員は「認定なしに融資を受けられないような信用力のない業者にまで配慮する必要はない。認定後、一定期間内に運転開始することを義務づけるなど、制度運用を厳格化すべきだ」と指摘する。【大久保渉】

799とはずがたり:2014/02/14(金) 20:04:45

太陽光発電:運転未確認672件 認定取り消しを検討
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/20140215k0000m020046000c.html
毎日新聞2014年2月14日(金)19:09
 ◇初年度の12年度、高めの買い取り価格設定

 経済産業省は14日、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)を巡り、制度が始まった2012年度に国から発電計画の認定を受けながら運転開始が確認されていなかった太陽光発電4699件のうち、672件の認定取り消しを検討すると発表した。高い利益を得るため太陽光パネルの値下がりを待ち、当面事業を始めるつもりのない事業者が存在するとみられる。3月をめどに個別に事情を聴き、設置場所と設備の手当てがいずれもできていない場合は、認定取り消しに踏み切る。

 FITは再エネで発電した電気を電力会社に一定価格で買い取ることを義務づけた制度で、12年7月に始まった。経産省は再エネ事業者の参入促進のため、初年度(12年度)は利益を確保しやすい高めの買い取り価格を設定。太陽光の場合、1キロワット時当たり42円で20年間買い取りを続けるという好条件とした。

 ただ、太陽光パネルは中国などでの量産効果で価格が下落しており、初年度に電気を買い取ってもらう権利だけ取得しておきパネルの値下がりを待てば、より高い利益をあげられる。

 経産省が昨年始めた実態調査によると、12年度に認定を受けたものの運転が確認されていなかったのは4699件。このうち調査開始後に運転が確認されたのは全体の22%の1049件(110万キロワット)で、34%の1588件(394万キロワット)は運転開始していないものの既に場所と設備が決まっていた。

 一方、全体の12%の571件(288万キロワット)は土地も設備も準備できておらず、2%の101件(15万キロワット)は調査に回答していない。経産省は、これらの業者について3月から聞き取りを始め、不当な利益を得ようとしている場合など内容次第では認定を取り消す。また、場所か設備のどちらかしか準備できていない784件(258万キロワット)と被災地域で運転までに時間を要する187件(177万キロワット)については、8月末まで待ったうえで聞き取り調査を始め、状況が改善されなければ認定を取り消す。【大久保渉】

 ◇再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度

 コストが高い再生可能エネルギーを買い支え、主要電源の一つに育てようと2012年7月にスタート。太陽光、風力、地熱、バイオマス、中小水力で発電した電気を運転開始から20年間(地熱は15年間)、電力会社が決まった価格で買い取ることで設置にかかる建設コストを事業者が回収できるようにし、積極的な設備投資を促す。買い取り費用は電力会社が電気料金に上乗せして回収する。運転開始が遅れても、政府から設備認定を受けた年度の買い取り価格が適用されるため、事業者が太陽光パネルの値下がりを待って設置を先送りするなど、制度上の課題も指摘されている。

801とはずがたり:2014/02/22(土) 16:28:12
>この男性の家を訪ねてみると、鉄道や幹線道路などが放つ騒音とは異質な音が、家の中まで侵入していた
>久美原風力発電所(1基、出力1500キロワット)の北東約350メートル
>周辺で苦情を訴えるのは大河さんだけだ。実際、記者が訪ねた3度とも、発電所から等距離の別の民家付近で聞き比べてみたが、北側はほとんど音は聞こえず、南側も風切り音はするが、換気扇が回るような音は感じなかった。
難しいな。

風力発電:「騒音、もう限界」…愛知・田原の男性、提訴へ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140222k0000m040160000c.html?fr=rk
毎日新聞2014年2月22日(土)07:12

 東京電力福島原発事故後、再生可能エネルギーの一つとしてますます重要性が高まる風力発電だが、風力発電単独の環境基準がなく、全国で騒音などの問題が起きている。愛知県田原市では、風力発電施設のそばに住む農業男性が、騒音を理由に運転停止を求める訴訟の準備を進めている。この男性の家を訪ねてみると、鉄道や幹線道路などが放つ騒音とは異質な音が、家の中まで侵入していた。【清藤天】

 ◇「ブォー」夜中に跳び起き

 北西の風が吹き、風力発電の風車が回っている。規則的な「フォンフォン」という音と「ブォー」という連続音が混じる。ミツウロコグリーンエネルギー(東京)が2007年1月に設置した久美原風力発電所(1基、出力1500キロワット)の北東約350メートルの所に、農業を営む大河剛さん(45)の家がある。

 風車の音に悩む大河さんは昨年8月、運転停止を求めて仮処分申請したが、名古屋地裁豊橋支部は同10月、騒音について「受忍限度を超えると評価できない」などとして、申請を却下した。

 音の違いを聞くため1〜2月に早朝、日中、夕方の3度訪ねた。「ジェット機というか、古い換気扇やエアコン室外機を回すような音」と大河さんが説明する「ブォー」という音は3回とも聞こえた。風の強さによって高くなったり低くなったりし、さらに鋭い感じになったり、太くなったりする。「稼働直後の夜中、家族が『何の音だ』と跳び起きたくらいだ。風の強さで音が波を打ち、いらつく」と大河さんは言う。

 周辺で苦情を訴えるのは大河さんだけだ。実際、記者が訪ねた3度とも、発電所から等距離の別の民家付近で聞き比べてみたが、北側はほとんど音は聞こえず、南側も風切り音はするが、換気扇が回るような音は感じなかった。

 大河さん方で環境省が09年11月に測定した結果は、夜間で屋外約47デシベル、屋内約36デシベル。環境基準は夜間屋外で最大45デシベルと定められている地域だ。大河さんは17年ほど前、「静かな場所で暮らしたい」と転居してきた。しかし、一家4人は風車稼働後の07年6月に約3キロ離れたアパートで、毎晩避難する生活を送っている。

 ミツウロコグリーンエネルギー電力事業部は「基準を守り、行政指導に従ってやっている」と説明する。

 ◇全国64カ所で苦情

 環境省が2012年度に出した調査報告は、風車騒音には低周波が多く含まれるため構造物を通り抜ける力が強く、一般住居は10デシベル程度しか低減できないとしている。さらに、回転数が変わることで音がゆらぐ「振幅変調音」で不快さが高まると指摘する。

 同省大気生活環境室によると、全国の風力発電施設は、03年度末に741基だったが、12年度末は1916基に増えた。10年度に実施された全国調査では389カ所のうち、苦情や要望書が出された施設が64カ所あった。再生可能エネルギーの比重を高めるために、騒音は解決すべき課題となっている。

 だが、風力発電に対する単独の環境基準はなく、対応は設置先の自治体に任されている。大河さんの家がある田原市は12年5月、民家との距離を600メートル以上離すことを定めた独自のガイドラインを施行した。

 同省の12年度の調査報告は、夜間の屋外の目標値を35デシベルと提案しているが、「いま問題のない施設も抵触する」などと事業者側の反発があり、風車騒音に対する環境基準設定のめどは立っていないのが現状だ。【清藤天】

802荷主研究者:2014/02/23(日) 17:40:53

http://www.minyu-net.com/news/news/0201/news10.html
2014年2月1日 福島民友ニュース
須賀川にメガソーラー建設 国内最大級の発電出力

サニーソーラー福島中央発電所の完成イメージ

 健康食品、化粧品など販売のサニーヘルス(長野市、西村峯満社長)は、須賀川市狸森の旧福島空港ゴルフクラブに国内最大級の発電出力となる約2万6000キロワット(約26メガワット)の大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する。来年3月の発電開始を目指す。31日、現地で地鎮祭を行い、関係者が工事の安全を祈った。

 同社は太陽光発電を事業の第2の柱「エコ・クリーン事業」の一つとして展開している。同ゴルフ場跡地約76ヘクタールを活用し「サニーソーラー福島中央発電所」を建設する。一般家庭の年間電力使用量で約8千世帯分に相当する電気を起こして東北電力に売電する予定。

 地鎮祭には関係者約50人が出席した。西村社長、秀永米和常務・経営推進本部長らがくわ入れなどを行った。橋本克也市長らも出席した。

 同社のメガソーラーは鹿児島県2カ所、青森県1カ所に続き4カ所目。

803とはずがたり:2014/02/27(木) 20:10:02

日鉄住金P&Eが国内水素ステーションの建設事業に参入 米社と共同で
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/industry/snk20140227551.html
産経新聞2014年2月27日(木)19:07

 新日鉄住金傘下の日鉄住金パイプライン&エンジニアリング(P&E)は27日、米エアープロダクツと共同で国内の水素ステーション建設事業に参入すると発表した。2014年度中に数カ所に設置し、今後全国へ拡大していく。

 エアープロダクツは米国を中心に世界20カ国、160カ所に水素ステーションの供給実績があり、世界シェア52%を持つ最大手。今後、国内では同社が水素ステーションの機器調達などを、日鉄住金P&Eが施行などの業務をそれぞれ担当する。

 日鉄住金P&Eの小野原一賀社長は「日鉄住金の持つ営業力の強さと、エアープロダクツの豊富なノウハウを活用し、国内の水素インフラの発展に貢献したい」と意気込みを語った。

 国内では二酸化炭素を排出しない燃料電池自動車の普及に向け、15年までに全国100カ所、25年までに1000カ所の水素ステーションの設置が計画されている。

806とはずがたり:2014/03/07(金) 22:52:04
シェールガスVSソ−ラー 世界に与える影響を海外メディア分析
更新日:2014年1月10日
http://newsphere.jp/economy/20140110-1/

 チェコのNPO言論ネットワーク、プロジェクト・シンジケート(ダニエル・イェルギン氏寄稿)は、アメリカのシェールエネルギーの台頭が、世界的に政治・経済面で大きな影響を与えていると紹介する。

 一方、投資ブロガーネットワークのシーキング・アルファは、ソーラーこそ今後有望であり、シェール革命の頭を押さえると主張している。

【アメリカが世界最大の産油国に?】
 シェールエネルギーは、シェール岩(※頁岩。泥岩の一種)地層から採掘される天然ガスや石油(タイトオイル)のことだ。採掘のための水圧破砕法は1947年に開発されたが、実際に実用化されたのは2000年前後であり、大規模供給がされるようになったのは2008年である。

 アメリカのシェールガス/タイトオイルの産出量は膨大で、現在は同国産のガスや石油の半分ほどを占めるに至っており、アメリカはあと数年でサウジアラビアとロシアを追い越して世界最大の産油国になるだろうという。

【イランさえ折れさせたシェールパワー】
 アメリカはガス輸入の必要がなくなり、ガス価格はヨーロッパの3分の1、アジアの5分の1となった。豊富で安価な米国産シェールガスのうち、ロシア産やノルウェー産を締め出してヨーロッパに流れたものは、在来型エネルギーに依存する高コストな工場を窮地に追いやった。日本では福島原発事故以降の発電源の代替となっている。中国でも環境汚染の問題から、石炭発電に代わって重視され始めているという。中国のシェールガス埋蔵量も世界屈指だが、技術面・環境面で課題が大きいと指摘されている。

 これはさらに、中東諸国が石油供給を握っている構造をも揺るがすことになった。プロジェクト・シンジケート記事の主張では、経済制裁に頑強に耐え続けていたイランが急に核対話に応じ始めたのは、わずか2年でシェールにシェアを奪われつつあったからだという。ただし記事は、世界の他の国にとっての価値も考慮することから、アメリカにとって中東が全くどうでもよくなるというのは過言だと断っている。

【まだまだ安くなるソーラー】
 一方、シーキング・アルファの記事は、1年半前の記事で「買い」だと勧めたソーラー関連企業株が、その後さらに下がったものの、最終的に2倍から10倍ほどに上がっている実績を強調する。

 記事はソーラー発電のコストが急落していることを強調する。ミネソタ州など、特別に日照に恵まれているわけでない地域でも、在来型エネルギーのコストと遜色なくなってきているという。

【中国もソーラーに力を入れる?】
 大気汚染に苦しむ中国はソーラーパネルの設置ペースを上げており、2012年から2015年の間に発電容量を5倍とする計画である。日本でも2012年から2013年にかけて350%増と推定されている。クレディ・スイスはソーラーの台頭の前に、シェールの成長予測を大幅カットした。

 記事は、ソーラーが有望になるにつれ、研究投資はさらに集まり、今後も効率化が一層進むと主張する。問題は過剰投資による過剰供給であるが、価格下落に伴って企業が淘汰されるため、実際にはむしろ早急に供給拡大が必要なぐらいだという。中国も実質的にソーラー企業の4分の3を退場させる決定をしたが、これもソーラーの先行きが暗いことを意味するのではなく、逆に業界にとって必要な整理なのだという。

【再生可能エネルギーの府の側面 不正補助金との指摘受けるドイツ】
 一方ユーラクティブ.comは、ドイツが再生可能エネルギーの大口利用者を税制優遇していることが、EUが国家による企業補助金を禁止していることに抵触するとして、欧州委員会から捜査を受けている件を報じている。「エネルギーにも経済にも責任を負っている」ガブリエル独経財相は、「ドイツ産業界にダメージを与えて、欧州に利益があろうはずがありません」「CO2証明書が安ければ、石炭発電所が現代のガス火力発電所よりも安くなってしまいます」などと抗弁している。

807とはずがたり:2014/03/07(金) 23:37:42

住宅の太陽光、37円に下げ=パネル価格が低下―14年度・再生エネ買い取り制度
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-140307X855.html
時事通信2014年3月7日(金)22:05

 再生可能エネルギーで発電した電気の買い取りを電力会社に義務付ける「固定価格買い取り制度」で、経済産業省の「調達価格等算定委員会」(委員長・植田和弘京大大学院教授)は7日、2014年度の買い取り価格案を了承した。住宅用の太陽光発電(出力10キロワット未満)は13年度の1キロワット時当たり38円から1円引き下げて37円とする。

 太陽光パネルの価格が下がったことによる費用の低下を踏まえた。意見公募などを経て、経産省が3月中にも正式決定する。

 住宅用と異なり買い取り価格が課税される事業者用の太陽光発電(出力10キロワット以上)は発電効率の向上などを受け、4円下げて32円(税抜き)とする。

 これまで陸上の発電施設を前提に価格を設定してきた風力発電では、海洋上の施設のデータ収集が進んだため、洋上風力の買い取り価格を別に示すことにし、36円とした。一方、陸上の風力発電は出力20キロワット以上で22円と据え置いた。 

再生エネルギー:太陽光買い取り価格下げ 洋上風力は上げ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/20140308k0000m020082000c.html
毎日新聞2014年3月7日(金)20:34

 太陽光など再生可能エネルギーを電力会社に買い取ることを義務づけた固定価格買い取り制度(FIT)の2014年度の買い取り価格が、7日固まった。太陽光パネルの効率向上に加え、「太陽光への偏りが大きい」との指摘を受けて、太陽光(非住宅)の価格(いずれも税抜き)を1キロワット時当たり36円から32円に引き下げる一方、海上に風車を設置して発電する洋上風力の買い取り価格を36円に引き上げ、設置を促進する。

 経済産業省の審議会「調達価格等算定委員会」(委員長・植田和弘京都大教授)が同日、価格案を提示した。月内に茂木敏充経産相が正式に認定する。

 メガソーラーを含む太陽光の非住宅用(設備容量10キロワット以上)の買い取り価格を4円下げるほか、住宅用(10キロワット未満)もパネル値下がりで38円から37円に引き下げる。国や地方自治体の購入補助金がなくなるため、下げ幅は小幅にとどめた。太陽光の価格引き下げは、住宅・非住宅とも2年連続。

 風力は、洋上風力の買い取り枠を新設し、価格を36円とした。13年度まで大型風力は一律22円だったが、洋上の方が建設費用などが高いことを考慮。洋上風力を将来の再生エネの柱に育てる狙いもある。

 設備容量の小さい中小水力では、既存の水路を活用し発電設備などのみを更新する場合の買い取り枠を新設。新たに制度の対象に加え、後押しする考えだ。認定件数が少ない地熱やバイオマスなどは、コストの変化を見極めるため価格を据え置く。【大久保渉】

 【ことば】固定価格買い取り制度(FIT)

 現在はコスト高の再生可能エネルギーを買い支えて、将来の主要電源に育てることを目指す制度。太陽光、風力、地熱、バイオマス、中小水力を対象に2012年7月に始まった。運転開始から原則20年間、電力会社が決まった価格(固定価格)で買い取る。買い取り費用は電力会社が電気料金に上乗せする。発電事業者が設置コストを回収できるようにして、積極的な設備投資を促す。

808とはずがたり:2014/03/08(土) 19:53:19

世界最大の太陽熱発電稼働 米加州、グーグルも出資
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140224/bsd1402240501000-n1.htm
2014.2.24 05:00

 米カリフォルニア州で、大規模な太陽熱発電所が本格稼働を始めた。発電能力は392メガワットで、14万世帯の電力をまかなうことができ、同じ方式の発電所としては現時点で世界最大という。米IT大手グーグルも出資している。

 通常の太陽光パネルを使った発電と異なり、17万枚以上の鏡を動かし太陽光を反射させ、3カ所に集めた熱で蒸気を発生させ発電する。同州東部のモハーベ砂漠に米電力大手NRGエナジーが建設した。

 AP通信によると、連邦政府の所有地約13平方キロを使い総工費は22億ドル(約2250億円)。年間に自動車7万2000台分相当の温室効果ガスの排出削減効果があるとしている。

 オバマ政権は再生可能エネルギー導入に熱心だが、石油やガスの資源が豊富な米国では、太陽の利用はごくわずかだ。

 運営を担当するNRGエナジーの子会社のドイル社長は「太陽を利用した大規模発電は可能だし、経済的利益も大きい。今後数十年間、米経済が競争力を保つには、こうした環境技術の革新が不可欠だ」と指摘した。

 日照時間が長い米南西部では太陽を使った発電施設建設が相次いでいる。(ロサンゼルス 共同)

810荷主研究者:2014/03/09(日) 12:36:01

http://www.minyu-net.com/news/topic/140221/topic1.html
2014年2月21日 福島民友トピックス
世界初の発電試験 産総研と東北大、アンモニア直接燃焼

協定を締結した中鉢理事長(左から3人目)と里見総長(同4人目)。左端は大和田野所長

 郡山市に福島再生可能エネルギー研究所を開所する産業技術総合研究所(産総研)と東北大は20日、東日本大震災からの復興・再生を目指した産学官連携・協力に関する協定を締結した。福島再生可能エネルギー研究所では協定に基づき、燃料への変換が容易な水素を大量に貯蔵・輸送する「水素キャリア」の一つであるアンモニアからの発電に、直接燃焼を取り入れる世界初のモデル試験などを行う。

 産総研と同大は2006(平成18)年に協定を結び、共同研究や相互交流を進めてきた。今回の協定は同研究所の開所を契機に、震災からの復興に向けて産総研の実証研究と同大の理論・基礎研究を融合させ、新たな再生可能エネルギー技術の実用化の促進を図るため新たに締結。再生可能エネルギーの大量導入を支える研究開発、人材育成を推進する。

 締結式は仙台市の同大で行われ、産総研の中鉢良治理事長と同大の里見進総長が協定書に調印した。同研究所の大和田野芳郎所長も同席した。

811とはずがたり:2014/03/19(水) 17:39:02
メガソーラー発電開始 千葉市蘇我地区 一般家庭の750世帯分
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2014031102000144.html
東京新聞2014年3月11日(火)08:10

 千葉市が蘇我地区廃棄物最終処分場を無償で貸し付け、事業運営者を募集した大規模太陽光発電所(メガソーラー)が十日、発電を開始した。発電規模は約二千キロワット。年間発電量は二百七十万キロワット時で一般家庭約七百五十世帯分をまかなえる。

 市は再生可能エネルギーの拡大を図るため、二〇一二年十一月に最終処分場の跡地にメガソーラーの事業者を募集し、昨年一月に不動産賃貸業「ロイヤルリース」(千葉市美浜区)が選ばれた。

 メガソーラーは約十七万平方メートルの処分場跡地のうち三万五千平方メートルを活用。事業期間は二十年間。

 ロイヤルリースはこれまで北海道と群馬県で三カ所の発電所を運営し、千葉市が四カ所目。 (砂上麻子)

オリックス、JFEエンジが栃木にメガソーラー
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/industry/snk20140319533.html
産経新聞2014年3月19日(水)13:17

 オリックスとJFEエンジニアリングは19日、栃木県那須烏山市で、出力1万3500キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設に着工したと発表した。2015年4月の運転開始を目指す。約30の地権者から賃借した土地(26万7000平方メートル)に5万3000枚のパネルを設置し、年間発電量は一般家庭約4060世帯分に当たる1461万5000キロワット時。発電した電力はすべて東京電力に売電する。

 オリックスは13年3月から3年かけて、全国で合計出力30万キロワットの発電所を開発する計画を掲げている。

812とはずがたり:2014/03/19(水) 17:39:17

地元還元は7月以降 「地域貢献型」メガソーラー 印南町
http://news.goo.ne.jp/article/agara/region/agara-270057.html
AGARA 紀伊民報2014年3月17日(月)17:00

 和歌山県印南町で売電による利益を市民活動などに役立てる「地域貢献型」メガソーラー(大規模太陽光発電)事業を展開している「プラスソーシャル」(京都市)は、同町内の活動に対する初めての寄付が7月以降になる見通しを示した。県内では公益財団法人「わかやま地元力応援基金」(和歌山市)が寄付を一括して受け助成先を決める。助成対象や金額は未定。

 同社は同町の印南漁港にある外ケ浜埋め立て地1万4800平方メートル、同町美里の県畜産試験場跡地約8500平方メートル、京都市の龍谷大学深草キャンパス校舎屋上約1300平方メートルに太陽光パネル計約7500枚を設置。3カ所の合計出力容量は約1850キロワットで、年間の想定発電量は一般家庭600世帯分の使用量に相当する。

 発電事業には龍谷大学(京都市)が「社会的責任投資」として総事業費7億円のうち半分の3億5千万円を出資。3カ所を総称し「龍谷ソーラーパーク」としている。

 外ケ浜は昨年11月8日、美里と龍谷大キャンパスは昨年12月1日からそれぞれ売電を開始している。発電したすべての電力は1キロワット当たり42円で関西電力に売却している。

 わかやま地元力応援基金によると、プラスソーシャルからの1回目の寄付は3月末に受ける予定だが、少額なので現在すでに採択している団体の中から助成先を決めるとし、7月以降に受ける2回目の寄付の際に新たに選定を行い、印南町での活動を対象とした助成を行う予定という。助成は印南町内の活動には限らない。

 メガソーラーの売電収入を地域へ還元することについては、13日にあった町議会3月定例会の一般質問でも、井上孝夫議員(無)が町としての今後の関わり方などを質問。

 総務課の三木達也副課長が「資金の流れにおいては直接的な関与はできないが、(わかやま地元力応援基金には)寄付金の使用方法や助成対象団体の選定作業を行う組織があり、その中の委員として印南町から3人程度が入ることになっている。今後町としても、補助金の交付対象とならない、地域のために頑張っている団体などに対して助成していただけるように要望し、地域の活性化につなげていきたい」と答弁した。

813とはずがたり:2014/03/19(水) 17:41:16
被災世帯の太陽光発電設備導入 東松島市が補助金支給
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/business/kahoku_K201403160A0M106X00001_232001.html
河北新報2014年3月16日(日)06:10

 宮城県東松島市は、東日本大震災で被災した住民が太陽光発電設備を導入する場合、新年度から補助金を支給することを決めた。震災を教訓に自立的な電源確保策を強化し、環境未来都市構想で掲げたエネルギー自給率の向上を図る。

 太陽光発電設備とリチウムイオン蓄電池、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)の導入に要する費用の一部を補助する。
 金額は太陽光発電設備が1キロワット当たり2万円、蓄電池は1キロワット時当たり2万円で、いずれも上限は8万円。HEMSは一律2万円を助成する。
 対象は震災で一部損壊以上の判定を受けた世帯。市によると、約1万5000世帯が該当するという。同様の被害を受けた事業所にも適用する。
 財源は復興基金を活用し、新年度は2500万円を確保。市は助成に関する規則を作成し、7月ごろに受け付けを始める。補助は2020年までの予定。
 市内では集団移転先となる5地区で6月に宅地の引き渡しが始まる。市は被災者が住宅再建に着手する時期に助成を開始し、太陽光発電設備の普及を促す。
 市が震災後に策定したエネルギービジョンは、22年までに3万3000〜4万4000キロワットの再生可能エネルギー導入を盛り込み、家庭用の太陽光発電で3000〜5000キロワットを見込んでいる。
 市は「太陽光発電はエネルギーの自給と防災に役立つシステム。被災した世帯を支援し、災害に強いまちづくりを進めたい」と説明した。

814とはずがたり:2014/03/19(水) 17:41:47
2012年の記事。どうなったのかな?

白浜空港にメガソーラーを 市民団体が提案
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=241598

 南紀白浜空港(和歌山県白浜町)敷地内ののり面にメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設するよう、県が市民団体からの提案を受け、検討を進めている。防災と観光両面で利点があるとの提案だが、県は「建設には課題がある」としている。

 提案したのは、市民団体の紀南地域地球温暖化対策協議会と社会貢献共同体ユナイテッド・アース(事務局=神戸市)。提案によると、滑走路脇の北と南の斜面、合計約6ヘクタールに出力3メガワット程度の発電装置が設置できるとしている。斜面はいずれも南西向き。

 両団体のメンバーで、田辺市湊の旅行業桜井保典さん(50)は「白浜空港は高台にあり、津波の心配がない。旧空港跡地が災害時に防災拠点となった場合、その電源にもなる。空港に設置すれば視察も多く訪れるはず。県内に原発がないことも合わせ、県の玄関口でクリーンな紀南をアピールできる」と強調する。県には10月上旬に提案した。

 県も今年4月から検討していた。県港湾空港課は現在も検討中とした上で「空港内であり、設置物の高さに制限がある。のり面の地盤も固い。空港を使用している時間帯は工事できず、夜間でどれだけできるか。工法とコストが課題。太陽光パネルの反射も考慮する必要がある」との見解を示している。

 桜井さんは「空港は日当たりが良く、メガソーラーの設置に最適。県の挙げる課題の解決案を持って、再び提案したい」と話している。

 旧南紀白浜空港跡地についても、市民団体「紀南に自然エネルギーを推進する会」がメガソーラー建設を提案している。

 県は公有地を候補地に挙げ、メガソーラーの誘致を進めている。企業などからの問い合わせは再生エネルギーの固定価格買い取り制度の開始(7月1日)前後から増加し、10月末までで約130件あるという。

●メモ 空港でのメガソーラー

 岡山県では岡山空港の滑走路脇ののり面に出力3・5メガワット規模のメガソーラーを設置する計画がある。建設事業体は県企業局で、来年度中の稼働を目指している。同県航空企画推進課によると、空港ののり面は滑走路より低い位置にあり、高さの制限や反射の問題がないという。

 国内空港施設での太陽光発電システムは、施設の屋上に設置するものがほとんど。空港施設の本来の用途を妨げず、未利用の敷地を有効に活用した例はまだないという。


【南紀白浜空港滑走路脇ののり面(和歌山県白浜町で)】

(2012年11月05日更新)

815とはずがたり:2014/03/19(水) 17:43:20
奈古谷と名古屋と名護屋となんか関連有るのかねぇ?

住民の手で共同太陽光発電所 伊豆の国市
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2014031702000081.html
中日新聞プラス2014年3月17日(月)05:00

◆他地域頼りに危機感 函南の伊藤さん
 富士山や駿河湾を見渡す伊豆の国市奈古谷(なごや)の山中に太陽光パネルが並ぶ。手書きの看板には「市民共同発電所 原発に頼らないエネルギーを自分たちの手で」。函南町上沢、伊藤博文さん(65)は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故をきっかけに、市民共同運営で手作りの太陽光発電所の設置に取り組む。「まずは足元から変えよう」と、電力を他県に頼る静岡県東部でエネルギーの地産地消を目指す。
 富士川を境に県東部は東電、中西部は中部電力が電力を供給する。東部に東電の大規模な発電所はなく、計四万八千キロワットの小水力発電所があるのみ。夏のピーク時は百七十万キロワットの需要があり、ほとんど県外からの送電に頼っている。
 東電によると、かつては主に柏崎刈羽原発(新潟県)の電気を超高圧送電線で群馬県や山梨県を通り、新富士変電所(小山町)から県東部・伊豆の各地に送った。だが同原発停止後は、東京湾岸の火力発電所の電気が中心だ。
 三年前の三月十一日に伊豆市の温泉で地震を感じた際、出身地の岩手県の状況が心配になった。同年夏に妻の実家がある同県北上市を中心に訪問。停電していた被災地では当初、原発事故を知らなかったと聞いた。福島の原発は地元・東北の電力源ではなかったためだ。
 「原発に依存しない地域自給型の発電を進めなければ」。伊藤さんはこの体験を通して、他地域に電力を依存する危うさを痛感した。
 太陽光発電には、震災前から自宅や友人の土地で挑戦し「採算がとれる」と手応えを感じていた伊藤さんは、NPO法人太陽光発電所ネットワーク(東京)に、仲間を集めて設置・運営する共同発電所の開設を提案した。
 パネルの設置や配線まですべて手作りで、費用を抑えた。一二年七月に伊豆の国市に最初の発電所が完成。一三年一月に参加者を広く募るために合同会社を設立し、六月には近くに二カ所目を開設した。今は計百三十キロワットの発電出力がある。
 共同発電所への出資は一口十万円からで、出資者は年利1%で十年かけて返済を受ける仕組み。売電収入を得られる個人オーナーも募っている。さらに市内で三カ所目も計画中だ。
 伊藤さんは「日中にしか発電できない太陽光でも、増えればバッテリーの開発などの技術革新が進み、原発再稼働を防ぐ圧力になる」と信じ、取り組みを続ける。
(山田晃史)

816とはずがたり:2014/03/19(水) 17:43:32

太陽光発電所が完成 JA小松市稼働 出力は100家庭分
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2014030102000040.html
中日新聞プラス2014年3月1日(土)05:00

 JA小松市が同市下牧町に建設していた太陽光発電所が完成し、稼働を始めた。JAによると、県内のJAでは最大規模になる。(木村春毅)
 JA牧ライスセンター北側の遊休地八千五百平方メートルに、太陽光パネルを二千八十八枚設置した。
 発電出力は四百キロワットで、年間で三十六万キロワット時の発電量を想定している。発電出力は一般家庭百軒分の使用量に相当する。総事業費は一億七千百万円で、再生エネルギーの普及・拡大を促進する国の「固定価格買い取り制度」を利用し、電気は北陸電力に売却する。
 二十八日には現地で完成式があり、関係者四十人が出席して完成を祝った。西沢耕一組合長は「太陽光は枯渇しないクリーンエネルギーとして、環境・資源問題を解決する第一歩になる」とあいさつした。

817とはずがたり:2014/03/19(水) 17:43:47

14年秋稼働へ近く着工 メガソーラー事業 上富田町
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=265401

 中部電力の子会社「シーエナジー」(名古屋市)が和歌山県上富田町生馬で計画している大規模太陽光発電(メガソーラー)事業の地鎮祭が18日、現地であった。近く工事を始め、一部では2014年秋から発電を始める。

 地鎮祭は大阪市の施工業者が主催。町や県、地元などから約50人が出席した。シーエナジーの山田登紀彦社長や小出隆道町長らがくわ入れをし、玉串を奉納した。

 生馬財産区などが所有する25ヘクタールの敷地に、6万3千枚のパネルを並べる。日照時間の長さなどが決め手になった。出力は15・7メガワット。想定年間発電量は一般家庭5千世帯分の年間使用量に相当する。土地所有者とシーエナジーは土地の貸借契約を結んでいる。

 25ヘクタールを南北に分け、北側から工事を始める。南側は14年秋に着工し、すべてが稼働するのは15年秋になる予定。建設費は約50億円。電気はすべて関西電力に売る。

 山田社長は「県内有数の規模で、シーエナジーが手掛けるメガソーラーでは最大級の事業が始まるということで感慨深い。この場所が自然エネルギーの象徴的な存在になればと思う」と話した。


(2013年12月19日更新)

818とはずがたり:2014/03/19(水) 17:48:54

「太陽光発電所」25日着工 東北電力、2015年1月完成へ
http://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-24290070.html
福島民友2014年3月19日(水)11:10

 東北電力は18日、南相馬市原町区金沢の原町火力発電所南側隣接地に計画していた出力1000キロワットのメガソーラー発電所「原町太陽光発電所」について25日に着工すると発表した。2015(平成27)年1月の完成を目指す。
 同社のメガソーラー発電所としては3カ所目。計画では、発電電力量は年間約105万キロワット時で、一般家庭約300世帯分の年間使用量に相当する。同社は推定で年間約590トンの二酸化炭素(一般家庭約120世帯分の年間排出量に相当)の削減効果が生じるとしている。施工は明電舎。
 東北電力は、低二酸化炭素社会の実現に向け、20年ごろまでに同企業グループ全体で総出力1万キロワット分の太陽光発電の導入を目標に設定。すでに自社で整備した八戸(青森県、出力1500キロワット)、仙台(宮城県、同2000キロワット)の両太陽光発電所が営業運転しているほか、16年3月の営業運転開始を目標に石巻太陽光発電所(仮称、宮城県、同300キロワット)の建設を計画中。


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