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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

508チバQ:2009/10/13(火) 23:48:28
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/200910asu/02.shtml
明日への選択 第6部 神戸市長選 揺れる構図
(2)戦略転換新人、脱「民主寄り」模索


 民主党幹事長小沢一郎(67)の記者会見から2日後の3日夕。神戸市長選に立候補予定の無所属新人樫野孝人(46)は堺市内で、大阪府知事橋下徹(40)と初めて会った。

 小沢会見を受け、既に「個人的に支援しない」との橋下の意向は伝わっていたが、樫野は、橋下が前横浜市長中田宏(45)らとつくる「首長連合」の支援に望みを懸け、直談判を試みた。

 「一人では決められない」と答えるにとどまった橋下は会談後、待ち構える報道陣を前に、樫野が掲げるマニフェスト(選挙公約)をこう評した。

 「財源を気にしないばらまきのように思えた」

 橋下が推す新人が相乗りの現職に勝利、神戸市長矢田立郎(69)に民主単独推薦受け入れを促す市長選があったばかりの堺。樫野は皮肉にもここで公約、戦略の軌道修正を迫られた。



 約2カ月前の7月30日。立候補を表明した矢田は逆に樫野の影を恐れていた。20代後半まで地元神戸で過ごした後、映画プロデューサー、ウェブ制作会社社長など若手実業家として活躍、経済界に幅広い人脈を持つ樫野。一時は引退説まで取りざたされた矢田がこの日を選んだのも、まだ態度を明らかにしていない未知の敵、樫野の機先を制する狙いがあった。

 その後も樫野の動向をにらみながら、矢田陣営は手を打ち続けた。最も目まぐるしく形を変えていったのは、最終的に民主単独推薦となる「みこし」の形だった。

 当初「幅広く支援をいただきたい」と各党からの推薦を描いていた矢田。だが、陣営は「高齢、助役出身。さらに相乗り批判が加われば、嵐の中へ船をこぎ出すようなもの」と政党推薦の回避を検討する。推薦は受けないが、水面下では今まで通り各党が支援するという戦略だ。

 衆院選に民主が圧勝すると二つの懸念が浮かび上がる。一つは民主党本部主導の候補者擁立。もう一つは民主が樫野を推す可能性。

 「支援体制や戦略を立て直さなければならない」

 衆院選翌日の8月31日、民主市議団の団長前島浩一(62)は矢田側に民主に推薦を求めるよう詰め寄った。「早めに不安の芽を摘んでおく必要があった」と前島。矢田は9月1日、樫野より6日早く民主への推薦要請に踏み切った。



 政権に就いた民主の勢いと力を自身の選挙に取り込もうと試みながら、後手後手に回った樫野。当初、反矢田市政を掲げる市民グループを介して、協力を模索した共産党も「(樫野の)政策とは相いれない」と、党県委員会書記長の松田隆彦(50)を擁立。神戸市長選では実に40年ぶりの党公認候補(予定者)で選挙戦に臨む。

 三つどもえの戦いの構図が固まる中、樫野は「民主党に寄り過ぎたかもしれない」とするマニフェストの見直しを急ぐ。重点を置くのは、橋下にも「弱さ」を指摘された行財政改革への取り組み。自公支持層を含めた矢田批判票の受け皿も視野に、「逆転の一手」を練る。=敬称略

(藤原 学)

(2009/10/08)


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