したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

エスペラントの思想と国家権力

1Kia-kablo-mi-estu:2006/12/29(金) 20:33:16 ID:2EbBbsTQ
エスペランティストの中には今戦後で最も右翼的な安部政権を公然と
支持している方が居られて、私としてはとても残念に思うところです。
安部政権の推進しようとしている政策は、最終的には憲法9条の改正を
目論見つつ、教育基本法の改悪に見られるように国家権力に依る国民監視を
強めるため戦前のように教育の国家権力による支配を貫徹しようとしています。
更に労働組合の弱体化や、所謂、御用組合化を謀る様々な施策を
めぐらしています。
労働者の資本への奉仕を合法化させることを狙った、White Collar
Exemption(Blanka Kolumulo Escepto) なる悪法を用意しています。
このような政治の流れについて、その賛否を含めて忌憚なく議論しましょう。

2エスペロ:2006/12/29(金) 21:25:00 ID:CszwmA4Y
Mi tre gxojas ke japanoj finfine havas honestan kaj sobran Abe-regximon...
日本人がようやくまともな安部政権をもつようになったことを喜ぶ者です・・・
Sub la gvido de Abe-regximo,mi esperas ke japanoj vekigxos el postmilitaj
iluzio k.devio...
安部政権の指導の下で、日本人が戦後の迷妄から目覚めることを期待する者です・・・
Plie mi esperas ke oni reprenos edukadon el la potenca regado de Nikkyoso...
さらに、日教組の強権支配から教育を取り戻すことを期待する者です・・・

3松戸彩苑:2006/12/30(土) 05:38:46 ID:???
私なんかは、小泉人気のほうが判らなかったんですけどね。

小泉氏のことは、革新だけではなく、保守派の知識人たちも批判してたんです
けど、マスコミはあんまり批判してなかったんですよね。

要するに、マスコミ対策の差なのかなって思ったりもするんですが。

4Kia-kablo-mi-estu:2006/12/30(土) 17:16:21 ID:4CUvOMa2
>安部政権の指導の下で、日本人が戦後の迷妄から目覚めることを期待する者です・・・

戦後体制を批判するエスペロさんご意見ありがとうございます。
私が戦後体制を最良だとは、勿論、思っていません。人生に限らず、
万物は殆んどが相対的な存在であるからです。
あなたが戦後の迷妄という時、それが絶対的なもの(もしそうなら信念というか
宗教的な考え方で本来私が考える意味での論議にはなりません。)でないとしたら、
何処との比較でそう仰るのかが大変重要です。

余談ですが比較には、上で( )内で述べたような自己の観念との比較の他、時間軸と空間軸を
用いた比較があります。所謂、科学的では基本と為す比較です。

時間軸で言うと、私は戦後でも、今でもいいのですが過去の日本と比較して考えます。
空間軸で言うと、比較できるのは、人類の現段階における現状、社会科学ではその対照は、
日本を主題に置けば人類がまさに生存している世界の現状ということになるでしょう。
そこで時間軸に縛りますと、戦後体制を主題に置けば、当然戦前との比較が問題になります。
勿論、現状分析から想定し得る未来との比較も考えられますが、ここでは議論を簡単に
するために採り上げない事にします。勿論、エスペラント運動(活動でも良いんですが)や
なんかを考える時には、それが必要な時が多々在るでしょうが。。。

あらためて、お聞きしますがエスペロさんは、戦後の迷妄とは、何との比較で
仰っているのですがお聞きします。反論はお聞きしてからにいたします。

>日教組の強権支配から教育を取り戻すことを期待する者です・・・

あなたは、とんでもない勘違いをしておられる。右翼の方がよく言うことですが、
日教組が教育をだめにしたと、戦後の民主主義教育を支えた日教組が存在しなければ、
教育現場はとっくの昔に戦前の様な国家教育機関のそれに逆戻りしていたでしょう。
都教委下の「日の丸・君が代」の現場への強制がその良い例です。尤も教育基本法が実施されると
地方も徐々にそうなって行きますがね。。。

勿論、日教組も本来は労働組合ですから、一部主張がエゴイズムに流れる事は
ありましたでしょうし戦後の間違った社会主義思想に流された事もあったと
思いますが功罪で言うと攻の方が大だと私は思います。

>マスコミはあんまり批判してなかったんですよね。

松戸さんの仰る通りです。
私の考えでは、やはり小泉劇場の効果でしょう。
要するにマスコミ受けが良かったということは、多くのマスコミ関係者に
とっては彼のパフォーマンスが利益に繋がったということでしょう。
かのローマ皇帝の言ったとおり大衆には、何かと劇場を与えておけば
言い訳ですよ。小泉は彼自身が歌舞伎、X Japan、エルビスプレスリー
が好きだったのが影響しているのかどうかは知れませんが、故意かどうかは
別として実に上手く演じのけた訳ですよ。
それが大衆受けしたし、スポンサーのために大衆の視聴率に日夜右往左往しているテレビなど
との相乗効果が人気を維持し得た原動力になったんです。
勿論、収入源であるスポンサーとは与党に政治献金をしているサラ金を始めとした
銀行並びに大企業がその殆んどであることは、お分かりでしょう。

今の安部さんは右派ではあるが、小泉さんと違ってそういった事にはあまり得手では
ないんでしょう。

5ゑい:2006/12/30(土) 19:31:16 ID:qK.75aHI
あんまり右翼左翼と貼り付けるのもよくないと思うんですけどね
どのような政治家もそういうことにこだわらずに最も日本国と国民とに利益的な政策を選ぶべきです


たとえば憲法九条についていえば現状の解釈が苦しすぎるから改正しようとしているわけで、これが軍国主義化への第一歩だとか戦争をするためだとか、そういうことを本気でいう人がいればちょっと空想的すぎますよね

逆に現在の日本は自衛隊をまともな軍隊として認めずに国防を全てアメリカに頼りきっているからこそ、イラク派遣など「対米擦り寄り政策」を取らざるを得ないわけで、日本が自主防衛を目指し十分な防衛戦力のもとに確固たる戦略的意志を持ったうえでアメリカ依存を脱却してはじめて、日本は国際社会で日本の意見をはっきりと言えるようになるわけです
もしももっとはやく日本が国家防衛のための自衛隊をちゃんと認め十分に活用しようという戦略的な意志を政府国民一体となって持っていれば、先のイラク戦争の際にもアメリカの非を声をあげて糾すことが出来たでしょう
北朝鮮の脅威があるのに守ってくれるアメリカに反対することはできない、だなんて考えで行動しなくてもよかったわけです

人間である限り誰しもが平和を望み戦争を避けたいと思うはずです
日本がこれからの国際政治の場においてなすべきは、日本独特の考え方を発信することで国際平和に資していくことです
そのためにはまず自衛隊を国軍として公に認め、国家防衛を日本が自主的に行えるようにし、アメリカから軍事的にも政治的にも自立することは不可欠であるといえるでしょう

そもそも現在の日本には戦略的な知識が不足しすぎています
いまだに軍隊といえば危ないもの、恐ろしいもの、だとしか思わない人が大勢いるのも問題ですから、そこらへんもなんとかしないといけませんね

現在の政治における国防について書きました

6エスペロ:2006/12/30(土) 19:44:57 ID:JXiCMQ/I
>あらためて、お聞きしますがエスペロさんは、戦後の迷妄とは、何との比較で
>仰っているのですがお聞きします。

Pere de 'postmilitaj iluzio kaj devizio' mi implicas historiokoncepton
insinuita unue de Usona okupacia armeo kaj plisoldigita due de maldekstruloj:
t.e.historiopercepto,kiu emas identigi Japanion kun kanajlo...
私の言う「戦後の迷妄」とは、最初は米占領軍により注入され、次に左翼により強化された
歴史観のことです・・・すなわち、日本を悪玉と同一視する歴史観です・・・

Prie de Nikkyoso,mi estas certa pri tio ke la organizajxo estas difektinta
Japanan edukadon...
日教組ですが、日教組が日本の教育を駄目にしてきたと確信しています・・・
Mi argumentas ke edukistoj devu instrui lernantojn jene:
respektu pliagxulojn,gepatrojn,naciajn himnon k.flagon,Tennoon,ktp...
私は、教育者は、生徒たちを以下のように教育すべきだと思います・・・
年長者、両親、国旗・国歌、天皇陛下等などを敬え・・・

7Kia-kablo-mi-estu:2006/12/30(土) 22:19:08 ID:4CUvOMa2
ゑいさんへ
>右翼左翼と貼り付けるのもよくないと思うんですけどね
どのような政治家もそういうことにこだわらずに最も日本国と国民とに利益的な政策を選ぶべきです

ご心配は、尤もな事だと思います。
これは、私の考えかも知れませんが、私の主張は政治の現代の政治、特に日本の政治状況から言うと
スペクトラムで左翼に位置してしまうというだけの話なんですよ。
私自身は宗教と違って自ら左翼に「帰依」しているつもりは、毛頭ありませんよ。
自分のこれまでの研究と体験から私なりに導き出した事を述べているわけです。
先に書きましたが、時間軸、空間軸との関係である時は左翼、ある時は中道にその時代の
政治状況の中で「客観的」に分類さえるわけです。勿論、自分の主張自体が左右に揺れたりも
しましたが、ここ10年ほどの私の分析は変化ていません。相対的に私の属している社会が
決める事なので別に気にしていません。でも日本では左翼の位置に長らく居りましたので
右翼と呼ばれるのには、抵抗がありますでしょう。

>逆に現在の日本は・・・・・北朝鮮の脅威があるのに守ってくれるアメリカに
反対することはできない、だなんて考えで行動しなくてもよかったわけです

あなたの考え方は、自民党の中にも民主党の中にもあります。
よく歴史をご存じない方(あなたとは言っていません)にはまともな意見のように聞こえます。国民の中でも
少なからずの人がそう考えているでしょう。
残念か幸いかは別として、それは実現不可能な事だったのです。
日本の敗戦時点で米国はすでに軍部を中心とする政治勢力は、再生日本をソ連との冷戦に対峙するための
一翼を担わせようとしていました。冷戦は事実始まっていましたから。
アメリカでは、イラクではありませんが、理想的な民主主義を日本に実現しようとする勢力と
アジアの諸国の要望にも答えて日本牙を軍国主義の根こそぎ抜いてしまおうとした勢力、
それから密かに水面下で冷戦に備えていた勢力どうしの意思疎通を当初は欠いていた状態でした。

主に後半の二つの勢力の妥協の許に出来たのが日本国憲法でした。でも、すでにその憲法も
当然明治憲法下の主権者として戦争責任のある天皇制の維持というのは、冷戦を戦うために
日本の旧勢力との妥協の産物です。そのため日本のアジアで行った様々な蛮行もかなり容赦
されたのでした。それどころか日本軍部が中国で行った毒ガスや細菌兵器の人体実験の
研究結果の多くが米軍に渡ったわけであります。その代わり人体実験の一部として広島、長崎への
大虐殺行為にも将来にわたって目を瞑るよう日本の旧指導者の戦争責任の面積と
政治への復権をちらつかせてまで要求してきたのであります。従って日本では旧勢力の影響の大きい
自民党の政権が続く限りアメリカの頚木からは逃れられない運命だったのです。
私は、現在も日本は事実上米国の属国から抜け出せていないと思っています。

>いまだに軍隊といえば危ないもの、恐ろしいもの、だとしか思わない人が大勢いるのも問題

私は、武器を持っている人は怖いですし、いつそれが自分自身にも向けられるかもしれないと
思うととっても恐怖ですよね。何せ事あれば、たちまち憎しみや嫉妬、征服欲といった感情に
流されてしまうのが動物である人間の宿命ですからね。それが国軍だとなんだか
簡単に許されてしまう。おかしいですね。

8Kia-kablo-mi-estu:2006/12/30(土) 22:28:13 ID:4CUvOMa2
先のタイプミスに満ち溢れた文章にも拘らず、読んでいただいた方には感謝いたします。
今後は慌てないで少しずつ書かせていただきます。

9Kia-kablo-mi-estu:2006/12/30(土) 22:51:13 ID:4CUvOMa2
今、その悲惨な戦争を体験していない旧政治勢力の三世が日本の政治を担う時代に
なっています。一度政治の舞台から追われ復権した人達の孫が彼の祖父や曽祖父を
思う気持ちは分かりますが、そのためには黒を白と言いくるめる事は、日本国民に
対してだけでなく日本国民が長き将来に渡って影響を受ける中韓の人々に対する
欺瞞でもあります。勿論それを推進してきている旧勢力に組する人達も自己欺瞞
から逃れられなくなります。

むしろ冷戦が終わった後は、米国の逆手を取って日本は憲法9条を引っさげて
国連入りを目指すべきでしたし、出来ればそういう政権を選ぶ事も可能なわけでした。

実は、そういう政権を選べなかった事の要因として日本の過っての左翼の責任も問われなければ
ならないのですが、それはまたの機会に譲りたいと思います。

エスペロさんへ
あなたの戦後体制の比較の対照は概ね戦前の日本に帰れという事でしょうか。
そ。

10Kia-kablo-mi-estu:2006/12/30(土) 23:34:19 ID:4CUvOMa2
>たとえば憲法九条についていえば現状の解釈が苦しすぎるから改正しようと
しているわけで、これが軍国主義化への第一歩だとか戦争をするためだとか、
そういうことを本気でいう人がいればちょっと空想的すぎますよね

アメリカの要請に応じて、戦後一貫して、口先で何と言おうとも憲法に謳われた
理念を世界に発信する努力もせず、逆に自ら平和条項の形骸化を謀ってきた
歴代自民党政権に一番の責任があるのであって、それをまず問題にしなければ
なりません。
今迄、憲法下での事実上の軍隊の存在がなんら世界的に大きな問題にならなかった
(本当は過っての日本軍国主義にその国土を踏みにじられたアジアの国々の一部は
当然それらの乖離に不安を抱いていたでしょうが。それを専守防衛とか非核三原則
といった事に言及する事により、宥めていたわけですよ。)訳ですから、むしろ憲法理念が
通用する世界を目指して外交努力をすれば良いのであって、その逆ではありません。
その成果をじっくり見届けつつTPOによりつつ現在の自衛隊を徐々に縮小するなり、
例えば、それを災害救助隊に改編していけば言い訳ですよ。そうなれば日本の技術でもって
いくらでも誰を憚ることなく世界に出て行って活躍ができるというものです。
憲法9条のように長き渡ってないがしろにされてきたものに、急に現状をあわせることなど
直ぐには出来ませんよ。それで、私がどこかで書きましたが、生活を営んでいる人も多く
いるわけですから。。。
憲法25条にしてもそれが公布された時から完全に日本において実現された事が
在りましたか? 今となっては憲法9条とて同じ事。先ずは努力目標として
人類の歴史の中で唯一国家としては、ほぼ完璧とも言える表現の非武装憲法を持っている
日本の存在は人類史における世界の宝ですよ。

11エスペロ:2006/12/31(日) 07:30:57 ID:u6BHftNk
>エスペロさんへ
>あなたの戦後体制の比較の対照は概ね戦前の日本に帰れという事でしょうか。

Mi argumentas pri re-taksado de antau-kaj-dum-milita epoko,kiu estas
totale negita dume de postmiltaj jaroj...
戦後多年にわたり、全否定されてきた戦前・戦中の時代を再評価すべきだと
いうことです・・・

12Bonsano:2007/01/05(金) 12:17:15 ID:htIOVAsQ
>epoko,kiu estas totale negita

Oni ne totale neis la epokon, sed neis la tiaman militarismon totale.
全面的に否定したわけでなく、当時の軍国主義を全否定したわけです。

Temas do pri tio, kion de la epoko vi volas nei aux retaksi.
当時の何を否定、又は再評価したいのかが問題です。

Mi opinias, ke oni devas konservi japanajn tradiciajn kutimojn precipe
cxelokajn.

私の意見としては、日本の伝統的で、特に地方に根ざした風習や習慣は、保存されるべき
です。

Sed oni devas ne revivigi la maldemokratian naciisman tendencon, kiu sxajne
kvazauxkasxite, sed renovigite kaj resxminkite reaperadis kaj ankoraux aperas.
しかし、表面的には、ひっそりとではあるが装いを新たに現れつつある非民主主義的な
国家主義傾向を復活させてはなりませんね。

13エスペロ:2007/01/05(金) 14:57:00 ID:1PvEALsQ
>Oni ne totale neis la epokon, sed neis la tiaman militarismon totale.
全面的に否定したわけでなく、当時の軍国主義を全否定したわけです。

Estas malfacile kiel difini 'militarismon'...
軍国主義の定義は難しいです・・・
Tiutempaj Aliancitoj ankau iusence estis militarismaj...
当時の連合国も、ある意味では、軍国主義だったといえるのでは・・・

>Temas do pri tio, kion de la epoko vi volas nei aux retaksi.
当時の何を否定、又は再評価したいのかが問題です。

Mi mem apenau negas antau-kai-dum-militajn jarojn,male mi simpatias kun
tiuj jaroj kiam la tuta nacio unuigxis kontrau Usono k.Britio kvazau
unu solida bloko...
私自身は、戦前・戦中の時代は否定しません・・・逆に、全国民が一丸となって
米英に対抗して団結していた時代に共感を感ずるものです・・・

> Sed oni devas ne revivigi la maldemokratian naciisman tendencon, kiu sxajne
>kvazauxkasxite, sed renovigite kaj resxminkite reaperadis kaj ankoraux aperas.
しかし、表面的には、ひっそりとではあるが装いを新たに現れつつある非民主主義的な
国家主義傾向を復活させてはなりませんね。

Kion vi mencias pere de 'maldemokratia naciisma tendenco'?
非民主主義的な国家主義傾向って、何ですか?

14樂々:2007/01/05(金) 20:24:40 ID:07xkhZa6
Kia-kablo-mi-estu さんの"エスペラントの思想"ではエスペラントには
いかなる役割も振り当てられていないんですね(笑

15エスペロ:2007/01/05(金) 20:36:39 ID:KKWKyNYM
Mia kara Raku-Raku...
楽々様・・・
Mi mem simple rezonas pri nura lingva egaleco je Esperasnto inter diverslingvaj europanoj...
私自身は、多言語使用のヨーロッパ人同士における言語的中立性のみを
エスペラントに求めるだけでいいと思っています・・・

La esprimo 'ideo de E' sonoras bombasto je mi...
「エスペラントの思想」という表現は、私には大言壮語に聞こえるのですが・・・

16樂々:2007/01/06(土) 20:26:43 ID:???
>>スレタイが「エスペラントの思想と国家権力」ですからね・・・

17Bonsano:2007/01/11(木) 12:32:38 ID:htIOVAsQ
>Mi mem apenau negas antau-kai-dum-militajn jarojn,male mi simpatias kun
tiuj jaroj kiam la tuta nacio unuigxis kontrau Usono k.Britio kvazau
unu solida bloko...
>私自身は、戦前・戦中の時代は否定しません・・・逆に、全国民が一丸となって
米英に対抗して団結していた時代に共感を感ずるものです・・・

Mi bone komprenas kion vi volis diri, sed mi neniel pensas, ke vi estas prava.
あなたの仰りたかったことはよく分かりますが、仰ることが正しいとはとうてい思えません。

Pli multe gravas temi pri tio, kion 'la tuta nacio' faris al [aux por] kiu(j).
より大事なことは「全国民」が誰(のため)に何をしたかです。

>Estas malfacile kiel difini 'militarismon'...
>軍国主義の定義は難しいです・・・
>Tiutempaj Aliancitoj ankau iusence estis militarismaj...
>当時の連合国も、ある意味では、軍国主義だったといえるのでは・・

Trovigxas tre granda malsamo inter via kaj mia vidpunktoj:
Kio estas militarismo?
Se oni diras pri militarismon, ne tre gravas, kiel granda estas la skalo
de ties armeo.
あなたと私の考え方はかなり違います。軍国主義とは何ですか。
軍国主義を語るとき、その軍隊の規模はあまり重要ではないのです。

Estis absoluta diferenco inter la du flankoj koncerne
de la militalismo, ecx se oni trovas gxian difinon malfacila.
例え、軍国主義の定義が難しいとしても、二者間の間には決定的な相違が
ありました。

La armeo estas unu el la perfortaj aparatoj de sxtato por efektivigi
ties regnan potenconen en gxia teritorio.
軍というのは、国家がその領域に及ぼす国家の支配権力を執行するための暴力装置の
一つです。

Tial tio estis, estas kaj ankaux estos cxaim la plej esenca afero; kiu(j) posedas
la regnan potencon de sxtato, cxu malmutegaj elitoj, militistaro, veraj reprezentoj
de la popolamastavolo, aux tirano kaj liaj pupsubuloj.
ゆえに、誰が国家の主権を有しているかが常に最も本質的なことです。少数のエリート達か、軍部か、
大衆の真の代表者か、専制君主とその取り巻き達か。

La japana popolo estis finfine devigita kunlabori kun la militistaro en la vojkurso de
antaux-faritajxoj fare de tiama potencularo.
日本国民はとどのつまり当時の権力者達によって既成事実化された過程において
軍国主義勢力に協力することを余儀なくされました。

Temas pri to, kia estis la tiama japania sxtat-regximo.
当時の日本の国家体制の問題です。

Je tiu punkto Japanio estis tute ne sama kiel UN, se ne diri sovet-unio.
この点で日本はソ連は別として連合国とは大いに異なっていました。

Laux via penso, vi povus havi simpation kun norda koreio, kiu multe similas al la tiama
Japanio, cxu ne?
あなたの考えでは、当時の日本と大変似ている北朝鮮にも共感を持てるのではないですか。

18エスペロ:2007/01/11(木) 19:25:15 ID:eN5X3JCA
>Pli multe gravas temi pri tio, kion 'la tuta nacio' faris al [aux por] kiu(j).
>より大事なことは「全国民」が誰(のため)に何をしたかです。

La tuta nacio batalis por defendo de sia nacio kontrau Aliancitoj...
全国民は、自国の防衛のために連合国に対抗して闘ったのです・・・

>Estis absoluta diferenco inter la du flankoj koncerne
>de la militalismo, ecx se oni trovas gxian difinon malfacila.
>例え、軍国主義の定義が難しいとしても、二者間の間には決定的な相違が
>ありました。

Kia definitiva diferenco?
どのような決定的な相違ですか?

>Tial tio estis, estas kaj ankaux estos cxaim la plej esenca afero; kiu(j) posedas
>la regnan potencon de sxtato, cxu malmutegaj elitoj, militistaro, veraj reprezentoj
>de la popolamastavolo, aux tirano kaj liaj pupsubuloj.
>ゆえに、誰が国家の主権を有しているかが常に最も本質的なことです。少数のエリート達か、軍部か、
>大衆の真の代表者か、専制君主とその取り巻き達か。

Tennoo ne estis tirano,regpotencon posedis cxefministro kaj ties kabineto...
天皇は専制君主ではありませんでした。統治権は首相とその内閣が有していました・・・

>La japana popolo estis finfine devigita kunlabori kun la militistaro en la vojkurso de
>antaux-faritajxoj fare de tiama potencularo.
>日本国民はとどのつまり当時の権力者達によって既成事実化された過程において
>軍国主義勢力に協力することを余儀なくされました。

Tion oni povus diri ankau prie de Aliancitoj...popolo de Usono k.Britio
estis devigita kunlabori por siaj landoj...
これは、連合国についても言えることです・・・米英の人々も、自国に協力することを
余儀なくされました・・・

Mi mem opinias ke NE ekzistas definitiva diferenco inter tiamaj Japanio
k.Aliancitoj koncerne rilaton de popolo kun siaj registaroj...
私自身は、当時の日本と連合国との間には、国民とその政府との関係において
決定的な相違はなかったと思います・・・

19Bonsano:2007/01/16(火) 16:49:02 ID:htIOVAsQ
>Kia definitiva diferenco?
どのような決定的な相違ですか?

En tiama Japanio, kies demokratio estis preskaux sufokita, militistaro
tre facile igis la popolon ekmiliti kontraux Usono.
民主主義がほぼ窒息状態にさせられていた当時の日本では軍国主義勢力は
国民を易々と合衆国との戦争へと駆り立てました。

Kontrauxe estis neniel kaj nenial facile, ke la usona registaro havigis al si la rajton
ekmobilizi sian popolon por la milito, cxar plimulto da usonanoj kontrauxis
aligxi al gi.
反対に合衆国人民の多数が参戦に反対していたので政府が人民を戦争に動員する権限を
得ることはどうにも容易ではなかったのです。

Gxuste tiam posttgmeze en la 7an de decembro 1941, Perlo Haveno estis neatendite
atakata de la japana armeo. Pro tio la usona popolo finfine donis sian aprobon
al la registaro fari militigeblan politikon ne nur al militarisma Japanio
sed ankaux al Hitlera Germanio kaj fasisma Italio.
丁度その時、1941年12月7日午後、真珠湾が日本軍に不意に攻撃を受け、
その結果合衆国人民は自国政府に戦争遂行政策の承認を与えたのでした。それは
単に日本軍国主義に対するだけでなくヒトラ−ドイツやイタリアファシズムに
対してもでした。

20エスペロ:2007/01/16(火) 18:58:08 ID:1KOBh5Cs
Estas malfacile difini militarismon,kaj same difini demokration...
軍国主義の定義はむずかしいです。同様に民主主義の定義も・・・
...demokratio estis preskau sufokita...?
民主主義がほぼ窒息状態・・・?
En antaumilita Japanio estis plenumita gxenerala elektado...
戦前の日本では普通選挙が行なわれていました・・・

Kaj prie de 'ne-atendita atako je Perlo Haveno',iuj rezonas pri ties implicita
aprobo fare de Prezidanto Roosevelt,kiu intencis instigi sian popolon je milito...
(Paul Stinnet Day of Deceit)
それから、「真珠湾不意打ち攻撃」についてですが、自国民を戦争に駆り立てようとしていた
ルーズベルト大統領が暗黙に了承していたとの説もあります・・・
(ポール・ステイネット  真珠湾の真実)

21エスペロ:2007/01/17(水) 08:14:26 ID:9J5oNwZU
Cxi-tie mi klarigu mian ideon koncerne je la Granda Orient-Azia Milito.
ここで大東亜戦争に関する私の考えを述べておきましょう。

1.Japanio neniom milite agresis Cxinion,sed estis implikita en Internan
Militon de la tiama Cxinio.
1.日本は、中国に対し侵略戦争をおこなったのではありません。日本は、
当時の中国の内戦に巻き込まれたのです。

2.Ne ekzistis definitiva diferenco inter la tiamaj Japanio kaj Usono
koncerne ties politikan regximon.
2.当時の日本と米国との間には、政治体制に関しては決定的な相違は
ありませんでした。

3.Mi dubas cxu Usono militus 'justan' militon kontrau Aksoj,dum
Japanio militus 'maljustan' militon.
3.米国が枢軸国に対し「正義の」戦争をおこない、日本が「邪悪な」戦争を
おこなったということには、私は疑問をもっています。

4.Japanio kaj Nazia Germanio estis tute diferencaj prie de ties
militaj ideoj.Ambau landoj militis diferencajn militojn.
4.日本とナチスドイツとは、その戦争理念に関して全く異なっていました。
両国は、異なった戦争を行なったのです。

5.La Granda Orient-Azia Milito,iusence,estis por japanoj 'granda etna eposo'.
5.大東亜戦争は、ある意味で、日本人にとって、「偉大な民族の叙事詩」でした。

6.Usono tuj post la milito plenumis por japanoj konverto-programon:
War Guilt Information Program.(ref.'fermita lingvospaco' Eto Jun)
6.米国は、戦後すぐに、日本人に対し洗脳工作をおこないました。すなわち
ウオー・ギルト・インフォメーション・プログラム(戦争の罪科を日本人に植えつける
宣伝工作)です。(参考 「閉ざされた言語空間」 江藤潤)

7.Nun estas tempo vekigxi el tiu 'postmilita iluzio k.fantazio'...!
7.今や、この「戦後の迷妄」から目覚めるときです・・・!

22エスペロ:2007/01/19(金) 16:38:35 ID:dklYlFOI
Mia kara Bonsano

kiel difini 'militarismon'...
軍国主義の定義・・・

Mi opinias ke 'militarismo' estas tia politika sistemo kie cxiuj sxataj industrio,ekonomia sistemo
kaj nacia vivmaniero ktp estas koncentritaj kaj enjxetitaj en militajn aferojn por venki militon...
私は、軍国主義とは、国家の産業や経済体制、国民生活などのすべてを、戦争に勝つために軍事に投入する政治体制
であると考えています。

Se mia kara Bonsano nomas la tiaman Japanion 'militarisma sxato',Aliancitoj
ankau devus esti nomataj tia...
Bonsano様が当時の日本を「軍国主義国家」と名付けるのなら、連合国も、同じ
ことでしょう・・・

23Kia-kablo-mi-estu?:2007/01/23(火) 08:09:17 ID:cHsmxCz.
エスペロさんへ
あなたの思考法からは、日本をどうしても免罪したくなるのでしょうね。
戦争がいったん起これば、どんな戦争でも、片方が圧倒的に正しい行為を一貫して
貫いたことは、ありませんし、これからもありえないでしょう。
危機に陥った場合は、勝利するためには、軍事力を有していれば、人間はどんな
非道なこともするものです。
例えば、敗走する軍隊が総体として民衆を守ることはありません。
特に犠牲を強いられるのは、常に多くの一般市民と貧しい人たちです。

現在もブッシュ個人の後世の名誉ためにイラクはもとより、アメリカの貧しい人たちが
イラクに行くことを余儀なくされているのですね。

米ソの冷戦でも代理の戦場となったアフリカの現状は悲惨を通り越しています。

だから戦争は、やむを得ない場合でも、最後まで避ける努力をしなければならないのです。
いや、やむを得ない場合など決して国策として作り出さないことが肝心要の事ですね。

かの戦争を鑑みて裁判の判決のように白黒を付けなけならない場合は、やはり先に仕掛けた方が
悪いと言わなければなりません。

特に「皇軍」の場合は、アジア諸国を「西洋のくびきから解放」するには、その
占領政策は全く自己中の塊の様でしたから、アジアの民衆は、遠からず「皇軍」から
離れていくのは当然のことでした。その証拠にアジアの民衆は銃剣の下以外「皇軍」に
味方をしなかったでしょう。辺り一体民衆と言う敵に囲まれた日本軍の敗走は悲惨極ま
ったものでしたね。

24Bonsaneto:2007/01/23(火) 12:36:39 ID:htIOVAsQ
横から御邪魔します。
確か1960年代の初期だと思いますが、陸井三郎という方の著書で「社会主義
対資本主義」というのがありました。
内容は全て「ブルジョワのマスコミ」の記事だけの引用で社会主義の圧倒的優位性を
証明するという内容でした。

今になって考えてみるとこの本は、真偽を別にして、所謂、敵である相手サイドが発信した
情報だけで、いくらでもある人たちに有利に見えるを情報を集めることが可能だということ
を示しています。

エスペロ様も自分好みの情報だけを鵜呑みにすることなく様々な方面からの情報に
触れて権力者の主張に惑わされない様にしていただきたいものです。

25Bonsaneto:2007/01/23(火) 16:38:00 ID:Gdm97ay2
Esperanto はいつも一方からの過多な情報を修正してくれます。
量的に圧倒的な英語による情報に惑わされないですみます。

マルクスや故ガルブレイス博士の言った通り、その社会の一般的見解とは、
マスコミの論調は勿論のこと、流行している主要な経済理論に至るまで、
換言すれば、必ずある社会に於いて主流である意見は時の権力者に奉仕する
ものとならざるを得ない。
ということを私は肝に銘じています。

26樂々:2007/01/24(水) 19:36:26 ID:Y13aZwGU
陸井三郎ですか。Bonsanetoさんもやっぱりお年なんですね。

27エスペロ:2007/01/27(土) 19:00:58 ID:.D5mzE2.
Mia kara Kia-kablo-mi-estu?

>戦争がいったん起これば、どんな戦争でも、片方が圧倒的に正しい行為を一貫して
>貫いたことは、ありませんし、これからもありえないでしょう。

Post la fino de la Dua Mondmilito oni argumentadas nure pri 'maljusteco'
de japana milit-iro.
第二次大戦後、日本の戦役の「邪悪性」のみが論じられてきました。

Kiel vi rezonas,koncerne Japan-Usona Militon,ne pravas ke unu partio absolute
militus 'justan militon'...
おっしゃるとおり、日米戦争に関しては、片方が絶対的に「正しい戦争」をした
とするのは間違いです・・・

Mi asertas ke Japanio ankau rajtas prie sin legitimi...
私は、日本側にも、日米戦争に関しては、自らを正当化出来ると思います・・・

Mi,tamen,ne povas simpatii kun vi je la eldiro de antagonismo de armeoj
al popolo...
しかし、私は、軍と民衆とが対立関係にあるとの言質には違和感を覚えます・・・

Okaze de Granda Orient-Azia Milito,japana armeo estis subtenata de popolo,
kiu,kun granda bloko kun armeo,sin konfrontis kontrau Usono,Britio...
大東亜戦争においては、日本軍は民衆に支持されていました。民衆は、軍と一丸となって、
米英に対決していたのです・・・

Okaze de Okinawa Milito,nun evidentigxas ke armeo neniom trudis al popolo sinmortigon...
沖縄戦においては、軍が民衆に自決を強要していなかったことが今や明らかになっています・・・

28Kia-kablo-mi-estu?:2007/01/27(土) 21:19:09 ID:SVBpocrw
エスペロさんへ
あなたの話には矛盾と言う言葉が当てはまります。
どちらの側も正当性を主張できるサンプルだけをを取り出して編成しなおせば、
Bonsaneto さんも言っておられるようにいくらでも自分の側に都合の良い結果を
導き出せますよ。所謂、統計操作と言うものです。

でも実際の母集団を総体として見れば、その正反対であるということもあります。
これは、自然科学においても母集団を構成する因子が複雑で多様である場合は、
どの特徴的因子をどれだけ選び取るかによって結果の正確(精密)度に大きな違いが生じます。

「社会科学」的な事柄においては、自然科学以上にそういった判断が難しくなります。
特に人間は、感情的になれば成る程、好悪でもってある物事に関して自分の判断材料を集める
傾向を避けることが出来なくなるものです。

なぜなら、好悪は自分の生育暦や経験にどうしても影響を受けるからであって、
例えば、現在自分が属している集団や人間関係などからも大きく左右される
でしょう。

>沖縄戦においては、軍が民衆に自決を強要していなかったことが今や明らかになっています

「強要」という言葉をとっても様々な解釈が出来ます。軍の言葉による直切命令から
言葉によらないでも状況的な圧力と言ったものまで、また戦場となる前に「生きて
辱めを受けず」といった日本軍国主義独特の「教育」なんかも当然立派な強要に
あたりますよ。

私には、あなたのような、そういう見解を持つ人がいると言う風にしか考えられません。
朝鮮人中国人への強制労働や連行、日本軍による南京市民への暴行虐殺事件、従軍慰安婦問題等も
同じことが言えます。

>大東亜戦争においては、日本軍は民衆に支持されていました。民衆は、軍と一丸となって、
米英に対決していたのです・・・

「わが朝鮮人民軍は確固たる民衆の支持の下、一丸となってアメリカ帝国主義に対峙している。」
美しいことですね。

29エスペロ:2007/01/28(日) 08:09:42 ID:zqW.I3rs
Mia kara Kia-kablo-mi-estu?
>「強要」という言葉をとっても様々な解釈が出来ます。軍の言葉による直切命令から
>言葉によらないでも状況的な圧力と言ったものまで、また戦場となる前に「生きて
>辱めを受けず」といった日本軍国主義独特の「教育」なんかも当然立派な強要に
>あたりますよ。

Prie de Okinawa Milito,cx.200.000 civiluloj pereis,el kiuj plejparto
estis mortigitaj de bombardoj fare de Usona Trupo...
沖縄戦に関しては、約20万の民間人が亡くなっています。この大部分は
米軍による砲撃による死者です・・・

Sed oni emas intence eviti tiun aferon,sed emfazi NUR truditan sinmortigon
de civiluloj fare de Japana Trupo...
しかし、この事実は意図的避けられ、日本軍による民間人の自決強要のみが強調される傾向が
あります・・・

>私には、あなたのような、そういう見解を持つ人がいると言う風にしか考えられません。
>朝鮮人中国人への強制労働や連行、日本軍による南京市民への暴行虐殺事件、従軍慰安婦問題等も
>同じことが言えます。

La de vi menciitaj 'brutalaj agadoj' fare de Japana Trupo estas jam
pruvitaj fikcioj...
ここに挙げられた日本軍による「蛮行」は、虚構であることがすでに証明
されています・・・

>「わが朝鮮人民軍は確固たる民衆の支持の下、一丸となってアメリカ帝国主義に対峙している。」
>美しいことですね。

Oni ne facilanime povas identigi la nunan NordKoreion kun la tiama Japanio...
現在の北朝鮮と、当時の日本とを安易に同一視することは出来ないと思います・・・

30Kia-kablo-mi-estu?:2007/01/28(日) 09:14:25 ID:2kf5fpg6
エスペロさんへ
あなたには何を言っても駄目なようですね。
何か信念見たいのを感じます。

例えばです。
>沖縄戦に関しては、約20万の民間人が亡くなっています。この大部分は
米軍による砲撃による死者です・・

このこと一つとっても何故その前に時の戦争指導者たちが無益な戦争を
止めようとしなかったのかが大問題ですよ。
結局、国体に拘ったからでしょう。早い話が降伏によって自分たちが報復されるのを
恐れたからでしょう。なんと屁理屈を垂れようとも自分たちの命が惜しかっただけ
ですよ。そうでなかったら沖縄戦だけでなく東京大空襲や2回に及ぶ原爆投下も
避けられたはずです。

なんと国民の命を軽く見ていたことでしょう。
民主主義が圧殺されると最終的にはこういうことになる数多くある歴史的例示の
一つですね。

>ここに挙げられた日本軍による「蛮行」は、虚構であることがすでに証明
されています・・・

これも様々の見解の一つに過ぎません。

個々の伝聞を挙げて言い争っても埒があきませんから、先に私は物事を検証する大前提を
述べたつもりです。
Bonsaneto さんが言及した本の例はその良い例だと思います。

真偽は別としても自分たちの主張に合う都合の良い伝聞でも記述でも探せばいくら
でもあるのかも知れませんよ。

尤も、歴史と言うものは言ってみれば権力者の歴史であって、民衆はいつも彼らの
犠牲者であったと言えます。

自然科学が地球の歴史を過去に刻印された様々な証拠から理論的に記述していく
のとは違って主に歴史文献に頼る「歴史時代」の分析には権力者の恣意が入って
きます。なぜなら歴史文献自体の多くも恣意的な物だからです。同じ事実を
記述するにも見方によって正反対の記述が可能です。意図的に歪曲出来る事は
言うまでもありません。

現代の司法では本人の自白は決定的証拠とならないこととの意味について考えて見ましょう。

31エスペロ:2007/01/28(日) 10:39:53 ID:RCRiuADU
>このこと一つとっても何故その前に時の戦争指導者たちが無益な戦争を
>止めようとしなかったのかが大問題ですよ。
>結局、国体に拘ったからでしょう。早い話が降伏によって自分たちが報復されるのを
>恐れたからでしょう。なんと屁理屈を垂れようとも自分たちの命が惜しかっただけ
>ですよ。そうでなかったら沖縄戦だけでなく東京大空襲や2回に及ぶ原爆投下も
>避けられたはずです

Vi asertas ke Japanaj Potenculoj estu prie kondamnataj...?
日本の権力者たちの責任だと言われるのですか?
Mi,male,kondamnus Usonajn Potenculojn prie de tiuj kontrauhumanaj
brutalajxoj...
私は、逆に、これらの反人道的な蛮行については、米国の権力者たちの責任だと
思います・・・

>尤も、歴史と言うものは言ってみれば権力者の歴史であって、民衆はいつも彼らの
>犠牲者であったと言えます。

Marksisma histori-koncepto... Mi mem ne amikas al gxi...
マルクス史観ですね・・・私は与しません・・・

32樂々:2007/01/28(日) 10:51:05 ID:77hz8pIc
>>31
マルクス史観じゃないです。エスペラントの思想です(笑)

33エスペロ:2007/01/28(日) 11:53:29 ID:BYGzL7cQ
Jes,vi pravas... (rid.)
そうですね・・・(笑)

34胡人:2007/01/28(日) 12:09:03 ID:PZcqAulU
人数等、不明な要素は多いですが、「蛮行」その様な行為が、少なくともあった事は、複数の方から直接私は聞いていますので事実だと思います。

数年前亡くなった親戚の元砲兵連隊中尉だった方から、山の様な死体の横で勝ち誇ったかのような兵隊達(自分達)の数多くの写真を見せてもらい話を聞いた事があります。
そしてそういう行為は、中国側も結構やっていたけど、自分達も結構したもんやという事だった。その当時は何の疑問もなくある種当然の雰囲気があったそうです。戦争だから…

また近所の元特務兵曹長(本隊直轄の軍監的役割で、プロの兵隊のトップ)だった方も中国での戦争の話を良くします。
上海、南京どっちだったか、とにかく大河が多くの人の死骸と血でぐちゃぐちゃだったそうです。

その方の小隊は、望遠鏡で戦場を観察し、その戦場での敵味方双方の戦いを本部に報告する事が仕事で、時として精神主義に凝り固まった、頭の悪い隊長に率いられた日本軍部隊の悲惨さを、現実感無く望遠鏡を通していつも見ていたそうです。

普通中国軍は、八路軍以外は、忠誠心とか軍律というものがなく、大声で突撃すれば必ず逃げるというのが通例で、時に足枷され逃げられなくされた中国側機関銃兵(日本製より数倍性能の良いチェコ製を中国側は使用)がいると、頭の悪い経験の浅い将校の命令で、多くの日本の若い兵隊が同じ様に何回も突撃し、ただただ無駄に死んでいったそうです。なにせ戦争とはそんなものやという事でした。

最後は南方のある島の特別編成の独立守備隊で終戦を迎えたが、米軍がその島をとうり越していったので命は助かったが、部隊の3分の2以上が栄養失調と病気で死亡したそうです。
その島での守備隊の仕事は結局、丸一日、爆撃避けの穴掘りと食料確保の畑作りだったそうです。
その方は百歳近くで、今もまだ大変元気で悠々自適の生活をされています。

35エスペロ:2007/01/28(日) 15:37:44 ID:GwLlsgwc
Okaze de Nanjing Incidento polemikas ekzisto au ne-ekzisto de masakro
de civiluloj kaj kontraulegxa ekzekuto de militkaptitoj.
南京事件の場合、問題になっているのは、民間人の虐殺があったかどうか、及び
捕虜の不法処刑があったかどうかです。

Cxi-jaro respondas al la 70a jardeveno de Nanjing Incidento.En Cxinio k.
Usono oni preparas produkti plurajn filmojn pri 'Nanjing Masakro',dum
en Japanio oni preparas filmon pri 'Vero de Nanjing',kiu intencas negi t.e.masakron...
今年は、南京事件70周年目に当たります。中国や米国では、「南京虐殺」の映画の製作に
かかっています。一方、日本では、いわゆる虐殺を否定する映画「南京の真実」を
準備しています。

La 24an de januaro oni havis gazetaran konferencon en Tokio por publikigi
produkton de 'Vero de Nanjing'.
1月24日、東京で「南京の真実」製作発表の記者会見が行なわれました。

36Kia-kablo-mi-estu?:2007/01/28(日) 21:12:10 ID:2kf5fpg6
>マルクス史観じゃないです。エスペラントの思想です(笑)
>Jes,vi pravas... (rid.)
>そうですね・・・(笑)

マルクス主義史観は弁証法的史的唯物論といわれるものです。

弁証法的手法が正しいかどうかは別として、また、マルクスが最初に言ったのかどうかは
知りませんが、所謂、考古学に対しての主に文献学的手法に頼る歴史学とは、総じて文字を書け、
記録(文章)として残すことが出来た人たちのそれぞれの時期における世界観の集大成でしょう。

19世紀のマルクスの力を借りなくても今や常識的なことですよ。(笑)

ただででも数少ない「民衆自身が彼ら自身を語る文献」は時の権力者のご都合で、残されたものでも
殆ど改ざんされたり、処分されたりした事は容易に理解できます。
たまたま人目につかないで残されたものが歴史をひっくり返すものになることもありましたね。

その証拠には世界史とはつい先ごろまで欧米中心の歴史だったでしょう。
コロンブスが「新大陸」を発見した、と言う風にですよ。
民衆の真の意思が歴史の表舞台に登場するのは、草の根民主主義が芽生え出した
18世紀頃のヨーロッパからですよ。

Bonsanoさん、胡人さんは、私の話を理解してくれているようです。

37Kia-kablo-mi-estu?:2007/01/28(日) 21:51:05 ID:2kf5fpg6
>南京事件の場合、問題になっているのは、民間人の虐殺があったかどうか、及び
捕虜の不法処刑があったかどうかです。

あった事は明かですよ。
まさか無かったって言うのですか。「新しい歴史教科書」でもそこまでは、
書いていないでしょう。

虐殺行為を免罪しようとしてゴネテいる人たちは、被害者が30万は作り話だから
正当性が無いなどと言って少しでもその行為を免罪しようとしてるんでしょう。
ホロコーストで死んだユダヤ人の犠牲者の数が600万には数が大きすぎる、
そんなに短期間で人を殺せるわけが無いといって、数字に託けてナチスの罪を
免罪しようとしている人たちと50歩100歩ですよ。

日本刀ではそんなに人は切れるはずが無い、という風にね。
それは一部の将校がやったなら不可能に近いですが、戦争と言う狂気的雰囲気の中で
多くの日本兵がやったとしたら如何でしょう。
そのことに加担した殆どの日本兵は黙して語らず。でも、心情は理解できますよ。
戦争とはいえ、加害者の立場でしたから。彼らも謂わば戦争の犠牲者ともいえるんですよ。
話してくれた人も死ぬ間際にやっと語ってくれた人が殆どです。しかも公ではなく
身内だけにと言う方が多いのです。

日本人の一部の人達が、例えば、特に戦犯とゆかりがある孫やひ孫たちが、事件の生き証人が
殆ど居なくなった昨今に言い出した事でして、世界では笑いものの種になりますよ。
笑いものですめば、まだ良いかもしれませんが、日本は先の大戦の反省は口先だけだと
繰り返し言われてアジア諸国との善隣友好に悪影響を及ぼしますよ。

38胡人:2007/01/28(日) 21:54:43 ID:5vQ9Hyc6
曖昧に書いて分かりにくかったでしょうか?
山の様な死体(民間中国人・婦女子)、とにかく大河が(民間中国人・婦女子の)多くの人の死骸と血、の様に前の文章の2箇所に( )内の言葉を加えてください。

39Kia-kablo-mi-estu?:2007/01/28(日) 22:24:16 ID:2kf5fpg6
>南京事件の場合、問題になっているのは、民間人の虐殺があったかどうか、及び
捕虜の不法処刑があったかどうかです。

あった事は明かですよ。
まさか無かったって言うのですか。「新しい歴史教科書」でもそこまでは、
書いていないでしょう。

虐殺行為を免罪しようとしてゴネテいる人たちは、被害者が30万は作り話だから
正当性が無いなどと言って少しでもその行為を免罪しようとしてるんでしょう。
ホロコーストで死んだユダヤ人の犠牲者の数が600万には数が大きすぎる、
そんなに短期間で人を殺せるわけが無いといって、数字に託けてナチスの罪を
免罪しようとしている人たちと50歩100歩ですよ。

日本刀ではそんなに人は切れるはずが無い、という風にね。
それは一部の将校がやったなら不可能に近いですが、戦争と言う狂気的雰囲気の中で
多くの日本兵がやったとしたら如何でしょう。
そのことに加担した殆どの日本兵は黙して語らず。でも、心情は理解できますよ。
戦争とはいえ、加害者の立場でしたから。彼らも謂わば戦争の犠牲者ともいえるんですよ。
話してくれた人も死ぬ間際にやっと語ってくれた人が殆どです。しかも公ではなく
身内だけにと言う方が多いのです。

日本人の一部の人達が、例えば、特に戦犯とゆかりがある孫やひ孫たちが、事件の生き証人が
殆ど居なくなった昨今に言い出した事でして、世界では笑いものの種になりますよ。
笑いものですめば、まだ良いかもしれませんが、日本は先の大戦の反省は口先だけだと
繰り返し言われてアジア諸国との善隣友好に悪影響を及ぼしますよ。

40エスペロ:2007/01/28(日) 22:50:04 ID:CmhVOUAI
>日本人の一部の人達が、例えば、特に戦犯とゆかりがある孫やひ孫たちが、事件の生き証人が
>殆ど居なくなった昨今に言い出した事でして、世界では笑いものの種になりますよ。
>笑いものですめば、まだ良いかもしれませんが、日本は先の大戦の反省は口先だけだと
>繰り返し言われてアジア諸国との善隣友好に悪影響を及ぼしますよ。

La unua libro neganta 'Masakron' de Nanjing estis publikigita en 1982.
La libro estis titolita 'Fantomo de Nanjing-Masakro' verkita de Suzuki Akira.
南京「虐殺」否定の最初の本は、1982年に出されました。鈴木明氏の『南京大虐殺のまぼろし』です。

'Vivantaj atestantoj' estis en la agxoj de 60aj jaroj au 70aj jaroj...
「生き証人たち」は、60歳代か70歳代かでした・・・

41Kia-kablo-mi-estu?:2007/01/28(日) 23:43:07 ID:2kf5fpg6
>鈴木明氏の『南京大虐殺のまぼろし』

ノンフィクションのあれですね。
1982年とは事件から数えたら随分最近のことですよ。
鈴木氏自身も虐殺を否定しているわけではありませんし、なんと言っても彼の取材の
経過をたどると学術検討といったものには到底値しない。

まあ、歴史の改ざん者にとっては記念すべき本でしたがね。

42エスペロ:2007/01/29(月) 10:14:50 ID:IM7AM9rc
Poste en 1987 s-ro Ara Ken-ichi publikigis 'Diktajxoj pri Nanjing Incidento',
s-ro Tanaka Masaaki 'Resumo de Nanjing Incidento'.
その後1987年には、阿羅健一氏が『聞き書 南京事件』を、田中正明氏が
『南京事件の総括』を出しています。

Plue,de post 2000,Prof. Higashinakano k.Prof.Kitamura eldonis priajn librojn,
kie ili rezonis pri rilatoj de la Uson-Britoj rezidintaj en la tiama Cxinio
kun Kuomintango au registaro de Cxina Respubliko...
さらに、2000年以降、東中野教授や北村教授らは、関連の著書を出して、
当時中国に居住していた米英人たちが国民党や中華民国政府とつながっていたことを
論証しています。

T.e. 'Nanjing Incidento' estus elknedita de Kuomintango au Cxina Registaro
por ke la resto de la mondo estu simpatia al Cxinio,'malkovrante' 'brutalajn
agadojn' fare de Japanaj Trupanoj...
つまり、「南京事件」とは、日本軍の「蛮行」を「暴く」ことにより、世界の同情を
中国に向けさせるために、国民党ないしは中華民国政府により
捏造されたものである可能性があるのです・・・

43Bonsano:2007/01/29(月) 11:32:16 ID:Gdm97ay2
>捏造されたものである可能性があるのです・・・

それは、いくらかの誇張はあったでしょう。
でも一般民衆の数多くの証言が何よりも事の次第を物語っています。
いわゆる状況証拠ですね。

アメリカの月面着陸に意義を唱える人が何年か前に出てきたように、蛮行そのものを
葬り去ろうと企図しようとも何と言ってもその事件に関わった人の数があまりにも
多いので到底隠しおおせる事はできないものですよ。

もし、月面着陸もやらせだったとしても、それに携わったスタッフ全員の口封じは
不可能に近いでしょう。

だいたい南京事件に関しては、新しい本が出るたびに少しずつ当時の資料の引用が
不正確だったり、一部だけをその脈絡を無視して取り出したり、もっと酷いのは
公然と改ざんをしているものさえある、ということはもうご存知でしょう。

新日本史観の信奉者には、愛国主義教育のために「自国に不利なことは教えないほうが良い」
などど大っぴらに主張している人がいるくらいですからね。そんな非科学的態度が
改竄などというあるまじき行為を誘発しているんですね。

44エスペロ:2007/01/29(月) 13:55:34 ID:MWa6C08Q
En 1938,unu jaron post la Incidento, Harold Timperley, korespondanto
de Brita jxurnalo 'Manchester Guardian',redaktis libron 'What War Means',
kie li prefacas kaj Minor Bates,prof.cxe Univ.de Nanjing,tekstas...
南京事件一年後の1938年、英国の新聞マンチェスター・ガーデイアンの特派員
だったハロルド・テインパレイが「戦争とは何か」という本を編纂しています。
この中で、テインパレイは序文を書いていますし、また、南京大学教授のマイナー・
ベイツが本文を書いています。

Ambau 'atestas' k.'rezonas' pri brutalaj agoj fare de Japana Trupo...
両者とも、日本軍による蛮行を「証言」し「論証」しています・・・

Nun evidentas,tamen,ke la ambau estis konsilistoj de Centra Propaganda
Sekcio de Kuomintango au Registaro de Cxina Respubliko...T.e.ili aktivis
por propagandi 'ferocecon k.kruelecon' de Japana Imperia Armeo, kaj por
altiri atenton k.simpation al Cxinio en la flanko de la resto de la mondo...
今明らかになっていることは、二人は国民党中央宣伝部或いは中華民国政府の顧問だった
ということです・・・つまり、二人は日本帝国陸軍の「残虐性」を宣伝するため、及び
世界が中国に対し関心と同情を向けるように、活動したのです・・・

45Bonsano:2007/01/30(火) 10:00:24 ID:Gdm97ay2
要するにあなたは顧問だったから全て宣伝のためのデッチ上げだと言いたいのでしょうか。

そうだったとしても、なぜ彼らは中国に対し同情を向けるようにしたのでしょうか。

火のないところに煙は立たないといいますが、日本の大陸侵略(あなたの好みそうな言葉では
「進出」)は当時の世界からは、それ程非道のものだったと言えるのではないでしょうか。

中国人民はアメリカは別として西欧列強とも対峙しなければならない状況で孤立無援の戦いを
強いられていましたから多くの良心的な日本人以外のジャーナリスト達は
中国の当時の現状には同情を禁じえなかっただろうとおもいます。
木を見て森を見ずという格言もありますが、もっと歴史を大局的に見る必要があります。
日本軍部の非人道的、非科学的、精神主義的で神がかった所は自国皇軍の兵隊に対する
扱いに顕著に現れています。特に陸軍にはその傾向は強く考え方はかなり時代遅れでした。

どこか今のイスラム原理主義の武装勢力と似ているようですが、原理主義の名を借りた
無法者は別として、イスラム主義が過っての日本軍国主義と違うのは同属を見下す差別意識
とは無縁だということです。

46エスペロ:2007/01/30(火) 11:36:26 ID:K7e9laBs
Cxi-tie ekzistas Sou Kyohaku(曾虚白), kiu estis estrarano de Centra
Propaganda Sekcio de Kuomintango.
ここに曾虚白という人がいます。曾は、国民党中央宣伝部の幹部だった人です。

Lia autobiografio estis publikigita en Tapei en 1988.
彼の自伝が1988年に台北で発行されました。

Cxi-tie li mencias pri sia komisio al Timperley k.a.je verkado de
propagandilo pri 'brutalaj agoj fare de Japana Trupo'...
この中で、曾虚白は、「日本軍の蛮行」に関する宣伝文書をテインパレイらに
書いてもらうように依頼したと言っています。

47Bonsaneto:2007/01/30(火) 16:55:23 ID:Gdm97ay2
エスペロさんへ
いろいろと詳しく研究されているいるようで、昔の自分を思い出します。
私の考え方とは正反対の位置に居られる方のようですが、何かのイデオロギーの
信奉者とお見受けします。
昔の私もソ連体制の欠陥はよく理解していた心算でしたが、それでも資本主義を
擁護する人に対しては、とことん反論し当時の社会主義体制を擁護したものでした。
また、そのための資料なり著作は私がシンパシーを抱いていた組織には
山ほどありました。

それに懲りて今では、私はあらゆるイデオロギーから自由でありたいと思っています。
今はソクラテスが当時のソフィストたちを戒めて「無知の知」という言葉を盛んに
使ったそうですが、私も常に自分の知識については「奢ること無かれ」ということを
モットーとしております。

48エスペロ:2007/01/30(火) 18:26:37 ID:mz0aZg7A
Mi ne adeptas je specifika ideologio.
特定のイデオロギーの信奉者ではありません。

Mi nure dubas cxu antaumilita Japanio kaj Japana Imperia Armeo
faradis brutalajn k.kruelajn agojn kontrau siaj najbaroj...
私は、ただ、戦前の日本や日本帝国陸軍が近隣諸国に対して蛮行を行なった
ということを疑っているだけです・・・

Por lavi japanion de 'falsaj kulpoj',mi nure esploras 'historiajxojn'...
日本の「冤罪」を晴らすために、「史実」を調べているだけです・・・

49Kia-kablo-mi-estu?:2007/01/31(水) 23:00:53 ID:SGK5j9bs
>ところが現在に至るまで国家がそういう役割を担うどころか、そういう流れに
ブレーキをかけることがしばしばでした。何故でしょうか。

生まれてから死ぬまでの人間の思考は、脳がその活動を止める時まで認識の領域を
拡大します。
それは、外延的には時空の認識範囲の拡大でありますが、その拡大した認識が常に
客観的に正しいものかどうかは、別問題です。制約が幾つか存在するからです。
それを制約するものとして、まず第一に、当然のことながらその人が五感を通して
えられる情報の正確さですが、それはその人が生涯に渡って生活をする共同体の
文明の成熟度に依拠しています。所謂、歴史的制約です。人類の殆どの文明は時間の
経過と共に自然や社会についての知識とその妥当性および心理の領域を増大させて
きました。それでも人類がまだ知りえないことは、無限にあるといっても過言では
無いでしょう。例えば、自然科学だけを取ってみても新たな発見が更なる謎を生み出す
事がよくあります。

さらに重要な制約があります。
私が、主として論じたいのは、この制約のことです。
それは、皮肉なことに文明社会と言うものを築き上げることが出来た人間のみに
顕著であり、また最も重要な属性とも言える言語の問題です。
人間を集団として複雑な共同作業に導いたもの、言わずと知れた言語が有った
からこそ文明社会を可能にしたことは言うまでもありません。
ところがこの文明は最初から地球規模であることは望むべくも無く、ホモサピエンスが
アフリカを出て(その一部は再びアフリカに戻りましたが)地球上の様々な地域で
生活様式を確立していくのですが(その過程で固有の言語とも言うべきものが出現してくる。)、
彼らがほぼ最初の段階で見つけたお気に入りの場所が生活を営む上で好条件で長期の滞在を
可能ならしめた地域(定住地)で文明が起こったのでした。従って気候等、生産活動に
ついて様々な好条件を持つような文明を発展させ維持できるだけのキャパシティーを持つ
文明社会間の距離(特に大文明と呼ばれるもの)はそう近いものでは在りませんでした。
(続く)

50Kia-kablo-mi-estu?:2007/02/01(木) 21:24:47 ID:r.8NlHoE
ところで、これまで文明「社会」という言葉を用いましたが、それは「社会」の中から
立ち現れた国家と区別するためでした。
人類は、始めから国家を「必要」としたのではありません。最初の集団は、血縁関係
に基づく作業集団(共同生活集団)でした。彼らは勿論共通の言語を用い、最初は狩猟採取生活を
行っていましたが、後に放牧や飼料・穀物等の栽培技術の獲得・進歩改良に伴う生活物質の
生産向上につれ、定住生活の機会を大きくしていきました。すなわちテリトリーを持つ契機が
生まれてくるのですね。国家で言う領域のようなものです。

51Kia-kablo-mi-estu?:2007/02/02(金) 07:23:09 ID:r.8NlHoE
ここで問題になってくるのはテリトリーの管理をどのように行うかでしょう。
人口が増えれば増えるほど、それは、益々、重要になってきます。ましてや他の
テリトリーとの距離が近ければ、なおさらです。
そこで共同体の有能なまとめ役が必要となってきます。彼、彼女、又は彼らは
共同体員の作業を組織し、生産活動、時にはテリトリーの防衛のためのリーダー的
役割を担うことになります。

共同体の人々、特にリーダーたちは、テリトリーを守るためには共同体の結束の強化を
痛感するようになります。そのためには他の共同体と自分たちを区別するアイデンティティーが
必要なのです。そこで言語の役割が登場するのですね。たとえ以前は同属言語だったとしても
長期にわたり生活圏を分ける(異なる)とその生活様式に根ざした様々な語彙の違いが出てきたり、
また、文法的にも少々違いが出てきます。
生活様式の違いは、言語を介して表現されることになるでしょう。還元すれば言語は
アイデンティティーを分ける重要な指標となるのです。
そしてリーダ−たちは、共同体の結束のためこれを維持し再生産することに努めます。
結果として、文化と文化圏の登場とあいなります。

52Kia-kablo-mi-estu?:2007/02/10(土) 21:15:53 ID:7bsIF8iw
文化圏、これが時代を画すような創造物を作、それが長期に渡り維持された場合は
文明とも呼べるでしょう。
これまで共同体という言葉を使用していましたが、それは一般的な国家理論には未だ
なじめない社会だからです。
マルクス・エンゲルスは国家を階級対立の非和解性の産物と定義しましたが、
私流に考えれば、当初は民族文化圏内の様々な利益者集団や生活者の階層の対立の
「調停者の顔」をして現れた知的管理集団が一定のテリトリー内でその構成員の
代表者として強制権を行使することを可能にした社会の上に立ち現れた体制、
と言うことでしょう。

強制権とは所謂国家権力のことですね。この権力の安定性が国家の重要な柱となる
事は、言うまでもありません。
そして、もう一つ重要なのは国家の管理者が誰の又はどの階層の利益を主として
代表又は擁護しているかが重要な鍵になります。

これまでの人類の歴史は殆ど例外なくこの権力の確立強化の歴史でした。
これは古代エジプトの奴隷社会から現代の民主主義社会まで一貫して続いてきたことです。
そして不幸なことに文明や文化の対立が常に権力の強化に利用されました。
民族主義、国家主義、極端な排外主義の登場です。

53Kia-kablo-mi-estu?:2007/02/10(土) 21:54:45 ID:7bsIF8iw
未来学者のアルビン・トフラーは権力の三要素として、暴力・富・知識を挙げました。
そして時代が進むと伴に知識が占める役割が大きくなると主張しています。
私も概ね彼の意見に賛同します。

しかしどんな時代が来ようともこの三要素が切り離されることはないし、最初に挙げた
暴力が常にその土台となっていることは強調しておいた方が良いでしょう。

それは、例えば交通違反をして捕まった場合など警察官の優しい言葉にも拘らず、その
手続きに違反者が口をはさめる余地は全くと言っていいほどありません。
民主主義国家であれば、尚更のことですね。

国家の管理運営体制の行使は最終的には警察等の強制力(暴力=perforto)装置に
支えられているのです。誤解の無い様に言っておきますが、私はそれが良いとか悪いとかは
言っておりません。国家の運営には無くてはならない物だとむしろ言っておきましょう。

問題なのは国家と言う人類史において必然的に生まれた「共同体」の管理をめぐる、
換言すれば、国家権力の行使がどのような仕組みで為されているかという問題です。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板