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スーフィズムに関するHP

2897チバQ:2020/03/22(日) 14:33:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000035-jij_afp-int

イラク大統領、新首相候補を指名 先行きは不透明


3/18(水) 17:26配信

AFP=時事







イラク大統領、新首相候補を指名 先行きは不透明


イラク・バグダッドで面会するバルハム・サレハ大統領(左)と新首相候補に指名されたアドナン・ズルフィ氏。イラク大統領府提供(2020年3月17日公開)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】イラクのバルハム・サレハ(Barham Salih)大統領は17日、親欧米派議員で元ナジャフ(Najaf)市長のアドナン・ズルフィ(Adnan Zurfi)氏(54)を新たな首相候補に指名した。国内では軍事的混乱や抗議デモ、新型コロナウイルスの流行などの問題が山積している。

 ズルフィ氏の指名と同じタイミングで、イラクでは2回にわたるロケット弾攻撃が発生。17日の明け方には米国主導の有志連合と北大西洋条約機構(NATO)の部隊が駐留する基地にロケット弾が撃ち込まれ、同日夜にもイラク政府機関や各国大使館がある首都バグダッドの「グリーンゾーン(Green Zone)」でロケット弾攻撃があった。

 ズルフィ氏は17日夜、組閣から1年以内に選挙を実施すると宣言。イラクでは政府の汚職や無能に対する抗議デモが数か月間続いており、デモ参加者の要望に対応すると明言した。

 また、反政府デモで昨年辞任を表明したアデル・アブドルマハディ(Adel Abdel Mahdi)暫定首相と面会した。

 ズルフィ氏は30日以内に組閣し、議会で信任投票にかけられる。一部のイスラム教シーア派(Shiite)政党や、クルド人およびスンニ派(Sunni)の派閥から支持を得る可能性はあるが、議会で2番目に多い議席数を占める征服連合(Fatah)は早くもズルフィ氏を拒否している。

 ズルフィ氏の前に首相候補に指名されていたムハンマド・アラウィ(Mohammad Allawi)元通信相は、今月2日までに組閣できず、次期首相を辞退。サレハ大統領は17日までに新たな首相候補を提案することになっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2898チバQ:2020/03/22(日) 14:33:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000035-jij_afp-int

イラク大統領、新首相候補を指名 先行きは不透明


3/18(水) 17:26配信

AFP=時事







イラク大統領、新首相候補を指名 先行きは不透明


イラク・バグダッドで面会するバルハム・サレハ大統領(左)と新首相候補に指名されたアドナン・ズルフィ氏。イラク大統領府提供(2020年3月17日公開)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】イラクのバルハム・サレハ(Barham Salih)大統領は17日、親欧米派議員で元ナジャフ(Najaf)市長のアドナン・ズルフィ(Adnan Zurfi)氏(54)を新たな首相候補に指名した。国内では軍事的混乱や抗議デモ、新型コロナウイルスの流行などの問題が山積している。

 ズルフィ氏の指名と同じタイミングで、イラクでは2回にわたるロケット弾攻撃が発生。17日の明け方には米国主導の有志連合と北大西洋条約機構(NATO)の部隊が駐留する基地にロケット弾が撃ち込まれ、同日夜にもイラク政府機関や各国大使館がある首都バグダッドの「グリーンゾーン(Green Zone)」でロケット弾攻撃があった。

 ズルフィ氏は17日夜、組閣から1年以内に選挙を実施すると宣言。イラクでは政府の汚職や無能に対する抗議デモが数か月間続いており、デモ参加者の要望に対応すると明言した。

 また、反政府デモで昨年辞任を表明したアデル・アブドルマハディ(Adel Abdel Mahdi)暫定首相と面会した。

 ズルフィ氏は30日以内に組閣し、議会で信任投票にかけられる。一部のイスラム教シーア派(Shiite)政党や、クルド人およびスンニ派(Sunni)の派閥から支持を得る可能性はあるが、議会で2番目に多い議席数を占める征服連合(Fatah)は早くもズルフィ氏を拒否している。

 ズルフィ氏の前に首相候補に指名されていたムハンマド・アラウィ(Mohammad Allawi)元通信相は、今月2日までに組閣できず、次期首相を辞退。サレハ大統領は17日までに新たな首相候補を提案することになっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2899チバQ:2020/03/23(月) 20:24:52
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200322X321.html
アフガン、「政権並立」続く=大統領選の混乱収束せず
2020/03/22 14:31時事通信

 【ニューデリー時事】アフガニスタンで、昨年9月に実施された大統領選の結果をめぐり、二つの「政権」が並立する異常事態が続いている。今月9日、再選されたガニ大統領と、ガニ氏の不正を訴える次点のアブドラ前行政長官の2人が同時に「大統領就任式」を強行。政府側の足並みがそろわず、反政府勢力タリバンとの和平交渉の進展が危ぶまれている。

 アブドラ氏は、アフガンと関係の深いイランの暦で新年を迎えた20日、ツイッターに「欺瞞(ぎまん)と虚偽と闘う誓いを新たにした」と投稿。引き続きガニ氏の選挙での「不正」を糾弾する姿勢を明確にした。

 大統領選では、ガニ氏の得票率50.64%に対し、アブドラ氏は39.52%だった。9日のガニ氏の就任式には、政府の後ろ盾の米国などの代表が参加。ガニ政権の正統性を印象付けた。

 それでもアブドラ氏は強気の姿勢を崩さない。かつてタリバン政権と戦った北部同盟の外相を務めたアブドラ氏は、軍閥指導者ドスタム将軍ら、旧北部同盟有力者の支持を受けている。世界銀行勤務など国外で活動していたガニ氏とは異なり、国内に確固たる基盤を持つ。

 2014年の前回大統領選でアブドラ氏は、決選投票でガニ氏に敗れたとはいえ、第1回投票でガニ氏に13ポイント差で優位に立っており、決選投票の結果を認めなかった。ガニ氏が政権ナンバー2の行政長官の地位をアブドラ氏に与え、国家分裂を回避した経緯がある。

 アブドラ氏は現在、自らが大統領だという立場を崩していない。一方、ロイター通信は、米国が両者の仲裁に入った際、アブドラ氏が「閣僚の4割を自派から出すことや、タリバンとの交渉で自分が主導的立場を得ること」を要求したと伝えている。「大統領就任」は政府内で優位を保つための方便の可能性が否定できない。

 米国は、アフガン政府とタリバンとの和平交渉を前に、政府側の混乱を懸念している。仲裁に奔走している米国のハリルザド・アフガン和平担当特別代表は20日、ツイッターで「新年の一番の贈り物は政治危機の終息なのだが」と述べ、対立に苦言を呈した。

2900チバQ:2020/03/27(金) 17:28:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-00000081-jij-m_est

ネタニヤフ首相、当面続投も 最大野党が分裂 イスラエル


3/27(金) 14:07配信

時事通信







ネタニヤフ首相、当面続投も 最大野党が分裂 イスラエル


イスラエルのネタニヤフ首相=16日、エルサレム(EPA時事)


 【エルサレム時事】3月2日のイスラエル総選挙(国会定数120)で第2党となった中道野党連合「青と白」は26日、ネタニヤフ首相率いる第1党の右派与党リクードとの連立政権発足をめぐる見解の相違から分裂した。

 これにより、首相を支持する右派・宗教勢力(58議席)に「青と白」の一部を加えた連立政権が発足し、ネタニヤフ氏は当面続投する公算が大きくなった。

 「青と白」を率いるガンツ元軍参謀総長は16日、首相候補として野党各党61議員の推薦を得たことを受け、リブリン大統領に連立政権発足に向けた組閣作業に入るよう指示された。ガンツ氏は、国内で新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化しているため「緊急の挙国一致政府が必要だ」と訴え、リクードとの連立を模索。これに対し、「青と白」の一部議員は、汚職事件で起訴されたネタニヤフ氏の退陣を求めてきた経緯から、ガンツ氏の方針に強く反発した。

 26日には国会で新たな議長を選ぶ投票が行われ、ガンツ氏が賛成多数で選出された。ガンツ氏には、国会議長ポストを得ることで、より幅広い勢力を糾合したいという思惑もあったとみられ、リクードが賛成に回った。しかし、「青と白」は所属議員の対応が割れて一部が投票をボイコット、分裂が決定的となった。

 イスラエルのメディアによると、新政権では緊急事態下で政権の継続性を重視する観点から当面はネタニヤフ首相が続投し、4年の任期の途中でガンツ氏に首相の座を譲る方向で調整が進められているという。ただ閣僚ポストの配分などで難航する恐れもある。

 イスラエルでは政局の混乱が長期化し、昨年4月以降の1年間で総選挙が3度行われた。

2901チバQ:2020/03/28(土) 23:50:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-00000596-san-m_est

イスラエル、連立政権成立の兆し 野党側トップが方針転換


3/27(金) 21:06配信

産経新聞



 【カイロ=佐藤貴生】イスラエル国会(一院制、定数120)は26日、中道・左派の野党勢力を率いるガンツ元軍参謀総長を議長に選出した。ガンツ氏は収賄罪などで起訴された右派・宗教勢力を率いるネタニヤフ首相を批判してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、首相らと協力して連立政権を発足させ、政治の停滞を終わらせるべきだと判断したもようだ。

 ロイター通信によると、エデルステイン国会議長の辞任表明を受けて26日に行われた投票の結果、ガンツ氏が右派の票も集めて後任に選ばれた。同氏は「通常の日々ではなく、特別な決断が求められていた」と述べ、与野党を超えた政権を早急に成立させる必要があるとの考えを示した。

 イスラエルのメディアによると、当面はネタニヤフ氏が首相職にとどまり、来年9月にガンツ氏に交代する案が出ている。ただ、両者とも確認はしていない。ガンツ氏が主導する野党側最大勢力「青と白」の幹部らは、「戦わずに降伏した」などと同氏の方針転換に反発している。

 イスラエルでは昨年4月と9月に国会選が行われたが、過半数を制する連立が組めず、3度目となる国会選が今月2日に行われた。ネタニヤフ氏より多くの推薦を集めたガンツ氏が連立交渉を行っていたが、政治の空転が続く中で新型コロナの感染が広がり、政権の早期成立を求める世論が強まっていた。イスラエルの新型コロナ感染者は2600人以上、8人が死亡した。

2902チバQ:2020/03/28(土) 23:50:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-00000061-mai-m_est

イスラエル・ネタニヤフ首相続投へ 新型コロナで反対勢力転換「緊急的統一内閣を」


3/27(金) 17:24配信

毎日新聞







イスラエル・ネタニヤフ首相続投へ 新型コロナで反対勢力転換「緊急的統一内閣を」


ネタニヤフ首相=AP


 2日のイスラエル総選挙を受けて組閣を担当している中道政党連合「青と白」の共同代表、ガンツ元軍参謀総長は26日、これまでの「反ネタニヤフ首相」の方針を転換し、ネタニヤフ政権に合流する意向を示した。この日の国会で、新型コロナウイルスへの対応のため「緊急的統一政府」を目指す必要があると強調した。ネタニヤフ氏の支持勢力が国会の過半数を確保する見込みとなり、首相続投の公算が大きくなった。

 イスラエルメディアによると、今後はネタニヤフ氏とガンツ氏が交代で首相を務めるという。ガンツ氏のグループに有力ポストを割り振る形で連立協議が進むとみられる。

 ガンツ氏は26日のイスラエル国会で、ネタニヤフ氏率いる右派「リクード」を中心とする右派・宗教勢力の支持を得て賛成多数で議長に選出された。ガンツ氏は、ネタニヤフ氏側への歩み寄りについて、「今は正常時ではなく、特別な判断を強いられた」と説明した。

 ガンツ氏は総選挙後、定数120の過半数に当たる61人の野党議員から推薦を得て、リブリン大統領から組閣指示を受けていた。「青と白」は収賄罪などで起訴されたネタニヤフ氏の退陣を求めていたが、ガンツ氏の方針転換を受けて分裂する見込みだ。ガンツ氏と共に共同代表を務めるラピド氏は「戦わずして降伏し、ネタニヤフ政権に潜り込んだ」と、ガンツ氏を非難した。【エルサレム高橋宗男】

2903チバQ:2020/03/29(日) 02:25:53

https://www.sankei.com/world/news/200326/wor2003260016-n1.html
イスラム諸国、相次ぐモスク閉鎖 新型コロナ 厳戒、抗議、祈りの訪問…


2020.3.26 19:59|
 【カイロ=佐藤貴生、シンガポール=森浩】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、イスラム教徒の多い中東やアジアの国々でモスク(イスラム教礼拝所)への立ち入りを禁じたり、宗教行事を中止したりする動きが相次いでいる。「礼拝」はイスラム教の宗教上の義務行為であり、モスクは人々の休息や情報交換の場ともなってきた。各国政府の措置には信徒からさまざまな反応が出ている。

 世界中の信徒が日々、その方角を向いて祈りをささげる第1の聖地、サウジアラビア西部メッカにあるカーバ神殿は今月上旬、信徒の訪問が禁じられた。メッカには国内外から年間800万人の巡礼者が訪れており、感染拡大を未然に防ぐ狙いだ。サルマン国王は25日、首都リヤドととともにメッカのロックダウン(都市封鎖)を命じた。

 米誌タイム(電子版)によると、イラン北東部マシャドや中部コムでは政府がシーア派の聖地への立ち入りを禁じたのに対し、16日には抗議する人々が聖地に押しかけ、警官隊ともみ合う騒ぎとなった。

 中東では、感染がコムを起点に周辺国へ飛び火したにもかかわらず、シーア派の法学者が統治するイランでは聖地やモスクでの礼拝禁止措置が遅れた。施設への立ち入り継続を求める熱心な信徒と、感染拡大阻止を求める世論の間で政府が板挟みになった形だ。

 中東最大の人口を抱え、全土に10万を超えるモスクがあるエジプトは21日になって、モスクやキリスト教の教会の使用禁止を命じた。ロイター通信によると、SNS上では決定が遅いとして政府への批判が多数出たという。


マレーシアでは、2月27日〜3月1日に開催されたイスラム教の大規模集会が国内最大のクラスター(感染者集団)となり、当局が対応に追われている。

 集会は首都クアラルンプールのモスクで行われ、国内外から約1万6千人(同国保健省発表)が参加。マレーシアでは23日現在、1518人の感染が確認され、うち943人がこの集会を感染源としている。海外からも約1500人が参加したとされ、帰国後の感染者も確認されている。

 保健当局を悩ませているのは、ミャンマーからマレーシアに逃れてきたイスラム教徒少数民族ロヒンギャが約2千人参加していたとみられることだ。ほとんどが不法滞在者であるため、追跡作業が難航している。

 ムヒディン首相は18日、イスラム教徒にとって重要な金曜日の礼拝を含む、すべての宗教行事の中止を決めた。

マレーシアでの感染拡大を受け、インドネシアでも20〜22日に予定されていたイスラム教の大規模な集会が中止となった。地元メディアによると、州政府などがモスクでの礼拝や集会を中止するよう呼びかけているが、徹底されていないという。地元ジャーナリストは「一部市民は『新型コロナウイルスと戦うために祈る』という趣旨で、むしろモスクに積極的に足を運んでいる」と話す。

2904チバQ:2020/04/05(日) 12:28:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200404-00000039-mai-int

ユダヤ教「超正統派」居住区で感染拡大 集団礼拝やめず 大家族で“密集”し生活


4/4(土) 22:16配信

毎日新聞







ユダヤ教「超正統派」居住区で感染拡大 集団礼拝やめず 大家族で“密集”し生活


新型コロナウイルス感染防止のためマスクを着けたユダヤ教超正統派の信者の男性=イスラエルのテルアビブ近郊で3日、AP


 イスラエルのユダヤ教超正統派住民の居住区で、新型コロナウイルスの感染が深刻化している。礼拝を優先し、政府が呼びかける「不要不急の外出禁止」などの情報を信じない人が多いことなどが背景にある。今後、大規模な集団感染を引き起こす可能性もあり、イスラエルのメディアは、超正統派にとって第二次大戦中のナチス・ドイツによる「ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)以降、最大の脅威」と警鐘を鳴らしている。

【図解】新型コロナ予防するには? すぐできる四つのこと

 超正統派が集住する地域で深刻なのが、イスラエルの中心商業都市テルアビブに近い人口約20万人のブネイブラクだ。4月2日までに、人口約90万人の最大都市エルサレムとほぼ同じ900人以上が感染した。

 イスラエルは建国時、国家統合のためユダヤ教の伝統を公的に守ることを約束し、超正統派に特別な地位を与えた。多くの男性が就労せずに宗教研究に没頭することを支援し、政府の補助金で生活する人も多い。出生率は6・0前後と高く、子だくさんの家族が2世代、3世代とアパートに「密集」して暮らすケースもあり、こうした生活環境も感染拡大の要因の一つとみられる。テレビやインターネットと距離を置き、政府や報道機関の情報よりも聖職者の言葉を信じる傾向もあり、政府がシナゴーグ(ユダヤ教会堂)での礼拝規制に踏み切った後も、超正統派居住区では礼拝が続けられていたという。

 現地メディアによると、感染症の専門家は2日に国会で証言し、「ブネイブラクの潜在的感染者は、人口の約40%に上っている可能性がある」と指摘した。事実なら、現在判明している感染者の80倍以上に当たる。

 当局は住民の検査拡大に努める。だが8〜15日のユダヤ教の祝祭「過ぎ越し祭」を前に、家族から隔離されることを恐れて検査を受けたがらない住民もいるという。

 イスラエル保健省は2日未明、超正統派政党「ユダヤ教連合」の党首を務めるリッツマン保健相と妻の感染・隔離を発表した。感染ルートは確認されていないが、地元テレビはリッツマン氏が「集団礼拝に参加していた」と報じている。

 政府はブネイブラクを事実上封鎖し、特別な許可がない限り出入りを許していない。イスラエルは3月中旬にいち早く全世界からの渡航を原則禁止する措置を取るなど、厳しい防疫態勢を敷いている。4月4日現在、感染者は7500人以上、死者は41人に上る。【エルサレム高橋宗男】

2905チバQ:2020/04/05(日) 22:07:44
https://www.sankei.com/world/news/200331/wor2003310001-n1.html
ドバイ万博、1年延期検討 新型コロナで運営委
2020.3.31 00:43国際中東・アフリカ
新型コロナ
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 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ国際博覧会(万博)運営委員会は30日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、今年10月の開幕の1年延期を検討することで合意した。首長国通信が伝えた。

 ドバイ万博には日本を含む約190カ国・地域が出展し、2021年4月の閉幕までに約2500万人の入場が見込まれていた。フランス・パリの博覧会国際事務局(BIE)が最終決定する。 ドバイ万博は「心をつなぎ、未来を創る」をテーマに、中東の政治的な対立を超えたイベントを目指している。 25年に大阪・関西万博を控える日本政府も文化や価値観を伝える日本館を出展予定だった。(共同)

2906チバQ:2020/04/06(月) 19:01:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00000554-san-m_est

住民の4割感染か イスラエルのユダヤ教超正統派地区 新型コロナ


4/6(月) 18:22配信

産経新聞



 【カイロ=佐藤貴生】ユダヤ教の戒律を厳格に守る「超正統派」が集中的に住んでいるイスラエル国内の一部地区で、住民の4割が新型コロナウイルスに感染している疑いが浮上した。シナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)の封鎖が遅れたほか、メディアへのアクセスが制限されているため、ウイルスに関する知識を得られなかったことが原因とみられる。政府は軍も出動させて隔離を進めるなど封じ込めを急いでいる。

 感染拡大が懸念されるのは、イスラエル西部の商都テルアビブに近いブネイ・ブラク地区。政府高官は住民約20万人のうち約38%が感染している疑いがあるとしている。

 イスラエルのメディアによると、地元のユダヤ教指導者が政府の勧告に耳を貸さず、シナゴーグや神学校を開放し続けてきた。政府は2日、同地区のシナゴーグなどの封鎖を決定。超正統派のリッツマン保健相も感染が判明している。

 3日には警官隊が同地区の出入りを禁じた。軍は地区内で食料や薬品などを配る一方、高齢の住民約4500人を隔離措置を施したホテルに搬送する予定だ。

 イスラエルの超正統派は教義を学ぶことが優先され、多くが兵役や納税の義務を免除されている。貧しい大家族がひしめくように建つ住居で暮らしており、一般社会とはまったく別の生活を送っている。

 イスラエル有力紙ハーレツ(電子版)などによると、超正統派の使用言語はイディッシュ語で、多くの人はイスラエルの主要言語であるヘブライ語が分からない。教義上の理由からテレビ、ラジオの視聴のほか携帯電話やインターネットの使用が制限されている。教義を最も重視する立場で、政府への反感から指示を聞かないケースもあるという。

2907チバQ:2020/04/07(火) 20:54:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00000072-jij-m_est
イスラエル、全土封鎖へ ユダヤ教超正統派の感染拡大 新型コロナ
4/7(火) 14:21配信時事通信
イスラエル、全土封鎖へ ユダヤ教超正統派の感染拡大 新型コロナ
ひつぎを運ぶユダヤ教超正統派市民=5日、エルサレム(AFP時事)
 【エルサレム時事】イスラエルのユダヤ教超正統派市民の間で新型コロナウイルスへの感染が拡大している。

 政府の規制を無視して集団での礼拝や葬儀を続けるなどしたことが問題の背景にある。ネタニヤフ首相は6日夜、全土を封鎖する措置を7日から段階的に実施する意向を表明した。

 ネタニヤフ氏は感染抑制のため「ほかに選択肢はない」と述べ、市民に協力を求めた。

 イスラエルでは8日〜15日、ユダヤ教の祝祭「過ぎ越し祭」が予定されている。親族らが集まって食事を共にするのが宗教上の習慣だ。当局は今年については「同居の家族のみに限る」と訴え、祝祭が感染拡大の新たな引き金になるのを防ごうとしている。

 イスラエルでは9000人以上の感染が確認され、57人が死亡した。人口比で全体の10%程度の超正統派が感染者の約半数を占めるとされ、罹患(りかん)率はかなり高い。超正統派であるリッツマン保健相も2日、夫人と共に感染していることが判明した。

2908チバQ:2020/04/12(日) 16:18:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020041202000129.html
<新型コロナ>都市封鎖に二の足 感染拡大のエジプト・トルコ 経済停止の副作用懸念

2020年4月12日 朝刊
 【カイロ=奥田哲平】新型コロナウイルス感染拡大の封じ込め策として各国に広がるロックダウン(都市封鎖)だが、容易に採用できない国もある。エジプトのシシ大統領は七日、「全分野での業務停止には賛成しない。数百万人が苦境に陥る」と否定的見解を表明した。経済基盤が脆弱(ぜいじゃく)な途上国にとっては、かえって生活困窮者や政権批判が増す副作用が大きいからだ。

 感染者が千七百人超で増加傾向にあるエジプト。政府は八日、夜間外出禁止令の二週間延長を発表したが、欧州や中東諸国が取る終日の移動制限や経済活動の停止といった強制力を伴う都市封鎖には踏み切らなかった。

 首都カイロ中心部は飲食店が閉鎖されたものの、ほかの商店は営業中。日中は交通渋滞も起きる。紳士服店主ガマル・ジダンさん(58)は「例年ならラマダン(断食月)前の書き入れ時だが、売り上げは60〜70%減。全面的な外出禁止になれば、あらゆるビジネスが破綻する」と懸念する。

 エジプトは人口約一億人の三分の一が一日一・五ドル以下で暮らす貧困層だ。五百万人以上が日雇い労働に就き、経済活動の停止は即座に失職と困窮につながり、政府への不満が高まりかねない。政府は民間事業者に解雇や減給をしないよう要請。百五十万人を対象に三カ月間で計千五百エジプトポンド(約一万円)の給付を始めるが、十分ではない。

 一方、感染者が四万七千人超となったトルコでは、六十五歳以上と二十歳以下の外出禁止やマスク着用義務化などの対策を段階的に進め、その他の年代の自宅待機措置はあくまで要請にとどめてきた。エルドアン大統領は「どんな状況でも生産を続け、経済の車輪を回す義務がある」と感染防止とのバランスに苦慮しながらも、全面的な事業の停止を避けたい思惑だ。

2909チバQ:2020/04/12(日) 16:32:09
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020041102000174.html
<新型コロナ>湾岸諸国の外国人労働者 失職、自宅待機、差別懸念

2020年4月11日 朝刊


 【カイロ=奥田哲平】新型コロナウイルス感染拡大による景気後退が鮮明となる中、中東湾岸の産油国経済を支えてきた外国人労働者が苦境に陥っている。突然の失職や自宅待機が相次ぎ、排外意識が高まる兆候も出ている。

 サウジアラビアの首都リヤドで、配車サービス大手ウーバーの運転手として働くパキスタン人のキザンさん(26)は、電話取材に焦燥感をにじませた。「このまま仕事がなければ生活も家族への送金もできない」。政府は自国民の雇用維持のため、外国人運転手の登録を突然停止。一室に約二十人で暮らすキザンさんら多くの同胞が職を失った。

 湾岸協力会議を構成する六カ国は裕福な国家財政を背景に、主に建設業や飲食小売業をアジアやアラブ諸国からの働き手に依存してきた。国際労働機関(ILO)によると、世界の移民労働者の一割超の二千万人以上が六カ国で就労、全労働者に占める外国人は六カ国平均で七割を占める。

 クウェートの喫茶店に勤めるエジプト人のフセインさん(29)は、感染抑止策の営業停止で自宅待機中。経営者は週給四十ディナール(約一万四千円)を補償してくれているが、いつまで続くか分からない。「少しでも外出禁止に違反すれば、強制送還されてしまう」とおびえる。

 クウェートの著名俳優は三月末、「病院のベッドがなくなる前に、外国人を送り返すべきだ」と発言、物議を醸した。地元紙は、飲食業で働く外国人五十万人が失業状態で「不満が募れば、将来の時限爆弾になる」と政府に支援を促した。

 人口の80%以上を外国人が占めるカタールの首都ドーハでは、労働者の住居が集まる産業地区の一部で集団感染が発生。当局は一帯に警察官を配置して完全に封鎖した。労働者は二〇二二年のサッカーワールドカップ(W杯)の競技場建設現場などで働いていた。

 国際人権団体アムネスティは、封鎖地区の居住施設が過密状態にあり、上下水道やトイレも不足する劣悪な住環境と指摘。「感染予防と医療を差別なく受けられるようにしなければならない」と訴えている。

2910チバQ:2020/04/12(日) 22:47:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/26bc3fe39b44a64e866384eb5e7869bfdba0454e
公表死者数はメディア把握の6分の1 イラン、情報隠蔽に強まる不信
4/12(日) 22:00配信

産経新聞
 新型コロナウイルスの感染が中東で最も深刻なイランをめぐり、「感染者・死者数は実態より低く公表されている」との見方が強まっている。病院は検査キットやマスク、手袋などが足りず、統制不能な状況に陥っているようだ。国威発揚を優先したことで被害が深刻化した疑いがあり、国民の犠牲をかえりみず体制護持に固執する指導部の姿勢がうかがえる。昨年末からの反政府デモに続く新型コロナの感染拡大で、国民の指導部に対する不信感はさらに膨らんでいる。(カイロ 佐藤貴生)

■サッカー場で治療

 英BBC放送(電子版)は3月20日、イランでも新型コロナの感染が深刻なギラン、ゴレスタン、マザンダランの北部3州の複数の病院関係者の証言を匿名で報じた。

 それによると、患者が多すぎて対応できず、サッカースタジアムにベッドを運んで処置している地域がある。1日に平均5人が死亡しているという病院では、毎日の受診希望者300人のうち6〜7割が新型コロナに感染しているとみられるが、病状が重い者しか治療を受けることができず、統計には受診した者しか算入していないという。

 多くの医療関係者が死亡したとの証言もあった。国内メディアが手当てを受けている様子を放映した25歳の看護師が死亡した際、政府は「感染による死亡ではない」と述べたが、看護師団体はその発表を否定した。指導部に対する医療従事者の怒りの大きさを物語っているようだ。

 世界保健機関(WHO)によると、3月30日現在のイランの感染者は約3万8000人。死者は2600人を超えた。ただ、ある1日についてイラン政府が公表した感染による死者数は、BBCが調査で把握した人数の6分の1だったという。取材に応じた医師の一人は「病院勤務者の士気は極めて低い」と述べた。

■国民を動員せよ

 米国務省は3月下旬、「イランでは2月10日に63歳の女性が新型コロナに感染して死亡していた」と発表した。イラン政府が初の感染者が出たと発表したのは、それより1週間以上遅い2月19日のことだ。

 2月11日はイスラム教シーア派の法学者による政権奪取につながったイラン革命から41年となる記念日で、各地で国民を動員して祝賀行進が行われた。米国の発表が事実だとすれば、革命の大義である「反米」での団結と国威発揚をアピールするために感染の事実を隠蔽(いんぺい)した疑いが強い。

 また、イラン政府が初感染を公表した2日後の2月21日には国会選挙の投票が行われた。国民から信任されていることを示すため、指導部としては少しでも投票率を上げる必要があったといわれる。首都テヘランの20代の男子学生は「有権者を動員するため、政府が感染に関する情報を隠したとして、多数の批判がSNS上に出た」と話した。

 しかし、イランの最高指導者ハメネイ師らは米国を念頭に「生物化学兵器」が使われたと述べ、指導部の責任を認めていない。

 昨年11月にはガソリン値上げ、今年1月にはウクライナ旅客機撃墜の「隠蔽」を機に反政府デモが起き、体制の権威はすでに大きく傷ついている。国民に見透かされても感染拡大は「米国の仕業だ」と強弁せざるを得ない姿が、指導部の苦境を象徴している。

2911チバQ:2020/04/12(日) 22:48:44
■脅威軽視の代償

 BBCによると、イランに滞在した者の入国を発端に感染が広がった国は、イラクやペルシャ湾岸諸国など16カ国に上る。世界各地のシーア派信徒が訪れるイラン中部の聖都コムなどでは、聖職者が「聖地は癒しの場で、宗教的にも肉体的にも病を治すために訪れるべきだ」などと訴え、立ち入り禁止措置が遅れた。

 一連の経過からは、イラン指導部が新型コロナの脅威を過小評価していた可能性が浮かび上がる。

 米の制裁再開で経済低迷が深まるなか、周辺国が直行便停止や国境封鎖に乗り出し、イランの経済がさらに衰えることは必至だ。イランと同じくシーア派が人口の多数を占め、商取引などの面で頼りにしてきた隣国イラクとの関係にも陰りがみえる。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は3月中旬、長年イランで暮らしていた留学生やビジネスマン、建設労働者ら数万人のイラク人が、感染拡大で本国に帰国したと伝えた。イラク中部ナジャフでは、新型コロナの陽性反応が出たイランの外交官が隔離措置を拒否したため、本国に帰国させられたという。

 イラクでは昨年末、反政府デモを受けてアブドルマハディ首相が辞意を表明。2月初めにアラウィ元通信相が首相候補に指名されたが組閣を断念し、3月中旬に国会議員のズルフィ氏が首相候補になった。水面下で米とイランが激しい主導権争いを繰り広げているとみられる。

 バグダッドの50代の男性住民は「ズルフィ氏は経歴からみて米国に近いが、国会は親イランのシーア派議員が多く、首相として承認するかは疑わしい」とし、政治空転が続くとの見通しを示した。

 イラクでは昨年以降、内政干渉が度を越しているとして「反イラン」のデモが広がった。イラクの政治や経済を牛耳ろうとするイランへの反感はなおくすぶっており、新型コロナが両国関係の溝を広げる可能性もありそうだ。

2912チバQ:2020/04/12(日) 22:49:01
■脅威軽視の代償

 BBCによると、イランに滞在した者の入国を発端に感染が広がった国は、イラクやペルシャ湾岸諸国など16カ国に上る。世界各地のシーア派信徒が訪れるイラン中部の聖都コムなどでは、聖職者が「聖地は癒しの場で、宗教的にも肉体的にも病を治すために訪れるべきだ」などと訴え、立ち入り禁止措置が遅れた。

 一連の経過からは、イラン指導部が新型コロナの脅威を過小評価していた可能性が浮かび上がる。

 米の制裁再開で経済低迷が深まるなか、周辺国が直行便停止や国境封鎖に乗り出し、イランの経済がさらに衰えることは必至だ。イランと同じくシーア派が人口の多数を占め、商取引などの面で頼りにしてきた隣国イラクとの関係にも陰りがみえる。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は3月中旬、長年イランで暮らしていた留学生やビジネスマン、建設労働者ら数万人のイラク人が、感染拡大で本国に帰国したと伝えた。イラク中部ナジャフでは、新型コロナの陽性反応が出たイランの外交官が隔離措置を拒否したため、本国に帰国させられたという。

 イラクでは昨年末、反政府デモを受けてアブドルマハディ首相が辞意を表明。2月初めにアラウィ元通信相が首相候補に指名されたが組閣を断念し、3月中旬に国会議員のズルフィ氏が首相候補になった。水面下で米とイランが激しい主導権争いを繰り広げているとみられる。

 バグダッドの50代の男性住民は「ズルフィ氏は経歴からみて米国に近いが、国会は親イランのシーア派議員が多く、首相として承認するかは疑わしい」とし、政治空転が続くとの見通しを示した。

 イラクでは昨年以降、内政干渉が度を越しているとして「反イラン」のデモが広がった。イラクの政治や経済を牛耳ろうとするイランへの反感はなおくすぶっており、新型コロナが両国関係の溝を広げる可能性もありそうだ。

2913チバQ:2020/04/14(火) 11:54:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00000044-kyodonews-int

トルコ、突然の外出禁止で混乱 内相が辞意、大統領は認めず


4/13(月) 11:37配信

共同通信



 【イスタンブール共同】トルコのソイル内相は12日、新型コロナウイルス対策の外出禁止を突然実施し、混乱を招いたとして辞意を表明した。大統領府によると、エルドアン大統領は「適切ではない」と辞任を認めなかった。外出禁止を巡っては市民が食料品店などに殺到し、一時パニック状態となっていた。

 ソイル氏は、全責任は自身にあり国民と「生涯忠誠を誓う大統領」に許しを願いたいとツイッターで辞意表明した。

 内務省は10日午後10時ごろ、翌11日午前0時から週末の2日間、最大都市イスタンブールや首都アンカラなど主要都市で市民の外出を禁止すると予告なく発表した。

2914チバQ:2020/04/19(日) 16:00:59
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020041802000245.html
<新型コロナ>断食は免除される? イスラム教徒困惑 「のどが乾燥感染しやすく」

2020年4月18日 夕刊


 【カイロ=奥田哲平】イスラム教のラマダン(断食月)が二十四日前後に始まるのを前に、中東諸国では新型コロナウイルスと断食を巡る議論が熱くなっている。感染予防のため断食中止を求める声に対し、宗教界は「義務が免除されるわけではない」との見解だ。

 一カ月にわたるラマダン期間中は日中の飲食が禁じられ、唾さえのみ込まない人もいる。中東メディアによると、エジプトのテレビ司会者やアルジェリアの政治家らが「のどが乾燥すれば感染しやすくなる」などと疑問を呈し、断食の中止を提案した。

 これに対し、スンニ派イスラム学の最高権威機関アズハルは、世界保健機関(WHO)に照会した結果、断食が感染を招くという説には医学的根拠がないとして「断食はイスラム教徒の必須」との声明を出した。エジプトの宗教布告機関はうがいを推奨し、「ウイルスと闘う医師や看護師は免除される」との見解を加えた。

 ラマダンでは通常、子どもや妊娠中の女性、病人らは義務が免除される。新型コロナの感染者は病人に当たる。イスラム諸国では集団感染を避けるためにすでにモスク(イスラム教礼拝所)が閉鎖され、タラウィーフと呼ばれるラマダンの特別礼拝も自宅で行うよう指示が出ている。

2915チバQ:2020/04/19(日) 16:04:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/14785acff2d9e9526354b62b793641725cf2c0d8
神を信じなくなった…超正統派ユダヤ教徒の「二重生活」 イスラエル
4/19(日) 9:04配信

AFPBB News

(c)AFPBB News

【4月19日 AFP】長い黒のコートを着た男性たちが近付くと、イスラエル人のシュムエルさんは顔を見られないよう下を向いた。

 エルサレム(Jerusalem)の歩道で近付いてきた男性たちと同様、シュムエルさんはヘブライ語で「ハレディ」と呼ばれるユダヤ教の超正統派の一員だ。

 だが苗字を伏せるとの条件で取材に応じた30代後半のシュムエルさんは、10年前に神を信じることをやめたと語った。AFPの取材班と会ったのは、超正統派ユダヤ教徒が宗教的理由から行くことができないバーだった。

 そこでシュムエルさんは、同じく信仰に疑いを持ちながらも、超正統派社会から孤立したくないために敬虔(けいけん)な教徒であるふりを続けたがっている知人らと会おうとしていた。

「私のことは誰も知らない。妻も、両親も、誰も」。夜、出かけるためにシュムエルさんはユダヤ教の伝統的な帽子を脱ぎ、水兵帽をかぶる。

■アヌーシム

 シュムエルさんのようにユダヤ教超正統派の厳格な戒律を内面的に放棄している人々は「アヌーシム」と呼ばれる。

「強いられた人々」という意味のこの言葉は、歴史的にはキリスト教の異端審問の時代に無理やり改宗させられたユダヤ教徒を指す。だが最近では、超正統派教徒であることを強いられているという感覚を反映するようになっている。

 宗教団体を離れた人々を支援する組織「ヒレル(Hillel)」の代表ヤイル・ハス(Yair Hass)氏は、イスラエル国内のアヌーシムの数は数万人に上ると推計している。

 超正統派の生活をあからさまに拒絶すれば「非常に高い代償を払うことになり」、家族から追放されたり子どもに会えなくなったりする。「このため中には、抜けることはせずに、二重生活を送る決心をする人がいる」のだという。

■道から外れると罰せられる社会

 シュムエルさんは少年時代から教え込まれた戒律に疑問を持ち始めた頃から、超正統派を信じなくなった。「今や自分にとって意味をなさない」。今では「カシュルート」と呼ばれるユダヤ教の食の戒律を破り、豚肉も食べている。

 バーに集まった知人らは内面では超正統派の教えを捨てたのかもしれないが、外見的には今も敬虔な教徒に見える。男性は巻き毛のひげをふさふさと生やし、女性は裾の長いドレスを着て、髪を隠すためのかつらをかぶっている。

 支援組織のハス氏いわく、超正統派の社会に残ろうとしながらも、内心そこから逃れたくてたまらない人々は「維持困難な状態」に陥る。「道から外れれば、非常に重い罰を受ける社会だ」

 シュムエルさんも「もし見つかれば、子どもも仕事も全てを失ってしまう」と話す。

■死の宣告

 エルサレム郊外の自宅で取材に応じたアビ・トフィリンクシ(Avi Tfilinksi)さん(43)は、超正統派ユダヤ教徒の組織ネトゥレイ・カルタ(Neturei Karta)を抜けて以来、6人の子どもと引き裂かれた生活を送っている。この厳格な一派は、真のユダヤ国家はメシア(救世主)の到来をもって建国されるべきだと信じており、イスラエルを異端とみなしている。

 トフィリンクシさんがラビ(ユダヤ教の宗教指導者)として送ってきた12年にわたる二重生活は、シャバト(安息日)に携帯電話のバイブレーションが鳴ったことで破綻し始めた。超正統派では安息日に電子機器を使うことは完全に禁止されており、兄弟たちはトフィリンクシさんがもっと多くのタブーを犯しているのではないかと疑ったのだ。

「父は家族全員を集めて喪の儀式を行い、私の死を宣言した」「誰からも何も盗んでいないし、誰かを傷つけてもいない。ただ別の人生を選んだだけだ。それなのにこんな風に私を罰するというのか?」。トフィリンクシさんは感情を押さえられない様子で言った。

 家族から追放されて3年後、トフィリンクシさんはエルサレムの市場で菓子を買うわが子たちを見かけた。「子どもたちが通るはずだと思って、次の道で待っていた」「私の声だと分かって、子どもたちは腕に飛び込んで来て私にキスをした。5分ほど泣いていた。またいつか会えることを願っているよと、子どもたちに伝えた」

 トフィリンクシさんは今、イベント会社で働きながらコメディアンを目指して何とかやっている。

 映像前半はテルアビブ近郊のブニ・ブラック(Bnei Brak)を歩く超正統派の教徒ら。後半は取材に応じた元指導者のトフィリンクシさんと、元教徒のイスラエリ・バティア・レオラ・デイル(Israeli Batia Leora Deil)さん。2月10、12日撮影。(c)AFPBB News

2916チバQ:2020/04/19(日) 22:02:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f6b6990aa3c97efa861ec3229d13c728cdadf89
イスラム教のラマダン 集団で食事・礼拝「3密」に厳戒
4/19(日) 20:22配信

産経新聞
イスラム諸国が新型コロナ対策に苦慮

 イスラム教の断食月(ラマダン)が23日ごろから世界各地で始まる。宗教上の義務であると同時に、日没後の食事や礼拝をともにすることで信徒同士の連帯が強まる期間だが、新型コロナウイルスが猛威を振るう今年は、感染拡大の防止とどう両立させるかでイスラム諸国の頭を悩ませている。(シンガポール 森浩、カイロ 佐藤貴生)



■クラスター化懸念

 「モスク(イスラム礼拝所)に行くことなく、家族と一緒に家で礼拝を行ってほしい」。ムスリム(イスラム教徒)が多数を占めるマレーシアではムヒディン首相が10日、ラマダン期間中の礼拝について国民にこう呼びかけた。

 ラマダン中、ムスリムの多くは日の出から日没まで飲食を断ち、夜にはモスク(礼拝所)などで集団礼拝を行う。ムヒディン氏は、これが感染拡大につながることを警戒している。

 マレーシアでは2月27日〜3月1日に首都クアラルンプールのモスクで行われたイスラム教の集会が大規模クラスター(感染集団)となり、東南アジア各地にウイルスを拡散させる結果を招いた。「同じ例を繰り返したくはない」(政府幹部)との危機感から、ムスリムが断食後の食事や買い物を楽しむ夜市の禁止も決まった。

■体力低下リスク

 断食行為そのものが、感染リスクを高めるとの懸念もある。

 中東関連のニュースサイトによると、アルジェリアの政治家は最近、空腹で体力が落ちるため断食を中止すべきだと主張。これに対し、SNS上には「(政治家ではなく)イスラム教や医学の専門家が判断する宗教上の問題だ」といった書き込みが相次いだ。

 宗教指導層の間でもさまざまな意見がある。

 スンニ派最高学府のアズハル大学(エジプト)は、「感染の危険性を高めるとの医学的証明がない限り、断食はやめるべきではない」とした上で、世界保健機関(WHO)と協議を続けているもようだ。

 また、イラクのシーア派最高権威シスターニ師は「日中に水を頻繁に飲んで感染防止に努めるべきだ、と(医師などが)いうのなら断食の必要はない」とし、一定の例外を認める意向を示した。

■消費に冷や水

 ラマダンは、宗教心が強まると同時に、1年で最も消費が高まる時期でもある。

 しかし、中東最大の人口を誇るエジプトでは、集団行動の自粛や夜間の外出禁止といった措置が取られており、市民が楽しみとする断食後の買い物が冷え込むのは必至。他国も同様の影響は避けられそうにない。

 また、エジプトではこの時期を狙って多くのテレビドラマやCMが制作されるが、人混みや夜間の撮影ができないなどの支障も出ている。出演を見合わせる俳優もいるといい、俳優団体トップのアシュラフ・ザキさんは電話取材に「期間中の放映を予定していたドラマの7割は中止か延期になると思う。ロケ現場には医療チームを同行している」と話した。

■帰省で移動活発化

 世界最大のムスリム人口を抱えるインドネシアでは、ラマダン明けの休暇期間は人の移動が活発化する。昨年は約1950万人が都市部から故郷に帰省した。

 インドネシア大学は、帰省者数が例年通りなら、首都ジャカルタがあるジャワ島の新型コロナ感染者は7月までに100万人に達すると予測。政府内では休暇中の移動禁止措置を求める声が上がったが、ジョコ政権は経済的な影響も考慮して見送った。

2917チバQ:2020/04/20(月) 13:58:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200420-35152631-cnn-int

イスラム政党指導者の葬儀に10万人、ウイルス拡散懸念 バングラデシュ


4/20(月) 13:40配信

CNN.co.jp



(CNN) 新型コロナウイルス対策として自宅待機や集会禁止の措置を取っているバングラデシュで18日、イスラム政党指導者の葬儀に10万人以上が参列し、ウイルス拡散の場となった可能性が懸念されている。

葬儀は東部ブラマンバリア県で行われた。首相補佐官と地元警察報道官が参列者の推定人数を確認した。

同国では感染拡大を抑えるため、6人以上の集会が禁止されている。

イスラム政党の責任者によると、ブラマンバリアへの道は当日、周辺の地域から徒歩で葬儀に向かう参列者らで埋め尽くされた。

警察はこれを阻止できなかったため、担当者と責任者が任務から外され、原因究明に向けた調査委員会が設置された。

バングラデシュで19日までに確認された感染者は2456人、死者は91人。ただし当局者らによると、検査キットが不足しているため、実際の人数はこれより多いとみられる。

2918チバQ:2020/04/20(月) 14:01:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200420-00000030-jij-asia

ガニ大統領が自主隔離 新型コロナ感染拡大に伴い アフガン


4/20(月) 12:01配信

時事通信



 【ニューデリー時事】英BBC放送は19日、アフガニスタン大統領府での新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ガニ大統領が自主隔離を開始したと報じた。

 ガニ氏が感染しているかどうかは不明。大統領府の職員数十人が感染したためという。

 アフガンでは19日までに少なくとも996人が感染し、33人が死亡した。

2919チバQ:2020/04/21(火) 11:44:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200421-00010007-reutv-m_est
イスラエルで挙国一致内閣成立合意、ネタニヤフ首相が当面続投へ


4/21(火) 11:39配信

イスラエルのネタニヤフ首相と最大野党を率いるベニー・ガンツ元参謀総長は20日、挙国一致内閣を成立させることに合意した。今後18カ月間ネタニヤフ氏が続投し、その後ガンツ氏が首相に就任する。

イスラエルのネタニヤフ首相と、対立候補のベニー・ガンツ元参謀総長は20日、挙国一致内閣の成立で合意。1年に渡る政治的停滞が終結した。
ネタニヤフ氏の与党・リクードとガンツ氏の中道連合「青と白」は合意文書に調印した。
同国では昨年4月と9月、今年3月の3回にわたって総選挙が実施されたが、両党とも議会で過半数を獲得できなかった。
今回の合意に関する正式な詳細は現時点では明らかにされていない。ただ「青と白」の関係筋によると、今後18カ月間ネタニヤフ氏が続投し、ガンツ氏が2021年10月に首相に就任する見通し。ガンツ氏は首相就任まで国防相を務め、その同盟者数人も閣僚入りする見通し。
ネタニヤフ首相は過去11年間政権の座にあったが、汚職疑惑が浮上。選挙戦でガンツ氏は、刑事責任を問われている首相の政府には入らないと表明していたが、その後態度を変えた。

2920チバQ:2020/04/21(火) 11:45:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200421-00000506-san-m_est

イスラエル与野党、連立政権樹立で合意 コロナで政治停滞回避


4/21(火) 9:08配信

産経新聞



 【カイロ=佐藤貴生】イスラエルのネタニヤフ首相とライバルで野党陣営を率いるガンツ元軍参謀総長は20日、連立政権の樹立に向けて合意文書に署名した。イスラエルでは昨春以降、3度の国会選挙をへても新政権が発足せず、政治の停滞が続いていた。新型コロナウイルスの感染封じ込めのために与野党トップが歩み寄った。

 ロイター通信などが伝えた。新政権発足後、首相ポストは右派・宗教勢力を率いるネタニヤフ氏が1年半続投し、その後、中道・左派を主導するガンツ氏に交代する見通し。

 ネタニヤフ氏には昨春、収賄などの疑惑が浮上し、ガンツ氏は汚職疑惑がある首相とは組めないとして協力を拒否してきたが、新型コロナの感染拡大を受けて連立政権発足に前向きな姿勢に転じていた。

 イスラエルでは昨年4月と9月、今年3月に国会選が実施されたが、いずれも過半数を制する連立政権が成立せず、政治空転が続いていた。ガンツ氏は合意文書に署名した後、「4度目の選挙を回避した。コロナウイルスと戦う」などとツイッターに書き込んだ。

2921チバQ:2020/04/21(火) 14:08:32
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042000459&g=int

ラマダン、感染抑止へ躍起 密集避け「礼拝は家で」―イスラム圏


2020年04月21日07時11分
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エジプトの首都カイロ郊外で、ラマダン(断食月)の日没後、無償提供された食事を楽しむイスラム教徒=2019年6月(EPA時事)

エジプトの首都カイロ郊外で、ラマダン(断食月)の日没後、無償提供された食事を楽しむイスラム教徒=2019年6月(EPA時事)

 【カイロ時事】イスラム教のラマダン(断食月)が24日前後に始まるのを控え、中東などのイスラム諸国では新型コロナウイルスの感染拡大抑止に躍起だ。例年は多数の信徒がモスク(イスラム礼拝所)などに集まり、飲食を共にする機会が増えるが、ウイルス拡散の温床になりかねない。各国で都市封鎖や外出自粛が広がる中、「礼拝は家で」との呼び掛けも広がり、1年で最もにぎわう祝祭期間の風景は一変している。

 ラマダンは、イスラム教の預言者ムハンマドが神(アラー)の啓示を受けた最も神聖な月とされ、信仰心が一段と高まる。イスラム教徒は日の出から日没まで飲食や喫煙を断ち、日没後は「イフタール」と呼ばれる豪華な食事を楽しみながら、祈りや歓談を夜通し続ける人であふれる。
 しかし、今年は新型コロナが影を落とす。中東各国では続々とモスクが閉鎖され、夜間を含む外出を禁止。それでも、感染リスクより信仰を重視する信徒が後を絶たないため、ラマダン期間中も厳しい規制は継続される見通しだ。
 聖地メッカとメディナを抱えるサウジアラビアの高位法学者評議会は、約18億人とされる世界中のイスラム教徒に向け、密集を避けて自宅での礼拝を要請。「人命を救うことは、神にさらに近づく偉大な行為だ」と訴えた。サウジは感染拡大がやまず、ラマダンで増加する巡礼者の受け入れも既に中断した。
 中東最大の人口を誇るエジプトでは、ラマダン中に富裕層や慈善団体の寄付などで街頭で無償提供されるイフタールが、感染抑止を理由に禁じられた。国民の3割を占める貧困層への打撃は大きく、日雇い労働者ムハンマド・アリさん(31)は「10日以上も仕事がなく、給料がもらえない。それに加えてイフタールの食事もなくなれば、本当に困窮してしまう」と嘆いた。

2922チバQ:2020/04/21(火) 14:21:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042100216&g=int

改革に打撃 皇太子、求心力に影響―サウジ


2020年04月21日13時29分
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サウジアラビアのムハンマド皇太子=2019年6月、大阪(AFP時事)

サウジアラビアのムハンマド皇太子=2019年6月、大阪(AFP時事)

 【カイロ時事】世界屈指の産油国サウジアラビアにとって、原油相場の急落は「もろ刃の剣」だ。サウジの財政均衡に必要な原油価格は1バレル=80ドル超程度。暴落で原油収入が激減すれば、財政赤字は一層悪化する。事実上の最高権力者ムハンマド皇太子が主導する脱石油依存の改革にも打撃となりそうだ。

 サウジはロシアなどの産油国と歴史的な大規模減産で合意したが、価格暴落を招いてでも市場シェア確保を重視する姿勢は不変だ。価格下落の局面では、極めて安価なサウジの産油コストは強みともなるが、世界経済の安定より「自国優先」を貫く皇太子の強権的手法には、各国の反発や不信感が増す可能性もある。
 サウジでは原油暴落に加え、新型コロナウイルスの感染拡大も影を落とす。国際通貨基金(IMF)によると、2020年の実質GDP(国内総生産)予測はマイナス2.3%。首都リヤドが封鎖され、イスラム教の聖地メッカなどへの巡礼者受け入れも止めたため、19年のプラス0.3%から落ち込む。改革停滞と経済の低迷が重なれば、皇太子の求心力にも影響を及ぼしかねない。

2923とはずがたり:2020/04/21(火) 16:15:57


ネタニヤフ・ガンツ両氏、統一政府樹立で合意 イスラエル
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3279512.html
2020/04/21 03:43AFPBB News

ネタニヤフ・ガンツ両氏、統一政府樹立で合意 イスラエル

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(左)とベニー・ガンツ国会議長。(c)Oded Balilty and JACK GUEZ / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は20日、これまで対立していた野党指導者のベニー・ガンツ国会議長と緊急の統一政府を樹立する歴史的合意に至った。これにより、同国最悪の政治危機に終止符が打たれた。

 両氏は合意に基づき、今後3年間にわたり交代で政権を率いる。まずはネタニヤフ氏が1年半にわたり続投し、ガンツ氏が残る1年半、首相を務める。

 右派与党リクードの党首で、同国史上最も長期にわたり首相を務めるネタニヤフ氏は、この1年に行われた3度の総選挙でガンツ氏と対決。しかし両氏はいずれの選挙でも連立政権の樹立に必要な支持を得られずに終わった。先月2日の総選挙後には同国で新型コロナウイルスの感染が拡大し、統一政府樹立を求める声が高まっていた。

 レウベン・リブリン大統領から組閣を命じられたガンツ氏は先月、予想に反し国会議長に選出され、その立場を利用してネタニヤフ氏との合意を目指すと言明。ガンツ氏の決定を受けて、同氏が率いる中道野党連合「青と白」は分裂した。

 ガンツ氏の立場が弱まったことで、ネタニヤフ氏がこの1年半で4度目となる総選挙を実施するとの観測が広まっていたが、20日の合意により総選挙は回避された。 【翻訳編集】AFPBB News

2924チバQ:2020/04/22(水) 00:44:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/87ff503ced76f0e38c528c2d27508df32560e672
イスラエル与野党、連立政権樹立で合意 コロナで政治停滞回避
4/21(火) 9:08配信

産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】イスラエルのネタニヤフ首相とライバルで野党陣営を率いるガンツ元軍参謀総長は20日、連立政権の樹立に向けて合意文書に署名した。イスラエルでは昨春以降、3度の国会選挙をへても新政権が発足せず、政治の停滞が続いていた。新型コロナウイルスの感染封じ込めのために与野党トップが歩み寄った。

 ロイター通信などが伝えた。新政権発足後、首相ポストは右派・宗教勢力を率いるネタニヤフ氏が1年半続投し、その後、中道・左派を主導するガンツ氏に交代する見通し。

 ネタニヤフ氏には昨春、収賄などの疑惑が浮上し、ガンツ氏は汚職疑惑がある首相とは組めないとして協力を拒否してきたが、新型コロナの感染拡大を受けて連立政権発足に前向きな姿勢に転じていた。

 イスラエルでは昨年4月と9月、今年3月に国会選が実施されたが、いずれも過半数を制する連立政権が成立せず、政治空転が続いていた。ガンツ氏は合意文書に署名した後、「4度目の選挙を回避した。コロナウイルスと戦う」などとツイッターに書き込んだ。

2925チバQ:2020/04/24(金) 09:27:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-00000005-asahi-int

感染警戒でラマダン一変 夜の街で会食禁止、自宅で礼拝


4/24(金) 6:00配信

朝日新聞デジタル







感染警戒でラマダン一変 夜の街で会食禁止、自宅で礼拝


断食月を前に墓地でお祈りをするイスラム教徒たち=2020年4月23日、ジャカルタ、ロイター


 イスラム教徒が日の出から日没まで一切の飲食を断つ、ラマダン(断食月)が始まる。例年は大勢で食事をして夜の街がにぎわうが、新型コロナウイルスの影響で、今年は様相が一変しそうだ。それでも、人が集まることによる感染拡大が懸念されている。

【写真】ジャカルタにあるイスラム教のモスク。床に60センチ〜1メートル間隔で黒いテープが貼られ、距離を取って礼拝することを認めている=2020年4月23日、リツキ・アクバル撮影

 中東最大の人口約1億人の9割をイスラム教徒が占めるエジプトは、24日にラマダン入りする。いつもはこの時期になると、商店や家の軒先に色鮮やかなランタンが飾られるが、今年は少ない。カイロ近郊のギザ県でランタンを売るムハンマド・ガズリさん(34)は「みんな外出しないから、物が売れない」と嘆く。昨年と比べ、売り上げは8割減ったという。日没後に食事を振る舞うテーブルが街中に設けられ、若者が夜更けまでカフェなどに集うのも恒例だが、夜間の外出禁止令がラマダン中も継続される。

 イスラム暦で神聖な月とされるラマダンは約1カ月間続く。断食は信徒に課せられた「五行」の一つで、日中に飲食を断つことで貧しい人を思いやる気持ちを育み、神の恵みに感謝する。家族や親戚らと食卓を囲む「イフタール」(日没後の食事)を楽しみ、夜遅くまで人々が買い物に繰り出す。

 新型ウイルスの影響でモスク(イスラム礼拝所)や商業施設が閉鎖されている国も多いが、ラマダンは信仰心が高まる時期でもある。宗教や伝統を重んじてモスクでの礼拝や外出をする人が増えれば、感染リスクが高まるとの懸念がある。国連のグテーレス事務総長は11日、ラマダンなどの宗教行事について、「家族が集まり、抱きしめ握手をする機会だが、今はこれまでとまったく違うときだ」と訴えた。
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朝日新聞社

2926チバQ:2020/04/24(金) 09:43:23
https://digital.asahi.com/articles/ASN4R6TK8N4RUHBI00Z.html?pn=6
ラマダンの様相一変 コロナか信仰か、悩むイスラム教徒


有料記事 新型コロナウイルス

カイロ=北川学、ジャカルタ=野上英文、ドバイ=高野裕介
2020年4月24日 6時00分 イスラム教徒が日の出から日没まで一切の飲食を断つ、ラマダン(断食月)が始まる。例年は大勢で食事をして夜の街がにぎわうが、新型コロナウイルスの影響で、今年は様相が一変しそうだ。それでも、人が集まることによる感染拡大が懸念されている。

 中東最大の人口約1億人の9割をイスラム教徒が占めるエジプトは、24日にラマダン入りする。いつもはこの時期になると、商店や家の軒先に色鮮やかなランタンが飾られるが、今年は少ない。カイロ近郊のギザ県でランタンを売るムハンマド・ガズリさん(34)は「みんな外出しないから、物が売れない」と嘆く。昨年と比べ、売り上げは8割減ったという。日没後に食事を振る舞うテーブルが街中に設けられ、若者が夜更けまでカフェなどに集うのも恒例だが、夜間の外出禁止令がラマダン中も継続される。

 イスラム暦で神聖な月とされるラマダンは約1カ月間続く。断食は信徒に課せられた「五行」の一つで、日中に飲食を断つことで貧しい人を思いやる気持ちを育み、神の恵みに感謝する。家族や親戚らと食卓を囲む「イフタール」(日没後の食事)を楽しみ、夜遅くまで人々が買い物に繰り出す。

 新型ウイルスの影響でモスク(イスラム礼拝所)や商業施設が閉鎖されている国も多いが、ラマダンは信仰心が高まる時期でもある。宗教や伝統を重んじてモスクでの礼拝や外出をする人が増えれば、感染リスクが高まるとの懸念がある。国連のグテーレス事務総長は11日、ラマダンなどの宗教行事について、「家族が集まり、抱きしめ握手をする機会だが、今はこれまでとまったく違うときだ」と訴えた。

 聖地メッカを抱えるサウジアラビアは、ラマダンの礼拝をモスクでなく自宅で行うよう求めている。聖地への巡礼も原則停止している。世界最多の信徒がいるインドネシアではテレビ会議システムを使って指導者の言葉を流して家から礼拝したり、日没後の食事をウェブで共有したりする動きが相次ぐ。一方、4月初旬に当局が禁じたモスクでの礼拝を無視して警察と衝突する騒ぎが起きたパキスタンは人と人の間に約2メートルの間隔を取ることなどを条件に、モスクでの集団礼拝を認めた。


ここから続き

 湾岸諸国ではモスクで数百人が集まって食事が振る舞われるのが恒例だが、今年はその多くが中止になるとみられる。また、アラブ首長国連邦(UAE)などでは例年、ホテルやレストランが特別メニューで競い合うが、営業が許可されていない。消費が活発になる期間でもあり、経済への影響も大きい。

 断食と新型ウイルスをめぐる宗教界の見解も注目を集める。エジプトにあるスンニ派の権威アズハルは、感染を防ぐための水分補給は科学的根拠がなく断食を破る理由にはならないとしている。一方、イラクのシーア派最高権威シスターニ師は、水を飲まないことで感染の危険が高まるのであれば、飲んでも構わないとの見解を示した。

 ラマダン後には大型連休も控えており、例年は帰省や旅行で人の動きが活発になる。インドネシア政府は連休の一部を年末に移し、帰省を禁止した。当初は自粛要請にとどめるつもりだったが、「住民の24%が帰省する」との運輸省調査を受け、ジョコ大統領が感染拡大リスクとして「とても大きい数字だ」と懸念した。(カイロ=北川学、ジャカルタ=野上英文、ドバイ=高野裕介)

2927チバQ:2020/04/24(金) 17:05:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-00000022-jij_afp-int

UAE、ラマダンに合わせ飲食店など再開認める モスク閉鎖は継続


4/24(金) 16:28配信

AFP=時事







UAE、ラマダンに合わせ飲食店など再開認める モスク閉鎖は継続


アラブ首長国連邦のドバイで、新型ウイルス対策の封鎖措置を受けて臨時休業中の店舗の前を歩くマスク姿の男性(2020年4月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」が24日に始まるのを前に、アラブ首長国連邦(UAE)は23日、新型コロナウイルス対策として先月から導入していた外出制限措置を緩和し、ショッピングモールやカフェ、レストランの営業再開を認めると発表した。

 国営首長国通信(WAM)が伝えた政府発表によると、午後10時〜翌午前6時までの外出禁止令は継続されるが、24日正午からショッピングモールは1日当たり10時間の営業が認められ、スーパーマーケットや飲食店、食料雑貨店、薬局は24時間営業が可能となる。

 ただ、モスク(イスラム礼拝所)はラマダン期間中を通じて閉鎖される。

 UAEを構成する首長国のうち、1日24時間の徹底した外出禁止措置を敷いていたのはドバイ(Dubai)のみで、残る6首長国は夜間のみ外出を禁止していた。

 ドバイ当局によれば、家族向け娯楽施設は今後も閉鎖を継続するが、レストランとホテルは従業員の勤務を平常の3割に減らすことを条件に営業を認める。レストランやカフェでは、水たばこやビュッフェ形式の食事の提供は禁止され、客にはソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)の順守が義務付けられる。

 地下鉄などの公共交通機関の運行は26日に再開する。

 市民には常にマスク着用が義務付けられ、違反者には罰金1000ディルハム(約2万9000円)の罰金が科される。【翻訳編集】 AFPBB News

2928チバQ:2020/04/24(金) 17:09:31
https://www.sankei.com/world/news/200424/wor2004240017-n1.html

中東諸国ラマダン入り、コロナ対応に苦慮 DV増加に警鐘も


2020.4.24 11:12|国際|中東・アフリカ


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 【カイロ=佐藤貴生】エジプトなどの中東諸国は24日、ラマダン(断食月)入りした。健康なイスラム教徒は約1カ月間、日の出から日没まで飲食を禁じられる。各国は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、モスク(礼拝所)の封鎖などの対策を行っているが、友人や親族が集まって旧交を温めるのがこの時期の習わしで、感染封じ込めに向けて正念場を迎えた。

 3月下旬から夜間外出禁止令を出しているエジプト政府は今月23日、ラマダン期間中の外出禁止の開始時刻を1時間遅らせ、午後9時からにすると発表した。

 期間中は日没後、見知らぬ者同士が街頭に並んだテーブルに集まり、富裕層が振る舞う食事を食べるのが通例で、政府は集団感染につながるとして今年は禁止すると命じた。だが、夜間の外出禁止の緩和で知人らとの住宅での会合の時間は長くなる恐れがある。「人と人の距離を保つ社会的距離(ソーシャルディスタンス)が守られない」(カイロ在住の46歳主婦)と批判する向きもある。

 サウジアラビアやイラクも期間中の外出禁止を一部緩和する。不自由な暮らしに断食が加わり、国民の精神的苦痛が倍増しかねないことに配慮した形だ。ただ、こうした判断が感染封じ込めと両立するかは見通せず、各国とも難しい判断を迫られている。

2929チバQ:2020/04/26(日) 00:33:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a017dfa77129fb24887f8c613c82eed88d69e97
サウジアラビア、むち打ち刑廃止 最高裁が声明
4/25(土) 19:50配信

時事通信
2015年の「サハロフ賞」を受賞したサウジアラビアの人権活動家ライフ・バダウィ氏=2012年、ジッダ。家族提供(AFP時事)

 【リヤドAFP時事】サウジアラビア最高裁が、むち打ち刑廃止を宣言したことが分かった。

【写真特集】江戸捕物の世界

 AFP通信が25日、最高裁の声明を確認した。むち打ち刑は、人権団体から強い批判を受けてきた。

 声明は、改革の目的として「世界の人権基準に合わせる」と明記。不倫から殺人まで、むち打ちを命じることができた刑罰は今後、罰金や禁錮、奉仕活動に代えていく。

 サウジでは2014年、人権活動家ライフ・バダウィ氏に禁錮10年とむち打ち1000回が言い渡された。バダウィ氏は翌年、人権の擁護者として欧州議会から「サハロフ賞」を贈られた。

2930チバQ:2020/04/26(日) 08:00:48
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042400677&g=int
イラン、対米緊張再び 挑発激化、コロナ批判回避か
2020年04月25日07時24分


22日に発射されたイランの軍事衛星とみられるロケット=イランプレス提供(AFP時事)
22日に発射されたイランの軍事衛星とみられるロケット=イランプレス提供(AFP時事)

 【カイロ時事】イランが、敵対する米国への挑発と取れる行動を活発化させ、再び両国間の緊張が増している。今月中旬にイランの革命防衛隊の艦艇がペルシャ湾航行中の米軍艦艇に異常接近したほか、22日にはイラン初の軍事衛星の打ち上げに成功。イラン、米国ともに新型コロナウイルス感染拡大で混乱する中、イラン側が感染拡大への対応不手際をめぐる市民の批判の矛先を変えるため、軍事威嚇を強めているとの見方も出ている。
 トランプ米大統領は22日、ツイッターで「イランの軍艦が米国の船に嫌がらせをすれば、砲撃し破壊してよいと海軍に指示した」と警告。革命防衛隊の艦艇11隻が度重なる警告を無視して米艦艇6隻に約9メートルまで近づき、進路を妨害したことへの怒りをぶちまけた。これに対し、革命防衛隊のサラミ司令官は23日、「ペルシャ湾でイランの船舶を脅かす米軍テロリストは破壊する」と応酬した。
 軍事衛星の打ち上げにも、米国は「国連安保理決議違反だ」と猛反発している。衛星を軌道に乗せる技術は、核弾頭搭載可能な長距離弾道ミサイル開発に応用が可能だ。さらに、軍事衛星でイラクやサウジアラビアなど近隣国に駐留する米軍基地が偵察される可能性も懸念しているもようだ。米宇宙軍は「われわれは世界一の諜報網で監視している。イランの侵略を抑止し、防御する能力に自信がある」とけん制した。
 イランは中東で最初に新型コロナウイルス感染が広がり、公式発表でも既に感染確認者が8万7000人、死者は5500人に達する。米国家安全保障会議(NSC)は23日、ツイッターで「新型ウイルスで国民が苦しみ死んでいる中で、イラン指導部は資金と資源の浪費を自慢している」と批判。一方、イランのザリフ外相は「米軍は5000人以上の感染者に襲われている。トランプ氏はどう喝にかまけるのではなく、彼らの世話をすべきだ」と反論した。

2931チバQ:2020/04/26(日) 18:45:22
https://digital.asahi.com/articles/ASN4R410LN4QUHBI011.html?pn=12
「鎖国」即断、緩まぬ国民性 これがイスラエルの底力か
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2020年4月25日 12時00分
「もはや要請ではない 命令です」
 長い長い1カ月だった。イスラエルでの外出禁止令のことだ。罰則付きの厳しい制限のもと、自宅で息を潜める生活が続いた。感染のピークを越え、外出禁止が段階的に解除され始めたいま、国全体で耐え忍んだ日々を振り返ってみたい。

 政府が外出禁止令を出したのは、3月19日のことだった。テレビの向こうで、ネタニヤフ首相が言った。

 「国民の皆さんは、家にとどまって下さい。もはや要請ではありません。命令です」

 あの頃、まだ国内の死亡者は0人だった。

 「感染者は倍増している。多くの死者が出ます」と首相は訴えていた。正直、大げさ過ぎると思っていた。

 翌日、88歳の男性が死亡した。初の死者だった。2日後には感染者が1千人を超え、人口が10倍以上ある日本の感染者数を一気に抜き去った。

 通りから人が消え、ふだん食料品の買い出しに通っていた市場は閉鎖された。「外出は自宅から100メートルの範囲まで」「違反者には罰金」――。規制はどんどん強まった。短い外出でも、パスポートを持ち歩くのが習慣になった。

 ちょうど、日本では東京五輪の延期が決まったころの話だ。ネットで流れてくる満員電車の光景を見ながら、「別世界のようだ」と感じたのをよく覚えている。

 毎晩、午後8時ごろになると首相がテレビ画面に現れる。「皆さん、いまは運命の1週間です」。生中継でスピーチが流れる。家の中に閉じこもっていても、なんとなく国民が一体になって戦っている雰囲気があった。

 紛争地に生きる国だからだろう。国家としての危機意識の高さをまざまざと見せつけられた。

ここから続き
 政府は判断が早かった。

 外国人の入国禁止に踏み切ったのは、3月9日。おそらく、先進国では初めてだった。「鎖国」とも揶揄(やゆ)された。この鎖国政策は、のちに多くの国が追従することになる。「当時は批判されたけれど、いまや誰が正しかったか明白だろ」と保健省幹部に言われたが、ぐうの音も出ない。

 首相は常々、「やらないより、やり過ぎた方がいい」と言っていた。今回ばかりは、その発想は正しかった。

2932チバQ:2020/04/26(日) 18:46:37
国民の4割弱「もっと厳しく」
 国民の意識も違った。

 実は、イスラエルでも政府が2・4兆円規模の経済対策を打ち出したのは、外出禁止令から11日後のことだった。すでに失業者(無給休暇を含む)は100万人を超え、失業率が4%から24%に跳ね上がっていた。

 それでも、不思議なことに大きな反発は起きなかった。当時の世論調査では、政府の対策について「適切」と答えたのが53%。36%は「厳しさが足りない」とまで回答した。

 なぜなのだろう。知人の1人は「この国は戦争になると、右も左も団結するんだ」と言った。

 そんなイスラエルでさえ、ウイルスとの闘いには苦戦した。

 感染者はじわじわと増え続け、4月10日には1万人を超えた。

 タイミング悪く、ユダヤの祭日を迎えた頃だった。日本のお正月のように、祖父母から孫までが一緒に食卓を囲むのが伝統だ。「絶対に集まらないで」と政府は呼びかけ、その晩は全土が封鎖された。

 我慢が続いた。死者は100人を超えた。首相の会見は毎晩ように続き、目立った「緩み」も起きなかった。

 スーパーの前には2メートルおきに人々が並び、1人が出るごとに、1人が入店する。店員に指示されなくても、習慣になった。以前は見たこともなかったマスク姿も、いまは着用しない方が目立ってしまう。

 4月18日、政府は外出禁止令を一部解除することを決めた。重症者の数が減少に転じたのが決め手だった。発令から、丸1カ月がたっていた。

徹底しても苦戦 感染力は強い
 他国の様子を報道でみる限り、イスラエルは政府が私権の制限にまで踏み込み、外出禁止をかなり厳しく守っていた国と言っていいだろう。

 それでも、1カ月かかった。ゼロだった死者数は、200人に近づこうとしている。感染者は600人から1万3千人になった。重症者数を示すグラフのカーブは上がり続け、下向きに転じるまで1カ月。できることは、ただ家にいることだけだった。

 制度から国民性まで、日本と対照的なイスラエルをまねすればいいとは思わない。ただ、ここまで徹底しても苦戦するほど、ウイルスの感染力は強い。それは言えるだろう。

 イスラエルではこれから、深刻な経済打撃に襲われると懸念されている。外出禁止令も、恐る恐る解除し始めたばかりだ。油断は禁物。マスク着用は義務だし、ジョギングも自宅から500メートルの範囲に限られる。ショッピングモールなどは営業禁止が続く。

 それでも、どこか国内の雰囲気は前向きになってきた。日本もどうか、うまく正念場を乗り切って欲しいと思っている。(エルサレム=高野遼)

     ◇

 新型コロナウイルスの脅威に、いま世界が直面しています。感染の状況や向き合い方が異なる各国の様子は、日本に住む私たちにとって大切な教訓を含んでいるはずです。各地で暮らす特派員が、自らの体験を通して世界の現状を伝えます。

2933チバQ:2020/04/27(月) 09:34:44
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200426-00010000-wedge-m_est

難航するイスラエルの連立政権


4/26(日) 12:12配信

Wedge







難航するイスラエルの連立政権


sezer ozger/iStock / Getty Images Plus


 イスラエル政治は混迷に次ぐ混迷を続け、昨年4月、9月、本年3月の総選挙を経ても、連立政権ができないという状況にあった。コロナウイルスが拡大する中、3月下旬に、野党連合「青と白」の党首ガンツ元参謀総長は結局、ネタニヤフとのいわば共同政権を樹立する決断をした。合意によれば、ネタニヤフは今後18か月間イスラエルの首相にとどまり、その後、ガンツがイスラエル首相になることになる。
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 合意に対しては賛否が分かれている。今回のガンツの決断を支持する人々もいるが、ガンツの決断に強く反対している人々もいる。例えば、同じワシントン・ポスト紙でも、4月1日付けの社説‘Netanyahu’s chief rival agrees to join him in government. It’s a patriotic move.’はガンツの決定は愛国的で現実的であると評価したのに対し、イスラエルのジャーナリストゲルショム・ゴレンバーグは‘Benny Gantz just sold out Israel’s perilously ill democracy’(ベニー・ガンツはイスラエルの危機的に悪化した民主主義を売り渡した)との論説を同紙に寄せ、ガンツの決断を強く批判している。社説は、ガンツが新政権で外相を務めるのではないかとして、トランプとネタニヤフが発表した「出来の悪い」中東和平案が修正されることに期待を示している。

 ガンツの決断で「青と白」党はほぼ真二つに分裂した。その結果、今後できる連立政権の基盤は、ネタニヤフのリクードとその友党、「青と白」党のガンツ支持派からなることになるが、ガンツ支持派は政権基盤全体の3分の1にも満たないことになる。

 ガンツが18か月後の首相交代の約束をネタニヤフに守らせられるのか、あるいは、上記WP社説が言うように、ネタニヤフの西岸入植地やヨルダン渓谷併合のような2国家解決をほぼ不可能にする危険な措置を止められるのか。ガンツがそうしようとするのは確実であるが、イスラエルの閣議決定は全会一致ではなく、多数決で行われる。政権の基盤でガンツ派は「青と白」の分裂の結果、3分の1程度にとどまるので、どこまで主張を通せるのか、疑問がある。 

 ガンツがアラブ共同リスト(アラブ政党の連合体)を含む支持者を自らの連立政権の基盤とすることが良かったのではないかとも思われるが、それには「青と白」党内で強い反対があり、できなかったのであろう。ラビン元首相はアラブ系議員をも連立の基盤にしたが、ガンツにはそれは無理であったということであろう。

 この新政権の合意はようやくできたものであり、イスラエルの政治が正常化することが望ましいが、そうなるとの見通しを持ちがたい事情もたくさんある。ガンツは4月11日に連立交渉の難航を理由にリブリン大統領に対し4月13日の組閣期限を延長するよう要請した。しかし要請は拒否された。リブリン大統領は、ガンツの組閣期限が切れた場合は、国会に対して3週間以内に新たな首相候補を選ぶよう求めた。今後も政権内部で揉める状況が継続するように思われる。
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岡崎研究所

2934チバQ:2020/04/28(火) 15:26:16
5751: チバQ :2020/04/27(月) 09:46:11 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-00000010-reut-asia

イエメンの分離派、南部の自主支配を宣言 内戦深刻化も


4/27(月) 9:04配信

ロイター







イエメンの分離派、南部の自主支配を宣言 内戦深刻化も


 4月26日、内戦が続く中東のイエメンで、アラブ首長国連邦(UAE)が支援する分離派「南部暫定評議会」(STC)が南部アデンなどを自主支配すると宣言した。写真はSTCのエンブレム。2019年8月、イエメンのアタークで撮影(2020年 ロイター/Ali Owidha)


[アデン 26日 ロイター] - 内戦が続く中東のイエメンで26日、アラブ首長国連邦(UAE)が支援する分離派「南部暫定評議会」(STC)が南部アデンなどを自主支配すると宣言した。これに対し、サウジアラビアが支援するハディ暫定政権は「悲惨な結果」を招くことになると警告した。

イエメンではハディ暫定政権と親イラン武装組織フーシ派との対立による内戦状態が続いており、サウジ主導のアラブ有志連合が暫定政権の後ろ盾となってきた。UAEもサウジと共闘してきたが、STCと暫定政権の対立によって争いは三つ巴の様相を呈している。一方、国連は、新型コロナウイルス感染拡大に対応するため、停戦を呼び掛けている。

STCは26日、ハディ暫定政権が拠点とする港湾都市のアデンに進攻。同政権はフーシ派によって首都サヌアから追放されている。

STCは声明で、アデンと南部の全ての行政区域を自主支配すると宣言。ハディ暫定政権と政権の支配下にある南部の少数の地域はこれを拒否する声明をそれぞれ出した。

暫定政権のハドラミ外相は、STCは、昨年の停戦と権力分担に関する合意から完全離脱し、武装反乱を再開させたも同然だと批判。「このような宣言の危険で悲惨な結果に自らが直面することになる」と警告した。

STCの幹部は、ハディ暫定政権が同合意を骨抜きにしたと主張し、同政権は腐敗し、政権運営を誤っていると改めて指摘した。

ハディ暫定政権は国連の要請を受け、新型コロナ感染拡大への対応に注力するために一方的な停戦を宣言。24日に停戦期間を延長したが、国内の大半の主要都市を掌握するフーシ派はこれを受け入れておらず、戦闘は続いている。

2935とはずがたり:2020/04/30(木) 04:38:16
神を信じなくなった…超正統派ユダヤ教徒の「二重生活」 イスラエル
2020年4月19日 9:00 発信地:エルサレム/その他 [ 中東・北アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3273603?utm_source=nttresonant&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_r2

2936チバQ:2020/04/30(木) 17:17:01
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020043001000674.html
シリアで爆発テロ、死者50人超 ラマダン期間、にぎわう市場近く

2020年4月30日 08時36分


 【ドバイ共同】シリア北西部アフリンで爆弾を積んだタンクローリーが爆発したテロで、シリア人権監視団(英国)は29日、死者が52人になったと明らかにした。11人は18歳未満だったとしている。

 爆発テロは28日、街中心部の市場近くで発生した。イスラム教のラマダン(断食月)の期間に入っており、地元報道によると、当時は日没後に取る食事の準備のため多くの人でにぎわっていた。

 アフリンを勢力下に置くトルコは、敵視する少数民族クルド人の民兵組織「人民防衛部隊(YPG)」の犯行だと非難している。

 監視団によると、トルコが支援するシリア反体制派の戦闘員12人も死亡した。

2937チバQ:2020/04/30(木) 18:51:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/3900240b78a3cc9fe71579c622eca3523d1d0cdd
経済危機のレバノン、コロナ封鎖で状況悪化 衝突相次ぐ
4/30(木) 16:02配信

AFP=時事
レバノン北部トリポリで軍と衝突し、燃えるごみ箱の横に集まったデモ参加者ら(2020年4月28日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】経済危機が悪化しているレバノンで29日、新型コロナウイルス対策で外出が制限されているにもかかわらず、3日連続となるデモ隊と軍の衝突があった。銀行に放火したり現金自動預払機(ATM)を破壊したりするデモ参加者も見られ、これまでに男性1人が死亡、デモ隊と兵士ら数十人が負傷した。

 非難の的となっているレバノン中央銀行のリアド・サラメ(Riad Salameh)総裁は29日、経済危機に対する改革が不十分だとして政府を批判したが、その数時間後に再びデモ隊と軍の衝突が発生した。

 1975〜90年の内戦以降で最悪の経済危機に見舞われているレバノンは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため導入された封鎖措置でさらに状況が悪化している。

 通貨の急落と物価の高騰によりデモは激化。北部トリポリ(Tripoli)で27日夜に発生した衝突では、兵士が発射した弾丸に当たって男性1人が死亡した。

 地元メディアによると、南部の港湾都市サイダ(シドン、Sidon)では、デモ隊が市内にあるレバノン中央銀行の支店に火炎瓶や爆竹を投げつけた。

 サラメ総裁は29日、高まる怒りの声に応え異例のテレビ演説を行い、政治的理由で実現していなかった改革を実行すると政府が約束したため国が必要としている資金の一部を提供したと述べ、中央銀行を擁護した。レバノンでは近年、政府や大統領、議会が十分に機能できない状態が続いている。【翻訳編集】 AFPBB News

2938チバQ:2020/05/02(土) 09:35:10
https://www.sankei.com/world/news/200501/wor2005010017-n1.html
レバノンでデモ隊衝突 感染防止で経済逼迫、アフリカでも

2020.5.1 11:36
 【カイロ=佐藤貴生】中東レバノンで新型コロナウイルス対策により破綻状態の経済がさらに悪化し、民衆が抗議デモを行って治安部隊と衝突した。同様の事態はアフリカ諸国でも起きており、貧困層が多い地域で感染防止と経済活動をどう両立させるかという課題が浮き彫りになっている。

 レバノン北部トリポリでは4月27日、民衆が銀行に爆発物を投げ込むなどして抗議デモを行った。デモは南部サイダなどに飛び火して3日間続き、少なくともデモ参加者1人が死亡して軍兵士40人が負傷した。

 カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは、デモ隊の男性が「このままでは飢えてしまう」などと兵士に訴える様子を放映した。

 レバノンでは3月から外出制限を実施して感染を防止してきた。だが、買い物のため多くの国民が外出するラマダン(断食月)を迎え、27日に夜間の外出制限の一部緩和が表明されると、デモに火がついた。

 同国では経済低迷や汚職に抗議する反政府デモが昨年10月から断続的に発生し、今年3月には政府が事実上のデフォルト(債務不履行)を宣言した。新型コロナ対策で経済はさらに逼迫(ひっぱく)し、この半年で通貨レバノン・ポンドの価値は半分以下に急落。貧困層は国民の半数に達するともいわれる。

 同国のディアブ首相は4月30日、財政再建案が閣議で了承され、国際通貨基金(IMF)の支援を受ける準備ができたと述べた。ただ、経済危機の責任の所在をめぐって首相と中央銀行総裁が非難合戦を演じる一幕もあり、事態が好転するかは不透明だ。

 感染防止と経済活動のジレンマは、アフリカではさらに深刻化しそうだ。アフリカ関連のニュースサイトによると、ナイジェリアの主要都市ラゴスでは4月下旬、建設作業員が現場での作業再開を求めて警官隊と衝突、約50人が逮捕された。ラゴスには各地から大量の人が流入しており、雇用拡大は喫緊の課題だ。ブルキナファソやソマリア、ニジェールでも政府の規制に民衆が反発する事例が起きているという。

2939チバQ:2020/05/02(土) 09:40:02
https://www.asahi.com/articles/ASN5166W3N51UHBI01N.html
内戦のイエメン、初のコロナ死者確認 爆発的拡大の懸念
ドバイ=高野裕介 2020年5月1
 5年以上にわたり内戦が続く中東のイエメンで、新型コロナウイルスによる初の死者が確認された。4月30日、暫定政権がツイッターで明らかにした。戦闘で国内の医療施設は半数ほどしか機能しておらず、感染の拡大と影響の広がりを懸念する声が高まっている。

 ハディ暫定政権やアラブメディアによると、南部アデンで5人の感染が確認され、うち2人が死亡した。2人は兄弟だったという。

 イエメンの内戦は「世界最悪の人道危機」とも呼ばれ、人口約2900万人のうち約1千万人が飢餓に直面している。これまでに国内で感染が報告されていたのは1人だが、国連は28日、イエメンの保健機能の脆弱(ぜいじゃく)さなどへの懸念を示し、「新型ウイルスが検出されないまま(感染が)広がっている可能性が高い」として、実態はより深刻である可能性を指摘した。

ここから続き
 内戦で医療施設やインフラが破壊されたイエメンの衛生環境は極めて悪く、2017年にはコレラの蔓延(まんえん)で2千人以上が死亡。現在も清潔な水すら行き渡らない地域もある。住民は「新型ウイルスの検査機器もない病院が多い」と訴え、感染拡大への懸念が高まっている。

 イエメンではサウジアラビアが主導する有志連合軍が軍事介入して政権を支える一方、サウジと敵対するイランが反政府武装組織フーシを支援してきた。だが、対フーシで政権と共闘してきた分離独立派「南部暫定評議会」(STC)が26日、今回感染が確認されたアデンを含む南部地域での自治を宣言した。三つどもえの争いになれば、さらなる混乱に陥る恐れがある。(ドバイ=高野裕介)日 19時09分

2940チバQ:2020/05/03(日) 21:09:27
https://digital.asahi.com/articles/ASN4Z2VPBN4XUHBI01G.html?pn=4
コロナ拡大なら壊滅も イエメン内戦、三つどもえの様相


ドバイ=高野裕介

2020年5月3日 15時00分
 5年以上にわたって内戦が続く中東イエメンの混迷が深まっている。暫定政権と反政府武装組織が戦闘を続けてきたが、南部を拠点とする別の勢力が新たに自治を宣言したことで、三つどもえの争いになりそうだ。イエメンでは戦闘ですでに多くの医療施設が破壊されており、新型コロナウイルスの感染が広がれば、壊滅的な打撃になると危惧されている。(ドバイ=高野裕介)

 イエメン南部の分離独立をめざす政治勢力や部族の連合体「南部暫定評議会」(STC)は26日、ハディ暫定政権が拠点とするアデンなどでの自治を宣言した。政権は「クーデターだ」と猛反発している。

 STC関係者は自治を宣言した理由について、朝日新聞の電話取材に対し、「暫定政権は南部で新型コロナ対策に取り組んでいない。今月には大規模洪水もあったが、何も支援しなかった」と話した。

ここから続き
 STCはアラブ首長国連邦(UAE)の支援を受けて、内戦では対フーシで政権と共闘してきた。ところが、昨年8月、アデンに進軍して政権軍と衝突。同11月、UAEと有志連合軍を組むサウジアラビアの仲介で両者は和解したが、STCに複数の閣僚ポストを与えるなどの約束は履行されず、対立は続いていた。

 今回の自治宣言でSTCと政権が再び軍事衝突する事態になれば、内戦は政権、STC、フーシの三つどもえの争いとなり、国民の窮状はさらに深まるおそれがある。特に心配されるのは、新型コロナウイルスの感染拡大だ。イエメンで確認された感染者はまだ1人だが、有志連合軍の空爆や政権軍とフーシの戦闘で医療施設は破壊され、約半数しか機能しておらず、ウイルスが広がれば、手の施しようがない状態だ。

サウジも長期介入難しく
 有志連合軍を率いて暫定政権を支援するサウジは、原油価格暴落や新型コロナ対策に追われ、イエメン内戦に長期介入するのは苦しいのが実情だ。

 サウジは石油収入が国家歳入の約6割を占める。新型コロナの影響で需要が減り、油価が下がった3月以降は歳出削減を検討してきた。今月22日には260億ドル(約2兆7886億円)の借り入れを表明。フォーリン・アフェアーズ誌などによると、サウジのイエメン内戦の戦費は月50億ドル(約5363億円)と言われ、財政の大きな負担になっているとみられる。

 サウジでは新型コロナの感染者が2万人、死者が150人を超えて増え続けている。主要20カ国・地域(G20)の議長国として今年11月に首都リヤドで首脳会議を開く予定で、感染拡大の抑え込みは最重要課題の一つになっている。

 サウジ主導の有志連合軍は8日、新型コロナ対策に専念すべきだとする国連の要請に応じ、2週間の戦闘停止を宣言。24日には1カ月延長を決めた。だが、フーシは「有志連合軍は空爆を続けている」と主張。停戦への道のりは見えない。

 一方、イランも新型コロナの感染者が9万2千人、死者が5800人を超え、対応に追われている。さらに米国の経済制裁の影響で、国民はうなぎ登りの物価高に苦しんでいる。だが、敵対するサウジの隣国であるイエメンに戦略的な橋頭堡(きょうとうほ)を築いて優位に立つため、フーシ支援は続けるとみられる。

     ◇

 〈イエメン内戦〉 2011年に民主化運動「アラブの春」が波及して当時の政権が崩壊。権力を移譲された暫定政権と反政府武装組織フーシの対立が15年に激化。暫定政権はサウジアラビア、フーシはイランから支援を受け、泥沼の代理戦争になった。人口約2900万人のうち300万人以上が難民・避難民になり、今も約1千万人が飢餓に直面しており、「世界最悪の人道危機」と呼ばれる。戦闘で衛生状態も悪化し、17年にはコレラが蔓延(まんえん)して2千人以上が死亡した。

2941とはずがたり:2020/05/04(月) 01:49:50
>>2925-2928

2020年4月23日 / 09:26 / 10日前
アングル:コロナ禍で「不安のラマダン」、イスラム社会に激震
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-ramadan-idJPKBN2220G9?taid=5ea156c3e1ba14000127f915&utm_campaign=trueAnthem%3A+Trending+Content&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter

[アルジェ/ジャカルタ/カイロ 20日 ロイター] - 聖なる断食月「ラマダン」の開始を数日後に控え、イスラム世界は新型コロナウィルスのパンデミックがもたらした、タイミングの悪い難問に頭を悩ませている。連帯を深めることが尊ばれる時期なのに、他者との距離を取らざるをえないからだ。

イスラム暦において最も神聖な月であるラマダンには、家族や連帯感が重視される。共同体を自覚し、思索を深め、慈善を広げ、そして祈りを捧げる月なのだ。

だが、セネガルから東南アジアに至るまで、感染防止への外出禁止令が出され、各地のモスクが閉鎖されている。大人数による礼拝集会が禁止される中で、約18億人のムスリムたちは、今月23日前後に始まる次のラマダンにかつてない不安を抱いている。

<誰もがおびえている>

アルジェに暮らすヤミネ・ヘルマシュさんは、例年であれば、日の出から日没までの飲食が禁じられるラマダンの期間中、親戚や隣人を自宅に招いてお茶や冷たい飲み物を提供する。だが、今年は状況が変わりそうだ、とヤミネさんは気を揉んでいる。

彼女は涙を流しながら、「こちらから向こうを訪問することもできず、彼らも来てくれないだろう」と言う。「大事なお客さまも含めて、誰もがおびえている」

アルジェリアではモスクが閉鎖されており、その中での礼拝はできない。夫のモハメド・ジェムディさんは「タラウィーのないラマダンなど考えられない」と言う。「タラウィー」とは、夜になり、断食を解いて「イフタール」と呼ばれる夕食をとった後にモスクで行われる特別礼拝だ。

感染者は湾岸地域でも増加しており、サウジアラビアはイスラム教徒に対し、礼拝のために集まったり、他人と交流しないよう求めた。

「みんなで1つのボートに乗っている。ともに頑張れば安全に岸に着く」。タウフィック・アル・ラビア保健相は20日、テレビでそう演説した。「ラマダンの期間中、これまで多くの社会活動をしてきたが、今年は違う。社会的距離を保つよう、お願いする」。

ヨルダンでは、政府が近隣のアラブ諸国と連携して、ラマダンの儀式のうち何が容認されるのかを示すファトワ(宗教見解)を出す見通しだ。しかし、国内数百万人のムスリムは、すでに例年とはひどく違う感触を抱いている。

<これまでで最悪の年>

人口2300万人を抱えるエジプトの首都カイロ。ふだんなら露天市場から街路に至るまで、24時間、人々の動きが絶えることはない。だが新型コロナウィルスは、ここでも甚大な被害をもたらしている。

歴史のあるモスク「アル=サエダ・ザイナブ」の近くで屋台を営むサミル・エル・ハティブさんは、「人々が買い物をしたがらない。コロナに脅えている。これまでで最悪の年だ」と語る。「昨年に比べたら、売り上げは4分の1にもならない」

ラマダンの期間中、カイロの露天商たちは、断食が解かれる夜に向けて、テーブルにナツメヤシやアンズ、甘味のある果実を山積みにする。市中の壁には、竿にかけられた「ファワニー」と呼ばれる伝統的な灯籠が飾られる。

だが今年は、当局が夜間外出禁止令を出し、地域単位での礼拝集会などの活動を禁じているため、灯籠の購入を気にする人はあまり多くない。

あえて外出していた少数の人たちの1人、証券市場でマネジャーを務めているナセル・アブデルカデルさんは「今年はラマダンのムードはまったくない」と言う。「いつもなら市場に来ると、ラマダンの始まりとともに人々が音楽を演奏し、そのあたりに座り込む。ほとんど街路で暮らしているような感じになる」

2942とはずがたり:2020/05/04(月) 01:50:05
>>2941-2942
<あらゆる連帯が失われている>

新型コロナ禍は、ラマダンのなかで断食と並んで義務と見なされている慈善活動にも悪影響を及ぼしている。

アルジェリアでは、レストランのオーナーたちが頭を抱えている。店を閉めてしまったら、困窮者にどうやってイフタールを提供すればいいのか。南アジア系の低所得労働者にイフタールを提供していたアブダビの慈善団体も、モスクが閉鎖されている今、何をなすべきか手探り状態だ。

アラブ首長国連邦(UAE)はこのほど、集団感染が発生した地域で、食品を詰めたパックや食事1000万食分を提供し始めた。

インドから働きに来ているエンジニアのモハメド・アスラムさんは、アブダビの商業地区にある3ベッドルームの集合住宅に、14人の仲間と共に寝起きしているが、新型コロナウィルスのために失業してしまった。彼が入居している棟は、住民の1人が陽性の診断を受けたために隔離されており、食糧は慈善団体に頼っている。

セネガルでは、やり方は限定しつつも慈善活動を継続する計画だ。海辺の首都ダカールでは、「ンドグ」と呼ばれるチョコレートクリームをたっぷりと塗ったバゲット、ケーキ、ナツメヤシ、砂糖、牛乳を困窮者に提供することで知られる慈善団体が、街路ではなく、宗教系の学校で配布することにしている。

一方、ムスリムが多数派を占める国として最も人口の多いインドネシアでは、今年、愛する家族とオンラインで再会する人も出てきそうだ。

プラボウォさんは、飛行機で家族のもとに帰る代わりに、オンライン会議用アプリ「Zoom」経由で、ラマダン明けの祝祭「イド・アル=フィトル」を祝う予定だ。

「新型コロナが心配だ」と彼は言う。「それにしても、あらゆる種類の連帯が失われている。一緒にイフタールを食べることもなく、モスクでの集団礼拝もなく、友人とのおしゃべりもない」

(翻訳:エァクレーレン)

2943チバQ:2020/05/04(月) 15:00:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/72dc3a475f706baa05a1f2d92cd897d4fe00de02
イラン、首都など除きモスク再開 コロナ死者 約2か月ぶりの少なさ
5/4(月) 13:29配信

AFP=時事
イラン・テヘランで、閣僚会議に出席するハッサン・ロウハニ大統領。大統領府提供(2020年5月3日撮影、同日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】イランのハッサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領は3日、国内の多くの地域で4日からモスクが再開されると発表した。

 保健省のキアヌーシュ・ジャハンプール(Kianoush Jahanpour)報道官は、直近の24時間の死者数は過去55日間で最も少ない47人だったと発表。イランで初めて新型コロナウイルスの感染者が確認された2月中旬以降、公式に確認された累計死者数は6203人になった。

 ジャハンプール氏は記者会見で、今後もこの傾向が続くことを願っていると語った。

 ロウハニ大統領はテレビ放映されたコロナ対策本部の会議の席上、国内行政区の約3分の1に当たる132郡で「明日からモスクが再開される」と述べた。しかし、「ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)が集団礼拝よりも重要だ」とも警告した。

 感染の流行がイランでも特に激しい首都テヘランやイスラム教シーア派(Shiite)の聖地マシャド(Mashhad)などではモスクの再開は見送られる。

 新型コロナウイルスによる死者が中東で最も多いイランでは、3月にモスクやシーア派の主要寺院が閉鎖された。

 イランの新型コロナウイルス関連の統計は、国内外の専門家や当局者から疑念を持たれており、実際の数ははるかに多い恐れもあると指摘されている。【翻訳編集】 AFPBB News

2944チバQ:2020/05/06(水) 18:16:00
https://www.afpbb.com/articles/-/3281624
2020年ドバイ万博、1年延期へ
2020年5月4日 19:10 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ アラブ首長国連邦 中東・北アフリカ ]
【5月4日 AFP】(更新)アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で今年開催される予定だった万国博覧会(World Expo)が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて1年延期され、来年10月1日から2022年3月31日の会期で開催されることになった。フランス・パリに本部を置く万博開催の監督機関、博覧会国際事務局(BIE)が4日、発表した。

 BIE加盟国の投票により、3分の2以上が延期に賛成。BIEは、延期することで「全参加者が新型ウイルス感染症の影響に安全に対応できる」と説明した。(c)AFP

2945チバQ:2020/05/07(木) 13:31:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200507-00000043-kyodonews-int

イラク新政権が発足、政争続くか 首相に前情報機関トップ


5/7(木) 10:26配信

共同通信







イラク新政権が発足、政争続くか 首相に前情報機関トップ


イラク・バグダッドの国会で、首相承認前に議長(右)と会談するムスタファ・カディミ氏=6日(イラク国会提供・ロイター=共同)


 【ドバイ共同】イラク国会は7日、新首相候補に指名されていた前国家情報機関トップ、ムスタファ・カディミ氏の閣僚名簿を部分的に承認した。カディミ氏が首相に就任し、新政権が発足した。現地メディアが伝えた。

 ただ22閣僚のうち、外相など主要閣僚を含む7ポストの承認は見送られた。アブドルマハディ前首相の辞意表明から5カ月以上たち、ようやく政権発足にこぎ着けたが、政治勢力間の争いは続くとみられる。新型コロナウイルス感染症への対策も急務で、新政権は難しいかじ取りを迫られそうだ。

 カディミ氏はツイッターに「国民の信頼と支持を得られるよう取り組む」と投稿した。

2946チバQ:2020/05/07(木) 14:40:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200507-00000022-jij_afp-int

イスラエル最高裁、ネタニヤフ氏の首相就任認める 13日にも組閣へ


5/7(木) 13:29配信

AFP=時事







イスラエル最高裁、ネタニヤフ氏の首相就任認める 13日にも組閣へ


イスラエルの右派暫定政権を率いるベンヤミン・ネタニヤフ首相(左)と、中道派の野党指導者ベニー・ガンツ元軍参謀総長(2019年9月18日作成)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】イスラエルの最高裁判所は6日、右派のベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相と中道派の野党指導者ベニー・ガンツ(Benny Gantz)元軍参謀総長による連立政権の樹立を認める判断を下した。新政権は来週13日にも組閣される見通し。

 イスラエルでは過去1年間に3回総選挙が行われたものの政治混乱が続き、ネタニヤフ氏が暫定政権を継続させてきた。4月にネタニヤフ氏とガンツ氏が統一政権樹立で合意したが、収賄罪で起訴されているネタニヤフ氏の首相就任は違法だとして、反対勢力が訴えていた。

 だが、最高裁はネタニヤフ氏による「新政権の組閣を阻む法的根拠はない」と判断した。

 連立政権は両氏の合意に基づき3年を期限とし、最初の1年半はネタニヤフ氏が首相を続投、残る1年半はガンツ氏が首相を引き継ぐ。閣僚ポストは、ネタニヤフ氏の右派与党「リクード(Likud)」とガンツ氏の中道野党連合「青と白(Blue and White)」で分け合うこととなる。【翻訳編集】 AFPBB News

2947チバQ:2020/05/07(木) 18:47:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050700844&g=int

イラク新政権発足 5カ月ぶり、混迷収拾は未知数


2020年05月07日16時21分
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イラクのカディミ新首相=首相府のフェイスブックより

イラクのカディミ新首相=首相府のフェイスブックより

 【カイロ時事】イラクで7日、情報機関トップを務めたムスタファ・カディミ氏が新首相として国会で承認され、新政権が発足した。昨年10月以降の反政府デモで550人超が死亡し、アブドルマハディ首相が辞任した後、約5カ月にわたり暫定政権の状態が続いていた。カディミ氏はツイッターで「国民の信頼と支持を得るため努力する」と強調したが、混迷が収拾に向かうかは未知数だ。

 サレハ大統領は今年2月以降、新首相候補にアラウィ元通信相ら有力者2人を相次ぎ指名。だが、各政治勢力が鋭く対立し、いずれも組閣断念に追い込まれた。AFP通信によると、カディミ氏が提出した閣僚名簿も石油相や外相は承認が得られず、空席のまま波乱の船出を強いられた。

2948チバQ:2020/05/10(日) 17:38:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050800806&g=int
イラク、新政権も前途多難 新型コロナに原油低迷、IS復活懸念
2020年05月09日07時09分


7日、バグダッドで宣誓するイラクのムスタファ・カディミ新首相=イラク国会提供(AFP時事)
7日、バグダッドで宣誓するイラクのムスタファ・カディミ新首相=イラク国会提供(AFP時事)

 【カイロ時事】政情不安が続くイラクで、約5カ月ぶりにムスタファ・カディミ氏を首相とする新政権が発足した。昨年の反政府デモ激化が招いた政治空白はひとまず解消されたが、新型コロナウイルス感染拡大や国家歳入の柱である原油の価格暴落が重なり、取り巻く状況は厳しさを増す。混乱に乗じ過激派組織「イスラム国」(IS)の勢力回復も危惧され、新政権の前途は多難だ。
 イラクでは、政治や宗派による各勢力の対立がやまない。今年2月以降、サレハ大統領が2人の首相候補を指名。しかし、閣僚ポストで折り合いが付かず組閣に失敗した。ようやく3人目で正式就任したカディミ氏は国家情報機関トップを務めたが、石油相や外相など重要閣僚は選出できないままで、政治的な指導力は未知数だ。
 イラクは石油輸出国機構(OPEC)でサウジアラビアに次ぐ産油量を誇り、原油関連が歳入の約9割を占める。原油相場下落は財政面で大きな痛手で、4月の原油収入は前年同月比5分の1以下に落ち込んだ。公務員の給与や手当の削減に切り込めば、生活苦にあえぐ市民は政府への不満を一層強め、激しい抗議デモが再燃しかねない。
 新型コロナ感染も追い打ちとなる。米軍主導の対テロ有志連合は3月下旬から感染抑止を理由に、イラク軍への訓練任務を中断。部隊の一部引き揚げや配置見直しも急いでいる。さらに3月中旬から首都バグダッドなどで続く外出禁止令の徹底に治安部隊が労力を取られ、テロ対策などの治安維持が手薄になっているとの指摘もある。
 AFP通信によると、北部キルクーク州の情報機関施設前で4月下旬、自爆テロで4人が負傷。中部サラハディン州では今月2日、イラク軍の一部として活動する民兵メンバーが襲撃され10人が死亡した。ともにISの仕業とみられ、イスラム過激派に詳しい専門家は「(ISは)昼間に治安部隊を直接攻撃するなど、活動が大胆になっている」と警鐘を鳴らしている。

2949チバQ:2020/05/10(日) 18:59:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/meast/sankei-wor2005100009.html
ラマダン折り返し点 中東諸国コロナで明暗くっきり
2020/05/10 17:34産経新聞

 【カイロ=佐藤貴生】日の出から日没まで飲食が禁じられるイスラム教のラマダン(断食月)が折り返し点を迎え、中東諸国では新型コロナウイルスの感染封じ込めをめぐり明暗が分かれている。感染者や死者が増えている国では、正しい知識の普及の遅れや「自粛疲れ」で濃厚接触の機会が増えている可能性がある。一方、外出制限は反政府デモや犯罪の減少をもたらすなど、各国の政治や社会にも影響を及ぼしている。

 多くの中東諸国では今年のラマダンは4月24日から5月23日まで。日没後の夕食の買い出しなどのため1年で最も消費が多い時期に当たり、多くの国がラマダン入りの前に夜間の外出禁止の開始時刻を遅らせるなど、制限を緩和した。

 夜間の外出制限を一部緩和したエジプトでは今月8日、1日当たりの新たな感染者数が495人と最多を記録。ラマダン前の先月中旬、3千人台前半だった感染者の総数は約8500人に跳ね上がり、死者の総数も500人台に乗った。

 首都カイロ市街では日中、素手で握手したりマスクを外してほおを寄せ合ったりする人々の姿がいまもみられる。カイロに住む主婦(30)は「夜間の外出禁止を逆手に取り、夜通し知人や友人の家で過ごして朝になってから帰宅する人もいる。皆、感染が拡大した当初よりも気が緩んでおり、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の必要性も十分に理解されていない」と話した。

 エジプト政府当局者は先月末、「ワクチンができるまで新型コロナと共存せざるを得ない」とし、半月ごとに情勢に応じて措置を見直す方針を示した。だが、民衆に発言の真意が伝わっているかは不透明だ。

 一方、ヨルダンでは新たな感染者ゼロの日が1週間以上続き、政府当局者は今月5日、「爆発的な感染拡大は封じ込めた」と宣言した。死者は8日現在、世界保健機関(WHO)の集計で9人にとどまる。3月上旬に感染が拡大し始めたヨルダンは同月中旬以降、海外との航空便の運航停止や学校、商業施設などの閉鎖といった措置を早々に講じてきた。

 サウジアラビア資本の汎アラブ紙アッシャルクルアウサトによると、スーダンやアルジェリアなどでは感染拡大前に起きていた反政府デモが外出制限のため影を潜めた。トルコやイスラエル、パレスチナでは殺人や窃盗などの犯罪が激減した半面、家族の巣ごもりの時間が増えて家庭内暴力(DV)が急増し、虐待に関する女性からの通報が増えているという。

2950チバQ:2020/05/12(火) 18:57:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000032-jij_afp-int

アフガンで襲撃相次ぐ、病院と葬儀が標的に 数十人が死傷


5/12(火) 16:56配信

AFP=時事







アフガンで襲撃相次ぐ、病院と葬儀が標的に 数十人が死傷


アフガニスタンの首都カブールで、襲撃の現場となった病院に到着した治安部隊員ら(2020年5月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】(更新、写真追加)アフガニスタンの首都カブールで12日、銃で武装したグループが病院を襲撃し、現在も攻撃が続いている。また同国東部では、葬儀を狙った自爆攻撃が発生した。

 内務省報道官によると、カブールの病院では特殊部隊が80人超を救助。

 現在も掃討作戦が続いており、ソーシャルメディア上で拡散した写真では、赤ちゃんを腕に抱える重武装した隊員らが捉えられている。

 カブール西部にあるこの病院は、イスラム教シーア派(Shiite)が多数を占める少数民族ハザラ人(Hazara)の居住地域に位置している。ハザラ人は頻繁に、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(IS)」の戦闘員による攻撃の標的となっている。

 病院から避難した小児科医の男性は、匿名でAFPの取材に応じ、建物の玄関で大きな爆発音を聞いたと証言。「病院内は医師と患者がたくさんおり、内部は完全にパニック状態になっている」と明かした。

 同じく12日、東部ナンガルハル(Nangarhar)州で、地元の警察幹部の葬儀を標的とした自爆攻撃が発生し、数十人が死亡、もしくは負傷したとみられる。同州知事報道官のアタウラ・コジヤニ(Attaullah Khogyani)氏が明らかにした。

 同報道官によると、犯人は葬儀の最中に爆発物を起爆させ、「初期情報では、攻撃により約40人が死亡および負傷した」という。【翻訳編集】 AFPBB News

2951チバQ:2020/05/13(水) 09:20:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200513-00000003-jij-asia

アフガン政府、対武装集団で「攻撃」態勢へ タリバンの攻勢背景


5/13(水) 5:34配信

時事通信



 アフガニスタンのガニ大統領は12日のテレビ演説で、政府軍に対し、武装集団への「『積極防御』態勢を『攻撃』態勢に切り替えるよう指示を出した」と発表した。

 政府軍は、2月末の反政府勢力タリバンと米国との和平合意を前に、タリバンへの攻撃の手を緩めた。一方、タリバンは米国との合意調印以降、政府軍への攻勢を強めていた。

 方針転換には、12日に首都カブールや東部ナンガルハル州でテロが相次ぎ、少なくとも40人が死亡したことが影響したとみられている。ガニ大統領は演説で、「タリバンと過激派組織『イスラム国』(IS)」が2件のテロを起こしたと主張し、治安強化の必要性を訴えた。

2952チバQ:2020/05/15(金) 17:56:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200515-00000075-mai-int

アフガン病院テロ、米「ISの犯行」 ガニ大統領は「タリバン関与」主張


5/15(金) 17:37配信

毎日新聞







アフガン病院テロ、米「ISの犯行」 ガニ大統領は「タリバン関与」主張


銃撃されたカブールの病院を警備するアフガン治安部隊員ら=12日、AP


 アフガニスタンの首都カブールの産科病院が武装集団に襲われ、24人が死亡したテロについて、米国のハリルザド・アフガン和平担当特別代表は14日、過激派組織「イスラム国」(IS)による犯行との見方を示した。アフガン政府と旧支配勢力タリバンが和平に向けて協調する重要性を訴えた。

 一方、アフガンのガニ大統領はタリバンが事件に関与したと主張、攻撃を強化する方針を示す。タリバンへの姿勢を巡り、米国とアフガン政府の足並みの乱れが鮮明になっている。

 テロは12日に発生し、少数派であるイスラム教シーア派地区にある国際医療援助団体「国境なき医師団(MSF)」が支援する病院が標的になった。ハリルザド氏はツイッターで、「ISは和平に反対し、イラクやシリアのような宗派間戦争を引き起こそうとしている」と指摘。タリバンも15日の声明で関与を否定し、「アフガン政府は誤った方向に導こうとしている」と批判した。

 米国とタリバンは2月、アフガンからの米軍の14カ月以内の撤収などを定めた合意に調印。アフガン政府とタリバンが停戦や将来の政治体制について協議を始めることも盛り込んだ。だが、ガニ氏が協議の前提となるタリバンの捕虜釈放を渋り、協議開始のめどは立っていない。タリバンもガニ氏の姿勢に反発し戦闘を継続している。ガニ氏がタリバンへの強硬姿勢を続ければ、合意が暗礁に乗り上げかねず、米国は懸念を強めている。【松井聡】

2953チバQ:2020/05/17(日) 20:41:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051700237&g=int
アフガンのガニ大統領、政敵と再び連携
2020年05月17日20時35分



 アフガニスタンからの報道によると、ガニ大統領は17日、大統領選(昨年9月28日投票)で次点だった政敵アブドラ前行政長官と再び連携するための政策協定に調印した。選挙に不正があったと主張したアブドラ氏は、今年3月のガニ大統領の就任式と同時に自らも「大統領就任式」を挙行していた。

2954チバQ:2020/05/18(月) 18:44:06
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051800518&g=int

中東、「ラマダン後」に警戒 祝祭控え再び規制強化


2020年05月18日14時29分
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17日、パレスチナ自治区ガザで、ラマダン(断食月)明けの祝祭「イード」に向け、伝統的なクッキーをつくるマスク姿の女性たち(AFP時事)

17日、パレスチナ自治区ガザで、ラマダン(断食月)明けの祝祭「イード」に向け、伝統的なクッキーをつくるマスク姿の女性たち(AFP時事)

 【カイロ時事】イスラム教のラマダン(断食月)が残り数日となった中東のイスラム圏で、「イード」と呼ばれるラマダン明け祝祭で新型コロナウイルス感染が拡大することへの警戒が強まっている。各国では4月下旬からのラマダンに合わせた外出規制などの緩和措置が感染者の増加を招いており、再び規制強化を強いられている。
 「イード」は各国で大型連休となり、例年は神(アラー)に感謝するための礼拝や、親族や友人らと集うため外出する機会も増える。
 エジプト政府は17日、現在は午後9時開始の夜間外出禁止をイード期間中は午後5時に早めると発表。公共交通機関の運行停止も決めた。
 サウジアラビアはイード期間中、ラマダン前と同様の終日外出禁止を再び実施する。ラマダンで日中の外出を認めた結果、既に感染者が5万4000人を突破し、都市封鎖へ逆戻りした形だ。カタールでは17日からマスク着用を義務化。違反者は最大3年の禁錮刑か20万リヤル(約590万円)の罰金を科され、AFP通信によれば世界で最も厳しい罰則規定という。

2955チバQ:2020/05/18(月) 18:45:57
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051700140&g=int

イスラエル新連立政権が発足 コロナ対応優先、首相「輪番制」


2020年05月17日23時13分
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イスラエルのネタニヤフ首相=2月9日、エルサレム(AFP時事)

イスラエルのネタニヤフ首相=2月9日、エルサレム(AFP時事)

 【エルサレム時事】イスラエルで17日、ネタニヤフ首相率いる新たな連立政権が発足した。新型コロナウイルスの感染拡大に対応するための「緊急挙国一致内閣」という位置付け。新政権の首相は、右派政党リクードのネタニヤフ氏が1年半務めた後、過去3度の総選挙でネタニヤフ氏打倒を訴えてきた中道政党連合「青と白」のガンツ元軍参謀総長に交代する方針。

 ネタニヤフ氏はこの日の演説で「国民は結束を望んだ」と述べ、新たな連立政権の意義を強調した。

2956チバQ:2020/05/18(月) 21:51:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4e5aff460124986b83a3126bc1763cd222646ae
アフガン大統領、政敵と新政権樹立で合意 権力分割 政府内対立収束はなお不透明
5/18(月) 20:41配信

産経新聞
 【シンガポール=森浩】アフガニスタンのガニ大統領と、対立していたアブドラ前行政長官は17日、政治権力を分割する合意文書に署名し、新政権樹立で合意した。政府の分裂で停滞していた米国とイスラム原理主義勢力タリバンが合意した和平プロセスの前進が期待されるが、長年反目する両者がどこまで歩み寄れるかは見通せない状況だ。

 アブドラ氏は昨年9月投票の大統領選で次点に終わったが、「ガニ氏陣営に不正行為があった」として反発し、独自の政権設立を宣言していた。3月にはポンペオ米国務長官が仲裁を試みたが不調に終わり、アフガン支援10億ドル(約1070億円)の削減を発表し、圧力をかけていた。

 地元メディアによると、アブドラ氏はタリバンとの和平交渉のために新設される「国家和解高等評議会」の議長に就任する。閣僚ポストは両陣営の調整が続いている。ポンペオ氏は両者の連携を受けた声明で、政府とタリバンの停戦に向けた協議進展に期待感を表明しつつ、「政治の停滞で失われた時間を残念に思う」と述べた。

 両者は2014年の大統領選後にも対立し、ガニ氏が首相に相当する「行政長官」をアブドラ氏のために新設して収めた経緯があり、今回の連携が成功裏に進むかは不透明だ。ガニ氏は多数派のパシュトゥン人から、アブドラ氏は少数派のタジク人らから支持を集めることから、民族間の利害もからんでおり、対立解消は容易ではない。

2957チバQ:2020/05/18(月) 21:52:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/f99e9e111c4e8839390c24b6ae44e179570e4829
アフガン、武力衝突の危機は回避 対立両者に米国が圧力
5/18(月) 18:51配信

朝日新聞デジタル
2020年5月17日、閣僚ポストを分け合って組閣することで合意したアフガニスタンのガニ大統領(右)とアブドラ元行政長官=アフガン大統領府のツイッターから

 昨年9月のアフガニスタン大統領選の結果を巡り、ガニ大統領の再選を対立候補のアブドラ元行政長官が認めず政治が混迷していた問題で、両氏は17日、閣僚ポストを半分ずつ分け合って組閣することで合意した。大統領府などによると、アブドラ氏がガニ氏を大統領と認める一方、自らは反政府勢力タリバーンとの和解を担う評議会トップに就く。

 米国がアフガン政府への支援凍結を表明して圧力をかけ、両者に合意を求めていた。仲裁にあたったカリルザード米特使はツイッターで「新政権と連携したい」と歓迎しつつ、「両者は(政治停滞を招いた)過ちを繰り返すべきではない」と改めて歩み寄りを促した。両陣営の武力衝突といった当面の危機は回避されたが、今回の合意でもガニ氏とアブドラ氏の対立は解消されておらず、閣僚の人選などで混乱は続きそうだ。

 大統領選を巡っては選挙管理委員会が今年2月、最大民族パシュトゥン系のガニ氏の再選を発表したが、2番目に多い民族タジク系の支持を集めるアブドラ氏が「集計に不正がある」と反発。両氏がそれぞれ大統領就任式を開き、組閣できない事態が続いていた。

朝日新聞社

2958チバQ:2020/05/18(月) 21:53:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/231bb3e0256ba00a2304faa35a83b14bd8d09872
スラエル新政権、夏以降に併合議論 パレスチナは反発
5/18(月) 18:25配信

朝日新聞デジタル
エルサレムで17日、新政権発足を前に国会で演説するネタニヤフ首相=ロイター

 イスラエルで17日、ネタニヤフ首相の5期目となる新政権が発足した。国会演説でネタニヤフ氏は、パレスチナ自治区内にあるユダヤ人入植地などについて「イスラエルの法を適用する時がきた」と述べ、併合へ向けた議論に入る意向を表明した。一方的に併合すればパレスチナとの関係悪化は決定的となる。

 イスラエルでは、連立交渉が難航し、1年で3度の総選挙を繰り返してきたが、新型コロナウイルスへの対応を迫られる中、与野党が手を組む大連立で合意した。期間は3年間で、与党の右派「リクード」を率いるネタニヤフ氏がまず首相を務め、1年半後、野党の中道「青と白」から連立入りしたガンツ元参謀総長に交代する。

 新政権は連立合意の中で、併合に向けた議論を7月以降に始めると明記した。対象は入植地やヨルダン渓谷などで、ヨルダン川西岸地区の約3割を占める。パレスチナ自治区の一部にあたるが、半世紀前に戦争で支配して以来、事実上の占領を続けてきた地域だ。

 パレスチナはこの地に自らの国家樹立を目指しており、併合に強く反発している。パレスチナ自治政府のアッバス議長は13日、「もし占領地を併合するのであれば、イスラエルや米国との(治安維持などに関する)合意を再考する」と語り、強く牽制(けんせい)した。実際に併合に動けば、小康状態にあるパレスチナ情勢が悪化し、テロの頻発など治安が悪化することへの恐れは根強い。

 新政権がすぐに併合に動くかは不透明だが、ネタニヤフ氏は選挙戦を通じ、支持基盤である右派・宗教勢力に併合の意向をアピールしてきた。しかし強い反発が必至な中、選挙戦を終えて現実的にどのような政治判断を下すのかはまだ見通せない。

 また、連立相手のガンツ氏は併合を支持しつつ、パレスチナやアラブ諸国との対話も重視する慎重姿勢をみせている。併合を推し進めたい右派勢力の歯止めとなるかも注目される。

2959チバQ:2020/05/18(月) 21:53:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec1c70f7c57419c50d6aed8f991ca5f8cb0226d8
反体制派の締め付け強めるエジプト、調査報道サイト編集長を拘束
5/18(月) 17:56配信

AFP=時事
エジプト・カイロにあるトラ刑務所(2020年2月11日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】エジプト当局は17日、著名な独立系調査報道サイト「マダマスル(Mada Masr)」の編集長を拘束した。同社の弁護士が明らかにした。同国はこのところ、ジャーナリストに対する締め付けを強めている。

動画:「階段ピラミッド」再公開、修復完了で エジプト

 マダマスル編集長のリナ・アタラ(Lina Attallah)氏は、首都カイロのトラ刑務所(Tora Prison)前で拘束された。同刑務所に収監されており、最近ハンガーストライキを始めた人権活動家のアラー・アブデル・ファタハ(Alaa Abdel Fattah)の母親で、同じく活動家のライラ・スウェイフ(Laila Soueif)氏に対するインタビューを行っていた最中だった。

 マダマスルの弁護人がAFPに語ったところによると、刑務所の警備員がアタラ編集長に身分証明書を見せるよう要求した後、3時間にわたって事情聴取を行ったという。

 弁護人の話では、アタラ氏はその後、警察署へ連行され、18日朝には検察への出頭が求められた。拘束の理由や容疑は不明のままだという。

 マダマスルは、汚職や治安問題を調査するニュースサイトで、アラビア語と英語で運営されている。

 同ニュースサイトは数年前から、アブデルファタハ・シシ(Abdel Fattah al-Sisi)政権に批判的な多数のサイトなど、他の数百に上るサイトと同様に、エジプト内でのアクセスが遮断されている。

 こうした措置をかいくぐるため、VPNやミラーサイトがよく使用されている。

 3月には、エジプトでの新型コロナウイルス感染に関する報道をめぐり、英紙ガーディアン(Guardian)の駐エジプト記者が資格を取り消され、国外退去処分になったと、同紙が報じた。

 エジプトでは2013年に故ムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領が軍によって解任されて以降、反体制派に対する締め付けが続いており、ジャーナリストが検挙されるケースも増えている。

 取り締まりの対象となった人は、イスラム系のモルシ氏支持派に加え、世俗主義の活動家や弁護士、学者など、数千人に上っている。

 国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団(RSF)」によると、同国で収監されているジャーナリストは少なくとも29人いるという。【翻訳編集】 AFPBB News

2960チバQ:2020/05/18(月) 22:04:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/350e7728ab6545fa90f26872d1e2eabd07661440
イスラエル新政権発足 ネタニヤフ首相、ヨルダン川西岸併合を主張
5/18(月) 12:38配信

AFP=時事
イスラエル国会で、新政権の宣誓式前に演説するベンヤミン・ネタニヤフ首相。イスラエル国会広報事務所提供(2020年5月17日撮影、公開)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】イスラエル国会で17日、ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相とかつての政敵のベニー・ガンツ(Benny Gantz)元軍参謀総長が率いる新たな統一政府が発足した。これにより、同国史上最も長かった政治危機に終止符が打たれた。

 安定した政府が500日以上不在となり、結論の出ない3度の総選挙を経た後、国会(120議席)は今後3年間の新たな連立政権を賛成73票、反対46票で承認した。議員1人が欠席した。

 新政権は、新型コロナウイルスによる経済状況の悪化や占領したパレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)の大部分の併合をめぐる闘争など、発足後の最初の数週間で複数の難局に直面することになる。

 ネタニヤフ氏は投票前の国会演説で、新政権はヨルダン川西岸のユダヤ人入植地にイスラエルの主権を適用すると言明。「イスラエルの法を適用し、シオニズムの歴史に新たな輝かしい1章を書き入れる時だ」と述べた。

 こうした動きは国際的反発を引き起こし、ヨルダン川西岸における緊張を高めるとみられる。ヨルダン川西岸には300万人近いパレスチナ人と、国際法で違法とみなされている入植地に約40万人のイスラエル人が居住している。【翻訳編集】 AFPBB News

2961チバQ:2020/05/19(火) 09:58:26
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051800843&g=int

ネタニヤフ新政権、多難な船出 汚職事件で来週初公判―イスラエル


2020年05月19日07時08分
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17日、エルサレムで、就任宣誓式に臨んだイスラエルのネタニヤフ首相(右)とガンツ元軍参謀総長=イスラエル国会報道官室提供(AFP時事)

17日、エルサレムで、就任宣誓式に臨んだイスラエルのネタニヤフ首相(右)とガンツ元軍参謀総長=イスラエル国会報道官室提供(AFP時事)

 【エルサレム時事】イスラエルで17日、1年間で3度の総選挙の末、ネタニヤフ首相率いる新たな連立政権が発足した。新型コロナウイルスの脅威に対処する「挙国一致内閣」という位置付けで、ネタニヤフ氏は1年半後に政敵だったガンツ元軍参謀総長に首相の座を渡す。通算約14年間首相を務めてきたネタニヤフ氏の求心力には陰りも見え、24日には汚職事件の初公判も抱える。新政権が多難な船出となるのは避けられない。
 新政権には、首相の右派政党リクードとガンツ氏率いる中道政党連合「青と白」、ユダヤ教超正統派の2党などが参加。「次期首相兼国防相」のガンツ氏は、来年11月にネタニヤフ氏に代わって首相に就任する方針。外相にはガンツ氏の前任の参謀総長だった「青と白」のアシュケナジ氏が起用された。「挙国一致」というものの、17日の国会(120議席)の信任投票での賛成は73票にとどまった。
 ネタニヤフ氏は当初、パレスチナ問題で強硬なリクードを中心とする右派・宗教勢力による政権樹立を目指したが、同勢力は直近の3月の総選挙で過半数を獲得できず、「青と白」との協力を余儀なくされた。これに伴う閣僚ポストの配分をめぐる不満などから、同勢力の一部有力議員が新政権に参加せず、リクード内からも不満が噴出した。
 一方、総選挙で「ネタニヤフ打倒」を訴えてきたガンツ氏の代償も大きかった。「青と白」の所属議員の多くがガンツ氏の方針転換を「裏切り」と見なして離党し、野党に回った。
 ネタニヤフは収賄など3件の汚職事件を抱えていて、「最終的には有罪を免れないのではないか」(政治アナリスト)という見方も出ている。公判は長期化する見通しで、法律上、在任中の首相は有罪が確定するまで辞任する必要はない。ただ、裁判の展開次第で求心力低下が加速化し、野党側が勢いづく可能性もある。

2962チバQ:2020/05/19(火) 21:34:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba1a8ed6c7a66323025ac7d58d1532b27309e00f
アサド政権に異変 露、シリア出口戦略を加速か
5/19(火) 18:59配信

産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】シリアのアサド大統領が支援者である富豪の資産接収に乗り出した。政権に起きた異変の背景には内戦でアサド氏と蜜月関係を築いたロシアの存在があるとも伝えられている。アサド政権を支援してきたロシア、イランを含めた3者の共闘態勢に変化が生じたとの見方が強まっている。

■標的は親類

 シリア随一の富豪で、国内最大の携帯電話会社シリアテルを所有するマハルーフ氏は17日、「社長を辞めなければ資産を差し押さえると通告された」とフェイスブックに書き込んだ。アサド政権は同社に許認可料などの名目で少なくとも1億7千万ドル(約183億円)を納めるよう命じた。

 マハルーフ氏はアサド氏と同じイスラム教の国内少数派、アラウィ派の出身で、アサド氏の親類。資金面から同氏を長く支援しており、欧米の経済制裁の対象にも指定されている。

 イスラエル有力紙ハーレツ(電子版)は資産接収を指示したのはロシアだと報じた。ロシアは、復興を主導してシリアの経済権益を独占する狙いがある。資産接収は、政権がロシアの求めに応じて復興資金を調達するためだという。

 一方のアサド氏は外国が介入する形での復興には消極的で、現状維持を図ってきた。出口戦略を探るロシアとしては、復興を軌道に乗せたいのが本音。同国の意向に沿って動かないアサド氏に対して不満が強まっており、ロシアでは「腐敗体質」「頭痛の種」と批判する報道も出ている。

 ロシアはシリア内戦で人的犠牲や出費が膨らんでおり、復興を軌道に乗せて負担を軽減したいとの観測は数年前から出ていた。

■攻撃を黙認

 ロシアが復興の枠組みからイランを排除するため、同国にシリアからの撤収を促しているとの指摘もある。英誌エコノミスト(電子版)によると、イスラエルが4月以降にシリア国内の軍事施設を空爆した際、シリアにあるロシア製防空システムS300が作動しなかったと報じた。

 イスラエルの攻撃はシリアに駐留するイランやその系列組織を狙ったもので、同誌は、システムを管理するロシア軍が「攻撃を黙認した」との見方を伝えた。

 ロシアはシリア復興には欧米の協力が不可欠と認識している。欧米がテロ組織に指定しているイランの影響下にある民兵組織がシリアに残っていれば、幅広く資金拠出を求める上で障害となるのは間違いない。

2963チバQ:2020/05/20(水) 10:55:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200519-00000037-jij_afp-int

アルカイダとIS系組織、サヘル地域で抗争繰り広げる


5/19(火) 17:52配信

AFP=時事







アルカイダとIS系組織、サヘル地域で抗争繰り広げる


イスラム過激派のプロパガンダメディア「ウェラヤット・タラブロス」が公開した、リビアのシルトを進むイスラム過激派組織「イスラム国」の車列とされる映像(2015年2月18日公開、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】アフリカ・サハラ(Sahara)砂漠の南縁に位置するサヘル(Sahel)地域一帯では、専門家によると国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)とイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の系列組織が銃を向け合っているといい、数年保たれた両組織による協力の時代を崩壊させている。


 両者はこれまで、シリアのような他の戦地では対決姿勢を取るものの、サヘル地域ではしばしは提携し、攻撃における連携や、戦闘員の交換すらも行っていた。
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 同地域では数年の間、イスラム過激派との戦闘が続いている。こうした過激派は2012年、マリ北部で最初に姿を現し、その後同国中部や隣国のブルキナファソやニジェールに進出。これまでに多くの兵士や市民が犠牲となり、さらに多数の人々が自宅からの避難を余儀なくされた。
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 しかし今年の初め以降、マリ中部やブルキナファソで散発していたアルカイダとIS系列の組織による衝突が、本格的な戦闘へと拡大したとみられている。
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 こうしたイスラム過激派内での内紛に関する情報はほとんどなく、その多くは強盗団や民兵組織、国軍との相次ぐ衝突によって、すでに情勢が不安定な地域で発生している。
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 専門家や地元当局者は、アルカイダとISによる戦闘の背景に、支配地域の拡大や飼料用農作物の入手をめぐる対立が理由の一部として存在したと話す。
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 国連マリ多次元統合安定化派遣団(MINUSMA)のマハマ・サレー・アンナディフ(Mahamat Saleh Annadif)団長は、過激派同士の抗争は「もはや内密のものではない」と指摘。「行き着く先がどこになるのか分からない。どちらも相手より優位に立ちたがっている」と述べ、両組織が土地をめぐって争っていると説明した。
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 マリの首都バマコに駐在する欧米の外交官によると、アルカイダもIS系組織も、これまでにサヘル地域で正式に提携関係を結んだことはない。
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 だが、両組織が合同で実施した襲撃や、もう一方の組織へと移る戦闘員らの存在を指摘しつつ、それは両組織が緊密に協力することを妨げるものではなかったという。


 この外交官は、ある人がある組織、またはもう一方の組織に参加する理由には、周縁へと追いやられた民族集団に所属していたり、仕事がなかったりといった、地元事情に関連するものが多いと説明する。
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 バマコにある安全保障研究所(Institute for Security Studies)の研究者、イブラヒム・マイガ(Ibrahim Maiga)氏は、争いも同様に局所的な理由で起きることが多いと指摘。「こうした争いについては、イデオロギーの角度からのみで理解すべきではない」と話す。
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 例えば年初の乾季には、ニジェール川(Niger River)デルタで栽培されたブルグと呼ばれる飼料作物をめぐり、マリ中部ではよく戦闘が勃発する。
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 匿名を条件に取材に応じた、マリ中部モプティ(Mopti)の安全保障専門家はAFPに対し、イスラム過激派は「他の皆と同じように」ブルグが育つ地域をめぐって戦闘を繰り広げていると述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2964チバQ:2020/05/20(水) 18:54:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200520-00000066-mai-int

ラマダン明けの祝祭にらみコロナ対策 マスク義務化 外出禁止令も イスラム諸国


5/20(水) 18:25配信

毎日新聞







ラマダン明けの祝祭にらみコロナ対策 マスク義務化 外出禁止令も イスラム諸国


断食明けの食事を受け取るため、人との距離を保って列に並ぶ人々=インドネシアの首都ジャカルタで5月13日、AP


 イスラム教の断食月(ラマダン)が23日に終了するのを前に、イスラム諸国が新型コロナウイルス対策を巡って揺れている。ラマダン明けにある祝祭には大勢の人出が見込まれ、感染拡大の懸念があるからだ。一方、長引く外出規制に市民からは不満の声が上がり始めており、各国は難しいかじ取りを迫られている。【真野森作、武内彩】

 新型コロナの感染拡大に歯止めがかからない中東諸国では、「イード」と呼ばれるラマダン明けの祝祭をにらみ、外出禁止令などの規制を再び強化する動きが相次ぐ。「イード」では例年、神(アラー)に感謝するための礼拝や、親族や友人らと集うため外出する機会が増えるからだ。

 ロイター通信によると、サウジアラビア内務省は12日、ラマダン明けから5日間、全国で24時間の外出禁止令を実施すると発表した。サウジはラマダン中、昼間の外出や商店の営業を許可していたが、低所得の出稼ぎ労働者を中心に感染者が1日数千人単位で増加し、引き締めに転じた。

 エジプト政府も17日、夜間外出禁止令の開始時間を24日から6日間、午後5時に設定した。ラマダン中と比べて4時間の繰り上げとなり、商店も営業を禁じられる。エジプトのマドブリ首相は「イードの祝祭には人々が集う習わしなので、今回は感染拡大を抑えるためにこうした手段をとる」と国民に理解を求めた。ただ、6月中旬からはスポーツクラブやレストラン、モスク(イスラム教礼拝所)などの段階的再開を検討しているという。

 一方、ペルシャ湾岸に位置する小国のクウェートとカタールの政府は17日、それぞれマスク着用に関する厳格な罰則を発表した。

 マスクを着けずに外出した場合、カタールでは最長3年の禁錮刑か5万5000ドル相当(約590万円)の罰金、クウェートでは最長3カ月の禁錮刑か最大1万6200ドル相当の罰金を科す。

2965チバQ:2020/05/24(日) 21:31:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200524-00000529-san-m_est
イスラエル首相、収賄罪などで初公判 徹底抗戦の構え
5/24(日) 20:31配信

産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】収賄罪などで起訴されたイスラエルのネタニヤフ首相(70)の初公判が24日、エルサレムの地区裁判所で開かれる。現職首相の刑事裁判は同国史上初。イスラエルでは、新型コロナウイルス感染拡大防止を重視する与野党が歩み寄って今月中旬に連立政権が発足しており、首相続投を決めたネタニヤフ氏は政界での求心力を維持しながら法廷で徹底抗戦する構えだ。

 イスラエル検察は昨年11月、収賄や背任、詐欺の罪でネタニヤフ氏を起訴した。国内通信大手ベゼクに対し、同氏が政策面で便宜を図る見返りに、ニュースサイトで好意的な報道を行うよう求めたことなどが罪に当たると判断した。ネタニヤフ氏は「虚偽に基づくクーデターの試みだ」などと一貫して潔白を主張してきた。裁判は少なくとも数年かかる見通しだ。

 ネタニヤフ氏は4月、最大の政敵で野党勢力を率いてきたガンツ元軍参謀総長と連立政権を作ることで合意し、約1年ぶりに政権が正式発足、政治の停滞に終止符が打たれた。両者の合意期間は3年間で、前半の1年半はネタニヤフ氏が首相、ガンツ氏が副首相を務め、後半は同じ期間、2人が役職を交代する。

 イスラエル有力紙ハーレツ(電子版)は、合意によりネタニヤフ氏は今後3年間の政治活動が保証されたとし、裁判所や検察の人事などを通じて「自らの裁判(の進行)を妨害する狙いではないか」という同国の政治学者の見方を伝えた。

2966チバQ:2020/05/24(日) 21:38:17
https://www.sankei.com/world/news/200524/wor2005240011-n1.html
中東がラマダン明け、行楽期突入 コロナ状況悪化で引き締め策
2020.5.24 18:11国際中東・アフリカ
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23日、モロッコ・カサブランカで、マスクを着用して洋菓子店の前に並ぶ人々(AP)
23日、モロッコ・カサブランカで、マスクを着用して洋菓子店の前に並ぶ人々(AP)
 【カイロ=佐藤貴生】イスラム教のラマダン(断食月)が終わり行楽期に入った中東の主要国は、新型コロナウイルスの感染抑止策を強化している。多くの国がラマダン前に外出制限などを一部緩和し、感染者や死者が増えた。欧州などで制限緩和の動きがみられるなか、各国は厳しい対策を取って国民の気の緩みを引き締めている。

 中東の多くの国では、今年のラマダンは4月24日から5月23日頃まで。その後の数日間は断食明けの祝祭(イード)で休日となる。ラマダンの間は日の出から日没まで飲食が禁じられるため、普段の年ならその後は旅行や里帰りで羽を伸ばす人が多い。

 人口が1億人以上と中東で最も多いエジプトでは22日、1日当たりの新たな感染者数が783人と過去最多を記録。イードの間は夜の外出制限開始を4時間前倒しして午後5時からとするほか、食堂や娯楽施設、公園なども閉鎖される。

 しかし、厳格な措置が感染防止につながるかを疑問視する人もいる。首都カイロ在住の主婦(46)は「ラマダン期間中、外出禁止のはずなのに深夜まで渋滞している通りもあった。イードで両親や親類宅への訪問も頻繁になる。感染は拡大するのでは」と話す。

 トルコとイランではラマダン中、それぞれ1700人以上が死亡した。どちらも人口8千万人以上の地域大国だ。トルコのエルドアン大統領はイードの間、全土でロックダウン(都市封鎖)を行うとし、イランも旅行を控えるよう呼び掛けた。

 イランでは総勢約1万人の医療関係者が感染したとされる。初期の対応の遅れに加えて医療崩壊の疑いも指摘され、医療従事者の防護対策も不十分な状態が続いたとみられる。

 また、ペルシャ湾岸諸国ではラマダン期間中、カタールで感染者数が5倍以上に増えるなど状況が深刻化、外国人出稼ぎ労働者の宿舎での感染拡大も問題になった。中東のメディアによると、サウジアラビアはイード期間中、ほぼ全域で24時間、外出を禁止。アラブ首長国連邦(UAE)は夜間外出制限の開始時刻を前倒しし、マスク未着用など規則に違反した者の罰金の額を上げる方針を示した。

2967チバQ:2020/05/24(日) 21:41:33
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052400191&g=int
タリバンと政府軍、3日間停戦 ラマダン明け祝祭中―アフガニスタン
2020年05月24日15時16分


 アフガニスタンの反政府勢力タリバンは23日の声明で、24〜26日のラマダン(断食月)明け祝祭期間中の停戦を宣言した。ガニ大統領もツイッターに「歓迎する」と投稿。政府軍に3日間、自衛措置を除いて停戦を指示したと明らかにした。

 この期間にタリバンが停戦するのは2年ぶり。タリバンは声明で「国民が祝祭を落ち着いた気持ちで快適に過ごせるよう」停戦に踏み切ったと説明した。
 アフガンでは、2月末のタリバンと米国の和平合意調印を受け、タリバンとアフガン政府の和平交渉開始が期待されていた。しかし、政府側が米タリバン合意の一部の履行を渋ったため、タリバンは政府軍への攻撃を激化させていた。今回の時限停戦を契機にタリバンと政府との歩み寄りが進むかが今後の和平プロセスの焦点となる。

2968チバQ:2020/05/27(水) 23:36:20
https://www.sankei.com/world/news/200527/wor2005270028-n1.html
カタール、高い感染率 中東初のサッカーW杯に懸念
2020.5.27 17:40
 人口約280万人の中東カタールで、新型コロナウイルス感染者数が27日までに4万8千人を超えた。人口10万人当たりの感染者数は約1700人となり、感染者数が最も多い米国の約3倍。世界でも突出して高い。2022年に中東初のサッカーワールドカップ(W杯)開催を控え、深刻な懸念材料だ。

 ただ死者は計30人で死亡率は低い。検査総数は約20万件に上り、政府は感染増は検査拡充の結果だと強調している。

 カタールではW杯で使うスタジアム建設が急ピッチで進められてきた。人口の約9割を占める外国人には工事従事者も多く、感染拡大が準備の進捗に影響を及ぼす可能性がある。首都ドーハでは5月下旬、賃金未払いに対する外国人労働者の異例の抗議デモがあったとも伝えられた。

 政府は公共の場でのマスク着用に関する厳格な規定を発表。違反者には3年以下の禁錮刑や最大20万カタール・リヤル(約590万円)の罰金を科すとしている。(共同)

2969チバQ:2020/06/11(木) 13:12:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/448d51033986508275c0cf9e506e283c26db17bd

国際社会は西岸併合か正義か、どちらかを選べ…パレスチナ首相




6/10(水) 11:27配信


読売新聞オンライン


 【ラマッラ(パレスチナ自治区)=金子靖志】パレスチナ自治政府のムハンマド・シュタイエ首相は9日、外国メディアを招いた記者会見で、イスラエルが占領下に置くヨルダン川西岸の一部併合に踏み切った場合、「国際社会に対し、(西岸などを領土とする)パレスチナ国家を宣言し、国家承認を求める」と述べた。

 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は7月から、パレスチナが将来の国家領土と位置付ける西岸の一部併合に向けて法制化に着手する予定で、併合の動きをけん制した格好だ。

 シュタイエ氏は、「国際社会は併合か、国際法の正義か、どちらかを選ばなければならない。国際社会は正義を選ぶと確信している」と述べ、併合阻止に向けた国際社会の圧力が強まるとの見方を示した。

2970さがら療法(さがらセラピー)心の健康法うつ病の予防と改善:2020/06/12(金) 11:48:28
うつ病の予防と改善の他、引きこもり不登校いじめパニック障害潔癖症摂食障害睡眠障害不安悩みイライラストレス自信がない勇気がないなどの改善方法や人材育成の方法を紹介しています

2971チバQ:2020/06/15(月) 18:03:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/db54ab3d071e18c4880bc7914e7351e92aad52c7

外出制限もいたちごっこ 「密着文化」のエジプト、止まらぬ感染拡大




6/14(日) 19:00配信


産経新聞







夜間外出制限の開始が近づくと車や人の姿はぱたりと消える=5月19日、カイロ市街(佐藤貴生撮影)
 エジプトの首都カイロは夜になると人や車の姿が消え、しんと静まり返る。新型コロナウイルス感染阻止のための夜間外出制限は5月末、3カ月目に入った。日の出から日没まで飲食が禁じられるイスラム教のラマダン(断食月)は同月下旬に終わったが、日々の感染者数は期間中に過去最悪を記録、その後も更新されている。人々に話を聞くと、この国ならではの民衆の気質が封じ込めの障害になっているように思える。(カイロ 佐藤貴生)

【地図でみる】「感染ゼロ」から拡大した各国

 ■いたちごっこ

 ラマダンが中盤に入った5月上旬の土曜日。朝6時すぎに通りに出ると、家族連れらしき人々が乗った何台もの車とすれ違った。土曜日は休日で遅くまで寝ている人が多いのに、なぜなのか。

 「外出制限に引っかからないよう、親類や友人の家で一夜を過ごして朝に帰宅する人々だ」。カイロ在住の主婦(30)が言った。政府はラマダン期間中、夜9時から朝6時までの外出を禁じた。が、一部の人は警官らの目につかないよう、夜通し訪問先にとどまっていたようだ。

 ラマダン中は親や親類、友人らと家を訪ね合い、旧交を温めるのが慣例だ。期間中に知人の家族らが泊まりに来て、ご飯ばかり作っていた-と話す主婦にも会った。これが感染増の主因になったかは不明だが、いわゆる「3密」を回避するための政府の判断を逆手に取った人が多数に上る可能性をうかがわせる。

 ■無理解の怖さ

 カイロの市中では多くの人がマスクをしているが、知人と会うとそれを外して頬を寄せ合い、あいさつする人がいる。肩を抱いて素手で握手を交わす風景も見かける。なぜマスクを外したり握手したりするのがまずいのか、その理由を理解していない気がした。

 エジプトのコミュニケーションにはスキンシップが欠かせない。古くから中東とアフリカを結ぶ交通の拠点として発展し、開放的で裏表のない国民性が形成されたことも背景にありそうだ。

 「無理解」の事例はごく身近なところにもあった。2月下旬、新型コロナ感染が急拡大したイランに出張していたため、エジプトに戻ってからスタッフの出勤を停止し、2週間の自己隔離を行った。そのとき、消毒液やハンドソープ、飲料水やトイレットペーパーを買うよう指示したが、「感染など拡大するわけがない」「値上がりしているから今買うべきでない」という現地スタッフがいた。

 エジプトでは5月末、1日当たりの新たな感染者数が過去最悪の1300人を突破して総勢2万3000人に達し、死者は900人を超えた。このスタッフはいま、「コロナは怖い」と話している。

 ■強まる差別

 自己隔離期間の終了後間もなく、ニュースに関わるスタッフは月に一度の給料日以外は在宅勤務とした。午前9時にワッツアップなどの通信アプリで仕事を指示し、午後4時にその成果を電子メールで受け取っている。苦慮したのは出勤しないと仕事にならないスタッフの処遇だった。

 清掃担当のアジア人女性については出勤日を減らした上、午前9時だった始業時刻を7時半に前倒しした。通勤途中に「コロナ、コロナ」といった差別発言を受けることが増え、物理的な危害が加えられることを懸念したからだ。

 もちろん、こうした差別発言を恥じ、外国人に対して「申し訳ない」という思いを持っている人も少なくないと思われる。

 とはいえ、新型コロナに関する正しい知識が普及しないなかで差別意識が広がれば、エジプト経済を支える観光業が再開されたとしても、外国人旅行者と地元住民の間でトラブルが起きる可能性がある。自分たちの振る舞いが自らの首を絞めていることに考えが及ばない人がいるのだ。

 財政が厳しさを増し、一刻も早く封じ込めたい政府と、それを理解しない国民。エジプトで新型コロナ対策を十全に行うことがいかに困難かを痛感している。

2972チバQ:2020/06/21(日) 21:42:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/28d1c89552b91b58007102f2125acc6e62644345
サウジ皇太子就任から3年 相次ぐ拘束劇に「何も学んでいない」の見方も

6/21(日) 20:03配信
【カイロ=佐藤貴生】サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン王子(34)が王位継承の最有力ポストである皇太子に就任してから、21日で丸3年となった。サルマン国王(84)の実子である皇太子は後継の座を確実にするため、最近も有力王子らを相次いで拘束しており、対象は王室以外にも広がっている。対抗勢力の排除が強化されている可能性がある。

 新型コロナウイルスの感染拡大や原油安など、サウジを取り巻く環境はここにきて厳しさを増しており、皇太子がかじを取る石油大国の行く末は政治、経済ともに不安材料が目立ちつつある。

 英BBC放送(電子版)などは5月下旬、サウジ内務省の元高官でカナダに住むジャブリ氏の子供2人が、3月からサウジ国内で拘束されていると伝えた。

 ジャブリ氏はナエフ前皇太子の右腕として、米英などの情報機関と緊密な関係を築いた。だが、ナエフ前皇太子が2017年に失脚し後任の皇太子に当時のムハンマド王子が就任すると、ジャブリ氏は粛清を恐れてカナダに逃れた。

 ジャブリ氏は中東情勢のほかサウジ王室の内部事情にも詳しいとされ、不利な情報が欧米諸国に流れるのを恐れたムハンマド皇太子が同氏の子供を拘束し、帰国するよう脅している可能性がある。

 失脚したナエフ前皇太子はサルマン国王のおいで、3月上旬に国王の弟のアハマド王子とともに身柄を拘束された。また、5月上旬にはアブドラ前国王の息子ファイサル王子も拘束されたとの観測が出た。いずれもムハンマド皇太子の権力基盤固めの一環とされる。

 サウジ資本の汎アラブ紙アッシャルクルアウサト(電子版)は5月下旬、ムハンマド皇太子の3年間を総括する記事で、「王国の栄光を取り戻す改革」の主役だと絶賛した。

 しかし、欧米メディアの見方は厳しい。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は5月上旬の記事で一連の拘束にふれ、「(皇太子は)何も学んでおらず、成長もしていない」という元米政府当局者の談話を掲載した。

2973チバQ:2020/06/23(火) 11:23:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f45a902523047f741eeeca324c5495b392ef8dd
メッカ巡礼、人数制限付きで実施 国外からの参加禁止

6/23(火) 9:53配信
(CNN) サウジアラビア政府は23日までに、イスラム教の聖地メッカに大勢の信者が詰めかける今年の大巡礼(ハッジ)について、人数を大幅に制限したうえで実施する意向を示した。新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、国外からの巡礼者は受け入れないとしている。

【画像】新型コロナ対策で人影の消えたカーバ神殿

国営メディアが伝えたところによると、ハッジ・ウムラ(小巡礼)担当省は声明を出し、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に言及。人が大勢集まる場所での感染リスクの増加や国外からウイルスが持ち込まれる危険性を理由に、今年のハッジについては参加者の数を制限し、国籍を問わずサウジ国内在住の希望者のみに巡礼を認めるとした。

ハッジを安全に行うための決定であり、あらゆる予防策を講じてイスラム教徒を守る方針だという。

米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によれば、サウジアラビアではこれまでのところ16万人以上が新型コロナウイルスに感染。1307人の死者が出ている。

昨年のハッジには200万人を超えるイスラム教徒が参加した。そのうち180万人以上はサウジ国外からの渡航者だった。

2974チバQ:2020/06/24(水) 21:23:16
https://www.sankei.com/world/news/200624/wor2006240002-n1.html
【中東見聞録】イスラエル大連立のアクセルとブレーキ 米大統領選にらみ対立内包
2020.6.24 06:00
 イスラエルで5月、ネタニヤフ首相の右派「リクード」と、ガンツ元参謀総長率いる中道政党連合「青と白」の大連立政権が発足した。連立合意で当面の首相続投を勝ち取ったネタニヤフ氏は、トランプ米政権が1月に発表した新中東和平案に沿ってヨルダン川西岸への「主権拡大」を強行する構えだ。蜜月関係にあるトランプ大統領が再選を逃せば一気に逆風にさらされる可能性があるだけに、11月の米大統領選までに既成事実を積み重ねる思惑があるとみられる。
(前中東支局長 大内清)

 合意によれば、大連立の期限は3年間。前半の18カ月はネタニヤフ氏が首相を、ガンツ氏が副首相と国防相を務める。後半はガンツ氏が首相に就き、ネタニヤフ氏は副首相となる。

 政権発足時の演説でネタニヤフ氏は「ユダとサマリアの地(ヨルダン川西岸)のユダヤ人コミュニティーに主権を適用するときだ」と述べ、国際法に反する西岸のユダヤ人入植地の併合を急ぐ考えを鮮明にした。既存入植地の大半をイスラエルの主権下に置くとする米和平案に沿ったものだ。

 トランプ政権は同案を「パレスチナ国家樹立への現実的な提案」だと説明しているが、実際にはイスラエルによる西岸の実質的な占領状態を追認することに主眼が置かれており、到底、パレスチナ側が受け入れられる内容ではない。少なくとも建前上は「力による現状変更」を認めないとしてきた国際秩序の大原則をないがしろにしている点でも問題が多い。

 ただし、入植を推進し「強い指導者」のイメージづくりに腐心してきたネタニヤフ氏には、「和平」の名の下に政治的レガシー(遺産)を残す絶好機だ。同氏は目下、現職首相として初めて収賄などの罪に問われており、司法判断次第では危機に陥る。演説からは、この機に求心力を回復させようとの意気込みと焦燥が見え隠れする。

 これに対し、ガンツ氏や、外相に就任したアシュケナジ氏らの「青と白」側はやや慎重だ。米和平案を実行に移すとしつつも、「平和条約を結んでいるエジプト、ヨルダンとの戦略的関係の強化が重要だ」(アシュケナジ氏)ともしているのだ。

 ヨルダンのアブドラ国王は、イスラエルが西岸併合に乗り出せば平和条約破棄も辞さないとしている。このため、「青と白」側が性急な併合に走らぬようネタニヤフ氏側を牽制している-とみる識者も多い。

 1年半後に登板するガンツ氏としては、安易にネタニヤフ氏と歩調を合わせられないことは想像に難くない。11月の米大統領選で共和党のトランプ氏が敗れれば、和平案が宙に浮き、ガンツ氏は民主党政権との関係構築に追われることになるからだ。

 逆にトランプ氏が再選を決めれば、ネタニヤフ氏の蜜月路線を踏襲するかどうかの判断を迫られる。ガンツ氏とアシュケナジ氏はいずれも軍参謀総長まで上り詰めた筋金入りの元軍人だ。マティス前国防長官やケリー元大統領首席補佐官ら規律を重んじる軍出身の高官と衝突を繰り返してきたトランプ氏と馬が合うのかという疑問もある。


 昨年4月以降の1年ほどで3回も総選挙が実施される政治空転の末に誕生した大連立。米国情勢をにらみ、アクセルとブレーキを同時に踏むような対立をはらんだ政権運営が続く。

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2975チバQ:2020/06/27(土) 21:54:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/f99149a3700fc115005a980d72326a7ed691c4bc
イラン影響力低下か イラク新政権、関連民兵組織摘発 ソレイマニ司令官殺害半年
6/27(土) 19:54配信

毎日新聞
イラク北部モスルを訪問したカディミ首相(手前右)=6月10日、AP

 今年1月3日にイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が米軍に殺害された事件から、7月で半年となる。作戦現場となった隣国イラクでは、5月に就任したカディミ首相の政権下でイランの影響力が弱まるなど変化が起きている。ただ、石油価格下落や新型コロナウイルスの感染拡大などの課題も抱え、イラクが国内の安定化を実現できるかは不透明だ。

 イスラム教シーア派大国イランは近年、国民の6割がシーア派の隣国イラクにも影響力を強めている。特にソレイマニ氏は中東各地のシーア派武装勢力を支援する中心人物だった。ソレイマニ氏は1月3日、イラク・バグダッド国際空港付近で米軍無人機に攻撃されて死亡したが、この時はイラクのシーア派民兵組織「人民動員部隊」(PMU)のアルムハンディス副司令官も一緒に殺害された。このPMUこそが、イラク国内で親イランの代表的組織だった。

 こうした中、5月に誕生したイラクのカディミ政権はイランの影響力排除に動き出している。イラクでは近年、豊富な石油資源で生じる富が国民に行き渡らず、経済難が深刻化。親イラン政治家による腐敗などに怒った国民が大規模な反政府デモを度々起こしており、反イラン感情も高まっている。カディミ政権はPMUをイラク政府の指揮下に収めることを目指しているとされる。

 一方のイラン側も従来ほどイラクに浸透できなくなる可能性がある。AP通信によると、ソレイマニ氏の後継司令官のガアニ氏は、ソレイマニ氏と違ってイラクの公用語であるアラビア語を話せず、イラクの民兵指導者たちとの関係構築に苦慮しているという。イラク政府は現在、ガアニ氏のイラク訪問に際して以前は不要だったビザ申請を要求し、活動を抑え込む姿勢を見せる。

 ただ、親イラン勢力によるとみられる「かく乱」の動きは収まっていない。カディミ政権が6月11日に米政府とテレビ会議方式で戦略対話を実施して以降、在イラク米大使館付近を狙ったロケット弾攻撃などが相次いだ。これに対し、イラク当局は同25日、米関連施設への攻撃を実行した疑いで親イラン民兵組織のメンバー13人を逮捕した。

 イラクの今後について、エジプトのイラク専門家、ジャッシム・ムサウィ氏は「イランによる介入は多くの場合、イラク政府がそれを許したり求めたりした時に起きてきた。カディミ政権の誕生で国内の安定がすぐ実現するとは思えないが、(安定に向けた)出発点にはなるだろう」と指摘している。【真野森作】

2976チバQ:2020/06/27(土) 21:55:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb1dbab40c8c806a27a2f5d5d919fdaf5e228dde
エジプト、都市の一部封鎖を解除 続く感染、強引さに反発も
6/27(土) 16:12配信

共同通信
27日、エジプト・カイロのモスクで、距離を置いて祈る人たち(ロイター=共同)

 【カイロ共同】エジプト政府は27日、新型コロナウイルス感染防止のために続けてきた都市の一部封鎖を解除し、3月に閉鎖した飲食店やモスク(イスラム教礼拝所)を再開、夜間外出禁止令も停止した。感染拡大の勢いを抑えてから経済の再開に踏み切った欧州やアジア各国と異なり、感染者数が伸びる中での措置。市民からは強引な解除だとの反発もある。

 約1億人の人口を抱えるエジプト政府は、貧困層や生活習慣を変えない保守層に配慮して一部の封鎖にとどめ、人混みにも目をつぶってきた。新規感染者数は伸び続け25日には1日約1600人、累計の感染者数は6万2千人を超えた。

2977チバQ:2020/07/01(水) 21:24:29
https://www.sankei.com/world/news/200629/wor2006290017-n1.html
イスラエル、西岸併合協議を本格化 パレスチナやアラブが批判
2020.6.29 23:16
 【カイロ=佐藤貴生】イスラエルのネタニヤフ政権は、7月からヨルダン川西岸地区にあるユダヤ人入植地などの併合に関する協議を本格化させる方針だ。第3次中東戦争(1967年)でイスラエルが占領した西岸はパレスチナ側が「将来建設する独立国家の領土」と位置付けており、併合を強行すれば国際的に批判が高まるのは必至だ。

 5月にネタニヤフ首相の右派「リクード」と野党の中道政党連合「青と白」の二大勢力の連立によって成立した政権は、併合に向けた議論を7月から始めることで合意していた。イスラエル寄りのトランプ米政権が1月に発表した中東和平案に基づくもので、ネタニヤフ政権は閣議などで方針を話し合う見通しだ。

 西岸には推定約300万人のパレスチナ人に加え、点在する130以上の入植地に約40万人のユダヤ人が住む。議論の対象になるのは入植地やヨルダンとの境界をなすヨルダン渓谷で、西岸の約3割に当たる。

 入植地にはユダヤ人しかいないが、ヨルダン渓谷にはユダヤ人約1万人のほかにパレスチナ人が6万5千人住んでいるとされる。併合すればパレスチナ人の政治参加など複雑な問題が噴出することは確実だ。

 西岸を統治するパレスチナ自治政府のアッバス議長は、過去に結んだ協定を含め、イスラエル側とのすべての関係を断絶すると述べ、併合の動きを強く批判してきた。

 ヨルダンは1994年締結のイスラエルとの平和条約の破棄も示唆。アブドラ国王は今月中旬、米議会議員とのテレビ会議で「地域の平和や安定を害する」と訴えた。中東のアラブ諸国でイスラエルと平和条約を結んでいるのはヨルダンとエジプトだけで、併合を強行すれば周辺国との外交にも影響を及ぼしかねない。


 国連のグテレス事務総長も今月下旬、「併合は最も重大な国際法違反だ」と併合計画の撤回を求めた。

 こうした情勢の下、ネタニヤフ政権は当面、ごく一部の入植地の併合にとどめるとの観測が出ている。イスラエル有力紙ハーレツ(電子版)は23日、併合に反対を表明した米野党、民主党のバイデン前副大統領が11月の大統領選でトランプ大統領に勝つことも想定しているとの見方を示した。

 ネタニヤフ政権は当時野党だった「青と白」を率いるガンツ元軍参謀総長(現副首相兼国防相)が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政治の停滞を回避すべく譲歩して発足した“寄り合い所帯”だ。ガンツ氏はかつて汚職疑惑を抱えるネタニヤフ氏に下野するよう求めてきた最大の政敵だっただけに、併合の詳細まで合意しているわけではないとみられる。今後も政権内部でさまざまな曲折が予想される。

2978チバQ:2020/07/02(木) 23:23:04
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200702X710.html
「モスク化」是非、近く判断=かつて教会の世界遺産―トルコ
2020/07/02 17:23時事通信

 【イスタンブール時事】トルコの裁判所は2日、キリスト教会とモスク(イスラム礼拝所)の特徴を併せ持つイスタンブールの世界遺産アヤソフィアの「博物館」としての地位の是非をめぐり審理を行い、「今後15日以内に判断を下す」と決定した。地元メディアが伝えた。エルドアン大統領は判断を踏まえて「モスク化」を進める方針だが、反発する各国との間で摩擦が強まることが予想される。

 アヤソフィアは6世紀にビザンツ帝国がギリシャ正教の総本山として建立。15世紀、オスマン帝国の支配下でモスクに改装された。1935年には政教分離を進めたトルコ初代大統領アタチュルクの下で無宗教の博物館となり、「異文化共存の象徴」と見なされるようになった。

 しかし、トルコのイスラム主義者は最近、博物館になった際の手続きに不備があったとして提訴した。国内のイスラム勢力を支持基盤とするエルドアン氏も、アヤソフィアをモスクに戻して「礼拝の場」とすることに意欲的だ。

 こうした動きに対し、隣国ギリシャなどは強く反発している。ポンペオ米国務長官は1日の声明で、アヤソフィアを博物館として維持するよう促した。

2979チバQ:2020/07/05(日) 21:50:18
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3291985.html
レバノン軍、すべての食事を肉抜きに 食料価格の高騰で
2020/07/04 23:07AFPBB News

レバノン軍、すべての食事を肉抜きに 食料価格の高騰で

レバノンの首都ベイルートで、抗議デモの最中に警備に当たる兵士ら(2020年6月6日撮影)。(c)ANWAR AMRO / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】経済危機が深刻化し、食品価格が高騰しているレバノンの軍当局は、勤務中の兵士に提供するすべての食事で肉の使用を取りやめた。国営メディアが先月30日に伝えた。

 レバノンは1975〜1990年の内戦以来、最悪の景気低迷にあえいでおり、今や人口の約半数が貧困にむしばまれているという。

 同国通貨の対ドル公式レートでは、1ドル(約107円)が1507レバノン・ポンドに設定されているものの、闇市場では1ドルが8000レバノン・ポンド超に急落している。

 非政府組織の消費者保護団体によるとこの結果、食品価格は昨秋以降、少なくとも72%の急騰をみせた。

 通貨が暴落し続ければ、価格のさらなる上昇が予想されている。

 そうした中、レバノン国営通信は経済危機を理由に、同国軍が「勤務中の兵士らに提供される食事から肉を完全に抜いた」と報じた。

 先月30日の時点で、ラム肉1キロ当たりの販売価格は、2か月前の3万レバノン・ポンド(公定レート換算で約2100円)から8万レバノン・ポンド(公定レート換算で約5700円)に、また牛肉1キロ当たりの価格も、1万8000レバノン・ポンド(約1300円)から5万レバノン・ポンド(約3500円)超に上昇したという。

 レバノンは食料品の大半を輸入に頼っており、外貨不足と自国通貨の急落により、輸入がコスト的にも高くつき困難になっている。 【翻訳編集】AFPBB News

2980チバQ:2020/07/07(火) 09:07:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/b246136c7c7cb76043d402cd238951543187ebf3
レバノンのスーダン人、生活苦でイスラエル密入国を試み

7/7(火) 8:02配信
【AFP=時事】レバノンは、ここ数十年で最悪の経済危機に直面している。失業者が急増する中、経済的に困窮したためレバノンから脱出し、南部国境からイスラエルに入国しようとするスーダン人が増えている。

 5月上旬以降、約16人のスーダン人男性がイスラエルとの国境を夜の闇に紛れて越えようとし、逮捕されている。先月末にはイスラエル側の排水管の中で縮こまっている男性が発見された。男性はイスラエル軍によって尋問され、レバノンに送り返された。


 イスラエルは2006年に交戦したレバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)を警戒し、国境に厳重な警備体制を敷いているが、イスラエルもヒズボラも国境を超えようとするスーダン人は経済移民だと指摘している。


 レバノンの治安当局者はAFPに対し、「初期調査によると、イスラエルへの侵入は安全保障やスパイ活動が動機ではなく、レバノンの経済危機にのみ関係している」と語った。


 人口の45%以上が既に貧困線に満たない状態で暮らしているレバノンでは、6月初めに通貨が過去最低水準に急落、食料価格が急騰した。


 スーダン人らは在ベイルート大使館に、自分たちを祖国に連れ帰ってほしいとスーダン政府に訴えている。


「ここでの生活は高くつくようになった。スーダンに戻りたい。給料なんて何の価値もなくなった。食べることができない」と27歳の男性は語った。スーパーマーケットで働くこの男性の月給は50万レバノン・ポンドだったが、通貨が急落したため米ドルに換算すると333ドル(約3万5000円)から100ドル(約1万円)に落ち込んでしまった。


 レバノン・スーダン青年協会のアブダラ・マレク(Abdallah Malek)氏によると、レバノンには少なくとも4,000人のスーダン人が住んでいるが、1000人以上が帰国を希望し、大使館に登録しているという。



■危険な旅
 南部の国境を超える旅には危険が伴う。

 レバノン兵は、レバノン側の国境付近で多数の銃弾が撃ち込まれたスーダン人男性の遺体を発見した。イスラエルに向かっていたと思われるが、正確な状況は分かっていない。レバノン軍によると、5月にはスーダン人5人がイスラエルに不法入国を試みたとして逮捕された。


 国境警備を潜り抜けイスラエルまで到達したスーダン人が何人いるかを明らかにするのは不可能だが、今年イスラエル当局に逮捕され、今でもイスラエルにとどまっているスーダン人が一人いることは分かっている。


 イスラエルとレバノンは、厳密に言えばいまだ戦争状態にある。このため、経済移民に対する両国間の調整は行われていない。


 兵士らの情報をつなぎ合わせると、国境を超えようとしたのはウエーターや皿洗いなどの仕事をしていたが失職したスーダン人が多く、ソーシャルメディアを使って情報を集め、旅の計画を立てたとみられている。


 イスラエルの国境警備は非常に厳しいものの、レバノンでの状況があまりにも悲惨なため危険を承知で国境を超えようと試みるのだという。


 マレク氏は「生活状況と絶望感が、彼らを大きな危険に駆り立てた」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

2981チバQ:2020/07/08(水) 16:42:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d300fb521b0dfe72398b606287ea305654b46c0
イスラエルの併合を「心待ち」 西岸のユダヤ人入植地、不動産ブーム

7/8(水) 8:19配信
【AFP=時事】イスラエルで不動産業を営むペリ・ベン・シニア(Perri Ben Senior)さんは、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のユダヤ人入植地アリエル(Ariel)が、イスラエルに併合されることを心待ちにしている。自らの不動産会社にとって、目玉となるに違いないからだ。

 人口2万500人、大学やショッピングセンターもあるアリエルは、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の支持を受けて進む、パレスチナ自治区にあるユダヤ人入植地のイスラエル併合計画の第1弾に含まれる可能性が高い。


 トランプ氏が1月に発表した中東和平案は、国際法上違法とみなされているユダヤ人入植地を含めた、ヨルダン川西岸の広範囲をイスラエルに併合するための支援を米国が約束する内容で、物議を醸した。


 ベン・シニアさんは自身の不動産会社で取材に応じ、イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相が、トランプ大統領の計画を前進させてくれることを期待していると語った。「需要が増えれば、マンションや土地の価格も上がるだろう」


 米国の和平案が発表され、併合計画がメディアの見出しを飾るようになって以降、不動産会社のヨルダン川西岸の物件販売が飛躍的に伸びている。


 アリエルにほど近いエリ(Eli)入植地で同じく不動産業を営むダニエル・ワッハ(Daniel Wach)さんはAFPに、「この2か月間で、過去数年分の取引があった」と語った。


■普通の場所


 イスラエルがヨルダン川西岸を併合した場合どの地域でも、現在の軍事法ではなくイスラエルの民法が適用される。


 ワッハさんはヨルダン川西岸を意味するイスラエル風の呼称を使い、「ユダヤ・サマリア(Judea and Samaria)地区に人が集まっているもう一つの理由は、今や普通のイスラエル市民とみなされるようになったから、普通の場所になったからだ」と話した。


■安い相場
 併合計画の詳細は不明だが、併合される土地が将来のパレスチナ国家の一部になることはないというのが大方の見方で、トランプ氏の計画でもそうなっている。


 パレスチナ国家の樹立を目指した1990年代のオスロ合意(Oslo Agreement)以降、ヨルダン川西岸のイスラエル人入植地の人口は3倍以上に増え、45万人に上っている。


 ヨルダン川西岸の入植地には、宗教的あるいは政治的な理由で家を構える人に加えて、イスラエルの不動産市場よりも大幅に安い相場に引き寄せられた多くのイスラエル人がいる。


 イスラエルとパレスチナの境界「グリーンライン(Green Line)」を挟んでヨルダン川西岸にあるアルフェイメナシェ(Alfei Menashe)入植地と、わずか約12キロしか離れていない場所に、クファルサバ(Kfar Saba)がある。


 ワッハさんによると、クファルサバでは敷地面積200平方メートルの全7部屋の集合住宅の価格は450万シェケル(約1億4000万円)前後だ。ところが、アルフェイメナシェへ行けば同様の条件の不動産価格はその約半額になるという。


「併合直後には価格が今よりも10〜15%上昇し、今から5、6年後、あるいは7年後には少なくとも30%程度上昇するだろう」


 先月、過去最高の売上高を記録したゼーブ・エプスタイン(Zeev Epstein)さんも、ワッハさんと同じく楽観する。「大きな市場になるだろうから準備し、懸命にこの機会をつかむ必要がある」 【翻訳編集】 AFPBB News

2982チバQ:2020/07/12(日) 18:32:17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071001262&g=int
世界遺産アヤソフィアはモスク 「共存の象徴」損なう恐れ―トルコ
2020年07月10日23時47分


アヤソフィアの外観=6月11日、トルコ・イスタンブール
アヤソフィアの外観=6月11日、トルコ・イスタンブール

 トルコの裁判所は10日、キリスト教会とモスク(イスラム礼拝所)の特徴を併せ持つイスタンブールの世界遺産アヤソフィアについて、1930年代のモスクから博物館への地位変更は無効だという判断を示した。エルドアン大統領はこれを受け、アヤソフィアをモスクとして運用する方針を示した。キリスト教徒が多い各国の反発は必至だ。
 アヤソフィアは政教分離を進めたトルコ初代大統領アタチュルクの下で無宗教の博物館となり、トルコにおける「異文化共存の象徴」と見なされてきた。しかし、国内のイスラム勢力を支持基盤とするエルドアン大統領は10日、モスクに戻して「礼拝の場」にすると表明。「共存の象徴」としての価値が損なわれる恐れがある。
 アヤソフィアは6世紀にビザンツ帝国がギリシャ正教の総本山として建立。15世紀、オスマン帝国の支配下でモスクに改装された。イスラム教は偶像崇拝を厳しく禁じていることから、再びモスクとして運用されるようになると、館内のモザイク画などが消し去られる事態も懸念される。

2983チバQ:2020/07/12(日) 18:43:28
https://www.sankei.com/world/news/200710/wor2007100040-n1.html
世界遺産アヤソフィアは「モスク」 トルコ大統領が地位変更 欧米は反発
2020.7.10 23:41
 【カイロ=佐藤貴生】トルコのエルドアン大統領は10日、最大都市イスタンブールにある世界遺産、アヤソフィアの位置づけを現在の「博物館」から「モスク」(イスラム教礼拝所)に変更した。もともとギリシャ正教の聖堂だったアヤソフィアは、オスマン帝国期にモスクに改造され、トルコの共和国移行後に宗教色が排された建造物。欧米や正教会からは今回の決定に批判が相次いでいる。

 ロイター通信によると、トルコ最高行政裁判所は10日、アヤソフィアをモスク以外に位置づけることは不法だと判断。初代大統領アタチュルク政権下の1935年に「無宗教の博物館」と規定される根拠となった34年の閣議決定を無効だとした。

 エルドアン氏はこの直後、アヤソフィアをモスクに変更する大統領令に署名した。外国人や非イスラム教徒は今後も入場できるとしている。

 イスラム保守層を支持基盤とするエルドアン氏には、新型コロナウイルスの感染拡大で経済が失速するなか、支持を拡大する狙いがある。また今回の決定には、世俗主義を推進した「建国の父」アタチュルクの権威への挑戦という意味合いもある。

 「モスク化」を受け、ギリシャ正教を国教とするギリシャ政府は「トルコとギリシャの関係だけでなく欧州連合(EU)との関係にも影響する選択だ」と非難したほか、米政府も「失望」を表明。ロシアなどの正教会も「和解ではなく分断を促しかねない」と懸念を示した。

2984チバQ:2020/07/14(火) 19:30:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/257427194edaac165f0df69e31cebef0bdf84ae5

イスラエル「超正統派」ユダヤ人の間で感染拡大…戒律重視で礼拝規制も無視

7/13(月) 20:00配信


読売新聞オンライン
12日、エルサレムの市街地を歩く超正統派の人々=金子靖志撮影
 【エルサレム=金子靖志】イスラエルで、ユダヤ教の教えに厳格な超正統派と呼ばれる一派に新型コロナウイルス感染が広がっている。戒律を重視するあまり、感染防止へ向けた政府の規制や対策を守らないことが背景にあるという。

 イスラエル政府は今月10日、エルサレムなど5都市で、超正統派が多く住む地区13か所を封鎖した。中部ベトシェメシュでは、治安部隊が地区一帯に鉄柵設置を進めたのに対し、超正統派の住民が「迫害行為だ」と抗議して騒然となった。

 政府は5月末に感染封じ込めに成功したとして経済活動を本格的に再開させたが、間もなく全土で感染が再拡大した。累計感染者数は約4万人、死者は360人超に上る。日刊紙ハヨムなどによると、新規感染者の5割前後が超正統派だという。

 イスラエル政府は、感染拡大につながるリスクが大きいとして、シナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)での礼拝を規制しているが、超正統派の多くは「神が許さない」と言って無視してきた。新型コロナウイルスについて「神を超越しようとした人間に対する罰だ」「人間による愚かな行動の報いだ」と主張する聖職者もいるという。

 そうした考え方に加え、生活環境も感染拡大の一因になっている可能性が指摘される。避妊が許されないため世帯あたりの人数が多い上、多くが仕事を持たず貧しいため、狭い家屋で密集して暮らしている場合が多いとされる。

超正統派 厳格にユダヤ教の教えを守る宗派の総称で、ハレディム(神を畏れる人の意)とも呼ばれる。イスラエルの人口約900万人の1割超(約110万人)を占める。ユダヤ教義の研究に生活のすべてをささげ、近代的な教育を否定し、インターネットなどの閲覧を禁止している。多くの男性はもみあげを伸ばして黒い衣服を着用し、女性は地毛を隠すためにカツラなどをかぶっている。

2985チバQ:2020/07/19(日) 22:51:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b443d2a87d430f3b97ec3aa34d1274ae641d3f0
イラン、死刑を異例の停止 デモの若者、抗議拡大で
7/19(日) 20:37配信

共同通信
 【テヘラン共同】イランで反政府デモに加わった若者3人に死刑判決が下され、国内外で抗議が広がったことを受け、イラン司法当局は19日までに、刑の執行を一時停止して再審理を行うと決定した。国営イラン放送が同日、若者の弁護士の声明として報じた。

 イラン当局が国民の抗議を受け司法判断を変更するのは異例。経済が低迷する中、国民の不満をこれ以上高めたくないとの思惑が働いた可能性がある。

 司法府は今月14日、20代の男性3人について、昨年11月に起きた反政府デモで「暴動や破壊活動に加わり、それを撮影して国外の報道機関に送った」などとして死刑判決が下されたと発表した。

2986チバQ:2020/07/19(日) 22:53:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/1923f66da9270937d27932703ef0b0020218df63
クウェート首長が入院、皇太子に権限
7/19(日) 12:10配信

時事通信
 【クウェート市AFP時事】クウェートのサバハ首長(91)が医学検査のため入院し、ナワフ皇太子(83)が18日、一時的に権限を引き継いだ。

 国営クウェート通信(KUNA)が伝えた。

 サバハ首長は2006年に即位。19年9月に訪米した際に検査入院し、トランプ大統領との会談が延期されている。

2987チバQ:2020/07/20(月) 20:49:27
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3294784.html
サウジ国王、胆のう炎で入院 王室発表
2020/07/20 18:52AFPBB News

サウジ国王、胆のう炎で入院 王室発表

サウジアラビアの首都リヤドで、会議に出席するサルマン国王。サウジ王室提供(2020年3月5日撮影)。(c)AFP PHOTO / SAUDI ROYAL PALACE / BANDAR AL-JALOUD

(AFPBB News)

【AFP=時事】サウジアラビア王室は20日、サルマン国王が胆のう炎のため首都リヤドの病院に入院したと発表した。高齢の同国王の健康状態に関する発表は珍しい。

 王室は国営サウジ通信を通じて声明を出し、サルマン国王は「胆のう炎の検査のため、リヤドのキングファイサル専門病院にきょう入院した」と発表した。

 その他の詳細は明らかにしていない。

 2017年には、事実上の最高権力者とされる息子のムハンマド・ビン・サルマン皇太子に有利となるよう、サルマン国王が退位を予定していると報じられていたが、サウジアラビアはこれらの報道を否定している。 【翻訳編集】AFPBB News

2988名無しさん:2020/07/26(日) 16:57:27
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3295175.html
シリア議会選、大統領派が過半数獲得 反体制派「茶番」と非難
2020/07/22 16:24AFPBB News

シリア議会選、大統領派が過半数獲得 反体制派「茶番」と非難

シリア・アレッポ近隣の投票所で投票する女性(2020年7月19日撮影)。(c)AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】シリア政権支配地域で19日に実施された議会選挙(定数250)の開票結果が21日、発表され、バッシャール・アサド大統領率いる与党バース党とその支持派が過半数の177議席を獲得した。

 アサド大統領支持派の勝利が確実視されていた今回の選挙について、在外の反体制派は「茶番」と非難している。

 選挙管理委員長によると、投票率は33%で、2016年に実施された前回議会選の57%を下回った。

 国営メディアによると、19日は政権支配地域全域に7000か所以上の投票所が開設され、かつて反体制派が拠点としていた地域にも初めて投票所が設置されたという。

 しかし、内戦から逃れた数百万人のシリア国民には投票資格がなかった。

 9年間の内戦により38万人が死亡し、内戦前の人口の半数が自宅からの避難を余儀なくされている。在外の活動家や反体制派の政治家らは、今回の選挙とその結果をまともに取り合っていない。

 反体制派の統一組織「シリア国民連合」はツイッターに、「アサドとそのスポンサーであるロシアとイランのテロ行為の結果として避難したり強制退去させられた数百万人のシリア人が、投票しないことによって反対の意思表示をした」と投稿した。

 米国務省のモーガン・オータガス報道官は20日、「アサド大統領のバース党が政権を握って以降、シリアで自由かつ公平な選挙が行われたことはなく、今年も例外ではなかった」と述べた。 【翻訳編集】AFPBB News

2989チバQ:2020/07/26(日) 19:37:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9f6f594548efa79b85cfb459896c4a04bd24e0b
イスラエル各地で反首相デモ、コロナ対応めぐり辞任要求
7/26(日) 14:28配信
【AFP=時事】中東エルサレム(Jerusalem)やイスラエルのテルアビブ(Tel Aviv)などで25日、新型コロナウイルスの感染拡大への対応をめぐり、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相に辞任を要求する数千人規模のデモが行われた。

 エルサレムでは首相官邸前に、ネタニヤフ氏の汚職を批判するプラカードを掲げたデモ隊が集まった。ネタニヤフ氏は収賄、不正、背任の三つの罪状で1月に起訴されたものの、すべて認めていない。

 デモ参加者らはまた、新型コロナ感染対策で2021年まで政府に特別な権限を与える法律が先週議会を通過したことを非難した。イスラエルは初期の感染対策を高く評価されたものの、制限措置の解除が4月下旬に始まってから感染者が新たに増加した中で批判を浴びるようになっている。

 政府は1日当たりの新規感染者数が1000人を上回ったこともあるここ数週間の状況を踏まえ、バーやナイトクラブ、スポーツジムの閉鎖などの規制措置を再び導入した。イスラエルでこれまでに確認された感染者は6万496人で、うち455人が死亡している。

 ネタニヤフ氏への抗議活動を展開している人々の間には、感染対策が景気に与えている打撃への不満も広がっている。イスラエルの失業率は2月に3.4%だったものの、4月に27%まで上昇。5月には若干低下して23.5%となった。【翻訳編集】 AFPBB News

2990チバQ:2020/07/26(日) 20:51:04
https://www.sankei.com/world/news/200720/wor2007200005-n1.html
シリアで国会選 国民の8割が貧困の中、強権体制が続く公算
2020.7.20 09:18
【カイロ=佐藤貴生】シリアで19日、国会(定数250)選挙が行われた。アサド大統領の与党バース党や同氏支持派の勝利が確実視されている。10年目に入ったシリア内戦で、アサド政権はロシアやイランの支援により反体制派武装勢力への攻勢を強め、全土の約7割を掌握したとされる。強権統治が今後も続く見通しだ。

 AP通信などによると、選挙には約1700人が立候補した。投票は政権の支配地域に限定して実施され、反体制派武装勢力の最後の拠点である北東部イドリブなどは除外された。内戦発生で周辺国に避難した約660万人の難民も投票には参加していない。

 アサド氏と妻のアスマ夫人は19日、新型コロナウイルス感染防止のためマスクを着用して首都ダマスカスで投票した。公表されているシリアの感染者は約500人、死者は25人だが、実際はさらに多数に上るといわれる。国会選はコロナ感染拡大を受けて4月以降、2度にわたり延期された。

 アサド氏は今月で大統領就任から20年となった。統治態勢は揺るがないものの内戦の長期化で経済は破綻。国連は国民の8割が貧困下で暮らしているとし、「未曽有の飢餓の危機」に直面していると警告した。6月上旬には政権の支配地域である南部スワイダで異例の抗議デモも起きた。

 米国は同月、国民の大量殺害などの責任が問われている政権中枢の資金源を断つとして、アサド夫妻や軍部隊などを対象に経済制裁を発動した。現地通貨の価値は急落、日用品の価格は急騰している。

2991チバQ:2020/07/27(月) 17:48:38
https://www.sankei.com/world/news/200727/wor2007270011-n1.html
イスラエルで首相退陣要求デモ コロナ「第2波」防げず
2020.7.27 15:36国際中東・アフリカ

ネタニヤフ首相に対する退陣要求デモの参加者を逮捕するイスラエルの警察官ら=26日、エルサレム(AP)

 【カイロ=佐藤貴生】イスラエルでネタニヤフ首相の辞任を求めるデモが相次いでいる。新型コロナウイルス感染の「第2波」到来を防げなかったとして政権への批判が噴出、収賄罪などに問われながら首相の座を維持している同氏への反感も高まる。約2カ月前に政権発足にこぎつけたばかりのネタニヤフ氏は厳しい状況に直面している。
 イスラエル有力紙ハーレツ(電子版)などによると、エルサレムの首相公邸前には25日夜、数千人のデモ隊が集結してネタニヤフ氏に辞任を要求、警官隊が放水などで鎮圧した。今月中旬から始まったデモは公邸前では日常化しており、25日は西部の商都テルアビブでもデモが行われた。
 イスラエルは3月、新型コロナの感染拡大が本格化する前に国際航空便の運航制限や外出規制など厳しい対策を取り、5月上旬には1日当たりの感染者を1ケタに抑える成果を上げた。
 しかしその後、学校を再開するなど徐々に規制を緩めた結果、感染が拡大。7月下旬には1日当たりの感染者数が2千人を超えて過去最多となった。「必要な対応を取らないままに制限を緩和した」と政府を批判する声が広がっている。
 他方、経済活動の制限で失業率は20%を超えた。政権は多くの経済支援策を打ち出したが、国民からは遅すぎると怒りの声も上がる。ネタニヤフ氏の支持率は急落して30%を割った。
 ネタニヤフ氏は今月初めから、占領地ヨルダン川西岸地区にあるユダヤ人入植地などの併合に向けた協議を本格化させる方針を示していた。しかし、連立政権内部では「コロナ対策を優先すべきだ」といった意見が噴出。ネタニヤフ氏と緊密な関係にあるトランプ米政権も明確な態度を示しておらず、コロナ感染拡大のなかで併合協議は宙に浮いた格好になっている。
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 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、イスラエルの27日現在の感染者は約6万2千人、死者は470人に達した。

2992チバQ:2020/07/27(月) 23:03:58
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2007270003.html
【世界の論点】トルコの世界遺産「アヤソフィア」のモスク化 権力者の宗教利用が議論に 
2020/07/27 09:04産経新聞

【世界の論点】トルコの世界遺産「アヤソフィア」のモスク化 権力者の宗教利用が議論に 

19日、トルコ・イスタンブールにある世界遺産のアヤソフィアを訪れたエルドアン大統領 (ロイター)

(産経新聞)

 トルコのエルドアン大統領が最大都市イスタンブールにある世界遺産の「アヤソフィア」の位置付けを博物館からモスク(イスラム教礼拝所)に変更し、国内外で波紋が起きている。トルコのメディアでは、モスク化を支持する論調がある一方、宗教間の摩擦を懸念する声もある。批判の声が多いフランスでは、トルコとの歴史的関係を振り返りながら宗教を利用した権力者の動きをメディアが論じている。

 ≪ポイント≫

 ・トルコ側は「主権と名誉の問題」と主張

 ・バルカン半島の遺跡にも悪影響の可能性

 ・仏側は「誰にも尻込みをしない」と批判

 ・宗教を使った権力固めに対し厳しい視線

トルコ 「国父」超え政権延命図る

 トルコの世界遺産、アヤソフィアの「モスク化」決定について、エルドアン政権寄りのトルコ英字紙デーリー・サバハ(電子版)は13日付の論評記事で「国家主権と名誉の問題」だと位置付け、「トルコは主権ある国民国家として、ついに国際的圧力を無視し得る十分な自信をつけた」と主張した。

 アヤソフィアは6世紀にビザンツ帝国がギリシャ正教の聖堂として建設したが、1453年にイスタンブールを征服したオスマン帝国のメフメト2世がモスクに改造。世俗主義を国是に掲げたトルコの初代大統領アタチュルクの下で、1935年に「無宗教の博物館」となった。

 モスク化の根拠となった10日の判決で、トルコ最高行政裁判所はアヤソフィアは「メフメト2世の個人財産」だとし、彼がモスクとして使用することを認めたと指摘。アタチュルク政権が博物館への変更を決定した34年の閣議決定は無効だと判断した。

 エルドアン政権は2016年に起きたクーデター未遂事件の後、司法や報道機関、警察や軍の関係者ら少なくとも16万人を一時拘束し、ほぼ同数が失職したとされる。政権批判を許さぬ雰囲気の下、判決前からモスク化は容認されるとの見方が大勢だった。

 イスラムの価値観を重視するエルドアン大統領は、過去の世俗主義政権の下で冷遇されたイスラム保守層に光を当て、支持を得てきた。中東や東欧、北アフリカまで支配したオスマン帝国の再興を標榜(ひょうぼう)し、「現代のスルタン(支配者)」と称されることもある。モスク化は「建国の父」であるアタチュルクを超えようとする試みとも解釈できる。

 ただ、敵を見定めて激しく攻撃するエルドアン氏の政治手法で国内の分断は深刻化し、支持にも陰りが出てきた。アタチュルクの精神を受け継ぐ最大野党、共和人民党(CHP)は昨年の地方選でエルドアン氏の与党、公正発展党(AKP)からイスタンブールと首都アンカラの市長の座を奪った。エルドアン氏を支えてきた著名な閣僚経験者が相次いでAKPから去ったほか、新型コロナウイルス感染拡大による経済低迷の長期化も確実だ。

 こうした情勢をふまえ、トルコ英字紙ヒュリエト・デーリー・ニューズ(電子版)は13日付の論評記事で、「アヤソフィアのモスク化だけでエルドアン氏が次期選挙での当選を確実にできるとは考えづらい」との見方を示した。また、モスク化はバルカン半島などにあるオスマン帝国時代の遺跡の扱いをめぐる議論に悪影響を与えかねないとし、キリスト教世界からの“反撃”に懸念を示した。(カイロ 佐藤貴生)

フランス 西欧へ向け遺恨のはけ口

 仏紙フィガロは11日付の紙面で「アヤソフィアは遺恨のはけ口になった」と論評した。トルコの欧州連合(EU)加盟という悲願がかなわず、エルドアン大統領が挑発的行為に出たという見方を示した。

 同紙は「EU加盟の見込みがあったとき、エルドアン氏は決して危険を冒そうとしなかった。だが、トルコはシリアやリビアでの行動で欧米の批判を浴び、EU加盟の夢は沈没した。今回の決定は、トルコが誰にも尻込みせず、独立した存在だと認めさせるための宣伝だ」と批判した。

 2003年の首相就任以来、17年間国権を握るエルドアン氏が突然、アヤソフィアをモスク化したのは、「23年予定の総選挙で勝利を確実にするためだ」とも論じた。

 昨年の地方選で与党、公正発展党(AKP)は大都市で低迷した。エルドアン氏が今回、支持基盤であるイスラム保守層のてこ入れをしようとしたのは明らかだ。

 今回の決定は「米欧キリスト教圏に対抗するイスラム圏の大国」という演出が注目されたが、歴史はもっと複雑だ。

2993チバQ:2020/07/27(月) 23:04:09
 16日発行の仏週刊誌ルポワンは、フランスとトルコの愛憎の関係を振り返った。

 16世紀、仏王フランソワ1世はキリスト教徒でありながら、宿敵だったハプスブルク帝国に対抗するため、オスマン帝国と同盟を結んだ。17世紀、ルイ14世は、オスマン帝国によるウィーン包囲を大いに祝福したという。

 18世紀末、蜜月関係は一変した。ナポレオンはオスマン帝国下のエジプトに遠征。第一次世界大戦後、フランスはオスマン帝国領だったシリアを委任統治し、領内から亡命したアルメニア人を大勢受け入れた。

 現在のフランスは、政教分離が国是。宗教を使って権力固めをしようとするエルドアン氏への視線は厳しい。

 週刊誌ルポワンは、キリスト教圏でも「宗教による力の誇示」が行われていた例として、スペインの世界遺産、コルドバのメスキータ(モスク)に言及した。

 メスキータは13世紀、キリスト教徒がイスラム教徒を放逐した後、大聖堂に改造された。同誌は、エルドアン氏が宗教組織を利用して、フランスやドイツのイスラム移民社会に影響力を行使し、西欧への同化を阻んでいると批判した。

 17日付仏紙ルモンドは、ドイツに亡命したトルコ人作家の寄稿を掲載。「アヤソフィアのモスク化は、政教分離を信奉するトルコ人に平手打ちを食わせた。エルドアン氏は、法と民主主義を重んじる西欧の価値にとらわれなくなった」という嘆きを伝えた。(パリ 三井美奈)

2994チバQ:2020/07/30(木) 11:01:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2d489e2e420de359ffa47bb1ee33765e4145b63
イエメン南部分離独立派、自治宣言を撤回 和平合意に前進
7/30(木) 1:02配信


イエメン第2の都市アデンで展示される戦車(2020年7月29日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】イエメンの南部分離独立派「南部暫定評議会(STC)」は29日、同国南部における自治宣言を撤回し、頓挫していたサウジアラビア仲介の和平合意を履行すると発表した。反政府武装勢力フーシ派(Huthi)との紛争で共闘関係にあった暫定政府との亀裂修復を目指す動きとなった。

 STCは4月、暫定政府がその義務を履行せず南部の大義に対して「陰謀」を企て、紛争で荒廃したイエメン情勢を悪化させていると非難し、自治を宣言していた。

 かつては同盟関係にあったSTCと暫定政府が決裂したことで、サウジ主導の連合軍とイランが支持するフーシ派による長期紛争はさらに混迷。フーシ派は、首都サヌアを含むイエメン北部の大部分を支配している。

 STCの報道官は、「リヤド合意(Riyadh Agreement)」と呼ばれる権力分担協定を履行していけるよう、「自治宣言を撤回する」とツイッター(Twitter)で表明した。

 同報道官は、サウジとアラブ首長国連邦(UAE)から自治宣言を撤回するよう圧力を受けたことを認めている。

 STCの発表に先立ち国営サウジ通信(SPA)は、サウジ政府がリヤド合意の履行を「促進する」計画を提案したと報じていた。

 この計画は、イエメン首相が30日以内に新政府を発足させることと、暫定政府が拠点としていた同国第2の都市アデン(Aden)に新たに知事と警察署長を任命することを求める内容となっている。

 実現すれば、サウジ主導の連合軍とその共闘勢力は、共通の敵であるフーシ派との戦いに再び集中することが可能になる。

 フーシ派は現在、政府勢力に対して再び攻勢を強めており、長引くイエメン紛争には終わりが見えない。

 同国では、国連(UN)が「世界最悪の人道危機」とみなすこの内戦で、民間人を中心に数万もの人が犠牲となり、数百万人が避難を余儀なくされている。【翻訳編集】 AFPBB News

2995チバQ:2020/07/31(金) 18:30:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5391ea14782e9784743885df2ac898cc1a389ae
SNS規制法案、トルコで可決 自由な政府批判に黄信号
7/30(木) 19:00配信


トルコのイスタンブールで28日、会議中に拍手するエルドアン大統領=AP
 トルコ国会は、SNSへの規制を強める法案を、エルドアン政権の与党・公正発展党などの賛成多数で29日に可決した。フェイスブックやツイッターなどは今後、トルコに代表スタッフを置いて投稿をめぐる苦情に対応することを求められる。守らない場合、罰金などが科される。

 新法はSNS各社に対し、トルコでの利用者に関するすべてのデータの保管も義務づけている。法案は公正発展党などが提出し、政府もサイバー犯罪や利用者保護のために新法が必要だと主張していた。

 トルコでは、エルドアン政権のもと、大部分の主流メディアが親政権の論調となり、SNSは国民が匿名で政府への批判を投稿できる場になっていた。新法により、自由に意見を表明できる場が狭められるとの恐れが指摘されている。

 国連人権高等弁務官の報道官は28日、「今回の法案は、政府がソーシャルメディアをコントロールする強力な道具となる」と懸念を示していた。

 エルドアン政権は2017年4月、「トルコがテロ組織を支援しているという誤った主張内容の削除に応じなかった」とし、国内ではネット上の百科事典「ウィキペディア」に接続できなくした。これに対し、憲法裁判所は昨年末、この措置を憲法違反だと判断し、接続を再開させている。(イスタンブール=其山史晃)
朝日新聞社

2996チバQ:2020/08/05(水) 13:26:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3d0be5583199cf0526cafa8eea63514057b08d9
レバノン「混迷の中東」の縮図 宗教・宗派対立、難民、政治対立… 首都爆発
8/5(水) 11:45配信


レバノンのベイルート
 レバノンはかつて中東の金融・ビジネスの拠点で、首都ベイルートは「中東のパリ」とも呼ばれた。一方でイスラム教スンニ派やシーア派、キリスト教マロン派など国が公認する18の宗教・宗派が混在するため、政治対立も頻発。1975〜90年の内戦で国土は荒廃し、近年は2011年から内戦が続く隣国シリアからの難民も大量に流入して、国家財政を圧迫している。今年3月には、償還期限を迎えた外貨建て国債の支払いができず、レバノン史上初めて債務不履行(デフォルト)に陥った。

【写真特集】爆発で上がる巨大な煙

 政情不安が続く小国レバノンは、中東の勢力争いの最前線でもある。その鍵を握るのがシーア派組織ヒズボラだ。民兵組織でありながら政党も持ち、シーア派大国イランの支援を受ける。だがイランと対立するイスラエルや米国はこの動きに警戒を強めており、ヒズボラとイスラエルの衝突も度々起きる。最近では、イスラエルが7月27日、レバノン国境付近で越境攻撃を試みたヒズボラの武装集団を撃退したと発表した。だがヒズボラは関与を否定している。

 レバノンは日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(66)=金融商品取引法違反などで起訴=が幼少期を過ごした国で、保釈中の19年12月、現在も国籍を持つ同国に逃げ込んだ。ゴーン被告はキリスト教マロン派だ。今回の爆発では、ゴーン被告の自宅も被害を受けたとの情報もある。【篠田航一】


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