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エスペラントの思想と国家権力

7Kia-kablo-mi-estu:2006/12/30(土) 22:19:08 ID:4CUvOMa2
ゑいさんへ
>右翼左翼と貼り付けるのもよくないと思うんですけどね
どのような政治家もそういうことにこだわらずに最も日本国と国民とに利益的な政策を選ぶべきです

ご心配は、尤もな事だと思います。
これは、私の考えかも知れませんが、私の主張は政治の現代の政治、特に日本の政治状況から言うと
スペクトラムで左翼に位置してしまうというだけの話なんですよ。
私自身は宗教と違って自ら左翼に「帰依」しているつもりは、毛頭ありませんよ。
自分のこれまでの研究と体験から私なりに導き出した事を述べているわけです。
先に書きましたが、時間軸、空間軸との関係である時は左翼、ある時は中道にその時代の
政治状況の中で「客観的」に分類さえるわけです。勿論、自分の主張自体が左右に揺れたりも
しましたが、ここ10年ほどの私の分析は変化ていません。相対的に私の属している社会が
決める事なので別に気にしていません。でも日本では左翼の位置に長らく居りましたので
右翼と呼ばれるのには、抵抗がありますでしょう。

>逆に現在の日本は・・・・・北朝鮮の脅威があるのに守ってくれるアメリカに
反対することはできない、だなんて考えで行動しなくてもよかったわけです

あなたの考え方は、自民党の中にも民主党の中にもあります。
よく歴史をご存じない方(あなたとは言っていません)にはまともな意見のように聞こえます。国民の中でも
少なからずの人がそう考えているでしょう。
残念か幸いかは別として、それは実現不可能な事だったのです。
日本の敗戦時点で米国はすでに軍部を中心とする政治勢力は、再生日本をソ連との冷戦に対峙するための
一翼を担わせようとしていました。冷戦は事実始まっていましたから。
アメリカでは、イラクではありませんが、理想的な民主主義を日本に実現しようとする勢力と
アジアの諸国の要望にも答えて日本牙を軍国主義の根こそぎ抜いてしまおうとした勢力、
それから密かに水面下で冷戦に備えていた勢力どうしの意思疎通を当初は欠いていた状態でした。

主に後半の二つの勢力の妥協の許に出来たのが日本国憲法でした。でも、すでにその憲法も
当然明治憲法下の主権者として戦争責任のある天皇制の維持というのは、冷戦を戦うために
日本の旧勢力との妥協の産物です。そのため日本のアジアで行った様々な蛮行もかなり容赦
されたのでした。それどころか日本軍部が中国で行った毒ガスや細菌兵器の人体実験の
研究結果の多くが米軍に渡ったわけであります。その代わり人体実験の一部として広島、長崎への
大虐殺行為にも将来にわたって目を瞑るよう日本の旧指導者の戦争責任の面積と
政治への復権をちらつかせてまで要求してきたのであります。従って日本では旧勢力の影響の大きい
自民党の政権が続く限りアメリカの頚木からは逃れられない運命だったのです。
私は、現在も日本は事実上米国の属国から抜け出せていないと思っています。

>いまだに軍隊といえば危ないもの、恐ろしいもの、だとしか思わない人が大勢いるのも問題

私は、武器を持っている人は怖いですし、いつそれが自分自身にも向けられるかもしれないと
思うととっても恐怖ですよね。何せ事あれば、たちまち憎しみや嫉妬、征服欲といった感情に
流されてしまうのが動物である人間の宿命ですからね。それが国軍だとなんだか
簡単に許されてしまう。おかしいですね。


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