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短詩人/Hyperion

318秋魚:2011/01/05(水) 04:05:12
(無題)
・・今日も温泉。温泉フリークの山田紅子さんはすっかり有名人。20代は温泉が恋人で終った。つぎの目標は嫁入りだそうだ。テレビに出てあの娘なら引く手あまただろう。・・わたしの温泉は小平温泉。・・小川町にあるが、武蔵野の小川というのは有名な万葉学者の住んだ町で紫草のみえる土地だという。もしやと思ったが、埼玉の比企郡の小川ということで秩父の寄居に近い。ちがう小川だった。・・そうそうその万葉学者は鎌倉時代の仙覚という。紫草は絶滅危惧種で小川では保存活動がなされている。かつては武蔵野を代表する草花だったが野生のものはもうあまり見られないという。・・野を歩いていつか見つけてみたい。

・・温泉は正解。正月四日目でやっと客がほどよくなった。というよりこの温泉は地の利が悪い。ちょっとした穴場になってる。

・・不感温度35度の源泉かけ流しというのがある。最近はじめたもので気に入ってる。いくらでも浸っていたい。眠りたいほど。・・きょうは他に足湯というのをやってみた。冷水温水を交互に足を浸す。血行をよくする。冷水が痛いほどだ。悲鳴をあげてじっと我慢。次に温水。刺激がつよい。これを二回繰り返した。・・なんかいいね。

・・猿田彦はガド族の長だという。ウズメとサルダヒコは夫婦だったか。ウズメというのは卑弥呼かも。

・・倭国大乱は高句麗から流れた神武イワレヒコが先に列島に勢力をもったサルダヒコと争ったのがはじまりではないか。海と大陸から東進したサルダヒコと百済から南下したイワレヒコと。・・ここはもちょっと入り組んでるようだが。

・・33.25度線。ずっといくと四国の36番札所・青竜寺というのがある。土佐は神武の穴場だろう。紀州の潮岬も神武の限界域だ。その内側からヤタガラスが顕われる。

・・渦潮の多い豊予海峡はスクナヒコナがトンネルを掘って渡った。別府温泉と道後温泉は同じ湯だという。オオクニヌシノミコトとスクナヒコナの連携も33.25度線上に関わるか。・・オオモノヌシはユダ・フェニキアの流れだが、紫の流れか。

319秋魚:2011/01/13(木) 06:31:01
(無題)
・・ハハ、参った。参った。今日はこちらは久しぶりの休みだというのに、温泉に出かけたら月一度の定休日だった。40分も自転車に乗って空振りだった。冷え込むしね。ポンカンを買って帰る。・・で、すぐにさらに遠いい玉川上水の温泉に向かった。ああ、いい加減足が重くなる。・・実はきょう地デジの工事があるというので立ち会わないため午前中から温泉にいく予定だった。テレビはもう見ない。夕方別のところにいって一日中温泉三昧と洒落込もうかとも思ったが、温泉は稀にいくとよい。ありがたみがわかる。で、自転車をさらに一時間もこいでああ足が重い。こんなに疲れるのも久しぶり。・・しかしこの執念。着いてみれば極楽、極楽。

・・自転車だけで3時間も乗っていた。赤信号も無視していたり。あぶないね。まったく。しかし筋肉疲労は健康そのものだ。疲労はここちよい。うとうとする。・・それにここの岩盤浴。絶品だ。・・ジョウタツヤのジェットストリームみたいだ。アルカリイオンの森林浴。

・・東京ドームで若いアイドルのコンサートがあると、まあ若い女の子たちがわんさと押しかける。アイドルのタイプによって、ファンの種類も変わってくる。スマップなんてのは、おばさんが多い。イケメンのアイドルのファンは、たいていブスの女の子たちばかりで、やっぱりブス連はめざしてるものがよく分かる。Xジャパンなんてのはおもしろかった。てんでかっこいいが、そのまま年くってるのがおもしろい。・・矢沢永吉なんかも年食ったファンだが、こちらはロックのチンドンやかも。こんなこといったら怒られるか。永ちゃんは俺もファンだ。・・しかし若いアイドルにはブス連がつきものだ。まとめてめんどうみよう。これがビジネス。

・・不覚にも長々と眠ってしまった。

・・33.25度。・・キリストの子を身籠ったマグダラのマリアが海路この線上をたどってマルセイユへと流れた。そうだ、これが肝心。

・・エノキ茸、エノクに似ている。

320秋魚:2011/01/20(木) 03:33:01
(無題)
・・ハハ、なんて多忙なんだ。あんまり頑張るとまた目をやられる。・・宮廷で后と側室の争いを想定してるヘンチクリンの仕掛けがばかばかしいが、南無阿弥陀仏でも読みたまえ、君はもう死んでいるといってやった。

・・イェーガーマイスターというカクテルが手に入った。若い所長がなにか分からなくてこちらに廻ってきた。なんでも30種類くらいのハーブでつくられたカクテル酒ということだった。トナカイのマークがあったのでトナカイの血でも発酵させたかと思った。・・モンゴルのウォッカには馬の血でつくったものがある。これも手元にあるが恐くて飲めない。・・イェーガーマイスターを今日味見した。

・・ドイツでは、ブランドの酒らしい。くさいなあ。これでは養命酒といい勝負。洋物は味がきつくてやってられない。・・日本のものは淡麗でくどくない。日本酒が一番。

・・正月に飲んだ千代鶴という東京の酒は美味かった。一杯一杯また一杯とすすんだ。社長からもらった樽酒もまあ美味い。・・メーカーものでは菊正宗は美味い。去年飲んだ菊水も美味い。・・越の寒梅はブレンド酒で味がそれぞれ違うから偽物とはいえないがまがい物が多い。名前にだまされないことだ。

・・職場でひょうひょうとした清掃のおじさんがいる。いろいろ話すとおもしろい。七福神とかよく知ってる。歩いていろいろ廻るのが趣味らしい。自転車にも乗る。・・サラリーマンから引退したのかと思ったが違った。もと密教のお坊さんだった。へえだね。滝に打たれて行もするらしい。・・真言宗で、空海と最澄の問答、理趣教をめぐるのが有名だが。律宗の徳一との問答もよく知っていた。徳一と空海のは私もすこしかじった。唯識と両界曼荼羅の論争だが。・・徳一と最澄のもあるが、これは私は知らない。・・ふーむ。本格的だね。

・・西洋の文学の限界、たとえばフローベルは昔のカルタゴを扱ったサランボーが際にあった。ここはもとフェニキア人たちの国で、なぜかひどい人身御供があった。殖民都市がバールの神を幻想増殖させた。・・エジプトのナイル川を遡行してアスワンあたりが限界の地だった。フィエラ神殿ではイシス女神を祭る。・・サヘル島とかのオベリスクは何か。

・・言葉の限界状況を突き進んだのは、アルチュールランボー。アデン、ハラルまでいった。

・・いわゆるレイラインというのは、光の道だが、孫正義は光ファイバーの網をいってるらしい。・・たぶん私の方が正当だ。・・神武が熊野を突き進んだのは、33.15度のレイラインが横刀となって力となった。高倉下の刀だ。・・佐士布都神という。

・・七乙女のあらわれは、高佐士野という。佐士というのはレイラインのことだ。

・・きょうの温泉はいい。源泉かけ流しが、効いている。

321秋魚:2011/02/03(木) 04:21:17
(無題)
・・三足カラス軍団アジアカップを制す。ザッケローニをして伸びシロは計り知れないといわしめた日本サッカーがアジアで勝った。なんか戦争みたいだね。ザックは超一流の監督だよ。・・韓国戦が負け試合なら李忠成を出しただろうが、温存してオーストラリア戦の最後に出したのは秀逸。長友と連携して素晴らしいボレーシュートだった。

・・長友はインテルに所属になる。半導体が売れまくってるから長友も絶好調でいける。(ほんとはインテルの半導体もそろそろやばい)

・・ところで淵蓋蘇文という高句麗の戦記ドラマは壮絶だ。朱蒙以来の高句麗の戦争の歴史だが、ここはよくもまあ戦ってばかり。そんなに豊かでもないだろうから、民衆も生活が大変だったことでしょう。戦争で男はよく死ぬしモノも消尽されるばかり。まったく。

・・この戦争の大主人は三足カラスとはいわず蚩尤大王というのは不思議だ。昔、黄帝と戦ったから高句麗は自軍のシンボルとしたのだろうか、ならば三足カラスと蚩尤は同じものといえるだろう。・・蚩尤が体をバラバラにして埋められたのは山東の泰山の近くだからおそらく泰山をはさんで三ッ星をなす。これが北緯36.5度線にあるから、ニシル山から飛んできたカラスはここらで三足カラスになったかもしれない。

・・アジアカップね。・・エジプトがすごい。サッカーではない。チュニジアがすごい。反政府のうねりのデモがすごい。イエメンやヨルダンでもあちこちでイスラムの革命が起こりそう。いわゆるイスラム原理主義のテロの時代が一歩進化しようとしてるのではないか。・・これは新しい兆しだ。

・・玉川上水の温泉が天然温泉になった。リニュアールというので自転車でいってみた。混んでいたがいって正解。・・入館料が百円アップしていたが、温泉は悪くない。単純アルカリ泉というので、透明でやや翡翠がかった色があり、ぬるっとして心地よい。いつまでも浸かっていたいほど。・・調布の深大寺あたりはかなり濃い琥珀色の温泉で、多摩から武蔵野秩父といくと薄い緑の色になる。・・これはヒットする。

・・マグダラのマリアがキプロス沖を通って昔のカルタゴのあったチュニジアあたりを通って、マルセイユの近くまでいった。・・フェニキア人の海路だった。

・・ヨーロッパはゼウスに見初められたフェニキアの女だ。生まれつき美貌なのは仕方あるまい。

322山田:2011/02/20(日) 23:32:18
(無題)
・・これだ。


http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/limedio/dlam/M89/M896538/4.pdf#search='真珠の歌 トマス行伝'

323秋魚:2011/02/23(水) 23:04:38
(無題)
・・大根を買ってきた。・・温泉の帰りにスーパーに立ち寄りブリの粗も手に入れた。以前鰆のアラを湯通しして煮たがひどく美味かった。ブリは天然もの。今年は日本海で大豊漁ということだ。・・大根とブリの煮付けを作った。あとで気がついたのだがブリは湯通ししない方がよかったかも。血のりと一緒に油も飛んでしまった感がある。

・・イェガーマイスターというドイツのカクテルは名高いものだが、クセが強い。最初原液をそのままロックで飲んでこれはまずかった。・・100パーセントのオレンジジュースで割ってオンザロックのカクテルをつくった。・・今度は成功!とてもいい。・・60種類のハーブとスパイスを発酵させて作った酒らしい。ネットで追うとけっこうなファンがいる。クセが強いがはまった人も多い。都会の深夜のバーでひっそり飲むのがいいらしい。

・・大根とブリの煮付けもまあまあ。これで真珠のうたを想うだろう。イェーガーマイスター。

・・今度国際課に入ったinouiさんは美人ではないが、感じのいい人だ。服のセンスがいい。ヒマをつくってデートをしてみたい。・・美人といえば、かわいい美人は私の周りにたくさんいる。マミちゃんは、ぽっちゃりして話しても疲れない。相性があうが、父親と娘くらい年が違う。まじめになったらかわいそう。・・まだまだ美人ですてきな子はたくさんいる。でも美人はつかれるものだ。厳密に想うと美人はいない。美人はそう見えるだけだ。

・・冬のソナタのチョンユジンが好きだ。チェジウだけど。チェジウの顕われは衝撃だった。彼女のように瞳が潤い、微笑が美しい人はあまりいない。特にいまの日本には。昔はいたかもしれない。・・ユジン、また会える。

・・スターの恋人というチェジウのドラマを見た。これはいい。チェジウは最高のスターになった。七変化。あんな不器用そうな女がよくやってる。・・百本の赤いバラと白いバラを選ぶ割合ですが、あなたならどうします。と男性に聞く。・・わたしなら、99本の白いバラと一本の赤いバラを選ぶでしょう。白いバラは愛したいと想う心で、赤いバラは愛されたと想う心です。99の愛する心で相手にはただ一つの愛される心を望むのです。・・そうチェジウはいう。・・もっとおもしろい話もいっぱい。一話限定でした。

・・イエスは双子の兄弟だった。イエス・トマスという。・・グノーシス主義の新たな展開をみたい。

324秋魚:2011/03/02(水) 02:35:21
(無題)
・・自転車に乗りたい。・・雨。電車で拝島まででかける。こうやって偶には都心から外れるのもいいことだ。少子化というが、子どもの数は郊外には多い。電車の中も騒がしいがこれもひとつの娑婆の香りだ。

・・玉川上水の温泉はついに天然温泉になった。しばらく行ってなかったが、上水沿いの道は雑木の枝を下ろしてこぎれいになっていた。歩きやすいが鬱蒼とした以前の方が趣があったかも。驚いたことに、突然、川面に羽根を広げてゆったりと白い鳥が飛んできた。あ、これは、鶴。ツルに違いない。頭にすこし黒いスジがある。タンチョウツルか。一度水の上で羽根を休めたが、人の気配を感じてかすぐに大きな羽根を広げて飛んで行ってしまった。・・ツルなんかもいるんだ。

・・アルカリ単純泉というヤツらしい。ぬるっとして単純泉にしては濃厚だ。ほんとにいつまでも浸かっていたい気がする。多摩近辺ではとても良質な温泉で、めずらしい。・・きょうは人は少なかったが、だんだんと評価も高まること請け合いだ。なんとも不思議スポット。・・バリバリと音を立てて爆撃機らしいのが、低空で飛んでいった。・・もしもこの温泉に墜落してきたらなど想ってみるが、まあベズビオ山の噴火を絶えず気にかけていたポンペイさながら、みんなけっこうスリルを楽しんでいるみたい。天が落ちて来るというのを、杞憂というが、実際、何が起こるかわからない。ニュージーランドも温泉が覆いが、ああやって大きな地震もある。・・運の良し悪しは普通は良いほうをとって生活する。でも最悪の場合はいつも考えていた方がいい。

・・淵蓋蘇文という朝鮮の歴史モノをみた。戦争ばかりであまり面白くないと想っていたが、このところきれいなお嬢様がでてきて、恋愛のシーンもある。恋愛感情のデリカシーがうまく表現できればこういうドラマもおもしろい。・・ゲソムンという主人公の俳優はなかなかいい。ゆったり落ち着いていて下男だったといって不思議に想うくらい品がある。そう恋人の女性も感じるそうだ。・・が、この品というのは個別の恋愛感情がつくるのもある。おたがいそれが見えてきたら恋人同士になれるのだろう。

・・同じドラマでも隋の煬帝は悲惨だ。煬帝だけでなく髄の王朝は悲惨だ。親も兄弟も殺して帝王になる。愛はほとんど見当たらず権力ばかりがいばってまかりとうる。すさまじい戦争がある。

・・ゲソムンの大志。三足烏がまたいる。天と地をつなぐ鳥というが、ほんとはニシル山から飛んできたんだ。

・・きっと、玄武の蛇はウロボロスで、この混沌の光の道筋というのが、孫正義も予感してる真の光の道なんだよ。・・そうゲソムンに教えたい。

325秋魚:2011/03/10(木) 04:11:18
(無題)
・・中東があぶない。イスラムと独裁政権があぶない。・・ヨルダンのw氏から頂いたグリーンティはメンソールの葉っぱだった。すっとするよという。そういえばアルジェリアのベドウィンはよく鼻に薄荷の葉を挟んでいたっけ。試してみると、あまり薄荷の味はしない。普通のハーブティの様だ。ブランデを少量入れていい味になる。このブランデもいただきものだ。・・イエメンはもともと物騒なとこだが、最近もやばい。アラビア半島の南端でアデンは詩人のランボーも出かけている。ソマリア沖には海賊もいるし、オマーン、ソコトラの南アラビア語は古代ヤマト語と似ているともいう。ソマリアのすぐ隣にあるアビシニアは今のエチオピアでここのアベベというマラソンランナーは確か裸足で走るので有名だった。ここもランボーが訪れた。

・・卑弥呼の頃の倭国大乱と今のイスラム大乱はわくわくして魅かれるものがある。大陸の三国志なんかは誰もが知ってる話で、映画のレッドクリフというのは面白い。戦争は大国の大軍が必ずしも勝利しないというのがよくある。負けるにしても精鋭軍の玉砕はどこにでもある。スパルタのレオニダスなんかも壮絶だった。高句麗と隋の戦争も隋は百万の大軍とかで十万の高句麗を攻めたりする。しかし朱蒙の高句麗も戦争が好きだねえ。ヤマトの王権もそういう血がすこし流れているのかも。ヤマト魂というのは。

・・話は変わるが、神武というのは実在したにちがいない。列島に流れてきたものは、おそらく光の道をたどってきた。同じ緯度線上は太陽の道で、神武の天孫ならば垂直に降り立つ光は彼のパワーの源だろう。

・・おそらくエイリアンのように巣食うのはよくあることで、でも光が足りない。マリアの受胎告知のような鳩の降臨のような垂直のドラマが現代は欠如していまいか。

・・イスラム革命というのは、むずかしい。独裁政権に対する民主主義の勝利という安易な構図で着地するほど簡単ではないだろう。しかし、渦中であるから、注視すべし。

326秋魚:2011/04/07(木) 01:26:14
(無題)
・・横揺れの地震だから震源はそう近くはない。いつ止まるかと想ったがなかなか止まない。ついに部屋を離れて外にでた。・・北太平洋のプレートのゆり戻しがあって三つ大きな地震が起きたらしい。・・20分後駅へ向かう途中でもまた地震。余震だろうがかなり大きい。若い娘さんが広い空地の真ん中にしゃがみこんだ。こわいこわいと必死に耐えている。

・・都心でビルの十二階にいた人は、はじめ関東大震災が来たと思ったそうだ。これで終わりか。そう思って何事もなかった人も三陸や福島、茨城、千葉への津波がかくも大きく何万もの命を奪うものとは想像できなかった。・・福島の原発の事故もまた。・・20日ほど経ってマグニチュード5以上の余震が350回も起きているという。今でも地の奥でごとごと不安定に揺れている気がする。これはそういう病いだというが、実際揺れているのは間違いない。別のプレートが連動すれば今度は東海大地震になるやも知れぬ。活断層が反応すれば直下型でここいらも家は倒壊するかも。・・地震はまだあきらめもつく。原発の放射能汚染はたまらない。

・・自転車に乗ってはあはあ空気を吸いながら武蔵野の野外を走るのも心配になった。セシウムの塵が肺に入るかもしれない。水もあぶない。

・・2001年9/11のグランドゼロ、同時多発テロからちょうど10年と6ケ月の3月11日というのは、うまくできている。・・ちょうどイスラム革命の真っ最中で。

・・ゆりあ。・・温泉にいった。ここいらの水は大丈夫だろう。絶対ということはないが。大洪水後と放射能汚染があって、ゆりあはどう生きる。

・・大祚榮。・・高句麗から渤海へ。天孫を自称するのはヤマトも同じ。ヤマト王権の直系は高句麗と同じ天孫族か。ウガヤも神武も高句麗の流れ。・・ヨンゲソムンが西土、中原を隋、唐と争ったのは訳があろうが、結局はその領土拡大策が国を滅ぼすもととなる。・・テヨジョンの渤海。・・渤海は勾玉だ。ツングース系のテヨジョンが中原より後背地に依拠して渤海を存続させたのは注目に値する。

・・高句麗は列島ヤマトに入って完成した。ヨンゲソムン、テヨジョンの高句麗、渤海はマトリクスの歴史だ。・・ヤマトに原爆が落ちたように、3/11の震災、原発の破れはそういう供犠が命運となっている。

・・これは、何かが起きる。

327秋魚:2011/04/20(水) 03:46:46
(無題)
・・雨の日に温泉にゆくのは、よい。・・噂になってる大長今・チャングムの誓いを見た。なるほど子役のチャングムも女官のチャングムも役はよい。造る料理も美味そうだ。雨の日は外出せずというのが本当だろう。雨の中では今しかない。今が積み重なってやがて温泉になる。大長今というのはテジャングムという名前らしい。大きく長い今という解釈を読んでいたが。ハハ、大長征という言葉はある。

・・父親にも母親にも死なれるチャングム。・・野で倒れて弱った母親に何か食べ物を探すチャングム。野いちごをみつけ自分の口で噛み砕け母親に与えるチャングム。それが母親の最後の食物だった。

・・チャングムの食後のお菓子は、野いちごの砂糖漬けだ。王に差し出す最高の料理。ここが泣ける。

・・鯛のカシラとアラを買ってきた。醤油と酒それに少々の生姜で鯛を煮た。大根を入れて汁もたっぷり。いい味になった。大根はいい味をつくった。

・・淵蓋蘇文という高句麗晩期の名将は、すごい。平和願望の穏健な王とその一族を皆殺しにし、クグツの王をすえて自らは第一の権力者になった。高句麗が滅ぶのには立ち会えなかったが、彼の死が高句麗滅亡のきっかけになった。淵蓋蘇文という名には深い意味の謎がある。

・・福島原発というのはパンドラの箱だ。原子炉を開けると放射能という厄災が地上を蔽い、原子炉を閉じれば希望が残る。・・原子炉の中に三足烏がいるようなものだ。パンドラの箱から三足烏が外に出るとそれは厄災の野だ。だが、三足烏そのものは希望の光。

・・文という文字は蓋に圧された三足烏。蓋というのは蓋国のガイ、骸骨のガイのこと。レジスタンスゲリラの要塞のことだ。

328秋魚:2011/05/04(水) 01:53:51
(無題)
・・ハハ、ゆかいゆかい。ハヤブサに乗って飯能の温泉にいった。ハヤブサとはわが自転車。天気予報が晴れとあったから遠出にかけた。いやはや恐ろしく遠い。立川の昭和記念公園裏手あたりから武蔵村山のかたくりの湯には以前いったことがある。この辺の土地勘もすでに狂っておりあっという間に迷路にはまった。例のごとく手当たり次第道を聞き始める。残堀川というあたり。そのあたりから瑞穂、箱根ヶ崎にいこうとしたのだがこれがさっぱりわからぬ。でもみな親切に教えてくれる。え、瑞穂にいくの。なんてみんな驚く。ハヤブサを見て無謀と思うらしい。三段ギアはあるが実はママチャリ。自分はオヤジには見えないらしい。ただどこかに到達しようという熱意ゆえかみな親切に道を教えてくれる。いろんな人と話ができて面白い。・・日光街道という名をはじめて聞いた。この道を真直ぐいけばよいとのこと。・・ハヤブサと自分の体力を信じていたが、すこし恐くなる。恐いのはパンク。それにいつかペダルのアームが外れてしまい自分で直した。再度ゆるんで来たらどうしよう。自転車店もあまりない。・・一度出発したら一直線に進むこと。これが成功の秘密、とはチャングムの誓いにもあった。・・この日光街道をひたすら進めば金子にいたる。ここで入間川を渡れば飯能だ。あの八高線沿いの道は日光街道なのだろうか。ああ大変な遠乗りに出たものだ。狭山の茶畑というのが心地よい。でも道幅が狭い。なんか車にぶつかりそうだ。自分の体力はともかくハヤブサが気になった。家から紙パック入りのお茶は入間川にでたら飲もう。しかし水筒を準備すべきだった。瑞穂から入間川に抜けるまでが大変。小高い山があって、自転車でゆくのは自分くらい。

・・ああ入間川。やっと来た。ここでお茶をのむ。だいたい昨夜は3時間しか寝ていない。仕事にも慣れすぎて、このまま時間をとられて年をとったら長年の夢自転車の遠乗りも出来なくなってしまう。やばい。思い立ったら吉日。・・飯能市街にはいれば宮沢湖まではさほど苦ではないだろう。節目節目で道を聞きまくり遂に宮沢湖畔の温泉喜楽里別邸に到着した。ああゆかいゆかい。家をでてからなんだかだ3時間で着いた。

・・この温泉、入り口で入場制限をやってる。祭日で混んでるようだ。涙、涙。紙パックを捨てたいんだけど。ではこちらでどうぞ。自転車で来てるのも自分くらい。車とバイクが多い。

・・喜楽里。結論からいうと、展望露天風呂の源泉かけ流しがとてもよい。これだけでも来る甲斐がある。単純アルカリ泉というやつでぬるっとしてる。ああいい気持ち。・・思えば遠くに来たものだというけれど、温泉というのは来てしまえばまったく簡単で近いものだ。これがトリップの秘密。・・レストランでビールと山おろし蕎麦をとった。ものを食べたり酒を飲んだりする体力もありがたいものだ。ここの蕎麦はうまい。おみやげに喜楽里まんじゅうを買った。

・・それにしても、帰路がこっけい。雨が降り始めた。んで最初の曲がり角で右左反対の方角にいったからたまらない。いけどもいけども飯能市街にはいれない。道をたずねる人もいない。ようやく街道筋で野菜を買ってる車の人に聞いたらまっすぐは日高の方だという。あわてて売店のおばさんにも聞くとここは飯能の下で反対ですよということだった。ああ涙、なみだ。じっと我慢でもと来た道を返す。それに雨。

・・ああ迷路、迷路。完全にわからない。・・駿河台大学を目指しなさい。そこが金子。ここまで来ればまた例の八高線に沿った道でいけばよい。・・柳井氏に途中電話をいれるも嬉しい限り。でも今日はやっぱり自分の日帰りチャレンジだから自転車で帰宅すると報告まで。・・帰路はチャリダーのお兄さんお姉さんに遭遇。瑞穂までの道を聞くとまだまだ遠いいいということでした。で、ママチャリを眺めて怪訝そうな同情のまなざしがあった。同情は軽蔑と紙一重みたいだけど。しかしいいなあ、チャリダーって健在なんだ。また茶畑。

・・瑞穂からがまた大変。今度は大学生に道をたずねた。むこうの五平という焼肉店で飲み会でね。そのあたりまで一緒にいきましょう。ああ若くていいね。体育大学の学生なんだ。・・みんな面白い。

・・最後は昭島に出る道をやはり若い子に聞いた。ああでも遠いですよ。チャリダーのカップルも遠いんで驚いていたし、実は自分はそれはたいしたことはない。ただハヤブサが心配なだけだ。・・瑞穂や武蔵村山にもモールという大きなショッピングのビルがあってこれは驚きといえばオドロキ。中に入ったらそれだけで一日閑をつぶせそう。昭島も大変な都会になってる。未来都市だ。

・・やはり同じ生活ばかりは駄目ですね。ゆかいゆかい。なみだなみだ。パソコンばかりで眼がヒブン症だったが、野に出て緊張したためか、眼の具合がとてもいい。

・・よしっ。また自転車に乗れる。

329秋魚:2011/05/19(木) 01:04:48
(無題)
・・や、またまた愉快。ゆかい。ハハ、また自転車に乗った。今度は東青梅まで。青梅線に沿って昭島まではeasyなコース。拝島あたりがむずかしい。というのも八高線、五日市線が枝分かれして紛らわしいからだ。案の定公園の遊歩道にはまってしまった。道行く人に抜けられますか?といって何とか行けますよ。とあってもほんとは無理でしたね。ぼこぼこの階段道だったり。鉄路だけが頼りだが、通りすがりの黒人のお兄さんにthis railway goes to
Fussa? とかなんとか、でもそれは八高線だとか。あやうくまた瑞穂にむかうとこだった。
・・結局予定より20分遅れで待ち合わせの東青梅に着いた。ヤナイ氏とは10年ぶりか。おたがいおじさんになったものだ。否、けっこう若い。車に自転車を乗せてヤナイ氏のアトリエと大松閣にむかった。へえ、家を買ったんだ。それはすごい。でも山奥だから人懐かしくなるみたい。温泉フリークの私の趣味で自転車にも乗り昔の友にも会った。岩蔵温泉のあるあたりを通って飯能は唐竹の白髭神社の近く名栗川沿いにあった。妖艶な奥さんに挨拶されてではこれから大松閣の温泉にゆきましょう。山の茶屋というレストランで懐石をとれば温泉にもはいれる。ここまでは予定通り。・・予定外だったのは俳人の石田郷子さんの住まいに寄ったこと。彼女もずい分有名になったものだ。わたしのことはなんとか憶えていてくれたみたい。でもお邪魔はできない。まじめな俳人だからね。

・・温泉のことはすべて秘密。山の茶屋にはきれいで育ちの良い猫ちゃんがいた。イワナを狙っているとか、そんなふうでもなかったが。朴葉御膳という料理もわるくない。おみやげにあんずの紫蘇漬けを買った。さあ家にもどってワインでも飲みましょうか。四方山話で朝はホホケキョの鶯がたくさん鳴きますよ。うるさいくらい。・・この辺は渡来人が多い。白髭神社もそんなゆかりでしょうか。高麗神社もある。・・では明日はさわらびの湯にいきましょう。温泉フリークですから温泉三昧ですね。でもほんとは一人がいいのです。連れがいると疲れますからね。寝不足で自転車に乗ってたいそうな年で翌日川で撮った写真はけっこうふけてみえた。こうして私も老人になるんだ。やばい。

・・さわらびの湯も秘密。ここでは、竹笹の蕎麦、狭山の茶蕎麦、秩父の古代米とか買って帰宅してさっそく竹蕎麦というのを食した。ふうむ。竹笹の味はうっすらして味わいがむずかしい。でも上品な蕎麦の香りです。

・・もっともゆかいゆかいなのは、塩船観音寺を訪れたこと。行基ゆかりのこの寺は地形が船に似ているという。つつじの花で有名だが盛りはちょうど過ぎたころあい。でもあちこちまだ花は咲いている。・・真言宗醍醐派の別格本山という。山間のマンダラの寺院ですばらしく開放感があるんだ。

・・よしっ、来てよかった。

330秋魚:2011/05/26(木) 03:10:48
(無題)
・・チャングムは陰謀につぐ陰謀。料理のコンプレックスは医術のコンプレックスと重なり、宮廷社会の人の陰謀とも重なる。頭脳明晰なチャングムゆえ犯罪の謎解きも最後は勝利する。やれ、人は年を食うものだ。チャングムの苦悩の体験は並ではない。子どものチャングムは光っているが、最高尚宮のチャングムは成人した美の極致だ。たいへん苦労して心の深みはなかなか老化しないのがチャングムの秘密であろう。

・・眠りをとらず体力を消耗し、人に会う。これが肝心だが、ここで頑張ると人は必ず老化する。同じ仕事を安全に持続しつづけるというのが、老化の因だ。

・・ゆりあに今日はじめて声をかけた。「君のお父さんって、舞台美術やってない?」「舞踏とか?」・・「え、どうして」にこっと笑みをつくる。端正な顔立ちの割りには、歯並びがすこし乱れて可愛い。「むかしサタケさんって聞いたことがある」「写真をとったり」・・「いえ、違います」「コウムインです」・・ハハ、若い子と話をしないから老化するのだ。でも無理があるなあ。若い子って疲れるものだ。でも、そうでもない。レストランで私語をするのが下手なのだ。というか、勇気いる。・・ゆんちゃんでだいぶ懲りている。

・・「どこかでお会いしました?」なんてのは何かの映画にもあった。それもちょっと言った。にこっと笑ってくれた。それでいい。

・・最近、仕事がうんざり。彼らと話すとひどい老化のみがある。自転車と温泉、それに若い女の子が健康に良い。

・・ゆりあ。よい名前だ。

・・幼いチャングムが母を亡くす場面は泣ける。もう洞窟のようなところで、瀕死の母に野いちごの実を噛み砕いて母の口に与える。たったひとりの肉親との別れがこんな自然のただ中で言葉も心も伝えるものが途切れようとする。

・・生きる、は黒澤明の名作。若い子と話をしたくなるのは、やばい兆候かも。

・・実は、話をしたい本命がもうひとりいる。髪結いの亭主か、マディソン郡の橋の上か、ともかく繭蔵か、塩船観音にいっていっしょに歩きたい。

331秋魚:2011/06/09(木) 02:35:46
(無題)
・・一年に一度の健康診断。たぶん一年前と変わらぬが、すこし悪化か。不眠が続いているので血もなかなか浄化されない。2日休養した後なら健康そのもの。今は岩盤浴と自転車乗りの後で気分はよい。・・血はワインレッドできれいだった。

・・Mの陰謀。・・奴はわたしのペトルボットのジュースに何か薬を入れたに違いない。急に風邪の症状がでてほどなく眼をやられた。抗ウツ剤とか睡眠薬とかで眼に来るものがあるはずだ。3ケ月かけて数種の陰謀をたくらんだ。まさにMこそ蛇蝎の知恵そのものだ。まさかと思うことを次々と実行する。

・・親とか兄弟を広島の原爆投下ですべて失った。原爆症の妻といっしょに連れ添ったが、生まれた娘は脳に障害をもった。よく育てたが監視ができず交通事故で子を亡くした。定年間近に信頼した上司に大金を預けそのまま2度ともどらなかった。離婚してそれでも必死で体を動かせて働いた。他人の世話もよくしたが、最後は借金を無心するのが常だった。セクハラのようなことも平気でやっていた。側近にいたものとしてMの陰謀は数限りなく読み解いてきた。パターンはいくつかある。仕事仲間に毒を盛るみたいなのは、まさかと自分も思っていた。チャングムの誓いなども研究していたようだ。・・証拠を残さずにこれでもかこれでもかと罠を仕掛けるのが特徴で、一つが暴露されそうになると第二第三の罠を仕掛ける。あのしつこさと来たら第四第五と続ける。これ蛇蝎でしょう。残る余生を陰謀で遊ぶことに決めたらしい。・・今はソウルにいるが、帰ってきたらまた矢を放つつもりだろう。いいかげんブタ箱に送り込みたい。

・・診療所の先生は去年と同じ人だった。仰向けに寝させ、腹を手で触れてさぐるのが特徴で内臓の悪いところがわかるらしい。実は今回ひとつ痛いところがあった。腸が張っていただけだが、問題にする前にくすぐったいでしょうと、先生が降りた。・・不眠症が続いて悪玉コレステロルがなかなか退治されない。よく相談してくれる先生だ。

・・ゆりあは前回私語した為か表情が変わった。あの時話かけた言葉の内容を何度も繰り返して意味を考えているはずだ。話を続けたいが、奥の調理場にまわされているようで接する機会が無い。職場の陰謀ジジババの話より、若い子の声が新鮮だ。あちらからするとこちらがジジイなんだろうけど、若い子はいい。でもこういうのは危ないネ。

・・温泉で髪をカットしてもらって、ラジオのニュースでは、福島原発3号機だか、メルトダウンではなく穴ぼこがあいて燃料が抜け落ちるメルトスルーとかやってた。ひでーな。

・・放射能は相当量飛び交ってる。原発事故後、よく自転車に乗ったのでわたしも被爆がいっぱいかも。

・・福島原発は愚の骨頂だ。

332秋魚:2011/06/16(木) 01:00:37
(無題)
・・人はどうやって犯罪者になるのか。Mをみてると理解できる気がする。が、これは甘い。キリスト教などの宗教では、すべての人はいきなり唐突に犯罪者、罪を負う者になる。なってしまう。国家の法で守られている社会の犯罪はその社会では現実だが実はフィクションだ。天下の石川ゴエモンは泥棒のスジを通した正義で死んだ。彼を犯罪者呼ばわりするほど徒労はない。チャングムの誓い、大蘇栄などそうしたヒーローたちの戦いは犯罪者として裁かれる危険がいっぱいのフィクションのドラマだ。ま、人がつくったものだが、まれにMのようにそんなかっこういいものではないが現実の世で犯罪を演出するものもいる。死ぬまで現役引退しないというのだろう。・・にしても、老醜だね。

・・若い子と話をしよう。inouiさんはマンドリンを手にして待ち伏せていた。あ、なぜこんなところに。いえ、マンドリンの練習です。屋上です。・・ふーむ、マンドリンというのはずい分優雅でオシャレな楽器ですね。近頃は音楽すらもご無沙汰ですが、きっといい音色がするんでしょう。・・いえ、わたし日本人です。外人ではありません。え、でも外人だと思ったわけでもないんです。帰国子女ですか。・・そうでもないみたい。・・雨が降ってきたからもうやめます。・・そうですね。また今度お話しましょう。

・・いまどき若い子って何考えてんだろう。放射能がいっぱいで身重の奥さんたちは大変だ。なかなか防御がうまくいかない。わけのわからぬ疫病ばかりの世の中になる。子どもが育つなど誰も自信をもてないだろう。若い子の未来は無いと思うか、有るとしたら自ら未来をつくって切り開かねばならぬだろう。・・放射能がいっぱい。

・・ゆりあには今日も会えなかった。皮肉なものだ。思いが募るとけして会えなくなる。会うときはいつも偶然だ。・・ユジン、また会える。なんてのは、けだし名セリフですね。

・・健康診断はほぼ変わらぬ。若い子と恋愛ができそう。

・・来週はいよいよ自転車で多摩川をくだる。めざすはあの温泉まで。飯能までいったこと思えばどうということもない。天気がよいのを祈るのみ。

・・若い子は、その先にいる。

333秋魚:2011/06/22(水) 23:52:18
(無題)
・・参った。参った。このままでは白血病になる。なるべく休むことだ。一睡もしないで多摩川をくだるなんて無理なこと。即、老化だ。一寝入りして小平温泉にゆく。火曜日に来るのは久しぶり。定休日が変わって火曜にはあまり来れなくなった。以前いた受付嬢が憶えていてくれてビールの注文を取りに来てくれた。ありがたい。あの子はよく尽してくれる。まあ客でいる限りだろうけど。リストバンドを渡すとき手の指をみたが、ちゃちな指輪をしていた。独身みたいだけど。他に2,3憶えて気にしていてくれたようだ。ゆりあはいない。

・・いくら温泉に通っても白血病になったらお仕舞いだ。社長に頼みこんで休みを増やすことだ。収入が減るけども。

・・よく晴れた。今日こそ多摩川をハヤブサでくだって喜楽里温泉にゆく。調布の京王閣ケイリンまでは何度か来たことがある。狛江、二子玉川とさらに下って一時間半と踏んでいたが、見立ては甘かった。土手上の道は舗装されてずっとあるのではなく、途中砂利道になる。下におりてゆけばまだいい道がある。景色は上の道がいい。狛江からの多摩川は緑も多く中洲などもこんもりして水に映える。チャリダーというか本格的な人も多い。暑いので途中からTシャツ一枚になった。日に焼けそう。サングラスも途中で外した。野生が欠乏してる。

・・自転車2人乗りのアベック。若い男の子は茶髪でピアス。若い女の子は米国の星条旗だかをアレンジしたTシャツでなんか目立つな。世の中若い子がいてくらくら眩暈がする。追い抜いて貰いたそうで、えいとハヤブサで追い抜いた。ハハ、若ぶっちゃって。見立てが甘いというのは、小田急線までは何とか来て、先、二子玉川から向こう岸に渡らねばならない。どの橋で渡ったら良いものやら駐車場警備のお兄さんに訊く。そうだね東急の線路沿いで渡るのがいいみたい。向こう岸に渡りそこからがけっこう分かりづらい。何度も土地の人に訊いてやっと到着する。2時間はゆうにかかった。はじめてのところはバタバタ落ち着かない。いつ帰ろうかなど気にしては駄目なんだけど。・・しっとりして客の応対もいい。お得なセット料金で入りましょう。・・体調はあまりよくない。へえー天然温泉なんだ。1800m掘って琥珀色はよくあるやつだ。ゲルマニューム岩盤浴ははじめてで発汗がしきりだ。自律神経が乱れて、体調もよくない。レストランで瓶ビールを飲む。酔ってしまえばこちらのもの。・・休憩場の薄型テレビはよくみえる。メーカが気になり、パナソニックだった。法然と親鸞の宗教ものをやっていたが、画像が新鮮でよくみえた。パナは今期4割だか6割だかの減益でこれも震災の影響らしいけどいいものを作ってる。何があってもいいものを作らねばだね。国会会期は70日延長で決着。再生エネルギ全量買取法案をなんとしても通したいカン総理をわたしは応援するけども。それぐらいやらねばだね。世の中のことここまで学習できたら今日の温泉はとてもいい。

・・見立てが甘いのは、シャツを2枚着たこと。途中で一枚になった。裸で行く人もいた。腕の部分が日焼けして今すこしピリピリでこんなこと滅多にない。来るとき用意した小型のボトル一本の水が貴重で水が美味しかったこともよかった。温泉でも水はたくさん飲んだ。味は今一。ビールはサッポロでまずまず。・・武蔵溝の口あたりはけっこうにぎやかで、あの不埒なドンキまである。富士通の社員はまじめそうだ。子どもを連れた奥さんに道をたずねた。信号をわたるのを停止してすまないほど親切です。涙がでそう。昨夜みたテジョヨンでも子どもを抱きかかえるシーンがあってなかなかよかった。自分の子だけど知らないんだ。テジョヨンは大したやつだ。

・・帰り、日活撮影所なんてある。日活芸術学院なんて教室がまるみえじゃん。おどろき。・・自転車3人娘が前をゆく。話し声が聞こえる。学生らしいが、そういえば学校もある。・・思うに道というのは2つある。この世の道でいろいろな人がいる道。無常で涙でそうになる。もう一つはこの世ならぬ道で、人の出会いがどうかして犯罪になったりしそうな道。狛江あたりで土手に出ようとしたが、何度もだまされた。よい作りの家がいっぱいあるがいずれも袋小路で土手には出られない。よい家だが多摩川が増水して溢れるとここらも危ない。まったくその時はその時なんでしょう。

・・しかし裸の腕が日焼けしてすこしピリピリ。紫外線だね。野生で、いい。

334秋魚:2011/07/06(水) 02:48:26
(無題)
・・新橋の第一ホテルまで株主総会にでかける。30億もの赤字でよく倒産せぬものよ。株主だといって大変な資産家に見られているようだが、一株二株の遊びごと。リーマンショック以来2百万くらいはマイナスになってるのではないか。・・それにしてもこの会社、再生エネルギー法案が通らなければどうにもならないか。・・感動的で良質な株主総会という人もいるけれど、これだけ赤字だとちょっと見え張りかもね。

・・ところでS嬢は魅惑だ。広報担当で忙しいようだが、話す機会はある。ヒマをつくってお茶したいけど、うまくいかない。・・新百合ヶ丘に住んでるのですか。では、とても近いです。先日は登戸まで自転車で行きました。稲城にある温泉で髪をカットしてくれるお姉さんは新百合ヶ丘に住まいだそうです。わたしが自転車好きなので20万くらいの持ったらといってました。買ってくれるのかな。ハハ。・・S嬢と温泉でデートしたいですね。

・・自転車の遠乗りにはまりそう。先日は多摩川をくだって川崎までいった。こんなのは遠乗りにはいらないのかも。でもあれ以来やたらと眠りがやってくる。不眠症がすこし解消されたか。それに若い子にも話ができる。・・行きて帰る、若い子との出会いとはそういうものだ。発句のことだ。きっと。

・・あきるの市の温泉にチャレンジしてみたい。五日市街道をのぼる。くだるか。なぜ五日市なんだ。なぜ秋留なんだ。きっと訳がある。

・・自転車を物色した。遠乗り用の自転車、4万くらいのがある。そうだ、そろそろママチャリでは無理か。・・ハヤブサだが。

・・よし、次の目標はあきるの温泉だ。若い子にまた会える。

335秋魚:2011/07/07(木) 00:34:10
(無題)
・・地場野菜のキュウリを買った。福島産、秋田産など出回っていたが、今回はごめんなさい。市川光さんという方が作ったものにした。まあ大きくて色も濃い緑、ハウスものではないか。最近どうもキュウリはキュウリの味がしない。これは放射能とは関係ない。地元産を使う小平の温泉レストランは野菜も味がよい。今日のキュウリは食べてびっくり。美味い。温泉から帰って、韓国ビールでモロミとキュウリ。甘いほんのり苦い昔のキュウリの味がする。胡瓜と書いて、どこかシルクロードを渡ってきたそれ相応の味がするものなんだ。元来は。テジョヨンの血みたいなものだ。美味いキュウリは。

・・若い子と話がしたい。そうだ若い子はたくさんいるが、美味いキュウリのような子はいない。みかけはキュウリだが、キュウリではない。

・・多摩川の土手に出ようとしたら、急に屈強の若者たちがどやどや現れた。いい体格でラグビーの選手たちか、サントリーとあるから川原での練習帰りなのだろう。それにしても胸板の厚いすごい体だ。・・しかし彼らは若いというのではない。お店にでるキュウリだから。

・・伊藤園の人参ジュースを飲んだ。美味い。・・彼女は誘ってみたら温泉に寄ってくれるだろうか。髪を染めて化粧がとれるから気がすすまないかもしれない。公衆の見知らぬ人がいる温泉はこわいという子もいる。岩盤浴サウナで飲む冷水はひどく美味しいものだったが、ここにたどり着いてこの水の美味さが分かるか。ここの客層はいまひとつだが、私がいるからとてもよいと思ってくれるだろうか。レストランは小平と違ってビールは美味くない。食欲があるなら名古屋の味噌カツが美味い。ほかにも美味いものはある。が、わたしの趣向では自信がない。

・・忘れてはいけないのは、発句の精神だ。ユジン、また会える。

336秋魚:2011/07/20(水) 00:45:25
(無題)
・・台風が来てるらしい。なんのなんの。こんないいものはない。自転車の遠乗り3連発はきいた。台風は南の洋上のはるかから来るが、要は比較の問題、わたしの遠乗りだってそれに匹敵、あるいはディープインパクトなるやもしれぬ。自家薬籠中のトリップアートはまだ実験中といってもマンハッタン計画さながらこれから未聞の大核爆発が起こるかもよ。・・わたしは翁のペルソナに目覚めた。

・・本命の若い子にまた会えた。ゆりあではない。実は名前はまだ知らない。我輩は若い子である。名前はまだ無い。って奴。・・この子は娘のようだ、というより父親はわたしより年下かもしれぬ。孫娘だったりして。・・わたしがしつこくして会っているのではない。向こうがいつも呼び出すのだ。・・美人がいっぱい。会計のmi嬢は忘れていたが、ほんとはくだけた美人だ。地味な職場のわりに化粧が派手なのは、まだ独身というより、子どもがいるような気がする。言葉に訛りがあるのでたずねてみたら徳島の出身だという。それできつい化粧の割にはおっとりしてる。この美人はくだけていいかもしれぬ。

・・本命の若い子には、本をあげましょうか。そうフランス語をすこしやるようですね。イタリア語はどうですか。え、イタリアレストランで働いていたって。教材ですか。いえ、違います。ほんとにあなたにあげたいものは、実は・・こういいかけて、沈黙。

・・お仕事忙しそうですね。でも温泉なんて行きませんか。まあ出張の時くらいですか。若いから夏は海で冬は雪の有るところでスノボーとかやるのが普通かもですね。でも近くに温泉があります。とても広くて楽になれる温泉です。仕事帰りにぜひお寄りください。・・営業ではありません。フリークです。・・わたしと会えたらレストランで食事ができます。きっと。・・最後にきっと、と付け加えるのは昔の恋人のくせだった。

・・人は会った時の仕草で好意を持ってるか否かおおかた分かってしまう。特に好意を演出すれば、さらにだが、それで拒否反応があればそう受け取られてないのだ。

・・この子は娘の一番いい時期を長老に仕えるタイプでしょう。きっと。・・でも現代はきっと長老が不在なのだ。

・・マディソン郡の橋の上で、お会いしましょう。みたいになってきた。遠乗りの数々の風景、濃密な風景がたくさんある。この絵解きをすべて出来るのは翁の才能。・・数限りなくなつかしい風景の絵解きを話して聞かせたいが、若い子ははたしてどんなものか。

337秋魚:2011/07/28(木) 00:13:24
(無題)
・・追憶と回想の酒イェガーマイスターを飲んでる。たしかにアヘンが入ってるかもしれぬ。・・s嬢に会えるとはいつも思っていない。不意に呼び出しが来るのは好意の思惑かしら。自転車の遠乗りが夢幻を引き寄せる。・・そうですかドーバー海峡よりの町にいらしたのですか。で、ベルギーのゲント、ブリュージュにもいったのですね。あのあたりは退廃的な香りでもう死んだ町かと思ってました。が、そんなことはいわない。・・目の中に入れても痛くない美人だが、果たして美人というのは当たらないかも。

・・ハヤブサがパンクした。後ろのタイヤがそろそろ磨り減ってきてパンクもしたらしい。いやもうすこし使いたい。チューブを二重にして少しはもつかも。でも遠乗りは無理ですね。やめましょう。早く部屋を片付けねばいけません。若い子と出会いを続けるためにも。

・・ブルゴ−ニュというのは地域の名。ディジョンというのはその町。フランス東部です。ブルゴーニュワインが美味い。

・・株主総会に出かけた。品川のグランドプリンスホテル新高輪というどえらいVIPなところ。こんどは黒字安定銘柄で、安心できる。株主はみんなしょぼい人が多いけど。ま自分もその一人だ。案内嬢とかそこで働いている人を観察するのも楽しみ。この子は胸、腰の線が
抜群だとか。媚があるけどせいいっぱい抑えているね。あの子は色気はないが、受付けにはぴったりとか。・・駅から柘榴坂というのを登ってゆく。なんかすごく優雅です。パミール崑崙とか。帰りは日本庭園を散歩したら道に迷ってしまいまた例のごとくそ知らぬ顔の案内嬢にたずねる。・・迷子になっちゃった。駅にゆくにはどうしたらいいでしょう。・・でみんな的確に教えてくれる。それできっちり帰宅する。

・・やはり睡眠不足で株主総会なんかに出ると腰が痛くなる。もうすごい爺さんが細い腕をふって質問していたっけ。彼ら、あれが楽しみなんだ。いいね。

・・イェーガーマイスターオレンジ割りで、若い子を追憶しよう。温泉にでもいって。

338秋魚:2011/07/30(土) 14:27:18
(無題)
・・スクリュードライバーという酒があったはず。ダークブルーの夜にいただくとよい。・・やはり美人だ。まじめな場所で気の抜けたビールを飲んでいたが、呼ばれてそのせいではない。ハシシを塗りこんだ笛、アヘンの入った酒。・・ケシの花のような女、麻薬のようであり、そうでない女。・・また呼び出されたが、すごい美人。

・・なにかしてあげたいが、みつからない。・・目が目を欲望する。そういう万葉の古歌があったけ。

 夕さればひぐらし来鳴く生駒山越えてそ吾が来る妹が目を欲り    秦 間満

・・わたしが来る、妹が来る。そういう相思の目の出会いのことだと読んだが、どうか。あるいはわたしからの単方向かもしれぬが。

・・美はいつ美となるか。・・これは80年代のテーマ。ウォール街の女があらわれてから、美人の判定がむずかしくなった。・・名画の落札に大枚をはたいたが、騙されたものも多い。

・・若い子たちもここをクリアしないと、美しくなれない。

339秋魚:2011/08/04(木) 02:29:13
(無題)
・・韓流はチェジウにはじまりチェジウに尽きる。近代の芽をまともに育てたものが生き残る。日本流は退化していまいか。・・「・・時間にしばられた人が自由を得るのは、異質の空間に入る時だ。人はその時追憶と未来への希望を選択する」(「スターの恋人」)

・・「飛鳥の恋人」というイマリ(チェジウ)の本は抜群に読まれる。実は代筆。・・日本の奈良に休暇設定したドラマは完全なポストモダンのドラマの方法。若きインテリ教授と美貌のスターの恋がテーマだが、夢幻よりは甘い幻影のドラマだ。・・「冬のソナタ」がモダンの追憶ならば「スターの恋人」はポストモダンの模索だ。・・ショパンのノクターンひとつの理解があるか否かそれが問題でドラマは起こる。モダン、ポストモダンは実はどうでもいいことだ。

・・「秦河勝と夢幻能」というのは、きわめて今日的で超ポストモダンなことだ。日本流が韓流より進んでいるとすれば、ここにおいてしかあるまい。「万葉集」も再考されねばなるまい。特に恋の歌は。

・・大伴家持はカバリストの系譜とみたが、どうであろう。

 振仰けて若月見れば一目見し人の眉引思ほゆるかも    大伴家持

 ふりさけてみかづきみればひとめみしひとのまよびきおもほゆるかも

 ふりさけて●●●
 みかづきみれば●
 ひとめみし●●●
 ●●●●●●●●
 ひとのまよびき●
 おもほゆるかも●
 ●●●●●●●●
 ●●●●●●●●

・・倭のリズムがすでに迦波羅(かっばーら)のリズムだと。「迦」という文字はすべてを語る。カバラとは伝承のこと。大伴氏は伝承の系譜をもつ。

・・部屋の掃除をしながら、追憶と未来への希望を選択している。これがいまの仕事。

追憶といえば、

 さだかなる夢も昔とむばたまの闇のうつつに匂ふたちばな  飛鳥井雅経

・・五月闇というのは、世界において倭国にしかあるまい。橘の現在というのはこの闇がサポートしている。この闇の向こうにある昔とは、何だろう。

・・すでに自転車と温泉の時代だが、いまのわたしは新しい自転車が獲得できるか否かが大問題で、これがs嬢にのめりこまない第一の理由になってる。s嬢のすごい美貌とは、自転車の遠乗りによってさらに際立つものだから。チェジウが聴くノクターンというのはおそらく七七音の倭音。ひとつ音の無韻音と八つの無韻音とそのルフランまで理解できる感性ならばすばらしい最高の女優だが、どうか。

・・韓流はチェジウにはじまりチェジウに尽きる

340秋魚:2011/08/11(木) 02:45:15
(無題)
・・暑い。プールが盛況のようだが、温泉に限る。ドライサウナと水風呂がこの暑さを払拭できる。文学などとてもやってられない。

・・若い子と寝湯を楽しんだ。子どものように若いが、チェジウに似ている。ハハ 寝湯というのは隠微だが、気持ちのよいものだ。枕のパイプに冷水が通り小脳の下の松果腺や頚動脈を冷やす。首の力で身を浮かし背骨や腰の骨を調節する。温水は細かな沫のもので白濁してる。マイナスイオンというのがいいらしい。若い子と楽しむといってもたまたま隣にいただけだ。個々の自由な身体が楽しむだけだ。・・しかしチェジウに似ている。

・・読書術について。「好きなときに好きなところで好きな本を読む。」こういわれてイマリはチョルスの下宿に押しかける。なるほど先生に言われたことを素直に実行してるわけだ。チョルスのベッドまで占領する。いや困ったことだ。(「スターの恋人」)

・・「高慢と偏見」はまだ解りやすいそうだ。チャレンジするチェジウはえらい。「50ページ読んだよん」「・・よんはない、か」

・・温泉にあるヒーリングとバプテスマの習いは、秘密だが、誰もが知ってることだ。集団ヒーリングを謳う宗教と違うから、個人の自由と趣味のことだ。

・・社会は格で生きている。疲れるのはその為だ。米国債の格下げというのが話題になってる。要するに米国の格下げだ。格判断をする規準や機関もどうかと思うが、世の中は騒がしくなる。株などはよく落ちる。・・若い子がいいのは、こんなのは関係ないからだ。よし関係があったにせよ、関係ない。元気なだけだ。・・若い子はほんとうは温泉に来てはいけない。プールや海に行くべきなのだ。・・えい、韓国製のビールを飲む。

・・「天国の階段」に出てくる若い社長いやな奴と思ってたが、どうしてどうして今の日本にいないいい奴だ。コーリアンパワーというのはこういう奴が引張ってるはず。だから韓国経済も強い。成長力というんだろうけど、ヒロインのチェジウなんかも結局そこでしか生きられない。若くて関係ないということはない。恋をしても大いに関係有る。

・・s嬢は、格はどう見る。日本の格は円が高いように実は高い。・・沖縄のモズクと地場のキュウリでビール。s嬢は、チェジウに似てない。化粧の仕方で濃くやるとキャバクラ嬢などいう奴もいたが、そうではないいい子だ。化粧のこい子はほんとは温泉はあまり好きでない。化粧を落したり復旧させたりが大変だからだ。若い子、s嬢が化粧をするのは誰のためにというのがある。スターの恋人のチェジウが化粧をするのは彼女がスターだからだ。イマリのファンの為に化粧をする。

・・ところで寝湯の若い子はすっぴんだった。すっぴんの顔は見ないでと誰もがいう。まれに気にしない子もいるが。若い子はチェジウに似ていた。

・・部屋を片付けていたら。神秘の粉挽きの写真が出てきた。たしかヴェズレイ。s嬢に見せたいが。

341秋魚:2011/08/15(月) 11:32:12
(無題)
・・「一線を越えるな」「越えるわよ」。チェジウの「スターの恋人」がおもしろい。大根かと思っていたがいやさ失礼。韓国ドラマ自体が大根と見るむきもあろう。大根は大根でよくできたものだ。・・チェジウの化粧が千変万化するのを見逃してはいけない。俳優にとって致命的なすっぴんに近いものすらあって、これが大根の香り、最愛のスターは最高のドレスと化粧メイクでグラビアの絵に堪えねばならない。レディガガなど見すぎている我々の眼が堕ちているのだ。チェジウの声も万化する。これも大根の香り。

・・韓流がおもしろい。もうひとつの「大祚榮」。こちらも大根のチョリンのファンだった。敵将テジョヨンの子を産んだ契丹のチョリンはえらい!息子コムの出生の血をついにテジョヨンに明かすときが来た。韓流がおもしろいのは、感動するのは、こういったひとすじの血の流れの確かさに有る。戦でおおくの血が流れるが、さらに生きてゆく血の流れの美学がある。民族の滅亡とさらに生きて伸びる新しい血は混血であっても強い意志をもっている。ただし一つの民族は他の民族を凌駕して生きようとするから戦争にもなり、血統は絶やさぬものが勝ちとされる。発端の深秘はあまり問題にされない。

・・血の流れということでは、キリストの血の聖杯伝説はファンタジックな探険のドラマだ。そうではなく、ダビンチコードなどの謎解きにある「マグダラのマリア」は追及する価値がある。きっと。・・マルセイユの近くに漂着した、サントマリードラメールというその地のサンボ−ムにマリアの遺骨がある。キリストの子を孕んでいたという。

・・s嬢のいたブルゴーニュにあるヴェズレーの聖マドレーヌ聖堂。あの子もここを訪ねただろうか。「神秘の粉挽き」とマグダラのマリアの頭蓋骨があるという。s嬢ともう呼ばない。プレノンはmomokoという。きょうはじめて分かった。

・・マドレーヌというのは、小さなマドレーヌはひょっとしてホタテのお菓子。プルーストの追憶のきっかけとなるお菓子。・・パリにあるマドレーヌ寺院やこのヴェズレーの聖マドレーヌ聖堂が想起される。ロマネスクとゴシックの過渡にある建築寺院。これはテジョヨンとチョリンの混血で生まれる子どものようだ。

・・ルネサンスはヴィーナスが躍如し、ヴァロックはマグダラのマリアが注目された。チェジウも有る意味ヴァロックの女優。歪んだ真珠というが、真珠の歌というのはグノーシスの教義のことだ。

・・異端の血筋は深秘だ。ロダンのマグダラのマリアは強烈至極。

342秋魚:2011/08/22(月) 12:05:45
(無題)
・・「イマリさんはもっと強い人だ。自分の気持ちと素直に向き合うことを知っている」(「スターの恋人」)
・・「あの子のやりたいようにさせてください。・・わたしは宿命の恐ろしさを知っている」(チョリン)

・・自分の宿命をしっかり見据えられるようになるまでは長生きしたい。「カラマゾフの兄弟」を読もうとしたイマリは無理があると誰も思うだろう。しかしすぐ修正するのは12冊の古典のさいごに読みきるという意志だった。「星の王子様」は涙を流して読んだ。これは自分にはわからない。すばらしい感受性かもしれない。・・主人公たちの私生児性の設定はデリダ的なポストモダンの意匠でよくできている。

・・五月闇、ぬばたまの闇、たちばなの匂う闇の差異を考えている。自分の五月の誕生月は牡牛座だ。ペペルモコのジャンギャバンと同じ。牡牛座というのはゼウスだそうだ。たちばなの匂う妖艶な闇にやや近いのは牡牛座の闇かもしれぬ。エウロペというフェニキアの娘に惚れ込んだ。ヨーロッパはもともと異邦人の美で耕されている。フェニキアの美学はヤマトにまで届いているはずだ。黄金伝説のひとつはここにある。

・・ペペルモコが望郷だと。犯罪者の名前が望郷とはおかしな話だが、ヒットした。

・・余震がまだ来る。やばい。レゾナンスという追憶の方法、マドレーヌの帆立貝はサンチャゴコンポステラの巡礼の道だが、無意志の記憶を追憶する。デリダならこれを女陰の喩とするだろう。・・黄金伝説のもうひとつはレゾナンスの向こうにある。

・・ベトナム生まれのデュラス。パリで法学と数学を学んだという。・・「破壊しに、と彼女はいう」  ・・ここらが興味だが。

343秋魚:2011/09/01(木) 00:48:14
(無題)
・・部屋の片付けがおもしろい。が、なかなか進まない。いろいろ物を捨てるのは気持ち良いものだ。しかし執着が強いのはよくわかる。すっぱり無一物になりたいものだ。部屋にスペースを空けて遠乗り用自転車を置くという考えだが、片付けが進まないとそれもできない。同時進行で自転車も物色してるが迷いも多い。いっそ自転車もママチャリのままでよいのかという気にもなる。片付けばかりしてると自然追憶も多くなる。部屋のそれぞれのものがそれぞれの記憶をもって語りかけ追憶をいざなう。追憶にひたった人はさぞかし鬱陶しかろう。

・・ひさしぶりにmomo嬢から電話がきた。うれしかったこと。渇望の水のようだ。ケイタイではない。「天国の階段」や「スターの恋人」では登場人物たちはすべてケイタイで話をするのがあたりまえだ。サムソンのケイタイは日本にも入ってきてるが随分評判もいい。韓国企業のエコノミーは性能とコストのパフォーマンスを追究するが、二流から一流の過渡期には必ずデザインの観てくれで勝負するようになる。美的センスが無いなどと笑ってもいられない。韓流における美の追求はかなり露骨です。

・・momo嬢は美人なのに虫の着かないタイプではないか。なぜか。自分はよくわかる。天井桟敷のガランスみたいになるまでは、まだまだ苦渋が足りない。思いが多いといったが、追憶が多いということだ。それはよしあしで追憶はいずれ対決せねばならない。他者の追憶が共有されれば素晴らしいことだがそれはたいてい無理なことだ。追憶は感傷にすぎないことがよくある。

・・ターミネータという映画に出てくるヒロインの名前はたしかサラといった。・・マグダラのマリアがキリストの子を産んだが、その名はたしかサラといった。・・ああそうかこれが黄金伝説の蘇りというやつだね。きっと。・・サラという娘は目立たないがやがて強力な虫が着くようになる。これがドラマだ。きっと。

344山田:2011/09/03(土) 23:53:18
(無題)
八重垣の 斧
八重垣の

345秋魚:2011/09/07(水) 04:45:26
(無題)
・・「大祚榮」も山を越えた。天門嶺の峡谷で唐の20万の大軍を打ち破った。テジョヨンはすごい。無論半分はフィクションのドラマだが、渤海という国は実際に建国された。テジョヨンも存在した。中原の後背地の諸部族を束ねたテジョヨンの夢は涙のでるロマンだ。・・で、国ができちゃうとあまりおもしろくないもんだね。国王になると朕とかなんとかいってたいていは皆バカになる。でもテヨジョンは法を作っても民意を浸透しているから立派ですね。ドラマの筋もよくできている。

・・momo嬢にまた悩殺された。好敵手イヘゴなんかもチョリンにはめろめろだった。女にめろめろになるのは、夢も無謀でいいかげんなのはよくわかる。イヘゴの魂は最後までチョリンのものだ。女のために卑怯なことをよくする。テジョヨンはちがう。大夢がある。・・momo嬢に黄金伝説を説こうとしたが、うまくいかない。

・・ヴェズレーのサントマドレーヌ聖堂はそのファサードはロマンとゴシックの合いの子ででもその意味よりもマドレーヌという言葉の響きはそういつかも聞いたことがある。ヤマトにいればお菓子でしょうね。つい先日もいただきものがあった。パリにいくなら観光コースにもはいってる。柱廊の寺院です。・・マドレーヌはマグダラのマリアです。これはユンちゃんも良く知ってた。マヌララとか舌がまわらない。・・わたしらの関係は海のものとも山のものともわからない。momokoさんというのでは?そうよ。モモコよ。

・・ハンフリーボガードのハードボイルドは「苦悩の港」が最高作。いわゆるローレンバコールが完全にハードボイルドの虜になった。ああいう硬いナイフのような文体はもっとモダンになればターミネータみたいになるんでしょうね。

・・神武が見初めた七媛女はプレアデスのことでしょう。これはプルーストの花咲く乙女たちの影にいて複数のものの中で開放されていかないと、鬱陶しい。追憶は時にvisionに変わる。

・・ここは、秘密。

346山田:2011/09/11(日) 23:57:07
(無題)
桃の子よ我と汝は双生児

八つ頭辛夷の花に呑まれけり

隼の空にノの字のススキ原

渤海は目ひとつ失ふて立つ

両刃斧森動けば木に刺さる

347秋魚:2011/09/21(水) 04:54:27
(無題)
・・「もう森へなんか行かない」というシャンソンがあった。若いお嬢様の歌で、たぶん森はミノタウロスなどいる迷宮、ラビリンスを意味したのだろう。自分の感性をとりもどす為に、フランソワーズは森を断ち切った。・・「スターの恋人」のイマリ(チェジウ)なんかもスターの世界は自分の選択肢のない迷宮のようでついに出口を失いかけている。

・・迷宮、ラビリンスとは両刃の斧をいうらしい。迷宮を嫌って迷宮を離れても、人は迷宮から逃れられないのではないか。迷宮の秘密を、森の秘密を知ることが肝要だ。

・・追憶は結局自己の迷宮に嵌っている。ダリダとアランドロン「甘い囁き」(Paroles、paroles)、同じ曲をセリーヌディオン、アランドロンで。それにセリーヌディオンのTitanicからMy heart will go on、シルヴィバルタンの「アイドルを探せ」La plus belle pour aller dannser、これらの曲と動画を繰り返し聴いている。

http://www.youtube.com/watch?v=_ifJapuqYiU&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=aM1cFfAbLi0&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=C4g8rLShURw&NR=1&feature=fvwp
http://www.youtube.com/watch?v=-ETSdLHD9jY

・・甘い言葉を浴びせかけられて、ダリダはすべて風に流して聞いている。突っぱねるというのとも違うが、イケメンのドロンは見事にふられている。そういう歌だ。・・ダリダを調べてびっくりしたのは家族はエジプトへ渡ったイタリア移民ということだ。カイロで生まれてる。さらにびっくりしたのは失恋が重なり自殺してるということだ。あの美貌と美声で失恋と自殺とは。アランドロンの甘い囁きに乗らなかったからかというか、これはダリダの迷宮なのだろう、きっと。歌の世界とこの世の事は。

・・セリーヌディオンという歌手は、実は最近はじめて知った。友人のturu嬢はTitanicのMy heart will go onをよくカラオケで歌うそうだ。タイタニックは映画も3度観たという。このタイタニックという映画は何がおもしろいのか実はよくわからなかった。以前付き合いのあった子も耳元でタイタニックを見たといってたけど、そうか結局男性が女性に生を譲るところがいいのかと、女もそうやってカマキリになるのかと理解したものだ。・・タイタニックは地上の物語としてもっとおもしろいものだ、今はそう考える。タイタニック号自体は迷宮そのもので、大船だから絶対安心という触れ込みだった。迷宮だから安心ということはない。迷宮だからおもしろい恋愛もある。豪華客船の人の出会いはロマンスがある。されど迷宮というのだ。

・・タイタニックはV字で海を渡る動くピラミッドだ。V字の先に昔のフェニキアの船ならイシス女神がいただろう。それがシリウス。・・航海の安全を祈ったが、タイタニックはイシス信仰はなく、はたして氷の山にぶつかった。・・このタイタニック号沈没をめぐっていくつかの陰謀説もある。この陰謀説もたいへんおもしろいけれど、それはまた別のラビリンスのことだ。割愛する話だ。

・・シルヴィーバルタンという子。昔はそんな好きなタイプでなかった。フランス語をやるmomo嬢に顔つき仕草が似てるので、これも発見。いつか「ダンセ」男性といってたけどあれは歌のdanser、ダンスを踊る、を発音してたのだろう。若い子でカラオケをやる付き合いに備えて持ち歌をだれもが持つものだ。以前の子は中島みゆき「悪女のように」だった。わたしは持ち歌がひとつもない。・・momo嬢はきっと「アイドルを探せ」La plus belle pour aller dannser、であるに違いない。奇妙な確心。

・・要するに、最近のmomo嬢はシルヴィーをぶってるな。

348秋魚:2011/09/28(水) 02:33:27
(無題)
・・キムチョルス、やったね。若き学者先生がついにイマリを仕留めた。・・「万物は流転する」ヘラクレイトスは言う。「同じ川に二度入ることはできない」・・「変化には二つの理由がある」「一つは、二つの異なるモノが互いに同化しまいと争うこと」「もう一つは、それら二つの異なるモノが異なるままに同化しようとすること」・・「先生、むずかしすぎます」「やさしく言うと、」・・

・・いやー、チェジウの「スターの恋人」はおもしろかった。佳品。さんざん彼女を大根といったが、撤回しよう。・・うまい。・・「美しく見せて人から愛されたいというのは、虚栄心です」家出してスターを目指すイマリにそういう人もいた。イマリをこの上ない作品(商品)に作り上げるソン社長のような人もいる。イマリは、結局、迷宮にいる。代筆作家キムチョルスとの出会いがその迷宮の森を動かした。ドラマとは蠢く迷宮、ラビリンスのことだ。どこにミノタウロスがいるのか、わからない。はたして、アリアドネの糸は切れずにあるのか。迷宮を抜け出なくてはならない。

・・両刃斧森動けば木に刺さる

・・ラビリンスを抜け出る道は自分で探すもの。イマリは言う。・・きみはピンチになると直感で行動する。・・キムチョルスは言う。・・公園で年老いた夫婦が寄り添ってベンチに座ってる。それを眺めているとただ涙がでてくる。これがイマリの感性だ。・・ドラマの後半でひたすら涙を流すチェジウがいる。この涙が化粧を溶かしこの上ないイマリの素顔をみせる。涙に視界を遮られ交通事故にも会ってしまう。死んではならぬ。・・しかし、最後はこの涙が勝利する。・・涙を流せる女優でまれにみる感動があった。

・・「スターの恋人」最終話で、「今までご視聴ありがとうございました」という言葉がこんなにも心にひびいたことはあまりない。・・チェジウは大根と見せて、素人、素顔を演じたのだ。・・だから、うまい。・・性格の悪い偏屈のキムチョルスを変えられるのは、イマリしかいないはずだった。

・・脚本もよくできている。原作者の教養もしっかり。キムチョルスの性格を決めている。小説を書くというチャレンジもまたこのドラマのテーマなのだから。

・・「ノートルダムのせむし男」というユゴーの小説を原文で読み始めたが、なんともむずかしいこと。VICTOR YUGO. NOTRE-DAME DE PARIS. これが原題。・・パリにあるゴシック大伽藍の時代に、美の追求とは何か。それにまつわる人間の悲劇は何か。大伽藍もひとつのラビリンスであるはず。・・しかしこの文体はキムチョルス以上だ。硬すぎる。

・・こんな小説鬱陶しいかもね。シルヴィーのコケットな眼差しのが気になることだ。

349秋魚:2011/10/05(水) 03:51:43
(無題)
・・ユーロ危機、ギリシャ危機、これは結局クレタ島の迷宮、ラビリンスの禍ではないか。・・ゼウスとエウロペの巣となったクレタ島。エウロペはフェニキアの女だ。ゼウスとエウロペの子、ミノス王。このミノス王の過誤から牛頭人身の怪物ミノタウロスが生まれる。

・・フェニキアの資本の原理というものが存在したはず。コピー、複製を作るということ。石工、金属の精錬など技術によるモノつくり、あるいはリフォーム。それと交易による、物々交換。・・フェニキアのタルシシ船団はフェニキア=ユダヤの複合ではないかと思われるが、ソロモンとシバの女王の子メネリケが絡んでいる。今のイエメン、エチオピア、ソマリアあたりが、船団の銀座だった。

・・ゼウスがエウロペを見初めた時から、ラビリンスの禍は始まったといえる。エウロペが牛とともに踏み均したヨーロッパは、現代までクレタ島のラビリンスの支配下にあるといえる。・・ギリシャ危機とは、よく言ったものだ。

・・ならば、ミノタウロスを撃て!・・これが命題。

・・迷宮に巣食うミノタウロス。そこに餌として送られる男女7人。これが資本の原理の過誤ではないか。元も子も無くなる投資術。

・・ギリシャ国債を買えば買うほどキリが無い。投資はすべてミノタウロスに食われる。それでデフォルトが近いというのか。・・ミノタウロスを撃て!

  *

・・ハハ、ハヤブサの後輪のタイヤを交換した。ハヤブサはペダルのアームを自分で直したし、捨てがたい。まだまだ乗れる。・・立川のサイクルスポットは自転車好きで就職したばかりのアンチャンがよく説明してくれた。修理中、新しいのを物色しながら楽しい時間だった。確実に自転車の時代だ。

・・momo嬢は、ほんとに久しぶりに顔を見た。かわいい声でいつもでれでれになる。すこしイマリに倣って化粧を薄くしなさいといいたかったが、そんなことを言ったら嫌われるだろう。・・実際、スッピンの時もある。・・アイドルを探せ。LA plus belle pour aller dannserの話をしたが、シルヴィーバルタンは知らないようだった。カラオケは何でも歌うそうだ。こちらの見立てと大違い。ハハ

・・シルビーバルタンで思い出した。彼女はフランス人ではない。ブルガリア人だそうだ。ビートルズと共演したこともあって、わたしらの時代あこがれた者も多かった。で、結局われわれヤマト人の身の程知らずを思い知らされたのは、その後のジョニーアリディとの恋を目撃したからだろう。・・ユーチュウブの動画がある。ジョニーアリディはいかにもアメリカっぽいが、実はフランス人。といってもベルギー系だとか。フランスは混血の宝庫に違いない。・・シルビーは素晴らしいブロンドだった。ブルガリア、ハンガリーのスラブの血を引いている。ジョニーアリディはいまのヤンキーの草分けみたいで、二の腕にタトゥを入れている。バイクにシルビーを乗せて抱きつかせる。このタトゥも今の流行ですね。

・・シルビーで良かったのは、彼女が歌を歌うのは、大変な哀しみや、いっぱいの幸福から脱出する為だという。・・人気絶頂だった頃には、母親が病で臥せっていたらしい。Sylvieというのは、森を意味する。・・彼女もまたラビリンスの闘士だったかもしれない。

350秋魚:2011/10/13(木) 03:02:35
(無題)
・・今年は60年に一度、辛卯(しんぼう)の年というらしい。自然界、歴史界の大激変の年で、現に3月11日大地震と大津波、原発事故があった。「辛」という字は十字架上に立つとある。経線緯線のクロスで、これはここにキリストの再降臨の意か。「卯」というのはウサギだが、qとpの合致で、まあ鏡文字ですが、とても深い意味がある。

 桃の子よ吾と汝は双生児

・・ラビリンスの兎たち。眠りが足りない。これを何とかしないとね。自転車に乗るのは迷宮を発見するためだ。・・台湾製のGIANTはタフな自転車だという。

・・また運命的な美女あらわる。アメリカ、コネチカット州から来た両親は台湾人。君はアメリカ人というけれど、エイジアンみたい。チャイニーズですか。・・中国人ではありません。両親が台湾です。でも私はアメリカで生まれました。年は22歳。・・ほう、どこの町から来たの。ニューニューヨークシティ。え、そんな町あるの。・・(笑ってるだけ)あとで分かったのだがコネチカット州から来た。・・不思議だね。昨日までユースホステルにいた。自分もユースは死ぬほど利用したから、よくわかる。青年の生き方の最低の合理主義はユースで学べる。身体に無駄がない。しかも柔道を習う。・・momo嬢にすこし似てる。

・・突然、わたしがmomokoの父親です。とあらわれた。次から次とドラマが起こる。え、ああよく聞いてます。でもお初にお目にかかります。どぎまぎ、どぎまぎ。でも、うれぴー。こうなったら開き直るしかあるまい。何もやましいことはしてない。・・ひょっとして先日告白をしたのが原因かしらん。・・ともあれ父親の目をじっと見る。それはmomo嬢と同じかどうか、通じているか、そう見極めるため。むこうも合わせてくる。・・そうですね。一脈通じてますね。お父さんは思ったよりヤサ男でひょっとしてわたしより年下かもしれない。ハハ、怒られそうですね。まったく。

・・告白。そういってもむずかしい。いや簡単ですよ。特にデートをしなくても同じことです。要は話の内容です。・・TO HAVE,OR NOT TO HAVE これです。ボギーの最高作は。カサブランカではありません。「苦悩の港」PORT D'ANGOISSE 何のために年くって来たか。死ぬまでに一度は洒落た台詞をいってみたい。ハハ、でも話はヒミツ。ハハ

・・ああ、父親とあって恥ずかしい限り。でもよかった。スッキリ

・・あのアメリカの女の子は、不思議です。いえ、台湾です。・・もうこうなったら台湾製の自転車を買うしかないか。

351秋魚:2011/10/19(水) 02:55:10
(無題)
・・自転車用LEDフロントライトを購入して取り付けた。ライトはダイナモを回すと足が重くなって気持ちのよいものではない。ライトを消すと危ないし警官に止められる。このLEDライトはLEDとあってさぞ高価なものと思っていたが実は百円ショップで手に入れた。点灯の仕方が七色に変えられるなどよくできている。夕方小暗くなる中取説にならってなんとか取り付ける。・・ハハ、早速温泉にいって試してみよう。

・・武蔵村山、瑞穂、あきる野の茶葉製品から基準をこえるセシウムが出たらしい。・・5月の連休中に飯能まで自転車に乗った。あの日は忘れがたい。宮沢湖までいって帰りに雨に降られたが、あの雨はあやしい。ハンドルを握った手はよく雨に晒された。・・後に手の甲にポツポツと火傷をしたようなシミがでてあれはやはりセシウムが付着した為かと思い当たる。

・・原発事故、放射能といえば、西尾漠氏も追憶のひとりだ。

 http://www.youtube.com/watch?v=Dhqi5BxqVYE

・・追憶といっても、まだ現役ばりばりですのであしからず。福島みずほとの対談で西尾さんの言葉はくちゅくちゅと語られてやや聞き取りがたいのが難だが、全共闘、アジテーターで馴らしただけあって、歳くって過激さは程よく均された寛容の左翼人といったところ。・・福島原発事故は起こるべくして起こる。「暗闇のイリュージョンから白昼のアジテーションへ」といった頃の付き合いはなつかしい限りだ。演劇人の政治狙いはもっとも穿っている。

・・忘れてはいけないのは、共闘の精神。テジョヨンを見よ。

・・「アザリアのピノッキオ―7つの断章による狂詩曲―」 追憶は過酷だ。

http://www.asahi.com/culture/stage/theater/TKY200708040147.html

「権威や資本に毒されず、困難な中で劇をつくるところに、インディペンデントな表現が生まれると信じています」

・・洗礼というのを、彼は宗教を信じないから(ほんとは信じていても)何百回何千回となくやる人だ。 中途半端な自我の解体をいつも実践していた。頭が下がる。・・完成された戯曲、演劇などない。・・唐十郎の状況劇場がパレスチナ公演を試みていたなど初めて知ったが、その時の大久保鷹を再来させてパレスチナへと向かった翠羅臼。・・アザリアのピノッキオはたぶん翠の集大成。おもしろいはず。

・・部屋がまだ片付かない。観葉植物でなく自転車をいれる予定だ。momo嬢は二の次。

・・追憶のラビリンス。ミノタウロスを撃て!

352秋魚:2011/10/26(水) 01:33:55
(無題)
・・クロスバイクを手に入れた。自転車狂が今頃入手するとは、ハハ、不覚。置き場が無いのを言い訳に長年ママチャリダーに甘んじてた。部屋のひとつを空けてそこに置く。片付けを始めたら追憶の虜になってしまった。いろいろ思い出がある。ひとつのものの処理であれかこれかと迷う。ほんとうは迷いなど無いはずだが。・・ともかく少し物が置けそうになった。GIANTのESCAPEを狙っていたが、セールの値引きに誘惑されMERIDAのクロスバイクを買った。やはり台湾で作っているという。・・町を歩くとみんないい自転車に乗ってる。スポーツサイクルは車道をスイスイ走る。ドロップハンドルのものは少し手に余るか。クロスバイクなら自分でもこなせそう。・・ライトは先日買ったLEDのをハンドルになんとか取り付ける。ワイヤを使って少し無様だが。・・さっそく試運転。

・・ハハ、快適、快適。ハンドルの握り具合からペダルの軽さまでこれまでにない爽快さがある。ギアは21段ある。こんなに使わないだろうが早く馴れたい。全体が軽いが不安定感はない。むしろ体の一部のようにコントロルできる。・・や、十年前に乗るべきであったか。昔はマウンテンバイクが全盛で、今のクロスはタイヤをオンロード用にしたもの。まったく快適だ。・・温泉にいく途中あやうく人にぶつかりそうになったが急ブレーキで大丈夫。ブレーキの効きも悪くない。・・よし、近いうちに中断していた温泉への遠乗りを再開しよう。

・・メリーホプキン「悲しき天使」を聞いている。68年の騒乱の年にポールマッカトニのプロデュースで生まれた曲という。もとはロシア革命の頃に生まれた曲だそうだが。学生運動の諸君にもよく歌われたようだ。・・ソプラノの鮫島有美子が歌ってるものもある。力が入る。彼女も黒い瞳の潤う契丹系の美人だがああいうロシアの呼吸の歌はよく似合っている。

http://www.youtube.com/watch?feature=fvwp&NR=1&v=6e_5SaFui4M

http://www.youtube.com/watch?v=dRuDVVosfso&feature=related

・・「慕情」というのもなつかしい。ああいう恋の感情は正道なのだろう。子どもの頃は大きすぎて分からなかった。邪道ばかりの世の中になった。追憶は正道を見据えようとする。

353秋魚:2011/11/02(水) 23:38:42
(無題)
・・秋晴れの朝。秋川渓谷までロングライドに出る。多摩川サイクリングロードを遡って福生の睦橋から五日市街道をまっしぐら。武蔵五日市の駅から檜原街道を秋川沿いに登ってゆけばそこが瀬音の湯。ここが目標だ。・・多摩川土手上のCRは国立で一度途切れるが、なんとか日野橋あたりで復帰できる。あとは景色の良いCRが睦橋まで続く。都心から秋川渓谷にツーリングでる場合、拝島橋を渡る記事をいくつか読んだが、これはやめた方がいい。国道6号だかはかなり走りにくそう。睦橋がベスト。・・この橋、陸橋と記憶して失敗。橋の手前で中学生の体育の女子先生らしき人に道を尋ねた。あれはリクバシですね。え、ムツミバシです。そうか、漢字が違うんだ。でも、どうもありがとう。あそこを渡ればよいのです。

・・新しいクロスバイク、これもやはりHAYABUSAと名づける。本格的な遠乗りは今日はじめた。ギアのかけ方が今ひとつうまくない。後輪のギアチェンジの練習ですね。多摩川土手に出るまで一苦労。甘く見てはいけない。立川に近いあたりまた新しい温泉ができたみたい。「ゆ」と書かれた建物がある。国立天然温泉が開業するらしい。これは発見。・・例によって道がすこしでもあやしくなると人に尋ねる。聞き方がうまくなって有効な答えがすぐ返ってくる。ハハ 愉快、愉快。

・・しかし、なんて快適な自転車なんだ。このハヤブサは。まったく、いい。最低これぐらいの自転車でないと秋川渓谷なんてツーリングは無理というのはあとでわかったことだ。多摩川沿いのCRも上流は今回はじめてだったが、感動に尽きる。川原の樹木とか釣り人のいる風景だとか同じ自転車乗りだとか、目にも沁みてくる。

・・睦橋はいい橋だが、その後がいけない。五日市線に沿う五日市街道。一本道でも車道はびゅんびゅん危険がいっぱい。しかたなく歩道をゆくも、でこぼこしてあまり快適でない。なんどか別の道を訪ねたが、この五日市街道の歩道がベストなのだという。・・武蔵五日市の駅まではほんとにおもしろくないとは誰かも言ってたようだ。・・多摩川CRで睦橋まで一時間、睦橋から武蔵五日市まで50分。おおよそ2〜3時間の行程と踏んでいたが、ほぼその通りだった。五日市のロータリーのレンタサイクル店で檜原街道と瀬音の湯の行き方を訊ねて見た。ああ一本道です。その自転車なら30分でいけるでしょう。アップダウンはずっと続くということだった。以前のように自転車をくさされないのが嬉しかった。ハハ 私のツーリングは天才の芸術作品なんだ。これは後で密かに思ったことだ。

・・檜原街道もそんなに広くない。車がびゅんびゅん。気持ちよいものでない。新矢柄橋という最後の橋をわたるともう瀬音の湯は近い。おおきなアップダウンの坂がある。やっと着いた。二輪車の駐輪場で、バイクはあるが自転車は一台もない。ままよ例のチェーンキーで自転車を置く。すこし心配。・・人がいっぱいいる。温泉は3時間8百円で、でも透明な単純アルカリ泉ってやつ。とてもいい。ぬるっとしてる。露天の眼下は秋川の谷で杉だか檜だか恐ろしく背が高い木になってる。まっすぐだ。空には鳶だか隼だか、きっとトンビだろう。ゆったりと二羽飛行して廻ってる。実にいい。

・・瀬音の湯にいくんだよ。会社の草ちゃんが、遠いね。大丈夫?・・ツーリングとはそんなもんだ。自転車好きなら女の子でもいく。・・で、実際来て見てもこれくらい日帰りなら普通でしょう。・・疲れるというのもほとんど無い。・・温泉が気持ちよいだけだ。

・・レストランで野菜天せいろ蕎麦とビール。本格的な日本料理ということで、よくできていた。・・ほんとに気持ちのよい温泉だ。

・・「ふるさと工房」というところに柳井氏の後輩がいるというので行こうと思ったが、あいにく今日はお休みということだった。またの機会に。さっそく帰路につく。今回は温泉よりも自転車がメインのツーリング。パンクでもしたらどうしよう。とか。・・このHAYABUSAはまったく快適だ。・・よもぎ蕎麦と地酒の千代鶴冷やおろしを背中のリュックに。やや重いけどこれくらいはどうということもない。千代鶴はうまい酒だ。ハハ

・・帰りは、先だって飯能では失敗した。雨の中を逆方向の日高へ日高へと向かっていたり。同じ轍は踏むまい。要所要所で道を尋ねる。自転車が軽いのが幸い。いいツーリングになった。訊く人訊く人みんな的確な答えの言葉が来る。・・拝島の駅の近くではチャリンコの小さな女の子にまで声をかけた。むこうよ。と、いい答えだ。・・ところで今瞬間的に足が攣った。昔事故った左足がうずいたようだ。やはりしんどいツーリングだったか。・・いやもう直った。たいしたことない。

・・帰りは多摩川CRは避けて、昭島の温泉に寄る。ここなら帰り道は簡単だ。夜でもお手の物。ハハ ここの岩盤浴はいい。・・つくづく自分のツーリングは芸術作品だと思う。これは秘密だが。ほんとに。・・ここの湯も瀬音の湯も実にいい。これもHAYABUSAのおかげだ。

・・このツーリングは、着想以来、5か月たって実現した。おそろしいほどの追憶があった。この追憶も終っていない。

・・温泉では時々小さな女の子が入ってくる。ロリコンの自分には密かな楽しみだが、これも秘密のことだ。

・・MERIDAのハヤブサはすごくいい。

354秋魚:2011/11/10(木) 02:58:30
(無題)
・・Hayabusaに乗った。フロントギアの切り替えもうまくいった。これは12kgくらいあってでもちょうどよい重さだ。欲しかったESCAPEはたしか11kg。ボーイングのドリームライナーと同じ炭素繊維鋼を使ったものが出始めている。これは10kgを切るか。MERIDAの自転車はあまり見かけなくなったが、なぜか。GIANT、BIANCHI、GANAUXとか、まあ洒落た自転車が多い。ナルシマ自転車という店では、各パーツを取り合わせてオリジナルの新作をよく作ってるらしい。立川にあって有名なクロウトの店だから一度訪れたい。・・自転車狂などとは恥じ入るばかりだ。ほんとに狂ってる奴は数ほどいる。自分はようやくパンクの修理をやってみるかといったところ。ほぼ素人。・・ギアの仕組みも今一わかってない。シマノという釣具のメーカーが作ってる。なるほど釣りマニアも竿とかリールとかには凝る人が多い。うまく使えると恍惚この上ない。

・・一回目の調整の前にロングライドをもう一度。今度は日の出のつるつる温泉にいってみたい。山奥だからアップダウンも楽しめる。それまでにもう少し使い慣れてクロウトにならねばね。・・今日は40分ほどのサイクリングだったが、夕方から出たのでもうライトが要る。多摩川では人にぶつかりそうになった。自分のLEDライトでは前方はよく見えない。ブレーキをかけてつんのめりそうになったのが、一度。でもたいしたことない。Hayabusaはまったく快適だ。

・・かけ蕎麦に春菊と穴子天をいれて食べた。ソバの味、春菊の味、穴子の味とこの時期は大いに欲しくなる。とくに春菊の味はマリファナの様だ。ハハ、こういう喩えはよくないか。千代鶴冷やおろしも味見する。ほんのりクセがある。

・・犬の生活?って、そうかもしれない。

http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=kmwCIECdQVA

http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=eNgCNkBG2yk

・・シルヴィバルタンが中島みゆきをカバーしてるんで、おもしろい。それぞれ歌の中味はだいぶ違ってるようだ。シルヴィのは完成された悪女の歌だ。みゆきさんは涙ぽろぽろなんてまだまだヤワですね。

・・どうか水際まで来て欲しい。  一青窈

http://www.youtube.com/watch?v=X_406XRTyL4&feature=related

・・ひらり、蝶々

355秋魚:2011/11/17(木) 02:48:27
(無題)
・・自転車に目が無い。パンク修理セットを買った。あるメーカーのものは在庫切れだという。すごい人気だ。・・momo嬢に自転車の話をするが、さほどの関心ではないようだった。自動車の方が楽しいのかも。女子職員のあるものは洒落た外車に乗ってくる。学生時代に当たり前のように免許を取っているのは今も同じか。・・帰国子女で国際課に来たT嬢は洒落たミニサイクルで通勤してた。よく似合う。・・自転車のクロスバイクが流行ってるそうだが。

・・電車で駒込の染井温泉にでかけた。巣鴨の駅から歩いたが、この道はあまりよくない。学生時代よく歩いたので土地勘はある。駒込からのがよい。シャトルバスもあるそうだがさほどの距離ではない。土地の人に一度道を尋ねた。みなにこやかによく教えてくれる。なつかしい。・・染井はソメイヨシノの発祥地。温泉もSAKURAという。日本庭園のある造りで広くはないがこじんまりとよく造ってある。入館料はちと高めだ。

・・夜桜の湯、桜雲の湯、大和桜の湯とか、サクラに因んだ名が多い。庭にある桜も春にはみごとに咲きそうだ。

・・自転車で来たら駐輪場はあるのか、ちゃんと有る。都心に繰り出すツーリングを考えている。

・・サッカーの日本−北朝鮮戦があった。温泉のテレビで見たが、みごと敗れた。これでいい。日の丸ではなく三足烏を貼って出たから、われわれは兄弟なんだよ。殺そうと思って戦うわけが無い。ザックも今イタリアは財政危機で勝ってばかりはよくない。敗北も力になる。

・・一千万年以上太古のお湯で、こじんまりと隅まで気をつかったいい温泉だ。・・電車で来るのはよくない。体調が狂った。次回は自転車で来てみよう。

・・東京駅にでて、茅場町のホテルにゆく。八重洲通りには例によってマッサージ呼び込みのお姉さんがいる。ウインクして通るが、客になるヒマもない。彼女らも生活がかかってるだろう。いい客がみつかるとよい。・・このホテルも無料で泊まれる。自転車で来たら駐輪できるのか尋ねたら、大丈夫門の中に置けるそうだ。よし、今度はクロスバイクで来てみよう。

・・Marielというアメリカ人の女の子は実はフィリピン人だ。聞いたら二重国籍だという。
20才くらいの子ですごい美人だ。台湾のD嬢の友だちで、彼女も美人だ。20才くらいの時はだれも女の子は美人にみえるものらしいが、にしても美人だ。女の子一人でリュックを背負って旅するのは、昔から西欧人には多かった。東洋人でデビーとかマリエルとか美人で旅する子は近頃の傾向か。愛想もいい。・・インタネットのスカイプで友だちと話しできるから、旅に出て淋しいというのでも無いみたい。若い子に欠乏してるオジサンをすこし哀れんでるのかも。愛想がいいから、温泉にでも誘いたくなった。ハハ

http://www.youtube.com/watch?v=dxMJHENjPQc&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=_xl88vfS5UU&feature=related

・・幼少の頃は、偏差値が異常に高いのが目立った。どこかで先生や周囲の水準を越えて行かないと、この声にはならない。偏差値で彼女がトップ、わたしが二番というのがあった。トップと二番の差はアムール河のごとし。さすがにうまい!

・・世界水準のオペラ歌手にはならないのは、彼女の限界ではない。彼女がもっとも得意とする歌をよく知ってるからだ。

356秋魚:2011/11/24(木) 01:57:58
(無題)
・・自転車三昧。ハヤブサの前輪のタイヤ交換をした。後輪はお店でやってもらった。近くに出来たホームセンターまで、替えタイヤとチューブを買いに出た。多摩川の近く新しい温泉もできたが、ホームセンターもある。外れなのに結構な人出だ。・・昼に寝過ごしてしまいあわてて自転車に乗った。タイヤを入手して日の明るいうちに交換してしまいたい。FRESPOというホームセンターは開業したばかりで自転車コーナーがあるはず、一目散に探した。なるほど結構広くある。これならパーツもあるだろう。手ごろなのが有る。26−13/8というのでタイヤが980yen、チューブが598yen。ハハ、皮肉なオリンパス製。・・はじめて来たのでもっと見て廻りたかったが、時間が無い。ミカンの特売を買ってそそくさ引きあげる。温泉は外回りだけ観察。出来立ての温泉はいいわけない。人も湯もなじみがないから疲れるだけだ。

・・時間が無いので、かねて予習したようにすぐさま前輪の取り外しにかかる。自転車を逆さまにしナットを外す。固いのでkure556をしゅっとかける。漸く片方が外れる、左右同時に外すべきか。もう片方がうまくいかない。外した方の心棒がくるくる回ってしまうのだ。ペンチで固定してやっと外す。ワッシャなど順番も憶えておかねば。次にタイヤ外しのレバーだがパンク修理セットに入ってたものを使う。が、なかなかうまくいかない。強引にやろうとするとうまくない。コツがあるはずだ。ここもなんとかクリア。・・次に新しいチューブとタイヤの取り付け。最初からチューブをタイヤの中に入れてやろうとしたが、これはうまくいかない。タイヤを取り付けてからチューブを差し込むといい。バルブは一番最初にリムの穴に通して位置を決めておくべきだった。あとで説明書にはそう書いてあった。チューブもタイヤもリムにうまくはまっているか、わたしのやり方はぬるかったかもしれない。しかしなんとか終了して空気を入れる。

・・試し乗りをして、まずまず。取り外したタイヤはまだ使えるから、パンク修理の練習をして、もう一台廃車寸前のママチャリの後輪に取り付けようと思っている。こちらはもう擦り切れている。後輪はもっとむずかしいと誰もが言う。でも、今日は無理だね。またの日に。今日は温泉にゆく。・・問題は、クロスバイクのパンク対策だ。こちらのチューブもホームセンターで見つけておいた。出先でパンクしたら即スペアチューブの取替えがいいらしい。クイックレリーズの後輪外しはまだよくわからない。ともかくママチャリの後輪はクロスバイクよりむずかしい。次はこれだ。

・・前輪のタイヤ交換は簡単だというけれど、なめてかかると細部でてこずることが多い。反省点は多い。次回からはもっとうまくなるであろう。

・・そういうわけで、今日の休みはクロスバイクに乗れなかった。小平の温泉にはママチャリでいった。雨がパラパラ来ていたからね。

・・俳人の来空氏から手紙が来た。俳人ではなく短詩人だが。碧ゴ桐の全集が完結したらしい。13巻+7巻とか。よくやった!最初は乗り気で、わたしは投げてしまったが、来空はえらい!これで来空の存在価値は高く日本の俳壇史上に必ず残るであろう。えらい!・・わたしが投げた理由は、・・簡単に言うと、やってられなくなっただけ。来空はえらい!・・13巻目の批評解説だけでも買って読んでくらさいと言ってる。・・時期が悪い。近ごろのわたしは本に対する価値が無に同じい。いかにして本を捨てるか、これに悩んでいる。本は捨てたい。・・自転車に乗りたい。

・・だが、来空はえらい!

357秋魚:2011/12/01(木) 00:47:44
(無題)
・・先日タイヤ交換をしたがやはり急いだ分失敗していた。バルブのところでチューブのゴムが噛んでいた。道理で前輪のタイヤが歪んで回っていた。空気を抜いて修正しさらにもう一回修正した。取説は電車の中で何度も読んだ。・・ママチャリの後輪のタイヤ交換も試した。しかしチェーンカバーの外しがうまくいかない。ネジが完全な固定ビスでタイヤ交換はするなということらしい。これはあきらめる。・・スポーツサイクルの後輪外しは容易らしい。これは習得しないともしもの時パンク修理ができない。HAYABUSAのタイヤ外しがこれからの課題になる。

・・多摩川サイクリングロードを登って福生から日の出町に向かった。2度目のロングライドになる。目指すは日の出のつるつる温泉。HAYABUSAの乗り具合はとてもいい。ギア切り替えもうまくなった。今度は登り坂がきつそうだ。21段の見せ所。・・多摩川は永田橋を渡るのがいいということだったが、一つ手前の多摩橋を渡った。何度か道を間違えながら、秋川街道、日の出街道といって、平井川に沿ってここからは一見なだらかな上り坂になる。帰りに分かったことだが、けっこうなスロープだ。ギアを軽くしても足が重くなる。土地の子どもに道を聞いたらハナミズキのところをどうのこうのといってハナミズキを知ってるかとかいう。木とか歌は知ってるが土地は知らない。やけにこうるさい子どもで自転車の後ろからでもわいわい騒ぐ。ありがとうといってるのにね。・・ずっといってやはり登り坂はきつい。もう少しというところで歩いてしまった。リュックを背負って歩く女の人に聞くと自分も初めてでたぶんもうすぐだと思うという。・・で、なんとか着いた。さすがにクロスバイク全能力発揮してもこちらの体力の限界も感じる。・・平井川には白いサギだかゆったりした鳥がいてデジカメを構えたが人の気配を嫌って飛び去ってしまった。あと寒桜のようなのもうっすら咲いていた。紅葉はモミジくらいであとは常緑樹の杉などが多い。もっと山奥にいかねばダメだろう。

・・つるつる温泉はアルカリ単純泉。透明でぬるっとしてる。瀬音の湯よりすこし薄い感じだ。まあまあですが、露天風呂はいただけない。取って付けたようでいただけない。レストランでは、ここで一番自慢のつるつる御膳というのとこれも自慢の梅酒ソーダ割りというのを注文した。山奥なんで期待してなかったが、テンプラに抹茶塩をつけて食べるというのでこれが大変ないい味だった。その他焼魚もマスだったが美味い。野菜山菜がとりわけ清潔な味がする。それに梅酒が最高に美味い。今日は平日で空いていたけどいつもは大変な人出らしい。・・若い女性が2人重そうなリュックを背負ってレストランに入ってきた。服装のセンスがいいので顔を見たくなった。二人ともけっこうな美人だ。でも荷物が多すぎますね。あまり上手なハイキングではない。若い女の子が下手糞なハイキングをして疲れたふうなのは訳ありですこし気になります。わたしみたいにクロスバイクで温泉にいくのはトレンドで不思議はないですけど。・・上り坂がきつくても温泉が目的地だと絶対堪えられることです。わたしのツーリングは温泉に到着するためなら大抵の障害はなんでもないことです。・・あの子たち、これから子どもを産んだりきっと苦労をする練習をしてるんではないか。苦労すると女の子も顔つきが変わる。たぶんそうだ。

・・売店で梅酒ワインというのを買った。HAYABUSAはカゴが無いから背中のリュックで運ぶしかない。これぐらいは何でもない。暗くなる前に日の出を出なければ。福生あたりまで早くもどりたい。・・帰りはクロスバイクはほぼ下りでペダルを回すことはない。けっこうな下りのスロープだ。恐いくらいなスピードになる。よくこんな坂を登ったものだと感心する。・・福生の永田橋を渡って日も落ちた。ここから簡単そうだが拝島の駅まで道がよくわからない。・・ふと暗闇の中から自転車に乗った若い女の子があらわれた。いかにも若い。が、やはり美人だ。いいなあ。若い女の子が自転車に乗るのは。これはトレンドになる。・・わたしがやることはきっとトレンドになる。クロスバイクはトレンドだ。メリダのcrosswayはコストパフォーマンスが見事だ。きっとこれもヒットする。宮田の知恵だと思うが、このクロスバイクは絶対売れる。MERIDAのフレームは好きな女の子の体の線のようだ。これは内緒。どこにでもいるということだね。

・・帰りは例によって昭島の温泉に寄る。ここは風水の気があってとてもいい。ここにも時々はっとする美人がくる。ここの温泉もアルカリ単純泉だ。ここはいい。

・・岩泉のヨーグルトというのを飲んだ。高いが本当に不思議な味がする。・・なんかいいものがあると散財するがかまわない。本当に美味い。・・ここの温泉もいい。・・福生の米軍基地へ離着陸する飛行機が手で取れるほどの近さだ。すごい音がする。間違ってこの温泉に落ちたらわたしも終わりだろう。・・ここの温泉はいい。

・・クロスバイクはトレンドになる。

358秋魚:2011/12/03(土) 14:26:51
(無題)
・・奇蹟のマリエル。・・電車の中でマリエルに会った。たまたま乗った向かいの隅にいた女の子。なんとなく見て誰かに似てるなと思い、そうして向こうもこちらを流し見た。で、はっとする顔でもう一度見返したから、やはり、マリエル。・・でも、名前さえ忘れていた。・・向こうも笑顔で、思わず抱きしめたくなった。

・・日本語を話したのは、失敗。英語でなければ。たどたどしく話したら留学生だという。JYOUTIで日本語を勉強してるとか。美人だね。頭もいい。

・・四谷の駅で別れ際に胸を合わせて抱きしめた。何かをしなければいけない。

・・ロングライドの後は、いろいろ奇蹟が起こる。

359秋魚:2011/12/07(水) 01:22:05
(無題)
・・HAYABUSAの調整を頼んでおいた。フロントギアのチェーンが3度外れた。そういったらワイヤの弛みを修正してくれたそうだ。ギアのかかりは格段によくなった。・・あとはパンク対策のみ。チューブと車輪外しが課題だ。

・・きょうは雨もよいでママチャリのハヤブサが活躍した。前輪のブレーキゴムが磨り減ってきてどうも止まりがわるい。これも交換したい。・・DOITで195yenであったがダイソーでは105yenであるという。粘った甲斐があって小平の温泉にゆく途中のダイソーで手に入れた。特殊ゴムを使用した新製品を選んだ。効きがよいという。WOリムで使えるはず。あと前輪のブレーキワイヤも手に入れた。後ろのワイヤが切れて自転車店で直したが1500yenもとられた。自分でやればこんなのも百円ですむ。

・・自転車の廃車にしようと思ったヤツ、ママチャリだが完全分解して構造を調べた方がいい。自転車工学博士になってしまうのだ。いまは一つ一つチャレンジしてゆくことにする。今日はブレーキゴムを交換したが、明日はハヤブサの前輪ブレーキワイヤを交換したい。ブレーキゴムの交換は比較的簡単だった。ワイヤはどうか。

・・Marielを抱いた体の感触が残っている。ああやって距離を無くすのは眼が悪くなったのも一因だ。見境が無いというヤツだ。だいたいわたしは眼が良すぎた。見つめてばかりはいけない。Marielは拒みはしないし、むしろ嬉しかったはずだ。わたしが受けた体の感触は同じようにMarielも受けたはずだ。・・若い子はいい。

・・自転車はいい。郊外の温泉に2度ロングライドを試みた。今度は都心にでる。・・

・・momo嬢とすこし歩いた。父親の話をした。・・コスモスと春の桜とどちらが好きか。こういう質問をしたいが、チャンスがない。ウサギの生まれなら、たぶんサクラであろう。・・サクラならソメイヨシノ。ソメイなら、・・ヨシノなら、・・といろいろ話したいが、チャンスがない。・・チャンスより奇蹟があるかも。きっと。

・・温泉のレストランで、隣のテーブルにいた男性はキムチョルスに似ていた。子ども連れの家族で母親を見たが、イマリほどの美人ではなかった。・・イマリはマリア。マリアとかすれ声で呼ぶ初恋の写真家がいた。彼がたぶん一番想いが深かった。この深い想いは挫折が宿命。・・キムチョルスは宿命を模索した。スターの恋人とはよくいったものだ。スターとは星のことだから。・・

360秋魚:2011/12/15(木) 11:37:52
(無題)
・・自転車は微調整で日を送る。HAYABUSAには乗れない。パンクスペア用のチューブを注文する。当分パンクしそうにないが。・・ママチャリのハヤブサも微調整。こちらはチェーンの弛みを修正した。これもそう簡単ではない。チェーン引きナットの締めだけではまずいらしい。後日再調整だね。

・・懸案の国立温泉にでかける。家から近い。引越しもせず粘った甲斐あって極上の温泉の贈り物となった。ハハ 多摩川べりで以前市のプールがあったところだ。立川にも近い。川向こうに渡る高速道路もある。湯楽の里のひとつだが、国立だけあってコストを下げて高級な仕上がりにしたのは、さすが。湯の泉質も評判はいい。湯はともかく設備は飯能の喜楽里よりよい。屋上の展望露天風呂が自慢のようだ。富士山が見えるという。

・・スーパー銭湯の流れであまり期待はなかった。泉質を褒める人が多いのでどうかと想ったが、府中にある縄文の湯のような濃厚なものではなかった。だいぶ手を加えてる気がしないでもない。加熱はやりすぎか。石油やゴムの匂いがするのはこれは良質の証しらしい。天然の湯らしくて悪くない。岩盤浴は無いが、炭酸泉が広くスペースをとってあり人気がある。スペースのとり方はまあ全体に悪くない。レストランも広い。休憩のリクライニングもテレビ付きまである。柏レイソルとサントスの試合が見れた。ハハ

・・レストランは広いなあ。料理もリ−ズナブル。国立は金持ちと貧乏人が同居する町。一ツ橋大学の学生も多い。大学通りの開発は西武がやったらしい。湯楽の里チェーンも西武系ときく。しかし今の西武はてんで落ち目だとも聞いている。温泉経営はうまくはまれば大ヒットまちがいなし。・・自転車と温泉はわたしが選んだトレンドだ。

・・稲城にあるヨミウリ系の季の彩に対抗して入館料をほぼ互角で御影石を使ったり高級感は超一流。褒めすぎか。市の外れの開発では市政のヒットになるかもしれぬ。ホームセンターFurespoも集客は抜群。ただし安売りというのでもない。モノは多いが。・・レストランでは自慢の釜焚き御膳というのを注文。ビールもサントリーだがプレミアムモルツでいい。料理はさすが国立でよく出来た。舌のこえてる人が多いからね。開店したばかりで従業員はいまひとつ。接客はこれからか。

 http://www.youtube.com/watch?v=_xG0ZF5z2Jo&feature=related

・・太陽がいっぱい。

・・すごいロシア美人にあった。映画の中で見るような。ロシア人が英語が下手なのは、定評。そこをカバーするコミュニケーションランゲジがおもしろい。ウインクか投げキッスか。ハハ

・・禁じられた遊びのルネクレマンはすばらしい。太陽がいっぱいのルネクレマンもすばらしい。

361秋魚:2011/12/21(水) 16:10:34
(無題)
・・まず、三鷹、吉祥寺まで、五日市街道をめざす。Hayabusaで都心への遠乗りにでた。武蔵小金井の駅近く急にガクンと来た。パンクか?やったか。後輪のタイヤに見事な鋲が刺さっていた。これから新宿、池袋と都心に出ようという矢先、ついてない。それにしても見事な鋲だ。あやしい。・・すこしいくとサイクルスポットがあった。運がいい。店の者はなんか愛想が悪い。パンクなのにチューブ交換をしきりに勧めてくる。わたしがここで修理するのを見てるからぜひパンクでやってくれといって話をつける。しかし、あやしい。・・かなりしつこかったが、むこうもあきらめてパンク修理を見物させてもらうことになった。・・Hayabusaは傷ついた。今日の予定も狂った。駒込の温泉までは夕方遅くになるだろう。パンク修理は30分という。順番があるといって前の修理をまたねばならない。30分の遅延はどうということもない。それより後輪の取り外しが見ものだった。クイックレリーズを緩めるとすぐに外れた。なるほどプロはうまい。みるみる修理を続ける。・・いい勉強になった。修理の間若い店員と話をした。都心にでる遠乗りの途中だと。東京駅までいくんだ。え、これから。・・むこうも認識をあらためたのかすこし言葉使いも丁寧になった。和んでくれた。・・こういうこともある。

・・さらに新宿をめざす。明治通りで池袋にいくだろう。ところがどういうわけか大久保あたりで迷った。八百屋のあんちゃんに道を聞くと丁寧にいう。え、反対ですか。すぐもどろうとすると最後まで話を聞け。あわてるととんでもないとこいっちゃうぞ。としかられる。このあたりはにぎやかだね。在日系の若い女の子はみな美人だ。・・今度は交番で聞くと、山手通りはどうだという。結局山手通りにむかうがこれはあとで分かった。素直に明治通りをとればよかった。池袋の警察で聞くとさらに明治通りに出て17号をとれば巣鴨の駅前に着くという。しかしすごい遠乗りになった。・・巣鴨の駅から染井温泉まではすぐだ。6時半になっていた。

・・この温泉はいい。こじんまりとよく出来ている。細部の配慮は文句なし。レストランも自慢のようだが、実はいまひとつ。牡蠣味噌丼というのを食べたが、牡蠣の味がもうすこし活きてもいい。あまり大食をしないのがコツ。・・二度目で居心地もよくなった。そう長居はできないのも分かった。

・・染井から東京駅までなんとなく簡単そう。Hayabusaにテールランプを取り付けた。都心の道路はおおかた車道はあぶない。車道をゆくにしても常に背後を見てなければ。バスなどきたらすぐ歩道にもどらねばね。クロスバイクでタイヤの細いのは都心ではむかない。東京は自転車が走るように作られてないのも分かった。段差や細かな凹凸のある道を走らされるならオンロードの自転車には向いてない。普通サイズのタイヤでなんとかいける。Hayabusaでたえられる。・・本郷の東大前を通って真直ぐいけばよい。しかし神田淡路町あたりで迷った。東西南北を忘れた時があぶない。コンビニでビールとツマミを買って道をたずねる。大手町に出て東京駅も近い。・・11時ころにはセンターホテルに着いた。

・・このホテルの人は応対がいい。朝、新宿までの道を聞くと、皇居をまわって新宿通りをゆくのがよいということだった。

362秋魚:2011/12/28(水) 10:50:21
(無題)
・・Hayabusaを酷使した。しかし今の自転車はよくできてる。パンクもしたが走りはよりよくなった。クロスバイクはトレンドになる。・・出先でのパンク修理を想定してスペアチューブと携帯空気入れを購入した。チューブは注文してサギサカのもの。ネットでは1480yenででてたが、999yen。空気入れは店では1980yenだが、amazonのネットショップで1245yen。買いものもおもしろいものだ。ネットショッピングなどはじめてやった。品物もよし。

・・意を決して、Hayabusaの前輪外しと取り付けをやってみた。前輪は簡単だという。Vブレーキを解除してレバーは固かったが、なんとか。たしかに簡単だが、取り付けたあとでブレーキの位置が若干狂った。左サイドのものが接触してしまう。ほんのわずかだが。ブレーキの調整も憶えねば。・・Hayabusaを自分の手で解体したり復旧したりで愛着も湧く。自転車のクセなども分かってくる。

・・先日の都心のロングライドはおもしろかった。途中ポリスなどに道をたずねたが、よく応えてくれた。都心への自転車乗りは増えているようだ。東京はまだまだだが。パリやロンドンでは大変なトレンドになってる。生きた都会が見えてくる。・・次回は横浜にでて横須賀から三浦半島をまわってみたい。横浜まで3時間半とみたが。

・・赤いテールランプも活躍してる。点滅のとき自然消灯することがよくある。なぜか。安いものだ。・・ギアチェンジも順調。後輪のタイヤ外しで、ギアもよく習得せねばね。

・・シルビーバルタンがいい。実存の女を実践したのはたぶん彼女だろう。ポップ、ロックの生き方だ。

http://www.youtube.com/watch?v=0cRGbObFsi8&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=wLG2DeIKpYw&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=zKlLPCGOU6U&feature=related

363YAMADA:2011/12/30(金) 01:42:16
マヤ
>・・マヤの最後の時代が始まったのは、金星つまりケツァルコアトルの星の誕生した紀元前3114年8月12日だ。この時代の終わりにあたる2012年12月22日、金星と太陽とプレアデス星団とオリオン座の宇宙での関係がふたたび明確になる。

>・・ 「スカイグローブ」プログラムによると、2012年12月22日に太陽が沈む直前、金星は西の地平線の下に沈む。そして同時にプレアデス星団が東の空に昇ってくる。太陽が没するとオリオン座が昇ってくる。これはおそらく、新たな歳差運動の周期の始まりを意味し、象徴的に新しい時代の誕生を示す。

http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/info-maya.html

364YAMADA:2011/12/30(金) 17:46:11
JE CROYAIS
Paroles / Lyrics: Sylvie Vartan
JE CROYAIS
1976


J'ai vu le soleil tomber
Derrière le Fujiyama
Et la lune s'enflammer
Au vent chaud d'Alabama

J'ai traversé des frontières
Des océans et des villes
J'ai couru toute la terre
Sans jamais trouver mon île

Je croyais, je croyais
Qu'un avion suffisait
Pour voler, pour voler
Plus haut que le passé
Je croyais, je croyais
Qu'un bateau suffisait
Pour laisser sur le quai
Le garçon que j'aimais

Je croyais le paradis
De l'autre côté du ciel
Comme un papillon de nuit
Je me suis brûlé les ailes
On peut fuir comme un voleur
Changer de nom, de patrie
Quand on a l'amour au coeur
On est condamné à vie

Je croyais, je croyais
Que mon coeur l'oublierait
Je croyais, je croyais
Que mon corps s'en passerait
Je l'aimais, je l'aimais
À mourir de l'aimer
Je l'aimais, je l'aimais
Et je reviens l'aimer

・・私は見た

・・富士山の向うに陽が落ち

・・月はアラバマの熱風に燃え立つ

365秋魚:2012/01/04(水) 01:22:47
(無題)
・・ハハ、今年も自転車だ。ハヤブサではじまる。再度Hayabusaの前輪外しをトライする。ブレーキシューがリムに触れるのは、車輪がうまくはまってないのかもしれない。まずVブレーキの調整を試みた。シューとリムの間隔が左右異なるのはよくない。これは調整ネジで修正できるのだという。ネジを特定するのに時間がかかったが、発見してトライするとうまくいった。お店で調整したなんてウソじゃん。まったく手抜きもいいとこ。・・前輪もレバーはフォークに平行にとある。自分はスポークに合わせたか。これもまずかった。でも、自転車店でパンク直しをした後輪はフォークに平行にとはなってない。あのアンチャンもあまり熟練されてない。・・前輪は前回よりか格段によく外してまた取り付けたもんだ。ホイールの振れもほとんどない。ブレーキワイヤーの遊びも縮めることができた。

・・自分で整備した自転車は乗り心地がよいこともわかった。温泉にでかけた。正月はどこも混むに違いない。ならば広い湯舟のあるところがいい。国立温泉はただでさえ混むうえに湯舟はみな小ぶりときてる。あれははやく風呂から引き揚げさせる為だろう。レストランはほんとに広い。これはよく飲み食いさせてお金を落させる為だろう。見えすいてるがレストランが広いのは嬉しいことだ。ビールがうまい。でも今回は小平にゆく。ここもビールはうまい。・・なんていい乗り心地のHayabusaだ。調整したブレーキもいい感じだ。温泉に着くと、ビアンキのロードバイクが置かれてあった。へえこんなので温泉に来るヤツもいるんだ。BIANCHIはあこがれの自転車のひとつ。優美な自転車だ。

>・・ビアンキの自転車は伝統的にチェレステ(イタリア語:Celeste、碧空、天空)という緑色に近い青色で塗装される。このチェレステはイタリアのマルゲリータ王妃の目の色をモチーフにしたという伝説があり、
・・また、その年のミラノの空の色を見て現地の職人が色を調合するとも言われており、チェレステカラーは毎年微妙に違った色になっているとされている。緑色に近い青色という通り、青みが強くなる年もあれば緑色の強い年もある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AD

・・BIANCHI by GUCCI という自転車があるそうな。・・14,000ドル、つまり日本円(1ドル80円)で換算すると1,120,000YEN

http://www.gucci.com/us/styles/284332JA3108730#

・・ロシアより愛をこめて 女優のDaniela Bianchi

http://www.youtube.com/watch?v=xQQSKEZ1Bq8

・・映画の中ではタチアーナという ロシアの女性はほんとに美人だった。・・DanielaとSylvieをクロスした感じでした。

・・夜、思わず見とれてしまった。目を奪われた。 投げキッス

・・ところでファンジニがネット配信だそうな。これもよく見とれる。

366秋魚:2012/01/12(木) 03:56:07
(無題)
・・クロスバイク後輪の着脱もよく学習した。いまはスタンバイしてる。あと一回遠乗りした後でトライしてみよう。リアギアの構造が今ひとつわからない。パンクをしたら思い切って後輪も外してみなければね。道具はすべて揃った。・・国立温泉のホームセンターにいったら折りたたみ自転車のいいものが安く出ていた。シティサイクルでもいいものが多い。クロスバイクは構造が簡便で無駄がない。使う人のポジション調整がうまくいけば愛着も湧く。高価なものでもいいものという理由がある。もっと極めてみたいが。

・・ファンジニを見てる。伎人、キーセンとは芸者のことか。最高の芸の道を究めるジニが素敵だ。キーセンの道で友とすべき最も大切なものは何か。芸か、心か、愛か。・・苦悩だという。・・これは、深い。

・・王朝の美学は、とどのつまり、感情の美学ではないか。感情は苦悩によって育まれる。・・けだし苦悩の本来性は覚知しがたい。

・・Sylvieは苦悩の多い歌姫だ。

http://www.youtube.com/watch?v=8gxwscva75I

http://www.youtube.com/watch?v=Vbg7YoXiKn0

・・サルコジの苦悩。・・イタリアにstandbyme

http://www.youtube.com/watch?v=NY4dOjzIJSg&NR=1&feature=endscreen

・・GAGAはパフォーマンスは見事だが、どうもね。すこしうるさい。

http://www.youtube.com/watch?v=H99OK1X8oq0&feature=related

・・Tinaは、いい。

http://www.youtube.com/watch?v=O4_ghOG9JQM

・・貿易港の町、リバプールサウンドというのだろう。・・レノンの血はケルトではないか。

>・・1715年、イギリス初の係船ドックが建設される。植民地との貿易が盛んになった18世紀当時のイギリスは、ヨーロッパからアフリカへ日用品や火器を、新大陸からヨーロッパへ砂糖などを持ち込む大西洋三角貿易において、ほぼ独占的な地位を築いていた。リヴァプールは、この北アメリカ、西アフリカをむすぶ三角貿易の拠点として中心的な役割を果たし、おもに奴隷貿易で急速に発展したという負の歴史も存在する。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB

・・Liverpoolは魅惑だが、Tinaの別荘がある南仏のVillefrancheも魅惑だ。

367秋魚:2012/01/17(火) 23:56:43
(無題)
・・自転車に飢えてる。Hayabusaに2週間もご無沙汰だ。ハハ今日はよく晴れた。今度は都心ではなく西方の高尾山の麓まで行く。甲州街道を行くのは簡単だが、車がびゅんびゅん。こんな味気ないロングライドはごめんだ。・・ネットで調べてみると多摩川の支流浅川沿いにサイクリングロードがあるとのこと。その終着点がもう高尾だという。で、この浅川CRはとても爽快らしい。CRの穴場ということだ。・・空気入れ、パンク修理セット、替えチューブをリュックに入れて準備万端出発した。片道2時間の行程とみた。・・府中の四谷大橋を渡るのが正道らしいが今回は谷保から近い石田大橋、別名日野バイパスで多摩川を渡った。石田という地名は川向こうとこちらの国立にもあって何でも新撰組の土方歳三の生地らしい。この石田大橋は昔は石田の渡し舟が行き交ったところだ。恐怖の石田橋とは聞いていたが、どんなものだろう。高いところの恐怖はエッフェル塔やサグラダファミリアなどさんざん経験済み。ここから国立温泉から見える万願寺のモノレール駅にまず出ればよい。これはおもしろい。川向こうがわかる。万願寺という寺も気になるがここは高幡不動尊が近い。ここに芭蕉の句碑があって立ち寄ってるのではないかと想像をかきたてる。江戸の大火で芭蕉庵が焼けたとき甲州の都留に移居したというし勝沼にも句を残している。甲州街道で多摩川を渡るのは石田の渡しが似合うと思うが、どうか。大きな川の橋を渡るというのは特別な思いがある。今回のロングライドもたしかにスパークヒットした。

・・新井橋で浅川にでる。ここからネットにあった行き方で終点の陵南公園、高尾に向かう。浅川沿いにどこまでも行くと本当に高尾に行けるのか地理が謎ででもネットの情報を信じるしかない。ひたすらこの道をHayabusaで行くまでだ。・・そうやって実に途中でいろいろあったけどけっこう簡単に高尾の駅まで行けたのだった。武蔵野陵というのがあってここに大正天皇と昭和天皇がお眠りになってるということです。ほんとにおもしろいサイクリングロード。ここには立ち寄らず近くの温泉ふろっぴいを目指した。町田街道をゆくと佐藤製薬の工場があってそのすこし裏手が健康ランドでやっと到着した。なんだ自転車置き場はろくなものではない。はるばる来たのにね。大きく作ってある割には客でいっぱいというのでもない。カラオケのできる宴会場もあってこの手の健康ランドはやや敬遠される傾向がある。自分もさほど趣味ではない。・・二時間二百円というので入館した。露天の天然温泉は塩釜の湯といって何の説明も無いが一応天然であるらしい。まずまず。檜風呂というのが素晴らしい。二三千年前の檜の古木でつくった風呂だという。樹精がいまでも枯れないそうだ。もうひとつの薬膳風呂というのもすばらしい。森下仁丹が提案してできた薬膳の湯はつかってみてほんとに強烈。下手な湯治よりまったく薬効がありそうだ。全体が時代物めいていてタイムスリップもいいとこ。ハハおもしろいね。・・レストランは2階の大広間。カラオケの声が聞こえる。ビールと天丼を注文。カラオケは一曲二百円でやるらしい。天城越え、越冬つばめ、夢芝居、あと知らない歌もあって、もう爺さん婆さんみたいなんがせつせつとやってる。ハハおもしろいね。天城越えというのはいつも人気してる。ハハみんなせつない感性ですね。ハハほんとにおもしろい。このおもしろさはもっと分析したい。ハハ

・・天狗明神みたいな社があって、でかい天狗の赤い顔をデジカメでとりたかったが、怒られそうでやめた。帰りに蕎麦でも買おうとしたが無い。牛蒡菓子というのを買って帰路につく。牛蒡の味がとてもよい。デジカメで写真をとっていたが電池切れになってきた。ごまかしごまかしシャッタをきる。ハハ浅川にはカモ、サギもいる。水が枯れてるとこもある。土手に桜の木がよくある。春はことのほか趣がありそうだ。春にまた来よう。・・このまますんなり帰るのも芸が無い。高幡不動に寄る事にした。もう夕方になっていた。昔来た時より五重塔も立派であたりもずいぶんにぎやかだ。賽銭をあげて願をかけた。が無心だったかも。売店で甘酒を飲み高幡まんじゅうを買ってもう帰ろうか。駅の交番で浅川の新井橋にはどういったらいいかとたずねると親切に教えてくれた。モノレール沿いにゆけばよいと。ハハまた万願寺のあたりから石田橋をわたる。こんどは国立温泉のあたりのホームセンタに寄って買い物でもしていこう。ここまで来たらこのロングライドも終ったようなもの。フレスポでミカンを特売で買ってこれは失敗。Hayabusaにはカゴが無い。ぜんぶ背中のリュックに入れなければでもなんとか20個の有田ミカンを背負いほんとに帰路についた。

368秋魚:2012/01/25(水) 03:40:01
(無題)
・・Hayabusaの解体。ハハ今日はかねてよりの後輪の着脱にかかる。ブレーキ調整はかなり自信がもてた。後輪の取り外しはチェーン、ギアがあって少しやりづらい。ママチャリと違いクロスバイクはずっと容易だという。3秒くらいで出来るらしい。リアギアをトップにする。自転車台が無いので吊るすことを考えたがうまくいかない。手でもちあげてクランクを回しギアチェンジでトップにもっていく。不作為だがいく。Vブレーキを弛め、レリーズもオープンにする。で車輪を下に落すとフレームから外れる。・・これでパンク直しやチューブ交換をやればよし。・・取り付けはややてこずる。チェーンを乗せるのがうまくいかない。手が3本あればよいが。さんざん試行錯誤の末ついに取り付けに成功。これはもっと慣れねば。コツがありそう。・・さっそく試運転。ギアチェンジもすべてうまくいった。

・・泥よけを外して小平温泉にゆく。雪道で泥の跳ね上がり具合がわかる。スリップしないように注意。Hayabusaもいろいろ経験を積む。ブレーキのかかりはすこぶるよい。・・以前のようにBianchiは無かったが、いろいろ洒落た自転車がある。みんな楽しんでるな。ハハ

・・この温泉がすばらしいのは建物の全空間がどこにいても居心地がいいことだ。移動して寒いところはない。国立温泉のように露天に出るのはひどく寒いというのはない。このぬくもりは光ってる。・・受付嬢も新人がどんどん替わる。女の子は一ポジションに長くいると古タヌキのようになってよくないらしい。さっと退いてしまう。若返りで時にかわいい子もいる。今日の子はとりわけよかった。レストランで注文取りにきた。艶のある声だ。美人では無いが顔の表情がやわらかい。胸もふっくらして体もやわらかそうだ。・・ミズキという名前だ。水輝という。

・・酒が切れそうだ。また仕入れねば。今は泡盛でやってる。イエメンパスタで夕食。・・明日はママチャリの後輪を外したい。が外さないでタイヤ交換を試みる。軸のネジを緩めようとした。固くてスパナの歯が折れてしまった。・・ともかく明日だ。

・・ファンジニが強烈。4年後のジニからが素晴らしい。キーセンの名はミョンオル。明月という。冬の明月だという。・・詩、音楽、舞と、こんなにも心の感情を全面に出したドラマもめずらしい。妓生、キーセンは感情を出してはならぬというが、ミョンオルは感情を武器にする。心を残すということ。

・・フジヤマの向こうに陽が落ち、
・・アラバマの熱風で月が燃え上がる。

・・これはSylvieのいた場所だ。Sylvieの信じた場所だ。・・イエスタデイは多分に感傷の歌だ。Sylvieのje croyaisは感傷ではない追憶の感情の歌だ。

・・Sylvieが見据えていたのは、日本かも。

369秋魚:2012/01/25(水) 17:42:37
(無題)
・・朝からママチャリのタイヤ交換。後輪でむずかしい。チェーンの後ろカバーが開かない。タイヤが擦り切れたら使い捨てにしろということらしい。ひどい根性だ。こうなったら意地でも自前で交換してやる。・・昨夜はハブナットを回そうとしたスパナの歯が折れた。そこはラチェットスパナでやったら軽く動いた。ホイールを外さずにタイヤ交換をするというのがある。そのつもりで作業をすすめたが、無理。結局チェーンカバーの後ろのを引き剥がしてチェーンを外してホイールも外した。ブレーキドラムとかチェーン引きナットとか随分入り組んでいる。・・タイヤ交換は2度目だ。まだ上手ではない。これもコツがあるのだろう。ともかく交換に成功する。空気はネットで買った携帯用ので入れた。・・もとにもどすときにスタンドの位置がわからない。ああでもないこうでもないでやっと取り付ける。チェーンももどすのに苦労したがこれも成功。最後にブレーキドラムとワイヤをもとにもどそうとして手こずる。・・やってるうちに気分が悪くなってきた。昼だというのに食事もしてなかった。中断。・・今日はこおまでやればよいか。とりあえずブレーキを取り付けて今日の作業はおしまい。気分が悪い。

・・自転車は吐き気がするまでいじった。ママチャリの最安値のものは使い捨てるように作ってあるのがよくわかった。タイヤはすぐ擦り切れる。・・あとブレーキ調整さえすれば完璧だ。

・・手が油で汚れて黒くなった。石鹸で洗ってもなかなか落ちない。温泉にでもいったらきれいになるだろうか。夕方から、国立温泉にゆく。近場にできた温泉はうれしい。・・フレスポで菊水の辛口を買った。深夜にファンジニを見ながら酒を飲む楽しみがある。・・温泉は落ち着いてきた。人もあわただしくはない。ぬくもりが出ていい感じ。露天の丸い御影石の縁に頭を乗せて夜空を見上げる。この姿勢ははじめてわたしがやった。だれもこうしないようだ。オリオン座とシリウス、プロキオンと冬の大三角が見える。湯煙があがって星もみえなくなったりする。赤い星のアルデバランは牡牛座だが、星座の形はわからない。その先にスバルが微かに見える。昔はスバルははっきり見えたのに、やはり東京の空は汚れているのか。・・しかしこの温泉はすばらしい。レストランの窓辺から見えるのは多摩川の水面か、その向こうに石田大橋がある。ずっと川向こう電車の灯りが見えるのはモノレールだろう。万願寺駅の灯りも見える。夜景がいい。・・きょうは幾分人が少なかった。地元なのに顔見知りが一人もいないのがいい。ここの特徴で九時十時頃から若い学生が連れ合いできて騒がしくなる。これはすこし興ざめだが。・・来たとき、駐輪場にGiantのスマートなロードバイクがあった。帰りにはLoui Ganautのクロスバイク。ほんとにみんないい自転車に乗ってくる。自分と同じ趣味の人がけっこういるようだ。

・・帰宅して、寒サバの味噌汁をつくり菊水でいっぱいやる。ファンジニをみる。ジニが剣舞を覚え始める。役者なのに、うまい。・・ジニみたいな子に出会いたいが、ダメか。

370秋魚:2012/02/08(水) 01:45:14
(無題)
・・自転車のブレーキはよく調節すべし。Hayabusaはブレーキの利きがよくなって自在になった。・・先日の学習用ママチャリの後輪外しでは結局ブレーキにアジャストボルトが無いことがわかった。これではいいブレーキになるわけない。なんとか乗れるようになったが、ひどいもんだ。使い捨てを目指していたなんて。今日見たホームセンターの安いママチャリでもアジャストボルトは付いていた。ブレーキ調節はワイヤの交換で詰めがうまくいかない。百円ショップでニッパーを買ったがブレーキワイヤは切れそうに無い。まだまだ。自転車は完全リサイクルすべきもの。

・・Hayabusaのフェンダーを外しシートポストに赤く点灯するリアライトを取り付けた。しっかりしたので夜はHayabusaの背後は赤い尾を引くことになった。これはいい。白い車体で赤はかっこういいはず。・・あまりに目立つ自転車は盗難に合いやすいから、サドルカバなんかも百円ショップでまかなっていたが、これからはいいものも取り付けよう。物色の楽しみがある。

・・デジカメの予備電池をネットで探していたら、300yenというのがあった。純正で5千yenするのだから、驚きの値だ。・・おっかなびっくり注文したら丁寧な郵メールで届いた。前回の空気入れといいこんなにもショッピングが楽しいとは。ネットショップにはまりそう。メモリーカードなんかも安いものがある。

・・国立温泉。今日はほどよい人出だ。夜景をみる楽しみがある。寝湯の形がとれるのは、まだ自分の専売特許。夜空を見上げてゆらゆらり。地元なのにほんとに知り合いに会わない。不思議というよりもうこの世にいなかったりして。ハハ レストランにユキちゃんに似た子がいた。いやこんなに若くはないけど。・・カラオケでは雪が降るしか歌えない。しかも間違いだらけだった。

  *

・・百草園までサイクリング。府中の四谷橋をめざして進む。Hayabusaはまったく乗り心地よい。体の一部のように馴染んでいる。橋に着くまでにやはり道を間違えそうになる。蛇行する多摩川はなかなかとらえがたい。四谷橋はすばらしい橋だ。吊橋のような景観をもつ。帰りにわかったが、ここで浅川に分岐する。この四谷橋のむこうは聖蹟桜ヶ丘に近い。さらに進めば野猿街道になる。橋を渡って右折して小高い山のふもとの道をゆくと百草園駅がありここの交番で百草園までの道を尋ねる。交番は地図もあるし大変親切に教えてくれる。急勾配の道だという。百草園には駐輪場も無いらしい。どこか公園があったから強引に止めることにした。・・ここには若山牧水の歌碑がある。

・・日野の出身では、土方歳三。かれの残した俳句もある。

人の世のものとは見へぬ梅の花

我年も花に咲れて尚古し

年々に折られて梅のすがた哉

・・芭蕉は、

しばらくは 花の上(もと)なる 月夜かな

・・なんか、おもしろい。

・・あいにく季節の間で花はロウバイがちょびちょび咲いてるほか、梅はこれからのようだ。古色蒼然とした梅の木をみてるだけでも、おもしろい。庭園をひとまわりして蕎麦処にはいる。清楚な娘さんが注文をとってくれる。いいなあ若い子は。山菜蕎麦を注文して縁側から座敷にまわる。客はひとりで独占する。すぐ前の老梅がくずれそうでいい。・・蕎麦はヨモギ風で美味なり。

・・写真を何枚か撮って、おみやげに梅饅頭を買った。・・この百草園にも以前来たことがあるような気がしてきた。

・・ここから山を越えて帝京大学の裏手あたりにいけばお風呂の王様という温泉があるはず。ここも交番で道を尋ねたがどうも複雑でわかりにくいものだった。うろ覚えで進んでいくと幾つか道を間違えながらなんとか温泉にゆきつけた。

・・いろいろあっておもしろい温泉だが、逆に言うと少しうじゃじゃけていて落ち着きがない。ここはお風呂であって温泉ではない。そんな気がしてきた。でも、よくやってる。評判もいいようだ。

・・ぽつぽつと雨が来そうなので、早めにここを出ることにした。帰りは野猿街道から四谷橋を渡り、多摩川に沿って石田大橋までゆき、国立温泉の前のフレスポで買い物をして帰る。四谷橋まで意外と距離がある。しかし今日の自転車乗りは、遠乗りというほどのものではない。楽勝だった。ただ知らない土地をゆくというのはいつもわくわくするし驚きも多い。川向こうへ越境するなど数年来思いつきもしなかった。

・・ハハ 花の咲くころに百草園はまた来よう。

371秋魚:2012/02/22(水) 12:39:50
(無題)
・・Hayabusaでロングライドへ。多摩川堤を下り東急田園都市線のあたりから横浜みなとみらいを目指す。多摩川サイクリングロードを使って横浜に行くには、さらに下り昔東海道の渡しがあったという六郷橋を渡り、第一京浜を行くのが本筋らしい。地図上では第三京浜沿いに行けば桜木町のあたりに着くはずだから、多摩川は二子玉川で別れを告げた。・・実はこれが甘い見立てだとすぐに分かった。以前溝の口に来た時は分からなかったが、第三京浜は高架道でここを頼ってすすむのは無理がある。この辺りから小高い山があって向かっても山沿いにすぐに押しもどされる。川崎駅へ向かうようになる。途中道路警備員に尋ねると、網島街道をとると山を越えず横浜に向かえるらしい。で、この道をとったが、なんとも走りにくい道だ。結局、東横線沿いを目印にいきなさいということだった。日吉の駅は洒落ていてすぐ前に慶応大学がある。・・ちょうど正午頃に出発してこのあたりでもう3時間くらい。運動して空腹感がつのる。松家の牛丼が食べたかったが、あるのは吉野家とすき家ばかり。我慢して菊名の駅まで行くと、まあこの辺りは大変に道が細く入り組んでいてまったく横浜に着ける自信がない。で、松家があったのでここに漂着した。空腹になるとこの種の丼はひどく美味だ。ハアハア言って注文するのをアルバイトの店員はもどかしそうだった。ハハ迷える子羊とは自分のことです。食後店員に横浜へ行く道を聞いても分かりませんということだった。・・途中なんどか道を尋ね、ともかく網島街道を行って東神奈川を目指せということだった。しかしもう横浜なのに何でこんなに雑然としているのか。まったく整備されていない。と行くうちにやや広い道路にでた。ここで電気店のアンちゃんに聞いてすべて解決。横浜駅や桜木町からランドマークタワーのある港にいく道をこまかに教えてくれた。

・・みなとみらい。平仮名で書かれたこのエリアの名をおもしろく感じ始めたのは最近のこと。ランドマークタワーの見える辺りで、交番の巡査さんに、みなとみらいにある温泉万葉倶楽部へ行きたいと言った。・・ここが今日の目的地。

・・横浜の港は以前山下公園に来たことがある。ランドマークタワーとか観覧車があってもつまらない港だと決め付けていた。神戸の震災前の港はすばらしかったが。自転車の遠乗りは横浜へはあんまりいい道がない。今日来た道は2度と使いたくない。横浜という町自体わくわくするものがまるで無い。みなとみらいの万葉倶楽部に着くまでそういう印象だった。・・ランドマークタワーというけれどこれはどこかの企業のビルだ。三菱とか。もう夕方になっていた。・・この温泉はとてもロケーションがよい。入館料の高い理由はそこだろう。夜、温泉からの夜景をみて分かった。23時間営業で宿泊もできる。深夜3時まで休憩できるというのが魅力だった。自転車の置き場もある。・・夕方の景色もいい。ずっと港の先にでてみると新しく出来たばかりのゲートブリッジが見えた。自転車で来てよかった。港は海の側から見てみないと分からない。先端までいってみることだ。・・この港はいい。万葉倶楽部という名のコンセプトもはっきりしなかったが、そんなもの無いのかもしれぬが、ひょっとして自分の為の温泉コンセプトではないかと、あとでビールと食事をとりながらそう思った。

・・極楽と地獄。ここに来るのに5時間半かかった。川崎に入ってからの3時間は地獄だった。帰路は町田に出たが、このコースも地獄だった。・・ともあれみなとみらい温泉は極楽だ。写真を何枚も撮った。

 *

・・自転車置き場は思ったより狭く、自転車の来客はあまり多くは無いようだった。それでも置き場スペースはほぼ満席。Giantのすてきなロードバイクが一台置かれていた。ロングライドでここに来るという客はよほどのセンスと思われる。車で来るのがベストだが、駐車料金をとる珍しい温泉だ。自転車のことはHPにも記載が無い。自分など電話で事前に確かめたほどだ。・・デートコース、恋人と来るのがいい。

・・展望レストランというのは、驚き。カウンター席のすぐ目の前にはイルミネーションの大観覧車があり、港と周辺ビルの灯りとともにすばらしい夜景にのぞめる。観覧車のイルミネーションはまるでスターマインの花火だね。きらびやかで疲れそうで自分は一歩下がった席をとった。ごゆっくりということで、やけに気が利いてる。・・まわりの客をみると、中年後期初老のカップル、一人ものも多い。料理は安くない。こういう贅沢でお金を使いたがる客の心理はよくわかる。若いものならいずれまたというのがある。年いって病気でもしたら美味な食事もとれない。時間も無い。・・自分のように単身でスポーツサイクルで来るというのは、どうか。年いけば体が利かなくなる。欲望が強いのはたしかだ。・・3千yenくらいする蟹料理の御膳食を食べたかったが、割愛。正露天ソバとビールを注文。「澪」という日本酒のリキュールが美味そうだったので追加注文した。くどさのない甘さでこれが実に美味なり。・・おみやげに万葉焼酎を買いたかったが、これも割愛。恋人どうしで来る、これも割愛。ハハ、これは相手がいないとね。若い子を誘いたいが。ハハ

  *

・・湯河原の温泉からタンクローリーで運んだ天然温泉。なるほど、考えたものだ。港の絶景と癒しの天然温泉。これなら労して地下を掘る必要は無い。温泉をレンタルするようなもの。一丁前に入湯税百円をとるからお笑い。いえこれは褒めです。・・湯河原温泉は実に透明無臭、白湯に近い。でも温泉でしょう。・・お湯はともかく、万葉と銘打ったこれが気になる。

・・休憩室でテレビを見た。インテルとボローニャのサッカーの試合がBSでライブ中継。夜の3時に出るからほんとは少し眠っておかないと。長友が出てる。時々疾風のような動きを見せるがなかなかゴールにならない。連携がわるくインテルは不調のようだ。海の向こうのサッカーなども観れるんだ。

・・帰りは、3時にみなとみらいを出発。町田に向かった。深夜なので道を聞く人もいない。国道16号をまっすぐ行けばよいのはなんとか分かった。警察で聞くと、浜松町の交差点から北へ16号です。そうして16号に入ったが、これが大変な道路だとすぐに分かった。深夜だからまだよかったと思うべきか、自転車は走りづらい道だ。殺伐として三途の川に向かいそう。途中道を聞くのはコンビニくらい。横浜も港を離れると、地獄の匂いがぷんぷんする。エレファントマンがいたり。相模原、八王子へ、相模大野の駅あたりで右に折れ、なんとか町田の駅についた。もう6時に近い。すき家で安いセットの朝食をとった。地獄で飢えていたから、ご飯と卵と海苔とトン汁はとても美味。ただしこのトン汁は出がらし汁だった。さてJRの駅の向こうに小田急の駅がある。そちらの方がにぎやかなようだ。地下道をくぐっていくと交番があった。ここの巡査がおもしろい。事細かに府中多摩川にゆく道を教えてくれた。鎌倉街道一本をいけばよい。でそろそろ朝の明るさの町田をでた。ここからは先の16号と違い、まったく快適な道になった。トンネルもあり多摩の真ん中を通る。自転車にはいい道だ。ボタン園もある。・・他のスポーツサイクルやシティサイクルにも追い越され、自分はそんなに急ぐ必要は無い。どんなに遠く悪路でもいい道でもともかく体力がもって安全に目的地に着けばよい。そういう遠乗りだ。

・・関戸橋という多摩川の橋に出たときは、感動。昨日はここから川を下ったのだから。

372秋魚:2012/02/29(水) 04:01:05
(無題)
小鳥よりさらに身かろくうつくしくかなしく春の木の間ゆく君

拾ひつるうす赤らみし梅の実に木の間ゆきつつ歯をあてにけり

摘みてはすて摘みてはすてて野のはなの我らがあとにとほく続きぬ

山の雨しばしば軒の椎の木に降り来てながれ夜の灯かな

                               若山牧水


・・百草園ふたたび。Hayabusaを整備して梅祭りの百草園にむかう。前回は開花が遅れていて黄のロウバイしかみれなかった。松風庵のよもぎ蕎麦が忘れられない。そこの娘さんも。

・・Hayabusaはほとんど傷まない。シートポストにパンク修理セットを入れたポーチをくくりつけているが、これはやめた方がよいか。パイプが擦れてすこし疵がある。空気をいっぱい入れて、百草園なら遠乗りというほどでもない。みなとみらいと較べれば、ほとんど庭か。

・・例の四谷橋。でもすぐにはいかない。また道をたずねる。皆親切に教えてくれる。誰もが精一杯親切に教えようとするのは、ほんとによくわかる。・・あっという間に京王百草園駅のあたりに着いた。交番の人に駐輪のお願いをしようとしたら、職務で出来ないということだった。それもよくわかる。あきらめてまた山の急坂を登った。すごい坂で自分は自転車を降りて引いて登ったが、すいすいとギアを変えて登っていく人もいた。このHayabusaだってできないことはない。無理はしたくない。百草園入口の前にある公園に無断駐輪することにした。自転車はまだいい。車で来た人は困るだろう。帰りにそれでもめているのを目撃したが。

・・花は早咲きのものがちらほら。紅梅が早い。ロウバイもまだ残っている。白梅など本格的な開花はまだなようだった。明日はこのあたりも雪になるようだし、でも雪の梅花というのも趣がある。こちらの都合ばかりでまわるのもあわただしいか。すこしまわってすぐ松風庵に入った。前回の娘さんは不在でお母さんらしき人がきりもりしてた。ここのよもぎ蕎麦。美味なり。ざる蕎麦と甘酒を頼もうとしたが、この時期ざるはやってないとのこと。やまかけ蕎麦にした。が、これが正解。やまいもは粘り有るよいものを使っていた。力がつく。甘酒は砂糖をつかわない自然の甘さだという。これも美味い。とりあわせはチグハグだが、座敷で休んでくつろげた。・・突然、がたがた揺れて地震のようだ。山の上なのでよく揺れるとのこと。蕎麦を運んでくれたお母さんがいう。・・で、たいしたこともなくおさまった。・・3月11日になると思い出すのは、大地震と大津波、原発の事故。思えば自分の自転車の遠乗りもあの震災のあとからだ。急に津波に襲われたりしたら、日常の生活を放り出してともかく逃げねばならぬだろう。馴れた仕事と生活も一瞬にして無縁となる。天災はこわいものだ。いつやってくるかわからない。・・自分の自転車の遠乗りは急にはじまった。

・・百草園にある若山牧水の歌をいくつか読んだ。

小鳥よりさらに身かろくうつくしくかなしく春の木の間ゆく君

・・というのは、この百草園が恋人との別れだという。失恋の園というのは、なんかね。でもまた別の縁かも。・・蕎麦やの娘さんもお母さんも感じのよいことだ。

さて、食後庭をまわるが、今度はマクロ撮影も練習したから近接の花もよく撮れるか。福寿草なんかも開花している。

373秋魚:2012/03/07(水) 11:58:45
(無題)
・・お不動さんといえば石田橋のむこうにある高幡不動。土方歳三の菩提寺だという。多摩川の石田橋を渡ればまずモノレールの万願寺駅。ここで万願寺にいこうと思ったが道を訊ねると万願寺という寺は無いのだという。有ると言う人もいるらしいが、調べてみるとやはり多摩の日野には存在しない。万願寺とうがらしで有名な万願寺は京都の舞鶴にある。こちらは十一面観音。長谷寺との縁が深い。とにもかくにもモノレールの万願寺駅はネーミングの妙か。次が高幡不動駅。金剛寺は真言宗智山派の別格本山だという。関東の三大不動尊は一に成田山新勝寺。二に高幡不動尊金剛寺。三に相模の大山寺。

・・百草園から高幡不動尊に立ち寄った。天草のデコポン、ネーブルオレンジなど出店で売ってる。6個三百円とあるのは小ぶりのやつで大きいのは2個千円する。3個千円にして売ってる。ハハ、お父さんご試食くださいと来た。で、居合わせた隣のオバサンが買ってたようだ。ほかにもいろいろ出店がある。ばら売りの茶饅頭を買ったら昆布茶をつけて召し上がれということだった。

 如来でて掌に受け給う枝垂れ梅  誓子

  *

・・その川向こうの万願寺駅の夜景がみえる。ずっと眺めていると4両編成ぐらいの虫のように光って流れるものがる。この湯楽の里温泉から見えるモノレールの夜景だ。忌野清志郎の通った日野校もあるはず。

・・ママチャリのハヤブサで来たが、自転車置き場にはFISHERというロゴのロードバイクが先着してる。すごいかっこういい。たぶん相当なブランドものだろう。FISHERだけを記憶して後でネットで調べてみることにした。それにしてもこれで温泉に来るとはすごい趣味だ。上には上がいる。

・・レストランの女給はいつかみたユキちゃんに似た子だった。注文取りに来たので言葉を交わし間近で顔を見ることができた。若い。顔も体もまだ未完成でういういしい。シルビーバルタンの十代からパリのオランピア劇場で歌ったje croyaisはもう成熟したピークの面立ちだった。回想や追憶が完成する年齢だった。女としてもピークの美貌だった。・・ユキちゃん似の子には弱い。自分が好きなのが雰囲気で分かってしまってるだろう。きっと。こういう若い子と愛の逃避行をしてみたい。これは昔からの妄想。思わず声をかけそうになったが、こらえた。

374秋魚:2012/03/08(木) 02:55:27
(無題)
・・ハハ愉快、愉快。FISHERというのを調べた。GARY FISHERというのはアメリカ人。マウンテンバイクの創始者のひとりだという。マウンテンバイクの歴史は思ったよりずっと浅い。MTBから派生したクロスバイクはつい最近のもののようだ。わたしのHayabusaはクロスバイク。ドロップハンドルのロードバイクの歴史はまだ古いだろう。・・FISHERというのはやはり相当のブランドだ。なるほど国立温泉は客層もハイレベルな部分がある。普段はただ若いだけのバカどもが騒がしい温泉だが。・・気持ちいい、ずっとここにいたい。と、大声でいう若い子もいた。身体が抑圧された生活なりは、年は関係ない。欲望の強さは大同小異。温泉でヒーリングだけを追及するのでは若さの特権が失われる。欲望を力で満たそうとするのは若い証だ。ヒーリングの何たるかはもっと深い。謎がある。

・・いまは梅がよく咲く頃。多摩川サイクリングロードを遡って終点の羽村堰まで行った。立ち寄って谷保天満宮の梅見もと思ったが、出遅れて時間が無い。多摩川の土手に出る。このコースも三度目になるか、だいぶ勝手がわかる。ともかく土手まで出れば爽快この上ない。自転車がパンクしたらいつでも自前で修理できるよう空気入れなど持っていくのがやや重い荷物。ロングライドなら仕方ないか。いつかはそれを使う日が来る。・・くじら公園というのは拝島か福生か、米軍の基地があるから轟音をたてる飛行機(爆撃機?)が飛んでくる。基地を見に行くロングライドというのもやってみたい。きょうは玉川上水の取水口、羽村堰まで。拝島橋、むつみ橋、永田橋、この先羽村堰まではもうすぐそこだ。途中田村酒造の蔵つくりの建物がある。ああ幻の銘酒嘉泉の酒造元だ。よし帰りに寄って酒を買おう。・・すこし行くともう終点の羽村堰だった。公園のようなものがあるが、人は誰もいない。途中桜並木がきれいそうなところがあった。花の季節にはよさそうだ。玉川兄弟がはじめた玉川上水。江戸時代のことか。・・多摩川のずっと古い歴史。大昔は何度か流れを変えて縄文人や旧石器人もここに住みついた。多摩川と荒川の間の土地を武蔵野と呼ぶそうだ。もっと昔はそのあたりも海だった。秩父の奥に貝の化石がでたりする。わたしらの生活などつい最近のことだ。・・そそくさと帰路につく。梅が咲いている。

・・酒を買って、幻の銘酒などいうが、それでいいのか。昔オギクボのお店で飲んだが、たしかに美味かった。幻というほどでもないだろう。うまい宣伝だ。・・帰り昭島の温泉。ゆらの里に寄った。ここは自然の立ち木や景観を生かしてプロの建築家がつくったという。快適な温泉だ。基本がいいから人がよく集まる。にぎやかなので行く前はすこし気が重くなるが、来てみればいつもうれしい温泉だ。ハハゆかい、ゆかい。ここの岩盤浴は捨てがたい。マッサージのお姉さんにもすてきな人がいる。・・いつか温泉リポーターがここの温泉を小ばかにしていたが、とんでもない。アルカリ性単純泉は、質のよいものだ。客層は庶民層でうじゃじゃけてはいるが、銭湯とは所詮そんなものだろう。自分もそういう庶民のくちだから、長居はごめんだが、ここは気に入ってる。

・・食事のあと、岩泉のヨーグルトを飲んだ。えもいわれぬ味がする。・・帰ったら幻の酒を飲むか、ハハ。

・・帰り、立川のモノレール線の下の道をいって、ナルシマ自転車を探した。伝説的なスポーツサイクルのお店でいつかはここを訪れねばならない。ずっといくともう多摩川の橋に近い辺り、お店はあった。夜も遅くきょうは定休日だという。ショウウィンドにはやはりGIANTのロードバイクがいくつか並んでる。・・伝説のお店だ。

・・ここから国立温泉のあるフレスポに寄り、築地市場直送のネタ鮨を買おうと思った。意外と複雑な地形ですんなりいけない。なんとか立ち寄るともう閉店ですということだった。先日アジの鮨を買ってみたが大変美味なものだった。残念。幻の銘酒にはいい肴になるはずだった。

375秋魚:2012/03/15(木) 13:57:23
(無題)
・・ハハ参った参った。ついに湯あたりが来た。温泉好きもヘドが出そうになる。ここはいい温泉なのは間違いない。使い方を間違えた。・・仕事の都合かなりな眠り不足でいやな記憶を払拭しようとしたのが間違い。おまけに酒まで飲んだ。サウナの高温などもってのほか。・・露天で一番気持ちよい姿勢でいたら突然眩暈がして気持ち悪くなった。この天然温泉はすこし石油臭いがそれが気持ち悪いこと。やっと出て塩サウナへ。これが最悪。すぐに出てごろ寝。・・お客さん湯あたりですか。お水をお持ちしましょうか。

・・サッカーのバーレーン戦があった。リクライニングで見ているうちうとうと眠ってしまった。眠りが足りないのだ。

・・夕方の空。金星と木星が近づいている。異様に明るい星だ。

・・実際湯あたりで気分が悪くなると死ぬんではないかと思えるほどだ。客に野田くんに似た人がいた。甲斐くんに似た人がいた。ほんとに彼らかもしれないが、別人かも。デジャヴの兆しか。これはよくない。この世の終わり。

・・駐輪場には、またまたかっこいいロードバイクがある。空気入れ、速度計、水筒も装備して本格的だ。ANCHORとあるのは、後で調べてわかったが、ブリジストンのブランドものだった。値段も超高い。FISHERどこではない。ブリジストンのものは実際いい。いまのママチャリはリサイクルのもので各パーツで前カゴはブリジストンのステンレス製のものが使われている。頑丈でびくともしない。・・madeinjapanもさすがだ。鳩山は自転車もANCHORのいいものに乗ってるに違いない。うらやましい。

376秋魚:2012/03/21(水) 04:46:42
(無題)
・・自転車に乗って疲労ということはほとんど無い。一時間乗っても5時間乗っても疲労は無い。・・疲れるではなく、憑かれるということはある。病みつきになって乗りまくるということはある。疲労は無いが、熱を冷ます為に休止したり、プランニングの整理の為に軽食を取ったりする。いつもの眠り不足があっても自転車に乗ってる時は、いつも抜群に目覚めている。湯あたりがあっても自転車に乗れば体調はもどる。

・・職場の駐輪場でORBEAというロードバイクがあった。スペイン、バスク地方のオリジナル自転車だという。イタリア、ドイツ、カナダだけでなく当然スペインにもユニークな自転車があってもよいはずだ。しかしバスクの自転車とは驚きだ。なかなかいい。

・・天気も晴れて病みつきのロングライドに出た。目指すは埼玉の川越の町並み、時の鐘、川越温泉。道のりなどざっと調べておいたが、後は出先で人に聞いて走るというのはいつもの方法。出発さえすれば後は時が解決する。・・いろんな人と話すからキミも有名になったとは、スイスの友人ツル氏の言だ。bienconnuだから認知されても、名は無名のままだ。ハハそういう見方もあるか。

・・まずは府中街道へでてあとはまっすぐ所沢へ。そしてさらにまっすぐ川越まで行けるはず。・・が、これもすぐに見立て狂いなのが分かった。府中街道で所沢へはすでに小平温泉まで最も節約した道のりを知っている。これを続けて西武園まではかつて行ったことがある。小平温泉の左は五日市街道、右は府中街道と勘違いした。ずっといくと犬を連れた奥さんに道を尋ねた。とても親切に教えてくれる。笑顔のやさしい奥さんだ。道を尋ねるにおおかた応対の声でひとの人格は分かる。いい生活をしていそうだ。府中街道にもどってこれで所沢まで。八坂やブリジストンの工場があるはずだがそれも通り越したに違いない。もう未知の領域だ。一本道ではない。所沢の駅にはともかく着いた。約一時間。一息ついてナカウで食事をとった。所沢はけっこう開けてる。駅前の道は入り組んで複雑だ。ここから川越に行く都道があるが、これがわかりにくい。そしてこれが一本道でないのもやがて分かった。所沢市街の若者はここのことは知らないという人が多い。そっけない街だね。でも近くに大学があるようだ。昔のワセダの友もはじめは所沢にいたから。どんどん川越を目指す。途中分れ道で道を尋ねたらウソを教える人もいた。面倒くさそうにしていい加減に応えたのだろう。こういう時は早めに再度道を確認するに限る。時間を食ったが一本道へ。所沢はトトロの森があるはず。郊外は雑木林が多い。しかしこの6号線も自転車向きではない。トラックが来たらあぶない。車道を走るのは自分はまだ経験不足。歩道を走ると凸凹の振動も多いし時間も食う。クロスバイクはサスペンションが無いから、背骨に来る。自転車にも体にもよくない。メリダの自転車は安価だがインフラの構造がよくできているので、まったく頼れる。大きなトラブルも小さなトラブルもほとんど無い。体の影響は乗り方でカバーできる。Hayabusaは頼りになる。

・・ついに川越に着いた。所沢-川越都道は距離が有る。途中道を尋ねてもまだまだ遠いいですよ。たいてい心配そうに応える。ハハたいしたことない。道があぶないだけだ。2時間半かかった。・・川越もいくつも駅が入り組んでいてわかりにくい。蔵作りの昔の町並みを探した。JR駅のウラの通りから商店街があるが今日はお彼岸でひどく人通りが多い。七福神の寺もあって小江戸の町は賑わってる。これが噂の川越か。蔵作りの古い町並みを探す。本川越の方へ。すごい人出。お彼岸で寺も盛んだ。ああこれだ。豆やの店で試食をどうぞ。キナコをまぶして何の豆か。美味い。生姜を焼いたものも、美味い。・・時の鐘の前にはすごい人だかり。身動きが取れないのでお店で芋菓子を買ったがこれは失敗。もうすこし歩けば恋イモという芋饅頭が本格的に売られていた。これは一つ百六十円。とても美味い。門っこの店はサギっぽい。ハハ愉快愉快。人力車なんかもある。みやげに地ビールとイモ素麺を買った。・・もっといろいろ回りたかったが、きょうは充分。すこし離れた川越温泉に向かう。これもひどく分かりづらい。ぎくしゃく回って温泉にも着いた。ロケーションはよくない。広い駐車場もある。この温泉。すこし失望した。資金不足なのか細部のつくりがまるでセンスない。天然湯を掘ってあとは素人の見立てのようだ。七福神の湯があるといって着想はおもしろい。泉質もよい。湯楽の里のようなヒーリングセンスがあれば、こんな粗雑なつくりはしないはず。お湯だけあればいいというのではない。周りの景も考えろ。あまり長居はしたくない。・・レストランの食事。生ビールが安く出てたが、味は今一。海鮮丼は美味い。・・総じて田舎の温泉、悪い意味でだが。

・・帰りはもう夕方、暗くなった。道があぶない。赤いリアライトを点灯した。所沢の駅前交番で道を聞いた。今回交番はほとんど無く駅前でやっと尋ねた。・・府中街道も知らないようだった。地図で調べてなんとか分かった。・・はじめに来たときと違う道のようだった。えい、どんどんいくしかあるまい。前に行くロードバイクの人は背中のリュックの上に点滅するライトを差し出して車道を走る。トラックが来てもさっと除けて走るから、おもしろい。これくらい派手なライトでないと車道はあぶない。Hayabusaのリアライトではあぶない。こわいので歩道を走る。・・あとで追いついてその飛び出しライトのおじさんと言葉を交わした。こわい道だというのは同じ理解だった。・・ようやっと帰れそうなとこまで来た。八坂やブリジストンの工場がある。・・数年前来た時より道は格段に整備されてる。小平あたりでドンキホーテの店があった。どんなものか立ち寄ってみた。日用雑貨小間物が多い。伊藤園の野菜ジュースとマカダミアナッツチョコを買って出た。ずっと府中街道を行って順子さんの津田塾大学の前を通りやがて恋ヶ窪の駅の道の方へ曲がれば国立の帰宅も近い。しかし長い道だ。小平温泉へはずいぶん近道で節約されてるというのがよく分かった。

・・疲労は無い。奥底で眠りが足りないだけだ。

377秋魚:2012/03/28(水) 05:39:51
(無題)
・・自転車の調整はその後あまり進んでいない。注油箇所をひとつ増やしたが自信はない。下手に注油すると悪くなったりする。油もkure556ひとつでやってる。・・ロングライドに出る前にチェーンの注油とタイヤの空気圧のチェックを必ずするようになったのは進歩かも。乗り心地が良化したのはよく分かる。パンクした時の為に修理道具を携えて出るが、いつか都心に出た時以降パンクはない。思うにあのときのパンクは、きれいな画鋲でどうもあやしいパンクだ。近くにサイクルショップもあったしその店員の不自然な態度がいまも気にかかる。・・多摩川のサイクリングロードで他人がパンクしたのも見たことがあるから、パンクする時はするのだろう。ほんとにパンクしたら出先で自前で直すしかない。わくわく。

・・今日は多摩ニュータウンにある極楽湯まで遠乗りに出た。およそ一時間。横浜からの帰り道でいつか近くを通ったから土地勘はある。今日は楽勝だろう。府中の関戸橋から鎌倉街道に入りまっすぐ行けばよい。見立てがすこし違ったのは途中で鎌倉街道は町田方面へ折れるが、多摩ニュータウンはその道をさらにまっすぐ行く。道沿いに乞田川という川があってこの道をいけばとてもいい。このあたりはロングライドというほどではない。ポタリングか。・・多摩ニュータウンは小田急、京王線、モノレールといくつもの駅の終点となっている。駅前は大きなビルもあってよく開けてる。途中交番で道を尋ねて温泉はすぐに分かった。サンリオの遊園地のようなものもすぐ隣にある。多摩美大の美術館もある。

・・極楽湯は全国に店を出すチェーンだ。最近は上海にも出店を出している。この海外進出がおもしろくて興味を持った。スパ銭でめずらしくジャスダックに上場している。ネットで調べると、あまり評判はよくない。やたらと客が多いらしい。・・駐車場は温泉の客だけでなく一般にも開放しているようだ。もちろん有料だが。いろいろビジネスが込んでる。スパ銭の老舗というのでどんなものか、ネットでクーポンが出てる。タオルが付いて6百円と安い。百円で会員になった。食事も安くなるという。他にクーポンもたくさんくれた。あとでわかったが、あまり質のよいクーポンではない。クーポンの嵐で集客をもたせるというのは、どうもね。温泉の品格というのは、落ちるでしょうね。・・スパ銭では、湯楽の里の方が上か。横浜みなとみらいの万葉温泉も料金は高いがコンセプトは新鮮だ。こちらは伸びる。・・極楽湯さんも頑張らねば。

・・平日の午後でも客が多い。いくつか風呂があるが、さほど広くない。こうやってごみごみさせて長居ができないようになってる。泉質はまあまあよいが、これだけ人が多いと湯も人の体温のようだ。・・タワーサウナはけっこう広い。これだけでもよいか。すぐにレストランに行く。・・おすすめの春風鯛御膳と生ビールの特別仕立てを注文した。ここのオリジナルメニューでこれは美味い。季節の鯛をうまく使ってる。なるほどね、入館料を安くしてレストランで金を落させるか。うまくいくだろう。全体でごちゃごちゃにぎやかにほどよくお金を落させて客の回転をよくする。スパ銭のビジネス戦略はどこも一応同じといえる。どこか取り柄がなければ店はつぶれるだろう。・・ここのクーポンの嵐というのはいただけない。・・食後デザートの苺パフェを注文した。これも美味い。材料に安価なものがあってもうまく取り合わせてオリジナルな美味いものをつくる。美大の学生が調理してるようで、というよりここは美大生がよく来るようで、品評がうるさいだろう。

・・極楽湯は上海の出店を全力でがんばるべきだ。中国は水が最大の弱点。日本の水資源もすでに狙われている。水処理の技術はすばらしいものがある。温泉のビジネスのノウハウもあちらで必ずヒットするはず。

・・上海が熱い。

http://j1.people.com.cn/94476/7766103.html

378秋魚:2012/04/05(木) 01:04:29
(無題)
・・ハハ参った参った。kure556は自転車には使わないほうがいいらしい。ほとんどチェーン、ギアにしか使っていなかったが、それもよくないということだ。グリースのあるクランクなどは絶対だめだ。金属部の洗浄と錆止めならいいか。布に染み込ませてチェーンを洗いあとはスピンドル油をかけさらにウエスで余分を拭き取った。・・なるほどチェーンに埃がついて固くなってる。回転も少し重い。新しい方法では回転もスムーズでだいぶ改善された。・・チェーン用には、フィニシュラインという潤滑油がいいらしい。ネット通販で買えるが、特に安いというのでもない。まああわてずに少し研究してみよう。

・・昨日からの雨もあがってよく晴れた。風はまだ強い。まずは多摩CRから立川のナルシマフレンドへ。ここは定休日。さらに市街へいくとイノハナ自転車店。Finishlineは置いてないという。Pedorosならある。これもよくわからない。参考までにしてお礼をいい。次は以前タイヤ取替えしたサイクルスポットへ。ここもお休み。

・・よし福生の横田ベースまで行くぞ。目標は決まった。途中昭島のヤサカに立ち寄る。ここにはアサヒの自転車がある。Finishlineはどうか。店員に聞くとやはり置いてないという。ワイズというお店なら必ずあるという。ワイズって何だ?あとで分かったがスポーツサイクルの最大手のチェーン店だという。それで結局多摩川べりに一軒あるという。これもあとで分かったが実は自宅からひどく近い。おどろきだった。

・・昭島駅の交番で横田基地の近くにいきたいという。福生だが拝島駅から16号線沿いに行けばすぐだという。何だこんな近いのか。昭島の温泉から低空飛行の爆撃機がよく見えた。近いはずだった。16号線というのもなつかしい。で、どんどんいくともう近い。16号の右側の歩道をいくと、この先道はありません、とある。もう基地の前だから一般の歩道も無いという。で、また引き返して反対側の歩道にいく。ずっといくとアメリカンショップがいくつもあっておもしろくなる。写真を撮ったりしていくと基地の正門の前あたり交番がある。・・基地の写真を撮ったら怒られますかね。巡査に聞く。たぶん禁止だろうとは思っていたが、やはりだめだという。道路側のお店なら問題ない。・・この16号まっすぐいくと、瑞穂、川越だという。なんかおもしろい。

・・帰路は多摩川に出て府中のワイズにいってみよう。さあこの辺の地理も少し詳しくなった。拝島大師の前を通り、拝島橋から土手にでた。くじら公園を通り、何でくじら公園かというとこのあたりでくじらの化石が発見されたという。

「・・アキシマクジラの化石は、昭和36年(1961年)8月20日、八高線多摩川鉄橋の橋脚番号11の下流36メートルの地点から、ほぼ完全な形で発見されました。・・化石の全長は16メートル、ヒゲクジラの仲間でコククジラに近い種類ですが、現在のクジラと異なることから、「アキシマクジラ」と命名されました。・・

http://city.tachikawaonline.jp/view.php?area=0&id=587&mode=details

・・さあ、またモノレールのある橋をこえるとアサヒ自転車の看板がみえた。よしここも寄ろう。いってみるとアサヒの専門店。やや、Finishlineが置いてある。ドライ系のものは品切れ。店員から情報を得てここでは買わず、ワイズに向かう。さらにいくと、あった。
Y's Roadという。へえ本格的なスポーツサイクルのお店だ。自転車もパーツもぎっしりある。来店してる客も多摩サイから来たのかみんないいロードバイクに乗っている。ここが自転車クロウトのお店ということだ。入ってみると、Finishlineはあった。赤いドライのものは人気してるのか在庫はたった一つ。買おうか買うまいか迷ったが、結局急ぐこともあるまい。店のパンフをもらおうとしたが、無いという。ここはもう自宅に近いはず。土手を降りてどんどんいくと日野バイパスに出る。近くにラブホテルのようなのが幾つか有る。岩盤浴のある温泉ホテルもある。知らなかった。これらはドライブインなのだろう。若い子といっしょにここに来る手もあるか、ハハ。・・こんなホテルも一度使ってみたいもんだね。自分の人生も想像力が貧困なまま終ってしまってはいけない。ハハ

・・菅原道真の谷保天満宮はもうこの近くだ。自宅もすぐそこだ。

379秋魚:2012/04/11(水) 16:30:04
(無題)
・・花見ごろ。今日は晴れて明日嵐になるという。昨日のうちに自転車の整備をして、早いうちにとロングライドに出る。目指すは鎌倉街道、町田、境川CR、藤沢、遊行寺、江ノ島、鎌倉、磯子、根岸、横浜みなとみらい、万葉温泉。

・・多摩川関戸橋を渡り鎌倉街道を町田へ。多少のアップダウンはあるが90分ほどの楽勝とみた。町田市街にはいる仕方を間違えた。少し遠回りになったか。町田駅周辺は煩雑。JRの駅のすぐ近くに境川サイクリングロードはある。以前横浜からの帰りに寄ったすき家で休憩。鎌倉街道をミスしたかも。・・境川CRは未知の領域。評判のCRだ。境川はしょぼい川だが魚がいっぱいいる。おおかたは鯉だ。サイクリングロードは歩行者と自転車の為だけにある。Hayabusaの乗り心地はまったくいい。クロスバイクは遠乗り用というのでもない。ドロップハンドルのロードレーサーにいつも追い越されてしまう。ドロップのものも一度使ってみたいが。・・厚着で来たのは失敗。ジャンパーの下を一枚一枚外して行く。いい道だ。こんななら2時間で藤沢に着くのではないか。道路沿いにサクラ並木が有るのは想像通り。花の季節。あしたは嵐。途中川面まで桜の花が枝垂れかかる名所があった。ここは花見客でいっぱい。このトンネルを越えてさらに藤沢へ。海からの風だろうか潮の香りがする。もう近いと思ったら急にサイクリングロードは終いになる。すこし行くと時宗総本山の遊行寺があった。自転車を置いて本堂まで歩く。時宗の紋は「三」の字だ。なんか意味あるのか。境内に大銀杏、本道の脇にいい桜が咲いている。本堂は阿弥陀佛か。・・遊行寺の緯度は富士山、相模の大山寺、出雲大社と同じだ。このレイラインは不思議。・・十一不二というので十一円の賽銭を投げた。

・・さらに江ノ島まで川沿いの県道をひたすら南下してなんとか江ノ島の海に着いた。2時間かもう30分。それぐらいだった。観光地で人が多い。このあたり大津波が来たら逃げ場はないななど思いながら島に渡りサザエでも食べようか。で、いったらみんな同じことをやってる。あとシラス丼も名物らしいが今年はシラスが不漁らしい。ともかく食気は失せてすぐ鎌倉へ向かう。海辺の街道を行く。左手に江ノ電、右手は海。車が多くあまりいい道ではない。この辺も大津波が来たら逃げ場はない。稲村ケ崎に温泉があったがここにも寄らず。鎌倉駅へ、鶴岡八幡宮へ。人が多く駅近くでやけの休憩。コンビニでビールとカレーパンを買う。コンビニへ入るのはいつも道を聞くためだ。川越と同じ人力車がでてる。ほんとに人が多いので北鎌倉からさっさと横浜に行こうと決める。鎌倉街道をひたすら行けばよいということだった。あまりいい道ではないので日野から海の方へ磯子に抜ける道を調べておいた。が、これが今回最大の失敗。港南台へ踏み入ったが、ここが難解な迷路になっていた。

・・もともと今回のロングライドは、横浜みなとみらいの万葉温泉が目標。ここに3時まで休憩できる。いい時間だ。行きに多摩サイ川崎経由、帰りに鎌倉江ノ島境川CR町田経由というのも考えたが天候を思うと最初の晴れた日に大きく境川CRを使ったほうがよかった。横浜-鎌倉間は鎌倉街道一本というが評判は悪く不安だった。・・2日目は曇り後雨というので夜3時に横浜みなとみらいを出れば朝の8時までには帰宅できるだろう。それに横浜から川崎の丸子橋までは深夜で交通量もぐっと落ちるだろう。車道を楽に走れる。後は多摩サイ、ここまで来れば楽勝だと踏んだ。

・・江ノ島鎌倉では時間はつぶせない。江ノ島は騒がしいばかり、鎌倉もそんな感じで通過するばかり。北鎌倉のきつい坂をあがって大船をめざす辺りでよい年頃のお嬢さんに道を聞いた。はきはきと感じのよいお嬢さんでこちらの予定を変更してナンパに切り替えようと思ったりした。そう思った途端ありがとうといって先にいくのが常だった。鎌倉街道を外れたのがまずかった。横浜の港南区は山でここまでなら大津波もやってこまいというほどだ。それでもアップダウンがきつく磯子に出るのになんと苦労したことか。先々で道を聞くが、知らない人が多い。みなとみらいなどずっと先の先だという。・・おそらく道をまちがえた。磯子の八幡橋というところに出るはずがずっと迂回してしまった。金沢八景にいくのかという人までいた。・・磯子にでても根岸にいってもう暗くなってきた。ここからすんなり関内桜木町まではいかない。ジョギングをしてる人や通行人に声かけても誰も相手にしてくれない。もう海も近く殺伐としてるのは確かだ。磯子の駅の近くでは「世界平和のために」という本を配ってる人がいて2、3ページ読んでくれといってるが、こちらも必死。道に迷ってるんだよ。この先の道を尋ねたが、のろのろよく知らないようでありがとう先に行って聞きますと別れた。・・桜木町へ向かう道は16号でよかった。桜木町というから桜並木があるのだろう。ほんとに本牧あたりから桜並木があった。なかなかいい。山手の警察で道を聞いた。とても親切だがそれでもすんなりみなとみらいに行けないところがさすがに横浜。何度か道をまちがえながらやっと大きな光の輪のみえるところに来た。大観覧車はイルミネートされている。と、夜空に光のスジが流れた。・・流れ星。願い事をした。ハハついてる。

・・長い一日のロングライドだったが、これで万葉温泉でゆっくりできる。よく来たものだ。

380秋魚:2012/04/18(水) 05:05:46
(無題)
・・曇り後雨。午前中は10%の降水確率。3時から6時の間に降雨しても1m程度。これならポタリングができる。多摩サイ左岸を羽村堰までもう桜は半分は散っているだろう。そこから新奥多摩街道にでて小作、河辺まで。駅前の梅の湯は評判だ。

・・Hayabusaのサドル位置を1cm高くした。ヒザの回転がスムーズになってすこし楽になった。実際ポジション調整はむずかしい。自分でやってみなければ。ヒザの回転はよいが、足を伸ばしての着地が不安定になった。これは慣れで克服できるだろう。・・ドロップハンドルのロードレーサーに乗ってみたいとだんだん思い始めてる。仏式タイヤは不安定だがスピードはでる。スピードにはさほど興味はないが、走行感はどんなものだろう。腰の位置を高くして前傾姿勢が決まればこれでやっとロングライダーの仲間入りか。Bianchiのロードバイクに乗ってみたい。

・・Hayabusaはだいぶ馴染んできた。乗り込んだのでブレーキワイヤが少し伸びているか。これは簡単に調節できる。チェーンが弛んできたりしたらむずかしいが、これはまだ大丈夫。パンクが一番恐い。一度は自分でチューブ交換してみなければ。シミュレーションは完了してる。・・ロングライドにでる装備も決まったから後は天候との相談でいかようにもプランニングできる。

・・多摩川は遅咲きの枝垂れ桜が満開だ。左岸右岸という言葉もパリのセーヌ左岸右岸とかでなつかしいものだ。いまは右岸を上る。坂のアップダウンでのギア切り替えもうまくなった。失敗はほとんどない。・・自転車がこんなおもしろいとは思はなかった。ハハ

・・多摩サイとJR青梅線との間にある奥多摩街道、新奥多摩街道というのがすこしややこしいが西へまっすぐ伸びているのは同じ。適当なところで右折すれば河辺には着けるはず。途中ローソンで道を聞いた。コンビニは最近はローソンが気に入ってる。ポンタカードも作った。ローソン宣伝部も頭が切れてきた。

・・小作あたりまで来て、ポツリポツリ雨が来た。大降りにはならない。そのまま河辺に向かう。すこし濡れる感じになったところで河辺に着いた。駐輪場もいいのがある。東急のビルと向かい合わせで5階6階が梅の湯天然温泉だ。・・かれこれ2時間のロングライド。

・・青梅の実がひとつ地面に沈んだところから温泉が湧き出た。それが梅の湯。ただのスパ銭ではない。駅前のビル中にある簡易性とは別に温泉はよくできてる。ヒーリング、リラクゼーションの基本をよく理解してるのがわかる。アルカリ性単純泉というぬるぬる温泉は貴重だ。露天はビル中を作庭する風情でここに意を使ったのが成功してる。営業はロングランするだろう。・・梅寿庵というレストラン。生ビールと梅寿御膳を注文した。温泉のレストランではそこの一番の自慢料理を食すにかぎる。御膳にしてはリーズナブルな値段で、これも楽しめる。窓からは川向こうの山並みが見えて、初春の木々の色合いがおもしろい。花と新緑の乱舞がある。・・この河辺はおもしろい。ここからさらに足を伸ばすと青梅の塩船観音寺がある。これは行基が来てる。もうすぐつつじ祭りがある。これはすごい。必ず来てみる。・・向かいのテーブルにかなり年配のおばあさんがこんにちわという。温泉はいいですね。そうですね。・・メニューをパラパラ見てるがなかなか注文しない。理由はわかる。自分など酒も飲めるしどんなものでもまだ食べられる。自転車に乗って悪い脂肪も燃やしたし活性酸素も殺したから、カロリー過多の食事も問題ない。帰りに大運動するから胃や腸の消化もすすむ。温泉につかり、新陳代謝もピークする。

・・でがけでまた雨が来た。すこし待ってると西の空が晴れてきてお日様がでた。よしこれで帰れる。カッパもいらない。今回のロングライドはもう成功だ。天候の読みが大正解だ。東の空に虹が立った。・・帰りに福生の田村酒造へ寄ろう。前回仕入れた酒はもう切れている。幻の酒は美味い。だいたい場所はわかる。要所要所で道を聞く。最初は多摩川の羽村堰に出る為に。次に玉川上水べりにある田村酒造をたずねる為に。品のよい奥さんと犬を連れたお父さんに聞いた。みなとても親切に教えてくれる。だいたいの土地感があると話もわかりやすい。道を聞くのもうまくなったものだ。ハハ

381秋魚:2012/04/19(木) 01:54:52
(無題)
・・エコライフ。時計が次々と電池切れになってる。ボタン電池は以前百円で手に入ったが近頃は見当たらない。いつか電波時計というのを拾った。しばらく使っているうち動かなくなった。電池交換をしようと裏蓋を開けてさあ大変。まったく込入ってる。新しい電池を入れたらリセットの為にショートさせねばならない。というより電池交換の必要はなかった。太陽電池だからお日様にさらせばよかった。それでリセットでショートだけはやってみた。針はなぜか一時間遅れでリセットされた。これ以上直しようもなく今もそのまま使っている。

・・YOKOTABASEにいった時、路上でキャッツアイを拾った。キャッツアイといっても自転車に取り付けるブランドもののライトだ。自分の自転車には百円のLEDライトが付いている。これで充分だが、防水のキャッツアイにはいつも心魅かれていた。・・拾ったCATEYEは電池切れと取り付けベルトが切れていた。電池は単5のかわいらしいのが2本。これさえ取り替えればライトは灯くはずだ。単5の電池はめずらしく普通の店にはあまり置いていない。ローソンで一つ百円で置かれていた。2本入手した。切れたベルトは端に穴をあけワイヤーで結んだ。これもけっこううまくいった。・・電池を入れてさあ点灯するか。やってみたがダメ。電池の挿入がまちがってるのに気づき再度トライ。や、今度はばっちり灯いた。LEDの電球というのはどうなってるのか。潰れていない限り大丈夫なはずだった。

・・最近はこういうリサイクルの仕事が楽しい。人生はやり直しが利かない。ただ追憶でたどることはできる。自分の人生をリサイクルすることで一抹の救いがある。若き日の人生はいつも一抹の不安ばかりを抱えていたが。・・自転車のロングライドはキェルケゴールの反復と遡行というやつだろう。失われた時を探して走る。

・・職場の同僚に新宿のバーでやたらと飲み歩き時間も金も浪費しまくるやつがいる。カラオケで英語の歌など歌うそうだがいただけない。先日は2人で飲み歩いて14万yen使ったとか自慢していた。その半分もあればBianchiのロードレーサーが買えるのに。だいたいカラオケというのは次から次へと何を歌うのか。節操が無い。シルビーバルタンを見よ。Nikolasは追憶の歌だが、歌は必然の光の糸だ。こういうのを正しく歌という。

・・福生の田村酒造はわたしのお気に入りだ。切れた頃にロングライドで酒を買いにいく。これがいい。彼には分かるまい。

382秋魚:2012/04/25(水) 10:52:31
(無題)
・・一年ほど前にママチャリのハヤブサで飯能の宮沢湖までいった。よくいったものだ。本格的なチャリダーにも声をかけたが、ママチャリを見て憐憫の一瞥あるのみだった。山あり谷ありの遠乗りではママチャリは無謀か常識外れとみるのが普通のようだ。特に瑞穂から入間川にでる狭山の丘陵は16号から外れて飯能街道をいくことになるが、アップダウンのきびしさもさることながら歩道の無いところが多い。自動車との接触も気にしながらこのハヤブサいきなりトラブって分解してしまうんではないかと思えたほどだ。・・現在のHayabusaはMeridaのクロスバイク。それほど高価ではないが、基本はよくできてる。パンク以外は本体はまったく安心できる。パンクに対する備えもある。・・前回山中でパンクしたらハヤブサはそのまま放置するしかなかったろう。やはり無謀だった。・・で、奇蹟の生還。

・・今回は、同じ道を辿って飯能にいき、宮沢湖から日高、小川へ。八高線沿いの道をいく。飯能−寄居線という道らしい。・・小川、花和楽の湯。ここだ。

・・多摩サイの立日橋をこえた辺りにあった残堀川を辿れば瑞穂から日光街道にでられ狭山越えも容易かと思案したが、結局立川のモノレール沿いから芋窪街道を行き新青梅街道に出、途中から16号をいく。瑞穂の八高線の駅は箱根ヶ崎。ここまでは楽にでられた。ここから16号をそのまま辿ると直接川越に向かってしまう。飯能街道に出るのに苦労した。

・・十年以上も前、ジュピター(クラシック喫茶)によく来ていたホリベ君がやはりこのロングライドを試みた。この狭山の山で自転車がこけた話もあった。・・今回わたしも初めてこけた。理由は同じだと思う。歩道が無く道路脇の白線が辛うじて有る。背後からは轟音をたてて大小の車がたえず迫り来る。あまりに大きなトラックなど来ると停止して道を外れるくらいでないと恐いものだ。一度など白線を越えたらもう畑の中で今回はここで自分はこけた。土がやわらかく幸い自分もHayabusaも少し汚れただけでキズはなかった。ギアディレイラーなど心配したが。セーフ。・・坂は下りが身震いするほど。ともかく入間川にでた。ここから宮沢湖まではたやすい。

・・ホリベ君というのは某音大で作曲家をめざした。ゴジラを作曲した伊福部アキラに師事したという。ジュピターで出会った頃は、アル中でいつも顔が赤かった。ある日突然もう音楽はやめたという。。そしてロードレイサーを買った。酒もやめたという・・彼とは親しくなかったが、スポーツサイクルでの遠乗りの話はよく聞いた。境川CRで鎌倉に行った話しも聞いた。宮沢湖経由で小川にいった話も聞いた。わたしがいく経路は似ているが違いもある。一つは彼はドロップのロードバイクで、わたしはフラットのクロスバイク。タイヤは彼のは仏式で細く安定性は無かったろう。スピードは出る。どう聞いてもマウンテンバイクではなかった。ナルシマで作ってもらったそうだ。

・・今回のロングライド。すごいものになった。今無事生還帰還してHayabusaをほめてやりたい。・・出発は10時45分。帰還は深夜の2時だった。

・・狭山の茶畑はもう新茶の茶摘があったという。一年前の宮沢湖行きでは帰り雨になりしたたかに濡れた。喜楽里からの帰り、道を反対に間違えてひたすら日高をめざしたのがなつかしく思い出される。それよりあの頃の雨はまずかった。たぶんに放射能に汚染されていただろう。狭山のお茶にもセシウムが検出されたという。その後手の甲がぽつぽつヤケドの後のようなシミができたり、髪の毛が幾分多く抜けた気がするのは、気のせいばかりではないだろう。・・大変な時代になったものだ。

・・東飯能の駅前でソバでも食べようか、しかし気乗りがしない。空腹で頑張ったほうが健康にいいという本もある。このまま小川の温泉までノンストップで行くか。宮沢湖を過ぎた辺りでコンビニに入りソイジョイ菓子とリンゴジュースを買って道を聞いた。ロングライドでは水分は普通の水がいい。ジュースは重い。ほんのちょっとの栄養菓子はまあ悪くない。ともかく足が動かなければ。一度来たことのある道はまだいい。未知の道はそれだけで不安だ。日高のあたり彼岸花が群生する巾着田はこのすこし先、ここもいずれ来てみたい。高麗川神社には大きなタブの木があった。このあたりも散策したいところだが、今回は一路小川をめざす。自動車道だが至極快適だ。・・武者小路実篤の「新しき村」のある毛呂山はこんなところにある。自分の人生でもこんな新しい村おこしをするつもりでいたが頭が下がる。もうやれそうにない。毛呂山も通り越し、梅林で有名な越生に入った。このあたり町はみな里山で山と山の間に町がある。それで自転車はけっこうなアップダウンの連続になる。道はいいがほんとに遠くに来たものだ。なかなか小川に着かない。・・小川のひとつ手前に「とき川」という町があってけっこう風光明媚をきかせている。とき川というけれど感じで書くと都機川となるらしい。観光客に親しみやすくカナ書きにしてるのだろうか。でも、この都機川はおもしろい。道元の「都機」が思い出される。小川の手前でなんか象徴するものがある。・・小川あたりはほんとに山が多い。しかし町は開けている。飯能の宮沢湖までが2時間半、小川までが2時間ちょっと。けっきょくおおかた5時間ほどの遠乗りになった。小川の警察で花和楽の湯までの道と帰りの川越へでる道を聞いた。足はもうあまり勢いはない。はやく温泉でゆっくりしたい。

・・花和楽の湯。「かわらのゆ」という。風流な温泉だ。強アルカリ泉というめずらしい湯で、透明すぎるほど。でも悪くない。露天の外は山になってて、鶯の鳴き声がホーホケキョと何度も聞こえる。これは録音テープで流していたのかも。ともかく静かでゆっくりできる。

383秋魚:2012/04/28(土) 13:25:50
(無題)
・・円成の諸月なる、前三々のみにあらず、後三々のみにあらず。

・・猶若虚空

・・日高から小川まで、実際わくわくする。毛呂山、越生、とき川と来てそれぞれが山の向こうになる。最後の山越えの坂というのは、歩いてしまったほどだ。日があるうちはよかった。都幾川が魅惑なのは目的地の一つ前だからだ。きっと。ここにも温泉があって予定変更を思案して実は考えてはいけない。次の機会にと振り切る。ロングライドは完遂するのに意義がある。

・・花和楽の湯。昔瓦工場の跡地から湯が出た。かわらの湯という。花が豊富らしい。万葉のむらさき草が自生しているとも聞いている。付近の野山を散策したいが、これも割愛。Hayabusaの遠乗りは山あり谷ありピークに届いた。入間川に着く前に転倒もしている。空気圧とブレーキの調整、チェーンの油さしはよくしてきた。運転でへまをしなければ、たいていのロングライドは耐えられる。おそらく失敗は人体の限界でおこるだろう。これも負けない。・・今回すごいロングライドになったのは、実は帰路のことだ。花和楽の湯でもレストランではビールと一番の御膳料理をいただいた。田舎の温泉だからいかに気持ちよくお金を落すか、入館料にクーポンを使ったが、いい支払いもしたい。そういう礼儀も身についた。・・柚子を使ったオリジナルのサイダーやジュースなども露天に売りにでた。自分も柚子のを一本いただいた。値段が無いので聞いたら百九十円ということだった。ヤボだったかもしれない。香料も使ってない天然もので、後味はよい。・・帰る時にみやげものを一つは買うことにしてるが、これにはいつも頭をつかう。大きく嵩張るものはダメ。アクセサリーのようなものより食料品がいい。ここでしか味わえないもの。・・梅酢というのを買った。

・・さていよいよ帰路につく。もう夕方の六時半になる。実際温泉には長くいたいと思うが、これも振り切るのが大事。帰路はいつも地獄だが、不可避だ。これもわくわく。・・同じコースはとらない。飯能にもどらず平地に出て直接川越をめざす。嵐山、東松山、川島、川越といく。最後に荒川を越えるらしいがこれはよくわからない。県道254に出るまでが一苦労。

・・帰りしな花和楽の湯の表の写真を撮った。暗いが、デジカメでフラッシュもたかずよく撮れている。後は地獄。川越までは。県道254は川越街道とよぶもので、ここも一本道という。だがバイパスで、自動車にはよくできているが、自転車歩行者にはどうか。歩道はたしかにある。この時間だれも歩いていない。もともと歩行者用のものではないのだ。自転車は車両にはいる、2輪車という。うまいライダーならどんなところでも車道を走るらしい。それが一番安全だという。車道と歩道をいったりきたりこれが危ない。自分のような臆病者は歩道ばかりを走る。今回はこれが地獄だった。小川から東松山、川越というのは想像以上に田舎の街道だ。夜間運転となると実は歩道がみえない。百円のLEDライトはチカチカほとんどこちらの存在を認知させるためだけのライトだ。修復したキャッツアイを取り付けようとしたが、うまくいかなかった。以前の使い慣れたライトででた。前方をわずかに照らすが、よりよい灯りは、後方からくる車のライトに頼るのみ。車道と歩道の間に植え込みがあったり、うまく照らさない。東松山を越えて荒川にさしかかるあたり田畑の中をいく。片側に菜の花が咲き誇っている。その花灯りだけが頼りだ。歩道が突然切れていたり大きな段差があったりしたらどうしよう。車に追突される心配はないが、悪路を走ってどんな事故にあうやも知れない。パンクが一番こわい。・・多少時間がかかっても無事川越に着けたら赤飯でも炊いて祝いたいほどだ。前行路走り終えたら、Hayabusaをほめてやらねばなるまい。

・・なんでこんなところに荒川があるのか。この川向こうだから川越というのか。小川をでて254にはいり6時半から9時15分まで走ってる間、実に一台の自転車にも人ひとりにも出会わなかったのは、これは冥府の道でなくてなんであろう。信じがたいようなロングライドになった。・・県道254を外れて川越市街、駅のあるあたりへいくのも苦労した。途中見当をつけて道をはずれようやく通行人に道をたずねて成功した。お店もないし、通行人もほとんどいない。埼玉の町の郊外というのはまったく寂れている。ほとんど人の住むところでは無いといわんばかりだ。東京の都市化の真相はこんなところでよくわかる。居住空間という意味では秩父の山間は絶好というべきかもしれない。・・ともかく、がんばってなつかしい川越の町並みに着いた。

384秋魚:2012/04/29(日) 14:24:55
(無題)
・・川越も駅前以外はほとんど人もいない。夜の9時頃。時の鐘も静かなものだ。前回商店街通りの人混みもウソの様だ。本川越の駅前に交番があって、遊湯ランドの場所をたずねる。もう遠くはいきたくない。ここからすぐ近いところに終夜営業の温泉があるはずだった。芝居小屋をかねた温泉ホテル。猥雑な感じだがこの際人がたくさんいれば何でもいい。果たして繁華街の真ん中にあった。新富座とかいう芝居小屋。裏に駐輪場があるという。ここに来るまでに一雨あったらしく道路も車も濡れて光ってる。車も自転車もけっこういっぱい。裏口からはいって4階だかの受付にいく。2時間だけお風呂とレストランを使いたい。受付嬢は手馴れたもので黄色いタオルとドリンクサービス券をくれてほとんど説明もない。地下の手古舞というバーにいくとドリンク券が使えるそうだ。ジュースでも飲めるのかな、ハハ。・・地獄のロングライドを切り抜けていくら人恋しいといっても酒とカラオケ三昧のバーは気乗りがしなかったがホテル付属のダイニングバーということで料金も安い。中はうじゃじゃけているがビールと軽食をというので入った。おかみが一人立ち働いていてお好きな席にどうぞといって注文取りにはすぐ来ない。こちらでいって注文を出そうとしてやっと来た。客もたいしていないのに忙しくしてる。一人できりもみだからか。ビールとお勧めのギョーザを注文する。酒はすぐ来たがギョーザの遅いこと。こちらは2時間あってお風呂に一時間、あと一時間しかない。でもあわてることない。あの地獄行は恐かった。まったく。・・今回出がけに実は風邪をひいて病み上がりだった。風邪でなかったかもしれぬがくしゃみが出てひどかった。ロングライドで風邪も吹っ飛ばせというので出てきた。・・その風邪をどっかにいってしまった。やっと出てきたギョーザの美味しいこと。ラー油を使わずほとんど酢だけで食べる。ああ美味い。先のドリンク券はウーロン杯サービスだという。これとギョーザでああ美味い。たかがギョーザというが地獄を走ったあとはああ美味い。・・そうしてママさんに美味しかったとお礼をいいありがとう、また来てね。これはどこの飲み屋でも決まり文句というが新鮮味があった。ハハ 川越は遠いがまた来よう。・・そうして温泉を出て、いよいよ最後のロングライドも帰路になる。所沢まで。

・・田舎の街道を夜間ロングライドするというのは、考えものだ。小川から川越へ、後背地の街道は夜は魔物寸前。コンビニなどもなく途中下車不可というのがほんとだった。横浜から相模原、町田へ向かう16号も殺伐としていた。あそこはまだいい。コンビニも豊富で人にも会えた。犯罪者の逃亡する匂いもあったが、ここの小川、川越路線はそういう犯罪の匂いすらない。あるとすれば車道を走るチャリダーの追突巻き込み事故くらいなものだろう。目撃者がいないから、ひき逃げが一番かも。・・こりごりした。・・川越、所沢へは、先日試みた。夜間やはりよい道ではなかったが、254よりはまし、もう庭にもどったようなもの。11時15分にでてほぼ一本道。深夜になって逆に車の数が激減する街道なのがわかった。歩道を照らす灯りも間断なくある。楽勝か。・・まっすぐいって最後に所沢の駅前にでるのが前回手間取った。所沢周辺は小平、府中へ向かうにも入り組んで一本道ではない。今はもうどうやって駅前にでたかおぼろな記憶だが、コンビニで一回道をたずねた。ローソンのポンタカードを使うのが楽しみになった。北所沢の駅から線路沿いにいけばよいという話もあったが少し先の大きな通りを行きなさい。そういうことだった。ずっといってまた道がわかれる。角にしゃがんで携帯をいじってる女の子がいた。ちょうどいい。こんな暗がりで不自然だけど駅前までの道を聞く。ええ、こちらの道をまっすぐいけばよいのです。あっちにいってもいけますが、わかりやすいのはこちらです。てきぱきと応える。学生っぽいが、偏差値の高いのがよくわかる。暗がりで男性に話しかけられても、ひるむところがない。実際わたしはひどい風体だったはずだが。その後所沢の駅前に行ってわかったが、ここは学生が多い。以前もそう思ったが、みな偏差値が高そうだ。うちの職場の上司とは大違い。彼はすこし話しても屁理屈ばかり。10分話すとその日は一日気分がわるい。いかにも偏差値のひくい学生あがりなのがよくわかる。・・ロングライドには出るものだ。あのバカ上司のことも無化できる。・・駅前の繁華街コンパなどもあるのか学生たちが外に出てにぎやかだ。そっといくとビルの間でアカペラで歌を歌ってるものがいる。思いをこめてけっこういける。聞いたことない歌だ。自作の歌か。通り過ぎてから自転車を止めてもどりデジカメで写真を一枚撮った。もちろん観客はゼロだったが。ただの酔っ払いのようにも見えたが、彼も偏差値が高い。いい歌だ。すべてオリジナルの勝負だ。きっと。

・・所沢という町は何も無いと、人は言う。いやけっこうおもしろい。活気がある。何も無いところでなんかおもしろくする若者の知恵がはたらくのではないか。・・ここから先は、すこし迷いをもどしてほんとに庭のような帰宅になった。

385秋魚:2012/05/02(水) 03:18:34
(無題)
・・雨もよい。雲の感じからにわか雨だろう。家をでたところで急にさぁーっと降りだした。庇のあるところへ避難。カッパを着る。今回はライトもCat Eyeにつけかえた。防水がいきる。天気予報の夕方まで曇りをあてこんで、今日もHayabusaで遠乗りにでる。青梅の河辺にでて塩船観音に向かう。塩船はつつじ祭りの最中、今はピーク手前だろう。・・前回小川にいった地獄のロングライドのあと、Hayabusaの整備はしていない。空気圧は足りるだろう。チェーンはグリース性のものを試したがそのままだ。今回は雨の中で試練。

・・案の定、多摩CRの土手に出たあたりで雨がひいた。毎回同じルートも癪なので今日は国立の古民家やヤクルトの研究所の前を通り、石田橋に一番近いところに出た。湯楽の里にいくにも近い。またいい道をみつけた。・・多摩CRも手馴れてきた。多摩大橋でここを外れると新奥多摩街道。交番があったので河辺から塩船観音までの道をたずねた。新奥多摩から奥多摩街道にでてそれを真直ぐいけばよいということだった。ただし奥多摩街道はそれほどいい道ではない。途中でもう一度多摩川の土手にもどった。こうして羽村堰のあたりまでいきそこから河辺へチャレンジする。さほどむずかしくはない。幹道から外れてJR線沿の道にできるだけ早くでるのがよい。奥多摩、新奥多摩を走って小作の駅のところにでた。ここまで来れば河辺は近い。河辺まで2時間弱。駅前の交番で再度道をたずねた。今度は一度青梅街道に出て新宿よりにもどり奥多摩街道に出たらそこを道なりに行けばよい。知らぬ間に奥多摩街道を越えたらしい。・・そうしていってみると、20分ほどで塩船観音寺に着いた。これまでうす曇りの空でいたのが急に黒い雲になってまた雨が降りだした。強雨というほどではない。自転車は無料の駐輪場があった。もうHayabusaが雨ざらしになるのは仕方ない。自分は折りたたみ傘を開いて塩船に入山した。つつじの開花はもう四五日あとがよさそうだ。あいにくの雨になったが、観光客は多い。一年前に来たときも雨になったが、よくよく自分は千手観音とは雨の縁なのだろうか。ハハ。雨の塩船というのも素敵なものだが、この詩情はまだ分析できない。・・三百円の入山料を払って、本堂に向かう。ボケ封じ観音というのが売りらしい。ハハおもしろいね。ボケ封じとは。

・・千眼千手観音のある山の上までいってみよう。見晴らしはいい。つつじはまあ咲いている。去年来た時はちょうど祭りのすぎた翌日くらいでそれでも遅咲きのつつじが満開で人もいなく驚きの万華鏡だった。それは一期一会の偶然というものだ。・・雨の塩船も捨てたものではない。そうつぶやきながら写真を何枚か撮った。山の頂上あたりから雨が本格的になりだし、下山したあたりで茶店に入った。この雨もにわか雨だろう。西の空は明るい。茶店でみやげものを物色した。青海苔を使ったさしみこんにゃくを一つ買った。青梅の清流水を使った緑色が鮮烈だ。・・これはあとで田村酒造の酒といっしょに食したが、大変に美味だった。

・・十分ほどで雨があがり空も明るくなった。皮肉なものだね。ハハ、でも悪いものでもない。そういうものなのだ。ハハ。・・塩船観音をでて河辺の梅の湯に向かう。きょうのロングライドも終ったようなもの。温泉でのんびり体を休めたい。ビールも飲める。

・・ここの梅の湯は、天然温泉の穴場。みかけ以上に奥が深い。青梅、奥多摩、名栗を散策した時は、ここが一番の骨休めになる。・・梅寿庵というレストランもお気に入りだ。福寿御膳という健康食を注文しようと思っていたが、急に自分はまだ若いのだという気になり、ロースカツ御膳に変えて注文した。・・注文の呼び鈴を押したが、音もせず光もでない。電池切れで壊れているのかも。何度も押した。・・そそくさと注文取りのお姉さんがやってきた。・・ああごめん。壊れてるのかと思ってね。何度も押してしまってね。ハハ

・・まったく地獄のロングライドの後は何でも許せる。おもしろい。どんな人と話しても楽しい。・・発句は行きて帰るの心なり。自転車の遠乗りは一篇の小説ではなくひとつの映画に似ている。言葉は主役ではないからね。おおかたは一過性の風景があるだけだ。・・行きて帰る。この魂は説明しがたい。

・・帰りは、思ったより早くこの時間ならまた田村酒造に寄れる。そう思って元気になる。

・・酒造では、まぼろしの酒嘉泉の極め付け辛口300mlを買った。ハハ これはいい。

386秋魚:2012/05/03(木) 11:53:33
(無題)
・・近くに温泉ができたおかげで、雨降りでも自転車でいける。傘さし運転はご法度になったが、十分くらいは大丈夫だろう。石田橋の近くの湯楽の里にでかける。昨日見つけた快適な道をいこうと思い、甲州街道から外れた道がまた間違えた。くにゃくにゃこの辺はやはり迷路ですね。結局いつもの道の入口にもどってしまった。わたしもボケか。記憶がもどらない。・・ああこの先で曲がるんだ。城山の鬱蒼とした道を降りてヤクルトの研究所がある。そうして石田橋の麓に出れば温泉も近い。そう簡単に考えたが実は何度も道を間違えた。だいぶ無駄足になったが、フレスポに到着。・・昨日買ったアジの鮨は美味だった。ここの鮨はいいネタを使っている。すこし買い物をして温泉にいく。

・・なんか湯あたりしそう。最近あちこちで湯あたりを見る。あれは脱水症とか潜水病みたいで、なかなか回復しない。たいてい救急車で運ばれるまでなる。わたしの時は、意地で自力回復させたが、血の気がひいた。・・湯あたりしないように、長湯はさけて、すぐレストランにいった。生ビールと蕎麦御膳を注文した。注文とりの子はユキちゃん似の子だった。髪型を変えたのか、誰かわからなかった。髪をあげてチャイナドールみたいだった。今度はいろいろ言葉を交わした。髪型を変えたの?違う子かと思っちゃった。ハハ 笑顔だけで特に応えは無い。そんなものだ。気分はいい。

・・自転車で温泉がいいのは、出先でビールとか酒が飲めるからだ。酔っ払い運転にはならない。取り締まりはない。運転はかえって自在になる。時間も無くせる。今日はママチャリのポタリング。酒もあまりうまくない。そそくさとテレビのあるリクライニングを確保した。ここはいい。個人用テレビが見れる。不思議なのは、眼が悪くなってるのに液晶のテレビがすごく鮮明に見えることだ。ほんとに不思議だ。・・足利にある藤の巨木の映像だ。すごい藤があるものだ。

  *

・・ハヤブサがパンクした。いやはやついに来たか。ひとつHayabusaでなくてよかった。ママチャリでしかも家の近くだ。温泉からの帰りもう深夜になる。車体が変にごとごとするのはタイヤに空気が無いからだ。それにしても急になったのではない。降りて調べると前輪のタイヤが柔らかくなってる。バルブ破損かパンク。こういう少しずつ空気が抜けるのはバルブの気もするが、わからない。家の5分くらい手前で自転車をひきひき帰宅するとさっそく修理にかかった。雨降りで夜でやりにくかったが、これは何度もシミュレーションしてた。・・自転車台のようなので車体を浮かすべきが、そのまま強引にやったのは失敗。せめて車体をさかさまに配置すべきだった。空気を抜いてタイヤを外しチューブを引っ張り出す。ブレーキを解除すべきか。えい、そのままやる。洗面器に水を入れタイヤの空気モレを調べる。あった。これは外部からの損傷ではなさそうだ。チューブの継ぎ目のようなところから小さな泡が出てくる。製造上の欠陥か。ここひとつと思いともかくここをパッチで塞ごう。ヤスリをかけノリをぬり、乾いたところでパッチの裏紙を外して貼り付ける。どうもうまくいかない。ヤスリかけやノリの部分が狭すぎた。パッチがくっつかないところがある。強引にノリをつけた。・・なんとかくっついてチューブをタイヤの中にもどし空気を入れた。チューブのもどしかたはむずかしい。はみでたりする。空気を抜いてやり直し。ようやくもとにもどった。これで眼一杯空気を入れて抜けてこなければ、パンク修理は成功。・・果たして、OKだった。深夜なのでそそくさと終えた。

・・朝起きてみたらやはりバルブの辺りのタイヤがリムに収まっていない。これはチューブが噛んでいて傷になる恐れがある。そうして仕事が終ってからもう一度空気を抜いて修正にかかる。自転車をひっくりかえす。浮かす台が無いからこうするしかない。これぐらいいいや、というのはダメだ。どこかやり方が違っているにちがいない。・・チューブをタイヤに収めて空気を入れるとき、バルブを押してリムの中に三分の一ほど沈めてみた。そうどこかに書いてあった。これで成功。今度はうまくいった。・・虫ゴムの交換なんかも簡単そうだが、よくわからない。どんどん経験をつまねば、うまくならない。虫ゴムの不要なスーパーバルブというのを百円ショップで買ってみよう。便利なものができたものだ。

・・雨の季節。Hayabusaには、フェンダー(泥よけ)を取り付けようか。ハナミズキが咲いている。

387秋魚:2012/05/09(水) 21:22:50
(無題)
・・天が味方した。青梅は夕方まで曇りで降水量は0と出た。6時間先の雲の動きでも多摩地区はうす雲がかかる程度。これならまた塩船観音へロングライドできる。思い立ったが吉日。そそくさと準備してHayabusaで乗り出す。だいぶ乗り込んだが不具合はひとつもない。すばらしいクロスバイクだ。

・・多摩サイへあがるのも今回は最短でいった。石田橋が目標。城山の前の道は鬱蒼として魑魅魍魎がいそう。夏はよくマムシがでるそうだ。ここを通ってヤクルトの研究所。日野バイパスの石田橋から多摩川の土手にでる。・・時間を短縮する為にフロントギアの大きさを3にあげた。これで足は重くなったがスピードはでる。羽村堰のあたりまで一気にいく。うす曇りの空はなんとかもちそうだ。羽村堰の手前で奥多摩街道にでるが、ここは車が多いので横断し新奥多摩街道へ早目にでるとよい。この辺も迷路の道でなかなか出られない。裏道をさがして走る。ここさえクリアすれば小作の駅にでて河辺は近い。・・前回手に入れた地図で河辺駅から北に真直ぐ行けば塩船観音までいける。今日はなるべく早く塩船に行く。はやくツツジが見たい。

・・河辺というところは想いが深い。ずっと昔ここで働いていたことがある。ここで出会った子どもたちのことは今でも鮮明な記憶がある。あの子達どうしているだろうか。教え子の中にひとりとても好きな子がいたが。

・・細い道をいって春日神社というところに出た。ここで道に迷った。3人の子連れの奥さんに聞くと、やはりとても親切に教えてくれる。子連れの奥さんというのは、話しかけて何か胸につーんと来るものがある。長く会っているとほんとに涙がでそうになる。・・振り切って、ありがとう。こうして塩船観音をめざす。・・またやってきた。山門の入口で三百円を払う。あ、なんか美人だ。受付でチケットを手渡してくれた娘さんは、なんか美人。好みのタイプで、もっとまともに出会っていたら相思相愛の仲になるんではないか。目と目が合って向こうもそう思っていたようだ。笑顔をもらった。

・・塩船観音は真言宗醍醐派の別格本山。名の由来は行基だという。歴史はずっと古い。白比丘尼が人魚の肉を食べて不死となりこの地にやってきて千手観音を納めた。・・不死というのはぞっとする。・・ともかくこの塩船はぞっとする。


・・雨はない。人は多い。船の形の地形を右側から舳先の方へと上る。船底の池の向こうのツツジがマリモの様にくすんでいる。山の上には千手観音像がある。そこからの見晴らしがいい。こういう船の舳先の守り神というのは、たしかエジプトのイシス女神ではなかったか。ソロモン王の頃からフェニキアの船団がインド洋を越えマラッカ海峡を越え、このヤマトの列島にもやってきた。船の守り神はイシス。・・塩船の千手観音はイシスだったかもしれない。

・・赤いツツジが先行して、今は白いのがすこし、それと紫のツツジが一際花盛りになっている。紫というこれもフェニキアの縁か。

・・写真を撮りながら舳先の山から下りていく。くねくねの道を行くと、突然しゅるしゅると道の上を動くものがある。う、蛇だ。思わず声をあげた。蛇体が妙に濡れて光っている。虹色のようにも見えたのは、周囲の花のせいだろう。すぐに花畑の中に消えていった。・・蛇をみるのは縁起のよいこととしておこう。

388秋魚:2012/05/16(水) 03:30:59
(無題)
・・突然クラッシュ!愛溺してたパソコンが壊れた。windowsの立ち上がりが遅かったり急にビジーになって止まったり終了もスムーズでなかったり兆候はあった。強いものだと思ってた。データ保存をやってなかったのは、失敗。それでもなんとか直そうと、自転車オタクから急遽パソコンオタクに変身した。

・・OSかハードディスクの故障だという。まあハードディスクを交換すればコンピュータはまだ使えそうです。業者に依頼すると3万yenくらいかかる。新しいのを購入するか。・・近くのヤマダ電機にいって最新のコンピュータ情報を集めた。インテルのi5とかi7とかが主流でわたしのCentrinoなど時代物の様です。どうしたものだろう。ハハ

・・結局壊れたノートパソコンは自分でハードドライブを交換して修理することにした。同じ機種をそうして交換してる記事がいくつもあった。これは職場のネットで見た。・・修理の間、ネットを離れるわけにはいかない。・・中古のコンピュータを買った。

・・Dell、NEC、Fujitu、hp、lenovoとあって、少し悩んだ。国産を応援すべくFujituを買う気で店にいったが、今と同じメーカがよくはないか、hpは悪くないが職場と同じものは気が引ける。自国製はどうもおもしろくない。Dellにするかというところで、lenovoに決めた。値段は5千yen高かったが、性能はいい。中古で当たり外れはありそうだが、それは新品も同じこと。lenovoは中国の会社だが、コンピュータはIBMのTHINKPADだ。利益率はないが品質のよいIBMのコンピュータを中国の会社が自分のものにしたのは賢明な作戦だ。商品自体の質が落ちるわけでもない。・・いまそのパソでこれを書いてる。

・・ハハおもしろい。MicrosoftのwordはKingsoft、writerといい、excellはKingsoft、Spreadsheetsというんだ。・・中古で初期不良は一週間保障、あとは3ヶ月保障というので、買ってきてさっそくあちこちいじりまわしてる。仕様書が無いので、インタネット接続なんかも心配したが、なんとかできた。ウイルスソフトが無期限で使えるのが魅力。windowsとあとは基本ソフトしか入ってないがそれで十分。容量も160GBもありメモリも1000近くある。ヤマダの店員はみな口がうまく新品を買わそうとしてたが、実際新品は見栄えがしたが、えいとばかり中古のレノボを買った。ハハこれで充分。

・・さて、次はネットショップで120GBのHDDを入手し、いよいよパソコンの修理にかかる。

389秋魚:2012/05/17(木) 02:30:51
(無題)
・・すごいことになった。おそらくギリシャはデフォルトする。国が破産する。・・「忘れじの面影」Lettre from an unknown woman(1948)という映画をみた。ジョンフォンテーンという女優がみごとだ。16才ではじめてそのピアニストをみた。ウィーンだった。リンツにいって社交界デビューしたのが18才。ウィーンにもどり自活してピアニストの男と恋に落ちるのが20才の時。この時子を宿す。男はすぐミラノへ演奏旅行だという。2週間の別れというが実際はもうもどらない。リザを忘れる。子どもが9才になった時おそらくリザは30才で別の男と再婚する。しかしオペラ座でピアニストの男と会ってしまう。男はリザを想い出せない。

・・欧州はユーロ共同体になってウィーンもミラノも差別はない。「忘れじの面影」のようなドラマの悲劇性は今は起こりにくいだろう。・・そうだろうか。・・アメリカは面白い国だ。男は金稼ぎに夢中で女は欧州に憧れている。・・ジョンフォンテーンは素晴らしい。16才から30才を見事に演じきった。手紙の時はおそらく31、2才であろう。死んだのもその年だ。

・・ギリシャはおそらくユーロから離脱する。今年はすごいことが起きる。2012年12月21日はマヤ暦で何かが起きる。

・・三度、塩船観音へロングライドに出た。土方歳三、芭蕉、忌野清志郎ゆかりの石田大橋が第一目標。城山やヤクルトの研究所を通る。多摩サイから羽村堰までほぼ一時間。河辺駅前から北上してまっすぐ春日神社へ、前回は右に折れたが今回は左へ回る。くねくねとカーブする道を登りやがて塩船に着いた。・・ツツジはもう盛りをすぎた。前回入山受付にいた巫女のような美人の娘さんには会えなかった。山に登り今日は小学生がたくさんいて絵を描いたり俳句を詠んだりしてる。遅咲きのツツジの写真を撮る人もいた。ぐるりとまわり盛りが過ぎた塩船もまた一風よしか。・・少し離れた吹上の菖蒲園にいってみよう。吹上という地名はゆかしい。吹上中学は吹奏楽団が全国的に優秀だそうだ。菖蒲園はお休みで花は六月に盛りになるという。

・・帰路につこうとして、東青梅に繭蔵というおしゃれなレストランがあるのを思い出した。以前ヤナイ氏とたずねた店だ。人に聞きながら青梅の農業高校の裏手あたりにみつけた。自転車置き場がない。適当に置いて中に入る。・・美人の娘さんがいて、自転車はそこでかまいません。ピアノがあったり、絵のオブジェがあったりとてもおしゃれなレストランだ。娘さんも美人です。・・スーププレートと梅ワインを注文した。

・・この繭蔵の美的センスはとてもよい。こういう店で美人の娘さんをみると、シェルブールの雨傘を思い出す。どういう恋をするのだろう。あの人は。

・・河辺の温泉は今日はお休み。拝島、昭島までいって湯楽の里にいってみよう。このあたり道はだいぶ詳しくなった。拝島の武蔵野橋を渡れば玉川上水があって温泉はすぐそこだ。ここの温泉はアルカリ性単純泉で質のよいものだ。ここの岩盤浴と源泉かけ流しは私のお気に入りだ。ここでさらにすばらしいのは上水沿いの木々。

390秋魚:2012/05/23(水) 03:50:08
(無題)
・・きょうは雨。さっそくパソコンの修理にかかる。まず既存のDELLから壊れたハードディスクを取り出す。先人の案内でかねて予習したとおり静電気を防ぎネジを外す。DELLの仕様書にはハードディスク交換の仕方も書かれてある。ノートパソコンのハードディスクにはコネクターの爪のようなものが付いておりこれを外して新しいディスクに取り付けねばならない。これがすこしややこしい。120GBのディスクは歯が二重のようになっていてどう付けたらよいのか迷った。表裏を間違えないようにフィットするように取り付けるしかない。これでもとにもどし古いディスクは外付け用のケースに収めた。これはネットで700yenで入手。これをもう一台のパソにつなぎそこで開ければ中のデータを救うことができる。windows起動のデータ破損が原因とみたから、windowsさえ立ち上がっていればディスクの中のデータは救えるはずだ。データ救済を先行してケースをレノボにつないだ。ケースの選択などすべて予習したとおり。・・果たしてマイコンピュータの中にはCドライブの他にEドライブのアイコンが見えた。どきどき。ダブルクリックしてこれを開きマイドキュメントの中にデータ群があるのを確認。やった!レノボの作業は一応終了。・・次にDELLのノートに電源を入れCDからwindowsをインストールする。途中まで行ってハードディスクが見つからないとでた。やはり適合してないか。心配になってもう一度最初からやり直す。ディスクの爪はこう付けるしかあるまい。挿入してバッテリーももどす。この時バッテリーの装着が前回すこしゆるかったのが分かった。これが原因かも。ともかくまた電源を入れて再チャレンジ。いろいろ進んで今度はハードディスクのパーテーションのところまで来た。これでディスクの認知は成功したはず。やった!ドライブのパーテーションも予習してあったが、気が動転して半分半分くらいでいいだろうと急いだ。それでCドラブのフォーマットもやってついにwindowsのインストールに成功した。

・・ここで作業を中断。近くの湯楽の里温泉に出かけた。ああよかった。これでコンピュータは2台使えるし、データも救える。ひょっとして壊れたディスクのエラーチェックもできる。修復もできるかも。新しいパソのドラバーインストールとソフトウェアの復元などいろいろの作業は後の楽しみに残した。ああよかった。

・・あいかわらずの雨。ぽつぽつだね。よいところに温泉ができたものだ。城山からヤクルト研究所、石田橋に向かいもうフレスポに着いた。黒酢とオレンジの買い物をして隣の温泉にいった。ああよかった。・・受付にいくとキンキラした声でイラッシャイマセと来た。とみると思いのほかの美人。小巻に似てる。笑顔も声もやたらと明るい。これはこれは。・・テルマエロマエという漫画と映画がヒットしてるという。きのう会社のネットで知った。温泉をテーマにしたものだ。若い美人が温泉の仕事につくというのは最近の傾向かも。温泉に限らず最近は出歩くとたいそうな美人に遭遇することがつづく。くらくらして分からなくなった。いつも迷路にいるようだ。

391秋魚:2012/05/24(木) 12:10:48
(無題)
・・コンピュータ修繕作業はすべてうまくいった。壊れたディスクのエラーチェックも試した。報告は無かったが修復に成功した模様。新しいディスクはこちらでも修繕したディスクを開くことができる。そのままデータを移すことも可能だ。各種ドライバをインストルして必要なアプリはいつでも使える。

・・よく晴れた。Hayabusaのブレーキ調整をして近辺のポタリングにでた。遠くに出るのばかりがいいわけではない。今回は、国分寺、府中、三鷹、調布を流れる野川に沿って、野川公園、深大寺、神代植物園が目標。植物園はバラが盛りのはず。・・自宅からは、府中の東芝や美術館のある通りを進んで多磨霊園に沿って進み、大きな霊園だが、野川にぶつかるところまで来た。もうここは野川公園になる。野川に沿ったサイクリングロードをいけば、深大寺に近いところへでる。これでよい。地図なしでいける。野川は思ったよりきれいな川だ。武蔵野の崖線に沿って湧水を集めて流れる。水は透明できれいだ。岸辺の水草も自然のままだ。水鳥もいる。・・昨日雨で今日晴れたから人が多い。平日なのに暇人がけっこういる。自分もそうだが。のんびりしていいなあ。玉川上水のような人造の川と違い、野川は湧水の川で生活汚染水を混入させなければまったく野生の川だ。このあたり公園や緑も多く、生活するのは最高にいい。ロングライドというほどでもないが、自転車はこういう乗り方が合う。近いところでいろいろ発見がある。

・・野川からそろそろ調布になって深大寺への道を人にたずねた。その道をいって坂を上ればもう深大寺ですよ。道を聞くのもうまくなった。ありがとう。・・深大寺温泉ゆかりがあった。昔一度来たことがある。こんなのママチャリでも楽勝だったね。ハハ この脇の坂道を登れば深大寺。そういくとなるほど人が多くなって山門のあたりに着いた。ここで自転車を駐輪した。・・蕎麦屋がたくさんあって空腹なのでソバでも食べようと思ったが、一時すぎどこも人、人、人でとても落着けそうにない。観光バスも多い。深窓の貴婦人ようなのもちらほら。まあ庶民がほとんどですが。・・深大寺は水神で縁結びの神らしい。恋人同士がいいかも。ここにも湧水がある。この水がソバの味をよくするという。・・で、結局一軒の蕎麦処にはいった。端の席を取って深大寺ビールととろろ蕎麦を注文した。客が多い割には早くソバが来た。稼ぎ時で回転がいい。これで品がよければ。・・まあ良心的な店でしょう。ここらも店が多いからそうそうサービスは落とせない。一休みして今度は植物園に向かう。

・・坂道を登ると深大寺門についてそこで5百yenのチケットを買った。広いからすべては見れない。今を盛りのバラ園に向かった。多くの人はバラが目標でしょう。小高い木々の道をゆくとバラ園があった。ほんとにバラ、バラ、バラ。盛りもいいとこで却って味気ないくらい。それでも写真を何枚か撮った。バラは食傷気味で今度は隣の熱帯植物園にいく。沖縄や小笠原の植物がある。ガジュマル、フクギ、カカオの木や、睡蓮、蘭、などをみてまわる。・・神代植物園は広い。今日はここまでにして帰ることにしよう。園内のみやげもの屋で深大寺蕎麦を買った。

・・帰りは少しずつ道を替えていく。ほんとにこんな野川とか深大寺は近い。自転車ならの話だが。野川から外れて近藤勇の生家跡というところにも出た。ほとんど野川公園の入り口にある。近藤は流山で捕まり板橋で刑死してる。こんなところの生まれとは知らなかった。・・あの多磨霊園にもいろいろ著名人が眠っていそうだ。ueki君がお墓参りをしたのはここの太宰治だったか。

・・深大寺温泉は訳ありで行かず。小平の温泉にいった。ここのビールは美味い。温泉もいい。・・夜は、テルマエロマエを考えよう。

392秋魚:2012/05/30(水) 15:26:37
(無題)
・・天気をにらんで夕方は横浜も雷雨があるか。3時頃までは晴れるだろう。横浜みなとみらい攻略で、三度、ロングライドに出た。多摩サイを使って川崎まで南下し東横線沿いに綱島街道をいくのは、交通量も多くあまりいいルートではない。町田にでるルートも16号が最悪だ。・・多摩丘陵中央突破というので、南武線矢野口の横から読売ランドをめざし新百合ヶ丘、柿生、麻生川に沿って鶴見川サイクリングロードで新横浜を目指す。今回はこれでいく。・・出発前に、ブレーキ調整、空気圧、チェーンの注油をした。このうちチェーンの注油はkure556でやったがこれは失敗、後でわかった。

・・多摩サイは京王閣競輪のすこし手前で多摩川を渡る。京王線の読売ランド駅まではきわめてeasy。ここからランド坂というのがあって山を越える。これは想定外の急坂でしかも歩道がない。自動車専用に近い。車はびゅんびゅん。・・青息吐息で超える。と、ここでHayabusaのチェーンが外れた。壊れさえしなければあわてることはない。復旧させればよい。しかし原因はなにか。この2週間くらいコンピュウタ修理のオタクをやっていた。電源のオンオフなどデリケートな作業だった。フロントギアの入れ方もやわだったかも。それにkure556の注油がまずかった。チェーンがすべりやすくなってなかなかギアがかからない。これは反省。・・百合丘、新百合ヶ丘といわくの町をもっとよく見てみたかったが、今回はパス。柿生に向かう。ここらで2,3人に道を聞く。麻生川をなんとか見つけ鶴見川に合流した時点で一安心。ここからは当分川に沿っていけばよい。

・・鶴見川も思ったよりきれいな川だ。町田あたりの多摩の丘で湧水を集めて流れる。ずっと下って東京湾に入るまでに生活汚染水が混入するのは仕方ないか。川崎麻生区、青葉区といってこのあたりはずいぶん野生の川だ。境川CRと同じくこの鶴見川CRもみつけてしまえばロングライドは楽勝に思える。新横浜まではeasyだろう。鶴見川が下って直角に折れるあたりPanasonicの工場がある。つい昨日本社の大幅な人員削減を発表したばかりだ。日本を代表する会社がこんなんでいいのか。シャープなどほとんど台湾の会社に乗っ取られたではないか。日本企業の落日は目を覆うばかりだ。など考えながら鴨居という駅のあたりで鶴見川を離れた。

・・今にして思えばあれは失敗。もう少し川に沿って新横浜を目指すべきだった。鴨居から横浜線沿いにいくというのは、アップダウンがあったりいい道ではない。新横浜に寄らず直接桜木町を目指すなど余計なことを考えたのがまずかった。・・なんとか新横浜に着いたがそれから先が分からない。菊名にいってみるというのが最初の構想。しかしその菊名もどっちの方か。仕方なく最寄のコンビニに入って買い物をした。ここで道を聞いた。店員が地図を出してきてここの位置を指し、結局環状2号をまっすぐ行けばよいということだった。新横浜からみなとみらいまでは至って簡単な道が用意されていた。それほど近いわけではない。アップダウンもある。横浜周辺はアップダウンの丘がいくつもある。これでけっこうなロングライドになる。・・みなとみらいに着いたのは3時頃か。天気はいまだに晴れ。港界隈を散策しよう。赤レンガ倉庫というのにいってみた。人が来てる。・・と、そろそろ風が強くなりはじめた。自転車が一度倒された。さあそろそろ天気が急変しそう。そそくさと万葉温泉に向かった。

・・一週間仕事の疲れやストレスがあって、活性酸素や悪玉コレステロルがべっとりしていそう。ロングライドで足がだいぶ重くなっている。これで温泉で夜中の3時まで休息できる。新陳代謝をよくし気力体力を回復させたい。・・アルカリイオン水がいくらでも飲めるが、ぬるくてやや疑問。この温泉で強烈なのはサウナの後の水風呂だ。遠乗りで足が疲労してせいか水風呂にはいると完全にしびれる。もう自分のものでないようだ。活性酸素がはびこってるんだ。こいつをやっつけねば。



・・夕方からやはり雷雨が来た。天候の読みは思惑どおり。温泉で休むのも思惑どおり。この万葉温泉は湯河原のお湯を毎日タンクローリーで運んでいるという。一丁前に入湯税百円をとる。・・湯河原のお湯はこんなにも無色透明だったか。白湯に近い。・・ロケーションがよく港のハーバーライトが満喫できる。気分がよければ温泉は本物に思える。・・眠りが足りないのが、一番よくない。3時まで休んで今度は東神奈川から綱島街道で多摩サイのあるところまでいく。深夜の綱島は最高にいいCRになる。

・・みやげもので三崎のまぐろカレー840yenというのを買った。高いね。ハハ これでまずかったらお笑いだが、天下のヨコハマが本場ものだ。そう信じる。・・3時頃には風はなぎ、晴れた模様。例によって横浜駅に向かう。しかし駅周辺は相変わらず迷路だ。すんなりといかず、交番で聞きながらなんとか東神奈川にいく道にたどりつく。国道1号、16号が錯綜してる。あとで綱島にでてわかったが環状2号というのも絡んでる。・・東神奈川から菊名の綱島街道にでるのに前回は東白楽から東横線沿いの道を選んだ。今回は1号線沿いから入る。が、これも失敗。とんでもないアップダウンのまわり道だった。だいたいなんでまた1号か。最初から1号でいけばよかった。・・菊名から綱島街道は二つに分かれる。旧街道をとれば平穏な道になる。昔の東海道はこちらだったはず。新道は車のために造ったバイパスみたよう。・・ともかく菊名まで。これが2号というのでますます分からない。新横浜へもいけるのか。分からない。・・ずっといってみなとみらいからここまで45分。ここから先は意外と早い。すぐ日吉のあたりまで来たようだ。この先木月の交差点で今回は左折して溝口方面にいく。丸子橋にはいかず。・・そうして二子玉川のあたりで多摩サイの左岸にたどりついた。この辺で朝食でもと思ったがいい店が無い。5時では早すぎる。・・驚いたことにここでもう夜明けの気配がこく、明るくなった。そのままずんずん多摩サイをいくと、土手にだんだん人の数が増えてきた。げ、並大抵の人ではない。みなジョギングというか、ただ歩いてる人もいる。年寄りが多いが、みなもてあました肉体をなんとかしたいようで、近辺の人が土手に出てくるようだ。なんか哀れみを感じるが、自分もその一人だと思うと、やはり哀れかも。・・肉体の悪魔は古きよき友達かもね。ハハ

・・関戸橋、四谷橋、石田橋の手前のY'ROADで多摩サイを離れ、今度こそ甲州街道の谷保を目指したが、また失敗。ここもあいかわらずの迷路。いろいろあやしげなホテルがあるところはまたわからなくなった。日野バイパスにでてまた遠回りの帰宅になった。6時半か。

393秋魚:2012/06/06(水) 02:17:21
(無題)
・・コンピュータ、コンピュータで明け暮れる。ずっと古いwindows98のハードディスクも取り出しに成功。ケースに入れてUSBでノートにつないでみた。これも認知。FAT32のドライブアイコンが確認できた。ドキュメントファイルはすべて救出できる。ついでにチェックディスクをしてエラー修復をと試みたが作動しなかった。おそらくFATファイルとNFTSとの違いからだろう。無理して修復することはない。それにハードディスクが壊れているとは限らない。ともかく外付けのHDDとして利用できる。IDE用のケースをもうひとつ注文するか。・・mediaplayerもversion11までアップグレードした。DVDソフトもインストルして映画でもみようかとしたら、動画が再生しない。・・POWERDVDというのをインストルしてやっと映画が見れた。カサブランカを見る。

・・午前中健康検診で近くの診療所にいった。血を採るとき看護士みたようなオバサンが針をさすのに失敗してだいぶ痛かった。アザみたいになった。あのオバサンは素人ではないか。・・検診が終わってせいせいした。コンピュータをいじってだいぶ自分も詳しくなった。そろそろ梅雨にはいりそうで自転車も遠乗りはお休みになる。夕方から近くの温泉にいった。例によってヤクルト研究所どうやらここはヤクルトの本社らしい。そして石田橋。この温泉は2週間ぶり。momo嬢に似たかわいい子がいたが、また会えるかな。・・Frespoで買い物をして、この温泉はほんとに気持ちのよいことだ。・・目で探したがあの子は不在だった。ユキちゃん似の子にはまた会えた。歩き方に特徴がある。

・・テルマエロマエのようにタイムスリップ。これが極楽至極。

・・雨になるという予報が、午後は雨量0の弱雨という。空を見たら西北からの雲の早い流れ。これなら大丈夫。思い立って青梅吹上菖蒲公園までロングライドにでた。多摩サイの土手にでたがさすが自転車乗りはあまりいない。みな天気を雨と見て遠慮しているようだ。自分は自信がある。雨は降らない。二日も休みがあって部屋でコンピュータばかりはよくない。Hayabusaに乗る。今回はブレーキの微調整のみ。・・なるほど乗り込んでこなれてきた。ギアチェンジはok。ブレーキもまずまず。前回のみなとみらいと比べるときわめて楽なロングライドになった。石田橋というのが最初の目標でここが楽にでられる。羽村堰の手前で新奥多摩街道へ出るのがよいが、今回はそのまま羽村駅の方へいった。鉄路に沿って河辺までいくのがとてもよい道なのもわかった。河辺にはすぐ着いた。そこから吹上の菖蒲園まではあまりむずかしくない。霞川という川にぶつかれば菖蒲園は近い。黒い雲が迫っているが、敢行して菖蒲園に着いた。6月いっぱいがお祭りというのでまだ3割ほどの開花だった。菖蒲、あやめ、カキツバタの区別が書かれてあったが、あまりよくわからない。それにしても優雅な名前でたくさん種類があるものだ。雨がぽつりと来そうなので一渡りそそくさ写真を撮りながら歩いた。池に蓮の花もあってちょうどよく、もうひとつ河骨の黄色い花が開こうとしていた。・・空が暗いのですぐ河辺の温泉に向かった。足もすこし重い。青梅に来るときはよく雨に降られる。今回はほとんど微雨でセーフ。梅の湯はいいリラクゼーションになる。あ、受付にはまたかわいい娘がいる。こんな遠いとこまで自転車で来ているのだからそうそうお目にかかれるものでない。ほとんど言葉はない。温泉では無口がいい。・・若いからみなかわいく見えるのではない。ほんとに美人でかわいいのだ。・・ぜいたくなことだ。健康検診を終えてたぶん悪いところはひとつくらい。自転車に乗って油っこいものもよく食べた。ロングライドをすると何でも食べたくなる。今日は梅寿庵で一番高い御膳でいこう。菖蒲の花の写真を見ながらビールを飲むのも楽しい。花がきれいに咲くのはほんのひと時で女の子がきれいに花開くのもそんなに長い間ではない。momo嬢がきれいなのも、自分で知っていて見せびらかすような仕草だ。だからあの子はだれとも付き合わない。あの子は温泉はあまり好きでない。若いから疲労がないし、化粧を落としてすっぴんになるのもうれしくない。テルマエロマエのように時をかけるのを学ばねば、ね。

・・梅の湯のアルカリ性単純泉はとてもよい。奇跡だ。

・・帰りは、あっという間にフレスポに着いた。ここでデコポンなどすこし買い物をして、「上海特急」のDVDも298yenで手に入れた。マルレーネデートリッヒが最高に美しい映画だという。きのう復旧させたコンピュータでこの映画を見るのが楽しみだ。歴史的な美人を見るのも楽しみだ。

394秋魚:2012/06/13(水) 08:55:08
(無題)
・・いよいよ梅雨入り。コンピュータオタクをやって梅雨をやりすごすか。壊れたパソコンのハードディスク交換以降いろいろコンピュータ機能をチェックしている。ハード面とソフト面でハードの方はいずれ頭打ちだろうがソフト分野では広大でいろいろ新しい遊びができる。今流行のゲーム面ではずっとご無沙汰で最近やっとFreeの将棋ゲームをはじめた。コンピュータ相手に将棋とかチェスの勝負をするというのはプロの世界でもイベント化されているようだ。プロ棋士でも普段の修練にコンピュータを導入するというのは昔羽生名人以来常識のはず。ネットを使った対人相手のゲームもできるはず。詳しくないのは自分くらいか。ゲームオタクにはなりたくないと思ってる。・・平手ではじめのうちはコンピュータに完敗の連続。一度勝って、最近は3連勝。すこしコツを覚えた。守るより攻撃的布陣が効果的。これはというような意想外の攻撃を仕掛けると相手はくずれやすい。・・このソフトの展開パターンの限界というのもあるだろう。全部知り尽くしてというオタクにはなりたくない。

・・夕方から、国立の温泉にでかけた。いつか雪女とか鶴の化身のおつうとかいった感じの女の子がいたが、今日はどうか。先週はいなかった。雨で雨男の逃避先が「ゆ」だ。「ゆ」とか三本線の温泉マークとか古代ローマ人の目には不思議な記号にみえるという。今の景色は時代になれて何の変哲もないというのが普通だろう。モノクロとかセピアとかフィルターにかけると景色は一変する。われわれ誰もが共通に戦ってるものがあるとすれば、それは「時」だ。人と人の戦いなど哀れなものだ。すべて「時」に屈する。・・ああ、色白であの子にちがいない。3週前も雨だった。7日間気になったが、ヨコハマにいった。もう7日たっていってみたが不在だった。記憶が不確かで亡霊かとも、そんな気もした。現実を確かめる為にしつこく日参するという社交術がある。日参があたりまえなのはサラリーマンの仕事だ。日参は時に「時間」に屈する最高の罠にもなる。大地震でも来て見なさい。日常は一変する。

・・灰色の男、時間泥棒と戦う女の子はmomoという。ただひとりの少女だ。孤立をおそれない女の子は魅惑だ。momoが連帯する場所は、別にある。アーカイブで時をかける少女。・・女の子が美しくなるのは、そんな時だ。

395秋魚:2012/06/14(木) 02:22:02
(無題)
・・梅雨だが、今日はもう雨はない。思い立ってまたHayabusaに乗った。目指すは世田谷にあるSpa成城という温泉。多摩サイに出てそのまま小田急線にぶつかるあたり、そこから左に折れて線路沿いの道があれば5,6先の駅が千歳船橋。これがわかりやすいルートだ。ほかに甲州街道をまっすぐ行き京王線つつじヶ丘あたりで右に折れ環八の千歳船橋を目指すルートもある。どの道2時間もかかるまい。往路は多摩サイ、岐路は甲州街道のルートを選んだ。ハハ

・・多摩川の土手にあがるのに15分。是政橋あたりへは30分。ここいらは手軽なライドになった。かぜの道サイクリングロードという。爽快至極。やはり格好いい自転車乗りが次から次とやってくる。ここはロングライダーのメッカかも。調布から狛江あたりで舗装路が切れる。下の自動車道を道なりに思いのほか早く小田急線の狛江の駅に着いた。ここから線路沿いの道があるかどうかはわからない。いろいろ聞くとあるらしい。しかし成城学園駅の手前でひどい坂の道へ迂回せねばならない。ハアハア登っていくと美人の奥さんが下ってくる。それで道を聞くと人当たりもやわらかくやさしく教えてくれる。育ちがいいんだね。きっと。ああ、これが評判の成城学園の駅。駅前にストリートミュージシャンがいる。活気はある。・・交番があって道を聞く。やはり線路沿いの道があるという。これは楽勝だね。千歳船橋の駅の手前に環八があってそこからSpa成城まではすぐのところ。せっかくだから駅までいってバックする形で環八の温泉に着いた。駅から歩いたらけっこうあるか。

・・駐輪場はたいてい無料で完備してる。ここも裏手のほうにいいのがある。はじめての温泉はいつもわくわくする。2階の受付で券売機でチケットを買う。ゆーゆの割引がきくのだが、どうしたらよいか。この割引を使う人はあまりいないらしい。それでもOK。・・客は多い。おおかた健康と美容に心をくだく女性客がターゲットとなってるのだろう。女性専用という言葉がおおい。お風呂は天然温泉、すこし驚いたのは、黒湯というのでまったく中が見えない。1200mで湧出するこれは腐葉土の温泉らしい。でも、ねっとりしていい感じ。いい気持ちになれる。入口で人が多い割にはお風呂の方はすいていた。男性はつけたしみたい。それで壷湯などとてもいい。いい気持ちになるが長居もしたくない気になるのは、そう造ってあるからだろう。都会風でおしゃれな温泉はそこそこに休むものらしい。

・・レストランは京風で自慢らしい。なんとかいう懐石御膳を注文しようかと思ったが、やめて生ビールとかつおのタタキとてんぷら定食というのになった。そこそこの料理でよかった。・・リラクゼイションでインド式のがおもしろそうだ。アーユルヴェーダスパとかいう。誘いがあったが、時間がないというのでごめんなさい。ここの温泉もいつまた来れるかわからない。自転車に乗れる強い体があるうちはここもリピータになれるものだけれど。・・最後にもう一度黒湯を味わってもう七時をまわって温泉を出た。

・・帰りは、つつじヶ丘あたりで甲州街道にでるまでに苦労した。普通に行っても成城学園の方に押し戻される。また多摩サイで帰るかとあきらめかけてそれではおもしろくないやはりずっと北を目指し甲州街道に出たい。日が落ちて暗くなったのでキャッツアイとリアライトを点灯した。・・仙川を目指した。ここはつつじヶ丘のひとつ先。また美人の奥さんが来たので道を聞いた。甲州街道に出られますか。すみません。わかりません。ということでした。・・最後にうら若き女子高生に聞いた。あまりいいかっこうをしてないから無愛想かと思いきやたいていみんな親切でやさしい。この子もはきはきしゃべる。うれしいことだ。感動で涙が出そうなこともある。

・・甲州街道は車が多くいやな道だ。途中旧甲州街道というのがあってこれはいい。ほんとに車がすくない。みんなこの道を知らなくて今の甲州街道を走るのだろうか。変なの。ともかく自転車のライダーは救われる。野川を越えて道自体は簡単。府中の駅まで来ればあとはどうとでもなる。やがて見慣れた景色のところまで来て、ほんとに楽になった。・・温泉でゆっくりしたから足も軽い。

・・今日は道を聞くのに、若いきれいな女性によく声をかけた。言葉をきくとなんかうれしい。

396秋魚:2012/06/20(水) 13:46:32
(無題)
・・台風が来る。パソコンオタクを決め込む。先日ハードドライブを交換したコンピュータにメモリ増設をすることにした。ネットでいろいろ調べたが、メモリひとつもむずかしい。型が合うかとか、デュアル対応で2枚必要かとか、2枚の場合違う容量でも認識するかとか、ともかく1GBのメモリを千円ほどで注文した。バルク版で安価だ。

・・メモリがまだ配送されないので、雨の中近くの温泉にでかけた。強雨になるのは夕方6時頃からとある。9時までに帰れば、台風もしのげそうだ。雨の中自転車でいくのも一興。ひょっとしてmomoにも会える。ハハ ・・行きはまだ風が強くない。傘差し運転でなんとかフレスポに着いた。すこし買い物をして、ハチミツ梅の安価なものが出ていた。どうせ中国産だろう。ここの魚市場は品がいい。国立の外れでこれだけ活気をもたらしたのは、当たりだ。この温泉も、当たり。

・・雪女、momoは見えなかった。シフトがずれているのだろう。実際あの子を見るのが楽しみなのだが。台風だ、あまり長居はできない。人が多い。車で来ている人は気ままだろう。自転車は雨風だと傘差し運転はつらいものがある。温泉は開業してから馴染んでくるといいものになる。ここもそろそろうっとりしてきた。いつもの湯浴みサイクルを早めにしてそそくさレストランへ。ここでビールを飲みながら夜景をみるのが楽しみだ。パソコンのメモリ補強をはやくやりたい。今までネットショップで買ったものは外れがなかった。ハードディスクやケース、今度のメモリ1GBも期待できる。いずれにしても明日だ。・・雨が強く、風も強くなりはじめた。周囲はゆっくりしてるがこれはまずい。温泉はきりあげて帰宅することにした。ハハ 傘差し運転で途中までいったがついに手首の筋肉が降参した。高速道の下のトンネルで百円のカッパを着た。これですこし濡れても早く走れる。雨だれが目に入ってくると視界が悪くなる。瞼を切ったボクサーが血で目が見えなくなるのと同じだろう。それでも必死に運転していく。カバーのないところはしたたかに濡れたが、後悔はない。いい温泉行だった。

・・この温泉でおもしろいものがある。水琴窟という。水滴の音楽が楽しめる。

・・次の日になって、メモリが届いた。かねて予習したとおりバッテリを外し、ネジをとり、蓋を開いてメモリをみつけた。二枚あるうちAの方を外して新しいメモリを入れた。これで1+0.256で1.256になるはず。果たして、蓋をしてネジをしめ、バッテリをもどしてから電源を入れた。windowsはたちあがる。コンピュータのプロパティで1.24のメモリが確認された。・・メモリの交換は意外と簡単だった。静電気を注意するのはハードディスクと同じ。挿入がきっちりいかなそうなのが手こずるが、どうということもない。すべてネットで調査してあるからトラブルはひとつもない。メモリも適性があってよかった。

・・台風一過、雨が止んだので、自転車の遠乗りがやれそうだ。うずうずしたが、今日はあきらめた。そうそう遠くにいってばかりもよくない。将棋でも攻めてばかりいてもよくない。守ることもしなければ。

・・ロングライドのバリエイションパターンはあと二、三ある。ひとつは東京スカイツリーツアーでもうひとつは相模の大山登山行だ。もうほぼ予習は終了している。これを終えると一泊二日のロングライドはややネタ切れか。・・温泉のクオリティでは、今日行った小平の温泉、国立温泉、稲城の季乃彩、青梅の梅の湯などはとてもいい。自転車乗りということでは多摩川CRが近くにある。パンクなど出がけのアクシデントはまだ未経験。クロスバイクのチューブ交換などいつかやる時がくるだろう。

・・はやく自転車に乗りたいものだ。

397秋魚:2012/06/27(水) 02:28:26
(無題)
・・晴れになった。こうなったらどうしても自転車に乗らなければ。職場のバカ男の臭い空気を払拭する為にもロングライドに出たい。今日は絶対多摩サイを走りたい。水と緑と新鮮な空気。武蔵五日市の秋川渓谷にある瀬音の湯に再チャレンジを決めた。多摩川左岸を上って福生の睦橋を渡り五日市街道をまっすぐ行くのがわかりやすい。この前回のルートを変えてもっと手前で多摩川を渡り日野を通って秋川を目指す道がないか。調べてみたがうまくヒットしない。実際多摩川左岸を行くと右岸は山になっていてこの山向こうは気が削がれる。あきらめていつもの睦橋経由で行くことにした。・・Hayabusaに乗って最初にチャレンジしたのが瀬音の湯だった。多摩サイはすばらしいサイクリングロードだが、睦橋からの五日市への一本道は車も多く歩道を行くのが安全でもごつごつして爽快ではない。前回の印象ではあまり使いたくない道だった。あれからいくつも悪路のロングライドを経験したからなのか今回は到って気楽な道に思えた。不思議なのはこの道をいくサイクリストにほとんど出会わないことだ。多摩サイはメッカだからもう何人も本格的なサイクリストに出会う。みんないい自転車に乗ってる。前から来るほかに後ろからも追い越されることが多い。彼らは車道をどうどうと走る。多摩サイはまったく愉快だ。あまりおもしろくない五日市街道をいき檜原街道に入るとにわかに上り坂になる。ここも広くない割には時折トラックみたいなのが来るから要注意。温泉の近くでゴール直前ですごいアップダウンを経験するのは以前もあったが、やはりすごかった。で、この瀬音の湯ははるばる山奥に来た気がする。だいたい2時間で来る。

・・瀬音の湯はアルカリ性単純泉の上質のもの。入ってみるとわかる。透明でぬるっとして少し硫黄臭さがある。まったくいい。ランキングをつけるなら間違いなく一位だろう。

・・空腹の状態でHayabusaに乗り続けた。体脂肪が相当ぶっ飛んだはず。レストランで蕎麦でも食べようとしたら休憩になって開いてない。カフェでビールと鶏の唐揚げを注文した。ここは食事も美味い。・・いい気分になったが、ゆっくりも出来ない。売店で千代鶴という酒とよもぎ蕎麦を買って帰路についた。家で酒を飲もう。

・・夕方に家に着いた。ネットで将棋を一番指し、勝った。オンザロックの千代鶴はいける。・・それで夜になって今度は国立の温泉にでかけた。momoがいる温泉だ。・・酒とバラの日々。それと湯と。・・ここのレストランでは、衣笠丼という京都の名物料理を食べた。汁の入った油揚を卵でとじた丼、材料費はとても安そうだけど、美味い。また、ビール。・・momoがリクライニングのブランケットを持っていたので追いかけて一枚わけてもらった。にっこり笑って差し出した。どうぞ。ああ、いい声をしてる。笑顔もいい。・・こういう感情はやばいかも。

・・ここの温泉。富士山が見えるといって、見たことがない。夜だからあたりまえか。水琴窟。水滴の音楽がひきたつ。

・・帰りは、石田橋から日野バイパスに沿って今度こそそのまま甲州街道をめざす。首都高と交差するあたりで若干の迂回があるが簡単な道がある。吉野家があったりVANILLAというゲルマニウム温泉
HOTELがあったりでけっこう開けてる。ドライブインのいかがわしいHOTELも多い。ハハ いつもは隠微な谷保天満に散歩にいくぐらいだった。ハハ

・・明日は極楽湯の株主総会に冷やかしに行こうか。ハハ

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398秋魚:2012/07/05(木) 01:21:57
(無題)
・・ラジオに魅入られてる。メモリをネットショップで購入した会社がプレゼントでラジオをフリーダウンロードさせてくれた。ほかにマイクロソフトのラジオステーションというのもある。いまはそれでバッハの音楽ばかりを流して聞いている。世界中のラジオが聞ける。Mediaplayerは音楽の時はイメージ映像がプレイヴューで展開される。これは不思議だ。一つとして同じ映像が無い。画面の中央にプレイポイントがある。コンピュータの演算による自由展開なのだろう。すべて抽象映像だ。・・こんなものが出来たからには抽象画家はもう流行らない。

・・今日も晴れた。Hayabusaに乗って府中四谷橋を渡り、野猿街道を走った。以前は謎だった多摩丘陵だが、ひとつひとつ道が見えてくる。モノレールにぶつかるまで直進する。そこから右にいけば石田橋の方、左にいけば多摩センターにいく。・・町田にいく一番よい道、横浜に行く一番よい道、これを探している。多摩の丘をうまく越えたい。多摩センターには50分で着いた。

・・極楽湯の株主総会でもらった団扇がある。これで2割引きで入館できる。なるほどおもしろいことを考える。割引団扇とはね。・・極楽湯はスパ銭で上場してるのはここだけ。11月には上海で極楽湯海外一号店が開店する。日本のスパ銭が世界に打って出る。アメリカのシリコンバレーですでにヒットしてる伊藤園のオーイオチャとともにこの極楽湯は画期的なことになる。・・スパ銭の老舗。さほど広いわけではない所にごちゃごちゃと遊び場がいくつもある。おもしろいことはおもしろい。最近の傾向は敷地空間がぐんと広くなっている。国立の湯らの里など8百yenでテレビつきのリクライニングまである。みなとみらいは宿泊施設まである。極楽湯2時までといってもあまり長居はできない。・・上海店は6倍の広さだという。期待したい。

・・ランチで、蒸篭蒸し御膳というのを注文した。キャベツ、玉ねぎ、人参、トマトそれに豚肉を添えて蒸したもの。ポン酢で食べる。材料費は安いがうまく作ってある。ここのオリジナルだとしたら、すごい。・・帰りに物産のキュウリを買った。これは帰ってからもろキュウで食べたが至極美味。

・・Hayabusaはほとんど手入れをせずに乗った。とてもいい。

・・夜は、momoのいる国立の温泉にいった。テルマエロマエであちこち出没する。・・入口で夏のキャンペーンで回数券の販売をやっていた。あっと思わず声がでた。・・そうですか。では十枚券を買いましょう。優待一枚いただけるんですね。社交辞令の話だがすこし言葉を交わした。いい感じ。

399秋魚:2012/07/12(木) 01:56:13
(無題)
・・よく晴れた。都心再チャレンジ。新宿から外堀通り秋葉原に真直ぐいってこのあたりなら浅草は近いはず。さらに隅田川の向こうの東京スカイツリーを目指す。

・・Meridaのクロスバイクはだいぶ乗り込んでいるが、まったくブレがない。サスペンションが無い分ごつごつ振動を伝えるが、インフラがしっかりしてるから、乗り方を工夫すれば悪路にも耐えうる。都心へのロングライドで怖いのは車道での走り方だ。ロードレーサーはほんとにうまく車道を走る。・・空気圧とチェーンの調整をして昼過ぎに家をでた。中央線の鉄路に近い道から小金井のあたりで前回パンクしたこともあり今回は線路の南側にでた。一本道にはならないが、静かな裏道がある。吉祥寺あたりで線路の北側にでて五日市街道、青梅街道にでれば新宿までは近い。前回は都会の道路の雑踏に驚いたものだが今回は免疫になったか恐れはない。途中ローソンで安い発泡酒と稲荷寿司を買って、店の前で食べた。寿司は最後の一つを取り損ねて道に落としてしまった。なんとなく手がふさがって失敗も多い。自転車の酔っ払いは取締りがない。適度の酒を飲んで自転車を走らせるのは、経験上まったく安全だ。機敏性が増して軽快になる。脇道から飛び出してきた自転車とあやうくぶつかりそうになった。むこうもこちらも天才的な急ブレーキで難を逃れた。ハハ シラフの方があぶないこともある。・・外堀通りをずっといって秋葉原の駅のあたりがやや迷路。このあたり浅草橋とか御徒町とか蔵前通りとかほんとに浅草は近い。一度だけ道を聞いてまずは浅草寺を目指した。近いあたりでスカイツリーが見えてくる。浅草寺近辺はすごい人だかり。ホオズキ市だという。3時間半ほどできた。

・・いぜん川越の小江戸に驚いたことがあるが、浅草はその比ではない。江戸とスカイツリーの現代が同居している。雷門の大提灯の見えるところに来たが、あまりの雑踏で近くへいけない。仕方なく裏手に回って自転車を置き境内に入った。すぐ近くにあるのは本堂ではない。浅草浅間神社で木花佐久や姫を祭っている。浅草寺は雷神との関わりが強そうだが、本来何ものか。よくわからない。やたら人が集まるのは、何か理由があるはずだ。・・裏手の花やしき通りにある観音温泉で湯をとることにした。レトロでそれが売りで入館料も安くない。人出が多い割には空いている。墨のはいったお年寄りが数名いるほか自分のような温泉マニアらしきが一人いる。湯も天然とはいうが、ただの濁り湯っぽい。まあ昔はこれで流行ったのでしょう。番台さんにお礼を言ってここを出る。浅草ROXSまつり湯というのが今回のねらい目。ビルのまわりで自転車置き場を探したがどこも満席でひとつの余地も無い。しかも盗難多発の警告ビラまである。犯罪タウンかも。・・隅田川が近いはず。思い直して東のスカイツリーを目指した。ほどなくいくと隅田公園のある河畔にでた。スカイツリーがよくみえる。夏の花火大会はここもすごい雑踏になるだろう。言問橋というところで川向こうにいき、すぐ上にスカイツリーがある。東武線のスカイツリー駅とショッピング街を覗いて海洋博物館のあるのを確認してここを引き上げた。ここへは吾妻橋を渡るのがいいか。近くの蕎麦屋でビールと蕎麦をとった。・・まつり湯のあるビルにいくとやっと一箇所だけ自転車が置けそう。なんとか置いてビルの7階へ。しかしひどいもんだね。まつり湯も天然でもないのにいい値をとる。ヒスイ露天風呂からスカイツリーが絶景だとか。実際はよく見えるがただ見えるだけで、感慨はうすい。客も半信半疑で楽しんでいる感じ。まあこんなものでしょう。国立にある温泉と比べるからいけない。あそこはよく造ってある。

・・夜景を見るために,ROXSのビルを出た。吾妻橋の袂でここが一番の夜景だと決めた。実際はもっとあるでしょうに。LEDを使ったイルミネーションは派手さはない。スカイツリーも息長く慕われなければ日本の未来も無い。曳船あたりのあんな地盤に建てて大丈夫なのかという気がしないでもない。おそらくあの塔は絶対だと思ってはいけないのだろう。deepimpactがあって潰えてもそれはそれでタイタニクのごとき宿命であろう。台風がきておっかなびっくり静かなら我先に登ろうとするのはわからないでもない。人の生もさほど長くはないからね。

・・この浅草界隈から日本橋の茅場町あたりに移動するのもはじめて。距離的方角的にさほどむずかしくはない、と踏んだ。いつもは東京駅の八重洲口から東へ進んだ。南南西の方角であろう。隅田大橋、汐留へなど表示がでて焦った。もうすこし西へずれなければ。店じまいのお兄さんに道を訪ねたがひどくぶっきらぼうで一応親切に教えてくれた。めんどうな問答になりそうなので早めにありがとうと言って立ち去った。で、教えてくれた通り今度は目指すセンターホテルの近くまで足を伸ばせた。永代橋通り、このあたりに兜町の東証があるはず。ちょうど通りかかった巡査に道を聞いてさらに東証のあるところにもいくことができた。ハハ おもしろいね。ホテルはなじみになってHayabusaも休ませてあとはゆっくり明朝には帰路をとるだけ。この日のロングライドは楽勝だった。

・・帰路。なか卯で2百円の朝食をいただいた。ノリと卵と味噌汁ごはんの簡単なものだったが、いいサービス。例によって皇居をまわり新宿の青梅街道で走った。途中、中央線に近いほうへ井の頭通りにでたまではよかった。方角をまちがえて渋谷の方へ進んでしまった。明大前で甲州街道にぶつかり、はじめて道をまちがえたのに気づいた。こうなったら甲州街道で帰るしかあるまい。これも未知の道だがチャレンジでいこう。車道はあぶない。空いていればでられるが、ごつごつ歩道で走る。・・ずっといって仙川のあたりで先日スパ成城を訪れたときの道にでた。これでやや安心。二度目の道というのは気楽なものだ。前回の記憶と符牒をあわせながらもう帰ってきたもの。まれに符牒があわないところもある。・・しかしどうして右左とか前後とか反対の方角にいくことがあるのだろう。・・迷路というのは自分で自ら位置測定を放棄するときにおちこむ。今回の方向ミスは一点だけだがどこで起きたのだろう。わからない。・・ロングライドにはよくあることだ。

400秋魚:2012/07/19(木) 00:42:58
(無題)
・・梅雨明け。こんなに暑いんじゃ自転車に乗らざる得ない。困ったときの多摩サイ。青梅の梅の湯を目指した。昼までに着くとランチセット入館ができる。日替わりで今日は沖縄ラフテ丼がいただける。沖縄料理とは縁起がいい。さっそくこれがロングライドの眼目となった。河辺まではけっこうある。1時間半とみた。炎天下の日差し。帽子とスポーツシャツ、サングラスが定番。七つ道具を背にしょって、それでも汗はでる。半そでの腕は日焼けしてひりひりするほどだ。腕だけでなく全体が日を受けないとね。いつもはお日様と無縁だから。だけど紫外線はいいものじゃない。まあ多摩サイで風を切って走ればそれだけでうれしい。

・・自転車はこの癖でブレーキ鳴きがする。これをなんとかしようと調整した。右左でポジションをきっちり揃えても駄目だと誰かいっていたが、今回はその位置のズレを修正してみた。ゴムの磨耗も一様となるように。・・で、これが当たった。みごとに鳴きは止んだ。大山登山という大きなイベントがある。それまでに調整は万全にしていたい。ブレーキワイヤも切れたりしたら、これは打つ手がない。夏以降Hayabusaの調整もステップアップしたい。

・・梅の湯にも受付にかわいい子がいたが、どんなものか。すこし日を置くとまったく当てにならない。期待してみたがやはりかわいい子はいない。夏休みで人がどんどん入れ替わる。ランチセットは沖縄ラフテ丼でいいのかと念を押されたが、いいですと答えた。年食って豚肉でもないか。ハハ 沖縄のは健康にいい。・・夏の温泉というのは不似合いか。どうしようもなく汗だくの運動でシャワーを浴びたくなる。暑い湯はそこそこにして、サウナで水風呂というのが一番いける。

・・ラフテ丼とビールが定番。がつがつと食べたが、美味い。冷やしたぬき蕎麦も付いていてここの料理は気が利いている。ビールが美味い。・・これでまた湯にはいったらアルコルが回っていい気分になる。しかし最近はあまり自覚がない。・・なんとなく帰りたくなったら帰路は時間がはやい。

・・家に帰ってlevel2の将棋を指した。なんとか勝って、今度は国立の温泉にいった。momoはいるかいな。夏に入ってぜんぜん様変わり。がっかりして受付をながめていると不思議そうにみんなみている。仕方ない受付をやってください。この日はあまりたのしくない。ぬる湯で人が変わった理由をいろいろ考えたが、シフトの問題ならいつかまた会えるでしょう。むこうも意図的にスタッフを入れ替えてるようだ。若い子はこういうアルバイトをすこしやってまた別の仕事にむかうというのが本筋だろうね。

・・Frespoで「美女と野獣」というDVDを手に入れた。コクトーの映画は昔フィルムセンタで観た記憶があるが、さだかで無い。半分は眠っていたかも。まったくはじめて観るようだ。おもしろい。富豪の父親が破産して瀕死の状態にあるのは、今の欧州危機を象徴してないか。父親を心から思いやるのは3姉妹の末娘ベルだ。ベットという野獣は何のシンボルか。この野獣が解けなければユーロ危機もわからない。・・「美女と野獣」、もう一度観てみたい。コクトーの詩人のセンスは新鮮だ。

401秋魚:2012/07/25(水) 13:14:48
(無題)
・・ハハ参った参った。四度目のみなとみらい。前回多摩中央突破のランド坂がこたえた。今回は稲城大橋を渡り鶴川街道をいき黒川というところで柿生に向かう。坂のアップダウンを抑える為だ。地図上ではこれがベスト。はじめての道はやはり戸惑う。黒川に出るまでに苦労した。結局町田へ向かう鶴川街道をいけばよいようだ。柿生にでれば鶴見川サイクリングロードになる。途中何度か道をきいたが知らない人が多い。田舎道で交通量もさほど多くないから、横浜にでる格好のルートになるかも。町田に出るのも一考。

・・稲城大橋ははじめて渡る。府中からはいる時に料金がかかる高速道路か。どこにいくのか。自転車はフリー。渡った後は鶴川街道?よくわからぬが、柿生までは鶴川街道という表示が多い。慣れればいいルートになりそう。黒川から多少の登り坂であとは下りが快適だ。ランド坂はもう使えない。柿生にでて麻生川の入口でローソンがあった。カレーパンとビール。アルコールが回らないとやってられない。暑いが、自転車で風を切ればしのげる。すぐ鶴見川CRになる。左岸と右岸の違いで大方は記憶にある。ずっといって鴨居というところで川向こうにはいった前回の道はとらずそのまま鶴見川沿いでこれがとてもよい。日産スタジアムが見えたところで川を渡りもう新横浜は近いという。よく来たものだ。新横浜の駅をほぼ確認し交番で桜木町みなとみらいに行く道を尋ねた。この道だと思ったのとは違う道で最初は環状2号でまちがいない。陸橋があるから自転車は裏道をいった方がいいという。交差点などで自転車は渡れないのがいくつかある。4輪車のふりして強引に渡るのが正解らしいが勇気がいる。ともかく一本道といっても容易でなかったことは覚えている。・・ゴール間近というところで急に空腹を感じてウナギを食べたくなった。最後まで空腹のままみなとみらいにゴールするというのが本筋だった。誘惑に負けてすき家の暖簾をくぐった。どうせ中国産だろう。それにしてもすこし高いな。こういうジャンクフードでがつがつするのはよくないのは知っているが、味噌汁、サラダセットで牛付きを注文した。それでも千円ほどだ。がつがつ食べたのでウナギの味はよくわからなかった。あれはやはり中国産だろう。ハハ デザートにバニラアイスも食べた。

・・実際食べすぎかもしれぬ。空腹状態で自転車に乗りまくりようやっと温泉に着いたときの喜びはひとしおだ。アドレナリンがでるかもしれぬ。万葉温泉のレストランも最高においしくいただける。酷暑の夏は温泉は長湯はできない。サウナと水風呂がたまらなくいい。足は活性酸素がひりひりするほど痛くなる。筋肉がしびれる。睡眠も足りない。食はずっとあとがいい。・・この温泉、3時までいてそれから自転車で横浜駅、東神奈川、東白楽といって東横線の菊名まででればあとは綱島街道をまっしぐら。日吉から丸子橋の多摩川へ。ただしこの丸子橋はあまり渡りたくない。今回は南武線沿線道路というのを走った。例によって深夜だから車の量も多くない。快適なロングライドになる。溝口に近いあたりで多摩川右岸の土手にでた。ここからいつもなら最初の橋で左岸に渡るのだが今回はこのまま右岸のCRをいけるところまでいくことにした。驚いたことに川岸は緑も多くとても快適なロードになった。人もすくない。・・宇奈根の渡しというところは趣がある。変わった木があって何の木だろう。写真にとった。川岸に畑作も活発だ。・・これはいいと浮かれて走ったのがまずかった。宿河原の堰とか見学してるうち急に快適なサイクリングロードが消えてしまった。すぐ下に自動車道があるがこれはもう早朝からたいへんな車の量。とても自転車は無理だ。稲城まではなんとかいきたいと無舗装の道を強引にいったところついに道が消えてしまった。すぐ下の自動車道は走りたくない。土手にあがってきたジョギングの人に道をきくと、マンションの敷地のぐにゃぐにゃしたところを抜ければもっといい道に出られるということだった。ほんとにひどい他人の庭のようなところを抜けてようやく普通の道にでた。そのままいくと稲城大橋にぶつかった。もっとはやく小田急線の橋あたりで左岸に渡っていればよかった。ハハこれは失敗。・・稲城大橋を渡ればあとは自分の庭のようなもの。左岸にでてysroadを探しながらの帰宅になった。

402秋魚:2012/08/02(木) 01:22:29
(無題)
・・今日も多摩サイ。玉川上水の取水口羽村堰までほぼ一時間。そこから新奥多摩街道にでて河辺までおよそ30分。多摩川CRは相変わらずサイクリングのメッカで、いい自転車が走ってる。仕事明けでロングライドは足が少し重いが、興奮ぎみでアドレナリンがでていつもうまくいく。このコースは自家薬籠中のものになる。サイクリングでの水分補給は普通の水が一番いい。喉が渇くと水の味がよくわかる。国立の水道水は半分が地下水とかで飲んでもいける。

・・梅の湯の日替わりランチはペペロンチーノとかで少し考えたがこの際ランチセットの注文をする。受付のオネエは少し色っぽいまなざしでどこかで見たと思いつつ、ああ一ヶ月も前のお嬢だとわかった。髪をウェーブさせて以前より大人っぽい。もういなくなったかと半分あきらめていたが、やはり感じのよいお嬢だ。こういう温泉のオーナーも受付嬢の人選をすこし考えてもらいたい。感じがよければ客もよく足を運ぶ。

・・Hayabusaの調整を考えていたが、ほぼこのままでいける。ブレーキ鳴きがまだ少しあるのも問題は無い。来週の大山登山には一番の仕上がりで乗りたい。チェーンの油さしもいらない。ブレーキシューが少し磨り減ってきてるのもまだまだいける。パンクした時のチューブ交換とか車輪の着脱とかもうずっと以前の学習で今度の大山登山までは無事であってほしい。

・・夏の多摩サイは緑うるわしく草いきれのする道が多い。草いきれというのはノスタルジーですね。愛欲の前哨を思い出す。緑おおく鶯があいかわらず鳴いている。

・・夜になってまた国立の温泉にいった。受付にはmomoは不在だった。河辺にいたからこちらにも復帰再会かと思いきやつまらぬ受付になった。いやあこんどるな。・・しかも客層が悪い。大きな声で話をするやつがいる。ここの最大の汚点はこれだ。

403秋魚:2012/08/09(木) 00:13:00
(無題)
・・曇り雨の天気予報が曇り晴れに変わった。沖縄の台風のおかげかも。意を決して相模の大山登山へロングライドを試みた。これは実際すごい遠乗りになった。原爆記念のあととかで不吉な予感があった。いいことばかりであるはずがない。綻びがあって何かが起こる。私の自転車Hayabusaに何かが起こる?私の運転自身に何かが起こる。あるいは別の何かが。

・・初日は関戸橋を渡り鎌倉街道を確かめながら町田へ。駅の近くの境川CRで246の厚木街道にぶつかるまで、そこからやや東にもどって16号と交差するあたりに万葉の湯がある。ここで深夜3時まで休憩し翌日は厚木街道をまっしぐら。海老名、厚木、伊勢原から大山登山ケーブル駅までいく。ざっとこんな予定を立てて地図も用意した。一度通ったことのある鎌倉街道や境川CRは以前よりもうまくクリアできる。

・・万葉の湯はみなとみらいのものとほぼ同じ。ただしロケーションはみなとみらいが抜群だ。ここは16号や246、東名高速の客を集めるだろうか。ネットコーナーで将棋をうって時間を使う。屋上デッキの夜景もさほどでない。リラックスルームでよく眠りたいがうまくない。ここから大山までは未知の道。246はバイパスであまりおもしろくない。明日はどうか。天気は晴れる。

・・夜間のバイパスほど殺伐としたものはない。陸橋とかで歩道が途切れることがままある。下に下りて大きく迂回したりする。246が頼りだが、ここを早く離れたい。相模川を渡ったあたりで厚木市街へ向かう。

  *

・・大山ケーブル駅から歩いて大山寺に向かう。男坂、女坂とある。女坂をとる。歩いて40分。自転車の楽な筋肉運動とくらべ自分の体重すべておしあげる登山の運動はきつく感じる。それでも大山寺までは意地でも登る。山登りなどひさしいことだ。大山寺からさらにアフリ神社へ向かう道がある。通り道に犬が2匹つながれていて「この犬は噛む」と書かれてある。近寄るとワッワッと吼える。もうここで引き返そうか。思案していると女性の登山客が下からあがってきた。犬がすこし吼えるがかまわずどんどん登っていく。犬はつながれていて人の道まではでられないらしい。ならばこわがることはない。自分もずんずん登りだす。とりわけひどく吼えていたが、無事通過する。それにしても変な趣向だ。犬を置くとは。・・もうすこし行くと無明橋という橋がある。そこを渡っている女の人に声をかけようとしたが、拒否するふうだ。あとでわかったがこの橋を渡っている間、人と話をすると下に落ちたり忘れ物をしたりするとある。半分私は声をかけようとしたから、結局たいへんな忘れ物をしたことが後にわかった。ハハ 笑い事ではない。・・大山寺からさらに下アフリまでまだある。さきほどの女性はどんどん登る。慣れているな。アフリ神社に着いた。ここまではケーブルがある。いや石段がきつい。あの女性はこの神社で立ち止まらずさらに上アフリをめざして登る。どうやら最頂上までいくらしい。すこし休憩しているとまた別の登山客があらわれた。おはようとあいさつしあいこの人もさらに上へ登っていった。みんな結構なれたものだ。朝6時から一番で登り始めた。自分は下アフリが限界。山の上のほうから黒雲がすこしずつ降りてくる。アフリ神社とはよくいったものだ。雨降り神社のことという。ほんのすこしぽつりぽつり来て自分は下山にはいる。今度は男坂を選ぶ。これも急な坂ですね。それでも石段はよく組んであって崩れそうなところはない。登ってくる客も多くなってきた。けっこうな年のおばあさんもいる。杖をつきながらの人。若い人もいる。みんな最頂上までいくのだろうか。

・・大山は空海が関東入りした拠点の山と聞く。特殊な磁場をもつ山ともいう。朝早く来て下アフリからの下山となったが、帰路にあう登山客はみな確信をもって登るようだ。これから登る人には頂上までいかず下山するのは悪い気もする。

・・246から外れて伊勢原から大山の麓まではだんだらのスロープになる。Hayabusaはここまでよくもった。深夜の道でタイヤがこすれたキズがひとつあるが、パンクもなくよく来た。スロープを克服するのはこちらの体力の問題だ。・・Hayabusaを酷使してもつぶさないようにたえず気を使った。人Hayabusaは一体だからそれでも最終にはこちらの体が残る。今回Hayabusaはすべて任務を全うした。

・・麓の参道の店で枝豆こんにゃくというのが出てた。緑色がよくみやげにとも思ったが、今回はまだ不安があって、買わないことにした。ひどく暑いし、246も気が重い。大山の下アフリまでケーブルを使わずに登った。これでよかった。・・自転車は市営の駐車場に朝早くもぐりで停めたが、もどってみると移動させられていた。職員にきくと無料だが中に入れてはいけないということだ。それはそれはと謝って今度こそ帰路についた。・・登りのきついスロープの分、帰りは快適すぎてほとんど自転車をこぐことはない。スピードの制御がむずかしく、ブレーキのゴムはかなり磨り減ったであろう。

・・カレーパンとビール。夏のロングライドはこれが定番。昔ギリシャ、スペインを歩いた時もボカヂージョという調理パンとビールが定番だった。水分をとるのは普通のミネラルウォータが一番いい。これが甘くおいしく感じられれば体の新陳代謝はうまくいってる。旅先で酒を飲むのはスピリッツというやつ。居場所をとろけさすのは酒が一番。自転車の酔っ払い運転はない。・・相鉄線かしわ台の駅近くにある温泉に立ち寄ることにした。が、その温泉のわかりにくいこと。246から外れて人に聞きつつそれでも順調に到達できた。・・いよいよゆっくり温泉が楽しめるという時に、ハハ リュックにいれたはずのクレジットカードが見つからない。どこかに置き忘れた。昨夜町田の温泉で使った後だ。そういえば下足口で念入りに荷造りをしたあの時だ。酒を飲んで頭をぼけさすとこういう失敗もあるか。そんなはずはない。いささかパニックになった。

・・そういえば町田万葉の湯で退館際にすれ違った3人組は目つきが悪かった。自分はさておきこんな深夜にほっつき歩くのは何かしら犯罪の匂いがする。カードは発見されても戻ってこまい。悪用されたくないので出先で早々に手を打った。夢見どころここち湯のフロントのお姉さんには世話になった。JRのカード紛失係りの電話番号をネットで調べてもらい、カードは小額の負担で復旧されることがわかった。やれやれカード入れにはほかにテレフォンカードが入っていた気もするが大して金目のものはない。拾得者はすぐに温泉のフロントに返してくれればいいものを意地の悪い人がいるものだ。それにしてもクレジットカードの紛失でうろたえるとはわれながら情けない。ハハ

・・いったい無疵のロングライドなどありえまい。Hayabusaには感謝する。いつかのようにパンクしたりのトラブルもない。大山登山という無謀なデッサンでHayabusaはよく持ちこたえた。睡眠不足とビールぼけでまあ無疵でというのはそうそう無いことでしょう。

404秋魚:2012/08/25(土) 01:43:38
(無題)
・・ハハ 今日はヤケノヤンパチ。朝から開成高校の近くで仕事。西日暮里の駅の近くは何もない。道潅山通りというのはおもしろい。子規の日記かなにかでよく見た地名。ハハ 昼は前々から入ってみたかった「餃子の王将」。ちょっと見学のつもりが愛想のいいお姉さんにらっしゃいご一名様ですね。えい昼から餃子を食べてやる。ランチメニュー750yenと生ビールを注文した。餃子は味見ていどでいい。3つ付いてくる。あとは本格的な中華ですね。昼からビールというのは半ばヤケ。肉体労働というのでもないのにこんな食べていいのか。昔を思い出してがつがつ食べることにした。

405秋魚:2012/08/30(木) 10:59:58
(無題)
・・青梅の梅の湯がロングライドの定番になってる。石田橋までの裏の道は最近発見した。多摩CRにでればここはサイクリストたちのメッカだ。ほんとにいい自転車でいい格好で走ってる。羽村堰まではいつもの一本道。夏草の生い茂る道でマムシに注意とあるが、いまのところ出くわしていない。蛇は6月の早い時期に2度みている。雨が降って濡れて来ないと蛇も出没しないか。羽村堰よりかなり手前、八高線の鉄橋のあたりで多摩川の土手を離れ福生の町を新奥多摩街道をさがしてゆく。福生高校の前を通り奥多摩街道は歩道のない道。大きなトラックがクラクションを鳴らしてあおってくる。いやな道。早めにもうひとつ線路に近い新奥多摩街道にでるのがよい。ここまで出れば青梅線の河辺もすぐになる。

・・momoはあれから一度みた。今日も不在。景気が悪く雇用難で若いボーイの学生っぽいのがよく受付に居ることが多い。温泉にかぎらずスーパーのレジでもそうだ。こういうところでもワークシェアリングをやっていかないと日本ももたないか。momoは3人いる。

・・焼きカレーのランチセットとビール。先の健康検査で悪玉コレは7ポイント減った。あれだけ運動をしてたった7ポイントとは情けない。でもこの年で7ポイントの改善はまあよしとする。食事もまだ何でも食べられる体だ。先の餃子の王将みたいに若者ふうにがんばってみよう。・・ここの食事はいい。チーズを乗せて焼いたカレーは美味い。ここは懐石もやるそうだがいい職人がいる。ビールも美味い。

  *

・・momoのいない温泉なんて、バカばかりが騒がしい。国立の温泉は夏でひどく混む。アルバイトも必死なのだろうが、momoのいないのは失策もいいとこ。まったく駄目な時勢だ。・・レストランで山形そばと天丼の小丼それにビール。これは外れがない。・・しかしここは学生が多い。けして安くは無いがみなリッチだね。しかしうるさい。

・・南京亭という終夜営業のレストランがある。日野バイパスにあって夜間よく客が居る。ここもそのうち来られなくなりそうで、一度入ってみたかった。・・小平の温泉で食事を抜いて夜遅く自転車で出かけた。家のすぐ裏だが長い間盲点になっていた。自動車の客のための道路と店で自分など関係なしと思っていた。日韓、日中とも不穏でどうもきな臭いレストランにもえいとばかり入った。・・あまり安くない。こういうところに来る客を観察したがけっこう盛ん脂ぎってる親子連れもある。女の子はグラマーか元気よし。自分の来るところではない気がした。それでも最初で最後、タンメン、レバニラのミニセット、ビールを注文。

406秋魚:2012/09/13(木) 01:34:31
(無題)
・・ブレーキ鳴きを抑える為にHayabusaの調整をした。シューの凹凸が磨り減って見えにくいがその為ではないだろう。位置をすこし変えた。

・・今日は昭島の温泉まで街中をHayabusaででかけた。休養充分で足も軽い。自転車がこんなにも軽いのはいい女房をもったようだ。おおかたのロングライドを終えてしばし休戦。第二ステージまで潜伏する。・・どんな事故もトラブルも起こりそうに無い。ハプニングが無いのはある意味でマンネリということか。そうそうハプニングに飢えているわけではない。

・・昭島の温泉はアルカリ性単純泉というやつで都下ではめずらしい。山の手ならけっこうある。河辺の梅の湯や秋川の瀬音の湯がそれだ。源泉かけ流しはぬるっとして気持ちよい。それにここはプロの風水師が自然の立ち木を採り入れて造ったという。木々のそよぎを聞いているだけで心地よい。・・しばらく来てなかったのでスタッフも総代わりしてるだろう。ここも昔からはっとするような若い美人に会うことがある。郊外はよく美しいものと遭遇する。・・東京ドームでタッキーのコンサートがあった時など若い女の子が大群衆でいたっけ。でもみんなブスだった。タッキーで誰だったっけ。

・・「青ナイル」にも温泉の記述がある。

「・・フローベールが一八五〇年に上ナイルに現れたことは、およそ予想できなかった事件であった。」
「・・アフリカの民衆の姿に、彼は魂を奪われた。「・・忘れてしまった昔の夢の情景の中に、とつぜんはいりこんだような気が幾度もするほどです。」
「・・カイロで、彼はコプト派の主教と宗教を論じ、トルコ風の浴場を訪れ、「陽光がドームの巨大な円窓を透かしておぼろげに差し込んでくる」のを見る。「そのような場所で、ただ一人湯浴みすることは、甘美な幽愁である。われわれが迷い込む暗い部屋では、わずかな物音も、大砲の音のように反響する。そして裸のケラクたちは、互いに声をかけあって、墓に納める準備であるかのように、われわれの身体にくまなく香油を塗る」のを知る。

・・

407秋魚:2012/09/20(木) 00:15:39
(無題)
・・天候は悪い。いつにわか雨になるか。群雲はあるが日差しもあるのでまたHayabusaに乗った。河辺までなんとか持つであろう。なんとも気持ち悪いバカ上司を抹殺したい。すくなくとも記憶だけでも消したい。まあ無理ですが。出口なしの灰色の男とはあいつの事だ。あの気持ち悪さは説明しがたい。

・・梅の湯のmomoに会えるかも。あの子は救いだ。しかし近頃momoが姿を消すのはどうか。momoはもうmomoでないのか。・・やっと分かったがmomo待望論というのが間違っている。momoはいたとしてもTウイルスにやられている。・・momoでなくウズメ、ありうることだ。

・・梅の湯のレストランで、中居さんには瀟洒で気持ちよい人がいる。でも似ているけど別人であろう。若い。髪形は茶髪で若者風、背も高い。歩き方とかよく似てる。眼の輝きがひとしおで目立っている。娘であろう。

408秋魚:2012/10/03(水) 01:55:15
(無題)
・・久しぶりのロングライド。彼岸過ぎの遠乗りは高麗川の巾着田と決めていた。おそろしいほどの彼岸花が咲く。台風が来ていたりでどうなることかと思ったが、花の盛りでいい日がとれた。Hayabusaも絶好調。

・・今回は、多摩川に出て残堀川の河口からそれに沿って上流を目指す。立川の昭和記念公園を通って武蔵村山、瑞穂と行けるはず。・・河口からしばらくは趣のある桜並木の道がある。春はさぞかしきれいであろう。その先で急に残堀川に沿って道はなくなる。付かず離れずの道をいくとこのあたりけっこう趣がある。しかし早々と迷路に踏み込んだ。何度か道をたずね昭島の福島の交番でさらに残堀川に出る道を尋ねた。福島などという地名がこんなところにあるのも驚きだ。気のいいおまわりさんが確実に残堀川の道を教えてくれた。・・昭和記念公園を抜けてからの残堀川はサイクリングロードさながら川沿いのいい道がある。ここをいけば16号にでて飯能街道にでれば山を越す。・・残堀川は不思議な川だ。河口近くでこそ水量もあり魚や水鳥もいる。少し上ると水は途切れ途切れでまったく水無し川のところもある。生活用水を集めたどぶ川というのでもない。聞いた話では、立川活断層のちょうど断層に沿った川だという。流れる水のいくたりかはその活断の地層に吸い込まれてしまうのだという。この不思議な川を今日ははじめて体験した。

・・飯能街道は日光街道とも呼ばれたが道は細く今回も難関だった。三度目の挑戦だが、こまめに道を尋ねた最初が一番よく、二度目はトラックにあおられて畑の中に転倒したりした。今回は飯能街道をなかなか見つけられずこの世の外れとも思えるうらさびしい所を彷徨ってようやく入間川の橋にたどりついた。

・・飯能は駅に出てそこからは299号に出ればよい。途中飯能の観光案内所に寄って地図をもらった。自販機で梅ドリンクを飲んだ。巾着田までは近い。天気は曇り空だが、崩れることはなさそうだ。台駅というのがあると思ったがそれはなく高麗の駅だった。駅前で自転車を置いて、散策路を歩いた。帰りの客ばかりが多い。沿道はもう彼岸花が咲き誇っている。みやげものの店も多い。彼岸花は本場はもっと壮麗なはず。写真はとらなかった。やがて高麗川にでるとそこは巾着田だった。巾着の形に川が湾曲している。そこからは人と彼岸花ばかり。花は今が盛り。ところどころ勢いを失った花もある。まだ蕾のところもある。一面赤いジュウタンに見える。みなきれいだというがドクドクしい気もする。写真通が撮影スポットで騒いでいたりする。マニアがいるようだ。ずっと歩いて売店で生酒を3百円で買った。空腹だったが酒で酔って歩きたかった。美味い酒だ。

・・巾着田周辺にある高麗神社に寄ることにした。ここは高麗若光王がまつられている。

>・・666年(天智5年)高句麗の使者(副使)である玄武若光として来日する。668年(天智7年)唐と新羅の連合軍によって高句麗が滅ぼされたため、若光は高句麗への帰国の機会を失ったと考えられる(『日本書紀』)。

・・ちょうどこの頃は大祚榮が活躍する時代だ。おもしろい。

409秋魚:2012/10/18(木) 03:14:21
(無題)
・・行基ゆかりの青梅塩船観音寺は北緯35度48分若狭湾を横断して丹後半島の先端あたりと同緯度になる。こんなところに船があるのも道理がある。近くの河辺温泉にはよく行く。多摩サイを使って約一時間半。・・今日は東青梅、青梅と行き、宮ノ平、日向和田と青梅街道をいく。もう何十年会っていない知人の画家を訪ねる。今の噂はまったく聞かない。奥さんのK子さんが病弱で亡くなったという話もあったが、定かでない。同じところに住んでいるかもわからない。青梅線沿いの裏道があったような気もしたが、ここは青梅街道をいけばよい。しかし不思議な感覚だ。昔の記憶と重なるところはほんの少し。ほとんど浦島太郎だ。・・青梅駅前の交番で日向和田までの道を訊く。駅前はけっこう開けてる。ずっと青梅街道をいってついに日向和田、そこから神代橋という多摩川にかかる橋を渡ったはず。ここまではよく憶えてる。そこをいくと紅梅庵という菓子屋があってそのあたりで右に折れる。わっ、規則的な住宅が並んでる。昔は彼の家と畑があった。こんなに家があるんじゃわからない。仕方なく土地の人にT氏の家を尋ねる。いや、ここは五丁目でいませんね。やはりもう住んでないのか。街道まではいかないはず、ぐるぐる廻ってひょいと見たらT氏の表札がある。ここか。庭に蝶のオブジェがあって間違いない。・・トントンと戸をたたく。ほどなく家主が出てきた。あっ、憶えてますか。ワタシです。ああ、やはりお互い少し年を取りましたね。でもなんとか生きていてよかった。あ、すぐわかったよ。君は変わらない。憶えていてよかった。少しだけ話していきましょう。今日はお絵かき教室があるんです。へえ、いいですね。お弟子さんがいるなんて。ほどなく奥さんもでてきて、あ、ちょっと驚き。ご存命なんて知らなかった。ここだけの話。幽霊かと。

・・時間はあまりない。そうそう新井豊美さんが今年亡くなったそうです。え、・・ほんとかしら。あの大震災があった日に駅の近くで見かけています。いえ、新聞にもでてました。信じられない。・・なんか昔の人に会うのって怖いですね。もういないんじゃないかとか。・・彼女には隋分負い目があって、返せないままになってしまいました。すみません。

・・お弟子さんが来ます。今日は帰ります。話は山ほどありますが。・・別れ際にホトトギスの花をくれました。お弟子さんもいい自転車に乗って、今の人はみんな自転車ですね。・・これから温泉に寄って、また来ます。

・・ああ、驚きの一日。やはり尋ねてみてよかった。

410秋魚:2012/10/25(木) 12:05:27
(無題)
・・みんないい自転車に乗っている。GIANT、DAPHON、BIANCHI、LOUIGANAUX、ANCHOR、・・もう知らないメーカーのものも多い。ロングライドというよりポタリングだが、だいぶ恐れはなくなった。出先でのパンクはまだ経験してない。前輪後輪の着脱も一二度試行しただけだ。自転車はブレーキシューのゴムがだいぶ磨耗している。ワイヤーも少し伸びた。チェーンにはオイルはあまり注さない方がよいようだ。・・ロングライドをステップアップして、富士山の大きく見えるところまで出かけてみたい。八王子から高尾を越えて大月方面に向かうには大垂水峠というのがある。東海道で小田原から三島、静岡方面に行くにしても箱根の難所がある。いろいろ調べてみると、これまでの自転車のインフラ技術ではリスクが大きい。いざという時は輪行袋に入れて電車に乗ることも考えねば。これも簡単に考えていたが、前輪後輪の他に、スタンドやペダルも外さないとまずいらしい。ほかにディレイラーの防護とかいろいろある。一泊二日というのも無理があるかも。・・とりあえず近場でヒルクライムなど練習しながら、輪行の仕方を研究してみよう。自転車のインフラもステップアップする必要がある。

411秋魚:2012/10/31(水) 05:00:14
(無題)
・・名栗川、白髭神社の近くにヤナイ氏が住んでいる。青梅の河辺温泉あたりから岩蔵街道にでて岩蔵温泉郷、小曾木、221に入り、山王峠を越えて名栗川まで行けるだろう。山の中だが意を決して自転車のロングライドにでた。・・梅の湯や塩船観音には何度も足を運んだ。その先岩蔵から山に入り飯能にいくというのは自転車ではどうか。いかにもアップダウンがきつそうだ。

・・いつか富士山の大きく見えるところまで遠乗りにでたい。東京からでは小田原までいって箱根をこえて三島までいくか、あるいは高尾から峠を越えて山梨に入り大月から河口湖あたりまでいくか、このロングライド一泊二日はきつそうだ。峠越えがあって自転車に何かあったらほんとに困ったことになる。輪行も考えねば。ともかくも今の方法でヒルクライムは必須だろう。青梅、飯能ごときの山で縮んでいる手は無い。

・・河辺の交番で道を尋ねた。岩蔵街道へはいつか塩船へいったその前の道をいけばよいはずだ。しかしすこし東へもどるような行き方で少し遠回りになったか。人に道を聞くのもよしあし。岩蔵に入ってから意外とエリアが広いのでおどろき小曽木の道はけっこうな山道だ。でもいいところだね。東京と埼玉の境を越えて、さあいよいよ本格的な山の道。山王峠を越えれば名栗川も近い。Hayabusaはまったくよく出来ている。ブレがない。・・実は帰りにすこし変調があった。

・・山王峠は名栗川まで一気に下り、これを帰りに登るのはひどく大変そう。でもそんなに悪い道ではない。ハハ、これは楽しい道を憶えた。・・名栗川の橋の袂でここまでよく来たものだ。ヤナイ氏にも会えた。

・・犬を飼っていてワンワン吼えられたが、尻尾をふって歓迎してくれたようだ。川越の蔵でやる展示品に取り掛かっていてヒマは余り無いという。こちらもいろいろヤボ用が重なっているから名残は惜しいが4時半ころお暇することになった。道を憶えたのでまた来ます。

・・帰りはやはり山王峠がきつくて自転車を引いて歩いてしまったがほどなく頂上に着くとあとはのどかで楽な道になった。これはいい。・・小一時間で河辺の駅前に着いた。

・・梅の湯は夕方になったがもうあたりは日没で暗い。温泉は夜に限る。エレベータで若い女の子と一緒になった。「鹿児島にいきてえ」「どうして」「なんとなく」など言う若い子はいい。話に割って入りたかったが憧れに冷や水になりそうでやめておいた。でもここは若い女の子がよくくる。レストランでも四五人の連れ合いでにぎやかだ。ハハ、夜は雰囲気もあっておもしろい。注文取りの女の子も色っぽい子がいる。

412秋魚:2012/11/03(土) 12:00:07
(無題)
・・Hayabusaのブレーキが変調した。ワイヤーが伸びていたが調節してある。それも限界か。シューのゴムが磨耗している。多摩サイに沿ったところにY'sroadがある。スポーツサイクルの専門店だ。家からこの店までの道を確実にしておきたい。・・家を出てすぐ裏手の甲州街道から日野バイパスをすこし行くと怪しげなホテルが乱立している。その前の道をまっすぐいくと川に近い広い通りにでる。左に行けば四谷橋、右に行けば石田橋。もうすぐ開店の大きなホームセンターがある。左に少し行って川の方へさらに右折した辺りにY'sroadがある。自転車マニアには、こたえられないお店だ。パーツはほとんど見つかる。中に入るとシューの売り場は見つかった。1セット4百なんぼでドイトより安い。すぐ前にいた客はゴムの上の部分だけを買おうとしていた。そんなこともできるのか。聞いてみたらものによって出来るのだという。ここに来る客はみなマニアの猛者みたい。自分などわからないことが多い。2階の自転車売り場にいってみた。いやーたくさんいいのがある。知らないメーカーも多い。BianchiのROMAというクロスバイクはよさそうだ。Bianchiなどはまだ安い。10万から40万くらいまでいったい高価なものはどういう違いがあるのだろう。自分など一生ママチャリかといったところからステップアップして初心者用のクロスバイクを買ったら驚天動地になった。体がよく動くうちに極めたくなった。インフラの整備はひつつひとつ着実にやらねばならない。・・よし、今度の休日はVブレーキのシューを交換するぞ。

413秋魚:2012/11/16(金) 13:57:54
(無題)
・・ハハ参った。参った。ついにHayabusaで事故った。マヤの徴の日も近い。予感も多い。・・ヤナイ氏参加の蔵と現代美術展に川越まで遠乗りに出た。hotel詩古参の澤口氏も大宮から駆けつけるという。午後一時に時の鐘の前で再会することになった。ブレーキシューを交換して車体は万全。だが何があるかわからない。小平から所沢まではまだいい。所沢から川越は一二度走ったが、そう簡単ではない。まず所沢から新所沢までいかねばならない。所沢の交番で道案内を受けて、道はだいたい分かった。県道所沢・川越線はあまりいい道ではない。これは以前も感じたことだがその印象異常に悪い道だ。車道が無理なところは歩道があるがそれが極端に狭かったりする。急に石で車道歩道の仕切りができてそこをうまく走らねばならない。昼の明るいうちはよかった。実は帰路に暗くなってその石の仕切りに気づかなかったことが今回の事故の原因。風邪をひいたり注意力も散漫だった。

・・自民の谷垣総裁がいつかやはり自転車でケガをした。ヘルメットをかぶっていたが眼の周りが腫れていた。どういう事故か。・・自転車は前の障害物に気づかず激突。そこで跳ね返させられるが、車上の人体はつんのめって前に投げ出される。手は使えないので頭からというより顔面から地面に激突する。わたしの場合左目の上の骨のあたりでコーンと音がした。カシャッと砕ける音もした。火花が散って骨も折れたかと思うほどだった。このカシャッというのは後でわかったがジャンパーのポケットにいれてあったサングラスが潰れた音だった。意識は失わず、よろよろと立ち上がり人体の破損と自転車の破損を調べにかかった。なんとか動ける。骨折はないようだ。自転車は引いて歩いたが、動く。ぶつかって車輪がゆがむとか気にしたが、さすがメリダのフレームはよくできている。まったくゆがみとか破損はない。夜道の向こう側で「大丈夫ですか」と声をかけてくれた人がいた。ありがとう。大丈夫です。しかし、破損はわからない。頭の打撲のあったところは痛くは無い。数歩歩いているとたらたらとしたたるものがある。血だ。やはり尋常じゃないか。ボクサーがよく眼の上辺りを切って出血がひどくなることがある。それに近い。取り急ぎタオルで止血して帽子をかぶりまた自転車に乗った。ともかく帰宅して手当てをしなければ。病院にはいきたくない。左ひざのあたりも軽い打撲があったが、気にせずにすんだ。谷垣氏は二針三ハリ縫ったという。わたしのはほんのわずかな傷口から血がけっこう出た。・・出血は止まった。しかし今度は瞼の上辺りがぶわーっと膨れてきた。お岩のようになった。ハハ 笑い事ではにない。

・・今回のロングライド、実は人と会ったり自己管理がうまくいかなかった。川越で温泉などはいって充分休養すれば帰路も安全だったはず。人と会って話がはずみ酒は飲まなかったが、帰りが遅れた。暗くならないうちにもどる予定だった。

・・一二度経験した道で、油断があった。ひどい激突だったが、医者にみてもらうこともなく、今のところ眼の周りの腫れが引いてくるのを待つ様子だ。悪化というのも無さそうなので、不幸中の幸いだった。眼帯をつけて仕事にでてる。痛々しいようで人によく訊かれることがある。ハハ

・・自転車もあんな激突で大丈夫な訳無いと思い、あちこち点検した。前輪を取り外してみたり。ブレーキの具合や、ギアのかかりなども。・・ほぼ問題無し。さすが台湾製メリダのインフラはしっかりだ。これを期に自転車のインフラももう少し習熟しておこうか。ペダルやスタンドの着脱もおぼえたい。前輪を外した時わかったが、ブレーキシューがひっかかってうまく車輪が外れない。取り換えたシューが少し大き過ぎたか。Vブレーキの設定がすこしぬるいか。こんなのでは東海道箱根越えなどとても覚束ない。

   *

・・わたしもHayabusaも大丈夫なようなので、多摩サイから河辺温泉までポタリングにでた。しかしすごい事故だった。厄日だったか。昼間の多摩サイはなんと快適か。まったく事故などありえない。・・今年は紅葉がはやい。急に寒くなったからだろう。サクラはもう葉が散りはじめている。もう一週間であちこち黄葉は盛りになるだろう。山の中のポタリングが楽しみだ。・・多摩サイから新奥多摩街道にでるのにまた新しい道を走った。福生の田村酒造より手前で多摩サイを離れる。静かな道で味がある。新しい道はいつも緊張する。事故は無い。

・・梅の湯はいい湯だった。ここのアルカリ性単純泉は、奇跡だ。・・眼の腫れは少しずつ引いてきてる。

414秋魚:2012/11/28(水) 12:43:28
(無題)
・・紅葉狩り。とはいってもよい紅葉はあまりない。多摩サイに沿って青梅の山麓から飯能の唐竹までロングライドに出た。赤黄の桜の葉はもう散りかけている。多摩や秩父の木は大方杉などの針葉樹。落葉広葉樹はあまりない。多摩サイに沿ったところには時折みごとな黄葉がある。赤から黄までの変化がこの季の見所だ。会津の五色沼や地元国立の大学通りの黄葉、紅葉を一度でも見ればそれ以上の驚きも少ない。

・・Hayabusaの状態だけが気がかりだった。ヂレイラーに衝撃があればギアチェンジもおぼつかない。多摩サイで何度か試験したがまったく問題ない。チェーンのかかりもいいし、あれはただ跳ね返されただけの事故か。人体の損傷もその後ほぼ回復。・・Hayabusaは帰路にわかったがホッケノタイコ。まったく快調だった。

・・多摩サイを外れて新奥多摩街道から岩蔵街道に出るのに今回は最短の道を選んだ。途中で何度か道を訊いたが、いずれも分かりやすい遠回りの道を言う。自分の勘で押し切って正解。塩船観音前の道に出ればよい。これで岩蔵までの地理もほぼマスターした。岩蔵温泉はヤマトタケル由来で由緒が古い。一度ヒマをとって訪れてみたい。

・・道というのは、チャレンジしないと見えてこない。青梅、飯能の境界は魅惑だ。ヤマトタケルが通ってきてる。飯能の向こうの高麗、日高あたりは渡来人の部落だ。高麗郡の設置は霊亀2年、716年。・・そういえば、玄武若光というのは高麗王か

>・・『日本書紀』の「玄武若光」と『続日本紀』の「高麗若光」が同一人物ならば、高句麗王族の一人として王姓を認められたということになるが、証明出来ていない推定であり、その生涯も記載がなく不明である。

・・霊亀2年というのは、玄武若光が立つことかも。

・・自転車の前輪を取り外した。Kの車に乗せる為だ。外して車に納めるのは初めての試み。輪行をやるなら後輪も外さなければ。こういうのも何度かやらねば仕組みがわからない。ともかく前輪を外して梅の湯に向かった。仲間3人で小宴会をと思ったが、彼らは少しのアルコールもやらないということで、御膳を食べるだけのくつろぎ温泉行になった。彼らもレストランの奥座敷ははじめてということで夜景のきれいな席で感動していたが、自分はもっといいものたくさん見ているので慣れている。人が喜ぶのはいいものだ。料理も梅御膳が評判だった。ハハ ・・人と一緒の温泉はほんとは好きでない。時間を合わせるのが調子を狂わす。でもそれもいいだろう。・・受付の女の子に、Hsyaという子はもう辞めたのかと訊いた。いえいます。・・でもいついるの?お知り合いですか。シフトの都合で。・・ほんとはいつも遠いところをあの子に会いたくて来ているのだよ。momo、最後のmomoですから。

・・どうやら辞めてはいないようだ。それでホットした。

415秋魚:2012/12/13(木) 03:03:07
(無題)
・・いよいよ2012年の冬至が近い。各温泉ではユズ湯を準備している。大きな地震がまた来るかもしれぬ。どんな天変地異があるというのか。あれは迷信で何もないことを祈る。

416秋魚:2013/01/02(水) 15:41:30
(無題)
・・初乗りは都心にでた。田舎で富士のみえる温泉をすすめてくれる友もいたが、大方田舎の温泉は混む。元日なら道路は透いている。初詣の客は多いだろう。神社がにぎわう。真昼の都会の顔がよく見える。・・例によって、国分寺崖線の上の道からJR線に沿って国分寺三鷹まではなんとか着かねばならない。最初に苦労したルートで少しずつ思い出しながら走る。自転車のパンクは気をつけねば。選挙のあとで画鋲が落ちていそう。店は大方閉まっているから自力で直すしかない。それはいいとしても時間が多くロスする。その日の予定は無くなるだろう。昔のパンクは武蔵小金井あたりだった。一年以上前であれからパンクはない。ほかに転倒の事故なども。考え事をしながら乗るというのがいけない。周囲に気を配って集中しなければ。・・熊野神社、武蔵八幡神社とかあまり大きくない神社も参拝客が多い。初詣は神社か寺か。運と縁起がよいことを祈り求める。吉祥寺から荻窪あたりも道がわからない。五日市街道にでれば高円寺あたりで青梅街道に合流する。なんとか青梅街道にでれば新宿までは一本だ。車はさほど多くは無いが時々猛スピードで走るのがいる。新宿近辺は人も多い。靖国通りにでれば浅草橋まで一気にいける。今回は外堀に沿った道で水道橋まで東京ドームを横にみてラクア、講道館の外れから春日通りをゆく。まっすぐいけば湯島天神に着くはず。・・あった。あれが白梅で名高い湯島天神。菅原道真を祭ってあるそうで受験生の参拝客が多い。や、並大抵ではない。人の群れだ。とても並んで入る気にはならない。鳥居のところから写真を一枚とった。沿道でお好み焼きを5百yenで買った。なんと美味いお好み焼きか。こんな縁起の場所でまずいもの出したらバチが当たる。ああ、おもしろい。

・・春日通りをさらにまっすぐ行くとにぎわう御徒町、不忍池とかかすかに見えた。アメ横とか。ここは総武線時代から馴染みだ。自転車はさらにまっすぐ。いずれ隅田川にぶつかる。途中交番があって両国までの道を聞く。川向こうまでいって右折とのこと。簡単至極。・・またスカイツリーが見えてきた。橋は、厩橋という。・・ここいらが両国。相撲の国技館がある。初場所はここだが今はひっそりしてる。髷を結った力士にも会わない。江戸情緒がほんのり匂う。・・回向院に向かった。鼠小僧次郎吉の墓があるという。回向院は愛猫などの供養の墓地だ。ああそうか、次郎吉は大泥棒で人間扱いされてないんだ。それでも墓がちゃんとある。墓石を打ち掻いて持ち帰ると良運になるという。ちょうどわたしが行くとせっせと砕いた石の粉を集めている人がいた。パワースポットになっているらしい。自分は石を撫ぜてきた。

・・駅からほど遠からぬ所に、江戸遊というスパ銭がある。今回はここがお目当て。元日から温泉はどこも混むに決まってる。両国のここならたぶんゆっくりできるはず。これは当たった。

・・この温泉がおもしろいのは、天然温泉ではないが北海道二俣尾温泉の模擬温泉。炭酸カルシウムの多い原石に湯を通して循環させている。なるほど、考えたものだ。江戸趣味で統一してるのもいい。赤富士のタイル絵、レストランは北斎という。さほど広くはない空間にうまくつくってある。惜しむらくはタバコの煙がお休み処にも流れてきたこと。レストランでは正月でおせちセットというのがあった。注文してなかなか出てこない。やっときた。でも丁寧によくつくってあった。・・煎茶のサービスとか甘酒サービスとか受けられるサービスは貧乏根性よろしくみな受けてきた。ハハ

・・元旦のロングライドはおもしろいものになった。

・・例によって、センターホテルに一泊。株主なので気楽に泊まれる。両国橋だか川を渡ってから小伝馬町、日本橋あたりまで来たが、最後の詰めがむずかしい。兜町の東証が近くにあったはず。これを目当てにいくがそれらしい建物にはでくわさずそれでも馴染みの道路にでたので、ほっと息をつく。近くのコンビニで鬼殺しとつまみを買ってそそくさとチェックインした。・・都心に出るのはこれで3度目。ハプニングというのは無いがいつも新鮮な発見がある。地理もだいぶ分かってきた。都心おそるるに足らず。しかし油断大敵、いつかの川越のようなことがあるかもしれない。都心のよいのは圧倒的な光の量だ。人が多いというのも気が楽だ。フロントで新聞をわけてもらい明日からの戦略をたてた。

・・翌朝は、近くにあるなか卯の朝食セット2百yenではじまた。これはいい。皇居に出ていつもの日々谷まわりで桜田門を通っていこうとしたが、今日は一般参賀とかで自転車は通行止め。それで神田、竹橋方面から九段下にで靖国通りで帰ることにした。途中お堀端に変わった木があった。繭のような白い実をたくさんつけているが葉は一枚も無い。なんという木だろうか。

417秋魚:2013/01/17(木) 01:32:16
(無題)
・・雪になった。俳句の旧友で「冬のソナタ」の好きな人から便りがあった。年鑑に載ってる拙作を読んでいるという。うれしかった。自転車に乗って人間関係ばかりはどんどんやせ細っていったから、文学仲間の便りはうれしかった。・・生まれてはじめて雪が降るのを見た感動を覚えている。この世の不思議だった。「冬のソナタ」の高校生。あの時の雪はロマンの雪だ。雪ゆえにはじめてのものが息吹き返す。恋はうれしい。

・・雪なので自転車の遠乗りはできない。近くの温泉にいった。この温泉にも好きな子がいる。調理場の子はいつも同じだが、フロントの子はよく代わる。若い子はあまり長く同じ処にいるとフル狸のようになって居づらくなるだろう。新人の子もポストが無ければ何もできない。温泉ばかりは年々歳々花は同じなりきか。

・・それにしても新井豊美さんが亡くなったのは信じられない。同じ町にいていつかまた会うのではないか、そう思っていた。多摩川ベリに新しい温泉ができてここにも来るのではないか、そう思っていた。本人はずっと長生きすると、そう言っていた。詩では何も応えられなかった。胸がふたがる。・・長い華麗なマフラーを頂いたことがある。サハラからもどって詩に乾いた時だった。・・もう冬。そのマフラーを巻いて自転車に乗っている。

・・TULLY’s coffeeの店が国立の駅前にできた。駅も新しくなって変わったが、店も人もどんどん変わっている。特に人はまったくの群集と思える。このカフェは伊藤園のもので株主総会のおみやげでコーヒーをもらった。美味しいものだ。店に入って見回しながら席はとらずにモカを百g挽いてもらった。お店もせまい敷地だが洒落てつくってある。いい店だ。・・すぐ前に餃子の王将がある。お持ち帰りの餃子を焼いてもらった。・・温泉の帰りに家で自分の料理もすこし飽きてきた。

・・川越ー所沢線の街道で、自転車の転倒事故があったのは、自分の落度ばかりとはどう考えてもいえない。道路整備の不備だ。あれなら誰でも同じような縁石への衝突事故を起こすだろう。川越の市役所のホームページを開いた。あるある交通安全課だ。メールで苦情を送った。・・このような事故でも致命傷になることもある。自分は運がよかった。

・・温泉にいって思った。効能がいろいろ書いてあって進行中の傷、病には温泉は禁忌だという。そういえば事故のあとキズを癒そうとして温泉に入ったのは、まずかった。眼の周りが大きく腫れあがった。お岩のようになってすごいものだった。腫れがひくのに2週間かかった。しかし温泉にいかずにはいられない。

・・「テルマエロマエ」のローマ皇帝は、たしか、ハドリアヌス帝。「ハドリアヌス帝の回想」という小説があった。読んでみたい。


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