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自民党スレ2
136
:
OS5
:2024/08/26(月) 06:04:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/b70d6cea8fd7b9faea99f8d766f186d328fe6029
乱戦の自民総裁選“推薦人集め”水面下の駆け引き密着「よその推薦人ならないで」
8/25(日) 23:30配信
テレビ朝日系(ANN)
All Nippon NewsNetwork(ANN)
乱戦模様の自民党総裁選、正式な立候補に必要なのが20人の推薦人です。水面下で行われる熾烈な『推薦人争奪戦』を取材しました。
■「5人足りない」水面下の“推薦人争奪戦”
きょう25日、午後。永田町の議員会館では…
(松島みどり衆院議員)「小泉さんとか言っている人もいるし、なるほどね…小泉さんに走る人たちはね…」
自民党・安倍派の松島みどり衆議院議員。
(上川大臣を支持松島みどり衆院議員)「あっちに行っちゃう〜。もうショックだな。大きいな…」
議員事務所で上川陽子外務大臣の推薦人集めのため電話かけをしていました。
(松島みどり衆院議員)「女性の先駆者としてやっぱり上川陽子っていう柱を立てたいじゃん。でしょっ。その思いだって、それに上川陽子だって別にもう今回限りの話なんだから。今度の総裁選にやっぱり女性が、きちっとした女性が立つことって絶対大事じゃない。お互いそれ思っているんだからさ、形に出してよ。ギリギリまで考えて、そのためにもさっきの、そのよその人の推薦人に心ならずもなるということはしないでね。それやっちゃったら、あと剥がせなくなる。いや〜、20って大変やっぱし」
上川大臣と松島議員は2000年に初当選した当選同期。2014年、法務大臣を辞任した松島議員の後任が上川大臣という関係でもあります。
(松島みどり衆院議員)「松島です」
すでに支援する候補を決めている人も多く、推薦人集めは簡単ではありません。
(松島みどり衆院議員)「ぜひぜひ考えていただいて、早めによその推薦人にならないでください。以上お願いです。はい、すいません。失礼します」
Q.みなさん厳しいですね
(松島みどり衆院議員)「事情があるのよみんな。今14、15人はいけていると思うんですね。でもそれも絶えず、絶対大丈夫な人とか電話しないけど。絶えず、それを確認し合っていかないと。最後よそで取り込まれないようにウォッチをし続けること」
22日、都内で行われた当選同期の会合。この場で上川大臣は参加者に支援を呼びかけたと言います。
(外務大臣岸田派上川陽子氏(71))「きょうは同期会の後だからみんなにはげましてもらいましたよ」
Qきょう同席したみなさん上川さん支持で見てよいでしょうか?
「同期だからさ。同期会なので色々な話で盛り上がりました」
この時期行われる地元のお祭り。松島議員はきのう1日だけで、20カ所余りに顔を出したといいます。総裁選への一票を持つ自民党員には…
(松島みどり衆院議員)「上川陽子、どうにか(推薦人)20人集めなきゃいけないからさ」
(自民党員)「松島先生がしっかり推すことが重要」
「そうなのよ そのあとはまたよろしくお願いします」
(松島みどり衆院議員)「お願い事しました。総裁選挙で私は上川陽子さんにぜひ、初の女性総理になってもらいたい」
そして25日午後、上川大臣は推薦人20人の確保にめどがついたと記者団にあかしました。
(外務大臣岸田派上川陽子氏)「いま20人うんぬんの話がございましたけれども、その数字ですね。20名というものをはるかに超える支持というか、いただいているところでありまして、いま推薦人をどなたにということの最後の詰めをしている状況でございます」
自民党の国会議員は、衆参合わせて367人。総裁選に立候補するためにはその中から20人の推薦人を確保する必要があります。
137
:
OS5
:2024/08/26(月) 06:04:20
■「40人→1人」推薦人引きはがしの訴えも
自民党の保守系グループの代表を務める青山繁晴参院議員は23日、出馬の意向を表明した会見で、“推薦人の引きはがし”があったと語りました。
(参議院議員無派閥青山繁晴氏(72))「岸田総理の不出馬表明があった後、強烈な引きはがしが起きまして、僕はなるべくこういうのもありのままに言いたいので40人超えていたんですね。(推薦人)やりたいって人だけですよ。紙に名前書いてもらったわけじゃないけど。何人に減ったかというとですね、和田さん1人になった。でも僕はこんな場ですけど和田政宗議員に、あなた偉いねと。和田さん菅グループですから、菅さんのご意向もあるだろうに、よく最後まで残ってるねと」
水面下では各陣営による推薦人集めの動きが慌ただしくなっています。
Q.推薦人のめどは?
(経済産業大臣無派閥斎藤健氏(65))「それはもうやれます」
茂木幹事長も推薦人20人をすでに確保していて、出馬表明を来月行う方向です。
(幹事長茂木敏充氏)「覚悟を持った決断を近々させていただきたい」
そして…
(元環境大臣無派閥小泉進次郎氏(43))「いくつ?」
(夫婦)「1歳4カ月です」
(元環境大臣無派閥小泉進次郎氏(43))「ちょっと大きめじゃないですか。うちの子いま9カ月」
党内では、現時点で総裁選の“大本命”ともいわれている小泉氏。陣営幹部によれば「支持する議員は今の時点で50人を超えている」といいます。
20人の推薦人を確保し、24日、地元・鳥取県で出馬を表明した石破氏。
(元幹事長無派閥石破茂氏(67))「今度の戦いを政治生活の集大成として、総決算として最後の戦いと位置づけ全身全霊で臨んでまいります」
石破氏の推薦人の1人は参議院のドンと言われた青木幹雄氏の長男、一彦氏です。
(石破氏を支持青木一彦参院議員)「今まで以上にみんな推薦人になるの、(立候補者が)11人ですか、なかなか大変な作業だと思いますので、私は鳥取・島根の代表ということで石破先生の推薦人になるということです。それは自然体でしっかりと20人集まったと思っています」
もう1人は石破氏と同じ鳥取県選出の赤沢亮正衆議院議員。
(石破氏を支持赤沢亮正衆院議員)「推薦人に名前を連ねるということは、応援した人が勝たなければ、ある意味で現職の総理になった方の敵だったということになるので、それはやっぱりそれなり覚悟がないと、みんな推薦人にはなりませんよ」
派閥解消の影響で、これまで以上に推薦人には覚悟が求められていると語ります。
(石破氏を支持赤沢亮正衆院議員)「昔は派閥の親分から君は誰々の推薦人になれと言われて、言われた通りにしていれば親分が今後も可愛がってくれるみたいなね、そういう関係はあったと思います。推薦人に派閥内部に言われたんでなくてなる人たちは、さらに覚悟がある意味いるってことだと思います。それは自民党が変わっていく上でいい変化だと思いますけどね」
8月25日『サンデーステーション』より
138
:
OS5
:2024/08/26(月) 06:05:37
https://www.asahi.com/articles/ASS8S34TTS8SUTFK00CM.html
裏金議員を公認するか否か 石破氏が踏み込み、総裁選の争点に浮上
有料記事自民
森岡航平 佐藤瑞季2024年8月24日 19時00分
自民党の石破茂元幹事長(67)=無派閥=は24日、9月の総裁選に立候補する意向を正式に表明した。政治不信の払拭(ふっしょく)を優先課題に掲げて「裏金事件に厳しく臨む」と明言。「国民の審判を受けるにふさわしい候補者か、党として責任を持つ」と述べ、次の国政選挙では裏金事件の処分議員を公認しない可能性に踏み込んだ。
地元の鳥取県八頭町で記者団に語った。政治資金の不記載があった現職議員らは計85人。このうち党は、過去5年間の不記載総額が500万円以上の議員らと一部の安倍派幹部を含む計39人を処分した。総裁選ではこうした議員の公認についても争点になりそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/478b89f69a0b639175b30313eaf6341139c0e8f2
石破氏、裏金議員公認で発言修正 「議論」から「新体制が決める」
8/25(日) 21:09配信
共同通信
記者団の取材に応じる自民党の石破元幹事長=25日午前、鳥取県倉吉市
自民党の石破茂元幹事長は25日、派閥裏金事件に関係した国会議員を次の選挙で公認するかどうかに関し「新体制で決めることだ。まだなっていない者が予断を持っていうべきではない」と述べた。鳥取県倉吉市で記者団の質問に答えた。24日に総裁選出馬を表明した際は「公認するにふさわしいかどうか、徹底的に議論すべきだ」と発言しており、修正した形だ。
石破氏は25日、記者団に対し「公認するかどうかは党選挙対策委員会、都道府県連のプロセスを踏む。裏金だけでなく、今までの姿勢や政策への見識、地元での信頼などいろんな要素がある」と説明した。
139
:
OS5
:2024/08/26(月) 06:20:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/debc3c4ad67212f6af447bff78b23f408483e46e
【速報】大阪で『維新が敗北』 自民離党の元府議が箕面市長選を制す 維新公認の現職首長が大阪で落選するのは初 吉村氏が応援も及ばず
8/25(日) 22:38配信
任期満了にともなう大阪府箕面市長選挙の投開票が25日に行われ、無所属の新人で、元大阪府議の原田亮さん(38)が初当選を決めました。
箕面市長選挙には、届け出順に、無所属で新人の原田亮さん(38)、大阪維新の会公認の現職、上島一彦さん(66)、共産党が推薦する無所属の新人、小林友子さん(76)の3人が立候補しています。
■勝利の新人は「自民色」隠した選挙戦 「政策や人物で選ばれる選挙になったら大阪はもっと良くなる」と原田氏
原田さんは、自民党の元大阪府議で、府議団幹事長などを務めましたが、去年の統一地方選挙で維新候補に敗れ落選。
今回は自民党を離党し、無所属として立候補し、子育てや教育の充実などを訴え、初当選を決めました。
原田さんの陣営には、自民党の国会議員や地方議員ら、大阪府連の関係者が支援に入りましたが、いずれも裏方に徹し、「自民色」を隠した選挙戦となりました。
当選確実となった25日午後10時40分すぎ、原田さんは支援者の前で「大政党の現職、大変強い現職相手に大きな差をつけて勝利をつかむことができた」
「『今の箕面市を変えてほしい』『新しい箕面市をつくってほしい』という市民の皆様の応援が、大きなうねりを起こすことができたということで改めて感謝です」
「大阪において現職の維新市長に勝ったという例はありません。そんな中で厳しい戦い『どうせ無理だよ』とか『厳しい戦いになるよ』とかたくさんお声を頂いていた」
「そういった中でも、お一人お一人の支えや激励の声があって戦い抜くことできた。選挙中に本当にたくさんの皆さんから声を頂いた。覚悟を持って強い決意を新たにして挑んでいきたい」
「新しい箕面市のスタートです。一緒になってワクワクする箕面市を作っていきましょう」と挨拶しました。
またその後、記者団の囲み取材に応じ「今回(維新に)初めて勝利をさせて頂くことができたということで、大きな流れが変わるという風に思っています」
「今までは政党で選ばれるような選挙があったという風に思っていますが、今回のように政策であったり、人物で選ばれるような選挙が大阪でも行われるようになったら、大阪はもっと良くなるという風に思っていますんで、その第一歩になる選挙だったと確信をしています」と語りました。
■吉村氏が複数回応援入りも 維新公認の現職首長が大阪府内で落選は初
敗戦の挨拶を行う 維新・現職 上島一彦さん
一方の維新の現職、上島さんは、元大阪府議で「松井一郎元大阪府知事らとともに北大阪急行の延伸を実現させた」などと訴え、大阪維新の会の吉村洋文代表や横山英幸幹事長が複数回応援に入るなど、維新の会が総力を挙げた選挙戦を展開しましたが、及びませんでした。
維新の会が公認する現職の首長が大阪府内で落選するのは初めてです。
落選となった上島さんは支援者の前で「吉村代表をはじめ、維新の首長や議員の皆さん、連日連夜、酷暑にも関わらず応援いただき、残念な結果となりましたが、ひとえに私の不徳の致すところです。大好きな箕面のために一市民として頑張ってまいります」と述べました。
■「維新の看板ではもう勝てない」と維新関係者
公認の現職首長が大阪初めて落選したことを受け、維新の関係者は関西テレビの取材に対し、「自民公明の水面下での動きがすごかった。自民の覆面に負けた」
「すでに衆議院選挙が始まっている。河内長野で負けて、今回の敗北。衆議院選挙への影響はかなりある。維新の看板ではもう勝てない。これからは、どれだけ個人として頑張れるかが鍵」と語りました。
■「申し訳ない限り」と大阪維新・横山幹事長(大阪市長)
大阪維新・横山幹事長(大阪市長)の投稿 Xより
また、大阪維新の会・幹事長で大阪市長の横山英幸氏はSNSの「X」に「箕面市長選挙においては上島一彦候補が当選に至りませんでした。候補・陣営各位におかれては本当にお疲れ様でした。幹事長職として申し訳ない限りです」と投稿しました。
■当選の原田氏は現職上島氏の『約1.8倍』の票を集める
箕面市長選挙の開票結果は以下の通りです。
■無所属・新人 原田亮さん(38)3万2448票
■維新・現職 上島一彦さん(66)1万8309票
■無所属(共産党推薦)・新人 小林友子さん(76)3768票
なお、投票率は49.98パーセントで、前回の市長選から0.64ポイント増えました。
(関西テレビ 竹下洋平、髙橋惟)
関西テレビ
140
:
OS5
:2024/08/26(月) 06:21:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4f230e411d64a2eab7c047acd719a66486d2c29
「もう3年総理を務めましたからね…」岸田首相退陣の裏で最側近「木原誠二」元官房副長官が漏らしていた心中
8/21(水) 6:12配信
岸田首相が9月の総裁選に出馬しない意思を表明し、「ポスト岸田」レースに号砲が鳴らされた。“キングメーカー”麻生太郎副総裁の支持を取り付けられなかったことが決定打になったという見方が大半だが、実は“身内”からも匙は投げられつつあったようだ。
【写真を見る】“愛人”“隠し子”と囁かれる母娘とともに七五三の記念写真を撮る木原氏
***
14日、岸田文雄首相が自民党総裁選挙に出馬しないことを表明した。緊急で開かれた会見では、
「私が身を引くことでけじめをつける」
「組織の長として責任をとることに、いささかのちゅうちょもない」
と発言。9月の総裁選を間近に控えながらも、政権支持率は一向に浮上する気配のないままで、遅くとも来秋までには迎えなければならない次期衆院選も見据えると、ここで身を引かざるを得なかったというわけだ。
「仮に総裁選で自身が勝ったとしても、その次に控える衆院選で党として勝てるか、厳しいところがあった。とはいえ身を引くにしても、“追い込まれての退陣”という印象を与えないよう、先手を打ちたい思いがある中、外交が一区切りしたこのタイミングになったのでしょう。出馬を断念する可能性は指摘されていたとはいえ、この決断自体は一部の側近にしか知らされていませんでしたから、永田町では驚きをもって受け止められていました」(全国紙記者)
麻生氏の支持を得られず
もっとも、これだけ政権が厳しい状況下でも岸田首相が再選の道を模索していたのは事実だ。6月下旬の国会閉会時に行われた会見では「道半ばの課題がある」と発言。7月には地方の党員票を固めるべく全国行脚を開始するなど、続投への意欲をにじませていた。
こうした中で総裁選出馬を断念することになった“決定打”として報じられているのが、首相の後見役にして党内の“キングメーカー”と称される麻生太郎副総裁の支持を取り付けられなかったことだ。
3年前の総裁選で麻生氏の支持を取り付けた首相は、河野太郎行政改革担当相(当時)ら3氏を破り勝利。今回も同様の支持を得るべく、この6月に麻生氏と2度会食し、その後も7月、8月と面会を重ねたが、出された結論は「ノー」に近いものだった。そもそも麻生氏は、派閥の解散をはじめ、裏金問題に端を発する岸田首相の政権運営に不満を抱いていた。その上支持率の巻き返しも期待できない状況とあれば、現トップを見限るのも致し方なしというわけだ。
「本当にやる気があるのか」
一方、岸田氏の首相就任以来の最側近として知られる木原誠二元官房副長官の腰も重かった。
木原氏といえば、3年前に愛人や隠し子の疑惑を週刊新潮に報じられた上、昨年には自身の妻が関わる事件の再捜査に対して、木原氏が警察当局に政治介入をしたという疑惑が週刊文春に報じられ世間を大きく賑わせた。その後官房副長官職は辞したものの、現在も党の要職に身を置き、首相が最も信頼を置くブレーンとして政権を支えてきた。
木原氏はこの夏、次期総裁について「岸田首相がふさわしい」と発言しており、表向きには変わらぬ“忠誠”を示していたはずだった。
しかし、
「実は『木原さんは本当にやる気があるのか』と訝しむ声が、永田町には広まっていたんです」
とは、さる自民党関係者。
「自身の不祥事報道が相次いだ上、裏金問題が後を引き支持率は低迷するばかり。最近ではすっかり政権運営に対するモチベーションが下がっていたようで、周辺には『もう3年総理を務めましたからね……』と漏らしていたほどです。最近になり、木原さんは岸田政権の経済対策が成功しているという発信を強めていましたが、実際は木原さんの熱量が低いのではないかと一部では見られていたんです」
文字通り満身創痍の退陣劇だった――。
デイリー新潮編集部
新潮社
141
:
OS5
:2024/08/26(月) 21:10:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5b87fe7382c222e6e6f1065d67cd31f761c1c09
河野太郎氏、出馬を正式表明 裏金返納、原発ゼロ棚上げ
8/26(月) 6:45配信
記者会見で自民党総裁選への立候補を表明する河野デジタル相=26日午後、国会
自民党の河野太郎デジタル相(61)は26日午後、国会内で記者会見し、9月の党総裁選への立候補を表明した。派閥裏金事件を受けた党改革に関し、関係議員を念頭に、政治資金収支報告書への不記載額の返納を求めると述べた。原発のリプレース(建て替え)を認めるなど持論の「原発ゼロ」を事実上、棚上げした。10人超が出馬意欲を示し混戦模様となる中、正式に名乗りを上げたのは3人目となった。
出馬表明の時期を今月末で調整していた小泉進次郎元環境相(43)は30日にも会見を開く方向となった。既に小林鷹之前経済安全保障担当相(49)、石破茂元幹事長(67)が立候補を表明している。
河野氏は、裏金関係議員の公認を巡り、不記載額の返納でけじめをつければ「自民候補として国民の審判を仰ぐことになる」と述べた。
エネルギー政策に関し「今は電力を最大限供給するため、水素やアンモニア、核融合の技術や、リプレースも選択肢としてある」と説明した。2021年の前回選では、新増設やリプレースは不要などの公約を掲げていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce4392bf08dc66f29e5ccc12439d26cc4092a793
河野太郎氏が出馬を正式表明、裏金議員に返納要求へ 自民党総裁選
8/26(月) 14:24配信
朝日新聞デジタル
記者会見で自民党総裁選への立候補を表明する河野太郎デジタル相=2024年8月26日午後2時14分、国会内、岩下毅撮影
自民党の河野太郎デジタル相(61)=麻生派=は26日、9月の総裁選に立候補する意向を正式表明した。裏金事件について「政治に対する信頼の回復も急務だ」と述べ、総裁になれば政治資金の不記載があった議員に対し、同額を返納するよう求めるとした。
国会内で記者会見した河野氏は「日本の政治資金は非課税だが、報告をきちんとする義務がかかっている」と強調し、政治資金収支報告書のデジタル化などで透明性を確保する考えを示した。その上で「政治への信頼があってこそ、これから遂行しなければならない政策を一つ一つ、国民の理解をいただいて進めていくことができる」と語った。
政治資金の不記載があった現職議員らは計85人。このうち党は、過去5年の不記載総額が500万円以上の議員らと一部の安倍派幹部を含む計39人を処分したが、500万円未満の議員らは幹事長の口頭注意などにとどめた。
河野氏が返納に言及したのは、石破茂元幹事長(67)が事件に関係した議員について「党として公認するからには、やっぱりふさわしい方である必要がある」と述べ、非公認の可能性に踏み込んだことを意識し、厳しい姿勢を打ち出して事件に批判的な党員の支持拡大を図る狙いとみられる。麻生派に裏金事件に関与したと党が認めた議員はいない。
河野氏は会見で「脱原発」を封印済みの原子力政策については「(原発の)リプレース(建て替え)も選択肢としてはある」と語った。前回2021年の総裁選でも「現実的なエネルギー政策」を掲げ、原発の再稼働は当面容認するとしていたが、軌道修正を鮮明にした。データセンターや人工知能(AI)の普及で電力需要が大幅に増えると指摘し、「再生可能エネルギーを2倍のペースで導入しても全く足りない」と強調した。
使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」政策を見直すという持論も封印。前回の総裁選では「手じまいすべきだ」と主張したが、この日の会見では「最終処分地が決まらないなか、できることは一生懸命なんでもやっていく必要が当面はある」と容認する考えを示した。
朝日新聞が24、25両日に行った世論調査では、次の総裁にふさわしい候補として河野氏の名前を挙げた人は6%で、ともに21%だった石破氏、小泉進次郎元環境相(43)だけでなく、高市早苗経済安全保障相(63)の8%に続く4位にとどまった。(小手川太朗)
朝日新聞社
142
:
OS5
:2024/08/26(月) 21:11:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/4eb645e25567cf4dd53d3f1b0e14ec595c9f11c9
総裁選出馬表明の河野太郎氏、支持拡大の道のり険し 派閥所属は「諸刃の剣」
8/26(月) 19:53配信
産経新聞
自民党総裁選挙へ立候補の表明をする河野太郎デジタル担当相=26日午後、国会内(春名中撮影)
河野太郎デジタル相は令和3年に行われた前回の自民党総裁選で敗れた後、所属する麻生派(志公会、54人)の支援を固める努力を続けてきた。その結果、派閥を率いる麻生太郎副総裁から出馬の了承を取り付けたものの、派内には今も河野氏の政策や政治姿勢に否定的な議員がいる。一方で派閥残留を選択した河野氏に対する失望も前回総裁選の支援者らに広がっており、支持拡大の道のりは険しい。
【比較してみる】「ポスト岸田」主な候補者の強みと弱み
■前回は決選投票で敗北
「派閥の弊害はカネと人事。大事なのは総裁選後の人事に派閥を介入させないことだ。自民党には300人超がいて、いろいろな集まりができるのは当たり前だ」
河野氏は26日の出馬会見でこう述べ、派閥の全面否定論にはくみしなかった。すでに立候補を表明した小林鷹之前経済安保担当相は「『脱派閥選挙』の徹底」を訴えており、選挙戦の争点の一つとなる。
河野氏は3年前の前回総裁選で改革マインドを高く評価され、同じ神奈川県選出で無派閥の菅義偉前首相らから派閥横断型の支援を受けた。ただ、所属する麻生派からの後押しは中堅・若手議員の一部にとどまった。「脱原発」などの持論が派内のベテラン議員を中心に反発を招いたためだ。派内をまとめられなかった河野氏は決選投票で岸田文雄首相に敗れた。
■派内の支持固めに注力
その後、河野氏は「同じ失敗を繰り返さない」(河野氏周辺)として派内の支持固めに注力した。ベテラン議員との会食を重ねたほか、麻生氏の助言を受けて「脱原発」政策からの方針転換も表明した。
パーティー収入不記載事件で派閥の在り方が問題視され、菅氏から「派閥を出てはどうか」と勧められてもとどまる道を選択した。党内で唯一、存続を決めた麻生派からのまとまった支援が得られれば、他の候補者にはない強みになるとの計算も働いたとみられる。首相が再選不出馬を表明した中、麻生氏は河野氏の姿勢を高く評価し、総裁選への出馬を認めた。
その代償として「脱派閥論者」の菅氏とは溝が広がった。前回総裁選で河野氏の推薦人に名を連ねた平将明広報本部長代理が「党改革を訴えるならば麻生派を出ないと話にならない」と公然と批判するなど、麻生派以外の議員からは落胆の声が聞こえてくる。
■世論調査では4位
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が24、25両日に実施した合同世論調査で、誰が次期総裁にふさわしいか尋ねたところ、河野氏は7・7%の4位。前回、河野氏を支援した小泉進次郎元環境相や石破茂元幹事長に後れを取った。
麻生派内には小林氏ら他陣営の支援に回る議員がおり、今回も河野氏支援で一本化はできない見通しだ。石破氏や小泉氏は「反麻生」色が濃いとみられるだけに、河野氏側近は「河野氏が(決選投票に残る)2位以内に入ることが麻生派のためになるのに」と恨み節を漏らした。(大島悠亮)
143
:
OS5
:2024/08/26(月) 21:13:26
なんつーか、「朝日の印象操作」の印象の方が強い
https://news.yahoo.co.jp/articles/5056d3e7b67c3492c6320e8a38742dc7a0091104
河野太郎氏、出馬会見で「改革」強調 裏腹に広がる「守旧派」の印象
8/26(月) 19:45配信
朝日新聞デジタル
自民党総裁選への立候補を表明する記者会見に臨む河野太郎デジタル相=2024年8月26日午後3時、国会内、岩下毅撮影
「有事の今こそ、河野太郎」と書かれた水色のパネルの前で記者会見に臨んだ河野太郎デジタル相(61)がアピールしたのは、外相や防衛相などの閣僚経験と、現行の保険証廃止や行政手続きの「脱ハンコ」といった改革実績だった。
中国、ロシアの軍事的な台頭を含め、世界情勢が大きく変わっている現状を指摘し、「国民ひとり一人が自分の有事と戦おうとしている」と訴え、こう強調した。「改革をとことん進める強い意志があるのか。やるべき改革をやった実績があるのか。そこが問われる」「日本の将来のために今やらなければいけない改革をしっかりと進め、分厚い中間層をもう一度作っていく」
しかし、その言葉とは裏腹に、河野氏には党改革に逆行する「守旧派」の印象が広がりつつある。
その象徴が所属する麻生派への残留だ。それ以外の5派閥が解散を表明したのは、裏金事件を受けた「党改革」の名目だった。過去2回の総裁選で推薦人だった平将明衆院議員(57)が「党の改革を訴えるなら、麻生派を出ないと話にならない」と注文するなど、これまで河野氏の「改革マインド」を評価してきた無派閥議員らは距離を置く。一方、河野氏は会見で派閥について「自民党には300人を超える議員がいる。いろんな集まりができるというのは当たり前のことだ」と語り、「金と人事」を派閥から切り離すようにした党の決定が肝要だと主張。26日夜のBS日テレの番組では「派閥が全部悪いと言うのはかなりのレッテル貼りだ」と語り、麻生派に残る自らの判断の「正当性」を強調した。
朝日新聞社
144
:
OS5
:2024/08/26(月) 21:43:02
居酒屋的な予想をするのであれば
上川を擁立した 主流派連合(林と茂木が下りて、岸田/茂木/麻生半分)形成すると予想。
そうしないと、現主流派が1回目投票で討ち死にするので。
上川/小泉/小林/高市/石破で上位争いかな?と
そろそろ勝ち馬になるための動きが出てくるはず
●上川陽子 53年生まれ 71歳(麻生印)
●林芳正 61年生まれ 63歳
●茂木敏充 55年生まれ 68歳(麻生印)
●加藤勝信 55年生まれ 68歳(菅印)
●石破茂 57年生まれ 67歳
●河野太郎 63年生まれ 61歳(麻生派)
●小泉進次郎81年生まれ 43歳
●小林鷹之 74年生まれ 49歳(二階派)
●高市早苗 61年生まれ 63歳
●青山繁晴 52年生まれ 72歳
●斎藤健 59年生まれ 65歳 (元石破派)
●野田聖子 60年生まれ 63歳(二階印)
145
:
OS5
:2024/08/26(月) 21:44:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e11ca9f26bf24a169ef9e24845f93a32b7578d2
自民総裁選、全国遊説は厳戒態勢 世論アピールとバランス苦慮
8/26(月) 7:04配信
26
コメント26件
時事通信
衆院東京15区補欠選挙。立候補者の街頭演説会に向け、厳重な警備体制を敷く警察官ら=4月21日、東京都江東区
自民党は、岸田文雄首相の後継を選ぶ党総裁選(9月12日告示、27日投開票)で全国遊説を行う方針だ。
【ひと目でわかる】自民党総裁選後の衆院選イメージ
派閥裏金事件で党勢が低迷する中、今秋の可能性が取り沙汰される次期衆院選をにらみ、世論の関心を集めて局面転換を図りたい考え。ただ、米国のトランプ前大統領銃撃事件などを受け、会場では厳戒態勢を敷くなど制約も多くなることが予想される。
これまで総裁選では候補者が全国各地でそろって街頭演説や討論会を行ってきた。前回2021年の総裁選は、新型コロナウイルスの感染拡大によりオンラインでの討論会を余儀なくされたが、12年に安倍晋三氏ら5人が立候補した際は、北海道から沖縄まで全国約20カ所で演説会を開いた。
今回、党内からは「自民の命運が懸かった最後のチャンスだ」(鈴木貴子青年局長)として、選挙期間を長くし、街頭演説などを最大限開催するよう求める声が上がった。こうした要請を踏まえ、選挙期間は現行規程となった1995年以降で最長の15日間に決定。演説の機会も増やす方向だ。
ただ、全国遊説は慎重に検討せざるを得ない。7月にトランプ氏が大統領選に向けた選挙集会で銃撃を受けて負傷。国内でも22年7月、安倍氏が参院選の遊説中に銃撃されて死亡し、23年4月には、岸田首相が衆院補欠選挙の演説中に爆発物を投げ込まれる事件が発生した。
党関係者は「これまでの総裁選より厳しい警備が必要だ」と指摘。演説会では、金属探知機による手荷物検査や防弾パネルの設置などの対策が取られるとみられる。実際、岸田首相が7月31日に視察先の三重県で記者団の取材に応じた際には、透明な防弾パネルが正面と側面に設置された。
警備の観点から、演説会は街頭よりも、警備がしやすい屋内会場で多く実施する案も検討されている。しかし、屋内会場では参加者が党員中心となり、無党派層へのアピールに欠ける点が課題として挙げられている。
自民は来月初めに、具体的な演説場所を決める予定。選管委員の一人は「新しい党を作り上げていく論戦を国民に示したい」と語るが、安全確保とのバランスに苦慮しそうだ。
146
:
OS5
:2024/08/26(月) 21:54:50
>>144
石破・上川・小泉・小林が出馬、
高市が出るかどうかになる。
他は断念。
に収れんする気がするんだよなあ
■一か八か
●石破茂 57年生まれ 67歳
●上川陽子 53年生まれ 71歳(麻生印)
■惨敗してもまだまだ先がある
●小泉進次郎81年生まれ 43歳
●小林鷹之 74年生まれ 49歳(二階派)
■惨敗したら政治生命無くなる
●林芳正 61年生まれ 63歳
●茂木敏充 55年生まれ 68歳(麻生印)
●加藤勝信 55年生まれ 68歳(菅印)
●河野太郎 63年生まれ 61歳(麻生派)
●高市早苗 61年生まれ 63歳
■推薦人困難でしょー
●青山繁晴 52年生まれ 72歳
●斎藤健 59年生まれ 65歳 (元石破派)
●野田聖子 60年生まれ 63歳(二階印)
147
:
OS5
:2024/08/26(月) 21:56:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/46f304d759719f934e5cfefa9f1ce4a189484f2a
脱「裏金」、踏み込む石破氏 安倍派反発、党内に波紋 自民党総裁選
8/25(日) 7:04配信
時事通信
9月の自民党総裁選への出馬を表明する石破茂元幹事長=24日午前、鳥取県八頭町
自民党の石破茂元幹事長が5度目となる総裁選への挑戦に乗り出した。
24日の出馬会見では、派閥裏金事件で高まる政治不信を払拭するため、政治資金規正法の再改正や、「裏金議員」の公認問題に言及した。国会議員の支持に広がりを欠く中、安倍派議員らは早くも反発。石破氏が投じた一石は、他の「ポスト岸田」候補にも影響しつつある。
【主な経歴】石破 茂(いしば しげる)氏
「責任を持って有権者にお願いできるかどうか、厳正に判断されるべきだ」。24日、政治生活の原点だと語る地元・鳥取の神社を「最後の戦い」への決意表明の場に選んだ石破氏は、「裏金」を受け取った自民議員の国政選での公認の是非を問われ、こう踏み込んだ。「政治とカネ」の在り方についても「さらに法改正に努める」と強調した。
2012年総裁選では1回目投票で党員の圧倒的支持を集め首位に立ったが、決選投票で涙をのんだ。前回21年の総裁選は議員の支持が広がらず出馬を断念し、政治的影響力の陰りは明らかだった。
それが再び脚光を浴びたのは裏金事件がきっかけ。自民は激しい批判を受ける中、世論調査で人気の高い石破氏ならば逆風をかわせるのではないかとの皮算用が働いた。
石破氏にとっては、裏金問題であいまいな対応をすれば世論の支持を失いかねず、賭けに出た格好だ。自民若手は会見内容を「驚きはない」と受け止める。
しかし、事件の震源地である安倍派からはさっそく「安倍派を守ってほしかった」「単なる受け狙い。総裁選には逆効果だ」などと反発の声が相次いだ。出馬会見後、ある議員が発言の真意を問い合わせたところ、石破氏は「一律に公認を取り消す意味ではない」と釈明する一幕もあったという。
総裁選では、裏金事件の真相究明に向けた対応や「裏金議員」の公認などが争点の一つになる。石破氏の発言は、「ポスト岸田」候補にとって「踏み絵」(政府関係者)となる可能性がある。
出馬に意欲を示す斎藤健経済産業相は24日、千葉県内で記者団に、裏金事件による世論の反発は根強いとの認識を示し、総裁選は「内輪の論理」で進んではいけないと強調。野田聖子元総務相も岐阜市での講演で、「(収支報告書への)不記載をした人たちは自分の力で(選挙に)勝ってきませんか」と述べた。「裏金対応をきちんと打ち出せなければ勝てない」。ある「ポスト岸田」候補はこう話した。
148
:
OS5
:2024/08/27(火) 07:06:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/244f085e349c65cf37e368ff0f7908fbfc4f0c13
脱「異端児」、もろ刃の剣 河野氏、支持拡大見えず 自民党
8/27(火) 7:04配信
時事通信
記者会見で自民党総裁選立候補を表明する河野太郎デジタル相=26日午後、国会内
三度目の正直で「首相の座」を射止めるか―。
河野太郎デジタル相(61)が26日、自民党総裁選に名乗りを上げた。持論だった「脱原発」の主張を完全に封印。所属する麻生派(54人)に軸足を置くが、党内での支持拡大は見通せない。従来の「異端児」イメージからの転換はもろ刃の剣となりかねない。
「電力供給を最大限にするため、あらゆる技術に張っておかなければいけない」。26日の記者会見で原発新増設の是非について問われた河野氏はこう明言し、原発リプレース(建て替え)も「選択肢」だと認めた。
2009年、野党に転落した直後の党総裁選に初挑戦。外相などを歴任し、満を持して再び臨んだ21年総裁選は党員票でトップに立ったものの、国会議員票の比重が大きい決選投票で岸田文雄首相に敗れた。
若手時代は森喜朗元首相ら党長老にかみつき、脱原発や女系天皇容認に言及する政治姿勢は保守系を中心に「中身はリベラル」(自民ベテラン)と忌避された。前回の敗北後に「乞うご期待」と再起を誓い、麻生派内で中堅・若手との勉強会と並行し、ベテランとの会食を意識的に重ねて支持固めを進めた。
同派重鎮の鈴木俊一財務相は、かつて距離があった河野氏の会合に招かれた際、支持者らを前に「河野氏は最近、一般常識が付いてきた」と評し、笑いを誘った。会長の麻生太郎副総裁も総裁選対応で「うちは河野がいる」と周囲に明言。派内で河野氏をもり立てようとするムードはかつてないほど高まった。
だが、派閥裏金問題を受け「脱派閥」の流れが強まる中、逆行するかのような河野氏の動きは「ポスト岸田」内では少数派だ。会見では「裏金」の返納を条件に国政選で公認する考えを説明。「河野節」は鳴りを潜め、安倍派内からは「マイルドな内容だった」と評価する声が出た。世論調査では石破茂元幹事長(67)と小泉進次郎元環境相(43)に水をあけられ、どう挽回するかが課題だ。
「政策通」の自覚が不用意な発言につながったこともある。前回総裁選では全額税方式の「最低保障年金」創設を提唱したものの具体的な財源論は示せず、集中砲火を浴びた。この日の会見では「傷だらけになりながら、改革をとことん進める意志があるかが問われる」と「改革派」をアピールしたが、陣営幹部は「長丁場の総裁選。何が出てくるかは分からない」と懸念を漏らした。
149
:
OS5
:2024/08/27(火) 07:07:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f65eff8fbf30bc760c2e329bd58bdc98d57040d
河野氏「異端児」は封印、現実路線で実行力を強調…自民党総裁選に出馬表明
8/27(火) 6:44配信
読売新聞オンライン
自民党総裁選出馬を表明する河野デジタル相(26日午後)=川口正峰撮影
自民党総裁選への出馬を正式表明した河野デジタル相(61)は、豊富な実績と高い知名度を武器に実行力をアピールする戦略を描いている。26日の記者会見では「異端児」とも称された歯に衣(きぬ)着せぬ物言いを封印したが、改革姿勢が後退したと受け止められかねないジレンマもあり、現実路線の追求は河野氏にとって「もろ刃の剣」でもある。
(写真:読売新聞)
「『改革』と言うのは簡単だが、傷だらけになりながらも改革を進める強い意志があるか、実績があるかが問われる」
記者会見でこう述べた河野氏は、閣僚として主導した新型コロナウイルスワクチン接種事業やマイナンバーカードの普及推進などの実績を列挙した。外相や防衛相を歴任した経験を強調したほか、賃金が伸びない状況や国の借金が膨らむ財政状況を「有事」と表現し、「生活の将来不安を取り除く」と対応力に自信を見せた。
河野氏は、報道機関の世論調査による「次の総裁にふさわしい人」では上位の常連だ。ただ、読売新聞社が23〜25日に実施した調査では4位(7%)と、トップの石破茂・元幹事長(67)の22%と大差がつき、かつての人気には陰りも見られる。突破力も売りの一つだが、マイナカード推進には「強引だ」との批判もつきまとっており、河野氏はこの日、調査結果について「デジタル化を進めていく上であったり、いろんなことが影響している」と認めた。
持論だった「脱原発」からの修正も現実路線の一環だが、党内には「首相を目指すにあたっては妥当な判断」(ベテラン)との評価がある一方、変節ととられかねない懸念もある。
現実路線は、党内の支持固めにも表れている。河野氏に近い議員の一部からはこれまで「党改革を訴えるなら麻生派をまず出ないと話にならない」(平将明衆院議員)などと、所属する麻生派を離脱するよう再三求められたが、河野氏は応じなかった。麻生派は「河野氏支持」を基本とする方向で、一定の支持基盤を確保したことになる。
ただ、派閥への批判が高まっている状況では、支持の広がりを欠く可能性もある。河野氏は記者会見で「総裁選後の人事に派閥を介入させないことが大事だ」と訴えたが、無派閥で出馬する候補に比べて「古い自民党の象徴とみられかねない」(閣僚経験者)との指摘も出ている。
前回2021年の総裁選で河野氏を支えた石破氏と小泉進次郎・元環境相(43)は今回はライバルとなる。「小石河連合」の票が分散する中、総裁選では河野氏の地力が試されそうだ。
150
:
OS5
:2024/08/27(火) 07:08:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d235c6de3444b6ac3910939f3520bad5b383f7b
麻生派は「河野氏支持」原則で最終調整、他候補の支援も容認
8/27(火) 5:00配信
読売新聞オンライン
自民党の麻生副総裁
自民党の麻生副総裁が率いる麻生派(54人)は9月の総裁選で、同派の河野デジタル相への支持を基本とする方向で最終調整に入った。ただ、派内には河野氏と距離を置く所属議員がいるほか、小林鷹之・前経済安全保障相を推す議員らもいるため、厳格な一本化は目指さず、他候補の支援も容認する。
麻生氏が27日に横浜市で開く派閥研修会でこうした方向性を示す見通しだ。麻生氏は16日に河野氏と面会し、出馬を了承したが、派の対応は明確にしていなかった。総裁選は候補者の乱立で決選投票にもつれる公算が大きくなっており、麻生氏は決選投票ではまとまった投票行動をとることを検討しているとみられる。
151
:
OS5
:2024/08/28(水) 07:49:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/3852f5141cd1f8f182383439ddbd569edb82bd40
麻生派は原則「河野氏」支持も他候補の支援容認 「裏金返納」発言で安倍派は反発
8/28(水) 4:40配信
スポニチアネックス
自民党の麻生太郎副総裁が率いる麻生派(志公会)は27日、横浜市内で派閥研修会を開き、9月の党総裁選対応を巡り、同派の河野太郎デジタル相(61)を原則支持する方針を確認した。ただ河野氏を含め10人超が総裁選への出馬意欲を示す混戦状態となっているのを踏まえ、河野氏への一本化は求めず、他候補の支援を容認した。決選投票では結束した行動を視野に入れる。
麻生派は衆参両院議員54人が所属。裏金事件を受け解散方針を決める派閥が相次ぐ中、唯一存続している。
総裁選対応を巡っては「同じ釜の飯を食って育ってきた河野氏を同志としてしっかり応援していきたい」と呼びかけた。「志公会以外から多くの支援者を集める努力をしてもらわないといけない」と河野氏に求めた。
一方、安倍派の議員らは27日、裏金事件で政治資金収支報告書への不記載分の返納を求めた河野氏の発言に反発した。衛藤征士郎元衆院副議長は「理解できない。あまりに唐突で、発言をよく検証する必要がある」と党本部で記者団に語った。安倍派の若手議員は「パフォーマンス先行だ」と批判した。
152
:
OS5
:2024/08/28(水) 11:33:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/f47da27e3b6873f853c9f779096c5823504b9c78
河野氏を支持表明した麻生氏…派内は四分五裂 存在感維持へ、決選投票での結束探る
8/28(水) 10:10配信
西日本新聞
総裁選を巡る麻生派の相関図
自民党の派閥で唯一存続する麻生派(54人)が総裁選の対応に苦心している。会長の麻生太郎副総裁は同派の河野太郎デジタル相の支持を表明したものの、派内は四分五裂の様相で、他の候補への支援も容認した。ただ、候補が乱立し、混戦模様となる中、「数の力」を源泉に党内での存在感を高めたい考えで、上位2人による決選投票を見据え、一致結束する道を探る。
【写真】「描きやすい」“似顔絵捜査官”が描いた河野太郎氏の似顔絵
27日、横浜市での派閥研修会。麻生氏は前列に座る河野氏を「出馬表明は3年前よりはるかに良かったよ」と持ち上げ、支持を明確に打ち出した。「同じ釜の飯を食って育ってきた。同志として応援したい」
その一方で、他の候補を支援する議員に「その人たちとの信念を大事にしてほしい」と語りかけ、「『一致結束、箱弁当』みたいに縛り上げるつもりは全くない」と付け加えた。
麻生氏は一時、河野氏を軸に支持を呼びかける方向に傾いたが、派内には河野氏と距離がある議員も少なくない。「(河野氏は)2着にも入れない可能性がある。『勝ち馬』を見極めた方が良い」(側近)との声が上がっていた。
そもそも派内は既に「バラバラ」(幹部)で、重鎮の甘利明前幹事長が評価する小林鷹之前経済安全保障担当相には、「麻生派だけで10人ほどは固い」(甘利氏側近)。研修会に先立って開かれた幹部会では、上川陽子外相を推す声も上がり、小泉進次郎元環境相や高市早苗経済安保相を支持する動きもある。閣僚経験者は「会長から免罪符をもらった。これから動きやすくなる」と意気込む。
麻生派は3年前の前回総裁選も一本化せず、岸田文雄首相を軸に、河野氏と高市氏も容認。麻生氏自身は岸田氏を支援し、首相の「後ろ盾」として政権中枢で影響力を持ち続けてきた。
今回の総裁選は、1回目の投票では決まらず、決選投票までもつれる公算が大きい。麻生派幹部は「決選投票では一致結束して、麻生派としての力を示したい」ともくろむ。
ただ、菅義偉前首相らが推す小泉氏は「反麻生勢力」の結集軸になると見る向きもある。麻生氏は石破茂元幹事長と確執がある。有力視されるこの2人には乗りにくい。麻生氏側近の願いは切実だ。「とにかく麻生派として乗れる候補が決選投票に残らないといけない」
(黒石規之)
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:
OS5
:2024/08/28(水) 11:40:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/554443b39ee033d5cb445f862e1fa0473945f081
「同じ釜の飯で育った同志」麻生派が河野氏以外の候補支援も容認 総裁選の一本化見送る
8/27(火) 20:46配信
産経新聞
首相官邸に入る自民党の麻生太郎副総裁=27日午前(春名中撮影)
自民党麻生派(志公会、54人)を率いる麻生太郎副総裁は27日、横浜市内で開催された派閥研修会で、9月の党総裁選対応を巡り、正式に出馬を表明した同派の河野太郎デジタル相(61)を支援する考えを示した。「同じ釜の飯を食って育ってきた河野氏を同志としてしっかり応援していきたい」と語った。同派の議員が河野氏以外を支援することも容認し、一本化は見送った。
麻生派はパーティー収入不記載事件を受けて解散を決める派閥が相次ぐ中で唯一、存続を決めた。麻生氏は河野氏に対し、「志公会以外から多くの支援者を集める努力をしてもらわないといけない」と支持拡大に尽力するよう求めた。
同時に「信念を大事にしてもらいたい」と述べ、他候補の支援も認めた。派内では甘利明前幹事長が小林鷹之前経済安全保障担当相(49)を、山東昭子前参院議長が上川陽子外相(71)を支援する動きなどがある。
麻生派は研修会に先立ち、国会内で幹部会合を開催した。河野氏を含め10人超が総裁選への出馬意欲を示す入り乱れての戦いとなっている現状を踏まえ、決選投票では麻生派として足並みをそろえるべきだとの認識で一致した。
154
:
OS5
:2024/08/28(水) 17:32:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b54197a7a22433b300395f543372f5d36c2a32d
麻生氏・菅氏“キングメーカー”の夏 岸田総理含め“決選投票”見据え動き 自民総裁選
8/28(水) 17:10配信
自民党の総裁選は、小泉進次郎元環境大臣が来月6日に立候補の記者会見を開くと発表するなど、出馬表明の動きが本格化しています。こうした中で注目されるのが、決選投票を見据えた“キングメーカー”の動きです。
自民党 林芳正 官房長官
「(総裁選への出馬の)意向を固めつつあるという段階です」
きょう、視察先でこのように語った林官房長官。関係者によりますと、林氏は来月3日に、茂木幹事長は来週前半に総裁選への出馬表明を行う方向で調整していて、台風の被害状況などをみて最終判断します。
また、小泉進次郎元環境大臣は来月6日に出馬会見を開くと発表しました。
出馬表明の動きが本格化する中で注目されるのが、“キングメーカー”と言われ、ライバル関係にある麻生・菅2人の総理経験者の動向です。
自民党 麻生太郎 副総裁(きのう)
「河野太郎、同志としてしっかり応援していきたいものだと思っています」
きのう、麻生氏は河野デジタル大臣を応援すると表明しましたが、麻生派関係者は麻生氏の真意をこう解説します。
麻生派関係者
「むしろ決選投票が大事で、その際は派閥として一致結束して対応する」
1回目の投票では過半数を得る候補はいないとみて、決選投票の対応を重視しているといいます。
また、もう一人のキングメーカー、菅前総理は小泉元環境大臣を支持しています。ただ、菅氏は他の「ポスト岸田」候補陣営にもさかんに接触しています。
ある「ポスト岸田」候補陣営
「菅さんは国会議員票を分散させ、一般党員に人気のある石破さんと進次郎さんを決選投票に残そうとしている。そして最後は進次郎さんを勝たせると」
こうした中で、岸田総理も動きました。
記者(今月23日)
「岸田総理が岸田派の当選4回の議員らと懇談するため、総理公邸に戻ります」
先週金曜日に総理公邸で開かれた、岸田派議員との懇談。出席者によりますと、岸田総理は総裁選で誰を支持するか「言わない」とする一方で、こう話したということです。
岸田総理(関係者によると)
「決選投票になれば、相談しよう」
さらには、この人も…
自民党 二階俊博 元幹事長
「私自身の対応はまだ決めておりません。同志と相談をして決めます」
“キングメーカー”の影が見え隠れしますが、露骨に動けば「長老支配」の批判が再燃しそうです。
一方の立憲民主党の代表選。
有権者
「女性が出なきゃだめですよね」
立憲民主党 吉田晴美 衆院議員
「しっかり頑張ります。ありがとうございます」
おととい名乗りを上げた吉田晴美議員が、本格的に活動を始めました。党内の議員に支援を要請していますが、当選1回の若手議員には大きな壁が。
代表選に立候補するためには自民党総裁選と同じ、国会議員の推薦人20人が必要で、これは所属議員全体の15%。自民党よりはるかにハードルが高いのです。
立憲民主党 吉田晴美 衆院議員
「多様な意見、期数に関係ない。やっぱり選挙って本来、自由であるべきだと思うんですよね」
代表選は枝野前代表が立候補を表明しているほか、あす午前中に、野田元総理が出馬表明することで最終調整しています。
TBSテレビ
155
:
OS5
:2024/08/28(水) 17:36:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/c79bf02936dcb5b923d8f17814cdd407fc730f6e
「麻生vs菅」のキングメーカー争い?元総理2人の“推し候補”は?自民党総裁選の焦点
8/28(水) 6:51配信
ABEMA TIMES
麻生太郎副総裁、菅義偉前総理
9月27日の投開票が決まった自民党総裁選。事実上日本の総理大臣が決まる総裁選は立候補者12人が乱立する状況となっている。
【映像】麻生氏・菅氏の“推し候補”は?(図で解説)
政治ジャーナリストの青山氏は今回の総裁選のもう一つの側面について「第一に次の選挙に勝てる顔選び。第二に麻生氏と菅氏のキングメーカー覇権争い」と、岸田総理誕生の立役者で自民党を牛耳る麻生太郎副総裁と、岸田氏から退陣に追い込まれた経緯がある菅義偉前総理の動きが注目すべきポイントだと分析した。
青山氏は「派閥の影響力というのはだいぶ減ったが、間違いなく残っていて、まだ過渡期」として「麻生派を持っている麻生氏と、菅氏を慕うグループがあり、菅氏のところにはいま二階派も一緒に行動しようとなっている。ある一定の議員票を動かせるので、この2人がどっちにいくかは非常に大きい」「しかもこの2人は仲がよくない」と解説。
もし小泉進次郎氏と石破茂氏の決選投票になった場合については「麻生氏が石破氏に乗るしかない、というケースも出てくるかもしれない」と予想した。
さらに、麻生グループ、菅グループそれぞれの候補者が決選投票に残れば推しやすいだろうと語り、小泉氏については「齋藤(健)氏と菅氏は直接影響ないが、小泉氏と齋藤氏は同期で実はものすごく関係が深い。こういった関係もあり、もし齋藤氏が出馬できなかった場合、20人集まらなかった場合は小泉氏の支援に回るとみられる」と説明した。
麻生派から決選投票で2人が争う展開はないのか。「いまの状況だと、小泉氏と石破氏が2トップで走っているのでなかなか考えにくい状況」として、河野太郎氏や小林鷹之氏ら、他候補がどう伸びてくるかも焦点になるとコメント。
決選投票の終盤は「ベテランや派閥の力があっても『勝ち馬に乗るんだ』という戦いになる。最初の投票が終わって、決選投票のあいだはまったく時間を作らない。だから『誰が残りそうか』を前日までに必死にみんなで分析して、決選投票で3位以下がどっちに乗るかという激しい戦いが当日まで続く」「負けた側が冷や飯を食うことになる」と解説した。
派閥による締め付けがないため、議員票の行方がわからないとする青山氏は「地方票がどういう出方をするかを必死で調査する。もちろん票は明らかにならないが、そこの読み合いが勝負の分かれ目」と語った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
ABEMA TIMES編集部
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:
OS5
:2024/08/28(水) 22:46:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/be664eef7e8a8ee8a80ee9ee5b4f55f014cec470
茂木氏、幹事長の権限委嘱へ 総裁選出馬巡り首相に伝達
8/28(水) 22:13配信
とちぎテレビ
自民党の茂木敏充幹事長は近く岸田文雄首相と会談し、9月の党総裁選に出馬する際には幹事長権限を別の党幹部に委嘱すると自ら申し出る方針を固めた。首相は茂木氏が出馬に向け来週判断すると言明したのを踏まえ、茂木氏に委嘱を要請する方向で検討していた。関係者が28日、明らかにした。
総裁公選規程などでは幹事長の権限を移す規定はなく、茂木氏の対応が焦点だった。自民では総裁が首相を兼ねるケースが多く、幹事長が総裁に代わり選挙、組織管理といった党運営全般を取り仕切る。党の資金を配分する権限などは力の源泉とされる。
党内からは総裁選の公正を期すために「茂木氏は幹事長を辞任するか、権限を委嘱すべきだ」(党幹部)との声が上がっていた。出馬を表明している石破茂元幹事長は「あらぬ誤解を招かないためにも、権限委譲するのがあるべき姿だ」と浜松市で記者団に語った。
過去には、幹事長だった麻生太郎副総裁が2008年に総裁選へ出馬する際、幹事長職を離れる考えを表明し、細田博之幹事長代理に職務を委嘱した例がある。
また、茂木幹事長は28日、自民党栃木県連幹部から党総裁選への立候補を要請され「来週には覚悟を持った決断をさせていただきたい」と応じた。
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OS5
:2024/08/29(木) 17:21:01
だから?とは思うけど 珍しい切り口なのは評価
https://news.yahoo.co.jp/articles/80af4224c2960d46c4467b8d2747b7f14e684d23
元アナウンサー、敏腕弁護士、大物政治家の娘、元エリートバンカー…混戦必至の自民党総裁選、候補者たちのパートナーを一挙紹介
8/29(木) 16:15配信
NEWSポストセブン
混戦の自民党総裁選、候補者11名のパートナーを一挙紹介(写真/共同通信社)
報道番組などで名前が上がる候補者が全員出馬すれば、『推薦人制度』導入以来、最多人数となる今回の自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)。史上最大級の混戦で「大ピンチ」な候補者たちを支えるのは、やはりパートナーの存在だろう。そこで、ファーストレディー・ファーストジェントルマン候補たちを紹介する。
●滝川クリステル(46才) 小泉進次郎元環境相(43才)
局アナ時代は、『ニュースJAPAN』などで活躍。2013年の夏季東京五輪誘致では「お・も・て・な・し」プレゼンで一世を風靡した。現在は0才長女と4才長男の育児に追われながら、動物愛護を掲げる一般財団法人の代表理事としても活動。
●佳子さん 石破茂元幹事長(67才)
石破氏が最も頼りにし、同じくらいファンがいるといわれるのが、妻の佳子さん。慶應義塾大学法学部に進学した才女で、石破氏とは大学の同級生。つきあったのは、大学卒業後、石破氏の父・二朗氏の葬儀に佳子さんが弔電を送ったことがきっかけ。
●香さん 河野太郎デジタル相(61才)
香さんは小学5年生までオーストラリアで過ごした帰国子女で、聖心女子大学卒業後はモルガン銀行の社長秘書として活躍。当時から語学力や知性が高く評価されていたが、一目惚れした河野氏の猛アプローチを受け、キャリアを手放し結婚した。
●木田秋津さん 小林鷹之前経済安保相(49才)
ハーバード大学院留学、財務省勤務、2021年内閣入閣……とエリート街道をひた走る小林氏だが、妻・秋津さんも夫に負けず劣らずなキャリアの持ち主。夫とは東大の同級生。ニューヨーク大学やハーバード大学のロースクールで学び、外務省の国際法局に勤務経験のある敏腕弁護士だ。
●周子さん 加藤勝信元官房長官(68才)
茂木派・加藤元官房長官の伴侶は、加藤六月元農林水産大臣の次女である周子さん(婿入り後、加藤姓に改姓)。安倍昭恵氏とも交流が深い。もともと加藤氏は周子さんの姉と婚約していた“いわく因縁”があるが、結婚後の夫婦仲は良好で、4人の娘にも恵まれている。
●栄美さん 茂木敏充幹事長(68才)
“瞬間湯沸かし器”との異名を持つ夫を支えるのは、美魔女と名高い栄美さん。すらっとしたプロポーションに華やかなファッションセンスが目を引く。外務大臣夫人時代には国際イベント等で各国の要人とスムーズに談笑する場面も。
●裕子さん 林芳正官房長官(63才)
多忙な夫をサポートするほか、山口大学・大学院技術経営研究科教授という肩書も持つ妻の裕子さん。190年続く医者の家系出身で、東京大学医学部を卒業。その後MITで理学修士を、東京大学大学院で博士号を取得した華麗なる経歴の持ち主だ。
●現在、配偶者なし 齋藤健経済産業相(65才)
●文信さん 野田聖子元総務会長(63才)
夫婦別姓賛成などリベラル政治家として知られる野田氏が7年間の事実婚を終え、韓国料理店を経営していた文信さんと結婚。不妊治療を経た野田氏が50才で出産後に入籍し、家事や育児に専念してきたが、度々スキャンダルを報じられることも。
●山本拓さん 高市早苗経済安全保障担当相(63才)
元衆議院議員の拓さんが落選中だった高市氏に「結婚相手に立候補します」と申し込み、2004年にスピード婚したふたり(拓さんは3人の子供を連れての再婚)。“政策の不一致”から2017年に離婚したものの、2021年に高市氏と再婚し、拓さんは高市姓に変更した。
●卓苗さん 上川陽子外相(71才)
卓苗さんは東京大学時代の同級生で、日本銀行に入行し福井事務所長などを務めたエリートバンカー(現在は退職)。政治家を志していた時期もあり、安倍晋三氏を囲む「晋三会」の初期メンバーだったが、上川氏が政治家を目指すようになると代わりに晋三会に出席させた逸話も。
※女性セブン2024年9月12日号
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OS5
:2024/08/30(金) 15:35:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c67b61fee154d504338091d29c0b85a46be4fd1
総裁選、自民保守派が「分裂」 安倍氏死去で指導者不在
8/30(金) 7:04配信
時事通信
自民党の保守系議員連盟「創生日本」の総会。死去した安倍晋三元首相の写真が飾られ、出席者が黙とうをささげた=2022年9月21日、東京・永田町
自民党総裁選(9月12日告示、同27日投開票)を巡り、党内保守派が分裂模様にある。
派閥裏金事件で逆風に直面する中、憲法改正や安全保障といったテーマより、衆院選の「顔」選びに関心が集中。盟主だった安倍晋三元首相の死去で強い指導者を欠いたことも背景にある。
前回の2021年総裁選には保守系の高市早苗経済安全保障担当相(63)が立候補。安倍氏が「後ろ盾」となり、自らの息がかかった議員らに電話で支持を取り付けるなど強力に支援した。1回目の投票では国会議員票で岸田文雄首相に次ぐ2位となり党内を驚かせた。
しかし今回は様相が一変。再挑戦する高市氏は推薦人確保に苦戦し、立候補表明は9月9日にずれ込むことになった。前回、高市氏の推薦人となった小林鷹之前経済安保担当相(49)は安倍派の中堅・若手らの支持を得て真っ先に出馬を表明。小林氏は改憲に「人一倍思いが強い」と述べるなど保守的な政治信条をアピールし、支持層が競合する。安倍氏と近い関係だった加藤勝信元官房長官(68)や青山繁晴参院議員(72)も出馬に意欲を示している。
「アベノミクスの継承」などが争点となった前回と比べ、今回は裏金事件への対応や「脱派閥」への姿勢に注目が集まる。「世論が反発しているのは裏金問題。憲法や外交・安全保障での保守の主張は主要な争点になり得ない」。自民中堅はこう述べ、「国家観」を軸に保守が結集できない状況を指摘する。
保守系の牙城だった最大派閥・安倍派は裏金事件を受けて解散を決め、「5人衆」と呼ばれた有力議員が失脚したことも影響している。
28日には東京・赤坂の衆院議員宿舎で福田達夫元総務会長を中心とする当選4回以下の議員約20人が会合を開いた。出席者は「多くは小林氏支持」と説明したが、派内には高市氏や小泉進次郎元環境相(43)らを推す動きもある。「裏金議員」が多数存在する同派にとって、次期衆院選の生き残りを懸けて「刷新感」演出に血眼になっているのが実態だ。
保守系ベテランは「今回の総裁選は党内保守系が割れるきっかけになるかもしれない」と話した。
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OS5
:2024/08/30(金) 15:46:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/c13a7e39a4296dbf4535014deb039426fe46e8b4
石破氏、選対体制固める 本部長に岩屋元防衛相
8/30(金) 11:38配信
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コメント52件
共同通信
自民党総裁選に向けて開いた選挙対策本部の会合であいさつする石破元幹事長=30日午前、国会
自民党の石破茂元幹事長(67)は30日午前、立候補表明した9月の党総裁選に向けて選挙対策本部の体制を固めた。支援議員を集めた選対本部会合を国会内で初めて開き、麻生派を退会した岩屋毅元防衛相が選対本部長に、茂木派を退会した青木一彦参院議員が本部長代理に就く人事を決定。政策記者会見を来月10日に開く日程も発表した。
事務総長には無派閥の赤沢亮正財務副大臣を選任した。異例の混戦模様の中、活動先行を狙う。
公約の柱を「五つの守る」とする方針を確認。派閥裏金事件を意識して「ルールを守る」を先頭に据え、他に「日本」「国民」「地方」「若者・女性の機会」を掲げた。
石破氏は、5度目の総裁選挑戦を「最後の戦い」と位置付けている。「ポスト岸田」を問う報道各社の世論調査で常に上位に入り、党員・党友による地方票を強みとする半面、国会議員票の上積みが課題となる。
出馬意欲を示す加藤勝信元官房長官(68)は、記者団から推薦人20人の確保状況を問われ「めどが立ったと断言する状況ではないが、着実に近づいている」と述べた。
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OS5
:2024/08/31(土) 07:53:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/475a7ae4e616e0a44589ed7db9d7b058a0918397
石破茂氏と河野太郎氏「路線の違い」鮮明…自民党総裁選、派閥のあり方や「政治とカネ」で火花
8/31(土) 7:31配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)
9月の自民党総裁選への出馬を表明している石破茂・元幹事長(67)と河野デジタル相(61)の主張の違いが鮮明になっている。両氏は2021年の前回総裁選では小泉進次郎・元環境相(43)も交えた「小石河」の一角として連携したが、今回は派閥や「政治とカネ」の問題などで火花を散らしている。
「刷新感が大事なのではない。刷新が大事なのだ」。石破氏は30日、国会内で開いた陣営の選挙対策会議の初会合でこう述べた。選対本部長に就いた岩屋毅・元防衛相は「新しい時代のリーダーとして押し上げていこう」と呼びかけた。
岩屋氏は今年2月、河野氏が所属する麻生派(54人)を離脱した。石破氏は「派閥がカネとポストで動く。トップの号令でみんなが動くことから脱していかなければならない」と訴えており、陣営トップに岩屋氏を据えたことについて党内では、「河野氏や麻生派へのけん制ではないか」との見方が出ている。
一方、河野氏は30日、東京都内の麻生派の事務所で開かれた会合で、同派所属議員に支持を訴えた。同派を率いる麻生副総裁からも激励を受け、河野氏は会合後、「しっかり頑張っていきたい」と記者団に語った。
麻生派は従来の派閥を維持し、麻生氏は「同じ釜の飯を食って育ってきた」と、河野氏を支持する意向を表明している。河野氏は26日のBS日テレの「深層NEWS」で、「派閥が全部悪いというのはレッテル貼りだ」と反論し、「政策集団として議論してきた。仲間の力を借りて主張を訴えたい」と語った。
派閥のあり方だけでなく、「政治とカネ」の問題を巡っても、河野氏が政治資金収支報告書へ記載せずに受け取っていた金額を返還させるべきだと主張したことに対し、石破氏は「どこに返還するのか」と疑問を呈するなど、立場が異なっている。原子力発電所を巡るエネルギー政策に関しても、両氏の見解は違う。
政権批判をいとわない石破氏は長く「党内野党」の立場で注目され、河野氏も歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで「異端児」と呼ばれた。21年の総裁選で石破氏は出馬せず、小泉氏とともに河野氏支持に回った。
今回はそれぞれが出馬するため、知名度の高い3氏が激しく党員票を争う展開となりそうだ。党内には発信力の高い石破、河野両氏らの論戦による議論の活発化を期待する向きもある。
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OS5
:2024/08/31(土) 07:55:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebf70bb10c05dfb7bba1dc6b0e019cc5925804e5
自民総裁選、幹事長権限の委嘱先は誰に? 首相、公平性担保に注力
8/30(金) 19:21配信
産経新聞
自民党総裁選での幹事長権限委嘱の経過
岸田文雄首相(自民党総裁)は自らの後継が選出される党総裁選で、公平性の担保に注力する。茂木敏充幹事長が9月4日を軸に出馬表明する方向であるため、幹事長の権限を他の党幹部に委嘱させる方針だ。資金配分などの幹事長権限を総裁選に使うのではないかといった疑念を払拭する狙いがあるが、誰に委嘱するかも焦点になる。
【比較してみる】「ポスト岸田」主な候補者の強みと弱み
「茂木さんが出馬するのであれば幹事長の権限委嘱を考えなければいけない。誰がふさわしいかは任命権者の私が決めさせてもらう」。首相は29日夕、総裁選への立候補の意向を伝えるために官邸を訪れた茂木氏にこう伝えた。
首相が茂木氏に幹事長権限の委嘱を求めたのは、幹事長は総裁選の「行司役」(党幹部)として選挙の公正な運営に努めるポストだからだ。党の資金の配分や選挙の公認といった権限も握っており、各陣営への影響力も大きい。
首相は周囲に「幹事長は本来、中立でなければならない。(出馬で)色がついてしまうのであれば対応する必要がある」と語る。平成20年の福田康夫首相(当時)の後継を選ぶ総裁選では、出馬を決めた麻生太郎幹事長(同)が、細田博之幹事長代理(同)に権限を委嘱した。
注目されるのは委嘱先だ。茂木氏は副総裁で自らに近い麻生氏を希望しているとされる。総裁選をにらみ、麻生派(志公会)を率いる重鎮の歓心を買う狙いも透ける。
首相も麻生氏には信頼を置いているが、麻生氏はすでに総裁選で河野太郎デジタル相を支援する意向を示した。このため公平性を担保する面から、首相周辺では森山裕総務会長らが浮上している。
岸田政権下の約3年で、首相と茂木氏の関係は微妙なままだった。茂木氏は政策発信でスタンドプレー的な振る舞いが目立った一方、派閥政治資金パーティー収入不記載事件の対応には積極関与せず、党内からも「サボタージュだ。政治改革の歩みが遅くなったのは幹事長が機能しなかったからではないか」(幹部)との声が出た。委嘱先の調整は、両者の最後のさや当てとなる可能性もある。(永原慎吾)
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OS5
:2024/08/31(土) 09:31:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/82c8fb176c405fd2ef3262ee8b81c214c5a02482
自民総裁選、加藤元官房長官の「推薦人が足りない」大誤算…頼みの小渕優子も「齋藤健推し」ときて…
8/31(土) 8:05配信
想定外の事態
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今回の自民党総裁選(9月12日告示・27日投開票)は想定外の事が起こり、党内要路だけでなく各方面で波乱を呼んでいる。
【写真】安倍晋三が恐れ、小池百合子は泣きついた「永田町最後のフィクサー」
自民党派閥では唯一志公会(麻生派)が残ったものの、最大派閥だった清和会(安倍派)、総裁派閥の宏池会(岸田派)など各派が解散表明を余儀なくされたことから、派閥の縛りが無い初めての新総裁を選ぶ選挙となる。
自民党衆参院議員367人は旧派閥領袖や首相など要職経験のある実力者の意向・指示に従うことなく自らの信念に基づき総裁候補者の中から1人を選ぶ。その投じる1票が事実上、次期首相を決める。綺麗事を言っているのではない。
要は、これまでの政権党における権力闘争になかった「未体験ゾーン」を突き進むことになるのだ。総裁選を通じての言動がハレーションを引き起こしたり、今後の抗争の火種になりかねない。
推薦人確保に苦戦
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総裁選出馬の意向・意欲を明かした11人のうち小林鷹之前経済安全保障相(衆院当選4回・49歳)が8月19日に記者会見で出馬表明を行ったのを皮切りに、24日の石破茂元幹事長(12回・67歳)、26日に河野太郎デジタル相(9回・61歳)が記者会見で立候補を表明した。
月が替わる9月3日に林芳正官房長官(参院5期、衆院1回・63歳)、4日は茂木敏充幹事長(衆院10回・68歳)、6日が小泉進次郎元環境相(5回・43歳)、9日に高市早苗経済安全保障相(9回・63歳)が相次いで出馬表明する。
問題に直面しているのは出馬に強い意欲を見せていた加藤勝信元官房長官(衆院7回・68歳)と上川陽子外相(7回・71歳)の2人である。野田聖子元総務相(10回・63歳)が立候補に必要な国会議員20人の推薦人確保に難航・出馬を断念したように、20人獲得に苦戦しているのだ。
平成研(茂木派)領袖・茂木氏が名乗りを上げたにも拘わらず出馬の構えを崩さない加藤氏は、同派を離脱した小渕優子選対委員長、青木一彦参院筆頭副幹事長ら故青木幹雄元官房長官に連なる勢力、「HKT」仲間の萩生田光一前政調会長と武田良太元総務相が影響力を行使できる安倍派や二階派議員から推薦人を期待したとされる。
「勝ち馬に乗る」ために
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ところが告示を前にした今週初め、総裁選第1回投票はマスコミ各社の世論調査“人気投票”でトップを争う石破、小泉両氏が総裁選でも1、2位を占めるのは確定的との見立てが自民党関係者の間で駆け巡った。
「勝ち馬に乗る」は永田町の要諦である。素早く動いたのが二階派元事務総長の武田氏とされる。小泉陣営が用意していた推薦人が後ろ盾の菅義偉前首相直系「ガネーシャの会」メンバーが多く、菅色が強すぎるとの批判を恐れていると知るや小泉氏側に影響下にある宮内秀樹、鳩山二郎両氏を“貸し出し”たというのだ。
加藤氏が期待した小渕氏は遠藤利明前総務会長、古川禎久元法相らと、推薦人20人確保に難航するとみられていた齋藤氏を推すという。この組み合わせは永田町で驚きを以て迎えられた。齋藤氏を高く評価する遠藤氏は小泉氏とも気脈を通じている。小泉、齋藤両氏は09年総選挙初当選同期で「四志の会」を結成した。
一方、29日夜に開かれた石破氏選対会議に18人が出席した(「四志の会」メンバーの伊東良孝氏が加わっている!)が、そこには件の青木一彦氏が同選対本部長代理として同本部長の岩屋毅元防衛相共々会議を取り仕切っていたのである。青木氏は石破氏地元の鳥取県の隣の島根県選出参院議員。つまり22年7月の参院鳥取島根合区で選挙優先から“転向”したのだ。
興味深いのは唯一人麻生派を離脱した岩屋氏が選りによって麻生太郎副総裁が嫌う石破氏の選対本部長になった経緯である。そういえば岸田文雄首相は22日夜、東京・赤坂の「ざくろTBS店」で岩屋氏と会食している。気になるのは麻生氏がこうした動きをどのように受け止めるかである。
菅氏が背後に控える「進次郎政権」誕生に抵抗するには麻生派を軸に岸田派、茂木派を加えて河野、茂木氏のいずれかを第1回投票で2位に押し込む以外に妙案は思い浮かばない。となると麻生氏は岸田氏にヘソを曲げたりしている余裕はないはずだ。
新総裁を選ぶGⅠレースは、菅義偉調教師・齋藤健騎手で脚質スプリンターの「スカスカキャップ改めヨコスカポエム」が4コーナーを回って、直線コースに入ってからぶっちぎり状態でゴールに飛び込む展開となるのではないか。
歳川 隆雄(ジャーナリスト・「インサイドライン」編集長)
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OS5
:2024/08/31(土) 09:37:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/543da62b4b2d9eef2f684cd95e51a2dbaad03f7e
岸田首相、国連演説見送りへ 来月訪米、総裁選と調整付かず
8/30(金) 17:50配信
時事通信
首相官邸に入る岸田文雄首相=30日午前、東京・永田町
岸田文雄首相が9月下旬に予定する国連総会に合わせた訪米で、自らの一般討論演説を見送る方向となった。
日本は来月26日の枠が割り当てられたが、自民党総裁選の投開票日である同27日までに帰国するため、調整が付かなかった。複数の関係者が30日、明らかにした。
一般討論演説は、9月24〜30日の日程で行われ、日本が割り当てられた枠は同26日午後だった。各国と演説順の変更を協議しているが調整は付かず、首相周辺は「一般討論演説は難しい」との見通しを示した。
日本の首相が国連での演説を見送るのは2007年9月の福田康夫首相以来。この時は高村正彦外相が演説したが、今回は総裁選出馬に意欲を示す上川陽子外相の訪米も見通せない。このため山崎和之国連大使が対応する案も出ている。
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OS5
:2024/08/31(土) 09:38:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f7c67f2e691d50162b791866941f79bcc1477dd
自民総裁選へ上川氏、推薦人「あと数人」 公務多忙な中、水面下ギリギリの攻防
8/31(土) 7:45配信
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あなたの静岡新聞
米国議会や政府の要人を出迎える上川陽子外相(中央)。多忙な公務の合間を縫って支持拡大を求めている=30日午前、外務省
9月の自民党総裁選への出馬を目指す上川陽子外相(71)=衆院静岡1区=の推薦人集めが、ヤマ場を迎えている。立候補に必要な20人まで「あと数人」(関係者)に迫り、上川氏本人と支援する議員が連日、奔走。ただ、10人超が出馬意欲を示す今回の総裁選はさまざまな思惑が絡み合い、推薦を取り付ける水面下の作業は熾烈(しれつ)を極める。上川氏は外相として多忙な公務も抱える。初の女性総理誕生に向けた挑戦のスタートラインに立てるかどうか。12日の告示まで2週間となる中、ギリギリの攻防が続いている。
30日午前、上川氏は首相官邸での閣議や外務省での米国議会や政府の要人との面会、記者会見を相次いでこなすと、午後は議員会館の事務所に入った。この1週間、同様に公務を最優先に取り組み、合間を縫って総裁選の対応に力を入れている。
上川氏が最初に出馬意欲をにじませたのは、岸田文雄首相が総裁選不出馬を表明した翌日の今月15日。早い段階で上川氏支援に名乗りを上げていたのは、当選同期の松島みどり元法相や選挙区が隣り合う同じ岸田派所属だった深沢陽一外務政務官=衆院静岡4区=ら数人にとどまっていた。
「派閥には頼らない」と明言していた上川氏は、法相や少子化担当相といった要職経験や議員連盟の活動でつながりのある仲間に一人ずつ声をかける「草の根」運動を展開。自らが直接会って熱意を訴えるスタイルにもこだわり、徐々に支持を広げた。無派閥の牧原秀樹衆院議員はこうした姿勢に応じ「(上川氏との)接点は少なかったが、女性初の総理が誕生することは大事」との考えから推薦人になる決意を固めた。
これまでに2回の会合を開いた支援議員らの顔ぶれをみると、それぞれが所属していた派閥は安倍派、麻生派、二階派、岸田派と幅広い。特定の派閥に偏らない横断的な支援態勢という形には近づきつつある。
ただ、「あと数人」の上乗せは容易ではない。告示日が近づき、各陣営による推薦人の囲い込み、奪い合いは激しさを増している。「上川さんに付くと言っていたのに、別の候補者に流れた人もいる」。上川氏周辺はこう明かす。上川氏自身も29日、「支持と推薦との間にこんなに大きなギャップがあることを改めて感じている」と、推薦人となってもらう難しさを漏らした。
今後は総裁選告示日前の4〜6日のオーストラリア外遊なども控える。上川氏は「時間がない。私のやり方でやるしかない」と気を引き締める。「(推薦人は)増えているけど、剝がされてもいる。動きが激しい」。裏で支える事務方は厳しい表情を崩さない。
静岡新聞社
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OS5
:2024/08/31(土) 23:20:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/e40267182d5f539542e45748a61bb00432d8e528
安倍派、総裁選対応バラバラに 敬遠する陣営も 「いつまでもいじめられる」
8/31(土) 19:05配信
産経新聞
東京・赤坂の議員宿舎(中央奥)。28日夕、安倍派の中堅・若手議員が集まった(鴨川一也撮影)
解散方針を決めた自民党安倍派(清和政策研究会)が、党総裁選(9月12日告示、27日投開票)を巡る対応で分裂している。派閥のパーティー収入不記載事件で同派幹部が軒並み処分され、司令塔を失った所属議員は複数の陣営に散らばった。事件を思い起こさせかねないとして安倍派議員の支援を敬遠する陣営もある。栄華を誇った最大派閥の面影はない。
【グラフィック】総裁選対応で安倍派が分裂している
8月28日夕、東京・赤坂の議員宿舎に安倍派の福田達夫筆頭副幹事長や大西英男衆院議員ら中堅・若手約20人が集まり、政治学者の講演に耳を傾けた。毎年夏に行われていた派閥研修会を再現しようと有志が企画し、夜には懇親会もあった。
出席者によると、総裁選での特定候補の支援に関する話題は出なかったという。不記載事件で派内の有力者「5人衆」が処分された結果、派として足並みをそろえることは困難になった。会合後、中堅議員は「それぞれ向いている方向が異なり、とても一本化できない」とぼやいた。
安倍派のうち福田氏ら中堅・若手の一部は小林鷹之前経済安全保障担当相(49)の支援に回った。石破茂元幹事長(67)や高市早苗経済安保担当相(63)、上川陽子外相(71)の陣営に入った議員もいる。小泉進次郎元環境相(43)や茂木敏充幹事長(68)らの支援を検討する動きもある。
今回の総裁選は10人以上が出馬に意欲を示す乱戦模様で、推薦人確保のためにも最盛期は100人を超えた安倍派の取り込みは重要といえる。
ただ、不記載事件の記憶が鮮明に残る中、安倍派議員が前面に出れば、「候補のマイナスイメージとなりかねない」(閣僚経験者)との声がある。このため、安倍派議員に表立った支援を控えさせ、推薦人名簿から外そうとする陣営もある。
それどころか、処分を受けた安倍派議員らを次期国政選挙で「非公認」とする可能性に言及する候補もいる。安倍派若手は「勝ち馬を間違えたら、いつまでたってもいじめられる」と危機感を強めている。(竹之内秀介)
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OS5
:2024/08/31(土) 23:23:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9464f4cf832114a235e9dd978ddddecb68fec67
加藤氏出馬へ「ぎりぎり」 自民総裁選で西銘元沖北相
8/31(土) 18:09配信
共同通信
加藤勝信元官房長官
自民党の西銘恒三郎元沖縄北方担当相(衆院沖縄4区)は31日、那覇市の党会合で、党総裁選出馬に向けて最終調整に入った加藤勝信元官房長官の現状に関し「9月10日に出馬表明できるか、ぎりぎりの攻防戦にある」と述べた。20人の推薦人確保状況が念頭にあるとみられる。西銘氏は加藤氏支援で動いている。
167
:
OS5
:2024/09/01(日) 09:13:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5ac8383f0c7bcdc2d92d9c5a05ebd31f5c5c3a6
自民党総裁選の4陣営に「20人の壁」…過去には「貸し出し」で恩売る行為も横行
9/1(日) 5:00配信
過去最多の立候補者となる見通しの自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)で、出馬を模索しながら、いまだ正式表明のめどを付けられていない議員もいる。各陣営による議員票の獲得競争が激しさを増す中、推薦人20人の確保に苦慮しているためだ。
「『支持』と『推薦』の間に大きなギャップがあることを改めて実感している」
総裁選への立候補に意欲を示す上川外相(71)は8月29日、国会内で記者団にこう語り、推薦人集めが思うように進まない実情を吐露した。
斎藤経済産業相(65)も30日の記者会見で、推薦人について、「申し上げるのは控えようと思っている」と述べるにとどめた。
現在立候補のめどが立っているのは、すでに出馬を表明した小林鷹之・前経済安全保障相(49)、石破茂・元幹事長(67)、河野デジタル相(61)の3人に、近く表明予定の小泉進次郎・元環境相(43)ら5人を加えた8人。上川、斎藤両氏のほか、野田聖子・元総務相(63)、青山繁晴参院議員(72)の4陣営は推薦人確保に奔走している状況だ。
推薦人制度は、候補者の乱立防止を目的に1972年の総裁選から導入された。推薦人になるには所定の用紙に署名する必要があり、用紙は総裁選挙管理委員会に届け出がなされ、全候補の推薦人は公表される。
総裁選に参加できる自民議員は367人。早々に態度表明することになる推薦人は、候補が勝てば人事での処遇を期待できる反面、負ければ冷遇される可能性もあり、敬遠する議員は少なくない。
すでに出馬のめどが立った8陣営が議員の囲い込みを進めていることも、4陣営の焦りに拍車をかけている。各陣営の色が付いていない議員が日増しに減っていくためだ。出馬表明できていないある陣営の関係者は「うちは勧誘を始めるのが遅かった。20人の壁は高い」と嘆く。
過去の総裁選では、告示前のタイミングで、推薦人集めに苦しむ陣営の弱みにつけ込み、派閥が推薦人を貸し出すことで恩を売ろうとする動きが横行した。
派閥の解散が進む今回の総裁選でも、派閥幹部だった重鎮が中心となって、同様の調整が行われているようだ。ある派閥幹部だった閣僚経験者は「独力で18人まで積み上げれば、あと2人は貸してやると陣営に伝えている」と明かした。
168
:
OS5
:2024/09/01(日) 22:55:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a36375576bf2abd9fb2246c1b366fcc47130a58
「捜査を回避するためには選挙するしかない」 事件化前に自民幹部が進言した「幻の衆院解散」とは【裏金政治の舞台裏①】
6/30(日) 10:02配信
岸田文雄首相は6月中の衆院解散を見送ることになった。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件による逆風がやむ気配はなく「衆院選に突入すれば惨敗していたところだった」と与党内には奇妙な安堵が広がる。
【写真】なぜ岸田首相はサプライズを好むのか 言動が予測困難過ぎて永田町騒然「ひょっとして衆院解散も」
東京・永田町の自民党本部
解散権という「伝家の宝刀」をいつ行使するかは時の総理大臣の大きな悩みの種だ。岸田首相も例外でない。昨年も何度か解散を断念していた。その過程で、東京地検特捜部による捜査を避けるための早期解散を一部の党幹部が迫っていたことは、あまり知られていない。「捜査逃れの解散案」を巡って政権内で何があったのか。舞台裏を探った。(共同通信裏金問題取材班=植田純司)
▽そうそう手出しできない
「政治資金収支報告書の不記載は大変な問題になる。その前に手を打たないといけない」
2023年春、ある自民重鎮は首相と向き合うと、こう切り出した。不記載問題は22年11月に共産党機関紙の「しんぶん赤旗」がスクープしていたが、多くの大手メディアは事件化されることはないと踏んでいた。
重鎮は、とあるルートで入手した情報を基に「このままでは特捜部の本格的な捜査は必至だ」と岸田首相に説明した。そして提案する。「選挙で勝利して法改正すれば、そうそう手出しできない」
G7広島サミットが開幕し、第1セッションに臨む岸田首相(手前右)、バイデン米大統領(同左)ら各国首脳たち=2023年5月19日、広島市
選挙期間中に捜査当局が国会議員の強制捜査に入ることはハードルが高い。選挙妨害と受け止められ、政治的公平性が失われるとの観点からだ。提案の背景には、衆院選で勝利し、国民の信を得た政権に検察がメスを入れることは困難だとの見立てもあった。
捜査回避策の腹案はもう一つあった。裏金事件を受けた改正政治資金規正法はこの6月に曲折を経て成立したが、実はその1年以上前に自民の一部が原案作成に動き出していた。①政治資金パーティー券の支払いは銀行振り込みに限定②政治資金収支報告書の監査機能の強化③違反した議員への罰則強化―。複数の関係者によると、これらを選挙後に打ち出せば「捜査が始まったとしても被害は最小限に抑えられる」ともくろんでいた。
しかし、岸田首相は首を縦に振らなかった。「安倍派、二階派の問題だから、そこが責任を取ればいい」。特捜部の水面下の捜査が進む中、こうした裏金対策会議はその後も弁護団を交えつつ断続的に開かれていた。
▽衝撃の数字、270超
裏金問題に関する警戒度は低かった岸田首相ではあるが、解散自体を諦めていた訳ではなかった。照準を合わせていたのは昨年の通常国会会期末の6月解散だった。5月22日に閉会した先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の成功を追い風に、野党の内閣不信任案提出に合わせて解散を表明するシナリオだ。
日経平均株価は3万円台を回復し、内閣支持率は回復基調を示していた。党本部が5月下旬に実施した情勢調査は自民270議席超だった。2021年10月の衆院選で追加公認を含め、国会運営を主導できる絶対安定多数を確保した261議席を上回る「衝撃の数字」が出た。
呼応するように自民党の森山裕選挙対策委員長(当時)は6月3日の講演で「総理が国民に信を問うと決断したら、いつ解散になってもおかしくない」と力を込めた。岸田首相も13日の記者会見で「諸般の情勢を総合して判断する」と発言した。それまで繰り返してきた「今は考えていない」との留保が消えたことから、永田町に解散風が一気に吹き荒れた。
家宅捜索のため自民党安倍派(清和政策研究会)の事務所に向かう東京地検特捜部の係官ら=2023年12月19日、東京都千代田区
だが、その2日後には政権幹部に解散見送りの考えを伝達した。そして「今国会での解散は考えていない」と官邸で記者団に公言した。マイナンバーカードを巡る相次ぐトラブルや、衆院選の候補者調整を巡る自民、公明両党の対立が深刻化し、東京での選挙協力が解消されるなど懸念材料が山積していたためだ。長男が公邸内で親族と忘年会を催し、記念撮影をしていた問題も響いた。
岸田首相周辺は「一時はその気だった。今考えたらベストなタイミングだった」と悔やむ。
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:
OS5
:2024/09/01(日) 22:56:20
▽11月がラストチャンスだった
次に模索したのは10月20日召集の秋の臨時国会中の解散だ。9月に内閣改造・党役員人事に踏み切ったものの、派閥のバランスに苦慮した人選は政権浮揚につながらず、報道各社の世論調査は不支持率が支持率を上回る構図が固定化しつつあった。
それでも情勢調査では250議席程度の獲得が可能だ、とする報告が党執行部に伝わる。岸田首相には2パターンの選択肢があった。①物価高に対応する経済対策のメニューを示した上での臨時国会冒頭②財源を裏付ける2023年度補正予算の成立後―。10月30日は衆院議員任期の折り返しを迎える時期でもあった。
ある自民幹部はこの時期、岸田首相に進言した。「いまなら勝てる。裏金問題を収めるためにも冒頭解散しかない」
岸田首相は再びためらった。経済対策の成立を優先させることにこだわった。周辺に「物価高で給料を上げないと解散なんて話じゃない」と語り、解散権は封印された。
物価高対策の目玉として打ち出した減税策も反発を浴び、各メディアの内閣支持率は就任後で最低に落ち込んだ。自民重鎮は「裏金疑惑が噴き出る前の11月がラストチャンスだった」と振り返る。
▽安倍元首相だったら…
憲法7条は衆院解散を「内閣の助言と承認」を受けた天皇の国事行為と定める。実際は首相が判断するため「首相の専権事項」と呼ばれる。政権に有利なタイミングで恣意的に解散できるとして問題視する声もある。
1966年12月には、佐藤栄作首相が閣僚らの不祥事や疑惑が相次ぐ中、政治不信の払拭を目指し「黒い霧解散」に踏み切った。2017年9月には森友、加計学園問題を抱える安倍晋三首相が臨時国会で所信表明演説や代表質問を実施せずに冒頭で衆院を解散し、「疑惑隠しだ」と野党から批判を浴びた。佐藤、安倍両氏とも選挙で勝利し、長期政権につなげた。
岸田首相が「捜査逃れの解散案」を選ばなかったのは、力で押し切る「覇道の政治」でなく、謙抑的な「王道の政治」と評価できる。
では岸田首相はどう政権運営を描いていたのか。実は昨年末の段階で解散のタイミングについて「6月がポイントになる」と周囲に明言していた。裏金事件にけりをつけ、賃上げ経済を実現して今国会の会期末に信を問うシナリオだった。9月の自民党総裁選に弾みがつくとの計算もあった。
しかし、現実政治は厳しい。今、自民は地方選挙での敗北が続き、地方組織から岸田首相の退陣を求める声が膨らむ。重鎮はこう語る。「解散に必要なのは決断力だ。安倍氏だったら間違いなく昨年のうちに解散を選んでいた」
170
:
OS5
:2024/09/01(日) 22:57:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c6f4a5be9a4254d8bc6b113c3c5a96e1c44d37e
「頼りないと言われても権力は健全じゃないといけねぇんだ」 何が岸田首相を派閥解散に駆り立てたか【裏金政治の舞台裏②】
7/17(水) 10:02配信
「裏金事件の責任をとっていない」として岸田文雄首相に逆風が吹いている。ただ、首相にとってのけじめは事件発覚直後に決断した自民党宏池会(岸田派)の解散方針だった。5人の首相を輩出した「名門派閥」は近く67年の歴史に幕を閉じる。誰より派閥に愛着があった岸田首相が宏池会解散をなぜ決断したのか。経過をたどると、最高権力者の矜恃とその代償が浮かんだ。(共同通信裏金問題取材班=村山卓也)
【写真】岸田総理、実はサプライズ好き…言動が予測困難過ぎて永田町騒然
岸田内閣支持率の推移
▽「岸田政権のせいでこんな目に遭っている」
東京地検特捜部の捜査がヤマ場を迎えていた昨年末、首相は周囲にぼやいた。「『なんで岸田政権は捜査をつぶしてくれないのか。けしからん』と、そんなことを言ってくるやつもいるんだよ」
裏金事件は政権を揺るがし、この時期に首相は安倍派の要職一掃に踏み切った。当時の松野博一官房長官、西村康稔経済産業相ら4閣僚が退場し、自民党の萩生田光一政調会長、高木毅国対委員長、世耕弘成参院幹事長らも要職を外された。安倍派の副大臣、政務官の多くも交代させた。
危機管理としての判断だった。だが、党内からは「安倍派切りで政権基盤を安定させるつもりだ」との声が出てきた。議員や秘書が連日のように事情聴取を受け、やり場のない怒りを生んでいた。役職を外れた安倍派幹部は「岸田政権のせいで、こんな目に遭っているんだ」と水面下で矛先を首相に向けていた。
▽一升瓶を片手にした首相の口調が変わった
辞表提出後、首相官邸を出る松野博一氏=2023年12月14日
反省すべき安倍派がそんなことを言ってくる背景は、翌年9月に控える自民党総裁選だ。約100人を擁する最大派閥の動向が岸田首相の命運を左右すると考えていた。総裁選では国会議員の票が重く、岸田派は第4派閥に過ぎないからだ。事件が本格的に表面化する前から世耕氏は参院本会議で岸田首相について「国民が期待するリーダーの姿を示せていない」と糾弾するなど、けん制を繰り返していた。
しかも、安倍派内の多くには「総理大臣は検察ににらみを利かせることができる」という政権像が共有されていた。故安倍晋三元首相が2020年に検察幹部の定年延長を決定した際には、野党から「安倍政権に都合のいい幹部を残すことで、検察をコントロールするつもりではないか」と追及を受けることもあった。
こうした事情から安倍派の一部から「安倍さんだったら簡単に捜査をさせなかったはずだ」と検察に圧力をかけるよう求める声が上がっていたのだ。
そうした声を耳にした夜、岸田首相は公邸で一升瓶を片手に日本酒をあおった。政界きっての酒豪が珍しく突っ伏して寝てしまったという。
葛藤の末、最後には自分に言い聞かせるように語った。「官邸と検察は健全な関係じゃないといけねぇんだ。国民が安心して、それなりに公権力を信頼して平穏な生活をできることが民主主義には大事なんだよ。これは、そういう問題だと思うんだがなぁ…。権力は国民のために使わないといけねぇんだ」
「真面目な人間がばかを見ない社会にしたい」とたびたび語る岸田首相。丁寧な言葉遣いがべらんめえ調になるのは感情がこもっているときだ。
171
:
OS5
:2024/09/01(日) 22:57:59
▽不安が最悪の形で的中した
その後の経緯は必然でもあり、皮肉でもある。捜査から距離を置いた代償として、検察の動きを察知するのが遅れた。
当初、岸田派の政治資金収支報告書への不記載問題について岸田派幹部は「事務的ミスで、安倍派、二階派とは性質が全く違う。立件はされない」と楽観視していた。首相も報告を受けて「検察としては大きな問題はないと考えているようだ」と安堵していた。
岸田派解散の意向を記者団に明らかにする岸田首相=1月18日
事態が急変したのは1月17日だった。宏池会の元会計責任者が立件されそうだ、との情報が首相の耳に入った。漠然とした不安が最悪の形で的中した。翌日から「岸田派立件」の報道が火を噴いた。
岸田首相の反応は素早かった。1月18日午後、総理執務室に岸田派幹部を官邸の裏口から呼び込んだ。時間をずらして一人一人と向き合い、今後の対応方針を相談した。隣には岸田派ナンバー2の座長を務める林芳正官房長官を座らせた。
「自民党の未来を守らなければなりません。そのために宏池会を解散しようと思います」。岸田首相が静かに切り出すと、ある幹部は「総理の判断にお任せします。解散しても人間関係は変わらないですから」と応じた。「では攻めの気持ちで解散しようと思います。派閥の若い連中をよろしく頼みます」。反対する幹部はいなかった。
▽断腸の思いか、責任回避か
宏池会を1957年に創設したのは池田勇人元首相である。岸田首相が最も尊敬する人物だ。「軽武装・経済重視」の理念を長年掲げ、タカ派と称される清和政策研究会(安倍派)と比較して、自民党内のハト派と位置付けられてきた。大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一も首相に輩出した。官僚出身者が多く、政局に弱い「お公家集団」とやゆされることもある。
岸田首相は宏池会について「誰よりも愛着があるつもりだ」と自負してきた。そんな派閥を巡る急転直下の解散決断について、その日の夜に複雑な心境を周囲に明かした。
「俺は宏池会と同じ年に生まれたんだ。人生、宏池会と一緒にあったようなものだと思っている。それに自ら終わりを告げるってのは、やっぱり思うところはある。だけど、ここで決断しなければ自民党が終わると思ったんだ」
岸田首相としては断腸の思いで、政治改革に取り組む姿勢を示したかった。ただ裏腹に裏金問題の早期の幕引きを図り、首相自身の責任論をかわす思惑があるのではないかとの見方が広がる。
それを助長したのが手続きに時間がかかる現実だ。派閥解散を表明しても事務所や資金の清算に数カ月かかってしまう。しかも派閥存続論の麻生太郎副総裁への根回しがなく、政治的後ろ盾の不興を買ってしまった。
再発防止策となるはずの改正政治資金規正法の成立を経ても裏金批判のうねりは消えず、自民党内の「岸田降ろし」につながる。6月の通常国会閉幕に合わせるように、菅義偉前首相がインタビューでのろしを上げた。
「岸田首相自身が裏金事件の責任に触れずに今日まで来ている。そのことに不信感を持っている国民は結構多い」
対する岸田首相は周囲にこう漏らした。「何をどうしたって今は批判されるんだろうなぁ。でも、中途半端に投げ出すわけにはいかねぇんだよ」
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OS5
:2024/09/01(日) 22:59:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a3d5557105aa1607b7504f3bc48a910e16000f9
最大派閥の無責任体質はどこから来たのか 解体状態の安倍派、ちらつく森元首相の影【裏金政治の舞台裏③】
7/30(火) 10:02配信
自民党派閥パーティー裏金事件の元凶となった安倍派(清和政策研究会)。既に所属議員は要職から一掃され、派閥の解散決定を経て、解体状態となっている。最近では安倍派議員から岸田文雄首相の退陣論も出た。一連の無責任体質はどこから生まれ、かつて栄華を誇った安倍派はどこへ向かうのか。取材を続ける記者が振り返った。(共同通信裏金問題取材班=高松亜也子)
【写真】岸田首相、「増税クソメガネ」に苦笑 「名前が進化したとのことだが、承知していない」
▽あの一言から始まった
昨年11月30日夕刻、安倍派(清和政策研究会)の担当記者が急きょ、衆院第2議員会館の塩谷立座長(当時)の自室に集められた。ある発言を撤回するためだ。
先立つこと5時間前、塩谷氏は記者団の取材に応じた。派閥パーティー券の販売ノルマを超えた売り上げを派閥から議員側にキックバック(還流)する慣習があるのかどうかを問われ「そういう話はあったと思う」と語ったのだ。
現在ではキックバックの裏金化は周知の事実だが、当時この発言は永田町に大きな波紋を広げた。暗黙の了解が表面化した瞬間だったからだ。安倍派は過少記載の理由について「名寄せできなかった。あくまで事務的ミスだ」と強調し、派閥の「故意性」「組織性」は否定していた。その事なかれのシナリオを崩したのが塩谷氏の発言だった。
銃撃死した故安倍晋三元首相の後継会長を置かず「安倍派5人組」を中心とする集団指導体制へ移行したのは昨年8月。塩谷氏は座長として事実上の責任者に就いていた。
夕刻、疲れた表情で現れた塩谷氏は、キックバックの慣習について「事実を確認している訳ではない」と前言を翻した。記者団は引き下がらず、「どうしてか。昼の段階で3回やりとりした上で、それでも『還流はあったと思う』と述べたではないか」とただした。塩谷氏は苦しい表情で「曖昧な話だった。誤解を与えたから撤回する」と繰り返すばかり。奥歯に物が挟まったような言いぶりに後味の悪さが残った。
▽特捜部を本気にさせてしまう
5時間の間に何があったのか。取材すると、安倍派5人組の一人がすぐ訂正するよう塩谷氏に迫ったのだという。その理由を聞いて驚いた。「東京地検特捜部が本気になってしまう」。根拠不明のこの情報もすぐ広がった。
発言撤回の翌日となる12月1日、報道合戦の号砲が鳴った。朝日新聞が1面トップで「安倍派、裏金1億円超か/パー券不記載、立件視野/ノルマ超分、議員に還流/東京地検特捜部」と報道した。「裏金」をキーワードとした報道各社の取材合戦が過熱した。想定より早い展開だった。
新聞の1面やテレビのトップニュースには連日、関連記事の見出しが躍った。「キックバックは10人以上か」「安倍派議員複数1千万円超か」「安倍派議員の秘書らも聴取」
塩谷氏は改めて事実関係を記者団に問われても「精査する」と述べるにとどめた。普段は温和な表情がこわばった。地検の捜査が進むにつれ、本当のことを言ったがために「戦犯扱い」となる懸念が膨らんでいたからだ。
4カ月後、塩谷氏は自民党処分で最も厳しい離党勧告を受けた。異議を申し立てたものの退けられた。
▽スポークスマンのだんまり
安倍派の事務総長経験者だった松野博一官房長官(当時)も核心を知り得る一人として矢面に立った。1日2回の記者会見では「答えは差し控える」と、金太郎あめのように同じコメントを繰り返し、鉄仮面のように表情を崩さずに対応した。
そもそも松野氏は政治家には珍しい「前に出ないタイプ」。2020年に出版した著作「導き星との対話」は松野氏が有識者にインタビューする内容で、自身の信条を語る記述は少ない。政府スポークスマンとして「自分は霞が関の想定問答を超えない」ことを信条とし、裏金問題でもノーコメントを貫いた。
だが、官房長官の重要な役割は政権の危機管理だ。裏金事件へのだんまり対応は結果として「何も説明しない岸田政権」の像を形づくり、国民の深刻な政治不信を招いた。
5人組の不起訴が決まった後、松野氏は「最も事情を知る捜査機関が嫌疑なしのシロと判定した。これで批判は収まっていくだろう」と楽観論を周囲に語った。ところが、意に反して政治責任の追及はやまなかった。
1988年に発覚したリクルート事件を知る石破茂元幹事長は、早い段階から「検察に立件される前に自浄作用として、各派閥の責任者は実態を説明すべきではないか」とくぎを刺していた。
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OS5
:2024/09/01(日) 23:00:12
▽雲隠れしたドン
窮地に立たされた安倍派幹部がすがったのは森喜朗元首相だった。5人組の名付け親だ。
背景には、安倍派の歩んできた歴史がある。安倍派(清和政策研究会)は今でこそ主流派だが、1978年に福田赳夫氏が首相退任後、長らく首相を輩出できずにいた。田中角栄元首相の田中派や、流れをくむ竹下登元首相の経世会が最大派閥として影響力を誇り、その支援なしでは総理総裁にはなり得ないとまで言われていた。
そこへ変化をもたらしたのが森氏だった。小渕恵三元首相が急逝し、2000年に森政権が発足した。以降は森氏、小泉純一郎氏、安倍晋三氏、福田康夫氏の4人が続けて首相に就任し、主流派に躍り出た。森氏が後見人として支えた小泉政権は経世会支配からの脱却を目指し「自民党をぶっ壊す」と訴え、05年の郵政選挙で最大派閥の座を奪い取った。
安倍元首相が22年7月に銃撃されて死去すると、森氏の安倍派への影響力はさらに増した。座長の塩谷氏をはじめとする派閥の集団指導体制は5人組が森氏と水面下で相談して決めた。
月刊誌「文芸春秋」のインタビューで森氏は5人組の依頼を受け、塩谷氏に議員辞職によって安倍派の裏金問題の責任を取るよう説得まで行ったことを明らかにしている。「全責任をとるので仲間を救ってください、と(首相に)申し出れば、君は立派だと光り輝くよ」と説得したが、塩谷氏は納得しなかったという。
一方、森氏は今回の裏金事件のタイミングと前後して都内の介護施設に入居した。外部と連絡が取れなくなると周囲に伝えたことが広まると「特捜部の動きに先手を打って雲隠れか」と臆測を呼んだ。というのも森氏が清和政策研究会の会長を務めていた05年に「派閥パーティー券の販売ノルマの超過利益を議員に還流していた疑いがある」と共同通信が報じているからだ。裏金の源流を知っている重要人物とみられていたのである。
4月の自民党処分で塩谷氏は離党に追い込まれ、松野氏は党役職停止1年の処分となった。岸田首相は4月初旬に森氏に電話して、形だけの聞き取り調査を行ったが、責任は問わなかった。
そして森氏は現在、安倍派メンバーと面会や会食を重ねている。会食に出席した議員によれば「森先生は自分の息のかかった議員を中心に据えたい思いがある」といい、萩生田光一前政調会長や福田達夫元総務会長らの名前を挙げた上で、党総裁選に向けてまとまって動くよう働きかけているという。
7月の東京都議補選で自民党が2勝6敗と大敗すると、安倍派の大西英男衆院議員から「首相は辞職し、9月には新しい総裁を選ばなければならない」と岸田降ろしの声が上がった。ある政権幹部は「岸田首相はあのとき森氏に直接会って、離党を突きつけるべきだった」と嘆息した。
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OS5
:2024/09/01(日) 23:03:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cca146e2be18e1a8c4f97ff4521793bf330bbab
自民党の「夏の宿題」が手付かずのまま、その原因は政権内亀裂だ 生煮え対応の政治刷新本部で何が起きていたのか【裏金政治の舞台裏④】
8/23(金) 10:32配信 「政治とカネ」を巡る自民党改革の司令塔となる党政治刷新本部(本部長・岸田文雄首相)が6月23日の国会閉会後、機能停止状態に陥っている。政治資金の透明化に向けた第三者機関設置など改正政治資金規正法の検討項目は棚上げ。つまり「夏の宿題」は手つかずのままだ。裏金事件対応が生煮えとなる背景には、政権幹部間の深刻な亀裂がある。刷新本部内で何が起きていたのか。議論の過程を追った。(共同通信裏金問題取材班=植田純司)
▽消えた「派閥解消」
「自民党を巡る現在の状況は極めて深刻だ。一致結束してこの事態に対応しなければならない」。年が明けてまもない1月11日、党本部で開かれた政治刷新本部の初会合で岸田首相がハッパを掛けた。派閥パーティー裏金事件が政権の命運を大きく揺るがしていた。
その4日後、茂木敏充幹事長や首相側近の木原誠二幹事長代理、小倉将信前こども政策担当相ら刷新本部の「インナー」とされる幹部陣がひそかに党本部の一室に集まった。主な議題は中間報告での派閥の在り方に関する書きぶり。「政策集団による政治資金パーティーの禁止」「派閥の『資金と人事』からの切り離し」…。共有された原案にはその後、成案に反映される事項が列記されていた。
関係者によると、原案には「いわゆる派閥の解消」や「政策集団の事務所の閉鎖」も盛り込まれていた。出席した党幹部は「首相の派閥解消への思いは強い」と歓迎した。実際、1月18日に自らが率いた岸田派(宏池会)の解散方針を表明した。
自民党政治刷新本部の作業部会と主なメンバー
だが、23日に取りまとめられた刷新本部の中間報告では「派閥の解消」は見出しだけにとどまり、「事務所の閉鎖」は削られた。派閥について「本来の政策集団に生まれ変わるため、カネと人事から完全に決別する」と強調したに過ぎなかった。「政策集団」という名の下で派閥が存続することも可能だと受け取れる内容だった。
骨抜きとなったのはなぜか。首相の後ろ盾である麻生派(志公会)会長の麻生太郎副総裁の「鶴の一声」が大きく影響した。岸田首相と電話し「志公会の政治資金は口座管理など適正に処理してきた。うちは派閥をやめない」とくぎを刺していた。
麻生氏はその後も「本来だったら真相究明、再発防止、カネの問題と順を追うべきだが、いきなり派閥の解散が来た。順番が違う」と同派議員らに不満を示している。麻生派はいまなお、東京・平河町の全国旅館会館に事務所を構え、派閥活動を続けている。
刷新本部の最高顧問には筋金入りの派閥解消論者である菅義偉前首相も名前を連ねていた。首相は菅氏の意向も踏まえ「いわゆる派閥ではなくなる」と胸を張ったが、菅氏に近い閣僚経験者は「派閥解消を徹底できなかった時点で刷新本部は失敗に終わった」と切り捨てた。
▽いらだち募らせる首相
2月中旬、政治資金に関する具体的な制度改革に向けた刷新本部の作業部会が始動した。取りまとめ役は木原氏や鈴木馨祐氏、松本洋平氏、牧島かれん氏らいずれも当選5回以下の議員だった。
ここで世代間対立が生まれる。「党の実態を分かってない人に任せていいのか」。政治資金パーティー券購入者の公開基準額の引き下げや、使途が公表されない政策活動費など「党資金の心臓部」を役員経験がない中堅が扱うことにはベテランから不満が漏れたのだ。この頃、首相と秘密裏に官邸で面会した党幹部は「どこに結論を持っていかれるか分からない」と苦言を呈していた。首相は黙って聞いていたという。
案の定、自民党は迷走する。首相は4月3日、鈴木氏を官邸に呼び、改正原案作成を急ぐよう指示した。
ところが、12日に開いた作業部会後、鈴木氏は「自民党としての改正案の取りまとめは今の時点で検討していない」と記者団に説明してしまう。
「なにを勝手なこと言ってるんだ」。首相は周辺にいらだちを募らせた。鈴木氏は公明党との協議を見据え「両方があらかじめ案があると歩み寄るのが難しい」と理由を説明したが、党執行部は「官邸と実務者が意思疎通できていなかった」と振り返る。
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OS5
:2024/09/01(日) 23:04:50
「なにを勝手なこと言ってるんだ」。首相は周辺にいらだちを募らせた。鈴木氏は公明党との協議を見据え「両方があらかじめ案があると歩み寄るのが難しい」と理由を説明したが、党執行部は「官邸と実務者が意思疎通できていなかった」と振り返る。
党首討論を行う岸田首相(右)と立憲民主党の泉代表=6月19日午後、国会
パーティー券購入者の公開基準額に関しては、自民、公明両党の実務者の調整内容を幹部が覆した。実務者間では5月下旬までに「10万円超」でいったん大筋合意していた。ところが、5月29日、公明党の北側一雄副代表が自民党の森山裕総務会長に電話を入れる。「選挙のことを考えるともう一歩何かを歩み寄ってくれないと賛成できない。やはりパーティーを5万円にしてくれないか。これは山口那津男代表の考えでもある」
「5万円案」には麻生、茂木両氏が「将来に禍根を残す」と反対する。首相は受け入れるよう進言する森山氏との間で板挟みとなった。最終的に公明案に乗ることを決断したが、協議の最前線にいる実務者や麻生氏らとしこりが残った。
▽かき消された野党けん制
森山氏は「迷惑を掛けた方が迷惑がかかった方の言い分を聞くのは当然」と公明党への譲歩の正当性を訴える。一方で「なぜ10万は駄目で、5万は問題がないのか」という点については議論が深まらなかった。
パーティー開催の回数制限が設けられず、年4回開けば非公開のまま従前通り20万円分購入してもらうことも可能だ。数字だけが独り歩きした印象は拭えず、刷新感はない。
自民内にはそもそも政党によって収支構造が全く異なる中、自民の収入源だけ狙い撃ちにされることへの不満も蓄積していた。
作業部会が4月23日に議論の方向性について取りまとめたペーパーには今後の検討項目として「出版・機関紙販売事業の透明性」「労働組合などの政治活動や政治資金の透明性」が目立たないように記載されていた。「しんぶん赤旗」を発行する共産党、組合の支持を受ける国民民主党などを対象としていることは明白だった。党幹部は「あまり自民を攻撃すると野党の財布にも手を入れるというけん制だった」と明かす。
▽だんまり決め込む党執行部
党執行部が派閥裏金事件を受け、地方行脚する「政治刷新車座対話」が7月にほぼ全国を一巡した。党改革に向け直接、党員、党友、国民の声を聴くのが目的だが、総括する動きは鈍いままだ。9月の総裁選に向けた思惑が絡んで「みんなだんまりを決め込んでいる」(中堅議員)のが実情だ。
「自民党が変わることを示す、最も分かりやすい最初の一歩は、私が身を引くことであります」「所属議員が起こした重大な事態について、組織の長として責任をとることにいささかのちゅうちょもありません」。首相は8月14日、総裁選に立候補しないと表明した。
緊急会見では「刷新本部に新たなワーキンググループを設けるよう指示を出した」とも明らかにした。自民党の宿題はポスト岸田に引き継がれた。まずは総裁選の論戦で焦点となりそうだ。
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OS5
:2024/09/01(日) 23:08:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dbaea048abc6854cfdb202e5498b34b776a44de
突然姿を消した派閥事務局長、それが全ての始まりだった 二階元幹事長の不出馬表明の真相【裏金政治の舞台裏⑤】
9/1(日) 10:02配信
47NEWS
衆院本会議に出席する自民党の二階元幹事長=6月4日
昨年夏、一人の男が東京・永田町から突然、姿を消した。男の名は永井等。四半世紀近くにわたって自民党二階派(志帥会)の事務局長を務め、多くの永田町関係者から慕われた知る人ぞ知る人物だった。その永井の雲隠れが、今年1月の二階派解散決定から3月の自民党元幹事長、二階俊博の衆院選不出馬表明に至る二階派裏金事件の序章だったとは、この時点では誰も予想していなかった。(共同通信裏金問題取材班、敬称略)
家宅捜索のため自民党二階派の事務所に向かう東京地検特捜部の係官ら=2023年12月19日
▽二階派事務局長の突然の離脱
2023年初夏、東京・平河町に所在する砂防会館別館3階の二階派事務所を訪ねると、事務局員の1人から告げられた。「永井事務局長は体調を崩し、しばらくお休みすることになる」
東京地検特捜部はその年の6月以降、二階派や安倍派など5派閥がパーティー収入を過少に記載したとする政治資金規正法違反の疑いで刑事告発を受け、永井らに任意で事情聴取を続けていた。永井はその過程で体調を崩し、自宅療養を余儀なくされていた。
永井の離脱をよそに、二階派幹部は特捜部の狙いを甘く見ていた。ある幹部の一人は「政治資金収支報告書の訂正で済むとの話もある」と楽観論を披露していた。
狙いを悟らせない特捜部の捜査は巧妙だったとも言える。事情聴取を担当した検事は明るく振る舞い、派閥事務局員らの警戒心を解きつつ、派閥の会計資料を収集し、全容把握を進めた。療養中の永井も事情聴取のため、たびたび地検に呼ばれた。永井はその秋、静かに派閥事務局長を退職した。特捜部の真の狙いが見えぬまま、時間ばかりが経過していった。
初公判に臨む永井等被告(右)と弁護人(イラストと構成・松川久美)
状況が変わったのは、年の瀬が近づいてからだった。特捜部は12月13日に臨時国会が閉幕すると、翌週19日に党最大派閥安倍派(清和政策研究会)の事務所と同時に、二階派事務所の家宅捜索に踏み切った。
永井は初めて事情聴取を受けてから約7カ月後の2024年1月19日、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で在宅起訴された。
▽二階派が続けた裏金づくりのからくり
永井は1998年の志帥会結成の初期に二階派事務局に入った。飲食店勤務やトラック運転手などを経て、半年ほどの引き継ぎの後、事務局長に就任。以降、四半世紀近く派閥会計責任者を兼ねてきた。
起訴状によれば、2018〜22年分の政治団体「志帥会」(二階派)の収支報告書で、収入と支出を実際より計約3億8千万円少なく記入したとされる。
永井はなぜ派閥の収支を過少に申告し続けたのか。それは前任事務局長からの教えだった。永井は周囲に「いつでも政治家の求めに応じて、ぽんと百万や二百万を出せる状況を作らなければいけなかった」と語る。前任の事務局長に教えられた通り、派閥のパーティーのたびに、少しずつ過少申告を繰り返し、自由に使える金を蓄え続けた。蓄えた金は、選挙の応援などに使われたという。
派閥内には「全て永井がやったことだ」と永井の行為を批判し、全責任を負わせる声もあった。ただ、その永井が蓄えた金を使い続けたのは政治家自身でもある。そうした中でも、永井は沈黙を保ち続けた。
永井は今年6月19日、東京地裁の初公判で起訴内容を認めた。初公判後、周囲にこう語った。「俺は一切私腹を肥やしたことはない。ただ、全て責任を背負うのが派閥に四半世紀もお世話になったせめてもの恩返しだ」
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OS5
:2024/09/01(日) 23:09:00
▽ついに二階派の解散を決断
司直の手は二階本人にも伸びていた。関係者は振り返る。「当初、二階派については議員や秘書は対象とならず、立件されるのは永井だけだと聞いていた。流れが変わったのは昨年12月中旬だった。弁護士から『検察が二階氏の事務所の話を聞きたいと言っている』と伝えられた。そこがターニングポイントだった」
二階個人の事務所でも、収支報告書への不記載を重ねていた。関係者によると、二階の事務所はパーティー券の販売ノルマ超過分を派閥に納めず、手元にプールして裏金化していたとされる。
記者会見で派閥裏金事件への対応を説明する自民党の森山総務会長=3月8日
永井が在宅起訴された24年1月19日、東京地検特捜部は政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で、二階の秘書、梅沢修一を略式起訴した。起訴内容は2018〜22年、二階派(志帥会)から計約3500万円の寄付を受けたのに、二階の関連政治団体の政治資金収支報告書に記載せず、寄付の合計額を虚偽記入したとされる。
梅沢はその後、東京簡裁が1月26日付で出した罰金100万円の略式命令を受け入れ、有罪が確定した。二階本人も昨年12月下旬と年明けの計2回、任意の事情聴取を受けたが、関与は認定されなかった。
▽議員宿舎の密会
永井、梅沢が特捜部に立件される前日の1月18日、二階は限られた派閥幹部と秘密裏に話し合いの場を持った。世論が裏金事件に厳しい視線を注ぐ中、二階派の今後をどうすべきかが議題だった。
18日昼、赤坂の議員宿舎に、二階は最側近の林幹雄、武田良太と向かい合っていた。二階は「俺が派閥会長を辞めれば良い。あとは2人で好きなようにやれ」と伝えた。しかし、林は「そうであれば、派閥を解散しましょう。すぱっと解散するのが二階さんらしい」と返答。林の提案に異論は出ず、派閥解散の流れが決まった。そして、永井、梅沢が立件された19日、二階は派閥総会で解散を提起し、了承を取り付けた後、記者会見で発表した。
派閥の解散だけでは済まなかった。二階は1月、自身の資金管理団体「新政経研究会」の政治資金収支報告書を訂正し、支出先として計上した約3470万円分を書籍代に充てたと説明した。しかし、世論の反発は依然強く、自身の秘書が略式起訴されたこともあり、二階の党内処分は避けられない状況だった。
一方、党内には幹事長を歴代最長の5年余りも務めた二階への処分に慎重論もあった。ある党幹部は「党勢を拡大させた功労者を処分するわけにはいかない」と断言した。
党総務会長の森山裕もその一人だった。「重い処分を受けるぐらいなら、その前にけじめをつける」との二階の意向を耳にした森山は、軟着陸に向けて首相、岸田文雄に働きかけた。森山は3月7、15両日に岸田と一対一で面会。処分内容を考えあぐねる岸田に「組織的な裏金づくりをしていた安倍派幹部と同じ処分ではいけない」と進言し、区別するよう求めた。
二階に近い関係者が処分を回避すべく考えた方策が、次期衆院選への不出馬表明だった。関係者によると、党紀委員会による処分で党員資格停止に次いで4番目に重い「選挙での非公認」と同じ意味を持ち、重い処分を下さない理屈も立つ。周辺は「最大の責任の取り方だ」と処分回避に自信を見せた。
▽派閥回帰へ意気軒昂
不出馬表明の舞台には、二階が幹事長時代に使っていた党本部4階の記者会見室が選ばれた。それも「二階さんが使い続けた場所だから」との周辺の配慮だった。
そして、党が処分を決定する4月4日の直前の3月25日、二階は党本部で記者会見を開き、裏金事件に関し「政治責任は全て私自身にある」と自らの衆院選不出馬を明言した。85歳の二階にとって、衆院選不出馬は事実上の衆院議員引退を指す。
結果、二階は処分を免れた。それから約5カ月、入退院を繰り返しながらも、二階本人は意気軒高だ。党本部の自室も維持されている。そして二階派は党総裁選に向けて当選回数別の会合を開き「派閥回帰」の動きを見せている。周辺の一人は語る。「二階さんはまだまだ元気だ。次に何をやろうかと今も考えている」
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OS5
:2024/09/01(日) 23:20:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/163187068fa5f8828d5ac7e2dd8f90decd3b2aa0
自民総裁選“小石河連合”競合…小泉進次郎氏も出馬へ 勝敗のカギ握る意外な存在
9/1(日) 17:02配信
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テレビ朝日系(ANN)
"小石河連合"は直接対決へ
史上最多の候補者が見込まれる自民党の総裁選。“小石河連合”と呼ばれた石破茂氏は8月24日、河野デジタル大臣が26日に立候補を表明。小泉進次郎氏も9月6日に立候補を正式に表明すると発表した。上位2人による決選投票にもつれ込むとの見方が強まる中、専門家は、決選投票も見据え、勝敗のカギを握る、意外な存在を指摘した。
【画像】”小石川連合”の直接対決 勝敗のカギは?
1)かつての盟友“小石河連合”直接対決に突入
前回2021年の自民党総裁選で連携した、小泉進次郎氏・石破茂氏・河野太郎氏の3人が今回の総裁選では直接対決する。石破氏は「今回互いに競い合うことがあったとしても、根底でつながりあうものがあるとすれば、私はあると思いますけど“小石河”というのがこれから先もその核になる。そういうことがあるといいなと思っております」と発言。
河野太郎氏も「3人それぞれ頑張ろうと思う。総裁選が終わったら自由民主党としてみんな1つになる」と語った。
3人の直接対決をどう見たらいいのか。久江雅彦氏(共同通信特別編集委員)は、3年前との構図の違いを指摘した。
3年前の総裁選では、菅氏が岸田氏に対抗するため、河野氏を担ぎ、そこに人気のある小泉氏と石破氏が結びつき、“小石河連合”ができた。今回の総裁選では、河野氏は本籍地である麻生派から麻生氏の了承を得て出る。小泉氏は菅氏の支援を受けて出る。石破氏は自ら出る。小泉氏と石破氏は繋がりが強い。河野氏に関しては、麻生派の多くは麻生氏の言う通り動くかもしれないが、一部は小泉氏に乗る。あるいは石破氏に寄る可能性も必ずしもゼロではない。石破氏と小泉氏は、いわゆる菅氏側の非主流というか無派閥という陣営だが、河野氏だけが菅氏サイドではなくなった。
佐藤千矢子氏(毎日新聞論説委員)は、今回の総裁選のポイントについて以下のように述べた。
今回の総裁選は、候補者が乱立していて、議員票が分散するので、第1回投票では、党員票に強い人が1、2位に行く。第1回投票で小泉氏がトップで、2番目が石破氏となる可能性が現時点では高い。そうなった場合に決選投票で、麻生派である河野太郎氏、そして麻生氏はどう絡んでいくのかが勝敗のポイントになる。小泉氏、石破氏ともに「菅カード」なので、麻生氏とすれば、どちらにも乗りたくないはずだ。石破氏については自らが総理在任中に退陣を迫られた経緯があるため、麻生氏は、おそらく小泉氏に自分のカードを寄せるだろうというのが今、流れている見方だ。
今回の総裁選での菅前総理と麻生副総裁、2人の重鎮の戦いについて、久江雅彦氏(共同通信特別編集委員)は、「最終決戦的な意味合いがあるのは事実」と分析する。
決選投票はツートップで行われるので、麻生氏としては何としても、自分が推している河野氏、あるいは甘利氏を通じて関係がある小林鷹之氏、もしくは、出馬する可能性が極めて高くなっている上川陽子氏をツートップに入れたい。濃淡はあれ、自分のサークル、自分の推す人間が2番以内に入るかどうかが、この決戦の要諦だ。今後の自民党内の覇権構造、ひいては憲法改正などの行方にも影響してくる。
同時並行で行われているのが、3番手以下に自分の仲間をどれだけ作っておくか。1位か2位に入っても、3番手以下に仲間が多くなければ決選投票で勝てない。菅氏の場合は、小泉氏を推しているが、石破氏を推さないとは口が裂けても言わない。河野氏とケンカしているわけでもない。小泉氏がツートップに入ったときに、3番手以下をどれだけ寄せられるかが重要なので、両面作戦で行く。
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OS5
:2024/09/01(日) 23:22:16
2)最有力候補、小泉進次郎氏の政策は…「しがらみなき改革への期待も」
現状では総裁選の最有力候補とされる小泉進次郎氏。主導している政策のひとつが日本版ライドシェアだ。これは、移動手段不足の解決策としてタクシー事業者の管理の下、一般ドライバーが自家用車を使い有償で人を運ぶ制度だ。小泉氏は、このライドシェア全面解禁に向けた議論を推進している。環境大臣在任中は、2020年7月に開始した「レジ袋有料化」で旗振り役となった。
久江雅彦氏(共同通信特別編集委員)は小泉氏について以下のように指摘した。
小泉氏は現在、衆議院の安全保障委員会の委員長で、その前は安保委員会の筆頭理事だった。しかも、選挙区は三浦半島の横須賀だ。横須賀は、米海軍と自衛隊、日米同盟のど真ん中だ。あまり知られていないが、防衛問題に詳しい。もう一つは既得権益に対する姿勢だ。道半ばに終わったが、自民党の農林部会長の時に、農協改革に着手しようとしたこともある。ライドシェアにしても農協の問題にしても、身近で分かりやすいところの改革で、いわゆる既得権益に切り込む姿勢なのかと。
佐藤千矢子(毎日新聞論説委員)氏も、小泉氏に改革への期待も寄せられていると指摘する。
衆院選を間近に控え、小泉氏を「選挙の顔」として支持する人もいるが、小泉氏は無派閥を続けており、人気者であることを強みとして、しがらみなき改革ができると期待している人もいる。永田町はしがらみだらけだ。「政治とカネ」の問題にしても、安倍派の顔色を窺って、踏み込めない雰囲気が出てきている中、小泉さんはそこを突破していける人だとみている。
木内登英(野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト)氏は、小泉氏について「自民党の危機感の中で支持が集まった状況なので、是非ここから先は具体的な政策を打ち出して、政策面でも信用されるところを見せて頂きたい」と語った。
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OS5
:2024/09/01(日) 23:22:55
3)総裁選立候補予定者の経済政策は? 勝敗のカギ握る存在とは「皮肉にも…」
10人以上が立候補への意欲があるとされる自民党総裁選。中でも、“小石河連合”と呼ばれた小泉進次郎氏・石破茂氏・河野太郎氏の3人について、政策面での傾向は、どのように見たらいいのか。
木内登英氏(野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト)は、3人の経済政策に大きな違いはないとしつつも、スタンスの違いを指摘した。
経済政策で言うと、やや保守的で共通していて、規制緩和を進めて経済の潜在力を供給側から高めていこうというスタンスだ。財政の健全化では、石破さんが一番明確だ。石破さんはいわゆるアベノミクス(金融緩和・財政出動・成長戦略)についての功罪をきちんと評価すべき時期が来たと言っている。石破さんが総裁総理になった場合には、その総括がなされるのではないか。アベノミクスについては、その後の菅氏、岸田氏ともに、あいまいなままスルーしてきた。石破氏の場合は、財政についてはやや緊縮し、金融政策は円安も配慮するという思考が他の2人よりも強くなるだろう。
総裁選の今後の展望について、久江雅彦氏(共同通信特別編集委員)は、「まだ予断を許さない」としつつ、決選投票で勝敗のカギを岸田派が握る可能性を指摘した。
ここまでの分析はあくまで現時点での動きについてであり、これから1か月の間には、まだ何が起こるかわからない。今回、安倍派がバラバラで、二階派と茂木派は二分。麻生派は、河野氏をやるけれども、小林鷹之氏をやる人たちもいる。私の現段階のシミュレーションでは、決選投票でキャスティングボードを握るのは、派閥の中で、一番“固まり”で動きそうな岸田派だ。皮肉なことに、派閥解消した岸田派の40数人の“固まり”が、最後どこに乗るかで勝敗を左右する可能性がある。票の散り方によっては、そういう展開になると踏んでいる。
佐藤千矢子氏(毎日新聞論説委員)は、「次の次」をにらむ動きを指摘する。
今回出馬の可能性が高いとされる方々は、次の政権は短命政権になる可能性もにらんでいると思う。政権できました、だけでは衆院選で勝てる保証はない。そこを乗り切ったとしても、来年の夏には参院選がある。参議院は与野党の議席差が少ない。衆参のねじれを引き起こして政権が非常に不安定化する可能性もあり、今回出馬する人の中には、「次の次」を見ている人も当然いる。今ここで名乗りを上げて自分の仲間づくりに絡んでいかないと、という動きだ。
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:
OS5
:2024/09/01(日) 23:28:44
3)総裁選立候補予定者の経済政策は? 勝敗のカギ握る存在とは「皮肉にも…」
10人以上が立候補への意欲があるとされる自民党総裁選。中でも、“小石河連合”と呼ばれた小泉進次郎氏・石破茂氏・河野太郎氏の3人について、政策面での傾向は、どのように見たらいいのか。
木内登英氏(野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト)は、3人の経済政策に大きな違いはないとしつつも、スタンスの違いを指摘した。
経済政策で言うと、やや保守的で共通していて、規制緩和を進めて経済の潜在力を供給側から高めていこうというスタンスだ。財政の健全化では、石破さんが一番明確だ。石破さんはいわゆるアベノミクス(金融緩和・財政出動・成長戦略)についての功罪をきちんと評価すべき時期が来たと言っている。石破さんが総裁総理になった場合には、その総括がなされるのではないか。アベノミクスについては、その後の菅氏、岸田氏ともに、あいまいなままスルーしてきた。石破氏の場合は、財政についてはやや緊縮し、金融政策は円安も配慮するという思考が他の2人よりも強くなるだろう。
総裁選の今後の展望について、久江雅彦氏(共同通信特別編集委員)は、「まだ予断を許さない」としつつ、決選投票で勝敗のカギを岸田派が握る可能性を指摘した。
ここまでの分析はあくまで現時点での動きについてであり、これから1か月の間には、まだ何が起こるかわからない。今回、安倍派がバラバラで、二階派と茂木派は二分。麻生派は、河野氏をやるけれども、小林鷹之氏をやる人たちもいる。私の現段階のシミュレーションでは、決選投票でキャスティングボードを握るのは、派閥の中で、一番“固まり”で動きそうな岸田派だ。皮肉なことに、派閥解消した岸田派の40数人の“固まり”が、最後どこに乗るかで勝敗を左右する可能性がある。票の散り方によっては、そういう展開になると踏んでいる。
佐藤千矢子氏(毎日新聞論説委員)は、「次の次」をにらむ動きを指摘する。
今回出馬の可能性が高いとされる方々は、次の政権は短命政権になる可能性もにらんでいると思う。政権できました、だけでは衆院選で勝てる保証はない。そこを乗り切ったとしても、来年の夏には参院選がある。参議院は与野党の議席差が少ない。衆参のねじれを引き起こして政権が非常に不安定化する可能性もあり、今回出馬する人の中には、「次の次」を見ている人も当然いる。今ここで名乗りを上げて自分の仲間づくりに絡んでいかないと、という動きだ。
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OS5
:2024/09/02(月) 07:59:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/60eac70f3853a8a80f38e88bca24aa0e629e5b5b
「ポスト岸田」表明、今週ラッシュ 台風影響、日程に苦心 自民総裁選
9/2(月) 7:05配信
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時事通信
自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)で、「ポスト岸田」候補の出馬表明が今週から相次ぐ。
多くの候補者は8月中の表明を想定していたが、台風10号の影響で先延ばしせざるを得なかった。他候補と重ならず、よりアピールできる日程を確保しようと、各陣営が調整に苦心している。
小泉進次郎元環境相(43)は9月6日に記者会見し、出馬を表明する。当初は自身が初当選した2009年衆院選の投開票日と同じ8月30日とする予定だったが、台風接近を受けて延期した。小泉氏は30日、東京都内で記者団に対し「決断に至った覚悟を伝えていきたい」と意欲を示した。
閣僚を続けながら立候補を目指す林芳正官房長官(63)、高市早苗経済安全保障担当相(63)も台風対応など公務を優先し、8月中の会見を見送った。林氏は早ければ9月3日、高市氏は同9日に出馬表明を予定する。
林氏は政府のスポークスパーソンと危機管理を担っており、陣営幹部は「台風対応の最中に、総裁選の会見をするのはふさわしくない」と語った。高市氏周辺は「公務との兼ね合いで日程の選択肢が少ない」とこぼした。
茂木敏充幹事長(68)は4日に出馬を表明し、翌5日に政策を発表する二段構えで調整。茂木派関係者は、当初は小泉氏の後に茂木氏が会見することで「小泉氏と比較して中身のある政策を訴える」ことを狙っていたとみる。しかし、小泉氏の日程がずれ込み、思惑は外れた。
既に出馬表明済みの石破茂元幹事長(67)は9月10日に改めて会見し、政治改革など具体的な政策を明らかにする。河野太郎デジタル相(61)は政策発表を2日に予定していたが、台風を理由に5日に延期し、茂木氏と日程が重なった。
ある陣営関係者は「他の候補と重なると(メディアの)扱いが小さくなる。埋没を避けるため、腹の探り合いだ」と打ち明けた。告示が迫る中、加藤勝信元官房長官(68)、上川陽子外相(71)らも出馬を目指すが、日程の選択肢は狭まりつつある。
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OS5
:2024/09/02(月) 11:56:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dc3238ce5f531650423ff605845265a6219e5a2
総裁選&代表選 長崎県選出の国会議員はどうする? 自民・3議員は林氏支持、立民・候補者の推薦人に
9/2(月) 11:00配信
長崎新聞
12日告示される自民党総裁選(27日投開票)について、同党の本県選出国会議員4人のうち3人が、近く正式表明を予定している林芳正前官房長官を支持する意向であることが、1日までの長崎新聞社の取材で分かった。政治資金問題で最大派閥の安倍派や岸田派などが解散を決めた中での戦いだが、3人は林氏と同じ岸田派に所属した経緯があり派閥色も透ける。一方、同時期の立憲民主党代表選(7日告示・23日投開票)では本県選出国会議員が代表候補者の推薦人になる方向で検討している。
「次のリーダーは十分な実績と経験を持った人を」。8月26日夜、東彼波佐見町で国政報告会を開いた自民の金子容三衆院議員=長崎4区=は支援者らの前で林氏が総裁選に出馬した場合は「支援する」と明言。初陣を飾った昨年10月の補欠選挙で岸田派幹部だった林氏側から人的支援を受けた恩があり、当選当初から同派に籍を置いた。
古賀友一郎、山本啓介両参院議員も金子氏と同様に林氏を支持する意向。派閥との関連について、古賀氏は「あくまで(林氏の)人柄や能力で選んだ」と強調する。安倍派に所属した加藤竜祥衆院議員=長崎2区=は投票先について「未定」としている。
総裁選は党所属国会議員が1人1票ずつ投じる367票と、全国の党員・党友の投票をドント方式で分配する367票を合わせた総数734票のうち、過半数に達した候補が当選。過半数に届かない場合は上位2候補の決選投票となり、国会議員票367票と、各都道府県連が党員・党友の投票結果に基づいて投じる地方票47票で選出する。
◆
立民代表選は党所属国会議員や地方議員、党員・サポーターのほか、国政選挙の公認候補予定者による投票をポイント換算して当選者を決定。過半数の候補がいなければ上位2候補の決選投票となり、国会議員が1人2ポイント、公認候補予定者と各県連代議員がそれぞれ1ポイントを投じて選ぶ。
4月の衆院長崎3区補選で当選した山田勝彦衆院議員は、代表選への立候補を模索している吉田晴美衆院議員=東京8区、1期目=の推薦人となる考え。初当選が同時期で「国民感覚のある政治家。永田町の常識にとらわれない政治改革を進められる」と期待する。
次期衆院選で区割りが変わる新長崎3区の公認候補予定者の末次精一氏は「立候補者が出そろってから判断したい。野党をまとめていける経験のある人を選びたい」と話す。
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OS5
:2024/09/02(月) 20:44:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/6677dedaf2944c9c4c40864e051fc0b114e7a44d
麻生派の元議員も裏金認める 「違法だと誰も思っていなかった」
9/2(月) 20:34配信
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コメント2件
毎日新聞
自民党本部=東京都千代田区で、平田明浩撮影
自民党派閥「為公会(いこうかい)」(現・志公会=麻生派)の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑で、麻生派に所属していた元議員が毎日新聞の取材に対し、2017年以前の派閥のパーティー収入のうちノルマ以上に売った分の資金を、政治資金収支報告書に記載しない裏金として扱っていたことを認めた。元議員は「不記載が違法だと思っていた所属議員は誰もいなかった」とも語り、当時の麻生派内で裏金作りが広がっていた可能性にも言及した。
【図解】為公会から薗浦議員事務所への資金の流れ
麻生派は17年7月に山東派などと合併し「為公会」から「志公会」に名称を変更。志公会になった18年以降はパーティー収入の還付金の収支を派閥・議員双方の収支報告書に記載しているが、為公会だった17年以前は記載がない。このため、為公会時代は還付金を裏金にしていたのではないかと一部報道や野党から指摘されてきた。
取材に応じた麻生派の元議員は、17年以前から同派に所属していた閣僚経験者。派閥のパーティーについて「(パーティー券を売って)みんな一生懸命お金を集めていたが、他意はなく、(裏金作りは)意識的にやっていたことではない」と説明。ノルマ超過分の収支報告書の不記載については「議員本人は選挙のことしか頭にない。はっきり言ってみんなそれどころではない」と述べ、「後になって違法だったと言われてもみんな困る」と強調した。
麻生派の裏金疑惑を巡っては、22年に政治資金規正法違反で略式命令を受けた薗浦(そのうら)健太郎元衆院議員の元秘書が東京地検特捜部の調べに対し、所属していた為公会のパーティー収入から17年に分配された380万円を事務所の裏金をためる口座に入れたと供述していたことが判明。別の麻生派議員の現職秘書も「麻生派のノルマと還付の仕組みは17年のはるか以前からあった」と取材に証言している。
17年以前の還付金の収支報告書への記載状況について、志公会事務局は毎日新聞の取材に「為公会は事実上活動を停止しているので、わかる範囲で回答する」とした上で「法令に基づき適正に収支報告をしてきたと承知している」と答えた。【黒川晋史、大場弘行】
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OS5
:2024/09/03(火) 10:23:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/8492ef7123bd90a3ad44d24d07d4c0682f04fb0c
自民党総裁選で神奈川「3分裂」の様相、「誇らしいこと」だが…「誰を支持すればいいのか分からない」
9/3(火) 7:29配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)
自民党総裁選(12日告示、27日投開票)を巡り、神奈川県内の国会議員の支持動向が3分裂の様相を呈している。県連会長で初挑戦となる小泉進次郎・元環境相(43)、3度目の総裁選に挑む河野デジタル相(61)が首相経験者の支持を後ろ盾にそれぞれ出馬するほか、県内を地盤とする重鎮の甘利明・前幹事長が小林鷹之・前経済安全保障相(49)を支援する見通しとなっている。
【グラフ】次の自民党総裁にふさわしいのは(上位6人)…読売世論調査
「前回同様の支援のお願いに来た。しっかり頑張っていきたい」。河野氏は2日、同県庁で開かれた党県議団の会合に出席し、こう支援を呼びかけた。
河野氏は岸田首相に敗れた2021年総裁選で、1回目の党員票382票のうち、約44%の169票を獲得した。県内の得票率は66%に上り、圧倒的な強さを示した。しかし今回は、応援を受けた小泉氏や、県内選出で大きな影響力を持つ菅前首相の支援は見込めない。河野、小泉両氏が石破茂・元幹事長(67)も交えた「小石河」の一角として連携したのとは一変し、小泉氏らと激しく競い合う展開になるとみられている。
河野氏は、自身が所属する麻生派を主な支持基盤としているが、麻生派も一枚岩ではなさそうだ。同派の甘利氏は経済安全保障政策などで連携してきた小林氏を高く評価しており、8月30日に面会した前駐日米大使のウィリアム・ハガティ上院議員には「(小林氏が)もし首相になったら、真っ先に会いに行くように勧めておく」と語った。
河野氏が県議団に支持を求めた約30分後、小泉氏も県庁内で党県議団に支援を訴え、「神奈川から日本を変える。地方の思いを背負い、勝ちたい」と記者団に語った。県内の分裂含みの状況について問われると、「神奈川県の人材や政策の幅広さを発信する機会にしたい」と強調した。
小泉氏は菅氏と、党派閥の政治資金規正法違反事件を受けた党改革を巡り「脱派閥」で足並みをそろえた。県内の無派閥議員は8人に上り、小泉氏は菅氏のほか、無派閥の中堅・若手の支援を背景に、議員票と党員票の獲得を目指している。
総裁選に同県内から2人の候補者が出馬することについて、地元県議は「誇らしいこと」(県連の梅沢裕之幹事長)と受け止めているが、一部の国会議員からは「誰を支持すればいいのか分からない」と苦慮する声も上がっている。
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OS5
:2024/09/03(火) 12:39:38
https://www.tokyo-np.co.jp/article/351835
自民総裁選 地元神奈川県議団に支援求める 河野氏・県内勢力の分断「全くない」 小泉氏・選挙後は「一致団結できる」
2024年9月3日 07時50分
自民党神奈川県議団の会議室を訪れた河野デジタル相
自民党総裁選に出馬する河野太郎デジタル相=衆院神奈川15区=と、党県連会長の小泉進次郎元環境相=同11区=が2日、神奈川県庁内にある党神奈川県議団の会議室を相次いで訪れ、それぞれ支援を要請した。党員・党友による地方票は国会議員票と同数あるため、その行方が勝敗に影響を与えるとみられている。両氏は別々に訪問し、いずれも10分ほど滞在。県議団側は、公務で不在だった柳下剛県議長を除く全45議員が出迎えた。
2021年の前回総裁選に続く挑戦となる河野氏は、記者団に「前回は県議の皆さんに本当に熱心に応援してもらった。残念ながら決選投票で負けたが、今回はしっかり頑張りたいと申し上げた」と明かした。当時、支援を受けた小泉氏と戦うことについて「総裁選の間はしっかり政策議論をし、終わったら同じ方向を向いて改革を推進するということで、ノーサイドで頑張っていきたい」と強調。県内勢力の分断を懸念する声に関しては「全くない」と言い切った。
河野氏に続き、会議室を訪れた小泉元環境相=いずれも県庁で
一方、小泉氏は面会後、「県連会長になって県内の隅々まで(地方議員の)皆さんと一緒に回った経験がなければ、総裁選に挑む自分の基盤はできなかった」と記者団に説明。県議一人一人と「熱のこもった握手」を交わしたと明かし、支持取り付けに自信をのぞかせた。「皆さん、立場があるのはもちろんだが、一人一人が判断し、その後は一致団結してやっていけると思う」とも語った。
3年前は石破茂元幹事長を含む「小石河連合」として共同歩調を取った河野氏と小泉氏が相まみえることについて、ある県議は「同じ県内から2人も出るなんて喜ばしいことで、活発に議論を戦わせてほしい。禍根が残ることはない」と話した。県選出の国会議員には両氏のほか、小林鷹之前経済安全保障担当相を推す動きもあり、別の県議は「誰を支援しろ、などといった縛りはない。それぞれの候補の訴えを聞いて、投票先を決めればいい」と、県議団が自主投票になるという見通しを示した。 (曽田晋太郎)
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OS5
:2024/09/03(火) 13:04:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/39e16352f688a538c45a17a98b23dbccf6d37685
「プロレスみたいな迫力」 自民が総裁選の巨大幕 「オジサンの詰め合わせ」と野党は批判
9/2(月) 18:38配信
産経新聞
自民党本部の上層階に掲げられた総裁選挙の横断幕=2日、東京都千代田区(春名中撮影)
自民党総裁選(12日告示、27日投開票)をアピールする巨大幕(縦7・7メートル、横12・85メートル)が2日、党本部にお目見えした。元になった総裁選の宣伝ポスターは「迫力がある」と好評を博している。都道府県連など地方組織への配布用に党本部が作成したが、党外からも問い合わせが相次いでいるという。
【グラフィック】総裁選対応で安倍派が分裂している
ポスターには歴代総裁の写真がちりばめられ、特に憲政史上最長政権を樹立した安倍晋三元首相や「今太閤」と親しまれた田中角栄元首相が目立つ構図となっている。再選出馬を見送った現職の岸田文雄首相の姿は小さく、平井卓也広報本部長は「在任期間をベースに国民の認知度を考慮した」と説明する。
広報本部によると、ポスターを発表した8月21日以降、数十件の問い合わせが寄せられた。党員以外からの連絡は珍しく、担当者は「歴代総裁が写っていることから『記念に1枚ほしい』といった声が届いている」と語る。党関係者も「プロレス興行のポスターのようで迫力がある」と手応えを口にする。
令和3年の前回総裁選では縦型のポスターを3200部作成した。今回はそれを上回る縦型5000部、横型5000部の計1万部を用意した。担当者は「よいポスターができたという自負があり、多めに作成した」と語り、反応を見て追加も検討する。
批判的な声もある。派閥のパーティー収入不記載事件で批判された安倍派の領袖だった安倍氏とロッキード事件で逮捕された田中氏が大きく写っているなどとして、立憲民主党幹部は「印象がよくない。オジサンの詰め合わせみたいになっている」と酷評した。(永井大輔)
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OS5
:2024/09/03(火) 21:00:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/212b3009251e27f4cee343f4111bdb6067482a49
告示前から「カネのかかる行為」禁止 自民総裁選、オートコール禁止
9/3(火) 20:20配信
毎日新聞
自民党総裁室の机=竹内幹撮影
自民党は3日、総裁選挙管理委員会の会合を開き、党総裁選(12日告示、27日投開票)での禁止事項を決めた。「カネのかからない総裁選」に向け、政策パンフレットの郵送や、自動音声(オートコール)による電話作戦など八つの行為を告示前から禁じる。違反した場合の罰則は設けない方針。4日にも党所属議員らに通知する。
【写真まとめ】出馬する? しない? 自民党総裁選「候補者」たち
これまでも告示後の政策パンフレット送付などを禁じてきたが、告示前にまで期間を広げる。オートコールの禁止は初。100万人以上いる党員全員への郵送には1回1億円程度、オートコールには数千万円がかかると指摘されていた。
書籍や色紙などの物品配布▽インターネット上の有料広告掲載▽都道府県連による特定候補の支援▽その他、カネのかかる行為――などの禁止も決めた。
逢沢一郎選管委員長は会合後、「候補、陣営にできるだけお金をかけない形で選挙運動を行ってもらう。政策中心のしっかりとした総裁選を行う大方針を徹底する」と記者団に語った。
逢沢氏は、罰則は設けない考えも記者団に示した。違反者を公表するかどうかについては「程度にもよるかもしれない」としつつ、「明らかに違反となれば候補、陣営は大きな打撃を受ける」などと説明した。
会合では候補者への党からの財政支援を増やすことも決定。全国8カ所で演説会や討論会を行い、インターネット討論会も積極的に開催する方針を確認した。
選管委の決定に、ある陣営関係者は「オートコールは駄目で、スタッフらによる電話かけはOKということだが、オートコールの方が金はかからない。選管はもうちょっとよく考えた方がいい」と苦言を呈した。【竹内望】
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OS5
:2024/09/03(火) 21:03:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc92c30a4329ec0d4a0bf5bff157daada94f33ac
【自民党総裁選】若林健太氏は安倍元首相が推した高市早苗氏 井出庸生氏は上川陽子氏の推薦人を務める予定 務台俊介氏は小林鷹之氏を支援 長野県の議員はどう動く
9/3(火) 19:30配信
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NBS長野放送
衆院・比例・務台俊介議員
自民党総裁選は9月12日告示、27日投開票の予定。長野県内の議員はどう動くのでしょうか。
自民党総裁選
自民党総裁選。岸田首相に代わる新しい首相を選ぶことになります。出馬表明しているのは小林鷹之前経済安全保障担当大臣、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル大臣、そして、3日、林芳正官房長官が表明しました。
茂木敏充幹事長、小泉進次郎元環境大臣、高市早苗経済安全保障担当大臣が今後、出馬会見を予定しています。
他に加藤勝信元官房長官、上川陽子外務大臣も出馬への調整を進めていて野田聖子元総務大臣と斉藤健経済産業大臣も出馬を目指しています。
いわば乱立の様相となっている総裁選。県選出議員も支持が分かれています。
衆院・長野1区 若林健太議員
1区選出の若林健太議員は安倍派。安倍元首相が前回推した高市経済安全保障担当大臣の推薦人を務める予定です。早くから推薦依頼があったということです。
長野1区・若林健太議員:
「アメリカの大統領選でも女性の候補が出てくるので、女性のリーダーというのも選択肢の一つになっていいじゃないかと。各大臣の経験、自民党の政調会長を務め政策通であること、ぶれない信念持って政治活動を今までにされてきている」
衆院・長野3区 井出庸生議員
3区選出の井出庸生議員は上川外務大臣の推薦人を務める予定です。自身も推薦人の確保に動いています。
長野3区・井出庸生議員:
「外務相、法務相で、自由とか平等といったことを中心に外交をずっとされてきたということで、国際社会の中で協調を打ち出せるリーダーじゃないかと。新しい顔の中で、高い能力、安定感、そういうものを持った人にかじ取りをやってほしい」
衆院・比例・務台俊介議員
衆議院・比例の務台俊介議員は、当選が同期で、議場の席も隣になっている小林前経済安全保障担当大臣を支援します。
衆院・比例・務台俊介議員:
「この国民の不満、あるいは叱咤激励をしっかり受けて、立て直すとしたら刷新感のある人が一番いいかなと。やっぱり能力が高くて、ぶれない、そして若い。世襲ではない、一般の家庭の出身だと。積極財政をしっかりやっていくということも言っていますし、このデフレ後の経済をしっかり立て直す意味で、骨太の方針をわれわれ共有しています」
4区選出の後藤茂之議員は、3日出馬を表明した林官房長官を支持する方針です。
衆院・長野5区 宮下一郎氏
5区の宮下一郎議員は総裁選の選挙管理委員を務めており、「支持についてはコメントしない」としています。
総裁選は9月12日告示、27日投開票の予定。議員票367票と党員・党友による地方票367票で争われ、1回目で過半数を得票する候補がいない場合は、上位2人による決選投票となります。
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OS5
:2024/09/03(火) 22:04:59
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_HAM6SO3ZXRLEHDAQSHLYKX6Q3Y.html
「経験」前面に「刷新」を牽制 総裁選立候補の林芳正氏、旧岸田派外への支持拡大がカギ
2024/09/03 21:53産経新聞
「経験」前面に「刷新」を牽制 総裁選立候補の林芳正氏、旧岸田派外への支持拡大がカギ
自民党総裁選挙への立候補を表明し記者団の取材に応じる林芳正官房長官=3日午後、国会内(春名中撮影)
(産経新聞)
林芳正官房長官が3日の自民党総裁選への出馬会見でにじませたのは、重要閣僚を歴任した政策通としての自負だ。派閥のパーティー収入不記載事件を受けて党の「刷新」に注目が集まる中、政権を着実に運営できるベテランの安定感をアピールしたい考えだ。一方、総裁選では所属していた旧岸田派(宏池会)以外に支持を広げられるかが焦点となる。
「刷新感」より大事なもの
林氏は会見で、外相や防衛相、文部科学相、農林水産相などの閣僚経験を列挙した上で「来年で議員生活が30年になるが、経験と実績を全て生かし、この国のために使わせてほしい」と訴えた。
また、「『省庁間の壁を超える』と言うは易しだが、行うのは大変難しい。横串を刺しても何もしなければ、お団子と一緒だ。(省庁間の調整を担う官房長官の)経験を生かしていく」とも強調した。
念頭には若きライバルの存在がある。総裁選出馬を決めた小泉進次郎元環境相は「刷新」の担い手として期待を集めているが、重要閣僚や党四役などの経験を欠く。林氏は会見で「刷新感より刷新そのものが大事だと思っている。刷新感はあったが、『何もしないうちに消えちゃったね』ということではいけない」と対抗心をのぞかせた。
「媚中派」を否定
会見では政策通として省庁再々編などの具体策にも言及した。今後は社会保障や農業など政策ごとの説明も行う考えだ。演説力にも定評がある。会見に出席した閣僚経験者は「安心して見ることができた。付け入る隙はまったくなく、100点だ。今すぐ首相をやってもおかしくない」と絶賛した。
とはいえ、課題も浮き彫りになりつつある。林氏への支持は一部の無派閥議員を除き、旧岸田派にとどまっているのが現実だ。事件が尾を引く中で特定の派閥の色を前面に出すのは賢明ではない。この日の会見には林氏を支持する議員のほとんどを同席させなかったが、大半が旧岸田派だと露呈するのを避けるためとみられる。
林氏は会見で総裁任期中の憲法改正の国会発議に意欲を示し、「媚中派」との指摘を否定した。ただ、党内には林氏をリベラル色が濃い政治家と見る向きが少なくない。こうした見方を今後の論戦で払拭できるかどうかが、旧来の派閥の枠を超えた支持集めの鍵となりそうだ。(永原慎吾)
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OS5
:2024/09/03(火) 22:06:20
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_2DZ7DOQUZFPBNCLJALKV6X2MTY.html
自民総裁選出馬の林芳正氏は「政界のピンチヒッター」の異名 ミュージシャンの横顔も
2024/09/03 20:53産経新聞
自民総裁選出馬の林芳正氏は「政界のピンチヒッター」の異名 ミュージシャンの横顔も
自民党総裁選挙への立候補を記者会見で表明した林芳正官房長官=3日午後、国会内(春名中撮影)
(産経新聞)
自民党総裁選への出馬を表明した林芳正官房長官は時の政権が閣僚の不祥事などで窮地に陥るたびに後任に起用されてきた。「政界のピンチヒッター」や、誕生日の1月19日から「自民党の119番」の異名を持ち、政策全般に通じる。昨年12月には自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載事件が直撃した岸田文雄政権を支えるため、官房長官に緊急登板した。
所属していた岸田派(宏池会)では、首相に次ぐナンバー2の座長を務め、派の「二枚看板」と称された。長らく首相を支えてきた一方、自身も宰相の座には意欲を持ち続け、令和3年には総裁選に挑戦するための布石として、参院から衆院へのくら替えを果たした。首相になるタイミングは「『天(の時)・地(の利)・人(の和)』がそろったときだ」と周囲に漏らしたこともある。
ピアノやギターなどの楽器演奏を得意とする政界屈指のミュージシャンとしても知られ、「音楽は私の人生の一部」と語る。外相時代には、先進7カ国(G7)外相会合でジョン・レノンの代表曲「イマジン」をピアノで即興演奏し、各国外相の拍手喝采を浴びるなど「ピアノ外交」を展開した。浜田靖一国対委員長、松山政司参院幹事長、小此木八郎元国家公安委員長とはバンド「Gi!nz(ギインズ)」を組み、ライブ活動も行う。
家族は妻の裕子さんと長女、次女。座右の銘は、松尾芭蕉が見いだした俳諧の理念とされる「不易流行」。
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OS5
:2024/09/03(火) 22:08:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/3429a609bce107b3d2c2046731badbeb6b1fa81f
自民党幹事長の権限、首相移行へ 茂木氏出馬巡り疑義回避
9/3(火) 20:42配信
共同通信
自民党の役員会に臨む茂木幹事長(左)と岸田首相=3日午前、東京・永田町の党本部
岸田文雄首相は、4日に自民党の茂木敏充幹事長が総裁選出馬を正式表明するのを踏まえ、幹事長権限を総裁である自身に移行する方向で調整に入った。党の資金配分などで絶大な影響力を持つため、幹事長権限を持ったまま立候補すれば、公平性の観点から疑義が生じかねないと判断した。関係者が3日、明らかにした。茂木氏が4日の会見で説明する見通しだ。
関係者によると、茂木氏は出馬に先立ち、幹事長権限を別の幹部に委嘱したいとの意向を首相に伝えた。麻生太郎副総裁や森山裕総務会長に移行する案も出ていたが、総裁選を巡る支援事情や公平性などの観点から調整が難航。不出馬を決めた首相自らが案件ごとに各執行部に振り分ける方向となった。
党内規では幹事長権限を移す規定はなく、首相が判断するとされる。2008年9月には、幹事長だった麻生氏が立候補表明に先立つ党の緊急役員会で、細田博之幹事長代理に職務を委嘱した。
自民では総裁が首相を兼ねることが多く、幹事長が総裁に代わり党運営を取り仕切る。
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OS5
:2024/09/04(水) 14:13:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5594e33757bef626f61be11dbb229f93ad69e8d
手腕に定評も、発信力が課題 林氏出馬、対応割れる岸田派 自民総裁選
9/4(水) 7:09配信
時事通信
自民党総裁選への出馬を表明し、記者会見する林芳正官房長官=3日午後、国会内
林芳正官房長官(63)が3日、自民党総裁選への立候補を表明した。
中央省庁や経済界では仕事ぶりに定評がある一方、発信力や知名度で他候補に見劣りする面は否めない。所属する岸田派は同日、解散届を提出。派内の支持も一枚岩とは言えず、選挙戦を勝ち抜くシナリオは見通せていない。
【ひと目でわかる】自民総裁選候補の会見日程
「人に優しい『仁』の政治。慈しみ、思いやりの志で政治を行いたい」。3日の出馬会見で、林氏は目指す政治をこう強調し、「国民の共感を得られる政治を取り戻す」とも語った。
参院議員だった2012年、総裁選に初挑戦したが最下位に沈んだ。その後、地元・山口で安倍晋三元首相と主導権争いを演じ、21年衆院選では二階派ベテランを引退に追い込む力業で衆院くら替えを実現させた。林氏をよく知る関係者は「林氏を駆り立てたのは『首相ポスト』への執念だ」と語る。
辞任した閣僚の後任にたびたび充てられたことから「代打の切り札」の異名も。今年に入り米大統領選の行方が混迷の度を深めると、霞が関では「首相として切り回せるのは林氏」(経済官庁幹部)との声も出ていた。
ただ、自民内では裏金事件の逆風で、新総裁には「衆院選の顔」としての期待が高まる中、そつのない林氏の言動はネックにもなる。官房長官会見はもっぱら安全運転に努め、「ポスト岸田」の世論調査も伸び悩む。「講演を聞きに行ったら、配布資料の内容をそのまま話していた」。林氏に期待する財界関係者はため息交じりにこう語る。
足元の岸田派も動揺が続く。3日には政治団体の解散届を提出。派内からは上川陽子外相(71)も出馬を模索し、同派の村井英樹官房副長官ら若手は小泉進次郎元環境相(43)支持に動いている。同派若手は「林氏が固めているのは派内の8割弱」と話す。
岸田派は岸田文雄首相による突然の退陣表明で、総裁選では「草刈り場」になる可能性があった。林氏の出馬はそうした事態を回避するのが狙いとの見方もある。同派メンバーの一部は4日に山梨県内で研修会を開くなど、今後も活動を続ける方向。ある政府関係者は「今後は林氏が看板になっていくのではないか」との見方を示した。
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OS5
:2024/09/04(水) 16:26:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1fc5c06212e1ba53609f3d0b6be4b5fe09a1b55
林芳正氏、「『媚中派』批判も、私は『知中派』」「敵を知れば百戦あやうからず」自民総裁選
9/4(水) 12:37配信
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コメント219件
産経新聞
自民党総裁選への立候補を記者会見で表明する林芳正官房長官=3日午後、国会内(春名中撮影)
自民党の林芳正官房長官(63)は3日、総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬を表明した記者会見で、自身が中国に近い「親中派」として一部で懐疑的にみられている状況について、「『媚中派』など批判は耳にするが、私は『知中派』、中国を知っていると思っている」と語った。
【比較してみる】「ポスト岸田」主な候補者の強みと弱み
林氏は「日中関係は非常に大事だ」と述べ、「己を知り、敵を知れば百戦あやうからず。決して中国と戦争するという意味ではないが、中国と向き合っていくために、中国を知っていることは一つのポイントではないか。相手を知らなければ、交渉で結論を得ることは難しいだろう」と指摘した。
また、選択的夫婦別姓制度については「個人的にあっていいと思う」とした上で、「首相として考えた場合、いろいろな意見がある。気になっているのは、(世論)調査で賛成か反対かが多く見受けられる。もう一つ『通称使用を拡大していく』とすると、(賛成・反対含め)三分の一位になっている」と述べ、旧性の通称使用も含めて、丁寧な議論が必要との考えを示した。
「首相になった暁には意見を集約し、国会議員や国民の各界各層の間で、大まかなコンセンサスを作り上げていくことが責務だと思っている」とも語った。
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OS5
:2024/09/04(水) 23:07:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/033dc2b32ffc4401b008db33a3bc5d81f00d47d0
茂木氏「増税ゼロ」発言に岸田首相は驚き 関係者「明智光秀だった」
9/4(水) 17:15配信
毎日新聞
記者会見で、自民党総裁選挙への立候補を表明する茂木敏充幹事長=東京都港区で2024年9月4日午後2時32分、長谷川直亮撮影
自民党の茂木敏充幹事長は4日の総裁選出馬記者会見で、防衛増税と子育て支援金の保険料負担増を巡り、それぞれ1兆円分を停止して「増税ゼロ」を推進すると表明した。これに対して、総裁選に出馬予定の小泉進次郎元環境相は4日、記者団に「政策論というよりも、今まで岸田文雄首相を支えてこられた幹事長として、それをどのように考えるかを問われるのではないか」と疑問を呈した。
【写真まとめ】出馬する? しない? 自民党総裁選「候補者」たち
岸田政権は防衛費を2023年度から5年間で総額43兆円に増額し、財源が不足する1兆円強については法人、所得、たばこの増税で確保する方針を決めた。また26年度から「子ども・子育て支援金」を新設し、公的医療保険料に上乗せする形で、国民と企業から計1兆円を徴収する方針も決めている。
同じく総裁選に出馬予定の林芳正官房長官は4日の記者会見で、茂木氏の発言について「各候補の主張について、政府としてコメントすることは、差し控えたい」とした上で、防衛増税と子育て支援金の保険料負担増については「これらの措置は防衛力の抜本的な強化や、子ども・子育て政策の抜本的な強化を実現する上で必要なものだと考えている」と述べた。
石破茂元幹事長は4日、記者団に、茂木氏の防衛増税停止発言について、「どういう趣旨で、どういう数字に基づいておっしゃったのか分からないので、コメントはしかねる」と述べた。その上で、「経済成長によって増収がどれぐらい見込めるのか。どう割り振っていくのか。そこが分からないと、経済成長で税収が増えるので、防衛増税はやらなくてもいいという理屈にはなかなかならない」と語った。また茂木氏が掲げた政策活動費の廃止については「廃止することになれば、今までの政策活動費が果たした役割って何だったのかということが併せて議論されなければならない」と指摘した。
自民党の小野寺五典安全保障調査会長は4日、茂木氏の防衛増税停止発言について「(財源が)明確にならないということは、我が国の安全保障にも大きな影響がある。それ以上に日本の同盟国や同志国に対しても不安を与えることになるのではないか」と懸念を示した。
小野寺氏は防衛費増額について「党として正式な政策として決めてきた。しっかりとした財源の裏付けがあって、今回の防衛費の増額を計画している」と説明。増税停止によって「日本の防衛政策がぐらつき、私どもが安全保障上、懸念としている国に対して間違ったメッセージを与えてしまうことにもなる。やはり明確な財源はしっかり言っていただきたい」と苦言を呈した。茂木氏に対しては「もし従前からそういう考えをお持ちであれば、もっと党内で議論している中で一定の考えを示されるべきではないか」とも述べた。
関係者によると、茂木氏の出馬会見での発言を知った岸田首相は驚いた様子だったという。この関係者は、総裁選を巡って茂木氏が過去に、首相が出馬した場合に自身も出馬すれば「令和の明智光秀になってしまう」などと言及していたことを引き合いに、「岸田政権の政策に幹事長が反対だったわけか。茂木氏は結局、明智光秀だったということだ」と語った。【竹内望、森口沙織】
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OS5
:2024/09/05(木) 08:27:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2cb819d40451cf29a6c75533220e8de0b6ebbf7
茂木氏「勝負の一手」が波紋 大胆公約「豹変」批判も 自民総裁選
9/5(木) 7:04配信
時事通信
記者会見で自民党総裁選への立候補を表明する茂木敏充幹事長=4日午後、東京都港区
自民党の茂木敏充幹事長(68)が党総裁選への立候補を表明した。
実務能力が高いと評される一方、世論の支持は伸び悩んでおり、浮揚を狙って「増税ゼロ」など大胆な公約を打ち出した。ただ、これらは岸田政権が進めた路線の否定につながりかねず、政権中枢を占めてきた茂木氏の豹変(ひょうへん)ぶりには批判も広がっている。
「茂木という名前じゃなければ、と思う。あいうえお順で最後になってしまう」。茂木氏は4日の記者会見で、「次の総裁」を尋ねる世論調査で下位に甘んじているのは、質問者が名前を挙げるのが最後になるからだと言わんばかりに語った。
茂木氏に対する党内の評価は真っ二つに割れる。旧日本新党出身ながら自民幹事長に上り詰めたのは安倍晋三元首相ら時の権力者から課題処理能力を買われたため。会見では外相などを歴任したことに触れ、「さまざまな経験を積んだ。人脈なども生かしたい」と強い自負をにじませた。
一方、持ち前の上昇志向は同僚議員とのあつれきも生み、総裁選では自ら率いる茂木派内からも加藤勝信元官房長官(68)が出馬を模索。政権末期に近づくにつれ、岸田文雄首相との確執も取り沙汰された。会見では「反省の思いも持っている。政権を支えきれなかったとの指摘があれば謙虚に受け止めたい」と振り返る場面もあった。
茂木氏は会見で「政策活動費の廃止」「防衛増税の停止」「子ども・子育て支援金の徴収停止」など「国民受けがいい」(党関係者)と目される公約を並べた。総裁選で勝ち筋を見いだせないことへの焦りがにじむ。
もっとも、政策活動費は6月に成立した改正政治資金規正法で温存が決まったばかり。「防衛力の抜本的強化」「異次元の少子化対策」の財源となる防衛増税と支援金徴収も公明党との与党協議も経て決まったものだ。首相周辺は「ちゃぶ台返しだ」と猛反発。自民幹部は「幹事長だったことを忘れてしまったようだ」と冷ややかに話す。
「あの発言は何なんだ」。首相は4日夜に首相公邸で開かれた自民議員との会合で、怒気を含んだ声でこう語ったという。
「ポスト岸田」候補からも苦言が上がる。石破茂元幹事長(67)は記者団に「経済成長で税収が増えるので、防衛増税はやらなくていいという理屈にはならない。納税者に納得してもらうのが政府の一番大事な仕事だ」と批判。小泉進次郎元環境相(43)は「首相を支えてきた幹事長としてどう考えるかが問われる」と強い疑問を呈した。
政権中枢で意思決定に関与してきた茂木氏の発言で、野党から規正法の再改正や防衛増税の見直しを求める声が上がるのは必至。かねて「首相に対抗して総裁選に出馬するのでは」との見方に「明智光秀にはならない」と語ってきた茂木氏だが、候補者の一人は「増税ゼロは旧民主党政権の埋蔵金論と同じ。明智光秀が気の毒だ」と痛烈に皮肉った。
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OS5
:2024/09/08(日) 21:49:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/697ccf64eba68f629747ff648b6dd8ecc35931d9
小泉氏、選挙の顔前面 改革連呼、「劇場」再来狙う 規制緩和・改憲、主張に危うさも〔深層探訪〕
9/8(日) 7:00配信
時事通信
自民党総裁選への出馬について記者会見する小泉進次郎元環境相=6日午前、東京都千代田区
若くして政界で脚光を浴びてきた小泉進次郎元環境相(43)が6日、自民党総裁選への立候補を表明した。会見では派閥裏金事件への「審判」として、早期の衆院解散を明言。改革メニューを並べることで、父・純一郎元首相が巻き起こした「小泉劇場」の再来を狙う思惑もうかがえる。一方で、労働法制見直しや憲法改正などの主張には唐突感が否めない。
【主な経歴】小泉 進次郎(こいずみ しんじろう)氏
◇「私が首相になれば」
「自民党が真に変わるためには、改革を圧倒的に加速できるリーダーを選ぶことだ」。6日の記者会見で「決着 新時代の扉をあける」と書かれたパネルを背に、拳を握った小泉氏は自らをこうアピールした。
昨年からの裏金事件で逆風が吹きすさぶ中、解散・総選挙を意識した自民内では、高い知名度を誇る小泉氏に対し、「ポスト岸田の本命」と見る向きもあった。
ただ、小泉氏が出馬準備を本格化させたのは8月に入ってから。特に裏金事件への対応は、周囲に「避けては通れないが、もう党内処分は出ている」と漏らすなど頭を悩ませた。
早期解散戦略は党内の期待を推進力に変え、裏金事件の区切りをつけようと図るものだ。会見では「私が首相になれば」といったフレーズを少なくとも9回連発。自らを新たな「自民の顔」として前面に打ち出し、「一番大事なのは国民の信を問う。そのこと抜きには前には行けない」とまで踏み込んだ。
◇「小泉改革」意識
小泉氏が掲げるのは「聖域なき規制改革の断行」。日本企業の存在感低下の背景として「既存企業が既得権益を守るため新規参入を阻もうとしている」と指摘し、代表例として一般ドライバーが有償で客を運ぶ「ライドシェア」を挙げた。労働法制を見直し、解雇規制の緩和に向け1年で法改正を進めるとも述べた。
純一郎元首相は、かつて「聖域なき構造改革」を掲げ、世論の支持をバックにした「劇場型政治」で長期政権を築いた。「既得権益の壁」などに「恐れず、ひるまず、とらわれず」とうたい、経済学者の竹中平蔵氏を知恵袋に、郵政民営化など「新自由主義的」政策を推し進めた。
会見で憲法改正のための国民投票実施に意欲を示した小泉氏は「私は直接国民の皆さんの声が聞きたい」と強調。これも純一郎元首相が05年の「郵政解散」に当たり「国民の皆さんに聞いてみたい」と述べたシーンと重なる。会見後、党内からは「思ったよりも良かった」(中堅)との声が上がるなど、「小泉劇場」を思い起こさせる手法は一定の効果もうかがえる。
◇裏金解明踏み込まず
もっとも、裏金問題では真相究明に向けた再調査や森喜朗元首相への聞き取りなどには言及せず、あくまでも党内手続きは終了済みとの認識をにじませた。今後、野党などの追及は必至だ。
解雇規制緩和では「適材適所で働ける社会に変え、経済にダイナミズムを取り戻す」との主張に対し、政府関係者は「40代以降の再就職はそれほど簡単ではない。痛みを伴うのは避けられないだろう」と懸念を示す。改憲についても、これまで表立った主張はしておらず、保守層を取り込む思惑が先走り気味だ。
会見では、首相としての資質を疑問視する質問に対し、「足りないところが多くあるのは事実」と応じた小泉氏。「討論になればこうはいかない。持ちこたえられるかどうかだ」。自民関係者は漏らした。
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OS5
:2024/09/08(日) 21:53:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/60d2d7b269a15fcd717bdd6f5ff3c336dc4022a7
警護見直しの「集大成」 次期衆院選見据え自民党総裁選、異例の「厳戒警備」 警察当局
9/7(土) 18:16配信
産経新聞
小泉進次郎元環境相の街頭演説会では、聴衆の手荷物検査などが行われていた=7日午後、東京・銀座(桐原正道撮影)
自民党総裁選の告示(12日)まで1週間を切り、出馬を表明している陣営の活動が本格化する中、7日には、小泉進次郎氏が東京・銀座で街頭演説した。今回は候補者が全国に散る形での街頭演説会も行われるとみられ、国内外で相次ぐ選挙を巡る事件を受け、警察当局は総裁選の警備としては異例の〝厳戒態勢〟をとる。衆院選を見据えた選挙警備の前哨戦となりそうだ。
「手荷物検査にご協力をお願いします」
7日午後0時過ぎ、銀座の中心部にある銀座4丁目交差点では、歩行者天国となっている車道部分に柵などで聴衆エリアが設けられ、入る人に陣営関係者と警察官が手荷物検査や金属探知機でのチェックを行っていた。
周囲は私服、制服の警察官が多数警戒。小泉氏が登壇する選挙カーの周りには人が入れないようスペースが設けられる。
演説が始まっても、背後では警察官の笛の音が響き続ける。週末の昼の銀座とあって聴衆だけでなく歩行者も相当な数に上る。警察官は雑踏事故につながらないよう、「ここでは立ち止まらないでください」と声をからし、誘導を続けた。
選挙を巡る警備の在り方が大きく変わったのは、令和4年、安倍晋三元首相が銃撃されて死亡してからだ。5年には岸田文雄首相が和歌山市の演説会場で襲撃された。
これらの事件を機に、警察庁は要人警護の基本事項を定めた「警護要則」を改定し、都道府県警の警護計画を警察庁が事前審査する取り組みを始め、警護に携わる人員も増強。政党や陣営などに対して、手荷物検査や金属探知機の使用を要請しているほか、聴衆との接触回避などへの協力も呼び掛ける。人工知能(AI)やドローンなど、最新機器の活用も進んでいる。
また、4月の衆院補選で政治団体「つばさの党」による選挙妨害事件や、米国では大統領選を巡ってトランプ氏が銃撃を受け負傷する事件も発生。選挙警備を巡る情勢は緊迫感を増しており、街頭演説が行われる会場は厳戒態勢が敷かれる可能性が高い。ある警備関係者は「そのときの警備情勢と現場の状況にあわせて、適切な警備を実施していく」と力をこめる。
総裁選は事実上、「次の首相」を決める選挙となっている上、今回は過去最多の候補者が争うことが確実となった。閣僚や政党の要人も多く、それぞれの地元や有権者に呼びかけるため、街頭演説を含めた選挙活動は全国に広がるとみられ、地方で警護を行わなければならない事態も予想される。さらに、総裁選後の「解散」を口にする候補者もおり、早期の衆院選も現実味を帯びる。警察幹部は「これまでの警護の見直しの集大成となる衆院選を見据え、総裁選もより厳しい警戒で臨む」と話している。(橋本昌宗)
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OS5
:2024/09/08(日) 21:57:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/11d2f98b03655a7c6f17d27683229a02263b935c
自民総裁選 千葉選出議員対応は? 桜田県連会長は加藤氏推薦人に 麻生派は支持分裂も
9/7(土) 9:43配信
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産経新聞
自民党千葉県連の桜田義孝会長(村上智博撮影)
自民党総裁選の告示(12日)まで1週間を切り、千葉県選出の国会議員の対応も決まりつつある。桜田義孝県連会長(衆院比例南関東)は、10日に立候補を正式に表明する加藤勝信元官房長官の推薦人に名前を連ねる意向だ。麻生派の森英介元法相(衆院千葉11区)は派内の河野太郎デジタル相の選対本部長に決まったが、同派の所属議員の対応は割れる可能性がある。
【比較してみる】「ポスト岸田」主な候補者の強みと弱み
「加藤さんは保守的で、安定感もある。政策的におかしなところは全くない。推薦人になってもいい」
桜田県連会長は加藤氏周辺にこう伝えた。当初は、以前から目をかけてきた小林鷹之前経済安全保障担当相(同2区)を支持するとみられた。
だが、桜田氏は熟慮した結果、「小林氏には首相になる素質はあるが、タイミングは今ではないのではないか」と判断し、加藤氏支持に傾いたという。
複数の永田町関係者によると、その小林氏は松本尚防衛政務官(同13区)や豊田俊郎参院議員(千葉選挙区)の支援を受ける。小林氏サイドは浜田靖一国会対策委員長(衆院千葉12区)にも支持を求めている。
県選出の斎藤健経済産業相(同7区)は小渕優子元経産相らが支える。出馬に必要な推薦人20人の確保を急ぐ。
対応が割れそうなのが麻生派だ。英利アルフィヤ衆院議員(同5区)は河野氏を、猪口邦子参院議員(千葉選挙区)は上川陽子外相を支援するようだ。
門山宏哲法務副大臣(衆院比例南関東)は石破茂元幹事長を支援する。渡辺博道元復興相(衆院千葉6区)は派閥解散を決めた茂木派(平成研究会)の所属で、同派を率いる茂木敏充幹事長の支援に回るとみられる。
6日は知名度の高い小泉進次郎元環境相も総裁選への出馬を正式に表明した。人気投票の様相が強まるなか、候補者全員の名前が出そろうまで態度を明かさない議員も少なくない。
党派閥パーティー収入不記載事件を受け、麻生派を除く他派閥が相次いで解散方針を決めるなかで実施される異例の総裁選となる。
千葉県選出のベテラン議員は言う。
「派閥にとらわれず、県連は県レベルで誰か1人を推すことを決められず、所属議員の対応は割れるだろうが、こうした事態こそ、自民が生まれ変わりつつあることを示す何よりの証拠となる」
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OS5
:2024/09/08(日) 22:03:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/00415e9a36a8c7ca1acf2ec2fd59b9cfef300e17
自民総裁選 神奈川選出の河野、小泉両氏が競合 党員票の奪い合いへ
9/6(金) 21:22配信
毎日新聞
自民党県議に総裁選出馬のあいさつした後、報道陣の質問に答える河野太郎デジタル相=横浜市中区で2024年9月2日、遠藤和行撮影
自民党総裁選では河野太郎デジタル相(衆院神奈川15区)に続き、6日に小泉進次郎元環境相(神奈川11区)が正式に出馬表明したことで、神奈川県内の国会議員の競合が決まった。総裁選に選出議員2人が立候補するのは初めてとみられる。党県連は特定の候補者を支援しない方針で、両陣営が党員票の獲得に向けて激しく争う展開となっている。
【写真まとめ】出馬する? しない? 自民党総裁選「候補者」たち
河野氏は2日、県議会の自民党の部屋を訪れた。久しぶりに県議たちが集まる会議が開かれる日だ。河野氏は前回に出馬した2021年の総裁選での応援について県議らに感謝を述べ、「今回はしっかり頑張っていきたい」と強調した。
その20分後、入れ替わるように党県連会長を務める小泉氏も同じ部屋を訪問。総裁選出馬の意欲を伝えて県議らと握手を交わした後、記者団に「地方の思いも背負って、この総裁選に挑んでいきたい。そして勝ちたいと思っています」と意欲を見せた。
河野氏が出馬した前回の総裁選では、小泉氏と石破茂元党幹事長から支援を受ける「小石河連合」で臨み、岸田文雄首相との決選投票まで持ち込んだ。しかし、今回は3人はそれぞれ党改革を訴えて立候補を表明。党県連はどちらも推すことができない状況だ。
総裁選では国会議員票に加え、党員投票も鍵を握る。自民党の党員数は全国で約109万人。県内は約6万5000人の党員を抱え、東京に次ぐ全国2番目の大票田だ。
6日に出馬表明した小泉氏はすでに8月24日、地元の横須賀市で市議らに立候補を伝達。9月8日には横浜市中区の桜木町駅前で街頭演説会を開くなど告示日(12日)前から支持拡大に躍起になっている。
激しい票の奪い合いが両陣営にあつれきを生まないのか。総裁選後の早い時期に衆院解散・総選挙の実施も予想されている。ある自民県議は「政治家同士の論戦なのでしこりは残らないと思うが、告示されればさらにヒートアップするのでは」と予測する。党県連幹部は「2人は実績もあるし、発信力もある。国を背負っていくからには分かりやすく党員、国民に向けて語ってもらいたい」と注文をつけた。【蓬田正志、遠藤和行】
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OS5
:2024/09/08(日) 22:04:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/225df6c00f621df16eddf50f4139d2fa8a9c2a56
「本命」も手腕は未知数 出馬表明の小泉進次郎氏、独特の表現力に批判も 自民総裁選
9/6(金) 19:50配信
産経新聞
会見で自民党総裁選への出馬を表明する小泉進次郎元環境相=6日午前、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)
6日に自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した小泉進次郎元環境相は、平成21年の初当選以来、「将来の首相候補」として本命視されてきた。43歳という若さと無派閥を貫いてきた経歴は、派閥のパーティー収入不記載事件で傷ついた党の再生に資すると期待を集める。ただ、経験不足との指摘は少なくなく、論戦を通じて懸念を払拭できるかが問われている。
「自民党が真に変わるには、改革を唱えるリーダーではなく、改革を圧倒的に加速できるリーダーを選ぶことだ」。小泉氏は出馬を表明した6日の記者会見でこう切り出し、党再生に自信をのぞかせた。周囲には「自分のような無鉄砲でなければ思い切った政策はやれない」と語る。
小泉氏の陣営は、二階派(志帥会)の小倉将信前こども政策担当相や岸田派(宏池会)出身の小林史明衆院議員らが中核を担う。安倍派(清和政策研究会)や麻生派(志公会)、茂木派(平成研究会)、菅義偉前首相に近い無派閥系議員も周囲を固めており、立候補に必要な推薦人20人を大きく上回る規模で派閥横断の支持が広がっている。
背景には高い知名度への期待がある。産経新聞社とFNNが8月下旬に実施した合同世論調査で次の総裁に誰がふさわしいか尋ねたところ、自民支持層では小泉氏が29・4%でトップだった。 特に選挙基盤の弱い自民議員の間では、「国政選挙で多くの仲間を生き残らせることを考えれば次期首相は小泉氏しかいない」との声が根強い。
一方で、小泉氏は農協改革やライドシェア推進などに取り組んできたものの、重要閣僚や党四役の経験がなく、国のかじ取りの手腕は未知数だ。 独特の言い回しが分かりにくく、環境相時代には訪米先で「気候変動問題にセクシーに取り組む」と発言し、物議を醸したこともあった。
「国民に伝えたいことが明確に伝わるように努力をしていきたい。総裁選に臨むに値する資質を備えているのかも国民に判断をいただく」
6日の会見で小泉氏はこう反省を口にしたが、乱戦模様の今回の総裁選には論戦力に定評がある現職の幹事長や官房長官らが参戦する。討論会などでトップとしての資質に疑問符がつけば、膨らみ過ぎた期待が瞬時に破裂する可能性も否定できない。(竹之内秀介)
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OS5
:2024/09/08(日) 22:14:48
https://toyokeizai.net/articles/-/823273?display=b
自民党総裁選で林芳正氏が挑む「あまりに高い壁」
低認知度に旧岸田派分裂、"安全牌"の迫力不足
泉 宏 : 政治ジャーナリスト
2024/09/06 8:00
林芳正官房長官(63)が9月3日、自民党総裁選への出馬を表明した。12年ぶり2回目の挑戦で、同日午後の出馬会見では「『仁』の政治」を掲げ、「国民の共感を得られる政治を取り戻す」と宣言した。
これまで外相、農水相など7つの閣僚ポストを歴任してきた林氏は、今回総裁選に出馬する候補者の中では、4日に出馬表明した茂木敏充幹事長(岸田総裁に職務を委嘱)に次ぐ経験と実績を誇る。ただ、各種メディアの世論調査では、総理・総裁候補としての認知度は極めて低く、しかも同じ旧岸田派からの上川陽子外相(71)の参戦で派内の支持も割れており、「目指す総裁選上位への食い込みには高い壁が立ちはだかっている」(自民長老)のが実態だ。
もともと、旧岸田派ナンバー2の座長だった林氏は、官房長官として岸田文雄首相を全力で支える立場からも、「岸田首相の退陣表明後も『喪に服す』意味で、総裁選出馬は見送る」(側近)考えだった。しかし、“脱派閥”による候補者乱立で「旧岸田派が各陣営の草刈り場と化しつつあった」(自民幹部)ため、「岸田首相の意向も踏まえ出馬に踏み切った」(側近)のが真相だ。
旧岸田派後継をめぐり、上川氏と上位争い
ただ、派閥仲間だった上川氏が突然、岸田首相に「出馬したい」と申し入れ、「岸田氏も渋々出馬を認めたことで、派分断の危機に陥った」(同)のも事実。もちろん、岸田首相は「最終的に2人出馬となっても、どちらかが1回戦で上位2人に食い込まない限り、決選投票では旧岸田派の対応を一本化する考え」(旧岸田派幹部)だとされる。
このため林氏は「旧岸田派の後継者となるためには、何が何でも上川氏より上位になる必要がある」(側近)ことになる。だからこそ、「参院議員時代の親しい議員らを中心に旧岸田派以外の議員にも必死に支持を求めている」(同)が、「旧岸田派の女性議員のほとんどが上川氏の支持に回っている」(旧岸田派幹部)こともあり、「“林VS上川”でも勝てる確信が持てない状況」(側近)とみられている。
そもそも林氏の今回の出馬は「次の次の総裁選で本命になるための地固めが目的」(同)とされる。しかし、「結果的に最下位争いを余儀なくされれば、『次の次』さえ見通せなくなる」(政治ジャーナリスト)だけに、「今回敗れれば一巻の終わり」(自民長老)とみられている茂木氏と同様に、「トップリーダーになるための最大の正念場を迎えている」(同)ことは間違いなさそうだ。
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:2024/09/08(日) 22:15:08
「優等生答弁」でネット視聴者は“漸減傾向”に
林氏は3日午後、国会内での総裁選出馬会見で、最大の注目点とされる巨額裏金事件への対応について「全力で党の信頼回復に努め、国民の共感を得られる政治を取り戻す」と訴えるとともに、中央省庁の再々編や憲法改正にも強い意欲をアピールした。
その中で林氏は「政治資金の透明性を上げ、グレーゾーンをなくしていくのが大事だ」と指摘したうえで、政策活動費の使途を監査する第三者機関について「アメリカの連邦選挙委員会(FEC)をモデルとした独立行政機関を検討する」との考えを示した。併せて、「党所属議員に対する政党交付金の配分を見直すことでパーティー収入への依存度を減少させたい」とも述べた。
さらに裏金事件に関係した議員の処遇をめぐっては「党紀委員会(の処分)や党の調査などが行われてきた。ルールとして尊重しなければならない」と自民党が決めた結論の見直しには慎重姿勢を繰り返した。
一方、「自民党結党以来の党是」とされる憲法改正については、「3年間の総裁任期中に改憲案の国会発議を目指す」と明言。党内の見解が割れる選択的夫婦別姓制度については、「個人的な考えとしては『あってもいい』としながらも、さまざまな意見を集約して大まかなコンセンサス(合意)をつくり上げるのが責務だ」と踏み込んだ言及を避けた。こうした出馬会見での林氏の言動については「すべてが優等生的応答で、麻雀に例えればまさに『安全牌』で、リーダー政治家としての迫力が感じられない」(政治ジャーナリスト)との声が相次いでいる。
そうした中、9月2日の台風一過後に次々と行われている各候補者の出馬会見については、「NHKだけが冒頭10分間だけ生中継し、あとは『ニコニコ生放送』などネット上での中継に移るパターンが常態化」(同)している。そこで、ネット上での各候補出馬会見の視聴者数の増減を検証すると、「出だしでは数が増えるが、政策説明になると数が減り、質疑応答が緊迫化しない限り、漸減状態になるケースが目立つ」(ネット関係者)のは間違いない。
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:2024/09/08(日) 22:15:27
兵庫県知事会見のネット視聴者は「茂木会見」の5倍以上
特に、「本来なら“2強”の候補者のはずの林、茂木両氏の出馬会見は、どちらもそれまでの出馬会見より盛り上がりに欠けた」(同)との見方が多い。4日午後の茂木氏会見のネット中継の直後に、そのまま同じチャンネルで、パワハラなどで内部告発された斎藤元彦兵庫県知事の定例記者会見が生中継されたが、「こちらの視聴者数は茂木会見の5倍以上に達し、視聴者の注目度の高さは段違いだった」(同)という。
こうした状況を踏まえてか、翌5日朝の民放テレビ局のニュース番組では、「兵庫県知事問題は上位で扱われたが、林、茂木両氏の総裁選出馬会見はトップテンにも入らなかった」(関係者)のが実態だ。そうした状況下、6日には国民的人気が抜群とされる小泉進次郎元環境相の総裁選出馬会見が予定されており、民放テレビ各局も各情報番組での「生中継」も検討しているとされる。
ただ、6日には兵庫県知事の“おねだり疑惑”に関する「百条委員会での知事尋問」も予定されており、「時間が重なった場合、視聴者がどちらに興味を示すかは予測しにくい」(民放幹部)との声も出ている。
そこで林氏に話を戻し、改めて同氏のこれまでの閣僚歴を振り返ると「突発事案を受けた緊急登板が目立つ」(政治ジャーナリスト)。確かに、2015年には政治献金問題が発覚して辞任した西川公也農相の後任となり、2017年には組織的な天下りあっせんや学校法人「加計学園」問題の“火消し役”として文科相に就任。さらに、昨年12月には清和政策研究会(旧安倍派)の政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑での松野博一官房長官の辞任を受け、後任の官房長官に就任している。
“火消し役”では「自民再生の切り札」にはなれない?
そうした過去も踏まえ、永田町では林氏の誕生日が「1月19日」であることに引っ掛けて、「119番の林」とも呼ばれてきた。それだけに「今回、旧岸田派が草刈り場になることを防ぐ役目が回ってきたのもまさに林氏らしい」(閣僚経験者)との見方もあり、周辺は「近い将来、自民党が火だるまになりそうな時の“火消し役”になれれば」(側近)と期待するが、「火を消すだけでは、党再生の切り札にはなり得ない」(自民長老)との厳しい声も少なくない。
205
:
OS5
:2024/09/08(日) 23:15:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/b72ce15ebb4dc828e60dab64304d3f087ef58e4d
野田聖子氏 推薦人「いま一歩」 菅氏の圧力に恨み節「全部ブロックされる」
9/8(日) 4:40配信
スポニチアネックス
菅義偉氏
出馬に意欲を見せる野田聖子元総務相は7日、地元の岐阜市で開いた記者会見で出馬に必要な推薦人20人に関して「いま一歩というところ」と強調。一方、出馬を模索する他の陣営との連携に含みを残した。
野田氏の出馬を阻んでいるのは菅氏。
6日のBS日テレ番組で「新しい派閥が出現している。やっぱり菅さんは強い。(推薦人依頼の)声をかけても全部ブロックされる」と恨み節を漏らした。
野田陣営以外でも、菅氏側の圧力による引き剥がしが指摘されており、「脱派閥を掲げながら派閥的な動きをしている」と批判する声が上がっている。
206
:
OS5
:2024/09/09(月) 11:37:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/4380e12616a69bad40d7adb5f8fe82b2b50f752b
「菅氏の主流派への復権は濃厚です」 まさかの“大物”まで麻生氏を見限って…決選投票に進むのは「菅系候補」の二人か
9/9(月) 6:06配信
デイリー新潮
麻生太郎副総裁
「形だけでも派閥を解消しておけばよかった。オヤジもヤキが回ったな……」
麻生派所属議員のボヤキである。首相はもとより、数々の要職を歴任してきた自民党の麻生太郎副総裁が落日を迎えつつある。
【写真をみる】あんなにベッタリだったのに…麻生氏を見限った“大物”とは?
政治部デスクが解説する。
「子飼いの岸田文雄首相が不出馬に追い込まれた9月の総裁選では、手駒の候補の当選は絶望的。政敵の菅義偉前首相の軍門に下るのは、ほぼ確実な情勢です」
菅氏の手には“強力なカード”が
8月27日、自民党で唯一生き残っている麻生派(54人)の研修会が横浜市内のホテルで開催された。
「その場で麻生氏は“同じ釜の飯を食って育った同志として、しっかりと応援したい”と、河野太郎デジタル相の支援を表明した。ただし、当の河野氏の支持は広がりを見せていません」
というのも、
「河野氏はデジタル相就任後、現行の健康保険証を廃止してマイナンバーカードと一体化したマイナ保険証に切り替えるといきなり発表してひんしゅくを買いました。また、改革派のイメージがありましたが、今回は麻生派の“丸抱え”候補となって持論の“脱原発”の主張を封印。もはや守旧派と見なされつつあります」
その河野氏は“裏金議員たちに不記載額を国庫に返納させる”とブチ上げたが、
「本人が焦っている証拠で、実現はほぼ不可能。旧安倍派議員らの反発を呼んだだけに終わりました」
さる旧主流派議員の解説。
「本来、麻生さんは麻生派、旧岸田・茂木両派の3派連合に旧安倍派の一部を加えて過半数を維持し、岸田首相再選とする算段でした。ところが、当の首相が不出馬を表明。さらに“保険”だった上川陽子外相や小林鷹之前経済安保相も支持が伸び悩んでいる。やむなく父の洋平氏(元衆院議長)の代から縁が深い、河野さんの支持を表明したワケ」
対照的に、菅氏の手には複数の強力なカードが。
「小泉進次郎元環境相、石破茂元幹事長、加藤勝信元官房長官の三人です。現時点で決選投票に進むとみられるのは進次郎と石破さんですから、菅さんの主流派への復権も濃厚です」
態度を豹変させた“大物”
そしてあの大物も麻生氏と距離を置き始めた。政治部記者が後を引き取る。
「茂木敏充幹事長が麻生氏を見限って“菅詣で”を始めました。8月20日の夜、菅氏と都内の中華料理店で1時間半ほど会食。その後、茂木氏は“日本の将来について、とても良い話ができた”と喜色満面でしたよ」
茂木氏は決選投票で菅系候補を支援する見返りに、自身の要職への起用を求めたとみられるが、
「茂木氏はこれに先立つ14日に麻生氏と会食し、支援を要請して断られた。店から出た時の不機嫌な表情からも明らかでしたね」
茂木氏が態度を豹変させたことで、麻生氏が抱き込めるのは林芳正官房長官と高市早苗経済安保相の二人に。
自民党関係者によれば、
「林さんも高市さんも決選投票に残るのは難しい。麻生さんは“石破嫌い”を公言している上、進次郎政権が誕生すれば菅氏らが政権の実権を握ります。もはや進退窮まった印象です」
政界引退が早まるか。
「週刊新潮」2024年9月12日号 掲載
新潮社
207
:
OS5
:2024/09/09(月) 17:04:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/69c186bd46dd903ddcb229d65b6e3c393f1ab24d
自民党総裁選、候補者ヤキモキ 推薦人「20人」に決まった力学
9/9(月) 5:30配信
毎日新聞
自民党総裁室の机=東京都千代田区の同党本部で2024年2月22日午前10時9分、竹内幹撮影
自民党総裁選(12日告示、27日投開票)の「出馬ラッシュ」が続くなか、立候補を模索しつつもいまだに正式表明できない候補者もいる。確保が必要な「推薦人」の数が20人となっていることが「絶妙」な高さのハードルとなっているためだ。10人でも50人でもなく、なぜ20人なのだろうか。
【写真まとめ】出馬する? しない? 自民党総裁選「候補者」たち
「総裁の候補者は、党所属国会議員20人により、総裁の候補者として推薦される者とする」
推薦人について総裁公選規程はこう定めているが、推薦人制度は1955年の自民結党時にはなかった。
候補者の乱立を防ぐ目的で71年、推薦人を10人とする制度が設けられたのが源流だ。78年の総裁選では20人、82年には50人まで増えた。「数の力」を誇る派閥政治が推薦人の数を膨れ上がらせた形だが、立候補のハードルを下げる目的から89年以降は30人の時期を設けるなど要件を緩和してきた。
推薦人の確保が容易になれば、中堅・若手も立候補しやすくなる。2001年には、党の中堅・若手議員が推薦人数の引き下げを党幹部に要望。02年党大会で推薦人を30人から20人とし、現在まで続いている。
◇「絶妙」の人数
変遷を続けてきた推薦人の数が、現在の「20人」に落ち着いたのはなぜなのか。
党総裁選挙管理委員会の担当者は「総裁となった場合に閣僚や党執行部に起用することを想定し、20人となったようだ」と背景を語る。
「私のときは『派閥から10人はそろえるから残りは自分で集めろ』と言われた。最後の1人が相当きつかった」
過去に総裁選に出馬した閣僚経験者はこう振り返る。「選択肢も必要」と考えての出馬だったものの、このときの総裁選は党内が他の有力候補一色だったこともあり、推薦人集めの苦労は予想以上だった。
「10人だと案外集まるが、20人となると派閥の協力などがないとなかなか難しい」。20人という人数を「絶妙」と表現する。
今回の総裁選に出馬表明したり、出馬が取り沙汰されたりしている議員は計12人。自民の国会議員は367人(5日現在)なので、単純計算すれば20人ぐらいは難なく集まりそうなものだが、そうは問屋が卸さないらしい。
推薦人になる議員は、所定の用紙に氏名を書く必要がある。その用紙が総裁選挙管理委員会に出されたのち、推薦人名が公表されるのだ。
「推し」候補が敗れてしまった場合、新総裁選出後の人事で「冷や飯を食う」ことになる恐れがある。こうしたことが「勝ち馬」探しに拍車をかける側面もある。
今回、推薦人にはなっていないものの、支持する候補者を既に決めているというある議員は「支持している候補が最後の最後で総裁選に出られなくなりそうなら私が推薦人になるのも仕方ない。だが、投票行動が縛られることになるので基本的にはやりたくないよ」と本音を漏らす。
◇立憲は引き下げ求める声
一方、23日に投開票を控える立憲民主党の代表選でも、立候補に必要な国会議員の「推薦人」は最低20人だ。
ただ、立憲の国会議員は136人(5日現在)と自民の4割程度なので、相対的にハードルはより高いともいえる。
立憲の有志は2日、立候補に必要な推薦人について国会議員の「10%」か「20人」の少ない方とする案などを盛り込んだ提言をまとめた。現在の国会議員数では、10%に引き下げれば14人の推薦人で立候補可能となる。【畠山嵩】
208
:
OS5
:2024/09/10(火) 07:50:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d2b28e99f39b0c741124150b100956df5a6e8d2
高市氏、安倍路線の継承強調…保守層への浸透狙うが「後ろ盾」死去で支持拡大に懸念
9/10(火) 6:55配信
読売新聞オンライン
自民党総裁選への立候補を表明する高市経済安全保障相(9日、国会内で)
自民党総裁選への立候補を表明した高市経済安全保障相(63)は、戦略的な財政出動や伝統的な国家観・価値観を重視した安倍晋三・元首相の路線の継承をアピールした。高い知名度を武器に保守層への浸透を狙うが、今回は前回総裁選で支援を受けた安倍氏なき総裁選となるため、議員への支持の広がりを懸念する声もある。
高市氏は今回出馬を予定する候補のうち、最もタカ派的な政治家といえる。
「経済成長をどこまでも追い求め、日本をもう一度世界のてっぺんに押し上げたい」
「自衛官の名誉と誇りを守り、実力組織として揺るぎない位置づけとするために憲法を改正する」
9日の記者会見では、積極財政の必要性や憲法改正、皇室典範改正などの保守的な取り組みを進めると強調した。
(写真:読売新聞)
高市氏が総裁選で勝利すれば、女性として初めて自民総裁、首相に就任することとなる。総裁選への初挑戦となった2021年の前回総裁選では、安倍氏の全面支援を受け、1回目投票では、岸田首相に次ぐ2位の議員票を獲得した。今回も安倍路線の後継者を強調し、記者会見では「前回の総裁選で安倍氏から支援をいただいた」などと、繰り返し言及した。
知名度は高く、「次の総裁」を尋ねる8月の読売新聞の世論調査では、石破茂・元幹事長(67)、小泉進次郎・元環境相(43)に次ぐ3位だった。石破、小泉両氏らとの対抗軸を打ち出し、議員と党員の支持拡大を目指すのが基本戦略とされる。
ただ、安倍氏が22年7月の銃撃事件で亡くなり、出馬に必要な推薦人20人の確保にも手間取った。保守的な政治信条で知られる小林鷹之・前経済安保相(49)との間では、支持層が分散する可能性もある。
派閥の政治資金問題で政治資金収支報告書に不記載があった議員の選挙での公認問題を巡っては「すでに処分されている」と述べ、追加の措置を否定した。党内には「安倍派への支持拡大が狙いでは」(中堅)との見方が出ている。
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OS5
:2024/09/10(火) 11:53:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c2684aca3b9ce604daf1be2566b0464370c06b5
加藤勝信氏、回り道でたどり着いた総裁選 安倍政権で飛躍、拉致問題に熱心
9/10(火) 11:16配信
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産経新聞
記者会見で自民党総裁選挙への立候補を表明する加藤勝信元官房長官=10日午前、国会内(酒巻俊介撮影)
10日、自民党総裁選への出馬を表明した加藤勝信氏は官房長官や副長官を計4年務め、官邸の運営に精通する。社会保障のエキスパートで、北朝鮮による日本人拉致問題に関しては担当相を長く経験し、総裁選候補の中で最も熱心に取り組んできたといえる。
大蔵(財務)官僚出身で政権の要職を歴任し、政治家のエリート街道を歩んだように見えるが、遠回りの政治家人生だった。
岡山県を地盤とする自民の加藤六月元農林水産相に婿入りし、同氏の秘書を務めた。しかし六月氏は政争の末に自民を離党する運命をたどり、加藤勝信氏は平成10年参院選に無所属で挑み、敗北した。
12年衆院選を前に、義父・六月氏の地元のライバルだった橋本龍太郎元首相の仲介で自民入りしたが、地盤の岡山5区で公認を得られず、比例中国ブロック単独で出馬。名簿順7位で落選した。ようやく初当選できたのは15年だった。
平成24年、安倍晋三政権で首相側近役の官房副長官に起用されたことが飛躍の契機になった。六月氏が安倍氏の父・晋太郎元外相が盟友関係で、家族ぐるみの付き合いがあった。
高い実務能力やアピールせずに仕事をこなす姿勢を安倍氏に買われ、初代1億総活躍担当相や厚生労働相、党総務会長など次々と要職に引き立てられた。
ただ、仕事ができるだけでは総裁の座に届かない。「選挙の顔」の役割が求められるからだ。知名度の低さが最大の課題となる。(田中一世)
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OS5
:2024/09/10(火) 12:00:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/78448f54ec4eef66ef690ed1d0efe95358e276cb
加藤勝信氏「国民の所得倍増を推し進める」 社会像は「協創」、自民総裁選出馬表明会見
9/10(火) 9:20配信
産経新聞
記者会見で自民党総裁選挙への立候補を表明する加藤勝信元官房長官=10日午前、国会内(酒巻俊介撮影)
自民党の加藤勝信元官房長官(68)=衆院岡山5区=は10日午前、国会内で記者会見し、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した。正式な出馬表明は8人目となる。加藤氏は「推し進めたいことは国民の所得倍増だ。これ以上に重要な政策はない。短期間で必ず結果を出す」と強調した。
【アンケート結果】「次の自民総裁」ふさわしいのは誰?
加藤氏は日本経済について「30年間にわたりデフレが続き、安倍晋三政権、岸田文雄政権における取り組みで、さまざまな良い兆しが見え始めている」と述べた上で、「経済状況は考えている以上に深刻だ。所得倍増は待ったなし。強い覚悟をもって取り組み、国民の豊かな生活を必ず実現していく」と語った。
加藤氏は「協創 『新しい日本』」を書かれたボードを掲げ、「協創」の文字に込めた思いについて「それぞれの価値観や個性を認め合い、協力し、新しい力を生み出し、課題を解決する仕組みだ。和の国である日本の強みにもつながる」と述べた。
「改革を推し進めるのは当然だ。しかし、同時に協創という価値観を大切に政策を進めていきたい」と指摘した。
211
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OS5
:2024/09/10(火) 15:50:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8d2aecf2207f9edcc18c61c11edbd8a871de45d
【自民党総裁選】上川陽子外相 11日に出馬会見へ 静岡県連関係者「推薦人確保の見通し立つとの連絡あり」
9/10(火) 12:33配信
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
12日告示される自民党総裁選に関して、静岡1区選出の上川陽子外務大臣が、11日出馬会見を行うことになりました。県連関係者によりますと、推薦人を20人確保したと見られています。
9日、上川大臣は、支援を受ける国会議員らと総裁選に向けた会合を開きました。
(上川外相)
「12日には必ず立候補する、という覚悟で臨みたいと思っておりますので、最後まで、そしてスタートラインに立つことができるようによろしくお願い申し上げます。」
陣営の事務局長を務める牧原秀樹衆院議員によりますと、この会合で、上川大臣は11日午後1時半から都内で出馬会見を開くことが決まったということです。
推薦人の確保について、9日、牧原議員は、「最終的な確認や詰めを行っている」と話しましたが、県連関係者は先ほど「推薦人確保の見通しが立ったとの連絡があった」と明らかにしました。
212
:
OS5
:2024/09/10(火) 15:51:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/387e55a4c3e7b397325a0d3edb4482a376657b8d
キーパーソンは小渕優子選対本部長?齋藤健経産相の総裁選出馬を支える自民党「中央政治大学院」人脈
9/10(火) 8:04配信
現代ビジネス
派閥の論理が通用しない
自民党総裁選は9月12日の告示1週間前にして、立候補に必要な国会議員20人の推薦人を巡るギラギラした権力闘争の様相を呈している。
それは、岸田文雄首相(党総裁)が8月14日に予想外の総裁選不出馬表明、事実上の退陣表明を行ったことを起点とする。
皮肉なことに、自民党派閥による裏金事件発覚で難破・沈没寸前に追い込まれた自民党丸は岸田船長の判断で乗員・乗客救命のため沈没までの時間稼ぎで内燃機関エンジン(派閥)を荒れ狂う海へ投棄した。
そして「再生自民党」のスローガンを掲げ新しい総裁選出の選挙戦実施を企図した。麻生派(志公会)を除くすべての派閥が解消されての総裁選。だからこそ派閥の論理と関係なく、多くの出馬が実現したし、誰が誰を支持するのか、これまでの派閥の論理では説明・予測できない事態になった。
とはいっても、人間社会どこでも3人集まれば派閥ができると言われるように、これからも派閥「的」なものが新たにできないわけでもないし、これまでの人間関係が無に帰すわけでもない。具体例を挙げる。
予想外の激化
いの一番に立候補を表明した小林鷹之前経済安全保障相(旧二階派)と麻生派重鎮の甘利明前幹事長の関係、現時点で次期総裁に最も近い小泉進次郎元環境相と岸田氏側近で知られる村井英樹官房副長官・小林史明デジタル副大臣の関係のように、派閥という器が割れたからこそ、派閥の内外を問わず、これまでの人間関係が意味を持つようになったと思う。
そして永田町・霞が関関係者だけでなく多くの国民も総裁選未体験ゾーンを期待した。どうやらその目論見も外れたようである。冒頭で言及したように20人の推薦人獲得を巡る抗争が予想を遥かに超えて激化しているのだ。
昔話に少々お付き合い願いたい。戦後の自民党政治のエポックとなった55年体制が確立した翌年1956年12月の公選総裁選から58年5月の総選挙にかけて、当時の党内勢力図を「八個師団」と呼んだ。党内では軍隊用語の「師団」が通用し、「派閥」はその後暫く経ってから常用されるようになった。
いずれにしても、当時は、55年の保守合同以前の旧自由党系の池田(勇人)、佐藤(栄作)、大野(伴睦)、石井(光次郎)の四派であり、旧民主党系は岸(信介)、河野(一郎)、松村(謙三)、三木(武夫)、石橋(湛山)の四派であった。確かに、「八個師団」だ。
今回も最終的に8~9人が出馬する。総裁選後、良く言えば「ノーサイド」(岸田氏)になるが、実際は立候補した人物とその推薦人20人が蝟集する派閥「的」なグループが誕生することになる。これまでの派閥の合従連衡とほぼ同じである。
2つのおどろき
具体例をあげてみたい。党内有数の政策通として知られる齋藤健経済産業相は出馬への強い意欲を持つが、現状では推薦人確保で難航している。同氏に立候補を促したのが前総務会長の遠藤利明党中央政治大学院学院長であり、齋藤氏支持を打ち出した小渕優子選対委員長、古川禎久元法相、黄川田仁志元内閣府副大臣らは、自民党の人材育成機関「中央政治大学院」でつながる人脈である。
齋藤氏は、同学院主催の「背骨勉強会」(全7回)で2回講師を務めた。特に1回目の「政治家のための戦前史」は永田町で大きな反響を呼んだ。これが遠藤氏と齋藤氏の仲を深める契機となった。
小渕氏は今年1月に茂木敏充幹事長が率いた茂木派(平成研)を青木一彦参院筆頭副幹事長らとともに退会したことから、小泉氏後見人の菅義偉前首相が4日に出馬表明した“茂木潰し”のため仕掛けたという加藤勝信元官房長官の総裁選出馬に伴う推薦人就任が確実視されていた。それだけに小渕氏の「齋藤氏支持」は永田町関係者を仰天させた。
次にびっくりしたのは、総裁選1回目投票で首位、2位を小泉、石破両氏が競り合うのはほぼ間違いないと言われるようになった先週末、その小渕氏が「決選投票では石破氏に1票を投じる」と周辺に語ったというのである。
この総裁選ドラマの最終章で齋藤氏は小泉陣営に合流し、「小泉政権」の大団円となれば官房長官が確実視される。その小泉氏とクライマックスで総裁の座を争うであろう石破氏を菅氏は忌避している。そして齋藤氏参戦に手を貸す小渕氏が石破氏を支援する。
どうやら複雑骨折状態下で奇々怪々な権力闘争が展開しつつあるようだ。これはスクリプトライター不在のドラマ故のことなのだろうか。
歳川 隆雄(ジャーナリスト・「インサイドライン」編集長)
213
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OS5
:2024/09/10(火) 17:37:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/614cae0236e46a28d9512d253b7218fde9f9ce73
高市氏、「保守」主張を抑制 支持拡大、安倍氏の不在大きく 自民総裁選
9/10(火) 7:06配信
時事通信
記者会見で自民党総裁選への立候補を表明する高市早苗経済安保担当相=9日午後、国会内
自民党の高市早苗経済安全保障担当相(63)が2度目の党総裁選出馬を表明した。
2021年の前回総裁選で後ろ盾だった安倍晋三元首相の死去で、議員への支持拡大に陰りも見られる中、公約は「総合的な国力の強化」を前面に幅広い分野を網羅。当面は「憲法改正」や「皇室」など保守色の強い主張を抑え、党内により幅広く浸透を図る構えだ。
【写真】自民党総裁選への立候補を表明し、記者会見場を後にする高市早苗経済安保担当相
「経済成長をどこまでも追い求める。日本をもう一度、世界のてっぺんに押し上げたい」。9日の記者会見で高市氏はこう述べ、財政出動を伴う「強い経済の実現」に、最優先で取り組む考えを打ち出した。
前回、1回目投票の議員票で2位に付けた高市氏は、その後も「再戦」への意欲を示してきた。会見で掲げた公約は農業やエネルギー、外交・安全保障など多岐にわたり、党関係者は「こつこつと準備してきた内容だ」と評価する。
当時との決定的な違いは、保守派の中心人物だった安倍氏の不在だ。安倍氏は前回、安倍派を中心に高市氏への支援を働き掛けたが、今回は同派中堅らが小林鷹之前経済安保担当相(49)の陣営に結集。高市氏は告示日近くまで出馬のめどが立たず、「推薦人の引きはがしに遭っている」と弱音を漏らす場面もあった。
一方で、党内外の保守層からは安倍氏の死去後、高市氏を「後継者」と期待する声も上がる。高市氏自身もそのことを意識。会見では「『女性初の首相、いいじゃないか』との(安倍氏の)言葉を胸に全力投球していく」と訴えてみせた。
かつてない乱戦模様の総裁選に向け、陣営幹部は「『中道保守』を含む幅広い党員票で支持を伸ばし、決選投票に持ち込む」との青写真を描く。実際、高市氏は会見で「皇室は日本にしかない宝物」と述べつつ、皇室典範改正への具体的な対応について言及を避けた。靖国神社参拝や改憲時期などでも踏み込んだ発言はなく、これまでの「岩盤保守」イメージと一線を画す狙いが透ける。
もっとも、こうした戦略について「既存の支持層は不満を持つ」(閣僚経験者)との指摘もある。派閥裏金事件への対応では、「ちゃぶ台返しのようなことをしたら独裁だ」と再調査などに消極的な考えをにじませており、今後追及される場面がありそうだ。
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:
OS5
:2024/09/10(火) 21:47:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4bdc8cca1aad710b99909442fb8ad67d7605c34
【独自】野田聖子氏 総裁選への出馬断念へ 小泉氏の支援検討
9/10(火) 21:18配信
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コメント45件
テレ東BIZ
【独自】野田聖子氏 総裁選への出馬断念へ 小泉氏の支援検討
12日に告示される自民党の総裁選挙に出馬の意欲を示していた野田聖子元総務大臣が、立候補に必要な20人の推薦人確保のめどが立たず、出馬を断念する方向で調整に入ったことがテレビ東京の取材で分かりました。
関係者によりますと、野田元総務大臣は10日、同じく出馬に意欲を示している斎藤健経済産業大臣との間で、両陣営で立候補を一本化することも視野に協議しましたが、折り合いがつかず決裂しました。
このため、野田元総務大臣は出馬を断念する方向で調整に入り、断念した場合には小泉進次郎元環境大臣の支援に回ることを検討しているということです。
215
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OS5
:2024/09/10(火) 21:49:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/843c04b25a0579cb3d2ed6111c5d303d87a4258a
加藤勝信氏、「経験」と「保守」で苦戦の自民総裁選に活路 派閥支援なく知名度も不足
9/10(火) 20:36配信
産経新聞
記者会見で自民党総裁選への立候補を表明する加藤勝信元官房長官=10日午前、国会内(酒巻俊介撮影)
10日に自民党総裁選出馬を表明した加藤勝信元官房長官は、国会議員20人の推薦人集めに苦労した。党員の支持拡大のために重要な知名度も伸び悩み、苦戦が予想される。「一心同体」だった安倍晋三元首相の経済政策「アベノミクス」や保守路線の継承、要職を歴任した経験を打ち出して活路を見いだす。
【比較してみる】「ポスト岸田」主な候補者の強みと弱み
■「安倍さんと一心同体」
「安倍首相と一緒にアベノミクスを推進してきた。私の中にその精神が染み込んでいる」。加藤氏は10日の記者会見で、公約はアベノミクスを意識したのかと問われ、こう答えた。
加藤氏は、国民所得倍増を柱とする「ニッポン総活躍」プランを発表した。規制改革や予算・税制措置を総動員し、経済成長の好循環を実現すると主張した。
経済政策はアベノミクスと通じる。「ニッポン総活躍」というネーミングは、安倍氏が提唱し、加藤氏が初代担当相に抜擢(ばってき)された「1億総活躍」と重なる。加藤氏がこれまで取り組み、公約にも盛り込んだ憲法改正や北朝鮮による日本人拉致問題の解決は、安倍氏のライフワークだった。
加藤氏は平成24年に安倍氏が首相に返り咲く基盤となった保守系議員連盟「創生日本」のメンバーで、安倍、菅義偉両政権で官房長官と副長官を計約4年務めた。ある党幹部は「候補者の中で加藤さんが官邸のことを一番分かっている」と評価する。
加藤氏は月刊誌「正論」7月号のインタビューで「安倍さんと一心同体みたいな思いで、ずっとやらせていただいた」と振り返った。陣営は、保守派の国会議員や党員の支持の広がりにも期待する。
■草の根選挙、道のり険しく
しかし道のりは険しい。所属する茂木派からは茂木敏充幹事長も立候補し、林芳正官房長官(旧岸田派)や河野太郎デジタル相(麻生派)のように派閥の議員の一定数がまとまった支持はない。支援を期待した菅氏は小泉進次郎元環境相を選んだ。地元・岡山県選出議員らを中心に「草の根選挙」(推薦人の一人)を展開するしかない。
「選挙の顔」としての期待値も小泉氏や石破茂元幹事長らに及ばない。8月の産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で次の総裁にふさわしい人に加藤氏を挙げた回答は0・6%。根のまじめさから、茂木氏の「防衛増税停止」のような奇策を打ち出すこともなかった。
加藤氏に近いベテラン議員は「安倍さんが生きていたら加藤さんを応援したのではないか」と語るが、安倍氏はもういない。(田中一世)
216
:
OS5
:2024/09/10(火) 22:15:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/394b784ee355d37437c9e194e592fd5364e749f8
高市氏の「国政レポート」、総裁選政策に酷似 告示前発送に疑問の声
9/10(火) 18:06配信
毎日新聞
高市早苗氏が送付したリーフレットの写し。自身が掲げる政策について詳細に記されている=2024年9月10日午後2時ごろ、遠藤修平撮影
自民党総裁選(12日告示、27日投開票)で、出馬表明した高市早苗経済安全保障担当相が送付した「リーフレット」に疑問の声が相次いでいる。党は今回、政策パンフレットの送付禁止の期間を告示前にまで拡大。リーフレットに「総裁選」という言葉はなく、高市氏側は「国政報告レポート」として発送したと説明するが、出馬記者会見で掲げた政策と似通っており、SNS(ネット交流サービス)上では「問題ないのか」との声が出ている。
【写真】送付された高市氏の「国政レポート」
毎日新聞が関係者から入手した封書(写し)によると、送信元は「自民党奈良県第二選挙区支部 支部長 高市早苗」となっており、「リーフレット在中」と記されていた。「ゆうメール」の表記もあった。
文書(同)はA3サイズの両面2枚で「早苗代議士の国政報告レポート」と題されていた。党員のもとに届いたのは高市氏が出馬表明の会見を開いた9日だったという。
文書では総裁選での高市氏のスローガン「日本列島を、強く」が記され、安全保障政策や省庁再編、経済成長戦略など出馬会見で掲げた政策と同様の内容が掲載されていた。冒頭で「党務に携わることができる立場になりましたら」と前置きし、抜本的な党改革を断行するとしたが、総裁選については一言も触れていない。
派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、党総裁選選挙管理委員会(逢沢一郎委員長)は、「カネのかからない総裁選」を掲げており、政策パンフレットの郵送や自動音声(オートコール)による電話作戦など八つの行為を告示前から禁止している。
高市氏の事務所関係者は、リーフレットの送付について「総裁選のリーフレットではなく、国政報告レポートとして、事務所で管理していた宛先に送った」と説明。送付時期については「お盆前から準備していた。送付がこの時期になってしまったのはよくなかった」とした。
リーフレットが届いた東京都内の党員は「いつもは届かないのに、なぜ今回は届いたのかわからない。総裁選を意識したのではないか」と話す。千葉県の党員は「高市氏の主張には共感するところもあるが、このやり方は問題ないのか心配だ」と述べた。【遠藤修平】
217
:
OS5
:2024/09/11(水) 13:54:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6c34df9cb61c8fc5f24c1325b3044d03a0e508b
この10月「小泉進次郎内閣」が「誕生ほぼ確」に…!その「想定閣僚名簿」を大公開する
9/11(水) 6:35配信
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現代ビジネス
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自民党はぶっ壊れた。不祥事の連続と政権運営の迷走、そして派閥崩壊の果てに、まもなく史上最年少の総理大臣が生まれることになりそうだ。起死回生をはかる、その「政権構想」の全貌とは。
【一覧画像】進次郎内閣の「予想閣僚名簿」はこちら
「軽すぎる神輿」になるのか
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〈異志統一〉
小泉進次郎の座右の銘だ。志の異なる者を集め、ひとつにまとめる――。もっとも、自民党議員たちは今、志というよりもおのおのの打算を胸に進次郎に群がっている。
「新総裁の選出が済めば、すぐさま解散総選挙。特に地盤の弱い若手・中堅や不祥事で名前が挙がった議員のあいだでは、『選挙で勝つには進次郎総理しかない』という声が日増しに強まっています。
総裁選は、1回目の投票では議員票と地方党員票が同数ですが、決選投票では議員票367票と都道府県連票47票の合算になる。進次郎vs.石破の構図なら、進次郎さんが議員票で圧勝して総理総裁になるシナリオが確実です」(自民党中堅議員)
すでに、進次郎の後見人である前総理の菅義偉は、齋藤健、加藤勝信、上川陽子の推薦人集めに噛み、決選投票でその勢力を結集する腹だ。
「進次郎政権が成れば、菅さんは当然、麻生(太郎)さんを下ろして副総理・副総裁に就く。放っておけば、経験の浅い進次郎さんが官僚の傀儡になってしまうのは明らかですから、ちゃんとポストのある『お目付け役』となって睨みをきかせるつもりなのです」(同前)
ただ、いくら人気者とはいえ、進次郎は44歳で初代総理となった伊藤博文より若い43歳。担ぎ手の選択を誤れば、「軽すぎる神輿」は容易に吹き飛ぶ。はたして進次郎と菅は今、どんな人事構想を描いているのか。
「石破と河野」が政権の骨格に
まず間違いないのは、菅が目をかけてきた「小石河」がそのまま政権の骨格となることだ。菅に近い自民党議員が言う。
「総裁選2位の公算が高い石破茂さんには、自身が提唱する『防災省』の新設を任せるのではないか。復興庁は時限組織のため2030年度に廃止の予定ですが、防災省へ発展的に統合する道もある。石破さんを遇する意味でも、新しい省の初代大臣ポストはもってこいです」
また安倍政権で外務・防衛と重要閣僚を務めた河野太郎は、原発再稼働に慎重かつ再生エネルギー活用に積極的な点で、進次郎と波長が合う。
「菅政権の2021年には、行政改革担当大臣の河野さん、環境大臣の進次郎さんが電力を所管する経産省とバトルを繰り広げた。今回、河野さんを経産大臣として送り込み、リベンジするのでは」(進次郎陣営に出入りする自民党中堅議員)
218
:
OS5
:2024/09/11(水) 13:54:30
「40代の大臣」が次々に誕生
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ただし菅・小石河体制ばかりが前面に出れば、国民は辟易とするだろう。「刷新感」を出すためには、進次郎と年次の近い40代議員や、同じ二世の中堅を枢要ポストに起用せねばならない。
「進次郎の腹心である小林史明、村井英樹は『大臣当確』でしょう。この2人は、安倍政権で進次郎が自民党の厚労部会長になり、社会保障改革の構想をまとめたとき一緒に働いた同志。IT通でデジタル副大臣を務めた小林をデジタル大臣に就け、岸田官邸でも中枢で働いてきた村井は、厚労大臣への大抜擢も十分に考えられます。
また、岸田総理が『総裁選後はドリームチームで』と言ったことを受けて、元安倍派で二世の福田達夫に外務大臣を任せる。語学に堪能、加えて父親の福田康夫元総理が中国に太いパイプを持っています。アメリカべったりの進次郎にとっては、政権の穴を埋めてくれる格好の人材です」(別の自民党中堅議員)
復興・防災、エネルギー、社会保障改革、デジタル化推進は、進次郎がライフワークと定めてきた分野だ。加えてもうひとつ、彼が信頼のおける人物に託したいと考えるテーマがある。農林水産、特に農協改革である。
「農水省は、進次郎さんと同期議員の勉強会『四志の会』を15年続けている齋藤健さんに任せるのではないでしょうか。
官房長官や経産大臣で起用されると見る人が多い齋藤さんですが、じつは生粋の農水族で、農水のドンである森山(裕)総務会長にも高く評価されている。森山さんは、進次郎さんが党農林部会長だったとき『農協解体』を言い出したことに激怒し、今でも進次郎さんを許していません。能力も人柄もピカイチと言われる齋藤さんには、森山さんとのつなぎ役になってほしいという期待があるはずです」(同前)
「保守のアイドル」を抜擢
無視できないのは、総裁候補で進次郎に次いで若い小林鷹之の存在だ。党内の若手・中堅に慕われ、知名度も総裁選で大きく上がったが、ネックは菅と犬猿の仲である元経産大臣・甘利明が背後にいることである。
「菅さんはおそらく、小林さんが1回目の投票で少なくとも3位に入らないと、彼を重要ポストには就けないでしょう。一方で、進次郎は夫婦別姓に賛成したり、脱炭素の旗振り役になったりしたせいで、保守層からは『左翼』だと見られているのが弱点。小林さんが仮に3位に入るか決選投票に進めば、『保守層対策』として彼を防衛大臣に抜擢するかもしれません」(自民党閣僚経験者)
安倍・菅政権と違い、リベラルなイメージの進次郎政権は、自民党の「岩盤支持層」から疑念の目を向けられるだろう。ウイングを広げる上でカギとなるのが、女性閣僚の起用だ。
中でも「最大のサプライズ」として党内で噂されているのが、一部から熱狂的な支持を集める、高市早苗を官房長官に据えることである。
その計画の詳細を、後編記事【進次郎が総理なら「官房長官・高市早苗」があり得る…!「後見人の元総理」が目論む「進次郎政権」の閣僚名簿を公開する】でお伝えする。
(文中敬称略)
「週刊現代」2024年9月14・21日合併号より
週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)
219
:
OS5
:2024/09/11(水) 13:55:08
https://gendai.media/articles/-/137008?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related
「史上2人目」の女性官房長官
いま永田町では、来る「進次郎政権」の陣容がどうなるかについて、さまざまな憶測が飛び交っている。中でも「最大のサプライズ」として党内で噂されているのが、一部から熱狂的な支持を集める、高市早苗を官房長官に据えることである。
「高市さんは、総裁選の展開しだいでは決選投票に進む可能性もあると言われています。影響力を増してきた高市さんを遇するには、史上2人目の女性官房長官のポストが最適です。
しかも今回、進次郎陣営には『保守層対策として、憲法改正をしっかり主張する』との方針がある。憲法改正論者の急先鋒である高市さんに、スポークスマンになってもらいたいのです」(自民党閣僚経験者)
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安倍・菅政権と違い、リベラルなイメージの進次郎政権は、自民党の「岩盤支持層」から疑念の目を向けられるだろう。ウイングを広げる上でカギとなるのが、女性閣僚の起用だ。
同じ神奈川選出で進次郎・菅の両者と親しく、やはり保守カラーの強い三原じゅん子は、かねて取り組んできた沖縄・北方問題担当大臣として入閣する観測がある。
さらに地元の女性議員では、横須賀出身で、父親が進次郎の祖父・純也、父・純一郎の二代にわたり秘書を務めた牧島かれんの入閣も確実視される。
「菅政権の仕事人」が帰ってくる
この総裁選では、すでに要職を経験ずみのベテランも名乗りを上げた。上川陽子は4度目となる法務大臣への起用が既定路線だ。また、党幹事長の茂木敏充については「早くも菅さんと取り引きした」という話で持ちきりになっている。
「茂木さんは早い段階で総裁選での勝ち目がなくなった。そこですぐ菅さんと会い、『決選投票では旧茂木派の手下をまとめて進次郎に入れる』と確約、希望していた財務大臣のイスを取りに行きました。進次郎政権は短命の可能性も高いですから、リリーフでお鉢が回ってくるという打算もある」(自民党旧茂木派関係者)
閣僚以上に菅が神経を尖らせているのが、総理官邸を切り盛りする「官邸官僚」の陣容だ。すでに総裁選の進次郎選対には、かつて「菅官邸」を固めた官僚たちが入って陣頭指揮をとる。菅が最も信頼した元国交官僚の和泉洋人、そして財務官僚の大沢元一である。
220
:
OS5
:2024/09/11(水) 13:55:35
「岸田政権が迷走した一因は、官邸の中枢である官房副長官を警察庁出身の栗生俊一に任せたら、まったく機能しなかったこと。霞が関全体に睨みがきく人物でないと官邸の要は務まりませんから、菅政権の総理補佐官だった和泉さんしかいない。
進次郎陣営の政策づくりは、まず菅さんが和泉さんに指示し、さらに和泉さんが、菅官邸で総理秘書官として実務を担った大沢さんや外務省の高羽陽さん、経産省の門松貴さんへ指示。さらに進次郎の側近議員も加わって練っている感じです」(前出と別の、進次郎陣営に出入りする自民党議員)
あの「総裁候補」は幹事長へ
特に岸田政権に途中で手を噛まれ、増税路線を潰された財務省にとっては、進次郎政権はまたとない挽回のチャンス。就任前から進次郎にリソースを「全振り」する背景には当然、下心もある。
「最終兵器として、小泉純一郎政権で官邸の中枢だった財務事務次官OBの丹呉泰健さんを介して、進次郎総理をコントロールすることも想定しています」(財務省幹部)
政権成立後、すかさず解散総選挙に踏み切るにあたっては、自民党執行部も盤石でないといけない。「事実上の『総理・総裁分離』体制を敷いて、党内は自ら仕切るつもり」(前出と別の自民党閣僚経験者)という菅にとって、最も「安全牌」なのが加藤勝信だ。
「普通に考えれば大ベテランの森山裕さんを幹事長に据えるところですが、森山さんは進次郎にいい印象を抱いていないので衝突必至。『自民党いち温厚』と言われる加藤さんを幹事長に据え、森山さんは総務会長に留任。党三役の経験がない林芳正さんには政調会長をお願いするのではないか」(自民党ベテラン議員)
221
:
OS5
:2024/09/11(水) 13:55:48
「民間登用」はこの男
父・純一郎の政権では、竹中平蔵が民間から閣僚に起用され話題となった。進次郎政権で「民間登用枠」の候補として挙がるのが、ビジネススクールなどを運営するグロービス創業者・堀義人である。
「堀さんは竹中さんと近い経営者で、進次郎さんも小林(史明)さんを介して知り合い親しくなった。グロービスの講演会にも進次郎さんがたびたび登壇しています。
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すでに進次郎選対には、小林さんや堀さん周辺のITベンチャー経営者が頻繁に出入りしている。彼らは『経団連が牛耳る古い経済界を、進次郎総理に一掃してほしい』と考えて、今からロビー活動に余念がないのです」(進次郎陣営関係者)
【一覧】進次郎内閣の「予想閣僚名簿」はこちら…!
まもなく誕生する史上最年少の総理大臣。その周りには、早くも無数の思惑が渦巻く。
(文中敬称略)
222
:
OS5
:2024/09/11(水) 17:24:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7b15f856ba7366a57418acce88d2cab504ba65c
小泉氏、総裁選立候補断念の野田氏支援受け入れ 推薦人で陣営に 選択的夫婦別姓など政策の共通多く
9/11(水) 16:10配信
カナロコ by 神奈川新聞
小泉進次郎氏
自民党総裁選に出馬する小泉進次郎元環境相(衆院11区)は11日、テレビ朝日の情報番組「ワイド!スクランブル」に出演し、立候補を断念した野田聖子元総務相からの支援を受けることを明らかにした。小泉氏の推薦人となり陣営入りするという。
初出馬の小泉氏と前回出馬した野田氏との連携は総裁選の構図に影響を与えそうだ。選択的夫婦別姓の導入や子育て支援策強化など政策面での共通項が多いことなどが理由。「未来ある最年少(の出馬予定者)に自分の思いを託したい」などと説明があったという。
野田氏へは陣営の選挙対策本部長への就任を打診したが「フラットな陣営の中で、その一員として協力したい」と辞退されたとしている。提案を受けて本部長は置かない方針だ。
神奈川新聞社
223
:
OS5
:2024/09/11(水) 17:33:07
8136:OS5:2024/09/10(火) 15:49:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/000359a931ce6c6dde54873f5897f2a873e7d1d2
高市早苗氏、小泉氏支援の菅義偉氏「強力でうらやましい」も「安倍氏の教え肝に銘じ臨む」
9/10(火) 14:47配信
産経新聞
自民党総裁選への立候補を表明した高市早苗経済安全保障担当相=9日午後、国会内(春名中撮影)
自民党総裁選(12日告示、27日投開票)に出馬する高市早苗経済安全保障担当相(63)は9日夜、BS日テレ番組で、小泉進次郎元環境相(43)への支援を表明した菅義偉前首相について、「ネットワークがすごい。役所を動かしていく、若い人の面倒を見る力がすごい」と述べ、「衆院選などで(自身が)何度も応援に入った人も(支援を呼びかけたが)『恩知らずで、すいません』『(菅氏に近い)菅グループなので、菅先生の了解がない限り応援できない』『陣営には行けない』と謝ってきた人も何人もいる」と語った。
【アンケート結果】「初の女性首相」にふさわしい人物は?
番組の司会者が小泉氏について「若さを売りにしているが、バックに小泉純一郎元首相や森喜朗元首相ら長老が付いている。自民党のイメージとしていいのか」と指摘した質問に答えた。
高市氏は「バックに強力な人が付いているのはうらやましい。私は緩いメンバーで‥緩いといったら選対の皆さん、ごめんなさい。私の場合は政策に共鳴して、自然発生的に集まってくれた皆さんと一緒にやっている」と強調。
令和3年総裁選で高市氏を支援し、その後死去した安倍晋三元首相については、「いてくれたら良かったとは思う。だが、けっこう前回も叱られてばかり。私がとろいので、『あれやれ』『これやれ』『あれやれ』…」と述べた上で「その時に教わったことは学んだ。安倍氏が3年前に教えてくれたことを肝に銘じて、今回の総裁選に臨みたい」と語った。
224
:
OS5
:2024/09/11(水) 21:32:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/16c24842de1b3c0eed64c0d5820e602aed5729a6
自民党総裁選が12日に告示、過去最多の9人が出馬の見通し 野田聖子氏や斎藤健氏は断念
9/11(水) 21:10配信
産経新聞
記者会見で自民党総裁選への立候補を表明する上川陽子外相=11日午後、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)
岸田文雄首相の自民党総裁任期満了に伴う総裁選は12日、告示される。11日に名乗りを上げた上川陽子外相(71)を含め、平成20年と24年の5人を大きく上回る過去最多の9人が出馬する見通しだ。投開票は27日。候補者らは15日間の選挙期間中、公開討論会や全国各地での演説会に臨み、党員らに支持を訴える。一方、立候補を模索してきた野田聖子元総務相(64)と斎藤健経済産業相(65)は11日、立候補を断念すると表明した。
上川氏は11日、東京都内のホテルで記者会見し、立候補を正式に表明した。「覚悟を持って国難に当たり、日本の新しい景色を国民と一緒に作っていくことができる」と訴え、「国益を守り、存在感を示し、国民に理解され、支持される国をつくるために首相を目指し、総裁選に立候補する」と述べた。
これまで女性首相が誕生していないことに関しては「環境をいかにつくるのかという意味で、私が立候補すること自体が非常に大きなモデルになるのではないか」と語った。
上川氏が総裁選に挑戦するのは初めて。今回の女性候補としては、高市早苗経済安全保障担当相(63)に続く2人目となる。
一方、立候補を予定している小泉進次郎元環境相(43)は11日、新潟県長岡市で記者団に対し、野田氏に自身の推薦人になるよう要請し、同意を得たと明らかにした。
総裁選は党所属国会議員に1人当たり1票配分する国会議員票と、全国の党員・党友の投票を基にした党員票で争われる。
党員票の投票は26日が締め切り。各都道府県連が集計した得票数を党本部で一括集計し、投票総数をドント方式で各候補に比例配分する。27日に党本部で投票資格がある367人の国会議員による無記名の投票が行われ、その場で開票される。
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OS5
:2024/09/11(水) 21:33:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/9eba0c82a258fbb61e4b47419a3968704624f876
菅前首相、自民総裁戦告示前に「完全燃焼」 小泉陣営へ野田氏引き込み 支持議員集めに奔走
9/11(水) 18:50配信
カナロコ by 神奈川新聞
街頭演説後に記念撮影に収まる菅氏(中央右)と小泉氏(手前中央)ら=8日、横浜市中区
自民党総裁選(27日投開票)を巡り、小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)の支援を表明した菅義偉前首相(2区)が12日の告示前に「完全燃焼」(自民幹部)状態となっている。旧知の野田聖子元総務相の推薦人確保を阻むにとどまらず、逆に小泉陣営へと引き込んだ。出馬が困難視される斎藤健経済産業相を推す議員へも働きかけを進めているもようだ。「支持議員集めは100人が目標」と周囲を鼓舞し「地上戦ならぬ“地中戦”」(同)を続けた。
小泉氏の出馬が濃厚になった2週間ほど前、有志議員の票読みで「議員票は50ぐらい集まるのでは」との見立てが広がった。それを耳にした菅氏は「100が目標だ」と一喝し、自ら支持議員集めに乗り出したという。“キングメーカー”批判を避けるため、個別の訪問や電話などによるステルス戦法をとったとされる。
菅氏の強い危機感の裏には自身の苦い体験がある。首相在任中の3年前、総裁選出馬に向けて推薦人確保を側近の坂井学氏(5区)と島村大氏(参院神奈川選挙区=当時)に指示。関係者によると50人ほどのめどはすぐに立ったという。しかし、大派閥の圧力などにはあらがえず結果、再選出馬断念に追い込まれている。「50では足りない」との執念が生じるゆえんだ。
「やっぱり菅さんは強い。(推薦人依頼の)声をかけても全部ブロックされます」。野田氏は6日に出演したBS日テレ報道番組で“地中下”の工作の一端を明かしぼやいた。
神奈川新聞社
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OS5
:2024/09/12(木) 07:54:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/f862ff43babf61d92539a8029ae5d6edcc6916dd
立候補断念の野田聖子氏、小泉進次郎氏を支援へ…連携模索した石破茂氏陣営「期待したのがバカだった」
9/11(水) 21:14配信
読売新聞オンライン
自民党総裁選出馬断念を表明する野田聖子氏(11日)=川口正峰撮影
自民党総裁選への立候補を断念した野田聖子・元総務相は11日、政策面で近い小泉進次郎・元環境相の推薦人となって支援する考えを明らかにしたが、党内では波紋も広がっている。
【図解】さっと分かる…自民党総裁選の仕組み、投票の流れ
国会内で記者会見した野田氏は「(小泉氏が)選択的夫婦別姓に1年以内に決着をつけると明言したのが大きな決め手になった」と語った。小泉氏も視察先の新潟県長岡市で「『母親みたいな位置づけで支える』と言ってもらった。大変心強い」と記者団に述べた。
一方、野田氏が小泉氏の選挙対策本部長に就く案が一時浮上したが、小泉氏の陣営を含め党内から反発の声が上がり、見送られた。
党関係者によると、野田氏は推薦人集めを続けながら、合流を見据え複数の陣営と接触し、石破茂・元幹事長と連携を視野に入れた協議も進めていた。石破氏の陣営幹部は「一緒にやれると信じていたが、期待したのがバカだった」と憤る。野田氏に近いベテランも「自分のことしか考えていない動きだ」と突き放した。
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OS5
:2024/09/12(木) 11:21:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e90ad57a9a343433ef67f32dea20e77466bf3b3
「首相候補を振るい落とす高い壁」自民党総裁選、出馬には20人の推薦人が必要
9/12(木) 11:06配信
産経新聞
自民党総裁選に出馬するには、国会議員20人の推薦が必要となる。候補の乱立防止が狙いだ。告示後には各陣営の名簿が公開され、推した候補が敗れれば新執行部から非主流派扱いされかねないことから、必要人数を集めるハードルは高いとされる。しかし、今回は派閥の締め付けが機能しないこともあって20人をそろえるケースが続出し、過去最多の9人が立候補を届け出た。
【図で解説】自民党総裁選の仕組み 決選投票へ駒を進めるには…
■過去は「50人」も
推薦人制度は昭和30年の結党当初はなく、翌31年の第1回総裁選は推薦人なしで出馬できた。その後、候補の乱立が目立つようになり、47年の総裁選から、推薦人10人が必要な立候補制となった。推薦人の条件は53年の総裁選で20人、57年には50人へと引き上げられた。大派閥が推したり複数の派閥が支援したりしなければ、出馬は事実上難しい状態だった。
リクルート事件などで党勢が衰退したともあり、「開かれた総裁選」を目指して平成元年の総裁選から推薦人は20人に緩和され、海部俊樹、林義郎、石原慎太郎各氏の争いを海部氏が制した。その後、推薦人は20〜30人で推移したものの、14年からは現行の20人が定着している。
自民党が下野した21年には、所属国会議員の激減も受け、総裁選に出馬しやすいよう、推薦人を10人に下げる案も検討された。しかし「20人くらい口説き落とせない人物は首相になる資格がない」(閣僚経験者)という反対論が多く、改革案は実現しなかった。
■派閥解消で集めやすく
20人の推薦人制度は「首相候補を振るい落とす高い壁」(党中堅)として機能し、これまで1回当たりの出馬人数は最大でも5人にとどまってきた。しかし今回の総裁選は、麻生派(志公会)以外のすべての派閥が解散を決めた中で行われ、特定の実力者に断らずに行動する議員が続出。同一県同士や衆院初当選同期など、従来にない枠組みで推薦人を集め、スタートラインに立つ候補が目立っている。
228
:
OS5
:2024/09/12(木) 15:43:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/8938645fdc2a6157f366396b564af8c499b3bf2c
自民党総裁選、12日告示 9人が立候補表明 全国8カ所で演説会へ
9/11(水) 20:30配信
朝日新聞デジタル
自民党総裁選、11日までに立候補を表明した9人
岸田文雄首相(自民党総裁)の後継を決める総裁選は12日に告示される。これまで9人が立候補を表明しており、過去最多の5人を上回ることが確実な情勢だ。裏金事件を機に深まる「政治とカネ」の問題をはじめ、国のかじ取りをいかに担うか、15日間の論戦が繰り広げられる。
【画像】夫婦別姓の賛否、割れる自民議員 総裁選前に朝日・東大調査で分析
総裁選にはこれまで、小林鷹之前経済安全保障相(49)=二階派=、石破茂元幹事長(67)=無派閥=、河野太郎デジタル相(61)=麻生派=、林芳正官房長官(63)=旧岸田派=、茂木敏充幹事長(68)=茂木派=、小泉進次郎元環境相(43)=無派閥=、高市早苗経済安保相(63)=無派閥=、加藤勝信元官房長官(68)=茂木派=が立候補を表明。11日に上川陽子外相(71)=旧岸田派=も立候補表明会見を開き、計9人が名乗りを上げた。
■野田聖子氏、斎藤健氏は立候補断念
一方、野田聖子元総務相(64)=無派閥=は11日、国会内で会見し、国会議員20人の推薦人確保に見通しが立たず、出馬を見送ると表明。「なるべく若い人に担ってもらいたい」と、小泉氏の支援に回る意向も明かした。同じく出馬を模索していた斎藤健経済産業相(65)=無派閥=も同日夜、経産省で記者団に「撤兵する」と語り、立候補を断念する考えを示した。
今回の総裁選で候補者が増えたのは、派閥の裏金事件の影響が大きい。6派閥のうち麻生派を除く5派閥の解散が決まり、従来のような派閥単位で候補を擁立する動きが影を潜めている。9人のうち派閥の領袖(りょうしゅう)は茂木氏のみで、茂木派と旧岸田派から2人ずつが出馬する異例の展開だ。
同日、総裁選の選挙管理委員会が開かれ、27日の投開票日まで、全国8カ所で演説会や討論会を開くことも決まった。経済財政、選択的夫婦別姓、働き方などの各政策で立場の違いもあり、激しい論戦が予想される。(笹川翔平、国吉美香)
■自民党総裁選の主な日程
12日 告示、所見発表演説会
13日 共同記者会見
14日 日本記者クラブ主催討論会、演説会(名古屋市)
15日 演説会(福島市)
16日 党青年局・女性局主催討論会(金沢市)
17日 演説会(那覇市)
18日 演説会(松山市、大阪市)
19日 演説会(東京)
20日 演説会(松江市)
22日 政策討論会(1)(ネット中継)
23日 政策討論会(2)(ネット中継)
24日 政策討論会(3)(ネット中継)
26日 党員投票の締め切り
27日 投開票
朝日新聞社
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OS5
:2024/09/12(木) 15:43:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/151bdb04eebe80f84665e27e93c6130b36504bb7
【自民総裁選】上川氏出馬表明 推薦人集めの舞台裏 一進一退の攻防、最後は麻生派議員らが支援
9/11(水) 21:13配信
上川陽子外相(71)=衆院静岡1区=が、告示前日というギリギリのタイミングで自民党総裁選の立候補表明にこぎ着けた。難航した推薦人集めは特に直近の1週間、新たに人を集めても既に決まっていた人が離れるなど、一進一退の攻防が繰り広げられた。最終的に麻生派所属の議員らが相次いで支援に回り、必要な20人を確保した上川氏。論戦のスタートラインに立つまでの舞台裏を検証した。
「誰一人取り残さない社会を一緒に作ろう」。11日、上川氏が出馬表明の記者会見で国民に呼びかけると、同席した支援議員らは安堵(あんど)の表情を浮かべながら拍手を送った。
■最初の転機
上川氏が総裁選に意欲を示した8月中旬、支援を表明したのは、松島みどり元法相、深沢陽一衆院議員=静岡4区=ら数人にとどまっていた。上川氏が所属した旧岸田派は、大半の議員が林芳正官房長官の支援に回るなど冷ややかだった。
上川氏にとって最初の転機は同27日、麻生派が横浜市内で開いた研修会。麻生太郎会長が同派の河野太郎デジタル相以外の支援も容認したことを受け、猪口邦子元少子化担当相や井出庸生衆院議員らが上川氏支援を表明した。9月初旬には推薦人が18人にまで伸びた。
だが、そこから先が厳しかった。上川氏は外相の公務の合間を縫い、議員会館を駆けずり回ったものの、面会した相手からは色よい返事をもらえなかった。
■最悪の事態
この時期、陣営は9月4〜6日の外遊前に推薦人を確定させた上で、8日に地元の静岡市を舞台に出馬表明するシナリオも検討していたが、実現しなかった。
「あと一歩」「着実に前進している」。記者団の問いかけに対してこのような答えを繰り返していた上川氏。だが、実際は膠着(こうちゃく)状態だった。追い打ちをかけるように、9日午前には推薦人の一人が離脱する「最悪の事態」(支援議員)が発生。他陣営の引き剥がしだった。
「弱ったな」。上川陣営の議員はうなだれ、議員会館の上川事務所に詰める関係者の表情は沈痛だった。
■吉報舞い込む
ところが、午後になると事態が急転する。新たに推薦人2人が確保できたとの吉報が舞い込んだ。いずれも麻生派の所属で、既に推薦人に名を連ねていた同派重鎮が引き入れた。上川氏は同日、麻生氏とひそかに会談した。関係者によると、同派議員らが支援してくれることへの感謝を伝えたとみられる。翌日の10日夕、最後の1人が同派から加わった。結果的に約半数の9人を同派が占める形となった。
20人確保に大きな役割を果たしたこの重鎮は、上川氏について「深い付き合いがあるわけではない」としつつ、上川氏が法相時代、オウム真理教事件の死刑囚の死刑執行を命令したことを挙げ「あのころから腹が据わっている政治家だと見ていた」と説明。実力を評価して動いたと明かす。
一方で、別の同派関係者は「溺れかかっていた上川氏を助けた」との表現で、麻生氏の意向が働いていると示唆する。河野氏に加えて上川氏も手持ちのカードに残すことで、どちらかが決選投票に進んだ場合は派が結束して行動し、影響力の維持を視野に入れていると解説する。
静岡新聞社
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OS5
:2024/09/12(木) 15:44:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/61063d44d8930fb82d1012da8e26e99df5ebee36
大混戦で神奈川の国会議員19人は誰を支持? 小泉、河野氏でほぼ二分 小林氏支援の動きも
9/11(水) 21:50配信
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コメント5件
カナロコ by 神奈川新聞
自民党本部(資料写真)
岸田文雄首相の後継を選ぶ自民党総裁選が12日に告示される。11日までに過去最多の9人が立候補を表明し、大混戦の様相を呈している。神奈川新聞社が同日までにまとめた県関係の国会議員19人の支持動向は、大半がともに県内を地盤とする小泉進次郎元環境相(43)=衆院11区=か河野太郎デジタル相(61)=15区=を支持。ほかに小林鷹之前経済安全保障相(49)を支援する動きもある。
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OS5
:2024/09/12(木) 15:44:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c61626bd018f033cc8f9ddb94a871ff98c9ec46
趣味は「みこし担ぎ」自民総裁選出馬表明の上川陽子外相 「女性・平和・安全保障」推進
9/11(水) 22:31配信
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コメント26件
産経新聞
自民党総裁選への立候補を表明し、記者団の質問に応じる上川陽子外相=11日午後、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)
自民党総裁選の告示前日に出馬表明にこぎつけた上川陽子外相は、昨年9月に女性として約20年ぶりとなる外相に就任後、37カ国・地域を訪問し、各国首脳・外相や国際機関トップとの会談を100回以上重ねてきた。戦争の解決や平和構築の過程に女性の視点を組み込む「女性・平和・安全保障(WPS)」にも注力し、女性初の首相を目指す上で「日本の外交の顔として動いてきたことを最大限生かして活動していきたい」と語る。
【アンケート結果】「初の女性首相」にふさわしい人物は?
外相就任前に法相を計3回務め、平成30年7月には、オウム真理教を巡る事件の死刑囚13人の死刑執行命令書に署名した。「腰のすわった政治をめざす」「難問から、逃げない」「政治変革の渦へ、飛び込む」を政治信条としてきた上川氏にとって、その覚悟が試された決断だった。
東大卒業後、三菱総合研究所研究員を経て、米ハーバード大ケネディスクール修了。米民主党上院議員の政策立案スタッフも経験した。政治家を志したのは、米国に留学していた頃。海外から日本を見つめる中で「国際社会の中で絶えず変化に対応する改革を進めていく必要がある」と強く感じたという。
当選7回。無所属でチャレンジした初陣の平成8年を含め、選挙区で3回落選(うち1回は比例復活)した経験がある。
趣味は、みこし担ぎ、合気道、編み物など。日本舞踊の名取でもあり、8月に都内で開かれたアフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合の歓迎レセプションで、参加国外相らの前で阿波踊りをはじめ数種の踊りを披露した。(原川貴郎)
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OS5
:2024/09/12(木) 15:45:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcc8a31f7baf8688f41ee1b123ba23d7b74454b6
岸田首相、影響力維持に腐心 乱戦お膳立て、路線転換警戒 自民総裁選
9/12(木) 7:03配信
時事通信
パリ・パラリンピック日本選手団の表敬を受け、あいさつに立つ岸田文雄首相(左)=11日午前、首相官邸
自民党総裁選の告示を12日に控え、退陣を決めた岸田文雄首相が、自身の影響力維持に腐心している。
【ひと目で分かる】総裁選候補者の経済政策
かつてない乱戦を「お膳立て」することで、各候補の動向を見極めつつ、キャスチングボートを握るのが狙い。3年間の政権下で敷いた路線の転換を避ける思惑も透ける。
「最近の首相はつきものが落ちたように明るい」。首相の様子について党関係者はこう話す。「政局好き、人事好き」と言われる首相の関心事は、「ポスト岸田」レースの行方だ。側近を通じて各陣営の動向を直接聞き取るなど、情勢分析に余念がないという。
先月14日の退陣表明の記者会見で、首相は総裁選について「我こそはと思う方は積極的に手を挙げて」と発破を掛けた。これを受け、一時は10人超が出馬を模索。先行きが読めない展開となる中、各陣営は決選投票も見据え、首相の対応に関心を寄せる。
首相はまた、解散した岸田派に所属していた議員の掌握に意を砕く。今月もたびたび会食の機会を設定。4日には、山梨県内で開かれた有志の会合にわざわざ駆け付けた。
同派所属だった林芳正官房長官(63)、上川陽子外相(71)の2氏が出馬表明したことも、対応に苦慮する中堅・若手への首相の求心力を高める結果につながった。「上川氏も出られて良かった」。上川氏の推薦人確保にめどが立ったことを聞き、首相は周囲にこう語った。
一方、表立った発信はないものの、茂木敏充幹事長(68)が防衛増税などの見直しを打ち出した際は、周囲に怒りをあらわにした。首相に近い中堅議員は「『岸田路線』を大きく変えれば支援できないという意思表示だ」と解説する。
首相は現在67歳。退陣後、存在感を誇示する場面が増えるとの見方が、党内にはくすぶる。「功績を認められたい、キングメーカーになりたい、という欲に政治家は抗しがたい」。政府関係者はこう指摘した。
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OS5
:2024/09/12(木) 15:47:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b7912226ca9336f58e16ba354e2bd88bca0a67d
青山繁晴氏、総裁選不出馬を陳謝 「推薦人、残念ながら届かず」
9/12(木) 11:02配信
共同通信
青山繁晴氏
自民党の青山繁晴参院議員は12日配信の自身のインターネット番組で、意欲を示していた党総裁選への出馬ができなかったことを陳謝した。「推薦人集めに奔走してきたが、残念ながら少し届かなかった」と述べた。
青山氏は2016年に参院比例代表で初当選し、現在2期目。自民の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」の代表を務めている。
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OS5
:2024/09/12(木) 15:49:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9a9254d65e46938088bab282c94d4e08f45c1b6
女性首相狙う論客、高市早苗氏 横顔と略歴
9/12(木) 11:44配
自民党総裁選に立候補した高市早苗氏の人物像を紹介する。
故安倍晋三元首相と政治信条が近く、党内有数の保守派論客として女性初の首相の座を狙う。選択的夫婦別姓制度の導入には慎重姿勢を取り、終戦の日や例大祭に靖国神社参拝を欠かさない。
総登録者数が約100万人に上る交流サイト(SNS)を活用した発信力が武器。2021年総裁選で後ろ盾だった安倍氏を失い、保守系議員の支持獲得が課題だ。ヘビーメタル好きの阪神ファン。奈良県出身。
【略歴】たかいち・さなえ 神戸大卒。松下政経塾、民放キャスターを経て1993年に無所属で衆院初当選し、1996年に自民入党。沖縄北方担当相、党政調会長、総務相を歴任し、現在は経済安全保障担当相。63歳。奈良2区、当選9回。
https://news.yahoo.co.jp/articles/22b0ffcfd4590c8ed3f5a3d1069728a3bea005f5
高市早苗氏の推薦人 杉田水脈氏、中曽根弘文氏ら 自民総裁選
9/12(木) 15:04配信
岸田文雄首相の自民党総裁任期満了に伴う総裁選は12日告示され、選挙戦がスタートした。この日は、党本部で所見発表演説会が行われ、高市早苗経済安全保障担当相(63)=無派閥=は「自民党総裁になったあかつきには、国民に信頼される自民党に生まれ変わる」と話した。
高市氏の推薦人名簿は次の通り。(敬称略)
【衆院】小林茂樹、杉田水脈、鈴木淳司、関芳弘、高鳥修一、谷川とむ、土井亨、中村裕之、古屋圭司、三ツ林裕巳、若林健太
【参院】中曽根弘文、赤池誠章、有村治子、衛藤晟一、古庄玄知、佐藤啓、西田昌司、堀井巌、山田宏
235
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OS5
:2024/09/12(木) 15:51:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/c894f9c589c4ee7b80ee51be5097b1212a6df27a
若手支持の保守派、小林鷹之氏 横顔と略歴
9/12(木) 11:46配信
自民党総裁選に立候補した小林鷹之氏の人物像を紹介する。
早期の憲法改正を主張する保守派。若手・中堅を中心に派閥横断的な支持を集める。衆院当選3回で経済安全保障担当相に抜てきされたが、経験不足はついて回る。
東大卒の元財務官僚。在米日本大使館に勤務時、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)返還を巡る民主党政権の対応で日米関係が冷え込むのを目の当たりにし、政治家を志した。愛称は名前をもじって「コバホーク」。千葉県出身。
【略歴】こばやし・たかゆき 米ハーバード大院修了。財務省出身で、2012年に衆院初当選。防衛政務官、自民党経済産業部会長代理、経済安全保障担当相、党副幹事長を歴任した。49歳。千葉2区、当選4回。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebc4671f7ac6ec7e4370af74ce9289737acb14e5
小林鷹之氏の推薦人 松本洋平氏、中曽根康隆氏ら 自民総裁選
9/12(木) 15:05配信
毎日新聞
自民党総裁選が告示され、送り出し式に臨む小林鷹之前経済安全保障担当相(中央)=自民党本部で2024年9月12日午後0時33分、猪飼健史撮影
岸田文雄首相の自民党総裁任期満了に伴う総裁選は12日告示され、選挙戦がスタートした。この日は、党本部で所見発表演説会が行われ、小林鷹之前経済安全保障担当相(49)=二階派=は「当選4回、40代での立候補は、自民党では異例のこと。日本を世界をリードする、真の自律した国にする」と話した。
小林氏の推薦人名簿は次の通り。(敬称略)
【衆院】松本洋平、石井拓、岩田和親、江崎鉄磨、大野敬太郎、鬼木誠、勝目康、熊田裕通、斎藤洋明、塩崎彰久、高木宏寿、武部新、田野瀬太道、中川貴元、中曽根康隆、本田太郎、松本尚、務台俊介
【参院】友納理緒、豊田俊郎
>>103
【安倍派】
大塚拓(衆院5期)
福田達夫(衆院4期)
細田健一(衆院4期)
和田義明(衆院3期)
宗清皇一(衆院3期)
鈴木英敬(衆院1期)
塩崎彰久(衆院1期)
吉田真次(衆院1期)
松本尚(衆院1期)
小森卓郎(衆院1期)
石井拓(衆院1期)
【二階派】
武部新(衆院4期)
高木宏寿(衆院3期)
中曽根康隆(衆院2期)
岩本剛人(参院1期)
【麻生派】
山田賢司(衆院4期)
斎藤洋明(衆院4期)
務台俊介(衆院4期)
【岸田派】
岩田和親(衆院4期)
【森山派】
鬼木誠(衆院4期)
【無派閥】
大野敬太郎(衆院4期)
熊田裕通(衆院4期)
勝目康(衆院1期)
森由起子(衆院1期)
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