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PC関連スレ

1■とはずがたり:2002/11/04(月) 22:01
新規購入を検討するスレ

93とはずがたり:2004/01/18(日) 11:44
http://www.itmedia.co.jp/products/0312/18/sj00_power09.html
ブロードバンドコンテンツ、画像ファイルなど、あらゆる用途にMOドライブを活用

ネット配信と著作権保護の回答のひとつ「メディアID」
 ADSLやCATVなどのブロードバンドが普及するに従い、音楽や映像をインターネット配信するサイトが増えてきた。こういったサイトでは、料金を支払うことにより音楽や映像などのコンテンツデータをダウンロードできるようになっている。ダウンロードしたデータは、PCで何度でも自由に再生して楽しめるわけだが…、ひとつだけ問題が残ってしまう。それは「コンテンツデータを他のPCにコピーできない」という問題だ。

 というのも、ダウンロードしたデータには著作権を守るためのプロテクトが含まれており、ダウンロードしたPCでしか再生が行えない仕組みになっているからだ。

一般的な配信サイトにおけるプロテクト。ダウンロードしたPCに暗号化された許諾情報が記録され、それがなければ再生できない仕組みになっている。このため、他のPCにデータをコピーしても再生は行えない

 1台のPCだけを使用している場合は、このようなプロテクトがあっても何の問題もないが、複数のPCを所有しているユーザーにとってプロテクトは大きな障害となる。自宅と会社の両方のPCでコンテンツを楽しみたい場合、またはPCに不具合が生じてしまいハードディスクをフォーマットする場合にもプロテクトは大きな障害となるだろう。

プロテクトの問題を解決する「メディアID」

 そこで、これらの問題点を解決する手段として登場したのが「メディアID」という技術だ。「メディアID」とは、従来PCのハードディスクに記録していた許諾情報を、MOメディアに持たせることができる技術である。つまり、コンテンツデータと許諾情報がセットになって1枚のメディアに保存されるわけだ。これならば、どんなPCでもデータを再生可能となるし、著作権も保護される。

「メディアID」対応のMOにコンテンツデータを保存した場合。「メディアID」対応のMOドライブが備えられていれば、どんなパソコンでも再生できる

 なお「メディアID」を利用するには、「メディアID」に対応したMOドライブとMOメディアが必要だ。対応製品には「メディアID」のロゴマークが付されているので、よく確認してから購入するようにしよう。

94とはずがたり:2004/01/28(水) 05:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040127-00000415-yom-bus_all
EU、独禁法違反でマイクロソフト社に罰金決定

 【ロンドン=黒井崇雄】27日付英経済紙フィナンシャル・タイムズによると、欧州連合(EU)の欧州委員会は、米ソフトウエア最大手マイクロソフトがEUの競争法(独占禁止法)に違反したとして、同社に罰金を科すことを暫定的に決めた。関係筋が明らかにした。

 欧州委は、マイクロソフトが自社製の映像・音楽ソフトを基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」に組み込んでいることは、ウィンドウズの独占的な地位を乱用し技術革新を阻んでいる疑いがあるとして、3年以上にわたって調査を続けてきた。(読売新聞)
[1月28日3時11分更新]

95香川県民:2004/01/28(水) 19:58
高クロック、改良版HTテクノロジなどの機能がてんこ盛りですが、消費電力や発熱は気になります。
知人からの勧めでPCの自作を検討していますが、正直言ってプレスコットコアのPentium4は買わないと思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040128-00000003-zdn_pc-sci
Prescott、2月2日デビュー

米Intelは2月2日、コードネーム「Prescott」と呼ばれるPentium 4強化版のデスクトップ向け新プロセッサをリリースする。
Prescottは従来型のデスクトップ向け機能よりもむしろ、ビデオ機能などへの対応を強化、PCとテレビのギャップを埋めるプロセッサとなる。

Prescottはそれ自体がマルチメディア向けに調整されている。
ビデオ/オーディオファイル処理用の新命令セットと1Mバイトのキャッシュを備え、スピードはデビュー時で約3.4GHzとなり、年内には4GHz版が登場予定。
また、攻撃を回避するためのセキュリティ機能も組み込まれ、4〜6月期中にリリース予定のWindows XP SP2に対応させる。

96とはずがたり@結構自作派:2004/01/28(水) 22:43
自作ですか?どんな奴を作る予定でしょう?
俺はAMD派ですのでインテルのCPUで作ったことは無いんですが最近はどんなCPUが流行りなんでしょうかな?HTテクノロジはちょっと興味有ります。

3Dゲームとかやらないので最近は静音とかが実は大事なんじゃないかと思い始めてます。

遍歴
Athlon700→AThlonXP2000+→C3 800
です。

97香川県民:2004/01/28(水) 23:09
>>96
とはずがたりさんはAMD派ですか。

自分の現行機はNECのVT9002Dです。(Pen4 1.6G、HDD120G、メモリPC133 768MBその他諸々)
ここ半年の間に知人が自作PCを組み立てたり、ひょんな事から自作マシンの組み立てを手伝ったりしたので自分のPCも自作にしようと思っています。

自作PCのスペック(計画中)
CPU Pentium4 2.6CGHz(プレスコット投入による価格変動に注目)
HDD シリアルATA 160GB(将来的にはRAIDを構築するかも)
メモリ DDR-SDRAM PC3200 512MB×2 デュアルチャンネル
M/B ASUS P4P800DE-Deluxe
(グラボ RADEON9600XT or Geforce 5700)
ドライブ DVDマルチドライブ(-R書き込み8倍速製品)
あくまで理想ですので、財布との相談でパーツが色々と・・w

98香川県民:2004/01/28(水) 23:16
ちなみに知人(9歳年上でヘビーユーザー)のPC

CPU Pentium4 2.4CGHzをオーバークロックさせて3GHzで動作させている
HDD ATA133 80GB・120GB・リムーバブルディスク RAID0らしい
メモリ DDR-SDRAM 512MB×2 デュアルチャンネル
M/B ASUS P4P800DE-Deluxe
グラボ RADEON9800pro
ドライブ DVD±RWドライブ(4倍速)
ケース フルタワー 400W電源

これでFF11やCGの作成がサクサク出来るようです。

99とはずがたり:2004/01/28(水) 23:29
そっか,もうシリアルATAの時代なんですなぁ。

=メイン機スペック=
CPU:AthlonXP2000+
Mem:PC2100 512MB
M/B:GA-7VKMP
G/B:SPECTRA5400R2+Video Port600A
HDD:U-ATA133 80GB
OS:Win 2000

このマザーボードは本来グラフィックボードもオンボードで遊びの設定が出来ないのでクロックアップとかはしてないですねぇ。
オンボードとは別に付けることが出来るグラフィックボードはビデオ端子が着いて居るお気に入りです。ビデオデッキつないでテレビは捨てました。
メモリはFSBのクロックと同調させた方がいいと思いもっとクロック数が高い奴も出てましたが敢えてPC2100にしました。
保存はDVD+R/RWとMO 640Mを使っております。やっぱMOが便利です。
因みにsuperπ104万桁は1分16秒です。自作したら是非やってみて教えて下さいな。

100とはずがたり:2004/02/06(金) 23:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000002-cnet-sci
マイクロソフト、64ビットWindows XPのプレビュー版を一般公開

 Microsoftは、Advanced Micro Devices(AMD)のAthlon 64およびOpteronプロセッサを搭載したコンピュータのための、64ビットオペレーティングシステム(OS)パブリックプレビュー版をリリースした。

 Microsoftのウェブサイトによると、これは比較的新しい2つのAMDチップを搭載したコンピュータ向けのOS、Windows XP 64-bit Edition for 64-bit Extended Systemsのプレビューを提供するためのものだという。

 このOSはベータテスト参加者向けにはしばらく前から公開されているが、今回の 公開プレビュー は、企業がこのOSを試し、現在も開発が進められている最終バージョンに向けた準備を行なえるようにするものだ、と同サイトには記されている。

 Athlon 64およびOpteronを搭載したコンピュータのユーザは、Microsoftのウェブサイトで登録することで、プレビュー版ファイル(450MB)を無料ダウンロードできるほか、配送料と手数料を払えばCDを受け取ることも可能だ。このプレビューバージョンは360日で期限切れとなる。

 AMDのOpteronサーバチップや、デスクトップ/ノートPC向けのAthlon 64チップでは、基盤となる部分が新しくなったため、新しいOSが必要となる。この基盤の変更で、OpteronやAthlon 64では、32ビット版と64ビット版の両方のソフトウェアやOSを稼動できるようになった。AMDがx86-64と呼ぶ新技術では、AMDやIntel の32ビットパソコン用プロセッサがベースとしている32ビットx86プロセッサアーキテクチャに、複数の新命令が追加されている。

 AMDのチップの普及が早くも進んでいることから、今回のOSプレビューは人気が集まりそうだ。最終バージョンは年内発売の予定だが、世界の大手コンピュータメーカー各社がAMDチップへの取り組みを開始している。

 IBMは同社のeServer 325製品でOpteronチップを採用している。Sun Microsystemsでは今月中にOpteronサーバの発売を開始する予定で、Hewlett-Packardも年内にOpteronサーバシリーズを発売すると見られている。

 MicrosoftがWindows XP 64-bit Edition for 64-bit Extended Systemsの最終バージョンを発売するのは、今年後半以降になる見通しだ。コンピュータメーカー各社はまだ、顧客を新OSへアップグレードさせる計画を明らかにはしていない。

101とはずがたり:2004/02/07(土) 11:10
いいことしてるじゃないか。
>日本IBM社やマイクロソフトなどが支援していて、JCIは昨年末、
>四国で初めて再生工場として認定された。年間100台まで、
>ワープロや表計算の正規のソフトウエアを提供してもらえる

それにしても膨大な量のパソコンが捨てられていると思うのだがルートを確立できないものかな?

http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=3908
中古パソコン 再生して無料で貸与

   障害者の就労と社会参加を目指す鳴門市のNPO法人「JCIテレワーカーズネットワーク」が、中古パソコンを再生する事業に乗り出した。よみがえったパソコンは県などを通じて障害者らに無料で貸し出されるが、再生するための中古パソコンが足りないという。「使っていないパソコンを譲って欲しい」と呼びかけている。

 JCIは99年4月、元高校教諭の猪子和幸理事長(65)が創設。約130人の会員のおよそ半分が障害を持っていて、印刷やテープ起こしなどの仕事をそれぞれの能力に応じた分業でこなす。障害者向けのパソコン講習会や指導者養成講座も開いている。

 再生事業は、02年度に県の委託で始めた。中心メンバーの6人はメンバー同士で教え合い、パソコン再生の技術や専門知識をつけた。うち5人が障害者。週2、3回、猪子理事長の旧自宅を改装した鳴門市内の「工場」に通って作業をしている。

 品質を保つための作業工程表に従い、パソコンに残っている内容を完全に消し、キーボードや機体についた汚れを徹底的に落とす。希望者に届けてからも、修理や相談に応じる。「お客さんが喜んでくれる顔を見たときが一番うれしい。少しでも良いものをつくりたい」と脇町から通うメンバーの1人、森至さん(50)は話す。

 この事業は日本IBM社やマイクロソフトなどが支援していて、JCIは昨年末、四国で初めて再生工場として認定された。年間100台まで、ワープロや表計算の正規のソフトウエアを提供してもらえる。

 02年度は県を通じて応募した希望者に約50台を届けたが、今年度に再生できたのはまだ14台。現在、60人以上が待っているという。再生事業の責任者でシステムエンジニアの志摩守彦さん(31)は「メンバーの訓練を続け、1日に4台を再生できる力はある。買い替えたら捨てるのではなく、ぜひ譲って」と訴える。

 問い合わせ先はJCI(088・683・5101)。


(2/7)

102とはずがたり:2004/02/16(月) 01:17
http://www.asahi.com/business/update/0214/015.html
ソフト会社が関連? ウィンドウズのソースコード流出

 米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の設計図に当たるソースコードの一部がインターネットに不正流出した問題で、中堅ソフト会社が流出に関連している可能性が13日、浮上した。

 米AP通信などによると、流出したソースコードのなかに、米サンノゼ市のソフト会社「メーンソフト」の関連情報が見つかった。

 これに対し、メーンソフトは「事態の重大さを認識している。マイクロソフトと当局の捜査に全面的に協力する」との声明を出した。メーンソフトは94年以来、マイクロソフトと契約を結び、ソースコードを使ってソフトを開発していた。

 流出の影響について、マイクロソフトのドレイク広報担当は「今のところ顧客への影響は出ていない」と説明。メーンソフトが関与している可能性に対しては「調査の中身はコメントしない」と述べた。 (02/14 19:45)

103とはずがたり:2004/02/16(月) 01:17

http://www.asahi.com/business/update/0210/065.html
マイクロソフト、リナックスに対抗して異例の比較広告

 パソコンなどを制御する基本ソフト(OS)で圧倒的なシェアを持つウィンドウズを開発・販売する米マイクロソフトは9日、対抗馬として急成長するリナックスより、導入時やその後のコストを見るとウィンドウズの方が優れている、とする「比較広告」を始めた。異例のキャンペーンで、このところ高まっている「リナックス人気」に歯止めをかける狙いだ。

 「Get the Fact(事実をつかもう)」と名付け、7月末まで新聞や雑誌、インターネットの関連サイトなどに広告を出す。日本のほか約30カ国で同様のキャンペーンを展開する。

 内容をみると、ウィンドウズが完成されたソフトで、導入に手間がかからないことを理由に、「システム導入後5年間の企業の総費用はウィンドウズの方が用途によって11〜22%は安い」などとする調査会社のデータを紹介。「リナックスが安い、というのは誤解だ」と訴える。

 「リナックス」は、フィンランドの学生が開発し、世界の愛用者が改良に参加したOS。原則として「無償」で導入できる。企業の情報システムの基幹コンピューター「サーバー」にも採用され、ウィンドウズと競合するようになった。日本政府の提案で、中国や韓国と、プログラムの設計図にあたる「ソースコード」が無償公開されているリナックスなどのオープンソース・ソフトウエアを共同開発することで合意するなど、官民でリナックスへの「追い風」が強まっている。

 比較広告は、リナックス採用で「安さ」が注目されていることを意識したものだ。

 だが、リナックスを導入する企業などは、リナックスが誰でも自由に開発・修正できることも評価する。ウィンドウズはソースコードを原則、マ社しか修正できない。

 業界では、「リナックスは導入時、自社で使いやすいよう手をかける必要がある。開発の本格化から間もない段階で総費用の比較をすれば、リナックスが高いのは当然」という指摘も出ている。 (02/10 09:36)

106とはずがたり:2004/02/26(木) 15:42
http://www.asahi.com/national/update/0226/016.html
公取委、MS日本法人に立入検査 契約に不当な拘束条件

 ソフトウエア最大手の米マイクロソフト日本法人(東京都渋谷区)が、日本のパソコンメーカーと基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」などの使用許可契約を結ぶ際、不当な拘束条件をつけていた疑いがあるとして、公正取引委員会は26日午前、独占禁止法違反(不公正な取引方法)や同法違反(私的独占の禁止)の疑いで同社に立ち入り検査に入った。

 関係者によると、マイクロソフト社は、各メーカーが自社のパソコンに「ウィンドウズ」などマ社のソフトを搭載する際、これらのソフトに各メーカーの保有するソフトと酷似する技術が含まれていても、特許権の侵害などを問わないことを条件としていた疑いが持たれている。

 公取委は、NECやソニーなど大手メーカーにもマイクロソフト社との関連資料の提供を求めている。

 マイクロソフト社日本法人は、98年にも、各メーカーに表計算ソフト「エクセル」とワープロソフト「ワード」を不当に抱き合わせてメーカー側に販売していたとして、公取委から排除勧告を受けている。

 マイクロソフト日本法人の広報グループは「立ち入り検査があったのは事実だが、メーカーとの契約について違法があったという認識はない。公取委の調査には協力する」としている。

(02/26 13:19)

107とはずがたり:2004/02/27(金) 11:11
業界標準があったのはCD,CD-R/RWまでですな。
いまじゃ利潤の中心となる規格を手放すと全然旨味が少ないから毎回規格乱立だ。

http://www.asahi.com/business/update/0227/044.html
次世代光ディスク記録、東芝・NEC規格に業界標準承認

 DVD(デジタル多用途ディスク)の後継となる次世代光ディスクで、東芝とNECが提唱する規格「HD DVD(高画質DVD)」が世界的な標準化団体から記録用機器の業界標準として承認されたことが26日分かった。統一規格を協議する「DVDフォーラム」の幹事会で決まった。この規格は昨年11月、再生専用機器の業界標準としても承認されている。今回の決定により、東芝とNECは、DVDフォーラムの承認規格として録画再生機などを発売できる。

 次世代光ディスクは、DVDに比べ記憶容量が大きく、高画質放送の録画に適している。東芝・NEC陣営とは別に、ソニーや松下電器産業など日米欧韓の大手12社が「ブルーレイ・ディスク(BD)」という規格を発表し、争っている。BD陣営は、DVDフォーラムに規格を提唱せず、承認を求めていない。

 商品化では、ソニーが他社に先駆けて昨年4月に録画再生機を発売したが、需要はまだ、火がついたばかりのDVD録画再生機が中心だ。東芝とNECは05年内にも発売する方針。業界では、映画会社などがどちらの規格で再生ソフトを出すかが主導権争いのカギを握ると見られている。 (02/27 07:07)

109とはずがたり:2004/03/02(火) 12:28
http://news.searchina.ne.jp/topic/246.html
EVD:誕生から苦難の道を歩む中国独自の特許技術 
最終更新:2004/03/01

MEMO
中国にとって、独自の特許技術を有するということは、ただ単に中国が世界の技術水準に肩を並べることを意味するものではない。そこにはもっと現実的な意義が含まれている。ある程度成熟した製品技術と市場に遅れて参入した中国は、多数の特許使用料を支払わなければならない状態にあるのだ。

DVD市場においてもそれは例外ではない。中国のDVD機器生産は、世界の50%以上を占めており、まさにトップ市場といえる状態にあった。しかし2003年より中国も特許使用料の支払いを課せられ、世界最大のDVD市場を抱える中国は同時に世界最大の特許使用料支払い国となってしまった。

同産業の停滞が危ぶまれるなか、独自の知的財産権を有する次世代DVD規格「EVD(Enhanced Versatile Disk)」の登場は、各メーカーにとっても望ましいことであった。にもかかわらずその前評判は芳しいものとはいえなかった。

東芝とNECが共同で提言した次世代DVD規格「HDDVD(High Definition DVD)」やソニー、仏トムソン、韓国サムスンら9社が開発を進める「Blue−ray Disc」など、海外勢が強力なライバルとしてその前に立ちふさがったからだ。この壁を乗り越えるのは容易ではないという見方が大勢を占めるなか、EVDは苦しい戦いを強いられている。

111とはずがたり(2/2):2004/03/02(火) 12:29

 第三世代の携帯電話でも独自規格化をねらう

 中国はEVDだけでなく、第3世代の携帯電話の規格化でも中国の独自方式「TD-SCDMA」を採用し、先進国と競争する意欲を見せている。中国の携帯電話は、間もなく2億7000万台に達し世界一である。ここでも政府の先導で「TD-SCDMA産業連盟」が結成され、多くのメーカーが参加してそれぞれ役割分担をしながら、開発に取り組んでいる。今年の夏までには、その成果が発表されると言われており、日米欧の携帯電話メーカーが注目している。

 中国政府は、アメリカのシリコンバレーなど外国で活躍している中国人技術者が帰国した場合、資金援助、各種の税制優遇措置などを制度化し、起業しやすいような施策を推進しており、すでに効果が現れている。最近も「漢芯3号」というCPUチップが開発され、IBM製品に組み込まれることが決まったが、この開発者たちもシリコンバレーからの帰国組みである。中国独自開発の半導体チップが、先進国の製品に組み込まれる時代になってきたのである。

 中国の技術開発力は、一部で完全に先進国を射程内に入れてきた。中国の特許戦略は、世界最大の市場形成の可能性を武器にしながら、特許で囲い込んだ独自の標準化や規格化をねらっている点で戦略的である。日本も後進国から先進工業国に至る過程で、官民一体となって先進国に追いつけ追い越せを目標に、先進技術の改良改善に取り組んだ時代もあったがいまや攻守ところをかえた。

 世界の工場となった中国の製造現場が、知的財産権をからめながら大きなうねりを作って先進工業国へ影響を与えることは間違いない。その波及を最も受ける日本企業は、中国の台頭という展開の中で知的財産創出力の真価が問われているのである。

112香川県民:2004/03/10(水) 18:04
プレクスターがDVD+Rへの12倍速書き込みに対応したドライブを発表。
国内メーカーの奮起に期待したいです。

プレクスター、初の12倍速対応DVD±R/RWドライブ
〜業界初のSerial ATA対応ドライブも同時発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0310/plextor.htm

プレクスター株式会社は、DVD+Rメディアへの最大12倍速書き込みが可能なDVD±R/RWドライブ「PX-712A/JP」を5月上旬に発売する。
書き換え可能なDVDでの最大12倍速書き込みは世界初としている。12倍速化により、8倍速で約8分だった書き込み時間が、約6分となる。なお、12倍速対応メディアはまだ規定されていないため、8倍速対応メディアに対し12倍速書き込みを行なう。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22,000円前後。インターフェイスはATA。ホワイトモデルとブラックモデルが用意される。

12倍速書き込みが可能なのはDVD+Rのみで、DVD-Rへの書き込みは最大8倍速、DVD±RWは最大4倍速。また、DVD読み込みは最大16倍速、2層ディスクの読み込みも12倍速となった。
書き込みの高速化だけではなく、書き込み品質と信頼性の向上を目指している。添付される「PlexTools Professional」では、従来のCDに加えDVDメディアの品質をチェックする機能が追加された。また、メディアの状態によって書き込み速度を自動選択する「PowerRec」機能も搭載されている。
また、CDへの書き込みにも留意されており、CD-Rへの書き込みはDVD±R/RWドライブとしては高速な最大48倍速に設定されている。また、ユーティリティソフト「PlexTools Professional」では910MB記録などの特殊機能も追加されている。

113香川県民:2004/03/10(水) 20:23
一世代前のPC133メモリであることと価格がやや割高なのが残念ですが、今後の展開に期待したいです。

アイ・オー、環境保全を考慮した鉛不使用のPC133対応メモリ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0310/iodata.htm

株式会社アイ・オー・データ機器は、環境保全を考慮した「鉛フリー」のPC133メモリモジュール「S133-128M(nPb)」、「S133-256MB(nPb)」を、10日より受注開始する。容量はS133-128M(nPb)が128MB、S133-256M(nPb)が256MB。出荷は3月下旬から。

価格はオープンプライスだが、店頭予想価格はS133-128Mが12,000円、S133-256Mが22,000円前後の見込み。

はんだ、半導体(DRAM含む)、基板など、メモリモジュールすべてにおいて、鉛を一切使用していないのが特徴。EUでは、2006年より「RoHS指令」と呼ばれる有害物質使用制限を実施するが、それに対応した形となる。

仕様はSDRAM PC133の168ピンDIMM、CL値は3、JEDEC準拠モジュール。製品保証は5年間。

114とはずがたり:2004/03/10(水) 22:02
>>112-113
情報提供感謝っす。
DVD+Rは12倍速時代ですか。しかも±対応。ホスイ(゚Д゚;)
メモリの鉛はそんなに大量に使用されてるんですかねぇ。

115香川県民:2004/03/13(土) 13:20
Intelも64ビット化に続き、製品の命名までもAMDを追随するようになりましたな。
あと2年もすれば、Pentium5 ExEditon 740+(クロック4.0GHz、改良版HT、FSB800、2次キャッシュ2MB)
とかCelelon 332+(クロック3.2GHz、FSB533)という製品が並ぶようになりそうです。

Intel、Intel版「モデルナンバー」導入を検討
〜AMDに続きクロック表示廃止へ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0312/ubiq52.htm

 Intelがついに“モデルナンバー”を導入する。これは、悪いジョークではない。現在、Intelは真剣にこのプランを検討し、OEMメーカーと調整を続けている。情報筋によれば、IntelはOEMメーカーに対してクロック周波数に換えて「プロセッサナンバー」と呼ばれるCPUのグレード表記を7xxのような型番で行なう仕組みを検討していると通知してきたという。

 昨日のこのコラムでは、「MeromをデスクトップPCにも導入するのであれば、Intelは将来“クロック神話”を打ち破る必要がある」と述べたが、どうやらそれは筆者が考えているよりも早いタイミングで進んでいるようだ。

116とはずがたり:2004/03/13(土) 17:39
ペン4は周波数を上げるのに特化した(つまり周波数ほどには性能が上がらない)コンセプトだったがそれでも周波数を上げるのが困難になってきたのでしょうかね?

周波数以外にも64ビット化とかHT付きとか性能の要素が増えたこともありましょうか。

117とはずがたり:2004/03/21(日) 13:45
IPv6採用の次世代インターネット基幹網が開通
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200403200173.html

 中国国際教育科学技術博覧会が19日に開幕した。開幕式では、中国の次世代インターネット基幹ネットワーク「CERNET2」のテスト用ネットワークが正式に開通し、サービスの提供が始まった。中国の次世代インターネット整備が全面的にスタートし、世界の同サービスにおいて独自の地位を確立したことになる。

 中国教育科学コンピューター網ネットワークセンターの呉建平ら教授は「現在の次世代インターネットが開通したのは上海・広州・北京の3都市のみだが、敷設した高速光ファイバーは総延長6千キロメートルに達し、現時点で分かっている限りでは、IPv6プロトコルを採用した基幹ネットワークとしては世界最大規模だ」と説明する。最初のユーザとなったのは、清華大学、北京大学、北京理工大学など約100校。今年年末までに20都市での提供が始まる。

 CERNET2基幹ネットワークは、IPv6プロトコルのみを採用し、IPv6を基礎とした次世代インターネット技術に十分なテスト環境を提供する。CERNET2は、中国が独自開発した世界最先端レベルのIPv6プロトコル・コアルーターを採用している。中国による次世代インターネット技術の研究や、次世代インターネットを基礎とする重要な応用技術の開発、次世代インターネット産業などの発展の促進にとって、重要なインフラとなる見通しだ。

(03/20)

118とはずがたり:2004/03/21(日) 23:30
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20040321k0000m020031000c.html
デジカメ:続く市場拡大、企業間格差も

「新三種の神器」の一つに数えられ、拡大が続くデジタルカメラ市場で、競争激化による価格下落の直撃を受けたり、部品調達に困難をきたして戦略や計画の見直しを迫られる主要メーカーが出てきた。コニカミノルタグループは「規模拡大」から「利益重視」に転換、来年度の販売計画台数を今年並みに抑える方針だ。来年度の市場規模は4割増との予測もある中、異色の路線転換で、企業間格差が出始めたとも言える。【小平百恵】

 同社はコニカ、ミノルタ統合後の8月の事業計画で、デジカメの市場拡大に合わせ「シェア15%(金額ベース)」という目標を掲げた。この戦略を転換したのは、03年度下期にデジカメの収益が悪化し赤字の見通しになったからだ。台数は計画を上回っているだけに、単価下落が利益を圧迫する“豊作貧乏”の深刻さがわかる。コニカミノルタホールディングスの岩居文雄社長は「下期の状況を見て開発資源の効率化を考え利益重視に変えた」と語り、高付加価値機種に商品を絞り込んで、シェアは1けた台になっても仕方ないという構えだ。

 今年度のデジカメ市場は「カメラを使ったことがない10代女性も買っていく」(大手家電量販店員)ほどの力強さがあり、カメラメーカーと電機メーカーが入り乱れ、しのぎを削ってきた。次々に新商品が出るため、すたれていくスピードも速く、短期間で価格下落を招いている。この結果、短期間に商品投入できる開発力や同時に世界展開できる生産能力など「体力勝負」の様相だ。

 富士写真フイルム、オリンパス、ペンタックスの3社も03年度の出荷計画を下方修正した。富士フイルムは主力機種の新商品で中核部品の調達ができず、発売延期をしたのが響いた。カシオ計算機は3月、電池寿命の長さを売り物にした新商品を出した。価格競争に巻き込まれないよう差別化を狙ったが、鈴木洋三常務は「競合機種の中では価格が高い印象になる。他社商品に新味がないだけに価格競争に巻き込まれなければいいが……」と警戒する。

 カメラ映像機器工業会がまとめたデジカメの04年度世界出荷台数は前年度比40.3%増の6090万台。昨秋発売したレンズ交換式一眼レフデジカメの普及機が好調なキヤノンや、ソニー、ニコンなどは来年度の販売台数も高い伸びを見込み、強気を崩していない。

[毎日新聞3月20日] ( 2004-03-20-19:27 )

119とはずがたり:2004/03/23(火) 14:52
日本もMSからぶんたくろうよ。

MSに最高の制裁へ 抱き合わせ販売に652億円 EU
http://www.asahi.com/business/update/0323/056.html

 欧州連合(EU)加盟各国の競争政策担当者会合は22日、米マイクロソフトがパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の独占的地位を利用して音楽・映像ソフト販売などの公正な競争を阻害していたとする独禁法違反事件で同社に4億9700万ユーロ(約652億円)の課徴金支払いを命じることで一致した。AFPなどが報じた。欧州委員会が24日にこの額で最終決定すれば、EUでは1社としては過去最高の課徴金となる。

 これに対して、マイクロソフト社のスポークスマンは「一つの問題で和解に達しなかっただけで課徴金支払いを命じられるのは認められない」と語り、最終決定が出ればそれを不服として欧州司法裁判所に提訴する考えを改めて示した。

 欧州委は、マイクロソフトが音楽・映像再生ソフト「ウィンドウズ・メディア・プレーヤー(WMP)」などの「ウィンドウズ」との抱き合わせ販売は独禁法に違反するとの見方を固めており、WMPを分離した形でパソコンメーカーへの出荷を求める是正措置命令を下す方針だ。

(03/23 10:55)

123とはずがたり:2004/04/05(月) 15:36
我が二代目はGatewayだっただけに親近感あるんですがねぇ。牛のマークもお洒落だったし。
リストラに継ぐリストラも上手くいってないようだ。

http://japan.internet.com/busnews/20040405/12.html
Gateway、直営店を全て閉鎖
▼2004年4月5日付の記事

コンピュータメーカー第3位の Gateway は1日、直営店舗を今月9日に閉鎖すると発表。店頭販売は先ごろ買収したばかりの eMachines が持つルートを利用することになった。

それによると、同社は直営店188店を全て閉鎖するとともに、それら小売部門で働く従業員約2500人を解雇するという。同社はちょうど1年前、パソコンの販売不振、および Dell (NASADQ:DELL) や HP (NYSE:HPQ) との競争の激化のあおりで、直営店のうち76店舗を閉鎖する案を発表。これは、それまでの3年間で3回目のリストラ策で、それによって店舗の29%とスタッフの17%が削減された。今回は、残った店舗も全て閉鎖し、直営店事業から完全撤退することを決めたわけだ。

Gateway の Web サイトでは、今後のサポートおよびカスタマーサービスについて、Web サイトないしコールセンターを使うようにユーザーに要請している。同社によると、店舗における持ち込みサービスおよび修理中の代替機貸し出しサービスというサポートオプションの販売は2002年6月に停止しており、販売済みサービスもその大部分がすでに期限切れになっているという。サービス契約期間が残っているユーザーに対しては、残り期間の長さに応じて返金される。

直営店全店閉鎖の発表は、低価格パソコンメーカー eMachines の買収手続き完了を受けて行なわれた。eMachines は、BestBuy や Office Depot、Wal-Mart はじめ、大手チェーンや量販店など小売り12社と強力な取引関係を持つとともに、無駄のない経営モデルで昨年は11億ドルの売上を計上。9四半期連続で黒字を記録している。

Gateway の前 CEO (最高経営責任者) Ted Waitt 氏は、その職から離れて会長に就任。eMachines CEO の Wayne Inouye 氏 (BestBuy の元上級副社長) が、Gateway の CEO も兼務する布陣となった。

「新 CEO は小売り業者と強力な関係を持っている」と、Gartner のアナリスト Charles Smulders 氏。「Gateway は、それらサードパーティ販売ルートを使って消費者向け販売を推進できる」

Gateway によると、ブランドおよび販売ルート戦略、ならびに直営店閉鎖に伴う売上や費用についての詳細は、4月29日に第1四半期決算を発表する時に明らかにする予定という。

124とはずがたり:2004/04/08(木) 14:35
CPUにはAMDという競争相手が居るからまだ良い罠。OSがねぇ。
Linux+TeX+Operaが使えりゃ仕事用としては十分なんじゃが,TeX関連のソフトをしらんから今一ふみきれん。便利なEditorと便利な作図ソフトがありゃあ云うこと無いんじゃけど。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040408-00001066-mai-soci
<独禁法違反>インテルに立ち入り検査 CPUで不正契約

 世界最大の半導体メーカー、インテル(米国)が、同社製以外のCPU(中央演算処理装置)を搭載させないよう日本のパソコンメーカーに求めていたとして、公正取引委員会は8日午前、独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いで立ち入り検査に着手した。公取委は2月、インテルと並ぶIT(情報技術)業界の巨大企業、マイクロソフト社に対しても、OS(基本ソフト)の「ウィンドウズXP」で国内メーカーに不利な使用契約を結ばせた疑いで立ち入り検査している。

 立ち入り検査を受けているのは、同社日本法人「インテル株式会社」の東京本社(東京都千代田区)と、つくば本社(茨城県つくば市)。公取委は裏付けのため、東芝や日本電気、日立製作所など国内主要メーカーへの聞き取り調査も始めた。

 CPUは基本的な演算処理を行うコンピューターの心臓部。関係者によると、インテルは自社製CPUを使用させるため国産パソコンメーカーにリベートを支払い、メーカーが生産するパソコンのうち他社製品を使う比率を一定以下に抑えるよう求めていたという。

 市場調査会社「IDC Japan」(東京都)によると、インテル製CPUを使用している国産パソコンは03年6〜12月の全出荷台数の約85%に達する。圧倒的シェアのインテルがこうした営業を行うのは「競合他社の成長を妨害する意図があった可能性がある」として、公取委は立ち入り検査に踏み切ったとみられる。

 インテルは68年設立。CPU「ペンティアム」が広く普及し、調査会社ガートナージャパン(東京都)が3月末に発表した半導体メーカー売上高ランキングで、03年の売上高は270億ドル(約3兆1420億円)と12年連続の世界一。OSにウィンドウズを、CPUにインテルを用いたパソコンを「Wintel」と呼ぶこともある。

 インテル株式会社の話 立ち入り検査を受けているのは事実だが、詳細が分からずコメントできない。(毎日新聞)
[4月8日14時3分更新]

125とはずがたり@MOユーザー:2004/04/23(金) 22:28
MOが壊れた。壊れやすいのか,MOのドライブってやつぁ。

1.前から壊れた奴
IO/DATA
MOC2-U640
http://www.iodata.jp/prod/storage/mo/2001/moc2-u/index.htm

サポート(修理)
http://www.iodata.jp/support/after/repair.htm
修理依頼書を印刷して、必要事項を記入してください。
●製品の製品名・シリアル番号を控えておいてください。
修理納期の確認など、お問い合わせ頂く際に必要となります。
●同梱品
・保証書(所定事項(お名前、ご住所、販売店など)が記載されている事)
・修理依頼書(もしくは不具合症状等を記載した紙)
●梱包方法
・輸送中の破損防止のため、なるべくご購入時の箱・梱包材をご利用の上梱包してください。
もし箱等が残っていない場合は、製品の上下左右方向全てに十分な緩衝スペースをとった梱包をしてください。
●発送方法
・発送の際は、必ず受領確認の取れる宅配便もしくは書留郵便小包をご利用ください。
(紛失等のトラブルを防ぐため、封書など郵送はご利用にならないようお願いいたします。)
・発送費用につきましては、修理品を返送する際の費用は当社にて負担とさせていただきますので、修理品送付時はお客様ご負担にてお願いいたします。
●発送先
〒920−8513
石川県金沢市桜田町2−84
 アイ・オー・データ機器 修理センター 宛
TEL:(076)260−3617

2.最近壊れた奴
富士通
SMB-640NAL3
http://www.personal.fujitsu.com/products/peripherals/mo/atapi/smb-640nal3/

お問い合わせ,修理
http://www.personal.fujitsu.com/support/contact/
MO
SMB・FMO・HMO・DMOシリーズ
メーカ名: 富士通パーソナルズ
お問い合わせ窓口: ハイパーセレクションサポートセンター
Tel: フリーダイヤル 0120-65-8180
Tel: 携帯・PHSの場合 03-5462-8025
E-mail: hyper@personal.fujitsu.com(JAPANESE ONLY)
メールでお問い合わせをする場合はメールでのお問い合わせについてをご覧ください。
営業時間: 月曜日〜金曜日
9時〜12時、13時〜17時
(土日、祝祭日、年末年始および当社特別行事日はお休みとさせていただきます。)

126とはずがたり:2004/04/25(日) 00:41
>>5 >>9 >>29-30 >>33-40(とはC3購入)
少々古い記事だが…
Nehemiahは>>30で多分ありとされたSSEを搭載したようだ。
今日,ストリーミングファイルを見ようとして切れ切れだったのでやはりもうちと強いのが欲しくなったのも事実。
これから1年立つしそろそろもうちょっと速い奴出てこんかね〜?

http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/01/22/15.html
VIA、ハードウェア乱数発生機能を搭載したNehemiahコアのC3を発表
2003/1/22

台湾 VIA Technologiesは、セキュリティ機能を統合したNehemiahコアのC3プロセッサを発表した。プラットフォームはこれまでと変わらずSocket370で、パッケージングはCPGAおよびEBGA。OEM向けの価格は45ドルとなっている。

現在出荷されているC3プロセッサは主にEzraコアの製品で、今回発表されたNehemiahはその後継となるプロダクト。概要については昨年のMicroProcessor Forumにて説明がなされており、登場が待たれていた。

新コアのNehemiahは暗号化エンジンである「PadLock Data Encryption Engine」を統合したのが最大の特徴で、64KBのL2キャッシュを搭載、動作クロックは1GHzから用意される。キャッシュ容量はEzraから変更されておらず、16ウェイアソシエイティブとなっている。ダイサイズは52平方mmで製造プロセスは130nm。拡張命令としてSSEをサポートしている。

新搭載されたPadLock Data Encryption Engineは、CPU内部にadvanced Random Number Generator(RNG)というハードウェア乱数発生機能を搭載することによって、ソフトウェア環境に全く影響されずに乱数を発生させることができるというもの。「シンプルかつ効果的に乱数を得ることができるため、開発者にとって、乱数発生機能を搭載したプロセッサは非常に興味深いものです。ハードウェア的な乱数発生装置無しに十分なクオリティの乱数を発生させることは非常に困難であり、PadLock Data Encryption Engineはセキュアな環境とデータの暗号化にとって非常に重要です(Cryptography ResearchのPresidentであり、SSL3.0開発者のひとりでもあるPaul Kocher氏)」

また、「StepAhead」と名付けられた分岐予測技術が搭載されているほか、パフォーマンス全般についても改良が加えられており、同社チップセットCLE266と組み合わせた場合、現在出荷されているC3プロセッサと比較しても20%以上の性能向上を果たしたという。パフォーマンス改善については特に3Dアプリケーションに関して顕著であり、その向上率は73%にものぼるという。またTypicalな消費電力は11.25Wであり、低消費電力を実現している。

MPF 2002 レポート Nehemiahの詳細が明らかに
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/10/17/14.html

VIA Technologies
http://www.via.com.tw/

127とはずがたり:2004/04/25(日) 01:07
>>15-20【Transmeta Crusoe】
トランスメタのクルーソーも最近さっぱり聞かないが地味に新製品出していた様だ。
>>127-130

128とはずがたり:2004/04/25(日) 01:07
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200301/07/5.html
2003-01-07
■米トランスメタ 組み込み機器向け「クルーソーSE」発表
 米トランスメタは6日(米国時間)、組み込み機器向けの省電力型プロセッサー「クルーソー・スペシャル・ エンベデッド」(Crusoe SE)を発表した。同社のプロセッサーは小型で発熱が少ないことから、組み込み分野に適しているといい、本格進出を狙う。

 クロック速度は667MHz、800MHz、933MHzの3種類で、それぞれ標準型と低電力型を用意し、計6機種をそろえた。x86互換。いずれも、チップセットの一部機能(ノースブリッジ)を内蔵し、省スペース設計となっている。価格は667MHz版で50ドル以下に抑えた。

 米マイクロソフトや、組み込みLinuxの米モンタビスタソフトウェアなど多数のソフト会社が、クルーソーSEをサポートするという。

 トランスメタのプロセッサーは、日本メーカーのノートパソコンなどに採用されているが、欧米では普及がいまひとつ。このため、パソコン以上に小型・省エネが求められる組み込み分野に力を入れつつある。

[トランスメタの発表]
http://investor.transmeta.com/news/20030106-98659.cfm
[クルーソーSE]
http://www.transmeta.com/everywhere/products/embedded/

(南 優人/Infostand)

129とはずがたり:2004/04/25(日) 01:07

http://www.itmedia.co.jp/news/0310/15/nj00_efficeon.html
パフォーマンスでPentium Mと肩を並べたEfficeon(1/2)

Pentium Mでがっちり固められてしまったノートPC向けCPU市場。EfficeonはPentium Mに匹敵するパフォーマンスと「1ワットあたりのコストパフォーマンス」でその牙城を打ち破ろうとしている。

 今回発表されたのはEfficeon第1世代の3製品。TSMCで製造された0.13マイクロプロセスのプロセッサで、L2キャッシュメモリを1Mバイト搭載した「TM8600」、L2キャッシュメモリを512Kバイトにしてコストを抑えた「TM8300」、L2キャッシュは1Mバイトのままでダイサイズを小型にした「TM8620」が2003年の第4四半期までに出荷される。第1世代Efficeonの動作クロックの種類とそれぞれのTDPは以下のようになっている。

動作クロックTDP(ワット)
1.3GHz14
1.2GHz12
1.1GHz7
1.0GHz5

 また、Efficeonの第2世代、第3世代のロードマップも明らかにされた。富士通で製造される90ナノメートルプロセスを採用する第2世代Efficeonは2004年に登場する予定で、第1世代と同じように、L2キャッシュ1Mバイトの「TM8800」、L2キャッシュ512Kバイト低コストの「TM8500」、L2キャッシュ1Mバイト小型パッケージの「TM8820」の3種類が用意される。

 最も早い動作クロックは2.0GHzになる予定で、現在考えられている動作クロックの種類とそれぞれのTDPは以下のとおりだ。

動作クロックTDP(ワット)
2.0GHz25
1.8GHz12
1.6GHz7
1.4GHz5
1.0GHz3

 2005年には90、もしくは65ナノメートルプロセスを採用した第3世代Efficeonが登場する予定。パフォーマンスの向上だけでなく新機能も実装されるが、その詳細については明らかにされていない。

130とはずがたり:2004/04/25(日) 01:08

しきい電圧っちうよりも閾値電圧と訳せばいいのにねぇ
英単語のthresholdと日本語の閾値とどちらが敷居が高いのかねえ?


http://www.itmedia.co.jp/news/0310/15/nj00_efficeon_2.html
パフォーマンスでPentium Mと肩を並べたEfficeon(2/2)

 Crusoeで32ビットの命令コードを4セット同時に処理していたVLIWアーキテクチャは、Efficeonでは8セットまとめて処理できるように拡張され、新バージョンのCMSはTransmetaが「4ギアシステム」と呼ぶ4段階の命令最適化処理によって、使用頻度の高い命令コードを重点的に最適化してくれる(別記事参照)。

 ディッツエル氏がパフォーマンスの説明で、とくに意識していたのが「1ワットあたりのコストパフォーマンス」。

 ベンチマークの比較データとして用意されたのも「ファンレスノートCPの限界」とTransmetaが考えているTPD7ワットのCPUでそろえている。Efficeonは1.1GHzで動作するTM8600であるのにたいして、インテルは超低電圧版(ULV)Pentium M/900MHzが選ばれている。

 正確なところを言うと、ULV Pentium M/1GHzのTDPも7ワットなので、Transmetaが公開している比較データはインテルにとっては不公平ではあるが、それでも「同じ消費電力でEfficeonはより早いクロックで動作する」というディッツエル氏の主張は正しいことになる。

 ベンチマークの結果に関しても、ベンチマークによってCentrinoシステムの1.2〜2.7倍もの結果がTransmetaの資料では示されている。総合ベンチマークとしてよく使われているSYSmark2002でもEfficeonがCentrinoを上回っている。相対性能で1.1程度なので、Pentium M/1GHzではほぼ同じ結果になる可能性は高いものの、「同じクロックでも動きが遅い」と日本の多くのノートPCユーザーに評価されていたCrusoeと比べると格段に進歩したといえるのではないだろか。

 ディッツエル氏は、Efficeonにあわせて発表された電力管理ソフトウェアの新バージョン「LongRun2」の説明も行った。従来のLongRunはCrusoeが行っている処理負荷にあわせて供給電圧と動作クロックを動的に変更するものだったが、LongRun2では、Efficeonの処理負荷にあわせてトランジスタの「しきい電圧」を動的に制御する機能が新たに加えられている。

 この機能は微細プロセスルールの半導体で問題になる「リーク電流」を抑えるのが目的。待機状態では「しきい電圧」を上げてリーク電流を抑え、システム全体の消費電力を低減できるようする仕組みだ。Transmetaが用意したデータによると、LongRun2を無効にした場合で144ミリワットだった待機状態のリーク電力が、LongRun2を有効にすると2ミリワットまで減少している。

 LongRun2は第1世代のEfficeonではサポートされず、90ナノメートルプロセスの第2世代以降で実装される予定だ。

[長浜和也, ITmedia]

131とはずがたり(1/2):2004/05/03(月) 03:23

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1015/mpf02.htm
Efficeonの発表会でシャープがTM8600搭載製品を参考出品

 Microprocessor ForumのカンファレンスでEfficeonの詳細を明らかにしたTransmetaは、14日午後(現地時間)に「Efficeon」に関する発表会を開催。発表会では、Efficeonに対応した製品が多数展示。中でもシャープはEfficeonを搭載した試作ノートPCの展示を行ない、大きな注目を集めた。

●Efficeonでカバーする市場を拡張

 発表会では、同社の社長兼CEOのマシュー・ペリー氏が「EfficeonによりOEMメーカーは望みの製品を作ることができるようになる」と述べ、従来の熱設計消費電力の枠を守りながら処理能力の向上を実現したEfficeonで、同社がさらなる飛躍を目指すと宣言した。

 さらに、ペリー氏は「Efficeonで当社は、ウルトラポータブルのノートPCだけでなく、メインストリームのノートPCやブレードサーバー、静音デスクトップPCなどに取り組んでいく」と述べ、Transmetaがカバーするマーケットを広げていくことを示した。

 Transmetaにとって、Efficeonのリリースは、待ちに待った製品だ。というのも、2000年にリリースされたTransmetaの最初の世代の製品である「Crusoe」は、リリース当初こそ200ドルを超えるような高付加価値製品として売ることができた。しかし、その後回収騒ぎや出荷遅延などの問題が重なり、ASP(平均売価)は下落し、結果同社の決算は非常に厳しいものとなった。

 同社の共同創始者で副会長兼CTOのデビット・ディッツェル氏は、「Efficeonリリース直前時点のCrusoeのASPは60ドル以下」と述べており、その結果7月に発表された第2四半期の決算では、2,000万ドルという会社のオペレーションコストに対して、売り上げが500万ドルという状況になってしまっていた。

 そこで、一打逆転を狙って投入されたのが、このEfficeonだ。ディッツェル氏はプレゼンテーションの中で、EfficeonのASPを100ドル前後に置いているというスライドを公開。つまり、低消費電力でありながら、高い処理能力を持つEfficeonを導入することで、ASPを引き上げ、収益体制も改善していくというのがTransmetaの戦略ということになる。

 別レポートでも解説したとおり、EfficeonのTM8600 1.1GHzは、900MHzの超低電圧版Pentium Mと互角かそれを上回る性能を持っているとTransmetaでは説明。また、熱設計消費電力が互角で、バッテリ駆動時間に影響を与えるアイドル時の消費電力が低いという付加価値を考えれば、製品としての魅力は超低電圧版Pentium Mに勝るとも劣らないものだと言ってよい。実際、超低電圧版Pentium M 1GHzの1,000個ロット時の価格が262ドル、900MHz版が241ドルであることを考えれば、100ドルというASPも決して夢物語というわけではない。

132とはずがたり(2/2):2004/05/03(月) 03:23

●シャープ、富士通、HPがOEM採用

 注目のEfficeonを採用するOEMベンダは、ペリー氏のプレゼンテーションの中でいくつか明らかにされた。その中でも大手OEMベンダでは、シャープ、富士通、HPの3社が明らかにされた。

 ただし、この3社がOEMベンダとなるというのは、ある程度既定路線だったと言ってよい。というのも、この3社は現在でもCrusoeベースの製品をリリースしており、その後継としてEfficeonを採用する可能性が高いと見られていたからだ。

 とはいえ、その3社もすぐにEfficeon搭載マシンをリリースするのかと言えば、どうもそうではなさそうだ。シャープは現在Crusoeを搭載マシンとして発売している「PC-MM1-H5W」の筐体を利用した試作機を展示していたが、富士通はまだケースには入っていない開発途上、というよりCPU評価段階というレベルのサンプルボードを展示したのにとどまっており、HPに至っては、全く展示などはなかった。

 今回の発表会を見る限り、シャープは今すぐにでも出荷可能なように見受けられたが、富士通の説明員によれば「現段階では評価段階で、実際に製品を出すのかなどについて答えられる段階ではない」と、実際に製品としてリリースされるのかどうかなども含めて未定という答えだった。

 こうした状況を見ると、TransmetaのOEMベンダ獲得には、まだ超えなければいけない高いハードルがある、というのが発表会に出席していた多くの関係者の一致した見方であるようだ。

シャープの試作マシン。TM8600 1GHzを搭載。メモリ容量は256MBで、そのうち32MBがCMSキャッシュに割り当てられていた。ビデオチップはEfficeonのAGPポートに接続されたMOBILITY RADEON(M6)で、サウスブリッジはALi(ULi)のHyperTrasnport対応「M1563M」が採用されていた富士通の評価ボード。まだまだ評価ボードの段階であり、実際に製品として投入されるのか、また投入されるとしてもどのような製品になるかは未定

●Efficeon搭載ノートPCなどが複数展示される

 発表会と同時に行なわれた製品デモでは、前述のように、シャープが10.4型液晶搭載ミニノートPCを展示したほか、台湾のAMOiが10.6型ワイド液晶を採用したミニノートを展示。

 また、NVIDIAのnForce3をサウスブリッジとして採用したリファレンスマザーボードなども展示されていた。現段階ではこれらの製品がいつ出荷されることになるのかは明確ではないが、Efficeon自体は第4四半期中に出荷される予定で、一部製品は今年中には登場することが予想される。

133香川県民:2004/05/05(水) 22:45
3Dゲームファンのための「RADEON X800X」講座
守りを固め始める新RADEON(GAME)
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20040505/rx800.htm

2大勢力であるNVIDIAとATIからそれぞれ新チップ搭載のビデオカードが登場。
しかし両者とも消費電力や発熱が凄いようで・・・・。
MATROXなどメーカーの奮起にも期待したいところです。

134香川県民:2004/05/10(月) 19:51
Winny開発の「47氏」こと、金子勇東大大学院助手逮捕に関する情報。

京都府警、Winny開発者逮捕〜事情聴取では47氏が違法性を認める発言も
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/05/10/3029.html

<ファイル交換ソフト>ウィニー開発の東大助手を逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040510-00001037-mai-soci

135とはずがたり:2004/05/11(火) 13:36
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/03/29/2591.html
京都府警、個人情報11人分が含まれた捜査書類をネットで漏洩
〜Winny経由で感染するウイルスが原因とする説も

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/11/27/1289.html
京都府警、ファイル交換ソフト「Winny」ユーザー2名を逮捕
〜松山市の19歳男性と高崎市の41歳男性を逮捕

136とはずがたり:2004/05/11(火) 13:36
http://internet.watch.impress.co.jp/static/column/jiken/2004/01/07/
第3回:京都府警がWinnyに叩きつけた挑戦状
―「われわれはすべてを解き明かした」

■国内トラフィックが2割近く減少するほどの衝撃

事件を手がけた京都府警の捜査幹部は、
 「Winnyの匿名性は完全に暴かれたといっていい。今後、Winnyの仕組みを使ってファイル交換を行なえば、いつでも警察に摘発される状態になるということだ」

■Winnyの“よくできた仕組み”とは

 問題は、なぜWinnyの匿名性が暴かれたのかということだろう。

 Winnyが匿名性を保持している仕組みは、非常によくできている。ユーザーがWinnyネットワークに放流しようとするファイルは、いったんユーザーのPC上ですべて暗号化され、キャッシュの形でハードディスクに保存される。

 Winnyのファイル交換では、このキャッシュをやりとりする形になる。そしてユーザーが求めるファイルを検索すると、検索クエリーが次々とネットワーク上を流れて行き、目的のファイルのありかを探す。巧妙なのは、ファイルが見つかっても、検索した側とファイルを持っている側は決して直接結ばれることはないということだ。

 直結してお互いのPC同士でファイルを送受信してしまうと、誰が違法ファイルを持っているのかがバレてしまうからである。Winnyはこうした方法を採らず、検索クエリーが流れていったネットワーク上のPCに次々とファイルを転送させていく。ファイルを落とそうとする人は、このネットワーク上のPCのどれかからファイルをダウンロードすることになる。

 だがそのPCの所有者も、自分のPCに何のファイルがあるのかはわからない。暗号化されているからだ。最初に誰かが放流したファイルは、Winnyネットワーク上を流れていって、人気のあるファイルであればあるほどあちこちに点在することになり、誰が最初に放流したのかはわからなくなる。

 かつて違法なファイル交換が「オフ交換」――つまり、インターネット上で情報交換を行ない、その後に実際に会ってCD-ROMなどを交換するという仕組みで行なわれていたころは、警察のおとり捜査によって摘発されたケースも少なくなかったと見られる。

 一般ユーザーのふりをしてメールなどで誘い出し、違法ソフトの入ったCD-ROMを交換しようとしたところで現行犯逮捕、という手法だ。おとり捜査は日本では違法のように思われているが、容疑者が最初から犯意があるような場合は合法的な捜査手法と判断されている。

 しかしいずれにせよ、Winnyでは違法ファイルを検索して検挙の目的でダウンロードしても、そのファイルを最初にアップロードした人間を捜すのは無理だと思われていた。直接キャッシュをやりとりする相手は、そのキャッシュが何のファイルか認識しておらず、犯意はない「善意の第三者」に近い存在と言えるからだ。

137とはずがたり:2004/05/12(水) 01:52
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/computer/net.html?d=11fuji38059&cat=7&typ=t
「ウィニー」の“生みの親”天才技術者の素顔 (夕刊フジ)

 「体制を崩壊させる」。問題視されているファイル交換ソフト「Winny」(ウィニー)で、“お縄”になった東大大学院助手、金子勇容疑者(33)。最高学府で勤務する傍(かたわ)ら、トンデモ勘違いで夜な夜な200万人ユーザーを虜(とりこ)にする前代未聞のアングラ(地下)ソフトの発明に没頭していた。ドン・キホーテを気取り、著作権に真っ向勝負して敗北した天才技術者。その素顔は、とってもオタクな独身男だった−。

 「体制を崩壊させるには、著作権侵害を蔓延(まんえん)させるしかない」

 京都府警の調べに、イデオロギッシュな供述をしている金子容疑者が、ウィニー開発を開始したのは平成14年4月。前年11月には流行していたウィニーと同様のソフトが京都府警に摘発され、交換ソフトは「超危険」というイメージが定着していた最中だ。

 金子容疑者はネット上の巨大掲示板「2ちゃんねる」で「ファイル共有ソフトつーのを作ってみるわ」と宣言。

 直後に「匿名性を実現できるファイル共有ソフトが出てきて、現在の著作権に関する概念を変えざるを得なくなる」「自分でその流れを後押ししてみよう」などと著作権への“挑戦状”を書き込み、「2日に一度の睡眠」(金子容疑者の書き込み)で翌月にウィニーを公開した。

 ユーザーは200万人近くに膨れ上がり、無料でウィニーを公開した金子容疑者はネット上で“神様”に。金子容疑者も人気に応えるかのごとく236回もウィニーの改良を重ねる。

 金子容疑者は栃木県出身。地元の名門・県立栃木高を卒業後、茨城大工学部情報工学科に進学。その後は同大大学院の博士課程まで進む。

 大学ではコンピューターで3Dの物体を動かすオブジェクト工学を習得。「アニメボディー」と題し、パソコン上でリアルなフィギュアの少女を動かしたり、着せ替えができるオタクっぽいソフトなど続々開発、“敏腕”ぶりを見せつける。

 11年4月からは日本原子力研究所の博士研究員として、コンピューター画面の研究に携わる。研究所関係者は「極めてマジメな勤務態度だった」と振り返る。

 12年11月にIT企業へ転職。トントン拍子で14年1月には東大大学院情報理工学系研究科の特任教員として採用され、院生のソフト開発指導にあたっていた。

 現在は東京都文京区根津のワンルームマンション5階一室(家賃約8万8000円)で一人暮らし。近所の住人は「おとなしそうな感じ。あいさつしても『ウン』と頭を下げるが、声を出さない。いつも私服で学生の延長という感じだった」と、ここでもオタクっぽさをにじませる。

 栄華を誇ったウィニーと金子容疑者の転落は昨年11月。2人のウィニーユーザーが逮捕され、金子容疑者宅にも家宅捜索が入ったのだ。

 「ノート(パソコン)だけでもいいから返してもらえないと仕事に支障がでるのですが、どんなもんなんでしょうか…」

 無反省の金子容疑者は府警へのメッセージを残してサイトを閉鎖したが、ノートどころか自分自身が家に帰れないトホホな結末となった。

 世を席巻したウィニー騒動。ネットジャーナリストの森一矢氏は「ウィニーが出たころから開発者は逮捕されると思っていた。ソフト開発はとても目立つ行為なのに、この兄ちゃんは防御線を張るどころか、来るなら来いと挑戦的だった」と金子容疑者の“態度”を疑問視する。

 また森氏はウィニーの今後について「鉄壁の要塞(ようさい)の中に100万人以上の人間が悪いことしていたわけだが、そのキーマンが捕まった。それによって(ユーザー)全員がいつ逮捕されてもおかしくない状態となった。今後も定期的に警察によって“いけにえ”が摘発されるだろう」と“壊滅”を予想している。


[ 2004年5月11日(火)18時0分 ]

138香川県民:2004/05/12(水) 19:10
やはり熱と消費電力の問題をクリア出来なかったか。

Intel、将来のNetBurst系CPUをすべてキャンセル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0512/kaigai089.htm

●TejasだけでなくNetBurst系CPU全体がキャンセル
IntelのNetBurst(Pentium 4系)アーキテクチャは2005年で終焉を迎える。NetBurstは、深いパイプラインと柔軟性/拡張性の高い構造で、IntelデスクトップCPUのパフォーマンス向上を支えてきた。しかし、0.13μmプロセス以降の増大する熱(=消費電力)に、その行く手は阻まれてしまったようだ。
Intelの次世代デスクトップCPU「Tejas(テハス)」キャンセルに伴うIntelのロードマップ変更については、ある程度、状況が見えてきた。

まず、Tejasとそのデュアルプロセッサ版「Jayhawk(ジェイホーク)」については、キャンセルという情報と、“一時的な延期”という情報が入り乱れている。ただ、ほとんどのソースはキャンセルと伝えており、延期ではなくプラン自体が消えたと推測される。ちなみに、IntelはTejasをキャンセルまたは延期した理由として、やはり消費電力と熱を挙げているという。
また、どうやらTejasだけでなくその後継の65nmプロセス版「Cedarmill(シーダーミル)」などもキャンセルになったらしい。そのため、現在の90nm版Pentium 4(Prescott:プレスコット)が、事実上最後のNetBurst系アーキテクチャのCPUとなると見られる。
その代わりIntelは、2005年末までにデュアルコアCPUを、デスクトップとデュアルプロセッサのサーバー&ワークステーション向けに投入するらしい。Intelはこの新デュアルコアCPUのコードネームや概要をまだ明らかにしていない。しかし、ある確実性の高い情報筋によると、デュアルコアCPUのベースになるのは、モバイル系の65nmプロセスCPUの「Yonah(ヨナ)」だという。

もし、Cedarmill系CPUがキャンセルになったとすると、その位置にYonahが来るのは納得ができる。Cedarmillのデュアルコア版「Presler(プレスラ)」も消えると、残るデュアルコアCPUはYonahしかないからだ。そうすると、Intelのデスクトップ系CPUは、2006年にはモバイル系からスタートしたCPUに入れ替わってしまうことになる。

ただし、モバイル専用として開発されたYonahは、高周波数をターゲットにはしていないはずで、そのため、Prescott系より動作周波数が下がる可能性がある。そうなると、既存のアプリケーションでは性能が出ないものが出てくる可能性がある。また、2005年以降のデスクトップCPUとして欠かせない、64-bit拡張やセキュリティ機能をYonahが備えているのかという疑問もまだ残る。まだこのあたりは不明部分が多い。

139香川県民:2004/05/18(火) 23:53
知人のPCが

CPU:Athlon64 3200
メモリ:PC3200 512MB×2本
マザー:ASUS K8V SE
VGA:MSI GeForce FX 5900XT
ケース:OWL-602D2(ブラック)

になりました。
正直羨ましいです。

140とはずがたり:2004/05/29(土) 20:11
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040529k0000m020112000c.html
サムスン:半導体などに7兆円投資

 韓国の財閥、サムスン・グループは28日までに、半導体、液晶、情報通信などの分野に今年は19兆3000億ウオン(約1兆9300億円)、06年までの3年間では計70兆ウオン(約7兆円)を投資すると発表した。また、財閥のLGグループも化学や情報通信など各分野へ今年は当初計画より4000億ウオン多い9兆8000億ウオンを、今後5年間では50兆ウオンを投資すると発表した。

 韓国財界は25日の盧武鉉大統領との懇談で、大手15グループが昨年比34.2%増の46兆ウオン規模の投資を行うと表明しており、サムスン、LGの発表はこれを具体化した。(ソウル共同)
毎日新聞 2004年5月28日 21時57分

143とはずがたり:2004/06/02(水) 03:06
どうもややこしかった書換・追記型DVDの歴史がよく纏まってます。
日本では劣性のDVD+R/RWからの視点で書かれてます。自分も迷った挙げ句+R/RWを買ったくちなんですが…。

http://home10.highway.ne.jp/yokohama/dvdplus/DVDhistory.html
書換え・追記型DVDの歴史

歴史と言うよりは、DVD-RW誕生の経緯です。当サイトのBBSで、 Xさんの投稿が大変良く、簡潔に纏まっていたので、 許可を得て紹介しています。Xさん有難うございます。 そして突っ込みさんも情報有難うございます。
1996年(DVD-RW が話にも無かった頃、DVD 規格が正式に発足した頃)には、既に(現在の)DVD-RAM vs DVD+RW(の前身) の対立が有りました。DVD-RAM 規格の策定が予想外に難航した背景がここにあります。

ソニー、フィリップス、松下、東芝、日立は DVD-RAM WG に所属しており、DVD-RAM を規格化する際には:
 
「PD の延長線上(松下・東芝 / DVD-ROM 非互換)」  
「CD-RW の延長線上(ソニー・フィリップス / DVD-ROM 互換)」
ということで大もめになりました。
結局、中途半端な規格を日立がまとめ、それが DVD-RAM になりました。 この時、ソニーとフィリップスは一応賛成し、同時に DVD+RW の前身を提唱したのです。

ところが DVD-RAM が規格化された1997年、これが通常の DVD-ROMドライブで読めないことに少なからず批判が起き、 一部のメーカーがソニーとフィリップスに賛同しました。
DVD-RAMでは「ウォブル・ランドグルーブ記録方式」を採用していて、データを記録するトラック(グルーブ)とトラックの間の壁 (ランド)にもデータが書き込まれるが、DVD-ROMドライブやDVDプレーヤーではトラックのデータしか読まないようになっている為、 読取は物理的に不可能です。
この時表立って賛同した各社が、DVD+RW Alliance の中核を成す企業です。
しかも、これらの企業以外にも(CD を作り上げた実績を持つソニー・フィリップスが推進し、 しかも CD-R/RW の実績を作り上げたヤマハ・リコーが支持した DVD+RW 規格に)打診する企業は少なくなく、 DVD-RAM 陣営はかなり慌てました。

そこで、(表向きは)批判を回避するため(裏向きは DVD+RW に対抗するため) 「DVD-ROM 互換の ReWritable メディアが必要」という認識が DVD Forum 内で出てきたわけです。

そこで折良く、パイオニアが DVD-RW を提唱(1997年)しました。
DVD+RW(の前身案)を DVD-RAM WG で蹴った DVD Forum は、DVD+RW(の前身)を受け入れる(受け入れられる)訳が無く、 後発の DVD-RW を1999年、正式に DVD Forum で策定した、というわけです。DVD-R の延長線上、という形式で。 書き換え型として DVD-RAM が有るにも関わらず。
「DVD-RWのすべて」 ( オーム社 ) によると、 DVD-RWの採決でIBM以外の投票が済んだ時点で賛否半々。 (東芝・日立・松下のSD陣営系が反対の中心)
最後のIBMの賛成票でDVD-RWはDVD規格として採用された事になっています。
( 突っ込みさんの投稿より )

ちなみに、DVDフォーラム内での-RW vs RAMの対立は未だに続いています。

144とはずがたり:2004/06/02(水) 03:10

http://home10.highway.ne.jp/yokohama/dvdplus/about_dvdplus.html
DVD+RW/+Rとは
規格推進団体
DVD+RWアライアンスによって規格が作成されています

DVDビデオやDVD-ROMなどの規格は、DVDフォーラムが作ってきましたが、書き換え型DVDになって、 DVD+RWアライアンスが加わり、規格が乱立しました。

書込み・書換えDVD規格として、DVD-R/RW・DVD-RAMなどを推進する規格化団体である「DVDフォーラム」 と言うのがあります。しかしこれは、コンテンツ保護や参加企業の利益などを重点に置き、 従来のDVDとの互換性を軽視したものでした。
DVD+RWは、これに対抗する形で生まれた規格で、業界団体の「DVD+RWアライアンス」 (2001年3月22日結成)が規格を策定していて、DVD機器との互換性やユーザーの利便性を重視した規格策定を行っています。


DVDフォーラムにはApple Computer、日立、NEC、Pioneer、Samsung、シャープなどが参加していて、 DVD+RWアライアンスDell Computer、Hewlett-Packard(HP)、Philips、Ricoh、ソニー、Thomson Multimedia、 ヤマハ、マイクロソフトなどが参加しています。

日本ではDVDフォーラム陣営が優勢ですが、欧米などではDVD+RWアライアンス陣が優勢だそうです。
しかし、DVD+RWアライアンスのDellとHPの2社で世界のPC市場の3割を占めています。 その上DVD-R/RWは採用しないと断言しています。 そしてこの2社は今積極的にDVD+RWに力を入れていて、その影響でかつてのCD-RWと同じように格安DVD+RWドライブが日本に入って来はじめています。
さらに、マイクロソフトも次世代OSであるLonghornでDVD+RWとDVD+MRWを正式サポートすると表明しているのも追い風となっています。
DVD+RW/+Rは独自規格か
それは気にする必要はありません

DVDフォーラム系(-R/-RW/RAM)は、DVD-RAMデータ記録に必要な基本部分など、一部が国際規格化しています。 それに引き換え、DVD+RWアライアンスは複数の企業により制定された独自規格です。
DVDフォーラム系支持者の中には、国際規格を強調する人が一部いるようですが、 私たちユーザーは、国際規格などは無視しても良いでしょう。私たちの周りで、ごく普通に皆が使っているもので、 国際規格になっていないものなど、たくさんあるのですから。 マイクロソフトWindowsも独自規格です。それについて皆さんは不安を感じますか?
互換性が高く、使いかってが良くて、メディアの入手が困難でなければ、それで良いのではないでしょうか。

余談ですが、PDなどはECMA規格「ECMA-240」として承認され、その後国際規格として承認されたと思いますが、 そんなに普及したとは言えません。

145とはずがたり:2004/06/02(水) 03:11

DVD+RW/+RはDVDフォーラムで承認されていないが・・・
承認はDVD+RWアライアンスで行っています

DVDフォーラムの承認は必要ありません。再生用DVDは「DVDフォーラム」で承認していますが、 記録型で「DVDフォーラム」が承認を担当しているのは-R/-RW/RAMのみで、 +R/+RWは「DVD+RWアライアンス」が承認を担当しているからです。 つまりDVD+RW/+Rは「DVD+RWアライアンス」 公認フォーマットなのです。
これは単に、 2つの企業団体が自分たちの規格をデファクト・スタンダードにしようと競争しているだけなので、 どの陣営が承認を担当してもなんら問題はありません。
大手家電ショップなどで、『DVDフォーラムで承認されていないので、 DVDプレーヤーでの再生は保証されていない』と言うような事を書いている事もありますが、 これは大きな間違いです。 互換性の問題は、+R/+RWだけでなく-R/-RWも同じくらいあります。 それに、「DVDフォーラム」で承認されているDVD-RAMやビデオレコーディングで書き込まれたDVD-RWなどは、 DVD-Video規格に違反しているフォーマットなので、意図してそれらのフォーマットに対応しない限り、 基本的にはDVDプレーヤーでは再生できません。
従って、「DVDフォーラム」 での承認は再生を保証するものではありません。
日本でのシェアが低いけど
新しい規格だからです

DVD+RWアライアンスは2001年3月22日結成され、日本では対応ドライブが2001年9月に発売されました。 +R規格にいたっては2002年1月に規格の正式バージョンがアナウンスされ、 日本ではリコーが同年4月に初めて対応ドライブを発売しています。
2000年5月に発行されたDVD-R Ver.2.0 for General規格や、同年9月に発行されたDVD-RW Ver.1.1と比べると、 DVD+RW/+Rはとても新しい規格と言えます。その為、早くに書き換え・ 追記型DVDのブームが訪れた日本では、DVD+R規格が発表された時には既にDVD-Rが大きなシェアを誇っていました。
それを考えると、DVD+RW/+Rは短期間で急激にシェアを広げています。
ただ残念なのは、規格が新しすぎて2002年のワールドカップによるDVDビデオレコーダの需要拡大時期に、 同規格のビデオレコーダの投入が間に合わなかった事です。
海外でのシェアは
逆に欧米など、最近やっと書換え型DVDのブームが始まった地域では、DVD+RWのシェアが圧倒的に高いようです。

日本の事しか見ていない人たちは、この図をみても「ひと月の統計など信じられない」と言うかも知れません。 しかし、世界PC市場の熾烈な首位争いを繰り広げているHPと DELLの両社がDVD+RW採用を決めているし、 「DVD±RWは採用しない」とまで言って、頑なにDVD-RWを入れるのを拒否しています。 それから、書換え型DVD標準搭載のPCも急速に増えてきている現状で、DVDフォーラム系が世界市場で急激に伸びると考られるのは楽観的すぎます。
DVD-Burnerニュース では、2002年9月時点でDVD+RW/+Rドライブは40%だったそうです。
2003年7月のCDfreaksニュースでは、 DVD+RW/+Rドライブのシェアが56.4%、DVD±R/±RWドライブが38.5%だそうです。 ( PC標準搭載のドライブが増えてきているのかも ) DVD-RAMは家電で50%と高い支持を得ていますが、PC用ドライブとしてのシェアはたったの1%。 DVD-R/RWドライブも3.8%だそうです。
2003年4月発表の米NPD ( Media Metrixの測定事業向けの技術開発も手がけた未公開の市場調査会社 ) の調査では、メディア販売シェアが+RW/+Rで54.2%、-R/RWで41.8、RAMが4%。家電機器のシェアは+RW/+Rが29.9%、 -R/RWが1.3%、RAMが68.8%でした。 ( RAMレコーダーのシェアが高いのに、メディアの販売が極端に低いのは、 アメリカでの書換え型DVD家電の市場が極端に小さい? )
更に同社の調査によると、2003年7月のアメリカでのDVDメディア販売シェアは、 DVD+RW/+Rが55%、DVD-R/RWが44%、RAMが1%だったそうです。更に現在 ( 2003年 )、サンタクララ・コンサルティングによるとメーカー標準DVDドライブの2/3が、 ( ±RWドライブは含まない ) DVD+RW/+Rドライブを採用しているそうです。 ( 参考資料www.quicktiming.org、 Computer News )

146とはずがたり:2004/06/02(水) 03:11

日本での最近の動向
そして、ここに来て日本のメーカーもDVD+RWに参入し始めました。世界で圧倒的なシェアを誇るDELLやHPに採用されると、出荷台数が何倍にも跳ね上がります。 日本企業が世界市場に目を向けないはずがありません。
あと、OS、ワープロ、インターネットブラウザなど、様々な分野で競合他社を退けてトップシェアに躍り出たマイクロソフトの、 強引な経営戦略と実績を散々見せられた今、マイクロソフトのMt.Reinier(書込みエラー防止機能)の採用を拒否したDVDフォーラムが、 巨人マイクロソフトを叩きのめして、トップシェアを取れるだろうと思う人はまずいないでしょう。
但し可能性が全然ない訳ではありません。今後のDVDフォーラムの動きによっては状況が変わるかも知れません。 だけど現状ではDVD+RWアライアンスが世界を制する可能性が高いでしょう。
そして、PC業界では世界規格がそのまま日本規格になると考えて良いでしょう。

DVDフォーラム支持者たちが何と言おうと、当のDVDフォーラム参加企業が上記3社を過小評価していません。
DVD+RWアライアンスの勝利を盲目的に信じるべきではありませんが、DVDフォーラムを過大評価するのべきでもありません。 両陣営参加企業の立場、思惑、実績などを考慮し、正しく評価するべきです。
再生互換性は高いか
書き換え型ではダントツ。ライトワンス型では-Rとほぼ互角です

DVD+RWの反射率はDVDの2層目と同じくらいです。その為、DVDプレーヤー側からは物理的に「1層目が無いDVD」 と同じに見えます。本来DVDは1層目も2層目も普通に読めるのですが、2層目しか無いDVD-videoなど本来ないので、 1層目相当の反射率を持つデータが見つからなければメディアが認識されないようにファームウェアを組んであるプレーヤーも存在します。 2001年以前のプレステ2 ( PS2 ) がこれにあたります。
DVD+RW規格には、DVD-Rのような高い反射率を持ったライトワンスの規格が存在していませんでしたが、 この問題を解決する為に、2002年1月にDVD+R規格が成立し、DVD+RW陣営にもライトワンス規格製品が登場しました。

DVDプレーヤーの中には、開発時点で現存するメディアのみに対応しているものも少なくありません。 その為、DVD+RW企画が誕生する前に開発されたプレーヤーの中には、 DVD+RWメディアを受け付けないものもあります。
もっともこの問題はDVD-R/RWにも言える事で、初期のDVDプレーヤーでは-R/RWも+R/+RWも再生出来ないものがあります。
+R/+RWでは、これらのプレーヤーに対して、メディアIDを「DVD-ROM」 のIDに書き換えると言う裏ワザにより対処する事ができます。( この裏ワザを使えないドライブもあります ) つまり、DVDプレーヤーに対して「これはDVD-ROMですよ」と思わせる事により、再生が可能になります。 (-R/RWではメディアIDの変更は出来ません)
DVD-Rと+R、どちらが読込み・再生互換性が高いのか
2001年以上前のDVDプレーヤーではDVD-Rが一番。現行プレーヤーではDVD+Rが一番です。
-R/RWは読込み・再生できなくて+R/+RWは読込み・再生するDVD機器もありますし、その逆もあります。 したがって、どちらが互換性が高いかは一概に言えませんが、 DVDRhelpの調べによると、 DVD+Rの互換率は84%でDVD-Rの互換率が88%、 そしてDVD+RWの互換率は70%でDVD-RWの互換率が69%です。 誤差を計算に入れると、互換性は殆ど互角です。(選んだ再生機器により互換率が変わる為)
2002年夏のIntellikey Labsの調査では、 1997年から2002年夏発売までのDVDプレーヤーでの互換率は、 +Rが一番高いとなっています。 その後それに対抗する形で、パイオニアから発表された独自調査結果では+Rと-Rの互換率は互角となっています。

147とはずがたり:2004/06/02(水) 03:12

DVDプレーヤーでの再生互換率
( 97〜02年発売DVDプレーヤー100台で検証 )

Intellikey Labs調べパイオニア調べ
+R90%78%
-R77%78%
+RW72%63%
-RW66%58%
参考資料:hardware center、 米パイオニア

但し、メディアIDを変更してROM化したものも含めると、+R/+RWの再生互換性はかなり高く、 DVD-R/RWを遥かに凌いでいるようです。
後、最近 ( 2003年夏&nbp;) の雑誌での再生テストでは、 +Rは現行DVDプレーヤーでの再生の問題は無いようですし、 現行DVD-ROMドライブでの読取り問題も無いようです。
今後、2001年以前のDVD機器が一般家庭から姿を消すに伴い、+Rの再生互換率は上昇します。

あと、DVD+RW/+Rはロスレスリンキング技術により、+Rへの追記に於いてもDVD-Video規格で義務付けられている 「ディスク上に途切れることの無いデータ」での書き込みを実現しています。 その為、32Kバイトまでの隙間を許しているDVD-Rでの追記記録では、DVD機器での読取り・再生は保障されていませんが ( * ) 、 DVD+RではDVDプレーヤーで再生ができます。( DVD+R規格が再生できるプレーヤーに限ります。 再生できるプレーヤーは「プレーヤー互換リスト」や 「ドライブ互換リスト」で確かめて下さい )

( * ) ゼロリンク、つまりDVD-RW版のロスレスリンキングはリストリクテッドオーバーライトでは標準でサポートされていますが、 この書込みモードを使うのはDVD-RWや一気書きのDVD-Rのみです。-Rでの追記やパケット・ライトではインクリメンタル ( 追記 ) レコーディングが使用されており、 DVD機器での読取り・再生は保障外となります。

そして、自動ファイナライズ&自動ボーダー解除機能が規格に盛込まれていますので、 機種に依存せずに+RWの追記・書換えが出来て、そのままプレーヤーなどで読み込ませる事が出来ます。 それに比べて、DVD-RWではQuickGrow機能などをドライブがサポートしていないと書換えなどが行えません。
VRフォーマットでは、DVD-VRは互換性が低く、対応DVDプレーヤーでしか再生できない為、 最近ではPC用DVD-RWドライブからDVD-RWディスクにDVD+VRフォーマットで焼くソフトも出始めていますが、 DVDビデオレコーダでは操作性の悪いDVD-Video方式で焼くか、 互換性を犠牲にしてDVD-VRで焼くしかありません。それに比べ+RWでは、 互換性と操作性に優れたDVD+VRを使えます。

148とはずがたり:2004/06/02(水) 03:12

将来性は?
DVDフォーラムは国際デファクト・スタンダードの前に苦戦を強いられています

上記のシェアの項でも述べましたが、DELLとHPと言う2台PCメーカーに加え、昨年(2002年)にはマイクロソフトも「DVD+RWアライアンス」に参入し、 Mt.Rainier対応DVD+RW/+Rドライブの対応に意欲的です。(Mt.Rainierはソニーやマイクロソフトなどが中心となって生まれた規格だから)
マイクロソフトのMt.Rainierを採用せず、DRT-DMと言う独自規格を打出したDVDフォーラムが、 どの程度マイクロソフトのサポートを受けられるか疑問です。 このまま行けば、PC業界ではDVD+RW/+R以外は淘汰されると思って良いでしょう。
DVD-R/RWは日本国内で優勢ですが(2003年4月時点)、世界を相手にしている上記3社と比べると市場規模(利益)が全然違います。
その為、DVDフォーラム系企業も2002年末からDVD±RWに相次いで参入しています。
かつてNECのPC98がそうだったように、日本でのシェアが高くても、世界で認められなければ日本市場からも撤退せざるを得なくなります。
現に、ソニー、サムスン、プレクスター、パイオニア、NEC、日立LGなどは、マイクロソフト下でのDVD+RW/+Rデファクト・ スタンダード化の波は避けられないと見ているようです。
ソニーが今、DVDデュアルレコーダを投入する理由
書き込み型DVDの標準争いに新展開(英語)
PC-OEM専業メーカーやLSIを開発しているメーカーが、口を揃えて「DVD+RWアライアンスが優勢」と話している
DVD+RWの利点

後発ゆえに技術的に大変優れているそうです。
DVD+RWは、フォーマット構成がDVD-ROMと互換性が高く、多くのDVDプレーヤーで再生できる点を強みとしています。 初期のプレーヤーの中には再生出来ないものもありますが、メディアIDを書き換える事により再生可能になるのは、 +RW/+Rの物理特性、データフォーマットの互換性が非常に高い為です。 プレーヤー互換リストを見てもらえば分かりますが、 ○印 が付いているBookタイプ ( メディア種判別 ) で弾いている機種はありますが、 ×印、つまり物理特性やデータフォーマットのレベルで読取れないプレーヤーは殆どありません


メディアに対して事前にフォーマット作業を行う必要がないのも嬉しい仕様です。 (フォーマットはバックグラウンドで行われます)
あと前項でも述べましたが、VRフォーマットで+RWメディアに直接追記をしたものを、 DVDプレーヤーで再生できるのは大きな利点です。
そして、書き込み速度が速いのも魅力の一つです。DVD-Rが4倍速、-RWが2倍速の時に+Rは8倍速、+RWが4倍速でした。 DVD+RWアライアンスは規格策定手順がDVDフォーラムよりシンプルな為、高速化が容易であるそうです。

DVD+RWの欠点

後発であると言う事は、利点ばかりでなく欠点にもなります。
未知のメディアに対応できない古いプレーヤーの場合、後発であるDVD+RWを認識できないものは多いようです。 (但し、メディアIDを変更すれば、殆どの場合は読めるようになります)
あと、DVD-RAM機器では、今年 ( 2003年 ) の夏以降の松下製品以外ではROM化しないと再生できないものが多いようです。

メディアの価格は、同じメーカの同一レベルの製品では-R/-RWと殆ど同じになりましたので、 欠点では無くなりました。
しかし、激安・粗悪メディアはまだまだ少ない状態です。 ( ユーザーにとって良い事なのかどうかはわかりませんが )

さらに詳しい特徴は、下記のASCII24を参照してください。
http://ascii24.com/news/db/ad/ricoh_002/629352-000.html

149とはずがたり:2004/06/02(水) 03:14
>>143-149
以上
【DVD+R/RWふぁんさんのページより】
http://home10.highway.ne.jp/yokohama/dvdplus/

151とはずがたり:2004/06/04(金) 19:00
世界最速めざし、新スパコン開発に着手 東大・IBM
http://www.asahi.com/science/update/0531/002.html

 銀河系はどんな風に今の姿を形作ったか――。膨大な計算が必要で解けなかった問題の解決を目指して、東京大学などの研究チームが超高速コンピューターGRAPE−DRの開発を始めた。天文計算で現在世界最速の東大のコンピューターGRAPE6の能力を08年までに約30倍高めるのが目標。計算速度は、世界一になる見込みだ。

 東大を中心に情報通信研究機構、国立天文台、理化学研究所、IBM、NTTコミュニケーションズがチームを作る。今年度の文部科学省の科学技術振興調整費から最大3億円が支出される。

 1024個の演算装置を組み込んだ集積回路を2000個以上、並列につなぐ。200万個の演算装置が同時に動き、1秒間に2000兆回の計算ができる。演算装置を増やした分、回路の構成に工夫を加えてメモリーや制御に使う集積回路を減らし、大型化を避けて省電力に成功した。

 GRAPE−DRは、天文関係の計算が得意だったGRAPE6の特徴を引き継いだ上で、遺伝子やたんぱく質の解析に必要な計算もできるようにする。

 多分野の計算が可能なスーパーコンピューターでは、海洋研究開発機構(横浜市)の地球シミュレーターが1秒間に40兆回の計算能力を持ち、世界最速。アメリカが1年以内に世界最速の奪還を目指すスパコンの開発計画を発表し競争が激化している。GRAPE−DRの計算能力は特定分野に限られるものの、速度は地球シミュレーターの50倍になる。

(05/31 17:24)

152とはずがたり:2004/06/07(月) 22:01
解体してしまえ!

懸念よぶ、マイクロソフトの「ダブルクリックや長押しに関する特許」 (Hotwired)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/patent.html?d=07hotwiredi02&cat=8&typ=t

 米マイクロソフト社が4月に取得した『パーム』サイズの小型パソコンシリーズに関する特許が、知的所有権の専門家の間で懸念を呼んでいる。マイクロソフト社がこの特許を利用し、携帯端末メーカー各社にライセンス料を請求するおそれがあるというのだ。

 この特許は、マイクロソフト社が「押す時間によってアプリケーションの異なる機能が実行されるハードウェアボタン」と呼ぶ技術を対象とするもので、4月27日(米国時間)に米特許商標庁の認可を受けた。マイクロソフト社によると、この技術は同社のパームサイズのパソコンをはじめとするハンドヘルド・コンピューター向けに開発されたという。ハンドヘルド機では、ファイルを開く、プログラムを起動するといった操作にボタンが使われている。

 マイクロソフト社は特許出願書類の中で、今回特許を認められたこの技術の目的は、ボタンのダブルクリックや長押しでもアプリケーションを実行できるようにし、操作を簡略化することだと説明している。

 ところが、この特許の文言は、特許商標庁に批判的な人々の間で非難の的となっている。企業が過度に広範囲な特許やすでに普及している技術の特許を取得するケースが増えており、この特許もその一例だというのが、批判派の見解だ。

 不可解な特許に抗議するサイト『ファイト・ザ・パテント・コム』の開設者、ブランドン・シャルトン氏は「特許商標庁はいったい何を考えていたのだろう?」と疑問を口にする。「このような特許が今ごろになって出願され、認可されたことには驚くしかない。ダブルクリックが斬新で珍しかったのは10年から15年前のことだ」

 マイクロソフト社がこの特許を出願したのは2002年7月だ。しかし、この特許の出願書類には、1999年に出願されたものの後に取り下げられた古い特許の内容も一部含まれている。

 マイクロソフト社は電子メールで、この特許に含まれる技術の使用者に対し、ライセンス料請求を検討するつもりだと述べている。ただし、同社は請求対象となる可能性のある相手の具体名を明かすことは避け、「当社は毎週、数多くの特許を取得している。そのため、どの製品が特許を侵害しているか、あるいはしていないのか、といったことを事前に推測することはない」と説明した。

 『公的特許財団』のダン・ラビチャー代表は、マイクロソフト社が特許侵害の訴訟を起こすと決断した場合、同社の弁護士は申し立ての正当性を証明するのに苦労するだろうと話す。その理由は、この特許にあいまいな用語が使われているためだという。

 ラビチャー代表が障害の1つに挙げるのは、この特許が「リソースの限られたコンピューティング機器」に使用されているアプリケーション・ボタンのみに適用される点だ。「リソースの限られたコンピューティング機器」の定義が明記されていないため、どのような機器がこの分類に当てはまるかが不明確なのだ。

 一方、米シュグルー・マイアン法律事務所のパートナー、フランク・バーンスタイン氏は、この特許を一通り読んでみた印象では、特許商標庁の審査官はハンドヘルド機の『パーム3』のような先行技術を調べるなど、マイクロソフト社の特許申請内容を十分に調査したうえで、特許を承認したようだと話している。

 「この特許は考えなしに取得された、あるいは考えなしに認められたとみなすようなものではないというのが、私の直感的な印象だ」とバーンスタイン氏は語る。

 バーンスタイン氏によると、特許が一見、何年も前から使われてきた技術について述べているように感じられることは珍しくないという。ボタンのダブルクリックや長押しに関するマイクロソフト社の特許も例外ではない。

 しかし、バーンスタイン氏は同時に、マイクロソフト社の特許が特定種類の機器を特定の目的に使い、特定の状況でダブルクリックや長押しを用いる場合にしか適用されないことに、注意する必要があると指摘した。

 さらに、バーンスタイン氏によると、そもそもマイクロソフト社がこの特許を行使しない可能性もあるという。同じような知的所有権の所有者から訴訟を起こされないよう、自己防衛のためだけに特許を使用するつもりかもしれない。

 もちろん、バーンスタイン氏はマイクロソフト社が違う作戦に出る可能性も否定しない。

 「マイクロソフト社がポケットPCの事業に今後より力を入れるつもりであれば、この特許を攻撃的に行使する可能性もある」とバーンスタイン氏は語った。

[日本語版:米井香織/長谷 睦]

153香川県民:2004/06/08(火) 00:17
COMPUTEX TAIPEI 2004レポートリンク集
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/link/comp04.htm

154香川県民:2004/06/08(火) 00:45
世界最大のHDDメーカーとはいえ経営は決して順調とは言えないようです。
しかし世界に先駆けて100GB/プラッタのHDDを製品化するなどの高い技術力に期待したいものです。

[WSJ] Seagate、新製品11種発表へ。初の1インチHDDも
Seagateが来週発表する11種の新製品には、携帯音楽プレーヤー向けの5Gバイト1インチHDDや、400時間分のTV番組を録画できるビデオレコーダ向け大容量HDDなどが含まれる。
http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0406/07/news046.html

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)

世界最大のHDDメーカーSeagate Technologyは、非常に競争の激しい業界の新たな一角へと手を伸ばそうとしている。
同社は来週、11種の新製品を発表する予定だ。その中には携帯音楽プレーヤーやデジカメなどのコンシューマー向け携帯型デバイスを対象とした初のHDDが含まれる。
関係者は、この前例のない製品発表は、Seagateの技術力の幅広さを示す意図があるとしている。

「これにより、Seagateは業界で最も広範な製品とソリューションを有する地位に立つことになる」と同社のマーケティング担当責任者ジェフ・ローバッカ氏。
同氏によると、これら新製品により、年間220億ドル規模のHDDビジネスのうち、同社がカバーする範囲は現在の70%から95%に拡大するという。

またこれら製品は、HDD市場が企業のデータセンター、従来のデスクトップPC、ノートPC、コンシューマー向けエンターテインメントデバイス(ゲーム機、ビデオレコーダ、携帯機器など)という明確なセグメントに分かれていることを示すものでもあるとローバッカ氏は語る。新製品の中には、出荷が来年初頭以降になるものもある見込みだ。

Seagateにとってこれまでと最も異なる動きは、携帯音楽プレーヤー向け1インチHDDの投入だ。
このHDDは容量5Gバイトで、約2500曲を格納できると製品マーケティングディレクターのジェニファー・ブラッドフィールド氏は語る。

これまでSeagateは、ノートPCで使われる2.5インチHDDよりも小さな製品は製造していなかった。だが同社は、急速な成長を遂げているコンシューマー市場に進出しようとしている。
市場調査によると、1インチHDDの出荷台数は今年は推定800万台だが、来年は2000万台に拡大する見通しだと同社関係者は話している。1インチHDDでライバルとなるのは、日本の日立、それから米Corniceと中国のGS Magicstorという新規参入2社。
ほかのコンシューマー製品として、Seagateはデジカメ向け1インチHDDと、アナログTV番組を400時間分録画できる、パーソナルビデオレコーダ向け大容量HDDを投入する。

このほかデスクトップ・ノートPC、企業向けコンピュータストレージ用の新製品も発表される。
Seagateはここ数カ月、過剰在庫と価格の急落で経営が苦しい状態にある。1〜3月期の純利益は前年同期比9%減、先週には年内に約3000人の従業員を削減する計画を明らかにした(6月3日の記事参照)。

155とはずがたり:2004/06/08(火) 01:00
HDDの世界シェアはこんな感じか?
1.Seagate Technology 30%?
2.Maxtor 20〜30%?
3.Westearn Digital 20%?
?.日立製作所 ?%
撤退:Quantum,IBM

家電製品への搭載が一巡したらメモリみたいに市況製品に成り下がって,寡占化が進み市場が安定というコースでしょうか?

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20061790,00.htm
Seagateは、HDD市場全体での世界シェアが35%、エンタープライズ市場に至ってはそのシェアが58%にのぼる。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0322/wd.htm
Western Digitalは現在、PC用の3.5インチのIDE HDDでは24.7%のシェアを持ち、Seagate、Maxtorに続いて世界3位という。


苦境に陥るハードディスク業界--需要の好転も焼け石に水か
2004/05/28 16:45
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20068922,00.htm

 新たに発表された調査レポートによると、ハードディスク(HDD)メーカー各社の努力は空回りしているという。

 投資銀行Credit Suisse First Boston(CSFB)が米国時間27日に発表したレポートによると、成功するのが難しいことで有名な同業界は、現在もお定まりの値下げ競争を続け、利益見通しも芳しくないなかで行き詰まり状態にあるという。

 「HDDの需要は堅調だが、エンタープライズ向けを筆頭に極端な価格競争が陥っており、このせいで第2四半期の利益のほとんどが消えてしまった」と、CSFBは同レポートに記している。

 CSFBの投資判断では、MaxtorとSeagate Technologyが「neutral(中立)」、Western Digitalが「outperform(優秀)」となっている。「Western DigitalはデスクトップPC向けの製品に品揃えを絞り込んでおり、エンタープライズ向け製品の市場における価格下落からは、それほど直接的な影響を受けないことから、同業界のなかで最も魅力的な投資先となっている」(同レポート)

 MaxtorとSeagateの両社からは、この件に関するコメントは得られなかった。

 エンタープライズ向けのHDDとは、EMCやHewlett-Packard(HP)、IBMなどが製造するデータストレージ機器や、強力なサーバに搭載されるものを指す。

 調査会社TrendFocusのバイスプレジデントJohn Donovanも、CSFBのレポートと同じ意見だ。「彼らは過去の過ちを繰り返しているに過ぎない。単に生産過剰なのだ」(Donovan)

 Donovanの予想によると、この第2四半期には赤字を計上するHDDメーカーも出るが、しかし今年後半には状況が改善するという。

 昨年、業界筋はHDD市場について楽観的な見方をしていた。殊に音楽プレイヤーのような家電機器を中心に、HDDに対する需要が増大するとの予測が出されていた。また、QuantumによるMaxtorへのHDD事業の売却や、日立製作所によるIBMのHDD部門買収により、HDDメーカーの数も減少した。

 HDDの需要は堅調なようだ。たとえば、Maxtorでは2003年第1四半期に1240万だった出荷台数が、今年第1四半期には1360万台へと上昇したという。

 だが、Maxtor最高経営責任者(CEO)のPaul Tufanoは、前四半期について、「デスクトップ向け製品については、流通チャネルで在庫がだぶつき、エンタープライズ向けの市場では値下げ競争が激しかったことから、厳しい四半期となった」と語った。Maxtorは、同期の純利益が920万ドルとなり、前年同期の2740万ドルから大幅に減少したと報告していた。

 CSFBは、HDD業界の見通し改善の鍵を握るのは、メーカー間の吸収合併がさらに進むことだと示唆。「今後さらにメーカー間の整理統合が進み、新製品が投入され、あるいは年末にかけて需要が増大することが、現在の状況を改善する最良の手段になると、われわれは見ている」(同レポート)

156とはずがたり:2004/06/08(火) 01:06
http://www.marubeni.co.jp/useful/word/17.html
Q:丸紅グループの取り組みは?
A:金属資源部門軽金属ユニットや、事業会社の丸紅メタルがHDD素材・加工資材流通分野では世界的な大手として活躍しています。

 HDD関連業界では再編淘汰(とうた)と寡占化が進んでいます。最終製品のHDDメーカーは、世界シェア3割を占める●Seagate社をはじめ●Maxtor、●Western Digitalなど7社。ブランクと呼ばれるアルミ円板製造では、世界で●神戸製鋼と●古河電工の2社であるほか、ブランクを研削・メッキ・研磨する専業の基板メーカーは最大手である●東洋鋼鈑と中国●Kaifa社の2社のみです。またヘッドメーカーとしては●TDKが世界最大手です。
 大手商社でこの分野に取り組んでいるのは当社のみで、金属資源部門軽金属ユニットが東洋鋼鈑と合弁でマレーシアにアルミ基板工場を設立しており、世界需要の15%を取り扱っています。また、丸紅メタルが超精密研磨のためのパッド(研磨布)やスラリー(研磨材)を取り扱っており、この分野でも世界的に高いシェアを誇っています。

158香川県民:2004/06/08(火) 01:13
確かMaxtorがQuantumを買収→そのためFIREBALLという製品名が残っている。
一方、IBMが日立に吸収されHGSTに組織名を変更。

だったと思います。

159とはずがたり:2004/06/08(火) 01:26
>>154-159まとめ

【■HDDのメーカー別世界シェア】
================================
メーカー 2003年  2002年
--------------------------------
Seag  28.9%  29.5%
Maxt  21.2%  23.4%
West  17.2%  14.3%
HGST  16.5%  16.8%
東芝  5.8%  5.0%
富士  4.4%  3.9%
Sams  5.7%  5.4%
その他 0.5%  0.1%
=================================
出典:TrendFOCUS社

Seag: Seagate Technology
Maxt: Maxtor (Quantum買収)
West: Western Digital
HGST: Hitachi GST (日立がIBMからHDD部門買収)
東芝: 東芝
富士: 富士通
Sams: Samsung Electronics (韓)

160とはずがたり:2004/06/08(火) 01:33
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/490-496
ちなみに【半導体世界シェア】はここ。

161とはずがたり:2004/06/08(火) 11:54
>>77  自主開発に拘ってきたサン、AMD製MPU採用
>>122 米サン、マイクロソフトと和解 包括提携

>>61 富士通、AMDとフラッシュメモリ新会社
>>129 パフォーマンスでPentium Mと肩を並べたEfficeon 富士通で製造される90ナノメートルプロセスを採用する第2世代Efficeonは2004年に登場する予定

>富士通とサンは20年にわたり提携関係にある。

富士通と米サン、次世代UNIXサーバーを共同開発でコスト削減図る
04/06/02 13:44

  <東京 2日 ロイター>  米コンピューター・サーバー大手サン・マイクロシステムズ <SUNW.O> と次世代UNIXサーバーを共同開発すると発表した富士通 <6702.T> の黒川博昭社長は、会見し、共同開発で効率化を図り、コストダウンに取り組むと述べた。両社は共同開発したサーバーを2006年半ばに販売する。

 富士通は、自社のあきる野テクノロジセンターで微細な回路線幅の90ナノ(10億分の1)メートルを使ったサーバー向けプロセッサを開発する。サンは「ソラリス」などのOSソフト開発で強みを発揮しており、両社で次世代サーバーを共同開発する。富士通とサンは20年にわたり提携関係にある。ただ、富士通は今回の共同開発によるコスト削減効果について具体的な数値は公表しなかった。

 共同開発するサーバーは、富士通の「プライムパワー」、サンの「サンファイアー」の次世代機となり、ブランドを統一するが、製造は両社がそれぞれ分担する。次世代サーバー向けプロセッサでは、富士通は、一段と微細な回路線幅65ナノメートルを採用する三重県の半導体工場も活用する予定。富士通の黒川社長は「UNIXサーバーで競合する米IBM <IBM.N> や米ヒューレット・パッカード(HP) <HPQ.N> への優位性を維持していく」としたうえで、「これまでの顧客に加え、新規顧客も獲得する」と述べた。

 富士通によると、世界のUNIXサーバー市場は2003年で約50万台あり、サンの「ソラリス」は63%とトップシェアを持っている。富士通では、2006年に向けてUNIXサーバー市場全体の台数は若干減少する可能性があるが、富士通としては全世界で展開して台数を増やしていく計画。

162とはずがたり:2004/06/10(木) 02:43
「日の丸半導体」回復加速、設備投資上乗せ デジタル家電・パソコン好調
http://www.asahi.com/money/kaisetsu/TKY200402160043.html

 半導体市場の回復が鮮明になり、国内製造各社の工場はフル稼働状態だ。デジタル家電市場の急拡大と世界的なパソコン需要の持ち直しで、04年はさらに高成長が見込まれる。ただ、半導体産業は4年周期で好不況を繰り返す「シリコンサイクル」がネック。01年の前回不況時に撤退や業界再編を迫られた国内大手は、いかに収益を高め、不況期に備えられるかが、真の「日の丸半導体」復活の試金石になる。

 米調査会社のアイサプライによれば、03年の世界の半導体売上高は前年比約14%増の1783億ドルで、3年ぶりの高成長になる見込みだ。さらに04年は同17%増の2088億ドルになると予想する。

 市況を引っ張るのはデジタル家電だ。薄型テレビやDVD(デジタル多用途ディスク)録画再生機、携帯電話などの市場が急拡大し、制御する高性能なシステムLSI(大規模集積回路)の需要も急増。また、世界のパソコン市場も03年、3年ぶりの2ケタ成長になりそうで、パソコン用が主力のメモリー・DRAMも市況が好転した。

 「必死で生産能力を増強しても、需要がさらにその上を行く」。半導体大手メーカーの役員は、工場をフル稼働させても供給不足ぎみの現状が心配だ。デジタル家電用の半導体は昨秋ごろから需給が逼迫(ひっ・ぱく)。デジタルカメラでは、半導体の調達が遅れて出荷できないメーカーまで出た。

 半導体のシリコンサイクルは90年代、波の振幅が縮まり、業界では「シリコンサイクルは消滅した」とも言われた。だが、IT(情報技術)バブルが崩壊した01年に世界の半導体売上高が前年比約30%減と、かつてない「深い谷」だった反動もあり、03年から再び成長サイクルが現れた。

 80年代のシリコンサイクルが4年周期だったのは、米国の大統領選挙に合わせて現職が景気刺激策をとるからだ、という定説があった。04年には米大統領選がある。しかも、半導体を引っ張る柱、デジタル家電も、薄型テレビなどが売れるアテネ五輪という「ヤマ場」。業界では「04年の高成長は間違いない」と強気な見方が支配的だ。

 国内最大手の東芝は昨年12月、03年度から4年間の設備投資の当初計画3500億円に500億円上乗せし、三重県四日市市の新棟稼働を1年前倒しの05年度後半にした。デジタルカメラのメモリーカードやカメラ付き携帯電話に内蔵するフラッシュメモリーの需要増に対応するためだ。

 NECの子会社「NECエレクトロニクス」も03年度の設備投資額を年度途中に20%増額。04年度も600億円を投じて東芝と同様の最先端設備を導入し、同年度後半から量産態勢に入る。

 だが、各社が05年〜06年には増産態勢を整えると、供給過剰に陥り、サイクルが下降期に入ると見られている。ITバブルが崩壊した01年度、大手各社は軒並み過去最大の赤字を計上した。主力製品だったDRAMの価格は暴落し、各社は次々と撤退。DRAM専業の国内メーカーは、02年度中にNECと日立製作所の共同出資会社「エルピーダメモリ」1社に集約された。

 今度の下降期でも、競争力が弱い企業は撤退に追い込まれかねない。このため、台湾など海外メーカーへの生産委託を増やすなど、不況期に生産調整しやすい態勢づくりが始まっている。

 DRAMから撤退した大手各社が、こぞってデジタル家電用のシステムLSI事業に軸足を移したのも、DRAMほど市況の変動に左右されないためだ。家電メーカーの仕様に合わせた「オーダーメード」製品なので、DRAMに比べれば受注や価格が極端に落ち込む心配がない。

 だが、「体力づくり」には不安もある。海外のライバルの設備投資計画は04年、日本勢を大きく上回る。世界最大手の米インテルが36億〜40億ドル(4千億円前後)。日本企業を抜いて世界2位に躍進する韓国サムスン電子は、インテルをしのぐ5千億円強を投じる。

 インテルはパソコンのCPU(中央演算処理装置)、サムスンはDRAMで世界シェア首位の強みも持つ。好況期に入り、両社は日本企業以上に収益をあげそうだ。

 アイサプライ日本法人の豊崎禎久社長は「好況期にこそ自社製品を再評価し、得意分野に事業を絞り込んで効率性を高めなければ、海外勢との差は広がる一方だ」と、今後さらに再編が必要だと指摘する。

(02/16)

163とはずがたり:2004/06/10(木) 02:44
エルピーダメモリ、広島に世界最大のDRAM工場検討
http://www.asahi.com/business/update/0609/078.html

 国内唯一のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)専業メーカーであるエルピーダメモリが新工場建設を検討している。実現すれば、生産能力は約300ミリウエハーで月間6万枚と、世界最大規模のDRAM工場になる。

 広島県東広島市にある子会社「広島エルピーダメモリ」の敷地内に新工場を建設し、05年中にも量産体制に入り、順次拡大、数年かけて月産6万枚体制を築く計画だ。総投資額は約5000億円。回路線幅が90ナノメートルの超微細加工技術でメモリー容量1ギガビットの最先端DRAMを生産し、薄型テレビや携帯電話向けなどの需要拡大に対応する。

 DRAMはパソコン用メモリーの主力製品で、80年代後半には国内メーカーが世界シェアの約9割を占めたが、その後韓国サムスン電子など海外勢に追い抜かれた。エルピーダメモリは国内メーカーが次々と撤退する中で日立製作所とNECが共同出資して99年に設立した。 (06/09 11:31)

165とはずがたり:2004/06/15(火) 14:12
4大サーバメーカってIBM・Sun Microsystems・HPと後1社は何処だ?

AMDのOpteron、1年目の通信簿は「二重マル」
John G. Spooner (CNET News.com)
2004/04/23 12:40 Trackback (1)
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20065642,00.htm

 長らく2番手に甘んじてきたAdvanced Micro Devices(AMD)だが、サーバ向けのOpteronチップでついに勝ち馬に乗れたようだ。

 ちょうど1年前の4月22日に64ビットOpteronプロセッサを発売したAMDは、大手サーバメーカー各社に製品が採用され、収支も黒字化し、強豪Intelに製品計画を見直させるほどの影響力を持つようにさえなった。

 「AMDにとって、Opteronは一流メーカーになるための切符だった」とMercury Researchの主任アナリスト、Dean McCarronは述べている。「Opteronによって、AMDはサーバ分野への進出の際に必要だった強みを手にしたが、この分野はIT関連市場のなかでも最も参入が難しいとされているところだ。さらにOpteronのおかげで、AMDの収支も改善した」(同氏)

 Opteronの売上は、競合するIntelのXeronチップの売上にはまだ遠く及ばない。しかし、だからといってAMDが達成したものが小さいという訳ではない。とりわけMicrosoftが切り開いていなかった分野に進出するという賭に出たことを考えると、AMDが成し遂げたことがらは高く評価されるものだろう。

 Intelは、Hewlett-Packard(HP)と協力しながら、何年間もかけて64ビットItaniumチップを開発した。これに対してAMDは、顧客にとってより重要なのはソフトウェアの互換性とシステムの価格だと考え、全てのPCプロセッサのベースとなっているx86アーキテクチャに手を加えることにした。

 その結果、Opteronは32ビットと64ビットの両方のソフトウェアを動かせるプロセッサとなり、顧客は現行のソフトウェアを使い続けながら、将来64ビットソフトウェアに移行できるようになった。一方、IntelのItaniumは32ビットソフトウェアをうまく稼動できないため、企業がItaniumチップに移行する場合はハードウェアとソフトウェアも入れ替えなければならなかった(32ビットから64ビットに移行すると、主に利用できるメモリ量が大幅に増えるため、サーバの性能が向上する。)

 Opteronが機能するためには、Hypertransportと呼ばれるチップ間のデータ通信技術など他の開発作業が必要となることから、AMDの判断は当初かなりリスクが高いと思われていた。

 しかし、Opteronは発売直後から勢いを得た。IBMは直ちに、同社サーバのあるモデルにOpteronを採用すると発表し、まもなくSun MicrosystemsやHPも相次いでOpteronサーバの発売計画を発表した。これでAMDは、4大サーバメーカーのうち3社に採用されるという大成功を収めた。企業や大学などさまざまな顧客が、ビジネスプロセスや製品開発、研究などの目的でOpteronサーバを導入し始めている。

 さらにIntelさえもが、AMDに関心を寄せている。Intelは今年に入って、独自の64ビット対応x86チップを提供すると発表した。最初のバージョンとなる64ビット対応Xeonプロセッサ(開発コード名「Nocona」)は年内に発売される予定。Noconaは64ビットだけでなく32ビットのソフトウェアも稼動できるという。

 Microprocessor Reportは、先頃明らかにしたある分析のなかで、IntelはNocona製品の開発に、AMDの発表した64ビットチップに関する設計仕様や設計例を利用したと結論付けている。インテルのある広報担当者は、Noconaが設計の段階からx86およびMicrosoftの64ビット版Windowsとの互換性を持つよう考えられており、両者のチップがよく似ているのもそのためだという。IBMをはじめとするほとんどのサーバメーカーでは、Opteron搭載マシンとNoconaサーバを同時に提供することになるという。

166とはずがたり:2004/06/15(火) 14:12
インテル、64ビット対応「Nocona」チップを6月中に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040615-00000005-cnet-sci

 Intelのチップとしては、初めて32ビットと64ビットの両ソフトウェアに対応する「Nocona」が、6月末にデビューすると見られており、同社が自らに課した第2四半期中という発売期限になんとか間に合うことになりそうだ。

 Intelは、2月に発表した同チップで、ますます人気の高まるAdvanced Micro Devices(AMD)のOpteronプロセッサに対する反撃を開始する。サーバ市場向けとして初の32/64ビットチップであるOpteronは、2003年4月に登場し、これまでにIBM、Hewlett-Packard(HP)、Sun Microsystemsのマシンに採用されている。

 IntelはNoconaに関してコメントしていないが、同社に詳しい情報筋は、Noconaのサーバ用の2プロセッサバージョンが6月28日に登場することを明らかにした。また他のバージョンも続いて登場の予定。

 Microprocessor Reportの編集長Kevin Krewellは、2月に登場したデスクトッププロセッサのPrescottとベースが同じであるため、Noconaは3.4〜3.6GHzで動作する可能性が高い、と話している。

 「これはPrescottの信頼性を多少高めたバージョンにすぎない」(Krewell)

 IntelとAMDの最新チップは32ビットソフトウェアにしか対応しておらず、データは32ビット単位でしか処理されない。これらのチップにとって最大の制約の1つは、メモリを4Gバイトまでしか扱えない点だ。ハイエンドマシンでも1Gバイト程度のメモリしか搭載しておらず、4Gバイトを搭載するのは数年後になると思われるデスクトップでは、この点は問題はならないが、しかしサーバメーカー各社はメモリの制限に不満を訴えてきていた。

 NoconaとOpteronの32/64ビット機能はほぼ同じものだ。Microprocessor Reportのアナリスト、Tom Halfhillは、IntelがAMDの技術を一部模倣したとまで断言している。Intelが借りたか、借りないかは別として、同社はAMDに対して、使用料を支払わなくてよいライセンス契約になっている。

 それでも、両チップがまったく同じというわけではない。Opteronには、メモリコントローラと、HyperTransportを通じた他のコンポーネントへのリンクも搭載されている。AMDによると、これらの機能を併用すればパフォーマンスが10〜15%向上するという。 

 対照的に、Intelのサーバチップは、ハイパースレディングというAMDのチップにない技術を搭載しており、1基のプロセッサで2つのアプリケーションを同時に実行できる。

167とはずがたり:2004/06/15(火) 14:15
AMDが弱かったサーバ分野に切り込めただけではなく,Intelを二番でのやり口である「模倣者」にせしめたというのは大きいですねぇ。

>>165 Noconaが設計の段階からx86およびMicrosoftの64ビット版Windowsとの互換性を持つよう考えられており、両者のチップがよく似ているのもそのためだという。
>>166 NoconaとOpteronの32/64ビット機能はほぼ同じものだ。Microprocessor Reportのアナリスト、Tom Halfhillは、IntelがAMDの技術を一部模倣したとまで断言している。Intelが借りたか、借りないかは別として、同社はAMDに対して、使用料を支払わなくてよいライセンス契約になっている。

168とはずがたり:2004/06/15(火) 14:23
あと1社はDellか?

デル、AMD Opteronプロセッサの広告をはずす
Matt Loney (ZDNet UK)
2004/03/26 19:10 Trackback (0)
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20065116,00.htm

 Dellは、自社のウェブサイトに掲載していたAMD Opteronプロセッサの広告を取りやめた。同社はこの広告について、同サイトのプライベートエリアでだけ掲載されるはずのものだったと説明した。

 この広告掲載で、DellがAMD製プロセッサ搭載サーバの販売を間もなく開始するという噂が広まったのを受け、同社は現地時間24日にこの広告をウェブサイトからはずした。

 Dell UKの広報担当者は、自社のシステムに搭載するAMDプロセッサに関して、同社の方針は変わっていないと述べ、同社がワークステーションのPrecisioやPowerEdgeサーバをはじめとする、IntelのXeonプロセッサをベースとした64ビットの拡張システムを開発したことに言及した。さらに同担当者は、「我々は引き続き、OpteronをはじめとするAMDの技術や、これらの製品に対する顧客の需要を評価・追跡していく」と述べた。また、AMDの関係筋は24日、両社の間でAMDプロセッサを搭載するコンピュータの製造に関する取り決めはなかったと述べている。

 問題の広告が掲載されていた「Dell Software and Peripheral Web」サイトはオンライン販売の窓口で、顧客が自らの業務上の具体的なニーズに合わせて、Dellやサードパーティの製品を購入できるようになっているとDellの広報担当は説明し、現在このウェブサイトでは5万種類を超える製品が提供されていると付け加えた。

 同担当者は、DellがAMD Opteronに関する広告の誤った掲載を取りやめたと述べ、さらに「この広告は、Software and Peripheralの膨大な製品リストの一部である、特定の顧客向けの『Premier Page』に掲載されるはずだった」と語った。なお、同社はその顧客の身元に関する情報は明らかにしなかった。

 同社はしばしば、顧客の大企業を喜ばせるために変わった要求に応えている、と同担当者は述べている。こうした顧客はDellの購買力を利用して、あらゆる種類の製品を手に入れているが、そうした品揃えのなかにはAMDのプロセッサもあるという。

 したがって、Opteronの広告掲載は、Dellが研究所内での評価目的に利用するものの他に、少なくともいくらかのAMDプロセッサを購入しなければならないことを示しているのかもしれない。

 Dellは、まもなく登場するIntelの64ビット版Xeonプロセッサ(開発コード名「Nocona」)を搭載したサーバを、今年後半に発売することを明らかにしている。Intelによると、このXeonチップの初期バージョンは、第2四半期に登場する予定だという。

169とはずがたり:2004/06/15(火) 14:25
IBM、Opteron搭載ワークステーションを発表へ
John G Spooner (CNET News.com)
2004/03/16 12:20 Trackback (1)
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20064890,00.htm

 IBMは米国時間16日に、Advanced Micro Devices(AMD)のOpteronチップ搭載ワークステーションを発表する。「IntelliStation A Pro」と呼ばれるこの64ビット対応マシンは、大容量のファイルやエンジニアリング用データを扱う顧客向けに設計された製品で、同社では5月の出荷開始を予定している。ワークステーションは金融モデリングやコンピュータアニメーションなど用途で利用されるハイエンドのデスクトップマシン。

 IBMのIntelliStation製品担当ディレクター、Bob Lenardによると、64ビット対応のCADやエンジニアリング解析ソフトウェアを利用して、製品をつくりたいと考える企業にとって、Opteronチップは優れた性能を手頃な価格で提供するものだという。なお、IBMが初めてOpteronワークステーションの発売計画に言及したのは昨年のことだった。

 Opteronチップは、32ビットソフトウェアや、これまで主にハイエンドのUnixマシンで使われていた64ビットソフトウェアを動かすことができる。64ビットに移行する大きなメリットの1つは、コンピュータが現行の32ビットマシンの制限である4Gバイト以上のRAMを利用できるようになることだ。

 「我々はこれまで、とりわけWindowsやLinux分野での64ビットコンピュータの処理能力に対するニーズに注目していた」(Lenard)

 たとえば、コンピュータで生成した製品モデルの中には、全体を表示すると4Gバイトのメモリを使いきってしまうものもある。したがって、IntelliStation A Proと16GバイトのRAMへのステップアップは理にかなったものだ、と同氏は説明している。

 IBMは、IntelliStation A Proに対する需要にかなりの手応えを感じており、低価格のLinux搭載ハードウェアへの移行を考えているUnixマシンのユーザーや、低価格の32ビットハードウェアから機能の勝る64ビット製品へのステップアップを希望する顧客が、同製品を購入するのではないかとしている。

 IntelliStation A Proの価格は約2600ドルからとなる。しかしLenardによると、顧客が発注するのは、メモリを大量に増設し、ハードディスクを追加、さらに高性能のグラフィックスカードを搭載した、5000〜8000ドルの価格帯に収まるマシンになりそうだという。

 顧客は、MicrosoftのWindows XPもしくはRed Hatの64ビット版Linuxを搭載したマシンを選べる。64ビットバージョンのOpteron対応Windowsはまだ完成していないため、Windowsの顧客は最初は32ビット版を使い、後から64版にアップグレードする必要がある。Opteron対応の64ビット版Windows XPは今年後半の登場予定だ。

 なお、IBMではOpteron搭載のIntelliStation A Proとインテル製チップを搭載したIntelliStations M ProおよびIntelliStation Z Proを平行して販売することになる。同社はまた今後登場予定の64ビット版Xeonを搭載したワークステーションも発売を計画している。

170とはずがたり:2004/06/15(火) 14:26
HP、ついにOpteronサーバを発表--AMDとの長期提携も
Stephen Shankland(CNET News.com)
2004/02/25 10:01 Trackback (1)
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20064491,00.htm

 Hewlett-Packard(HP)は24日(米国時間)、Advanced Micro Devices(AMD)のOpteronチップを採用したサーバ3機種を発表し、またAMDとの間で長期提携契約を結んだことも明らかにした。しかし、HPはこの動きについて、IntelのItaniumプロセッサ搭載サーバをないがしろにするものではないと強く主張している。

 HPは、今回の発表で、IBM、Sun Microsystemsに続き、大手サーバメーカー4社のなかで3番目にAMDのプロセッサを採用したことになる。AMDは数年前から、Intelが独占していたプロセッサ市場に進出し、シェアを獲得してきている。HPは予想されていた通り、Opteronを2基および4基搭載したサーバを発表した。また同社は、第3四半期末までに薄型のデュアルOpteron搭載ブレードサーバを発売することも計画しているという。

 Opteronは、Intelが今後投入するPentiumやXeonなどと同じく、広く普及している32ビットの「x86」プロセッサアーキテクチャに64ビット機能拡張を追加し、32ビットプロセッサが抱えるメモリ容量4Gバイトの障壁を克服している。

 しかし、新サーバを発表した電話会議のなかで、HPの幹部はかなりの時間を割いて、同社が64ビットのXeonやOpteronプロセッサを採用したことによって、Intelの64ビットサーバ用プロセッサItaniumに対する同社の取り組みが弱まることにはならないと説明した。ItaniumはもともとHPが開発を始めたチップで、同社はその後Intelと共同で開発を進めてきた。

 「2つのアーキテクチャは、相互に見事に補完し合っている。我々のIntegrity(HPのItaniumベースのサーバ製品)への取り組みは変わらない。逆に、実はこうした取り組みは今日の発表で強化される」と、HPのEnterprise Storage and ServersグループのシニアバイスプレジデントScott Stallardは語った。

 64ビットのx86チップがItaniumを補完するという主張には、懐疑的な意見もある。

 「x86拡張は、HPにとって必ずしも悪いことではない。HPはこの市場で、トップではないにしても上位につけている。だが、x86チップを拡張しても、特にItaniumに役立つことはないと思う」と、IlluminataのアナリストGordon Haffは述べている。「もちろん、Itaniumは現在でも、高性能コンピューティング分野においては、(x86チップよりも)優れた選択肢だ。だが、もう少し多くのメモリとスピードが欲しいだけの人々にとっては、x86拡張のほうがより自然な選択肢なのは間違いない」(Haff)

 AMDとHPは、両社の提携の具体的内容は明らかにしなかった。しかし、HPの業界標準サーバマーケティング担当バイスプレジデント、Paul Millerは、この提携は数年間に渡るもので、HPは数百万ドルを投資することになると述べている。この提携は「我々のエンジニアが密接に協力し合い、次世代技術の定義を始めるための基盤となる」とMillerは説明している。

171とはずがたり:2004/06/15(火) 14:47
HPから新たに4機種のOpteronサーバが登場
Stephen Shankland (CNET News.com)
2004/04/20 11:05 Trackback (0)
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20065563,00.htm

 Hewlett-Packard(HP)が、Advanced Micro Devices(AMD)プロセッサシリーズ第2弾となるOpteronサーバ4機種を発売し、同チップをハイパフォーマンスの技術計算処理用シリーズに採用した。

 ProLiant DL585は最大64Gバイトのメモリが搭載可能で、価格は1.6GHzのチップを2基と2Gバイトのメモリを搭載したモデルが8299ドル、また4基の2.2GHzチップと4Gバイトのメモリを搭載したモデルが2万2396ドルとなっている。同マシンは、HPが2月にデビューさせたデュアルプロセッサ搭載のDL145に続くOpteronサーバで、単体での利用に加え、技術計算用の「クラスタ」システムとしても利用可能になった。

 AMDはOpteronプロセッサにより、IBM、HP、Sun Microsystemsという上位4社中3社のサーバメーカーが繰り広げる戦いの第一線に躍り出た。同プロセッサは、IntelのXeonやAMDのAthlonといった「x86」チップ用に書かれたソフトウェアを動かすことができるが、同時に高機能で4Gバイト以上のメモリも利用できる64ビット機能にも対応している。

 Opteronは発売から1年が経過しようとしているが、Intelも、x86シリーズ向けの自社オリジナル64ビット拡張機能でAMD製64ビットチップの後を追っている。Intelの64ビット対応機能は、今四半期中に登場するXeonプロセッサ(開発コード名「Nocona」)でデビューの予定。64ビット版x86チップには、Intelのハイエンド64ビットプロセッサであるItaniumと多少競合する部分がある。同チップの開発はもともとHPが始めたもので、同社は現在でもItaniumをサポートしている。なお、同チップでは現状x86ソフトウェアをうまく動かせていない。

 x86チップの64ビット機能拡張を活用するにはソフトウェアを書き直す必要があるが、そのサポート体制も徐々に整いつつある。EMCの子会社で、1台のサーバ上で複数のオペレーティングシステムを同時に動作可能にするソフトを開発するVMwareは19日、18カ月以内に同社の製品が64ビット機能をサポートすると発表した。VMwareはさらに、ワークステーション製品向けの試験版をこれに先行して提供するとも付け加えた。

 何年も前からx86チップの採用を避け、自社製UltraSparcモデルを採用してきたSunは、x86サーバ市場での差別化を狙ってOpteronを採用している。Sunは先週、共同創業者であるAndy Bechtolsheimが設立し、Opteronサーバに特化する新興企業のKealia買収を完了している。

 BechtolsheimはSunに戻り、社員番号1番の名札を取り戻し、またSunのネットワークシステム部門責任者に新たに就任したJohn Fowlerの元で、シニア・バイスプレジデント兼チーフアーキテクトとして働き始めている。

172とはずがたり:2004/06/15(火) 14:57

●サーバ部門ではSunのソラリスやUnixに後れをとるMSはOpteron対応を決めた。

●サーバ部門ではIntelとHPが共同でItaniumを開発,これはハイエンドな64bitソフトウエア専用。

●x86チップ用ソフトを動かしながら64bitのソフトウエアも動かせる様である。(同時に使えると言う事かね?またx86チップ用ソフトでも4G以上のメモリを使えるようになると云うことなのか?)


Microsoft はこの日、AMD (NYSE:AMD) から発売予定の『Opteron』『Athlon 64』各プロセッサをネイ ティブにサポートする、64ビットバージョンの『Windows XP』と『Windows Server 2003』OS を開発中だ と発表した。…(Intel)社は2008年 か2009年まで、64ビットのデスクトッププロセッサの開発は不要だとし、代わりに高価で利益率の高い64ビット『Itanium』プロセッサを大型マシン向けに推進していく計画だった。
しかし、同社最強のビジネスパートナーMicrosoftが、AMD の新型チップをサポートする決断をした ことにより、IntelはAMDの後を追うという慣れないポジションに置かれる可能性が出てきた。Microsoft は UNIX の企業向け市場を狙っており、より安価なx86アーキテクチャで優位につきたいと考えている。(>>52)

 Intelは、Hewlett-Packard(HP)と協力しながら、何年間もかけて64ビットItaniumチップを開発した。これに対してAMDは、顧客にとってより重要なのはソフトウェアの互換性とシステムの価格だと考え、全てのPCプロセッサのベースとなっているx86アーキテクチャに手を加えることにした。 (>>165)

32ビットから64ビットに移行すると、主に利用できるメモリ量が大幅に増えるため、サーバの性能が向上する。(>>165

IntelとAMDの最新チップは32ビットソフトウェアにしか対応しておらず、データは32ビット単位でしか処理されない。これらのチップにとって最大の制約の1つは、メモリを4Gバイトまでしか扱えない点だ。ハイエンドマシンでも1Gバイト程度のメモリしか搭載しておらず、4Gバイトを搭載するのは数年後になると思われるデスクトップでは、この点は問題はならないが、しかしサーバメーカー各社はメモリの制限に不満を訴えてきていた。(>>166)

Opteronチップは、32ビットソフトウェアや、これまで主にハイエンドのUnixマシンで使われていた64ビットソフトウェアを動かすことができる。64ビットに移行する大きなメリットの1つは、コンピュータが現行の32ビットマシンの制限である4Gバイト以上のRAMを利用できるようになることだ。 (>>169)

ItaniumはもともとHPが開発を始めたチップで、同社はその後Intelと共同で開発を進めてきた。 (>>170)

Opteron…プロセッサは、IntelのXeonやAMDのAthlonといった「x86」チップ用に書かれたソフトウェアを動かすことができるが、同時に高機能で4Gバイト以上のメモリも利用できる64ビット機能にも対応している。 (>>171)

174香川県民:2004/06/19(土) 22:01
自分でPCを組みたいと思い立って早数ヶ月、現在手元にあるのは懸賞で当たったケースのみ。
新チップセットや新ソケットのCPUが登場したので計画の練り直しが必要かも知れません。

LGA775対応Pentium 4とマザーが一斉にフライングで登場
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20040619/etc_lga775.html
RADEON系のPCI Expressビデオカードも発売に、中堅クラスのX600 PRO
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20040619/etc_x600pro.html

正式発表を待たず、LGA775対応の新型Pentium 4とi915/i925チップセット搭載マザーボードが一斉にアキバで出回り始めた。

夕方時点で確認できているのは、CPUがPentium 4 540(3.20GHz/FSB 800MHz/1MB Cache)で実売価格は35,000円前後。i915/i925搭載のマザーボードは、GIGABYTEから7種類、MSIから2種類、ABITから2種類、ASUSから3種類、Albatronから2種類で実売価格は約19,000円〜約35,000円程度。

175とはずがたり:2004/06/19(土) 22:04
いいですねぇ>懸賞で当たったケース

当方は最近モニタも入手しまして,あとはケースさえあれば昔つかってた部品組み合わせてサブ機が完成します…。

176とはずがたり:2004/06/20(日) 06:08

Mini-ITXマザーの「EPIA」が最高速更新、先進のセキュリティ機能も搭載
2004/5/6
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/05/06/007.html

VIA Technologiesは、17cm×17cmのMini-ITXフォームファクタを採用するマザーボード「EPIA」シリーズで、同社製CPUのC3 1.2GHzをオンボード搭載した「EPIA MII 12000」を発表した。

EPIAシリーズに搭載されるCPUは「EPIA MII 10000」などで採用されているC3 1GHzが最も高速だったが、今回それをさらに上回る1.2GHz版の搭載製品が登場した格好。CPUコアはC5P Nehemiahで、高速なAES暗号/復号機能を実現する「PadLock Advanced Encryption Engine(ACE)」をEPIAシリーズとしては初めて実装したとされている。同社によると、PadLock ACEはAESの暗号化または復号を、毎秒12.8ギガビットの速度で連続して行えるという。

その他のオンボード機能やインタフェース群は、従来のEPIA MIIシリーズの仕様を継承する。背面にCardBus対応PCカードスロットおよびCFスロットが用意されているのが最大の特徴で、メモリーカードや無線LANカードを手軽に利用することができる。チップセットにはCLE266を搭載、MPEG-2デコードアクセラレータ内蔵のグラフィック機能および5.1chサウンド機能をオンボードで備えるほか、IEEE1394端子、USB2.0×2ポート、LANポート、ビデオ出力端子などを装備している。


VIA、バックパネルなしのMini-ITXマザーボード「EPIA MS」発表
2004/6/18
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/06/18/013.html

バックパネルのない「EPIA MS」(COMPUTEX TAIPEI 2004にて展示されたもの)

VIA Technologiesは、COMPUTEX TAIPEI 2004で展示したMini-ITXマザーボード「EPIA MS」を正式に発表した。各種コネクタが配置されるバックパネルをなくし、さらに小型の筐体にも組み込むことが可能となっている。

通常のマザーボードでは、主要な入出力端子のほとんどがバックパネルに装備されているが、EPIA MSでは背面に備わっているのはVGA出力、LANポート、CFスロットのみとなっている。そのほか、PS/2、シリアル、USB 2.0、アナログオーディオ、S/PDIF、TV出力といった端子はボード上のピンヘッダとして搭載されている。

CPUとしてはファンレスのEden 800MHz/1GHzのほか、さらに速度が必要な場合はC3 1.2GHzを組み合わせることができるとされている。チップセットはCLE266+VT8237、拡張スロットとしてはCFのほかPCIスロット1本を利用できる。また、AES暗号/復号を高速に行うPadLock機能も搭載している。

同社Embedded Platform DivisionのSteven S. Lee氏は「VIA EPIA MSは急速に発展するパーソナルエレクトロニクス市場の需要を満たす」とコメントし、情報家電などでPCのフル機能が必要される分野に向けた製品であることをアピールしている。

177香川県民:2004/06/21(月) 23:04
>>175
ちなみに
http://www.owltech.co.jp/products/pc_case/103sltII/103sltI400I.html
が当たりました。
外観は平凡ですが、ファンや電源は結構いい製品らしいです。


それからPGA478からLGA775への移行を考えると、915/925チップセットでAGPやPGA478をサポートする
ある意味「ゲテモノマザー」とも言える製品が出てくれるとありがたいのですが
メーカーとしては造りたくないんでしょうねぇ・・。

178とはずがたり:2004/06/21(月) 23:35
おお,owltechじゃないですか!
俺のメイン機もowlのアルミ製です。結構良い品だと気に入ってます。

柔軟なマザーの方がいろいろな組み合わせを遊べていいですけどねぇ,技術革新が早くて結局は全替えしてしまう気が…。

183香川県民:2004/06/25(金) 22:22
PCが起動しなくなるなどの重大な不具合が発見され925X/915チップセットを採用したマザーボードが回収へ。
新プラットフォームのチップセットは出だしから躓いた格好になった。
Intelは逝ってる。

ICH6シリーズに重大な不具合
〜MSIがIntel 925X/915マザーを回収
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0625/msi.htm

エム・エス・アイ・コンピュータ・ジャパン株式会社は25日、22日に発表されたIntel 925X/915 Expressシリーズで採用されているICH6/Rの一部に重大な不具合があることが判明したと発表した。

同社を始め、いくつかのメーカーはすでにICH6搭載マザーボードを出荷開始しており、秋葉原の店頭でも販売が開始されていた。

不具合の内容については明かされていないが、同社は不具合品の交換をアナウンスしており、ソフトウェアアップデートでは対応できない不具合と推定される。また、標準チップであるICH6の不具合であることから他社製マザーボードについても同様に不具合があるものと思われる。

同社の台湾本社とIntelとで現在協議がもたれており、詳細内容については28日にホームページ上で公表される予定。

□エム・エス・アイ・コンピュータ・ジャパンのホームページ
http://www.msi-computer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.msi-computer.co.jp/company/press/?ID=100
□関連記事
【6月22日】インテル、Intel 925X/915とLGA775 Pentium 4を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0622/intel1.htm
【6月19日】LGA775対応Pentium 4とマザーが一斉にフライングで登場(AKIBA)
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20040619/etc_lga775.html

184とはずがたり:2004/06/26(土) 14:56
>>182
何社だ?
>世界市場の9割を米2社が占める
どういう市場構造でしょう。
>国内シェアも現在2社合計で約10%から30%以上に引き上げたい

ルーター:国際競争力強化へ日立とNECが合弁
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040626k0000m020024000c.html

 日立製作所とNECは25日、インターネットでのデータ送受信を制御する「ルーター」などの高速通信機器を開発・販売する合弁会社を10月1日に設立すると発表した。

 ルーターは外部と内部のネットワークをつなぎ、不正なアクセスを防止するなどの機能を持つ。今後の通信機器事業の中核とされるが、世界市場の9割を米2社が占めるため、国内2社で技術を結集して国際競争力の強化を目指す。06年度に単年度黒字化し、国内シェアも現在2社合計で約10%から30%以上に引き上げたい考えだ。

 出資比率は日立60%、NEC40%。社員数は約350人で、社長は日立が派遣する。経済産業省も安全保障などの面から通信事業を重要視し、同社の次世代高速通信機器の技術開発に補助金を出す方針だ。
毎日新聞 2004年6月25日 18時57分

186とはずがたり:2004/06/26(土) 15:12
>>183
インテルも嘗ての様な絶対的な独占的供給者では無くなって多少準備不足で製品リリースするようになっている印象がありますね。

925X/915の正式発表の記事。DDR2とDDR1に対応と有るけどRIMMは最近どうなっちゃったんでしょうか?

インテル、Intel 925X/915とLGA775 Pentium 4を発表
〜この10年間における最も重要な革新の1つ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0622/intel1.htm
6月22日 発表

 インテル株式会社は22日、包括的なプラットフォーム変更をもたらすIntel 925X/915P/915G Expressチップセット、およびLGA 775パッケージを採用したPentium 4プロセッサ6製品を発表。同日、都内で発表会を行なった。

 チップセットはCOMPUTEX TAIPEI 2004の会場で、正式名称や主な仕様などが明らかにされていたが、今回正式に発表された。

●プロセッサ・ナンバー初採用のLGA775版Pentium 4

 Pentium 4の新製品は、Pentium 4 Extreme Edition(XE) 3.40GHzと、Pentium 4 560(3.60GHz)/550(3.40GHz)/540(3.20GHz)/530(3GHz)/520(2.80GHz)。Pentium 4 5xxシリーズはPentium 4として初めてプロセッサ・ナンバーを採用したもので、コアは従来のPrescottコアを継承する。

 いずれも新パッケージLGA 775を採用し、FSBは800MHz、L2キャッシュはPentium 4 5xxが1MB、Pentium 4 XEが512KBで、XEは2MBのL3キャッシュも搭載する。

 1,000個ロット時のOEM向け価格は、Pentium 4 XE 3.40GHzが114,200円、Pentium 4 560が72,820円、550が47,670円、540が31,780円、530が24,920円、520が20,350円。

●DDR2-533、PCI Expressに対応

 これまでIntel 925XはAlderwood、Intel 915P/GはGrantsdaleのコードネームで呼ばれてきた製品。両者の違いは、925Xにメモリのデータ転送を効率化する機能が搭載され、DDR2専用でECCメモリに対応する点、915G/PはDDR1にも対応する点、915Gに新しいビデオ機能が内蔵される点で、それ以外の仕様は共通となる。

 インテルでは今回のチップセットを「この10年間における最も重要なPCプラットフォームの革新の1つ」と位置づけており、広範な機能追加や新アーキテクチャへの対応が図られている。

 新アーキテクチャの1つは前述のLGA775への対応。LGA775は従来のパッケージより、マザーボードとの接続における電気特性を改善しており、より高い周波数のCPUに対応できる。

 なお、Intel 925X/915シリーズは従来のμPGA478にも対応しているほか、Intel 865シリーズなど従来のチップセットもLGA775ソケットを搭載可能で、CeBITやCOMPUTEXではそのようなマザーボードもすでに展示されている。

 メモリは新たにDDR2-533に対応。同社によれば、DDR2-533(CL 4-4-4)を搭載したIntel 925Xベースのシステムは、DDR-400(CL 3-3-3)搭載のIntel 875Pシステムと比較して、ベンチマーク上で10%前後メモリ性能が向上するという。

 もう1つの大きな変更が、PCI Expressへの対応。ビデオカード用にPCI Express x16スロット×1、インターフェイスカード用にPCI Express x1スロット×4を搭載できる。

 PCI Expressの利点はバス帯域幅の向上にあり、PCIのバス全体で上り/下り合計が133MB/secに対し、PCI Express x1はデバイスごとに上り/下りとも250MB/sec。AGP 8Xの上り/下り合計で2.1GB.secに対し、PCI Express x16は上り/下りとも4GB/secの帯域を持つ。

 一般のアナログTVの録画では1ストリームあたり40MB/sec程度の帯域を要求するが、1080iのハイビジョン映像の録画では200〜250MB/sec程度の帯域が必要となることから、同社ではハイビジョン録画や、複数ストリームを同時に扱うビデオ編集、複数のキャプチャカードによる同時録画などで効果を発揮するとしている。

(後略)

187とはずがたり:2004/06/26(土) 23:13
東芝:中国ノートPC市場でシェア急下降
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040626-00000008-scn-sci

 東芝は、中国市場におけるノートPC販売で不調が続いている。IDC(インターネット・データ・コーポレーション)の調査によれば、今年第1四半期(1−3月)の同社の販売シェアは前の期の12.1%から9.7%に低下した。その後、4−5月も低調であるという。24日付で南方都市報が伝えた。

 今年2月、東芝(中国)は二つの新型ノートPCの発売にあたり、販売ルートの調整を行った。それまで同社の中国における唯一の総合代理店で、中国最大のITサプライヤーである神州数碼(デジタルチャイナ)ではなく、新規の代理店2社と販売契約を締結。東芝(中国)と神州数碼の両社は、以前から不仲説が囁かれており、両社の完全な亀裂が決定的になったととらえられた。

 しかし、東芝(中国)は今年5月下旬から6月上旬にかけて、2月に発売した「TecraM2」の代理販売権で再び神州数碼と契約した。業界は、両社の関係修復よりも、東芝(中国)の背景にある台所事情を指摘している。

 神州数碼マーケティング部の周茜・総経理は、東芝(中国)が再び同社と接触してきた要因として「(東芝が)新規契約した翰林匯と佳杰科技の販売ルートは大都市市場に集中しているが、当社は中小都市まで販売網を有している」と述べる。

 中国のノートPC市場において、東芝は神州数碼との独占代理販売の下、1997年から2000年までの4年間はトップの座に君臨していた。しかし、その後は聯想(レノボ)、IBMに抜かれ、03年のシェアランキングでは3位。同社は現在、ハイテク製品の新機種リリースで巻き返しを図るが、「TecraM2」の販売価格は発売当初からすでに2000元以上値下がりしている。(編集担当:吉田雅史)

(サーチナ・中国情報局)
[6月26日9時16分更新]

188とはずがたり:2004/06/28(月) 19:21
CPUはAMDとは行かないのねん。

富士通とマイクロソフト、次世代サーバー開発で提携
http://www.asahi.com/business/update/0628/080.html

 富士通と米マイクロソフトは28日、インテルの新型CPU(中央演算処理装置)を搭載した次世代サーバーを共同開発すると発表した。マ社のサーバー用基本ソフト(OS)「ウィンドウズサーバー2003」を組み込んだ製品を05年前半に、次期OS「ロングホーンサーバー」搭載製品を07年に発売する。両社はシステム構築事業で提携しており、03年の同事業の富士通分の売上高は約3500億円。提携拡大で07年に8000億円を目指す。 (06/28 17:25)

189とはずがたり:2004/06/28(月) 19:37
富士通:MSと提携 次世代高性能サーバーを共同開発
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040629k0000m020020000c.html

 富士通の秋草直之会長と米マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)は28日、東京都内で記者会見し、両社の提携を強化して次世代の高性能サーバーを共同開発し、07年に発売すると発表した。新型基本ソフト(OS)にはマイクロソフトの「ロングホーン」を採用する。

 マイクロソフトの充実したソフトウエアを生かして次世代の高性能サーバーのシェアを広げたい富士通と、銀行や流通業界向けの大規模な基幹業務システム分野への本格参入を目指すマイクロソフトの狙いが一致した。また05年前半にも、パソコンで使われているOS「ウィンドウズ」を使った高性能サーバーを販売する予定。今回の提携強化で、富士通は03年に約3500億円だった提携分野の事業規模を、07年には約8000億円に引き上げたい考えだ。
毎日新聞 2004年6月28日 18時54分

190とはずがたり:2004/07/14(水) 11:15
ソースがソースだけにかまわんがちょっとMS寄りの記事なんちゃうノン?

MS排除勧告:狙いはソフト支配けん制か 業界「今さら」
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040714k0000m020130000c.html

 パソコンの基本ソフト(OS)で世界の9割以上のシェアを持つ「ウィンドウズ」。その販売元、米マイクロソフト(MS)に対し、公正取引委員会が13日、独占禁止法違反(拘束条件付き取引)の疑いで「排除勧告」をしたが、パソコン業界は「今さらのことで、市場への影響はない」(大手メーカー)と、冷静な見方が一般的だ。

 ウィンドウズのライセンス契約の中には、メーカー側の特許権技術がウィンドウズに使われている疑いが後に発生した場合も「メーカーは特許権侵害の主張をしない」とする項目(特許非係争条項)が盛り込まれている。公取委は、これを独禁法違反と判断した。

 MSの独占的地位に対し、欧州連合(EU)も独禁法違反で約5億ユーロ(約675億円)の巨額の制裁金を命じている。

 ただ、MSは今年初め、制限条項の削除を決めている。米司法省は先週、「削除も決まっており、問題ない」との見解を示した。MSはEUの決定取り消しを求めて提訴しており、日本の公取委に対しても「過去の契約での効力は限定的」と勧告を応諾せず、審判手続きに持ち込む構えだ。

 こうした情勢を承知の上で公取委が勧告に踏み切ったのは、圧倒的シェアを背景に、他のアプリケーションを「支配」できるMSをけん制する狙いが大きいと見られる。

 国内の一部メーカーからは「ウィンドウズ使用のパソコンでは、AV(音響・映像)機能などの自社特許が侵害される可能性がある」との強い懸念が出ていた。あるメーカー担当者は「特許争いを避けるためにソフト開発をMSに頼っていた部分があったことも事実。現状が改められれば、ソフト開発競争が促進される可能性はある」と指摘する。

 さらに、MSが次期OS「ロングホーン」の開発を進めていることもにらみ、機先を制する形で「日本のソフト開発競争力強化を側面支援する」(大手メーカー)との狙いが公取委にあるとの見方も出ている。
毎日新聞 2004年7月13日 23時22分

191とはずがたり:2004/07/14(水) 11:16
公取委:米MSに排除勧告 OS契約に特許訴訟封じ条項
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040714k0000m020066000c.html

 米国マイクロソフトがパソコンメーカーと結ぶOS(基本ソフト)のウィンドウズ使用契約で、特許侵害の恐れがあってもメーカーが訴訟を起こせない条項を盛り込んでいたとして、公正取引委員会は13日、独占禁止法違反(拘束条件付き取引)で排除勧告した。同社は勧告を拒否して争う見通しだ。同社のこうした条項を違法と認定したのは世界で初めて。

 公取委によると、同社は00年以降、東芝やソニーなど日本のメーカー15社とウィンドウズシリーズのMeや2000、XPの使用契約を締結した際、メーカー側が持つ特許がウィンドウズで使用されていても、訴訟を提起しないとする非係争条項を盛り込んだ。

 マイクロソフトは00年からウィンドウズに音楽や画像を見るAVソフトの「メディアプレーヤー」を組み込んだ。一方、日本のパソコンメーカーも画像圧縮やビデオ機能で新技術の開発をリードしてきた。非係争条項により、マイクロソフトやライセンス契約を受けた他メーカーに特許侵害を主張できなくなると懸念した日本のメーカーの一部は、ウィンドウズにより侵害されているAV機能の特許リストをマイクロソフト側に提示し、条項の削除や修正を強く求めたが、マイクロソフトは無回答や拒否の姿勢を示した。

 公取委は、ウィンドウズが市場の約95%を独占し、1年ごとに使用契約を結ぶメーカーは弱い立場にある▽新技術の開発コストが回収できないメーカーの開発意欲が損なわれる−−と問題視し、2月にマイクロソフトの日本法人(東京都渋谷区)を立ち入り検査した。

 マイクロソフトは8月以降の新規使用契約から非係争条項を削除する方針。しかし、「非係争条項は契約終了後も存続する」という規定があり、公取委は過去結ばれた契約も含め、規定を削除するよう勧告した。

 同社の非係争条項については欧州連合(EU)の欧州委員会も昨年11月、予備調査に着手している。
 ◇MS日本法人「押しつけない」

 マイクロソフト日本法人の平野高志執行役は13日記者会見を開き、「メーカーには特許侵害がないかどうかを十分確認してもらってから契約してもらっている。制約条項がない契約方法もあり、(条項の)押しつけはない。審判手続きなどを検討する」と述べ、法的に争う姿勢を見せた。
毎日新聞 2004年7月13日 20時06分

192magenta:2004/07/14(水) 20:15
IEのシェアが低下--1%の変化は何を示すのか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040714-00000012-cnet-sci

MicrosoftのInternet Explorer(IE)は、ウェブブラウザのチャンピオンとして長年ゆるぎない地位を保ってきたが、ここにきてその人気にかげりが見え始めたことが最新の調査で明らかになった。こんなことはもう何年もなかったことだ。

 データ分析会社のWebSideStoryが先ごろ発表したデータによると、IEの市場シェアはこの1カ月の間、確かに下降線をたどっているという。全米のインターネットユーザーのうち、6月4日時点でIEを利用していたのは95.48%だった。しかし、これが7月9日には94.16%と、1ヶ月で約1%強減少したことになる。

 WebSideStoryのあるアナリストは、IEのシェア低下の要因として、6月にセキュリティ上の欠陥が見つかったことに加え、Opera、Apple のSafari、そしてオープンソースのブラウザ開発プロジェクトMozilla FoundationがつくるFireFoxのような代替製品の人気が高まりつつあることを挙げた。

 「問題はこの変化が何を示しているのかだ。世の中が大きく変わることの前兆なのか。それとも、Microsoftのブラウザから他の製品に切り替える口実を探していたユーザーが、すでに数百万人もいたということなのか」と、WebSideStoryのGeoff Johnstonは述べている。

 WebSideStoryは、特にFireFoxのシェアが増加したとの結論に関し、それが「状況証拠」や「事例的な証拠」に基づくものであることを認めたが、それでもIEに関するこの数字からはさまざまな問題が持ち上がってくる。別のデータは、同時期にMozillaのシェアが3.54%から4.59%に伸びたことを示している。なお、この数字はMozillaの「Gecko」テクノロジーを利用して開発されたすべてのブラウザを含むものだ。

 シェアが1%変化したところで、大勢には全く影響はない。だが、WebSideStoryがブラウザのシェアに関する統計をとり始めた1999年以来、IEのシェアに初めて下降傾向が見られたことは注目に値する。

 その頃優勢だったNetscape Communicationsのブラウザを負かすために、Microsoftが積極的な戦略を展開していた1999年当時、IEウェブブラウザは絶頂期にあった。PCのオペレーティングシステム市場を独占するWindowsにIEを結びつけようとするMicrosoftの商慣習は、政府が同社を相手に起こした独占禁止法違反をめぐる訴訟の争点となった。Microsoftはその後、Netscapeの親会社にあたるTime Warnerに7億5000万ドルを支払うことで和解を成立させた。Time Warnerは、同社のAmerica Onlineサービスで、IEを7年間無償で利用できる権利を得ることで、この訴訟を取り下げた。

 Mozillaプロジェクトに参加する開発者らは、インターネットユーザーがFireFoxに乗り換えはじめている新しい証拠として、WebSideStoryのデータを歓迎している。Mozillaの広報担当を務めるBart Decremによると、2週前にFireFox 0.9.1という最新バージョンがリリースされて以来、Mozilla.orgサイトでは100件のダウンロードがあったという。

 この数字のなかには、Mozilla.org以外のミラーサイト等からのダウンロードは含まれておらず、実際のダウンロード数はもっと多くなるだろうと、Decremは語った。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。


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