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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

775とはずがたり:2013/12/24(火) 18:42:47

メタンハイドレート、アラスカで産出試験 日米、商業化へ技術開発
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131107/trd13110709170009-n1.htm
2013.11.7 09:16

 経済産業省は6日、次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」の開発で米国と協力し、米アラスカ州で産出試験を進める方針を明らかにした。生産コストの引き下げに必要な技術開発に共同で取り組む。同日、見直し作業に着手した新たな「海洋エネルギー・鉱物資源開発計画」に具体的な試験時期や内容などを盛り込む方針。貴重な国産エネルギー資源として期待されるメタンハイドレートの商業化に向け、取り組みを加速する考えだ。

 産出試験は平成27年度ごろまでに1〜3カ月程度かけて実施する方向で調整する。永久凍土の下からガスを採取する計画で、商業化に不可欠な長期間にわたるガスの採掘技術などを試す。

 日本は今年3月、海底地下のメタンハイドレートから天然ガスを産出する試験に世界で初めて成功した。だが、水をくみ上げるポンプの不調などで、当初2週間の予定だった試験は6日間に短縮された。

 今年4月に閣議決定した海洋政策の指針「海洋基本計画」は、30年度までにメタンハイドレートの商業化に向けた技術確立を目指すとしており、米国での産出試験を通じて技術向上を目指す。

 海洋エネルギー・鉱物資源開発計画は、海底資源開発に必要な技術的課題や目標時期などの道筋を示す。経産省は6日に初会合を開いた総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の資源・燃料分科会で、見直しに向けた議論を始めた。同日の会合では委員から「(メタンハイドレートの商業化に向け)新しい技術を使い、生産性を高める必要がある」などの意見が出た。

 メタンハイドレートのほか、石油・天然ガス、レアメタルを含む「海底熱水鉱床」の開発計画などについても議論し、年内をめどに取りまとめる方針だ。
     ◇
 メタンハイドレート 天然ガスの主成分となるメタンガスと水が低温・高圧の環境下で結晶化した氷のような形状の物質。永久凍土地帯や大陸縁辺部の海域に存在し、火をつけると燃えるため「燃える氷」といわれる。政府の委託を受けた独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)などは今年3月、愛知県沖の海底にあるメタンハイドレートの層から天然ガスを取り出す実験に成功した。


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