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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2753チバQ:2013/01/30(水) 23:34:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20130129-OYT8T01305.htm
県議「厳しい判決」・・・政調費訴訟



判決を受けて会見する市民オンブズマンわかやまの畑中事務局長(左)ら(和歌山弁護士会館で)  県議39人に支給された政務調査費約7850万円が違法だったとする判決が地裁であった29日、原告の「市民オンブズマンわかやま」のメンバーと弁護団は記者会見し、「これまでかなりルーズに支出していたことをうかがわせるもので、意義がある」と評価した。一方、県議らからは「厳しい判決」などと困惑の声が聞かれた。

 同オンブズは2007年8月に提訴。02〜05年度の政務調査費のうち、事務所費や事務費、人件費計約1億5200万円を目的外支出とし、仁坂知事に、県議と元県議計40人に対して請求するよう求めていた。

 判決では、デジタルカメラや文房具の購入費など、政務調査活動以外にも使う可能性があった支出について、どれだけの割合を政務調査費で賄うことが適切か個別に判断。花や年賀状については「経費と認められない」として目的外支出を認定した。

 判決後、和歌山市内で記者会見した同オンブズの代理人である阪本康文弁護士は、「政務調査費は『第2の議員歳費』とも言われており、本来は県が適正な支出がされているか充分検討しなければならないはず」と訴えた。また、同オンブズの畑中正好事務局長は、昨年12月の条例改正で政務調査費が政務活動費と改められたことに触れ、「使途の幅がさらに広がるが、公金であることを考えて適正な支出をしてほしい」と注文を付けた。

 市民オンブズマンおかやま(岡山市)の代表を務め、全国で相次ぐ政務調査費の返還請求訴訟に詳しい光成卓明弁護士は、「従来の政務調査費に関する判決と比べ、地裁は目的外使用にあたる割合を多めに認めているとみられ、県議にとって厳しい判決だったのでは」と分析している。

 判決に対し、議会関係者は一様に厳しい表情を浮かべた。山下直也議長は「内容の詳細を確認するとともに、県の対応を注視していきたい」とコメント。最大会派の自民党県議団の大沢広太郎会長は「厳しい判決。弁護士と相談した上で、会派内で協議し、返還するかどうかなどの対応を決めたい」と話した。

 改新クラブの長坂隆司代表は「議員によっては返還が必要になるケースもあると思うが、個人的には公明正大に使用しており、同列に扱われることには納得がいかない」と語った。公明党県議団の角田秀樹代表は、「目的外には使用していないという主張が認められず、誠に遺憾だ。早急に弁護士や関係する元議員らとも相談して対応を考えたい」と述べた。

◇ 

Q 政務調査費とは。

 A 地方議会の調査研究活動に必要な経費の一部として、議員や会派に支給される。金額や使途基準は各自治体が条例で定めている。選挙や政党活動などへの支出は認められていない。

 Q どのくらいの月額か。

 A 県では議員個人に27万円、会派に議員1人当たり3万円が支給されている。

 Q 収支報告書に領収書の添付は必要とされているのか。

 A これまでは5万円以上の支出に限って求めていた。しかし、全国的に政務調査費の使途に関して、一層の情報公開を求める声が高まっていたことなどを受けて、昨年12月議会で条例改正が行われ、1円以上に拡大された(3月1日施行予定)。収支報告書の保管期間も3年から5年に延長され、県議会事務局で閲覧することができる。

(2013年1月30日 読売新聞)

2754チバQ:2013/02/04(月) 20:03:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130110-00000063-san-l29
新人2候補一本化 奈良・王寺町長選
産経新聞 1月10日(木)7時55分配信

 29日告示、2月3日投開票の王寺町長選で、立候補を表明していた、いずれも新人の町議、清水勉氏(61)と元県職員、平井康之氏(60)の2人が9日、町内で会見し、平井氏で候補者を一本化すると発表した。再選立候補を表明している現職の保井伸介氏(56)と一騎打ちになる公算が高い。

 清水氏は「平井さんとは政策的に近い。昨年から協議を重ね、私が応援に回ることを決めた」と立候補断念の理由を説明。平井氏も「細かい点で違いはあるが、基本的な路線は同じ」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130130-00000288-mailo-l29
選挙:王寺町長選 現新2人が立候補 都市整備や福祉争点−−来月3日投開票 /奈良
毎日新聞 1月30日(水)18時3分配信

 任期満了に伴う王寺町長選は29日告示され、再選を目指す現職の保井伸介氏(56)と、元県議会事務局長で新人の平井康之氏(60)=自民県第3選挙区支部、奈良維新の会推薦=の無所属2人が立候補を届け出た。投開票は2月3日。
 王寺町は大阪と奈良を結ぶ交通の要衝、新興住宅地として発展してきた。道路や公共施設などの都市基盤整備や福祉施策などの魅力あるまちづくりの進め方、住民との対話のあり方などが主な争点で、4年間の保井町政を町民がどう評価するかも注目される。
 両候補は町内でそれぞれ第一声。保井候補は「1期目は借金を減らし、福祉、医療、教育に力を尽くした。2期目は中央公民館建て替えなどハード事業に取り組みたい」と訴えた。平井候補は「ビジョンをきっちり示し、実行する真のリーダーシップを取り戻したい。停滞する王寺を再生し、元気なまちにしたい」と訴えた。
 28日現在の選挙人名簿登録者数は1万8808人(男8849人、女9959人)。【熊谷仁志】
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 ◆立候補者(届け出順)
 ◇王寺町
保井伸介(やすい・しんすけ) 56 無現(1)
 西和消防組合管理者[歴]奈良交通社員▽同志社大
平井康之(ひらい・やすゆき) 60 無新
 [元]県議会事務局長[歴]県総務課長・会計管理者▽京大
1月30日朝刊

2755チバQ:2013/02/04(月) 20:03:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130204-00000151-mailo-l29
選挙:王寺町長選 平井氏が初当選 現職保井氏破り /奈良
毎日新聞 2月4日(月)15時19分配信

 任期満了に伴う王寺町長選は3日、投開票され、元県議会事務局長で無所属新人の平井康之氏(60)=自民県第3選挙区支部、奈良維新の会推薦=が、再選を目指した同現職の保井伸介氏(56)を破り、初当選を飾った。当日有権者数は1万8560人(男8729人、女9831人)。投票率は58・59%(前回60・07%)だった。
 平井氏は「停滞から躍進へ」を掲げ、国道168号の拡幅やJR畠田駅前整備などを訴えた。当選を決めた平井氏は「新しい再生のスタート。王寺を日本で一番、住んでいて良かったと思えるまちに皆さんとしていきたい」と抱負を語った。【熊谷仁志、芝村侑美】
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 ◇開票結果=選管最終発表
当 7914 平井康之 60 無新
  2815 保井伸介 56 無現
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平井康之(ひらい・やすゆき) 60 無新(1)
 [元]県議会事務局長[歴]県総務課長・会計管理者▽京大
2月4日朝刊

2756チバQ:2013/02/04(月) 20:06:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130204-00000088-mailo-l28
選挙:南あわじ市長選 中田さん、3選果たす 強固な後援会で優位に /兵庫
毎日新聞 2月4日(月)12時37分配信

 任期満了に伴う南あわじ市長選は3日投開票され、無所属で現職の中田勝久氏(75)=自民、公明推薦=が、無所属新人で前洲本市議の岡本治樹氏(55)を破り、3選を果たした。当日有権者数は4万1765人、投票率は62・19%(前回60・23%)だった。
 中田氏の3選が決まると、同市榎列小榎列の小榎列集落センター前に集まった大勢の支援者から歓声と拍手がわき起こった。中田氏は満面に笑みをたたえ、「ありがとうございました」と支援者らとがっちり握手した。
 中田氏は、2期8年にわたる市政運営の実績を強調。防災、少子高齢化、教育など3期目で取り組む五つの重点課題を掲げた。前回の選挙の2倍にあたる市内約110の各種団体から推薦を受け、強固な後援会が中心になって、選挙戦を優位に展開した。
 岡本氏は「庁舎の建設を凍結し、住民投票を市長提案する」と主張。「世代交代をし、空気を変えよう」などと訴えて批判票の掘り起こしを図ったが、知名度不足もあって及ばなかった。【登口修】
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 ◆開票結果
 ◇南あわじ市=選管最終発表
当 13940 中田勝久 75 無現
  11597 岡本治樹 55 無新
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 ◇南あわじ市
中田勝久(なかた・かつひさ) 75 無現(3)
 市長▽淡路広域行政事務組合管理者▽県農業共済連副会長[歴]旧三原町議長・町長▽洲本実高=[自][公]
〔淡路版〕
2月4日朝刊

2757チバQ:2013/02/04(月) 20:22:30
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130204-OYO1T00274.htm?from=main2
自民と維新、大阪府議補選で参院選前哨戦
 自民党と地域政党・大阪維新の会の両新人による一騎打ちとなった大阪府議補選柏原市選挙区(欠員1、10日投開票)で、自民、日本維新の会両党が、党幹部や著名国会議員を次々と投入している。地方議員の補選では異例で、夏の参院選の前哨戦の様相だ。

 補選は、大阪維新の会の府議が、同日選の柏原市長選に出馬するため辞職し、実施された。

 1日夜、自民党新人の山下亜緯子氏(32)の個人演説会で、高市政調会長が「(衆院選は)全国的には勝ったが、大阪では維新の風が吹いている。候補者の心意気を応援して」と訴えた。2日は佐藤ゆかり経済産業政務官が駆けつけ、片山さつき総務政務官も来援を予定する。

 衆院選は大勝したが、同府内19小選挙区では、維新の会の12勝に対し、自民は3勝。府連幹部は、「補選は参院選に向けた試金石。反撃ののろしを上げたい」とし、府議13人も総出で応援に入る。

 「大阪の改革を進めるためにも、この選挙は絶対に負けるわけにはいかない」

 3日、日本維新の会の橋下共同代表が、大阪維新の会新人の中谷恭典氏(59)の応援で、東国原英夫衆院議員と並んでマイクを握った。松井幹事長も初日から2日連続で現地に入った。

 府議会(定数109、欠員4)で大阪維新の会は、過半数をわずかに上回る55人。大阪都構想の実現には制度設計の協定書に議会の承認が必要で、単独過半数維持が生命線。維新の会幹部は「大阪都実現には大事な選挙」と話す。

(2013年2月4日 読売新聞)

2758チバQ:2013/02/04(月) 20:24:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20130203-OYT8T01024.htm
柏原市長選に3新人  府議補選と同日、舌戦過熱

 柏原市長選が3日、告示され、前府議の中野隆司氏(55)(大阪維新の会)、共産党八尾柏原地区委員会職員の江村淳氏(41)(無所属)、前市議の浜浦佳子氏(71)(同)の新人3人が立候補した。任期満了に伴う選挙戦で、引退する岡本泰明市長による2期8年の市政の是非や、厳しい市財政への対策などを争点に、舌戦が始まった。投開票は10日。1日に告示された府議補選柏原市選挙区(欠員1)と同日選で、政党関係者らが応援に駆けつけるなど過熱している。

 中野氏は、同市大正の選挙事務所に、岡本市長や日本維新の会の東国原英夫衆院議員らを迎え、出陣式に臨んだ。

 「柏原にしっかりとした目玉を作り、来たい、住みたい、住んで良かったという町にする」と強調。府議として議員報酬カットなどを実現したとし、「現実に改革しているのは維新の会だけ。市民、府民の目線で仕事をする」と述べた。行財政のコスト削減、教育・子育て環境の整備など8項目の公約を掲げる。

 大阪維新の会代表の橋下大阪市長も応援に入り、駅前などで演説した。

 江村氏は、柏原市国分本町の選挙事務所前で、共産党の清水忠史府副委員長や市議らを前に第一声。

 「税金の使い方を改める、子育てを支援して教育を充実させる、中小業者、農業を元気にするという三つの仕事を実行し、市政を変える」と力を込めた。さらに、敬老福祉金の廃止や国民健康保険料値上げを挙げ、「市民の負担が増やされ、サービスが切り下げられた」と市政を批判。低所得者向けの家賃補助制度の創設などに取り組むとした。

 この後、市内全域を巡って商業施設前などで演説、政策を訴えた。

 浜浦氏は、同市旭ヶ丘の選挙事務所で、知人の女優らが駆けつける中、マイクを握った。

 「柏原改革の選挙。市を変えるのは市民一人ひとりで、みんなの意見を聞いて変えるのが市長の役目。独断的ではなく、女性の思いやりの姿勢で変えたい」と女性市長誕生の意義を訴えた。大阪市立桜宮高校などで問題になっている体罰に触れて、「弱者への体罰は暴力。子どもへの体罰問題を起こさせない柏原にしたい」と語った。

 選挙カーで柏原市内各地を回り、駅前などで演説を繰り返した。

      ◇

 2日現在の有権者は5万8795人。市長選の期日前投票は4日からで、午前8時半〜午後8時に市教育センター1階会議室で受け付ける。

◆市議補選は無投票 

 柏原市議補選(欠員2)も3日、告示された。会社員の小西節子氏(42)(自民)、元市職員の山田辰義氏(55)(無所属)の新人2人が立候補。ほかに届け出がなく、無投票で当選が決まった。任期は今年9月29日まで。

(2013年2月4日 読売新聞)

2759チバQ:2013/02/05(火) 22:49:12
http://www.asahi.com/area/hyogo/articles/MTW1302052900001.html
不均等 接戦招く/南あわじ市長選
  


 3日に投開票された南あわじ市長選は、現職の中田勝久氏(75)が3選を果たしたものの、告示約1カ月前に立候補を表明した新顔の前洲本市議、岡本治樹氏(55)に2343票差まで追い上げられた。接戦の背景を探ると、合併後の地域の「均衡ある発展」の難しさが、改めて浮かんでくる。


 ■建設「なぜ」

 「借金もあるのに、なんで(市役所の)新庁舎を建てるのか。市長は自分の地元に役所を造って手柄にでもしたいのか」

 旧南淡町に住む60代の会社社長は選挙前から、地元でよくこんな声を耳にしたという。

 南あわじ市は「平成の大合併」のさなかの2005年1月、緑、三原、西淡、南淡の旧4町が合併して発足した。新庁舎は市の中心に位置する旧三原町で来年度にも着工される。総事業費は約25億円にのぼる。中田市長は元三原町長だ。

 10年10月に、新庁舎建設に反対する市民グループが、建設の是非を問う住民投票を求める約9700人分の署名を市に提出した。しかし、市議会は住民投票の条例案を否決した。

 ■広がる格差

 否決の理由は、行政の効率化だ。現在、旧町役場など5カ所の庁舎に分散している市役所の各部門は、15年1月に完成する新庁舎に集約される。

 新庁舎から離れた旧南淡町や旧西淡町では、地域の衰退が加速するのではとの危機感がある。

 実際、合併後の人口の減り具合は、この旧2町がもっとも大きい。

 この8年間で旧南淡町は10・7%減、旧西淡町は9・7%減とそれぞれ人口が約1割少なくなった。一方、旧三原町は3・7%減、旧緑町は0・7%減と比較的緩やかだ。

 ■会見で反省

 今回の市長選の投票率を旧町別に見ると、最も人口減が進んだ旧南淡町で64・32%と最も高かった。

 新顔の岡本氏の陣営関係者は「旧南淡や旧西淡から、現市政への批判票がかなり出た」と分析する。岡本氏も選挙中、新庁舎建設を批判する発言を積極的に繰り返した。朝日新聞の取材に対し、岡本氏は「自分の力だけでは、これだけの票は取れなかった」と認め、「行政は市民の厳しい声を排除せず、広く意見を聞いて街づくりに反映すべきだ」と求めた。

 選挙から一夜明けた4日、中田氏は市役所で会見し、「想像以上に厳しい選挙だった。私も独りよがりのところがあったと真摯(しん・し)に受け止めたい」と神妙な表情で語った。

 「市民ともっとひざをつき合わせて声を聞かないといけない」とも語り、地域の課題について市長と市民が建設的に話し合う場を設ける考えを示した。(吉田博行)



◆市長「大きなハードル」

 3選を果たした中田市長が4日、市役所に選挙後初登庁し、出迎えた職員から花束を贈られた。平野利次・市選管委員長から当選証書を受け取った中田市長は「3期目の挑戦は大きなハードルだった。市民が住んでよかったと思える街づくりを進めることを肝に銘じ、頑張っていく」と抱負を述べた。

 続いて、幹部職員ら約100人を前に訓示。「市の将来を考え、時に厳しい発言もすると思うが、私一人の力ではどうしようもない。皆さんに一致団結して着実に事業を進めてもらい、私も4年間一緒にやっていきたい」と呼びかけた。

2760チバQ:2013/02/07(木) 20:45:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20130206-OYT8T01505.htm
米原市政の課題 JR駅前 活気乏しく

.◇北陸新幹線 ルート選定期待


 米原市長選と市議補選(欠員1)が10日告示(投票は17日)される。米原、山東、伊吹、近江の4町が2005年に合併して米原市は誕生した。新市になって3度目となる今回の市長選では、まちの顔とも言えるJR米原駅の周辺整備をどう進めていくかが大きな課題だ。現状を探った。(福永正樹)

 米原市は、江戸と京を結ぶ旧中山道の宿場町が連なる形で、歴史的に交通の要衝として栄えてきた。現在も県内で唯一、新幹線の駅があり、大阪、名古屋がともに30分圏内。JRの新快速に乗れば大阪まで1時間20分余りで着く。高速道路網も充実している。

 こうした利便性からパナソニックやヤンマー、アイリスオーヤマなどの工場も立地、県内の生産拠点の一つとして存在感を示す。

 その一方で、市民が残念がるのが、JR米原駅前の寂しさだ。同駅東口には広大な空き地が残り、とても1日約2万人の乗降客がある駅の風景には見えない。

 市は、旧国鉄清算事業団から駅前のまとまった用地(2・6ヘクタール)の払い下げを受けたのを機に2001年度から駅前の計38・6ヘクタールでの区画整理事業に着手。すでに立地していた住宅や商店には立ち退きを要請し、再開発を進め、今年度末にも造成工事は完了する。

 総事業費は約94億円。国や県から計約36億円の補助を受け、市は約20億6000万円を負担。残る37億円は、区画整理で生み出した土地の売却で賄う予定だったが、今なお売れ残る土地がまだ約2・8ヘクタール(約25億円分)もあり、今後、市財政の重荷となる可能性が高まっている。

 市はこのうち駅前の5ヘクタールの空き地の利用法として08年、進出を希望する民間企業に土地の活用法などを提案させる「事業プロポーザル」を企画。しかしその秋、リーマンショックに直面して計画の延期を余儀なくされ、プロポーザル実施は昨年5月までずれ込んだ。

 しかも満を持して行ったプロポーザルにも応募が1社しかなく、その事業者も市が意図した内容の提案でなかったため不採用に。

 市は、ホテル、ショッピングセンター、アミューズメント会場といった集客施設の誘致でにぎわいを創出し、「県東北部の玄関口にふさわしい交流拠点」の青写真を描くが、現実は厳しい。


     ◇      

 ただ、中長期的に見た場合、明るい話題もある。2025年度に金沢―敦賀間での開業を見込む北陸新幹線だ。その10年後以降に敦賀から先への延伸は予定され、福井県小浜市を経由する「小浜ルート」、琵琶湖西岸を通る「湖西ルート」、そして米原を走る「米原ルート」の3路線のいずれかが採用される見通しだ。

 3ルートとも一長一短があるが、米原ルートの一番の魅力は他ルートと比べて延伸距離が短くなり、建設コストが安く抑えられることだ。

 国家財政は今後も逼迫(ひっぱく)が予想され、コストの安さは何より実現性に直結する利点となる。滋賀県も加盟する関西広域連合は今年度中にも最適ルートを選んで国に提案する見込みで、選定作業はまさに大詰めを迎えている。

 活性化の大きな推進力となる米原ルート実現に向け、新リーダーはどんな手を打つべきか。その手腕も問われることになる。

(2013年2月7日 読売新聞)

2761チバQ:2013/02/11(月) 01:26:25
http://www.asahi.com/politics/update/0210/OSK201302100093.html
2013年2月10日23時56分
維新、自民と一騎打ち制す 大阪府議補選 参院選へ勢い

 10日投開票された大阪府議の柏原市選挙区補欠選挙で、大阪維新の会新顔の中谷恭典(やすのり)氏(59)が自民党新顔の山下亜緯子(あいこ)氏(32)を破り初当選した。日本維新の会が地盤とする大阪で、政権復帰した自民と総選挙後初の一騎打ち。夏の参院選を意識した激戦となったが、橋下徹共同代表ら幹部がてこ入れして制した。

 投票率は45・38%。中谷氏が1万3920票を獲得し、1万1562票の山下氏に競り勝った。

 柏原市を含む衆院大阪14区では昨年12月の総選挙で、自民から維新に移った谷畑孝氏が6選を果たした。維新は1議席を争う地方選で無敗のうえ、夏の参院選で改選数が3から4に増えた大阪選挙区に候補者2人を擁立する構えで、参院選の前哨戦と位置づけた。中谷氏に政治経験がないこともあり、必勝態勢で臨んだ。

2762チバQ:2013/02/11(月) 01:27:11
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20130210000111
東近江、現新の対決  米原、元現が舌戦 2市長選告示 印刷用画面を開く

 任期満了に伴う東近江、米原の両市長選が10日、告示された。東近江市長選は現職の西沢久夫氏(60)と、新人で元県防災危機管理監の小椋正清氏(61)=自民、日本維新の会滋賀4区支部、公明、みんなの党滋賀推薦=が、米原市長選は元市長で僧侶の平尾道雄氏(62)=社民推薦=と、現職の泉峰一氏(63)が、いずれも無所属で立候補した。

 東近江市長選は、2度の合併から7年が経過した市政の評価と今後の展望を問う選挙で、行財政改革の推進、公立病院の再編、地域活性化が主な争点。西沢候補は「道半ばの行財政改革を進め、福祉や教育、医療を充実させる」と強調し、小椋候補は「地域の歴史や伝統を磨き、住民の声を生かす市政にする」と訴えた。

 米原市長選は、合併市誕生から8年で産業停滞や過疎の広がりがみられる中、米原駅周辺開発や少子高齢化対策、財政運営策が問われる。平尾候補は「地域は疲弊している。子育てを支援しにぎわいを作ろう」と市政転換を呼びかけ、泉候補は「企業誘致の経験を生かし、駅前を活性化して元気なまちをつくる」と実績を訴えた。

 両市長選の投票はいずれも17日午前7時〜午後8時(一部地域除く)で、同9時すぎから即日開票される。

◇東近江市長選立候補者◇(届け出順)

・西沢 久夫(にしざわ・ひさお)60 無現(1)  市長、県カヌー協会長(県会議員、旧八日市市職員)大谷大卒。東近江市八日市町

・小椋 正清(おぐら・まさきよ)61 無新  元県防災危機管理監(県理事員、県警刑事部参事官、長浜署長)同志社大卒。東近江市蛭谷町

◇米原市長選立候補者◇(届け出順)

・平尾 道雄(ひらお・みちお)62 無元(1)  僧侶(米原市長、市政策推進部長、山東町・伊吹町・米原町合併協議会事務局長)東洋大卒。米原市堂谷

・泉 峰一(いずみ・みねかず)63 無現(1)  市長、県市長会副会長(県東京事務所長、県耕地課長、県農村整備課長)京都大卒。米原市番場

(氏名、年齢、所属、新旧、当選回数、職業・肩書(経歴)、最終学歴、現住所の順。敬称略)


【 2013年02月10日 23時11分 】

2763チバQ:2013/02/11(月) 01:50:36
http://mainichi.jp/select/news/20130211k0000m010086000c.html
大阪・柏原市長選:維新の中野隆司氏が初当選
毎日新聞 2013年02月11日 01時26分

 任期満了に伴う大阪府柏原(かしわら)市長選が10日投開票され、日本維新の会傘下の地域政党「大阪維新の会」の前府議、中野隆司氏(56)が前市議の浜浦佳子氏(71)と共産党地区委員会職員の江村淳氏(41)を破り、初当選した。同日投開票された大阪府議補選(柏原市選挙区、改選数1)でも維新の新人が自民新人との一騎打ちを制した。【重石岳史、平野光芳】

 確定得票数次の通り。

当17753 中野隆司=維新<1>

  4591 浜浦佳子=無新

  2961 江村淳=無新[共]

2764チバQ:2013/02/11(月) 01:56:45
>姉の有村治子参議院議員の政策秘書などを務めた。


http://mainichi.jp/area/shiga/news/20130209ddlk25010414000c.html
選挙:彦根市長選 有村氏が出馬意向 「もっと活気のあるまちに」 /滋賀
毎日新聞 2013年02月09日 地方版

 4月21日投開票の彦根市長選に、元参議院議員秘書の会社員、有村国知氏(38)=同市外町=が8日、立候補する意向を表明した。

 有村氏は「県内で彦根は取り残され、かつての活気や元気がない。彦根はもっと輝けるし、役割は大きい。若い力でもっと活気のあるまちにするため力を尽くしたい」と話し、市町合併や近隣町、国や県との連携などを挙げた。その上で「近日中に正式に出馬表明する」と述べた。

 有村氏は愛荘町出身で青山学院大学経営学部卒。会社勤務を経て03〜昨年10月まで姉の有村治子参議院議員の政策秘書などを務めた。

 同市長選は現職の獅山向洋氏(72)が4選を目指して出馬表明し、元県議の大久保貴氏(49)が出馬の意向を固め、15日に表明するという。【松井圀夫】

2765チバQ:2013/02/11(月) 02:12:40
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201302/0005725870.shtml

2013/2/7 20:46


伊丹市長選 元市部長の阪上氏が立候補を表明
 4月14日に投開票される伊丹市長選で、元市総合政策部長の阪上聡樹氏(53)=伊丹市=が7日、同市役所で記者会見し、立候補を正式に表明した。

 阪上氏は同市職員の医療費着服問題などへの対応に触れ「トップが先頭に立っておわびをするのが本来の在り方だが、一度もなかった」と現市政を批判。市長給与(月給)の3割カットや議員定数見直し、補助金の集約化などを公約に掲げ「市民と共に歩み、責任ある市政運営をやりたい」と述べた。現時点で政党への支援は要請していない。

 阪上氏は同市出身で関西学院大を卒業。1982年に同市に入り、市民まちづくり課長、秘書課長、こども部長などを歴任。昨年12月に辞職した。

 市長選には、現職の藤原保幸市長(58)が立候補を表明している。(斉藤絵美)

2766とはずがたり:2013/02/11(月) 03:19:00
>>2758>>2761>>2763

大阪・柏原で維新2勝 参院選向け拠点で勢い
http://www.47news.jp/CN/201302/CN2013021001002071.html

 大阪府柏原市長選に当選し、府議補選に当選した中谷恭典氏(左)と喜ぶ元府議の中野隆司氏=10日夜、大阪府柏原市

 任期満了に伴う大阪府柏原市長選と府議補選(柏原市選挙区)が10日、投開票され、いずれも日本維新の会傘下の政治団体「大阪維新の会」公認の元府議中野隆司氏(56)と会社社長中谷恭典氏(59)が当選した。

 市長選は中野氏ら3新人が争う構図で、府議補選は大阪維新と自民党との一騎打ちとなった。日本維新が参院選の前哨戦として注目された本拠地・大阪でのダブル選を制し、昨年の衆院選で躍進した勢いを維持していることを示した形だ。

 市長選では行財政改革や教育問題への対応などが主な争点となり、中野氏が無所属の元市議浜浦佳子氏、共産推薦の党地区委員会職員江村淳氏を退けた。

2013/02/10 23:05 【共同通信】

2767チバQ:2013/02/11(月) 11:29:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20130211-OYT8T00047.htm
柏原ダブル選 市長に中野氏、府議は中谷氏

◇柏原市長選確定得票

当17,753中野 隆司56大維新〈1〉



駆けつけた中谷氏(左から2人目)と万歳して喜ぶ中野氏(同3人目)(10日午後10時43分、柏原市大正の事務所で)  4,591浜浦 佳子71無新

  2,961江村  淳41無新

◇府議補選確定得票

(欠1候2)

当13920

  中谷 恭典 59 大維新〈1〉

 11562

  山下亜緯子 32 自新

 大阪維新の会がダブル勝利――。10日、投開票された柏原市長選で、大阪維新の会新人の前府議中野隆司氏(56)が、無所属新人の前市議浜浦佳子氏(71)、無所属新人の共産党八尾柏原地区委員会職員江村淳氏(41)を破り、初当選を果たした。同日選となった府議補選柏原市選挙区(欠員1)でも、大阪維新の会新人の会社社長中谷恭典氏(59)が、自民党新人の前市議山下亜緯子氏(32)に競り勝っており、「維新」の衰えない勢いを見せつけた。

 市長選は、引退する岡本泰明市長の任期満了に伴う選挙戦で、投票率は45・31%と、2009年の前回選(43・54%)を上回った。当日有権者数は5万8091人。大阪維新の会公認の市長が誕生するのは、11年の吹田市長選に続き2回目。

 中野氏は午後10時過ぎ、当選が確実になると、同市大正の事務所で岡本市長らと万歳を繰り返した。「岡本市政を踏襲し、改革にまい進する覚悟だ」と緊張した表情で話し、「今後、税収に連動した給与体系を提案したい」と述べた。

 選挙戦では、府議としての実績を強調。岡本市長の行財政改革の継承や人口増を目指す地域活性化などを訴えた。大阪維新の会代表の橋下大阪市長や同幹事長の松井知事らが応援に駆け付けた。

 中野氏は柏原市出身で鳥取大農学部卒。中学校教諭などを経て、2007年、府議に初当選し、10年春には大阪維新の会の旗揚げに参加。2期目途中の昨年末、市長選へのくら替え出馬を目指し、議員辞職した。市長の任期は3月11日から4年間。

 浜浦氏は財政再建や女性が働くための環境づくりを訴えたが、浸透しなかった。江村氏は国民健康保険料の軽減や子育て支援の充実を掲げたが、及ばなかった。

             ◇

 府議補選で初当選した中谷氏は、同市国分本町の事務所で支持者を前に、「維新の改革スピリッツを引き継いで、みなさんの期待に応えたい」と喜びを語った。その後、中野氏の事務所を訪れ、一緒に万歳を繰り返した。

 府議会で過半数をわずかに上回る大阪維新の会は「負けると大改革が止まる転換点になる」(松井幹事長)として、中谷氏を手厚く支援した。

 一方、山下氏のもとには、自民党幹部らが応援に入ったが、及ばなかった。同市大県の事務所で、山下氏は「力のなさをおわびしたい」と支持者らに頭を下げた。投票率は45・38%。

◆市議会に大阪維新ゼロ 対応課題

 選挙期間中、柏原市内には、自民党と大阪維新の会の幹部らが続々と駆けつけた。両党が一騎打ちとなった府議補選を参院選の前哨戦と位置づけたためで、地元市議らが「衆院選でもこんなに盛り上がらない」と驚いたほど。一方で、市政の新しいかじ取り役を選ぶ市長選では、まちの課題を巡る論争が置き去りにされた。

 大阪維新の会の中野氏は、府議補選の中谷氏とほぼ行動をともにし、「知事、府議、市長を維新の1本ラインに」とアピールすることに力を入れた。無所属の2新人は府議補選の枠組みから外れ、関心を集められなかった。自民党は市長選での擁立を断念。市民が投票の参考とする「まちの未来図」が、舌戦を通して十分に描き出せたか、疑問だ。

 市の財政は人口減少で市税収入が落ち込み、独自の政策を打ち出す余地はほぼないほど厳しい。赤字経営の市立柏原病院への対応、産業振興策……。課題は山積している。9月末に任期満了となる市議会は現在、大阪維新の会系議員はゼロ。中野氏は慎重な議会対応をしながら、市民の期待に応える力量が試される。(安田弘司)

(2013年2月11日 読売新聞)

2768チバQ:2013/02/11(月) 11:30:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20130208-OYT8T00076.htm?from=popin
[柏原市長選]市立病院 財政を圧迫



「救急告示病院」の文字が黒いテープで覆われた柏原市立柏原病院の案内板。厳しい経営状況が続く

 投開票日が10日に迫る柏原市長選は、大阪維新の会の前府議中野隆司氏(56)、無所属の共産党八尾柏原地区委員会職員江村淳氏(41)、無所属の前市議浜浦佳子氏(71)の新人3人が立候補し、財政再建などを争点にして論戦を繰り広げている。産業に乏しく、人口減少に伴う税収の落ち込みは深刻だ。赤字経営が続き、市の財政を圧迫している市立柏原病院の課題を探った。(安田弘司)

 「お医者さんは親身に話を聞いてくれるし、年寄りには近いのが一番」。市内に住む女性(72)は月に数回、市立柏原病院を訪れる。3年前に自宅で転倒し長距離を歩くのが負担で、予約すれば自宅前まで来てくれる市が運営する無料送迎バスで通院する。「(隣接する)八尾にも大きな病院はあるが、交通費が高くつくので、年金暮らしにはきつい」と語る。

 病院は2004〜05年、総工費74億円余りで地上6階、地下1階延べ床面積約1万8350平方メートルの新病棟と駐車場を整備した。しかし、04年に導入された医師臨床研修制度で都市部以外の病院に研修医が集まりにくくなり、常勤医も相次ぎ退職。急患の受け入れができず、05年11月には「救急告示病院」の認定申請を取り下げる事態となった。

 岡本泰明市長は「市政の最重要課題」とし、医師確保に乗り出すなど立て直しに動いた。しかし、赤字経営が続き、病院では09年度から3か年の改革プランを作成。病床を240から220に減らし、人間ドックセンターを開設するなどして外来患者数や診療単価を上げ、赤字から抜け出す努力をしてきた。

 だが、経営は黒字転換せず、09〜11年度末の累積赤字は4億1800万円。改革プランで目標に掲げた単年度の赤字ゼロさえほど遠い。

 市の一般会計当初予算額は直近3か年度の平均で222億円。このうち、病院事業の基礎負担や赤字補填(ほてん)分を合わせた額は平均約51億円で、全体の2割を超える。

 その一方で、市の住民登録人口は1997年3月末の7万9882人をピークに減り続け、昨年12月末で7万3025人。一時100億円を超えていた市税も12年度予算では、89億円にとどまる。

 同病院の石井秀幸事務局長は「地域医療を守るためにも公立病院は不可欠」と強調。一方、厳しい声もある。会社員男性(46)は「柏原の街の規模からすれば、市民病院は分不相応」と冷ややか。ある市職員も「多額の税金を赤字につぎ込み続けるより、まちの活性化などに使った方が、未来は明るくなる」と漏らした。



 同病院について、3人の候補は「民営化も選択肢の一つと考え、経営改革を行いたい」(中野氏)、「市民が安心して受診できるよう、再生していきたい」(江村氏)、「あり方を市民に問い、存廃を含め意見を重視したい」(浜浦氏)と訴えている。

(2013年2月8日 読売新聞)

2769チバQ:2013/02/11(月) 11:34:50
>>2765
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201302/0005732682.shtml
伊丹市長選 保守系、岩城市議が立候補へ  
 4月14日投開票の伊丹市長選に、同市議の岩城敏之氏(52)が立候補する意向を固めたことが10日、関係者への取材で分かった。今月中にも正式発表する見通し。同市長選には現在、藤原保幸市長(58)と元市総合政策部長の阪上聡樹氏(53)が立候補を表明しており、市政を担ってきた3人が立つ異例の構図となりそうだ。

 岩城氏は伊丹市出身。司法書士で、伊丹青年会議所理事長などを経て2007年に市議選に当選。保守系で市会最大会派に所属し、現在2期目。総務政策常任委副委員長などを務め、県立阪神昆陽高の設立に伴う市の統合負担金問題や、大阪(伊丹)空港の活性化などに取り組んできた。

 すでに一部市議や支援者に立候補の意向を伝えており、自民党の推薦を県連に要請しているという。

 神戸新聞社の取材に対し、岩城氏は「今のままでは、個人批判ばかりで政策を議論する選挙にはならない。前向きに検討している」と話している。(斉藤絵美)

2770チバQ:2013/02/11(月) 11:36:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20130210-OYT8T00809.htm
東近江、米原市長選告示 ともに一騎打ち

 東近江、米原両市の市長選と市議補選(ともに欠員1)が10日、告示された。東近江市長選には、現職で再選を目指す西沢久夫氏(60)(無所属)と新人で元県防災危機管理監の小椋正清氏(61)(無所属=自民、公明推薦)、米原市長選には、元市長で高禅寺住職の平尾道雄氏(62)(無所属)と、再選を目指す現職の泉峰一氏(63)(無所属)が立候補し、それぞれ一騎打ちの選挙戦がスタートした。投開票は17日。(川崎陽子、福永正樹)

 東近江市長選は、赤字経営が続く公立病院の医師不足問題や行財政改革、米原市長選は、JR米原駅東口再開発や新庁舎建設問題などが争点になっている。

 寒空の下、支持者とともに出陣式を終えた各候補は、早速、選挙カーに乗り込んで遊説に出発。市内一円をくまなく回り、スーパー前など、人出の多い場所では街頭に立ってマイクを握り、有権者に自らの政策を訴えて支持を呼び掛けた。

 一方、東近江市議補選は、元市議で会社役員の丁野永正氏(69)(無所属)以外に立候補の届け出がなく、丁野氏が無投票で当選を決めた。米原市議補選には、3新人が立候補を届け出た。

 市長選、市議補選とも、期日前投票は11〜16日午前8時半〜午後8時(米原市の一部は午後6時まで)、東近江市が市役所東庁舎と6支所、米原市が四つの市役所分庁舎で行われる。

 9日現在の選挙人名簿登録者数は、東近江市が9万1127人、米原市は3万2503人。

(2013年2月11日 読売新聞)

2771チバQ:2013/02/11(月) 11:37:03
http://digital.asahi.com/area/shiga/articles/OSK201302100058.html
東近江・米原市長選が告示 滋賀、計4氏が立候補 東近江市と米原市の市長選、市議補選が10日告示され、東近江市長選には現職と新顔の2人が、米原市長選では現職と前職の2人が立候補を届け出た。前哨戦は盛り上がっており、17日の投開票まで激しい選挙戦が展開される。

     ◇

 東近江市長選は、現職で再選をめざす西沢久夫候補(60)=無所属=と、新顔で元県防災危機管理監の小椋正清候補(61)=無所属、自民、公明推薦=の2氏が届け出た。

 西沢陣営は同市八日市上之町の事務所で、約200人(陣営発表)を前に出陣式。「継続は力」を合言葉に、民主党の林久美子、徳永久志両参院議員らが応援に駆けつけ、「あと1期、市政の仕上げをしよう」と訴えた。

 小椋陣営の出陣式には、同市尻無町の事務所に約800人(陣営発表)が集まり、武藤貴也衆院議員(自民)らが「市政でも政権交代を」などと激励。日本維新の会の岩永裕貴衆院議員や近江八幡市の冨士谷英正市長もあいさつに立った。

 期日前投票は11〜16日の午前8時半〜午後8時、市役所東庁舎や市内各支所など7カ所で受け付ける。9日現在の有権者数は9万1127人。

     ◇

 米原市長選には、前職で僧侶の平尾道雄氏(62)=無所属=と、再選をめざす現職の泉峰一氏(63)=無所属=の2氏が立候補を届け出た。

 平尾陣営は同市堂谷の堂谷公民館横のグラウンドで、支持者ら約200人(陣営発表)が集まって出陣式。市議や地元の自治会長らがマイクの前に立ち、「勝利を勝ち取るために全力を尽くそう」などと呼びかけた。

 泉陣営の出陣式は同市池下のグリーンパーク山東であり、支持者約500人(陣営発表)が参加。上野賢一郎衆院議員(自民)や藤井勇治長浜市長らが駆けつけ、「これからの米原に必要なのは継続、安定、実直だ」などと訴えた。

 期日前投票は11〜16日。市役所米原庁舎は午前8時半〜午後8時、山東、伊吹、近江の各庁舎は午後6時まで。9日現在の有権者数は3万2503人。

2772チバQ:2013/02/11(月) 15:46:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130211-00000205-mailo-l25
選挙:東近江市長選/米原市長選/東近江市議補選/米原市議補選  2市長選告示 17日投開票 /滋賀
毎日新聞 2月11日(月)14時59分配信

 ◇新人VS現職 行財政改革が争点−−東近江
 ◇現職VS元職 前回選の再対決に−−米原
 任期満了に伴う東近江と米原の2市長選が10日、告示された。東近江市長選にはいずれも無所属で現職の西沢久夫氏(60)と新人の元県防災危機管理監の小椋正清氏(61)=自民、公明、日本維新の会滋賀第4区、みんなの党滋賀推薦=が立候補、一騎打ちとなった。05年から06年にかけて1市6町が合併し、市が現在の規模になってから2度目の市長選で、行財政改革や町づくりなどが争点となる。
 米原市長選は小差で前回選(09年)を制した現職の泉峰一候補(63)と、涙をのんだ元職の平尾道雄候補(62)の再対決となった。市財政運営やJR米原駅周辺開発、少子高齢化対策などが主な争点。激しい選挙戦が予想される。
 投開票日は17日。9日現在の有権者数は東近江市が9万1127人、米原市3万2503人。【斎藤和夫、桑田潔】
 ■東近江
 ◆候補者の第一声(届け出順)
 ◇合併10年へ、継続は力−−西沢久夫(にしざわ・ひさお)候補 60 無現(1)
 西沢候補は午前8時半から、市役所近くの同市上之町の事務所前で民主党の国会議員や連合滋賀関係者など約300人の支持者を集め出陣式。「1期4年は短かった。前市政から引き継いだ4年間は土台作りだった。能登川の垣見隧道計画や消防の合併など、旧町でできなかった悲願の事業も合併の利を生かして方向性をつけてきた」と第一声。
 「行政には時間がかかる。だが、継続は力。行政のプロとして、政治家として、皆さんの思いをしっかり受け止めたい」とアピール。「行財政改革を進め、浮かせた資金を教育、医療、道づくりなどに回し、合併10年に向け、東近江の未来へ、希望のある町づくりを進めていきたい」と訴えた。【斎藤和夫】
 ◇均衡ある発展、目指す−−小椋正清(おぐら・まさきよ)候補 61 無新
 小椋候補は東近江市尻無町の選挙事務所前で出陣式。自民、日本維新の会の衆参国会議員と県議、市議計26人が駆け付け、「地域の事は地域で決める。国や県の言いなりにならないリーダーを選ぼう」「衆院選同様、政権交代が必要だ」と応援演説した。
 小椋候補は支援者約650人(陣営発表)を前に第一声。「三つの思いを述べたい。(合併の)スケールメリットが生かされておらず、旧市町の均衡ある発展を目指すのがトップの仕事だ。また、住民の声を生かすため、市長と議会、行政の事務方との関係を再構築する。最後に、豊かな歴史と文化を生かし、誇りと自信を持てる地域にする」と述べ、産業振興や広域防災などを訴えた。【加藤明子】

2773チバQ:2013/02/11(月) 15:46:45
 ■米原
 ◆候補者の第一声(届け出順)
 ◇みんなで市政参加を−−平尾道雄(ひらお・みちお)候補 62 無元(1)
 平尾候補は午前9時から、米原市堂谷の堂谷公民館広場で出陣式。陣営の黄色いのぼりが立ち並び、集まった支持者らを前に「(相手候補は)市の財政は健全化されたと言っているが、地域のために、市民生活を豊かにするために使われてはいない。私は子どもたちや高齢者のために(市の)お金を使う」と第一声。
 そして「米原市を変えるのはみなさんの1票です。みんなで支える市政参加を実現させ、将来を支えてくれる子どもたちへの希望を(私たちが)持てるような町にしたい。米原市を大きく前進させましょう」と声を張り上げた。この後、支持者らと一緒に「ガンバロー」と拳を何度も振り上げ、選挙カーに飛び乗った。【桑田潔】
 ◇誇りを持てる米原に−−泉峰一(いずみ・みねかず)候補 63 無現(1)
 泉候補は午前8時半、米原市池下のグリーンパーク山東で第一声。上野賢一郎衆院議員や藤井勇治・長浜市長や地元の県議らが「市政には継続、安定、実直が必要。連携していきたい」と激励した。
 2期目に向けて泉候補は、米原南工業団地に企業誘致した実績などを挙げ、「経験を生かし、米原駅東口のにぎわいを発展させたい。もう一度、かじ取り役を担わせてください」と力を込めた。また、市民の安心と安全のために、原子力災害や天野川の洪水対策、在宅医療の充実を図り、「こども条例」を制定して子育てや教育の環境を整えると訴えた。「誇りが持てる、元気のある米原市にします」と誓い、選挙カーに乗り込み山東地区などを巡った。【前本麻有】
 ◇東近江市議補選は無投票 米原市議補選は3氏立つ
 東近江市議補選(改選数1)も10日告示され、立候補を届け出たのは元職の丁野永正氏(69)だけで、無投票当選が決まった。
 また同日告示された米原市議補選(同1)には3人が立候補し、1議席を争う選挙戦となった。投開票日は17日。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇東近江
西沢久夫(にしざわ・ひさお)候補
 [元]県議▽県カヌー協会会長[歴]旧八日市市職員▽滋賀地方自治研究センター理事▽大谷大
小椋正清(おぐら・まさきよ)候補
 [元]県理事員[歴]県警生活安全部参事官▽県防災危機管理局長・防災危機管理監▽同志社大=[自][公][み]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇米原
平尾道雄(ひらお・みちお)候補
 僧侶[歴]山東町・伊吹町・米原町合併協議会事務局長▽米原市政策推進部長▽市長▽東洋大
泉峰一(いずみ・みねかず)候補
 県市長会副会長▽近江中世城跡保存団体連絡会長[歴]県農村整備課長・東京事務所長▽京大
………………………………………………………………………………………………………
 ◇東近江市議補選 無投票当選者(改選数1)
丁野永正 69 無元(2)
 会社役員[歴]県農業大学校副校長
………………………………………………………………………………………………………
 ◇米原市議補選 立候補者(届け出順)(改選数1−3)
堀江一三 62 無新 農機具販売業[歴]伊吹町議
松崎淳  36 無新 米原みらいつくり隊員[歴]日航社員
大谷章  62 無新 農業▽市農業委員[歴]JR東海社員
2月11日朝刊

2774チバQ:2013/02/11(月) 15:53:02
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=72582
地域医療再編 模索続く〜東近江市政の課題…滋賀

4月のオープンを目指して新病棟(後方)の建設が進む滋賀病院(東近江市五智町で) 旧八日市市と旧永源寺、五個荘、愛東、湖東、能登川、蒲生の6町が2005、06年に合併して誕生した滋賀県東近江市で、3度目となる市長選の告示が10日に迫った。同市では医療体制整備の模索が続いており、課題を追った。(川崎陽子)

 名神高速道路八日市インターチェンジにほど近い国立病院機構滋賀病院(五智町、220床)。敷地南側で、市が総事業費約57億円のうち約21億円を負担して建設中の新病棟(7階建て)の工事が進む。4月から、320床に増床され、救急や血液内科などを充実させた「東近江総合医療センター(仮称)」として生まれ変わる予定だ。

 合併以来、市には、能登川病院(猪子町、120床)と蒲生病院(桜川西町、120床)の二つの市立病院がある。ともに医師不足などから赤字経営が続き、市財政課によると、一般会計から2病院への繰入金は06年度の4億7000万円から、11年度は10億5000万円に達した。

 人口約11万5000人(1月1日現在)と県内では大津、草津、長浜に次ぐ規模とはいえ、合併でスリム化するはずだった財政は逼迫(ひっぱく)するばかりだ。

 適切な地域医療体制とは――。市は数年来、有識者や住民らでつくる検討委員会を断続的に発足させ、答えを探ってきた。その結果、同じく経営難に苦しむ滋賀病院を拡充して総合医療センターを新設し、市立2病院を縮小して病院ごとに特色を出す策を選んだ。

 滋賀病院では、10年6月から滋賀医大の協力で、新人医師が卒業後2年間、研修を受ける「寄付講座」が開設された。研修医や指導医が定着し、12人だった常勤医が現在は31人に増加、対応できる診療科が増えた。

 昨年6月からは、中断していた分娩(ぶんべん)の受け入れを再開。センターのオープンに合わせて常勤医がさらに数人増える見込みで、診療科は新設の心療内科を含め、25科になる。

 一方、蒲生病院は4月から、ベッド数を19床と大幅に減らし、診療所となる。患者と総合病院の橋渡し役や、家庭医を育てる場との位置づけだ。能登川病院は、15診療科の規模は維持するが、106床に減床。回復期の患者を積極的に受け入れる。3病院の再編で、地域内で急性期から終末期まで診られるようにする構想だ。

 市は「3病院の存続に一定の道筋をつけた」とするが、問題が解決したわけではない。民間譲渡や指定管理者制度の導入を含めて検討していた能登川病院の経営形態は、結論が来年9月まで先延ばしされた。また、両病院のベッドはスタッフ不足のため、半分の60床しか利用されていない。

 何よりも、再編で各病院の赤字がどれだけ減るかという試算や目標が示されていない。市は理由を「医師が確保できて初めて、数値目標が出せる」と、根底にある医師不足が解決していないためと説明する。勤務が決まった際に1人500万円の支度金を払う制度を始めるなど手を打ってきたが、就労・定着には結びついていないという。

 地域医療は文字通り、市民の命に関わる問題だ。新市長には、時間をかけて描いた再編の青写真を、住民の安心につながる実践とする力が求められる。

(2013年2月9日 読売新聞)

2775チバQ:2013/02/11(月) 15:53:41
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130209/shg13020902100002-n1.htm
東近江市課題 公立3病院再編の総仕上げ 滋賀
2013.2.9 02:09
 八日市市と永源寺、五個荘、愛東、湖東各町の5市町が合併して平成17年2月に誕生した東近江市。18年1月には能登川、蒲生両町を編入して現在の市域となった。だが当時は全国各地で医師不足が深刻化し、市の医療を支える3つの公立病院でも、医師の流出に悩まされていた。新市発足以来続けられてきた医療環境整備のあり方が、10日に告示される市長選でも争点になりそうだ。

 東近江市の地域医療を支えてきた国立病院機構滋賀病院(同市五智町)、市立蒲生病院(同市桜川西町)、市立能登川病院(同市猪子町)の3病院は20年ごろ、いずれも常勤医がピーク時に比べて半数以下に激減する医師不足に陥った。

 このため市は、滋賀病院の協力を得て3病院の「集約・再編」に乗り出した。滋賀病院に医師や病床を集め中核病院とし、他の2病院を地域の医療に特化した施設に再編する構想だ。

 まず、これまで派遣実績がなかった滋賀医大に協力を求めて22年6月、滋賀病院の医師を12人から42人に増やし、病床を220床から320床に増やす計画を策定した。今年4月、「国立病院機構東近江総合医療センター」に改称し、中核病院として再出発する。

 一方、蒲生病院については、120床から19床に減らして診療所として再編する計画を23年11月に策定した。これに対し、住民は不安の声を上げたが、市地域医療政策課は「近距離にある滋賀病院と医療連携、役割分担することで地元の理解を得た」と説明する。

 今年4月には「蒲生医療センター」に改称し、老朽化した病棟の建て替えも決まっている。

 懸案として残っているのが能登川病院。経営検討委員会が再建策を協議し、今年1月29日には、15診療科の存続▽医師の5人から10人程度への増員▽120床から106床への削減▽手術後や回復期の患者を中心とした受け入れ施設への転換−などを提案した。

 しかし、民間への譲渡・委託か市営の継続か、焦点だった経営形態の選択については決定が26年9月に持ち越された。3病院の「集約・再編」の総仕上げとなる能登川病院の方向付けをどう行うか、市政のリーダーの手腕が問われる。(桧垣義宣)

2776チバQ:2013/02/11(月) 16:03:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130208-00000250-mailo-l25
米原市の課題:市長選を前に 駅周辺開発 見えぬ玄関口の顔 /滋賀
毎日新聞 2月8日(金)16時16分配信

 任期満了に伴う米原市長選と同市議補選(改選数1)は10日告示、17日に投開票される。市長選はこれまでに現職で再選を目指す泉峰一氏(63)と元職の平尾道雄氏(62)が立候補を表明している。4町(山東・伊吹・米原・近江)合併から8年。人口は県内13市で最も少ない4万余人。県内唯一の東海道新幹線駅がある市街地周辺と、過疎・高齢化が進む北部の中山間地域を中心に、市政の課題を探った。【桑田潔】
 JR米原駅南側の米原南工業団地内の広大な更地(約14・1ヘクタール)は「滋賀統合物流センター(SILC)構想」の計画地だった。用地を購入した市は借財約26億4000万円を抱え、市財政を揺るがしかねない事態となっていたが、昨年6月、大手印刷インキ製造販売会社が約27億円で買収。市関係者らは「市政最大の懸案が解決した」と胸をなで下ろした。SILC構想は頓挫したが、市都市振興局は「物流拠点との位置付けに変わりはない。これからも地域の特性を生かした事業に取り組む」と話す。
 ■進まない誘致
 一方の駅東側。更地が広がるこの地域では、01年から駅東部土地区画整理事業(約38・6ヘクタール、総事業費約94億円)が進められている。市は「米原の玄関口にふさわしい地域に」と駅東口周辺の市有地などへの企業誘致活動を続けているが、保留地(未売地)約2・8ヘクタール(約21億円分)が売れ残り、市は「数社と交渉中」という。昨年実施した企業からの進出提案を募る「事業プロポーザル」では、契約に至る企業はなかった。市は借地方式での企業参入も視野に、同整理事業が完了する17年度までに未売地などのめどを立てねばならない。駅周辺では「玄関口」にふさわしい町の姿がまだ見えていないのが現状だ。
 ■過疎地再生へ
 市全体の高齢化率(65歳以上)は25・52%。姉川最上流域の中山間地域(8集落)は41・85%で、市は「8集落は10年後に50%超の『限界集落』になりかねない」と危機感を募らせる。
 市全域を「水源の里」と位置付けた「元気みらい条例」(09年施行)は8集落を過疎・高齢化対策の重点地域に指定。集落再生応援「みらいつくり隊」の活動や地場産業振興策、空き家対策などに一定の成果を上げた。市は「集落支援職員」(9部32局課)を組織。部局の垣根を越えて集まった同職員チームが集落の課題を掘り起こし、施策化を目指している。同条例は来年度が見直し期。市水源の里振興室は「住民の声も聞き、支援職員らの成果を条例にも反映させたい」と話す。
 このほか、現在の分庁舎(4庁舎)方式を変更する新庁舎建設問題▽総合病院のない市での在宅医療介護システム構築▽小中学校の統廃合問題−−などの課題が山積しており、元気な米原を創る首長の手腕が問われている。
2月8日朝刊

2777チバQ:2013/02/11(月) 16:07:08
>>2774-2774
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130207-00000228-mailo-l25
東近江市の課題:市長選を前に 病院再編 医師不足、どう解消 /滋賀
毎日新聞 2月7日(木)15時31分配信

 任期満了に伴う東近江市長選と同市議補選(改選数1)が10日に告示、17日に投開票される。市長選には現職で再選を目指す西沢久夫氏(60)と新人の小椋正清氏(61)が立候補を表明、一騎打ちの様相。市議補選は出馬表明しているのが1人で、無投票の公算が大きい。市長選を前に、合併3期目を迎える市政の課題を追った。【斎藤和夫】
 東近江市は05年2月11日、旧八日市市と永源寺、五個荘、愛東、湖東町の1市4町が合併して誕生。翌06年元旦に能登川と蒲生の2町が編入した。人口11万人余、面積は三重県境から琵琶湖に及ぶ約380平方キロと県域の約1割を占める。
 ■中核できても
 同市の町づくりの壁になったのが能登川と蒲生の二つの市立病院を抱えた医療問題だった。合併した06年ころから医師の流出が進み、西沢氏が就任した09年には常勤医が両病院で合併前の24人から14人に激減、医療崩壊の危機に見舞われた。立て直しを迫られた西沢氏が選んだのは、同様の問題を抱えた国立病院機構滋賀病院と協力した市立病院の集約化だった。
 10年には市の諮問機関の提言で、公立3病院を集約し、国立病院機構に東近江総合医療センター(中核病院)を作ることにした。充実した中核病院にするには、市立病院を縮小しなければならず、どんな形で市立病院を残すかが問題となった。
 地元からは縮小計画に不安を抱く市民は多かったが市は根気強く説得。結局、蒲生病院は昨年、施設を建て替え120床の病院から19床の診療所に、能登川病院は今年、運営方式は未定だが106床の病院体制は維持することで決着。病院再編問題は一応のめどがついた。中核病院は4月に完成するものの、医師不足解消の課題は残ったままだ。
 ■合理化の是非
 合併の最大の目的は経費削減だ。西沢市政は徹底した経費削減を推進。退職者不補充で合併時に1383人いた職員を昨年4月までに300人減らした。指定管理者制度を推進し投資的経費も減少傾向だ。こうした合理化策で市の借金を4年間で100億円以上削減。「国の合併特例債の支援が切れる2年後までに、その後の道筋を付けるのが私の役目」とする西沢氏の行財政改革に一定の評価もあるが「合理化先行だ」と反発の声も強い。
 また、同市は昔から交通の要衝。大凧(おおだこ)の町八日市を中心に、南は永源寺、北は水車の町能登川、近江商人屋敷が残る五個荘など個性ある町が一つになった。観光資源も豊かで文化交流は活発だが、寄り合い行政の連携は十分とは言い難い。合併で誕生した「新しい町づくり」には行政、市民双方のさらなる意識改革が求められる。
2月7日朝刊

2778チバQ:2013/02/11(月) 19:13:40
http://mainichi.jp/opinion/news/20130206ddn003010024000c.html
クローズアップ2013:橋下氏、知事就任から5年 制度改変に偏重 生活・経済、乏しい成果
毎日新聞 2013年02月06日 大阪朝刊

 「皆さんにリンゴを与えることはできません。リンゴのなる木の土を耕し直します」。共同代表を務める日本維新の会の綱領でうたうように、最近の橋下徹大阪市長は大阪都構想などに代表される制度改変に力点を置く。大阪府知事として政界進出して6日で5年。毎日新聞のデータ分析によると、橋下市長と後継の松井一郎知事らによる改革に、府民生活などの改善といった成果は現時点で乏しかった。制度万能論に懐疑的な声も出るが、リンゴのなる日は来るのか。【堀文彦、平野光芳、熊谷豪】

 「経済を良くするなんて、自治体では無理だ」。経済などの指標が向上していない現状を問われた橋下氏は5日、記者団に持論を展開した。大阪都構想の目的を「大阪に人、物、金を呼び込むため」と主張してきたが、この日は「経済を良くするには、金融政策、財政出動、構造改革の3本柱が必要だ。三つとも自治体ではできない」と説明。「根っこの部分を変えることに集中してきたつもりだ」と、制度改変の重要性を改めて強調した。

 だが、企業の本社流出など、地盤沈下に歯止めがかからないのも大阪の現実だ。帝国データバンクによると、02年からの10年間で大阪府は1154社の転出超過だった。東京都の2891社こそ下回るが、愛知県の152社を大きく上回る。売上高でみると10年間に転出した企業の合計は約14兆円だが、転入企業の合計は約3兆5000億円。兵庫、奈良両県では10年連続で転入が上回り、関西圏でも衰退は際立つ。

 大阪大大学院の北村亘准教授(行政学)は「橋下氏は仕組みを変えれば課題解決の道筋ができると考え、都構想などに注力してきた。だが制度改革が、府民生活の向上や当初の公約の実現にどうつながるのかはっきりしない」と疑問を呈する。

 一方、橋下氏が注力した一部の項目は好転した。府が市町村への補助制度を設けた公立中の給食実施率は、07年5月に約10%だったが、12年末で約26%になった。

 ただ、実施率は学校数ベースで、生徒の利用状況にはばらつきがある。大阪、摂津など7市は、各校の調理室で賄う「自校調理方式」でなく、調理・配送を委託した民間業者の弁当を希望者が食べる「デリバリー方式」を導入または予定する。直前の注文変更が難しかったり使い勝手が悪く、実施した吹田市では生徒の利用率は17%と低調だ。欠食がちの生徒への支援にどこまで寄与できるか未知数だ。

 住民の転入・転出も外的要因が大きい。10年まで15年連続の転出超過が11、12年と転入超過に転じたが、りそな総合研究所の荒木秀之主席研究員は、11年は東日本大震災で企業が東京一極集中を見直し、12年は関西出身の学生の地元就職志向が強まったためとみる。

 悪化項目はないことから北村准教授は「底割れを防いだ」と評価しながら、「府民が改善を実感できる状況とは言い難い。改善しても全国では依然低位の項目が多い」と全体としては厳しくみる。そのうえで「首長は日々の行政サービスや地元での成果に責任を負う。どれくらいの期間でどのような成果を上げるのか、残りの任期中に示す必要がある」と、制度万能論に警鐘を鳴らす。

2779チバQ:2013/02/11(月) 19:14:11
 ◇施策実現、見えぬ道筋
 橋下氏らが重視する制度改変や規制緩和も、現実には思うようには進んでいない。

 看板である都構想とともに特に注力してきたのが、医療や新エネルギー分野の企業誘致を図る「関西イノベーション国際戦略総合特区」だ。その特区での規制緩和策24項目を、大阪府などが11年9月に提案した。

 しかし、各省庁の回答はつれない。「引き続き検討していく」「継続して協議してまいりたい」。実現で合意できたのはわずか4項目。15項目が「協議継続」、5項目が「協議終了」と結論付けられた。松井知事は「特区の指定を受けた意味がない」と不満を漏らし、府幹部は自嘲する。「これでは“なんちゃって特区”だ」

 特区についても橋下氏は、「大枠を決めるのは国で、細部は地方に委ねるっていう大胆な発想で国のシステムを変えないといけない」と、“制度改革なくして成長なし”との認識を強調した。

 政界進出時から橋下氏が制度論に傾注していたわけではない。08年知事選の公約には、乳幼児医療費・不妊治療費助成の拡充▽若い夫婦への家賃補助制度創設−−などの給付型施策が並ぶ。橋下氏に仕えた府幹部は「就任後に府庁改革だけでは限界があると感じていた」と振り返る。「次の一手を考えないといけないですね」。度々そう問いかけられたという。

 「収入の範囲で予算を組む」として府の財政再建を当初の旗印にしていた橋下氏はその後、大阪府市を統合してトップを1人にすべきだと訴え始める。11年4月の統一地方選や同年11月の府知事・大阪市長のダブル選で大阪府市を制すると、「地方の自立には法改正するしかない」として、舞台を「日本の統治機構」に広げている。

 首相公選制、道州制、地方交付税の廃止と消費税の地方税化……。日本維新は「国のかたち」を変える施策を掲げて衆院選に打って出たが、自民に過半数を奪われ、政界で主導権を発揮できる状況にはない。これらの施策が大阪の再生とどうつながるかも、はっきり示されていない。持論の実現時期も実現後の自治体施策への展開も、不透明感に包まれているのが現状だ。

 ◇改善状況の基準
 改善状況は原則として、府内と全国平均それぞれについて、就任前と最新のデータの変化を比較して判断した。5年間で府が全国平均より0・3ポイント以上改善した場合はA▽0・3未満〜0・1ポイント以上の改善はB▽0・1ポイント未満の改善〜0・1ポイント未満の悪化がC▽0・1以上〜0・3ポイント未満の悪化がD▽0・3ポイント以上の悪化はE−−との基準を設けた。その結果、A4項目▽B3項目▽C17項目▽D、Eはともにゼロ−−だった。

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2780チバQ:2013/02/11(月) 19:14:37
 ◆橋下氏の大阪府知事、大阪市長の5年間の歩み

−08年−

 1月27日 知事選で初当選

 2月 6日 知事に就任。「財政非常事態」を宣言

 4月11日 「財政再建プログラム試案」を発表

 7月31日 大阪(伊丹)空港の廃港検討を表明

 8月 5日 WTC(現・府咲洲庁舎)への府庁移転を表明

 9月 1日 全国学力テストの市町村別結果公表を府教委に要請

    7日 学テ結果公表に絡み「くそ教育委員会」と発言

−09年−

 3月24日 府議会がWTCへの府庁移転条例案を否決

   26日 国直轄事業負担金を「ぼったくりバー」と批判

 9月15日 大阪臨海部へのカジノ誘致構想を表明

10月27日 府議会でWTC購入予算案が成立。府庁移転条例案は2回目の否決

−10年−

 1月13日 大阪都構想を打ち出す。実現のため11年の統一地方選に向け、地域政党を設立する考えを表明

 4月 1日 府内の私立高校授業料の無償化制度を開始

   19日 地域政党「大阪維新の会」を設立。代表に就任

 5月23日 大阪維新の初陣となる大阪市議補選で新人当選

−11年−

 2月15日 槙尾川ダム(和泉市)の建設中止を決定

 4月10日 統一地方選で大阪維新が府議会過半数を獲得。大阪・堺両市議選では第1党に

 6月 3日 大阪維新の提案で、教職員に君が代の起立斉唱を義務付ける全国初の条例が府議会で成立

    4日 府議会定数を109から88に大幅削減する条例案を維新が強行採決

 8月18日 WTCの耐震性を理由に府庁全面移転を断念

10月22日 知事の辞職願を提出し、大阪市長選に出馬表明

11月27日 大阪市長選で平松邦夫氏を破り初当選。知事選では、大阪維新の松井一郎幹事長が初当選

12月19日 大阪市長に就任

−12年−

 1月29日 政権公約「維新八策」を策定すると表明

 3月24日 衆院選の候補者を選抜する「維新政治塾」開講

 5月31日 大飯原発再稼働を「事実上容認」

 6月28日 消費税の地方税化を争点に国政進出への決意を表明

 7月27日 大阪市の職員政治規制条例が成立

 9月12日 国政政党「日本維新の会」結党を宣言

11月17日 石原慎太郎氏率いる太陽の党が維新に合流

11月29日 維新が政権公約発表。自主憲法制定を盛り込む

12月16日 衆院選で維新が54議席を獲得、第3党に

−13年−

 1月11日 安倍晋三首相と会談。補正予算に協力姿勢示す

2781チバQ:2013/02/13(水) 22:57:48
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20130213ddlk27010415000c.html
選挙:和泉市長選 前職の井坂氏、出馬を表明 /大阪
毎日新聞 2013年02月13日 地方版

 任期満了(6月18日)に伴う和泉市長選(同2日投開票)に、前市長の井坂善行氏(57)が12日、無所属で立候補する意向を明らかにした。現市長の辻宏康氏(53)も既に出馬を表明。2氏は09年の前回選に続き、再び戦う見通しとなった。

 井坂氏は市議を4期、05年から市長を1期務めた。井坂氏は「財政が厳しい中、自ら身を削る覚悟が必要」として、市長の給料半減・退職金廃止や総人件費2割削減を掲げた。また、「改革の方向性が共通する」として、大阪維新の会に推薦申請する考えを示した。

 来年度の個人市民税を5%減税する現市政を「場当たり的」と批判。24時間保育の実現や待機児童の解消、地元産業や市南部の活性化などを目指すという。【山下貴史】

2782チバQ:2013/02/13(水) 23:06:52
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20130213ddlk28010362000c.html
選挙:伊丹市長選 岩城氏が立候補へ 「政策議論できる選挙に」 /兵庫
毎日新聞 2013年02月13日 地方版

 任期満了に伴う伊丹市長選(4月14日投開票)に、伊丹市議の岩城敏之氏(52)が立候補する方針を決めた。毎日新聞の取材に12日、岩城氏が答えた。市長選には現職の藤原保幸市長(58)、同市の元総合政策部長の阪上聡樹氏(53)が出馬を表明。共産党も独自候補を検討している。

 岩城氏は07年に市議に初当選。保守系の最大会派に所属し、現在2期目。総務政策常任委員会副委員長、飛行場問題対策特別委員会副委員長などを務めてきた。

 岩城氏は、出馬の理由について「既に出馬表明した2人では、個人批判の選挙に終わってしまう。しっかりと政策を議論できる選挙にしたい」と述べた。岩城氏は自民党県連に推薦を要請している。【山田毅】

〔阪神版〕

2783チバQ:2013/02/15(金) 22:24:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130215/lcl13021500230000-n1.htm
大阪府、借金増大の泥沼 私立高無償化、給食…のしかかかる“橋下遺産”
2013.2.15 00:19
 14日発表された大阪府の25年度一般会計当初予算案。生活保護扶助費など社会保障関連経費は年々増え続け、財政を圧迫している。その上に重くのしかかるのが「私立高授業料無償化」や「中学校給食」など橋下徹前知事の“遺産”だ。大幅な税収の回復が見込めない中、貯金の取り崩しや借金に依存する悪循環から抜けきれず、府の借金は過去最高の約6兆4千億円に膨れあがる見込みだ。

 自由な進路選択の機会を提供することを目的とした現行の私立高授業料無償化制度は橋下前知事が23年度にスタート。25年度は1〜3年まで3学年すべてがそろうため過去最高の約228億円に。原則として今後も毎年同額が必要になる。

 また、中学生の学力や体力の元となる食を充実させ、大阪の教育力向上につなげようと23年度から始めた給食施設整備費助成の負担も重い。27年度までに市町村に246億円の助成を行う計画で、25年度は約35億円を計上。府は28年度中に大阪、堺両政令市を除く府内全市町村で実施率100%をめざしている。

 府が昨年2月施行した財政運営基本条例は収入の範囲で予算を組むと規定するが、税収だけで賄うのは現実的に不可能だ。

 そのため、府はこれまで国から配分される地方交付税に頼ってきたが、25年度の交付税は減額され、24年度当初比147億円減の2553億円に。府は歳入不足を補うため“貯金”にあたる財政調整基金から401億円を取り崩した。ただ、それでも足りず、臨時財政対策債も同比200億円増の3100億円の発行を余儀なくされた。

 国は臨財債を将来の交付税で補填するというが不透明な状況だ。しかし、府は背に腹は代えられないのが実情で、臨財債を発行し続ける悪循環に陥っている。

2784チバQ:2013/02/17(日) 11:38:26
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130217-OYT1T00206.htm?from=ylist
池田市長、建設会社社長のクラウンと自車を交換

 大阪府池田市の小南修身(こみなみおさみ)市長(66)が乗る国産高級車の前の所有者が、市などの工事を受注する同府守口市の建設会社の社長(48)だったことがわかった。


 捜査関係者によると、市長が車の提供を求めたとの情報があるほか、両者は以前にもマイカーを交換していたという。府警は、車のやり取りと工事受注の関係などについて慎重に調べる。

 一方で、同社が、国土交通省に虚偽の記載をした書類を提出していた疑いが強まったとして、府警捜査2課は16日夜、同社の本社事務所や、近くにある社長の自宅を建設業法違反容疑で捜索した。

 小南市長は同日、池田市役所で記者会見して経緯を説明した。車はトヨタクラウン(ハイブリッド)で、副市長だった2011年11月頃、社長が池田市内の中古車販売業者に販売を依頼していたものを取得した。当時乗っていたフランスの高級車シトロエンC6を、交換の形で中古車販売業者に渡したという。市長は「社長が前所有者だったことは取得直前に知った」とした。

 しかし、捜査関係者によると、社長は当時、周囲に「市長が自分のクラウンを気に入り欲しがっている。代わりにシトロエンを引き取る」と話していたという。

(2013年2月17日09時40分 読売新聞)

2785チバQ:2013/02/17(日) 11:43:23
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20130216ddlk28040414000c.html
加古川の病院統合事業汚職:藤原副市長辞任へ 「事件の結果責任」 /兵庫
毎日新聞 2013年02月16日 地方版

 加古川市の病院統合汚職事件で、市行政最高幹部としての進退問題が取りざたされている藤原崇副市長(63)が辞意を固めたことが明らかになった。

 市幹部によると、早ければ週明け予定の3月定例議会議案説明の庁内会議で辞意が伝えられる見通し。

 15日の毎日新聞取材に、副市長は「事件の結果責任」を辞意の理由に挙げた。また、樽本庄一市長は「12月の事件判決後に(副市長から)相談を受けていた。(副市長の辞任)時期について、今月となるか、3月となるか、議会の意見も聴かねばならない」とした。

 進退問題をめぐっては1月25日、事件の議会調査で自ら「道義的責任について、市長とよく話し、判断したい」と述べていた。【高橋一隆】

〔播磨・姫路版〕

2786チバQ:2013/02/17(日) 14:12:50
>>2784
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130217-OYT1T00226.htm?from=blist
高級車交換の建設会社、池田市長就任後に受注増

 大阪府池田市の小南修身(こみなみおさみ)市長(66)が同府守口市の建設会社社長(48)と不明朗な車のやり取りをしていた問題で、小南市長が就任後、同社が市の外郭団体の工事を受注するペースがアップしていたことが判明した。


 市によると、同社は2008年度から今年度までの5年間で、市公共施設管理公社からスポーツ施設の補修工事など計14件(計約4100万円)を受注。このうち小南市長が副市長だった08〜11年11月までの受注件数が、年に1〜3件だったのに対し、市長就任後の12年は6件(計約800万円)に上った。

 6件のうち1件(約630万円)は、緊急性を理由に指名競争入札が行われず、複数業者に見積もりを出す「見積もり合わせ」なしに同社に単独発注されたケースだった。

(2013年2月17日11時30分 読売新聞)

2787チバQ:2013/02/17(日) 23:41:35
両方とも現職落選
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013021790225235.html
米原市長に前職の平尾氏 
2013年2月17日 22時52分


 滋賀県米原市長選は17日投開票され、連合滋賀の推薦を受けた無所属前職の平尾道雄氏(62)が、再選を目指した無所属現職の泉峰一氏(63)を破った。投票率は61・88%で過去最低。

 前回市長選で泉氏に敗れた平尾氏は、行財政改革などによる市政の変革を主張。前回の落選以降、高校の同級生や地元のボランティアらの支えで徹底した草の根活動を展開し、4年間で1万3千軒をあいさつ回りするなどし支持を広げた。

(中日新聞)

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013021790222917.html
東近江市長に新人の小椋氏 
2013年2月17日 22時29分


 滋賀県東近江市長選は17日投開票され、無所属新人で元県防災危機管理監の小椋正清氏(61)=自民、維新、公明、みんな推薦=が、無所属現職の西沢久夫氏(60)を破り、初当選した。投票率は44・68%で前回を8・72ポイント下回った。

 小椋氏は、西沢氏の市政運営に「独断専行」と反発する半数以上の市議の支援を受け、前回衆院選で大きく伸ばした自民勢力からもバックアップされるなど圧倒的な組織力で優位に戦いを進めた。西沢氏は前回大きな力となった民主党が勢いを欠き、支持拡大を果たせなかった。

(中日新聞)

2788チバQ:2013/02/18(月) 18:29:48
http://mainichi.jp/select/news/20130218k0000e040197000c.html
池田市長疑惑:副市長時代も土木系要職担当
毎日新聞 2013年02月18日 16時06分(最終更新 02月18日 16時27分)


 大阪府池田市の小南修身(こみなみ・おさみ)市長(66)が同府守口市の土木工事会社から高級車を提供された疑惑で、小南市長が副市長(助役)を務めた2005〜11年、同社が受注する工事を所管する都市建設部(旧都市整備部)を一貫して担当していたことが、市への取材で分かった。市の慣例とは異なり、小南市長は2人いる副市長の筆頭格に昇格した後も同部など土木系の担当を続けており、府警はこうした経緯について慎重に調べている。

 市によると、筆頭格の副市長は市長公室や総合政策部などの総務系を担当し、もう1人が土木系を担当するのが慣例だった。小南市長は05年4月に副市長になって土木系を担当した後、11年5月に筆頭格に昇格した。この際、都市建設部や上下水道部などの土木系も引き続いて担当していた。当時、別の副市長の担当は福祉関係と教育委員会だけになった。市関係者は「当時の市長が判断したことだ。今は筆頭格の副市長は土木系を担当していない」と話している。

 市の公表資料によると、同社は08年度以降、市や外郭団体「池田市公共施設管理公社」が発注する工事を計15件(総額約4200万円)受注。同社はスポーツ施設の改良工事を得意としており、11年に公社から夫婦池公園テニスコートの修繕工事を2100万円で請け負うなどしている。小南市長は副市長時代の一時期、公社の理事長も兼務していた。

 府警は、小南市長が同社と密接に関係する職務を担当し続けたことに注目し、関係解明を進めるとみられる。

2789チバQ:2013/02/18(月) 21:45:26
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130218-OYT1T00246.htm
民主推薦受けず、知事と距離置くも…市長選落選

 滋賀県の東近江、米原両市の市長選と、米原市議補選(欠員1)は17日、投開票された。

 東近江市長選は、新人で元県防災危機管理監の小椋正清さん(61)(無所属=自民、公明推薦)が、現職で再選を目指した西沢久夫さん(60)(無所属)を破り、初当選した。

 米原市長選は、前市長で高禅寺住職の平尾道雄さん(62)(無所属)が、現職の泉峰一さん(63)(無所属)を破り、返り咲きで再選を果たした。投票率は東近江市長選が44・68%(前回53・40%)で当日有権者数は9万125人。米原市長選は61・88%(前回68・73%)で当日有権者数は3万2202人だった。3新人が争った米原市議補選の当選者も決まった。

          ◇

 東近江市尻無町の小椋さんの事務所では、当選確実の知らせが届くと、詰めかけた支援者から大歓声と拍手が巻き起こった。事務所に姿を現した小椋さんは万歳を繰り返し、「市民が変革を求めたことが勝因だ。意識改革はすぐに始めることができる。やる気のある職員が能力をフルに発揮できる環境を整備したい」と意気込みを語った。

 小椋さんは選挙戦で、1市6町が合併して誕生したまちの「均衡ある発展」を主張。地域医療の早急な立て直しや経済・産業振興策による税収増を訴えた。

 長く県警で勤務した小椋さんは、知名度が不十分という課題を抱えていたが、県庁出向時代に防災を担当した経歴を最大限にアピール。10人を超える市議が小椋さんを応援し、自民、公明の推薦も得て、現職の西沢さんを凌駕(りょうが)する組織力を構築することに成功、選挙戦を優位に進めた。

 一方、西沢さんは前回、民主、社民、地域政党「対話の会」から推薦を受けたが、今回は「不偏不党」を強調するため、あえて政党などの推薦は受けない戦術をとった。民主を支援する連合滋賀からは推薦を受けたが、衆院選で民主が惨敗した影響もあり、振るわなかった。

 西沢さんは嘉田知事に近い「対話の会」の顧問を務め、知事の来援を仰ぐ選択肢もあったが、「未来の党」を巡る混乱で知事に対する県民世論には厳しい声もあることを考慮し、距離を置いた。

 小椋さんは東近江市蛭谷町出身で、同志社大法学部卒。県警に入り、長浜署長や刑事部参事官などを歴任。県への出向もあり、防災危機管理局長や防災危機管理監なども務めた。(川崎陽子、福永正樹)

(2013年2月18日11時34分 読売新聞)

2790チバQ:2013/02/18(月) 21:46:54
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20130218ddlk25010255000c.html
選挙:東近江市長選/米原市長選/米原市議補選 東近江市長選・小椋さんと米原市長選・平尾さん、現職破る /滋賀
毎日新聞 2013年02月18日 地方版

 任期満了に伴う東近江、米原の両市長選は17日投開票された。接戦となった東近江市長選は新人の元県防災危機管理監の小椋正清さん(61)=自民、公明、日本維新の会滋賀第4区、みんなの党滋賀推薦=が、現職の西沢久夫さん(60)を破り初当選。米原市長選は元職の平尾道雄さん(62)が現職の泉峰一さん(63)を破って当選、市長職に返り咲いた。当日有権者数と投票率は、東近江市が9万125人、3回で最低の44・68%(前回53・40%)。米原市は3万2202人、投票率は61・88%(前回68・73%)だった。【斎藤和夫、桑田潔】

 ◆東近江 投票率44・68%

 ◇「ふるさとに恩返しを」
 17日夜、小椋さんは当選の一報が入ると東近江市尻無町の事務所に姿を見せ、集まった支持者らの拍手に迎えられた。「ありがとうございました。皆さんや多くの市民の支援のおかげです」と深々と頭を下げ、「選挙中にお約束したとおり、住民の声を市政に生かし、元気な町づくりを推進、生まれ育ったふるさとに恩返しをしたい」と抱負を述べた。

 小椋さんは昨年11月、県の防災担当理事員を辞し、出馬を表明。自民、公明など4党の推薦と、市議15人の支援を受け「合併のスケールメリットが生かされていない」と西沢市政を批判。出遅れや知名度の低さを乗り越え、現職を降した。

 西沢さんは「行財政改革を進め、破綻寸前の市立病院の再編や教育、福祉などの充実に努めてきた」と4年間の実績を強調。「2期目で総仕上げを」と訴えたが、支援母体の民主への逆風や「均衡のとれた町づくりをしていない」との相手陣営の批判をかわしきれなかった。【斎藤和夫】

 ◆米原 投票率61・88%

 ◇「町の活性化全力で」−−185票差
 前回(09年)と同じ顔ぶれでの一騎打ちとなった米原市長選。同市長岡の平尾さんの事務所では、当選の知らせが入ると支持者らの大きな拍手と歓声に包まれた。平尾さんは頭を下げながら「ありがとうございました。多くの方々が私の主張を支持してくださった。町の活性化に全力で取り組みます」と話し、「バンザイ」を繰り返した。

 前回わずか289票差で涙をのんだ平尾さんは選挙戦で「少子高齢化対策などでこの町の閉塞(へいそく)感を打破し、もっと活性化させる」と訴え、現市政を批判。「保育料は第2子から無料」「中学生まで通院・入院費は無料」などとする独自公約を掲げ、旧山東町などに支持の輪を広げ、前回の雪辱を果たした。

 一方、泉さんは財政健全化や過疎・高齢化対策など4年間の実績をアピールしたが、届かなかった。同市中多良の事務所に姿を見せた泉さんは「元気な米原にするという主張が支持されず残念」と肩を落とした。【桑田潔】

 ◇米原市議補選は松崎さん初当選
 米原市議(定数20)1人の辞職に伴う同市議補選には、いずれも無所属新人の3人が立候補。各地域の振興策などを訴えた。開票作業は17日午後9時20分から米原市民体育館(同市長岡)で始まり、激しい票争いの末、水源の里まいばら・みらいつくり隊員の松崎淳さん(36)=同市大久保=が初当選した。

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 ◆開票結果

 ◇東近江市長選=選管最終発表
当 23194 小椋正清 61無新

  16751 西沢久夫 60 無現

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小椋正清(おぐら・まさきよ) 61 無新(1)

 [元]県理事員[歴]県警生活安全部参事官▽県防災危機管理局長・防災危機管理監▽同志社大=[自][公][み]

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 ◆開票結果

 ◇米原市長選=選管最終発表
当 9981 平尾道雄 62 無元

  9796 泉峰一  63 無現

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平尾道雄(ひらお・みちお) 62 無元(2)

 僧侶[歴]山東町・伊吹町・米原町合併協議会事務局長▽米原市政策推進部長▽市長▽東洋大

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 ◇米原市議補選(改選数1)
 松崎淳 36 無新 (1) 米原みらいつくり隊員[歴]日航社員

 ◇開票結果(改選数1−3)=選管最終発表
当 7677 松崎淳  36 無新

  6249 堀江一三 62 無新

  4318 大谷章  62 無新

2791チバQ:2013/02/18(月) 21:47:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20130218-OYT8T00064.htm
米原市長、平尾さん返り咲き

僅差、現職破る「停滞の市政刷新」


万歳を繰り返して、返り咲き再選の喜びをかみしめる平尾さん(中央)=17日午後10時29分、米原市長岡の事務所で 米原市長岡の平尾さんの事務所では、「当選確実」の報が入ると、集まった支持者らが「やった」「よし」と歓声を上げた。姿を現した平尾さんは「停滞する市政を刷新し、お年寄りが生きがいを感じ、若者が夢と希望を持てるまちづくりを進めたい」と笑顔で述べ、4年ぶりに市のトップへの返り咲きを果たした喜びをかみしめた。

 選挙戦では、市長報酬の30%カットや、中学卒業までの医療費と第2子からの保育料の無料化、高齢者の居場所づくりなどを公約として掲げ、〈市民党〉の立場で戦いを展開。連日、市内各地に選挙カーを走らせ、子育て世代を中心に幅広く支援の輪を広げた。

 泉さんは、多くの市議や地元選出の国会議員らの支援を得たが、支持を広げることができなかった。米原南工業団地への企業誘致や財政の健全化など、1期目の実績を強調したが、市民の視線は厳しかった。

 平尾さんは東洋大社会学部卒。1973年に旧米原町職員となり、旧山東町・伊吹町・米原町合併協議会事務局長などを歴任。合併後の初代市長を務めた。

<米原市長選確定得票>

当9,981平尾道雄62無元〈2〉

 9,796泉峰一63無現〈1〉

(2013年2月18日 読売新聞)

2792チバQ:2013/02/18(月) 22:28:22
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201302/0005750880.shtml
2013/2/18 21:37


日本維新の会 尼崎市議選に公認候補3人を擁立
 日本維新の会は18日、6月16日投開票の尼崎市議選に、公認候補として新人3人を擁立すると発表した。同党によると、首長選を含め兵庫県内の地方選挙で公認候補を出すのは初めて。

 3人はいずれも男性で維新政治塾の卒塾者や受講生。選挙への立候補経験はない。

 尼崎市会は現在定数44だが、選挙前に削減される可能性が高い。(霍見真一郎)

2793チバQ:2013/02/19(火) 21:20:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20130218-OYT8T01505.htm
一夜明け2新市長 気分引き締め

◇東近江・小椋さん、米原・平尾さん

 東近江、米原両市長選の投開票から一夜が明けた18日、両市役所では、それぞれの当選者に当選証書が授与され、東近江市長選を制した元県防災危機管理監の小椋正清さん(61)(無所属)、米原市長選で勝利を収めた前市長の平尾道雄さん(62)(同)ともに記者会見を開いた。(川崎陽子、福永正樹)



当選証書を受け取る小椋さん(左)(東近江市役所で) 東近江市長選は投票率が44・68%で、2005年の合併以降に行われた3回の市長選の中で最低だった。このことを小椋さんは「選挙への関心が低かったというより、市民の間に『諦め感』が強く漂っていたことに危機感を持っている」と評し、「奇をてらわず、くそ真面目とも称されるような姿勢で仕事に取り組み、市民にとって市政が身近で参画できるものとなるようにしたい」と気を引き締めた。

 行革の継続に加え、農林水産業や経済の活性化を通しての豊かな地域づくりを市民に約束した小椋さん。「自らアクションを起こして、これまでに蓄積してきた人間関係、人脈を市民のために全て使う」と強調し、今後、市議会と緊密な連携をとり、市職員の能力を生かす環境作りを進める、とも述べた。



自らの再選を報じる新聞を手に、顔をほころばせる平尾さん(米原市内で) 一方、平尾さんは185票差という激戦を制して、4年ぶりとなる市長の座への返り咲きを決めた。

 会見では、選挙戦を「相手候補の強固な組織力を前に何度もくじけそうになった。しかし市民との対話を少しずつ積み重ね、その力が結集して最後に少しだけ相手を上回ることができた」と振り返った。

 3月議会に提案する新年度当初予算案については「現執行部が編成した予算案を基盤にして私の独自色も出したい」と述べた。公約に掲げた中学校卒業までの子どもの医療費と第2子からの保育料の無料化については「早ければ6月議会で補正予算を組みたい」とした。

 市議会(定数20)の過半数を超す市議が相手候補を応援したが、「議会は民意を実現する場。(市長選の結果を受け)良識ある判断をして下さると思っている」と述べ、協調関係を築くことに自信を示した。



 東近江、米原両市長選は、ともに現職が敗れる結果となった。

 西沢久夫・東近江市長(60)は17日夜、同市内の事務所で「敗戦は私の不徳のいたすところだ。4年間、東近江市のために頑張ってきたが、市民は新しい市長を求める結論を出した。市民が東近江も良くなったと実感できるような市政を小椋さんが担ってくれれば」とエールを送った。

 また、泉峰一・米原市長(63)も同日夜、同市内の事務所で「多くの方に支援いただいたにもかかわらず残念な結果となった。相手候補は子育て支援や医療費、保育園無料化を打ち出し、若いお父さん、お母さんはそれに引きつけられたのかもしれない」と敗戦の弁を述べた。

(2013年2月19日 読売新聞)

2794名無しさん:2013/02/20(水) 19:27:40
民主党の豊田貴志・京都府議(37)=京都市山科区選挙区選出=は20日、記者会見を開き、
前原誠司元国家戦略相が総支部長を務める民主党府第2区総支部に離党届を提出したことを明らかにした。

豊田府議は、前原氏の元私設秘書で、
離党の理由について「民主党が何を目指すのか見えてこない。労働組合に依存する体質では真の改革はできない」と説明した。

豊田府議は「参院選には関わらない」とし、今後は無所属で活動するという。
府連によると、衆院選後、府議や市町村議から離党届が提出されるのは初めて。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130220/waf13022019140028-n1.htm

2795チバQ:2013/02/20(水) 23:19:00
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201302/0005753581.shtml
2013/2/20 06:59


兵庫県知事選と神戸市長選 維新が候補擁立を検討
 日本維新の会の在阪幹部は19日、任期満了に伴う夏の兵庫県知事選と秋の神戸市長選に関し、それぞれ公認候補の擁立を検討していることを明らかにした。いずれも7府県4政令指定都市でつくる関西広域連合の構成メンバーで、同党が政策の柱に掲げる道州制実現への追い風とする狙い。


 今後、候補者の選定方法について党内で協議する。広域連合長を務め、現在3期目の井戸敏三兵庫県知事は道州制導入に慎重な立場。まだ4選立候補への態度を明らかにしていないが、維新幹部は「われわれとは考え方が違う」と強調した。

 日本維新は昨年の衆院選後、選挙活動の基盤となる組織を整えるため大阪府以外の地方選挙への関与を強化。近隣の首長選を制し、国政での勢力拡大に弾みをつけたい思惑もある。

 県知事選をめぐっては、井戸知事の4選立候補が有力視され、ほかに具体的な動きは出ていない。任期満了は7月末で参院選と同日選が見込まれる。

 一方、神戸市長選は今年11月に3期目の任期を終える矢田立郎市長が立候補する可能性は低いとみられる。

 同市副市長で元総務省自治行政局長の久元喜(き)造(ぞう)氏を後継候補とみる関係者も多いが、矢田市長、久元氏ともに否定している。

 2009年の前回選挙で立った会社役員も準備を進めるほか、共産は知事、神戸市長両選挙で独自候補擁立を目指している。

2796チバQ:2013/02/21(木) 23:36:26
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130221-OYT1T00518.htm
「先出しじゃんけん」困る…維新にみんな市議団

 日本維新の会の橋下共同代表と松井幹事長が20日、兵庫県知事選と神戸市長選に公認候補の擁立を検討する考えを示したことに、兵庫県内の各政党の議員らからは戸惑いや警戒の声が上がった。

 維新の会は昨年の衆院選で県内最多の比例票を獲得して存在感を示したが、自民党県連の山口信行幹事長は「国政選挙と違い、県民や市民の生活に直結する選挙。落下傘候補がすんなり勝てるものではない」とくぎを刺した。

 松井幹事長は道州制に賛同する候補の擁立を目指すとしたが、民主党県連の藤井訓博幹事長は「知事の役割は、県民の命を守り、県を良くすること。道州制を争点に候補者を立てるのは乱暴な議論で、擁立しても県民の信用は得られない」と批判。公明党県本部の野口裕代表代行も「兵庫で道州制は争点にならない。もっと生活に密着したテーマでなければ、こちらも対応のしようがない」と疑問を呈した。

 両選挙で独自候補擁立を目指す共産党県委員会の松田隆彦書記長は「維新の会から知事や神戸市長が誕生すれば、市民生活を守る政治が遠のく」と一蹴。新社会党の粟原富夫・市議団幹事長は「維新が主張する弱者への配慮を欠いた競争至上主義的な考え方が神戸に持ち込まれることに危機感を感じる」と述べた。

 一方、松井幹事長がこの日の記者会見で「協力を得たい」と秋波を送ったみんなの党の大石欣則・市議団長は「水面下の話を表に出して、世間の注目を集めるのは維新の会らしいやり方」と指摘しつつも、「第3極として力を合わせて既成政党と戦わないといけないのに、『先出しじゃんけん』をされては困る」と不満を漏らした。

 これに対し、維新の会の北山順一・神戸市議は「私は詳しいことは聞いておらず、コメントできない」と述べるにとどめた。

(2013年2月21日15時06分 読売新聞)

2797チバQ:2013/02/23(土) 04:41:04
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130223/osk13022302000001-n1.htm
「都構想」と対決、鮮明 竹山市長、再選出馬会見 堺
2013.2.23 02:00
 ■自由と自治の伝統ある堺になじまない

 任期満了(10月7日)に伴う堺市長選への再選出馬を正式表明した竹山修身市長(62)は22日、堺市役所内で記者会見し「堺の発展のために一身をささげたい」と意気込みを示した。日本維新の会が掲げる堺市の再編を盛り込んだ「大阪都構想」については「自由と自治の伝統がある堺にはなじまない」と強調、対立姿勢を鮮明にした。

 会見で竹山市長は、1期目の市政を振り返り「子育て、歴史文化、もの作りに重点を置いてきた」とし、2期目について「費用対効果を考えながら、町のにぎわい作りのための投資も考えていきたい」と意気込みを話した。やり残した課題としては、泉北高速鉄道の運賃値下げをあげた。

 また、大阪都構想については「特別区になれば、堺の自治は大幅に減退する。政令市としての権限をさらに強くして、住民の利益につなげたい」と主張。今後、タウンミーティングなどで市民に理解を求めるという。さらに、政党の支援については「今はまだ何も決まっていない。政策が一致する組織があれば、支援してもらいたい」とした。

 一方、対抗馬の擁立を検討している日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長はこの日、「都構想は大阪という単位で世界と勝負しようという新しい試み。堺市の地域がなくなるわけではない」と反論。この日の堺市議会では、維新の堺市議会議員団との間でさっそく舌戦が繰り広げられ、維新側は「大阪都構想(への参加)について、竹山市長は受け身の姿勢に終始している」などと批判した。

2798チバQ:2013/02/24(日) 14:11:19
>>2795
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201302/0005763659.shtml
2013/2/24 07:11


維新、兵庫県連設立へ 伊丹、宝塚市長選も候補擁立検討
 日本維新の会に所属する兵庫県選出の衆院議員3人が近く、県組織を設立する方針であることが23日、分かった。2月下旬〜3月上旬ごろの設立を目指す。維新は今月20日、夏の兵庫県知事選と秋の神戸市長選で独自候補の擁立を検討すると表明。さらに、4月14日投開票の伊丹、宝塚両市長選でも公認候補の擁立を目指す方針。このため、地方選挙での活動基盤となる県組織の立ち上げが必要と判断した。

 維新の地方組織は、母体となった「大阪維新の会」のほか、「愛媛維新の会」など傘下の地域政党はあるが、実質的な県組織は全国初とみられる。

 兵庫県組織をつくるのは、新原秀人(50)、三木圭恵(46)、杉田水脈(45)‐の衆院議員3人。維新が国政に初進出した昨年12月の衆院選で、いずれも比例近畿で復活当選した。23日に3氏が神戸市内で会合を開き、県組織設立の方針などを確認した。

 当初は、維新が結党大会を開く3月30日以降に設立予定だったが、伊丹、宝塚両市長選の日程が迫っており、維新幹事長の松井一郎大阪府知事らの意向で時期を早めたという。

 兵庫県組織の代表には新原氏が就き、三木氏が幹事長、杉田氏が政調会長を務める方針。名称は「兵庫県支部連合会」を予定している。県連事務所は当面、神戸市内の新原氏の事務所が兼ねる。

 伊丹、宝塚両市長選では、現職の藤原保幸伊丹市長(58)、中川智子宝塚市長(65)がともに立候補する意向。維新は選挙情勢を見極めながら近く擁立可否を最終判断する。

(黒田勝俊)

2799チバQ:2013/02/28(木) 00:09:25
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130227-OYT1T00285.htm
橋下氏、京滋州構想に「議論わき起こっていい」

 都道府県を再編する「道州制」を巡り、山田啓二・京都府知事が、橋下徹大阪市長らが唱える「関西州」よりも、同府と滋賀県が合併する「京滋州」を目指すべきだと発言したことについて、橋下市長は26日夜、市役所で報道陣に「大阪中心の関西州になるといろいろ問題だという認識があるんでしょう」と述べた。


 橋下市長は、山田知事から、「関西州の話もしたが、京都・滋賀の合併話だけが取り上げられた」という内容のメールが届いたと明らかにした。そのうえで、「議論がわき起こってきたことは非常にいい。ああでもない、こうでもないと知事が言って、議論が盛り上がる」と話した。

(2013年2月27日09時49分 読売新聞)

2800チバQ:2013/03/03(日) 17:55:55
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130303-OYO1T00207.htm?from=main3
維新、伊丹・宝塚市長選に候補擁立決定
 日本維新の会は2日、4月14日投開票の兵庫県伊丹市長選と宝塚市長選に、候補者を擁立することを決めた。松井幹事長が大阪市内で記者団に明らかにした。

 同党幹部によると、伊丹市長選では2人から、宝塚市長選でも3人から公認または推薦の申請があるという。同党は8日、新原秀人衆院議員(比例近畿)を代表として兵庫県連を設立する予定で、県連と協議して候補者を決定する。

(2013年3月3日 読売新聞)

2801チバQ:2013/03/06(水) 22:46:36
>>2751

佐藤基裕市議のよう(年齢並び2ch情報より)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130306-OYT1T00543.htm?from=ylist
「婚約解消」訴えられた市議に、辞職勧告決議へ

 兵庫県宝塚市議会総務常任委員会は5日、議員の資質や倫理観を欠くとして、男性議員(34)の辞職などを求める請願を全会一致で採択した。


 19日の市議会最終日に本会議での請願採択に続き、議員辞職勧告が決議される見通し。

 男性議員は、交際相手の祖父が在日韓国人という理由で婚約を解消したとして、損害賠償請求訴訟を起こされている。請願書では、その行為は結婚を真剣に考えていた女性への悪質な人権侵害だ、としている。

 男性議員は取材に対し、「自分が政治家として保守的な主張をすることで、相手の周囲に迷惑がかかると判断し、結婚を見送った。人権侵害だとは思っていない。婚約が成立していたかについても裁判で争っている」と話した。

(2013年3月6日11時46分 読売新聞)

2802チバQ:2013/03/06(水) 23:39:48
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130305/elc13030521120005-n1.htm
維新、奈良市長選擁立に面接開始
2013.3.5 21:11
 日本維新の会の在阪幹部は5日、任期満了に伴う奈良市長選に公認候補を擁立するため、維新政治塾生らの面接を始めたことを明らかにした。大阪市内で記者団の取材に答えた。

 同市長選をめぐっては同日、現職の仲川げん氏(36)が再選出馬の意向を表明している。

 幹事長の松井一郎大阪府知事は、平成27年春の奈良県知事選にも独自候補擁立の意向を示している。

2803名無しさん:2013/03/07(木) 03:22:10
ロリ画像掲示板

http://d4u88bqk.seesaa.net/

2804チバQ:2013/03/07(木) 21:23:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20130306-OYT8T01333.htm
参院、奈良市ダブル選 夏の陣、各党動き活発

 仲川元庸市長(37)が再選を目指して立候補を表明した奈良市長選に6日、日本維新の会も候補者擁立を検討していることを明らかにした。同日選が想定される参院選、奈良市議選とあわせた夏のトリプル選を巡る各党の動きが活発化している。

(上羽宏幸、後藤静華)

 自民党県連は、奈良市の支部を中心に擁立準備を進める。荻田義雄支部長(県議)は「男女4人ほどが対象に挙がっており、人選を急いでいる」と明かす。

 参院選では元総務官僚の堀井巌氏(47)を擁立することを決めている。県連の奥山博康幹事長(県議)は「政権与党として、県都の首長にふさわしい人物を党を挙げて応援し、参院選とあわせて勝利する」と力を込める。

 一方、仲川市長の初当選を支えた民主党。退潮ムードの中、県連の藤野良次幹事長は「市議団の判断を尊重することになるが、対応はまだ決まっていない」と話す。

 候補者選定を急ぐ参院選とあわせ、「昨年12月の衆院選で大敗した影響が色濃く出るだろうが、党本部と一体となり、党勢挽回に向けて戦う」と気を引き締める。

 6日、松井幹事長が候補者擁立について言及した維新。奈良維新の会の山本進章県議は「トリプル選は、維新が奈良で地歩を築くことができるかどうかの試金石。全力で取り組む」と語る。昨年12月の衆院選で奈良1区から立候補した大野祐司氏(52)らが市長選に意欲を示している。

 公明党県本部の岡史朗代表は「参院選、市長選は、自公協力を軸に支持する候補を決めることになると思う」と述べ、「各選挙とも激戦必至だが、熱い夏を戦い抜きたい」と強調する。

 みんなの党の浅川清仁県議は、市長選では「独自候補は考えていない」と静観の構えを見せる一方、市議選には数人を立てるとしている。浅川県議は「参院選は党本部の調整次第」と述べ、「選挙戦では公務員制度改革をはじめとする党の政策をアピールし、支持者を増やしたい」と意気込む。

 共産党は、参院選で党県青年学生部事務局長の谷川和広氏(34)を擁立しており、市長選でも独自候補の人選を急いでいる。県議団長の山村幸穂県議は「幅広い支持が得られる候補を選びたい」と話す。

(2013年3月7日 読売新聞)

2805チバQ:2013/03/07(木) 21:41:17
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130307/elc13030711070001-n1.htm
維新、宝塚市長選に多田氏、伊丹市長選に岩城氏擁立へ
2013.3.7 11:07
 日本維新の会は6日、4月14日投開票の兵庫県宝塚市長選に市議の多田浩一郎氏(40)を、同日投開票の同県伊丹市長選に岩城敏之氏(52)をそれぞれ公認候補として擁立する方針を固めた。維新発足後、首長選で公認候補を擁立するのは初めて。

2806チバQ:2013/03/07(木) 21:43:00
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130306/waf13030611530018-n1.htm
橋下市長「民主党政権は愛想尽かされた」 民主系市議の改革批判に根源的批判で返す
2013.3.6 11:49 [westセレクト]

民主系市議からの市政改革に関する質問に「民主党政権批判」で答えた橋下徹大阪市長
 大阪市の橋下徹市長は6日の市議会本会議で、民主系会派の奥野正美市議から市政改革の事業見直しの一部を再考するよう求められた際、「前民主党政権の過ちを犯したくない。『あれやります、これやります』と言って財源を生み出せず、愛想を尽かされてしまった」と民主党を批判した。

 橋下市長は市政改革で70歳以上の市民が市営地下鉄・バスを無制限で無料利用できる「敬老パス」事業で利用者負担を求める見直しや、市民利用施設の一部を廃止する予定。奥野市議は「拙速に進めており、市民への説明を十分果たしていない」と指摘したが、橋下市長は「公約を実現するためには、(事業)見直しで財源を生み出さないといけない。削減だけを批判せず、『これはいらないからこれは残せ』と言ってもらわないと議論できない」と反発した。

 その後も橋下市長が進める「大阪都」の必要性について追及され、応酬を繰り返した。

2807チバQ:2013/03/07(木) 21:43:33
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130307/waf13030719000027-n1.htm
新設の経済戦略局長、大阪市が公募 橋下市長「数十の企業束ねたような局」
2013.3.7 18:59
 大阪市は7日、府と連携して、観光客や投資を呼び込むため4月に新設する「経済戦略局」の局長を公募すると発表した。経済戦略局は、市の複数の部局にまたがる観光や文化、経済活性化などの所管を一本化して設ける。局長は、民間企業などで管理職などを経験した人が対象で、市職員の応募も可能としている。

 橋下徹市長は世界の主要都市に同様の部署があるとし、「文化や企業誘致、国際交流など数十の企業をひとつに束ねたような局になる」と説明した。

 任期は7月1日〜平成28年3月31日。応募書類は今月29日必着で、選考は論文のほか、外部有識者や橋下市長による面接を予定している。年収は外部の応募が1300万円、市職員の応募は1250万円程度。

2808チバQ:2013/03/07(木) 22:06:17
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201303/0005794157.shtml
2013/3/7 06:38


伊丹市長選、維新が公認候補擁立固める
 日本維新の会は6日までに、4月14日投開票の伊丹市長選に元同市議の岩城敏之氏(52)を公認候補として擁立する方針を固めた。維新関係者への取材で分かった。兵庫県内の首長選で、同党が公認候補を擁立するのは初めて。同日投開票の宝塚市長選についても、多田浩一郎市議(40)を軸に、擁立の最終調整を進めている。

 岩城氏は2月に同党に推薦要請し、党幹部らによる面談を済ませた。神戸新聞社の取材に対し、「市役所改革や行政改革などの点で共感する政策があった」と述べ、同党幹事長の松井一郎大阪府知事も2月末、伊丹市長選などに積極的に関与する意向を示していた。

 大阪(伊丹)空港をめぐっては、同党の橋下徹共同代表(大阪市長)が「廃港」を主張し、地元と対立してきただけに、同市長選では空港の在り方が焦点の一つとなる。岩城氏は「航空機関連企業などを誘致し、旅客型から産業型空港への転換も視野に入れたい」としている。

 同市長選には、現職で自民推薦の藤原保幸氏(58)▽元市総合政策部長の阪上聡樹氏(53)▽共産推薦の服部好広氏(61)‐が立候補を表明している。

(斉藤絵美、黒田勝俊、松本大輔)

2809チバQ:2013/03/08(金) 22:56:12
http://mainichi.jp/select/news/20130309k0000m040109000c.html
橋下・大阪市長:公募の区長を更迭へ 「調整能力が不足」
毎日新聞 2013年03月08日 22時23分

 大阪市の橋下徹市長は8日、昨年8月に公募で就任した元経営コンサルタントの和田智成・東住吉区長(51)を更迭する意向を明らかにした。私用で会議を欠席するなど適格性を欠くと判断、「僕の直属の部下としてやってもらうわけにはいかない」と話した。新区長は公募せず、4月に職員を就任させる。橋下市長が市政改革の目玉として導入した公募区長を更迭するのは初めて。

 市関係者によると、和田区長は、市長が招集した会議を欠席したり、途中退席することが多かった。他の区長と足並みをそろえない行動も多く、職員の不祥事による給与の自主返納を拒んだり、市が進める地域団体の支援事業を、区の判断で打ち切ったりした。

 東住吉区が14年度から学校選択制を導入することを見送ったのに対し、橋下市長は「納得できない」と反発。和田区長を呼び出したが、他の用事を理由に来なかったという。

 年度末で廃止される赤バスの代替交通手段を巡っては、和田区長の呼び掛けを受けタクシー会社が参入を表明したが、市営バスと一部の路線が重複し、交通局が反発していた。

 橋下市長は「調整能力が不足している。『自分はちょっと違うんだよ』とアピールするのは分かるが、やり方が子供じみている」と話した。自らの任命責任については「区長を交代させることで果たした」と述べた。

 公募区長は任期付き職員。橋下市長は和田区長を他の部署に異動させる方針。和田区長は取材に対し、「市長から聞いていないので何も話せない」とコメント。同区のある職員は「物事をずばずば言うので、行き違いを生んでしまったのだろうか。アイデアマンなので残念」と話した。【林由紀子、津久井達、茶谷亮】

2810チバQ:2013/03/08(金) 22:56:57
http://mainichi.jp/select/news/20130309k0000m040108000c.html
維新の会:ブログ中傷問題で大阪市議を処分
毎日新聞 2013年03月08日 22時21分

 大阪維新の会の丹野壮治(たんの・しょうじ)・大阪市議(40)が自らのブログで自民党市議団を「アリンコ達」などと中傷した問題で、維新市議団は8日、党紀委員会を開き、丹野市議を1カ月の団活動停止処分とすることを決めた。本会議への出席や採決などの議員活動は可能だが、議員団会議への出席や控室の使用ができなくなる。

 丹野市議はこの日、維新市議団の大内啓治幹事長らと自民市議団の控室を訪ねて謝罪。丹野市議は記者団に、「幼稚で不適切な表現や誹謗(ひぼう)中傷につながるような言葉を使用し、深くおわびします」と話した。【林由紀子】

2811チバQ:2013/03/08(金) 23:44:59
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130308/waf13030820120031-n1.htm
「お前はもう死んでいる」の維新大阪市議が謝罪 橋下市長は「(過激発言)まだ早い」
2013.3.8 20:10 [westセレクト]

記者団に囲まれ謝罪する丹野壮治・大阪市議(左)=8日、大阪市役所
 大阪維新の会所属の丹野壮治大阪市議(40)が自身のブログで自民市議を「お前はもう死んでいる」などと中傷した問題で、丹野市議は8日夕、自民市議団の控室を訪れ、「このような事態は二度と起こさない」などと謝罪した。自民市議団の荒木幹男幹事長は「反省した様子だった」とし、謝罪を受け入れる意向を示した。

 大阪維新代表の橋下徹市長は「僕も議場で(自民などに)ワーっと言うが、向こうからの非難の度合いに応じてやる。(問題にならない)ギリギリのラインでやるには技術がいる。丹野議員にはまだ早い」と改めて批判。その上で、「維新市議団は自民市議団と信頼関係を築き直してもらいたい」と注文した。


「もう死んでる」維新市議…削除されたブログ画像


 丹野市議は午後5時ごろ、維新市議団の大内啓治幹事長らに付き添われて自民市議団の控室を訪問。自民幹部と面会し、約20分間にわたり経過説明と謝罪を行った。

 その後、記者団に対して橋下市長の市政改革に慎重や反対の姿勢を示す自民に反発してブログを書いたことを明かし、「幼稚で不適切な表現があり、自民党の誹謗(ひぼう)中傷につながるような言葉を使用したことを深くおわびする」と述べた。

 維新市議団は同日、党紀委員会を開き、丹野市議に対して、議員団の控室の利用など団員として活動を1カ月間停止する処分を決めた。市会議員としての活動は継続する。

2812チバQ:2013/03/09(土) 00:33:53
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20130308ddlk28010327000c.html
選挙:知事選 3期目井戸県政「評価」 県議会3会派、4選へ足並み /兵庫
毎日新聞 2013年03月08日 地方版

 7月31日任期満了の知事選で、県議会の自民、民主、公明が7日、3期目の井戸県政についての検証結果を井戸敏三知事に提出した。いずれも、井戸県政を評価する内容だった。県議会与党3会派が検証結果をまとめたことで県政界は、知事選に向け大きく動き出す。【桜井由紀治】

 自民は、井戸知事の具体的な功績について(1)県民の参画と協働の推進条例の制定、施行、推進(2)阪神大震災復興事業の推進(3)21世紀兵庫長期ビジョンの推進と見直し(4)行財政構造改革の積極的な推進(5)厳しい経済環境下における適切・柔軟・効果的な経済対策の推進(6)鳥インフルエンザ、04年の台風23号、09年の台風9号による豪雨災害などに対する防災・危機管理事案への適切な対処(7)関西広域連合の設立と連合長として組織運営に尽力−−の7点を挙げた。そのうえで「功績を総合的に評価すると、3期にわたる井戸県政は、高く評価すべきである」と結論づけた。自民は井戸知事の4選出馬表明前後に、政策協定を申し込む方針。

 民主は(1)公約の達成度・実現度への評価・検証(2)民主が行う重要政策提言や当初予算に対する取り組み姿勢(3)政治理念やリーダーシップなど県政を担う上での評価−−の3点について会派全県議にアンケートを実施した。

 その結果、(1)は「防災・減災対策」「認知症対策」「子育て支援」「県独自の教育」の各分野での取り組みが充実していたと評価した。(2)は、県政に反映された要望・項目が多くあったとした。(3)はリーダーシップを発揮している一方、定例記者会見などでの発言内容も含め、より慎重な対応が必要と指摘。総合的に「県民の負託に十分こたえた県政運営」と評価した。

 公明は党県本部で県政評価委員会を組織し、11項目の政策について検討。防災・減災、関西広域連合、医療・福祉などに関する政策でおおむね評価する一方、行財政構造改革に関する政策では、財政の縮減が主目的になっている感が強く、組織の改編や効果的な施策の展開などによる、ひょうごビジョンに基づく兵庫の自立という観点からの未来への展望が見えないと指摘した。教育行政に関しても「教育委員会のあり方や教育事務所の必要性についての検討・改革が進んでいない」と断じた。同委員会の野口裕委員長は「県政に対する評価を知事がどう受け止め、それを今度は私たちがどう判断するのかという手順を踏まざるを得ない」と強調した。

〔神戸版〕

2813チバQ:2013/03/10(日) 09:35:23
http://mainichi.jp/area/news/20130309ddn002010025000c.html
日本維新の会:早くも不協和音 兵庫総支部設立、知事選で食い違い
毎日新聞 2013年03月09日 大阪朝刊

 日本維新の会は8日、兵庫県総支部を設立したと発表した。地方選挙での活動基盤となるが、兵庫県知事選(7月31日任期満了)などの戦い方を巡り、総支部幹部の発言が記者会見で食い違うなど、早くも足並みの乱れが表面化した。

 同総支部の代表には新原秀人氏(50)、幹事長には三木圭恵(けえ)氏(46)、政調会長には杉田水脈(みお)氏(45)が就任した。3人とも昨年12月の衆院選比例近畿で復活当選し1期目。総支部設立の理由について、三木幹事長は兵庫県庁で開いた記者会見で「地方議員の組織を作らなければ我々の足腰は強くならない」と説明した。

 会見では、現職の井戸敏三氏(67)が4選出馬の意向を固めている同県知事選への対応に質問が集中した。新原代表は「道州制実現という我々の考え方の障壁になるなら戦わざるを得ない」としながらも、「現職や相乗りが駄目と言うわけではない。協力していけるところは協力していく」と他党との選挙協力に含みを持たせた。一方、三木幹事長は「党本部の決定に従う。相乗りというのはどうなのかという意見はある」と否定的な考えを示した。

 同総支部はこの日、いずれも4月14日投開票の同県伊丹市長選に元同市議の岩城敏之氏(52)、同県宝塚市長選に同市議の多田浩一郎氏(40)を公認候補として擁立すると正式に発表した。【桜井由紀治、近藤諭】

2814チバQ:2013/03/10(日) 09:36:20
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20130305ddlk25010559000c.html
現場から記者リポート:嘉田知事と橋下・大阪市長 道州制巡り、すきま風 維新ペースに警戒感 /滋賀
毎日新聞 2013年03月05日 地方版

 昨年12月の衆院選で、国政政党を立ち上げた嘉田由紀子知事と橋下徹・大阪市長の立ち位置の違いが鮮明になってきた。代表を務めた「日本未来の党」が空中分解した嘉田知事は、知事職の足場固めに専念する構えだ。一方、日本維新の会共同代表の橋下市長は、関西広域連合を構成する府県・政令市の首長選への独自候補擁立に言及、新たな火種を生んでいる。首長と国会議員の兼職という「二足のわらじ」解禁に向けても“盟友”だったはずの2人に、微妙なすきま風が吹き始めた。【加藤明子】

 ◇首長選“踏み絵”
 道州制を衆院選の公約に掲げた維新。橋下氏が先月20日、「同じ価値観のメンバーが集まって初めて道州制になる。関西広域連合の首長が維新メンバーになれば強力な力を持つ」と発言、道州制への賛否を“踏み絵”に対抗馬擁立を宣言した。府県をなくす道州制に慎重姿勢を示す嘉田知事が「道州制というワンイシューで知事選とはいかがなものか」と否定的な見解を示すと、橋下氏は「最後は選挙で決着をつけるしかない」と応じた。

 そんな中開催された2日の関西広域連合の場は、橋下氏の独壇場の様相だった。午前中の首長会合の冒頭、橋下氏が「道州制に賛成する衆院議員が400人誕生し、5年以内に基本法ができる。広域連合には国の制度を変える権限も力もない」と発言すると、嘉田知事や連合長の井戸敏三・兵庫県知事は表情を一瞬こわばらせた。

 午後の連合議会でも半数近い議員が道州制について質問。吉田清一議員(自民県議団)は首長選へ維新候補擁立の真意について、「強引なやり方は構成団体の脱退を招きかねない」「首長のパフォーマンスの舞台になるのではという広域連合設立当初の危惧が現実とならないよう願う」とただした。

 これに対し、答弁に立った橋下氏は「連合議員29人中22人の所属政党は自公、維新で、道州制推進論者が圧倒的多数。(首長側も)推進論者で固めないと失礼だと思った。一緒に手を携えてやりましょう」と受け流し、議場では「その通り」などとヤジも飛んだ。吉田県議は苦い顔で、「一政治家として発言するなら分からないでもないが、広域連合という枠組みを利用すべきではない」と懸念を示した。

 このやりとりを黙って見守っていた嘉田知事は会合終了後記者団に、「道州制を公約した自民党籍の議員でさえ広域連合(の変質)を注視する発言をしている」と述べ、維新ペースにのまれることに警戒感を示した。

 ◇連携模索も
 一方、嘉田知事は維新が提出する出先機関改革関連法案について、「共闘できるところは共闘する」と語るなど、連携の道も捨てていない。昼休み中、会場を出た嘉田知事が橋下氏に政策研究のブレーン強化の必要性を訴え、橋下氏が耳を傾ける姿も見られた。

 昨年末、同じ大阪府立国際会議場(大阪市)で開かれた広域連合2周年記念パーティーの席上、嘉田、橋下両氏は食事をしながら、国会議員と首長の兼職禁止規定について笑顔で意見を交わした。委員の一人が「まさかここから2人も国政政党の党首が誕生するとは思わなかった」と皮肉っぽくあいさつすると会場は沸いた。登壇した嘉田知事が「大変心配をかけたが結果は惨敗。また、一から再出発したい」と返すと、橋下氏もいたわるように笑った。

 あれから2カ月。国会議員団とのコミュニケーション不足が指摘される中で地方と国政双方の対応に追われる橋下氏に対し、嘉田知事は「県政運営に専念する」と宣言し、自ら塾長を務める「未来政治塾」で2015年の統一地方選に向けた政治集団育成に軸足を戻した。

 2日の広域連合では議論が白熱するたび、嘉田知事は身を乗り出して橋下氏の表情をのぞき込んだり、顔をしかめたりしていたが、終了後は穏やかな表情に戻った。「日本には野党の政策研究の母体がない。だから橋下さんも悩んでいると思う」と橋下氏を気遣う発言もあり、距離を測りかねているようにも見えた。

2815チバQ:2013/03/11(月) 21:06:41
http://mainichi.jp/select/news/20130312k0000m010028000c.html
伊丹市長選:空港存廃争点化で維新を批判 兵庫知事
毎日新聞 2013年03月11日 19時08分(最終更新 03月11日 19時22分)

 4月14日投開票の兵庫県伊丹市長選で、日本維新の会が大阪(伊丹)空港の存廃問題を争点にする方針を打ち出していることについて、井戸敏三・同県知事は11日の記者会見で、「争点にするのは、いささか早すぎるのではないか」と疑問を呈した。

 井戸知事は「新関西国際空港会社の基本方針を定めた際、伊丹の存廃はリニア開通(2045年)時に検討しようということになっている」と指摘。「新関空会社自身もそれまでの間、伊丹空港をいかに活用するかが重要だと言っている。今、争点にするのは経過を全く無視し、世の中の動きとずれた主張をすることになる」と批判した。

 また同市長選と同日の同県宝塚市長選で特定候補を支持するかどうかについて、井戸知事は「コメントを差し控えたい」としながらも、「維新の候補にシンパシーを感じないのは事実」と述べた。【桜井由紀治】

2816チバQ:2013/03/11(月) 21:57:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130311-00000568-san-soci
えっ!?がれき処理「検討」だけで復興予算約86億円 返還要請は検討なし 堺市
産経新聞 3月11日(月)20時52分配信



4月1日から供用が始まる「堺市クリーンセンター臨海工場」。建設費の一部が復興予算として交付される=堺市堺区(写真:産経新聞)
 東日本大震災で発生したがれきを受け入れない堺市が、復興予算約86億円をごみ処理施設の新設費などとして受け取ることが9日、分かった。がれきの処理に困った環境省が、受け入れを検討しただけの自治体にも復興予算の交付を決めたためだ。小さな自治体の年間予算にも匹敵する巨額の資金だけに、「本当にもらっていいのか」と疑問の声も上がっている。

 堺市によると、堺区の臨海部に建設総額約182億円のごみ処理施設を整備中で、今年4月に供用開始を予定している。

 市は昨年1月、この施設の建設事業費と老朽化している東区のごみ処理施設の改修事業費のうち、約86億円分を平成24年度の国の交付金対象事業と位置付けた。国の交付率に基づき約40億円を要望し、残る約46億円分を地元で負担する予定だった。

 しかし国は同4月、「堺市はがれき処理を検討している」として、市が求めていた通常枠の交付金ではなく、新たに設けた復旧・復興枠などでの措置を市に打診。約40億円に加え、地元負担の約46億円分も復興予算で交付する枠組みを示した。

 市は受け入れを決定していなかったが、国が「検討レベルでも交付条件に当てはまり、結果的に受け入れることができなかった場合でも返還を求めない」としたため、交付を申請。同6月にがれきの全体量が判明し市が受け入れなくても対応できることになったが、手続きは進行。同10月に交付が決まった。

 開会中の定例市議会で市議からは「一部を被災地への義援金とするべきでは」「道義的におかしい」と異論が浮上したが、竹山修身市長は「財源の確保は首長の責務。ありがたくいただきたい」と答弁した。

 がれき処理を検討しただけで同様に復興予算を受け取った自治体は堺市のほか、約36億円が交付された埼玉県川口市など6市町3組合ある。堺市の約86億円は突出して高い。

 環境省の担当者は「(復興予算は)広域処理を促進させるための起爆剤として計上した予算。がれき処理の検討を促すだけでも十分効果があり、問題はない」としており、返還要請は検討していないという。
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2817チバQ:2013/03/13(水) 22:25:39
http://mainichi.jp/opinion/news/20120708ddm004040039000c.html
最前線考:荒波の大阪文化行政 「創造都市」へのリセット 「経済重視」、にぎわい目指す
毎日新聞 2012年07月08日 東京朝刊


「こんなオモロイもんあったんや」−−。JR新大阪駅の新幹線ホームにある文楽の看板。協会幹部はその存在を知らなかった
拡大写真 時代の転換期には象徴的な言葉が生まれる。大阪で日本万国博覧会が開かれた1970年、斬新なテレビCMがお茶の間に流れた。「モーレツからビューティフルへ」。経済至上主義を反省し、人間性や文化の回復を唱えるものだった。それから40年余り。橋下徹・大阪市長が推し進める「橋下改革」を語る上で欠かせないキーワードが、「グレートリセット」だ。成長を前面に既得権の徹底的な排除を指し、今や芸術文化も聖域ではない。荒波が押し寄せる大阪で文化行政のあり方を考えた。【中澤雄大】

 「大阪で『グレートリセット』が起きようとしている。またとないこのチャンスをものにしなければならない」。昨年12月28日。市長就任後、市議会で初の施政方針演説に臨んだ橋下氏は、「グレートリセット」の開始を宣言した。橋下氏は聞き慣れないこの言葉をことあるごとに使い、今では市役所の文書でも散見するようになった。

 この言葉、元々は世界的な都市経済学者、カナダ・トロント大のリチャード・フロリダ教授の書名にすぎない。それを橋下改革を象徴する言葉に仕立てたのは、府知事時代から橋下氏とタッグを組む特別顧問、橋爪紳也・大阪府立大教授(都市文化論)である。市長就任前後、橋下氏にその本を見せながら「この言葉をいろんな局面で使ってください」と進言したという。

 建築や芸術、教育などの分野で働く人々を「創造階級」と名付けたフロリダ氏は、彼らの居住地域で経済が活性化することを立証した。クリエーティブな生活スタイル、仕事のあり方が都市を再生させるとの見方は、英シンクタンク代表のチャールズ・ランドリー氏が打ち出した「創造都市」という概念と共に欧米やアジアの都市政策、産業政策に大きな影響を与えた。

 こうした創造都市論は、橋爪氏を経由し、橋下氏の政策にも反映されることになる。それは知事時代の2010年3月に発表した大阪文化振興新戦略(第2次府文化振興計画)にも端的に表れている。「文化への投資が社会を支え、経済を牽引(けんいん)する」との観点で文化行政を進め、日本内外のアーティストが集う都市をつくると位置付けた。この方針は昨年の知事、市長のダブル選挙以降、橋爪氏が座長を務める府市都市魅力戦略会議の議論に引き継がれる。

 6月に発表された戦略会議の報告書は、「世界的な創造都市に向けて〜グレートリセット〜」と華々しい題目が付く。大坂夏の陣400年の2015年に向けて、中之島ミュージアムアイランド構想など、バブル期と見まがうような府市統合の象徴的な計画が並ぶ。

2818チバQ:2013/03/13(水) 22:26:26
 橋爪氏は「アジアの都市間競争で勝ち抜くには、従来の制度を見直し、都市の魅力を高めなければならない。規模の大きさではなく、文化的付加価値を高めて個性を際立たせることが重要。新しい才能がチャンスを求めて集まる街だ。中之島や御堂筋、大阪城などを世界の人々があこがれるエリアにしたい」と話す。そこには府市統合本部で共有された「経済性重視」の精神が流れる。

 06年に第17代市長・関淳一氏の下で、やはり「創造都市戦略」を立案した佐々木雅幸・大阪市立大大学院創造都市研究科教授は「文化を集客のための一つのツール(道具)と捉えているのだろう。カジノのあがりで文化施設を造るマカオなど、アジアにそういう手法をとる事例は多い。しかし本来の創造都市とは、欧州のようにクリエーティブな文化活動を通じて市民の力を回復させること。それが都市の将来を切り開いていくのではないか」と指摘する。

 物から心の豊かさへの転換が求められる時代。「従来型の経済的な成功が、それ自体で純粋な人間の幸せをもたらすことはない」。6月に来日した日本文化と経済の関係に詳しいデビッド・スロスビー元国際文化経済学会会長(豪経済学者)の言葉に深く考えさせられる。

 大阪市は長く文化芸術に厳しい都市と言われてきた。戦前、道路や地下鉄など、基盤整備に努めた第7代市長、関一(はじめ)(淳一氏の祖父)が生活文化(アメニティー)を高めようと尽力したが、志半ばで病に倒れた。そして戦争の時代を挟み経済一辺倒で推移し、都市格の低下を招いた。一方、隣の京都市では第19代市長の高山義三が市交響楽団を設立するなど積極的な文化行政を進めていく。

 70年代末〜80年代初めに「文化の時代」「地方の時代」が提唱されても、景気低迷、財政難に苦しむ大阪市の状況は改善されなかった。それでも00年代前半からは現代アートに携わるNPOが地道な活動を展開する。07年に、彼らを中心に「大阪でアーツカウンシルをつくる会」が設立された。そして、グレートリセットによって来年度から「大阪版アーツカウンシル」が導入されることになった。

 では、アーツカウンシルとは何か。文化庁の白書「我が国の文化と文化行政」(88年)は、「イギリスでは、芸術文化関係者の自主性を尊重する観点から、芸術協議会(Arts Council)等の特殊法人を設立し振興を図っている」と説明する。戦後間もない46年に発足した文化助成の評価・執行機関で、初代会長に経済学者、ケインズが就任。ナチス・ドイツが芸術を政治利用したことを教訓に、行政から一定の距離を置く「アームズレングス(腕の長さほどの距離)の法則」を掲げた。現在、欧米や韓国、シンガポールなどで設置されている。

 日本でもようやく、文化庁が昨年度から試行的に導入した。音楽、演劇など4分野の団体事業で、今年度助成予定額は8600万円。日本芸術文化振興会に専門家を配置し助成対象の選定、評価などを行う。また、東京都が今年10月に「アーツカウンシル東京(仮称)」を創設する。国、東京、大阪に共通するのは戦略投資的な位置付けだ。

 橋下氏は「首長から完全に独立することを少し懸念している」と述べ、政治判断の余地を残す意向だ。ただ、6月の府市都市魅力戦略会議では、「アーツカウンシルの統括責任者を誰にするかがポイント。最適な人を」との声が出た。本家のイギリスでも政治の影響を受けやすいことが指摘されており、推移を注視する必要がある。

2819チバQ:2013/03/13(水) 22:27:07
 ◇「自立化」要請、戸惑う団体

14年度には自立化を求められることになる大阪市音楽団と宮川彬良氏(中央)。日本有数のサウンドにたちまち魅了されてしまう
拡大写真 緑が美しい大阪城公園の一角に全国唯一の公立吹奏楽団・大阪市音楽団がある。古びた建物からクラリネットの温かい音色が聞こえてきた。コンサートの練習のさなかなのだ。

 「(23年に創設されて)90年もやっているから、指揮者の指示待ちをするのかな? ここぞという時に格好良い音を出そうよ!」。アーティスティック・ディレクターの宮川彬良(あきら)氏の声が響いた。演奏曲はオリジナルバレエ音楽の第7楽章「迷宮」。甘く切ないメロディーは、先行き不安な楽団員の胸中を代弁しているかのようだった。

 今春、橋下改革の一環で約4億3000万円の節減を理由に「今年度限りの廃止」「自立」を通告された。日本トップ級の実力を誇り、無料の市民コンサートを開いたり、選抜高校野球の入場行進曲を演奏したりしてきた。演奏収入は条例で出演料を抑えられているため約2500万円。宮川氏は「金のことを考えず、ひたむきに音楽と向き合っていたのをいきなり経済を考えろと言われても」と言う。

 記者会見で橋下氏に文化行政の取り組みを尋ねた。「どれに金を入れ、どれに入れないのかは、行政マンが決めることじゃない。一定の評価機関を作ってルールに基づき決める。各楽団が活動内容をしっかりプレゼンテーションし評価してもらう。今の行政は文化を守りたいのか、特定の団体・人を守りたいのかがごっちゃになっている」。明快な答えが返ってきた。

 日本センチュリー交響楽団は11年度に早々と「自立」した。吹奏楽の府音楽団の流れをくむことから、年間運営費約7億円のうち府が08年度まで約4億円を補助してきた。それが橋下改革で10年度の1億1000万円を最後に打ち切られた。現在、府が出資した基本財産20億円を取り崩しながら、スポンサー探しに懸命だ。だが水野武夫理事長は「すぐ見つかると思っていたが、折からの不況で甘かった」。全国に対象を広げるため、大阪センチュリー交響楽団の名称を変更、後がない覚悟で臨む。

 名指揮者・朝比奈隆が育てた重厚な音で知られる大阪フィルハーモニー交響楽団も、例外ではない。前年度1億1000万円あった補助金の25%カットを突きつけられた。市の事業分析で、収入構成における演奏収入割合が53%と、年間公演回数の少なさを指摘された。橋下府政時代に補助金を全額カットされて以来の危機で、さらなる増収対策を求められた格好だ。

 同じ関西の京都市交響楽団は09年に市直営から財団法人に移管された。新井浄(きよし)・前音楽主幹によると、国から補助金が出るようになったが、大半は市の負担。友の会員を増やすなど自助努力が欠かせないという。

 橋下氏のヒアリングを経て市音楽団の廃止は1年延期、大フィルへの補助金も10%削減にとどまった。「自立」に向けて猶予が与えられたといえる。

 一方、文楽協会にも逆風が吹く。前年度5200万円の25%減を通告された協会側は「後継者育成に影響が出る」と反発。橋下氏は「協会職員や技芸員の報酬ありきで不足は税金投入」という「構造的欠陥」を正すべきで、協会の今後の対応次第では、予算案が可決されても執行しない構えだ。ある特別顧問は「特権意識に満ちた利権構造は壊すべきだ。最後はタニマチが寄付するはず。チキンレースですよ」と解説する。

 日々の会見からは橋下氏の人生観がのぞく。「やっぱり自助。頼る前に自分たちでやる、それに尽きる」。ただ、それでも無理な時は手を差し伸べる決断もあっていい。多様な文化は「創造都市」の力になるはずだ。

2820チバQ:2013/03/17(日) 23:47:02
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20130316ddlk28010392000c.html
選挙:宝塚市長選 渡部元市長が出馬へ 「もう一度かじ取りたい」 /兵庫
毎日新聞 2013年03月16日 地方版

 任期満了に伴う宝塚市長選(4月7日告示、14日投開票)で、元同市長で会社役員の渡部完氏(54)が15日、無所属で立候補すると表明した。渡部氏は06年に贈収賄事件を巡り市長を辞職しており、「道半ばで中断したことをやり遂げるのが使命。もう一度市政のかじ取りをしたい」と語った。同市長選への出馬表明は3人目。

 渡部氏は県議3期を経て、03年4月の市長選で初当選したが、事件が発覚し、06年3月に辞職。収賄罪で1審・神戸地裁の有罪判決(06年12月)が確定した。渡部氏は捜査に問題があったとして無罪を訴え、再審請求を準備中だという。

 渡部氏は政策について「企業が撤退した跡地利用で民間の手法を活用し、環境に配慮したまちづくりを進める」などと述べた。

 宝塚市長選には現職の中川智子市長(65)と、日本維新の会公認の多田浩一郎市議(40)が出馬を表明している。【高瀬浩平】

〔阪神版〕

2821チバQ:2013/03/17(日) 23:59:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130317-00000508-san-pol
橋下氏「エリート100人集める」 大阪都の成否にぎる「大都市局」設置へ
産経新聞 3月17日(日)11時18分配信

 平成27年度の「大阪都」実現に向け、大阪府と大阪市が4月、制度設計を実務面で支える「大都市局」を大阪市に設置する。橋下徹市長は「エース級を集める」とし、府市職員100人を投入する方針だ。16日には、「法定協議会」で協議される区割りなどの案件で成否のカギを握る公明党の府市議らと、大都市局幹部に就任見込みの府市職員が勉強会を実施。大阪都実現の成否を占う“顔合わせ”が行われた。

 大都市局は、法定協議会の事務局として、市の事務事業を広域行政の「都」と、市を再編してできる「特別区」への仕分けなどを業務とする。市に関わる事項が多いため市長直轄で市役所内に設けられるが、トップの局長には府幹部をあてる方針。

 一方、同日の勉強会は、公明側の要請で開催し、局幹部就任が見込まれる府市の幹部が出席。局発足前の会合は、橋下市長、松井一郎府知事と府市議計20人で構成される法定協議会が、両氏と大阪維新の会の府市議では過半数に足りないため、協力を得たい公明に配慮したとの見方がある。

 また、都移行には借金が6兆円を超える府の財政状況の正確な把握が不可欠とされ、府財政当局のトップには財務に精通した市幹部があてられる。橋下市長は「組織の一体化へ一歩踏み込むためには大胆な人事が必要だ」としている。

2822チバQ:2013/03/18(月) 00:01:05
ちょい古い記事
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/621800/
橋下維新に〝挑戦状〟叩きつけた堺市長の「深謀遠慮」
配信元:
2013/01/14 18:56更新
【関西の議論】

 任期満了(10月7日)に伴う堺市長選は、現職の竹山修身(おさみ)市長が出馬の意向を固めるなど、動きが活発化してきた。竹山氏は前回選挙で、当時大阪府知事だった橋下徹氏(日本維新の会代表代行)の全面的な応援を受け初当選したが、その後大阪都構想をめぐって、維新との関係が悪化している。「堺の分割につながる構想には反対」とする竹山氏の言動を、維新幹事長の松井一郎大阪府知事は「大阪全体の再生にマイナス」と批判し、対抗馬擁立に言及。橋下氏も「明確に反対となれば、そこは有権者に判断していただく」と述べるなど“生みの親”との対決は避けられない様相を呈している。

 ■維新への挑戦状

 「竹山市長が維新に“挑戦状”を出している」

 正月明け、堺の政財界にこんな話が広まった。

 挑戦状とは、竹山氏の後援会のホームページに掲載された文章。1月2日付で「私も今年が正念場」と前置きした上で、維新と都構想を意識した主張を展開していた。

 「堺市を3つに分割したり、一つでも特別区として『新府』の従属団体になるような構想には断固反対」「相手方は甘言を弄して、堺市の成長戦略を描くとか、耳当たりの良い言葉をささやいてきます」など、これまでにない強い表現で批判。これを市長選に向けた維新への挑戦状と、捉えた関係者は少なくなかった。

 竹山氏は今月6日、報道陣に対し「2期目出馬の意向を固めた。2月議会で正式表明する」と発言。このときも、ホームページの内容に触れ「だいぶハレーションが起きてるみたいやね」と話し「まあ、わざと書いた、というところもあります」と、意味深長な笑みを浮かべた。

 ■生みの親の橋下氏

 竹山氏は、府職員を辞職して平成21年の堺市長選に出馬した。応援に駆けつけたのは、当時の大阪府知事で、竹山氏の上司でもあった橋下氏だった。

 自民、公明、民主、社民の事実上4党が担いだ現職候補に対し、橋下氏は相乗り批判を展開。当初盤石と思われていた現職候補側は日を追うごとに劣勢に立たされ、結果的には竹山氏が圧勝した。

 こうした蜜月関係に亀裂が生まれのは、橋下氏が率いる地域政党「大阪維新の会」が、「大阪都構想」を打ち出したからだ。

 現在の大阪府と大阪、堺の両政令市を解体し二重行政の解消を目指す構想に、竹山市長は「堺には二重行政はない」と反発した。

 昨年2月には、大阪都構想の具体案を考える大都市制度推進協議会への参加を拒否。府庁に出向き、松井、橋下両氏に直接「参加できない」と告げ、維新との対立は決定的となった。

 ■「大きな戦になる」

 一方、維新の会堺市議団も、竹山氏が協議会への不参加を決めたころから「竹山氏は推せない。次の選挙は別の候補を」という意見も出始めた。

 今月7日、竹山氏が出馬の意向を示したことを受け、堺市議団幹事長の西林克敏市議は「維新の政策を実現してくれる独自の候補を立てたい」と、対抗馬擁立を明言。「公募も含めて、いろいろ選択肢を考えたい」と話した。

 維新側をいらだたせているのは、竹山氏の「大阪都構想の理念には『賛成』。しかし堺の分割については『反対』」という姿勢だ。

 西林氏は「理念があって政策がある。『理念は賛成だけど政策は反対』なんてありえない。曖昧な言い方は、橋下代表代行との対立を明確にさせたくないだけなのでは」と不信感をあらわにしている。

 堺市議団では今春から、大阪都構想を市民に説明するミーティングを市内各地で始める予定という。

 竹山氏の出馬をめぐっては、橋下氏が今月8日に「明確に大阪都構想反対となれば、そこは有権者に判断していただかないといけない」と発言。報道陣に「推した経緯があるので、残念だという気持ちはあるか」と問われ、「竹山さんも、いろんな考えがあるんでしょう」と述べるにとどめた。

 竹山氏は、2月15日から始まる市議会で立候補を正式に表明する。現職候補が再選出馬を表明する時期としては早いが、「維新候補への危機感の表れ」と見る向きは多い。

 竹山氏も「危機感」を認めた上で、「(維新が対抗馬を擁立すれば)大きい戦(いくさ)になるでしょう」と表情を引き締めた。

2823チバQ:2013/03/18(月) 00:02:57
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130316/wlf13031612010011-n1.htm
【関西の議論】
天皇陛下はお帰りになる…千年の都・京都が狙う「双京構想」とは
2013.3.16 12:00 (1/3ページ)[westセレクト]

双京構想で、皇室の一部移転先候補として想定されている京都御所=京都市
 皇族の一部移転などを目指す「双京(そうきょう)構想」の実現に向け、京都の産官学などのトップでつくる「京都の未来を考える懇話会」(未来懇)は、昨年に続き、今年5月にも再び政府に要望する方針を決めた。有識者を招いた1月の会議では「皇族といわず、天皇陛下にお越しいただける方向で考えたい」という意見も出た30年後の京都を見据えた将来構想だ。日本維新の会が唱える大阪都構想のように「ギラギラ」と狙うのではなく、あくまで京都流に「はんなり」「まったり」と。千年の都が悠久の思いで追い続ける「ふたつの京」の夢とは。


京都人の思いは「お戻りに」


 「天皇陛下はいずれお帰りになるというのは、京都の人たちの間で広く共有された思い。国民から、京都にお帰りいただきたい、という声があがれば、きっとお考えいただける」

 1月21日、京都市内のホテルで開かれた有識者を招いた懇談会で、皇室研究の第一人者、所功・京都産業大名誉教授は、会議をそう締めくくった。

 この日は、歌聖・藤原俊成、定家親子を祖とする歌の家・冷泉(れいぜい)家の当主夫人、冷泉貴実子さんや京都市出身の俳優、津川雅彦さんらも出席。「留守役を仰せつかった一族にとって、天皇陛下がお戻りになることほどうれしいことはない」(冷泉さん)。「景観を保護し、日本の文化都市と誇れるように環境を整え、天皇陛下をお迎えするという態勢を整えなければ」(津川さん)と、天皇陛下を京都にお迎えすることに積極意見が相次いだ。

 とはいえ、何事にも極力、表向きは角を立てないのが京都流だ。「まずは実現しやすい目標を立て、実績を作っていくことが大切」と、その場をおさめた所名誉教授は、歌会始の儀や叙勲の授与式など、宮中行事の一部の京都開催を当面の目標とするよう提案し、賛同を得た。

日本に「京」は二つだけ


 「双京構想」のそもそものきっかけは、山田啓二京都府知事が平成22年12月の未来懇の会合で、文化都市・京都の発展のため皇室の一部の京都移転を提案したことだった。

 その後、東日本大震災が発生し、首都機能のバックアップとしての位置づけも加わり、23年8月に開かれた同会合で「双京構想」と名付けられた。そして24年3月、未来懇が、30年後の京都の未来像について提言する「KYOTO VISION 2040」の中間案に盛り込まれた。

 山田知事は「皇室の弥栄(いやさか)について考える時間にきていると感じた。その中で、京都からなにを発信すべきかと考えた」「『京』とつく都道府県は東京と京都だけ。その重みと位置づけを考えなければならない」と力説。皇室の一部機能移転についても「東京一極集中ではなく、西日本にもしっかりとした核が必要。それには国民の心のよりどころである皇室しかない。京都で皇室の儀式を執り行うなど、居住地を含めて提案したい」と意欲をみせる。

 中間案では、京都が目指す未来像として「世界の文化首都」を掲げ、皇室の一部機能移転のほか、文化庁、観光庁の京都移転、「原発エネルギーゼロ」を掲げた循環型社会の実現、リニア中央新幹線中間駅の京都駅誘致などが盛り込まれた。

 あくまで京都らしさにこだわった内容だが、実は提案時期は「大阪都構想」を打ち出した大阪維新の会(当時)の橋下徹大阪市長らが、首都機能バックアップについて積極的に発言していた時期と重なる。そこには「発信力」で埋没したくない、という首長としてのライバル意識も見え隠れする。

2824チバQ:2013/03/18(月) 00:03:13
古典の日」がモデル


 「京都だけがいうのではだめだ。オール日本として取り組まないといけない」。地道な取り組みに定評がある山田知事は以来、コツコツとアピールを重ねてきた。

 まず、双京構想を関西広域連合に持ち込み、「関西での首都機能バックアップ構造の構築に関する意見」に、「日本の大切な皇室の安心・安全と永続を実現するために、皇室の方々に京都にお住まいいただき、御活動いただくことについて検討を行うこと」という一文を織り込むことに成功した。

 この意見書を昨年6月、関西経済連合会、京都、大阪、神戸の各商工会議所と政府に提出した。

 さらに昨年7月、全国知事会がまとめたビジョン「日本再生デザイン」で、関西が首都のバックアップの機能を持つという「双眼構造」が盛り込まれ、山田知事は「双京構想も進んだ」とアピールする。

 山田知事らが構想実現のモデルとして考えているのは昨秋、制定にこぎつけた「古典の日」だ。京都の文化人らの呼びかけで始まり、府や市などが設置した推進委員会で議論を深める一方、草の根レベルのPRイベントなども展開。京都選出の国会議員らの働きかけで、超党派の議員連盟が結成され、国会での法案可決にこぎつけた。

 ただ双京構想の場合、仮に構想が国会の場で認められたとしても、老朽化している京都御所の修復などインフラ面の整備や、警備態勢の大幅な増強、中央省庁との調整など解決すべき懸案は山積している。なにより、京都府民だけでなく、国民全体の理解をどう得るかが、最大の課題だ。

 未来懇では、今年5月を目途に、再び政府に「双京構想」実現に向けた要望を行う方針だが、皇室の一部移転で「千年の都」の誇りを取り戻そうという京都の取り組みが成就するまでの道程は、果てしなく長そうだ。

2825チバQ:2013/03/19(火) 23:21:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130319/lcl13031918000000-n1.htm
やっぱり「白旗」 松井知事が受動喫煙防止条例案取り下げへ
2013.3.19 17:59 [憲法・法律]
 公共施設内での禁煙を義務付ける「受動喫煙防止条例案」について松井一郎大阪府知事は19日、取り下げる意向を明らかにした。自身が幹事長を務め、府議会過半数を占める大阪維新の会府議団が「分煙スペースまで禁止するのはおかしい」と反発し、成立の見通しが立たなくなったと判断した。22日の府議会で取り下げる方針だ。

 松井知事は府庁で記者団に「担当部局が、条例の効果と影響について十分説明できなかった。もう少し内容を整理したい」と釈明。内容を修正し、改めて提出し直す考えを示した。

 条例案は受動喫煙のない社会をめざし、公共施設に分煙スペースを設けず、灰皿を置くことも禁止。違反した施設の管理者に5万円以下の過料を科す一方、飲食店や宿泊施設、警察施設は対象から外している。

 ただ、対象とした病院や福祉施設、学校など府公共施設の95%がすでに禁煙しており、維新府議らが実効性に疑問を呈していた。

2826チバQ:2013/03/20(水) 00:00:18
http://mainichi.jp/area/nara/news/20130319ddlk29010448000c.html
選挙:奈良市長選 池田市議が出馬表明 経済活性化訴え /奈良
毎日新聞 2013年03月19日 地方版

 奈良市議会の池田慎久市議(政翔会)は18日、記者会見を開き、「来年度当初予算案を見ても、市の将来につながらないと考えた。経済活性化で奈良の魅力を引き出す政治をしたい」と述べ、任期満了(7月30日)に伴う市長選に無所属で出馬する意向を明らかにした。同市長選では、これまでに現職の仲川げん氏(37)が出馬表明をしている。

 池田氏は「建物の高さ規制の緩和などを議論し経済活性化につなげたい」などと抱負を述べ、所属会派「政翔会」は近く退会する。

 池田氏は95年に初当選し現在5期目の44歳。4期目の06年に、元市長の税滞納・欠損処理問題で市の内部文書のコピーを流出させたとして地方公務員法違反の罪で有罪判決を受け、議員辞職したが、09年7月の市議選で返り咲いた。【釣田祐喜】

2827チバQ:2013/03/20(水) 00:02:44
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20130319ddlk25010408000c.html
現場から記者リポート:彦根市長選まで1カ月 将来見据えた活性策を 3氏が出馬表明 /滋賀
毎日新聞 2013年03月19日 地方版

 ◇有権者の選択に注目
 4月21日の投開票まであと1カ月となった彦根市長選。これまでに、いずれも無所属で4選を目指す現職の獅山向洋氏(72)と元参議院議員秘書で会社員の有村国知氏(38)▽元県議で障害者支援施設長の大久保貴氏(49)の両新人−−の3人が立候補の意向を表明している。過去の市長選では、1カ月前ともなれば激しい前哨戦の噂(うわさ)が聞こえてくるのだが、今のところ表面的には比較的静かだ。彦根市長選への各陣営の動きを見た。【松井圀夫】

 年明けの高島、米原、東近江の各市長選では現職が新人や元職に相次いで敗れた。

 ■獅山向洋氏

 昨年12月10日の定例議会で、4選出馬をいち早く表明した獅山氏。彦根城築城400年祭や、直弼と開国150年祭、湖東定住自立圏構想中心市、ひこにゃんの活用などの業績を上げ、実質公債費比率18%の足かせをクリアできた実績などを強調。一方でJR稲枝駅改築、彦根駅東地区区画整理、彦根城世界遺産登録などを今後の課題に挙げ、「オーケストラでいえば序曲もあるし、第2、第3楽章に入った事業もある。新しい指揮者に事業をうまく引き継げるか心配だ。私自身がやり遂げたい」と、自信に満ちた表情で述べた。市議会最大会派の自民党系の「公政会」(9人)を中心に各会派とも目立った動きはないが、3月定例議会が閉会する25日ごろからはそれなりの動きが出てくるだろう。

 ■有村国知氏

 出馬の噂はあるものの、年が明けても獅山氏に挑戦状を突きつける対抗馬が現れない「嵐の前の静けさ」ムードを打ち破ったのが有村氏だった。

 2月8日午後2時ごろ、報道各社に「彦根市長選に立候補する予定で準備を進めています」という連絡があり、その日のうちに有村氏が会見して出馬の意向を表明した。「県内で彦根は取り残され、かつての活気や元気がない。彦根はもっと輝けるし、役割は大きい。若い力でもっと活気のあるまちにするため力を尽くしたい」と話し、近隣町や国、県との連携などを挙げた。会社勤務を経て03年〜昨年10月まで、姉で自民党の有村治子参議院議員の政策秘書などを務めた。昨年10月に彦根に転居し選挙準備を進めてきたという。愛荘町出身で父は元県議、兄は現職の県議という。ノーマークの新人の出馬表明だが現職や他陣営にとっては手ごわい相手になりそうだ。

 ■大久保貴氏

 出馬表明の機会をうかがっていた大久保氏は2月15日に表明した。市長選は01年から4回続けての挑戦。5人が立候補した前回は獅山氏に39票差まで迫っての次点に泣いただけに、「今度こそは」と意気込む。表明会見では、市民一人一人が輝けるまちづくり▽国や県、近隣自治体との協同、協調▽彦根市の均衡、特徴を生かした発展▽国際経済、文化観光への取り組みを進める−−など五つの理念の具現化を強調した。立候補は昨秋決断したといい、「獅山市政を見ていて、『私ならこうする』と思うことが多々あった。敵前逃亡はできないという思いが背中を押した」という。周辺からは「これまでなかった力強さを感じる」という声も聞こえてくる。

    ◇

 前回、前々回と不戦敗の共産党は「候補者擁立を目指して人選中」といい、他にも出馬に向けた噂があり、選挙戦に参入するか注目される。

 犬上郡3町との合併が破綻し、「湖国第二の都市」の“定席”から、人口では県内5位に後退した城下町・彦根。街の活性化やJR稲枝駅改築、彦根城世界遺産登録など課題は多いが、今後4年間の市政だけでなく、将来の大彦根実現に向けた指針を定めるためにも重要な選挙戦だ。それだけに8万8459人の有権者(3月2日現在)の責任は大きく、その選択が注目される。

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2828チバQ:2013/03/20(水) 22:52:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130320-00000568-san-soci
「何様か!」橋下市長激高…公募区長更迭劇の裏、“問題区長”は他にも
産経新聞 3月20日(水)18時57分配信
今後の進退などについて記者団の取材に応じる東住吉区の和田智成区長=3月11日、大阪市役所(写真:産経新聞)
 昨年就任した大阪市内24行政区の公募区長は、橋下徹市長による市政改革の目玉事業だった。だが、そんな「目玉区長」をめぐって問題が散見されはじめている。橋下市長が「何様なのか」とこきおろした東住吉区の和田智成区長は、任期途中で初めて更迭される見通しになった。就任時には橋下市長から「僕の身代わり」と持ち上げられ住民ニーズの向上を託されたが、約7カ月が経過し、期待感は失望に変わっていた。重要な会議への欠席や暴言などの立ち振る舞いが橋下市長の逆鱗に触れたためだが、「更迭予備軍」の区長は他にも取り沙汰されており、批判の矛先は任命権者の橋下市長にも突きつけられようとしている。

■2度の欠席が引き金

 橋下市長が“更迭宣言”を発したのは、3月8日の区長会の席上だった。

 市役所内の一室で午前10時から2時間の予定で始まった会合では、今後の区長会のテーマなどを一通り協議。11時半から橋下市長が出席して各区で導入が検討されている学校選択制について意見交換を行うことになっていた。

 しかし、この日の橋下市長は入室するなり厳しい表情をみせていた。学校選択制の導入の意義などを述べた後、区長たちを一瞥(いちべつ)し和田区長が欠席しているのを確認すると、突然語気を強め、こう言い放った。

 「なんで和田区長は月曜日の教育委員会の会議も来ず、今日も来ていないのか」「この場に来ていないのは遺憾だ。区長を交代させる」

 橋下市長が怒りをあらわにしたのには理由があった。自らが公約に掲げる学校選択制について、導入見送りの意向を示していた和田区長に対し、ヒアリングのための呼び出しをかけていたのである。

 和田区長にすっぽかされた格好の橋下市長は同日夕、記者団に対し、以前から抱いていたウップンを一気にはき出した。「就任前の研修を『意味がないから』と途中で抜けるなど子供じみたところがあった」「交通局と議論しているときも、自分の説明が終わったらさっさと帰ろうとした」「他の区長に対し無能だと言った。何様なのか」…。

 一方、採用面接に携わっていたため、自身の任命責任を問われると「交代させることで任命責任を果たす」と“独自の論理”で切り返した。

 市長の更迭発言を受け、和田区長と親しい別の区長は「学校選択制の協議の場に2度も来なかったことが更迭の引き金になった」と声を落とした。

2829チバQ:2013/03/20(水) 22:52:29
■宙に浮く処遇

 橋下市長から引導を渡された格好の和田区長は釈明に追われた。

 「私の態度や振る舞いについては深く反省し謝罪したい」。3月11日、市役所に姿を現した和田区長は記者団の前で頭を下げた。

 ただ、更迭の理由となった会議への欠席や他の区長への暴言については「今は申し上げられない」と言及を避けた。不祥事削減目標が達成できなかったことに伴う連帯責任とされた給料などの自主返納にも、区長の中でただ一人応じなかったが、和田区長は「拒んだわけではなく、保留していた。別にお金を返すのが嫌ということではない」と釈明した。

 進退については「市長に会って直接(更迭の件を)聞いたわけではないので何とも申し上げられない」と述べるにとどめだ。

 経営コンサルタント出身の和田区長は「アイデアマンとして同区役所内では評判も悪くなかった」(市幹部)といい、市を特別区に再編成する大阪都構想をめぐっては、区割り案のたたき台をまとめる区長プロジェクトチームのサブリーダーも務めた。

 和田区長の続投などについて橋下市長から意見を求められた区長会は15日、「和田区長は反省している」「市長に分かってもらうべきだ」などとする意見書を提出し、再考を求めた。

 これに対し、橋下市長は「公募区長は僕と一心同体。僕が任命した特殊なポジションでもあり、区長会が自ら動いたのは良いのではないか」と一定の理解を示したが、「人事をやるときに、いろんな意見を踏まえて手続きを取るのかといえば、それは違う」とも述べ、突き放した。

 公務員として採用した和田区長の処遇については、現在人事室が検討しているが、区長の任期途中での交代は前例がなく、担当者も困惑を隠さない。更迭後の配置先や市が公募時に提示した年収1400万円の条件変更などについて「検討中」と繰り返すばかりだ。

■“問題”区長ほかにも

 交代まではいたっていないが、物議を醸した区長はほかにもいる。

 「区長業務のあり方にオーナー企業的な振る舞いが見受けられる」。昨年8月に就任した細井敦子・城東区長は同下旬に橋下市長からメールでこう注意を受けた。

 細井氏は元会社社長で、民間出身では唯一の女性区長。橋下市長から強烈な個性の持ち主の一人と認められたが、補助金の見直しをめぐり、「思ったことを手当たり次第に言うだけでは、一市民が役所に意見を言っているのと同じ。自分の考えを検証するプロセスも必要」と指摘された。

 ほかにも、短文投稿サイト「ツイッター」をめぐって、表現が問題視される区長もいた。

 自身への批判的な書き込みに対し「アホか、相当な暇人(ひまじん)やな」などと中傷するような反論を書き込んだとして、榊正文・淀川区長が8月下旬に橋下市長から、「区長職の信用を傷つけた」として口頭注意を受けている。

 このほか、田畑龍生・都島区長は、当初希望した別の区の論文の中で3つの地域を同和地区として挙げ、「いまだに暗い印象をぬぐい切れていない」と表記。11月の部落解放同盟大阪府連との意見交換会で、「(当該地区を)なんとか変えたいという思いだった。差別意識はなかったが不適切だった」と述べ、陳謝した。

 和田区長以外に言動などに問題がある区長について、橋下市長は今月8日、記者団に対し「注意すれば、きちんと直っている」と述べ、問題視しない考えを示している。ただ、区長の一人は「ほかに更迭される可能性が高い人はいたが、和田区長が見せしめになった格好だ」と話す。

 一方、市幹部の一人は「区長を支えるべき区役所職員が区長に嫌気がさして早期退職の道を相次いで選択している」と現場の実態を指摘。その上で「公募区長は市長の『お気に入り』であるのは理解できるが、厳しく評価しないと組織が持たない」と口にした。

 橋下市長への風圧はじわじわ高まっている。

2830チバQ:2013/03/20(水) 22:53:31
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130320-00010000-bjournal-bus_all
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維新の会と関西財界の利権の構図、大阪市営地下鉄民営化で露呈…市民にしわ寄せか
Business Journal 3月20日(水)8時2分配信

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「橋下徹 公式HP」より

 2月15日、大阪市の橋下徹市長(日本維新の会代表)は市議会に、同市交通局が運営する市営バスと市営地下鉄を民営化する条例案を提出した。なぜか京阪圏以外では詳しく報道されていないが、この民営化の周辺には強烈な利権臭が漂っている。

 そもそも、市営バス(132路線)は大阪市全域および隣接する地域を運行エリアとし、一般の大型バスと、それではカバーしきれない住宅地や公共施設を細かく結ぶコミュニティバス(赤バス)からなる。条例案では、一般バスを17路線、赤バスを26路線廃止し、スリム化したうえで民間企業へ売り払い、2014年4月から民営化する格好だ。

 一方、市営地下鉄は、市が運営する新交通システム路線「南港ポートタウン線」(ニュートラム)と合わせて約140キロの線路で、大阪市のほぼ全域を結ぶ。1日約230万人の乗客を運び、地下鉄としては東京メトロに次ぐ規模。公営としては国内最大の乗客数を誇り、10年度決算では239億円もの黒字を上げている。一般会計からの補助を除いても142億円の黒字だ。条例案では、この地下鉄を15年度から株式会社にすることとなっている。

 市営地下鉄の民営化については、10年8月に大阪市が政策として打ち出し、検討の俎上に載っていたものだが、こんな超健全経営の事業を、いったいなぜ、大阪市は手放そうとするのか?

 2月7日の定例記者会見での橋下市長の説明は、いつもながら単純明快で勇ましい。

「(地下鉄が民営化されれば)巨大な企業が誕生するんで、そりゃ変わると思いますよ、大阪の雰囲気が。……大阪が沸きに沸くぐらいの、経済界が沸きに沸くぐらいのね」

 民営化賛成の追い風を吹かせるためなのか、2月7日、大阪市は昨年12月に方針を決めていた終電時間の延長について、3月23日からダイヤを改正し、最大30分延長すると発表した。

 加えて、3月末までに駅トイレのリニューアルも完了させるという。

 一方、利用者、市民にとっての功罪はともかく、めったにない“出物”に関西財界は沸いている。大阪市役所関係者が解説する。

「裏で糸を引いているのは、大阪府市特別顧問の上山信一(慶應義塾大学教授)ですよ。彼は旧運輸省(現国土交通省)出身の鉄道オタクで、国鉄民営化の時のように、一部の企業に多額の利益をもたらす“鉄道のうまみ”を熟知しています。關(せき)淳一市長時代に大阪に入ってきて民営化を目指したものの、平松邦夫市長になって顧問ポストからはじかれ、橋下と一緒に、市政にまた戻ってきた。彼の悲願である市営地下鉄民営化は、関西私鉄各社にとっても、喉から手が出るような話です」

 それを裏付けるように、関西私鉄の1社である京阪電気鉄道の佐藤茂雄相談役(大阪商工会議所会頭)は、11年11月、知事・市長のダブル選で橋下氏が圧勝すると、私鉄各社をまとめ、「各社から数人ずつ、大阪市交通局に入って一緒に改革をしていく。結果を上げて、利益を皆が享受できるような会社になってほしい」と公に語った。

 交通局という市の部署に営利企業から人が入り、「利益を享受」しようと画策するなどということが、果たして可能なのか? 

 橋下市長はまず、京福電気鉄道の藤本昌信副社長を市の交通局長に抜擢。昨年4月1日付で就任させた。そればかりか、民営化の大方針を検討する府市統合本部・市営地下鉄民営化プロジェクトチームに、関西私鉄5社の幹部らを招いたのだ。

 これから売却する事業の中に、有力買い手候補である関連民間企業の幹部らを入れて、無料でデューデリ(事業・財務の精査)をさせる。大阪市役所関係者が「まるで官製談合のようだ」と眉をひそめるのも無理はない。

2831チバQ:2013/03/20(水) 22:53:53
●不可解な民営化に市民からも疑問噴出

 そもそも地下鉄というビジネスは、駅や線路、トンネルの構築に巨額の費用がかかるので、事業当初は出費が先行する。だが、乗客数の多い都市部を運行するため、いったん駅や線路が出来上がれば、あとは毎日キャッシュ(日銭)が入り、累積損失が解消されていくと安定的な収益モードに入っていく。そして大阪市営地下鉄は、安定的に利益が得られる段階に入っていた。

 このように、多額の税金が投じられてきた事業が、一部の民間企業の手に渡ることについても、疑問の声が上がっている。大阪市の財政問題に詳しい自治体問題研究所(東京)の谷口積喜研究員は、「ここで市営地下鉄を民営化するというのは、『負担は税金で、果実は営利企業に』という話ですよ」と批判する。

 橋下市長は、民営化の意味を「税金を使う組織から、納める会社へ」とも言うが、この理屈も怪しい。谷口氏は「公営でも、事業により剰余金が発生した場合は、自治体に納入するよう法律で定められています。地下鉄は市営を維持したまま、利益が上がれば市財政に戻していけばいいのです」

 大阪の景気も大事だが、高齢の市民には、歩いて行ける距離に停留所があって、バスで買い物や病院に行けることも切実だ。

 現在は、地下鉄の黒字でバスの一部の赤字を埋め、全体として公共交通網が維持されているが、民営化となれば、地下鉄とバスは別会社が運営することになるため、赤字路線が廃線となれば、このネットワークも壊れてしまう。

 市民団体「交通権の確立・大阪市営交通を守り発展させる会」の成瀬明彦事務局次長は、「現状では、バスは地下鉄と連結決算でやりくりできているのに、わざわざバラバラにして、高齢化でますます重要になっている『市民の足』を奪おうとする。とんでもない話ですよ」と憤慨する。

 3月から終電延長が実現することは、夜が遅いサラリーマンなどには確かに朗報だが、「公営であっても、利用者目線の改革はできる」ことの証左にも見える。前出・谷口氏も、「完全民営化すれば株主への配当も必要になり、その分、サービス向上や安全への投資が削られる恐れもある」と見る。

 このように、民営化への期待と不安が交錯するなか、2月26日に開かれた大阪市議会の水道交通委員会では、岩崎賢太市議(共産党)が、民営化問題の急所を突いた。市バスの資産が全部売れたとしても、大阪市が市バス事業の資金を調達するために発行した公営企業債の償還や、退職金の積み立てに足りない穴が315億円に上ると指摘し、「どう処理するのか」と追及したのである。

 市側は、「第三セクター等改革推進債の発行で資金を調達する」などと答えたが、推進債は地方債の一種なので、市民の税金から返さなければならない。簿価でも1兆円を下らない地下鉄資産を手にして一部企業が沸きに沸く反面、市民は生活が不便になるうえ、民営化のために新たな借金さえ背負わされる可能性があるのだ。

 橋下市政をウォッチしている全国紙デスクが言う。

「橋下氏への関西財界の評価はもともと芳しくなかったが、原発問題で、一時冷え切りました。それが再稼働容認で関電(関西電力)と手を握り、地下鉄というアメ玉を放り込むことで、財界内に味方を形成するつもりなのです。背景には、維新の会の苦しい台所事情も見え隠れします」

 一部の企業への利益誘導が、「民営化」というお題目をまとい推し進められる一方で、庶民は踏んだり蹴ったりという事態になりかねない。

※月刊誌「サイゾー4月号」(小社刊)より
.北 健一/ジャーナリスト

2834チバQ:2013/03/21(木) 22:23:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130321-00000154-mailo-l28
選挙:宝塚市長選 元市産業文化部長・樋之内氏が出馬表明 「品格あるまちに」 /兵庫
毎日新聞 3月21日(木)12時50分配信

 任期満了に伴う宝塚市長選(4月7日告示、14日投開票)で、元同市産業文化部長の樋之内登志(とし)氏(58)が20日、記者会見し、自民党推薦で立候補すると表明した。樋之内氏は「宝塚を品格のあるまちにし、市民協働で行革を進めたい」と述べた。
 樋之内氏は三田市出身。73年に宝塚市役所に入庁。09年に生え抜きの女性職員として初めて部長になり、行財政改革担当部長などを歴任。12年に退職し、現在は洋菓子店を経営する。
 樋之内氏は「人件費の削減や節約だけが行革ではない。バランスの良い経営をしたい」と市政運営の考えを説明。2代続けて市長が汚職事件で逮捕されたことについて「歌劇を代表とする華やかで美しいまちのイメージを取り戻す」と語った。
 同市長選には、現職の中川智子市長(65)▽日本維新の会公認の多田浩一郎市議(40)▽元市長の渡部完氏(54)−−が出馬を表明している。【高瀬浩平】
〔阪神版〕
3月21日朝刊

2835チバQ:2013/03/21(木) 22:37:33
http://www.nara-np.co.jp/20130321090525.html
浅川県議が出馬か - 奈良市長選
2013年3月21日 奈良新聞

 任期満了(7月30日)に伴う次期奈良市長選に、みんなの党の浅川清仁県議(58)が前向きの姿勢であることが20日、分かった。浅川氏は奈良新聞社の取材に「周囲から出よと声をいただき、現在、党本部と相談している。奈良市長選に党としても候補者は出したいということで、環境が整えば出馬ということになるだろう」と述べた。

 浅川氏によれば、2月県議会の開会前に党本部に打診。現在、みんなのほか、日本維新の会との連携に向け「両党間で話し合われると聞いている。(出馬は)まだ調整の段階」とした。同氏は平成15年4月に県議初当選。元自民党県議で、昨年の県議選でみんなの公認で3選された。役職はみんなの党県議会第一支部長…

2836チバQ:2013/03/21(木) 23:11:40
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20130319ddlk28010466000c.html
豊岡・新時代へ:市長選を前に/上 但馬の中核 目指せ真の中心市 /兵庫
毎日新聞 2013年03月19日 地方版

 ◇人口流出阻止で連携
 任期満了に伴う豊岡市長選は4月14日告示・21日投開票される。18日現在、現職の中貝宗治氏(58)だけが立候補を表明している。新たな時代を迎える豊岡市政の課題を、市長選の前に取材した。【皆木成実】

 公立豊岡病院(豊岡市戸牧)で来年度から、周産期医療センターの建設が始まる。センター開設に先立って2011年10月に開かれた検討会議で、豊岡市以外の首長から「広い但馬で1カ所に妊婦を集めるのは物理的に問題」「3市2町で微妙に思いが違ってくる。何でもかんでも豊岡かという非常につらい現実がある」という声があがった。

 医師不足解消などのため、但馬の出産施設を同センターに集約する案が出ていたためだ。昨年3月の最終報告書では、但馬の広大なエリアを考慮して、出産施設は北部(豊岡病院)と南部(八鹿病院)の2カ所で存続させる方針がまとまった。

 豊岡市は2011年3月、市議会で中心市宣言をした。地方の活性化のため総務省が進める定住自立圏構想に基づく宣言。豊岡市が但馬の中核を担い、他の4市町と連携して大都市圏への人口流出を食い止めるのが狙いだ。

 但馬定住自立圏共生ビジョンには、周産期医療センター整備の他、但馬空港の利用促進や山陰海岸ジオパークPRによる観光産業振興などの取り組みが盛り込まれた。総務省地域自立応援課は「中心市に医療などの都市機能を集約する役割分担が必要」と説明する。

 しかし、豊岡市への集中には他市町の懸念もある。公立八鹿病院の宮野陽介院長は「八鹿病院は養父市内で約700人の雇用を創出し、単なる医療機関以上の意味を持っている」と話す。

 豊岡市は広大な但馬の北東部に位置する。新温泉町によると、町民が豊岡病院で出産するケースはほとんどなく、大多数が鳥取市内で出産している。但馬空港(豊岡市岩井)の利用者数も豊岡市民に比べると、空港から遠い他市町の利用者数は落ちる。

 豊岡藩は江戸時代の終わり小さな藩だった。明治の初めに豊岡県が一時置かれ、JR山陰線開通、北但大震災(1925年)からの復興、05年の合併を経て但馬一の市になった。豊岡市出土文化財管理センターの潮崎誠所長は「豊岡は但馬の中で歴史的に新興の街。謙虚さも必要」と言う。

 中心市・豊岡の市役所新庁舎は選挙後の7月に完成を予定している。建築家の中尾康彦さん(55)=養父市大屋町=は「但馬で豊岡の役割が大きいのは言うまでもない。但馬の他市町が誇りを持っている歴史や文化を理解してこそ、真の中心市」とみている。

〔但馬版〕

2837チバQ:2013/03/21(木) 23:12:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130320ddlk28010407000c.html
豊岡・新時代へ:市長選を前に/中 情報発信 首都圏に売り込め /兵庫
毎日新聞 2013年03月20日 地方版

 ◇古里見直し、自信持とう
 東京で街頭調査をすると、半数は豊岡を「見たことも聞いたこともない」−−。東京のJR有楽町駅前で昨年7月実施した認知度調査は、豊岡市関係者を落胆させた。

 同駅前に市のアンテナショップを開設した直後の一昨年7月の調査と同様に、認知度は5割以下だった。

 豊岡市は近年、首都圏への情報発信を強化している。東京の報道関係者を招いて豊岡を紹介する催しや、人気ブログを開いている人に豊岡を話題にしてもらうなど工夫している。

 市地域戦略推進課の上田篤課長によると、主眼は未開拓だった首都圏からの観光客誘致だ。城崎温泉街や出石城下町、神鍋高原など市内の観光地に来る観光客の中心は関西。少子化や他の観光地との競争で、大きな伸びは望めない。

 「コウノトリの豊岡といえば誰でも知っていると地元では思っている。しかし、コウノトリ自体、東京では知名度が低い。まず豊岡という街があることを、東京の人に知ってもらわなければ」と上田課長は話す。

 昨年8月8日、昼休みの豊岡市役所が沸いた。市のマスコット「玄武岩の玄さん」が人気番組「笑っていいとも!」に出演した。市民とともに育てたマスコットだけに、市職員は感無量だった。

 玄さんのルーツは市職員が描いたイラスト。ゆるキャラと一味違うデザインが評価され、山陰海岸ジオパークをPRする目的で09年11月に豊岡市内でデビューすると、イベントに引っ張りだこになった。

 子どもたちを中心に人気は根強く、市内の業者は関連グッズを次々と作った。スキーやパラグライダーにも挑戦して話題になった。どぶろく「玄さんの晩酌」を製造販売する豊岡市但東町赤花の農家民宿の主人、能勢勇さん(66)は「田舎のおじさんの雰囲気が気に入った。どぶろくは売れ行き上々」と言う。

 市観光課は「頑固おやじの容姿に、理想の但馬人像を見た市民が玄さんに魂を吹き込んだ」と人気を分析する。

 市の情報発信のアドバイザーを務める田口幹也さん(43)=豊岡市日高町=は「観光客にうけようと、地元に無いものを作っても長続きしない。自分たちが愛着を持ったり、楽しんだりしているものをPRすべきだ。玄さんの成功は典型的な例。古里を見直し、豊岡の街に市民が自信を持つことが情報発信の原点」と提言している。【皆木成実】

〔但馬版〕

2838チバQ:2013/03/21(木) 23:13:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130321ddlk28010197000c.html
豊岡・新時代へ:市長選を前に/下 環境政策 経済成長と両立課題 /兵庫
毎日新聞 2013年03月21日 地方版

 ◇太陽光発電は雪で苦戦
 グンゼ(大阪市北区)は今年1月、豊岡市日高町久斗の江原グンゼ工場跡地にメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設する計画を明らかにした。

 地元の区長、西村勲さん(55)は99年の閉鎖後、遊休地になっていた江原グンゼの工場跡地の再活用が決まったことを歓迎する。跡地近くに住む西岡誠さん(68)は「戦後間もないころは多くの女性従業員でにぎわっていた」と昔を懐かしむ。

 国の特別天然記念物・コウノトリの野生復帰推進に取り組んでいる豊岡市は、環境保全と経済成長の両立に力を入れている。

 昨年12月には同市日高町山宮に、環境都市・豊岡のシンボルとなる太陽光発電所を開設した。隣接地に来年度、さらに太陽光発電所を増設、メガソーラーにする予定だ。

 しかし、完成から2カ月の発電量は予想の65%と苦戦している。太陽光発電のパネル上への積雪が響いたとみられる。年間約2600万円を見込んでいた関西電力への売電収入も、完成から2カ月では209万円。予想を約97万円下回った。

 コウノトリの餌になる生き物が田んぼにすめるように減農薬・無農薬で栽培するコシヒカリ「コウノトリ育むお米」は、大手スーパーマーケットも販売するようになり、取り扱う店舗は全国に広がった。

 ただし、市経済産業白書によると、2010年の市内の農家は約3100戸。85年(約8400戸)から6割以上減っている。JAたじまは「農業の担い手は現在、高齢者が中心。若い世代が農業で食べていけるようにするのが課題」とみる。

 養父市の廃校舎での事業所開設を昨年12月に表明した農産物加工販売会社「シナジーパワー」(東京都渋谷区)の青木宏真社長は「環境ビジネスは全般的に採算性が不透明。農業だけ、太陽光だけでなく、いろいろな産業を組み合わせて経営を成り立たせる視点が求められている」と話している。【皆木成実】

〔但馬版〕

2839チバQ:2013/03/22(金) 19:44:35
http://mainichi.jp/select/news/20130322k0000e010247000c.html
神戸:矢田市長、3期で退任へ 今秋の選挙不出馬
毎日新聞 2013年03月22日 14時38分(最終更新 03月22日 14時49分)

 神戸市の矢田立郎市長(73)が今年11月の任期満了に伴う市長選には立候補せず、3期で退任する意向を固めたことが、関係者への取材で分かった。今月28日の市議会で表明する見通しだ。

 矢田氏は市保健福祉局長、助役などを経て01年に初当選し、現在3期目。阪神大震災(95年)の復興事業の影響で悪化した市財政の再建などに取り組んだ。現在、政令市で作る指定都市市長会会長を務めている。

 矢田氏は22日の毎日新聞の取材に「(進退について)今は話すタイミングではない」と述べるにとどまったが、関係者によると、財政再建に一定のめどがついた、と判断したとみられる。

 次期神戸市長選には、前回市長選で矢田氏に約7800票差で惜敗した広島県最高広報責任者の樫野孝人氏(49)が出馬に向けて準備を進めているほか、共産党や日本維新の会も独自候補の擁立を目指している。【錦織祐一】

2840チバQ:2013/03/24(日) 11:05:19
09年神戸市市長選

当 164030 矢田立郎 69 無現  実質相乗り >>550とか
  156178 樫野孝人 46 無新  >>522みんなの党が支援 >>508橋下は支援せず
   61765 松田隆彦 50 共新

2841チバQ:2013/03/24(日) 11:26:44
3622 :チバQ:2013/03/24(日) 11:26:00
彦根市長選

09年市長選>>162とか
 当 9、675 獅山向洋 無現  自民党彦根市連協の推薦や、保守系、公明党の市議14人の全面的支援が奏功、共産市議の独自応援  >>138
   9、636 大久保貴 無新  3度目の挑戦の大久保氏は、市立病院再生などを主張。民主党県議や市議、旧さきがけ支持者らが支え
   8、644 和田裕行 無新  稲枝地区の自民党県議、労組系市議、地元高宮町の若手が支えた。
   7、669 辻橋正一 無新  他の民主党県議や福祉・環境系団体が支援したが
   2、288 伊藤善規 無新

05年市長選
 当14、926 獅山向洋 無元
  13、838 和田裕行 無新
   9、937 大久保貴 無新

01年市長選 
16915 中島一  無所属 現 -
10104 中居正威 無所属 新 -
6984 大久保貴 無所属 新 -  >>41 98年参院選出馬落選
3855 山内善男 共産 新

2842チバQ:2013/03/24(日) 20:59:36
宝塚市

■2006年2月
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2395
パチンコ店出店に絡んで便宜を依頼された謝礼に高級国産車(約808万円相当)を受け取ったとして、兵庫県宝塚市長・渡部完容疑者(47)を収賄容疑で逮捕した。

■2006年4月
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2499
投票率45.62%
当31378 阪上善秀 (さかうえ よしひで) 58 無新
 16981 青木伊知郎 (あおき いちろう) 43 無新 
 15944 草野義雄 (くさの よしお) 53 無新(共推薦)
  8010 岡野多甫 (おかの たほ) 52 無新       民主系
  3748 大川浩幸 (おおかわ ひろゆき) 31 無新
  3033 城内美紀 (しろうち みき) 52 無新
  302 小林崇徳 (こばやし すうとく) 63 無新

■2009年2月
>>85
宝塚市長と社長ら逮捕…霊園造成で100万円贈収賄容疑

■2009年4月>>143
当 25,851 中川智子(なかがわ  ともこ)  61 無新元衆院議員:社民系
  20,060 伊藤順一(いとう じゅんいち)  46 無新=民主推薦
  12,228 芝拓哉(しば    たくや)  47 無新=元市議
   8,277 西田雅彦(にしだ  まさひこ)  44 無新
   6,348 菊川美善(きくかわ  みよし)  69 無新 前市議:自民系
   5,132 中原等(なかはら  ひとし)  63 無新 =元環境部長


■2013年4月
中川智子 現職 元社民党代議士
多田浩一郎市議 日本維新の会公認
渡部完  元市長 06年収賄にて逮捕
樋之内登志元市部長





*阪上善秀
96年 衆院選自民党出馬比例復活(小池百合子が新進党から選挙区当選)
00年 衆院選自民党比例単独当選(小池百合子が保守新党から選挙区当選)
03年 衆院選自民党出馬落選(小池百合子がコスタリカ方式で比例出馬)
05年 衆院選無所属出馬落選(小池百合子は結局刺客として東京10区へ)
06年 宝塚市長選出馬当選
09年 収賄で逮捕

2843チバQ:2013/03/25(月) 20:41:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130325-00000028-mai-soci
<大阪府労委>職員調査は「不当行為」 橋下市長が謝罪
毎日新聞 3月25日(月)12時34分配信



記者会見で見解を述べる大阪市労働組合連合の上谷高正執行委員長=大阪市北区で2013年3月25日午前11時14分、三浦博之撮影
 大阪市が昨年2月、全職員を対象に実施した政治・組合活動に関するアンケートは、労働組合法が禁止する不当労働行為に当たるとして、大阪府労働委員会は25日、今後はしないとの誓約文を組合側に渡すよう市に命令した。府労委は、橋下徹市長が組合活動に否定的な見解を表明している状況で強制力を背景にアンケートを実施したとして、「組合活動に対する支配介入だった」と違法性を指摘した。

 橋下市長は記者団に「大変申し訳ない。法に基づいた行政運営をしていく」と謝罪し、不服申し立てをしない意向を表明した。

 命令書によると、府労委は組合加入の有無や加入のメリットなどをアンケートで尋ねたことについて「組合員に動揺を与え、加入していない者にも加入をためらわせかねない」と指摘し、不当労働行為に当たると認定した。

 市側は調査主体は第三者チームと主張したが、府労委は同チームは市の影響下にあり、調査主体は市だったと判断。また、市は「不適切な組合活動の解明が目的」などと正当性を主張したが、府労委はアンケート自体が支配介入に当たるとして、市の主張を退けた。

 アンケートは昨年2月、市特別顧問らで作る第三者チームが実施。組合加入の有無や選挙活動への関与など22項目を尋ね、橋下市長が「業務命令」として回答を義務付けた。市職員約2万8000人が加入する市労働組合連合会(市労連)が救済を申し立て、府労委は同月、「支配介入に該当する恐れがある」として中断を勧告。市は4月、収集したアンケートを廃棄した。

 市労連など複数の組合が昨年、組合の団結権や思想・信条の自由を侵害されたとして、市などに損害賠償を求めて大阪地裁に提訴。府労委の命令が影響を与える可能性がある。

 橋下市長は、11年の市長選で労組が現職候補を支援したことを問題視し、第三者チームを設置。アンケートの他、職員の公用メールを調べるなどした。

 記者会見した市労連の上谷高正・執行委員長は「橋下市長はアンケート以外にも、組合への不当な介入を続けている。市はすぐ謝罪し、健全な労使関係を築く努力をすべきだ」と話した。市労連は今後、アンケートの経緯の検証や、再発防止を市に求める方針。【原田啓之、茶谷亮、津久井達】

2844チバQ:2013/03/25(月) 20:42:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130325-00000662-yom-soci
職員調査「全面敗北」、橋下市長「命令に従う」
読売新聞 3月25日(月)12時43分配信

 大阪市の第三者調査チームが職員3万人余りを対象に行った労働組合・政治活動のアンケートは25日、大阪府労働委員会(府労委)が「不当労働行為にあたる」と認定し、橋下徹市長の「全面敗北」となった。

 「命令に従う。労働組合に対する不当介入ということであれば、大変申し訳なく思っています」。

 大阪市の橋下市長は25日午前、市役所で記者団を前に、組合への謝罪を述べ、府労委の命令を受け入れる意向を明らかにした。

 アンケートは、府労委の命令書で、「就任以来、市長が組合との対決姿勢を明確にしている状況も考えると、組合員に動揺を与え、組合加入していない者にも加入をためらわせかねないもの」「組合の自治に対する介入であると言わざるを得ない」と厳しく批判された。

 橋下市長は、報道陣から命令書の内容について聞かれると、神妙な表情を浮かべ、「僕が市長に就任して、市役所の労組をただすべきところはたださないといけないとして行動したが、ルール違反のところがあったと認定されれば、受け止めないといけない。組合に謝罪しないといけない」と語った。不服申し立てについては「基本的にはしません」と述べた。

 ただ、今後の組合に対する対応については、「組合の活動をただすべきところはただす」とだけ話した。

2845チバQ:2013/03/25(月) 20:53:07
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013032501002143.html
生活保護条例が可決 兵庫・小野市議会の委員会
2013年3月25日 19時31分

 支給された生活保護費や児童扶養手当を市民がギャンブルで過度に浪費することを禁じ、浪費を見つけた場合、市民に情報提供を求める兵庫県小野市の条例案は、25日の市議会常任委員会で採決され、委員7人の全会一致で可決した。27日の本会議で成立する見通しで、施行は4月1日。

 条例案は「小野市福祉給付制度適正化条例」。受給者が生活を維持できなくなるまで生活保護費などをギャンブルに使うことを禁じ、市民には、そういった受給者を見つけた場合、市に通報することを「責務」として定めている。保護の対象となる人を見つけた場合も情報提供を求める。

(共同)

2846チバQ:2013/03/25(月) 21:59:05
http://www.nara-np.co.jp/20130323104501.html
市長と議員が応酬 - ツイッターで生駒市議会場外戦
2013年3月23日 奈良新聞

 山下真・生駒市長が、会期中の市議会に平成25年度一般会計予算案に対する修正案が提出された19日、ツイッターになどで「議員2人が権勢を振るっている」「市民派として称して当選した議員が次々とその軍門に下っている」などと書き込みを行っていたことに対し、同市議会の議員17人が22日、「強く抗議する」との文面を山下市長に提出した。

2847チバQ:2013/03/25(月) 22:00:22
>>2843-2844
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130325-OYT1T01238.htm?from=ylist
橋下市長一転、府労委の命令を拒否…職員アンケ

 大阪府労働委員会(府労委)は25日、大阪市の第三者調査チームが職員3万人余りを対象に実施した労働組合・政治活動の実態を調べるアンケートについて、「市による組合に対する支配介入に当たる」として市の不当労働行為と認定した。

 市労働組合連合会(市労連)など市職員の労働組合が昨年2月に府労委に救済を申し立てていた。府労委は、こうした調査を繰り返さないことを誓約する文書を労組側に手渡すよう市に命令した。

 橋下徹市長は同日午前、「大変申し訳なく思っている」と述べ、いったん命令を受け入れる考えを示したが、一転、同日夜、命令に不服として、中央労働委員会への再審査申し立てか、地方裁判所に命令取り消しの行政訴訟を起こすかを選ぶ意向を明らかにした。

(2013年3月25日21時34分 読売新聞)

2848チバQ:2013/03/25(月) 23:34:03
http://www.asahi.com/politics/update/0323/OSK201303230067.html

2013年3月23日14時45分
嘉田氏、滋賀知事選に軸足 自民と衝突なく県議会閉会
 【千種辰弥】日本未来の党の代表を務めた嘉田由紀子滋賀県知事が未来の分裂後、初めて予算案を提案した県議会が22日に閉会した。知事の国政関与を批判してきた知事野党の最大会派・自民党県議団と衝突はなく、予算は同日、原案通り可決された。嘉田氏は今夏の参院選に立候補せず、来夏の知事選に軸足を移したとの見方が有力だ。

 2月、嘉田氏は自民党県議の質問に「安倍内閣の予算の考え方は県政の最重要課題として取り組んできた防災・減災対策の解決・改善に向けた好機だ」と評価した。嘉田氏は県の新年度一般会計補正予算案で自民党県議団の求めに応じ、道路・河川整備で30億円を上乗せして提案。当初予算案とともに原案通り可決された。

 国政関与への批判が相次ぎ、党代表との兼務解消を求める決議も採択された昨年末の県議会と一変し、今議会で知事の政治姿勢を追及したのは2人だった。

2849チバQ:2013/03/26(火) 21:18:24
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130325-OYT1T01344.htm?from=ylist
維新に対決姿勢、鮮明…4選出馬表明の井戸氏

 次期知事選(7月21日投開票)に4選を目指し、25日、正式に出馬表明をした兵庫県の井戸敏三知事(67)は、記者会見で「これからの兵庫の道筋を作るのが自分の責任」と県政続投への思いを語った。

 表明後は知事与党の県組織を行脚したが、独自候補擁立を目指している日本維新の会については改めて対決姿勢を鮮明にした。

 ◆4期目への意欲

 井戸知事は記者会見で、経済対策や社会資本整備など未解決の県政課題があることを立候補の理由に挙げ、「原点から、県民本位で臨みたい」と述べた。多選批判については「単純に期間で区切るものではない。長い短いの評価は県民がしてくれる」とかわした。4期目に向けた政策は明示しなかったが、デフレ脱却や防災など中長期的な課題の解決に意欲を見せた。

 維新の会が道州制を主な争点に独自候補擁立を目指しているが、井戸知事は「地域への深い思い入れがないと(知事選は)難しいのではないか」と述べた。

 ◆各党の反応

 井戸知事は表明後、前回選で推薦を受けた各政党の県組織を訪問。自民党県連の山口信行幹事長は「実績があり、他に匹敵する人はいない」と県連推薦を決めたことを伝えた。民主党県連の藤井訓博幹事長も「政策を確認後、近く推薦を検討したい」。公明党県本部の野口裕代表代行は「県政の課題を共有し、政策提言もしていきたい」と述べた。

 一方、維新の会県総支部の三木圭恵幹事長は「兵庫対大阪の構図を強調するのではなく、県民の生活を一番に考えた政策を打ち出したい」。共産党県委員会の松田隆彦書記長は「井戸県政が続けば、高齢者医療や福祉の予算を削る県民不在の県政となる」と批判した。

 ◆見据える参院選

 知事選は、参院選との同日選が見込まれる。知事選で歩調を合わせる自民、民主両党だが、参院選では候補擁立を検討する維新の会や共産党と2議席を巡って争うことになる。ただ、ある党県連幹部は「知事選、参院選ともに、敵は維新の会。『ねじれ』とはならず、自公民間での批判合戦もなくなる」と話す。別の幹部は「県民の支持が高い井戸氏への推薦は、参院選を戦う上で必須」と述べ、井戸知事との共闘実現に期待を寄せた。

(2013年3月26日08時02分 読売新聞)

2850チバQ:2013/03/26(火) 21:19:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20130325-OYT8T01435.htm
奈良市長選 浅川氏「県市連携で合理化」 出馬表明3人目

◆みんな、維新初の首長選共闘

 奈良市長選への出馬を25日表明した浅川清仁県議(58)は市役所で記者会見し、「市民の意見を十分に聞き、民主主義を体感してもらえるような政治をしたい」と抱負を述べた。

 市長選には昨年末から立候補を検討していたといい、「市で、これまでなおざりにされてきた公務員制度改革に取り組みたい」と力を込めた。

 また、県議としての経験を踏まえて、「県と市がしっかりと協力すれば、合理化できることはたくさんあるはず」と述べ、今後の県との連携強化に意欲を示した。

 会見には、浅川氏を推薦する日本維新の会と、みんなの党の議員も出席した。首長選で初めてみんなの党と共闘態勢をとる維新の会の今井豊副代表(大阪府議)は、「市長選は参院選との同日選が想定されており、政党同士が対決する正念場。しっかり連携して戦う」と力を込めた。

 浅川氏は奈良市出身で関西学院大卒。2003年の県議選に自民党から立候補して初当選し、11年にはみんなの党から出馬して3選を果たした。みんなの党県議会第1支部長を務める。

(2013年3月26日 読売新聞)

2851チバQ:2013/03/26(火) 22:55:04
http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/alacarte/201303/0005844593.shtml
2013/3/26 05:30


芦屋市長が4月給与全額カット 寄付金記載漏れ問題で
 兵庫県芦屋市の山中健市長は25日、政治団体収支報告書に寄付金の記載漏れがあったとして、政治資金規正法違反容疑で告発された問題を受け、自身の4月分給与全額をカットすることを明らかにした。同日の市会本会議で特別職給与の条例改正案が可決された。


 カット額は1カ月分の給与83万6000円、地域手当8万3600円の計91万9600円。山中市長は「私の知識のなさから生じたこと。重く受け止め、自らに厳しいペナルティーを課した」と話した。

 市内の男性が2月下旬、2011年市長選に絡み、市医師連盟などからの寄付金の記載漏れを指摘し、山中市長は3月1日までに報告書を修正していた。

 また、市会3月定例会は同日、13年度一般会計予算案など27件を可決して閉会した。(松本大輔)

2852チバQ:2013/03/27(水) 21:53:22
>>2784>>2786>>2788
http://mainichi.jp/select/news/20130327k0000m040156000c.html
池田市長疑惑:市議会「追求せず」 各会派が申し合わせ
毎日新聞 2013年03月27日 02時30分(最終更新 03月27日 02時31分)


3月議会では疑惑を追及しないことを各会派で申し合わせていた大阪府池田市議会=2013年3月7日、石戸諭撮影
拡大写真 大阪府池田市の小南修身(こみなみ・おさみ)市長が土木工事会社から高級車を提供された疑惑で、市議会各会派が3月議会では市長を追及しないと申し合わせていたことが分かった。与党側が「捜査の行方を見守りたい」と提案し、追及材料に乏しい野党側も異論を挟まなかったという。同社が工事を受注していた市の外郭団体の不透明な発注も判明したが、議会の動きは鈍いまま27日の最終日を迎える。市民からは「議員の役目を果たしていない」と批判が出ている。

 議会関係者によると先月27日、非公開の各派代表者会議で小南市長は「やましいことはない」と述べ、市公共施設管理公社の発注に問題がなかったかを調べる第三者委員会を設置する方針を示した。これを受け、木下克重議長が「本人の説明を信じるしかない。捜査を待ち、今議会で追及はしない。公社については第三者委の結果を待って議論する」と提案。出席者から異論は出なかったという。

 池田市議会は定数23で6会派あり、いずれも所属3人の共産党とまちの見張り番が野党。代表者会議に出席した共産の難波進市議は「独自に追及する調査ができておらず、議長方針に反対できなかった」といい、質問で市長の疑惑に触れる程度にとどまった。見張り番の中西昭夫市議も代表者会議で反対しなかったが、本会議で「公社の契約内容は不透明だ」と指摘。しかし、与党会派の副議長が「第三者委の結果が出るまで差し控えてほしい」とかわした。

 木下議長は取材に「いたずらに議論を続けて予算の執行が遅れたら市民に迷惑がかかる」と話し、ある与党市議は「与党は市長と一体。下手に追及すると自分たちの責任も問われる」と明かした。市議会の状況に対し、市民の男性(44)は「市民の代表かと思うと情けない」と批判した。

 市は13年度予算案に公社への補助金と委託料計約8億5000万円を計上。27日の本会議で可決される見通しだ。

 小南市長が乗っていた高級車の代金を支払った疑惑が持たれている同府守口市の土木工事会社を巡っては、他社の見積書を公社に持参して工事を受注していたことが判明。府警捜査2課は、国に虚偽の工事関係書類を提出したとする建設業法違反容疑で同社を捜索し、市長や公社との関係についても慎重に調べているとみられる。【石戸諭】


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