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スーフィズムに関するHP

2908チバQ:2020/04/12(日) 16:18:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020041202000129.html
<新型コロナ>都市封鎖に二の足 感染拡大のエジプト・トルコ 経済停止の副作用懸念

2020年4月12日 朝刊
 【カイロ=奥田哲平】新型コロナウイルス感染拡大の封じ込め策として各国に広がるロックダウン(都市封鎖)だが、容易に採用できない国もある。エジプトのシシ大統領は七日、「全分野での業務停止には賛成しない。数百万人が苦境に陥る」と否定的見解を表明した。経済基盤が脆弱(ぜいじゃく)な途上国にとっては、かえって生活困窮者や政権批判が増す副作用が大きいからだ。

 感染者が千七百人超で増加傾向にあるエジプト。政府は八日、夜間外出禁止令の二週間延長を発表したが、欧州や中東諸国が取る終日の移動制限や経済活動の停止といった強制力を伴う都市封鎖には踏み切らなかった。

 首都カイロ中心部は飲食店が閉鎖されたものの、ほかの商店は営業中。日中は交通渋滞も起きる。紳士服店主ガマル・ジダンさん(58)は「例年ならラマダン(断食月)前の書き入れ時だが、売り上げは60〜70%減。全面的な外出禁止になれば、あらゆるビジネスが破綻する」と懸念する。

 エジプトは人口約一億人の三分の一が一日一・五ドル以下で暮らす貧困層だ。五百万人以上が日雇い労働に就き、経済活動の停止は即座に失職と困窮につながり、政府への不満が高まりかねない。政府は民間事業者に解雇や減給をしないよう要請。百五十万人を対象に三カ月間で計千五百エジプトポンド(約一万円)の給付を始めるが、十分ではない。

 一方、感染者が四万七千人超となったトルコでは、六十五歳以上と二十歳以下の外出禁止やマスク着用義務化などの対策を段階的に進め、その他の年代の自宅待機措置はあくまで要請にとどめてきた。エルドアン大統領は「どんな状況でも生産を続け、経済の車輪を回す義務がある」と感染防止とのバランスに苦慮しながらも、全面的な事業の停止を避けたい思惑だ。


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