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小沢一郎の政権構想

1やおよろず:2007/10/06(土) 19:00:43
自社対立的発想がまかりとおるメディア・言論界で誤解されがちな小沢の国家構想。
ここで、小沢構想をスレ横断的にまとめさせてもらいます。

小沢一郎ウェブサイト
http://ozawa-ichiro.jp/

政策とオピニオン
http://ozawa-ichiro.jp/policy/index.htm

438名無しさん:2010/06/12(土) 19:36:21
>>437
>>414>>416
まぁ「ほんとはどうだったか」は当事者以外には判らんだろうし、少なくても平野は当事者ではないかと。
あと、そもそもそのインタビューがリンクなどで示されていないので、その情報自体がガセという可能性も指摘する気に成れば指摘できるなぁ、とか。

439名無しさん:2010/06/12(土) 19:44:34
>>1のやおよろずさんは小沢支持者だと思いますけど
小沢の政権構想はどんな感じなのか、聞きたいw

440438:2010/06/12(土) 19:46:13
ついでなんでもう一個ぶっちゃけとくと

実は小沢が代表時代に「党の政調は廃止しよう」という発言をしてた記憶があるんですよね。
ただ、手元にその発言の記録などはなくあくまで「私の記憶」にすぎませんが。

で、その「記憶」によると、これがたしか元々は鳩山幹事長のアイデアだとか、総理代表の権限を強めるというような説明が当時されていた筈なんですよね。
ようは09年09月にいきなりでてきた話でもないし、少なくても「小沢代表下で幹事長やってた鳩山が自己の権限強めるために小沢にすすめた(そして小沢がそれを認めた)」のでない限りは総理代表のための組織改革だという事で決着付く筈なんですよ。
それがこんがらがったのは「小沢悪玉論」「小沢独裁支配論」の影響なのかなと。

441名無しさん:2010/06/12(土) 19:50:58
小沢が以前からそういう発想を知っていたからこそ、それを逆手にとってうまく広げていくことができ、それをよく知らなかった菅らは政調会長ポストが消えるとはっきり分かってなくて出鼻をくじかれたという感じだったんでしょうね。
で、それがこの前の代表選での政調会長ポスト復活明示にもあらわれている、と。

442438:2010/06/12(土) 20:04:17
>>441
私なら
> でしょうね。
という推量形でなく
でしょうかね?
という疑問形にしておきますけどね。

そもそも「私の記憶」が間違ってる(というかぶっちゃけデマ)という可能性もある訳で。

なんというか「自分の信じたいものを信じる」って実例を見せられたと言うか。

443名無しさん:2010/06/12(土) 20:07:11
突っ込み合う流れに乗って、ちょっと強気に出てみましたw

438さんはそうはお思いになりませんか?
自分は、あくまで推量で、確信して書いたわけじゃないんですけど(疑問形よりもむしろリプライがもらえる形で疑問提起してみたw)

444438:2010/06/12(土) 20:13:48
>>443
> そうはお思いになりませんか?

正直言って彼らがどう考えてるか、どういうやりとりがあったか、まるで判りませんね。
ただ一つ言える事があるとすれば「政調廃止は09年09月まで大騒ぎされるような事ではなかった(かもしれない)」って事ですかね。
少なくても09年07月には鳩山発案という形で記事にされ、それ以前に小沢が代表としてそういう政策をとると語ってた可能性すらある(まぁ私の記憶違いや嘘かもしれませんが)。
にも関わらず、誰も何も言ってなかった訳ですから。

445名無しさん:2010/06/13(日) 13:42:59
>>435
なるほど。

他の人へのレスですが、

> 喧嘩ですらありませんよ(つうか喧嘩になりませんよ)。

とは、また随分見下されてるようで、不快に感じるところではありますが、あなたの言わんとする事はよくわかりました。
あなたの言葉を借りさせていただきますが、
私も気に障る点があったと思いますがそちらにも気に障る点があると思うのでお互いに謝って事を収めませんか?
どうも申し訳ありませんでした。

446名無しさん:2010/06/13(日) 14:20:43
流れ的に>>391>>440は同一人と思って読んでいたが別人か。
>>391
>んー細かい事なんですが、小沢の発想では絶対に廃止にはならなかったと思うんですよね。
>ですから小沢は以前から「政権党は党役員も入閣」という事を持論にしているんですが、一方で「政調廃止」というのは聞いた事がないんです。
>>440
>実は小沢が代表時代に「党の政調は廃止しよう」という発言をしてた記憶があるんですよね。
>ただ、手元にその発言の記録などはなくあくまで「私の記憶」にすぎませんが。
では完全に矛盾するから。
議論とすると小沢は日本改造計画当時から幹事長など党役員入閣案を考えていた>>422
>>391などはイギリス型の政調会長入閣案こそが小沢の本意であり現在もそれは変わらないが、
鳩山の主張で政調廃止案に傾いて幹事長就任後鳩山案を遂行しただけに過ぎぬとする。
対して>>440はいや小沢代表当時から小沢は政調廃止案を言っていたのだと。
結論からすると>>440が正解っぽい。
朝日のソース切れなので2chソースだが、

【政治】民主・小沢代表が政権構想素案…「革命的分権」「与党が閣僚補佐」など [08/04/22]
1 :きのこ記者φ ★[]:2008/04/22(火) 13:22:13 ID:???0
民主党の小沢代表が、25日発売の『政権交代』(文芸春秋)に収録される
元大蔵省財務官の榊原英資早大教授との対談で、自らの政権構想の素案を明らかにした。
近く榊原氏ら官僚OBや経済人らが政策提言会議をつくり、小沢氏は会議の提言を受けて、
政権構想を具体化する考えだ。

小沢氏がこの時期に政権構想を語ったのは、「年内に解散総選挙がある」(小沢氏)との見通しから、
首相就任を視野に政権構想を早く固めておくためだ。9月の党代表選での再選戦略も兼ねており、
次期衆院選の民主党のマニフェスト(政権公約)に反映させる考えだ。

『政権交代』は榊原氏の新著で、日本政治における政権交代の必要性を訴える内容となっている。
榊原氏は小沢氏とは大蔵官僚時代から親交があり、ブレーンとされる。
03年総選挙では民主党政権獲得時の閣僚名簿に財務相として名を連ねた。

榊原氏は、稲盛和夫京セラ名誉会長ら経済人、福川伸次元通産事務次官ら官界OB、
非営利シンクタンク・構想日本の加藤秀樹代表らと共に「政権構想」を提言する会議を近く設立する予定だ。

小沢氏は榊原氏との対談のなかで、93年に著した『日本改造計画』で主張した「規制緩和」に言及。
「この10年ほど市場の開放を進めてきたが、どんどん外資が入ってきて怖くなって、
また閉じる方向に行っている。世界から見て魅力がない。資本も逃げて行っちゃう」と語り、
必要性を改めて強調した。

ソース(>>2以下に続きます)
http://www.asahi.com/politics/update/0422/TKY200804210337.html
2 :きのこ記者φ ★[]:2008/04/22(火) 13:22:21 ID:???0
(続き)

地方分権については、やはり『日本改造計画』で主張した
「全国を300の基礎自治体に分割する構想」を踏まえ、
「明治以来続く行政制度について革命的改革をやる。政府は外交、安保などの
 国家的な課題に専念し、あとは全部地方に任せてカネも権限も渡す」と述べた。

小沢氏は首相がリーダーシップを発揮するために「与党と内閣の一体化」が
必要だと訴えてきたが、対談では、今の政府と与党の関係について
「都合が悪い時は『党が反対してる』『政府が勝手に決めた』とごまかしている」と批判。

「イギリスでは閣僚を補佐する閣外大臣や副大臣ら100人ぐらいが与党から公職に就く。
 これは絶対やりたい。与党になったら党に別建てで政調のようなものを設けることはしない」
と明言した。

高齢化対策としては、高齢者の農業従事を推進する考えを示し、
「最初から農業継げなんていうから嫁さんも来ない。ほどほどの年になってから農業をやればいい。
 健康にもいいし、財産も残る」と主張した。

(記事終)

このように与党政調廃止は小沢の持論。
鳩山の影響を受けたのか鳩山の持論はどうだかは不明。
2005マニフェストを見る限り岡田代表当時では与党政調は存続。
岡田や菅が政調廃止に廃止に反対したなる報道が事実なら>>387
岡田や菅は小沢構想に興味がなかったか知らなかったのか後でひっくり返そうと思っていたのか、
小沢首相なら文句なく廃止なわけで鳩山首相ならひっくり返せたと思ったか。
どれにしても遅きに失して拙いような。
鳩山構想なら鳩山は当然賛成だし鳩山構想でないにしても当時は小沢べっただよな。

447名無しさん:2010/06/13(日) 14:23:15
この記事も。

小沢氏「政府与党一体は当然」 政調廃止で持論
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100101001023.html
 民主党の小沢一郎幹事長は1日、国会内で鳩山由紀夫首相と谷垣禎一自民党総裁との初顔合わせに同席、政策決定一元化で党政策調査会を事実上廃止したことに関し「与党に政調はいらない。政府与党が一体なのは当たり前だ」と強調した。ただ、与党内には一元化へ不満もくすぶり、政策決定プロセスをめぐる手探りが当分続きそうだ。

 小沢氏は、同席した大島理森自民党幹事長から「政調は必要ないのか」と質問され、「与党が政府に文句を言うことはあり得ない」と持論を披露。「自民党と自由党が連立した時に一元化していれば今の状態にならなかった」と、一元化なら自民党の下野もなかったと言わんばかりだったという。

 また、小沢氏の側近、山岡賢次国対委員長ら国対幹部は同日昼、首相と官邸で会食。一元化に伴い法案の議員提出を制限する方針に異論が出ていることを説明し、「議員立法や与党への陳情は国対が精査、必要なものは連絡したい」と報告した。

448とはずがたり:2010/06/13(日) 14:42:17
>>446
横レスですが>>391>>440は同一人物の小沢支持と云われた名無しさんだと思います。

449名無しさん:2010/06/13(日) 17:55:59
振り返ってみると、ガソリン税暫定税率撤廃問題のときに、党が政府とは別に出てきたことで、制度と運用のチグハグ感が増したっぽいですねぇ。

政策調査会が出てこようと幹事長室が出てこようと、党→政府の意味合いがさほど違わないわけで。

450名無しさん:2010/06/13(日) 23:05:59
>>445
> 見下されてるよう
見下すも何も実際に喧嘩になってないと私は思ってるんですが。
それとも喧嘩されてるつもりでした?

> 私も気に障る点があったと思いますがそちらにも気に障る点があると思うのでお互いに謝って事を収めませんか?

了解です。
>>427において>>426さん(ですよね?)の気に障る書き方をした部分、およびそこから派生した他のカキコミについても同様の部分について謝罪いたします。
お気を煩わせてすみませんでした。


>>446
別に矛盾はしてませんよ。
>>440は私の中では嘘ですから。引用してくださった情報が真実でしたら嘘からでた真かもしれませんけど。
もっとも、その場合>>444に書いたように、今度は
「何で当時反対しなかったの?つうか政調会なくなるって『悪の小沢幹事長』の元でなければ騒ぐ程の事じゃなかったって事じゃない?」
「そもそも小沢が代表時代に言ってる事を鳩山が代表、小沢が幹事長という状態になって履行したのなら、さらにそれで幹事長権限が強まったのなら、当時の小沢は鳩山幹事長の権限強化を目論んでたって事?」
と疑問箇所が変わるだけです。
結局「小沢が自分のため」でなく「鳩山のため」になっちゃうんですけれども。


>>447
何が「この記事も」なんでしょうか?
>>447=>>446で「小沢の持論」って話でしょうかね。
過去の発言がどうであれ、少なくても09年09月以降の小沢は「党から政調をなくす」という方針に従ってる言動をするのは当然だと思うのですが?


>>448
こういうところだけ管理人権限発揮されるんですかねw
IPでも見てみましたか?


>>449
もともと、最初の組閣時に政府内にまともな政調の代理となる政策機関が設立できなかった時点でチグハグだったかと。
年末のあの騒動はその歪(ひずみ)が臨界点に達しただけだと思います。
例えば鳩山の国債抑えるけど公約は果たす的な発言も、本来なら閣議で戦略局が中心になって「どっちかとらんと予算組めません!」とか言うべきだったんじゃないでしょうか。
それまでの戦略局(担当閣僚は菅直人現総理でしたっけ)なんて遊んでる・仕事してないとか散々な評価だったような記憶もあるんですが。

451名無しさん:2010/06/13(日) 23:52:25
>>450
同じ人間かよ。
>私の中では嘘ですから。
って何だ!?
>「政調廃止」というのは聞いた事がないんです。
つうのが本当で
>実は小沢が代表時代に「党の政調は廃止しよう」という発言をしてた記憶があるんですよね。
つうのが嘘ってことか。
話がわけわからんくなるから嘘は書き込むなよお前。

俺が出したのはソースとしては不確定だが、
俺は手元にないが『政権交代』誰か読んで見ればはっきりわかること。
>与党になったら党に別建てで政調のようなものを設けることはしない
つうことを小沢代表が08年4月に明らかにして本にもなって記事も出てる。
俺は別にお前さんが「小沢悪玉論」「小沢独裁支配論」つってる立場に立ってるつもり無いがそう見えるか?
>>446にも書いたが基本的にはお前さんが書いたのと同じような事で、
「何で岡田は菅は小沢代表当時に反対しなかったの?つうか政調会なくなるって騒ぐ程の事じゃなかったって事じゃない?」
ちゅうことになる。
ただし鳩山の持論つうのには半信半疑。
鳩山がそんな理念やらを持てるような人間かどうかってところで。
友愛とか東アジア共同体とかそういう宙に浮くような理念はあるかも知らんが
統治制度的なところの持論を持ってるような人間とも思えない。
だから小沢の持論とするほうが自然じゃないかと思うので半信半疑。
もちろんこれが俺の鳩山への偏見で鳩山の持論である可能性もあるが。
菅は小沢同様イギリス統治制度に傾倒(言い過ぎか)してるなら
小沢の統治制度構想には当然注意を払うべきで
政調廃止に反対ならその時に声を上げるべきだし、
代表の構想知らなかったとかっつう話なら本人も周囲もアカンやろちゅうことになる。
岡田にしても同じこと。
榊原なんて岡田代表郵政選挙のネクスト財務大臣だろって。
>>447は小沢の持論ではないかということ。
幹事長が党の方針に従うのは当然。
それはそれとして自自連立まで持ち出して強く言うには
政調を廃止した方がより効率よく政府と与党の一体化が図れると考えていたと推測できるんではないかっつうね。
政調は廃止し小沢が日本改造計画通り幹事長として入閣してりゃ良かったのではと後房雄は言ってるな。
入らなかったのが小沢の意思か鳩山の意思かそれはなんともわからんが。

452名無しさん:2010/06/13(日) 23:58:12
>>422の後房雄名大教授のブログの続きにはこうある。
「政権交代」は榊原の本だが小沢からしてみりゃ
「何でいまさら政調廃止でがたがたいうんだ?反対するなら代表として政権構想示した2年前に反対しとけ!」
ぐらい思っても不思議ではあるまい。

http://blog.canpan.info/jacevo-board/archive/11
政府・与党一元化に関して、15年以上前にこれほど具体的な提案をしていたことは注目すべきことでしょう。また、小沢氏の考え方の一貫性も驚くべきものです。(なぜ幹事長の小沢氏が閣内に入らなかったのかという疑問はありますが。)

また、ここからは、政権運営と並んで、民主党の政党としての整備、強化も今後の重要な課題だということが分かります。政府に入らなかった民主党議員たちは、議員立法禁止に「反発」している場合ではなく、国会の活性化、政党の整備、強化で実績を挙げるべきなのです。小沢氏は多分、俺の本くらい読んどけ、と思っていることでしょう。

453名無しさん:2010/06/14(月) 00:03:00
後は幹事長が閣内に入ってりゃよかったんじゃないかとも書いてる。
しかし小沢が嫌がるのもそうだが鳩山がそれ以上に嫌がって可能性低かったんじゃないかと思うが。

http://blog.canpan.info/jacevo-board/archive/117
民主党政権の活路 [2010年03月20日(土)]
昨日夕方、週刊現代の記者さんから、民主党政権の現状について取材を受けました。学生時代に私の本を読んでくれていたということで、話しやすかったです。

名古屋市の事にかかりっきりになっているうちに、民主党政権はかなりひどい状況になってしまっています。取材を機会に振り返ってみました。

民主党政権誕生の意義としては、第一に、はじめて有権者が投票によって直接に政権を選んだことが挙げられます。「政権交代のある民主主義」への移行ということで、8月30日自体によって実現したといえます。これは明治維新以来の歴史の中で画期的な意義を持つというのが私の評価です。

もう一つの意義は、政治主導の政権運営、新しい政官関係を実現することです。これについては、政権の基本方針として政治主導に取り組み始めたこと自体は大きな功績ですが、問題は、かなり機械的に官僚を排除しているために、政務三役が調整も含めて過超負担で機能不全になっていることです。ある大臣などは、役人や他の副大臣、政務官も信頼できず、仕事を抱え込んで過労死を心配されているという話も聞きました。

官僚を使いこなしながらの成熟した政治主導を習得するためには時間がかかるのは当然なので、長い目で見守ることが必要ですが、それにしても、そろそろ官僚との関係も修復していくべきだと思います。

以上のような功績を前提に、民主党政権が現在のような窮地に立ちいたっている原因を考えると、小沢一郎幹事長が内閣に入らなかったことが重大な問題だったと思います。『日本改造計画』でも書いてあるように、幹事長が無任所大臣として内閣に入れば、党の主要リーダーはすべて内閣にいるので、内閣イコール党の幹部会になり、文字通りの政府与党一元化が実現します。そうなれば、党の政務調査会を廃止する必要もなく、党の政策案と内閣の政策案の両方を基礎にして内閣=党幹部会の決定がなされることになります。

こういう体制を初めから組んでいれば、党の政務調査会を廃止する必要もなかったはずです。政策と陳情を切り離すという無理もやる必要はなかったでしょう。

とはいえ、小沢さんとしては、西松建設問題の渦中で、内閣に入ることを嫌ったのだと思います。公式日程に縛られることを極端に嫌う小沢さんの性格も障害になったのでしょう。

このボタンの掛け違いが、政治主導、政府与党一元化の体制をかなり歪めてしまい、民主党政権が分散化してしまったと思います。

もう一つの問題は、そうした体制の問題と重なって、小沢、鳩山、菅、仙石という民主党の中心的リーダーたちが戦略的、政策的に一体となって政権を運営するという人間関係が成立せず、鳩山が倒れたら誰が次の総理だというような疑心暗鬼が広まってしまったということです。

まず必要なことは、こうした中心的リーダーたちの間で、感情的な要素はわきに置いて、政治的に一体となって鳩山政権を支えるという合意を形成することだと思います。誰がその音頭をとれるのかは私にはわかりませんが、誰かがやるしかないでしょう。

そういう中軸さえ構築されるなら、308の衆議院議席は4年間は決して崩れませんし、参議院の議席も引き抜きでもはや半数に達したようですし、公明党が民主党に近づいているので、7月の参議院選挙で大敗しても多数派確保は可能なはずです。

ということは、2013年8月までは民主党政権は続くということです。政権の中軸さえ形成されるなら、そして、思いつきでなくきちんとした専門家を集めて政策を練るなら、十分支持を集めるだけの成果は挙げられると思います。

昨年までは次の総選挙で大敗必至と言われていたイギリス労働党のブラウン政権が、今年5月の総選挙を控えて保守党とほぼイーブンの状況まで追い上げてきたことがいい例だと思います。

自民党はもっと深刻ですが、いずれにしても、危機を正面から認識し、正面からそれに対応する戦略を立てて、歯を食いしばってそれを実行していくという人材が民主党にも不足しているのでしょう。

それが、依然として小沢一郎という政治家が必要とされる理由だと思います。

名古屋市政の現在の混乱も、そうした人材の欠如によるものだと思います。

454名無しさん:2010/06/14(月) 00:14:45
小沢的にはもう少し辞職のタイミングが早かったほうが良かったとの読み。
そうすれば郵政法案が通せたということか?

小沢氏、辞任の時機「ぎりぎりセーフ」 今後にも意欲  2010年6月12日15時9分
http://www.asahi.com/politics/update/0612/TKY201006120174.html
 民主党の小沢一郎・前幹事長は12日、和歌山市で連合和歌山との懇談に出席し、鳩山由紀夫前首相との「ダブル辞任」について、「もう少し早ければという思いもあったが、ぎりぎりセーフのタイミングだった」と述べ、参院選を視野に辞任時期を以前から探っていたことを明かした。

 出席者によると、小沢氏は「鳩山首相と政権の両輪としてやってきたが、こういうことになって迷惑をかけた」と陳謝。「幹事長時代のように地方を回ることはできないが、ぼちぼちやっていく」と語り、今後の政治活動に意欲を示したという。

 この日は幹事長辞任後、初めての地方行脚。会合後は、世界遺産に登録された紀伊山地の霊場と「熊野古道」の散策に向かった。小沢氏は今後も連合の地方組織との懇談をこなしながら、小沢氏主導で擁立した参院選複数区の2人目の新顔候補らの陣営を回って支援する考えだ。

455名無しさん:2010/06/14(月) 00:16:20
こちらは東京。
朝日では鳩山と話し合ってのくだりがないな。

小沢氏『辞任時期ぎりぎりセーフ』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010061302000063.html
 民主党の小沢一郎前幹事長は十二日、和歌山市を訪れ、連合和歌山の村上正次会長らと会談し、幹事長辞任について「もう少し早ければとも思ったが、鳩山由紀夫前首相と話し合ってああいうタイミングになった」と説明。参院選を念頭に「ぎりぎりセーフかなと思う」と述べた。

 この後、世界遺産に登録された和歌山県田辺市の熊野古道を散策。記者団に「古道を歩くと身も心も再生する。自分をもう一度洗い直し、全力で努力していく」と現在の心境を語った。

456名無しさん:2010/06/14(月) 00:20:07
支持率恢復に言及しているのはサンスポだけかね

http://www.sanspo.com/shakai/news/100613/sha1006130506011-n1.htm
小沢氏、辞任時期「ぎりぎりセーフかな」 2010.6.13 05:02
 民主党の小沢一郎前幹事長(67)は12日午前、和歌山市を訪れ、連合和歌山の村上正次会長らと会談し、幹事長辞任について「もう少し早ければとも思ったが、鳩山由紀夫前首相と話し合ってああいうタイミングになった」と説明。参院選を念頭に「ぎりぎりセーフかなと思う」と“自虐ネタ”を披露した。

 参院選へ向けた地方行脚は2日の幹事長辞任後初めて。この後、小沢氏は世界遺産に登録された熊野古道を散策。記者団に「古道を歩くと身も心も再生する。自分をもう1度洗い直し、全力で努力していく」と現在の心境を語った。

 また、菅政権誕生による内閣支持率回復について「私も鳩山由紀夫前首相も政治家としてのけじめをつける気持ちで身を引いた。国民が『よろしかろう』と判断してくれればいい」と強調した

457名無しさん:2010/06/14(月) 00:36:06
なんだやっぱり政調廃止は小沢主導だったんじゃないか

民主党:政調組織廃止の方針…政策決定を内閣に一元化
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-149965-storytopic-201.html

民主党は16日、党の政策決定組織である政策調査会を廃止する方針を固めた。
予算の骨格を定める国家戦略局担当相に内定している菅直人代表代行が兼務する予定だった党政調会長ポストも廃止される。
小沢一郎幹事長の提案を鳩山由紀夫代表が受け入れた。政策決定を内閣に一元化するのが狙いだが、
戦略局には設置法がないため当面は首相の指示で「国家戦略室」として発足する。
このため臨時国会での法整備までは政調役員や事務局職員を活用する方針だった。
政調廃止で体制の再検討は避けられず、戦略局が弱体化する可能性がある。【田中成之】
(毎日新聞)

ちなみに9月5日には

副総理・戦略相に菅氏 外相に岡田氏を起用、鳩山氏表明
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-149475-storytopic-201.html

民主党の鳩山由紀夫代表は5日、新政権人事をめぐり、菅直人代表代行を副総理、
党政調会長兼務の国家戦略担当相、岡田克也幹事長を外相に起用する方針を表明した。
輿石東参院議員会長の留任も明言。財務相には藤井裕久最高顧問を検討。

公に発表したものをぎりぎりの時点で変えたのは政調廃止を騒がれたら都合が悪かったのでしょうかね

458名無しさん:2010/06/14(月) 00:45:50
>>457
鳩山が菅を副総理兼政調会長に起用を表明っちゅうソースは初見か。
琉球新報だけだとイマイチだけど毎日新聞が配信してるのかね。
鳩山にはやはりビジョンはなかったということになるのか?
小沢が勝手に変えずに俺が党代表時に決めたように政調廃止でやってくれと申し入れた図か。
ならば小沢からしてみれば当然の要求かね。

459名無しさん:2010/06/14(月) 00:51:19
主要紙では昨年9月5日のソースないねぇ…。

菅直人氏は副総理・戦略相/外相に岡田氏起用、鳩山氏表明 2009/09/05 20:25
http://www.shikoku-np.co.jp/national/main/article.aspx?id=20090905000321&ref=rss
 民主党の鳩山由紀夫代表は5日、新政権人事をめぐり、菅直人代表代行(62)を副総理、党政調会長兼務の国家戦略局担当相、岡田克也幹事長(56)を外相に起用する方針を表明した。輿石東参院議員会長の留任も明言。財務相には藤井裕久最高顧問を充てる案を軸に検討を続ける考えだ。鳩山氏は7日午後の党幹部会で、既に表明した小沢一郎代表代行の幹事長起用を含む主要人事案を提示する意向。財務相の内定は7日以降になる見通しだ。

 鳩山氏は5日午後、小沢氏、官房長官に内定した平野博文役員室長と党本部で協議。小沢氏に対して、これまでに固めた主要人事構想を説明した上で、党運営、国会対策に関しては人事も含めて新幹事長に判断を一任すると伝えた。

 閣僚人事では、直嶋正行政調会長が財務相も含む経済閣僚で入閣するとの見方が強まっている。年金記録問題追及で活躍した長妻昭衆院議員の閣僚就任も検討しているもようだ。

 鳩山氏は連立政権に迎える社民、国民新両党には1人ずつの入閣を求める考え。両党内では「党首の入閣が望ましい」として、福島瑞穂社民党党首、亀井静香国民新党代表が閣僚ポストに就くべきだとの声が上がっている。

 民主党は、衆院選後初めての両院議員総会を15日午後に開き、小沢新幹事長の就任などの党人事を決定する。

 鳩山氏は16日召集の特別国会で新首相に指名されれば直後に新内閣を発足させる意向。新内閣では新設の国家戦略局担当相が政策調整の要となり、官房長官は国会対策の司令塔としての役割をになう見通しだ。

460名無しさん:2010/06/14(月) 00:55:32
>>451
>>442にも「ぶっちゃけデマ」って書いてるんですけどね。
まぁ丸っ切り嘘でもなかったという事で、、、許していただけないでしょうねw
罪滅ぼし替わりにより正確に書くと
> 小沢が代表時代に「党の政調は廃止しよう」という発言をしてた記憶
というより
小沢が代表になった後くらいに「民主党が政権とったら政調廃止するらしい」と聞いた記憶
があったんですよ。
これが小沢の発言だったのかどうかまでは覚えてない(というかそこは話題にならなかったかな)し、正確にそれと判る発言記事等も見当たらなかったので、
> ですから小沢は以前から「政権党は党役員も入閣」という事を持論にしているんですが、一方で「政調廃止」というのは聞いた事がないんです。
という発言に至りました。
>>404
> 他に「小沢が実は以前に言ってた」とか「鳩山が6月中に小沢から吹き込まれてた」とかいう元ネタがあるならぜひ教えてください。
と書いたのも、この線で「小沢が決めた」という方たちからより正確な情報をいただけるんじゃないか?という期待込みでのものでした。


> 『政権交代』
正直言って彼の民主入り前後からつい最近まで私事に忙しくて小沢(というか政界そのもの)のウォッチサボってたんですよね。
残念な事しましたが、今からでも入手して読んでみたいと思います。


> ただし鳩山の持論つうのには半信半疑。
私見は>>391>>400に書いたように「鳩山が小沢の好きそうな案を出してそれに小沢がのっかった」という感じです。
ただ、この時期が「鳩山代表下」であれば代表にとって有利な案という見立も可能になりますが、「鳩山幹事長」時代であれば幹事長権限強化の意味合いが込められてたとしてもおかしくないかもしれません。
実際に強化されるとはまるで思えない事に変わりないですが。
これは引用された>>446にもあるように
> イギリスでは閣僚を補佐する閣外大臣や副大臣ら100人ぐらいが与党から公職に就く。
こっちが最優先なんですね。
これをするから「政調廃止」しようが問題はないという発想だったように読み取れます。
ところが現実はどうだったかと言うと、これは別スレに貼られてる記事ですが
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/6637
> 鳩山前政権で設けた各省副大臣主催の政策会議と議員政策研究会は廃止し、部門会議に機能を一本化する。
ここは別に構わんのですがその詳細の部分で

> 政策会議をめぐっては、政府入りしていない議員の間で「政務三役が一方的に説明するだけで、党が政策決定に関与できない」との不満が強かった。

> 政務三役が一方的に説明するだけで、党が政策決定に関与できない

もうこの時点で「小沢代表の政権構想」としてであれば破綻してるんですよね。
そしてこれに小沢から圧力をかけるのも当然不可能です(政策にはタッチしないと約束してるらしいですから)。
より良い形に持ってくためには、結局「党から政府要員の追加(要法改正など)」か「各部門会に内閣の側から積極的関与(要総理の統率力など)」が必要なんじゃないかと。

>>452-453
「小沢幹事長入閣」は基本的には賛成です。
もっとも、では入閣して何をするか?というと鳩山内閣の構造では(担当省庁次第ですが)「閣内ではあまり何もできなかった」となる可能性も高いような気がするんですよね。
やっぱり鳩山総理の全体のグランドデザインと、その中で要所とされる位置(官房や戦略相)に置かれた各閣僚の不手際が大きく、彼らに取って代わるなら兎も角、無任所副総理みたいな「閣議に参加するけど権限ないっす」みたいな名誉職にされてチャンチャンみたいなイメージしか湧いてこないんですよね。

461名無しさん:2010/06/14(月) 01:08:28
>>457
> なんだやっぱり政調廃止は小沢主導だったんじゃないか

その場合>>386の記事はどういった位置づけになるでしょうか?
ガセ?
私は全国紙だろうが地方紙だろうがメディアとしては同じだと思いますが、民主党のHPに9月4日の記事として
http://www.dpj.or.jp/news/?num=16971
鳩山由紀夫代表は4日夕、党本部で記者団に、一部報道で官房長官人事が内定したと伝えられたことについて、「官房長官をだれにするか決まるはずのもない」と否定し、先走りの報道であるとした。
「社民党、国民新党さんが連立に加わることが確定した後でないと、閣僚の人事を決めるわけにはいかない。頭の中にアイディアはあるがまだ、その段階ではない。先走りの報道」とも語った。

同じく9月7日の記事として
http://www.dpj.or.jp/news/?num=16984
幹部会で主要人事の骨格が決まったのかとの記者の問いには、「連立の協議を行っている最中だから、そのことは申し上げることはできないということをご理解いただいた」と述べ、小沢幹事長の起用に関して出席者の承認を得た会であると重ねて述べた。

としている以上、どっかで先走りがあったんじゃないか、という可能性も高いと思います。

462名無しさん:2010/06/14(月) 01:20:32
結局>>440って嘘なんですか?
何をおやりになりたいのかがわからないw

463名無しさん:2010/06/14(月) 01:25:53
とりあえず、小沢のもともとの案は政調廃止だし、それを鳩山政権で導入しようとしてそういう機構図になったというのが、正しい見方ということになりそうですね。

464名無しさん:2010/06/14(月) 01:26:34
>>462
「私の中では嘘」だとあと何回書けば良いんでしょうか。
>>460に書いた事情も再掲した方が良いでしょうか?
今度は順序を入れ替えてみましょうか。
> 小沢が代表になった後くらいに「民主党が政権とったら政調廃止するらしい」と聞いた記憶
があったので、
> > 小沢が代表時代に「党の政調は廃止しよう」という発言をしてた記憶
と書いてみました、以下>>442>>404に触れるのは長くなるだけなので割愛させていただきます。

これで理解できますでしょうか?

465名無しさん:2010/06/14(月) 01:27:34
>>464
なんで、自分の中で嘘だと思ってる情報を書くんですか?

466名無しさん:2010/06/14(月) 01:29:01
>>463
なぜ
> イギリスでは閣僚を補佐する閣外大臣や副大臣ら100人ぐらいが与党から公職に就く。
> これは絶対やりたい。
という部分を差っ引いて
> 鳩山政権で導入しようとしてそういう機構図になった
と言われるのでしょうか。

467名無しさん:2010/06/14(月) 01:30:26
>>465
> 以下>>442>>404に触れるのは長くなるだけなので割愛させていただきます。
と思ったんですが結局また書かなくてはならんのですか?
とりあえずもう一度前文を読んでください。それで疑問は氷解されると思います。
されなければ、また同じ事を書かせていただきます。

468名無しさん:2010/06/14(月) 01:46:18
>>460
やっぱりよく分からんが二重人格みたいな嘘は止めてくれ。
俺のアタマがこんがらがっちまうわ。
反省してるんならまあいいけど。

なんか鳩山高評価してるのか鳩山の持論だアイデアだとお前さんは言うんだが、
やっぱり俺としちゃ鳩にそんなアタマあるのかっつうのが基本的な疑問になっちゃうんだな。
鳩山がそういう持論を持ってたというのが出てこなければにわかには信じられん。
小沢好みの提案をするなんて機転が利くとは思えない。
俺もここまで低評価じゃなかったがあの普天間の迷走ぶり見たらとてもとても…
スタンフォード留学つったって専門の経営学でアメリカ政治を学びに行ったわけではないし。
鳩山については全くのノーソースだからいくら考えても答えは出てこんだろうがな。

>もうこの時点で「小沢代表の政権構想」としてであれば破綻してるんですよね。
これは小沢の構想は日本改造計画に書いてあるように
政府のポストにつかなかった与党議員は国会や党の各部門で活動するんだし、
そもそも党と政府は一体なんだから党が政策決定に関与できないちゅう理屈はおかしいというのが小沢の理屈であり構想ではないかね。
その小沢構想を他に分からすには小沢が入閣するしかなかったかなとは思うが。
大臣で名誉職はそれこそないと思うが。
閣議は全会一致なんだから小沢がノーと言うのは通らんでしょうよ。

469名無しさん:2010/06/14(月) 02:07:34
>>468
> 鳩山高評価
評価してる部分もしてない部分もありますよ。

普天間にしてもそうですが、彼が「アイデア」とか「腹案」とか言うと世間じゃ「ない」「なかった」って言われてるようですが、私は「どんなものであれあった筈」と思ってます。
ただ、いくらその思いつきが例え良いもんだったとしても、それを現実に落とし込む手法・手段が彼には欠けてるような気がしてます。
小沢とのコンビではそこら辺が上手くいってた(鳩山の発想を小沢が現実化する)、ところが小沢を党に押し込めてからは、鳩山の発想を現実化する手腕を持った人がいなくなっちゃった。
そんな印象です。

> 党と政府は一体なんだから党が政策決定に関与できないちゅう理屈はおかしいというのが小沢の理屈であり構想
まぁそうなんでしょうね。
彼の発想だと「廃止」でなく「閣内への移行」がメインにならざるを得ないでしょうから。

> その小沢構想を他に分からすには小沢が入閣するしかなかったかな
副大臣以下のスタッフ増員などを盛り込んだ政府改革法案の早期成立、とか色々道はあったと思います。
ただ
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100111/stt1001111053004-n1.htm
> 増員で政府入りする国会議員は約90人となり、民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)に掲げた100人には届かない。平野博文官房長官は「人数を入れればいいということではない。政治主導実現の上ではその程度がふさわしいということだ」と述べた。

みたいな反応もあって、ようは「主導権を鳩山はじめ官邸以下閣僚たちが握り続けるため」にどっかしらで無駄な抗争しちゃってたんかな〜という感じです。

470名無しさん:2010/06/14(月) 02:14:59
>>454-456
讀賣がなんだか一番まともっちゅうか詳しい。
ちょっとくどかったら申しわけない。

http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news1/20100612-OYT1T00807.htm
「辞任タイミングはセーフ」小沢氏、再生に決意
 民主党の小沢一郎前幹事長は12日、和歌山市を訪れ、連合和歌山幹部に参院選への支援を要請するなど地方行脚を再開した。

 出席者によると、小沢氏は自身と鳩山前首相の辞任について「もうちょっと早ければ」と言いながら、「でも、鳩山さんと話してああいうタイミングになった。ぎりぎり、タイミング的にはセーフかな」と述べ、参院選への好影響に期待感を示した。

 小沢氏はこの後、和歌山県田辺市の熊野古道を約15分歩き、記者団に「熊野の地は再生、よみがえりの地で、病気、肉体的に病んだ人がここへ来て再生するという地だ。我慢を、努力を続けることが大事だということを再認識した」と「再生」への決意を表明。

 「自分は常に無私、自分の心を捨てて政治に取り組んできた。ポジションに何も固執していない」と語り、「私も総理(鳩山氏)も、政治家としてのけじめをつけるという気持ちで身をひいた。国民が『よろしかろう』という風に判断してくれればいいなあと思う」と心境を吐露した。

(2010年6月12日21時58分 読売新聞)

471名無しさん:2010/06/14(月) 02:31:29
>>469
>「どんなものであれあった筈」
そうかね。
まあお前さんがそう思うならそうかもしれん。
そりゃ俺にも断言できることじゃないし。
ただ政調廃止に関しては前に半信半疑と書いたがいろいろ自分で書くうちに
どうもこれは鳩山じゃないな小沢の持論に沿って提案しただけだろうという思いを強くしているが。
政調廃止は一元化の効率を突き詰めた結果だとすると、
ますます鳩山のようなロマン派理想家肌のアイディアじゃねーだろと。
もちろん俺の思い込みでルーピー報道に毒され過ぎといわれりゃそれまでだが。
もう少し鳩山への絶望感から距離を持ち時間が経たないと、
あるいは鳩山が政調廃止を論じたソースが出てこないと、
お前さんのような評価してる部分もあるなんてことはとてもいえない。
後段に関しても要は首相の人選がダメダメってことだろ。
平野官房長官の任命権者のな。
小沢も閣内に居たらもっと人数増やすための法改正に積極的に口出せたろう。
表舞台に立ちたがらんちゅうか大臣になりたがらないのが小沢の欠点だわな。
なんでかはようわからんが。
後房雄のいうように西松のことはもちろん性格的な問題もあるんだろうか。
>西松建設問題の渦中で、内閣に入ることを嫌ったのだと思います。公式日程に縛られることを極端に嫌う小沢さんの性格も障害になったのでしょう

472名無しさん:2010/06/14(月) 11:56:43
>>467
自分の記憶の中で真実でないことを発言することが「嘘」っていうんじゃないんですか?

473名無しさん:2010/06/14(月) 11:58:27
>>466
その部分は、法改正しないとできないから、先送りになりつつうやむやになったんじゃなったでしたっけ。
そうすると、>>466じゃ>>463への有効な反論になっていない感じがするのですが。

474名無しさん:2010/06/14(月) 22:45:22
>>471
> 要は首相の人選がダメダメってこと
鳩山に関して人選が素晴らしいなんて主張するつもりはないんですが、平野にしても他の閣僚にしても、ここまでってのを事前に想像するのも難しかったと思います。
今の自民も野党慣れしてないというか国対等慣れてる人たちの筈なのに下手打ってた部分が多かったり、結局は野党と与党だと要求される能力が違いすぎるのかなと考えてます。
民主党的にはそのリスクを減らす意味でも大連立をすべきだったと思ってたんですが、当の議員さんたちに「自分たちには難しいかも」と気付けってのもまぁ無茶な話ではあったかなと今にして思います。

> 表舞台に
その分誰削るとなるとそれはそれでいないってのもあるんですよね。
多分こういうと千葉とか川端とかの名前が上がりそうですが、じゃぁ小沢法相かよ、とか、参院・派閥それぞれの枠的にどうよ、とか、それはそれで問題ある訳で。
結局は「閣内に送り込める人数に制限がある」ってのがネックなのかなと。
自由党時代も「二人なら自分も入るが一人なら頼む」と野田や二階だけになったと二階自身が語ってました。
まぁ今の定数は小沢が削ったのも同様なんでその点に関しては彼の責任も大きいとは思いますが。


>>472
「嘘じゃない」とどっかに書いてました?
それとも、直後から「デマ」「嘘」などと書いてるのが文字化けでもして読めませんでしたでしょうか?
それに関しては私の方ではいかんともし難いのですが。

>>473
有効も何も根本から発想が違ってますですよ。
小沢にとっては、その法改正も含めた政策機関の閣内移行が重要かつ目的なんだから「政調廃止」の優先実行だけじゃまるで意味ないですよね。
そもそも鳩山内閣樹立から何ヶ月もたった時点で
「政府に100人以上の与党の人材を送り込む」
これすら出来てない状態だったっていうのは理解されています?
まぁ小沢が鳩山のやるやる詐欺にあったとか主張されるならそれはそれで筋は通るかもしれませんが、そこまでして「小沢主導(ただし鳩山に騙された)」とするより「鳩山主導で小沢が追随(だからこその政調廃止先行実施)」の方が無理がないというのが私見です。

475とはずがたり:2010/06/15(火) 22:03:23

小沢に重用されてましたが,自治労出身に此処迄言わしめちゃう程なんですねぇ。
>菅直人首相に基盤を築き上げてほしいが、菅氏にできないなら強烈な個性とリーダーシップを持つ人がもう一度、一肌脱ぐことがあってしかるべきだ」と述べ、小沢一郎前幹事長の代表選出馬に期待を示した。

菅氏の次、小沢氏に期待=民主・高嶋氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010061500969

 民主党の高嶋良充参院幹事長は15日の記者会見で、参院選後の政局に関して「鳩山由紀夫前首相は不幸にも屋台骨の政権基盤がない中、短命に終わった。菅直人首相に基盤を築き上げてほしいが、菅氏にできないなら強烈な個性とリーダーシップを持つ人がもう一度、一肌脱ぐことがあってしかるべきだ」と述べ、小沢一郎前幹事長の代表選出馬に期待を示した。
 高嶋氏は「戦国時代のリーダーは強烈な個性と信念がなければやっていけない。徳川300年のような基盤を誰がつくるか。わたしは小沢氏に懸けたが、こういう状況になった」と小沢氏の辞任を残念そうに語った。高嶋氏は、小沢氏の下で筆頭副幹事長を務めた側近。来月の参院選には出馬せず、今期限りでの引退を表明している。 (2010/06/15-21:09)

476とはずがたり:2010/06/17(木) 01:40:52

岩手日報が「論説」で小沢氏引退勧告 「使命果たしたのでは」
2010.6.16 16:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100616/stt1006161619004-n1.htm

 民主党の小沢一郎前幹事長のおひざ元、岩手県で最大の約22万部を発行する「岩手日報」が16日、小沢氏に政界からの引退を促す「論説」を掲載し、注目を集めている。同紙は「読者からの反応は今のところない」としている。地元でも小沢氏の求心力に微妙な変化が起きているあらわれといえそうだ。

 タイトルは「『使命』果たしたのでは」。

 記事では、昨年の政権交代について「原動力を果たしたのは小沢氏」と評価した上で、「政治とカネ」問題への世論の「嫌悪感」や菅政権への期待を理由に、「どうだろう。この辺りで鳩山前首相と共に政界から身を引いてみては」と、小沢氏に引退を求めた。

 評論家の故江藤淳氏が生前、小沢氏に「帰りなん、いざ」と帰郷を勧めた産経新聞のコラムにも触れ、「すでに十分に『使命』を果たしたのではないか」と締めている。

 今月4日、盛岡市の民主党会合で映されたビデオレターで、小沢氏が参院選後に「先頭に立つ」と意欲を訴えたことにも言及。選挙後も「連立維持なら菅首相の続投が前提」という見方を示し、小沢氏の発言に「不可解だ」と疑問を投げかけた。

 さらに、「不意の『ハト鉄砲』を食らって冷静な判断ができなかったか」「『しばらく静かにして』と注文した菅首相の言葉に心を乱したのか」と小沢氏の心境を分析している。

 岩手日報によると、「論説」は社の意見を訴える各紙の「社説」(産経新聞は『主張』)と性格がやや異なり、5人の委員が署名入りで執筆している。毎週末に論説委員会を開き、次週のテーマを話し合う。掲載前に委員が回し読みし、切り口などを手直しするケースはあるものの、基本的に筆者の見解が尊重されるという。

 今回の筆者は、編集局長などを経て、3月末まで論説委員長を務めた宮沢徳雄委員。論説・制作担当の常務も兼ねている。

 宮沢氏は、産経新聞の取材に、「各種の世論調査で『政治とカネ』など古い自民党的な体質に国民が嫌気を感じているのは明らか。地元に『小沢首相』待望論があるのは承知しているが、菅首相就任で民主党支持がV字回復しているのが現実。小沢氏は身を引くチャンスだと思う」と執筆の意図を説明した。

 宮沢氏によると、今回の記事で、他委員から反論はなかったという。

477名無しさん:2010/06/17(木) 02:10:20
江藤淳は引退勧告ではなく戦略としての岩手回帰だったんだがなぁ。
メディアの人は自分の都合にいいように他人の説を引用したがる。


 今こそ君は新進党党首のみならず衆議院の議席をも辞し,飄然として故郷水沢に帰るべきではないのか。そして,故山に帰った暁には,しばらく閑雲野鶴を友として,深く国事に思いを沈め,内外の情勢を観望し,病いを養いつつ他日を期すべきではないか。

 小沢一郎が新進党の党首を辞め,議員バッジもはずしてサッサと故郷に帰ってしまえば,新進党はもとより自・社・さも民主党も,皆一様に茫然自失せざるを得ない。

 その茫然自失のなかで,人々は悟るに違いない。過去5年間日本の政界を閉ざしていた暗雲の只中に,ぽかりと一点の青空が現れたことを。党首の地位にも議席にも恋々とせず,信念を枉げず,理想を固く守って故山へ戻る政治家の信条の潔さを。

478名無しさん:2010/06/17(木) 13:29:46
>>474
なんでデマを書いたと、堂々と述べているのか、釈然としないのです。
間違えていたということなのか、ミスリーディングな表現でひっかけてみたということなのか?
物事はいろんな解釈ができるといっても、同じ人がああいったりこういったり定まらなければ、真相の追究どころではないような。

479名無しさん:2010/06/17(木) 22:51:56
>>478
>>442>>460を読んで判らないのであれば何をどう話してもお判りにならないと思います。
そちらが思いたいのであれば、メディアがよくやる誇張的表現(7月に記事化されてるのに「9月に突然出てきた」というような)と思っていただいても結構ですよ。
とにかく同じ事を繰り返さざるを得ない質問をしないでいただけませんか?正直、面倒です。

480チバQ:2010/06/18(金) 00:37:02
http://www2.asahi.com/senkyo2010/news/TKY201006170477.html
静かにしててと言われ、小沢氏「山奥や裏町回りたい」2010年6月17日19時41分

 民主党の小沢一郎前幹事長は17日、東京都内で後援者の会合に出席し、「表面の顔は変わっても日本が直面する問題の深刻さは変わらない。真剣に政治に取り組んでもらわなくちゃいけない」と菅直人首相に注文を付けた。

 会合は非公開。出席者によると、小沢氏は、菅執行部が「脱小沢」路線を強調していることを念頭に「党内政局の議論が多いのが民主党の欠点。低次元のレベルの議論では、政権の任を全うできない」とクギを刺した。一方で、「(菅首相から)『静かにしておれ』と言われた。山奥やひなびた海岸、大都会の裏町を回りたい」と語り、出席者の笑いを誘ったという。

481チバQ:2010/06/18(金) 00:39:18
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news1/20100617-OYT1T00888.htm
辞任で「浮動票も戻りつつある」…小沢氏強調
菅新政権
 民主党の小沢一郎前幹事長は17日、東京都内のホテルで自らの政治資金パーティーを開いた。

 報道機関には非公開としたが、出席者によると、小沢氏はあいさつで「私も一兵卒になった。(菅首相から)『静かにしておれ』と言われているので、参院選では、私流に、山の奥やひなびた海岸、あるいは大都会の裏町をまわり、支持をいただきたい」と述べ、当面裏方に徹する考えを強調したという。

 幹事長を辞任した理由については、「局面を変えるには仕方がないと思った。その結果、浮動票も私どもの党の支持に戻りつつある」と強調した。

(2010年6月17日18時52分 読売新聞)

482とはずがたり:2010/09/01(水) 23:08:23

特集ワイド:ザ・るぽ 小沢さんの地元、岩手・水沢探訪 閉ざされた王国
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/6775-6776

483とはずがたり:2010/09/02(木) 09:12:04

小沢陣営「野党切り崩し」着手、鳩山邦氏が「小沢政権に協力」
2010.9.2 01:30
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/2218

 これを受けて、鳩山邦夫元総務相は「小沢政権」が誕生した場合には、協力する方針を固めた。新党改革の舛添要一代表が同調する可能性もでている。

 鳩山氏は8月31日夜、小沢氏を支持するとされている原口一博総務相らと都内で会談した。

 原口氏は「小沢政権」を発足するに当たっては、民主党議員だけでは「人材が足りない」と発言。同時に「小沢氏は政策重視の人事を行う方針だ」とも述べ、舛添氏や一部の自民党議員も含めた政権参画に期待感を表明した。逆に、たちあがれ日本については「経済・財政政策が相いれない」と連携に否定的だった。

 鳩山氏は1日午前、舛添氏に電話して原口氏の発言の内容を報告し、両氏は政権に参画する方向で行動していくことを確認したという。鳩山氏は同日夜には、兄の鳩山由紀夫前首相らと都内で会談し「小沢政権」に協力する考えを伝えた。

 小沢氏の陣営はこれまでも、山岡賢次民主党副代表が8月下旬、たちあがれの園田博之幹事長に政権参画を打診したが、園田氏は拒否している。たちあがれの与謝野馨共同代表も1日の記者会見で「菅氏の発言は政権を首相として預かる現実的な立場、重い責任を持つ立場からいって至極当然だ。(小沢氏が言う)予算の組み替えで財源が出るという話はだまし絵みたいだ」と述べた。

484とはずがたり:2010/09/04(土) 22:58:09
>・国有財産600兆円のうち200兆円を証券化
>小沢氏はまた、腹案である「国有財産の証券化」についても番組の中で触れ、「200兆円は証券化できる。毎年3兆〜4兆円(の収入)が出るとの試算もある」と述べた。
国有財産の証券化ってどんなものだ??
収入が出るって事は国有財産を貸し出すのかね??逆に毎年3〜4兆円売り出して収益を出すとして国は新たに利用料を払う事になるけど200兆売り払うまでは一時的に収益が上回るってこと?

小沢流政策「あいまい」 “アキレス腱”財源問題、異論・警戒感
産経新聞2010年9月4日(土)08:00
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20100904120.html

 民主党代表選に出馬した小沢一郎前幹事長が訴えるひも付き補助金の廃止や無利子国債などの財源捻出(ねんしゅつ)策に対し、「反小沢」の閣僚から異論が相次いでいる。3日には小沢氏がNHKの番組に出演し持論を展開したが、子ども手当の満額支給など財政支出に積極的な小沢氏にとって財源問題が“アキレス腱(けん)”であることを改めて示した格好だ。

 「(補助金を現在の)5〜7割などに減らせるというのか。地方経済が壊滅的な打撃を受ける」。玄葉光一郎政調会長(公務員制度改革担当相)は3日の会見で異論を唱えた。

 小沢氏は使途が限られる「ひも付き補助金」をやめ、地方が自由に使える「一括交付金」に改めることが補助金圧縮につながると主張する。この日のNHKの番組でも「表向きの金額は減っても自分で使い道を決めれば、地方に回る金は増える」と強調した。

 だが、平成22年度の地方向け補助金21兆円のうち、医療費など削減の難しい社会保障費が14兆8千億円を占める。一括交付金化されても自由に使えるお金はわずかとなる見通しだ。一部の知事らは補助金減額に警戒感を示す。

 一方、小沢氏が唱えた無利子国債は一般の国債と違い、利子が付かない代わりに相続税を免除する。国の利払い負担が軽くなる一方で、将来の相続税収が減り、国債増発で借金が膨らむ。

 自民党の麻生政権下などでも検討されたが、「金持ち優遇」などと批判が強く議論は進んでいない。

 都道府県自身の高速道路建設財源に充てるという主張にも、前原誠司国土交通相が「新たなひも付き補助金をつくるのと同じ。矛盾している」と切り捨てた。

 小沢氏はまた、腹案である「国有財産の証券化」についても番組の中で触れ、「200兆円は証券化できる。毎年3兆〜4兆円(の収入)が出るとの試算もある」と述べた。証券化には仙谷由人官房長官らが「簡単ではない」と慎重姿勢を示している。

 市場では「あいまいな政策の不用意な表明は市場にマイナスだ」(日本総研の藤井英彦調査部長)などと冷ややかな見方が広がっている。

 ■小沢前幹事長の財源確保策

・国家予算207兆円の全面組み替え
・無利子国債を発行して都道府県独自の高速道路建設に充当
・「ひも付き補助金」の一括交付金化で地方への補助金削減
・国有財産600兆円のうち200兆円を証券化
・消費税増税の前に無駄削減を優先

485名無しさん:2010/09/05(日) 04:58:10
【緊急】民主党のHPにアップされた立会演説会動画ひどい改ざん【緊急】

心配していたことが発生しました。

<<これが原盤>>
http://www.ustream.tv/recorded/9340470

<<これが民主党HPの動画>>
4日、東京・新宿駅西口
http://asx.pod.tv/dpj/free/2010/20100904gaisen.asx

次のものが削除されています。
・小沢コールの大合唱
・演説終了時の大拍手を消去
・菅氏の演説終了時の拍手の少なさをカット
している。

とても公正なものとは言えない。
これは党内で問題にすべきです。

486とはずがたり:2010/09/05(日) 05:06:22
>>485
小沢(山岡)が一回生議員を国会の委員会かなんか動員して一斉に拍手させたりしてたの非常に違和感あったし全体主義的で気持ち悪かったので,その辺を考慮した国民感情を逆撫でしないように小沢派へ配慮したのでわw

487名無しさん:2010/09/06(月) 00:21:04
配慮=恣意的って事ですな。
理由は知りませんが。

488とはずがたり:2010/09/06(月) 13:07:50

民主代表選:小沢氏、高知で「川上戦術」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100906k0000e010033000c.html

 民主党代表選に立候補した小沢一郎前幹事長は6日午前、高知県須崎市の道の駅「かわうその里すさき」前で街頭演説を行った。山が連なる田園地帯で聴衆は約150人。小沢氏が選挙戦で得意とする、人の少ないところから運動を盛り上げる「川上戦術」を代表選でも実践した。

 小沢氏は「それぞれの県が必要に応じて高速道路を造ることができるようにする。その建設費を国がちゃんと助成する仕組みを作る」と地方に配慮する考えを強調した。

 小沢氏は菅直人首相と共に、4日は東京、5日に大阪と、大都市での立会演説会に参加したが、6日は民主党衆院議員の空白区となっている高知県を選んだ。小沢氏が陣頭指揮をとって大勝した07年参院選や09年衆院選と同じスタイルで「選挙に強い小沢」のイメージを強調し、国会議員らにアピールする狙いだ。【念佛明奈】

489名無しさん:2010/09/07(火) 20:10:18

小沢「政見」メモに震え上がる高給天下り官僚
http://news.livedoor.com/article/detail/4993232/

「小沢さんは、どこまで本気なんだ」――霞が関が戦々恐々だ。小沢一郎が、代表選の立候補届け出と同時に発表した政権政策メモ。「行政および政治の改革」という項目には、天下り官僚の根絶メニューがズラリと並んでいる。

 真っ先に「国家公務員の天下りは全面的に禁止する」とキッパリと掲げ、「独立行政法人、特殊法人と特別会計は必要不可欠なものを除き廃止あるいは民営化する」と、ダメを押す。

 官僚OBが天下った独立行政法人や公益法人の数は、約4500にも上る。そこに約2万5000人もの天下り官僚が巣くって、年間約12兆1000億円もの国家予算に群がってきたのだ。

 この霞が関の腐敗構造に、ついに小沢がメスを入れると宣言したのである。

「小沢氏は本気です。旧自由党党首時代の03年に『新国家の設計図』としてまとめた『日本一新11基本法案』にも『特殊法人等整理基本法案』が並んでいます。特殊法人などを廃止・民営化し、民間の経済活動の分野を広げるとの理念を掲げた法案で、今でも自分のホームページに載せています。首相に就任すれば、すぐさま天下り根絶に動くのは間違いありません」(民主党関係者)

 小沢の政権政策には霞が関を震え上がらせる項目がまだある。

 注目すべきは「公務員制度の抜本改革を実施して、公務員が誇りを持てる処遇をし、公務員に労働基本権を認める」と打ち出したことだ。

「公務員に労働基本権を認めれば、今年度106億円の国家予算がつぎ込まれた人事院の存在意義が失われます。人事院は公務員に労働基本権を与えない代償として設けられた。使用者の政府から独立した立場として勧告を出し、それを受けた政府が勤務条件を決める仕組みが不要になります」(法曹関係者)

 もっとも、政府からの独立なんてタテマエ上の話だ。天下りを繰り返し「渡りの帝王」と呼ばれた谷公士前総裁をはじめ、自民党政権時代の幹部ポストは天下り官僚の指定席。職員の給与もベラボーだ。今年度予算のうち人件費(退職金含む)は76億6000万円。計667人の職員1人あたり、1148万円が流れている計算となる。

 天下り法人や人事院が解体されれば、税金の大きなムダをあぶり出すことも可能だ。「僕には夢がある」という小沢だけじゃなく、国民も「夢」が持てる方針である。

490名無しさん:2010/09/09(木) 11:29:28
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001009090001

小沢一郎を語る 増田寛也前知事
2010年09月09日

 民主党代表選を戦い、首相の座をうかがう小沢一郎氏。「剛腕」「壊し屋」などと評される小沢氏とはどんな存在なのか。識者たちが、それぞれの「小沢一郎像」を語った。1回目は、小沢氏の支援で知事になり、後に袂(たもと)を分かった増田寛也さん(58)。


 先日の盛岡での(小沢総理を目指す)県民集会では、相当な数を集めたそうですね。私が1995年、小沢さんにかつがれて初めて知事選に出たときにも同じようなことがありました。


 選挙の前に小沢さんの母みちさんが亡くなられ、水沢であった葬儀に約6千人集めたと記憶しています。そこに私もいて、結果的に知事選に向けて団結を強める場になった。数を集めて勢力を誇示することは、当時もずいぶんありました。民主主義も最後は数がものを言う、数が一つの力の象徴である、というのが小沢さんの考え方です。


 小沢さんが集団を強くまとめられるのは、資金を握り、何かあれば対立候補を立てて恐怖心をあおるからでしょう。厳しい選挙を経験させ、政治家が言うべきことを言いにくくする。


     □


 私は1期目の選挙は小沢さんの支援も受けて勝ったわけですが、だんだんと、どの党や会派とも等距離を置きたいと考えるようになりました。それで小沢さん側とぎくしゃくした。知事の1期目に衆院選や参院選でもマイクを握って新進党候補者を応援して借りを返したつもりでしたが、向こうはそうではなかった。


 99年には自由党や自民党など計6党から推薦を受け、再選。2003年の3選目では政党に先駆けて「マニフェスト」を掲げ、当選した。07年4月に退任し、同年8月には安倍晋三内閣の総務相に就任した。09年から野村総合研究所顧問。


 2期目を目指す選挙(99年)の前には、小沢さんの秘書らから「せっかくあんたの選挙を死にものぐるいでやったのに、もし自民党と同じような扱いにするんだったら、対立候補を立てるぞ」などと言われました。小沢さんからも「周りがそう(対立候補擁立に)動いてしまうぞ」と言われた。私は小沢さんの取り巻きに「立てるならどうぞ立てて下さい」と言った。


 小沢さん側は県内の足腰がまだ強くなかった頃だから、県でトップの知事を押さえているということを誇示したかったんでしょう。価値観が私とは違いました。


 その後、2001年12月に小沢さんと会談しました。わたしはもう何でもいいからと向かったら、私が謝罪を申し込むという形の記者会見をする準備が事前にされていて、その通りにしました。


 結局、3期目の選挙を控えた02年の夏ごろ、向こうの方から手打ちでもないけど、「歩調を取ってやっていこう」と言ってきた。東京で小沢さんと会い、「こっちは何もしない(立てない)から」と言われた。


 こうやっていろいろありましたが、結局、任期の後半は小沢さんと口をきくことはありませんでした。


     □


 代表選の小沢さんの街頭演説は熱を帯びていますね。小沢さんがいろんな問題をどう考えているかが、見えるようになった。その点で選挙になったのはいいことです。


 「僕は今までのやり方を根っこから変える」と言っているが、何をどう変え、誰がどうするのか。一番大事なことはあまり話されていない。隔靴掻痒(かっかそうよう)の感があって、ただ気合を外に表明しているだけのような感じがします。


 高速道路を造る権限を都道府県に移して地元の業者に発注し、地元にカネが回るというような景気対策の考え方も、田中角栄さんの時代に必死に巻き戻そうとしているように見えます。そのモデルはとうの昔に崩壊しているというのに。


 ますだ・ひろや


 1977年、建設省(当時)に入る。95年、小沢氏が率いた新進党などの推薦で岩手県知事選に立候補し、初当選。任期中に政策評価システムや産業廃棄物税を導入したほか、知事会では地方分権への議論を推進。宮城や岐阜などの「改革派知事」と連携し、国から地方への税源移譲を一部実現させた。

491名無しさん:2010/09/10(金) 01:52:32
この記事他紙でもいいけどどっかに貼られてたっけ?

小沢氏、当選したら「菅・鳩山氏、政府内重要な役割に」
http://www.asahi.com/politics/update/0908/TKY201009080439.html
2010年9月8日23時16分
写真:記者会見する民主党の小沢一郎前幹事長=8日午後5時6分、東京・永田町、飯塚悟撮影記者会見する民主党の小沢一郎前幹事長=8日午後5時6分、東京・永田町、飯塚悟撮影

 民主党の小沢一郎前幹事長は8日、国会内で記者会見し、党代表選で当選した場合の菅直人首相と鳩山由紀夫前首相の処遇について「政府の中で重要な役割を担っていただく」と述べ、閣僚などに起用する考えを示した。菅首相が「脱小沢」路線を続ける中、党内融和を重視する考えを強調した。

 小沢氏は「私も菅首相も団結して、力を合わせて国政にあたろうと誓い、公言している。原則は守らなければならない」と述べ、代表選後は菅、鳩山両氏と輿石東参院議員会長を中心とした挙党態勢を重視する姿勢を示した。

 円高対策など経済政策では「国内需要を作っていかなければならない」と強調。来年度予算編成にあたって国債発行を抑制する菅内閣の方針に反論する形で「国債の増発を、状況次第で念頭に入れざるを得ない事態になるかもしれない」と述べ、大規模な財政出動の必要性を訴えた。

 一方、靖国神社のあり方について「A級戦犯の方は戦争で亡くなったわけでなく神社本来の趣旨と違う。本来のものにかえす方向で努力したい」とA級戦犯の分祀(ぶんし)を主張。そのうえで「神社が本来の姿にかえれば、首相であろうが誰であろうが参拝しても批判される理由はない」と、分祀が実現すれば首相として参拝する可能性を示した。

 天皇の皇位継承問題では「女性が天皇陛下になられても別に不自然じゃない。男系の男性にこだわってはいない」と持論を展開。廃止論を唱えている内閣法制局については「憲法の番人という議論はまったく理解できない」と改めて批判した。

493名無しさん:2010/09/10(金) 23:59:38
小沢一郎×菅原文太 独占インタビュー 週刊朝日_20100917
http://www.youtube.com/watch?v=thtr2gY_WAM&amp;fmt=35

494名無しさん:2010/09/11(土) 00:01:39
>>493関連(夕刊ゲンダイネタなんで信者以外はスルー推奨)
私は小沢一郎を支持する(4)〜菅原文太
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1612.html
今の日本はチリの鉱山に埋まった作業員と同じさ
菅原文太
人々が困難な状況に陥った時こそ、リーダーの力量が問われる。チリの鉱山で33人もの作業員が地下に閉じ込められただろ。あの事故だって、現場監督が優れた統制能力を発揮したから、皆、整然として救出を待っていられる。あの暗闇のパニック状態だ。舵を取るべきリーダーが誤った判断をすれば、全員が生きていたかどうかは分からないよな。

今の日本の状況は地下に閉じ込められたチリの作業員と同じさ。先行きの見えない暗闇で国民はさまよっている。日本人にもチリの作業員と同じように、しっかりと舵を取れるリーダーが必要な時だと思うね。

オレが小沢さんを支持しようと思ったのはね、沖縄の問題だよ。先月半ばに辺野古の美しい海を訪れて、こんなところに滑走路を造るべきじゃないと改めて思った。

沖縄問題は戦後日本の米国一辺倒が招いた、あらゆる問題の縮図だとオレは考えている。復帰前から現地の人に触れて感じることだけど、彼らは助けを待っているよ。なのに、救い出す立場の本土の政治家が一致して沖縄に視線を向けることはない。遠い、よその国のようにしか見ていない。チリの作業員は4カ月後に脱出できるそうだが、沖縄県民は戦後65年間も“地下”に閉じ込められている。そう言っても過言ではないんじゃないかな。

菅さんは総理になって沖縄の「お」の字も言わなくなり、前例踏襲で辺野古に基地を造ろうとしている。代表選ではしきりに市民活動家としてのルーツを縷々(るる)述べているけど、市民活動に関わったアナタにとって沖縄は大事じゃないのか。そんなに米国が怖いのか。ぜひ聞いてみたいね。

政治家も官僚もメディアも自民党時代から変わらぬ米国追従一辺倒の中、小沢さんは「日米中の関係は正三角形であるべきだと」と主張している。出馬会見でも「沖縄も米政府も納得できる解決策が知恵を出せば必ずできる」と力強く語っていた。彼の思想と姿勢があれば、米国相手にも粘り強く交渉してくれると希望を託したい。

初対面でハラの据わった人物と感じたね
真の変革は辺境から訪れるもの。明治維新の中心となった薩長とも江戸や京都から見れば辺境さ。21世紀はさらに遠い沖縄から変革を起こしてくれと、小沢さんにはエールを送りたいな。

先日、週刊誌の対談企画で小沢さんに初めて話を聞く機会があった。数々の修羅場をくぐってきているから、ハラが据わっていたね。今の政治家は大衆におもねり過ぎて総じて軽い。嫌われたっていいじゃないか!男は外に出れば7人の敵ありさ。好かれてばかりの男は面白くない。オレなんかも映画界ではエライ嫌われていたからな。敵が揚げ足を取ろうが、放っておけばいい。三船敏郎さんのように「男は黙って」じゃないと。

今回の代表選が小沢さんの「最後の大勝負」と言う向きもあるけど、これで終わりだなんて思っちゃダメだ。男はいったん立ち上がったら、命ある限り戦い続けないと。負けても、また挑戦すればいい。
小沢さんはオレより9歳も若い。まだまだ、これからさ。

聖書には「新しい革袋には新しい酒を」という言葉がある。せっかく政権交代で「新しい革袋」を作ったのに、中身は官僚主導で「古い酒」のままだ。小沢さんには新しい酒を入れ直して欲しいな。古い酒がおいしいのは泡盛だけ。特にウマイんだよ、沖縄の古酒は(笑い)。

(日刊ゲンダイ 2010/09/08 掲載)

495とはずがたり:2010/09/12(日) 17:27:30
http://noriyuki19100.iza.ne.jp/blog/entry/1793855/
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496名無しさん:2010/09/13(月) 18:56:56
小沢死すとも改革は死なず/インタビュー
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20100913-677870.html

 民主党代表選に立候補している小沢一郎前幹事長(68)が日刊スポーツのインタビューに応じ、14日の開票日直前の心境を語った。情勢は「分からない」としながら、今回の立候補を民主党の掲げた「約束を、守るための戦いだ」と強調した。総理になった場合には「行政の壁をぶっ壊す。だが、こっちも傷つき死ぬかもしれない。その時は僕の屍(しかばね)を乗り越えて進んでほしい」と決意を示した。

 −選挙戦最終盤の情勢をどう見ていますか

 小沢氏 これは、分からない。普通の選挙は一般の国民の皆さんが相手だから、ずーっと外を回っていれば感触は分かるけれど、今回はそんなに回るわけでもなく、サポーターといっても(誰か)分からない。ここ(国会)の中だけのことになりますから。

 −体調はどうですか。お酒は飲んでいますか

 小沢氏 お酒は毎日、飲んでいます(笑い)。

 −これまでの政治生活で、総理になりたいと思ったことは何回ありますか

 小沢氏 うーん(と考えて)総理になりたいと思ったことはないね。

 −今回が初めてですか

 小沢氏 (現体制のままで)自分たちが掲げてきた旗印と全然違うことになれば、せっかく国民が勇気をふるって政権交代を実現させたのに、ここで失敗すると日本の民主主義は定着しなくなってしまう。そうすると、政治がごちゃごちゃになるし、経済不況が重なる可能性もある。絶対に、失敗させてはいかん。我々が掲げた旗印を絶対におろさずにやるには、自分が捨て石にならざるを得ないということです。誰かほかの人がいれば、こんな厄介なことを引き受けなくてもいいんだけど、ほかにいないから。最後のご奉公という思いです。

 −総理になった時のことを聞きますが

 小沢氏 仮に、ね(笑い)。

 −官僚を使いこなし、最後は総理が責任を取るということが、小沢さんが考える「総理のリーダーシップ」ですか

 小沢氏 私は官僚を否定しているのではなく、官僚があらゆることをコントロールするのはいけない、と言っている。官僚はスタッフに徹するべきだ。政治家が最終責任を取るから、心配なくこの方針でやってほしいと言えば、官僚はちゃんと協力してくれる。

 −どんなタイプの総理になるつもりですか

 小沢氏 政治家やリーダーは、その時代が要求するものだ。よく「田中角栄先生が今、いたら」という話をする人がいる。僕も非常に尊敬しているし大好きだったけれど、田中先生が生きてきた時代と今は、基本的に違う。タイムスリップしたみたいに今の時代に来たからいい、という話ではない。当時の政治家として、田中先生は傑出した人だと思いますが、学ぶところはあっても状況は違う。時代に合った自分自身の哲学と考え方を、持たなければならない。

 −リーダーシップというと、近年では長期政権を築いた小泉純一郎氏がいる

 小沢氏 僕は常に、自分の仕事に自分で責任を持ってきた。小泉氏は政治家の1つの要素ではあるが、パフォーマンスやけんかがうまい。結果の善しあしは別にして、郵政選挙では「抵抗勢力」をつくり(法案が)参議院で否決されたら衆院解散というハチャメチャなことをしたが、それでも国民は沸いた。失敗すれば自分が責任を取ればいいという思いが、腹の中にあるからできたのだろう。郵政改革なんて中身も何もないけれど。

 −ここだけは歴代の総理と違う、という点は

 小沢氏 行政の仕組みを変える、ということ。自分や民主党が掲げてきた旗を絶対におろさず、どんなに厚くても高くても壁を乗り越え、自分の責任でケリをつける。その意味では、自分が前進のための礎、屍になる。昔流に言えば、僕の屍を乗り越えて進んでほしい。壁にぶち当たり、ぶっ壊しても、こちらだって死ぬかもしれない。だから、それを乗り越えて前進してくれる人間がいないと。僕はぶっ壊す自信はあるけれど、もしかしたらこちらも傷つくから。

497名無しさん:2010/09/13(月) 18:57:33
>>496続き
 −国民の生活はどう変わるか

 小沢氏 まず、景気を良くするということ。菅(直人)さんは10年度予算の予備費(2兆円)の半分を執行しようとしていますが、景気対策としては一気にやるべきだ。秋から冬にかけて、景気が底割れする可能性もある。そういう時は一時的に国債を増発しても、景気対策をしなければならない。私は、地方への補助金を一括交付金に変えると言っている。地方に財源、権限を移すことは、官僚主導の政治をまず第一にぶちこわす試み。僕は当選したら、ぜひ今度の予算から、地方への交付金を自主財源としてやる。最初から全額というわけにはいかないし、3年、4年計画になるかもしれませんが。今までと同じ手法でやったら、財源なんか出てこない。菅さんは、今までと同じように官僚任せにしているから財源がない、それでは消費税を上げましょうという話になる。(机をボンとたたき)それを国民に、参院選でNOと言われたんでしょう? 僕は最初から、今まで通りにやっていたらお金はありません、仕組みそのものを変えよう、と言っています。

 −当選すれば和子夫人はファーストレディーになる

 小沢氏 僕とは似たもの夫婦で、外に出るのを嫌がる。選挙運動はするけれど、パーティーにも出たがらない。(外交の場も)嫌がるんじゃないかな。

 −お酒を毎日飲むのは

 小沢氏 酒は百薬の長だもの。ビール1杯と、日本酒。毎日の晩酌がないとアウトだね。酒はひとりでついで飲むのがおいしいんだ。

 −総理就任の夜には、何を食べたいですか

 小沢氏 とんかつを食べたいな。今は油ものと肉を食べず、ほぼ菜食です。ただ選挙期間中だけは、とんかつとしゃぶしゃぶかすきやき、天ぷらを1回ずつ食べてもいいと自分に許している。戦の時って、テンションが上がるでしょ? 脂っぽいものが食べたくなるんだよね(笑い)。

 −好きなスポーツ選手はいますか

 小沢氏 ヤワラちゃん(谷亮子参院議員)のご主人ですので、谷佳知選手のファンです。また、名前が同じだからというわけではないけれど、イチローが好きだね。非常に節制しているそうだし、努力もしている。あなたたちには失礼かもしれないけれど、マスコミに愛想をふりまかず、機嫌を取らないところもいい。

 −歴史上の人物では誰が好きですか

 小沢氏 みんなに嫌われている人物。織田信長や大久保利通で、好きというよりも、尊敬しています。

 −薩摩藩家老の小松帯刀に興味があるそうですが

 小沢氏 今はそうなんだよ。龍馬を育てたのも、西郷や大久保を動かしたのも小松帯刀だ。

 −最後に決意を

 小沢氏 必ず景気を良くする。僕の目をみてもらえば分かるけれど、今まででは考えられなかったことを、いくつか変えていきます。約束したことは必ず実行する。できないことは最初から、できないと言うよ。人間だから、結果として100%できるかどうかは分からないけれど、それに向かって全力を尽くします。【聞き手・南沢哲也、中山知子】

 [2010年9月13日10時3分 紙面から]

498名無しさん:2010/09/15(水) 14:03:44
小沢王国、敗北に消沈 再起へ向け結束強調
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100915t31020.htm

 民主党代表選で、小沢一郎前幹事長の地元岩手では14日、党県連や支持団体の関係者らが開票をかたずをのんで見守り、小沢氏の落選に「残念」と肩を落とした。それでも気を取り直し「これからも支える」「小沢首相実現を目指そう」と、「再起」に向けて一致結束を強調した。
 小沢氏の地盤・奥州市の及川幸子県議は「髪を振り乱して『国のために』と、本気で訴える姿を久々に見た。よく頑張った」とねぎらい、「今後も小沢氏を支えていきたい」と語った。
 民主党県議らは代表選の期間中、東北各県に足を運び、地方議員に小沢氏支持を訴えた。6日には盛岡市で党員・サポーターら1800人を集めた大集会を開催。「岩手から首相を」と気勢を上げた。
 ふたを開けてみれば、全国の党員・サポーターらから厳しい判断が示された。伊藤勢至県議は「残念な結果だ」と言葉少なで、「自分たちは何があっても小沢氏についていく」と、自らに言い聞かせるように語った。
 連合岩手の小野務事務局長は「国会議員票は接戦だった。党内に十分、存在感を示すことができた。菅直人首相は現状打破に向け、挙党態勢で取り組んでほしい」と話した。
 経済人ら有志で組織する小沢氏の支援団体「欅(けやき)の会」の卓地信也会長は「小沢先生が議員を辞めるわけでもない。いずれ先生がこの国をいい方向に導くと信じる」と強調。「欅の会は一致団結して頑張る」と誓った。
 投開票が行われた都内のホテルで代表選を見守った党県連の佐々木順一幹事長は「小沢先生の魂の叫びが通じなかったわけではない。世論に弱いということが今回の結果に表れた。小沢総理登場を求める時期が来る。その日に備えたい」とのコメントを出した。

◎達増岩手知事「非常に残念だ」

 民主党代表選で小沢一郎前幹事長が敗れたことについて、民主党籍を持ち、小沢氏を全面的に応援してきた達増拓也岩手県知事は14日、「小沢氏が選ばれると思っていたので、非常に残念だ」と悔しさを押し殺すように静かに語った。出張先の大船渡市内と県庁で、報道陣の質問に答えた。
 「(野党が多数を占める)参議院でしっかりやっていけるのは小沢首相だが、浸透できなかった」と達増知事。8月下旬に東京都内で小沢氏と面会し、代表選への立候補を要請したことを振り返って「十分お手伝いできなかったことをおわびしなければならない」と力なく語った。
 かねてから「小沢首相」を待望する達増知事は代表選で、自ら小沢氏支援の県民集会を開き演説するなど、熱の入った支援活動を展開していた。

2010年09月15日水曜日

499名無しさん:2010/09/15(水) 14:07:26
小沢氏、代表選敗北 「思った以上の差」、県連に衝撃
2010年9月15日
http://mytown.asahi.com/areanews/iwate/TKY201009140499.html

 からした声で訴えた、「私の夢」。民主党代表選は、前幹事長で県連代表でもある小沢一郎氏の敗北に終わった。県連は総出で「小沢総理」実現にフル稼働したが、王国以外に支持は広がりきらなかった。

■議員のお願い行脚不発

 東京都内のホテルで開かれた代表選。菅直人代表の選出を告げる声を聞くと、県連代表代行の菊池長右エ門衆院議員はショックで立ち上がれなかった。「党員・サポーター票の約200ポイント差が響いた。最後の小沢先生の演説を聴いていたら、違う結果になっただろう」。階猛衆院議員は「思った以上の差だった。政治とカネの問題を1年以上論評、報道され固定されたイメージが持たれた結果ではないか」と声を落とした。

 「敗因」になった党員・サポーター票は、岩手では各選挙区とも圧倒的な強さを見せた。黄川田徹衆院議員は「本来、国会議員、地方議員、党員サポーターは三位一体のはずだ」と強調、国会議員票で競ったのに他県の党員サポーター票で大敗したのは「議員が日常活動をしっかりしていないからではないか」と分析した。

 この日の演説で「こうして訴えるのも最後かもしれない。次の時代にたいまつを引き継ぎたい」と熱弁した小沢氏の今後について、主浜了参院議員は「私どもをしっかり指導し、引き上げていただきたい」、菊池氏は「もう一度(総理を)目指してほしい。次の機会が必ず来る」と語った。

 県連では、「小沢総理」の実現に向けてフル稼働した。国会議員は、対応を決めていない議員に対し、東京で会えなければ地元まで追いかけ、九州まで足を運んで支持を直接呼びかけた。ただ、階氏は「国会議員は、すでに態度を決めている人もいて、簡単にはいかなかった」と振り返った。

 県議は東北各県を巡って、すべての地方議員に小沢氏支持を訴えた。小沢氏の地元の4区の県議は福島や山形など「遠くて厳しいところ」に割り当てられ、地縁も血縁もないところで小沢氏支持を訴えた。

 それでも、支持は「王国」以外には広がりきらなかった。「天の岩戸は重かった。光は差さなかった」。菊池氏がぽつりと言った。

■地元の支援者らため息

 小沢氏の地元、奥州市水沢区の小沢会館では、後援会幹部や支援者ら約50人がテレビで代表選の行方を見守った。敗北が決まると、支援者の間から落胆のため息がもれた。

 支援者の男性(75)は「残念。こういう結果を予想していたのか、会場の雰囲気は、ガッカリという感じではなかった」。民主党の郷右近浩県議は「逆風の中でも大きな得票を挙げられたのは、重く受け止めるべきだ」と話した。

 小沢後援会の小野寺伝・水沢連合会長は「誠に残念。政治改革を望む声が大きいので、小沢先生には再スタートして平成の大改革をやってもらいたい。その実現のため応援していきたい」と語った。別の支援者は「総理大臣になると期待していたが、残念だった。これからも応援していく」と話した。

 小沢氏を信奉する達増拓也知事は「今、総理になるのにふさわしい人は小沢さんなのに残念に思います。政治とカネの問題が虚構であることなどが浸透しきらなかった」と分析。「十分手伝えなかったことをおわびしなければならない」と悔しがった。

500名無しさん:2010/09/15(水) 14:11:47
小沢時代−かげり:落胆「椅子から立てず」 民主代表選、大差敗北に県連幹部 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100915ddlk03010015000c.html

 ◇県内政界、転機迎える
 14日の民主党代表選で小沢一郎前幹事長は菅直人首相に大差で敗れ、小沢氏支持に結束を固めた県関係国会議員らは一様に肩を落とした。小沢氏は県内の党員・サポーター票の9割を集めたものの、全国に支持は広がらず、国会議員票でも菅首相に届かなかった。「小沢首相」の誕生に期待した奥州市の後援会関係者や市民から残念がる声が上がる一方、結果を冷静に受け止める県内有権者も目立った。国政で20年以上続いてきた「小沢時代」が転機を迎えた。

 民主党臨時党大会の会場となった東京・芝公園のホテルの廊下で、報道陣の質問に答え終えた菊池長右エ門・県連代表代行が、ふいにつぶやいた。「しばらく椅子から立ち上がれなかった」。小沢氏の演説に耳を傾け、開票の行方を見守った椅子で感じた予期せぬ「落胆」は県連内にも通じる。

 「大差は予想外だ」と驚く総務政務官の階猛衆院議員は「内閣の一員だが小沢氏を応援してきた。けじめをつける意味でも政府から離れ、一議員として挙党一致態勢を盤石にするよう地道に活動したい」と政務官の辞意を表明するほどだった。

 小沢氏は党大会で、せき払いを一つしてから投票前最後の演説を始めた。選挙期間中にのどを酷使し、声はかすれていた。小沢氏を除く県関係国会議員7人や県議らは、県外国会議員の事務所訪問や電話などで支持拡大を図ってきた。ある国会議員は九州まで飛び、県議ら地方議員も東北6県に散って訴えたという。菊池氏は「私どもの力不足もあって国会議員票が思うように伸びなかった。慚愧(ざんき)に堪えない」と責任を背負った。

 今でも「小沢首相」を望む声は多い。菊池氏は「党の重鎮として、日本の航路が曲がることがないよう常に目を光らせ、アドバイスしていただきたい」と望み、黄川田徹衆院議員は「国会議員からほぼ同数の支持を得た。小沢先生の存在感は大きい」と解説した。

 しかし、中選挙区時代、小沢氏の地元だった旧岩手2区内のある市議は「小沢先生にとって今回の代表選が最後の選挙になるかもしれない。岩手の民主党は『小沢党』。誰が継承するのか、求心力を失いかねない」と先行きを心配した。

 盛岡市大通の民主党県連事務所には、女性職員1人がいるのみで、日常通り。夕方に県議が集まる予定もあったが、小沢氏の落選で流れた。佐々木順一県連幹事長は「小沢先生の魂の叫びが通じなかったということではないと思う。小沢総理の登場が求められる時期が早晩来る。その日に備えたい」とのコメントを発表した。【狩野智彦、山口圭一】

501名無しさん:2010/09/15(水) 14:12:36
 ◇「時期が悪かった」 「負けて良かった」との声も−−小沢前幹事長の地元・奥州市

 小沢一郎前幹事長の地元・奥州市では、悲願の「小沢首相」に期待が高まっていただけに、後援会幹部や支持者らは落胆の表情を浮かべた。

 奥州市水沢区の事務所近くの集会場「小沢会館」には、後援会幹部ら約50人が集まった。小沢氏の劣勢が伝えられていたこともあり、マスコミ関係者をシャットアウトして吉報を待った。後援会幹部によると、予想外の大差に支持者からため息が漏れたという。

 水沢後援会の小野寺伝会長は「小沢先生の気持ちが(党員らに)伝わらなくて残念だ。時期が悪かった」と視線を落とし、政治とカネの問題を敗因の一つに挙げた。そのうえで「小沢先生は首相に一番近い人だと信じている。平成の大改革を小沢先生の手でやってほしい」と今後も支えていく考えを示した。別の支持者は「水沢から首相をと思ったのに何も言葉が出ない」とうなだれた。

 水沢区のスーパーに買い物に来た同市前沢区の主婦、菅野好子さん(80)は「地元から出ているので勝ってほしかった。今後、民主党が分裂しないか心配だ」と残念がった。水沢区搦手丁の主婦(67)は「負けて良かったと思う。小沢さんは政治とカネの問題もはっきり説明せず、首相としての資質に欠ける」と話した。【湯浅聖一】

502名無しさん:2010/09/15(水) 16:14:50
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100915_13
政治とカネの壁高く 小沢氏落選で県民から惜しむ声

 世論の支持を追い風に、菅直人首相の民主党代表続投が14日決まった。本県出身5人目の首相の期待がかかった小沢一郎前幹事長の落選に県民から「力強いリーダーシップに期待していたのに…」と残念がる声が漏れた。一方「政治とカネの問題が解消されていない」と冷静に敗戦を受け止める人も。小沢氏の処遇はどうなるのか、代表選後の「しこり」を懸念する声もある。

 「小沢首相」待望論があった本県。陸前高田市高田町の調理師菅野浩美さん(44)は「景気対策など小沢さんの力強いリーダーシップに期待していた」と落選を惜しみ、釜石市甲子町の主婦佐々木悦子さん(51)は「小沢さんは岩手の人でもあり、何かやってくれるのではないかと思っていた」と残念がる。

 花巻市西宮野目の行政書士金矢健次さん(39)も「地元としては頑張ってほしい気持ちはあった」と語るが、敗因については冷静に「政治とカネの問題が解消されていないことや幹事長辞任後に挑戦したことが理解を得られなかったのではないか」と指摘する。

 二戸市福岡の会社役員浪岡正行さん(53)は「政治家として国民に不信感を与えたことに対して、反省する期間がもっと必要だったのではないか」と分析。

 「今回の代表選は民主党が目指す政策を議論する良い機会になった」と語るのは盛岡市東松園3丁目の県立大総合政策学部3年佐藤瞳さん(21)。「新代表には経済の立て直しと雇用創出を期待したい。脱小沢路線ではなく、党として目指す政策を実行できるよう協力して政権運営してほしい」と願う。

 「小沢さんのやる気」に期待していた北上市口内町の農業菅野一味さん(65)は「党内での派閥争いの色合いが強かったように見えた。もう少し積極的に地域のことを考えてほしかった」と代表選を振り返る。

 久慈市中央の自営業及川景さん(67)は「頻繁に首相が代わったため、しばらく続けてもらいたいという世論の表れではないか」とし、「菅さんには景気対策に力を入れてもらい、国民生活を少しでも良くしてほしい」と望む。

 党を二分した代表選の「遺恨」を懸念する向きも。一関市中里の会社員工藤正隆さん(29)は「違う考え方が両翼にあるからこそ党のバランスが取れる」と小沢氏が党を割って出ることがないよう望み、菅首相には「小沢さんが訴えた政策も取り入れ、排除の論理を捨て前に進んでほしい」と注文する。

503名無しさん:2010/09/15(水) 16:16:41
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100915dde012010004000c.html
特集ワイド:民主党代表選に見え隠れ 角栄待望論の幻影

 民主党代表選をながめながら、気になっていた。「田中角栄」の幻影である。「政治とカネ」で幹事長職を退いたはずの小沢一郎さん(68)が事実上首相に名乗りを上げるや、師と仰ぐ角さんの愛娘、真紀子さん(66)が後押し。そして「剛腕」に期待する支持者の熱気……。そこには「角栄待望論」が見え隠れしていた。【鈴木琢磨】

 ◇「力ある政治家、いないから」 「カネに汚くても」風穴に期待?
 東京・神楽坂にあるレストランバー「空(そら)」。「角栄待望論ですか? あるんじゃないですか。マスコミだってそうでしょ。オヤジの演説のCD入り雑誌が出たりしてますから」。音楽評論家でもあるオーナー、田中京さん(59)が人なつっこい笑顔で迎えてくれた。母の故辻和子さんは角さんの愛した有名な神楽坂芸者。鼻の下のひげ、目元が往年の角さんそっくりである。

 その数奇な半生、父への思いは04年に出版した「絆−父・田中角栄の熱い手」(扶桑社)に書いている。京さんに聞いてみた。なぜ、ここにきて小沢さんが表舞台に立つことを決意したのか? カウンターでウイスキーを口に含み、しばし考えた。

 「うーん、永田町を見渡せば、力のある政治家は小沢さんしかいなくなりましたから。オヤジも、やれって言ったでしょう。あのダミ声で。回り道したけど、お前しかいない。お前が張り倒すしかないだろ、日本の将来をちっとも考えていない連中をってね」

    ■

 そんな師の声が聞こえたのだろうか? 昨年12月16日の角さん十七回忌の命日、小沢さんは新潟県柏崎市にある師の生家にいた。真紀子さんに導かれ、田中家の墓前で手を合わせた小沢さんは記者団に語った。「先生に負けないような政治家になるよう、今後も一生懸命、できる限り頑張りたい」。心中、期するものがあったのかもしれない。

 あれは93年の夏だった。父の後を継ぎ、真紀子さんが衆院選に初出馬した。取材で「角栄神話」いまだ滅びぬ旧新潟3区に入り、田中邸前をうろついていると、管理人がそっと招き入れてくれた。裏手にある田中家先祖代々の墓に案内し、傍らの小さな墓石に向かってつぶやいた。「正法さんです」。早世した長男だった。小沢さんと同じ年の生まれと知った。それゆえ、角さんは小沢さんをわが子のごとく見ていた、とも聞いた。

 「クリーンな民主党に戻したい」。しおらしい言葉を吐いて小沢さんとダブル辞任した前首相の鳩山由紀夫さん(63)が「総理にまで導いていただいた」と、あっさり恩返しを表明したのにはあきれた。思えば、鳩山さんも角さんの門下生のひとりだ。さらに仰天したのは応援演説に駆け回った真紀子さん。「クリーン、クリーンってクリーニング屋じゃないんだから!」。そんな真紀子節をにこやかに聞いている小沢さん。テレビでツーショットが映るたび、やりきれなくなった。

 クリーンといえば故三木武夫元首相が浮かぶ。「クリーン三木」精神を受け継いだ政治家に元首相、海部俊樹さん(79)がいる。クリーンが軽く扱われる現状にあぜんとしていた。「角栄待望論? やめてくれよ。仏教に<自性清浄心>なる言葉がある。よくないことをしようとすると、ちょっと待て、と踏みとどまろうとする心の声だ。政治は力なんだから、多少、カネに汚くてもいいといった考えがまん延しているのだろうか。政治家は心しないといけない」

    ■

 最古参の角栄門下生の思いはどうか? 小沢さんと同じ昭和44(1969)年に初当選した元首相、羽田孜さん(75)を衆院議員会館に訪ねた。2年前に脳血栓が見つかり、言葉と体が思うにまかせない。真新しい部屋には黄ばんだ角さんの大きな写真。72年の自民党総裁選のとき、ホテルニューオータニに陣取った角さんの選対本部に掲げられていたものだとか。「縁起がいいから、持ってきたんだ」

 一寸先は闇の永田町、時にたもとを分かつなど紆余(うよ)曲折はあったものの、小沢さんとは40年来の盟友である。「政権交代が実現し、衆院本会議場での首相指名のとき、よろけるぼくの手を引いて投票箱まで導いてくれた。そんなことをする男じゃなかったから。田中のオヤジさんがいたら、小沢に言ってただろうなあ。『とうとうお前の番が来たな』って」。その遠くを見つめる目がちょっとセンチメンタルに潤んだ。そして、こうもらした。「一番、小沢を可愛がっていたママが亡くなってしまったんだよなあ」

504名無しさん:2010/09/15(水) 16:17:23
 ママとは、角さんの秘書で「越山会の女王」の異名をとった佐藤昭子さん。3月11日に他界した。享年81。病院に駆けつけた小沢さんは「ママ、長い間お世話になったね」と涙を流したと伝えられる。角さん没後1年の94年暮れ、佐藤さんにインタビューしたことがある。小沢さんを「いっちゃん」、羽田さんを「つとむちゃん」と呼び、「田中の思想、手腕を全部勉強してきた彼らが、お互いの力を持ちよって、国家、国民のためにひとつになって結束し、国民の負託に応えてほしい。それが私の唯一の夢です」。

 1冊の本がある。「泣かない小沢一郎(あいつ)が憎らしい」(同時代社)。小沢さんが羽田事務所に代表選出馬のあいさつに立ち寄ったとき、刊行されたばかりのこの本が話題になった。羽田さんの独白を交えた、いささか文学的においのする小沢論である。著者の世川行介さん(57)は自称、放浪作家。「日本中から罵詈(ばり)雑言を浴びせられては小沢一郎がふびんだし、同時代を生きる僕たちも情けなくて」。徹底した小沢擁護論だが、底流にあるのは見果てぬ夢を追い求める男のロマンである。

 市民運動上がりの首相、菅直人さん(63)は、いつしかリアリストとなり、大いなる理想を語らなくなった。片や小沢さんのキャッチフレーズは<僕には夢がある>。それが具体性を帯びていなくとも、いや帯びていないがゆえ、セピア色した昭和のヒーローがよみがえる。角栄政治は功罪相半ばしたはずなのに「数は力なり」の論理が肯定され、閉塞(へいそく)感に満ちた社会に風穴を開けてくれる、とブルドーザー型政治家の再来を求める。その風潮が危うくないか。

 悲壮な覚悟で出馬した小沢さんが首相の座を逃した。この酷暑の中の代表選で「角栄物語」はようやく終わりを告げたのか、はたまた最終章が幕を開けるのか−−。

毎日新聞 2010年9月15日 東京夕刊

505名無しさん:2010/09/16(木) 11:43:42
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100916ddlk03010008000c.html
小沢時代−かげり:民主県連、強気と弱気が交錯 野党は党・内閣人事注視 /岩手

 小沢一郎前幹事長が菅直人首相に大差で敗れた民主党代表選から一夜明けた15日、県連内では強気と弱気の評価が交錯した。落胆から一転して強気の姿勢を示す県議がいる一方で、党員・サポーター票の伸び悩みに求心力の低下を憂える声が漏れた。来春の統一地方選を見据える野党は、小沢氏の影響力を測る物差しになる党・内閣人事を注視する。【狩野智彦、山口圭一】

 達増拓也知事は15日午後、おわびのため予定を変更して東京・赤坂の個人事務所に小沢氏を訪ねた。「『何かあったら小沢さん』というように、党内で位置を占めることができて良かった」。知事が小沢後援会幹部の言葉を伝えると、小沢氏は「おお、そうかそうか」と、耳を傾けていたという。

 「小沢首相」を逃し、代表選直後はショックを隠せない様子だった県議も「党をまとめられるのは小沢さんだけ。必ず求められる時期が来る」と強調する。ある県連幹部は円高や普天間問題などを挙げ、「地雷はたくさんある。早晩に菅政権が行き詰まり、再び挑戦の機会が訪れる」との見方を示した。

 連合岩手は菅氏支持で固まった産別労組の本部の決定を翻し、小沢氏支持で動いていた。幹部の一人は「国会議員票で半数を占め、存在感を示した。小沢氏に損はない」と代表選の影響を否定する。

 もっとも足元の党員・サポーター票の投票率に不安を抱く党関係者も多い。中選挙区時代、小沢氏の地盤だった岩手3区内の投票率は県内最低の68%だった。3区選出の黄川田徹衆院議員と、比例代表の藤原良信参院議員が競い合うように党員・サポーターを拡大した。だが、3区内の複数県議が「団体頼みで中身が伴っていない」と行方を案じる。

 3区内のある市議は「小沢先生が求心力を失った場合、誰が継承できるのか。政治勢力として次につながる形にしてもらわないと困る」と漏らした。

 野党の間でも小沢氏と民主党の今後に対する見方は割れた。「菅首相が小沢グループを要職に起用すれば、内閣支持率は下がる。小沢氏を冷遇すれば、党内が混乱する」。自民党県連の千葉伝幹事長はどちらに転んでも敵失となり、党勢拡大につながると期待する。

 一方、社民党の久保孝喜県議は「小沢氏の周辺は逆境になるほど結束が固まる。来春の統一地方選は、かえってきつくなった」と表情を引き締めた。公明党県本部の小野寺好代表は「小沢氏は野党時代も絶大な集金力を誇った。今回は与党の非主流派になっただけ」と影響力の低下を疑問視する。

毎日新聞 2010年9月16日 地方版

506とはずがたり:2010/09/17(金) 02:50:47

>小沢氏が普段、一新会の会合には出席しないため、「小沢氏の意向」は元小沢氏秘書の樋高剛前副幹事長ら一部側近が伝える形になり、「側近政治」との不満が満ちている

>小沢グループには、一新会のほか、衆院当選1回の「一新会倶楽部」がある。参院議員は独自に小沢氏を支持する格好となっており「まとまりに欠ける」

>「中堅・若手が副大臣や政務官で処遇されることになったら、人が離れてしまうのではないか」(中堅)と戸惑っている。

>岡田外相が新幹事長に就任することで、若手議員からは「小沢グループの議員を外すのだけは勘弁してほしい」との声も

小沢グループ「一本釣り」警戒…党・内閣人事
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/3751

 小沢グループは衆参の多数派が異なる「ねじれ国会」で、早晩、菅政権が立ちゆかなくなると踏んでおり、「小沢氏には首相を狙うチャンスがまだ十分ある」とみている。このため、勢力の維持に努めたい考えだが、結束は容易ではないとの見方もある。

 打ち上げに先立ち、16日昼、国会内で開かれた一新会の会合では「小沢氏に一新会会長になってもらうべきだ」…といった声が上がった。

 こうした声が上がる背景には、小沢氏が普段、一新会の会合には出席しないため、「小沢氏の意向」は元小沢氏秘書の樋高剛前副幹事長ら一部側近が伝える形になり、「側近政治」との不満が満ちていることがあるとみられる。

 小沢グループには、一新会のほか、衆院当選1回の「一新会倶楽部」がある。参院議員は独自に小沢氏を支持する格好となっており「まとまりに欠ける」との指摘もあり、「中堅・若手が副大臣や政務官で処遇されることになったら、人が離れてしまうのではないか」(中堅)と戸惑っている。

 一方で、小沢氏の政治とカネを巡る問題を厳しく批判した岡田外相が新幹事長に就任することで、若手議員からは「小沢グループの議員を外すのだけは勘弁してほしい」との声も出ている。

(2010年9月16日23時20分 読売新聞)

507とはずがたり:2010/09/17(金) 03:04:59

この辺の強さが小沢の強さだけど再側近の樋高(例えば>>506)の駄目ッぷりが際だつねぇ。

代表選、地元活動みえた党員・サポーター票
2010年9月16日18時37分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039104547/1684

 敗北した小沢氏が党員・サポーター票で多数を得てポイントを獲得したのは51選挙区。得票率1〜4位を地元の岩手県が独占する中で「小沢ガールズ」の田中美絵子衆院議員の石川2区が73.89%で6位に食い込んだ。田中氏は「数字を見て驚いた。早く態度を鮮明にしたことがよかった」。

 側近の岡島一正、松木謙公の両衆院議員のほか、小沢氏立候補を主導した山岡賢次副代表、政策担当の中塚一宏衆院議員らの選挙区でも小沢氏はポイントを獲得。青木愛衆院議員は、自らの東京12区と古巣の千葉12区(現総支部長は中後淳衆院議員)でともに小沢氏が確保した。

 ポイントを獲得した議員は「取れて本当に良かった。小沢さんは選挙好きで結果にうるさい人だから、ずっと覚えている」と胸をなでおろす。

 だが、最側近の樋高剛衆院議員の神奈川18区は21票差で菅氏が獲得し、小沢グループに波紋が広がった。労組票などが菅氏に回ったためとの指摘もあるが、陣営幹部からは「側近として示しがつかない」との声が上がる。

 別のグループに所属しながら小沢氏支持を打ち出した議員は軒並み苦戦した。鳩山由紀夫前首相の北海道9区(小沢氏43%)や平野博文前官房長官の大阪11区(35%)では菅氏が大差で制した。また、細野豪志幹事長代理の静岡5区(35%)、原口一博総務相の佐賀1区(45%)も菅氏だった。小沢氏に近い議員は「それだけ小沢氏への世論は厳しかったということだ」と振り返った。

508名無しさん:2010/09/19(日) 18:28:40
http://news.ibc.co.jp/item_14563.html
小沢一郎元幹事長が県内入り (2010年09月19日 18:20 更新)

民主党の小沢一郎元幹事長がきょう、支持者の結婚披露宴に出席するため岩手入りしました。
小沢元幹事長はきょう昼過ぎ、大船渡市内にあるホテルに到着しました。披露宴の出席者によりますと、小沢元幹事長はあいさつの中で、「代表選に敗れたことで日程の都合がついて、きょう出席できました」と冗談を言って会場をわかせたということですが、政治的な話は出なかったということです。小沢元幹事長は1時間ほどで会場を後にしましたが、終始にこやかな表情で、玄関前に詰めかけた人達に手をあげて応えていました。

509とはずがたり:2010/09/20(月) 22:22:02

「沈黙」の小沢グループ=反転模索、結束に不安も
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201009/2010091900209&amp;rel=y&amp;g=soc

 民主党の小沢一郎元幹事長のグループが、先の閣僚・党役員人事で「脱小沢」路線が鮮明になったにもかかわらず、「沈黙」を保っている。代表選での小沢氏敗北のショックが大きい上、同氏の資金管理団体の政治資金規正法違反事件をめぐる検察審査会の議決を控え、声を上げにくいためだ。当面は菅直人首相ら執行部との間合いを計りつつ、反転攻勢の機会を探る構えだ。
 「副大臣や政務官などの人事はどんな話でも受けるように」。小沢氏支持の中堅・若手グループ「一新会」会長の鈴木克昌衆院議員は17日、国会内にメンバーを集めて、こう指示した。小沢氏の意向を踏まえたもので、副大臣などの人事で首相にあえて反旗を翻す必要はないと念を押した形だ。
 「挙党態勢」を求めてきた小沢グループ内では、党運営の要の幹事長に小沢氏と距離を置く岡田克也氏を据えたことや、グループからの閣僚起用がゼロだったことへの不満が渦巻く。
 しかし、代表選で小沢氏を下し「脱小沢」を貫いた首相の支持率は上昇。ここで執行部と事を構えるのは得策でないと判断しており、小沢氏側近は「選挙で負けたのだから、今は従うしかない」と語る。
 検察審査会の議決を控えていることも、沈黙を強いられる要因となっている。10月にも行われる議決で再び「起訴相当」となれば、小沢氏は強制起訴される。野党側が同氏の国会招致を求める中で、執行部が同意しかねないとの懸念を抱いているためだ。
 一方で、参院では野党が過半数を占める「衆参ねじれ」の状況は変わらず、小沢グループは、2011年度予算関連法案の審議がヤマ場を迎える来年3月ごろに、菅内閣は行き詰まる可能性が高いとみる。
 「われわれが政権の中枢に入らなかったのはむしろよかった。菅政権がねじれ国会を乗り切れないときは、こちらに切り札があるという話だ」。小沢氏周辺の一人はこう漏らす。
 もっとも、6月の前回代表選に続いて首相に連敗を喫したことで、グループ内には動揺も見える。小沢グループは、(1)衆院当選2〜4回の一新会(2)当選1回の「一新会倶楽部」(3)参院の小沢氏支持議員−で構成されているが、16日の一新会の会合では「結束維持のため一つにまとめるべきだ」との意見が上がった。
 一本化構想は、「巨大集団をつくれば党内で警戒される」と見送られてきたもので、構想再燃の裏には勢力維持への焦りもうかがえる。「小沢グループは求心力を維持するのが大変だ」。首相に近い議員は、小沢グループの現状に冷ややかな視線を送る。(2010/09/19-20:28)

510名無しさん:2010/10/05(火) 00:46:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101004-00000096-mai-pol
<陸山会事件>小沢氏の影響力低下必至
毎日新聞 10月4日(月)21時44分配信

 民主党の小沢一郎元代表が4日、検察審査会の2度目の議決で起訴されることが確実になったことで、同氏の影響力が低下するのは必至だ。89年に47歳で自民党幹事長に就任以来20年以上政界のキーマンであり続けたが、師と仰いだ田中角栄元首相、金丸信元副総理に続き刑事被告人になることで、政治生命を絶たれかねない危機に直面した。民主党内からは自発的な離党を求める声が上がる一方、野党は小沢氏の国会への証人喚問などを求め攻勢を強める構えだ。

 「死者にむちうつようなことは言わない」。9月の党代表選で首相を支持した閣僚はそう語り余裕をみせた。

 菅政権にとって気がかりだったのは、来年の通常国会での予算案審議での小沢氏の動向。小沢氏が党代表選で国会議員200人の支持を受けた力を背景に、野党と連携を強め政権に揺さぶりをかけないか懸念があったからだ。また、権力から距離を置きつつ影響力を行使する「二重権力」構造を作り上げるのが小沢氏の手法。代表選敗北後も二重権力への足がかりを残していたが、強制起訴で小沢氏の動きが当面は封じられたとの空気が政権内には広がった。

 それでも政権は表向き慎重な対応に終始した。小沢氏の自発的な離党への期待があるためだ。牧野聖修国対委員長代理は小沢氏への離党勧告と除名に言及したが、鉢呂吉雄国対委員長は「個人的な発言をするべきではなく軽率だ」と牧野氏を厳重注意した。

 打撃を受けた小沢グループだが、側近議員の間では「離党や議員辞職の必要はない」の声が圧倒的だ。過去に政治資金規正法違反で起訴された国会議員は、ほとんどが離党や除名処分になっているが、「一新会」会長の鈴木克昌副総務相は「有罪になったわけではない。冷静に見てほしい」と強調。代表選で小沢氏を支持した原口一博前総務相も「公判でクロシロもはっきりしていないのに離党する理由は何か。シロであれば、離党を勧告した人は責任を取れるのか」とけん制した。

 小沢氏側が強気なのは、裁判で無罪になるとの見通しを持っているためだ。松木謙公農水政務官は「表に出ることは難しくなると思うが、早く無罪を確定してほしい」と、早期の復権に期待をかけた。

 小沢氏は4日、周辺に「自分にとって最後の峠だ」と語った。

511名無しさん:2010/10/05(火) 00:48:38
牧野聖修国対委員長代理は小沢氏への離党勧告と除名に言及したが、鉢呂吉雄国対委員長は「個人的な発言をするべきではなく軽率だ」と牧野氏を厳重注意した。

牧野聖修国対委員長代理は小沢氏への離党勧告と除名に言及したが、鉢呂吉雄国対委員長は「個人的な発言をするべきではなく軽率だ」と牧野氏を厳重注意した。

牧野聖修国対委員長代理は小沢氏への離党勧告と除名に言及したが、鉢呂吉雄国対委員長は「個人的な発言をするべきではなく軽率だ」と牧野氏を厳重注意した。

512とはずがたり:2010/10/07(木) 19:19:00

離党、議員辞職を否定=事実関係「法廷で明らかに」―民主・小沢氏が表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101007-00000079-jij-pol
時事通信 10月7日(木)14時9分配信

 民主党の小沢一郎元代表は7日午後、東京第5検察審査会の議決により自らが強制起訴されることについて、衆院議員会館で記者団に「大変残念な結論だ」と述べるとともに、司法の場で潔白を訴えていく考えを明らかにした。また、離党や議員辞職について「そのような意思は持っていない」と否定、「政治活動はわたしが必要とされる限り続ける」と述べた。4日の検察審査会の議決後、小沢氏が公の場で発言したのは初めて。
 小沢氏に対しては、自民党など野党が証人喚問を要求しているほか、民主党内では自発的な離党を求める声が出ている。小沢氏が離党する意思がないことを明確にしたことで、同党執行部が離党勧告などの処分に踏み切るかどうかが焦点となる。
 岡田克也幹事長は7日午後の記者会見で、小沢氏の扱いについて「今後、党の機関で議論する必要がある」と述べ、12日の役員会で協議する方針を表明。「どこかでお話を聞く必要がある」として、小沢氏から直接事情聴取する意向も示した。これに関し、輿石東参院議員会長は会見で「離党も(議員)辞職する必要もないと思っている」と述べた。
 小沢氏は、資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件について「皆さんにご迷惑を掛け、申し訳なく思う」と陳謝。一方で「正式の捜査機関である検察で不正がないことが明白になり、不起訴になった」と改めて主張した。
 証人喚問や衆院政治倫理審査会での弁明に関しては「国会の決定に従う」とする一方、「司法の場に移っているので、きちんと事実関係を明らかにし、何の不正な問題もないという結論を得るように全力を尽くしたい」と強調した。離党を勧告された場合の対応については「その時にまた判断する」としつつ、「検察で不起訴になったことなので、党の皆さんも十分理解していただけると信じている」と語った。 

最終更新:10月7日(木)18時9分

513名無しさん:2010/10/15(金) 02:21:07

確率0・00067%検察審「市民が裁く」の不気味
2010/10/12 11:38

小沢一郎元幹事長に対して、検察審査会が2度目の「起訴相当」議決をした。これで、小沢氏は強制的に起訴され、裁判にかけられることになったが、密室で、審議過程もわからない検審に対する疑義の声が週刊誌から巻き起こっている。

「週刊ポスト」は、上杉隆氏が巻頭で、大新聞が検審の結果を無批判に受けて、挙って小沢氏に議員辞職するべきだという社説を書いていることを批判し、こう怒っている。

「郵便不正事件をめぐって、記者クラブメディアは大々的な検察批判を展開している。だが、私にいわせれば、官報複合体として検察権力と同衾し、共犯者としてリーク情報を垂れ流してきた記者クラブメディアこそ批判されるべきなのである」

さらに「『たった1人』に殺された小沢一郎」では、検審に「小沢起訴」を申し立てたのは、元教師や行政書士、元新聞記者など10数人の団体だといわれているが、団体名は「真実を求める会」という極めて政治色の強い団体で、しかも今回の申し立てをしたのは、元新聞記者たった一人だったのである。

検審のメンバーは11人だが、平均年齢は30・9歳で、有権者の平均年齢約52歳とかけ離れている。ポストが、そのような偏りが生じる確率を多摩大学経営情報学部・統計分析グループに助力を求めて計算すると、結果は、0・005%。さらに驚くのは、1回目の議決をした審査員の平均年齢も34・3歳だから、両方が起こる確率は0・00067%で、100万回くじを実施すれば7回しか起こらない、極めて珍しいことなのだ。

http://www.j-cast.com/tv/2010/10/12077918.html

514名無しさん:2010/10/20(水) 14:52:29
 刑事裁判は長期化が予想される。菅首相が来春に来年度当初予算を無事成立させることができれば、当面の政局は回避され、代表選は2年先までない可能性が強い。小沢グループの幹部級が副大臣や政務官に起用される中、首相側の切り崩しに対抗する求心力を維持できるのか。小沢氏と親しい議員は「起訴されたらしばらくは政局どころではない。政治はしばらく凪(なぎ)」と言い切る。

純化か、拡大か 迷える小沢グループ(1/2ページ)
2010年10月20日11時0分
http://www.asahi.com/politics/update/1020/TKY201010200106.html

 忠誠心の強い議員が結束する純化路線か、9月の代表選で集めた200人を再結集させる拡大路線か。強制起訴が決まった民主党の小沢一郎元代表を支持する議員グループ内で意見が割れている。足元に広がる「迷い」は、政局展望を描けない小沢氏の苦境を映し出す。 

 小沢氏直系の衆院2〜4回生でつくる「一新会」の松崎哲久事務局次長が、「小沢氏を講師に招き、政策勉強会をスタートさせたい」と宣言したのは、1週間前のことだった。衆院1回生の「一新会倶楽部」や、参院の小沢氏支持議員にも呼びかける予定だったが、異論が出て、19日の勉強会に集まったのは一新会の16人だけ。小沢氏自身は姿を見せず、会長代行の奥村展三衆院議員が講演して散会となった。200人の再結集を目指す「拡大路線」の難しさが浮き彫りになった。

 もともと小沢氏は「グループを一つにまとめることも考えている。一新会という名前にもこだわらない」と語っていた。だが実際はグループの一本化には「時期尚早」(若手)との異論が根強く、グループ内の意思統一が進まなかったのだ。

 拡大路線の頓挫をよそに、別の側近は小沢氏への忠誠が強い議員を中心に団結を固める「純化路線」を探る。一新会倶楽部は、小沢氏支持を鮮明に打ち出す設立趣意書に賛同する議員だけで組織を衣替えする議論を始めた。

 同志的結束を重んじる「純化路線」は、小沢氏が新進党を解党し、自由党を結成した時のキーワードだ。だが、強制起訴を控える身で純化路線をとれば、かえって遠心力を加速しかねない。

 刑事裁判は長期化が予想される。菅首相が来春に来年度当初予算を無事成立させることができれば、当面の政局は回避され、代表選は2年先までない可能性が強い。小沢グループの幹部級が副大臣や政務官に起用される中、首相側の切り崩しに対抗する求心力を維持できるのか。小沢氏と親しい議員は「起訴されたらしばらくは政局どころではない。政治はしばらく凪(なぎ)」と言い切る。

 拡大か、純化か――。展望が開けぬ中、その二兎(にと)を追う構想も浮上してきた。鳩山由紀夫前首相のほか、次世代と目される原口一博前総務相、樽床伸二前国会対策委員長、細野豪志前幹事長代理ら小沢グループ以外の有力議員をリーダー役に据えて200人の再結集を図り、小沢グループ内の集団はそれぞれに結束を強める――という構想だ。

 しかし、「数」の力にこだわる小沢氏自身が厳しい現実を誰よりも感じている。小沢氏は最近、側近の1人からこの構想に基づく新しい組織の図案を見せられ、「これでいいが、一足飛びにはいかないだろう」と漏らした。(蔵前勝久)

515とはずがたり:2011/01/12(水) 10:24:40

【激突2011】12日の両院議員総会前に小沢派臨戦態勢
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/110111/stt1101112125007-n1.htm
2011.1.11 21:22

 民主党がいよいよ勝負の時を迎える。12日の両院議員総会、13日の定期党大会は、昨年末から続く党内抗争の雌雄を決する格好の舞台だ。決戦を前に、ここ最近、鳴りを潜めていた小沢一郎元代表を支持するグループも11日、相次いで会合を開き、臨戦態勢をとった。党内の緊張感はピークに達しようとしている。

 抗争の末に蓄積されたマグマは11日、思わぬところからも噴き出した。
 「(年頭会見で)小沢さんのことをいろいろ言われるのは不自然な感じ、違和感を覚えました。まことにおかしい」
 記者会見で、こう語気を強めたのは民主党の重鎮で立法府の長でもある西岡武夫参院議長だ。菅直人首相が4日の年頭会見で、小沢氏が強制起訴された場合について自発的な議員辞職を促したことを痛烈に批判したのだ。
 「もっとおかしいと思ったのは…」。西岡氏はなお言葉をつなげ、首相が年頭会見で国会質問を24時間前に通告するよう求めたことをこき下ろした。
 「これは国対委員長間での話ではないか。びっくりいたしました。首相からはどういうふうに日本をもっていこうとしているのかをぜひ聞きたかった」

 西岡氏は、参院で問責決議された仙谷由人官房長官の交代を公然と求めた。さらに、首相が仙谷氏を続投させた場合の対応について問われると、「私は決断するときはいたします」と意味深長な答え。国会召集日には首相の施政方針演説などが予定されているが、西岡氏が本会議の開会のベルを鳴らさなければ会議は開かれない。野党が多数を占める参院で、味方であるはずの西岡氏を敵に回しては、国会運営に支障が生じるのは確実だ。

 一方、敵を定めることで結束を促し、「攻撃は最大の防御なり」を地でいく小沢グループは、12日の両院議員総会を手ぐすねを引いて待っている。
 「執行部がいきなり攻めてきた場合どうするんだ」
 「両院総会をただのガス抜きの場にしてはいけない。執行部の思惑通りになってしまう」

 小沢グループの中核「一新会」の会合では、出席者から執行部への警戒感を示す意見が相次いだ。小沢氏に衆院政治倫理審査会への出席を執(しつ)拗(よう)に要求し、小沢氏に議員辞職まで促そうとする首相に、小沢系議員の怒りは爆発寸前だ。

 この日は、小沢グループの森裕子参院議員の会館事務所で、岡島一正副幹事長ら小沢側近衆と、松野頼久前官房副長官ら鳩山グループの一部がひざをつき合わせた。会合後、出席者は「組織だったことはしない」と語ったが、両グループで常に連携して対応することも暗黙のうちに確認し合ったようだ。

 首相は13日の定期大会終了後に記者会見し、内閣改造・党役員人事についての見解を明らかにする見通しだ。

 「小沢切り」への明確な方針が示されるのか、あるいは仙谷氏の交代はあるのか。議員たちは、首相の決断を固唾をのんで見守っている。(坂井広志)

516iqeqfim:2011/01/31(月) 12:18:48
http://eragolika.woelmuis.nl http://basawea.woelmuis.nl http://olmaderas.woelmuis.nl

517名無しさん:2011/02/02(水) 06:14:53
http://gendai.net/articles/view/syakai/128652
衝撃 石川再聴取の録音全容
【政治・経済】
2011年2月1日 掲載

「4億円が汚い金というのは検察が勝手に言ってるだけ。証拠がないんだから」と担当検事が語ったデタラメ

 これを「誘導」「圧力」と言わずに何と言うのか。政治資金規正法違反罪で逮捕、起訴された石川知裕衆院議員(37)が「録音」した再聴取の全容が31日明らかになった。共同通信が報じたのだが、なぜか大新聞テレビは“黙殺”したままだ。
 繰り返し言うが、昨年5月に行われたこの再聴取は、石川議員を起訴し、その「保釈後」に行われた。起訴後の被告に対して検察が証言を強要したり、誘導したりすることは絶対にあってはならない。法治国家として当然だ。ところが、石川議員の再聴取では随所に検事の“問題尋問”が行われているのだ。東京地検特捜部の検事が話した内容はざっとこんな感じだった。
「従前の供述を維持するのが一番無難だって。今までの話を維持している限り、(小沢は)起訴にはならないんだろうと思うんだよ」
「ここ(再聴取)で全部否定することは火に油を注ぐことになるよね。ここで維持することが彼ら(審査員)の気持ちをどう動かすかだよね」
 石川議員に執拗に供述維持を迫る検事。これほど“強要”する姿勢は異常だ。筋書きありきで突っ走った検察捜査の正当性を保ちたいという考えがミエミエだ。続いて、検事は最初の供述の一言一句を確認する手段に出た。
「小沢先生が政治活動の中で何らかの形で蓄えた簿外の資金であり、表に出せない資金であると思った」などと調書を読み上げたのだ。しかし、これには石川議員が大反論した。
「4億円を隠したいがためっていうのがね、どうしても引っ掛かるんですよ。4億円がいかがわしいお金だなんて、実際どうつくられたかなんて私には分かりません」
「汚いお金だから4億円を何が何でも露見したくないっていうのは今でも違うと言いたい」
 こう石川議員が懸命に食い下がると、検事はこう言い切ってみせた。
「汚いお金だっていうのは、検察が勝手に言ってるだけで、別に水掛け論になるから相手にしなくていいんだよ。証拠ないんだから」
 自ら所属する検察に対して「勝手に言っているだけ」「証拠ないんだから」とは、あまりにデタラメ過ぎる。こんないい加減な聴取で国会議員を逮捕、起訴するなんて本当にフザケた話ではないか。こうまでもヒドイ人権侵害の話を報じないメディアの罪も重い。今の大手メディアは小沢一郎を抹殺するためだけに存在するのか。

518名無しさん:2011/02/06(日) 09:39:42

読む政治:小沢・民主元代表、離党も検討 影響力、じわり低下(その1)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110206ddm001010088000c.html

 ◇昨年10月「どう判断したらいいか。角さんのこともある」 起訴議決公表直後、側近に電話

 民主党の小沢一郎元代表の資金管理団体「陸山会」事件が昨年1月に立件されて1年余。「反小沢」勢力からの離党圧力を強気ではね返してきたようにみえる小沢元代表だが、一時は離党も検討していた。

 「政治的にどう判断したらいいか、意見を言ってほしい。角さんのこともある」。検察審査会の起訴議決が公表され、強制起訴が確定した昨年10月4日。公表から30分後、小沢元代表は側近に電話でこう告げた。

 「政治の師」と仰ぐ田中角栄元首相はロッキード事件で逮捕され離党した。側近が「角さんって、離党のことか」と問いかけると小沢元代表は黙り込んだ。「離党したら小沢グループが迷ってしまう」と忠告した。

 田中元首相は離党後も自民党内に影響力を保ち、「闇将軍」と呼ばれた。離党することで「政治とカネ」問題にけじめをつけ、復権への足がかりとし、政治的影響力を維持−−。そんな思惑が見え隠れしたが、起訴議決公表から3日後の10月7日、小沢元代表は記者団に離党を否定。「離党話」は立ち消えになった。

 離党して小沢元代表の存在感が薄まれば、約150人を擁する最大派閥が「反小沢」勢力の「草刈り場」と化す可能性もあり、政治的リスクは大きかった。だが、離党を封印した理由はほかにもあった。

 参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」を乗り切るすべを菅直人首相は見いだせず、いずれ行き詰まるとの情勢判断だ。昨年秋の臨時国会では尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件などを巡り与野党対立は先鋭化。1月開会の通常国会では連携相手と期待した公明党が対決姿勢を鮮明にし、11年度予算の関連法案成立に道筋はつかない。

 小沢元代表は正月、東京都内の自宅での新年会で側近議員に「俺が復帰しないとどうにもならないだろう」と復権への意欲を表明。強制起訴された1月31日夜、盟友・鳩山由紀夫前首相のグループ幹部との会食では「予算審議を乗り切れないと、何が起こるか分からない」と、内閣総辞職や衆院解散があり得ると予測してみせた。

毎日新聞 2011年2月6日 東京朝刊

519名無しさん:2011/02/06(日) 09:41:37

読む政治:小沢・民主元代表、離党も検討 影響力、じわり低下(その2止)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110206ddm002010093000c.html

 ◇小沢系の大量新人、選挙に弱点

 数は力−−。最盛期は約140人の自民党最大派閥を率いた田中角栄元首相の権力掌握術は小沢一郎民主党元代表にも引き継がれている。「飲み食いして仲間作りをしろ」。小沢元代表は側近らに口を酸っぱくして言う。約150人を擁し、数のうえでは「田中軍団」をしのぐが、強制起訴後の影響力はじわりと低下している。

 「ちょっとここに座りなさいよ」。強制起訴された1月31日夜の鳩山由紀夫前首相のグループ幹部との会合で、小沢元代表が隣に呼んだのは、鳩山政権で首相補佐官を務めた中山義活経済産業政務官だった。

 鳩山グループは昨年9月の党代表選で小沢元代表を支持し、「小鳩」連携は今も続く。しかし、中山氏は小沢元代表の強制起訴を織り込み、鳩山グループの「小沢色」を薄め、「中間派色」を強めようと動いていた。小沢元代表支持を繰り返す鳩山氏に「静かにしたほうがいい」と、小沢元代表と距離を置くよう進言した。

 小沢元代表に呼ばれた中山氏は「一番大事なのは和の精神だ」と党内融和を訴えたが、小沢元代表は「当たり前の話だよな」とつれなく答えた。中山氏を隣に呼び寄せたのは、小沢元代表のさりげないけん制だった。

 小沢元代表は昨年の起訴議決後、党内での求心力低下を回避するための引き締め策を打ってきた。昨年11月には衆院新人議員の支持グループ「北辰会」(約50人)を作り、動揺する新人議員らとの夜の会合を繰り返してきた。側近議員は「小沢さんは飲んで食うことを重視している。選挙でカネを配るのと同じことだ」と説明する。

 だが、衆院新人議員に影響力を持つ小沢元代表の強みは弱点にも転じる。内閣支持率が低迷する中、追い込まれた菅直人首相が衆院解散・総選挙に踏み切れば、大量落選が予想されるのは選挙基盤の弱い新人議員だ。「首相の解散カードは野党には効き目が薄くなりつつあるが、小沢グループにはまだ有効だ」と党関係者は言う。

 小沢元代表は菅首相と戦った昨年9月の党代表選では所属国会議員のほぼ半数の200人から支持を得た。

 「小沢先生を総帥(そうすい)とする小沢軍団200人の力を抜きにして民主党がしゃんとしていけるわけがない」。国民新党の亀井静香代表は5日、広島県尾道市での民主党参院議員の会合で小沢元代表を前に訴えた。が、党内には「小沢元代表の影響力低下はまぬがれない。『小沢軍団』の結束もぐらつくだろう」との声がじわりと広がる。

 ◇自前の首相候補も不在

 小沢グループには自前の有力な首相候補がいないことも弱点といえる。田中派が、二階堂進、金丸信、竹下登各氏らベテランと、小沢元代表ら後に竹下派「七奉行」と呼ばれる中堅を擁した層の厚さとは対照的だ。

 グループ幹部には奥村展三、鈴木克昌、松木謙公各衆院議員らがいるが、いずれも3期で閣僚経験はない。小沢グループが影響力を維持するには首相候補を担ぎ続ける必要がある。だが、小沢元代表が今春の政変を予測しながらも、次期党代表選への対応には「そのときにはちゃんとだれかいる」(グループ幹部)と頼りない。

 小沢グループは昨年6月の代表選でグループ内からの擁立はもとより、候補一本化にも失敗した苦い経験がある。次回も「中間派」に白羽の矢を立てる可能性がある。

 鳩山グループから自立を図る小沢鋭仁前環境相は小沢元代表と近い原口一博前総務相、首相グループの荒井聡前国家戦略担当相と1月27日、郵政改革についての勉強会に参加した。小沢前環境相の側近議員は「小沢系を引きつけ、菅グループも取り込む狙い」と説明。「中間派」として次期代表選出馬への布石とも見られている。

 しかし、小沢グループ内で支持が分かれれば、逆に「草刈り場」にもなるだけ、との警戒感も強い。【葛西大博、朝日弘行】

毎日新聞 2011年2月6日 東京朝刊

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