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自民党スレ2

175OS5:2024/09/01(日) 23:04:50
 「なにを勝手なこと言ってるんだ」。首相は周辺にいらだちを募らせた。鈴木氏は公明党との協議を見据え「両方があらかじめ案があると歩み寄るのが難しい」と理由を説明したが、党執行部は「官邸と実務者が意思疎通できていなかった」と振り返る。

党首討論を行う岸田首相(右)と立憲民主党の泉代表=6月19日午後、国会

 パーティー券購入者の公開基準額に関しては、自民、公明両党の実務者の調整内容を幹部が覆した。実務者間では5月下旬までに「10万円超」でいったん大筋合意していた。ところが、5月29日、公明党の北側一雄副代表が自民党の森山裕総務会長に電話を入れる。「選挙のことを考えるともう一歩何かを歩み寄ってくれないと賛成できない。やはりパーティーを5万円にしてくれないか。これは山口那津男代表の考えでもある」

 「5万円案」には麻生、茂木両氏が「将来に禍根を残す」と反対する。首相は受け入れるよう進言する森山氏との間で板挟みとなった。最終的に公明案に乗ることを決断したが、協議の最前線にいる実務者や麻生氏らとしこりが残った。

 ▽かき消された野党けん制

 森山氏は「迷惑を掛けた方が迷惑がかかった方の言い分を聞くのは当然」と公明党への譲歩の正当性を訴える。一方で「なぜ10万は駄目で、5万は問題がないのか」という点については議論が深まらなかった。
 パーティー開催の回数制限が設けられず、年4回開けば非公開のまま従前通り20万円分購入してもらうことも可能だ。数字だけが独り歩きした印象は拭えず、刷新感はない。

 自民内にはそもそも政党によって収支構造が全く異なる中、自民の収入源だけ狙い撃ちにされることへの不満も蓄積していた。

 作業部会が4月23日に議論の方向性について取りまとめたペーパーには今後の検討項目として「出版・機関紙販売事業の透明性」「労働組合などの政治活動や政治資金の透明性」が目立たないように記載されていた。「しんぶん赤旗」を発行する共産党、組合の支持を受ける国民民主党などを対象としていることは明白だった。党幹部は「あまり自民を攻撃すると野党の財布にも手を入れるというけん制だった」と明かす。

 ▽だんまり決め込む党執行部

 党執行部が派閥裏金事件を受け、地方行脚する「政治刷新車座対話」が7月にほぼ全国を一巡した。党改革に向け直接、党員、党友、国民の声を聴くのが目的だが、総括する動きは鈍いままだ。9月の総裁選に向けた思惑が絡んで「みんなだんまりを決め込んでいる」(中堅議員)のが実情だ。

  「自民党が変わることを示す、最も分かりやすい最初の一歩は、私が身を引くことであります」「所属議員が起こした重大な事態について、組織の長として責任をとることにいささかのちゅうちょもありません」。首相は8月14日、総裁選に立候補しないと表明した。

 緊急会見では「刷新本部に新たなワーキンググループを設けるよう指示を出した」とも明らかにした。自民党の宿題はポスト岸田に引き継がれた。まずは総裁選の論戦で焦点となりそうだ。


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