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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2760チバQ:2013/02/07(木) 20:45:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20130206-OYT8T01505.htm
米原市政の課題 JR駅前 活気乏しく

.◇北陸新幹線 ルート選定期待


 米原市長選と市議補選(欠員1)が10日告示(投票は17日)される。米原、山東、伊吹、近江の4町が2005年に合併して米原市は誕生した。新市になって3度目となる今回の市長選では、まちの顔とも言えるJR米原駅の周辺整備をどう進めていくかが大きな課題だ。現状を探った。(福永正樹)

 米原市は、江戸と京を結ぶ旧中山道の宿場町が連なる形で、歴史的に交通の要衝として栄えてきた。現在も県内で唯一、新幹線の駅があり、大阪、名古屋がともに30分圏内。JRの新快速に乗れば大阪まで1時間20分余りで着く。高速道路網も充実している。

 こうした利便性からパナソニックやヤンマー、アイリスオーヤマなどの工場も立地、県内の生産拠点の一つとして存在感を示す。

 その一方で、市民が残念がるのが、JR米原駅前の寂しさだ。同駅東口には広大な空き地が残り、とても1日約2万人の乗降客がある駅の風景には見えない。

 市は、旧国鉄清算事業団から駅前のまとまった用地(2・6ヘクタール)の払い下げを受けたのを機に2001年度から駅前の計38・6ヘクタールでの区画整理事業に着手。すでに立地していた住宅や商店には立ち退きを要請し、再開発を進め、今年度末にも造成工事は完了する。

 総事業費は約94億円。国や県から計約36億円の補助を受け、市は約20億6000万円を負担。残る37億円は、区画整理で生み出した土地の売却で賄う予定だったが、今なお売れ残る土地がまだ約2・8ヘクタール(約25億円分)もあり、今後、市財政の重荷となる可能性が高まっている。

 市はこのうち駅前の5ヘクタールの空き地の利用法として08年、進出を希望する民間企業に土地の活用法などを提案させる「事業プロポーザル」を企画。しかしその秋、リーマンショックに直面して計画の延期を余儀なくされ、プロポーザル実施は昨年5月までずれ込んだ。

 しかも満を持して行ったプロポーザルにも応募が1社しかなく、その事業者も市が意図した内容の提案でなかったため不採用に。

 市は、ホテル、ショッピングセンター、アミューズメント会場といった集客施設の誘致でにぎわいを創出し、「県東北部の玄関口にふさわしい交流拠点」の青写真を描くが、現実は厳しい。


     ◇      

 ただ、中長期的に見た場合、明るい話題もある。2025年度に金沢―敦賀間での開業を見込む北陸新幹線だ。その10年後以降に敦賀から先への延伸は予定され、福井県小浜市を経由する「小浜ルート」、琵琶湖西岸を通る「湖西ルート」、そして米原を走る「米原ルート」の3路線のいずれかが採用される見通しだ。

 3ルートとも一長一短があるが、米原ルートの一番の魅力は他ルートと比べて延伸距離が短くなり、建設コストが安く抑えられることだ。

 国家財政は今後も逼迫(ひっぱく)が予想され、コストの安さは何より実現性に直結する利点となる。滋賀県も加盟する関西広域連合は今年度中にも最適ルートを選んで国に提案する見込みで、選定作業はまさに大詰めを迎えている。

 活性化の大きな推進力となる米原ルート実現に向け、新リーダーはどんな手を打つべきか。その手腕も問われることになる。

(2013年2月7日 読売新聞)


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