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第50回衆議院議員総選挙(任期満了2025年)スレ

2446OS5:2024/10/14(月) 09:12:51
https://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/news/20241013-OYTNT50128/
衆院選24・対決の構図<下>守る自民 VS 立・共2新人
2024/10/14 05:00

集会で拳を突き上げる支持者たち(出雲市で)

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2区
 「都会から地方への人の流れを確固たるものにし、国民感覚で政治改革の議論をリードする」。10日、出雲市であった後援会の事務所開き。自民党前議員、高見康裕氏(43)は、ライフワークのふるさと創生を強調した。

 3年前は竹下亘元衆院議員の後継として出馬し、弔い票を受けて優位に当選。その後は防衛相補佐官など着実に要職に就き、週末は地元に帰って県議らと積極的に選挙区内を歩き、人口減少や子育ての現状についての声に耳を傾けてきた。

 今回は「政治とカネ」を巡り、自民候補が大敗した春の1区補選の余波が残る中での戦いとなる。地元県議が中心になり、市議や町議らと連携を取りながら地域ごとに票の積み上げを図る。陣営幹部は「今回は高見が独り立ちする選挙。(「政治とカネ」の)余波は我々で受け止め、自分たちの城を守り抜く」とする。

 立憲民主党は、前回選以降、候補者の擁立が懸案だった。県連内で一時は「擁立見送り」も議論される中、8月に党本部に立候補の意向を申し出たのが、新人で社会福祉士の大塚聡子氏(57)だ。

 大塚氏は、党が有望な人材の掘り起こしを図り、6月に開講した「りっけん政治塾」の受講者の一人。当初は地方議員を志していたが、「教育と福祉の連携」を掲げて国政を目指すことにし、9月の県連幹事会を経て今月2日に党本部の公認決定を受け、11日には連合島根の推薦も決まった。

 父親が隠岐の島町の出身で、自身は東京都出身。今年の春、障害がある長女の就労支援に伴い、横浜市から出雲市に移住した。支援する市議らと支持者のあいさつ回りなどを続ける。

 大塚氏は「体力の許す限り選挙区を回り、(自分が)どんな人間であるか対話で訴えていきたい」と話す。

 共産党県常任委員で新人の亀谷優子氏(38)は、2期目途中の大田市議を辞職して国政に挑む。立候補の表明は今年2月。松江市内で開いた記者会見では、自民党派閥の政治資金規正法違反事件を受け、「裏金(作り)が当たり前のように行われていた状況は許しがたい」と述べた。

 大田市外にも顔を売り込むため、表明後は街頭演説を100回以上こなし、党の集会などに積極的に参加。亀谷氏は「石破さんが総理になっても、政治とカネの問題が解決しないことに、多くの市民がうんざりしている」と話し、「反応もいい」と手応えを語る。

 街頭演説では、人口減少対策や農林漁業振興策に加え、企業団体献金の禁止を訴えていく考えだ。向瀬慎一・県西部地区委員長は「政治不信が広がる今回の選挙では、有権者は政策を見て投票行動に移すと信じている」と話す。

(佐藤祐理、桃田純平)

2447OS5:2024/10/14(月) 09:13:29
福井
https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/feature/CO077840/20241012-OYTAT50010/
<混沌2区 上>自民公認なき保守対決
2024/10/13 05:00

スクラップ
宮本(右)の県議会議長就任の祝賀会であいさつする高木(9月21日、越前市で)
立候補表明の記者会見に臨む山本(10月11日、福井市で)

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 自民党派閥の政治資金問題を受けた政治改革が問われる27日投開票の衆院選。「保守王国」の一つ、福井2区では、問題を受けて自民公認が出ず、無所属の自民党員2人が保守票を奪い合う構図となった。野党も実績や知名度で引けを取らない立候補予定者をそろえ、議席奪取を狙う。有権者の信任を得て、先の見通せない 混沌こんとん とした戦いを勝ち抜くのは誰か。関係者の思惑に迫る。

 「大変お世話になっていますし、まもなく、またお世話になるかもしれません」。9月21日、越前市内で開かれた県議・宮本俊の議長就任祝賀会。来賓としてあいさつした高木毅(68)がこう述べ、詰めかけた数百人の笑いを誘った。「宮本議長は私の武生後援会の会長をしている」。次の衆院選を見据えたかのような発言が口をついて出た。

 憲政史上最長の政権を担った元首相・安倍晋三らを輩出した派閥が主な舞台となった政治資金問題。その旧安倍派の幹部「5人衆」は世間の大きな注目を浴び、党の処分を受けた。その一人が高木で、党員資格停止6か月。祝賀会の頃、処分期間は終わっていなかった。

 高木は処分を受け、福井2区管内の嶺南、丹南地方を回ってきた。支援者らは謝罪と真相の説明を期待した。しかし、党県連幹部の一人は「高木は反省していない。(高木に)投票する気はない」と吐き捨てる。複数の党関係者によると、高木は県内各地の会合に姿を見せたものの、説明や謝罪が少なく、むしろ次期衆院選を踏まえた言動が目立ったという。有権者からも非公認を求める声が寄せられた。

 高木は今月3日に処分期間を終えると、4日に福井2区の党支部長に復帰。首相(党総裁)の石破茂が早期の衆院選の方針を示したこともあり、同日中に党公認を求めて県連に申請した。

 「高木が公認されれば、自民が世論の支持を得るのは難しい」。処分後、多くの県連幹部が同じ思いを抱いていた。県連内ではひそかに、次期衆院選で独自候補の擁立を模索する動きがあった。県議の名前が取り沙汰されたが、読売新聞の取材にその県議は立候補を否定。9選を目指す高木に取って代わろうとする声はなかった。


 高木は2000年の衆院選から8回連続で当選。復興相や党国会対策委員長などを歴任し、国政への影響を強めてきた。政治資金問題で揺れる中でも、その政治力を評価する意見は根強い。

 長年、高木を支援してきた嶺南のある町議は「北陸新幹線延伸や原子力発電を巡る政策など、福井には国政に関わる問題が山積する」と指摘し、声を潜めた。「国の中枢で力を発揮できる代議士を新たに育てるには10年はかかる。政治家は『真っ白』が良いが、地元に何も持ってこない白より、獲物を捕ってくる『灰色』の方が良い」

 高木は党中枢や中央官庁などの人脈を武器に、党公認を狙ったが、状況は一変する。石破が6日、政治資金規正法違反事件への国民の批判を重く見て、収支報告書の不記載に関係して処分した議員の一部を非公認とする方針を示したのだ。

 同日に敦賀市内で報道各社の取材に応じた高木の表情は硬かった。「大変厳しい判断をいただいた」。無所属でも立候補する意向を示した。


 こうした状況を待っていたかのように、元自民党衆院議員の山本拓(72)が突如、立候補を表明した。衆院議員を8期務め、農林水産副大臣などを経験したベテランだ。12年衆院選まで旧福井2区で当選を重ねたが、区割り変更で高木の地盤だった旧福井3区と統合。14、17年の衆院選では、小選挙区を高木に譲って比例選に回ったが、21年に議席を失っていた。

 山本は11日の立候補表明で、「自民の公認候補がないのは有権者に失礼だ。保守の選択肢として立候補した」と説明した。党関係者は推し量る。「小選挙区を奪われ遺恨が残っていた。そこに高木が非公認となり、一矢報いる好機が巡ってきた。居ても立ってもいられなくなったんだろう」

 望んだ党公認は得られていないものの、山本の再登場は波紋を呼んだ。妻は、9月の総裁選で石破と決選投票まで争った前経済安保相・高市早苗だ。県内でも人気の高い高市の影響力を背景に、高木の支持を減らす「保守分裂」に突入しようとしている。野党県組織の幹部はほくそ笑む。「追い風で、『保守王国』を突き崩すチャンスだ」(敬称略)

2448OS5:2024/10/14(月) 09:14:01
https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/feature/CO077840/20241013-OYTAT50021/
<混沌2区 下>勝機探る野党 共闘なく 
2024/10/14 05:00

鯖江市内の交差点で政策を訴える辻(9月24日)

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 「今こそ政治を変えないといけない。政権交代を一緒にやろう」。6月中旬、越前市内の飲食店。立憲民主党県連代表の三田村輝士は、青森大教授(当時)の辻英之(54)に熱っぽく呼びかけた。

 自民党派閥の政治資金問題を巡り、自民への批判が噴出。旧安倍派事務総長を務めた高木毅(68)に対する風当たりも強まっていた。2区を政治改革の象徴にできるかもしれない。「やりましょう」。それまで渋っていた辻は7月に立候補の決意を固めた。

 立民県連は一部の幹部らだけで辻の擁立準備を進め、7月末に公表した。辻は県外で活動してきた新人だが、無名ではなかった。父は小浜市が拠点で旧社会党や旧民主党の衆院議員だった一彦、兄は越前市を中心に活動する旧民主系の県議だった一憲。政治家としての「辻」は嶺南、丹南地方で多くの有権者に知られており、「脅威になる」(自民県連幹部)との見方が広がった。

 辻はNPO法人で長野県に都市部の子どもらを受け入れる教育を30年間実践し、青森大で地域創生を研究。教育やまちづくりに関して造詣は深い。7月30日に立候補を表明した後は、街頭演説やミニ集会で市民らに政治改革の必要性を訴える。三田村は「自民への対抗軸として存在感を示したかった。結果的にうまくいった」と 安堵あんど した。



越前市内の中小企業を回る斉木(10月9日)
 立民が知名度のある辻の擁立に力を入れたのは、衆院議員2期の実績を持つ前立民県連代表で県議の斉木武志(50)が健在だからだ。斉木は2021年衆院選の2区で高木に約1万2000票差まで迫った。翌22年の参院選でも自民現職に約1万3000票差まで追い上げ、2区の自治体の合計で見ると「勝利」していた。

 斉木は23年に初当選した県議選で、次期衆院選に立候補する考えを早々と明言。県議として丹南で新型コロナウイルス感染拡大の打撃を受けた中小企業の声に耳を傾けるなど活動を積み重ねていた。

 「実力者」の斉木を立民が今回選で擁しなかったのは、22年参院選で溝が生じていたためだった。

 斉木は当時、「特定の政党の色を付けずに野党をまとめたい」として無所属で立候補。支援を受ける立民の関係者と街頭で並び立つことを嫌がった。この言動が立民側の不信を招いたほか、斉木が大手電力会社の燃料共同調達などによる電気料金の値下げを唱えたことを立民側は受け入れず、亀裂は広がった。今年5月、立民からの立候補を探った斉木に、三田村らが首を縦に振ることはなかった。

 立民関係者によると、立民を支える連合福井も「斉木と組むなら縁を切る」と立民県連に迫ったという。

 斉木は日本維新の会を選んだ。今月8日に拠点・越前市で立候補を表明。「立民は連合を怒らせると選挙ができない。しがらみのない維新なら、電気料金が高騰したことへの対策などを訴えられる」と説明した。



 高木は政治資金問題で自民党員資格停止6か月の処分を受けた。支持者らの中にも憤りを感じ、野党への投票を検討する動きもある。辻や斉木、共産党新人・小柳茂臣(70)の3人は、自民に不満を抱く有権者をどれだけ多く取り込めるかが、2区勝利へのカギとなる。

 自民党員で無所属元議員の山本拓(72)も立候補を表明し、保守分裂が確実視される中で、野党支持も考えているという小浜市の男性(68)は懸念する。「野党の3人は共闘しておらず、票が割れてしまう。本当に高木と張り合えるのだろうか」

 斉木は「自民と勝負するためには、野党を一本化するべきだ」と主張するものの、同調する動きは見られない。「保守王国」の福井2区を野党が奪取できると言うには、不透明な状況だ。(敬称略)

(この連載は、川上大介、佐藤祐介、荒田憲助、高山智仁、浜崎春香が担当しました)

2449OS5:2024/10/14(月) 09:16:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d45c33dc77f2550d13723efaea35891c18fa5b5
《連載:衆院選2024 茨城選挙区情勢》 1区 前・新4氏 新区割り鍵
10/11(金) 7:00配信

茨城新聞クロスアイ
田所嘉徳氏、武藤優子氏、高橋誠一郎氏、福島伸享氏(左から)

与野党は10日、衆院解散を受けた選挙戦を事実上スタートさせた。15日公示、27日投開票の短期決戦。定数「10増10減」を受け、新たな区割りで行われる。県内では7小選挙区の立候補予定者が早くも前哨戦を繰り広げる。

■1区 立候補予定者

田所嘉徳  70 自前(4)
武藤優子  60 維新
高橋誠一郎 29 共新
福島伸享  54 無前(3)


自民と無所属の前職2人に、新人2人が挑む。区割り改定に伴い2区から1区となった水戸市内原、笠間市友部、同市岩間地区での得票が鍵を握る。

党総裁選で推薦人として石破茂氏を支持した自民前職、田所嘉徳氏は5期目を狙う。「自民党だということをしっかりと理解してもらいたい」と訴える。編入地区は自民前職の地盤だったこともあり「信用を承継できるように行動し、訴えていきたい」と気を引き締め、支持基盤固めを図る。

維新の新人、武藤優子氏は、これまでに国政選挙を3度経験している。今回は選挙区を変えて水戸市に事務所を置いた。街頭演説を中心に支持層の拡大を目指し、2人の前職に挑む。交流サイト(SNS)も複数活用していく方針で、幅広い層での知名度アップを狙う。

共産の高橋誠一郎氏は昨夏から週2回、水戸駅などで演説する。29歳の若さを前面に出し「大学の学費を半額に。冷たい政治を変えよう」と高校生らに訴える。北関東ブロックの重複立候補予定者で、3議席獲得を目指し、区外や県外への遠征で比例票の上積みを目指す。

福島伸享氏は前回選挙に続き無所属で「党ではなく人物を選んで」とアピールする。野党の支持を得ず政治改革を前面に出し、無党派層に限らず、政治不信を持つ政党支持層の獲得も狙う。区割り改定に伴い選挙区となった内原、友部、岩間地区では自ら「新人」として知名度向上を目指す。

茨城新聞社

2450OS5:2024/10/14(月) 09:17:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e89fc464f024937c3bc7880f587bf34c12cfaf2
《連載:衆院選2024 茨城選挙区情勢》 2区 13選前職に3新人挑む
10/11(金) 15:43配信

茨城新聞クロスアイ
額賀福志郎氏、今村敏昭氏、川井宏子氏、大高伸一氏(左から)

与野党は衆院解散を受けた選挙戦を事実上スタートさせた。15日公示、27日投開票の短期決戦。定数「10増10減」を受け、新たな区割りで行われる。茨城県内では7小選挙区の立候補予定者が早くも前哨戦を繰り広げる。

■2区立候補予定者

額賀福志郎 80 自前(13)
今村敏昭 67  維新
川井宏子 59  共新
大高伸一 57  無新


14回目の当選を目指す自民前職に対し、維新、共産、無所属の新人3氏が挑む構図。

自民前職の額賀福志郎氏は昨年10月の衆院議長就任後も、公務の合間を縫い、小まめに地元入りしてきた。潮来インターチェンジから神栖市の波崎地区工業団地周辺までを結ぶ「鹿行南部道路(仮称)」の建設方針が明確になったことなど実績を強調し、組織戦を展開している。

元千葉市議で維新の新人、今村敏昭氏は、昨年10月に公認候補となった。JR潮来駅前に事務所を設け、大洗町から神栖市までの南北に長い選挙区内で丹念に辻立ちを繰り返してきた。公約に「議員報酬・定数3割削減」などを掲げ、真の改革政党アピールに力点を置く。

前回は独自候補擁立を見送り、立民候補の支援に回った共産は、2014年の衆院選で4万3千超の票を獲得した元鹿嶋市議の川井宏子氏を擁立した。陣営はそれを上回る票の獲得を目標にし、憲法9条の堅持や東海第2原発廃炉など、自民党政治の転換を訴える。

無所属で出馬する元自民県議の大高伸一氏は自らの立場を「保守系」と強調。県議時代の実績をアピールするとともに、「このままでは地域経済は疲弊し、農業や工業の振興を図らないと次世代につなげることができない」と地域振興を掲げ、世代交代を呼びかけている。

茨城新聞社

2451OS5:2024/10/14(月) 09:17:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac38de7db0f955d65a14e4925665c0ab19c2d4f4
《連載:衆院選2024 茨城選挙区情勢》 3区 構図一変、5人の混戦
10/12(土) 7:00配信


茨城新聞クロスアイ
葉梨康弘氏、梶岡博樹氏、橋口奈保氏、大内久美子氏、加川裕美氏(左から)

衆院解散を受け、与野党は選挙戦を事実上スタートさせた。15日公示、27日投開票の短期決戦。定数「10増10減」を受け、新たな区割りで行われる。茨城県内では7小選挙区の立候補予定者が早くも前哨戦を繰り広げる。

■3区 立候補予定者

葉梨康弘 65 自前(6)
梶岡博樹 47 立新
橋口奈保 47 維新
大内久美子75 共新
加川裕美 60 れ新

自民前職に野党新人4氏が挑む。茨城県内小選挙区で最多5人が出馬を予定し、混戦となりそうだ。前回2021年は、自民、立民、維新の三つどもえだった。

葉梨康弘氏は1年半にわたり、朝の駅立ちを毎週続けてきた。車座対話も各地で重ね、6期の実績と政策力をアピール。2年前に失言で法相を辞任したことについては「不快な思いをさせたことは反省すべき。言い訳はしない」と有権者に判断を仰ぐ姿勢だ。

梶岡博樹氏は前回、約4万5000票差で敗退。以降も無党派層の掘り起こしを狙い、演説を続けた。バイクで選挙区全域を毎週1周し、「政治に無関心」層への露出に力を注ぐ。立民が掲げる公約を強調し、「政権交代こそ、最大の政治改革」と訴える。

橋口奈保氏は元練馬区議。駅や商業施設周辺につじ立ちし、知名度アップに懸命だ。裏金事件を受けた「政治改革」などを訴え、「不信を払拭し、クリーンな政治を実現する」と強調。党の実績や自らの子育て経験を基に教育政策の充実を掲げる。

大内久美子氏は初めて3区に出馬する。17年は1区、21年は4区から立候補した。同県水戸市を拠点に同市議と県議を計40年務めた実績を示し、浸透を図る。消費税5%への減税、最低賃金の向上と労働時間の軽減などを訴え、比例票の上積みを目指す。

加川裕美氏は19年の同県牛久市議選に共産から立候補して初当選し、22年10月に離党した。東日本入国管理センター(同市)に収容された外国人の支援に携わり、基本政策に多文化共生を掲げる。「弱い人たちの声を国会に届ける」と訴える。


立候補予定者の年齢は投票日現在。丸数字は当選回数。並びは衆院解散時の各党勢力。略称は自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、共=共産、国=国民民主、れ=れいわ新選組、無=無所属

茨城新聞社

2452OS5:2024/10/14(月) 09:18:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/147a8918c8fffb3c3e6c3f18e4cbff60e8ea7e4c
《連載:衆院選2024 茨城選挙区情勢》 4区 自民前職に維・共挑む
10/13(日) 8:00配信

茨城新聞クロスアイ
梶山弘志氏、武藤博光氏、吉田翔氏(左から)

衆院解散を受け、与野党は選挙戦を事実上スタートさせた。15日公示、27日投開票の短期決戦。定数「10増10減」を受け、新たな区割りで行われる。茨城県内では7小選挙区の立候補予定者が早くも前哨戦を繰り広げる。

■4区 立候補予定者

梶山弘志 69 自前(8)
武藤博光 62 維新
吉田 翔 27 共新

自民前職に維新と共産の新人2氏が挑む。野党第1党の立民と国民の旧民進系は、前回の2021年に続き候補者を擁立しない見通しだ。

梶山弘志氏は党幹事長代行や経済産業相としての実績や成果をアピールし、9回目の当選を目指す。11日に事務所を開設した。派閥裏金事件など、党にとって厳しい選挙戦になると捉え、選挙区内の区・町会などの単位でつくられた後援会組織の引き締めを図る。

武藤博光氏は4度目の国政選挙挑戦で、衆院選は初めて。集会を開くなどして「生活者目線の政治に変える。非自民として政権交代を目指す」と訴える。前回は実妹が立候補し、2万5千票余りを獲得した。今回は自民批判票も取り込み、上積みを狙う。

吉田翔氏は街頭演説や集会などで支持拡大を目指す。物価高など暮らしの問題を重点に訴え、最低賃金の引き上げや消費税を5%に減税して「国民所得を増やす」と強調。自民党政治の転換を掲げ、日本原子力発電東海第2原発の再稼働反対も主張する。

 立候補予定者の年齢は投票日現在。丸数字は当選回数。並びは衆院解散時の各党勢力。略称は自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、共=共産、国=国民民主、れ=れいわ新選組、無=無所属

茨城新聞社

2453OS5:2024/10/14(月) 09:18:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/41171216a38854a2e0d51c40c56ad399e3df9e4a
《連載:衆院選2024 茨城選挙区情勢》 5区 自・国前職の激戦必至
10/13(日) 9:00配信

茨城新聞クロスアイ
石川昭政氏、千葉達夫氏、浅野哲氏(左から)

衆院解散を受け、与野党は選挙戦を事実上スタートさせた。15日公示、27日投開票の短期決戦。定数「10増10減」を受け、新たな区割りで行われる。茨城県内では7小選挙区の立候補予定者が早くも前哨戦を繰り広げる。

■5区 立候補予定者

石川昭政 52 自前(4)
千葉達夫 42 共新
浅野哲  42 国前(2)

自民と国民の前職2人に、共産新人が挑む。戦いの構図は事実上前回と変わらず、前職同士の激戦が予想される。大票田の茨城県日立市や自主投票の公明票の行方が焦点となる。

石川昭政氏は、草の根で支持を広げる。デジタル副大臣を務めるなど4期の実績を訴え、派閥裏金事件で党への批判が強まる中、一貫して無派閥で活動してきた点も強調する。党総裁選で選挙責任者を務めた高市早苗氏も来援する予定で、保守層を固める。

千葉達夫氏は精力的に街頭に立ち、同市内では工場や駅前などで長時間労働の是正と賃上げを主張。同県東海村では日本原子力発電東海第2原発の廃炉を訴える。地域の実情に合わせて支持拡大を図り、「裏金は政治腐敗」と反自民票の取り込みも狙う。

浅野哲氏は政党支持率が伸び悩む中、今回も「比例復活はない」と背水の覚悟で臨む。9月の国政報告会には約1000人を集め、2期目で注力した子育て支援などの成果を強調。出身労組の組織票を固め、地域で培ったつながりで票の上積みを図る。


立候補予定者の年齢は投票日現在。丸数字は当選回数。並びは衆院解散時の各党勢力。略称は自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、共=共産、国=国民民主、れ=れいわ新選組、無=無所属

茨城新聞社

2454OS5:2024/10/14(月) 09:18:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cdc71c5e1c96e0cd28cba1823a1ef063711225f
《連載:衆院選2024 茨城選挙区情勢》 6区 鍵握る大票田つくば
10/14(月) 8:00配信


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コメント3件


茨城新聞クロスアイ
国光文乃氏、青山大人氏、間宮美知子氏(左から)

衆院解散を受け、与野党は選挙戦を事実上スタートさせた。15日公示、27日投開票の短期決戦。定数「10増10減」を受け、新たな区割りで行われる。茨城県内では7小選挙区の立候補予定者が早くも前哨戦を繰り広げる。

■6区 立候補予定者

国光文乃 45 自前(2)
青山大人 45 立前(2)
間宮美知子 77 共新

自民と立民の前職2人に共産の新人が挑む三つどもえの構図。選挙区当選と次点の得票差が前々回は約6千票、前回は約1万2千票で今回も接戦が予想される。同日投開票の市長・市議選が行われる大票田のつくば市の得票が鍵を握る。

国光文乃氏は3回目の選挙区当選を狙う。元厚労省医系技官で現役医師。12期務めた丹羽雄哉氏から引き継いだ地盤で保守票を固める。2期目の3年間は選挙区内の住民との小まめな対話を重視。医療、社会保障、外交や安全保障などの国の問題とともに地域課題も訴えていく。

青山大人氏は前回、前々回と比例区復活当選。野党共闘が見送られる中、悲願の選挙区当選を目指す。「日本に生まれて良かったと思える社会を地域の課題解決からつくる」と主張。地元出身議員を強調し、18年続ける早朝駅立ちなどで県議時代から培ってきた個人票の底上げに注力する。

間宮美知子氏はつくばみらい市議を1期務めた。朝の駅立ちやつくば市中心の街頭演説で無党派層への浸透を図る。共産が掲げる憲法9条の堅持や消費税5%への減税などを訴えるとともに、自民の「政治とカネ」問題を非難し、政権に対する批判票や比例票の獲得を狙う。

立候補予定者の年齢は投票日現在。丸数字は当選回数。並びは衆院解散時の各党勢力。略称は自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、共=共産、国=国民民主、れ=れいわ新選組、無=無所属

茨城新聞社

2455OS5:2024/10/14(月) 09:19:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/67d9a9180db9302c74b542afba57b02a725f7e65
《連載:衆院選2024 茨城選挙区情勢》 7区 自民前職に新人挑む
10/14(月) 9:00配信


茨城新聞クロスアイ
永岡桂子氏、中村勇太氏(左から)

衆院解散を受け、与野党は選挙戦を事実上スタートさせた。15日公示、27日投開票の短期決戦。定数「10増10減」を受け、新たな区割りで行われる。茨城県内では7小選挙区の立候補予定者が早くも前哨戦を繰り広げる。

■7区 立候補予定者

永岡桂子 70 自前(6)
中村勇太 38 無新

自民前職に無所属新人が挑む。大票田の古河市の得票が鍵を握る。区割り改定で、前回選挙で1区だった下妻市の旧下妻市地区が7区に加わり、支持拡大も重要となる。

7区は過去6回にわたり、引退した中村喜四郎氏と永岡桂子氏が接戦を繰り返してきた。中村氏は2005年の衆院選以降、5回連続で小選挙区で勝利。21年は永岡氏が初めて小選挙区を制した。中村氏の長男、勇太氏が出馬し、永岡氏との選挙戦が引き継がれる。

永岡氏は地元を小まめに回り支持固めをしてきた。前回と同様に選挙区内の8首長らの支援を受け、公明との協力体制も築き上げている。文部科学大臣に就任中は教育改革などに取り組み、これらの成果と6期の実績を掲げ、前回に続いて小選挙区での勝利を目指している。

中村氏は古河市選出の県議。後援会「喜友会」を引き継ぎ、県西全域で知名度向上に力を入れる。出馬表明後、街頭でのつじ立ちでは「新旧交代を目指す挑戦者」をスローガンに「自民政治は権力の暴走だ」と強調。世襲批判には「努力を重ねる」と主張する。(おわり)

立候補予定者の年齢は投票日現在。丸数字は当選回数。並びは衆院解散時の各党勢力。略称は自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、共=共産、国=国民民主、れ=れいわ新選組、無=無所属

茨城新聞社

2456OS5:2024/10/14(月) 09:40:47
https://x.com/yanagimotoakira/status/1845443602257936688

柳本 あきら【自民党・衆議院議員】
@yanagimotoakira
【Thanks130】
来る衆議院選挙に、私・柳本顕は出馬しないことを改めてご報告させて頂きます。政治活動については、今後も大阪3区をはじめ大阪における自民党の刷新に向けて全力で取り組んで参りますので、引き続き宜しくお願い致します。
WeeklyThanksについては、これを機にvol.130を最終回とします。長きにわたりご関心をお寄せ頂いた皆様に心から感謝申し上げます。また、次なるステージで、新たな発信ツールにてお会いできることを楽しみにしています。
もちろん通常のXの投稿発信は継続していきます。

午後9:36 · 2024年10月13日

2457OS5:2024/10/14(月) 15:35:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb85ca20ed8af892bb5af08b60c95362bfb779d1
【衆院選】公示前日に…立憲民主党籍で立候補表明の新人が取り下げ 比例単独へ 長野4区は与野党一騎打ちの公算
10/14(月) 12:15配信
NBS長野放送
資料 

衆議院選挙の公示をあす15日に控え、長野4区で立憲民主党の党籍を持ち立候補を表明していた新人が、取り下げることを決めました。4区は与野党の一騎打ちとなる公算が強まっています。

立憲民主党に党籍をもつ元塩尻市議の武居博明さん(66)。公示をあすに控え、長野4区での立候補表明を取り下げ、比例代表・北陸信越ブロックに単独で立候補すると発表しました。

立憲民主党県連は、「野党共闘」のため、共産党と競合していた候補の一本化をめざすと説明しました。

きのう14日は支持者も含め2時間半ほど話し合いをもったということです。

立憲民主党県連・杉尾秀哉代表:
「比例票は極めて重要、できるだけ積み上げて武居さんが当選ラインに乗ってくるように全力でこの選挙を戦いたい」

長野4区で出馬取り下げ 武居博明さん:
「今回の選挙で(小選挙区で)票を入れたかった皆さんには心からおわびしたい」

長野4区には、自民党・現職の後藤茂之さん。共産党・新人の武田良介さんが立候補を表明しています。

長野放送

2458OS5:2024/10/14(月) 15:37:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c495ade67e0361095e021e566676ab80e0944b8
「自民の不記載みたいにしないで」れいわ大石晃子氏「納税せず一緒」指摘の橋下徹氏に反論
10/14(月) 12:12配信

産経新聞
れいわ新選組共同代表の大石晃子衆院議員(奥原慎平撮影)

れいわ新選組の大石晃子共同代表は13日のフジテレビ番組で、自身が政治資金収支報告書の過少申告を修正したことについて、「不記載だ」と指摘した番組のコメンテーターで元大阪府知事の橋下徹氏に強く反論した。「自民党の不記載みたいなことにしないでください。自ら収支報告書のミスを見つけて、自分で訂正に行っている」と強調した。


橋下氏はれいわが自民の不記載議員の一部を公認したことを批判していることを踏まえ、大石氏の事例に言及した上で「不記載があった場合、公認するしないという基準は作っていくのか」と尋ねた。

大石氏は自民党の派閥パーティー収入不記載事件と自身の問題について「全然違う」と述べた上で、「裏金イコール不記載みたいな相対化のやり方は、自民党の今起きている、見えないお金で選挙に立っているよという疑いとは全然違う」などと強い口調で反論した。

これに対し、橋下氏は政治資金が原則非課税の扱いを受けている点に触れたうえで、「民間人は稼いだ金は納税する。(政治資金ならば)納税しなくていいのは、きちんと(収支報告書に)記載するからだ。不記載はわれわれからすると一緒」と逆に指摘。「こういう不記載は(国政選挙などで)非公認、こういう不記載は公認してもいいということをルール化しないと政治不信は解消されない」と批判を返した。

大石氏も「ルール化したらいい」と応じた。一方で「私やほかの人たちもたくさん起こっているような、記載ミスを見つけて自分で訂正していく行為と、派閥が個人に『不記載にしろ』と指導してきたものとは一線を画する」と付け加えた。

大石氏は、今月3日にX(旧ツイッター)で「一昨年の収支報告書の訂正理由と再発防止」として、令和5年5月に提出した4年分の収支報告書に約450万円の記載漏れがあったとして5年8月に訂正したことを報告し、「ダブルチェックをする体制が取れず、記載漏れになってしまいました。大きな額でしたので申し訳ないです」と書き込んでいた。

2459OS5:2024/10/14(月) 15:44:45
>>2427
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f076fb373a379ad4610ccad6184dc621f02adf3
みんつく・大津氏、東京9区で出馬へ【24衆院選】
10/14(月) 11:45配信

時事通信
 みんなでつくる党の大津綾香党首は14日、東京都内で記者会見し、15日公示の衆院選で東京9区から出馬する意向を表明した。

 同党はこれに加え、東京1区などで5人を擁立することも明らかにした。

2460OS5:2024/10/14(月) 18:47:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a58810b4c4667fd3779ec798b31c89991e670ca
衆議院選挙の比例代表四国ブロック 自民党公認の新人で元県議会議員の西内健氏が出馬を表明【高知】
10/14(月) 18:43配信

RKC高知放送

RKC高知放送

衆議院選挙の比例代表四国ブロックで、自民党公認の新人で元県議会議員の西内健氏が10月14日に会見を開き、正式に出馬を表明しました。

西内氏は高知県須崎市出身の57歳。2011年に県議会議員に初当選し4期務めた後、去年10月の参議院徳島・高知選挙区の補欠選挙に出馬しましたが落選。現在は自民党改革実行県連本部長を務めています。
西内氏は会見で地方創生を実現し、地域の少子化、人口減少に伴う担い手不足を食い止めると訴えました。

■ 西内健氏
「高知・徳島だけでも毎年8000人という人口が減っていっている。その上に少子化ということも含めて、県内で党改革実行本部長としていろいろ話を聞く中で、1番多かったのは担い手不足。その辺のところを地方創生というものが今回の党としての政策のなかで活かせるならばという考えで活動したいと思っている」

このほか比例代表四国ブロックの県関係では自民党の前議員・山本有二氏、公明党の前議員・山崎正恭氏が単独候補として立候補する予定です。

2461OS5:2024/10/14(月) 18:47:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/477de60754f491c32331aed3fe777c9868b9f5b3
【衆院選|15日公示】新潟4区の泉田氏「お金で動く政治でいいのか」無所属で立候補を表明【新潟】
10/14(月) 18:29配信

UX新潟テレビ21
無所属での立候補を表明した泉田裕彦氏

衆議院選挙は15日公示され、12日間の選挙戦が始まります。県内では、これまでに5つの選挙区に15人が名乗りを上げています。

【動画】【衆院選|15日公示】新潟4区の泉田氏「お金で動く政治でいいのか」無所属で立候補を表明【新潟】

新潟4区では、自民党の前職ながら党の公認を得ていない泉田裕彦さんが取材に応え、無所属での立候補を表明しました。米山隆一さん、鷲尾英一郎さんと前職3人の戦いとなる見通しです。

■無所属 泉田裕彦氏
「無所属で組織無しで頑張ります。」

14日取材に応じ、無所属での立候補を明言した泉田さん。すでに無所属での立候補に向けたポスターも準備していました。前回の衆院選後に、地元県議による裏金要求を告発。自民党県連の所属ではなくなり、県連も泉田さんを公認申請しませんでした。

■無所属 泉田裕彦氏
「お金で動く政治でいいのか、県民に聞いてみたい。」

党本部は、前職の鷲尾英一郎さんの公認を決めています。泉田さんの立候補について、鷲尾さんは・・・
■自民党 鷲尾英一郎氏
「選挙への影響はわかりかねるが、私自身はこれまでやってきたことや地元の皆さんに訴えたいことがたくさんあるので、変わらずにしっかりと訴えていきたい。」

同じく4区から立候補を予定する立憲民主党の前職米山隆一さんは・・・
■立憲民主党 米山隆一氏
「泉田さんは知名度が高いので、与党側からも野党側からも同じくらい(票を)取るので、大きな影響はない。」

2462OS5:2024/10/14(月) 18:50:34
https://www.sankei.com/article/20241014-2ZWRQFCE4JO2DLGEJJYKPZJAPQ/?outputType=theme_election2024
衆院選 れいわ新選組の比例名簿一覧
2024/10/14 17:45

れいわ新選組は14日、衆院選比例代表の新たな単独候補7人と名簿順位を発表した。各ブロックの順位は次の通り。(「前」は前職、「元」は元職、表記なしは新人。☆は小選挙区との重複立候補。敬称略)

【北海道】①野村パターソン和孝

【東北】①二藤部冬馬☆①大林正英☆③佐原若子

【北関東】①高井崇志(元)☆②長谷川羽衣子③前田健司

【南関東】①多ケ谷亮(前)☆①三好諒☆①ミサオ・レッドウルフ☆④竹内雅浩

【東京】①櫛渕万里(前)☆①依田花蓮☆③伊勢崎賢治④赤木善美


【北陸信越】①井田克一

【東海】①辻恵(元)☆①阪口直人(元)☆①冨谷皐介☆④上村英明⑤梅村忠司

【近畿】①大石晃子(前)☆①八幡愛☆①安持成美☆④岡田哲扶⑤堤昌也

【中国】①細井俊希

【四国】①ライト光

【九州】①山川仁☆①奥田芙美代☆③吉度模弥④民田森夫

2463OS5:2024/10/14(月) 18:51:10
https://www.sankei.com/article/20241014-C4MKJAUXSJLZLLPLGRJXNJGVWE/?outputType=theme_election2024
衆院選 国民民主党の比例名簿一覧
2024/10/14 17:29
国民民主党は、衆院選比例代表の名簿を明らかにした。北海道の臼木秀剛氏以外は小選挙区との重複立候補で、全ブロックで同列1位とした。(「前」は前職、「元」は元職、表記なしは新人。敬称略)

【北海道】臼木秀剛

【東北】金浜亨、村岡敏英(元)、菊池大二郎

【北関東】浅野哲(前)、岸田光広、橋本幹彦、鈴木義弘(前)

【南関東】岡野純子、平戸航太、西岡義高、深作ヘスス

【東京】鳩山紀一郎、奥本有里、井戸正枝(元)、大熊利昭(元)、森洋介、伊藤菜々、円より子、大西健太郎、浦川祐輔、奥村祥大、樽井良和(元)

【北陸信越】大久保光太、小竹凱

【東海】仙田晃宏、田中健(前)、古川元久(前)、日野紗里亜、丹野みどり、福田徹

【近畿】平岩征樹、向山好一(元)

【中国】佐々木雄司、福田玄、野田陽志

【四国】玉木雄一郎(前)、石井智恵

【九州】許斐亮太郎、近藤雅彦、西岡秀子(前)、長友慎治(前)

2464OS5:2024/10/14(月) 18:52:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ea8237ce35d9fa37864c593e306b2e0a5c3137e
【公示直前】静岡県で最激戦区と予想される衆院静岡6区
10/14(月) 17:34配信


Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

沼津市や伊豆半島などが選挙区の衆議院静岡6区。区割りの変更により今回から伊豆の国市の伊豆長岡地区が新たに加わりました。

過去4回の選挙戦で勝俣孝明さんと渡辺周さんが激しい選挙戦を繰り広げ、前回選では勝俣さんが初めて勝利。その差は僅か4420票差…。渡辺さんは初めての比例復活となりました

自民党の勝俣孝明前衆院議員。

衆議院解散後、地元沼津に戻り、さっそく翌朝には通勤する人に向け演説を行っていました。

(勝俣前衆院議員(演説))
「線状降水帯、大型の台風等々災害が懸念される中で、地域の国土強靭化をしっかりと進めていかなければならない」

十数年間、立ち続けているというこの場所から“戦いのスタート”を切りました

(勝俣前衆院議員)
「気を引き締めて短期決戦ですけれど、頑張るぞという思いです」

解散後は“分単位のスケジュール”で「支援者回りや企業回り」を続けているといいます。

11日勝俣さんが訪れたのは、沼津市今沢地区の秋祭り。

(支援者)「パチパチパチパチ…」「お疲れ様です、お疲れ様です。」
(勝俣前衆院議員)「ありがとう、本当に大変…」
(支援者)「大変だね〜」
(勝俣前衆院議員)「頑張ります」

(勝俣前衆院議員)
「みんなクリーンな政治を期待してるのでとにかく一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします!」

この3連休は各地で「秋祭り」が開催されていて、この日だけでも、およそ30か所の祭りなどのイベントを回ったといいます。

15日から始まる選挙戦で訴えていきたいことは?

(勝俣前衆院議員】
「災害が多発している状況の中で」「観光と防災の両立の中でしっかりと安心安全」「災害に強いまちづくりをしっかりと全面に打ち出しながら政策を訴えていきたいと思う」


立憲民主党の渡辺周前衆院議員。

(渡辺前衆院議員(演説))
「担い手を変えなければ税金の使い道や政策転換ができない」「そのことが我々の今回中心となって訴えることでございます」
「前回選で、初めて小選挙区で敗れてから合間を見つけては地元に戻り駅前や商業施設などでの演説や一人一人に声をかける活動を続けてきました」

(渡辺前衆院議員)
Q.4000票余りの差をひっくり返すには?
「それは日々の努力しかないですよね」
「朝街頭演説をしたり、休みの日 には呼ばれていないお祭りに行って求められていない握手をして欲しがられていない 名刺を渡す、もうそういう運動しかない」

12日は伊豆市の土肥神社の祭りへ…。

(男性)「あ、周さん!」
(渡辺衆院議員)「いよいよになりますのでよろしくお願いします」
(男性)「頑張ってください!」

終了の1時間ほど前に駆け込み、会場を回った渡辺さん。この日訪れた祭りや集会は22か所でした

(渡辺前衆院議員)
「今のおかしなことを野党が頑張って少しは正せ という後押しの風は感じます」


Q、この衆院選で訴えていきたいことは?
「政治と金の問題、旧統一教会の 問題、政治家だけが何で優遇されるのってね」
「自民党ばかりが続いたからこうなったと 野党にも力を頂ければまともに変えていけま すよとこれから2週間で訴えていきたい」

れいわ新選組から立候補を予定しているのは冨谷皐介さんです。

(冨谷皐介氏(演説))
「スルガ銀行の不正融資で2億円の融資を受けて借金を負い地獄に落とされた被害者でございます」

冨谷さんはスルガ銀行のシェアハウスをめぐる不正融資問題の元債務者で現在、消費者問題救済支援団体の代表として活動しています。

スルガ銀行が本店を置く沼津市から声を上げたいと6区を選び、「金融詐欺被害の撲滅」や「被害者の救済支援」、また「消費税の廃止」などを国政に出て実現させたいと訴えています。

(冨谷皐介氏)
「詐欺被害が発生しないような環境づくりと」「そういったものが発生した時に消費者保護が足りていないなこの国はと思っています」「法整備が足りてないなとか結構思うところがあるのでそれをやりたい」

今回も県内で最も激しい戦いになると予想される静岡6区。15日からどんな論戦が繰り広げられるのでしょうか。

2465OS5:2024/10/14(月) 18:53:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/72807854d1fa40d9d03d5377143b93d83f84c106
【公示直前】前職同士の一騎打ちか 衆院静岡4区 
10/14(月) 17:31配信

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

衆院選公示前最後の週末は3連休とも重なり、静岡県内の立候補予定者たちは多くの人が集まる場所に繰り出しました

静岡市清水区と富士宮市、富士市の一部を選挙区とする静岡4区。

これまでに立候補を表明しているのは、自民党の深沢陽一前衆院議員と国民民主党の田中健前衆院議員の2人。県内では唯一、前職同士が一騎打ちとなります

衆議院解散直後・・・

(深沢前衆院議員)
「反省するところは反省して、政策はしっかりと進めていきたい。特に経済対策はじめ、地元では防災対策、そういったことが1番求められてると思うので、そこを皆さんにしっかりと約束をしていきたいと思っている」

深沢さんは2020年、自民党・望月義夫元環境大臣の死去に伴う補欠選挙に、後継者として立候補し初当選。

翌年行われた衆院選でも勝利し、現在、外務大臣政務官も務めています。

公示直前の3連休、地元の運動会やイベントを精力的にまわりました。

(深沢前衆院議員(挨拶))
「本当に今回は非常に厳しい選挙戦となりますので、何より昔からの地域の皆様、後援者の皆様が頼りですのでぜひお力をお貸しいただけますようよろしくお願いしたいと申します」

イベント会場を次から次へと分刻みのスケジュールで駆け回ります。この日、午前中だけでも6か所、挨拶に周りました。

今回の選挙で深沢さんが最も訴えたい政策は何なのでしょうか

(深沢前衆院議員)
「頻発している豪雨災害、温暖化に伴う災害に対する防災。これをしっかりと国、県、市連携して取り組んでいくということはお約束したいと思います」

一方、与野党一騎打ちとるこの選挙区で「政治とカネ」の問題についてはどう訴えていくのか聞くと…

(深沢前衆院議員)
「野党だけが言っていることではなくて、自民党内でもこの政治とカネについては厳しい意見が飛び交っております。なのでこれは(与野党)対決というよりは、私たち自身一人一人、私たち党派の中で厳しく検討していく問題だと思っております」

++++++

一方、国民民主党の田中健さんは衆議院解散の前日、静岡市清水区で決起集会を開きました。

もともとは、タウンミーティングの予定でしたが、急遽、選挙に向けた決起集会となりました。

イベントでは玉木代表も登壇、自民党への対決姿勢を露わにしていました。

(国民民主党・玉木代表)
「よく皆さん、裏金問題と言いますど、きれいなものじゃないですよ、あれ脱税ですから。そんな人が再び皆さんから頂いた税金、予算100兆円の配分を決めるその椅子に座らせ続けるのがいいのかどうかが問われている」

田中さんが最も強く訴えるのは、経済政策です。

(田中前衆院議員)
「国民民主党は今回、国の懐ではなくて、国民一人一人の懐を豊かにする“給料を上げる”からさらに進んで皆さんの手取りを上げることを第一目標に掲げました」

前回選で田中さんはおよそ3万5000票差をつけられ深沢さんに大敗し、比例復活での初当選となりました。

今回は小選挙区での勝利を目指します。

(田中前衆院議員)
「まさに自民党かそうではない非自民党かという選挙になるかと思いますので、今の自民党ではだめだと、今の政権ではだめだという声を全て受け止められるような選挙戦を繰り広げていきたい」

2466OS5:2024/10/14(月) 18:55:03
自民:山口晋
立憲:坂本祐之輔


https://news.yahoo.co.jp/articles/84bba65cef1804b640335194db5db06b2d24dcd0
共産、埼玉10区で取り下げ【24衆院選】
10/14(月) 16:49配信


時事通信
 共産党埼玉県委員会は14日までに、次期衆院選の埼玉10区で予定していた新人の石塚節子氏の擁立を取り下げると発表した。

 埼玉12区での擁立を見送ることも明らかにした。

2467OS5:2024/10/14(月) 19:02:29
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/489680
連載[衆議院選挙2024・新潟新区割り決戦]<1>新1区 戦況に変化もたらす「佐渡票」…“保守岩盤の地”はどう動く?
2024/10/9 12:30
(最終更新: 2024/10/10 10:41)

 衆院選は10月15日の公示まで1週間を切り、各候補予定者による前哨戦が熱を帯びている。今回から新潟県の定数は6から5に減少。新たな区割りの下で行われる決戦にどう臨むのか。各小選挙区の情勢を追った。

 新潟1区は新潟市の中央、東、江南の各区と佐渡市で構成する。2021年の前回衆院選の旧新潟1区で相まみえた立憲民主党現職の西村智奈美氏(57)、自民党現職の塚田一郎氏(60)、日本維新の会元職の石崎徹氏(40)の3氏に、共産党新人の中村岳夫氏(49)も名乗りを上げた。旧1区では西村氏が塚田氏に約3万票差で大勝したが、保守層が強いとされる佐渡市が新1区に加わったことが戦況にどう影響するか注目される。

◆立憲民主党・西村智奈美氏、「新人」の立場で7期目目指す
 7期目を目指す西村氏は前回選後、幹事長や代表代行など党本部の要職を歴任した。女性国会議員の顔として全国的な知名度を上げてきたが、佐渡市では「新人」の立場で臨む。

 2023年5月に事務所を開設。野党系の県議や市議らと連携して活動してきた。地元選出の北啓県議は「街中にポスターが増えるなど知名度は上がっているのではないか」と手応えを語る。

街頭演説する西村智奈美氏=10月6日、新潟市中央区

 ただ、旧民主党が政権交代を果たした09年の衆院選でも、佐渡市の票は自民候補が民主候補を上回るほど保守岩盤の地だ。「佐渡の皆さんから初めて審判を受けるので緊張している」と西村氏。陣営関係者は「いかに自民に食らいついていけるかだ」とみる。

◆自民党・塚田一郎氏、世界遺産登録の実績をアピール
 塚田氏は10月6日、佐渡市内の自民党支部の幹部らを集めた会合に出席した。選挙戦に向けた準備状況を確認するとともに、組織のてこ入れを図った。

 アピール材料は7月に実現した「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録だ。塚田氏は「与党の実績を訴えることが違いにつながる」と語る。中川隆一県議は観光や医療分野など「離島には国とのパイプが必要」と政権与党の強みを訴える。

自民党支部の会合に出席する塚田一郎氏=10月6日、佐渡市

 23年9月に佐渡市に事務所を設置。参院議員時代につくった自前後援会を中心に支持を広げたい考えだが、複数の関係者は「動きが鈍い」と焦りをにじませる。陣営関係者は「結局は地方議員や党支部に頼らざるを得ないだろう」と話す。

◆日本維新の会・石崎徹氏、刷新掲げ「第3の選択肢」提示
 石崎氏は佐渡市内にポスターを張ったり、街頭に立ったりして知名度向上に励んできた。現職に比べて時間的な制約が少なく、「佐渡に入った回数は負けない」と自信を見せる。

 自民、立民ではない第3の選択肢であることを印象づけるため、スローガンに刷新を掲げる。県内での維新の浸透は途上だが、政治不信が根深い現状を踏まえて、改革姿勢を打ち出す。

事務所開きであいさつする石崎徹氏=10月2日、新潟市中央区

 一方、自民の衆院議員だった19年に起こした秘書への暴行事件がいまだに尾を引く。10月2日の事務所開きでも、あいさつした陣営関係者が謝罪。石崎氏も「28歳で衆院議員に初当選し、調子に乗っていた。まずはおわびからのスタートになる」と語った。

◆共産党・中村岳夫氏、消費減税を訴え自民政治にメス
 区割りは変わったが、共産党が新潟1区に候補を立てたのは10年ぶり。中村氏は「自民党政治を根本から変える。消費税を減税する」と反自民の姿勢を掲げる。佐渡市では街宣を中心に浸透を図ってきた。

 共産は前回と前々回17年衆院選は旧1区で西村氏の支援に回り、野党共闘に加わった。今回は分裂の構図となるが、あくまで前回失った比例北陸信越ブロックの議席奪還が至上命令。比例票の掘り起こしを急ぐ。

街頭で演説する中村岳夫氏=10月7日、新潟市東区

 その表れとして、10月6日に新潟市中央区で街頭演説した小池晃書記局長が真っ先に訴えたのは、比例候補への支援だった。隣には中村氏がいたものの「比例は共産党と新潟でも広げてほしい」と繰り返し強調した。

2468OS5:2024/10/14(月) 19:03:30
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/490236
連載[衆議院選挙2024・新潟新区割り決戦]<2>新3区 勝敗の鍵は「秋葉・北区票」に…無党派層どう取り込む?
2024/10/10 12:30

 衆院選は10月15日の公示まで1週間を切り、各候補予定者による前哨戦が熱を帯びている。今回から新潟県の定数は6から5に減少。新たな区割りの下で行われる決戦にどう臨むのか。各小選挙区の情勢を追った。

 新潟3区は山形県境から新潟市まで10市町村にまたがる。旧3区に、新潟市秋葉区とこれまで3選挙区に分かれていた新潟市北区の全域が加わった。秋葉、北両区で無党派層をいかにつかむかが勝敗の鍵となる。自民党前職の斎藤洋明氏(47)、立憲民主党元職の黒岩宇洋氏(57)の5度目となる因縁の対決を軸に、日本維新の会新人の吉村祐一郎氏(49)が挑む構図が予想される。

◆自民党・斎藤洋明氏、与党の「看板」強みに浸透図る
 3区内で秋葉区の有権者は新発田市に次ぐ約6万3千人。過去の衆院選で自民が野党系に後れをとってきた地域だ。斎藤氏は「逆風の中、厳しい戦いになる」と危機感を強める。

 保守票を固めるため、企業を回ったり、ミニ集会を開いたりするなどし、浸透に努めてきた。秋葉区選挙対策本部長の栗原学県議は「現職とはいえ、秋葉区ではチャレンジャー。組織をフル回転し、知名度アップを図る」と決意を語る。

つじ立ちで有権者らにアピールする斎藤洋明氏=10月7日、新発田市

 斎藤氏は石破茂内閣で財務副大臣に就任。「箔(はく)が付いた」と周囲は喜ぶが、公務で地元入りが減ることを懸念する声もある。斎藤氏は「地元要望を政府につなぐ役割を果たしたい。(副大臣として)落選できないプレッシャーは大きいが、勝つためのモチベーションにしたい」と話す。

 強みは政権与党の「看板」による分厚い組織。市区町村ごとにある地域選対本部のトップには、それぞれ首長やベテラン県議らが名を連ねている。

◆立憲民主党・黒岩宇洋氏、不屈の「ロッキー」に覚悟重ね
 秋葉区での浸透は黒岩氏にとっても課題だ。国鉄(現JR)時代から組合運動が根付き、革新系が強いとされてきた土地だが、新興住宅地の無党派層も多い。

 自民の石破総裁が誕生し、衆院解散がささやかれ始めた9月下旬。秋葉区で黒岩陣営の地域選対発足式が開かれた。

 秋葉区選出の小島晋県議は集まった約30人の支持者を前に「黒岩氏本人を見たという人は、まだ多くない。一人一人がセールスマンとなってPRしてほしい」と呼びかけた。

総決起集会で支持者と握手する黒岩宇洋氏=9月29日、新発田市

 翌日には拠点とする新発田市で決起集会を開き、約500人が集まった。黒岩氏は映画「ロッキー」のテーマで登場。斎藤氏とは2勝2敗だが、2021年の前回は約1万4千票差で敗れ、比例復活も阻まれた。不屈のロッキーに自身を重ねた。

 決意表明で黒岩氏は「本当に最後の戦いだ。落選したらどんなに望んでも(再挑戦は)許されない。決死の覚悟でやる」と、背水の陣であることを強調した。

◆日本維新の会・吉村祐一郎氏、「第三極」として都市部に照準
 国政選挙初挑戦となる吉村氏は「第三極」として、自民、立民双方への不満票の取り込みを目指す。

 吉村氏は「組織はなく、知人のボランティアが頼り。ほぼ『ソロ活動』だが、それでも国政に挑戦できる姿を見せたい」と語る。

 10月3日には、知人が営む北区の飲食店を訪れ、党のポスターを張った。自身が飲食店を経営し、物価、人件費高騰などの苦労を知ることから「中小零細企業への支援、活性化を訴えたい」と話す。

党のポスターを張る吉村祐一郎氏=10月3日、新潟市北区

 広大な3区を、少ない戦力でどう戦うか。戦略として描くのは、人口と無党派層の多い、都市部での得票だ。落選したものの、2023年の新潟市議選に出馬したことで縁のある北区のほか、秋葉区、新発田市に狙いを絞る。

 「できるだけ広く回りたいが、選択と集中がどうしても必要になる。ただ、陣営が小さい分、小回りも利く。街頭での訴えを多くやり、改革への思いを伝えたい」と話した。

2469OS5:2024/10/14(月) 19:04:42
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/490892
連載[衆議院選挙2024・新潟新区割り決戦]<3>新2区 「大票田」新潟市西区が勝敗左右…地盤異なる3氏、どう攻める?
2024/10/11 12:00
(最終更新: 2024/10/11 13:23)

 衆院選は10月15日の公示まで1週間を切り、各候補予定者による前哨戦が熱を帯びている。今回から新潟県の定数は6から5に減少。新たな区割りの下で行われる決戦にどう臨むのか。各小選挙区の情勢を追った。


 新潟市西部と三条市や燕市など県央5市町村からなる新潟2区は、自民党前職で無所属の細田健一氏(60)と、立憲民主党前職の菊田真紀子氏(54)による初対決に、日本維新の会新人の井上基之氏(44)が参戦する構図が見込まれる。

 2区は旧1、2、4区にまたがり、地盤とする地域は3氏とも異なる。優位性をどう生かし、敵陣をどう攻めるか。新たな区割りで各陣営とも頭を悩ませる。中でも有権者数が約13万人と最も多い新潟市西区の動向が勝敗を左右しそうだ。

◆無所属・細田健一氏、能登半島地震復旧での実績発信
 細田氏は自民派閥の裏金事件を受け、党本部から公認を得られなかった。裏金事件で逆風下の中、公認を得られた場合よりも選挙活動に制約のある厳しい戦いとなる。

 党本部による衝撃的な非公認決定から一夜明けた10月10日朝、細田氏は燕市で陣営幹部を緊急招集した。無所属で出馬したい旨を伝えた上で、「厳しい戦いになるがついてきてほしい」と目に涙を浮かべ、土下座までして協力を求めた。

無所属出馬を決め支援者と握手する細田健一氏=10月10日、燕市

 選挙対策本部長を務める県議会議員の高橋直揮氏は「党本部の結論には支援者も怒りがある。怒りをパワーに変え、むしろ結束したい」と話した。

 最大の課題は無党派層が多い西区だ。裏金事件への批判が特に強いエリアだと陣営はみる。県議会議員や市議会議員らと地域回りや企業・団体訪問をしてきたが、無党派向けに能登半島地震の復旧での実績などを積極的に発信する。

◆立憲民主党・菊田真紀子氏、多い無党派層に政治刷新を訴え
 菊田氏は7期21年と新潟県の現役国会議員では最長の経歴を誇る。ただ、選挙区の区割り変更は初めてで「6割の有権者が新しい選挙区にいる。回り切れていない」と苦労をにじませる。

 陣営は立民の支援団体の連合新潟や個人後援会、連携する非自民の自治体議員らが支える。6月以降は西区や燕市など新エリアで数百人規模の集会を開き、支持固めをしてきた。

地域のイベントを回る菊田真紀子氏=10月5日、三条市

 複数の自治体議員が支える西区に対し、燕市など旧2区エリアは手薄だ。浸透は「手探りの状態」が続いているという。

 直前で無所属となった細田氏には「危機感の下で結束してくるだろう」と警戒。だが「お金をポケットに入れ、説明責任を果たさなかった過去は消えない」と追及を続ける構えだ。選対本部長の杉井旬県議は「西区は無党派層が多い。政治刷新の訴えは届くのではないか」とみて臨む。

◆日本維新の会・井上基之氏、地元出身の強み生かし浸透図る
 井上氏は2023年4月の県議会議員選挙選で新潟市中央区から立候補したが敗れ、23年9月に衆院選への出馬を表明。出遅れたが候補予定者3人の中で唯一、西区出身で地縁がある。西区を足掛かりにつじ立ちや街頭演説を重ね、知名度向上に努めてきた。

 政治改革を前面に自民、立民とは違う「第3の選択肢」を示したい考え。街頭演説では企業団体献金の禁止などの改革に取り組むとし「国民の政治への信頼を取り戻す」と強調した。

街頭で政策を訴える井上基之氏=10月4日、燕市

 県央地域に維新の地方議員はおらず、地元の同級生や、経営者仲間らを軸に草の根で支持を広げる。選対本部長の野口光晃新潟市議は「西区をベースに回っていく。地元出身の強みを生かしたい」と語る。

 自民の裏金事件で投票先に迷う保守票の取り込みを狙うほか、社会保障制度改革や教育無償化などを訴えて現役世代や無党派層への浸透も目指している。

2470OS5:2024/10/14(月) 19:05:45
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/491923
連載[衆議院選挙2024・新潟新区割り決戦]<4>新4区 長岡・柏崎票の獲得が鍵…前職3氏、実績・知名度どう生かす?
2024/10/13 15:00

 衆院選は10月15日の公示まで1週間を切り、各候補予定者による前哨戦が熱を帯びている。今回から新潟県の定数は6から5に減少。新たな区割りの下で行われる決戦にどう臨むのか。各小選挙区の情勢を追った。


 新潟4区は長岡、柏崎、見附、小千谷の4市と出雲崎町、刈羽村からなる。旧5区だった旧長岡市域など三つの区に分かれていた長岡市が一つにまとまり、隣接する見附と小千谷、旧2区最多の有権者数だった柏崎市と合わさった形だ。

 立候補を予定するのは前職の3氏。長く旧2区を地盤とした自民党の鷲尾英一郎氏(47)、前回は旧5区で敗れ比例復活した泉田裕彦氏(62)、前回は旧5区で勝った立憲民主党の米山隆一氏(57)で、泉田氏は自民の公認を得られていない。

 初当選は旧民主党だった鷲尾氏は自民候補として初の小選挙区となり、泉田氏、米山氏は知事経験者。大票田の旧長岡や柏崎を中心に、政界で異なる実績を持つ3氏が三者三様の戦略を展開している。

◆自民党・鷲尾英一郎氏、派閥の裏金事件と無関係を訴え
 7期目を期す鷲尾氏は2019年に自民入り。前回は比例単独に回った。2023年2月に公認候補予定者となる支部長に就任して以降、県議、市議らの選挙応援をし、基盤を固めてきた。

会合で気勢を上げる鷲尾英一郎氏=10月6日、長岡市

 4区の有権者数の半数超を占める旧5区では「新人」となるだけに、ポスターの掲示や自転車街宣などで知名度アップに腐心。個人後援会「越鷲会」も約70地区に張り巡らせた。自民派閥の裏金事件とは無関係であることを訴え続ける。

 10月6日に長岡市で緊急の選対会議を開いた。6日が投開票日だった長岡市長選は、選対メンバーが現職、新人に分かれて戦い、影響が懸念される中、合同選対本部長の柄沢正三県議は「ノーサイド」を強調。鷲尾氏は「影響が全くないかは分からないが、総力を結集して戦っていく」と話した。

◆無所属・泉田裕彦氏、裏金と戦ってきた立場だと強調
 自民の第1次、2次公認候補から外れた泉田氏は10月11日、新潟日報社の取材に応じ、4区から「無所属で出馬する」と明言した。政治とカネの問題で、訴えを強めていく考えを示した。

交差点に立ち手を振る泉田裕彦氏=10月10日、長岡市

 自民公認で立候補した前回は、旧5区で敗れたものの比例で復活。2023年に鷲尾氏が支部長に就任して以降も「4区で必ず出る」と繰り返し、ポスター張りや、交流サイト(SNS)での政策発信を続けてきた。

 10月10日には長岡市内の街頭で「手振り」をしてアピール。知事時代からの知名度を生かして、票の掘り起こしを図る。

 裏金事件については、自身は裏金と戦ってきた立場だと強調。選挙戦に向けては「違法行為をただそうとする者を(県連)組織から排除した。その是非を県民に問いたい」と語る。

◆立憲民主党・米山隆一氏、反原発グループの取り込み図る
 前回は無所属で出馬した米山氏は立民、共産党、社民党、労働団体の連合など野党系組織がフル稼働する「共闘」で初当選した。今回は立民県連の幹事長として再選に挑む。

有権者と握手する米山隆一氏=10月6日、小千谷市

 旧5区だった出身地の魚沼市が4区から外れた分、長岡や柏崎で活動を強化。知事選で全県選挙を経験済みだが、小選挙区での柏崎エリアは初めて。野党系市議と連携を深め、反原発グループの取り込みを図る。

 大票田の旧5区を含め、党の基盤や自身の後援会は弱いが、「(自民との)戦法の違い」(米山氏)と意に介さない。X(旧ツイッター)やユーチューブによる発信、イベント行脚で露出を強め、裏金事件などをテーマに与党批判を続ける。妻で作家の室井佑月さんも同行し、無党派層を中心にアピールする。

2471OS5:2024/10/14(月) 19:06:36
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/492098
連載[衆議院選挙2024・新潟新区割り決戦]<5>新5区 魚沼3市町での浸透必須…裏金、日本酒供与、ともに逆風でどう戦う?
2024/10/14 10:00

 衆院選は10月15日の公示まで1週間を切り、各候補予定者による前哨戦が熱を帯びている。今回から新潟県の定数は6から5に減少。新たな区割りの下で行われる決戦にどう臨むのか。各小選挙区の情勢を追った。


 上越市を中心とする旧6区に南魚沼、魚沼、湯沢の3市町が加わった新潟5区。2021年の前回衆院選旧6区で初当選した立憲民主党前職の梅谷守氏(50)と、130票差で敗れて比例復活した自民党前職の高鳥修一氏(64)が名乗りを上げ、4度目の対決となる見通しだ。

 34万人超の有権者を抱える5区で、両氏は約45%を占める大票田の上越市とともに、全体の約25%に当たる魚沼地域3市町での得票を重視する。

 高鳥氏は自民派閥の裏金事件で党から戒告処分を受け、梅谷氏は選挙区内での日本酒供与問題で刑事告発された。それぞれが逆風を受ける異例の選挙戦となりそうだ。

◆自民党・高鳥修一氏、比例復活なく上越市での挽回期す
  高鳥氏は裏金事件を巡る党本部の方針が二転三転し、解散当日まで公認されるか不透明だった。選挙区内での活動は着々と進めており、前回の僅差を埋める新たな票田として魚沼3市町での浸透に腐心する。

魚沼地域の市議、町議らに支援を呼びかける高鳥修一氏=10月10日、南魚沼市

 2023年5月に南魚沼市に事務所を開設。合計約8万人の有権者がいる新エリアで地域のイベントなどを小まめに回ってきたが、「まだまだ私の顔と名前が一致していない人も多い」と高鳥氏は認める。

 ただ、3市町は中選挙区時代の旧新潟3区で、父・修氏が所属した田中派を率いた田中角栄氏の選挙区というゆかりもある。10月10日には十日町市、津南町も含めたオール魚沼の市議、町議約60人が支援組織を発足させ南魚沼市で総会を開催。高鳥氏は「地域発展のため身を粉にする。私に託してほしい」と支援を訴えた。

 裏金事件では計544万円の政治資金収支報告書への不記載があり、比例代表への重複立候補が認められなくなった。高鳥氏は「比例復活という命綱を外しての戦い。小選挙区で勝つ以外、道はない」と覚悟を決めつつ、「きちんと説明し県連会長を辞すなど責任も取っている」と反発する。

 前回梅谷氏に約7000票差を付けられた大票田上越市での挽回も必須だ。党上越支部長の斎京四郎県議は「比例復活がない分、より一層、必死にやらないといけない」と述べた。

◆立憲民主党・梅谷守氏、「みそぎ」終え巻き返し図る
 梅谷氏は9月末、上越市で開いた選挙対策組織の発足式で「軽率な行動で心配と迷惑をかけ、不信を招いた。心からおわびする」と頭を下げた後、衆院選への決意を語った。

活動を本格的に再開し、選対発足式であいさつする梅谷守氏=9月28日、上越市

 梅谷氏は1月に上越市内の行事に参加した際、主催者に日本酒を渡したことが2月に発覚。公選法違反の疑いがあると自民関係者が刑事告発し、捜査が続く。

 問題発覚後、梅谷氏はひそかに支援者を訪ねて釈明して回り、表立っての活動を控えた。だが、にわかに衆院選が迫り、一転活動を再開。選対発足式での謝罪は「みそぎ」を意味した。

 前回高鳥氏に対し、上越市で大差を付けた。陣営幹部は「上越での反応は今も悪くない。問題は新たな魚沼3市町だ」と強調。特に南魚沼市は上越市に次ぐ票田で全体の1割超を占める。約半年の活動停止で関係先を回りきれず、知名度や組織づくりが不十分な中、梅谷氏自ら魚沼地域に入り、浸透を急ぐ。

 選対には立民や社民党系の議員が名を連ね、連合新潟の地元労組などが脇を固める。だが前回、野党共闘態勢の一角を担った共産党は、日本酒供与問題や党中央の方針で現状では組織的に支援できるか不透明だ。

 魚沼3市町は組織の核となる労働組合も少ないだけに陣営幹部は「共産を頼りにしていた部分もあったが、どこまで支えてもらえるか分からない」と話した。

=おわり=

2472OS5:2024/10/14(月) 19:27:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec7d9db35cf815055a0f998289c2ba9c90c7ab5e
【衆院選ルポ 大阪16区】公明と維新が関西で初の直接対決 立憲は国政での実績アピール
10/14(月) 17:39配信
ABCニュース

 10月15日公示の衆議院選挙。維新は大阪・兵庫の6つの小選挙区で、公明の牙城に挑むことに。関西での直接対決は初めてとなります。維新の「宣戦布告」に対し、公明は徹底抗戦の構え。注目が集まる激戦区のひとつ、大阪16区に密着しました。

公明・山本香苗氏(53)

 9日、衆議院解散の日。公明党の副代表を務めた北側一雄氏(71)が約35年の政治生活に、幕を下ろしました。選挙区は、堺市堺区などの大阪16区。1990年以降、10回にわたり勝ち抜いてきました。バトンを受け継ぐのは、参議院から"鞍替え出馬"する山本香苗氏(53)です。

(公明・山本氏)
「死力を尽くして戦い抜いて参ります。全員完勝、必ず勝ち取るために、堺から勝利の突破口を開くために頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます」

(公明大阪府本部・石川代表)
「全国で11小選挙区に挑戦をさせていただきますけれども、その中で最も厳しいのが、大阪の4小選挙区であろうと考えております」

「何が何でも政治改革をやり遂げる」と山本氏

 公明党が議席を守ってきた全国9つの小選挙区のうち、4つが大阪に。「常勝関西」と誇り、議席を維持してきました。

(公明・山本氏)
「何が何でも政治改革をやり遂げる。しっかりと支援がきめ細やかにできるように、第2弾の経済対策を打ってまいります」

 ”チャレンジャー”の姿勢で挑みます。

(公明・山本氏)
「維新の方であろうと立憲の方であろうとですね、皆さんとても強い方々なので、そこに挑ませていただくという形です。参議院として長くさせていただきましたが、衆議院では新人ですから、新人らしく戦い抜いていきたいと思っています」

維新・黒田征樹氏(44)

 3年前の衆院選。維新は大阪の小選挙区で15人の候補者全員が当選。去年の統一地方選挙でも全国で快勝し、「維新旋風」を巻き起こしてきました。そんな維新から出馬する黒田征樹氏(44)は、大阪16区で新たな議席獲得に挑みます。

(維新・黒田氏)
「しがらみを断ち切って国民の皆様、そして次の世代のことを考えて、しっかりと政治を前に進めていく」

 堺市議会議員として過去3回、選挙区でトップ当選。13年間、堺一筋で活動してきました。

(維新・黒田氏)
「新たなステージへの挑戦ですので、より大きくなってみなさんに恩返しできるようにがんばっていきたい」

2473OS5:2024/10/14(月) 19:28:53
 飛ぶ鳥を落とす勢いだった維新。しかし、今年に入り大阪府内の市長選や府議補選で負けが続き、8月の箕面市長選では初めて公認の現職候補が敗れる事態に。

 維新にささやかれる「逆風」。黒田氏に吹く風は…

(維新・黒田氏)
「(逆風を)感じなくはないですけれど、ただ相対的に応援してくれる人の割合は以前と変わってないと受け止めているので。前向いてやっていこうかなという感じです」

立憲・森山浩行氏(53)

 公明・維新の新人に対し、立憲民主党から出馬するのは、比例で議席を維持してきた森山浩行氏(53)。

(立憲・森山氏)
「裏金問題、カルト宗教の問題、大阪万博や大阪カジノのていたらく。これをしっかり掃除していくための大きなチャンスが巡ってきました」

 森山氏は大阪府内で立憲唯一の衆議院議員。国政での実績をアピールしつつ、自公政権や維新の政策を正そうと奮起します。

「喫茶店でコーヒーをゆっくりと飲むのも、有権者と触れ合う大事な時間」と森山氏

 喫茶店でコーヒーをゆっくりと飲むのも、有権者と触れ合う大事な時間だと話します。マスターとこんな話も。

(立憲・森山氏)「最近、(お客さんに)何言われます?」
(マスター)「校区で青少年指導委員っていうのをやってまして」
(立憲・森山氏)「家庭によっても子どもの状況が違うから」
(マスター)「そうね。子どもの支援って言うのかな。給食とか、いろんな無償化とか、そんな問題ようけ聞かされますね」

 激戦に臨む、その心の内は。

(立憲・森山氏)
「かなり良い感じになっていると思います。今までのチャレンジャーとしての位置ではなくて、今回は情勢自体が接戦になってるんだということが伝わってるので」

 公明、維新、立憲。火花散る「三つどもえ」の戦いが、始まりました。

2474OS5:2024/10/14(月) 20:13:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/68d566b9bc8d5658b285893c136a2fbf1c531458
「まさに青天の霹靂」裏金問題対応で福島3区は前代未聞の事態に
10/14(月) 19:30配信


15日に公示される衆議院選挙についてです。いわゆる裏金問題で揺れる自民党。県内でも小選挙区の立候補者が急遽、出馬をとりやめるなど「前代未聞」の事態となっています。

コンビニで20代女性にわいせつ行為か…59歳派遣社員の男を現行犯逮捕 福島・いわき市

いわゆる裏金議員の公認問題を巡り揺れる自民党。

■自民党県連 矢吹貢一 幹事長
「3区菅家一郎氏につきましては公認が得られず」

先週、小選挙区に立候補予定だった前職が「非公認」。

■上杉謙太郎 前衆議院議員
「国民の皆様にもしっかりとけじめを見せるということで、出馬を辞退する決断をいたしました」

比例で出馬予定だった前職も「裏金問題の責任を取る」として立候補をとりやめる事態に。

■自民党県連 矢吹貢一 幹事長
「まさに青天の霹靂というのはこういうことを言うのかな…」「ずっと党本部と積み重ねてきたことがありますから、非常にびっくりというのが正直なところ」

そんな中、12日。

■菅家一郎 前衆議院議員
「裏金議員としてのレッテルが貼られている現状の中で、やはり責任を持ったけじめをしなくてはならない」

自民党から「非公認」とされ無所属で福島3区から立候補を予定していた菅家一郎さんが、一転、出馬をとりやめると発表。そして、13日…

■川上耕平 記者
「公示まで2日となる3連休の最中、自民党福島県連では会見が開かれます」

自民党県連は急遽、比例からの出馬を辞退した上杉謙太郎さんを菅家さんに変わる福島3区の候補者として擁立することに。

■無所属で福島3区から出馬を表明 上杉謙太郎 前衆議院議員
「有権者の皆様に直接、お詫びをしながら不記載の問題をはじめ、政治不信の問題をはじめ、直接有権者の皆様の審判を受ける」「そういう形の選挙を謙虚にやらせていただきたい」

党への公認手続きはすでに終わっているため、上杉さんは無所属で立候補する予定です。

福島3区で立候補することを表明している野党の2人はこの3連休、選挙戦に向けた準備を進めています。

14日、緊急の選挙対策会議を開いた
のは福島3区で立憲民主党から出馬を予定する前職の小熊慎司さんです。

■選挙対策本部瓜生 信一郎 統括本部長
「まったく選挙情勢が変わってまいりました」

自民党の候補者変更で選挙構図も変わったとして、今後の選挙戦の戦い方などを後援会や県議らと協議しました。

■福島3区から出馬予定 立憲民主党 前・小熊慎司さん
「裏金候補から裏金候補に変わった」
「裏金政治を続けるのか、公正で正直な政治を続けるのか、という方針はしっかりと打ち出さないといけない」

同じく福島3区から出馬を予定する共産党の新人・唐橋則男さんも選挙戦を前に遊説日程の確認などを 進めています。

■福島3区から出馬予定 共産党 新・唐橋則男さん
「裏金問題で追い詰められた結果」「裏金問題の解明と再発防止ということが必要だと思います」

2475OS5:2024/10/14(月) 21:22:21
https://www.sankei.com/article/20241014-5HT4M24BCNIGXHDQX2MXM6JSOQ/?outputType=theme_election2024
自民が比例順位発表 不記載の前議員ら登載されず 元タレントの森下千里氏は東北単独2位
2024/10/14 21:13

自民党本部外観(鴨川一也撮影)
自民党は14日、衆院選(15日公示、27日投開票)の比例代表に立候補する285人の名簿順位を発表した。比例単独での立候補は76人で、209人は小選挙区との重複立候補となる。石破茂首相(総裁)と党四役、岸田文雄前首相らは、派閥パーティーの収入不記載事件を受け、比例との重複立候補を辞退した。党の方針に基づき、不記載があった旧安倍派や旧二階派の前議員らも比例名簿に登載されなかった。

比例北海道の単独上位で4回連続当選してきた渡辺孝一総務副大臣は今回、12位と下位になった。令和3年の前回衆院選は比例中国で単独1位だった山本有二元農林水産相は単独10位となった。


前回は岡山3区(当時)で敗れ、比例中国で復活当選した阿部俊子文部科学相は比例九州の単独1位となった。元タレントの森下千里氏は比例東北の単独2位となり、新人でただ一人、比例単独上位での優遇となった。

2476OS5:2024/10/14(月) 21:48:53
福島旧3区の馬場が比例1位

https://www.sankei.com/article/20241014-ARW2NUVK7RIOPBFOYHVDYNZ7FQ/?outputType=theme_election2024
衆院選 立憲民主党の比例名簿一覧
2024/10/14 21:34

東京・永田町の立憲民主党本部の看板
東京・永田町の立憲民主党本部の看板
立憲民主党が14日発表した衆院選(15日公示、27日投開票)の比例代表の名簿順位は次の通り。(「前」は前職、「元」は元職、表記なしは新人。☆は小選挙区との重複立候補。敬称略)

【北海道】①池田真紀(元)☆①篠田奈保子☆③道下大樹(前)☆③松木謙公(前)☆③荒井優(前)☆③大築紅葉(前)☆③西川将人☆③山岡達丸(前)☆③神谷裕(前)☆③石川香織(前)☆③川原田英世☆⑫石川知裕(元)⑬石川秀行⑭鈴木敦子⑮田島央一

【東北】①馬場雄基(前)②升田世喜男(元)☆②岡田華子☆②階猛(前)☆②中村起子☆②小沢一郎(前)☆②岡本章子(前)☆②鎌田さゆり(前)☆②柳沢剛☆②安住淳(前)☆②寺田学(前)☆②緑川貴士(前)☆②小川幾代☆②原田和広☆②石黒覚☆②金子恵美(前)☆②玄葉光一郎(前)☆②小熊慎司(前)☆②斎藤裕喜☆⑳伊藤勢至㉑岸田清実

【北関東】①梶岡博樹☆①青山大人(前)☆①板津由華☆①福田昭夫(前)☆①伊賀央☆①藤岡隆雄(前)☆①白井桂子☆①長谷川嘉一(元)☆①山田博規☆①武正公一(元)☆①松浦玄嗣☆①竹内千春☆①枝野幸男(前)☆①大島敦(前)☆①小宮山泰子(前)☆①市来伴子☆①杉村慎治☆①坂本祐之輔(前)☆①島田誠☆①森田俊和(前)☆①高木錬太郎(元)☆①三角創太☆㉓若林幸子㉔木村誠㉕渡会光恵

【南関東】①田嶋要(前)☆①岡島一正(元)☆①水沼秀幸☆①矢崎堅太郎☆①安藤淳子☆①本庄知史(前)☆①奥野総一郎(前)☆①谷田川元(前)☆①樋高剛(元)☆①宮川伸(元)☆①篠原豪(前)☆①柳家東三楼☆①中村武人☆①早稲田夕季(前)☆①山崎誠(前)☆①青柳陽一郎(前)☆①中谷一馬(前)☆①江田憲司(前)☆①笠浩史(前)☆①鈴木光貴☆①阿部知子(前)☆①太栄志(前)☆①長友克洋☆①後藤祐一(前)☆①佐々木奈保美☆①宗野創☆①佐藤喬☆①大塚小百合☆①中島克仁(前)☆㉚金子健一(元)㉛今野典人㉜為谷義隆

【東京】①海江田万里(前)☆①阿部祐美子☆①手塚仁雄(前)☆①落合貴之(前)☆①松尾明弘(元)☆①吉田晴美(前)☆①山岸一生(前)☆①鈴木庸介(前)☆①阿久津幸彦(元)☆①酒井菜摘(前)☆①柴田勝之☆①松下玲子☆①末松義規(前)☆①大河原雅子(前)☆①山花郁夫(元)☆①伊藤俊輔(前)☆①有田芳生☆①長妻昭(前)☆①高松智之☆①木村剛司(元)☆①五十嵐衣里☆㉒北出美翔㉓岩永久佳㉔本多平直(元)㉕川島智太郎(元)

【北陸信越】①西村智奈美(前)☆①菊田真紀子(前)☆①黒岩宇洋(元)☆①米山隆一(前)☆①梅谷守(前)☆①山登志浩☆①越川康晴☆①荒井淳志☆①小山田経子☆①近藤和也(前)☆①波多野翼☆①辻英之☆①篠原孝(前)☆①下条みつ(前)☆①神津健(前)☆①福田淳太☆⑰武居博明

【東海】①今井雅人(元)☆①真野哲☆①高橋美穂(元)☆①鈴木岳幸☆①小山展弘(前)☆①外山和之☆①渡辺周(前)☆①日吉雄太(元)☆①源馬謙太郎(前)☆①吉田統彦(前)☆①近藤昭一(前)☆①牧義夫(前)☆①西川厚志☆①伴野豊(前)☆①岡本充功(元)☆①藤原規真☆①重徳和彦(前)☆①大西健介(前)☆①大嶽理恵☆①小山千帆☆①松田功(元)☆①福森和歌子☆①下野幸助☆①青沼陽一郎☆㉕堀誠㉖滝本剛㉗太田真平

2477OS5:2024/10/14(月) 21:49:03
【近畿】①平尾道雄☆①平竹耕三☆①泉健太(前)☆①山本和嘉子(元)☆①山井和則(前)☆①萩原仁(元)☆①福留陽子☆①尾辻かな子(元)☆①松浦武志☆①森山浩行(前)☆①井坂信彦(前)☆①船川治郎☆①今泉真緒☆①田村直也☆①桜井周(前)☆①岡田悟☆①橋本慧悟☆①隠樹圭子☆①馬淵澄夫(前)☆①尾崎充典☆①川戸康嗣☆①村上賀厚☆①新古祐子☆㉔西川弘城㉕石田京子㉖永江一之㉗横田昌三

【中国】①朝倉浩之☆①湯原俊二(前)☆①亀井亜紀子(前)☆①大塚聡子☆①原田謙介☆①津村啓介(元)☆①はたともこ☆①柚木道義(前)☆①平本浩一☆①東克哉☆①佐藤公治(前)☆①井上信也☆①坂本史子☆①平岡秀夫(元)☆⑮山本誉⑯加藤寿彦

【四国】①高橋永☆①小川淳也(前)☆①大岡弘美☆①香曽我部慶教☆①白石洋一(前)☆①越智清純☆①武内則男(元)☆⑧渡部昭

【九州】①丸尾圭祐☆①稲富修二(前)☆①仁戸田元気☆①堤かなめ(前)☆①亀田晃尚☆①城井崇(前)☆①原口一博(前)☆①大串博志(前)☆①山田勝彦(前)☆①末次精一(元)☆①出口慎太郎☆①笹本由紀子☆①吉川元(前)☆①小林華弥子☆①渡辺創(前)☆①川内博史(前)☆①野間健(前)☆①屋良朝博(前)☆①金城徹☆⑳清藤啓㉑福松節生

2478OS5:2024/10/14(月) 21:49:38
https://www.sankei.com/article/20241014-JPLHCMRN2FOSFE5AQ4XN22OYXQ/?outputType=theme_election2024
立憲民主党が衆院選比例名簿と順位発表 野田佳彦代表は重複せず
2024/10/14 21:31


立憲民主党は14日、衆院選(15日公示、27日投開票)の比例代表の名簿順位を発表した。千葉14区から立候補する野田佳彦代表は比例南関東との重複を見送った。


比例北海道では、小選挙区で立候補する元職と新人の女性計2人を名簿1位に記載し、優遇した。女性議員を増やす狙いがあるとみられる。

2479OS5:2024/10/15(火) 07:51:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/a08762eb4bd4df82a069aa560ee214478d9f83be
衆院選 自民党の比例名簿一覧
10/14(月) 23:08配信

産経新聞
自民党本部=東京都千代田区(春名中撮影)

自民党が14日発表した衆院選(15日公示、27日投開票)の比例代表に立候補する285人の名簿順位は次の通り。(「前」は前職、「元」は元職、表記なしは新人。☆は小選挙区との重複立候補。敬称略)


【北海道】①伊東良孝(前)②加藤貴弘☆②高橋祐介(前)☆②高木宏寿(前)☆②中村裕之(前)☆②東国幹(前)☆②鈴木貴子(前)☆②向山淳☆②松下英樹☆②中川郁子(前)☆②武部新(前)☆⑫渡辺孝一(前)⑬三輪綾子⑭相馬亜紀⑮久保潤

【東北】①江渡聡徳(前)②森下千里③津島淳(前)☆③神田潤一(前)☆③米内紘正☆③土井亨(前)☆③秋葉賢也(前)☆③伊藤信太郎(前)☆③冨樫博之(前)☆③福原淳嗣☆③御法川信英(前)☆③鈴木憲和(前)☆③加藤鮎子(前)☆③根本拓☆③坂本竜太郎☆⑯伊藤聡⑰藤田誠⑱小林文紀⑲佐々木飛鳥

【北関東】①田所嘉徳(前)☆①葉梨康弘(前)☆①梶山弘志(前)☆①石川昭政(前)☆①国光文乃(前)☆①永岡桂子(前)☆①船田元(前)☆①五十嵐清(前)☆①佐藤勉(前)☆①茂木敏充(前)☆①中曽根康隆(前)☆①井野俊郎(前)☆①笹川博義(前)☆①小渕優子(前)☆①村井英樹(前)☆①新藤義孝(前)☆①黄川田仁志(前)☆①穂坂泰(前)☆①牧原秀樹(前)☆①中野英幸(前)☆①山口晋(前)☆①小泉龍司(前)☆①野中厚(前)☆①田中良生(前)☆①土屋品子(前)☆㉖小倉悠里㉗西條昌良㉘原和隆㉙須賀敬史㉚浅井昌志㉛友田雅明㉜増田勝㉝下田彰一㉞冨山ひで子㉟山崎大二郎㊱小菅亜希子

【南関東】①門山宏哲(前)☆①小林鷹之(前)☆①木村哲也(元)☆①英利アルフィヤ(前)☆①斎藤健(前)☆①松本泉☆①田宮寿人☆①小池正昭☆①浜田靖一(前)☆①松本尚(前)☆①高橋恭介☆①中西健治(前)☆①山本朋広(前)☆①坂井学(前)☆①古川直季(前)☆①鈴木馨祐(前)☆①三谷英弘(前)☆①中山展宏(前)☆①星野剛士(前)☆①丸田康一郎☆①赤間二郎(前)☆①河野太郎(前)☆①牧島かれん(前)☆①山際大志郎(前)☆①草間剛☆①中谷真一(前)☆①堀内詔子(前)☆㉘森田鉄平㉙梅崎瑞希㉚吉沢直美㉛文月涼

2480OS5:2024/10/15(火) 07:51:42
【東京】①辻清人(前)☆①石原宏高(前)☆①平将明(前)☆①若宮健嗣(前)☆①土屋美和☆①門寛子☆①鈴木隼人(前)☆①高木啓(前)☆①土田慎(前)☆①松島みどり(前)☆①大空幸星☆①大西洋平☆①福田かおる☆①松本洋平(前)☆①木原誠二(前)☆①伊藤達也(前)☆①吉原修☆①井上信治(前)☆①今岡植☆①黒崎祐一☆①安藤高夫(元)☆①長島昭久(前)☆㉓畦元将吾(前)㉔広田千晶㉕江成道子㉖松野未佳㉗岩崎比菜㉘内村大地㉙小嶋友香里

【北陸信越】①国定勇人(前)②塚田一郎(前)☆②斎藤洋明(前)☆②鷲尾英一郎(前)☆②上田英俊(前)☆②橘慶一郎(前)☆②西田昭二(前)☆②務台俊介(前)☆②井出庸生(前)☆②後藤茂之(前)☆⑪西崎萌⑫古井康介⑬下神納木加枝⑭遠藤奈央子⑮松崎晃治⑯佐藤俊⑰今洋佑⑱滝沢圭隆⑲工藤昌克

【東海】①野田聖子(前)☆①棚橋泰文(前)☆①武藤容治(前)☆①金子俊平(前)☆①古屋圭司(前)☆①上川陽子(前)☆①井林辰憲(前)☆①山本裕三☆①深沢陽一(前)☆①細野豪志(前)☆①勝俣孝明(前)☆①城内実(前)☆①稲葉大輔☆①熊田裕通(前)☆①中川貴元(前)☆①水野良彦☆①工藤彰三(前)☆①丹羽秀樹(前)☆①伊藤忠彦(前)☆①長坂康正(前)☆①若山慎司☆①石井拓(前)☆①今枝宗一郎(前)☆①田村憲久(前)☆①川崎秀人(前)☆①石原正敬(前)☆㉗山本左近(前)㉘井沢京子(元)㉙三沢宏明㉚伊藤智史㉛松本忠真㉜設楽真理子㉝杉山康弘㉞世古万美子㉟岩佐里沙

【近畿】①小寺裕雄(前)②石田真敏(前)③大岡敏孝(前)☆③上野賢一郎(前)☆③武村展英(前)☆③勝目康(前)☆③佐野英志☆③森干晟☆③田中英之(前)☆③本田太郎(前)☆③園崎弘道☆③大西宏幸(元)☆③渡嘉敷奈緒美(元)☆③高麗啓一郎☆③東田淳平☆③大辻沙耶☆③北川晋平☆③塩川憲史☆③島田智明☆③岡下昌平(元)☆③内田隆嗣☆③盛山正仁(前)☆③藤井比早之(前)☆③谷公一(前)☆③大串正樹(前)☆③山田賢司(前)☆③松本剛明(前)☆③山口壮(前)☆③小林茂樹(前)☆③高市早苗(前)☆③田野瀬太道(前)☆③山本大地☆③二階伸康☆㉞笠原真吾㉟樋口清士㊱原岡恵利子㊲吉田起代子㊳土井正親

2481OS5:2024/10/15(火) 07:51:59
【中国】①新谷正義(前)②平沼正二郎(前)③石橋林太郎(前)④吉田真次(前)⑤赤沢亮正(前)☆⑤高階恵美子(前)☆⑤高見康裕(前)☆⑤逢沢一郎(前)☆⑤山下貴司(前)☆⑤加藤勝信(前)☆⑤橋本岳(前)☆⑤寺田稔(前)☆⑤小林史明(前)☆⑤高村正大(前)☆⑤岸信千世(前)☆⑤林芳正(前)☆⑰虎井佐恵子⑱大沼瑞穂⑲鶴田亮介

【四国】①村上誠一郎(前)②仁木博文(前)☆②平井卓也(前)☆②瀬戸隆一(前)☆②大野敬太郎(前)☆②塩崎彰久(前)☆②長谷川淳二(前)☆②中谷元(前)☆②尾崎正直(前)☆⑩山本有二(前)⑪西内健⑫増富義明⑬大石美智子⑭古川康造

【九州】①阿部俊子(前)②井上貴博(前)☆②鬼木誠(前)☆②古賀篤(前)☆②栗原渉☆②鳩山二郎(前)☆②藤丸敏(前)☆②吉村悠☆②岩田和親(前)☆②古川康(前)☆②下条博文☆②金子容三(前)☆②木原稔(前)☆②西野太亮(前)☆②金子恭之(前)☆②衛藤博昭☆②岩屋毅(前)☆②武井俊輔(前)☆②江藤拓(前)☆②古川禎久(前)☆②宮路拓馬(前)☆②保岡宏武(前)☆②小里泰弘(前)☆②国場幸之助(前)☆②宮崎政久(前)☆②島尻安伊子(前)☆②西銘恒三郎(前)☆㉘薬師寺道代㉙河野正美(元)㉚島田智哉子

2482OS5:2024/10/15(火) 10:30:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef91cd7a0d8c73a8b6d643dd55e5f73a7c99c3f0
れいわ・山本代表が緊急入院【24衆院選】
10/15(火) 8:31配信


時事通信
れいわ新選組の山本太郎代表

 れいわ新選組は15日、山本太郎代表が緊急入院したと発表した。

 理由は明らかにしていない。山本氏は衆院選公示日の15日に第一声を東京都内で行う予定だった。同党によると、櫛渕万里共同代表が代わりに第一声を行う。

2483OS5:2024/10/15(火) 19:13:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bf96dc0abcf7f1bae701029ce7d97f30ae1849e
【衆院選"岩手の戦い"】担当記者が解説 注目の小選挙区は「岩手3区」 自民・藤原候補か立憲・小沢候補か
10/15(火) 18:42配信

テレビ岩手ニュース

TVIテレビ岩手

(吉岡伸剛キャスター)
衆議院選挙の争点や注目点について、選挙担当の成田記者に聞きます。成田さん、まずは争点から教えて下さい。

(成田大輔記者)
解散から投開票日まで18日しかない「超短期決戦」となる今回の選挙、主な争点はこちらです。

 (吉岡キャスター)
『政治とカネ』の問題…ですね。

 (成田記者)
自民党の裏金問題を受けた政治改革について、有権者が自公政権を信任するかが問われることとなります。

(吉岡キャスター)
成田記者はどの選挙区に注目していますか?

 (成田記者)
県南部の『岩手3区』です。自民党の藤原崇さんと立憲民主党の小沢一郎さんのいずれも前職の2人による与野党一騎打ちの構図で、今回で5度目の対決となります。
初めての対決は2012年。そこから3回連続で小沢さんが勝利し、藤原さんは比例代表での復活当選でした。しかし、前回2021年は、風向きが変わりました。若い世代を含む無党派層の取り込みに成功した藤原さんが9000票余りの差をつけ、小選挙区で初めて小沢さんに勝ちました。

(吉岡キャスター)
「政権交代より世代交代」というキャッチフレーズが印象的でしたね。

 (成田記者)
しかし今回、藤原さんはかつてない逆風の中での選挙戦になると見られます。派閥の政治資金パーティーを巡る裏金の問題など自民党に対して厳しい目が向けられています。さらに、藤原さん自身も政治資金収支報告書の不記載がありました。党本部は、不記載のあった議員について、比例代表での重複立候補を認めない方針で、藤原さんにとっては"背水の陣"で臨む選挙戦となります。

 一方、小沢さんにとっては、再び小選挙区で勝利する絶好の機会となりますが不安要素もあります。小沢さんは、党本部の選挙対策本部の本部長代行を務めているため、全国の候補者の応援に回らなければならないんです。実際、15日も岩手県内で第一声を行えませんでした。小沢さんがいない場合に地元でサポートする後援会組織も高齢化が進んでいてその中で、いかに支持を広げられるかがポイントになりそうです。

 藤原さんが、再び「小沢王国」に風穴をあけるのか、小沢さんが雪辱を果たすのか今後の選挙戦に注目したいと思います。

(吉岡キャスター)
全県での衆議院、参議院のダブル選挙は1986年以来、38年ぶりです。投票と開票は参議院岩手選挙区の補欠選挙と同じ今月27日に行われます。

2484OS5:2024/10/15(火) 19:13:59
https://www.nagoyatv.com/news/?id=026874
衆院選の注目区は「愛知1区・16区」 政治ジャーナリスト青山和弘氏「政治の風景が全く変わる可能性」
2024年10月14日 19:26
15日から本格的に始まる衆院選。政治ジャーナリストの青山和弘さんに、注目する東海3県の小選挙区を聞きました。
 青山さんが注目するのは、「愛知1区」と「愛知16区」です。
 

愛知1区の立候補予定者

愛知1区「保守票の行方」
「1区は、日本保守党から河村たかしさんが立候補します。今回自民党が石破さんという、どちらかというとリベラル色の強い総裁になった。どれだけ保守の票を奪うのかというのは、全国的に注目を集めます。しかも河村さんという、著名でこれまで一定の実績のある方ですから、小選挙区で勝ち切れるのかどうか。愛知1区というのは全国的にも注目区だと思います」(政治ジャーナリスト 青山和弘氏)
 

愛知16区の立候補予定者

愛知16区「与党の勢いを占う」
 そして「愛知16区」。

 「1票の格差」を是正するため、愛知県北西部に今回新たにに設けられた“注目区”です。

「公明党が犬飼さんという候補者を立てます。公明党というのは、小選挙区で立てた候補者は全員当選を必死で目指す政党です。公明党が小選挙区の議席というのをしっかり取ることができるのか。それともこの逆風の中で野党の方に議席がいってしまうのか、与党の勢いを占うという意味でも非常に注目の選挙区だと思います」 (青山氏)
 

「今回は非常に1票が重い」と話す青山和弘氏

結果次第で「政治の風景が全く変わる可能性」
 今回の衆院選、与党にとっても野党にとっても、そして有権者にとっても”重み”のある選挙になると言います。  

「今回は選挙の結果次第で、石破さんが退陣に追い込まれる可能性だってあるし、自公が過半数割れすれば、政権交代の可能性もないとは言えない。もし自民党と公明党がそれなりに勝てば、安倍派が減り、石破政権が結構安定する可能性だってある。そういう意味で選挙後の政治の風景というのは全く変わる可能性がある選挙ですので、非常に1票が重たい。普段以上に重要な選挙ですので、有権者の皆さんも強く意識して、大事に1票を行使していただければと思います」(青山氏)

2485OS5:2024/10/15(火) 19:17:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/47bac11463f345f63c0986b298ff3962ca4144b7
衆院選公示 5人が争う激戦大阪3区 各候補者の訴えは
10/15(火) 18:13配信
テレビ大阪ニュース

TVOテレビ大阪

衆議院選挙が15日公示され、10月27日の投開票に向けた選挙戦に入りました。このうち大阪3区は維新が初めて候補者を擁立し、5人が争う激戦区となっています。

大阪市の大正区・住之江区・住吉区・西成区を区域とする大阪3区。立候補したのは届け出順に、
公明党の前職、佐藤茂樹さん。日本共産党の新人、渡部結さん。無所属の新人、中条栄太郎さん。日本維新の会の新人、東徹さん。立憲民主党の元職、萩原仁さんの5人です。

大阪3区では4期連続で公明党が議席を守ってきましたが、日本維新の会が初めて候補者を擁立。そのほか、立憲民主党の元職と共産党の新人、無所属の新人が議席を争います。

【佐藤茂樹さん】
「経済を再生させ、少子高齢化対策、さらに防災減災対策を強力に推進してまいりました。政策実現をしていく力があるのは、自民党・公明党の自公政権しかないと訴えたい」

【渡部結さん】
「企業団体献金の禁止。この本物の改革が必要なのではないでしょうか。大企業や富裕層を優遇する政治から、私たちの暮らし・家計を本気で応援する政治に大元から変えていきましょう」

【中条栄太郎さん】
「私たちって本当に次の国会で選択的夫婦別姓を導入させてしまって大丈夫ですか。子どもの名字を夫婦で取り合うとか、家族の疎外感を生む、絆を傷つけてしまう。なんとしても阻止したい」

【東徹さん】
「日本の課題である、少子化・人口減少・東京一極集中に本気で取り組んでいかないと、このままだと日本は衰退していってしまう。大阪を変えてきたように、この日本も日本の政治も変えていかなくてはならないんだと」

【萩原仁さん】
「いまこの暮らしにくくなってきた日本。昨今の物価高、中東では戦争も起こっていて油が入ってこないとなると余計に物価も上がっていくのではないかと。生活がしんどいという声ばかりであります。それを政治の力でなんとか取り戻さなくてはいけない」

大阪では、前回の衆院選で、維新が候補者を擁立した15の選挙区で全勝。他の政党が維新の牙城を切り崩せるかが注目されています。

また今回の選挙では、小選挙区と比例代表のあわせて465議席が争われ、自民党の石破総裁は勝敗ラインを「与党で過半数」の233議席としています。投開票は10月27日に行われ、16日からは期日前投票が始まります。

TVOテレビ大阪

2486OS5:2024/10/15(火) 19:19:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6ebd946fc9138fbd6ebf327cacf78ff7c399616
衆院選激戦区 岐阜4区 必勝誓う いよいよ決戦の火ぶたが切られる
10/14(月) 19:52配信


ぎふチャンDIGITAL

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必勝祈願を行う金子俊平氏=14日、高山市内

  衆議院選挙は15日、公示されます。公示前の3連休、一騎打ちの接戦が予想される岐阜4区の両陣営はそれぞれ必勝を誓いました。
  立憲民主党の元職、今井雅人さんは13日、可児市内で事務所開きを行いました。

  今井さんは、民主党時代の2009年に比例復活で初当選。以来、4回連続で比例復活での当選が続きましたが、前回は比例復活も叶わず落選。戦後初めて県内の野党議員がゼロになりました。今回の選挙で雪辱を期すと力を込めます。

※立憲民主党 今井雅人氏
  「(政権が交代した)2009年とはやっぱり雰囲気は違いますね。自民党はダメというところは同じですけれど野党への期待はあの時ほどはないというのは実感しています。「信なくば立たず」ですから、政治の不信を払しょくするということが日本の再生の第一歩なので、政治とカネの問題をきれいにして、国民の信頼を得る政治を取り戻して、そこから新しい日本を創る、そういう選挙にしたい」
  一方、自民党の前職、金子俊平さんは14日、高山市内の神社で必勝祈願を行いました。

  祖父に、元大蔵大臣の一平氏、父に、元国土交通大臣の一義氏を持つ、金子氏は、2017年に初出馬。これまで2回連続で小選挙区を制してきましたが、今回は党への逆風を肌で感じると、気を引き締めます。

※自民党 金子俊平氏
  「明らかに厳しい逆風が自民党に対してあるが、当然のことだと思う。(政治とカネの問題について)今回の選挙では、石破総裁のもと、我々政権与党が国民の皆さんに対してしっかり払拭できるかどうか、払拭できる案が示すことができるか、それをご納得いただけるかどうかが問われている。(県連が4区を重点区に位置付けた)県連の皆さんに応えられるようにしっかり努力して結果につなげたい」
  15日公示される衆議院選挙。これまでに県内5つの選挙区に合計12人が立候補する見通しです。
  岐阜1区は自民党、前職で11回目の当選を目指す野田聖子さんに共産党、新人の山越徹さんが挑みます。
  岐阜2区は、10回目の当選を狙う自民党、前職の棚橋泰文さんと共産党、新人の三尾圭司さんが対決します。
  岐阜3区は、自民党、前職で、石破内閣に入閣した経済産業大臣の武藤容治さんと、れいわ新選組の元職、阪口直人さん、国民民主党の新人、仙田晃宏さんによる三つ巴の戦い。
  与野党ともに最激戦区として構える岐阜4区は自民党、前職の金子さんと立憲民主党の今井さんが激突します。
  岐阜5区は、自民党、前職で12回目の当選を目指す古屋圭司さん、立憲民主党の新人、真野哲さん、日本維新の会の元職、山田良司さんの3人が立候補を予定しています。
  政治とカネの問題や物価高対策などが主な争点の今回の衆議院選挙。前回、5議席を独占した保守王国岐阜で、議席を失った野党が風穴を開けられるか。15日、決戦の火ぶたが切られます。

2487OS5:2024/10/15(火) 20:00:14
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241015/k10014610061000.html
衆院選 自民 不記載議員の非公認・公認(比例重複認めず) 一覧
2024年10月15日 15時35分

今回の衆議院選挙では、政治資金パーティーのパーティー券収入を収支報告書に記載していなかった自民党の前議員10人が党から公認されず、無所属で立候補します。

一方、公認されたものの、比例代表への重複立候補が認められなかったのは34人です。その結果、今回立候補する不記載の前議員らは44人となります。

非公認は12人
自民党が先に非公認として発表したのは12人で、
党から「党員資格停止」の処分を受けた
▽下村博文氏
▽西村康稔氏
▽高木毅氏。

1年間の「党の役職停止」の処分が継続していて、政治倫理審査会で説明していない
▽三ツ林裕己氏
▽平沢勝栄氏
▽萩生田光一氏。

さらに、半年間の「党の役職停止」の処分を受け、その期間が終わった
▽菅家一郎氏
▽中根一幸氏
▽小田原潔氏

「戒告」の処分を受けた▽細田健一氏、
処分は受けていないものの不記載があった▽越智隆雄氏、
元議員の▽今村洋史氏です。

このうち菅家氏と越智氏、今村氏は今回の選挙に立候補しないと表明しました。

比例単独で立候補辞退は3人(うち1人は無所属で小選挙区に)
今回の選挙で比例代表単独で、立候補を目指していた3人は辞退しました。

辞退したのは半年間の「党の役職停止」の処分を受けその期間が終わった▽杉田水脈氏。

「戒告」の処分を受けた▽尾身朝子氏。

処分は受けていないものの不記載があった▽上杉謙太郎氏。

上杉氏は、小選挙区に無所属で立候補します。

このため、収支報告書への不記載で党から公認されず、無所属で立候補するのは10人となります。

公認も比例重複認めず 34人
一方、公認されたものの、比例代表への重複立候補が認められなかったのは、次の34人です。

1年間の「党の役職停止」の処分を受け、政治倫理審査会で説明した
▽松野博一氏
▽武田良太氏。

半年間の「党の役職停止」の処分を受け、その期間が終わった
▽簗和生氏
▽宗清皇一氏
▽衛藤征士郎氏。

「戒告」の処分を受けた、
▽和田義明氏
▽西村明宏氏
▽柴山昌彦氏
▽大塚拓氏
▽丸川珠代氏
▽高鳥修一氏
▽関芳弘氏
▽元議員の中山泰秀氏。

処分は受けていないものの不記載があった
▽木村次郎氏
▽藤原崇氏
▽亀岡偉民氏
▽福田達夫氏
▽山田美樹氏
▽義家弘介氏
▽田畑裕明氏
▽小森卓郎氏
▽佐々木紀氏
▽稲田朋美氏
▽若林健太氏
▽宮下一郎氏
▽鈴木淳司氏
▽青山周平氏
▽根本幸典氏
▽鈴木英敬氏
▽谷川とむ氏
▽井原巧氏
▽宮内秀樹氏
▽加藤竜祥氏
▽新人の加納陽之助氏。

今回立候補する不記載の前議員らは44人となります。

離党し無所属で立候補2人
なお、離党勧告の処分を受けて自民党を離党した▽世耕弘成氏と、
処分は受けていないものの不記載があり、女性との不適切な関係を報じられて議員を辞職した▽宮沢博行氏は無所属で立候補します。

また、公明党は自民党が公認しなかった前の議員など35人を推薦しました。

2488OS5:2024/10/15(火) 20:01:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/e099b7745d45f680d596ce537442130653aa01ab
「退路断ち一本勝負」「与野党伯仲に」 大阪4区、比例重複なしの真っ向勝負
10/15(火) 12:35配信
産経新聞
出陣式で拳を突き上げる候補者(手前)と支援者ら=15日午前9時42分、大阪市北区(鳥越瑞絵撮影、一部画像処理しています)

15日公示された第50回衆院選で、関西の小選挙区では連立を組む自民、公明両党と、与党の過半数割れを狙う日本維新の会が激突した。自民の派閥パーティー収入不記載事件で大逆風を受ける与党に対し、令和3年の前回衆院選で躍進した維新も、かつてほどの勢いはみられない。有権者はどの候補に一票を託すのか。27日の投開票まで12日間の舌戦が始まった。

【ひと目で分かる】衆院選 石破首相の真の「勝敗ライン」は?

大阪市の繁華街キタを有する大阪4区(北・都島・福島・城東区)は無党派層が多く、世論の「風」の影響を受けやすい選挙区だ。不記載事件で苦戦必至の自民と、本拠地・大阪での小選挙区全勝を目指す維新の両陣営は、比例代表との重複立候補はせず「背水の陣」で決戦に臨んだ。

「退路を断ち、小選挙区の一本勝負だ。大一番の勝負を頑張りたい」。自民元職の中山泰秀氏(54)は午前9時過ぎに北区の選挙事務所でこう訴えた。

旧安倍派(清和政策研究会)に属し、不記載事件で党本部から戒告の処分を受けた。支援者らを前に「不信感を抱かせたことは深くおわびする」と述べた。陣営の選対本部長を務める鹿田松男・大阪府議は「今までにない厳しい、厳しい選挙だ」と危機感をあらわにする。

自民府連は前回選で、中山氏を含む小選挙区の議席を全て維新に奪われた。府連会長経験者として雪辱を期す思いは人一倍強い。中山氏は維新について「この10年間、大阪は経済的に悪化している。大阪の改革を他府県に広げたら国家が衰退する」と強調した。

迎え撃つ維新前職の美延映夫(みのべてるお)氏(63)は午前9時半過ぎ、北区の商業施設前で「一番の争点は裏金問題。自公連立の過半数割れを実現する。与野党伯仲にして、ピリっとした政治をやり遂げる」と主張した。

前回選で維新は政権与党でも批判一辺倒の野党でもない「第三極」として伸長した。

ただ、今回は風向きが異なる。令和3年の兵庫県知事選で前知事の斎藤元彦氏を推薦した維新は告発文書問題の責任追及で後手に回った。その影響からか、足元の大阪の首長選などで苦戦が続く。美延氏は平成29年衆院選で中山氏に敗れているだけに、緊張感を漂わせて街頭に繰り出した。

議席を争うのは自民と維新だけではない。共産元職の清水忠史氏(56)は福島区の阪神野田駅前で第一声。不記載事件に言及し「金権腐敗政治の根を断ち、清潔で公正な民主主義を取り戻す」と訴えると、聴衆からは「その通りだ」と声が上がった。

参政新人の黒川洋司氏(52)は北区のJR大阪駅前で神谷宗幣代表とともに街頭演説に臨んだ。無所属新人の寺川幸生栄氏(62)は独自の選挙戦を展開している。

2489OS5:2024/10/15(火) 20:02:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/b63216a51e20306f58d7923e41828b37a6e8319b
衆院選 自民党の今村雅弘氏 比例区で不出馬に 比例代表九州ブロックの名簿に入らず【佐賀県】
10/15(火) 12:24配信

佐賀ニュース サガテレビ

サガテレビ

自民党は14日、衆院選の比例代表九州ブロックの名簿を公表しました。佐賀県関係では前職の今村雅弘さんが入らず、出馬しないことになりました。

自民党・前職の今村雅弘さんは鹿島市出身の77歳。
党の内規で定める比例の「73歳定年」、比例単独での立候補の「原則2回まで」に該当していましたが、自民党県連が名簿の上位優遇を求めていました。

今村さんは、衆院選で比例単独での立候補を目指していましたが、今回、名簿に入らず、出馬しないことになりました。

サガテレビ

2490OS5:2024/10/15(火) 23:43:20
https://www.komei.or.jp/komeinews/p373524/

2024年10月14日
公明危うし 爆発的拡大を
衆院選 あす公示、27日(日)投票


国重とおる 前  ■国重徹
大阪5区
公明前職・国重とおる(自民推薦)は公示直前に立憲が出馬を取りやめたことで、情勢が激変。旧民主出身の維新新は立憲支持層の大半を取り込むとともに、無党派層へも圧倒的に浸透する。大きく先行される国重は保守、無党派層への浸透が遅れており、“落選の危機”。
大阪市(東淀川区、淀川区、西淀川区、此花区)

佐藤しげき 前  ■佐藤茂樹
大阪3区
公明前職・佐藤しげき(自民推薦)と、維新新による事実上の一騎打ち。維新は分厚い支持層をほぼ固めた上、無党派層への浸透でも大きく進み先行。佐藤は保守層の一部が維新に流れ、無党派層でも浸透が遅れ苦戦。猛烈に追い上げるものの、いまだ届いていない。

いさ進一 前   ■伊佐進一
大阪6区
公明前職・いさ進一(自民推薦)が維新新と激しく競り合う。維新は支持層をほぼ固め、保守、無党派層にも浸透しリード。いさは無党派層へ急速に支持を広げ猛追するが、男性への浸透で大きく離され圏外に。このままでは危機的状況から抜け出すことができない。
大阪市(旭区、鶴見区)、守口市、門真市

山本かなえ 新  ■山本香苗
大阪16区
公明新人・山本かなえ(自民推薦)と維新新、立憲前が三つ巴で争う。維新新は根強い支持基盤を固め無党派層にも浸透。立憲前は共産支持層など政権批判層も取り込み抜け出す勢い。山本は保守、無党派層への支持拡大が遅れ、劣勢。混戦から抜け出せず、窮地に立たされている。
堺市(堺区、東区、北区)

いなつ久 前   ■稲津久
北海道10区
公明前職の、いなつ久(自民、新党大地推薦)と立憲前の一騎打ち。立憲が野党支持層を固めつつ、無党派層も取り込み、いなつを大きく引き離す。この窮地を打破し逆転勝利するには、勢いを増して全人脈に当たり切り、保守層、無党派層に猛烈に食い込む執念の支持拡大が急務。
空知総合振興局、留萌振興局管内
北海道10区の詳細
夕張市、岩見沢市、留萌市、美唄市、芦別市、赤平市、三笠市、滝川市、砂川市、歌志内市、深川市、南幌町、奈井江町、上砂川町、由仁町、長沼町、栗山町、月形町、浦臼町、新十津川町、妹背牛町、秩父別町、雨竜町、北竜町、沼田町、増毛町、小平町、苫前町、羽幌町、初山別村、遠別町、天塩町

犬かい明佳 新  ■犬飼明佳
愛知16区
公明新人の犬かい明佳(自民推薦)と立憲元による事実上の一騎打ち。立憲は無党派層に大きく浸透、解散直後に立候補を取り下げた維新の支持層も取り込み、勢いを増す。犬かいは保守層への食い込みが弱く、無党派層への浸透で大幅に離され、横一線の状態。立憲の勢いを上回る猛拡大を。
犬山市、江南市、小牧市、北名古屋市、豊山町、大口町、扶桑町

石井啓一 前  
埼玉14区
小選挙区の議席に公明前職の石井啓一(自民推薦)が初挑戦。ここにきて立憲支持層を取り込んだ国民前が急浮上したことで、情勢は緊迫。石井は保守層、無党派層への広がりを欠く。態度未決定者が多く、情勢はさらに厳しさを増す可能性がある。今こそ徹底した“攻め”の拡大が不可欠。
草加市、八潮市、三郷市

2491OS5:2024/10/15(火) 23:43:31

岡本みつなり 前  ■岡本三成
東京29区
公明前職の岡本みつなり(自民推薦)と立憲元の事実上の一騎打ち。立憲元は政権批判の受け皿となり、無党派層へ支持を拡大。新しい選挙区で実質“新人”の岡本は名前の浸透が遅れている。自民支持層を含め、多くの有権者は“投票先が未定”。全人脈に総当たりする猛拡大が急務だ。
荒川区全域、足立区西部
東京29区の詳細
【荒川区】全域
【足立区】伊興1〜5丁目、伊興本町1〜2丁目、入谷1〜9丁目、入谷町、扇1〜3丁目、興野1〜2丁目、小台1〜2丁目、加賀1〜2丁目、栗原3〜4丁目、江北1〜7丁目、古千谷1〜2丁目、古千谷本町1〜4丁目、皿沼1〜3丁目、鹿浜1〜8丁目、新田1〜3丁目、椿1〜2丁目、舎人1〜6丁目、舎人公園、舎人町、西新井1〜7丁目、西新井栄町3丁目、西新井本町1〜5丁目、西伊興1〜4丁目、西伊興町、西竹の塚1〜2丁目、東伊興1〜4丁目、堀之内1〜2丁目、宮城1〜2丁目、本木1〜2丁目、本木東町、本木西町、本木南町、本木北町、谷在家1〜3丁目


赤羽かずよし 前  ■赤羽一嘉
兵庫2区
公明前職・赤羽かずよし(自民推薦)が維新新、立憲新と3者で競り合う。維新は支持層を固め、無党派層へ拡大を図る。立憲は無党派層への浸透でリード。赤羽は保守層の取り込みが、前回よりも遅れており苦戦。態度未定が多く、情勢がさらに厳しさを増すこともあり得る。
神戸市(兵庫区、北区、長田区)、西宮市(塩瀬、山口の両支所管内)
兵庫2区の詳細
神戸市(兵庫区、北区、長田区)、西宮市【塩瀬支所管内】青葉台1〜2丁目、清瀬台、国見台1〜6丁目、塩瀬町名塩、塩瀬町生瀬、名塩1〜3丁目、名塩赤坂、名塩ガーデン、名塩木之元、名塩さくら台1〜4丁目、名塩山荘、名塩新町、名塩茶園町、名塩東久保、名塩平成台、名塩南台1〜4丁目、名塩美山、生瀬高台、生瀬町1〜2丁目、生瀬東町、生瀬武庫川町、花の峯、東山台1〜5丁目、宝生ケ丘1〜2丁目、【山口支所管内】北六甲台1〜5丁目、すみれ台1〜3丁目、山口町上山口、山口町上山口1〜4丁目、山口町金仙寺、山口町金仙寺1〜3丁目、山口町香花園、山口町下山口、山口町下山口1〜5丁目、山口町中野、山口町中野1〜3丁目、山口町名来、山口町名来1〜2丁目、山口町阪神流通センター1〜3丁目、山口町船坂

中野ひろまさ 前  ■中野洋昌
兵庫8区
公明前職・中野ひろまさ(自民推薦)と維新新、共産新が三つ巴の展開。知名度のある参院議員から女性県議へ候補を差し替えた維新は、依然として強い支持を維持している。中野は保守層への浸透が遅れており、し烈な攻防に。態度未定が多いことから情勢が急変する可能性も。
尼崎市


斉藤てつお 前  ■斉藤鉄夫
広島3区
公明前職の斉藤てつお(自民推薦)は立憲新と事実上の一騎打ち。立憲は政権批判の受け皿として無党派層で急伸。斉藤は保守層への浸透が前回より遅れている。無党派層でも離され、激戦に。態度未定の有権者も多く、情勢急変の可能性も。勝利には全人脈への爆発的な拡大が不可欠だ。
広島市(安佐南区、安佐北区、安芸区)、安芸高田市、安芸太田町、北広島町

2492OS5:2024/10/15(火) 23:46:12

https://www.sankei.com/article/20241014-7KBTU5Y5NNN3LMVVMCOPBDONZU/?outputType=theme_election2024

衆院選 自民党の比例名簿一覧を元に追記
重複は記載除外


○数字は比例上位での当選回数

【北海道】
①伊東良孝(前)北海道7区 鈴木貴子と調整 73歳超え
⑫渡辺孝一(前)公明調整北海道10区④
⑬三輪綾子
⑭相馬亜紀
⑮久保潤

【東北】
①江渡聡徳(前)青森県:コスタリカ(青森1 前回は津島淳)①
②森下千里  宮城県:減員区宮城旧5区
⑯伊藤聡
⑰藤田誠
⑱小林文紀  福島県:県連女性局長
⑲佐々木飛鳥 岩手県:県連職員


【北関東】
㉖小倉悠里
㉗西條昌良  茨城県:10〜県議選(神栖)当選⇨22落選
㉘原和隆   群馬県:11.15県議選(伊勢原市)当選 19」出馬せず
㉙須賀敬史  埼玉県:11〜県議選(蕨市)当選⇨23蕨市長選落選
㉚浅井昌志  埼玉県:18〜草加市長選当選⇨22落選
㉛友田雅明  埼玉県:元坂出市議
㉜増田勝   栃木県:県連職員
㉝下田彰一  群馬県:県連職員
㉞冨山ひで子
㉟山崎大二郎 栃木県:県連職員
㊱小菅亜希子 栃木県:県連職員


【南関東】
㉘森田鉄平
㉙梅崎瑞希
㉚吉沢直美  神奈川:元川崎市議
㉛文月涼   21年比例下位

【東京】
㉓畦元将吾(前)中国比例下位
㉔広田千晶
㉕江成道子
㉖松野未佳 松野頼久元衆院議員の次女
㉗岩崎比菜
㉘内村大地
㉙小嶋友香里

【北陸信越】
①国定勇人(前) 減員区新潟旧4区
⑫古井康介
⑬下神納木加枝
⑭遠藤奈央子
⑮松崎晃治  福井県:08〜小浜市長選無投票当選⇨24小松市長選落選
⑯佐藤俊
⑰今洋佑
⑱滝沢圭隆  長野県:県連職員
⑲工藤昌克  富山県:県連職員

【東海】
㉗山本左近(前) 比例下位当選(愛知県連所属)
㉘井沢京子(元) 05京都6比例復活⇨09落選(小泉チルドレン)24目黒区議選(補欠選)落選
㉙三沢宏明
㉚伊藤智史  三重県:県連職員
㉛松本忠真  静岡県:県連職員
㉜設楽真理子 岐阜県:県連職員
㉝杉山康弘  静岡県:県連職員
㉞世古万美子 三重県:県連職員
㉟岩佐里沙  岐阜県:県連職員

【近畿】
①小寺裕雄(前) 滋賀県:減員区滋賀旧4区
②石田真敏(前) 和歌山県:減員区和歌山旧2区
㉞笠原真吾  滋賀県:25年参議院選公募選ばれず
㉟樋口清士  奈良県:19県議選(生駒市)当選⇨23落選
㊱原岡恵利子 兵庫県:県連女性局長
㊲吉田起代子
㊳土井正親

【中国】
①新谷正義(前)  減員区広島旧4区
②平沼正二郎(前) 減員区岡山旧3区
③石橋林太郎(前) 公明調整広島3区①
④吉田真次(前) 減員区山口旧4区
⑰虎井佐恵子 看護
⑱大沼瑞穂  13参院山形当選⇨19落選
⑲鶴田亮介

【四国】
①村上誠一郎(前) 愛媛県:減員区愛媛旧2区
⑩山本有二(前) 高知2区 尾﨑正直との調整 1️①
⑪西内健    高知県:03〜県議選当選⇨23参院補欠選(徳島高知)落選
⑫増富義明   徳島県:19補欠選当選(吉野川市)23年出馬せず
⑬大石美智子  徳島県:元鳴門市議
⑭古川康造   香川県

【九州】
①阿部俊子(前) 減員区岡山旧3区
㉘薬師寺道代   13参院愛知みんな当選⇨19参院出馬せず 19年2月愛知2区自民支部長に選ばれるも21衆院選出馬せず
㉙河野正美(元) 福岡県:12〜福岡4維新比例復活⇨17落選 21自民比例下位落選
㉚島田智哉子  04参院埼玉民主当選⇨10落選 23福岡10公募落選




公認されなかった議員
【不記載議員】
上杉謙太郎 減員区(福島旧3区)⇨福島3区無所属出馬へ
尾身朝子  群馬1   中曽根康隆との調整
杉田水脈  中国比例下位

【高齢引退】
今村雅弘  減員区(佐賀旧2区)②
奥野信亮  減員区(奈良旧3区)②

【その他】
(鷲尾英一郎 新潟4区無所属出馬)
柳本顕   大阪3区①
森由起子  比例下位・繰り上げ当選 本人意向

2493OS5:2024/10/15(火) 23:47:03

https://www.sankei.com/article/20241014-ARW2NUVK7RIOPBFOYHVDYNZ7FQ/?outputType=theme_election2024

衆院選 立憲民主党の比例名簿一覧を元に追記
重複(優遇は記載)は記載除外

【北海道】
①池田真紀(元)☆ 北海道5区重複優遇
①篠田奈保子☆ 北海道7区重複優遇
⑫石川知裕(元) 北海道12区 知事選落選ほか
⑬石川秀行
⑭鈴木敦子 党道連職員
⑮田島央一 元道議 19市議選(札幌市北区)当選23落選ほか

【東北】
①馬場雄基(前) 減員区:福島旧3区
⑳伊藤勢至 岩手県:元県議(宮古市 2023出馬せず)自由党系
㉑岸田清実 宮城県:元県議(太白区 2023出馬せず)19社民で当選

【北関東】
㉓若林幸子 栃木県:元北塩原村議
㉔木村誠
㉕渡会光恵

【南関東】
㉚金子健一(元)千葉:09年11区比例復活⇨12年落選(未来)21比例下位落選 ほか
㉛今野典人 神奈川:元横浜市議
㉜為谷義隆 神奈川:元県議 19当選(鶴見区)⇨23落選

【東京】
㉒北出美翔 12未来北海道8区落選 21比例下位落選 ほか
㉓岩永久佳 元多摩市議
㉔本多平直(元) 北海道4区 21年議員辞職 
㉕川島智太郎(元) 05年東京9区比例復活 以降比例下位の常連

【北陸信越】
⑰武居博明 長野府:元塩尻市議 長野4区出馬予定⇨比例単独

【東海】
㉕堀誠   鹿児島:県連職員
㉖滝本剛  三重県:県連職員
㉗太田真平 静岡県:県連職員

【近畿】
㉔西川弘城 大阪府:元府議 5区出馬予定⇨比例単独
㉕石田京子
㉖永江一之 兵庫県:県連職員
㉗横田昌三

【中国】
⑮山本誉  島根県:元県議 21衆院選2区落選 23県議選落選(江津市)
⑯加藤寿彦 山口県:元県議 21衆院選比例下位落選

【四国】
⑧渡部昭  愛媛県:元松山市議

【九州】
⑳清藤啓
㉑福松節生 鹿児島県:県連職員

2494OS5:2024/10/15(火) 23:48:48

◯埼玉
10区 東松山市、坂戸市、鶴ヶ島市など
山口晋   41 自 前《1》(元)衆院議員秘書
坂本祐之輔 69 立 前《3》(元)東松山市長
■出馬取り下げ>>2466石塚節子  79 共 新 (元)鶴ヶ島市議

◯愛知
5区 名古屋市中村・中川区、清須市
神田憲次 61 自 前《4》(元)財務副大臣 ■>>1426金銭問題 ■重複なし(金銭問題?)
西川厚志 55 立 新 (元)県議
岬麻紀  55 維 前《1》(元)キャスター
江上博之 69 共 新 党県常任委員
田中克和 40 諸 新 名古屋市長秘書 ■日本保守党
 ■岡本康宏(自民)出馬断念>>2309

◯大阪
2区 大阪市阿倍野・生野区など
左藤章  73 自 元《5》(元)防衛副大臣 ■重複なし(自民73歳定年制)
守島正  43 維 前《1》(元)大阪市議  ■重複なし(維新大阪)
小川陽太 47 共 新 (元)大阪市議
藤田美季 58 参 新 そろばん講師
堀内孝雄 72 無 新 (元)コンビニ経営

2495OS5:2024/10/16(水) 00:01:58
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024101200932
衆院長野1区・公示前情勢 篠原孝氏を若林健太氏が追走 若狭清史氏続く 
2024/10/13 06:30
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024101200934
衆院長野2区・公示前情勢 下条みつ氏先行、務台俊介氏・手塚大輔氏が追う
2024/10/13 06:31
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024101200935
衆院長野3区・公示前情勢 井出庸生氏と神津健氏、競り合う
2024/10/13 06:32
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024101200936
衆院長野4区・公示前情勢 後藤茂之氏リード、武居博明氏・武田良介氏追う
2024/10/13 06:34
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024101200937
衆院長野5区・公示前情勢 競る宮下一郎氏と福田淳太氏、追う後藤荘一氏
2024/10/13 06:35

2496OS5:2024/10/16(水) 00:06:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/e025f212b73bb74a417dceefcefaf221aa7c2340
野党、8割超で競合 239選挙区、一騎打ち47 「裏金区」でも乱立【24衆院選】
10/15(火) 20:31配信
時事通信
 今回の衆院選の全289小選挙区のうち、立憲民主、日本維新の会、共産など主な野党6党は全体の8割超の239選挙区で競合した。

 与党(保守系無所属を含む)と野党(無所属を除く)による「一騎打ち」は47選挙区にとどまる。自民党派閥の裏金事件に関係した候補は45人(衆院解散前に議員辞職した元職を含めると46人)が出馬した。野党同士の「つぶし合い」になれば与党を利する可能性もありそうだ。

 2021年の前回衆院選では立民、共産など野党5党が213選挙区で候補を一本化し、142選挙区で事実上の一騎打ちとなった。ただ、野党勝利は3割弱にとどまり、共闘効果は限定的だった。

 今回は、立民の野田佳彦代表が安全保障法制の即時見直しを否定したことに共産が反発して擁立を加速。共産は公示直前に長野3区、福岡5区など一部で候補を取り下げたものの、立共連携の動きは広がらなかった。

 野党競合区で「野党2党」が争う選挙区のうち、立民・維新が35、立民・共産が59、維新・共産が28、共産・国民民主党が10でぶつかる。立民と国民の競合はなかった。

 立民、維新、共産の三つどもえは71。立民、維新、共産、国民の4党乱立は8だった。

 一方、茨城7区では、立民前職の中村喜四郎元建設相の長男が無所属で出馬。野党各党は擁立を見送った。

 自民は裏金事件の「けじめ」として政治資金収支報告書に不記載があった12人の非公認を決定し、旧安倍派の萩生田光一氏(東京24区)、西村康稔氏(兵庫9区)ら9人が無所属で出馬した。34人は公認を得たが、比例代表との重複立候補は認められなかった。

 公明は「裏金候補」のうち35人を推薦。西村氏ら自民非公認の2人も含まれる。維新との「すみ分け」が崩れた大阪府・兵庫県の6選挙区で全面対決を強いられており、自民の支援に期待する。

 裏金候補に対し、野党が競合するのは39選挙区。特に旧安倍派幹部の地元で乱立した。萩生田氏に立民、維新、国民が挑み、西村氏とは立民、維新、共産が戦う。

 裏金事件を受けて自民を離党した世耕弘成前参院幹事長は和歌山2区に無所属として出馬。自民は二階俊博元幹事長の地盤を受け継いだ三男伸康氏を公認し、保守分裂となる。

2497OS5:2024/10/16(水) 00:10:34
https://www.asahi.com/articles/ASSBF2RVMSBFPXLB00MM.html
「負ければ終了」保守分裂はゾウとアリの戦いなのか 衆院和歌山2区
有料記事

松永和彦 大野博 菊地洋行 勝部真一2024年10月14日 12時00分

和歌山2区の立候補予定者が登壇する集会で「がんばろう」と声を合わせる支援者ら=和歌山県南部、勝部真一撮影
 15日公示の衆院選で、注目される選挙区の一つが和歌山2区だ。

 自民党公認で立候補を予定するのは二階伸康氏(46)。父は、党派閥の裏金問題を受けて引退した二階俊博・元幹事長で、その地盤を継ぐ。そこに、裏金問題で離党勧告を受けた世耕弘成・前参院幹事長(61)が、参院からの「くら替え」となる無所属での立候補を表明した。

 立憲民主党の新古祐子氏(52)、共産党の楠本文郎氏(70)、諸派の高橋秀彰氏(42)を交えて、新顔の5氏が立つ見込みの混戦だ。

 「保守分裂」の和歌山2区のあしもとで起きていた動きを、取材した。

二階氏三男と世耕氏ぶつかる和歌山2区、野党「政治不信の激震地」
 自民党幹部らが5月、裏金問題を受けて和歌山市を訪れ、「政治刷新車座対話」を開いた。その時、当時は総務会長だった森山裕幹事長は、記者団にこう語っている。

 「刺客を立てることが本当にいいのか。世耕さんは若いし、将来のある方。県連のご判断にゆだねるしかないが、賢明なご判断をお願いしたい」

 話したのは、近づく衆院選のことではなく、来年の参院選についてだ。

 森山氏は2005年に郵政民営化法案に反対して離党勧告を受け、直後の衆院選で党公認の対立候補(刺客)を立てられた。

 自らの経験を踏まえ、離党した世耕氏が「次の参院選に出る場合は」、党は刺客を立てるべきではないという発言。表向きは世耕氏を擁護するかのようだ。

 だが、今回の衆院選で二階氏を熱心に推す首長の一人は、断言する。

 「あの発言を額面通り受け取った人は、和歌山の政治のプロの中には誰一人いませんよ」

 この時すでに、世耕氏が衆院選の2区にくら替えで立候補するのではとの臆測は飛び交っていた。この首長は続ける。

 「世耕さんがおとなしく参院で6選をめざすなら、将来的に復党の道もある。でも無所属で衆院選に出たら、仮に当選してももう自民党には戻れない。森山さんはこうクギを刺したに違いない」

政治生命かかる戦い
 世耕氏は、衆院選に向けて着々と準備を進めていたようだ。

2498OS5:2024/10/16(水) 00:12:05
https://www.asahi.com/articles/ASSBH3S2CSBHTIPE01LM.html?iref=pc_snk_shuinsen_news_list_n
14選狙う自民か、前回惜敗の立憲か、前知事次男か 大分2区は混戦
大下美倫2024年10月15日 20時55分
 大分2区は、立憲民主党前職の吉川元氏(58)、前大分県知事の次男で無所属新顔の広瀬建氏(50)、14選を狙う自民党前職の衛藤征士郎氏(83)の三つどもえとなった。

 安倍派の衛藤氏は、1070万円の政治資金収支報告書不記載で党役職停止処分(4日付で処分終了)を受けた立場。同県臼杵市内での出陣式では裏金問題を謝罪し「北風の中を全力で走り抜ける」と語りつつ、「高齢者のみなさんの過去、現在、未来を共有できる」と訴えた。

 吉川氏は唯一の野党候補として衛藤氏と5回目の対決となった。前回は654票差まで迫り、今回は悲願の選挙区当選を狙う。臼杵市で開かれた出陣式では、自民の裏金問題について「政治への信頼は地に落ちた」と指摘。最低賃金や年金の引き上げなどを訴えた。

 前回の一騎打ちの構図に割って入ったのが広瀬氏だ。自民県連に公認申請を求めたが、無所属で挑む。同県日田市での出陣式では、政治とカネの問題を挙げ、「民主主義の根幹が揺るがされている」。広瀬勝貞・前知事も出席し、「誰に投票したと聞かれて、恥ずかしくない選択を」と訴えた。(大下美倫)

2499OS5:2024/10/16(水) 00:13:08
https://www.asahi.com/articles/ASSBH0STLSBHOXIE018M.html?iref=pc_snk_shuinsen_news_list_n
混戦の東京1区、衆院選に8人が立候補 街頭で政治改革をアピール


2024年10月15日 13時00分

候補者の演説を聞く有権者ら=2024年10月15日午前10時4分、東京都内、上田幸一撮影


 衆院選が15日に公示され、候補者はさっそく街頭に立ち、有権者に支持を呼びかけた。「政治とカネ」をめぐる問題や政党間の連携のひずみが反映され、選挙の枠組みにも変化が生じるなか、12日間の選挙戦が始まった。

 首都の中心部を抱える東京1区(東京都千代田区、新宿区)には主要政党が候補者を擁立し、混戦となる見通しだ。

 自民党前職の山田美樹氏(50)は新宿区の事務所前で第一声に臨んだ。過去4回はいずれも接戦だったが、裏金問題を受けて今回は比例区での重複立候補が認められず、選挙区はいっそう負けられない戦いになった。派閥の裏金問題をふまえ、「身を正し、政治不信は起こさない覚悟」「自民党の改革の先頭に立つ」などと訴えた。

 対する立憲民主党は裏金問題を追及し、自民党への批判票を取り込みたい考えだ。東京1区を地盤とする前職の海江田万里氏(75)は衆院議員を8期務めたベテランだが、前回衆院選は選挙区で山田氏に敗れていた。雪辱を期す今回は「首相が変わっても、自民党には問題を解決する気がない。政治を変えるには政権交代が必要だ」と攻勢を強める。

 日本維新の会は前回に続いて候補者を擁立。政調会長の音喜多駿氏(41)が参院議員からくら替えして立候補する力の入れようで、党の地盤の関西だけでなく、東京での足場を固めたい考えだ。音喜多氏はJR高田馬場駅前(新宿区)での第一声で改革姿勢をアピールし、「現役世代を苦しめてきた先送りの政治を打破したい」と訴えた。

 共産党は過去2回、野党共闘を優先して東京1区での候補者擁立を控えてきたが、共産との連立政権に否定的な野田佳彦氏が立憲の代表に就いたことで「共闘の基盤が失われた」(党都委員会幹部)と態度を硬化。立候補した新顔の中野顕氏(60)も高田馬場駅前でマイクを握り、「自公では裏金問題にけじめをつけられない。国民の力で変わる政治を実現しよう」と呼びかけた。

 参政党は新顔の桜井祥子氏(40)を擁立し、減税と積極財政による景気回復を訴える。ほかに15日朝の時点で、いずれも新顔の新藤伸夫氏(75)、新垣宏氏(80)、佐藤沙織里氏(35)が立候補を届け出た。

2500OS5:2024/10/16(水) 00:14:05
https://www.asahi.com/articles/ASSBH1QYLSBHOXIE011M.html?iref=pc_snk_shuinsen_news_list_n
「厳しい」「必ず逆転」 維新・公明対決の大阪6区 党勢も左右
2024年10月15日 14時59分


 衆院選が15日に公示され、各地で激しい選挙戦が展開されている。大阪6区(大阪市旭区、鶴見区、守口市、門真市)では、日本維新の会が公認候補を擁立し、これまで議席を守ってきた公明党と初対決する。

 維新新顔の西田薫氏(57)は15日午前、守口市内の選挙事務所で、公明の候補を念頭に「非常に厳しい状況だが、正々堂々、こういう日本をつくっていくと訴えて戦い抜きたい」と述べた。

 一方、公明前職の伊佐進一氏(49)は同市の選挙事務所で支援者を前に、大阪での維新の強さを認めつつ、「地域を回り、打てる手はすべて打ってきた。必ず逆転してみせる」と強調した。

 大阪6区を含む関西6小選挙区で維新と公明は今回、初めて議席を争うことになった。これまで維新は看板政策の大阪都構想の実現に向けて協力を得る見返りに公明が議席を持つ大阪、兵庫の計6小選挙区への候補擁立を避けてきた。

 ところが、昨春の統一地方選で維新が大阪府と大阪市の両議会で過半数の議席を初めて獲得。都構想での公明の協力は不要となり、対抗馬を立てる方針に転じた。

 大阪を本拠地として勢力を拡大させてきた維新にとって、今回の選挙は府内全小選挙区に候補者を擁立して臨む初めての衆院選となる。

 大阪で築いた強固な地盤が力の源泉となってきただけに、選挙の結果次第では今後の党の行方をも左右しかねない。直前に候補者が決まった大阪9区を除く府内18小選挙区で比例重複を見送り、「背水の陣」(藤田文武幹事長)で臨む構えだ。

 一方、「常勝関西」と誇ってきた公明にとって大阪は「発祥の地」とも言え、議席死守を目指す。小選挙区で擁立した11人のうち大阪と兵庫で6人を占め、関西での勝敗の行方が党の趨勢(すうせい)を分けそうだ。

 大阪6区では立憲民主党新顔の福留陽子氏(55)も立ち、「子育て支援で不足しているところを丁寧に訴える」などと主張。共産党新顔の渡司考一氏(72)は「自民党には解決能力がない。つける薬がない」と訴えた。参政党新顔の月足舞子氏(33)は「今の政治家に任せていては日本はよくならない」としている。

2501OS5:2024/10/16(水) 00:15:26
https://www.asahi.com/articles/ASSBH3HWJSBHPJLB00XM.html?iref=pc_snk_shuinsen_news_list_n
裏金問題で非公認 保守は分裂、野党は共闘ならず 混戦の福井2区
2024年10月15日 21時00分

福井2区の候補者の訴えを聞く有権者ら=2024年10月15日午前、福井県内、永井啓子撮影
写真・図版写真・図版写真・図版写真・図版写真・図版

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 衆院選が15日、公示された。前職の高木毅氏(68)が裏金問題で自民党から処分を受け、非公認になった福井2区。保守は分裂、野党からも3人が立候補し、混戦模様だ。

 「初心に帰って一から出直したい」。高木氏は15日の出陣式で、政治資金収支報告書の不記載を改めて謝罪した。式の参加者数は「前回の700人から400人くらいに」(陣営幹部)減ったという。公明の推薦もないが、公明の県本部幹部は出陣式に姿を見せ、高木氏は「自公連立政権の安定が必要だ。比例は自民か公明党と書いて」とアピールした。

 高木氏非公認の方針が示された直後、「保守系の受け皿に」と立候補を表明したのが無所属元職の山本拓氏(72)。第一声では「長い政治経験がある」と衆院議員を8期務めた実績を強調した。

 保守分裂の様相に野党から「チャンス」という声も上がるが、野党も共闘はならなかった。

 立憲新顔の辻英之氏(54)は「弱い立場の人に冷たい政治が続いている」と訴えた。前回立憲公認で敗れた元職の斉木武志氏(50)は維新公認で立候補。「大阪与党と話ができる政治家」を掲げ、北陸新幹線延伸の迅速化を訴えた。共産新顔の小柳茂臣氏(70)は自民の裏金問題を批判。「お金でゆがめる政治をなくす」と力を込めた。

2502OS5:2024/10/16(水) 00:16:40
https://www.asahi.com/articles/ASSBH2DV9SBHPIHB007M.html?iref=pc_snk_shuinsen_news_list_n
党員資格停止の無所属前職に野党新顔3人が挑む 兵庫9区の第一声
2024年10月15日 19時05分

 衆院選が公示された15日、自民党派閥の裏金問題で1年の党員資格の停止処分を受けた無所属前職が立候補し、全国的に注目を集める兵庫9区では、計4人が立候補した。

橋本慧悟 35 立新  〈元〉兵庫県議
高田良信 78 共新  党地区常任委員
加古貴一郎 61 維新  〈元〉国交省職員
西村康稔 62 無前⑦ 〈元〉経産相

候補者4人の訴え
 立憲新顔の橋本慧悟氏は明石市内の選挙事務所横で第一声。「政治とカネ」問題や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題に触れ、「今ここで政治を変えないと、子や孫の世代に信頼ある社会、政治を残すことはできない」などと国政の刷新を訴えた。

 共産新顔の高田良信氏は明石市内の党事務所前で第一声。自民党の裏金事件の発端は共産党議員団の奮闘によると力を込め、「大企業の方ばかり向いて有権者を後ろに回す政治、つめたい政治をやめさせるチャンスだ」と支持を求めた。

 維新新顔の加古貴一郎氏は明石市のJR明石駅前でマイクを握り、「平等にチャレンジできる日本をつくる」と強調。国土交通省で働いた経験を生かして「明石・淡路から備前・讃岐・阿波。播磨灘を拠点に都市圏をつくる」と主張した。

 無所属前職の西村康稔氏も明石駅前で第一声。「政治資金の還付はあったが、記載し裏金ではない」としたうえで「不信を招きおわびする」。「経済を立て直す。全ての人に安心を届ける。憲法改正、食料、エネルギーと総合安全保障を実現する」と訴えた。

2503OS5:2024/10/16(水) 00:31:21
■高齢議員(1954年以前生まれ)
193902二階俊博13 ●引退●
194009麻生太郎14
194104衛藤征士郎13 保守分裂見込(広瀬建  広瀬勝貞元知事の次男)
194309江崎鉄磨8 ●引退●

194401額賀福志郎13 
194403奥野信亮6 ●引退●

194504森山裕7 【幹事長】
194509平沢勝栄9

194608大西英男4 ●引退●

194701林幹雄10 ●引退●
194701今村雅弘9  ●引退●
194708八木哲也4 20年引退の意向(選挙弱い)⇨24年出馬 
   https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1512569557/2192

194802渡海紀三朗10
194808吉野正芳8   ●引退●
194901田中和徳9
194808平口洋5
194808森英介11
194811伊東良孝5 【大臣】次回比例転出(鈴木貴子が北海道7区出馬)
194812菅義偉9 【副総裁】
194908甘利明13選挙弱い(21年比例復活)
194910金田勝年5  ●引退●
194912桜田義孝8  ●引退●
195001遠藤利明9
195002山口俊一11
195202塩谷立10  ●引退●

195009小島敏文4選挙弱い(一度も小選挙区で勝ってない)
195008渡辺博道8
195011坂本哲志7【国対委員長】
195103根本匠9  ●引退●
===24年8月時点73歳ライン==========
195201谷公一7
195202土屋品子8
195204石田真敏8 次回から比例単独(減員)
195205村上誠一郎12 【大臣】 次回から比例単独(減員)
195205山本有二11  ●比例下位●
195206佐藤勉9
195209小泉龍司7
===任期満了25年10月時点73歳ライン==========
195211古屋圭司11
195303上川陽子7
195304鈴木俊一10 【大臣】
195305伊藤信太郎7
195405下村博文9
195311船田元13
195312永岡桂子6 選挙弱い(21年初めて小選挙区当選)
195312盛山正仁5 選挙弱い(21年比例復活)
195401田所嘉徳4
195406逢沢一郎12
195410山口壯7
195408西銘恒三郎6

■55年以降生まれで当選回数10回以上
195510茂木敏充10
195510浜田靖一10
195702石破茂12
195707岸田文雄10
195710中谷元 11
196009野田聖子10


■立憲民主党当選回数が8回以上
194205小沢一郎18回
194610菅直人14回  ●引退●
194804阿部知子8回
194902海江田万里8回
194904中村喜四郎15回  ●引退●
195006中川正春9回  ●引退●
195307岡田克也11回
195612大島敦8回
195805近藤昭一9回
195907原口一博9回
196006長妻昭8回
196112渡辺周9回
196201安住淳9回
196201山井和則8回
196405玄葉光一郎10回
196405枝野幸男10回
197407泉健太8回

2504OS5:2024/10/16(水) 00:35:37
https://www.sankei.com/article/20241015-QU2TIVMW5ZNODKIWHGD7TGGZEE/?outputType=theme_election2024
衆院くら替え出馬で参院議員7人が自動失職 選挙区4人欠員も補選は行わず
2024/10/15 19:54

衆院選に立候補した与野党の参院議員7人が15日、公選法の規定により自動失職した。失職したのは、自民党の丸川珠代(東京)、公明党の山本香苗(比例)、日本維新の会の音喜多駿(東京)、東徹(大阪)、梅村聡(比例)、共産党の田村智子(比例)、自民を離党した無所属の世耕弘成(和歌山)の各氏。

選挙区選出の4人の欠員については、公選法の規定に基づき補欠選挙は行われず、来年夏の参院選まで空席となる。

比例代表に関しては、2019年と22年の比例名簿に従い、公明の高橋次郎、維新の山口和之、共産の大門実紀史の3氏が繰り上げ当選する見通しだ。

2505OS5:2024/10/16(水) 00:41:22


■(鞍替え)繰り上げになる
2019年比例
山本香苗 公明 ⇒大阪16区へ(北側一雄後継) 高橋次郎(公明新聞)が繰り上げ
2022年比例
田村智子 共産 ⇒東京比例へ 大門実紀史(元職)が繰り上げ
2019比例
梅村聡  維新 ⇒大阪5区へ 山口和之が繰り上げ

■補欠選にはならない
2019年東京選挙区
丸川珠代  自民⇒東京7区へ
音喜多駿  維新⇒東京1区へ
2019年大阪選挙区
 東徹   維新 ⇒大阪3区へ
2019年和歌山選挙区
世耕弘成  元自民⇨和歌山2区(保守分裂)


■鞍替え断念
2022年和歌山選挙区
鶴保庸介  自民⇒和歌山1区へ

2022年福岡選挙区
大家敏志  自民⇒福岡9区(保守分裂)




■その他 補欠選見込み
2022年岐阜選挙区
渡辺猛之  自民⇒岐阜県知事選(保守分裂)

■その他 補欠選なし見込み

2019年兵庫選挙区
清水貴之  維新⇒兵庫8区⇒兵庫知事選へ
2019年愛知選挙区
大塚耕平  国民⇒名古屋市長選へ 25年春→河村市長出馬24年冬

2019年神奈川選挙区
島村大   自民⇒死去

2506OS5:2024/10/16(水) 00:48:46
◯直前引退
福島2:根本匠⇨根本拓【世襲】
福島4:吉野正芳⇨坂本竜太郎 元県議
千葉8:桜田義孝⇨松本泉(弁護士)    桜田慎太郎市議は選ばれず
千葉10:林幹雄⇨小池正昭県議
東京6:越智隆雄(60)土屋美和都議
東京16:大西英男⇨大西洋平 都議選落選【世襲】
東京23:小倉将信・元こども相 (43歳 体調不良)⇨吉原修元都議
愛知10:江崎鉄磨元沖縄北方担当相(81)⇒若山慎司(江崎秘書)

2507OS5:2024/10/16(水) 01:05:32
>>1997 解散前衆参会派
>>2032-2033 野党競合区
>>2146-2147 不記載議員と処分一覧
>>2040>>2148 不記載議員の対抗馬
>>2242 解散前派閥構成
>>2429 保守分裂
>>2430 非公認12人
>>2492-2493 自民・立憲比例単独
>>2314-2340>>2428>>2435>>2494候補者一覧
>>2503 高齢議員
>>2505 鞍替え・補欠選予定
>>2506 直前引退

2508OS5:2024/10/16(水) 10:54:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3e34d56ac9d1c8770a843c17059b00dc6c1b63e
東京は本多平直氏、北海道に石川知裕氏…議員辞職の元職登載 立民が比例代表29人発表
10/13(日) 21:05配信

産経新聞
立憲民主党本部屋上の看板(春名中撮影)

立憲民主党は13日、衆院選(15日公示、27日投開票)について、本多平直、石川知裕両元衆院議員ら比例代表の候補者29人を発表した。いずれも比例単独での立候補で、名簿の下位に登載される予定。内訳は元職4人、新人25人。大阪5区から出馬予定だった西川弘城氏は近畿ブロックに回る。

【グラフィックでみる】衆院選、石破茂首相の勝敗ラインは?

本多氏は令和3年に党の部会で、性犯罪を厳罰化する刑法改正案を議論した際、性交同意年齢に関して「50代が14歳と恋愛し同意があった場合に罰せられるのはおかしい」などと発言。党が処分しようとした際に議員辞職した。

石川氏は衆院議員時代の平成22年、秘書を務めた小沢一郎衆院議員の資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で逮捕、起訴され、25年に議員辞職し、26年に有罪判決が確定した。今年3月には大腸がんを公表、政治活動に影響はないという。

大串博志選対委員長は今月13日、記者団に本多氏について、「3年前に党に悪影響を与えたことで、当時党員資格停止1年という処分をしようとしたときに自ら議員辞職した。仮に党員資格停止が行われたら、その期間が過ぎて2年がたっている。その後の身の処し方をみても、反省して活動を前に進めている」と語った。

石川氏についても「これまでの活動ぶりや、事件のときの説明責任、議員を辞めて責任を取ったことからすると、彼自身は乗り越えているのではないか」と述べ、「(いわゆる自民党の)裏金議員が全く説明せず、責任を果たしていないのとは全く違う」と強調した。

29人の候補者は次の通り。(「元」は元職。表記のない者は新人。敬称略)

【北海道】石川知裕(元)、石川秀行、鈴木敦子、田島央一【東北】伊藤勢至、岸田清実【北関東】若林幸子、木村誠、渡会光恵【南関東】金子健一(元)、今野典人、為谷義隆【東京】北出美翔、岩永久佳、本多平直(元)、川島智太郎(元)【北陸信越】武居博明【東海】堀誠、滝本剛、太田真平【近畿】西川弘城、石田京子、永江一之、横田昌三【中国】山本誉、加藤寿彦【四国】渡部昭【九州】清藤啓、福松節生

2509OS5:2024/10/16(水) 11:09:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/abd9c05040871cd8121cf6fa94d00667732f1d25
【愛知5区・候補者の第一声】“超短期決戦”の衆院選 東海3県は80人以上が立候補 投開票は10月27日
10/15(火) 20:29配信


中京テレビNEWS
愛知5区の候補者

超短期決戦となる衆議院議員選挙が15日、公示されました。東海3県の25選挙区には、これまでのところ、80人以上が立候補を届け出ていて、選挙戦が本格的にスタートしました。名古屋駅のある中村区を含む愛知5区には、5人が立候補しています。

前市長の特別秘書という経歴をもつ田中克和氏
前市長の特別秘書を務めた新人・田中克和氏

名古屋駅前で出陣式に向けて準備をするのは、日本保守党から出馬した田中克和(たなか・かつよし)さん。

すると、大勢の報道陣を引き連れて、河村前名古屋市長やってきました。

田中さんは6年半、前市長を特別秘書として支えてきた経歴の持ち主です。今回は自らが“庶民革命”を掲げます。

諸派(愛知5区) 新人 田中克和氏(40):
「日本保守党、河村たかしから受けた金にクリーンな政治を伝えていきたいと思っています。応援よろしくお願いします」

自身の知名度が勝負のカギ

ただ、河村前市長が去ると、囲んでいた報道陣も一斉にいなくなってしまいました。自身の知名度をどれだけ上げられるかが、勝負とカギとなるのでしょうか。

諸派(愛知5区) 新人 田中克和氏(40):
「政治と金の問題をしっかり訴えてまいりたい。しっかり減税して、市民の皆さまにお金をお返しして、忖度する政治をやめていこうと、しっかり訴えてまいりたい」

演説が終わると、自転車にまたがり次の目的地へ。“河村イズム”を胸に、初の衆院選に挑みます。

“逆風”が吹き荒れる中、決意を新たにした前職・神田憲次氏
粛々と選挙戦に挑む前職・神田憲次氏

言葉少なに粛々と選挙戦をスタートさせたのは、自民党5度目の当選を目指す前職の神田憲次(かんだ・けんじ)さん。

自身が代表を務める会社が繰り返し固定資産税を滞納していたことが発覚し、去年、財務副大臣を辞任しました。

自民党からの公認は得たものの、地元議員は他の候補者を推薦。“逆風”が吹き荒れるなか、今回の選挙に挑みます。

決意を新たにスタート

自民(愛知5区) 前職 神田憲次氏(61):
「物価の高騰、エネルギー問題、人口の問題。自民党に信頼を頂くような訴えを選挙戦で続けて、今一度経済大国日本、世界に誇れる日本をつくってまいりたい」

支援者が見守るなか、経済政策や安全保障へ力を入れると決意を新たにしました。

2510OS5:2024/10/16(水) 11:09:16

愛知5区で女性初の当選を果たした前職・岬麻紀氏
支援者と握手をする前職・岬麻紀氏

地元支援者となごやかにふれあうのは、日本維新の会から出馬したフリーアナウンサーの岬麻紀(みさき・まき)さん。

子ども2人をシングルマザーとして育ててきた自身の経験を生かし、教育の充実や人材育成などを柱に掲げています。

維新(愛知5区) 前職 岬麻紀氏(55):
「このままでいいのか日本国。国民一人一人が心豊かに安心して暮らせる地域、国をつくること。そのための制度を整えること。政治、医療、教育、この3本柱がしっかりしていれば日本は大丈夫です」

小選挙区での勝利を目指す

豊臣秀吉をまつる、中村区の豊国神社から選挙戦をスタート。前回は比例で当選し、愛知5区としては女性で初めての当選となりました。

今回は、小選挙区での勝利を目指します。

名古屋市職員を15年、市会議員は5度当選した新人・江上博之氏
“赤鳥居”の前で演説する新人・江上博之氏

同じ中村区で、シンボル“赤鳥居”の前で演説するのは…

共産(愛知5区) 新人 江上博之氏(69):
「政治資金パーティー券購入も含めて企業団体献金の禁止、そして税金で政党の活動を運営する、政党助成金の廃止に力を尽くしてまいります」

日本共産党の江上博之(えがみ・ひろゆき)さん。名古屋市職員を15年勤め、市会議員には5度当選。地元名古屋の街頭で積極的に活動を行ってきました。

名古屋の街頭で積極的に活動

共産(愛知5区) 新人 江上博之氏(69):
「いよいよ自民党政治を変える絶好のチャンスだと思っております。住民自治、団体自治ができる地方政治をつくるために、憲法に書かれているような地方自治実現に力を尽くしてまいりたい」

裏金問題を厳しく追及する姿勢を示した上で、物価高騰への対策や最低賃金1500円の実現についても訴えました。

赤松元衆議院議員の後継者として2度目の挑戦 新人・西川厚志氏
衆院選は2度目の挑戦となる新人・西川厚志氏

江上さんが去ったすぐ後、大鳥居の前に姿を現したのは、立憲民主党の西川厚志(にしかわ・あつし)さん。中川区で県議会議員に5期当選しています。

引退した、赤松元衆議院議員の後継者として、衆院選へは2度目の挑戦です。

立憲(愛知5区) 新人 西川厚志氏(55):
「とにかく頑張れ、今回が最後だと、当然僕も分かっていますけど、今回勝たなかったらいつ勝つんだというのは(赤松さんに)再三言われています」

支援者と笑顔で話す西川氏

政治資金の見直しや、物価高対策を掲げて当選を目指します。

立憲(愛知5区) 新人 西川厚志氏(55):
「いまこそがけじめをつけるときなんだと。いつどこでなんのためにいくら使っていたのか。不明という漢字二文字だけで通用してしまうというルール。これだけは許すことができません」

10月15日に公示された衆議院議員選挙は、10月27日(日)に投開票です。

2511OS5:2024/10/16(水) 11:11:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/754620b235348fbd619ea531bf0b94903e09f174
自公維は選挙戦初日に大阪に最大戦力 進次郎氏、山口氏、吉村氏…三者三様の皮肉と力説
10/15(火) 22:44配信
産経新聞
応援演説後に有権者らと握手する自民党の小泉進次郎選対委員長=15日午前11時34分、大阪市淀川区(鳥越瑞絵撮影)

衆院選が始まった15日、自民、公明両党と日本維新の会が全面対決する大阪の小選挙区で、各党幹部がてこ入れに奔走した。自民は小泉進次郎選対委員長、公明は山口那津男前代表、維新は吉村洋文共同代表(大阪府知事)が登場。3氏は各党で最大級の訴求力を持つ弁士といえ、「最大戦力」の投入により、選挙戦初日から舌戦はヒートアップした。

【写真】演説後に集まった人々とハイタッチを交わす公明党の山口那津男前代表

3氏が入れ替わりマイクを握った小選挙区が、大阪市北西部の大阪5区(此花・西淀川・淀川・東淀川区)だ。5区は公明前職と維新新人ら計5人が議席を争う。

淀川区で演説した小泉氏は「大阪で自民の小選挙区の国会議員(前職)はゼロだ」とした上で、派閥パーティー収入不記載事件による逆風を踏まえ「信頼がゼロになった自民がもう一回信頼を積み上げるには、大阪から始める以外ない」と強調した。

この日、小泉氏は大阪7、14区で自民候補を、3、5区で公明候補を応援した。自民の選対関係者は「自民の接戦区のてこ入れに加え、公明を応援する見返りに他の小選挙区で自民を応援してほしいということだ」と狙いを語る。

「なっちゃーん」。公明の山口氏はJR塚本駅前(淀川区)で演説に立ち、支持者から愛称で声援を受けた。5区をはじめ公明候補が出馬した府内4小選挙区を回り、維新批判を展開した。

先の通常国会における政治資金規正法の改正を巡り、衆院での賛成から一転、参院で反対に回った維新の対応を引き合いに、「党内で意見も一本化できない政党に政治を任せることはできない」と述べた。高齢者の医療費窓口負担について、維新が衆院選公約に掲げる「原則3割」への引き上げにも疑問を呈した。

山口氏が選挙戦初日から激戦の大阪に入ったのは、衆院小選挙区の「10増10減」も間接的に影響しているとみられる。これまで比例代表北関東ブロックで立候補していた石井啓一代表が新たな区割りとなった埼玉14区で出馬し、全国を遊説するのは難しいためだ。

「裏金議員を推薦した。政治とカネに一番クリーンだと言っていたはずが、残念だ」。維新の吉村氏はJR塚本駅前での演説で、公明の姿勢をこう皮肉った。ほかに維新と公明が対決する府内3小選挙区を回った。

吉村氏は少子化対策の財源として、社会保険料に上乗せして徴収する政府方針について「社会保険料が上がる。自分たちは裏金だ。腹が立ってしようがない」と述べた。

大阪での高校授業料の完全無償化といった実績を強調し「現役世代が頑張れる社会をつくらないといけない。ただ(維新は)国政でやる力はない。国会で大暴れするのは国会議員しかできない」と支持を呼び掛けた。

2512OS5:2024/10/16(水) 11:23:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4b0f339b67fda99e641ba8767c7d45d577f2e26
野田立民代表 裏金攻勢全国行脚 衆院選公示日いきなり大移動 第一声は“萩生田王国”八王子
10/16(水) 4:40配信
スポニチアネックス
八王子で第一声を行い、裏金議員を痛烈批判する野田佳彦氏(撮影・菊地一)

 第50回衆院選が15日公示され、27日の投開票に向けて12日間の選挙戦に入った。9党など1344人が立候補。全国289小選挙区と11ブロックの比例代表の計465議席を争う。自民党の派閥裏金事件を受けた「政治とカネ」への対応などが争点。立憲民主党の野田佳彦代表は東京都八王子市を皮切りに、旧安倍派幹部の“大物裏金議員”3人の地元に殴り込み。石破茂首相は福島県いわき市から選挙戦をスタートさせた。

 「なぜ第一声に東京24区を選択したのか。(対立候補が)裏金の額の多い議員で、その裏金議員を裏から支えてきた旧統一教会と結びつきが強い人だからです。もう裏、裏、裏!」

 JR八王子駅前でマイクを握った野田氏。“標的”は、裏金問題で自民党から非公認になった萩生田光一元政調会長。東京24区で6選を重ねる“大物”だが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係も繰り返し指摘されてきた。

 約20分にわたる訴えの大半を裏金問題に割いて「(不記載額は)上から3番目。政治資金として使ったと証明されなければ、修正申告をして納税するのが筋。所得税法違反をやっていた、脱税をやっていたということ」と強調。立民が擁立し、長年旧統一教会を追及してきた有田芳生氏の横でボルテージを上げた。

 第一声を終えると、車に飛び乗り羽田空港へ。空路で大阪・伊丹空港へ到着すると、車で兵庫9区に入った。“第2の標的”は西村康稔元経済産業相。こちらも裏金事件を受けて非公認だが、事件発覚当初から地元に張り付いている。JR明石駅前で「“裏金大物議員”に挑戦をする勇気ある候補者」と前兵庫県議の候補者をアピールした。

 “裏金選挙区”行脚の狙いは、自民を敬遠する浮動票の獲得。全勝した4月の衆院3補欠選挙の成功体験が背景にある。だが共同通信社の世論調査では、「何を重視して投票するか」との質問に対し「景気・雇用・物価高対策」が57・0%で、「政治とカネ」は14・4%。永田町では「裏金一本では、勢いに陰りが出かねない」との声も上がっている。

 兵庫を後にした野田氏は、大阪駅経由で福井2区へ。やはり非公認ながら、9期目を目指す高木毅元国対委員長の地元。日が落ちたJR敦賀駅前で、裏金議員への批判を展開した。

 「裏、裏、裏」の演説通り、まずは大物3人を攻撃。政権交代を掲げる野田氏にとっては、裏金議員をどこまで追い込められるかが鍵になる。

 ≪萩生田氏2時間後に演説 選挙カーの“自民”白塗り≫萩生田氏は野田氏の2時間後、同じ八王子駅前で第一声。「政治不信を招く事態となった。おわびを申し上げたい」と頭を下げた。選挙カーの垂れ幕の「自民党公認」の文字は白く塗りつぶされていた。

 ≪裏金関連前議員46人が立候補 党公認は34人≫派閥裏金事件に関係した前議員ら46人が立候補した。このうち34人は党が公認。萩生田氏ら12人は公認されず、無所属での出馬となった。いずれも比例代表には重複立候補できず、小選挙区で敗れれば落選。裏金事件での逆風が収まらない中、厳しい戦いが予想される。自民は非公認でも当選すれば、原則として選挙後に追加公認する方針だ。

2513OS5:2024/10/16(水) 11:24:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/694e4cc0f573ec2050829e6294bfe48d7fde49ae
大阪は19選挙区に77人が立候補 論戦開幕、各地で訴え響く
10/15(火) 22:12配信


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産経新聞
届け出を済ませ、街頭に出た候補者の演説を聴く人々=15日午前9時23分(一部画像を処理しています)

衆院選が公示された15日、府内19小選挙区では届け出を済ませた77人の候補者が街頭で支持を訴えた。候補者数は令和3年の前回選の67人を上回った。党派別では、自民党15人▽公明党4人▽立憲民主党5人▽日本維新の会19人▽国民民主党1人▽共産党16人▽れいわ新選組2人▽社民党1人▽参政党10人▽無所属4人-。維新は看板政策「大阪都構想」の住民投票実施に協力した公明に配慮し対立候補を擁立してこなかったが、今回初めて全19小選挙区に候補者を擁立し、国政で連立を組む自公と全面対決する。主な小選挙区候補者の訴えは次の通り。

【地図でみる】衆院選で注目される関西の小選挙区

■4区は5人が争う

参政新人の黒川洋司氏(52)は大阪市北区のJR大阪駅前で、神谷宗幣代表らとともに街頭演説を実施した。若者の自殺予防や政治改革の必要性などを訴え、「家庭を守り教育を取り戻し、子供たちに夢と希望を与えられるのはわれわれ大人しかいない」と力を込めた。

自民元職の中山泰秀氏(54)は、事務所前で第一声を上げた。「デフレからの復活の兆しがみえてきた」と自民、公明の連立政権の成果を強調し、「経済成長を積み上げ、安定財源を確保して教育無償化を進めたい。労働者の賃金アップを実現する」などと訴えた。

維新前職の美延映夫氏(63)は、商業施設前で上げた第一声で「可処分所得を増やして景気を良くする」などと述べ、国政の場において減税に取り組むとした。維新の教育無償化の実績にも触れ、「家庭環境によって進学を諦めることのない日本をつくる」と意気込んだ。

共産元職の清水忠史氏(56)は同市福島区の阪神野田駅前で演説した。自民の派閥パーティー収入不記載事件に触れた上で、企業団体献金の禁止を主張。さらに「万博やカジノに税金を投入するのではなく、日本一高い大阪市の介護保険料を下げるべきだ」などと訴えた。

無所属新人の寺川幸生栄氏(62)は、独自の選挙戦を展開している。

■13区には前職2人と新人2人が立候補

共産新人の宝井晃美氏(60)は、東大阪市の近鉄長瀬駅前で第一声を上げた。39年間の看護師経験を踏まえ、「命をないがしろにする政権が許せない」と語り「医療や介護現場の声を国政に届け、安心して医療や介護を受けられる社会にしたい」と訴えた。

れいわ新人の八幡愛氏(37)は選挙カーで地域を回り、午後6時すぎから同市の近鉄若江岩田駅前で街頭演説。「この国に足りないのは愛と金。金で解決できることはしたほうがいい」と強調し、物価高対策として給付金を支給すべきだと訴えた。

自民前職の宗清皇一氏(54)は午前9時ごろに事務所前で演説。派閥パーティー収入不記載問題での自らの責任に触れた上で、「ご迷惑をおかけした」と謝罪。党から比例代表での重複立候補が認められず、「小選挙区一本。不退転の覚悟だ」と決意を見せた。

維新前職の岩谷良平氏(44)は届け出を終えた直後から、精力的に選挙区内を車で回った。減税などを通じて手取り収入を増やすことなどを公約に掲げ、しがらみのない政治を進めると強調。「政治改革を進める。絶対に負けられない選挙だ」と力を込めた。

■16区は三つどもえの戦いに

維新新人の黒田征樹氏(44)は堺市東区の南海電鉄北野田駅前で第一声。「政治とカネ」の問題について、政治家と特定の企業団体との癒着が日本の成長を阻んでいると指摘。「維新は組織や業界団体の支援を一切受けていない」とし「維新が前に進めてきた改革を全国で広げる」と訴えた。演説後は通行人らに握手で支持を呼びかけた。

公明新人の山本香苗氏(53)は、連立を組む自民の地元市議らも駆け付けた出陣式で、「物価高で生活が苦しいという声を聞いている。追加の経済対策を安定した自公政権のもとで実現する」と強調。「一人一人の生活を支える制度が必要だ。安心、安全のために全力で取り組んでいく」と語り、エイエイオーと声をあげて意気込んだ。

立民前職の森山浩行氏(53)は、選挙事務所で出発式を開いた。自民の派閥パーティー収入不記載問題について「領収書を出さず、税金も払わないことを派閥、組織ぐるみで指示していた。自公政権に政治改革を進める意思はない」と批判。「15年ぶりの小選挙区での勝利を目指す」と述べ、その後は各地で街頭演説を行うなどした。

2514OS5:2024/10/16(水) 11:31:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebd05bef62505011da296df7d79c1564c2572a4a
京都2区、維新合流の前原氏への評価は 挑む自民「今回はチャンスだ」
10/15(火) 22:02配信

産経新聞
有権者とタッチを交わす立候補者=15日午後、京都市左京区(渡辺大樹撮影)

京都2区で維新が擁立したのは、自らが立ち上げた教育無償化を実現する会から合流した前原誠司氏(62)だ。維新は、当選10回を誇る元外相の強固な地盤を糸口に京都での党勢拡大を目指しているが、これまで多くの政党を渡り歩いてきた前原氏を懐疑的に見る有権者がいるのも事実。解散直前の合流劇を有権者はどう受け止めるのか。


「また党が変わったとの批判も根強くあると思う。ただ、変えたい社会の現状があるから政治家をやっている」。15日、京都市東山区であった出陣式で、前原氏が支援者に語りかけた。10日に教育の衆参3議員とともに維新に合流したばかりだが、「維新と国会で統一会派を組み信頼関係を築いてきた」と語気を強める。

持論は「非自民非共産」の枠組みによる政権交代。前々回は無所属、前回は国民から出馬し、自民候補を寄せ付けない強さを見せた。他陣営幹部は「どこの党から出ても関係ない。維新というより前原氏に挑む戦いになる」との見方を示す。

対する自民は新人の佐野英志氏(37)を擁立。出陣式では伊吹文明元衆院議長がマイクを握り「前原さんがこれだけ(党を)出たり入ったりしたら有権者が戸惑ってしまう。今回はチャンスだ」。佐野氏も若さを前面に押し出し「若い人たちの思いや願いをかなえる受け皿になりたい」と力を込める。

このほか京都2区にはいずれも新人で共産の堀川朗子氏(38)、参政の小松広明氏(41)、無所属の本田裕典氏(32)、無所属の弘田哲雄氏(75)が立候補している。

2515OS5:2024/10/16(水) 11:37:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/153356234d9f9c66821e8d2bb33deaacc34529b6
保守分裂の和歌山2区…「政権とのパイプ」「裸一貫で」「クリーンなイメージない」「こういうことがまかり通る政治だめ」
10/16(水) 5:00配信

読売新聞オンライン
和歌山県の新たな区割り

 衆院選(27日投開票)が15日に公示され、論戦が各地でスタートした。和歌山2区では、自民党派閥の政治資金を巡る問題をきっかけに、「保守分裂」の激しい選挙戦となっている。

【表】和歌山2区、立候補者の顔ぶれ

 和歌山2区は区割り変更で旧2区の一部と旧3区が統合され、和歌山県の約9割を占める広大な選挙区となった。旧3区は自民幹事長を務め、旧二階派を率いた二階俊博氏が当選を重ね、「二階王国」と呼ばれてきた。

 しかし、党派閥の政治資金を巡る問題で、俊博氏が衆院選への不出馬を表明。県連は6月に三男の二階伸康候補の擁立を決定した。

 一方、県選出の自民参院議員で、旧安倍派幹部だった世耕弘成候補は、派閥の政治資金を巡る問題で離党勧告を受けた。かねて首相を目指して衆院へのくら替えに意欲を示しており、離党して無所属となったこのタイミングで出馬を決断した。

 世耕候補の出馬の動きが表面化すると、県連は「離党し、公認候補に対抗して立候補することは重大な党規違反に準ずる行為だ」との談話を発表するなど猛反発し、自民支持層を二分する争いとなった。

 二階候補は15日、田辺市での第一声で、「私は党公認をいただいた身だ。政権とのパイプを、どうしても守らせてほしい」と声を上げた。

 会場には、国会議員や地元の市町長、地方議員が並び、来賓の名前を紹介するだけで4分近くかかった。県内の事務所には石破首相や森山裕幹事長らのため書きが飾られ、「党公認」をアピールする。

 二階陣営は選挙区を回り、600以上の企業・団体から支援を取り付けたという。陣営関係者は「知名度のある世耕氏とまともにやり合えば厳しいが、ここまで地盤を固めれば勝負になる」と話す。

 世耕候補は15日、海南市で開いた出陣式で「『政治とカネ』の問題で全て失ったが、諦めていない。裸一貫で戦う」と訴えた。

 当選5回の参院議員だった世耕候補は県内全域で名前が知られており、自民関係者は「無所属でも勝てる見込みがあるのだろう」と狙いを推測する。

 世耕候補は立候補を表明した5日の記者会見で「(俊博氏は)足元にも及ばない大政治家だ」と持ち上げつつ、「政治経験が26年ある私を選んでいただけるか、新人を選ばれるのか。有権者の判断を仰ぐ」と述べた。

 陣営関係者は「政治生命をかけた戦いになる。落選は許されない」と話す。

 有権者は両候補の激突をどうみるのか。

 衆院選で俊博氏、参院選では世耕候補を応援してきたという那智勝浦町の女性(74)は「正直、世耕さんには出馬してほしくなかった」と複雑な胸中を明かす。「紀伊半島の高速道路は、二階さんの力でめどがついた。地方に恩恵をもたらしてくれる候補を選びたい」と話す。

 一方、県内には世耕候補が理事長を務める近畿大のキャンパスや付属中学・高校がある。有田市の会社役員の男性(89)は「近大関係の仕事でお世話になっている人は多く、党派は関係ない」と語る。

 みなべ町の梅農家の男性(43)は「誰が勝っても、選挙後はノーサイドとなればいいが……」と話した。

 他党の候補者は「政治とカネ」の問題を批判している。立憲民主党の新古祐子候補は15日、海南市で「今の政治にクリーンなイメージはない」と訴えた。共産党の楠本文郎候補はみなべ町で、「こういうことがまかり通るような政治ではだめだ」と呼びかけた。

2516OS5:2024/10/16(水) 11:38:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/799694b508a053744b8fcc18095f53a69c17cff0
衆議院選挙公示、福岡9区は異例の構図…自民党・立憲民主党とも公認候補が不在
10/16(水) 11:30配信

読売新聞オンライン
候補者の演説に拍手する人たち(15日午前、福岡県内で)=佐伯文人撮影

 3年ぶりの政権選択の機会となる衆院選が15日に公示され、12日間の選挙戦が幕を開けた。有権者の審判が下される27日の投開票に向け、候補者たちは街頭に繰り出し、支持を求めた。



 小選挙区の福岡9区は、自民党が現職参院議員のくら替えを認めなかったことで、立憲民主党とともに公認候補が不在に。無所属の前議員、緒方林太郎候補に、前北九州市議の三原朝利候補ら新人3人が挑む構図となった。

 前回選で政党の推薦を受けずに自民現職(当時)を破った緒方候補。北九州市八幡西区で開いた出陣式で、「日本の厳しい問題に立ち向かう。今回も無所属での選挙。皆様に支えていただきたい」と支援を求めた。

 無所属の三原候補は、9区を地盤とした三原朝彦・元衆院議員のおい。15日に公明党の推薦が決まったばかりだ。同市八幡西区での出陣式で「現職は強いが、力を団結すれば岩盤を突破できる」と声を張り上げた。

 参政党の山本直緒美候補は、第一声で「子どもの自尊心を育む教育を実践したい」と強調。共産党の山田博敏候補は「金権政治の一掃」を訴え、「共産党が伸びてこそ特効薬になる」と支持を呼びかけた。

九州・山口・沖縄は37選挙区に138人
 15日に公示された衆院選では、九州・山口・沖縄の9県37選挙区に138人が立候補を届け出た。2021年の前回選と比べ、選挙区は二つ減ったが、候補者は28人増えた。女性候補は29人(前回14人)で2倍以上に増え、全候補に占める割合は21%(前回12.7%)。政党別では、自民党36人、立憲民主党21人、日本維新の会17人、共産党19人、国民民主党5人、れいわ新選組2人、社民党6人、参政党20人、無所属12人。新旧別では前議員52人、元議員4人、新人82人となった。

2517OS5:2024/10/16(水) 19:43:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc85d62e424aa35f82888676c23cb74ba829abd1
【速報】自民党 15年ぶりの単独過半数割れの可能性 衆院選JNN序盤情勢調査
10/16(水) 17:50配信

TBS NEWS DIG Powered by JNN
TBS NEWS DIG Powered by JNN

今月27日に投開票が行われる衆議院選挙について、JNNが序盤情勢を分析した結果、自民党が大幅に議席を減らし、15年ぶりに単独過半数を割り込む可能性があることがわかりました。

きのう公示された衆議院選挙について、JNNではきのう(15日)からきょう(16日)にかけて全国の有権者に対しインターネット調査を行い、取材を加味して序盤の情勢を分析しました。

それによりますと、自民党は議席をおよそ30減らし、2009年以来15年ぶりに衆議院で単独過半数を割り込む可能性があることがわかりました。

また、公明党も小幅に議席を減らす可能性があります。

ただ、自公では過半数を維持する見通しです。

一方、野党では、立憲民主党は議席を40近く増やす可能性があります。

また、日本維新の会と共産党などは議席を減らす可能性がある一方、国民民主党は大幅に議席を増やし、れいわ新選組も議席を増やす可能性があります。

ただ、全国的にみると接戦となっている選挙区が多いうえ、今回の調査ではおよそ5割の人が、まだ投票先を決めていないと答えていて、今後、情勢が変わる可能性があります。

TBSテレビ


https://news.yahoo.co.jp/articles/5cac8392f4372c68602b7cb5a9fa72ced57f88f0
自民が単独過半数の維持うかがう 毎日新聞・衆院選序盤情勢調査
10/16(水) 18:21配信
毎日新聞
国会議事堂(手前)と周辺=東京都千代田区で、本社ヘリから佐々木順一撮影

 毎日新聞は15、16の両日、第50回衆院選(定数465=小選挙区289、比例代表176)が27日に投開票されるのを前に、特別世論調査を実施し、取材を加味して序盤情勢を探った。自民党と公明党の連立与党が過半数を維持する見通しで、自民は公示前勢力(256議席)を割り込むものの、接戦区の多くで競り勝てば単独過半数(233議席)の確保をうかがえる情勢だ。立憲民主党は公示前の98議席を上回る情勢となっている。

【写真で振り返る】 2009年初の本格的政権交代、自民惨敗

 調査では小選挙区で半数近くが投票態度を明らかにしておらず、今後情勢が大きく変わる可能性がある。

 自民の推定当選者数は203〜250。立憲は117〜163、日本維新の会(公示前43議席)は28〜34、公明(公示前32議席)は24〜29、共産党(公示前10議席)は5〜6、国民民主党(公示前7議席)は13〜20、れいわ新選組(公示前3議席)は6、社民党(公示前1議席)は1、参政党(公示前1議席)はゼロ、諸派は1、無所属(公示前14)は11〜13だった。【影山哲也】

2518OS5:2024/10/16(水) 19:48:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/316c853ce8d8946e7a6633c14ef16749c1b6d164
立憲民主党「青森3区」でやや先行 自民党「青森1区」やや先行「青森2区」幅広く浸透 衆院選JNN序盤情勢調査【衆議院議員総選挙2024】
10/16(水) 18:43配信

ATV青森テレビ
青森テレビ

衆院選について、JNNでは16日までの2日間、選挙戦序盤の情勢調査を行いました。

自民党の候補は「青森1区」はやや先行、「2区」は幅広く浸透していて、立憲民主党の候補が「3区」ではやや先行していることがわかりました。

■情勢調査の結果は?

JNNでは16日と15日、青森県内の有権者約970人にインターネットで衆院選の投票先を調査しました。

3つ巴の選挙戦となっている「青森1区」では、自民党の前職・津島淳氏がやや先行しています。立憲民主党の元職・升田世喜男氏は、激しく追い上げています。

前職と新人、あわせて4人立候補した「青森2区」では、自民党の前職・神田潤一氏が幅広く浸透しています。

前職と新人、あわせて4人立候補した「青森3区」では、立憲民主党の新人・岡田華子氏がやや先行しています。自民党の前職・木村次郎氏は激しく追い上げています。

ただ、今回の調査ではまだ投票先を決めていないと答えた人が「1区」と「3区」は4割あまり、「2区」は5割いて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。

青森テレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/107eed39702cbfe8e81909f7a2f0cd70307eab34
JNNと毎日新聞が共同調査 衆院選序盤情勢 新潟選挙区は1、2、4、5区は立憲 3区は自民がリード
10/16(水) 18:46配信
衆院選について、15日と16日の2日間、JNNと毎日新聞が行った調査に取材を加味した序盤の情勢です。新潟県は5つの選挙区のうち1区、2区、4区、5区で立憲民主党の候補がリード、3区は自民党の候補がリードする展開です。

調査は、JNNと毎日新聞が共同で公示日当日の15日と16日に行いました。

新潟1区には立憲民主党の西村智奈美さん、自民党の塚田一郎さん、共産党の中村岳夫さん、日本維新の会の石崎徹さんが立候補しています。

西村さんが立憲支持層の9割を固め、自民支持層にも食い込みリードしています。

塚田さんは自民支持層からの支持が4割に留まっています。

日本維新の会の石崎さんは支持が広がっていません。

共産党の中村岳夫さんは比例区と連動した選挙戦です。

新潟2区は、立憲民主党の菊田真紀子さん、無所属の細田健一さん、日本維新の会の井上基之さんが立候補しています。

菊田真紀子さんが立憲支持層の9割を固め自民支持層へも食い込みリードしています。

自民党の公認を得られなかった細田さんは、自民支持層からの支持が4割に留まっています。

日本維新の会の井上さんは支持が広がっていません。

新潟3区には立憲民主党の黒岩宇洋さん、自民党の斎藤洋明さん、日本維新の会の吉村祐一郎さんが立候補しています。

斎藤さんが自民支持層の6割、公明支持層の9割を固めてリードし、

黒岩さんが立憲支持層の8割、一部、自民支持層にも食い込み追っています。

日本維新の会の吉村さんは支持が広がっていません。

新潟4区には無所属の泉田裕彦さん、自民党の鷲尾英一郎さん、立憲民主党の米山隆一さんが立候補しています。

米山さんが立憲支持層の7割、共産支持層の7割を固めリードしています。

鷲尾さんは公明支持層の7割を固めたものの、自民支持層は4割に留まっています。

自民党の公認が得られなかった泉田さんは厳しい選挙戦です。

最後に新潟5区です。立憲民主党の梅谷守さん、自民党の高鳥修一さんが立候補しています。

梅谷さんが立憲支持層の8割、維新支持層の5割を固めリードしています。

高鳥さんが追う展開ですが、自民支持層からの支持は5割に留まっています。

なお、無党派層を中心におよそ4割が「投票先を決めていない」と答えていて、情勢は投票日までに変わる可能性があります。

新潟放送

2519OS5:2024/10/16(水) 19:48:48
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1493015?display=1
衆院選 選挙戦 沖縄選挙区・序盤の情勢は
衆院選 選挙戦 沖縄選挙区・序盤の情勢は|TBS NEWS DIG
琉球放送
2024年10月16日(水) 19:24
国内
今月27日に投開票される衆議院選挙で、JNNと毎日新聞は合同で情勢調査を行いました。沖縄の4選挙区のうち、自民党とオール沖縄勢力が2つの選挙区で接戦、2つの選挙区で自民党が一歩リードしていることがわかりました。

JNNは毎日新聞と合同で携帯電話を使ったインターネット調査を行い取材を加味して衆議院選挙の序盤情勢を調べました。

沖縄1区は自民候補が一歩リード

前職2人と元職1人、新人1人が立候補している沖縄1区では自民党の国場幸之助さんが一歩リードし、共産党の赤嶺政賢さんが追っています。無所属の下地幹郎さんは追い上げに懸命で、参政党の和田知久さんは広がりを欠いています。

国場さんは公明党支持層の約6割から支持を得ていますが、自民党支持層は約5割にとどまっています。赤嶺さんは社民党と共産党の支持層の約7割を固めていて、立憲民主党支持層の約5割の支持を集めています。

沖縄2区は社民候補と自民候補が接戦

前職2人と新人3人が立候補している沖縄2区。社民党の新垣邦男さんと自民党の宮﨑政久さんが接戦で、日本維新の会の赤嶺昇さんと参政党の今野麻美さんは出遅れています。

新垣さんは立憲民主党と社民党支持層の7割を固め共産党支持層にも支持を広げています。宮﨑さんは公明党支持層の約7割から支持を得ていますが、自民党支持層は約5割にとどまっています。

前職2人と新人1人が立候補している沖縄3区。立憲民主党の屋良朝博さんと、自民党の島尻安伊子さんが接戦で、参政党の新城司さんは広がりを欠いています。

屋良さんは立憲民主党と社民党、共産党支持層の約7割を固め、日本維新の会の支持層からも一定の支持を集めています。

島尻さんは公明党支持層の約6割を固め、国民民主党、日本維新の会、自民党支持層の約5割から支持を集めています。

沖縄4区は自民候補が一歩リード 立憲候補が追う

前職1人と新人3人が立候補する4区。自民党の西銘恒三郎さんが一歩リードしていて、立憲民主党の金城徹さんが追っています。日本維新の会の山川泰博さんと、れいわ新選組の山川仁さんは巻き返しを図っています。

西銘さんは自民党と公明党の支持層から約6割の支持を得ていて、その他の政治団体からの支持も得ています。金城さんは社民党の支持層から約7割の支持を得ていますが、立憲民主党や共産党の支持層は5割程度にとどまっています。

調査の時点では4割近くの人が投票態度を決めておらず、今後の情勢が変わる可能性があります。

2520OS5:2024/10/16(水) 19:57:11
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_election_K3UZP6KUJVJFXIXRKUDK67AE24.html
小池百合子都知事が公明・石井啓一代表の応援演説 「ファースト」は国民民主を支援
2024/10/15 23:57産経新聞

小池百合子都知事が公明・石井啓一代表の応援演説 「ファースト」は国民民主を支援

公明党の石井啓一代表の応援演説に駆け付けた東京都の小池百合子知事 =15日午後、埼玉県三郷市

(産経新聞)

27日投開票の衆院選が公示された15日、東京都の小池百合子知事は、埼玉14区で立候補した公明党の石井啓一代表の地元、JR三郷駅前で応援演説に立ち、聴衆に向け「公明党のみなさん、何としても勝ち抜かなければならない」などと訴えた。

午後7時20分ごろ、小池氏が現場に到着すると詰めかけた石井氏の支援者らから大きな歓声がわいた。今月11日の定例記者会見で衆院選への対応を問われた際は、「まだ(夏に剥離骨折した)足が階段が上れないとかハンディを抱えている」などと述べていた小池氏。トラックの荷台にもうけられた壇上に続く短い階段を手すりを使いながら慎重に登ると、あいさつの冒頭、「階段が登れないのは私と村上誠一郎(総務)大臣ぐらい」と言及して聴衆の笑いを誘った。

小池氏は都知事就任以来、安定的な都政運営に向けて公明との関係を重視。壇上では「長年の友である石井啓一候補」「山口なっちゃん(那津男前公明党代表)とも仲間でございます」とそのつながりを繰り返し強調しつつ、「みなさんの、お友達の、親戚の、同級生の一票を石井さんにお託しください」と、約15分にわたって人々に呼びかけた。

小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が国政進出に向けて設立した「ファーストの会」は、今回の衆院選で国民民主党の候補者を支援。小池氏はファーストの会では役職についていないものの、衆院選の対応を巡って〝ねじれ〟が起きている。

2521OS5:2024/10/17(木) 07:44:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/d752c854cec46c9b0bec63fdedb6fd5ac7a31fca
与党が過半数の見通し、自民苦戦・立民は議席増の勢い・維新は不振…読売序盤情勢調査
10/16(水) 23:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は27日投開票の衆院選について、15、16の両日、全国の有権者を対象に世論調査を行い、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。自民、公明両党の与党は衆院定数465の過半数(233議席)を確保する見通しだが、自民は「政治とカネ」の問題を受けて苦戦している。立憲民主党は、公示前から議席を伸ばす勢いだ。日本維新の会は不振で、公示前勢力から後退する可能性がある。

【グラフ】予想される各党の獲得議席…読売世論調査

 自民が小選挙区選に擁立した266人のうち、優位な戦いを進める候補は100人前後だ。120人近くが接戦を演じ、40人超は劣勢の戦いを強いられている。比例選での獲得議席は、前回の2021年衆院選の72議席を下回りそうだ。公示前の247議席を割り込む可能性があり、単独過半数の維持が焦点となる。

(写真:読売新聞)

 政治資金収支報告書に不記載などがあった自民前議員ら44人は、約半数が小選挙区選で後れを取っている。

 公明党は、小選挙区選に擁立した11人のうち優位に立つのは2人で、残りの大半は接戦を展開している。比例選での獲得議席も前回選の23議席より落とす可能性があり、小選挙区選と合わせた公示前の32議席確保は微妙な情勢だ。

 立民は、公示前98議席から30議席前後の上積みをうかがっている。小選挙区の公認候補207人のうち、東北や首都圏、愛知などを中心に30人前後が先行。接戦の選挙区も100以上ある。比例選では、前回選で獲得した39議席を上回る勢いがある。

 維新は、小選挙区選で優位な戦いを進めるのは大阪や京都などの9人にとどまり、関西以外の地域では勢いに欠ける。比例選での獲得議席も前回選の25議席から減らす公算が大きく、公示前の44議席に届くかどうかは見通せていない。

 共産党は小選挙区で1人が接戦となっており、比例選では10議席前後の獲得が視野に入る。国民民主党は小選挙区選で3人が優勢で、比例選では前回選の5議席から伸ばす勢いがある。

 れいわ新選組や社民党、参政党、諸派の日本保守党も議席を確保しそうだ。

 調査は電話とインターネットで実施し、計26万3027人から回答を得た。一定数の回答者が投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢は終盤にかけて変わる可能性がある。

 衆院選には、小選挙区選(定数289)に1113人、比例選(同176)に231人(重複立候補を除く)の計1344人が立候補している。

2522OS5:2024/10/17(木) 07:53:51
https://nordot.app/1219374904368677440
与党低調、立民が議席増へ勢い 衆院選、序盤情勢調査
2024/10/17

 共同通信社は第50回衆院選について15、16両日、全国の有権者15万6千人を対象に電話調査を実施し、取材を加味して公示直後の序盤情勢を探った。自民党は派閥裏金事件が響き低調。公明党も伸び悩む。立憲民主党は議席増へ勢いを見せる。定数465議席の過半数(233)を巡り、与野党の攻防が続いている。小選挙区では投票先未定が3割近くおり、27日の投開票に向け情勢は変わる可能性がある。

 全289小選挙区のうち、自民(公示前勢力256)がリードしているのは140程度にとどまり、接戦区が多い。比例代表で2021年前回選の72議席を下回るのは避けられない情勢だ。

 立民は裏金事件の追い風を受け、公示前の98議席(比例含む)を超える公算が大きい。

 日本維新の会は、目標に掲げた野党第1党の奪取も困難だ。

 公明は小選挙区と合わせた公示前の32議席を堅持できるか微妙だ。

 共産党は公示前の10議席程度の獲得が見込まれる。国民民主党も公示前の7議席から上積みする勢い。れいわ新選組は比例で複数議席を確保できそうだ。

 1選挙区当たり固定電話と携帯電話で計500サンプルを目標にし、全289選挙区で計15万6993件の回答を得た。

© 一般社団法人共同通信社

2523OS5:2024/10/17(木) 07:55:05
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50136/
衆院選の序盤情勢 北海道・選挙区…12区で武部と川原田が五分
2024/10/17 05:00

 1区は道下と加藤が横一線の戦い。道下は後ろ盾だった横路孝弘元衆院議長が昨年死去したが、立民支持層の9割弱をまとめた。道議を約9年間務めた加藤は自民、公明支持層の6割以上を固めている。


 2区は、松木と高橋が激しく競り合う。松木は前回選で支援を受けた共産が独自候補を擁立したが、立民支持層を手堅く固めた。高橋は比例北海道ブロックで9月に繰り上げ当選したばかりで、無党派層への浸透を急ぐ。

 3区は、荒井と高木が互角の戦い。ミニ集会などを重ねる荒井は立民支持層に加え、無党派層への浸透を図る。復興副大臣の高木は、能登半島地震対応の実績を強調し、自民、公明支持層の7割弱をまとめている。

 4区は、中村と大築が接戦となっている。区割り変更で編入された石狩市の票が勝敗の鍵を握る。中村は自民、公明支持層の7割以上を固め、大築は立民に加え、共産、無党派層の支持拡大をうかがう。

 5区は、池田と和田が一歩も譲らぬ展開。池田は「政治とカネ」の問題を追及し、無党派層の取り込みを図る。政治資金問題で党から戒告処分を受けた和田は、組織力を生かし、自民支持層の7割半ばをまとめた。

 6区は、東と西川が小差で競り合っている。地域を細かく回っている東は、自民支持層の7割半ばを固めた。自民批判票の取り込みを目指す西川は、独自候補を擁立した共産支持層への浸透を図る。

 7区は、鈴木が一歩リードしている。鈴木宗男参院議員の娘で知名度が高く、自民支持層の8割弱を手堅くまとめる。篠田は立民支持層の8割半ばを固め、無党派層の取り込みに力を入れる。

 8区は、逢坂が先行し、向山が追いかける展開。逢坂は立民支持層の9割以上を固め、サラリーマンや専業主婦の支持を集めている。公募で選出の向山は自民支持層の7割をまとめた。娘を持つ母親として女性票獲得も狙う。

 9区は、山岡が先行し、松下が追う展開。山岡は立民に加え、自民、公明支持層の取り込みを図る。松下は、公選法違反などで議員辞職した堀井学氏に代わり、公募で選ばれた。出遅れ感は否めず、態勢構築を急ぐ。

 10区は、神谷と稲津がしのぎを削る。3回連続で小選挙区で敗れた神谷は、共産、無党派層の支持拡大を目指す。稲津は「自公連立の象徴」とされる選挙区で、自民がこれまでと同様に全面支援している。

 11区は、石川と中川が激しく競り合う。共産が候補を擁立したが、石川は無党派層の支持拡大に力を入れ、4割強に浸透している。中川は組織力を生かして雪辱を期すが、自民、公明支持層以外の支持拡大が課題となる。

 12区は、武部と川原田が横一線の戦い。武部は自民党元幹事長の父・勤氏の地盤を受け継いでおり、自民支持層の8割弱を固めた。川原田は立民支持層の9割に加え、無党派層の4割弱の支持を得ている。(敬称略)

調査の方法
 10月15日から16日にかけて、電話とインターネットによる調査を実施した。電話調査は日本経済新聞社と協力して実施。調査実務は日経リサーチに委託した。無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせたもので、計16万5820人から回答を得た。インターネット調査は、LINEヤフーと協力して実施。「Yahoo! JAPAN」のIDを持つユーザーから対象者を抽出して協力を依頼し、9万7207人が回答した。電話調査の基礎データのみ日本経済新聞社と共有し、集計、分析、記事作成は独自に行った。

議席予測の方法
 小選挙区の予測は、過去の衆院選での調査結果と実際の得票率との関係などから予測式を作成し、今回の調査で得た各候補者の数値をあてはめた。

 比例選では、衆院選と参院選での調査結果と、実際の選挙結果の関係などから予測式を作成。比例ブロックごとの各政党の予測得票数を算出した。その後、ドント方式で各政党の獲得予測議席を計算した。

 これらに全国の各本社、各支社、総支局などの取材情報を加味して総合的に判断した。

2524OS5:2024/10/17(木) 07:55:39
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50140/
衆院選の序盤情勢 北海道・比例代表…自民4議席目が焦点
2024/10/17 05:00
 自民は3議席を確保する見通しで、前回選と同じ4議席目に届くかどうかが焦点となる。無党派層の2割強から支持を集める立民は3議席を獲得する勢いで、自民と伯仲する展開となっている。

 公明は支持層を固め、1議席を維持する見通しだ。共産は1議席を獲得する公算が大きい。議席を得れば、2014年衆院選以来となる。れいわ、維新、国民は1議席の獲得を目指している。(敬称略)

調査の方法
 10月15日から16日にかけて、電話とインターネットによる調査を実施した。電話調査は日本経済新聞社と協力して実施。調査実務は日経リサーチに委託した。無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせたもので、計16万5820人から回答を得た。インターネット調査は、LINEヤフーと協力して実施。「Yahoo! JAPAN」のIDを持つユーザーから対象者を抽出して協力を依頼し、9万7207人が回答した。電話調査の基礎データのみ日本経済新聞社と共有し、集計、分析、記事作成は独自に行った。

議席予測の方法
 小選挙区の予測は、過去の衆院選での調査結果と実際の得票率との関係などから予測式を作成し、今回の調査で得た各候補者の数値をあてはめた。

 比例選では、衆院選と参院選での調査結果と、実際の選挙結果の関係などから予測式を作成。比例ブロックごとの各政党の予測得票数を算出した。その後、ドント方式で各政党の獲得予測議席を計算した。

 これらに全国の各本社、各支社、総支局などの取材情報を加味して総合的に判断した。

2525OS5:2024/10/17(木) 07:57:04
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50146/
衆院選の序盤情勢 青森・選挙区…3区は岡田と木村が横一線
2024/10/17 05:00

 1区は津島と升田が横一線の争い。前回選は比例選に回ったため、選挙区選を戦うのは7年ぶりとなる津島は、自民、公明支持層の7割以上を固めた。升田は立民支持層の9割をまとめ、無党派層の3割に浸透している。街頭演説を重ね、浮動票の掘り起こしに力を入れている。


 2区は、神田と松尾の接戦となっている。大島理森・元衆院議長の地盤を引き継いだ神田は今回も大島氏の支援を受け、自民支持層の6割以上を固めた。松尾は、立民県連代表の田名部匡代参院議員らの支援を受け、政権批判票の取り込みを図る。

 3区は岡田と木村が激しく競り合う。岡田は立民支持層の8割強、無党派層の3割を固め、商工自営業者やサラリーマンなど幅広い層からの支持を集める。木村は自民支持層の7割をまとめた。父で元県知事の守男氏、兄で元衆院議員の太郎氏から引き継いだ強固な地盤を誇り、支持拡大を目指す。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50150/
衆院選の序盤情勢 岩手・選挙区…2区は鈴木が一歩リード
2024/10/17 05:00
 1区は、階が優位に立っている。前回選では政治資金を巡って立民県連と対立したが、政権批判票を集め、立民支持層の9割を固めた。米内は自民支持層の5割半ば、公明支持層の5割強をそれぞれまとめた。無党派層への浸透が課題となっている。

 2区は、鈴木が中村を一歩リードしている。鈴木は前財務相の知名度と、父で元首相の善幸氏の地盤を生かし、自民支持層の8割半ば、公明支持層の7割半ばを固めた。中村は立民支持層の7割をまとめたが、知名度不足が課題で、追い上げを急ぐ。

 3区は、小沢が先行し、藤原が追いかける展開。小沢は前回選で初めて小選挙区で敗れて比例復活となったことから後援会組織の引き締めを図り、立民支持層の8割強、共産支持層の6割半ばを固めた。藤原は自民支持層の7割、公明支持層の9割をまとめた。だが、政治資金問題などの影響もあり、無党派層の支持は広がりを欠いている。(敬称略)

2526OS5:2024/10/17(木) 07:58:01
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50158/
衆院選の序盤情勢 宮城・選挙区…2区は鎌田が優位な戦い
2024/10/17 05:00
 1区は、岡本が先行し、土井が追いかける展開。岡本は立民支持層の8割強、共産支持層の7割を固め、浮動票の掘り起こしも進めている。土井は復興副大臣を務めた行政経験などを訴え、企業や支持団体などを回り、自民支持層の大半を固めた。

2区は、鎌田が戦いを優位に進めている。鎌田は立民支持層の8割超を固めた。「政治とカネ」を巡る問題で復興相を更迭された秋葉は、地元市議らに不信感が広がるなど足元が揺らいでおり、自民支持層の5割半ばしかまとめられていない。

 3区は、柳沢と西村が横一線の戦い。柳沢は立民支持層の9割を固め、元地元民放アナウンサーの知名度を生かしながら無党派層への浸透も図る。西村は政治資金問題で党から戒告処分を受けたが、環境相や官房副長官を務めた実績を強調し、自民、公明支持層を手堅くまとめた。

 4区は、区割り変更に伴って初対決となった安住と伊藤が激しく競り合う。安住は強固な後援会組織をフル稼働させ、立民、共産支持層を順調に固めている。伊藤は自民支持層の7割弱をまとめたが、公明支持層の積み上げが課題だ。

 5区は、小野寺が優位に立っている。現職の自民政調会長であることや、防衛相を務めた実績を訴え、自民、公明支持層のほか、無党派層にも浸透している。境と中嶋は、支持拡大を図るが伸び悩んでいる。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50162/
衆院選の序盤情勢 秋田・選挙区…2区は緑川と福原が競る
2024/10/17 05:00
1区は、冨樫と寺田が横一線の戦いを繰り広げている。冨樫は治水対策などに取り組んだ実績を訴え、農林水産業者や専業主婦に浸透。自民支持層の8割弱、公明支持層の6割を固めた。7選を目指す寺田は自民派閥の「政治とカネ」の問題を強調し、立民支持層の9割弱をまとめた。反自民票や無党派層の掘り起こしを狙う。


 2区は、緑川と福原が激しく競り合う。緑川は2期の実績を訴え、立民支持層の9割超と無党派層の4割強を固めた。中高年以上の年代で優位に立つ。福原は、引退した自民前議員の金田勝年氏の後援会をほぼ引き継ぎ、組織戦を展開。大館市長を務めた行政経験もアピールし、内閣支持層の6割をまとめた。

 3区は、村岡と御法川の接戦となっている。村岡は国民支持層の8割半ば、無党派層の4割弱に浸透し、保守層の切り崩しも狙う。御法川は6期の経験を強調し、自民支持層の7割超に加え、公明支持層も固めている。(敬称略)

2527OS5:2024/10/17(木) 07:59:05
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50169/
衆院選の序盤情勢 山形・選挙区…3区は加藤が一歩抜け出す
2024/10/17 05:00
 1区は、遠藤が先行し、原田が追いかける展開。閣僚や党要職を歴任し、10選を目指す遠藤は、選挙区を構成する3市2町にそれぞれ後援会事務所を開設。強固な組織を背景に、自民支持層の9割弱を固めた。前回、遠藤との一騎打ちに敗れた原田は立民支持層の8割をまとめ、国民支持層への浸透も図る。
2区は、鈴木が戦いを優位に進めている。鈴木は水害の被災地で災害復旧や治水対策に取り組んでいることをアピールし、自民支持層の8割強を固めた。地盤の県南地域だけでなく、選挙区全域で票固めを急ぐ。県央地域が地盤の菊池は国民の舟山康江参院議員の全面支援を受け、国民支持層の8割弱を固めた。

 3区は、加藤が一歩リードし、石黒が追いかける展開となっている。加藤は元自民党幹事長の父・紘一氏から受け継いだ地盤を生かし、自民支持層の8割強をまとめた。石黒は、非自民が強い酒田市を地盤とし、立民支持層の8割を固めている。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50173/
衆院選の序盤情勢 福島・選挙区…3区は小熊が先行
2024/10/17 05:00
 1区は、金子が先行し亀岡が追いかける展開。金子は立民支持層の9割超を固め、無党派層も5割近くの支持を得た。亀岡は自民支持層の7割近くを固めたが、公明支持層は5割半ばにとどまっている。


 2区は、11選を目指す玄葉が根本を一歩リード。玄葉は立民支持層の9割を固め、サラリーマンにも支持を広げる。元復興相の父・匠氏から地盤を引き継いだ根本は出馬表明で出遅れたが、自民支持層の7割弱をまとめた。

 3区は、小熊が先行し、上杉が追いかける展開。小熊は政権批判票の受け皿となり、60歳以上の5割から支持を得る。政治資金問題で比例選への立候補辞退から一転し、13日に出馬表明した上杉は巻き返しを狙う。

 4区は、坂本がややリードし、斎藤が追い上げる。坂本は県議時代の地盤を生かし、自民支持層の8割を固めた。泉健太前代表の秘書を務めた斎藤は立民支持層の8割をまとめたが、無党派層の支持は3割弱にとどまる。(敬称略)

2528OS5:2024/10/17(木) 07:59:34
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50179/
衆院選の序盤情勢 東北・比例代表…立民が4議席維持の公算
2024/10/17 05:00

 定数が13から12に減る影響もあり、自民は前回選で獲得した6議席の維持が難しい情勢だ。5議席目を獲得できるかどうかが焦点となっている。立民は60歳以上の支持で自民を上回っており、4議席を維持する公算が大きい。


 公明は1議席を確保する見通しだ。前回選で議席を得られなかった国民は、若年層の支持が広がっており、1議席を獲得する勢い。共産と維新は議席獲得を視野に入れている。(敬称略)

2529OS5:2024/10/17(木) 08:00:06
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50185/
衆院選の序盤情勢 茨城・選挙区…3区は葉梨と梶岡が接戦
2024/10/17 05:00
 1区は、福島と田所が激しく競り合っている。前回選に続いて無所属で出馬の福島は立民支持層の6割強を固め、無党派層の4割弱からも支持を得ている。田所は自民支持層の6割をまとめた。区割り変更前の旧2区で額賀が地盤とした地域への浸透に注力する。

 2区は、額賀が戦いを優位に進めている。地元首長や県議、各種団体の支援を受け、自民支持層の8割、公明支持層の7割半ばをまとめた。今村は知名度の向上が課題だ。

 3区は、葉梨と梶岡がデッドヒートを展開している。葉梨は自民支持層の7割強、公明支持層の6割強を固めた。梶岡は立民支持層の8割弱をまとめ、無党派層の支持は葉梨を上回る。野党4党が独自候補を立てており、政権批判票が分散する可能性もある。

 4区は、9選を目指す梶山が安定した戦いを見せている。自民支持層の9割弱を固め、幅広い年代に浸透している。武藤は支持の広がりを欠いており、無党派層の取り込みが課題だ。

 5区は、浅野と石川が接戦となっている。浅野は、連合茨城や地元企業・日立製作所の労働組合の支援を受け、国民支持層の9割超、立民支持層の7割強をまとめた。前回選で比例復活だった石川は自民支持層の7割を固め、さらなる浸透を図っている。

 6区は、国光と青山が激しく競り合う。国光は自民支持層の7割強を固めたが、無党派層の支持は1割にとどまっており、掘り起こしを図る。前回選で比例復活の青山は、立民支持層の8割をまとめた。無党派層の支持では3割と国光を上回っている。

 7区は、永岡と中村がしのぎを削る。永岡は文部科学相を務めた行政経験をアピールし、地元首長の支援を受けて組織戦を展開。自民支持層の6割をまとめた。中村は、引退した元建設相の父・喜四郎氏の地盤を受け継ぎ、強固な個人後援会に支えられる。立民支持層の7割を固めている。(敬称略)

2530OS5:2024/10/17(木) 08:01:06
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50191/
衆院選の序盤情勢 栃木・選挙区…5区は茂木が引き離す
2024/10/17 05:00
 1区は、14選を目指す船田が板津を一歩リードしている。船田は地元県議や、衆院選直後に選挙を控えるいずれも現職知事、宇都宮市長と連携し、支持固めを急いでいる。国政選初挑戦の板津は、SNSを駆使し、若年層や無党派層への浸透を図る。柏倉は維新の支持層を固めている。

 2区は福田と五十嵐が横一線の展開。知事を務めた福田は知名度があり、強固な後援会組織をフル回転させている。前回、比例復活だった五十嵐は、無党派層の支持が1割ほどで、政府・与党とのパイプ役を訴える。

 3区は簗と渡辺が激しく競り合っている。簗は党派閥の政治資金問題で、党から役職停止6か月の処分を受けた。比例選との重複立候補が認められなかったが、地元県議らの支援を受けており、自民支持層の6割ほどを固めた。初出馬の渡辺は無所属ながら自民党籍を持ち、自民支持層の2割に浸透する。2度目の挑戦となる伊賀との間で、簗への批判票が分散している。

 4区は、藤岡が佐藤を一歩リードしている。前回、比例復活で初めて議席を得た藤岡は、地元回りを重ねており、立民支持層に加え無党派層も取り込む。佐藤は党国会対策委員長などを歴任した実績をアピールする。

 5区は茂木が安定した戦いを進め、他候補を引き離している。党幹事長などの要職を歴任してきた知名度の高さを武器に各世代に幅広く浸透する。(敬称略)


https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50197/
衆院選の序盤情勢 群馬・選挙区…4区は福田が安定した戦い
2024/10/17 05:00
 1区は、3選を目指す中曽根が優勢となっている。初当選した2017年衆院選は比例北関東単独での立候補で、選挙区への定着が課題だったが、こまめに地元を回って自民支持層の8割を固めた。連合群馬の支援を受ける白井は立民支持層の8割をまとめた。無党派層では中曽根をやや上回っており、巻き返しに総力を挙げる。


 2区は、井野が戦いを優位に進めている。ミニ集会を頻繁に開くなどして自民支持層の約8割から支持を集めた。民進党などで衆院議員を務めた石関は出馬表明が公示直前と出遅れた。反自民票を中心に票の掘り起こしに注力している。

 3区は、笹川と長谷川が激しく競り合っている。笹川は区割り変更により、自民総務会長を務めた父・尭氏が地盤とした地域が加わったことが好材料だ。長谷川は、立民支持層の8割強を固めた。反自民や無党派層への支持拡大を図る。

 4区は福田が安定した戦い。政治資金問題で批判されたが、元首相の祖父・赳夫氏と父・康夫氏が築いた強固な地盤を生かし、優位に立つ。山田は擁立が公示直前に決まり、知名度不足が課題だ。

 5区は、9選を目指す自民組織運動本部長の小渕が有利な戦いを進めている。元首相の父・恵三氏の地盤を守っており、自民支持層の9割近くを固めた。中島と伊藤は政権批判票の取り込みを狙う。(敬称略)

2531OS5:2024/10/17(木) 08:01:56
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50205/
衆院選の序盤情勢 埼玉・選挙区…6区は大島が中根をリード
2024/10/17 05:00 
1区は村井と武正が小差の競り合い。村井は、区割り変更で保守地盤のさいたま市岩槻区が選挙区から外れたが、岸田内閣で官房副長官を務めた実績をアピールし、自民、公明支持層の7割強を固めた。武正は立民支持層の9割弱をまとめた。


 2区は9選を目指す新藤が先行し、松浦が追いかける。新藤は地元首長の支援で支持を広げる。前回選で比例復活の高橋は、松浦らと政権批判票を奪い合い、伸び悩んでいる。

 3区は、黄川田と竹内の接戦となっている。黄川田は岸田内閣で内閣府副大臣を務めた実績を訴え、自民支持層の票固めに尽力する。竹内は街頭活動に力を入れ、無党派層の約3割から支持を得た。

 4区は穂坂が、志木市長だった父の地盤を生かし、優位に立っている。自民、公明支持層の7割を固めた。岸田と工藤は無党派層への浸透が課題だ。

 5区は、枝野と牧原がデッドヒートを展開する。枝野は地元回りを強化し、立民支持層の9割を固め、若い世代の支持も広がっている。枝野と7回目の対決になる牧原は、法相就任による知名度アップが好材料。無党派層の支持を広げられるかどうかがカギを握る。

 6区は大島が中根を一歩リード。大島は幅広い職業・年代から支持を集める。中根は政治資金問題で自民から公認されず、苦しい戦いを強いられている。

 7区は、中野と小宮山が横一線の戦い。再選を狙う中野は自民支持層の7割弱、公明支持層の7割半ばを固めた。元郵政相の父から譲り受けた組織を誇る小宮山は立民支持層の8割超に浸透する。

 8区は柴山がややリードし、市来が追い上げる。柴山はこまめにつじ立ちをこなし、主婦層からの支持が厚い。自民支持層の8割を固めた。市来は無党派層からの支持が2割にとどまっており、浸透が課題となっている。

 9区は、大塚と杉村が一歩も譲らない展開。大塚は、元財務副大臣としての行政経験をアピールするなど、組織固めを急いでいる。杉村は立民支持層の8割を固めた。

 10区は、坂本と山口が接戦。坂本は大票田の東松山市長を4期務めた知名度を武器に、立民支持層の9割、共産、国民支持層の5割を固めた。山口は自民選対委員長を務めた父・泰明氏から引き継ぐ地盤固めに注力している。

 11区は小泉が安定感を増している。法相を務めた経験をアピールし、幅広い年齢層に食い込む。島田は無党派層への支持拡大のため、街頭活動を積極的に行う。

 12区は県議選で当選同期の森田と野中がしのぎを削る。野中が3回連続で議席を獲得したが、前回は森田が逆転し、野中は比例復活した。森田は大票田の熊谷市を中心にくまなく回り、政権批判票の上積みを狙う。野中は自民、公明支持層の7割を固めた。

 13区は三ツ林と橋本幹が予断を許さない展開となっている。三ツ林は政治資金問題で党から公認を得られず、自民支持層からの支持が5割弱にとどまる。橋本幹は駅立ちや労組回りを強化し、浮動票の掘り起こしに努める。

 14区は、石井と鈴木が激しく競り合う。石井は衆院比例から移り、与党統一候補となったが、自民支持層への浸透は3割半ばにとどまる。4選を目指す鈴木は子育て世代や無党派層で支持拡大を図る。

 15区は田中と高木が互角の戦い。田中は党改革を訴え、自民支持層以外への浸透を目指す。高木は沢田と反自民票を奪い合う。

 16区は土屋が三角を一歩リードしている。土屋は13区の三ツ林から後援会を引き継ぎ、支持固めに注力。三角は立民支持層の9割弱を固め、無党派層からの支持に照準を絞る。(敬称略)

2532OS5:2024/10/17(木) 08:02:26
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50212/
衆院選の序盤情勢 北関東・比例代表…公明が3議席目狙う
2024/10/17 05:00


 自民は支持層の8割弱を固め、6議席を確保する見通しだが、情勢次第では議席の積み増しもあり得る。立民は支持層の9割弱を固め、前回選と同じ5議席に届きそうな勢いだ。


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 公明は2議席の確保を見込み、さらなる上積みを目指す。維新は1議席を固めたが、前回選と同じ2議席目に届くかは微妙な情勢だ。共産と国民は1議席を維持する見通し。れいわと日本保守が初めての議席獲得を狙える位置につけている。(敬称略)

2533OS5:2024/10/17(木) 08:03:18
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50229/
衆院選の序盤情勢 千葉・選挙区…3区は松野と岡島が横一線
2024/10/17 05:00

 1区は、田嶋と門山が激しく競り合っている。8選を目指す田嶋は中道保守層に食い込み、無党派層でも4割弱の支持を得る。門山は県議や市議の協力を得ながら、票の掘り起こしに努め、自民支持層の6割半ばを固めた。


 2区は、9月の党総裁選に立候補し、存在感を高めた小林が安定した戦い。経済安全保障相を務めた実績と若さを武器に、野党支持層からも一定の支持を集める。

 3区は、松野と岡島が横一線の戦い。自民派閥の政治資金問題で比例名簿への登載が見送られた松野は支持者固めに力を注ぐ。岡島は朝晩の街頭活動で自民批判を強め、立民支持層の9割をまとめた。

 4区は、水沼と木村がしのぎを削る。区割り変更に伴い選挙区を移った立民の野田佳彦・元首相の後継となる水沼は、立民支持層の8割の支持を得る。木村は自民、公明の支持層の6割を固め、票の上積みを狙う。

 5区は、英利と矢崎が横一線の戦い。英利は豊富な国際経験をアピールし、地域への浸透も図る。矢崎は毎朝、駅頭に立つなど地道な活動を続け、着実に立民支持層を固める。

 6区は、渡辺と安藤がデッドヒートを展開。渡辺は自民支持層の7割弱をまとめ、区割り変更で新たに選挙区になった地域での支持拡大に注力する。安藤は市議、県議時代に築いた支持基盤を土台に、政権批判票も取り込んでいる。

 7区は、斎藤が高い知名度や強固な支持基盤を武器に、戦いを優位に進めている。自民支持層の8割半ばを固め、幅広い世代から支持を得ている。

 8区は、本庄と松本の接戦となっている。ミニ集会を重ねてきた本庄は立民支持層の9割を固め、他の野党支持層にも浸透する。公募で選ばれた官僚出身の松本は政策通としてのアピールを通じ、知名度の向上に懸命だ。

 9区は、奥野が先行し、田宮が差を縮めようとしている。奥野は政治資金問題で批判を浴びる自民への攻勢を強め、内閣不支持層の5割弱をまとめた。田宮は、汚職事件で自民前議員が離党したことに伴い、公募で選ばれた。「政治とカネ」の問題からの決別を訴えるが、無党派層で伸び悩んでいる。

 10区は、小池と谷田川が競り合う。林幹雄・元経済産業相の後継として10月に出馬が決まった小池は支持固めに奔走し、自民支持層の6割半ばをまとめた。谷田川は立民支持層の約9割を固めた。元自民衆院議員秘書の経験もあり、保守層からも一定の支持を得る。

 11区は、森が安定した戦いを見せる。自民支持層の8割、公明支持層の7割半ばの支持を得ている。

 12区は、浜田が有利な戦い。父の代から続く強固な保守地盤をいかし、自民支持層の8割強、公明支持層の8割弱を固めた。

 13区は、松本と宮川が伯仲した戦い。松本は防衛政務官を務めた実績を掲げ、自民支持層での支持を着実に広げている。宮川は、立民支持層の9割弱の支持を集め、政権批判票の受け皿を目指す。

 14区は、野田が安定した戦い。党代表として応援で全国を飛び回る中、地元議員らが留守を守り、自民支持層にも食い込む。(敬称略)

2534OS5:2024/10/17(木) 08:03:56
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50220/
衆院選の序盤情勢 神奈川・選挙区…18区は山際・宗野がデッドヒート
2024/10/17 05:00
 1区は、松本と篠原がしのぎを削る。松本はコロナ禍での東京・銀座クラブ滞在問題で、前回は無所属で出馬し敗れたが、復党しての戦い。自民支持層の6割弱を固めたが、浮動票の取り込みが課題だ。篠原は立民支持層の8割強をまとめ、内閣不支持層に食い込む。

2区は、抜群の知名度を誇る党副総裁の菅が優位に立っている。菅は自民支持層の8割半ばをまとめ、無党派層にも浸透する。

 3区は、中西が中村を一歩リード。元証券会社役員の中西は経済・金融政策への精通ぶりをアピールし、幅広い世代から支持を集める。県議出身の中村は浮動票対策に懸命だ。

 4区は、3選を目指す早稲田が先行し、前回比例復活の山本が追いかける展開。早稲田は立民支持層の9割を固め、無党派層の4割弱を取り込む。山本は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を指摘された問題が響き、無党派層で伸び悩んでいる。

 5区は、優位に立つ国家公安委員長の坂井に山崎が肉薄している。坂井は地元入りの機会が限られるが、市議らが組織戦を展開する。山崎は立民支持層の8割強をまとめたが、他の野党支持層の取り込みが課題となっている。

 6区は、古川と青柳による接戦だ。古川は毎日の駅頭活動を続け、自民支持層を手堅くまとめる。青柳は立民支持層の9割の支持を得て、商工自営業者からの支持も厚い。

 7区は、鈴木と中谷が横一線の争い。鈴木は集会を重ね、自民支持層の7割を固めた。中谷は無党派層で支持を広げている。

 8区は、ベテラン江田がややリードし、前回比例復活だった三谷が追い上げる。高い知名度を誇る江田は幅広い年齢層から支持を得て、商工自営業者やサラリーマンの支持も厚い。三谷は無党派層への浸透が課題だ。

 9区は、党国対委員長の笠が先行し、中山が追いかける展開。笠は立民支持層を手堅くまとめ、街頭演説などで政権批判を強め、内閣不支持層の半数を固めた。中山は無党派層での支持拡大に注力する。

 10区は、元復興相の田中が、金村を一歩リード。田中は強固な地盤をいかし、10選を狙う。維新支持層の7割を固めた金村は、政権批判票の掘り起こしを目指す。

 11区は、党選挙対策委員長の小泉が安定感を増している。小泉は全国を応援に飛び回り、選挙期間中の地元入りはほとんどないが、野党支持層や無党派層でも支持を広げる。

 12区は、阿部と星野が激しく競り合う。阿部は立民支持層の8割強をまとめ、他の野党支持層にも食い込む。星野は若い世代の支持が厚く、無党派層への浸透を図る。

 13区は、前回自民の甘利明・元幹事長を破った太と、丸田が互角の戦い。太は立民支持層の9割弱を固め、浮動票の取り込みも進める。官僚出身の丸田は政策実行力を掲げ、自民と公明支持層での支持拡大に努める。

 14区は、赤間と長友が一歩も譲らない展開。赤間は地域をくまなく回り、地盤固めを徹底する。長友は政党色を前面に出さず、広範な野党支持層や無党派層の取り込みを狙う。

 15区は、抜群の知名度を誇る河野が優勢。党総裁選に挑んだ直後の戦いで、地元をこまめに回り、足場固めを重視する。県内唯一の社民候補の佐々木は、反自民票の受け皿を目指す。

 16区は、後藤がややリードし、義家が追い上げる。過去4回、交互に小選挙区を制し、敗れた側は比例復活してきた。後藤は立民支持層の9割の支持を集める。義家は自民支持層固めに励むが、政治資金の不記載問題が響き、無党派層での支持が広がりを欠く。

 17区は、元デジタル相の牧島と佐々木が一歩も譲らぬ展開。女性同士の一騎打ちで、牧島は専業主婦、佐々木は商工自営業者の支持が厚い。牧島は公明支持層の7割弱、佐々木は共産支持層の5割弱を取り込む。

 18区は、元経済再生相の山際と宗野がデッドヒートを展開。山際は自民支持層固めに力を注ぎ、宗野は無党派層への浸透を図る。

 19区は、組織力のある草間と佐藤の接戦となっている。草間は自民支持層固めに注力し、佐藤は野党支持層での支持拡大を狙う。

 20区は、区割り変更に伴う新設区で、甘利と大塚が激しく競り合う。甘利は中選挙区時代の地盤・相模原市に戻った形で、小選挙区で敗れた前回の雪辱を果たすべく支持固めに奔走する。大塚は立民支持層の8割強に加え、共産支持層の半数から支持を集める。(敬称略)

2535OS5:2024/10/17(木) 08:04:45
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50234/
衆院選の序盤情勢 山梨・選挙区…1区は中島と中谷が激戦
2024/10/17 05:00
 1区は、中島と中谷が激しく競り合う。中島は立民支持層の8割半ばを固めた。父・真人氏が自民参院議員を務めたこともあり、自民支持層にも一定の食い込みを見せる。元自衛官で経済産業副大臣などを歴任した中谷は安全保障や経済政策を中心に政権担当能力をアピールし、自民支持層の7割強を固めた。

 2区は、堀内が安定した戦い。自民支持層の8割半ば、公明支持層の9割弱を固めた。大久保は政権批判票の取り込みを図る。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50243/
衆院選の序盤情勢 南関東・比例代表…立民が過去最多6議席の勢い
2024/10/17 05:00

 自民は前回選で獲得した9議席には届かず、8議席の確保にとどまりそうだ。立民は過去最多となる6議席を確保する勢いで、7議席に手が届く可能性もある。


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 公明は2議席を固めており、過去最多に並ぶ3議席目の獲得も視野に入っている。維新は前回選で得た3議席に届かない見通しだ。共産、国民、れいわは1議席の維持が見込まれる。日本保守が議席を獲得する可能性がある。(敬称略)

2536OS5:2024/10/17(木) 08:05:11
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50250/
衆院選の序盤情勢 東京・選挙区…7区は松尾・丸川・小野が譲らず
2024/10/17 05:00
1区は、5度目の対決となる海江田と山田が激しく競り合う。海江田は高い知名度を生かし、無党派層の3割を取り込む。山田は自民支持層の支持が5割半ばにとどまる。音喜多は浮動票の取り込みが課題だ。

 2区は、辻が鳩山を一歩リードしている。辻は外務副大臣などの実績を掲げ、組織票を固める。鳩山由紀夫・元首相の長男の鳩山は若者への支援策を訴え、39歳以下からの支持が厚いが、政権批判票を取り込めていない。

 3区は、石原と阿部が一歩も譲らぬ展開。石原は、父の慎太郎・元都知事から引き継いだ地盤を手堅くまとめる。品川区議などを務めた阿部は立民支持層の8割弱を固め、地元密着の政治姿勢で無党派層への浸透を目指す。

 4区は、初入閣で知名度アップを見込む平が安定した戦い。自民支持層の7割を固め、浮動票の取り込みにも力を注ぐ。井戸はSNSを積極的に活用するが、伸び悩んでいる。

 5区は、手塚と若宮がデッドヒートを展開している。手塚は前回、4度目の対決で若宮に初勝利したが、区割り変更で地盤の目黒区が外れたのが痛手だ。若宮は無党派層での支持が広がっていない。

 6区は、落合が先行し、土屋が追いかける。落合は立民支持層の9割近く、無党派層の3割から支持を得ている。土屋は、前議員の越智隆雄氏が政治資金問題を巡り直前に不出馬を決めたことを受け、立候補したため、自民支持層に浸透しきれていない。

 7区は、松尾と丸川、小野が三つどもえの戦い。松尾は渋谷区などで精力的に街頭に立ち、内閣不支持層の3割に浸透した。丸川は高い知名度を誇るが、政治資金問題で批判を浴びる。小野は若年層への発信を強める。

 8区は、吉田が門を一歩リードしている。吉田は党代表選に出馬して知名度を上げており、無党派層の4割に食い込む。門は、前回選で落選した石原伸晃・元自民幹事長の後継として、自民支持層を固めるのに懸命だ。

 9区は、山岸と菅原が激しく競り合う。山岸は市民団体と連携し、支持拡大に余念がない。自民に復党した菅原は6期18年で築いた地盤をいかして国政復帰を狙うが、自民支持層をまとめられていない。

 10区は、鈴木隼と鈴木庸が横一線の戦い。鈴木隼は外務政務官などを歴任した実績を掲げ、組織固めを急ぐ。鈴木庸は街頭演説を重ね、政権批判票に狙いを定める。

 11区は、阿久津と下村がしのぎを削る。阿久津は、野党系候補が相次ぎ出馬する中、反自民票の受け皿になることを目指す。下村は政治資金問題を受けて無所属での出馬となり、自民支持層固めに苦戦している。

 12区は、高木が優位に立ち、大熊が追いかける展開。小選挙区に初挑戦の高木は、公明の推薦を得て、公明支持層の7割半ばを固めた。大熊は連合の推薦を受けたが、立民支持層を取り込めていない。

 13区は、土田が一歩先行し、森が追いかける展開。土田はデジタル政務官としての実績を武器に、自民支持層の7割に浸透した。森は政権批判票の取り込みを図るが、知名度不足が課題となっている。

 14区は、8選を目指す松島が優位に立つ。松島は地域の行事に積極的に参加し、幅広い年齢層の支持を集めている。

 15区は、酒井、大空、須藤が三つどもえの戦い。酒井は立民支持層の8割弱を固め、反自民票の結集を目指す。大空はSNSを駆使し、若年層へのアピールに余念がない。地元出身の須藤は、無党派層に狙いを定める。

 16区は、大西がリードし、柴田が追い上げる。大西は、引退した父・英男の地盤を引き継ぎ、組織固めを急ぐ。柴田は知名度不足が課題だ。

 17区は、平沢が猪口を一歩リードする。平沢は、政治資金問題で自民の公認を得られなかったが、自民支持層を手堅くまとめる。猪口は浮動票の取り込みに力を入れる。

 18区は、優位に立つ福田に、松下が肉薄している。新人の福田は西東京市を中心に演説会を重ね、自民支持層の8割近くに浸透した。松下は菅直人・元首相の地盤を引き継ぐが、政権批判票の受け皿になりきれていない。

 19区は、松本と末松が激しく競り合う。松本は経済産業副大臣などを歴任した実績を訴え、組織票固めを進めつつ、街頭演説にも力を入れる。末松は、支援者との集会を地道に重ね、無党派層への浸透に努める。

 20区は、元官房副長官の木原が一歩リードし、宮本と大西が追い上げる。木原は、岸田文雄・前首相の側近として政権を支えた経験をアピールし、宮本と大西は懸命に無党派層の取り込みを図る。

2537OS5:2024/10/17(木) 08:05:48
 21区は、大河原が先行し、小田原が追いかける。大河原は、政治資金問題への批判を強め、無党派層でも支持を広げる。自民の公認を得られなかった小田原は、自民支持層の4割しか取り込めていない。

 22区は、伊藤と山花が互角の戦い。伊藤は支援団体回りに励み、サラリーマンからも支持を得る。山花は高齢層の支持が厚いが、SNSを通じ、若い世代の取り込みも狙う。

 23区は、伊藤と吉原が接戦となっている。前回選で比例復活した伊藤は、地域の行事を小まめに回り、雪辱を期す。立民支持層の9割を固めた。元都議の吉原は公示直前に国政選への挑戦が決まり、知名度向上が課題だ。

 24区は、有田と萩生田がデッドヒートを繰り広げている。有田は、自民派閥の政治資金問題に対する批判を強め、内閣不支持層の4割に浸透した。政治資金問題で自民から公認されなかった萩生田は、自民、公明の支持層を固め切れていない。

 25区は、自民都連会長を務める井上が安定した戦い。自民支持層の8割超、公明支持層の7割強を固め、無党派層にも浸透する。

 26区は、立民を離党した松原が頭一つ抜け出す。区割り変更により、地縁が薄かった目黒区でも精力的に活動し、支持を広げる。今岡は知名度不足を克服できていない。

 27区は、元厚生労働相の長妻が優位な戦い。長妻は無党派層の4割強を取り込む。党代表代行として各地の応援に回りつつ、地元にも積極的に入り、票の上積みを狙う。

 28区は、安藤と高松が激しく競り合う。前回は9区で惜敗した安藤は、医師会の人脈を生かし、組織票固めを急ぐ。立民支持層の8割を固めた高松は地元出身を強調し、無党派層での支持拡大を狙う。

 29区は、岡本と木村が互角の戦い。岡本は外交など政権与党での経験をアピールし、公明支持層の9割を固めた。木村は街頭演説を地道に重ね、立民支持層の7割半ばから支持されている。

 30区は、長島と五十嵐が一歩も譲らぬ展開。首相補佐官に起用された長島は若い世代の支持が厚く、元都議の五十嵐は、60歳以上に浸透している。(敬称略)


https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50261/
衆院選の序盤情勢 東京・比例代表…自民が7議席目視野
2024/10/17 05:00

 自民は4回連続で6議席を確保する公算が大きく、7議席目も視野に入る。定数が2増となった影響もあり、立民は2017年の創設以降で最多の5議席をうかがう勢いで、6議席に届く可能性もある。

 公明と共産は2議席を維持する見通しだ。維新は前回選の2議席に届くかが微妙な情勢だが、1議席は確保できそうだ。前回選で議席を得られなかった国民は1議席を確保し、れいわは1議席を維持する見込みだ。(敬称略)

2538OS5:2024/10/17(木) 11:29:43
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50225/
衆院選の序盤情勢 新潟・選挙区…1区は西村と塚田がしのぎ
2024/10/17 05:00
 1区は、西村と塚田がしのぎを削る。党代表代行を務めた西村は高い知名度を武器に立民支持層の9割半ばを固め、無党派層の約4割も取り込む。塚田は地方議員らとともに組織固めに努め、自民支持層の6割半ば、公明支持層の7割半ばから支持を得る。

 2区は、8選を目指す菊田が安定した戦い。連合新潟の支援も得て、立民支持層の9割をまとめ、無党派層の4割半ばも支持する。細田は政治資金問題で自民から公認を得られず、自民支持層も固め切れていない。

 3区は、黒岩と斎藤が一歩も譲らぬ展開となっている。黒岩は立民支持層の9割から支持を集め、街頭活動を繰り返す草の根の活動で無党派層にも食い込んでいる。斎藤は企業や団体回りに注力するほか、小規模な集会にも頻繁に出席、自民支持層の8割弱を固めた。

 4区は、米山が先行し、鷲尾が追いかける展開。米山は立民支持層の8割半ばから支持を集める。SNSの発信にも注力し、無党派層、若年層への波及を狙う。前回、比例選単独で出馬した鷲尾は各地に後援会組織を作り、票の掘り起こしに懸命だ。無所属の泉田は両者の支持層の切り崩しを狙う。

 5区は、梅谷と高鳥が互角の戦い。梅谷は立民支持層の9割を固め、無党派層にも浸透している。高鳥は政治資金問題で比例重複立候補ができず、後がない戦い。首長らと連携し、自民支持層の7割強から支持を集める。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50235/
衆院選の序盤情勢 富山・選挙区…1区は田畑と山が競る
2024/10/17 05:00
 1区は、田畑と山が激しく競り合う。田畑は商工自営業者からの支持が厚いが、「政治とカネ」を巡る問題で地方議員らから批判を受け、自民支持層の支持が5割強にとどまる。連合富山の支援を受ける山は「人にやさしい経済」を訴え、立民支持層の7割強を固めたが、政権批判票をまとめ切れていない。



 2区は、上田が優位に立つ。元県会議長の人脈を活用し、選挙区をくまなく回る。自民支持層の8割弱、内閣支持層の7割近くの支持を集める。前回に続く挑戦となる越川は地元・魚津市を中心に支持拡大を図り、立民支持層の約8割を固めたが、無党派層を十分に取り込めていない。

 3区は、橘が安定した戦い。石破内閣で官房副長官に就任した実績を武器に自民支持層の9割近くを固め、3割近い無党派層も取り込む。農林水産業者からも支持されている。大久保は選挙区内に3月に移住したばかりで知名度向上が課題となっている。(敬称略)

2539OS5:2024/10/17(木) 11:31:12
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50249/
衆院選の序盤情勢 石川・選挙区…3区は近藤・西田が横一線
2024/10/17 05:00
 1区は、再選を目指す小森がややリードし、荒井が追い上げる。小森は自民支持層の6割半ばを固め、幅広い年代から支持を得ている。荒井は立民支持層の8割弱から支持を集め、無党派層での支持拡大に注力するが、政権批判票をまとめ切れていない。

 2区は、佐々木が強固な保守地盤に支えられ、戦いを優位に進めている。北陸新幹線の早期延伸など地域の抱える課題に取り組む姿勢を示し、自民支持層の8割を固め、60歳以上の支持が厚い。小山田は立民支持層の9割をまとめたが、他の野党支持層に十分に浸透できていない。

 3区は、近藤と西田による横一線の戦い。近藤は能登半島地震の被災地を回り、国会論戦で取り上げた実績を強調。無党派層の5割半ばを取り込み、幅広い年代から支持を得る。前回、選挙区を制した西田は自民支持層の7割弱を固めた。復旧・復興に向け国とのパイプ役の必要性を訴え、支持拡大を図る。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50260/
衆院選の序盤情勢 福井・選挙区…2区は斉木・辻・山本・高木の混戦
2024/10/17 05:00
 1区は、稲田が先行し、波多野が追いかける展開。防衛相などの実績を強調する稲田は自民支持層の7割強を固めた。波多野も立民支持層の7割をまとめ、無党派層での支持拡大に懸命だ。
 2区は、斉木、辻、山本、高木が激しく競り合う。斉木は無党派層で支持を広げ、辻は政権批判票の受け皿となっている。山本と、自民の公認を得られなかった高木はそれぞれ自民支持層への浸透を図っている。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50279/
衆院選の序盤情勢 長野・選挙区…1区は篠原と若林が互角
2024/10/17 05:00

 1区は、篠原と若林が激戦を繰り広げる。前回比例で復活し、8選を目指す篠原は立民支持層の大半をまとめた。「政治とカネ」の問題を追及し、政権批判票も集める。政治資金の不記載問題で比例重複立候補ができなかった若林は自民支持層の8割弱を固めたが、無党派層での支持拡大が課題となっている。


 2区は、下条が務台を一歩リードする。下条は立民支持層の9割弱を固めた。労働者を意識した経済対策を訴え、票の上積みを目指す。務台は環境副大臣などを務めた経験をアピールし、組織票固めに奔走するが、自民支持層からの支持は6割弱にとどまる。

 3区は、神津と井出が激しく競り合う。神津は羽田孜・元首相のおいで、強固な後援会組織をフル回転させる。立民支持層の9割、共産支持層の7割をまとめた。5選を目指す井出は自民支持層の約8割、公明支持層の6割半ばを固め、無党派層への浸透にも注力している。

 4区は後藤が頭ひとつ抜け出す。逆風への危機感から政治資金の透明化を訴え、政権批判票の切り崩しを図る。候補者差し替えで急きょ出馬が決まった武田は、立民支持層や無党派層からの支持の上積みに懸命だ。

 5区は、宮下と福田が横一線の戦い。宮下は後援会活動を活発化させ、自民支持層の8割、公明支持層の9割弱をまとめた。福田は立民支持層の9割を固め、無党派層の4割弱を取り込んでいる。(敬称略)

2540OS5:2024/10/17(木) 11:31:54
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50298/
衆院選の序盤情勢 北陸信越・比例代表…共産は議席確保が微妙
2024/10/17 05:00

 今回から定数が1減となり、自民は過去最低に並ぶ4議席にとどまる可能性がある。立民は無党派層の2割強から支持を得て、3議席を維持する見通しだ。


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 公明は1議席を維持する公算が大きく、維新は1議席を確保できるかどうかが焦点となる。共産は1議席に届くかが微妙な情勢で、確保できれば2017年衆院選以来となる。国民も1議席を確保できる可能性があり、れいわは苦戦している。(敬称略)

2541OS5:2024/10/17(木) 11:32:55
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50270/
衆院選の序盤情勢 岐阜・選挙区…5区で古屋と真野が激戦
2024/10/17 05:00
 1区は、野田が安定した戦い。自民支持層の8割弱を固め、幅広い世代に浸透する。山越は共産支持層の7割強を固めたが、内閣不支持層への浸透は3割弱にとどまる。

 2区は、棚橋が優位に立っている。地元経済界の支援も受けて、自民支持層の8割強を固めた。国政選3度目の挑戦になる三尾は、立民支持層の6割弱を固めたが、無党派層に浸透しきれていない。

 3区は、武藤がリードしている。石破内閣で経済産業相として初入閣した勢いを弾みとし、自民支持層の8割、公明支持層の7割を固めた。仙田は連合岐阜の支援を受け、国民支持層の8割弱、立民支持層の4割弱から支持を得る。前回選は立民から出馬した阪口は、立民支持層の3割弱、共産支持層の6割弱に食い込んでいる。

 4区は、今井と金子が小差の競り合い。立民支持層の9割強を固めた今井は、共産支持層の8割半ばからも支持を集める。自民との一騎打ちの構図となり、内閣不支持層の6割強からの支持も得る。金子は自民支持層の7割弱を固めたが、無党派層で今井にリードを許している。

 5区は、古屋と真野が激しく競り合う。古屋は組織力を生かして自民支持層の8割弱を固めた。連合岐阜の支援を受ける真野は、立民支持層の8割強を固め、他の野党支持層からも一定の支持を得る。山田は維新支持層以外からの支持に広がりを欠いている。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50275/
衆院選の序盤情勢 静岡・選挙区…6区は渡辺・勝俣が激しく競り合う
2024/10/17 05:00

 1区は、外相を務めた上川が頭一つ抜け出している。自民総裁選への出馬で知名度を上げ、自民支持層の9割弱を固め、無党派層の4割強にも浸透する。高橋は連合静岡の推薦を得られず、立民支持層の7割強を固めたものの、内閣不支持層の票を固めきれていない。山下は維新支持層への浸透が5割強にとどまっている。

 2区は、5選を目指す井林が戦いを優位に進めている。自民支持層の8割強を固めた。国政選初挑戦の鈴木は、立民支持層の8割弱を固め、無党派層の2割半ばに浸透する。

 3区は、小山が先行し、山本が追いかける展開。小山は立民支持層の9割弱を固め、無党派層の3割強からも支持を得る。山本は自民支持層の5割半ばしか固めきれていない。女性問題を理由に自民を離党し、4期目途中で辞職した宮沢は、伸び悩んでいる。

 4区は、深沢がややリードし、田中が追いかけている。深沢は自民支持層の8割強、公明支持層の6割半ばを固めた。田中は立民支持層の7割弱、国民支持層の9割を固め、無党派層でも深沢を上回る3割に浸透する。

 5区は、前回選は無所属で当選した細野が自民の公認を得て安定した戦いを展開する。自民支持層の9割弱、無党派層の4割強を固め、野党支持層にも幅広く食い込む。外山は立民支持層の6割強を固めたが、無党派層で支持の広がりを欠いている。

 6区は、渡辺と勝俣が激しく競り合っている。渡辺は立民支持層の9割を固め、内閣不支持層の5割弱から支持を得る。勝俣は自民支持層の7割を固めたが、無党派層からの支持で渡辺にリードを許している。

 7区は、城内が有利な戦い。自民支持層の9割近くを固め、無党派層の3割半ばに浸透する。日吉は立民支持層の7割弱を固めた。

 8区は源馬が稲葉を一歩リード。源馬は無党派層の3割半ばから支持を得る。稲葉は自民支持層の5割強しか固めきれていない。(敬称略)

2542OS5:2024/10/17(木) 11:33:32
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50288/
衆院選の序盤情勢 愛知・選挙区…10区は若山・藤原・杉本が三つどもえ
2024/10/17 05:00
 1区は、前名古屋市長の河村が先行し、吉田と熊田が追いかける展開。河村は無党派層の4割強を固め、自民支持層の3割強に食い込む。吉田は政権批判票の受け皿を目指し、熊田は自民、公明支持層の票固めを急ぐ。


 2区は、古川が優位に立っている。古川は国民支持層をほぼ固めたほか、自民支持層の3割弱にも浸透する。総務政務官を務めた中川は実績をアピールし、巻き返しを図る。

 3区は、近藤が水野を一歩リードする。近藤は立民支持層の9割強を固め、無党派層からも3割半ばの支持を得る。政治資金問題で前議員が逮捕されたことを受け、公募で選ばれた水野は、知名度不足が課題だ。

 4区は、牧と工藤が横一線の戦い。連合の推薦を受ける牧は、立民支持層の8割を固めた。工藤は内閣府副大臣を務めた実績をアピールし、自民支持層の7割弱を固めた。

 5区は、西川と神田がしのぎを削る。西川は立民支持層の8割弱を固めた。神田は税金の滞納問題などで自民県連と対立し、自民支持層の5割弱しか固めきれていない。岬は維新支持層の7割強を固め、無党派層への浸透を目指している。

 6区は、丹羽がリードする展開。丹羽は自民、公明支持層の7割以上を固め、新たに全域が選挙区となった瀬戸市への浸透も図る。前田、原田は、支持に広がりを欠いている。

 7区は、鈴木淳と日野が接戦となっている。政治資金問題で総務相を辞任した鈴木は、地元での説明に奔走し、自民支持層の7割強を固めた。労働団体から支援を受ける日野は、国民支持層の9割弱を固めた。

 8区は、伊藤と伴野が小差の競り合い。伊藤は自民支持層の7割強を固めた。伴野は立民支持層の9割弱を固め、無党派層の3割からも支持を集めている。

 9区は、長坂と岡本が互角の戦い。長坂は防災・減災対策を訴えて地元を細かく回り、自民支持層の7割半ばを固めた。岡本は政治改革の必要性を強調し、無党派層の取り込みに力を入れている。

 10区は、若山と藤原と杉本が三つどもえの戦い。江崎鉄磨元沖縄・北方相の後継となる若山は、自民支持層の5割しか固めきれておらず、知名度拡大を急ぐ。藤原は共産を加えた「共闘態勢」で、野党支持層への浸透を図る。杉本は維新支持層の8割弱を固めた。

 11区は、八木がややリードし、丹野が追う展開。八木は自民支持層の8割弱を固めた。丹野はトヨタ自動車などの労組票を固め、無党派層の3割強にも浸透する。

 12区は、重徳が先行し、青山が追いかける。重徳は立民支持層の9割弱を固め、自民支持層の2割強にも食い込む。青山は政治資金問題で比例重複のない戦いだが、無党派層からの支持に広がりを欠いている。

 13区は、大西が石井を一歩リード。大西は立民支持層の9割を固め、無党派層の3割強に浸透する。石井は自民、公明支持層の7割弱を固め、無党派層の支持拡大を急ぐ。

 14区は、今枝が有利な戦い。自民、公明支持層の8割以上を固め、立民支持層の2割にも食い込む。大嶽は政権批判票を固めきれていない。

 15区は、根本が先行し、小山と関が追う展開。根本は農林水産業者やサラリーマンなど幅広い層からの支持を集め、自民支持層の8割弱を固めた。野党候補が乱立し、政権批判票を小山と関で取り合う形になっている。

 16区は、犬飼と松田がデッドヒートを繰り広げている。新設された選挙区で自民は候補を擁立せず、推薦を受けた犬飼は、自民支持層の4割弱を固めた。松田は立民支持層の7割半ばを固め、無党派層への浸透を図る。(敬称略)

2543OS5:2024/10/17(木) 11:34:26
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50295/
衆院選の序盤情勢 三重・選挙区…2区は川崎と下野が横一線
2024/10/17 05:00
 1区は、田村が安定した戦い。自民支持層の9割を固め、無党派層の3割にも浸透する。福森は立民支持層の7割を固めたが、知名度アップが課題となっている。

 2区は、川崎と下野が横一線の戦い。川崎は地元の伊賀・名張地域で強固な支持基盤を持ち、自民支持層の7割強を固めた。下野は大票田の鈴鹿市を中心に浸透を図り、立民支持層の8割を固め、無党派層でも川崎を上回る2割半ばの支持を得ている。

 3区は、岡田が安定感を増している。前幹事長として全国を応援で回り、地元入りの機会は少ないが、立民支持層をほぼ固め、無党派層の5割弱、自民支持層の3割弱にも浸透する。石原は自民、公明の支持固めを急ぐ。

 4区は、前知事の鈴木が先行し、青沼が追いかける展開。鈴木は自民支持層の8割強を固め、農林水産業者やサラリーマンら幅広い支持を集める。青沼は立民支持層の8割強を固め、巻き返しを図る。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50302/
衆院選の序盤情勢 東海・比例代表…日本保守が議席獲得か
2024/10/17 05:00


 自民は前回選の9議席に届かない見通しで、8議席を確保できるかが焦点となっている。立民は無党派層の2割から支持を集め、前回選を上回る6議席に迫る勢いだ。


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 公明は2議席を固め、前回選と同じ3議席を目指す展開となっている。維新と国民は1議席を確保し、2議席目を視野に入れている。共産は1議席を確保するが、議席の積み増しは難しい情勢だ。日本保守とれいわは初めて議席を獲得する可能性がある。(敬称略)

2544OS5:2024/10/17(木) 11:35:26
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50310/
衆院選の序盤情勢 滋賀・選挙区…2区は上野と平尾が小差
2024/10/17 05:00
 1区は、大岡と斎藤が横一線の戦い。大岡は地元の国道整備など与党の実績を強調し、自民支持層の7割強、公明支持層の8割半ばを固めた。斎藤は昨年国民を離れ、教育無償化を実現する会を経て、維新に合流した。連合の支援は見込めなくなったものの、維新支持層の7割弱を固めたほか、立民、国民両支持層の4割前後からも支持を得ている。

 2区は、上野と平尾が小差の競り合いを展開している。上野は自民支持層の7割弱を固めた。平尾は立民支持層の7割を固め、無党派層からも2割弱で最も支持を得ている。昨年立民を離れ、教育を経て維新入りした徳永は、維新支持層の6割強、国民支持層の4割弱を固めた。

 3区は、武村が優位に立っている。農林水産副大臣としての実績などをアピールし、自民支持層の8割、公明支持層の7割を固めた。出路は維新支持層の7割弱を固め、立民支持層の3割強にも浸透している。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241017-OYT8T50004/
衆院選の序盤情勢 京都・選挙区…2区の前原が安定した戦い
2024/10/17 05:00
 1区は、勝目が一歩リードし、堀場が追いかける展開。勝目は伊吹文明元衆院議長が築いた後援会組織を生かし、自民、公明支持層の7割を固める。堀場は維新支持層の7割を固めたが、無党派層に浸透しきれていない。平竹は立民支持層の7割弱を固めた。

 2区は、維新に合流した前原が安定した戦い。連合の推薦が取り消しになったものの、立民、国民支持層の4割に食い込む。堀川は共産支持層の9割を固めた。佐野は自民支持層の5割半ばしか固めきれていない。

 3区は、泉が先行し、森が追っている。泉は党代表を務めた実績をアピールし、立民支持層の9割近くを固め、無党派層の3割半ばにも浸透する。森は5割にとどまる自民支持層の票の積み増しがカギとなる。

 4区は、北神がややリードし、田中が追う。無所属の北神は、連合京都の推薦を受け、立民支持層の7割、維新支持層の5割を固め、無党派層の4割強に支持を広げる。田中は自民、公明支持層の票固めに全力を挙げる。

 5区は、本田が優位に立つ。谷垣禎一元自民総裁が築いた保守地盤で、自民支持層の8割強を固めた。山本は、立民支持層の8割強を固めるが、知名度向上が課題だ。

 6区は、山井が先行し、園崎が追いかける。山井は立民支持層の9割強をまとめ、無党派層の3割強も取り込んでいる。園崎は、自民、公明支持層の6割を固めたが、無党派層への浸透が急務となっている。(敬称略)

2545OS5:2024/10/17(木) 11:35:53
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241017-OYT8T50000/
衆院選の序盤情勢 大阪・選挙区…16区で山本と黒田がデッドヒート
2024/10/17 05:0

 1区は、井上が大西を一歩リード。井上は政治改革を訴え、維新支持層の8割強をまとめた。大西は自民支持層の6割を固め、無党派層への浸透を目指す。

 2区は、守島が左藤に先行する。守島は街頭活動を強化し、無党派層や自民支持層にも食い込む。議席奪還を狙う左藤は、6割半ばにとどまる自民支持層の積み増しを狙う。

 3区は、東が先行し、佐藤が追う展開。東は府議時代からの地盤をこまめに回り、維新支持層の8割を固め、自民支持層の3割に食い込む。佐藤は与党連携をアピールするが、自民支持層の3割弱しか固めきれていない。

 4区は、美延と中山がしのぎを削る。市議出身の美延は、維新支持層の8割弱を固めたが、無党派層の支持が伸び悩む。政治資金問題で比例重複のない中山は、知名度を強みとし、無党派層への支持拡大に活路を求める。

 5区は、梅村の背中を国重が追う。梅村は維新支持層の8割強をまとめ、自民支持層の2割半ばにも食い込む。国重は自民支持層の4割弱を固め、票の積み増しを急ぐ。

 6区は、西田と伊佐が横一線の争い。国政初挑戦の西田は「改革の流れを止めない」と訴え、無党派層への支持拡大を図る。伊佐は厚生労働副大臣を経験した実績をアピールし、4割強固めた自民支持層への浸透を急ぐ。

 7区は、渡嘉敷と奥下が横一線で争う。渡嘉敷は、自民、公明支持層の約7割に浸透し、さらなる支持拡大を図る。奥下は、統治機構改革などを訴えて維新支持層の8割近くを固め、無党派層の取り込みを狙う。

 8区は、漆間と高麗が互角の戦い。漆間は地元市議と活動し、維新支持層の8割弱を固めた。高麗は自民、公明支持層の6割以上を固め、無党派層への浸透を目指す。

 9区は、萩原と東田が予断を許さない展開。衆院解散前日に出馬表明した萩原は、街頭での活動を重ね、維新支持層の7割半ばを固めた。東田は自民支持層の7割弱をまとめ、無党派層への浸透を急ぐ。

 10区は、優位に立つ池下に尾辻が迫る。池下は、維新支持層の8割強を固めた。辻元清美代表代行の地盤を引き継いだ尾辻は、街頭でアピールを重ね、2割弱に浸透する無党派層のさらなる取り込みを目指す。

 11区は、中司が頭ひとつ抜け出す。元枚方市長で知名度の高い中司は、自民支持層の2割半ばにも浸透する。大辻は、自民支持層の5割強しか固めきれていない。

 12区は、藤田が先行し、北川が追う展開。党幹事長の藤田は、街頭やSNSで実績を強調し、無党派層にも支持を広げる。北川は自民支持層の6割半ばを固め、若さをアピールするが、無党派層に支持が広がっていない。

 13区は、宗清と岩谷が激しく競り合う。政治資金問題を受けて比例重複が認められなかった宗清は、組織を手堅くまとめ、自民、公明支持層の7割を固めた。岩谷は維新支持層の8割弱をまとめ、さらに政権批判票の取り込みを狙う。

 14区は、青柳と塩川が互角の戦い。青柳は地元首長や市議らと選挙区を回り、維新支持層の8割をまとめた。塩川正十郎元財務相の孫の塩川は、自民支持層の6割半ばを固め、無党派層の支持拡大を図る。

 15区は、浦野と島田がしのぎを削る。浦野は維新支持層の8割強を固め、無党派層の2割弱に浸透する。前河内長野市長の島田は、自民、公明支持層の6割を固めた。

 16区は、山本と黒田がデッドヒートを展開。北側一雄副代表の地盤を引き継いだ山本は、自民支持層の5割弱を固めた。黒田は維新支持層の7割強を固めたが、無党派層では森山にリードを許している。

 17区は、優位に立つ馬場を岡下が追う。党代表で知名度のある馬場は、無党派層にも支持を広げる。岡下は、自民、公明支持層の6割を固め、積み増しを急ぐ。

 18区は、遠藤が有利な戦い。遠藤は、強力な後援会が活動を支え、維新支持層の8割半ばを固め、他党の支持層にも食い込む。前鳥取県議の内田は活動期間が短く、自民支持層の5割弱しかまとめきれていない。

 19区は谷川と伊東が一歩も譲らぬ展開。政治資金問題で比例重複が認められなかった谷川は、閣僚経験者らの応援を受け、自民、公明支持層の6割以上を固めている。維新支持層の8割弱をまとめた伊東は、無党派層へのさらなる浸透を急ぐ。(敬称略)

2546OS5:2024/10/17(木) 11:36:50
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50313/
衆院選の序盤情勢 兵庫・選挙区…9区で西村先行、橋本が追う
2024/10/17 05:00
 1区は、井坂と盛山が接戦となっている。井坂は政権批判票の受け皿となり、立民支持層の9割弱を固めた。盛山は自民支持層の6割をまとめたが、無党派層では井坂に大きくリードを許しており、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体との接点が指摘された問題が影響している可能性がある。

 2区は、赤羽が阿部を一歩リードする。赤羽は国土交通相を経験した実績をアピールし、公明支持層をほぼ固め、自民支持層の5割弱を固めた。阿部は維新支持層の6割半ばをまとめ、無党派層の支持拡大を目指す。


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 3区は、関が先行し、和田が追いかける展開。関は政治資金問題を受けて比例重複のない戦いで、自民支持層の6割半ばを固めた。和田は維新支持層の7割弱をまとめ、政権批判票の取り込みを狙う。

 4区は、藤井が安定した戦いを進める。自民支持層、公明支持層ともに7割半ばを固めた。今泉は立民支持層の8割弱をまとめたが、前回選には出馬しなかった共産も候補を擁立したことで、政権批判票が分散している。

 5区は、谷がややリードし、田村が追い上げる。谷は自民支持層の7割半ば、公明支持層の8割弱を固めた。田村は立民支持層の7割強をまとめたが、内閣不支持層の2割強の支持が遠藤に流れている。

 6区は、大串、桜井、市村が三つどもえの接戦。大串は地元議員らの支援を得て自民支持層の6割半ばをまとめた。桜井は立民支持層の8割強を固め、無党派層の支持拡大を狙う。市村は維新支持層の7割をまとめた。

 7区は、山田と三木が激しく競り合う。山田は自民支持層の6割半ば、公明支持層の7割を固めたが、無党派層に浸透しきれていない。三木は維新支持層の7割強をまとめた。岡田は無党派層で支持拡大を目指す。

 8区は、中野と徳安が横一線の戦い。中野は公明支持層をほぼ固めたが、自民支持層は4割強にとどまる。徳安は維新支持層の7割弱をまとめ、無党派層の取り込みも図る。

 9区は、西村が先行し、橋本が追いかける。西村は政治資金問題を受けて自民の公認を得られなかったが、自民支持層の7割、公明支持層の8割をまとめた。橋本は立民支持層の8割を固め、無党派層でも西村を上回る2割から支持を得ている。

 10区は、渡海が頭ひとつ抜け出している。後援会などの組織力も生かし、自民支持層の8割弱を固めた。隠樹は立民支持層の7割近くをまとめ、無党派層の取り込みに躍起だ。

 11区は、松本が戦いを優位に進めている。総務相を務めた実績などをアピールし、自民支持層の8割弱を固めた。住吉は維新支持層の7割強をまとめたが、無党派層からの支持は広がりを欠いている。

 12区は、山口が池畑を一歩リードする。山口は環境相を務めた知名度も生かし、自民支持層の7割を固めた。池畑は維新支持層の7割強をまとめ、浮動票の獲得も狙う。(敬称略)

2547OS5:2024/10/17(木) 11:38:07
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50307/
衆院選の序盤情勢 奈良・選挙区…1区は馬淵と小林が小差
2024/10/17 05:00
 1区は、馬淵と小林が小差で競り合う。前回選で小林に競り勝った馬淵は、立民支持層の9割強を固め、4割近くの無党派層にも浸透する。小林は環境副大臣の実績をアピールし、自民支持層の6割強を固めた。高野は維新公認で当選した知事のバックアップも受け、維新支持層の5割を固め、知名度不足の解消を図る。

 2区は、高市が安定感を増している。地方議員や首長ら選挙戦を支える組織も盤石の態勢を整え、自民支持層の9割近くを固めた。高い知名度を生かし、無党派層からも3割半ばの支持を得る。尾崎は立民支持層以外への支持拡大が課題だ。

 3区は田野瀬が優位に立つ。自民総務会長だった父・良太郎氏から譲り受けた地盤を生かし、自民支持層の8割弱を固め、70歳以上から半数近い支持を集める。大阪から国替えした川戸は、立民支持層の票固めを急ぐ。原山は大票田の橿原市以外へも浸透を図る。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50301/
衆院選の序盤情勢 和歌山・選挙区…1区で山本と林が競る
2024/10/17 05:00
 1区は、山本と林が激しく競り合う。山本は自民支持層の6割を固め、自主投票を決めた公明支持層も5割に浸透する。昨年4月の補欠選挙で初当選した林は、維新支持層の7割強を固め、無党派層の2割弱を取り込む。

 2区は、自民を離党し、参院からくら替えした世耕が、二階を一歩リード。自民支持層の4割強、無党派層の3割弱に浸透する。二階は、自民幹事長を務めた父の後継だが自民支持層に浸透しきれていない。(敬称略)


https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50292/
衆院選の序盤情勢 近畿・比例代表…維新は議席減か
2024/10/17 05:00


 大阪などを地盤とする維新は前回選で10議席に達したが、今回は8議席にとどまりそうだ。無党派層からの支持が1割程度と立民の1割強に及んでいない。


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 自民は7議席を確保しそうだが、情勢次第では前回選と同じ8議席が視野に入る。無党派層からの支持が1割に満たないのが課題だ。立民は前回より1議席多い4議席を確保。公明は前回の3議席を堅守し、4議席目もうかがっている。(敬称略)

2548OS5:2024/10/17(木) 11:39:31
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50269/
衆院選の序盤情勢 鳥取・選挙区…2区の赤沢に幅広い支持
2024/10/17 05:00
 1区は、首相の石破が安定した戦い。全国遊説のため地元不在が多い中、後援会組織が全力で支援している。自民支持層の9割以上を固め、無党派層も7割に浸透する。朝倉と岡田は自公政権への批判票の取り込みを図る。

 2区は、初入閣した赤沢が優位に立っている。自民支持層の9割弱を固め、幅広い年代・職業から支持を集める。湯原はこまめに支持者を回り、立民支持層の8割半ばを固めた。無党派層の支持拡大が課題だ。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50259/
衆院選の序盤情勢 島根・選挙区…1区は亀井と高階が五分
2024/10/17 05:00

 1区は、亀井と高階が横一線の戦い。亀井は4月の1区補選で勝利した余勢を駆り、無党派層の5割超から支持を得る。高階は保守地盤を生かした組織戦で臨むが、擁立決定が9月と出遅れ、知名度不足が課題だ。

 2区は、高見が優位に立っている。3年前に死去した元衆院議員の竹下亘氏の地盤を引き継ぎ、自民支持層の8割以上をまとめた。大塚は立民支持層の約8割に浸透し、無党派層の取り込みに躍起だ。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50251/
衆院選の序盤情勢 岡山・選挙区…2区は山下と津村が互角
2024/10/17 05:00
 1区は、13選を目指す逢沢が先行し、原田が追いかける展開。逢沢は、強固な地盤を背景に、自民支持層の約7割を固めた。原田は立民支持層の7割強をまとめたものの、野党4党の乱立で政権批判票を取り込めていない。

 2区は、山下と津村が横一線の戦い。法相を務めた山下は自民支持層の7割半ば、公明支持層の8割以上を手堅く固めた。津村は立民支持層の8割半ばをまとめ、無党派層の3割強に浸透している。

 3区は、財務相就任などで知名度を上げた加藤が安定感を増している。自民支持層の8割半ばを固め、幅広い年代から支持を集める。はたは、立民支持層の7割半ばを固め、無党派層への浸透を図っている。

 4区は、7度目の対決となる橋本と柚木が互角の戦い。6選を目指す橋本は自民の約7割、公明支持層の5割強に浸透。柚木は立民支持層の9割を固め、無党派層の4割弱からも支持を集める。(敬称略)

2549OS5:2024/10/17(木) 11:41:02
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50244/
衆院選の序盤情勢 広島・選挙区…4区は寺田やや有利
2024/10/17 05:00
 1区は、11選を目指す岸田が戦いを優位に進めている。首相在任中の経済や外交面での実績をアピールし、自民支持層の8割以上を固めた。全世代に幅広く浸透し、無党派層の2割強から支持を集める。

 2区は、平口が有利な戦い。地元に頻繁に帰り、自民支持層の8割弱を固め、公明支持層からも6割以上の支持を得ている。福田は国民支持層の7割強から支持を集めている。

 3区は、石破内閣でも国土交通相を続投した斉藤が先行し、東が追いかける展開。斉藤は公明支持層をほぼ固め、自民支持層の5割強に浸透している。東は無党派層の取り込みを図る。

 4区は、寺田がややリードし、空本が追い上げる展開。寺田は自民、公明支持層の7割弱に浸透する。空本は内閣不支持層の4割強から支持を集めており、政権批判票の取り込みに躍起だ。

 5区は、佐藤と小島が接戦となっている。亀井静香・元金融相の支援を受ける佐藤は、立民支持層をほぼ固め、無党派層の4割以上に浸透している。農林水産業者やサラリーマンらの支持も手堅くまとめている。小島は自民支持層の6割半ばを固めたが、公明支持層を固め切れていない。

 6区は、5選を目指す小林がリードする展開。自民支持層の8割半ばを固め、幅広い年代・職業から支持を集める。井上は無党派層への浸透が課題だ。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50236/
衆院選の序盤情勢 山口・選挙区…2区で岸と平岡が競り合う
2024/10/17 05:00
 1区は、高村が戦いを優位に進める。地域行事をくまなく回り、父親の正彦・元自民副総裁から受け継いだ強固な地盤を固める。自民支持層の8割をまとめた。無党派層の取り込みも図っている。市民団体などが野党共闘を呼びかけたが成立せず、新人3人は知名度アップに苦しんでいる。

 2区は、岸と平岡が激しく競り合う。昨年4月の衆院旧山口2区補欠選挙では岸が一騎打ちを制した。岸は自民支持層の7割強、公明支持層の6割強を固めた。平岡はミニ集会をこまめに開き支援を呼びかけ、立民支持層の9割、共産支持層の7割弱から支持を集める。両者とも、区割り改定で市全域が選挙区となった大票田の周南市での浸透を図る。

 3区は、9月の自民総裁選で4位と健闘した林が頭ひとつ抜け出す。区割り改定で地元の下関市が選挙区に加わった。自民支持層の8割以上を固め、幅広い年代から支持されている。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50228/
衆院選の序盤情勢 中国・比例代表…自民が6議席目うかがう
2024/10/17 05:00


 石破首相や岸田前首相の地元を抱える自民は5議席を固め、前回選と並ぶ6議席目をうかがう。幅広い年齢層と職業からの支持を集め、他ブロックと比べ地盤の強さが顕著だ。


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 追う立民は内閣を支持しない層の3割を得て、前回選と同じ2議席を見込む。公明も前回選と同じ2議席を堅守する見通しだ。前回1議席を獲得した維新は、定数1減の影響もあり、議席を得られるか微妙な情勢だ。共産、国民は伸び悩んでいる。(敬称略)

2550OS5:2024/10/17(木) 11:42:03
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50219/
衆院選の序盤情勢 徳島・選挙区…1区は仁木が優位
2024/10/17 05:00
 1区は、3選を目指す仁木が戦いを優位に進めている。前回選は無所属で戦ったが、今回は自民公認で自民支持層の約7割、公明支持層の約6割に浸透した。高橋は政権批判票を十分取り込めていない。

 2区は、山口と飯泉が横一線の戦い。山口は自民支持層の6割弱、公明支持層の6割強を固めた。飯泉は知事を5期務めた知名度を生かし、自民支持層、無党派層の約3割から支持を得ている。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50215/
衆院選の序盤情勢 香川・選挙区…2区の玉木が安定の戦い
2024/10/17 05:00

 1区は、8度目の対決となる小川と平井がしのぎを削る。小川は幹事長として全国を遊説する中、後援会組織が総力を挙げて支持拡大を図り、立民支持層をほぼ固めた。無党派層も4割に浸透している。平井は企業や団体を中心とした組織戦を展開し、自民支持層の6割をまとめた。SNSを駆使するなどして、若年層へのアピールにも注力している。

 2区は、玉木が安定した戦い。国民支持層の9割強を固めたほか、党代表の高い知名度を生かし、無党派層の約6割から支持を集める。前回選で玉木に敗れた瀬戸は企業や団体を精力的に回り、自民、公明支持層の6割以上から支持を集めるが、無党派層に浸透しきれていない。

 3区は、5選を目指す大野が優位に立っている。自民支持層の8割以上から支持を得ており、無党派層にも浸透している。大岡は出馬表明が出遅れ、政権批判票の取り込みを狙う。(敬称略)

2551OS5:2024/10/17(木) 11:43:47
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50208/
衆院選の序盤情勢 愛媛・選挙区…1区は塩崎が幅広く浸透
2024/10/17 05:00
 1区は、塩崎が安定した戦い。自民支持層の9割弱、公明支持層の8割強を固めた。SNSを駆使して幅広い世代に浸透する。専業主婦の約5割の支持を集めた。香曽我部は立民支持層の6割半ばをまとめたが、無党派層への浸透が課題だ。石井は国民支持層の7割の支持を得ている。


 2区は、白石と井原がしのぎを削る。白石は立民支持層の9割、共産支持層の6割を固めたほか、無党派層の支持も4割に上る。井原は参院議員のほか、市長、県議を9年ずつ務めた実績をアピールし、自民支持層の7割強を固めた。無党派層の支持拡大が課題だ。

 3区は、長谷川が先行し越智が追いかける展開。長谷川は副知事を務めた実績を訴え、自民支持層の8割、公明支持層の6割弱を固めた。農林水産業者にも支持を広げる。越智は立民支持層の8割をまとめた。医師の経験を生かし、地域医療の充実などを訴え、幅広い層の支持拡大を狙う。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50201/
衆院選の序盤情勢 高知・選挙区…1区の中谷が強固な地盤
2024/10/17 05:00
 1区は、12選を目指す中谷が強固な地盤を生かし、安定した戦いを進めている。石破内閣で防衛相に就き、内閣支持層から8割以上の支持を得た。全世代に幅広く浸透している。武内は立民支持層の7割をまとめた。

衆院選 高知県の予想立候補者
 2区は、知事を3期12年務め高い知名度を誇る尾﨑がリードする展開。自民支持層、公明支持層の約9割をまとめ、無党派層も5割弱から支持を得ている。浜川は、政権批判票の受け皿を狙うが、浸透しきれていない。(敬称略)


https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50194/
衆院選の序盤情勢 四国・比例代表…自民3議席の公算
2024/10/17 05:00

 自民は前回選と同じ3議席を見込む。自民支持層の8割程度を固めたが、無党派層からの支持は1割にとどまる。


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 前回1議席にとどまった立民は得票次第では2議席目を獲得できる可能性がある。無党派層から2割の支持を得る。公明は前回と同じ1議席を堅守しそうだ。玉木代表の地元がある国民は1議席を確保できるか微妙だ。前回1議席を獲得した維新は議席獲得が難しそうだ。(敬称略)

2552OS5:2024/10/17(木) 11:44:16
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50182/
衆院選の序盤情勢 福岡・選挙区…2区で鬼木・稲富が激しい戦い
2024/10/17 05:00
1区は、井上が優位に立っている。自民支持層の7割、公明支持層の6割を固めた。後援会を中心に地盤を築いており、野党支持層の一部も流れている。連合の支援を受ける丸尾は、知名度向上が課題だ。

 2区は、鬼木と稲富が激しく競り合う。鬼木は防衛副大臣の実績をアピールし、自民、公明支持層の約7割に浸透。稲富は地道な地元活動を背景に、立民支持層の9割超をまとめ、無党派層への支持拡大を図る。

 3区は、古賀と仁戸田がデッドヒートを展開している。古賀は自民支持層の約8割を固めたが、公明支持層への浸透が約4割にとどまる。連合の支援を受ける仁戸田は、立民支持層の8割強に浸透し、無党派層からも約2割の支持を得る。

 4区は、宮内が先行し、許斐が追いかける展開。宮内は組織戦を展開し、自民支持層の約6割、公明支持層の約5割を固めた。連合の支援を受ける許斐は、政権批判票の受け皿を狙う。

 5区は、前回選の公認争いで涙をのんだ栗原がややリードし、堤が追い上げる。栗原は自民、公明支持層の約7割をまとめ、60歳以上の支持が多い。堤は立民支持層の7割以上を固め、無党派層からも約3割の支持を得る。

 6区は、鳩山が頭ひとつ抜け出す。地元経済界や公明の支援を受け、自民支持層の7割半ば、公明支持層の7割弱を固めた。無党派層からの支持も手堅く、全ての年齢層から支持を集める。

 7区は、藤丸が安定した戦い。内閣府副大臣などを務めた実績を訴え、後援会を軸に組織戦を展開。自民支持層の約8割、公明支持層の7割をまとめた。農林水産業者の7割弱から支持を得ている。亀田は元海上保安官の経験をアピールし、無党派層への浸透を図る。

 8区は、15選を目指す麻生が安定感を増している。首相や財務相を歴任した抜群の知名度を背景に、自民支持層の8割に加え、野党支持層にも浸透。幅広い年代からの支持を得ている。

 9区は、緒方がリードする展開。特定の政党や団体の推薦を受けず、無党派層の4割強に浸透し、立民支持層の8割強から支持を得る。三原は9区を地盤としたおじの元衆院議員・朝彦氏の支援者を中心に支持拡大を図る。

 10区は、城井と吉村が競り合い、予断を許さない展開。城井は立民支持層の8割強を固め、無党派層の3割に浸透する。自民、公明支持層の一部も切り崩す。吉村は地元市議らの支援を受けて票固めに注力し、自民、公明支持層の5割強をまとめた。

 11区は、8選を狙う武田と村上が横一線の戦い。武田は自民、公明支持層の6割強を固めた。政治資金問題で処分を受け、比例選に重複立候補しておらず、支持固めに懸命だ。元経産省職員の村上は「即戦力」をアピールし、無党派層の約3割に浸透するほか、自民支持層の一部も取り込んでいる。(敬称略)

2553OS5:2024/10/17(木) 11:45:12
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50174/
衆院選の序盤情勢 佐賀・選挙区…1区で原口・岩田が接戦
2024/10/17 05:00
 1区は、原口と岩田が横一線の戦い。原口は草の根の活動で足場固めを急ぎ、立民支持層の9割を固めた。無党派層の約4割から支持を得る。3回連続で比例復活の岩田は、自民、公明支持層の約7割をまとめた。

 2区は、大串がリードし、古川が追いかける展開。大串は立民支持層の9割超をまとめ、内閣支持層の3割強に浸透する。古川は自民支持層の6割強を固め、無党派層への支持拡大が課題だ。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50167/
衆院選の序盤情勢 長崎・選挙区…3区で金子が一歩抜け出す
2024/10/17 05:00
 1区は、西岡が先行し、下条が追いかける展開。西岡は三菱重工業労組の後押しを受け、参院議長を務めた父・武夫氏から受け継いだ後援会がフル稼働。国民支持層の9割を固め、自民支持層からも2割の支持を得た。下条は自民支持層の6割を固めたが、知名度向上が課題だ。

 2区は、山田と加藤が激しく競り合う。山田は立民支持層の9割弱を固め、無党派層の3割に浸透する。加藤は自民支持層の7割超をまとめ、サラリーマンから3割の支持を得た。政治資金問題で比例選の重複立候補が認められず、背水の陣で引き締めを図る。

 3区は、金子が末次を一歩リードする展開。昨年10月の旧4区補欠選挙で初当選した金子は、各地に後援会を組織し、自民支持層の8割弱をまとめた。農林水産業者の支持を7割弱に伸ばした。末次は立民支持層の9割弱を固めており、国民、社民の地方組織、連合長崎などとも連携して支持拡大を図る。(敬称略)

2554OS5:2024/10/17(木) 11:46:37
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50161/

衆院選の序盤情勢 熊本・選挙区…2区で西野が先行
2024/10/17 05:00
 1区は、木原が戦いを優位に進めている。防衛相を務めた実績を訴え、自民支持層の8割強を固めた。連合の推薦を受ける出口は、立民支持層の8割弱を固め、無党派層の取り込みを図る。

 2区は、西野がリードする展開。前回選は無所属で出馬し、17選を目指した自民候補を大差で破った。保守分裂のしこりを懸念する声もあるが、自民支持層の8割強を固め、無党派層にも浸透する。奥田は政権批判票の取り込みが課題だ。

 3区は、坂本が有利な戦い。坂本は前農相の実績をアピールし、自民支持層の8割強を固めた。農林水産業者の支持を約7割に伸ばした。橋村は連合熊本の支持を得るが、支持が伸び悩んでいる。

 4区は、金子が安定した戦いを進め、自民、公明支持層の約8割を固めた。笹本は立民支持層の7割弱、矢上は維新支持層の約5割をそれぞれまとめた。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50155/
衆院選の序盤情勢 大分・選挙区…2区の衛藤は浸透に課題
2024/10/17 05:00
 1区は、7選を目指す吉良がややリードし、新人の衛藤が追い上げる。吉良は連合大分からの推薦を受け、立民支持層の8割を固めた。国民、社民支持層にも浸透する。衛藤は多数の団体から推薦を受け、自民、公明支持層の6割超を固めた。

 2区は、吉川と広瀬が激しく競り合う。吉川は立民支持層の約8割、共産支持層の約7割に浸透。無党派層の約3割からも支持を集める。広瀬は前知事の父や経済団体の一部などが支え、無党派層の約3割に浸透する。政治資金収支報告書の不記載で党の役職停止処分を受けた衛藤は自民支持層の支持が約4割にとどまり、無党派層にも浸透していない。

 3区は、岩屋が戦いを優位に進めている。岩屋は公務などで地元入りが難しいが、自民支持層の約8割を固め、無党派層にも支持が広がっている。連合の推薦を受ける小林は立民支持層の8割弱、維新支持層の4割をまとめた。(敬称略)


https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50149/
衆院選の序盤情勢 宮崎・選挙区…2区で江藤がやや優勢
2024/10/17 05:00
1区は、渡辺が武井を一歩リードしている。渡辺は小規模な対話集会などを続け、立民支持層の9割弱を固め、共産支持層の7割をまとめた。前回選で渡辺に敗れ、比例復活した武井は、自身が乗る車の法定速度超過への謝罪に追われ、自民支持層の支持が約5割にとどまる。

 2区は、8選を目指す江藤がややリードし、長友が追い上げる。江藤は県連会長、元農相の知名度を生かして自民支持層の約8割、公明支持層の約7割に浸透する。前回、比例復活の長友は連合傘下の労組を中心に支持を広げ、国民支持層の9割の支持を固めた。ただ、江藤との一騎打ちだった前回と違い、共産が新人を立てた影響を受けており、支持拡大に懸命だ。

 3区は、古川が安定した戦い。元法相の知名度を生かして自民支持層の約9割を固め、無党派層にも支持を広げる。出馬表明が9月と出遅れた新村は知名度不足が課題だ。(敬称略)

2555OS5:2024/10/17(木) 11:49:10
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50143/
衆院選の序盤情勢 鹿児島・選挙区…1区で川内・宮路がしのぎ
2024/10/17 05:00
 1区は、川内と宮路がしのぎを削る。連合の推薦を受ける川内は立民支持層の9割、維新支持層の5割超を固めた。宮路は自民支持層の7割超、公明支持層の8割超をまとめた。両者とも無党派層の支持拡大を狙う。

 2区は、三反園と保岡が激しく競り合う。三反園は前知事の知名度を生かし、無党派層の4割近くから支持を得る。60歳以上の4割が支持する。保岡は自民支持層の支持を固めきれておらず、無党派層への浸透が課題だ。

 3区は、野間と小里がデッドヒートを展開する。野間は、立民支持層をほぼ固め、無党派層の6割弱の支持を集める。小里は自民支持層の約7割をまとめた。農相への就任を追い風に、農林水産業者の支持を6割に伸ばした。

 4区は、森山が安定した戦い。幹事長として高い知名度を誇り、農林水産業者の7割、商工自営業者の5割に浸透する。山内は政権批判票の取り込みを狙う。(敬称略)


https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50139/
衆院選の序盤情勢 沖縄・選挙区…4区は西銘と金城が譲らず 
2024/10/17 05:00
 1区は、赤嶺と国場が横一線の展開。赤嶺は玉城デニー知事の支援を受け、立民支持層の7割弱、共産支持層の約9割を固めた。企業回りに力を入れる国場は自民支持層の6割超をまとめたが、一部が下地に流れている。

 2区は、新垣と宮崎が接戦となっている。新垣は米軍基地問題などで批判を強め、社民支持層の大半を固めた。宮崎は9月の宜野湾市長選で保守系市長が勝利した勢いを追い風に、組織力を生かした戦いを進める。

 3区は、屋良と島尻が激しく競り合っている。屋良は基地問題での対決姿勢を鮮明にし、立民支持層の9割以上をまとめた。島尻は集会を通じた支持拡大を進め、自民、公明支持層の8割超に浸透する。

 4区は、西銘と金城がデッドヒートを繰り広げている。西銘は自民支持層の9割弱、公明支持層の8割弱を固めた。金城は立民、共産支持層に浸透する。政権批判票をまとめきれるかが課題だ。(敬称略)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50188/
衆院選の序盤情勢 九州・比例代表…自民は7議席見込む
2024/10/17 05:00

 自民は7議席を見込むが、前回選の8議席に届くかは微妙だ。立民は無党派層の約2割から支持を集め、前回の4議席を上回る5議席目をうかがう。公明は前回から1議席少ない3議席にとどまりそうだ。


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 維新は前回の2議席を下回る1議席となる見込み。共産、国民、れいわが1議席を確保する見通しのほか、社民も17年衆院選以来となる議席獲得を視野に入れる。参政も議席獲得の可能性がある。(敬称略)

2556OS5:2024/10/17(木) 14:32:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf7e96fbd7ea30c8e28575a0e7644c8abdbb24f
自公、全国で苦戦 「政治とカネ」国民から厳しい視線、立民躍進 衆院選序盤調査
10/17(木) 7:30配信
産経新聞
街頭演説を聞く有権者ら=16日午前、東京都荒川区(鴨川一也撮影)

15、16両日に共同通信社が実施した衆院選の序盤情勢調査では、自民、公明両党が全国で苦戦している状況が浮き彫りとなった。「政治とカネ」の問題を受け、自民は一部を非公認とするなどの対応をとったが、国民からの厳しい視線は向けられたままだ。一方、立憲民主党は躍進する見通しだが、主要野党との候補者一本化は限定的で、立民が目標に掲げる「比較第一党」には届かなそうだ。

【表でみる】自民党「非公認」12人の"当落"予測

■おわびしながら臨む選挙

石破茂首相(自民総裁)は16日、香川県内でマイクを持ち、派閥パーティー収入不記載事件について「こういうことが二度とないように、深く国民の皆さま方におわびをしながらこの選挙に臨んでいる」と述べ、自公政権の継続を訴えた。

野党は不記載事件を巡って自民への批判を強めており、立民の野田佳彦代表は16日、新潟県内での演説会で「裏金隠し解散だ。有権者がペナルティーを与えるしかない」と主張した。

衆院選の勝敗ラインについて、首相と公明の石井啓一代表は、自公政権を維持するための最低条件となる両党での過半数(233議席)獲得と位置づける。

自民の公示前勢力は256議席で、政権を奪還した平成24年の衆院選以降、4回連続で単独過半数を獲得してきた。だが、自民の森山裕幹事長は14日の報道各社のインタビューで「自民単独でどうするかということをまだ考える余裕はない」と強調。このまま低調な状況が続けば、自民が下野した21年衆院選以来の単独過半数割れの可能性も見えてくる。

自民は不記載事件に関係した旧安倍派幹部ら12人を非公認とし、30人以上の比例代表への重複立候補を認めない対応をとった。国民の理解を得るために厳しい選択をした形だが、別の自民関係者は「非公認で出馬となれば有権者の情がわく可能性もあるが、党公認で立候補して比例重複だけ認めないというのは分かりにくい。理解を得られるだろうか」と表情を曇らせた。

■野党は候補者調整進まず

一方、野党は不記載事件での自民批判で足並みをそろえるものの、候補者調整は進まなかった。

289の小選挙区のうち、立民、共産両党は142の小選挙区で競合。与党公認候補と、立民、日本維新の会、共産、国民民主党の主要4野党のいずれかの公認候補が「一騎打ち」で争うのは、52の小選挙区にとどまる。

立民の野田氏は「最低限の目標は自公の過半数割れ」と息巻くが、共産は野田氏の保守的な路線に反発、候補者調整は多くの小選挙区で整わなかった。

野党乱立の構図となった今回の衆院選では、与党への批判票が分散しており、今後の情勢次第では野党の議席数の伸びの足かせとなりかねない。(今仲信博)

2557OS5:2024/10/17(木) 14:34:16

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff90c89b9002854c19f9b77066c8fe686faa34b2
自民と立民、1区と3区競る 衆院選・青森県内序盤情勢調査
10/17(木) 9:10配信
Web東奥
(写真:東奥日報社)

 27日投開票の衆院選で、共同通信社は15、16の両日、青森県内有権者を対象に電話調査を行った。東奥日報社の取材を加味して序盤情勢を分析した結果、1区と3区はともに自民党と立憲民主党の候補が激しく競り合っている。2区は自民党前職の神田潤一氏(54)がやや先行し、無所属新人の松尾和彦氏(61)が追う展開。ただ、いずれの自民候補も党支持層を固め切れていない。無党派層で投票先を決めていない有権者が3選挙区とも4割以上いるため、情勢は流動的だ。

■1区

 7年ぶりに選挙区に立候補した自民党前職の津島淳氏(58)は、自民支持層の6割、推薦を受ける公明支持層の9割を固めたが、無党派層の支持で苦戦している。年代別では30代でやや先行している。

 立憲民主党元職の升田世喜男氏(67)は立民支持層の8割超、社民支持層の7割を固めた。自民支持層の2割弱にも食い込み、無党派層からは3割超の支持を集めた。40代と60代以上の4割に浸透している。

 共産党新人の斎藤美緒氏(44)は、党支持層の8割超を固めるが、広がりを欠いている。

■2区

 神田氏は自民支持層の6割弱を固めたが、公明支持層からは4割強の支持にとどまる。無党派層への浸透はいまひとつだ。40代以上の各年代で一歩リードしている。

 追う松尾氏は、選挙戦で支援を受ける立民支持層の5割強を固めた。国民民主党支持層の5割も取り込み、無党派層でもやや先行している。地域別では上十三地区で神田氏と競り合っている。

 国民新人の金濱亨氏(36)は20代と30代の支持を集めたが、党支持層は3割超しか固めていない。

 共産党新人の久保将氏(70)は党支持層の8割をまとめたが、支持は広がっていない。

■3区 

 自民党の派閥裏金事件に関わった同党前職の木村次郎氏(56)は厳しい戦いを強いられている。党支持層の6割、公明支持層の5割強をまとめたが、無党派層の支持は限定的にとどまっている。年代別では10代、20代から比較的支持された。

 立民新人の岡田華子氏(44)は党支持層の8割超を固めたほか、共産支持層の5割超、無党派層の4割超の支持を集めた。自民支持層の2割にも食い込んでいる。地域別では中南地区でやや先行している。

 日本維新の会新人の長坂淳也氏(48)、無所属新人の其田寿一氏(38)は苦戦している。

2558OS5:2024/10/17(木) 14:36:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca73474de4c996540dfaf88280b5af6979e99e9e
《衆院選2024》茨城県内序盤情勢 2選挙区で自民安定 1、5、7区 追う展開
10/17(木) 7:00配信

茨城新聞クロスアイ
27日投開票の衆院選で共同通信社は15、16の両日、電話調査を実施した。茨城新聞社が取材を加味して茨城県内の序盤情勢を分析したところ、7選挙区のうち、自民党候補は2、4区で安定した戦いを展開する。一方、1、5、7区は野党系候補がやや先行し、追う展開。3、6区では自民候補と野党系候補が接戦を繰り広げている。投票先を決めていない有権者が3割近くおり、情勢は終盤にかけて変わる可能性がある。

1区は、前回勝利した無所属前職の福島伸享氏が先行し、自民前職の田所嘉徳氏が追う展開。年代別ではいずれも福島氏が一歩リードしている。維新新人の武藤優子氏と共産新人の高橋誠一郎氏は伸び悩んでいるが、全体の約3割が態度を決めていない。

2区は、前衆院議長で14回目の当選を目指す自民前職の額賀福志郎氏が優勢。選挙区内の鹿行・県央地域で幅広く浸透し、自民支持層の約7割を固めた。共産新人の川井宏子氏、維新新人の今村敏昭氏、無所属新人の大高伸一氏は苦しい戦い。

3区は、自民前職の葉梨康弘氏と立民新人の梶岡博樹氏が激しく競り合う。葉梨氏は自民と公明支持層の約6割を集め、梶岡氏は立民の約8割を固めている。維新新人の橋口奈保氏、共産新人の大内久美子氏、れいわ新人の加川裕美氏が追っている。

4区は、自民前職の梶山弘志氏が安定した戦い。強固な後援会組織を生かし、大票田の同県ひたちなか市をはじめ、選挙区全域に幅広く浸透する。維新新人の武藤博光氏、共産新人の吉田翔氏は支持に広がりを欠いており、無党派層の取り込みが焦点となる。

5区は、国民前職の浅野哲氏がやや先行し、自民前職の石川昭政氏が追う。浅野氏は国民支持層の9割をまとめたほか、立民支持層の約6割を集める。石川氏は自民支持層に加え、公明にも一部浸透。共産新人の千葉達夫氏は伸び悩んでいる。

6区は、立民前職の青山大人氏と自民前職の国光文乃氏が接戦を繰り広げている。青山氏は立民支持層の8割超を固め、無党派層の約5割に浸透している。国光氏は自民、公明からの支持が約6割。共産新人の間宮美知子氏は2氏を追っている。

7区は、無所属新人の中村勇太氏がやや先行し、自民前職の永岡桂子氏が追う展開。中村氏は立民支持層の7割超をまとめ、自民支持層からも2割超の支持。永岡氏は自民と公明の支持層から厚い支持を集めている。無党派層の6割が態度を決めていない。

電話調査は県内有権者約3800人を対象に15、16の両日行われた。

茨城新聞社

2559OS5:2024/10/17(木) 14:40:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/f82594da5e1f283494577b18c99359ad886e1ae9
衆院選、青森の序盤情勢 注目の3区、不記載事件の影響は
10/16(水) 22:53配信


産経新聞
27日投開票の衆院選で、青森県内では3小選挙区に計11人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。


注目は3区。自民木村はこれまで、親子3代にわたる強固な支持基盤に支えられ、盤石の戦いを繰り広げてきた。しかし、派閥パーティー収入不記載事件と秘書(退職)への威圧的言動が発覚したことで、選挙戦への影響が懸念されている。対する立民岡田は、知名度アップを図り、無党派層への支持拡大を図る。

約7年ぶりの小選挙区出馬となった1区の自民津島は、昨年の知事選を巡り、自民県連が候補を一本化できず、分裂選挙を余儀なくされた混乱を引きずっている面があり、支持基盤の引き締めに躍起。立民升田は小選挙区での国政復帰を目指す。2区の自民神田と立民県連が支持する無所属松尾の対決にも注目したい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3c2d21ae0e74f12f662c1db035f5868aee376cb2
衆院選、岩手の序盤情勢 激しさ増す3区の争い
10/16(水) 23:02配信

産経新聞
27日投開票の衆院選で、岩手県内では3小選挙区に計7人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。


3区では立民小沢が、令和3年選挙で自民藤原に小選挙区で敗れた。比例代表で復活当選し議席を死守したとはいえ、絶対的な強さを維持してきていただけに、世代交代を印象付けた。藤原が再び当選するか、小沢が雪辱を果たすか、選挙戦は激しさを増しそうだ。

自民は、投開票日が同日の日程で実施される参院岩手選挙区補欠選挙で候補の擁立を見送った。補選が行われるのは、広瀬めぐみ元参院議員(自民離党)による秘書給与詐取事件で同氏が議員辞職した経緯がある。派閥パーティー収入不記載事件の影響もあり、藤原は打撃を受けそうだ。

1区は、立民階と、米内光政元首相のひ孫に当たる自民米内らが立候補。階の支持は厚いものの、比例代表で米内が復活当選できるかが注目される。2区の自民鈴木は盤石。

2560OS5:2024/10/17(木) 14:41:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d9fc698908d63e9850d1c6fa0f7270372ee756b
衆院選、宮城の序盤情勢 定数1減、2区は前回570票差
10/16(水) 23:08配信


産経新聞
27日投開票の衆院選で、宮城県内では5小選挙区に計15人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。定数が1減少し、小選挙区数は6から5となる。


4区は前環境相の自民伊藤と元財務相の立民安住による与野党第一党の閣僚経験者が対決する。安住は地盤とする石巻市で得票の上積みがどこまでできるか。

2区の自民秋葉は、公職選挙法違反疑惑などで復興相を辞任した影響が影を落とす。立民鎌田とは令和3年選挙では約570票差で敗れ、比例代表で復活当選を果たした。それだけに重大な懸念材料となっており、自民関係者の間では不安視する声が強い。

3区は、派閥パーティー収入不記載事件での戒告処分が自民西村にどう響くか。1区は自民土井と立民岡本が競る。5区は自民小野寺が盤石。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb12d115629b08fbaa2831fbe426e7b0bd273829
衆院選、秋田の序盤情勢 1区、今回は野党候補が複数立候補
10/16(水) 23:16配信

産経新聞
27日投開票の衆院選で、秋田県内では3小選挙区に計11人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。


令和3年選挙時に1区では、自民冨樫と立民寺田による一騎打ちの対決構図となった。共産が立民支援に回り、野党共闘が実現した形だ。選挙戦は冨樫が制し、寺田は比例代表で復活当選した。だが今回選挙では、野党候補が複数立候補。支持層が分散するのは必至で、冨樫に有利に働く可能性もある。

2区の自民福原は、市長を務めた大館市以外でどこまで支持を獲得できるかがカギ。立民緑川は、区内を小まめに回っている。共産山内と野党系の支持獲得を競う。

3区は、自民御法川に対し、同区西部を中心に強固な地盤を誇る国民村岡が迫る。唯一の女性候補となる立民小川は、どこまで浸透を図れるか。共産藤田も支持拡大を進める。

2561OS5:2024/10/17(木) 14:45:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/0594744a08ebb5176bad1ee5bc87a39e227e7bdf
衆院選、山形の序盤情勢 1区、無党派層が選挙戦の行方左右か
10/16(水) 23:14配信

産経新聞
27日投開票の衆院選で、山形県内では3小選挙区に計10人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。



1区は、盤石な支持基盤を誇る自民遠藤が優位な選挙戦を展開しそうだ。遠藤の対立候補として、今回選挙で3回目の立候補となる立民原田は、街頭を中心に活動しており、無党派層への浸透をどこまで図れるかが、選挙戦の行方を左右しそうだ。

2区の自民鈴木は、党の有力支持層である農業団体に浸透しているのが強み。組織票に加え、地元を小まめに回り支持を訴える。元県議の国民菊池は立民が候補擁立を見送っていることから、野党支持層の受け皿を目指す。

3区は自民加藤が、父親で元党幹事長・紘一氏以来の強固な地盤に支えられている。立民石黒は、県議当時の支持基盤を背景に加藤に迫る。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6300ead9dc51c54873e2d97463fd24207b26841c
衆院選、福島の序盤情勢 定数1減で4選挙区全区域が変更
10/16(水) 23:17配信

産経新聞
27日投開票の衆院選で、福島県内では4小選挙区に計11人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。定数1減で小選挙区数が5から4になり、全ての区域が変更になった。


3区は、派閥パーティー収入不記載事件による役職停止処分を受け、自民非公認になった元復興副大臣の菅家一郎氏が、公示直前に不出馬を表明。同事件で比例代表での立候補を辞退した無所属上杉が急遽(きゅうきょ)、立候補を決意した。立民小熊は、白河市など県南部への浸透が課題となっている。

2区の自民根本は、引退した元厚生労働相、匠氏の長男。地盤とする大票田の郡山市では立民玄葉が支持固めを進めており危機感は強い。1区は立民金子と自民亀岡との一騎打ち。4区は自民坂本を立民斎藤が追う展開。共産は比例代表での得票上積みを視野に、複数候補を擁立した。

2562OS5:2024/10/17(木) 14:47:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f5af3f4536cdf4d03069b772e1b9969e4b4e466
衆院選、茨城の序盤情勢 「自民王国」に野党が食い込めるか
10/16(水) 23:21配信

産経新聞
27日投開票の衆院選で、茨城県内では7小選挙区に計24人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。


自民が盤石な党勢に支えられ、令和3年選挙では7小選挙区のうち、1、5区を除く5小選挙区を制した。両区で敗れた候補も、比例代表で復活当選を果たしている。野党が「自民王国」の牙城を崩せるかが最大の焦点となる。

1区は、無所属福島を自民田所が追う展開。両候補は平成24年選挙から事実上、一騎打ちの選挙戦を繰り広げてきており、3年選挙では野党勢力を一本化した福島が制した。田所は雪辱を果たせるか。

3区の自民葉梨は、自身の失言による法相の辞任を巡る危機感がある。駅頭で街頭演説をこなすなど支持拡大に力を注ぐ。立民梶岡は、与野党伯仲の政治を取り戻す必要を訴える。全5候補が立候補したため野党票が分散し、葉梨に有利な情勢となる可能性がある。

7区は自民永岡と、無所属中村による一騎打ちとなった。永岡は、元文部科学相の実績を前面に打ち出すなどして支持拡大を図る。中村は元建設相の喜四郎氏の長男。中村は県議当時の後援組織に加え、連合茨城など野党系の基礎票を取り込めるかがカギ。


https://news.yahoo.co.jp/articles/1610fc3df3258f78129c60e4d3e8c5b7a04dd23d
衆院選、栃木の序盤情勢 1区は今回も野党共闘ならず
10/16(水) 23:26配信


産経新聞
27日投開票の衆院選で、栃木県内では5小選挙区に計16人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。


3区の自民簗は、派閥パーティー収入不記載事件で党役職停止の処分を受けた影響が懸念される。立民伊賀は令和3年選挙時は約4万票差で敗れ、比例代表で復活当選も果たせなかった。雪辱を期し、無党派層への浸透など支持拡大を図る。松下政経塾出身の無所属渡辺は10月上旬に出馬表明、準備不足が響きそうだ。「保守層の選択肢の一つになりたい」との意向を表明しており、保守分裂の様相も呈している。

4区は、10回目の当選を目指す自民佐藤と立民藤岡が激しい選挙戦を演じそうだ。3年選挙で藤岡は約5千票下回ったものの比例復活した。積極的にミニ集会を重ね、支持拡大に躍起だ。

1区は、自民船田が強固な支持基盤に支えられる。3年選挙では船田のほか、立民、維新、共産の4候補による対決構図となり、自民以外の3党の総得票数では船田を約1万7千票上回った。今回選挙でも野党候補の一本化が実現せず、同様の展開となる可能性がある。5区は、自民総裁選に挑んだ元幹事長の茂木が盤石。

2563OS5:2024/10/17(木) 14:47:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/268f1c558199dcf2d5fad21751b91181ba9f3920
衆院選、群馬の序盤情勢 全議席独占も自民に危機感
10/16(水) 23:31配信


産経新聞
27日投開票の衆院選で、群馬県内では5小選挙区に計14人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。



令和3年選挙で5小選挙区の議席を独占した自民の牙城に、野党がどこまで食い込めるかが最大の焦点となる。今回選挙では、自民の派閥パーティー収入不記載事件を巡り、同党への逆風が強まる中、有権者の投票行動が注目される。

1区は、自民中曽根が、祖父、康弘元首相の強固な支持基盤に支えられ、盤石な態勢を築く。ただ中曽根は、旧民主党が政権交代を実現した平成21年選挙を引き合いに、「全く同じ空気を感じている」などと語っており、危機感は増幅している。立民白井は労組票の支持固めに全力を挙げるとともに、無党派層への浸透を図り、支持拡大を目指している。

3区の自民笹川も同事件により、支持離れが加速する動きを警戒し、「党再生」を訴え、岸田文雄前首相に退陣を求めた経緯がある。立民長谷川は、無党派層の支持獲得に躍起となっている。

野党間の選挙協力に綻(ほころ)びが生じていることも、選挙結果に微妙な影響を与えそうだ。

2564OS5:2024/10/17(木) 15:42:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/994e1b46c8937b8d148140ab0e613b60a6705ee3
衆院選、新潟の序盤情勢 新たな区割りに手探りの戦い
10/16(水) 23:32配信
産経新聞
27日投開票の衆院選で、新潟県内では5小選挙区に計15人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。定数が6から1減となり、小選挙区数は5となる。

各候補は新しい区割りで、手探りの戦いを強いられそうだ。平成29年と令和3年選挙ではいずれも、自民が2勝4敗と野党候補らに負け越している。

5区の自民高鳥は、派閥パーティー収入不記載事件で戒告処分を受け、一方の立民梅谷は、日本酒供与問題で党員資格停止(1カ月)などの処分を受けており、いずれも逆風下での選挙戦を余儀なくされる。

2区の無所属細田は同事件で自民非公認となり、一段と厳しい選挙戦となるのは必至。立民菊田は、「政治とカネ」問題を巡る自民の姿勢を強く批判し、支持基盤を固めるとともに、無党派層への浸透にも全力を挙げるとみられる。

4区は自民鷲尾、立民米山に無所属泉田が絡む。保守分裂の様相も。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c1020af1424b6661ea3b92a4870121de2b24c6e9
衆院選、長野の序盤情勢 1区、2区は自立維が三つどもえの構図
10/16(水) 23:38配信

産経新聞
27日投開票の衆院選で、長野県内では5小選挙区に計13人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。

1区と2区は、自民、立民、維新候補による三つどもえの対決構図となった。令和3年選挙時の1区は、自民若林と立民篠原との一騎打ちだった。今回選挙では維新若狭が参入したことで、無党派層の動向が注目される。若林は、派閥パーティー収入不記載事件の影響が気がかり。

2区も立民下条、自民務台、維新手塚が立候補し、3年選挙と同じ顔触れとなった。同選挙では5選した下条が約3万票差で務台を退けている。務台は比例代表で復活当選している。

5区の自民宮下は、同事件を受けて農林水産相を辞任した影響が影を落とす。3区は、自民井出と立民神津による与野党第一党候補同士の一騎打ちとなった。4区は自民後藤の支持が厚い。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d4301a9e6bc35c77cf3c3d8664ffabc7a04f5b64
衆院選、山梨の序盤情勢 1区は自・立が接戦必至 2区は立民見送り
10/16(水) 23:41配信

産経新聞
27日投開票の衆院選で、山梨県内では2小選挙区に計6人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。

1区の自民中谷と立民中島は、激しい選挙戦を展開し、接戦となるのは必至の情勢だ。平成29年選挙時には中島が選挙戦を制し、中谷は比例代表で復活当選を果たした。令和3年選挙では逆に中谷が勝利し、中島は比例復活となった。

中谷は、派閥パーティー収入不記載事件の影響もあり、党への逆風が強まっているため、危機感を強めている。支持組織の引き締めに躍起で、無党派層への浸透も図る。中島も集会や街頭演説を積極的にこなし、支持層の拡大を目指している。

2区は立民が候補擁立を見送った。強固な地盤を持つ自民堀内に共産大久保が挑む。与野党候補による一騎打ちの対決構図に加え、女性候補による「戦い」は、話題を呼びそうだ。

2565OS5:2024/10/17(木) 16:05:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/d95a46dd217772a13a3283e59ad728fb5175931c
不記載事件で混乱「政治とカネ」に埋もれる地方創生、震災復興… 衆院選福島3区
10/16(水) 22:11配信

産経新聞
無所属の上杉謙太郎氏の準備が間に合わず、立憲民主党の小熊慎司氏、共産党の唐橋則男氏のポスターだけが貼られた福島3区の選挙ポスター掲示板=16日午後、福島県会津若松市(星直人撮影)

27日に投開票される衆院選は「政治とカネ」の問題が大きな争点となっている。小選挙区の区割り変更で本州屈指の広さとなった福島3区では公示直前、自民党の派閥パーティー収入不記載事件を受けて候補者擁立が混乱。論戦も政治資金問題に集中し、地方創生や東日本大震災からの復興といった重要な課題が置き去りにされているとの印象を抱く有権者も少なくない。

【写真】有権者に支持を訴える無所属の上杉謙太郎氏

■ポスター間に合わず

福島県会津若松市。壮麗な天守閣がそびえる鶴ケ城の堀沿いに設けられた掲示板には、公示日から一夜明けた16日午前になっても、無所属の上杉謙太郎氏(49)のポスターだけが貼られていなかった。

自民党県連の要請を受けて無所属での出馬を決めたのは公示直前。ポスター製作が間に合わず、本人も「マイナスからのスタート」と出遅れを語る。

これまでの当選2回はいずれも比例復活だ。今回も、当初は比例単独での出馬を予定していたが、不記載事件を受けて立候補を辞退していた。

ところが公示直前、1289万円の不記載があり、党役職停止6カ月の処分を受けながらも無所属での出馬を模索していた菅家一郎氏(69)が、党非公認での戦いは厳しいと判断して出馬を断念。選挙区に自民系候補が不在となる不戦敗を避けるため、党県連の要請を受けて上杉氏が無所属で立つことになった。

上杉氏は15日の出陣式で「もう一度、信じていただけるように出馬して真価を問いたい」と信頼回復を訴えた。

一方、野党候補も政治資金問題に照準を定めて攻勢を強めている。

立憲民主党の前職、小熊慎司氏(56)は15日、白河市で行った第一声で不記載事件に言及し「『裏金問題』で政治の信頼が失墜した」と批判。16日には、共産党の新人、唐橋則男氏(63)も同市で街頭に立ち、「資金がどのように使われ、どのような経過で(不記載が)始まったか解明がなされていない」と語気を強めた。

■広大な新選挙区

福島3区は、県西部の会津地方や県南部の白河市などが一つになり、県域の約半分を占める広大な選挙区となった。東西の両端を結ぶ直線距離は約130キロにもなる。

12日間の戦いで候補者が全域をくまなく回り、各地の課題をくみ上げることは容易ではない。争点が政治資金問題に集中すれば、その他の議論は低迷を余儀なくされる。

「『裏金』ではなく、実際に何を地元に還元してくれるのかというところを重視している」。会津若松市の中心部にある「神明通り商店街」で衣料品店を経営する渡部慎太郎さん(65)はこう語り、地方創生の活発な議論を期待する。

神明通りは大型スーパーや娯楽施設が撤退し、空き店舗も目立つようになった。地価の下落率は令和5年に商業地として全国ワースト3位まで落ち込んでおり、「現実味のある、地方の元気が出る政策を」と要望する。

東日本大震災から13年となるが、復興は道半ばだ。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡る風評被害は県内各地に影を落としている。

秘境路線として知られ、豪雨災害で不通が続いていたJR只見線(会津若松-新潟県魚沼市)が11年ぶりに全線再開してから今月で2年。インバウンド(訪日客)でも利用客が増え、周辺にも経済効果が出つつある。

南会津町で宿泊業を営む60代男性は「復興は今が正念場だ。処理水の問題はインバウンドにも影響が出るかもしれない」と不安を語り、続けた。「『裏金』と騒いでいるが、もっと大事な問題もあると思う。地域のために何をしてくれるのかをみていきたい」(星直人)

2566OS5:2024/10/17(木) 16:05:54


「政治とカネ」を巡る不祥事は幾度となく繰り返されてきた。しかし、政治資金規正法が改正されるたびに「抜け道」も明らかになり、根本的な改革には至っていない。

昭和60年代以降に発覚したリクルート事件や東京佐川急便事件を受け、平成6年には企業からの献金を政治家個人の「資金管理団体」に制限。11年には資金管理団体への企業献金も禁止された。

政治資金パーティーの制度も、企業献金から個人献金への転換を目指すため導入された。だが、社員数を上回る数が購入されるなど、制度の形骸化が判明し、20万円超の購入者の氏名公表が義務化された。

昨年発覚した自民党派閥のパーティー収入不記載事件を受け、会計責任者が刑事責任を問われた場合に国会議員も責任を問われる「連座制」も導入されたが、実効性には疑問符が付く。

日本大の岩井奉信名誉教授(政治学)は「対症療法的な改正しかしていない。第三者機関によるチェック体制を整えるなど、抜本的な見直しをしないと問題は繰り返される」と指摘している。(久原昂也)

▽福島3区(3人)

小熊慎司 56☆前拉致特委長 立 前

唐橋則男 63 党地区委員長 共 新

上杉謙太郎49 元外務政務官 無 前

(届け出順、☆は比例と重複)

2567OS5:2024/10/17(木) 16:16:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2a61818d18f463f639204b943cdb1946d731c49
「ゾンビ」と揶揄される比例復活 小選挙区との重複立候補対応から透ける各党の思惑
10/17(木) 8:00配信


産経新聞
街頭で支持を求め、集まった人々と握手を交わす衆院選小選挙区の候補者(右)=15日午後、大阪市淀川区(恵守乾撮影)

衆院選では小選挙区と比例代表の双方で出馬する重複立候補が可能だ。重複を認めるかどうかは公認権を握る各党執行部の判断に委ねられ、候補者の命運を左右する。27日投開票の今回は「政治とカネ」が最大の争点とされ、自民党は派閥パーティー収入不記載事件に絡んだ34人の重複を見送った。「背水の陣」を敷いたのは自民だけではない。各党の対応からそれぞれの戦略が浮かび上がる。

【表でみる】夕刊フジが作成した「落選危機にある大物・著名候補21人のリスト」

■有権者に向き合う

「退路を断ち、小選挙区の一本勝負だ」

衆院選が公示された15日、不記載事件に関わったとして比例重複が認められなかった大阪の自民候補は、街頭演説で危機感を示した。

不記載候補の重複立候補を認めなかった理由について、石破茂首相(自民総裁)は13日、「(小選挙区で敗れた場合の比例での)復活はあり得ない。正面から小選挙区の有権者に向き合い、判断を求めるということだ」と説明した。

不記載以外では、首相ら党幹部のほか、党の内規にある「73歳以上」の年齢制限に該当して重複しない候補もいる。

大阪の19小選挙区では自民候補15人のうち5人が比例重複を見送り、全小選挙区に擁立した日本維新の会は9区を除く18人について重複を認めなかった。

■「落選の危機」

維新の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は15日、大阪市内での街頭演説で「背水の陣だ。大阪の議員が自公と戦って勝ち上がり、永田町でぶつかっていく」と訴えた。維新は大阪を除き比例重複を認めており、大阪だけでなく国会議員のいる地域を広げたい考えだ。

公明は、維新と初対決する大阪と兵庫を含む全11小選挙区で比例重複を見送った。平成21年衆院選で、関西では大阪と兵庫の計6小選挙区で全敗し、自民とともに下野した歴史がある。

公明大阪府本部の石川博崇代表は14日、今回の衆院選について「関西の情勢は極めて厳しく、選挙区によっては落選の危機もある」との認識を示し、「小選挙区の有権者の判断を最重要視し、正々堂々と挑む」と強調した。

■「論戦力で決定」

他党はどうか。立憲民主党は原則として比例重複を認めるが、野田佳彦代表ら一部の幹部は小選挙区単独とした。

共産党は田村智子委員長が比例東京ブロックで候補者名簿の1位になるなど比例単独候補を上位とし、その下に重複候補を登載しているケースもある。同党は「論戦力を評価し、候補を決めている」とした。

国民民主党は小選挙区の全候補者を比例重複とし、名簿順位も1位とした。れいわ新選組は「比例代表中心の選挙制度を目指し、原則は重複あり」とし、社民党は選挙区事情を考慮して決定。参政党は党内会議で重複候補を決めるとしている。

2568OS5:2024/10/17(木) 16:16:27
■目的は民意の反映

衆院選の比例代表で有権者は政党に投票する。候補者に投票する小選挙区では各小選挙区の最多得票者が当選するため、落選候補に投じられた票は「死票」と呼ばれる。民意をより反映させることを目的とし、少数政党も議席を獲得できるよう比例代表を組み合わせた経緯がある。

現行の小選挙区比例代表並立制は、政治改革の一環で平成8年の衆院選から実施された。定数の見直しが重ねられ、現在は小選挙区289、比例代表176の合計465の議席を争う。

比例代表では全国11のブロック別に各党の得票数に応じて議席が配分され、各党の候補者名簿の上位から当選者が決まる。複数の重複立候補者を同一順位にすることができ、小選挙区で敗れた場合は「惜敗率」(当選者の得票数を基準とした落選者の得票率)が高い順に復活当選する仕組みだ。ただ比例復活した議員は「ゾンビ議員」などと揶揄(やゆ)されてきた。

海外では、比例代表を柱として小選挙区と関連付けた「併用制」を採用する国もある。政党と小選挙区候補者に投票する点は並立制と同じだが、併用制では全議席を政党の得票率に応じて割り振り、小選挙区を勝ち抜いた候補者が当選者となる。各党の議席数は得票数に比例するため、民意をより正確に反映できるとされる。(沢田大典、山本考志)

■国民が納得する制度議論を

品田裕・神戸大大学院教授(選挙制度論)の話

現行の小選挙区比例代表並立制を導入した政治改革においては、政治家個人から政党主体の政治に変えるという問題意識が出発点になっていた。

小選挙区制が目指すのは、政権交代を懸けて主要政党が競い合う英米型の二大政党制だ。ただ小選挙区でこぼれ落ちた民意を補うために導入した比例代表では、小選挙区での惜敗率が当落の鍵を握る。政党主体の政治を目指すなら、政党の判断と責任をより反映させる制度とすべきだが、現行では有権者の投票行動に左右される。

一方、各選挙区で複数人が当選する中選挙区制の時代は、投票先を政党ではなく、候補者個人で選ぶ感覚があり、今も根強い。小選挙区で落選した候補が比例復活する仕組みに有権者が疑問を抱く状況が続いている。

現行制度導入から約30年がたった。地域政党やワンイシュー(単一論点)型の政党が生まれ、政党のあり方も変わっている。導入時の理想と制度の間でズレが生じていないかを検証し、国民が納得する選挙制度について議論を始めるべきだろう。(聞き手 藤谷茂樹)

2569OS5:2024/10/17(木) 22:28:54
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20241017120055
2024ふくしま衆院選 福島県内選挙区序盤情勢
2024/10/17 09:09

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 衆院選の県内小選挙区に立候補した11人は27日の投票に向け、激しい論戦を繰り広げている。共同通信社は15、16の両日、各選挙区の有権者に電話調査を実施した。福島民報社の取材を加味した序盤情勢は、1区で立憲民主党の前職が先行し、自民党の前職が追走している。2区は立民前職がリードし、自民新人が迫る。3区は立民前職が優勢で、無所属前職が追う展開。4区は立民と自民の新人同士が競り合っている。投票する候補者を決めていない有権者もいるため情勢は流動的で、中・終盤の戦いが勝敗を分けるとみられる。(敬称略。各選挙区の立候補者一覧は届け出順。丸数字は当選回数。☆は比例東北との重複立候補)



■1区 金子氏先行、亀岡氏が追走

 県内唯一の与野党による一騎打ちで立民の金子恵美が足場を固め、自民の亀岡偉民に差をつけている。

 金子は地元の伊達地方を中心に選挙区全域から広く支持を集めている。亀岡は地盤の福島市を足掛かりに浸透を図っている。

 支持政党別に見ると金子が立民、共産、社民の各支持層の9割、無党派層の6割の支持を固めた。亀岡は自民の5割強、公明の8割強をまとめ、支持固めを急いでいる。

 年代別では、金子が各年代で強さを見せており、亀岡は20代の支持が比較的厚い。



亀岡偉民 69  自民 前⑤
金子恵美 59 ☆立民 前③

▷福島市、二本松市、伊達市、本宮市、伊達郡、安達郡

▷有権者数=38万141人



■2区 玄葉氏リード、根本氏迫る

 11回目の当選を目指す立民の玄葉光一郎が旧3区の田村地方だけでなく、郡山市も手堅くまとめている。ベテラン前職の引退を受けて立候補した自民の根本拓は須賀川市・岩瀬地方などで支持を広げている。

 支持政党別では、玄葉は立民の9割超、国民の5割、無党派層の6割にも浸透している。根本は自民、公明の半数以上を固め、維新支持層にも食い込む。年代別に見ると玄葉は40代以上など、根本は20代と30代でそれぞれ他候補を上回っている。

 共産の丸本由美子は各地域で伸び悩む。



丸本由美子 62  共産 新
玄葉光一郎 60 ☆立民 前⑩
根本拓 38 ☆自民 新
▷郡山市、須賀川市、田村市、岩瀬郡、石川郡、田村郡

▷有権者数=42万3674人



■3区 小熊氏優勢、上杉氏が追う

 立民の小熊慎司が5選を目指して選挙区全域で差をつけている。予定していた比例代表から急きょ選挙区での出馬となった無所属の上杉謙太郎が支持固めを進めている。

 地域別に見ると小熊は出身地の喜多方市や会津地方の郡部などで特に安定。上杉は地盤の白河市をはじめ県南地方などを手堅くまとめつつある。政党別で小熊は立民など、上杉は自民などへの浸透が見られた。年代別では、小熊は60代と70代以上、上杉は20代と30代で比較的支持が厚かった。

 共産の唐橋則男は共産支持層以外に広がりに欠く。



小熊慎司 56 ☆立民 前④
唐橋則男 63  共産 新
上杉謙太郎 49  無所属前②

▷会津若松市、白河市、喜多方市、南会津郡、耶麻郡、河沼郡、大沼郡、西白河郡、東白川郡

▷有権者数=32万4301人



■4区 斎藤氏と坂本氏競り合う

 初当選を懸けた新人3人の争いは、立民の斎藤裕喜と自民の坂本竜太郎が競り合っている。

 斎藤は相馬地方を中心に支持を広げている。いわき市と双葉郡は、斎藤と坂本の支持が拮抗(きっこう)している。

 支持政党別では、斎藤が立民の8割、無党派層の4割から支持を獲得した。坂本は自民と公明の5割強を押さえた。

 年代別に見ると斎藤が50代以上に浸透し、坂本は20〜40代に強い。

 共産の熊谷智は支持に広がりを欠いている。



斎藤裕喜 45 ☆立民 新
熊谷智 44  共産 新
坂本竜太郎 44 ☆自民 新

▷いわき市、相馬市、南相馬市、双葉郡、相馬郡

▷有権者数=39万7275人



■調査の方法

 15、16日の2日間、全国の有権者を対象に実施した。コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で調査。コンピューターで電話をかける自動音声応答通話(オートコール)方式を採用した。携帯電話にも電話し、同意した人にショートメッセージサービス(SMS)を使って質問に答えてもらった。1選挙区当たり固定電話と携帯電話で計500サンプルを目標にし、全289選挙区で計15万6993件の回答を得た。

2570OS5:2024/10/17(木) 22:32:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/a90f3cde401cfd075b1d3c7ac1c004678a2c6317
「地方創生」を訴える徳島の重鎮2人に若手が挑む 阿波の熱き戦い(徳島2区)【衆院選2024】
10/17(木) 20:40配信


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FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

27日投開票の衆議院議員総選挙、注目するのは徳島2区。

徳島の重鎮2人が政治生命を懸けて直接対決。

【写真】和歌山2区の候補者

地元の名物・渦潮のように混沌としている。 そこに挑む若手の戦い方とはー

■12年ぶりに現職の首相が応援に入る選挙戦
石破茂総裁:国会議員にもいなくてはならない人、いてもいなくてもいい人、いない方がいい人と、だいたいこの3種類いるのでありますが、山口俊一さんは間違いなく絶対にいなくてはならない人。

公示翌日、自民党の石破総裁が応援に熱を入れたのは、11期34年務めた大ベテラン。

徳島2区の自民党・山口俊一さん。

現職の首相が衆院選で徳島に応援に入るのは実に12年ぶりのこと。それもそのはず…

山口俊一さん:20年一緒にやってきて。結構うまくいってたと思うんだけど。正直、非常に残念な思いです。

これまでにない山口さんの危機感の表れでもあった。

■徳島では抜群の知名度の元知事が出馬
徳島では抜群の知名度を誇る飯泉嘉門さんが無所属で出馬。

5期20年知事を務め、去年の知事選で落選した後、国政に挑んできたのだ。

飯泉嘉門さん:多くの皆さん方からのお声を頂き、2区を選ばさせていただきました。

知事と国会議員として…徳島の政治の中心にいた2人が争う徳島2区は、衰退が進む日本の地方の課題が詰まっている。

山口さんは国会議員を務めて34年。 沖縄・北方担当大臣や財務副大臣なども務めてきたが…

山口俊一さん:まだまだやらなあかんことがいっぱい。頑張っていきます。 それが地方創生です。 地方創生の拠点として、郵便局のネットワークを活用していこう。東京は大学の定数を増やしちゃダメ。地方の大学をもっと充実させていきましょうという法律も作りました。今こそ本当の意味での懸け橋になって皆さん方のために働かせていただきたい。

■地方創生を訴える徳島の重鎮2人 訴えは似ているが…
これに対し…

飯泉嘉門さん:2区がなんでこんなに衰退をしてしまうのか。それはまさに日本の縮図であります。人口の減少、そしてこれに伴う経済の衰退、こちらも目を覆わんばかりです。これを何とかする。

飯泉さんが訴えるのも地方創生。

飯泉嘉門さん:例えばスクールバス。学校の送迎行事以外は空いている。空き時間を全部AIで活用することによって1つのコミュニティバス、これを今あるバスと人手で十分にやることができる。

地方が自由に使える交付金の額も増やし、地域の実態にあったものにしなければと訴える。

飯泉嘉門さん:地方創生が『地方、そうせい!』と命令口調になってしまう何の意味もない。

訴えることが似ている2人。なぜ戦う必要があるのかというと…

山口俊一さん:地方創生の交付金もなんだかんだ言いながら、例えば県の方に差し上げるわけです。当時某知事はですね、自分のお好きなような使いかたをしておられた。結果が今の状況です。

飯泉嘉門さん:多くの皆さん方が先生(山口さん)に話をしても聞いてくれない、実行してくれない、だから実績のある飯泉がやるべきだ。こうした意見も2区の皆さん方から多く寄せられている。

2571OS5:2024/10/17(木) 22:32:25
■「お金をかけない選挙を」数人のスタッフと戦う新人の祝さんが維新から立候補
愛憎渦巻く2人の政治生命を懸けた戦いに加わるのが…

祝聡さん:私の名前、祝日の祝、祝うと書いて“ほうり”と読みます。どうか皆さま、名前と顔を覚えていただきますよう。

徳島2区に初めて日本維新の会が擁立した、香川県でゲストハウスを経営する祝聡さん。

「お金をかけない選挙を」と、わずか数人のボランティアスタッフと戦いに挑んでいる。

祝聡さん:選管に届ける申請書などがなかなか自分でやってみて大変。ここまで手書きなの?と。

インタビュー中に宅配便が。荷物の受け取りも自分で。

祝聡さん:“為書き”ですね。ありがとうございます。いただくと身が引き締まります。

当然、壁に貼るのも自分。いざ、選挙戦が始まると…

祝聡さん:祝と申します。頑張りますのでよろしくお願いいたします。

祝さんが手作りの選挙戦に挑むワケは…

祝聡さん:この30年間振り返り、自分の暮らしがいまだによくなっていない。 景気が良くなっていない。そう実感しています。デフレから脱却して、株価上がっています。企業も業績はあがっています。ただ、自分たちの暮らしが良くなっていない。どうにかして日本を変えていきたい。

■共産からは新人の浜さんが「歪んだ政治を一掃したい」と訴える
共産党からは浜共生さんが出馬。

浜共生さん:これが始まるといよいよ選挙なんだなと。

党の職員として働く浜さん。自身が選挙に立候補するのは初めてだ。 選挙ポスターを取りまとめ、支援者に手渡すが…

支援者:丸めなアカン。自分で。

指示を受けてしまった。

記者:心強いですね。

浜共生さん:いつもはもう少し厳しく、でも温かく。きょうはカメラが回ってるので…いつもより優しいかな。

支援者:いつもどんな恐ろしいんかと思われるでな。ほんまに。

浜さんは、今の大企業優先の政治が庶民の生活を苦しめていると訴える。

浜共生さん:低賃金・長時間労働、不安定な雇用でだれが笑い、だれが涙を流しているのか。このことを共産党は“矛盾”と捉えてすぐに直していこう。

浜さんが“社会の矛盾”を意識するようになったのは、会社員時代に労災事故で入院した時。

浜共生さん:医療従事者のタイトな労働環境。当たり前のように朝帰った人が夕方『こんにちは』ってやってくる。社会・政治を変えていくことで、私たち国民にとって役に立つ制度に変えていく。

浜さんの信念は、ただ一つ。

浜共生さん:大企業優先、財界優先のこの歪んだ政治を一掃していこうではありませんか。

徳島政界の重鎮2人に割って入ることはできるのか。 阿波の国で熱い戦いが繰り広げられている。

(関西テレビ「newsランナー」 2024年10月17日放送)

関西テレビ

2572OS5:2024/10/17(木) 22:36:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/effddaa849ecdc05011d1262fa44fe423808ca0c
衆院選富山県内選挙区の序盤情勢調査 支持政党別や年代別の状況は
10/17(木) 21:07配信


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北日本放送

KNB北日本放送

衆議院選挙の富山県内3選挙区の情勢調査の結果について、数家解説委員と詳しく伝えていきます。

調査は無作為に選んだ固定電話と携帯電話に電話する方法と、インターネットサイトのID保持者による方法を組み合わせて実施しました。県内の18歳以上の有権者2414人から回答を得ました。調査へご協力いただき、ありがとうございました。

上野キャスター)県内3つの選挙区の情勢を支持政党と年代別で見ていきます。まず富山1区です。前職2人と新人3人のあわせて5人が立候補しています。支持政党別の情勢はどうですか。
数家)自民 前職の田畑候補は、自民と、推薦を受けた公明の支持層の5割強の支持にとどまり、「政治とカネ」の問題を巡り組織を固めきれていません。
立憲 新人の山候補は、立憲支持層の7割強を固め、激しく競り合っています。無党派層からは最も支持を得ていて、2割弱を占めています。
無所属 前職の吉田候補は前回公認だった維新の支持層の2割弱、無党派層では1割強の支持を得て追いかけています。
維新 新人の浅岡候補は、維新支持層の5割強を固め、国民支持層の2割強の支持を得ていますが、伸び悩んでいます。
共産 新人の青山候補は共産支持層の7割強を固めていますが苦戦しています。

上)年代別の支持状況はどうですか。
数)田畑候補は30代までの若い世代と、70代以上で広く支持を得ています。山候補は60代と70代以上で2割強と支持が広がっています。

上)続いては、前職と新人2人の戦いとなっている富山2区です。
数)支持政党別では自民 前職の上田候補が自民支持層の8割、公明支持層の7割強を固め優位に立っています。
立憲 新人の越川候補は立憲支持層の8割を固めたほか、国民支持層の4割弱を集め、支持拡大を図っています。
共産 新人の泉野候補は、共産支持層の7割弱を固めていますが、苦戦を強いられています。

年代別では多くの年代で上田候補が支持を広げていますが、40代では越川候補が3割弱と最も支持を得ています。

上)前職と新人2人が立候補している富山3区です。
数)石破内閣で官房副長官に就任した自民 前職の橘候補が盤石の体制です。自民支持層の9割弱を固め、公明支持層の6割の支持を得ています。
国民 新人の大久保候補は、国民支持層の8割弱を固め、立憲からは4割を集めて支持拡大を図っています。
共産 新人の坂本候補は共産支持層の9割弱を固めていますが苦戦しています。

年代別ではすべての年代で橘候補が支持を広げていますが、50代では大久保候補が2割強を得て迫っています。

3選挙区ともに、まだ投票先を決めていない有権者が2割から3割いるので、情勢は今後、変化する可能性があります。

また、石破内閣を「支持する」と答えた人は38%、「支持しない」と答えた人は32%でした。

投票に行くかという質問には、「必ず行く」と「なるべく行く」を合わせると91%にのぼりました。各候補の主張を比較し、自分の意思を示す1票を投じてほしいと思います。

2573OS5:2024/10/17(木) 22:43:00
落下傘+元社民で 参院選で維新にも負けた山登志浩が「激しく競り合って」って驚きだ

2574OS5:2024/10/17(木) 23:08:52
https://www.sankei.com/article/20241017-QCZMVKJARNMB3EFY6NEVICETLA/?outputType=theme_election2024
大阪自民なお苦戦 刷新本部立ち上げの茂木氏、維新との接戦区応援で「不記載」言及なく
2024/10/17 21:00
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格清 政典
沢田 大典の写真
沢田 大典
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衆院選大阪7区の自民候補の応援に駆け付け、集まった人々と握手を交わす茂木敏充前幹事長=17日午後、大阪府吹田市(恵守乾撮影)
衆院選大阪7区の自民候補の応援に駆け付け、集まった人々と握手を交わす茂木敏充前幹事長=17日午後、大阪府吹田市(恵守乾撮影)
衆院選(27日投開票)で自民党は17日、日本維新の会と対決する大阪府内の小選挙区に茂木敏充前幹事長を投入し、てこ入れした。令和3年の前回選で自民は大阪の15小選挙区で維新に全敗。茂木氏は幹事長時代の昨年5月、府連立て直しのため大阪刷新本部を発足させ本部長に就いた。接戦区を中心に議席奪還を狙っているが、派閥パーティー収入不記載事件の影響で今回も厳しい戦いを強いられている。

「身を切る改革」当てこすり
茂木氏は大阪7区(吹田市、摂津市)のJR吹田駅前で、自民元職の渡嘉敷奈緒美氏(62)の応援演説に臨み、維新を批判した。前回の兵庫県知事選で維新が推薦した斎藤元彦前知事=失職=の疑惑告発文書問題を引き合いに「『身を切る改革』と言いながら、最後まで知事を切れなかった」と当てこすった。

茂木氏は厳しさを増す日本周辺の安全保障環境に言及。平成21年衆院選で自民、公明両党が下野した後「日米同盟が揺らぎ、日本の領土を揺るがす事態が相次いだ」として「安全保障を強固なものにするには自公連立政権しかない」と訴えた。

旧茂木派(平成研究会)に属した渡嘉敷氏は「物価高に対して所得が上がっていないという声をよく聞く。これを解決するのは政治の力だ」と述べ、国政復帰への決意をアピールした。

茂木氏は7区のほか、8区(豊中市、池田市)と9区(茨木市、箕面市など)の応援にも駆け付けた。府連立て直しの陣頭指揮を執っただけに、小選挙区候補者を当選させることが総裁候補として再浮上する鍵となる。ただ、7区の演説では不記載事件を巡る謝罪はなく、維新関係者は「茂木氏が来ても票は増えないのでは」と話した。

維新は公約で議論誘発
共同通信の情勢分析では、自民が候補を擁立した大阪の15小選挙区で明確にリードしているところはなく、維新が堅調だ。その中で7区は維新前職の奥下剛光氏(49)と渡嘉敷氏が横一線の争いを展開し、府内有数の激戦区といえる。

平成24年衆院選以降、7区で自民と維新は4回対決し、直近の令和3年を除く3回は自民が制した。今年9月の府議摂津市選挙区補欠選挙では地域政党「大阪維新の会」の候補が敗れ、維新の失速が浮き彫りに。自民は議席奪還の好機とみて、衆院選公示の15日に小泉進次郎選対委員長が入るなど攻勢をかける。

一方の奥下氏は17日朝、吹田市の阪急南千里駅前で利用客にあいさつし、若者の可処分所得を増やすと訴えた。高齢者の医療費窓口負担を「原則3割」に引き上げるとの維新公約を自民や公明が批判していることには「あえて議論になるように挙げた。作戦勝ちだ。社会保障の世代間格差をなくさないと、支えられる側も支える側も共倒れする」と反論した。

7区には共産新人の川添健真氏(42)と参政新人の池上和日子氏(40)も立候補している。(格清政典、沢田大典)



▽大阪7区
川添健真 42 党地区副委長 共 新
奥下剛光 49 党国対副委長 維 前
池上和日子 40 主婦 参 新
渡嘉敷奈緒美62☆元厚労副大臣 自 元【公】

(届け出順。☆は比例と重複、【】の文字は推薦政党の略称)

2575OS5:2024/10/18(金) 06:15:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/0142daa80b2eb9b31bcc874eb07855daccbfdd59
【衆院選】”区割り変更”で北海道・石狩市が「5区」→「4区」 前回”わずか696票差”で勝敗分けた激戦区・4区に新たに加わった”4万8000票”… 候補者・有権者はどう動く?
10/16(水) 21:20配信
北海道ニュースUHB
”区割り変更” 石狩市が5区→4区に

UHB 北海道文化放送

 北口榛花選手が投票を呼びかけるCM。10月16日から期日前投票が始まりました。

共産・新 佐々木明美候補

 15日にスタートした衆院選。北海道・石狩市のスーパーの前では4区に立候補した共産党の新人・佐々木明美候補が演説しました。

 「石狩が4区に編入して大きな戸惑い感じていると思う。石狩は特定港湾に指定されたと聞いた。自衛隊などが利用できる港になる。戦争する国の準備ではないでしょうか」(共産・新 佐々木明美候補)

石狩市が5区から4区に

 石狩市はこれまで札幌市厚別区や千歳市と同じ5区でしたが、区割りの変更で札幌市手稲区や小樽市などの後志地方が含まれる4区になりました。候補者は新たなエリアに支持を広げようと懸命です。

 「地域の皆さんが共感を得られるように話していきたい」(共産・新 佐々木明美候補)

 有権者は…。

 「ここは5区ですよね?4区ですか。小樽と一緒なんだ」

 「(Q:どういう候補が出てるか分かりますか?)わからないですね」

 「4区に変わった(と知っている)。(これから)候補者を見て自分なりに考えていく」(いずれも石狩市の有権者)

石狩市 ”約4万8000票”の行方は?
 3年前の衆院選で4区は自民と立憲の一騎打ち。わずか696票の差で自民に軍配が上がりました。

 4区に石狩市の有権者約4万8000人が加わったことで、石狩市での票の行方が勝敗を左右するかもしれません。

自民・前 中村裕之候補

 「え、石狩市って (自分に)馴染みがなくて(自分を)知らなかったでしょう?と思って不安だった」(自民・前 中村裕之候補)

 石狩市役所の前で正直な思いを口にしたのは、自民党の前職・中村裕之候補です。

 道連会長として裏金問題を謝罪しつつ、4期12年の実績をアピール。石狩市が再生可能エネルギーの最先端のマチになれると話し、しっかり後押ししていきたいと訴えました。

 「石狩市がカギになってくると思う。石狩市で大きく差がつけるか、つけられるかということがありうるわけですから、石狩市の勝負っていうのは非常に重要だと思ってます」(自民・前 中村裕之候補)

 「後志19町村、小樽、札幌、石狩、たくさんいいものそろっている。今こそ地域の底力を見せつけていくところなのではないでしょうか?」(立憲・前 大築紅葉候補)

  立憲民主党の前職・大築紅葉候補です。

 元フジテレビの政治記者で10月16日、41歳になりました。前回の衆院選で比例復活で初当選。石狩市には区割りが変更となった2年前から通い続け、主に一次産業への支援や防災を訴えています。

 「どういう方々に票を入れてもらえるのかわからないですよね。最後の最後まで駆け回っていきたい」(立憲・前 大築紅葉候補)

無所属・新 斎藤佳代候補

 このほか4区には無所属の斎藤佳代候補が立候補しています。

2576OS5:2024/10/18(金) 06:15:58
https://www.aba-net.com/news/news-127845.html
【衆院選】注目選挙区・青森3区は「裏金問題」争点に舌戦 逆風の木村氏、挑む野党の戦略は
2024.10.14(月) 18:45


衆院選の公示が迫りました。総選挙史上最短の短期決戦で、各陣営が急ピッチで準備を進めています。自民党の「裏金問題」が大きな争点となる中、青森3区の動きを取材しました。

3期目を目指す自民党の木村次郎さん。国土交通大臣政務官や防衛大臣政務官を務めた経験がありますが、今回は「裏金問題」の当事者として逆風の中での選挙戦です。

出席した市町村長たちは「厳しい戦い」とした上で。

【弘前市 桜田市長】
「津軽地域14市町村、心を一つにして、人口減少、少子高齢化、そういった対策に取り組んでいく、それを実現できるのは木村次郎さんしかいないんですよ」

【(木村さんの地元)藤崎町 平田博幸町長】
「どうかどうかみなさんのお力を木村次郎、木村次郎に最後の最後まで与えていただくことを心からお願いして、藤崎の後援会長としてのお願いのあいさつとさせていただきます、よろしくお願いします」

青森県庁職員として26年間働いた経験を持つ木村さん。地方の課題を国政の場で解決してほしいという期待を背負っています。

【木村次郎さん】
「大変厳しい戦いでございます。木村次郎、最後の最後まで戦い抜きます。この小選挙区において、何としても勝たせてください。どうか皆様方、絶大なるご支援、ご支持をお力添えを賜りますよう心からお願いを申し上げます。きょうは本当にありがとうございました」

前々回は倍以上、前回も倍近くの差をつけ当選を果たしている木村さん。ただ、今回は「マイナス」からのスタートと語ります。

【木村次郎さん】
「今までのこの2期7年の活動というものは、どうこう言っていられる状況ではないというふうにも思っております。まさにマイナスからのスタートという思いで精一杯勝ち抜いてまいりたいと思います」


立憲民主党の新人・岡田華子さん。午後6時半、事務所での作業を終えてやって来たのは。

【岡田華子さん】
「こんばんは〜、お迎えきました〜」

息子を預けていた叔母の家。この日の活動が終わり、3歳の次男のお迎えです。

【岡田華子さん】
「これからまたね、息子と遊ばなきゃいけないので、もうひと頑張りです」

東京で企業弁護士として働きながら、2児の母として子育てをしてきた岡田さん。2カ月ほど前に次男と共に弘前市に移り住み、選挙活動に追い込みをかけます。

政治経験はありませんが、子育て支援に関する政策で女性を中心に支持拡大を図っています。

【支持者】
「身近に私たちの声がすぐ反映されるというのは、とてもうれしいことです」

【岡田華子さん】
(Q.3区の自民党の地盤は)「正直めちゃくちゃ感じます、本当にやっぱり組織力、資金力全てにおいて圧倒的」
「本当に民主主義の危機ですよ。『私たち庶民の声を全然聞いてないですよ、あの人たち』、というところで共感の輪が広がって、今までの地盤の固さを少しずつ崩していければなと思います」

一番の課題は「知名度の低さ」と話す岡田さん。野党支持層や無党派層をどれだけ取り込めるかに加えて、自民党支持層にどこまで食い込めるかがポイントになりそうです。


【長坂淳也さん】
「これからの未来を背負う子どもたちが、家庭の事情、金銭的な問題で夢を諦めるような社会であってはならないとは思いませんか皆さん!」

日本維新の会の新人・長坂淳也さん。自ら街宣カーを運転し、青森3区内をくまなく回り支持を呼び掛けてきました。およそ1年の活動で走った距離はまもなく6万キロ。その手応えは十分です。

【長坂淳也さん】
「マグマのようなうねりというのを私は今感じております」
「もう言い訳はできないと、やるべきことはやったので準備万端、千載一遇のチャンスも来ていますし、必ず良い結果となるように頑張りたいと、全力で挑みたいと思います」

独自のスタイルは15日以降も崩さず、公示後も選挙カーを自分で運転して、各地を回る予定です。

【長坂淳也さん】
「こっちで運転しながらやった方が、向かいの車とすれ違うので、手を振ってくれるんですよ。助手席だと見えなくて、結構悪くないです」


無所属の新人として立候補する其田寿一さん。元衆議院議員秘書の経験を生かして頑張りたいと、13日に改めて決意表明をしました。

【其田寿一さん】
「やはり他の候補より私はこの津軽地域に対して、いわゆる国政に打って出た際に必ず皆様のお役に立てると確信しましたので、ここに決意として表明させていただきたい」

このほかの選挙区です。青森1区には3人が、青森2区には4人が立候補を予定しています。

2577OS5:2024/10/18(金) 14:35:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/51bed0e0c0656be523c771fbd0f058bc6b5bb57c
自民が菅原一秀氏の党本部推薦を発表 東京9区に無所属で出馬、自民公認は不在
10/18(金) 12:30配信


日刊スポーツ
第50回衆院選

 自民党は18日、衆院選(27日投開票)の東京9区に無所属で立候補している菅原一秀元経産相(62)について、「党本部推薦」とすることを発表した。同区では当初、今村洋史元衆院議員(62)が自民党からの立候補を予定していたが、派閥裏金事件を受けて非公認となった12人のうちの1人となり最終的に立候補をとりやめた。正式な自民党の公認候補は不在となっている。

 菅原氏は、第2次安倍内閣で経産相で初入閣した直後、選挙区内で香典を配ったなど公職選挙法違反の疑いを報じられ、辞任。2021年6月、自民党を離党し議員辞職した。その後、公選法違反の罪で罰金40万円、公民権停止3年の略式命令を受け、今年7月に公民権を回復した。衆院が解散された今月9日に自民党への復党が認められたが、今回の衆院選は無所属で出馬している。

 今村氏の出馬とりやめの背景には、菅原氏との間で保守分裂選挙となることを避ける流れもあったとみられる。

 菅原氏は17日の街頭演説で「無所属なので比例復活はない。この選挙に人生のすべてを懸けて戦う」と訴えていた。

 東京9区には立憲民主党前職の山岸一生氏(43)、日本維新の会新人の大河内茂太氏(53)、みんなでつくる党新人の大津綾香氏(31)も立候補している。

2578OS5:2024/10/18(金) 16:50:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/95a5ee8abc1db8cff51155193aeb484eb7c3087a
政権「危険水域」に動揺 衆院選へ逆風鮮明 時事世論調査【24衆院選】
10/18(金) 7:03配信

時事通信
記者団の質問に答える石破茂首相=17日、首相官邸

 石破茂首相の就任後に初めて行われた時事通信の10月の世論調査で、内閣支持率は28.0%にとどまった。

【ひと目でわかる】内閣支持率の推移

 危険水域とされる2割台での始動となり、新政権への期待感が早くもしぼんでいることが浮き彫りとなった。衆院選(27日投開票)を戦う与党内には動揺や危機感が広がった。

 「きょうはまだ(衆院選)3日目だが、極めて厳しい選挙だ。かつてない逆風の中でやっている」。首相は17日、長野県佐久市で行った自民党候補の応援演説で現状をこう認めた。派閥裏金事件について「どうぞお許しください」と陳謝した。

 首相側近は「誰がやっても今は厳しい」と話し、裏金事件への批判がやまない状況へのもどかしさをにじませた。ただ、2000年以降の内閣発足時の支持率で最も低かった森喜朗内閣(33.3%)をさらに下回ったのは、裏金事件だけでなく、首相の発言が次々とぶれて「変節」批判を招いたことも響いたとみられる。

 「内閣を支持しない」と答えた理由を見ると、「期待が持てない」が最多で、「首相を信頼できない」が続いた。「選挙の顔」として自民総裁に選ばれたはずだったが、「ご祝儀相場」「ハネムーン」と呼ばれる雰囲気は既に霧消した。

 首相は総裁選では、国会の予算委員会で野党との本格論戦に臨んでから衆院を解散する意向を示していたが、その「約束」をほごにした。金融所得課税強化、選択的夫婦別姓制度導入など政策面の発言も後退。自民若手は「裏金はもちろんだが、首相のぶれや発言の分かりにくさが影響している」との見方を示した。

 衆院選に関する報道各社の序盤情勢調査では、自民の単独過半数割れの可能性も伝えられた。党関係者は今回の世論調査を踏まえ、「特に比例代表は苦しい戦いだ。単独過半数割れは織り込み済みで(公明党と合わせた)与党過半数が防衛ラインだ」と語る。公明の石井啓一代表は埼玉県草加市で記者団に「首相がそもそも厳しい選挙だと言っている」と引き締めた。

 総裁選で首相の対立陣営に加わっていた閣僚経験者は「だから石破氏を首相にしたらいけなかった。選挙後は倒閣運動もあり得る」と警告した。衆院選で議席を大きく減らせば首相の求心力は低下し、支持率の下降傾向にも拍車が掛かりかねない。政権は早くも正念場を迎えつつある。

 立憲民主党の小川淳也幹事長は「政治改革の不徹底と、政策の実行力に対する不信感の表れだ」と指摘。「われわれが受け皿とならねばならない」と述べ、与党を過半数割れに追い込む決意を示した。

2579OS5:2024/10/18(金) 16:56:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/60a12fe8f4e0ba0bb141d305f378cbe84075f115
菅直人氏後継の松下玲子氏、斎藤健前経産相に師事した福田かおる氏と激戦 衆院東京18区
10/18(金) 11:44配信


産経新聞
衆院東京18区の立憲民主党新人を支援する菅直人元首相(左)。同区の自民党新人の上司だった斎藤健前経済産業相(奥原慎平撮影)

27日投開票の衆院選東京18区(武蔵野市、小金井市、西東京市)は、立憲民主党の菅直人元首相が牙城を築いたリベラル色の強い土地柄として知られる。78歳の菅氏は昨年引退表明し、今回は後継指名された松下玲子氏(54)が立民の新人候補として菅氏と二人三脚の選挙戦を展開する。対する自民は、公募を勝ち抜いた農林水産省出身の新人、福田かおる氏(39)を擁立し、大物前議員らを続々と投入して議席奪還を目指している。

【表でみる】衆院選で注目される主な女性候補

■「菅さんが首相で良かった」

「福島原発事故の対応も賛否両論あったが、当時の首相が菅さんで良かったと本当に思っている。事実を隠さず、ありのまま国民に伝えた首相が菅さんだ。その後を引き継ぐことはとても責任が重い」

松下氏は公示を2日後に控えた13日夕、JR東小金井駅前で切々とこう訴えた。

松下氏は松下政経塾の出身。民主党の都議を経て、平成29年に武蔵野市長に就任した。令和3年11月に市議会に提出した外国人への住民投票権を認める条例案は外国人参政権につながりかねないと物議を醸し、否決された経緯もある。

松下氏を同市の内外で自身の支援者に紹介して回っているのが菅氏だ。

「女性が首相に就く時代になる。すぐに首相とはいわないが、皆さんの力で育ててほしい」

菅氏は15日、JR三鷹駅前で松下氏に代わってマイクを握るとこう訴えた。

衆院議員を44年務めた菅氏の後継を巡っては、数々の候補が取り沙汰された。菅氏は松下氏について、「原発ゼロなど政策的な部分で近い。行政職をきちんとやり遂げて、国政で十分に通用する。私が長くやったことを誰が受け継いでくれるか、その意味で適任者だ」と産経新聞の取材に語る。

松下氏は取材に「有名な政治家で首相になった人の後で、プレッシャーは半端ではない。対話を大事にしてきた市民政治を受け継ぎたい」と述べ、菅氏のバックアップに謝意を示す。

■「誰の後継者でもない」

「実現不可能な案をきれいな言葉で提案することも、大きな声で批判することも簡単だ。でも、それでは社会は変わらない。大切なのは実行していくこと。意見の違うたくさんの人と向き合って調整し、粘り強く結果を出していく」

福田氏は16日、JR田無駅前でこう強調した。「私は誰の後継者でもない」とも語った。

党は福田氏を大切に育てようとしている。小林鷹之元経済安全保障担当相がメンター(助言者)を務め、選挙戦では石破茂首相や上川陽子前外相らが応援に駆け付けた。16日に福田氏の応援に入った斎藤健前経済産業相は、福田氏について取材に「政治は実行力と期待値だが、その両方でトップクラスの新人だ」と語る。

福田氏は令和4年3月に農水省を退職し、政界への挑戦を決めた。農水行政の分野を超えて、「よりよい日本の姿を次代に引き継ぎたい」といった思いが高まったという。翌月に門を叩いたのが、農水相も務めた斎藤氏の事務所だった。秘書となるための面接で「国政を目指したい。働かせてほしい」と訴えた。同じく官僚出身で、落選経験もある斎藤氏は「やめた方がいい」と突き放したが、翌日も事務所を訪れた福田氏に入所を認め、「立候補させる保証はない。10年かかるかもしれない」と念押しした。

斎藤氏は同年11月に法相に起用され、福田氏も大臣秘書官を経験する。

斎藤氏は街頭演説で、福田氏について「仕事は早い。人当たりもいい。ファンも多い」と述べ、「私の事務所に来て1年後に公募が行われ、選ばれた。強運の候補だ」と持ち上げた。

1年半前は3人しか集まらないこともあったミニ集会は、今では100人を超えるようになった。

2580OS5:2024/10/18(金) 16:57:13

■選択的夫婦別姓巡り激論

松下、福田両氏が初めて論戦を交わしたのが、11日に小金井青年会議所が主催した公開討論会だ。

松下氏は選択的夫婦別姓の導入を強く唱えたが、福田氏は「通称使用ができるように徹底し、運用部分まで細かく議論する必要がある。戸籍制度をいじる必要があるかは別の問題だ」と慎重な考えを示した。

これを受け、松下氏は15日の街頭演説で「(福田氏が)選択的夫婦別姓に反対とはっきりいった。びっくりした」と疑問視してみせた。

東京18区に立候補した参政党の新人、徳永由紀子氏(47)は看護師として働いてきた。公開討論会では「新型コロナウイルスのワクチンで後遺症となった人が多数いる。学校に行けない、会社に行けないという甚大な副反応の人もいる。迅速な救済制度を行っていきたい」と述べ、薬害の問題に取り組んでいくとした。

共産党の新人、樋口亮氏(37)は、「現役世代の働き方の問題に優先的に取り組みたい」と強調。最低賃金1500円以上への引き上げ、1日の労働時間7時間への短縮などを実現させ、「人間らしい働き方で、ゆとりある生活を送り、家族と過ごす時間をきちんと確保できるような社会を当たり前にしたい」と力を込めた。(奥原慎平)

2581OS5:2024/10/18(金) 16:58:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/64f44343b39bf146bc1e11a446a830743fc66f6e
[24衆院選 現場から]おわび行脚「みそぎ」狙う…野党、自民批判票に照準
10/18(金) 8:01配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 旧安倍派出身で、かつて元首相の安倍晋三の下で文部科学相を務めたベテラン議員も苦境にあえいでいる。

【図】予想される各党の獲得議席…読売世論調査

 「裏金や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係のあった立候補者は、当選すれば『みそぎ』が済んだといえる?」

 衆院選公示前の13日、東京11区の板橋区で開かれた候補者討論会。主催者の質問に対し、赤字の「○」のボードを両手で掲げた候補が1人だけいた。政治資金の不記載問題で自民党本部から1年間の党員資格停止処分を受けた下村博文(70)だった。

 聴衆の一部からは「えー」という声や失笑が漏れ、立憲民主党の阿久津幸彦(68)ら他の立候補予定者は全て「×」のボードを示した。下村は神妙な面持ちで「信頼回復のために努力していきたい」と繰り返した。

 衆院議員9期の28年間、自民の看板を掲げてきた下村にとって、今回は初めて無所属で戦う選挙だ。4月に処分を受けて以来、いつ衆院解散があっても公認なしで戦えるように「おわび行脚」を続けてきた。

 公示日の15日には、板橋区役所近くでの出陣式で「まずおわびと説明責任、信頼回復に向けた話をしたい」と切り出した。長く使ってきた水色のたすきからは「自民党公認」の文字がはぎ取られ、古いポスターの「自民党」の文字もテープで隠されていた。

 「3月ガソリン代 13万3977円」――。不記載問題を受け、下村はホームページで調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途や1円以上の政治資金の支出を独自に公開するなど、透明性をアピールしている。

 街頭演説やミニ集会では、自らの問題への反省とともに、「開かずの踏切」が多い東武東上線の立体化など、地元有権者の関心が高そうな問題の解決に力を入れる。

 下村の元秘書で、同区を地盤とする都議の河野雄紀(54)は15日、同線成増駅前でマイクを握り、「これだけ説明責任を一生懸命果たそうとする人はいない」と理解を求めた。

 河野は7月の都議補欠選挙で9万票以上を得て、都議に返り咲いた。補選では自民が8選挙区で「2勝6敗」と大敗しており、河野の逆風下での1勝を巡り、与野党内では「下村票の健在ぶりを示した」との評価が出た。

これに対し、阿久津を擁立した立民は政治とカネの問題に重点を置き、下村の支持基盤を切り崩そうと躍起だ。政治資金の問題があった他の選挙区と同様に、幹部を続々と投入している。

 「私たち以上に、自民を真面目に応援してきた人ほど強く怒っている」

 最高顧問の枝野幸男(60)は14日、区内での集会でこう呼びかけた。

 阿久津は東京都知事も務めた石原慎太郎の秘書として働いた経験も生かし、政治資金の問題に敏感な保守系の無党派層に浸透する戦略をとる。15日夜には、「この選挙、何が問題なのかと言えばやっぱり裏金の問題だ。決着をつけるのは有権者、国民の力しかない。裏金議員にはお引き取りいただく」と訴えかけた。

 日本維新の会の大豆生田実(58)も、保守系の批判票に照準を合わせている。15日に応援に駆けつけた維新代表の馬場伸幸(59)は「選挙が終わればすべて水に流れる。自民の裏金議員はそう思っているが、本当にそれでいいのか」と声を張り上げた。

 共産党の伊波政昇(72)を含め、野党は「下村包囲網」を敷いている格好だ。もっとも、野党候補の乱立で批判票の受け皿は分散気味となっている。阿久津と下村の競り合いは激しさを増し、勝負の行方は予断を許さないのが実情だ。(敬称略)

(土居宏之、阿部雄太)

2582OS5:2024/10/18(金) 16:58:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/afc6bc1c8263b21c93511c247962462c0e207c59
自民・接戦区テコ入れ、立民・引き締め図る…序盤情勢調査受け
10/18(金) 7:27配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 読売新聞社の衆院選序盤情勢調査で、自民党が単独過半数を維持できるかどうかが焦点となっていることを受け、自民は接戦区のテコ入れに注力する構えだ。議席を伸ばす勢いの立憲民主党は党内の引き締めを図り、攻勢をかける。


 調査では自民が苦戦し、公示前の247議席を割り込む情勢だ。定数465の過半数(233議席)を単独で維持できるか微妙で、自民内では危機感が強まっている。

 石破首相(自民総裁)は17日、長野市で街頭演説し、「なんとしても自民、公明両党で過半数をいただくべく、それぞれの選挙区で全身全霊、誠心誠意、お願いしていく」と語った。120近い選挙区が接戦とされ、首相は周囲に「態勢を立て直さないといけない。接戦区を中心に入っていくことになる」と強調した。

 公明の石井代表も17日、埼玉県草加市で記者団に「政治とカネの問題は確実に響いている」と自民苦戦の背景を分析した。公明は、候補を擁立した11の選挙区の大半が接戦で、さらに組織をフル稼働し、比例票も掘り起こす考えだ。

 一方、立民の野田代表は17日、東京都内で記者団に「自民過半数割れの可能性が出たことはスタートダッシュとしてまずまずだ」と述べた。立民は公示前の98議席から伸長が見込まれ、「接戦区に幹部を投入して総力戦で勝ち抜く」と力を込めた。

 自民苦戦の報道で各陣営が緩む可能性もあることから、小川幹事長は16日夜、自身のX(旧ツイッター)に「立憲の候補者よ。とにかく浮かれるな。地を這(は)え」と投稿した。

 関西以外の地域で勢いに欠ける日本維新の会の吉村洋文・共同代表(大阪府知事)は17日、大阪府庁で記者団に「維新の実績と目指す方向性、自公と違うところを徹底的に訴えていく」と気を引き締めた。

 共産党の小池書記局長は同日、「街頭での反応はとても良い」と手応えを語った。比例選で伸長する勢いの国民民主党の玉木代表は、横浜市の街頭演説で「ちょっとだけそよ風が吹き始めている気がする。でも、まだまだ足りない」と述べた。

2583OS5:2024/10/18(金) 17:06:04
https://www.sankei.com/article/20241018-REWF5PEWNNDNRGDS27G4HQEEGU/?outputType=theme_election2024
「カルトにノー、イエス山本」旧統一教会問題争点の衆院神奈川4区、与野党が神経戦
2024/10/18 12:34
高木 克聡の写真
高木 克聡
今回の衆院選(27日投開票)で、野党は「政治とカネ」の問題ばかりでなく、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係についても自民党を厳しく責めている。自民側は令和4年に所属する全国会議員を対象にした調査結果を公表し、旧統一教会との関係断絶を宣言したはずだが、今回も争点としてくすぶり続けているのが実情だ。

「マザームーン」連呼を釈明
「彼女のニックネームがそうだと聞いたので」

公示翌日の16日午後7時前、神奈川県鎌倉市のJR大船駅東口で、通りかかった男性が、衆院神奈川4区に出馬した自民党の前職、山本朋広元防衛副大臣(49)に詰め寄った。

山本氏はチラシを配る手を止め、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が主催するイベントで韓鶴子総裁を「マザームーン」と連呼したことをこう釈明した。「関係がないということを証明するのは難しい」などと10分以上会話を続け、最後は笑顔で握手を交わした。ただ、男性は「悪いけど票は入れないよ」と言い残し、去っていった。

近くに停めていた山本氏の選挙カーからは「カルトにノー、イエス山本とご判断を」と女性運動員の威勢のよい声が響いていた。しかし、「候補者本人とお話をしながら意見を交わしていただけますよう」というアナウンスとは裏腹に、山本氏は演説の予定を明かさないゲリラ戦を展開している。陣営スタッフは「どこで演説するかは本人が決めるので(予定は分からない)」と答えるのみだ。山本氏に真意を尋ねたが「うちの事務所は自立型。勝手にみんなで企画立案をやっている。(自分は)まな板の上の鯉状態」と記者を煙に巻いた。


教団との関係を絶ったことを強調する山本氏だが、地元の声は冷ややかだ。市内に住む50代の男性会社員は「極端だよね。軽く考えているから、『マザームーン』とか、手のひら返して『カルトにノー』とか、いえるのだろう」と語る。

立民、批判も演説は閑散
「旧統一教会問題、裏金事件、一過性のスキャンダルではない。自民党という巨大政党の構造的な問題だ」

17日午後4時半ごろ、JR鎌倉駅でこう訴えていたのは、立憲民主党の前職、早稲田夕季氏(65)だ。

前回の令和3年衆院選では、早稲田氏が同区で約6万6000票を獲得し、議席を確保した。自民党籍を持ちながら無所属で出馬した浅尾慶一郎環境相が6万3000票で2位。山本氏は4万7000票で3位になったが、比例代表の重複立候補で復活当選を果たしている。

同日の午後6時、早稲田氏は横浜市港南区のJR港南台駅に立った。のどの不調で時折せき込みながら「10万票対6万。本当に厳しい選挙だ。政権選択選挙ですから負けるわけにはいかない」と訴えた。


同駅は神奈川2区の管轄内で、自民党の重鎮・菅義偉元首相(75)の地盤だ。ただ、4区の住民の多くが利用するターミナル駅ということも踏まえ、早稲田氏は〝場外乱闘〟を仕掛けた。目と鼻の先では菅陣営がチラシを配布していた。

早稲田氏は、「政治とカネ」や旧統一教会問題など、自民のスキャンダルを執拗にあてこするが、追い風は力強さに欠けている。前回は浅尾氏に投票したという70代の主婦は「どこも決め手がない」と悩まし気な表情を浮かべた。街頭では、早稲田氏に握手を求める人はいたが、演説に足を止める有権者は少なかった。

早稲田氏は新型コロナウイルス禍への対応や介護離職対策、最低賃金の引上げなど、衆院厚生労働委員会での実績を強調したが、30代の会社員の女性は「(立民が)本当に政治を変えられるのと思ってしまう」と語った後、家路を急いだ。

早稲田氏は「情勢調査で自分が優勢といわれても信じない」と話す。山本氏が浅尾氏の支援を強調しているだけに、早稲田陣営も必死だ。


4区には日本維新の会の新人、加藤千華氏(26)、参政党の新人、津野照久氏(57)も出馬した。加藤氏は「全国で2番目の若さの立候補」と強調し、若者や働く現役世代への支援を訴える。津野氏は「可処分所得を増やす」と消費税の減税や廃止を主張している。(高木克聡)

2584OS5:2024/10/18(金) 17:07:12
https://www.sankei.com/article/20241017-HPR6KLZEYBPMRIO3UFQAK4JCTI/?outputType=theme_election2024
衆院選、埼玉の選挙区情勢 5区法相と元立民代表の戦いで混戦 13、14区は6人の激戦
2024/10/17 19:57
衆院選が公示された。埼玉県内では区割り変更で小選挙区が1つ増え、計16小選挙区から計66人が立候補している。各区の情勢を前回令和3年の衆院選と比較しながらみる。

【1区】(さいたま市見沼区、浦和区、緑区)

自民党の前職、村井英樹氏と立憲民主党の元職、武正公一氏の5度目の戦いが軸になるとみられる。前回候補者を擁立しなかった共産党からは新人の矢野由紀子氏が出馬。日本維新の会からは新人の浅野目義英氏、みんなでつくる党からは新人の三上恭平氏が立候補した。

【2区】(北部を除く川口市)

8選の自民前職、新藤義孝氏に4人が挑む構図。共産新人の奥田智子氏、前回比例復活した維新の高橋英明氏、諸派新人の津村大作氏のほか、前回候補者がいなかった立民からは新人の松浦玄嗣氏が出馬している。

【3区】(川口市北部、越谷市)

前回は自民の黄川田仁志氏と立民候補の事実上の一騎打ちで、黄川田氏に軍配が上がった。今回、前回は擁立しなかった共産から馬場浩氏が出馬。維新は石川隆美氏、立民は竹内千春氏が立候補し、前職と新人3人の戦いとなった。

自民・穂坂氏に新人3人が挑む
【4区】(朝霞市、志木市、和光市、新座市)

前回は5人が立候補し、自民の穂坂泰氏が圧勝。今回は穂坂氏に新人3人が挑む構図となった。立民は候補者を擁立しなかった一方、国民民主党からは岸田光広氏、維新からは渡辺泰之氏、共産からは工藤薫氏が立候補している。

【5区】(さいたま市西区、北区、大宮区、中央区)

前回は共産が候補者を擁立せず、自民の牧原秀樹氏と当時立民代表だった枝野幸男氏の一騎打ちで、枝野氏が勝利。牧原氏は比例復活した。今回は両氏のほかれいわ新選組新人の辻村千尋氏と共産新人の山本悠子氏が出馬した。


【6区】(鴻巣市、上尾市、桶川市、北本市)

前回比例復活している中根一幸氏が派閥パーティー収入不記載事件で自民から公認されず、無所属での出馬。維新新人の細谷美恵子氏、8選の立民前職、大島敦氏のほか、前回候補者を擁立しなかった共産からは新人の秋山もえ氏が立候補している。

【7区】(川越市、富士見市)

前回と同じ3人に加え共産新人の佐藤一馬氏の4人の争いに。自民前職の中野英幸氏、立民前職の小宮山泰子氏、維新新人の伊勢田享子氏の前回の結果は中野氏が僅差で小宮山氏を制し、小宮山氏は比例復活している。

自民・柴山氏に3新人挑む
【8区】(所沢市、ふじみ野市、三芳町)

自民前職の柴山昌彦氏と無所属新人の一騎打ちだった前回から一転、維新の市野一馬氏、共産の平井明美氏、立民の市来伴子氏の3新人が柴山氏に挑む。柴山氏は派閥のパーティー収入不記載事件で比例代表との重複立候補をしていない。

2585OS5:2024/10/18(金) 17:07:28
【9区】(飯能市、狭山市、入間市、日高市、毛呂山町、越生町)


5選の自民党前職、大塚拓氏に3新人が挑む構図。立憲民主党からは3回目の挑戦となる杉村慎治氏、共産党からは猪股嘉直氏、日本維新の会からは近藤秀将氏が立候補している。大塚氏は派閥パーティー収入不記載事件で比例代表との重複立候補をしていない。

【10区】(東松山市、坂戸市、鶴ケ島市、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町)

立候補者は2人で、共産が候補者を擁立しなかった2小選挙区のうちの一つ。立民前職の坂本祐之輔氏と自民前職の山口晋氏の再戦となった。令和3年の前回衆議院選挙は新人だった山口氏が坂本氏を制し、坂本氏は比例復活している。

【11区】(秩父市、本庄市、深谷市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、美里町、神川町、上里町、寄居町)

政権交代のあった平成21年の衆議院選挙から自民前職の小泉龍司氏が圧倒的な強さをみせている。共産からは新人の柿沼遥輝氏が出馬。立民からは前回に続き新人の島田誠氏が立候補し、前回の雪辱を狙う。


自民、立民の一騎打ち
【12区】(熊谷市、行田市、加須市、羽生市)

共産は前回に続き候補者を擁立せず、再び自民前職の野中厚氏と立民前職の森田俊和氏の一騎打ちとなった。両氏の戦いは5回目で、前回は初めて森田氏が小選挙区を制し、野中氏は比例復活している。

【13区】(久喜市、蓮田市、幸手市、白岡市、伊奈町、宮代町、杉戸町)

派閥パーティー収入不記載事件で自民から公認されなかった前職の三ツ林裕巳氏が無所属で立候補。共産新人の沢口千枝子氏、れいわ新選組元職の高井崇志氏、維新新人の中原由棟氏、国民新人の橋本幹彦氏、諸派元職の橋本勉氏も立候補しており、6人による乱戦となった。

【14区】(草加市、八潮市、三郷市)

比例北関東ブロックで出馬していた公明党代表の石井啓一氏が与党統一候補として戦う。維新新人の加来武宜氏、無所属新人の関根和也氏、前回比例復活した国民前職の鈴木義弘氏、諸派新人の高橋易資氏、共産新人の苗村京子氏も出馬し激しい選挙戦に。


自・立・維・共・諸の5人が立候補
【15区】(さいたま市桜区、南区、蕨市、戸田市)

自民前職の田中良生氏、立民元職の高木錬太郎氏、維新前職の沢田良氏と、前回と同じ3人が立候補。さらに共産新人の守谷千津子氏、諸派新人の河合悠祐氏が出馬している。前回は田中氏が制し、沢田氏が比例復活。

【16区】(さいたま市岩槻区、春日部市、吉川市、松伏町)

区割り変更により新設された選挙区。前回13区から出馬した自民前職の土屋品子氏が出馬。立民は前回13区で土屋氏に敗れた三角創太氏、維新は中村梨香氏、共産は永堀健氏が立候補し、前職に新人3人が挑む構図になっている。

2586OS5:2024/10/18(金) 17:08:11
https://www.sankei.com/article/20241017-KQAHLZHIG5GBFAQ6CFTUWXSAEA/?outputType=theme_election2024
10年で東京1区→2区→7区「誰が候補なのか」 衆院選区割り、変わりすぎて住民苦悩
2024/10/17 15:10
15日に公示された衆院選は、小選挙区定数「10増10減」などを踏まえた新たな区割りのもとで実施される。「一票の格差」是正のための措置だが、このところ立て続けに区割りが変わっている選挙区もあり、地元有権者は「候補者の把握から始めないといけない」などと戸惑いを隠せない。

「票、託せない」
東京都港区の新橋、浜松町、芝大門などの一部エリアは、今回衆院選の新しい区割りで「東京7区」となった。過去10年で実施された3回の衆院選を振り返ると、平成26年の選挙では「東京1区」、29年と前回令和3年は「東京2区」だった地域に当たる。

例えば同エリアの住民で自民党支持者の場合、自民が選挙区の候補者を変えていないにも関わらず、同党の公認候補は山田美樹氏(50)=平成26年、辻清人氏(45)=平成29年、令和3年、と変遷した。さらに今回は、参院からくら替え出馬する丸川珠代氏(53)が選択肢になる。

「コロコロ変わると、票を託しにくい」。このエリアで、父親の代から60年以上続く写真店を営む男性店主(67)はそう打ち明ける。「長年、地域の集まりなどによく顔を出してくれていて好印象だった議員が、次の選挙では区割り変更で別の選挙区へ移ってしまった。地域住民との接点の多さや距離の近さが私自身の投票行動の判断材料なので、なじみのない顔触ればかりの今回はチョイスがとても難しい」と表情を曇らせる。

そもそも、今回の候補者が誰なのかを把握していない住民もいた。エリア内で長年、菓子店を経営する高齢の男性は、「公示されたが、まだ誰も分からない。まずは掲示板のポスターで顔を知るところからだ」と苦笑する。


東京7区には、届出順に自民の丸川氏と参政党の新人、石川友梨香氏(28)、立憲民主党の元職、松尾明弘氏(49)、日本維新の会の前職、小野泰輔氏(50)が立候補している。

「アダムズ方式」続ける限り
今回の衆院選から、25都道府県の140選挙区で区割りが変更された。小選挙区制は、候補者個人よりも政党を重視する「政党主義」の性格がある。一方で、「候補者は誰でもいいから、支持する政党の候補に投票すればいいだけ」との考えが全体に浸透した場合、候補者とは一体何なのかという根源的な問題が浮上してくる。

区割り変更を巡っては、今回も人口に比例した議席配分方式「アダムズ方式」を基準とした。これを今後も維持した場合、地方の人口減と東京一極集中が続けば、「一票の格差」を是正するため、区割り変更を余儀なくされることはほぼ確実な状況だ。

「アダムズ方式」は人口比を比較的正確に反映させられる基準として平成28年に導入された。ただ、地方の選挙区定数が減少することから批判も少なくない。自民や立憲民主党など与野党6党は昨年、衆院選挙制度の見直しに関する協議会を立ち上げた。6党は7年の国勢調査の結果が判明する時期をめどに選挙制度改革の実現を目指す方針を確認しているが、議論は停滞しているのが実情だ。


今回の衆院選に視点を戻せば、総務省のウエブサイトなどでは、自分が住んでいる地域がどの選挙区なのかといった詳細な区割り図を確認できる。同省は「各種情報を正しく把握し、確実な投票につなげてほしい」と呼びかけている。(中村翔樹)

2587OS5:2024/10/18(金) 17:10:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0f3ad2554b6f1ae75bc165bac57b1d968d758e6
維新が地盤の大阪で大苦戦 公明とのガチンコ勝負、比例復活なしの「背水の陣」は吉と出るか?
10/18(金) 16:32配信
AERA dot.
大阪府内で応援演説をする維新の吉村共同代表

「自民党、政治とカネの問題、裏金議員だって結局は公認している。クリーンな政治とか言っている公明党も自民党、裏金議員を推薦している」

【写真】維新の苦戦の原因のひとつはこの人の問題

 衆院選初日、大阪府堺市の繁華街で自民党や公明党を批判していたのは日本維新の会の共同代表、大阪府の吉村洋文知事だ。

 だが、集まった聴衆はまばらで、拍手もパラパラと起こる程度。維新が議席を大幅に拡大した2021年の衆院選、22年の参院選、23年の統一地方選では、吉村知事が街頭演説をすれば大勢の聴衆で埋め尽くされていたのに、大違いの風景だ。

 維新のスタッフに聞いても、
「前に同じ場所でやった時はすごい人で、歩行者の通路を確保するにも一苦労だった。今日とはえらい違いです」
 と寂しげに語っていた。

 とくに維新の発祥の地・大阪で、その人気はすさまじかった。21年の衆院選では、大阪府内19の小選挙区のうち、公明党候補がいる4選挙区を除く15選挙区すべての小選挙区で自民と維新の候補が対決したが、維新が全勝。ダントツの強さを見せつけた。

 今回、維新は公明党候補がいる選挙区含め19選挙区すべてに候補を立てた。そして、維新は10月8日、候補者決定が直前になった9区をのぞく大阪府内18選挙区で、候補の比例重複を見送ることも公表した。小選挙区で敗れたら議席を失う、「背水の陣」で選挙に臨んでいる。

 だが、自民党が10月に実施した情勢調査の結果を入手すると、維新が自民や公明の候補を相手に大苦戦していることがわかってきた。

 直近の調査によると、19選挙区のうち、6選挙区で与党の自民や公明の候補がリード。1選挙区では立憲民主党候補がリードしていた。他の小選挙区でも、接戦のところが多く、維新の藤田文武幹事長も、自民党候補とデッドヒートの状況だった。

 この情勢について、10月17日、大阪市内で演説をしていた大阪4区(大阪市北区など)の維新前職の美延映夫氏を直撃すると、

「維新に逆風とまではいかなくてもかなり厳しい状況。ただ自民党の裏金への有権者の批判は強く、演説でも反応がいいので、徹底して訴えている」

 と話し、こう続けた。

「維新の支持が落ちている一番の理由は兵庫県の斎藤元彦前知事の問題だと思います。万博もいろいろ指摘はあるが私の周りではそう影響はない」

 同じ大阪4区では、自民党から元職の中山泰秀氏が出ている。中山氏は裏金で処分を受けた議員だ。美延氏は、こう話した。

「大阪で比例復活がないのは確かにきつい。ただ相手(中山氏)も裏金事件で比例名簿の登載がなく、復活当選もない。お互い同じなのでちょうどいいのではないか」

 一方、大阪1区(大阪市中央区など)で立候補している自民元職の大西宏幸氏は、こう言う。

「前回の衆院選では、選挙戦が進むにつれ、維新の突風が吹いて、見えないところまで離された。それがこの選挙では、維新の候補といい勝負になっている手応えがある。それに大阪で公明党が維新との関係を絶って自民党についてくれているのが心強く感じます」

 自民党では茂木敏充前幹事長が維新に対抗すべく、「大阪刷新本部」を立ち上げて、新たな候補者の発掘などに力を注いできた。それも自民にプラスになっている模様だ。

 これまでの衆院選と今回で大きく変わったのは維新と公明党の関係だ。

 維新は掲げてきた大阪都構想の住民投票実現に向け、大阪府議会や大阪市議会で公明党の支援を受けていた。そのため、これまでの衆院選では、公明党が大阪と兵庫で議席を有していた6つの小選挙区には候補者を立てなかった。

 しかし、今回は公明党に「宣戦布告」し、6つの選挙区すべてに候補者を擁立し、ガチンコの戦いとなっている。

2588OS5:2024/10/18(金) 17:10:53
 そのうち、大阪16区(堺市の一部)では、維新、公明、立憲民主の3候補が激しく争っている。この選挙区は公明党の北側一雄元国交相の地盤だったが、北側氏の引退を受け、公明は参院で当選4回とキャリア豊富な山本香苗氏が衆院へくら替えして出馬。維新は堺市議だった黒田征樹氏、立憲民主党は前回比例当選した前職の森山浩行氏が立候補している。

 公明党の堺市議に聞くと、こう話した。

「前回の衆院選までは、表向きは連立与党の自民党をやっていると見せつつ、維新へも支援していたのは事実です。それに吉村知事の人気、知名度が凄かったので、うちの支持者もそれに飲み込まれて維新に投じていた人もいます。全国的にもそんなことが許されていたのは大阪だけでしょう。しかし、今回は維新との協力関係もなくなり、まずは自分の党、プラス自民党って感じですね。維新が6つの小選挙区に候補を当ててきたので、負けてなるものかって雰囲気になっている」

 また、立憲民主党の大串博志選対委員長は、こう語る。

「大阪16区は維新と自民党で票が割れるとこちらが浮上できる。関西は自民党、維新、そしてうちという構図。自民党の裏金議員がいる小選挙区ではさらに力が入る」

 16区の隣りで、堺市の一部を選挙区とする大阪17区は、維新の馬場伸幸代表の地盤だ。前回は自民党候補を比例復活させないほど、大差で勝利した馬場氏は、地元では、選挙の強さで知られるところだった。だが、自民党の公示前の調査では馬場氏と自民党候補が互角。直近の調査になってようやくリードを広げてきた。

 維新の国会議員秘書を務めたことがある選挙コンサルタントの藤川晋之助氏は、こう話す。

「初日から吉村知事が16区の応援に入ったのは、当然、17区の馬場代表の堺市であることも意識してですね。馬場代表が党幹部になれた理由の一つが、選挙に強い絶対的な地元の支援です。今回、馬場代表になって初めての衆院選であり、自民党にプラスして公明党とも全面対決する選挙。代表なので、過去の選挙とは違って応援に時間をとられ、選挙区に戻れる時間がほとんどないのもきついでしょう」

 維新にとって鉄壁を誇った地盤、大阪での苦戦状況。藤川氏はこう続ける。

「維新は大阪で勢いをつけて、全国へと広がってきた。その大阪で苦戦しているということは、全国でもかなり厳しい選挙になりかねない。前回比で10議席以上減らすのかな」

(AERA dot.編集部・今西憲之)

今西憲之

2589OS5:2024/10/20(日) 20:52:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/745d919e2216b3157bbf80270f069eb401a4bd6e
吉川元氏はバーテンダー経験・広瀬建氏は神戸製鋼所辞し出馬・衛藤征士郎氏は29歳で町長…衆院選大分2区
10/20(日) 15:08配信

読売新聞オンライン
(右から届け出順に)吉川元候補、広瀬建候補、衛藤征士郎候補

 衆院選には、大分県内3選挙区に計10人が立候補している。各候補の政治への思いや人柄といった横顔を紹介する。(届け出順、年齢は投票日現在)

【写真】衆院選山口2区の平岡秀夫候補と岸信千世候補

大分2区
吉川元候補(58)立民 前
 政治資金収支報告書の不記載問題では「『裏金議員』の大半が公認された。石破総理も言葉だけだ」と自民党を厳しく批判。選挙区での初勝利を誓う。

 香川県出身。大学時代は実家の経済事情で仕送りがなく、バーテンダーや家庭教師などのアルバイト収入で生活した。先輩の勧めで「働く人の代表」と感じた社会党(現社民党)の活動に参加するようになった。

 政策秘書として支えた重野安正氏(故人、元社民党幹事長)の後継者として、2012年の衆院選に初出馬。4度の選挙はいずれも比例復活だったが票差を詰め、21年の前回は654票差にまで迫った。

 国政では、特に教育と地方自治の充実に取り組んだ。「地域がまちづくりに主体的に参加し、決定できることが地方活性化の唯一の道だ」と語る。自分を一言で表すと「楽天主義」。ラーメンに目がない。

広瀬建候補(50)無所属 新
 昨年10月、約25年間勤めた神戸製鋼所を辞し、国政を目指す道を選んだ。「(日本は)まだまだいい国にできる。政治に新風を吹かせたい」と意気込む。

 江戸時代の日田の儒学者・広瀬淡窓を生んだ広瀬家に連なる。父は前知事、祖父は日田市長や衆院議員を務めた。東京で生まれ育ったが、昨年春頃、父の支援者からの打診を受け、「世界から見て競争力がなくなっている日本を元気にしたい」と、出馬を決めた。

 会社員時代に中東やアメリカ駐在を経験。イランでは「商売上手なペルシャ商人との商談で鍛えられた」。政治資金規正法を巡る事件には「民間では収支をはっきりするのは当たり前だ」と厳しい目を向ける。

 3人の子どもと妻を東京に残し、日田市を拠点に選挙区を奔走している。「各地の産業を底上げする工夫はできる。皆さんと一緒に考えたい」と力を込めた。

衛藤征士郎候補(83)自民 前
 政治資金収支報告書の不記載問題で党の役職停止処分を受けた。厳しい選挙を覚悟し、「新法にのっとり、政治の改革刷新に努力する」と誓う。

 玖珠町山間部の出身。小学3年で中心部の学校に通うために親元を離れた。「生まれ育った場所にバスを走らせたい」との思いが政治を志すきっかけだった。

 29歳の時に同町長に就任。参院議員1期、衆院議員13期の計約47年間国政に身を置き、衆院副議長や防衛庁長官も経験したが、「私の原点は地方自治」と語る。

 争点に経済対策を挙げ、「賃金と投資による牽引が大事だ」と強調する。憲法への自衛隊の明記といった憲法改正と、拉致問題解決が悲願で、総裁選で支えた石破首相には総裁任期中の実現を求めた。

 自身を一言で表すと「決断と実行の人」。尊敬する人物は首相を務めた大平正芳。

2590OS5:2024/10/20(日) 20:53:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3489a033f0b265fe82de55765c232053bea6092
職を転々、国政選挙への出馬模索も 自民党本部に火炎瓶の容疑者
10/19(土) 20:05配信


毎日新聞
首相官邸前の柵に突っ込んだ車(左)に積まれていたとみられるポリタンク=東京都千代田区で2024年10月19日午前9時16分、和田大典撮影

 東京都千代田区の自民党本部前や首相官邸で19日早朝、火炎瓶が投げつけられるなどした事件で、公務執行妨害容疑で逮捕された臼田敦伸容疑者(49)=埼玉県川口市=は事件当時、黄色っぽい防護服を着用していた。過去に原発再稼働に反対する活動に関わっていたとされるが、事件に至る動機は明らかになっていない。

【写真特集】首相官邸前の柵に突っ込んだとみられる車

 取材に応じた父親(79)によると、臼田容疑者は私立の全寮制高校を卒業後、ウェブサイトの制作や長距離トラックの運転手といった職を転々とした。

 15年ほど前からは、川口市内の自宅で父親と2人で暮らしていた。大学入学を目指して法律を勉強し、行政書士の資格も取得していたという。

 2011年の東日本大震災がきっかけで、原発再稼働に反対するようになり、翌12年には関西電力大飯原発3、4号機近くでテントを張り、抗議活動にも参加していた。

 活動を共にした埼玉県の男性(81)は臼田容疑者の印象について「悪い人ではなかったが、どことなく陰のあるタイプだった。テントには『反対』などと書いた紙を張っていたが、どこまで本気だったかは分からない」と振り返る。

 原発政策の他に、父親に政権への批判は特に語らなかった。一方、国政選挙への出馬を模索した時期もあり、供託金の用意を規定する公職選挙法に不満を抱いていたという。

 事件前日の18日午後10時ごろには、事件で使われたとみられるワンボックスカーは自宅に無く、本人もいなくなっていたという。父親は「人間関係がうまく築けない性格だった。事件を起こしたと聞いて驚いたが、責任を取ってほしい」と話す。

 警視庁によると、臼田容疑者は逮捕後の調べに黙秘しているといい、ある捜査幹部は「先入観を持たずに何が動機に結びついたか調べる必要がある」と指摘する。【森田采花、菅健吾、近藤綾加】

2591OS5:2024/10/20(日) 21:06:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/79a77dc35acc5588a2d00040278ef09ea921b735
【焦点区を歩く 2024年衆院選】金権政治に根強い忌避感 自公火消し 野党追い風 衆院選広島3区
10/17(木) 7:31配信


中国新聞デジタル
広島3区

 「私が先頭に立ち信頼を取り戻す」。衆院選が公示された15日朝、広島3区の公明党前職斉藤鉄夫(72)=自民推薦=は広島市安佐南区の駐車場で開いた出陣式で気を吐いた。自民党派閥の裏金事件で政治不信が渦巻く中、その払拭を「与党統一候補」として誓った。



 傍らには前回選に続き比例代表中国ブロックで出る自民党前職の石橋林太郎(46)が立っていた。

 広島3区は2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件の主犯である元自民党衆院議員の地盤。事件の発端となった地域でもあり、金権政治への忌避感が根強い。自民党は21年前回選で候補の擁立を見送り、比例中国から転身を図った斉藤の支援に回った。

 斉藤は今回も「政治とカネ」で逆風下の選挙となる中、陣営は新政権での国土交通相再任もPR材料に活用する。

 対する野党は、裏金事件を追い風に与党批判票の取り込みを図る。

 「政治とカネの問題に決着をつける時が来た」。15日、立憲民主党新人の東克哉(43)は安佐南区の街頭で息巻いた。

 今回の衆院選では自民党が非公認とした「裏金議員」に公明党が推薦を決めたケースもあった。「連立政権にノーを突きつけられるか。震源地の有権者の行動がこれからの日本をつくる」。大規模買収事件も引き合いに批判の矛先を自公政権に向けた。

 共産党は不祥事続きの自民党とともに公明党を「同じ穴のむじなだ」と切り捨てる。党新人の高見篤己(72)は15日の出発式の演説では「裏金は企業による献金で賄賂だ。自民党は裏金議員を非公認にしただけで幕引きは許されない」と徹底追及する構えをみせた。

 高見は大規模買収事件の舞台となった19年の参院選広島選挙区に共産党候補として名を連ねていた。「あの時も裏金が買収に使われたのでは」と疑念を持つ。

 与野党の思惑が入り乱れる3区には区割りの変更で安芸区が加わった。

 16日は斉藤と東が入り街頭演説を展開。斉藤陣営の段取りは、自民党の市議が全て整えるなど与党間の連携で支持拡大を訴えた。東は区民の多くが新区割りの認識がないとみて買収事件に触れつつ票の掘り起こしを図った。17日は高見も区内で活動を予定する。

 前回選では公明党前職の斉藤に対し、立憲民主党と日本維新の会の新人たち5人が挑んだ。自民、公明両党が結束して斉藤を支援する一方、野党支持票は分散。斉藤は2位以下に4万票以上の差を付けて圧勝した。今回は維新が直前になって公認候補の擁立を見送った。前回獲得した1万8千の「維新票」の行方も注目される。

 無所属新人の玉田憲勲(67)は政党選挙の廃止を訴える。=敬称略

高見篤己72 党県書記長 共 新
斉藤鉄夫72 国土交通相 公 前
東克哉43☆理学療法士 立 新
玉田憲勲67 開業医   無 新
(届け出順、敬称略、☆は比例との重複立候補者)

 小選挙区の新たな区割り後で初の衆院選(27日投開票)が幕を開けた。自民党派閥の裏金事件を機に広がった政治への不信感、人口減少や地方経済の疲弊といった課題に候補者はどう向き合うのか。区割りの変更の影響が大きい中国地方の選挙区に焦点を当て、選挙戦の現場を歩いた。

中国新聞社

2592OS5:2024/10/20(日) 21:07:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/08b88f76b39c94e0cf2e276ece45a420602da398
島根1区 3候補せめぎ合い 自民惨敗の補選経て構図変化【2024衆院選】
10/20(日) 10:02配信
 27日投開票の衆院選で島根1区の争いが激しさを増している。与野党一騎打ちとなった4月の補欠選挙で、自民党は「政治とカネ」の問題で逆風を受けて惨敗。この選挙区で初めて立憲民主党に議席を明け渡した。半年後の今回、共産党も候補者を立て構図は一変した。公示後初の週末となった19日、候補者3人はそれぞれ街頭に繰り出し、訴えを響かせた。

 「補選だけでなく本選で勝たないといけない。なんとか、また勝たせていただきたい」。立憲民主党前職の亀井亜紀子氏(59)は雨の降り続く松江市のスーパー前で声を張り上げ、疲弊する地方経済の活性化や中小企業の支援を訴えた。

 一緒にマイクを握った県議は「政治とカネの問題はこの半年、何も変わっていない」と訴え、自民党派閥の裏金事件への批判を強めた。

 半年前の補選は長年、自民党の議席を守ってきた細田博之元衆院議長の死去に伴うものだった。細田氏は裏金事件の発端となった安倍派の元会長。有権者の中に事件への批判が強まる中、亀井氏は自民党の新人候補に2万4千票余りの差をつけて圧勝した。

 ただ、亀井氏の陣営は今、自民党への逆風を冷静にみる。幹部の一人は「補選で自民の『みそぎ』が終わったとの受け止めが有権者にある。前回は投票に行かなかった自民支持者が動く可能性がある」と警戒する。

 議席奪還を狙う自民党。党比例代表中国ブロック前職の高階恵美子氏(60)もこの日、松江市の集会施設前に立ち「非常に厳しい選挙。助けてほしい」と呼びかけ、地域保健や社会保障の充実を訴えた。応援に来た参院議員は「与党でなければ、声を中央へ伝えられない」と強調した。

 高階氏は政治とカネの問題への批判も意識し、場所によっては「不断の改革」を訴えている。

 党県連は補選の敗戦後、衆参両院で議員経験のある高階氏を即戦力として選んだ。だが、立候補表明は9月にずれ込んだ。陣営は知名度不足が課題とみて、隣の島根2区の議員秘書たちの応援も受け、浸透を急ぐ。

 与野党一騎打ちとなった補選と異なるのは今回、共産党が候補者を擁立したことだ。

 党新人の村穂江利子氏(56)も松江市のスーパー前で街頭演説した。12月の再稼働を見込む中国電力島根原発2号機に触れ「再稼働を中止させる。原発ゼロを訴える1区唯一の候補」と、自民党や立憲民主党の候補者との違いを強調した。

 共産党が1区に候補者を出すのは2014年以来10年ぶり。補選を含む過去3回の衆院選は候補者擁立を見送り、事実上、他の野党に協力してきた。14年の衆院選で共産党の候補者が獲得したのは1万7千票余り。この票の行方も焦点となっている。

中国新聞社

2593OS5:2024/10/20(日) 21:08:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/0172d0d9a67fc778d848031f8361a0757afcc4df
「裏金」推薦、自民とタッグ 初挑戦の公明代表、批判鳴り潜め 衆院埼玉14区ルポ【注目区を行く】
10/17(木) 7:06配信
 「厳しい戦いだが、私が負けるわけにはいかない」。公示が間近に迫る13日の昼下がり、石井は東武伊勢崎線・草加駅前で「自公統一候補」として支持を訴えた。隣には首相(自民総裁)の石破茂。手を取り合い、拳を突き上げ、ロータリーを囲む両党の支持者に結束をアピールした。

【写真】演説に耳を傾ける聴衆

 「クリーンな政治」は公明の原点だ。裏金事件では政治資金規正法改正の要求を強めた。石井自身、9月下旬の代表就任直後は地元でも「政治改革をリードする」と訴えていた。

 だが、13日の演説で石井はこの問題に触れなかった。これに先立つ事務所開きや国政報告会でも「政治とカネ」に関する発言は控えた。いずれの場にも、自民系の地元有力者や業界団体関係者が顔をそろえていた。

 ◇ぎくしゃく
 石井は東京都豊島区の出身。1993年に旧東京5区で政治キャリアをスタートさせ、以後、比例代表東京ブロックと北関東ブロックで当選を重ねた。今回が初の小選挙区挑戦。しかも、事実上の「落下傘候補」だ。

 公明は2023年3月に石井擁立を決めた。その頃、「10増10減」に伴う候補者調整を巡り自公関係は悪化し、東京では選挙協力を一時解消する事態に発展。「信頼関係は地に落ちた」と言い切った当時幹事長の石井は、ぎくしゃくぶりの象徴となった。

 自民県連は当初、14区で独自候補にこだわった。同党関係者は「党員の中にはわだかまりが残っている」と明かす。

 前回21年の衆院選比例代表で自公の14区内の得票は約9万。野党陣営の合計を1万票余り下回った。「自公の結束が勝利の最低条件だ」。自民県議はこう語る。

 ◇ウィンウィン
 公明は9日、裏金事件に絡んで自民に公認されず、埼玉13区に無所属で立つことになった旧安倍派の前職三ツ林裕巳に推薦を出した。三ツ林のもともとの選挙区には、石井の新たな戦いの舞台となった三郷市と八潮市が含まれる。

 公明は当初、非公認候補は推薦しない方向だった。転換の理由として「公明支持者への謝罪や説明」があったなどと説明したが、両市に組織票を持つ三ツ林サイドに「見返り」を期待しているのは明らかだ。実際、自民関係者は「三ツ林の後押しが必要な石井、逆風で公明推薦がありがたい三ツ林。2人はウィンウィンだ」と解説する。

 ライバルとなる日本維新の会の新人加来武宜、国民民主党の前職鈴木義弘は政権批判票の受け皿になるべく保守層にも狙いを定める。加来は22年参院選の埼玉選挙区で次点。鈴木には自民県議時代に培った三郷市の地盤がある。

 石井の戦術は、「クリーン」の看板と矛盾すると批判されるリスクをはらむ。だが、関係者の一人は「選挙ではなりふり構っていられない」と本音をこぼした。

 
 ◇衆院埼玉14区立候補者
 加来武宜 43 弁護士    維 新
 石井啓一 66 党代表    公 前(10)
                 推(自)
 関根和也 44 団体役員   無 新
 鈴木義弘 61 党幹事長代理 国 前(3)
 高橋易資 68 元会社員   諸 新
 苗村京子 65 元三郷市議  共 新
(注)敬称略、届け出順。年齢は投開票日(27日)時点、丸数字は当選回数、「推」は推薦。維=日本維新の会、公=公明党、自=自民党、無=無所属、国=国民民主党、諸=諸派、共=共産党。

2594OS5:2024/10/20(日) 21:09:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bfd32b0f22f115c56dab5f616c86c8a6ccd92b0
薄れる改革色、維新に逆風 公明、「常勝関西」懸け 衆院大阪16区ルポ【注目区を行く】
10/18(金) 7:05配信

時事通信
 大阪を創業地とする日本維新の会は今回、公明党とすみ分けてきた関西6選挙区に候補を立て、議席奪取を狙う。

 その一つが堺市の北半分を占める大阪16区。だが、一時の勢いは消え、前兵庫県知事を巡る問題や万博など悪材料が重なって最近は逆風が吹く。一方の公明は強固な地盤を武器に「常勝関西」死守に懸命。立憲民主党も交えて火花を散らす。(敬称略)
 ◇支持率、半年で3割減
 「日本には改革政党が必要だ。裏金政治をぎゃふんと言わせよう」。15日夕、維新共同代表で府知事の吉村洋文が南海電鉄堺東駅前でマイクを握った。もっとも、市の中心部ながら足を止める人は少なく、陣営幹部は「もう少し集まってほしかった」と漏らした。

 維新は看板の「大阪都構想」実現へ公明から協力を得る代わりに、大阪の四つ、兵庫の二つの選挙区で候補擁立を見送ってきた。2023年の統一地方選で大阪府・市両議会の過半数を制したことを受け、直接対決に踏み切った。この統一選では全国的に躍進した。

 ところが、「失点」を重ねる中で状況は一変した。維新が旗を振ってきた25年大阪・関西万博の追加負担が問題となり、大阪府議のハラスメントも起きた。今年の通常国会終盤には政治改革に関する自民党との中途半端な妥協が混乱を招いた。前兵庫県知事のパワハラ疑惑では維新県議団が最終盤まで辞職を求めず、「かばっている」と批判された。

 「改革」イメージの後退は数字に表れた。地域政党「大阪維新の会」が府民を対象に行い、9月下旬に公表した調査結果によれば、現在の支持率は28.5%。この半年で約3割下がった。

 維新は4月の大東市長選、8月の箕面市長選で敗れた。箕面では、大阪維新公認の現職首長が府内で初めて負けた点で衝撃を与えた。

 維新内には、大阪16区の候補を堺市議だった黒田征樹に決めた昨夏の「予備選」のしこりが残る。衆院選が始まると、予備選で敗北した側の動きの鈍さが気になる。陣営幹部は「統一選直後に思い描いた状況と違う」と認めた。

 ◇「知人の孫にも」
 公明は、引退を決めた当選10回の重鎮北側一雄の後継として、参院でキャリアを重ねてきた山本香苗に白羽の矢を立てた。

 勝負を分けるとみるのが無党派層への浸透。維新参戦により、北側に票を投じてきた自民や維新の支持層が相当程度流れると予想するためだ。

 合言葉は「知り合いから、その子や孫まで」。支持母体の創価学会を中心に電話掛けを展開。山本は一日中、地域に顔の利く党支持者と共に16区内を徒歩と自転車で回る。

 政策面では、現役世代に配慮して高齢者医療費負担を3割に引き上げる維新の公約をやり玉に挙げる。「命と暮らしを守る」を前面に出す。

 ◇当選ライン低下に期待
 立民の森山浩行は民主党が政権を取った09年に初当選したが、小選挙区勝利はこの時のみ。2回続けて落選し、直近2回は比例代表で救われた。維新を交えた三つどもえとなり、当選ラインが下がると見込まれることから、陣営幹部は「選挙区で勝てる最大のチャンス」と意気込む。

 選挙戦では政治改革と万博に重心を置く。堺で盛んな製造業などの労働組合が活動の中心。16日、森山も堺東駅前で「自公政権、大阪の維新はそろそろ代え時だ」と訴えた。

 
 ◇衆院大阪16区立候補者
 黒田征樹 44 元堺市議   維 新
 山本香苗 53 元厚労副大臣 公 新
                推(自)
 森山浩行 53 元党副幹事長 立 前(3)
(注)敬称略、届け出順。年齢は投票日(27日)時点、丸数字は当選回数、「推」は推薦。維=日本維新の会、公=公明党、自=自民党、立=立憲民主党。

2595OS5:2024/10/20(日) 21:09:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/02b975935673e35734a2801c005d39dc34373897
熱帯びる票田争奪戦 新区割り、自・立勢力が競合 衆院福島2区ルポ【注目区を行く】
10/19(土) 7:32配信


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時事通信
集会で「頑張ろう三唱」をする支援者ら=12日、福島県郡山市

 衆院小選挙区定数の1減に伴い区割りが変わった福島県。

 実質的な合併区と言える新しい2区は、旧2区で地盤を築いた自民党ベテランの長男と、旧3区で当選を重ねた立憲民主党の閣僚経験者が激突する。投開票に向け、票田の郡山市の攻防が熱を帯びる。(敬称略)
 ◇10回生、1万軒回る
 「本当に志と能力があれば、地盤、看板、かばんを全部引き継ぐ必要はない」。立民の前職玄葉光一郎は16日、郡山市東部の街頭でマイクを握ると、党重鎮の体面をかなぐり捨てるように声を張り上げた。

【ひと目でわかる】政治改革に関する各党の主な公約

 矛先を向けるのは自民新人の根本拓。復興相や厚生労働相を歴任した根本匠の長男だ。匠が衆院解散直前に引退を表明し、公募を経る間もなく拓が後継に決まった経緯には自民支持層にも不満がくすぶる。ある県議は「手続きを踏んでおけば良かった」とこぼした。

 それを突くのが玄葉陣営の戦術。「ちゃっかり世襲」と攻撃を強める。

 新2区は旧2区の郡山市、旧3区の須賀川、田村両市と6町3村で構成される。人口32万人弱の郡山は東北地方で仙台市に次ぐ。新2区有権者の6割強が集中し、旧3区の玄葉には不利な構図だ。

 立民は昨春、前回2021年衆院選の旧2区で匠に対して善戦した若手を比例代表に回し、玄葉を小選挙区に立てる方針を決めた。以来、玄葉は週末ごとに郡山市内であいさつ回りを重ねた。歩いた軒数は1万。後援会組織も40近く発足させた。同市の伝統校を卒業した縁も活用する。

 中選挙区時代から10回連続で当選。旧民主党政権では国家戦略担当相や外相を歴任した。だが、新たな地盤づくりに余裕はない。陣営関係者は「郡山は浮動票が多く、どれだけ取れるか未知数だ」と認め、玄葉本人も「新人の気分」と漏らす。

 ◇38歳、「世代交代」訴え
 福島の小選挙区減は、1票の格差是正を目的とした「10増10減」の一環。東京など大都市の定数が増え、福島と宮城、新潟、山口各県など地方が減らされた。ここにも日本の現実が表れる。

 匠は旧岸田派の事務総長として前政権を支えた。玄葉との一騎打ちに備え、地盤である郡山市で引き締めを図った。「与党の政策実現力」を売りに、旧3区の商工会や建設、農業団体の切り崩しも進めた。

 結局、岸田内閣の幕引きを理由に「使命の一つが終わった」と宣言。玄葉との戦いは慌ただしく拓に引き継がれた。

 新たな看板は弁護士の経歴と38歳の若さ。還暦を迎えた玄葉を意識する。

 「世代交代を推し進め、停滞感を突き破る。そのための選挙だ」。公示日の15日、拓は旧3区の一部だった石川町に入り、フレッシュさをアピール。隣に立った首相(党総裁)の石破茂は「新しい日本をこの福島からつくる」と呼応した。

 派閥裏金事件で自民には厳しい風が吹く。だが、選対関係者は「うちは当事者ではないから堂々といける」と踏む。

 とはいえ、拓は東京生活が長く、地元への浸透に不安を残す。陣営に加わる地元経済界の一人は郡山市の知人に支持を求めたところ、「あっち(玄葉)をやっている」と告げられた。同様の話は他にもある。12日、郡山の後援会幹部550人を集めて緊急会合を開き、活動強化を指示した。

 福島2区には共産新人の丸本由美子も立候補している。

 

 ◇衆院福島2区立候補者
 丸本由美子 62 元須賀川市議 共 新
 玄葉光一郎 60 元外相    立 前(10)
 根本拓  38 弁護士    自 新
                推(公)
(注)敬称略、届け出順。年齢は投票日(27日)時点、丸数字は当選回数、「推」は推薦。共=共産党、立=立憲民主党、自=自民党、公=公明党。

2596OS5:2024/10/20(日) 21:10:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7bbcc32e4eb98af41a024c9e931bea31ad7e5f0
旧統一教会問題で逆風…自民の山本朋広氏と山際大志郎氏、異例の“ステルス作戦” 衆院選・注目区ルポ
10/20(日) 5:30配信


カナロコ by 神奈川新聞
「カルトにNO!」と掲げる山本朋広氏の選挙チラシ

 衆院選では世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が取り沙汰された自民党の前職2人に強い逆風が吹いている。神奈川4区・山本朋広は「マザームーン」発言が報じられ、神奈川18区・山際大志郎も教団トップと撮影した写真などが決め手となって経済再生担当相のポストを追われた。教団との関係を追及し攻勢をかける野党陣営に対し、序盤戦はマスコミへの露出や街頭活動の告知を控える“ステルス作戦”も展開。これまで地元に十分な説明もなく、有権者が向ける視線は厳しい。=敬称略   

【写真で見る】自民・山本朋広氏と旧統一教会との関係を追及するチラシ、山際氏と旧統一教会との関係を涙ながらに告発する県議

 ■「マザームーン」連呼、他陣営が追及      

 「本日は母の日で一足早く、マザームーンにカーネーションの花束をプレゼントしました。実の母親にもあんな立派な花束を贈ったことはありません」

 公示日の15日、JR本郷台駅前(横浜市栄区)で行われた立憲民主党前職・早稲田夕季の街頭演説。応援に駆けつけた元県議・関口正俊はマイクを握り、山本の“まね”をしたつかみであいさつをしてみせると、聴衆から笑い声が漏れた。

 山本は2017年、旧統一教会主催の集会に出席し、教団トップの総裁・韓鶴子(ハンハクチャ)を「マザームーン」と連呼する様子や関連団体から選挙応援を受けていたことが報じられた。山本は取材に「韓鶴子の韓国語の読み方が分からなかった」と釈明したが、関口は「裏金問題で隠れているが、教団の問題を突けば、コアではない公明党支持層を引きはがせる」と勝機をうかがう。

 今年6月には早稲田を支持する市民団体が教団問題を追及するジャーナリスト・鈴木エイトを招いて鎌倉市内で講演会を開き、山本と教団との関係を追及。団体の代表者は「多くの被害者を出した教団と関係を持つ人間を再び国会に送るわけにはいかない」と攻め立てた。

 ■「カルトにノー」も隠密行動

 「急所」を突く野党側の攻勢に対し、山本はあえて公約に「カルトにノー」と掲げる作戦だ。チラシや選挙公報で「(教団側が)政治団体を名乗り、接触を図ってきた」と釈明し、関係断絶をアピールする。

 ただ街頭では有権者の前でマイクを握って直接説明する場は少なく、立候補予定者4人を対象にした公開討論会も山本は唯一欠席した。山本は「自分が出席できない日程で討論会が開催された」と主張するが、対立陣営は「教団の問題を突かれたくなくて欠席したのでは」と批判を強める。

 さらには集会や街頭活動の日程も安全面を理由に告知せず隠密行動。当初は報道陣にも選挙日程すら教えなかった。山本は「テレビカメラが殺到すると困る。マスコミから逃げているわけではない」と釈明。事務所関係者は「選挙カーがマスコミの車に追いかけ回された。ボランティアスタッフも撮影され『もう応援に行けない』と怖がっている」と打ち明ける。

 山本は問題発覚から半年近く、地元の会合や祭事なども多くを欠席。その後も人前を避けるかのように街頭に立つ機会も減ったといい、地元では「街頭でほとんど見なくなった。統一教会について有権者に説明していない」との声も広がる。山本がカメラから逃げ回る様子が報道されたことも反感を買い、有権者の1人は「カメラの前で正々堂々と説明せず、鎌倉市民まで恥ずかしい思いをしている」と憤りを見せる。

 ■報道陣締め出しに雲隠れも

 さらにマスコミからも有権者からも身を隠すステルス選挙を展開するのは山際だ。公示日の15日に川崎市高津区のホールで行われた出陣式では代表取材としてごく一部の報道機関しか入れない異例の対応を取った。入り口前では締め出された報道陣やフリージャーナリストが陣営関係者と言い争う場面もあった。

 同日夕の武蔵小杉駅前の街頭活動でも本人不在のまま、地元市議や秘書が通勤者らに支持を呼びかけた。序盤では本人が街頭でマイクを握ることはほとんどなく、候補者本人が雲隠れする選挙戦となり、陣営関係者も「本人が決めたことだから仕方がない」と漏らす。日本維新の会新人・横田光弘も「有権者をなめているとしか思えない。どんな年配の議員でも有権者の前に出てくるもの。やはり(教団と)ズブズブなのでは」と首をかしげる。

2597OS5:2024/10/20(日) 21:11:14

 ■身内の県議が「反乱」

 こうした対応のきっかけとなったのは公示直前、地元県議の小川久仁子(高津区)が山際と教団との関係を告発した週刊誌報道。小川は自民党側に離党届を提出し、鈴木が同席する形で会見も開いた。山際が教団との関係を絶っていないとして、山際の党公認や党県連のこれまでの対応を批判。「このままでは山際氏を応援することはできず離党を決断した」と涙ながらに訴えた。

 身内からの「反乱」を潮目に野党も批判を集中。立民新人・宗野創は「新たな事実が出てきたのだから再調査すべき。疑惑があるなら、それに答えないといけない」と指摘。別の陣営も「自民支持者を固めれば勝てると思っている。そういった姿勢が政治不信を招いている」と怒りを口にする。

 選挙戦も中盤に入り、山本、山際ともここに来て対応を改める動きを見せてはいるものの、本質を見抜く鈴木は「こそこそとメディアから逃げ回っている。有権者に政策を伝えることを軽視するのは民主主義の否定だ」と2人の姿勢を批判している。

 神奈川4区ではほかにいずれも新人で、維新・加藤千華と参政党・津野照久、神奈川18区では共産党・君嶋千佳子、国民民主党・西岡義高が立候補している。  

神奈川新聞社

2598OS5:2024/10/20(日) 21:13:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcbcccb11b4575d437c30e47f540a634affcc52b
アナ妻支援の無所属候補は「相当な執念」立民野田代表、衆院東京9区の公認前職への支持訴える
10/20(日) 17:41配信
日刊スポーツ
衆院選東京9区の立候補者のポスター掲示板

 立憲民主党の野田佳彦代表は20日、27日の投開票まで1週間となった衆院選で、与野党大激戦となっている東京9区(練馬区の一部)の同党公認で前職、山岸一生氏(43)の応援で練馬区に入り、街頭演説した。「東京の選挙区はどこの激戦ですが、特に9区はものすごいデッドヒートになっている」と明かし、党への支持を訴えた。



 同区には、選挙区内で香典を配ったなどとして公選法違反罪に問われ、罰金40万円、公民権停止3年の略式命令を受けた後、今年7月に公民権を回復した自民党の菅原一秀・元経産相(62)が無所属で立候補している。菅原氏は衆院が解散された9日に自民党への復党が認められ、公示後の18日に自民党本部推薦、翌19日には公明党の第10次推薦の対象になるなど、与党の支援体制が日に日に強化されている。

 野田氏は、こうした経緯を念頭に「彼はずっとバッジをつけずに(公民権停止の)3年間頑張ってきたゆえに、相当な執念をもって国政に復帰しようとしている。だからものすごいデッドヒートになっているが、裏金問題も問題だけれど、公職選挙法違反だって問題ではないか」と指摘。「あんまり思い出したくはないけれど、高級メロンやカニを配ったりしている。自民党の政治文化は金をかけすぎで、回収しようとするから裏金をつくる。悪循環ではないか」と、菅原氏が指摘された問題を念頭に自民党政治への批判を強めた。

 「裏金議員も、いろんなものをばらまいた議員も、絶対許してはいけない。政治とカネの問題をこの選挙区で根絶しようではないですか」とも訴えた。

 一方、菅原氏は街頭活動や自転車遊説などを連日行い、支持拡大を目指している。これまでに親交がある高市早苗・前経済安保相が応援に入ったほか、今年5月に結婚したフリーアナウンサー岡安弥生(52)も、夫の選挙戦を支えている。

 東京9区には、日本維新の会新人の大河内茂太氏(53)、みんなでつくる党新人の大津綾香氏(31)も立候補している。

2599OS5:2024/10/20(日) 21:14:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac9a3d7ec4380aa0d3561f5432c6ed8545dde4b4
山形県の吉村美栄子知事、知事選で戦った自民候補を激励へ…「大雨対応でご尽力いただいた」
10/20(日) 12:52配信

読売新聞オンライン
吉村知事

 衆院選での対応について、山形県の吉村知事は17日の定例記者会見で、自民党候補の事務所を激励のため訪問する方針を示した。吉村知事は2021年の前回知事選で自民が擁立した候補と戦っており、選挙戦での自民候補への激励は極めて異例の対応となる。



 吉村知事はこれまで、政治的スタンスとして、知事選で自身を支援した人が選挙に出る場合は、「恩返し」と称してその候補を応援してきた。21年の衆院選でも、山形1〜3区に出馬した野党と無所属の3候補の各事務所を1回ずつ訪れ、激励した。

 今回の衆院選には、県議会の知事与党会派「県政クラブ」出身の元県議3人が、1〜3区でそれぞれ出馬し、自民候補などと議席を争っている。吉村知事はこの3陣営を優先して訪問するが、その後に自民候補の事務所も訪問するという。

 自民側を訪問する理由として、吉村知事は7月の記録的大雨発生後の自民候補(いずれも前議員)の対応を挙げた。「政府とのパイプ役で大変ご尽力いただいた」と謝意を示し、「そのことに対するお礼の気持ちも表さなければならない」と語った。

2600OS5:2024/10/20(日) 21:17:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101900362&g=pol
自民非公認、失った金看板 「裏金」候補、保守派が支え―衆院東京24区ルポ・「みそぎは済むのか」(3)・完【24衆院選】
時事通信 政治部2024年10月20日06時55分配信
東京24区の候補者演説を待つ聴衆ら=17日、東京都八王子市
東京24区の候補者演説を待つ聴衆ら=17日、東京都八王子市


 自民党派閥の裏金事件に絡んで公認を得られず、無所属で衆院選に立った10人は批判を浴びながら孤独な戦いを進める。代表格が東京24区の元政調会長萩生田光一。自民党という「金看板」を失い、公明党の支援も計算できない中、「みそぎ」に向けて支えとするのは自身が築いた組織と保守派の勝手連だ。野党は議席奪取の好機とみて攻勢を強める。(敬称略)

規正法、再改正なるか 政活費、企業献金が焦点―「みそぎは済むのか」(2)【24衆院選】

 ◇消えた為書

 「今はぐっと我慢し、この処分に対して結果を出すことで皆さんの信頼を得ていきたい」。公示を前にした12日、東京都下の八王子市内。萩生田は選対事務所の開所式でこう力を込め、陣営幹部らに深々と頭を下げた。

 本来なら自民総裁の石破茂から贈られるはずの「為書(ためがき)」は張られていない。「祈必勝」と大書するポスターのことだ。党四役や閣僚の来援もない。比例代表で復活当選する道もない。選対の風景は前回までと一変した。

 「かつてない厳しい選挙だ」「試練を与えられた」。萩生田の前にあいさつした地元の商工会議所会頭や党支部役員は一様に険しい表情を見せた。

 ◇急転

 八王子市議、都議を経て40歳で国政に進出した萩生田は、同じ派閥に属した元首相の森喜朗や安倍晋三に胆力や調整力を見込まれ、出世の階段を上った。安倍は「派の後継会長候補」とみていた。

 その安倍が2022年7月に急死した頃から風向きが変わった。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係がまず問題となった。裏金事件では2728万円の政治資金収支報告書不記載が明らかになり、党の役職停止1年の処分を受けた。

 今年7月、八王子の都議補選で自民候補が大差で敗れた。後援会幹部は「あの時から本人はピリピリしている」と明かす。

 東京24区で公明の組織票は「4万程度」(地元都議)。一部の非公認候補には出た推薦が、萩生田には出なかった。「統一教会」と「裏金」のダブルで問題を抱え、全国的な注目が集まる事情が影響したようだ。公明幹部は「今さら推薦する時間はない」と突き放す。4万票の行方は見えない。

 ◇最重点区

 「信じて良かった、と言われるように国会に戻れば働いて働いて働く」。17日、JR八王子駅前で街宣車に上った萩生田は、「裏金!」とヤジが飛ぶ中、いかに地元に貢献したか力説した上でこう声を張り上げた。

 隣に立ったのは前経済安全保障担当相の高市早苗。共通項は「保守派の安倍門下生」だ。閣外に出たため、非公認候補の支援も黙認されている。「ブルドーザーのように働き、着実に実績を出した」と支持を呼び掛けた。

 萩生田の選対事務所には安倍の遺影が置かれている。安倍夫人の昭恵やジャーナリスト櫻井よしこも駆け付けた。18日の決起大会には都知事小池百合子がビデオメッセージを寄せ、出席者によると「都政のために応援する」と表明した。

 立憲民主党は、萩生田の対抗馬に元参院議員の有田芳生を擁立した。ジャーナリストとして統一教会問題を追及してきたことで知られる。「不公正な政治を八王子から変えていこう」と訴える。

 代表の野田佳彦は15日の第一声をJR八王子駅前で上げた。カメラの向こうを意識し、「裏金議員を裏で支えた旧統一教会」と強調した。党最高顧問の枝野幸男もてこ入れした。最重点区として総出で当たる。

 日本維新の会の佐藤由美、国民民主党の浦川祐輔、参政党の與倉さゆりら4新人も立候補した。野党乱立を自民関係者は「うちに有利に働く」と期待を込めてみている。

 

 ◇衆院東京24区立候補者

 與倉さゆり 40 会社員    参 新

 有田芳生 72 元参院議員  立 新

 畑尻文夫 69 元学習塾経営 無 新

 浦川祐輔 31 弁護士    国 新

 佐藤由美 52 元都議    維 新

 萩生田光一 61 元経産相   無 前(6)

(注)敬称略、届け出順。年齢は投開票日(27日)時点、丸数字は当選回数。参=参政党、立=立憲民主党、無=無所属、国=国民民主党、維=日本維新の会。

2601OS5:2024/10/20(日) 21:20:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec0c4826a910a7661b9dd8b29672e816f217df6f
衆院東京15区、補選の「つばさの党」選挙妨害踏まえ選挙戦様変わり 保守票の行方も注目
10/20(日) 14:18配信


産経新聞
衆院東京15区に立候補した共産党新人の小堤東氏、無所属新人の須藤元気氏、立憲民主党前職の酒井菜摘氏、自民党新人の大空幸星氏、無所属新人の金沢結衣氏(左から、奥原慎平撮影)

27日投開票の衆院選東京15区には、4月の同区補欠選挙に出馬した若い候補が再挑戦する姿も目立っている。この補選では、候補者の多くが公職選挙法違反罪で幹部が起訴された政治団体「つばさの党」陣営に罵詈雑言を浴びせられた。そのためか、今回の選挙は互いの活動に敬意を示す言葉があちこちで聞かれた。

【リストでみる】夕刊フジが作成した「東京全選挙区当落予測」

■金沢氏「報われる社会」初心は今も

「追いかけられた場所をみると、(つばさの党騒動を)ちょっと思い出す。本当に怖い思いをした人がたくさんいた。政治不信がほかの選挙区と比べて大きいのに、そこに選挙妨害…今回、安心安全に選挙演説を聞けるような状況になったことは、まずはよかった」

15区に無所属新人として立候補した金沢結衣氏(34)は、日本維新の会の候補として臨んだ補選で、つばさの党陣営から執拗に追いかけられた経緯を振り返りながらこう語る。

5年近く街頭演説を重ねてきた金沢氏。17日午前には、東京メトロ門前仲町駅前でビラを配っていた。相手の目を見ながら、一枚一枚丁寧に手渡すよう心がけている。維新の選挙カーが通り過ぎると、互いに手を振った。令和2年に維新の東京15区支部長に就任したが、10月に離党届を出した。「反対があっても、国民のためになると思ったら貫き通す熱量がだんだん失われていった」と感じたためだ。

2時間かけて朝のビラ配りを終えた金沢氏は、1人で近くの富岡八幡宮に向かうと、政治団体「日本保守党」の幹部らと一緒になった。新嘗祭の式典に参列するのだという。

金沢氏は神社仏閣巡りが趣味で、維新の支部長就任以来、参列を欠かさない。同区選出の自民党議員も相次いで逮捕されたことで、今回の候補者で参列しているのは金沢氏だけになった。

今は事務所の経費の工面などに苦労しつつ、活動はボランティアに支えられている。「仕事も教育も頑張っている人が報われる社会にしたい」という政治家を志した動機は今も変わらない。5年たって、支援者らの声援に応えないといけないとの思いも高まっている。

先の補選では、保守的の参政党と日本保守党の候補の得票率が合わせて19%に達した。当時は自民が公認候補を出さなかったことも合わせ、今回の同区の選挙では保守票の行方がどうなるかにも注目が集まっている。

■須藤氏「練習の仕方で試合は変わる」

「目標は究極的に世界平和の実現だ」

16日午後7時半過ぎ、東京メトロの東陽町駅前。全国から駆け付けたボランティアスタッフらとビラを配っていたのが元格闘家の無所属新人、須藤元気氏(46)。キラキラ光るネオンのタスキがトレードマークだ。

参院議員、総合格闘家、書家、レスリング部監督、ダンサー、俳優、調理師、利酒師…さまざまな肩書を持った須藤氏には写真撮影を求める人が相次ぐ。

須藤氏は9人が立候補した4月の補選で2位となり、存在感を示した。敗北した翌日から街頭演説を再開し、電飾を施した電気自転車で選挙区内を走り回ってきた。

「練習をいかにやってきたかで、試合の結果は変わる。今は試合だ」と力を込める。

「政治とカネは結局、選挙制度の問題だ。選挙でお金を使えば、得票数も伸びるような政治を終わらせる。選挙にお金をかけない制度ができれば、政治とカネの問題もクリアになるはず」と述べ、自らも選挙費用の削減に努めている。電気自転車のバッテリーは切れっぱなしだという。

4月と比べ、ビラを受け取る確率も上がっているという。「お金をかけなくてもドブ板をやって、足りない部分は元気でカバーすればいい。やれることはやってきた。疲れているけど、すがすがしい気持ちだ」と語った後、自転車「元気号」で去っていった。

2602OS5:2024/10/20(日) 21:21:03
■「この国を良くしたい思いは同じ」

4月の補選ではつばさの党陣営が威圧的で乱暴な言葉遣いで相手候補を罵倒した。今回出馬した5人の候補はいずれも主義主張は異なるものの、互いの活動に敬意を払っている。

金沢氏は「日本の豊かさや国民の幸せを願うというゴールは一緒だ。手段が違うだけで、いがみ合っても良くはならない。切磋琢磨議論をして、政策をブラッシュアップしていけばいい」と強調した。

須藤氏も「アスリートなのでフェアプレーは当たり前。相手の悪口も言わない。政策の違いがあるので論争はするが、ほかの候補者もこの国を良くしたいという志がある。そこはリスペクトしながらが大事だ」と述べる。

自民から出馬した新人の大空幸星氏(25)も「立民には絶対に政権を任せられない。共産党が権力を持つことはあってはならない」と述べるが、「この国を良くしたい思いは同じ。希望に満ちた選挙をやっていきたい」と語った。

補選ではつばさの党の選挙妨害を避けるため、候補者同士で情報交換を行い、お互いの演説機会を確保するため、相手候補の選挙カーが通り過ぎると街頭演説のマイクの音量を下げた。今回も相手陣営とすれ違う際に、手を振り合うなどエールを送る場面があった。

東京15区には、4月の補選を制した立憲民主党の前職、酒井菜摘氏(38)、共産党の新人、小堤東氏(35)も立候補している。(奥原慎平)

2603OS5:2024/10/20(日) 21:26:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/c93c5a7930131acb92341b1709f065202223753c
辻元清美氏の地盤で立民奪還なるか 自民、維新との三つ巴に党幹部投入 大阪10区
10/19(土) 20:55配信

産経新聞
大阪10区で演説を聞く有権者ら=19日午後、大阪府高槻市(泰道光司撮影)

立憲民主党の枝野幸男最高顧問が19日、衆院選(27日投開票)の大阪10区(高槻市、島本町)に入り、辻元清美代表代行の地盤を受け継いだ候補の応援に駆け付けた。立民は令和3年の前回選で府内13小選挙区に候補を擁立したものの全敗。10区は大阪を本拠地とする日本維新の会、自民党との3つ巴の構図で、党勢回復に向けて負けられない戦いと位置づけている。

【リストでみる】夕刊フジが作成した「大阪全選挙区当落予測」

枝野氏はJR高槻駅前で、立民元職の尾辻かな子氏(49)と並び応援演説に臨んだ。自民や維新が推進する2025年大阪・関西万博の会場建設費が、当初の1・9倍に増額された経緯などを踏まえ「半年間のイベントにこれだけのお金をかけるのは間違っている」と批判した。

10区では辻元氏が自民や維新の候補と議席を争ってきたが、前回選では維新の勢いの前に比例復活すらならなかった。その辻元氏は参院にくら替え。地盤を継いだ尾辻氏は「辻元さんは『あかんものはあかん』とはっきり言ってきた」とし「私もバトンを受け、自民と維新がおかしな方向へ行こうとしたらしっかりと止めていく」と後継であることをアピールした。

立民は今回、5つの小選挙区への擁立にとどまった。党関係者は「大阪では地方議員も含め、維新に人材が流れている」と嘆き、衆院選での巻き返しを図る。

迎え撃つ維新は、前職の池下卓氏(49)が前回選の再現を狙う。辻元氏と争った前回は吉村洋文共同代表(府知事)がひんぱんに応援に駆け付けたが、今回は公示日以降、選挙区入りが実現していない。

池下氏は地方議員らと街頭演説を展開し、教育費無償化などを中心に訴えている。維新は府内の地方選で苦戦が続く。兵庫県知事の文書問題などへの対応の影響が指摘されており、陣営関係者は「厳しい選挙戦だが最後まで戦い抜く」と話す。

自民新人の加納陽之助氏(44)は地方創生や防災力の強化を訴える。派閥パーティー収入不記載事件に関係したとして、比例重複立候補が認められなかっただけに陣営の危機感は強い。

加納氏は19日、産経新聞の取材に「戦う以上は気持ちを切り替えた。政策を実現するための具体的なビジョンを示していきたい」と前を向いた。(山本考志、格清政典)



▽大阪10区(3人)

池下卓 49 元法務委理事 維 前

尾辻かな子49☆元参院議員 立 元

加納陽之助44 元国交省室長 自 新 【公】

(届け出順、☆は比例と重複)

2604OS5:2024/10/20(日) 21:27:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/92a0088bc837a8f84bceb84b10c2518ecb1ecba3
あまりにしゃくし定規? 台湾在住の日本人が直面する在外投票の壁
10/19(土) 18:04配信

毎日新聞
1票を託す有権者(イメージ)=竹内紀臣撮影

 27日投開票の衆院選で、台湾に住む日本人が直面する「投票の壁」がある。在外投票でよく使われる現地の大使館での投票ができないのだ。

【写真で見る】台湾在住の日本人に向けて届いたメール

 世界の注目を集める台湾海峡情勢への対応も選挙では問われており、現地の日本人からは「自分や家族の安全を左右するかもしれない選挙に参加しやすくしてほしい」との声があがる。

 「海外にいると、日本人であることを強く意識します。政府が外交問題で明確に方向性を示してくれないことがはがゆい」

 福井幸子さん(68)=台北市=は結婚を機に1983年から台湾で暮らす。政治への関心は高いが、20年以上投票していない。

 2000年に導入された国政選挙の在外投票制度には、大使館や領事館などで投票する「在外公館投票」▽有権者自身が日本との間で郵便で投票用紙をやり取りする「郵便等投票」▽一時帰国して投票――の投票方法がある。21年の衆院選(比例代表)の在外投票では約92%が在外公館投票を利用していて、最も一般的だ。

 台湾の在留邦人は2万人を超えるが、日本は台湾との間に正式な外交関係がなく、公益財団法人「日本台湾交流協会」が実務関係を担う。台北と南部・高雄にある協会事務所が邦人保護やパスポートの更新などを担当している。ところが公職選挙法では在外公館のみを投票所の条件としているため、対象外となってしまうのだ。

 郵便投票は可能だが、日本で暮らしていた市区町村の選管に郵送で投票用紙を請求して取り寄せ、投票先を記入して返送する手続きが煩雑で、今回のように選挙期間が短い場合は間に合わない可能性もある。福井さんも1度郵便投票をしたが、面倒な手続きに閉口して利用しなくなった。

 大手メーカー駐在員の男性(55)は赴任後初となる投票の機会を生かすつもりだった。だが、首相就任から衆院解散・総選挙まで戦後最短の早さだったことで、関西地方の自治体に請求した投票用紙を17日時点で受け取れていない。

 男性は「台湾には『在外公館』がないから投票所を設置できない、というのはしゃくし定規にみえる。できるだけ選挙権が損なわれないような仕組みを考えてほしい」と話した。

 そもそも郵便投票の制度を巡っては、台湾以外の国や地域で暮らす在留邦人からも使いにくいと指摘されている。「海外有権者ネットワークNY」の竹永浩之共同代表は日本や諸外国で郵便サービスが低下する中、今後は制度としてむしろ劣化すると指摘。マイナンバーカードが海外転出後も利用できるようになったことなどを踏まえ、在外投票にネット投票を導入することを提言している。【台北・林哲平】

2605OS5:2024/10/20(日) 21:28:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/afd19dbce9adbf4a16c5bbd1eb7cc4731504cc8d
立民・野田代表、3閣僚を標的に「激震つくろう」 伊藤復興相・牧原法相ら小選挙区敗北を画策 支持率〝歴代最低〟の石破自民に引導
10/19(土) 17:00配信

夕刊フジ
立憲民主党の野田佳彦代表

立憲民主党の野田佳彦代表が、10・27衆院選で、伊藤忠彦復興相と牧原秀樹法相、坂井学国家公安委員長に照準を合わせた。報道各社の世論調査で、石破茂内閣の支持率は「歴代最低」を記録している。3閣僚を小選挙区敗北に追い込むことで、石破自民党に引導を渡す狙いのようだ。


「3人閣僚が負けたら激震だ。激震をこの選挙区からつくろう」

野田氏は18日、愛知県東海市の街頭演説で、こう呼びかけた。同市は伊藤復興相が立候補する愛知8区に含まれている。ちなみに、牧原法相は埼玉5区、坂井国家公安委員長は神奈川5区である。

石破首相の「変節」連発や、安倍晋三元首相を「国賊」と罵倒した村上誠一郎氏の入閣などが影響したのか、石破内閣は極めて不人気だ。

時事通信が17日に公表した世論調査では、石破茂内閣の支持率は28%と、2000年以降で「最低」のうえ、発足直後から「危険水域」に突入した。日経新聞・テレビ東京が1、2両日に実施した緊急世論調査でも、内閣支持率は51%と、02年以降で「最低」を記録している。

報道各社は、衆院選の序盤情勢調査で、定数465議席のうち、自民党は単独過半数(233議席)に届かない可能性を報じている。

こうしたなか、自民党の森山裕幹事長は18日のBSフジ番組で「政策的に一致することができれば、会派を同じくして日本の発展のために一緒に頑張ることも大事だ」と語り、衆院選の結果次第では、自公連立政権の枠組みを拡大することに含みを持たせた。

まさか、選挙戦の途中で「自公でも過半数割れ」を想定しているのか。

2606OS5:2024/10/20(日) 21:28:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/a237a9e8d83a8d465a884570c1e00c5e591d9789
接戦2氏 下北注力/衆院選・青森県1区
10/19(土) 11:24配信


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Web東奥
 27日投開票の衆院選青森県1区で自民党・津島淳候補(58)と立憲民主党・升田世喜男候補(67)が、序盤4日間の多くを下北5市町村の遊説に充てている。過去2回の選挙戦では、ともに自民候補が倍以上の票を得た地域。1区全体で接戦を繰り広げる中、津島陣営は下北での票固めを、升田陣営は切り崩しを狙う。宮下宗一郎知事のお膝元でもあるだけに「宮下票」の取り込みを意識した発言も見られる。

▼自民・津島氏 票固め急ぐ

 「新しい自民党をつくろうというエネルギーの一人。愚直でたくましい津島淳という力を失うわけにはいかない」。17日、津島氏のむつ事務所を訪れた大島理森元衆院議長は、集まった県議・市議、党支部長ら約50人を前に力を込めた。

 「自民党が野党になった時の選挙と似ている。非常に厳しい選挙」との認識を示し、「選挙はこれから」とハッパをかけた大島氏。司会が「もう一段ギアを上げ、むつ下北でできる限りの貯金をつくろう」と呼びかけると、「そうそう」と声を合わせた。

 公示日の15日午後、下北半島南西端のむつ市脇野沢に立った津島氏は「下北に早く入りたい。これは私のこだわり」と明かし、「昨年から今年にかけて、下北の皆さんにいろんな思いをさせた。その思いを受け止めた上で、脇野沢、下北のために全力を挙げると訴えたかった」と続けた。

 「いろんな思いをさせた」理由の一つが、昨年の知事選推薦を巡る自民党県連の対応。県連の候補者選考委員会で、推薦は当時むつ市長だった宮下氏ではなく、別の新人に一度決まりかけた。これに党地元支部を中心に反発が強まり、県連会長の津島氏が自主投票に覆した経緯がある。

 16日、佐井村で応援のマイクを握った太田直樹村長は「知事選では県連会長として中立を貫き、その結果、民意が反映され、宮下知事の誕生に貢献した」とアピール。津島陣営の県議の一人は、自民派閥による裏金問題を巡る逆風を踏まえ、無党派層の多い青森市の支持は五分五分-との見立てを示した上で「むつ下北が勝負だ」と息巻いた。

▼立民・升田氏 浸透手応え

 「早い。このタイミングで大島先生が動くとは」。17日、むつ市での街頭演説の合間に大島氏の来訪を耳にした升田氏は、驚きとともに津島陣営の引き締めに警戒感をにじませた。

 升田氏が下北5市町村で衆院選を戦うのは3回目。自民支持層が厚い土地で、過去2回はダブルスコアで自民候補の後塵(こうじん)を拝した。組織力の違いは身にしみている。ただ今回は裏金問題などもあり、これまで以上の追い風を感じている。山本信悦・むつ地区後援会長は、支持者約40人が出席した16日の総決起集会で「これまで自民支持だった人から『今回は升田』とのLINEが来た」とのエピソードを披露してみせた。

 16日夕、むつ市に入った升田氏はつじ立ちや集会をこなし、政治とカネ、東京一極集中などの問題を提起。さらに自民党県連の知事選候補選考にも触れ「あたかも自民党が推薦すれば勝てるということで、面接をして、誓約書へのサインを求めた。この『上から目線』こそが自民の体質で、今回の裏金問題にもつながった」と批判を強めた。

 また「国会にカムバックできたら宮下県政に大いに協力したい」と表明。街頭に駆け付けた青森市の医師・大竹進氏が「升田事務所には宮下さんのため書きがある。宮下さんは升田さんを応援している」と言及する場面もあった。

 18日、取材に応じた升田氏は、下北で引き離された過去の結果を踏まえ「一歩だけじゃなく、二歩は差を縮めたい。今回はその手応えはある」と強調した。

▼共産・斎藤氏 原発ゼロ訴え

 共産党・斎藤美緒候補(44)は18日、公示後初めてむつ市に入り、スーパー前で支持を呼びかけた。「原発ゼロ、核燃料サイクルからの撤退、石炭火力もゼロにして気候危機を打開し、再生可能エネルギーへの大転換を進める」などと訴えた。

2607OS5:2024/10/20(日) 21:29:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfd1682d9b312b94db65ba4ab98200beb75a9174
菅直人元首相の地元東京18区、立民と共産の調整至らず混戦か 菅氏後継「心の中で一本化」
10/19(土) 9:19配信

産経新聞
後継の候補者の応援に駆け付け、熱弁をふるう菅直人元首相=16日、東京都西東京市

立憲民主党の菅直人元首相は今回の衆院選(27日投開票)に出馬せず、東京都武蔵野市を中心とする東京18区を立民新人の元武蔵野市長、松下玲子氏に譲った。立民と共産党などの野党共闘が進んだ平成29年の衆院選以降、共産は菅氏に対抗馬をぶつけてこなかった。だが、立民と共産の選挙協力が不調に終わり、10年ぶりに共産も交えた混戦となっている。

【リストでみる】夕刊フジが作成した「東京全選挙区当落予測」

「候補者名を書く小選挙区は樋口亮(まこと)へ。金権腐敗政治を終わらせたいという願いを託してほしい」

16日正午、共産新人、樋口氏は西東京市の西武新宿線田無駅前で街頭演説を始めた。演説では、党機関紙「しんぶん赤旗」が自民党の派閥パーティー収入不記載事件を暴いた党の実績や独自政策を訴えた。共産候補の演説は、舌鋒鋭く政権与党を批判するのが定番だが、どことなく落ち着かない印象を受けた。

それもそのはずだ。同じ時刻の同じ場所で立民側も街頭演説を予定し、鉢合わせたのだ。先着した共産側は「立民が来るかもしれないから15分ぐらいで」と樋口氏に耳打ちした。

演説開始から約20分後、松下陣営が現場に姿を見せると、樋口氏は10分ほどで演説を切り上げた。かつて共闘した両党だが、去り際のエール交換もなかった。

■共産は比例票の掘り起こし狙う

「自民と公明党はがっちり手を組んでいるが、野党はバラバラ。自民への批判票や『政治とカネ』の問題を解決したい皆さんの思いが分散してしまう」

松下氏も演説で「政治とカネ」の問題を批判し、「大切な一票を託してほしい」と声を張り上げた。

松下氏の指摘通り、前回の令和3年衆院選では与党と対決するため、野党候補を菅氏に一本化して戦い、自民候補を下した。

だが、今回は多くの小選挙区で立民と共産が競合し、野党共闘は不発に終わっている。共産側は立民の野田佳彦代表の保守的姿勢に原因があると主張するが、立民側は「共産側が組織延命に走ったためだ」(党関係者)とみる。

野党共闘を始めて以降、共産は国政選挙での比例得票数を落としてきた。今回の衆院選で共産は、比例代表で650万票などの目標を掲げ、小選挙区に積極的に候補者を立てて比例票の掘り起こしを図る。

一方、立民側にも前回の衆院選で「立憲共産党」と批判を招いた事態の再来を避けたいとの思惑が透ける。前回、立民と共産は200超の小選挙区で協力したが、今回は140超で競合する。

共産は包括的な選挙協力は拒否する一方、限定的な共闘は認めた。東京18区についても公示日前日まで連携を模索したが、折り合わなかった。松下陣営の関係者は「小選挙区では立民、共産の支持層に加えて無党派層も乗ってこないと勝てない」と共闘が不調に終わったことを嘆く。

松下氏は演説する樋口氏に背を向け、こう恨み節をこぼした。

「共闘を支援してきた市民連合からは『私たちの心の中で統一化しました』といわれた。心の中で私に一本化してもらうしかない」

■菅氏「勝てないなら一本化進を」

この日の夕刻、菅氏と松下氏の姿は再び田無駅前にあった。菅氏は「菅直人が辞めた後の衆院の中で活躍をしてもらいたい」と松下氏への支持を呼び掛けた。

菅氏は演説後、産経新聞の取材に対し、共闘が成就しなかったことについて「立民幹部の中に『共産党の応援はいらない』というような発言があったことが影響した。客観的に自民に勝てない状況であれば、野党の候補者の一本化は進めていい」との見解を示した。

自民新人の元法相秘書官、福田かおる氏は、野党がバラバラな状況について「有利とか不利ではなく、どの候補者よりも一生懸命働いて結果を出していく。それに尽きる」と述べるにとどめる。陣営関係者も「表から見て割れていても、本当に割れているかはわからない」と警戒を緩めていない。(深津響)

2608OS5:2024/10/20(日) 21:30:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/96231d70b10a537242c1f44439b42a77d76a9fc1
高市氏、裏金候補を精力的に支援 岸田氏、影響力維持へ思惑【24衆院選】
10/19(土) 7:28配信
 自民党の高市早苗前経済安全保障担当相が衆院選で、派閥裏金事件に関係した前職らを精力的に支援している。

 次期総裁選も念頭に、党内の支持基盤を固める狙いがある。岸田文雄前首相も影響力維持に向け、自身が率いた旧岸田派の前職らの選挙区を中心に足を運ぶ。

 「こんなすばらしい政治家を押し上げなくてどうするのか」。高市氏が17日、東京都八王子市の街頭演説で持ち上げたのは、裏金事件を受けて自民を非公認になった前職の萩生田光一氏(東京24区)だ。

 萩生田氏は、党政調会長や経済産業相などを歴任し、旧安倍派で「5人衆」と呼ばれた実力者の一人。しかし、今回は無所属での出馬となり、立憲民主党の野田佳彦代表が「象徴区」として第一声の場所に選ぶなど、厳しい戦いを強いられている。

 高市氏は15日の公示以降、同じく非公認となった小田原潔氏(東京21区)、細田健一氏(新潟2区)らの応援にも駆け付け、陣営から「高市氏が頼みの綱だった」と感謝の声が上がっているという。選挙期間中の応援要請は120件を超え、現在も「どんどん増えている」(周辺)状況だ。

 高市氏の動向について、党関係者は「苦しんでいる人を助けて仲間を増やし、『次』に備えようとしているのだろう」との見方を示す。9月の総裁選では、議員票の比重が増える決選投票で石破茂首相に競り負けた。高市氏にとって党内の仲間づくりは最大の課題だ。

 岸田氏も精力的に全国を回っている。18日は旧岸田派の元職2人を応援するため、日本維新の会が強固な地盤を持つ大阪入り。「つかみ掛けた明るい兆しを継続できるかどうかが、この選挙で問われている」と述べ、岸田政権の政策継続を訴えた。

 岸田氏は1月、派閥解散の検討をいち早く表明。8月には、党総裁として裏金事件の責任を取って退陣する意向を示した。衆院選の全国行脚について、党関係者は「(同僚らに)迷惑をかけたとの思いがあるのだろう」と推しはかる。

 一方、旧岸田派でナンバー2の座長を務めた林芳正官房長官は、総裁選の1回目の投票で4位に食い込んだ。存在感を増す林氏に対し、「(党内で)影響力を残したい」(旧岸田派関係者)との思惑もありそうだ。

2609OS5:2024/10/20(日) 21:31:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/61e6fe064be8b1cde59767cad1f7d983e1bfdcc9
自民比例重複「不可」が生んだ溝 幹部ら続々応援も、陣営は複雑「拒否するわけにも…」
10/18(金) 23:02配信
産経新聞
衆院選大阪19区の自民党候補の応援に駆け付けた森山裕幹事長(手前右)=18日午前、大阪府阪南市(泰道光司撮影)

27日投開票の衆院選で自民党幹部らが、派閥パーティー収入不記載事件を受けて公認しながら比例代表との重複立候補を認めなかった候補の応援に続々と入っている。閣僚経験者が非公認候補と街頭で並ぶ場面も。ただ重複「不可」などの党執行部の判断は溝を生み、陣営側はどこか割り切れない思いを引きずる。


■「どうしても必要」

「間違いなき国政の運営ができるのは自民党と公明党の連立政権だ」

自民の森山裕幹事長は18日、応援に入った大阪19区の街頭演説でこう訴えた。公認候補である前職の名前を挙げ「(国政に)どうしても必要だ」と力説した。

ただこの前職は不記載事件に関わったとして、比例重複が認められていない。森山氏は石破茂首相(自民総裁)や小泉進次郎選対委員長とともに党執行部としての決定過程の中枢にいた人物だ。

前職は記者団に「党執行部の決断は真摯(しんし)に受け止め、それでも応援に来ていただくのは期待されているのだと思う」と述べた。陣営幹部は「応援の効果は疑問だが、拒否するわけにもいかない」と複雑な思いをにじませた。

17日には小林鷹之元経済安全保障担当相が大阪13区(東大阪市)に入った。19区と同様に比例重複が認められなかった自民前職が立候補しており、小林氏は「落とす(落選させる)のは国の損失だ」と訴えた。首相も愛媛県で、同じ境遇の公認候補を応援した。

■無役の非公認応援は「黙認」

応援に入るのは、党幹部だけではない。自民総裁選で首相との決選投票に敗れ、無役となった高市早苗前経済安保担当相には応援依頼が殺到。これまでに比例重複が見送られた候補に加え、新潟や東京で自民が非公認としたため無所属で戦う候補を支援している。

自民関係者によると、幹部や閣僚級の遊説日程は党本部側が提案し、応援に入る側の意向も踏まえた上で党執行部が決定する。党本部側は独自の情勢調査などをもとに、接戦の選挙区を対象に効果が高いと見込まれる配置を考えている。

小林氏のケースは、大阪13区の自民前職が総裁選で小林氏を支持したため恩返しの意味合いもあった。党執行部の一人は比例重複なしの候補への応援について「党公認なのだから応援するのは当たり前だ」と述べた。

非公認候補については党幹部や現職閣僚が応援に入らないようにし、執行部ではない閣僚経験者らによる応援は個々の判断に任せている。高市氏は党本部に日程調整の協力は得ているものの、指示は受けていないという。(沢田大典)

2610OS5:2024/10/20(日) 21:32:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/aaf3d5177516dab56e199c5ae4172820295147c6
「助けてください!」維新から大阪の議席奪還へ 自民の比例重複なし候補に大物の応援続々
10/18(金) 21:58配信


産経新聞
衆院選で大阪19区の自民党候補の応援に駆け付けた森山裕幹事長(中央)=18日午前、大阪府阪南市(泰道光司撮影)

自民党の森山裕幹事長は18日、衆院選(27日投開票)で日本維新の会が本拠地とする大阪府内の小選挙区の議席奪還を目指し、公認候補の応援に駆け付けた。派閥パーティー収入不記載事件に関係したとして比例代表との重複が認められなかった候補もいるが、小選挙区の議席積み増しに支援が必要と判断した。石破茂首相(自民総裁)も近く大阪入りする予定だ。


森山氏は18日、大阪19区(貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市など)で維新と議席を争う自民前職の谷川とむ氏(48)の応援のため、阪南市で街頭演説に立った。

森山氏は「大阪の発展なくしてわが国の発展はない」と強調し、物価高対策に取り組む考えを示した。令和3年の前回選で自民は府内の15小選挙区に候補を擁立したが、維新に全敗。森山氏は、党本部が昨年5月に大阪立て直しのために設置した「大阪刷新本部」について、提案したのは「谷川氏だった」と明かし、理解と支持を求めた。

党執行部は旧安倍派に属した谷川氏の比例重複立候補を認めなかった。谷川氏は「小選挙区一本だ。助けてください」と訴えた。物価高対策として、10月使用分で終わる電気・ガス料金補助などの継続を「約束する」と主張した。

谷川氏と接戦を演じる維新前職の伊東信久氏(60)も比例重複はない。伊東氏は18日、泉佐野市で演説し、不記載問題を「許すことはできない」と批判。「覚悟を持って重複を辞退した。議員定数削減のため比例代表制度をなくしたい」と述べ、維新の看板政策である「身を切る改革」をアピールした。

19区には共産新人の北村みき氏(58)も立候補している。

▽大阪19区

伊東信久 60 元財金委理事 維 前

北村みき 58 党地区役員 共 新

谷川とむ 48 元総務政務官 自(安)前【公】

(届け出順。()の文字は出身派閥の旧安倍派、【】の文字は推薦政党の略称)

2611OS5:2024/10/20(日) 21:32:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f2138e7c4e3377ea2d0a5fa8ee13c4033665d81
衆院選、自民は千葉8、10区で短期に新人擁立 運動量豊富な立民前職に挑む
10/18(金) 21:42配信


産経新聞
千葉10区の候補者の演説に耳を傾ける有権者ら=17日、千葉県香取市(松崎翼撮影)

衆院選(27日投開票)を巡り、自民党は千葉8区(千葉県柏市)と10区(同県成田市など)でベテランの相次ぐ引退を受け、極めて短期間の公募でそれぞれ新人を擁立した。自民はただでさえ「政治とカネ」問題などで逆風にさらされているが、2人の新人は知名度不足を懸命にはねのけながら、野党のライバル候補らと渡り合っている。

【リストでみる】夕刊フジが作成した「埼玉・千葉全選挙区当落予測」

「私の親族には、政治家はおりません」

16日、混雑するJR柏駅前で、8区に出馬した弁護士の自民新人、松本泉氏(42)は声を張り上げ、フレッシュさをPRした。だが、立ち止まる有権者はまばらだ。松本氏は「名前を浸透させる時間がないんです」と、懸命にビラを配り続けた。

8区の有権者は約36万人。都心への典型的なベッドタウンで、与野党とも「無党派層の取り込みが勝敗を左右する」とみる。

衆院の解散日程が急遽決まると、党は公認候補予定者を今月1日からわずか3日間の公募で選んだ。当初は地元県議らが推す桜田義孝県連会長(74)の長男や秘書の名前も挙がったが、党県連の政治塾生でもあった松本氏に決まった。

桜田氏は複雑な思いを抱きながらも、後援会を動かし、松本氏に「私にできることがあれば何でも言って」と頻繁に電話で連絡を取りながら選挙区を回る。

一番のライバルは岡田克也前幹事長の政策秘書を務めた立憲民主党前職、本庄知史氏(50)だ。普段から毎朝、駅頭に立つ。

16日も柏駅前で「自民党が信頼を取り戻すのは難しい。政権交代以外に道はない」と何度も訴えていた。

自民県連幹部は「本庄氏の運動量は、けた違いだ。動くしかない。なんとか追いつき、追い越さねば」と必死に支持を訴えた。

16日には猪口邦子元少子化担当相(参院千葉選挙区)が来援した。19日には知名度抜群の小泉進次郎選対委員長もテコ入れする。

選挙戦は中盤に差しかかった。連立政権を組む公明党の地元県議は「立民の本庄氏は当初、100メートル先にいたが、光は見えてきた」と、差を縮めるのに手応えをつかみつつあるようだ。

一方、千葉10区には自民が元県議の新人、小池正昭氏(58)を擁立した。小池氏は、これまで10回の当選を重ね、選挙地盤を盤石にしてきた林幹雄元経済産業相(77)頼みの選挙戦を繰り広げる。17日の個人演説会も2人そろって壇上から支持を訴えた。

林氏は「小池候補の知名度はイマイチ。皆さんの力で当選させてほしい」と自身の支援者らに呼びかけた。

ただ、地元にはあまりに急な「林氏ロス」の雰囲気も漂う。

最大のライバルとなる立民の谷田川元氏(61)も本庄氏と同様、すすんで駅頭に立つ姿が日常となっている。林氏の支持者からは「これほど短期間で地盤を引き継げるのか」と危ぶむ声も聞かれる。

それでも、小池氏は「厳しい選挙戦なのは承知している。責任を持った政治をやりたい」と語り、選挙カーに乗り込んだ。

千葉8区には、本庄、松本両氏のほかに、日本維新の会の新人、石塚貞通氏(57)、参政党の新人、宮本寛之氏(39)、共産党の新人、高橋敏氏(67)が出馬している。

千葉10区には、谷田川、小池両氏のほかに、参政党の新人、椎名亮太氏(40)、共産党の新人、仲幸子氏(69)、無所属の新人、今留尚人氏(59)が出馬している。(松崎翼)

2612OS5:2024/10/20(日) 22:17:46
https://tosonline.jp/news/20241016/00000009.html
【シリーズ衆院選】大分1区 各候補の訴えと構図 無所属の現職に自民・共産・参政の新人が挑む
2024年10月16日 18:50更新
15日に公示された今回の衆院選について、シリーズで大分県内の各候補者の訴えや戦いの構図などをお伝えしていきます。





初日の15日は、前職と新人合わせて4人が立候補した大分1区です。

大分1区に立候補したのは届け出順に、自民党・新人の衛藤博昭候補。

参政党・新人の野中しんすけ候補。

共産党・新人の山下魁候補

無所属・前職の吉良州司候補

以上の4人です。


◆自民・新 衛藤博昭候補

「古い自民党から新しい自民党、新しい政治にしっかりと変わるように」


自民党・新人の衛藤博昭候補です。会社員を経て県議会議員を2期8年務めました。


事務所開きには、父で参議院議員、衛藤晟一氏など自民党関係者のほか公明党関係者の姿も。


公明党は前回、大分1区の自民党候補者を推薦しませんでしたが、今回は衛藤候補を推薦していて与党一体で議席奪還を目指します。


◆自民・新 衛藤博昭候補



「まずは政治の信頼回復をしっかりと訴えていきたいと思う」


「経済を成長させ、教育も充実させ、少子高齢化、人口減少対策の道を切り開いていく。将来に対して次の世代に、また希望にあふれる社会を手渡していく」

看護師資格を持ち、チャンネル登録者12万人のユーチューバーとして活動している参政党・新人の野中しんすけ候補は、福岡から地元の大分市に戻り、出馬しました。減税のほか、少子化対策など次世代への支援を訴えています。


◆参政・新 野中しんすけ候補


「私が訴えたいのは減税。これをまず訴えたい」


「消費税や所得税、そういうものを下げていくのはもちろんだが、それだけではなくて内需でお金を回していける、そこまでしっかり持っていきたいと思っている」




◆共産・新 山下魁候補


「腐敗政治を一掃する。そうした選挙にしていきたいと思います」





共産党から立候補したのは、国政選挙12回目の挑戦となる新人の山下魁候補です。





9月下旬に立候補を表明しましたが、県内では一定の知名度を誇り市民団体も支援をしています。この20年間、選挙に挑み続ける中で地域や社会の状況は悪くなっていると感じていて、それは政治に責任があると指摘します。





◆共産・新 山下魁候補



「この物価高は自然現象ではなくて政策の失敗によるものだ。特に10年以上続いたアベノミクスが極端な金融緩和を行う中で円安も起こりそしてこの物価高が起こっているということで、政治を変えてこそ、本当に皆さんの家計を温めて暮らしを守ることができると思っている」













◆無所属・新 吉良州司候補



「まずは自民党体質にノーをつきつける」





7回目の当選を目指す無所属・前職の吉良州司候補は、今回も自身の後援会を基盤に選挙を戦います。





ここに、連合大分を中心に立憲民主党県連、国民民主党県連、社民党県連がそれぞれバックアップします。





労働組合と政党が支える形で野党系の議席の死守を目指します。





◆無所属・前 吉良州司候補



「現職参議院議員とその息子さんが候補という私にとってはもう2人相手にする厳しい選挙なんですね」



「生活者主権の国作り、そして将来世代優先の政治。国民が悲鳴を上げてると言える物価高。この根本的解決について訴えていく」













前職と新人、合わせて4人が激突する大分1区。過去4回の選挙では、吉良候補と自民党の候補が議席を奪い合ってきました。





野党系の勢力が支援する無所属の前職に対し、与党一体となって挑む自民党新人の戦いを軸に共産党、参政党それぞれの新人が挑む構図となっています。

2613OS5:2024/10/20(日) 22:18:49
https://tosonline.jp/news/20241017/00000009.html
【シリーズ衆院選】大分2区 保守分裂で三つどもえの戦いの激戦区 各候補の訴えと構図
2024年10月17日 17:10更新
政治への信頼回復が求められている今回の衆院選。シリーズで各候補者の訴えや戦いの構図などをお伝えしています。





17日は、保守分裂で三つどもえの戦いとなり、県内一の激戦区といわれる大分2区です。





大分2区に立候補したのは届け出順に、





立憲民主党の前職、吉川元候補。





無所属の新人、広瀬建候補。





自民党の前職、衛藤征士郎候補。





以上の3人です。







◆立憲・前 吉川元候補



「私はこの政治を、この社会のありようを変えていく」







立憲民主党から立候補したのは吉川元候補です。前回は自民党の前職、衛藤征士郎候補に654票差という僅差で敗れ、比例復活での当選となりました。





衛藤氏とは5度目の対決となる今回の選挙。「小選挙区で勝たなければいけない」と意気込んでいます。





事務所開きには、推薦する連合大分の幹部などが出席。労働組合の支援を受けながら野党勢力を結集させ、小選挙区で悲願の初当選を目指しています。





◆立憲・前 吉川元候補



「中小、地場の所にきちんと支援をして賃上げができる、賃上げをできるようなそういう制度を作っていきたい」













◆無所属・新 広瀬建候補



「大分2区、変化が必要だと思います。進化が必要だと思っています」





大分2区の構図を一変させたのが、前知事・広瀬勝貞氏の次男で無所属・新人の広瀬建候補です。


勤めていた神戸製鋼を辞め2023年10月、日田市に移り、出馬表明しました。およそ1年、選挙区内を回りながら知名度アップを図ってきました。


希望していた自民党の公認は得られませんでしたが、海外駐在の経験もアピールしながら保守系として初当選を目指します。




◆無所属・新 広瀬建候補

「特に一次産業、農林水産業、このあたり大分県は裾野が広いので、今のビジネスのやり方でもまだまだ広げてまだまだ深めていける」

◆自民・前 衛藤征士郎候補


「最後の選挙で集大成として、これを何としてでも挑戦していきたい」





自民党から立候補したのは大ベテランの前職、衛藤征士郎候補。1971年に29歳で玖珠町長に当選して政治家の道へ。その後、半世紀近く国会議員を務めてきました。

しかし、派閥の政治資金を巡る問題では、収支報告書への不記載が明らかになりました。


逆風の中での選挙戦となりますが、自らの政治の集大成と位置づけて、衆院選14回目の当選を目指しています。

◆自民・前 衛藤征士郎候補

「地方の経済を立て直していく、 新しい地方経済の再生、創生をやる」

与野党一騎打ちだった前回とは大きく構図が変わった大分2区。

日田市から佐伯市まで県内で最も広い選挙区を舞台にいかに浸透できるかが選挙戦のカギとなりそうです。

14回目の当選を目指す自民党の前職と、小選挙区で悲願の初勝利を目指す立憲民主党の前職の戦いに、保守系で無所属の新人が割って入る保守分裂、三つ巴の構図となっています。

2614OS5:2024/10/20(日) 22:20:47
https://tosonline.jp/news/20241018/00000011.html
【シリーズ衆院選】大分3区 ベテランの現職大臣に野党の新人2人が挑む
2024年10月18日 20:30更新
シリーズで衆院選の候補者の訴えや戦いの構図などを特集しています。

18日はベテランの現職大臣に野党の新人2人が挑む大分3区についてお伝えします。

大分3区に立候補したのは届け出順に、

立憲民主党・新人の小林華弥子候補。

自民党・前職の岩屋毅候補。

共産党・新人の大塚光義候補。

以上の3人です。


◆立憲・新 小林華弥子 候補

「まっとうな政治に変えていく最大のチャンスなんです。ここで私たちが変えなければ、私たちの子どもたちの世代、私たちの将来が危うい」

立憲民主党から立候補した新人の小林華弥子候補はエチオピア生まれ、香港育ちの元由布市議です。社会にあるさまざまな格差の是正などを訴えています。


大分3区は長年、岩屋毅候補と議席を争ってきた横光克彦氏が前回の選挙で引退し、立憲民主党県連の候補者選びが難航する中、小林候補に白羽の矢が立ちました。


出馬表明した去年6月以降は横光氏の後継者としてアピールしてきました。


◆立憲・新 小林華弥子 候補

「本当に今の自民党の政治、おかしいなと思うこといっぱいあるので、それを私たち、女性の声と生活者の声で変えていきたいと思っている」













◆自民・前 岩屋毅候補



「政治の信頼回復と日本の創生、これがテーマ」





自民党・前職の岩屋毅候補は石破内閣で外務大臣として入閣しました。入閣後は公務などのため、選挙期間中も地元入りできる日数は限られています。





こうした中、妻・知子さんや自民党の県議会議員など地元関係者が一丸となって10回目の当選を目指す岩屋候補の選挙戦を支えます。





◆自民・前 岩屋毅候補の妻・知子さん(岩屋候補のメッセージを代読)



「今回の衆議院選挙は、自民党を立て直していくための選挙、そして日本を創生させていくための選挙です。外交の力で分断と対立に向かう世界を、協調と融和へと引き戻す役割を果たしていきたいと決意しています」









◆共産・新 大塚光義 候補



「自民党に政治改革を期待することはできません」





過去2回、与野党一騎打ちだった戦いに割って入ったのが、共産党・新人の大塚光義候補です。旧挾間町の元町議で、大分3区は3回目の挑戦となります。2015年に成立した安保法制をめぐり立憲民主党が廃止しない姿勢を示したことに反発。今回、野党共闘を選択せず、2014年の衆院選以来となる出馬となりました。選挙戦では自民党の「裏金問題」を厳しく批判しています。





◆共産・新 大塚光義候補



「消費税を5パーセントに減税させ、働く皆さんの賃金を大幅に引き上げることまた年金、医療、介護など社会保障を充実させてまいります」









大票田で観光地の別府市や自動車産業が盛んな中津市などが対象の大分3区。



外務大臣として注目を集め、10回目の当選を目指す岩屋候補の牙城に、3区初の女性議員を目指す小林候補と、比例票の掘り起こしも狙う大塚候補が挑む構図となっています。

2615OS5:2024/10/20(日) 22:21:26
https://www.fnn.jp/articles/-/773084
【衆院選大分2区】自民と立憲前職2人の戦いに割って入った無所属・新人 三つ巴の戦いで県内一の激戦区か
テレビ大分
2024年10月15日 火曜 午後9:05
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三つ巴の戦い 日田市や佐伯市など県内で最も広い選挙区

衆議院議員選挙が15日、公示されました。県内では3つの小選挙区に合わせて10人が立候補しました。

大分2区は日田市や佐伯市、臼杵市など、西部から南部まで県内で最も広い選挙区となっています。有権者数は25万4255人です。

立候補したのは届け出順に、
立憲民主党の前職、吉川元候補。

無所属の新人、広瀬建候補。

自民党の前職、衛藤征士郎候補。

以上の3人です。

3人はそれぞれ各地で出陣式を開いて12日間の選挙戦をスタートさせました。


悲願の小選挙区当選を目指す立憲・前職の吉川元候補

◆立憲・前職吉川元候補
「政治への信頼は地に落ちました。その原因は言うまでもなく、裏金問題」
「政治への信頼を勝ち戻す、取り戻すために、負けるわけにはいかない戦い」
「地場、中小をしっかり支援しながら、最低賃金を引き上げていく」

前回、衛藤候補との一騎打ちで654票差で敗れた立憲民主党・前職の吉川元候補は、政治とカネの問題を厳しく批判し、教育格差の是正や地域活性化を訴えます。

過去4回はいずれも比例復活だったため悲願の小選挙区での初当選を目指しています。

前知事の次男で、初の選挙で当選を狙う無所属・新人の広瀬建候補

◆無所属・新人 広瀬建候補
「日本を取り巻く状況、刻一刻といろんな動きが出てきております」
「今までの従来の自民をこのまま選んでいくのか」
「批判ばかりする立憲民主を選ぶのか、はたまた新しい政治をしよう、何か変化を大分県にもたらそう、何か変化を国にもたらそうとしている新しい政治を選ぶのか」

与野党一騎打ちだった戦いに割って入ったのが、無所属・新人の広瀬建候補です。

父は前県知事の広瀬勝貞氏ですが、自民党からの公認は得られず無所属で出馬に。

民間企業で働いていた経験をアピールし、地域産業の発展などを訴えています。

当選14回目を目指すベテランの自民党・前職の衛藤征士郎候補

◆自民・前職 衛藤征士郎候補
「派閥の政治資金パーティーのことで大変皆さん方にご迷惑おかけしました。深くお詫びを申し上げます」
「皆さんとともに積み上げてきた、この地方自治。そして47年の国政のこの実行力、これを最後の選挙で集大成として、何としてでも挑戦していきたい」

自民党・前職の衛藤征士郎候補は当選13回のベテランで、今回の選挙を自身の集大成と位置づけています。
出陣式では党の役職停止の処分を受けた政治資金の問題を説明し、謝罪。
その上で、国会議員47年の実績を訴えるとともに高齢者の代表として国会に送り出してほしいと支持を求めています。

2616OS5:2024/10/20(日) 22:34:42
本村賢太郎 旧自由党系


https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/article-1118475.html
首長頼みの「誤解」払拭 対照的な候補 衆院選・神奈川20区ルポ
衆院選
選挙
選挙 | 神奈川新聞 | 2024年10月18日(金) 05:00
神奈川20区:相模原市南区、座間市
 「甘利さんに対しては皆さんの厳しい目線もある。いろいろな誤解を持っている方もいらっしゃる」

 衆院選公示前日の14日、小田急線相模大野駅前。隣に立つ自民党の重鎮・甘利明に代わり「誤解」を払拭しようと熱弁を振るう相模原市長の本村賢太郎の姿があった。

 本村が「誤解」という言葉を3回も使って釈明したのは、2016年に発覚した甘利の現金授受疑惑だ。21年の前回選では説明が不十分との批判が影響し、地盤としてきた旧13区で立憲民主党の新人に敗北。比例復活したものの就いたばかりの党幹事長の座を追われた。

2617OS5:2024/10/20(日) 22:36:59
https://news.goo.ne.jp/article/nagoyatv/region/nagoyatv-026926.html
衆院選 "企業城下町"愛知11区の構図が激変 注目は「労組票」の行方
2024/10/17 17:58メ〜テレ(名古屋テレビ)

衆院選 

衆院選 "企業城下町"愛知11区の構図が激変 注目は「労組票」の行方

(メ〜テレ(名古屋テレビ))

豊田市・みよし市の2つの自治体が選挙区の愛知11区。約38万3000人の有権者がいます。注目されるのは、「トヨタ系労組票の行方」です。

愛知11区の候補者
 トヨタの本社や工場など、自動車関連の企業などが数多く集まる「企業城下町」豊田市とみよし市が選挙区の「愛知11区」。関連産業で働く有権者も多いエリアです。

 過去の選挙でも、「トヨタ系の労働組合」が影響力を示してきました。

 1969年の選挙から、トヨタグループの労働組合内から擁立したいわゆる「組織内候補」が当選を重ねてきました。

 2003年からは組織内から擁立された古本伸一郎氏が6回連続で小選挙区を制し、民主系の候補が強い選挙区でしたが、その「歴史」に異変が起きたのは3年前。

「私、古本伸一郎はこの度の総選挙に出馬しません。良質な保守が政策を競う2大政党を夢見たが、叶いませんでした」(元衆議院議員 古本伸一郎氏)
 
 前回の衆院選直前に、古本氏が立候補を断念。約50年にわたり続いてきた「組織内候補」擁立の流れに終止符が打たれました。

 今回の衆院選、愛知11区からは次の3人が立候補しています。

自民・前 八木哲也氏(77)
自民・前 八木哲也氏
 トヨタ系労組の「組織内候補」不出馬により、前回は「小選挙区」で圧勝した自民党の前職・八木哲也氏。5回目の当選を目指します。

 先月の自民党総裁選で、八木氏は石破新総理の推薦人に名を連ねていました。

「石破総理を支えてきて、僕としてはこれが正しかったという証明になった」(自民・前 八木哲也氏) 

動き出したばかりの「石破政権」。しかし地元で感じるのは、自民党の古くからの「体質」に対する批判の声だといいます。

「裏金というと語弊ありますが、収支報告書の不記載ですが私はその対象でないことは事実。あちらに行ってもこちらに行っても、『しっかりしろよ』と言われることはあるので、議員ひとりひとりが身を引き締めなければいけないと思う」(八木氏)

 公示前の週末、地元の祭りに顔を出した八木氏。賑わう神社の境内で思いをはせるのは、ふるさとと国の未来です。

「東京一極集中を是正しろと言われているが、豊田市の中でも町の中に一極集中。地方自治体の中で一極集中をどのように対応するかが国につながっていく」(八木氏)

 八木氏は、地元の問題を解決できなければ東京一極集中の解消にはつながらないと訴えます。

国民・新 丹野みどり氏(51)
国民・新 丹野みどり氏
 地元に伝わる「木遣り唄」。保存会の集いに訪れたのは、国民民主の新人・丹野みどり氏です。

 かつてトヨタ系労組が支持してきた「民主系」からの立候補ですが、丹野氏はこれまで名古屋のテレビ局でアナウンサーとして活動。労働組合出身ではない「組織外候補」です。

 トヨタグループの労組からも推薦を受けていますが、陣営からは「労組の全面支援」について懸念の声も聞かれます。

「ふるちゃん(古本氏)の時のように組合員がたくさん応援に来ることはない。地域でどれだけいろんな人が支えてくれる組織を作って活動するか、それが本来の議員の後援会のあり方だと思っている」(丹野氏の後援会長 東正元さん)

「この2年間50カ所以上、のべ800人以上の方にご参加いただき、おしゃべり会を各地の交流館でやってきました。何よりもの成果は、皆様との出会い」(国民・新 丹野みどり氏)

 「組織外候補」だからこそ、地域とのつながりをより重視してきたと丹野氏は訴えます。

「長年ニュースキャスターをやっているが、20年間ニュースの中身は変わらないし、政治とカネの問題自体も全然解決しない。いろんな方が生きやすい社会につながると思っているので、女性が働きやすい環境、女性が生きやすい環境を議員として届けていきたいと思っている」(丹野氏)

2618OS5:2024/10/20(日) 22:37:14

共産・新 植田和男氏(75)
共産・新 植田和男氏
「政治にはやらないといけないことがたくさんあります。第一に物価高で苦しんでいる皆さんの生活を少しでも助けること。ところが今の自民党政権、そういうことには冷たい」(共産・新 植田和男氏)

 共産党の新人・植田和男氏は「物価高対策」を第一の政策に掲げます。子どものころの自身の経験が、今の政治信条につながっているといいます。

「父親が大阪で鉄工所を経営していて、朝鮮戦争の時に特需があり、借金をしてたくさん機械を入れて、これからというときに特需がなくなり、借金だけが残って、倒産した。夜逃げみたいに。朝起きたら親父とお袋がいなかった。幼い妹を連れて」(植田氏)

 その後、両親らが名古屋にいることがわかり、再び一緒に暮らすことができたと話します。

「大変な極貧というような生活から始まった。『自分たちが十分勉強してなかったから、世間にだまされた』みたいなことをよく母親が言っていた。だから子どもだけはちゃんと勉強させたいと」(植田氏)

 大学在学中に、共産党に入党した植田氏。消費税の引き下げや、職場の労働環境の改善を推し進めていきたいと訴えます。

「愛知11区はトヨタの街。働く人がたくさんいる。働き方というか働かされ方の改善を政治の力でやっていく。日本経済を支える土台にもなるし、今の生活を改善するためにも必要だと思うので訴えていきたい」(植田氏) 

「組織内候補」と「組織外候補」の違い
 トヨタグループの労働組合の「全ト」元会長の東さんによりますと、「組織内候補」と「組織外候補」の違いは「組合員による支援活動に濃淡がある」とのことです。

 選挙運動の8割以上を組合の中で行う「組織内候補」と比べ、「組織外候補」の場合、選挙区内の地域を回る演説会や街頭演説の割合がはるかに大きいとのことです。

 労組としての支援・推薦という動きはあるものの、組合員の投票先は「自由」です。

 労組系の候補が出馬しなかった前回の衆院選で八木氏に数多く集まった票が今回、丹野氏や植田氏にどの程度流れるのかが勝敗の行方を左右するとみられます。

2619OS5:2024/10/20(日) 22:42:43
自公で過半数割ったら石破続投できるのか?

https://news.yahoo.co.jp/articles/9805a2972490916d1e37f9c656416a16fcbe23dc
自公過半数、微妙な情勢 自民は単独過半数割れの公算 朝日情勢調査
10/20(日) 21:51配信

朝日新聞デジタル
情勢調査に基づく議席推計

 27日投開票の衆院選(定数465)について、朝日新聞社は19、20日、全国約36万人の有権者を対象に電話とインターネットによる調査を実施し、全国の取材網の情報も加えて、選挙戦の情勢を探った。現時点では、(1)自民党、公明党の与党は過半数(233議席)を維持するのが微妙な情勢で、自民は公示前の247議席から50議席程度減る見通し(2)立憲民主党は公示前の98議席から大幅増(3)国民民主党、れいわ新選組に勢い――などの情勢となっている。


 選挙区はインターネット調査で、比例区は電話調査で情勢を探った。調査時点で投票態度を明らかにしていない人が、選挙区、比例区とも4割ほどおり、今後、情勢が大きく変わる可能性もある。

 自民は、選挙区では公示前の182議席から40議席前後の大幅減となる可能性がある。比例区も公示前の65議席を下回り、10議席前後減らす見通し。

 自民は、政権を奪還した2012年の衆院選以降、単独で過半数を維持してきたが、今回は割り込む公算が大きい。

朝日新聞社

2620OS5:2024/10/20(日) 22:44:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/b01768d51d7324ceca3dd5e3d1bce767afc42057
衆院選公示後初の週末 激戦の鹿児島2区、福岡10区で候補者火花
10/19(土) 20:11配信

毎日新聞
衆院選立候補者の街頭演説会でガンバロー三唱する聴衆=鹿児島市で2024年10月19日午後2時22分、梅山崇撮影

 27日投開票の衆院選は19日、公示後初めての週末を迎え、立候補者たちが繁華街などで支持を呼び掛けた。鹿児島2区では保守系2人が火花を散らし、福岡10区では野党前職と与党新人らが攻防を繰り広げている。1週間後の投開票に向け、選挙戦は激しさを増している。

 ◇保守分裂選挙の鹿児島2区

 「保岡さんは私利私欲なくまっすぐで誠実。日本、自民党、次の時代に必要な人だ。若手のリーダーとして国政に送ってほしい」

 19日、公示後初めて鹿児島に入った石破茂首相は鹿児島市南部の商業施設近くでマイクを握り、自民前職、保岡宏武氏(51)への支持を呼び掛けた。

 鹿児島2区(鹿児島市の一部や奄美市など)は、自民会派で活動していた無所属前職、三反園訓(みたぞのさとし)氏(66)と保岡氏による保守分裂選挙となっている。

 三反園氏はテレビ朝日記者を経て、鹿児島県知事を1期務めた。2020年の知事選で敗れた後、21年10月の前回衆院選で鹿児島2区に無所属で立候補し、自民前職を破って初当選。当選後は自民との距離を徐々に詰め、22年3月に二階派(当時)の特別会員に、23年2月には衆院の自民会派に入った。

 その月、空席となっていた衆院鹿児島2区の党支部長に就いたのが保岡氏だった。父は法相などを務めた興治(おきはる)氏(19年に死去)。保岡氏は17年の衆院選で父の後を継いで鹿児島1区から出馬したが落選し、21年の前回選は比例単独に回って初当選した。2区の支部長に選ばれた背景には、選挙区に含まれる奄美地方がかつて興治氏の地盤だったという事情もあった。

 衆院選を前に、県連内では三反園氏の公認を求める声も上がったが、党本部は保岡氏を公認候補に。三反園氏は今回も無所属での選挙戦となったが、自民との近さをアピールし、「与党だからこそ国民の要望に応えられる」と強調する。奄美地方にも度々、足を運んで要望を聞き取ってきたといい、保守層への浸透に自信をにじませる。

 序盤情勢では三反園氏が先行と報じられ、保岡氏の陣営では危機感を募らせる。党本部は知名度の高い小渕優子・党組織運動本部長や野田聖子元総務相らを鹿児島入りさせ、てこ入れを図る。石破首相の来援を受けた19日、保岡氏は「私を通していただいたら15年、20年はお役に立てる。新しい2区の未来のために、皆さまのご支持を賜りたい」と声をからした。【梅山崇】

2621OS5:2024/10/20(日) 22:44:13
 ◇自民が議席奪還狙う福岡10区

 福岡10区(北九州市小倉北区など)は、5選を目指す立憲民主党前職の城井(きい)崇氏(51)に、元県議で自民新人の吉村悠(はるか)氏(39)や元北九州市議で自民を除名となった無所属新人の大石仁人(じんと)氏(39)らが挑んでいる。

 「北九州には自民党の代議士がいない。国との関係がうまくいっていない。(私は)地域に必要な予算を引っ張ってくる」。吉村氏は19日、北九州市門司区の街頭で支持を呼びかけた。

 21年の前回選で、自民は北九州市内の福岡9区(八幡西区など)と10区でいずれも議席を失った。今回、9区は衆院へのくら替え出馬を目指した大家敏志参院議員が公認を得られず公示直前に立候補を断念したため「不戦敗」に。15日の公示日、小倉北区であった10区の吉村氏の出陣式には9区を地盤とする市議や県議も駆け付け、北九州市での議席奪還に総力戦で臨む。

 企業・団体の全面支援を受け、組織戦での勝利を目指すが、初めての国政出馬で準備が整わず、公明党からの推薦決定は18日にずれ込んだ。陣営幹部は「これで態勢が整った。まだまだ伸びしろがあるので1週間で詰めていく」と話す。

 一方、23年2月の北九州市長選で自民推薦候補と争った武内和久市長を支援して自民から除名処分を受けた大石氏は、SNS(ネット交流サービス)を駆使するなどして自民支持層や無党派層に働きかける。18日に小倉北区で開いた集会には武内市長が駆け付け、「(大石氏は)北九州だけでなく日本の未来を照らす政治家になる」と激励した。

 保守系2人らの挑戦を受けて立つ城井氏は19日、小倉北区で総決起集会を開いた。「今こそ政治を変える時です。誇れる日本を子どもたちに引き継いでいきたい」と訴えると、約600人の聴衆から拍手が湧いた。

 前回選では共産党が候補擁立を見送って野党共闘が実現し、9選を狙った自民候補に約3500票差で競り勝った。だが、今回は共産や日本維新の会が候補を擁立し、自民への批判票の分散は免れない。

 報道機関の情勢調査で城井氏優勢が伝えられる中、陣営は緩みを警戒し、支持母体の連合福岡を中心に組織の引き締めを図る。05年の衆院選で、城井氏は郵政民営化の是非を巡る保守系2人の争いに埋没し、落選した。城井氏は19日の集会で当時の経験を引き合いにこう訴えた。「皆さまに掛けられる言葉がある。『今回は大丈夫』。でも『大丈夫』はない。どうか力を貸してください」【山下智恵、反田昌平】

2622OS5:2024/10/21(月) 07:52:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/47e110b32043dfb594ba50f0258707f17aeb97bf
与党過半数うかがう 立民議席増の見通し 衆院選情勢【24衆院選】
10/21(月) 7:01配信

時事通信
 衆院選の投開票を27日に控え、時事通信社は全国の支社・総支局の取材などを基に、世論調査の結果や過去の得票実績を加味して情勢を探った。

 自民、公明両党の与党で定数465議席の過半数(233議席)をうかがう。自民は派閥裏金事件による逆風で公示前の256議席から減らし、単独では過半数に届かない可能性がある。立憲民主党は公示前の98議席から増やす見通しだ。

 ただ、自民は野党や無所属の候補と141の選挙区で接戦となっており、終盤の情勢によっては結果が変動しそうだ。

 自民は伝統的に地盤の厚い中国、四国、九州でおおむね堅調。北海道と東北のほか東京、愛知、大阪といった都市部で苦戦が目立つ。候補を擁立した266選挙区のうち87で当選圏に入り、接戦区では64で優勢だ。比例代表は前回2021年に獲得した72議席を下回る可能性がある。

 公明は候補を立てた11選挙区のうち一つを確保し、激戦の10選挙区では五つで優位。比例は前回23議席の維持は見えず、全体では公示前勢力32に届くか微妙だ。石破茂首相(自民総裁)は勝敗ラインを「自公で過半数」と設定している。

 立民は公認候補がいる207選挙区のうち、24で議席確保のめどが立った。122の接戦区では半数超でリード。比例は前回の39を上回りそうだ。

 日本維新の会は強固な地盤を誇る大阪で7議席を固め、残る12選挙区は大半でやや優勢だ。ただ、他の都道府県では支持の広がりに欠け、比例も前回の25議席に届かない可能性がある。公示前勢力43の維持は不透明だ。

 共産、社民は前回勝利した沖縄で激戦。国民民主党は3選挙区が当選圏内で、比例は前回の5議席から伸ばしそうだ。れいわ新選組、参政党、政治団体「日本保守党」は比例を中心に議席を獲得する可能性がある。

 衆院の定数は選挙区289、比例176。1344人が立候補した。

2623OS5:2024/10/21(月) 12:16:53
>>2596
>「本日は母の日で一足早く、マザームーンにカーネーションの花束をプレゼントしました。実の母親にもあんな立派な花束を贈ったことはありません」
>公示日の15日、JR本郷台駅前(横浜市栄区)で行われた立憲民主党前職・早稲田夕季の街頭演説。応援に駆けつけた元県議・関口正俊はマイクを握り、山本の“まね”をしたつかみであいさつをしてみせると、聴衆から笑い声が漏れた。

これ単なるイジメじゃん

2624OS5:2024/10/21(月) 12:58:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/106e0059af6f4af11af686dcacfee863af38d997
衆院選で逆風、武田良太候補のライバル山本幸三氏が応援「危機感伝わってきた」…「政治とカネ」で様相一変
10/21(月) 10:20配信

読売新聞オンライン
握手で支持を訴える候補者(右)(20日午後、福岡県行橋市で)=佐伯文人撮影

 27日投開票の衆院選期間中、唯一の「選挙サンデー」となった20日、各候補者は街頭などで声をからした。政治資金収支報告書の不記載問題で比例重複が認められなかった自民党の前議員らは支援者に陳謝し、支持を求めた。一方、野党候補は「政治とカネ」の問題への批判を強めた。

【地図】衆院小選挙区の区割り…福岡11区など

福岡11区
 福岡11区は、8選を目指す元総務相で自民前議員の武田良太候補に前回選と同じ新人2人が挑む構図だが、「政治とカネ」で自民に逆風が吹く中、様相は大きく変わっている。

 「心から反省し、再発防止に責任を果たす」。20日、家族連れらでにぎわう福岡県行橋市の商業施設前。武田候補は不記載問題を陳謝した。隣には、かつて11区を地盤とした自民の元衆院議員、山本幸三氏が立ち、「武田候補を勝たせていただきたい」と呼びかけた。2人は11区で4度争ったライバル。演説を聞いた高齢男性は「2人がそろうなんて驚いた。危機感が伝わってきた」と話した。

 旧二階派の事務総長を務めた武田候補。不記載問題では党の役職停止(1年)の処分を受けた。比例復活の道が閉ざされる中、情勢調査で相手候補と「横一線」と報じられた。陣営は17日、緊急の選対会議で引き締めを図った。

 前回選では全国を応援で駆け回り、地元にいたのは2日間だけだったが、今回は丸一日離れた日はないという。大島道人・選対本部長は「『どぶ板選挙』で支持を浸透させる」と語る。

 元経済産業省職員で日本維新の会新人の村上智信候補も20日、行橋市の別の商業施設前でマイクを握った。買い物客らに「金のかからない政治ができる社会に作りかえたい。クリーンな政治を実現する」と支持を求めた。

 村上候補が武田候補に挑むのは3度目だ。今回は「政治とカネ」の問題を前面に打ち出し、政治改革の必要性を強調している。村上候補は「『裏金問題にがっかりした』『自民党を応援してきたが今回は投票したくない』という声が多く寄せられている」と手応えを明かす。武田候補が選挙事務所を設置する福岡県田川市では昨年の市長選で、自民推薦の現職が新人候補に敗れた。陣営は「村上候補の支持の追い風になっている」とみている。

 中山敏幸・選対本部長は「武田候補の背中が完全に見えている。残り1週間が勝負だ」と意気込む。

 元高校教諭で社民新人の志岐玲子候補は20日、各地で選挙カーを走らせ、「命と暮らしを守る政治に変える」と訴えた。

◇福岡11区◇ 田川市、行橋市など
志岐玲子 71 社新
武田良太 56 自前《7》〈公〉
村上智信 55 維新
(届け出順、年齢は投票日現在、《 》囲みの数字は当選回数、党派名の〈 〉囲みは推薦)

2625OS5:2024/10/21(月) 12:59:15
長崎2区
 「1票の格差」是正のため、選挙区が4から3に減った長崎県。旧3区の離島も加わって誕生した新2区では不記載問題も重なり、情勢は混沌としている。

 「不徳のいたすところ。ご心配をおかけした」。自民前議員の加藤竜祥候補は20日、諫早市の公民館に集まった100人超の支援者らを前に頭を下げた。

 不記載問題で重複立候補が認められず、陣営幹部は「1票でも負けたら終わり」と背水の陣の構えだ。会場には、公示直前に推薦を出した公明党のポスターも所狭しと貼り出され、「自公協力」を前面に掲げて議席死守を目指す。

 競り合いを演じるのは、「政治とカネ」を巡る現職議員の辞職に伴い、4月の旧3区補選で当選したばかりの立憲民主前議員、山田勝彦候補だ。新天地で顔を売り込むため、各地で有権者と握手して回った。

 演説では不記載問題を念頭に「腐敗している金権政治を大掃除する戦いだ」と強調。「もう、けじめをつけよう。政権交代しかない」と声を張り上げ、補選での勝利の再現を狙う。

 参政新人の高木聡子候補は街頭に繰り出し、「これまでの政治家に任せてはいられない」と訴えた。

 維新新人の横田朋大候補も「有言実行、約束を守る、そんな日本の政治を取り戻そう」などと支持を求めた。

◇長崎2区◇ 諫早市、大村市、島原市、対馬市など
加藤竜祥 44 自前《1》〈公〉
山田勝彦 45 立前《2》
高木聡子 43 参新
横田朋大 37 維新
(届け出順、年齢は投票日現在、《 》囲みの数字は当選回数、党派名の〈 〉囲みは推薦)

2626OS5:2024/10/21(月) 13:11:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac09f1c1077b65e3524b37092c8900222782e65a
県都決戦、狙いは浮動票 前職2人に新人が挑む激戦区 党幹部らも現地入り、「裏金」だけじゃない三者三様の訴え続く〈衆院選鹿児島1区〉
10/21(月) 11:45配信

南日本新聞
街頭演説を聞く有権者=20日、鹿児島市

 3人が立候補し激戦となっている衆院選鹿児島1区。自民党前職の宮路拓馬さん(44)は女性活躍を訴え、立憲民主党前職の川内博史さん(62)は生活に寄り添う姿勢を強調する。「最年少」を前面に打ち出す参政党新人の昇拓真さん(34)も交え、各陣営は浮動票獲得に奔走する。

〈衆院選序盤情勢〉鹿児島県内1〜3区は自民やや苦戦

 「裏金問題は許せないが、政策を実現する力も大切。見極めが難しい」。鹿児島市下荒田1丁目のパート女性(30)は17日、保育所から迎えた長女(1)を抱きながら天文館を練り歩く候補者を見つめていた。「この子が暮らしやすい社会をつくってくれるのは誰なのか」とこぼす。

 公示後初の日曜となった20日、宮路さんは同市照国町で街頭演説した。近くであった外国人と市民との交流イベントに触れ「多様で公正な社会こそ人口減少を乗り越えられる社会だ」と力説した。イベントに参加した同市の短大生女性(18)は「外国人にとっても、暮らしやすい社会になるといい」と話した。

 個人演説会も精力的に開く。19日の女性の集いは野田聖子元総務相も駆け付けた。宮路さんは女性特有の健康課題を最新技術で解決する「フェムテック」商品や自身が立ち上げた議員連盟を紹介。同市の女性(75)は「女性が活躍できる社会を目指すことに感銘を受けた。仕事と家庭が両立できる環境づくりを進めて」と期待した。

 川内さんは20日、同市金生町のアーケード街に立民の村田享子参院議員=鹿児島市出身=や県議、市議ら女性9人と並んだ。政治とカネの問題を批判しながら「みんなの生活を徹底的に支え、消費を活発にする」「国民の命と暮らしを守る」と呼びかけた。聞いていた同市の女性(38)は「所得は変わらないのに物価高で貯金を切り崩した。国民目線でぶれない政治を」と望んだ。

 選挙戦初日から、街宣車に乗り込み演説を繰り返す。17日は郡山地域の団地で消費税停止や社会保障の充実を強調した。「ここまで来てくれて親しみを感じた。年金の支給額を増やしてほしい」。夫と耳を傾けていた近くの女性(64)は願った。

 昇さんは3候補の中で最年少。街頭演説で「国民は困窮して国力が低下している。若者の投票率を上げ、日本を変える」と減税と財政出動を唱える。20日は同市中央町で神谷宗幣代表と演説した。

南日本新聞 | 鹿児島

2627OS5:2024/10/21(月) 13:12:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc7181dee2bff098a093d6ba19aeec155aeb6437
創価学会票減少で“全敗”の声もある「公明党」に好機? 元「維新」引退議員がSNSで大暴れ
10/21(月) 6:00配信
デイリー新潮
石井啓一・公明党代表

 3年ぶりとなる衆院選の号砲が鳴った。国民の主な関心は自民党の裏金議員の去就とされるが、永田町では公明党と日本維新の会との綱引きが話題だ。


学会員の高齢化
 政治部デスクが解説する。

「舞台は関西。大阪3、5、6、16区と兵庫2区と8区の計6選挙区で、公明党は日本維新の会とのガチンコ対決を控えています」

 公明党にとって大阪は特別な地だ。昭和31年、支持母体の創価学会は参院選に推薦候補を擁立した。池田大作名誉会長(故人)の陣頭指揮のもと、学会は大阪地方区で初の議席を獲得。以来、大阪は“公明党発祥の地”とされ、平成8年に衆院で小選挙区制が導入された後、同党は先の6選挙区で“常勝関西”と胸を張ってきた。

「公明党は維新の看板政策だった『大阪都構想』に理解を示すなど、府議会を中心に協力関係を築いてきました。維新は6選挙区で候補擁立を見送ってきたのですが、昨春の統一地方選で大躍進を遂げたことで、公明党の協力を不要と判断。今回は6選挙区のすべてに候補者を立てたのです」

 創価学会では高齢化が進み、組織票を底上げする動員力の低下も指摘される。

「維新」に不協和音
 事情を知る関係者が言う。

「維新は関西を中心に、国政選挙の手足となる地方議員を着々と当選させてきた。公明党の支持層にも食い込んでおり、地元では“公明党は全敗”との声もある。一方で、当の維新が大失速しているのも事実です」

 主な理由は大阪・関西万博のコスト膨張、推薦した前兵庫県知事のパワハラ疑惑、補選や首長選での連敗など。さらに最近は、こんな“逆風”も吹き始めた。

 維新幹部がそっと明かす。

「先日、政界引退を表明した元維新の足立康史前衆院議員の“口撃”がとにかくすごい。SNSでウチを“政策詐欺”とか“公約詐欺”と徹底的に批判しているほか、大阪の公明党候補を“国士”と持ち上げたり“がんばってください!”とエールを送ったり。批判の矛先を馬場伸幸代表に向けることもあり、困ったものですわ」

 足立氏は4月の衆院東京15区補欠選挙の際、陣営による機関紙配布に違法性の疑いを指摘。それに音喜多駿政調会長や柳ヶ瀬裕文総務会長が激怒し、政界引退に追い込まれた。

「単なる逆恨み。負け犬の遠ぼえですよ」

 別の維新幹部はそう冷静を装いつつも、

「足立は元経産官僚だけに政策論には定評がある。変わり者ですが、地方議員や党の学生部にシンパが多いのも事実。“足立新党”はないでしょうが、彼を巡る混乱は尾を引くかもしれない」

 不安要素はほかにも。

「創業者の橋下(徹・元大阪市長)さんは、馬場代表や藤田文武幹事長ら執行部を苦々しく見ている。最近は都知事選で知名度を上げた、石丸伸二前安芸高田市長と動画で共演するなど親しい関係にある。この二人が吉村洋文府知事に呼びかけて、党を割らせる可能性も捨て切れません」

 不協和音が鳴りやまない維新の隙を突いて、公明党はこんな狡猾な動きも。

「立憲民主党は大阪6区と兵庫2区に新人を擁立していますが、水面下で後押ししたのは公明党の関係者とも。反公明票を維新と立民に分散させる狙いだとか」(大阪府政関係者)

「週刊新潮」2024年10月24日号 掲載

新潮社

2628OS5:2024/10/21(月) 13:14:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a9391128103d5e76f00d1bd7175db233e7b61a8
長崎の離島住民「声どこまで拾う?」 小選挙区が再編…各陣営、時間確保に苦心 2024衆院選
10/21(月) 12:15配信

長崎新聞
慌ただしく離島を駆け巡り、マイクを握る候補者=五島市内

 衆院選公示から3日目の17日午前5時40分、暗がりの長崎県新上五島町青方港に入ったフェリー「太古」から、3区に立候補した前職、元職の2人が下り立った。
 前日、2人は本土での選挙運動を終えると、午後11時45分博多港発の「太古」に乗り込んだ。タイトなスケジュールを組んでまで同町に朝一番に着く船便を利用したのは、「できるだけ離島での遊説時間を確保したかった」(両陣営)から。そんな思惑が、しのぎを削るライバル同士の“呉越同舟”となった。
 このうち、1人は福江島で予定していた夜の個人演説会に向かうため、二次離島の奈留島からは海上タクシーをチャーター。到着した福江島では待ち受けた顔なじみのドライバーに表情を緩ませ、「疲れました」と息をついた。
 区割り改定で、県内小選挙区が四つから三つになって初めての衆院選。これまで同じ旧3区だった五島、対馬、壱岐各市と新上五島町は2区(対馬、壱岐)と3区(五島、新上五島)に再編された。
 小選挙区数が減り、1選挙区当たりの有権者数が増加したのとは裏腹に、これら離島の有権者が占める比率は大幅に低下。陣営が本土から離島まで広範囲の選挙区をカバーしなければならない一方で、島の有権者からは「(ウエートが低くなった)離島の声をどこまで拾ってくれるのだろうか」との懸念が聞かれる。
 18日、五島市のある集落。候補者を乗せた選挙カーが姿を見せたが、別の場所に準備された演説会場へ向かうため、街頭に立つことなく慌ただしく通り過ぎた。長年、ここで店を営む女性(68)は「昔は約150世帯あったが、今は50世帯ほどで高齢者がほとんど」とぽつり。それでも「ここ数年、居心地の良さに引かれて若い人が移住してきている」とし、候補者たちには「離島の隅々まで目を向け、可能性にもっと光を当ててほしい」と注文した。
 そうした願いは2区の離島の有権者も同じだ。公示日の対馬。過熱する選挙報道とは対照的に候補者の姿はなかった。4人の候補者のうち、最初の1人が対馬入りしたのは18日。慌ただしく街頭演説をすると夕方前には島を離れた。別の陣営は「対馬へ行く時間が取れず、あきらめている」と語り、移動に時間を要する離島での選挙運動の難しさを口にする。この陣営は交流サイト(SNS)で支持を訴えていくという。
 本土以上に過疎化が進み、若者定住や雇用創出、高齢者対策など多くの課題に直面する離島。「もっと顔を出してほしいけどね」。対馬の70代男性は、本土の大票田に注力せざるを得ない候補者の事情に理解を示しつつ、寂しさをにじませた。

2629OS5:2024/10/21(月) 18:39:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d44ba79253ce02236cba18ed91ad4442d69836c
[24衆院選 現場から]小沢一郎氏「最後の戦い」、自民・藤原崇氏「三つの不祥事」で逆風…岩手3区
10/21(月) 15:04配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 衆院選公示から初の週末となった19日午後、世界遺産の中尊寺(岩手県平泉町)からほど近いJR平泉駅前に、かつて「剛腕」の異名を取り、政権交代の立役者となった立憲民主党の小沢一郎(82)の姿があった。

【グラフ】予想される各党の獲得議席…読売情勢調査

 「3度目の政権交代を何としても実現したい。そしてその後、きちんと次の世代にバトンを譲りたい」

握手で支持を訴える小沢氏(20日、岩手県一関市で)

 小沢は集まった100人近い聴衆にこう言い切ると、両手でピースサインを作って空高くに突き上げた。

 47歳で自民党幹事長を務めた小沢は、自民を離党した1993年に細川連立政権、2009年には民主党政権を誕生させた。自身の地元でも強固な地盤を築き、衆院選では初当選から17回連続で選挙区を勝ち抜いたが、21年の前回選で初めて敗北を喫し、比例復活に甘んじた。

 「危ねえとなりゃまた入んないと。悪くはないと思うけど、選挙は分からん」

 公示翌日の16日、奥州市の商店街で「第一声」のマイクを握った後、こう語っていた小沢は、19〜20日に再び地元入りした。参院岩手選挙区補欠選挙の告示日の10日にも花巻市内で立民公認候補と並んで街頭演説を行っており、終盤に2度目の地元入りをして「異例」と言われた前回選を上回るペースだ。

 後援会は高齢化が進み、小沢が12年に民主党を離党した後、小沢に近い地元の地方議員は分裂した。

 10日の演説後、小沢は駆けつけた後援会連合会の会長代行の高橋浩(89)に「迷惑かけるね」と声をかけた。高橋が「先生と共に生きてきたんだから」と励ますと、小沢は「最後はしっかりやるよ」と応じた。

握手を交わし支持を訴える藤原氏(15日、岩手県奥州市で)

 「最後の戦い」に向け、高橋は「今回は圧倒的な差をつけて、この岩手3区で勝たなければならない」と意気込む。

 小沢と5度目の対決となる自民の藤原崇(41)は、徹底したどぶ板選挙を展開している。コンビニ、スーパー、市役所、交差点――。藤原の遊説計画には、ほぼ15分刻みで立ち寄り先が書き込まれ、一日で数十か所を回る。

 前回は「政権交代より世代交代」を掲げて約9000票差で小沢に競り勝ち、22年の参院選では、岩手選挙区で広瀬めぐみ(58)が自民候補として30年ぶりに議席を得た。

 だが、小沢の牙城を崩した勢いは、「三つの不祥事」で一変した。

 今年に入り、藤原は所属した安倍派の政治資金規正法違反事件を巡り、収支報告書に14万円の不記載があったことが判明。直後の3月には、自民和歌山県連主催の会合後、露出の多い衣装を着た女性ダンサーのショーを含む懇親会に参加していたとし、党青年局長の辞任に追い込まれた。

 さらに8月には、広瀬が国から公設秘書の給与などをだまし取ったとして詐欺罪で在宅起訴され、追い打ちをかけた。広瀬の議員辞職に伴う補選と衆院選の投開票日が重なることも、猛烈な逆風が吹く要因だ。

 「大きく党や政権への信頼を損ねてしまったこと、私も一端に関与していたことについて、改めておわび申し上げたい。誠に申し訳ございませんでした」

 藤原は19日夕、花巻市の福祉センターで行った演説会の冒頭、集まった住民約80人に深々と頭を下げた。SNSで「未来を変えるのは82歳より41歳」とアピールし、この日も「国の未来を変えるのは我々若い人間の仕事だ」と強調した。

 演説会後、会場の出口には公明党関係者が並び、比例選での公明への投票を呼びかけてビラを配った。不記載で比例選への重複立候補が認められなかった藤原はこれまで以上に公明と連携を強め、こうつぶやく。

 「腹をくくるしかない。ガチンコ勝負だ」(敬称略)

(金山真梨、盛岡支局 松本茉莉)

2630OS5:2024/10/21(月) 18:40:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/512f615d84406bac0dfc4854db87f2f1c90874dc
[24衆院選 現場から]保守分裂で「王国」揺らぐ、紀州戦争に「しこり残る」…和歌山2区
10/21(月) 14:40配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 小選挙区制が導入された1996年以降、自民党元幹事長の二階俊博(85)が連続当選を重ねてきた「二階王国」は、二階の引退に伴い、保守分裂の戦いに突入した。

【グラフ】予想される各党の獲得議席…序盤情勢

 「離党して裸一貫となったが、即戦力で仕事できるのは私だけだ。もう一回、政治の中枢で頑張るチャンスをいただきたい」

 18日午前、和歌山県海南市で家庭用品の製造販売会社を訪れた前参院幹事長の世耕弘成(61)は、ロビーに集まった約30人の従業員を前にこう声を張り上げた。

 派閥の政治資金問題で離党勧告を受けて自民を離党し、衆院解散4日前の今月5日、衆院へのくら替え出馬を表明した。元首相・安倍晋三の形見として譲り受けた茶色の運動靴を履き、安倍の下で官房副長官や経済産業相を務めて自民政権の「中枢中の中枢で仕事してきた」とアピールする。

 これに対し、二階の三男、伸康(46)は、自身が正統な後継候補であることを強調する。

 「街角に目を向ければ、私と相手候補のポスターが同じ軒先に並べて貼られている。この景色を見る度に胸が痛む」

 公示日の15日、伸康は田辺市で行った出陣式で、世耕との分裂選挙になったことをわびた上で、「私は自民党の公認をいただいた身だ。政権とのパイプを守らせてください」と呼びかけた。600以上の企業・団体から推薦を受け、選挙事務所には総裁の石破茂や副総裁の菅義偉ら党執行部のため書きが所狭しと並ぶ。

 17日夜に伸康の応援に駆けつけた自民幹事長の森山裕(79)は、名指しこそしないものの、「自民が苦しい選挙をしている時に、政治家として配慮があっても良かった」「政治の道を踏み外してはいけない」などと世耕への批判を展開した。

 和歌山では、しばしば二階と世耕が主導権争いを繰り広げてきた。県議時代を含めて半世紀にわたって政治活動を続け、運輸族として知られた二階は、高速道路の整備や南紀白浜空港(白浜町)への国際チャーター便就航に尽力し、「圧倒的な実力者」(自民県議)として君臨してきた。

 一方、世耕はかねて首相を目指す意向を公言し、衆院にくら替えする機会を狙ってきた。二階が政治資金問題の責任を取って引退するタイミングは、絶好の機会となった。

 和歌山は衆院小選挙区の「10増10減」で選挙区が3から2に減り、2区は、二階の地盤だった旧3区に7市町が加わり、県内30市町村のうち27市町村からなる。参院議員として県内全域を選挙区とし、5回の当選を重ねた世耕にとって有利に働くとの見方もある。

 世耕陣営が神経をとがらすのは二階の影だ。二階は公示後、表立った動きは見せておらず、世襲や政治資金を巡る問題への批判をかわすためと見る向きもある。それでも二階の老練な政治手腕を知る世耕は「竹やりで戦車に向かうような選挙だ」と警戒する。

 世耕は圧倒的な票差をつけて勝利し、将来的な復党につなげたい考えだが、自民執行部の一人は「自民公認候補の対抗馬として立候補したのは、明確な反党行為だ。復党させるわけがない」と言い切る。地元の自民関係者は「世耕と二階の対決となった『紀州戦争』のしこりは、選挙後も残り続ける」と危惧する。

 野党は世耕、伸康の双方に矛先を向ける。立憲民主党の新古祐子(52)は「和歌山を変えなければ日本は変わらない」と政治資金や世襲の問題をやり玉に挙げ、共産党の楠本文郎(70)も「クリーンな政治」を訴えている。(敬称略)

(田ノ上達也、和歌山支局 竹内涼)

2631OS5:2024/10/21(月) 18:42:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ce1a78b293bdd1815a8eae377f40db48e24a7d1
衆院選終盤情勢、与党過半数割れも 立民は大幅増 日本保守党が政党要件満たす可能性
10/21(月) 16:17配信

産経新聞
産経新聞社は21日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した衆院選情勢調査(19、20両日実施)に取材を加味し、27日の投開票に向けた終盤情勢をまとめた。自民党は大きく議席を減らす見通しで、連立政権を組む公明党と合わせても過半数(233議席)を割り込む可能性がある。一方、立憲民主党は公示前に比べ大幅に議席を積み増す勢いだ。

衆院選は、全国289小選挙区と11ブロックの比例代表の計465議席を争う。

自民は、公示前の256議席から60議席程度減少する可能性があり、与党全体でも公示前の288議席から70議席程度落ち込みそうだ。

一方、公示前に98議席だった立民は50議席程度を増やし、7議席だった国民民主党は15議席程度を積み増すと見込まれる。10議席だった共産は数議席を増やす可能性がある。日本維新の会は、公示前の43議席を維持するのは困難な情勢だ。

小規模の党派が躍進する傾向がみられ、れいわ新選組(公示前3)が数議席を増やすと予想されるほか、政治団体「日本保守党」が公職選挙法上の「所属国会議員5人以上」の政党要件を満たす可能性がある。

2632OS5:2024/10/21(月) 18:43:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4e022102c95067db132994deb1a93e5a9c39a3f
自民単独過半数は厳しく与党の過半数維持巡る攻防に…立憲・国民・れいわ議席増で維新は苦戦か【衆院選中盤の情勢調査】
10/21(月) 11:32配信

FNNプライムオンライン(フジテレビ系)

FNNプライムオンライン

27日投開票の衆議院選挙について、FNNが世論調査で中盤の情勢を探ったところ、自民党の単独過半数は厳しい状況で、与党の過半数維持を巡る攻防となっていることがわかりました。

調査はきのうまでの2日間、すべての小選挙区と比例ブロックを対象に行い、全国の有権者14万人近くが回答しました。

自民党は、約80の選挙区で公認候補が先行しているものの、東京など大都市圏を中心に接戦の選挙区が多くあります。

また比例については前回の72議席を確保できるか微妙な状況で、現時点では、単独過半数が厳しい情勢となっています。

公明党は、小選挙区に11人の候補者を立てましたが、現時点で、優勢な選挙区は1つにとどまっていて、与党による過半数確保を巡る攻防となっています。

野党側では、立憲民主党が前職を中心に50近くの選挙区で先行しています。議席を増やす公算が大きく、後半の選挙戦でどこまで伸ばせるかが焦点です。

一方、日本維新の会は近畿の10選挙区ほどで優位な戦いですが、接戦や苦戦の選挙区が多くあります。比例で議席を減らす可能性もあり、現時点では、勢力の確保が難しい情勢です。

共産党は、沖縄の選挙区で競り合っていて、比例とあわせ、議席10が微増する可能性があります。

国民民主党(7)は東海地方などで優勢な選挙区があり、比例も大きく伸ばし、全体で倍増の勢いです。

れいわ新選組(3)も都市部での支持を背景に、比例で議席を増やす可能性があります。

社民党は、1議席確保の情勢で、参政党は、議席の確保が難しい状況です。

また、日本保守党が複数の議席をとる可能性があります。

一方、今回の調査では、おおむね4分の1の選挙区で接戦となっていて、投票の態度を決めていない有権者が3割程度いるため、選挙戦の後半で大きく情勢が変わる可能性もあります。

フジテレビ,政治部

2633OS5:2024/10/21(月) 18:44:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd9f88aa6a2526407ceb4d71f373fde375c8ddd0
自民・丸川珠代氏追う展開 立民・松尾明弘氏リード 衆院東京7区、産経・FNN終盤調査
10/21(月) 17:01配信

産経新聞
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した衆院選の終盤情勢調査で、東京7区は立憲民主党の元職、松尾明弘氏が自民党の新人、丸川珠代氏や日本維新の会の前職、小野泰輔氏らをリードする展開。丸川氏は五輪相や環境相などを歴任し、参院議員から衆院にくら替えを図ったが、派閥政治資金パーティー収入不記載事件で逆風に直面している。


同区は小選挙区定数「10増10減」を踏まえた新たな区割りで行われる。

丸川氏は衆院転身を目指して令和5年4月に同区支部長に就任。今回、安倍晋三元首相の妻、昭恵氏らが応援に駆け付けた。一方、政治資金収支報告書に不記載が確認されたため、比例代表と重複立候補が認められなかった。

▽東京7区(4人、敬称略)

丸川珠代(53)元五輪相 自民党(旧安倍派)新人

石川友梨香(28)写真館従業員 参政党新人

松尾明弘(49)☆弁護士 立憲民主党元職

小野泰輔(50)☆元経済産業委員会理事 日本維新の会前職

(届け出順、☆は比例と重複)


https://news.yahoo.co.jp/articles/86be4ab767483dabd7a706114bdf79f63c0da11d
苦戦の萩生田光一氏、有田芳生氏がわずかにリード 衆院東京24区、産経・FNN終盤調査
10/21(月) 16:26配信

産経新聞
衆院選に立候補した候補者の街頭演説に耳を傾ける聴衆=15日、東京都八王子市(桐原正道撮影、写真は加工してあります)

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した衆院選の終盤情勢調査で、東京24区は立憲民主党の新人、有田芳生元参院議員がわずかにリードする展開だ。無所属の前職、萩生田光一元自民党政調会長は苦戦を強いられている。

萩生田氏は派閥のパーティー収入不記載事件で党公認を得られず、比例代表の復活当選が閉ざされている。街頭演説や個人演説会を重ね、高市早苗前経済安全保障担当相や日本維新の会前代表の松井一郎前大阪市長らが応援に駆け付けた。自民の茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安保担当相らも応援を予定し、テコ入れを急ぐ。

一方、有田氏は不記載事件や旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と萩生田氏の関係を争点化し、市民運動家らを前面に出した選挙戦を展開している。立民の野田佳彦代表が公示日に駆け付けたほか、小川淳也幹事長も22日に東京24区入りする。

▽東京24区(6人、敬称略)

与倉さゆり(40)元会社員 参政党新人

有田芳生(72)☆元参院議員 立憲民主党新人

畑尻文夫(69)元学習塾経営 無所属新人

浦川祐輔(31)☆弁護士 国民民主党新人

佐藤由美(52)☆元都議 日本維新の会新人

萩生田光一(61)元経済産業相 無所属(旧安倍派)前職

(届け出順、☆は比例と重複)

2634OS5:2024/10/21(月) 18:45:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/727ba9f308a9b22b976e94e5a1c50c8081816ba3
日本保守党が複数議席獲得の可能性 衆院愛知1区は河村氏リード、産経・FNN終盤調査
10/21(月) 17:47配信
産経新聞
日本保守党の百田尚樹代表=15日午前、東京都港区(相川直輝撮影)

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した衆院選の終盤情勢調査で、愛知1区は政治団体「日本保守党」共同代表の元職、河村たかし前名古屋市長が立憲民主党の前職、吉田統彦氏、自民党の前職、熊田裕通氏らをリードしている。日本保守党は比例代表でも複数が当選する可能性が出ている。いずれも実現すれば、昨年10月の設立以来、衆参通じて初の議席獲得となる。

【表でみる】夕刊フジが作成した「落選危機にある大物・著名候補21人のリスト」

河村氏は平成5年衆院選で初当選し、21年からは名古屋市長を4期連続で務めた。今回は同党の公認候補として衆院選へのくら替え出馬を決めた。

▽愛知1区(4人、敬称略)

山本耕一(47)☆元高校教諭 日本維新の会新人

河村たかし(75) 前名古屋市長 諸派元職

熊田裕通(60)☆元総務副大臣 自民党前職

吉田統彦(49)☆元消費者問題特別委員会理事 立憲民主党前職

(届け出順、☆は比例と重複)

https://news.yahoo.co.jp/articles/99b283f3730c4143528b73900fae25fb375c11a7
世耕弘成氏が優勢、二階伸康氏らは伸び悩む 衆院和歌山2区、産経・FNN終盤調査
10/21(月) 17:12配信

産経新聞
保守分裂の構図となった和歌山2区で支持を訴える立候補者=15日午後、和歌山県御坊市(彦野公太朗撮影、写真は加工しています)

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した衆院選の終盤情勢調査で、和歌山2区は自民党を離党した無所属新人、世耕弘成氏が、自民党の新人、二階伸康氏らを抑えて優勢となっている。


世耕氏は自民の派閥パーティー収入不記載事件の責任を問われ、党から離党勧告を受けて離党届を出した。参院議員を5期務め、経済産業相や党参院幹事長を歴任。今回、無所属で衆院にくら替え出馬した。

二階伸康氏は、引退する二階俊博元幹事長の三男。自民和歌山県連は伸康氏の公認を申請し、党本部も公認を出した。石破茂首相(党総裁)や森山裕幹事長らが応援に入っているが、伸び悩んでいる。

和歌山2区(5人、敬称略)

楠本文郎(70)元県議 共産党新人

新古祐子(52)☆元和歌山市議 立憲民主党新人

二階伸康(46)☆元議員秘書 自民党新人

高橋秀彰(42)政治団体代表 諸派新人

世耕弘成(61)元経済産業相 無所属新人

(届け出順、☆は比例と重複)

2635OS5:2024/10/21(月) 18:45:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/3735c243e77ba3741d75b8876896e9a0135b5777
衆院選中盤に 接戦の愛媛2区は立憲候補やや優勢 1区と3区は自民候補リード【愛媛】
10/21(月) 17:35配信

テレビ愛媛
テレビ愛媛

衆院選の投票まであと6日、FNNが週末世論調査を行ったところ、県内3つの選挙区のうち1区と3区は自民党候補がリードする一方、激戦が予想される2区は立憲民主党の候補がやや優勢となっていることが21日までに分かりました。

調査は20日までの2日間実施。全国の有権者14万人近くが回答しました。

愛媛1区は自民で前職の塩崎さんが自民・公明の支持層を手堅く固め、野党候補をリードしています。国民の石井さん、立憲の香曽我部さんは各支持層を中心に巻き返しを図っていて、無党派層の取り込みにも力が入っています。共産の石本さんは出遅れ感が出ています。

愛媛2区では立憲で前職の白石さん、自民で前職の井原さんが接戦です。白石さんは自民党の裏金問題を巡り攻勢を強めていて、立憲のほか共産、社民の支持層も固めているほか、自民支持層の一部や無党派層にも食い込み、やや優勢になっています。政治資金収支報告書で不記載があった井原さんは、自民・公明の支持層をまとめるものの、「政治とカネ」の問題が響いているためか、無党派層への広がりを欠いています。維新の梶野さんは維新支持層以外への浸透が課題です。

愛媛3区では自民前職の長谷川さんが保守の地盤を生かした手堅い組織戦で、自民・公明支持層を固めリードしています。立憲の越智さんは立憲支持層の支持を固めたものの、浸透しきれていません。共産の西井さんは共産支持層を固め、無党派層の取り込みも目指します。

ただ、どの選挙区も2〜3割が投票先を決めておらず、情勢は変わる可能性があります。

衆議院選挙は27日に投開票されます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5e713df16597540bcdff529dd5400ec4b10e59b8
【衆院選】福岡1〜5区の中盤情勢 2区で立憲・稲富氏と自民・鬼木氏が激しく競り合う
10/21(月) 18:14配信

TNCテレビ西日本
福岡の選挙区の中盤情勢は?

10月27日に投開票を迎える衆議院議員選挙について、19日と20日の2日間、FNNでは電話とインターネットで世論調査を行いました。

その結果などを元に、福岡の選挙区の中盤情勢を探りました。

福岡1区 立候補者

福岡市の東区と博多区からなる福岡1区では、自民党・前職の井上貴博氏(62)が自民支持層を固めて先行し、立憲民主党・新人の丸尾圭祐氏(42)が追う展開です。

日本維新の会・前職の山本剛正氏(52)、共産党・新人の綿貫英彦氏(58)がそれに続いていますが、参政党・新人の緒方貴恵氏(40)、社民党・新人の村田峻一氏(32)は支持の広がりを欠いています。

福岡2区 立候補者

九州一の都市型選挙区、福岡2区では、立憲民主党・前職の稲富修二氏(54)と自民党・前職の鬼木誠氏(52)が激しく競り合っています。

共産党・新人の松尾律子氏(52)、参政党・新人の黒石裕子氏(32)、無所属・新人の沖園理恵氏(50)、日本維新の会・新人の本司敬宏氏(39)は伸び悩んでいます。

福岡3区 立候補者

福岡市の西部と糸島市からなる福岡3区は、自民党・前職の古賀篤氏(53)が一歩リード、立憲民主党・新人の仁戸田元氣氏(45)がそれを追う展開。

れいわ新選組・新人の奥田芙美代氏(47)、日本維新の会・新人の瀬尾英昇司氏(49)、参政党・新人の重松雄子氏(65)、共産党・新人の山口湧人氏(35)は伸び悩んでいます。

福岡4区 立候補者

福岡市と北九州市の中間に位置する福岡4区は、保守分裂の選挙戦となっているものの、自民党・前職の宮内秀樹氏(62)がややリードしています。

それを国民民主党・新人の許斐亮太郎氏(50)、無所属・新人の吉松源昭氏(56)、日本維新の会・前職の阿部弘樹氏(62)が追う展開。

社民党・新人の宗晶子氏(53)、参政党・新人の行平佳弘氏(38)は支持の広がりを欠いています。

福岡5区 立候補者

福岡市のベッドタウンと農村部が混在する福岡5区では、自民党・新人の栗原渉氏(59)と立憲民主党・前職の堤かなめ氏(64)が競り合う展開です。

日本維新の会・新人の松尾嘉三氏(56)、無所属・新人のタコスキッド氏(48)、参政党・新人の岡部吉高氏(42)は支持の広がりを欠いています。

まだ各選挙区で多くの有権者が投票先を決めておらず、27日の投票日に向けて情勢が大きく変わる可能性があります。

(22日は福岡6区から11区の最新情勢をお伝えします。)

テレビ西日本

2636OS5:2024/10/21(月) 18:46:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/df9a1abfa58b0be06e89c80ac7c898f2e71bd7be
衆院選 各選挙区の中盤情勢 1,2区で野党候補が有利な戦い【長崎】
10/21(月) 17:09配信

KTNテレビ長崎
テレビ長崎

10月27日に投開票を迎える衆議院議員選挙についてこの週末、FNNでは世論調査を行い、各選挙区の情勢をまとめました。

FNNでは19、20日の2日間、衆院選に関する世論調査を電話とインターネットで行い、県内では1581人から回答を得ました。

長崎1区では国民民主党の前職 西岡秀子さん(60)が優勢で自民党の新人 下条博文さん(49)が追う展開となっています。

日本維新の会の新人 山田博司さん(54)、参政党の新人 黒石隆太さん(33)、共産党の新人 内田隆英さん(68)はいずれも浸透していません。

長崎2区では立憲民主党の前職 山田勝彦さん(45)がリードしていて、自民党の前職 加藤竜祥さん(44)が追う展開です。

日本維新の会の新人 横田朋大さん(37)と参政党の新人 高木聡子さん(43)は苦戦を強いられています。

長崎3区では自民党の金子容三さん(41)が先行しています。

立憲民主党の元職 末次精一さん(61)が追っていて、日本維新の会の新人 井上翔一朗さん(41)は十分に浸透していません。

ただ、世論調査に回答した2割から3割ほどの人が投票先を決めておらず、今後、情勢は変わる可能性があります。

テレビ長崎

2637OS5:2024/10/22(火) 01:31:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d4356339b51d728687907deb5e0f20a6b61e64e
維新、本拠地・大阪で堅調 公明は苦戦も兵庫ではやや優勢 自民は危機感強め幹部投入
10/21(月) 22:36配信
産経新聞
衆院選候補者の演説を聴く有権者ら=20日、大阪市住之江区(柿平博文撮影)

産経新聞社とFNNが合同世論調査をもとに分析した衆院選の終盤情勢のうち、関西では日本維新の会が本拠地の大阪府で堅調だ。公明党と初対決する大阪と兵庫の計6小選挙区のうち、大阪の3小選挙区で先行。自民党の派閥パーティー収入不記載事件で争点化した「政治とカネ」の問題を追及し、大阪では自民と議席を争う15小選挙区の大半でリードしている。

【地図でみる】衆院選で注目される関西の小選挙区 維新VS公明の6選挙区の行方は

終盤情勢分析では、維新と公明が対決する大阪の4小選挙区のうち、大阪3、5、6区はそれぞれ維新新人が公明前職に先行している。公明前職が引退した16区は維新新人と立憲民主党前職が競り合い、公明新人が猛追している。

兵庫2、8区ではいずれも公明前職がやや優勢で、維新新人が迫る展開だ。維新は兵庫県の告発文書問題での対応が批判を呼んだほか、衆院選公示直前に8区の候補予定者が県知事選に転出することになり、急遽(きゅうきょ)候補を差し替えたことなどが影響しているとみられる。

選挙期間中、唯一の日曜日だった20日、石破茂首相(自民総裁)と公明の山口那津男前代表は6小選挙区でそろって街頭演説。大阪で支持層が厚い維新との対決に危機感を持っている表れといえる。公明の石井啓一代表も支持拡大に向け、選挙戦終盤の23日に大阪と兵庫に入る予定だ。

維新と自民が争う大阪の15小選挙区では、8小選挙区で維新が安定した戦いを展開し、3小選挙区で優勢。ほか4小選挙区は競っている。

首相は21日、大阪で自民が追う展開となっている5小選挙区の応援に入った。野党に対し「各党によって言っていることが全く違う。われわれは調子いいことを言って国を引っ張れると全く思っていない。どのような政権を作るのか全く分からない人たちに、この国を任せていいはずがない」と批判した。小渕優子組織運動本部長は接戦区を中心にてこ入れした。

地域政党「大阪維新の会」の横山英幸幹事長(大阪市長)は21日、政治とカネの問題について記者団に「選挙前はそれほど関心がないと思ったが、(国民の)内に秘めた怒りのようなものを感じる」との見方を示し「政治改革を進め、社会保障改革、経済対策を訴える」と強調した。(沢田大典)

2638OS5:2024/10/22(火) 01:33:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/151b3ba002d4c5c338a46f868b72e6daa09d7155
《衆院選2024・福島》1区は前職同士の一騎打ち 区割り変更で新たに加わった二本松票 勝敗のカギに
10/21(月) 21:00配信
福島テレビ

27日に投開票が迫った衆議院選挙について、21日からは福島県内4選挙区の構図を特集で伝える。
まずは県内唯一の一騎打ちとなった“福島1区”。新たな区割りにより、相双地域の北部が外れた一方、新たに加わったのが二本松市などのエリア。この“二本松票”の獲得が選挙の行方を左右するとみられている。

<自民党の前職・亀岡偉民候補の第一声>
「選挙のためではなく、党派のためではなく、皆さんのために働く政治家として、もう一度皆さんの力を与えて下さい」

自民党の前職・亀岡偉民さんは、有権者の6割を占める“大票田”の福島市から選挙戦をスタート。今回は小選挙区で負ければ議席に届かない「背水の陣」だ。
前々回・前回と小選挙区で相手候補に敗れ、2回連続の「比例復活」だったこともあり、党本部が「比例重複」を認めなかったためだ。

「頑張りますんで。裏金は一切やってませんから」「ははははは」
さらに裏金問題をめぐっては、自らも派閥からキックバックを受け取り、不記載があったため「幹事長注意」に。しかし、発覚前から「個人の借り入れ」として記載してきた経緯からオモテに出ていない“裏金”にはあたらないと理解を求めている。
自民党の亀岡候補は「裏金は一切やっていません、私30年間、真面目にやってきて、30年間の真面目にやってきたことがたった一瞬で疑われるのは非常に残念なんですが、これからも私ども真面目にしっかりやっていきますので、皆さんのためにできることは何でもやると約束しております」と話す。

6回目の当選に向けて食事中も支持者と交流を重ねる。
「ご苦労さん、社長頼むよ、若い衆皆に」「お世話になります。よろしくお願いします」「絶対に落とせないから、よろしく」

「三度目の正直」で一騎打ちを制するために、亀岡さんの陣営が力を入れるのが新たな区割りで加わった二本松市での支持拡大だ。有権者の1割程を占め勝敗を左右するとみられている。

自民党・石破茂総裁:「本当の人々のためを思い、二本松のためを思い、福島から新しい日本を作る、その思いでずっとやってきたのが亀岡偉民。どうぞ皆さん力を貸してください」

公示日には石破総裁も応援に駆け付け、票の掘り起こしを急ぐ。
「ガンバロウ!ガンバロウ!ガンバロウ!」
復興副大臣などを歴任した亀岡さんにとって「復興の完成形」を見届けるためにも負けられない選挙戦だ。
自民党の前職・亀岡偉民候補は「これからの5年間が大事だと。復興を完成させるときに何をしたらいいかということをしっかりと我々は頭の中に描いてますので、前回の5年間の予算よりも多く取らないと完成形は作れないと。エフレイ含めて福島県の目玉を国が中心に作ってあげなければ完成形は成功しないと思っていますので、ここは何としても多くの有権者の皆さんにご理解いただいて、踏ん張っていきたいと思っています」と話した。

2639OS5:2024/10/22(火) 01:33:40

3回連続の一騎打ちとなった福島1区。
<立憲民主党の前職・金子恵美候補の第一声>
「こうやって一騎打ちの戦いにまたなりました。今回の選挙戦は絶対に、絶対に負けられない」

立憲民主党の前職・金子恵美さんも第一声を上げたのは“大票田”の福島市。今回も接戦が予想されている。その後、直ぐに向かったのは、これまでの選挙戦を支えてきた地盤でもある出身地の伊達市。
「ありがとうございます」「頑張ってくださいね」「三日市通ってきて皆出てこないなと、こっちにいてくれた。ははは」

前回3年前の選挙でも、この伊達市の得票率が選挙区内で最も高くなり、わずか5546票差の勝利につながった。県内で唯一共産党が候補者擁立を見送った福島1区、「野党全体の受け皿」としても期待されている。
「金子恵美、必勝に向けて団結してガンバロウー、ガンバロー、ガンバロー」

4期目の衆議院議員を目指す金子さん。「社会的な弱者をつくらない」という政治信念を持つきっかけとなったのは、障がいを持つ妹・美智さんだった。毎日送られる折り鶴が元気の源になっている。
立憲民主党の金子候補は「私たちは差別を受けてきました。でもだからこそ、障がい者差別、本当は禁止法にしたかったけど、障害者差別解消法という法律も作りました。そこに携わることができていて、国政で働いてきたことが実現できているのはうれしいことですし」と話す。

金子さんの陣営も支持拡大に力を入れるのが新たな区割りで加わった二本松市だ。
選挙序盤の17日には立憲民主党の小川幹事長も応援に駆け付けた。

立憲民主党・小川淳也幹事長:「農林水産業をはじめとして、党の政策議論を前面に立って引っ張ってくださっています。党にとってなくてはならない。これをぜひ地元二本松の皆さまにお伝えしたいと思って参りました」

「政治とカネ」が選挙の争点になる中、特に強く訴えているのは政治不信の払拭だ。
立憲民主党の前職・金子恵美候補は「政策や地元のニーズに対応することの前提となるのは、やっぱり私たちが政治への不信感というものを少しでも取り除いていかなくてはいけない。政治への信頼回復というのが大前提になっていくと思います」と話した。

2640OS5:2024/10/22(火) 01:34:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/f54d3fb805ca4ee0d5c0dfa2f457d22642ee2c9d
【衆院選あきた】中盤情勢 秋田1区は前職2人が横一線で競り合う 
10/21(月) 20:29配信

秋田テレビ
秋田テレビ

秋田県内3つの小選挙区で論戦が展開されている衆議院議員選挙は、後半戦に入った。FNNは世論調査で中盤の情勢を探った。21日は秋田1区を見ていく。

秋田1区には、立憲民主党の前職・寺田学氏、日本維新の会の新人・松浦大悟氏、自民党の前職・冨樫博之氏、共産党の新人・鈴木知氏の4人が立候補している。

FNNは20日までの2日間に、電話とオンラインによる情勢調査を実施し、全国の有権者約14万人が回答した。

秋田1区は、立憲民主党の寺田氏と自民党の冨樫氏が横一線で激しく競り合っている。

維新の新人・松浦氏と共産党の新人・鈴木氏は支持の広がりが限定的だ。

一方で、約3割の有権者が投票先を「決めていない」もしくは「分からない」としていて、情勢は変わる可能性がある。

秋田テレビ

2641OS5:2024/10/22(火) 01:36:07
>>2631-2632
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb75decba2685ed7736c2ea0282e9bccea5fc3f6
衆院選後も混乱不可避 自公過半数割れの可能性、連立拡大模索か 産経・FNN終盤調査
10/21(月) 20:22配信

産経新聞
自公党首会談で連立政権合意書を交わす自民党の石破茂総裁(右)と公明党の石井啓一代表=9月30日午後、国会内(春名中撮影)

産経新聞社とFNNが合同で実施した衆院選の情勢調査では「自公過半数割れ」となる可能性があり、その場合、連立政権の再編を含む政界の混乱は避けられない。石破茂首相(自民党総裁)が政権維持を図り、新たな政党の連立参加や閣外協力を模索する展開になりそうだ。


派閥パーティー収入不記載事件への反発はやまず、首相は議席減を覚悟の上で衆院解散に踏み切ったが、自公過半数割れなら想定を超える。

「厳しい情勢だ。日本維新の会や立憲民主党はどんな政権を作ろうとしているのか。外交・安全保障、社会保障、農業政策が全然わからない」

首相は21日、大阪府寝屋川市での街頭演説でこう語り「日本国の独立性を必ず守っていけるのは自民と公明党の連立政権しかない」と訴えた。

自公過半数割れの場合も、政権交代が起きる公算が大きいわけではない。立民単独では過半数に遠く及ばず、衆院選後の特別国会の首相指名選挙で野党が一致して立民の野田佳彦代表に投票するとも考えにくい。維新は立民との違いを鮮明にし、共産党は142の小選挙区で競合した。

とはいえ自公政権が続いても、衆院で過半数割れでは行き詰まる。自民の森山裕幹事長は20日のNHK番組で、連立の枠組み拡大に言及した。

「過半数割れしようとしまいと、同じ政策をもって国の発展を図ろうという政党とは前向きに協議していくべきだ」

特定の政党を念頭に置いてはいないとも説明した。党内では、新たな連立パートナーとして憲法改正などで方向性が近い維新や国民民主党がささやかれている。ただ、両党は自民の政治改革の姿勢に批判的で、連立協議は難航しそうだ。

首相自身が掲げた「自公で過半数」の勝敗ラインが未達成となれば、自民党内では首相の責任論が強まるとみられる。特に多くの前職が非公認や比例重複立候補禁止に処された旧安倍派は反感を募らせている。

情勢調査では小選挙区で劣勢の旧安倍派候補が目立った。衆院50人以上だった旧安倍派の勢力減少は避けられない。党幹部の一人は「『石破おろし』は起きない」との見方を示したが、公明内から重視する来年夏の参院選と東京都議選前の首相交代論が出る可能性もある。(田中一世)


https://news.yahoo.co.jp/articles/f16c058ecb2947d2345a617e5ee924f1971a056e
立民・国民、大きく躍進も 政権批判票取り込む 共闘不発の影響は限定的 衆院選終盤情勢
10/21(月) 20:28配信

産経新聞
立憲民主党の野田佳彦代表(左、鴨志田拓海撮影)と国民民主党の玉木雄一郎代表(柿平博文撮影)

産経・FNNの衆院選情勢調査では、立憲民主党と国民民主党が大幅に議席を積み増し、小選挙区に多数の候補者を立てた共産党も伸ばしそうだ。一方、日本維新の会は現有議席の維持が難しく失速気味だ。


選挙戦で立民は、自民党の「政治とカネ」の問題に照準を絞り、政権批判票の掘り起こしに努めてきた。立民幹部は「全国の小選挙区を回ると、『自民を懲らしめたい』という有権者が実に多い。政権交代すると感じるぐらいの反応だ」と上機嫌に話す。

実際、終盤情勢を見ると、過去に自民と競り合っていた小選挙区での立民優勢が目立つ。立民と共産は142の小選挙区でぶつかるが、立民は順調に政権批判票を取り込んでおり、乱立の影響は限定的なようだ。

国民民主も大きく伸ばす見通しだ。国民民主幹部は「演説会場に多くの人が足を運んでくれる」と語る。選挙戦では「手取りを増やす。」のキャッチフレーズを前面に打ち出したが、狙い通り若年層や現役世代の取り込みに成功しつつある。支援する労組幹部は「想定以上の伸びかもしれない」と胸を膨らませる。

維新は2025年大阪・関西万博のコスト増問題などが響き、関西圏外で苦戦。立民や共産などは10年ぶりに政党同士の包括的な選挙協力なしで激突する。与党と主要野党の一騎打ちの小選挙区は52のみで、各党の地力の差が選挙結果にも表れそうだ。(千田恒弥)

2642OS5:2024/10/22(火) 01:36:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/902ac1023d0d0f6c53ad7c0ac54f2be3abff9338
「自民王国」滋賀 区割り変更で混沌 維新は“くら替え”で初議席目指す 裏切り許さないと立憲(滋賀2区)【衆院選2024】
10/21(月) 20:17配信


FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

27日に投開票が迫る総選挙。自民王国が続く滋賀でも「政治とカネ」の逆風が。

滋賀2区では、元立憲の前衆議院議員が維新公認で立候補するなど混沌としている。

【写真】滋賀の選挙区はこう変わった



面積の6分の1を琵琶湖が占める「湖国」滋賀県。

過去4回の総選挙で、全ての小選挙区を自民党が制してきた、まさに「自民王国」だが…

■自民・上野賢一郎さん「政策活動費」の廃止訴える
自民党・上野賢一郎候補:自民党を取り巻くさまざまな不祥事、政治資金の不記載の問題がございました。自民党の一員として深くお詫びを申し上げたいと思います。

謝罪の言葉で選挙戦をスタートさせた、自民党の上野賢一郎さん(59)。

これまで2区では5回の当選を重ねてきた。

自民党・上野賢一郎候補:今問題になっている政策活動費は、きっぱりと廃止するべき。自民党が与党として主導できるように私は党の中から声を出していきたい。

自らが政治改革を進めていくと訴え、返す刀で、5期16年の実績とともに、経済対策を訴えている。

自民党・上野賢一郎候補:賃金がなかなか上がらない、コストカット型経済の中で、給料が上がらない状況が続いてきました。私はそのために予算や税制をフルに活用して皆さんの賃上げを応援していく。そういった政策を強力に進めていきたい。

■滋賀2区は小選挙区が4つから3つに減った影響を大きく受ける
こう訴える上野さんですが、今回、逆風だけではない、別の危機感も抱えながら選挙戦を進めている。

滋賀県では、小選挙区の区割りで4つあった選挙区が3つに減り、滋賀2区は大きな選挙区になった。

旧4区の大部分と一緒になったことで、上野さんは初めて維新の候補と戦うことになったのだ。

■維新・徳永久志さんは立憲から「くら替え」で立候補
日本維新の会・徳永久志候補:政治家自らが自らの襟を正す。私は政治改革とは政治家改革に他ならないと思っております」

参議院議員1期、衆議院議員1期を務めた徳永久志さん。

今回、日本維新の会に「くら替え」しての出馬だ。

前回衆院選は、立憲民主党で滋賀4区から立候補し、比例復活を果たしていたが、去年「教育無償化を実現する会」を立ち上げ。

衆院解散の翌日に、維新入りしたのだ。

日本維新の会・徳永久志候補:『これでやっと応援できるわ』と言って下さる方もおられるので、うれしいですよね。

これまで滋賀には維新の衆議院議員はいない。

初の小選挙区勝利を目指す徳永さん。

一貫して「教育無償化」を訴えている。

日本維新の会・徳永久志候補:大学に行きたいけれども家庭の環境ではいけないといって断念するお子さんがたくさんいます。人の力をより高める、人材の力を高めることにスポットライトを当てる、政治の光を当てることをぜひやりたい」

同じく維新入りした元知事の嘉田由紀子参議院議員も滋賀での活動を後押し。

今度こそ、滋賀から維新の衆議院議員誕生を目指している。

2643OS5:2024/10/22(火) 01:36:59
■立憲からは米原市長4期務めた平尾道雄さんが地方創生など訴える
その一方で…。

立憲民主党 辻元清美代表代行:維新はあきませんよ。皆さん。

有権者:そうだ!

立憲民主党 辻元清美代表代行:そんなところ(維新)に走る人が滋賀にもいてるというて、びっくりしました。なんか人気のある方にすりよって、自分の議席を得たい 自分が比例復活を維新だったらできるんちゃうかとか。そんな人たちに負けるわけにはいかない。

『裏切り者、許すまじ』。

舌鋒鋭く批判するのは、おなじみ、辻元清美さん。

立憲は徳永さんの離党を認めず、除名処分に。

前米原市長の平尾道雄さんを擁立し、強力にバックアップする。

米原市長を4期・およそ16年務める間に、伊吹山で発生した大規模な土砂崩れがあり、その原因となった地球温暖化への対策や地方創生などを訴えかける。

さらに…

立憲民主党・平尾道雄候補:この裏金脱税問題を含めて、今の政権・政治に対してきわめて不信。私は4期16年、地方自治、民主主義の中で行政を進めてきた立場から言うと、政治も行政も基本は、有権者や住民と国民との間の信頼関係じゃないですか。

区割りがもたらした構図の変化。 湖国の有権者たちはどう選択するのか。

(関西テレビ「newsランナー」 2024年10月21日放送)

関西テレビ

2644OS5:2024/10/22(火) 01:37:51

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100733&g=elc
都道府県別情勢 北海道【24衆院選】
2024年10月21日16時16分配信
 ◇5区、池田と和田が激戦
 1区は立民前職道下が自民新人加藤をわずかにリード。2区は立民前職松木がやや先行し、自民前職高橋が追う展開。3区は立民荒井と自民高木、4区は立民大築と自民中村の前職同士が拮抗(きっこう)する。4区は新区割りで編入された石狩市票の行方がカギを握る。
 5区は立民元職池田が自民前職和田と激戦を演じる。裏金事件で比例重複立候補が認められなかった和田は、千歳市のラピダス工場を軸とした経済活性化を訴え支持固めに懸命。6区は自民前職東と立民新人の元旭川市長・西川が競り合う。
 与野党一騎打ちの7区は、自民前職鈴木が高い知名度で立民新人篠田をリード。8区は優位に立つ立民前職逢坂を自民新人向山が追う。9区は立民前職山岡が自民新人松下を引き離し安定した戦い。
 10区は、立民前職神谷を自民の支援も受ける公明前職稲津が猛追。11区は立民前職石川と自民前職中川が競る。12区は自民前職武部を立民新人川原田が追い上げる。共産は9選挙区、維新は3選挙区に擁立したがいずれも厳しい。


 ▽1区(5人)
小林悟  60☆医師    維新 
道下大樹 48☆元道議   立前(2)
田中義人 52☆元倶知安町議参新 
千葉尚子 44 元札幌市議 共新 
加藤貴弘 41☆元道議   自新 
             推(公)

 ▽2区(4人)
山崎泉  51☆元道議   維新 
宮内史織 32☆党道常任委員共新 
松木謙公 65☆元農水政務官立前(6)
高橋祐介 44☆元議員秘書 自前(1)
             推(公)

 ▽3区(5人)
増田健治 70 薬剤師   無新 
荒井優  49☆党副幹事長 立前(1)
鳥越良孝 68☆元道議   維新 
伊藤理智子63 元札幌市議 共新 
高木宏寿 64☆復興副大臣 自前(3)
            推(公)

 ▽4区(4人)
佐々木明美63 元札幌市議 共新 
中村裕之 63☆元農水副大臣自前(4)
             推(公)
大築紅葉 41☆党国対補佐 立前(1)
斎藤佳代 41 元静岡市議 無新 

 ▽5区(3人)
和田義明 53 元内閣副大臣自前(3)  ■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
池田真紀 52☆社会福祉士 立元(1)  ■>>2396 比例名簿1位
鈴木龍次 64 党道委員  共新 

 ▽6区(3人)
荻生和敏 74 党地区副委長共新 
西川将人 55☆元旭川市長 立新 
東国幹  56☆元道議   自前(1)
             推(公)

 ▽7区(2人)
篠田奈保子52☆弁護士   立新    ■>>2396 比例名簿1位
鈴木貴子 38☆元外務副大臣自前(4)
             推(公)

 ▽8区(3人)
逢坂誠二 65 元党代表代行立前(5)  ■>>2396 重複辞退
本間勝美 56 元函館市議 共新 
向山淳  40☆元商社員  自新 
             推(公)

 ▽9区(3人)
立野広志 67 元洞爺湖町議共新 
松下英樹 34☆会社役員  自新 
             推(公)
山岡達丸 45☆党総務局長 立前(3)

 ▽10区(2人)
神谷裕  56☆元議員秘書 立前(2)
稲津久  66 元厚労副大臣公前(5)  ■重複なし(公明)
             推(自)

 ▽11区(3人)
石川香織 40☆党副幹事長 立前(2)
中川郁子 65☆元農水政務官自前(3)
             推(公)
佐藤耕平 48 元中札内村議共新 

 ▽12区(2人)
武部新  54☆文科副大臣 自前(4)
             推(公)
川原田英世41☆元網走市議 立新

2645OS5:2024/10/22(火) 01:38:08

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100753&g=elc
都道府県別情勢 東北(1)【24衆院選】
2024年10月21日16時39分配信

 ◇全区で伯仲=青森
 1区は、自民前職津島と立民元職升田が横一線の戦いを繰り広げる。津島は前回コスタリカ方式で比例代表に回り、小選挙区は7年ぶり。2区は自民前職神田と、立民県連が「公認並み」で支える無所属新人松尾が接戦。神田は地盤を引き継いだ大島理森・元衆院議長から全面支援を受ける。国民新人金浜は連合の推薦を得たが厳しい。3区は立民新人岡田と自民前職木村が伯仲。木村は派閥裏金事件の当事者として逆風に苦しむ中、強固な地盤を生かした組織戦を展開する。

 ▽青森1区(3人)
津島淳  58☆元法務副大臣自前(4)
             推(公)
升田世喜男67☆元県議   立元(1)
斎藤美緒 44 党地区委員長共新 

 ▽青森2区(4人)
金浜亨  36☆元教員   国新 
神田潤一 54☆内閣府政務官自前(1)
             推(公)
久保将  70 元八戸市議 共新 
松尾和彦 61 元三戸町長 無新 ■立憲民主党系>>2026

 ▽青森3区(4人) ■保守分裂
木村次郎 56 元防衛政務官自前(2)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
岡田華子 44☆弁護士   立新 
其田寿一 38 元議員秘書 無新 
長坂淳也 48☆コンビニ店長維新 


 ◇3区、小沢やや先行=岩手
 1区は、7選を目指す立民前職階が労組など支持基盤を固め、自民米内、共産吉田の2新人に対し優位な戦い。2区は自民前職で党総務会長の鈴木が財務相経験などの実績を掲げリード。立民新人中村が政治改革を訴え懸命に追う。3区は前回初めて小選挙区で敗れ、19選に向け雪辱を期す立民前職小沢がやや先行。裏金事件で比例重複立候補がかなわなかった自民前職藤原が背水の陣で巻き返しを狙うが、「政治とカネ」を巡る自民議員の不祥事に伴う参院岩手選挙区補欠選挙も影を落とす。

 ▽岩手1区(3人)
米内紘正 37☆元県議   自新 
             推(公)
階猛   58☆元総務政務官立前(6) ■県連に籍なし
吉田恭子 43☆党県副委員長共新 

 ▽岩手2区(2人)
鈴木俊一 71 党総務会長 自前(10)■重複なし(自民執行部)
             推(公)
中村起子 59☆会社役員  立新 

 ▽岩手3区(2人)
藤原崇  41 元党青年局長自前(4)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
小沢一郎 82☆党選対役員 立前(18)


 ◇4区で閣僚経験者接戦=宮城
 1区は小選挙区での初勝利を狙う立民前職岡本が自民派閥裏金事件への批判を強め、わずかにリードする。自民前職土井は公明との連携など組織戦を徹底し、激しく追い上げる。維新新人高橋は知名度向上に懸命だ。
 2区の自民前職秋葉は政治資金問題で復興相を更迭されたことなどが響き、立民前職鎌田に一歩後れを取る。3区は地元民放アナウンサーだった立民新人柳沢と、裏金事件で戒告処分を受けた自民前職西村が激しく競り合う。
 4区は県内の小選挙区1減に伴い閣僚経験者同士の初対決となった。立民前職安住と自民前職伊藤が互いの地盤への浸透を競い、デッドヒートを繰り広げる。5区は石破政権で政調会長に就いた自民前職小野寺が維新新人境らを相手に安定した戦いを進める。

 ▽宮城1区(3人)
岡本章子 60☆元仙台市議 立前(2)
高橋浩司 61☆元鎌倉市議 維新 
土井亨  66☆元復興副大臣自前(5)
             推(公)

 ▽宮城2区(3人)
早坂敦  53☆元仙台市議 維前(1)
鎌田さゆり59☆元県議   立前(3)
秋葉賢也 62☆元復興相  自前(7)
             推(公)

 ▽宮城3区(2人)
西村明宏 64 元環境相  自前(6)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
柳沢剛  61☆元民放アナ 立新 
■水戸由美(維新)出馬断念

 ▽宮城4区(4人)
伊藤信太郎71☆元環境相  自前(7)
             推(公)
大林正英 60☆元釜石市議 れ新 
佐藤雄一 45☆元石巻市議 維新 
安住淳  62☆元党国対委長立前(9)

 ▽宮城5区(3人)
中嶋廉  71 元県議   共新 
小野寺五典64 党政調会長 自前(8)■重複なし(自民執行部)
             推(公)
境恒春  45☆元県議   維新

2646OS5:2024/10/22(火) 01:38:23
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100754&g=elc
都道府県別情勢 東北(2)【24衆院選】
2024年10月21日16時39分配信
 ◇3選挙区とも横一線=秋田
 1区は自民前職冨樫と立民前職寺田が共に譲らぬ激戦を展開し、維新新人松浦が追う。石破茂首相との近さをアピールする冨樫に対し、寺田は「政治とカネ」問題に照準を合わせ自民批判票の掘り起こしを図る。2区の立民前職緑川と自民新人福原も接戦。運動量と知名度で勝る緑川に福原は組織戦で対抗するが、市長を務めた大館市以外への浸透が課題。3区は自民前職御法川と国民元職村岡が横一線。御法川は票田だった農業団体の離反を警戒し、農業政策への言及を強める。

 ▽秋田1区(4人)
寺田学  48☆元首相補佐官立前(6) 
松浦大悟 55☆元参院議員 維新  ■07参院選当選(野党系無所属)⇨希望⇨維新
冨樫博之 69☆元復興副大臣自前(4)
             推(公)
鈴木知  47 元秋田市議 共新 

 ▽秋田2区(3人)
福原淳嗣 56☆元大館市長 自新 
             推(公)
緑川貴士 39☆党県代表  立前(2)
山内梅良 76 元県議   共新 
 ■金田勝年は引退

 ▽秋田3区(4人)
藤田和久 75 元大仙市議 共新 
小川幾代 39☆元市議   立新 
村岡敏英 64☆元議員秘書 国元(2)
御法川信英60☆元国交副大臣自前(6)■>>2007入閣辞退
             推(公)


 ◇3区で加藤リード=山形
 全3区で自民がリード。1区はベテランの前職遠藤が地元首長らと連携して組織票を固め盤石。立民新人原田が追うが、共産と一本化できなかったことが響く。2区は国民、共産、れいわの各党新人が乱立。自民前職鈴木は農林水産副大臣として大雨災害の復旧対応などをアピールし、抜け出した。国民新人菊池が党幹部らの応援を受け追走する。3区は自民前職加藤が閣僚経験や強固な地盤を生かし先行。立民新人石黒は政権批判を展開する。共産新人山田は厳しい戦い。
 ▽山形1区(3人)
原田和広 51☆元県議   立新 
三井寺修 44 党県委員  共新 
遠藤利明 74 元党総務会長自前(9)■重複なし(自民73歳定年制)
             推(公)

 ▽山形2区(4人)
鈴木憲和 42☆農水副大臣 自前(4)
             推(公)
岩本康嗣 59 党地区委員長共新 
二藤部冬馬42☆元大石田町議れ新 
菊池大二郎42☆元県議   国新 

 ▽山形3区(3人)
石黒覚  68☆元県議   立新 
山田守  62 元鶴岡市議 共新 
加藤鮎子 45☆元こども相 自前(3)
             推(公)


 ◇3区で小熊優位=福島
 1区は野党共闘が成立し先行する立民前職金子を自民前職亀岡が追う。比例重複立候補が認められなかった亀岡は「10増10減」で新たに加わった旧2区の組織票で巻き返しを図る。2区は知名度に勝る立民前職玄葉が一歩リード。父の地盤を継いだ自民新人根本は世代交代を訴え追走する。3区は立民前職小熊が優位。自民前職菅家の出馬断念を受け急きょ無所属で出馬した前職上杉は、強みの県南地域を足掛かりに支持拡大を急ぐ。4区は立民新人斎藤、自民新人坂本が競る。

 ▽福島1区(2人)
亀岡偉民 69 元復興副大臣自前(5)
             推(公)
金子恵美 59☆元復興政務官立前(3)

 ▽福島2区(3人)
丸本由美子62 元須賀川市議共新 
玄葉光一郎60☆元外相   立前(10)
根本拓  38☆弁護士   自新 
             推(公)
■根本匠は引退

 ▽福島3区(3人)
小熊慎司 56☆党県代表  立前(4)
唐橋則男 63 党県委員  共新 
上杉謙太郎49 元外務政務官無前(2)旧福島3区⇨菅家出馬断念で変わりに出馬 ■公明推薦なし
■ 出馬断念 菅家一郎 69 無 前《4》(元)復興副大臣 

 ▽福島4区(3人)
斎藤裕喜 45☆会社役員  立新 
熊谷智  44 党地区委員長共新 
坂本竜太郎44☆元県議   自新 
             推(公)
■吉野正芳は引退

2647OS5:2024/10/22(火) 01:38:35
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100788&g=elc
都道府県別情勢 北関東(1)【24衆院選】
2024年10月21日17時06分配信
 ◇7区、永岡と中村譲らず=茨城
 1区は共に前職の無所属福島と自民田所が競り合う。福島は街頭演説などで無党派層の獲得を図る。田所は区割り変更で新たに加わった地域での浸透に注力。2区は自民前職額賀が優位に立つ。3区は自民前職葉梨と立民新人梶岡がしのぎを削る。葉梨は法相を事実上更迭されて以降、車座対話を重ねた。梶岡は無党派の掘り起こしを狙う。
 4区は自民前職梶山が安定した戦い。5区は国民浅野と自民石川の前職同士が伯仲。6区は自民前職国光と立民前職青山が競る。7区は自民前職永岡と無所属新人中村による一騎打ちで接戦。永岡は首長らの支援を取り付け、子育てなど「生活者」としての経験をアピール。中村は前回小選挙区で惜敗した父の喜四郎元建設相の後援会を引き継ぎ、バイクで選挙区内を回って演説を繰り返す。


 ▽茨城1区(4人)
田所嘉徳 70☆元法務副大臣自前(4)
             推(公)
武藤優子 60☆元議員秘書 維新 
高橋誠一郎29☆党県常任委員共新 
福島伸享 54 元経産省職員無前(3)■有志の会

 ▽茨城2区(4人)
川井宏子 59 元鹿嶋市議 共新 
今村敏昭 67☆元千葉市議 維新 
額賀福志郎80 元衆院議長 自前(13)■重複なし(自民73歳定年制)
             推(公)
大高伸一 57 元県議   無新 ■元自民県議>>1362

 ▽茨城3区(5人)
梶岡博樹 47☆元県議   立新 
加川裕美 60 元牛久市議 れ新 
葉梨康弘 65☆元法相   自前(6)
             推(公)
橋口奈保 47☆元練馬区議 維新 
大内久美子75 元県議   共新 

 ▽茨城4区(3人)
吉田翔  27 党地区職員 共新 
梶山弘志 69☆元経産相  自前(8)
             推(公)
武藤博光 62☆元那珂市議 維新 

 ▽茨城5区(3人)
千葉達夫 42 元日立市議 共新 
浅野哲  42☆党国対代理 国前(2)
石川昭政 52☆内閣府副大臣自前(4)  ■公明推薦なし(日立労組?)

 ▽茨城6区(3人)
青山大人 45☆党副幹事長 立前(2)
間宮美知子77 元市議   共新 
国光文乃 45☆元総務政務官自前(2)
             推(公)

 ▽茨城7区(2人)
中村勇太 38 元県議   無新 ■野党系無所属>>2051 ■中村喜四郎引退
永岡桂子 70☆元文科相  自前(6)
             推(公)

2648OS5:2024/10/22(火) 01:39:24
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100789&g=elc
都道府県別情勢 北関東(2)【24衆院選】
2024年10月21日17時06分配信
 ◇船田、茂木が安定=栃木
 1区は自民前職船田が企業・団体の組織票をまとめ安定した戦い。追う立民新人板津はSNSなどで無党派に支持を訴え、維新元職柏倉は保守層の取り込みを狙う。2区は立民前職福田と自民前職五十嵐が互角の戦い。福田は「昭夫党」と呼ばれる市長、県知事時代からの後援会を軸に選挙戦を展開。五十嵐は業界団体の支持固めを図る。
 3区は自民前職簗、無所属新人渡辺、立民新人伊賀が三つどもえの戦い。裏金問題を抱える簗に対し、伊賀は街頭演説で批判を強める。渡辺はSNSで若い有権者への訴えに力を入れる。4区は立民藤岡と自民佐藤の前職同士が激しく争う。藤岡は街頭演説やユーチューブでの発信に注力。佐藤は業界団体から支援を受ける。5区は自民前職茂木が他候補を引き離す。


 ▽栃木1区(4人)
柏倉祐司 55☆医師    維元(1)12年衆院選みんな比例復活⇨民主⇨希望
板津由華 36☆会社役員  立新 
船田元  70☆元経企庁長官自前(13)
             推(公)

 ▽栃木2区(2人)
福田昭夫 76☆元総務政務官立前(6)
五十嵐清 54☆元県会議長 自前(1)
             推(公)

 ▽栃木3区(3人)
簗和生  45 元文科副大臣自前(4)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
渡辺真太朗31 元銀行員  無新 
伊賀央  60☆元豊岡市議 立新 

 ▽栃木4区(3人)
佐藤勉  72☆元党総務会長自前(9)
             推(公)
川上均  68 元栃木市議 共新 
藤岡隆雄 47☆元議員秘書 立前(1)

 ▽栃木5区(4人)
谷古宇勘司73☆元埼玉県議 維新 
茂木敏充 69☆元党幹事長 自前(10)
             推(公)
岡村恵子 71 元佐野市議 共新 
亀山陽三 63 元教員   無新 


 ◇中曽根が盤石=群馬
 派閥裏金事件に伴う逆風の中、自民が5選挙区中4選挙区で先行し、保守王国の地力を見せる。1区は自民前職中曽根が盤石な後援会組織を武器に一歩リード。立民白井、共産店橋の新人2人が巻き返しを図る。2区は自民前職井野が無所属元職石関と共産新人高橋を引き離す。
 一騎打ちの構図となった3区では自民前職笹川と立民元職長谷川が接戦を繰り広げる。笹川は支援団体の組織固めに注力。長谷川はSNSで若者にアピールし、前回の雪辱を期す。
 4区は自民前職福田が「裏金候補」批判をはね返し、抜群の知名度を生かして優勢。公示直前に出馬を表明した立民新人山田は苦しい戦いだ。5区は自民前職小渕が維新新人中島らを相手に安定した戦いを続ける。

 ▽群馬1区(3人)
店橋世津子63 元前橋市議 共新 
中曽根康隆42☆元防衛政務官自前(2)
            推(公)
白井桂子 62☆看護師   立新 

 ▽群馬2区(3人)
石関貴史 52 元衆委員長 無元(4)■民主⇨維新⇨民進⇨希望
高橋保  67 元教員   共新 
井野俊郎 44☆元防衛副大臣自前(4)
             推(公)

 ▽群馬3区(2人)
笹川博義 58☆元環境副大臣自前(4)
             推(公)
長谷川嘉一71☆元県議   立元(1)

 ▽群馬4区(3人)
山田博規 65☆医師    立新 
萩原貞夫 75 元教員   共新 
福田達夫 57 元党総務会長自前(4)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)

 ▽群馬5区(3人)
伊藤達也 41 党県書記長 共新 
小渕優子 50☆元経産相  自前(8)
             推(公)
中島由美子65☆元榛東村議 維新

2649OS5:2024/10/22(火) 01:39:51
埼玉の後半が見当たらない
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100790&g=elc

都道府県別情勢 北関東(3)【24衆院選】
2024年10月21日17時06分配信
 ◇6区、大島が中根引き離す=埼玉
 1区は自民前職村井と立民元職武正が横一線。2区は自民前職新藤が先行する。3区は組織票をまとめた自民前職黄川田、街頭演説中心の運動を展開する立民新人竹内の争い。4区は自民前職穂坂がリードする。5、6、7区は前職同士の争い。5区は立民元代表の枝野を、法相の自民牧原が激しく追う。6区は立民大島が、裏金問題で公認を得られなかった無所属中根を引き離す。7区は自民中野と立民小宮山が接戦。
 8区は自民前職柴山を立民新人市来が懸命に追い、9区は自民前職大塚と立民新人杉村の激戦。10区は無党派層への訴えを強める立民前職坂本と自民前職山口が競り合う。
 11区は自民前職小泉が盤石。12区は立民森田、自民野中の前職同士が激しく競る。13区は自民非公認となった無所属前職三ツ林が公明の推薦を受け、政権批判票を取り込む国民新人橋本とデッドヒート。14区は公明代表の前職石井と浮動票に狙いを定める国民前職鈴木、15区は自民前職田中と立民元職高木がしのぎを削る。16区は自民前職土屋が立民新人三角をややリードする。


 ▽埼玉1区(5人)
矢野由紀子60 元川口市議 共新 
村井英樹 44☆元官房副長官自前(4)
             推(公)
武正公一 63☆元財務副大臣立元(6)
浅野目義英66☆元県議   維新 
三上恭平 42 会社役員  み新 

 ▽埼玉2区(5人)
奥田智子 55 元県議   共新 
高橋英明 61☆元川口市議 維前(1)
新藤義孝 66☆元経済再生相自前(8)
             推(公)
津村大作 50 会社役員  諸新 
松浦玄嗣 52☆歯科医   立新 

 ▽埼玉3区(4人)
馬場浩  67 元会社員  共新 
石川隆美 59☆元行田副市長維新 
竹内千春 56☆弁護士   立新 
黄川田仁志54☆元内閣副大臣自前(4)
             推(公)

 ▽埼玉4区(4人)
穂坂泰  50☆外務政務官 自前(2)
             推(公)
岸田光広 57☆元尼崎市議 国新 
渡辺泰之 51☆元高槻副市長維新 
工藤薫  74 元新座市議 共新 

 ▽埼玉5区(4人)
牧原秀樹 53☆法相    自前(5)
             推(公)
辻村千尋 56 元NGO職員れ新 
枝野幸男 60☆元党代表  立前(10)
山本悠子 72 元教員   共新 

 ▽埼玉6区(4人)
細谷美恵子64☆元行田市議 維新 
中根一幸 55 元外務副大臣無前(5)■非公認(不記載) ■■公明推薦なし
大島敦  67☆元総務副大臣立前(8)
秋山もえ 48 元県議   共新 

 ▽埼玉7区(4人)
佐藤一馬 33 党地区副委長共新 
中野英幸 63☆法務政務官 自前(1)
             推(公)
小宮山泰子59☆元衆農水委長立前(7)
伊勢田享子47☆元会社員  維新 

 ▽埼玉8区(4人)
市野一馬 40☆行政書士  維新 
平井明美 80 元所沢市議 共新 
柴山昌彦 58 元文科相  自前(7)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
市来伴子 47☆元杉並区議 立新 

 ▽埼玉9区(4人)
大塚拓  51 元財務副大臣自前(5)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
杉村慎治 48☆元議員秘書 立新 
猪股嘉直 70 元狭山市議 共新 
近藤秀将 46☆行政書士  維新 

 ▽埼玉10区(2人)
坂本祐之輔69☆元東松山市長立前(3)
山口晋  41☆元議員秘書 自前(1)
             推(公)
■出馬取り下げ>>2466石塚節子  79 共 新 (元)鶴ヶ島市議

 ▽埼玉11区(3人)
柿沼遥輝 41 党地区副委長共新 
島田誠  66☆元寄居町長 立新 
小泉龍司 72☆元法相   自前(7)
             推(公)

2650OS5:2024/10/22(火) 01:40:44
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100813&g=elc
都道府県別情勢 南関東(2)上【24衆院選】
2024年10月21日17時26分配信
 ◇3区、松野と岡島競る=千葉
 1区は前職同士の戦いで、立民田嶋と自民門山が接戦。2区は自民前職小林が、総裁選出馬で知名度を高め盤石。3区は自民前職松野と立民元職岡島が競る。松野は派閥裏金事件を受け、比例代表名簿への登載が見送られた。
 4区は立民新人水沼と自民元職木村が激戦。5区は野党が乱立し、自民前職英利と立民新人矢崎が激しく争う。6区は自民前職渡辺と立民新人安藤が互角の戦い。
 7区は自民前職斎藤が安定した戦い。8区は立民前職本庄が小差で先行し、自民新人松本が追う。公募の松本は知名度不足が課題。9区は立民前職奥野が自民新人田宮をリードする。
 10区は立民前職谷田川と自民新人小池が競り合う。谷田川は保守層への浸透を図る。小池は林幹雄・元経済産業相の引退表明を受けて擁立が決まり、支持拡大に懸命。11区は自民前職森が、12区は自民前職浜田がそれぞれ独走する。13区は自民前職松本と立民元職宮川がしのぎを削る。14区は立民前職で党代表の野田が安定した戦い。自民新人高橋は厳しい。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100814&g=elc
都道府県別情勢 南関東(2)下【24衆院選】
2024年10月21日17時27分配信
 ▽千葉1区(5人)
田嶋要  63☆元経産政務官立前(7)
渡部雅士 45 党地区支部長共新 
門山宏哲 60☆法務副大臣 自前(4)
             推(公)
依田和孝 50☆会社役員  維新 
上田敦広 41 介護支援員 参新 

 ▽千葉2区(2人)
白石ちよ 48 党地区副委長共新 
小林鷹之 49☆元経済安保相自前(4)
             推(公)

 ▽千葉3区(4人)
大薄裕也 36 弁護士   無新 
加藤和夫 75 元市原市議 共新 
岡島一正 66☆元予算委理事立元(3)
松野博一 62 元官房長官 自前(8)  ■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)

 ▽千葉4区(5人)
木村哲也 55☆元内閣政務官自元(1)
             推(公)
工藤聖子 45 会社役員  参新 
八鎌健太 29 党地区部員 共新 
水沼秀幸 34☆元保険会社員立新 
雨宮京子 57☆元証券会社員維新 

 ▽千葉5区(6人)
岸野智康 30☆元議員秘書 維新 
矢崎堅太郎57☆元県議   立新 
宮路純一 35 鉄道会社員 参新 
岡野純子 46☆元浦安市議 国新 
桜井雅人 51 元市川市議 共新 
英利アルフィヤ36☆元国連職員 自前(1)
             推(公)

 ▽千葉6区(6人)
渡辺博道 74 元復興相  自前(8)  ■重複なし(自民73歳定年制)
             推(公)
藤巻健太 41☆元議員秘書 維前(1)
原田慎太郎35 会社員   参新 
浦野真  35 党地区副委長共新 
安藤淳子 48☆元県議   立新 
原田義康 71☆党県幹事長 社新 

 ▽千葉7区(3人)
斎藤健  65☆元経産相  自前(5)
             推(公)
徳増記代子71 元流山市議 共新 
平戸航太 37☆会社員   国新 

 ▽千葉8区(5人)
石塚貞通 57☆司法書士  維新 
本庄知史 50☆元議員秘書 立前(1)
松本泉  42☆弁護士   自新 
             推(公)
宮本寛之 39 会社員   参新 
高橋敏  67 党地区委員長共新 
 ■桜田義孝は引退 桜田慎太郎市議は公募で選ばれず>>2189

 ▽千葉9区(4人)
田沼隆志 48☆元県議   維元(1)  ■12衆院選維新千葉1区比例復活⇨次世代⇨県議
田宮寿人 35☆元財務省職員自新 
             推(公)
奥野総一郎60☆党役員室長 立前(5)
山崎温之 72 党地区委員長共新 
 ■秋本真利  汚職事件で自民離党は出馬せず

 ▽千葉10区(5人)
椎名亮太 40 元銚子市議 参新 
仲幸子  69 元教員   共新 
今留尚人 59 医師    無新 
谷田川元 61☆元県議   立前(3)
小池正昭 58☆元県議   自新 
             推(公)
 ■林幹雄は引退(林幹人元県議は体調問題で公募せず>>1941

2651OS5:2024/10/22(火) 01:41:06
>>2650-2651


 ▽千葉11区(3人)
森英介  76 元法相   自前(11)  ■重複なし(自民73歳定年制)
             推(公)
椎名史明 67 党地区委員長共新 
多ケ谷亮 55☆党国対委員長れ前(1)

 ▽千葉12区(4人)
葛原茂  73 党地区委員長共新 
樋高剛  58☆元環境政務官立元(3)  ■神奈川7⇨神奈川18⇨千葉12 (自由党系)
浜田靖一 69☆元衆議運委長自前(10)
             推(公)
地引直輝 45☆公認会計士 維新 

 ▽千葉13区(4人)
柏崎末人 77 党地区委員 共新 
松本尚  62☆防衛政務官 自前(1)
             推(公)
宮川伸  54☆元会社役員 立元(1)
中谷めぐみ43 サロン経営 参新 
■清水聖士(維新)出馬断念

 ▽千葉14区(4人)
高橋恭介 50☆会社役員  自新 
             推(公)
ミサオ・レッドウルフ59☆デザイナー れ新 
野田佳彦 67 党代表   立前(9) ■重複辞退
坂井洋介 45 元船橋市議 共新

2652OS5:2024/10/22(火) 01:41:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100827&g=elc

都道府県別情勢 南関東(3)上【24衆院選】
2024年10月21日17時34分配信
 ◇20区、甘利抜け出せず=神奈川
 小選挙区が2増となった。1区は自民元職松本と立民前職篠原が競り合う。2区は元首相の自民菅が安定した戦い。3区は自民前職中西と立民新人中村が接戦を演じる。
 4区は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を引きずる自民前職山本が立民前職早稲田に先行を許す。5区は自民坂井と立民山崎、6区は立民青柳と自民古川、7区は自民鈴木と立民中谷が拮抗(きっこう)する。いずれも前職同士の争いだ。
 8、9区で江田、笠の立民前職2人が一歩前に出る一方、10区は自民前職田中が頭一つ抜け出す。11区は自民前職小泉の独走状態。12区は立民前職阿部と自民前職星野、13区は立民前職太と自民新人丸田、14区は自民前職赤間と立民新人長友が横一線でせめぎ合う。
 15区は自民前職河野が安定。16区は立民前職後藤と自民前職義家、17区は自民前職牧島と立民新人佐々木、18区は自民前職山際と立民新人宗野、19区は自民新人草間と立民新人佐藤が一進一退の攻防。20区は前回小選挙区で敗れた自民前職甘利が事実上国替えし、立民新人大塚と競る。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100828&g=elc
都道府県別情勢 南関東(3)中【24衆院選】
2024年10月21日17時34分配信
 ▽神奈川1区(5人)
浅川義治 56☆元横浜市議 維前(1)
松本純  74 元防災相  自元(7)  ■重複なし(自民73歳定年制)
             推(公)
蓮池幸雄 72 党県委員  共新 
伊東万美子53 会社役員  参新 
篠原豪  49☆元横浜市議 立前(3)

 ▽神奈川2区(5人)
並木まり子73 元湯河原町議共新 
三好諒  39☆元外務省職員れ新 
菅義偉  75 党副総裁  自前(9)  ■重複なし(自民73歳定年制)
             推(公)
平本幸次郎62 会社役員  参新 
柳家東三楼48☆落語家   立新 

 ▽神奈川3区(5人)
中村武人 49☆元県議   立新 
佐藤香  50☆元会社役員 維新 
横山征吾 53☆党県常任委員共新 
内田恵美子48 学習塾経営 参新 
中西健治 60☆元財務副大臣自前(1)
             推(公)

 ▽神奈川4区(4人)
早稲田夕季65☆元県議   立前(2)
山本朋広 49☆元防衛副大臣自前(5)  ■公明推薦なし(統一教会?)
加藤千華 26☆銀行員   維新 
津野照久 57 自営業   参新 

 ▽神奈川5区(4人)
久坂くにえ51☆元鎌倉市議 維新 
高宮美智子72 党地区委員 共新 
山崎誠  61☆元横浜市議 立前(3)
坂井学  59☆国家公安委長自前(5)
             推(公)

 ▽神奈川6区(4人)
古川直季 56☆元横浜市議 自前(1)
             推(公)
植木真理子74 党地区委員 共新 
塩坂源一郎61☆元県議   維新 
青柳陽一郎55☆党県代表  立前(4)

 ▽神奈川7区(4人)
鈴木馨祐 47☆元外務副大臣自前(5)
             推(公)
中谷一馬 41☆元県議   立前(2)
宗像富次郎63☆元県議   維新 
大野拓夫 56 元議員秘書 無新 

 ▽神奈川8区(3人)
飯田能生 62 元NHK記者共新 
江田憲司 68☆元党代表代行立前(7)
三谷英弘 48☆元文科政務官自前(3)
             推(公)

 ▽神奈川8区(3人)
飯田能生 62 元NHK記者共新 
江田憲司 68☆元党代表代行立前(7)
三谷英弘 48☆元文科政務官自前(3)
             推(公)

 ▽神奈川9区(4人)
赤石博子 63 元川崎市議 共新 
笠浩史  59☆党国対委員長立前(7)
吉田大成 54☆元県議   維新 
中山展宏 56☆元国交副大臣自前(4)
             推(公)

 ▽神奈川10区(4人)
片柳進  47 元川崎市議 共新 
田中和徳 75 元復興相  自前(9)  ■重複なし(自民73歳定年制)
             推(公)
鈴木光貴 42☆会社役員  立新 
金村龍那 45☆党副幹事長 維前(1)

2653OS5:2024/10/22(火) 01:41:41
>>2652-2653
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100829&g=elc
都道府県別情勢 南関東(3)下【24衆院選】
2024年10月21日17時34分配信
 ▽神奈川11区(3人)
為壮稔  71 党地区委員 共新 
初鹿野裕樹47 会社役員  参新 
小泉進次郎43 党選対委員長自前(5)  ■公明推薦なし■重複なし(自民執行部)

 ▽神奈川12区(5人)
加藤なを子66 元県議   共新 
水戸将史 62☆元参院議員 維元(1)  ■民主⇨維新(色々国替え)
阿部知子 76☆医師    立前(8)
星野剛士 61☆元内閣副大臣自前(4)
             推(公)
江岡貴宏 38☆会社員   参新 

 ▽神奈川13区(5人)
太栄志  47☆元議員秘書 立前(1)
京利英  44☆元議員秘書 維新 
丸田康一郎39☆元経産省職員自新 
             推(公)
早川宇多子67 党地区委員 共新 
石井匡  57 会社員   参新 

 ▽神奈川14区(5人)
先沖仁志 48 会社役員  参新 
長友克洋 53☆元県議   立新 
赤間二郎 56☆元総務副大臣自前(5)
             推(公)
中村圭  44 党県委員  共新 
熊坂崇徳 42☆元愛川町議 維新 

 ▽神奈川15区(4人)
藤田修一 58☆元銀行員  参新 
河野太郎 61☆元デジタル相自前(9)
             推(公)
佐々木克己69☆元教員   社新 
内海聡  49 医師    無新 

 ▽神奈川16区(5人)
後藤祐一 55☆党国対代理 立前(5) 
義家弘介 53 元法務副大臣自前(4)  ■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
山本瑞恵 57 党地区支部員共新 
伊左次美江63☆オペラ歌手 維新 
吉村勝男 69 元大工   無新 

 ▽神奈川17区(2人)
牧島かれん 47☆元デジタル相自前(4)
             推(公)
佐々木奈保美55☆元県議   立新 

 ▽神奈川18区(5人)
君嶋千佳子74 元県議   共新 
西岡義高 47☆元会社員  国新 
山際大志郎56☆元経済再生相自前(6)  ■公明推薦なし(統一教会?)
宗野創  31☆元銀行員  立新 
横田光弘 66☆元県議   維新 

 ▽神奈川19区(6人)
横関克弘 71 党地区委員 共新 
添田勝  46☆元県議   維新 
草間剛  42☆元横浜市議 自新 
             推(公)
深作ヘスス39☆元知事秘書 国新 
佐藤喬  42☆元財務省職員立新 
木吉小百合69 元教員   無新 

 ▽神奈川20区(3人)
甘利明  75 元党幹事長 自前(13)  ■重複なし(自民73歳定年制)
             推(公)
大塚小百合44☆社福法人理事立新 
金子洋一 62☆元参院議員 維新  ■09年参院選当選(民主党)⇨維新

2654OS5:2024/10/22(火) 01:41:51

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100802&g=elc
都道府県別情勢 南関東(1)【24衆院選】
2024年10月21日17時21分配信
 ◇自・立、1区で激しい戦い=山梨
 1区は立民中島と自民中谷の前職同士がしのぎを削る。中島は街頭演説で「政治とカネ」の問題を積極的に取り上げ政権批判を展開。SNSなども駆使し、無党派層の獲得を図る。中谷は自民、公明支持層を中心に基盤固めを進める。2区は強固な地盤を持つ自民前職堀内が安定した戦い。共産新人大久保は政権批判票の取り込みを目指す。立民は擁立を見送った。

 ▽山梨1区(4人)
早田記史 41 元市議   共新 
高田晃宏 50 自営業   参新 
中島克仁 57☆医師    立前(4)
中谷真一 48☆元経産副大臣自前(4)
             推(公)

 ▽山梨2区(2人)
堀内詔子 59☆元ワクチン相自前(4)
             推(公)
大久保令子74 党県常任委員共新

2655OS5:2024/10/22(火) 01:42:51
>>2655-2657

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100835&g=elc
都道府県別情勢 東京(1)【24衆院選】
2024年10月21日17時39分配信
 ◇24区、萩生田・有田しのぎ
 自民派閥の裏金事件に関係する候補6人のうち5人が野党と激しい争いを展開する。1区は立民前職海江田と自民前職山田が伯仲。7区は立民元職松尾と自民新人丸川が接戦だ。山田、丸川は比例重複を認められなかった。
 11区は立民元職阿久津と無所属前職下村が横一線。21区は立民前職大河原が無所属前職小田原をリードする。24区は無所属前職萩生田が立民新人有田としのぎを削る。17区は無所属前職平沢が逆風下でも盤石だ。これら無所属の4人は自民を非公認となった。
 この他、自民系と立民の接戦区は12。3区は自民前職石原と立民新人阿部の争い。5区は立民前職手塚と自民前職若宮が横一線。6区は立民前職落合がやや先行し、自民新人土屋が追う。9区は立民前職山岸と、自公推薦を得た無所属元職菅原が激戦。10区は自民前職鈴木隼人と立民前職鈴木庸介が競り合う。
 16区は自民新人大西と立民新人柴田が激突。18区では自民新人福田と、菅直人元首相の後継の立民新人松下が並走。19区は自民前職松本と立民前職末松がぶつかる。
 22区は立民元職山花と自民前職伊藤が、23区は立民前職伊藤と自民新人吉原が競る。28区は自民元職安藤と立民新人高松が僅差。30区は自民前職長島と立民新人五十嵐が拮抗(きっこう)する。
 29区は公明前職岡本が立民元職木村とデッドヒート。15区は三つどもえで、立民前職酒井、自民新人大空、元参院議員の無所属新人須藤が並ぶ。
 2、4、12、13、14、20、25区は自民が優位に戦う。8、27区は立民が優勢。26区は立民を離党した無所属前職松原が抜け出す勢い。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100853&g=elc
都道府県別情勢 東京(2)【24衆院選】
2024年10月21日17時51分配信
 ▽1区(9人)
新藤伸夫 75 政治団体代表諸新 
音喜多駿 41☆党政調会長 維新   ■参院から鞍替え
山田美樹 50 元環境副大臣自前(4)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
新垣宏  80 元会社役員 無新 
中野顕  60 党都委員  共新 
海江田万里75☆元衆院副議長立前(8)
桜井祥子 40 会社役員  参新 
佐藤沙織里35 公認会計士 無新 
高木寛史 40 アルバイト み新 

 ▽2区(5人)
細野真理 43 党都委員  共新 
最上佳則 48 会社役員  参新 
鳩山紀一郎48☆元大学講師 国新 
今村充  49☆医師    維新 
辻清人  45☆外務副大臣 自前(4)
             推(公)

 ▽3区(7人)
川口めぐみ51 行政書士  無新 
植木洋貴 42 元会社員  参新 
阿部祐美子60☆元都議   立新 
吉平敏孝 43☆元商社員  維新 
奥本有里 47☆元大田区議 国新 
香西克介 48 党都常任委員共新 
石原宏高 60☆元首相補佐官自前(5)
             推(公)

 ▽4区(5人)
井戸正枝 58☆元兵庫県議 国元(1) ■09衆院選兵庫1当選⇨宮城4⇨東京4⇨東京15
塩寺勇太 40 会社役員  参新 
平将明  57☆デジタル相 自前(6)
             推(公)
谷川智行 53☆医師    共新 
石川雅俊 44☆医師    維新 

 ▽5区(7人)
若宮健嗣 63☆元万博相  自前(5)
             推(公)
稲葉太郎 40☆会社役員  維新 
塗木洋平 42 自営業   参新 
手塚仁雄 58☆党幹事長代行立前(5)
林理麻  50 会社員   無新 
松本健太 44 会社経営  無新 
福井健太 48 ライター  無新 

 ▽6区(4人)
河村建一 48☆元議員秘書 維新 
落合貴之 45☆党副幹事長 立前(3)
土屋美和 47☆元都議   自新 
             推(公)
望月正謹 34☆元検察事務官参新 
■越智隆雄:「裏金」で出馬断念


 ▽7区(4人)
丸川珠代 53 元五輪相  自新  ■重複なし(自民不記載問題)■公明推薦なし■参院から鞍替え
石川友梨香28 会社員   参新 
松尾明弘 49☆弁護士   立元(1)
小野泰輔 50☆元熊本副知事維前(1)

 ▽8区(4人)
吉田晴美 52☆元法相秘書官立前(1)
大森紀明 53 会社役員  参新 
門寛子  44☆元経産省職員自新 
             推(公)
南北ちとせ48☆元坂井市議 維新

2656OS5:2024/10/22(火) 01:43:11

>>2655-2657

 ▽9区(4人)
山岸一生 43☆元新聞記者 立前(1)
菅原一秀 62 元経産相  無元(6)■>>2276復党
           推(自・公)
大河内茂太53☆元宝塚市議 維新 
大津綾香 31☆党首    み新
 ■今村洋史  62 無 元《1》医療法人理事長 ⇨非公認出馬断念

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100854&g=elc
都道府県別情勢 東京(3)【24衆院選】
2024年10月21日17時51分配信
 ▽10区(4人)
鈴木庸介 48☆元NHK記者立前(1)
鈴木隼人 47☆元外務政務官自前(3)
             推(公)
永野裕子 52☆元豊島区議 維新 
安田伸  53 自営業   参新 


 ▽11区(5人)
下村博文 70 元文科相  無前(9)■非公認■公明推薦なし
伊波政昇 72 元特許庁職員共新 
阿久津幸彦68☆元首相補佐官立元(4)■東京24⇨東北比例⇨東京11
大豆生田実58☆元足利市長 維新 
斎藤孝幸 58 会社役員  無新 

 ▽12区(4人)
阿部司  42☆元会社員  維前(1)
大熊利昭 61☆元会社員  国元(1)■東京2みんな⇨維新⇨茨城4⇨東京12
田原聖子 55 介護福祉士 共新 
高木啓  59☆元外務政務官自前(2)■比例単独から国替え
             推(公)

 ▽13区(4人)
重田惇平 29☆元自衛官  維新 
森洋介  30☆元環境省職員国新 
沢田真吾 39 党都委員  共新 
土田慎  33☆内閣府政務官自前(1)
             推(公)

 ▽14区(7人)
伊藤菜々 35☆会社役員  国新 
大賀靖郎 42 個人事業主 参新 
斉藤佳代 45☆元指宿市議 維新 
大塚紀久雄83 貸事務所経営無新 
櫛渕万里 57☆党共同代表 れ前(2)
松島みどり68☆元法相   自前(7)
             推(公)
原努   42 元墨田区議 共新 

 ▽15区(5人)
小堤東  35 党都委員  共新 
須藤元気 46 元参院議員 無新 ■立憲参院議員⇨離党
酒井菜摘 38☆元江東区議 立前(1)
大空幸星 25☆元NPO代表自新 
             推(公)
金沢結衣 34 元食品会社員無新 ■補欠選維新出馬⇨落選
■秋元司 52 無 元《3》(元)国交副大臣 >>2301-2302出馬断念

 ▽16区(5人)
中津川博郷75☆元拉致特委長維元(3)■元民主
宮本栄  62 党都委員  共新 
大西洋平 46☆元江戸川区議自新 
             推(公)
有田正寿 43 会社員   参新 
柴田勝之 56☆弁護士   立新 
 ■大西英男は引退

 ▽17区(4人)
猪口幸子 68☆医師    維新 
新井杉生 65 党地区委員長共新 
円より子 77☆元参院議員 国新   ■民主⇨国民の怒り⇨国民民主
平沢勝栄 79 元復興相  無前(9)  ■非公認■公明推薦なし

 ▽18区(4人)
徳永由紀子47 看護師   参新 
樋口亮  37 党地区副委長共新 
松下玲子 54☆元武蔵野市長立新 
福田かおる39☆元農水省職員自新 
             推(公)
 ■菅直人引退

 ▽19区(4人)
井手重美津子60 党都委員  共新 
末松義規  67☆元復興副大臣立前(7)
松本洋平  51☆元経産副大臣自前(5)
             推(公)
吉田圭一郎 32☆元議員秘書 維新 

 ▽20区(3人)
大西健太郎45☆元教員   国新 
宮本徹  52☆党中央委員 共前(3)
木原誠二 54☆元官房副長官自前(5)
             推(公)
 ■竹田光明(維新)出馬断念

2657OS5:2024/10/22(火) 01:43:34

>>2655-2657
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100855&g=elc
都道府県別情勢 東京(4)【24衆院選】
2024年10月21日17時52分配信
 ▽21区(4人)
山下容子 65☆元都議   維新 
森裕一  49 NPO理事 参新 
小田原潔 60 元外務副大臣無前(4)   ■非公認■公明推薦なし
大河原雅子71☆元参院議員 立前(2)  ■07参院選民主当選⇨立憲民主

 ▽22区(4人)
平野義尚 38 党都委員  共新 
山花郁夫 57☆元法務副大臣立元(4)
鈴木美香 60 元航空会社員参新 
伊藤達也 63☆元金融相  自前(9)
             推(公)

 ▽23区(3人)
AIメイヤー51 実業家   み新 
吉原修   68☆元都議   自新 
             推(公)
伊藤俊輔  45☆党青年局長 立前(2)
 ■小倉将信元こども政策担当相(43) 健康問題で出馬せず

 ▽24区(6人)
與倉さゆり40 会社員   参新 
有田芳生 72☆元参院議員 立新 
畑尻文夫 69 元学習塾経営無新 
浦川祐輔 31☆弁護士   国新 
佐藤由美 52☆元都議   維新  ■教育⇨維新
萩生田光一61 元経産相  無前(6) ■非公認■公明推薦なし (統一教会も?)

 ▽25区(4人)
依田花蓮 52☆元新宿区議 れ新 
池田公三 75 元福生市議 共新 
井上信治 55☆元万博相  自前(7)
             推(公)
宮崎太朗 44☆元議員秘書 維新 

 ▽26区(5人)
田淵正文 66 医師    無新 
和田正子 75 元大田区議 共新 
今岡植  36☆元財務省職員自新 
            推(公)
藤田久美 46 デザイン業 参新 
松原仁  68 元拉致相  無前(8) ■立憲民主離党>>808

 ▽27区(4人)
石倉弘次郎26 会社員   無新 
長妻昭  64☆党代表代行 立前(8)
石川芽生子41 会社員   参新 
黒崎祐一 47☆元港区議  自新 
             推(公)

 ▽28区(6人)
高野直美 70 党准都委員 共新 
奥村祥大 30☆元会社員  国新 
安藤高夫 65☆医師    自元(1) 
             推(公)
江崎早苗 38☆会社役員  参新 
高松智之 50☆元練馬区議 立新 
藤川隆史 68☆元新宿区議 維新 

 ▽29区(5人)
岡本三成 59 党政調会長 公前(4)■重複なし(公明)
             推(自)
樽井良和 57☆元参院議員 国元(1)■03年衆院選大阪16比例復活 12参院選比例繰り上げ復活
海老沢由紀50☆元大阪市議 維新 
木村剛司 53☆元墨田区議 立元(1) ■自由党系(もともとは墨田区地盤)
鈴木賢一 63 元会社員  共新 

 ▽30区(5人)
早川寛  44 党地区委員長共新 
五十嵐衣里40☆元都議   立新 
三井健  61 起業家   み新 
武田祐一郎38 会社員   参新 
長島昭久 62☆首相補佐官 自前(7)
             推(公)

2658OS5:2024/10/22(火) 01:43:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100864&g=elc
道府県別情勢 北陸信越(1)【24衆院選】
2024年10月21日17時59分配信
 ◇自・立、4選挙区で接戦=新潟
 小選挙区1減の対象県で、自民、立民が4選挙区で接戦を演じる。1区は知名度のある立民前職西村と自民前職塚田の争い。維新元職の石崎は苦しい戦い。3区は立民元職黒岩と自民前職斎藤がしのぎを削る。雪辱を期す黒岩は新たに編入された都市部の浮動票獲得に注力し、斎藤は財務副大臣の立場をアピールする。
 4区は立民前職米山と自民前職鷲尾が競り、無所属前職泉田が懸命に追う。米山と泉田は知事経験者。5区は有権者への日本酒配布で党から処分を受けた立民梅谷と、派閥裏金事件で比例との重複立候補を認められなかった自民高鳥の前職2人が接戦を展開する。
 2区は立民前職菊田がリードし、裏金事件で自民公認を得られなかった前職細田が県連の独自支援を受けて巻き返しを狙う。

 ▽新潟1区(4人)
西村智奈美57☆元党代表代行立前(6)
塚田一郎 60☆元国交副大臣自前(1)
             推(公)
中村岳夫 49 党県委員  共新 
石崎徹  40☆元財務省職員維元(3)■元自民

 ▽新潟2区(3人)
菊田真紀子55☆元外務政務官立前(7)
細田健一 60 元経産副大臣無前(4)■非公認 県連推薦>>2295■公明推薦なし
井上基之 44☆社会福祉士 維新 

 ▽新潟3区(3人)
黒岩宇洋 58☆元法務政務官立元(3)
斎藤洋明 47☆財務副大臣 自前(4)
             推(公)
吉村祐一郎49☆飲食店経営 維新 

 ▽新潟4区(3人)■保守分裂
泉田裕彦 62 元復興政務官無前(2)■県連に籍なし
鷲尾英一郎47☆元外務副大臣自前(6)■比例単独から国替え
             推(公)
米山隆一 57☆元知事   立前(1)

 ▽新潟5区(2人)
梅谷守  50☆元県議   立前(1)
高鳥修一 64 元農水副大臣自前(5)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)

2659OS5:2024/10/22(火) 01:43:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100869&g=elc
都道府県別情勢 北陸信越(2)【24衆院選】
2024年10月21日18時05分配信
 ◇1区で田畑と山競る=富山
 1区は自民前職田畑と立民新人山が競り合う。旧安倍派に所属した田畑は「政治とカネ」の問題が尾を引き、おわび行脚を重ねる。公明の推薦決定も公示直前にずれ込んだ。山は街頭で政治改革を訴え、政権批判票の取り込みを狙う。無所属前職吉田も追う。2区は元県議会議長の自民前職上田がリードし、立民新人越川は苦しい戦い。3区は石破内閣で官房副長官に就任した自民前職橘が優位に戦いを進める。国民新人大久保はSNSでの発信を強化し、若年層の取り込みに懸命。

 ▽富山1区(5人)
山登志浩 44☆元江南市議 立新 
吉田豊史 54 元県議   無前(2)■維新除名>>145
田畑裕明 51 元総務副大臣自前(4)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
浅岡弘彦 61☆元県議   維新 
青山了介 49 党地区副委長共新 

 ▽富山2区(3人)
泉野和之 67 党県常任委員共新 
越川康晴 60☆元会社員  立新 
上田英俊 59☆元県会議長 自前(1)
             推(公)

 ▽富山3区(3人)
橘慶一郎 63☆官房副長官 自前(5)
             推(公)
大久保光太46☆元朝日町議 国新 
坂本洋史 54 党県書記長 共新 


 ◇3区で近藤・西田横一線=石川
 1区は自民前職小森が先行。立民新人荒井が追い、共に新人の維新小林、共産村田、国民小竹と政権批判票の受け皿を争う。2区は自民前職佐々木が立民新人小山田をリード。小森、佐々木は派閥裏金問題で比例重複が認められない中での戦い。3区は3度目の顔合わせで、立民前職近藤と自民前職西田が激戦を展開。近藤は無党派層への支持拡大を図る。過去2回勝利した西田は能登半島地震の住民避難に伴う被災地での得票減を懸念し、復興に向けた国とのパイプ役を訴える。

 ▽石川1区(6人)
小竹凱  26☆党県青年局長国新 
小林誠  47☆元金沢市議 維新 
藤原徳英 71 元保育園長 無新 
小森卓郎 54 元総務政務官自前(1)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
村田茂  61 党地区副委長共新 
荒井淳志 30☆元新聞記者 立新 

 ▽石川2区(3人)
小山田経子46☆行政書士  立新 
坂本浩  60 党地区委員長共新 
佐々木紀 50 元国交政務官自前(4)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)

 ▽石川3区(3人)
西田昭二 55☆総務政務官 自前(2)
             推(公)
南章治  69 党県委員  共新 
近藤和也 50☆党副幹事長 立前(3)

2660OS5:2024/10/22(火) 01:44:10
都道府県別情勢 北陸信越(3)【24衆院選】
2024年10月21日18時13分配信
 ◇2区混戦、保守票が左右=福井
 1区は自民前職稲田が先行し、立民新人波多野が追い上げる。稲田は保守層取り込みを重視し、立候補表明が遅れた波多野は知名度向上へ街頭演説を重ねる。2区は自民派閥の裏金事件批判を強める立民新人辻、維新斉木と無所属山本の元職2人、旧安倍派「5人衆」の一人で自民非公認となった前職高木が並走する混戦。保守票の動向が左右しそうだ。

 ▽福井1区(5人)
西山理恵 48 元勝山市職員無新 ■立憲離党>>2072
金元幸枝 66 党県書記長 共新 
波多野翼 39☆元越前市職員立新 
稲田朋美 65 元防衛相  自前(6)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
田中こはる38 派遣社員  参新 

 ▽福井2区(5人) ■保守分裂
小柳茂臣 70 元会社員  共新 
山本拓  72 元農水副大臣無元(8)
斉木武志 50☆元県議   維元(2)■民主⇨希望⇨国民⇨立憲
辻英之  54☆元大学教授 立新 
高木毅  68 元復興相  無前(8)■非公認 ■公明推薦なし


 ◇3区、神津・井出が互角=長野
 1区は立民前職篠原と自民前職若林が横一線。篠原は「政治とカネ」の問題を重点的に訴え、政権批判票の取り込みを図る。自民派閥の裏金事件に関連して比例重複のない若林は、街頭演説や電話作戦で支持拡大を目指す。2区は立民前職下条がわずかにリードし、追う自民前職務台は組織固めに力を入れる。
 3区は立民前職神津と自民前職井出が激しく競り合う。神津は直前で候補を取り下げた共産支持層への浸透に注力。井出は徹底した組織戦を展開する。4区は8選を目指す自民前職後藤が優位に立つ。共産新人武田は厳しい戦い。5区は自民前職宮下と立民新人福田が接戦。宮下は裏金事件で昨年、農林水産相を辞任した影響の払拭に懸命。福田は共産との共闘が実現せず、政権批判票の分散阻止に奔走する。

 ▽長野1区(3人)
若狭清史 44☆会社役員  維新 
篠原孝  76☆元農水副大臣立前(7)
若林健太 60 元外務政務官自前(1)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)

 ▽長野2区(3人)
務台俊介 68☆元環境副大臣自前(4)
             推(公)
下条みつ 68☆元防衛政務官立前(5)
手塚大輔 41☆党県代表  維新 

 ▽長野3区(2人)
井出庸生 46☆元文科副大臣自前(4)
             推(公)
神津健  47☆元JICA員立前(1)
■渡辺正博 73 共 新 (元)上田市議 取り下げ>>2306

 ▽長野4区(2人)
後藤茂之 68☆元経済再生相自前(7)
             推(公)
武田良介 45 元参院議員 共新   ■16年参院選比例当選(最下位)
■武居博明 66 無 新 (元)塩尻市議  立憲比例単独へ

 ▽長野5区(3人)
宮下一郎 66 元農水相  自前(6)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
福田淳太 30☆元新聞記者 立新 
後藤荘一 71 元飯田市議 共新

2661OS5:2024/10/22(火) 01:44:28
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100891&g=elc
都道府県別情勢 東海(1)【24衆院選】
2024年10月21日18時21分配信
 ◇3区で武藤優勢=岐阜
 1区は自民前職野田が共産新人山越を相手に盤石の展開。2区は自民前職棚橋が組織固めを徹底し、共産新人三尾、無所属新人伊藤を突き放す。3区は経済産業相として初入閣した自民前職武藤が安定した戦い。国民新人仙田、れいわ元職阪口はそれぞれ、街頭演説などを通じて政権批判票の取り込みに懸命だ。
 4区は立民元職今井と自民前職金子が一騎打ちで競り合う。今井は党幹部らの支援を受け、無党派層への浸透を図る。自民県連は最重要選挙区に位置付け、県議などがフル稼働。党本部からも幹部が連日応援に入る。5区は自民前職古屋と立民新人真野が接戦。古屋は地盤を固めつつ、無党派層にも狙いを定める。真野は野党支持層への働き掛けに注力。維新元職山田が2人を追う。

 ▽岐阜1区(2人)
山越徹  54 元会社員  共新 
野田聖子 64☆元総務相  自前(10)
             推(公)

 ▽岐阜2区(3人)
棚橋泰文 61☆元防災相  自前(9)
             推(公)
三尾圭司 48 元会社員  共新 
伊藤あゆみ53 会社員   無新 

 ▽岐阜3区(3人)
阪口直人 61☆元議員秘書 れ元(2) ■元民主和歌山2⇨岐阜3(21は立憲で出馬落選)
仙田晃宏 42☆元会社員  国新 
武藤容治 69☆経産相   自前(5)
             推(公)

 ▽岐阜4区(2人)
今井雅人 62☆党県代表  立元(4)
金子俊平 46☆元財務政務官自前(2)
             推(公)
■伊藤幸一(維新)出馬断念

 ▽岐阜5区(3人)
真野哲  63☆会社役員  立新 
古屋圭司 71☆元拉致相  自前(11)
             推(公)
山田良司 64☆元下呂市長 維元(1)


 ◇2区で川崎・下野譲らず=三重
 1区は当選9回のベテラン自民前職田村が盤石で、立民新人福森と共産新人出口は厳しい。2区は自民前職川崎と立民新人下野が互角の戦い。川崎は父から受け継いだ強固な地盤が強み。下野は引退する中川正春元文部科学相の後継で、立民支持層に加え無党派層への浸透を図る。3区は立民前職岡田が安定している。自民前職石原は自民・公明票固めに懸命。4区は自民前職鈴木と立民新人青沼、共産新人中川の争い。鈴木が県知事時代に培った知名度を生かし優位に立つ。

  ▽三重1区(3人)
出口洋介 35 党県書記長 共新 
田村憲久 59☆元厚労相  自前(9)
             推(公)
福森和歌子54☆元会社員  立新 

 ▽三重2区(4人)
山本里香 66 元県議   共新 
下野幸助 47☆元県議   立新 
川崎秀人 42☆元議員秘書 自前(1)
             推(公)
森口あゆみ59☆団体役員  維新 
 ■中川正春引退

 ▽三重3区(3人)
石原正敬 52☆元菰野町長 自前(1)
             推(公)
伊藤昌志 54☆元四日市市議維新 
岡田克也 71 元党幹事長 立前(11) ■重複辞退

 ▽三重4区(3人)
中川民英 57 元津市議  共新 
青沼陽一郎56☆作家    立新 
鈴木英敬 50 元内閣政務官自前(1)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)

2662OS5:2024/10/22(火) 01:44:40

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100899&g=elc
都道府県別情勢 東海(2)【24衆院選】
2024年10月21日18時27分配信
 ◇6区で渡辺・勝俣伯仲=静岡
 1区は自民総裁選出馬で知名度を上げた前外相上川が優勢。立民元職高橋が懸命に追うが、連合の支援を得られず苦しい。2区は自民前職井林が立民新人鈴木らを引き離す。3区は立民前職小山が一歩リードし、自民新人山本、女性問題で自民を離党した無所属元職宮沢らが巻き返しを図る。前職2人の一騎打ちとなる4区は自民深沢がわずかに先行し、国民田中が猛追する。

 5区は旧民主党政権で要職を歴任し、無所属を経て自民に移った前職細野が独走。6区は立民前職渡辺と自民前職勝俣がデッドヒートを繰り広げる。7区は自民前職城内が安定。派閥裏金事件を受けて引退を表明した旧安倍派幹部の地元だった8区は立民前職源馬が頭一つ抜け出した。自民が9月に擁立した新人稲葉が激しく追う。

 ▽静岡1区(5人)
高橋美穂 59☆行政書士  立元(1)■12衆院選北海道2比例復活(維新)⇨14年東京17落選(維新)⇨17北海道4落選(希望)⇨21静岡1落選(国民)
山下洸棋 33☆元議員秘書 維新 
鈴木節子 69 元県議   共新 
上川陽子 71☆元外相   自前(7)
             推(公)
鈴木惇弘 82 元薬局経営 無新 

 ▽静岡2区(3人)
井林辰憲 48☆内閣府副大臣自前(4)
             推(公)
提坂大介 48 元島田市議 参新 
鈴木岳幸 51☆元藤枝市議 立新 

 ▽静岡3区(5人)■保守分裂
山本裕三 41☆元市会議長 自新 
             推(公)
杉村義夫 65 政治団体代表無新 
釜下由佳子43☆元手芸講師 維新 
宮沢博行 49 元防衛副大臣無元(4)■女性問題で辞職
小山展弘 48☆党県副代表 立前(3)

 ▽静岡4区(2人)
深沢陽一 48☆外務政務官 自前(2)
             推(公)
田中健  47☆党政調副会長国前(1)

 ▽静岡5区(3人)
下山一美 71 元三島市議 共新 
外山和之 61☆元教員   立新 
細野豪志 53☆元環境相  自前(8)
             推(公)
 ■吉川赳>>41パパ活で離党 は出馬せず

 ▽静岡6区(3人)
冨谷皐介 55☆団体代表  れ新 
勝俣孝明 48☆元農水副大臣自前(4)
             推(公)
渡辺周  62☆元防衛副大臣立前(9)

 ▽静岡7区(3人)
日吉雄太 56☆公認会計士 立元(1)
城内実  59☆経済安保相 自前(6)
             推(公)
吉川奈緒子64 元酪農協職員共新 

 ▽静岡8区(5人)
源馬謙太郎51☆党国際局長 立前(2)
寺嶋瑞仁 31☆元会社役員 維新 
稲葉大輔 50☆元浜松市議 自新    ■公明推薦なし(なぜ?)
平賀高成 70 元県議   共元(1)
加藤順久 78 学習塾塾長 無新 
 ■塩谷立   >>1659裏金問題で離党勧告は出馬せず

2663OS5:2024/10/22(火) 01:45:35
>>2663-2664
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100904&g=elc
都道府県別情勢 東海(3)【24衆院選】
2024年10月21日18時32分配信
 ◇1区、河村を自・立追う=愛知
 1区は前名古屋市長で知名度に勝る諸派元職河村がやや先行。自民前職熊田、立民前職吉田が追い上げる。2区は10期連続当選を目指す国民前職古川が優勢。
 3区は立民前職近藤が堅調。4区は立民前職牧と自民前職工藤が競る。5区は立民新人西川と自民前職神田がしのぎを削る。
 6区は自民前職丹羽が安定している。7区は「政治とカネ」の問題で総務相を辞任した自民前職鈴木と国民新人日野が激しく競る。8区は自民前職伊藤と立民前職伴野、9区は自民前職長坂と立民元職岡本が横一線だ。10区は江崎鉄磨元沖縄・北方担当相の後を継いだ自民新人若山、立民新人藤原、維新前職杉本の三つどもえの戦い。
 11区は自民前職八木がやや先行し、国民新人丹野が追走する。12区は立民前職重徳が優勢。13区は立民前職大西が自民前職石井をわずかにリードしている。14区は自民前職今枝が優位に選挙戦を進め、15区は自民前職根本を立民新人小山、維新元職関が激しく追う。16区は公明新人犬飼と立民元職松田が互角の戦い。

 ▽愛知1区(4人)
山本耕一 47☆元教員   維新 
河村たかし75 元名古屋市長諸元(5) ■日本保守党
熊田裕通 60☆元総務副大臣自前(4)
             推(公)
吉田統彦 49☆医師    立前(3)

 ▽愛知2区(4人)
酒井健太朗38 党地区委員 共新 
室園幸志 49☆元航空会社員維新 
古川元久 58☆元国家戦略相国前(9)
中川貴元 57☆元総務政務官自前(1)
             推(公)

 ▽愛知3区(5人)
水野良彦 50☆元内閣府職員自新 
             推(公)
皆川雅一 43☆元党県職員 維新 
杉本純子 47 自営業   参新 
大橋享  59 学習塾経営 諸新 ■日本保守党
近藤昭一 66☆元環境副大臣立前(9)

 ▽愛知4区(5人)
麻生知沙 47 アナウンサー諸新 ■日本保守党
牧義夫  66☆元厚労副大臣立前(7)
工藤彰三 59☆内閣府副大臣自前(4)
             推(公)
中田千代 57☆会社役員  維新 
高橋祐介 46 元名古屋市議共新 

 ▽愛知5区(5人)
岬麻紀  55☆元フリーアナ維前(1)
江上博之 69 元名古屋市議共新 
西川厚志 55☆元県議   立新 
神田憲次 61 元財務副大臣自前(4)  ■公明推薦なし■自民比例重複なし(金銭問題)
田中克和 40 元市長秘書 諸新 ■日本保守党
 ■岡本康宏(自民)出馬断念>>2309

 ▽愛知6区(4人)
大西雅人 29☆党県政策委長社新 
原田学  74 元瀬戸市議 共新 
丹羽秀樹 51☆元文科副大臣自前(6)
             推(公)
前田雄吉 64 会社役員  無元(3)■自由党系

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100907&g=elc
都道府県別情勢 東海(4)【24衆院選】
2024年10月21日18時37分配信
 ▽愛知7区(3人)
日野紗里亜36☆会社役員  国新 
鈴木淳司 66 元総務相  自前(6)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
鈴木弘一 49 党地区委員 共新 
 ■鷲見洋介(維新)公認取り消し>>1842

 ▽愛知8区(3人)
伴野豊  63☆元国交副大臣立前(6)
古川大暁 35 党地区委員長共新 
伊藤忠彦 60☆復興相   自前(5)
             推(公)

2664OS5:2024/10/22(火) 01:45:48

 ▽愛知9区(3人)
伊藤恵子 71 元津島市議 共新 
長坂康正 67☆元経産副大臣自前(4)
             推(公)
岡本充功 53☆元厚労政務官立元(5)

 ▽愛知10区(3人)
杉本和巳 64☆元銀行員  維前(4)
若山慎司 51☆元議員秘書 自新 
             推(公)
藤原規真 46☆弁護士   立新 


 ▽愛知11区(3人)
八木哲也 77 環境副大臣 自前(4)■重複なし(自民73歳定年制)
             推(公)
丹野みどり51☆元民放アナ 国新 
植田和男 75 党県名誉役員共新 

 ▽愛知12区(4人)
関久一  73 元会社員  共新 
重徳和彦 53☆党政調会長 立前(4)
中川博登 46☆元議員秘書 維新 
青山周平 47 元文科副大臣自前(4)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)

 ▽愛知13区(3人)
大西健介 53☆元党政調代理立前(5)
牛田清博 66 元刈谷市議 共新 
石井拓  59☆経産政務官 自前(1)
             推(公)

 ▽愛知14区(3人)
浅尾大輔 54 作家    共新 
今枝宗一郎40☆文科副大臣 自前(4)
             推(公)
大嶽理恵 47☆元県議   立新 

 ▽愛知15区(5人)
関健一郎 46☆元NHK記者維元(1)■民進⇨希望⇨立憲
根本幸典 59 元国交政務官自前(4)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
小山千帆 49☆元川口市議 立新 
辻恵   76☆弁護士   れ元(2)■大阪3⇨大阪17⇨大阪9⇨兵庫8
高木繁  74 元教員   共新 

 ▽愛知16区(4人)
福田徹  42☆医師    国新 
松崎省三 78 元党地区委長共新 
松田功  56☆元議員秘書 立元(1)■17衆院選比例下位当選
犬飼明佳 52 元県議   公新 
             推(自)

2665OS5:2024/10/22(火) 01:46:05


https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100911&g=elc

都道府県別情勢 近畿(1)【24衆院選】
2024年10月21日18時45分配信
 ◇3区で泉優位=京都
 1区は自民前職勝目が野党候補の乱立で頭一つリードし、維新前職堀場が追う展開。共産新人井坂、立民新人平竹も支持を呼び掛ける。2区は維新に合流した前職前原が盤石。連合から推薦を取り消されたが影響は限定的だ。共産新人堀川は共産以外への広がりを欠き、自民新人佐野は党支持層を固め切れていない。3区は立民前職泉が党代表を務めた経験を訴え優位。自民新人森、維新新人木村が追っている。
 4区は無所属前職北神が自民前職田中にやや先行。北神は連合の推薦を受けつつ、保守色の強い政策を掲げて幅広く浸透を図る。田中は自民、公明支持層の票固めに懸命。5区は、自民前職本田が谷垣禎一元総裁の地盤を引き継いで安定した戦い。6区は知名度に勝る立民前職山井が優勢で、自民新人園崎、維新前職中嶋が追走する。
 ▽京都1区(7人)
勝目康  50☆元総務省職員自前(1)
             推(公)
平竹耕三 65☆元京都市職員立新 
安持成美 36☆元保険会社員れ新 
堀場幸子 45☆党府代表  維前(1)
安達悠司 42☆弁護士   参新 
井坂博文 68 元京都市議 共新 
山下博子 77 主婦    無新 
 ■穀田恵二引退

 ▽京都2区(6人)
前原誠司 62☆元外相   維前(10)■国民⇨教育⇨維新
堀川朗子 38☆党府副委員長共新 
佐野英志 37☆会社役員  自新 
             推(公)
小松広明 41 治療院経営 参新 
本田裕典 32 動画配信業 無新 
弘田哲雄 75 元会社員  無新 

 ▽京都3区(5人)
西山頌秀 38 元府議   共新 
吉田真由美44 サロン経営 参新 
木村元紀 46☆公認会計士 維新 
森干晟  28☆会社役員  自新 
             推(公)
泉健太  50☆元党代表  立前(8)

 ▽京都4区(3人)
田中英之 54☆元文科副大臣自前(4)
             推(公)
吉田幸一 50 党地区委員長共新 
北神圭朗 57 元首相補佐官無前(4) ■有志の会
 ■松井春樹(維新出馬断念)>>1980

 ▽京都5区(4人)
道本隆也 49☆公認会計士 維新 
本田太郎 50☆元外務政務官自前(2)
             推(公)
山内健  56 党地区委員長共新 
山本和嘉子56☆元議員秘書 立元(1)■201立憲比例下位当選(北陸信越)

 ▽京都6区(5人)
中嶋秀樹 53☆会社役員  維前(1)
安藤裕  59☆元内閣政務官参元(3)■元自民代議士>>2303
山井和則 62☆元厚労政務官立前(8)
上條亮一 38 党府委員  共新 
園崎弘道 44☆元府議   自新 
             推(公)


 ◇1区、馬淵ややリード=奈良
 1区は立民前職馬淵がややリード。政党色を前面に出さない戦術で保守層に食い込みを図る。自民前職小林は組織票を固めて追い上げる。2区は自民総裁選で決選投票に進み、存在感を示した前職高市が盤石だ。保守層に加え無党派層にも浸透して10選を目指す。立民尾崎、維新服部、共産池田の3新人は厳しい戦い。3区は自民前職田野瀬が党総務会長だった父の強固な地盤を生かして優位な戦いを展開。維新新人原山、立民新人川戸は伸び悩む。

 ▽奈良1区(5人)
高野敦  49☆元警視庁職員維新 
井上良子 60 党県常任委員共新 
馬淵澄夫 64☆元国交相  立前(7)
林元政子 50 看護師   参新 
小林茂樹 60☆元環境副大臣自前(3)
             推(公)

 ▽奈良2区(4人)
高市早苗 63☆元経済安保相自前(9)
             推(公)
服部知佳 42☆会社役員  維新 
池田英子 58 元香芝市議 共新 
尾崎充典 63☆元県議   立新 

 ▽奈良3区(4人)
原山大亮 47☆元県議   維新 
田野瀬太道50☆元文科副大臣自前(4)
             推(公)
太田敦  53 元県議   共新 
川戸康嗣 49☆会社役員  立新

2666OS5:2024/10/22(火) 01:46:40

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100916&g=elc
都道府県別情勢 近畿(2)【24衆院選】
2024年10月21日18時49分配信
 ◇1、2区は僅差の戦い=滋賀
 自民は今回も議席独占を狙うが、1、2区は接戦だ。1区は自民前職大岡が組織票固めに懸命。前職斎藤は国民民主を昨年離れて「教育無償化を実現する会」に参加し、公示直前に維新へ合流。前回推薦を受けた連合の支援が今回見込めないのは痛手だ。2区は自民前職上野がやや先行。連合の推薦を受ける立民新人平尾と、維新前職徳永が追う展開。3区は自民前職武村が農林水産副大臣の実績を訴えて優勢だ。維新新人出路は政権批判票を取り込もうと必死だ。

 ▽滋賀1区(3人)
黄野瀬明子  41 元県議   共新 
斎藤アレックス39☆元議員秘書 維前(1)■国民⇨教育⇨維新
大岡敏孝   52☆元環境副大臣自前(4)
             推(公)

 ▽滋賀2区(3人)
上野賢一郎59☆元財務副大臣自前(5)
             推(公)
徳永久志 61☆元外務政務官維前(1)■国民⇨教育⇨維新
平尾道雄 73☆元米原市長 立新 

 ▽滋賀3区(4人)
武村展英 52☆農水副大臣 自前(4)
             推(公)
出路真吾 41☆元議員秘書 維新 
佐藤耕平 42 党県委員  共新 
北野裕子 39☆元会社員  参新 


 ◇2区、世耕わずかに先行=和歌山
 1区は維新前職林と自民新人山本の激戦。林は初当選した昨年4月の補欠選挙同様、維新幹部が来県しててこ入れを図る。出馬表明が遅れた山本は知名度向上が課題。2区は自民を離党し、参院からくら替え出馬した無所属新人世耕が地元首長らの支持を固めわずかに先行。党幹事長を長く務めた父の地盤を継いだ自民新人二階が激しく追うが、自民支持層への広がりを欠く。

 ▽和歌山1区(6人)
林佑美  43☆元和歌山市議維前(1)
村上賀厚 65☆会社役員  立新 
林元将崇 26 飲食店経営 参新 
山本大地 33☆元和歌山市議自新 ■公明推薦なし(なぜ?)
井本有一 58 元和歌山市議共新 
正司武  73 政治団体代表諸新 

 ▽和歌山2区(5人) ■保守分裂
楠本文郎 70 元県議   共新 
新古祐子 52☆元和歌山市議立新 
二階伸康 46☆元議員秘書 自新 ■公明推薦なし(保守分裂)
高橋秀彰 42 政治団体代表諸新 
世耕弘成 61 元経産相  無新 ■参院議員
■出馬断念 本間奈々 55 無 新 (元)総務省職員 世耕を支援
 ■二階俊博引退

2667OS5:2024/10/22(火) 01:47:01
>>2667-2668
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100918&g=elc

都道府県別情勢 近畿(3)【24衆院選】
2024年10月21日18時56分配信
 ◇維新、本拠で伸び切れず=大阪
 維新は公明との選挙区すみ分けを解消した。3区は新人東が公明前職佐藤に、5区は新人梅村が公明前職国重にやや先行。6区は維新新人西田と公明前職伊佐が横一線だ。16区は維新新人黒田と公明新人山本が互角の戦いを展開し、立民前職森山が追う。
 1区は維新前職井上、2区は維新前職守島がそれぞれ自民元職大西、自民元職左藤をリード。4区は維新前職美延が自民元職中山を小差で上回る。
 7区は自民元職渡嘉敷と維新前職奥下の接戦。8区は維新前職漆間と自民新人高麗、9区は維新新人萩原と自民新人東田が激しく争う。10区は維新前職池下を立民元職尾辻、自民新人加納が追い掛ける。
 11区は維新前職中司、12区は維新幹事長の前職藤田が優勢。13区は維新前職岩谷と自民前職宗清、14区は維新前職青柳と自民新人塩川が競り合う。
 15区は維新前職浦野、17区は維新代表の前職馬場、18区は維新国対委員長の前職遠藤が安定した戦い。19区は維新前職伊東と自民前職谷川が激戦を演じる。

 ▽大阪1区(4人)
大西宏幸 57☆元防衛政務官自元(2)
             推(公)
井上英孝 53 党選対代行 維前(4)■重複なし(維新大阪)
竹内祥倫 42 党府委員  共新 
宮出千慧 39 元会社員  参新 

 ▽大阪2区(5人)
小川陽太 47 元大阪市議 共新 
守島正  43 元大阪市議 維前(1)■重複なし(維新大阪)
藤田美季 58 元病院職員 参新 
堀内孝雄 72 市民活動家 無新 
左藤章  73 元防衛副大臣自元(5)■重複なし(自民73歳定年制)
             推(公)

 ▽大阪3区(5人)
佐藤茂樹 65 元党国対委長公前(10)■重複なし(公明)
             推(自)
渡部結  43 党准中央委員共新 
中条栄太郎55 会社役員  無新 ■21年大阪3落選 22年参院選参政党青森落選
東徹   58 元参院議員 維新  ■重複なし(維新大阪)■参院議員
萩原仁  57☆元会社役員 立元(1) ■大阪2⇨大阪3国替え

 ▽大阪4区(5人)
黒川洋司 52 会社役員  参新 
中山泰秀 54 元防衛副大臣自元(5)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
美延映夫 63 元大阪市議 維前(2)■重複なし(維新大阪)
清水忠史 56☆元大阪市議 共元(2)
寺川幸生栄62 元会社員  無新 

 ▽大阪5区(5人)
宮本岳志 64 党中央委員 共前(5)■重複なし(共産)>>2296(清水忠史大阪4を優先?)
大石晃子 47☆党共同代表 れ前(1)
梅村聡  49 医師    維新  ■重複なし(維新大阪)■参院議員
石橋篤史 45 会社員   参新 
国重徹  49 元総務政務官公前(4)■重複なし(公明)
             推(自)
 ■比例単独へ 西川弘城 59 立 新 (元)府議     ■21衆院選 大阪7れいわ落選

 ▽大阪6区(5人)
月足舞子33 派遣社員  参新 
西田薫 57 元府議   維新  ■重複なし(維新大阪)
渡司考一72 元大阪市議 共新 
伊佐進一49 元厚労副大臣公前(4)■重複なし(公明)
             推(自)
福留陽子55☆元会社員  立新 

 ▽大阪7区(4人)
川添健真  42 党准府委員 共新 
奥下剛光  49 元議員秘書 維前(1)■重複なし(維新大阪)
池上和日子 40 主婦    参新 
渡嘉敷奈緒美62☆元環境副大臣自元(4)
             推(公)

 ▽大阪8区(5人)
高麗啓一郎44☆元豊中市議 自新 
             推(公)
平川節代 76 元教員   共新 
漆間譲司 50 元府議   維前(1)■重複なし(維新大阪)
谷浩一郎 43☆オペラ歌手 参新 
平岩征樹 44☆元貝塚市議 国新 

 ▽大阪9区(5人)
長崎由美子68☆党府代表  社新 
萩原佳  47☆公認会計士 維新 
片岡真  33 元党職員  参新 
東田淳平 41☆元商社員  自新 
             推(公)
磯部和哉 52 医師    無新 
 ■足立康史氏(58)党員資格停止⇨出馬せず

2668OS5:2024/10/22(火) 01:47:21
>>2667-2668
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100919&g=elc
都道府県別情勢 近畿(4)【24衆院選】
2024年10月21日18時56分配信
 ▽大阪10区(3人)
池下卓  49 元府議   維前(1)■重複なし(維新大阪)
尾辻かな子49☆元参院議員 立元(1)
加納陽之助44 元国交省職員自新 ■重複なし(自民不記載問題)■15区⇨10区国替え
             推(公)

 ▽大阪11区(3人)
中司宏  68 元府議   維前(1)■重複なし(維新大阪)
大辻沙耶 29☆元会社員  自新 
             推(公)
北尾学  54 元交野市議 共新 

 ▽大阪12区(3人)
藤田文武 43 党幹事長  維前(2)■重複なし(維新大阪)
太田徹  56 元寝屋川市議共新 
北川晋平 37☆会社役員  自新 
             推(公)

 ▽大阪13区(4人)
宝井晃美 60 党地区委員 共新 
八幡愛  37☆タレント  れ新 
宗清皇一 54 元復興政務官自前(3)■重複なし(自民不記載問題)
             推(公)
岩谷良平 44 党副幹事長 維前(1)■重複なし(維新大阪)

 ▽大阪14区(4人)
内藤耕一 50 元八尾市議 共新 
塩川憲史 35☆元府議   自新 
             推(公)
青柳仁士 45 党国際局長 維前(1)■重複なし(維新大阪)
栄井蘭菜 30 元看護師  参新 

 ▽大阪15区(4人)
松浦武志 61☆元議員秘書 立新 
島田智明 54☆元市長   自新 
             推(公)
仲川学  48 元市議   共新 
浦野靖人 51 元府議   維前(4)■重複なし(維新大阪)

 ▽大阪16区(3人)
黒田征樹 44 元堺市議  維新  ■重複なし(維新大阪)
山本香苗 53 元厚労副大臣公新 ■重複なし(公明)■参院議員
             推(自)
森山浩行 53☆元党副幹事長立前(3)
 ■北側一雄引退

 ▽大阪17区(3人)
沢田久美子37 党准地区委員共新 
馬場伸幸 59 党代表   維前(4)■重複なし(維新大阪)
岡下昌平 49☆元内閣政務官自元(2)
             推(公)

 ▽大阪18区(4人)
内田隆嗣 45☆元鳥取県議 自新 ■公明推薦なし(なぜ?)■尾形大作を公募したが解任>>1296 鳥取県連から処分>>1891
遠藤敬  56 党国対委員長維前(4)■重複なし(維新大阪)
馬場英樹 52 元学習塾経営共新 
松岡能礼 30 看護師   参新 

 ▽大阪19区(3人)
伊東信久 60 医師    維前(3)■重複なし(維新大阪)
北村みき 58 元教員   共新 
谷川とむ 48 元総務政務官自前(3)
             推(公)

2669OS5:2024/10/22(火) 01:47:36

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100923&g=elc

都道府県別情勢 近畿(5)【24衆院選】
2024年10月21日19時00分配信
 ◇公・維がデッドヒート=兵庫

 1区は立民前職井坂と自民前職盛山が競り合う。盛山は前文部科学相の実績をアピールするが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連団体から支援を受けた疑惑が尾を引く。公明と維新の初対決に注目が集まる2区は公明前職赤羽が組織力を生かしてわずかに抜け出し、維新新人阿部が猛追する展開だ。

 3区は自民前職関がやや先行し、維新前職和田が激しく追い上げる。4区は自民前職藤井が、5区は自民前職谷がリードし、ともに立民や維新の候補が追い掛ける。

 6区は自民前職大串、維新前職市村、立民前職桜井、7区は自民前職山田、立民新人岡田、維新前職三木による三つどもえの争い。8区は2区と同様に公明と維新が初めて激突し、公明前職中野を維新新人徳安が追い上げる。

 9区は派閥裏金事件で自民を党員資格停止中の無所属前職西村が、自民地元支部や公明から推薦を受けて優勢。10区は自民前職渡海、11区は自民前職松本が実績を武器に優位に立つ。12区は自民前職山口が先行し、維新前職池畑が追う。

 ▽兵庫1区(7人)
木原功仁哉40 弁護士   無新 
山岡智美 51 歯科技工士 参新 
井坂信彦 50☆党県代表  立前(3)
盛山正仁 70☆元文科相  自前(5)推(公)
藤末浩美 64 臨床検査技師共新 
一谷勇一郎49☆会社役員  維前(1)
木島洋嗣 49 会社役員  無新 

 ▽兵庫2区(5人)
船川治郎 57☆会社役員  立新 
赤羽一嘉 66 元国交相  公前(9)推(自)■重複なし(公明)
武内由美子64 元会社員  共新 
阿部圭史 38☆医師    維新 
瀬尾英志 39 介護職員  参新 

 ▽兵庫3区(4人)
関芳弘  59 元経産副大臣自前(5)推(公)■重複なし(自民不記載問題)
向山好一 67☆党県幹事長 国元(1) ■兵庫2⇨兵庫3に国替え
和田有一朗60☆元県議   維前(1)
加藤健二 64 元会社員  共新 

 ▽兵庫4区(4人)
今泉真緒 45☆元科学館職員立新 
赤木正幸 49☆元会社役員 維前(1)
藤井比早之53☆元内閣副大臣自前(4)推(公)
日比優子 64 看護師   共新 

 ▽兵庫5区(3人)
谷公一  72☆元防災相  自前(7)推(公)
遠藤良太 39☆元会社役員 維前(1)
田村直也 45☆元五輪選手 立新 

 ▽兵庫6区(5人)
市村浩一郎60☆元国交政務官維前(4)
桜井周  54☆元伊丹市議 立前(2)
大串正樹 58☆元内閣副大臣自前(4)推(公)
伊藤正哉 36 会社役員  参新 
吉見秋彦 50 党地区委員長共新 

 ▽兵庫7区(5人)
三木圭恵 58☆元三田市議 維前(2)
岡田悟  40☆元経済誌記者立新 
山田賢司 58☆元外務副大臣自前(4)推(公)
上田幸子 76 元西宮市議 共新 
浜本幸博 60 飲食店経営 参新 

 ▽兵庫8区(6人)
油谷聖一郎 50 党大阪府会長参新 
中野洋昌  46 元経産政務官公前(4)推(自)■重複なし(公明)
小村潤   49☆元尼崎市議 共新 
八幡オカン 59 元ガイド  れ新 
徳安淳子  62☆元県議   維新 
林マリアゆき50 元NPO理事み新 
■清水貴之参院議員(維新)知事選へ

 ▽兵庫9区(4人)
橋本慧悟 35☆元県議   立新 ■泉房穂・前市長の系列>>1944
高田良信 78 党地区委員 共新 
加古貴一郎61☆元国交省職員維新 
西村康稔 62 元経産相  無前(7)推(公)■非公認

 ▽兵庫10区(5人)
藤原誠也 36 会社役員  参新 
吉田久美子69 党地区委員 共新 
渡海紀三朗76 元党政調会長自前(10)推(公)■重複なし(自民73歳定年制)
掘井健智 57☆元県議   維前(1)
隠樹圭子 53☆介護福祉士 立新 

 ▽兵庫11区(4人)
苦瓜一成 70 元姫路市議 共新 
住吉寛紀 39☆元県議   維前(1)
山下聖  39 団体職員  参新 
松本剛明 65☆元総務相  自前(8)推(公)

 ▽兵庫12区(4人)
池畑浩太朗50☆元県議   維前(1)
山口壮  70☆元環境相  自前(7)推(公)
太田清幸 69 党地区委員 共新 
山田敏良 69 元上郡町職員無新

2670OS5:2024/10/22(火) 01:47:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100934&g=elc

都道府県別情勢 中国(1)【24衆院選】
2024年10月21日19時08分配信
 ◇公明、3区で安定=広島
 1区は前首相の自民前職岸田が地盤を固めて他候補を引き離す。2区も自民前職平口が安定。野党系政治団体が支援する国民新人福田が追う。3区は公明前職斉藤が党支持層だけでなく、推薦を受けた自民の支持層にも浸透して優位に選挙戦を展開。立民新人東が追う。
 4区は与野党一騎打ちの構図。自民前職寺田は支持層を固めてやや先行する。維新前職空本は「政治とカネ」の問題を訴え、票田の呉市で浸透を図る。5区は立民佐藤、自民小島の前職2人が接戦。佐藤は地元に影響力を持つ亀井静香元金融担当相の支援も受け保守層に浸透する。自民小島は年齢制限から比例重複しない「背水の陣」で自公の支持層固めを図る。
 6区は自民前職小林が支持層を固め優位。立民新人井上は知名度不足の克服が課題だ。

 ▽広島1区(5人)
中原剛  68 党地区副委長共新 
岸田文雄 67 元首相   自前(10)推(公)■重複辞退
山田肇  35☆元大阪市議 維新 
産原稔文 57 元会社員  無新 
平本浩一 58☆元証券会社員立新 

 ▽広島2区(4人)
福田玄  42☆元浅口市議 国新 
平口洋  76 元法務副大臣自前(5)推(公)■重複なし(自民73歳定年制)
岡田博美 65 党地区委員 共新 
金城政孝 49☆元会社員  維新 

 ▽広島3区(4人)
高見篤己 72 党県書記長 共新 
斉藤鉄夫 72 国交相   公前(10)推(自)■重複なし(公明)
東克哉  43☆理学療法士 立新 
玉田憲勲 67 医師    無新 
■瀬木寛親(維新)出馬断念>>2234>>2245

 ▽広島4区(2人)
寺田稔  66☆元総務相  自前(6)推(公)
空本誠喜 60☆元農水委理事維前(2)

 ▽広島5区(3人)
猪原真弓 63 党地区委員 共新 
小島敏文 74 元復興副大臣自前(4)推(公)■重複なし(自民73歳定年制)
佐藤公治 65☆元参院議員 立前(4)

 ▽広島6区(3人)
小林史明 41☆元内閣副大臣自前(4)推(公)
重村幸司 73 党市委員長 共新 
井上信也 47☆元議員秘書 立新 


 ◇自民、独占の勢い=鳥取
 1区は首相の自民前職石破が安定した戦いぶり。立民新人朝倉は公示直前の擁立で知名度不足が否めない。共産新人岡田も政権批判票の取り込みを図るが、苦戦を強いられている。2区は、首相側近で経済再生担当相として初入閣した自民前職赤沢が優勢。前回と異なり野党候補は一本化されず、後を追う立民前職湯原は苦しい。共産新人福住も厳しい戦い。

 ▽鳥取1区(3人)
朝倉浩之 51☆元東京都職員立新 
岡田正和 42 党地区委員長共新 
石破茂  67 首相    自前(12)推(公) ■重複なし(自民執行部)

 ▽鳥取2区(3人)
湯原俊二 61☆党県代表  立前(2)
赤沢亮正 63☆経済再生相 自前(6)推(公)
福住英行 48 党県常任委員共新

2671OS5:2024/10/22(火) 01:48:06
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100941&g=elc

都道府県別情勢 中国(2)【24衆院選】
2024年10月21日19時11分配信
 ◇立民、2・4区で議席狙う=岡山
 1区は13選を目指す自民前職逢沢が優位に立つ。立民新人原田は自民派閥裏金事件を材料に巻き返しに懸命だが、野党4党の候補が乱立し、自民批判票は分散気味。2区は自民前職山下と立民元職津村がしのぎを削る。小選挙区1減に伴う区割り変更で新たに加わった票田の岡山市南区が鍵を握る。3区は自民総裁選に初挑戦し、石破内閣の財務相に就任した前職加藤が高い知名度を武器に優勢を保つ。4区は自民橋本、立民柚木の前職2人が互角の戦いを展開する。

 ▽岡山1区(5人)
住寄聡美 41 党県常任委員共新 
服部千秋 64☆元太子町長 維新  ■太子町=兵庫県>>1124
原田謙介 38☆元NPO代表立新 
佐々木雄司54☆元赤磐市議 国新 
逢沢一郎 70☆元衆議運委長自前(12)
             推(公)

 ▽岡山2区(3人)
山下貴司 59☆元法相   自前(4)
             推(公)
余江雪央 47 党県委員  共新 
津村啓介 53☆元内閣政務官立元(6)

 ▽岡山3区(3人)
加藤勝信 68☆財務相   自前(7)
             推(公)
原田亜希子51 元会社員  共新 
はたともこ58☆元参院議員 立新 

 ▽岡山4区(3人)
垣内雄一 60 党県常任委員共新 
橋本岳  50☆元厚労副大臣自前(5)
             推(公)
柚木道義 52☆元財務政務官立前(6)



https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100950&g=elc
都道府県別情勢 中国(3)【24衆院選】
2024年10月21日19時15分配信
 ◇立民、1区で「連勝」狙う=島根
 1区は立民前職亀井がややリード。国民や社民から県連レベルで支援を受け、細田博之元衆院議長の死去に伴う4月の補欠選挙勝利の再現へ逃げ切りを図る。前回比例代表単独で出馬した自民前職高階は擁立の遅れに伴う知名度不足の克服に懸命だ。2区は故竹下登元首相以来強固な地盤を引き継いだ自民前職高見がリードし、立民新人大塚らを引き離す。

 ▽島根1区(3人)
亀井亜紀子 59☆党県代表  立前(2)
村穂江利子 56 元教員   共新 
高階恵美子 60☆元厚労副大臣自前(1)■比例下位から国替え
             推(公)

 ▽島根2区(3人)
大塚聡子 57☆社会福祉士 立新 
高見康裕 44☆元法務政務官自前(1)
             推(公)
亀谷優子 38 元大田市議 共新 

 ◇2区、岸が追い上げ許す=山口
 1区は、自民前職の高村が父の正彦・元副総裁から受け継いだ強固な地盤を生かし他候補をリードする。野党は立民、共産、国民が新人を擁立し政権批判票が分散。2区は、昨年4月の補欠選挙と同様に自民前職岸と立民元職平岡の一騎打ち。岸が自民支持層を固める一方、平岡は政権批判票の受け皿となり支持を拡大し、接戦を展開する。3区は、石破政権で官房長官続投となった自民前職林が安定した戦いぶり。維新新人伊藤や共産新人吹上は引き離されている。

 ▽山口1区(4人)
坂本史子 69☆元目黒区議 立新 
高村正大 53☆外務政務官 自前(2)
             推(公)
野田陽志 48☆党県副代表 国新 
三藤美智子67 元看護師  共新 

 ▽山口2区(2人)
平岡秀夫 70☆元法相   立元(5)
岸信千世 33☆元議員秘書 自前(1)
             推(公)

 ▽山口3区(3人)
伊藤博文 55☆元議員秘書 維新 
林芳正  63☆官房長官  自前(1)
             推(公)
吹上政子 69 元教員   共新

2672OS5:2024/10/22(火) 01:48:19


https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100954&g=elc

都道府県別情勢 四国【24衆院選】
2024年10月21日19時22分配信
 ◇2区で山口・飯泉が五分=徳島
 1区は、3選を目指す自民前職仁木が先行し、立民新人高橋が追い掛ける。維新前職吉田と共産新人久保は苦しい戦い。2区は、自民前職山口と無所属新人飯泉が接戦。元沖縄・北方担当相の山口は組織選挙を展開。これに対し、国民の推薦を受ける飯泉は知事を5期務めた知名度を生かし幅広い層に支持を訴える。維新祝と共産浜は広がりを欠く。

 ▽徳島1区(5人)
仁木博文 58☆医師    自前(2)推(公)■元有志の会
高橋永  49☆元会社員  立新 ■三木武夫元首相の孫 高橋紀世子氏を母>>1629
佐藤行俊 76 無職    無新 
久保孝之 61 党県常任委員共新 
吉田知代 49☆元市議   維前(1)

 ▽徳島2区(4人)■保守分裂
飯泉嘉門 64 元知事   無新 ■国民推薦>>1986
山口俊一 74 元沖北相  自前(11)推(公)■重複なし(自民73歳定年制)
浜共生  43 党地区委員 共新 
祝聡   55☆元歯科技工士維新 


 ◇1区、小川・平井競る=香川
 1区は、立民前職小川と自民前職平井がしのぎを削る。小川は党幹事長として全国を遊説し、後援会が支持固めに全力を挙げる。平井はデジタル相としての閣僚経験などをアピールし、組織戦を展開する。2区は、国民前職玉木が党代表の高い知名度を生かして安定した戦い。前回小選挙区で敗れた自民前職瀬戸は企業・団体を精力的に回り、追い上げを図る。3区は、5選を目指す自民前職大野が優勢。立民大岡、維新細川、共産笹井の新人3人は伸び悩む。

 ▽香川1区(5人)
小林直美 50☆作家    参新 
田辺健一 43 党県常任委員共新 
小川淳也 53☆党幹事長  立前(6)
平井卓也 66☆元デジタル相自前(8)推(公)
町川順子 65☆元議員秘書 維新 

 ▽香川2区(3人)
玉木雄一郎55☆党代表   国前(5)
瀬戸隆一 59☆財務政務官 自前(3)推(公)
石田真優 42 党県常任委員共新 

 ▽香川3区(4人)
笹井孝志 71 元丸亀市職員共新 
細川修平 50☆元会社員  維新 
大岡弘美 54☆元介護支援業立新 
大野敬太郎55☆元内閣副大臣自前(4)推(公)


 ◇2区で立・自激戦=愛媛
 1区は、自民前職塩崎が優位に立つ。祖父、父の地盤を引き継ぎ、業界団体の支持を固める。立民香曽我部、共産石本、国民石井の3新人は野党票を奪い合う。2区は、立民白石と自民井原の前職同士による激戦。両陣営とも新たに選挙区に加わった今治市の得票が焦点とみる。白石は今治の高校出身。井原は「政治とカネ」の問題で重複立候補できず、背水の陣で臨む。3区は自民前職長谷川が安定した戦い。共産新人西井、立民新人越智は支持の広がりを欠く。

  ▽愛媛1区(4人)
石井智恵  56☆元県議   国新 
石本憲一  77 党県書記長 共新 
塩崎彰久  48☆厚労政務官 自前(1)推(公)
香曽我部慶教47☆元新聞社員 立新 

 ▽愛媛2区(3人)
梶野耕佑 40☆元海運会社員維新 
白石洋一 61☆元銀行員  立前(3)
井原巧  60 元経産政務官自前(1)推(公)■重複なし(自民不記載問題)

 ▽愛媛3区(3人)
長谷川淳二56☆総務政務官 自前(1)推(公)
西井直人 67 党地区委員長共新 
越智清純 42☆医師    立新 


 ◇自民、独占うかがう=高知
 1区は自民前職中谷が安定した戦いを進める。防衛相としての公務のためほぼ選挙区を離れるが、地元首長らの支持を取り付け、地盤を固める。与野党一騎打ちの構図だが、立民元職武内は厳しい戦い。2区は、自民前職尾崎が知事を3期12年務めた経験などを生かして大きくリード。共産新人浜川は政権批判票の取り込みを狙う。

 ▽高知1区(2人)
中谷元  67☆防衛相   自前(11)推(公)
武内則男 66☆元参厚労委長立元(1) ■2017衆院選比例下位当選

 ▽高知2区(2人)
浜川百合子45☆党県副委員長共新 
尾崎正直 57☆国交政務官 自前(1)推(公)

2673OS5:2024/10/22(火) 01:48:31

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100958&g=elc
都道府県別情勢 九州(1)【24衆院選】
2024年10月21日19時26分配信
 ◇11区、武田・村上が小差=福岡
 1区は自民前職井上が立民新人丸尾、維新前職山本を抑え優位に立つ。2区は自民前職鬼木、立民前職稲富がともに譲らず、無党派層を取り込めるかが鍵を握る。3区は自民前職古賀が立民新人仁戸田と激しく競る。4区は自民前職宮内を国民新人許斐らが追い掛ける展開。5区は前回公認争いに敗れた自民新人栗原が与党支持層をまとめ上げやや先行。野党は共産が候補を取り下げ、立民前職堤が激しく追う。
 6区は自民前職鳩山、7区は自民前職藤丸が安定した戦いぶり。8区は15選を期す自民前職麻生が抜群の知名度で他候補を圧倒している。
 自民が唯一擁立を見送った9区は、無所属前職緒方がややリード。無所属新人三原は叔父の朝彦元衆院議員の地盤を中心に浸透を図る。10区は立民前職城井と自民新人吉村が競り合っている。
 11区は、総務相などを歴任した自民前職武田に維新新人村上が食らいつく激戦。元経済産業省職員の村上は3度目の挑戦。政治資金問題で党の処分を受けた武田は比例代表に重複立候補できず、組織の引き締めを期す。

 ▽福岡1区(6人)
井上貴博 62☆元財務副大臣自前(4)推(公)
綿貫英彦 58 元福岡市議 共新 
村田峻一 32☆党県副代表 社新 
緒方貴恵 40 自営業   参新 
山本剛正 52☆元議員秘書 維前(2)
丸尾圭祐 42☆元議員秘書 立新 

 ▽福岡2区(6人)
黒石裕子 32 会社員   参新 
稲富修二 54☆党副幹事長 立前(3)
鬼木誠  52☆防衛副大臣 自前(4)推(公)
沖園理恵 50 会社員   無新 
松尾律子 52 元福岡市議 共新 
本司敬宏 39☆公認会計士 維新 

 ▽福岡3区(6人)
重松雄子 65 元教員   参新 
奥田芙美代47☆元ピアノ講師れ新 
瀬尾英昇司49☆元外務省職員維新 
山口湧人 35 元福岡市議 共新 
仁戸田元気45☆元県議   立新 
古賀篤  52☆内閣府副大臣自前(4)■公明推薦なし(なぜ?)

 ▽福岡4区(6人)■保守分裂
宮内秀樹 62 元農水副大臣自前(4)推(公)■重複なし(自民不記載問題)
吉松源昭 56 元県議   無新 
阿部弘樹 62☆元県議   維前(1)
行平佳弘 38 元国税局職員参新 
許斐亮太郎50☆元NHK職員国新 
宗晶子  53☆元築上町議 社新 

 ▽福岡5区(5人)
岡部吉高  42 会社員   参新 
松尾嘉三  56☆元県議   維新 
堤かなめ  64☆元県議   立前(1)
タコスキッド48 元太宰府市議無新 
栗原渉   59☆元県会議長 自新 推(公)
■出馬断念 村山正美  79 共 新 (元)春日市議

 ▽福岡6区(5人)
鳩山二郎 45☆元総務政務官自前(3)推(公) ■県連に籍なし
近藤雅彦 49☆元市職員  国新 
古川恭司 58 NPO職員 参新 
福成健太 42☆会社員   維新 
河野一弘 52 元会社員  共新 

 ▽福岡7区(3人)
平島史朗 65 党県委員  共新 
亀田晃尚 53☆元教授   立新 
藤丸敏  64☆元内閣副大臣自前(4)推(公)

 ▽福岡8区(3人)
麻生太郎 84 党最高顧問 自前(14)■重複なし(自民73歳定年制)■公明推薦なし
森田俊文 61 元那珂川町議無新  ■>>2123
河野祥子 44 元直方市議 共新 

 ▽福岡9区(4人)
緒方林太郎51 元外務省職員無前(3)■有志の会
三原朝利 46 元北九州市議無新 推(公)■武内和久市長系
山本直緒美60 書道講師  参新 
山田博敏 62 党地区委員長共新 
■出馬断念 大家敏志  57 自 新 参院議員    ■公認でない見込み ■参院から鞍

 ▽福岡10区(5人)■保守分裂
城井崇   51☆元文科政務官立前(4)
吉村悠   39☆元県議   自新 推(公)
大石仁人  39 元北九州市議無新 ■武内和久市長系
一ノ瀬小夜子75 党地区副委長共新 
福本尭   42☆会社役員  維新 

 ▽福岡11区(3人)
志岐玲子 71☆元教員   社新 
武田良太 56 元総務相  自前(7)推(公)
村上智信 55☆元経産省職員維新

2674OS5:2024/10/22(火) 01:48:42

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100965&g=elc
都道府県別情勢 九州(2)【24衆院選】
2024年10月21日19時33分配信
 ◇1区、原口・岩田が互角=佐賀
 1区は立民前職原口と自民前職岩田が競り合う。原口は政権批判票の取り込みを図り、岩田は都市部の無党派層への浸透を狙う。2区は立民前職の大串がややリード。選対委員長として全国を回り、地元入りは限られるが、選挙前に態勢を整えてきた。自民前職古川は元知事の知名度を生かして懸命に追う。新人の共産井上、参政下吹越は苦戦している。

 ▽佐賀1区(2人)
岩田和親 51☆経産副大臣 自前(4)推(公)
原口一博 65☆元総務相  立前(9)
■久保田将誠(維新)出馬断念

 ▽佐賀2区(4人)
古川康  66☆元国交政務官自前(3)推(公)
大串博志 59☆党代表代行 立前(6)
井上祐輔 38 元県議   共新 
下吹越優也31 自営業   参新 


 ◇1区、西岡抜け出す=長崎
 1区は、国民前職西岡が立民、社民の支援を受け先行する。自民新人下条らの追撃をかわそうと懸命だ。2区は、立民前職山田と自民前職加藤が激しく競り合う。山田は2区の一部が選挙区だった4月の旧3区補欠選挙で当選。加藤は「政治とカネ」の問題で比例代表との重複立候補ができず背水の陣で臨む。3区は、昨年10月の旧4区補選で初当選した自民前職金子と、敗れた立民元職末次が接戦を展開。末次は政権批判票の獲得に奔走する。維新新人井上は苦戦を強いられている。

 ▽長崎1区(5人)
山田博司 54☆元県議   維新 
内田隆英 68 元長崎市議 共新 
黒石隆太 33☆元市消防局員参新 
下条博文 49☆元県議   自新 推(公)
西岡秀子 60☆党副幹事長 国前(2)

 ▽長崎2区(4人)
加藤竜祥 44 元国交政務官自前(1)推(公) ■重複なし(自民不記載問題)
山田勝彦 45☆元議員秘書 立前(2)
高木聡子 43 元教員   参新 
横田朋大 37☆元党職員  維新 

 ▽長崎3区(3人)
井上翔一朗41☆学習塾経営 維新 
金子容三 41☆元証券会社員自前(1)推(公)
末次精一 61☆元県議   立元(1)


 ◇2区は保守分裂=大分
 1区は無所属の前職吉良がやや先行し、自民新人の衛藤が追う。吉良は連合大分の推薦を受け、立民、国民、社民が支援。衛藤は公明と協力し、追い上げを図る。2区は保守分裂。前回99%超の惜敗率で比例復活した立民前職吉川と前知事の次男で保守系無所属の新人広瀬が競る。派閥裏金問題で党の処分を受けた自民前職衛藤は14選に向けて巻き返しを狙う。3区は自民前職岩屋が優位に戦いを進めるが、外相の公務でなかなか地元入りできていない。立民新人の小林は知名度アップに奔走する。

 ▽大分1区(4人)
衛藤博昭  44☆元県議   自新 推(公)
野中しんすけ38☆動画配信業 参新 
山下魁   47 党県書記長 共新 
吉良州司  66 元外務副大臣無前(6)■有志の会

 ▽大分2区(3人)■保守分裂
吉川元  58☆党国対副委長立前(4)
広瀬建  50 元会社員  無新 
衛藤征士郎83 元衆院副議長自前(13)推(公)■重複なし(自民73歳定年制)(自民不記載問題)

 ▽大分3区(3人)
小林華弥子56☆元由布市議 立新 
岩屋毅  67☆外相    自前(9)推(公)
大塚光義 69 元挾間町議 共新 
■小野祥美(社民)公認取り下げ>>1745>>1861

 ◇1区で渡辺リード=宮崎
 1区は前回初当選の立民前職渡辺が自民前職武井に先行。渡辺は労組票を固め、保守層の切り崩しを狙う。武井は「政治とカネ」の逆風に自身の不祥事も加わり、自民支持層を固め切れていない。2区は自民前職江藤がややリード。地元に張り付き、農水相を経験した実績をアピールして与党支持層の票固めに全力を挙げる。国民前職長友も後援会組織を強化し、前回後れを取った中山間地域でも支持拡大を図る。3区は自民前職古川が共産新人新村に対して安定した戦いぶり。

 ▽宮崎1区(4人)
武井俊輔 49☆元外務副大臣自前(4)推(公)
滋井祐香 44 会社役員  参新 
外山斎  48☆元参院議員 維新  ■自由党系 民主⇨未来⇨維新⇨希望
渡辺創  47☆党国対補佐 立前(1)

 ▽宮崎2区(3人)
長友慎治 47☆党政調副会長国前(1)
白江好友 36 党県常任委員共新 
江藤拓  64☆元農水相  自前(7)推(公)

 ▽宮崎3区(2人)
古川禎久 59☆元法相   自前(7)推(公)
新村初代 77 元教員   共新

2675OS5:2024/10/22(火) 01:49:24
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100971&g=elc
都道府県別情勢 九州(3)【24衆院選】
2024年10月21日19時39分配信
 ◇全4区で自民堅調=熊本
 「裏金候補」は県内に不在で、自民が全4選挙区で優位に立つ。1区は前職木原が前防衛相の知名度を生かし、立民新人出口らを引き離す。2区は保守分裂となった前回のしこりを乗り越え、自民前職西野が共産新人奥田らをリードする。3区は石破政権で国対委員長に就いた前職坂本が農水相時代の実績をアピールし、社民新人橋村らを相手に手堅い戦いを進める。4区は地元首長らから支援を受ける自民前職金子が堅調で、立民新人笹本、維新元職矢上は苦しい。

 ▽熊本1区(3人)
出口慎太郎42☆党県副代表 立新 
木原稔  55☆元防衛相  自前(5)■公明推薦なし(なぜ?)
重松貴美 35 会社役員  参新 

 ▽熊本2区(3人)
西野太亮 46☆元財務省職員自前(1)推(公)
近田茜  32 元教員   参新 
奥田木の実28 党県青年部員共新 

 ▽熊本3区(3人)
植田貴俊 40 自営業   参新 
坂本哲志 73 党国対委員長自前(7)推(公)■重複なし(自民73歳定年制)
橋村りか 52☆社団法人理事社新 

 ▽熊本4区(3人)
矢上雅義 64☆元相良村長 維元(3)
金子恭之 63☆元総務相  自前(8)推(公)
笹本由紀子59☆元渋谷区議 立新 


 ◇1〜3区で激しい戦い=鹿児島
 1〜3区で自民と野党候補らが激戦を繰り広げる。1区は、立民前職川内と自民前職宮路が浮動票の争奪戦を展開する。2区は、無所属前職三反園と自民前職保岡の保守対決。三反園は元知事で知名度が高い。自民県議の対応は割れ、保岡は支持層を固め切れていない。3区は、前回小選挙区で勝利した立民前職野間と、組織戦を徹底する農水相の自民前職小里がデッドヒート。4区は、自民前職で党幹事長の森山が圧倒的な強さを見せる。社民新人山内は苦戦している。

 ▽鹿児島1区(3人)
昇拓真  34 会社役員  参新 
宮路拓馬 44☆元総務政務官自前(3)推(公)
川内博史 62☆元党政調代行立前(7)

 ▽鹿児島2区(5人)■保守分裂
矢竹ゆかり61 個人事業主 参新 
松崎真琴 66☆元県議   共新 
三反園訓 66 元知事   無前(1)
辻健太郎 38☆経営相談業 維新 
保岡宏武 51☆元議員秘書 自前(1) ■公明推薦なし(保守分裂)

 ▽鹿児島3区(2人)
野間健  66☆党国対副委長立前(3)
小里泰弘 66☆農水相   自前(6)推(公)

 ▽鹿児島4区(2人)
森山裕  79 党幹事長  自前(7)推(公)■重複なし(自民執行部) (自民73歳定年制)
山内光典 73☆市民団体会長社新 


 ◇共・社が議席維持期す=沖縄
 1区は、共産前職赤嶺と自民前職国場が激しく競る。小選挙区で3連勝中の赤嶺が野党支持層を固める。国場は組織戦で対抗。無所属元職下地が追う。2区は、社民前職新垣が自民前職宮崎と接戦。再選を期す新垣に対し、宮崎は9月の宜野湾市長選で保守系が勝利した流れに乗りたいところ。3区は、浮動票取り込みを狙う立民前職屋良と、組織固めを図る自民前職島尻がしのぎを削る。4区は、自民前職西銘と立民新人金城が横一線。金城は政権批判票の受け皿となれるかが鍵。

 ▽沖縄1区(4人)■保守分裂
下地幹郎 63 元防災相  無元(6)
国場幸之助51☆国交副大臣 自前(4)推(公)
和田知久 64 大学教授  参新 
赤嶺政賢 76☆党幹部会委員共前(8)
■出馬取り消し 久保田みどり47 れ 新 (元)保育士

 ▽沖縄2区(5人)
今野麻美 47 写真館職員 参新 
宮崎政久 59☆厚労副大臣 自前(4)推(公)
赤嶺昇  57☆元県会議長 維新 
新垣邦男 68☆副党首   社前(1)
比嘉隆  47 会社役員  無新 

 ▽沖縄3区(3人)
屋良朝博 62☆元新聞記者 立前(2)
島尻安伊子59☆元沖北相  自前(1)推(公)
新城司  46 会社員   参新 

 ▽沖縄4区(4人)
金城徹  71☆元那覇市議 立新 
山川泰博 54☆元那覇市議 維新 
西銘恒三郎70☆元沖北相  自前(6)推(公)
山川仁  50☆元豊見城市長れ新

2676OS5:2024/10/22(火) 01:49:37

 ◇立候補者一覧の見方

 候補者の氏名は原則として届け出名で敬称略。年齢は投開票日現在の満年齢。肩書の「元」は前職を含む。丸かっこは当選回数。

 並びは届け出順。選挙区名に続く丸かっこは候補者数。候補者名の後に年齢、肩書、党派、前職・元職・新人の別。「推」は推薦で、丸かっこは推薦政党。☆は比例代表との重複。

 自=自民党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、公=公明党、共=共産党、国=国民民主党、れ=れいわ新選組、社=社民党、参=参政党、み=みんなでつくる党、諸=諸派、無=無所属。

2677OS5:2024/10/22(火) 02:08:55
公明推薦なし


■強いので不要
神奈川11区小泉進次郎
福岡  8区麻生太郎

■不祥事関係
◯不記載問題・公認なし
福島 3区上杉謙太郎
埼玉 6区中根一幸
東京11区下村博文 
東京17区平沢勝栄 *
東京21区小田原潔
東京24区萩生田光一
新潟 2区細田健一
福井 2区高木毅

 *三ツ林裕巳と西村康稔は推薦された

◯公認・比例重複なし
東京7区丸川珠代

◯統一教会
神奈川4区山本朋広
神奈川18区山際大志郎

◯税金滞納
愛知 5区神田憲次 

■保守分裂
和歌山2区二階伸康(vs世耕弘成) 
鹿児島2区保岡宏武(vs三反園訓)

■不明 その他
茨城5区石川昭政 日立労組

静岡 8区稲葉大輔 新人
和歌山1区山本大地 新人 
大阪18区内田隆嗣 新人
福岡 3区古賀篤  前職
熊本 1区木原稔  前職

2678OS5:2024/10/22(火) 02:13:31
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/543234
【焦点区を歩く 2024年衆院選】②前職同士3度目の対決 野党競合の影響注視 広島5区

2024/10/17
(最終更新: 2024/10/17)
twitter
 衆院選公示の15日、広島県尾道市のJR尾道駅前。広島5区に立った自民党比例代表中国ブロック前職の小島敏文(74)は、出陣式の冒頭から声を張り上げた。「本当に崖っぷちの選挙を戦っております」。たすきには「小選挙区一本 背水の陣」と記していた。

⇒衆院選広島県内の候補者アンケートはこちら

 旧6区に立ちながら4回続けて比例復活し、今回は重複しない。「政治とカネ」問題の逆風も吹く。演説では党派閥裏金事件を謝罪し「政治資金規正法は改正したが、もっと透明性をしっかりと(高めるよう)頑張る」と党支持層の引き留めを図った。比例代表は「公明党」と呼びかけ、連立を組む同党の組織力に期待した。

 区割り変更に伴い旧4区の三原市大和町、旧5区の同市本郷町と尾道市瀬戸田町が加わった。いずれも自民党が票田としてきた「保守地盤」。小島にとって三原市は県議時代の選挙区でもあり、特に票固めに腐心する。本郷町の演説では「町のことは隅々まで分かっているつもり」と長年の縁をアピールした。

 一方、通算5選を目指す立憲民主党前職の佐藤公治(65)。小島とは3度目の対決となる。庄原市の出陣式では、元金融担当相、亀井静香(87)が寄せた「全力を挙げて取り組む」とのメッセージが代読された。

 庄原市出身の亀井の支援に加え、自民党衆院議員で農林水産相を務めた父の守良(1996年死去)の尾道市の地盤を継ぐ。前回選では両市の得票が勝利を決定づけた。

 佐藤は演説で「亀井先生も父も自民党を離党した。原点は日本の設計図を変える改革」と振り返り、地方創生の思いを引き継ぐ決意を披露。野党候補でありながら、保守系の後継者との位置付けをあらためて示した。

 たすきには「結集」の2文字。参院選で野党系候補の当選を後押しした政治団体「結集ひろしま」の代表を務め、「健全な政治を取り戻そう」と幅広い支持を呼びかける。推薦する連合広島の幹部が各地でマイクを握り、労組票も固める。ただ、「結集」に影を落としかねないのが共産党の候補擁立だ。

 共産党新人の猪原真弓(63)は尾道市の出陣式で「一握りの大金持ちや大企業に手厚くしている自民党では暮らしはよくならない」などと現政権を批判。立憲民主党についての言及はなかった。

 三つどもえだった2017年の前々回選では、別の共産党新人が1万4千票余りを得た。前回選は「野党競合」せず、共産党支持層の多くが佐藤に投票したとみられる。

 佐藤は17日、尾道市の演説会で「前回出なかった共産党が1万数千票を取る。決して楽な戦いではない」と危機感を訴えた。小島は公示前、共産党の新人擁立について「それはいいこと。大歓迎」との本音を報道陣に吐露している。=敬称略(森田晃司、菊池諒、佐藤弘毅)

猪原真弓63 党地区役員 共   新
小島敏文74 元復興副大臣自(岸)前
佐藤公治65☆党県代表  立   前
(届け出順、敬称略、☆は比例との重複立候補者、(岸)=旧岸田派)

2679OS5:2024/10/22(火) 02:14:23
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/544592
【焦点区を歩く 2024年衆院選】④与野党一騎打ち激戦 新エリアへの浸透が鍵 広島4区

2024/10/21
(最終更新: 2024/10/21)

 衆院選が後半戦に入った21日、自民党前職の寺田稔(66)は今回から選挙区となった東広島市の各地を巡り、地元の地方議員と街頭に立った。商業施設前で地域の活性化を訴えながら、こう強調した。「東広島では新人、チャレンジャーの立場です。まだまだ浸透していない」

 区割りの変更で、広島4区は旧4区の東広島市と旧5区の呉市が合わさった。他に竹原、江田島市、熊野、大崎上島町が選挙区だ。有権者約39万人のうち、東広島市は約15万人。約17万人の呉市に次いで多い。

 呉市が中心の旧5区で6回の当選を重ねた寺田。東広島市の大半の地域では初めての選挙だが、「態勢を整えきれないまま公示日を迎えた」(地元の地方議員)との声も漏れる。

 寺田陣営が期待するのは旧4区が地盤の自民党前職、新谷正義(49)の支援だ。演説会で「頑張ります」と拳を握るポーズを見せる新谷に、寺田が「お力を頂戴したい」と応える場面もあった。

 4区の立候補を競い、党本部の裁定で今回は新谷が比例代表中国ブロックに回った経緯があり、「しこりが残っている」とみる向きもある。だが、選挙区の拡大で企業などを巡る活動が従来通りにできない寺田にとって、後援会を含め新谷の組織力は頼みの一つだ。

 東広島市を拠点に戦ってきた日本維新の会比例中国前職の空本誠喜(60)は、呉市での訴えに時間を割く。序盤戦、街宣時間の約6割を充て、同市の倉橋島で育ち、市内の高校に通ったことを強調。「とにかく呉で名前を覚えてもらう必要がある」との考えだ。

 路地まで選挙カーを走らせ、自転車でも駆け回る。「ふるさと呉の街を再興させたい」とアピールしながら、日ごとに追及を強めているのが自民党の「裏金」問題だ。「企業、団体のための政治ではなく、働く皆さんが安心できる社会をつくるための政治に変える」と語気を強める。

 2009年には民主党から立候補して、自民党の中川秀直元幹事長を破った。その時を含めた個人の人脈で地方議員や労働組合の組合員の支援を受けるが、選挙区の各地に後援会組織があるわけではない。

 ただ陣営は無党派層をはじめ、自民党への不満の受け皿になっているという手応えを感じている。旧4区で比例復活して当選した前回よりも沿道の反応は良いとする。

 広島県内の6選挙区で唯一、与野党の一騎打ちとなった。

 寺田陣営は与党の実績を強調。「比例は公明に」と、連立を組む公明党の比例中国の候補者の支援を強く打ち出しながら、同党支持層の票の上積みを目指す。空本には他の野党から組織だった支援はない。陣営は「政権交代した09年のような追い風があるわけじゃない」と気を引き締め、与党への批判票の掘り起こしを図る。=敬称略(衣川圭、教蓮孝匡、石井雄一)

寺田稔 66 ☆元総務相  自(岸)前
空本誠喜 60 ☆党県代表  維   前
(届け出順、敬称略、☆は比例との重複立候補者、(岸)=旧岸田派)

2680OS5:2024/10/22(火) 09:55:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/99f491c845c6289b3f877360d1e6943b623c78de
接戦区に与野党てこ入れ 自民逆風「連立拡大」論も 立民、裏金追及を強化【24衆院選】
10/22(火) 7:01配信


時事通信
衆院選の街頭演説を聞く有権者ら=21日午前、大阪市

 27日の衆院選投開票まで残り1週間を切り、与野党は接戦の選挙区のてこ入れに懸命だ。


 自民党は派閥裏金事件の逆風で都市部を中心に守勢が目立ち、党幹部から選挙後の「連立拡大」論が上がるなど切迫した雰囲気も漂う。これに対し、野党第1党の立憲民主党は政権追及を強める構え。比例票を巡る野党間の競合も激化しそうだ。

 「最大の危機感を持って戦う。自公が過半数を割れば日本はどうなるのか」。石破茂首相(自民総裁)は21日、大阪市で街頭演説し、目標に掲げる自民、公明両党での過半数確保へ支持を呼び掛けた。

 自民は終盤戦で、野党と競り合う選挙区に「人気弁士」を集中的に投入する。ただ、今回は対象が全国各地に広がっており、党幹部は「可能性のない選挙区を見切ることも必要だ」と指摘。党内からは、無党派層への浸透を困難視する声も漏れる。

 厳しい結果を見越したかのような発言も出始めた。森山裕幹事長は20日のNHK番組で、連立政権の枠組み拡大の可能性を問われ、「協議は前向きにすべきだ」と含みを残した。党関係者は、日本維新の会などとの協力が念頭にあると解説。同時に「来年の参院選で不利に働きかねず、他の野党は見向きもしないだろう」とも語る。

 「裏金議員」の推薦で「共犯」批判を受ける公明は、維新と大阪・兵庫の選挙区で激戦を展開している。そのさなかに「連立拡大」論が浮上し、党関係者は「そんな不義理はあり得ない」と自民に対する不快感を隠さない。

 立民の野田佳彦代表は21日、与党としのぎを削る北海道や東北を行脚。終盤に向けて激戦区を重点的に回り、政権批判票の掘り起こしを図る考えだ。野田氏は同日、遊説先の秋田市で記者団に「競り合っているところを勝ちにいきたい」と強調。「『政治とカネ』の問題は(与党が)一番ダメージを受けているのではないか。言い続けたい」と意気込んだが、党内には「裏金一本やりで、それ以外の訴えが乏しい」との意見もある。

 一方、伸び悩みが指摘される維新は、本拠地の大阪でも「選挙区をいくつか落とす可能性がある」(党幹部)との見方が出ており、基盤維持に全力を挙げる。国民民主党は比例票の上積みを狙っており、玉木雄一郎代表は21日、東京の各選挙区を回って支持拡大を訴えた。

2681OS5:2024/10/22(火) 09:55:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfa0fe166151ea1666f6418b5da5378d6effa5c2
強固な保守地盤・山口2区 勝敗分ける鍵は、区割り見直し後の大票田
10/22(火) 6:45配信

毎日新聞
山口2区の候補者の出陣式で、拳を突き上げる支持者ら=山口県岩国市で2024年10月15日午前10時42分、大山典男撮影

 政界屈指の若きサラブレッドと元閣僚の有力者が再びがっぷり四つで組み合う。強固な保守地盤として知られる山口2区では、自民党前職の岸信千世氏(33)と旧民主党政権で法相を務めた立憲民主党元職、平岡秀夫氏(70)の争いが熾烈(しれつ)を極めている。勝敗を分ける鍵は、区割り見直し後に生じた大票田だ。


 「主人も『しっかり応援して来いよ』と言っている気がする」「信千世君のような若い政治家が育っていくことが主人にとってもうれしいことだと思う」

 山口県岩国市内で20日夕にあった岸氏の個人演説会。県内の別の選挙区を地盤としていた安倍晋三元首相の妻昭恵氏の登壇に、約300人の聴衆から割れんばかりの拍手が起こった。

 岸信介元首相を曽祖父、岸信夫元防衛相(65)を父、そして、安倍氏を伯父に持つ岸氏。昭恵氏は「父や伯父の姿を見て自然と政治の道に進んでいった。この国のために命を懸けたいと強く思っている。DNAがしっかり育っている」と血縁を強調し支援を求めた。

 だが、今も県内で絶大な人気を誇る昭恵氏を呼んだのは危機感の裏返しだ。

 岸氏にとっては今回は、2023年4月の旧2区の補選以来2度目の選挙だ。前回は世襲批判を浴びながらも、信夫氏から引き継いだ地盤で、地元県議や市議らを中心に後援会組織をフル回転させ、今回同様一騎打ちだった平岡氏を約5800票差で振り切った。

 今回事情が違うのが、区割り見直しで県内の選挙区が4から3に1減したことだ。新2区は旧2区から有権者数が約10万人増え、約37万6000人に。なかでも、新たに加わった人口13万人超を抱える周南市が主戦場となっている。

 岸氏も周南市に頻繁に足を運び支援を訴えるとともに、区割り見直し前まで同市を地盤とし、今回は隣の新1区から出馬の高村正大氏(53)との連携も強める。

 コンビナートの工場が広がり、もともと保守が強い地域だが、自民派閥の裏金事件の影響もあり風当たりは厳しい。選対関係者は「裏金事件の影響は予想以上だ。補選より肌感覚としては厳しい。周南で上回らなければ勝てないかもしれない」と顔をしかめる。

 一方の平岡氏。「今回の選挙が本番だ」と雪辱に燃え有権者との対話を重視する「どぶ板選挙」に徹する。選挙区内にある米軍岩国基地(岩国市)の機能強化反対や、上関町で持ち上がる、原発の使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設建設計画反対の立場を明確にし、地元の共産党支持層とも関係は良好だ。共産本部は一時、独自候補の擁立も検討したが間に合わず、結果的に野党共闘が実現する格好となった。

 平岡氏が主張の中心に据えるのが、裏金事件と世襲批判だ。裏金事件については「一丁目一番地で問わなければならないのは、政治とカネの問題。政治改革の問題だ」と主張。世襲に対しては「特定の利益団体と結びついて、利権集団になっている」と批判する。

 補選落選直後から、周南市を中心に足しげく回っていた平岡氏。報道各社が伝える情勢調査は「接戦」が並び、陣営関係者は気を引き締める。「無党派層への声かけを進めてきた結果、反応はいい。ただ浮動票の行方は分からない。相手は組織だから動きが見えない」

 終盤戦にさしかかろうとする選挙戦。読めない票の行方に、両陣営がもがく。【脇山隆俊、大山典男、福原英信】

2682OS5:2024/10/22(火) 09:56:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a71f163d1796eb5f26320e00521da940119380a
【衆院選】与野党一騎打ちの激戦 区割り変更、それぞれ新エリアへの浸透が鍵 広島4区
10/22(火) 6:31配信


中国新聞デジタル
広島4区の選挙区

 衆院選が後半戦に入った21日、自民党前職の寺田稔(66)は今回から選挙区となった東広島市の各地を巡り、地元の地方議員と街頭に立った。商業施設前で地域の活性化を訴えながら、こう強調した。「東広島では新人、チャレンジャーの立場です。まだまだ浸透していない」



 区割りの変更で、広島4区は旧4区の東広島市と旧5区の呉市が合わさった。他に竹原、江田島市、熊野、大崎上島町が選挙区だ。有権者約39万人のうち、東広島市は約15万人。約17万人の呉市に次いで多い。

 呉市が中心の旧5区で6回の当選を重ねた寺田。東広島市の大半の地域では初めての選挙だが、「態勢を整えきれないまま公示日を迎えた」(地元の地方議員)との声も漏れる。

 寺田陣営が期待するのは旧4区が地盤の自民党前職、新谷正義(49)の支援だ。演説会で「頑張ります」と拳を握るポーズを見せる新谷に、寺田が「お力を頂戴したい」と応える場面もあった。

 4区の立候補を競い、党本部の裁定で今回は新谷が比例代表中国ブロックに回った経緯があり、「しこりが残っている」とみる向きもある。だが、選挙区の拡大で企業などを巡る活動が従来通りにできない寺田にとって、後援会を含め新谷の組織力は頼みの一つだ。

 東広島市を拠点に戦ってきた日本維新の会比例中国前職の空本誠喜(60)は、呉市での訴えに時間を割く。序盤戦、街宣時間の約6割を充て、同市の倉橋島で育ち、市内の高校に通ったことを強調。「とにかく呉で名前を覚えてもらう必要がある」との考えだ。

 路地まで選挙カーを走らせ、自転車でも駆け回る。「ふるさと呉の街を再興させたい」とアピールしながら、日ごとに追及を強めているのが自民党の「裏金」問題だ。「企業、団体のための政治ではなく、働く皆さんが安心できる社会をつくるための政治に変える」と語気を強める。

 2009年には民主党から立候補して、自民党の中川秀直元幹事長を破った。その時を含めた個人の人脈で地方議員や労働組合の組合員の支援を受けるが、選挙区の各地に後援会組織があるわけではない。

 ただ陣営は無党派層をはじめ、自民党への不満の受け皿になっているという手応えを感じている。旧4区で比例復活して当選した前回よりも沿道の反応は良いとする。

 広島県内の6選挙区で唯一、与野党の一騎打ちとなった。

 寺田陣営は与党の実績を強調。「比例は公明に」と、連立を組む公明党の比例中国の候補者の支援を強く打ち出しながら、同党支持層の票の上積みを目指す。空本には他の野党から組織だった支援はない。陣営は「政権交代した09年のような追い風があるわけじゃない」と気を引き締め、与党への批判票の掘り起こしを図る。=敬称略

中国新聞社

2683OS5:2024/10/22(火) 09:57:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/20cb922e07c3831f9d90003340b819701ecef82a
崩れた共闘、消える共産票 立民幹事長、崖っぷちの戦い 衆院香川1区ルポ【注目区を行く】
10/22(火) 7:02配信


時事通信
衆院選香川1区のポスター掲示板=19日、高松市

 野党共闘が大きく後退した今回の衆院選。

 香川1区で自民党の閣僚経験者としのぎを削る立憲民主党の小川淳也は、共産党の組織票を失い、無党派の政権批判票を共産と争う構図となった。幹事長として全国を飛び回る中、崖っぷちの戦いが続く。(敬称略)
 ◇録音
 「政治改革の断行へ全力で頑張ります」。19日昼前、高松市の中心街に止まった街宣車のスピーカーから小川の声が響いた。だが、そこに本人の姿はない。流れたのは前夜に録音した演説だ。

【ひと目でわかる】政治改革に関する各党の主な公約

 幹事長に起用され、メディアへの露出は増えた。一方で、録音が相手では立ち止まって聞く人も少ない。本人不在の選挙は初。動き出した街宣車の後を妻の明子らが自転車で追い、街を行き交う有権者に支持を求めた。

 公示から6日目の20日、小川はようやく高松に入り、自身の集会に参加。涙声で「次世代に胸を張れる政治と社会をつくろう」と訴えた。浮動票を意識し、数日前から一般向けに告知していた会だ。ただ、地元活動はこれが最後の予定。1時間弱滞在し、慌ただしく隣の愛媛県へ向かった。

 2005年に初当選し、6回連続で議員バッジを着けてきたが、小選挙区を制したのは前回21年を含めて2度しかない。今度は党を率いる立場。「選挙区で勝てなければ、幹事長を即辞任する」と周囲に語った。

 ◇奇縁
 小川と共産の関係は悪くなかった。16年の参院選を前に共闘の「確認書」にサイン。以後、2回続けて共産は香川1区に独自候補を出さなかった。これも前回の小選挙区勝利の要因となった。

 一転して共産が新人田辺健一の擁立を発表したのは9月10日。安全保障政策などを巡り、共闘の土台が崩れたと判断したためだ。皮肉にも田辺は16年参院選の野党統一候補。小川も推した側に立っていた。

 この10年ほど、国政選挙や県議選で共産が香川1区の区域内で出した票はおよそ1万。ギリギリの戦いを重ねた小川には無視できない数字だ。「今回は一緒にやれない」。共産県委員長の中谷浩一がこう伝えると、小川は「仕方ない」と応じた。これ以降、二人は連絡を取っていない。

 18日、高松市の百貨店前で田辺は自民裏金事件に触れ、「共産が伸びれば政治は必ず変わる」と語り掛けた。ここは21年前、初めて衆院選に挑戦した小川が街頭で最初にマイクを握った場所だ。

 ◇名門
 小川とずっとライバルだったのが自民の元デジタル相平井卓也。国会議員3世、県内シェア約6割の地元紙の社主一族だ。

 基本戦略は組織固め。各種団体や企業をこまめに回り、朝礼の機会などに投票を呼び掛ける。

 市内の農協支店の会議室を借りて開いた18日の集会は、そろいの作業着姿の一行ら約160人でごった返した。「最後の選挙のつもりで戦います」。平井もまた、退路を断つ覚悟を強調する。

 懸念は裏金事件を受けたイメージ低下。旧岸田派の平井も政治資金収支報告書に不記載があったとして告発された経緯がある。危機感は広がっており、前首相の岸田文雄が19日に高松入り。「発想力と情熱を持った政治家だ」と持ち上げた。

 香川1区には日本維新の会の町川順子、参政党の小林直美の両新人も立候補している。

 

 ◇衆院香川1区立候補者
 小林直美 50 作家     参 新
 田辺健一 43 党県常任委員 共 新
 小川淳也 53 党幹事長   立 前(6)
 平井卓也 66 元デジタル相 自 前(8)
                 推(公)
 町川順子 65 元議員秘書  維 新
(注)敬称略、届け出順。年齢は投開票日(27日)時点、丸数字は当選回数、「推」は推薦。参=参政党、共=共産党、立=立憲民主党、自=自民党、公=公明党、維=日本維新の会。

2684OS5:2024/10/22(火) 14:53:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0fe3816355907377141056ee79359575988b1f3
《激戦区を行く》論戦、秋の陣突入 茨城1区 前職2人しのぎ削る 知名度向上急ぐ維新、共産
10/16(水) 8:00配信


茨城新聞クロスアイ
有権者と握手を交わす(左上から時計回りに)田所嘉徳氏、武藤優子氏、高橋誠一郎氏、福島伸享氏

衆院選が15日公示され、茨城県内小選挙区に立候補した24人が12日間の選挙戦に突入し「秋の陣」が火ぶたを切った。地方活性化や物価高対策、「政治とカネ」問題への対応が注目される中、27日の投開票に向けて激戦を繰り広げる選挙区の姿を追った。

【1区】(届け出順)
田所嘉徳  70 自民 前(4)
武藤優子  60 維新 新
高橋誠一郎 29 共産 新
福島伸享  54 無所属前(3)

自民と無所属の前職2人がしのぎを削る中、維新と共産の新人2人が加わり、4人の選挙戦となった茨城1区。

「真摯(しんし)に反省しているが、それだけで政治が良くなるわけではない」。15日、笠間市で街頭演説に立った自民前職の田所嘉徳氏(70)は声を張り上げた。

党派閥による裏金事件を巡り、逆風にさらされる自民。応援弁士は「今回は厳しい」「正念場」などと訴えたが、陣営幹部は「逆風だが、田所氏に後ろめたいことは何一つない」と強調、責任政党として実績と力を訴える構えだ。

無所属前職の福島伸享氏(54)は、小選挙区で敗れれば比例復活がなく、支援に回る参院議員は「他の政党も(候補が)乱立している。非常に厳しい」と危機感を募らせる。支援者からは前回のような「野党共闘」が実現せず、「失った票は大きいのでは」との声も漏れるが、陣営幹部は「負けたら終わりは前回も同じ。『背水の陣』、再びだ」と支持基盤をさらに固める意向を示す。

維新新人の武藤優子氏(60)は前回4区から1区に変更し、知名度向上に余念がない。15日は「象徴的な場所」として水戸市のハローワーク水戸前を第一声の場所に選び、「日本を茨城から変えていく」と声を張り上げた。

その後も選挙カーをフル稼働させ、水戸、笠間など4市1町6カ所で街頭に立ち「日本の政治は一から大どんでん返しが必要」と政権交代の必要性を訴えた。

「暮らしと平和を守る代表として国会に押し上げて」。共産新人の高橋誠一郎氏(29)は15日、水戸市内のスーパーや市営団地などで街頭演説に立ち、消費減税や労働時間の短縮、賃上げ実現の必要性を訴えた。

29歳の若さを前面に押し出して知名度アップを図る。選挙戦では水戸、笠間の両市や城里町などで遊説を重ね、幅広い支持を集めて同党の比例票獲得にもつなげたい考えだ。

茨城新聞社

2685OS5:2024/10/22(火) 14:54:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/f97a46869ca1e8ec66a93504a3f833d18dc554da
《衆院選2024 激戦区を行く》茨城3区 「ダブル逆風」葉梨氏危機感 野党乱立、批判票争奪
10/19(土) 7:00配信


茨城新聞クロスアイ
有権者に支持を訴える(左から)梶岡博樹氏、加川裕美氏、葉梨康弘氏、橋口奈保氏、大内久美子氏

茨城県内最多の5人が名乗りを上げた3区は、激しい選挙戦が繰り広げられている。自民党派閥による裏金問題などで逆風にさらされ、巻き返しを図る自民前職候補。一方、野党は4候補が乱立し、政権批判票の奪い合いとなっている。

【3区】(届け出順)
梶岡博樹  47 立民 新
加川裕美  60 れいわ新
葉梨康弘  65 自民 前(6)
橋口奈保  47 維新 新
大内久美子 75 共産 新

自民前職の葉梨康弘氏(65)はいつも以上に危機感を抱く。応援弁士も続々と選挙区に入り、16日の岸田文雄前首相に続き、21日には高市早苗氏が駆け付ける。法相在職時の失言で「ダブル逆風」(陣営関係者)だが、葉梨氏は「奇策はない。地道に訴える」。陣営も「票を固めていく」と組織をフル回転させる。

立民新人の梶岡博樹氏(47)は「保守票の奪い合いになる」と分析。約8万票を当選ラインと見込み、裏金問題や失言で逆風の自民前職から離れた保守票を取り込みたい考えだ。街頭演説は1日約20カ所。保守層を念頭に訴えを続けるとともに、地元の守谷市などに多い無党派層への浸透を図っている。

維新新人の橋口奈保氏(47)は、同党所属の県議や市議の支援を受けながら草の根運動を展開。陣営は「地方議員も増え、それなりに地盤ができてきた」と自信をのぞかせ、支持率調査の結果には「一喜一憂しない」と冷静に受け止める。団体献金の廃止や減税を繰り返し訴え、自民批判票の取り込みを狙う。

水戸市を長く拠点にしていた共産新人の大内久美子氏(75)は、初めて3区に立候補。同市議と県議を計40年務めた実績を強調し、共産支持層が厚い同区で地盤固めに懸命だ。自民の「政治とカネ」問題を追及し、政権批判票の獲得や比例票上積みを目指す。21日は小池晃書記局長が取手市に駆け付ける。

「第1公約は消費税廃止。主婦や子育て世代なら共感するはず」。れいわ新人の加川裕美氏(60)は、スーパー前での街頭演説に注力。今月初めに立候補を表明し、選挙カーのマイクも自ら握る。「準備期間がなかった。早く知名度を上げたい」と陣営。党の街宣車を3区外にも走らせ、比例票の獲得を狙う。

茨城新聞社

2686OS5:2024/10/22(火) 14:54:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/395062c42a30ecd8854b983762fdba57f12992ad
《衆院選2024 激戦区を行く》茨城5区 「浅野VS石川」3度目火花 鍵握る労組外・保守票
10/20(日) 7:00配信
茨城新聞クロスアイ
有権者に支持を訴える(左から)千葉達夫氏、浅野哲氏、石川昭政氏

衆院選公示から初の週末となった19日、激戦区の一つ茨城5区の候補者は、街頭や集会を精力的に回り支持を訴えた。3度目の対決となる国民と自民の前職2人が激しい接戦を展開し、共産新人が懸命に追っている。

【5区】(届け出順)
千葉達夫 42 共産 新
浅野哲  42 国民 前(2)
石川昭政 52 自民 前(4)

国民前職、浅野哲氏(42)は日立市内を中心に演説に立ち、午後の決起集会には約300人(陣営発表)が参加。「国民のための政治を取り戻す」と強調し、「年収の壁」引き上げなどの政策を訴えた。

日立製作所労組出身で労働界が全面支援するが、近年は組合員減少が課題となり、区内の日立グループ組合員は現在約7千人。このため組織外に支持を広げようと地域で培った人脈で票の上積みを図る。浅野氏は「変化を望む有権者の期待は感じる」と手応えを語り、応援に入った榛葉賀津也幹事長も「党にとって茨城5区は北関東の牙城。選挙区勝利がマスト」と語った。

前回比例復活の石川昭政氏(52)も、大票田の同市内で演説を重ねた。ガソリン代補助などの実績を示し「本当に厳しい選挙戦。5区から自民党の火を消してはいけない」と訴え、派閥裏金事件についても「無派閥議員の中心として、党をたたき直す」と改革の先頭に立つ覚悟を示す。

党の支持団体・企業から支援を受けるが、県内の自民候補では唯一公明の推薦を得ておらず、保守層の票固めに懸命だ。夕方には総裁選で支えた高市早苗前経済安全保障担当相が来援し、約1200人(陣営発表)を前に「すぐにでも経産大臣として活躍できる人材」と支持を呼びかけた。

共産新人の千葉達夫氏(42)は同市内のスーパー前を中心に街頭演説。労働時間の短縮や賃上げ実現などを掲げ「格差や貧困の解消へ暮らし最優先の政治にしたい」と訴える。

選挙区内には日本原子力発電東海第2原発(東海村)が立地し、候補者の中で唯一、廃炉を主張。「再エネ普及の流れに逆行する」と再稼働反対の立場を鮮明にする。陣営は「従来の共産支持層は堅い」とみる一方、「無党派層への広がりが弱い」と分析。「自民党への不満を持つ人は多い」とした上で派閥裏金事件を「組織的な犯罪」と指摘し、政権批判票の受け皿として支持拡大を図る。

茨城新聞社

2687OS5:2024/10/22(火) 14:54:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/db55951730becced6912c88fb82072a92ebe2b2e
《衆院選2024 激戦区を行く》茨城6区 大票田つくば、しのぎ削る 前職対決、共産挑む
10/21(月) 11:00配信


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茨城新聞クロスアイ
有権者に支持を訴える(左から)青山大人氏、間宮美知子氏、国光文乃氏(届け出順)

6区は自民と立民の前職による3度目の対決に、9月末に立候補表明した共産新人が挑む三つどもえとなった。焦点は有権者の最も多い茨城県つくば市。市長選と市議選の「トリプル選」となり、選挙戦はヒートアップ。公示後、唯一の日曜日の20日、3候補は同市や同県土浦市などで支持を訴えた。

【6区】(届け出順)
青山大人 45 立民 前(2)
間宮美知子 77 共産 新
国光文乃 45 自民 前(2)


自民前職の国光文乃氏(45)は、つくば市長選と市議選が告示されたこの日、出陣式を巡って各候補の応援演説でマイクを握った。自らの国会議員7年の実績にも触れ、医療や社会保障の充実、外交や安全保障などを訴えた。

過去2回、小選挙区で競り勝ったが、「これまでにない逆風を痛いほど感じている」と話す。自民党派閥裏金事件の影響に危機感を強める。

党県連は「最重点区」の一つと位置付ける。議席の死守に向け、同じ旧岸田派の岸田文雄前首相、上川陽子前外相が選挙区に入って応援。23日には石破茂首相が駆け付けるなど支持固めに力を入れる。

立民前職の青山大人氏(45)は公示後、つくば市を重点的に巡り、20日は自らの出身地、土浦市で人の集まるスーパーや駅などを回った。消費税減税の必要性を主張。「国内の消費を活性化させ、経済を回す」と訴えた。

連合茨城の推薦のほか、地元選出の市議や県議などから支持を受ける。過去2回、小選挙区で敗れ、比例復活当選。前回は野党候補と一本化が実現。今回は三つどもえとなったが、陣営幹部は「出陣式には前回よりも人が集まり、若い人も多い」と手応えを示す。一方で「ふたを開けてみなければ分からない」と、悲願の小選挙区当選を目指して浸透を図る。

共産新人の間宮美知子氏(77)は、つくば市内で街頭演説。市議選の共産党候補者とともにマイクを握った。最低賃金引き上げや消費税減税などを掲げ、「私たちの生活のために税金を使うことが必要」と呼びかけた。

政治とカネの問題にも力が入る。「国民はしっかりと税金を払っているのに、自民議員の一部は裏金をポケットに入れ、政治資金収支報告書に虚偽の報告をしていた」と批判。陣営では「支持が広がっている実感はあるが、総量が足りない」と分析。「普段選挙に行かない人たちに(共産党を)浸透させたい」と街頭演説を中心に票の掘り起こしに努める。

茨城新聞社

2688OS5:2024/10/22(火) 14:55:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/55a20da4de743d9be36ecba33f9ad0d3e89bb1b1
《衆院選2024 激戦区を行く》茨城7区 「永岡VS中村」新対決 「背水」ともに危機感
10/22(火) 11:00配信

茨城新聞クロスアイ
有権者に支持を訴える(左から)中村勇太氏、永岡桂子氏

茨城県内で唯一、一騎打ちとなった7区は、無所属新人と自民前職が競り合う。比例復活のない無所属新人は「背水の陣」として裏金問題で自民を批判。自民前職は6期19年の実績と文部科学大臣を務めた経験を強調。政界引退した中村喜四郎氏の地盤を引き継いだ新人と自民前職の新たな真っ向対決は激しさを増している。

【7区】(届け出順)
中村勇太 38 無所属新
永岡桂子 70 自民 前(6)

無所属新人の中村勇太氏(38)は前衆院議員の父・喜四郎氏と同様に、オートバイで地域を細かく回る戦術を踏襲。喜四郎氏の後援会「喜友会」を受け継いでおり、演説では毎回、「父は最初の選挙で4年間で10万軒を回った。私も今後4年間で10万軒を歩く。地道に努力する」と訴え、支持獲得に懸命だ。

区割り変更で旧下妻市が1区から7区に変わったが、1区候補の後援会から名簿を引き継ぎ、新たな票の掘り起こしを狙う。

選挙戦では立民県連と連合茨城から実質的な支援を受けており、茨城県選出の参院議員なども選挙区入りして支持拡大を訴える。坂東市で17日開かれた演説会で、応援弁士は「無所属候補は政見放送がなく、ビラは政党公認候補より4万枚少ない。もちろん比例復活もない。負ければ終わりだ」と強調した。

文科大臣を務めた自民前職の永岡桂子氏(70)は21日、街頭で「今回の選挙は大変厳しい。自民党に逆風が吹いているが、負けるわけにはいかない」と声を張る。

喜四郎氏は過去6回にわたって競り合ってきた「大きな壁」。新たに相手となった長男と党への逆風を含む「三つの壁が立ちはだかっている」と危機感を募らせる。

選挙区内8市町の首長や自公の県議、地元議員らが応援に入り、各地でマイクを握る。首長の1人は「地域と国とのパイプは永岡候補しかいない。ぜひ小選挙区で勝利を」と意気込んだ。

同日は五霞、境の両町を重点的に回り、支援拡大を呼びかけた。「まだやらなければならないことがある。地域の声を国に届けられるのは私。再び壇上に上げてほしい」。経験と実績を訴え、票の上積みを目指す。

茨城新聞社

2689OS5:2024/10/22(火) 15:33:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cc11f5b856ea3d497756a0a706364956513cd24
全国唯一の政令市またぐ小選挙区 新設の神奈川19区 新人6人、知名度向上へ激しい戦い
10/22(火) 15:05配信



産経新聞
神奈川県内最多となる新人6人が立候補した神奈川19区に設置された掲示板=川崎市宮前区

今回の衆院選で、神奈川県は小選挙区が2つ増加した。区割り変更で新設された19区は県内最多となる6人が立候補し、前職候補がいないのは県内でここだけとなる。横浜市都筑区と川崎市宮前区が区域で、全国で唯一、2つの政令市にまたがるという複雑な事情によって知名度向上のハードルがあり、各陣営は難しい選挙を迫られている。

【リストでみる】夕刊フジが作成した「神奈川全選挙区当落予測」

■地盤がなかったエリア

日が傾き始め、肌寒い風が吹き抜ける中で行われた20日午後の演説会。宮前区の広場に集まった支援者らを前に、自民党の草間剛氏の言葉に力がこもった。

「自民党を中から変えることができるかが問われているのが今回の選挙」

都筑区選出の横浜市議として3期12年務めた実績を持ち、街頭では派閥パーティー収入不記載事件など自民の負の部分にも触れる。「新人なので裏金はない」とフレッシュさを前向きに出し、地盤のなかった宮前区に選挙事務所を構え、支持拡大を図ってきた。

県内最多の6人が立候補し、土日ともなれば選挙区内の主要駅は候補者が入れ替わり次々と演説を繰り広げる。元財務官僚でもある立憲民主党の佐藤喬(たかし)氏は、逆風が吹く自民の批判票の受け皿となるべく、自民ではできない経済対策などを積極的に訴える。組織力に不安はあるが、「組織が応援してくれる利点、欠点はある気がしている」と自らの戦いに集中する。

都筑区と宮前区は隣同士だが、異なる政令市ということもあり、関係は深くない。日本維新の会の添田勝氏は、宮前区選出の川崎市議を10年以上務めるなどしてきたが、都筑区で認知してもらうことの難しさを痛感する。街頭では得意とする介護政策などを前面に出し、「この人は何をやる人なのかを覚えてもらえれば比例して知名度にもつながる」と地道に訴え続ける。

■各党、候補者応援に

知名度向上は新人候補にとっては共通の課題であり、全候補新人の19区では政党名で投票先が決まる空気感を危惧する声もある。「小選挙区は候補者が掲げる政策で勝負にもっていかなければ」とは野党陣営の関係者。また、国民民主党の深作ヘスス氏は、街頭で宮前区育ちを口にしながら、「権力闘争の場ではなく、政策論争の場としていこう。政策で選んでほしい」と強調する。

選挙戦が激しさを増す中、各党も19区の候補者応援に力が入る。自民は、18日に菅義偉元首相、20日に小泉進次郎選対委員長が入った。19日には維新の藤田文武幹事長、国民民主の榛葉賀津也幹事長も街頭でマイクを握った。

19区では、共産党の横関克弘氏や無所属の木吉小百合氏も票の上積みを進めている。ある陣営幹部は「票読みはなかなか難しい。基礎票を組織力でしっかり固めて、あとは無党派にどこまで候補者が気に入ってもらえるか」と悩ましそうに話した。(小川寛太)

▽神奈川19区(6人、敬称略)

横関克弘(71)党地区委員 共産党新人

添田勝(46)☆元県議 日本維新の会新人

草間剛(42)☆元横浜市議 自民党新人 公明党推薦

深作ヘスス(39)☆元知事秘書 国民民主党新人

佐藤喬(42)☆元財務省職員 立憲民主党新人

木吉小百合(69)元小学校教諭 無所属新人

(届け出順、☆は比例代表との重複立候補者)

2690OS5:2024/10/22(火) 15:35:09
https://www.saitama-np.co.jp/articles/105396/postDetail
岩槻移り、構図変動 地盤の優位薄れ伯仲 衆院選埼玉1区(さいたま市浦和、緑、見沼区)
2024/10/18/12:21
 8647、8806、9351、9956―。自民前職の村井英樹(44)が初当選した2012年から過去4回、岩槻区で立民元職の武正公一(63)につけた票差だ。前回は全体の票差2万4166票の4割以上を岩槻が占めた。

埼玉県内各選挙区の候補者はこちら

 村井にとって大票田の岩槻区が区割り変更で新設の16区へ移る。村井は「手足がもがれる思い」と表現し、事務所関係者も「選挙戦で痛いのはもちろん、精神的なショックも大きい」と打ち明ける。党への逆風も重なり「過去4回に比べ一番厳しい選挙戦だ」と語る関係者も少なくない。

■“親離れ”

 区割り変更決定後の昨年2月、村井は市民会館いわつきで感謝の集いを開いた。出席者によると、定員超えの700人以上が駆け付けて立ち見が出るほどで、感謝の言葉を伝える際に感極まる場面もあったという。「初出馬から岩槻の方々には息子のように、弟のように、家族のようにかわいがってもらい、いつも温かく迎えてくれた」。そして「ある意味“親離れ”しないといけない時期なのかな」と、これまでの恩を力に変えることを誓う。

 裏金問題を巡り、自民が向かい風を受ける選挙戦。村井自身は裏金と関係なく、3年間、首相補佐官、官房副長官として政権の中枢を担った自負がある。「奇をてらうことなく、正々堂々とこれまでの取り組みや次の期に懸ける思いを訴える」。公示翌日には岸田文雄前首相が応援へ駆け付けて側近を激励。村井は聴衆に深々と頭を下げた。

■新代表で追い風

 捲土(けんど)重来を期す武正は00年の初当選を含め小選挙区4連勝後、村井に4回連続で涙をのんだ。岩槻の除外には「票を見れば差が縮まる可能性はあると思う」と慎重な言い回しだ。実際に岩槻以外の他の3区でも一定の差をつけられてきた。ただ見沼区は前回、前々回から票差を約半分に縮めている。区割り変更で全域が選挙区となる見沼では21年の衆院選以降、後援会見沼支部を強化。浮動票や無党派層の取り込みを狙う。

 選対幹部は「逆転するには分厚い中間保守層の票を取れるか」と指摘。別の選対関係者は「野田さんが代表になったのは追い風だ」とみる。野田佳彦代表と武正は政策グループ「花斉会」に所属。考えも共通する部分が多く、訴えが有権者に浸透しやすいのではと分析する。

 前回は立民、共産、社民、れいわの野党4党統一候補として出馬したが票は伸びず不完全燃焼だった。8日の総決起集会には党の長妻昭代表代行、15日の出陣式には岡田克也前幹事長が駆け付けた。武正は「日本を変えるうねりを埼玉1区から起こしましょう」と大声を張り上げた。

■台風の目に

 「強大な2大勢力に捨て身の挑戦」と銘打ち、初の国政選挙となる維新の浅野目義英(66)は上尾市議と県議を4期ずつ務めた。「選挙は何万票取ろうが、まずは1票から」と、政治改革を掲げ、朝の駅立ちや「6時間駅頭」を定期的に行うなど知名度向上と支持層拡大に注力する。

 公示前の13日には党ナンバー2の藤田文武幹事長が「地方の生活に密着した課題を解決してきた浅野目さんをぜひ国政に」とアピール。浅野目の長男で事務長を担う紘彰(38)は「名前に“目”も入っているし、台風の目になりたい」。

 共産は17年以来の独自候補として川口市議を3期12年務めた新人の矢野由紀子(60)を擁立。10日の演説会で石川県金沢市出身の矢野は「災害は待ったなしだ。防災・減災予算を増やしていく」などと訴えた。みんなでつくる党新人の三上恭平(42)は、スタートアップ企業の積極支援などを掲げ、主にユーチューブやXを活用した選挙戦を展開する方針。=敬称略



 県内16小選挙区に66人が出馬した衆院選。激戦を展開する注目区を報告する。

2691OS5:2024/10/22(火) 15:35:52
https://www.saitama-np.co.jp/articles/105757/postDetail
背水と平常 対照的 手法異なる選挙運動 衆院埼玉6区(鴻巣市、上尾市、桶川市、北本市)
2024/10/21/11:41
 埼玉6区は旧川里町が12区から編入されて鴻巣市の全域がまとまり、伊奈町が外れた。鴻巣市のほか、上尾、桶川、北本のJR高崎線沿線4市による区割りに再編。維新の新人細谷美恵子(64)、無所属前職の中根一幸(55)、立民前職の大島敦(67)、共産新人の秋山もえ(48)の4人が立候補している。

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 中根と大島は7度目の対決。過去6回は大島の5勝で、民主(当時)が自民に政権を奪還された2012年で比例復活したのを除き、大島が全て制している。両者は今回、対照的な立場で臨む。

■人生かけ初心戻る

 自民旧安倍派の中根は、派閥の裏金事件で1860万円の政治資金収支報告書不記載が発覚し、党の役職停止6カ月の処分を受けた。逆風で通算6期目を目指すことになったが、非公認も決定。関係議員の処遇見通しは二転三転し、公認されないとの連絡は解散した9日朝に受けたという。中根は「公認候補として準備していたので、ショックだった」と振り返る。

 中根が掲げたテーマは、「初心にかえる」と「人生をかける」。公示日の15日、JR上尾駅東口で行った出陣式には、自転車に乗って登場した。25歳で鴻巣市議選に初当選した時、行っていた活動スタイルだ。選挙期間中は可能な限り、選挙区内を自転車で巡る予定。「もう一度、一人一人の有権者と同じ目線で話したい」と覚悟を示す。

 無所属とはいえ、事実上の自民候補だ。4市を北上しながら実施した出陣式には、自民の県議や各市議らが顔をそろえた。陣営幹部のある県議は「立候補を断念する選択肢もあったが、本人が強い決意を固めていた。党の埼玉6区支部長であることは変わらない」と全面支援を誓う。

 だが、過去5期のうち4期は比例での当選だった。無所属のため、今回は選挙区で勝つしかない。連立政権を組む公明の推薦もなく、友党の組織票は期待できない公算。陣営側は「地元の要望をダイレクトに国へ働きかけられる人材を失ってはならない」と、危機感を募らせている。

■普段通り活動貫く

 9期連続当選に挑む大島は、公示後も日常行っている朝の駅立ちから活動を始める。「24年間ずっと続けてきたこと。駅を利用する人の顔を見ていると、世の中の雰囲気が分かってくる」と大島。ベテラン政治家は、地域に根を下ろしたスタイルを貫く。

 過去8回の当選のうち、7回は選挙区を制した。政党色を打ち出すよりも自身の政策を説き、幅広い支持層は「大島党」とも評される。ただ、陣営幹部は「70代以上の人が中心」と、若い世代への浸透が課題と認識。長年議席を争ってきた中根の“失点”にも気を緩めることはない。

 前回は12区の旧川里町は保守が強く、自民の得票が選挙区を制した立民を上回った。それでも、陣営幹部は「鴻巣や北本では負けない」と地道な活動で培った地盤に自信を示す。「中根さんは人口の多い上尾を中心に無党派層へ訴えるだろうから、そこで票を取られないことだ」と議席を守る鍵を挙げた。

■裏金批判集票狙う

 細谷は12年以来、維新として12年ぶりの公認候補だ。街頭では裏金問題に関与した中根を批判するばかりか、当選8回の大島に対しても多選の弊害を強調。無党派層に訴えるほか、中根の自民支持層を切り崩し、幅広く浸透している大島からも保守系の票を取り込んで比例復活を狙う。細谷は「あちこちでゲリラ的に演説したい」と言う。

 共産も前々回以来、7年ぶりに公認候補を立てた。秋山も細谷と同じく、演説で中根の裏金問題を徹底的に追及している。自身は重複立候補をしていないが、共産の基礎票に加え、政治と金の問題に厳しい目を向ける無党派層からも賛同を得て、比例票の積み上げを目指す。秋山は第一声で、「裏金政治を大掃除しましょう」と呼びかけた。=敬称略

2692OS5:2024/10/22(火) 15:36:15
https://www.saitama-np.co.jp/articles/105763/postDetail
自、立 父から地盤 割って入る維、共新人 衆院埼玉7区(川越市、富士見市)
2024/10/21/12:43
 「川越から新しい日本をつくりたい」―。高く青い空が広がった13日、首相の石破茂が埼玉県の川越市内で言葉を放った。自民前職、中野英幸(63)の総決起大会の会場だ。当の中野が登壇した。「石破政権の中で成長と分配の好循環をつくっていきたい」。こう述べた上で、今回の総選挙に触れ「自民党が引き起こした数々の問題によって大変厳しい」と支持を求めた。会場には公明の議員らも駆け付けた。

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 さかのぼること4日。石破の下で衆院が解散された。議員バッジを外したばかりの立民前職、小宮山泰子(59)は9日夜、東京・永田町から列車で地元に戻り、川越駅で街頭に立った。「解散は自民の政権維持のためだ。皆の負担ばかりを増やす古い政治と戦う」。そう批判を強めた。

■接戦

 中野と小宮山。2人はそれぞれ清(88)、故重四郎という地元選出の元衆院議員を父に持つ。

 2021年の前回総選挙で、2人は接戦を繰り広げた。中野の9万8958票に対し、小宮山のそれは9万3419票。小宮山は比例で復活する。中野は5500票余りの差で逃げ切った戦いを「執念だった」と顧みる。

 競り合いの背景の一つには、選挙区の事情があるといわれている。中野も小宮山も、父から続く保守系の支持層を持ってきた。「川越には保守層にも、小宮山ファンがいる。だから(自民と)ほぼ互角の戦いが続いている」。関係者からはそんな声が聞こえてくる。

■険しさと地力

 国会議員に至る中野の道程は、険しかった。17年衆院選。県議だった中野は川越市議らから推され出馬を模索したが、当時の党幹事長、二階俊博の「裁定」で断念した。「次回は公認候補にする」。二階の言葉を信じた先に、21年からの中野の議席はあった。

 対する小宮山は7期を重ね党県連代表にも就くベテランだが、自民候補を前に4回連続で比例当選に甘んじている。前回総選挙で掲げられた野党共闘では「統一候補」として臨んだ。その効果について自身は「めったにない現象で分からない」と顧みつつ、「今回はそれを説明する必要がなくなった。狙うところは政治への不安を持つ人々だ」。地力による09年以来の小選挙区での勝利に、照準を定める。

■「川越票」7割超

 「私は世襲ではない。民間感覚を持った2児の母だ、現役世代だ」。維新新人の伊勢田享子(47)が14日、川越駅の駅頭で自らを紹介した。初出馬の前回は中野と小宮山の戦いに割って入り、3万1475票を集めている。陣営関係者は「今回の石破の対応が『安倍派つぶしだ』と憤っている人の受け皿になれれば、プラスになる要素がある」と話し、保守色の強い票の獲得も見据える。

 共産新人の佐藤一馬(33)は、党が県内14小選挙区に立てた候補者の中で最年少だ。公示後の17日には、川越市内のスーパー近くでマイクを持った。元病院事務職員の経歴を持つ佐藤は、年金制度を引き「今は若い世代も、将来が心配だと手を挙げ始めている」。演説では比例票の上積みを重ねて求めた。

 今回は区割りが変更され、ふじみ野市の一部が隣接の8区に編入された。7区を構成する川越、富士見両市の有権者数38万8千人余りのうち、川越市分の割合は約75%に及ぶ。大票田となる「川越票」の動向が注目される。=敬称略

2693OS5:2024/10/22(火) 15:36:39
https://www.saitama-np.co.jp/articles/105907/postDetail
「裏金」巡り自立激戦 旧上福岡票 勝負を左右 衆院選埼玉8区(所沢市、ふじみ野市、三芳町)
2024/10/22/12:24
 8選を目指す自民県連会長の前職柴山昌彦(58)は18日、区割り改定で7区から移った旧上福岡市地域を回りながら、「いろいろな声がある。厳しい声も頂く」と険しい表情を浮かべた。政治資金の収支報告書不記載問題を受け、党の公認は得たものの、比例との重複立候補は認められなかった。「大変厳しい選挙戦」と自身、陣営を引き締めながら支持を求めている。

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 立民の新人市来伴子(47)。対立候補の「個人攻撃」を控える市来だが、15日の公示日に応援に駆け付けた同党ナンバー2の幹事長小川淳也はマイクを握ると、「きょうの朝、1千万円のところに行ってきました。お昼は500万円、そしてここ、900万円。何のことか分かりますか」と問いかけ。支援者からは「裏金」と鋭い声が飛んだ。

■政治の在り方問う

 柴山は今年2月に会見を開き、896万円の不記載について経緯を説明して陳謝。ラストサンデーの20日には、群馬県知事の山本一太が応援に駆け付け、「柴山は本当にクリーンな政治家なんです。(不記載について)党内でもずっと反対して訴えていた」と擁護した。7回の選挙のうち、比例復活したのは旧民主党に政権を奪われた2009年総選挙のみ。9万票余りを集めるも旧民主候補に敗れている。

 市来は「政権交代がないから利権や癒着がある。このような政治でいいのか、判断をしてもらう選挙になる」と自民を批判し、政権交代を呼びかける。それぞれ新人で維新の市野一馬(40)、共産の平井明美(80)も「政治改革」を訴える。市野は、資金のかかる政治や選挙の制度改革を掲げる。平井は「(自民)総裁選でも企業献金、政党助成金をやめるといった人はいなかった」と厳しく責める。「今回は『政治とカネ』が大きな争点だ」

■地元の信頼根強く

 20年前も、「政治とカネ」を争点に論戦が繰り広げられていた。2003年、8区で初当選した自民議員の選挙違反で、市議ら複数人が逮捕、起訴される事態となった。翌年、当時の現職の辞職に伴う補選で、同党幹事長だった安倍晋三の支援を受け、自民の公募第1号として38歳の柴山が初出馬。「政界浄化」を掲げ、第一声で「しがらみや因習を改革して、正直者が報われる社会をつくります」と誓った。

 自民批判をはねのけて初当選し、「誠実さ」「クリーンさ」を印象づけてきた。地元所沢では「誠実なイメージが強い。(政治資金不記載問題は)柴山さんには影響はないんじゃないか」(40代会社員男性)、「雨の中、落とした資料を拾い集めてもらったことがあると(人から)聞いた。腰が低い対応をしているのを見たこともあるので、人柄が良いと思う」(50代パート女性)との人物評も目立つ。

■3万票が鍵を握る

 今回から旧上福岡市地域が7区から移り、ふじみ野市の分割が解消された。前回選挙の同地区の有権者数は5万321人。投票率は50・70%で、投票数は2万8184票。そのうち自民候補者票が1万1890票、立民候補者が1万1226票と、拮抗(きっこう)している。前回衆院選で柴山は10万4650票、事実上の野党統一候補が9万8102票で6千票の僅差だった。柴山が上福岡票をどれだけ取り込めるかが鍵になりそうだ。

 候補者がふじみ野市内の活動に力を入れる一方、市民の関心はあまり高くないようだ。前回衆院選で立民の候補者を支持したという主婦(62)は候補4人のポスターを見て、「全員、全く知らない…」と途方に暮れる。「政党でなく、個人を見たい。これから演説も聞いて、ゆっくり考えたい」。陣営は「市内は興味が薄いとは感じる」と苦笑い。別の関係者も「全然浸透していない。重点的に回る」と気合を入れた。=敬称略

2694OS5:2024/10/22(火) 16:11:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/57b21a67c97f1a8bde504820b82e76ca89d08b65
〈“ノーモア立憲共産党”が裏目?〉リベラル票の分散で“自民逆風選挙”でも思わぬ苦戦を強いられる選挙区も…立憲と共産「野党共闘」のホンネと建前
10/22(火) 7:02配信

集英社オンライン
各党の思惑が交錯する

10月27日に投開票される衆議院議員選挙。自民党は裏金問題による逆風で大幅に議席を減らすと予想されている一方で、野党第一党である立憲民主党は与党劣勢の中で議席を増やす見通しだ。しかし、前回選よりも苦戦している選挙区がいくつか出てきている。いったいなぜなのか。背景には野党共闘が瓦解したことによる誤算がありそうだ。

〈画像〉共産党との選挙協力が崩れ、立憲が厳しい戦いを強いられている選挙区

共産と距離を置くデメリット
「特に接戦の地区を選んで応援に来ています」

投開票日を1週間後に控えたラストサンデーである10月20日。東京都武蔵野市のJR吉祥寺駅前で立憲代表の野田佳彦元首相が力強くマイクを握った。

この東京18区は菅直人元首相のお膝元であり、リベラル層が強い地盤としても知られている。

菅氏の引退に伴い、今回は前武蔵野市長である松下玲子氏が立憲公認で立候補したが、自民公認の福田かおる氏と接戦を繰り広げており、その選挙情勢は予断を許さない状況だ。

立憲関係者は語る。

「この東京18区は野党共闘が始まった2016年以来、共産党が候補者を立てずに菅氏を応援してきたが、今回は共産も候補者を擁立したため、リベラル層が割れて自民候補に対して苦戦している。せっかく自民が裏金問題で窮地に追い込まれているのに、野党乱立で漁夫の利を許してしまうかもしれない」

裏金問題で大逆風の自民とは対照的に、選挙戦で勢いづいている立憲だが、このように共産との選挙協力が崩れたことによって、一部の選挙区では前回選よりも厳しい情勢となっているのだ。

もともと、立憲は前回の2021年衆院選で、政権交代を果たした際に共産と「限定的な閣外からの協力」をするという約束を交わし、多くの選挙区で候補者調整する野党共闘の態勢で挑んだ。

あくまで共産が閣内に入るわけではなく、連立政権ではないと主張した形だが、与党は選挙戦で「立憲共産党」と批判をし、中間層が離反。

その結果、序盤情勢では議席を増やすとみられていたのが、まさかの議席減となり衆議院で100議席を割ってしまう事態となった。

その後、立憲の代表は枝野幸男氏の引責辞任から泉健太氏に代わり、そして今年の9月23日にあった代表選では党内きっての保守派の論客である野田佳彦新代表が誕生した。

ある意味、前回の衆院選からの反省によって、共産からは距離を取る方向、つまり今後は「立憲共産党」とは言われない方向に舵を切っていったと言えるだろう。

実際に、野田氏は共産と政権構想を交わすことには否定的な見解を示し、反発した共産は野党共闘から手を引き、野田氏が出馬する千葉14区にも候補者を擁立した。

2695OS5:2024/10/22(火) 16:12:09
リベラル票が割れ苦戦する選挙区も
立憲からすれば共産との野党共闘瓦解がすべての選挙区でマイナスに働くわけではないが、冒頭に触れた東京18区においては、共闘解消が選挙情勢に大きな影響を与えてしまっている。

東京は地方と比べて流動性が高いため、組織票や固定票が定着しにくく、浮動票や無党派層が多い傾向にある。

そのため、共産党を支持するリベラル層の票も他地域に比べると一定程度出るため、立憲都連では共産に候補者を降ろしてもらうことが選挙戦略のセオリーになっており、そのなかで共産の支援によって自民に競り勝つ候補も多くいた。

実際に、立憲が議席を減らした2021年衆院選でも、東京都内では8つの選挙区で立憲が自民に勝つなど一定の成果を残している。

しかし、今回は複数の選挙区で共産が新たに候補者を擁立したため、情勢が前回よりも厳しくなってしまっているわけだ。

共闘瓦解に苦しむもう1つの選挙区が東京15区だ。

東京15区といえば、今年4月に行なわれた補欠選挙で、自民が「政治とカネ」の問題で候補者擁立を見送る中、小池百合子都知事が乙武洋匡氏を支援したが不発に。

その中で、立憲の酒井菜摘氏が初当選を果たしたが、このとき、共産は擁立する予定だった候補者を降ろし、酒井氏と政策協定を結んでいた。

まさに、野党共闘が実現した形だったわけだが、今回は共産も前回降ろした小堤東氏を擁立。
各政党や報道各社による情勢調査の一部では、酒井氏が自民の擁立した大空幸星氏にリードを許している情勢となっている。

立憲都連関係者は「大空氏がテレビ出演も重ねてきた25歳の超若手で勢いがあるという面もあるが、やはり共産に候補者を立てられてリベラル層の票が取られている影響は大きい。

情勢調査でも立憲と共産を合わせたら自民に勝てる数字なのに、割れているがゆえにリードされているような状態だ」とため息をついた。

共産の狙いはあくまで野党共闘
このように、これまで野党共闘が成立していた選挙区の一部で新たに候補者を擁立した共産党だが、その背景について野党関係者は、「共産には立憲が離れようとするのを牽制する狙いがある。

共産も党員数が年々減る中で、候補者をあちこちに立てるのは資金的にも組織的にも厳しくなってきており、本当は野党共闘を進めていきたいのが本音だ。

今回の選挙で共産が支援しないと勝てる選挙も勝てなくなることを示すことで、選挙後に立憲の方向性を考え直させようとしているわけだ」と語った。

一方で立憲内からは「そもそも共産が候補者を立てていても選挙に勝てる力を各議員つけなければいけない。そうでなければ永遠に『立憲共産党』と揶揄されて終わりだ。今回の選挙は、共産と選挙協力しなくても勝てることを示す良い機会だ」(中堅議員)という声も挙がっている。

そもそも立憲と共産では天皇制や自衛隊、日米安保などの基本政策における隔たりが大きい。

そのことを無視した選挙協力によって、これまで「野合」と批判され、議席がいまひとつ伸び悩んできたのが、民主党政権崩壊後の野党だったはずだ。

共産党の候補者を迎え撃ちながら、自民の候補者に競り勝つことができるのか。まさに今回の選挙では、立憲議員の地力が試されているといえるだろう。

取材・文/宮原健太
集英社オンライン編集部ニュース班

集英社オンライン

2696OS5:2024/10/22(火) 16:13:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1b8cc850c39ed081f9ae5b647575e28b5bd4c89
6人中5人が女性候補「少し残念」 自民・島根県連幹事長 衆院選
10/21(月) 22:01配信

毎日新聞
自民党島根県連幹事長の園山繁県議=松江市で2024年9月7日午後5時52分、松原隼斗撮影

 自民党島根県連幹事長の園山繁県議は21日、松江市内であった会合で、衆院選の島根県の候補者について「少し残念に思うのは、今回島根県で立候補した6人のうち5人が女性であること」などと発言した。


 衆院島根1区には自民を含む女性3人、2区には自民の男性1人と野党の女性2人が立候補している。園山幹事長は県内で女性候補が多いことに触れた後、「私の家庭ばかりではなく、どうも社会が女性を希求してきた証しではないかと思っている」と語った。

 会合では、石破茂首相の妻佳子さんが講演し、園山氏は終盤のあいさつで発言した。衆院選の候補者本人は出席していなかった。

 講演会終了後、毎日新聞の取材に応じた園山氏は「政治や社会活動などは男がやってきたが、そうではなくなった。感慨深いものがあるという意味だった」と話した。【松原隼斗】

2697OS5:2024/10/22(火) 16:52:59
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-_society_politics_OZW65RSLTVISLKUGVPP4AYPN5A.html
2024年秋・衆院選 「比例重複剥奪」候補の大量落選も 石破首相が蒸し返した「政治とカネ」問題、執行部改革アピール裏目 与党、過半数割れの可能性
2024/10/22 15:30夕刊フジ

2024年秋・衆院選 「比例重複剥奪」候補の大量落選も 石破首相が蒸し返した「政治とカネ」問題、執行部改革アピール裏目 与党、過半数割れの可能性

(夕刊フジ)

政治評論家・有馬晴海氏が分析

衆院選(27日投開票)の情勢予測で衝撃の数字が出た。産経新聞社とFNNが19、20日に行った調査で、自民党と公明党の与党で公示前の288議席から70議席程度減らし、過半数(233議席)を割り込む可能性があるという。自民党を率いる石破茂首相(党総裁)は、派閥パーティー収入に絡む裏金事件に関与した議員らの「非公認」を打ち出すなどしたが、自民党への〝大逆風〟はむしろ勢いを増している。重複立候補による〝比例復活〟の保険が認められず、生贄(いけにえ)になった形の34人の候補も後のない戦いを迫られている。政治評論家の有馬晴海氏が個別情勢を分析した。



「最大の危機感で残り6日間を戦う」「自公過半数を割ればどうなるか。自公だけが責任を持ってこの国を次の時代につなぐことができる」

各地を街頭演説で駆け回る石破首相は21日、危機感をあらわに聴衆に訴えた。

情勢予測で〝低迷〟する大きな要因は、「政治とカネ」の問題だ。有馬氏は「選挙戦で有権者に『裏金事件』が強くインプットされた。野党の攻勢に加え、皮肉にも石破自民党が自ら争点化させた形だ。比例重複を外された候補は必死だが、『必死さ』が『みっともなさ』に見えると挽回は難しい」と指摘する。

自民党は裏金事件で12人を非公認とした。また、34人に小選挙区・比例区の重複立候補を認めなかったが、有馬氏の分析では、この過半数が「落選危機」だ。

夫婦議員の大塚拓氏(51)=埼玉9区=と丸川珠代氏(53)=東京7区、「ヤンキー先生」が愛称の義家弘介氏(53)=神奈川16区、保守派で知られる高鳥修一氏(64)=新潟5区=らも厳しい戦いを強いられている。

参院からくら替えした丸川氏は連日、「私は小選挙区1本です」「どうかお助けください」と号泣しながら支持を訴えている。

有馬氏は「石破首相は総裁選で裏金事件のケジメを『国民に示す』と約束した。だが衆院選で当初は公認の容認に傾き、公示直前に『非公認』『小選挙区・比例区重複立候補を認めず』という対応を打ち出した。基準が不明確でチグハグな対応となり、有権者は党内事情などを優先させたと受け止め、『われわれが自民党にお灸をすえる』との思いを強めた。裏金事件を投票行動に反映させる意向は選挙戦が進むにつれて強まっている」と分析する。

ある自民党議員は「石破首相は『改革』を印象付ける世論受けを狙い、党が既に処分を下した問題を蒸し返した。そもそも『岸田文雄前首相が裏金問題の引責から逃げ回った』と不評だったところに来て、一事不再理を覆した。保守層は『自分を棚に上げ、旧安倍派をまたもつるし上げた』と激怒している。選挙戦の現場からも『執行部の完全な戦略ミス』『肝心の政策論が伝わらない』と悲鳴が上がり、裏金が指摘されなかった候補にまで深刻な影響が出ている」と吐き捨てる。

一方、岸田政権で官房長官を務めた松野博一氏(62)=千葉3区、稲田朋美氏(65)=福井1区、福田達夫氏(57)=群馬4区ら閣僚や党要職経験者は健闘を見せているという。

有馬氏は「これまで地盤を固めてきた『貯金』が〝明暗〟を分けている。地元の熱心な支持者は容易に離れない。閣僚や党役職の肩書も、永田町での実績として説得力がある」と指摘する。

石破首相、森山裕幹事長、小泉進次郎選対委員長ら幹部は21日、党本部で菅義偉副総裁らを交え会談し、終盤戦でテコ入れする重点区などを協議したが、挽回できるのか。

公明党内部で連立に不満の声も

有馬氏は「自公の選挙協力は不安だらけだ。そもそも公明党が振るわない。内部に『連立参加は裏金事件に加担しているとみなされる』と不満の声があり、選挙戦を支えてきた組織力が機能していない。自民党も非公認や重複立候補を認めなかった影響で根本的に得票数は落ちる。また、〝処罰〟を受けた候補の支持者は比例区で自公を推さない傾向がある。ポスター完成後に非公認とされ、『比例区は自民党』と記した部分を削除した候補もいる。さらに、非公認や重複外しとなった候補の補充で擁立された人材も、急場しのぎだっただけに『難あり』と見る向きがある。こうした得票の激減は、石破首相の想定外だったのではないか」と指摘した。

2698OS5:2024/10/22(火) 17:21:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cadaf86d17451ee42afc748d99c38d191de2fcf
二階氏三男と世耕氏が激突する和歌山2区の複雑 「二階王国」で勝利しても、早期復党は困難
10/21(月) 6:11配信

東洋経済オンライン
質問に答える世耕氏(写真:時事)

 10・27衆院選もすでに後半戦に入り、石破茂首相、野田佳彦立憲民主党代表ら各党党首は連日全国を駆け巡り、声をからせて有権者の支持を訴えている。その中で、与野党幹部や永田町関係者が注目しているのが、裏金議員として無所属となった世耕弘成元参院自民党幹事長(61)がくら替えで殴り込んだ衆院和歌山2区の選挙情勢だ。

 そもそも、衆院小選挙区の「10増10減」を受けて減員の対象となった和歌山は、これまでの3選挙区から区割り変更によって2選挙区となり、和歌山3区で当選してきた二階俊博・元自民党幹事長の引退を受けて、長年秘書を務めてきた三男・伸康氏(46)が自民公認での出馬が決まった。

 これに対し、地元有力議員として二階氏とライバル関係にあった世耕氏が、「衆院くら替えの絶好のチャンス」(周辺)と判断、あえて伸康氏に戦いを挑んだというのが実態だ。

 もちろん、二階氏は引退表明以降も、いわゆる「二階王国」の最高実力者としてなお影響力を残しており、新2区の選挙戦でも“世耕つぶし”に腐心しているとされる。

 これに対し、世耕氏は参院5期で築いた「全県規模の強固な地盤と人脈」(自民県連幹部)を駆使して、くら替え当選にまい進しており、メディア各社などの情勢調査でも、「五分五分以上の戦い」との見方が多い。

 その一方で、新2区の自民支持層も「『世耕vs伸康』で真っ二つに分断」(同)しているとされ、漁夫の利を狙う野党候補の浮上も含め「勝敗は最後までわからない」(選挙アナリスト)との見方もある。

 さらに「世耕氏が勝った場合でも、伸康氏が比例復活すれば、次の衆院選での戦いも含め、“10年戦争”になる」(自民県連幹部)ことは避けられず、しかも、「自民党本部も当分、世耕氏の復党は認めない」(選対幹部)とされるため、「“二階・世耕戦争”は自民党の政権運営の大きな火種となる」(政治ジャーナリスト)ことは確実だ。

■「安倍派5人衆」の1人で、“裏金議員”の代表格

 世耕氏は自民党最大派閥だった「清和政策研究会」(旧安倍派)のいわゆる“5人衆”の1人で、安倍晋三元首相(故人)の側近として、経済産業相や自民参院幹事長などを歴任し、特に旧安倍派の参院議員約40人を束ねることで、長期にわたった第2次以降の安倍政権下で、大きな影響力を駆使してきた。

 ただ、昨年秋に発覚した「巨額裏金事件」で、世耕氏自身も1542万円のキックバックを受け取り、政治資金規正法違反容疑などで告発されたものの不起訴になったが、「いわゆる“裏金議員”の代表格として、今年4月に自民から離党勧告を受けて離党に追い込まれた。

 その世耕氏が今回、無所属という不利な条件にもかかわらず、衆院くら替えに挑んだのは、「衆院議員となって総理・総裁の座を目指すという“宿願”」(側近)が背景にあるとされる。

 というのも、同じ参院5期でライバル視していた林芳正氏(現官房長官)が、世耕氏に先駆けて衆院くら替えに挑み、2021年10月の前回衆院選で山口3区から出馬、当選したことで、「次は自分の番」(周辺)と決意を固めたとみられている。

2699OS5:2024/10/22(火) 17:21:58
■ライバル・林氏は「ポスト石破」の有力候補に

 ただ、自民党に弓を引く形となった世耕氏に対しては、同党内では所属していた旧安倍派も含めて批判的な空気が広がっている。

 離党後も参院旧安倍派の議員への影響力を誇示し続け、9月の総裁選では高市早苗氏を支持する立場で「決選投票」に臨んで石破氏に敗れたが、旧安倍派議員の間からは「世耕さんへの反発から石破さんに投票した」(若手)との声も漏れていた。

 その一方で、総裁選に出馬した林氏は、「3強」と呼ばれた石破、高市、小泉進次郎3氏に次ぐ4位となり、「ポスト石破の有力候補として、着々と首相への階段を登り始めている」(自民長老)だけに、「世耕氏との差は開くばかり」(政治ジャーナリスト)だ。しかも、和歌山で二階・世耕戦争が長期化すれば、「首相候補どころか、“お荷物”扱いされかねない」(同)のが実態だ。

 世耕氏は早大卒業後、NTTに入社し、1998年に伯父の世耕政隆氏の急逝に伴う参院和歌山選挙区補欠選挙に出馬し、初当選。その後、「故安倍氏のお気に入りの1人」(旧安倍派幹部)として官房副長官や経済産業相などを経て参院自民党幹事長に就任、「参院の最高実力者」にのし上がった。

■「勝っても総理・総裁の座は遠のくばかり」との見方も

 その世耕氏は、今回の和歌山2区での戦いについて、「戦車に竹槍で向かっていくような選挙だ」と表向きは控えめな態度だ。

 しかし、祖父が創立した近畿大学の理事長を務めるなど和歌山での知名度は抜群で、地元の各種団体の多くが支援していることから、「最終的にはライバルの伸康氏より優位に立つはず」(地元マスコミ幹部)との分析につながっている。

 ただ、和歌山2区には、立憲民主党の新古祐子氏(52)、共産党の楠本文郎氏(70)、諸派の高橋秀彰氏(42)が野党候補として参戦しており、「保守分裂により新古氏ら野党候補にもチャンスがある大混戦」(選挙アナリスト)でもある。

 そうした中、今回のくら替え出馬に至る一連の経緯は「まさに権謀術数を駆使した複雑怪奇な構図」(同)との指摘も多い。

 それだけに永田町では「首尾よく勝ったとしても、総理・総裁の座は遠のくばかり」(政治ジャーナリスト)との厳しい見方が広がる。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

2700OS5:2024/10/22(火) 18:45:42
https://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20241022-OYTNT50045/
富山1区ルポ 終盤戦へ訴えに熱
2024/10/22 05:00

27日投開票の衆院選は終盤戦に向かい、候補者たちの訴えにも熱がこもる。候補者たちの戦いを報告する。(敬称略)

野党分散行方は 立・共 原発政策異なる考え
支援広がり驚き 山
 17日に富山市の呉羽会館で開かれた立憲民主党新人の山登志浩の個人演説会は、約60人が詰めかけた。立民は前回選でも同会館で公認候補の演説会を開いたが、参加者は20人ほどだった。陣営は急いで椅子を追加し、立ち見する人も出る中、山は「働く皆さんのための政治を」と声を張った。

 推薦する連合富山からは、大西吉史事務局長や組合員約20人も姿を見せ、陣営幹部は「これほど組合員が来たことはない。支援の輪が広がっている」と驚く。

 連日のビラ配りも、組合員が協力。国民民主党を支援する構成組織からも参加者は多く、連合富山幹部は「近年の選挙と違い、連合が一つにまとまっている。比例選との相乗効果も狙えるはずだ」と意気込む。

アイデアを実現 吉田
 各候補の選挙カーが市内を駆け巡った17日、無所属前議員の吉田豊史は、ひときわ目立つオレンジの車を市中心部に止め、「ロッキーのテーマ」にあわせて登場した。横に立つのは参院議員で元埼玉県知事の上田清司(無所属)。「無所属を心配する人もいるが、国会議員としてアイデアを実現する実行力をつけてきた」と声を張り上げた。

 吉田は前回選に日本維新の会公認で出馬し、比例復活。2022年に党を除名された後は無所属で活動する。SNSや街頭での手振りに注力し、無所属ならではのクリーンさをアピールし続けている。陣営幹部は「手を振り返してくれる人が本当に多い」と手応えを語り、終盤戦は企業回りやミニ集会も増やす。

信頼回復で対話 田畑
 自民党前議員の田畑裕明は18日夜、富山市の熊野公民館でミニ集会を開催した。その名称は「信頼回復対話集会」だ。

 40年来の党員の男性から「パーティーの件は納得できない」と苦言を呈されると、「冷静に熟慮した判断ができていなかった」と陳謝した。「政治とカネ」の問題で批判を受ける田畑は双方向の対話を重ね、逆風を乗り切りたい考えだ。

 だが、陣営幹部は「集会に来ない有権者の目は相当厳しい」と気をもむ。直前まで一部市議が出馬に反対したこともあり、「自民支持層すら固められていない」(ベテラン市議)。

 雨が降る19日、街頭に立った田畑は傘を放り出して訴えた。「皆さんの役に立つ仕事をやる自信がある」

最速で決起集会 浅岡
 公示から2日後の17日、維新新人の浅岡弘彦は、1区候補の中で最も早く「総決起集会」を開いた。その狙いについて、報道陣に対し「名前も党名も政策も浸透していないから早くやらないと」と明かす。会場には約200人の支援者が集まったが、「電話帳めくってお願いしただけ」と冷静に現状を分析する。

 昨年8月の出馬表明以降、街頭演説を重ねているが、知名度不足への危機感は強い。屋外では少しでも注目を集めようと、友人の遺品でもある大きな帽子をかぶってマイクを握る。演説内容は分かりやすさを重視し、教育無償化と社会保険料の減免に絞る。若い世代の取り込みに向け、「作戦はない。誠実にやるだけ」と語った。

比例票獲得目標 青山
 「何より比例代表で共産党と書いていただきたい」

 16日、富山駅前での街頭演説で、共産新人の青山了介は訴えた。党副委員長の山下芳生らがマイクを握ったが、内容は大半が比例票。「青山」との呼びかけが計9回だったのに対し、「比例」は19回を数えた。

 共産は21年の前回選で北陸信越ブロックの比例議席を失った。定数が1減となった今回は、県内全選挙区に候補者を立て、比例票の掘り起こしに全力を注ぐ。

 富山1区では、前回選の倍近い1万3000票の比例票獲得を目標に掲げた。知事選に出馬している党推薦候補とも一緒に活動し、議席奪還に躍起だ。

 青山はこう語る。「ダブル選で大変だが一人でも多くの人に政策を届けたい」

小選挙区立候補者 届け出順
山登志浩44 立 新 
吉田豊史54 無(維)前《2》
田畑裕明51 自 前《4》
浅岡弘彦61 維 新 
青山了介49 共 新

2701OS5:2024/10/22(火) 18:54:58
https://www.asahi.com/articles/ASSBN0R11SBNUJHB001M.html
区割り変更で移った票の行方は 前職同士の5度目の戦い 茨城1区
富永鈴香2024年10月22日 18時00分
 4人が立候補した1区。自民の田所嘉徳氏と無所属の福島伸享氏の2人がぶつかるのは5度目となる。

変更による影響は5万5千人
 初対決の2012年は得票率にして16ポイント以上の差をつけられた福島氏だが、徐々に巻き返し、前回21年に初めて田所氏の得票を上回った。

 その福島氏。今年10月5日に茨城県笠間市の友部地区にある地域交流センターで支援者を前にこう話した。「笠間市が今回の主戦場。笠間で負けたら勝利はない」

 区割り変更により、笠間市の友部地区、岩間地区、水戸市の内原地区が2区から1区に移った。有権者数は約5万5千人にのぼる。

 福島氏は2年前から、1区に加わる地域の約1万軒をあいさつして回ったという。「党より人物」を掲げる福島氏。前回初めて無所属で立ち、勝利を収めた。「党の色がつくことで離れる人もいるから」と陣営幹部。ただ、それは、党の力を借りずに自ら地盤を開拓しなければならず、比例復活の可能性も断ち切ることになる。

投開票日のマラソン大会 無党派層に影響か
 前回は野党共闘が成立して田所氏との一騎打ちに持ち込めたが、今回は共産と維新が候補を擁立。非自民票が割れることになる。

 また、1区全体の半分以上の有権者がいる水戸市では、投開票日にマラソン大会が催される。投票率が下がり、無党派層からの票が得られない可能性に、陣営は気をもんでいる。

 福島氏は選挙制度の抜本改革を議論する超党派議連の幹事長を務めた実績に触れながら、「改革をやるために、もう一度国会に戻らせてください」と訴えている。

受けとったバトン
 田所氏も、新1区地域に注力する。旧下館市出身で県西地域に地盤がある田所氏にとって、「旧下妻市がすべて1区からなくなるのは痛手」(陣営幹部)。前回水戸市で福島氏に1万4千票ものリードを許しただけに、旧2区でどれだけ票を積み上げられるかが鍵だ。

 2区は衆議院議長も務めた額賀福志郎氏の地盤。田所氏は、額賀氏が地元で開いた国政報告会だけでなく、都内にある議長公邸に額賀氏の後援会の人たちが訪れる際は何度も顔を出した。後援会の人たちに対して額賀氏は「これからは田所さんをよろしく」と言い、田所氏は「バトンを受け取った」と振りかえる。

 自民県連は11日、22年にあった県議選の水戸市選挙区でトップ当選した舘静馬氏の自民会派復帰を決めた。舘氏の支援者は福島氏と一部が重なっており、福島氏に流れそうな自民票をつなぎとめる狙いが透けて見える。

首相とのパイプ
 田所氏にとって頼みの綱は石破茂首相とのパイプ。田所氏は旧石破派で、総裁選では推薦人にもなった。9月の総裁選では石破氏は笠間市の友部地区と水戸市の内原地区を訪れ、その人気から延べ約1200人を集めた。後援会からは「小選挙区で勝った暁には閣僚のポストを」と期待する声もある。

 公示日の15日、田所氏はJA水戸内原支店前でこう訴えた。「4期12年で副大臣も務めた。この蓄積を地元に返したい。しっかりと、石破さんと地方主役の政治をつくっていきたい」

4人が立候補
 1区にはこのほか、維新の武藤優子氏、共産の高橋誠一郎氏も立候補している。

 武藤氏は食料自給率の低さや荒廃する田畑の改善を訴え、自身のユーチューブチャンネルでの発信にも励む。

 党機関紙「しんぶん赤旗」の記者だった高橋氏は若者との対話を通して「倍増するべきは軍事費ではなく教育費だ」と考え、「学費無償化の願いを私に託してください」と訴える。(富永鈴香)

茨城1区の候補者
田所嘉徳  70 自 比 前(4) <元>法務副大臣

武藤優子  60 維 比 新 <元>衆院議員秘書

高橋誠一郎 29 共 比 新 党県政策委員長

福島伸享  54 無 前(3) <元>経産省職員

 届け出順。敬称略。氏名の後は投開票日(27日)時点の年齢。比は比例区と重複立候補。()内の数字は当選回数

2702OS5:2024/10/22(火) 18:58:30
https://www.asahi.com/articles/ASSBP240LSBPUUHB001M.html?iref=pc_politics_top__n
三つどもえの衆院選栃木3区、裏金問題が影 保守分裂の兆しも
有料記事

海東英雄 石原剛文 山下龍一2024年10月22日 7時00分

 自民前職と立憲新顔、無所属新顔の三つどもえの戦いとなっている衆院選栃木3区は、「裏金問題」がじわりと影響している。

 栃木県の北東部に広がる3区は、大田原市など4市2町からなり、農業や畜産が盛ん。観光地・那須地区も抱える。ここも人口減少と高齢化が大きな課題だ。市街地の空洞化や公共交通機関の先細りの懸念がつきまとう。

 小選挙区で4連勝を目指す自民前職の簗和生氏(45)は、2014年衆院選で、みんなの党解党により無所属で出た渡辺喜美氏を破り、渡辺美智雄・元副総理から続いた「渡辺王国」を突き崩した。各市町に後援会組織を作り、選挙のたびに票数を伸ばしてきた。

 15日の出陣式では、平山幸宏・那須町長ら4市町長が並んで簗氏を激励。出席できなかった渡辺美知太郎・那須塩原市長もメッセージを寄せた。地元の自民系県議6人もエールを送った。

 簗氏は「私は国会議員に戻らなければならない。県北3区の発展のために働きます」と訴えた。

 東京都出身の簗氏は「地元密着・現場主義」を掲げ、アポなしで敬老会や野球大会に顔を出すなどしてきた。「小さな駅伝大会で、市長も市議もいないのに、ひょっこり現れてびっくり」(矢板市の元県職員の60代男性)といった具合だ。

「俺たちが育てた国会議員」

2703OS5:2024/10/23(水) 00:10:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/2550efee773b23cc2a7ee5edf49949451c335235
オール沖縄「歴史的役割終えた」 れいわ山本太郎代表が批判「選挙互助会に落ちぶれた」
10/22(火) 23:15配信
産経新聞
応援演説で「オール沖縄」について言及したれいわ新選組の山本太郎代表=22日午後、沖縄県豊見城市(大竹直樹撮影)

れいわ新選組の山本太郎代表は22日、衆院選(27日投開票)の応援演説のため沖縄県入りし、共産党や立憲民主党、社民党などが支援し、玉城デニー沖縄県知事を支持する「オール沖縄」について、「選挙互助会に落ちぶれた」と批判。「歴史的な役割は終えた」との認識を示した。

山本氏はオール沖縄について、「辺野古『新基地』(反対)という一点でスタートしたのはいいが、今はフェーズ(局面)が大きく変わっている」と指摘。沖縄で自衛隊を重点配備する「南西シフト」が進んでいることを念頭に、「先島(諸島)が軍事要塞にされる危機が迫っているところで、選挙互助会として機能することを認めることはできない」と批判した。

2704OS5:2024/10/23(水) 00:23:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ea7396d166b403bd46c5ed18d132b1e9048e34f
北側氏引退で三つどもえ 維新は両にらみ、立民「漁夫の利」 公明後継が猛追 大阪16区
10/22(火) 22:12配信

産経新聞
大阪16区の各党候補の応援に駆けつけた、(左から)日本維新の会の吉村洋文共同代表、公明党の北側一雄元国土交通相、立憲民主党の枝野幸男最高顧問=いずれも堺市

衆院選(27日投開票)で、大阪16区(堺市堺区、東区、北区)は日本維新の会、公明党、立憲民主党による三つどもえの激戦になっている。公明は「常勝関西」といわれる強固な地盤で当選10回を果たした前職、北側一雄元国土交通相の引退を受けて、参院議員からくら替えした女性候補を後継として擁立。ここに維新が初挑戦し、立憲民主党が漁夫の利を狙う。

【リストでみる】夕刊フジが作成した「大阪全選挙区当落予測」

■頭下げる重鎮

「私の後継です。よく仕事しますので、どうぞよろしくお願いします」

北側氏は22日、JR堺市駅周辺で、公明新人の山本香苗氏(53)を伴い、飲食店や商店を一軒一軒、頭を下げて回った。

北側氏は党幹事長や副代表などを務めた重鎮。安倍晋三政権下で成立した安全保障関連法を巡る自民との与党協議で公明側の責任者を務めるなど安保政策に明るく、党憲法調査会長として憲法改正議論をリードした。公明に加え、自民や維新の支持層にも食い込んでいた。

山本氏は参院議員を4期務めた実績を訴えている。高齢者の医療費窓口負担を原則3割に引き上げる維新公約を批判し、「命と暮らしを守る」を前面に打ち出す。ただ、北側氏が携わった安保や憲法に触れる場面は乏しく、自民支持層への広がりに課題を抱える。

■維新と立民が競合

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)による終盤情勢調査では、維新新人の黒田征樹氏(44)と立民前職の森山浩行氏(53)が競り合い、山本氏が追う展開だ。

黒田氏は堺市議時代に市の財政改革を進め、医療や福祉、教育に投資した実績をアピールしている。さらに維新は情勢を踏まえ、公明だけでなく立民もにらんだ「二正面作戦」に出ている。

維新の母体である地域政党「大阪維新の会」の横山英幸幹事長(大阪市長)は20日、堺市内で演説し、自民の派閥パーティー収入不記載事件に関し「自公政権は私腹を肥やす30年だ」と訴えた。立民についても源流の旧民主党が政権を担ったことを踏まえ「(政治とカネの問題を)批判しているが自分たちも政権を担っていた。(現在は)大きな野党だ。何もできていない」と批判した。

森山氏は直近2回の衆院選で北側氏に敗れたものの比例代表で復活当選した。「北側氏が引退した今がチャンスだ」として、旧民主が政権交代を果たした平成21年以来の小選挙区での勝利を目指している。


森山氏は19日、南海堺東駅前で、2025年大阪・関西万博の予算の膨張を念頭に「利権としがらみで身動きが取れなくなっている。維新と公明が連携してやってきたことの大掃除をする」と訴えた。この日は立民の枝野幸男最高顧問も応援に入った。陣営幹部は「リベラル票を固めた上で反自公、反維新票を取り込みたい」と鼻息が荒い。(石橋明日佳)

▽大阪16区
黒田征樹 44 元堺市議 維 新
山本香苗 53 元厚労副大臣 公 新【自】
森山浩行 53☆元党副幹事長 立 前
(届け出順。☆は比例と重複、【】の文字は推薦政党の略称)

2705OS5:2024/10/23(水) 00:26:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d281d046b966a313ff345da3f225bc90ec3837e
問われる世襲議員の存在 「父以上に徹底的に歩く」 批判強める立民 茨城7区・福島2区
10/22(火) 20:02配信

衆院選(27日投開票)では、政治家の親や親族の地盤(選挙区、後援会)、政治資金を引き継ぐ「世襲政治家」の是非も問われている。与野党問わず世襲候補が出馬しており、選挙区ごとに出馬の経緯は異なる。だが、立憲民主党は公約で国会議員の資金面での世襲制限を打ち出し、対立する自民党の世襲候補への批判を強めている。

■父の関係で応援はこの1回だけ

「日本一ストイックといわれた中村喜四郎を超えたい。父以上に徹底的に地元を歩くことが、世襲といわれる私が示せる覚悟だ」

衆院選が公示された15日、茨城7区に無所属で出馬した新人の中村勇太氏(38)は茨城県古河市内の公園で開いた出陣式で、元建設相の父・喜四郎氏の名前を出した。

喜四郎氏の姿はなかったが、中村氏が「父の関係で応援してくれるのはこの1回だけと理解している。この1回をちゃんとやるのかを見られている」と語ると、喜四郎氏の支援者たちから拍手が涌いた。

出陣式を終えた中村氏は、選挙カーではなくバイクに乗って会場から遊説に出発した。その姿は、バイクでの選挙区回りで知られた喜四郎氏をほうふつさせた。会場で見送った支援者はこう解説した。

「父への憧憬や敬意の表れだ」

前回の衆院選で立民入りした喜四郎氏の引退に伴い出馬した中村氏だが、立民が世襲制限を打ち出したことや、「(立民の)野田佳彦代表の後ろ盾の小沢一郎氏と喜四郎氏の確執」(立民県連幹部)もあり、立民公認での出馬はかなわなかった。中村氏周辺は「世襲であるが故に公認が得られなかった。退路を断っての出馬が吉と出るか凶と出るか」と話す。

中村氏との一騎打ちに臨む自民党前職の永岡桂子元文部科学相(70)は夫の死去を受けて平成17年の選挙で地盤を引き継いだ。そのため中村氏の世襲を批判する場面はわずかで、「自身の実績を訴える選挙戦」(選対幹部)を展開する。

■対立候補「ただの世襲に負けない」

国会議員の世襲には、多様な人材の政治参加を阻んでいるとして、強い批判がある。今回の衆院選では、現職議員が公示直前に引退を発表し、駆け込みで親族への世襲を認めるケースが相次いだ。

自民公認で福島2区から出馬する新人の根本拓氏(38)は、元厚生労働相の父・匠氏の地盤を引き継いだ。匠氏は9月29日に引退を表明。自民は公募で公認候補を決めるのが原則だが、福島県連は公募せずにわずか4日後、拓氏の擁立を決めた。

県連関係者は「公募に時間をかけられなかった」とした上で、「県内を探しても根本氏以上の候補者はいない」と強調。米ハーバード大大学院修了後に弁護士事務所に所属し、米国企業や経済協力開発機構(OECD)で勤務した経歴と能力に太鼓判を押す。

「やるべきは政権交代ではなく世代交代だ。自民党は新しく生まれ変わる」

根本氏は今月17日、福島県須賀川市で演説し、若さをアピールした。匠氏の姿はなく、演説でも触れなかった。陣営の市議は「親子で並ぶなんて露骨なまねはしない。若くて優秀な人材だから父の影は可能な限り薄める」と説明した。

演説はたどたどしいが、はにかみながら聴衆一人一人と握手する様子に、支援者の男性は「父親と違って初々しいところが応援してやりたくなる」と語った。

対する立民前職の玄葉光一郎元外相(60)は根本氏の世襲批判を強めている。

「お父ちゃんの後援会を使って、お父ちゃんに全部業界団体をつけてもらって。ただの世襲に負けてはだめだ」

17日、同県平田村での街頭演説で世襲批判を展開し、聴衆から拍手を浴びた。さらに、茨城7区で中村氏が父が所属した立民の公認を得ずに無所属出馬したことにも言及し「そういう気概、心意気がなくてどうする」と訴えた。(永井大輔)

2706OS5:2024/10/23(水) 00:26:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecb75f75cea48d4c9c6ed5a443274f8af22ea969
石破首相「厳しい」自民、立民躍進の情勢調査にピリピリ 改憲や皇位継承への影響懸念
10/22(火) 19:54配信
産経新聞
石破茂首相=22日午前、首相官邸(春名中撮影)

衆院選(27日投開票)の情勢調査で苦戦が伝えられる自民党が、立憲民主党が躍進した場合、安定的な皇位継承を巡る与野党協議が振り出しに戻ったり、改憲論議が後退したりする可能性があるとして警戒を強めている。方向性を共有してきた日本維新の会も逆風に直面しており、連携強化で苦境を脱する見通しは立っていない。


「こんなに厳しい選挙を私は知らない。至らぬところがあって、ボロ負けに負けて野党になったとき以来の厳しい選挙だと思っている」。石破茂首相(自民総裁)は22日の演説で、民主党に政権を奪われた15年前の状況に触れながら危機感をあらわにした。

産経新聞社とFNNが実施した衆院選の合同情勢調査は、与党が過半数割れする可能性があり、立民は公示前に比べ大幅に勢力を拡大するとの見方を示した。

衆院選後は政府の有識者会議が示した伝統的な男系継承を重視する内容の報告書を参考に、与野党が「立法府の総意」をまとめる方向だ。

立民の野田佳彦代表は女性皇族が婚姻後、当主として皇室にとどまる「女性宮家」創設に強いこだわりを持つ。しかし、当主の子が宮家を引き継ぐことになれば前例のない「女系天皇」誕生の糸口となるだけに、自民や維新などには反対意見が多い。自民幹部は「立民が伸びれば野田氏が議論の仕切り直しを求めてくるのではないか」と警戒する。

立民の伸長は改憲論議にも影響を及ぼす可能性が高い。党内に護憲派を抱える立民はこれまでも憲法改正の動きにブレーキをかけてきたからだ。

自民が政権を奪還した平成24年以降は自民や公明党、維新、国民民主党など「改憲勢力」が主導権を握ってきた。しかし、今回の衆院選で国民民主以外は苦戦が伝えられている。改憲勢力が後退した場合、必ずしも憲法改正に前向きではない公明が方針転換する可能性も否定できない。

実現は困難視されているが、自民重鎮は単独で過半数を獲得する必要性があると指摘。「参院で改憲論議が進まないのは単独過半数を持っていないからだ。衆院選で単独過半数を割れば衆院でも前に進まなくなる」と語る。(内藤慎二)

2707OS5:2024/10/23(水) 08:39:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/72d201e672c7f1cff78f240a5300fd72172fd37f
【衆院選】区割り変更 代々の地盤手放した自民前職、新エリアで地元強調 野党は比例票の掘り起こしを重視 山口1区
10/23(水) 6:31配信

中国新聞デジタル
山口1区

 「昨年12月に宇部市民になった。昔から、ここにいるんじゃないかと思う」。3選を目指す山口1区の自民党前職高村正大(53)の声がグラウンドに響いた。衆院選が公示された15日の午後。宇部市での出陣式に地場企業の従業員や県議ら約300人が集まった。同市の篠崎圭二市長もマイクを握り「宇部市民の候補。地元を代表して応援する」と言い切った。

衆院選山口1〜3区の立候補者一覧(計9人の略歴)

 1区は区割り変更で周南市が外れた。高村は旧徳山市長で衆院議員だった祖父、同党副総裁を務め12期で引退した父から引き継いだ地盤の周南市を手放す形となった。一方で旧3区だった宇部市が新たに加わった。

 旧3区も旧1区と同様に同党が議席を守ってきた。2017年の前々回選までは河村建夫、21年前回選は林芳正が当選している。高村の宇部市の後援会幹部は「優位は変わらないが、宇部での知名度不足は否めない。河村さんや林さんを応援してきた人が『ロス』で離れ、投票しない懸念もある」と漏らす。

 高村は「初めての場所で、活動せずに選挙を迎えられない」と3月、政治とカネの問題への視線が厳しさを増す中、宇部市のホテルで政治資金パーティーを開いた。石破内閣で外務政務官の続投が決まった後も「宇部市民」を前面に出して回る。

 対する野党。立憲民主党、共産党、国民民主党がそれぞれ候補を立てて戦う。市民団体「市民連合@やまぐち」(市民連合)は前回選直後から野党一本化を目指し、立憲民主党、共産党、れいわ新選組、社民党、新社会党の5党派と会合を重ねたが実現しなかった。市民連合は立憲民主党新人坂本史子(69)と共産党新人三藤美智子(67)の双方を「応援」の形で落ち着いた。

 共闘に至らない背景には、保守王国とされる山口での比例票の掘り起こしを重視する各党の思惑がある。

 立憲民主党の陣営幹部は小選挙区に注力するとしつつ「地道に回ることが比例票にもつながる」と力を込める。坂本は公示日の出陣式で「全国でこの選挙を勝ち抜き、自公政権に代わる市民の政治を実現する」と声を張り上げた。

 共産党県委員会は比例中国元職の議席獲得を最大の目標に掲げる。15日、県委員会幹部は街頭で「県内で5万5千の得票を目指す」と宣言。三藤も「『今回は共産党』を合言葉に集まった皆さんが伝えていってほしい」と繰り返した。

 市民連合と距離を置く国民民主党も同様のスタンス。17日に山口市で同党新人野田陽志(48)の応援に立った党幹部は「野党が乱立し自民が強い。楽な選挙区ではないが比例票を掘り起こせば中国ブロックで初の議席が取れる」。野田は「私と党に1票を託してもらえれば手取りを増やす政策が実現できる」と訴える。=敬称略

中国新聞社

2708OS5:2024/10/23(水) 08:40:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/396a7198c8e32dcfbc4ad00c9e893de59ed4bc4e
西村康稔氏は優勢も…不安要素多数 兵庫9区 裏金問題に加え「兵庫県知事問題」見え隠れ
10/23(水) 4:40配信


スポニチアネックス
多くの支援者から握手を求められる西村康稔氏

 派閥裏金事件を巡り苦しい戦いを強いられている自民党の中で、安倍派「5人組」の西村康稔元経産相(兵庫9区)は堅調な戦いを続けている。

 裏金事件でやはり非公認となった西村氏は、兵庫9区に無所属で出馬した。「イチから、いやゼロからのスタートです」と頭を下げているが、実際には公明党から推薦を取り付け、自民の明石・淡路各支部は引き続き支援。報道各社の情勢調査でも対立候補をリードしている。

 それでもある後援者は「批判は予想以上に強い」と心配する。裏金に加え「兵庫県知事問題」が見え隠れするからだ。2021年の知事選で維新とともに自民は斎藤元彦前知事を推薦。その中でも手厚く支援していたのが西村氏だった。

 陣営は、泉房穂前明石市長の存在も気にしている。9区の大票田、明石市で圧倒的な知名度と人気を誇る泉氏を、立憲民主党の橋本慧悟候補が“政治の師”と仰いでいるからだ。「泉さんがいつまた“一番弟子だ”と言うてる立憲の候補を支援しだして、そっちに風が吹くか分からんから」(陣営関係者)。西村氏にとっては、最後まで気の抜けない選挙戦だ。(土谷 美樹)

2709OS5:2024/10/23(水) 08:42:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/11e3c2238b3500a1f87c6e9891dd06614cf40bba
「恩義」か「即戦力」か 自民分裂、惑う地域 衆院和歌山2区ルポ【注目区を行く】
10/23(水) 7:07配信


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時事通信
集会で拳を上げる参加者=17日、和歌山県印南町

 衆院選和歌山2区は自民党勢力が真っ二つに割れて争う構図となった。

 地元に利益を長年もたらした重鎮への「恩義」を取るか、「即戦力」として期待できそうな新たな有力者を選ぶか、地域の苦悩は深い。背景にあるのは1次産業や公共事業に寄り掛かる経済。中央とのパイプ確保が絡む「紀州戦争」の現場を追った。(敬称略)
 ◇公認と無所属
 「私は自民唯一の公認候補だ。皆さんの思いを法律や予算に反映させる」。16日昼、三重県に接する和歌山県新宮市の市役所前。新人の二階伸康は小雨にぬれながら、身ぶり手ぶりを交えて200人余りの聴衆に呼び掛けた。

【写真】街頭演説の聴衆と言葉を交わす世耕弘成氏

 自民幹事長を歴代最長の5年超務めた二階俊博の三男。父が掲げた「紀伊半島一周高速道路」構想に触れ、南海トラフ地震に関して「国土強靱(きょうじん)化」を訴えた。そんな伸康を市長や県議らが横で見守る。

 前日、既に日が落ちた同じ場所で党参院幹事長だった世耕弘成が200人弱を前にマイクを握っていた。最大勢力の旧安倍派で「5人衆」の一人に数えられたが、裏金事件で離党勧告処分を受け、党を離れた。今回、無所属で立候補した。

 演説では1998年の参院議員初当選以来26年の「経験値」と、官房副長官や経済産業相を務めたキャリアを強調。雇用創出などを挙げ、「もう1回新宮のため働けと言ってもらえるかどうか謙虚に聴きたい」と語った。

 ◇締め付け
 地元では「衆院は二階、参院は世耕」というすみ分けが定着していた。裏金事件の責任を取り、俊博が衆院選不出馬となったことで状況が一変。首相の座を目指し、かねて衆院へのくら替えを狙っていた世耕は、伸康への「代替わり」を絶好の機会と判断して動いた。

 「公認候補を不利に陥れる行為は党規違反となります」。二階支持で固まる党県連がこんな文書を党員にまいたのは、世耕が正式に出馬表明する前日の今月4日。伸康に対抗して立てば、世耕の復党は認めないとの趣旨の幹事長森山裕の意向も記されていた。

 町村会も締め付けに動いた。2区内は市長も二階派が多い。「伸康の集会は強制参加だ」。ある町議はこう証言する。

 ◇ささやき
 俊博は83年に国政に出て以来、地元の道路建設や漁業振興に力を入れてきた。国の補助金を引っ張り、ハコモノと呼ばれる文化複合施設などを造るのにも尽力した。

 「ご恩は返さないと」「功績は大きい」。首長も住民も異口同音に語る。とはいえ、俊博は引退した。人口減が進む中、次の実力者を欲する心理が広がる。

 世耕はそこを突く。「余った票があれば回してほしい」。太平洋側の町長は世耕本人に電話でささやかれた。市長の一人は「表は二階でも心は世耕を」と水面下の助力を直接求められた。

 ◇禁じ手
 公明党にも秋波を送る。「比例は公明へ」。17日夜、世耕は紀伊水道に面する美浜町で集会を開き、聴衆にこう求めた。比例代表で公明票を出す見返りに小選挙区で支持を得る―。自民公認では公言しづらいが、無所属なら言える。

 過熱する争いに、多くの首長らは股裂きとなった。「立場を明確にしない方が得だ」「どちらが勝ってもしこりは残る」。諦めやいら立ちの声が漏れる。

 和歌山2区には立憲民主党の新古祐子、共産党の楠本文郎、諸派の高橋秀彰の新人3人も立候補している。

 

 ◇衆院和歌山2区立候補者
 楠本文郎 70 元県議    共 新
 新古祐子 52 元和歌山市議 立 新
 二階伸康 46 元議員秘書  自 新
 高橋秀彰 42 政治団体代表 諸 新
 世耕弘成 61 元経産相   無 新
(注)敬称略、届け出順。年齢は投開票日(27日)時点。共=共産党、立=立憲民主党、自=自民党、諸=諸派、無=無所属。

2710OS5:2024/10/23(水) 08:44:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/f68634a9780c5949a412225f6e060e963683c0cf
立・国、連立政権参画を否定 野田氏「あり得ない」
10/22(火) 18:18配信


共同通信
街頭演説する立憲民主党の野田代表=22日午前、埼玉県入間市

 立憲民主党の野田佳彦代表は22日、衆院選で自民、公明両党が過半数割れした場合の連立政権参画を否定した。埼玉県春日部市で記者団に「内閣不信任決議案を提出した。その対象政党と組むのは基本的にはあり得ない」と述べた。国民民主党の玉木雄一郎代表は東京都内で記者団に、連立入りは否定する一方、政策や法案ごとに与党と連携する「部分連合」には含みを残した。



 共同通信など報道各社の情勢調査で与党過半数確保が微妙な情勢だと報じられている点に関し、野田氏は「相手側も相当な危機感を持っている。これからが勝負だ」と語った。

 玉木氏は連立入りを「ありません。政治とカネの問題はとても賛同できない」と打ち消す一方で「政策本位だ。良い政策には協力する」とも指摘した。

 自民の森山裕幹事長は20日、与党が過半数割れした場合の対応について「過半数割れしようとしまいと、同じ政策をもって国の発展を図ろうという政党とは前向きに協議していくべきだ」と言及した。

2711OS5:2024/10/23(水) 09:05:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/b46ca36817e5b41396a5f39fb8dff691c7d66e6f
「このままではマズいですね」石破総理が真っ青に…自民党が行った総裁選「極秘調査」衝撃の中身を公開する
10/23(水) 7:05配信

現代ビジネス
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間近に迫る衆院選の投開票。石破総理は「裏ガネ議員」の一部非公認、比例重複を認めない方針を決め、勝負に出たと思われた。しかし、これは国民を欺く罠だった。選挙区を回り、その実態に迫る。



自民党が行った極秘調査で衝撃の結果が…
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「たしかにこのままではマズいですね……」

石破茂総理がボソリと呟いた。10月6日午後1時、自民党本部。石破は幹事長の森山裕、選挙対策委員長の小泉進次郎と机を囲み、2つの資料を眺めていた。

一つは自民党が行った全国の選挙区情勢調査の結果。もう一つは自民党事務総長で「自民党の金庫番」と呼ばれる元宿仁氏が極秘で行った「元宿調査」の結果だった。旧安倍派の裏ガネ議員など、苦戦が予想される23の小選挙区に特化した資料である。

2つの資料から算出された自民党の獲得議席数は、最大で衆院過半数の233。反対にもし激戦区の23選挙区で全敗すれば議席数は210。現有議席247から大きく失うことを示す調査結果だ。210議席では自公過半数も危うい。

石破はこの極秘資料を見て危機感を募らせ、すでに決めていた「裏ガネ議員6人の非公認」では世論を納得させられないと判断。さらに6人を追加し、非公認を二桁の12人に増やした。

「追加の6人の原案は小泉選対委員長の周辺が作成しました。非公認の理由は『どうせ当選の可能性がないから』。裏ガネに厳しい自民党をアピールするために人身御供とされた」(自民党幹部)

二階のオヤジがブチギレた!
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場当たり的に立てられた自民党の選挙戦略。これが石破にとって吉と出るか凶と出るか――。本誌は石破政権の今後を占う注目10選挙区へ飛び、現地取材を敢行した。

石破裁定により最も不幸な目に遭ったのが、非公認の「追加の6人」の一人である東京9区の今村洋史だ。実は、今村に公認が出されなかったのは、彼が「裏ガネ議員」の一人だったからという単純な理由ではない。有権者に現金などを配って'21年から公民権停止となっていた菅原一秀が、10月9日に自民党に復党し、同区から出馬することが決まったからだ。

「菅原さんといえば、菅副総裁の最側近。しかも公民権停止中も駅頭での挨拶を続け、知名度は圧倒的。立憲民主党の現職・山岸一生に迫る勢いです」(練馬区議会関係者)

菅原の復活とともに「用無し」となった今村は、13日昼に記者会見を開いて不出馬を表明。夕方には事務所も閉鎖された。石破自民の非道の一番の犠牲者となった。

一方で、裏ガネ作りに中心的に関わったとされる旧安倍派の幹部たちの動向はどうか。

「そんなことは聞いていない!」

10月9日、国会内で記者団の質問に答えていた元幹事長の二階俊博は、世耕弘成の動向について問われると、こうブチギレた。二階はこの日限りで引退、地盤を三男の伸康に引き継いだ。ところが「離党勧告」の処分を受けた世耕が、参院から鞍替えするため、同じ和歌山2区で出馬したのだ。

「世耕さんは4月に離党してからすぐに地元で集会を始めた。もちろん鞍替えするとは言わず、ひそかに動いていました」(和歌山県議会議員)

ステルス作戦が功を奏したのか、自民党本部の電話調査では「世耕が伸康に2倍のポイント差をつけてリードしている」(地元選挙関係者)との結果が出た。

「二階さんは地元に道路を作ったり橋を架けたりして建設業界は潤ったけれど、一般のサラリーマンはなんの恩恵もない。これまで地元の支持者は、衆院は二階、参院は世耕と両方を応援していたのですが、どちらかを迫られ、世耕さんを支援する人が増えてきています」(同前)

2712OS5:2024/10/23(水) 09:05:36

高市早苗の夫が突然…
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同様に保守分裂となっているのが福井2区。元安倍派事務総長の高木毅が非公認となった途端、前回衆院選で同選挙区からの出馬を断念した山本拓が名乗りをあげた。

「'04年に高市早苗さんと結婚するも、『政治的スタンスの違い』から'17年に離婚。ところが3年前再婚し、姓も変えて高市拓となった。今なら高木さんに勝てると出馬を決めたようです」(地元紙記者)

地元関係者は、漁夫の利で野党が勝つと見るが、大番狂わせもありうる。

「勢いのある高市が山本の応援に入ったらひっくり返るかも。高市姓だが、ポスターはさすがに『山本拓』だった」

高木と同じタイミングで非公認を告げられた萩生田光一(東京24区)は、選挙の直前からマスコミを完全シャットアウト。13日には八王子市内の貸し会議室で、保守の論客である櫻井よしこを招いて国政報告会を開いたが、メディアは入ることが許されなかった。

「取材に応じても叩かれるだけなので、ブログやX(旧ツイッター)で情報発信している。自民党の調査では10ポイント差で立憲の有田芳生にリードしており、優勢です」(全国紙政治部記者)

後編記事『まさかの!このままだと当選しそうな「裏ガネ議員」たちの名前…そして選挙後、「石破おろし」が始まる』へ続く

「週刊現代」2024年10月26日・11月2日合併号より​

週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)

2713OS5:2024/10/23(水) 09:10:40
https://www.tokyo-np.co.jp/article/361961
<衆院選かながわ 注目区を歩く>20区 重鎮と新風 争い激しく
2024年10月23日 07時24分
◆20区 相模原市南区、座間市
三つどもえの戦いとなった20区=相模原市で

甘利明75 自<前><13> 公
大塚小百合44 立新  
金子洋一62 維新  
 衆院小選挙区の区割り改定で新設された20区。政府と党で要職を歴任した自民党前職の甘利明さん(75)は、比例代表に「73歳定年制」を敷く党の規定で重複立候補をしておらず、敗れれば即、議席を失う背水の陣だ。立憲民主党新人の大塚小百合さん(44)、日本維新の会新人の金子洋一さん(62)との三つどもえの争いは日を追うごとに激しさを増す。
 「40年以上の政治経験があるが、初陣のつもりでもう一度初心に返り、高い志を持って頑張りたい」。甘利さんは公示日の第一声で、支援者らを前にこう力を込めた。
 2021年の前回選は、旧13区で立民新人に約5500票差で苦杯をなめ、就任したばかりの党幹事長を退いた。今回は、中選挙区時代に地盤としていた相模原市を含む20区を選択。23年初頭から本格的に始めた地元活動では「新人のように地域のさまざまな行事に顔を出してきた」(陣営幹部)という。
 もっとも、16年に経済再生担当相辞任へ追い込まれた金銭授受問題を巡る負のイメージは今も払拭しきれていない。党派閥の裏金事件などで「政治とカネ」問題がクローズアップされる中、逆風は強い。
 捲土(けんど)重来を期す重鎮の前に現れた強力な援軍が、民主党などで衆院議員を3期務め、19年に相模原市長へ転じた本村賢太郎さんだ。「甘利さんがいなければ相模原の未来は先行きが見えない。国と市のパイプ役として引き続き国政のど真ん中で仕事をしていただきたい」と訴える。
 街頭などで甘利さんへの支持を呼び掛ける本村さんの動きに、大塚さんの陣営は「現職の首長としてやり過ぎだ」と不快感をあらわにする。
 市内の老人ホームの元施設長で、2児の母の大塚さん。昨年6月の党公認内定直後から駅前に立つなどして浸透を図ってきたが、知名度不足という課題は残る。「時間がない中、露出を増やすしかない」と、自転車で町中を巡るなどして浮動票を手繰る戦略を描く。
 無党派層への働きかけを強める背景には、立民の支持母体である連合から推薦を得られず、支持止まりとなったことがある。昨年、立民を離党した地元選出の県議が甘利さんの応援に回り、一部の労働組合も同調するなど「足並みが乱れている」(連合神奈川幹部)ため、組織票頼みの選挙戦は難しい。
 好材料は、県内ほとんどの選挙区に立てた共産党が「候補者一本化を求める地元の意見が強くあった」(県委員会幹部)として擁立を見送り、一時は割って入る構えを見せた国民民主党も矛を収めるなど、リベラル系野党候補が乱立する事態を回避できたことだ。「女性で若く、甘利さんとは好対照」と党の期待も高く、野田佳彦代表ら幹部が続々と駆け付ける。大塚さんは「暮らしや介護、子育ての中心を担ってきた女性の声を国政に届けたい」と主張する。
 維新の金子さんは経済企画庁職員を経て、民主党などで参院議員を2期務めた。街頭で直接、有権者に語りかけることを重視し、主に減税や防衛力増強を唱える。藤田文武幹事長は「経済通で、われわれの即戦力だ」と力を込める。 (曽田晋太郎)

2714OS5:2024/10/23(水) 09:11:08
https://www.tokyo-np.co.jp/article/361632?rct=kng_shu24
教団問題で辞任した元閣僚は「マスコミから逃げてばかり」 神奈川18区 野党のみならず身内からも集中砲火
2024年10月22日 06時00分
 「報道関係者の入場をお断りしております」。衆院選公示日の15日、川崎市高津区のホテル3階宴会場の入り口付近に貼り紙があった。会場内では、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題で閣僚を辞任した自民党前職の山際大志郎が出陣式を開いていた。
◆代表取材で旧統一教会に触れず、経済対策ばかり
 会場に入れたのは代表取材の川崎市政記者クラブの幹事社のみ。代表取材によれば、山際は教団の問題には一切触れず、「デフレから本当に脱却し、豊かな国になったと思ってもらえるようにしたい」などと経済対策を中心に訴えたという。
 陣営の話では、選挙期間中の日程は原則非公表。秘密裏に行動する理由に挙げるのが、教団の問題だ。選対本部長を務める川崎市議の大島明は「山際本人がそういう方向でやりたいと言うから、選対会議で議論して決めた。(教団と関係があるかのように発言を)切り取られるからだ」と説明する。
 山際は2021年10月に岸田文雄内閣の経済再生担当相として初入閣を果たし、新型コロナウイルス対策などを担当した。同月の前回衆院選後に発足した第2次岸田内閣、続く改造内閣で再任されたものの、教団トップと会合で同席するなど、教団側との接点が次々と発覚し、辞任に追い込まれた。
 山際側は「事務所スタッフまで含め、当該団体に所属している者はいない」と主張するが、足元の自民からも疑問の声が上がる。
◆安倍元首相銃撃事件前から問題視してきた自民県議が
 公示3日前の12日、出陣式の会場と同じホテルの7階会議室。高津区選出の神奈川県議で現在7期目の小川久仁子が記者会見を開き、山際が党公認で立候補することに抗議するとして、県連に離党届を提出したと明らかにした。
 小川は、安倍晋三元首相銃撃事件の前から教団と山際の関係を問題視してきた。会見では「教団と関係があるかどうかを再調査すべきだと県連に求めてきたが、受け入れられなかった。長年一緒に活動してきた仲間たちと離れるのはつらいが、自分の支援者を裏切ることはできない」などと時折涙ぐみながら語った。
神奈川県第18区選挙区の選挙ポスター掲示板=川崎市中原区で

 大島は「(小川の動きは)選挙に影響はない」と言い切る。しかし、陣営内からは「教団の問題がクローズアップされるのはマイナス」「マスコミから逃げてばかりで選挙になるのか」などと不安の声も漏れる。
◆取材拒否の姿勢は「有権者無視と同じ」
 教団の問題は、自民派閥の政治資金パーティー裏金事件に隠れがちだが、18区の野党候補は争点化に余念がない。
 立憲民主党新人の宗野創は15日の第一声で「(18区は)旧統一教会との癒着問題で不誠実な政治の舞台となってしまった。今回の決戦で新しい政治をつくる」とアピール。公示前日の14日に18区入りした立民幹事長の小川淳也は「説明責任からの逃げ方は政治家としてもっての外だ」と指摘する。
 共産党新人の君嶋千佳子は、街頭演説などで教団の問題に多くの時間を割いてきた。取材を拒否する山際の対応を「有権者を無視しているのと同じ。こんな不誠実で無責任な態度があるのか」と厳しく批判する。(敬称略、佐藤圭)
 神奈川18区 区域は川崎市中央部の高津区と中原区。選挙人名簿登録者数(14日現在)は44万4169人。今回の区割り変更で宮前区が19区に移行する一方、10区だった中原区南部が18区に加わった。高津区は旧宿場町の溝口を中心に発展してきた歴史を持ち、市内では比較的保守地盤が強い。武蔵小杉駅周辺にタワーマンションが林立する中原区は市内7区の中で人口が最も多く、支持政党なし層が多いとされる。2012年から自民が4連勝中。

◆神奈川18区 立候補者(届け出順)
君嶋千佳子 74 共産 新
西岡義高 47 国民 新
山際大志郎 56 自民 前⑥
宗野創 31 立民 新
横田光弘 66 維新 新

2715OS5:2024/10/23(水) 09:12:32
https://www.tokyo-np.co.jp/article/361896?rct=tky_shu24
裏金、旧統一教会問題…「王国」東京24区を覆うかつてない緊張感 野党党首の演説にもきついヤジが飛んだ
2024年10月23日 06時00分
 選挙カーの上には、自民党都連会長の前衆院議員井上信治、地元の自民都議、八王子市長ら。車の前には自民市議たち。衆院選公示日の15日、JR八王子駅前で開かれた無所属前職の萩生田光一の出陣式は、党派閥の裏金事件を受けて党非公認になっても、多くの自民関係者がずらり並んだ。
◆「批判のために来た候補がいいのか」
 「非公認でも安心して応援して」
 「八王子の発展には萩生田さんが必要」
 応援弁士らが口々にその実績を強調した萩生田は、経済産業相や党政調会長などを歴任。前回衆院選では次点に10万票差で圧勝するなど、地元の八王子市は「萩生田王国」と言われてきた。
衆院選公示日に候補者演説に耳を傾ける人たち=東京都八王子市で

 だが今回は、自民の前議員で3番目に多い2728万円の政治資金収支報告書不記載があり、公示直前に非公認に。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)からボランティアの選挙支援を受けるなどの関係も判明し、二重の逆風となっている。
 約500人を前にマイクを握った萩生田は不記載について「裏金をつくるとか、私的流用、脱税とかの事実は一切ない」と釈明。立憲民主党が「刺客」として擁立し、旧統一教会問題に詳しいジャーナリストの元参院議員有田芳生についてはこう訴えた。
 「批判のためだけに八王子を選んだ野党候補がいいのか、この町に生まれ育ち、声を国政に届ける私がいいのか」
◆見送られた公明の推薦「4万票」
 「裏金!」とヤジが飛ぶ場面もあったが、大勢の聴衆が拍手を送った。支援者の女性は「萩生田さんは派閥のルールに忠実に従っただけ。これまでもこれからも応援する」と熱っぽく語った。選挙カーやチラシには「比例は自民へ」と明記。秘書は「これまでの選挙と何ら変わったことはない」と強調する。
東京24区の選挙ポスター掲示板=東京都八王子市中町で

 しかし、選挙区内に創価大を抱え、4万票以上とも言われる公明党の推薦は、前回から一転して見送られた。党関係者も、旧統一教会との接点や裏金問題を挙げ、「ポロポロといろんな話が出て、現場は推薦に抵抗がある」と説明する。
◆決起集会は報道シャットアウト
 自民の地元支部幹部も「いつもなら『分かった』と投票してくれる人の中に『今回はダメだ』『(不記載の)2700万円はどうなったんだ』と断る人がいる」と厳しい状況を認める。
 16、18両日の決起集会では報道関係者をシャットアウト。別の自民関係者は「支持者の一部が離れ、経済団体に『もっとやってくれ』と陣営は必死。今までにない緊迫感でピリピリムードだ」と明かす。
歩行者デッキの上から候補者の演説を聞く人々=東京都八王子市のJR八王子駅前で

 一方、立民の有田は「裏金だけでなく、カルト教団にもべったりの政治を八王子から終わらせようではありませんか」と萩生田への攻勢を強める。
◆批判票バラバラ「野党をまとめろ」
 日本維新の会も新人の佐藤由美、国民民主も新人の浦川祐輔を擁立。さらに、参政党と無所属の計2人が立候補した。立民と国民の両党の候補がいるため連合が推薦を見送るなど、野党の競合で萩生田への批判票が分散しかねない構図にもなっている。
 立民の野田佳彦代表が15日、有田の第一声の応援で「裏から支えてきた旧統一教会との結びつきも強い。裏金議員を裏で支える自民党政治に決別しよう」と訴えていると、聴衆からこんなヤジを浴びた。「野党をまとめろ!」(敬称略、長竹祐子、松島京太)
 ◆衆院東京24区 東京のベッドタウン、八王子市の大半部分を占める選挙区。年間登山者数世界一の高尾山など自然に恵まれ、古くから養蚕や織物で栄えた多摩地方の都市。選挙人名簿登録者数は47万3665人(14日現在)。小選挙区制が導入された1996年以降、自民党は7勝2敗。公明党の支持母体、創価学会が関連する創価大学が市内にある。今回の衆院選から区割り変更で南大沢など市の南東部は21区に移った。

◆東京24区 立候補者(届け出順)
与倉さゆり 40 参政  新  
有田芳生 72 立民  新   
畑尻文夫 69 無所属 新  
浦川祐輔 31 国民  新   
佐藤由美 52 維新  新    
萩生田光一 61 無所属 前⑥

2716OS5:2024/10/23(水) 09:13:04
https://www.tokyo-np.co.jp/article/361344?rct=tky_shu24
「裏金問題の震源地」東京11区…「元事務総長」の牙城は盤石なのか「崩れつつある」のか 5氏の戦い
2024年10月20日 06時00分
 自民党派閥の裏金事件で「政治とカネ」が最大の争点となった。9期連続当選で盤石の強さを誇ってきた前職の下村博文は、旧安倍派の元事務総長として渦中の人物となり、党員資格停止1年の処分を受けた。東京11区に無所属で出馬すると、対立候補らは「牙城は崩れつつある」と口をそろえ、猛プッシュをかける。
◆「みそぎ」「ペナルティー」与野党で異なる選挙の意義
 「裏金のあった候補者は当選すれば『みそぎ』が済んだと言えるか」。13日、板橋区での公開討論会で、当時の立候補予定者4人が〇×で質問に答えた。下村だけが「〇」。会場がどよめく。政治資金パーティーの廃止や企業団体献金の禁止について問われると「今後国会の中で議論されれば、法にのっとって適切に対処したい」と述べるにとどまった。
有権者らに握手しながら支援を呼びかける候補者=東京都板橋区で

 前回は下村に惜敗率71.5%(約3万5000票差)で敗れた立憲民主党元職の阿久津幸彦は「今回は最大のチャンス。勝負できる」と言い切る。この選挙区では2度目の挑戦。5年間の活動で、知名度が上がったと手応えを感じている。
 自民離反票を「しっかりと取り込みたい」と狙う。党も同区を重視し、野田佳彦代表は9月末、就任後初の街頭演説の場所に選んだ。「必ず勝たなければならない。(裏金事件の)ペナルティーを与える大事な選挙区だ」と強調した。
◆攻勢に出る野党候補たち
 「裏金をつくらないと政治ができないのか」。日本維新の会新人の大豆生田実(おおまみうだ・みのる)が訴える。元栃木県足利市長。裏金事件など問題が噴出する自民に憤り「(問題の)震源地で出馬したい」と党に打診し、縁もゆかりもない11区で立った。知名度が課題だが「体力が続く限り回る。下村さんのポスターをはがす人もおり、自民支持層が揺らいでいるのは間違いない」とみる。
 共産党新人の伊波政昇(まさのり)は、7月の都議補選板橋区選挙区で共産候補が健闘したことを念頭に「攻めていきたい。自民党への怒りを受け止めたい」と息巻く。
◆大ベテランは「おわび行脚」を重ね、駅頭でチラシ配る
 1996年の小選挙区制導入以来、自民議員として地元に君臨し、党政調会長や文部科学相など要職を歴任してきた下村。今回は公認候補ではないのに、公示日の第一声には板橋区選出の自民の都議2人と区議16人が駆けつけた。逆風にさらされたことで「いつも以上に一致団結した」(陣営関係者)といい、強固な組織は健在だ。
 下村は不信払拭のために、今年に入り支援者宅を一軒ずつ回る「おわび行脚」を実施。解散前で8000軒以上になった。前回は地元に入ったのはわずかだったが、今回は連日区内を遊説し、駅頭でチラシを配る。
 代表を務める資金管理団体と政党支部の2023年分の政治資金収支報告書を、1円以上の支出まで記載してホームページで公開していることもアピール。だが、区内の主婦(76)は首をかしげる。「報告書を公開すればいいという考え方でいいのかしら。再選しても、政治とカネの問題は帳消しにはならないと思う」。不信という強風が吹く中、有権者は目を凝らしている。(敬称略、西川正志)
 衆院東京11区 選挙人名簿登録者数は39万875人(14日現在)。都内有数の商店街「ハッピーロード大山商店街」がある。複数の鉄道路線が通り、都心へのアクセスが良好なことからベッドタウンでもあり、子育て世帯も多い。今回の衆院選で変更された区割りで、高島平団地がある板橋区北部は12区へ移った。

◆東京11区 立候補者(届け出順)
下村博文 70 無所属 前⑨
伊波政昇 72 共産  新
阿久津幸彦 68 立民  元④
大豆生田実 58 維新  新
斎藤孝幸 58 無所属 新

2717OS5:2024/10/23(水) 09:13:38
https://www.tokyo-np.co.jp/article/360941?rct=tky_shu24
半年前の「野党共闘」が崩壊した東京15区リポート 立憲と共産が競合、「最年少」狙う自民新人ら5氏の戦い
2024年10月18日 06時00分
 衆院選で野党間の候補者調整が難航し、各地で競合する構図があふれる中、半年前の補選で立憲民主党と共産党が共闘したばかりの東京15区でも、両党が一転して争う形になった。自民党は25歳の新人を立て議席奪還を期し、元参院議員の無所属新人らも絡んで混戦模様となっている。
◆「意地張ってんじゃねえよ」「うちだけ歩み寄れ、はない」
 「市民と野党の共闘をこれまでやらせていただいた。今回は共産候補が出ているが、市民の声を代弁していくと変わらず訴えたい」
街頭で支援を呼びかける立候補者=17日、東京都江東区で

 公示日の15日、立民前職の酒井菜摘は第一声の後、報道陣に語った。「まっとうな政治」を訴え、補選では共産委員長の田村智子も一緒に街頭に立った。それが、今回は「野党共闘」がご破算に。酒井陣営は「ポスター貼りや電話かけなど何から何まで人手が足りない。組織戦ができない」と悲鳴をあげる。
 背景には安保法制を巡る両党の隔たりがある。共産は安保法制の廃止を共闘条件の第一に挙げてきたが、立民代表の野田佳彦が慎重な姿勢を示し、決定的な溝が生まれた。
 「(共闘しなければ)自民を利するだけ。意地張ってんじゃねえよ」。共産側に酒井への一本化をぎりぎりまで働きかけてきた市民団体「江東市民連合」のメンバーは憤る。一方の共産関係者は「江東区の共産支援者は、原則を大事にする。共闘は政党間の約束。うちが歩み寄れっていうのは、ない」と突き放した。
 共産が擁立した小堤東は、共闘のために4月の補選と2021年の衆院選で2回続けて立候補を断念した経緯もある。陣営関係者は「前回は選挙10日前におろされた。『今回は大丈夫だよね』との声を支援者から多くもらっていた」とも明かす。
◆25歳自民新人 裏金問題「私は全く関係ない」
 同区選出の衆院議員が相次いで逮捕された自民。25歳の大空幸星を擁立し、イメージ刷新に躍起だ。
 「自民期待の新人。今度は間違いない」。公示前の6日、東京メトロ豊洲駅前の演説で、自民区議が訴えた。党選対委員長の小泉進次郎も駆けつけ「当選すれば最年少の国会議員」「自民っぽくない」と強調した。
 孤独・自殺対策で無料チャット相談を行うNPO法人「あなたのいばしょ」を学生時代に立ち上げた。Z世代の論客として知られ、「悩みを聞き、支援に携わるうち限界を感じた。そもそも悩まなくていい国をつくりたい」と訴える。
 党派閥の裏金問題を巡っては「私は全く関係ない」と強調。陣営には複数の国会議員の元秘書らが入り、公明の推薦も受けた。
 ただ、有権者からは冷めた言葉も。17日に区内を歩いていた男性(71)は「『いいかげんにせえよ』と言いたい。これまでろくな人物がいなかった。まっとうな人を選びたい」。
◆元参院議員は「地元」強調、「民間の当たり前を国政に」と新人
 4月の補選で次点だった無所属新人の元参院議員須藤元気は、既存政党に対する批判の受け皿として、無党派層の取り込みを狙う。「落下傘に冷たい」(地元区議)とされるエリアで、「江東区生まれ、江東区育ち」をアピール。元格闘家の知名度に加え、補選後はほぼ毎朝、街頭に立って「ドブ板選挙」に徹し、消費税減税を訴える。
 日本維新の会を離党し、3回目の挑戦となる無所属新人の金沢結衣は「民間の当たり前を国政に」と訴えている。(敬称略、井上真典)
 衆院東京15区 東京都江東区の全域がエリア。衆院小選挙区の区域が一つの自治体だけで完結し、分割もされないのは全国的にも少ない。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件や、2023年4月の江東区長選での買収事件で、自民党衆院議員が相次いで逮捕された。買収事件に伴う議員辞職で行われた今年4月の同区補選で、自民党は候補者擁立を断念した。今月14日現在の選挙人名簿登録者数は、43万3451人。

◆東京15区 立候補者(届け出順)
小堤東 35 共産  新
須藤元気 46 無所属 新
酒井菜摘 38 立民  前① 
大空幸星 25 自民  新
金沢結衣 34 無所属 新

2718OS5:2024/10/23(水) 09:14:52
https://www.tokyo-np.co.jp/article/361478?rct=chb_shu24
裏金で逆風…前官房長官が繰り広げる「ゲリラ的」選挙戦 千葉3区 「今回ばかりは」有権者の心は揺れる
2024年10月21日 06時00分
◆不記載1051万円 報告書は訂正「問題ない」
 衆院選が公示された15日、千葉市緑区のJR誉田駅前。千葉3区選出で政権中枢の官房長官などを歴任してきた自民党前職・松野博一は、第一声で「今までで一番厳しい」と声を張り上げ、支援者に駆け寄った。
 党派閥の裏金事件で、最も多い処分者を出した旧安倍派の元事務総長。自身の政治資金収支報告書への不記載額も1051万円に上った。昨年12月に官房長官を辞任し、今年4月には党役職停止1年の処分を受けた。今回党公認は得たものの、比例代表との重複立候補はできなかった。
街頭演説後に支援者と握手する候補者(右)=千葉県市原市で

 「領収書を添えて全て(収支報告書を)訂正し、政治資金として問題ないことが認められている」。松野はこの日の演説でこう強調し、会場に集まった約100人の聴衆からは「必ず勝って」と声援が飛んだ。松野は党の処分後、町内会単位で数十回の支援者向け集会を開いて謝罪行脚してきたといい、日本舞踊指導者の女性(81)は「温和であんないい人はいない。裏金問題は気にしない」と言い切る。
◆対立候補はそろって「政治とカネ」を争点化
 「裏金や脱税を許していいのですか」
 同じく公示日の市原市のスーパー前。これまで松野と7回対決し、2回は小選挙区の議席を奪った立憲民主党元職の岡島一正が批判を強めていた。キャッチフレーズの「待ったなし。新時代」を繰り返し、応援に駆け付けた立民の総合選挙対策本部長代行を務める小沢一郎も「おかしな政治を直すため、政権交代しかありません」と呼びかけた。
 共産党新人の加藤和夫も「金権腐敗政治を一掃しよう」と街頭で訴える。インターネットを中心に選挙活動している無所属新人の大薄裕也も「政治とカネの問題への終止符」を主張の一つに掲げる。
◆行動予定を隠す前職…「岩盤支持層としか向き合っていない」との見方も
 裏金問題を主要争点に掲げる対立候補陣営に対し、「説明済み」との姿勢がにじむ松野陣営。松野は活動も見えにくく、第一声の予定こそ後援会員やメディアに周知したものの、その後の日程は前首相の岸田文雄が選挙区入りした16日を除き、非公表。事務所は「ゲリラ的に活動している」。
 他陣営には、なるべく目立たず支持固めを優先する戦略に映る。「街頭にほとんど現れず、岩盤支持層としか向き合っていない」と指摘が上がる。
 過去3回連続で得票率が過半数を占め、圧倒的な強さがあった松野陣営内にも懸念はある。連立を組む公明党の推薦を取りつけたのは、公示前日の14日。市原市のベテラン自民市議は「松野さんを直接知る人は応援してくれるが、無党派層(の支持)は何とも言えない」。
 長年の支援者も納得している人ばかりではないようだ。市原市の男性(76)は「釈明はしているが、ごめんなさいっていう感じじゃない。今回ばかりは野党に投票するかもしれない」と心が揺れている。(敬称略、長屋文太)
千葉3区 東京都内や千葉市中心部への通勤者が多い同市緑区と、東京湾臨海部にコンビナートが広がる市原市で構成。14日現在の選挙人名簿登録者数は33万4041人。小選挙区制が導入された1996年以降、衆院選で自民党は6勝3敗。自民が負けた時は、新進党(1996年)、民主党(2003年、2009年)の候補が勝利した。

◆千葉3区 立候補者(届け出順)
大薄裕也 36 無所属 新
加藤和夫 75 共産  新
岡島一正 66 立民  元③
松野博一 62 自民  前⑧

2719OS5:2024/10/23(水) 09:15:44
https://www.tokyo-np.co.jp/article/361989?rct=stm_shu24
<衆院選埼玉>注目区ルポ 11区(秩父・本庄・深谷市、横瀬・皆野・長瀞・小鹿野町、東秩父村、美里・神川・上里・寄居町) 「草の根」に対抗 政権批判
2024年10月23日 07時45分
街頭演説を聞く地元住民ら=皆野町で

柿沼遥輝 41 党地区副委員長  共新  
島田誠  66 (元)寄居町長  立新  
小泉龍司 72 (元)法相    自前<7>公
 「長い長い間、変わらぬ支援をいただいてきた」
 公示から3日目、山に囲まれた秩父地域での街頭演説。昨年、法相として初入閣を果たした自民の前職小泉龍司さんは冒頭、支持者らに感謝を伝えた。
 2000年の初当選を含め、小選挙区で7回の勝利を重ねてきた小泉さん。立憲民主、共産の候補者と三つどもえとなった前回は、次点に倍以上の大差をつけた。
 農業が盛んな地域や中山間地が多く、県議がほぼ自民系という保守的な土地柄の選挙区。ただ、これまで自民党の公認を得て戦ったのは、03年と前回(いずれも当選)のみ。05年の郵政解散で離党後、17年まで無所属で選挙戦に臨み、「刺客」に惜敗した05年を除き、自民の公認候補らを破ってきた。
 強さを支えるとされるのが、草の根の活動だ。初当選前から、選挙区内を小規模な集落までくまなく回り、「5〜10人規模のミニ集会を開く」(陣営関係者)といったきめ細かい運動を展開。「自民かどうかは関係なく、個人として応援してくれる信頼関係を各地で築いた」(地元の政界関係者)という。
 「政治とカネ」を巡る自民党への逆風が吹く今回も、こうした方針を踏襲。人口の多い市部だけでなく、人出の少ない中山間地にも足を運び、8選に向け支持固めを図る。
 だが、地域では少子高齢化や人口減少が深刻化し、暮らしや産業に影を落としている。野党側は、こうした状況を招いたとして、自民党政権そのものへの責任追及に力を入れる。
 前回に続き、2度目の挑戦となる元寄居町長で立憲民主の新人島田誠さんは、大票田の深谷市など、人通りの多い市街地での演説に重点を置き、批判票の取り込みを狙う。
 18日、秩父市内の商業施設の近くでマイクを握った島田さんは「格差の拡大、物価高を招く自民の経済政策では、持続可能な地域社会も、庶民が幸せになる仕組みも作れない」と主張。「政治を立て直すためにも、立憲民主を中心とする政権作りをやらせてください」と声を張り上げた。
 共産の新人柿沼遥輝さんは17年の衆院選で10区(東松山市など)から出馬し、落選。今回は、自身の育った本庄市が含まれる選挙区にくら替えして臨む。「裏金事件では、共産が先頭に立って(自民を)追い詰めてきた。腐敗政治を断ち切る」と強調。長時間労働などを問題視し、「残業しなくても生きていける、物価上昇に負けない賃上げに力を入れる」などと訴えている。(福田真悟)

2720OS5:2024/10/23(水) 09:16:02
https://www.tokyo-np.co.jp/article/361752?rct=stm_shu24
<衆院選埼玉>注目区ルポ 5区(さいたま市西・北・大宮・中央区) 7戦目 競う地域密着
2024年10月22日 07時42分
県内最大のターミナル駅である大宮駅で街頭演説を聞く有権者たち=さいたま市大宮区で

牧原秀樹 53 法相 自<前><5> 公
辻村千尋 56 (元)環境NGO職員 れ新
枝野幸男 60 (元)党代表 立前<10>
山本悠子 72 (元)小学校教諭 共新
 2005年以来、実に7回目の対決となる立憲民主の前職枝野幸男さんと自民の前職牧原秀樹さん。前回は一騎打ちだったが、今回は共産、れいわ新選組の新人も参戦した。「野党第1党の創業者」VS「石破内閣の新法相」の戦いは、混戦に拍車がかかる。
 「今回の選挙は地元で直接訴える機会を半分ぐらい持てる。何とか勝ち抜かせていただきたい」。公示日の出発式で枝野さんは、集まった支持者らの前で地元重視の姿勢を約束した。
 旧民主党時代から要職を務めてきた枝野さん。ここ15年ほどは選挙期間となれば全国を飛び回り、地元入りすることは少なかった。だが、前回衆院選で党の敗北を受けて代表を辞任。自身の選挙も牧原さんに約6千票差まで迫られた。以来、この3年間は集会や行事への参加など地元活動を重視。「『しっかり力を蓄えて』という声をたくさんいただいた」と振り返る。
 9月の党代表選で敗れたが、「次につながるいい機会だった」と受け止め、代表選でも掲げた「人間中心の経済」を訴える。法相になった牧原さんには過去6回全勝しているが、「相手がどんな立場になろうと(戦い方は)変わらない」と意に介さない様子だ。
 一方の牧原さんは、初当選した05年から駅立ちや会合への出席など地道な活動を続けてきた点をアピールする。弁護士であり法務行政に明るい経歴から石破内閣で法相に就任。公示日の出陣式では「仕事で評価されるように頑張りたいので、引き続き大臣職を続けられるように力を貸してほしい」と呼びかけた。
 特に強調するのが、地元から電車通勤を続ける「庶民派」の顔と、派閥の裏金事件で逆風が吹き荒れる自民党内で無派閥を貫いてきた政治姿勢だ。「問題のずっと前から、この国の目指すべき政治をやってきたのは自分しかいない」とクリーンさを訴える。
 だが、法相就任後に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が発覚。クリーンさに影を落とす結果となり、党関係者は「選挙戦への影響はある」とこぼす。法相就任で警察の警護対象となり、街頭演説の場所選びにも苦労しているが、念願の小選挙区での勝利に向けて奔走する。
 前職2人の戦いに風穴を開けようとするのが、共産新人の山本悠子さんとれいわ新人の辻村千尋さんだ。山本さんは「自民党政治と戦争する国づくりを止める」などと訴え、辻村さんは消費税の廃止や自然環境の保護などを主張する。(藤原哲也)

2721OS5:2024/10/23(水) 09:16:20
https://www.tokyo-np.co.jp/article/361542?rct=stm_shu24
<衆院選埼玉>注目区ルポ 1区(さいたま市見沼・浦和・緑区) 大物バック、風の行方占う
2024年10月21日 08時33分
大物政治家が応援に駆けつけたJR浦和駅前で、握手をして回る候補者=さいたま市浦和区で

矢野由紀子 60(元)川口市議 共新
村井英樹 44(元)官房副長官 自前<4> 公
武正公一 63(元)財務副大臣 立元<6>
浅野目義英 66(元)県議 維新
三上恭平 42 福祉施設経営 み新
 「まだ埼玉県からは総理大臣が出ていない。『埼玉初』を狙える人材だ」。JR浦和駅前で16日、岸田文雄前首相が持ち上げたのは自民党の前職村井英樹さん。岸田政権で首相補佐官、官房副長官を歴任した。
 初出馬から4連勝中の村井さんだが、表情は厳しい。「埼玉1区は都市型選挙区の代表。逆風を真正面から受けやすい。もっともっと、この国のために仕事をしなければいけない。助けてください」
 人口が増え続けているさいたま市の中でも、浦和区、緑区は新住民が多いエリア。区割り変更で保守地盤の厚い岩槻区が16区に移り、ますます浮動票の重要性は高まっている。
 首相官邸詰めの日々が続いた村井さんは、石破新政権が発足するや、約1年ぶりに朝の駅立ちを再開。19日には、党総裁選で支援した小泉進次郎選対委員長とともに東武野田線七里駅前で支持を呼びかけた。
 一方、雪辱を期す立憲民主党の元職武正公一さんの元にも、党重鎮が集う。8日の決起集会は長妻昭代表代行を招いた。15日に浦和駅前で開いた出陣式では、岡田克也前幹事長が「野田総理が誕生すれば、ど真ん中で支える立場だ」と激励。武正さんは「日本を変えるうねりを起こしてほしい」と声を張り上げた。
 中道イメージの強い野田佳彦代表が率いる党内グループに所属し、党の代表選では野田陣営の会合にも参じた武正さん。選対幹部は「分厚い中間保守層を奪えれば、その分、自民側の票が減る」と算段する。近く野田氏も応援に入る予定だ。
 日本維新の会の新人浅野目義英さんは、かつて武正さんの秘書を務めた元県議。浦和駅前での出陣式には学生時代から付き合いがある前知事で無所属の上田清司参院議員が駆けつけた。
 上田氏から「大事な友人」と紹介された浅野目さんは「強大な二大勢力に立ち向かう。組織、団体、組合に支えられて政治の方向性が30年間、ゆがめられてしまった」と第三極の立場を強調。公示前の駅立ちでも上田氏の選挙戦でおなじみの「ロッキー」のテーマ曲を流すイメージ戦略を打った。13日には維新の藤田文武幹事長も応援に入った。
 共産党の新人矢野由紀子さんは、1区で7年ぶりの党候補となる。出馬が決まったのは9月下旬と出遅れたが「共産党の候補者というだけで知名度は高い。共産党をたくさんの方に知っていただくのが私の役割」と意気込む。志位和夫議長、山下芳生副委員長の応援を受け、知名度アップを図る。
 みんなでつくる党の新人三上恭平さんは、交流サイト(SNS)などで自身の訴えを広げている。(杉浦正至)
 ◇ 
 27日投開票の衆院選。県内で注目される選挙区を紹介する。

2722OS5:2024/10/23(水) 09:16:52
https://www.tokyo-np.co.jp/article/361170?rct=stm_shu24
初陣の公明代表が背水の陣で臨む埼玉14区リポート 問われるのは自公協力の「真価」か「しがらみ」か
2024年10月19日 06時00分
 「自公連立の象徴。統一候補である私に力強いご支援を」。公明党の新代表として埼玉14区に出馬した前職の石井啓一は、今回の選挙戦でこう訴えている。これまで主に比例北関東ブロックで当選を重ねてきたが、今回は小選挙区での初陣。比例で重複立候補せず、背水の陣で臨む。
◆「自民党にもある程度納得いただける候補」
 街頭演説では、石破茂首相との関係を強調する場面も。「石破さんと私、時々ちょっと固いと言われる。2人とも名前に石がついているので…。決意は固く、頭は柔らかく」。今月13日には、応援に駆け付けた石破首相と手を取り合い、蜜月ぶりをアピールした。
候補者の訴えに拍手で応える支援者ら=15日、埼玉県草加市で

 公明が石井を同区に擁立すると発表したのは昨年3月。「党としての本気度を示し、自民党にもある程度納得いただける候補」として、当時幹事長だった石井に白羽の矢が立った。
 今回から、県内の選挙区は1増で計16区になった。これまで草加、三郷市などを地盤に自民で当選してきた2人が、それぞれ3区と13区から出馬することになり、新たな区割りとなった14区は、公明から石井が入り込む形となった。
◆「寝耳に水」「公明を応援しろというなら辞める」
 こうした経緯に、地元の自民関係者は強く反発した。「寝耳に水だ。公明を応援しろというなら辞めるという党員もいる」。自民県連は独自候補の擁立を模索。最終的に石井を推薦する党方針を了承したが、今も地元の自民党員には不満がくすぶる。
 勝負の焦点は大票田・草加市の票の行方だ。前回衆院選は自民前職が旧3区の同市で5万3000票を獲得した。このうち石井が今回どれだけの票を取れるのかがカギとなる。
 石井は地域の課題を探りながら、自民との距離を詰めてきた。その一つが国道4号と県道が交わる草加市内の谷塚仲町交差点の渋滞解消だ。2015年から4年間、国土交通相を務めた石井は、地元の自民県議から相談を受けると現地を視察。国や県と交渉を重ね、将来に道筋を付けた。
 この自民県議は「与党幹部の実力者なのに腰が低く、行動するスピードと実現する力は市民のためになる」と話す。石井は自公協力の地ならしに手応えを感じつつあるが、自民の派閥裏金事件で、自公政権全体が逆風下にある。党代表として選挙区に張り付けないジレンマも抱え、「厳しい選挙だ」と危機感を募らせる。
◆「壁を乗り越える」「依存し合う政治を終わらせる」
 対する前回比例復活の国民民主前職の鈴木義弘は11日、三郷市での事務所開きで「組織力、資金力、動員力、何一つとっても私が劣っているが、高い壁を乗り越えるために力を貸してほしい」と強調。日本維新の会新人の加来武宜も15日、東武線・草加駅前での第一声で「自公のしがらみと依存し合う政治を埼玉14区で終わらせることができるかが問われる」などと力を込めた。共産新人の苗村京子らも対決姿勢を強める。
 自公協力について、ある陣営は「昔からの自民支持者の一部には公明支援にアレルギーがあり、『小選挙区は白紙で、比例は自民』とする党員もいるようだ。これまでの自公票の単純な足し算にはならない」と付け入る隙をうかがう。(敬称略、大沢令)
 衆院埼玉14区 埼玉県南東部の選挙区。旧14区の八潮、三郷市と旧3区の草加市が区割り変更に伴って統合した。選挙人名簿登録者数は40万1244人(14日現在)で、草加市が最多の約21万人を占める。東武線やつくばエクスプレスなどで東京都内に通う人たちも多く、住宅開発が続く。外環自動車道や常磐道などで車のアクセスも良く、三郷市の大型商業施設は週末、多くの人でにぎわう。

◆埼玉14区 立候補者(届け出順)
加来武宜 43 維新  新
石井啓一 66 公明  前⑩
関根和也 44 無所属 新
鈴木義弘 61 国民  前③
高橋易資 68 諸派  新
苗村京子 65 共産  新

2723OS5:2024/10/23(水) 10:49:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/afd15eeeeb25fc169a7312fb9396dd205336b166
自民に危機感、石破首相「悪夢のような民主党政権」と安倍氏が多用のフレーズで野党批判
10/22(火) 22:09配信

読売新聞オンライン
石破首相(21日)

 自民党は、衆院選で逆風が強まっているとみて危機感を高めている。情勢が厳しくなる中、「重点区」を設定し、自民、公明両党での過半数獲得に向けて組織をフル稼働させる構えだ。野党は攻勢を強めている。


 石破首相(自民党総裁)ら自民幹部は21日夜、党本部で約1時間協議し、小選挙区の「重点区」を絞り込んだ。関係者によると、20都道府県の40選挙区と、大阪府の「全選挙区」が選ばれた。終盤戦に向けて党幹部が集中的に応援に入る予定だ。

 報道各社の情勢調査では、自公で過半数割れする可能性も取りざたされている。首相は21日付で出した陣営向けの党の緊急通達で「死にもの狂いで全国を駆け回る」と切迫感を示した。

 演説内容も野党批判が色濃くなっている。首相は22日、愛知県豊田市での演説で「悪夢のような民主党政権と言うが、あの頃のことを覚えている人は随分減った」と指摘。続いて行った同県小牧市での街頭演説では「あんな人たちにこの国を任せるわけにはいかん」とボルテージを上げた。

 「悪夢のような民主党政権」のフレーズは、安倍晋三・元首相が多用したことで知られる。小泉進次郎選挙対策委員長は栃木県小山市で「無責任な野党に政権を渡すわけにはいかない」と強調した。

 自民内では選挙後を見据えた発言も出ている。森山幹事長は20日のNHK番組で、自公連立の枠組みを広げる可能性を問われ、「協議は前向きにしていくべきだ」と否定しなかった。

 一方、立憲民主党の野田代表は22日も接戦区を中心に遊説し、自民の「政治とカネ」の問題を批判した。野田氏は埼玉県春日部市で記者団に「相手側も相当な危機感を持っている。これからが勝負だ」と語った。国民民主党の玉木代表は都内で記者団から衆院選後に自公連立政権に加わる可能性を問われると、「ありません」と明確に否定した。

2724OS5:2024/10/23(水) 11:50:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/55c2aa464e874ed25059692cf51f53fc37caf637
無所属だけど「比例は公明を」…衆院選鹿児島2区で保守同士が票を取り合い 自民公認候補に推薦出ず
10/23(水) 11:49配信

南日本新聞
県内最多の5人が争う衆院鹿児島2区のポスター掲示板=22日、鹿児島市

 自民党会派で活動してきた無所属・三反園訓氏(66)と、自民・保岡宏武氏(51)の事実上の前職対決になっている衆院鹿児島2区で「公明票」の取り合いが繰り広げられている。県内4選挙区で唯一、自民公認候補に公明党の推薦が現時点で出ておらず自主投票になっているためだ。


 「比例区は公明党」-。

 掲示板に貼られた三反園氏の選挙ポスターには、白抜きで明示されている。比例での投票呼びかけがあった集会には公明関係者も出席。マイクこそ握らなかったが、司会者に紹介された。陣営幹部は「政権与党を応援するのは当然のことだ」と説明する。

 保岡氏は公明に推薦願を出したものの、色よい返事は得られていない。ポスターに記載はないが、演説では本人や石破茂首相ら応援弁士が比例で公明に投票するよう呼びかける。選対幹部を務める鹿児島市議が公明市議を通じて支援依頼するなど「協議は続けている」と陣営も明かす。

 共同通信社が実施した2区の終盤情勢調査でも創価学会員が大半を占める公明支持層の分裂ぶりが浮き彫りになった。三反園氏が3割、保岡氏は2割弱。投票先を決めていない人は3割強に上った。前回衆院選の2区で公明が獲得した比例票は約3万3000票だった。

 公明県本部の窪田哲也代表=参院議員=は「推薦は党本部が決定する」とした上で「2区は保守層の中で支持が割れているのが現状。地域事情もあり、推薦が出ることで支持者や支援団体の皆さんを困惑させてしまうことになりかねない」と語る。これまでも保守系が割れている地域で推薦が出ない例はあるという。

 自民県連が保岡氏を公認候補として党本部に推す方針を固めたのは衆院解散前日の今月8日。保岡陣営と選挙協力を巡り十分に協議する時間がなかったのも要因の一つとみられる。推薦を出していない候補の集会に公明幹部らは出席せず、基本的に組織としての動きはない。一方、「投開票までに保岡氏に推薦が出る可能性はゼロではない」との見方もある。

 2区にはほかに、参政党新人の矢竹ゆかり氏(61)、共産党新人の松崎真琴氏(66)、日本維新の会新人の辻健太郎氏(38)が立候補している。

南日本新聞 | 鹿児島

2725OS5:2024/10/23(水) 11:52:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e6b3aa005f63bc994dc3dbf1a6bd3de742262c7
市域の分断ようやく解消…佐世保の3地区 衆院選の区割り改定、各陣営は票集めに熱 長崎
10/23(水) 10:45配信
長崎新聞
宮ふれあい祭りに訪れ、支持を求める候補者=佐世保市城間町(写真は一部加工)

 「1票の格差」是正に伴う区割り改定で市域分断の衆院選が続いて10年。長崎県佐世保市早岐、三川内、宮3地区は今回から定数減による再びの改定で佐世保市を中心とする小選挙区に戻った。「長かった。正直、国会議員が遠い存在になっていた」と翻弄(ほんろう)されたこの間を振り返る住民。選挙区となった長崎3区出馬の3陣営は三者三様、票集めに躍起になっている。
 「やっと同じ行政区域から立候補する人に投票できる。よかった」。佐世保市勝海町の井戸徳明さん(90)は市域の分断解消に安堵(あんど)の表情を浮かべる。
 区割りが見直されたのが2013年。3地区はそれまで同市を中心とする旧長崎4区だったが、翌14年の衆院選から切り離され、大村市を中心とする旧3区に組み込まれた。早岐地区に暮らす井戸さんは14年以降の3回の衆院選と23年の旧4区補選は、県北の代表を決める選挙に1票を投じられなかった。
 「どうしても(生活区域と)違うところの“お殿様”でなじみが薄かった」。井戸さん自身は投票に行っていたが、周囲の関心の低さを肌で感じていたという。
 実際、衆院選の過去3回の投票率を見ると、市域が分断された3地区はいずれも40%台。旧4区の佐世保市と比べて同じ選挙でも4・55ポイント〜10・65ポイントも低かった。区割り変更で住民の選挙への関心が薄まっていたことをうかがわせる。
 衆院選は後半戦に突入し「佐世保や県北をよくしてくれる候補者に票を入れたい」と井戸さん。交通網整備や農漁業の振興、働く場の確保など課題山積みの中、候補者の主張を吟味している。ただ一方で今回の区割りに納得はしていないとも。本土と離島の組み合わせなどを挙げ「生活環境や歴史、文化などが考慮されていない。数合わせだけになっていないか」と疑問を投げかける。
 3地区は交通の要衝として栄え、以前から農・窯・商業が盛んな場所。一方で近年は新興住宅地としても注目されている。有権者は約3万1千人おり、3陣営とも集票に力を入れる。
 日本維新の会新人の井上翔一朗候補(41)は半年前の旧3区補選から継続して選挙事務所を早岐地区に置き「ホームタウン」を自認する。補選では人海戦術などが奏功し3地区で約3600票を獲得。「補選より『頑張れ』という声が増えた」と手応えを語る。
 自民党前職、金子容三候補(41)の陣営では選対幹部に早岐や三川内を地盤、活動拠点にする県議や市議が就任。3地区に後援会組織をつくり票の掘り起こしを図っている。選対本部長代行の県議は「最低でも立憲民主党候補と五分に持っていきたい」と語る。
 立民元職、末次精一候補(61)の陣営は「重要エリアの一つ」と位置付ける。新興住宅地などに無党派層が多いとみて「政治とカネ」を追い風に自民離反票の取り込みに懸命。陣営関係者は「労組関係者が多い。いかに広げていけるかが勝負」と気を引き締める。

2726OS5:2024/10/23(水) 16:22:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f07180113d11ec61638d4970dd688a10803a3d5
「裏金」非公認支部に2000万円 自民本部、衆院選で
10/23(水) 15:21配信


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時事通信
 自民党が派閥裏金事件で非公認とした候補の党支部に2000万円を支出していたことが分かった。

 党関係者が23日、明らかにした。森山裕幹事長は「政党支部に党勢拡大のための活動費として支給した。候補者に支給したものではない」とするコメントを出した。

 森山氏はコメントで「県連に活動をしていただいていることと同様に、組織としてしっかり党勢拡大のための活動をしていただきたいという趣旨だ」と説明した。

 自民は裏金事件の「けじめ」として政治資金収支報告書に不記載があった前衆院議員らのうち、重い処分を受けるなどした12人を非公認とした。このうち9人が無所属で立候補した。

 23日付の共産党機関紙「しんぶん赤旗」は、2000万円の支出を報じた。ある支部の会計責任者への取材では、13日付の文書で「党勢拡大のための活動費」として2000万円を振り込む旨の連絡があり、衆院選公示直後に政党交付金用口座に振り込まれたという。

2727OS5:2024/10/23(水) 16:27:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/51a83658a0a3d779af893e8daf35e30d11b1adf7
衆院選「東京11区」都内屈指の激戦区 9期連続当選のベテラン議員が“裏金問題”で窮地に 立憲が攻勢 合わせて5人が乱立【衆議院選挙2024】
10/23(水) 12:01配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN

「東京11区」では、9期連続当選のベテラン議員が裏金問題で窮地に。合わせて5人が乱立する都内屈指の激戦区となっています。

無所属 下村博文 候補
「皆さんに大変な政治不信、このことについてまず皆さんにお詫びを申し上げたいと思います。本当に申し訳ありませんでした」

自民党安倍派の元幹部で、文部科学大臣や党の要職を歴任した下村博文氏。1996年の初当選以降、一度もこの「東京11区」で敗れていませんが、いま最大の危機が訪れています。

下村博文氏(衆院・政治倫理審査会 3月18日)
「(キックバックの復活について)どんな形で誰がどう決めたのかということについては、私も全く承知をしておりません」

裏金問題をめぐって安倍派の事務総長を務めた下村氏は、党から1年間の党員資格停止処分を受け、無所属での立候補に追い込まれました。

無所属 下村博文 候補
「この日本の立て直しを、そして教育改革の実現を果たしたい」

“お詫び”行脚に加えて、専門の教育改革で必死に支持を訴えますが、自民党の看板を失った下村氏に対し、立憲民主党の阿久津幸彦氏が大接戦を繰り広げています。

立憲民主党 阿久津幸彦 候補
「裏金は脱税ですからね、脱税は法律違反ですからね。法律違反をしている、そういう人たちに法律を作ってもらう気になるでしょうか」

立憲民主党は、下村氏から選挙区を奪う千載一遇のチャンスだとして、ここを“最重点区”と位置づけ、攻勢を強めています。

野田代表もトップ就任後初めての街頭演説先に選んだのが、この選挙区でした。

一方、元・栃木県の足利市長で、日本維新の会から立候補している大豆生田実氏は、今回の選挙では下村氏を支えてきた自民票が分散していると手応えを感じています。

日本維新の会 大豆生田実 候補
「(Q.現状の手応えは)抜群にあります。抜群です。きょうも駅を使ってらっしゃる方々が私の目を見て挨拶してくださるんですね。こんなことは今までないですね」

共産党から立候補している伊波政昇氏は、「裏金は組織的な犯罪だ」と追及しています。

共産党 伊波政昇 候補
「(下村候補は)『当選すれば禊ぎを果たせる』、そんなこと言っています。そして旧統一教会との癒着についても、真相解明に後ろ向きです。こんな候補に負けるわけにはいきません」

このほか、無所属で立候補している斎藤孝幸氏は、SNSなどで政策を訴えます。

無所属 斎藤孝幸 候補
「いま、日本の国政は同じようなことを言う同じような政治家ばかりいませんか。その人たちが互いに足を引っ張り合い、新しい経済対策を考えず、国力が低下し、経済が滞っています」

大接戦となった東京11区。“政治とカネ”をめぐる有権者の判断まであと4日と迫っています。

TBSテレビ

2728OS5:2024/10/23(水) 19:30:06
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/545681
【焦点区を歩く 2024年衆院選】⑥「政治とカネ」と区割り変更、自民に逆風 野党競合で批判票分散か 広島2区

14:04
(最終更新: 18:27)
twitter
平口洋氏
 6選を目指す自民党前職平口洋(76)は、再び謝罪から幕を開ける選挙戦となった。「まず謝ることから始めなければいけない」。15日、広島市西区のJR西広島駅前であった出陣式で党派閥の裏金事件をわびた。

 2021年の前回選も19年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件の陳謝から始まった。自身は関与していないものの有権者の政治不信は共通する。党への逆風を機敏に感じ、世論の怒りを鎮めようと腐心する。

 さらに気をもむのが区割り変更だ。広島2区は旧2区の江田島市の一部が外れた。同市は平口が育った場所。前回は得票率8割の5千票を得ていただけに大きな痛手だ。

 2区は03年、09年の選挙で当時の民主党候補者が議席を獲得するなど、時々の「風」で与野党の勝敗が入れ替わる選挙区とされてきた。ただ、与野党一騎打ちとなった前回選は大規模買収事件への批判があったにもかかわらず、平口が立憲民主党新人を6万票余り離して圧勝した。

 風に左右されない地力を付けてきた平口に対抗する野党。今回は、候補者の一本化に成功した前回選から一転、日本維新の会、共産党、国民民主党の3党がそれぞれ候補者を擁立した。

 国民民主党は県内では党初の小選挙区の候補者として新人の福田玄(42)を立てた。党は支援組織の連合広島の要請を受け、県内では同じく民主党の流れをくむ立憲民主党と競合を避けると申し合わせていた。ただ、調整は難航し、候補者を発表したのは公示のわずか4日前だった。

 「手取りを増やす政策をやらせてほしい」。福田は17日、西区のJR横川駅前に立ち、聴衆に訴えた。出遅れを挽回しようと、選挙戦では街頭での活動に専念し、名前と顔を売り込む。選挙カーには急きょ「42歳」と書いたステッカーも貼った。若さをアピールし、70代の平口との違いを強調する。

 前回選で候補者を取り下げた共産党は今回、新人の岡田博美(65)を擁立した。ただ、立候補の表明は公示1カ月前だった。知名度不足を補おうと街頭に出ては「今の政治を大もとから変える」と訴える。長年の看護師経験を生かし、医療・介護の充実も主張する。

 一方、日本維新の会新人の金城政孝(49)は昨年8月に立候補を表明し、着々と準備を進めてきた。廿日市市を中心に駅前などに立ち、地域の催しにも参加してきた。党の地方議員の支援を受けて選挙区内を回り「暮らしの改善を実感できる」政策の実現を訴える。

 野党3人の立候補は与党批判票が分散し、平口に有利に働くとの見方はどの陣営にも共通している。野党各党は終盤戦の23、24日に党幹部を広島市内に投入し、てこ入れを図る=敬称略。(伊藤友一)

2729OS5:2024/10/23(水) 19:34:23
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/obs/1505706?display=1
“保守分裂” 注目の衆院選大分2区 三つ巴の激戦

2024年10月23日(水) 16:39
国内

保守分裂となった衆議院選挙大分2区。立憲民主党・前職の吉川元氏(58)、前大分県知事の次男で無所属新人の広瀬建氏(50)、自民党旧安倍派最高顧問の前職・衛藤征士郎氏(83)による三つ巴となり、激戦となっています。

14選を目指す自民党の衛藤征士郎さんは、派閥の裏金問題で党の処分を受けた逆風の中、自民党公認、公明党推薦と大枠ではこれまでと変わらない態勢で、党本来の組織型選挙を展開しています。

県内で最も広い2区を選挙カーで駆け回り、国会議員歴47年の経験と実績を強調しながら支持を訴えています。


衛藤征士郎候補:


「石破総理と一緒に国を守る地方を守る国民を守る。そういう立場でしっかりがんばっていきます」

「新しい地方創生、地方再生、それは地方経済の建て直しだ。『私は即戦力、いま政治家・衛藤征士郎働き盛り』こういうことでみなさんに訴えている」

前回654票差で敗れ、比例復活を果たした立憲民主党の吉川元さんは、5回目の出馬となります。今回も労働組合を中心に支援を受けながら野党勢力を結集させた戦いで、選挙区での初勝利を目指します。

政治とカネの問題を巡る政権の対応を強く批判し、大分から政権交代ののろしをあげたいと訴えます。


吉川元候補:


「今の自民党に政権をこれ以上委ねるわけにはいきません。政権交代を成し遂げなければなりません」

「地方が非常に疲弊をしている。地方の中小企業を元気にしていく。あるいは農林水産業に力を入れていく、そして人を大切にしていくことをしっかり訴えていきたい」

無所属の広瀬建さんは、25年務めた神戸製鋼所を辞めて国政に初挑戦です。父は広瀬勝貞前知事、祖父は郵政大臣を務めた広瀬正雄氏。日田市を拠点に選挙区をくまなくまわり、支持拡大を図っています。

自民党の公認は得られませんでしたが、推薦する保守系団体や広瀬家の支援者の後押しを受けて初当選を目指します。


広瀬建候補:
「組織のない私ですので、本当にみなさま一人ひとりの力が本当に必要になってきます」

「一次、二次、三次といろんな産業がありますが、それをさらに広げて深めて、経済を元気にしないと日本全体がどんどん沈んでいきますので、経済政策をまず真っ先にという思いはあります」

衆院選の県内選挙区では2005年の大分1区以来、19年ぶりとなる保守分裂の構図。各陣営とも支持層を固めつつ、いかに無党派層を取り込むかが選挙戦のカギを握ります。

2730OS5:2024/10/23(水) 19:37:23
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20241021120169
福島県内選挙区最前線ルポ 1区 激戦極める1対1 亀岡氏 組織挙げ「背水の陣」 金子氏 政権批判の受け皿に
2024/10/21 09:46

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 県都・福島市を中心とした県北地方を範囲とする福島1区は自民党の前職亀岡偉民(69)と立憲民主党の前職金子恵美(59)が県内唯一の与野党一騎打ちを繰り広げている。2人が議席を争うのは4度目。戦績は亀岡1勝、金子2勝でいずれも接戦だった。選挙は後半戦。ともに地盤としてきた福島、伊達両市と伊達郡に加え、新たに選挙区となった二本松、本宮、大玉3市村での総力を挙げた陣取り合戦は激しさを極める。(文中敬称略)



 亀岡は20日、福島市北西部を重点的に回った。「国を動かして復興を成し遂げ、世界に発信する」。演説に自然と力が入る。

 金子に敗れた過去2回は比例東北で復活当選できた。今回は小選挙区のみの立候補となった。「負けられない」との思いが陣営を突き動かしている。選挙区全域の行政区ごとに整えた後援会を基盤に展開。若手事業者らによる「政(まつり)塾」の後押しで票の上積みを狙う。自民の元厚生労働相根本匠(73)が築いた旧2区の地盤を引き継ぎ、自民・公明の県議や市村議をフル稼働している。公示後は石破茂首相や加藤勝信財務相が二本松市や本宮市の演説会に駆け付けた。

 「県北の与党国会議員がいなくなっては困る」と懸念する農業や商工業、医療などの党友好団体をまとめるのにも余念がない。中央で連立を組む公明党の推薦も受け、「小選挙区は亀岡、比例は公明」と連呼して組織票を固める。背水の陣で前回より3千票多い12万1千票を目指す。

 ただ、党派閥による政治資金の裏金問題で幹事長注意を受けたことが影を落とす。関係者は「個人演説会の入りが伸び悩んでいるのは裏金問題が関係しているのではないか」と推し量る。

 選対本部長の県議佐藤政隆は「県民生活の安定には亀岡が必要と訴える。(組織票に加え)無党派層も取り込む」と力を込める。

   ◇    ◇

 金子は20日、伊達市、伊達郡に選挙カーを走らせた。「本気の政治改革を実現できるのは私だ」と声を張り上げた。

 前回は約5500票差で振り切った。草の根的な活動で輪を広げてきた支援者が支える。ただ、前回衆院選で旧2区のうち1区に加わった地域で立民公認候補が自民公認候補に6千票差で敗れた。金子は非常勤講師を務めた二本松市の旧福島介護福祉専門学校の教え子との縁を生かし、子育て世代への浸透を図る。

 連合福島系の労組とつながる地方議員らの動きも活発だと選対幹部は手応えを感じる。政策的に一致する点があるとして共産党県委員会が自主的な支援の方針を示したのに対し、今回はあえて政策合意を結ばなかった。そうした関係が奏功していると陣営はみる。

 「苦しむ人のための政治を」と障害者や生活困窮者らの共感を誘う。立民の枝野幸男最高顧問や小川淳也幹事長らの応援を得て政権批判票を掘り起こす。前回より2千票多い12万5千票を目標に掲げた。

 懸念は「気の緩み」。報道各社の序盤情勢分析で「金子優勢」と報じられ、一部に「今回も大丈夫だ」との気持ちが芽生えたという。20日に緊急の選対会議を開き、組織を引き締めた。

 選対本部長の県議亀岡義尚は「最後まで油断せずに支援の輪を広げる。保守系の取り込みにも総力を挙げたい」と意気込む。



■立候補者

亀岡偉民  69   自民     前⑤
金子恵美  59  ☆立民     前③

(届け出順、敬称略。丸数字は当選回数。☆は比例東北との重複立候補)

2731OS5:2024/10/23(水) 20:17:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f0ea0d56d59560e9fbde8f451a3f9db19480173
衆院選公示後、さえない株価…市場は「与党苦戦」報道を嫌気か 〝政変〟への警戒感強く
10/23(水) 19:10配信

産経新聞
日経平均株価の推移

23日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比307円安の3万8104円で取引を終えた。下落は3営業日連続だが、その日の始値より終値が安く、相場が弱いことを示す「陰線」という値動きになったのは11営業日連続となる。報道機関各社の衆院選情勢調査で与党の苦戦が伝えられ、政権が不安定化することへの懸念が背景にあるとみられる。過去の政権交代前にも、東京株式市場で陰線が続く動きがあったという。



日本時間の22日夜に国際通貨基金(IMF)が最新の世界経済の見通しを公表。今年の日本の経済成長率は前回から0・4ポイント引き下げられ、0・3%となった。米国の成長率は上方修正されたため、円安ドル高となった一方、日本経済の成長性に対する懸念が強まり、23日の東京市場で株が売られた。大和証券の木野内栄治チーフテクニカルアナリストは、「23日はIMFの見通しの影響が大きかったが、ここ数日、政権の不安定化懸念で日本の投資家が売っている」と指摘する。

木野内氏によると、いずれも政権交代が起きた1993年の宮沢喜一政権の退陣前には8日連続、2009年の麻生太郎政権の退陣前には6日連続で陰線が見られたという。

平均株価は石破茂氏が自民党総裁に選出された後、初めての取引となった9月30日に1910円安と大幅下落したが、10月2日に石破首相が「追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」と発言した後、上昇基調に転じた。しかし、16日にはオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングによる業績見通しの下方修正を受け、半導体市況の悪化懸念から730円安に。その後、米国ではエヌビディアなどの半導体株が復調したが、日本では衆院選後の政治状況への懸念もくすぶり、さえない動きが続いている。(高橋寛次)

2732OS5:2024/10/23(水) 21:11:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2cd703491bf6294f2961371edef5173121d97cb
愛媛2区自民候補、小泉氏ら批判 規制緩和「ついていけぬ」
10/23(水) 20:48配


共同通信
 衆院選に愛媛2区で立候補した自民党前職の井原巧氏(60)は23日、小泉進次郎選対委員長らを名指しで批判した。愛媛県今治市での街頭演説で、規制緩和への積極姿勢に触れて「自民でも8割は考えが違う。生活に困らないで国会議員になっている人がよくいて、派手なことばかりに目が行く。小泉進次郎とか河野太郎にはついていけない」と述べた。

 2人には「勝ち組ばかりが取り巻く」とも語った。

 井原氏は派閥裏金事件で幹事長注意を受け、比例代表の重複立候補が認められなかった。愛媛2区には立憲民主党前職の白石洋一氏(61)、日本維新の会の新人梶野耕佑氏(40)も立候補している。

2733OS5:2024/10/23(水) 21:13:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc52231b682250e675589493a112dbe5f630fecb
孤立深める共産 機関紙で立国維を攻撃「野田佳彦氏個人への批判は控えている」
10/23(水) 20:29配信
産経新聞
共産党本部=東京・千駄ケ谷(酒巻俊介撮影)

衆院選の終盤戦に入り、共産党が機関紙「しんぶん赤旗」で野党各党を攻撃している。選挙戦で立憲民主党を含む野党との選挙協力が限定的なことを踏まえ、政権批判の受け皿としての存在感を示したい狙いが透ける。ただ、他党への攻撃は選挙後の関係にも響きかねず、再び孤立を招きそうだ。


しんぶん赤旗が繰り返し取り上げるのが、野田佳彦代表率いる立民だ。共産は野田氏の政治姿勢が保守的などと主張し、今回は積極的な選挙協力には踏み切らなかった。23日付では元立民の国会議員がインタビューに応じ、野田執行部について「安保法制、原発など共闘の原点から外れてきていますが、野党共闘の再構築のために共産党が伸びることが重要です」と批判した。

選挙戦で共産は比例代表を主戦場に据え、比例票650万票、得票率10%以上などを目標に掲げる。機関紙での他党攻撃は、比例票を積み増すための戦略の一環との見方もある。19日付の論評記事では日本維新の会の馬場伸幸代表と国民民主党の玉木雄一郎代表を攻撃。支持層が重なるれいわ新選組にも批判的だ。

ただ、自民、公明両党が過半数を割り込む場合も想定し、立民や国民民主からは選挙後の政局を見据えた発言も相次ぐ。強気な共産に、立民幹部は「仮に議席を増やしても十数人でしょ。国会内で少数政党のままでいいなら、それでいいけど」と突き放した。

共産関係者は「機関紙では立民への政策批判をしている。だが、選挙後の関係もあり、野田氏個人への批判は控えている」と語り、今後の野党政局に一枚かみたいとの思いをにじませる。

2734OS5:2024/10/23(水) 21:14:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/bccc15fe46362025249aabf45e7420bae752903d
【衆院選あきた】3小選挙区で激しい議席争い 「秋田1区」の各候補者の動きを追う
10/21(月) 22:22配信

秋田テレビ
秋田テレビ

衆院選秋田1区には、前職2人と新人2人の4人が立候補している。各候補者の選挙戦を追った。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 立憲・前 寺田学氏(48):
「今回の選挙は、国民の皆さんに背を向けた自民党のその背中に、選挙結果をもって厳しい結果をたたきつける。そしてまた、政治を正面から向いた、皆さんに向き合った政治を取り戻していく。そういう大事な選挙だと私は思っています」

立憲民主党の前職・寺田学氏。秋田1区への出馬は今回で7回目だ。

自民党の派閥の裏金問題を受け、政治倫理審査会では疑惑があった議員と対峙(だいじ)してきた。

寺田氏は今回の選挙を「政治とカネの問題を決着させる戦い」と位置付けている。

 寺田学氏:
「今、政治に対する不信感が非常に高いと思っています。今回の選挙できっちりとけじめをつけて、前に進む大きい機会にしたいと思ってます」

選挙戦で寺田氏が力を入れているのが「有権者との対話」だ。歩きながら選挙区を回るほか、集会を開いて有権者の声に耳を傾けている。

前回は自民党前職との一騎打ちに敗れた寺田氏。今回は「野党のライバル」が戦いに加わった。それでも寺田氏は、自らの足で支持を広げ、選挙区での議席獲得を誓う。

 寺田学氏:
「残すところ数日ではありますが、自分の体力の続く限り、有権者の皆さんに訴えていきたいと思っています」

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 維新・新 松浦大悟氏(55):
「人生において選択肢のある、そんな社会を私はつくっていきたい」

参院議員を務めた経験を持つ維新の松浦大悟氏。衆院選は、希望の党から出馬した2017年以来7年ぶりの挑戦だ。

松浦氏は「改革」をテーマに掲げていて、「選択肢の多い秋田を目指す」と訴える。

 松浦大悟氏:
「地元の資源を生かしたアイデアでもって、若い人たちがスタートアップできるような、そんな環境を整えていかなければならないと思っています」

松浦氏は「維新」の一員として活動している約2年間、ほぼ毎日街頭に立っている。加えて選挙戦では、選挙区をくまなく回り、支持を呼びかける。

松浦氏は、政治改革をはじめ、社会保険料の減額や教育の無償化など8つの政策を公約に掲げ、無党派層の取り込みを狙う。

「頑張ってください、応援していますので」と声をかけてくれた有権者に、松浦氏は「ありがとうございます。なんとか秋田を変えるために頑張りますのでよろしくお願いします」と応えていた。

 松浦大悟氏:
「秋田市民の皆さんの顔を見て、しっかりと話を聞くということだと思います。自分の一方的な主張ではなくて、思いを受け止めるというところに重きを置いて活動しています」

自身を「自民党」でも「立憲」や「共産」でもない「第4の選択肢」と話す松浦氏。17年ぶりの国政復帰を目指し、戦い抜く。

2735OS5:2024/10/23(水) 21:14:57
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「絶対勝つぞ!絶対勝つぞ!」

5回目の当選を目指す自民党の冨樫博之氏。2012年から選挙区で自民党の議席を守り続けてきた。

選挙戦では、前職としての実績を強調するとともに、地元の県議の協力を得るなど組織力をフル活用して、企業や団体訪問に力を入れている。

今回の選挙で争点の一つとなっているのが「政治とカネ」について。冨樫氏は「政治改革の必要性」を訴える。

  自民・前 冨樫博之氏(69):
「どこの社会でもペナルティがありますよ、必ず。会社でも、スポーツでもそうじゃないですか。ルールを守らない国会議員はもう退場してもらうしかない。辞めてもらう」

 菅義偉元首相:
「政治不信に関わることがあったことを、国民の皆さんに心からおわびを申し上げます」

19日は湯沢市出身の菅義偉元首相が応援に駆け付け、信頼回復に向けて「党が変わること」を約束した。

 冨樫博之氏:
「厳しいと思っています。だから、あとこの1週間が勝負だと思いますので、全身全霊で頑張っていきますので、よろしくお願いいたします」

冨樫氏は組織の手厚い支援を受けながら、さらなる票の上積みを狙う。

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 共産・新 鈴木知氏(47):
「自民党の政治が続く限りは政治は変わりません。政治を変えるためには、今の政治の構造を大本から変えていく、このことが必要です」

共産党の鈴木知氏は、15年ぶりに衆院選に名乗りを上げた。秋田市議会議員の経験がある鈴木氏だが、選挙戦のポイントは「広く知ってもらうこと」だと話す。

 鈴木知氏:
「新人・挑戦者という立場なので、政策を正々堂々と訴えていこうという気持ち。これまでもそういう気持ちでやっていましたが、そこは変わらないでやりたいと思います」

選挙戦で鈴木氏は、国道など多くの人が行き交う場所に立ち、マイクを握る。

演説の回数は1日10回以上。その中で鈴木氏が強く訴えていることは「政治とカネ」についてだ。

また、賃金の引き上げや消費税の減税などを公約に掲げ「暮らしに寄り添う姿勢」を強調する。

 共産・志位和夫議長:
「皆さんの暮らしを応援して、経済を良くし、景気を立て直す。この政策にチェンジをしようではありませんか」

19日は党の志位和夫議長が秋田を訪れ、党の支持を訴えるとともに、鈴木氏を後押しした。

 鈴木知氏:
「地方と東京の格差が大きいので、地方にこうやって足を運んでもらえるのは本当にありがたいことだと思います。最後まで声がかれるまで政策を訴えて頑張りたいと思います」

鈴木氏は、今の政権に不満を持つ人に訴え続ける。

秋田テレビ

2736OS5:2024/10/23(水) 21:15:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/130f8388f44ac7f6de6dd09d779ed5f44832076d
【衆院選あきた】3小選挙区で激しい議席争い 「秋田2区」の各候補者の動きを追う
10/22(火) 19:20配信


秋田テレビ
秋田テレビ

衆院選秋田2区には、前職と新人2人の3人が立候補している。各候補者の選挙戦を追った。

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 自民・新 福原淳嗣氏(56):
「かねてより自民党は、政治は国民のものと掲げておりました。ならばいま一度、自民党は原点に立ち返らなければなりません」

前の秋田・大館市長の福原淳嗣氏。自民党の公認を得て、初めて国政に挑んでいる。

福原氏は今回の選挙戦を前に、15市町村に後援会組織を立ち上げた。組織の支援を受け、市町村長や県議とともに選挙カーを走らせるほか、公示後初めての日曜日・20日には「20年来の友人」という自民党幹事長代行の福田達夫氏が応援に駆け付けた。

自民党の派閥の裏金事件を受け、福原氏は「自身に向けられる有権者からの目が厳しくなった」と話す一方で、「いまこそ政治改革のとき」と力強く訴える。

そんな福原氏を突き動かすのは「仲間」の存在だ。気心知れた仲間との時間。そして、有権者からの声を励みに選挙戦を展開している。

 福原淳嗣氏:
「市長辞めてまで頑張れよという声もいくつかいただいて、涙が出るくらいうれしかった。ぎりぎりまで頑張りますので、どうか最後まで厳しい選挙です。皆さま方のご支持賜りますよう、ご声援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」

福原氏は、組織の力強い支援を受けながら、さらなる票の上積みを狙う。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 立憲・前 緑川貴士氏(39):
「政権交代でしか日本の政治を新しくすることはできません。膿(うみ)を出し切るための徹底した真相解明は必要ですし、その上で、これ以上政治の腐敗が起きないような再発防止策をしっかりと打ってまいります」

立憲民主党の前職・緑川貴士氏。前回選挙では、自民党のベテラン議員との一騎打ちを制し、初めて選挙区の議席を獲得した。

選挙戦で緑川氏は、学生時代から取り組んできた陸上競技の経験を生かし、自らの足で地域を駆け回っている。走って走って走って有権者のもとに駆け付け、一人一人と対話する時間を持つことを心がけている。鍛え上げた脚力と体力に自信をのぞかせる緑川氏だが、公示後は日々の気温の変化に悩まされているようだ。

 緑川貴士氏:
「夏じゃないですけど、結構喉が渇く暑さ。3枚着ているんですよ。すみません、汗だくで。ちょっと後悔しています」

このほか、緑川氏が欠かさないことの一つが街頭に立つこと。選挙戦でも朝晩のルーティンとなっている。緑川氏は「選挙戦が進むにつれ、有権者の期待の高まりを感じている」と話しながらも、自身を「挑戦者」と位置付ける。

 緑川貴士氏:
「相手は新人とはいえ、あくまでもそこは与党側にいらっしゃるので、地域をより良くできるのはどちらか。そこもしっかり勝負をしていくという意味では、常に挑戦者であると思っています。残りの期間は特に大事に、1日1日を大切に過ごしながら、残りの期間、駆け抜けていきたいと思っています」

緑川氏は、きめ細かく選挙区を回り、無党派層の取り込みを狙う。

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 共産・新 山内梅良氏(76):
「皆さん、今度のこの選挙でどの党が伸びれば裏金を無くし、そしてきれいな選挙が、きれいな政治ができるかどうか。私は皆さんに、ぜひ日本共産党をご理解いただきたいと思うのです」

2回目の国政選挙挑戦となる共産党の新人・山内梅良氏。山内氏は、秋田市雄和出身。今回の選挙区にゆかりはないものの、街頭から力強い訴えを続けている。特に多くの時間を費やしているのが、物価高対策や暮らしの向上についてだ。

 山内梅良氏:
「私たち日本共産党は、東京も秋田も全国一律に同じ賃上げ、これを政府の責任でやろうかと話しています」

短期決戦となっている選挙戦。山内氏は「有権者の声が力になっている」と話す。

 山内梅良氏:
「やっぱり政治をきれいにできるのも日本共産党。大企業から1円ももらっていないし、政党助成金も受けていない。本当に皆さんの心に寄り添って、皆さんとともに新しい政治をつくる。これをやりたいと思います」

山内氏は、支持拡大を目指し訴え続ける。

秋田テレビ

2737OS5:2024/10/23(水) 21:15:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa882203f64de5524223b3a2eaeb3254b3822693
【衆院選あきた】3小選挙区で激しい議席争い 「秋田3区」の各候補者の動きを追う
10/23(水) 20:29配信

秋田テレビ
秋田テレビ

衆院選秋田3区は、前職と元職、新人2人の合わせて4人が立候補し、論戦を展開している。各候補者の選挙戦を追った。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 共産・新 藤田和久氏(75):
「軍拡や大企業へお金が回るために、国民の暮らしや福祉・教育には予算が回らない。こういう大企業応援政治、これを切り替える政治にしなくてはならないと思います」

共産党の新人・藤田和久氏は、大仙市議会議員を務めた経験を持つ。藤田氏が今回の選挙戦で多くの時間を使うのが街頭演説。「自民党政治からの脱却」を訴える。

 藤田和久氏:
「街頭宣伝でたまに2、3人出てきてくれて、声をかけてくれる。『もっと自民党を批判してもらいたい』という人が3人もいた。それだけ自民党におきゅうを据えてほしいという声があることが分かりました」

藤田氏が心がけているのは、日々生活する中での経験を有権者に伝えることだ。

 藤田和久氏:
「金融緩和策でゼロ金利にして、いま円安です。円安になったら輸入品が物価高になりました。国民生活大変です。それに輪をかけているのが消費税です。国民が苦しんでいるのに、経済対策、何もしてくれません。これが経済無策です」

藤田氏は、街頭から訴え続けることで支持拡大を図る。

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 立憲・新 小川幾代氏(39):
「やる気や勇気や挑戦がかなう社会になれば、地方から声を上げれば、地域が明るくなる、地域の活性化がされていくと考えています」

立憲民主党の新人・小川幾代氏は、由利本荘市議を辞職して今回の選挙に挑んでいる。

小川氏は県内選挙区で唯一の女性候補。「古い政治から脱却する」と訴え、女性や若い世代を中心に支持を呼びかける。

 有権者(女性):
「頑張って、頑張って。子どもたちのために頑張って」

 小川幾代氏:
「背広を着た男性陣ばかりだった政治の社会に、新しい女性の風を吹かせたい」

小川氏が力を入れていることの一つがSNSなどでの活動。若い世代に政治に興味を持ってもらうのが狙いだ。小川氏は手応えを力に変え、戦い抜く。

 小川幾代氏:
「若い人たちからの反応がすごく良いなという感触がある。そしてその声は『今の政治変えてほしい』というお願い。切実なる気持ちが直接私の方に届いているので、ありがたいと思うのと、この政治変えようという気合に変わっていっています」

2738OS5:2024/10/23(水) 21:16:02
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 国民・元 村岡敏英氏(64):
「結果が出せない。本当に申し訳ない。じくじたる思いがあります。ただ私には大きな財産ができました。秋田県全域の人たちの話を聞き、語り合いました」

国政返り咲きを目指す国民民主党の村岡敏英氏。党の手厚い支援を受けながら、くまなく選挙カーを走らせる。

公示日には、党の榛葉賀津也幹事長が駆け付けた。

 国民・榛葉賀津也幹事長:
「この選挙、最も大事な選挙区はどこか、この秋田3区であります」

翌日には、玉木雄一郎代表が応援に駆け付けた。

 国民・玉木雄一郎代表:
「農政・農業の現場の声をしっかり分かった人、私は村岡氏とかつて一緒に働いていたので分かっているので、農業者の声をしっかり国政に届けてもらいたい」

村岡氏が強く訴えるのは、自然エネルギーの可能性だ。

 村岡敏英氏:
「秋田は地熱、太陽光、風力、洋上風力、全国でナンバーワンの自然再生エネルギーを生み出すことができます。エネルギーあるところに新たな産業が生まれる」

人口減少と少子高齢化を秋田の課題に挙げる村岡氏。さまざまな政策を訴えながら無党派層の取り込みを狙う。

 村岡敏英氏:
「例えば教育の環境やがんセンターなどを総合的に進めることで、秋田は必ず変われるということを訴えていきたい」

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 自民・前 御法川信英氏(60)
「本当に一から出直すつもりでやらなくては、自民党はもちろん駄目になってしまうし、ひいては国が駄目になってしまう」

自民党の前職・御法川信英氏。党のほか、支援企業や団体の協力を得て選挙戦を展開している。

前半戦では、党の組織運動本部長・小渕優子氏とともに支持を訴えた。

 自民・小渕優子組織運動本部長:
「私の敬愛する大好きな御法川先生が、この地元で本当に苦しい厳しい戦いをしている。御法川さんなくして国会は回らない」

選挙の最大の争点は「政治の信頼回復」と話す御法川氏。強い覚悟で選挙戦に臨んでいる。遊説では、地域の実情に合った政策を訴える。

 御法川信英氏:
「洋上風力、これは国家政策としてやっていかなければならない。しかし、このことは地場の皆さんの漁業に大きな大きな影響を与えます。スピード感をもって、私必ず取り組ませていただきたい。あの豪雨でしたから、激甚災害指定というのを数週間後に、これは極めて早かったと思います。日本の農業を永続できるために、何をしなければいけないのか」

イベントでは高校生と意見を交わす場面が見られた。

 御法川氏:
「完全無農薬、いいと思う。だけどやっぱり農薬使うのと全然違うか?」

 農業高校生:
「はい、虫とか草とか多いので」

御法川氏はさまざまな声に耳を傾けながら、あらゆる世代で支持拡大を狙う。

秋田テレビ

2739OS5:2024/10/23(水) 21:17:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/f54d3fb805ca4ee0d5c0dfa2f457d22642ee2c9d
【衆院選あきた】中盤情勢 秋田1区は前職2人が横一線で競り合う 
10/21(月) 20:29配信
秋田テレビ
秋田テレビ

秋田県内3つの小選挙区で論戦が展開されている衆議院議員選挙は、後半戦に入った。FNNは世論調査で中盤の情勢を探った。21日は秋田1区を見ていく。

秋田1区には、立憲民主党の前職・寺田学氏、日本維新の会の新人・松浦大悟氏、自民党の前職・冨樫博之氏、共産党の新人・鈴木知氏の4人が立候補している。

FNNは20日までの2日間に、電話とオンラインによる情勢調査を実施し、全国の有権者約14万人が回答した。

秋田1区は、立憲民主党の寺田氏と自民党の冨樫氏が横一線で激しく競り合っている。

維新の新人・松浦氏と共産党の新人・鈴木氏は支持の広がりが限定的だ。

一方で、約3割の有権者が投票先を「決めていない」もしくは「分からない」としていて、情勢は変わる可能性がある。

秋田テレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f847898bc809ba364f3d925477d7ca6d6a10f54
【衆院選あきた】中盤情勢 秋田2区は立憲・前職と自民・新人が横一線の争い
10/22(火) 19:11配信

秋田テレビ
秋田テレビ

秋田県内3つの小選挙区で論戦が展開されている衆議院議員選挙。FNNは世論調査で情勢を探った。22日は秋田2区を見ていく。

秋田2区には、自民党の新人・福原淳嗣氏、立憲民主党の前職・緑川貴士氏、共産党の新人・山内梅良氏の3人が立候補している。

秋田テレビは、電話とオンラインによる調査とこれまでの取材をもとに情勢を探った。

秋田2区は、立憲民主党の緑川氏と自民党の福原氏が横一線で争っている。

山内氏は支持の広がりが限定的だ。

一方で、約3割の有権者が投票先を「決めていない」もしくは「分からない」としていて、情勢は変わる可能性がある。

秋田テレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/6c5f11809296ed39b15f1be453a0e70f4980c53f
【衆院選あきた】中盤情勢 秋田3区は国民・元職と自民・前職が横一線の戦い
10/23(水) 18:58配信

秋田テレビ
秋田テレビ

秋田県内3つの選挙区で論戦が展開されている衆議院議員選挙。FNNは世論調査で情勢を探った。23日は秋田3区を見ていく。

秋田3区に立候補しているのは、共産党の新人・藤田和久氏、立憲民主党の新人・小川幾代氏、国民民主党の元職・村岡敏英氏、自民党の前職・御法川信英氏の4人。

秋田テレビは、電話とオンラインによる調査とこれまでの取材をもとに情勢を探った。

秋田3区は、国民民主党の村岡氏と自民党の御法川氏の横一線の戦いが続いている。

立憲民主党の小川氏は追い上げを図っている。

共産党の藤田氏は支持の広がりが限定的だ。

一方で、2割以上の有権者が投票先を「決めていない」もしくは「分からない」としていて、情勢は変わる可能性がある。

秋田テレビ

2740OS5:2024/10/23(水) 21:22:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/721b4f719b91aa16ea80870f5f6f7a88c329d583
<衆院選>今回から”区割り変更”「宮城1区」は”三つ巴”の戦い 候補者3人の主張
10/22(火) 22:00配信

ミヤギテレビ

27日に投開票が行われる衆議院選挙。
「宮城1区」について、お伝えする。

この「宮城1区」の特徴は、1票の格差是正のため、今回の衆院選から”区割り変更”の対象となった。

今回は、以前「宮城3区」だった仙台市太白区の秋保地区が入って、仙台市の青葉区・太白区の全域が選挙区となった。

ミヤギテレビ

有権者数は、東北で2番目の約44万7000人。
都市部の特徴としていわゆる無党派層が多いと言われるこの選挙区で、有権者はどんなことを政治に求めているのか、聞いてみた。

29歳男性
「(Q支持している政党はありますか?)特にないです。これだけ物価高が騒がれているので、国民のことを考えてくれている政党がいい」

ミヤギテレビ

28歳女性
「子どもがいるので、子育てに関して言っている人は特に見ちゃう。3人っていいよねってなるけど、時代が…諦めなきゃいけないのかなと思っています」

55歳男性
「(政治を)クリーンにするのであれば何より」

29歳男性
「政策とかもありますけど、最終的には熱意ややる気を持っている方を応援したい」

ミヤギテレビ

この「宮城1区」で争うのが、3人だ。
それぞれ”無党派層”への浸透をポイントにあげるなか、どのような訴えを届けているのか。

ミヤギテレビ

岡本章子候補
「政権交代こそ、最大の政治改革です」

立憲民主党の前職・岡本章子候補(60)。
仙台市議会議員を5期務めた後、2017年に国政の世界に飛び込んだ。
イメージカラーは“幸せを呼ぶ”というイエロー。

岡本章子候補
「おはようございます。18歳から投票できますよ。(高校生に対して)ありがとう」

朝の街頭活動で声をかけるターゲットは”学生”だ。

岡本章子候補
「(Q高校生とかに意識的に声かけている?)そうですね、ここ高校生多いので、高校生に少し関心持ってもらいたいなって」

これまで、不妊治療の保険適用や児童手当の受給期間延長など、子どもや若者に向けた政策に力を入れてきたという岡本候補。
今回の選挙戦でも、大学や専門学校の学費無償化や奨学金の返済支援を公約に掲げる。

これまでの衆院選では、2度にわたってこの選挙区で土井候補に敗れ、いずれも比例復活での当選。

今回の選挙戦では、周囲から「優勢」との声も聞こえてくるそうだがー。

岡本章子候補
「実感としては、そんな楽勝なんて全く思えない選挙。さらに緊張感をもって最後までがんばります」

有権者一人一人に駆け寄り、支持を訴える。

岡本章子候補
「子どもたちのためのチャンスを奪いとるような政治ではなくて、次代を担う若者が明日はよくなるよね、あしたは自分にもチャンスがあるよね、そう思える国づくりを岡本章子にさせていただきたいと思います」

2741OS5:2024/10/23(水) 21:23:05
そして、自民・立憲の候補者が並ぶ「宮城1区」で”第3の選択肢”を目指すのが日本維新の会の新人・高橋浩司候補(61)。

高橋浩司候補
「古い政治を抜本的に変えていかない限りこの国を守っていくことはできない」

街頭演説では、自民党による「政治とカネ」の問題を厳しく追及。社会保険料の負担軽減や、企業・団体献金の禁止など徹底的な政治改革を行い、「市民政治」の実現を訴える。

高橋浩司候補
「物価問題もありますけれど、根本はしっかり政治が手を打っていないことにありまして、まずここをしっかり壊して、税金は納めた人に直接戻す、市民政治を取り戻していこうと」

神奈川県鎌倉市で28年間市議会議員を務めた高橋候補は、去年10月宮城県に移り住んだ。

知り合いもいない、企業や団体の後ろ盾もないなか、1年間地道に街頭活動を続けてきたと言う。

高橋浩司候補
「街頭演説は私たちからすると修行の場」

初挑戦となる国政選挙は、一緒に仙台にやってきた家族と臨む戦いでもある。

高橋候補の妻・洋子さん
「急に(解散)決まっちゃいましたんでバタバタ。家族一丸にならないと乗り越えられないので頑張っています」

一人でも多くの有権者に訴えを聞いてもらおうと、高橋候補は街頭に立って演説を続ける。

高橋浩司候補
「企業や団体と癒着をしない、しがらみを作らない、この政治を行っていかない限り、利権政治をぶち壊すことはできない」

そして、前回を含め、これまで「宮城1区」を5度制した自民党の前職・土井亨候補(66)。

土井亨候補
「自民党の国会議員として、政治資金の問題関わらなかった、 関わりはなかったと逃げるつもりはありません。私は政治資金を集めるようなパーティーは、今後一切やりません」

いわゆる「裏金問題」には関わっていない、という土井候補だが、選挙戦では逆風を感じているようだ。

土井亨候補
「劣勢ですからもう…泣きたくなってくる」

選挙戦では、「地域の元気が日本の元気」として、地域経済への集中的な支援や社会保障制度の充実などを訴える土井候補。

これまで国土交通副大臣や復興副大臣を歴任し「災害に強い国づくり」に尽力してきたという土井候補だが、自分の実績をアピールするのは少し苦手…。

土井亨候補
「あんまり(自分の実績)言わないタイプだから」

そんな土井候補の背中を押すように、石破総理をはじめ総裁選で推薦人も務めた高市氏。そして、宮城県議時代からの付き合いという村井宮城県知事や、かつては国政の座を争った郡仙台市長も応援にかけつけた。

この日、土井候補が演説の場所として選んだのは仙台市青葉区の大倉地区。「地域の頑張る姿がここにある」と、自らの主張を重ねた。

土井亨候補
「今しっかりと日本の地域社会を作り直さなければならない。皆さん方が安心して仕事ができるようにしっかりと結果を出していく」

2742OS5:2024/10/23(水) 21:33:35
https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=676fe9e8ea30456c9a74b22d872cedc6
公明、共産、社民 存在感発揮に苦慮 県内の比例票 衆院選長崎
2024/10/18 [10:25] 公開

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「比例区は公明党」と記したステッカーを貼る自民候補の選挙カー=長崎市内(写真は一部加工)
「比例区は公明党」と記したステッカーを貼る自民候補の選挙カー=長崎市内(写真は一部加工)

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衆院選で公明、共産、社民の老舗3党が比例票獲得に向けた存在感発揮に苦慮している。長崎県内小選挙区で自民党に対する立憲民主党や国民民主党、日本維新の会の戦いぶりに注目が集まり、連立与党の公明は独自色のアピールに懸命だ。共産、社民は他党の陰に隠れないよう票の掘り起こしを狙う。
 「目標の比例4議席を獲得するには100万票が必要。今はまだ2議席分しか見えていない」。公示直前、佐世保市であった自公合同の総決起大会。公明県本部副代表の大塚克史佐世保市議は壇上で危機感をあらわにした。
 公明が比例九州で4議席を獲得したのは2000年以降の8回の衆院選のうち2回のみ。約104万票を獲得した前回21年は4人目が定数20の20番目にどうにか滑り込んだ。22年の参院選では全国比例で目標に据えた800万票に届かず、支持者の高齢化や支持母体である創価学会の組織力低下も指摘されている。
 今回はさらに自民派閥の裏金事件が影を落とす。公明関係者によると、事件への支援者からの不満は根強く「クリーンな党を標ぼうしてきたのに、同じ穴のむじなと思われる」「2区の不記載候補を含めて推薦を出すのは擦り寄り過ぎだ」との嫌悪感も渦巻く。
 一方で自公をつなぐ「かすがい」となってきたのはほかならぬ選挙でもある。選挙至上主義とも言える姿勢で相互依存を深め、今や公明が比例九州で目標を達成するには自民支持層の取り込みが欠かせない。「09年の政権転落が教訓だ。なりふり構ってはいられない」。公明関係者は言う。
 そこで今回「より一層の協力態勢」(川崎祥司県本部代表)を敷くため、自民候補3人の後援会側から公明に推薦状を出すという「これまで聞いたことがない」(自民関係者)取り組みを試す。そもそも公明内には「自民からの票が期待通りに入っていない」との声がくすぶる。実際、前回衆院選の県内比例票で公明の約9万7千票は自民の半分にも満たない。
 自民陣営には「票を確約する証文を出せ、と脅す行為だ」と反発する声があるが、公明幹部は意に介さない。「まだまだ自民から票をもらう余地はある。県内比例で12万票は取りたい」とそろばんをはじく。
 「もしかしたら九州・沖縄で持っている1議席も厳しい」。共産の中西敦信長崎市議は公示前の決起集会で、こう現状分析した。自民派閥の裏金問題などをいち早く追及するなど戦う条件は悪くないとされる共産。ただ短期決戦の中、県委員会の原口敏彦委員長は「前回衆院選などと比べ運動量が追いついていない」と焦りを口にする。
 県内の比例目標を4万6千票に設定。これは2議席を獲得した14年衆院選を3千票上回る強気の設定だ。中西市議は「残りの期間で現状打開する」と語る。
 社民は埋没感を懸念する。前回衆院選で県内比例は約1万5千票を獲得したが、旧民主党への政権交代が起きた09年衆院選で獲得した3万8千票の4割に満たない。今回は1万7千票を目標にしているが、支持者の高齢化や労組離れは否めない。県連幹事長の坂本浩県議は「作戦という作戦はない。限りなく近づけるように頑張るとしか言えない」と話す。

2743OS5:2024/10/23(水) 21:36:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/194af2533b054fb0b0deaa427a43f1f6b6fbe9af
【衆院選リポート】宮崎2区 自民、国民、共産 前職同士の戦いに新人1人が加わる構図
10/23(水) 19:31配信
宮崎2区は12年ぶりの前職同士の対決に新人が加わる選挙戦となっています。

(今栖那菜記者)
「2期目を狙う長友候補、今回は選挙区での当選を目指します。」

国民民主党・九州比例区前職の長友慎治候補は、この3年で各地区での後援会組織を立ち上げ選挙態勢を作ってきました。

(国民・前職 長友慎治候補)
「手応えはあります。次も議席を獲得し、皆さまの課題を一緒になって解決していきたい。」

長友候補は農業の担い手不足の解消や子牛価格の上昇、食料自給率の向上などを訴えます。

(国民・前職 長友慎治候補)
「自民党の皆様が拾わない、弱い立場の皆様の声こそ国会や国政に届けていく。経済政策として、畜産や農家の皆さんたちの課題を解決していくということも訴えていきたい。」

新富町に航空自衛隊新田原基地がある宮崎2区。安全保障については、同盟国との連携は積極的に図るべきとの考えを示す一方で…

(国民・前職 長友慎治候補)
「私達が知らないところで訓練が行われたり、知らないところで話が進むということがあってはならない。そこに対しては政治家としてもしっかり発言をしていかないといけないと思います。」

長友候補は選挙戦で、政権交代と世代交代を訴えています。

(秦萌)
「新人の白江候補は、前職2人とは違う存在感を示し、受け皿になりたいという思いからの出馬です。」

共産党・新人の白江好友候補は行き詰った自民党政治を変えたいと訴えます。

(共産党・新人 白江好友候補)
「ぜひ日本共産党を伸ばしていただきまして、日本を変える、政治を変える、この力にしていこうではありませんか。」

最低賃金1500円や社会保障の充実などを訴え、延岡市上空でのオスプレイの低空飛行問題を批判し、憲法9条に基づく平和外交を訴えます。

(共産党・新人 白江好友候補)
「軍事対軍事があおられるばかりで、この東アジアでどうやって日本が平和を作っていくのかということを、日本共産党以外は語っておりません。憲法9条に基づく平和外交で、この東アジアを平和な地域にしていくと、戦争を起こさないことが政治の役割だということをぜひ訴え抜きます。」

(秦萌)
「8期目を目指す江藤候補。これまでにない危機感と緊張感を持ちながら選挙戦に臨んでいます。」

(自民党・前職 江藤拓候補)
「無派閥でずっとやってきた私が自民党を立て直します。」

自民党・前職の江藤拓候補。応援で全国を飛び回った前回とは違い、今回は地元をくまなく回っています。決起大会では、日本を取り巻く国際情勢を危惧し防衛力を強化し不測の事態に備える必要性を訴えます。

(自民党・前職 江藤拓候補)
「日本は戦争する国であってはなりません。しかし、巻き込まれる可能性あるんだと。そのためにはですね、必要な備えもあるんだということをですね、地道に訴えていくしかないと思っています。周辺基地対策。これはですね、増額した防衛予算の中でしっかり面倒を見る必要があります。」

また生産年齢人口の減少を懸念し、思い切った子育て支援策に取り組みたいと力を込めます。

(自民党・前職 江藤拓候補)
「子供が増えれば増えるほど、税金が減るN分N乗方式。これをですね、何とか導入したい。若者たちには、夢を見ることのできる未来を拓く。そしてお年寄りには安心して暮らせる老後、それを実現したいということを訴えて選挙を戦っています。」

テレビ宮崎

2744OS5:2024/10/23(水) 21:36:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b1caf65944f561a03799ffe96655d638d6dcbdb
【衆院選リポート】宮崎1区 立憲、自民、維新、参政 前職同士の戦いに新人二人が加わる構図
10/22(火) 19:06配信



テレビ宮崎

衆議院選挙の投票日まであと5日。宮崎1区には4人が立候補しています。

(早瀬純哉記者)
「物価対策や被災地のいち早い復興が強く求められている宮崎1区。前職同士の戦いに新人二人が加わる構図です。」

自民党・前職で5期目を目指す武井俊輔候補。党の政治資金問題や自身の不祥事で失った信頼を取り戻す選挙と捉えています。

(自民・前職(九州比例区)武井俊輔候補)
「私は政治生命をかけて、お返しをしていかなければいけない。」

岸田前総理が応援に駆け付けた決起集会では、8月の台風10号での激甚災害指定の実績を強調しました。

(自民・前職(九州比例区)武井俊輔候補)
「まさに岸田総理の英断で、激甚災害を獲得することができました。大事なことはこれからきちんと補正予算をつけて、しっかりとそれらの方が最後の1人まで生活再建をしていく。まだこれが終わっていないんです。」

参政党・新人の滋井祐香候補。子供の教育環境の改善などを訴えています。

(参政・新人滋井祐香候補)
「政治のプロの方と比べたら、経験もないし何もないと思われるかもしれない。そこが弱みでもあるけど、そこが一番の強みであって、国民目線の言葉でちゃんと伝えることができるし、国民が思っていることも本当に一緒だと思う。」

一児の母でもある滋井候補は子育て世代の女性を中心に「政治に関心を持ってほしい」と呼びかけます。

(参政・新人滋井祐香候補)
「子供の未来を本気で考えなければいけません。だからこそお母さんが政治に関わっていく。自分事として捉えていくことが大切なんです。」

衆院選6度目の立候補となる、日本維新の会・新人の外山斎候補は保守層の受け皿になることを目指しています。

(維新・新人外山斎候補)
「政治家自らがどれだけ徹底し身を切る改革を行う事によって、国民の理解を得られるか。」

(維新・新人外山斎候補)
「果たして自分たちの子や孫のことを考えた時に、今のような政治の在り方で良いのかなという風に疑問を感じております。」

外山候補は企業団体献金の廃止を掲げ、「政治とカネ」の問題解決に取り組む姿勢です。

(維新・新人外山斎候補)
「今回の選挙戦で何度も伝えておりますけど、やはり政治の信頼というものが異常なほど失墜しておりますので、まずは政治の信頼を回復するということを最優先にする。」

立憲民主党・前職の渡辺創候補は2期目を目指します。

(立憲・前職渡辺創候補)
「宮崎の皆さんの本音。本当の宮崎の思いを示した結果であったということを是非とも今度の衆議院選挙でもしっかりと結果を出すことによって、本物の思いであったということを是非皆さんに証明していただきたい。」

賃金が上がらない中での物価高について経済的に苦しい環境にある人に迅速な対応するための給付が必要と考えています。

(立憲・前職渡辺創候補)
「宮崎の経済を支えているのは中小企業、幅広い地場の皆さん。賃上げがそこまでおよばないとなかなか多くの皆さんの暮らしに結び付くことになりませんので、そのために何の工夫をすべきかということを考えていくべきだと思っています。」

渡辺候補は「現職としての3年間の実績が問われる選挙」ととらえています。

テレビ宮崎

2745OS5:2024/10/23(水) 22:24:39






  合計 公示前 追記中間値
自民171-225(256)  198
立憲126-177(098)  151
維新029-040(043)  034
公明023-029(032)  026
共産007-009(010)  008
国民023-029(007)  026
れい006-007(003)  006
社民____001(001)  001
参政000-001(001)  000
みん----000(000)  000
諸派001-006(000)  003
無所010-017(014)  013

中間値で
自民198+公明26=224議席
自民非公認系無所属いれて過半数行くかどうか・・・



https://news.yahoo.co.jp/articles/a0fe958c04148ee8a700c84e244787577f336be1
自民200議席下回る可能性 選挙区40超で競り合い 終盤情勢調査
10/23(水) 21:12配信

毎日新聞

 毎日新聞は22、23の両日、第50回衆院選(定数465=小選挙区289、比例代表176)の27日投開票を前に特別世論調査を実施し、取材を加味して終盤情勢を探った。連立政権を組む自民党と公明党は15、16日調査の序盤から失速し、過半数を維持するか微妙な情勢だ。派閥裏金事件の逆風を受ける自民の苦戦が目立ち、単独過半数(233議席)を割り込み200議席を下回る可能性もある。立憲民主党は公示前の98議席から大幅増、国民民主党は議席倍増の勢いだ。


 調査では小選挙区で4割弱が投票態度を明らかにしておらず、情勢が変わる可能性がある。

 自民は序盤、域内全ての小選挙区で優勢な県が七つあったが今回は山形、鳥取、高知、熊本の4県に減った。全289小選挙区のうち優勢は110程度で、40以上の選挙区で激しく競り合う。比例代表でも序盤の勢いは失われ、60議席前後にとどまる公算が大きい。小選挙区と比例を合計した推定獲得議席は171〜225。

 公明は候補者を擁立した11小選挙区のうち4選挙区で優勢を維持するが、4選挙区が接戦で、埼玉14区に立候補した石井啓一代表も激戦が続く。比例と合わせ、公示前の32議席を確保できるかは見通せない。

 立憲は北海道、宮城、福島、新潟、佐賀などで優位に立つ選挙区が多く、議席の大幅な上積みを視野に入れる。比例も前回の39議席から積み増すのは確実だ。

 日本維新の会は地盤の大阪で優勢な選挙区が増える一方、比例は伸び悩んでいる。全体で公示前の43議席に届かない可能性がある。

 共産党は沖縄の1選挙区を接戦に持ち込んだ。比例は前回(9議席)を下回りそうな情勢が続いている。

 国民民主は全国的に勢いが増しており、全体で公示前の7議席からの3倍増もうかがう。

 れいわ新選組は公示前(3議席)から倍増の勢いを維持。社民党は公示前と同じ1議席を確実にした。参政党は議席獲得の可能性を残している。政治団体「日本保守党」は複数議席を確保しそうだ。【影山哲也】

2746OS5:2024/10/23(水) 22:38:51
https://www.asahi.com/articles/DA3S16063183.html
(ルポ激戦区 2024衆院選:1)公認なき戦い、揺れる「帝国」 裏金・教団問題、街頭ではヤジも
2024年10月20日 5時00分

 衆院選の公示の1週間ほど前。東京都八王子市に住む古参の自民党員の男性に、同市の大半が入る東京24区で立候補する萩生田光一氏(61)から電話がかかってきた。

 萩生田氏とは旧知の仲だが、数年間、疎遠だった。突然の電話に驚きつつ、こう告げられた。

 「あんたとはねじれちゃってるけど、頼む。(職場を)回ってくれないか」。仕事関係の知人に支持を呼びかけてほしい、という依頼だった。

 15日に公示された衆院選で大きなテーマと位置づけられているのが、自民党派閥の裏金問題だ。

 その最大の舞台となったのが、安倍派の政治資金パーティーだった。安倍派の有力者「5人衆」の一人だった萩生田氏も、政治資金収支報告書で2728万円の不記載が判明。党の役職停止の処分を受けたうえ、石破茂首相の方針にもとづき、公示直前になって萩生田氏は公認を得られないことが決まった。

 男性に電話がかかってきたのは、非公認の見通しが報じられたころだ。電話口から、焦りがにじんでいた。

 萩生田氏は地元の八王子市の市議や都議を経て、衆院議員を6期務める。安倍晋三元首相の最側近として知られ、党の要職も歴任。前回衆院選では2番手に10万票以上の差をつけて圧勝しており、元秘書らが市議として名を連ねる八王子市は地元政界で「萩生田帝国」と呼ばれてきた。

 その「帝国」がいま、揺らいでいる。

 裏金問題による逆風にくわえ、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係についても、2022年の参院選で立候補予定者を伴って教団施設を訪問したことなどが発覚し、批判を浴びた。今年7月の都議補選では擁立した元自民市議が惨敗し、地元の議員関係者に衝撃が広がった。

 「本人もピリピリしている」(選対関係者)。危機感を募らせた萩生田氏が力を入れたのが、「どぶ板」の活動だ。

 党幹部として全国をまわっていた状況から一変。関係者によると、15分刻みで日程を組み、市内の中小企業3〜4カ所の朝礼に顔を出す。昼や夜は業界団体の会合や市議の後援会の集まりにこまめに出席。毎回、裏金問題について「ご心配をおかけした」と頭を下げているという。

 そのうえで、無所属で立候補した萩生田氏が頼るのが、安倍派に連なる人脈だ。16日は安倍元首相の妻の昭恵氏が会合に参加し、「主人の後を継ぐのは萩生田さん」と涙ながらに激励。17日には高市早苗前経済安全保障相が駆けつけた。

 それでも、街頭に立てばヤジが飛ぶ。19日には「20年来の友人」という日本維新の会前代表の松井一郎氏と一緒に街頭演説し、「意図して裏金づくりや私的流用、脱税をしたという事実は全くない」と訴えると、聴衆から「言い訳するな!」と声が上がった。「裏金議員いらない」などと書かれたプラカードを手にする人たちと支持者が怒鳴りあうなど、騒然とする場面もあった。

2747OS5:2024/10/23(水) 22:39:07

 「クリーンな政治」を掲げる公明党も今回、推薦を見送っている。八王子市には創価大など、公明の支持母体・創価学会の関連施設が多く、存在感も大きいが、萩生田氏と距離を置いている。

 「親の代から自民一筋」という後援会員の80代女性も「引き出しに3千万円近くも入れていたなんて冗談じゃない」と怒りが収まらない。「さすがに愛想が尽きた。かといって野党も信頼できず、投票する心境にもなれないし……」。選挙区は白票を入れようかと悩んでいるという。

 ■批判票、野党が奪い合い

 「萩生田氏を落とす千載一遇のチャンス」。野党側がそう勢いづくなか、立憲民主党が擁立したのがジャーナリストの有田芳生氏(72)だ。

 「『刺客』として立候補する。一部の政治家が裏金をためこんで特権化した日本社会の象徴がここだ」。公示前、有田氏が市内のホールでそう力を込めると、集まった支援者から拍手がわいた。

 立憲の狙いは明確だ。有田氏は以前から旧統一教会を追及しており、裏金問題にくわえ、「教団の問題も思い出させてくれる」(立憲都連幹部)と争点化を図る。各地で候補者を積極的に擁立した共産党も、東京24区では早い段階で立候補を見送り、支援にまわっている。

 陣営にとっての誤算は、日本維新の会と国民民主党の動きだ。

 維新公認で立候補した元都議の佐藤由美氏(52)は、前回衆院選で国民民主から立候補し、次点だった候補。その後、教育無償化を実現する会に合流して国民民主とたもとを分かち、公示直前に維新に合流した。「萩生田氏から離反した層を取り込む」と意気込む。

 佐藤氏の動きを受け、国民民主は弁護士の浦川祐輔氏(31)を擁立。浦川氏は「裏金や旧統一教会の批判だけしている人や、国民民主を裏切った人とは一本化できない」と、立憲や維新陣営への批判を強めている。

 萩生田氏への批判票が分散しかねない状況のなか、立憲の野田佳彦代表が公示日の第一声の場所に選んだのが、東京24区だった。「裏、裏、裏の自民党政治と決別しようではありませんか」と批判のボルテージを上げたが、拍手に交じって聴衆の一人の怒声が響いた。「野田さん、本気で野党をまとめろよ!」

 参政党からは與倉さゆり氏(40)が立候補し、「教育改革と日本経済の復活を成し遂げたい」と主張。無所属新顔の畑尻文夫氏(69)も立候補している。

 石破首相の就任からスピード解散だったことをふまえ、野党関係者の一人はこぼす。「短期決戦で野党側がまとまる時間がなかったのが本当に痛い」(後藤遼太)

 ■安倍政権以後の課題、内包

 前回衆院選から3年。日本政治を動かしてきたのは岸田政権だった。この間に新たに加わった課題が大きく二つある。

 一つは、安倍氏死去によって注目を集めた旧統一教会と自民の関係だ。一昨年、自民は教団と各議員の過去の接点を報告したが、その後も新たな事実が次々に判明している。朝日新聞は9月、安倍氏と旧統一教会会長らが2013年に自民党本部の総裁応接室で面談していたとみられると報じた。

 だが首相は、「新たな接点が明らかになれば追加的に報告説明を行う」としつつ「現時点で対応が必要とは考えない」と再調査に消極的だ。

 もう一つは、昨年末からくすぶり続ける裏金問題だ。自民は4月に関係者を処分したが、起訴された前議員の公判は続いており、事件としても終結していない。不正な手続きでプールされた資金の使途はなお判然とせず、実態解明は遠い。

 東京24区は、12年の政権再交代以降、積み重なってきた多くの問題を内包する選挙区でもある。第2次安倍政権以降、要職にあり続けた萩生田氏の政治力はなお大きく、その当落は今後の石破首相の政権運営にも少なからず影響を与えそうだ。(笹山大志)

 ■東京24区

與倉さゆり 40 参政新    飲食会社員

有田芳生  72 立[比]新  ジャーナリスト

畑尻文夫  69 無新     〈元〉学習塾経営

浦川祐輔  31 国民[比]新 弁護士

佐藤由美  52 維[比]新  〈元〉都議

萩生田光一 61 無前(6)  〈元〉経産相

 ※届け出順。敬称略。氏名の下は投開票日(27日)時点の年齢。比は比例区と重複立候補。カッコ内数字は当選回数

 ◇衆院選での争点や政治的対立が凝縮された選挙区を歩き、候補者らの戦いぶりを伝える。

2748OS5:2024/10/23(水) 22:39:43
https://www.asahi.com/articles/DA3S16064657.html?iref=pc_ss_date_article
(ルポ激戦区 2024衆院選:2)公明VS.維新、初の全面対決 公明、無党派層支持狙う
2024年10月22日 5時00分

 選挙サンデーの20日午後。京阪守口市駅前の広場や歩道橋は人であふれかえっていた。選挙カーの上に立った公明前職の伊佐進一氏(49)に、男性が「頑張れ!」と両手の拳を突き上げると、これに呼応するように聴衆から次々と歓声があがった。応援に駆けつけた石破茂首相の姿もあった。

 大阪市北東部と、隣接する門真、守口両市からなる大阪6区は、公明が「常勝」と誇る関西のなかでもとりわけ伝統的に強い選挙区だ。1996年衆院選で小選挙区比例代表並立制が導入されて以降、新進党時代も含めて敗れたのは旧民主党への政権交代につながった2009年衆院選の1度だけ。同年以降、毎回10万票程度の得票を維持し、府内の比例得票が最多の選挙区でもある。

 そんな同区にあっても、当初は「勝負にならないかもしれない」(府本部幹部)との悲観的な見方が広がっていた。今回初めて、関西で日本維新の会と全面対決することになったためだ。

 国政では与党と野党、第4党と第3党としてしのぎを削る公明と維新だが、大阪では長く共存を図ってきた。大阪で強固な地盤を誇る維新は、これまで公明候補がいる関西の6小選挙区では候補擁立を見送ってきた。維新がめざす大阪都構想で公明の協力を引き出すための配慮からだった。しかし、維新が昨春の統一地方選で府と大阪市の両議会で初めて過半数を獲得。公明の協力は不要となり、一転して6小選挙区への候補者擁立を決定し、今回の対決に至った。

 公明にとって大阪は「発祥の地」とも言える特別な場所だ。支持母体・創価学会の故・池田大作名誉会長が陣頭指揮を執り、1956年の参院選で初めて選挙区で議席を得たことを機に党勢を拡大させた歴史を持つ。

 その池田氏が昨年亡くなって初の大型国政選。支持者の一人が「(池田氏に)勝利の報告をしたい」と語るように、全国の支持者が連日大阪入りし、知人らに支持を訴えている。伊佐氏は公示日の夜から動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」でライブ配信を開始した。陣営幹部は、「公明支持層を固めるだけでは勝てない。いかに無党派層を取り込めるかだ」と話す。

 ■維新、自公協力にくさび

 一方、維新は公明の追い上げに強い危機感を募らせている。

 新顔の西田薫氏(57)は15日の出陣式冒頭、「もう一度私たちにチャンスをください。もう一度私たちを信じてください」と訴え、頭を下げた。その意図について陣営関係者は「大阪での維新離れを肌で感じているからだ」と漏らす。

 維新は今春以降、本拠地・大阪での地方選で敗北が相次いでいる。8月の箕面市長選では結党以来初めて公認の現職市長が落選した。開催経費が増えた大阪・関西万博や、維新が推薦した斎藤元彦・前兵庫県知事の問題への対応などをめぐって風当たりが強まっており、陣営幹部は「昔のような維新への追い風はもうない」と語る。

 同区での維新の支援者にとって、地元からの候補擁立は長年の悲願だった。守口市議を経て府議の5期目だった西田氏は、2010年の維新の結成当初からのメンバー。「自公政権の是非を問う選挙」と位置づける西田氏は「自民と公明には国家観、憲法観に大きな違いがある」と主張。自公の選挙協力にくさびを打つことを狙う。公示日から吉村洋文共同代表(府知事)も応援に駆けつけ、支持拡大を図る。

 激しさを増す維新と公明の争い。両党が激突する府内の4小選挙区では、ともに比例重複せず復活当選の道を断っており、一つひとつの当落が互いの党勢に影響を及ぼすことになる。報道各社の情勢調査で自民党の議席減が取り沙汰されるなか、選挙後は、連立を組む公明はもちろん、自民と共同歩調を取ることも多い維新の動向がより注目されることにもなる。

 吉村氏はこう強調する。「守りには入らない。負けたら終わりだ」

 大阪6区では他に、立憲民主党新顔の福留陽子氏(55)、共産党新顔の渡司考一氏(72)、参政党新顔の月足舞子氏(33)が立候補している。(原田達矢、野平悠一)

 ■大阪6区

月足舞子 33 参政新      派遣社員

西田薫  57 維新       〈元〉府議

渡司考一 72 共新       〈元〉大阪市議

伊佐進一 49 公前(4)〈自〉 〈元〉厚労副大臣

福留陽子 55 立[比]新    〈元〉コンサル

 ※届け出順。敬称略。氏名の右は投開票日(27日)時点の年齢。比は比例区と重複立候補。カッコ内数字は当選回数。〈 〉内政党は推薦

2749OS5:2024/10/23(水) 22:40:25
https://www.asahi.com/articles/DA3S16065715.html?iref=pc_ss_date_article
(ルポ激戦区 2024衆院選:3)世襲VS.くら替え、悩む「王国」 道路・病院、双方から恩恵
2024年10月23日 5時00分
 和歌山県の紀伊地域は、これまで大物政治家が絶大な影響力を誇る「王国」だった。その「あるじ」であり、衆院選で13回の当選を重ねた二階俊博氏(85)が引退した。新たな代表を選ぶ和歌山2区は、「世襲VS.くら替え」の構図に区割り変更も重なり、戦いを複雑にしている。

 参院からくら替えする世耕弘成氏(61)は、裏金問題で自民党から処分を受けて4月に離党し、無所属で衆院選に挑む。一方、自民公認を得た俊博氏の三男・二階伸康氏(46)も、俊博氏の秘書を務めていた時期があり、裏金問題と完全に無関係とは言い難い。

 保守が分裂し、双方とも負い目がある中で競い合うのは、地域貢献だ。

 和歌山市内から車で約2時間の場所にある本州最南端の串本町。人口約1万4千人、温暖な気候と黒潮の恵みが自慢の景勝地だ。

 「災害に強く信頼のできる道路がこの町へ」

 高台の大きな看板が、自動車専用道路「すさみ串本道路」(19・2キロ)の開通が近いことを伝えていた。俊博氏が尽力した通称「二階道路」の一部で、地元のホテル従業員は「観光客が増える」と完成を心待ちにする。

 一方、看板にほど近い台地に建つ町立病院は、勤務する10人の医師全員が、世耕氏が理事長を務める近畿大学の関連病院から派遣される。町は、双方に支えられてきた。

 「町長のつらい立場もわかります」。田嶋勝正町長は先月、世耕氏から電話でこう告げられたという。世耕氏の貢献は肌で感じているが、二階氏支持で固まる町村会の決定には逆らえなかった。田嶋氏は「理解してもらい、ほっとした」と胸をなで下ろすが、選挙支援を期待したはずの世耕氏の本心がどこにあるかは分からない。

 ■衆参すみ分け、崩れた均衡

 10増10減による区割り変更で、和歌山県の選挙区は3から2に減少。二階王国と言われた旧3区に県北の市町が加わり、県面積の約9割を占める新2区になった。

 二階氏は、父の地盤だった旧3区での票固めが欠かせない。

 17日、自民の森山裕幹事長が旧3区の田辺市と印南町を訪れた。「政治の道を踏み外してはいけない」。世耕氏を批判すると、集まった約500人から拍手が起きた。

 世耕氏は、過去5回の参院選を全県で戦っており、区割り変更にも対応しやすいのが強みだ。

 二階王国の外から新2区に入る九度山町の山下晴夫副議長(76)は「即戦力の世耕さんから知恵をもらわなあかん」。昨年、県の人口減少率は全国で7位タイとなり、地域の衰退が大きな課題だ。内閣官房副長官や経済産業相を歴任した実績に期待を寄せる。

 王国の外でも二階氏を推そうと、20日には石破茂首相が海南市に入った。約900人の聴衆を前に「いま二階伸康に入れようと思っている方、それだけでは足りない。決めていない方々に『二階伸康を頼む』と言っていただかなければならない」と訴えた。

 それでも、ある二階陣営の市議は唇をかむ。「1回や2回頼んだって、(支持者の)頭の中には残らへん」

 衆院の議席を40年以上守り続けた俊博氏と、26年参院議員を務めた世耕氏は本来、互いの選挙を支援し合う関係だが、必ずしもそうなってはいない。その理由は、「源流の違い」にある。

 1998年、世耕氏が伯父の死去に伴い参院補選に立候補した際、俊博氏は自民を離れて小沢一郎氏らと結成した自由党にいた。補選でも別の候補を支援し、世耕氏を苦しめた。俊博氏は2003年に自民へ戻ったが、しこりは残り続けた。

 だが、「衆院は二階、参院は世耕」とバランスを取り、双方を応援してきた人がいることも確かだ。そんな支持者らは今回の選挙でどちらにつくか、選択を迫られることになる。「選挙が終わればノーサイドだ」。楽観する声がある一方、ある元市議は「なかったことにはなれへんよ」とつぶやいた。

 和歌山2区では、いずれも新顔で立憲民主党の新古祐子氏(52)、共産党の楠本文郎氏(70)、諸派の高橋秀彰氏(42)も立候補している。(堀之内健史、高橋杏璃、松永和彦)

 ■和歌山2区

楠本文郎 70 共新    〈元〉和歌山県議

新古祐子 52 立新[比] 〈元〉和歌山市議

二階伸康 46 自新[比] 〈元〉衆院議員秘書

高橋秀彰 42 諸新    農業

世耕弘成 61 無新    〈元〉経産相

 *届け出順。敬称略。氏名の後は投開票日(27日)時点の年齢。比は比例区と重複立候補。

2750OS5:2024/10/23(水) 22:46:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/be906f3dd053b0d38e62d1537665d2458da185ea
大阪6区〝頂上決戦〟 維新・吉村氏「不記載」批判 公明・石井氏は初めて関西に
10/23(水) 22:05配信


産経新聞
大阪6区の応援演説をする(左から)公明党の石井啓一代表、日本維新の会の吉村洋文共同代表=23日午後、大阪府門真市(いずれも鳥越瑞絵撮影)

衆院選(27日投開票)の大阪6区(大阪市旭・鶴見区、守口市、門真市)で全面対決する日本維新の会と公明党のトップが23日、同じ場所において時間差で街頭演説に立った。両党は大阪府と兵庫県で激突する6小選挙区のうち大阪6区を最激戦区と位置づけ、支持拡大を急ぐ。これまで支持を明確にしてこなかった有権者も少なくなく、こうした層の取り込みが勝敗を左右しそうだ。


先にマイクを握ったのは、維新の吉村洋文共同代表(大阪府知事)。門真市の京阪古川橋駅前ロータリーで、自民党の派閥パーティー収入不記載事件に触れ「公明は(自民が非公認にするなどした)裏金議員を推薦している。まともな政治ができるのか」と批判した。

約2時間後、公明の石井啓一代表がロータリーに現れた。高齢者医療費の窓口負担を増やす維新の公約をやり玉に挙げ「高齢者に冷たい政党に日本の政治を任せるわけにいかない」と強調した。公示後の石井氏の関西入りは初で、この日は大阪と兵庫の計6小選挙区を回った。

大阪6区は、維新新人の西田薫氏(57)と公明前職の伊佐進一氏(49)の対決が軸。鍵を握りそうなのが、過去の衆院選に際し白紙で投じられた票(白票)だ。

令和3年の前回選で大阪6区では白票を含む無効票が約8%を占めた。公明候補が出馬した府内の他の3小選挙区では最大12%に達し、2%前後にとどまる他の府内小選挙区に比べて高い。

公明候補の小選挙区に自民候補は立たず、これまで維新も対抗馬を擁立してこなかった。一定数の保守系有権者が「投票先がない」と考えたとみられる。

この状況を踏まえ西田陣営は保守層を意識し「自民と公明の間で国家観、憲法観が大きく違い、防衛、外交政策の議論が進まなかった」と訴える。対する伊佐陣営は無党派層を重視。知名度が高い石破茂首相(自民総裁)らを街頭での応援演説に招き、交流サイト(SNS)などを活用し公明支持層以外への発信を強化している。

一方、立憲民主党の西村智奈美総合選対副本部長は23日、京阪守口市駅前(守口市)で、新人の福留陽子氏(55)の応援演説に立ち「一人一人の暮らしに目を向けた政治の実行」を訴えた。共産党新人の渡司考一氏(72)、参政党新人の月足舞子氏(33)も支持を呼びかけた。(藤谷茂樹)

2751OS5:2024/10/23(水) 23:06:57
https://www.sankei.com/article/20241023-CHIAANKMPNI55FBB3IHLNQNG5A/?outputType=theme_election2024
「自民分裂」の衆院選和歌山2区 石破首相と安倍元首相側の代理戦争か、姿見えぬ元幹事長
2024/10/23 21:16

和歌山県海南市で、自民党候補の応援演説をする石破茂首相=20日午前(彦野公太朗撮影)
和歌山県海南市で、自民党候補の応援演説をする石破茂首相=20日午前(彦野公太朗撮影)
衆院選(27日投開票)で全国屈指の注目を集めるのが、「自民党分裂」となった和歌山2区だ。自民元幹事長を父に持つ自民新人の二階伸康氏(46)と、派閥パーティー収入不記載事件で自民を離党し、参院議員からくら替え出馬した無所属新人の世耕弘成氏(61)が全面対決。組織対個人の構図にとどまらず、応援弁士の顔ぶれからは、さながら石破茂首相(自民総裁)と安倍晋三元首相側の代理戦争の様相を呈す。

安倍氏形見の靴で臨む
21日夜、本州最南端の和歌山県串本町。熊野灘を望む高台に建つレストランで世耕氏が個人演説会を開いた。約100人の聴衆の中に首長や地方議員とみられるスーツ姿の人は少ない。

世耕氏は、凶弾に倒れた安倍氏との思い出を語る中で、第1次政権退陣後の安倍氏が平成21年衆院選に挑んだときに履いた靴を形見分けしてもらい、今回の選挙で自身も履いていることを明かし熱弁をふるった。

「失敗してもう一度立ち上がっていいかどうかを有権者の皆さんに聞いて歩く選挙にふさわしい靴だ。今の私は、あのときの安倍さんと同じ気持ちでいる」

世耕氏はかねて首相を目指す考えを示しており、衆院へのくら替えの機会をうかがってきた。演説会には安倍氏の妻、昭恵さんも駆け付け、安倍氏が信頼していたという世耕氏の当選が「この地域や国のためになると心から信じている」と後押しした。



衆院小選挙区の「10増10減」に伴い新たな区割りとなった和歌山2区は、東西と南北の距離がそれぞれ100キロ前後に及ぶ県土の約9割を占める。大部分は、今回引退した元自民党幹事長の二階俊博氏が地盤とした旧3区。首長や業界団体の大半は、俊博氏の三男で後継の二階伸康氏側に回る。

二階氏側の地方議員は「相手に付くのはルール違反にくみする。大義はこちらにある」と強調。それでも世耕氏の陣営関係者は「個々でこちらの政策に共感してくれる人は多い」と強気だ。

党本部の総力を投入
自民執行部にとって、権勢をふるった元幹事長のおひざ元「二階王国」での勝敗は党勢に直結するため、党本部の総力を投入している。世耕氏の演説会前日の20日午前、串本町の約90キロ北西に位置する海南市のJR海南駅前でマイクを握ったのは、石破首相だ。

首相は演説で、能登半島を襲った地震と豪雨、和歌山でも甚大な被害が予想される南海トラフ巨大地震に触れ、俊博氏が掲げた「国土強靱化」の必要性を強調。「災害は場所と時を選ばない。二階伸康は、必ず災害に強い日本を和歌山からつくっていく」と支持を訴えた。

世耕氏に対する牽制も忘れていない。17日に現地入りした森山裕幹事長は田辺市の演説会で世耕氏を念頭に「長い間、自民党で政治活動をしてきたのだから、党が苦しい選挙をしているときに配慮があってもよかった」と苦言を呈した。

父の秘書を長年務めた二階氏は街頭や集会で「皆さまの声を国政に届ける役割を任せていただきたい」と地道に訴える。ただ、自身が率いた旧二階派の「政治とカネ」を巡る問題の責任を取って政界を引退した俊博氏は選挙戦の表舞台に姿をみせていない。県議の一人は「父親がいま出てきても、どちらに転ぶか。戦略として難しい判断だ」と漏らした。(秋山紀浩)

▽和歌山2区(5人)
楠本文郎70 元県議 共新
新古祐子52☆元和歌山市議 立新
二階伸康46☆元議員秘書 自新
高橋秀彰42 政治団体代表 諸新
世耕弘成61 元経済産業相 無新

2752OS5:2024/10/23(水) 23:11:37
https://www.sankei.com/article/20241022-AHATOEC5XZHEPFTUMRC7OEOG3A/?outputType=theme_election2024
石破首相も比例重複不許可候補へ、高市氏は非公認も 自民総裁選上位3人全国行脚リスト
2024/10/22 17:17
衆院選で自民系候補の応援に駆け付ける(左から)石破茂首相、高市早苗前経済安全保障担当相、小泉進次郎選対委員長
27日投開票の衆院選は22日、8日目を迎えた。9月の自民党総裁選で第1回投票のトップ3に入った石破茂首相(党総裁)、高市早苗前経済安全保障担当相、小泉進次郎選対委員長の3氏には自民系候補から応援依頼が相次いでいる。

石破首相は21日までに34人の応援に入った。総裁選で自身の出馬に必要な推薦人となった前議員は3人で、高市氏の推薦人の4人より少なかった。総裁として、遊説先は党の情勢調査に基づく判断が優先されたためとみられる。

首相は派閥パーティー収入不記載事件で、公認を見送った前議員らの応援には入っていない。一方、公認しながら比例代表との重複立候補を認めなかった6候補の地元に足を運んだ。

高市氏は応援に入った21人のうち、自身の推薦人や選挙責任者は8人と最も多かった。

東京24区に立候補した旧安倍派幹部ら公認が見送られた4人の前議員の応援にも駆け付けた。公認されたが、比例重複が認められなかった候補2人の選挙区にも出向いた。高市氏は党の役職に就いていないため、公認の有無などに関係なく、遊説先を決めているとみられる。

小泉氏は、延べ37人の応援に入った。自身の推薦人は9人。次いで小林鷹之元経済安全保障担当相の推薦人が3人。不記載事件で公認しなかった候補や比例重複を認めなかった候補の応援には行っていない。東京では、全国最年少となる25歳の新人候補の応援に唯一2回入った。小泉氏も石破首相と同様に、党の情勢調査を踏まえ、接戦区を優先的に回っているとみられる。

3氏が公示日の15日から21日に応援に入った選挙区は以下の通り。

(訪問順。選挙区の候補者の派閥は麻生派以外は原則、かつて所属した派閥。ただし退会届を提出、受理された場合は無派閥。総裁選で推薦人、選挙責任者になった場合、候補者名も記載した。敬称略。●は非公認、★は比例重複が認められなかった候補の選挙区)

石破茂氏
福島4区(新人)

福島2区(新人)

★福島1区(旧安倍派、加藤勝信)

宮城1区(無派閥、高市早苗)

宮城2区(旧茂木派、河野太郎)

宮城4区(麻生派)

徳島2区(麻生派、上川陽子)

香川1区(旧岸田派)

香川2区(麻生派)

★愛媛2区(旧安倍派)

★長野1区(旧安倍派、高市早苗)

長野3区(麻生派、上川陽子)

山梨1区(旧茂木派)

北海道4区(麻生派、高市早苗)

北海道1区(新人)

北海道2区(無派閥)

北海道3区(旧二階派、小林鷹之)

北海道9区(新人)

★北海道5区(旧安倍派)

鹿児島3区(無派閥、石破茂)

鹿児島2区(無派閥、石破茂)

鹿児島1区(旧森山派)

千葉1区(無派閥、石破茂)

和歌山2区(新人)

大阪17区(元職、旧二階派)

兵庫1区(旧岸田派、上川陽子)

奈良1区(旧二階派、高市早苗)

大阪1区(元職、旧岸田派)

大阪2区(元職、旧岸田派)

★大阪4区(元職、旧安倍派)

大阪12区(新人)

★大阪10区(新人)

京都4区(無派閥)

滋賀2区(旧森山派、加藤勝信)

2753OS5:2024/10/23(水) 23:12:49

高市早苗氏
●新潟2区(旧安倍派)

★新潟5区(旧安倍派、高市早苗)

★長野1区(旧安倍派、高市早苗)

東京10区(旧茂木派、茂木敏充)

東京9区(元職、無派閥)

●東京21区(旧安倍派)

●東京24区(旧安倍派)

神奈川8区(無派閥)

岐阜5区(無派閥、高市早苗)

岐阜4区(旧岸田派、林芳正)

★愛知7区(旧安倍派、高市早苗)

東京12区(旧安倍派)

埼玉3区(無派閥)

●埼玉13区(旧安倍派、高市早苗)

埼玉7区(無派閥、加藤勝信)

茨城5区(無派閥、高市早苗)

奈良1区(旧二階派、高市早苗)

茨城3区(旧岸田派)

宮城4区(麻生派)

宮城1区(無派閥、高市早苗)

宮城2区(旧茂木派、河野太郎)

小泉進次郎氏
大阪7区(元職、旧茂木派)

大阪14区(新人)

滋賀3区(無派閥、小泉進次郎)

滋賀1区(旧二階派)

京都4区(無派閥)

兵庫4区(無派閥)

兵庫6区(無派閥、小泉進次郎)

埼玉10区(旧茂木派)

埼玉12区(旧茂木派)

群馬3区(旧茂木派、茂木敏充)

新潟4区(旧二階派、小泉進次郎)

静岡3区(新人)

愛知11区(無派閥、石破茂)

愛知9区(麻生派、河野太郎)

滋賀2区(旧森山派、加藤勝信)

愛知2区(麻生派、小林鷹之)

愛知1区(無派閥、小林鷹之)

千葉8区(新人)

埼玉1区(旧岸田派)

埼玉15区(無派閥、小泉進次郎)

埼玉4区(無派閥、小泉進次郎)

東京20区(旧岸田派)

東京19区(旧二階派、小林鷹之)

東京15区(新人)

神奈川6区(無派閥、小泉進次郎)

神奈川12区(無派閥、小泉進次郎)

神奈川13区(新人)

神奈川19区(新人)

神奈川8区(無派閥)

神奈川9区(麻生派)

神奈川20区(麻生派)

東京18区(新人)

東京8区(新人)

東京5区(旧茂木派)

東京1区(旧安倍派、小泉進次郎)

東京15区(新人)

東京2区(旧岸田派、小泉進次郎)

2754OS5:2024/10/24(木) 10:36:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/da1ed8b69853ce7e60fda916cab140058116acd0
自民非公認の「安倍派5人衆」高木氏と「高市氏の夫」山本氏が共倒れも 福井2区「保守王国」崩壊か
10/24(木) 6:30配信
スポーツ報知
国会議事堂

 自民党候補が長年にわたって圧勝を続けてきた福井2区は、裏金問題で同党から党員資格停止6か月の処分を受けた前職・高木毅氏(68)が公認を得られず、無所属で出馬した。ここに元職の山本拓氏(72)が「保守系の受け皿になる」と突然、無所属での立候補を表明し、保守は分裂。立憲民主党の新人・辻英之氏(54)と、日本維新の会の元職・斉木武志氏(50)が接戦でリードするとの情勢調査もあり、「保守王国」崩壊の危機に直面している。(古田 尚)

 保守王国崩壊のカウントダウンは始まっている。自民党から非公認となり無所属で出馬する「安倍派5人衆」高木氏に、高市早苗氏(63)の夫でもある元職・山本氏が挑戦。2人の争いになると思いきや、最新の共同通信の情勢調査では「立民公認の辻氏が支持層をほぼ固めて先行。維新公認の斉木氏、自民非公認の高木氏が巻き返しに懸命」、別の調査では「斉木氏が僅差で先行」と票の潰し合いにより保守共倒れの恐れが出てきた。

 高木氏は個人演説会を連日複数回開き、おわび行脚に奔走中。政治資金不記載問題について「おごりがあった。深く反省し、一から出直す。初心に返る」と深々と頭を下げた。これまで当選8回を重ねてきたが、崖っ縁に立たされている。

 陣営には「これまで戦った中でも厳しい選挙」と悲壮感が漂う。同じ保守系から山本氏が出馬したことに対して「有名な方のご主人が出られるのは本当に残念」と非難する。高木氏も裏金問題については謝罪はしたものの、内容について詳細は話さず、表面上のおわびにとどまった。「24年間の経験とネットワークを生かしたい」と政策通を強調するが、有権者の中には「本当に反省しているのか…」と不信感を持つ人もいた。

 一方の山本氏は、妻のキャッチコピー「日本列島を、強く豊かに。」を引用。高市色を前面に押し出し、草の根運動を展開する。山本氏は「3年後には高市早苗を女性初の総理にする」「次の世代に向けて基盤整備が必要。自民党は変わらないといけない」と、あえて高市氏の名前で勝負。地元のお祭りに参加しては、気さくに有権者と握手し談笑するなど低姿勢が目立つ。中には握手を拒否する有権者もいたが「思っていたよりも拒否反応は少ないね」と、選挙カーで選挙区内の隅々まで回る選挙戦が続く。

 共倒れの危機に、自民党関係者が漏らした「どちらか1人の出馬だったら…」という言葉の重さが、日ごとに増しているのは確かだ。

共産新人の小柳茂臣氏も出馬 “漁夫の利”失敗も

 福井2区には辻氏と斉木氏に加えて共産新人の小柳茂臣氏(70)も出馬し、野党候補も3人が乱立する混戦となった。立民が8月に擁立した辻氏は街頭演説で「国民の思いからどんどんかけ離れていくような政治姿勢を持っている政治家を選ぶのか、国民の思いにきちんと向き合い、寄り添う政治姿勢を持っている政治家を選ぶのか、それが問われる選挙」と熱弁。「知名度が最大の課題」と本音を漏らし、公示日の15日には野田佳彦代表、21日には岡田克也常任顧問が選挙区入り。立民も重点選挙区としててこ入れを図っている。

 斉木氏は個人演説会で地元の意見を聞くなど、精力的に活動。高木、山本両氏をリードすると伝えられるが、野党候補の一本化が実現しなかったことには危機感をにじませる。「裏金問題の受け皿が誰になるのかがカギ。正直言うと、僕と高木氏の一騎打ちが良かった」。若い世代を中心に支持を広げており、「しがらみを超えた国民の縮図」と息巻くが、野党候補の乱立により“漁夫の利”を逃しかねない状況だ。

 ◆福井2区(敦賀市、小浜市、鯖江市、越前市、池田町、南越前町、越前町、美浜町、高浜町、おおい町、若狭町)

小柳茂臣 70 共 新
山本拓 72 無 元
斉木武志 50 維 元
辻英之 54 立 新
高木毅 68 無 前

【注】届け出順。年齢は投開票日

報知新聞社

2755OS5:2024/10/24(木) 10:37:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f94840dcfbf804af4a533d8b52767c4b7074f87
郡和子仙台市長、宮城1区の自民、立民陣営を応援で「はしご」最終盤の動きに与野党注目
10/24(木) 10:30配信

河北新報
立民前議員の集会で応援演説する郡市長

 衆院選(27日投開票)で、郡和子仙台市長が21、22の両日、宮城1区の自民党前議員土井亨氏(66)と立憲民主党前議員岡本章子氏(60)の集会に相次いで出席した。激しく争う両陣営をはしごする「変幻自在のカメレオン」(自民県議)が最終盤でどう動くのか、与野党が注目している。

 郡市長は22日、市中心部であった岡本氏の個人演説会に顔を出し、「存分に力を発揮してほしい」と応援。前日21日には同じく市中心部で土井氏の総決起集会に参加し、「仙台には先生が必要」と持ち上げた。

 郡氏は2017年、旧民進党の衆院議員から市長に転身。岡本氏が後継に収まった。郡氏は前回21年衆院選で初めて、自身も1区で過去4度戦った土井氏の応援に入った。当日朝に知らされた岡本氏陣営が強く反発し、急きょ翌日の集会に呼んだ経緯がある。

 今回もアポイントは自民が先とみられる。郡氏の対応を、自民市議は「与党に世話になっているという市長の判断だ」と説明。郡氏は公示日15日も、土井氏の第一声に出張中のフィリピンから電話で参加する異例の計らいを見せた。

 一方の立民。岡本氏は「市長の立場を考えれば仕方ない」と言う。立民市議は「バランスだけ取ってくれれば」と求める。

 このバランスは、早々崩れると複数の関係者が予想する。派閥裏金事件で逆風下の自民が、郡氏の知名度をさらに利用するとの見立てだ。自民重鎮市議は「立民の応援は22日だけだが、自民の応援はこの先も頼めば受ける」と断言する。

 野党系市長のルーツを捨て、政権与党との距離を詰める郡氏。立民県議は「もう完全に自民の人だ。出自を忘れると、そのうち足をすくわれる」と警告。自民県議も「今や自民の『準党員』。節操のなさは強みにも、弱みにもなる」と嫌み混じりに指摘する。

 1区には維新新人高橋浩司氏(61)も立候補している。

河北新報

2756OS5:2024/10/24(木) 10:38:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/a163c3615b6974d39c108690cbf6f2a31f5fbc4f
衆院選 長崎・島原半島と西彼2町…都市部と並ぶ「主戦場」 与野党、思惑交錯させ火花
10/24(木) 10:30配信

長崎新聞
街頭で通行する車に手を振る候補者。島原半島や西彼2町でも与野党が火花を散らしている=長与町(写真は一部加工)

 区割り変更で選挙区が広がり、有権者数が約40万人と県内で最も多いエリアとなった長崎2区。しのぎを削る旧2区の自民党前職、加藤竜祥候補と旧3区の立憲民主党前職、山田勝彦候補の両陣営が都市部の諫早、大村両市と並ぶ“主戦場”とみるのが島原半島と西彼長与、時津両町だ。地元の同半島を死守しつつ、無党派層が多く革新系が強いとされる両町にも浸透したい加藤陣営。逆に山田陣営は同半島で接戦に持ち込み、両町で攻勢に出る狙い。思惑を交錯させ激しく火花を散らしている。

 「ここ島原半島が、私の一番の頼りなんです」。16日、島原市であった出陣式。加藤氏は深々と頭を下げ、悲壮感をあらわにした。集まった支持者を前に、県議団を代表してマイクを握った徳永達也議長も念を押すように語った。「島原半島から自民の火を消してはならない」
 農業が盛んな同半島3市(島原、雲仙、南島原)は保守地盤とされ、有権者数は票田諫早市に匹敵。自民は旧2区時代、同半島でリードし諫早などを接戦に持ち込んで勝利を収めてきた。区割り改定に伴う今回からの2区でも同半島は有権者の約26%を占める。自民派閥裏金事件の影響で厳しい戦いを強いられる加藤陣営だが、後援会関係者は「島原半島でいかに“貯金”をつくれるかが勝負」と口をそろえる。
 しかし、山田氏には同半島を浸食できる余地がある。1次産業の振興を訴えており、父・正彦氏は元農林水産相。加藤氏の父・寛治氏は元農水副大臣だが、正彦氏の代から支援してきた農業関係者も複数いるため、加藤陣営は神経をとがらせている。
 「長与、時津両町でしっかり勝ちきることが2区全体の勝利につながる」。17日、JR長与駅付近での街頭演説を終えた山田氏は力強く語った。両町の有権者数は2区の約14%。農業を中心に昔から住む人と町外から移住した人が入り交じり、近年は子育て世代も多く都市化が進んでいる。前回衆院選では長与で立民が自民を1301票上回り、時津では自民が立民を68票差でかわした。
 山田氏は地盤である旧3区の大村市で仮に加藤氏を上回ったとしても、島原半島で水をあけられれば苦戦は必至。「立憲民主党の中でも農政の専門」とアピールし、「旧民主党の時の戸別所得補償制度を復活させたい」と訴える。陣営は「島原半島で票差が開かないように粘って、長与、時津で上回りたい」と地道な街宣活動を続けている。
 一方、加藤陣営は「島原半島で圧倒して、長与、時津は何とかしのぎたい」と組織の引き締めを急ぐ。ある自民関係者は混沌(こんとん)とした情勢をこう表現した。「本当の天王山は諫早、大村ではなく西彼地区だ」
 参政党新人の髙木聡子候補、日本維新の会新人の横田朋大候補も各地域で街宣活動に力を入れている。

2757OS5:2024/10/24(木) 12:27:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/39e7d00febb74a9262b0a898a6291599bdd8683f
衆院選比例中国、定数1減で議席争い激化 9党の51人がひしめく
10/24(木) 7:00配信

中国新聞デジタル
衆院選比例代表中国ブロックの政党別の獲得議席

 27日投開票の衆院選が終盤戦に入り、比例代表中国ブロックの議席争いが激しくなっている。「1票の格差」を是正する改正公選法の施行で今回から定数は1減の10となった。比例単独の17人を含む9党の候補者は51人。比例単独の各候補は街頭活動や集会を重ね、政党や支持組織もフル回転している。

<ビジュアルニュース>衆院選2024 公約を比べる

 「逆風選挙。深い反省を持って党改革を進めないといけない」。自民党前職(49)は22日、広島県呉市での集会で「政治とカネ」の問題に触れ、危機感をあらわにした。旧広島4区から比例単独に回り、主に広島県内の小選挙区候補を応援する。2021年の前回選で過去最多の6議席だった党は5議席以上の確保を狙う。

 定数1減の影響をとりわけ危ぶむのが同じ与党の公明党だ。比例中国前職(58)は17日、広島市安佐南区の街頭で「大変厳しい、厳しい戦い。勝たせてください、助けてください」と声を張り上げ、現有2議席の確保に向け支持を求めた。前回選の党の2議席目は最後の11番目。陣営は懸命に支持団体を引き締める。

 一方の野党。立憲民主党は比例名簿1位に小選挙区の候補14人を重複で登載し、15、16位を単独候補にした。山口県内に拠点を置く16位の新人(77)は連合傘下の労働組合に党の公約集を配り、街宣車で地域を回る。党県連幹部は「少なくとも前回選を上回る3議席を目指して最後までしっかり戦う」と力を込める。

 共産党は17年の前々回選で失った1議席の奪還が悲願だ。比例中国元職(46)は23日、中区で通行人に手を振り「大激戦の比例中国。なんとしても再び私を国会に送ってください」と呼びかけた。党の幹部や広島県内の小選挙区の候補も駆け付け、比例重視の方針をアピール。元職の返り咲きに全力を傾ける。

 日本維新の会と国民民主党は単独候補を立てず、比例名簿1位に小選挙区の候補を重複させた。維新は現有1議席の上積みを狙い、国民は20年の結党以来で初の議席獲得を期す。

 れいわ新選組と社民党、参政党は比例単独候補各1人を立てた。れいわ新人(56)は各地を街宣車で回り「消費税の廃止を」と訴える。社民新人(68)は「電話作戦と街頭活動の両方を充実させたい」と語り、参政新人(46)は街頭演説などを重ね「交流サイト(SNS)でも浸透を図りたい」としている。

中国新聞社

2758OS5:2024/10/24(木) 13:23:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b5d4fa6aeed4a4a959959cd23a08d27bcbdf406
異例ずくめ 混戦続く 選挙区激変、見通し不明 衆院選埼玉14区(草加市、八潮市、三郷市)
10/24(木) 12:28配信


埼玉新聞
駅前で有権者に支持を呼びかける立候補者=23日午後、草加市(画像の一部を加工しています)

 自民が候補者擁立を見送り、公明の代表が出馬した埼玉14区。区割り変更で県東部を南北に細長かった選挙区は4市2町が外れ、残った有権者約11万6千人の三郷市と約7万6千人の八潮市に、新たに約21万人の草加市が加わった。構成が大きく変わった選挙区で自民不在の選挙。先の読めない混戦が続いている。

政治の信頼回復なるか 衆院選公示 埼玉16小選挙区に66人立候補 女性候補は倍増の17人

■3分の2を充てる

 「党として本気度を示すため私が挑む」―。公明前職の石井啓一(66)は9月の会見で決意を述べた。1993年の初当選以来、当選10回の実績を誇るが、小選挙区で立候補するのは初めて。党の威信を懸けて比例重複せず、背水の陣で臨むが、石井は「本当に自分の名前を書いてもらえるのか不安」とも口にした。

 それでも自公の結束は固い。衆院解散直後の13日、自民総裁の石破茂がいち早く草加市内を訪れ、「自公連立政権がこの日本を再び強くする」と石井の手を取った。公示後も応援議員や地元の自民県議や市議がマイクを握り石井を支える。

 ただ、独自候補を擁立できなかった地元の自民支持層には混乱も起き、一部の自民支持者は他候補のポスターを張っている。関係者は「ポスターを見れば、簡単にはいかないことが分かるよ」とぼやく。

 公明は衆院解散の9日、裏金問題で自民の公認を得られなかった三ツ林裕巳の推薦を決めた。三ツ林は区割り変更で13区に回るが、地盤の一部は14区に残る。推薦は自民支持層の離脱を最小限に抑えたい意図を指摘する声がある。

 報道各社の情勢調査は多くが接戦と判断。党代表として全国を回らなければならない石井だが、公示から23日までのうち、3分の2の日数を選挙区内に充てた。「厳しい情勢だが何とか勝たせてほしい」。頭を下げる日々を送る。

■地道さを強調

 草加が新たに加わったものの、国民前職の鈴木義弘(61)は候補者6人の中で14区との付き合いが最も長い。地元の三郷と隣接する八潮での知名度は高い。「空中戦では駄目。直接対面で会わないと」と小まめに地域を回る。

 そもそも鈴木は自民との縁が強い。参院議長や知事を務めた故土屋義彦の秘書から始まり、県議を4期務め、自民県連の青年部長などを歴任した。自らを保守系改革派と称し、候補者を立てられず不満のくすぶる自民支持層との距離を縮める。

 自身も会社を経営し中小企業支援や経済政策にこだわる。政府の物価高や少子化対策を批判、「油にまみれる80代の社長がいる。利益が増えない中小零細企業がどう従業員の給料を上げればいいのか」と現場の声を届ける姿勢を打ち出す。裏金問題や石井の話題にはあまり触れず、地元で地道さを強調する戦略だ。

■見当がつかない

 「自民と立民が立候補しない不思議な選挙区」―。与党批判の受け皿の様相を見せる立民の候補者がいない中、選挙戦後半、維新新人の加来武宜(43)と共産新人の苗村京子(65)が追い上げる。

 2人は鈴木以上に裏金問題を鋭く追及し、政治改革を訴える。自民不在の選挙区で、加来は保守層の子育て世代や、維新が強い都市部の浮動票を掘り起こす。苗村は三郷で市議を6期務め、県東南部では党の地域の顔。組織を固めた上で、立民支持層や女性票に食い込みを図る。

 過去の実績や組織票から、見通しが立つ三郷市や八潮市に比べ、浮動票が多いとされる草加市の約21万票の行方が読めない。関係者は「草加は皆目見当がつかない」と口をそろえる。異例ずくめの激戦は続く。=敬称略

2759OS5:2024/10/24(木) 14:02:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/198c0c848b36c5e463a29d9810ad0b5a3772f4e2
衆議院選挙鹿児島3区、農相に勝てば「政権交代への追い風」…公務に追われ「十分に回れていない」
10/24(木) 13:53配信

読売新聞オンライン
 衆院選は、27日の投開票に向けて各候補が論戦を繰り広げている。激戦となっている注目選挙区で現場を追った。


鹿児島3区
候補に拍手を送る支持者ら

 立憲民主党・野間健と自民党・小里泰弘の与野党一騎打ちとなった。2人の対決は3回連続で、前回は野間、前々回は小里が制した。今回も激戦の様相だ。

「相手は大臣だ」危機感をあらわ
 鹿児島県阿久根市で22日に開かれた野間の集会。陣営で選挙対策委員長を務める元衆院議員・皆吉稲生らは「厳しい戦い」「相手は大臣だ」と参加者に危機感をあらわにした。陣営は小里の農相就任によって、一定の票が相手に流れるのではないかと危惧している。

 ただ、閣僚に勝利すれば与える衝撃は大きく、立民県連幹部は「政権交代への追い風になる」と意気込む。他の野党との表立った協力関係はないものの、反自民や恩師・松下忠洋元金融相(故人)時代からの保守系支持者らの票も期待される。

 野間は「日本一のご用聞き」を目指して、選挙区内の様々な地域に足を運んで住民の話を聞いてきた。こうした草の根の活動の積み重ねで関係を築いてきた人は少なくない。

 野間は集会後、選挙戦終盤に向けて、こう語った。「私に組織を締めつけるという特効薬はない。今までご支援いただいた方との絆を再確認していく」

公明党などの推薦受け、組織戦展開
 「農政連もけしんかぎい(必死に)頑張ります」

 21日に同県姶良市で開かれた小里の集会で、県農民政治連盟あいら総支部長の中條秀二が聴衆に呼びかけた。

 小里は県農政連や公明党から推薦を受け、組織戦を展開する。集会には同党県本部代表で参院議員の窪田哲也も出席。会場では比例選で同党への投票を呼びかけるチラシも配られ、小里も「友党」の支援に感謝を述べた。

 陣営は農相就任がプラスに働くことを期待する。だが、公示前後は、地震や大雨で被害を受けた石川県の視察や、鳥インフルエンザの発生対応で公務に追われた。石破首相が応援に入った19日も、全国育樹祭への出席のため不在だった。陣営関係者は「地元に戻っても警護が厳しく、遊説中に思うように立ち回れない。もどかしい」と漏らす。

 「選挙戦前半は公務で十分に回れていないというのが正直な気持ち。(終盤は)全域を回りたい」。そう小里は力を込める。(敬称略、門岡裕介)

2760OS5:2024/10/24(木) 14:02:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/e25647b4a6b7c59878d8d53c4d056834a557df2b
公明「悪夢再来は避けたい」 維新「有権者に選択肢」 浮遊する票獲得するのは 大阪3区
10/24(木) 13:48配信


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産経新聞
公明党候補の応援に駆け付け演説する石破茂首相。右は公明の山口那津男前代表=20日、大阪市住之江区(柿平博文撮影)

衆院選では大阪府と兵庫県の計6小選挙区で「常勝関西」といわれる強固な地盤を持つ公明党と大阪を本拠地とする日本維新の会が初めて激突した。このうち大阪の4小選挙区ではどちらも比例代表との重複立候補がない「背水の陣」を敷く。大阪3区では公明副代表で前職の佐藤茂樹氏(65)が地域政党「大阪維新の会」創設メンバーで参院議員からくら替えした新人、東徹氏(58)の攻勢を受けて巻き返しに躍起になっており、保守票の行方が焦点になる。

【写真】衆院選で応援演説をする日本維新の会の吉村洋文共同代表

■与党幹部が続々

「相手が一歩リードしている。死に物狂いで走り抜いて逆転を勝ち取る」

佐藤氏は20日、大阪市住之江区での街頭演説でこう強調した。選挙期間中唯一の「選挙サンデー」だが、石破茂首相(自民党総裁)と公明の山口那津男前代表がそろって応援に駆け付けた。公示日の15日には自民の小泉進次郎選対委員長と山口氏が3区に入り、与党の危機感がうかがえる。

佐藤氏は維新の公約のうち、高齢者の医療費窓口負担を原則3割にする内容について「高齢者の7割が1割負担だ。単純計算では3倍になる。高齢者にしわ寄せがいく悪い政策は何としても阻止する」と訴えた。

衆院選で公明が候補を擁立した選挙区を巡り、維新は令和3年の前回選まで、看板政策の「大阪都構想」実現へ公明の協力を得るため対立候補を擁立しなかったが、昨年4月の統一地方選で大阪維新が躍進したのを機に主戦論が高まった。

前回衆院選で、大阪3区の無効投票率は10%に達し、府内平均の3・6%を大きく上回る。こうした票の動向が勝負の鍵を握るとみられる中、維新幹部は「有権者にようやく選択肢を示すことができた」と意義を語った。

公明にとって大阪は、昭和31年の参院選で支持母体である創価学会の推薦候補が初めて選挙区の議席を得た重要な場所だ。しかし学会員の高齢化が進むなどして、平成21年衆院選では関西6小選挙区で全敗を喫した。ある公明関係者は「悪夢の再来は避けたい」と話し、公明府本部幹部は「維新は大阪で横綱的存在で、かつてない厳しい戦いだ。保守層や無党派層にも支持を広げなければ、勝利できない」と強調する。

公明が大阪や兵庫で、自民の派閥パーティー収入不記載事件に関係したとして非公認になったり比例重複が認められなかったりした候補を推薦しているのも、見返りに支援を受ける狙いがあり、危機感の裏返しといえそうだ。

■維新は吉村氏がてこ入れ

一方、東氏は16日、大阪市西成区の集会所で開いた個人演説会で「今の政治は自民と公明のなれ合い、もたれ合いだ。3区から日本の政治を変えていく」と自公連立政権への対決姿勢を鮮明にした。約100人の支援者が詰めかけ、立ち見が出る盛況ぶりだった。

「政治とカネ」の問題を巡り、東氏は、維新が企業・団体献金の受け取りを全面禁止しているとした上で「自公の政治は政治家や業界団体のためにしかならない」と強調した。公示日の15日には吉村洋文共同代表(大阪府知事)がてこ入れし、必勝の構えだ。

ただ「第三極」として躍進した前回選と比べ、今回は兵庫県の告発文書問題で後手に回った対応に加え、党関係者らの相次ぐ不祥事や離党が影響し、失速は否めない。本拠地の大阪でも取りこぼして獲得議席が伸びなければ馬場伸幸代表ら執行部の責任問題に発展しかねず、波乱含みだ。(石橋明日佳)



▽大阪3区

佐藤茂樹65 元党国対委長 公 前【自】
渡部結43 党准中央委員 共 新
中条栄太郎55 会社役員 無 新
東徹58 前参院議員 維 新
萩原仁57☆党府副代表 立 元

(届け出順。☆は比例と重複、【】は推薦政党の略称)

2761OS5:2024/10/24(木) 18:56:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/1400d554d12a6d51f9337d86ab79d855379d2d44
石破茂も青ざめる…自民党の「あまりの劣勢」を前に、幹部たちが進めている「追い込み戦略」の意外な中身
10/24(木) 17:15配信

現代ビジネス
過半数割れが見えてきた
〔PHOTO〕Gettyimages

裏金問題の影響で自民党や公明党にかつてないほどの逆風が吹いている衆院選。

報道各社による情勢調査では、自公合わせた与党で過半数割れする可能性も出てきており、永田町には衝撃が走っている。

【一覧表】石破解散・総選挙「落選危機」自民党議員

自民党は終盤にかけてテコ入れする重点区を絞り込み、応援演説に幹部を投入するなど攻勢をかけているが、予想以上の苦戦に各陣営では焦りの色がにじんでいる。

10月21日の午後9時ごろ。

自民党本部に集まった石破茂首相、菅義偉副総裁、森山裕幹事長、小泉進次郎選対委員長らの表情は一様に暗かったという。

永田町関係者は語る。

「今回の衆院選は序盤から自民党が約30議席ほど減らし、単独過半数に届かないという厳しい情勢が伝えられていたが、選挙中盤に各政党や報道各社が実施した情勢調査によって、自民党は約50議席ほどを減らし、公明党と足し合わせた与党でも過半数に届かない可能性が出てきた。このような結果になると石破政権にとっては大ダメージになることが必至で、政権幹部には危機感が漂っている」

この夜の会議では野党と接戦を繰り広げている重点区を選定。

自民党関係者によると、与野党が一進一退の攻防を繰り広げている首都圏の選挙区のほか、北は北海道4区、南は福岡2区までの約40の選挙区をピックアップし、さらに、大阪万博や兵庫県の斎藤元彦元知事の問題で勢いが落ちている日本維新の会に対抗するため、大阪の全選挙区を重点区としたという。

一方で、党の情勢調査で野党と10ポイント差以上で負けているところは、諦めて重点区から外すことや、石破首相が応援に入った選挙区で惨敗した場合は責任問題となるため、敗色濃厚なところは避けることなども確認されたようだ。

なぜここまで追い込まれたのか
もともと自民党に逆風と言われていた衆院選だが、選挙戦の中盤から終盤になって、与党の過半数割れが浮上するほど追い込まれた原因は何なのか。

永田町関係者は「石破首相が裏金議員の一部を非公認にしたことや、全員の比例代表への重複立候補を禁じたことが裏目に出たのではないか」と分析する。

「裏金議員に対して厳しい措置を取ることによって、問題にけりをつけようと石破首相は考えたのかもしれないが、その結果、萩生田光一氏や下村博文氏、高木毅氏や丸川珠代氏などの、大臣を経験した大物議員が小選挙区で落ち、比例復活もできず、ついに議員バッジを外すかもしれないと注目されてしまった。衆院選を巡るニュースも、裏金議員の選挙戦にフォーカスが当たっており、有権者も裏金問題を一層意識することになったのではないか」

また、この一連の措置によって、裏金問題の舞台となった旧安倍派の保守系議員から反発が相次いでおり、保守層の自民党離れも起きている。

かわりに、まだ国政議席を持っていない日本保守党が、河村たかし前名古屋市長が出馬する愛知1区だけでなく、比例代表で複数議席を獲得する見込みだ。

結局、石破首相が土壇場で決めた裏金議員に対する対応は、リベラル層や中間層からは問題を再認識させる機会となり、保守層からは反発を招く事態を生んでしまったと言える。

一方、立憲民主党などの野党も終盤に向けて引き締めを図っている。

永田町で出回っている、10月16から20日にかけて自民党が実施したとされる情勢調査の情報によると、東京で裏金問題による逆風を受けていた、1区の山田美樹氏や7区の丸川氏、11区の下村氏が追い上げをみせているほか、24区の萩生田氏も力強さを示していて、立憲関係者は「最後まで油断できない」と各陣営の押し上げに励む。

結果によっては石破政権にとって致命傷となるかもしれない衆院選。この衆院選が終わった後、永田町ではどのような動きが起きるのか。

【つづき】「自民・公明の「過半数割れ」もある…そのなかで始まった「連立」をめぐる暗闘のゆくえ」の記事でくわしくお伝えする。

宮原 健太(ジャーナリスト)

2762OS5:2024/10/24(木) 18:56:44
https://gendai.media/articles/-/140043?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related
2024.10.24

自民・公明の「過半数割れ」もある…そのなかで始まった「連立」をめぐる暗闘のゆくえ
宮原 健太ジャーナリスト
プロフィール
もし過半数割れしたら…
10月27日に投開票される衆院選では、自民党と公明党の議席を足し合わせても過半数に届かない「与党過半数割れ」が取り沙汰されている。

選挙結果によっては石破政権が致命傷を負う可能性もあるわけだが、そうした中で、自民党内からは連立政権を拡大し、他の野党を取り込む案が早くも浮上。

選挙戦と同時並行で、選挙後の政治体制確立に向けた動きが表面化している。

「過半数割れをしようとしまいと、同じ政策をもって国の発展を図ろうという政党とは協議は前向きにしていくべきだと思っている」

10月20日午前に放送されたNHKの日曜討論で、自民党の森山裕幹事長は「過半数割れした場合に連立の枠組みを広げる可能性はあるか」という質問に対して、前向きと取れるような発言をした。

〔PHOTO〕Gettyimages


一方、具体的にどの党に連立入りを働きかけるかについては「どの党を念頭に置いているわけではない。基本的な考え方を述べただけ」と明言しなかった。

その翌日である21日夜、自民党本部には森山氏のほかに、石破茂首相、菅義偉副総裁、小泉進次郎選対委員長らの姿があった。

選挙戦の後半戦に向けて、どの選挙区に幹部を投入するかなどの戦略を話し合う場だったが、与党過半数割れの可能性についても言及されたという。

自民党関係者は語る。

「会議では与党過半数割れに備えて、連立の枠組みを広げることに関する相談も行われたようだ。実際に党内では連立入りに声をかける先として国民民主党などが浮上している」

実際に与党が過半数割れすることになれば、多数派として政権を維持したとしても、予算案や法案を通すために毎回、一部の野党の協力を得なければならないことになる。

政権は非常に不安定になる可能性が高く、国会運営は一筋縄ではいかなくなるだろう。

2763OS5:2024/10/24(木) 18:57:25
連立の相手がいない
ただ、こうした連立拡大の動きに対する野党の反応はみな否定的だ。

立憲民主党の野田佳彦代表は22日、連立政権に加わる可能性について「あり得ない」と全否定。

日本維新の会の音喜多駿政調会長も同日に出演した日本テレビのYouTube番組で、「連立に入るかどうかは(可能性は)ゼロだと思う」とした一方、「政策に一致があれば賛成する」という従来の是々非々の姿勢を見せた。

また、国民民主党の玉木雄一郎代表も「ありません」と記者団に明言した一方、「政策本位で、良い政策には協力する」とも語り、これまでの与党との協調路線は維持する見解を示した。

永田町関係者は「今の石破政権は沈みゆく泥船になっていて、その連立政権に乗っかるのは、たとえ大臣ポストを得られたとしても非常にリスクが高い状態になっている」と分析。

「維新や国民民主はこれまで通り、自分たちが掲げる政策の実現を交渉材料にした与党との連携には意欲を示した形だが、自民党や公明党としては安定的に法案や予算案を通すために、何としてでも連立入りさせたいと働きかけるはずだ。選挙後にその動きが本格化するのではないか」と語った。



もちろん、まだ与党で過半数割れすることが決まったわけではなく、選挙の結果によって政権の枠組みは大きく変わっていく事になる。

だが、過半数割れした場合には、石破茂首相はその責任を強く問われる一方で、その後に迎える国会の運営や、補正予算案の審議などで野党の協力を取り付ける必要が出てくる。

予算や政策を巡る駆け引きにはかつてないほどのエネルギーを使うことになり、その行方によっては石破政権が非常に短命で終わる可能性もあるだろう。

裏金問題によって大波乱となっている衆院選だが、選挙が終わった後も、永田町では政界が揺れ動く日々が続きそうだ。



さらに「石破茂も青ざめる…自民党の「あまりの劣勢」を前に、幹部たちが進めている「追い込み戦略」の意外な中身」の記事では、衆院選の最新情勢について報じている。

2764OS5:2024/10/24(木) 18:58:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/03df975f2a54fbb2de055dd586d7839b4e80b206
衆院選「逆風自民vs.分裂野党」不安要素も 北の激戦区で因縁の対決再び 北海道11区
10/24(木) 17:06配信

テレビ朝日系(ANN)
衆院選「逆風自民vs.分裂野党」不安要素も 北の激戦区で因縁の対決再び 北海道11区

 衆議院選挙の投開票は27日に行われます。これまで北海道で自民党と立憲民主党の女性候補による対決が何度も繰り広げられてきました。今回は、逆風に直面する自民党と、分裂する野党という不安要素をそれぞれ抱えています。

【画像】各候補者が切実な訴え 新たな候補者も…

■「中川王国」継承 自民・中川郁子候補
 北海道11区から立候補した自民党前衆院議員・中川郁子候補(65)は「十勝を、日本をいい地域にしていきたい」と述べました。

 元農水大臣の義父・中川一郎氏から続く「中川王国」と呼ばれた地盤を、2009年に元財務大臣の夫・昭一氏が急逝した後、中川候補が引き継ぎました。

 2012年に初当選し、次の2014年の選挙でも連続当選しましたが、直近の2回は小選挙区で立憲民主党・前衆院議員の石川香織候補(40)に連続で敗れています。(2021年は比例復活)

中川候補
「政治資金の問題で十勝の皆さんにも大変なご心配をおかけし、逆風の中で選挙を戦っています」

 中川候補はいわゆる裏金議員ではありませんが、党として逆風が吹くなか次のように訴えました。

中川候補
「この北海道農業、全国で食料自給率をしっかり応援できているのは北海道農業でありますので。食料安定供給のために、北海道が果たす役割、このことを新しい食料基本計画に織り込んでいくことがとても重要だと思っています」

 北海道11区は帯広市を中心とする広大な十勝平野で、有権者の多くが酪農や畑作などの農業従事者です。厳重な警備態勢が敷かれるなか、応援に駆け付けた自民党・麻生太郎最高顧問(84)が語ったのも農業の話です。

麻生氏
「俺のところは九州。『あまおう』なんてイチゴ作ってるよ。イチゴ作ってるおかげで海外に輸出してる。そして、もうかってるよ」

 麻生氏の演説後、マイクを握った中川候補が口にしたのは、2009年に亡くなった夫の話でした。

中川候補
「私の夫、中川昭一は『麻生太郎先生を内閣総理大臣に押し上げたい』と、この夢のためにずっと戦っていました」

 麻生氏は夫・昭一氏のことを「昭ちゃん」と呼んでいて、生前、2人が仲良く談笑するシーンはたびたび見られました。

中川候補
「私たちが今生きている社会は、過去の先人の皆さんが願ってやまなかった未来です。私たちはその未来を明るくするために、照らすために頑張っていかなければいけないと思います」

2765OS5:2024/10/24(木) 18:58:37
■「危機感」立憲・石川香織候補
 一方、対峙(たいじ)する立憲民主党・石川候補が訴えていたのは「地域農業の発展」です。

石川候補
「頑張っても所得が伸びない。その仕組みがおかしいということで、民主党政権時代にあった個別所得補償制度をブラッシュアップして、直接支払制度の重要性を訴えています」

 中川候補と争うのは3回目で、過去2回とも勝利していますが、前回はわずか6000票差でした。

石川候補
「今回の選挙戦は3回の中で一番厳しい」

 これまで中川候補との一騎打ちだったところに、今回は共産党から新たな候補者が立候補しています。

石川候補
「厳しいです。単純計算では明らかに私の票が足りない。今まで共産党に入れていた人が共産党にそのまま候補に入れるとしたら、引き算したら、やっぱり自民候補よりも全然足りないので」

 今までにない危機感…。応援に駆け付けた立憲民主党・枝野幸男最高顧問は、自民党への批判を強めます。

枝野氏
「裏金の政治じゃダメ。今の政治を大きく変える。そのために、この選挙は大変大事」

石川候補
「政治とカネ、この問題で政治不信が渦巻いていて、誰に話を聞いても自民党には任せていられない、自民党には本当に怒っているという声をたくさん聞かせていただいております」

 厳しい選挙戦も終盤に差し掛かるなか、有権者に一番訴えたいことは…。

石川候補
「政党同士の戦いではあるんですけど、やはり政党を構成しているのは一人ひとりの人間なので、人間の本質というか議員の資質とか、そういうところを見極めてもらうことが大事なのかなと」
「石川香織は皆さんに支えていただいて、熱意では絶対に負けないと思っておりますので、ここからが勝負です」

■「初出馬」共産・佐藤耕平候補
 共産党から名乗りを上げたのが、初出馬となる共産党・佐藤耕平候補 (48)です。

佐藤候補
「裏金を作っていた自民党政治を、国民の皆様の力で大元から変えていく大事な選挙です」
「安保法制の廃止を(立憲民主党代表)野田さんは『今すぐには見直すとは考えていない』と言った。だから、今回は戦うしかないんです」

 今回、立憲民主党とは安全保障政策などで考え方が合わず、共闘関係が崩れる形となりました。

佐藤候補
「大企業の利益最優先の政治、そして、アメリカ言いなりの政治。社会のゆがみを大本から変えていく。そういう訴えが必要。そして、そういう政治に変えていく必要がある」

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年10月24日放送分より)

テレビ朝日

2766OS5:2024/10/24(木) 19:01:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/34470b9006b3748877c20106d0f595eabd8fe83a
衆議院選挙・浮動票がカギ握る鹿児島1区、女性や若者意識し訴え…自民・立民・参政が三つ巴の争い
10/24(木) 16:56配信

読売新聞オンライン
 衆院選は、27日の投開票に向けて各候補が論戦を繰り広げている。激戦となっている注目選挙区で現場を追った。(敬称略)


鹿児島1区
候補(左)と握手を交わす有権者ら

 鹿児島県の都市部で無党派層が多いとされ、浮動票の動向がカギを握る鹿児島1区。各陣営とも女性や若者を意識した訴えや取り組みに力を入れる。

石破首相が応援「掃除や洗濯もする」
 16日午後、鹿児島市内のホテルで開かれた自民党・宮路拓馬の演説会。加藤鮎子・前少子化相は「こども家庭庁が必要だと声を上げ続けてきたのが宮路さんだ」と集まった約300人に語りかけた。

 その後、壇上に立った宮路は、障害者福祉や子育て支援策の充実を訴えた。生理や更年期障害など、女性特有の健康に対する悩みを先進技術で解決する「フェムテック」にも言及した。

 19日にJR鹿児島中央駅前で演説した石破首相も宮路のことを、「掃除や洗濯もする」と紹介し、「女性が持つ能力を最大限に生かせる社会を作らなければならない。宮路はそのために一生懸命頑張ってきた」と強調した。

 経済対策などを中心に訴える同党の候補が多い中、宮路の訴えは異色にも見える。陣営幹部は「こうした主張や姿勢が幅広い層からの支持につながるはず」と期待する。

「有権者に近い距離で」街頭演説50回
 「庶民の生活が分からなくなった自民党を許してはいけない」

 21日午後、JR鹿児島中央駅近くで立憲民主党・川内博史は声を張り上げた。泉健太・前代表も駆けつけ、「世襲や金持ちではなく、志があればチャレンジできる政治にする」と訴えた。

 前回選では宮路との一騎打ちに敗れたが、同党衆院議員の補欠選挙立候補に伴い、4月に国政復帰した。浪人時代も含めて選挙区内をくまなく歩き、有権者と対話を重ねてきた。

 選挙戦では、世襲や自民党派閥の「政治とカネ」の問題に言及し、政権への批判票の取り込みを狙う。非正規で働く女性の雇用環境の改善など、女性や子育て世代へのアピールにも力を入れる。

 公示後、街頭演説は約50回を重ねた。陣営幹部は「有権者に近い距離で話を聞いてもらえる街頭演説に力を入れている」と語った。

SNS発信に力、街宣との両輪で
 参政党・昇拓真は2022年の参院選鹿児島選挙区で約4万7000票を獲得した。今年行われた鹿児島市議選や与論、喜界両町議選で公認候補が議席を獲得するなど、県内でも党勢を拡大しつつある。

 20日午後、JR鹿児島中央駅近くで行った街頭演説には神谷宗幣代表が駆けつけ、「政権与党にはっきり物が言えるのが参政党だ」と呼びかけた。

 昇はSNSの発信に力を入れ、若年層や無党派層への浸透を図る。陣営幹部は「街宣で地道に訴えを続けながら、SNSでも訴えを広める両輪で支持を広げたい」と話す。(小園雅寛、小林未南)

2767OS5:2024/10/24(木) 19:03:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e1bac12803b467f5d5b1d4ed12c06becd5b5637
【衆院選2024・岐阜4区】「5連敗しても諦めない男」VS「政治家一家のサラブレッド」 因縁の対決を制するのは…
10/24(木) 15:02配信
衆議院選挙まであと3日。激戦と伝えられる岐阜4区で、親子2代を相手に5連敗している野党候補と、祖父の代から政治家というサラブレッドの、因縁の対決を取材しました。

悲願の初勝利となるか…? 立憲民主党の元職・今井雅人氏
立憲民主党の元職・今井雅人さん

10月15日、岐阜県可児市で行われた出陣式で、支援者を前に熱く決意を語っていたのは、立憲民主党の元職・今井雅人さん(62)です。

立憲(岐阜4区) 元職 今井雅人氏(62):
「自民党にはできないから、政権交代こそ本当の政治改革なんです。保守王国で選挙区で勝ち抜いて、この地から政治改革を実現したいと」

選挙の準備でも自ら動き回る今井さん

決意の裏にはあるワケがありました。実は今井さん、これまでに衆議院議員を4期務めましたが、前回の衆院選では比例復活もかなわず落選。初めて“浪人生活”を送ってきたのです。

公示の2週間ほど前、下呂市にある実家では、なにやら動き回る今井さんの姿が。「浪人中なんで事務所のスタッフもあんまりいませんから」と、自らもスタッフの一員として、選挙の準備に駆け回っていました。

今井さんを支える妻・恵子さん

妻の恵子さんも、今回の選挙には並々ならぬ思いを持っています。最初は一人で事務の仕事を担い、時には一緒に地域を回って、全力で今井さんを支えてきました。

妻・恵子さん:
「落選ってことは人生変わるってことなんで、本当に大変でした。3年間、毎日毎日必死でやってきたので、それが伝わればいいかなと思っています」

東海3県で最大の広さを持つ岐阜4区。相手候補とその父親に5連敗している今井さんは、都市部から離れた地域にもくまなく足を運び、支持を訴え、悲願の小選挙区での勝利を誓います。

立憲(岐阜4区) 元職 今井雅人氏(62):
「大変厳しい選挙なんで、もう気を抜いたらすぐ負けちゃいます。(目標は)選挙区で勝利することです。そのためには、とにかく最後まで全力でやるだけですね」

政治家一家のサラブレッドに岸田前総理ら応援も続々 自民党の前職・金子俊平氏
自民党の前職・金子俊平さん

因縁の相手候補、自民党の前職・金子俊平さん(46)は、祖父と父も国会議員。2期7年の間、飛騨地域をはじめとする地盤を守ってきました。

自民(岐阜4区) 前職 金子俊平氏(46):
「責任をもってさま方の安心安全・経済を守っていく所存です。本当に厳しい。国会にもう一回送ってください。衆院議員以外の立場で国会に行くつもりはありません」

激戦と伝えられる岐阜4区。3代続く議席の死守を誓うのは本人だけではありません。10月17日、下呂市で行った演説に助っ人で登場したのは、岸田文雄前総理。

さらに翌日、金子さんが高山市で演説しているのと同じ時間に、100キロ以上離れた可児市で高市早苗氏が「日本の未来をつくる金子俊平。どうか皆さまの力でもっともっと活躍させてやってください」と演説。公示から1週間で党本部から大臣経験者ら7人が応援に。強固な組織力を発揮し、総力戦を展開していました。

二男とスマートフォンで話す金子さん

そんな選挙活動の休憩時間に金子さんが取り出したのはスマートフォン。実は、この日は小学3年生の二男の誕生日だったのです。「誕生日プレゼント何がいい?」と聞く金子さんに「パパと遊ぶこと」と答える二男。子どもたちに申し訳なく思いながらも、久しぶりに顔を見て、活力は十分。

3回目の当選を狙う政治家一家のサラブレッドは、自民党の候補者として、裏金問題に責任を感じながら選挙戦に臨んでいます。

自民(岐阜4区) 前職 金子俊平氏(46):
「逆風がある選挙なのは重々承知していますが、今後どういうふうに自民党を改革していきたいのか、若手の一人として自分の役割を果たしていきたい」

10月15日に公示された衆議院議員選挙は、10月27日(日)に投開票です。

2768OS5:2024/10/24(木) 23:28:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab484202fbe9a7f1e24f1c5468e35b36c95eb6af
自民の演説会場壇上に引退した維新前職の足立氏が…衆院選大阪9区は仁義なき戦い
10/24(木) 21:05配信
産経新聞
衆院選大阪9区の自民党候補の応援に駆け付けた石破茂首相(自民総裁)=24日午後、大阪府茨木市(泰道光司撮影)

石破茂首相(自民党総裁)は24日、衆院選(27日投開票)の公示後3度目となる大阪府内での遊説に奔走した。大阪が本拠地の日本維新の会と対決する府内15小選挙区では「政治とカネ」の問題を巡り守勢に立たされ、接戦とされる大阪市外の3小選挙区で巻き返しを図った。大阪9区(茨木市、箕面市、豊能町、能勢町)の演説会場では、衆院選不出馬に追い込まれた維新前職も壇上に立ち、仁義なき戦いの様相だ。



■5新人の争い

「極めて厳しい選挙だ。まだまだ票が足りない」。首相は茨木市で自民新人の東田淳平氏(41)の応援演説に臨み、支持を呼びかけた。経済対策や自民の派閥パーティー収入不記載事件を受けた政治改革などを訴えた。

大阪9区は維新衆院議員だった足立康史氏の政界引退を受け、5新人が争っている。維新新人の萩原佳氏(47)と東田氏が激しく競り合い、残る3人が追う展開だ。首相はこの日、大阪7区(吹田市、摂津市)と8区(豊中市、池田市)にも足を運んだ。

自民は令和3年の前回選で維新に15小選挙区で全敗した大阪を重点区と位置付ける。首相は20、21両日にも訪れ、ほかに閣僚経験者らが続々と現地に入っている。

維新の母体である地域政党「大阪維新の会」の横山英幸幹事長(大阪市長)は24日の記者会見で「向こう側の緊迫感(の表れ)だ」と述べ、表情を引き締めた。

■失速の「震源地」

前回選で躍進した維新にとって、大阪9区は失速をもたらした「震源地」の一つだ。3月告示の茨木市長選では候補を擁立できず、不戦敗。8月の箕面市長選では大阪維新の現職が新人に敗れた。

足立氏は、交流サイト(SNS)で不適切な投稿をしたとして党員資格停止処分を受け、衆院選で公認を得られず引退を決めた。

萩原氏の公認発表は衆院解散前日の今月8日。他候補に比べて出遅れる中、陣営は「現役世代への投資」を掲げ、社会保険料引き下げや子育て費用無償化などを訴える。24日の自民演説会場で足立氏はマイクこそ握らなかったが、軋轢(あつれき)が影響して維新支持層が割れる可能性もある。

ほかに社民党新人の長崎由美子氏(68)、参政党新人の片岡真氏(33)、無所属新人の磯部和哉氏(52)も支持拡大に動いている。(沢田大典)

2769OS5:2024/10/24(木) 23:33:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/a63dcd5d56874d411c48b4096b0304bbca0c0604
広島2区、逆風警戒の自民前職は低姿勢 野党は競合、批判票分散か【焦点区を歩く 2024年衆院選】
10/24(木) 7:00配信

中国新聞デジタル
衆議院議員選挙

 6選を目指す自民党前職平口洋(76)は、再び謝罪から幕を開ける選挙戦となった。「まず謝ることから始めなければいけない」。15日、広島市西区のJR西広島駅前であった出陣式で党派閥の裏金事件をわびた。

<ビジュアルニュース>衆院選2024 第1回トレンド調査

 2021年の前回選も19年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件の陳謝から始まった。自身は関与していないものの有権者の政治不信は共通する。党への逆風を機敏に感じ、世論の怒りを鎮めようと腐心する。

 さらに気をもむのが区割り変更だ。広島2区は旧2区の江田島市の一部が外れた。同市は平口が育った場所。前回は得票率8割の5千票を得ていただけに大きな痛手だ。

 2区は03年、09年の選挙で当時の民主党候補者が議席を獲得するなど、時々の「風」で与野党の勝敗が入れ替わる選挙区とされてきた。ただ、与野党一騎打ちとなった前回選は大規模買収事件への批判があったにもかかわらず、平口が立憲民主党新人を6万票余り離して圧勝した。

 風に左右されない地力を付けてきた平口に対抗する野党。今回は、候補者の一本化に成功した前回選から一転、日本維新の会、共産党、国民民主党の3党がそれぞれ候補者を擁立した。

 国民民主党は県内では党初の小選挙区の候補者として新人の福田玄(42)を立てた。党は支援組織の連合広島の要請を受け、県内では同じく民主党の流れをくむ立憲民主党と競合を避けると申し合わせていた。ただ、調整は難航し、候補者を発表したのは公示のわずか4日前だった。

 「手取りを増やす政策をやらせてほしい」。福田は17日、西区のJR横川駅前に立ち、聴衆に訴えた。出遅れを挽回しようと、選挙戦では街頭での活動に専念し、名前と顔を売り込む。選挙カーには急きょ「42歳」と書いたステッカーも貼った。若さをアピールし、70代の平口との違いを強調する。

 前回選で候補者を取り下げた共産党は今回、新人の岡田博美(65)を擁立した。ただ、立候補の表明は公示1カ月前だった。知名度不足を補おうと街頭に出ては「今の政治を大もとから変える」と訴える。長年の看護師経験を生かし、医療・介護の充実も主張する。

 一方、日本維新の会新人の金城政孝(49)は昨年8月に立候補を表明し、着々と準備を進めてきた。廿日市市を中心に駅前などに立ち、地域の催しにも参加してきた。党の地方議員の支援を受けて選挙区内を回り「暮らしの改善を実感できる」政策の実現を訴える。

 野党3人の立候補は与党批判票が分散し、平口に有利に働くとの見方はどの陣営にも共通している。野党各党は終盤戦の23、24日に党幹部を広島市内に投入し、てこ入れを図る。(敬称略)

中国新聞社

2770OS5:2024/10/24(木) 23:36:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6a486aa89424d78f2221d607011de7ebb16ab4b
立民と連合トップ、異例のそろい踏み 野田氏と芳野氏が神奈川で街頭演説、「政治とカネ」批判
10/24(木) 22:31配信

カナロコ by 神奈川新聞
衆院候補をそろって応援する連合の芳野会長(右)と立憲民主党の野田代表=24日、横浜市旭区

 衆院選(27日投開票)が最終盤に突入した24日、立憲民主党の野田佳彦代表と連合の芳野友子会長が、神奈川県内の街頭で並んでマイクを握った。与野党が接戦を繰り広げている選挙区に駆けつけ、政権交代の実現に向け支援を訴えた。2氏のそろい踏みは異例で、今回の選挙戦では初めて。

 連合は国内最大の労働組合の中央組織。立民にとって最大の支援団体だが、傘下の産業別労働組合(産別)の一部が国民民主党を支持する「股裂き」状態が続いている。

 衆院選前には「与党の過半数割れ」を目指し、両党の候補者調整を求めるなど連携強化を促す方針を決定。立民の新代表に野田氏が就き「非自民反共産」路線で共鳴したが、「距離感を詰める時間がない」(連合関係者)まま選挙戦に突入した。県内では立民11人、国民1人を推薦しており、両党が競合する選挙区もある。

 芳野氏はこの日、横浜や川崎で立民と国民の4候補を応援。このうち立民候補と自民党候補との接戦が伝えられている3選挙区では野田氏と並んで演説し、「政治とカネ」問題などを批判した。

神奈川新聞社

2771OS5:2024/10/24(木) 23:38:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/46ad82e9a84f4919a4f9c840eeeb451862535a31
「ポスト石破」候補も応援奔走 選挙後にらみ党内基盤固め 応援候補の当落影響も
10/24(木) 21:03配信

産経新聞
衆院選候補者の演説を聴く有権者ら=20日、大阪市住之江区(柿平博文撮影)

27日投開票の衆院選では、9月の自民党総裁選で石破茂首相(自民総裁)に敗れた候補者たちが自民系候補の応援のため、全国を駆け回っている。総裁選で支援を受けた前議員を中心に応援に入るなど、選挙後の党内基盤固めにつなげたいとの思惑もにじむ。ただ、応援に入った候補の当落によっては、将来の「ポスト石破」レースに影響が出る可能性もありそうだ。

【動く地図でみる】石破茂氏、高市早苗氏、小泉進次郎の遊説先

■「見たことないくらいの人が…」

「世界が激動の時代に日本が不安定化したら、政治も外交も経済もズタズタになりかねない。自民、公明両党で過半数を取らせてほしい」。小泉進次郎選対委員長は22日、自民前職の応援に入った青森県内の街頭演説で、こう訴えた。石破政権で初の党四役入りを果たした小泉氏は、連日各地の応援に奔走している。

総裁選では党員票が伸び悩み9人中3位だったが、高い集客力は健在だ。19日に東京都内で演説した際には、地元の地方議員が「見たことがないぐらい人がいる」と漏らすほどの聴衆を集めた。

15日には選挙期間中に最初で最後となる地元の神奈川県横須賀市に入り、総裁選について「(敗れて)悔し涙を流した。ただ、あの悔しさは次に必ずつながると思っている」と振り返った。小泉氏に近い閣僚経験者は「選対委員長として衆院選で結果を出せば、『経験不足』の批判をはね飛ばせる」と期待する。

■「総裁になって」に相好崩す

小林鷹之元経済安全保障担当相も、中堅・若手の前議員や新人候補らを中心に応援に飛び回る。選挙期間中に応援に入るのは50カ所を超え、日程的に調整できなかった依頼も十数カ所に上るという。

「次の総裁選でも小林氏は必ず出る」と小林氏に近い前議員は断言する。16日に千葉県内の別の候補の小選挙区に応援に入った際には、マイクを握った地元の地方議員から「党総裁になってほしい」とエールを送られ、小林氏がおもわず相好を崩す場面も。総裁選では知名度不足で一般党員からの支持に広がりを欠いたため、衆院選での応援演説を通じて知名度アップにつなげたいところだ。

■結果次第で「ポスト石破」本格化か
林芳正官房長官は、外相など豊富な閣僚経験に基づく政策通ぶりを総裁選で発揮し、首相ら上位3人に次ぐ4位に滑り込んだ。「4位という結果に喜んでいてはいけない」と語るなど次期総裁選への意欲を持ち続けている。

衆院選では危機管理を担う官房長官であるため遠出はできないが、公務の合間を縫って都内を中心に接戦区を行脚する。23日には地元の山口県下関市で開かれた決起集会にオンラインで出席し、「全国で大変厳しい状況だ。私も毎日仲間の応援に駆け回っている」と自民の窮状を訴えた。

高市早苗前経済安保担当相や茂木敏充前幹事長、上川陽子前外相らも応援のため全国を駆け巡っている。

衆院選は報道各社の情勢調査で「自公過半数割れ」の可能性もあるとされている。選挙結果次第では「ポスト石破」に向けた動きが本格化することも予想される。

(竹之内秀介、大島悠亮、永原慎吾)

2772OS5:2024/10/24(木) 23:42:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8a1ec192cbd001269ee30104147803476e174ca
【衆院選2024注目選挙区】公明党代表が大ピンチ?どこよりも詳しい埼玉14区の情勢を徹底解剖!
10/24(木) 20:27配信


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選挙ドットコム
【衆院選2024注目選挙区】公明党代表が大ピンチ?どこよりも詳しい埼玉14区の情勢を徹底解剖!

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。

2024年10月23日に公開された動画のテーマは「衆院選注目選挙区特集・埼玉14区」。

毎週次々と激戦区が出てくる今回の衆院選。埼玉14区は区割りが大きく変更。公明党の石井啓一代表が地元の自民党の反発を抑え、立候補したものの、まさかの苦戦が予想されます。中盤の情勢調査結果を踏まえ、選挙芸人・山本期日前氏が詳細解説!

【このトピックのポイント】
・公明代表・石井氏に国民民主党・鈴木氏が肉薄?その背景は
・近隣首長の動きも活発化 小池都知事まで?
・勝敗を左右するのは、自民支持層の動きか

国民民主・鈴木氏の追い上げに、公明・石井代表が大ピンチ?
埼玉14区は八潮市、三郷市、草加市で構成

MC陣が「意外な、サプライズすぎる激戦区」と語る、埼玉14区。区割りが大きく変更し、旧埼玉14区の一部と旧埼玉3区の一部が一緒になりました。

エリア的には八潮市、三郷市、草加市。最も人口が多いのは草加市です。

立候補者の顔ぶれは、届け出順に以下の通りです。

加来 武宜(かく・たけよし)氏(日本維新の会)
石井 啓一(いしい・けいいち)氏(公明党)
関根 和也(せきね・かずや)氏(無所属)
鈴木 義弘(すずき・よしひろ)氏(国民民主党)
高橋 易資(たかはし・やすし)氏(日本保守党)
苗村 京子(なえむら・きょうこ)氏(日本共産党)
公明党の石井代表が立候補しています。「ここが激戦区になっているのが相当まずいのですが……」と語る山本期日前氏。


山本期日前氏「公明党は、基本的に石井代表も比例重複なしで臨んでいます。1票でも落としたら完全落選。いろんな人が注目しています」

情勢調査では石井氏が先行しているところが多いですが、「明らかに地元に張り付く機会が増えてきた」と証言する山本氏。

埼玉14区には6人が立候補!

その石井氏が競っているのは、国民民主党の鈴木義弘氏。前回は、旧埼玉14区で立候補していました。自民党系県議として活動していた鈴木氏は、前回の選挙では、三郷市でなんと自民党候補に競り勝っています。

MC鈴木邦和「今回、国民民主党は日本全体で勢いがあるのかなあと思います。そういう部分も追い風になっているのかなと」

山本氏からは、草加市内に住んでいる石丸伸二氏のファンが、鈴木氏を応援し始めたというプチ情報も。石丸氏を応援していたYouTubeチャンネルが、こぞって国民民主党の切り抜き動画を上げ、これまで国民民主党がリーチできなかった層にアプローチしているとのことです。

加来氏を擁する日本維新の会は、草加市出身の青島健太参院議員(日本維新の会)の知名度が高く、「本来は草加市で強いはず」と山本氏。

2023年春の埼玉県議選(草加市)で議席を確保した維新ですが、当選者に居住実態がなく、議席を失っています。このことが選挙戦にどう影響するか、と山本氏は疑問を投げかけます。

山本氏「草加市の動向次第で、国民の鈴木さんに消極的な票が集まる可能性があります。ちなみに、立憲の一部の市議も、鈴木さんのところに入っています」

石井氏は自民党の推薦を強調していますが、自民党員の中には鈴木氏を支持する人も一定数いるのではないかと予測します。

共産党の苗村京子氏と関根氏は、活動の本拠地である三郷市で票の奪い合いが予想されます。

また、草加市では、共産党市議団がセクハラ問題で消滅。党員にも離党が見られ、党員票が衆院選と参院選の比例票より落ちることが予想されます。

保守層の受け皿になる可能性があるのが関根氏と高橋氏です。

無所属の関根和也氏は、過去に埼玉県議や三郷市長選に立候補した経験があります。保守の受け皿となる可能性があり、X(旧Twitter)のアイコンに自民党保守派の論客として知られる高市早苗氏とのツーショットを採用しています。

高橋易資氏は、石濱哲信氏が代表を務める政治団体「日本保守党」の公認候補です。過去に参院選埼玉選挙区に立候補したこともあります。

2773OS5:2024/10/24(木) 23:44:34
地元・近隣首長の動きは?
地元・近隣首長の動きは?

埼玉14区では、公示前には予測できなかった問題が積み重なり、激戦区になっていることが見て取れます。

「与党統一候補」とのキャッチフレーズを掲げる石井氏ですが、公明党も草加市内で一枚岩ではなく、選挙区選びの際、自民党の地元議員と揉めたとも言われていました。国土交通大臣ポストをもっている公明党に対して、つくばエクスプレスの東京駅延伸などを期待する地元がどう反応するでしょうか。

地元首長にも、特筆すべき動きが見られます。

三郷市長は石井氏と鈴木氏の両方へコンタクトを取っていますが、八潮市長は鈴木氏を応援しているとのこと。

また、埼玉県の大野元裕知事はもともと国民民主党出身ですが、今回は石井氏のビラに加わっています。為書きは鈴木氏にも贈っているとの情報ですが、選挙戦にどのように影響するでしょうか。


また、なんと小池百合子都知事が、石井氏の応援演説に入るという事態も。鈴木氏は希望の党の創立(チャーター)メンバーでしたが……。

MC鈴木邦和「埼玉14区は日本の政治の縮図みたいになってきましたね」

勝敗の行方は、自民党支持層の動き
勝敗の行方は、自民党支持層の動き

今回の勝敗は、自民党支持層が、最後にどちらへ投票するかがポイントになると、山本氏は予測します。

裏金問題に不満を持つ層と、岩盤支持層の両方に動く可能性があると指摘します。

前回、埼玉14区で自民党から立候補していた三ツ林裕巳(みつばやしひろみ)氏は、政治資金問題で今回は無所属での立候補になりますが、公明党が推薦を出しています。裏金批判票がどう反応するか、気になるところです。

山本氏「公明新聞で石井さんの写真の位置が右に移ったら、危険度が上がってきます(注:公明新聞では激戦区から順に候補者写真を掲載すると言われています)」

実直で実務能力が高いと評価の石井氏ですが、山口前代表に比べて演説の盛り上がりが弱いと指摘します。

山本氏「山口さんはよく、勝たせてください、働かせてください、押し上げてくださいと言っているんですが、石井さんは勝たせてくださいの三連発なんで……」

2774OS5:2024/10/24(木) 23:48:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd675b2c518932f46b14de38b1b04bf79b24a2ea
維新公認の候補者「推薦受けてない」後援会を「推薦人」と記載 「法的責任は軽くない」と弁護士解説
10/24(木) 19:17配信
関西テレビ
「日本維新の会」公認(大阪6区)西田薫候補

「日本維新の会」公認で衆議院選挙の大阪6区に立候補する西田薫さんが、謝罪会見を開きました。

■【動画で見る】維新公認の候補者 解散済みの後援会を無断で「推薦人」と記載 法的な問題は?

推薦を受けていない後援会を「推薦人」だなどと記載し、有権者2000人に選挙運動のハガキを送ったということです。

■推薦を受けていない元守口市長の後援会を「推薦人」と記載
西田薫さん

【「日本維新の会」公認(大阪6区)西田薫候補】「私のこの度の選挙運動におきまして、記載の誤ったハガキを作成し、配布した事実が判明しました。誠に、申し訳ありませんでした」

衆院選投開票を3日前にした日本維新の会公認の候補者の謝罪会見。

西田さんによると、すでに解散している元守口市長の西端勝樹さんの後援会に登録していた42人に無断で推薦人の欄に「西端後援会」と書いて衆院選の選挙運動用ハガキを送ったということです。

■既に亡くなっている人も推薦人と記載
西端元市長の後援会に届いたハガキ

【「日本維新の会」公認(大阪6区)西田薫候補】「私の支持支援者名簿はエクセルで管理していて、私が初めて選挙に出た22年前から更新を繰り返しています。最も新しい関係性で表示して発送すべきところだったが、誤って、第一紹介者の欄の氏名、名称を推薦人として記載するミスをしてしまったと(担当者から)聞いています」

ほかにも、西田さんはすでに亡くなっている人も推薦人だと記載していてあわせて2000人にこうしたハガキを送っていました。

■「無断で名前を使われ非常に迷惑」
西端後援会元会長

実際にハガキを受け取った西端元市長の後援会関係者は『無断で名前を使われ迷惑』と語っています。

【西端後援会元会長】「これは非常にうちとしてじゃ困ると。こうやって西端後援会がすでに解散してるし、無断で名前を使われると非常に迷惑している」

■選対会議で「清く正しく美しくやっていこう。うちは狙われている」
左:大阪維新の会・徳村聡大阪6区選対本部長

2週間前の今月10日には、西田さんの陣営で実施された選対会議で、選挙活動についての注意喚起がなされたばかりでした。

【大阪維新の会・徳村聡大阪6区選対本部長】「とにかくきつくやる。『多分』とか『グレー』は排除します。グレーやったらやめてください。とにかく清く正しく美しくやっていこう。それくらい、うちは狙われてるから1人1人気をつけて下さい」

西田さんは今回の件を受けて、24日午後の選挙活動を停止しました。

2775OS5:2024/10/24(木) 23:48:36
■「あってはならない」と吉村共同代表 処分について言及せず
日本維新の会・吉村洋文共同代表

【日本維新の会・吉村洋文共同代表】「僕からも謝罪を申し上げます。操作ミスとはいえあってはならないことですから」

日本維新の会の吉村共同代表は、「あってはならないこと」としながらも西田さんの処分についての言及はありませんでした。

左から 参政党・月足舞子さん、共産党・渡司考一さん、公明党・伊佐進一さん、立憲民主党・福留陽子

衆院選大阪6区には、西田さんのほか、参政党の月足舞子さん、共産党の渡司考一さん、公明党の伊佐進一さん、立憲民主党の福留陽子さんが立候補しています。

■「法的責任は決して軽いものではない」と菊地弁護士
菊地幸夫弁護士

この問題について菊地幸夫弁護士は「法的責任は決して軽くない」と話しています。

【弁護士 菊地幸夫氏】「(まだ事実がはっきりしないところはありますが)公職選挙法には『虚偽事実の公表罪』という罪があります。
例えば、公職の候補者は、推薦とか指示に関して、虚偽の事実を公表すると、2年以下の禁固または30万以下の罰金に処すると規定されています。
もし有罪になってしまえば、当選が取り消され、失職するということになりますから、決して軽いものではありません」

■投票日まで3日、選挙への影響は…
神崎博報道デスク

【関西テレビ 神崎博報道デスク】「24日午後から選挙活動を停止して、25、26日は通常通り活動されるとのことですが、いずれにしても、この問題を含めて、どう判断するかは、大阪6区の有権者に委ねられることになりますね」

(関西テレビ「newsランナー」2024年10月24日)

関西テレビ

2776OS5:2024/10/24(木) 23:54:12
https://www.tokyo-np.co.jp/article/362129?rct=tky_shu24
裏金→「香典配り」…候補擁立めぐり自民系が混乱 東京9区 「まさに反省がない」立憲前職は批判強める
2024年10月24日 06時00分
 ここでも、政治とカネの問題がくすぶる。有権者に香典を配り、2021年に公職選挙法違反の罪で罰金刑を受け、今年7月に公民権を回復した元経済産業相で無所属元職の菅原一秀(いっしゅう)は、自民、公明両党の推薦を得て返り咲きを狙う。自民公認で出馬するとみられていた別の元職は、自民派閥の裏金問題で撤退した。立憲民主党の前職山岸一生(いっせい)は「自民には反省がない」と語気を強める。
◆再起目指す元職「元旦から休まず早朝の駅前に立ってきた」
 17日の昼下がり。西武池袋線の石神井公園駅前での街頭演説で、菅原は「人生の全てをかけて戦います。どうか最後までお力をください」と声を張り上げた。聴衆は数百人。区議と都議、衆院6期を経て、支持層を積み上げてきた。総裁選で決選投票に進んだ高市早苗も応援に駆けつけ「経済をよく分かっておられる。豊富な知識と経験をもって、必ず皆さまのお役に立つ」と持ち上げた。
 菅原は取材に「初心に戻って地域の声を聞こうと3年間、元旦から休むことなく、早朝の駅前に立って訴えを続けてきた」という。自民の公認見込みだった元職今村洋史(ひろふみ)は裏金事件に絡み、公認を受けられず、公示2日前の13日に出馬断念を発表。一方で菅原は9日、自民への復党を認められ、公示後には自公の推薦が決まった。
街頭演説に集まった多くの人たち=17日、東京都練馬区で(中村千春撮影)

 「直前まで今村をやるって言っていたのに、という声もあった」と明かす自民区議。「今村さんでは勝ち目がないということだ。ただ、もう少し早く一本化していれば、もっと準備できたのに」と嘆きながら、菅原の支援に走る。都連関係者からは「個人的には、本部のやり方はどうかとも思う」という本音が漏れる。
◆「政治とカネが争点の選挙で、自民は事件を起こした人を…」
 無所属ながら事実上の自民候補といえる菅原に、2期目をうかがう立民の山岸は厳しい目を向ける。
 「政治とカネが争点の選挙で、自民は事件を起こした人を(事実上)擁立してきた。まさに反省がない」。15日、石神井公園駅前での出陣式で指弾した。
 山岸は取材に「物価高で生活は苦しいのに、政治はどこを向いているのか。これまで自民に投票していたであろう穏健保守の人たちからも『頼むから何とかして』『変えてくれ』という声を受ける。負けるわけにいかない」と力を込める。
 共産党は候補を立てず、野党が共闘する選挙区の一つ。自民に議席を奪還させられないという思惑も見て取れる。
 自民を支持してきたという60代男性は、公示前後に候補の非公認や復党、推薦などが相次いだことに「区民は置き去りにされた」と冷ややかだ。「当選者には聞こえの良いことを言うだけでなく、本当に国民の暮らしを改善する政治をしてもらいたい」と願った。
 維新から出馬したのは元兵庫県宝塚市議の大河内茂太。「今、政治を正さなければ、日本は良くなりません」。15日、西武池袋線の保谷駅前でマイクを握り、消費税の減税などを訴えた。他にみんなでつくる党の党首、大津綾香も立候補している。(敬称略、浜崎陽介)
 東京9区 練馬区の中西部。西武池袋線と新宿線が通り、大泉学園や石神井公園など乗降客数の多い駅がある。ベッドタウンとなっていて、子育て世帯が多い。今回の衆院選での区割り変更で、光が丘、高松、貫井など笹目通りの東側の大部分が、旧10区だった地域と共に新設の28区となった。選挙人名簿登録者数は30万8563人(14日現在)で、都内30選挙区の中では最も人数が少ない。

◆東京9区 立候補者(届け出順)
山岸一生 43 立民  前①
菅原一秀 62 無所属 元⑥
大河内茂太 53 維新  新
大津綾香 31 みんな 新

2777OS5:2024/10/24(木) 23:54:55
https://www.tokyo-np.co.jp/article/362211?rct=kng_shu24
<衆院選かながわ 注目区を歩く>1区 課題抱える有力3候補
2024年10月24日 07時29分
◆1区 横浜市中・磯子・金沢区
浅川義治 56 維<前><1>
松本純 74 自元<7>公
蓮池幸雄 72 共新
伊東万美子 53 参新
篠原豪 49 立前<3>

 27日投開票の衆院選で、神奈川県内は計20選挙区85人の候補が激しい争いを続けている。1区(横浜市中、磯子、金沢区)は、野党の前職2人に、自民党に復党した元職1人、新人2人が入り乱れる。前職2人と元職の有力3候補は、党勢の陰りや陣営の人手不足といった課題を抱えており、新人が食い込みを狙う。
 前回は比例復活で当選した日本維新の会前職の浅川義治さん(56)は「立憲民主党は増税派が代表になった。維新は減税を訴えている」と、選挙区で苦杯をなめさせられた立民前職に対抗意識を燃やす。自民党派閥の裏金問題も「有権者の反応が違う」と言及に余念がない。
 一方、前兵庫県知事のパワハラ問題への対応や、党所属地方議員の不祥事などの影響で党勢には陰りも見える。浅川さんは「もともと関東で維新の支持率は高くないから」と意に介さないが、「参政党が立候補したのは痛い」と、保守系浮動票の行方を気にかける。
 自民元職の松本純さん(74)は「有権者から『国会議員は何をやっているのか』という声をもらう。その通りだと思う」と、裏金問題を巡る批判に応じる。2021年の前回、自らの不祥事で党公認を得られず、無所属で出馬して敗北。「浪人」を経て再起を図るが、今度は党全体の問題で逆風にさらされる。
街頭演説する候補者=横浜市内で

 「もらい事故だよ」と陣営は語る。党の「定年制」で比例重複もないが、野党候補が複数出馬していることに勝機を見いだす。「組織票をまとめれば勝てる」とみて、支援者回りを精力的にこなす。その分、街頭に出る機会は減っている。
 立民前職の篠原豪さん(49)は前回、3度目の挑戦で勝ち取った小選挙区の議席の死守を期す。街頭では「自民による不健全な政治が繰り返されてきた。国民の方を向いている政治に変えていく」と決意を語る。
 懸念は、前回の衆院選で共闘した共産党が独自に候補を擁立したことだ。陣営は「人手が少なく、やれないことが多い」と、共産支持者が選挙運動に協力した前回との違いをこぼす。派手な演出を控えつつ、浮動票を掘り起こすため、自転車で街頭を回るなどして1人でも多くの有権者との接触を図る。
 共産新人の蓮池幸雄さん(72)は「立民とは協力関係を築けなかった」と事情を説明。「1区で10年ぶりに出馬した共産党の候補だ」とアピールし、選挙区内の共産支持層に根強かった、小選挙区候補の待望論に応える。「比例を伸ばしてほしい」と訴え、比例票の上乗せも図る。
 1区には参政新人の伊東万美子さん(53)も出馬。22年参院選では秋田県で出馬した経験があり、今度は出身地・神奈川で勝負すると決め、1年以上前から活動を続けてきた。「唯一の女性候補」「明るい未来を子どもたちに残したい」と、政権批判票の取り込みを狙う。(志村彰太)

2778OS5:2024/10/24(木) 23:55:30
https://www.tokyo-np.co.jp/article/362224?rct=stm_shu24
<衆院選埼玉>注目区ルポ 13区(久喜・蓮田・幸手・白岡市、伊奈・宮代・杉戸町) 「裏金」追及、5人の包囲網
2024年10月24日 07時57分
◆埼玉13区
沢口千枝子 73 (元)鷲宮町議 共新
高井崇志 55 党幹事長 れ元<3>
中原由棟 33 (元)農林水産省職員 維新
橋本幹彦 28 (元)航空自衛官 国新
橋本勉 71 税理士 諸元<1>
三ツ林裕巳 69 (元)内閣府副大臣 無前<4>公

 自民党派閥の裏金問題により、13区は14区と並ぶ埼玉県内最多の6人が立候補した。2018〜22年の政治資金収支報告書の不記載が全国の立候補者で最高額(2954万円)の前職三ツ林裕巳さんが、自民の公認を得られず、無所属で臨む。対抗馬たちは「包囲網」を形成するかのように、注目区で知名度も上げようと裏金問題を追及している。
6人が立候補した13区の掲示板ポスター=久喜市で(一部画像処理)

 「本当に申し訳ないことをしました」。公示日に三ツ林さんは地元の幸手市の事務所前で開かれた出陣式で頭を下げた。「私への批判が集中している。はいつくばってでも勝ち、地元の土に戻るまで全力を尽くす」と声を張り上げた。
 自民の看板なしで5回目の当選を目指す三ツ林さんだが、壇上には13区内の首長たちに加え、三ツ林さんを推薦する公明の地方議員たちも並び、推薦状を手渡す一幕もあった。
 弁士に立った公明の議員は推薦の理由として、今回の区割り変更で、一部の地域が三ツ林さんの選挙区だった14区に、同党の石井啓一代表が出馬した点に言及。推薦の見返りに、三ツ林さんの支持者たちの投票を期待する思いをにじませた。三ツ林さんは医師の肩書も持ち、医療関係団体などの組織力を生かして選挙戦を展開している。
 国民民主の新人橋本幹彦さんは昨夏、13区内に移住し、前職以外の5人の中で最も早い昨秋に出馬表明した。公示日の久喜駅前での第一声で「金権政治の一掃も必要だが、新しい政治をつくりたい。給料は上がらず、物価が上がっている」と訴えた。連合埼玉が推薦し、序盤戦では党の玉木雄一郎代表が応援演説。橋本さんは連日、若さを武器に自転車で遊説する。
 共産新人の沢口千枝子さんは13区内の旧鷲宮町議を4期目まで務めた。裏金問題に「自民党の組織ぐるみ。三ツ林氏だけでなく、自民の政治を変えたい」と主張。同区内を中心にした党所属議員らと支持を訴える。
 残る3人はいずれも公示直前に13区内に移住し、全員が三ツ林さんに照準を合わせる。れいわ新選組の元職高井崇志さんは「三ツ林氏が裏金額がナンバーワンだと知らない有権者が、うっかり投票しないように呼びかけたい」と明言。党幹事長の肩書を活用し、メディアに積極的に登場して持論を展開している。
 日本維新の会の新人中原由棟さんも「敵は三ツ林氏と意識している。裏金額ナンバーワンを駆逐し、若者が政治に関心を持つようにしたい」と若さを強調し、つじ立ちを続ける。
 諸派の元職橋本勉さんも「裏金額が一番多い三ツ林氏が13区にいるのが出馬の理由。彼を破らずに、問題は解決しない」と主張している。(菅原洋)

2779OS5:2024/10/24(木) 23:56:18
https://www.tokyo-np.co.jp/article/362240?rct=tcg_shu24
<衆院選とちぎ 注目区を行く>4区 「党の顔」続々 熱弁ふるう 立民「引き締め」 vs 自民「逆転を」
2024年10月24日 08時18分
◆4区 小山・真岡・下野市、芳賀・下都賀郡
立候補者(届け出順)
佐藤勉 72 自前<9>公
川上均 68 共新
藤岡隆雄 47 立<前><1>

 「いま、政治が不安定化するかどうかの瀬戸際。大逆転の選挙を実現しよう」とゲキを飛ばす自民党の小泉進次郎選挙対策委員長。立憲民主党の野田佳彦代表は「腐敗した政権に経済政策はできない。投票箱が閉まるまで声をかけ続けて」と引き締める。接戦が続く栃木4区。終盤戦に入った22日、「党の顔」が続々と大票田の小山市に結集し、街は選挙一色に染まった。
 自民前職の佐藤勉さん(72)と立民前職の藤岡隆雄さん(47)による5度目の対決に共産新人の川上均さん(68)が加わる構図。自民党の「政治とカネ」問題が影を落とし、藤岡さんがやや優勢との情勢報道が目立つ。
 自民党幹部を歴任し10期目を目指す佐藤さんは一時、支持者に表明した引退を撤回。今回の選挙を「政治家人生の集大成」と位置付ける。一方の藤岡さんは前回惜敗率95.7%で比例復活し初当選。3年弱で55回の国会質疑討論に立つなど党期待の若手。「今度こそ小選挙区で」と意気込む。
 小山総合公園の駐車場で午前9時すぎから開催した佐藤陣営の演説会に約800人、市役所前御殿広場で午後6時半からの藤岡陣営の演説会には約600人の聴衆が詰めかけた。ともに主催者発表。
 佐藤陣営の演説を聞き入った小山市の会社員山中久美子さん(41)は「小泉さんに関心があって訪れたが話し方も立ち振る舞いも存在感があった。政治への関心がより高まった」。壬生町の農業鈴木進吉さん(67)は「佐藤さんは地元への貢献が大きい政治家。有終を飾らせてあげたい」と話した。
 藤岡陣営の演説会に参加した地元の主婦竹内一江さん(58)は「さすがに野田代表は演説がうまい。藤岡候補の若い熱意も感じる」。地元、白鷗大3年の大野卓哉さん(20)は「人生初の投票になるので一票に責任を持ちたい。物価高、大学授業料無償化などの話は興味深かった」と振り返った。
 一方、衆院選解散当日の9日に出馬を表明した共産新人の川上さんは広範な選挙区を選挙カーで巡る戦術。この日も小山市、野木町を回り、賃上げや消費税減税など生活者目線の訴えを続け、党勢拡大を狙う。「激戦区になったことで有権者の関心が高く、好意的に話を聞いてもらっている。物価高騰に苦しむ人の多さを痛感する」と話した。(梅村武史)

2780OS5:2024/10/24(木) 23:56:37
https://www.tokyo-np.co.jp/article/362003?rct=gnm_shu24
<衆院選ぐんま 注目区を行く>4区 「裏金」批判票 どこまで 前職、謝罪と改革強調 野党「政治と金」追及
2024年10月23日 08時13分
◆4区 高崎(旧高崎市、新・吉井町)・藤岡市、多野郡

立候補者(届け出順)
山田博規(65) 立新  
萩原貞夫(75) 共新  
福田達夫(57) 自前<4>公

 「逆風の一端を担ってしまった。不注意でしたことだったが、自民党の体質にあったのも事実。二度とこうしたことのないよう自民党をつくり直す」。自民党派閥の裏金問題で当事者となり、逆風の中で5選を目指す自民前職の福田達夫さん。公示日の15日、旧市町村ごとに開いた出陣式で、裏金問題への謝罪と党改革の意欲を繰り返した。
 党総務会長を経験し、石破政権で党幹事長代行という重責に就いた。祖父、父と2代続けて首相を務め、強固な地盤と組織力を誇るが表情は険しい。選対関係者は「丁寧におわびして一定の理解はいただけた。だが『福田とは書くけど自民は書けない』という支持者もいた。何も言わないまま離れてしまう人もいるだろう」と厳しく受け止める。
 党務などで地元入りは限られ、個人演説会では本人のビデオ動画で中小企業政策や物価対策、地域振興などを柱に支持を訴える。
 自民に挑む野党は、3年前の前回のような「共闘」体制を築けなかったが、立民新人の山田博規さん、共産新人の萩原貞夫さんが「政治とカネ」の問題を追及して攻勢をかけている。
 衆院解散直前に立候補表明した山田さんは、裏金問題に加え、政治家の世襲を「社会の病」と厳しく批判。医師の立場から医療制度改革を政策の重点に掲げ「既得権益にまみれた政治を改革する」と訴える。
 都内在住で知名度不足が課題だが、ほぼ連日JR高崎駅前でマイクを握り「既得権益のない自由な立場から改革を実現する」と声を張り上げた。選対を支える県議は「裏金、世襲、医療の三つの改革を訴え、前回選挙より『風』は良い。有権者の与党への不信感は強い。候補本人を知ってもらうことで票につながる」として、交流サイト(SNS)も使って幅広い層への浸透を図る。
 前回は野党間の候補者調整で出馬を見送った萩原さんは、街頭演説などで「戦争反対という皆さんの思いを背負って頑張っているのは日本共産党しかない」と力を込める。消費税減税や教育費負担の軽減などを訴え「大企業中心の自民党政治におさらばしよう」と意気込む。
 15日に山添拓参院議員、17日には田村智子党委員長が駆け付け「裏金議員に審判を」などと自民を批判。社会保障の充実なども訴えて支援を呼びかけた。選対関係者は「裏金問題への批判で大きな手応えを感じる。政治改革を中心にアピールし、若い世代の関心を盛り上げたい」と話した。(石井宏昌)
 ◇ 
 27日投開票の衆院選は後半戦に突入し、各候補の舌戦も熱を帯びてきた。群馬県で注目の選挙区を追った。

2781OS5:2024/10/24(木) 23:59:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/784eb36e1880e3123b403c4fb8cde61e98c6b2ef
与党過半数の攻防、自民苦戦し小選挙区130超で接戦・立民大幅増へ・国民も躍進…読売終盤情勢調査
10/24(木) 22:01配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、27日投開票の衆院選の終盤情勢を探るため、22〜24日に世論調査を行った。選挙戦は、定数465のうち与党の過半数(233議席)確保を巡る激しい攻防となっている。自民党は政治資金問題を受けて苦戦する一方、立憲民主党が議席を大幅に増やすほか、国民民主党も躍進する情勢だ。日本維新の会は勢いが停滞している。


 終盤情勢の分析は、調査結果に全国の総支局などの取材を加味した。

 全国289小選挙区の情勢を分析すると、自民候補が追い上げられている選挙区が目立つ。自民候補266人のうち、優位な戦いを進めるのは序盤段階の102人から87人に減少。接戦となっている候補が118人から133人に増えた。比例選の獲得議席は、2021年前回選の72から50台にまで減らす可能性がある。公示前の247議席の維持や単独での過半数獲得は見通せなくなっている。

 政治資金問題に関連した自民前議員ら44人は、半数以上が小選挙区選で後れを取っている。

 公明党は、小選挙区候補11人のうち優勢なのは序盤の2人から変わらず、石井代表(埼玉14区)を含め大半が接戦を演じる。比例選でも、前回選並みの議席獲得は微妙な情勢だ。

(写真:読売新聞)

 立民は、序盤の勢いを加速させている。劣勢の候補が序盤の73人から56人に減る代わりに、接戦を繰り広げる候補が101人から116人に拡大。混戦から抜け出して先行する候補もおり、東北や首都圏を中心に優位な候補は33人から35人に増えた。比例選では40議席台後半をうかがい、党全体で公示前98議席から大きく積み増す見通しだ。

 国民も、3人が優位に立つほか、序盤で劣勢だった33人のうち5人が接戦にまで盛り返している。比例選も前回選の5議席からの倍増を視野に入れる勢いで、公示前の7議席を上回るのは確実な情勢だ。

 維新は、優位に戦いを進めるのが関西の選挙区の7人にとどまり、序盤の9人から後退。比例選でも前回選の25議席から減らす公算が大きい。公示前44議席の維持は不透明感を増している。

 共産党は比例選で議席を増やす勢いだ。れいわ新選組、社民党、参政党、諸派の日本保守党も議席を確保しそうだ。

 調査は電話とインターネットで実施し、計24万7576人から回答を得た。一定数の回答者が投票先を挙げておらず、情勢は流動的な要素もある。衆院選には、小選挙区選(定数289)に1113人、比例選(同176)に231人(重複立候補を除く)の計1344人が立候補している。

2782OS5:2024/10/25(金) 00:00:32
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241024-OYT1T50160/
比例でも自民苦戦、立民上積みも・国民は急伸…読売終盤情勢調査
2024/10/24 23:00

 読売新聞社が実施した衆院選の終盤情勢調査では、比例選でも自民党が苦戦し、公示前の65議席に届かない可能性が明らかになった。立憲民主党は公示前より議席を積み増す勢いを維持しており、国民民主党の獲得予想議席は序盤から大きく伸びた。

 自民の比例選の予想議席は序盤情勢調査では60議席台だったが、60議席を割り込む可能性が出ている。無党派層を7%しか取り込めておらず、自民支持層も7割台しか固めきれていない。自民の小選挙区候補が比例選で公明党への投票を呼びかけることもあるため、自民支持層の5%程度が公明に流れており、立民にも5%程度が奪われている。


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 東北、北関東、東京、東海の各ブロックでは、序盤情勢で当落線上にあった議席を取りこぼしそうだ。石破首相や岸田前首相のお膝元である中国では5議席目の獲得が微妙になった。20議席前後を獲得する見込みの公明と合わせても、自公で比例選定数176の過半数89を達成するのは難しそうな情勢だ。

 立民は公示前の38議席から積み増し、40議席台を獲得する勢いを見せる。無党派層から22%の支持を得ており、今後の情勢次第では50議席台に手が届く。強い地盤を持つ北海道で自民の予想議席を上回り、東北と北関東、北陸信越で予想議席が自民と同数になった。

 国民の予想議席は序盤情勢の1桁台から、10議席台に伸びた。公示前の3議席から大きく増えそうだ。無党派層からの支持が序盤情勢の5%から8%に増加し、南関東などで複数議席を視野に入れる。玉木代表の地元がある四国でも議席獲得の可能性が出てきた。

 日本維新の会は10議席台で、公示前の26議席を維持するのが困難な状況は変わっていない。共産党は公示前の9議席と同程度の10議席前後が見込まれる。

2783OS5:2024/10/25(金) 00:01:40
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241021-OYT1T50194/
[24衆院選 現場から]「地位協定」首相発言に波紋、実現性や真意探る与野党…沖縄3区
2024/10/23 14:33
 首相で自民党総裁の石破茂(67)の持論である「日米地位協定の改定」が、保守と革新が激突する沖縄で波紋を広げている。在日米軍の法的な扱いを定めた地位協定改定への県民の期待は大きい一方、実現が容易でないことを知る人も多いためだ。


 「首相は、地方創生予算を倍増すると宣言している。地方創生の流れを沖縄に持ってくる」


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 18日、沖縄本島北部・名護市の交差点。真夏のような日差しを浴びながら街頭演説した自民の島尻安伊子(59)は地域振興に重点を置き、地位協定を含む米軍基地問題に触れなかった。

 名護市は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先だ。移設問題は長く争点だったが、国と県の法廷闘争では、最高裁で県の敗訴が確定し、「決着した」との見方が広がる。元沖縄相の島尻は「県民の関心は振興策にある」との考えで、陣営には「地位協定議論に深入りすると、基地問題に飛び火し、革新側を利する」との警戒感もある。

 地位協定が注目されたのは、9月に那覇市で開かれた総裁選演説会で石破が踏み込んだためだ。

 「地位協定の見直しに着手し、基地は自衛隊と共同管理にする」

 石破は防衛長官時代の2004年に、普天間飛行場に隣接する沖縄国際大に米軍ヘリコプターが墜落した事故を振り返り、「沖縄の警察は入ることもできず、機体の残骸は米軍が回収した。主権国家なのか」と訴え、地位協定のあり方に疑問を呈した。だが、会場で聞いた島尻の頭には不安もかすめた。「歓迎できる発言だが、沖縄が望む改定を実現できるのだろうか」

 沖縄には、民主党代表だった鳩山由紀夫(77)が09年衆院選を前に、普天間の移設先に関し「最低でも県外」と掲げ、迷走した苦い記憶がある。県外発言で沸騰する県内世論に押され、自民沖縄県連も県外移設に転換。苦しみ抜いて辺野古移設容認に回帰し、批判を浴びた。当時を知る県連関係者は「石破は鳩山の二の舞いになりかねない」と危惧する。

 革新系の野党も、石破発言への評価を明確にしづらい立場だ。改定では一致するため、具体論の違いに照準をあわせるものの、石破の主張の全容が見えず、対応を難しくしている。

 立憲民主党の屋良朝博(62)は19日のうるま市の演説で「首相が言っている改定は私たちの生活に関係ない。行政が基地に自由に入れる仕組みに変えないといけない」と呼びかけた。続いてマイクを握った知事の玉城デニー(65)は「沖縄を再び戦場にしてはいけない」と述べ、自衛隊の配備増強をけん制したが、改定論には言及しなかった。

 屋良に近い県議は「地位協定改定は県民の願い。政権批判には使いづらい」と明かす。玉城は周囲に「期待させているだけではないか。首相に面会して真意を確認したい」と語った。

 屋良が攻撃材料にしているのが、石破の辺野古移設を巡る過去の言動だ。

 「平成の琉球処分」。13年11月、幹事長だった石破が辺野古移設を容認させ、うなだれる県連所属の国会議員を横に座らせて記者会見した様子は、沖縄で、こう呼ばれた。明治政府が琉球藩を解体して沖縄県を置くに至る一連の措置、琉球処分になぞらえたものだ。

 屋良は名護市での公示日の第一声で「辺野古の埋め立てに反対した自民国会議員を土下座させるようにして公約を覆させた」と矛先を石破に向けた。

 自民県連には、石破から応援に入りたいとの打診があったが、調整の結果、立ち消えになった。石破と沖縄の因縁の深さが戦いにどう影響するか。各陣営が注視し、終盤を迎える。(敬称略)(栗山紘尚、那覇支局 島田愛美)

2784OS5:2024/10/25(金) 01:00:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/728db0cff62ca6328ff0c9f5b67de9b8ff330939
【衆院選 終盤情勢】埼玉1区 自民村井と立民武正がデッドヒート
10/24(木) 23:40配信
埼玉新聞
終盤情勢

 埼玉新聞社は24日、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。(敬称略)

■埼玉1区の立候補者

 矢野由紀子 60 共 新
 村井英樹  44☆自 前(4)
 武正公一  63☆立 元(6)
 浅野目義英 66☆維 新
 三上恭平  42 み 新

 自民村井と立民武正のデッドヒートが続く。共に支持層固めに注力する。

 村井は前首相の岸田文雄の下で首相補佐官と官房副長官を務めた3年間の経験と実績をアピールし、岩槻の選挙区除外と党の裏金問題の二つの逆風に立ち向かう。公示後、岸田に続き選対委員長の小泉進次郎も選挙区入り。村井は小泉と共に「われわれ世代がより責任ある立場で政治をリードしていく」と訴えた。

 武正は3年間、若者や女性向けイベントを定期開催するなど支持層拡大に努めた。演説では勝利への鍵を握る投票率アップを呼びかけ、無党派層のさらなる取り込みを狙う。22日には代表の野田佳彦が駆け付け、終盤戦へ追い込み態勢。選対幹部は「手応えはある。あと数日でどれだけ票を掘り起しできるか」と語る。

 維新浅野目は第三極の立場で政治改革や消費税減税を主張。共産矢野は自民政治を批判し、「暮らしと政治を変える」と意気込む。みんなでつくる党三上は政治改革や少子化問題などを訴える。

 
※掲載は届け出順。敬称略。年齢は投票日の10月27日時点での満年齢。☆は比例北関東ブロックとの重複立候補を表す。党派の略称は、自由民主党=自、立憲民主党=立、公明党=公、日本共産党=共、日本維新の会=維、国民民主党=国、れいわ新選組=れ、社会民主党=社、参政党=参、みんなでつくる党=み、諸派=諸、無所属=無。前、元、新は前職、元職、新人の略。(数字)は当選回数。(いずれも埼玉新聞調べ)

2785OS5:2024/10/25(金) 01:01:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/af11e1340936929f7af9ffc2d5e17e67b9874a6a
【衆院選 終盤情勢】埼玉13区 無所属三林と国民橋本幹の競り合い激化
10/25(金) 0:38配信

埼玉新聞
終盤情勢

 埼玉新聞社は24日、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。(敬称略)


■埼玉13区の立候補者
 沢口千枝子 73 共 新
 高井崇志  55☆れ 元(3)
 中原由棟  33☆維 新
 橋本幹彦  28☆国 新
 橋本勉   71 諸 元(1)
 三ツ林裕巳 69 無 前(4)

 自民非公認の無所属三ツ林と国民橋本幹の競り合いが激化。橋本幹は区割り変更で新たに選挙区となった地域を中心に支持拡大を図る。

 三ツ林は区割り変更で加わった地域にも後援会を広げ、持ち前の組織力で票固めを図る。利根医療圏の充実や治水対策などの実績をアピール。裏金問題に関しては「説明を続け、理解してもらうしかない」と逆風に向き合う。19日には総裁選で支持した高市早苗が久喜市で応援演説した。

 橋本幹は票田の久喜を最重点地区に据え、ボランティア主体で他地域へ浸透を図る。28歳の若さを前面に押し出し、自転車で駆け回るほか、交流サイト(SNS)も駆使し無党派層の獲得に注力。陣営は「手応えを感じている」と話す。公示前後に党代表の玉木雄一郎が選挙区入りした。

 れいわ高井は1日50〜60カ所での短い演説で裏金問題を批判。維新中原は若者の政治参加を、共産沢口は現政権の打破を訴えている。諸派橋本勉は独自の視点で戦っている。
 
※掲載は届け出順。敬称略。年齢は投票日の10月27日時点での満年齢。☆は比例北関東ブロックとの重複立候補を表す。党派の略称は、自由民主党=自、立憲民主党=立、公明党=公、日本共産党=共、日本維新の会=維、国民民主党=国、れいわ新選組=れ、社会民主党=社、参政党=参、みんなでつくる党=み、諸派=諸、無所属=無。前、元、新は前職、元職、新人の略。(数字)は当選回数。(いずれも埼玉新聞調べ)

2786OS5:2024/10/25(金) 01:01:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0e0004d9d6a41b2d435f7b17739af29262282cb
【衆院選 終盤情勢】埼玉14区 公明石井と国民鈴木が大接戦
10/25(金) 0:12配信


埼玉新聞
終盤情勢

 埼玉新聞社は24日、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。(敬称略)


埼玉県内各選挙区の候補者はこちら

■埼玉14区の立候補者
 加来武宜 43☆維 新
 石井啓一 66 公 前(10)
 関根和也 44 無 新
 鈴木義弘 61☆国 前(3)
 高橋易資 68 諸 新
 苗村京子 65 共 新

 公明代表石井と国民鈴木の大接戦が続く。それぞれ無党派層への浸透を図る。石井は自民支持層をまとめ切れていない。共産苗村、維新加来が追い上げる。

 石井は党の顔で全国を回る必要に迫られるが、公示から23日までの9日間のうち6日間を選挙区内で活動する。「厳しい情勢で混戦から抜け出せない。もう一段の支援を」と必死の訴えが続く。

 接戦を繰り広げる国民鈴木は選挙区内を小まめに回る。中小企業支援や物価高対策に向けた賃上げ策を示し「一致団結、今以上に力を貸してほしい」と幅広い支持を呼びかける。

 自民と立民が立候補を見送った選挙区。石井、鈴木を追う共産苗村、維新加来が与党を批判する受け皿として存在感を出している。苗村は組織を固めた上で、立民支持層や女性票の取り込みに躍起。加来は保守層、若年層、都市部の浮動票に支持を広げる。
 
※掲載は届け出順。敬称略。年齢は投票日の10月27日時点での満年齢。☆は比例北関東ブロックとの重複立候補を表す。党派の略称は、自由民主党=自、立憲民主党=立、公明党=公、日本共産党=共、日本維新の会=維、国民民主党=国、れいわ新選組=れ、社会民主党=社、参政党=参、みんなでつくる党=み、諸派=諸、無所属=無。前、元、新は前職、元職、新人の略。(数字)は当選回数。(いずれも埼玉新聞調べ)

2787OS5:2024/10/25(金) 07:54:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6997e12ecd6f7b3a17f998ce8f4c5dfa46abfc5
【衆院選 終盤情勢】埼玉3区 自民黄川田と立民竹内が減げしく競り合う
10/25(金) 7:50配信

終盤情勢

 埼玉新聞社は24日、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。(敬称略)

 ■埼玉3区の立候補者

馬場浩   67 共 新
 石川隆美  59☆維 新
 竹内千春  56☆立 新
 黄川田仁志 54☆自 前(4)

 自民黄川田と立民竹内が激しく競り合う。

 区割り変更で越谷市と川口市の一部が再編された選挙区。与野党攻防の構図を受け、黄川田と竹内が激しい選挙戦を繰り広げている。新たに組み込まれた川口市北部地域への浸透が勝負の行方を左右しそう。

 黄川田は4期務めた実績を踏まえ支持固めに注力。党幹部も応援に駆け付け「自公連立政権を支えてほしい」と声を張る。政治と金の問題については、党内から政治改革を進めると訴える。

 竹内は自民の裏金問題を追及し、政権批判の受け皿に。立民が強い越谷で支持層を固め、浮動票、女性票の取り込みにも力を入れる。「政治を変えたいという声を受け止めたい」と幅広く呼びかける。

 維新石川は教育無償化など子育て支援に触れ「新しい政治を」、共産馬場は税制改革を重視し「税金の集め方、使い方を変えたい」とそれぞれ訴える。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7e58dea3968269ba6496630c6287376ce228213b
【衆院選 終盤情勢】埼玉7区 立民小宮山、自民中野が激戦
10/25(金) 1:42配信
 埼玉新聞社は24日、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。(敬称略)

■埼玉7区の立候補者
 佐藤一馬  33 共 新
 中野英幸  63☆自 前(1)
 小宮山泰子 59☆立 前(7)
 伊勢田享子 47☆維 新

 立民小宮山と自民中野の激戦。2人の背を共産佐藤と維新伊勢田が追う展開だ。中野と小宮山は、いずれも大票田の川越市を地盤とし、地元選出の元衆院議員を父親に持つ。前回は、中野が5500票余りの差で逃げ切り、小宮山は比例復活当選となった。

 再選を目指す中野は、持ち前の組織力をフル稼働させる一方、党関係者との街頭演説や繁華街の練り歩きで支持拡大に努める。自民支持層を固めつつ、公明支持層へも浸透を図っている。

 15年ぶりの小選挙区勝利を見据える小宮山は、立民支持層のほか、父の故重四郎からの一定の保守票に支えられてきた。選挙戦ではスポット演説や駅立ちを重ね、無党派層の取り込みもうかがう。

 共産の県内小選挙区の候補者で最年少の佐藤は「若者の声に応える政治」を訴える。伊勢田は2度目の挑戦。「2児の母親」を前面に、保守色の強い層にもアプローチする。

※掲載は届け出順。敬称略。年齢は投票日の10月27日時点での満年齢。☆は比例北関東ブロックとの重複立候補を表す。党派の略称は、自由民主党=自、立憲民主党=立、公明党=公、日本共産党=共、日本維新の会=維、国民民主党=国、れいわ新選組=れ、社会民主党=社、参政党=参、みんなでつくる党=み、諸派=諸、無所属=無。前、元、新は前職、元職、新人の略。(数字)は当選回数。(いずれも埼玉新聞調べ)

2788OS5:2024/10/25(金) 07:55:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/12a69836e4e7ad07c597999108bca3ffcd21dbab
【衆院選 終盤情勢】埼玉8区 自民柴山と立民市来が横一線
10/25(金) 1:00配信
 埼玉新聞社は24日、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。(敬称略)

■埼玉8区の立候補者

 市野一馬 40☆維 新
 平井明美 80 共 新
 柴山昌彦 58 自 前(7)
 市来伴子 47☆立 新

 自民県連会長の柴山と立民市来が横一線。

 柴山は「安全保障の問題や災害対策に対応できるのは、今の与党だ」と支持を訴える。保守系議員や自治体首長らが次々と応援に駆け付け、文科相や総理補佐官を務めた実績を強調。「小選挙区は柴山、比例は公明に」と呼びかけ、自公の支持層の票をまとめる。

 市来は裏金問題について自民を批判し、政権交代をアピール。駅頭や街頭演説を強化し、交流サイト(SNS)も積極的に活用する。無党派層への浸透を図り、陣営は「前職は強いが、徐々に支持は広がっている」と語る。

 維新の市野は「行政のしがらみをなくす」と訴え、地道に選挙区内を回る。資金のかからない選挙や政治の実現、教育無償化などを主張し、若年層の取り込みを狙う。

 共産の平井は「新たな戦前にはしない」と、米国の核兵器を同盟国で運用する核共有の議論などを批判。中盤には党委員長の田村智子が選挙区入りして、共産支持層の票を固める。
 

https://news.yahoo.co.jp/articles/836a8a2883a173cd5e3e2e515179939663d908e8
【衆院選 終盤情勢】埼玉9区 3度目挑戦の立民杉村と、比例重複できず背水の自民大塚が拮抗
10/25(金) 7:29配信
 埼玉新聞社は24日、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。(敬称略)


■埼玉9区の立候補者
 大塚拓  51 自 前(5)
 杉村慎治 48☆立 新
 猪股嘉直 70 共 新
 近藤秀将 46☆維 新

 立民杉村と自民大塚が拮抗(きっこう)。無党派層の取り込みが鍵になりそう。共産猪股と維新近藤が追撃する。大規模な住宅地から山間地域までを擁する選挙エリアで、各陣営は最後の追い込みに余念がない。

 6選を目指す大塚は、派閥裏金事件に関係したとして比例の重複立候補が認められなかった。「背水の陣」で臨んだ今回の選挙戦ではイベントへの訪問や街頭演説をこなし、保守層の取り込みをうかがう。

 杉村は国政3度目の挑戦で、過去の選挙ではいずれも大塚に敗れている。自民党の派閥裏金事件への批判を強め、街頭演説で「裏金議員との決別を」と強調する。22日には野田佳彦党代表が訪れ、てこ入れを図った。

 猪股は狭山市議6期の経験者。小まめに演説をこなし、「戦争のない日本を受け継ぎたい」と訴える。行政書士で社会学者の近藤は駅立ちなどを重ね、消費税引き下げや教育の無償化に論点を据える。

※掲載は届け出順。敬称略。年齢は投票日の10月27日時点での満年齢。☆は比例北関東ブロックとの重複立候補を表す。党派の略称は、自由民主党=自、立憲民主党=立、公明党=公、日本共産党=共、日本維新の会=維、国民民主党=国、れいわ新選組=れ、社会民主党=社、参政党=参、みんなでつくる党=み、諸派=諸、無所属=無。前、元、新は前職、元職、新人の略。(数字)は当選回数。(いずれも埼玉新聞調べ)

2789OS5:2024/10/25(金) 07:56:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf14d996ba3804b34071fa4a082b0d7c3454ad00
【衆院選 終盤情勢】埼玉10区 立民坂本、無党派層の支持集め優位 自民山口追う 共産の候補者取り下げも影響か
10/25(金) 2:27配信
 埼玉新聞社は24日、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。(敬称略)
■埼玉10区の立候補者
 坂本祐之輔 69☆立 前(3)
 山口晋   41☆自 前(1)

 立民坂本が無党派層の支持を集めて優位。自民山口は自民、公明支持層を固め切れていない。

 共産が公示前に出馬表明していた候補者を取り下げた。2021年の前回も野党共闘で共産は候補者を見送っており、山口と坂本の2度目の一騎打ち。

 共産の候補者取り下げについて、坂本陣営は「(共産は)自主投票だがプラス」と期待を寄せる。山口陣営は「(共産の支持者が)こちらに入れるわけはない」と想定内を強調する。

 東松山市長を4期務めた坂本は、政権交代を訴えて支持を呼びかける。公示後、党幹事長の小川淳也、前幹事長の岡田克也らが選挙区入りした。

 元衆院議員の父泰明の10市町の後援会を受け継いだ山口は公明の推薦を受け、組織を固めて無党派層への浸透を図る。元首相の菅義偉や、選対委員長の小泉進次郎らが選挙区入りした。

 前回の山口と坂本の票差は約5900。一騎打ちの厳しい戦いに、両陣営は「ふたを開けて見ないと分からない」と口をそろえる。


https://news.yahoo.co.jp/articles/3187871010e8c43dcc3fe5a84ee538e31917e73c
【衆院選 終盤情勢】埼玉15区 自民田中、立民高木が横並び
10/25(金) 7:41配信

 埼玉新聞社は24日、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。(敬称略)

埼玉県内各選挙区の候補者はこちら

■埼玉15区の立候補者
 田中良生  60☆自 前(5)
 守谷千津子 73 共 新
 高木錬太郎 52☆立 元(1)
 沢田良   45☆維 前(1)
 河合悠祐  43 諸 新

 自民田中と立民高木が横並び。維新沢田は苦しい。

 公示前に「危機感を感じている」と話した田中は地域の催しへのあいさつや、スポット演説などをこれまで以上に重ねて、さらなる支持固めを図る。19日には党選対委員長の小泉進次郎も応援に駆け付けた。

 激しく追い上げる高木は朝晩の駅頭などボランティアと共に豊富な運動量で返り咲きを目指す。公示前の12日には、元代表の枝野幸男が駆け付けて、かつて秘書だった高木を戸田公園駅前で応援演説した。

 前回比例復活した沢田は各世代にわたる支持で伸び悩み、特に40代以上の浸透が課題。自転車で選挙区を回るなど、企業献金禁止といった主要政策を訴える。

 元さいたま市議の共産守谷は「声を上げれば政治は変わる」と、駅頭や量販店前などで、政治への信頼回復、暮らしを守るなどの政策を訴える。

 元草加市議の諸派河合は、県南部の外国人問題の解決などを訴える。
 
※掲載は届け出順。敬称略。年齢は投票日の10月27日時点での満年齢。☆は比例北関東ブロックとの重複立候補を表す。党派の略称は、自由民主党=自、立憲民主党=立、公明党=公、日本共産党=共、日本維新の会=維、国民民主党=国、れいわ新選組=れ、社会民主党=社、参政党=参、みんなでつくる党=み、諸派=諸、無所属=無。前、元、新は前職、元職、新人の略。(数字)は当選回数。(いずれも埼玉新聞調べ)

2790OS5:2024/10/25(金) 07:56:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/41a6072ef1d5c5d71b1be778526024ed4e5ca7a24
若年層にウケる国民民主党 デジタル戦略を専門家が分析 予測通り議席数の大幅増なるか
10/25(金) 5:30配信

スポニチアネックス
玉木雄一郎代表が出演する国民民主党のショート動画(YouTubeから)

 27日投開票の衆院選では、各党や候補者が交流サイト(SNS)向けに街頭演説や政策などを数十秒にまとめた「ショート動画」による支持獲得に力を入れている。時間対効果を意味する「タイムパフォーマンス(タイパ)」を重視する風潮を踏まえ、SNSを頻繁に使う若年層に浸透を図る戦略だ。

 自民党は石破茂首相による福島県いわき市での第一声を素材に60秒の動画を公開。立憲民主党は野田佳彦代表の30秒動画を作成。ほかに、野田氏にさまざまな質問を投げるQ&A方式の動画もアップ。公明党は党のゆるキャラ「コメ助」がラップに合わせ踊る動画。国民民主党は玉木雄一郎代表が選挙活動の合間の移動中などに、フランクに政策や手応えを語る動画を随時制作している。

 政治と行政のデジタル戦略を調査・分析する「ネットコミュニケーション研究所」の中村佳美代表(32)はこうした動きに「SNSが国民の生活ツールとして根付いた。政治の現場も対応していかないと票を伸ばせない」と分析。一方、短くまとめたり切り抜いた動画は「情報が切り取られイメージ先行となったり、フェイクニュースにつながる。また、冷静な議論より過激な意見が注目される」と警鐘を鳴らす。

 ショート動画は、2018年ごろから動画アプリ「TikTok」の流行とともに若者の間で人気が定着。今年7月の東京都知事選では石丸伸二氏の陣営が積極活用。数十秒に切り抜いた動画をSNSなどで拡散させ、若者を中心に支持を拡大させた。一方、活動範囲の狭い小選挙区制の衆院選では効果を疑問視する声もある。

 各党の動画については「自民は演説だけだが、立民は野田さんのQ&A方式。カジュアルで人柄が分かる方が閲覧数が伸びる傾向にある」と立民に軍配。デジタル戦略にたけているのは国民民主。早くから玉木氏がSNSで発信をしており「ショート動画だけでなくYouTubeの広告視聴数がトップ。玉木氏のフォロワー数の伸びも高い」と分析した。

 各種情勢調査では国民民主は議席数の大幅増が予測され、裏金問題もある自民は苦戦。デジタル戦略とのリンクに、中村さんは「ネットとリアルの距離が狭まっている」と指摘した。

2791OS5:2024/10/25(金) 11:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6eea0459b5552877660ab73f8822548d84c266f
【衆院選 終盤情勢】埼玉16区 自民土屋、立民三角が互角の戦い
10/25(金) 8:56配信



 埼玉新聞社は24日、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。(敬称略)

■埼玉16区の立候補者
 三角創太 36☆立 新
 中村梨香 37☆維 新
 土屋品子 72☆自 前(8)
 永堀健  57 共 新

 自民土屋と立民三角が互角の戦い。

 土屋は岸田改造内閣で復興相を1年務めた実績や料理研究家の視点から、食育推進による健康長寿社会の実現を強調。裏金問題で自民に逆風が吹く中、「必ず国政に戻って日本のために働く」と力を込める。地盤とする票田の春日部市のほか、区割り変更で新たに加わった地域も積極的に回り、浸透を図る。

 同じく春日部市を拠点とする三角は、次いで人口の多いさいたま市岩槻区を重点地域に設定。公認会計士の立場から裏金問題を批判し、土屋に約1万4千票差にまで迫った前回よりも「手応えを感じている」と語る。22日には党代表の野田佳彦が応援に入り「16区で逆転勝利し、政権交代を」と激励した。

 維新の中村は双子の姉・美香と選挙区内を遊説する自転車作戦を展開する。行動力をアピールして「新しい風を吹かせよう」と、若い世代に呼びかける。

 共産の永堀は現政権の軍拡と増税路線を追及し、批判票の獲得を狙う。

※掲載は届け出順。敬称略。年齢は投票日の10月27日時点での満年齢。☆は比例北関東ブロックとの重複立候補を表す。党派の略称は、自由民主党=自、立憲民主党=立、公明党=公、日本共産党=共、日本維新の会=維、国民民主党=国、れいわ新選組=れ、社会民主党=社、参政党=参、みんなでつくる党=み、諸派=諸、無所属=無。前、元、新は前職、元職、新人の略。(数字)は当選回数。(いずれも埼玉新聞調べ)

2792OS5:2024/10/25(金) 12:35:26
4040 OS5 2024/10/22(火) 02:17:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/68f4b3dfce07b42def66aa06fef9e69229a887d9
「木村王国」逆風に危機感 衆院選・青森県3区 立民・岡田陣営「敵失批判だけでは勝てない」
10/21(月) 9:14配信
Web東奥
【写真上】つがる市の個人演説会で木村候補(左)への支持を訴える大島氏=19日【同下】田名部氏(右)と並んで街頭演説する岡田候補=15日、弘前市

 27日投開票の衆院選青森県3区は、自民党前職の木村次郎候補(56)と立憲民主党新人の岡田華子候補(44)が激戦を展開している。木村氏は党の裏金事件への関与や秘書へのパワハラ問題、昨年の知事選を巡る対応などで逆風に見舞われている。一方の岡田陣営は「敵失を攻めるだけでは勝てない」として批判を抑え、政策の浸透に力を入れる。念頭に置くのは、党が支持した候補が惨敗した7月の東京都知事選だ。

 「次郎さんは今、大変苦しい選挙だ。率直に言いますよ。(原因は)本人が甘かったからだ」。19日夜、つがる市での木村氏の個人演説会。大島理森元衆院議長は壇上で厳しく断じた。

 続けて「(木村氏は逆風下で)勉強すればいい。つらい目にあって初めて人の心が分かり、自らが足らざることを学ぶ。政治家木村次郎は、この戦いに勝ち抜くことがスタートだ」と改めて支援を求めた。

 木村氏自身は裏金問題について街頭で謝罪し続けているが、「私たちが一生懸命売ったパーティー券なのに(資金還流についての)説明が遅れた。ちゃんと話してほしかった」(中南の地方議員)、「自分の支持者に木村氏への投票をお願いしにくい」(西北五の地方議員)との声が漏れる。知事選で宮下宗一郎氏を指して「県庁職員を仕えさせるわけにいかない」と発言したことは「次郎ちゃんが宗ちゃんをいじめた、と有権者に言われた」(長年の支持者)と今も尾を引く。

 津軽地域は、父の故・守男氏、兄の故・太郎氏、次郎氏の3人で約40年にわたり衆院の議席を守り「木村王国」とも呼ばれてきた。木村次郎選対本部の今村憲市本部長は「『木村』が受け継いできた国政への影響力は大きい。議席を失うわけにはいかない」と強調する。

 陣営は20日、緊急選対合同会議を開いて体制の引き締めを確認。党3区選対本部長の阿部広悦県議は取材に「各地域の選対で(票を)一つ一つ積み上げてもらう」と組織戦の徹底を誓った。

 「『裏金問題は正直もうどうでもいい。1人暮らしの高齢者の生活、青森の人口減少をなんとかして』という声を毎日たくさんいただく」。岡田氏は20日朝の街頭演説で裏金問題についてほとんど触れず、政策の訴えに時間を割いた。取材には「(自民も木村氏も)説明責任を果たしていない。ただ、有権者が聞きたいのはこれからの青森をどうするかだ」と語る。

 陣営の一人は、批判を前面に出した選挙戦を避ける理由に、東京都知事選を挙げる。党が支援した候補が裏金批判を大きく打ち出しながら失速した経緯を念頭に、「(敵失批判は)支持者向けの訴え。それだけでは支持が広がらない」と警戒する。

 岡田氏は津軽でも一定の知名度がある党県連代表・田名部匡代参院議員と二人三脚で選挙区を回る機会が多く、陣営幹部は「公示日以後、明らかに空気感が変わり、追い風が吹いている」と手応えを語る。

 一方で「地に足の着いた選挙ができていない」と風頼みの選挙戦であることを認める。「われわれが立ち向かうのは木村王国。声を届け、少しでも支援の輪を広げるしかない」と、きめ細かなあいさつ回りや交流サイト(SNS)の活用などで、組織力の差を懸命に埋めようとしている。

 他の新人2人も政策本位の訴えを続ける。無所属の其田寿一候補(38)は地域活性化や所得向上、日本維新の会の長坂淳也候補(48)は農業・漁業への支援などを掲げ、それぞれ浸透に励んでいる。

2793OS5:2024/10/25(金) 18:44:24
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102400923&g=pol
野党、見えぬ政権枠組み 共闘崩れ、競争激化【24衆院選】
時事通信 政治部2024年10月25日07時04分配信

 衆院選で、立憲民主党など野党各党は党勢拡大を優先し、共闘は崩れた。自民、公明両党を過半数割れに追い込むことでは一致しているが、野党内の競争も激化。自公に代わる政権の枠組みはいまだ見えない。



 「自民党、公明党が過半数割れすれば、日本の政治は劇的に変化する。失われた30年を取り戻すには政権交代しかない」。立民の野田佳彦代表は24日、横浜市で街頭演説し、政権交代の必要性を訴えた。

 野田氏は自民との大連立を否定し、「非自民連立政権」を目指している。野党各党は自民派閥裏金事件を踏まえ、実態解明を迫ることなどでは足並みをそろえるが、新たな政権の枠組みでは同床異夢の感は否めない。

 日本維新の会は衆院選で、立民からの「野党第1党」奪取を掲げ、大阪での行財政改革の実績を訴える。立民との連立については憲法などで主張に隔たりがあるとして「一緒に組んで何かをやることは相当可能性が低い」(藤田文武幹事長)と否定的だ。

 立民が連立相手ともくろむ国民民主党でさえ、消費税減税など手取りを増やす政策の実現を訴え、減税に後ろ向きな立民との違いを際立たせている。共産党は野田氏が連立を否定していることなどから衆院選の共闘を断念。田村智子委員長は「(衆院選で)互いに競い合う」と語る。

 立民執行部が維新や国民の求める政策協議を後回しにしたことも、自公に代わる枠組みが見えてこない理由の一つと言える。

 野党内には、与野党を巻き込んだ大規模な政界再編を予測する声もある。野田氏は22日のBSフジ番組で「(自公が過半数割れすれば)自民が割れる可能性がある。公明も(自民から)離反する可能性が出てくる」と述べ、政界再編の可能性に言及した。

 このため野党各党には、政権の枠組みをあらかじめ明確にしない方が、キャスチングボートを握れるのではとの思惑もある。国民の玉木雄一郎代表は「この選挙の後、日本の政治は大きく流動化する」との見通しを示し、「まともな政策を持った政治集団が中心にならないと政治はよくならない」と訴えている。

2794OS5:2024/10/25(金) 18:46:30
https://www.tokyo-np.co.jp/article/362368?rct=tky_shu24
「裏金問題」を聞かれた大ベテランの巧妙な言い回し 東京17区 非公認でも強気の陣営 4氏の戦い
2024年10月25日 06時00分
 自民党派閥の裏金問題で党公認や比例重複を外された候補者は、裏金について選挙戦でどう説明しているのか。東京の街を歩いた。(敬称略)
◆「いろいろ問題があった、いろいろ言いたいこともある」
 「おはようございます、いってらっしゃいませ」。22日午前8時のJR金町駅前(葛飾区)。元復興相で無所属前職の平沢勝栄があいさつを繰り返し、通勤客に手を振っていた。
通勤客たちと握手する候補者=東京都葛飾区で

 公示直前に決まった無所属での出馬。しかし、両脇には地元の自民区議らが並び「28年間この地で愛された平沢勝栄です」とマイクで訴える。下町の義理人情が重んじられる土地柄の葛飾区が地盤。「冠婚葬祭や地域行事のどこにでも現れる」と評される熱心な活動ぶりで支持地盤を築いてきた。「大変厳しい選挙」との声とは裏腹に、駆け寄り握手を求める人の数は少なくない。
 裏金事件については、15日の出陣式で「私はいろいろ問題があった、いろいろ言いたいこともある」と述べた以外、ほぼ触れていない。20日夜の公開討論会で他候補から説明を求められたが「今回は自民党みんな関係あるんです。私1人あなた1人ということじゃない」とするにとどめた。
 自民は、非公認でも党支部に2000万円を支給していた。陣営関係者は「届いたか確認していない。選挙に充てる金じゃないし、違法性もない」と淡々と話す。
◆他候補も認める「平沢は強い」
 裏金について有権者からは「逃げ切れば良いと思っているのか」と厳しい声も上がるが、長年の支援者は「これまでよくやってくれた」と功績を重視。陣営からは「支援者は政策の説明は求めていない。とにかく平沢勝栄ならそれでいいんですよ」と本音が漏れる。
 他陣営はどう挑むのか。国民民主党新人の円より子は「非公認でも(平沢陣営は)強いでしょう」としつつ、シングルマザーや女性支援などを訴える。日本維新の会新人の猪口幸子は「平沢は強いが代わりの選択肢としての自分の政策を示す」と教育無償化や社会保障制度の改善を主張。共産党新人の新井杉生は「自民党のゆがみの大本を正す」とし、賃上げや大学の学費半額化などを訴える。(鈴木里奈)
 東京17区 葛飾区全域で構成される。これまで江戸川区北部も含まれていたが、区割り変更により単独構成となった。立候補者4人は前回2021年の選挙と同じ顔触れ。小選挙区制が導入された1996年以降、衆院選では自民党の平沢勝栄が一貫して勝利している。今月14日現在の選挙人名簿登録者数は38万4981人。

◆東京17区 立候補者(届け出順)
猪口幸子 68 維新  新
新井杉生 65 共産  新
円より子 77 国民  新
平沢勝栄 79 無所属 前⑨

2795OS5:2024/10/26(土) 07:37:05
高市推薦人
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3675bf8e37ebb089beadb9bd8cf377584998343
自民・古屋氏、森山幹事長の応援拒否 2000万円「開いた口ふさがらぬ」【24衆院選】
10/25(金) 16:32配信

時事通信
自民党の古屋圭司元国家公安委員長

 衆院選に岐阜5区から出馬している自民党の古屋圭司元国家公安委員長は25日、岐阜県土岐市で街頭演説し、森山裕幹事長の応援演説を拒否したことを明らかにした。



 派閥裏金事件を受けて非公認となった衆院選候補の党支部に党執行部が2000万円を支給していた問題について「開いた口がふさがらない」と語った。

2796OS5:2024/10/26(土) 07:40:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/efe58e5d5f1ff6225b3bf3bff613a1918e5622c7
自公が接戦区でも苦戦、立民に勢い…約60小選挙区で際どい攻防 衆院選最終盤情勢
10/25(金) 17:16配信
産経新聞
産経新聞社は25日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で行った衆院選の最終盤情勢調査(24日実施)に取材を加味し、接戦区を中心とする100小選挙区の情勢を探った。自民、公明両党が苦戦する一方、立憲民主党などの野党が接戦を抜け出して優位に立っているケースが目立つ。ただ、約60小選挙区で際どい攻防が続いており、27日の投開票に向けて予断を許さない状況だ。


調査対象とした100小選挙区は、前回の情勢調査(19、20両日実施)での接戦区に加え、与野党有力者が出馬している注目区などを選んだ。

国民民主党前職と公明前職が激しく競り合う埼玉14区では、前回調査で「やや優勢」だった公明候補が「やや劣勢」に転じた。自民前職を立民新人が猛追していた神奈川17区と同18区では、いずれも立民候補が「優勢」となった。立民元職と自民前職が激戦を繰り広げる千葉3区は、前回調査で「やや優勢」だった立民候補が接戦から抜け出し「優勢」となった。

愛知9区や岡山4区などでは、自民と立民の候補が横一線の激しい争いを展開しており、これらの小選挙区での勝敗が選挙結果を左右しそうだ。

日本維新の会は地盤の大阪府などで勢いを示し、前回調査で「やや優勢」だった大阪8区や同9区で差を広げている。「やや劣勢」だった滋賀1区では「やや優勢」となった。一方で、大阪6区や同16区では公明候補から猛追を受けている。

最終盤情勢調査は、令和6年6月1日時点の選挙人名簿登録者数を基に、選挙区ごとに満18歳以上の有権者から男女・年代別の構成割合に応じて調査対象を抽出した。

電話番号を無作為発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式を採用し、コンピューターで電話をかけて尋ねたほか、インターネット上でも満18歳以上の登録者を対象に調査した。サンプル数は計3万1615。態度が不明や未定の人は約25%を占めており、情勢は今後変わる可能性もある。

2797OS5:2024/10/26(土) 07:56:16
https://www.tokyo-np.co.jp/article/362443?rct=stm_shu24
<衆院選埼玉>注目区ルポ 16区(岩槻区、春日部・吉川市、松伏町) 新設区 重鎮も初めまして
2024年10月25日 08時02分
◆埼玉16区
三角創太 36 公認会計士 立新  
中村梨香 37(元)衆院議員秘書 維新  
土屋品子 72(元)復興相 自前<8> 公
永堀健 57 党地区常任委員 共新 

 
 「どこへ行っても『初めまして』。辛いと言えば辛い」。県内の選挙区が一つ増えたことで新設された16区を回る自民前職土屋品子さんは、こう漏らす。
 13区で8回の当選を重ねてきた。これまでは春日部市の他、越谷市の一部や久喜、蓮田市などがエリアだった。だが、今回は越谷が3区、久喜と蓮田が13区に。16区は春日部の他、新たに吉川市、松伏町などが加わった。30年近い議員活動で区割りが変わるのは3度目だが、「今回が一番大きい」と苦笑いする。
JR吉川駅でチラシを配る候補者

 昨年復興大臣に就任し、実績をアピールする一方、東日本大震災の被災地復興や能登半島地震の対応などに追われ、街頭活動を「十分にできていない」と危機感を示す。だが、長年地元で培ってきた強みもある。今回選挙区に加わったさいたま市岩槻区は、1期目の時の選挙区内(当時は岩槻市)。「お年寄りの方が覚えてくれていてほっとする」と笑顔を見せる。
 他の3人の候補も、有権者に名前や政策を印象づけようと奔走する。
 前回衆院選で土屋さんと戦い、約1万5千票差まで迫った立憲民主の新人三角創太さんは「吉川市と松伏町に関しては、土屋さんも新人に近い。やりようによってはいい戦いができるのでは」と意気込む。
 子育て中の三角さんは、開発が進む吉川市などについて「新住民が多く、非自民の人も多い」と分析。JR武蔵野線の吉川美南駅や商業施設前などで、教育・子育て支援などをアピールする。自民の派閥裏金事件を批判するほか、銀行勤務の経験を生かし、経済関係の施策も強調している。
 日本維新の会の新人中村梨香さんは高校入学から20代半ばまでを春日部で過ごしたといい、「地元は温かい。まずは春日部での活動に力を入れたい」と話す。
 パワハラ疑惑を告発された兵庫県知事を維新が過去に推薦したことなどで「逆風と感じることもある」というが、「地域は地域で頑張りたい」と自転車で駆け回る。双子の姉の美香さんもサポート。二手に分かれて駅立ちした際には、通行人から「さっきもいなかった?」と声をかけられるなど注目を浴びている。
 共産の新人永堀健さんは昨年、さいたま市議選に岩槻区から立候補し、落選した。だが、今回の選挙では「去年と比べ、岩槻での街頭活動中に手を振り返してくれる人がかなり増えた」と手応えを感じている。
 永堀さんは高校を卒業後、運送業や工場勤務などさまざまな環境で働いてきた経験をアピール。「非正規ではなく、長く雇用するような社会の仕組みが必要」と訴えている。(足立優作)

2798OS5:2024/10/26(土) 11:45:45
https://www.asahi.com/articles/DA3S16066582.html
 ■福岡5区

岡部吉高   42 参政新      建設会社員

松尾嘉三   56 維[比]新    〈元〉県議

堤かなめ   64 立[比]前(1) 〈元〉県議

タコスキッド 48 無新       〈元〉太宰府市議

栗原渉    59 自[比]新〈公〉 〈元〉県議長

 ※届け出順。敬称略。氏名の下は投票日(27日)時点の年齢。比は比例区と重複立候補。カッコ内数字は当選回数。〈 〉内政党は推薦

2799OS5:2024/10/26(土) 11:46:15
 ■公示2日前、急転一本化

 「選挙区は(立憲前職の)堤かなめさん、比例は共産」。21日、福岡県大野城市。共産の比例区用の選挙カーからこんな声が流れた。声の主は同市を含む福岡5区で共産公認で立つ予定だった党地区副委員長の男性だ。

 前回衆院選は、立憲、共産両党の県内での競合は全11選挙区中、2選挙区にとどまった。だが今年9月、立憲代表選への出馬を表明していた野田氏が、安保法制について「すぐに何かを変えるのは現実的ではない」と語ると、共産関係者は猛反発。野田氏の代表就任後の同下旬、擁立済みの4選挙区に加え、5選挙区で追加擁立した。

 共闘の仲立ちを続けてきた市民連合ふくおかの幹部は「(立憲、共産が)両方立てたら全滅だ」と悲鳴を上げた。

 事態が急展開したのは、公示日2日前の10月13日。福岡5区の共産事務所に地元幹部十数人が集まり、一本化を議論した。主戦論も出るなか、地区副委員長が「5区は一本化すれば自民に勝てる」などとして自ら身を引くと訴え、満場一致で立候補見送りが決まった。

 直後、その場に堤かなめ氏(64)が現れ、「市民と野党の共闘を生かして5区での勝利を目指します」と協力を求めた。

 ただ、堤氏の陣営関係者は「共産と一緒に立つと連合に怒られる」。共産と一定の距離を保つという。堤氏を支援する連合福岡の関係者は「一部の構成組織には共産アレルギーがある」と話す。

 福岡5区にはほかに参政の岡部吉高氏(42)、維新の松尾嘉三氏(56)、無所属のタコスキッド氏(48)、自民の栗原渉氏(59)も立候補している。(大下美倫、伊藤未来)

     ◇

 今回、全国に289ある小選挙区のうち、野党候補の一本化ができたのは46にとどまる。穏健保守層への支持拡大を狙う立憲が、共産との共闘に距離を置いた影響が大きい。この判断が吉と出るか凶と出るか。12年衆院選からの「自民一強」に抗するために生まれた「野党共闘」が、大きな節目を迎えている。


 ■福岡5区

岡部吉高   42 参政新      建設会社員

松尾嘉三   56 維[比]新    〈元〉県議

堤かなめ   64 立[比]前(1) 〈元〉県議

タコスキッド 48 無新       〈元〉太宰府市議

栗原渉    59 自[比]新〈公〉 〈元〉県議長

 ※届け出順。敬称略。氏名の下は投票日(27日)時点の年齢。比は比例区と重複立候補。カッコ内数字は当選回数。〈 〉内政党は推薦

2800OS5:2024/10/26(土) 11:47:11
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/457944
激戦4、5区ラストスパート 「総決起」懸命の訴え ぎふ衆院選2024 
選挙
2024年10月26日 05:00

ガンバロー三唱で士気を高める候補者=25日午後、土岐市内

総決起集会で候補者(手前中央)と共に気勢を上げる支持者=23日夜、多治見市内


◆支持者1000人動員も

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 27日投開票の衆院選は大詰めを迎え、県内小選挙区の候補者は各地で総決起集会など大規模な集会を相次いで開いた。激戦区の岐阜4、5区で25日開かれた集会には大勢の支持者が集まり、ラストスパートに弾みをつけた。

 「政治資金の不記載問題に私は一切関与してませんし、関係ないんです」。12選が懸かる自民前職の古屋圭司候補(71)は土岐市の企業駐車場で約200人を前に声をからした。当初は党本部から森山裕幹事長を招く予定だったが、党が派閥裏金問題で非公認とした候補の支部にも公認料と同額の2千万円を支給していたことが発覚。古屋候補は「開いた口がふさがらないような問題。(応援を)お断りしました」と経緯を明かした。自動運転やリニア中央新幹線、道路インフラの整備促進など「実現する政治」を訴え、ガンバロー三唱で士気を高めた。

 猛追する立民新人の真野哲候補(63)の陣営は「ピークを金曜に持ってきているようでは遅い。少しずつ打ち始めた波をうねりに変える契機に」(幹部)と23日夜、多治見市内で総決起集会を開いた。150人近い支持者がほぼ席を埋める中、真野候補は駆け足で入場し客席を一巡。「自民党政権で安心して暮らせるのか、信用していいのか。この衆院選は大きな岐路だ」と叫ぶと「市民と全ての野党を代表し、政権交代ののろしとして命懸けで戦い、勝ち上がる。新たな日本の将来に向け、一緒に走ってほしい」と訴えかけた。

 日本維新の会元職の山田良司候補(64)は総決起集会は開かず「正攻法で立ち向かっていく」と連日、約10カ所で街頭演説を続け、25日も恵那、瑞浪、土岐、多治見市内を回った。

 一方、与野党一騎打ちの激戦を繰り広げる岐阜4区では立民元職の今井雅人候補(62)が25日夕、可児市内で総決起集会を開き、支持者ら約400人が駆け付けた。今井候補は自民党が非公認とした候補の支部にも活動費を支給していた問題を取り上げ「自民党はここまで劣化したのか。日本を立て直すためには政権交代という真の政治改革が必要だ」と訴えた。優勢という報道に「惑わされてはいけない。本当はとても厳しい。なんとか勝たせてください」と力を込め、ガンバロー三唱で悲願の小選挙区での必勝を誓った。

 自民前職の金子俊平候補(46)は前日の24日夜に高山市内で総決起集会を開き約千人を動員。「ここで負けるわけにはいかない。まだ25年は政治家ができる年齢」と力を込めた。陣営は飛騨地域での地盤固めを急いでおり、集会では中山間地の特性も踏まえた人口減少対策や災害対応、道路ネットワークの拡充など地方創生に注力する考えを示し「飛騨を守る。金子俊平にして良かったと思ってもらえるだけの努力をする」と誓った。河野太郎前デジタル相も応援に駆け付け、ガンバロー三唱でボルテージを上げた。

(稲木悠司、小森直人、富樫一平、小森孝美、市原萌子)

2801OS5:2024/10/27(日) 01:43:29
https://www.asahi.com/articles/DA3S16066582.html
(ルポ激戦区 2024衆院選:4)立憲と共産、広がる距離感 「先進区」でも共闘ならず
2024年10月24日 5時00分
 20日、高松城跡近くのホールで立憲民主党ナンバー2の小川淳也幹事長(53)が声を震わせた。「心細くて仕方がない」

 応援で全国を飛び回っているため、この日の地元・高松市の滞在はわずか1時間。ドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」(2020年公開)で一定の知名度を持つが、留守を預かる後援会長が壇上で苦境を代弁した。「野党候補が乱立し、厳しい」

 小川氏と自民党の平井卓也元デジタル相(66)が7回対峙(たいじ)してきた香川1区は、野党共闘の「先進区」だった。

 安保法制施行後の16年参院選の香川選挙区では、民進党(当時)県連代表の小川氏が「野党共闘に勝る大義はない」と奔走。全国32の1人区で唯一、共産党候補を野党統一候補として擁立した。以来、「共闘」は香川1区で浸透。21年には平井氏を2万票差で破った。09年以来2度目の勝利だった。

 だが、今回は共産が10年ぶりに対抗馬を擁立した。候補者の田辺健一氏(43)は16年参院選で野党統一候補として小川氏らが支えた人物。立憲関係者は「恩をあだで返すのか」と怒気を込めた。

 共産も焦燥を抱える。9月、田辺氏の立候補会見に同席した中谷浩一・県委員長の口調は厳しかった。「野党共闘の象徴区で慎重な立場を取ってきたが、立憲の政策的な立場が大きく変わった。今回は一緒にやれない」

 特に問題視するのが、高松港の「特定利用港湾」指定に立憲の地方議員が賛成したことだ。防衛力の強化につなげる政府計画の一環。野田佳彦代表が安保法制の即時廃止に及び腰であることも「擁立判断のとどめ」(関係者)という。

 野党「共闘」から「競合」への変容を歓迎するのが自民の平井氏だ。

 20日夕に農協の集会場で開いた演説会。小川氏の映画について「(自身が)悪代官みたいな描かれ方をした」との恨みをぶちまけた。「調子に乗っていた野党をバラバラにする好機」(陣営関係者)とみて攻勢を強める方針だ。

 同区は他に日本維新の会の町川順子氏(65)、参政党の小林直美氏(50)も立候補している。(大久保貴裕、山田健悟、内海日和)

 ■香川1区

小林直美 50 参政[比]新      党香川県事務局長

田辺健一 43 共新          党香川県常任委員

小川淳也 53 立[比]前(6)    党幹事長

平井卓也 66 自[比]前(8)〈公〉 〈元〉デジタル相

町川順子 65 維[比]新       〈元〉参院議員秘書

2802OS5:2024/10/27(日) 01:44:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6c1beb779bb3af5f4e073a3e8bb6651c7fb1a57
焦点の数字「140」…立憲民主党は議席定数の3割に達するか、野党第1党では2例のみ
10/26(土) 23:12配信

読売新聞オンライン
衆院選は、「与党過半数」を巡って激しい攻防が展開された

 27日に投開票を迎える衆院選は、石破首相(自民党総裁)が勝敗ラインに掲げた「与党過半数の維持」を巡り、自民、公明両党と野党による激しい選挙戦が繰り広げられた。焦点となる数字を検証した。


 与党過半数割れを目標に掲げる立憲民主党の野田代表は26日、石川県輪島市での街頭演説で「激戦区が多いので、一つでも多く議席獲得できるよう頑張りたい」と意気込んだ。

 立民は目標議席を明示していないが、議席増の勢いがあり、定数の3割にあたる140議席に達するかどうかが注目される。

 選挙の結果、野党第1党となった党の議席率が3割を超えたのは、現行制度下では1996年の新進党(156議席、31・20%)と、2003年の民主党(177議席、36・88%)しかない。同年の衆院選は2大政党の流れが強まった選挙と位置づけられ、09年の民主党政権誕生につながったとされる。

 自民が政権復帰した12年以降の4回の衆院選は、野党第1党の獲得議席が2桁台にとどまり、自民の1強時代となった。立民としては、こうした流れに歯止めをかけ、与野党伯仲の状況を作り出したい考えだ。

2803OS5:2024/10/27(日) 01:47:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/8620693d2ed462fa7eaa45e59c14e72d82d2b87c
「もっと下に…下に」“半ケツ”状態でビラ配りのボランティア女性、際どすぎる服装に無所属で出馬する候補は「全然知らなかった」
10/26(土) 18:28配信

NEWSポストセブン
ボランティア女性の服装について話した田淵氏(左、右は女性のXより引用)

 衆議院議員選挙の投開票が10月27日に迫り、どの候補者も一層闘志を燃え立たせている。そんななか、異色の盛り上がり方を見せている陣営がひとつ……。東京26区から無所属で出馬した田淵正文氏(66)だ。【前後編の前編】


 田淵氏は、都内クリニックの院長を務める医師。2016年に初出馬し、これまで当選経験はないものの、希望の党や日本維新の会の公認を受けたこともある。そんな彼の選挙活動を手伝うボランティアの女性たちの服装が、物議を醸している。

「華やかな雰囲気の女性たちがビラ配りをしているのですが、どうにも露出度の高い服装なのです。膝上30センチ以上ありそうな超ミニスカートを履いた女性は、もはやヒップの下半分が見えているような“半ケツ”状態で、ネット上で〈話題作りが下品すぎる〉や〈有権者がコケにされているのだと怒ったほうがいい〉と批判が相次ぎました」(全国紙の政治部記者)

 NEWSポストセブン取材班は10月25日、中目黒で街頭演説をする田淵氏を訪ねた。演説に足を止める人は少なく、聴衆は10人程度だ。選挙カーの上には、田淵氏と黄色いジャンパーを羽織った若い女性が3人。女性たちは田淵氏のすぐ隣に立ってはいるが、特に言葉を交わす様子もなく、あまり親しいようには見えない。演説が終わり、選挙カーから降りてきた彼らを取材した。

「もっと下に、下に…」
 まずは田淵氏に、女性スタッフの服装について聞いた。

──女性たちの露出の多い服装がバズっていますが。

「実は全然知らなかったんですよ。この人たち、来てもらった人たちなので。(超ミニスカートは)スタッフが『もっと下に、下に(引っ張って隠して)』と必死に指示してたらしいですよ(笑)」

──彼女たちが好きな服装で来たということですか?

「服装なんていうのは、こっちで強制できることではないので、それぞれの判断で着てきたということですね。(SNS上の)写真も見て、まぁ〜ちょっと恥ずかしいのもありますけど、我々の若い頃、バブルのときは、ボディコンでタンクトップで、あんなの当たり前だったので。これで『露出が多い』と言われるのかと、時代は変わったという印象ですね。我々の時代を常識とすると、これでそんなに騒がれるのかと」

──選挙管理委員会などから注意はされていませんか?

「聞いていませんね。私がまだ聞いてないだけかもしれないけど」

──服装について、田淵さんがお願いしたのではない?

「そうです」

──スタッフの方はどうやって集めているんですか?

「知り合いから紹介されて、来ていただいたみたいですね。僕が集めたわけじゃないんですよ」

──女性たちはボランティアで来ているということですよね?

「そうです、もちろん」

 あくまで自分が指示したわけではなく、知人を介して集められた女性スタッフたちが自主的に露出度の高い服装を選んだだけだという田淵氏。当の女性たちはどう答えるか――後編記事では、ホットパンツと網タイツ姿で街宣カーに上がっていた女性が話した「田淵氏を支援する理由」や、際どい服装を選んだ理由などについて詳報している。

(後編へ続く)

2804OS5:2024/10/27(日) 02:15:54
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E6%B7%B5%E6%AD%A3%E6%96%87
2013年より自由民主党の都健康増進支部長や二階派の参与を務める[2]。

2016年4月、自民党二階派の宮崎謙介前衆院議員の不倫辞職に伴う衆議院京都府第3区補欠選挙が行われた[3]。田淵は無所属で立候補し落選した[4][5]。

2017年10月、第48回衆議院議員総選挙、比例東京ブロック、希望の党公認で立候補し落選した[6]。

2020年4月、目黒区長選挙に日本維新の会公認で立候補し落選した[7]。

2021年10月、第49回衆議院議員総選挙に東京都第5区から日本維新の会公認で立候補し落選した[8]。

2024年10月、第50回衆議院議員総選挙に東京都第26区から無所属で立候補した。

2805OS5:2024/10/27(日) 02:16:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b181731d008ea3f8bc43601944ea15ebe72e292
焦点の数字「47」…自公は47議席以上減らすと15年ぶりの与党過半数割れに
10/26(土) 23:12配信

読売新聞オンライン
 27日に投開票を迎える衆院選は、石破首相(自民党総裁)が勝敗ラインに掲げた「与党過半数の維持」を巡り、自民、公明両党と野党による激しい選挙戦が繰り広げられた。焦点となる数字を検証した。


 「責任を持って国民の経済を守り、災害から守る。それができるのは自民党、公明党の連立政権しかない」

 首相は26日、東京都小平市の街頭演説で与党への支持を繰り返し訴えた。

衆院選は、「与党過半数」を巡って激しい攻防が展開された

 22〜24日に読売新聞社が実施した調査では、自公両党が総定数465の過半数(233議席)を確保できるかどうかで激しい攻防となっている終盤情勢が明らかになった。自民は、「政治とカネ」の問題を受けて議席を減らす公算が大きくなっており、党幹部は「議席の減少幅を抑え、どこまで踏みとどまれるかが勝負だ」と語る。

 与党の公示前勢力は、自民247議席、公明32議席で計279議席。47議席以上減らした場合に、過半数を割り込む計算だ。仮に自公が過半数割れすれば、野党に転落した2009年以来15年ぶりとなる。

 自民執行部は、政治資金問題で非公認となり、無所属で選挙戦を戦った前議員らが当選した場合、追加公認する方針だ。また、自民と立場の近い無所属候補が当選圏内にいる選挙区も複数あり、こうした候補も当選後に追加公認の対象となる可能性がある。

 選挙結果によっては、追加公認の候補を含めることで過半数に達するというケースも考えられる。

 公明は、候補を擁立した11選挙区の大半で接戦となっており、公明の戦績も与党過半数の成否に大きな影響を与えそうだ。公明の石井代表は26日、北海道砂川市での演説で「自公が引き続き政権をしっかり担っていく」と強調した。

2806OS5:2024/10/27(日) 02:17:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcfd118ef939125c16e8bdcc36dea7b60c4362b3
菅義偉元首相が聴衆とグータッチ 体調不安報道も連日自民候補応援、最終日は党推薦候補の地元に
10/26(土) 17:22配信


日刊スポーツ
 衆院選は26日、27日の投開票を前に、最後の選挙戦が全国で展開された。

 派閥裏金事件に加えて、選挙戦最終盤に裏金事件で非公認となり無所属で戦う前職候補に、党側が公認候補と同額の2000万円を支給していたことが表面化し、強い批判にさらされている自民党は、候補者だけでなく人気の応援弁士が全国を回りながら、最後のお願いに声をからした。

 その1人で、石破茂氏の総理総裁就任後、自民党副総裁に就任した菅義偉元首相(75)は、自身に近い菅原一秀元経産相(62)が立候補している東京9区に応援に入った。マイクは握らなかったが、私鉄の駅前ロータリーに集まった聴衆とグータッチをしながら、言葉をかわした。

 菅氏をめぐっては最近、一部で体調不安を指摘する報道も出ている。一方、菅氏のX(旧ツイッター)によると、今回の衆院選では地元の神奈川だけでなく、首都圏や出身の秋田、また沖縄など、全国の自民党候補の応援に回る様子が連日、投稿されており、この日も健在ぶりをアピールした形になった。

 激戦区の1つとされてきた東京9区では、立憲民主党の前職、山岸一生氏(43)と菅原氏が最終盤も激しく競り合う展開が伝えられている。立民の野田佳彦代表も20日に続いて、この日も山岸氏の応援に入り、支持を訴えた。

 東京9区には、日本維新の会新人の大河内茂太氏(53)、みんなでつくる党新人の大津綾香氏(31)も立候補している。

2807OS5:2024/10/27(日) 02:18:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/397ed40707919f5df99efa93bdc371057546c86e
「2000万円」で自民内に不満「ありがた迷惑」「開いた口ふさがらず」…幹事長の応援断ったという候補も
10/26(土) 11:28配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 自民党が衆院選候補者の党支部に2000万円を支給したことを巡り、党執行部への不満の声が候補者から相次いでいる。公認の有無にかかわらず同額が支出されたことが批判の的となっているためで、選挙戦の最終盤で与党への逆風がさらに強まっている。

【図】終盤情勢が一目でわかる…各党の小選挙区情勢

党本部に返却
 「なぜ選挙期間中に支給を決定したのか、疑問を抱いている。ありがた迷惑な話だ」。政治資金問題で自民党から公認されず無所属で出馬した萩生田光一・元政調会長は24日夜、事務所のX(旧ツイッター)への投稿でこう不満をあらわにした。翌25日には党本部に返金したことを明かし、「無所属候補として正々堂々と戦い抜く」と強調した。

 2000万円の支給は23日に判明した。非公認の候補にも公認候補と同額が「活動費」として振り込まれ、野党は「裏公認料」などと連日追及している。自民はあくまでも支部への支出で、非公認だと「選挙運動に使えない」と主張するが、支部の代表は候補者で、その使い道を後から検証するのは困難とされる。

 石破首相(自民総裁)に近い岩屋外相は25日の記者会見で、「支部の活動は必要だ。党が資金を手当てすることは問題がない」と執行部を擁護したものの、自民内では「選挙妨害だ」などと恨み節が広がる。

 非公認の小田原潔・元外務副大臣も24日、東京都内で記者団に「迷惑だ。親心からかもしれないが、いくら何でもタイミングが悪い」と述べ、返金する意向を示した。党員資格停止の処分を受けている下村博文・元文部科学相と西村康稔・元経済産業相は、いずれも支部長を辞任しているため「資金を受け取っていない」などと説明に追われた。

応援演説断る
 政治資金の問題とは関係ない公認候補からも批判が出ており、古屋圭司・元国家公安委員長は25日、岐阜県土岐市での街頭演説で、「開いた口がふさがらない」と党の対応に不満を述べた。この日に予定していた森山幹事長の応援演説を断ったことも明らかにした。

2808OS5:2024/10/27(日) 02:20:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/b13f9ecdf44d6f83fa98862f05f42a649957a275
石丸伸二氏、国民民主の選挙カーに登壇 「党の応援ではなく…」
10/26(土) 22:37配信

毎日新聞
国民民主党の衆院選の「最後の訴え」でマイクを握る石丸伸二・前広島県安芸高田市長=東京・丸の内のJR東京駅前で2024年10月26日午後7時17分、田中裕之撮影

 7月の東京都知事選で政党の支援を受けずに躍進した石丸伸二・前広島県安芸高田市長が26日夜、衆院選の国民民主党の選挙カーに登壇し、マイクを握った。

【図解で見る 第50回衆院選】

 石丸氏は「皆さんに国民民主党の応援ではなく、大事なメッセージをお届けします。選挙でよく言われる勝ち負けは、本質じゃないんです。その党にとっては勝ち負けもあります。しかし、有権者にとっては、どっちでもいい。ただ唯一負けがあるとするならば、それは投票に行かなかった人がいる状態です。皆さんの力で、この国を動かしてみせてください。皆さんに期待します」と、投票率向上を呼びかけた。

 石丸氏と玉木氏は衆院解散前日の8日、インターネット番組で対談した。玉木氏は記者団に「(石丸氏の登壇は)事前の連絡もなく知らなかった」と説明。「政治に関心を持ってもらう意味では、(石丸氏の)やり方に賛否はあっても、石丸さんの存在は非常に画期的だった」と述べた。石丸氏との連携の可能性については「全く今は白紙です」と語った。【田中裕之】


https://news.yahoo.co.jp/articles/e0408a5b7b858f4345034b877c7a6a1a7e7cc479
石丸伸二氏がサプライズ登場 国民民主党の衆院選ラスト遊説、玉木代表の「前座」で東京駅前に
10/26(土) 22:31配信

日刊スポーツ
石丸伸二氏(2024年7月7日撮影)

 今年7月の東京都知事選で3選された小池百合子知事に次ぐ約150万票を集めた石丸伸二・前広島県安芸高田市長(42)が26日夜、JR東京駅前で行われた国民民主党の玉木雄一郎代表の「マイク納め」となる最終演説に、サプライズ登場した。

 JR東京駅前での「マイク納め」は、都知事選の選挙戦最終日に石丸氏自身が行い、数千人を集めて大きな話題になった。

 選挙カーの上にのぼり「東京都民、石丸伸二です。お久しぶりです。引き続き、完全無所属です」と登場した石丸氏に、聴衆も大きく沸き「石丸コール」が飛び交った。石丸氏は、横浜での遊説を終えて移動中の玉木氏が到着する前に「前座」として登壇。「これから大事な飲み会に行こうと思ったら、人だかりができていた。この場所に選挙カーが止まっていて、何か見覚えがあるなと。待て、ついこの前やったなと。これ、もしかしてパクられてます?」と、自身のラスト演説を振り返りながら聴衆を笑わせた。

 石丸氏は「国民民主党への応援ではない」とした上で「(選挙で)よく言われる勝ち負けは、本質ではない。党や候補者には勝ち負けがあるが、有権者にとっては究極、どっちでもいい」と叫んだ。

 その上で「負けがあるとしたら、投票に行かなかった人がいる状態のこと。今回の選挙は、ちょっと盛り上がりを欠いているかもしれないし、投票率が下がるかもしれないが、これが『負け』です」と訴え、「みなさんに、国民に期待します」と、聴衆に投票に向かうよう呼びかけた。

 今回、大幅議席増の予測も出ている国民のラスト演説にも、石丸氏の都知事選ラスト演説をほうふつとされる大観衆が集まった。

 石丸氏が演説を終えた後、選挙カーに上がった玉木氏は、広場を埋め尽くした聴衆を前に「こんなにたくさんの方に集まっていただけるとは思わなかった」と述べ「石丸さんがありがたいことに顔を出してくれて、いろんな形で選挙に行こう、ということを言ってくれた。あらためて拍手を送りたい」と、石丸氏の登場に謝意を示した。

 その上で「今までは選挙の時は常に前から風を感じてきたが、今回は背中からそよ風を感じている。でも、そよ風では日本は変わらない。私は風に乗ろうとは思っていない。風を作ろうと思っているんですよ!」と述べ、支持を訴えた。

2809OS5:2024/10/27(日) 13:04:08
メモメモ
■公明
・11選挙区中何勝できる?
・石井啓一代表(埼玉14)岡本三成政調会長(東京29)が当選できるか?

■自民
◎安倍派幹部
当選固い 西村康稔(兵庫9) 世耕弘成(和歌山2)
少なくとも比例復活 松野博一(千葉3)
わからん 下村博文(東京11) 萩生田光一(東京24)
落選固い 高木毅(福井2)

◎番狂わせあるかも
平沢勝栄(東京17区)
稲田朋美(福井1区)
武田良太(福岡11区)

◎現役大臣で危ないところ(いずれも比例重複あり)
牧原秀樹(埼玉5区) 
坂井学(神奈川5区) 
伊藤忠彦(愛知8) 
野間健(鹿児島3区)

■立憲
この情勢で小選挙区落選の可能性がある候補
逢坂誠二(北海道8)
海江田万里(東京1)
渡辺周(静岡6)
馬淵澄夫(奈良1)
小川淳也(香川1)

2810OS5:2024/10/27(日) 14:56:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/e231fa43fd7e4754813464d0429b61083941c0b8
維新、「王国」崩せるか 滋賀1区で国民民主を離党、合流の前職と自民前職が最後まで激戦
10/26(土) 7:47配信

産経新聞
激戦となっている滋賀1区の選挙戦

今回の衆院選から小選挙区が4から3に減った滋賀県。県内の衆参の選挙区議席を旧民主党が独占し、「民主王国」と呼ばれた時期もあったが、平成24年以降は自民党が衆院選小選挙区で全勝。一強の様相を呈しているが、前回選では国民民主党、立憲民主党の候補者が比例復活を果たした。ところが今回は、その2人が日本維新の会から出馬。滋賀1区(大津市、高島市)では自民前職と激戦を展開しており、維新が滋賀で初の小選挙区議席を獲得するか注目される。

【リストでみる】夕刊フジが作成した「滋賀・京都・奈良・和歌山全選挙区当落予測」

「維新にとって滋賀は最重点の戦いの一つ。そこに親友とも呼べる斎藤アレックスさんらを迎えることができたことを心強く、うれしく思う」

23日、滋賀入りした維新の藤田文武幹事長はこう語り、維新前職の斎藤アレックス氏(39)への支援を呼びかけた。

斎藤氏は令和3年の前回選で、滋賀1区に国民から立候補。自民前職の大岡敏孝氏(52)に敗れたものの約1万3千票差に迫り、比例復活した。同区はもともと、旧民主で衆院副議長も務めた川端達夫氏の地盤。その流れを継ぎ、連合滋賀などの支援を受けての初当選だった。だが昨年、かつて秘書として仕えた前原誠司氏とともに国民に離党届を出し、教育無償化を実現する会に参加。同会は今月3日に維新への合流を発表し、斎藤氏は維新の公認候補として衆院選に臨んだ。

本拠地・大阪を中心に関西で勢力を伸ばしてきた維新だが、滋賀では平成24年に1人が比例復活したのみ。党勢拡大に弾みをつけるためにも斎藤氏への期待は大きい。

ただ、地元では複雑な心境も渦巻く。維新には斎藤氏のほか、前回選で立民から出馬し比例復活した前職や、元知事で参院議員の嘉田由紀子氏も合流したが、維新の県組織幹部は「これまでバチバチにやってきた相手だ」と困惑気味に語る。

前回、斎藤氏を支援した連合滋賀の幹部は「支援する候補者がいてほしいが、自主投票にせざるを得なかった」と明かす。今回、同区で旧民主系の候補は立たず、連合滋賀が支えてきた旧民主の票の行方が勝敗を左右する可能性もある。同区では最終盤まで、斎藤氏と5選を目指す大岡氏による接戦が続いている。

小選挙区で4連勝中、負けなしの大岡氏だが、今回は派閥パーティー収入不記載事件による自民への逆風に危機感を募らせる。県内には関係した議員はおらず、大岡氏は「その分、改革の先頭に立たなければならない」と訴える。

滋賀1区には共産新人の黄野瀬明子氏(41)も立候補している。(川西健士郎)

▽滋賀1区

黄野瀬明子 41 元県議 共 新
斎藤アレックス 39☆元安保委理事 維 前
大岡敏孝 52☆元環境副大臣 自 前【公】
(届け出順。☆は比例と重複、【】の文字は推薦政党の略称)

2811OS5:2024/10/27(日) 17:40:05
https://mainichi.jp/articles/20241023/k00/00m/010/289000c
自民200議席下回る可能性 選挙区40超で競り合い 終盤情勢調査
毎日新聞
2024/10/23 21:12
 毎日新聞は22、23の両日、第50回衆院選(定数465=小選挙区289、比例代表176)の27日投開票を前に特別世論調査を実施し、取材を加味して終盤情勢を探った。連立政権を組む自民党と公明党は15、16日調査の序盤から失速し、過半数を維持するか微妙な情勢だ。派閥裏金事件の逆風を受ける自民の苦戦が目立ち、単独過半数(233議席)を割り込み200議席を下回る可能性もある。立憲民主党は公示前の98議席から大幅増、国民民主党は議席倍増の勢いだ。




https://news.ntv.co.jp/category/politics/54c0f4d356864f5bb8646e6a7fd74ef4

NNNが衆議院選挙の終盤情勢を分析したところ、自民党は序盤より苦戦の選挙区が増え単独過半数を割り込む可能性が高まっています。公明党も伸び悩んでいて与党で過半数を維持できるかはギリギリの情勢です。

NNNが、読売新聞と今月22日から24日に世論調査を行い、独自の取材も加えて衆議院選挙の終盤情勢を分析したところ、自民党は序盤より苦戦する選挙区が増え単独過半数233議席を割り込む可能性が高まっています。

また、公明党も競り合う選挙区が多く公示前の32議席を減らす見通しで、与党で過半数を維持できるかはギリギリの情勢です。



https://www.fnn.jp/articles/-/777524
自民党200議席超確保も単独過半数に届かない見通し…与党の過半数維持を巡るギリギリの攻防 立憲・国民は大幅増【総選挙後半戦情勢調査】
フジテレビ
あさって投開票の衆議院選挙について、FNNは、きのう全国の接戦区で世論調査を行い、取材を加味して終盤の情勢を探りました。自民党は単独過半数に届かず、与党の過半数維持を巡るギリギリの攻防が続いています。

自民党は、200を超える議席を確保する見通しですが、大阪や北海道のほとんどの選挙区で厳しい戦いを強いられています。選挙区で劣勢となっている閣僚もいて、単独での過半数獲得は厳しくなっています。

公明党は、選挙区の多くで接戦が続いていて、比例での議席数の維持も難しい状況です。全体では公示前の32議席から数議席を減らす見通しです。

2812OS5:2024/10/27(日) 17:44:39
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102600575&g=pol#goog_rewarded
自公「233」維持へ剣が峰 56議席減で過半数割れ【24衆院選】
時事通信 政治部2024年10月26日21時46分配信

 27日投開票の衆院選は、自民、公明両党が定数465の過半数233議席を確保できるかどうかが最大の焦点だ。自民党が非公認候補側に2000万円を支給していたことが選挙戦最終盤に発覚。「政治とカネ」の問題に世論の不信が渦巻き、与党内で危機感が高まっている。

 与党の公示前勢力は、自民党256、公明党32の計288議席。石破茂首相は勝敗ラインを「自公で過半数」に設定している。これに対し、立憲民主党の野田佳彦代表は、自民派閥裏金事件を厳しく追及。与党過半数割れを目標に掲げる。

 自民は2012年以降、14、17、21年の衆院選で単独過半数を確保。仮に、自民が24議席以上減らせば単独過半数割れとなり、自公で56議席以上減らすと与党で過半数を下回る。

 自民は最近4回の衆院選で、衆院の全常任委員会の委員長ポストと委員の半数を確保する「安定多数」と、全委員会で過半数の委員を確保する「絶対安定多数」の議席を上回った。今回の衆院選では、安定多数は244議席、絶対安定多数は261議席だ。

 自民内では、先の総裁選で局面の転換を図り、衆院選の勝利を目指す思惑があった。しかし、衆院解散時期などに関する首相発言の「変節」が批判され、非公認候補側への2000万円支給が自民への逆風を強めた格好だ。与党が過半数を確保した場合でも、首相の求心力に影響する可能性がある。

 与党過半数割れを掲げる野党各党も、自公に代わる政権の枠組みを明らかにはしていない。03年衆院選で旧民主党は177議席を獲得し、09年の政権交代への機運を醸成した。立民ではこうした経緯も念頭に、150議席程度まで上積みできれば、「主導権を確保できる」との声が上がる。

 自民が公約で掲げる憲法改正では、国会発議に必要な議席は、総定数の3分の2に当たる310。公示前勢力では、自民、公明両党と改憲に前向きな日本維新の会、国民民主党を合わせて上回っており、改憲勢力の獲得議席も注目だ。

2813OS5:2024/10/27(日) 17:45:45
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102501110&g=pol
投票率、低水準の見方 上昇なら自民不利か【24衆院選】
時事通信 政治部2024年10月26日07時11分配信


 衆院選の投開票を27日に控え、各党は投票率の動向を注視している。期日前投票の伸び悩みなどで、50%台が続く直近4回と同様、低水準にとどまるとの見方が強い。自民党にとっては、派閥裏金事件の逆風を受ける中、投票率の上昇は不利に働きそうだ。

 「選挙期間中にこんなに情勢が動くのは初めてだ」。自民幹部は25日、困惑した様子でこう語った。

 総務省が21日に発表した期日前投票の中間状況(小選挙区)は、16〜20日で467万1503人。前回の2021年衆院選の同時期と比べて17.56%減となった。内閣発足から26日後の投開票は戦後最短で、投票所の入場券発送が間に合っていないことが影響したもようだ。

 裏金事件を巡っては、自民が非公認の候補側に2000万円を支給したことが判明し、世論の批判は一段と強まっている。同党が下野した09年衆院選の投票率は69.28%。投票率の上昇は政権批判票の増加につながることが予想され、党関係者は「有権者が怒りの投票行動を起こすかどうかだ」と気をもむ。

 一方、公明党関係者は「自民支持層には、立憲民主党へ投票できないという人も多い。棄権が増え、投票率は下がるのではないか」との見通しを示す。

 善戦が伝えられる立民は投票率を上げようと世論喚起に懸命だ。野田佳彦代表は25日、千葉県鎌ケ谷市で記者団に「関心を持ってもらうことが極めて大事だ。今まで以上に声を張り上げ、訴えなければならない」と強調した。

 日本維新の会は、本拠地の大阪以外の地域について「投票率を上げないと勝てない」(幹部)と懸念。共産党幹部は「有権者の関心の高さは感じるが、投票行動に結び付くかは分からない」と述べた。

2814OS5:2024/10/27(日) 18:36:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bf372bd52832c5e3becbefdfba4cd18caf12859
【開票直前予想】与党敗北「石破退陣」で囁かれる「次期首相」の意外な名前…高市早苗の対抗馬は誰なのか
10/27(日) 17:36配信
SmartFLASH
石破茂首相(写真・JMPA)

 10月27日に投開票がおこなわれる総選挙。与党である自民党と公明党は大幅に議席を減らすことが確実視されている。発足間もない石破茂政権の弱体化を受けて、今後の政局はどうなるのか。


 本誌は「インサイドライン」編集長の歳川隆雄氏、政治アナリストの伊藤惇夫氏、元朝日新聞政治部デスクの鮫島浩氏に話を聞いた。

 ポイントとなるのは、来年予定されている都議選、参院選だと鮫島氏は言う。

「少なくとも現時点で、『石破じゃ選挙を戦えない』というのが、自民党の主流派にも反主流派にもはっきりしました。あとは、すぐに辞めさせるか、参院選までに辞めさせるかの問題でしょう」

 伊藤氏もタイムリミットは参院選だという。

「自民党敗北の大きな要因を作ったのは森山(裕)幹事長。早期解散を言いだしたのも、一時、裏金議員も全員公認と言い出したのも、非公認候補に2000万円を配ったのも、すべて森山氏です。どこまで石破首相の責任を問えるかという問題はありますが、来年の参院選まで持つか持たないかという話でしょう」

 現実味を帯びてくる石破首相の退陣。では、次期首相は誰が有力なのか。

 まず名前があがるのが、9月の総裁選挙で決選投票まで進んだ高市早苗氏だ。衆院選挙期間中、全国を応援演説で飛び回り、高市氏は「次」を見据えた動きを見せている。だが、自民党内では、応援演説人気と反比例するように “高市アレルギー” が広がっている。

「次の総裁選も、高市氏は出馬すると思います。ただ、総裁選で高市氏を支持した旧安倍派議員の多くは総選挙で落選し、高市勢力が大きく減るのは間違いない。さらに、大きく議席を減らした自公与党が過半数割れした場合、立憲民主党など野党との連携が国会対策上重要になり、総裁選でも大きな争点となるでしょう。立憲には高市氏への拒否感が強い。これも、高市氏にはマイナス要因です」(鮫島氏)

伊藤氏も党内情勢を考えると「次の首相」は難しいと分析する。

「次の総裁選も、国会議員票がカギになります。(自民党の)参議院議員の間では、“高市嫌い” がとくに多いので厳しいでしょう」

 歳川氏も、自民党内での “高市アレルギー” を指摘する。

「党内で、高市氏に対して抵抗を感じている議員は多い。前回の総裁選のときのように、“高市命” で支援する議員も20人前後いたわけですが、今回の選挙で厳しい結果になりそうな人ばかりです。また、総裁選の決選投票で高市氏に入れた麻生(太郎)最高顧問の思惑もあります。麻生氏は参院選前が勝負だと考えていて、高市氏を再び担ぐにしても準備をして臨みたいと考えています」

こうした情勢で、反主流派の有力候補にあがるのが茂木敏充前幹事長だ。本人は「どうしても首相をやりたい」と周囲に漏らしているという。

「総裁選後、麻生氏が茂木氏と会って『冷や飯の食い方を教えてやる』と話したそうです。麻生氏は、茂木氏が総裁選に出たら、高市氏にも出馬させて『決選投票になったら組む』という構図も考えているようです」(鮫島氏)

対する主流派は、岸田文雄前首相が誰を推すかで決まるという。

「小泉進次郎氏は、9月の総裁選で『まだ若い』と批判されて惨敗したことを受け、今回は出馬を見送るのではないでしょうか。後見人の菅(義偉)副総裁の力にも陰りが見えます。岸田氏は再登板への意欲を持っているようですが、さすがに辞めたばかりで今回は無理でしょう。そうなると、本命は、主流派の真ん中にいる旧岸田派ナンバー2の林芳正官房長官になります。林氏は財務省に近く、立憲民主党との連携も進めやすい。主流派は高市阻止の観点からも林氏擁立でまとまるのではないでしょうか」(同前)

 来春に向け、有象無象が動きだした。

2815OS5:2024/10/27(日) 19:20:08
https://smart-flash.jp/sociopolitics/310895/1/1/#google_vignette石破首相、裏金議員の非公認で “負け犬の遠吠え” 続々…「ひとりだけ裏切りやがって」槍玉にあげられる旧安倍派サラブレット
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.10.10 17:16 最終更新日:2024.10.10 17:16

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石破首相、裏金議員の非公認で “負け犬の遠吠え” 続々…「ひとりだけ裏切りやがって」槍玉にあげられる旧安倍派サラブレット
【写真あり】旧安倍派から一身に恨みを買っている政界サラブレット福田達夫氏
総裁就任決定でみせた石破茂氏の “にんまり顔”(写真・長谷川 新)



 10月9日、衆議院が解散した。27日投開票に向け、2週間の熱い選挙戦が始まるーー。



 石破茂首相は、いわゆる裏金議員について「原則公認」「重複立候補あり」の方針だったが、世論の猛反発を受けて、6日、突如方針を転換。4月に処分を受けた議員について、萩生田光一元政調会長ら一部議員を非公認とし、また、裏金があった議員について比例名簿への記載をやめる方針を打ち出している。



「方針転換の背景には、選挙対策委員長になった小泉進次郎さんの進言があったと説明されており、小泉さんに新任祝いとして “花” を持たせた形です。



 当然、ほぼ狙い撃ちとなった旧安倍派の議員は猛反発していますが、離党して新党を結成できるわけもなく、“負け犬の遠吠え” にすぎません。そもそも裏金議員の公認については、世論の反発も大きく、当たり前の措置といえるでしょう」(政治部記者)



【関連記事:「選挙が終わったら石破おろしだ」萩生田光一氏ら “非公認” 組が激昂「裏金議員」がたくらむ衆院選後の “倒閣” 運動】



 もっとも、いまもっぱら旧安倍派議員らの “恨み” の対象になっているのは、福田達夫幹事長代行という。



 福田幹事長代行は、祖父が福田赳夫元首相、実父が福田康夫元首相という当選4回めのサラブレッド。岸田文雄前首相が党総裁に当選した2021年10月の総裁選後は、当時、当選3回めで異例の総務会長に抜擢されている。



 先の総裁選では、世代交代を掲げて立候補したコバホークこと小林鷹之元経済安保担当相を擁立した立役者でもあり、旧安倍派が存在していれば、間違いなく派閥の後継候補の1人だった。だがーー。



「あの人は石破さんに投票しましたからね。決選投票で石破さんに投票した旧安倍派の議員は、実名がわかっているだけで10人。ただ、旧安倍派の議員で石破さんに投票した人のほとんどは、『推薦人になっていた候補者が石破さんを選んだから』という理由です。



 しかし、福田さんの場合、彼が推薦した小林さんは高市(早苗・前経済安保相)さんに投票している。つまり “裏切りの投票” をしたわけです」



 こう憤るのは、当選同期の旧安倍派の議員だ。



「そもそも論から言えば、小林氏を擁立したことが、結果的に旧安倍派をバラバラにする行為となりました。高市さん支持派と一本化するかどうか、という協議にも応じる様子を見せませんでしたから。



 総裁選の決選投票では、小林さんや陣営の誰に諮ることもなく、石破さんを選んでいます。旧安倍派内では、福田さんは “菅さんの手駒になった” ともっぱらです」



 福田氏が務めることになった「幹事長代行」とは、安倍元首相が党総裁に復帰した2012年に菅義偉元首相がついた党の要職である。



「総裁以外では幹事長、党四役に続く序列なので、“出世” ですね。まさに論功行賞の結果でしょう。一方、高市さんも小林さんも、総務会長、広報委員長をそれぞれ辞退しています。『1人だけ裏切りやがって』と、彼にやっかみが集中するのは仕方のないことです」(政治部記者)



 福田氏は本当に石破氏に “裏切り” の投票をしたのか。本誌が福田事務所に確認すると「投票先は非公表です」とのことだった。



 真相は闇の中だが、はたしてーー。

( SmartFLASH )

2816OS5:2024/10/27(日) 20:41:27
これは政局になりますね

JNN
181自民
027公明
208与党系

159立憲
035維新
027国民


FNN
184自民
025公明
209与党系

161立憲
037維新
027国民

2817OS5:2024/10/27(日) 21:17:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/91be765c61b43490fc228cc3da328808a5cc1632
民放各局の衆院選出口調査 与党議席数に局間で大きな差 フジはれいわ5倍の大躍進予想
10/27(日) 20:54配信

デイリースポーツ
 フジテレビ

 第50回衆議院議員選挙の投開票が27日、行われた。投票終了の午後8時には民放各局が出口調査による各党の予想獲得議席数を発表。与党の自民・公明の獲得数は最多で227議席、最少で198議席と大きな差が生まれた。

 最も少なかった日本テレビ系は、自民174議席、公明24議席の計198議席。最も多かったテレビ朝日系は自民200議席、公明27議席の227議席と予測。その他はTBS系が自民181議席、公明27議席の208議席、フジテレビ系が自民184議席、公明25議席の209議席テレビ東京系が自民186議席、公明25議席の211議席とほぼ同数だった。

 その他の党は、立憲民主党が142〜161議席と若干のばらつきを見せたが、ほぼ同数の予測。またフジテレビ系のみが、れいわ新選組の獲得議席を改選前の3議席の5倍となる15議席として大躍進を予想した。

 衆院選の出口調査を巡っては、前回の2021年のテレビ各局の調査結果が実際の投票結果と大きな差異があったことで話題となっていた。

2818OS5:2024/10/27(日) 21:51:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e416c45d3cf2cfac77818f4d5c7463df1e6cb61
米、日本政治流動化に懸念 安保連携遅滞も、自民過半数割れ
10/27(日) 21:30配信


共同通信
 【ワシントン共同】米国は衆院選で自民党が単独過半数を割ることが確実となったことで、日本政治が流動化する可能性があるとして注視している。従来の自民党中心の政治が不安定になれば、自衛隊と米軍の連携強化など安全保障政策の推進が遅滞するとの懸念もある。

 米ブルームバーグ通信は27日、石破茂首相が政権を維持できたとしても防衛費増額のための増税の実行などは容易ではなくなり、ポピュリスト的な政策に向かう可能性があると指摘した。

 バイデン政権はインド太平洋地域で軍事圧力を強める中国を念頭に日米同盟を重視。対北朝鮮で日米韓3カ国の連携も進めており、改善した日韓関係の維持を望んでいる。


https://news.yahoo.co.jp/articles/db9fc15115e4515a2fdff68dcd6b3cd510e6b9f3
韓国速報、石破首相「短命も」 「責任論につながる可能性」
10/27(日) 21:03配信
共同通信
街頭演説で、有権者に支持を訴える自民党総裁の石破首相=26日午後、東京都調布市

 【ソウル共同】韓国メディアは27日、衆院選で自民党の単独過半数確保が困難になったとの見方を一斉に速報した。大手紙朝鮮日報は「石破茂首相の責任論につながる可能性が高く、党内支持基盤の弱い石破氏が短命首相に終わりかねないとの見方もある」と伝えた。

 韓国では今月就任した石破氏に対し、日本の戦争責任などに触れた以前の発言から「前向きな歴史認識」を持っているとの好意的評価があった。

2819OS5:2024/10/27(日) 23:40:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/147c60df134d9c012e730709caf5759b432b541b
【落選確実】武田良太元総務大臣(56)落選確実 裏金問題で比例復活なし 維新の新人(55)が当選確実に【福岡11区】
10/27(日) 22:59配信
RKB毎日放送
RKB毎日放送

27日投票が行われた衆議院選挙で、福岡11区から出馬した元総務大臣で、自民党・前職の武田良太氏(56)の落選が確実となりました。

福岡11区には、自民党の前職で元総務大臣の武田良太氏のほか、日本維新の会の新人と社民党の新人のあわせて3人が立候補していました。

RKBが投票所で実施した出口調査や、これまでの取材を加味して分析した結果、日本維新の会の新人・村上智信氏(55)の当選が確実となりました。

このため、比例復活のない自民党前職・武田良太氏(56)の落選が確実となりました。

武田氏は、派閥から受けた寄付金1926万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、1年間の党の役職停止処分を受け、比例との重複は認められませんでした。

武田氏は、2003年の衆院選から7回連続で当選を果たし、菅内閣では総務大臣を務めていました。

RKB毎日放送

2820OS5:2024/10/27(日) 23:54:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7c303b6e476e446691526d3228f97e71ef3d655
自民・武田良太氏が福岡11区で落選の見込み 裏金問題で逆風
10/27(日) 23:46配信

朝日新聞デジタル
武田良太氏

 元総務相、二階派事務総長で自民前職の武田良太氏が、福岡11区で落選の見込み。

 裏金問題に関与したとして党役職停止1年の処分を受け、逆風の中での選挙だった。2003年の総選挙で初当選して以来、7期連続で小選挙区で当選していたが、今回は維新新顔と激しい戦いになるとの予想もあり、選挙戦後半は応援演説で全国を飛び回ることを控え、ほぼ地元に張り付いて活動していた。比例重複立候補はしていない。







福岡11区
□21年
武田良太 53 自由民主党 前 75,997票
村上智信 52 無所属   新 40,996票
志岐玲子 68 社会民主党 新 19,310票

□17年
武田良太 49 自由民主党 前 81,129票
村上智信 48 希望の党  新 42,335票
竹内信昭 64 社会民主党 新 22,822票

2821OS5:2024/10/27(日) 23:54:57


https://news.yahoo.co.jp/articles/08149eb23ebaa4213c741014be848bbff9eb82ec
裏金問題で処分の自民・元総務大臣が大接戦 対立する新人候補を応援する地元首長も 【福岡11区】
10/25(金) 16:12配信


RKB毎日放送

27日は衆議院議員選挙の投票日です。

自民党の政治とカネをめぐる問題が大きな争点となっている今回の選挙。

【写真を見る】衆院選福岡11区 裏金問題で大接戦 大番狂わせはあるのか

福岡11区では、裏金問題で処分を受けた自民党の元総務大臣と元官僚の新人が激しい接戦を繰り広げています。

■自民・武田良太候補 冒頭で謝罪

自民・前武田良太候補(56)「今回自民党から発した事案により、国民の政治不信を招くに至りましたことを本当に心から申し訳なく思っております」

20日、福岡県行橋市で党の謝罪から演説を始めていたのは8回目の当選を目指す自民党・前職の武田良太候補です。

派閥から受けた寄付金1926万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で1年間の党の役職停止処分を受け、比例との重複は認められませんでした。

応援のため地元を空けることが多かったこれまでの選挙戦から一転、今回は選挙区内を回っています。

■情勢報道後に緊急協議

選挙情勢について「競り合う」「互角の戦い」と報じられた17日の夕方。

RKB 江里口雄介記者「大任町の永原町長の姿が見えます。選挙事務所に入っていきます」

選挙事務所には大任町の永原譲二町長ら陣営関係者が集まり、緊急の協議が開かれました。

■因縁のあの人物も応援に

福岡11区で過去4回、激しく議席を争った因縁がある元衆議院議員の山本幸三氏も応援に駆けつけました。

山本幸三 元衆議院議員「かつてはこの11区で最も激しく戦ったライバルでありますけど今では最も仲の良い盟友なんです」

■「戦えば戦うほど猛烈な逆風」

武田候補に、厳しい戦いになっているのか尋ねたところ・・・

自民・前武田良太候補(56)「いつもと変わりません。それは横一線って書いたところは横一線と思ってるだけでね。しっかり結果は出します」

さらに23日には公明党の幹事長の応援も受けるなど、最近では見られなかった戦いとなっています。

自民・前武田良太候補(56)「戦えば戦うほど猛烈な逆風を感じる選挙であります。何と戦っているのか分からない重い空気が漂う」

■元官僚の新人「クリーンな政治約束する」

武田候補と激しく競り合っているのが、3度目の国政挑戦となる元経済産業省の官僚で日本維新の会・新人の村上智信候補です。

維新・新 村上智信候補(55)「お金をかけない政治。クリーンな政治を実現することをお約束します」

■大票田の2市トップは新人を応援

11区に3つある市のうちの2つ、田川市と豊前市の市長が応援に駆けつけました。

豊前市 後藤元秀 市長「今回の選挙で一番の争点は皆さん政治とカネですよね。どうですか。やっぱり政治とカネ、ここまでやるのか」

去年4月、武田候補が推す前職を破って当選した田川市の村上卓哉市長は…

田川市 村上卓哉 市長「1年半前にこの田川市で巻き起こした旋風。あの風を今度は国政に向けて起こしていただきたい」

村上候補は、「古い政治をやめる」として「クリーンな政治、わかりやすい政治の実現」を訴えます。

維新・新 村上智信候補(55)「政治とカネの問題、そしてこの地域の活性化、この2つを訴えたい。最後の最後まで精一杯走り抜きたいと考えています。まだ追いついていないと思っています」

■社民・新人は「無責任な政治変える」

社民党の新人・志岐玲子候補は、裏金問題をはじめ政治への信頼・政治への希望を失わせた自民党の責任は大きいとしたうえで、失われた責任を取り戻したいと訴えます。

社民・新志岐玲子候補(71)「自民党の政治に対して怒りを持ってあるんだと思います。説明すると言いながら詳しい説明がなされずに、説明するといったらそれが説明したことになるようなそんな無責任な政治を変えていかなきゃならない」

前回は同じ3人が立候補し自民党前職の圧勝だった福岡11区。

今回は一転、裏金問題を象徴する選挙区として有権者の判断に全国的な注目が集まっています。

RKB毎日放送

2822OS5:2024/10/28(月) 00:03:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/d033cf033d84f4e3af367a414e55cccdc02fbb8a
自民非公認の萩生田光一氏、立憲民主の有田芳生氏に勝利
10/28(月) 0:00配信

スポーツ報知
萩生田光一氏

 自民党派閥裏金事件を受けて党から非公認となった萩生田光一元自民党政調会長が、東京24区で当選確実となった。地元への利益誘導を強調しながら票の流出を食い止めようと苦心した成果が実った。裏金問題での不記載額が2728万円、取りざたされている旧統一教会問題のこともあり、逆風が吹き荒れる選挙戦だったが、当選6回の盤石地盤は揺るがなかった。

 今回の選挙戦で萩生田氏が取ったのは、大量の応援演説戦術だった。非公認での無所属出馬にもかかわらず、萩生田氏の選挙区には様々な自民党関係者らが来訪。高市早苗氏、茂木敏充氏ら総裁選に出馬した大物らが次々と選挙区内で演説、旧安倍派を中心とした「反石破勢力」を超結集させた。安倍首相夫人の安倍昭恵氏は集会でスピーチ。さらに維新前代表の松井一郎氏まで「友達だから」という理由で選挙区入りした。実現しなかったものの、陣営関係者によると、岸田文雄前首相にも依頼の声を掛けていたという。

 一方で、街頭演説では「自民党の萩生田じゃなく八王子の萩生田」と訴え、地元の道路事情の改善などの利益誘導を強調。地縁のない対抗馬の有田氏らとの違いを聴衆に植え付け、裏金事件を希薄化するべく躍起になった。

 打撃となったのが、選挙戦終盤の「自民党が公認の有無にかかわらず党支部に2000万円を支給していた」との一部報道だった。世間のイメージで裏金議員の筆頭格と見なされている萩生田氏にとっては致命的。25日に慌ててXで、自身が代表の党支部に支給された2000万円を返金したと明らかにした。

 選挙前、陣営関係者は「こちらがどれだけ説明しても、裏金や旧統一教会との悪い評判は一生はぬぐえない」と現状を嘆いていた。

 様々な悪評をはねのけ、萩生田氏は「裏金衆院選」と評された衆院選を耐えきった。

報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/d14e86e299b22379066dc63eb0fddb46b138c48a
萩生田光一氏、衆院東京24区で当選確実 裏金事件で自民非公認
10/27(日) 23:59配信

毎日新聞
萩生田光一氏

 東京24区では、自民党の派閥裏金事件を受けて非公認となった無所属前職の萩生田光一氏(61)が、立憲新人の有田芳生氏(72)ら5人を破り、7選を確実にした。強い逆風を受けたが、「どぶ板選挙」に徹して激戦を制した。


 経済産業相や党政調会長を歴任し、安倍晋三元首相の最側近として派閥を支えた萩生田氏。党の中枢を歩んできたが、今回は政治資金収支報告書の不記載の影響で公示直前に非公認が決まり、「今までで一番厳しい選挙」(陣営幹部)となった。

 選挙戦では連日、企業の朝礼回りや駅立ちをこなし、街頭演説ではおわびを繰り返した。有田氏を念頭に「批判のために来た野党候補は(選挙区の)八王子市の何を知っているのか。私は八王子の土になる。覚悟が違う」と強調。小学校の少人数学級化など、閣僚としての実績や地元への貢献を訴え、逆風をはねのけた。

 有田氏は萩生田氏への「刺客」を宣言し、裏金問題や、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と萩生田氏の関係を激しく批判。「不公正な政治を八王子から変えよう」と訴えたが、乱立した他の野党候補とも競合し、政権批判票を取り込みきれなかった。【野倉恵、加藤昌平、飯田憲】

2823OS5:2024/10/28(月) 00:22:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a8e608524d72e449be7a20a8062ffbe17348a0f
神奈川20区落選の甘利明氏「すべて私の責任」国替え「当選13回の新人」どぶ板も及ばず
10/27(日) 23:44配信

産経新聞
落選が確実となり、支援者らに陳謝する甘利明氏(左)=令和6年10月27日夜、相模原市南区

自民党前職の甘利明元幹事長(75)は神奈川20区で、立憲民主党新人の大塚小百合氏(44)に敗れ、落選した。小選挙区の区割り改定で新設された神奈川20区に「国替え」して挑んだ甘利氏。なじみの薄い有権者に顔を売り込むため、経済産業相や自民選対委員長などの要職を歴任した重鎮ながら「当選13回の新人」と称し、必死に地元を回る〝どぶ板選挙〟に徹したが、議席を失うことになり、「すべて私の責任。申し訳なく思う」と支援者に頭を下げた。報道陣からの質問には応じなかった。

27日夜、相模原市南区の甘利氏の事務所では、限られた支援者のみが開票の行方を見守った。午後10時過ぎ、立民大塚氏の当選確実が伝えられると、甘利氏は固い表情で姿を現し、「私の選挙史上でも、関係者全員が最も懸命にやってもらった選挙。これ以上できないというところまでやっていただき、感謝している」と声を絞り出した。

また、応援演説に駆けつけた小林鷹之元経済安全保障担当相らを念頭に「後輩の議員も大勢応援に駆けつけてくれたが、期待に応えられず申し訳ない」と述べた。

甘利氏は比例代表候補の「73歳定年制」に該当し、重複立候補しなかった。退路を断った戦いに敗れ、昭和58年の初出馬以来、初めて議席を失った。今後の政治活動については「冷静になって、そして関係者の皆さんとしっかり相談させていただき、今後判断していく」と言葉少なに語った。(山沢義徳)

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb9cad2cbf2812d34a23dc6f7da1b4f5be3c37da
落選確実の自民・甘利明氏「全て私の責任」 選挙区「国替え」実らず
10/27(日) 23:40配信


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毎日新聞
落選が確実となり、支援者に感謝の言葉を述べる甘利明氏(手前)=相模原市南区の事務所で2024年10月27日午後10時24分、松浦吉剛撮影

 神奈川20区は自民前職のベテラン、甘利明氏(75)が、立憲新人の大塚小百合氏(44)に敗れ、落選が確実になった。新設区に国替えした甘利氏は「当選13回の新人」と称し、選挙区内をこまめに回った。だが党への逆風もあって支持を広げられなかった。

【笑顔、悲壮… 与野党幹部は悲喜こもごも】

 甘利氏は落選の一報が入ると午後10時25分ごろ、相模原市南区の事務所で支援者らに「私の選挙史上、関係者全員が最も懸命に、これ以上できないくらいやってくれた。感謝している。全て私の責任。申し訳ない」と話し、深々と頭を下げた。今後については「冷静に相談して判断する」と述べるにとどめた。

 前回選は旧13区で立候補。13区は区割り変更で海老名市が別の選挙区に移り、政治家として縁のない横浜市瀬谷区が編入された。そのため、中選挙区時代に地盤とし、祖母の実家があった「古里」の相模原市南区を含む20区に国替え。地元の首長から支援を受け、経済の活性化を訴えていた。

 党幹事長として臨んだ前回選は都市再生機構(UR)を巡る金銭授受問題を抱えて立憲新人に競り負け、比例で復活当選した。今回は比例候補に適用される党内ルール「73歳定年制」で重複立候補ができず、「背水の陣」の選挙だったが14選を阻まれた。【佐藤浩】

2824OS5:2024/10/28(月) 00:29:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/db7a98177565a1b608ac3f782a115514c4d22dce
維新は全国政党化に課題残す 本拠地・大阪以外で花付け進まず
10/28(月) 0:08配信

毎日新聞
開票状況を受けて記者会見に臨む日本維新の会の馬場伸幸代表=大阪市北区で2024年10月27日午後9時9分、長澤凜太郎撮影

 日本維新の会は27日夜、大阪市内のホテルに設置した「開票センター」で、馬場伸幸代表や吉村洋文共同代表らが開票の行方を見守った。午後8時すぎ、本拠地・大阪の選挙区で公認候補の「当選確実」が次々伝えられると、馬場代表がボードに書かれた候補者の名前に花を付けた。

 維新は今回の衆院選で「野党第1党」と「与党過半数割れ」の目標を掲げた。また、全国政党化を進めるため、全289小選挙区への候補擁立を目指したが、早期解散の影響などもあり、163選挙区への擁立にとどまった。今回も大阪以外の選挙区では花付けが進まず、全国政党化には引き続き課題を残した。

 大阪の19選挙区では「背水の陣で臨むことを有権者に示す」として、擁立が遅れた大阪9区を除く18選挙区で比例代表との重複立候補を認めなかった。28日朝にかけて、比例代表を含めた党の獲得議席が確定する。議席数は衆院選後に行われる予定の代表選や、他党との距離感に影響する可能性がある。

 維新内部からは「主要野党が議席を伸ばし、維新が独り負けとなれば、執行部の結果責任は避けられない」との声も上がる。

 一方、馬場氏は選挙戦最終日の26日、地元・堺市でのマイク納め後、報道陣の取材に「もし、与党が過半数割れすれば、大きな目標を達成したと言える」と予防線を張った。

 また、馬場氏は過去に「立憲(民主党)はたたきつぶす」「(共産党は)日本からなくなったらいい」などと他の野党を激しく攻撃。一方で、「第2自民党」を自任し、一時は自公両党と連立政権を組む可能性を排除しない考えも示していた。

 ただ最近は、自民派閥の裏金事件を受けて「今の状況では一緒にやっていくことは不可能」と語り、公明とは今回の衆院選で全面対決するなど、立ち位置が難しくなっている。【東久保逸夫、鈴木拓也】

2825OS5:2024/10/28(月) 00:43:43
公明石井啓一代表落選

メモメモ
■公明
✕石井啓一代表(埼玉14)
◎岡本三成政調会長(東京29)

■自民
【安倍派幹部】
 ◎西村康稔(兵庫9)  無所属
 ◎世耕弘成(和歌山2) 造反無所属
 ◎松野博一(千葉3)
 ◎萩生田光一(東京24)
 ✕下村博文(東京11)  
 ✕高木毅(福井2)

【番狂わせあるかも】
 平沢勝栄(東京17区)
 ◎稲田朋美(福井1区)
 ✕武田良太(福岡11区)

◎現役大臣で危ないところ(いずれも比例重複あり)
□牧原秀樹(埼玉5区) 
?坂井学(神奈川5区) 
□伊藤忠彦(愛知8) 
□野間健(鹿児島3区)

■立憲
この情勢で小選挙区落選の可能性がある候補
◎逢坂誠二(北海道8)
?海江田万里(東京1)
◎渡辺周(静岡6)
?馬淵澄夫(奈良1)
◎小川淳也(香川1)

2826OS5:2024/10/28(月) 00:47:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cab42fe5a916506e2cb659219738120e7698989
落選確実の下村博文氏「自民党は『制度疲労』」 裏金逆風に不満も
10/27(日) 23:06配信


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毎日新聞
支援者に頭を下げる下村博文氏=東京都板橋区で2024年10月27日午後8時20分、梅村直承撮影

 東京11区では、裏金事件で自民の公認を得られず、無所属で出馬した元文部科学相の下村博文氏(70)が、立憲元職の阿久津幸彦氏(68)に敗れ、落選が確実となった。1996年以来、9期連続当選を果たしてきたが、「政治とカネ」の問題への逆風に耐えられなかった。


 「本当かよ……」「ああー早いねえ」。投票終了直後の午後8時過ぎ、テレビで阿久津氏の「当選確実」が流れると、板橋区の事務所に集まった約20人の支援者からはうめくような声が漏れた。

 下村氏は裏金事件で旧安倍派の元事務総長として党員資格停止1年の処分を受け、非公認となり比例代表への重複立候補も認められなかった。

 事務所に到着した下村氏は「本当に申し訳ございません」と目を潤ませながら頭を下げた。敗因については、「まさに『政治とカネ』の問題。私の不徳の致すところで、信頼を取り戻すべく朝から晩まで訴えてきたが力及ばずだった」と硬い表情で振り返った。

 前回選では他の自民候補の応援で全国各地を回ったが、今回は自民都議や区議らと連日区内を遊説。支援者宅を1軒ずつ回る「おわび行脚」も実行し、衆院解散までに8000軒以上足を運んだ。

 だが、選挙戦の終盤、共産党機関紙「しんぶん赤旗」の報道で、非公認候補が代表を務める党支部に対し、党本部が2000万円を支給していたことが明らかになり、野党から「また裏金か」などと一斉に批判を受けた。

 下村氏は、自身の党支部は既に解散しており、2000万円は受け取っていないとしたうえで、「いわゆる『裏金議員』ということで私も同じように(受け取ったと)見られ、ものすごくマイナスになった」と不満をにじませた。

 自民は選挙前から大幅に議席を失うこととなった。下村氏は「あらゆる部分で制度疲労が起きているということ。抜本的な自民党の出直しと信頼回復に向けて、私自身もゼロから始めていきたい」と述べた。終始表情をこわばらせたまま、支援者と握手を交わし、10分あまりで事務所を後にした。

 猛烈な逆風を生む要因となった裏金事件を巡っては、党本部の方針が選挙に影響したと自民関係者からは恨み節が漏れる。

 自民は公示直前の9日、裏金事件に関係した12人を公認しないことを決定した。公認を得られずに無所属で立候補した陣営の関係者は「党員からも『今回は投票できない』とはっきり言われる。そういう場面に毎日出くわす。これまでの選挙とは明らかに違う」と語った。

 石破茂首相は、非公認の候補が勝ち上がれば追加公認する可能性を示唆していた。これについて、別の非公認候補の陣営関係者は「党の処分は甘んじて受け入れるが、トカゲのしっぽ切りのように切られた後に『勝ち残ったら、戻してあげます』なんてバカにしている」と憤りをあらわにする。

 ある自民関係者は「非公認でも各地を奔走して相手の背中が見えてきた候補もいたのに、党本部に後ろから撃たれた。『自民党は結局、そういう体質なのか』と言われれば、公認候補への影響も大きい」と嘆いた。【朝比奈由佳、春増翔太、野倉恵、山下俊輔】

2827OS5:2024/10/28(月) 00:47:52
https://www.tokyo-np.co.jp/article/362905
下村博文元文科相が落選確実…「申し訳ありません」おわび繰り返す 東京11区は立憲・阿久津幸彦氏
2024年10月27日 21時56分
 27日投開票の衆院選で、東京11区は、自民派閥の裏金問題で党員資格停止1年の処分を受け、無所属での出馬となった元文部科学相の下村博文さん(70)が落選が確実となった。「政治とカネ」問題の逆風に押され、9期にわたり守り抜いてきた議席を失った。
◆「連日、朝から晩まで訴えたが、力が及ばなかった」
 午後8時、NHKが立民元職阿久津幸彦さん(68)の当選確実を伝えると、下村さんの板橋区内の事務所では20人ほどの支援者から「くそー」という声が漏れた。天を仰いだり、唇をかんだりしていた。
支持者に握手を求め、「すみませんでした」と頭を下げる下村博文さん=27日、東京都板橋区で(西川正志撮影)

 20分後、下村さんが事務所に姿を見せると「申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた。支援者一人一人と握手をしながら「すみません」「申し訳ありません」とおわびを繰り返した。
 「まさに政治と金の問題で、1年間の党員資格停止の中で、無所属で戦わざるを得なかった」とし、「信頼を取り戻すため、連日、朝から晩まで訴えたが、力が及ばなかった。不徳の致すところ」と語った。
 報道陣に「このタイミングでの総選挙をどう受け止めているか」と問われると、「石破総理が決めたので、私がコメントする立場にありません」と述べた。
 政治への信頼を失墜させた裏金問題に有権者の厳しい目が向けられる中、下村さんは街頭演説で自ら触れた。「丁寧な説明をし、信頼を回復したい」と訴え、ホームページで1円以上の支出まで記載した政治資金収支報告書を公開するなど透明性をアピールした。
 公示前に自ら支援者宅を8000軒以上回るなどして、熱心な支援者の支持固めにも奔走。9期連続当選を支えた強固な組織も一枚岩となってフル回転した。それでも「裏金の本質は脱税」「汚い政治はまっぴらだ」と訴える立民の阿久津さんの勢いは止まらず、押し切られた。
   ◇
◆板橋で「自民以外の勝利」は初…阿久津氏喜び
 阿久津さんは午後8時過ぎにテレビで当選確実が報じられ、板橋区の事務所に現れると見守った支援者から大きな拍手が起こった。
当選を確実にし、支援者と握手する阿久津幸彦さん(右)=東京都板橋区で(増井のぞみ撮影)

 阿久津さんは「小選挙区開始から初めて、ついにこの板橋、東京11区で自民党以外の政党の候補者が議席を取りました。本当に皆さんのおかげです。ありがとうございました」と声を張り上げた。
 報道陣の取材に「物価高の話がかなり深刻。ここ板橋では、政治とカネの問題が一番大きなテーマだった。選挙中、自民党や下村さんへの厳しい批判があった」と説明。「敵失があったが、その受け皿として、東日本大震災の時の政府の現地対策本部の責任者としての経験がある私への安心感があったのではないか」と語った。(西川正志、増井のぞみ)

2828OS5:2024/10/28(月) 06:16:06
■■■■大阪維新自民■■■■■■
合計15選挙区
 ・大阪1区(4人)
◎井上英孝 53 党選対代行 維前(4)
✕大西宏幸 57☆元防衛政務官自元(2)
  共産:竹内祥倫 参政:宮出千慧

 ・大阪2区(5人)
◎守島正  43 元大阪市議 維前(1)
✕左藤章  73 元防衛副大臣自元(5)■重複なし(自民73歳定年制)
  共産:小川陽太 参政:藤田美季 無所属:堀内孝雄

 ・大阪4区(5人)
◎美延映夫 63 元大阪市議 維前(2)
✕中山泰秀 54 元防衛副大臣自元(5)■重複なし(自民不記載問題)
□清水忠史 56☆元大阪市議 共元(2)
         参政:黒川洋司 無所属:寺川幸生栄

 ・大阪7区(4人)
◎奥下剛光  49 元議員秘書 維前(1)
✕渡嘉敷奈緒美62☆元環境副大臣自元(4)
  共産:川添健真 参政:池上和日子

 ・大阪8区(5人)
◎漆間譲司 50 元府議   維前(1)
✕高麗啓一郎44☆元豊中市議 自新 
△平岩征樹 44☆元貝塚市議 国新 
  共産:平川節代 参政:谷浩一郎

 ・大阪9区(5人)
◎萩原佳  47☆公認会計士 維新 ■重複あり
✕東田淳平 41☆元商社員  自新 
  社民:長崎由美子 参政:片岡真 無所属:磯部和哉

 ・大阪10区(3人)
◎池下卓  49 元府議   維前(1)
✕加納陽之助44 元国交省職員自新 ■重複なし(自民不記載問題)
△尾辻かな子49☆元参院議員 立元(1)
  共産:(無) 

 ・大阪11区(3人)
◎中司宏  68 元府議   維前(1)
✕大辻沙耶 29☆元会社員  自新  
  共産:北尾学 

 ・大阪12区(3人)
◎藤田文武 43 党幹事長  維前(2)
✕北川晋平 37☆会社役員  自新 
  共産:太田徹 

 ・大阪13区(4人)
◎岩谷良平 44 党副幹事長 維前(1)
✕宗清皇一 54 元復興政務官自前(3)■重複なし(自民不記載問題)
△八幡愛  37☆タレント  れ新 
  共産:宝井晃美

 ・大阪14区(4人)
◎青柳仁士 45 党国際局長 維前(1)
✕塩川憲史 35☆元府議   自新 
  共産:内藤耕一 参政:栄井蘭菜

 ・大阪15区(4人)
◎浦野靖人 51 元府議   維前(4)
△島田智明 54☆元市長   自新 
✕松浦武志 61☆元議員秘書 立新 
  共産:仲川学

 ・大阪17区(3人)
◎馬場伸幸 59 党代表   維前(4)
✕岡下昌平 49☆元内閣政務官自元(2)
  共産:沢田久美子

 ・大阪18区(4人)
◎遠藤敬  56 党国対委員長維前(4)
✕内田隆嗣 45☆元鳥取県議 自新 *公明推薦なし(なぜ?)
  共産:馬場英樹 参政:松岡能礼

 ・大阪19区(3人)
◎伊東信久 60 医師    維前(3)
✕谷川とむ 48 元総務政務官自前(3)■重複なし(自民不記載問題)
  共産:北村みき 参政:

2829OS5:2024/10/28(月) 06:17:01
■■■■公明維新(大阪兵庫)■■
合計4選挙区
 ・大阪3区(5人)調査なし維>公
◎東徹   58 元参院議員 維新
✕佐藤茂樹 65 元党国対委長公前(10)
✕萩原仁  57☆元会社役員 立元
  共産:渡部結 無所属:中条栄太郎

 ・大阪5区(5人)調査なし維>公
◎梅村聡  49 医師    維新
✕国重徹  49 元総務政務官公前
△大石晃子 47☆党共同代表 れ前(1)
 共産:宮本岳志 参政:石橋篤史

 ・大阪6区(5人)調査なし維>公
◎西田薫 57 元府議   維新
✕伊佐進一49 元厚労副大臣公前
✕福留陽子55☆元会社員  立新
  共産:渡司考一 参政:月足舞子

 ・大阪16区(3人)維=公=立
◎黒田征樹 44 元堺市議  維新
✕山本香苗 53 元厚労副大臣公新
△森山浩行 53☆元党副幹事長立前(3)
  共産:(無)

2830OS5:2024/10/28(月) 06:17:54
https://mainichi.jp/articles/20241027/k00/00m/010/159000c
維新が本拠地・大阪で初の「完全制覇」 全19選挙区で当選確実
毎日新聞
2024/10/28 01:09
 日本維新の会は衆院選で、大阪府内の全19選挙区に擁立した公認候補の全員が当選確実になった。

 府外の各地で苦戦を強いられる展開だったが、強固な地盤を築く本拠地では初の「完全制覇」になる見通しだ。

 維新は2021年の前回選、府内で擁立した15選挙区で全勝。今回は15選挙区に加え、長らく協調関係にあった公明党の前職らがいる4選挙区にも対抗馬の候補者を擁立。府内全19選挙区の独占を狙った。

 維新はこれまで看板政策だった「大阪都構想」の実現を目指し、公明から協力を引き出す見返りに公明が議席を守ってきた4選挙区への擁立を見送ってきた。

 しかし、都構想を巡る2度の住民投票は否決され、維新が昨春の統一地方選で大阪府と大阪市の両議会で初めて過半数を獲得すると関係が一転。今回は衆院選では初となる全面対決の構図だった。


 維新の母体は、14年前に橋下徹・元大阪市長や松井一郎・元大阪府知事らが創設した地域政党「大阪維新の会」だ。

 大阪維新は党勢を拡大し、今も大阪府市の首長ポストをおさえ、府市両議会では過半数を占めている。政令市の堺市も含めて府内の20自治体の首長を輩出し、多くの地方議員が所属する。


 ただ最近は、大阪府箕面市長選(8月)や府議補選(9月)での公認候補の敗北などが相次いだ。府内の「維新1強」に陰りが見え始めていたが、与党が自民党派閥の裏金事件をはじめとする「政治とカネ」問題の対応で批判にさらされる中、結果的に維新に票が流れたとの見方もある。【二村祐士朗、木島諒子】

2831OS5:2024/10/28(月) 06:19:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4c23115a1c64ad661483278a866c564991e8499
維新にも“逆風”? 大阪完全制覇でも吉村洋文氏「一歩外れると…」
10/28(月) 1:50配信

毎日新聞
開票状況を受け、当選確実になった候補者の名札をかける日本維新の会の馬場伸幸代表(右)と吉村洋文共同代表=大阪市北区で2024年10月27日午後9時2分、長澤凜太郎撮影

 日本維新の会は大阪の全19小選挙区で初めて議席を独占した。ただ、府外では伸び悩み、全国政党化への課題を残した。


 「大阪では受け皿になったが、全国では及ばなかった」。馬場伸幸代表や吉村洋文共同代表らは27日夜、大阪市内のホテルで記者会見に臨み、終始硬い表情で選挙戦を振り返った。

 午後9時から始まった会見の冒頭、馬場氏と吉村氏は小選挙区で当選確実となった候補者の札をボードに掲げて写真撮影に応じたが、笑顔はなかった。

 維新は今回、「野党第1党」と「与党過半数割れ」を目標に掲げ、全国の289小選挙区中、163選挙区に候補を擁立した。

 馬場氏は会見で、「議席数は増えたり減ったりするものだ」と重ねて強調。主要野党の中で維新が独り負けなら執行部の責任を問う声も党内にあり、「右肩上がりは無理だ。そんな政党はない。負け惜しみで言ったり、虚勢を張ったりしているわけではない」と理解を求めた。

 2021年の兵庫知事選で維新が推薦した斎藤元彦前知事によるパワハラ疑惑の影響を問われると、「あったかどうか分からないが、私たちはぶれていないし、きちっと対応してきた」と断言した。

 吉村氏は選挙戦を「逆風」と表現。「積極的に支持されているというよりは(自民の)裏金のおかしなやり方に対し、大阪では受け皿になり得た。ただ、大阪を一歩外れると、立憲民主や国民民主の方が期待値があった」と総括した。

 馬場氏はかつて「第2自民党」を自任し、一時は自公両党と連立政権を組む可能性を排除しない考えも示していた。しかし、この日の会見では「政治とカネの問題がクリアにならない以上は自公与党を信用するわけにはいかない」と述べた。立憲民主や国民民主との連携については、「外交・安保、エネルギー政策、憲法で党内はまとまっていない。そういうところをサポートはできない」と否定した。【東久保逸夫、鈴木拓也】

2832OS5:2024/10/28(月) 06:23:53
■■■■その他公明■■■■■■■
合計7選挙区
 ・北海道10区(2人) 
✕稲津久  66 元厚労副大臣公前(5)
◎神谷裕  56☆元議員秘書 立前(2)
  共産:(無)

 ・埼玉14区(5人) 
✕石井啓一 66 公 前《10》党代表
◎鈴木義弘 61 国 前《3》党幹事長代理
✕加来武宜 43 維 新 弁護士
  共産:苗村京子 無所属:関根和也 
 
 ・東京29区(5人) 
◎岡本三成 59 党政調会長 公前(4)
✕木村剛司 53☆元墨田区議 立元(1)
✕樽井良和 57☆元参院議員 国元(1)
✕海老沢由紀50☆元大阪市議 維新 
  共産:鈴木賢一

 ・愛知16区(4人) 
✕犬飼明佳 52 元県議   公新 
△松田功  56☆元議員秘書 立元(1)
◎福田徹  42☆医師    国新 
  共産:松崎省三


 ・兵庫2区(5人)
◎赤羽一嘉 66 元国交相  公前(9)
△阿部圭史 38☆医師    維新 
✕船川治郎 57☆会社役員  立新 
  共産:武内由美子 参政:瀬尾英志 

 ・兵庫8区(6人)
✕中野洋昌  46 元経産政務官公前(4)
△徳安淳子  62☆元県議   維新
  共産:小村潤 参政:油谷聖一郎 
 れい:八幡オカン みん:林マリアゆき


 ・広島3区(4人)
◎斉藤鉄夫 72 国交相   公前(10)
△東克哉  43☆理学療法士 立新 
  共産:高見篤己 無所属:玉田憲勲

2833OS5:2024/10/28(月) 06:24:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/f176b0adb09d58a3dce2f6104ebf41f484b52aac
代表落選、選挙区中心に苦戦 「裏金」推薦も影響か 公明【24衆院選】
10/28(月) 3:26配信

時事通信
落選確定後、リモートで支援者にあいさつする公明党の石井啓一代表=28日未明、埼玉県草加市

 公明党は衆院選で、公認候補を擁立した各地の小選挙区を中心に苦戦を強いられた。

 比例代表との重複なしに小選挙区(埼玉14区)に初挑戦した石井啓一代表も落選。辞任は不可避の見通しで、態勢の立て直しが急務となる。


 石井氏は28日未明、党本部と地元の選挙事務所をテレビ電話でつなぎ、集まった支援者らに「私の力不足で勝利を得られなかった」と陳謝。「痛恨だ。この思いを忘れずに新たに出発したい」と強調したが、記者団の問いかけには応じず、足早に立ち去った。

 これに先立つ27日夜のNHK番組で、石井氏は「自民党の不記載問題が連立を組む私どもに対しても大変厳しい状況になっている」と指摘。自民による非公認候補側への2000万円支給問題も「選挙に大きな影響を与えた」と振り返った。

 公明は、小選挙区候補11人の全勝と比例代表23議席以上の確保を目指したが、達成できなかった。日本維新の会と初の全面対決となった関西は、大阪の4選挙区で全滅。党内からは「自民の問題に巻き込まれた」(関係者)と恨み節も漏れる。

 ただ、公明自身も「裏金候補」35人を推薦しており、有権者から「共犯」(立憲民主党の野田佳彦代表)とみられたとの見方が出ている。「クリーンな政治」をアピールしてきた経緯もあり、西田実仁幹事長はBS朝日番組で「全く影響がなかったとは言えない」と述べた。

2834OS5:2024/10/28(月) 06:25:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ed590e470dbfbbd0af180740b9cc6af1ff1c63c
大敗の公明衝撃、代表交代も「体制立て直し」 全面対決の大阪では小選挙区全敗
10/28(月) 2:39配信

公明党は、連立を組む自民党の派閥パーティー収入不記載事件に伴う与党への逆風で厳しい戦いを強いられ、衆院埼玉14区で初めて小選挙区の戦いに挑んだ石井啓一代表をはじめ、前職が続々と落選確実となった。石井氏は先月28日に代表に就任したばかりで、党に衝撃が走った。

山口那津男前代表は28日、党本部で記者団の取材に応じ、石井氏落選に伴う代表交代を念頭に「党の体制を立て直していかざるを得ない」と述べた。

石井氏は比例代表への重複立候補を見送り、背水の陣で選挙戦に臨んでいたが及ばなかった。27日のNHK番組で、自民が非公認とした候補が代表を務める政党支部に活動費2千万円を支給した問題に言及。「選挙資金になると誤解されてしまったことは(結果に)大きな影響を与えたのではないか」と述べた。

日本維新の会との全面対決となった大阪府、兵庫県には石井、山口両氏らが応援に入ったが、大阪では佐藤茂樹副代表が落選した3区など全選挙区で維新候補に敗れた。(長橋和之)

2835OS5:2024/10/28(月) 06:27:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/c13f31be8b9ad6419f5315cc7dc72e970b49a9fa
公明・石井代表が落選 2009年の太田氏以来、自民裏金が波及
10/28(月) 1:23配信
毎日新聞
ラジオ局のインタビューを終え、会場を後にする公明党の石井啓一代表=東京都新宿区で2024年10月27日午後10時40分、新宮巳美撮影

 公明党の石井啓一代表が埼玉14区で敗れ、落選した。現職閣僚では自民党の小里泰弘農相と牧原秀樹法相がいずれも小選挙区で敗れ、比例復活できずに落選した。


 公明の代表落選は、旧民主党政権が誕生した2009年衆院選で太田昭宏氏が落選して以来15年ぶり。自民の裏金問題が連立政権を組む公明にも大きな打撃となった形だ。

 石井氏は比例北関東からの転出で、初の小選挙区での戦いだった。政治改革を訴え、国民民主党の前職、鈴木義弘氏と接戦を繰り広げたが逆風をはね返せなかった。

 公明は候補を擁立した11小選挙区で、いずれも比例代表との重複立候補をしておらず、比例復活はない。石井氏は15年間代表を務めた山口那津男氏の後を引き継ぎ、9月に代表に就任した。

 小里農相は鹿児島3区で立憲民主党前職の野間健氏に、牧原法相は埼玉5区で立憲元代表の枝野幸男氏にそれぞれ敗れた。伊藤忠彦復興相(愛知8区)も小選挙区で敗北したが比例復活した。

 複数の現職閣僚が小選挙区で敗北したのは民主党政権が下野した12年衆院選以来。自民の現職閣僚が落選するのは、00年衆院選の玉沢徳一郎農相と深谷隆司通商産業相(現経済産業相)以来となる。【野間口陽】

2836OS5:2024/10/28(月) 06:29:35
■■■■安倍派幹部■■■■■■■
合計6選挙区
 ・千葉3区(4人)
◎松野博一 62 元官房長官 自前(8) 
△岡島一正 66☆元予算委理事立元(3)
  共産:加藤和夫 無所属:大薄裕也

 ・東京11区(5人)
✕下村博文 70 元文科相  無前(9)*公明推薦なし
◎阿久津幸彦68☆元首相補佐官立元(4)
✕大豆生田実58☆元足利市長 維新 
  共産:伊波政昇 無所属:斎藤孝幸

 ・東京24区(6人)
◎萩生田光一61 元経産相  無前(6)*公明推薦なし
△有田芳生 72☆元参院議員 立新 
✕浦川祐輔 31☆弁護士   国新 
✕佐藤由美 52☆元都議   維新
  共産:(無)   参政:與倉さゆり 無所属:畑尻文夫

 ・福井2区(5人) 
✕高木毅  68 元復興相  無前(8)
✕山本拓  72 元農水副大臣無元(8)*公明推薦なし
◎辻英之  54☆元大学教授 立新
✕斉木武志 50☆元県議   維元(2)
  共産: 小柳茂臣 

 ・兵庫9区(4人)
◎西村康稔 62 元経産相  無前(7)
△橋本慧悟 35☆元県議   立新 
✕加古貴一郎61☆元国交省職員維新 
  共産: 高田良信 78 
 
 ・和歌山2区(5人) 
✕二階伸康 46☆元議員秘書 自新*公明推薦なし
◎世耕弘成 61 元経産相  無新
✕新古祐子 52☆元和歌山市議立新 
  共産: 楠本文郎 諸派:高橋秀彰

2837OS5:2024/10/28(月) 06:31:14
■■■■非公認■■■■■■■■■
合計5選挙区
 ・埼玉6区(4人)
✕中根一幸 55 元外務副大臣無前(5)*公明推薦なし
◎大島敦  67☆元総務副大臣立前(8)
✕細谷美恵子64☆元行田市議 維新 
  共産:秋山もえ

 ・埼玉13区(6人)
✕三ツ林裕巳69 元内閣府副大臣無前(4)
◎橋本幹彦 28☆元航空自衛官国新 
✕中原由棟 33☆元農水省職員維新 
△高井崇志 55☆党幹事長  れ元(3)
  共産:沢口千枝子 諸派:橋本勉(元民主)

 ・東京17区(4人)
◎平沢勝栄 79 元復興相  無前(9)*公明推薦なし
△円より子 77☆元参院議員 国新
△猪口幸子 68☆医師    維新 
  共産:新井杉生

 ・東京21区(4人)
✕小田原潔 60 元外務副大臣無前(4)*公明推薦なし
◎大河原雅子71☆元参院議員 立前(2)
✕山下容子 65☆元都議   維新 
  共産:(無)  参政:森裕一 

 ・新潟2区(3人)
✕細田健一 60 元経産副大臣無前(4)*公明推薦なし
◎菊田真紀子55☆元外務政務官立前(7)
✕井上基之 44☆社会福祉士 維新 
  共産:(無)

2838OS5:2024/10/28(月) 06:40:54
■■■■重複不可不記載■■■■■
合計24選挙区
 ・北海道5区(3人)
✕和田義明 53 元内閣副大臣自前(3) 
◎池田真紀 52☆社会福祉士 立元(1) 比例名簿1位>>2396
  共産:鈴木龍次 

 ・青森3区(4人) ■保守分裂
✕木村次郎 56 元防衛政務官自前(2)
✕其田寿一 38 元議員秘書 無新 
◎岡田華子 44☆弁護士   立新 
✕長坂淳也 48☆コンビニ店長維新
  共産:(無)  

 ・岩手3区(2人)
✕藤原崇  41 元党青年局長自前(4)
◎小沢一郎 82☆党選対役員 立前(18)
  共産:(無)  

 ・宮城3区(2人)
✕西村明宏 64 元環境相  自前(6)
◎柳沢剛  61☆元民放アナ 立新  共産:(無)  
  共産:(無) 

 ・福島1区(2人)
✕亀岡偉民 69 元復興副大臣自前(5)
◎金子恵美 59☆元復興政務官立前(3)
  共産:(無)  

 ・栃木3区(3人) ■保守分裂
◎簗和生  45 元文科副大臣自前(4)
✕渡辺真太朗31 元銀行員  無新 
✕伊賀央  60☆元豊岡市議 立新 
  共産:(無)  

 ・埼玉9区(4人)
✕大塚拓  51 元財務副大臣自前(5)
◎杉村慎治 48☆元議員秘書 立新 
✕近藤秀将 46☆行政書士  維新 
  共産:猪股嘉直

 ・神奈川16区(5人)
✕義家弘介 53 元法務副大臣自前(4) 
◎後藤祐一 55☆党国対代理 立前(5) 
✕□伊左次美江63☆オペラ歌手 維新 
  共産:山本瑞恵 無所属:吉村勝男

 ・東京1区(9人)
✕山田美樹 50 元環境副大臣自前(4)
◎海江田万里75☆元衆院副議長立前(8)
✕音喜多駿 41☆党政調会長 維新  
  共産:中野顕 参政:桜井祥子 みん:高木寛史
  諸派:新藤伸夫 無所属:新垣宏 無所属:佐藤沙織里

 ・東京7区(4人)
✕丸川珠代 53 元五輪相  自新  *公明推薦なし
◎松尾明弘 49☆弁護士   立元(1)
✕小野泰輔 50☆元熊本副知事維前(1)
  共産:(無)    参政:石川友梨香

 ・新潟5区(2人)
✕高鳥修一 64 元農水副大臣自前(5)
◎梅谷守  50☆元県議   立前(1)
  共産:(無) 

 ・富山1区(5人)
◎田畑裕明 51 元総務副大臣自前(4)
△山登志浩 44☆元江南市議 立新 
✕浅岡弘彦 61☆元県議   維新 
✕吉田豊史 54 元県議   無前(2)維新除名>>145
  共産:青山了介

 ・石川1区(6人)
◎小森卓郎 54 元総務政務官自前(1)
✕荒井淳志 30☆元新聞記者 立新 
△小竹凱  26☆党県青年局長国新 
✕小林誠  47☆元金沢市議 維新 
  共産:村田茂 無所属:藤原徳英 

 ・福井1区(5人)
◎稲田朋美 65 元防衛相  自前(6)
△波多野翼 39☆元越前市職員立新 
✕西山理恵 48 元勝山市職員無新 立憲離党>>2072
  共産:金元幸枝 無所属:田中こはる

 ・長野1区(3人)
✕若林健太 60 元外務政務官自前(1)
◎篠原孝  76☆元農水副大臣立前(7)
✕若狭清史 44☆会社役員  維新 
  共産:(無) 

 ・長野5区(3人)
◎宮下一郎 66 元農水相  自前(6)
✕福田淳太 30☆元新聞記者 立新 
  共産:後藤荘一

 ・愛知7区(3人)調査なし国>自
✕鈴木淳司 66 元総務相  自前(6)
◎日野紗里亜36☆会社役員  国新 
  共産:鈴木弘一 

 ・愛知12区(4人)
✕青山周平 47 元文科副大臣自前(4)
◎重徳和彦 53☆党政調会長 立前(4)
✕中川博登 46☆元議員秘書 維新 
  共産:関久一

2839OS5:2024/10/28(月) 06:41:08
 ・兵庫3区(4人)
◎関芳弘  59 元経産副大臣自前(5)
△向山好一 67☆党県幹事長 国元(1)
△和田有一朗60☆元県議   維前(1)
 共産:加藤健二 
 
 ・愛媛2区(3人)
✕井原巧  60 元経産政務官自前(1)
◎白石洋一 61☆元銀行員  立前(3)
✕梶野耕佑 40☆元海運会社員維新 
  共産:(無) 

 ・福岡4区(6人)■保守分裂
◎宮内秀樹 62 元農水副大臣自前(4)
✕吉松源昭 56 元県議   無新 
△許斐亮太郎50☆元NHK職員国新 
△阿部弘樹 62☆元県議   維前(1)
  社民:宗晶子 参政:行平佳弘

 ・福岡11区(3人)
✕武田良太 56 元総務相  自前(7)推(公)
◎村上智信 55☆元経産省職員維新
  社民:志岐玲子

 ・長崎2区(4人)
◎加藤竜祥 44 元国交政務官自前(1)
△山田勝彦 45☆元議員秘書 立前(2)
✕横田朋大 37☆元党職員  維新 
  共産:(無)  参政:高木聡子 

 ・大分2区(3人)
✕衛藤征士郎83 元衆院副議長自前(13)推(公)
◎広瀬建  50 元会社員  無新 
△吉川元  58☆党国対副委長立前(4)
  共産:(無) 


□□□自民当選固いところ□□□□
合計5選挙区

 ・群馬4区(3人)
◎福田達夫 57 元党総務会長自前(4)
✕山田博規 65☆医師    立新 
  共産:萩原貞夫

 ・埼玉8区(4人)自=立
◎柴山昌彦 58 元文科相  自前(7)
△市来伴子 47☆元杉並区議 立新 
✕市野一馬 40☆行政書士  維新 
  共産:平井明美 

 ・石川2区(3人)
◎佐々木紀 50 元国交政務官自前(4)
✕小山田経子46☆行政書士  立新 
  共産:坂本浩

 ・愛知15区(5人)
◎根本幸典 59 元国交政務官自前(4)
△小山千帆 49☆川口市議 立新 
✕関健一郎 46☆元NHK記者維元(1)
✕辻恵   76☆弁護士   れ元(2)
  共産:高木繁 

 ・三重4区(3人)
◎鈴木英敬 50 元内閣政務官自前(1)
✕青沼陽一郎56☆作家    立新 
  共産:中川民英

2840OS5:2024/10/28(月) 06:43:38

■■■■重複不可73歳定年制■■■
合計7選挙区
*当選固い議員は除く

 ・千葉6区(6人)自=立
✕渡辺博道 74 元復興相  自前(8)  
◎安藤淳子 48☆元県議   立新 
△藤巻健太 41☆元議員秘書 維前(1)
  共産:浦野真 社民:原田義康 参政:原田慎太郎

 ・神奈川1区(5人)立=自
✕松本純  74 元防災相  自元(7)  
◎篠原豪  49☆元横浜市議 立前(3)
✕浅川義治 56☆元横浜市議 維前(1)
  共産:蓮池幸雄 参政:伊東万美子

 ・神奈川10区(4人)調査なし自>立
◎田中和徳 75 元復興相  自前(9)  
✕鈴木光貴 42☆会社役員  立新 
△金村龍那 45☆党副幹事長 維前(1)
  共産:片柳進 

 ・神奈川20区(3人)立=自
✕甘利明  75 元党幹事長 自前(13) 
◎大塚小百合44☆社福法人理事立新 
✕金子洋一 62☆元参院議員 維新  
  共産:(無)

 ・愛知11区(3人)自=国
✕八木哲也 77 環境副大臣 自前(4)
◎丹野みどり51☆元民放アナ 国新 
  共産:植田和男 

 ・広島5区(3人)立=自
✕小島敏文 74 元復興副大臣自前(4)
◎佐藤公治 65☆元参院議員 立前(4)
  共産:猪原真弓

 ・徳島2区(4人)自>飯泉 ■保守分裂
◎山口俊一 74 元沖北相  自前(11)
✕飯泉嘉門 64 元知事   無新 *国民推薦>>1986
✕祝聡   55☆元歯科技工士維新 
  共産:浜共生

■■■■その他未公認重複不可■■■■■
合計3選挙区
 ・福島3区(3人)調査なし立>自
✕上杉謙太郎49 元外務政務官無前(2)*公明推薦なし
◎小熊慎司 56☆党県代表  立前(4)
  共産:唐橋則男
  *菅家一郎出馬断念→比例単独上杉謙太郎が出馬へ

 ・東京9区(4人)立>自
✕菅原一秀 62 元経産相  無元(6)>>2276復党
◎山岸一生 43☆元新聞記者 立前(1)
✕大河内茂太53☆元宝塚市議 維新
  共産:(無)  みん:大津綾香
  *今村洋史 非公認のため出馬断念

 ・愛知5区(5人)立=自
✕神田憲次 61 元財務副大臣自前(4)*公明推薦なし
◎西川厚志 55☆元県議   立新
✕岬麻紀  55☆元フリーアナ維前(1)
  共産:江上博之 保守:田中克和
  *岡本康宏(自民)出馬断念>>2309

2841OS5:2024/10/28(月) 06:44:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/196fd367b242427036f87beee40b34b2d158171a
派閥裏金事件関与の46人中28人が落選 涙の丸川氏「もう一度スタートが…」 下村氏、高木氏らも
10/28(月) 6:30配信

スポニチアネックス
午後10時過ぎ、支援者の前に姿を現した丸川氏(撮影・藤山 由理)

 27日投開票の衆院選で、自民党派閥裏金事件に関係した前議員ら46人は世論の逆風を受けて厳しい戦いを強いられ、28人が落選した。


 派閥裏金事件の影響はあまりに大きかった。自民党は、公認を巡り、比例代表との重複立候補を認めなかった裏金候補の選挙区を中心に苦戦した。選挙戦終盤には非公認候補が代表を務める政党支部に「活動費」名目で2000万円を支出していた問題も発覚し、最後のダメ押しとなった。

 非公認で無所属出馬となった下村博文氏(東京11区)や高木毅氏(福井2区)らが相次いで涙をのんだ。公認を得られても比例代表との重複立候補は認められず、小選挙区で敗北した丸川珠代氏(東京7区)らの落選も決まった。

 開票速報開始直後に敗戦が伝えられた丸川氏は、約2時間後に登場。イメージカラーの赤い服は着ず、濃紺のスーツと白いブラウスで登場。目の周りを腫らし「力不足と痛感」と述べ、今後については「自民党のバッジは着いていませんが、一員であることに変わりはない。もう一度スタートが切れるよう地域の方と力を合わせたい」と話し、会場を後にした。

 非公認となった10人のうち、高木氏と共に旧安倍派の有力者「5人組」と呼ばれた萩生田光一氏(東京24区)と西村康稔氏(兵庫9区)、旧二階派の平沢勝栄氏(東京17区)は当選した。この他、非公認となった上杉謙太郎氏(福島3区)、中根一幸氏(埼玉6区)、三ツ林裕巳氏(埼玉13区)、小田原潔氏(東京21区)、細田健一氏(新潟2区)の5人は落選した。

 5人組の一人、世耕弘成氏(和歌山2区)は離党勧告処分を科されて離党後、参院からくら替えして無所属で立候補。裏金事件を受け不出馬を決めた二階俊博元幹事長の三男で自民公認の伸康氏を破った。

 公認されたのは34人。閣僚経験者の西村明宏氏(宮城3区)、鈴木淳司氏(愛知7区)、旧二階派の武田良太氏(福岡11区)らは落選した。5人組の一人である松野博一氏(千葉3区)や、福田達夫氏(群馬4区)、柴山昌彦氏(埼玉8区)、稲田朋美氏(福井1区)、宮下一郎氏(長野5区)らは当選した。

 女性問題を報じられて離党、議員辞職後に無所属出馬した宮沢博行氏(静岡3区)も落選した。

2842OS5:2024/10/28(月) 06:45:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/939d2bd120ddbabdfae2396a9bd3a714fdbee402
甘利明元幹事長は立民新人に惨敗 政界引退の可能性も神奈川20区
10/28(月) 4:30配信


スポニチアネックス
甘利明氏

 神奈川20区に出馬した自民前職の甘利明元幹事長(75)は、立民新人の大塚小百合氏(44)に惨敗した。

 前回は比例復活し議席を守ることができたが、75歳の甘利氏は比例代表重複立候補に党が定めた「73歳定年制」があるため、今回は重複立候補ができず。経済産業相や党選対委員長などを歴任した当選13回の重鎮がこのまま政界を去る可能性も浮上した。

 幹事長在任中だった21年の衆院選では旧神奈川13区で当時の立民新人に敗北。16年に週刊文春が金銭授受疑惑を報道し、そのダーティーな印象を払拭できなかった。その後、比例で復活当選したものの幹事長は辞任した。

 今回は新設された神奈川20区からの出馬となったが選挙戦では苦戦が続いた。演説を行っても集まる人はまばら。20日には小泉進次郎選対委員長が応援に駆けつけたが、聴衆は甘利氏そっちのけで小泉氏にスマホを向け続けるという皮肉な結果となった。永田町関係者は「今回の落選でこのまま政界を引退する可能性もあるかもしれません」と話している。

2843OS5:2024/10/28(月) 06:46:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/049460bf51cd6680f442729f0a6e06263b89d808
非公認議員ら落選相次ぐ…下村博文氏「当初から厳しかった」、丸川珠代氏「信頼得られなかった」
10/28(月) 2:05配信

読売新聞オンライン
落選が確実となり、支持者らに頭を下げる下村博文さん(27日午後8時21分、東京都板橋区で)=佐藤俊和撮影

 政治資金収支報告書に不記載があった旧安倍派幹部や元閣僚らは次々と議席を失い、沈痛な表情を浮かべた。


 「無所属の戦いであり、当初から厳しかった。大変な力を頂いたが、不徳の致すところだ」。1年間の党員資格停止処分を受け、非公認とされた東京11区の下村博文さん(70)は落選が確実となり、板橋区の事務所で支持者約20人に深々と頭を下げた。

 不記載問題の発覚後、支持者への「おわび行脚」を繰り返した。選挙戦では「不記載額と同額を寄付する」「政治資金は1円単位で領収証を付けて公開する」と訴えたが、街頭演説中に「裏金!」とヤジが飛ぶなど、逆風がやむことはなかった。

 参院議員からのくら替えで東京7区に出馬した元五輪相の丸川珠代さん(53)は落選確実が報じられると、港区の事務所で「活動が十分でなく、理解を得られなかった。誠に申し訳ない」と集まった支持者に陳謝。自身の政治資金の不記載については「大きく影響した。言葉の限り説明を尽くしたが、信頼を得られなかった」と肩を落とした。

 党から公認を得られたものの、比例選の重複立候補が認められず、背水の陣だった。選挙戦では政策活動費の使途公開や政党を監視する第三者機関の設置などに取り組む姿勢をアピール。「政治の師」と仰ぐ安倍元首相の妻・昭恵さん(62)の応援も受け、涙を流して信頼回復を誓う場面も。ただ、最後まで支持は広がらなかった。

 福井2区では、党員資格停止6か月の処分を受け、非公認とされた前議員の高木毅さん(68)が敗北した。選挙戦では不記載問題を謝罪し、北陸新幹線の敦賀延伸などの実績をアピールしたが、批判は根強く、地方議員から支援を断られることもあった。過去の衆院選で党公認を争った元議員が出馬し、保守分裂となったのも痛手だった。

 27日夜、福井県敦賀市の事務所に姿を見せた高木さんは、報道陣から敗因を問われると「私の至らなさだ」と述べ、今後については「まだ白紙」と言葉少なに語った。

 党の役職停止(6か月間)の処分を受けた前議員の衛藤征士郎さん(83)は、大分2区で14選を目指すも、及ばなかった。大分県佐伯市のホテルで「私の努力不足が全てだが、野党やマスコミが不記載問題を『裏金』と訴えたことが大きく影響した」と語った。

2844OS5:2024/10/28(月) 06:48:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/e22d28387dd7568871c79115d9950a4e351e840a
将来の総理候補が落選した理由〜裏金問題だけではない 自民・武田良太氏(56) 3つの敗因
10/28(月) 2:01配信

RKB毎日放送
衆院選に落選した自民党の武田良太氏

将来の幹事長・総理候補という声も一部から上がっていた自民党の大物・武田良太元総務大臣が落選した。

【写真で見る】武田良太氏の 3つの敗因

旧二階派で事務総長を務め、菅元総理とも近く、存在感を増していた武田氏。裏金問題で処分を受け比例との重複は認められなかったものの、当初は投票箱が閉まるのと同時に「当選確実」が出てもおかしくないと見られていた。ここ数回の選挙はいずれも圧勝で、地盤は盤石だとみなされていたからだ。

新人が武田氏を破るという大物食い=ジャイアントキリングはなぜ起きたのか?「負けに不思議の負けなし」という言葉の通り、取材を進めていく中で裏金問題だけではない3つの敗因が見えてきた。

【敗因(1)】裏金問題の説明は十分だったのか
派閥から受けた寄付金1926万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で1年間の党の役職停止処分を受けた、いわゆる「裏金議員」の一人である武田良太氏。衆議院の政治倫理審査会に出席したことで「説明した」と語っていた。

武田良太氏 10月5日
「何をもって裏金というのか。本当に裏金をもらった人には厳しい判断が下るんじゃないかと思うけど、我々は決して裏金はもらっていませんしそこのところは政治倫理審査会で説明させていただいています」

裏金問題が発覚して以降、武田氏は地元で会見を開くなどして説明することはなかった。武田氏が地元で裏金問題に言及したのは、選挙戦序盤の街頭演説での謝罪だった。

武田良太氏 10月20日
「今回自民党から発した事案により、国民の政治不信を招くに至りましたことを本当に心から申し訳なく思っております」

ただ、何についての謝罪なのか、その中身の主語は「自民党」。

「他人事のように聞こえる」「武田氏が自身の問題として謝罪しているのか分からない」こう話す有権者もいた。

その謝罪も、選挙戦終盤になると消えた。対抗馬である日本維新の会と社民党の新人が、いずれも「裏金問題」に言及する中、武田氏の説明は十分だったのか、疑問が残った。

一方、同じ旧二階派で不記載が明らかになった福岡4区選出の宮内秀樹氏は、同じ裏金問題の当事者でありながら当選した。

もちろん選挙区の構図は異なるが、宮内氏は不記載が発覚してから比較的早い時期に地元で会見を開き謝罪している。記者からさまざまな質問が飛んだが、少なくとも答えようとする姿勢は見せて、選挙戦でも序盤から終盤まで裏金問題への釈明は続けていた。宮内氏が当選し、武田氏が落選する結果になったことは、象徴的だ。

【敗因(2)】統一教会問題でも説明は十分だったのか
統一教会をめぐる問題でも、武田良太氏と事務所からの説明は、十分になかった。

武田氏は、統一教会の関連団体の会合に出席し挨拶したことが自民党の点検で明らかになっている。

RKBは、武田氏に対し、事実関係などについて複数の質問を送ったが、届いた回答は、個別の質問には答えず「ご指摘の団体から何らかの依頼を受ける、また依頼をした事実は一切ございません」というものだった。

「政治とカネ」の問題が発覚する前に注目されていた統一教会の問題。武田氏の「十分に説明しない」対応は、このときから有権者の目に映り始めていたのだ。

2845OS5:2024/10/28(月) 06:49:16

【敗因(3)】武田氏のアキレス腱!?バックにいたのはあの町長
武田陣営の選挙を取り仕切る選対本部長。今回は県議会議員が務めていたが、これまでの選挙で選対本部長だったのが大任町の永原譲二町長だ。

今回の選挙では、選対本部長こそ務めなかったものの、武田氏が相手候補との接戦が伝えられた17日の夕方に開かれた緊急会議を開くなど、永原町長の存在感は変わらず顕在だった。

地元では武田氏と永原町長の関係が近いことは周知の事実で、永原町長自身は武田氏と「兄弟のようにしている」と表現している。

その関係をめぐり疑念が深まったのが、情報公開請求をめぐる対応だ。大任町の永原町長は、情報公開に消極的な姿勢がかねてより指摘されてきたが、武田氏の秘書とされる人物が、大任町に出された町長選挙の収支報告書などに対する情報公開請求の内容を把握していたことが明らかになったのだ。

大任町に情報公開請求をしたニュースサイトの記者に対し、武田氏の秘書と名乗る人物が電話をかけてきたという疑惑。大任町から、武田氏側に情報がもれていたのか。

RKBはこの時に残されていた音声データをもとに、情報公開請求に関して秘書が電話をした事実があるのかなどを武田氏に質問した。これに対しても武田氏は個別の質問には答えず「本件について一切関与しておりません」と回答するだけだった。ここでも十分な説明と対応は得られなかった。


「クリーンな政治」求める対抗馬
3回目の挑戦で武田氏を破って当選した新人の村上智信氏。今回の選挙戦では「古い政治をやめる」「クリーンな政治、わかりやすい政治の実現」を訴え続けた。

村上智信氏は、記者が1年半ほど前に話を聞いた時にも、11区内の自治体で不透明な行政運営が行われていることを問題視していて、その主張は選挙期間中も一貫していた。

村上智信氏「田川市郡、公共工事にしてもそのお金の使い道を公開しない。どの企業にお金を渡すかを明らかにしない。そういう事例があります。やましいことがなければ明らかにすればいい。どうして隠すんだ。」

自民党の裏金問題に、11区内の一部自治体で行われている不透明な行政運営への批判が加わって、武田氏の票を減らす結果につながったのではないだろうか。

応援演説の効果は?
武田氏の応援に駆け付けたのは、11区の議席をめぐり過去4回も激しく争った因縁がある元衆議院議員の山本幸三氏だった。山本氏の支援者はもともと「反武田」の人が多かったと聞く。今回の応援について、ある自民党の関係者は「むしろ逆効果だった。なぜ二人で立ったのか理解できない」と話していた。さらに、公明党の幹事長の応援を受け、小池百合子東京都知事から応援メッセージをもらっていた。

一方、村上智信氏の応援には、11区にある3市のうち豊前市と田川市の市長がマイクを握った。村上卓哉市長は、去年4月の田川市長選挙で武田氏が推す前職(大任町・永原町長の親族)を破って当選している。村上卓哉市長は「1年半前にこの田川市で巻き起こした旋風。あの風を今度は国政に向けて起こしていただきたい」と訴えた。

2846OS5:2024/10/28(月) 06:49:49
猛烈な逆風「何と戦っているのか分からない」
総務大臣や国家公安委員長などを歴任した武田良太氏。抜群の集金力を誇り、いわゆる大物政治家として、支持者からは「将来の幹事長・総理候補」という声も上がっていた。その武田氏、接戦が伝えられるとそれまでの強気の発言から一転する姿も見られた。

武田良太氏 23日
「戦えば戦うほど猛烈な逆風を感じる選挙であります。何と戦っているのか分からない重い空気が漂う」

武田氏が戦っていた重い空気こそが、「民意」なのではないだろうか。疑惑を持たれた中で、どれだけ誠意を尽くして説明してきたのかが問われていたはずだ。

マイクを使った選挙活動ができる最後となる26日の午後8時前の「マイク納め」で武田氏は選挙戦を振り返って、「どんよりした空気の逆風の中の選挙」と表現していた。

裏金問題、統一教会との関わり、そして大任町長との関係。いずれの敗因にも共通するのは、不透明、そして説明責任を果たさない姿勢だ。

「どんよりとした空気」こそが、説明が十分に尽くされないことで有権者が武田氏と自民党に対して感じていたものかもしれない。

開票当日 異例の取材拒否
武田良太氏の陣営は27日の開票当日、選挙事務所でのRKBの取材と中継を拒否すると伝えてきた。

10月25日に放送したニュースの表現が理由だとしている。

「派閥から受けた寄付金1926万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で1年間の党の役職停止処分を受け、比例との重複は認められませんでした。」と、「不記載」と表現したことが問題だという。

武田氏側の主張は「他の議員のように裏金づくり目的の不記載ではなく、自らのパーティ売上として計上した『誤記載』だ」というものだ。

他のメディアが事務所内から中継する中、私たちRKBは、事務所の敷地外から中継をした。

不十分な説明、そして異例の中継拒否。こうした姿勢を続ける武田氏に、「どんよりした空気」を晴らすことができる日は来るのだろうか。

RKB毎日放送 記者 今林隆史

2847OS5:2024/10/28(月) 06:56:11
■■■■現役大臣■■■■■■■■■■■
合計4選挙区
 ・埼玉5区(4人)調査なし立>自
✕牧原秀樹 53☆法相    自前(5)
◎枝野幸男 60☆元党代表  立前(10)
  共産:山本悠子 参政:辻村千尋

 ・神奈川5区(4人)自=立
◎坂井学  59☆国家公安委長自前(5)
△山崎誠  61☆元横浜市議 立前(3)
✕久坂くにえ51☆元鎌倉市議 維新 
  共産:高宮美智子

 ・愛知8区(3人)自=立
△伊藤忠彦 60☆復興相   自前(5)
◎伴野豊  63☆元国交副大臣立前(6)
  共産:古川大暁

 ・鹿児島3区(2人)立=自
✕小里泰弘 66☆農水相   自前(6)推(公)
◎野間健  66☆党国対副委長立前(3)
  共産:(無)

2848OS5:2024/10/28(月) 06:57:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d54cd1b8576bea0802065bce74a25264b9a1597
落選の牧原氏、法相退く意向「ふさわしくないと判断いただいた。ありがたく受け入れる」
10/28(月) 3:40配信

産経新聞
支持者に頭を下げる牧原秀樹法相=28日午前2時12分、さいたま市中央区の選挙事務所

衆院選埼玉5区で敗れ、比例復活もならなかった現職法相で自民党前職の牧原秀樹氏(53)は28日午前2時10分ごろ、さいたま市中央区の選挙事務所に姿を現した。詰めかけた約30人の支持者を前に姿を現し、「法相にふさわしくないと判断いただいた。ありがたく受け入れる」と述べ、法相を退く意向を示した。

牧原氏は「厳しい中で7万8千人以上の人が名前を書いてくださったことに心より感謝申し上げます」と頭を下げた上で、「結果はひとえに私のせいだとの思いがある。申し訳ない気持ちでいっぱい」と敗戦の弁。「現実を受け止められない感覚がある」と議席を失ったショックを隠し切れない様子だった。

その後、集まった報道陣を前に「今回は平成21年を上回る冷たい風を感じた」と、自民党に対する有権者の厳しい姿勢を話した。今後についてはこれから考えるとするにとどめた。

牧原氏は実績や地元愛を強調する選挙戦を展開。派閥パーティー収入不記載事件にはかかわっていなかったが、公示前に自らや秘書が旧統一教会や関連団体の会合などに出席していたことが明らかになっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/af4e654755ef49bec368e62a292ac8cadd87d909
小里泰弘農相も落選 総力戦及ばず 選挙期間中に公務重なり 鹿児島3区
10/28(月) 4:30配信

スポニチアネックス
鹿児島3区

 鹿児島3区では自民前職の小里泰弘農相(66)が立民の野間健氏(60)に敗れた。

 石破茂首相ら幹部が相次いで応援に入り、組織力を駆使した総力戦を展開したが、無党派層や保守票の一部を取り込んだ野間氏に及ばなかった。

 小里氏は農相就任を前面に押し出したが、初入閣は追い風とならず終始先行を許した。前回衆院選でも野間氏が小里氏との対決を制していた。

 選挙期間中にJA全国大会や鳥インフルエンザの対応など、農相の公務が重なった。19日に石破首相が応援に入った際にも本人は不在で、その効果を十分に生かし切れなかった。

2849OS5:2024/10/28(月) 07:00:40
■■■■保守分裂■■■■■■■■
合計4選挙区
 ・新潟4区(3人)
✕鷲尾英一郎47☆元外務副大臣自前(6)
✕泉田裕彦 62 元復興政務官無前(2)
◎米山隆一 57☆元知事   立前(1)
  共産:(無)

 ・静岡3区(5人)
✕山本裕三 41☆元市会議長 自新
✕宮沢博行 49 元防衛副大臣無元(4)*女性問題で辞職
◎小山展弘 48☆党県副代表 立前(3)
✕釜下由佳子43☆元手芸講師 維新 
  共産:(無) 無所属:杉村義夫

 ・鹿児島2区(5人)
✕保岡宏武 51☆元議員秘書 自前(1)*公明推薦なし(保守分裂)
◎三反園訓 66 元知事   無前(1)
✕松崎真琴 66☆元県議   共新 
✕辻健太郎 38☆経営相談業 維新   
  共産:矢竹ゆかり

 ・沖縄1区(4人)
△国場幸之助51☆国交副大臣 自前(4)推(公)
✕下地幹郎 63 元防災相  無元(6)
◎赤嶺政賢 76☆党幹部会委員共前(8)
        参政:和田知久
  *れいわ久保田みどり出馬取り下げ

2850OS5:2024/10/28(月) 07:01:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/21f2d5c3ee50d7d37c96ff6e2f67939526891e26
〈衆院選〉鹿児島2区の三反園氏、草の根で保守分裂選を制す 喜ぶ支持者は「自民党入りが近づいた」
10/27(日) 23:45配信
南日本新聞
当選確実となり万歳をする三反園訓さん=27日午後8時8分、鹿児島市谷山中央3丁目

 27日投開票の衆院選で、鹿児島県内選挙区最多の5人が立候補した2区は、無所属前職の三反園訓さん(66)が自民前職の保岡宏武さん(51)との保守分裂の戦いを制し、2期目の当選を果たした。草の根の活動を支えた支持者を前に「一生懸命働いて、必ず期待に応えていく」と誓った。

 三反園さんは午後8時すぎ、鹿児島市谷山中央3丁目の事務所に姿を現し、支持者に拍手と歓声で迎え入れられた。「ありがとうございます」と何度も頭を下げながら一人一人と握手を交わし、「感謝の思いでいっぱい」と繰り返した。

 自民元職に挑んだ前回と同様、組織に頼らない草の根型の選挙に徹した。現職として3年間選挙区を細かく歩き、有権者の声に耳を傾けた。幹線道路での「つじ立ち」は元県知事の代名詞となり、車から手を振り返す人も多くなった。履きつぶしてぼろぼろになったスニーカーもトレードマークとなった。

 自民党に願い出た公認は得られなかったが、陣営の一人は「保岡さんに公認がいったとしても、票まで流れるわけではない。そこまで縛りはきつくない」と自民支持層への浸透に自信を見せ、「むしろ今回は無所属の方が自民への逆風を受けにくい」と無党派層からの支持にも期待していた。

 衆院では自民会派に所属し、選挙区選出の議員として地元に貢献してきた実績や知事時代の業績をアピール。保守層の支持を固め、選挙戦では保守系の市議らが各地でマイクを握った。公明党関係者も応援に駆けつけるなど、保守分裂の中でも優位に戦いを進めた。

 2期目の当選を祝う選挙事務所では、早くも「念願の自民党入りが近づいた」と語る支持者も。三反園さんは「やらなければいけないことがたくさんある。国民が主役の政治を実現していく」と力を込めた。

南日本新聞 | 鹿児島

2851OS5:2024/10/28(月) 07:07:06

 ・和歌山1区(6人)
◎70,869山本大地 33☆元和歌山市議自新 *公明推薦なし(なぜ?)
△70,745林佑美  43☆元和歌山市議維前(1)
✕25,067村上賀厚 65☆会社役員  立新 
  共産:井本有一 参政:林元将崇 諸派:正司武



 ・愛知10区(3人)
◎59,691藤原規真 46☆弁護士   立新 
△59,529若山慎司 51☆元議員秘書 自新 
△52,957杉本和巳 64☆元銀行員  維前(4)
  共産:(無)


 ・栃木3区(3人) ■保守分裂
◎45,546簗和生  45 元文科副大臣自前(4)
✕45,368渡辺真太朗31 元銀行員  無新 
✕30,913伊賀央  60☆元豊岡市議 立新 
  共産:(無)  


タイトル間違ってますね 群馬じゃなくて栃木
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1ffea8a1c74d89fe97a43d258c63f316fee4a31
3選挙区、100票の僅差 和歌山、愛知、群馬
10/28(月) 3:37配信

共同通信
 衆院選では当選者と次点が100票台の僅差で勝敗が決まった3選挙区があった。和歌山1区では自民党新人が日本維新の会前職を124票差で制した。愛知10区では立憲民主党新人が自民新人に162票差で、保守分裂となった栃木3区では178票差で自民前職が競り勝った。

 和歌山1区は小選挙区定数「10増10減」で、区割りが変更された。自民前職は比例単独に回り、自民新人の山本大地氏が維新前職の林佑美氏に挑んだ。立民、共産、参政各党の新人も出馬した。

 愛知10区では自民前職の引退表明を受け、自民新人の若山慎司、立民新人の藤原規真、維新前職の杉本和巳の3氏が立候補した。3氏はいずれも5万票以上を獲得するなど、激しく争う三つどもえの構図となった。

 栃木3区は、派閥裏金問題で党役職停止処分を受けた旧安倍派の簗和生氏と、無所属新人の渡辺真太朗、立民新人の伊賀央の3氏による争い。伊賀氏が裏金問題で攻勢をかけ、簗氏と渡辺氏が保守票を奪い合う激戦となった。

2852OS5:2024/10/28(月) 07:20:47

愛知1区 河村たかし
東海1位 竹上裕子
近畿1位 島田洋一


https://mainichi.jp/articles/20241027/k00/00m/010/038000c
日本保守党は「自民党をぶっ壊す」のか LGBT法反発で動いた岩盤
深津


毎日新聞
2024/10/28 00:00(最終更新 10/28 00:21)
 欧州を席巻しているような「右派勢力」が日本に生まれるのか。

 自民党よりも保守的なイデオロギーを掲げる「日本保守党」が、27日投開票の衆院選で複数議席を確保する勢いを見せている。

 ある専門家は「日本政治史のなかでも例外的な事態になり得る」とまで言う。

 日本保守党は、発足してまだ1年余り。なぜ、支持が広がっているのか。街頭演説に集まった聴衆に話を聞いてみると、ある傾向が見えてきた。

海外から帰国して街頭演説に来る人も
 「我々、世界最高の国に生まれた世界最高の民族です。もっと幸せになるべきなんですよ」

 衆院選が公示された15日午前、JR新橋駅(東京都港区)前。日本保守党を旗揚げし、代表も務める小説家の百田尚樹氏(68)が第一声でこう強調すると、数百人の聴衆が沸いた。

 ただ、聴衆は熱狂するわけではない。静かに演説を聴いている印象だ。世代も若い層から高齢層まで幅広い。なかにはスイスから一時帰国したり、栃木県から駆けつけたりと遠方から来た人も。日本保守党のイメージカラーである青色の服を身に着ける人の姿が目立った。

 日本保守党の設立は2023年9月。「国体」や「家族」といった伝統的な価値観を重視する主張が特徴だ。初陣は24年4月の衆院東京15区補選。9人が乱立した選挙で、擁立した候補は4位(得票率14%)に食い込んだ。東京都の小池百合子知事が支援した候補を上回り、存在感を示した。

 初めて挑む全国規模の国政選挙の今回、小選挙区は愛知県内に4人、比例代表は全国6ブロックに26人を擁立。初の議席獲得を目指した。

「与野党は信じられない」と54歳
 「初めて投票したい政党ができた」

 ある男性会社員(54)は日本保守党をそう表現する。この男性は選挙戦中盤の21日、JR阿佐ケ谷駅(東京都杉並区)前であった街頭演説を聴いていた。静岡県から都内に通勤しているという。

 男性は「この10年近く、ずっと小選挙区では白票を入れてきた」とも明かす。国に物申すためには投票しないといけないと思いつつ、投票先が見当たらなかったからだ。

 政党不信に陥った理由の一つに、LGBTQなど性的少数者への理解増進を目的とする「LGBT理解増進法」を挙げる。23年6月、自民のほか公明党、日本維新の会、国民民主党など与野党の賛成多数で成立した議員立法だ。

 LGBT法を巡っては「トランスジェンダー(出生時の戸籍の性別と、自認する性別が異なる人)のふりをした男性が女湯に入ってくる」と反発する人がいる。条文にそう書いているわけではないが、インターネット上でそんなデマが広がる。

 この男性はLGBT法の成立について「ごり押しされた。与野党とも信じられない」と感じていたという。そんなとき、LGBT法に反発して百田氏が日本保守党を立ち上げた。自分の気持ちに寄り添う主張を語る百田氏らの「ユーチューブ」のチャンネルに、男性ははまっている。

「LGBT法、怖い」と26歳…

2853OS5:2024/10/28(月) 07:27:57
■参政党
南関東 鈴木敦  単独 ←教育から移籍
近畿  北野裕子 (滋賀3区重複)
九州  吉川里奈 単独

2854OS5:2024/10/28(月) 07:30:17
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/799053
2024.10.27 21:50

山本有二氏、政界引退を示唆 衆院選比例当選ならずコメント
高知新聞社

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事務所前で取材に応じる山本有二氏(27日夜、高知市桟橋通3丁目)
事務所前で取材に応じる山本有二氏(27日夜、高知市桟橋通3丁目)

 27日投票の衆院選で比例四国に出馬した自民党前職、山本有二氏(72)は同日夜、落選が確実になったことを受けてコメントを発表し、政界引退を示唆した。山本氏はこれまで旧高知3区や高知2区、比例四国で通算11回の当選を重ね、農相や金融担当相を歴任した。

 コメント全文は以下の通り。

 皆さまのご期待に添えず、大変申し訳ございません。

 この結果は、ひとえに私の不徳の致すところであります。

 長きにわたり温かいご支援をいただきましたこと、終生忘れることはありません。

 これからのことに関しては、まだ考えが及ばず、何も決めてはいません。

 ただ、おそらく政界からは、身を引くことになるように思います。

 長い間、ありがとうございました。

          山本

2855OS5:2024/10/28(月) 07:35:34
■■■■野党系無所属■■■■■■
合計7選挙区
 ・青森2区(4人)自=無
◎神田潤一 54☆内閣府政務官自前(1)
✕松尾和彦 61 元三戸町長 無新
✕金浜亨  36☆元教員   国新 
  共産:久保将

 ・茨城1区(4人)無=自
△田所嘉徳 70☆元法務副大臣自前(4)
◎福島伸享 54 元経産省職員無前(3)
✕武藤優子 60☆元議員秘書 維新
  共産:高橋誠一郎

 ・茨城7区(2人)無=自
△永岡桂子 70☆元文科相  自前(6)
◎中村勇太 38 元県議   無新 *公認得られず>>2705
  共産:(無)

 ・東京26区(5人)調査なし無>自
✕今岡植  36☆元財務省職員自新 
◎松原仁  68 元拉致相  無前(8)
  共産:和田正子 参政:藤田久美 無所属:田淵正文 

 ・京都4区(3人)調査なし無>自
✕田中英之 54☆元文科副大臣自前(4)
◎北神圭朗 57 元首相補佐官無前(4) 
  共産:吉田幸一

 ・福岡9区(4人)調査なし緒方>三原
✕三原朝利 46 元北九州市議無新 *公明推薦あり 武内和久市長系
◎緒方林太郎51 元外務省職員無前(3)
  共産:山田博敏 参政:山本直緒美
  *大家敏志出馬断念

 ・大分1区(4人)吉良>自
✕衛藤博昭  44☆元県議   自新 推(公)
◎吉良州司  66 元外務副大臣無前(6)
  共産:山下魁 参政:野中しんすけ

2856OS5:2024/10/28(月) 07:39:00
群馬3区も接戦だったのか

 ・群馬3区(2人)立=自
74,930笹川博義 58☆元環境副大臣自前(4)
74,716長谷川嘉一71☆元県議   立元(1)
  共産:(無)



2851:OS5:2024/10/28(月) 07:07:06

 ・和歌山1区(6人)
◎70,869山本大地 33☆元和歌山市議自新 *公明推薦なし(なぜ?)
△70,745林佑美  43☆元和歌山市議維前(1)
✕25,067村上賀厚 65☆会社役員  立新 
  共産:井本有一 参政:林元将崇 諸派:正司武



 ・愛知10区(3人)
◎59,691藤原規真 46☆弁護士   立新 
△59,529若山慎司 51☆元議員秘書 自新 
△52,957杉本和巳 64☆元銀行員  維前(4)
  共産:(無)


 ・栃木3区(3人) ■保守分裂
◎45,546簗和生  45 元文科副大臣自前(4)
✕45,368渡辺真太朗31 元銀行員  無新 
✕30,913伊賀央  60☆元豊岡市議 立新 
  共産:(無)  


タイトル間違ってますね 群馬じゃなくて栃木
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1ffea8a1c74d89fe97a43d258c63f316fee4a31
3選挙区、100票の僅差 和歌山、愛知、群馬
10/28(月) 3:37配信

共同通信
 衆院選では当選者と次点が100票台の僅差で勝敗が決まった3選挙区があった。和歌山1区では自民党新人が日本維新の会前職を124票差で制した。愛知10区では立憲民主党新人が自民新人に162票差で、保守分裂となった栃木3区では178票差で自民前職が競り勝った。

 和歌山1区は小選挙区定数「10増10減」で、区割りが変更された。自民前職は比例単独に回り、自民新人の山本大地氏が維新前職の林佑美氏に挑んだ。立民、共産、参政各党の新人も出馬した。

 愛知10区では自民前職の引退表明を受け、自民新人の若山慎司、立民新人の藤原規真、維新前職の杉本和巳の3氏が立候補した。3氏はいずれも5万票以上を獲得するなど、激しく争う三つどもえの構図となった。

 栃木3区は、派閥裏金問題で党役職停止処分を受けた旧安倍派の簗和生氏と、無所属新人の渡辺真太朗、立民新人の伊賀央の3氏による争い。伊賀氏が裏金問題で攻勢をかけ、簗氏と渡辺氏が保守票を奪い合う激戦となった。

2857OS5:2024/10/28(月) 07:42:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a68564845640e7193fe0c5ec8933d63e1623842
特別国会での首相指名、投票で過半数に達しなければ決選投票に…衆院では過去に4例
10/28(月) 6:00配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 衆院選後に予定される特別国会では、衆参両院の国会議員による選挙で首相が指名される。指名選挙では、所属政党や連立政権を組む党の党首らに投票し、与党が過半数を確保していれば1回目の投票で首相が決まるのが通例だ。

 衆院規則は、1回目の投票で投票総数の過半数に達する議員がいない場合、上位2人による決選投票を行うと定めている。

 衆院での決選投票は過去に4例ある。1979年は自民党内の権力闘争による内紛のため、大平正芳氏と福田赳夫氏の決選投票となり、17票差で大平氏が指名された。94年は、自民、社会、新党さきがけが立てた村山富市氏と、新生党や公明党などが推す海部俊樹氏が争い、村山氏が選ばれた。

 また、衆参両院の指名が異なった場合は両院協議会が開かれる。最終的に両院の意思が一致しなければ、憲法の規定で衆院の指名が優先される。

2858OS5:2024/10/28(月) 07:42:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e63eefcd873d333c6d4e2e6d8709033d6b15701
首相、衆院選大敗受け協議 一夜明け与野党再始動
10/28(月) 6:43配信

共同通信
当確者の名前にバラが付けられた自民党本部のボード=27日午後11時30分、東京・永田町

 石破茂首相(自民党総裁)は28日午前、衆院選での大敗を受け、臨時役員会を党本部で開く。自民、公明両党の与党は派閥裏金事件の非公認前職を含めても過半数を割り込んだ。政権維持の方策を検討し、特別国会での首相指名選挙に向けた多数派工作について協議する見通し。立憲民主党の野田佳彦代表は連合の芳野友子会長と東京都内で会談し、躍進した選挙結果を報告する。衆院選から一夜明け、与野党の攻防が再始動する。

 公明党の石井啓一代表は党本部で記者会見する。9月に代表に就いたばかりの石井氏をはじめ落選が相次ぎ、党の立て直しが急務となっている。

 特別国会は憲法の規定に基づき、衆院選から30日以内に開く必要がある。関係者によると、首相は11月7日召集を検討していたが、多数派工作には時間を要する見通しで、日程を再考するとみられる。

 首相は続投して経済対策と2024年度補正予算案の編成を急ぎたい考えだが、自民内には首相の責任を問う声も上がる。

2859OS5:2024/10/28(月) 07:43:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/5335dcad1171de8b8a1035af2d1beae5ec1fddf9
自公過半数割れ 首相と野田氏、政権に意欲 自民200議席届かず
10/28(月) 2:42配信

毎日新聞
自民党開票センターでテレビ各局のインタビューに臨む石破茂首相=同党本部で2024年10月27日午後10時44分、宮間俊樹撮影

 第50回衆院選(衆院定数465=小選挙区289、比例代表176)は27日、投開票された。連立与党を構成する自民、公明両党は、公示前の計288議席から大きく減らし、過半数(233議席)を割り込んだ。自公の過半数割れは旧民主党政権が誕生した2009年以来、15年ぶり。公示前に256議席あった自民は大物政治家らの落選が相次ぎ、190議席台にとどまった。


 ◇立憲、国民が躍進

 自民派閥の政治資金パーティー裏金事件をはじめとした「政治とカネ」を巡る問題が大きく響いたとみられる。公明も大阪の小選挙区で全敗するなど苦戦し公示前の32議席を下回った。一方、立憲民主党(公示前98議席)は躍進し、国民民主党(同7議席)も4倍増となった。女性の当選者は少なくとも66人となり、09年の54人を上回り過去最多を更新した。

 石破茂首相(自民総裁)は27日夜、テレビ各局の番組に出演し「大変厳しい状況だ。政治とカネの問題について(国民に)全くご理解をいただけていないことが一番大きい」と語った。職責を全うするのかとの質問には「そういうことだ」と明言。「これから先どうやって我々が掲げた政策を実現するのか。そのことに向けて努力は最大限していかなければならない」とも述べ、政権維持に向け連立枠組み拡大などの対応を模索する考えをにじませた。

 立憲の野田佳彦代表は27日夜の民放番組で「首相指名を取りに行くのが当然だ。政権交代こそ最大の政治改革と言った以上はそれを追求していきたい」とも述べた。インターネット番組では「各党と誠意ある対応を含めて(首相指名のある)特別国会にどう臨むか。あるいは次の参院選をどう戦うかを含め、対話の第一歩を踏み出したい」と野党各党と協議に入る考えを示した。

 ◇連立枠組みの拡大模索か

 自公は与党議席の過半数回復を目指し、一部野党に協力を呼びかけて連立枠組みの拡大を模索するとみられる。自民内では国民民主や日本維新の会が連携候補とみる向きが多い。首相は民放番組で、国民民主などに連立入りを呼びかけるかについて「分からない」としつつ、「どの政策であれば一緒にやれるのかということが優先順位としては一番上に来るべきものだ」と含みを持たせた。「連立(枠組みの拡大)なのか、閣外協力なのか、いろんなやり方がある」とも述べた。

 自民は裏金問題を受けて非公認とした自民系無所属が当選した場合、追加公認し、議席の回復を急ぐ構えだ。ただ、自民系無所属の多くは小選挙区で苦戦しており、追加公認で回復できる議席は限定的だ。裏金事件に関係した前議員ら46人のうち、約6割の28人が落選した。

 首相は衆院選の勝敗ラインを「与党で過半数」に設定。21日には約40の小選挙区と大阪の全選挙区を「重点区」とし、首相ら党幹部が重点区をまわり支持のつなぎ留めに努めてきた。しかしその後、裏金問題で非公認とした候補が代表を務める党支部に党本部が2000万円を支給したことが判明。野党から「裏公認料だ」などと追及を受ける事態になった。

 立憲は「自公の過半数割れ」に加え「比較第1党になる」ことを衆院選の目標に設定。野田氏は目標達成に向け、自民系「裏金議員」の選挙区を重点的に回るなどして裏金批判を徹底してきた。

 首相が就任直後に衆院を解散したことで野党間の「共闘」態勢は整わず、主要野党4党で候補者を一本化できたのは全289小選挙区のうち53にとどまった。しかし野党同士の競合以上に「政治とカネ」の追い風の方が大きかった模様だ。

 日本維新の会は地盤の大阪府の小選挙区で議席を独占したが、比例代表などで伸び悩み、全体では公示前の43議席を下回った。

 共産党は公示前唯一の小選挙区議席だった沖縄1区で議席を維持したが、比例を合わせた全体では公示前の10議席には届かない見通しだ。

 れいわ新選組(公示前3議席)は比例で議席を積み増し、3倍増になった。社民党は沖縄2区で議席を確保。参政党は比例で議席を獲得した。政治団体「日本保守党」も議席を獲得した。【影山哲也】

2860OS5:2024/10/28(月) 07:44:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf8d06528675e9f76fcfec8d74e113b684ac63c7
自公惨敗、過半数割れ 石破首相、退陣を否定 立民躍進、維新伸びず・国民も大幅増【24衆院選】
10/28(月) 0:33配信
時事通信
報道各社のインタビューに臨む自民党の石破茂首相(左)と菅義偉副総裁=27日午後、東京・永田町の同党本部

 第50回衆院選は27日、投開票された。

 自民党は公示前の256議席から大きく減らし、単独過半数(233議席)を割り込んだ。公明党と合わせた与党に、自民非公認候補を加えても過半数に届かなかった。石破茂首相(自民総裁)は退陣を否定したが、政権運営に影響するのは避けられない情勢だ。立憲民主党は公示前の98議席を上回って躍進。日本維新の会は伸びず、国民民主党は大幅に増やした。


 自民の単独過半数割れは2009年以来15年ぶり。派閥裏金事件が大きな要因とみられ、立民など野党は国民の信任を得られなかったとして攻勢を強める方針だ。

 首相は27日夜のテレビ番組で「極めて厳しい審判を受けた」との認識を表明。その上で「政策実現に向けて努力は最大限していかなければならない」と述べ、続投に意欲を示した。野党に協力を呼び掛ける考えも明かし、「中道路線で行くなら傾聴に値する」と述べた。国民民主などが念頭にあるとみられる。

 一方、立民の野田佳彦代表は「首相指名選挙を戦うべき環境なら、取りにいくのが当然だ」と明言。11月召集の特別国会で同党中心の政権樹立を目指す意向を示した。

 28日午前3時半現在、自民は選挙区132、比例代表45の計177議席を確保した。公明は埼玉14区で石井啓一代表が落選。選挙区4、比例13の計17議席にとどまっている。与党の公示前勢力は計288議席だった。

 立民は選挙区104、比例39の計143議席の獲得が確実。維新は33議席、共産党は6議席を固めた。公示前7議席の国民民主は選挙区11、比例11の計22議席を確保。れいわ新選組は公示前から倍増の6議席に達した。社民が1議席を取り、政治団体「日本保守党」も国政で初の議席を得た。

 衆院選は21年10月以来3年ぶり。小選挙区289、比例176の計465議席を争った。裏金事件を踏まえ、「政治とカネ」の問題への対応が最大の争点となり、発足間もない石破政権への信任も問われた。

 首相は勝敗ラインを「与党で過半数」に設定。裏金事件に関係した前議員らを公認せず、他の事件関係候補も比例との重複立候補を認めなかった。ただ、選挙戦後半に非公認候補側に2000万円を支給していたことが発覚し、強い批判を浴びた。

 野党は候補者調整を進められなかったが、政権批判票の受け皿に一定程度なった。

 立候補者1344人のうち、女性は314人で過去最多となった。内閣発足から26日後の投開票は戦後最短。小選挙区定数の「10増10減」に伴う新たな区割りが初めて適用された。

2861OS5:2024/10/28(月) 07:50:52

衆院定数465

233過半数



191自民
024公明
215与党計

148立憲
038維新
028国民
009れいわ
008共産
003参政
003保守
001社民

012無・他
250野党他



無所属12
自民系6:平沢勝栄 萩生田光一 世耕弘成 西村康稔 広瀬建 三反園訓 
野党系6:福島伸享 中村勇太 松原仁 北神圭朗 緒方林太郎 吉良州司

2862OS5:2024/10/28(月) 07:59:01
472 OS5 2024/10/28(月) 07:09:03
■公明
✕石井啓一代表(埼玉14)
◎岡本三成政調会長(東京29)

■自民
【安倍派幹部】
 ◎西村康稔(兵庫9)  無所属
 ◎世耕弘成(和歌山2) 造反無所属
 ◎松野博一(千葉3)
 ◎萩生田光一(東京24)
 ✕下村博文(東京11)  
 ✕高木毅(福井2)

【番狂わせあるかも】
 平沢勝栄(東京17区)
 ◎稲田朋美(福井1区)
 ✕武田良太(福岡11区)

【現役大臣で危ないところ(いずれも比例重複あり)】
✕牧原秀樹(埼玉5区) 
◎坂井学(神奈川5区) 
△伊藤忠彦(愛知8) 
✕野間健(鹿児島3区)

■立憲
この情勢で小選挙区落選の可能性がある候補
◎逢坂誠二(北海道8)
◎海江田万里(東京1)
◎渡辺周(静岡6)
◎馬淵澄夫(奈良1)
◎小川淳也(香川1)

2863OS5:2024/10/28(月) 08:21:59
兵庫8訂正 誰も当選してないことになってた・・・
2832:OS5:2024/10/28(月) 06:23:53
■■■■その他公明■■■■■■■
合計7選挙区
 ・北海道10区(2人) 
✕稲津久  66 元厚労副大臣公前(5)
◎神谷裕  56☆元議員秘書 立前(2)
  共産:(無)

 ・埼玉14区(5人) 
✕石井啓一 66 公 前《10》党代表
◎鈴木義弘 61 国 前《3》党幹事長代理
✕加来武宜 43 維 新 弁護士
  共産:苗村京子 無所属:関根和也 
 
 ・東京29区(5人) 
◎岡本三成 59 党政調会長 公前(4)
✕木村剛司 53☆元墨田区議 立元(1)
✕樽井良和 57☆元参院議員 国元(1)
✕海老沢由紀50☆元大阪市議 維新 
  共産:鈴木賢一

 ・愛知16区(4人) 
✕犬飼明佳 52 元県議   公新 
△松田功  56☆元議員秘書 立元(1)
◎福田徹  42☆医師    国新 
  共産:松崎省三


 ・兵庫2区(5人)
◎赤羽一嘉 66 元国交相  公前(9)
△阿部圭史 38☆医師    維新 
✕船川治郎 57☆会社役員  立新 
  共産:武内由美子 参政:瀬尾英志 

 ・兵庫8区(6人)
◎中野洋昌  46 元経産政務官公前(4)
△徳安淳子  62☆元県議   維新
  共産:小村潤 参政:油谷聖一郎 
 れい:八幡オカン みん:林マリアゆき


 ・広島3区(4人)
◎斉藤鉄夫 72 国交相   公前(10)
△東克哉  43☆理学療法士 立新 
  共産:高見篤己 無所属:玉田憲勲

2864OS5:2024/10/28(月) 10:44:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/f100558d6237d28be2863e43180d43617e642600
国民、比例代表で候補不足 3議席が他党に【24衆院選】
10/28(月) 8:08配信
 衆院選で躍進した国民民主党は、比例代表の北関東、東海両ブロックで比例名簿に登載された候補者数が獲得議席数を下回り、得られるはずだった計3議席を他党に譲った。

 国民の重複立候補者が小選挙区で相次ぎ当選し、比例名簿の候補が不足。北関東の1議席を公明党が、東海の2議席を立憲民主、自民両党が獲得した。




北関東
公明
山口良治が棚ぼた

国民
岸田光広:埼玉4→比例復活
浅野哲:茨城5当選
鈴木義弘:埼玉14当選
橋本幹彦:埼玉13当選



東海
立憲:福森和歌子
自民:伊藤忠彦
が棚ぼた復活

国民
仙田晃宏:岐阜3→比例復活
田中健:静岡4当選
丹野みどり:愛知11当選
日野紗里亜:愛知7当選
福田徹;愛知16当選
古川元久:愛知2当選

2865OS5:2024/10/28(月) 10:44:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/539c4aeee4c87dbfe5c4e7c5e6088ad9d2e195a3
「世襲新人」の明暗分かれる 中村喜四郎元建設相の長男は当選確実
10/28(月) 0:30配信


毎日新聞
出発式後にバイクで街頭演説に向かう中村勇太氏。父の喜四郎氏をまねた=茨城県古河市鴻巣で2024年10月19日午前9時44分、堀井泰孝撮影

 27日投開票の衆院選で、親の地盤を受け継いで立候補した「世襲」の新人2人が小選挙区で敗北確実となった。一方、別の新人2人は初当選を確実とし、明暗が分かれたかたちだ。


 和歌山2区では、二階俊博・自民党元幹事長(85)の三男伸康氏(46)の敗北が確実となった。

 旧二階派を率いた俊博氏は3月、自民派閥の裏金事件を受けて政界引退を表明。伸康氏は、和歌山県内の選挙に強い影響力を持つ県町村会などの要請を受ける形で出馬していた。

 だが、裏金事件で離党した旧安倍派の実力者、世耕弘成氏(61)が参院議員からくら替えして無所属で出馬し保守分裂選挙に。高い知名度を誇る世耕氏が当選確実となった。

 伸康氏は支援者に対し「皆様のご期待にお応えできなかったことは、本当に申し訳なく、残念に思います」と陳謝。「私の思い、訴えが隅々まで届かなかった部分があると感じています」と選挙戦を振り返った。伸康氏は比例代表にも重複立候補している。

 また、福島2区では、根本匠・元厚生労働相(73)の長男拓氏(38)の敗北が確実になっている。

 匠氏の正式な引退表明は9月29日で、衆院解散の直前だった。自民福島県連は10月3日、拓氏を後継に決め、短期決戦に臨んでいた。この選挙区では、立憲民主党の玄葉光一郎元外相(60)が当選確実となった。拓氏は比例代表にも重複立候補している。

 一方、茨城7区に立候補した中村喜四郎・元建設相の長男勇太(はやと)氏(38)=無所属▽東京16区に立候補した大西英男・元副国土交通相の次男洋平氏(46)=自民――はそれぞれ初当選を確実にした。【遠藤浩二】

2866OS5:2024/10/28(月) 10:47:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f7173d4986a4432e423307c297917c64cddf2e7
沖縄・玉城知事、衆院選「自公に対する国民の鉄槌」 オール沖縄2勝2敗「牙城死守した」
10/28(月) 10:13配信


産経新聞
記者団の取材に応じる玉城デニー知事=28日午前8時45分、那覇市(大竹直樹撮影)

沖縄県の玉城デニー知事は28日、自民、公明両党で過半数(233議席)を割り込んだ衆院選の結果について、「全国的には自公(政権)に対する国民からの厳しい鉄(てっ)槌ということが明らかになった」と述べた。


沖縄の4選挙区では、共産や立憲民主、社民などが支援し、玉城氏を支持する「オール沖縄」勢力が2勝2敗となった。玉城氏は「(沖縄)1区と2区は従来の牙城を死守した。守るべきところは守るべきであるという県民の投票行動が見られた」と総括した。

選挙期間中の今月22日には、応援演説のため沖縄県入りしたれいわ新選組の山本太郎代表が、オール沖縄について「選挙互助会に落ちぶれた」と批判し、「歴史的な役割は終えた」と発言したが、玉城氏は「山本代表がどういう経緯で言ったのか知らない」と述べるにとどめた。

一方、沖縄4区では、れいわ新人の山川仁氏(50)が比例で復活当選しており、玉城氏は「比例ではあるが、れいわ新選組という枠組みも誕生した。今後はそういう世代交代と新しい流れがある」との認識を示した。

2867OS5:2024/10/28(月) 10:54:32
東北自民の次点は土井亨(宮城1)

https://news.yahoo.co.jp/articles/94d1ed6d1c362ebd54d8b785cfd38913d062a172
元グラドル森下千里氏が当確 小泉進次郎氏“肝いり”で比例2位好待遇「地域に明るいニュースを」
10/28(月) 0:50配信


スポニチアネックス
森下千里氏

 第50回衆院選が27日、投開票され、即日開票された・自民党の新人で元グラビアアイドルの森下千里氏(43)が比例で当選を確実にした。支援者の前で会見し「政治への関心、期待が低いように感じた。地域へ明るいニュースを届けられるように頑張りたい」と抱負を語った。

 国政選挙初挑戦だった2021年3月の衆院選では宮城5区で、立憲民主党の安住淳氏に敗れ、比例復活もならず涙をのんだ。3年ぶりの雪辱戦は、小選挙区には立候補せず、比例代表の東北ブロックで、単独2位の好待遇を受けての初当選となった。

 今月9日には自身のX(旧ツイッター)で、出馬を表明。「2度目の挑戦が東北よりできる事がとても嬉しいです」と名古屋市出身だが、東北への愛着をアピールし、「応援してくださる皆様に決して恥じぬよう、これからも頑張っていきます。心から感謝」と決意をつづった。

 前回の落選後も東北を拠点にする覚悟でつじ立ちを続け、今年5月には東北福祉大(仙台市)の客員教授に就任した。

 女性候補者の擁立を力を注ぐ、小泉進次郎選対委員長にとっても、森下氏は肝いりの候補だった。準備期間が短い中、選挙を戦ったことがあり、タレント経験から広告塔にもなりうる森下氏に期待をかけていたという。他にも比例の上位に女性候補を配したブロックもあるものの、比例単独立候補の新人では、ここまでの優遇は全国でも森下氏だけだった。

 政治とカネ問題、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題などで苦戦が伝えられる自民にあって、森下氏の当選は数少ない明るい話題となった。

 森下氏はレースクイーンとして芸能活動を開始。グラビアアイドル、タレント、女優、さらには作家としても活動した。グラビアでは女ヒョウポーズを武器にファンを悩殺したが、2度目の選挙戦は“秒殺”で政界進出を決めた。

2868OS5:2024/10/28(月) 11:12:41
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102700948&g=pol
代表落選、選挙区中心に苦戦 「裏金」推薦も影響か―公明【24衆院選】
時事通信 政治部2024年10月28日03時25分配信
落選確定後、リモートで支援者にあいさつする公明党の石井啓一代表=28日未明、埼玉県草加市
落選確定後、リモートで支援者にあいさつする公明党の石井啓一代表=28日未明、埼玉県草加市

取材に応じる公明党の石井啓一代表=27日午後、東京都新宿区の同党本部
 公明党は衆院選で、公認候補を擁立した各地の小選挙区を中心に苦戦を強いられた。比例代表との重複なしに小選挙区(埼玉14区)に初挑戦した石井啓一代表も落選。辞任は不可避の見通しで、態勢の立て直しが急務となる。

公明・石井代表が落選 交代不可避の見通し【24衆院選】

 石井氏は28日未明、党本部と地元の選挙事務所をテレビ電話でつなぎ、集まった支援者らに「私の力不足で勝利を得られなかった」と陳謝。「痛恨だ。この思いを忘れずに新たに出発したい」と強調したが、記者団の問いかけには応じず、足早に立ち去った。

 これに先立つ27日夜のNHK番組で、石井氏は「自民党の不記載問題が連立を組む私どもに対しても大変厳しい状況になっている」と指摘。自民による非公認候補側への2000万円支給問題も「選挙に大きな影響を与えた」と振り返った。

 公明は、小選挙区候補11人の全勝と比例代表23議席以上の確保を目指したが、達成できなかった。日本維新の会と初の全面対決となった関西は、大阪の4選挙区で全滅。党内からは「自民の問題に巻き込まれた」(関係者)と恨み節も漏れる。

 ただ、公明自身も「裏金候補」35人を推薦しており、有権者から「共犯」(立憲民主党の野田佳彦代表)とみられたとの見方が出ている。「クリーンな政治」をアピールしてきた経緯もあり、西田実仁幹事長はBS朝日番組で「全く影響がなかったとは言えない」と述べた。

2869OS5:2024/10/28(月) 11:16:11
単純に足すと 山本拓が出馬しなくても勝てなかった感じですね。

 ・福井2区(5人) 
◎54,100辻英之  54☆元大学教授 立新
△38,749斉木武志 50☆元県議   維元(2)
✕33,532高木毅  68 元復興相  無前(8)*公明推薦なし
✕18,656山本拓  72 元農水副大臣無元(8)
✕03,934小柳茂臣 70 共産



https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102700883&g=pol
安倍派「5人衆」が明暗 萩生田氏ら死守、高木氏落選【24衆院選】
時事通信 政治部2024年10月28日03時12分配信

 衆院選では自民党派閥裏金事件で政治責任を問われた旧安倍派の有力議員「5人衆」の明暗が分かれた。東京24区の萩生田光一元政調会長ら4人が当選する一方、公認を得られず無所属で出馬した福井2区の高木毅元国対委員長は落選した。


 高木氏は福井県敦賀市で記者団に「信頼回復に努める。今後の活動は白紙だ」と述べた。

 5人衆では兵庫9区の西村康稔元経済産業相、和歌山2区の世耕弘成前参院幹事長、千葉3区の松野博一前官房長官が議席を勝ち取った。ただ、事件の影響は大きく、旧安倍派では東京11区の下村博文元政調会長、東京7区の丸川珠代元五輪相、大分2区の衛藤征士郎元衆院副議長も議席を失った。

 旧二階派で非公認だった東京17区の平沢勝栄元復興相は議席を守った。

 自民では比例代表の73歳定年制で重複立候補できなかった甘利明元幹事長が神奈川20区で落選した。一方、立憲民主党の小沢一郎氏は岩手3区で勝利し、初の敗北を喫した前回の雪辱を果たした。

2870OS5:2024/10/28(月) 11:17:31
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241028-OYT1T50053/
公明にも世論の反発、「常勝」大阪で全敗…石井代表も落選で体制立て直し急務
2024/10/28 07:23
厳しい表情で開票センターに入る公明党の石井代表(27日午後10時25分、東京都新宿区で)=守谷遼平撮影
 公明党は石井代表が落選するなど、苦戦を強いられ、公示前勢力である32議席の維持ができなかった。自民党の「政治とカネ」の問題では、自民に政治資金規正法の規制強化を迫ったものの、連立与党として世論の反発をもろに受けた格好だ。


 石井氏は比例選から埼玉14区に転出し、事実上の「落下傘候補」として選挙戦に臨んだ。

 9月に党代表に就任したものの、全国遊説は後回しにし、自身の選挙区に注力することを迫られた。自民の地元県議らの応援を受け、組織をフル稼働させて支持拡大を図ったが、結局及ばなかった。

 27日のラジオ番組では、「自民の問題が与党全体に対して逆風になった」と振り返った。

 公明は今回、「常勝関西」と呼ばれるほどの礎を築いた大阪では4小選挙区で、日本維新の会と初の全面対決に臨んだ。山口那津男・前代表が公示後、応援に3回入り、石破首相(自民党総裁)らも訪れたが、佐藤茂樹副代表を含め、全敗を喫した。

 石井氏らは選挙戦で、政策活動費の廃止や政治資金をチェックする第三者機関の設置など、「政治改革」の推進を前面に訴えた。低所得世帯への給付金支給も掲げ、自公政権で政策を継続して進める重要性も強調した。

 ただ、政治資金問題で自民から公認されなかった前議員ら計35人に推薦を出したことを巡っては、野党から「自民と共犯だ」との批判を招いた。

 支持母体である創価学会は、会員の高齢化に伴って組織の弱体化が進んでいるとされ、集票力には陰りが見える。党内では石井氏の退任は避けられないとの見方があり、重視する来年の東京都議選、参院選に向けては、体制の立て直しが急務となっている。

2871OS5:2024/10/28(月) 11:19:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/2aa114b02fe96d9a34d489295b1d23924a63e7e5
大阪で全敗した公明、かろうじて守った尼崎・兵庫8区 維新の攻勢に向きあった総力戦
10/28(月) 10:54配信
産経新聞
小選挙区の議席を守り、支持者たちと頑張ろうコールをする兵庫8区の中野洋昌氏(中央)=27日午後11時51分、兵庫県尼崎市

日本維新の会と公明党の対決が軸となった兵庫8区(尼崎市)では、公明前職の中野洋昌氏(46)が5選を決め、議席を死守した。27日深夜に尼崎市内の選挙事務所で、支持者らの拍手と歓声に迎えられた中野氏は「本当に苦しい戦いだったが、皆さんの支えで押し上げていただいた。期待に応えられるようしっかり働き、恩返ししたい」と決意を述べた。

【写真】衆院埼玉14区で小選挙区の戦いに挑んだ公明党・石井啓一代表は落選した

兵庫8区はかつて公明の故冬柴鉄三元国土交通相が地盤とし、公明支持者が多い重点区だ。冬柴氏の後継である中野氏が平成24年衆院選以降、4連勝を重ねてきた。

しかし令和3年の前回選で兵庫県内にも伸長した維新が今回、公明との小選挙区対決にかじを切り、公明は石井啓一代表や石破茂首相(自民党総裁)ら与党幹部を応援に投入するなどして総力戦を展開した。

中野氏は子育て支援策などの実績をアピールするとともに政治とカネ問題を受けてクリーンな政治の実現などを訴え、幅広く支持を広げた。

維新新人の徳安淳子氏(62)は、当初出馬が予定されていた参院議員の兵庫県知事選立候補表明に伴い、公示直前に白羽の矢が立った。選挙戦では吉村洋文共同代表が応援に駆け付け、徳安氏も尼崎市を地盤とする元県議として街頭などで支持を求めた。小選挙区では敗れたが、重複立候補していた比例代表で復活当選した。

2872OS5:2024/10/28(月) 11:26:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/468b0294ef9644376fe95c89a0fbdc9535ea77b3
滋賀1区、維新・斎藤アレックス氏が競り勝つ 「自民王国」の牙城の一角崩す
10/28(月) 1:48配信

産経新聞
ガッツポーズで喜ぶ斎藤アレックス氏=大津市

滋賀1区(大津市、滋賀県高島市)は、日本維新の会前職の斎藤アレックス氏(39)が、自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載事件などで逆風に見舞われた自民前職の大岡敏孝氏(52)に競り勝ち、議席獲得を確実にした。

小選挙区の区割り改定で滋賀県内の小選挙区は今回から4から3に変更。過去4回連続で4小選挙区全てで勝利していた自民党は滋賀2区と3区で議席を維持したものの、県都・大津市を含む1区で敗北を喫した。維新は小選挙区での初勝利を飾り、「自民王国」の牙城の一角を崩した。

不記載事件などへの批判の高まりを背景に、斎藤氏は街頭演説などで「政治とカネ」の問題を積極的に取り上げ、「古い政治を変える」と改革実行を訴えた。

斎藤氏は前回、国民民主党から出馬して比例復活したが、教育無償化を実現する会を経て今回は維新から立候補。自民側から〝変節〟を厳しく批判されたが、維新以外の野党支持層と無党派層にも浸透し、反自民票の受け皿にもなった。

斎藤氏は大津市内の事務所に集まった支援者らを前に、「自民の政治を変えないといけない。裏金問題が(選挙に)大きな影響があった。生活や福祉に役立つ政治にしていきたい」と述べた。

5選を目指した大岡氏は県内は旧安倍派や不記載に関係した議員がいないことを挙げ、政治資金透明化に向けて改革の先頭に立つ姿勢をアピールしたが、有権者の不信感は強く、自民支持層も固めきれなかった。

共産党新人の黄野瀬明子氏(41)は「政治とカネ」の問題を中心に政権批判を繰り広げたが、支持は広がらなかった。

2873OS5:2024/10/28(月) 11:51:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/7da34e5baff3386df80e1bf8b3c88a110814ebe7
「政治家はこれで終わります」 落選の無所属・下地幹郎さん引退宣言 元郵政民営化担当相、12度目の選挙【衆院選・沖縄1区】
10/28(月) 11:33配信

沖縄タイムス
落選が確実となり、報道陣に敗因を語る下地幹郎さん=27日午後11時半ごろ、那覇市おもろまちの選挙事務所

 27日に投開票された衆院選の沖縄4選挙区は、自民党とオール沖縄が2議席ずつを獲得し、改選前と同じ構図となった。派閥の裏金問題などで全国的に批判が集まった自民だが、県内では辛うじて改選前議席を確保。オール沖縄側も議席を守り、2対2の伯仲する構図が継続した。県民からの負託を受けた4人は支援者に謝意を示し、国政への決意を述べた。選挙区で敗れ比例復活を果たした候補は国政での活躍を誓った。



 「政治家はこれで終わります。30年間支えていただき本当にありがとうございました」。下地幹郎さん(63)は午後11時30分過ぎ、落選が確実となると、那覇市おもろまちの選挙事務所で深々と頭を下げ、政界引退を宣言した。

 自身、12回目の選挙。2021年の衆院選で敗れた後、22年の知事選にも挑んだが落選。「沖縄を変えるために東京に戻る。この選挙が最後の闘い」と公言し、背水の陣で臨んだ。「沖縄を良くしたいと思う仲間と楽しい、かっこいい選挙ができた」とすがすがしい表情で語った。

 09年の政権交代では民主党と連立政権を組んだ国民新党の幹事長を務め、12年には郵政民営化担当相にも就くなど県内外の政界で存在感を示した。

 「今回は政治が変わる分岐点と考えて最後の選挙と決めた。自分の決めたことだからもう政治は終わる」と言い切った。(社会部・吉田伸)

2874OS5:2024/10/28(月) 12:39:39
れいわ9人
佐原若子 新 東北比例下位(重複候補は10%以下)
高井崇志 元 埼玉13比例復活
多ケ谷亮 前 千葉11比例復活
櫛渕万里 前 東京11比例復活
阪口直人 元 岐阜3比例復活
上村英明 新 東海比例下位 (阪口以外の重複候補は10%以下)
大石晃子 前 大阪5比例復活
八幡愛  新 大阪13比例復活
山川仁  新 沖縄4比例復活


*辻恵(元) 愛知15 10%以下

2875OS5:2024/10/28(月) 12:44:09
維新大阪以外の小選挙区当選(4人)

斎藤アレックス 滋賀1(元教育)
前原誠司    京都2(元教育)
空本誠喜    広島4
村上智信    福岡11

2876OS5:2024/10/28(月) 12:48:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f0db625b714ba2dbeaa2a9d6141f8650759c515
維新、大阪全19区制覇の朝 新人たちは笑顔で街頭へ 全国では苦戦も地元では負け知らず
10/28(月) 12:24配信
産経新聞
大阪3区で初当選を決め、支援者と握手する東徹氏(右)=28日午前8時6分、大阪市住之江区(泰道光司撮影)

自民、公明両党が過半数割れに追い込まれた衆院選投開票から一夜明けた28日、初当選した新人らが各地で街頭に立ち、国政に臨む決意や支援に対する謝意を示した。本拠地・大阪の全19小選挙区で完勝した日本維新の会の新人には笑顔もみられた一方、派閥パーティー収入不記載事件に絡んで自民を非公認となり、議席を守った議員は表情を引き締めた。

【写真】「日本維新の会」ののぼりを手に、駅前に立つ大阪6区の西田薫氏

■3区の東氏 期待に応える覚悟

「期待に応えられるよう、しっかりと取り組んでまいります」

大阪3区(大阪市大正・住之江・住吉・西成区)で公明との初の直接対決を制し、初当選を果たした維新新人の東徹氏(58)は28日朝、住之江区の大阪メトロ住之江公園駅前に立ち、通勤客らと握手を交わすなどして感謝を伝えた。

参院議員からのくら替え出馬を決めた東氏は昨年7月、3区など大阪府内の4小選挙区で公明と対決する候補者を選ぶ党内の予備選に立候補し、無投票で当選。地元で活動報告会などを繰り返し浸透を図ってきた。

東氏はこの日、報道陣の取材に、激戦を演じた公明陣営について「組織力があり、選挙戦の厳しさを感じた」と語った。一方で、初の維新候補となったことで「多くの方から『やっと投票する先ができた』という声を聞いた」と振り返り、「選挙戦で訴えてきた政治改革を実現できるように取り組む」と決意を示した。

維新は府内の小選挙区を制したが、全体では公示前の議席に届かなかった。東氏は「多くの優秀な人材が落選した。われわれの問題を分析し、軌道修正しなければならない」と気を引き締めた。

■6区の西田氏「国民守れる国に」

維新と公明が初めて激突した大阪6区(大阪市旭・鶴見区、守口市、門真市)で初当選を果たした維新新人の西田薫氏(57)は、28日午前7時過ぎから守口市の大阪メトロ大日駅前に立ち、山積する国政の課題を念頭に決意を新たにした。

西田氏は「日本維新の会」ののぼりを手に、駅の利用客らに向けて「おはようございます」とあいさつ。時折「おめでとう」と声をかけられると笑顔で応じた。握手を求める支持者には「頑張ります」と応えていた。

大日駅前は西田氏にとって特別な場所だ。22年前、守口市議選への挑戦を決めたときからの「政治活動の原点」という。駅立ちは市議から大阪府議に転じた後も続け、「初めは見向きもされなかったが、次第に声をかけてもらえるようになった。初心に返れる場所であり今後も続けたい」と語った。

選挙戦では保守層を意識した訴えを発信した西田氏。「北朝鮮による拉致問題の啓発とともに、憲法改正にも道筋を付けていきたい。緊迫する極東情勢の下、国民を守れる国にしたい」と力を込めた。

2877OS5:2024/10/28(月) 12:49:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/c258ccaf4e9404d7ea78db6dde9623b3607da26a
「26年間『ザ・自民党』でやってきた。和歌山で私が一番長く、戻ることに違和感は全くない」無所属で当選の世耕弘成氏の復党は…
10/28(月) 12:20配信


MBSニュース
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 衆議院選挙に無所属で立候補し、当選した世耕弘成さん(和歌山2区)が、当選から一夜明けた28日、地元で取材に応じました。

 選挙結果の受け止めについて世耕氏は、「個人の選挙結果についてはきわめて満足のいく結果。あんなに早い時間に当選確実、圧勝で相手の比例復活当選も許さなかったことは満足しています」と述べました。

 一方で、自公過半数割れの結果については、「これからかなり政治が不安定になる。原因をつくったのは私が幹部だった、いわゆる裏金問題で、忸怩たる思いがある。だからこそ私が先頭に立って改革していかねばならない」と述べました。

 石破総理の今後の政権運営については、いわゆる”裏金問題”で非公認とした候補者の『追加公認』にも注目が集まります。

 復党について世耕氏は。
「まずは、自民党がお決めになること。少なくとも私は自民党の政策に反発して離党したわけではない。26年間『ザ・自民党』でやってきて、和歌山の国会議員の経歴は私が一番長いわけで、戻ることに違和感は全くない」と述べました。

 自民党の元安倍派幹部だった世耕氏は、離党勧告を受けて離党。参議院議員から鞍替えして無所属で立候補し、二階俊博元幹事長の三男・伸康氏らを破って当選しました。

MBSニュース

2878OS5:2024/10/28(月) 12:55:24
https://www.sankei.com/article/20241028-JLL2CS54UVMKPGPC5DV6Z3I2OM/?outputType=theme_election2024
退潮傾向続く「オール沖縄」2勝2敗 「役割終えた」〝不協和音〟も表面化 衆院選
2024/10/28 03:23

当選を決め、支持者から花束を受け取る自民党の島尻安伊子氏=28日午前1時3分、沖縄県沖縄市(大竹直樹撮影)
当選を決め、支持者から花束を受け取る自民党の島尻安伊子氏=28日午前1時3分、沖縄県沖縄市(大竹直樹撮影)
27日に投開票が行われた衆院選で、沖縄の4選挙区では共産や立憲民主、社民などが支援する「オール沖縄」勢力が2勝2敗となった。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対で結束し、玉城デニー沖縄県知事を支持するオール沖縄勢力は、今年6月の県議選で大敗するなど退潮傾向が続く。共産、社民それぞれ全国唯一だった小選挙区議席は何とか死守したものの、選挙戦では不協和音も表面化していた。

「オール沖縄の団結がこんなに強いぞということを、政府に対してアピールしたい」


沖縄1区で9選を確実にした共産前職の赤嶺政賢氏(76)は27日午後11時半過ぎ、那覇市内でこう意気込んだ。2区では、社民前職の新垣邦男氏(68)に当選確実の報がもたらされた。

一方、4区では自民前職の西銘恒三郎氏(70)が当選確実に。米軍普天間飛行場の移設工事が進む名護市辺野古を擁する3区は接戦になり、沖縄市内にある自民前職、島尻安伊子氏(59)の選挙事務所に当選確実の一報がもたらされたのは28日未明だった。支持者らと喜びを分かち合った島尻氏は、記者団に「普天間飛行場の一日も早い危険性の除去を進めていく」と強調した。


当選を決め、万歳三唱する共産党の赤嶺政賢氏(中央)=27日午後11時35分、那覇市(大竹直樹撮影)
当選を決め、万歳三唱する共産党の赤嶺政賢氏(中央)=27日午後11時35分、那覇市(大竹直樹撮影)
オール沖縄勢力は令和3年の前回選挙も2勝2敗。自公政権に強い逆風が吹く中、今回の衆院選で「追い風」にできなかったことも、昨今の退潮傾向を反映している。

オール沖縄は「辺野古反対」を打ち出した故・翁長雄志前知事の下に結集し、後継の玉城氏も支えてきた。その玉城氏は、辺野古反対のワンイシュー(単一論点)で国との対決姿勢を強め、法廷闘争を繰り返してきた。だが、その法廷闘争もすでに決着がついた。代執行を経て辺野古移設工事は今、着々と進んでいる。


翁長氏が辺野古問題以外は「腹八分、腹六分」(で折り合う)と提唱し結集した政治勢力だったが、近年は共産主導の革新色が強まり、有力メンバーだった保守系議員や財界人が離脱。求心力は低下していた。

県議選での大敗に続き、普天間飛行場を抱える宜野湾市で9月に行われた市長選でもオール沖縄勢力の候補は大差で敗れている。

さらに、今回の衆院選では、赤嶺氏が強調する「団結」にもほころびが見えた。れいわ新選組の山本太郎代表の言葉だ。


山本氏は今月22日、応援演説のため沖縄県入りし、オール沖縄について「選挙互助会に落ちぶれた」と批判。「辺野古『新基地』(反対)という一点でスタートしたのはいいが、今はフェーズ(局面)が大きく変わっている」と指摘した。オール沖縄は「歴史的な役割は終えた」とまで言い切った。

辺野古移設に抗議していた女性を制止した警備員が6月、ダンプカーに巻き込まれて死亡した事故では、県議会の土木環境委員会で事故当時の映像の閲覧することが決まったのに、オール沖縄系の県議が閲覧を拒否したことも話題になった。SNS(交流サイト)などでは批判も少なくない。


オール沖縄は今回、2勝2敗と維持したものの、玉城氏の地盤である沖縄3区では自民前職に敗れた。歴史的な役割を終えたかどうかはともかく、その活動が曲がり角を迎えているのは間違いない。この退潮傾向は、2年後に控える知事選にも影響を与えそうだ。(大竹直樹)

2879OS5:2024/10/28(月) 12:56:03
https://www.sankei.com/article/20241028-5H2SNUEWGNPCHOB7AY74MRO344/?outputType=theme_election2024
「Z世代の論客」自民の大空幸星氏、東京15区は及ばずも比例復活 衆院選
2024/10/28 02:33
「政治とカネ」を巡り自民党国会議員が2人続けて逮捕され、ここ最近は国政選挙や区長選が繰り返されてきた東京15区。今回の衆院選候補者の中で最年少の自民新人、大空幸星氏(25)はNPO法人での活動実績を訴え、小選挙区では一歩及ばなかったが、比例で復活した。

日付が変わった28日午前0時半ごろ、江東区の選挙事務所に姿を見せた大空氏は、約30人のスタッフや支持者を前に「ひとえに私の力不足。申し訳ありませんでした」と敗戦の弁を述べた。


15区では、江東区長選を巡る公職選挙法違反事件で柿沢未途元法務副大臣(自民を離党)の有罪が確定し辞職。自民は4月の補選で候補者を立てることができず、今回の衆院選では公募で大空氏を擁立した。

大空氏は、いわゆる「Z世代」の論客としても活躍。自民関係者からは「若者の政治参加の推進や自民党の刷新につながる」などと期待が寄せられ、自殺防止や防災・減災対策などを掲げて支持を訴えた。

2880OS5:2024/10/28(月) 12:59:20
和歌山
https://news.yahoo.co.jp/articles/5898e4fc9478dd1957234933cb689d5bd6024479
1区19年ぶり自民が奪還、2区二階さんは父の選挙区守れず
10/28(月) 11:55配信


読売新聞オンライン
 27日に投開票された衆院選で、和歌山県内2小選挙区では、自民党と無所属が1議席ずつを獲得した。1区は自民新人の山本大地さん(33)が日本維新の会前議員の林佑美さん(43)らを破り、2区は無所属新人の世耕弘成さん(61)が自民新人の二階伸康さん(46)らを退け、それぞれ初当選。区割り見直しで、県内は前回より1減の2小選挙区となった。比例に回った自民前議員の石田真敏さん(72)は早々に当選を決めた。

敗戦の弁を述べる二階さん(27日午後8時18分、和歌山県田辺市で)

1区・区割り見直し追い風か
 「当選確実」の一報が届くと、山本さんは和歌山市の事務所に姿を現し、集まった支援者らと喜びを分かち合った。

 山本さんは「この和歌山のために働く、市民や国民に寄り添った政治家になる。応援して良かったと言ってもらえる国会議員に必ずなる」と話した。

 自民候補が1区で議席を得るのは2005年以来19年ぶりとなった。「1区奪還」という自民の悲願がかなった。

 和歌山市単独の小選挙区だった旧1区では09年以降、民主党、希望の党、国民民主党に所属した岸本知事に5連敗。昨年4月の補欠選挙では、維新の林さんに屈した。

 小選挙区の区割りの見直しで、保守層が強い紀の川市と岩出市が加わり、自民に有利に働くとみる向きもあったが、一筋縄にはいかなかった。

 自民は「政治とカネ」の問題で、候補者の選び直しを余儀なくされた。公募で和歌山市議だった山本さんの擁立を決めたが、出馬表明は衆院解散の1か月ほど前だった。

 出遅れを取り戻そうと、山本さんは大急ぎで準備に取りかかった。知名度アップを目指し、ポスターを各地に貼ったほか、企業や団体を一つひとつ回った。若年層などへの浸透を狙ってSNSも活用し、幅広い支持を集めた。

林さん及ばず
選挙区で惜敗し、涙する林さん(28日午前1時7分、和歌山市で)

 再選を目指した林さんは、小選挙区で議席を獲得することができなかった。

 林さんは和歌山市議を経て、昨年4月の旧1区の補欠選挙で初当選。維新の候補として初めて県内小選挙区で得た議席だった。

 その後、東京での仕事がない日は地元に戻り、地域をくまなく歩いてきた。選挙戦では、事務所スタッフと街頭に立ち、物価高騰対策や教育無償化などを訴えた。中盤には、維新の吉村洋文共同代表(大阪府知事)が応援に駆けつけ、支持の拡大を図ったが、及ばなかった。

 推薦した前兵庫県知事の内部告発問題などで批判を受け、維新の党勢が低迷していることに加え、1区に野党候補が乱立し、政権批判票が分散した影響があったとみられる。

 小選挙区での敗戦が決まると、林さんは涙を流しながら会場に現れ、「私の力不足でこのような結果となり、託してくれた人に申し訳ない」と話した。

 林さんは比例での復活が決まった。

2881OS5:2024/10/28(月) 12:59:39
2区・世耕さん、知名度と経験で圧勝
 参院議員26年の実績を訴えた世耕さんは「保守分裂」の選挙戦を制し、当選を決めた。

 午後8時頃、「当選確実」の速報が流れると、和歌山県田辺市の事務所に集まった支援者から拍手が起こった。世耕さんが姿を見せると、拍手はさらに大きくなった。世耕さんも、支援者も満面の笑みを浮かべた。

 支援者とバンザイをした後、花束を受け取った世耕さんは「何の組織もない選挙だった。多くの人に『もう一度頑張れ』と言っていただいたことだと思う。政治とカネの改革、政治資金の透明化に汗をかいていく」と意気込んだ。

 世耕さんは早稲田大政経学部卒。NTT社員を経て、1998年の参院和歌山選挙区補欠選挙で初当選。それ以来、当選を重ね、経済産業相や自民党参院幹事長などを歴任した。

 2022年7月、演説中に銃弾に倒れた安倍晋三・元首相が率いた旧安倍派幹部の「五人衆」の一人だったが、派閥の政治資金規正法違反事件で、今年4月に離党勧告処分を受け、無所属となった。

 それでも、衆院にくら替えし、首相を目指すという大きな目標を見失わなかった。ゆかりがある2区からの出馬を模索し、ミニ集会を重ねた。衆院解散直前の今月5日、「あえて厳しい選挙に挑む」と立候補の意向を表明した。

 自民県連は猛反発したが、世耕さんは自身の意志を貫き、安倍元首相の形見としてもらった靴を履いて選挙区内を歩き回った。安倍元首相の妻昭恵さんの応援も受けた。

 組織の後ろ盾こそなかったものの、後援会がフル回転。高い知名度と経験で、圧勝した。

石破首相応援実らず
 二階さんは、自民元幹事長の父、俊博さん(85)が小選挙区制が導入された1996年以来、守ってきた小選挙区の議席を失った。

 衆院小選挙区の「10増10減」で小選挙区が3から2に減った和歌山。自民県連は昨年6月、旧3区の20市町村に旧2区の7市町が加わった新2区の候補予定者を俊博さんに決めた。だが、「政治とカネ」の問題で、俊博さんは今年3月、政治責任を取るとして不出馬を表明した。

 県町村会の要請を受けた二階さんは5月、立候補する意向を明らかにした。

 県連や選挙区内の首長が支援し、公示までに広大な選挙区内を4巡した。600以上の組織・団体の推薦も得た。「組織固め」は万全なはずだった。

 しかし、ベテラン参院議員だった世耕さんが無所属で出馬すると、リードを許す展開となった。選挙戦では、石破首相や自民の森山裕・幹事長、小渕優子・組織運動本部長らが応援に入ったが、流れを変えることはできなかった。

 小選挙区での敗北が決まると、二階さんは田辺市の事務所に姿を現した。「結果はひとえに私の責任。期待にお応えできず、本当に申し訳なく、残念に思う」と述べ、集まった支援者に頭を下げた。

2882OS5:2024/10/28(月) 13:01:00
自民系6:平沢勝栄 萩生田光一 世耕弘成 西村康稔 広瀬建 三反園訓

https://news.yahoo.co.jp/articles/f5e284e1a327ae3dee604533d0f942402c2936da
橋下徹氏 裏金非公認議員3人の自民追加公認の動きに「そんなことをやったら次の参院選でまた痛い目に」
10/28(月) 11:32配信


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スポニチアネックス
橋下徹氏

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が28日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。第50回衆院選の結果について言及した。

 28日未明、全465議席の当選者が確定し、自民、公明両党の与党は計215議席で過半数(233)を割り込んだ。派閥裏金事件が影響し自民は公示前から65減らして191議席、公明党は8減の24議席にとどまり、大敗を喫した。立憲民主党は公示前の98から50増の148議席に躍進。国民民主党は7議席から28議席に大幅増となった。れいわ新選組も3議席から9議席に伸ばした。

 日本維新の会(公示前43)は38議席、共産党(同10)は8議席で、それぞれ減らした。社民党は小選挙区で1議席を維持した。参政党は衆院選で初めて議席を獲得し3議席を得た。政治団体「日本保守党」は選挙区と比例代表で計3議席を獲得した。無所属は与党系6、野党系6の計12議席だった。

 自民党の裏金事件に関係し、党公認を得られず無所属で立候補した12人のうち、萩生田光一元政調会長(東京24区)と西村康稔元経済産業相(兵庫9区)、平沢勝栄元復興相(東京17区)が当選。この3人を追加公認する動きについて、橋下氏は「あくまでも自民党の政治判断で、次の参院選挙でまた厳しい審判が下されるかも分からないですよ、そんな国民の認識を見誤った判断をすると。僕は、追加公認なんかしちゃいけないと思う」と言い、「僕は絶対にそんなことをやったら次の参議院選挙でまた痛い目に遭うと思います。この政治とカネの問題は国民は絶対に許せない問題だと思うから、そんな甘いことやったら大変なことになると思う」と自身の見解を述べた。

2883OS5:2024/10/28(月) 13:11:44
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20241028k0000m010170000c.html
与党過半数割れ 首相責任論浮上か 野党は連携を協議
2024/10/28 12:16毎日新聞

与党過半数割れ 首相責任論浮上か 野党は連携を協議

衆院選から一夜明け、自民党本部に入る石破茂首相=東京都千代田区で2024年10月28日午前10時54分、手塚耕一郎撮影

(毎日新聞)

 第50回衆院選は28日、定数465(小選挙区289、比例代表176)の全議席が確定した。自民党は191議席(小選挙区132議席、比例代表59議席)で、公示前の256議席から大幅に減らして大敗した。公明党も公示前から8議席減の24議席にとどまった。与党は計215議席で、過半数(233議席)を大きく割り込んだ。自民派閥の裏金事件をはじめとする「政治とカネ」の問題が大きく響いた形だ。

 石破茂首相(自民総裁)は政権継続に意欲を示しているが、求心力の低下は避けられない。与党内で責任論が浮上する可能性もある。

 自民は28日午前、臨時の役員会を開き、今後の政権運営について協議する。森山裕幹事長が続投に意欲を示す一方、小泉進次郎選対委員長は辞意をにじませており、今後の執行部体制についても話し合われるとみられる。同日午後には首相が記者会見を開く予定だ。

 自民は裏金問題を受けて非公認とした自民系無所属の当選者の追加公認を視野に入れる。だが当選したのは萩生田光一氏、平沢勝栄氏、西村康稔氏の3人にとどまる。ほかの与党系無所属数人を加えても過半数には届かず、「少数与党」となる可能性が高い。

 首相は27日夜のテレビ朝日番組で「これから先、どうやって我々が掲げた政策を実現するのか。そのことに向けた努力を最大限しなければならない」と述べ、政権継続に意欲を示した。自民執行部は国民民主党や日本維新の会など一部野党と政策ごとに協力する「部分連合」で政権運営を継続したい構えだが、野党との協議は難航する可能性がある。

 自民の裏金問題は連立政権を組む公明党にも大きな打撃となり、石井啓一代表が落選。比例で20議席を獲得したが、小選挙区は4議席にとどまった。山口那津男前代表は28日未明、記者団に「新しい体制を作っていかざるを得ない」と語り、代表交代は避けられないとの見通しを示した。

 一方、最大野党の立憲民主党は公示前の98議席から50議席増の148議席(小選挙区104議席、比例44議席)に躍進した。野田佳彦代表は「首相指名を取りに行くのが当然だ」と意欲を示しており、立憲は28日午前の臨時の執行委員会で他の野党との連携について協議する方針だ。

 野田氏は28日朝、衆院選の結果を受けて「(自民が)自公以外に声かけをしてくる可能性は十分ある。注意深く見ながら、逆にこちらのチームをどう作っていくか心を砕いていきたい」と記者団に表明。自民からの野党勢力の切り崩しに対して警戒感を示した。

 国民民主党も公示前の7議席の4倍の28議席(小選挙区11議席、比例17議席)を獲得し、躍進した。玉木雄一郎代表は28日朝、連合の芳野友子会長と面会し、自公両党との連立政権には入らないとの意向を伝えた。一方、自民、立憲との政策協議には応じる考えを記者団に示した。

 日本維新の会は地盤の大阪府の小選挙区で議席を独占した一方、比例代表が伸び悩み、公示前の43議席から38議席(小選挙区23議席、比例15議席)に減らした。共産党も公示前の10議席から8議席に減らした。

 れいわ新選組は公示前の3議席から3倍の9議席に躍進。社民党は沖縄2区の1議席にとどまった。参政党は比例で3議席を確保した。政治団体「日本保守党」は初となる3議席を獲得した。

 女性の当選者は全体で73人となり、2009年衆院選の54人を上回り過去最多を更新した。【影山哲也、中村紬葵、遠藤修平】

2884OS5:2024/10/28(月) 13:16:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/87d7fbed313ae0d5e8f9c10ef5656139b0307865
大阪16区、公明は重鎮の地盤守り切れず 山本氏「力不足で申し訳ない」
10/28(月) 2:03配信


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産経新聞
落選が決まり、支援者らに謝罪する公明党の山本香苗氏=28日未明、堺市堺区(泰道光司撮影)

公明党の北側一雄元国土交通相が引退し、日本維新の会と公明、立憲民主党の三つどもえとなった大阪16区(堺市堺・東・北区)は、維新新人の黒田征樹氏(44)が初当選を決めた。北側氏の後継で参院議員からくら替え出馬した公明新人の山本香苗氏(53)は重鎮の議席を守れなかった。

「期待に沿う結果を出せず申し訳ありません。私の力不足です」

山本氏は堺市堺区の選挙事務所で支援者を前に何度も頭を下げた。比例代表との重複立候補はしておらず、落選が決まった。

参院議員を4期23年務めた山本氏は、昨年5月に立候補を表明。衆院当選10回の北側氏の地盤を引き継ぐため、二人三脚で支持固めに奔走し、維新を迎え撃つ態勢を整えていた。

だが、黒田氏に加え、前回比例で復活当選した立民前職の森山浩行氏(53)とも争う混戦模様で、序盤は2氏を追う展開に。山口那津男・公明前代表や石破茂首相(自民総裁)が応援に駆けつけ、北側氏も何度もマイクを握った。外交官出身の山本氏の経歴に触れ「東アジアで武力衝突があってはならない。外交の力が必要だ」と訴え、懸命に保守層の取り込みを図ったが、及ばなかった。

維新は、看板政策「大阪都構想」を巡る公明との協力関係から一転、16区を含めた大阪、兵庫の小選挙区で公明との全面対決に臨み、大阪では全勝。当選確実の報を受けた黒田氏は堺市東区の選挙事務所で、「選んでよかったと思ってもらえるよう、仕事でご恩返ししたい」と語った。

2885OS5:2024/10/28(月) 14:12:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/52a7c592c826e52209819850ddedbcd3278cc047
「ゲスすぎてひどい」フジテレビ特番 “裏金ランキング” に非難轟轟…出演者の石丸氏も「茶化しすぎ」とバッサリ
10/28(月) 14:05配信

SmartFLASH
出演番組に苦言を呈した石丸伸二氏

 10月27日に投開票がおこなわれた衆院選挙。テレビ各局は開票速報の特別番組を放送したが、その演出法に疑問の声があがっている。


 もっとも多いのは “裏金マーク” に対するものだ。民放局の多くは、自民党のいわゆる裏金議員の写真や名前に「ウラ金」「裏」などのマークをつけて、開票速報をおこなった。これに対し、Xでは

《裏金マーク本当に下品でめちゃくちゃ引いてる》

《わざわざ自民系の候補者にだけ裏金マークつけるのはやりすぎじゃない?不記載あった候補者全てに適用しないのは報道としてどうなのよ》

《裏金マークには悪意しか感じない 野党議員にも付けろよ》

 など、批判的な意見があふれている。なかでも多いのは、フジテレビの特番に対する声だ。

《フジの選挙特番がゲスすぎて酷いな。裏金ランキングとか…》

《自民党の不記載議員だけ裏金ランキングって悪意ある報道やな!野党にも疑惑のある人物がようけいてるやんけ!》

《選挙番組が裏金ランキングとかしながらなの笑う。こんな国あるか??》

「フジテレビ系の特番『Live選挙サンデー超速報SP』では、番組開始早々から自民党系議員の “裏金ランキング” を紹介しつつ開票速報をおこないました。

 近年、選挙特番は、各局が独自性を打ち出し、さまざまな演出をおこなう傾向が強くなっています。

 今回の総選挙では、政治とカネの問題が大きくクローズアップされたため、このような演出になったのだと思いますが、あまりにもエンターテイメント化しすぎだという意見もあります」(週刊誌記者)

 そうした演出に苦言を呈したのは、そのフジテレビ特番に出演していた前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏だ。

 石丸氏は放送のなかで「選挙特番、各局を観ていたんですけど、ひどい。なかでもフジテレビがチャカしすぎだと思いました。我々の代表を選ぶんですよ。もうちょっと敬意を払ったほうがいいんじゃないかと思っています」と、自らが出演している番組にかみついた。

 MCの宮根誠司は、これに対し「裏金とかいちばんカチンとくるのは(国民の)みなさん。マスコミの放送の仕方が悪いと言われたら、我々も腹が立つ」と反論したが、石丸氏は「追及すべきところは報じていいが、過剰な演出はなくていい」とバッサリ。

 Xではこの「石丸VS.宮根」の対決に、

《石丸さんの言うことは、正しかったと思う番組の構成は失敗ですね。悪意や弄りが見えて子供じみてるよ。大学生の子供が、私に一言「こんな番組見ると馬鹿になるよ」といって去っていきました》

《石丸さんが出ていなかったら、あの選挙演出は吐き気がして見るのやめてました。開票当日に放映する構成ではないですよ…。宮根さんが怒ってましたが、他局との差別化、政治のエンタメ化の意味が間違っている》

 など、石丸氏の意見に共感するという意見が多数見られる。「政治のワイドショー化」、いよいよ極まれりーー。

2886OS5:2024/10/28(月) 14:13:50
2874:OS5:2024/10/28(月) 12:39:39
れいわ9人
佐原若子 新 東北比例下位(重複候補は10%以下)
高井崇志 元 埼玉13比例復活
多ケ谷亮 前 千葉11比例復活
櫛渕万里 前 東京11比例復活
阪口直人 元 岐阜3比例復活
上村英明 新 東海比例下位 (阪口以外の重複候補は10%以下)
大石晃子 前 大阪5比例復活
八幡愛  新 大阪13比例復活
山川仁  新 沖縄4比例復活

*辻恵(元) 愛知15 10%以下









https://news.yahoo.co.jp/articles/eeb5c9957f2a63a4fc8bbc08d53489bf51d67056
衆院選、れいわが9議席に躍進 大阪のジャンヌ・ダルクにセクキャバ除籍、元オール沖縄…
10/28(月) 14:03配信

産経新聞
支援者らから初当選の祝福を受けるれいわ新選組新人の八幡愛氏(中央)=28日午前3時10分ごろ、大阪府東大阪市(西川博明撮影)

れいわ新選組は27日投開票された衆院選で、公示前の3倍となる9議席を獲得した。小選挙区での議席獲得はなく、すべて比例代表での当選となる。初当選は4人で、反原発など特定の活動に身を投じた経歴を持つ人が少なくない。再び議席を得た前職には、国会で登院停止10日の懲罰を受けるなど物議を醸した行動が目立つ人もいる。

■核戦争に反対する医師

比例東北ブロックで当選した新人、佐原若子氏(70)は歯科医師で、「核戦争に反対する医師の会」(IPPNW)常任世話人や「核燃阻止一万人訴訟原告団」の副代表などを務めた。安全保障関連法の廃止を求めて活動する団体「市民連合あおもり」の幹事として令和元年6月の青森県知事選に出馬し、5選を目指した三村申吾知事と一騎打ちを演じ、敗れたとはいえ10万票を集めた。

埼玉13区に出馬し、比例北関東ブロックで復活当選した元職、高井崇志氏(55)は同党の幹事長。平成21年の衆院選で民主党から出馬して初当選した。以後民進党や立憲民主党で活動したが、令和4年4月に新型コロナウイルス禍の緊急事態宣言発令中に東京・歌舞伎町の「セクシーキャバクラ」で遊興したことで、立民を除籍になった経緯がある。

■アイヌの権利回復に尽力

東京14区に出馬し、比例東京ブロックで復活当選した前職、櫛渕万里氏(57)は同党の共同代表を務める。NGOピースボート共同代表や「全国ご当地エネルギー協会」事務局長も務めた。櫛渕氏も平成21年の衆院選で民主党から出馬し初当選。令和5年6月には本会議で「与党も野党も茶番!」と書いたプラカードを掲げ、登院停止10日間の懲罰を受けた。

岐阜3区に出馬し、比例東海ブロックで復活当選した阪口直人氏(61)も平成21年衆院選で民主党公認として初当選した。カンボジアでの国連平和維持活動(PKO)に参加した経験を持つ。同じく、東海ブロックで当選した新人、上村英明氏(67)は社会運動家で、昭和57年に人権団体「市民外交センター」を設立し、国連機関の活用などを通じ、アイヌ民族など先住民族の権利回復に取り組んだ。

大阪5区に出馬し、比例近畿ブロックで復活当選した大石晃子氏(47)も同党の共同代表だ。平成20年3月、橋下徹大阪府知事(当時)が就任後初めて府庁で臨んだ朝礼で、府職員の立場で「どれだけサービス残業やっていると思っているんですか」と直接抗議。「大阪のジャンヌ・ダルク」と一部メディアに称された。令和3年10月の衆院選でれいわから出馬し、初当選した。5年2月の衆院本会議で同年度予算案を採決する際、櫛渕氏と牛歩戦術を展開し、「愚か者」などと壇上で叫んだ。その後、投票を試みたが投票箱が閉鎖されていたため棄権となった。櫛渕氏は投票に間に合った。

■アイドルから反原発

大石氏は、令和4年分の政治資金収支報告書に約450万円の記載漏れがあったことをX(旧ツイッター)で公表。橋下氏は今月のフジテレビ番組で、大石氏に「不記載だ」と指摘したが、大石氏は「自民党の不記載みたいなことにしないでほしい。自ら収支報告書のミスを見つけて、自分で訂正に行っている」と反論した。

大阪13区で出馬し、同ブロックで復活当選した新人、八幡愛氏(37)はグラビアアイドルやタレントとして活動した。兵庫県の「ハチ・ハチ北スキー場」をPRする日本初のゲレンデ発信ご当地アイドル「ハチ・ハチ北Girls」のメンバーで、平成24年以降は原発反対デモを巡り、市民メディアのリポーターなどとして活動した。今回の選挙戦では「国会に連れて行ってお願い。大行進♪」と声を上げ、ピンク色ののぼりを掲げてスタッフらと選挙区内を練り歩いた。

沖縄4区から出馬し、比例九州ブロックで復活当選した新人、山川仁氏(50)は平成30年の沖縄県豊見城市長選で共産党や社民党、労組でつくる「オール沖縄」が推す候補として初当選。令和4年の市長選で落選していた。(奥原慎平)

2887OS5:2024/10/28(月) 17:14:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/310e5fcbea457238a28e167ef8256345e9316cfa
日本保守党が政党に 比例で得票率2%以上の要件満たす 交付金や比例重複など利点多く
10/28(月) 16:57配信


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産経新聞
日本保守党の百田尚樹代表=27日、東京都中央区

27日投開票の第50回衆院選では、作家の百田尚樹代表率いる政治団体「日本保守党」が国から政党として認められる要件を満たす見通しとなった。産経新聞の集計で、比例代表で公選法が規定する得票率2%以上となった。政党となれば、政治活動で使用できる政党交付金が国から交付される。また、政党公認の候補者は、選挙戦では選挙区と比例代表の重複立候補や政見放送の出演などが可能となり、無所属候補よりも有利に戦える。


百田氏は28日、X(旧ツイッター)で「得票率2%を獲得し、国政政党要件を満たしました。 これは快挙と言っていい出来事です!」と喜びの声を投稿した。保守党は、愛知1区で元職、河村たかし前名古屋市長が当選。また、比例東海ブロックで新人の竹上裕子元愛知県議、比例近畿で福井県立大名誉教授の新人、島田洋一氏がそれぞれ当選し、計3議席を獲得した。

■アピール力や資金面で利点

総務省によると、政党要件は、公職選挙法や政党助成法、政治資金規正法でそれぞれ定めている。要件はほぼ共通で、①現職の国会議員が5人以上いるか、直近の国政選挙(前回衆院選、前回か前々回の参院選)で得票率が2%以上を獲得した団体。

政党となれば、国から政党助成金も受け取ることができる。また、政党が正式な候補者として認めた公認候補は、テレビやラジオでの政見放送で映像や音声を放送でき、選挙活動で配布するビラの枚数が政党分(4万枚)上乗せされ、計11万枚に引き上げられる。

選挙ポスターの枚数や使用が認められる選挙カーの台数、設置できる事務所の数も無所属候補より多く、所属政党から「公認料」を支給されるなど資金面でのメリットも大きい。

また、公認候補になれば小選挙区と比例代表に重複立候補できる。小選挙区で敗れたとしても、惜敗率(当選者の得票数に対する落選者の得票数の比率)が高ければ比例復活の可能性がある。

2888OS5:2024/10/28(月) 20:25:40
>>2877
あんなに早い時間に当選確実、圧勝で相手の比例復活当選も許さなかったことは満足しています


これ言っちゃうんだ!?

2889OS5:2024/10/28(月) 21:18:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/472249ba55a8935027affa92569f50cdf5208093
維新、大阪で「全勝」も自公の敵失 受け皿なく消極支持 衆院議席減
10/28(月) 20:53配信

毎日新聞
日本維新の会の開票センターで浮かない表情を見せる吉村洋文共同代表=大阪市北区で2024年10月27日午後9時8分、長澤凜太郎撮影

 日本維新の会は27日投開票の衆院選で、本拠地・大阪で全勝し、初めて府内全19小選挙区を独占した。ただ、全国的には伸び悩み、議席数は公示前の43から38に減少。目標に掲げた「野党第1党」には遠く及ばなかった。吉村洋文共同代表は一夜明けた28日、「大阪以外は野党の中で独り負けしている」と厳しい結果だったと認めた。

【一覧】注目の「裏金議員」の当落どうなった?

 「積極的に支持されたと見るべきではない。(裏金事件で批判された)自民党よりは、まともな政治をやっていると判断されたのだと思う」。報道陣を前に、そう語る吉村氏の表情はさえなかった。

 党幹部は選挙戦で全国を回ったが、滋賀より東の選挙区は全滅。野党第1党としての地位を固めた立憲民主党や議席を4倍にした国民民主党と比べると、見劣りする結果となった。

 党勢をはかる上で、比例代表の得票は一つのバロメーターになる。

 維新は2021年の前回選では全国で約805万票を獲得したのに対し、今回は約511万票と、約300万票も激減した。

 実は大阪府内でも比例得票を大きく減らしている。前回の約172万票から57万票減の約115万票に落ち込んだ。得票率も42・5%から30・7%に低下。吉村氏は「正確な分析はできていない」としつつも、公示直前に擁立を決めた大阪9区を除く府内18選挙区で、比例代表との重複立候補を認めなかった影響を示唆した。「(比例で)維新と書いても、大阪の候補を応援したことにならない」という街の声があったという。

 それでも、府内の小選挙区が維新のイメージカラーの「緑一色」になったのは、他党の「敵失」と準備不足が要因といえる。

 自民は裏金事件で有権者の厳しい審判を受け、府内では比例復活の1議席しか獲得できず、公明は長年維持した4議席を全て維新に明け渡した。

 他の野党も候補者の擁立が進まず、絶対的なコマ不足だった。

 立憲は府内の小選挙区に5人、国民民主は1人の擁立にとどまり、自公や維新に対する批判票の受け皿となりえなかった。

 小選挙区は無所属新人、比例は立憲に投じたという大阪市の70代男性は「立憲の候補がいれば投票しようと思った。自民は裏金事件だけでなく、国民のためにお金を使おうという意欲が見えない。維新の(私立高校の授業料無償化で)公立校をつぶすような姿勢にも反対だ」と投票先に困ったという。

 大阪16区で維新新人に競り負け、比例復活した立憲府連代表の森山浩行氏(53)は28日、「自公でも維新でもない選択肢を作りたい。候補者を立てられなかった責任は感じている」と語った。【東久保逸夫、鈴木拓也、井手千夏】

2890OS5:2024/10/28(月) 21:21:51
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD271YE0X21C24A0000000/
国民民主が愛知で全勝 トヨタ労組、悩む自民との距離感
>国民民主は候補者を立てた4選挙区で全勝した。

2891OS5:2024/10/28(月) 21:24:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fb60fc0f34e7e2cde4ccc0a067f8ac3f73b65f6
保守党、公選法の政党要件満たす 衆院選で比例2%に到達
10/28(月) 17:07配

共同通信
 政治団体「日本保守党」は、衆院選比例代表の得票で政党要件を満たす見通しとなった。共同通信社の集計で28日、比例全11ブロックの総得票数の割合が、公選法の規定する2%に達した。

 百田尚樹代表は自身のXに「政党要件を満たした。快挙と言っていい」と投稿した。比例は東海、近畿両ブロックで各1議席を獲得し、小選挙区は愛知1区で公認した河村たかし前名古屋市長が勝利。計3議席を得た。

 公選法は政党要件を(1)国会議員5人以上(2)直近の衆院選か参院選で全国を通じた得票率が2%以上―のいずれかを満たす場合と定める。政党は衆院選で重複立候補が認められ、政党交付金を受け取ることができる。

2892OS5:2024/10/28(月) 21:24:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef6b408cda0d9dbfca495f7f6189bfc3b8e09fbd
議席4倍の国民民主「現実路線」に自信…参院選挙の準備へ、連合と連携確認
10/28(月) 21:03配信

読売新聞オンライン
連合の芳野会長との会談を終え、記者団の取材に応じる国民民主党の玉木代表(中央)(28日、東京都千代田区で)=佐々木紀明撮影

 国民民主党は衆院選で公示前の7議席から4倍の28議席へと、大幅に議席を増やした。生活に密着した「現実路線」を軸とした政策が有権者から支持されたとみて自信を深めている。

 玉木代表は28日、東京都内の連合本部を訪れ、芳野友子会長と会談した。会談後、記者団に「政策本位の『対決より解決』の姿勢を評価いただいた。訴えた政策を死にものぐるいで実現していく」と強調した。会談で両氏は、来夏の参院選に向け、連携して準備を進めることも確認した。

 国民は今回の衆院選で、消費税率の5%への引き下げや、所得税負担の軽減、電気・ガス代の値下げなどを公約に掲げた。「手取りを増やす。」とうたい、家計支援などを訴えた政策が現役世代を中心に支持を広げたとみられる。

 国民は2017年衆院選をきっかけに分裂した民進党を源流とする。20年に旧立憲民主党と旧国民の合流協議を巡り、「原発ゼロ」政策に反発した玉木氏らが、現在の国民を結党した。連合傘下の産業別労働組合(産別)のうち、自動車総連、電力総連、電機連合、UAゼンセンなどの民間産別から支援を受け、原子力発電所の積極活用を主張するなど比較的、現実的な政策を打ち出している。

2893OS5:2024/10/28(月) 21:25:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/05c0eee658429a5f8362181e461edd3ddfe5501a
維新VS公明、逆風同士対決の決まり手は「消去法」だった 白票でつかんだ薄氷の勝利  「全勝」維新の実像
10/28(月) 20:58配信
産経新聞
西田薫候補の応援演説をする日本維新の会の吉村洋文共同代表=23日午後、大阪府門真市(鳥越瑞絵撮影)

27日午後9時過ぎ、大阪市北区のホテル。衆院選の開票作業とほぼ同時に始まった日本維新の会の記者会見で、代表の馬場伸幸と共同代表の吉村洋文、幹事長の藤田文武は一様に厳しい表情を崩さなかった。吉村は会見で「やはり公明党は選挙が強い」と振り返った。

【写真】大阪・阪南市長選は維新に逆風、衆院選府内完勝も 現職敗れる

今回初めて直接対決した公明との選挙戦。維新は令和3年の前回衆院選まで公明が議席を持っていた府内4小選挙区で、白紙で投じられた票(白票)に狙いを定めた。前回選では白票を含む無効票が4小選挙区で8〜12%台に上り、府内平均の3・57%に比べて高かった。4小選挙区は公明と共産の対決が軸になることが多く、維新幹部は「白票は投票先がないという意思表示だ。選択肢を用意した」と話す。

維新側は公明が浸透しにくい保守層を意識し、外交・安全保障や憲法改正などを中心に訴えた。結果、今回の4小選挙区の無効票は2〜3%台にとどまった。即断はできないが、維新がこれまで白票を投じていた有権者の取り込みに成功した可能性がある。

一方、吉村は街頭演説で、自民の派閥パーティー収入不記載事件について、自公両党に批判の矛先を向けた。自民が非公認とした候補を巡り「公明は『裏金議員』を推薦した。政治とカネに一番クリーンだといっていたのに、残念だ」と皮肉を込めて指弾した。

選挙戦終盤には、自民党本部から非公認候補が代表を務める政党支部への2千万円支給が発覚。吉村は、高校授業料無償化など大阪での実績を説明し「(自公の)裏金政治がいいのか、改革で大阪を立て直し、成果を出している僕たちの政治がいいのか。どっちが、ましか」と有権者に判断を求めた。維新は全19小選挙区を完全制覇した。

政治とカネ問題の大逆風に自民だけでなく公明も巻き込まれる中、「消去法」で支持を得る-。その戦術が奏功したといえるが、同時に選ばれないリスクも伴う。藤田は28日、記者団に「薄氷を踏むような勝利」と語った。

日本維新の会は令和3年の前回衆院選まで、公明が議席を持つ関西の小選挙区への候補擁立を避けてきた。看板政策「大阪都構想」実現への協力を得るためだが、住民投票で2度否決された都構想を当の維新が封印。昨年の統一地方選で維新が躍進したのを機に、対公明主戦論が高まった。

しかしその後、維新に逆風が吹き始める。2025年大阪・関西万博の予算膨張が批判を浴び、政治とカネ問題に端を発する政治資金規正法改正を巡り、国会で自民党と歩調を合わせたことにも厳しい視線が向けられた。3年の兵庫県知事選で推薦した前知事のパワハラ問題もあり政党支持率が下落。大阪の首長選などで不戦敗を含めて負けが続いた。

逆風下の衆院選では、公明と争う小選挙区候補を決める党内予備選のしこりも表面化した。ある陣営関係者は「予備選で争った関係者の動きが鈍かった」と話した。

危機感を強めた公明もなりふり構わず、維新前衆院議員で幹部との対立がきっかけで衆院選不出馬に追い込まれた足立康史を引っ張り出した。足立は選挙戦終盤に公明候補2人の応援演説に立ち、維新の社会保障改革の財源が不明確などと批判した。しかし公明が重視した無党派層などの支持を幅広く獲得するまでには至らなかった。(敬称略)



衆院選で維新は大阪の19小選挙区で全勝する一方、全国での獲得議席数は伸び悩んだ。「全勝」の実像に迫る。

2894OS5:2024/10/28(月) 21:28:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/4180340f4ad59340e820ddb4ef0195bbd2fe6a2b
わずか100票差に泣いた人がいる【僅差の選挙まとめ・衆院選2024Ver.】
10/28(月) 20:39配信


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選挙ドットコム
わずか100票差に泣いた人がいる【僅差の選挙まとめ・衆院選2024Ver.】

第50回衆議院議員総選挙が10月27日に投開票され、小選挙区289議席、比例代表176議席の全465議席が確定しました。今回は1344人が立候補しており、多くの落選者が出たことになります。中には当選した人と落選した人が獲得した票の差がわずか100票の選挙もありました。このコラムでは、今回の衆院選で僅差で当落が分かれた選挙をまとめて紹介します。

1万票差以内で当落が決まった小選挙区は60選挙区で、全体の約2割!
今回の選挙結果は、自由民主党と公明党が大幅に議席を減らした一方で、立憲民主党や国民民主党が議席を大幅に伸ばし、新興政党のれいわ新選組や参政党、日本保守党も議席を増加・獲得しました。票数が拮抗する、いわゆる「接戦区」が多く、最後まで情勢が見通しづらい選挙でした。

それでは、実際に僅差だった選挙区はいかほどあるのでしょうか?選挙ドットコムは小選挙区の結果を独自に調べたところ、以下のようになりました。

0〜500票差以内:5選挙区
501〜1000票差以内:4選挙区
1001〜5000票差以内:25小選挙区
5001〜1000票差以内:26選挙区

僅差だった選挙区はどこでしょうか?

最も僅差だった選挙区は124票差!
和歌山1区

もっとも僅差で当落が分かれた選挙区は「和歌山1区」で、当選した自民党新人の山本大地氏と、次点の維新前職の林ゆみ氏の票差はわずか124票差でした。この選挙区には他に、立憲民主党、日本共産党、参政党、政治団体「心の党」から合わせて6人が立候補しました。

愛知10区

票差が500票差を下回った選挙区は他にもあります。愛知10区には維新前職の杉本和巳氏に対し、自民新人の若山しんじ氏、立憲新人の藤原のりまさ氏が挑む三つ巴の構図でした。結果は、小選挙区で当選した藤原氏と次点の若山氏の票差が162票、さらに藤原氏と三番手だった杉本氏の票差も6734票差と大接戦に。若山氏と杉本氏は比例当選しました。

栃木3区

もう一つ、票差が200票差以内だったのは「栃木3区」です。前職の自民党・簗 和生氏が派閥の政治資金パーティー収入不記載問題を受けて比例重複立候補を認められない背水の陣で臨んだ中、次点の無所属新人・渡辺 しんたろう氏に178票差で競り勝ちました。ちなみに、この選挙区では無所属新人の渡辺氏が立憲公認のいが 央氏を抑えて、やな氏に迫ったことでも話題となりました。


まだまだある1000票差、1万票差以内の選挙!
衆議院議員選挙の小選挙区当選には数万票以上を獲得する必要がありますが、投票箱を開けてみると、僅差の選挙は意外に多いのです。

現職議員の不正が相次いだことで話題になった「東京15区」には5人が立候補し、前職の立憲・酒井 菜摘氏が再選。2番手の無所属新人・須藤 元気氏との票差は1125票差でした。酒井氏との票差が4020票差だった自民新人の大空 こうき氏は比例復活しました。

福岡11区

「福岡11区」では不記載問題で非公認となった武田良太氏が落選しましたが、当選した維新新人の村上 とものぶ氏とその票差はわずか2235票でした。

北海道10区

北海道10区は立憲前職の神谷 ひろし氏と公明党前職のいなつ 久氏との一騎打ちでしたが、2372票で神谷氏が競り勝ちました。
逆に、10万票以上の大差をつけて圧勝したのは?
わずかな差で当落が分かれる選挙があることを紹介してきましたが、最後に圧勝した選挙区もご紹介します。

宮城5区

最も票差をつけて当選したのは「宮城5区」の自民党政調会長を務める小野寺 五典氏で次点の維新新人候補に10万5859票もの大差をつけて当選しました。

神奈川11区

なお、自民党の前選対委員長の小泉進次郎氏は「神奈川11区」で共産党と参政党新人を寄せ付けず10万4929票差もの大差をつけて、投票箱のふたがしまる投開票日の午後8時に「当確」が出ました。


今回は衆院選で僅差だった選挙を振り返ってみました。あなたの1票が勝敗をわける1票になるのです。ぜひ投票の機会を活かしてください!

2895OS5:2024/10/28(月) 21:29:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/48573e7e763fa8a59f017e1c03e30c68bce7e6c7
衆院選 初当選・岡田華子さん生出演 政治経験なし 2児の母親「働くお母さんたちの負担を軽くしたい」
10/28(月) 20:35配信

衆院選から一夜明け、28日は青森3区で初当選を果たした立憲民主党の岡田華子さんをスタジオに招き、心境を聞きました。

(藤原アナウンサー)改めまして当選おめでとうございます。

(岡田さん)ありがとうございます。

(藤原アナ)一夜明けて今の心境はいかがですか?

(岡田さん)皆さんからお祝いのメッセージをいただきまして、実感が少しずつ出てきました。

(澤田アナウンサー)27日に投開票が行われた衆院選。自民党が2議席、立憲民主党が1議席を獲得しました。

(藤原アナ)日付が28日にまたがるほどの大激戦となりました。率直に今どんな心境ですか?

(岡田さん)今なんだかもう現実だったのかなっていう今の勝利。あの本当に厳しい戦いだったなっていうふうに感じました。

(藤原アナ)実感は湧いてきましたか?

(岡田さん)そうですね、うんうん。今日初めて映像を見たので、自分が動いている姿を見て、升田さんがたたかわれている姿を見て、今実感がじわじわ湧いています。

(澤田アナ)改めて岡田さんのプロフィールをご紹介します。弘前市出身の44歳、東京のガラスメーカーで企業弁護士として勤務。2児の母。パワーの源は「コンビニのたい焼き・どら焼き」。どうして出馬しようと思われたんですか?

(岡田さん)私自身、働くママをやってきたんですけど、その環境がなかなか良くならないな、なんとかしたいなって思いがあったんですね。で、それが私だけじゃないって、周りの人もやっぱりこう苦しい苦しいって言って。特にコロナの時に子育てしているお母さんたちがすごい苦しいっていう話があったので、これは政治の力が必要だと思って。

(藤原アナ)岡田さんと言いますと、子育てをしながらの選挙戦ということになりますけれども、どういった過ごし方をしていたんですか?

(岡田さん)選挙期間中はできるだけ息子の寝かしつけは私がやりたいと思ったので、もう9時までに帰って子供を寝かしつけて、そして私も一緒に寝て、4時ぐらいに起きて資料を読んで。そんな生活でした。

(藤原アナ)ちょうどお迎えに行っている時の夕方の映像なんですけれども。

(岡田さん)近くに住んでる叔母の力を借りながら、お迎えが遅くなる日はちょっと助けてもらったりして。

(藤原アナ)7歳と3歳の男の子のお母さんということで、旦那さんと上のお兄ちゃんが東京で生活をしていて、下の3歳の男の子と、弘前で生活をしながらということだったわけですよね。

それでも子育て政策に関しては、かなりこういろいろ話を聞く中で、訴えであったり、感じること、こう変えてほしいっていう思いっていうのはどのように感じましたか?

(岡田さん)あのもう今働きながら子育てしている方たちからは、もう本当に子どもと過ごす時間がないですとか、もう毎日いっぱいいっぱいですっていう話もありましたし。

その親の世代とか、そのお母さんたちの世代から、「もう娘が大変そうで見てられないんだ」っていう、なんとかして変えてくれないかっていう、たくさんコメントいただいたので、「任せてください」っていう気持ちで、「私が変えてみせます」、っていう。

(藤原アナ)かなり話を聞きながら、こう共感しながら、こう聞いてる場面が多かったですよね。

(岡田さん)大変ですよねって言いながら、わかるわかるって、もうここ変えてほしいですよねって、変えたいですね、っていう聞きながらやりましたね。

(藤原アナ)そして、今朝も街頭活動を行ったということですけれども、当選して一夜明けて、どういった思いをお話しされたんですか?

(岡田さん)もうひたすら感謝です。もう1年前はもう知名度ゼロだったので、そこから少しずつ手を振ってくださる方が増えて、選挙期間中に声かけてくださる方が増えて、そして昨日の結果につながったっていうところで、もう本当にありがとうございましたっていう気持ちで朝は街頭に立たせていただきました。

(藤原アナ)岡田さんと言いますと、かなり広い支持を受けたかと思いますが、その要因としてちょっと分析したんですけれども、岡田さんのまあ「〇〇〇な感覚」というところが支持の拡大につながったのではないのかなというふうに思っているんですが、こちらのVTRをご覧ください。

【取材VTRでの岡田華子さん】
「この前、まわって疲れたから、ひと休みってサーティワン食ったんですよ。サーティワン食った写真をあげたら、『麻生太郎さんはガリガリ君なのに岡田さんはブルジョアですね』ってコメントが付いて、ばかやろう!みたいな、麻生太郎のガリガリ君なんてパフォーマンスだぞって、サーティワンぐらい食わしてくれよ!」

2896OS5:2024/10/28(月) 21:29:42
「普通の感覚を失ったら政治家は辞め時だと思いますけどね、庶民の感覚」

(秘書)「2期目出るとき皆さっぱり忘れてるんだろうな〜」

(岡田さん)「きょうのこの映像を見て思い出すようにします」(VTRここまで)

(藤原アナ)「一般的な感覚」というふうにしました。このあたりどうですか、意識としては?

(岡田さん)多分、一般的な感覚はあると思います。あの政治家の家系でもないですし、今まで政治の活動してきたわけでもなくて、普通に会社員やって、働いて子育てして、てんやわんやの生活しながらやってきたので、この感覚は持ち合わせていると思います。この感覚を忘れたら、やっぱり政治家やってちゃいけないと思うので、大事にしていきたいです。

(藤原アナ)今回、ある方々から岡田さんにメッセージをいただきました。VTRをご覧ください。

《サプライズVTR》
【夫・利久さん】
「華子さん、当選本当におめでとうございました」
「大変忙しい生活を送られていて、本当に体壊さないかなって心配もあったんですけれど、最後まで本当に走り抜けられて良かったなと思います、いろんな人が華子さんのことを応援してくれているところを私もすごく感じたので、ぜひその期待に応えられるように、華子さんにはこれからも頑張っほてしいなと思っています。我々もしっかり応援します」

【長男・理玖君】
「ママおめでとう!大好きだよ!」

【次男・悠灯君】
「ママおめでとう!」「ママ大好きだよ!」

(藤原アナ)家族からのサプライズメッセージでした。いかがですか?

(岡田さん)旦那のやつは置いといて、あの子供たち超可愛いですね。

(藤原アナ)お子さんとはまだ当選決まってからお話がまだできてない?

(岡田さん)できてないんですよ。昨日もう遅かったので、先に帰ってもらって。今朝は起きる前に私が出てきちゃったので、当選の報告まだできてないです。

(藤原アナ)子どもたちにはどんな思いが今ありますか?

(岡田さん)やっぱり特に上のお兄ちゃんには1年間、本当に寂しい思いをさせたし、生活がガラッと変わったんですよね。で、さらにこれからも、もしかしたら寂しい思いさせてしまうかもしれないっていうので、申し訳ない気持ちもあるし。でも本当に応援してくれてるので、さっきの映像とかも見て、「もうありがとう、頑張るよ」。こんな感じです。

(澤田アナ)素敵ですね。最初、岡田さんのプロフィールを拝見した時に、企業弁護士として働かれながら2児のお母様で今回、国政に出てスーパーウーマンなのかなって思ったんですけれども、やっぱりそのかっこいい姿が、お子さんたちには背中が見えてるんじゃないかなと思うんですよ。

(岡田さん)いや、でもあれですよ。家にいると、「お父さんとお母さんはいつも喧嘩してる」とかも言うし、「怒らないでママ」ってやってくれたりして、子どもたちには本当に支えられながらですね。

(藤原アナ)それでは最後に岡田さん、これから国会議員としてのスタートを切りますけれども、まずどういったことからやっていきたいのか、決意表明をお願いします。

(岡田さん)たくさんあるんですけど、やっぱり私、働くお母さんたちの負担を軽くしたいんですね。今いっぱいいっぱいでやっているお母さんたちの重荷を軽くしてあげて、子どもたちと過ごす時間も作ってあげたいし、一生懸命仕事をするっていう、その気持ちも大事にしてあげたい。だから、「任せろ」と、「変えてやるからな」っていう、そんな気持ちでやっていきたいと思っています。

(藤原アナ)衆院選青森3区で初当選を果たした、立憲民主党の岡田華子さんにお話をうかがいました。ありがとうございました。

2897OS5:2024/10/28(月) 21:31:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/296f2b1120bc60885f59632392b8d35041fbc85b
憲法改正が「冬の時代」へ 改憲勢力後退、石破茂首相への不信感も根強く
10/28(月) 20:01配信


産経新聞
衆院選から一夜明け、記者会見する自民党総裁の石破茂首相(左)=28日午後、東京・永田町の党本部(春名中撮影)

今回の衆院選で、憲法改正に前向きな自民党や公明党、日本維新の会、国民民主党の勢力が発議に必要な3分の2(310議席)を下回り、改憲論議は「冬の時代」に入った。石破茂首相(自民総裁)は来年の結党70年を念頭に憲法改正へ意欲を示すが、本気度をめぐり維新や国民民主の不信感は根強い。衆院選大敗の責任論が噴出する中、首相が党内で求心力を高められるかも不透明だ。

■改憲論議の可能性低下

「結党70周年を控える中、党是である憲法改正を前に進めていく。建設的な議論を行い、国民的な議論を深めて頂くべく、精力的に取り組んでいく」

首相は衆院選から一夜明けた28日の記者会見で、改憲への意欲を口にした。ただ、衆院選では党内に護憲派を抱える立憲民主党が大幅に議席を増やしており、改憲論議に応じる可能性はこれまで以上に低下しそうだ。

憲法改正で足並みをそろえてきた維新や国民民主の自民に対する不信感も深刻だ。先の通常国会まで「3分の2」の勢力を持っていたにもかかわらず、自民が牽引力を発揮しなかったためだ。

実際、今年の通常国会の衆院憲法審査会では、改憲勢力だけで緊急時の国会議員任期延長を可能とする改憲の条文化を先行させる意見もあったが、自民は政治資金規正法改正の審議を優先。閉会中審査も開かれず、議論は停滞した。

衆院選で議席を4倍に増やした国民民主の玉木雄一郎代表は28日、記者団に「自民は選挙で『改憲、改憲』と言っているが、本当にやる気があるのかどうか。もっとまじめに憲法改正に向き合っていただきたい」と強調。維新幹部は「自民は単独過半数も失った。寝言にしか聞こえない」と首相を突き放した。

■党内結束も不透明に

首相が党内をまとめられるかも見通せない。党首として与党の過半数割れを招いた責任を問う声は高まっている。また、首相が閣僚や党幹部に先の総裁選で支援を受けた推薦人らを重用したことも挙党態勢の構築を困難にしている。

自民重鎮は「対立構造を抱え続けるわけにはいかない。ノーサイド(融和)を実現できなければ来年の参院選は勝てない」と指摘。野党時代の平成24年に策定した党憲法改正草案作りが政権奪還への原動力になったと振り返った上で「傷は憲法で癒やして一つにまとまるべきだ」とも強調するが、実現は簡単ではなさそうだ。(内藤慎二)

2898OS5:2024/10/28(月) 21:33:07
https://www.asahi.com/articles/ASSBX357QSBXUZPS001M.html
若年層の支持、国民とれいわが拡大 自民は激減 朝日出口調査
有料記事

君島浩2024年10月28日 20時07分



 朝日新聞社が衆院選投開票日の10月27日に実施した出口調査にもとづき、年代別の比例区投票先を分析した。前回2021年の衆院選に比べると、自民は特に若年層の支持が激減したのに対し、伸長した国民民主、れいわは逆に若年層で支持を広げたことが明らかになった。

 比例区で6議席減となった自民は、全年代で支持を減らした。なかでも18、19歳で26%(前回42%)、20代で20%(同40%)、30代で21%(同37%)と支持を大幅に減らした。ただ、70代で30%、80歳以上で37%(前回は70代以上として37%)と、高齢層の支持はなんとかつなぎとめたといえそうだ。

2899OS5:2024/10/28(月) 21:37:10
 ・新潟4区(3人)
◎93,764米山隆一 57☆元知事   立前(1)
✕71,672鷲尾英一郎47☆元外務副大臣自前(6)
✕43,396泉田裕彦 62 元復興政務官無前(2)

  共産:(無)

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9300649214d5b164488faac859f0ccb8a335627
新潟を制した“立憲民主党” 自民候補に圧勝!新潟方式の“野党共闘”奏功 新潟4区は“保守分裂”の影響色濃く
10/28(月) 20:00配信

新潟県内5つの選挙区すべてで立憲民主党が勝利した今回の衆院選。野党の動きはどうだったのでしょうか?

立憲民主党の野田代表は、共産党とは連携しないことを明言していましたが、県内では「新潟方式の野党共闘」を築いてきた背景もあり、共産党が候補者を擁立したのは1区だけでした。

この1区でも、党の目標である比例での議席奪還を中心に訴えたため、西村さんへの影響は最小限に。

出口調査の結果でも、2区〜5区では共産党支持層の7割〜8割が立憲の候補に投票していました。

一方で4区については、自民党の泉田さんが無所属で出馬したことでの保守分裂の影響は否めません。

泉田さんは当初、「野党票も取るのでは」と見られていましたが、泉田さんに投票した人の立憲支持層は1割ほど、自民党支持層は4割ほどとなりました。

NST新潟総合テレビ

2900OS5:2024/10/28(月) 21:38:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/4663ded7e96fbb3d55d89ade91f6a5711dd3bdd2
【密着】4人子育て“パワフル母さん” 初の選挙戦12日間 衆院愛知7区、挑むは自民ベテラン
10/28(月) 19:46配信

メ〜テレ(名古屋テレビ)
4児を育てる国民民主党の新人・日野紗里亜氏

衆院選愛知7区に、小学2年生の三つ子と小学4年生の娘の母、日野紗里亜氏(36)が初めて立候補しました。挑むのは当選6回、大臣も経験した自民党のベテラン。地盤も知名度もない中、広い選挙区を駆け回った12日間に密着しました。



 選挙戦が始まる朝。

 「実感があるようなないような…。とにかく12日間走り抜けていきたいと思います」

 愛知7区で、国民民主党から立候補した新人の日野紗里亜氏(36)。

 チームカラーの白は「空手着」をイメージ。高校時代、インターハイにも出場した「空手」のようにしなやかな強さで、そして、まっさらな気持ちで挑みます。

三つ子を含む4児の母
自宅の日野紗里亜氏

 小学4年と、小学2年の三つ子、あわせて4人の母。

 5時半に起きて、朝ごはんの支度を始めます。

Q.朝ごはんのメニューは?
「チーズとマヨネーズの時もあるけど、フレンチトーストの時もある」(長女・杏南ちゃん 10歳)

 少しだけ静かな食卓。実は――

Q.朝陽くんは?
「入院している」

 この時、次男の朝陽くん(8)は体調を崩して入院していました。
 
「選挙期間が近づくと、毎日家には帰っているけど『ママ3日ぶりに帰ってきたね』という言葉を子どもからもらうこともある。わがままをぐっと飲みこんで『ママ頑張ってね』と言う子どもを見るのが、ありがたいようでつらいし、ずっと後ろ髪を引かれる感覚がある」(日野氏)

子育ての苦労が原点に
街頭で福祉の担い手の支援を訴える日野氏

 3つ子の子育てに追われた8年間。重ねた苦労が、政治活動の原動力です。

「日本のいたる所で、当時の私と同じような思いで、それ以上の思いを抱え、子育てや介護や障害を抱えた大切な家族のケアで、今にも窒息しそうな人たちがいる。そういった方々の小さな声を、声なき声を、国に届け、救っていかなければなりません」(日野氏)

 障害者施設などを運営する会社で、代表も務めている日野氏。

 子育てと並行して、6年前には双子や三つ子などいわゆる「多胎家庭」を支援する団体を立ち上げました。

 多忙な中で、政治の世界に飛び込もうと決意した訳は――。

 「高齢者介護とか障害者福祉は、制度的には結構充実していることもある。その中で働く人たちの処遇がいつまでたってもよくならない。世のため人のため、自分がどこまでのことができるのかという、限界にチャレンジしたいと思いました」(日野氏)

女性参院議員から教わった「大作戦」
「100本の辻立ち」を目指す日野氏

 愛知7区の前職は、自民党の鈴木淳司氏(66)。

 “裏金問題”という逆風にさらされましたが、当選6回で大臣も務め、圧倒的な知名度を誇る相手です。

Q.ここから何をする?(濱田隼アナ)
「きょうは100本、辻立ち」(日野氏)

 1人でも多くの人に自分の名前を知ってもらおうと、尾張旭市から大府市まで南北に長い選挙区を走り回ります。

「多くの人に顔と名前を知ってもらっていないという現実もあるので」(日野氏)

 そして、もうひとつの「作戦」が――。

 「1万枚、名刺大作戦」(日野氏)

 日野氏が政治を志すきっかけとなった参院議員・伊藤孝恵氏から受け継ぎました。

 日野氏は、公園や駅などで出会う人に名刺を配り、知名度アップを目指します。

2901OS5:2024/10/28(月) 21:38:53
4人の子と母親が支えに
選挙期間中に子育てを支えた母の雅実さん

 選挙戦が続く中、こんな陣中見舞いが。 

 「まただっこ?もう2年生なのに。さすがに2人は無理だな」(日野氏)

 入院していた朝陽くんが回復し、4人全員が応援に。

 そして日野氏の母も全力でサポート。

 夜まで選挙活動を続ける日野さんに代わって、子どもたちと過ごしています。

「最後までみんなに迷惑かけることなく、元気で戦い抜いたらいいかなと思っていて、できるだけのことをやってきたので、親としては十分かな」(日野氏の母・雅実さん)
 
 ラストスパートに入った日、手ごたえを聞いてみると――。

Q.有権者の反応が変わったなという手ごたえはありますか?(濱田アナ)
「交差点などで立っていると、車の中から手を振ってもらったり、『期日前投票いってきたよ』『入れてきたからね』というありがたい言葉ももらって、すごく励みになっています」(日野氏)

選挙戦最終日に見せた涙
声を詰まらせて選挙戦を振り返る日野氏

 選挙戦最終日の26日。

「何としてでもこの選挙で合格をして、衆議院議員にならないと、皆さまのお役に立つことができないんです。どうか日野紗里亜を国会に送ってください」(日野氏)

「選挙期間すごい長いなと思っていたんですけど、終わってみると本当に一瞬のことで、本当に多くの方に支えていただいての選挙戦だったので、感謝しかないです」(日野氏)

 全力で駆け抜けたお母さんに、子どもたちは――。

「ママ頑張ってたから勝てると思う」(長女・杏南ちゃん)

 迎えた投票日。 

「ご飯がない。ご飯炊き忘れてた」(日野氏)

 開票前、最後のご飯は――。

「杏ちゃん、何を作っているの?」(日野氏)
「カレー」(杏南ちゃん)
「なんで作っているの?」(日野氏)
「ママが頑張っているから」(杏南ちゃん)

 娘の杏南ちゃんが作った特製カレーです。

「選挙期間中は車の中でコンビニで買ったおにぎりを食べるというのがほとんどだったので、娘が作ってくれたカレーはおいしかったです」(日野氏)

 その後、選挙事務所の近くに移動し、結果を見守りました。

自民前職に4万票差つけ初当選
支持者らと初当選を喜ぶ日野氏

 そして――。

 自民党の前職・鈴木淳司氏に約4万票の差をつけ、日野紗里亜氏が初当選を果たしました。

 ANNと朝日新聞による出口調査では、無党派層の約7割近くが投票したほか、自民党支持層の2割からも票を獲得しました。

「無名の新人候補だったので、街に出て駅に立って1人でも多くの方に、見て知って覚えてもらうことをテーマにしていたので、その選挙戦ができたかなと思っています。ここまで一緒に戦ってくださった表ではない部分で、共に協力してくれた皆さんに感謝ばかりです」(日野氏)

 当選から一夜明けて――。

「いつものなかなか起きない子どもたちを起こしつつ、朝食を用意しつつ準備しつつのバタバタの朝でした」(日野氏)
 
 家の中では、いつものお母さん。でも28日からは“政治家”の顔で街頭に立ちます。

「皆さんに対する感謝の気持ちと、この恩を返していかなければならないといった緊張感を持っています。子育ても介護もしっかりと社会で支えていく、家庭だけで抱えるのではなく社会で支えていく、そういった社会作りを、私が一丁目一番地として取り組んでいきたい」(日野氏)

2902OS5:2024/10/28(月) 21:39:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/9991dd4d91d833ba448a0ca2236bf1bdbbad542c
【衆議院選挙】大接戦の富山1区 両陣営の長い夜
10/28(月) 19:46配信
KNB北日本放送

衆議院選挙の県内3選挙区のうち、富山1区は、自民の前職と立憲の新人が激しく競り合い、深夜に開票が終了する直前まで、どちらが勝つかわからない大接戦でした。両陣営の長い夜を振り返ります。

自らの裏金問題で比例との重複立候補が認められず、小選挙区で勝たないと後がない自民・田畑さんと。

裏金問題を厳しく批判し、政治改革を訴えてきた立憲・山さん。

両陣営は投票後、審判の時を待っていました。

「午後8時 投票締め切り」

昨夜放送の特別番組。

KNBの出口調査の結果は…

上野キャスター「山さんが36.1パーセント、田畑さんが35.4パーセントという数字です」

わずか0.7ポイント差の互角。

どちらが勝ってもおかしくない状況でした。

しかも他のメディアの出口調査では、6ポイント差で山さんリードを伝える報道も。

陣営には、続々と支持者が駆けつけ、情勢を見守ります。

一方、田畑陣営は。これまで4回連続大差で勝利し、前回も午後8時早々に当選確実を伝えられていましたが。

今回は大きく情勢が異なり、皆一様に険しい表情で、ニュースの速報を見つめていました。

陣営からは「今回は票が読めない」「心配だ」という声が聞かれました。

開票所では出口調査の通り、拮抗しながら両者の票が積みあげられていきます。

そしてきょうの、午前0時40分すぎ。

上野キャスター「田畑裕明さんの当選が確実となりました」

KNBがいち早く田畑さんの当選確実を速報しました。

わずか738票差。

運命を賭けた選挙は田畑さんが僅差で競り勝ち、山さんは惜しくも敗れましたが、比例で復活当選を果たしました。

2903OS5:2024/10/28(月) 21:40:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea781ca9f439180a68926dad7a8491c13d6d4590
「放送事故だろ」河村たかし ふざけた挨拶、質問もはぐらかし…選挙特番での“不真面目対応”に怒りの声
10/28(月) 19:35配信

女性自身
(写真:アフロ)

10月27日に投開票が行われた衆院選。TBSラジオでは選挙特番が放送されたが、番組内での元名古屋市長・河村たかし氏(75)の受け答えが物議を醸している。

【写真あり】水を浴びてビショビショになった河村氏

愛知1区に立候補し、政治団体「日本保守党」の公認を受けた河村氏。もともと旧民主党などで衆院議員を5期務めたが、今回の衆院選で3候補を破り、15年ぶりに国政復帰を果たした。

そんな河村氏は同日23時47分頃、JRN報道特別番組『総選挙2024 <ザ・ジャッジ>有権者の審判は』に「日本保守党」の共同代表として電話出演。司会の荻上チキ氏が「こんばんは、よろしくお願いします」と声をかけると、「はいはい、ハウアーユー?」と一言。

入管難民法の改正と運用の厳正化を公約に掲げていることについて「厳正化とはどういったものでしょうか」と尋ねられると、「まぁ〜、入管というか。やっぱりそのやっつけりゃ入れるという発想はやめにゃいかんわな、とにかく人件費で」「根本的なところで、今の発想いうのはちょっとマズいんじゃないの、ということですわ」と返答した。

荻上氏が「家族帯同を許す政府方針を見直すと特定技能の件で書かれています。こちらの意図はいかがでしょうか」と質問すると「家族の?共同親権?」と河村氏はいい、「いや、帯同です」と訂正されると「帯同?あー、一緒にくる、一緒にくるね」「外国人、労働力の問題ね」とコメント。荻上氏は「特定技能です」と再び訂正していた。

フォトジャーナリストの安田菜津紀氏が「家族帯同をどのように見直すんですか?」と聞くと「まぁ、ちょっと、そこはまぁ、細かいというか。規制については、またちょっと、今のところ(笑)」「また国会になってからきちっと、どういうところできちっとやっていくかいうのは、また別個に考えますわ」などとはぐらかした。

ライターの武田砂鉄氏が「公約の中で留学制度の見直しと。安全保障の観点から出身国を厳選するとお書きになられてるんですが、出身国を厳選するというのは、この文字だけ読みますと非常に差別的な文言に思えますけれども、出身国を厳選するとはどういうことでしょうか」と聞くと、「まぁ、それは、ことがありますんでね、これ」と回答。武田氏が「ん?」というと、それでも話を続け、「だから、そういうことについては厳格にやらしてもらうと。日本の国を守らしてもらおうと。まぁ、そういうことですよ」「オール・オア・ナッシングではないですから」と述べた。

「どうやってその国を厳選でするんですか?」と問われると、「いやぁ、それはまぁ(笑)あのー。いろんな状況があるでしょう、そりゃあ」といい、「いろんな状況?」と追及されたところ、「はいはい。そりゃあ」と返答。安田氏が「特定の国の出身者は安全保障上の問題になり得ると考えているということですか」と聞くと、「そうとは言えんですけど」と話した。

安田氏が「でも安全保障上の観点からと書いていますね」と深掘りすると、「安全保障上の観点は当たり前のことじゃないですか、それは」とコメント。そこで安田氏が「なので特定の出身国者は、もしかすると安全保障上に何か問題があるかもしれないということですよね」と尋ねると、「ステレオタイプというか、オール・オア・ナッシングな発想はしませんよ、それは」などとまたもや回答をはぐらかした。

ラジオの出演陣が真剣に話しかけているにも関わらず、ふざけたような挨拶やはぐらかすような回答が多々あった河村氏。また、文脈が噛み合わなかったり、呂律が回っていない場面もあった。そのため、放送を聞いた聴取者は一連の対応に“不真面目”と怒りを覚えた様子。Xには、こんな声が綴られている。

《選挙特番TFしてますが、河村たかし、ラジオなのに酒臭い息を感じてしまいますね こんな人間を送り込んでしまって本当に申し訳ないです》
《ラジオで酔っ払いのおじさんが変なテンションで話してると思ったら、河村たかしさんだった。話も無茶苦茶で、あまりにもショックすぎて眠気が去る。憂いまくる》
《TBSラジオ聴いてるけど河村たかしが想像以上にやばい…うそでしょ…》
《河村たかし酔っ払ってるのか?》
《申し訳ないけど名古屋の人達マジで支持してるの意味不明 放送事故だろこれ》

2904OS5:2024/10/28(月) 21:41:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/a81b0d6eb8c4f71900b92fcdd724aced0fc33eda
【衆議院選挙】島根1区立憲・亀井氏VS自民・高階氏の明暗を分けたのは…保守王国で有権者「自民離れ」も
10/28(月) 19:32配信

山陰中央テレビ

激戦となった島根1区では、立憲・亀井さんと自民・高階さんの明暗がくっきり分かれる結果となりました。亀井さんの勝因について、福村翔平デスクの解説です。

福村翔平デスク:
2人の勝敗を左右したのは、特定の支持政党を持たない無党派層の投票行動です。こちらは島根1区の開票結果です。約1万票の差をつけて亀井さんが勝利しました。

これを市町村別に見ると、隠岐や山間部では、高階さんが上回るところが多くありました。一方、大票田の松江市では、亀井さんが8000票以上差をつけました。安来市、雲南市でも、亀井さんが高階さんを上回りました。

このことから、無党派層の多い都市部で政権批判票を取り込めたことが、亀井さんの勝因になったといえます。実際に当日の出口調査によると、無党派層の7割以上が亀井さんに投票しています。大票田の松江市では、それを裏付けるような声が有権者から多く聞かれました。

60代男性:
建築関係なので、今までの流れで自民党にしたんですけど、難しいのはわかっていたんですけどね。

20代男性:
投票行きました。自民党の裏金問題のニュースを受けて投票しました。自民党には投票しなかったんですけど、(島根1区の結果は)当然の結果かなと。

70代女性:
島根県は保守王国でしたからね、ずっと。それが変わってきたと…。

さらに出口調査を見ると、亀井さんは自民党支持層からも25%以上の支持を得ています。無党派層への浸透に加え、自民党から離れた有権者の受け皿になれたこともポイントとなりました。亀井さん自身も、この点を勝因に上げています。

立憲・亀井亜紀子さん
「もう自民党だめだわ」と、自民党の支持者の人が「もういや、だめだわ」という感じで、1回反省して下がっても(下野しても)いいんじゃないかっていうような、そういう雰囲気がありましたね。

自公政権が15年ぶりに過半数を下回り、立憲民主党が躍進した今回の選挙を象徴するような結果となった島根1区。有権者の声でもあったように、4月の補欠選挙に続く自民党候補の連敗で「保守王国島根」という言葉は死語になるかもしれません。

2905OS5:2024/10/28(月) 21:44:42
比例単独以外で 当選者の中で一番出馬表明遅かったかな?
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2f0f40626c3e45c98e65864240d287b8e5cee1e
【当選者に聞く】立憲・波多野翼氏(比例)「絶対に天狗にならず、3児のパパ視点のまま国会へ」【福井】
10/28(月) 19:25配信
福井テレビ

立憲民主党の新人・波多野翼氏(39)は、衆院選・福井1区で自民・前職の稲田朋美氏に敗れたものの、比例代表北陸信越ブロックで復活当選を果たしました。
  
Q.公示日直前の出馬だったが、戦えた要因は―
「期間が短かったからこそ熱量高くできた。SNSで毎日配信し、いままで選挙に行っていなかった層や関心が薄かった層にアプローチする事を一生懸命やった」
 
Q.選挙期間中の感情は―
「反応が変わってきて、手ごたえをすごく感じた。保守の福井を変えてくれという人がこんなにいるのか、という事をひしひしと感じた。僕が先頭に立ち“みんなで変えよう”と訴えないといけないと感じた」
    
Q.もっと賃金を上げるように動くか―
「生活に苦しいという人がたくさんいる。表面的に見えない部分もあるので、賃金をしっかり上げる。非正規の人が正規社員になれる仕組みで物価の高騰に追いつく、手取りが増やしていくことが大事で、それが私の仕事」
  
Q.今後の抱負は―
「2週間前までは越前市の職員で、いまも3児の娘を育てるパパ。この視点のまま、政治をやっていきたい。この声を届けるのが私の仕事。絶対に天狗にならず、この波多野翼のまま国会にぶつかっていこうと思う」

2906OS5:2024/10/28(月) 21:50:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0040c316faa34f29f280b171e9f7076bd03dcdd
衆院選、躍進の立民 関西では微風 維新の「壁」影響大きく
10/28(月) 19:06配信


産経新聞
小選挙区での落選が確実となり、選挙事務所に集まった支援者らに頭を下げる大阪16区の森山浩行氏=28日午前0時40分、堺市堺区(藤木祥平撮影)

今回の衆院選で立憲民主党は148議席を獲得し、公示前の98議席から大きく躍進した。ただ近畿2府4県でみれば、小選挙区で1議席増の5議席、比例で1議席増の4議席にとどまった。立民は近畿の小選挙区で半数しか候補者を擁立できなかった上、大阪で全19選挙区を制した日本維新の会の影響も大きい。

令和3年の前回衆院選で立民は全国で多くの議席を失って敗北。近畿2府4県の小選挙区では4議席、比例近畿では3議席しか獲得できなかった。今回は近畿全45選挙区のうち擁立できたのは23選挙区。前回選で比例復活だった前職、桜井周氏(54)が兵庫6区を制する奮闘を見せたが、小選挙区で5議席、比例近畿で4議席とわずかな伸長にとどまった。

前回約109万票(得票率11・6%)だった近畿ブロックでの立民の比例票は、今回約124万7千票(同14・1%)と15万票余り増えた。得票率では公明党を追い抜いた形だが、やはり壁となるのは維新の存在だ。

「大阪ではずっと維新対その他の戦いが続いている」。維新、公明、立民の三つどもえの争いとなった大阪16区に立候補した森山浩行氏(53)は、小選挙区で敗北が判明後、取材にこう話した。

3候補とも5万票以上を獲得する大接戦を制したのは、維新の新人、黒田征樹氏(44)。森山氏は比例復活を果たしたが、代表を務める立民府総支部連合会のホームページに28日、「自公でもない維新でもない選択肢の提示が叶わなかったことについてお詫び申し上げます」とのコメントを掲載した。

2907OS5:2024/10/28(月) 22:01:33
 ・石川1区(6人)
◎64,997小森卓郎 54 元総務政務官自前(1)
✕51,506荒井淳志 30☆元新聞記者 立新 
✕27,257小林誠  47☆元金沢市議 維新
△24,324小竹凱  26☆党県青年局長国新 
  共産:村田茂 無所属:藤原徳英 



https://news.goo.ne.jp/article/ishikawatv/region/ishikawatv-20241028-0103-00003477.html
石川1区の国民民主党新人が2万4000票あまりで比例復活当選を確実に…惜敗率は4割弱
2024/10/28 01:03石川テレビ ニュース

石川1区の国民民主党新人が2万4000票あまりで比例復活当選を確実に…惜敗率は4割弱

石川1区の国民民主党新人が2万4000票あまりで比例復活当選を確実に…惜敗率は4割弱

(石川テレビ ニュース)

27日に投開票が行われた衆議院選挙で、石川1区の国民民主党・新人、小竹凱さんが、比例による復活当選を確実としました。県内の国民民主党としては初めて選挙区に擁立した候補者で、26歳という若さを全面に押し出し選挙戦に挑みました。

自民党のいわゆる裏金問題で追い風に乗ると共に、野党系でも保守よりの票を日本維新の会などと食い合ったとみられます。国民民主党は比例ではブロックに2人しか擁立しておらず惜敗率の結果、小竹さんが比例での復活当選を確実としました。

2908OS5:2024/10/28(月) 22:14:26
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA285IF0Y4A021C2000000/
公明党、衆院選の比例得票が過去最少 600万割れ

2909OS5:2024/10/28(月) 22:17:43
 ▽沖縄4区(4人)
◎61,289西銘恒三郎70☆元沖北相  自前(6)推(公)
✕42,248金城徹  71☆元那覇市議 立新 
△20,284山川仁  50☆元豊見城市長れ新
✕12,481山川泰博 54☆元那覇市議 維新 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d7768d969ec062e2d55c79253b9d700d789ba111
「僕の力不足」 落選の維新・山川泰博さん、支援者に陳謝 同じ選挙区で弟の仁さんらと争う【衆院選・沖縄4区】
10/28(月) 12:34配信

沖縄タイムス
選挙区で敗れ支持者にあいさつする山川泰博さん=27日午後11時半ごろ、豊見城市平良の選挙事務所

 27日に投開票された衆院選の沖縄4選挙区は、自民党とオール沖縄が2議席ずつを獲得し、改選前と同じ構図となった。派閥の裏金問題などで全国的に批判が集まった自民だが、県内では辛うじて改選前議席を確保。オール沖縄側も議席を守り、2対2の伯仲する構図が継続した。県民からの負託を受けた4人は支援者に謝意を示し、国政への決意を述べた。選挙区で敗れ比例復活を果たした候補は国政での活躍を誓った。

 減税と教育の無償化を掲げた山川泰博さん(54)は、選挙区で敗れた。重苦しい雰囲気に包まれた豊見城市平良の選挙事務所で午後11時半ごろ、硬い表情のまま敗戦の弁を述べた。

 2区で挑んだ前回衆院選で苦杯をなめてから約3年間、地元豊見城市に戻り、住民の声に耳を傾けてきたが支持は広がらなかった。

 「物価高対策と教育の無償化を訴えてきたが、なかなか浸透できなかった。僕の力不足だ」とあいさつ。集まった支援者に頭を下げ、比例復活の結果を待った。(社会部・末吉未空)

2910OS5:2024/10/29(火) 04:33:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/25abbe67e6c33c8feb0d35278cf755d8f6b0a3ac
少数与党、予算や税制改正が停滞の恐れ…野党との調整長引く可能性
10/28(月) 22:59配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 衆院選で自民、公明両党が過半数割れし、政府の経済政策運営の先行きが不透明になっている。石破首相は続投する意向だが、今後は野党の協力が必要となることから、首相が策定を指示した経済対策や2025年度予算案などに向けた日程が遅れ、内容の修正を迫られる可能性もある。政策実現の道のりは厳しさを増すことになりそうだ。(有泉聡、下里雅臣)

短命のケースも
 首相は、今月4日に指示した物価高対策などを柱とする経済対策について、衆院選後の11月中下旬に決定し、裏づけとなる24年度補正予算案を年内に成立させる絵を描いていた。選挙期間中には、補正を昨年度の13兆円を上回る規模とする方針を示した。

 過半数割れしたことを受けて今後、国民民主党などに協力を求める場合、国民が掲げる「手取りを増やす」ための政策などを一定程度取り入れ、経済対策に反映させることを求められる可能性が高い。調整が長引き、策定までの日程に遅れが出て、補正成立が来年にずれ込む可能性もある。

 25年度の予算案と税制改正に向けた検討でも野党の協力が必要となる。例年、12月に自公が税制改正大綱を取りまとめ、政府が予算案を決定してきた。自公は11月から本格的な議論を始めるが、野党との調整が難航し、予算編成なども遅れる可能性がある。

 「少数与党」の自公と他党との連携が実現しない場合、予算などの成立が困難な状況に追い込まれる。過去に少数与党だった内閣は、政権が安定せず短命に終わったケースもある。

エネルギー
 首相は地方創生を看板政策に掲げ、農林水産業の振興を重視するが、衆院選では現職の農相が落選した。

 農林水産省には「粛々と仕事をこなしていく」(幹部)と冷静に受け止める職員が多いが、コメ政策の見直しなど、政治が混迷する中で議論が深まるかは不透明だ。農業の担い手不足や生産コストの上昇など課題は山積しており、農政の停滞を招かないよう、政策の推進が求められる。

 原子力発電所の再稼働など、エネルギー政策にも影響を与える可能性がある。

 自民は、電力の安定供給や脱炭素のため原発を最大限に活用する立場だ。だが、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働では、地元の同意が得られていない。衆院選では、「地元合意がない再稼働は認めない」と主張する立憲民主党が新潟県の全選挙区で勝利しており、再稼働は見通せない状況だ。

 政府は今年度内に、中長期的なエネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」を改定する方針だ。データセンターの増設など電力需要の伸びが予想されており、再生可能エネルギーや原発といった脱炭素電源の確保が鍵となる。ただ、政権の不安定化で改定作業が難航する可能性もある。

2911OS5:2024/10/29(火) 04:35:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c91f54101fe6d6eeea758c170b9d4740d30eb19
首相指名選挙、与野党過半数欠き波乱含みの展開 過去には政争も
10/28(月) 21:29配信
産経新聞
衆院選敗北後も続投に意欲を示す石破茂首相(自民党総裁)にとって最大の関門は特別国会での首相指名選挙となる。自民、公明両党だけでは過半数に届かない一方、躍進した立憲民主党の野田佳彦代表も現状は過半数に満たない。1回目の投票では決着がつかず、決選投票にもつれ込む可能性が高く、与野党の多数派工作が活発化する。

「国政は一時たりとも停滞が許されない。厳しい声を踏まえながら私どもとして国政を確かなものに進める」

首相は28日の記者会見でこう述べ、続投に強い意欲を示したが、道は険しい。

自公で衆院の過半数(233議席)を獲得して首相指名を受け第2次石破内閣を発足させる段取りだったが、与党は215議席にとどまった。立民も148議席を得たが、単独では過半数には届いていない。

このため重要になるのが他党との協力だ。与党の場合、連携を模索する国民民主党(28議席)を引き込めば過半数に届く。一方の立民は、国民民主に加え、日本維新の会(38議席)や共産党(8議席)などの協力を得ることが条件となる。

衆院規則によると、1回目の投票で誰も過半数を確保できなかった場合は決選投票が行われる。衆院での決選投票は過去に計4回行われた。

昭和54年には「40日抗争」と呼ばれた自民の権力闘争の末、大平正芳首相と福田赳夫前首相が名乗りを上げる異例の事態に発展。両氏が残った決選投票は、野党議員の大半が棄権する中で自民を二分し、大平氏が僅差で指名された。

非自民連立政権だった平成6年には、第1党ながら野党だった自民が政権復帰を目指し、第2党だった社会党の村山富市委員長の指名を画策。自民議員の一部が「造反」したが、最終的に村山首相による自社さ連立政権が発足した。

自公の過半数割れを受けた今回の首相指名選挙も波乱含みの展開となりそうだ。(永原慎吾)

2912OS5:2024/10/29(火) 04:36:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b6c22558d4517461e527948a174a3bf3584fa0d
自民内から「石破おろし」の声相次ぐ 首相、国民民主と連携に活路 立民も多数派工作
10/28(月) 21:27配信

産経新聞
与党党首会談で政策合意書を交わす自民党の石破茂首相と公明党の石井啓一代表(左)=28日午後、国会内(春名中撮影)

自民、公明両党で過半数割れの大敗を喫した衆院選の翌28日、自民内では石破茂首相(自民総裁)の責任論が相次いだ。それでも続投を表明した首相は、躍進した国民民主党との連携強化で打開を図る。だが、国民民主は連立入りを否定。首相は同党の政策を取り入れて協力関係を築きたい考えだが、予算案や法案ごとに賛成を求めることになれば政権運営が不安定化するのは必至だ。

■目に見える変化が肝要

首相は28日の記者会見で「『自民党は目に見えて変わったね』と実感していただくことが肝要だ」と述べ、政策活動費の廃止などを表明した。自身が辞任するのではなく、衆院選の敗因は自民の改革姿勢の甘さにあると定義し、踏み込んだ改革案を打ち出すことで敗北の責任を取る-という筋書きといえる。

ただ、そんな思惑とは裏腹に、党内では「石破おろし」が始まった。

「自民党石破政権への信を問うてこの結果、ということを軽視しすぎではないのか」。小野田紀美参院議員は28日、自身のSNSで、小泉進次郎選対委員長の辞任だけでは不十分との認識を示した。山田宏参院議員もSNSに「選対委員長の辞任で済む話ではない」と投稿した。小林鷹之元経済安全保障担当相も党幹部の責任論に言及する。3氏とも、党内の「反石破」勢力から旗頭として期待される高市早苗前経済安保担当相に近い。

■党内論理より国民理解を

党内の反発について、首相は「等閑視するつもりは全くない」と語る一方、「党内融和よりも国民の理解を優先していかねばならない。党内論理を優先したことが厳しい結果につながった」と持論を述べた。

首相の念頭にあるのが、勢力を4倍に増やした国民民主との連携だ。

「議席を大きく伸ばした党がある。どのような主張に国民が共感、共鳴したのか。取り入れるべきは取り入れることに躊躇があってはならない」。首相が記者会見でこう語ると、同席した森山裕幹事長は何度もうなずいた。森山氏は他党との交渉の中心的役割を担うだけに、政権継続のためには「辞めさせられない」(別の党幹部)。

ただ、国民民主の玉木雄一郎代表は28日、支援組織・連合の芳野友子会長に、自公連立政権に参画しない考えを伝えた。

国民民主は、自民に43議席差まで迫った立憲民主党からも触手を伸ばされている。立民は同日の執行役員会で、特別国会の首相指名選挙で、野田佳彦代表に投票するよう野党各党に協力を求める方針を確認した。

■政権への協力は十分ある

野田氏は記者団に、一部野党が石破政権に協力する可能性は「十分ある」と指摘。「注意深く見ながら、こちら(野党側)のチームをどう作っていくかに心を砕きたい」と述べ、過半数割れした自公による野党勢力の切り崩しを警戒した。焦りの裏返しか、他党との交渉に関し「誠意のある対話」というフレーズを何度も口にした。

もっとも国民民主は、野田氏への投票要請も受け入れない考えだ。首相指名選挙は1回目の投票で過半数を得た候補がいない場合、上位2人の決選投票を行う。首相と野田氏の一騎打ちになる公算が大きいが、玉木氏は28日の民放番組で「無効となっても玉木と書く」と述べた。榛葉賀津也幹事長も同日、連合傘下の産業別労働組合(産別)に、こうした方針を伝えており、立民の多数派工作も最初からつまずきそうだ。(田中一世、千田恒弥)

2913OS5:2024/10/29(火) 04:38:14
https://x.com/wisteria_polit/status/1850669842216669221
藤鹿
@wisteria_polit
·
20時間
自民  1991万→1458万 -533万
立憲  1149万→1155万  +6万
国民  259万→616万  +357万
公明  711万→596万  -115万
維新  805万→509万 -296万
れいわ 221万→380万  +159万
共産  416万→336万  -80万
参政  なし→187万
保守  なし→114万
社民  101万→93万   -8万

2914OS5:2024/10/29(火) 04:42:22
>>2889
>比例代表との重複立候補を認めなかった影響を示唆した。「(比例で)維新と書いても、大阪の候補を応援したことにならない」という街の声があったという。

自分もこれが理由で 比例は維新に入れなかったですね。

2915OS5:2024/10/29(火) 04:51:07
https://mainichi.jp/articles/20241026/k00/00m/010/267000c
高市氏の夫出馬で保守分裂の福井2区 「裏金」非公認、前職に超逆風
高橋隆輔
古川幸奈
政治

速報

国政選挙

福井

北信越
毎日新聞
2024/10/27 20:00(最終更新 10/28 19:13)

 今回の衆院選で、自民党派閥の裏金事件に関係した「裏金議員」が立候補した選挙区の一つが、福井2区だ。旧安倍派幹部「5人衆」の一人で、自民党から公認されなかった前職の高木毅氏(68)に、高市早苗氏の夫で無所属元職の山本拓氏(72)ら4人が挑み、立憲新人でNPO法人代表理事の辻英之氏(54)が当選した。

 有権者にとって、政治とカネが争点となった選挙戦は高木氏「じゃない方」の候補者を選ぶ選挙戦になった。

 「高木さんが好きか嫌いかではない。高木さんの『仕事(の仕方)』が好きか嫌いかで判断してください」

 衆院選が公示された15日、県議会で議長を務める宮本俊氏は福井県越前市役所前でマイクを手に持ち、そう声を張り上げた。不人気を前提とした応援だった。

 隣に並んだ高木氏は「もう二度と信頼を裏切らないよう心に誓い、初心に帰って一から出直す」と述べ、こうべを垂れた。ただ、裏金事件に関する説明は一切なかった。

 そんな姿を、保守王国の有権者は冷ややかに見ていた。高木氏が高校の同級生だという男性(68)は、早々に対立候補への投票を決めた。

 「高木には一回、落ちてもらわんと」

 高木氏の陣営は、有権者の「逆風」を肌で感じていたようだ。次第に神経をとがらせ、選挙戦の中盤以降はマスコミの取材も制限した。

保守王国で今回は「高木外し」
 高木氏はこれまで、盤石の選挙戦を展開してきた。8回の当選を重ねてきたが、全て小選挙区での勝利。対立候補に比例の復活当選を許したのは、民主党旋風で政権交代につながった2009年、過去に女性の下着を盗んだという疑惑を国会で追及されたのちに臨んだ17年の2度だけだ。

 本来であれば、今回も公認候補だったはずだった。ところが、裏金事件を受けて、自民の県連内ではこんな「高木外し」の動きがあったという。

 県連幹部によ…

2916OS5:2024/10/29(火) 13:34:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ce57ac7d1449562025226421fb80b540797ecde
衆議院選挙山口3区「林派」と「安倍派」中選挙区時代から因縁…安倍晋三氏死去後、関係性に変化の兆し
10/29(火) 13:23配信

読売新聞オンライン
林氏が映し出されたスクリーンの前で祝意を述べる吉田氏(27日夜、下関市のシーモールパレスで)

 「引き続き林官房長官には政権の要として、この古里のためにご活躍いただきたい」

 衆院選の投開票が行われた27日夜。自民党の吉田真次氏(40)は山口県下関市のシーモールパレスに駆けつけ、山口3区で再選を決めた林芳正氏(63)の支援者とともに万歳三唱し、こう呼びかけた。その後、自身も比例中国ブロックで当選を果たした。

 衆院小選挙区の区割りの改定に伴い、今回から県内の選挙区数は4から3に減り、同市は3区になった。旧山口4区時代、同市は安倍晋三元首相の地盤だったが安倍氏の死去後、2023年6月に林氏が3区の支部長に就任。一方、安倍氏の後継として同年4月の旧4区の補欠選挙で初当選した吉田氏は比例に転出した。

 林家と安倍家を巡っては、同市と同県長門市で構成していた旧4区を中心に中選挙区の時代からの因縁がある。

 林氏の父・義郎氏と安倍氏の父・晋太郎氏は1969年から同じ選挙区でしのぎを削ったライバル。94年の小選挙区制導入を機に安倍氏が旧4区から出馬し、義郎氏が比例に回った。林氏は参院議員として実績を積んできたが、2021年の前回選で首相の座を目指して旧山口3区にくら替えした。

 林氏と安倍氏が直接選挙で戦ったことはないが、これまで下関市を中心に地方議員や企業・団体が「林派」と「安倍派」に色分けされてきた。ただ、安倍氏の死去を受け、一部でこの関係性に変化が起きつつある。

 今年9月の総裁選では、山口で「9人目」の首相と期待される林氏が出馬すると、安倍派とされた人も含む自民党の県議が応援組織を作って支援。安倍氏の元秘書の前田晋太郎・下関市長も決起大会で、過去の対立関係を念頭に「もう迷うことはないだろう。皆さんとともに山口をまずは一つにし、総理に林先生を押し上げていく」とエールを送る一幕もあった。

 今回は林氏が全体の約7割に当たる11万5687票を得て、維新と共産の新人2人に圧勝した。28日に報道陣の取材に応じた自民党県連の友田有幹事長は「林先生が3区で一定の理解を得て、今回の高い得票につながった」と分析した。

 一方で、安倍氏の熱烈な支援者の中には、いまだに林氏を受け入れられない人もいる。

 関係者によると、安倍氏を地元で支えてきた一部の支援者は「投票用紙に林とは書かない。安倍晋三と書く」「安倍と書けないなら投票に行かない」といった声が上がっていたという。

 3区の支部長を決定した当時、党執行部は林氏と吉田氏が3区と比例選に交互に出馬する「コスタリカ方式」の導入に向けて検討するとしていた。

 吉田氏の後援会幹部は「当時は補選で当選したばかりだったため比例選への転出を受け入れたが、今後に向けてコスタリカ方式の運用を協議してもらいたい」と注文を付けた。

2917OS5:2024/10/29(火) 13:41:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/1544d972f6cf1570fab4be2e17243f7ad1149d4e
れいわが共産抜く、実は微増の立民 衆院比例票 自民533万、公明115万減 国民急増
10/29(火) 11:45配信
産経新聞
共産党本部=東京都渋谷区(酒巻俊介撮影)

27日に投開票が行われた衆院選で、各党の比例代表の得票数を令和3年の前回衆院選と比べたところ、れいわ新選組が159万票増の380万票で、共産党の336万票を上回った。一方で立憲民主党は7万票の微増にとどまった。自民党は前回から533万票減らし、公明党も115万票減らした。

【ひと目でわかる】衆院選 与野党の獲得議席

総務省の発表資料によると、れいわは前回の221万票から380万票で159万票増え、議席も3から9に3倍増。共産は416万票から336万票で80万票減らし、れいわを下回った。議席も小選挙区を含め10から8に減らした。

小選挙区を含め議席を98から148へ大幅に増やした立民は、比例の得票数は前回の1149万票から1156万票で7万票の増。議席が7から28と4倍増となった国民民主党は、259万票から617万票で358万票の大幅増だった。

一方、議席を256から191へ大幅に減らした自民は1991万票から1458万票で533万票の減。議席を32から24へ減らした公明も711万票から596万票で115万票減らした。議席を43から38へ減らした日本維新の会も805万票から510万票で295万票の大幅減だった。

◆衆院選比例代表の政党得票数の増減

(前回→今回、数字は概数)

【増】

国民 259万票→617万票(358万票増)

れいわ221万票→380万票(159万票増)

立民 1149万票→1156万票(7万票増)

【減】

自民 1991万票→1458万票(533万票減)

維新 805万票→510万票(295万票減)

公明 711万票→596万票(115万票減)

共産 416万票→336万票(80万票減)

社民 101万票→93万票(8万票減)

【前回なし】

参政 →187万票

保守 →114万票

2918OS5:2024/10/29(火) 13:41:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ba921347d9ab5771b6e2064b6b815f674bd6c9a
自民党、比例第1党は維持したが59議席と2012年に次ぐ少なさ…立憲民主党は44議席に積み増し
10/28(月) 19:48配信

読売新聞オンライン
 比例選(定数176)は、自民党の獲得が59議席にとどまり、2009年の55議席や12年の57議席などに次ぐ少なさとなった。公明党は20議席で、現行制度下で最も少なくなった。立憲民主党は21年前回選の39議席から44議席に積み増し、国民民主党は前回選の5議席から17議席に躍進した。

(写真:読売新聞)

 自民は比例第1党は維持したものの、前回選の72議席から大きく減らした。得票率でみても、前回選の34・7%から減少し、自民が野党に転落した09年と同じ26・7%で衆院選の最低タイとなった。公明は小選挙区比例代表並立制が導入された1996年衆院選以降で最少だった2009年と17年の21議席を下回った。自公合わせても79議席で、比例定数の過半数89に及ばなかった。

 立民は前回選では全11ブロックで自民の議席を下回ったが、今回は北海道、東京の両ブロックで自民と並んだ。国民は、重複立候補者の大半が小選挙区選で勝利し、比例選で当選資格のある名簿登載者が不足したため、公職選挙法の規定に基づき、東海ブロックで自民と立民に1議席ずつを、北関東ブロックで公明に1議席を譲った。

 日本維新の会は前回選の25議席を下回る15議席にとどまった。地盤とする近畿ブロックで10議席から7議席に減らし、東北、中国、四国の各ブロックで議席を失った。共産党は7議席だった。小選挙区で積極的に候補を擁立し、比例票の掘り起こしを図ったが、前回選の9議席に届かなかった。

2919OS5:2024/10/29(火) 15:14:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/17781ecbc7c8f379610a609e1a3bf56b1a270c9e
比例300万票減 大阪以外は退潮する維新、トップ2人の温度差と「馬場おろし」の声 「全勝」維新の実像
10/29(火) 14:02配信

産経新聞
記者会見に臨む、厳しい表情の(左から)吉村洋文・日本維新の会共同代表と胸を張る馬場伸幸代表=27日午後9時34分、大阪市北区(恵守乾撮影)

衆院選が投開票された27日夜、大阪市内のホテルで開かれた日本維新の会の記者会見。公認候補の当選確実が順次明らかになっていく中で、代表の馬場伸幸と共同代表の吉村洋文の認識の差が浮き彫りになった。

【写真】躍進の立民 関西では微風 維新の「壁」影響大きく

■野党で「独り負け」

自民党の派閥パーティー収入不記載事件を批判してきた馬場は「(自公の)過半数割れが実現されれば、その一翼を担ったと自負してもいい」と胸を張った。

これに対し吉村は「大阪の小選挙区では自民への批判の受け皿になれたが、一歩離れると期待値が立憲民主党や国民民主党に及ばなかった」と分析。「厳しい状況の中でも、自民ではなく維新に投票してくれた有権者の信頼を裏切ってはならない」と強調した。

ふたを開けてみれば、立民が公示前の98議席から148議席へと大幅に増やし、国民も公示前4倍の28議席に躍進する一方、維新は43議席から38議席に減らし、「野党で独り負け」(吉村)の結果に終わった。衆院選で掲げた野党第一党の目標には遠く及ばず、全国政党化も夢と消えた。

■通常国会で迷走

会見であえて「信頼」に言及してみせた吉村の脳裏に、先の通常国会での政治資金規正法改正を巡る維新の迷走があったことは想像に難くない。

馬場は当時の首相、岸田文雄と会談し、国会議員に月額100万円が支給される調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)について、使途公開の義務付けなど立法措置を講じることで合意した。維新は衆院で自民が提出した同法改正案に賛成したが、合意文書に実施時期が明示されていないとして党首間合意は事実上決裂。参院の採決で維新は反対に転じた。

議員報酬削減などで政策の財源を生み出す「身を切る改革」を一丁目一番地とする維新内には、「政治とカネ」の問題で「主導権を発揮できる」(国会議員)との自負があった。しかし国会対応での迷走により、逆に厳しい視線を向けられる事態となった。

■抜きがたい「溝」

「是々非々」という口癖が象徴するように、不記載事件に対する批判が過熱する前、馬場の中には存在感発揮のため、政策の内容次第で与党との協調も辞さないとの認識があった。かつては自民との連立政権について「全ての可能性を否定しない」と公言していた。

これに対し大阪では、納税者の立場で「自民をピリッとさせる野党」という維新創設者の松井一郎の考えを継承し、自民と一線を引く議員が少なくない。吉村も「与党入りは維新の消滅を意味する」というのが持論だ。

衆院選で与党が過半数割れに至った今、馬場も連立入りは否定するが、国政と地方の間には抜きがたい溝が横たわる。両者の軋轢(あつれき)は今回の得票数をみてもうかがえる。

維新は大阪でこそ全19小選挙区を制する一強ぶりを示したものの、比例代表票は全国で511万票と令和3年の前回選から約300万票も減らした。選対関係者は「全国的な逆風の要因は自民に翻弄(ほんろう)された規正法改正への対応だ」と指摘。維新が大阪府内で進める教育無償化などの改革は府外で実感が得られず、大阪以外の候補には追い風にならなかったとみる。

■代表選実施は…

維新は大型選挙後に代表選を実施するかどうかを決める。ただ衆目が一致する「ポスト馬場」候補の国会議員は見当たらない。

松井と同じく党創設者の橋下徹は衆院選後、自身のX(旧ツイッター)で馬場の冒頭発言について《相変わらずズレが激しい》と批判した。さらに《代表選はマストやろうけど、まず執行部総辞職はマスト》との見方を示した上で、馬場に対し《代表にしがみついたら党内信用が0になるという事態予測もできないのか》と手厳しい。

大阪全勝と公示前からの議席減という結果を前に、「馬場降ろし」に向けた動きは起きるのか。国政に関わる独自の看板政策を打ち出せない中、改革政党を標榜(ひょうぼう)する維新の存在意義が問われている。(敬称略)

2920OS5:2024/10/29(火) 15:32:12

 ・埼玉14区(5人) 
◎70,608鈴木義弘 61 国 前《3》党幹事長代理
✕60,249石井啓一 66 公 前《10》党代表
✕28,792加来武宜 43 維 新 弁護士
  共産:苗村京子 無所属:関根和也 


https://news.yahoo.co.jp/articles/3298d0ec71b35d9f441cd88131a1fb052cd500a2
【衆院選埼玉14区】アリさんがゾウを倒してしまった 石井公明代表を破った国民鈴木氏 満面の笑み 1万票の大差
10/29(火) 15:03配信


埼玉新聞
スタッフから花束を受け取る鈴木義弘氏=28日午前1時20分過ぎ、三郷市戸ケ崎3丁目の選挙事務所

 国民前職の鈴木義弘氏が、公明代表の前職石井啓一氏、維新新人の加来武宜氏、共産新人の苗村京子氏ら5人を退け4選を果たした。

 鈴木氏は選挙戦終盤で、9月に代表に就任したばかりの石井氏との接戦を制した。鈴木氏は当選の報を受け、三郷市戸ケ崎の事務所で「アリさんがゾウを倒してしまった。皆さんのおかげ」と満面の笑みを見せた。

 幅広い層に支持を広げ、地元三郷市で石井氏に約1万票、八潮市で2千票以上上回った。草加市では約2千票下回ったものの、3市全体で1万票以上差をつけた。選挙期間中、若者に声をかけられるなど、これまでにない支援を受けたという。4期目に向け「訴えた政策を実現できるよう汗を流したい」と述べた。

 石井氏は自民の裏金問題で逆風が強かった。公明の立場から政治改革を主張。衆院選を政権選択の選挙と強調し「豊富な実績がある自公政権しかない」と訴え、石破茂首相ら大物議員が応援に駆け付けたが、及ばなかった。

2921とはずがたり:2024/10/29(火) 18:35:07

富山比例。自維公で110k減らして立国れ参で88k増やしてる。

2021年富山比例
自民 216,307
維新 87,171
立民 60,284
公明 39,692
共産 23,769
国民 16,566
れい 13,509
社民 10,238
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/00/hsm06.html

2024年富山比例
自民 166,406(▲50k)
立民 79.405(+19k)
国民 57,374(+41K)
維新 34,227(▲53k)
公明 32,103(▲7k)
れい 28,557(+15k)
共産 19,341(▲4k)
参政 13,158(+13k)
社民 8,562(▲2k)
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/00/hsm06.html

2922とはずがたり:2024/10/29(火) 18:36:04
立憲の比例,増やしてるとこもあるので減らしたのどこよと探してる

比例長崎
21 121,086(19.7%)
24 107,014(19.5%) ▲14k
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/00/hsm11.html
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/00/hsm11.html

比例熊本
21 151,508(19.1%)
24 140,133(19.5%) ▲11k
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/00/hsm11.html
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/00/hsm11.html

山形
21 117,758(20.9%)
24 112,595(21.9%) ▲5k
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/00/hsm02.html
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/00/hsm02.html

秋田
21 99,571(21.1%)
24 100,995(21.8%) +1k
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/00/hsm02.html
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/00/hsm02.html

2923とはずがたり:2024/10/29(火) 18:45:13

群馬
21 170,832(20.2%)
24 161,244(21.1%) ▲9k
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/00/hsm03.html
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/00/hsm03.html

東京
21 1,293,281(20.1%)
24 1,298,166(20.5%) 5k
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/00/hsm05.html
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/00/hsm05.html

山梨
21 100,013(24.8%)
24 90,321(24.4%) ▲10k
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/00/hsm04.html
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/00/hsm04.html

鳥取
21 62,204(23.7%)
24 40,988(16.1%) ▲22k
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/00/hsm09.html
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/00/hsm09.html

2924とはずがたり:2024/10/29(火) 19:27:56
>>2922-2924

沖縄
21 125,113(20.2%)
24 98,432(17.4%) ▲27k
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/00/hsm11.html
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/00/hsm11.html

沖縄・長崎・鳥取・山梨・熊本辺りが多いので他の党も調べて見る(まあ鳥取は見なくても分かるw)

沖縄
21
自民 147,517(23.8%)
公明 129,467(20.9%)
立民 125,113(20.2%)
共産 60,151(9.7%)
社民 53,666(8.6%)
維新 37,260(6.0%)
れい 36,412(5.9%)
国民 19,550(3.1%)
N党 11,532(1.9%)

24
自民 109,657(19.4%) ▲38k
立民 98,432(17.4%) ▲27k
公明 95,707(16.9%) ▲34k
れい 68,181(12.1%) +32k
共産 46,645(8.2%) ▲14k
社民 45,876(8.1%) ▲8k
国民 39,174(6.9%) +20k
維新 33,583(5.9%) ▲4k
参政 28,377(5.0%) +28k

長崎

21
自民 147,517(23.8%)
公明 129,467(20.9%)
立民 125,113(20.2%)
共産 60,151(9.7%)
社民 53,666(8.6%)
維新 37,260(6.0%)
れ新 36,412(5.9%)
国民 19,550(3.1%)
N党 11,532(1.9%)

24
自民 165,231(30.1%) +18k
立民 107,014(19.5%) ▲17k
公明 84,678(15.4%) ▲45k
国民 65,357(11.9%)
維新 40,712(7.4%)
れい 30,312(5.5%)
参政 23,415(4.3%)
共産 19,523(3.6%)
社民 13,101(2.4%)

立憲の減少は調べた範囲では沖縄(▲27k)・鳥取(▲22k)・長崎(▲17k)・熊本(▲11k)・山梨(▲10k)辺りが多いので他の党も調べて見る(まあ鳥取は見なくても分かるw)
沖縄は自立公共軒並み減らす中でれいわの圧勝(+32k)。やはりオール沖縄にはれいわを入れてやるべきだった。
鳥取は見なくても分かるw(石破効果)
意外な所は自民補選不戦敗の長崎で公明が45kも減らしている中,自民が18kも増やしている。

2925OS5:2024/10/29(火) 21:22:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/635e413f4c3c3ea08e43100043cbd086005f0f05
衆院比例代表 大敗自民の影で公明、共産退潮あらわ 国民れいわが躍進 立民は0・6%増
10/29(火) 18:56配信

産経新聞
衆院選の比例代表で党勢低迷に歯止めがかからない公明党の石井啓一代表(左)と共産党の田村智子委員長

国政選挙は実際の獲得議席に加えて、比例代表の得票数が党勢を図る「バロメーター」となる。27日投開票された衆院選で、公明党は596万票で前回の令和3年衆院選の711万票から114万票減らすなど党勢の退潮傾向に歯止めがかからなかった。また、自民党の派閥パーティー収入不記載事件を党機関紙が最初に「スクープ」した共産党も336万票にとどまり、前回選の416万票から80万票減らした。両党は支持者の高齢化という構造的な課題を抱えている。


■自民は26%減

公明党にとって今回の衆院選は支持母体の創価学会、池田大作名誉会長を昨年11月に亡くして初めて臨む国政選となったが、比例票は平成8年以降の現行制度で過去最少を記録した。比例票は17年衆院選での898万票をピークに減少傾向にある。今回は新体制で臨んだが、石井啓一代表も落選し、近く辞任を表明する見通し。

共産党も近年では26年の衆院選で606万票を得たが、党員の高齢化や機関紙「しんぶん赤旗」の読者数減少など党勢は後退している。今回はしんぶん赤旗が、自民党が不記載事件を巡って公認しなかった前議員が代表を務める政党支部に2000万円を振り込んだ問題を選挙期間中に報じるなど存在感を発揮したが、得票の回復に結び付かなかった。

不記載事件で逆風に直面した自民党は1458万票で、前回選の1991万票から533万票減らした。26・8%減で、得票の減少数は各党で最大だった。国政選挙の比例で1400万票台に落ち込んだのは平成22年参院選以来となった。

立憲民主党は148議席を獲得し、公示前に比べて50議席上積みした。各党で議席増数は最も多かったが、比例の得票数は1156万票で、令和3年衆院選の1149万票の0・6%増と微増にとどまった。

■国民は共産分増やす

日本維新の会は拠点とする大阪府の19選挙区全てを独占し、大阪を初めて「完全制覇」したものの、比例の得票数は510万票で前回の805万票に比べ、36・5%減となった。

国民民主党は公示前勢力の4倍となる28議席を得た。比例票も前回の259万票から617万票と2・4倍と躍進した。上積みしたのは357万票で、共産党の得票数を上回った。

れいわ新選組も380万票と前回の221万票から158万票増となった。約1・7倍となる。国民民主とれいわは「勝ち組」といえる。

社民党は93万票を得て、前回の101万票から8万票減で踏みとどまった一方、今回新たに参戦した参政党の187万票、日本保守党の114万票を下回った。(奥原慎平)

2926OS5:2024/10/29(火) 21:22:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/635e413f4c3c3ea08e43100043cbd086005f0f05
衆院比例代表 大敗自民の影で公明、共産退潮あらわ 国民れいわが躍進 立民は0・6%増
10/29(火) 18:56配信

産経新聞
衆院選の比例代表で党勢低迷に歯止めがかからない公明党の石井啓一代表(左)と共産党の田村智子委員長

国政選挙は実際の獲得議席に加えて、比例代表の得票数が党勢を図る「バロメーター」となる。27日投開票された衆院選で、公明党は596万票で前回の令和3年衆院選の711万票から114万票減らすなど党勢の退潮傾向に歯止めがかからなかった。また、自民党の派閥パーティー収入不記載事件を党機関紙が最初に「スクープ」した共産党も336万票にとどまり、前回選の416万票から80万票減らした。両党は支持者の高齢化という構造的な課題を抱えている。


■自民は26%減

公明党にとって今回の衆院選は支持母体の創価学会、池田大作名誉会長を昨年11月に亡くして初めて臨む国政選となったが、比例票は平成8年以降の現行制度で過去最少を記録した。比例票は17年衆院選での898万票をピークに減少傾向にある。今回は新体制で臨んだが、石井啓一代表も落選し、近く辞任を表明する見通し。

共産党も近年では26年の衆院選で606万票を得たが、党員の高齢化や機関紙「しんぶん赤旗」の読者数減少など党勢は後退している。今回はしんぶん赤旗が、自民党が不記載事件を巡って公認しなかった前議員が代表を務める政党支部に2000万円を振り込んだ問題を選挙期間中に報じるなど存在感を発揮したが、得票の回復に結び付かなかった。

不記載事件で逆風に直面した自民党は1458万票で、前回選の1991万票から533万票減らした。26・8%減で、得票の減少数は各党で最大だった。国政選挙の比例で1400万票台に落ち込んだのは平成22年参院選以来となった。

立憲民主党は148議席を獲得し、公示前に比べて50議席上積みした。各党で議席増数は最も多かったが、比例の得票数は1156万票で、令和3年衆院選の1149万票の0・6%増と微増にとどまった。

■国民は共産分増やす

日本維新の会は拠点とする大阪府の19選挙区全てを独占し、大阪を初めて「完全制覇」したものの、比例の得票数は510万票で前回の805万票に比べ、36・5%減となった。

国民民主党は公示前勢力の4倍となる28議席を得た。比例票も前回の259万票から617万票と2・4倍と躍進した。上積みしたのは357万票で、共産党の得票数を上回った。

れいわ新選組も380万票と前回の221万票から158万票増となった。約1・7倍となる。国民民主とれいわは「勝ち組」といえる。

社民党は93万票を得て、前回の101万票から8万票減で踏みとどまった一方、今回新たに参戦した参政党の187万票、日本保守党の114万票を下回った。(奥原慎平)

2927OS5:2024/10/29(火) 21:25:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/f83a555ba6329a8086e341ad1df5740ac36b30f3
首相指名選挙、30年ぶり決選投票の公算大 過去に野党が政権奪取も
10/29(火) 20:06配信


毎日新聞
衆院選から一夜明け、自民党役員会に臨む石破茂首相=東京都千代田区で2024年10月28日午前11時31分、手塚耕一郎撮影

 11月11日に召集される見通しの特別国会では首相指名選挙が実施される。衆院選で敗北して過半数を割った自民、公明両党は一部野党の協力を得るなどしなければ、石破茂首相(自民総裁)を新首相に指名することはできない。首相指名選挙で現時点では与野党とも衆院の過半数に届かず、30年ぶりの決選投票にもつれこむ公算が大きくなっている。


 衆院選では自民、公明両党を合わせても215議席しか獲得できず、過半数の233まで18議席足りない。保守系無所属を含めても届かないため、自民は28議席を獲得した国民民主党に期待を寄せるが、玉木雄一郎代表は首相指名選挙で自らの名前を書くと表明した。与党の「補完勢力」とやゆされてきた日本維新の会は議席を減らし、馬場伸幸代表の責任を問う声が党内から上がる「内紛」状態で、方針が定まっていない。

 首相指名選挙では、有効投票の過半数を得た議員が首相に指名される。1回目の投票で過半数を得た議員がいない場合、上位2人の決選投票となる。衆院規則は、決選投票では「過半数を得た者」ではなく「多数を得た者」と規定しており、多数派を形成すれば勝利できる。

 衆院の首相指名選挙で決選投票が行われた例は過去に4例ある。直近の例が1994年だ。少数与党だった非自民連立の羽田孜政権が総辞職したことを受け、当時野党だった自民が、社会党、新党さきがけとともに村山富市・社会党委員長(当時)を首相候補に擁立。非自民連立側の新生党や公明党などは、自民を離党した海部俊樹元首相を立てた。1回目の投票では村山、海部両氏とも過半数に達せず、決選投票で村山氏が選出され、自社さ3党による連立政権が誕生した。

 79年には、衆院選で自民が過半数割れの敗北を喫したことから、当時の自民派閥の福田、三木、中曽根の各派などが大平正芳首相(当時)の退陣を要求し、「40日抗争」が始まった。大平氏と、非主流派が擁立した福田赳夫氏の自民2人が首相指名を争う異常事態となり、決選投票の結果、大平氏が17票差で選出された。

 53年には、自由党の吉田茂氏が特別国会の首相指名選挙で過半数を獲得できず、決選投票で改進党の重光葵氏を破り、首相に指名されている。48年には、吉田氏と社会党の片山哲氏による決選投票で、吉田氏が指名された。【影山哲也】

2928OS5:2024/10/29(火) 21:27:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6c04997430f8c8c0bae6ec75ca31d65b94dc703
岐阜4区で落選の金子俊平・前議員、選挙期間中に運動員女性の胸触る…「心から謝罪の意を表明する」
10/29(火) 20:34配信

読売新聞オンライン
金子俊平・前衆院議員

 27日投開票の衆院選で岐阜4区に自民党公認で立候補し、落選した金子俊平・前衆院議員(46)が選挙期間中、運動員の女性にセクハラ行為をしていたことが29日、関係者への取材でわかった。金子氏は同日、事務所を通じて「相手の方に対し、心から謝罪の意を表明する」とのコメントを出した。


 関係者によると、金子氏は25日、選挙カーの後に続く車の中で同乗していた女性の胸を触るなどの行為をしたという。女性が陣営関係者に相談して発覚した。

 金子氏はプライバシーを理由に詳細についてコメントは差し控えるとしたうえで、「深く傷つけたことを反省し、心からのおわびを申し上げ、謝罪を受け入れていただいた」とした。

 金子氏は当選2回で、財務政務官を務めるなどした。今回の衆院選では選挙区で敗れ、比例復活もならなかった。

2929OS5:2024/10/29(火) 21:32:38
 ・神奈川20区(3人)立=自
◎83,282大塚小百合44☆社福法人理事立新 
✕63,217甘利明  75 元党幹事長 自前(13) 
✕31,550金子洋一 62☆元参院議員 維新  
  共産:(無)




https://news.yahoo.co.jp/articles/e8742b2070db6d932b2680bcb3d28c4387e1a91d
元民主では…相模原・本村市長が甘利明氏を応援 市民に違和感と理解
10/29(火) 21:10配信


9
コメント9件


カナロコ by 神奈川新聞
「市長」と書かれたたすき姿の本村相模原市長とともに、満面の笑顔で有権者に手を振る甘利氏=23日、相模原市南区

 27日投開票の衆院選で、自民党重鎮の甘利明氏が立憲民主党の新人に敗れた神奈川20区。県内でも吹き荒れた自民への逆風を象徴した選挙戦で目立ったのが、街頭で熱心に甘利氏を応援する相模原市の本村賢太郎市長の姿だった。特定候補に肩入れする本村氏に違和感を抱く市民もいる一方、首長という立場に理解を示す声も聞かれた。

 23日朝、同市南区の路上。「市長」と書かれたたすきをかけた本村氏が甘利氏と並び立ち、笑顔で手を振っていた。

 南区と座間市にまたがる20区は区割り変更による新設区。甘利氏にとって同区は出生地で、中選挙区時代に初当選した旧神奈川3区と重なる。ただ、新住民も多く、党の「定年制」により比例重複もない背水の陣。浮動票をつかむためにも知名度の高い本村氏の応援は頼みの綱だった。

 一方で、本村氏は市内のもう一つの選挙区である14区では自民前職と立民新人の両陣営でマイクを握った。14区で見せた“バランス”への配慮が、甘利氏支持の旗幟(きし)鮮明ぶりを際立たせる格好となった。

■「やりすぎではないか」「大人の世界」

 市民の間では、旧民主党の国会議員だったイメージが強い本村氏。甘利氏への応援は自民党へのすり寄りにも映り、「やりすぎではないか」との声も上がる。一方で、故藤井裕久元財務相の秘書だった経歴を知る市民は「藤井さんは元々は自民党出身で、本村さんは保守系では。そうしたいきさつは大人の世界では断ち切れないものだ」と話す。

 そうした中で波紋を呼んだのは、21日に南区で開かれた甘利氏の集会での発言だ。本村氏は「座間市と相模原市の未来のために、この政治家がいなければ地域の発展がないんです」と力説。「携帯電話の『あ』からもう一度確認してください。私はメールを300件、電話作戦120件、車の中でやって参りました」と支持拡大を呼びかけた。

 仮に候補者名を挙げて投票依頼メールをしていれば公職選挙法に抵触する可能性があり、本村氏は神奈川新聞の取材に「(法に抵触しない無料通信アプリの)LINE(ライン)だった」と釈明した。

 公示前の定例会見で「選挙になると血が騒ぐ」とも語っていた本村氏。公務で15日にカナダへ出発し、帰国した翌20日に14区候補の集会であいさつするなど選挙期間中、大忙しだった。

神奈川新聞社


https://news.yahoo.co.jp/articles/809cbac026446ff4ef88460ec6568a823fd3a5c4
落選の甘利明氏「全て私の責任」後輩議員の援護も「期待に応えることができない不甲斐ない先輩」
10/28(月) 17:04配信

日刊スポーツ
甘利明(2019年7月撮影)

 自民党前職の甘利明元幹事長(75)は27日、神奈川20区で、立憲民主党新人の大塚小百合氏(44)に敗れ、落選した。

 選挙から一夜明けた28日、X(旧ツイッター)を更新。敗戦の弁を述べた。「多くの方から大変なご尽力をいただいたにもかかわらず議席を得ることができませんでした。選対の皆さん、まちで応援してくださった皆さん、ネットの皆さんにもこれ以上できないというところまでやっていただいたと深く感謝をしております」と書き出した。

 続けて「にもかかわらずこのような結果になったことは全て私の責任であり本当に申し訳ないと思っています。私を心配して後輩の議員がたくさん応援に駆けつけてくれました。期待に応えることができない不甲斐ない先輩で申し訳なく思っています」と記述。最後に「日本と、そして選挙区に関しても心配なことは多々ありますが今後については冷静に、そして関係者の皆さんとしっかり相談をさせていただいて判断して参ります」とした上で「本当にありがとうございました」と感謝した。

 甘利氏は比例代表候補の「73歳定年制」に該当し、重複立候補しなかった。甘利氏は1983年衆院選で初当選し、経済産業相や自民選対委員長などを歴任した重鎮。

 幹事長在任中だった2021年衆院選は、衆院小選挙区定数「10増10減」に伴う区割り変更前の旧神奈川13区で当時の立民新人に敗北。比例南関東ブロックで復活当選したものの、幹事長を辞任した。

2930OS5:2024/10/29(火) 21:35:04
このたぐいの記事って謎すぎて
単に「接戦ギリギリ下の候補」の応援演説に入ったからでしょう?




https://news.yahoo.co.jp/articles/0e19f79903ecba32276966ed63f7dfb12d51e6da
高市早苗氏、衆院選で40カ所応援行脚も「落選率60%」威光示せず“ポスト石破”に暗雲の仏頂面
10/29(火) 15:52配信



SmartFLASH
当選直後の高市氏(写真・馬詰雅浩)

 衆院選では安定した戦いで10選を果たした、自民党の高市早苗前経済安保担当相(奈良2区)。投票時間の締め切り直後に当選が伝えられ、後援会からお祝いのレイを首にかけられても、その表情は硬いままだった。この仏頂面の背景には、どんな心があるのだろうか。


「この選挙で自民党は247議席から56議席を減らし、191議席になりました。公明党も8議席減らして24議席。『与党で過半数の233議席』という石破茂首相の目標には届きませんでした。

 選挙戦で、石破首相には及ばないものの、全国の候補者を応援行脚した高市氏にすれば、ショックが大きかったことは言うまでもありません」(政治担当記者)

 9月の自民党総裁選では、決選投票で石破首相に惜敗した高市氏だったが、地方の自民党員からも大きな支持があったことから、衆院選の“顔”として応援依頼が「100以上あった」(自民党議員秘書)といわれている。

「とくに、旧安倍派の候補からの依頼が多かったようです。高市氏は綿密なスケジュールを立てて、効率よく応援をしていました」(前出の秘書)

 本誌の調べでは、公示日翌日の10月16日から投票日前日の10月26日まで、40カ所でマイクを握っている。最終日の26日は京都、大阪の7カ所で応援をしていた。

 多くは裏金問題で苦戦を強いられている議員なので、各陣営の“高市効果”に対する期待は大きかったのだが……。高市氏が応援マイクを握った40人の結果は、当選8人、比例復活8人、落選24人という、惨憺たるものになった。落選率は60%にも上る。

「高市氏の地元・奈良に近いこともあり、大阪など近畿圏の候補を精力的に応援しました。しかし、このエリアは日本維新の会の牙城。大阪は全小選挙区を維新が独占しました。もともとが苦しい戦いだったのですが、大臣経験者の宮城4区・伊藤信太郎氏、東京11区・下村博文氏が応援の甲斐なく落選したのはショックだったと思います」(自民党都連関係者)

 そして、前出の政治担当記者は「思いのほか“威光”が示せなかったことで、高市氏も気落ちしている」とみる。

「当選報告後の会見で次期首相を狙う気持ちを聞かれ、『先月、総裁選挙に負けたばかり。敗北は敗北だが、いつか日本の国家経営をやりたい気持ちに変わりはない』と意欲を見せていましたが、現状の結果では、『ポスト石破』は難しい状況です。

 2025年夏には参院選があります。その前に石破首相の交代論が出てくる可能性はありますが、今回の衆院選挙で、高市氏が、自民党支持層以外の有権者への訴求があまりないとみられてしまいました。かりに参院選前に総裁選があるとしたら、はたして前回のように票が集まるのか……。党内でも評価が分かれます」

 新党結成という“大技”もささやかれるなか、高市氏の次の一手が注目されている。

2931OS5:2024/10/29(火) 21:40:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9603c985bdfe8f74e8e3766c38c3f3ae7a00fc3
落選の旧安倍派不記載議員 自民党執行部に不満あらわ「普通に選挙をしていれば当選」「安倍派潰し高市派潰し」
10/29(火) 20:02配信

デイリースポーツ
 自民党の高鳥修一氏が自身のXを更新 ※写真はイメージです(rrice/stock.adobe.com)

 27日に投開票が行われた衆院選に新潟5区で出馬し落選した、自民党の高鳥修一氏が29日、自身のX(旧ツイッター)を更新。政治資金収支報告書に不記載があったことで比例重複立候補が認められず再選を逃したとし、「安倍派潰し高市派潰しと言わざるを得ません」と党内を批判した。



 高鳥氏は安倍派議員として、2019〜20年には自民党総裁特別補佐を務めた。今年1月には、自身が代表を務める政治団体の政治資金収支報告書を訂正。5年間で計544万円の不記載が発覚し、2月に自民党新潟県連の会長を辞任し、今回の衆院選では比例重複立候補が認められなかった。

 高鳥氏はXで「安倍元総理は、支持率アップのために仲間を切り捨てるようなことはしませんでした。今回は選挙直前のドタバタで相手の土俵に乗り、一事不再理の原則を覆すもの。結局、有権者に見透かされ、かえって不信感を強めたと思います」と持論を展開。

 さらに「私に関しては、逆風の中でも92.589票を獲得し、落選した議員では最多。惜敗率も80.91なので、北信越ブロックで比例復活した議員の79.36より高く、普通に選挙をしていれば、今回も私は当選していました」とし、「安倍派が落ちた分、より負けた他派が繰り上がる、安倍派潰し高市派潰しと言わざるを得ません」と、自民党執行部への強い不満を示した。

2932OS5:2024/10/30(水) 03:10:46
・神奈川1区(5人)
◎91,809篠原豪  49☆元横浜市議 立前(3)
✕68,931松本純  74 元防災相  自元(7)  
✕28,841浅川義治 56☆元横浜市議 維前(1)
  共産:蓮池幸雄 参政:伊東万美子

https://news.yahoo.co.jp/articles/9752253c7af960b7f449aa7fb860d05eb2582a2c
“政界のマツジュン” 念願の党公認も復職叶わず 立憲・篠原氏が躍進 変わる神奈川1区【衆院選2024】
10/29(火) 22:32配信
10月27日に投開票が行われた衆議院選挙。神奈川1区では、野党候補が乱立する中、前職の篠原豪氏と、“政界のマツジュン”こと、元職の松本純氏の事実上の一騎打ちとなった。投票日まで接戦が続いたものの、結果は立憲民主党の篠原氏が約9万票を獲得し、小選挙区で2度目の勝利を収めた。一方、自民党の松本純氏は約6万8千票にとどまり、2万票差で敗れ、議席を取り戻すことはできなかった。
なぜ松本氏が敗北し、篠原氏が勝利を収めたのか。両陣営の選挙活動を振り返り、JNNが行った情勢調査を基に、投票行動を分析した。

■自民・松本純氏 謙虚に再出発も 党への逆風に阻まれる

「皆さんの生命財産を守り切るということが、国会議員の責務であります。その責任を果たすためにはバッチをつけないとできないんです。バッチがついて初めて公の議論ができる」

横浜・桜木町駅前でこう訴えた、松本純氏(74)。襷には念願の“自民党公認”が光る。最終演説には、麻生太郎自民党最高顧問が応援に駆けつけた。

中区生まれの松本氏は、1996年に初めて当選して以来、衆議院議員を7期25年の間務めてきた。麻生太郎氏率いる麻生派(志公会)の前身である「為公会」の立ち上げにかかわり、麻生氏の右腕として、信頼が厚い。安倍内閣では国家公安委員長兼防災担当相として入閣。自民党内で重要な役割を担ってきた。

しかし、2021年、コロナ禍の緊急事態宣言中に、銀座のクラブに深夜まで滞在した問題で国民からの厳しい批判にさらされる中、自民党から離党勧告を受け、離党。無所属で挑んだ直後の衆院選では、約3万票差で落選を喫した。

「真摯に反省、謙虚に再出発」自身のブログにこう綴った松本氏。
落選してから選挙までの3年間は「時間に余裕が出来た」こともあり、地元での活動には余念がなかったという。自民党関係者からの評判も悪くない。松本氏が自ら編集しているというブログにも、日々の活動が事細かく記されている。

自民党に復党し、党公認ももらって、再び挑んだ衆院選。陣営は松本氏が落選中の3年間に積み上げてきた活動に自信をのぞかせていた。12日間と短い期間だったが、準備不足は全く感じられず、むしろ松本氏にとっては待ちに待った選挙という方がふさわしいだろうと感じた。
地元県市議と薬剤師連盟らによる強い結束のもと、今度は「何がなんでも勝つ」。勝利に向けた並々ならぬ決意があった。

■立憲・篠原豪氏 「荒削りも、若く勢いがある」 

「この10年で日本は豊かな国から貧しい国になった。自民党の政策が間違ってきたからではないか」

神奈川1区で、松本氏と戦うのは立憲民主党・篠原豪氏(49)。「荒削りながらも、若く勢いがある」篠原氏について、地元議員の1人はこう評価する。地元出身で、横浜市会議員を経験。これまで比例復活で2回の当選を果たし、前回は無所属の松本氏に3万票の差をつけ、小選挙区で初の当選を果たした。

与党を批判し、物価高への対応として食料品の消費税ゼロを掲げ、自転車で選挙区を駆け巡り支持を訴えた篠原氏。1区では10年ぶりに共産党候補が出馬、野党候補者が乱立する事態となり「共闘」が叶わず、リベラル層の票割れが大きな懸念となった。篠原陣営は人手不足の中、順調な出だしではなかったものの、選挙終盤には野田代表や連合の吉野会長が応援に駆け付け、支持層をさらに固めていった。取材でも、篠原氏の演説に足を止める市民が終盤にかけて多くなったのを感じた。

2933OS5:2024/10/30(水) 03:11:05

■神奈川1区 勢力図が変わる

神奈川1区は、県庁など行政機関が集まる横浜市中心部の「中区」、工業地帯とベットタウンが広がる「磯子区」、歴史ある景勝地や海岸エリアを擁する「金沢区」の3つの区で構成されていて、約42万5千人を超える有権者を抱える小選挙区。ここは松本氏が長年、強固な地盤を築きあげてきた。しかし今回の選挙で、その地盤が揺らいだことは明白だと感じた。

JNNが行った事前の情勢調査では、公示日前は松本氏がリードするも、選挙終盤になると篠原氏が逆転。自民党の旧統一教会・裏金問題と続き、選挙期間中に報じられた“非公認候補への2000万円支給”問題が追い打ちをかけたとみられる。自民党に対する有権者の目は厳しい。

「最初から厳しいと分かっていたが、ここまでとは」松本陣営の1人からは、思わずため息もこぼれた。電話口での支持者の反応は予想以上の厳しさを物語ったという。取材でも、自民党支持の有権者から「投票先に迷っている、白票にするか迷っている」という話をよく聞いた。松本氏は、支持層を固めきることができなかったのではないかと推察する。

JNNの行った当日の出口調査では、立憲支持層の9割が篠原氏に投じたのに対し、自公支持層で松本氏に投じたのは7割にとどまった。さらに、無党派層については、5割が立憲民主党に、わずか1割弱が自民党に投じる結果となった。

投開票日の当日、深夜に篠原氏に当選確実が出る。74歳の松本氏は「73歳定年制」という党の規定により、比例復活はない。2度目の落選となった。今後の進退について、松本氏は次のようにブログに書き留めた。

「これまでの経験と人脈を活かし、地元、企業、団体の皆様に寄り添い、お役に立てるよう微力を捧げて参ります」

一方、当選を果たした篠原氏。陣営は今回の結果について、自民党に対する国民の不信の表れだとし、自民への逆風の強さを認めながらも、これまでの地元での活動、交流を通して1区で篠原氏の存在が浸透してきたことを実感するという。
ただ、陣営の一人はこうも語る。「自民党が次の新しい候補を立てた時が本当の勝負だ」

TBS NEWS DIG Powered by JNN

2934OS5:2024/10/30(水) 03:18:02
 ・和歌山2区(5人) 
◎101,739世耕弘成 61 元経産相  無新
✕071,114二階伸康 46☆元議員秘書 自新*公明推薦なし
✕033,147新古祐子 52☆元和歌山市議立新 
  共産: 楠本文郎 諸派:高橋秀彰


https://news.yahoo.co.jp/articles/ca8887c00275f297e5cbcb76085b4a51046bc036
落日の和歌山「二階王国」、三男・伸康氏出馬で親子兄弟に吹く隙間風 父・俊博氏は姿を見せず長男・俊樹氏とは口も利かず
10/29(火) 7:15配信

NEWSポストセブン
二階俊博・元幹事長の後継者として秘書の三男・伸康氏が出馬したものの…

 大逆風のなか、自民党の裏金候補、世襲候補たちの選挙戦も異例のものとなった。世襲なのに親子・兄弟の亀裂に苦悩する候補、したたかに大物の応援を利用する候補など、現場ではそれぞれの“悪あがき”があった。

なかなか地元入りしない父・二階俊博氏
 和歌山2区では、かつて自民党の最高実力者と呼ばれ、地元に公共事業を次々と誘致して選挙で無類の強さを発揮した二階俊博・元幹事長が引退し、後継者として秘書の三男・伸康氏が出馬した。「地盤、看板、カバン」の揃った世襲候補だ。

 ところが、息子に地盤を譲る重要な選挙にもかかわらず、父・俊博氏はなかなか地元入りしない。

「長男の俊樹氏が地元の御坊市長選に出馬した時は、二階先生が全面支援したから小泉進次郎さんや自民党の大物議員が続々応援に来てくれた。結果は落選だったが、先生の力を十分に見せつけた。今回も二階先生が顔を見せてくれるだけで後援会の動きも違ったのに……」(地元支援者)

 地元では、「先生は体調を崩して東京で入院中らしい」との噂も流れたが、千葉で開かれた農業団体の大会では挨拶した。「情に厚い」と言われる俊博氏だけに、どんな事情があるのだろうか。

兄弟に吹く微妙な隙間風
 父に代わって選挙を仕切ったのが前述の御坊市長選に落選した元政策秘書で長男の俊樹氏だが、この俊樹氏と後継者である伸康氏は、選挙期間中、近くですれ違っても口を利く様子もなかった。

 石破首相が応援に来た時も、兄はスタッフに会場設営や後片付けの指示を出していたが、弟は首相の演説が終わるとさっさと街宣車に乗り込んだ。新人とあって立会演説の持ちネタは「母との思い出」と「家族の絆」の話で、行く先々でそれを繰り返していたが、取材班が現地で密着取材した5日間、兄弟の“絆”らしいコミュニケーションは一度も目撃できなかった。二階系地元議員が語る。

「三男の伸康さんは東京事務所の秘書だったから、地元の人には馴染みが薄い。地元の自民党支部からは長男を後継にと要望していたが、二階先生の亡くなった奥さんが末っ子を溺愛していて、“伸康を後継者に”と言い残したそうです。二階先生も最後は『お前がやれ』と伸康を指名したという。10歳以上年が離れた弟が後継者になって、お前はどうなんだと俊樹本人に聞いたら、『正直、微妙ですよ』と、忸怩たる思いがあるようでしたね」

 そのためか、伸康氏の街頭演説は人がまばら。

「選挙のプロの兄に任せればいいのに、伸康は高校時代の同級生にやらせて、ポスターのデザイン会社まで変えてしまった。同級生は選挙の素人で動員の連絡も不十分になるけど、兄に頼りたくないんだろう」(支援者)

 二階家はこれまで父・俊博氏を中心に政策秘書だった長男が地元を守り、公設第一秘書の三男が東京の事務所で陳情などをこなす典型的な政治家ファミリーとして知られた。だが、二階家は三男への地盤継承なのに親子にも兄弟にも微妙な隙間風が吹き、結束しているようには見えなかった。結果は落選、比例近畿ブロックでも復活当選できなかった。栄華を誇った「二階王国」は落日を迎えていた。

※週刊ポスト2024年11月8・15日号

2935OS5:2024/10/30(水) 03:21:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/78e24c0b75ec0332380516c27f69a46dae0f96ed
衆院選比例で3人が“棚ぼた当選”…きっかけは「国民民主党」の想定超える大躍進 玉木代表「3議席を他党に譲るかたちに」
10/29(火) 19:52配信
FNNプライムオンライン

イット!は、今回の総選挙で当選を果たした中で“ある共通点”を持つ3人に着目した。
その共通点とは、比例代表で“棚ぼた”ともいえる運に救われ、「落選」から「当選」へと結果が一変した立候補者たちだ。

【画像】“棚ぼた当選”の仕組みとは…図で見る

国民民主党の躍進で他党の3人が“棚ぼた当選”
きっかけとなったのは…「国民民主党」の想定を超える大躍進。

国民民主党・玉木雄一郎代表:
今回(比例の)3議席がですね、東海ブロックで2議席、北関東ブロックで1議席、返上というか、他党に譲るかたちになってしまいました。

“棚ぼた当選”が起こった比例の東海ブロックでは、国民民主党からいずれも小選挙区との重複で6人が立候補。
比例の得票数によって3議席分の当選者が割り当てられた一方、6人のうち5人が選挙区で当選したため、比例の候補者名簿には1人しか残らない状況となってしまった。

そのため、本来 国民民主党に割り当てられる3議席のうち、“空席”となった2議席分が自民党と立憲民主党の候補に割り当てられる事になった。まさに“棚ぼた”だ。

小選挙区で落選した現職大臣も“棚ぼた当選”
この“珍現象”で救われた自民党の当選者が、伊藤忠彦復興大臣(60)。
小選挙区では、立憲民主党の候補に約2万票の差をつけられ敗北した。

伊藤忠彦復興相:(27日)
本当に申し訳ありませんでした。

国民民主党の議席を譲られる形で、辛くも現職大臣の面目を保った格好の伊藤氏。

伊藤忠彦復興相:
選挙結果につきましては、私の(復興相としての)立場ではコメントを差し控えさせて頂きます。

“棚ぼた当選”について、29日の会見のなかで思いを述べることはなかった。

同じ「東海ブロック」ではもう1人、立憲民主党の福森和歌子氏も“棚ぼた当選”で議席を獲得した。

立憲民主党・福森和歌子氏:
ありがたいというか、びっくりというか。せっかく頂いた貴重な、というか。枠ができたと言う事については本当にありがたかったし、祈る思い(で待っていた)。国民民主党に投じて下さった方の為にも、その方々が望むことをやっていきたいと。

もう1人、北関東ブロックで「落選」から「当選」へと運命が逆転したのが、公明党の山口良治氏だ。

公明党・山口良治 青年局次長(本人Xより):
心より、心より、感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

当選判明直後にSNSに投稿された映像では、喜びを爆発させていた山口氏。
FNNの取材に、29日午後こうコメントした。

公明党・山口良治 青年局次長:
議席を頂いた以上、国民の皆様のために誠心誠意、働いて参ります。

青井実キャスター:
他党に譲るほど予想できなかった大躍進となった国民民主党ですけれども、今後は何を期待していきますか。キャスティングボード握ってるなんて言われてますから、そのあたりですよね?

山口真由スペシャルキャスター:
政策のイメージは定着しましたけど、次は政治技術の問題だなというふうに思います。「103万円の壁」みたいなのを、与党と交渉しながらやっていくっていうことが求められるのかなと思います。
(「イット!」10月29日放送より)

2936OS5:2024/10/30(水) 03:26:08


 ・島根1区(3人)
◎73,484亀井亜紀子 59☆党県代表  立前(2)
✕63,238高階恵美子 60☆元厚労副大臣自前(1)*比例下位から国替え
  共産:村穂江利子 

https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/548685
敗退の自民候補、短期決戦で知名度上がらず【島根1区の攻防 2024衆院選を振り返る】㊤

2024/10/29
(最終更新: 2024/10/29)
twitter
敗北の報告会の後、自民党県連幹部と並んで支持者に頭を下げる高階氏(手前左)
 公示目前の13日、島根県松江市内の公民館に約30人の自民党支援者が集まった。「中国地方の小選挙区で最も危ないのがこの1区。島根に自民の代議士がいないと大変な状況になる」。危機感を訴えたのは、4月の補欠選挙での敗北の責任を取って党県連会長を退いた細田重雄氏。退任後、3カ月ぶりにマイクを握った。

 細田氏は、自民候補の高階恵美子氏の課題を知名度の低さと見た。補選の反省を生かし、故細田博之元衆院議長の選挙で展開した、公民館単位の細かな集会で認知度を高める戦略を説明した。

 その高階氏が立候補を表明したのは9月7日。8月から約1カ月の県連の選考を経て決まった。想定外は選挙の時期だった。11月との予想が多い中、10月27日投開票となった。「あまりにも時間がない」「顔と名前を覚えてもらえない」。選挙最終盤まで陣営の多くの県議が口にした。

 支持者の間には別の懸念もあった。県連自体が補選後に最大の敗因と分析した「政治とカネ」の問題だ。2万5千票差の惨敗は地域で尾を引いていた。実際、10月14日の雲南市での党地域支部の会合で、幹部の一人は高階氏に「遊説で裏金問題の改善に触れないと納得を得られない」と進言した。会合後、幹部は「残る不信を払拭しないと、まっすぐな党員や県民はついてこない」と理由を語った。

 選挙戦のさなか、自民の非公認候補の政党支部に対する2千万円の活動費の支給が分かった。懸念はより現実的になった。1区のベテラン県議の一人は「さあ盛り返すというときに、サイドブレーキを引かれた」と肩を落とした。

 補選に比べ、てこ入れされた要素はあった。終盤の23日には補選で動かなかった丸山達也知事が、約300人を集めた高階氏の演説会であいさつした。最終日の街頭演説でも多くの県議が手応えを語った。差は詰めたものの、結果は1万票差の負けだった。

 敗退した27日夜、県連の絲原徳康会長は報道陣に立て直し策を問われて答えた。「やはり、もう1度原点に返る。ミニ集会から積み重ねなければならない」(新山創)

   ◇

 島根1区は補選に続き自民党が敗れ、立憲民主党が勝利した。候補者と陣営の戦いぶり、支持者の思いを探った。

2937OS5:2024/10/30(水) 03:30:14

 ・広島5区(3人)
◎82,297佐藤公治 65☆元参院議員 立前(4)
✕60,796小島敏文 74 元復興副大臣自前(4)
  共産:猪原真弓


https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/548105
衆院選広島5区 立民党佐藤氏、尾道市で大差付け圧勝
2024/10/28
(最終更新: 2024/10/28)
 27日投開票の衆院選広島5区を制した立憲民主党の佐藤公治さん(65)は、自民党の小島敏文さん(74)に尾道市で1万2167票差をつけ、圧勝につなげた。また、三原市での得票は3度目の対決で初めて小島さんを上回った。区割り変更で加わった尾道市瀬戸田町、三原市本郷町、大和町に多い自民党支持層の取り込みにも成功したとみられる。

 尾道市で佐藤さんは、自民党衆院議員で農林水産相を務めた父の守良さん(1996年死去)の地盤を継ぎ、過去の選挙でも強みを見せてきた。一方、当日有権者数6198人の瀬戸田町は親子とも戦っていない「未開の地」だった。

 結果をみると、同市での小島さんとの得票差は、2021年の前回選より5千票近く広がった。佐藤さんは当選から一夜明けた28日の記者会見で「うれしいという思いと、評価が増えたという驚きがある」と受け止めを語った。選挙戦では区割り変更と共産党の候補擁立をマイナス要因とみて、危機感を訴え続けた。

 本郷町、大和町は三原市の有権者の2割弱を占める。同市は小島さんの県議時代の選挙区。佐藤さんは前回選では2千票近い差をつけられたが、今回は逆に2694票上回った。本郷町、大和町での手応えについて「自民党政治に対する批判票とみるべきだが、(自分に)手を振ったり声援を送ったりする人が思ったより多くいた」と振り返った。

 選挙区を構成する7市町のうち、小島さんが佐藤さんを上回ったのは地元の世羅町だけで、2138票差だった。

 5区の投票率は53・07%で、前回の旧6区を3・28ポイント下回った。市町別では三原市が最低の49・12%、次いで尾道市が51・58%。期間中に町長選と町議選があった世羅町が最高の63・82%だった。(森田晃司)

2938OS5:2024/10/30(水) 03:38:02
 ・兵庫9区(4人)
◎88,676西村康稔 62 元経産相  無前(7)
△70,738橋本慧悟 35☆元県議   立新 
✕25,515加古貴一郎61☆元国交省職員維新 
✕09,653高田良信 78       共新 
共産足しても立憲は勝てず

https://news.yahoo.co.jp/articles/94fccafc11dc1ab107c002a2388e4b62dd1cc131
西村康稔氏の強固な地盤で立憲新顔が比例復活 都市部で得票数上回る
10/29(火) 9:00配信

朝日新聞デジタル
比例復活で初当選を果たし、支持者らと万歳する橋本慧悟氏(中央)=2024年10月28日午前1時25分、兵庫県明石市、大久保直樹撮影

 27日に投開票された衆院選の兵庫9区で立憲新顔の橋本慧悟氏(35)が比例復活で初当選を果たした。

 自民党派閥の裏金問題で党員資格停止処分を受けた無所属前職の西村康稔氏(62)が地盤とし、2003年の初当選以降、相手候補に比例復活を許したことがない選挙区。橋本氏は人口の多い明石市で5万5820票を獲得。西村氏の得票数を148票上回った。

多くの選挙区で自公前職が議席を守った県内でも立憲の風が吹いた。

 明石市の橋本氏の選挙事務所では28日午前1時過ぎ、比例当選確実の報が入ると、支持者らから大きな歓声が上がった。橋本氏は「私たち市民の勝利。国民のための政治をここ兵庫9区からやっていきたい」と決意を述べた。

 橋本氏は「政治とカネの問題がはびこっている」と訴え、対決姿勢を前面に打ち出した。公示日に駆けつけた立憲の野田佳彦代表も「裏金問題を許すのか、許さないのか問われている」と街頭で裏金問題への批判を強めた。

 橋本氏は報道陣に対して「日を重ねるごとに市民から応援の声が増えていった。政治改革をしていくという訴えに対して追い風の部分もあった」と振り返った。

 比例復活による勝利に「これだけ頂いたご期待、有権者の思いを無駄にせずに済み、正直ほっとした。これから仕事で返していかなければと身が引き締まった」と意欲を語った。

 橋本氏が立候補を表明したのは今年9月中旬で、選挙準備の期間は限られていた。

 陣営は「超短期決戦」と位置づけ、街頭で昨春の県議選で応援を受けた泉房穂・前明石市長の名前を挙げ、「一番の弟子です」と泉カラーを強調。「師匠である泉房穂さんの思いを勝手に背負って政治を変え、私たちの生活をもっとよくする」と支持を求めた。

 泉氏が支援した明石市議らでつくる会派「市民の会」メンバーも橋本氏に随行するなど全面的に支えた。

 泉氏の表立った選挙応援はなかったが、当選確実となった直後、泉氏から「おめでとうございます。これからがんばっていこう」と激励の言葉が電話で寄せられたという。(大久保直樹)

朝日新聞社

2939OS5:2024/10/30(水) 08:03:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/f091ea1666b952814438532c3825bbe5a5531454
政権枠組み、与野党神経戦 自民、国・維に期待 野党結集見えず・衆院選〔深層探訪〕
10/30(水) 7:00配信

時事通信
記者会見する自民党総裁の石破茂首相=28日午後、東京・永田町の同党本部

 衆院選で自民、公明両党が過半数を割ったことを受け、特別国会での首相指名選挙に向け、与野党の多数派工作に焦点が移った。自民は「是々非々」路線を掲げる国民民主党や日本維新の会の協力に期待をにじませるが、派閥裏金事件への対応などでハードルは高い。ただ、躍進した立憲民主党を中心とした「非自民」結集も見通せず、世論もにらんだ各党の神経戦が続く。

 ◇「逆ねじれ国会」
 「それぞれの党の主張に対し、採り入れるべきは採り入れることにちゅうちょがあってはならない」。28日、衆院選大敗のショックが続く自民党本部で記者会見した石破茂首相は、政権維持に向け野党との協調路線にかじを切る方針を明言した。

 衆院選の結果、「自民1強」は一変。「数の力」を背景に自公主導で国会審議を進めた前提は崩れ、今後は法案成立などで野党の協力が欠かせなくなった。

 「逆ねじれ国会だ」。省庁幹部は2009年の政権交代前夜の自公政権や、旧民主党政権が参院で少数派転落を機に機能不全に陥った経緯を念頭に、衆院で自公が過半数割れした状況をこう表現した。

 ◇拭えない怒り
 局面を打開するため、自民は無所属以外に野党の一部へウイングを広げたい考えだ。視線の先には、23年度補正予算に賛成するなど政策によって協力を得てきた国民、維新両党がある。

 国民の玉木雄一郎代表は28日のBS日テレ番組で、自民との連携に関し「幹事長レベルでは一定の接触をしている」と述べ、協力要請があったことを示唆。自民の森山裕幹事長は維新幹部と電話し、「これからも連絡を取り合いましょう」と伝え、国会運営などで連携を深める考えをにじませた。

 もっとも首相が会見で「『政治とカネ』で国民の怒りが払拭されていない」と認めるように、国民、維新両党との距離を縮めることは容易ではない。来年夏には参院選を控える中、両党は連立入りの可能性を否定。公明幹部は「パーシャル(部分)連合でさえ、簡単にはいかないだろう」との見通しを示す。

 ◇「政治改革」で連携模索か
 これに対し、野党第1党の立民の野田佳彦代表は、首相指名選挙での「野田首相」実現に向け、野党各党と歩調を合わせる考えを表明した。しかし、今のところ非自民勢力の結集は見通せないのが実情だ。

 立民内では維新への抵抗感を示す向きも少なくない。共に連合を支持団体とする国民とも、憲法改正や原発政策などで隔たりがあり、国民中堅は「立民との違いを訴えたから今回の大躍進につながった。組むことはない」と断言する。

 一方、衆院選で野党各党は政策活動費の廃止や企業・団体献金禁止など、「政治とカネ」の見直しを唱え、訴えには共通項が多く見られた。

 政府関係者は「政治資金規正法の再改正で野党が足並みをそろえれば、国会は一気に波乱含みとなる」との見通しを示す。「今回は第一歩。参院選までに『非自民政権』の実現性を高めねばならない」。立民中堅はこう話した。

2940OS5:2024/10/30(水) 09:11:25
 ・徳島2区(4人) ■保守分裂
◎55,830山口俊一 74 元沖北相  自前(11)
✕52,151飯泉嘉門 64 元知事   無新 *国民推薦>>1986
✕11,122祝聡   55☆元歯科技工士維新 
  共産:浜共生

https://www.asahi.com/articles/ASSBX1W22SBXPUTB00HM.html
知事20年経て挑んだ国政 自民の恩人に反旗を翻した「最後の闘い」
有料記事自民国民

吉田博行 福家司2024年10月28日 20時15分

 昨春まで徳島県知事を5期20年務め、全国知事会長も担った飯泉嘉門氏(64)と、その6回にわたる知事選を支え続けた自民前職の山口俊一氏(74)。この2人が激戦を繰り広げた衆院選徳島2区は27日に投開票され、3679票差で山口氏が勝利した。

 「負ければ政界引退」と退路を断ち、国民民主の推薦を受けてまで恩人に反旗を翻した飯泉氏の真意はどこにあったのか。取材から振り返る。

徳島2区、3679票差の接戦に
 衆院選が公示された翌日の16日、平家の落人伝説が残る徳島県三好市の山あいにあるJR阿波川口駅。地元に伝わる民話にちなんだタヌキをかたどった駅舎前に、選挙カーが到着した。

 降り立った飯泉氏は、人気のない駅前でも構わずマイクを握り、向かいの住宅や店舗に向けて演説した。

 「2区には11期33年間、山口先生が君臨する。しかし、地元の方々から『俊ちゃんにいろんなことを提言するが、ちっともいうことを聞いてくれない』という声が寄せられる。この牙城(がじょう)を破り、2区の再生に全身全霊をかけて取り組みたい」

 5分ほどの演説を終えると、スピーカーの声に気づいた住民らが次々に姿を見せ、飯泉氏は笑顔を振りまきながら握手を交わした。

写真・図版
JR阿波川口駅前でマイクを握る飯泉嘉門氏=2024年10月16日午後0時16分、徳島県三好市山城町、吉田博行撮影
 「山口先生と事を構えるわけではない。地域の疲弊と戦うんです」

 飯泉氏は公示前、2区での立候補を決めた理由についてこう語っていた。2区は人口減少が著しい県西部の山間部を含む。知事や全国知事会長の経験を生かし、地方の再生をめざす意図をあくまでも強調していた。

 しかし、選挙戦に入ると、公然と山口氏を批判し始めた。

2941OS5:2024/10/30(水) 11:02:05
 ▽長崎1区(5人)
◎87,784西岡秀子 60☆党副幹事長 国前(2)
×48,382下条博文 49☆元県議   自新 推(公)
×12,836山田博司 54☆元県議   維新     ←供託金没収
×09,401内田隆英 68 元長崎市議 共新 
×08,679黒石隆太 33☆元市消防局員参新 


 ▽長崎2区(4人)
◎96,095加藤竜祥 44 元国交政務官自前(1)推(公) ■重複なし(自民不記載問題)
△81,808山田勝彦 45☆元議員秘書 立前(2) 【24年4月3区補欠選当選】
×15,365高木聡子 43 元教員   参新 
×14,098横田朋大 37☆元党職員  維新 

 ▽長崎3区(3人)
◎90,930金子容三 41☆元証券会社員自前(1)推(公) 【23年10月4区補欠選当選】
×68,494末次精一 61☆元県議   立元(1)【23年10月4区補欠選落選】
×19,217井上翔一朗41☆学習塾経営 維新 【24年4月3区補欠選落選】



https://news.yahoo.co.jp/articles/d1060d34ebf01da798362c9865d0746c764e70cc
自民2勝…終始逆風、笑顔なき勝利 <苦闘の行方 衆院選ながさき2024・上> 
10/29(火) 11:00配信
 27日午後11時過ぎ、長崎県諫早市内の選挙事務所に入った長崎2区の自民党前職、加藤竜祥氏(44)は、再選の歓喜に沸く支持者らに深々と頭を下げ続けた。「笑ってよかとぞ」。神妙な顔つきでマイクを握った瞬間、会場からやじが飛び、ようやく表情が和らいだ。
 党派閥裏金事件を受けた「政治とカネ」問題で加藤氏には終始逆風が吹いた。当初は「楽観ムードがあった」(選対幹部)が、序盤に立憲民主党前職の優勢が報じられ「自民支持の各種団体にエンジンがかかった」と関係者は証言する。自らの政治資金問題で比例重複が認められず、「最後まで緩まなかったのが勝因」との声もある。
 一方で、区割り変更に伴い2区に再編された大村市など旧3区の3市では、いずれも敗北した。中でも保守地盤の壱岐、対馬両市での黒星には衝撃が走った。旧2区でも大票田の諫早市で794票差まで詰められ、「投票率が高かったら危なかった」と関係者は口をそろえる。地元島原半島の投票率も前回を下回った。
 ある選対幹部はこう指摘する。「自民の各支部に頼るのではなく、後援会組織を市町単位で再構築しないと次は厳しい」
 自民への逆風を周到な準備ではね返したのは3区の金子容三氏(41)。1年前の補選で戦った旧4区と今回の3区が重なる4市1町で、すべて得票が上昇。新たに加わった離島市町も立民候補にダブルスコアの差をつけた。「(投票4日前の)水曜日には抜け出していた」。情勢分析してきた陣営関係者は一夜明け、こう打ち明ける。
 陣営は1年前の4区補選で負けた佐世保市の“奪還”に燃えていた。各地の自治協議会単位で後援会組織をつくり、市全域に網をかけた。選挙戦に入るとこれがフル回転。こうした手法は選挙巧者として知られた前市長、朝長則男氏の戦い方と重なる。結果、同市で約2800票差をつけ、快勝の原動力になった。
 県議の1人は市町別の得票数を眺めながら目を細める。「よくやったと見るか、まだ伸びしろがあると見るか…。後者だろうな」
 一方、県都・長崎市の1区では自民新人の下条博文氏(49)が荒波にのみ込まれた。陣営は「政策では負けない」と自信を深め、小選挙区で敗れても比例復活の目は十分あると踏んでいた。しかし、投票箱が閉じた直後に国民民主党前職の「ゼロ当確」が報じられた。下条氏は約4万票差の大敗を喫し、陣営幹部は「逆風が強過ぎた」と嘆いた。
 自民県連の古賀友一郎会長は、しぼりだすように言った。「おわびから入らなければならない苦しい戦いだった。下条さんを巻き込んでしまった」

 衆院選は「政治とカネ」で与党に逆風が吹く中、自民が県内3小選挙区のうち2議席を確保。野党は全国的な躍進をよそに、比例復活を含む2議席の獲得にとどまった。与野党それぞれの苦闘と今後の戦いの行方を追う。

2942OS5:2024/10/30(水) 11:02:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/686ee9a23af798c121f04948485b2f2fd32b7fae
野党低迷…地力の差、追い風乗れず<苦闘の行方 衆院選ながさき2024・中>
10/30(水) 10:45配信

長崎新聞
山田勝彦氏の事務所で、選挙区での劣勢を伝えるテレビの速報に厳しい表情で見入る陣営関係者ら=27日午後10時47分、大村市内

 「与党過半数割れ確実」-。28日午前0時半、長崎県大村市内の選挙事務所。長崎2区で立憲民主党前職の山田勝彦氏(45)が敗れ、比例復活を待つ陣営幹部はテレビの速報に首をかしげた。「こっちと全国とは感覚が違ったのだろうか」
 全国的に野党が大幅に議席を増やす中、山田氏は自民党前職に競り負け、比例代表に回った。追い風を感じていた市議は「基礎体力の差で負けた」と肩を落とした。
 山田氏は4月の旧3区補選で当選。区割り変更で2区は全有権者数の約7割を旧2区(島原半島、諫早市、西彼2町)が占め、当初からこのエリアへの浸透が課題だった。しかし、自公は組織力で守りを固め、県議や市議、首長も自民前職の支援で動き回った。
 結果は旧3区(大村、壱岐、対馬各市)と西彼2町で山田氏が自民前職を上回ったが、島原半島3市で約1万8千票差を付けられて致命傷に。山田氏は地元大村市でも追い上げられる苦しい展開だった。
 相手の組織力を上回るには浮動票の取り込みが必要だったが県内の投票率は52・48%と低調。山田氏が選挙戦で訴えた「敵は自民ではなく無関心」が現実となった。陣営は「自民の敵失を自分たちの人気と勘違いしたら、立民の躍進は『にわかブーム』に終わる」と危機感を募らせる。
 追い風に乗れず、比例復活も逃した3区はより深刻だ。「ここまで離されると厳しい」。立民元職の末次精一氏(61)は完敗を認めるしかなかった。
 陣営の敗因分析は「活動量不足」で一致。1年前の旧4区補選で当選した自民前職が各地域の行事に顔を出しているのに対し、「有権者に直接触れる活動が少なかった」。
 公示前に新たな選挙区を細かく回る時間が足りず、集票の要となる労組との関係も十分に深まらなかった。当選した自民前職との得票差は補選時と比べ約3倍に広がった。党公認の衆院選は補選を含めて3回目。小選挙区で連敗し、内部からは「勝てる候補」への転換を求める声がくすぶる。
 「全てを懸けた戦い」に敗れた末次氏は、投開票日翌日に佐世保市の街頭に立った。有権者の励ましの声に背中を押され「このままでは終われない。勝つまでやる」。立民からの出馬が前提だが無所属での挑戦も否定しなかった。
 千載一遇のチャンスを逃したのは立民だけではない。日本維新の会は初めて県内の全選挙区に候補者を擁立し、解散翌日に馬場伸幸代表が本県入りした。だが公示後は「中央で厳しい戦いを強いられ、党本部からの応援人員が引き揚げた」と維新関係者。2、3区は態勢が整わないまま、立民にも水をあけられて全敗した。
 来年夏には全県区で戦う参院選が控える。県総支部幹事長の山田博司氏(54)は候補擁立に関して「不戦敗の選択肢はない」とする。同時に「党本部におんぶに抱っこでは間に合わない」と、県組織の足腰の弱さに焦りもにじませた。

2943OS5:2024/10/30(水) 11:09:51
長崎
https://www.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/news/20241028-OYTNT50134/
衆院選 戦い終えて<上> 2区
2024/10/29 05:00
政治とカネ 加藤さん苦戦
 27日深夜、2区での当選確実の報を受けて、自民党の加藤竜祥さん(44)が諫早市の事務所に到着した。拍手に迎えられながらも入り口で立ち止まり、深く頭を下げたまましばらく動かなかった。「それほど大変な選挙戦だったんだ」。陣営スタッフは振り返る。

拍手で迎える支持者に深く頭を下げる加藤さん
 「自民党に逆風が吹いている。原因は『政治とカネ』」。皆が痛感していた。


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 加藤さん自身、10万円の不記載があり、1月末で国土交通政務官を辞任。「不徳のいたすところでご心配とご迷惑をおかけした」と個人演説会の度にわびた。

 前回選に比べ、辻立ちに手を振り返す人が減った。地域を回っては、政治資金問題について尋ねられる。

 新たな区割りで、なじみのなかった大村市では市長や市議らの支援を受け、地域の祭りに案内してもらうなど、組織を生かした知名度アップに奔走。同市を地盤にする立憲民主党・山田勝彦さん(45)に約1500票差まで迫った。

 出身の島原半島ではダブルスコアの差をつけた。比例重複が認められず、かえって「地元出身の国会議員の火を絶やしてはならない」と引き締まった。

 万歳を終えた後の取材には「手応えはなかった。一喜一憂せず走りきることだけ考えた」と漏らした。

 当選から一夜明けた28日、島原市の事務所で受けた取材にも笑顔は少なかった。

 自公は今回の衆院選で過半数を割り込み、比例選を含めた県内の当選者数は与野党で2対2と分けた。加藤さんは「有権者の選んだ結果を受け止める。原因を招いたのは自民党」と、反省の言葉を並べた。

山田さん 風生かせず
 加藤さんと議席を争った立民の山田勝彦さんは、未明に比例選で復活当選を果たした。28日朝、地元・大村市の街頭に立ち、通勤中の車などに手を振った。取材には「実力不足で申し訳なかったが、おかげさまで国会に戻ることができた」と語った。

比例復活を決め、花束を手にする山田さん
 山田さんは4月の旧3区補欠選挙で当選後、わずか半年で新2区に挑んだ。旧3区の有権者は3割ほどで、浸透が課題だった。「もう変えんば!」を合言葉に、政治資金問題を批判し、切り崩しを図った。

 全国では政治とカネの問題が追い風となり、野党が躍進した。だが、山田さんは無党派層が多いとされる大票田の諫早市で加藤さんに追いつけず、島原半島で引き離された。支援者らは口々に「追い風を呼び込めなかった」と悔しがった。

 「自民に比べ、動いてくれる地方議員が圧倒的に少ない」。統括選対長を務めた饗庭敦子県議は、こう分析した。諫早市の場合、県議4人のうち3人が自民で、差が歴然としていた。

 また、1次産業が多い島原半島では農家の戸別補償制度の復活といった政策も訴えたが、得票を伸ばせずに課題が残った。「次の衆院選に向けて、何らか対策を講じないといけない」と危機感を募らせている。



 県内の3選挙区で与党2議席、野党1議席となった衆院選。戦いを振り返り、今後を展望する。

2944OS5:2024/10/30(水) 11:10:13
https://www.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/news/20241029-OYTNT50113/
衆院選 戦い終えて<下> 1、3区
2024/10/30 05:00
金子さん 逆風耐える
 「私がもし関わっていたら、言っても説得力はなかった」

「自公合同演説会」で、台に乗って演説する金子さん(26日)
 再選された自民党の金子容三さん(41)は28日、3区での選挙戦をこう振り返った。自身は「政治とカネ」を巡る問題に無関係だったため、「政治改革の断行」を強く訴えられたという認識を示した。


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 昨年10月の旧4区補欠選挙で初当選後まもなく、自民派閥の政治資金規正法違反事件を巡る党への逆風に直面。自身は「政治資金パーティーを開いたことも、パーティー券を売ったこともない」が、選挙戦でも風当たりは弱まらなかった。

 選挙戦の終盤には、政治資金問題を理由に非公認となった候補が代表を務める党支部に、党から2000万円が支給されていたことが判明。来援した小野寺政調会長は政治資金の問題に言及し「私ども役員、幹部はおわびしますが、容三さんはまったく関係せず、まっすぐできれい」と懸命に擁護した。

 金子さんは投開票前日の26日に急きょ、佐世保市で「自公合同演説会」を開催。自身と自民に投票したという人から「期日前に投票したけど、失敗した」と言われたことを明かした上で、「本当に自民党情けない。なんでこんなタイミングで」と憤りをあらわにした。

 これに対し、同補選に続いて金子さんと争った立憲民主党元議員の末次精一さん(61)は「自民党政権がいかに皆さまの生活を犠牲にして、私腹を肥やしているか。国民の生活に寄り添う政治に変えていく」などと批判を展開した。

 だが、開票結果は、選挙区内全ての市町で金子さんが勝利。全国的な逆風をしのいだ。

 「若い人にチャンスをあげようと思っていただいたのかもしれない」と金子さんは推測。「自民党は反省をして、古い体質を変えなければ、国民の信頼を回復できない。必ず政治改革を行う」と誓った。

下条さん 地盤崩せず大敗
 強固な地盤を誇る「現職」との戦い、一枚岩にならない仲間たち――。難局を乗り切った2、3区の自民候補2人と、1区の新人、下条博文さん(49)では、置かれた状況が全く違った。

敗戦の弁を述べる下条さん
 「議員の動きが鈍い。これでは勝てない」。公示後、ある県連幹部は危機感をあらわにした。

 県議だった下条さんは、過去に県議選や公認候補予定者の選考レースで、ほかの県議らと争った経緯がある。本人は「競争は自民党のエネルギーの根源」と強気を貫いたが、「しこりが残った」との周囲の不安は的中し、大きく出遅れた。

 結果は、国民民主党の西岡秀子さん(60)に約4万票差をつけられる大敗。27日夜、下条さんは「想像以上に逆風が強かった」と絞り出し、県連会長の古賀友一郎さん(56)も「厳しい戦いに巻き込んでしまった」と申し訳なさそうに話した。

 一方、西岡さんは国民、立民、社民各党の県組織や労働団体の強力な後押しを受け、3選を決めた。野党乱立による与党批判票の分散も懸念されたが、影響は限定的で、国民県連幹事長の深堀浩さん(59)は「党の政策や地域に根ざした活動が評価された。我々に風が吹いた」と総括した。

 来夏には参院選が控えている。自民は現職の古賀さんと県議が公認争いをし、国民からは深堀さんが出馬する予定だ。衆院選の結果がどう影響し、次は誰に「風」が吹くのか、注目される。

2945OS5:2024/10/30(水) 11:12:43
https://www.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/news/20241028-OYTNT50147/
<戦い終えて 24 衆院選>(上)完勝でも残る「自民不信」
2024/10/29 05:00

衆院選の総括会議で選挙戦を振り返る(左から)西野、木原稔、金子恭之氏ら(自民党県連事務所で)
2区「保守分裂のしこり」は解消兆し

  自民党が大敗した衆院選から一夜明けた28日、県連事務所。「鳥取、高知、そして熊本だけだ」。前川收会長は、都道府県のうち、自民が全選挙区の議席を独占し、野党候補の比例復活を許さなかった3県を引き合いに、「全国的に見てもいい結果を出していただいた」と誇らしげな表情を浮かべた。

 自民は2021年の前回選と同様、野党に議席を与えなかった。今回は政治資金問題を巡る逆風にもかかわらず、県内4小選挙区すべてで早々に公認候補が当選を確実にし、いずれも10万票超を得て大勝した。全国とは異なる様相となった要因を、前川氏は4人が政治資金問題とは無縁で、地元の声を丹念に聞き、政策にしてきた個々の力を挙げる。

 県連にとっては前回、自民と無所属候補が争った2区の「保守分裂のしこり」が解消する兆しも見えた。

 未明からの小雨が降りやんだ28日朝、2区の議席を守った西野太亮氏(46)は熊本市南区の交差点前で演説後、「皆さんの支持には本当に感謝している。だが、高揚感も達成感もない」と明かした。

 2区で当選を重ねた野田毅氏を相手に過去2回、無所属で挑んだ。前回選で勝利して自民入りし、今回は初めて党公認を得た。全国で同僚議員が相次ぎ落選する中で再選を果たしたが、挑戦者だった過去2回と比べ、気持ちは高ぶらなかった。

 「議員として実現したいことを成し遂げるのが目的であるべきだが、相手が強大で当選が一つのゴールになっていた側面がある」と分析する。

 陣営は融和ムードを演出するため、出陣式や支持者らと当選確実を喜んだ会場に野田事務所の二子石信介所長を来賓として招き、最前列の席を用意した。二子石氏は読売新聞の取材に、当選後に野田氏本人が西野氏を含む4人の当選者に祝いのメールを送ったことを明かした。保守分裂の解消に向けて、「第一歩を踏み出した。もう(2区は)注目区じゃない」と静かに語った。

 課題も残る。自民は今回、県内の比例票を前回選と比べて8万票以上減らした。読売新聞社と日本テレビ系列各局が共同で行った27日の出口調査では、支持する政党を持たない1区の無党派層に限れば、自民候補を上回る約4割が立憲民主党候補に投票したと答えた。自民不信は解決していない。来夏の参院選を控える中、前川氏は「特効薬や秘薬があるわけがない。今日から地道に参議院選挙を始めるだけだ」と語った。



 自民が小選挙区の議席を独占した県内の衆院選。与野党の戦いぶりと今後の課題を振り返る。

2946OS5:2024/10/30(水) 11:15:41
 ▽熊本1区(3人)
◎110,068木原稔  55☆元防衛相  自前(5)■公明推薦なし(なぜ?)
×064,238出口慎太郎42☆党県副代表 立新 
×025,325重松貴美 35 会社役員  参新 
 ▽熊本4区(3人)
◎119,947金子恭之 63☆元総務相  自前(8)推(公)
×049,672笹本由紀子59☆元渋谷区議 立新 
×036,203矢上雅義 64☆元相良村長 維元(3)



https://www.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/news/20241029-OYTNT50108/
<戦い終えて 24 衆院選>(下)県内野党の力不足露呈
2024/10/30 05:00

再建へ「魅力ある政党に」

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 立憲民主党が大幅な議席増に沸く衆院選を終え、県連事務所の空気は重かった。開票翌日の28日午前、鎌田聡代表は公認候補2人が敗れた選挙戦を総括し、「(自公政権の)批判の受け皿になりきれなかった」と厳しい表情で語った。県内の投票率は52・06%。全国の53・85%よりも低く、ある与党幹部も「自民に批判的な有権者の一部は投票を棄権したのではないか」とつぶやいた。

 県内では、民主党政権の誕生につながった2009年の衆院選を最後に、与野党対決を野党が制したことはない。21年の前回選に続き、今回も野党候補は比例復活すら果たせなかった。1区で立候補した出口慎太郎氏(42)は公示後の街頭演説で、「九州では唯一、野党の国会議員が不在だ」と危機感を訴えたが、十分に支持は広がらなかった。

 今回の衆院選は、自民に政治資金問題など「政治とカネ」で逆風が吹き、野党には政権交代以来の追い風のはずだった。

 立民は共産、社民党と県内4小選挙区で候補者をすみ分けた。衆院選では17年から続く選挙協力で、立民最大の支援組織・連合が距離を置く共産とも関係を築いてきた。公示前の10月9日には、3党県組織の代表らが熊本市の中心街に並び、通行客らに協力関係をアピールしてみせた。

 追い風を受けられたのか。3党の候補で最も得票率が高かったのは、立民が1区の出口氏で32%、共産は2区の奥田木の実氏(28)で13%、社民が3区の橋村りか氏(52)で22%。2区では、公示直前の7日に立候補の記者会見を開いた参政党の近田茜氏(32)の18%に及ばなかった。いずれも自民候補への有力な対抗馬にはならなかった。

 鎌田代表は投開票日の27日、すみ分けは勝つための最低条件だとして、「票の上積みにつながった」と語った。今回は1〜3区に参政が候補を擁立。4区は立民新人と日本維新の会の元議員が競合し、自民の厚い保守地盤の中で政権批判票を奪い合う結果となった。鎌田代表は「政策的な合意があれば、他党との連携も検討する」と枠組みの拡大に含みを持たせた。

 4区に立候補した立民新人の笹本由紀子氏(59)は、組織力不足を課題に挙げる。「自分が出るよりも、(議員になる)人をつくっていくことが役割だ」として、次の国政選挙では新たな候補者を擁立するべきだと訴えた。

 野党の力不足が改めて明らかとなった。自民よりも少ない地方議員を育成し、支持基盤を強くしていくしかない。連合熊本の幹部はこう指摘する。「魅力ある政党であってこそ、勝てる候補が出て、つながっていく。今は断ち切れた感がある」。県内の野党再建の道のりは遠い。

2947OS5:2024/10/30(水) 11:20:55

 ▽福岡11区(3人)
◎58,842村上智信 55☆元経産省職員維新
×56,607武田良太 56 元総務相  自前(7)推(公)  不記載問題で重複なし
×15,297志岐玲子 71☆元教員   社新 

 ▽福岡2区(6人)
◎98,837稲富修二 54☆党副幹事長 立前(3)
△86,698鬼木誠  52☆防衛副大臣 自前(4)推(公)
×16,689黒石裕子 32 会社員   参新   【以下供託金没収】
×16,139本司敬宏 39☆公認会計士 維新 
×10,201松尾律子 52 元福岡市議 共新 
×07,097沖園理恵 50 会社員   無新 


https://www.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/news/20241028-OYTNT50133/
衆院選 戦い終えて〈上〉
2024/10/29 05:00

県内も自民大物に逆風 
 「原因は全て、この私にある」

 28日未明、11区から立候補した武田良太さん(56)は拠点とする田川市の事務所で短く敗戦の弁を述べ、唇をかみしめて深く頭を下げた。

 総務相や旧二階派事務総長を務めた政界の実力者。前回選では約3万5000票の大差をつけた日本維新の会の候補に、2235票差で敗れた。

 予兆は昨年4月の同市長選からあった。自身が推す前市長が、市政の情報公開のあり方を批判する現市長に惨敗。自公の推薦を受けた組織戦で有利とみていたが、ふたを開ければ約4000票の差がついていた。

 今回も、武田陣営は首長や地元議員らが顔をそろえ、陣営幹部は「負けない組織はできあがっている」と自信を見せた。しかし、党派閥の政治資金収支報告書の不記載問題の反発は強く、情勢調査で接戦が報じられた。ある支援者は「『応援する』と言ってくれても本当か分からない。市長選と似た空気を感じる」と顔をしかめた。

 終盤、相手陣営に田川、豊前の両市長が駆けつけ、「空気を変えよう」と声を張り上げた。他党や、自民系の支援者も交じり、陣営幹部は「“王国”は崩壊している。これ以上のチャンスはない」と息巻いた。

 敗戦後、「ゼロからスタートする」と繰り返した武田さん。大島道人・選対本部長は「11区には必要な人。これからも支える」と声を絞り出した。



 「訴えても訴えても届かない。冷めた層があった」。立憲民主党の候補との5度目の対決に初めて敗れた2区の鬼木誠さん(52)は28日、こう振り返った。

 住民の入れ替わりが激しい「都市型選挙区」で、関与はないものの「政治とカネ」の逆風をもろに受けた。前回は約7300票上回った福岡市中央区で逆転を許し、南区と城南区では約7000〜3000票差をつけられた。

 陣営は今回、初めて自民党福岡市議団ではない地域に密着した地元議員を選対に引き入れ、「小選挙区は鬼木、比例は公明党」のたすき掛けで公明推薦も強くアピール。終盤には、終電の時間まで街頭に立ち、地声で支援を呼び掛けた。ある市議は「本当にフル回転だ」と疲れた様子で語った。

 追いすがったことで比例復活は果たした。陣営幹部は「次から次に逆風が吹いた。本人には全く責任がないのにもかかわらず、同じ自民党ということで、大きな影響を受けた」と話した。

 自民党が制した7議席でも、多くの候補が票を減らした。県連の原口剣生会長は、選挙戦終盤で党本部が非公認とした候補側に2000万円を支給していたことが明らかになり、逆風が強まったとして、「候補が地域を歩いて稼いだ票があれで吹き飛んだ。(党本部には)なぜ配ったのかと問いたい」と語気を強めた。



 自民党が県内11選挙区の議席を8から7に減らし、立憲民主党や日本維新の会が躍進した今回の衆院選。「政治とカネ」を巡る有権者の目は厳しく、自民党の実力者が敗れた一方、野党側も共闘して議席を多く奪うことはできなかった。それぞれの戦いを振り返る。

2948OS5:2024/10/30(水) 11:23:17
 ▽福岡5区(5人)
◎105,563栗原渉   59☆元県会議長 自新 推(公)
△083,588堤かなめ  64☆元県議   立前(1)
×023,604松尾嘉三  56☆元県議   維新 
×017,691タコスキッド48 元太宰府市議無新 
×015,733岡部吉高  42 会社員   参新 

衆院選 戦い終えて〈下〉
2024/10/30 05:00

野党追い風の中、明暗 
 「ありがとうございました。これから頑張ります」。福岡2区で自民党候補を破り、15年ぶりに小選挙区の議席を奪還した立憲民主党の稲富修二さん(54)は当選から一夜明けた28日早朝、西鉄大橋駅前で通勤客らに手を振り、頭を下げた。

 無党派層が多い都市型選挙区の福岡2区。選挙戦終盤、稲富さんの陣営幹部は「風」を体感した。自民党が非公認候補の政党支部に2000万円を支給していたことが明るみに出た2日後。同駅前を行き交う通勤客の半数近くが稲富さんとの握手に応じた。この日、応援に駆けつけた岡田克也常任顧問が演説を急きょ取りやめるほどで、陣営幹部は「『行ける』と感じた。あんな感覚は初めてだった」と振り返る。



 一方、前回選で立憲民主党の堤かなめさん(64)が獲得した5区の議席は自民党に奪われた。

 堤さんの陣営は、公示直前に候補者擁立を取り下げた共産党から支援を受けたほか、自民党の「2000万円」支給が表面化した23日には街頭での訴えに盛り込んでさらに攻勢を強めた。しかし、地方議員を中心に組織戦を展開し、公明党から支援を得た自民党の新人候補にかわされた。

 堤さんは比例復活したものの、追い風の中、5区の議席を死守できなかったことに立憲民主党県連の城井崇代表は「自民党の底力を感じた」とした上で、「地元での活動を増やさないと票は入れてもらえない」と言葉を継いだ。



 「福岡モデル」――。立憲民主、国民民主の両党県連は、連合福岡を交えた3者で、選挙戦前に全国的にも珍しい連携を組んだ。県内11選挙区のうち、候補者を擁立した8選挙区で候補を一本化した上で、態勢を強化。両党の候補者を党派を超えて双方の地方議員や労働組合が支援した。

 ただ、両党の地方議員が候補者陣営に加わった選挙区は一部にとどまった。立民陣営のある幹部は「(国民の支持者と)つなぐ役割の人材がいなかった」と漏らす。読売新聞社と日本テレビ系列各局が共同で行った出口調査でも、国民支持者層が自民や日本維新の会に流れ、選挙区によっては2割台にとどまった立民の候補者もいた。

 永田町で、自公と国民の関係に注目が集まる中、福岡モデルは今後、どうなるのか。連合福岡の関係者は「国民民主党の動きは、今後、しっかりと見ていかないといけない」と話す。



 11区で閣僚経験のある自民党候補を破った日本維新の会。県総支部の天野浩代表は反自民でまとまった構図などを勝因に挙げ、「小選挙区で勝てたのは一つの光」と振り返る。

 ただ、比例九州ブロックでは1議席に半減した。天野代表は「これまで通りだと負けを繰り返すだけ。いったん立ち止まって考えないといけない」と総括し、選挙戦略の見直しを迫られている。

2949OS5:2024/10/30(水) 11:29:40

 ▽青森1区(3人)
◎76,265津島淳  58☆元法務副大臣自前(4)  推(公)
△71,211升田世喜男67☆元県議   立元(1)
×18,212斎藤美緒 44 党地区委員長共新 

 ▽青森2区(4人)
◎82,784神田潤一 54☆内閣府政務官自前(1)推(公)
×56,674松尾和彦 61 元三戸町長 無新 ■立憲民主党系>>2026
×33,569金浜亨  36☆元教員   国新 
×09,397久保将  70 元八戸市議 共新 

 ▽青森3区(4人) ■保守分裂
◎86,593岡田華子 44☆弁護士   立新 
×73,848木村次郎 56 元防衛政務官自前(2) 推(公)■重複なし(自民不記載問題)           
×07,747長坂淳也 48☆コンビニ店長維新 
×06,531其田寿一 38 元議員秘書 無新 



https://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/feature/CO078120/20241028-OYTAT50030/
逆風直撃「王国」崩れる 自民勝利の区も薄氷
2024/10/29 05:00

与党が過半数割れ――。今回の衆院選は、「政治とカネ」の問題で自民党が大敗した。逆風は県内にも吹き荒れ、「保守王国」の一角は崩壊。立憲民主党は県内小選挙区で初めての議席を得た。選挙戦を通じた各党の動きと、今後の情勢を展望する。

 「 真摯しんし に重く受け止めたい」。相手候補の当選確実の一報を受けた自民の木村次郎は、沈痛な面持ちで言葉少なに語った。県知事も務めた父・守男や兄・太郎から引き継いできた強固な地盤「木村王国」は瓦解した。

 選挙戦では、自身の政治資金収支報告書への不記載で終始謝罪に追われた。直近の任期では、旧統一教会との接点が判明したり、元秘書がパワーハラスメントを受けたと主張したりするなど「泣きっ面に蜂」の状況だっただけに当初から分が悪かったのは間違いない。

 とはいえ、盤石だったはずの組織はなぜ機能しなかったのか。ある党関係者は「知事選のしこりがある」と打ち明ける。昨年の知事選で木村は、宮下知事の相手候補を支持。宮下を支援した地方議員との溝が出来たほか、陣営幹部によると、「次郎ちゃんが宗ちゃん(宮下)をいじめた」と従来の支援者が離れたケースもあったという。

 終盤は、党幹部の応援で引き締めを図ろうとしたが、流れは変わらなかった。



 一方、2区の神田潤一は早々と当確をものにした。長年地盤を守ってきた大島理森・元衆院議長が前面に立って支援。神田が所属した旧岸田派を率いた岸田前首相らのテコ入れが功を奏した。ただ、同区は野党が乱立したが故の勝利とも言える。仮に立民県連の支援候補と国民民主党の公認候補が一本化していた場合、得票数は単純計算で神田を上回る。神田も、28日に当選を受けて開いた記者会見で「組織作りが遅れていることは、きちんと整理しないといけない」と認め、今後に不安を残した。

 県内選挙区で最後に当確が明らかになった1区の津島淳。県連会長として臨んだが薄氷の勝利だった。「相手に比例復活を許すかどうか」。陣営は当初、楽観的にみていた。しかし終盤、党本部が非公認候補が代表を務める党支部に2000万円を支給したことが判明。津島は「冷や水を浴びせられた」と振り返る。直後に石破首相が応援で来県すると、津島は目前で「あの時(総裁選)の石破茂総裁、どこに行ったのでしょうか」と公然と批判して影響を最小限に抑えようとした。しかし、結果的に青森市での得票は2位。保守地盤の下北地方での得票も、前回選で同区に出馬した江渡聡徳の票を下回ってしまった。

 王国の一角は崩れ、他も楽に勝ったとはいえない。来夏には参院選を控えている。津島は「津軽の議席を一つ失ったのは大きな痛手」としつつ、「党への批判を来年に向けて、いかに 払拭ふっしょく していくのかが一つの課題だ」と力を込めた。過半数を割り、政局の混迷も必至だが、その中で政治の信頼回復に向けた地道な取り組みが求められる。(敬称略)

2950OS5:2024/10/30(水) 11:30:00
https://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/feature/CO078120/20241029-OYTAT50020/
野党共闘組織力に課題 立民問われる実力 
2024/10/30 05:00

 2012年から続いた県内の自民党1強体制に風穴を開けたのは、政治経験のない2児の母親だった。報道各社が「当選確実」を報じたのは、子供たちを事務所から帰した後の27日深夜。立憲民主党の岡田華子は、緊張の糸が切れたように支持者と抱き合って歓喜した。

 岡田の当選は、対立候補の自民・木村次郎が、父や兄の代から40年近く守ってきた木村家の議席を奪う快挙だった。ただ、木村は今回、政治資金収支報告書への不記載などの問題が重なり、「明らかに自民の敵失」(立民関係者)による側面もあった。投票率は5割半ばで、岡田、木村の双方に票を入れなかった有権者も多い。

 岡田は、政治資金問題に批判的な世論を追い風に支持を集めたが、「本人に実力が備わっているかは別」と陣営幹部。岡田自身も当選後のインタビューで「『お前に何ができるんだ』という思いも強いと思う。これからの仕事で見せていけたら」と語った。

 変革を望んだ有権者の負託に応えられるか、国会での岡田の働きが問われる。



 「片思いだったんですかね」

 立民県連代表の田名部匡代は11日の記者会見で、国民民主党との選挙協力が実現しなかったことに、無念さをにじませた。旧国民民主党に所属したこともある田名部は、ともに連合を支持母体とする立民と国民による協力関係の構築が持論だ。

 だが、2区では昨夏に国民が候補者を擁立し、連合青森が推薦。党本部間で野党共闘の議論がまとまらない中、立民県連は公示直前、松尾和彦を2区に立て、党本部からの公認が下りないちぐはぐな展開のまま、選挙戦を迎えた。

 党幹事長の小川淳也は13日、国民や連合を念頭に「他団体や他党との関係性を考慮した」と報道陣に非公認の理由を説明した一方、「野党が互いに候補者をつぶし合うことが自民を利する。自党の利害を乗り越えた大義を考えないといけない」と述べ、野党共闘に課題を残したことを認めた。

 選挙戦では、自民との組織力の差も浮き彫りになった。立民は1区の升田世喜男が比例復活を果たし、2議席を得たが、岡田、升田とも、政党支部や地方議員の後援会がない町村部では苦戦を強いられた。

 田名部は投開票から一夜明けた記者会見で、「今度は1区も3区も、組織作りはきっちりやっていきたい」と語った。

 2区の松尾は、立民県連が「公認並み」の支援をしつつ、田名部の高い県民人気を頼みにする戦略をとったが、自民候補に敗れた。県連幹部は「いつまでも『田名部党』じゃいけない。ボトムアップで支持の広がりを求めなければ」と危機感を募らせた。(敬称略)

(古林隼人、水野一希が担当しました)

2951OS5:2024/10/30(水) 11:33:51
 ▽山口2区(2人)
◎104,885岸信千世 33☆元議員秘書 自前(1)  推(公)
△103,161平岡秀夫 70☆元法相   立元(5)


https://www.asahi.com/articles/ASSBY4V26SBYTZNB00SM.html?iref=pc_ss_date_article
1724票差「奇跡の大逆転」 やつれた岸信千世氏「終始厳しい風」
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鈴木史 三沢敦2024年10月30日 10時30分


 28日、午前0時半ごろ。「ありがとうございました」。支持者でごった返す山口県周南市の事務所で、自民前職の岸信千世氏(33)は父信夫氏譲りの長身を何度も折り曲げて、お礼を述べた。顔は、やつれていた。

山口2区の選挙結果はこちら
 1724票差。信夫氏の辞職にともなう昨年4月の補欠選挙と同じ顔ぶれとなった2区で、立憲元職の平岡秀夫氏(70)を下した。約6千票差だった補選よりも票差が詰まった。

 「奇跡の大逆転」。そう表現した陣営幹部が「奇跡」を呼び込んだとみるのは、周南市だった。

 これまで、市域の大半が1区、一部が2区に分かれていた周南市。今回、区割りの変更により、市全域が2区に統合された。周南市は有権者の3割を占めた。

 「周南市を制する者が選挙戦を制す」。陣営は衆院選前から高村家とのつながりを深めてきた。

 旧徳山市長を4期、衆院議員を2期務めた高村坂彦氏が地盤を築き、外相などを務めた息子の正彦氏が守り、孫の正大氏に引き継がれたのが、周南市だった。市に立地する山陽新幹線徳山駅の誘致などに尽くした高村家に「恩義」を感じる人が少なくないという。

 「高村票」を「岸票」に変えるべく、岸氏は周南市内で「高村家にとって大切な場所を野党に明け渡すわけにはいかない」と何度も訴えかけた。それでも、派閥の裏金問題をはじめとした自民への逆風は強く、激戦につながった。

 結局、最後に開票された周南市で、岸氏が平岡氏を2848票上回り、逆転した。「終始、厳しい風だった。ひりつく選挙戦だった」。一夜明け、岸氏はほっとした様子で、振り返った。

「私を応援した方は村八分のような感じに」

2952OS5:2024/10/30(水) 11:34:56
https://www.asahi.com/articles/ASSBY2TV7SBYPTIL00GM.html?iref=pc_ss_date_article
「世耕のせいだ」憤る二階陣営 選挙後、父・俊博氏が漏らした感想
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堀之内健史 菅原普2024年10月30日 6時00分
 衆院選和歌山2区は、自民党を離党し無所属で立候補した世耕弘成氏(61)が圧勝した。党公認で二階俊博・元自民幹事長(85)の三男・伸康氏(46)は比例復活すらかなわなかった。息子の落選は、父が築いてきた「王国」崩壊の序章となる可能性がある。

 「保守分裂したのは世耕のせいだ」

 開票から一夜明けた28日、伸康氏陣営の幹部は、世耕氏を呼び捨てにし、恨み節をぶちまけた。

 世耕氏の得票は約10万1千票。伸康氏は約7万1千票で、惜敗率は69・8%にとどまった。

 比例近畿ブロック(定数28)に重複立候補した自民候補の中でも8位という「惨敗」だ。

 落選後、伸康氏は「ふるさとの発展を思う皆さまの期待に応えられないことは申し訳なく、残念に思う」とうなだれた。一方、世耕氏は28日朝に開かれた記者会見で、笑顔を見せた。

 「圧勝であったことと、相手の比例復活当選も許さなかったことに満足している」

 和歌山は「10増10減」に伴う区割り変更で、今回から選挙区が3から2に減少。俊博氏が強固な地盤を築いた旧3区に、人口が多い県北の市町が加わり「新2区」となった。

 旧3区での俊博氏の影響力は絶大だった。紀伊半島を一周する高速道路は建設が進み、地元では「二階道路」と称される。

2953OS5:2024/10/30(水) 11:40:13

 ・福井1区(5人)
◎86,906稲田朋美 65 元防衛相  自前(6)推(公)■重複なし(自民不記載問題)
△70,328波多野翼 39☆元越前市職員立新 
×19,716田中こはる38 派遣社員  参新 
×11,215金元幸枝 66 党県書記長 共新 
✕09,845西山理恵 48 元勝山市職員無新 立憲離党>>2072





https://www.asahi.com/articles/ASSBX42C4SBXPGJB007M.html?iref=pc_ss_date_article
崩れる「保守王国」非自民3人が当選 当落の境で語ったことば 福井
鎌内勇樹 乗京真知 永井啓子 華野優気 佐藤常敬2024年10月29日 13時00分

 衆院選は27日に投開票され、激戦となった福井県内2小選挙区は「保守王国」の一角が崩れ、2区を立憲民主の新顔が制した。比例北陸信越ブロックに重複立候補していた1区の立憲新顔、2区の維新元職も復活当選し、勢力図が大きく変わった。

「やきもきさせて、すみません」
写真・図版
当選を決め、花束を受け取った稲田朋美氏=2024年10月27日午後11時3分、福井市順化1丁目、鎌内勇樹撮影
 福井1区で7選を果たした自民前職の稲田朋美氏(65)の支持者約150人は、27日午後8時前から福井市順化1丁目のホテルに集まり、当選確実の報を今か今かと待った。同11時前、ようやく当選が決まると会場は大きな拍手に包まれた。

 稲田氏は「大変お待たせしました。やきもきさせて、すみません」と深々と頭を下げた。「大変厳しく、つらく、難しい選挙でした。みなさんの励ましとご支援がなければ、この場に立つことはなかった。感謝の気持ちでいっぱいです」とほっとした様子で話した。

 「政治とカネ」の問題については表情を引き締めた。「街頭に立つと、本当に稲田朋美を信じていいのか、自民党を信じていいのかと、複雑な思いをひしひしと感じた。先頭に立って国民のみなさんに説明しやすい改革をし、政策活動費の廃止や政治資金の透明化を実行していく」と約束した。(鎌内勇樹)

「福井は変わろうとしている」
写真・図版
比例での復活当選が確実となり、支援者とともに万歳する波多野翼氏(中央)=2024年10月28日午前0時36分、福井市大和田2丁目、乗京真知撮影
 福井1区に立候補した立憲新顔の波多野翼氏(39)は28日午前0時過ぎ、比例での復活当選が確実となり、福井市大和田2丁目の事務所で万歳した。

 波多野氏は支援者約40人を前にマイクを握り、「期待をかけてくれた人の思いを国政に届けるチャンスをもらえた」と喜びを語った。街頭では行く先々で「お金のことや自分のことだけ考える政治を変えてくれ」と激励されたという。

 ただ、小選挙区では自民前職の稲田朋美氏(65)に惜敗。波多野氏は「保守王国の岩盤の強さ」や立候補の遅れを敗因に挙げた。背景には立憲が公認候補の見直しを迫られ、波多野氏擁立が公示目前になった経緯がある。

 それでも「(福井は)変わらないと思われていたが(稲田氏を)ここまで追い詰めた」「福井は変わろうとしている」と強調。「若い人がチャレンジできる福井をつくり、地域を変えていけることを証明したい」と抱負を語った。(乗京真知)

2954OS5:2024/10/30(水) 11:40:25
>>2869福井2区
「無念を受け継ぐ気持ちで」
写真・図版
当選確実の一報を受け、花束を贈られた辻英之氏=2024年10月27日、福井県越前市国高2丁目、永井啓子撮影
 福井2区での当選から一夜明けた28日、福井県庁で記者会見した立憲新顔の辻英之氏(54)は「弱い立場の人の声をきちんと届ける」と決意を語った。

 裏金問題で自民公認候補不在となった選挙区。「今回いただいた民意は敵失などで私に集まった。『やっぱり辻なんだ』と言われるよう、しっかり足場を固めていきたい」と話した。斉木氏が復活当選したことについて「非自民の勢力が1人増えたことは歓迎すべきこと」と述べた。ただ、野党連携については「今後の政局で、どことどんな組み合わせになるかによって変わるので何とも言えない」とした。

 27日夜は支援者と喜び合った。「無名に近い新人が1人で、経験豊富で知名度抜群、実績が強調される前職・元職3人に立ち向かう構図の選挙だった」と振り返った。「どう考えても勝てるわけがない。そんな観測があった。しかし、勝利をいただいたのは、庶民の皆さんの底力だ。福井の課題をきちんと中央に届ける政治家になると約束する」とあいさつした。

 非自民が県内の小選挙区で議席を獲得するのは父の故・一彦氏ら以来。兄で県議だった故・一憲氏は、2014年に2区から国政に挑み、敗れた。「民主勢力の先頭に立っていたのが父や兄。兄が(生きていたら)この場に立っていたと思う。無念を私が受け継ぐ気持ちで戦ってきた」と声を詰まらせた。この日のネクタイは一憲氏の、ネクタイピンは一彦氏の形見だった。(永井啓子)

「福井の発言力2倍に」
写真・図版
比例復活当選を確実にし、花束を贈られた斉木武志氏=2024年10月28日午前3時8分、福井県越前市片屋町、華野優気撮影
 福井2区で立候補した維新元職の斉木武志氏(50)は28日未明、比例復活当選を確実にし、福井県越前市片屋町の事務所で喜びを語った。

 小選挙区が二つの県内から自身を含めて4人が当選。「福井の発言力が国会で2倍になる」と力を込めた。

 与党が過半数割れした結果を「野党の連立政権を作るダイナミズムが生まれた」と評価し、二大政党制の実現に期待を寄せた。前回衆院選は立憲から出馬しており、「立憲にも国民民主にも仲間はいる。中心の役割を果たしたい」と述べた。

 得票については「実績や仕事ぶりを評価していただいた結果ではないか」と分析。「維新には足りない部分も多いが、しがらみがない強みもある。徹底的に国民目線で維新を引っ張っていきたい」と抱負を語った。(華野優気)

「議員ではなくなるが…」
写真・図版
落選確実となった後、支援者らに頭を下げながら握手をする高木毅氏=2024年10月27日午後9時42分、福井県敦賀市呉竹町、樫山晃生撮影
 福井2区では裏金問題で自民非公認となった無所属前職の高木毅氏(68)が初当選から24年間守った議席を失った。落選確実となり、27日午後9時半ごろ、敦賀市呉竹町2丁目の事務所で支持者らを前に「厳しい選挙戦だった。多くの皆さんに支援をいただいたが、誠に申し訳ありません」と話した。

 敗因は「私の不徳の致すところ、至らぬせいだ」と淡々と述べた。裏金問題については「おわびしたい。議員ではなくなりますが、これからしっかりと国民の皆様の信頼回復に努めていきたい」と続けた。

 支持者からは「また頑張って」と声をかけられる場面があったが、今後の政治活動については「今はまだ白紙。これから相談していきたい」と述べた。(佐藤常敬)

2955OS5:2024/10/30(水) 11:41:16
https://www.asahi.com/articles/ASSBX4F2TSBXUGTB00DM.html?iref=pc_ss_date_article
身内に見限られた福島の自民 動いたのは「無党派層」ではなかった
岡本進2024年10月29日 11時00分
福島県

 「政治を動かすのは無党派層だ」と長年、言われてきた。最たる例が、戦後初めて本格的な政権交代をもたらした2009年の衆院選だろう。無党派層は折に触れて投票率を上げ、風を吹かせてきた。だが、27日に投開票された衆院選は違った。朝日新聞社が福島県内で実施した出口調査から、自民大敗の今回の結果を決定づけたのは、無党派層ではなく身内の自民支持者たちだったという実態が浮かぶ。

 出口調査は県内120の投票所で実施し、投票を終えた有権者に小選挙区で投票した候補者や支持する政党などを聞いた。7200人から有効回答を得た。

 衆院選で与党が過半数割れしたのは09年の政権交代以来と、自民にとって歴史的な大敗だった。福島1〜3区でも立憲民主党の前職3人に大差を許した。唯一議席を得た福島4区も、選挙直前に立候補表明した知名度の低い立憲新顔に肉薄された。

 「政治とカネ」の問題が起きるたび、自民は選挙でしっぺ返しを受けてきた。逆風を吹かせたのは無党派層だった。今回はどうだったか。

 出口調査による全回答者の政党支持率は自民37%、立憲25%、国民5%、公明と共産とれいわが各4%、維新2%、参政と社民が各1%で、回答者のうち無党派層は15%だった。無党派層の割合は3年前の前回選の調査でも13%で、ほぼ横ばいだった。今回の投票率は53・93%と低調で、無党派層は動かなかったと言える。

 むしろ、動いたのは自民支持者だった。

 前回選の出口調査だと、自民支持層は小選挙区の自民候補に81%を投じていた。だが、今回は61%しか自民候補に投票せず、24%は立憲候補に投じた。支持層を固めきるどころか、4人に1人が立憲に流れた。

 低投票率になるほど、組織力が強固な自民に有利に働くというのが、これまでの定説だった。

 影響したのが、自民党派閥の裏金問題だ。「投票する際、裏金問題を考慮したか」と尋ねたところ、自民支持層の66%が「考慮した」と答え、「考慮しない」の25%を大きく上回った。無党派層も「考慮した」が66%、「考慮しない」が26%とほぼ同じで、自民支持者がいかに裏金問題を重視していたかがうかがえる。

 福島4区の農家の男性(80)は今回、生まれて初めて自民ではなく立憲の候補に投じた。「自民に不信をもち続けてきたが、裏金問題で見限った」と話す。

 立憲は前回選で共産党と共闘し、県内でも全5選挙区で候補者を一本化した。新代表となった野田佳彦元首相は共産と距離を置いて「穏健保守」の受け皿をめざし、県内も今回は共産との共闘を断ち切った。それにより、自民支持層を呼び込みやすい土壌があったとも言える。(岡本進)

2956OS5:2024/10/30(水) 11:43:38
 ・富山1区(5人)
◎45,917田畑裕明 51 元総務副大臣自前(4)
△45,179山登志浩 44☆元江南市議 立新 
✕19,870吉田豊史 54 元県議   無前(2)維新除名>>145 【供託金没収】
✕12,995浅岡弘彦 61☆元県議   維新 
×06,903青山了介 49 党地区副委長共新 

https://www.asahi.com/articles/ASSBX3TS0SBXPUZB009M.html?iref=pc_ss_date_article
富山1区は田畑氏、山氏も復活当選果たす
前多健吾 小崎瑶太 佐藤美千代2024年10月29日 11時00分
 衆議選で、接戦となった富山1区は自民前職の田畑裕明氏(51)が、立憲新顔の山登志浩氏(44)を振り切り、5選を果たした。当落が判明したのは28日未明、738票差だった。山氏も比例区で復活当選した。

 「大変な向かい風で、みなさんの後押しがあってこそ、勝利できた。粉骨砕身、原点に返ってきちんと働いていく」

 開票が進み、日付が変わった28日午前1時ごろ、ようやく当選が判明した田畑氏は、富山市の選挙事務所で感謝の言葉を述べた。重苦しい雰囲気に包まれていた事務所は、打って変わって歓喜と拍手に包まれた。

 薄氷の勝利に関係者は胸をなで下ろしていた。田畑氏は自民党公認となったものの、立候補までには紆余(うよ)曲折があった。政治資金収支報告書に不記載があり、比例代表との重複立候補は認められなかった。自らの政治団体が企画した政治資金パーティーでも、案内状の記載方法をめぐり、国会で追及された。こうした事態に、一時、同党富山市連が予備選や党員アンケートを検討するという動きもあった。

 「4期12年の実績を評価すべきだ」「選挙まで時間がない」という判断もあり、最終的に公認となったが、田畑氏は「政治不信を招き、大いに反省している。批判は真摯(しんし)に受け止め、信頼回復に努める」と陳謝。「小選挙区で勝ちきることを目指す」と話した。その後は陣営も「一致結束して議席を守る」とし、選挙戦に臨んだ。

 選挙戦序盤、田畑氏は街頭で、政務官を務めた厚生労働分野での実績を強調、次への意欲を見せ、政治資金問題に触れる時間は多くなかった。

 しかし、様相が変わっていく。陣営は、逆風を肌で感じ、信頼回復の対話集会を開くなど、これまでにない対応を取った。集会では、政治資金問題について、「説明責任を果たしていない」と追及する声も上がった。田畑氏も「前に進もうとしても後ろに下がっている。相手の背中を追いかけていると思ってしまう戦いだ」と強い口調で危機を訴える場面が増えた。

 それでも、最終盤、新田八朗知事と並んで街頭に立ち、富山市議らが「富山市には国のパイプ役となる自民党議員が必要だ」と精力的に活動。組織力で、かろうじて逃げ切った。

 田畑氏は「厳しかった。自民党としても厳しい結果だったというのは承知している」と振り返った。(前多健吾、小崎瑶太)

     ◇

 「本当に皆さんのおかげ」。山氏は28日朝、選挙戦を全面的に支えた連合富山の事務所を訪ね、頭を下げた。連合の計らいで1〜3区の候補者を立憲とすみわけ、互いに協力した国民民主の関係者とも顔を合わせ、謝意を伝えた。

 小選挙区での当選は逃したものの、県内で立憲の国会議員が誕生するのは初めて。連合が推す旧民主系としても2009年の衆院選以来で、陣営は「15年ぶりの議席獲得」に沸いた。

 この日未明にあった「当選を祝う会」で、連合富山の浜守秀樹会長は、2党をそれぞれ支援する労組の意思が一つになった選挙戦だったと振り返り、「働く者の議席を取り返すことができた」。菅沢裕明・立憲県連代表は与党の議席過半数割れに触れ、「政治の新しい夜明けの一歩。山さんが一翼を担うことを喜びたい」と述べた。

 3年前の前回衆院選で、1区の立憲の候補者の得票は1万4千余りと、当選した田畑氏の約2割だったが、今回は738票差まで迫った。陣営は、従来以上の連合の支援に加え、政治資金収支報告書への不記載など「政治改革」の問題が、有権者の判断を左右した結果だと受け止める。

 さらに、県外出身の山氏がここ1年あまり、約2万軒の戸別訪問と街頭演説を重ね、浸透を図った成果だと捉えている。山氏は当選あいさつで、「人々の生活が最優先だと考え、経済政策を強く訴えた」と選挙戦を顧みた。

 当選を祝う会で、山氏は「何が決定打だったか分からないが、今のままではダメだよ、ということ」と述べ、来年の富山市議選や参院選も念頭に、「生活者目線の政治を進めるきっかけにしたい」と抱負を語った。(佐藤美千代)

2957OS5:2024/10/30(水) 11:46:33
 ▽兵庫6区(5人)
◎79,061桜井周  54☆元伊丹市議 立前(2)
△69,721大串正樹 58☆元内閣副大臣自前(4)推(公)
△59,666市村浩一郎60☆元国交政務官維前(4)
×16,702伊藤正哉 36 会社役員  参新 
×12,957吉見秋彦 50 党地区委員長共新 


https://www.asahi.com/articles/ASSBX4STSSBXPIHB006M.html?iref=pc_ss_date_article
都市部の風は立憲へ 接戦の兵庫6区、小選挙区初めて制した桜井周氏
有料記事 立憲

2024年10月29日 10時00分
 自民、公明が議席を守った兵庫県内の小選挙区で、世論の風向きが象徴的に表れたのが兵庫6区だった。与野党が総裁・代表を送り込んで総力戦を展開するなか、立憲が初めて小選挙区を制した。

 「裏金問題に象徴される、政策がお金で買われてしまう自民党政治を続けるのか、国民のための政治を取り戻すのか。それが問われた選挙だ」

 28日未明、当選を決めた立憲前職の桜井周氏(54)は、伊丹市の選挙事務所で今回の選挙戦をこう総括した。

 伊丹市、宝塚市、川西市の一部が選挙区の6区は、大阪に近い都市部に県内最多の44万人もの有権者を抱え、無党派層の投票行動が大きく影響する。

 過去2回も自民、立憲、維新は同じ顔ぶれで争い、前々回は自民前職の大串正樹氏(58)、前回は維新前職の市村浩一郎氏(60)が小選挙区を制した。前回も今回も、敗れた2人が比例区で復活当選した激戦区だ。

 「自民は裏金問題で勢いが落ちてきた。維新は知事の問題で勢いが落ちてきた。三つどもえの中で、小選挙区で勝てる可能性が十分ある!」

 18日に川西能勢口駅前で演説した立憲の野田佳彦代表は力を込めた。

 今回、立憲は6区を重点区と定め、代表、幹事長ら党幹部を次々に投入。労働組合などの動員も手厚くし、小選挙区での勝利をめざした。

 力点を置いたのは無党派層だ。…

2958OS5:2024/10/30(水) 11:49:17
 ▽岐阜4区(2人)
◎114,032今井雅人 62☆党県代表  立元(4)
×085,129金子俊平 46☆元財務政務官自前(2) 推(公)


https://www.asahi.com/articles/ASSBX2H9SSBXOIPE004M.html?iref=pc_ss_date_article
政治とカネ「自民王国」でも強い逆風 比例復活もかなわぬ「完敗」
荻野好弘 高原敦 寺西哲生 保坂知晃2024年10月29日 6時30分
 27日に投開票された衆院選では、全国有数の「自民王国」岐阜でも、政治とカネの問題が大きな争点となり、自民党に対する強い逆風が吹きつけた。岐阜4区で自民党は1996年の小選挙区制導入以降守り続けてきた議席を立憲元職に奪われ、5区では小選挙区で敗れた立憲新顔が比例復活するなど、野党が自民批判票を集めて躍進した。投票率は55.39%(前回58.10%)だった。

4区、敗北認め早々と事務所を後に
 27日午後8時すぎ、立憲元職今井雅人氏の「当確」のニュースが流れると、可児市の選挙事務所に集まった支持者らが「4区が動いた」と喜びにわいた。

 「どんなにやっても保守岩盤を崩せないかと思っていたが、こうして当選させていただいた」

 今井氏は労組や市民グループの関係者、野党系地方議員らの前で、そう話した。

 「いい感じで始まったが、一日ごとに相手から引き離された」という前回選挙との違いは無論、派閥の裏金問題で有権者から自民党に厳しい目が向けられていたことだ。

 今井氏は演説で「企業・団体献金をもらわず、政治資金パーティーも開かない」と強調し、自民批判票の受け皿になった。前回に維新新顔が得た票もすくい取ったとみられる。

 ただ、それだけではない。連合岐阜の筒井和浩会長は15日の出陣式で「目標は連携できる国会議員ゼロからの脱却」と結束を呼びかけた。陣営関係者によると、共産党との「野党共闘」が話題になった3年前は結束を欠く面があったが、今回は電話作戦などで組織力を生かしたという。

 一夜明けた28日午前、今井氏は自ら運転する車で高山市を訪れ、支持者らと握手を交わした。勝因について、「根底には自民党への不信感があったが、浪人中に地域を回って聞いた課題を訴え、理解していただいた」と取材に答えた。

 4区は1996年の小選挙区制導入時から自民が無敗を誇ってきた。

 自民前職金子俊平氏の陣営は今回も、地盤の飛驒地域など北部で大差をつけ、今井氏が強い可児市など南部で負けても逃げ切る戦略を描いた。

 後援会や建設業界などが動く組織戦を展開し、「国とのパイプ役」を期待する自治体首長らも支援した。

 「地域のために仕事をしてきたが、厳しい結果は私の力不足」

 27日夜、金子氏は高山市の選挙事務所でこう敗北を認めた。飛驒地域の首長や与党系地方議員、支持者らに深々と頭を下げ、早々に事務所を後にした。比例復活もかなわない「完敗」だった。

 裏金問題による自民党への逆風を受けた選挙戦。だが、「普段からもっと地元に入る努力ができたのではないか」。そんな声も陣営から聞かれた。金子家の地元、高山市ですら今井氏を177票上回っただけだった。(荻野好弘、高原敦)

2959OS5:2024/10/30(水) 11:49:28
5区、12回目当選のベテランが党執行部に憤り
 「自民党、結果責任をしっかり負わないといけないと思います」。27日深夜、自民前職の古屋圭司氏は岐阜5区で12回目の当選を確実にした後、岐阜県多治見市内で報道陣に対し、党執行部への憤りをあらわにした。

 自民党派閥の裏金問題を受け、逆風が吹くなかで選挙戦が始まった。終盤に、派閥裏金問題で非公認にした候補側へ2千万円の活動費を支給した問題が明らかになると、「開いた口がふさがらない」と党執行部の対応を批判し、予定されていた森山裕幹事長の応援演説を断る異例の事態となった。

 「逆風の実感はそんなに無かったが、なんだか分からないうちに相当厳しい感じになった」という選挙戦は、5区では初の立候補だった立憲新顔の真野哲氏に比例復活当選を許す結果に。有権者数が最も多い多治見市では真野氏の票が上回った。

 報道陣に党への思いを問われた古屋氏は、語気を強めてこう語った。

 「2千万の対応は、ちゃぶ台返しだよ。これによって激戦の人たちがつらい思いをした。残念だね。こういうことを自由民主党がしてしまったというのは」(寺西哲生)

写真・図版
支援者から花束を贈られ喜ぶ野田聖子氏=岐阜市
1区、11選果たすも「大変厳しい言葉投げかけられた」
 逆風下でも岐阜1区で前回と同様の10万票余りを獲得した自民前職の野田聖子氏。27日午後8時すぎに11回目の当選確実が伝えられると「しっかりと岐阜の声や、女性や子どもなど様々な声を国政に届けたい」とあいさつした。

 選挙期間中は各地の自民候補の応援に駆け回り、選挙区をほとんど留守にした。応援先では「大変厳しい言葉を投げかけられた」といい、「一定数はまったく自民党を受け付けていないという体験をした」と振り返った。

 裏金問題を巡り党執行部が決めた公認、非公認のルールについては「わかりにくく、メリハリがない」と批判。その上で「裏金に関係ない議員にも負荷をかけている」と述べた。(保坂知晃)

3区、野党2候補が比例で復活当選
 岐阜3区で自民前職の武藤容治氏に敗れた国民新顔の仙田晃宏氏、れいわ元職の阪口直人氏は、重複立候補した比例区で復活当選を果たした。

 愛知出身で昨年12月に出馬表明した仙田氏は、連合の支援を受けつつ街頭演説などで知名度アップを図った。IT企業の元社員の立場から「給料を上げる政策、ITによる新サービス、岐阜のIT特区化などを実現したい」と取材に語った。

 和歌山を地盤に2期務めた阪口氏は岐阜3区で3回目の挑戦。地道な街頭活動などが実り10年ぶりの国政復帰だ。国際NGO活動が長く、取材に「平和外交、安定した仕事や暮らしの支援、クリーンな参加型民主主義などを進めたい」と話した。(高原敦)

2960OS5:2024/10/30(水) 11:50:41
https://www.asahi.com/articles/ASSBX3WFNSBXUOHB00GM.html?iref=pc_ss_date_article
田中角栄を生んだ新潟で自民全敗、陣営がつかめなかった静かな怒り
有料記事

井上充昌2024年10月28日 22時00分

衆院選の投開票から一夜明けた28日、自民党新潟県連は新潟市内で会合を開き、県内小選挙区で全敗し、比例復活は斎藤洋明氏1人だったという結果を報告した。敗れた前職は、「政治とカネ」の問題をめぐる逆風の影響や党本部の対応への不満をそれぞれ口にした。

 落選が決まった前職は27日夜から翌日未明にかけ、それぞれ失意の中で取材に応じた。

非公認の細田氏、2千万円に「なぜいまなのか」
 2区の細田健一氏は27日、落選が決まると支持者らに「全ての責任は私にある」と深々と頭を下げた。取材には「政治とカネが争点化してしまい、自公と野党のどちらに政権担当能力があるのか、新潟が抱える課題などの議論が行われなかった。街頭で厳しい反応をいただくことはあり、かなり厳しいと感じた」と振り返った。

 選挙戦終盤に、細田氏の選挙区支部に党本部から2千万円が支給された事実が表面化したことにも触れ、「なぜいまなのか。本当、ありがた迷惑っていう感じですね」と言葉を選びながら語った。

 3区で敗れ、県内で唯一、比例復活を果たした斎藤洋明氏は、支持者らに対して硬い表情のまま「小選挙区での勝利を最重要課題としてきた。おわびしたい気持ちには変わりない」と語った。報道陣に、「自民党の資質そのものが問われた選挙だった。極めて厳しい審判を受けた」と述べ、「有権者が到底、自民党に安心して政治を託せないという思いになったのは当然。自民党の中で総括がされるものだと思っている。説明を尽くしてきたのか。国民の納得を得られる処分や、再発防止策を講じてきたと言えるのか。(党幹部は)まず見てほしい」と話した。

2961名無しさん:2024/10/30(水) 14:23:02
広瀬建 三反園訓には声かけず?
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb07f68e9078ed9daefdac65ec7f7cc385f1254c

自民、世耕氏らに会派入り要請 裏金関係の無所属4氏
10/30(水) 11:53配信
 自民党は世耕弘成、萩生田光一、西村康稔、平沢勝栄の4氏に対し、衆院会派入りを要請した。


 党幹部が30日、明らかにした。4氏は派閥裏金事件に関係し、先の衆院選に無所属で立候補して当選した。衆院選で与党が過半数割れとなったことから、安定した国会運営のために会派の人数を増やす狙いがある。

2962OS5:2024/10/30(水) 17:59:23

 ▽東京15区(5人)
66,791酒井菜摘 38☆元江東区議 立前(1)
65,666須藤元気 46 元参院議員 無新 ■立憲参院議員⇨離党
62,771大空幸星 25☆元NPO代表自新     推(公)
32,442金沢結衣 34 元食品会社員無新 ■補欠選維新出馬⇨落選
15,049小堤東  35 党都委員  共新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/b64440f839b107edb7d738d86c695e59a9ca87b6
立民に1000票差で落選の須藤元気氏「無所属の限界。これ以上できないぐらいドブ板やった」
10/30(水) 12:47配信


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日刊スポーツ
須藤元気氏(2024年10月20日撮影)

 衆院選東京15区で落選した元格闘家で元参院議員の須藤元気氏(46)が29日、YouTubeチャンネル「ReHacQ-リハック-」の「あつまれ!落選の森#2」にゲスト生出演。選挙戦を振り返った。

 同区は、4月の補選で初当選したばかりの立憲民主党の酒井菜摘氏(38)が当選。須藤氏は酒井氏に迫る6万票超を獲得したが、1000票あまりの僅差で初当選を逃した。

 須藤氏は電話で出演オファーを受け、番組途中で駆けつけた。MCの「ひろゆき」こと西村博之氏から「須藤さん、次やるんですよね」と話を振られ「やるつもりです」と即答。来年7月の参院選が予定されている。須藤は「いや、正直小選挙区でこのまま、やっぱ、いつ衆院選があるか分からないっていうのも含め、何とも決めがたい。ただ(東京15区の江東区は)地元ですし、地元でやりたいっていう部分はあるんですけど。その辺はちょっと、分からないですね」と明言を避けた。

 政党への復帰については「無所属の限界はちょっと感じましたね。やっぱドブ板やって。もうこれ以上できないぐらいドブ板やったつもりだったので」と語った。約1000票差の惜敗については「負けは負けなので。相手が強かった」と続けた。

2963OS5:2024/10/30(水) 18:04:48
>>2951
https://news.yahoo.co.jp/articles/845ad16009c3a915c239777f20f1d423aa592ce5
衆院選山口1区の高村正大氏「2区の岸信千世さん、1区から応援を」…旧1区・周南市で挽回「薄氷の勝利」
10/30(水) 14:13配信

読売新聞オンライン
安倍昭恵氏と小泉進次郎氏の間で演説する岸氏(25日、岩国市で)

 山口県内では今回の衆院選も自民党が全3選挙区の議席を独占した。区割り改定後初の選挙を振り返り、候補者や関係者の思いを追った。

【写真】支援者らと万歳する平岡氏(28日、岩国市で)

 「平岡さんが当選確実となりました」

 28日未明、岩国市にある平岡秀夫氏(70)の事務所。選対本部幹事長で前県議の戸倉多香子氏が平岡氏の比例中国ブロックでの復活当選を知らせると、支援者らは祝福ムードに包まれた。「敗れはしたが、いい勝負をすることができた」。選対本部長の藤谷光信・元参院議員がつぶやいた。

 山口2区に立憲民主党の公認候補として立候補した平岡氏と自民党の岸信千世氏(33)の得票差は、わずか1724票で惜敗率は98%超。同じ2人による一騎打ちだった昨年4月の衆院旧山口2区の補欠選挙は5768票差で、大幅に縮める結果となった。今回、2区の10市町のうち周南市を除く9市町の合計得票数は平岡氏が上回った。

 「いい勝負」となった要因について、戸倉氏は「選挙前から平岡さんが地道に地域を巡ってきたことが奏功した」と分析する。

 平岡陣営は補選後、支援者に5人程度で集まってもらい、平岡氏が出向いて対話集会を重ねてきた。「『平岡さんと膝詰めで話したよ』と親近感を抱いてもらえる人をたくさんつくってきた」と陣営関係者は手応えを語る。

 選挙結果を比較すると、補選では柳井市や平生町で岸氏に敗れたが今回は勝利に転じ、上関、田布施町などでは敗れたものの票差を縮めた。上関町で建設が計画されている使用済み核燃料の中間貯蔵施設に反対を唱えたことが大きいと、平岡氏自身はみる。

 一方、岸氏は28日の記者会見で「まさに総力戦だった」と総括した。

 衆院選が公示された15日、岸氏は出陣式で「自民党への逆風」「一騎打ちの構図」「選挙区の広域化への対応」の三つを挙げ、選挙戦の厳しさを強調。陣営は岸氏の伯父である安倍晋三元首相の妻、昭恵氏や党選対委員長を務めた小泉進次郎氏らの来援を得るなどし、支持拡大に努めた。

 とりわけ注力したのが、区割り改定前まで市域の大半が旧山口1区に含まれ、自民党の高村正大氏(53)(山口1区)が地盤としてきた周南市の有権者の取り込みだった。

 23日に山口市で開かれた高村氏の総決起大会。同氏の選対本部長は「異例ではございます」と断ったうえで、「2区の岸信千世さん、ぜひとも1区の方から声をかけて応援してやってくれませんか」と高村氏の支持者らに訴えた。周南市には選挙区外からも自民党系県議らが応援に入り、徹底した組織戦を展開した。

 ふたを開けてみると、岸氏は同市で平岡氏に2848票の差をつけ、5市町で負けた分を挽回する形で辛くも勝利した。

 「現職というおごりがあったかもしれず、準備不足はこちらのほうだったかもしれない」と岸氏の陣営関係者。「逆風の中で辛うじてつかんだ薄氷の勝利。次の選挙では盤石の戦いをしたい」と決意を口にした。

2964OS5:2024/10/30(水) 18:06:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb541cbed9b456d6381209a25c4ece4790f3f08f
首班指名は「石破茂」と書かない可能性…自民党から造反者が出る? 識者は「知恵者がいるかどうか」
10/30(水) 12:51配信

AERA dot.
崖っぷち?の石破茂首相

 衆院選で2009年以来の与党の過半数割れとなり、党内の混乱が収まらない自民党。公示後、裏金問題で非公認となった候補が代表を務める政党支部に2000万円を出していたことに不満を募らせる議員も多い。今後の首班指名で、全員が「石破茂」と書くのかも微妙な様子で、不穏な状態が続いている。

【写真】「次のキングメーカー」になりたい人たちはこちら

「石破おろしの号砲が鳴りそうだ」

 と自民党の小選挙区で当選したA議員が憤慨する。

 衆院選当初、情勢調査などから自民党と公明党での過半数確保は「ほぼ間違いない」とみられていた。しかし、「政治とカネ」の問題への不信感から急落し、最後は、裏金事件で非公認とした8人の候補者の政党支部に2000万円の“選挙資金”を入金したことが「しんぶん赤旗」の報道で明らかとなり、ダメ押しとなった。

■問題は入金した時期

 2000万円という額は、公認候補の公認料500万円、活動費1500万円と同じ。

 これについて石破茂首相は、「選挙資金ではなく、活動費だ」と反論するも後の祭り。大阪で落選した自民党の候補者は、情勢調査で維新を相手に数%優勢という数字だったが、

「突然、逆風が吹いて、あっという間に維新に議席がとられていった。2000万円さえなければ、違った結果だった。オウンゴールだ」

 と2000万円問題が落選の原因だと怒った。

 自民党幹部によれば、非公認に2000万円出すという決定権を持つのは、石破首相と森山裕幹事長だという。

「時期ですよ、問題は。党内手続きはとられているが、なぜ選挙期間中に入金したのか。2人のうちどちらがこの時期に入金せよという指示を出したのか。党内で検証が必要。石破首相が主導していれば当然、責任を取らなければならない」

 とA議員。

 兵庫12区で当選した元環境相の山口壮氏は、

「自公で過半数を取れなければ、責任を取って即刻辞めて欲しい」

 と石破首相に退陣を迫った。

 しかし、石破首相は28日の会見で、

「国民の皆さまの疑念や怒りが払しょくされていなかったと認識している。自民党は反省が足りないと叱責された」

 としながらも、

「厳しい声は謙虚に受け止めるが、安全保障、経済環境、国政は一時たりとも停滞が許されない。国政を確かなものとして進めていく。国民生活を守る、日本国を守ることで職責を果たしてまいりたい」

 と今後も政権運営を担っていく考えを示した。

 11月には、特別国会で首相を指名する「首班指名」の選挙がある。ここで、自民党が「石破茂」と一致結束して投票できるのかがカギとなる。

 次の首相候補とも言われ、9月の総裁選で石破首相と争った高市早苗氏は、自身の当選の記者会見で新党結成について聞かれ、

「自民党に支えられて当選した。そのような考えはない」

 などと述べ、自民党から首相の座を目指す考えだ。

 石破首相の後釜には安定感がある林芳正官房長官、加藤勝信財務相ら、現職閣僚の名前もあがっている。

「石破おろしの声は確実に大きくなっている。高市氏をはじめ、石破氏の後を狙う人がいるからでもある。一番の有資格者は高市氏でしょう。林氏、加藤氏でもいいが、とにかく石破首相じゃもたないという雰囲気。それに、過半数割れして負けたのに石破首相のまま、という状況が続くとさらなるマイナスイメージとなる。来年夏の参院選でも過半数を切るのでは、と危惧する声が多々ある」(前出のA議員)

2965OS5:2024/10/30(水) 18:06:58
■河村たかし氏「めったにないチャンス」

 一方、前回より50議席増、148議席となった立憲民主党の野田佳彦代表は、

「自民党が過半数割れしたならば、他の野党と誠意ある対応をし、政権交代を目指す」「首班を取りに行くのが当然だと思っております」

 などと野党でも大きなうねりがみられる。

 1993年の衆院選で自民党が過半数割れすると、日本新党の細川護煕氏を首相とする、非自民、非共産による8党の連立政権が誕生した。今回の衆院選でも、立憲民主党だけではなく、国民民主党が28議席、維新は38議席を獲得。参政党、日本保守党も衆院でははじめて議席を確保した。

 日本保守党で唯一、小選挙区で勝った前名古屋市長の河村たかし氏がこう話す。

「うちの党は、自民党ではダメだ、としてスタートしている。それが評価されて小選挙区と比例区で3議席をいただいた。連立となれば、当然、話は聞かせていただく。自民党が過半数割れなんてめったにないチャンスです」

「非自民」系の無所属も6人が当選を果たしている。

 自民党の政務調査役を長く務め、細川政権時に自民党が下野した当時の事情にも詳しい政治評論家の田村重信氏は、

「細川政権のように野党が連立を組むと、首班指名ではぎりぎりで過半数を取られてしまう。2000万円の問題が敗因の一つで、その責任は石破首相にあると考える議員が多いので、首班指名では自民党から造反者が出る可能性もあります。そこを突かれて、野党が一つになれば細川政権の再来は十分に考えられます」

 と話し、こうも続けた。

「ここは2000万円で大失敗した森山幹事長の名誉挽回、腕の見せ所でしょう。首班指名では野党を切り崩すなど、どう乗り切るのか。野党側は連立をまとめ上げる知恵者がいるかどうかです」

(AERA dot.編集部・今西憲之)

今西憲之

2966OS5:2024/10/30(水) 18:12:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7462d0ea9151c27e00d01c64f6811a06145cca3
特別国会、11月11日召集 自民が立民に伝達
10/30(水) 16:41配信

時事通信
会談に臨む自民党の坂本哲志国対委員長(左)と立憲民主党の笠浩史国対委員長=30日午後、国会内

 自民党の坂本哲志国対委員長は30日、立憲民主党の笠浩史国対委員長と国会内で会談し、特別国会を11月11日に召集する方針を伝えた。

 衆院選の結果を受け、首相指名選挙などを行う。

 坂本氏は、石破茂首相の外交日程などを考慮し会期は14日までの4日間としたい考えも伝達。笠氏は「首相指名選挙などの手続きだけで済ますことは絶対に受け入れられない」と反発し、予算委員会を開くよう求めた。

2967OS5:2024/10/30(水) 19:14:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9cc1ac0015a6c5543abca67079f5d28474fe2d0
衆院選小選挙区「3位でも当選」「3人全員当選」 重複立候補→比例復活に今回も疑問の声
10/30(水) 18:20配信
産経新聞
小選挙区での落選が確実となり敗戦の弁を述べる大空幸星氏。この約1時間後に比例復活した=28日午前0時半すぎ、東京都江東区

27日投開票された衆院選では、小選挙区で落選した候補者が比例代表に重複立候補していて復活当選する姿が各地でみられた。過去の衆院選でもあった光景だが、今回は自民党派閥パーティー収入の不記載議員が重複立候補できず、大物議員が早々と落選していく姿に、SNS上では「これが小選挙区制の本来の姿では」との指摘も出ている。

【写真】東京18区で落選も比例復活当選が決まりバンザイする松下玲子氏と後継指名した菅直人氏

「ひとえに私の力不足。申し訳ありませんでした」

東京15区に立候補した自民新人の大空幸星(こうき)氏(25)は28日午前0時半すぎ、東京都江東区の選挙事務所でこう敗戦の弁を述べた。

しかし、大空氏はこの約1時間後に比例東京ブロックで復活当選。同選挙区の2位は元参院議員の須藤元気氏(46)だったが、無所属のため重複立候補はなく、大空氏は2位の須藤氏が落選する中、3位ながら「敗者復活」を果たした。

大阪5区では、3位だったれいわ前職の大石晃子氏(47)が比例復活し、2位だった公明前職は重複立候補していなかったため落選。愛知10区では、立民新人が当選後、小選挙区で落選した自民新人と維新前職が相次ぎ比例復活し、立候補した3人全員が当選する事態となった。

比例代表をめぐっては、躍進した国民民主党が比例北関東、東海両ブロックで獲得議席が候補者数を上回る「名簿不足」となり、他党に計3議席を譲る事態も起きている。

衆院の選挙制度は、小選挙区で落選候補に投じられた票は「死票」となることから、民意をより反映させるため比例代表との「並立制」となった経緯がある。一方で、重複立候補を認めるかどうかは公認権を握る各政党の判断に委ねられ、対応は政党によっても異なる。

比例復活した候補の「正統性」に有権者が疑問を抱く状況は、現行制度が導入された平成8(1996)年の衆院選から続いており、SNS上では「有権者の信任を得られなかった落選候補がゾンビのように復活するのは、やはりおかしい」との声は絶えない。

2968OS5:2024/10/30(水) 20:14:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/760152d25419d4fe263485206c0c595ebf5751ce
世耕氏ら6人、自民会派入りへ 与党過半数は届かず
10/30(水) 19:08配信

時事通信
 自民党幹部は30日、先の衆院選で無所属で当選した6人が同党会派に入ると明らかにした。

 6人は派閥裏金事件に関与した世耕弘成、萩生田光一、西村康稔、平沢勝栄の4氏と、保守系無所属として出馬した三反園訓、広瀬建両氏。ただ、6人を含めても与党勢力は221人で、衆院の過半数(233)には届かない。

 裏金事件を巡り、世耕氏は離党勧告処分を受けて4月に離党。西村氏は党員資格停止1年、萩生田、平沢両氏は党の役職停止1年の処分を受けて衆院選で非公認となった。自民は選挙後、4氏に会派入りを要請して承諾を得た。

2969OS5:2024/10/30(水) 20:16:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecf781b0fd6fdf424872e4a5d254ccf18e39ba76
衆院選も歯止めかからぬ〝選挙妨害〟中指立てて「日本から出てけー」 40人で恫喝、殴る
10/30(水) 19:00配信


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産経新聞
東京24区に無所属で出馬した萩生田光一元自民党政調会長の演説に対して、ビラを掲げて陣営スタッフに制止される男性=17日午後、東京都八王子市(奥原慎平撮影)

27日投開票された衆院選の期間中も相手陣営に罵声を浴びせたり、複数名で候補者を取り囲んで押し倒したりするなど「選挙妨害」とみられる動きが散見された。選挙妨害を巡っては、7月の東京都知事選で3選を果たした小池百合子知事の演説会場に誹謗中傷したり、やじを飛ばしたりする集団が現れたほか、4月の衆院東京15区補選で政治団体「つばさの党」陣営が他候補の演説を妨害したとして立件された。候補者が演説している間に大声を上げたり、相手陣営を罵ったりする行為に歯止めがかからなくなり、脅威が広がっている。

【写真】集団に取り囲まれ地面に倒れ込んだ日本維新の会の音喜多駿政調会長

■罵倒、中傷ビラ、演説にやじ…

「統一教会は、日本から、出てけー」「統一教会は、日本から、出てけー」

投開票を翌日に控えた26日夜。東京都八王子市のショッピングセンター前を通り過ぎた黄色のジャンパー姿の一行に向かって、大声で罵倒する声が響いた。

一行は、東京24区に出馬した無所属前職の萩生田光一元自民党政調会長陣営のスタッフら。近くのJR八王子駅前で街頭演説を終え、のぼりなどを手に萩生田氏の選挙事務所の方向に向かっていた。

この場所では、直前まで立憲民主党新人、有田芳生元参院議員が街頭演説を行っており、罵声を浴びせたのは有田氏の演説を聞いていた聴衆だった。既に有田氏らは選挙カーで立ち去って、その場にいなかった。

萩生田氏陣営の一行に対して、「俺にも2000万円寄こせー」「裏金議員は退場しろー」などと声が上がる。中指を立てながら、萩生田氏陣営の一行に向かっていくそぶりをみせる者もいたが、有田氏陣営の立民都議が近くにいたためか、衝突するまでには至らなかった。

一方で、こうした異様な光景にもかかわらず、その場を行きかう高校生らに気にするそぶりはなかった。

萩生田氏を巡っては、街頭演説の最中に「ウラ金 萩生田」などと書かれたビラが陣営の制止にも関わらず執拗に掲げられたり、萩生田氏を応援するジャーナリストの櫻井よしこ氏が街頭演説した際に「自民党は腐っているんだー」「いるわけねえだろ-」などと大声でやじが飛んだりした。

■「再就職頑張って」候補者を揶揄

選挙活動に「圧力」を加えられたのは萩生田氏だけではない。

25日には東京1区に出馬した日本維新の会新人の音喜多駿政調会長が東京・市ケ谷で個人演説会を終えて車に乗り込もうとした際、40人近い群衆に怒号とともに取り囲まれた。苦戦を強いられていた音喜多氏に対し、「政治家からの卒業」を揶揄したのか、「再就職がんばって」「卒業おめでとう」などと声が飛び交い、卒業ソングに使われる歌謡曲が歌われた。

音喜多氏が地面に倒れ込んでしまうと、女性の声で「かっこいい」という皮肉が上がり、結局、車に乗らず、建物に入っていった。

音喜多氏は当時X(旧ツイッター)で、「もみ合いをしてる間に群衆が後部座席に乗り込むという暴挙をして発進することもできず、身の危険を感じて会議室に逃げ込み、まだ帰れない」と投稿していた。「嫌がらせが続いていたので警察には事前に相談したものの、正直、ここまで直接的な暴力行為に及んでくるとは想定しておらず、大変なショックを受けています」と書き込んだ。

「END維×新」と書かれたステッカーが貼られ、車のドアがへこんでいる様子も投稿された。

音喜多氏は全治1週間と診断され、警察に被害届の提出を検討。殺害予告も受けたという。

22日には大阪3区に出馬した立民元職の萩原仁氏が大阪市内で街頭演説中している最中に、男から1リットルタイプのペットボトルで複数回殴られる事件が起こった。男は陣営スタッフに取り押さえられ、大阪府警が公選法違反(自由妨害)の疑いで現行犯逮捕した。

日本保守党の有本香事務総長も29日の記者会見で、選挙妨害について「複数の地域であった。一部われわれの旗が燃やされた」と明らかにし、警察に届け出たという。(奥原慎平)

2970OS5:2024/10/30(水) 20:40:11
>>2936

https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/549286
連勝の立民候補 「政治とカネ」再び追い風【島根1区の攻防 2024衆院選を振り返る】㊦

20:20
(最終更新: 20:20)

 立憲民主党が勝利した4月の補欠選挙は、「政治とカネ」の問題への不満が強烈な追い風となった。その半年後の衆院選。公示2日後の17日、島根に応援に入った党の野田佳彦代表は「(補選と)テーマは同じだ」と報道陣に強調した。街頭演説でも「裏金問題で新しい事実が次々に出る。自民党のけじめは甘過ぎた」と訴えた。

 陣営は今回、補選より厳しい「新しい戦い」になると予想した。立民候補の亀井亜紀子氏は補選で約8万3千票を取った。前回2021年の衆院選は約6万7千票。「追い風」が弱まれば8万票を超えるのは難しい。加えて、共産党が候補者を立てた。事実上の野党共闘は実現せず、構図の好条件は消えた。

 選挙中、衆院議員時代からの支援者を回った亀井氏の父、久興氏は「島根県民の寛容さが出て、自民のみそぎは終わってしまった」と感じていた。陣営の幹部も「補選の後も県民の怒りが続いているのか読めない」とこぼした。

 亀井氏本人は序盤戦、「有権者に裏金の話ばかりと思われたくない」と考えていた。政治とカネ問題の批判は応援弁士に任せ、自身は農業振興などの政策課題を演説の中心に置いた。

 状況を一変させたのは、自民による非公認候補の政党支部への活動費2千万円の支給だった。亀井氏は支給が分かった翌日の24日から、演説の冒頭で「やっぱり言わなければいけなくなった。懲りていなかった」と追及し、ギアを上げた。

 陣営は終盤、呼応するように2区を走る予定の選挙カーを1区に回した。有権者の多い地域で無党派層の取り込みを図った。推薦団体の連合島根の景山誠事務局長は「あれで畳みかけられた」と振り返る。追い風は再び吹いた。

 今後、厳しい審判を受けた自民は改革で立て直しを進める。1区で長年続いた野党共闘の流れもなくなる。立民には、風がなくても勝てる体制づくりが求められる。

 現職としての実績も問われる亀井氏は、業界団体など保守層へのアプローチを課題に据える。支持者と万歳した会場で「選挙区の代表として認められるように活動していく」と決意を新たにした。(寺本菜摘)

2971OS5:2024/10/30(水) 22:00:34
 ▽神奈川16区(5人)
◎100,677後藤祐一 55☆党国対代理 立前(5) 
✕066,952義家弘介 53 元法務副大臣自前(4)  ■重複なし(自民不記載問題問題) 推(公)
✕016,325伊左次美江63☆オペラ歌手 維新 
✕011,437山本瑞恵 57 党地区支部員共新 
✕004,364吉村勝男 69 元大工   無新 



https://news.yahoo.co.jp/articles/930c0a45f84c81202171aa091ffa76b16387ea34
「ヤンキー先生」義家弘介氏大敗 “県内唯一の裏金議員”の逆風強く 神奈川16区【衆院選2024】
10/30(水) 21:11配信「相手候補は、神奈川県唯一の裏金議員!」

投開票まで1週間となった20日、海老名駅近くの交差点で後藤氏はこう訴えた。“裏金”についての糾弾に加え、コロナ対策をめぐり約900億円の経費を削減した実績や、教育費の無償化の訴えなどを繰り返す。信号待ちのお年寄りから小学生まで、足を止めてビラを受け取る姿が見られ、交差点を曲がる車からも手を振る人がいた。後藤氏陣営が「この週末でぐんと反応が良くなった」と話すのも納得がいく市民の反応ぶりであった。

一方の義家氏は、休日は積極的に地元のイベントに参加。平日は駅前での演説に精を出した。後のない戦いとなった義家氏を支えようと、出陣式には河野太郎氏が応援に駆け付けた。また公明党も全面的にバックアップ。投開票日にJNNが行ったインターネット調査によると、比例で公明党に投票した人の95%が、選挙区では義家氏に投票していた。

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自民党の派閥の“裏金”問題で、比例重複立候補が認められなかった「ヤンキー先生」こと義家弘介氏。まさに「背水の陣」となった神奈川16区での戦いは、立憲民主党の後藤祐一氏と事実上の一騎打ちとなった。

これまでの選挙戦でも激しい戦いを繰り広げてきた両者。しかし今回は約3万3000票差がつき、午後8時に後藤氏に当選確実が報じられる圧勝となった。大差の裏には何があったのか、12日間の選挙戦を取材した。

■区割り変更に野党共闘不成立… 構図変わる神奈川16区

「私の後ろには歴史はあっても、この戦いの後ろには何もありません!」

10月15日、衆議院選挙公示日の午前10時。秋空の下、出陣式を行う義家氏は力強く訴えた。義家氏は369万円の不記載が問題となり、党の処分は免れるも比例での重複立候補なしという、まさに「後のない戦い」となった。

一方、県立厚木高校の出身だったことから市内での圧倒的支持率を誇る後藤氏。
自民支持者にも「地元の人に当選してほしいから選挙区では後藤さんに票を入れる。そのかわり、比例では自民に入れる」と話す人も多いという。そんな後藤氏の陣営だが、公示前は戦局に不安の色をのぞかせていた。勝利を収めた2021年の衆院選とは異なり、今回の選挙戦では共産党が候補者を擁立。野党共闘が崩れたのである。

そして、崩れた構図をさらに複雑にしたのが、10増10減による区割り変更である。これまで16区に含まれていた相模原市が、今回、対象地域から外れた。この相模原市は、前回選挙で後藤氏が優勢だったのだ。

他方、新たに16区に加わった海老名市は、2021年には立憲・太栄志氏が、激戦の末、自民党・甘利明氏に勝利を収めたエリア。公示の前、後藤氏陣営は「前回の票がそのまま両党に出てくるのか、全然違う答えになるのか、全く予想できない」と話していた。

■勝負は海老名市 

“裏金”追及強める後藤氏 組織戦繰り広げる義家氏

両候補が勝負をかけたのは、新たに加わった海老名市だった。

2972OS5:2024/10/30(水) 22:01:28
■小泉氏の応援に湧く義家氏の最終日 しかし実情は厳しく…

26日、選挙活動最終日。本厚木駅で、小泉進次郎氏が義家氏の応援演説に駆け付けた。さすがの人気ぶりで、駅前は大きな人だかり。中には海老名からわざわざ小泉氏の応援に来る人の姿もいた。しかし、その盛り上がりとは裏腹に、戦いの実情は厳しいものだったようだ。

演説後、遅めの昼食をとるべく商店街にある喫茶店に立ち寄った記者。そこで偶然居合わせたのが、義家氏陣営の選挙対策委員長だ。

話を聞いてみると、苦笑まじりに「番組冒頭での当確はやめといてね」と話す。義家氏陣営が嘆くのも無理はなく、各社とも「後藤氏がリード」と報じる状況。選挙戦終盤にJNNが行った調査でも、30ポイント以上の差がついていた。どの調査を見ても一つも勝っていないことに対する、陣営の落胆ぶりが会話の節々に垣間見えた。

その差は投開票日まで狭まることはなかった。JNNでは取材結果から逆転が難しいと評価し、午後8時に後藤氏に当確を打つ決定を下した。最終的な開票結果では得票率の差は約17ポイントと調査結果よりは小さかったものの、3万3000票差で義家氏の大敗となった。

調査よりも差が詰まった理由の1つには、両氏が勝負をかけた海老名市で浮動票が維新・伊左次美江氏に流れて、後藤氏が伸び悩んだことがあげられる。

しかしリードを守り切った後藤氏は、自身初となる選挙区2連勝をおさめた。一方2012年から議席を守っていた「ヤンキー先生」は、議席を失うこととなった。

開票の翌日、義家氏陣営に話を聞くと、今回の敗因をこう話してくれた。

「厚木では、地盤を持つ後藤氏の動きに届いていなかった。そして、今回はやはり『県内唯一の裏金議員』という義家氏に対する風当たりが強かった。支援者の中では『納得はしなくても一定の理解はしよう』ということでまとまっていたが、それはあくまで支援者内の話。選挙区の有権者への説明が不十分だった。さらに終盤には“2000万円問題”で自民党に対する逆風が強まった」

厳しい逆風の中、苦杯を喫した義家氏。選挙戦後、自身のSNSで「全ては私の力不足」と総括した。

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2973OS5:2024/10/30(水) 22:45:49
 ▽神奈川19区(6人)
◎64,315草間剛  42☆元横浜市議 自新 推(公)
✕50,857佐藤喬  42☆元財務省職員立新 
△50,578深作ヘスス39☆元知事秘書 国新 
✕25,630添田勝  46☆元県議   維新 
✕09,008横関克弘 71 党地区委員 共新 
✕04,859木吉小百合69 元教員   無新 



https://news.yahoo.co.jp/articles/71b00c7a0cfaf8ce7d5b3848020b3a67e6f8f97b
全国的に珍しい「政令市またがる新設区」 無党派層めぐる三つ巴の戦い 神奈川19区【衆院選2024】
10/30(水) 17:04配信

0増10減のあと初めての衆議院選挙となった今回の選挙。区割り変更が行われた中でも、全国的に珍しい選挙区だったのが神奈川19区だ。政令指定都市の横浜市と川崎市に「またがる」という選挙区で、しかも、まっさらな新設区。候補もすべて新人。政令指定都市で無党派層が多い中、誰もが確固たる「地盤」がない中での大激戦となった。

■“地盤”なき三つ巴の戦い

自民党は横浜市議だった草間剛氏43歳。立憲民主党は元財務官僚の佐藤喬氏42歳。さらに、国民民主党の深作ヘスス氏39歳が立候補し、「三つ巴の戦い」を繰り広げた。

「宜しくお願い致します!」と道を歩く人たちに声をかける。相手の選挙カーを見ると「お疲れさまです」と大きな声。選挙戦の最中、自転車で移動を繰り返していたのは、立憲民主党の佐藤喬氏。「選挙カーを運転する人にも事欠いているんですよ」と苦笑いしていた。支えてくれるいわゆる“組織”はなく、秘書は同級生。立憲民主党の県議、市議のほかには、ボランティアが中心だ。組織がないのを逆手に取って、「自転車演説」を売りに、選挙区を回った。

元財務官僚として国会論戦を間近に見て、税金の使い道を議論する国会が機能不全に陥っていると思ったことを中心に訴えた。子どもが今年産まれたばかり。元財務官僚として論理的な経済政策を訴えるとともに、子育て政策にも力が入る。そして、裏金問題については、自民党だと政治改革が出来ない、と訴えた。

一方、自民党の草間剛氏。笑顔が似合うパワフルな外見。横浜市都筑区を地盤に市議会議員を3期12年務めた。市議選では最多得票で当選しただけに、地元での浸透度は高い。敢えて、選挙事務所は「市」が違う川崎市宮前区に構えて臨んだ。

草間候補も子供が産まれたばかりで、6歳と0歳の子供を持つ子育て世代。「電車に乗って東京まで7分。東京生まれの子供は東京の高校に通うと無償なのに、神奈川から通うと学費が発生するのはおかしい」。自民党改革、経済対策とともに特に「東京都との子育て政策の格差の是正」を訴えた。

そして、肝心の裏金問題については、新人候補なのでそもそも裏金に関係ない、というスタンスだ。そして、裏金問題を始めとする自民党改革には外圧だけでは駄目で内部からも変える必要がある、と訴える。
激戦区ということで、神奈川県選出の菅義偉副総裁、小泉進次郎選対委員長らも複数回入る。小泉選対委員長は「裏金問題で攻められるべきは、これまでの自民党、党幹部であって、草間さんではないんです」と声を張り上げる。どこ場所のどの演説でも裏金問題についての説明は必要で、逆風を受けていた。

さらに、この選挙区では、いち早く地元で活動を始めていた候補がいる。国民民主党の深作ヘスス氏。前回の参院選において神奈川全体で25万票を取っていた実績で、街頭演説をしていても、多くの人が立ち止まるし、話しかける。川崎の地元の小中学校を出ていて、「地元育ち」を誇る。街頭で後輩に対してメッセージを求められることもしばしばだ。

そしてこちらも、子育て世代。なんと、選挙が始まった公示日に第二子が産まれた。深作候補のSNSでは、公示日に陣痛の一報があってから「心ここにあらず」の状態で活動を続け、無事に産まれてきたことが報告されている。このため、街頭でSNSでも出産直後だったことを気遣う反応が多く見られた。

政策では、給料を上げる経済、国を守る経済を中心に子育て政策のほか、ウリはアメリカの下院議会等の外交の現場で働いたことなどから「外交」も切々と訴えた。「外交や安全保障は遠いことに聞こえるかもしれない。が、外交は私たち1人1人を守るためにある」。演説では宇宙政策にも及んだ。

2974OS5:2024/10/30(水) 22:46:23
■横浜市と川崎市にまたがる神奈川19区 「政治を変えて欲しい」分厚い無党派層の票の行方は

神奈川19区は複雑だ。横浜市都筑区と川崎市宮前区は、隣に位置するというだけで、お互い行政的なつながりは薄い。どの政党も、宮前区に入るときには川崎市議が、都筑区に入るときには横浜市議が、大きな演説会では両方が揃って…と、取材していても調整が大変だろうな、と感じる場面は多かった。

「組織固め」と一言で言うけれども、自らの支持層、組織が固まったとて、さらなる難関が待ち受ける。ある選対関係者曰く「組織固めをしても、どちらの区にも分厚い無党派層がいる。選挙の「風」でものすごい票数が動く選挙区だから、さらに票を積み増してくのは難しい」と。神奈川都民と呼ばれる、東京に職場を持ち、通勤する住民も多い。こうした都市部の人たちは、政党名から候補者を考える人も多い。

実際、選挙戦を取材していても熾烈な戦いだった。情勢調査では自民・草間候補が手堅く組織をまとめつつ先行し、それを立憲・佐藤氏と国民民主・深作氏が激しく追い上げる構図。
が、実際に選挙戦を回ってみると、候補者同士、例えば、草間氏と佐藤氏がすれ違えば、お互いに和やかに挨拶する姿も。「実際、草間さんとは仲良いですよ。別に選挙で争っているだけで、向こうは向こうで実績のある方ですから」と立憲・佐藤氏が淡々と語っていたのは印象に残った。「宿敵」「遺恨」「因縁」など何かと私たちは形容詞をつけたがるが、新設されたその区ではそうした古い政治の風習からは少し解き放たれていた。

開票結果は、投じられた20万票あまりのうち、自民・草間氏が6万4315票で激戦を制した。立憲の佐藤候補は5万857票、国民の深作候補は5万578票。まさに「三つ巴」、選挙当日の当選確実報道も、各社、日付を超えても出ない大激戦だった。

裏金問題の中「自民党を内部から変える」と主張していた自民の草間氏は、その裏金問題で、自民党が全国的に大幅に議席を減らす中での出発となり、自民党をどう変えるため行動するのかが、まず問われてくることになる。

野党の立憲、国民の2人の候補からすれば、選挙区調整をしていれば圧勝だったが、割れてもなお、これだけの得票が二人に寄せられたのは、「政治を変えて欲しい」という分厚い無党派層がこの選挙区にいたという証左だろう。立憲の佐藤氏は比例復活が出来なかった。今後、この新設区で捲土重来を期すことになる。国民の深作氏は比例復活し、国会の場に立つことになる。

短い選挙戦は終わった。しかし、3氏とも「自分の成し遂げたい」政策について、どの候補者もどこまで浸透し切れたのか、残った後悔もそれぞれ多いのではないかと忖度する。いずれもが共通して訴えていたのは「これまでの政治を変える」「生活のための政治」「1人1人のための政治」。特に最後の「1人1人のため」はどこでも誰でも使われるフレーズだが、この無党派が多い地域では、政治の最終目標が個人やそれぞれの家族の幸せの実現にあり、そのために政治に興味を持って欲しい願望の現れとして3人とも繰り返していたのではないか。

経済活動が、結局は、1人1人の経済活動・消費行動の集積体であるのと同様、神奈川19区から「全国民の代表」である衆議院議員を送り出すのも、1人1人の政治行動の集積体だ。

神奈川19区というまっさらな新たな区から選ばれた国会議員が、その演説などで繰り返した言葉通り、1人1人を考え、寄り添った政治が展開することができるのか―

試されるのはこれからだ。

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2975OS5:2024/10/30(水) 23:01:51

 ▽宮崎2区(3人)
◎74,367江藤拓  64☆元農水相  自前(7)推(公)
△61,603長友慎治 47☆党政調副会長国前(1)
✕06,113白江好友 36 党県常任委員共新 




https://www.umk.co.jp/news/?date=20241028&id=25639
2024年10月28日 18時49分

衆議院選挙 激戦の宮崎2区 自民党と国民民主党の戦い

衆院選・宮崎2区では、自民党県連の会長を務める前職と、前回比例で初当選し選挙区での議席獲得を目指した国民民主党の前職が激しい選挙戦を繰り広げました。
2人は今回の有権者の審判を真摯に受け止め、国政に戻ります。

8回目の当選を果たした自民党の江藤拓氏。
2003年の初当選以来、他の候補に大差をつけて当選してきましたが、今回は自民党の裏金問題に加え、選挙終盤には非公認候補への2000万円の活動費支給問題が浮上。前回の衆院選に比べ、得票数が約2万票減少しました。
(自民党 江藤拓氏)
「不信を抱いている人の信任を得るのは至難の業ですよ。厳しい厳しい向かい風の中の選挙だと痛切に感じながら戦いました。」

宮崎県内では、小選挙区制の導入以来初めて宮崎1区の自民党候補者が議席を獲得できませんでした。
江藤氏は、県連会長として政治の信頼を取り戻したいと話します。
(自民党 江藤拓氏)
「足らざるところを党員・党友・自民党を支持してくださる方に問わなければいけない。まずしっかり現場の声を聞くことから。自民党を支持して損はなかったという県連運営をして党本部に反映したい。」

自民・公明は、2009年の衆院選以来、15年ぶりに過半数を割り込み、厳しい政権運営となります。
(自民党 江藤拓氏)
「自民党も過半数割れをしたということであれば、予算の成立・法律の成立、他党の理解をしっかりと求めていかないと前に国会が進みませんので、国が停滞することは国民の不利益ですから、丁寧に野党の先生方とも胸襟を開いて話をしていこうと思っています。」

(国民民主党 長友慎治氏)
「手取りが増えるという経済政策の先に地元の課題も解決できることがたくさんありますので、そのようなことを一つ一つ訴えて実践していきたい。」

九州比例ブロックで2度目の復活当選を果たした長友氏。
この3年は、宮崎2区の全市町村を駆け回り国政報告会を年に52回開催。
国会では86回の質問に立ち、地元の声を届けてきました。

選挙区での議席獲得を目指した今回、強力な地盤をもつ江藤氏を相手に延岡市では得票で上回りましたが、1万2000票余りの差をつけられ敗れました。
(国民民主党 長友慎治氏)
「素直に言えば壁は高かった。終盤、背中が見えたと思ったんですけど、ある意味、自民に逆風が吹いている中で勝ち切れなかったということは、私にとっては大きな敗北だと思っています。」

国民民主党は、今回の選挙で公示前の7議席から4倍の28議席に躍進。
自公が過半数割れ、立憲が大きく議席を伸ばした中で、国民民主党の立ち位置が今後の国政の焦点となります。
(国民民主党 長友慎治氏)
「自民につくことはないとはっきり申し上げておきます。政権交代につなげていけるのかどうかというところをしっかり取り組みたいという思いなのですが、どうなっていくのか想像がついていない部分があるので、党本部、玉木代表、榛葉幹事長との意見を早く聞きたいという心境です。」

2976OS5:2024/10/30(水) 23:56:36

和歌山1区 124票
◎70,869山本大地 33☆元和歌山市議自新 *公明推薦なし(なぜ?)
△70,745林佑美  43☆元和歌山市議維前(1)
✕25,067村上賀厚 65☆会社役員  立新 
  共産:井本有一 参政:林元将崇 諸派:正司武

愛知10区 162票
◎59,691藤原規真 46☆弁護士   立新 
△59,529若山慎司 51☆元議員秘書 自新 
△52,957杉本和巳 64☆元銀行員  維前(4)

栃木3区 178票
◎45,546簗和生  45 元文科副大臣自前(4)
✕45,368渡辺真太朗31 元銀行員  無新 
✕30,913伊賀央  60☆元豊岡市議 立新 

群馬3区 214票
◎74,930笹川博義 58☆元環境副大臣自前(4)
△74,716長谷川嘉一71☆元県議   立元(1)

東京28区 336票差
◎50,626高松智之 50☆元練馬区議 立新 
△50,290安藤高夫 65☆医師    自元(1) 
✕34,930奥村祥大 30☆元会社員  国新 
✕14,530高野直美 70 党准都委員 共新 
✕12,344藤川隆史 68☆元新宿区議 維新 
✕11,109江崎早苗 38☆会社役員  参新 

東京10区 591票差
◎93,490鈴木隼人 47☆元外務政務官自前(3)
△92,899鈴木庸介 48☆元NHK記者立前(1)
✕39,555永野裕子 52☆元豊島区議 維新 
✕15,950安田伸  53 自営業   参新 

富山1区 738票差
◎45,917田畑裕明 51 元総務副大臣自前(4)
△45,179山登志浩 44☆元江南市議 立新 
✕19,870吉田豊史 54 元県議   無前(2)維新除名>>145 【供託金没収】
✕12,995浅岡弘彦 61☆元県議   維新 
×06,903青山了介 49 党地区副委長共新 

秋田1区 872票差
◎60,387冨樫博之 69☆元復興副大臣自前(4)
△59,515寺田学  48☆元首相補佐官立前(6) 
✕17,865松浦大悟 55☆元参院議員 維新  ■07参院選当選(野党系無所属)⇨希望⇨維新
✕06,875鈴木知  47 元秋田市議 共新

2977OS5:2024/10/31(木) 00:01:07
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/549405
「同じ穴のむじな」に逆風【衆院選自公大敗 変わる風景】③連立の行方
地域

政治・行政

2024年衆議院議員選挙

広島

選挙
2024/10/30
(最終更新: 2024/10/30)
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斉藤㊧の隣で応援演説する石破
 新たな「党の顔」は衆院選で落ち、就任からわずか1カ月で退く。「国会議員でなくなり、代表を続けるといろんな困難が伴う」。公明党代表の石井啓一(66)は沈痛な面持ちで進退を語った。

 自民党派閥の裏金事件の逆風は連立与党の公明党も直撃した。党は2009年以来の代表の落選となり、公示前の32議席から8議席を失った。

 次期代表の選出日程の協議は31日に予定される。候補の一人に上がるのが党副代表で国土交通相の斉藤鉄夫(72)だ。衆院選では自民党が擁立を見送った広島3区から立ち、自ら「自公連立の要」とうたってきた。

 ただ、その斉藤も今回は裏金事件に苦しんだ。3区は19年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件の主犯だった元自民党衆院議員の地盤。有権者の「政治とカネ」問題へのアレルギーは強い。

 選挙戦の序盤、斉藤は現役閣僚の実績を前面に出し、裏金事件に言及する場面は少なかった。だが、野党候補は自民党の「裏金議員」を推薦した公明党を「同じ穴のむじなだ」と追及した。

 終盤には自民党が事件で非公認とした候補の党支部に活動資金2千万円を支給していたことが判明した。直後に自民党総裁の石破茂(67)が3区に入り、斉藤の隣でマイクを握った。

 「公認していない候補に金を払ったのではない」。石破はこう主張し、語気を強めた。「このような報道が出ることに憤りを覚える。負けるわけにはいかない」。火消しのつもりの発言は逆風を暴風に変えた。

 苦戦を伝える情勢報道に「斉藤の顔色が変わった」(陣営幹部)。斉藤は演説で控えていた事件に触れ始め「クリーンさは誰にも負けない」と強調した。選挙戦最終日には午後11時59分まで路上で手を振り続けた。

 迎えた投開票日。斉藤は選挙区の議席を死守したものの、比例代表中国ブロックの公明党の得票は過去最低の35万票。公示前の2議席は維持できず1議席に沈んだ。「私自身を含めて裏金問題の深刻さを理解していなかった」。報道陣に答える斉藤は疲れ切っていた。

 公明党幹部は選挙結果を自民党の失策の「もらい事故」と漏らす。果たしてそうだったのか。

 自公政権で公明党は「政権のブレーキ役」を自任してきた。だが、裏金事件を契機にした政治資金規正法改正でも最終的には自民党案に追従した。企業・団体献金の禁止に踏み込まず、政党から政治家個人に支給される政策活動費を温存する内容に各社の世論調査でも厳しい評価が並んだ。

 「同じ穴のむじなと見られたくない」。事件が動き出した昨年12月、当時の公明党代表山口那津男(72)が発した言葉は自公連立を揶揄(やゆ)する言葉として蒸し返された。両党はいま底の見えぬ穴の縁に立たされている。=敬称略

(衆院選取材班)

2978OS5:2024/10/31(木) 08:04:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/70ccb3f31795dc7a21fb91b0f87fce3db67f9efe
萩生田・平沢氏の追加公認を首相当面見送り でも自民会派入りは要請
10/31(木) 5:00配信

朝日新聞デジタル
記者会見で質問に答える石破茂首相=2024年10月28日午後2時29分、東京・永田町の自民党本部、岩下毅撮影

 自民党の石破茂首相(党総裁)は30日、衆院選で派閥の裏金問題の関与を理由に非公認とした萩生田光一元政調会長(東京24区)、平沢勝栄元復興相(東京17区)の両氏を当面は追加公認しない方針を固めた。複数の政権幹部が明らかにした。ただ、少数与党で国会運営に支障が出るため、自民は両氏に党内処分で離党した世耕弘成・前党参院幹事長(和歌山2区)、党員資格の停止処分(1年間)の西村康稔元経済産業相(兵庫9区)を加えた4氏に対し、衆院会派入りを要請。党関係者によると了承を得たという。

 衆院選で自民は、裏金問題に関わった12人(3人は不出馬)を非公認とし、政治資金収支報告書の不記載が発覚した34人の比例代表への重複立候補を認めなかった。それでも逆風は収まらず、自民、公明両党で過半数(233議席)には届かなかった。

朝日新聞社

2979OS5:2024/10/31(木) 08:06:06
>>2394
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cf67a1e5f09207469235a797e8df3a336d325ec
【ナゼ】“保守分裂&裏金対決”二階VS世耕に“意外な大差”がついたワケ…比例復活すら許さない圧勝劇の背景
10/31(木) 8:00配信

読売テレビ
当選した世耕弘成氏(27日)

 “保守分裂&裏金対決”は世耕氏に軍配―。衆院選で全国屈指の注目選挙区となった和歌山2区は、参院から無所属で鞍替え出馬した世耕弘成氏(61)が、自民党の二階元幹事長の三男・伸康氏(46)を下した。ともに“裏金問題”の影を引きずりながら、結果は大方の予想を覆す約3万票の大差となった。
 世耕氏の「大勝利」か、二階氏の「大惨敗」か…。現場を取材すると、“裏金問題”の是非を問う余裕などない、紀伊半島の深刻な事情が有権者の投票行動に影響を与えた構図が浮かび上がった。(読売テレビ報道局・和歌山担当:澤井耀平/解説デスク:髙橋克哉)

■二階氏陣営の怒りと焦り…動員で満員の演説会場に“隠れキリシタン”の疑念
自民党公認で出馬した二階伸康氏(15日)

「県民を分断するような大義のない戦いをなぜ選択されたのか。本当に残念だ」

 公示日の第一声。和歌山県田辺市の海浜公園で行われた自民党の二階伸康氏の出陣式で、二階氏は、出鼻から世耕氏の行動を批判した。「当初言うつもりはなかった」言葉だそうだが、街を歩く中で、自民党支持者が自身と世耕氏のポスターを並べて張っている姿を目の当たりにし、「こういう(保守分裂の)状況で公示日を迎えたことについて詫びなければならないと思った」(二階氏)という。

 二階氏陣営の恨み節は続く。選対本部長を務めた鶴保庸介参院議員は、世耕氏に和歌山1区からの出馬を打診し、断られたと明かした上で、「伸康氏の公認が決まった後に出馬表明をするのはおかしい」と非難。中村裕一県連幹事長は取材に対し、「世耕氏は26年間の実績があるとおっしゃるが、あまり和歌山のために活躍されたという印象はない」と切り捨てた。

 ただ、こうした二階氏側の怒りは、焦りの裏返しでもあった。「10増10減」の選挙区調整で、定数が1減となった和歌山県。保守分裂選挙の現場となった新2区は、二階俊博元幹事長(85)が長年守り続けた旧3区に旧2区のほとんどの地域が加わった。当初から「旧3区で圧勝し、旧2区の知名度不足をカバーする」(二階氏陣営の県議)方針だったが、参院選で5回も県内全域を回った世耕氏の知名度は高く、目算は当初から狂い始めていた。

 建設業や一次産業関連などの業界団体の推薦を早々に取り付け、「動員」をかけた演説会場はどこも人が集まる。ただ、姿を見せても票は世耕氏に入れる「“隠れキリシタン”がいる」(二階氏陣営幹部)ことは明白だった。

]■世耕氏“余裕”の源泉は…ちらつく故・安倍晋三元首相の存在
無所属でくら替え出馬した世耕弘成氏(15日)

「無所属、新人の世耕弘成でございます」

 一方の世耕氏。第一声では、「政治資金の問題で大きな失敗をし、地元の皆さんに恥ずかしい思いをさせてしまい申し訳ない。離党勧告を黙って受け入れ、裸一貫で活動している」と謝罪。その上で、官房副長官や経産相、参院自民幹事長の経験と人脈をアピールして即戦力を強調した。

「26年の政治経験、特に後半の11年は、普通の議員にはできない密度の濃い経験をした。その経験を生かしてもう一度和歌山のために働かせていただきたい」

 “裸一貫”を演出したかったのだろうか。別の会場ではミカン箱の上で演説を行い、選挙戦で履き続ける相棒のスニーカーは、靴のサイズが同じだった安倍晋三元首相の形見であると明かした。二階氏側に石破茂首相や森山裕幹事長ら党幹部が相次いで駆けつけるのを横目に、安倍明恵夫人や評論家の金美齢氏、山本一太群馬県知事らを独自の人脈で招いた。良くも悪くも父親の二階元幹事長の威光がちらつく伸康氏に対し、対立軸として安倍氏の存在を想起させる演出のようにも見えた。

 演説会場を訪れる人の数は「組織戦」の二階氏に及ばないものの、自らの意思で足を運んだ聴衆の反応は良い。深々と帽子をかぶったマスク姿の男性は、建設会社の社員だといい、「こっちに来るのがバレるとまずいから"変装"してきた」と打ち明けた。

 世耕氏自身も『出直し』と位置付けている割には、悲壮感は漂わせず、終始、弁舌滑らかに語り続けた。「それだけ、結果に自信があるということだ」と、世耕氏に付いた地方議員の一人が心境を代弁した。

2980OS5:2024/10/31(木) 08:06:28
■「ハードの二階」
新宮市での二階氏の選挙活動(16日)

 2人の“保守”政治家の違いはどこにあり、有権者は何を期待しているのか。紀伊半島の南東部に位置する新宮市で行われた双方の街頭演説で、その一端が垣間見えた。

 市の人口は約2万6000人。かつて紀伊山地で切り出された木材の一大集積地として栄えたが、現在は過疎化の影響で急速に人口減少が進む。航空機や特急列車、高速道路など様々な交通手段を駆使しても、大阪、名古屋、東京への所要時間はいずれも4時間前後かかり、乗り合わせたタクシーの運転手は、「本州最後の陸の孤島」と自嘲気味に話した。

 国の想定では、南海トラフ巨大地震が発生した場合、5分後に3メートルの津波が到達する見込みだ。地形的に「半島の先端」であるため、災害時には、能登半島地震と同様に交通網の寸断が復旧復興の妨げになるとの懸念の声も上がり始めている。

「熊野(川)河口大橋も開通する運びになりました。これも新宮のみなさんのおかげです。だけどこれから、まだまだ私たちにはやらないといけないことがあります」

 新宮市役所前で行われた二階氏の街頭演説で、伸康氏本人の到着前に実兄の俊樹氏が地声で語り始めた。引き合いに出した橋は新宮市と熊野川を挟んで対岸に位置する三重県紀宝町を結ぶ高規格道路だ。完成すれば、父親の二階元幹事長が長年公約に掲げてきた「紀伊半島一周高速道路」の一部となる。

 父・二階元幹事長は今年3月の不出馬会見で国会議員を目指した動機について、「県議時代に地元の青年団から『これから新潟に行く。道路の要望を何十年も地元の国会議員に頼んだが一歩も動かない。痛みを分かってくれるのは田中角栄先生しかいない』と言われて悔しい思いだった。故郷のみんなにこんな思いをさせてはいけないと、国政に挑戦することを誓った」と振り返った。

 悲願の「紀伊半島一周道路」は最終区間も着工し、全通へのカウントダウンが始まっている。災害時の新たな避難経路としても期待され、道路は二階家にとって「1丁目1番地」なのだ。

■「ソフトの世耕」
新宮市での世耕氏の選挙活動(15日)

 一方の世耕氏。二階氏に先立ち同じ場所で行われた演説会でマイクを握った支援者が披露したのは、こんな実績だった。

「地域の産科医がいなくなったとき、世耕先生に相談したらすぐ近畿大学から医師を派遣してくれた」

 おととし、この地域で唯一産婦人科のある「新宮市立医療センター」の産科医が退職し、市内で分娩できない事態に陥りかけた市は近畿大学と「包括連携協定」を締結。医師派遣が決まったという。近大の理事長を務めるのは世耕氏だ。和歌山2区には近大病院からの派遣医師で診療を続けられている医療機関が他にもあり、厳密には大学理事長としての“実績”だとしても、地元では一体として見る向きもある。

 また、ミカンの一大産地として知られる有田市では、もう一つの主要産業だった「エネオス和歌山製油所」が去年、石油精製事業を終了した。跡地では、家庭の廃食油などから作られる航空燃料「SAF」の製造拠点になることが発表されているが、関係者によると、一度別の自治体に決まりかけていた事業拠点の“逆転誘致”に成功したという。地元は県関係の全ての国会議員に働きかけを行ったが、これも経産相経験者の世耕氏によるところが大きいとの見方がある。

 道路やハコモノなどのハード整備を得意とする二階氏に対し、「困りごと」をソフト面でサポートする世耕氏という、長年培われてきた権力の棲み分けの構図が浮かび上がる。「目立った実績はない」(県連中村幹事長)との声がある一方、地元のベテラン自民党員は「世耕さんはあまり自慢したがらないので実績が見えづらいが『実はこんなところにも世耕』というのも結構ある」と話す。

■思わぬ3万票「大差」…遅きに逸した父・二階俊博氏の地元入り
読売テレビニュース

「もう当選確実だ」「早い!」

 投開票日の午後8時、報道各社が一斉に世耕氏の当選確実を伝えると、田辺市の世耕氏の選挙事務所に集まった約500人の支持者から歓声があがった。拍手で迎えられた世耕氏は「負託に応えて全力で中央で仕事をして参りたいと思います」とした上で、裏金問題に関しても「責任をもって政治資金の透明化にしっかりと汗をかいていく」と語った。

 終わってみれば約3万票の差がついた。「仁義なき保守分裂」と全国的に注目を集めた選挙戦は、思わぬ大差で幕を閉じた要因はどこにあったのだろうか。

2981OS5:2024/10/31(木) 08:06:45
世耕氏側についた首長の一人が指摘するのは、伸康氏の「セールスポイントの少なさ」だ。選挙区調整で新たに「地元」となった旧2区地域には、二階家が得意としてきたハード面の実績は乏しい。さらに、父親の二階元幹事長が最後のマイク締めにしか姿を見せなかったことも、結果として伸康氏に「凶」と出た。

 陣営では当初、中盤以降で元幹事長の地元入りを検討したが、「来れば元幹事長の存在だけが注目され、誰の選挙かわからなくなる」(県連幹部)などの理由で見送られ、姿を見せたのは地元・御坊市で報道陣をシャットアウトして行われたマイク締めの演説のみであった。出席者によると、元幹事長は自身の政治活動への支援に対する謝意と、引き続き伸康氏への支援を要請したという。

 85歳の元幹事長の年齢を考慮した対応だったかもしれないが、「バトンを渡す者と引き継ぐ者が二人三脚で回るのが最低限の礼儀だろう」(地元議員)との不評を買ったのも事実だ。“裏金”で離党した世耕氏と、政界引退した二階氏の息子という構図も争点化されなかった。

■大差の勝利も不透明な「復党」…「“百年戦争”の序章」との声も
当選から一夜明けた世耕氏(28日)

 即戦力を前面にアピールして念願の「衆院議員」となった世耕氏だが、無所属議員では経験と人脈はフルに生かせない。

 周囲には“復党”の意思を示しているが、党から勧告を受け入れて離党したとはいえ、党執行部は参院で自民党が過半数を持たない中で地元を真っ二つに割って飛び出した世耕氏の「責任」を重く見る向きがあり、希望通りに早期の復党ができるかは不透明だ。

 地元から「いずれは衆院で首相を目指して」との声があったとしても、無所属のままでは実現への道は閉ざされている。世耕氏の転身で空席となった来夏の参院選挙の候補者選定も急務となっていて、引き続き、伸康氏の去就にも注目が集まる。

 その伸康氏は28日、「知名度不足を含めて浸透できなかったのは自分の責任」と語り、“次”を見据えて地元活動を再開した。伸康氏陣営からは「今回は二階家と世耕家の“百年戦争”の序章だ。20年後には伸康氏が円熟期を迎える一方で世耕氏は高齢問題を抱える」と息巻く声も聞かれたが、悩んだ末に世耕氏に一票を投じた自民党員からは、こんな悲痛な声が上がった。

「人口減少で課題山積の中、元幹事長と世耕氏の2人を一気に失うことはできない。裏金問題を厳しく問うたり伸康氏をじっくり育てたりしたいが、今の和歌山にその余裕はないはずだ」

2982OS5:2024/10/31(木) 08:44:35

 ▽広島1区(5人)
◎100,740岸田文雄 67 元首相   自前(10)推(公)■重複辞退
×046,493平本浩一 58☆元証券会社員立新 
×026,849山田肇  35☆元大阪市議 維新 
×012,225中原剛  68 党地区副委長共新 
×005,995産原稔文 57 元会社員  無新 



https://news.yahoo.co.jp/articles/cf17bdaaa9fbc359681ae02807f85bcd60d34456
岸田前首相に挑んだ維新公認の35歳元大阪市議 無謀といわれた12日間に密着リポート
10/31(木) 7:30配信

産経新聞
維新の馬場伸幸代表とともにスイカ柄のヘルメットをかぶり、ミニバイクにまたがる山田肇氏=10月23日、広島市中区(矢田幸己撮影)

政令市議の職を辞し、地元に戻って巨大与党を率いた前首相に挑んだ。結果は遠く及ばず。それでも、政治改革の総決算としての選挙にすべきだと、全国有数の「無風区」に新たな選択肢を示したとの自負はある。10月27日投開票の衆院選で、広島1区から日本維新の会公認で立候補した元大阪市議、山田肇氏(35)。世代的には異例だがネットも使わず、わずかな仲間と「自分らしい選挙」で12日間を駆け抜けた。

【写真】「もっと下に…下に」“半ケツ”状態でビラ配りをするボランティア女性

選挙戦終盤の10月23日、応援に駆け付けた維新の馬場伸幸代表がこんなエピソードを披露した。

「山田さんはふるさとに帰り(前首相の)岸田(文雄)さんの胸を借りて政治改革をしたい、と。私も(維新共同代表で大阪府知事の)吉村(洋文)さんも『無謀だからやめた方がいい』『絶対無理』と何度も説得したんです。でも、山田さんは頑として聞かない」

隣に立つ山田氏は少し笑って恐縮ぎみに頭を下げた。マイクを片手に馬場氏は続ける。「厚い壁かもしれないが、何度でもぶつかっていきたい、と。そういう頑固さも政治に必要です。今はあっちこっちと揺れ動く政治家が多すぎますから」

演説後、記者団の取材に応じた馬場氏は市議の身分に固執せず挑戦する山田氏の姿勢を問われ、「まさに維新スピリットだ」と述べた。

■握手すらしてもらえず…

関係者によれば今夏、山田氏が大阪市内で吉村氏らと会食した際、市議の任期中での国政挑戦に難色を示された。定数81の大阪市議会では、維新の母体・地域政党「大阪維新の会」が過半数を占めるが、「地方議員600人以上」の目標を達成した昨年4月の統一地方選時の勢いに陰りが見えていた。会派離脱者が相次げば、自公との対立から議会の空転も懸念された。

だが、山田氏の思いは揺るがなかった。統一地方選の告示期間中に母親が67歳で死去。実家で独居の父親(72)の存在が気がかりでもあった。

「現役世代の負担を軽減し、より持続可能な社会になるよう新しい選択肢として訴えていく」。9月27日、2期目で市議を辞職。同30日に広島県庁で立候補を表明した。

選挙区は出身の広島市東区などを含む広島1区だが、政治家としてはほぼ無名。公示当日の10月15日、第一声に臨んだJR広島駅北口には報道陣の姿が目立ち、バス待ちの有権者に握手を求めても避けられるほどだった。

一方でうれしいふれ合いも。街頭で声を掛けられた高齢女性からの一言が忘れられない。「堂々と、立派にやったらええんよ」。選挙でがなり立てるのはポリシーでなく、声量を抑えて訴えていた。女性の真意こそ分からないが、前首相のおひざ元でも「遠慮せず、言うべきことを言え」との激励だと受け取った。

■1イニングでも見せ場

今回は選挙戦に入る前も突入した後も「岸田氏が盤石」との見方は変わらなかった。いわば「ワールドシリーズMVPと高校球児との戦い」(山田氏)。思い切って「自由度高め」(同)の選挙スタイルで臨んだ。電話や選挙はがきはおろか、ネットにも頼らない。

というのも、ネット選挙とは、交流サイト(SNS)などを駆使した自らの発信ではなく「いかにバズれる(注目を集める)ような話題を提供できるか」と考えるから。スイカ柄のヘルメットをかぶり、ミニバイクで選挙区を回った。

「バイクで500キロ以上は走ったと思う。バズる3歩手前で終わってしまったが」と自嘲っぽく笑う。

金をかけず、人を割かずとも戦える選挙を追求してみたいとの思いもあった。市議になる前から議員秘書として選挙にかかわり「業者の食い物になっている」と感じていた。「挑戦的な選挙スタイルも政治改革の主張に通底している」という。

スタッフは計6人で、常にその人数が付いて回っていたわけではない。「スコア的には大差負けだが、限られた人的資源と資金で1イニングぐらいは見せ場を作れたのではないか。今はすがすがしい気持ち」と振り返った。

今後の身の振り方はまだ決めておらず「選挙に落ちたらただの人」を実感している。自身の生活などもあり、再び国政に挑戦するとは軽々しく言えないが、たぎる思いには逆らえない、とも思っている。(矢田幸己)

2983OS5:2024/10/31(木) 08:47:35

 ▽鹿児島2区(5人)■保守分裂
◎80,397三反園訓 66 元知事   無前(1)
×54,847保岡宏武 51☆元議員秘書 自前(1) ■公明推薦なし(保守分裂)
×19,649辻健太郎 38☆経営相談業 維新 
×12,255松崎真琴 66☆元県議   共新 
×07,982矢竹ゆかり61 個人事業主 参新 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a1fa1227dd4f7309bcf5d736b8b990d04697ecef
自民公認候補選びで紛糾、「保守分裂」続くのか解消か…選挙区と比例区で共存模索する声も〈鹿児島2区〉
10/31(木) 6:28配信

 衆院選は鹿児島県内4選挙区のうち3選挙区で自民公認候補が敗れた。自民の選挙区議席が半数を割ったのは結党以来初めて。選挙戦を振り返り、今後の展開を占う。(2024衆院選かごしま連載「自民3敗」②より)

【写真】三反園訓氏の応援に駆けつけた県医師連盟の池田琢哉前委員長(右から3人目)と自民系の南九州市議ら=24日、同市頴娃町別府

 24日夕、南九州市頴娃町別府の駐車場であった三反園訓氏(66)の個人演説会。雨の中、作業服を着た建設業者や農家、近隣の高齢者が続々と集まった。入り口では、公明党の関係者が「比例区は公明党」と書かれたビラを配っている。

 三反園氏の横には、自民党員の地元市議が複数並んだ。友好団体である県医師連盟の池田琢哉前委員長も激励のあいさつ。「保守分裂」となった鹿児島2区を象徴する光景だった。

 分裂は事実上の一騎打ちを繰り広げた自民前職の保岡宏武氏(51)のルーツである奄美大島でも起きた。票田の奄美市の奥輝人市議会議長=自民党員=が三反園氏に終日同行してマイクを握った。取材に「国政入り後に信頼関係を築いた。保岡陣営から圧力はあるが割り切っている」と語る。

 三反園氏は3年前の前回衆院選で当時の自民公認候補を破り初当選、直後に入党へ意欲を示した。国会では無所属ながら自民会派で活動。今回の選挙前にも自民入りと公認を求めたが、紛糾の末に選ばれたのは昨年2月に党2区支部長となった保岡氏だった。

 三反園氏は選挙戦で草の根をアピールし、ライフワークのつじ立ちや地域回りを軸に据えた。その裏で陣営は公明と接触を重ね、協力を呼びかけてきた。建設業や農業、自民系議員の支持も取りつけて保守地盤を切り崩し、保岡氏に2万5000票余りの差をつけた。

 当選から一夜明けた28日、報道陣から改めて自民入りへの考えを問われ「党本部が決めること。お願いしている立場」とのみ繰り返した。周囲には「すぐに追加公認される」と自信をのぞかせる。

 2区を地盤とする県議からは「民意は示された」と三反園氏の自民入りを容認する声がある一方、異論も絶えない。県知事時代を含め党内重鎮とのパイプをアピールしたかと思えば、派閥裏金事件の発覚後は党員でないと強調するなど「都合のいい政治姿勢」(県議)を疑問視するからだ。「絶対にだめ。県連に混乱をもたらす」と語る県関係国会議員もいる。

 追加公認となれば、党2区支部長に就くのが通常で、保岡氏はその座を明け渡すことになる。ただ、保岡氏は取材に「引くことは考えていない。自分を見つめ直して覚悟を決めたい」と意欲をにじませる。30日には早速上京して、石破茂首相と面会した。

 党幹事長で県連会長でもある森山裕氏は28日、三反園氏の追加公認について取材で問われ、「選挙区との調整が非常に大事。しっかり党本部で検討する」と答えた。保岡氏を支援する県議からは「次の選挙では比例区に回れないか」と共存を模索する声も聞かれる。

南日本新聞 | 鹿児島

2984OS5:2024/10/31(木) 08:49:33

 ▽鹿児島1区(3人)
◎80,918川内博史 62☆元党政調代行立前(7)
△78,221宮路拓馬 44☆元総務政務官自前(3)推(公)
×16,607昇拓真  34 会社役員  参新 

https://news.yahoo.co.jp/articles/fd6e2dcccb1b6f14d116dd3d4b5200d786ad2907
ご飯の量を減らす日々なのに…「自民非公認2000万円問題」は有権者の怒りに油を注いだ 逆風は一気に暴風へ…最終盤、票は立民へ雪崩を打った〈鹿児島1区〉
10/30(水) 6:28配信

南日本新聞
当選が確実となり、ガッツポーズで喜ぶ川内博史さん=28日午前0時36分、鹿児島市下荒田1丁目

 衆院選は鹿児島県内4選挙区のうち3選挙区で自民公認候補が敗れた。自民の選挙区議席が半数を割ったのは結党以来初めて。選挙戦を振り返り、今後の展開を占う。(2024衆院選かごしま連載「自民3敗」①より)

 立憲民主の川内博史氏(62)が自民の宮路拓馬氏(44)との事実上の一騎打ちを2697票差で制した鹿児島1区。風が吹いたのは選挙戦終盤だった。

 「自民党にペナルティーを与えなければいけない」。23日、鹿児島市であった立民の野田佳彦代表と川内氏の街頭演説は拍手や歓声が何度も湧いた。次の会場へ移動する野田代表を群衆が追い、握手を求める人が列を作った。同じ場所で4日前にあった石破茂首相の演説を上回る熱気だった。

 野田氏がマイクを握ったのは自民非公認候補が代表を務める政党支部へ自民党本部が活動費2000万円を支給したことが報じられた日。川内陣営の幹部は「この日から街頭の空気ががらっと変わった」と振り返る。

 裏金事件に関わった自民議員の公認問題が急浮上したのは10月上旬。それでも宮路氏の陣営幹部は自信を示していた。「3年間の実績がある。影響は最小限に抑えられるはず」

 宮路氏は演説で「(裏金事件に)私は関わっていない。とはいえ党に10年いる責任はある」と釈明した上で「自民らしくない政策に取り組んできた」と逆風をしのぐ戦略。友好団体や地元議員を動員する組織戦を展開し、毎日開く個人演説会の席も埋まっていた。

 一方、川内氏は「自民党と闘っている」と政党対決を前面に出した。序盤から街頭演説で裏金事件を厳しく追及したものの、「反応が薄い」(陣営幹部)と焦りも見せていた。

 逆風が暴風に変わったのが2000万円問題だった。宮路陣営の幹部は「支援者からも『いい加減にしろ』と電話が来た」と嘆く。

 共同通信などが実施した期日前投票の出口調査によると、19、20日は宮路氏が13ポイントリード。問題発覚後の24、25日は川内氏が9ポイント差で逆転した。無党派層に絞ると、前半は宮路氏が4ポイント上回っていたが、後半は川内氏が33ポイント差を付けた。

 宮路氏は前回から約2万3000票減らした。複数の自民県議は投票率が約3ポイント下がった点を要因に挙げる。「政治とカネ問題への一連の対応に怒りを覚え、投票を見送った支持者も多かったのではないか」

 長年自民を応援してきた自営業の60代男性も投票に行かなかった。物価高が続く中、茶わんに入れるご飯の量を減らす毎日。「政治とカネへの対応を見るたびに市民との格差を感じ、むなしくなる」とこぼす。

 川内陣営にも課題が残る。追い風が吹いたにもかかわらず、前回得票に約8000票届かなかった。自民も立民も敬遠する既存政治への不信感が垣間見えた。陣営関係者は投票率が上がらなかった点に触れ、「自民の自滅が勝因の一つで、立民が全面的に支持されたわけではない。批判票の十分な受け皿にはなれなかった」と振り返った。

南日本新聞 | 鹿児島

2985OS5:2024/10/31(木) 10:28:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/34d0d72804ae9c670ca7fcb6bba3c055053fff4b
自公過半数割れ、政策実現は「地獄の道」…野党の要求優先し「石破印」実現できない可能性も
10/31(木) 5:00配信

読売新聞オンライン
[自公惨敗]<下>
記者会見で衆院選の結果などについて語る石破首相(左)(28日午後、自民党本部で)=川口正峰撮影

 29日夜、東京・紀尾井町のホテルにある中国料理店で、石破首相(自民党総裁)は8人の首相秘書官と円卓を囲んだ。今後の政策展開について2時間近く議論し、首相は「これから大変になると思うけど、頑張っていこう」と呼びかけた。

 自民、公明両党は衆院選で過半数を割り込み、今後は野党の協力を得なければ、法案も予算案も国会で成立させられない。野党が委員長ポストを握る委員会が増え、審議が滞る事態も予想される。野党の要求を優先し、「石破印」の政策が実現できない可能性がある。

 首相は国民民主党との連携を模索し、周囲に「自民と考えが近い人が多く、話はできる」と不安を振り払うかのように語る。

 ただ、霞が関は動揺している。内閣府幹部は「国民民主の公約を読み込んでいる」と明かし、事務次官の一人は「首相官邸の力は確実に弱まる」と言い切る。

 国民など野党は、衆院選で大幅な財政支出が必要となる公約を掲げており、取り入れれば財政健全化は遠のく。岸田前首相は6月に所得税などの定額減税を始めたが、内閣支持率は回復せず、「バラマキは政権浮揚につながらない」(財務省幹部)との声も根強い。

 外交にも影を落とす。岸田内閣の閣僚経験者は米国政府が与党の大敗を受け、防衛増税の先行きや中国への抑止力の低下を懸念していると耳にした。

 首相は防衛増税の開始時期を年内に決める方針を示したが、野党は増税に反対だ。東アジア情勢が緊張感を増す中、防衛力強化の財源確保が揺らぎ、日本が応分の負担を担う責任を放棄したと映れば、日米関係に影響を及ぼしかねない。

 首相は11月5日の米大統領選後、早期に次期大統領と会談したい考えだ。11月中旬の外遊では中国の習近平(シージンピン)国家主席との会談も調整するが、国内で指導力の発揮に苦しむ首相と、各国首脳がどこまで本音で向き合ってくれるのかは見通せない。

 「これからの政策遂行は地獄の道となる」。政府高官はこう先行きを案じた。(この連載は政治部・海谷道隆、清永慶宏、中田征志が担当しました)

2986OS5:2024/10/31(木) 10:42:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/44fea9b614de653c55737a9c3f7031d6e4991332
来夏参院選へ…国民に勢い、自民は公認争い<苦闘の行方 衆院選ながさき2024・下> 
10/31(木) 10:30配信

長崎新聞
参院選に挑む国民の深堀氏(左)と、自民公認を争う県議の山下氏(中央)、現職の古賀氏(右) 【字解】

 27日夜、早々に当選確実が報じられた長崎1区の国民民主党前職、西岡秀子氏(60)の長崎市内の事務所は、報道陣と支援者でごった返していた。人混みをかき分け、党県連幹事長、深堀浩氏(59)が「引き続きよろしくお願いします」と一人一人と握手して回った。来夏の参院選に党公認で出馬する。「頑張れ。すぐ(参院選が)あればよかとにね」。支援者に肩をたたかれ、破顔した。
 衆院選で国民は議席を公示前の4倍の28に増やし、躍進した。連立与党と野党第1党の両者が過半数に達しない勢力図でキャスチングボートを握り、政策実現の成果が得られれば、参院選までにさらに存在感を高める可能性がある。
 県内比例票も前回選から1万票以上を積み増し、深堀氏は「追い風が吹いている」と勢いづく。ただ友党の立憲民主、社民と合わせても自民、公明の比例票には及ばなかった。立民は全国的な勢いに乗れず県内で比例復活の1議席にとどまり、県全域で戦われる参院選には不安が残る。
 野党の支援組織、連合長崎の髙藤義弘会長は「自公との差は歴然。各地域で態勢を整えていかなくては」と課題を口にする。
 迎え撃つ自民は現職の古賀友一郎氏(56)と、県北を地盤とする県議の山下博史氏(49)の公認争いが続いている。
 党内で現職に対し「地域活動が見えない」との指摘があるほか、党派閥の政治資金問題に伴う4月の旧3区補選で「不戦敗」に傾いた対応に不満が高まり、複数の地域支部が山下氏を推薦。県連は6月に党員投票で選ぶ方針を固めたが、当時の小渕優子党選対委員長が「禍根が生じる」と危惧し判断を保留している。
 公認争いは停戦状態だが、衆院選での貢献度を意識するような動きもある。
 「候補者と共に朝から晩まで走ってきた。3キロぐらいスリムになった」。選挙戦終盤の24日、佐世保市内。自民前職の金子容三氏(41)の集会に応援弁士として出席した山下氏は、笑いを誘いながら全面協力をアピールした。
 山下氏は1年前の旧4区補選で故北村誠吾衆院議員から後継指名されながらも金子氏との公認争いに敗北。そのしこりが同補選の金子氏の戦いに影を落とした。だが、今回の衆院選で山下氏は金子選対に秘書を派遣。劇的な関係改善の背景には、参院選の公認争いで金子氏を味方に付けたいとの思惑ものぞく。
 一方の古賀氏も県連会長の立場で自民候補の元へ駆け付けマイクを握った。地元の諫早市を含む2区で負ければ「責任問題に発展する」ともささやかれた中、自民前職の加藤竜祥氏(44)は逆風をはね返した。
 参院選候補の協議再開について、県連幹部は「9月の党総裁選後」と想定していたが、衆院選の自民大敗で中央政局が混沌(こんとん)とする中、県連は今後、慎重に協議を進める。候補擁立は日本維新の会や共産党、参政党も模索。次の与野党の戦いがどんな構図になるかは、まだはっきりと見えていない。

2987OS5:2024/10/31(木) 16:31:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/c24e24a2361799fd0ff8a3e5492e65c79a0277de
衆院選、町内会の特定陣営応援はOKなの? 候補者妻のあいさつ回り、文書で参集促す
10/31(木) 6:50配信
中国新聞デジタル
こちら編集局です

 衆院選のさなか、1枚のファクスが編集局に届いた。広島市内のある町内会が住民に配った案内文。特定の陣営のあいさつ回りに参集するよう促す内容で、「これどう思われますか?」と書き添えられていた。町内会は、政治的活動とどう距離を保つべきなのだろうか。


 案内文は、公示直後の17日付。ある政党の候補者の妻が来る日時と場所を記し、「お誘いあわせ是非お出かけ下さい」と呼びかけていた。

 当日、会場には約40人が集まった。候補者の妻は「ご支援と支持を最後までよろしくお願いします」とあいさつし、一人一人と握手を交わした。町内会長は、参集を呼びかけた理由を「(この候補者は)昔から地域とつながりがあるからね」と説明した。

違和感を覚える住民も
 一方で、案内文に違和感を覚える住民もいた。40代男性は「この人を応援するものだと圧をかけられているよう」。30代女性も「なんか古い感じ」と受け止めた。

 町内会による選挙運動に線引きはあるのか。地方自治法は、同法に基づく「認可地縁団体」として法人格を得た町内会などについては、「特定の政党のために利用してはいけない」と規定する。逆に、任意団体の町内会には法的な縛りはない。

 広島市市民活動推進課によると、市内の町内会の多くは任意団体のため「総意があれば、政治活動への協力は禁止されるものではない」とする。ただし、特定政党や候補者の応援で住民の「総意」を得られるとは考えにくいため、政治活動への協力は事実上困難と言える。同課は「半強制だと疑われるような呼びかけをしないなど、誤解やトラブルがないよう十分議論してほしい」と求める。

 実態として町内会が政治活動と結び付きやすいことは、過去の調査からもうかがえる。政治学者の辻中豊氏たちが2006年度に全国約1万8千の自治会や町内会に尋ねた調査では、53・3%が地方議員選挙で「推薦・支持活動を行ったことがある」と回答。一方で「以前はしていたが今はしていない」も15・3%あり、当時から縮小傾向にあったことが分かる。

1970〜80年代に転機
 近著「町内会」(ちくま新書)のある放送大の玉野和志教授(社会学)によると、1970〜80年代に転機があった。公害などを巡り住民運動が盛んになった時期。町内会でも多様な意見を交わす機運が高まり、一致点を見いだしにくい政治や選挙は扱わない雰囲気が生まれたという。

 全戸加入が原則の町内会は「地域全体のための活動」が大前提で、「活動を巡り『おかしいのでは』との声が出るのは、意見を交わせる関係性があるからこそだ」と玉野教授。異論が届いていないとすれば「関わろうという思いのある人の減少、つまり町内会の希薄化の表れとも言える」と見立てる。

 意見を言えずに、町内会と距離を置く人もいるはず…。皆さんの町ではどうですか。

                ◇ ◇

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2988OS5:2024/10/31(木) 16:33:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c29184a2337ecd03e02609de0c8af2e6ae25bec
自民と国民民主、党首会談開催へ 幹事長で合意、国会前で調整
10/31(木) 11:38配信

毎日新聞
国民民主党の榛葉賀津也幹事長(左)との会談に臨む自民党の森山裕幹事長=国会内で2024年10月31日午前10時、平田明浩撮影

 自民党の森山裕幹事長は31日、国民民主党の榛葉賀津也幹事長と国会内で会談し、石破茂首相(自民党総裁)と国民民主の玉木雄一郎代表による党首会談開催を要請した。石破政権の継続に向け、国民民主から協力を取り付ける狙い。榛葉氏は森山氏との会談後、記者団に「日程を調整する。(11月11日に予定され首相指名選挙がある)特別国会前になるだろう」と述べ、応じる考えを示した。


 榛葉氏によると、森山氏から公明党の新代表が決まる11月9日以降の自国党首会談を要請された。政調会長同士の会議体設置の提案もあったが、国民民主は各党と等距離を保つ方針で「政策ごとに協議する」と拒否した。榛葉氏からは、特別国会の首相指名選挙で1回目、2回目とも玉木氏の名前を書く方針も伝えたという。

 森山氏は記者団に、首相指名での国民民主の対応について「大変ありがたい」と述べた。決選投票になった場合、石破首相の名前を書くことは「政党が主体性を持ってお決めいただくことが大事だ。(国民民主に)直接、正式に要請をしたことはない」と話した。また、首相が9日に公明党の新代表と会談すると発表し、立憲民主党や日本維新の会にも党首会談を呼びかける考えを示した。

 首相は、自公と国民民主が政策ごとに協力する「部分連合」を視野に入れており、11月中に策定予定の経済対策に国民民主の主張を取り入れる方針。公明党も1日に国民民主と協議する予定で、石破政権の継続を前提とした自公国の協議が本格化する。

 国民民主は衆院選公約で、ガソリン税の一部を軽減する「トリガー条項」凍結解除や、年収が103万円を超えると所得税が課される「103万円の壁」の見直しなどを掲げた。

 10月27日投開票の衆院選で大敗し少数与党になった自公にとって、国民民主が首相指名選挙で立憲の野田佳彦代表の名前を書かないだけでも石破政権存続の可能性が高まる。【遠藤修平、川口峻】

2989OS5:2024/10/31(木) 16:41:00
 ▽北海道10区(2人)
◎78,362神谷裕  56☆元議員秘書 立前(2)
×75,990稲津久  66 元厚労副大臣公前(5)  ■重複なし(公明)

こうなれば 次回は北海道10区から自民が新人立てられそうですもんね


https://www.asahi.com/articles/ASSBZ2PKDSBZIIPE00ZM.html?iref=pc_snk_shuinsen_news_list_n
「落選」比例下位に反発、一部自民が離反か 北海道 公明敗退の内幕
有料記事

佐々木洋輔 2024年10月31日 8時01分

 衆院北海道10区で公明候補が敗れた。2012年自公連立政権の復活以降、5期連続で公明が野党を破り、道内で唯一、小選挙区での公明議席を維持してきた10区。毎回のように、時の首相ら重鎮が応援に駆けつける自公選挙協力の象徴区だった。しかし、今回はその関係にほころびが生じていた。原因は10区を地盤とする有力な自民候補の比例順位だった。

「まあ仕方ない。党の決定に従うまでだ」

 公示日前日の10月14日午後8時、自民の比例道ブロック単独候補だった渡辺孝一氏(66)は、事務所で夕方から党本部の連絡を待っていた。そして、届いた一枚の紙を見て、冒頭の言葉を絞り出した。

 手元にあったのは自民比例名簿。比例単独で当選4回を重ね、現職の総務副大臣でもある渡辺氏の名簿順は12位だった。12位は事実上の落選が決まったことを意味する。党本部からの電話はなく、名簿が書かれたファクス1枚だけ。「寂しい思いはあるよ」。そうつぶやきながら、渡辺氏は「あしたの第一声、行かない方がいいかな。おれがいたら水差すようで空気が悪くなる。公明党に確認してくれるか」と、秘書を呼んだ。

 渡辺氏が気遣ったのは、公明候補の稲津久氏(66)だ。公示日の第一声で、渡辺氏は稲津氏の応援演説をすることになっていた。自公選挙協力を有権者に示す儀式のようなものだ。

 渡辺氏は第一声に姿を見せた。しかし、その場にいた岩見沢市幹部は聴衆を見て、「いつもより自民の農業関係者、少ないなあ」と、感じていた。その直感が12日後、的中することになる。

 その前に、10区の構図をおさ…

2990OS5:2024/10/31(木) 16:43:14
>>2916
 ▽山口3区(3人)
◎115,687林芳正  63☆官房長官  自前(1)  推(公)
×032,259伊藤博文 55☆元議員秘書 維新 
×018,105吹上政子 69 元教員   共新



https://www.asahi.com/articles/ASSBZ43QWSBZTZNB00TM.html
「候補者不在」でも得票率7割 自民林氏 募る懸念 衆院選山口3区
白石昌幸 池田良 大室一也2024年10月31日 10時30分

 日本維新の会の伊藤博文氏(55)は福岡ナンバーの選挙カーを走らせながら、手応えを感じていた。「少しでも車を走らせて、『伊藤博文』を知ってもらう戦い方をした」。走行距離は約3千キロに達したという。

 ただ、実感ほどには、票は伸びなかった。

 伊藤氏、自民党の林芳正氏(63)、共産党の吹上政子氏(69)の3氏が争った3区は、林氏が11万票以上を得て、再選した。

 伊藤氏の得票は、3万2259。旧維新の党が2014年衆院選の旧1区に公認候補を立てて以来の小選挙区での戦いだった。得票率は19%。14年の22%を下回った。

 宇都宮市生まれで、福岡市在住の伊藤氏は「地盤も看板もカバンもない。そんな人間が林氏に立ち向かった。一定の実績は積めた」と語り、反省も口にした。

 維新は比例中国ブロックで票を掘り起こす狙いもあり、伊藤氏を擁立した。しかし、山口の比例票は前回より約1万票減らした。伊藤氏は言う。

 「立憲や国民民主の伸びについて行けなかった。やや埋没した」

 派閥の裏金問題をはじめとした自民への逆風下でも、林氏は野党候補に大差をつけた。得票率は前回77%から減らしたものの、70%に達した。

 今回、区割り変更により、旧4区だった下関、長門両市が3区に加わった。林氏にとって両市での「初陣」となった今回、官房長官の公務を優先するために東京から戦う「候補者不在」の選挙となった。

 林氏は衆院選前の6日、下関市内の会合で「厳しい最初の関門をくぐり抜けて参りたい」と訴えた。結果は下関市67%、長門市77%の票を集めた。陣営には安心感が広がる。

 林氏には、もう一つ、関門があった。陣営は、林氏が意欲を示す「首相候補」として「ふさわしい勝ち方」をめざした。

 その指標として、故・安倍晋三元首相の得票率が念頭にあった。旧4区を地盤とした安倍氏は、首相に再登板する12年衆院選で78%、以降も14年76%、17年73%、21年70%と圧倒的な得票率を誇った。今回、林氏の得票率は70%。安倍氏の関門も、くぐったことになる。

 27日の投開票日。林氏はオンライン越しに謝意を述べた。「候補者が一度も地元に戻れないというハンディキャップを皆さんの力ではねのけていただいた」

 陣営にも懸念はある。気にかかるのは、自民支持層の熱量のなさだ。

 「参加者が少ない」

 選挙戦中盤の23日、下関市での総決起大会。壇上で「頑張ろう」コールをやりながら、林派の下関市議は違和感を感じた。会場2階の空席が目についた。安倍氏を支持してきた別の市議は「動員がかかっているはずなのに、『安倍印』の企業経営者がほとんど来ていなかった」と首をかしげた。

 下関市は、中選挙区時代から、安倍氏の父晋太郎氏と林氏の父義郎氏がしのぎを削った。戊辰戦争を引き合いに、県連幹部は「安倍氏がいなくなったといっても、安倍・林両派がすぐにいっしょになれるわけがない」と解説する。

 安倍家の墓所がある長門市。長く「墓守」を務めてきた小野弘子さん(88)は、安倍氏不在の初めての衆院選を迎えた。

 「ひとつの時代が終わった。複雑な思いはある。ただ、自民以外はない。それは晋三先生に、失礼になる」。投票用紙には林氏を記したという。

 林陣営は今回、長門市に後援会組織を立ち上げることを見送った。陣営幹部は、言い聞かせるかのように言う。「まだまだしこりはあるだろうが、だんだん収まっていくと思う」(白石昌幸、池田良、大室一也)

2991OS5:2024/10/31(木) 16:45:27
>>2844-2846>>2947
https://www.asahi.com/articles/ASSBY357KSBYTIPE01WM.html?iref=pc_snk_shuinsen_news_list_n
見えなかった足元の変化 自民・武田良太氏敗北 福岡11区
有料記事自民

岩田誠司 田中久稔 福井万穂2024年10月30日 12時30分

 福岡11区で、初当選以来無敗の自民前職、武田良太・元総務相(56)が落選した。陣営は最後まで「こちらの手応えと、『接戦』との報道が合わない」と戸惑っていた。福岡11区で何が起きていたのか。

 元経済産業省官僚で維新新顔の村上智信氏(55)は5万8842票。武田氏は5万6607票。過去2回大差で敗れた村上氏は今回、約2200票差で初当選を決めた。28日朝、あいさつのため福岡県行橋市の交差点に1人で立つと、面識のないドライバーからクラクションで祝われ、手を振られた。当選を実感する瞬間だ。

 ただ、村上陣営の幹部は「最後に結果が出るまで、勝てるとは思わなかった」と語る。別の陣営幹部も選挙戦終盤になっても「接戦の雰囲気がない」と話していた。

 相手の武田氏は当選7回。菅義偉元首相との近さや、二階派の幹部として存在感を高めており、福岡県政界でも麻生太郎元首相に対抗する存在と見られてきた。2003年に無所属新顔で自民候補を破ると、直近5回は次点に3万5千〜6万票差で圧勝してきた。

 公示日の15日、田川郡の全7町村長が武田氏の必勝祈願で集まり、行橋市であった出陣式には約600人が参加。村上氏の出陣式は約70人で、伝え聞いた武田陣営の市議は「市議選レベル」と評した。

報じられた「接戦」 武田陣営のとまどい
 武田氏は政治資金収支報告書の1926万円不記載で党から処分を受けた立場だったが、「(不記載であり)裏金はもらっていない」「おわびは政策ではない」として、街頭では安全保障や物価高対策などの訴えに力を入れた。陣営幹部らは「裏金がいけないとか、武田は駄目という声を聞かない」「選挙カーからの反応は悪くない」と自信を見せていた。

 ところが、公示日の2日後、報道各社が情勢調査の結果を、「激戦」「互角の戦い」と報じる。陣営は一様にとまどう様子を見せた。武田氏を支える首長たちは「周りを見ていての肌感覚とまったくそぐわない」と首をかしげた。

 武田氏も中盤までは「そう報じた人にはそう見えている、ということでしょう」と話し、余裕を見せていた。だが、その足元では少しずつ変化が生まれていた。

2992OS5:2024/10/31(木) 16:53:05
 ▽茨城1区(4人)
◎94,243福島伸享 54 元経産省職員無前(3)■有志の会
△76,960田所嘉徳 70☆元法務副大臣自前(4)
×23,619武藤優子 60☆元議員秘書 維新 
×14,565高橋誠一郎29☆党県常任委員共新 

 ▽茨城3区(5人)
◎83,667葉梨康弘 65☆元法相   自前(6)
×63.273梶岡博樹 47☆元県議   立新 
×23,741橋口奈保 47☆元練馬区議 維新 
×14,783大内久美子75 元県議   共新 
×13,235加川裕美 60 元牛久市議 れ新 


 ▽茨城5区(3人)
◎64,351浅野哲  42☆党国対代理 国前(2)
×46,717石川昭政 52☆内閣府副大臣自前(4)  ■公明推薦なし(日立労組?)
×08,781千葉達夫 42 元日立市議 共新 

 ▽茨城6区(3人)
◎120,434青山大人 45☆党副幹事長 立前(2)
△107,305国光文乃 45☆元総務政務官自前(2)
×016,586間宮美知子77 元市議   共新 
           

 ▽茨城7区(2人)
◎87,187中村勇太 38 元県議   無新 ■野党系無所属>>2051 ■中村喜四郎引退
△77,224永岡桂子 70☆元文科相  自前(6)



https://news.yahoo.co.jp/articles/0247b3e59faa3a0216325f5e42e96e3bae6ef89f
《連載:検証 2024衆院選 茨城》(上) 自民、小選挙区負け越し 逆風 「王国」揺さぶる
10/29(火) 11:00配信
「まさかこんなに逆風が強いとは思わなかった」

選挙戦最終日の26日、有権者への「最後の訴え」を終えた自民前職の陣営関係者は憔悴(しょうすい)していた。

1日に石破政権が発足。石破茂首相は就任後の最短日程で衆院選に踏み切った。派閥裏金事件のダメージを最小限に抑える狙いがあったが、党の公認を巡り「政治とカネ」の問題が再燃した。選挙戦終盤には、非公認候補が代表を務める政党支部に多額の活動費を支給していたことで批判を浴びた。

新政権の支持率は低調と言えた。「大事な選挙を前に一体どうなるのか」。陣営関係者は吐き捨てるように言った。

茨城県内選挙区は3勝にとどまった。「最重点区」の1、6、7区はいずれも敗退。「重点区」とした3、5区のうち、5区は比例復活も逃した。

各陣営は昨年から派閥裏金事件の釈明に追われた。国会会期中も週末や大型連休に地元入りし、支援者らに頭を下げて回った。選挙中は、茨城県に関連する議員がいないことをアピール。石破首相や岸田文雄前首相らが次々来県し、候補者のクリーンさを強調した。

必死のてこ入れも効果は限定的だった。報道各社の情勢調査で全国的に苦戦する可能性が報じられると、1区の自民前職、田所嘉徳氏の陣営は「なすすべがない」と自嘲気味に話した。

連携する公明は高い集票力で自民候補を支えてきた。見返りに比例での公明票上積みを目指す「バーター協力」を展開したが、逆風のあおりを受けた。比例北関東で目標に掲げた「3議席」は維持したものの、うち1議席は国民民主の比例登載候補者が足りなかったことで得られた議席だった。

小選挙区で敗れた4人のうち3人は、当選4回以下の候補者。2009年の政権交代を経験せず、党内では「苦しい選挙を知らない世代」とされる。

党県連の白田信夫幹事長は27日夜、小選挙区で3勝4敗と負け越した要因について「本人の努力が5割、政治とカネが4割、不景気が1割」と分析。強固な後援会組織をつくり、地域ごとのニーズをくみ取る重要性を指摘した。

今回大勝した陣営の県議は「(前回選挙から)3年間、もっと言えば初当選から数十年間、どれだけ地域のために活動してきたか。信頼関係があれば逆風に耐えられる」と胸を張る。一方、小選挙区で苦戦した県南の陣営は「安定した戦いができるのは、人の入れ替わりが少ない鹿行と県北だけだ。ほかは浮動票も多く、〝風〟の影響を受けざるを得ない」と分析する。

民主党政権が誕生した09年以来の苦戦に揺れる「自民王国」。党県連の海野透会長は、党本部に今回選の「総括」を求めるとした上で、「来年の参院選、知事選に影響が出るかもしれない。早急に対応を練る」と険しい表情で話した。

茨城県内選挙区で自民前職と野党系候補が激戦を繰り広げた衆院選が終わった。各党の戦いを振り返る。

茨城新聞社

2993OS5:2024/10/31(木) 16:53:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ea28713f6fa61e99e2ad5b0e710e912139b5919
《連載:検証 2024衆院選 茨城》(中) 立民6区で初、国民5区死守 追い風「伯仲」手繰る
10/30(水) 11:00配信


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茨城新聞クロスアイ
スーパー近くでの街頭演説に集まった立民候補の支持者ら=20日、土浦市内

「裏、裏、裏の政治に終止符を打とうではありませんか」

24日、JR土浦駅前に立った立憲民主党の野田佳彦代表の声には、力が込もっていた。

衆院選は自民党派閥裏金事件を巡り、政治改革が争点となった。選挙戦終盤には、非公認候補が代表を務める政党支部に対し、公認候補の支部と同額の活動費2000万円を支給していたことが明らかになった。

野田氏と同日、東海村で国民民主党の榛葉賀津也幹事長は演説後、「潮目がね(変わった)。2000万円の報道は相当効いている」と語った。

「前回より明らかに反応がいい」「手を振ってくれる、声をかけてくれる人が多い」。立民、国民の陣営関係者は追い風を肌で感じていた。


立民は6区の青山大人氏が小選挙区で初勝利。得票は自民候補に対し、選挙区内の5市全てで上回った。

街頭では子育て支援や物価高対策などを訴え、防衛費増大や裏金事件で政権を批判。100を超える地区後援会を軸に地元密着をアピールし、前回差をつけられたつくば市での浸透に注力。自民の高い組織力を警戒し「終盤も全く緩みはなかった」(県連幹部)。

国民は5区の浅野哲氏が県内唯一の議席を堅守。自民候補に1万7000票以上の差をつけた。

演説では手取り増へ「年収の壁」を178万円に引き上げることなど、政策に重点。交流サイト(SNS)も駆使し、ライブ配信でコメント欄の書き込みに答えるなど、若者や子育て世代への浸透を狙った。母体の日立グループ労組や連合茨城は最後まで引き締め、組織力を発揮した。

報道機関の終盤調査では、両氏ともに無党派層の4割以上に支持を広げ、自民支持層の一部に食い込んだ。追い風の中、油断なく戦い抜いた。

「与野党伯仲の状況になった。これからの政治、茨城が変わっていく力強い兆しになった」。今回の選挙結果を、立民県連の選対本部長を務めた小沼巧氏は評価する。

公認候補は1勝1敗。「友情支援」とした無所属候補や、国民の浅野氏を含めると、非自民系で計4勝と自民に勝ち越した。

一方で、前回は公認4人のうち2人が比例復活、今回、県内の立民勢力はむしろ縮小。比例票は県内で1万8000票以上減らした。「独自候補のいない選挙区では比例票も獲得しにくい」と指摘し、2区などに擁立できなかったことを悔やむ声は党内からも漏れる。

国民は浅野氏の勝利に加え、県内の比例票が倍増した。県連の二川英俊幹事長は目標を達成できたとしながら「複数の小選挙区で候補者を擁立できるよう、努力を重ねていかないといけない」と話す。

今回、両党は政権批判の受け皿となり、多くの支持を得た。確かな基盤づくりでさらなる党勢拡大につなげられるかどうかが鍵となる。

茨城新聞社

2994OS5:2024/10/31(木) 16:53:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/883625780fbef2af68025694226e9a4cd68ecaab
《連載:検証 2024衆院選》(下) 無所属2氏 変動の芽 1、7区で自民候補破る
10/31(木) 11:00配信


茨城新聞クロスアイ
支持者と握手を交わす中村勇太氏(右)と当選を確実にし、あいさつする福島伸享氏

「相手はオール自民の完璧な布陣。無所属がなぜ勝てたか。全て皆さまの協力があってこそだ」

茨城県内小選挙区でただ一つ、一騎打ちとなった茨城7区は、野党系無所属の新人、中村勇太氏が制した。祝勝会では、父の中村喜四郎前衆院議員から引き継いだ後援組織の会員らと喜びを分かち合った。

直前に政界を引退した喜四郎氏は当選15回を誇る。2005年衆院選以降、無所属から一転、立憲民主に入党すると、保守色の強い後援会「喜友会」との関係にほころびも見られた。前回21年の衆院選で、初めて小選挙区で敗れた。

喜四郎氏は3年間、選挙区内を奔走。喜友会の結束を固め直し、支持の掘り起こしを図った。

公示前には立民県連と連合茨城から実質的な支援を取り付けた。共産は県内で唯一、7区への候補者擁立は見送った。「全て喜四郎氏がお膳立てした」。後援幹部の一人は明かす。

選挙戦で勇太氏は父と同様、オートバイで地域をくまなく回った。街頭演説は計160回。政治とカネの問題を徹底的に批判し、選挙制度改革が必要だと訴え、初当選を果たした。

「無敗の男」と呼ばれた父と同様、当選を重ねられるのか。支持者は「経済や国防の政策に考えを示していない」と指摘。いずれかの政党に入った場合、所属先によっては再び後援会が揺らぎかねない。世襲批判も付きまとう。

「(当選という)結果に見合う人間に成長して皆さんに恩返しする。国家国民のために最後まで頑張る」。勇太氏は決意を述べた。


衆院制度が現行制度となった1996年以降、県内小選挙区で無所属候補が2人当選するのは初めて。

自民は改選前の5議席から3議席に減らし、野党系が4議席を確保した。このうち無所属が2議席。無所属候補の拡大は、強固な「自民王国」に風穴を開ける大きな変動の芽となる。

前新4人の戦いとなった茨城1区。自民前職に約1万7000票の差をつけ、当選した無所属前職の福島伸享氏は「与野党伯仲で無所属の1議席が大きく生きる。これからの日本の政治を動かす鍵になる」と強調した。

選挙戦では毎日十数カ所を回り、草の根の活動を繰り広げた。無所属ならではの「しがらみのなさ」や比例復活なしの「背水の陣」を強くアピール。主要政党支持層から無党派層まで、幅広い支持を得た。

同県筑西市内で開いた決起大会には喜四郎氏が駆け付け、マイクを握った。異様な熱気に包まれる中、「(福島氏は)選挙制度を改革するため立ち上がった。茨城では無所属候補が2人戦っている。2人が当選すれば、政治が変わる」と力強く訴えた。

その2日後、「変化」が起きた。勇太氏とともに当選を果たした福島氏は「政治刷新に向けて行動していく」と語った。

茨城新聞社

2995OS5:2024/10/31(木) 22:05:21
 ▽埼玉1区(5人)
◎85,347村井英樹 44☆元官房副長官自前(4) 推(公)
△82,134武正公一 63☆元財務副大臣立元(6)
✕19,039浅野目義英66☆元県議   維新 
✕15,106矢野由紀子60 元川口市議 共新 
✕04,234三上恭平 42 会社役員  み新 

 ▽埼玉8区(4人)
◎93,223柴山昌彦 58 元文科相  自前(7)推(公■重複なし(自民不記載問題)
△77,580市来伴子 47☆元杉並区議 立新 
✕23,810市野一馬 40☆行政書士  維新 
✕20,305平井明美 80 元所沢市議 共新 

埼玉13区 久喜市、蓮田市、幸手市など
◎61,436橋本幹彦  28 国 新 (元)航空自衛官   ■23年千葉県議選落選(成田市)
✕53,382三ツ林裕巳 69 無 前《4》(元)内閣府副大臣 ■非公認
△22,237高井崇志  55 れ 元《3》党幹事長    ■元民主代議士(岡山1) 
✕21,561中原由棟  33 維 新 (元)農水省職員
✕17,099沢口千枝子 73 共 新 (元)鷲宮町議
✕04,424橋本勉   71 諸 元《1》政治団体代表   ■元民主代議士(岐阜2)

衆院埼玉14区立候補者 >>2920
◎70,608鈴木義弘 61 党幹事長代理 国 前(3)
✕60,249石井啓一 66 党代表    公 前(10)推(自)
✕28,792加来武宜 43 弁護士    維 新
✕17,981苗村京子 65 元三郷市議  共 新
✕07,486関根和也 44 団体役員   無 新
✕05,514高橋易資 68 元会社員   諸 新




https://news.yahoo.co.jp/articles/6772d0375468c83eb86aa3c2ce31b471d651f031?page=2
【衆院選埼玉】「裏金」大逆風にさらされ 想定外の2千万円「この時期に何故こんなことを」 公明に飛び火し代表落選「自民支持者の票、当落に直結」 <民意の先に・上>
10/30(水) 12:05配信

埼玉新聞
自民逆風が飛び火し落選の石井公明代表

 自民党派閥の裏金事件に象徴される「政治とカネ」の問題が最大の争点となった今回の衆院選。自民、公明両党の獲得議席は計215議席にとどまり、与党は過半数(233議席)を大きく割り込んだ。県内16小選挙区でも自民は前回の12議席から8議席に減少。公明党も党代表が勝負を懸けた14区で議席を獲得できず、逆風にさらされながらの選挙戦には、さらに厳しい結果が待っていた。

 最後まで有権者の怒りを過小評価していた自民党に、2009年以来15年ぶりの単独過半数割れという審判が下った。従来からの支持層も固め切ることができず、県連会長の柴山昌彦は28日の会見で「組織を維持するのに必要な信頼が根本から崩れていた」と実感を込めた。

 2月に政治資金収支報告書の修正を陳謝した柴山は、比例代表の重複立候補が認められず、背水の陣で今回の衆院選に臨んだ。区割り変更や候補者増加も影響したのか、他の自民候補が2万〜5万票を減らす中、柴山は約1万1千票の減少にとどまり、県内で処分を受けた4人のうち、ただ一人議席を守った。

 誠実な印象が地元に浸透していた柴山でさえ、「通りがかりに『裏金議員』と厳しい声を投げかける方々も相当数いらっしゃった」。衆院選終盤には、非公認候補が代表を務める党支部に対する2千万円の活動費が支給されたいたことが明らかになり、逆風はさらに強まった。

■想定外の2千万

 「裏金問題」で非公認となった三ツ林裕巳は前回から5万7880票減らし、落選の憂き目を見た。活動費の支給について「本当に想定外。非公認候補者は使うことができないとの決定も聞いた。この時期に、なぜそういうことをするのか」と、胸突き八丁の勝負どころで逆風が一層強まったことに実感がこもった。

 1区で競り勝った村井英樹は28日の得票報告会で「世の中の感覚と内輪の論理に乖離(かいり)が生まれ、どんどん大きくなった。こういうずれを党は正していかないといけない」と話し、ある自民陣営の選対幹部は「総裁や幹事長の責任。早く辞めてほしい」と不満をぶちまけた。

 自民総裁選で「予算委員会での論戦を通じて有権者に判断材料を提供する」と訴えながら解散を強行した首相の石破茂の変節も、内閣支持率に表れた。共同通信社が就任直後の10月1、2日に行った世論調査では支持が50・7%、不支持が28・9%だったが、19、20日の調査では支持41・4%、不支持40・4%となり、負け戦を暗示していた。

2996OS5:2024/10/31(木) 22:05:32

■21年ぶりの擁立

 政権批判は、連立を組む公明党にも飛び火した。14区で党代表の石井啓一が落選し
た結果は、衝撃をもって全
国で報じられた。県本部幹事長の塩野正行は「批判は日に日に強まり、極めて厳しい情勢を認識しながら最後まで戦い抜いた」と選挙戦を総括した。

 公明は全国の小選挙区に石井ら11人を擁立したものの、当選は4人。「常勝関西」と呼ばれた大阪で維新に全敗を喫し、公示前の32議席から8議席減の24議席獲得にとどまった。

 「10増10減」の区割り変更で県内小選挙区が15から16に増加し、自民現職が不在となる14区に白羽の矢が立った。昨年3月に石井の公認が決まると、準備を進めていた自民の地域支部が強く反発。幹事長の茂木敏充(当時)が地元支援者への説明を尽くして決着を図った。

 県内小選挙区への独自候補擁立は、3期10年を務めた若松謙維が03年11月の第43回衆院選(6区)で落選して以来約21年ぶりで、手探りの選挙戦だった。「公明の得票数よりも自民支持者が圧倒的に多い。自民の協力がどれだけ得られるかは、当落に直結する」と塩野。与党大敗にも公明が小選挙区で勝つには、自民票がどれだけ上積みされるかが勝敗の鍵を握ることを強調した。(本文中敬称略)

2997OS5:2024/10/31(木) 22:08:23

 ▽埼玉9区(4人)
◎83,107杉村慎治 48☆元議員秘書 立新
✕78,811大塚拓  51 元財務副大臣自前(5推(公))■重複なし(自民不記載問題)
✕21,680近藤秀将 46☆行政書士  維新  
✕16,293猪股嘉直 70 元狭山市議 共新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/628183d8d84e6f5271e999ba1e3873525b547df1
【衆院選埼玉】自民支持層からも批判票 野党「敵失」で勝利も 「受け皿」明暗分かれる 立民、国民、れいわ議席増 維新と共産は1議席にとどまる <民意の先に・下>
10/31(木) 12:23配信

埼玉新聞
初当選を果たし万歳する杉村慎治氏(中央)=28日午前1時ごろ、狭山市内

 自民に逆風が吹きすさぶ中で行われた今回の衆院選。対する野党は共闘から競合にかじを切りながらも、「裏金問題」を突破口に批判票を取り込み、与党を過半数割れに追い込んだ。埼玉県内16小選挙区では野党が8勝で自民と拮抗(きっこう)し、比例復活を含めると15議席獲得と躍進。ただ、立民や国民、れいわが議席を増やした一方、維新は比例復活の1議席、共産は比例北関東ブロック全体で1議席にとどまり、「受け皿」となった野党内でも明暗が分かれる形となった。


 「国民生活が苦しい中、裏金議員がこの選挙区にいたことの民意を反映した結果だ」。埼玉9区で自民前職との約4千票差の接戦を制し、初当選を果たした杉村慎治は支持拡大の理由をこう語った。

 9区の自民前職は政治資金の問題を巡り、比例重複立候補が認められなかった。立民は同区を最重点区の一つに定め、野田佳彦代表や小川淳也幹事長など党幹部らが連日選挙区入り。自民候補の「裏金問題」の批判を繰り広げた。

 政治資金問題で非公認・比例重複不可となった候補者が立候補したのは県内計4選挙区。うち3選挙区で野党候補が勝利した。選挙戦終盤には非公認候補が代表を務める支部への活動費2千万円支給問題も明るみに出て、自民への批判は頂点に。問題に直接関係のない自民公認候補者や公明にも打撃となった。

■自民批判の票は

 無党派層と並んで鍵を握ったのが自民支持層だ。共同通信の出口調査結果によると、9区では支持政党を持たない有権者の半数超が杉村に投票。無党派層からの投票が約22%だった自民候補に大きく差をつけた上、杉村は自民支持層の1割超からも票を獲得した。自民候補者や政権を支持していた層からも批判票が対立候補に流れた形だ。

 自民支持層の票の行方が結果を左右した傾向は9区以外にも7区などでも見られた。ただ、いずれの選挙区も接戦の末の薄氷の勝利だ。杉村も「得票数はほぼイーブンだった。この地域の5割の声はまだ聞き取れていないということだ」と気を引き締めることを忘れなかった。

 また、比例北関東ブロックの得票数は、立民が県内約70万票で前回から6万6千票減らし、全県的に小選挙区での立民候補への投票は必ずしも積極的な行動ではなかったことも浮き彫りとなった。

■比例で躍進の党

 一方、比例で躍進ぶりを見せたのが国民とれいわだ。国民は前回から23万票超を上乗せした約39万5千票で比例2議席を獲得。重複立候補者のうち2候補が小選挙区で当選したため、1議席を公明に譲る事態になった。れいわも9万票近く比例得票を伸ばし、1議席をつかんだ。

 共同通信の出口調査では、国民は10〜30代で立民よりそれぞれ約5〜10ポイント高く支持を集め、れいわは30、40代を中心に幅広く支持を集めた。一方の立民は年齢層が高くなるにつれて支持を伸ばす傾向となった。

 比例票の掘り起こしを目指し、積極的に小選挙区の候補者擁立を進めた維新は前回から11万票減の約22万票と厳しい結果に。共産も、しんぶん赤旗での「2千万円支給問題」報道などで自民を追い詰めながら、比例では7万票減の約21万票と苦戦した。

 共産の柴岡祐真県委員長はこう口惜しむ。「赤旗で始まり赤旗で終わる選挙だった。自民の大敗をつくり出したが、(票は)私たちのところに来なかった」
(本文中敬称略)

2998OS5:2024/10/31(木) 22:16:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/14672c47f4632ad0f6d93e33fc6092e2e70daeed
不安定さ残る「部分連合」 難しい政権運営続く自民 国民との協議を本格化
10/31(木) 17:56配信

産経新聞
連合政権のあり方メリットとデメリット

自民党は31日、衆院選で少数与党となったことを受けて、国民民主党との「部分(パーシャル)連合」に向けた協議を本格化させた。ただ、部分連合は政策ごとに野党が政府・与党に協力する連携のため、政権運営の不安定さは残る。国民民主にとって自らの政策を実現させる機会は増えるが、国家統治に関与する責任の重みが増す。掲げた政策の実現性が、これまでよりも一層問われることになる。


■連合政権、最も安定は「閣内協力」

連合政権のあり方は、今回のような「部分連合」に加え「閣内協力(連立)」と「閣外協力」がある。日本政治に詳しい中央大学の中北浩爾教授の著書「自公政権とは何か」(ちくま新書)によると、閣内協力や閣外協力は部分連合と違い、複数の政党が常に協力し、政権を支える。

各党が閣僚を送り出し、政権運営でも連携するのが閣内協力だ。法案や予算案の議決など国会運営に加え、政権内部でも協力するため、最も安定した連合政権のかたちといえる。現在の自公政権もこの形式にあたる。ただ、政党間の協力関係の維持を優先するために政策面での調整で妥協を強いられるケースもある。

閣外協力は閣僚を送り込まず、首相指名選挙での投票や内閣不信任案決議なども含めて国会運営に協力する。日本では第2次大平正芳内閣(昭和54年11月〜55年6月)での自民と新自由クラブの関係などが、例として挙げられる。政党間で政策協議の場を設けて法案の事前審査を行い、法案採決で恒常的に協力する場合もある。

■困難な立ち回り求められる自公政権

一般的に閣僚を送り出す閣内協力を避け、閣外協力や部分連合にとどめるのは、選挙などを考慮し、各党の自由裁量を確保しつつ政策実現を図るためだ。しかし、その分、連合政権としての安定性は欠ける。

自民党関係者は「自公が過半数の支持を失ったので、部分連合などを模索するのは国政を停滞させないためにも当然だ」と理解を示すものの、「今後も自公政権は難しい立ち回りを求められることになる」との見方を示す。

一方、自公が部分連合の相手として秋波を送る国民民主は、ガソリン税を一部軽減する「トリガー条項」の凍結解除や「年収103万円の壁」撤廃などを主張しており、自公との政策協議で俎上(そじょう)に載せる構えだ。だが、これらの政策は財源などを巡って課題もある。

中北氏は「国民民主は自公政権と部分連合を組み、政策実現を図るだろうが、あまりにも過大だと、自公は日本維新の会とも部分連合を組み、バランスをとるのではないか」と指摘した。(大島悠亮)

2999OS5:2024/10/31(木) 22:25:15
 ▽山形3区(3人)
◎93,909加藤鮎子 45☆元こども相 自前(3) 推(公)
✕63,102石黒覚  68☆元県議   立新 
✕10,372山田守  62 元鶴岡市議 共新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/877c7bc671247454905f5acafaaa166f7129aef1
自民前職これまでにない危機感抱いた選挙戦 衆院選山形3区
10/31(木) 20:05配信

YBC山形放送

山形放送

YBCのカメラが見つめた衆院選県内小選挙区の戦いを振り返ります。山形3区の選挙戦。裏金問題などによっていわゆる「加藤王国」に吹いた「逆風」。自民・前職はこれまでにない危機感を抱きました。

山形3区は事実上、自民党の加藤鮎子さんと立憲民主党の新人石黒覚さんによる争いとなりました。

4回目の当選を目指す加藤さん。

加藤鮎子氏「よろしくお願いします」「お久しぶりでございます」「こんにちは。誰だろうって感じかな」

選挙戦序盤ー。岸田内閣でこども政策担当大臣を経験し、国政での経験を積み上げる一方、その間、地元に戻ることができなかった影響を肌で感じていました。
そして、裏金問題を巡って吹いた「逆風」。

加藤鮎子氏「接戦という言葉を見て本当に申し訳なく思いました。申し訳ない。私が充分に地元の皆さんにやらせていただいている仕事の説明をきちんとしてこなかったからだと思う」
「私の話を聞いたことが無かったり接点が少ない人たちはメディアであふれている様々な情報を見て心のない言葉をかけてきたり、親指を下に向けて車で通りすがったり、怒りを感じているのがよく感じている。二極化していると思います」

一方、出馬表明は公示のわずか2週間余り前と直前となった石黒さん。

石黒覚氏「自分たちの懐が肥えていけばいいような日本の政治に皆さんのお力をお借りして新しい政治の幕が開くということを信じて戦って参ります」

演説に聞き入る聴衆を前に、自民党への逆風を自身への追い風に感じていました。

石黒氏「ありがとう!」中学生「がんばってください!」
石黒氏「酒田3中野球部!よーし、甲子園を目指してがんばれー!」中学生「ありがとうございます」

危機感を抱いた加藤陣営。
幅広い世代に声が届くよう街頭に立つ回数を増やしました。

選挙戦終盤ー。
党本部からは抜群の知名度を誇る小泉進次郎さんが応援に駆け付けました。

小泉進次郎氏「中学生?中学生もいるの中学生、高校生、こちらも高校生。一番奥もこんなにいっぱいさすがこども大臣ですね」

最後の街頭演説。会場には子どもを連れた家族連れの姿も多く見られるようになっていました。

加藤鮎子氏「最初の逆風に比べていま大変温かい支援・声援をいただくようになった。地域の皆さん方のお声がけがあのどんよりした空気を払拭してくれて、この2週間で手を振ってくれる方の数が変わってきました。本当にありがとうございます」

結果は加藤さんが3万票余りの大差をつけて4回目の当選。

一方、石黒さんは比例復活も叶いませんでした。出遅れが最後まで響き、地元の酒田・飽海以外での知名度不足を解消できませんでした。

石黒覚氏「私の不徳の致すところでこの様な結果になりましたことは、改めまして心よりお詫びを申し上げながら皆様と一緒にまたこの国の政治が正しい方向に向いて行くようにこれからも力を合わせて行ければと思っています。この度は本当に申し訳ありません。そして大変ありがとうございました」

選挙期間中、山形3区でも注目されたのは吉村知事の動きです。
両陣営を激励に回りました。

吉村知事「比例復活ということでもう3人上がってくれると6人誕生するわけです。代議士の数が多ければ多いほど山形県の声を届けることができるようになるし”あったかい国会”になるのではないかと思います」

知事選などでは対立関係にあった加藤さんの事務所ではー。

吉村知事「お父様の跡を継いだということは重いと思っています。紘一先生も天上から見守っていてくれていると思いますのでしっかりと長くやっていただいて政権の中枢になっていただくのは山形県民の思いなのではと。(握手して)将来は紘一先生のように頑張ってください」

加藤鮎子氏「吉村知事からは今後の復旧・復興に向けた切実な思いを添えながらの応援のエールをいただいたと思っている。そこは思いが共通していますのでしっかりと被災者の方、被災地をしっかり復旧・復興に汗をかいてくださっている皆様方と一緒に市町村そして県、国と連携を取りながら早急に進めていきたいと思っている」

組織の盤石な強さを見せた加藤さん。

3000OS5:2024/10/31(木) 22:25:25

一方、石黒さんは追い風を当選に結びつけることができませんでした。

石黒覚氏「我々の立憲民主党県連の普段の活動の弱さが出たのではないか」

県内では、告示まで3か月を切った知事選、そして来年夏の参議院議員選挙と政治決戦が続きます。山形3区の結果は非自民系勢力に強い組織態勢づくりの必要性を突き付けました。

3001OS5:2024/10/31(木) 22:34:29
 ▽東京17区(4人)
◎64,495平沢勝栄 79 元復興相  無前(9)  ■非公認■公明推薦なし
△51,975円より子 77☆元参院議員 国新   ■民主⇨国民の怒り⇨国民民主
△42,420猪口幸子 68☆医師    維新 
✕26,564新井杉生 65 党地区委員長共新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/e66f8654b516e58ce1e647e71b543d94876b7ae9
東京・葛飾「平沢王国」に異変 異例の“代議士3人時代”突入へ【衆院選2024】
10/31(木) 21:46配信

東京・葛飾区立石。千円あれば酔っぱらえる「せんべろ」の街として知る人も多い。下町情緒を醸し出す仲見世商店街は、昼から頬を赤くした酔客の姿も珍しくない。

衆院選が公示された今月15日、立石の一角にある神社には朝から多くの人が集まり、平沢勝栄氏(79)の「出陣式」が執り行われた。

葛飾区(東京17区)では小選挙区制が敷かれた1996年の衆院選以降、平沢氏が議席を守り続けている「平沢王国」だ。民主党(当時)が政権を奪取した2009年の衆院選でも、平沢氏は圧倒的な強さで民主党の対抗馬を破った。

しかし今回、“裏金問題”に端を発し、平沢氏は自民党の公認無しで戦うことになり、陣営は危機感を募らせていた。

「初めて供託金を払いに行きましたよ。今までは党がやってくれたので…」
陣営の関係者が「異例の選挙戦」であることを吐露した。

葛飾に生まれ育った私はこれまで地元である東京17区の情勢取材を担当してきた。今回、初めて自民党の非公認となり無所属で出馬した平沢氏の選挙戦を取材した。

記者「平沢さん、意気込みは?」
平沢氏「…」
記者「きょうを迎えて、お気持ちは?」
平沢氏「…」

異様な光景だった。
公示日に平沢氏は記者から向けられた質問に何も答えず、ダンマリを決め込んでいた。普段は無風の選挙区のため、こんなに報道陣がいるのは見たことがないが、今回は公示前から「裏金・非公認」の選挙区として取材が加熱していた。平沢氏は「渦中の議員」として注目されることを快く思っていないように見えた。

しかし、今の心境を聞きたい。こう思った私はひらめいた!

筆者「平沢さん、僕、立石出身なんですよ」
平沢氏「え?そうなの??」

この日、初めて喋った!さすが「ミスターどぶ板」といわれる平沢氏。地元出身者のお願いは断れなかったようだ。

筆者「どうですか、今回は?周りの声は?」
平沢氏「今回はただ勝つだけじゃダメなんだよ。大差で勝たないと!」

平沢氏は大差をつけて勝つことを強調した。こうした意向を汲んでか、平沢氏を支える地元の自民党区議・都議らもピリピリしているように見えた。

「修祓式(しゅうれんしき)」と呼ばれる出陣の行事は、まるで時代劇で見るような儀式だった。平沢夫妻の脇を葛飾区長と御年100歳の後援会長兼選対本部長が固め、さらに自民党区議団らが整列していた。

「おめえら、早く並べよ!」

べらんめえ口調の怒号が会場に響いた。区議団の幹部が、もたついている若手の区議に向かってマイクを使って言い放った。時代に逆行するような怒号にドキッとしたが、会場に集まった支援者らは気にしていないようだった。この日集まった支援者は町内会の会長など古くから平沢氏を支えている高齢者が多かった。

あいさつで自民党都議が「今回の党本部の決定は釈然としない」と話すと、多くの支援者がうなずいていた。ここでは党本部の決定に異を唱えても平沢氏のためなら“正義”となるかのようだった。

平沢氏はこう息巻いた。「私は総裁選で石破さんを応援した。言いたいことはあるけれど、今は言わない方が良い」。自民党総裁選で平沢は石破氏を支えたにも関わらず、非情にも公認されなかったことに不満を隠さない。

そして平沢氏は、自身と同じ警察官僚出身の佐々淳行氏が石原慎太郎氏に贈った台詞「反省しろよ慎太郎 だけどやっぱり慎太郎」を引用した。

「『反省しろよ自民党、平沢!だけどやっぱり自民党、平沢』なんですよ!」

3002OS5:2024/10/31(木) 22:34:47
支援者からこの日一番の拍手が沸いた。

平沢氏の強さの秘密は徹底的な「どぶ板」と言って良い。

私が小学生の時のことだった。100歳を目前に大往生した曾祖父の通夜に突然、平沢氏がやってきたのだ。曾祖父は政治とは無関係だったので、親族一同驚いていたのを覚えている。

「ひーじーちゃんのために偉い人が来てくれたんだよ!ヒラサワ先生っていうんだよ」。幼心に強烈な印象が残ったことを覚えている。

また最近、私が所属していた地元小学校のサッカークラブが創立30周年を迎え、ささやかな祝賀会が開かれた。そこにも「ヒラサワ先生」がやってきたのだ。しかも、自民党区議・都議を引き連れての大所帯だった。クラブ関係者は「だれも平沢氏を呼んでいない」ということだったが、区の施設を使用した催しだったため、平沢氏に情報が入ったのだろう。「義理と人情」がどこよりも濃く残る下町では、こうした活動が絶大な効果を発揮しているのかもしれない。

そんな平沢氏でも、今回ばかりは裏金事件で窮地に追い込まれたように見えたが、陣営の関係者は「思ったより逆風を感じなかった」と話す。支持者からは「石破さんを応援したのに、気の毒」といった声を掛けられたという。

そして、開票結果は…。

平沢氏が得票率34%と「薄氷の勝利」だった。2003年以降、常に50%を超えていた平沢氏の得票率が初めて50%を割ったのだ。投票が締め切られた午後8時に「当確」を打った社はゼロだった。

JNNの出口調査の結果を分析すると、平沢氏に投票した人の約67%が「自民党の裏金問題について考慮した」と回答した。多くの有権者が出陣式での平沢氏の言葉のごとく「それでもやっぱり平沢」と判断したのだろうか。

一方、世代別の投票先を見ると一定の傾向が見えた。

平沢氏は年代別に見て40代〜80歳以上で最も高い得票率となったが、20代、30代は得票率が最も高かった候補の半分ほどしか獲得できなかった(※10代はサンプル数が少なく分析対象から除外)。

その結果、対抗馬の円より子氏(国民)と猪口幸子氏(維新)が平沢氏に迫る勢いで票を獲得し、比例復活。小選挙区制に移行後、初めて葛飾(東京17区)から3人の衆議院議員が当選し、未曾有の「代議士3人時代」を迎えることになった。

気になる数字もある。

葛飾区選挙管理委員会によると、今回、無効票となったのは1万4631票で全体の7.31%にも上った。そのうち9623票が白票だったという。無効票の割合と白票の数は、選管がさかのぼることが出来る2017年以降、3回の衆院選で最多だった。

“最多”の白票と「3人当選」という過去に例を見ない選挙結果となった葛飾。

今回の結果は“葛飾の政変”と言えるのか。そして若い世代の「平沢氏離れ」は、これからの葛飾の政治環境にどう影響を与えるのか。今後も地元葛飾をウォッチしていきたい。

岸将之(TBSテレビ 調査報道部特別報道班)
東京・葛飾区出身。これまで所属した社会部では東京地検特捜部や裁判所などの取材を担当。その後、「報道特集」に所属し東京五輪での「弁当13万食廃棄問題」や、侵攻が始まった翌日からウクライナ・ベラルーシの両国で取材をした。 2024年7月から所属する特別報道班ではM&Aで中小企業が悪意ある買い手企業の被害に遭っている実態などを取材。

TBS NEWS DIG Powered by JNN

3003OS5:2024/10/31(木) 22:44:18

 ▽広島5区(3人)
◎82,297佐藤公治 65☆元参院議員 立前(4)
✕60,796小島敏文 74 元復興副大臣自前(4)推(公)■重複なし(自民73歳定年制)
✕11,106猪原真弓 63 党地区委員 共新 

三原市 小島の県議時代の選挙区
佐藤公治17,469(50.0%)
小島敏文14,775(42.3%)
猪原真弓2,662(7.6%)

尾道市 佐藤の出身地
佐藤公治30,858(57.3%)
小島敏文18,691(34.7%)
猪原真弓4,324(8.0%)

三次市 亀井静香の地盤
佐藤公治12,245(54.8%)
小島敏文8,612(38.6%)
猪原真弓1,477(6.6%)

https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/550045
選挙区拡大で悪戦苦闘【衆院選自公大敗 変わる風景】④有権者への浸透

21:21
(最終更新: 21:21)

撤去作業が進む小島の尾道事務所
 衆院選広島5区で敗れた自民党の小島敏文(74)は、尾道、三原、三次の3市に置いていた事務所の閉鎖を決めた。これまで比例復活で4期(約12年間)国会の赤じゅうたんを踏んだ。悲願の小選挙区当選はかなわず。本人は進退の明言を避け、生まれ育った広島県世羅町の拠点は残すが支援者らは「政界引退だろう」と受け止める。

 1票の格差解消を目的とする小選挙区定数「10増10減」が適用された衆院選。東京などでは国会に送り出す議員が増える一方、人口減が進む中国地方は広島、山口、岡山3県で1人ずつ減った。

 選挙区の区割りが変わった。「新しいエリアでどこまで浸透できるかが鍵だ」「顔と名前を有権者に知ってもらうことから始めねば」。広島5区に限らず、どの陣営からも同じ声が聞こえた。

 広島5区は、旧6区を軸に旧4、5区の一部エリアが組み込まれた。面積は3637平方キロで、鳥取県や奈良県とほぼ同じ。中国山地と瀬戸内海にまたがる広い選挙区を候補者はどう歩いたか。

 勝った立憲民主党の佐藤公治(65)は選挙戦の序盤、出身地の尾道市に加え、支援を受ける元衆院議員の亀井静香(88)の影響力が強い県北部を遊説した。最後の2日間に張り付いたのは三原市。ほぼ告知せず、選挙カーを降りて演説を重ねた。

 小島は最初の2日間、新たに選挙区となった三原市本郷町、大和町、尾道市瀬戸田町を歩いた。自民党の地盤での票固めを図ったが、そこに吹き付けたのが「政治とカネ」問題という逆風だった。

 政界には「地盤、看板、かばん」という言葉がある。有権者に浸透を図る上では「看板」に当たる肩書が影響する。逆に言えば、野党の新人候補には不利な面もある。

 岡山3区で、立憲民主党のはたともこ(58)は新たに選挙区に入った津山市に拠点を構え、ポスター張りやチラシ配りに奔走した。それでも自民党の現職財務相、加藤勝信(68)の壁は高かった。

 中国地方で唯一区域を維持したのは福山市全域の広島6区(旧7区)。5選を飾った自民党の小林史明(41)が駆使したのは交流サイト(SNS)だ。選挙戦で用意した動画は約110本に上る。

 時間対効果を意味する「タイムパフォーマンス(タイパ)」を重視する若者を意識。大半を数十秒にまとめ、デジタル技術による子育て支援などを訴えた。小林は動画の閲覧数に自信を深め、「有権者の関心は政策にあることがあらためて分かった」と話した。

 小林と同じく、自民党の旧岸田派(宏池会)に身を置いた小島。落選翌日に自らのホームページに「取り返しのつかない結果となり誠に申し訳ない」とのメッセージを載せた。東京・永田町の衆院議員会館12階にあった小島の事務所はひっそり。落選議員たちは片付けを進めた。=敬称略

(衆院選取材班)

3004OS5:2024/10/31(木) 22:48:42
栃木3区 178票
◎45,546簗和生  45 元文科副大臣自前(4)
✕45,368渡辺真太朗31 元銀行員  無新 
✕30,913伊賀央  60☆元豊岡市議 立新 



https://www.tokyo-np.co.jp/article/363266?rct=tcg_shu24
<衆院選とちぎ>3区・簗さん、冷や冷や 178票差で5選 「裏金」1746万円、比例重複なし
2024年10月29日 08時24分
5選を祝う花束をもらった後も、控えめに喜ぶ簗和生さん(右)=大田原市の事務所で

 栃木3区(大田原、矢板、那須塩原、那須烏山市、那須、那珂川町)は自民前職簗和生さん(45)が、無所属の新人、渡辺真太朗さん(31)らの挑戦を退け、5回目の当選を果たした。自民党籍を持つ渡辺さんとは178票差、得票率では0.2ポイントの超僅差だった。(武藤康弘)
 27日午後10時40分ごろ、大田原市にある事務所の控室で「当確」を聞いてようやく、支援者ら約200人の前に現れた簗さんは「皆さまに冷や冷やさせる思いをさせて申し訳ない」と何度もこうべを垂れた。
 自民党本部が公認の是非の判断材料の一つとした政治資金収支報告書への不記載額(1746万円)は、公認を受けた議員の中では2番目の高額。全国的に「政治とカネ」を問われた選挙戦は、街頭演説の告知を最小限に控え、旧来の支持層の集会への積極参加で票離れを食い止める戦略だった。栃木1区で14選した自民前職の船田元さん(70)陣営が励んだような、選挙戦で交流サイト(SNS)を使う動きは皆無。支援を公言する渡辺美知太郎那須塩原市長のX(旧ツイッター)投稿くらいしか、簗さんの選挙活動を知るすべはなかった。
 党が比例重複立候補を認めない「背水の陣」だったが、「特段意識していなかった。小選挙区で信任をいただく思いでやった」と報道陣の問いに答えた簗さん。汚名をすすぐ議員活動を5期目に果たせるのか、注視するのは小選挙区内の市民・町民だけではない。

3005OS5:2024/10/31(木) 22:54:39
>「勝てると言えるのは4選挙区ではないか」。
2区:小林鷹之 7区:齋藤健 11区:森英介 12区:浜田靖一



 ▽千葉3区(4人)
◎67,308松野博一 62 元官房長官 自前(8)  推(公) ■重複なし(自民不記載問題)
△64,169岡島一正 66☆元予算委理事立元(3)
✕22,717大薄裕也 36 弁護士   無新 
✕09,297加藤和夫 75 元市原市議 共新 


共産と1本化できてれば、岡島が勝てそうでしたね





https://www.tokyo-np.co.jp/article/363436?rct=chb_shu24
<衆院選ちば>自民「政策で戦いたかった」「裏金問題+党支部に2000万円」で苦戦
2024年10月30日 07時20分
 「勝てると言えるのは4選挙区ではないか」。衆院選中盤、自民、立憲民主両党の千葉県連幹部がそろってこう話した。双方とも全14選挙区のうち、残る6選挙区は大接戦と見ていた。
 結果は、自民は前回から2減の7議席、立民は3増の7議席。比例重複の復活当選を含めると、自民8議席、立民10議席で、自民は水をあけられた。
 「残念だ。政策論で選挙を戦いたかった」。投開票から一夜明けた28日、自民県連の桜田義孝会長は神妙な表情でこう述べた。党派閥裏金問題に関心が集まったとし、「こんなに早く総選挙をやるべきではなかった」と執行部を批判した。
 接戦区で注目を集めたのは3区だ。旧安倍派の事務総長を務めた松野博一さんは、裏金問題を抱える公認候補として出馬。前回は10万6千票超を集める大勝だったが、今回は6万7千票まで減らした。次点の立民元職とは3139票差の辛勝。陣営関係者は「逆風が強まり、負けるかもしれないと考えた」と明かす。競り勝てたのは「昔からの支援者のおかげだ」。
 裏金問題は、他の自民候補たちにも影を落とした。応援弁士たちが「政治資金収支報告書の不記載問題には無縁の人だ」と候補者を紹介する場面も。支援した地方議員の多くは裏金の影響を口にした。
 自民には政策が浸透しづらかったと見る向きもある。ある県議は「何を訴えてものれんに腕押し。政治不信の表れなのか」と首をひねる。無党派層でも安定を求めて自公に投票していた有権者たちが、選挙に行かなくなると危機感を募らせた。
 さらに選挙戦終盤、非公認候補が代表の党支部に党本部が2千万円を支給していたと報じられると、別の県議は「優位とされた選挙区でも、それまでなかった批判の声を聞くようになった」と嘆いた。
 新人候補たちも知名度不足などから苦戦を強いられた。当選を重ねた前職の衆院解散直前の引退表明を知らなかった支持者もいたという。9区の選対幹部は「(前職の汚職事件で)もともとマイナスからの出発。裏金の影響も重なっては…」とため息をついた。
候補者の応援演説に立つ小林鷹之さん(左)=旭市で

 一方、9月の党総裁選にも出馬した小林鷹之さん(2区)は応援で全国を駆け回り、注目を集めた。27日夜、早々に当確が出ても万歳はせず「全国を回りながら、これまでにない逆風を感じた。党の幹部はこの責任を感じてほしい」と硬い表情で語った。
 連立を組む公明党県本部の平木大作代表は「自民党自身が政治とカネの問題にどう向き合い、改革していくかを示せなかった。公明党としても、しっかり改革するように迫るべきだった」と悔やんだ。(衆院選取材班)
     ◇
 27日投開票された衆院選で、裏金批判を受けて守勢に立たされた自民。野田佳彦代表(14区)のもと攻勢をかけた立民。両党の対決を軸に展開した選挙戦を2回に分けて振り返る。

3006OS5:2024/10/31(木) 23:00:12
 ▽千葉5区(6人)
◎66,031(30.6%)矢崎堅太郎57☆元県議   立新 
△59,636(27.6%)英利アルフィヤ36☆元国連職員 自前(1)推(公)
△51,033(23.6%)岡野純子 46☆元浦安市議 国新 
✕17,615(08.2%)岸野智康 30☆元議員秘書 維新 
✕11,015(05.1%)桜井雅人 51 元市川市議 共新 
✕10,490(04.9%)宮路純一 35 鉄道会社員 参新 


参考:23年補欠選
千葉5区

◎50,578 30.6% 英利アルフィヤ34歳 自民 (公) 新
✕45,635 27.6% 矢崎堅太郎  55歳 立民新
✕24,842 15.0% 岡野純子   44歳 国民新
✕22,952 13.9% 岸野智康   28歳 維新新
✕12,360 07.5% 斉藤和子   48歳 共産元
✕06,561 04.0% 星健太郎   43歳 無所属新
✕02,463 01.5% 織田三江   41歳 政女新<衆院選ちば>「野田効果」で立民倍増 野党連携見通せず 現実的な政策を
2024年10月31日 07時36分
候補者の応援演説で政権交代を訴える立民の野田佳彦代表(左)=鎌ケ谷市で

 「自民党を政治から退場させなければならない」。衆院選終盤の25日、千葉県鎌ケ谷市で応援演説した立憲民主党の野田佳彦代表(14区)は声を張り上げた。自民の非公認候補者が代表の党支部に党本部が2千万円を支給していた問題を「裏公認料」と批判した。
 立民は候補を立てた計11の小選挙区で7勝し、比例復活を含めて前回から倍増の10議席を得た。県連の奥野総一郎代表(9区)は「政治とカネの問題が追い風になった。野田さんが代表になった効果もあった」と総括した。
 2021年の前回は多くの選挙区で野党の競合が回避されたが、立民は4勝に終わった。今回、共産は全14選挙区で候補者を擁立、与野党一騎打ちは立民が立てなかった2区だけだった。
 立民と国民民主党の競合で混戦だったのが5区。自民前職と、立民、国民、維新のいずれも新人は、昨年4月の補選と同じ顔ぶれ。さらに共産、参政の新人2人も参戦した。
 28日未明、初当選を決めた立民新人の矢崎堅太郎さんは「もともと激戦は予想していた」と淡々と話した。選挙期間中は「変わってほしい」など自民に変化を促す声を有権者から聞き、手応えも感じ取っていた。一方、国民との連携は「候補者ではどうすることもできない。両党の動きを見ていると、難しいのかなと思った」。
 補選では野党競合の末、自民候補が抜け出して勝った。それだけに、今回は野党間の連携を支持者も切望していたという。矢崎さんは雪辱を果たしたものの、「今回は勝てたからいいが、野党乱立が自民を利することになりかねなかった」と懸念を口にした。
 共産とは距離を置く形になった「共闘解消」について、立民県連幹部は「真ん中(中道保守層)を取りにいく」と強調。別の県連関係者は「野田代表になって、離れていた支援者が戻り戦いやすくなったという陣営もあった」と明かす。さらに、「有権者に選択肢が増えた。野党を集約するのか分散させるのか、どちらを選ぶのかも有権者に委ねられていたと言える」と指摘した。
 一方、野党共闘は進まなかったが、環境や平和運動などの市民団体が候補者を支援した草の根の「選挙協力」を評価する声もあった。
 立民と国民民主を支援する連合千葉の永富博之会長は「連合としては政策的に立民と国民民主が連携を強めるべきだと考える。今後、協力体制を築いてほしい」と求めた。
 県連関係者は「与野党ともに政治改革にけりをつけなければ国民は納得しない。選挙結果はそれを示している」としながら、「同時に立民は目指す政権の方向性を明らかにしなければ」と強調。奥野代表は「政権を取りにいく覚悟を決めてまとまらないといけない。国民のためになる現実的な政策は何かを示す必要がある」と力説した。(衆院選取材班)=おわり

https://www.tokyo-np.co.jp/article/363645?rct=chb_shu24

3007OS5:2024/10/31(木) 23:08:42

 ▽長野5区(3人)
◎78,139宮下一郎 66 元農水相  自前(6)推(公)■重複なし(自民不記載問題)             
△68,650福田淳太 30☆元新聞記者 立新 
✕14,681後藤荘一 71 元飯田市議 共新


 ▽長野3区(2人)
◎121,594神津健  47☆元JICA員立前(1)
△099,431井出庸生 46☆元文科副大臣自前(4) 推(公)
           
>>2306渡辺正博 73 共 新 (元)上田市議 取り下げ


https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024102900113
長野県でも自公両党に裏金の逆風 来年夏の参院選の準備も停滞
2024/10/29 11:02
 〈流動 信州の政党 衆院選、勢力逆転(上)〉

 「政治不信を招いた問題への批判が強かったのだろう」。投開票から一夜明けた28日午前、長野5区で7選を果たした自民前職の宮下一郎氏(66)は伊那市の事務所で硬い表情で選挙戦を振り返った。

 裏金事件に厳しい目が注がれる中で行われた総選挙。宮下氏自身も政治資金収支報告書に不記載があったとして、党方針で比例重複立候補を外された。背水の陣で臨み勝利したが、得票は21年の前回選より2万票近く減少。「自民党の宮下を応援するのか、自民はけしからんと考えるのか、という選挙だった」。選挙戦最終日の26日夜には党への逆風をそう表現した。

 3区で落選、比例復活した前職の井出庸生氏(46)は28日朝、佐久市内の街頭に立った。「大変厳しい結果になった。皆さんと意見を交わしながら謙虚に活動していく」と神妙な表情。宮下氏と同様に裏金事件を受け比例重複しなかった1区前職の若林健太氏(60)は再選を逃した。同日午後、長野市の事務所で党の再起などについて尋ねると「特にない。議席を失った私が言う立場にない」とした。

    ◇

 石破茂首相(自民党総裁)は政権発足直後の刷新感を前面に解散に踏み切ったが、事件に関係した議員の非公認の不徹底や、非公認候補が代表を務める政党支部への2千万円支給問題でつまずいた。

 最終盤の25日、森山裕幹事長が飯田市入りし、5区の宮下氏支持を訴えた。森山氏は2千万円支給問題の「渦中の人」。応援受け入れはマイナスとの見方もあったが、農相経験者の森山、宮下両氏がそろってアピールすることで支持固めをすることになった。

 若林氏陣営も公示翌日の16日、党総裁選で石破氏に敗れた高市早苗前経済安全保障担当相が応援に駆けつけ、17日は石破氏が長野市入りした。保守的な政治姿勢で知られる高市氏と、リベラル層に人気の石破氏の相次ぐ応援は、若林氏の「立ち位置」を見えにくくした―との見方もある。

 県連関係者は党中央の一連のちぐはぐな対応に「地方や候補に打つ手はなかった」と顧みる。集会開催や支持拡大を担う職域団体の中には、裏金事件への忌避感から活動が鈍い団体もあったとされる。

    ◇

 裏金事件を巡る逆風は連立相手の公明党にも及んだ。公明は比例代表北陸信越ブロック(定数10)で再選を果たした前職の中川宏昌氏(54)の議席維持が最重要課題で、自民1区の若林氏陣営に「比例は公明」の呼びかけを徹底するよう求めた。

 公明陣営は、若林氏が比例重複しないため「選挙区と比例のすみ分けがしやすい」と期待。ただ、県内の比例得票は前回選より1万4千票余少ない8万8千票余で、1区では前回比964票減の1万9437票に終わった。

 中川氏は「(自民に)足を引っ張られたのは事実。今後は強く言うべきことを言うことが一層大事だ」とする。

    ◇

 与党が再起の道筋を描けない中、参院選が迫る。現在県区の2議席は立憲民主党が独占。自民は早ければ候補者を今夏にも決め、衆院選をともに回る「セット選挙」で知名度向上を図る案があった。ただ裏金問題以降、水面下で交渉する候補先から前向きな返答が得られない状況が続く。党県連の政治資金パーティーも再開の見通しが立たず、参院選の準備は停滞している。

 県連の西沢正隆幹事長(県議)も、参院選の候補者選びが難しくなる可能性を認める。その上で、57・21%と低水準だった衆院選の県内投票率(小選挙区)に注目。「党支持層が投票所に足を運ばなかった可能性があり、深刻」とし、この層の理解を得ることから信頼回復の取り組みを始めたい―とした。

    ◆

 「政治とカネ」を主要争点に27日投開票された衆院選は、自民、公明両党が議席の過半数を割り込み大敗した。県内でも比例代表を含む議席は自民が5から3に減らす一方、立憲民主党が3から4に増やし、勢力図が塗り替わった。政権維持が不安定化する与党は政治不信の払拭と立て直しが急務。野党も信州で続けてきた政党間協力のきしみが垣間見えた。今衆院選を振り返り、2025年夏の参院選に向け県内政党が抱える課題をみる。

3008OS5:2024/10/31(木) 23:10:02
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024103000180
長野県内の野党連携 今回の衆院選で残ったしこり 1本化以外の可能性も
2024/10/30 12:00


 〈流動 信州の政党 衆院選、勢力逆転(中)〉

 「手応えは(2021年の)前回選に比べてなかった。お金で動く政治は駄目だという政治不信に対する票だった」。衆院選投開票から一夜明けた28日、長野3区を制した立憲民主党の前職神津健氏(47)は上田市の事務所で結果を分析した。

 選挙戦では自民党派閥の裏金事件など「政治とカネ」が最大の争点に。神津氏は物価高や人口減少対策にも力点を置いて訴えたものの有権者の反応を十分に感じられなかったとし、「政策を磨き、立憲民主党自体のファンを増やさないといけない」とした。

 3区では公示間際に共産党が新人渡辺正博氏(73)の擁立取り下げを発表。前回選に続き「与野党一対一」の構図となった。渡辺氏は28日、共産支持層を含む政権批判票が神津氏を押し上げたと分析。「身を引いた判断は間違いではなかった」と受け止めた。

 3区で共産が得た比例票は1万8千票余で、神津氏と自民前職の井出庸生氏(46)の得票差は2万2千票余。神津氏陣営幹部は、前回は比例復活だった神津氏が地域で浸透に努めた結果―と強調。神津氏は共産の候補取り下げは「影響はあった」と認める。

   ◇

 16年の参院選以降、一定の成果を上げてきた県内の野党共闘は今衆院選で、ほころびが目立った。立民の新代表に就いた野田佳彦氏の安全保障を巡る姿勢に共産が反発し、全国の選挙区で独自候補擁立を加速。党県委員会も立民と競合する3区と5区について、一時は両方で候補者調整を見送ることを検討した。

 安全保障関連法廃止を求める市民団体などでつくる「信州市民連合」の候補一本化の要請もあり、最終的に3区で取り下げ、5区では擁立を維持。ただ、1〜3区で立民候補を自主支援する一方、4、5区で独自候補を擁立する対応は、分かりにくさも残した。

 前回選は信州市民連合が仲介する形で立民、共産、社民党は政策合意を結び、5選挙区全てで「野党統一候補」と位置付けて共産側も前面に出て立民側と連携した。今回は立民側がこうした合意の在り方に慎重なまま選挙戦に突入し、1〜3区で活動にも濃淡が出た。共産関係者は、ポスター張りなど「裏方」に徹した選挙区では「釈然としない思いを抱える党員もいた」と明かす。

   ◇

 半面、立民と共産が競合した5区で立民新人の福田淳太氏(30)が自民前職の宮下一郎氏(66)相手に善戦し、比例復活当選した結果からは、候補一本化が議席獲得の「最適解」とは限らない可能性も浮かぶ。

 福田氏の宮下氏に対する得票の割合(惜敗率)は、前回野党統一候補として宮下氏に挑んだ立民の曽我逸郎氏を5ポイント上回る87%だった。今回5区に立候補した共産新人の後藤荘一氏(71)と福田氏の得票を合わせれば宮下氏を上回るものの、同じ発想で戦った曽我氏は届かなかった。

   ◇

 来夏に迎える参院選。県区の改選数が1に半減した16年以降、野党が候補を一本化して補選を含めて4連勝中だ。立民県連代表の杉尾秀哉氏(参院県区)は全選挙区での候補一本化は実現しなかった今衆院選を巡り「信頼関係や枠組みは残っている」とし、参院選は立民現職の羽田次郎氏(55)への一本化でまとまることを期待する。

 ただ、立民県連は県連内の手続きを経ずに長野4区への立候補を表明した県連常任幹事の武居博明氏(66)について野党間の候補一本化を優先し、次期衆院選の公認候補擁立の前提となる4区総支部の設立検討を条件に、比例転出させた経緯があり、問題がくすぶる可能性もある。

 共産党県委員会の鮎沢聡委員長は、自公政権打倒へ参院選での野党間協力は不可欠との認識だ。ただ、党の県組織同士が政策協定に合意できなかった今衆院選の連携は「良かったとは思わない」とし、立民側のより踏み込んだ対応が必要になると考えている。

3009OS5:2024/10/31(木) 23:12:39

 ▽長野2区(3人)
◎98,664下条みつ 68☆元防衛政務官立前(5)
✕54,265務台俊介 68☆元環境副大臣自前(4)  推(公)
✕50,961手塚大輔 41☆党県代表  維新 


https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024103100105
長野県でも明暗分かれた維新と国民 れいわは比例票倍増
2024/10/31 11:00

 〈流動 信州の政党 衆院選、勢力逆転(下)〉

 衆院選投開票翌日の28日朝、松本市白板の交差点。2区に立候補した日本維新の会新人の手塚大輔氏(41)がつじ立ちしていた。2区への出馬は3度目。今回も当選には届かなかったが、次点の自民前職に迫る5万票余を得て「満足できる部分もある」。1区で落選した新人の若狭清史氏(44)も同日、充実した様子で今後の政治活動用のポスター写真の撮影に臨んだ。

 ただ、今衆院選で維新は苦戦した。全国では公示前の43議席を38に減らし、県内比例票は2021年の前回選比27%減の6万6969票=グラフ。比例代表北陸信越ブロック(定数10)では前回と同じ1議席だった。

 推薦した兵庫県知事のパワハラ疑惑、所属議員の相次ぐ不祥事などで敬遠されたとみられ、若狭氏は「政党名はほぼ叫ばなかった」と明かす。

    ◇

 県内で小選挙区候補がいなかったにもかかわらず、躍進したのが国民民主党だ。比例票で前回比2倍超の8万9千票余を得た。北陸信越ブロックに候補を立てた9政党中、県内では立憲民主、自民党に次いで3番目に多く集票し、同ブロックで初の1議席を獲得。全国でも公示前の4倍となる28議席に伸ばし、自公が過半数割れした衆院で「キャスチングボート」を握る。

 衆院選中の22日、国民の玉木雄一郎代表は長野市の長野駅前で街頭演説した。「手取りを増やす」と書いたのぼり旗の横で所得税減税などを強調し「立民も維新も言っていない」と訴えた。

 国民の県連設立は22年春と歴史は浅いが、今衆院選では立民候補が不在の4区で候補擁立を模索した。公募に応じた県内の男性が竹詰仁県連代表(参院比例)と面談するなど水面下で準備したが、男性の体調不良で頓挫した。

 それでも得票を大きく伸ばした。竹詰氏は、給料が上がっても、手元に残るお金の額が変わらない悩みを抱える人が多いと指摘。「解決策を分かりやすく伝えられた」とする。信濃毎日新聞が投開票日に行った出口調査では、投票で重視したテーマに「景気・雇用など経済政策」を選んだ割合は比例で国民に投票した人が4割で最も多かった。

 「ここまで伸びるとは」。県内唯一の地方議員でもある県連副代表の内川集雄氏(安曇野市議)は予想を上回る結果に驚く。来夏の参院選を見据え、所属地方議員を増やして組織力強化を目指す。

    ◇

 県内組織を持たないものの、国民同様に急速に伸長したのがれいわ新選組だ。県内比例票は前回比ほぼ倍増の6万8539票で維新を上回り、北陸信越ブロック全体では共産党(18万票余)をしのぐ21万6千票余を集めた。

 れいわの竹元完奈氏(諏訪郡下諏訪町議)は、物価高が続く中、消費税廃止やインフレ対策など格差解消を掲げる生活者目線の主張が就職氷河期を経験したロストジェネレーション(ロスジェネ)世代などに響いたと分析。県内でも街頭などで若者からの反応に手応えがあったという。

 県組織がない中でも支持者による「勝手連」がボランティアでSNS拡散や支持呼びかけなどを行っていたとし、「政治を変えたい思いが強かったのではないか」とみる。

 れいわは今衆院選での躍進を追い風に、来夏の参院選や市町村選挙に臨む考え。竹元氏は組織体制の構築が課題とした上で、「今回の勢いを継続させたい」と話す。

 国民、れいわに共通するのが、今回与野党間で主要争点となった「政治とカネ」に触れつつも、SNSなどを駆使して経済政策を軸とした独自の主張を前面に出した点だ。

 県内の与党関係者は両党について、イメージ戦略で他党との差別化が徹底され、ネット活用も効果的だったとみる。一方、「議席を増やした今後、ぼろが出る可能性もある」と指摘。「イメージ戦略以上に、実績や政策実行がより大切ではないか」とけん制した。

3010OS5:2024/10/31(木) 23:24:39
https://kumanichi.com/articles/1590002?check_logged_in=1
鳥取と高知、熊本の3県のみ…自民熊本県連が逆風でも完勝した理由は?【2024年衆院選 連載「変わらぬ理由」㊤】
熊本日日新聞 2024年10月28日 22:30
 「自民党前職の当選が確実に」。27日午後8時、衆院選の投票が締め切られるとすぐに、報道機関は熊本1区から4区まで県内全選挙区で、自民が勝利する見通しを一斉に伝えた。

 テレビの画面には、硬い表情のまま、東京・永田町の党本部に入る総裁の石破茂の姿も映し出されていた。支援者たちの笑顔の輪が広がった熊本の光景とは対照的だった。

 「派閥の裏金問題の影響は読み切れない」。公示前、自民県連内には、そんな見方が多かった。選挙戦終盤には、自民が非公認とした候補の党支部に活動費2千万円を支出したことも明らかになった。

 「裏金問題とのダブルパンチ。公認しないのに、公認料を含めて同額を渡す必要があったのか」。元衆院議員で県議の岩下栄一は不満を口にした。浮動票が多い熊本市の都市部の1区で戦ったことがある岩下は、民意の「風」の怖さをよく知っていた。

 「比例復活を許してはならない」。自民県連幹部の一人は選挙戦終盤、1区の木原稔の陣営に〝号令〟を出した。全国で立憲民主党の議席増が予想される中、熊本に伸長の「芽」を残すわけにはいかないからだ。

 実際、立民は全国で148議席を獲得し、野党第1党として定数の3割を超えた。現行制度下では、1996年の新進党と、熊本2区で松野信夫が比例復活した2003年の民主党以来だ。この選挙で二大政党の流れが強まり、09年の民主党政権誕生につながっていった。

 だが、今回の熊本では、野党が都市部の無党派層を取り込み、組織選挙の自民を破る「1区現象」は起きなかった。05年から17年まで5回、松野頼久と激戦を繰り広げた木原。相手が変わった21年と同様に、立民候補を寄せ付けなかった。

 2区、3区、4区は、地方の色がより濃い自民の「金城湯池」だ。さらに、創価学会が支える公明党が自民候補に推薦を出し、票を積み上げた。野党が付け入る隙は無かった。

 「4人の候補は裏金事件と無縁。その点も有権者に冷静に判断してもらえた」。県連幹事長の松田三郎は全勝の要因を分析した。

 友好団体の集票力も無関係ではない。自民との強固な関係を象徴するのが「チーム熊本」という言葉だ。県や市町村も含めた一枚岩の態勢を指すが、県建設業協会専務理事の藤本正浩は「この言葉を知らない業者はいない」と語る。

 県農業者政治連盟委員長の宮本隆幸は「自民の4人は組合員にも圧倒的な知名度がある」と説明。組織の〝末端〟まで浸透を図りやすかったという。

 石破は戦後最短となる首相就任から8日後の衆院解散、26日後の投開票を断行。今回の選挙は「超短期決戦」と位置付けられた。

 「急な解散と言われるが、3年前に前回の衆院選が終わってから、いつ選挙があってもいいように準備をしてきた」。投開票から一夜明けた28日、記者会見を開いた県連会長の前川收は、きっぱりと言った。そして、こう続けた。「全ての選挙区で自民党候補が勝利し、なおかつ、野党候補に比例復活を許していないのは、鳥取と高知と熊本だけだ」

   ◇    ◇   

 全国的に、自民は「政治とカネ」の問題を受けて大敗し、公明を合わせた与党で過半数に届かなかった。それに反するように、熊本では県内4選挙区を自民が再び独占。野党は前回に続いて1人の当選者も出せなかった。全国の結果となぜ違ったのか─。熊本の「変わらぬ理由」を探った。=敬称略(衆院選取材班)

3011OS5:2024/10/31(木) 23:25:17
https://kumanichi.com/articles/1592141
全国では躍進も…熊本県では大敗の立民、政権批判票を取り込めぬ理由は?【2024年衆院選 連載「変わらぬ理由」㊦】
熊本日日新聞 2024年10月29日 22:30
 「政権交代こそ最大の政治改革」。投開票日前日の26日午後7時半ごろ、熊本市の下通アーケードに、そう大書したのぼりが掲げられた。熊本1区に立候補した立憲民主党の出口慎太郎の選挙戦を締めくくる演説に、支持者たちが駆け付けた。

 前防衛相の自民党の木原稔と対峙[たいじ]した県都決戦。立民は派閥裏金問題に対する強烈な不信感を追い風に、勝利を目指した。「選挙区で負けたとしても、比例復活はできるのでは」。出口陣営は期待を膨らませた。

 選挙戦の終盤、思わぬ援軍も登場した。共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が、裏金問題で非公認となった候補が代表を務める政党支部にも、自民が2千万円を支給していたことを報じた。

 立民はすぐに、候補者に街頭演説で言及するよう通達を出した。「2千万円の原資はみなさんの血税だ」「自民は相変わらず反省していない」。出口も通達通りの言葉を繰り返した。

 勢いに乗ったかに見えたが、内実は違った。「菊池市在住で、熊本市をエリアとする1区に十分な後援会組織がない」「知名度が低く、比例復活も難しいだろう」。マイク納めに顔を出した人からも、そんな声が漏れた。

 予感は的中。出口は6万4238票にとどまった。当選した木原の票に迫った割合を示す惜敗率は58・3%。比例九州に重複立候補した党の候補で下から2番目の大敗だった。

 惜敗率が41・4%と、最も低かったのは熊本4区の笹本由紀子。4区には前回は立民、今回は日本維新の会から矢上雅義が出馬し、政権批判票は分散した。

 維新は県内比例票で、れいわ新選組の後塵[こうじん]を拝した。維新県総支部幹事長の井坂隆寛は「関西以外の地域では地力が足りない」と認めざるを得なかった。

 全国の結果とは異なり、熊本では4選挙区で圧勝した自民の強さが際立った。「極めて残念な結果」。立民県連代表の鎌田聡の表情は険しい。2017年、21年、24年と続けた、1〜4区で共産や社民党と候補者をすみ分ける戦い方は機能せず、比例復活もゼロに終わった。反自民票は保守的な主張が目立つ参政党にも流れた。

 立民が野党第1党の存在感を示せなかった要因は何か─。前回、1区に出馬した元県議の濱田大造は「県連は、いざ選挙となってから連合熊本の支持固めに力を注ぐ傾向がある。普段から勢力拡大に努めるべきだ」と言う。連合熊本事務局長の山本寛も「連合以外に、もっといろんな支援者がいていい」と同調する。

 自民が総裁選を経て、石破茂を「新たな党の顔」に据えたように、立民は代表選で野田佳彦を選び、衆院選になだれ込んだ。リベラル系に加え、「穏健な保守層」にもウイングを広げる戦略が当たり、全国では躍進した。

 県連も保守層の獲得に向け、元熊本市長の幸山政史に応援演説を打診。民主党などに所属し、1区で当選を重ねた松野頼久にも水面下で接触を図った。無党派層の取り込みも狙ったものだったが、実現しなかった。

 投開票日の翌日、幸山は「政治への関心の裾野を広げるため、政治団体を立ち上げたばかり。一つの政党に偏った態度は取れない、と断った」と明かした。

 前回21年、県内の野党は戦後初めて衆院の議席を全て失った。来夏には参院選という次の政治決戦が迫る。「比例復活で1議席でも取れていたら、潮目が変わったのに…。熊本で国会議員を取り戻すのは何年後になるだろうか」。今回の惨敗に、立民県連幹部は危機感を募らせている。=敬称略(衆院選取材班)

3012OS5:2024/10/31(木) 23:36:16
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/669813
〈解説〉「政治とカネ」根強い不信 衆院選2024
山陰
2024/10/28 04:00


 石破茂首相が就任後26日後という戦後最短で総選挙に打って出た「賭け」は大きく外れた。自民、公明両党で過半数の233議席に届かないことが確実な情勢で、山陰で「石破効果」は事実上、地元・鳥取にしか及ばなかった。「保守王国」の島根1区は、補選に続き、立憲民主党の後塵(こうじん)を拝した。

 「物言う姿勢」が評価されて石破氏は総裁になったにもかかわらず、総裁選で約束した解散前の国会での政策論戦は、十分行われなかった。

 自民派閥の裏金事件を巡る「政治とカネ」問題の対象者は選挙で非公認、重複立候補を認めないとする対応は、世論の反発を受けてのことだった。選挙期間中に非公認候補者が支部長を務める支部に2千万円を支給した問題がとどめを刺した。対応が後手に回ったことが、選挙結果に影を落としたのは間違いない。

 4月の島根1区補選で何度も応援に入った石破首相は何も感じていなかったのか。1丁目1番地の政策の地方創生も、政治とカネの問題が片付かなければ前に進められないことはよく分かっていたはずだ。

 再選を目指した島根2区の高見康裕氏は、得票率が同じ立民と共産との三つどもえの構図だった3年前を下回る60・8%にとどまった。「政治とカネ」問題への不信は、根強く残っていた。

 島根1区で敗れた高階恵美子氏が裏金事件にほとんど言及しなかった姿勢に対しては「魚の骨が喉に刺さったようで、語る政策も腹落ちしない」と身内からも疑問の声が上がっていた。

 島根1区の自民は「政治とカネ」問題について2度の審判を受けた形だが、敗因はそれだけではない。高階氏は石破首相や「竹下、細田」の名前を挙げ、地方の再生に取り組む考えを強調したが、終盤の雲南市内の5カ所の演説でJR木次線の問題に一度も触れないなど地域課題への言及に具体性が乏しかった。

 対する立民は、補選に続き度重なった自民の敵失によって島根1区で勝ちを拾った。亀井亜紀子氏が「私が島根で2度勝てば、保守王国とはだれも言わなくなる」と訴えた通りにはなったが、「政治とカネ」問題の陰で、地方再生の在り方など、地域にとっての重要課題はかき消された。

 山陰の4選挙区中、3選挙区では自民が圧勝したように、疲弊からの脱却を願う有権者の期待は、なお石破氏が率いる自民にあったこともまた事実だ。与野党伯仲の中で迎えるであろう来夏の参院選までの間、亀井氏と立民には地域課題解決への成果が求められる。

(政経部・曽田元気)

3013OS5:2024/10/31(木) 23:37:16
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/661412
衆院選 戦いの構図〈上〉 島根1区・「政治とカネ」影響読めず 島根2区・名前浸透や足場固め課題
山陰
2024/10/12 04:00

 石破茂首相が決断した解散に伴う衆院選(15日公示、27日投開票)が近づいてきた。山陰両県4小選挙区の前哨戦を追った。(衆院選取材班)

島根1区

 6日、松江市内であった島根県農政会議の会合。自民党前職の高階恵美子氏が支援を求める中、出席者の一人が「『政治とカネ』問題が尾を引いている」と発言した。

 自民派閥の裏金事件の逆風を受け、党公認候補が立憲民主党前職の亀井亜紀子氏に敗れた4月の補選から半年。反発が薄れ、支持者からは「やっぱり自民だ」との声が聞かれる一方、地域支部の幹部の一人は「一度離れた人を戻すのは難しい」とこぼす。

 懸念材料は他にもある。比例中国から戦いの場を移す高階氏は宮城県出身。2021年に島根県連所属になったが、活動は限定的だった。さらに県連の立候補要請に応じたのは約1カ月前。陣営が開く会合で、衆参約15年の国会議員としての実績と石破首相が政策の柱に据える地方創生の推進を訴えるが、出席者からは「浸透を図る時間がない」との声が相次ぐ。

 「『政治とカネ』問題は終わっていない」。11日、松江市内であった連合島根の会合で立民の亀井氏が強調した。自民の裏金事件への対応を厳しく問い、約2万5千票差で勝利した補選の再現を狙う。

 ただ、視界は開けていない。企業・団体への推薦依頼は補選より増やしたものの、労働組合関連以外で推薦を得たのは現時点で6団体にとどまる。「団体名を伏せてもらいたい」との声が寄せられ、陣営幹部は「自民との関係もある。組織としての支援になるかどうかは分からない」と漏らす。

 無党派層への浸透を狙い、新調したポスターに掲げたのは「再び、力強い1票を」。全国的には裏金事件発覚後、初めての国政選挙になる一方、島根1区の有権者は補選を経験。亀井氏は「自民を負かしてすっきりしている人はいるかもしれない」と自身に向かった票が自民候補に流れることを警戒する。

 補選で候補を取り下げた共産党は新人の村穂江利子氏を擁立し、野党候補の一本化はついえた。共産が最重要課題にするのは17年に失った比例中国の議席獲得。12月に中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町片句)の再稼働が控える中、反原発票の受け皿を狙う。11日、松江市内の街頭に立った村穂氏は「原発ゼロの島根を目指して頑張っていく」と声を張り上げた。



島根2区

 故・竹下亘氏が築いた組織を受け継ぐ自民党前職の高見康裕氏の陣営は「ひとり立ちする選挙」と位置付け、今回と同じ三つどもえで、得票率62・4%だった前回選超えを見据える。

 昨年末に浜田市で1日10カ所の国政報告会を開くなど、知名度不足を克服しようと顔を売る。3年前に死去した竹下氏の後継として高見氏を推した県議が多い西部で受けは良い。

 だが票田の出雲市であった9月の党会合で「顔が浸透していない」と注文がついた。ギャップを埋めるため旧出雲市16地区の党支部分会単位でつじ立ちの計画を立てるが「(効果は)分からない」の声も漏れる。

 立候補表明が10月と遅れた立憲民主党新人の大塚聡子氏は、8日から3日間初めて県西部入り。3年前に同党公認で立候補し、今回は後援会長に就く山本誉元県議は「準備ができていない」と焦る。

 3年前に高見氏を得票で上回った地元の江津市で足場固めをするほか、4月の島根1区補選で勝利した亀井亜紀子氏の父・久興氏の地盤である鹿足郡で票の掘り起こしを狙う。

 共産党新人で元大田市議の亀谷優子氏は、地盤でない出雲市を軸に街頭演説に立ち、地方政治の経験をアピールするほか、比例票の獲得に向け、党の参院議員がてこ入れする。



立候補予定者(敬称略)

<島根1区>

高階恵美子60 党県連副会長    自民前(1)

亀井亜紀子59 党県連代表     立民前(2)

村穂江利子56 党県副委員長    共産新

<島根2区>

高見康裕43 元防衛大臣補佐官  自民前(1)

大塚聡子57 党島根2区総支部長 立民新

亀谷優子38 党県常任委員    共産新

 <表の見方> 名前に続き、年齢、肩書、所属政党、前職、新人の別。丸囲み数字は当選回数。

3014OS5:2024/10/31(木) 23:38:51
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/661917
衆院選 戦いの構図〈下〉鳥取1区・石破陣営 政権批判票を覚悟 鳥取2区・赤沢、湯原両氏 逆風を警戒
山陰
2024/10/13 04:00鳥取1区 石破陣営 政権批判票を覚悟

 自民党前職の石破茂氏が地元待望の首相に就いた直後の3日。鳥取市内の県東部地区の選挙対策本部会議で「日本一となった前回以上の得票率をたたき出す」と浜崎晋一本部長が発破をかけた。

 共産党候補と一騎打ちだった2021年衆院選の得票率は84・1%。今回は立憲民主党が候補者を立てて三つどもえの上、政権への批判票も直接受ける立場になる。

 地元の八頭郡で陣頭指揮をとる福田俊史県議が「負けるわけがないと浮かれたムードを切り替える」とネジを巻く。ただ本人不在の可能性が高く、街頭演説の動員も控えるため、目標達成は不透明だ。

 旧民主党時代を含めて15年ぶりに候補を擁立した立民。久しぶりに選択肢ができたと党支持者や連合鳥取は活気づく一方、遊説コースの計画づくりに頭を痛めるなど12年から4回連続不戦敗のツケは軽くはない。名乗りを上げた新人の朝倉浩之氏自身も、地元民放アナウンサーの経験があり一定の知名度があるとはいえ、表明の遅れはいかんともしがたく、労組へのあいさつも終わらないうちに公示を迎える。

 共産新人の岡田正和氏は政権批判票が立民へ流れることを警戒し、憲法改正反対や原発稼働反対といった政策で存在感を示す考えだ。「政治とカネ」問題でも政党交付金を受けていない党の立場をアピールし、自民、立民との違いを出すのに懸命だ。



 鳥取2区 赤沢、湯原両氏 逆風を警戒

 「野党は『裏金自民党』と連呼するだけで票を重ねていく。大変な逆風だ」。12日、米子市内であった鳥取2区の支部長幹事長会議で自民党前職の赤沢亮正氏が厳しい表情で訴えた。

 自民派閥の裏金事件を受け、隣接する島根1区は4月の補選で党公認候補が敗れただけに危機感は強い。初入閣したものの、陣営は党への逆風の中での始まりという認識で「大臣就任の『ご祝儀』があっても、下手すればまだマイナスだ」との声も漏れる。

 2021年の前回選の得票数は7万5005票。米子市選対本部の野坂道明本部長は「大臣としてふさわしい得票を目指す」と意気込むが、入閣に伴って公務や他候補への応援で本人不在の選挙戦になることも想定され、陣営の不安は尽きない。

 前回選で比例復活した立憲民主党前職の湯原俊二氏は「鳥取の立民だけは今回逆風だ」と話す。県出身の石破茂首相の誕生、赤沢氏の入閣による有権者の盛り上がりを警戒する。

 前回選で比例復活の一因となった共産党との共闘はならなかった。17年の前々回選で約1万9500票あった赤沢氏との差が前回選は約1万1千票差に縮まり、約1万票とされる共産票を補えるかどうかが課題になる。

 2区選挙対策本部長の浜田妙子県議は「自民の姿勢に落胆した保守層の不満の受け皿になる」と強調。湯原氏は自民の「政治とカネ」問題を追及し、批判票の掘り起こしを狙うが、手応えはつかめていない。

 前回選で候補擁立を見送った共産は新人の福住英行氏が4度目の挑戦。激戦を繰り広げる赤沢、湯原両氏に埋没感もあったが、党県西部地区委員会の長尾達也委員長は、自民の「政治とカネ」問題を受け「今回は訴えを聞いてもらえる」と過去の選挙と雰囲気の違いを実感する。中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町片句)の再稼働反対や消費税減税を訴えて存在感を高め、比例票の取り込みを図る。



立候補予定者(敬称略)
 表の見方 名前に続き、年齢、肩書、所属政党、前職、新人の別。カッコ内数字は当選回数。

<鳥取1区>
石破茂67 首相          自民前(12)
朝倉浩之51 党県連副代表      立民新
岡田正和42 党県東・中部地区委員長 共産新

<鳥取2区>
赤沢亮正63 経済再生担当相     自民前(6)
湯原俊二61 党県連代表       立民前(2)
福住英行48 党県常任委員      共産新

3015OS5:2024/11/01(金) 00:07:33
>>2899
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/500864
[衆議院選挙2024・新潟4区]立民「想定外の大差」で完勝、ショック隠せぬ自民「立て直すしかない」
2024/10/30 17:30
当選を決めた翌朝、行き交う車に手を振る米山隆一さん=10月28日、長岡市の蓮潟交差点

 10月27日の衆院選で、新潟県の長岡、柏崎など中越地域の4市2町村で構成する新潟4区は立憲民主党前職の米山隆一さん(57)が再選した。自民党前職の鷲尾英一郎さん(47)と、自民党の公認を得られず無所属で立候補した前職の泉田裕彦さん(62)は落選。鷲尾さんは比例復活もならず、2人は議席を失った。野党側は大勝に沸き、自民側はショックを隠せなかった。

 投票締め切りの直後の27日午後8時過ぎ、米山さんの支援者約100人が集まる長岡市の会場に当選確実が伝えられると、喜びに加え「こんなに早く?」と驚きの声が漏れた。最終結果は次点の鷲尾さんと2万2千票余りの大差。出雲崎町と刈羽村を除く長岡、柏崎、見附、小千谷の4市で最多得票という完勝だった。

 米山さん陣営の本部長を務めた社民党の元県議、長部登さんは「ここまで差がつくのは想定外。もっと追い上げられていると思っていた」。2025年夏の参院選に弾みがつく勝利と捉え、「この流れをいかに保てるかが重要だ」と見据えた。

 選挙は自民党派閥の裏金問題が大きな影響をもたらした。米山さんは「自民党がやることも正しくないのだと有権者が分かり、(与野党の)政策を比較するきっかけになった」と分析し、「自民政治への冷静な目」が追い風になったとみた。28日朝には長岡市の蓮潟交差点に立ち、ドライバーに手を振って感謝を伝えた。

 鷲尾さんは27日夜、長岡市のホテルに会場を設け、支援者80人ほどが吉報を願ったが、早々に小選挙区での落選が確実となった。鷲尾さんが敗戦の弁を述べると、比例の結果が確定するのを待たずに解散。選対本部長の柄沢正三県議らわずかな人たちが残り、テレビを見詰めた。

 党長岡支部幹事長の酒井正春長岡市議は「想像外。旧長岡市域の深くまで浸透しなかったのか。分析し、立て直すしかない」。長岡市全体の得票では1万5千票余りの差をつけられた。長岡を中心とする衆院小選挙区は、自民党と公明党が政権を奪還した2012年から、旧5区で自民党公認候補が比例復活を含めて議席を得てきたが、今回は失った。

 鷲尾さんは28日朝、長岡市の愛宕交差点で行き交う車に手を振り、活動を再開した。「知名度を高めるために何ができるか、皆さんと一緒に考えながら活動していきたい」と悔しさをかみしめるように語った。

ドライバーに手を振って支持へのお礼を伝える鷲尾英一郎さん=10月28日、長岡市の愛宕交差点

 2人の公認候補に対し、泉田さんは政党の後ろ盾なしで臨み、裏金問題を訴えの中心に据えた。得票率は20・7%だった。

 27日夜は支援者が集まる会場を設けず、長岡市内の自身の事務所で落選を受け止めた。「お金で変わる政治が終わり、有権者の声で動く政治になってくれれば選挙の意味があった」とし、今後については「そんなに時間をかけずに決めたい」と述べた。28日は議員会館の片付けなどのため東京に向かった。

3016OS5:2024/11/01(金) 00:12:03
 ▽新潟1区(4人)

◎99,487西村智奈美57☆元党代表代行立前(6)
✕61,025塚田一郎 60☆元国交副大臣自前(1)推(公)
✕17,299石崎徹  40☆元財務省職員維元(3)■元自民
✕10,845中村岳夫 49 党県委員  共新 


https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/501377
連載[実録・衆議院選挙2024 新潟の戦い]<1>1区 西村智奈美氏“保守王国”佐渡で歴史的勝利
2024/10/31 10:30
佐渡市の姫津漁港に集まった有権者に握手を求める西村智奈美=10月24日

 新潟県内小選挙区の定数が6から5に減り、再編された新たな区割りでの初めての衆議院選挙(衆院選)は、立憲民主党が全議席を奪取し、自民党の比例代表復活も1議席しか許さない結果に終わった。異例の超短期決戦では、有権者の支持を得るべく、各候補が激しい陣取り合戦を繰り広げた。各選挙区の12日間の選挙戦を振り返る。(5回続きの1、敬称略)

 選挙戦終盤の10月24日、佐渡市の漁港に選挙カーが入った。降り立った立憲民主党の西村智奈美(57)は約30人に呼びかけた。「この30年、東京と地方の格差が広がった。政策が地方を向かないのはカネまみれの政治が続いてきたからだ」

 新区割りで新潟1区に入った佐渡市は、旧新潟市で活動してきた西村にとって「未開の地」。自民党の元農相、近藤元次、長男で元農水副大臣の基彦の地元でもあり、伝統的に保守が強い。旧民主党に政権交代した2009年の衆院選でも、佐渡市の票は自民候補が民主候補を上回った。

 劣勢が予想される中、足がかりとなったのは、党幹事長など要職を務めた経験だ。陣営関係者は「顔を知っているという人は多く、大きかった」と振り返る。

 さらに、地元選出県議会議員の北啓が全面支援。野党系市議会議員5人とも連携し、支持者を開拓していった。企業も回り、自民支持層の切り崩しを図った。

街頭演説する西村智奈美氏(左)=10月24日、佐渡市

 結果は879票の小差だが、自民の塚田一郎(60)を上回った。佐渡市での歴史的勝利は新選挙区を象徴する戦いとなった。

 西村のもう一つの懸念は、共産党が新人の中村岳夫(49)を擁立したことだった。前々回選と前回選で共産は西村を実質的に支援しただけに、今回は野党票が割れるとの懸念があった。

 しかし、共産は街頭や支持者への電話かけで、小選挙区よりも先に「比例は共産」との訴えを統一。西村の選挙戦を「邪魔しない」(共産関係者)戦術を取った。新潟日報社が加盟する共同通信社などによる出口調査では、共産支持層の4割近くが西村に流れ、影響は最小限だった。

 旧1区エリアの新潟市中央区と東区でも、塚田にそれぞれ1万票以上の大差を付けて完勝した。ただ、自民への逆風が有利に働いた面は否めない。陣営関係者は「相手に恵まれただけ」と次戦に向けて気を引き締めた。

◆塚田一郎氏、「連携不足」で大敗喫す
 塚田の誤算は佐渡票が伸びなかったことだ。前回選で西村に約3万票差で敗れたが比例復活した塚田にとって、佐渡市は強みになるはずだった。佐渡市を含む新潟県全体を選挙区とする参議院議員を2期務めたからだ。

 しかし、複数の関係者は2019年の参院選で塚田が落選した後にあいさつがなく、「マイナスからのスタートだった」と証言。選挙戦の主軸となる後援会の動きは鈍く、党支部との連携不足を指摘する声も多かった。

 県議会議員や市議会議員との連携は、新潟市でも共通した課題だった。一部の新潟市議会議員は選挙期間中にフランス出張のため離脱。議員の数では西村を圧倒していたが、力の入れようには濃淡があった。

 塚田はこれまで、元首相の麻生太郎を後ろ盾としてきたが、ある市議会議員は「本人の顔が見えない。永田町に票はないんだから」と苦言を呈する。自民派閥の裏金事件の影響も大きく、勝敗を左右する無党派層の支持は広がらなかった。

 落選から一夜明けた10月28日、塚田は報道陣に再起を目指すか問われ「理解を得られるように努力したい」と意欲をにじませた。ただ、小選挙区で2回連続で大敗を喫した事実は重く、公認候補の前提となる選挙区支部長をどうするかが次の焦点となる。

◆石崎徹氏、不満票の受け皿になれず
 日本維新の会の石崎徹(40)は草の根選挙を展開した。自民、立民双方に不満を抱く層の受け皿になることを目指したが、出口調査では維新支持層の半分しか固められず、前回選に続いて得票率は1割を下回った。石崎は敗れた後、今後について「支援者と相談して決めたい」と述べるにとどめた。

3017OS5:2024/11/01(金) 00:13:10
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/500202
連載[衆議院選挙2024・新潟の “激振”再び]<上>「全敗」の自民党 石破茂首相に「見捨てられた」
2024/10/29 11:00
(最終更新: 2024/10/30 13:17)
自民党県議団へのあいさつに訪れた4人の衆院選候補者。新潟県関係の自民衆院議員は2人のみとなった=10月28日、県議会

 10月27日に投開票された衆議院選挙(衆院選)は新潟県内小選挙区で自民党が惨敗し、幕を閉じた。県内選挙区では2009年に自民が全敗、その3年後には旧民主党が全滅。世論の風次第で一方に大勝をもたらす小選挙区制度特有の「振り子現象」が今回再び起き、非公認となった無所属を含む自民が全ての議席を失った。自民候補が全敗したのは新潟県を含め3府県のみで、振れ幅の大きさは際立つ。立憲民主党へと振り子が激しく振れた「激振(げきしん)」の要因は何か。新潟県にもたらすものは。戦いの裏側を探った。(2回続きの1)

 10月27日午後11時過ぎ、新潟市中央区の自民党県連会館は静まりかえった。新潟3区に立候補した自民前職で財務副大臣の斎藤洋明氏が立憲民主党元職の黒岩宇洋氏に及ばず、県内小選挙区での全敗が確実になった。

 新潟県内全ての小選挙区で自民が議席を失うのは、旧民主党に政権交代した2009年以来15年ぶり。「やっぱりか…」。県連には開票前から大苦戦との情報が届いており、現実を突きつけられた幹部たちの間には冷めた雰囲気も漂った。

◆「裏金」で逆風、劣勢で重点選挙区にも選ばれず
 自民派閥の裏金事件を受けた党へのアレルギーは想像以上だった。3区で接戦だった斎藤氏は事件に関与していない。それでも、陣営関係者は「『自民党』という言葉を出すだけで話を聞いてもらえない」と逆風を肌で感じていた。

 なんとか自民支持層をつなぎ止めようと、県連トップが動いた。選挙戦終盤の10月23日、県連会長の佐藤信秋参院議員は、新潟市中央区の県建設会館で建設会社の幹部ら80人を前に支援を呼びかけた。

 「キャッチフレーズは悪夢の民主党政権に戻さない」。元国土交通事務次官の佐藤氏は、自民の「集票マシン」である建設業界に強い影響力があるとされる。会合では旧民主党政権で公共事業が削減されたと繰り返し、危機感をあおった。

 しかし、てこ入れを図ったのと同じ日に、裏金事件で非公認となった候補が代表を務める党支部へ党本部が2千万円の活動費を支給していたことが発覚。県連からは「敵に塩を送るようなもの。気絶しそうになった」(岩村良一幹事長)との声が上がり、追い上げムードはしぼんだ。

 党本部の力の入れようも乏しかった。関係者によると、党本部が終盤に行った調査で、新潟県内は全小選挙区で野党に大きくリードされていた。当落線上にある重点選挙区にすら選ばれず、勝敗を左右する最終盤に石破茂首相はおろか大物弁士の来援はなかった。

 衆院選の期間中に首相が新潟県に来なかったのは、政権に復帰した12年以降で初めて。ベテラン県議会議員は漏らした。「新潟は見捨てられたんだ」

◆2025年夏の参院選に暗雲、県政への影響も懸念
 公示前に7人いた新潟県関係の自民党衆議院議員は、比例単独で当選した国定勇人氏と比例復活した斎藤氏の2人に激減。決戦から一夜明けた10月28日、県議会には国定、斎藤両氏のほか、1区の塚田一郎氏、2区の細田健一氏が訪れ、県議団に選挙協力への謝意を示した。

自民党県議団へのあいさつに訪れた4人の衆院選候補者=10月28日、県議会

 出迎えた県議に笑顔はなく、2025年夏の参院選に向けて暗雲が立ちこめる。衆院議員のいない空白区が多くなり、立民の現職に挑む新人候補を支える挙党態勢が構築できるかが鍵となる。

 新潟県政への影響も懸念材料だ。花角英世知事は過去2回の知事選で自民から支援を受け、衆院選では自民候補の応援に回った。後ろ盾となる自民議員の減少は、新潟県の政治力の低下につながりかねない。

 特に注目されるのは東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題だ。花角知事は再稼働の是非について態度を決めていないが、26年6月の任期満了までに判断を下す可能性がある。

 ある新潟県幹部は10月28日、「この先、同じ方向を向いた国会議員が必要になるのだが」と表情を曇らせた。

3018OS5:2024/11/01(金) 00:13:38
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/500757
連載[衆議院選挙2024・新潟の “激振”再び]<下>立憲民主党完勝は「敵失の結果」 野党共闘の行方見通せず
2024/10/30 11:45
(最終更新: 2024/10/30 13:19)
連合新潟の年次大会に出席した立憲民主党の5人の当選者ら=10月29日、新潟市中央区

 10月27日に投開票された衆院選は新潟県内小選挙区で自民党が惨敗し、幕を閉じた。県内選挙区では2009年に自民が全敗、その3年後には旧民主党が全滅。世論の風次第で一方に大勝をもたらす小選挙区制度特有の「振り子現象」が今回再び起き、非公認となった無所属を含む自民が全ての議席を失った。自民候補が全敗したのは新潟県を含め3府県のみで、振れ幅の大きさは際立つ。立憲民主党へと振り子が激しく振れた「激振(げきしん)」の要因は何か。新潟県にもたらすものは。戦いの裏側を探った。(2回続きの2)

 「今回は明らかな敵失。敵失で喜んでいるようでは、真の政権を確立するまでの力にはなれない」

 立憲民主党最大の支持団体の連合新潟が29日、新潟市中央区で開いた年次大会。衆院選の県内5小選挙区で議席を独占した立民の5人が勢ぞろいする中、激戦の末、新潟3区で返り咲いた黒岩宇洋氏は自身を戒めるようにあいさつした。

連合新潟の年次大会に出席した立憲民主党の5人の当選者ら

 今回の衆院選で、立民は自民党派閥の裏金事件を追及し、改選前から50議席増の148議席と躍進した。県内では野党間の共闘態勢も奏功し、全国で2県しかない全勝をもぎ取った。

◆もし共産候補がいたら…「結果変わったかも」
 新潟県では2016年参院選で共産党を含む野党による共闘が実現。17年の前々回、21年の前回衆院選では共産が野党系候補の陣営に加わるなどし、いずれも野党系が4勝2敗と勝ち越した。

 だが今回は衆院解散前に立民と共産の党中央間で関係が悪化。党の方針を受け、共産県委員会は立民の陣営から引き上げた。黒岩陣営の関係者が「共産が一緒の時は1、2日でできた作業に遅れが出た」と漏らすなど、複数の陣営から運動量の低下が聞かれた。

 労働運動を巡って共産と対立してきた連合側は「今回のような連合として総力を結集する枠組みが好ましい」(連合新潟の小林俊夫会長)と歓迎する。

 一方で本音も漏れる。ある連合関係者は「連合の力だけで勝てるわけでもない」と、共産側の自主的な応援に支えられたことを認める。新潟日報社が加盟する共同通信社などが行った出口調査によると、共産の候補がいた1区を除く4小選挙区で、共産支持層の7〜8割が立民候補に投じた。

 共産は1区以外に候補を擁立しておらず、この「間接的な支援」(共産県委員会)もプラスに働いたとみられる。共産の基礎票は県内各選挙区でそれぞれ約1万票とされている。黒岩氏は1万291票差で勝っただけに、連合新潟の関係者は「もし共産が候補を立てていたら結果が変わったかもしれない」と語った。

◆連合と共産の距離感、党本部の意向…関係複雑に
 とはいえ、党中央間のあつれきが広がれば、関係はいよいよ瓦解(がかい)しかねない。

 野党共闘を支えてきた「市民連合@新潟」の佐々木寛共同代表は「県内では勝つために共闘が刻み込まれている」と指摘。立民の野田佳彦代表が安全保障や原発政策で「自民寄り」になることを懸念し、「県選出国会議員には安易な立民の右傾化を止める役割を期待したい」と注文した。

 試金石は改選1議席を争う2025年夏の参院選新潟選挙区となる。立民が擁立する現職の打越さく良(ら)氏は19年参院選に無所属で出馬。無名の新人だったが、立民、国民民主党、社民党に共産も加わり、勝ち上がった。当時を知る関係者は「共闘の完成形」と断言し、来年も勝利の必須条件とみる。

 ただ、共産県委員会の樋渡士自夫委員長は「共産と一緒にできないというスタンスを明確にする人が立民にいれば、候補を立てる」とけん制する。

 連合と共産との距離感。そして党本部の意向。いくつもの要素が複雑に絡まり合う。立民県連の西村智奈美代表は10月29日、野党共闘の在り方について「方針で決まっているものはない。態勢づくりはこれから」とだけ述べた。衆院選の結果をつなげられるか、立民の力量が問われることになる。

3019OS5:2024/11/01(金) 00:16:24
群馬3区 214票
◎74,930笹川博義 58☆元環境副大臣自前(4)
△74,716長谷川嘉一71☆元県議   立元(1)

https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/555020
《変動 2024衆議院選挙検証(上)》“王国”基盤きしむ 群馬で自民、意地の5議席死守
政治行政
公開:2024/10/29 12:00

与党が政権交代を許した2009年以来の過半数割れを喫した衆院選。群馬県内では自民党が5回連続で全5議席を独占したものの得票数を減らし、野党は3区候補の比例復活で3年ぶりに国会の議席を得た。「自民の牙城」と呼ばれる群馬県に押し寄せた変動と与野党の課題を検証する。

「逆風も逆風。しかも怒りを通り越して有権者に見限られた冷風。薄氷の5議席死守だった」。衆院選の投開票から一夜明けた28日、ある自民県議が振り返った。群馬県では全5小選挙区で自民前職が当選を果たし「保守王国」の意地を見せたが、得票率はいずれも前回を下回った。

 特に唯一の与野党一騎打ちとなった3区で、笹川博義氏が相手の立憲民主党候補を上回ったのはわずか214票。有権者が最も多い太田市では3千票余りのリードを許した。館林市と邑楽郡の4町で取り戻したものの、陣営関係者は「太田の負けを挽回できたのは奇跡」と打ち明ける。

 自民の派閥裏金事件などを背景に苦戦は予想されていた。終盤には非公認候補が代表を務める党支部に対し、党本部から公認候補と同額の2千万円の活動費が支給されていたことも表面化し、選挙戦に影響した。県連幹部は「現場は振り回されっぱなしだ」と党の迷走を嘆く。

 だが、要因はこうした問題だけではない。群馬県の“王国”を支えてきた基盤にもきしみが生じている。

「自民には裏金問題を反省する姿勢が見えない」。中曽根康隆氏が立民候補に追い上げを許した1区。50年以上にわたり自民を支持してきた前橋市の70代女性はこう突き放した。今回は仲間と一緒に立民候補を支援したという。

 19日夜、支援市議を集めた中曽根陣営の緊急会合も空席が目立った。「“本業”が忙しいからね」。地元行事のため、欠席した1人が明かす。視線の先にあるのは来年2月の市議選だ。中盤には「緩んで始まった組織を途中から引き締めるのは至難の業」(別の市議)との声も漏れ、熱量は上がらなかった。

 前回まで1区公認を争い、今回は裏金問題に絡み比例代表の公認を辞退した尾身朝子氏側との融和にも課題を残す。尾身氏自身は中曽根氏の集会でマイクを握って結束を演出した。だが、陣営関係者はその姿を見ながら「しこりは解消されていない。尾身さんの支持者は『こっちは出馬すらできないのに』と恨み節だろう」と声をひそめた。

 県連の小渕優子会長は27日夜、「党に対する不信は全く払拭できていない。より一層の覚悟と決意を持ち改革を進めていかなければ」と記者団に危機感をあらわにした。いかに信頼を回復し、選挙を戦う組織の求心力を高めるのか。来夏に参院選を控える中、その時間は長くはない。

3020OS5:2024/11/01(金) 10:00:04
 ▽北海道5区(3人)
◎125,444池田真紀 52☆社会福祉士 立元(1)  ■>>2396 比例名簿1位
×100,893和田義明 53 元内閣副大臣自前(3)  ■重複なし(自民不記載問題)
×016,399鈴木龍次 64 党道委員  共新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/652a17c256dd001b136527e85922bbd1fab7cd2d
「町村王国」の崩壊…“裏金議員”が落選 「古い政治と決別」国政へ復帰 北海道5区の攻防
10/28(月) 18:46配信

STVニュース北海道

STVニュース北海道

与党惨敗の要因は「政治とカネ」の問題で、国民の怒りをかったことは間違いなさそうです。

北海道5区は4度目となる「因縁の対決」となりましたが、いわゆる「裏金問題」をめぐり有権者の判断が如実に示されました。

その戦いを振り返ります。

支援者の前に姿を見せたのは午後11時すぎ。

厳しい表情で、ひたすら頭を下げます。

目頭をぬぐう仕草もー

(自民党 和田義明氏)「期待に応えられなかったこと、応援してくださった人が離れてしまったこと、私の不徳のいたすところです。心からお詫びを申し上げます」

自民党の前職・和田義明さん。

対立候補につけられた差は2万票以上。

義父の時代から強固な地盤に支えられた「町村王国」が崩壊した瞬間です。

道内の候補者の中で唯一の“裏金問題の当事者”。

990万円の政治資金収支報告書への不記載が判明し、党公認こそ得たものの、比例代表での重複立候補は認められませんでした。

どこに行ってもお詫びから始まる異例の選挙戦。

その和田さんから議席を奪ったのは、立憲民主党の池田真紀さん。

国政復帰も3年ぶりー

4度目の挑戦にして、初めての小選挙区での勝利。

28日朝は、自身の当選を報じる新聞に笑顔も見せましたがー

(立憲民主党 池田真紀氏)「今回は裏金にスポットがあたりましたけど、お金の使い方と国民の暮らしのギャップが大きすぎて、そこに対する怒りだったんじゃないでしょうか。裏金(批判)を言うなって言われたんですよね、評判が悪くなるからって。でも5区で言わなくてどうするのって思ったので負けずに言いました」

「不信だらけの政治」を「信頼できる政治」に。

すでに池田さんも走り出しています。

(立憲民主党 池田真紀氏)「古い政治の決別の第一歩、スタートラインに立てた。本当の自治をここから作り上げていく」

長年、代々守ってきた議席を失った和田さん。

2024年10月28日。

きょうが捲土重来の最初の日です。

(自民党 和田義明氏)「自分自身としても応援してくださったみなさまにも本当にやり切ったと思います。完全燃焼したと思います。いろいろな人から声をかけていただいてやはり、この思いは大事にしないといけない。その思いにこたえるには私自身としてなにができるか考えていきたい」

繰り返される「政治とカネ」の問題。

まん延する政治不信をどう解消するのかー

北海道5区の戦いはひとつの答えを出したと言えそうです。

3021OS5:2024/11/01(金) 10:01:43
https://www.asahi.com/articles/ASSBY2J53SBYIIPE00JM.html
「裏金問題」謝罪繰り返した和田義明氏の選挙戦 ラピダス地元に激震
有料記事

原知恵子2024年10月29日 18時00分
 27日に投開票された衆院選では、自民党派閥の裏金問題に関与した46人のうち、28人が落選した。北海道では唯一の「当事者」だった5区の和田義明氏は、過去3度対決して全勝していた立憲の池田真紀氏に初めて敗れ、義父の故町村信孝・元衆院議長から受け継いだ地盤で議席を失った。「政治とカネ」をめぐる逆風、戦後2番目の短期決戦……。関係者は敗因をどう見たのか。

 「応援して下さっていた方が離れてしまった。これはひとえに私の不徳のいたすところ。心からおわび申し上げる」

 「逆風の中で必死になって戦っていただいた」

 27日深夜、和田氏は札幌市厚別区の事務所に集まった支持者を前に、謝罪と感謝を繰り返した。裏金問題の影響で比例重複が認められず「背水の陣」で挑んだが、自衛隊基地があり「保守の牙城(がじょう)」とされる千歳市や恵庭市でも前回よりそれぞれ5千票弱を減らした。報道陣から「敗因」を問われると「政治資金収支報告書への不記載の問題が大きかったと思います」などと声を絞りだした。

3022OS5:2024/11/01(金) 10:11:24

 ▽鹿児島3区(2人)
◎102,762野間健  66☆党国対副委長立前(3)
×073,630小里泰弘 66☆農水相   自前(6)推(公)


https://news.yahoo.co.jp/articles/f00f97495aadecc2aacf945bdd83ec917a68b3de
農相という箔は付いたが…公務で地元入り減り支持層まとめきれず自民落選、野党候補が連続で対決制す〈鹿児島3区〉
11/1(金) 6:28配信

南日本新聞
当選確実となり万歳で喜ぶ野間健さん=27日午後10時14分、薩摩川内市御陵下町

 衆院選は鹿児島県内4選挙区のうち3選挙区で自民公認候補が敗れた。自民の選挙区議席が半数を割ったのは結党以来初めて。選挙戦を振り返り、今後の展開を占う。(2024衆院選かごしま連載「自民3敗」③より)

 「農相の任務を全うできず、おわびしたい」。鹿児島3区で落選確実となった27日夜、自民の小里泰弘氏(66)は支援者に深々と頭を下げた。

 立憲民主の野間健氏(66)とは3回連続の対決。前々回2017年は約1万2000票差で下した。週刊誌による女性問題報道後の前回は約1万5000票差で敗れ、今回は約2万9000票差に広げられ比例復活も逃した。

 農業関係の学科を持つ高校が4校ある3区は、長島町が養殖ブリ生産量日本一で、伊佐市は県内最大のコメ生産地。自民が強みとする典型的な保守地盤だ。

 農相という箔〔はく〕も付いた。にもかかわらず自民支持層をまとめ切れなかった。共同通信などが実施した投票日の出口調査によると、3割が野間氏に流れた。

 頼みの県農民政治連盟は農家などの票固めに注力したが、機能したとは言いがたい。与党議員不在のデメリットを訴えても得票は伸びない。農協幹部は「大臣になったばかりで実績をアピールしきれなかった。農家を足しげく回る野間氏に票が流れた」と悔やむ。

 さつま町の70代のコメ生産者は減反や飼料用米への転換など自民の政策を批判。「肥料代や燃料代高騰で苦しいのに、農政連を含め対策を打ってくれない」と昔と比べ組織が一枚岩になれない背景を説明する。

 農相公務で、12日間の選挙期間中5日間地元を空けた。石破茂首相が応援演説に入った日も不在だった。

 1、2区で敗れた自民候補と同様、小里氏も故・貞利氏を父に持つ世襲議員。引き継いだ旧4区すら固められなかった。「顔が見えない」と地元回り不足を指摘する関係者は多い。先代から支持する伊佐市の60代男性は「新幹線や国道整備で実績がある父親と比べ物足りない」と語る。

 一方の野間氏。自民総裁選候補者に世襲が多かったと演説で触れ「庶民の生活が分かっていない人たちが今の政治を牛耳っている」と暗に小里氏を批判した。

 普段からの地元回りが強みで前回選挙後のつじ立ちは500回を超す。「市民の声を届けるのが役割」と野間氏。小里陣営も「市町村議並みだ」と舌を巻く。

 情勢調査で優勢が伝えられても、陣営は「相手は大臣だ」と気を引き締めた。野党支持層だけでなく、故松下忠洋元金融相の後継をアピールし保守層にも食い込んだ。ただ、幅広い層から支持を求めることと主張の不明確さは表裏一体だ。

 九州電力川内原発について将来的な脱原発を目指しつつ当面の利用を容認。防衛省がさつま町で整備を検討する弾薬庫への立場は公にしていない。計画反対の70代男性は「野党の野間さんには争点にしてほしかった」と残念がった。

南日本新聞 | 鹿児島

3023OS5:2024/11/01(金) 11:35:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bb272945b29f1c8c776529baf122563e13ae0c1
選挙のプロが驚いた衆院選2024の選挙区3選!
11/1(金) 6:03配信


選挙ドットコム
選挙のプロが驚いた衆院選2024の選挙区3選!

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。

2024年10月30日に公開された動画のテーマは「選挙プランナー松田馨が驚いた選挙区3選」

今回の衆院選でも数々の選挙区の予想を当ててきた選挙プランナーの松田馨氏が驚いたという3選挙区をピックアップ。構図や情勢について、詳しくご説明いただきました。

【このトピックのポイント】
・福岡11区:裏金批判を跳ね返せると目された大物が
・埼玉14区:公明党代表、まさかの落選
・東京18区:リベラルの牙城、後継者が勝てなかった理由

福岡11区:不記載問題にも勝てると予想されたあの人
福岡11区:不記載問題にも勝てると予想されたあの人

まず、MCとゲストの2人が頭を抱えたのが福岡11区。

当選した村上氏は、2017年は希望の党、2021年は無所属で立候補しましたが、いずれもダブルスコアくらいの差がついた状態で武田氏に敗れていました。

元総務相の武田氏は、政治資金報告書不記載問題で自民党から処分を受けていましたが、萩生田光一氏(東京24区)が競り勝ったように、裏金批判を跳ね返す大物と見られていました。

その武田氏が敗れたことに、驚きを禁じ得ない様子です。

松田馨氏「永田町での武田氏の活躍を見てみると、まさかというところで、驚きました」

告示前のタイミングでは武田氏優位との報道がほとんど。選挙期間中に混沌とした印象があっても、最後は武田氏が勝つと思っていたと話す、MC鈴木邦和。

村上氏、「諦めなければ夢はかなう」という座右の銘がかないました。

埼玉14区:公明党への逆風の象徴
埼玉14区:公明党への逆風の象徴

続いては埼玉14区。松田氏は「大阪6区の伊佐さんと石井さんは、それでも競り勝つと思っていました」と語ります。

党内でいちばん票差をつけて敗れてしまったこと、敗れた相手が国民民主党の新人ということ。野党の票が確実に割れる中で、公明党として落選させてはいけない人が落選する結果になりました。

三郷市で苦戦するも、人口も大きく、公明党の支持基盤の強い草加市で差をつけて勝つという戦略が崩れてしまったことが原因とみられます。

松田氏「石井さんの地元での知名度、全国的な知名度も……山口(那津男)前代表が偉大過ぎて。交代したばかりのこのタイミングで逆風を浴びてしまった」

鈴木氏はもとは自民党系の県議ということもあり、これまでの活動に加え、自民党支持層にも一定程度浸透していることが大きかったとみられます。

松田氏「ぎりぎり石井さんが競り勝つのではないかと見立てておりましたが、鈴木さんの力に加え、公明党への逆風を象徴する選挙区となりました」



東京18区:「土菅戦争」の地でリベラルの牙城が崩れたのは?
東京18区:「土菅戦争」の地でリベラルの牙城が崩れたのは?

最後は東京18区。逆に自民党候補が勝った地域です。菅直人氏の地元で、もともとリベラルの牙城と言われています。

今回、菅直人氏の後継として立候補した元武蔵野市長の松下玲子氏。都議会議員を経て、6年以上市長を務めた松下氏に公募の新人が挑んでも……と言われる中、序盤から福田氏リードの声が聞こえたといいます。

松田氏「過去の選挙結果から見ると、非常に驚いた選挙区と言えます。立憲民主党にしてみれば落としてはいけないところ」

今回の結果は、松下氏が国政への転身を理由に、2期目の途中で武蔵野市長を退任した経緯を評価しない市民が一定層存在したことがうかがえます。

また、2021年に松下氏が市議会へ提案して否決された、市内に3か月以上住む外国籍の人にも日本人と同様の投票権を認める制度に関して信頼を失った可能性もあると指摘します。

東京都内で自民はもっと厳しいと予想された中、東京18区で善戦できたのは、立候補した福田氏の力もさることながら、「踏ん張れたのは共産党の存在が大きい」と松田氏はコメントします。

松田氏「樋口さんが1.8万票取っていますから。共産党が候補者を擁立しなければ、普通に松下さんが勝ちきっていたことが予想できます」

共産党から候補が出て、日本維新の会が立候補しなかったことも、自民党の福田氏にとっては有利な構図だった可能性も指摘されます。

「運の要素もありますね……」と腕を組む松田氏。地域差も見て取れたとコメントしました。

3024OS5:2024/11/01(金) 11:36:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a79a057da8c3cf2f080ea9133b7372c6625e755
「玉木雄一郎首相」立民重鎮のウルトラC案も困難か 首相指名選挙、薄氷の石破首相選出 
11/1(金) 9:07配信


産経新聞
首相指名選挙の決選投票で想定される勝ちパターン

衆院選を受けた次の首相指名選挙では、自民、公明両党で過半数に届かないものの、石破茂首相(自民総裁)が再び制する可能性が高まっている。キーマンとされる国民民主党の玉木雄一郎代表が立憲民主党の野田佳彦代表を支持せず、相対的に首相に有利な状況ができるからだ。ただ、選挙の行方を詳細に分析すると、首相と野党側との差はごくわずか。これを踏まえ、立民重鎮は野党連合政権に望みを託し、玉木氏に最初から抱きつく「ウルトラC」案を提案するが、これも実現可能性は低い。

【写真】「もっと下に…下に」“半ケツ”状態でビラ配りをするボランティア女性

■30年ぶりの決選投票へ

今回の衆院選で、与党は派閥パーティー収入不記載事件の逆風を受け、自民(191)、公明(24)の合計215しか得られなかった。自民は事件との絡みで非公認とした旧安倍派幹部を含め、6人の無所属を同じ会派に加える見通しだが、それを足しても、233の衆院過半数には12足りない。

一方、立民は躍進したとはいえ、獲得議席は自民を下回る148にとどまった。衆院の首相指名選挙で過半数を得るには、他党などから合計85以上を集めなければならない。

今回の首相指名選挙で、自公はそろって首相に投票する方針だ。一方、野党は共産党(8)、社民党(1)が野田氏に投票する可能性を示唆。れいわ新選組(9)の山本太郎代表は、立民が消費税率を5%に引き下げる案を飲めば野田氏に投票すると言及している。ただ、立民が社共にれいわまで取り込んだとしても、過半数には67足りない。

「是々非々」を標榜する国民(28)と維新(38)は、最初の首相指名選挙でそれぞれの党首に投票する方向で、首相も野田氏も過半数に足りない。

衆院規則では、1回目の投票で投票総数の過半数を得た候補がいない場合、上位2人による決選投票を行うことを定めている。現在は、首相も野田氏とも初回に過半数を得られる見通しはない。

決選投票となれば、社会党の村山富市委員長が、野党だった自民、新党さきがけの支持を受けて首相に指名された1994年以来、30年ぶりとなる。

■ギリギリ石破首相が続投

決選投票は、より多く得票した候補が首相に指名される決まりだ。

基礎票は、首相が自公に無所属を加えた221。対する野田氏は立民と共産も加わると仮定すると、156となる。

国民の榛葉賀津也幹事長は10月31日、自民党の森山裕幹事長と会談し、首相指名選挙の決選投票でも、国民は「玉木氏」と書く方針を伝えた。国民の28票は無効扱いとなり、首相と野田氏の差は縮まらない。

また、維新の馬場伸幸代表も、自民と立民どちらにも「軍配を上げることはできない」と語る。ただ、馬場氏は首相指名選挙の対応は野田氏と政治改革に関する協議を踏まえて判断する意向を示し、現時点では立民への協力を完全に否定していない。

仮に維新が決選投票で野田氏に加担しても、野田氏の得票は194。ここに小選挙区で自民に勝利した野党系無所属や社民、れいわを足したとしても、まだ首相には10近くの差がある。

少数政党の参政党(3)と日本保守党(3)はどうなるか。両党は憲法改正や原発など、国の根幹政策が大きく異なる立民を支持する可能性は極めて低い。 この結果、不安定な少数与党ではあるが、首相が選挙を制し、第2次石破内閣が発足する流れだ。

■「玉木首相」のウルトラCは困難か

「『野田首相』の可能性は厳しくなったが、野党連合政権の可能性は完全には消えていない」

3025OS5:2024/11/01(金) 11:37:04
立民の重鎮議員は、「ウルトラC」の秘策に言及する。

立民が「野田首相」を当初から諦め、首相指名選挙の最初の投票から、玉木氏に投票するというプランだ。立民と国民は同じ民主党の流れを組み、連合を支持団体に持つ共通項があることも踏まえている。

こうなると、決選投票に残るのは、首相の対抗馬として、立民と国民で176を積み上げる玉木氏となる。仮に決選投票で立国に加え維新も共闘した場合、3党合わせた合計は214。これに共産、社民が、玉木氏との政策の距離を無視して「自民を倒す」という一点で加担すると、玉木氏は223を集めることになる。れいわや野党系無所属も加味すれば、衆院過半数の233も超えていく。

一方、首相は自公と自民系無所属を足して221。参政、保守両党を足したとしても227が限界だ。れいわや野党系無所属が石破首相の誕生阻止を優先する可能性は高く、これらを総合すると、計算上は野党連合の「玉木首相」が誕生する。

ただ、このプランは非現実的との見方が多い。そもそも、維新は社共やれいわと共闘してまで玉木政権の誕生を求める可能性は低い。維新が自公政権との「部分連合」に作戦を切り替えれば、今度は維新が政権運営に強い影響力を及ぼすことができるからだ。

加えて自民の四役経験者は、「参院の勢力図を考えれば、簡単に野党連合政権など作ることができない」とも指摘する。

参院では自公が過半数を制している。野党政権が衆院で法案を可決しても、自公が参院でことごとく否決することが可能だ。野党側は、参院で否決された法案を衆院で再可決できるだけの3分の2以上の勢力はなく、法案は簡単に廃案になる。法案がほとんど通らず、国会が機能不全となる事態も想定される。

変数は多いが、現時点では僅差で石破首相の続投が決まる可能性が高い。ただ、裏返すと、石破首相を支えた勢力が、今後ごく一部でも協力しない方針に転じれば、衆院では簡単に内閣不信任決議案が可決されるという「ガラス細工」の構図も浮き上がってくる。

自民四役経験者は「結果的に、首相が来年夏の参院選までにもう一度衆院を解散するか、退陣せざるを得ない状況に追い込まれるのではないか」とも指摘する。(水内茂幸)

3026OS5:2024/11/01(金) 11:40:58
 ▽東京24区(6人)
◎79,216萩生田光一61 元経産相  無前(6) ■非公認■公明推薦なし (統一教会も?)
△71,683有田芳生 72☆元参院議員 立新 
×24,653浦川祐輔 31☆弁護士   国新 
×18,501佐藤由美 52☆元都議   維新  ■教育⇨維新
×08,678與倉さゆり40 会社員   参新 
×02,251畑尻文夫 69 元学習塾経営無新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/cf94a0cf5c5101dd85aba2f6fb3aa7a1012a45cc
萩生田光一氏「逆風に吹き飛ばされずゴール」衆院選7度目当選で謝意、自民党所属見通し立たず
11/1(金) 10:53配

日刊スポーツ
萩生田光一氏(2024年撮影)

 10月27日に投開票された衆院選東京24区で、7度目の当選を果たした萩生田光一・元自民党政調会長(61)が1日までにX(旧ツイッター)を更新。支援者への謝意を伝える動画を投稿した。

 萩生田氏は自民党の派閥裏金事件を受け、政治資金収支報告書に5年間で2728万円を記載していなかったことから今年4月、党役職停止1年の処分を受けた。衆院選では党公認を得られず、無所属での選挙戦となった。当選はしたものの、次点で比例復活初当選した立憲民主党の有田芳生氏(72)との差は7500票あまり。これまで圧倒的な強さで当選してきた萩生田氏にとって、逆風の強さを裏付ける結果となった。

 萩生田氏は10月30日に投稿した動画で「みなさんの温かいご支援をいただいて7期目の当選を果たすことができました」と述べた上で「大逆風の選挙でしたけれど、みなさんが支えていただいて、吹き飛ばされることなく最後までゴールテープを切ることができた。改めて心から御礼を申し上げたい」などと語った。「これからも、選挙期間中のお約束の1つ1つの実現に向けて、全力で頑張ります」とも口にした。

 萩生田氏ら裏金問題で非公認となった議員ら6人は、衆院会派「自民党・無所属の会」に入る見通し。衆院選で少数与党に転落した自民党にとって、今後の首相指名選挙などを念頭に少しでも会派としての勢力を増やすねらいがある。

 一方で、萩生田氏と平沢勝栄元復興相について、追加公認をへて自民党に「復帰」する見通しは立っておらず、当面は無所属での活動になるとみられている。

3027OS5:2024/11/01(金) 11:46:27
 ▽香川1区(5人)
◎82,549小川淳也 53☆党幹事長  立前(6)
△51,727平井卓也 66☆元デジタル相自前(8)推(公)
×11,730町川順子 65☆元議員秘書 維新 
×09,176小林直美 50☆作家    参新 
×05,646田辺健一 43 党県常任委員共新 


https://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20241030-OYTNT50023/
<検証 衆院選24(上)>自民逆風「組織戦に限界」
2024/10/30 05:00

スクラップ
 与党過半数割れとなった衆院選で、県内の3小選挙区は野党が2議席を獲得し、自民党は1議席にとどまった。与野党の「超短期決戦」を振り返り、今後の情勢を展望する。(敬称略)

比例復活が確実となり、硬い表情で花束を受け取る平井氏(左)(28日午前0時17分、高松市で)=近藤誠撮影
 投票締め切りから4時間を超えた28日午前0時過ぎ。高松市寿町にある自民・平井卓也(66)の事務所に、比例での復活当選確実の知らせが入った。


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 香川1区は27日午後8時に早々と、平井のライバル、立憲民主党の小川淳也(53)に当選確実のニュースが流れていた。待ちわびた復活当選に支援者約100人は拍手し、「おー、やっとか」と 安堵あんど の表情を見せた。

 妻とともに姿を見せた平井は、再選を祝う万歳の間中、硬い表情で頭を下げた。「本当に厳しい選挙だった。議席奪還の目的はかなわなかったが、まだ私に仕事をしろという天命だと受け止め、議席を皆さんのため、日本のために最大限生かす」

          ◇

 平井は2021年の前回選も小川に1区で敗れたが、今回は構図が大きく変化した。前回に続いて出馬した日本維新の会候補のほか、14年以来となる共産党の独自候補、参政党も初めて候補を擁立した。混戦で野党票や無党派層が分散する――。地方で人気がある石破首相(総裁)の誕生もあり、9月下旬の総裁選直後には、自民党関係者の「選挙は今しかない」と期待する声はあった。

 だが、自民派閥の政治資金規正法違反事件をきっかけにした「政治とカネ」の逆風が吹き荒れた。

 陣営は危機感を抱く。公示直後から夜の個人演説会には、平井とともに妻も姿を見せ、頭を下げた。ベテラン県議は「これまでなかったこと。最初から『全開』の戦いだ」と話した。

          ◇

 平井自身は派閥の政治資金規正法違反事件の当事者ではなく、党改革を訴えたが、逆風は日増しに強まり、終盤には党本部が非公認候補が代表を務める党支部に2000万円を支給したことが明らかになり、勢いを失った。

 企業・団体による組織戦を展開し、これまでの県や高松市のまちづくりへの貢献など実績や地域密着をアピールしても、支持層を固めきれない。

 読売新聞社と日本テレビ系列各局が共同で行った投票日の出口調査では、自民支持層で平井に投票したと答えたのは約5割にとどまり、約3割は小川に流れた。立民支持層の9割超が小川だったのとは対照的だ。

 また、公明党も今回は選挙までの期間が短く、「活動の出遅れが響いた」(公明関係者)という。

 終わってみると、平井の得票率は前回選の40%を下回り32・2%。県内の小選挙区の投票率は過去2番目の低さで、組織票を持つ自民には有利に働くとされる状況での敗北に、自民県連には危機感が広がる。県連幹部は「組織、団体を軸にした選挙戦の限界かもしれない。戦い方を変えないといけない」。来夏の参院選は約9か月後に迫っている。

3028OS5:2024/11/01(金) 11:47:01
https://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20241030-OYTNT50221/
<検証 衆院選24(下)>野党 「敵失」追い風に
2024/10/31 05:00

高松駅前で演説する国民民主党の玉木氏(24日、高松市で)=近藤誠撮影
開票センターでインタビューに応じる立憲民主党の小川氏(27日、東京都千代田区で)=大金史典撮影

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 衆院選終盤の今月24日夕、国民民主党代表、玉木雄一郎(55)は自身が出馬している香川2区ではなく、1区のJR高松駅前で比例での支援を求め、声をからした。

 衆院に単独で法案提出が可能な21議席が目標だとし、「2枚目の投票用紙は、香川のどこであっても、全国どこででも、国民民主党と書いてください」。約20分間の演説に、行き交う会社員らが足を止め、耳を傾けていた。

 1区は立憲民主党の幹事長、小川淳也(53)の地元だが、国民関係者は「比例で票を伸ばすには四国随一である高松駅前でやらないといけない」と話す。

 国民は「手取りを増やす」など生活に密着した政策を訴え、目標を上回り、公示前(7議席)の4倍となる28議席に伸長した。

 比例四国ブロックでは2021年の前回選の得票から2倍近い約23万4000票を集め、1議席を初めて獲得した。自民が前回選から約18万票減らす中、国民に流れたとみられる。

 一方、立民は小川が1区を守り、3区に擁立した候補も一定の支持を集めたが、県内の比例票は国民を約4万5000票下回り、四国ブロックの議席は国民と同じ1だった。立民県連幹部は「期間中は国民の勢いを感じていた。ただ、比例でここまで差がつくとは思わなかった」と振り返る。

     ◇

 野党にとって今回は、自民の「政治とカネ」の問題や、非公認候補の党支部への2000万円の支給といった「敵失」が追い風になった。

 立民、国民が躍進する中、共産党は伸び悩み、明暗を分けた。県内の3小選挙区で擁立した共産の県委員長、中谷浩一(63)は、共産が政治資金問題を厳しく追及したことで「自民政治を変えようとの訴えは届いた」としつつも、「政権交代という立民の主張で(共産が)埋没した」と受け止める。

 与党が過半数割れとなり、政権は不安定化している。野党にとっては、来夏の参院選が焦点となる。

 衆院選で各党が県内で獲得した比例票を、改選定数1の「1人区」である香川選挙区にあてはめると、立民、国民、日本維新の会、共産の合計は、自民と公明党の合計を上回る。

 小川はこれまで野党共闘を重視しており、16、19年の参院選では野党共闘が成立。19年は自民候補に野党統一候補が約4万5000票差に迫り、一定の成果を収めた。だが、22年は野党候補が乱立し、大敗した。

 来夏、野党間で候補の調整ができるか注目されるが、共産は今回、穏健保守層の取り込みを狙う立民と距離を置き、候補を立てた。国民は党代表の玉木を擁する香川での独自候補の擁立を模索するとみられる。野党をリードする立場となった小川と玉木。2人を中心に、それぞれの思惑の下、駆け引きが始まろうとしている。(敬称略、この連載は福島勝彦、津田啓生が担当しました)

3029OS5:2024/11/01(金) 11:49:22
 ▽栃木4区(3人)
◎96,573藤岡隆雄 47☆元議員秘書 立前(1)
△75,260佐藤勉  72☆元党総務会長自前(9) 推(公)
×08,985川上均  68 元栃木市議 共新 


栃木3区>>3004


https://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/feature/CO078140/20241029-OYTAT50035/
【検証 衆院選24】〈上〉「2000万円」自民追い打ち 3区、4区での苦戦衝撃 
2024/10/30 05:00

スクラップ
 27日に投開票された衆院選で、県内では自民党が小選挙区の議席を1減らし、立憲民主党は2議席に増やした。比例選での復活当選を含めれば、両党の当選者数は前回と同じだったが、前回選で31万票を超えた自民の比例選得票は今回、約23万票に減り、逆風の強さがうかがえた。県内での与野党の選挙戦を振り返り、今後の県政界への影響を探る。

小選挙区落選の報を受け、支持者にあいさつする佐藤(27日午後8時30分、小山市の事務所で)

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 27日午後8時過ぎ、小山市の自民党・佐藤勉事務所。テレビで立憲民主党の藤岡隆雄が4区で「当選確実」となったという速報が流れると、佐藤は落胆した様子で、「結果が出せずに大変ご迷惑をおかけした」と頭を下げ、足早に真岡市の事務所に向かった。

 党三役や閣僚を歴任した重鎮の佐藤が小選挙区で敗れ、比例復活を余儀なくされたのは、政権交代が起きた2009年衆院選以来、15年ぶり。佐藤とともに2区の五十嵐清も復活当選となった。自民が複数の小選挙区で敗れたのも15年ぶりだ。

 佐藤の苦戦はかなり前から予想されていた。後援会組織は年々弱体化しており、21年の前回選では藤岡に4820票差に詰められた。区割り変更で地盤だった栃木市の一部も失っている。今年7月の小山市長選で佐藤が推した新人が藤岡の支援する現職に惨敗したのも痛かった。

 これに追い打ちをかけたのが「政治とカネ」の問題だ。佐藤自身は党派閥の政治資金規正法違反事件とは無関係だったが釈明に追われた。さらに選挙戦終盤には、非公認となった候補が代表を務める党支部に、党本部が公認候補向けと同額の2000万円を支給していたことも発覚した。「この報道が出たとき『負けた』と思った」。ある首長はこう語り、党執行部への憤りを隠さない。

 陣営は、浮動票が多い県内第2の都市・小山市での劣勢を、保守地盤の真岡市や芳賀郡、下都賀郡で挽回する算段だった。だが、金城湯池だったこれらの地域で佐藤が藤岡を上回ったのは、出身地の壬生町と茂木町だけだった。ベテラン県議は深いため息をつきながら、こう分析する。「政治とカネの問題にあきれた保守層が選挙に行かなかった。恐ろしい選挙だった」



 3区では、「政治とカネ」の問題が直撃した簗和生が、かろうじて5選を決めた。

 国政選初挑戦の無所属新人、渡辺真太朗に178票差にまで迫られ、陣営関係者は開票作業の終了直前まで手に汗を握った。得票数は4万5000票あまり。前回から約45%も減らし、全国で最も得票数が少ない当選者となった。

 選挙戦で顕在化したのは「反簗」の保守層の多さだ。読売新聞社と日本テレビ系列各局が共同で行った出口調査では、自民支持層の3割弱が渡辺に流れ、簗は6割にとどまった。渡辺は自民党籍を持つ。前自民県議の三森文徳や業界団体などが支援した。水面下で動く首長後援会も現れ、陣営は日を追うごとに活気づいた。「あと1日、あと3時間あれば」。渡辺は敗戦後、こう悔やんだ。

 渡辺は「栃木3区で勝つまでやる」と再挑戦を明言しており、次期衆院選も「保守分裂」が見込まれる。渡辺自身や支援者の党員に対する処分を求める声もあるが、県連は「今は内輪もめしている場合ではない」(幹部)と静観の構えだ。ある中堅県議は「3区は今更元に戻ることなどできない。これからことあるごとに、しこりが表面化するだろう」と嘆く。



 11月17日に行われる知事、宇都宮市長の「ダブル選」では、ともに現職の福田富一、佐藤栄一両陣営は自民、公明両党の県組織から支援を受ける。「国政選と地方選は別」との見方が自民県連内では支配的だが、福田は28日夕、「自公への怒りはそんな簡単に消えるわけじゃない。覚悟の上で戦っていく」と危機感をあらわにした。(敬称略)

3030OS5:2024/11/01(金) 11:52:23
 ▽栃木1区(4人)
◎78,333船田元  70☆元経企庁長官自前(13)  推(公)
×62,914板津由華 36☆会社役員  立新 
×45,491柏倉祐司 55☆医師    維元(1)12年衆院選みんな比例復活⇨民主⇨希望
×09,490青木弘  63党県常任委員 共新 



https://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/feature/CO078140/20241030-OYTAT50027/
【検証 衆院選24】〈下〉立民高揚感なき「勝利」 好機の1区、3区で得票減
2024/10/31 05:00

花束を贈られる藤岡(27日午後8時19分、小山市城東の事務所で)
 「最多得票の藤岡隆雄を当選人とする」。30日に県庁で行われた選挙会で自身の名前が読み上げられると、トレードマークの真っ赤なネクタイを締めた立憲民主党の藤岡隆雄(衆院栃木4区)は小さく2度うなずいた。その後の授与式では緊張した表情で当選証書を受け取り、「ここからがスタートだ」と気を引き締めた。


 今回の衆院選で、立民は全国各地で大幅に議席を増やした。だが、県連内に高揚感はない。比例復活を含めれば、本県関係の自民党は5議席、立民は2議席で、勢力が変わらなかったからだ。立民県連関係者は「全く勝った気がしない。あと1議席とれたはずなのに」とため息をつく。

 関係者の嘆きが深いのは、立民に有利な条件があった1区と3区で前回選より得票を減らしたからだ。

 1区は浮動票が多い県都・宇都宮市を抱え、現行制度下で2度、自民から議席を奪ったことがある。初出馬した板津由華は得票目標を11万3000票(投票率54%想定)に設定したが、得票は6万2914票にとどまった。

 3区でも、伊賀央が「政治とカネ」の問題を抱える自民・簗和生を厳しく批判した。だが、保守系無所属の新人、渡辺真太朗の登場で「保守分裂」に人々の関心が移った。読売新聞社と日本テレビ系列各局が共同で行った出口調査では、立民の支持層の4分の1弱が渡辺に流れた。

 立民県連では、地元を徹底的に歩いて浸透を図った藤岡と対照的に、2人は日常的な活動量が足りなかったとの認識が大勢だ。小池篤史・県連幹事長は「(選挙に)ただ出るだけでは、風を受け止められるわけではない」と唇をかんだ。



 日本維新の会は、大阪・関西万博の費用高騰や、推薦した前兵庫県知事のパワハラ疑惑などで逆風が吹く中の衆院選だった。県内の比例票は4万8000票あまり。前回選から約45%も減らし、国民民主党やれいわ新選組の 後塵こうじん を拝した。

 1区から出馬した柏倉祐司は、前回選より1500票ほど得票を増やしたが、比例選での復活当選には今回もあと一歩及ばなかった。県内の維新関係者は「立民や国民には追い風が吹いたのに、こっちは逆風だった。党執行部の問題だ」と不満を隠さない。

花束を贈られる藤岡(27日午後8時19分、小山市城東の事務所で)

 今回の衆院選の結果は、来年夏の参院選での「野党共闘」の行方にも影響を与えそうだ。

 衆院選の公示直前、共産党に対抗馬を擁立された藤岡が4区を制したことで、立民内には「共産と共闘しなかったことで、穏健保守層を取り込めた」という見方も出ている。

 一方、「改革中道」を掲げる国民民主党。県内小選挙区に候補者を擁立していない。県議会でも議席を持っておらず、県内での活動量は限定的だ。

 しかし全国的に躍進した今回、県内でも比例票を前回選の2倍以上に伸ばした。出口調査では、国民は18〜39歳の年代で、自民に次ぐ比例票を獲得。若年層の支持の高さが際立った。

 立民県連代表の福田昭夫は、「県内の国民の皆さんとも一緒にやりたい」と今後の連携に意欲を示すが、国民県連代表で宇都宮市議の駒場昭夫は「政策ですり合えない限り共闘はできない」と、慎重な姿勢を崩さない。

 共産は今回、「野党共闘の再構築」のための得票増を目指したが、県内でも比例票を6000票近く減らすなど、党勢退潮が悩みの種だ。共産党県委員長の小林年治は「共産党自身がもっと票を伸ばさないと、立民に『共産と組んだ方がよい』と分からせられない」と語った。

 野党各党の方向性が分散する中、立民県連幹部はこう語る。「皆で連携することで巨大な自民・公明に勝てる。そこは冷静に 俯瞰ふかん しなくてはいけない」

(敬称略。この連載は衆院選取材班が担当しました)

3031OS5:2024/11/01(金) 11:55:35

 ▽岩手3区(2人)
◎115,364小沢一郎 82☆党選対役員 立前(18)
×084,347藤原崇  41 元党青年局長自前(4)■重複なし(自民不記載問題)  推(公)


https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20241029-OYTNT50000/
【検証 ダブル選<上>】「小沢王国」復権へ奔走 地元で貪欲にアピール 
2024/10/29 05:00
選挙・岩手

スクラップ
駆け付けた市議らと握手する小沢(左)(16日、奥州市で)
 「どうかもう一度私を国会に送り出していただき、政権交代という最後のご奉公をさせてください」。投開票を翌日に控えた26日、立憲民主党の小沢一郎(82)は朝から地元・奥州市を回り、集まった支援者らに何度も頭を下げた。

【検証 ダブル選<下>】野党優位、次戦へ加速 参院選に向け自民は再起図る…

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 1969年の初当選以降、17回連続で選挙区で当選してきた小沢は、2021年の衆院選で自民党の藤原崇(41)を相手に初めて敗れ、比例復活に甘んじた。26日の演説後、報道陣から前回選との戦略の違いを問われた小沢は「何も違いはない」といなしたが、小選挙区の奪還に向けた熱意は「お国入り」に明らかな変化をもたらしていた。

 小沢が公示後に岩手に入ったのは前回選より多い異例の5日間。公示翌日に奥州市で第一声を上げた後は、週末も地元に張り付き、一関市や西和賀町で支援を呼びかけるなど、選挙戦終盤まで手綱を緩めなかった。

 演説では「普段行わない」(小沢陣営)という名前の連呼を見せた。前回選で約6000票差をつけられた藤原の「本丸」である北上市では、「同市で初めてと思われる」(同陣営)個人演説会で熱弁をふるった。

 中心部だけでなく一関市の花泉町や千厩町など細部にわたり遊説することも望み、ある陣営幹部は「今までにないこと。それだけ(小選挙区での)勝利への思いが強かったのでは」とみる。その結果、藤原の地元・西和賀町を除く6市町の票で上回り、3万票以上の大差で圧勝した。

 課題とされていた後援会や支持者の高齢化は、陣営がSNSの発信や若者への声かけの強化を図り、若年層への浸透を図った。培った 緻密ちみつ な選挙戦略と柔軟な改善が実を結び、「王国の復権」につながった。

 とはいえ、各市で藤原が7000票以上減らしたのに対し、小沢が前回選から上積みしたのは最大2000票ほど。地元の奥州市では票を減らすなど、自民や藤原への批判票を取り込みきれなかったとの見方もある。

 復権に甘んじることなく、「国民の生活が第一」の政治の実現へ。改めて手腕に注目が集まる。



 27日夜、落選が確実となった藤原は北上市の事務所で支援者らに頭を下げた。「自民党への逆風と戦う選挙だった」。選対本部長の平野達男(70)は悔しさをにじませた。

 最大の逆風は派閥の政治資金問題だった。藤原も収支報告書に14万円の不記載があり、比例名簿から外れた。これに加え、党和歌山県連主催の会合後に不適切な懇親会に参加し、3月に党青年局長を辞任。秘書給与を詐取したとして議員辞職した参院議員を擁立した責任を取り、8月には県連会長を辞すなど、「三つの不祥事」の影響はあまりに大きかった。

 ただ、12日間で230か所以上の街頭演説や個人演説会を繰り返す中、一定の手応えも感じることができた。「未来を変えるのは82歳より41歳」というキャッチフレーズも「賛否はあったが、話題や議論になったのは人の問題意識に届いたということ」と振り返る。

 「これからも岩手を歩いて未来をどう変えていくか研さんしていきたい」。28日朝には、月曜の日課である奥州市の交差点で 辻つじ 立ちをする藤原の姿があった。

(敬称略)

3032OS5:2024/11/01(金) 11:55:58
 ▽岩手1区(3人)
◎94,409階猛   58☆元総務政務官立前(6) ■県連に籍なし
×43,623米内紘正 37☆元県議   自新  推(公)
×15,367吉田恭子 43☆党県副委員長共新 


https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20241029-OYTNT50128/
【検証 ダブル選<中>】 1区 逆風で自民大敗…広瀬不祥事米内にも影響 
2024/10/30 05:00
選挙・岩手

スクラップ
小選挙区での敗戦が確実となり、支援者にあいさつする米内(27日午後8時17分、盛岡市で)
 衆院選の投開票が行われた27日の午後8時過ぎ、盛岡市のホテルのホールは重苦しい雰囲気に包まれていた。「私の力が足りなかったことに尽きる。結果を出せずに申し訳ございません」。早々に敗北が報じられた自民党新人の米内紘正(37)は、支援者らに深々と頭を下げた。

【検証 ダブル選<下>】野党優位、次戦へ加速 参院選に向け自民は再起図る…

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 小選挙区制で行われた1996年以降、1区で自民候補は苦杯をなめてきた。「難攻不落」の地で、光明が見えたのは2022年7月の参院選。同市出身の広瀬めぐみが岩手選挙区で30年ぶりに自民の勝利を勝ち取り、1区でも立民の現職を3000票余り上回った。

 追い風を逃すまいと、県連は1区奪取に向け、公認候補予定者となる支部長を公募。盛岡出身の元首相・米内光政を曽祖父に持つ米内が県議1期目の途中で手を挙げ、初の党員投票を経て昨年6月に選ばれた。「広瀬と一緒に戦えば勝てると思った」と陣営関係者は振り返る。

 しかし、この1年で風向きは一変した。派閥の政治資金問題に加え、今年2月には週刊誌が広瀬の不倫疑惑を報道。決定的だったのが、7月末に強制捜査が入った秘書給与を巡る広瀬の詐欺事件だ。県議として当選を支えた米内も、予定していたあいさつ回りができなくなるほどの影響を受けた。

 逆風下で選んだキャッチフレーズは「政治を変える 自民を変える」。しかし、公示後に約300回の演説を重ねた街頭では厳しい視線が注がれた。政治の信頼回復や地方への投資の訴えは、逆風でかき消された。

 自民が11連敗(補選含む)となった今回の米内の得票数は4万3623票。7選を決めた立憲民主党の階猛(58)にダブルスコア以上の大差をつけられた。惜敗率(46・20%)は東北における自民の比例重複候補の中で最下位となり、議席を得られなかった。選対本部長の臼沢勉(県議)は「非常に厳しい結果」とうなだれた。

 「政治活動は続けていく」と今後の展望を語った米内。別の選対幹部は「1区で勝てるのは彼しかいない。次の選挙が本当の意味での試金石になる」と早くも再挑戦を見据えている。



 立民の階は、前回選では立民県連から政治資金を巡る問題で提訴され、「刺客」として新人の擁立騒動にまで発展したが、今回も盤石の戦いで勝利した。

 もっとも県連とのしこりは残ったまま。陣営には国政初挑戦の米内を「未知数の相手」と警戒する声もあったが、街頭演説を重ねる従来の選挙戦を徹底した。

 12日間で400回以上マイクを握ると、自民の「アキレスけん」である政治資金問題などを批判し、政権交代を強調。党の「次の内閣」の財務金融相として物価高への具体策も訴え、聴衆を引きつけた。

 投票率が下がる中、得票数は3市町全てで前回を上回り、現在の区割りになった17年以降で初めて9万票を超える圧勝だった。選対幹部は「自民への逆風がここまで強くなるとは」と驚きを隠さなかった。

 当選が確実になった27日夜、報道陣から勝因を問われた階は、こう自負した。「色々な方から話を聞いて自分の血肉にし、政策を作って訴えてきた。『代議士』は有権者の代わりに議論する人間。それが受け入れられたのではないか」(敬称略)

3033OS5:2024/11/01(金) 11:56:26
https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20241030-OYTNT50136/
【検証 ダブル選<下>】野党優位、次戦へ加速 参院選に向け自民は再起図る…
2024/10/31 05:00
 「選挙サンデー」となった20日夕方。一関市中心部にあるスーパーの駐車場に、野党勢力を象徴する3人が並び立った。

 「岩手の良識が日本を変える。今回の選挙の合言葉です」。選挙カーを背にした立憲民主党の木戸口英司(61)は声を張り上げた。前後にマイクを握ったのは、知事の達増拓也(60)と立民の重鎮・小沢一郎(82)。達増は小沢に師事し、木戸口は双方に秘書として仕えた緊密な関係だ。3人の集結はこの日3か所目で、「雪辱」に向けた並々ならぬ決意がにじんだ。


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 1週間後の27日夜、参院補選で当選確実の報を聞いた木戸口は、盛岡市の事務所を足早に後にし、奥州市内のホテルに向かった。「バンザイを一緒にできたことがうれしかった」。衆院3区での勝利を確実にした小沢陣営の関係者らと喜びを分かち合った。



 「小沢王国」とも呼ばれる県内は、小沢を中心とした野党勢力が長きにわたって政界の覇権を握ってきたが、近年は急速に陰りが見えていた。

 前回2021年の衆院選で、小沢が初めて選挙区で敗北。翌22年の参院選では、達増の支援も受けた現職の木戸口が自民の新人・広瀬めぐみに敗れた。達増は23年の知事選で5選を決めたが、同じ日の県議選では自身の支持勢力が過半数に届かなかった。

 ただ、今回の「ダブル選」で小沢と木戸口が議席を奪還。県政界は一夜にして再び「野党優位」になった。広瀬の議員辞職前は、自民、立民ともに3人だった国会議員数は、立民が4人に増えた一方、自民は1人に後退。11選を果たした2区の鈴木俊一(71)も前回から3万票以上減らした。

 県内の3小選挙区で与党候補(自民)に投じられたのは24万3744票だったのに対し、野党候補(立民、共産)は29万5856票。前回選で4万票余り上回った与党が逆転を許した。比例でも立民が自民より約2万8000票多く、1位となった。

 読売新聞と日本テレビ系列各局が共同で行った出口調査で、自民は小選挙区では支持層の8割近くを固めた一方、比例では約6割。立民と国民民主党に約1割ずつ流れ、無党派層では立民が自民の2倍以上の支持を集めた。

 「厳しすぎるくらい厳しい」(自民)、「反転攻勢の起点という意味で大きい」(立民)。両党の県連の受け止めは対照的だった。



 次なる全県での決戦は来夏の参院選だ。改選を迎える立民の現職・横沢高徳(52)は態度を明らかにしていないものの、関係者からは再選への出馬を期待する声も聞かれる。

 前回は30年ぶりに勝利した自民は、3月の県連の定期大会で、候補者選定を常任総務会に一任。県連幹部は「早急に態勢を立て直し、県民の期待に応えられる候補者を擁立したい」と再起を誓う。

 ただ、広瀬の詐欺事件で引責辞任した藤原崇(41)の後任の会長も2か月以上空席になっており、衆院選で大敗した1区の地方議員からは「広瀬の問題がまた思い出され、勝てないだろう」との声も漏れる。

 もっとも、野党も安泰とは言えない。立民が唯一敗れた2区では「風が吹かなかった」(選対幹部)との見方もあり、立民の比例票は前回から微減した。自民への逆風によって相対的に浮上したという側面は否めない。

 今回の補選で、県組織が木戸口側と政策協定を結んだ共産、社民の両党も苦戦を強いられた。立民県連幹部は「勝った時こそ総括が甘くなる。謙虚に課題を探し、次の選挙につなげたい」と気を引き締める。

 ダブル選を経て、勢力図が一変した県政界。野党が勢いを増すのか、与党が巻き返すのか――。次なる審判が注目される。(敬称略。この連載は長嶋徳哉、有村瑞希、冨田駿、松本茉莉、高吉友佳が担当しました)

3034OS5:2024/11/01(金) 11:57:39
>>2956 富山1区
https://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20241031-OYTNT50032/
衆院富山1区(上) 自民総力戦で制す
2024/10/30 05:00

有権者との「信頼回復対話集会」で厳しい指摘を受ける田畑(左奥)(24日、富山市西田地方町で)

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 衆院選の富山1区では、自民党の田畑裕明(51)が、立憲民主党の山登志浩(44)との接戦を制した。その差はわずか738票。「政治とカネ」が主要争点となった保守王国の県都で両候補はどう戦ったのか――。12日間の激闘を振り返る。(敬称略)

■「緊急通達」発出
富山1区での劣勢を伝える自民党の緊急通達
 「富山1区 情勢緊迫 一票一票の獲得に全力を!!」

 選挙戦も後半にさしかかった22日夜、黒地に白抜きの文字が躍る「緊急通達」が自民党県連から、県議や2、3区の選対本部に発出された。劣勢を伝える情勢報道が相次ぎ、幹事長の宮本光明は“異例”とも言える決断をした。

 田畑は政治資金収支報告書で計68万円の不記載があり、政治資金パーティーの案内状の表記でも国会で違法性が指摘された。地方議員の間で「推せない」との声は広がり、連立政権を組む公明党ですら最後まで推薦を決めかねた。

 逆風はすさまじく、選挙戦が始まると田畑が乗っていない選挙カーですら「裏金」と罵声を浴びた。支援者にはがきを送った県議は「まだ田畑を応援しているのか」と非難されたという。

田畑の事務所入り口には「信頼回復」との文字が掲げられた
 だが、当の田畑の危機感は薄かった。公示日(15日)の第一声では、一言も謝罪を口にしなかった。17日に地元・呉羽地区で開いた有権者との信頼回復「対話」集会でも、冒頭の24分間、延々と自らの政策を語り続けた。「じくじたる思い」と発言をしながらも明確な謝罪はなく、スタッフからも「逆効果だ」との声が漏れた。

 そんな中で報じられた劣勢。宮本は「ここまでの接戦は正直予想できなかった。我々が思っていた以上に有権者の意識が厳しいことを痛感した」と振り返る。

■2、3区に支援要請
 1996年の小選挙区制導入以降、1区には必ず自民の衆院議員がいた。民主党政権が誕生した2009年は小選挙区で議席を失ったが、比例で復活当選を果たしている。だが、今回、田畑は比例への重複立候補が認められず、小選挙区の敗北は衆院議員の不在に直結する。

 「今回は負けるかもしれない」。そんな空気を感じとった富山市議らは選挙カーに乗り込み、自らの声で支援を呼びかけ始めた。ある市議は「地元で予定していた公共事業が民主党政権時代にストップし、生活が不便になった」などと支援者に説き、自民が1区の議席を失う深刻さを訴えた。

 一方、県連が緊急通達を発した翌朝(23日)、田畑陣営選対本部長の五十嵐務も動いた。わらにもすがる思いで、自民県議35人のライングループに「1区大変厳しい情勢です。2区、3区の皆さんもご支援をお願いします」と書き込んだ。

 風雲急を告げる情勢に、3区が反応した。選対が急きょ県議に対し、1人あたり1区内企業10社を回るように指示。どの企業を訪問したのかというリストの提出も求めた。元氷見市長で参院議員の堂故茂は24日、高岡市内で開かれた3区・橘慶一郎の総決起集会で「1区は激戦。橘さんの顔にも関わるので、富山市の知り合いに電話いただきたい」と呼びかけた。

■1400人に電話がけ
 「後援会名簿を使って電話をかけてもらえないか」

 田畑の選対総括責任者の中川忠昭は23日、知事候補・新田八朗陣営で選対本部長を務める塩井保彦にこんな要請をした。

 新田は知事選で「有権者と直接交流したい」と考え、陣営は「電話がけ封印」を決めていた。だが、中川は前回の知事選で党方針に反して新田を支援した「恩人」だ。塩井は24日、事務所の電話回線6本のうちの4本を2階に集め、1区在住の後援会員約1400人へ電話をかけるよう指示した。

 自民はあらゆる手を尽くした総力戦で勝利をつかんだ。だが、ある校下支部長は「党員でも田畑さんに投票していない人がたくさんいる。これを機に生活者の視点に立つ自民党に変わってほしい」と注文をつける。田畑は当選後の取材に「信頼回復は通過点。選挙でリセットされた感覚はない」と語った。

 陣営がお祝いムードに沸く28日未明、中川は自戒するようにこう語った。「積み上げてきた票は色々な議員が『俺の顔に免じて投票してくれよ』と言って集めたものばかりで、候補者本人はほとんど支持されていない。そこを間違ってもらっては困る」(川尻岳宏)

3035OS5:2024/11/01(金) 11:57:56
https://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20241031-OYTNT50027/
衆院富山1区(下) 連携奏功 山、自民に迫る 
2024/10/31 05:00

スクラップ
 衆院選は、公示(15日)の前から「政治とカネ」を巡る自民党への逆風が吹き荒れていた。その風を感じつつ、富山1区に出馬した立憲民主党新人の山登志浩(44)は青空の下、出陣式のお立ち台に上がった。

■業界団体自民支持
街を歩く人々に声をかける山(中央)(25日、富山駅前で)
 「政治への信頼が地に落ちている。自民に理解させるために、私が小選挙区で勝たねばならない」


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 そう力を込めて演説する山を横目に、陣営幹部は冷静だった。「はっきり言って小選挙区で勝つのは難しい」と不安を隠さなかった。

 保守王国で戦う過酷さを実感する出来事が公示前にあった。陣営は9日、SNS用に山が理髪店へ行く動画を撮影した。「カッコよくして」と明るくリクエストする姿を投稿し、山の人柄をアピールする狙いだ。だが、協力店探しは難航した。業界団体が自民を支持しているためだ。「動画に出たら何を言われるか分からない」と謝られることもあった。

■雨だれ石を穿つ
 さらに、知名度不足という課題もあった。山は愛知県江南市出身。そこで社民党の市議を4期13年務め、元党首・又市征治の縁で2020年に富山へ移住した。知名度を上げようと、これまで1000回以上の街頭演説を続けてきた。

 選挙戦での戦術について、選対事務局長の村石篤は当初、「少しでも長く街頭に立ち、1人でも多くの人に一生懸命な姿を売り込む」と語った。だが、序盤は街頭でチラシを配る山に対して、目も合わさず通り過ぎる有権者が目立った。

 陣営が、かすかな光を感じたのは、17日に呉羽地区で開いた個人演説会だ。同地区は対立候補の自民前議員・田畑裕明(51)の地元だが、30人弱の想定に対し、60人超が集まった。70歳代の男性に参加理由を聞くと「もう田畑には入れたくない。話を聞いてみたくなった」と語った。

 25日には街頭に立つ山にツーショット撮影を求める女子中学生も現れた。「友だちのお父さんに似ているから」と笑顔だったが、理由はそれだけではない。「今年に入って何度も外で立っているのを見て。なんだか親しみがわいた」

 小さな努力という雨だれが、自民の岩盤支持層を確実に 穿うが ち始めていた。

■連合富山両党仲立ち
連合富山の浜守(右)と、村井(左)と街頭演説に立つ山(26日、富山駅前で)
 選挙戦では支持団体の連合富山もフル稼働した。19日の総決起集会では、県民会館の大ホールを約800人の組合員で埋めた。

 連合富山は、立民と国民民主党を支援する組織の組合員約6万5000人で構成される。今回の選挙では初めて全3区に両党の候補が立ち、「すみ分け」が実現。連合富山が両党を仲立ちし、それぞれ比例票を積み上げる戦略を展開した。

 この日は、国民県連幹事長の橋本雅雄も姿を見せ、「ぶっ倒れるつもりでやれ。国民民主も同じ思いで応援する。小選挙区は山」と訴えた。22年に登壇した際は「山さんのことはそんなに知らない」とし、連合推薦候補だから応援すると発言したが、当時とは打って変わった対応だった。

 連合富山会長の浜守秀樹も山を全面的に支えた。連日、組合員向けの個人演説会が開かれる中、内容をチェックし「『政治とカネ』への批判ばかりではダメだ」と指摘して、改善を迫った時もある。

 浜守は03〜12年に1区で支援した民主党の元衆院議員・村井宗明も、都内から呼び寄せた。「演説は党幹部よりも、県民への知名度が高い村井の方がいい」と考えたからだ。新たに山を村井の後継者と位置づけ、過去と未来をつなぎ合わせ、眠っている票を掘り起こそうとした。

■参院選へ二つの武器
 それでも山は敗れたが、比例での復活当選は成し得た。浜守も「小選挙区で勝たなきゃダメ」と表情は厳しい。だが、連合富山は来夏の参院選を見据え、立民・国民の連携、国政へのパイプという二つの武器を手に入れた。

 復活当選後のあいさつで山は「今回の結果を叱咤激励と受け止める」と述べた。その場に同席した村井は「現職が『転んだ』分の票が来ただけ」と語気を強め、こうエールを送る。「自民は、より強い候補者を用意する。勘違いするな。現職になっても活動を続けて実績を残せ」(敬称略、柏木万里)

3036OS5:2024/11/01(金) 12:56:56
神奈川1区>>2932(松本純)
神奈川20区>>2929(甘利明)
神奈川16区>>2971(義家弘介)


 ▽神奈川5区(4人)
◎80,495坂井学  59☆国家公安委長自前(5)  推(公)
△67,399山崎誠  61☆元横浜市議 立前(3)
×33,863久坂くにえ51☆元鎌倉市議 維新 
×15,794高宮美智子72 党地区委員 共新 

 ▽神奈川4区(4人)
◎96,874早稲田夕季65☆元県議   立前(2)
×44,016山本朋広 49☆元防衛副大臣自前(5)  ■公明推薦なし(統一教会?)
×34,625加藤千華 26☆銀行員   維新 
×12,704津野照久 57 自営業   参新 


 ▽神奈川18区(5人)
◎68,632宗野創  31☆元銀行員  立新 
△52,596西岡義高 47☆元会社員  国新 
△52,593山際大志郎56☆元経済再生相自前(6)  ■公明推薦なし(統一教会?)
×27,727横田光弘 66☆元県議   維新 
×21,898君嶋千佳子74 元県議   共新 


https://www.tokyo-np.co.jp/article/363430?rct=kng_shu24
<衆院選かながわ 激戦の余波>(上) 自民、裏金で県内も逆風 ベテラン議員 相次ぎ落選
2024年10月30日 07時13分
選挙戦の最後に坂井学さん(左)の応援に駆けつけた小泉進次郎選対委員長(当時、左から2人目)=横浜市内で

 「自民党は完璧な政党ではありません。だめなところもあります。しかし、これだけは言えます。この混迷する複雑で難しい時代に、野党に任せるわけにはいかない」
 26日午後8時前、神奈川県のJR戸塚駅前。自民の小泉進次郎選挙対策委員長(当時)は、選挙戦の締めくくりとして、5区で立憲民主党候補と激しく競り合っていた前職坂井学さん(59)の応援演説に立ち、かすれた声を張り上げた。選挙戦最終日のこの日は、劣勢や接戦が伝えられる県内の選挙区を駆けずり回った。
 党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡る「政治とカネ」問題などで、強い逆風にさらされた今回の衆院選。県内のある前職は、自民が下野した2009年選挙にも似たムードを感じ取り、27日の投票日が迫るにつれて「日に日に情勢が悪くなってきている」と焦りを募らせていた。
 追い打ちを掛けたのは、自民が裏金問題で無所属となった候補の選挙区支部にも公認候補側と同額の2千万円を「党勢拡大のための活動費」名目で支給していたと明らかになったことだ。県内に該当する候補はいなかったが、「地域や電話の反応ががらっと変わった」(党県連幹部)という。
 開票結果は候補者らの「肌感覚」通りだった。小選挙区で勝利を収めたのは前回の11から9に減り、残る11選挙区を制した立民の後塵(こうじん)を拝した。野党の議席数を下回るのは、09年以来15年ぶりだ。区割り改定で今回から選挙区は2増の20になっており、議席占有率は60%超から45%に下落。比例復活を含めても当選者は3減の14人にとどまり、立民と並んだ。
 閣僚などの経験があるベテランも軒並み苦戦し、国家公安委員長を務めた1区の元職松本純さん(74)と、党幹事長や経済再生担当相などを歴任した20区の前職甘利明さん(75)は議席を失った。いずれも党の比例代表「73歳定年制」で重複立候補ができない背水の陣だったが、全国的に政権批判票の受け皿になった立民の候補に及ばなかった。甘利さんの陣営幹部は「どぶ板選挙を展開して手応えはあったが、2千万円問題の影響は大きかったと思う。なぜこのタイミングで支給したのか理解できない」と、党執行部への恨み節を漏らした。
 争点となった裏金事件を巡っては、派閥パーティー券の収入不記載を理由に比例重複立候補を認められなかった16区の前職義家弘介さん(53)が立民前職に3万票以上の大差をつけられて敗北。それぞれ世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との密接な関係が指摘された4区の前職山本朋広さん(49)は落選、18区の前職山際大志郎さん(56)は小選挙区で次々点となり、比例南関東ブロックで自民の最後の当選者に滑り込んだ。
 県内全小選挙区に候補を擁立し、全員当選を目指しながら、立民に負け越した自民。来夏の参院選に向けて態勢の立て直しを図るが、「政治とカネ」問題などへの国民の不信感はなお払拭されておらず、党勢回復の道のりは険しい。党県連の梅沢裕之幹事長は今回の結果を受け、「惨敗だ。もう繰り返しはできない」と話す。(曽田晋太郎)

3037OS5:2024/11/01(金) 12:57:21
https://www.tokyo-np.co.jp/article/363642?rct=kng_shu24
<衆院選かながわ 激戦の余波>(中) 「比例は公明」訴える自民 なりふり構わぬ選挙戦 政策論争とは程遠く、トラブルに発展も
2024年10月31日 07時28分
公明党の比例候補らと並んで街頭活動をした自民新人草間剛さん(左)=横浜市都筑区で

 神奈川県内で9勝11敗と負け越した自民党。選挙戦終盤、候補が「比例は公明党」と呼びかける場面が増えていた。吹き荒れる逆風の中、「公明嫌い」を公言していた候補も、公明の支持母体に期待してすり寄った。もっとも、集票力に陰りが見える公明も比例候補の伸び悩みが指摘されていた。
 「小選挙区は自民」「比例は公明」-。利害は一致し、両党関係者が街頭で並ぶ場面も多かった。
 ある自民候補は別の事情を口にした。「党への批判が強く、『比例も自民』とは言いにくい」。自民は、裏金問題で火だるま状態だ。「自民色」を薄める狙いで「比例は公明」と呼びかけるのは、自民の各陣営にとっても都合が良かった。
 「組織票を固めれば勝てる」。落選した1区の元職松本純さん(74)の陣営は、野党候補が乱立して浮動票は分散するとみて、組織固めを優先。街頭に出る機会を減らした。「取材に答えても、街頭に出ても票にならない。批判を受けるだけ」(別の自民陣営)と割り切り、活動日程を一切公表せず、取材から逃げ回る候補すらいた。
 こうした「ステルス戦略」に立憲民主党の候補は批判を強めた。18区で自民前職に勝利した立民新人の宗野創さん(31)は「特定の業界、宗教の支援で当選しているのが、今の自民党の姿だ」と強調。自民前職に競り勝った6区の立民前職の青柳陽一郎さん(55)も「3年前、私たちは『立憲共産党』とレッテルを貼られた。今の自民は『自由公明党』ではないか」と責め立てた。
 選挙戦は、政策論争と程遠いレベルでヒートアップし、トラブルに発展するケースもあった。
 7区では、自民前職で比例復活した鈴木馨祐さん(47)の「裏金問題」をどう思うかを問うオートコールが発信された。「裏金ではなく、事務的ミスによる不記載」と主張する陣営は「選挙妨害だ」として公職選挙法違反容疑で港北署に刑事告訴した。
 勝利した立民前職の中谷一馬さん(41)も批判にさらされた。車上運動員が中谷さんの学歴を「慶応大卒」とアナウンスし、「学歴詐称だ」とネット上で拡散された。陣営によると、中谷さんは慶応大在学中。7区のエリアには、慶応大日吉キャンパスがあり、学生らの投票行動に影響を与えかねない。車上運動員に修正を指示したが、拡散は止まらなかった。
 背景は不明だが、落選した無所属の大野拓夫さん(56)は「フリーハグ運動」と称する複数人に取り囲まれ、暴行を受けたという。
 一方、愚直に政策を訴えた候補が支持を伸ばした選挙区もある。19区では国民民主の新人深作ヘススさん(39)が「働く世代への支援」をひたすら訴えていた。「日本は良い国だ。子どもの世代に、この国を残したい」と声を震わせて訴える姿に、足を止めじっと聴き入る聴衆もいた。序盤に劣勢が伝えられていた深作さんは劣勢を覆し、比例復活を果たした。
 県内でも「政治とカネ」の問題で批判を強めた立民と、分かりやすい政策を発信して新たな第三極として割って入った国民が躍進した。各党が政策論争をぶつけ合う本来の選挙には、程遠かった。(志村彰太)

3038OS5:2024/11/01(金) 12:58:59
神奈川20区>>2929
神奈川19区>>2973

https://www.tokyo-np.co.jp/article/363889?rct=kng_shu24
<衆院選かながわ 激戦の余波>(下) 野党躍進 課題は連携強化 小選挙区 15年ぶりの与野党形勢逆転
2024年11月1日 07時38分
連合の芳野友子会長(左)と並び、公認候補の応援演説に立つ立憲民主党の野田佳彦代表(中)。同じく連合の支援を受ける国民民主党をはじめ、野党連携のかじ取りはどうなるか=横浜市磯子区で

 「県内過半数の小選挙区で勝利できた。非常にいい戦いをしてくれた」
 衆院選の投開票から一夜明けた28日。立憲民主党神奈川県連の青柳陽一郎代表は記者会見で選挙結果の受け止めを問われ、そう手応えを口にした。
 立民は今回、公示前に7だった県内小選挙区の議席を11に増やし、2減の9議席にとどまった自民党を上回った。6区に立った青柳氏自身も前回敗れた自民前職に雪辱。民主党政権が誕生した2009年以来15年ぶりとなる与野党の形勢逆転につながった要因について、「自民は裏金問題や旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との癒着問題に対する国民の疑念に説明を尽くしてこなかったし、尽くす姿勢も見られなかった。国民の政治不信は臨界点に達していた」からだと分析した。
 「政権交代こそ、最大の政治改革」と掲げた立民は公示前から、無党派層が多い都市部を含み、複数の接戦区がある県内に野田佳彦代表ら党幹部を次々と投入した。選挙戦中盤の22日、応援演説に駆け付けた岡田克也前幹事長は記者団に「この調子でいったら本当に政権交代できますよ」と強調。新人の大塚小百合さん(44)が当選13回を誇る自民重鎮の甘利明さん(75)に挑んだ20区について、党の勢いを象徴する「典型的な選挙区」と言い切った。結果はその言葉通りとなった。
 もっとも、石破茂首相の就任から戦後最短となる26日後の投開票となり、「野党共闘」を進める時間がなかったことの影響は少なからずあった。日本維新の会と共産党はそれぞれ15人を擁立。19区は立民、維新、国民民主党、共産党の候補が乱立した。自民新人の草間剛さん(42)が勝利を収めたが、民主党を源流とする立民、国民を足しただけでも優に超える得票だっただけに、立民県連幹部は「政権批判票の分散で自民を利する結果が顕著に出た」と悔しがった。
 来夏に控える参院選を見据えれば、野党間の連携強化は欠かせない。今回、維新と同じ15人を立てた共産県委員会の藤原正明委員長は「できるだけ野党で力を合わせていくことが選挙を戦う上で有意なことだ」と指摘する。
 立民の青柳代表も「共闘は誰がいつやっても非常に難しい」と認めつつ、「次の展開に向け、ここからしっかり着手していかないといけない大きな課題の一つだ。少なくとも立民と国民は一緒にやるべきだと思う」と主張。国民県連の小粥康弘代表は「われわれがもっと小選挙区に候補者を立てていれば、結果はどうだったか。与党を利するのは目に見えているので、その流れにはくみせず2人を擁立した」と話すなど、問題意識は共通している。
 ただ、地元の意向とは関係なく、国政の舞台では過半数割れとなった自民、公明両党が政権維持のため、28議席を得てキャスチングボートを握る国民に急接近。一方、連合という結節点があるはずの立民と国民の間にはすきま風が吹いている。自公国の3党による部分連合の成立など、政治の大きな流れが生まれれば地方組織も影響を受けざるを得ず、県レベルの連携も不透明感が増す。(曽田晋太郎)

3039OS5:2024/11/01(金) 14:26:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/093d9de5e20159c74cbb93557c9db5d0d72ff1d4
「逆風が続けば参院選は戦えない」 議席確保でも悩む自民の地方組織
11/1(金) 14:00配信

朝日新聞デジタル
並んで支援を呼びかける自民の尾崎正直氏(左)と公明の山崎正恭氏=2024年10月24日午後4時24分、高知県須崎市内、羽賀和紀撮影

 27日に投開票された衆院選は自民と公明の与党が15年ぶりに過半数を割り込む歴史的な結果になった。一方、高知県内では自民候補が野党との一騎打ちを制し、小選挙区2議席の独占を維持した。県内の主要4政党の代表に、選挙戦を振り返り、今後を展望してもらった。(亀岡龍太、原篤司、羽賀和紀)


■自民党高知県連・明神健夫幹事長

 (政治とカネの問題で)全国的な逆風の中、小選挙区の高知1、2区は自民の中谷元、尾崎正直がそれぞれ議席を守った。防衛相の中谷は一度も高知入りできないハンデもあったが、一番の勝因は2人が政治資金の問題と無関係だったことだろう。

 もちろん自民で起きたことなので、尾崎は、政治不信を生んだことを直接わび、改正された政治資金規正法について丁寧に説明した。少子化対策を含む社会保障の充実や防災対策などとセットで、財源を賄うための産業政策もわかりやすく訴え、支持が広がった。

 非公認候補が代表を務める政党支部への2千万円支給が報道された終盤の逆風がなかったら、与党は過半数の議席を取れていたかもしれない。

 ただ、このまま逆風が続けば来夏の参院選は戦えない。早く党本部に、政治とカネの関係をクリアにしてほしい。(原篤司)

■公明党高知県本部の西森雅和代表

 四国比例では党公認の山崎正恭が、なんとか勝ち抜くことができた。自民から「比例は公明党に」と訴えていただいた効果は大きかった。

 しかし、政治とカネの問題に対する風当たりは非常に強かった。公明は一貫してクリーンな政治を続けてきたが、選挙戦では政治資金の問題だけがクローズアップされた。与党というだけで大変な逆風で、全国的には大幅に議席を減らした。

 自民と連立政権を組んで25年。今まで政権を一緒に担ってきたのに、選挙の時だけ別々ということにはならない。国政では自公政権の安定化を図りながら、地方の現場では公明をさらに支持してもらえるよう努めたい。

 支援組織が高齢化するなか、議員一人ひとりが発信力などを高め、より広く支持される組織にしていきたい。(羽賀和紀)

■立憲民主党高知県連の長尾和明幹事長

 全国では立憲が躍進し、与党が過半数割れとなったが、県内では高知1区で返り咲きを目指した県連代表の武内則男が比例復活にもならず、残念だ。2区では結局、候補者を立てられず、組織の力不足を痛感している。

 武内は得票を前回2021年より5千票余り増やし、得票率も7ポイント余り伸ばした。政治とカネや旧統一教会の問題、物価高対策などで与党の対応に異議を唱え、政権交代をアピールした結果で、手応えはあった。

 選挙戦の最後の1週間、街頭で有権者が手を振ってくれる場面も増えた。連合高知傘下の労組などの手厚い支援もあった。だが、短期決戦では、知名度のある自民前職の壁を崩せなかった。

 今後は政局をにらみながら、来夏の参院選に向けて武内代表を中心に取り組みを強めていく。

■共産党高知県委員会の春名直章委員長

 「自民はいかん」という民意の受け皿に党がなりきれなかった。

 浜川百合子を擁立した高知2区では、知名度のある自民前職を相手に4万3千票台の得票で健闘したが、もう一歩努力が必要だった。四国比例では、県内の得票率は前回より伸びたが、21年ぶりの議席奪還はできなかった。

 ただ、全国では自公を過半数割れに追い込んだ。党の機関紙のスクープ「2千万円バズーカ砲」があってから自民への怒りが一層広がり、決定的な役割を果たせた。野党が結束すれば、自公政権が「暴走」してきた国会の議論も変わるだろう

 県外では共産も含め野党が複数立った所もあるが、県内では立憲とすみ分ける形となり、意義はあった。市民・野党との共闘は自民との対決に不可欠で、来夏の参院選でも追求していく。(亀岡龍太)

朝日新聞社

3040OS5:2024/11/02(土) 14:40:38


 ▽30区(5人)
◎98,146五十嵐衣里40☆元都議   立新
△91,798長島昭久 62☆首相補佐官 自前(7) 推(公)
×19,061早川寛  44 党地区委員長共新 
×17,013武田祐一郎38 会社員   参新  
×07,815三井健  61 起業家   み新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/1f54899fa92916bb6f9c18c211f26e45ed716466
不登校に不当解雇 逆境を乗り越え国政へ 立憲の新人が自民ベテラン候補にまさかの勝利【衆院選2024・東京30区】
11/2(土) 8:02配信

TBS NEWS DIG Powered by JNN
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「これまでたくさん聞いてきた市民の声を、国会でしっかり届けるという仕事に全力を費やしていきたい」



花束を手にこう語ったのは、東京30区で当選した立憲民主党・五十嵐衣里氏(40)だ。約9万8000票を獲得し、2位の自民党・長島昭久氏(62)との差はわずか6000票あまりだった。

東京30区は、区割り改定で今回新たに新設された選挙区。府中市、多摩市、稲城市の3つの市から構成され、前職の長島氏に新人4人が挑む構図となっていた。

五十嵐氏と長島氏はあらゆる面で対照的だ。

中学時代にいじめが原因で不登校になった五十嵐氏は、飲食店やトラック運転手など様々な仕事をしながら高卒認定資格を取得。その後、夜間大学に通い30歳で司法試験に合格して弁護士となり、2021年からは都議会議員を務めた。

対する長島氏は2003年に初当選して以来、衆議院議員を7期務めた大ベテラン。民主党、希望の党などを経て2019年に自民党に移った。防衛副大臣の経験もあり、外交・安全保障のスペシャリストとして石破政権では首相補佐官に起用された。

五十嵐氏の出馬表明が公示直前だったこともあり、当初は長島氏が優勢と見られていた。こうした中で五十嵐氏はいかにして票を伸ばし、勝利したのか。

■「知名度ゼロ」からの戦い 自らの経歴を武器に無党派層から多くの支持

選挙戦が始まる前、「長島氏の横綱相撲の中で、知名度ゼロの状態からどれだけ知ってもらえるかが勝負」と語っていた五十嵐陣営。実際、3年前の都議会選挙では隣の武蔵野市から選出されており、30区における知名度は決して高いとはいえなかった。

選挙戦に突入すると、野田佳彦代表や菅直人元総理などが次々に五十嵐氏の街頭演説に駆けつけた。集まった大勢の聴衆を前に、自民党の政治とカネの問題を非難すると同時に「彼女なら国の政治を変えられる」と五十嵐氏のクリーンさ、フレッシュさをアピール。

五十嵐氏本人は、不登校だったことや、不当解雇された経験などを交えて、子育てや介護、進学、就職に不安を感じる人々や、物価高で生活がままならない市民の声に寄り添う政治を演説で訴えた。

それが多くの有権者の心に響いたのか、JNNの出口調査によると五十嵐氏は無党派層からの票を半分以上獲得。立憲民主党を支持する人々の9割以上の票を固めたうえ、もともと自民党、公明党を支持している有権者からも約2割の票を得た。

また、幅広い年齢層から万遍なく票を得ているのも特徴だ。特に高齢者層からの支持が厚く、70代以上のおよそ半分が五十嵐氏を支持する結果となった。

■実績アピールに「握手作戦」も 予想以上に強かった自民党への逆風

一方、長島氏は安全保障分野での実績や、政治家としての安定感をアピール。

加えて力を入れたのが、有権者一人ひとりの手を握りながら、目を見て言葉を交わす「握手作戦」だ。毎日駅や街頭に立ち、選挙戦を通して一万人を超える人々と握手を行った。決して手ごたえは悪くなかったというが、一部の地域ではあまりビラを受け取ってもらえず、陣営は「想像以上の逆風だった」と振り返る。

敗北が決まった後、長島氏は支援者に対し「すべて私の力不足。逆風ではあったものの、何かが自分の活動や姿勢には足りなかったと自問自答している」と険しい表情で語った。

長島氏は比例で復活当選を果たしたが、結局自民党が東京都の小選挙区で獲得したのは30のうち11議席のみで、立憲民主党の15議席を下回った。裏金問題が国民にもたらした不信感と失望感、それを払しょくできなかった代償はあまりに大きなものとなった。

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3041OS5:2024/11/02(土) 15:29:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/8631ab10f1ccb0bd87e7082f54ee05caca2a295c
自民非公認で当選の萩生田光一氏「吹っ切れた。自分が前面に出てやらないといけない」
11/2(土) 14:04配信
自民党の萩生田光一元政調会長は1日夜、インターネット番組「言論テレビ」でジャーナリストの櫻井よしこ氏と対談し、「権力には権力でしか抗えない。安倍(晋三)イズムを継承しないといけない」と述べた。さらに「一度も自民党を出たことがない『The自民党』の一人。いろいろな意味で吹っ切れたので、少しずうずうしく前面に出てやれることをやりたい」と語った。

■非公認基準「腑に落ちない」

先の衆院選で、萩生田氏は派閥パーティー収入不記載事件に関して政治倫理審査会に出席していないため、説明責任が不十分と判断され、非公認とされた。

萩生田氏は「われわれのグループ(旧安倍派)が党に迷惑をかけたことは事実。反論もせずに(選挙戦を)戦ったが、非公認にするにはそれなりの根拠が必要だ」と指摘した。政倫審出席を公認の判断基準にされたことに関しては「党の判断に委ね、派閥の運営に携わった事務総長経験者に(基準が)切られた。それを持って説明責任を果たしていないといわれたことは腑に落ちない。追加公認を受けるなら、そのことを申し入れようと思ったが、機会がない」と語った。

無所属で当選した後、自民会派入りを打診され了承したが、追加公認はされていない。

■「後ろで守っているわけにはいかない」

櫻井氏から「首相候補」と水を向けられると、「ただちにその宣言をするわけではないが、一度死にかけた。前面に出てやらないといけないこともたくさんあると思うようになった。残りの政治家人生がどれくらいか分からないが、最大限のパフォーマンスをしたい」と語った。

「間違った権力に立ち向かうには権力を持たないといけない。政策を遂行するにしても責任ある立場で行動するのは大事だ。人をかき分けて、との気持ちはないが、これだけ同志が議席を失った。『俺は後ろの方で守っているから、みんな前に出ろよ』というわけにはいかない」と語った。

■「小泉氏の役職、正しかったか」

選挙応援に駆け付けた小林鷹之元経済安全保障担当相らについて、「今をときめく小林氏にも『応援に来てくれ』というのは格好悪いから言わなかったが、察して押しかけてくれた。高市早苗前経済安全保障担当相もそうだ」と謝意を示した。

小泉進次郎前選対委員長については「弟分みたいに思っている」と述べた上で、「『選挙応援委員長』としては最高だが、手を挙げた瞬間に通る人だ。本当の選挙の苦しさを知っているか。公認争いして勝ち上がった人と仲間の分裂をどうするかなどを考えると、役職として本当に正しかったか」と疑問視し、「途中で比例代表で女性候補を増やさないといけないとなっていたが、比例名簿に載った若い候補を(自分は)分からない。基本的な方針を決めて戦うべきだ」と苦言を呈した。

石破茂首相(党総裁)に対しては「就任して1カ月。支持率が低いからどんどん変えたら政権が不安定化する。政策をしっかり見せていくことが大事だ」と述べ、ただちに「石破おろし」などの行動は取らない考えを示した。

3042OS5:2024/11/02(土) 15:32:38

495 :OS5 :2024/11/02(土) 15:32:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/a064f0ae4871206b27dbde7cc4e089469a088aeb
自民、参院議長に関口昌一氏調整 衆院議長は額賀福志郎氏が続投方針
11/1(金) 18:30配信

朝日新聞デジタル
自民党の関口昌一参院議員会長=2024年1月26日午後、国会内、岩下毅撮影

 自民党は、体調不良により辞任する意向を示した尾辻秀久参院議長(84)の後任に、関口昌一・参院議員会長(71)を推す方針を固めた。11日召集予定の特別国会の初日に選出される見通し。

 関口氏は埼玉選挙区選出で当選5回。埼玉県議を経て、2003年の参院補欠選挙で初当選した。参院国会対策委員長などを歴任し、自民党の参院執行部トップにあたる参院議員会長を19年から務めている。

 一方、自民党は衆院選で比較第1党を維持したことを受け、衆院議長に引き続き、額賀福志郎氏(80)を推す方針だ。

 正副議長は衆院選後の特別国会ごとに交代するのが慣例だが、皇室典範改正の各党協議が継続中であることを踏まえ、続投が望ましいと判断した。額賀氏が選出されれば、衆院選をまたいで連続で議長を務めるケースは戦後6人目になる。

朝日新聞社

3043OS5:2024/11/02(土) 15:51:30

◎111,484森山裕 自民 
×043,412山内光典社民

https://news.yahoo.co.jp/articles/58b9e6f7a49c041acbfe43f4a0a09ca1afdc3db3
深まる政治不信への無言の抗議か…自民党要職の主を欠いた選挙戦、組織力で圧勝するも投票率は著しく低下〈鹿児島4区〉
11/2(土) 6:29配信

南日本新聞
唯一の地元入りとなった10月24日、支持者に笑顔を見せる森山裕氏=曽於市の曽於中央家畜市場

 衆院選は鹿児島県内4選挙区のうち3選挙区で自民公認候補が敗れた。自民の選挙区議席が半数を割ったのは結党以来初めて。選挙戦を振り返り、今後の展開を占う。(2024衆院選かごしま連載「自民3敗」④より)

【写真】決起大会で演説する森山裕氏=24日、曽於市の曽於中央家畜市場

 「森山さんは地元の宝。皆さんの一票は県だけでなく、国や世界をも動かす」-。選挙戦最終日の10月26日、鹿屋市内の街頭で自民党県議が訴えた。

 党幹事長として政権の要にある森山裕氏(79)が陣頭に立つ機会はほぼなく組織戦に磨きをかけた。社民新人の山内光典氏(73)を大差で下し、得票割合は72%。「幹事長にふさわしい圧勝」。陣営は胸を張る。

 自民にとっては1〜3区を落とす中で唯一の「無風区」だった。半面、各区で見られた投票率の低下は4区が最も著しかった。森山氏の出身地である鹿屋市が県内市町村最低の46.73%。4区全体は50.99%と前回から6ポイント余りも下げた。

 派閥裏金事件や最終盤に発覚した非公認候補の政党支部への2000万円支給問題-。深まる政治不信が棄権という「無言の抗議」へと向かわせたようにも映る。

 馬毛島での自衛隊基地整備が進む西之表市では、山内氏が42%も獲得する“誤算”もあった。結果に驚く自民系市議は「思ったより工事の恩恵を感じられないと、意趣返しのように山内氏に投票した可能性がある」と分析する。

 とはいえ、衆院選を経て森山氏の影響力はさらに増した。東京・永田町の事務所には、首長や省庁幹部らが絶えず訪れる。予算獲得などで全県的に唯一の頼みの綱となるのは確実で、自民3敗の責任を問う声は高まっていない。

 ネックといえば県選出国会議員の高齢化だ。森山氏のほか、農相を務めた参院の野村哲郎氏が80歳、参院議長の尾辻秀久氏が84歳。

 23、24日に鹿児島入りした森山氏は、1区の宮路拓馬氏(44)と3区の小里泰弘氏(66)の集会でそれぞれ持ち上げた。「宮路さんは総裁になれる。確かな人に確かなバトンを渡したい」「鹿児島を引っ張っていけるのは年齢的に小里さんしかいない」

 師と仰ぐ二階堂進氏、山中貞則氏ともに世襲しなかった。森山氏も踏襲する考え。「いつまでも政界にいるわけではない」。タイムリミットは刻一刻と迫る。だが、後継に名乗りを上げる人はいないのが実情だ。

 人材掘り起こしに難を抱える点では、野党は一層厳しい。衆院選では立憲民主、共産、社民の各党が1〜4区にすみ分ける形で候補を擁立、他県のような競合はなかった。「出てくれる人が見つからない」。複数の野党関係者はため息交じりに背景を説明する。

 既に地方議員のなり手不足は顕在化しており、今回の衆院選は国政にも及ぶ現状を鮮明にした。県内政界でささやかれる「いずれ政治的に冬の時代を迎える」懸念をよそに、永田町では与野党の攻防が激しさを増す。

=おわり=

南日本新聞 | 鹿児島

3044OS5:2024/11/02(土) 15:59:32
千葉3区>>3005
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4f818d316d9ad031f4de245e8a04bfe6dfd9c02
「政治とカネ」候補なぜ推薦 見返り不十分で共倒れ 衆院千葉3区に見た苦心の公明党事情
11/2(土) 14:33配信


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産経新聞
公明党本部外観=東京都新宿区(安元雄太撮影)

先の衆院選で公明党の退潮傾向が鮮明になった。石井啓一代表が落選するなど議席を公示前の32から24に減らし、比例代表の得票数も100万票以上減らした。連立を組む自民党派閥のパーティー収入不記載事件の非公認候補らの大半に推薦を出したことが響いている。なぜ推薦を出したのか。千葉3区で薄氷の勝利を収めた自民党の松野博一前官房長官に推薦が決まるまでの舞台裏を探った。


不記載事件で自民党から処分を受けた松野氏に対し、公明党が推薦を出したのは公示直前の10月14日だった。同党千葉県本部の平木大作代表は「3区から推薦を出してほしいという声があるかどうか、最後まで見極めていた」と振り返る。

公示前、3区の党員からは「松野さんに推薦を出さないでほしい」との声が強かった。自民党公認とはいえ、不記載事件で比例重複が認められず、背水の陣で臨んだ松野氏は、旧安倍派の事務総長を務めるなど旧安倍派「5人衆」の一人。「クリーンな政治」を金看板としてきた公明党にとって「松野氏推薦」は自己否定につながり、批判を浴びかねない禁じ手だ。

一方、平成11年に自民党と連立を組んで4半世紀。野党時代を含めて数々の苦難を乗り越えるなど、風雪に耐えてきた絆は深化している。「下駄(げた)の雪」と揶揄(やゆ)されながらも、ときには自民党の政権運営に歯止めをかける「ブレーキ役」を自任してきただけに、推薦の是非は悩ましい選択だった。

平木氏によると、松野氏に推薦を出すかの判断基準は、パーティー券販売のノルマ超過分の還流資金の使途や不記載の詳細な説明に加え、支持者への謝罪がなされているかだったという。

松野氏は、少なくとも3区内の千葉市緑区と千葉県市原市でそれぞれ集会を開き、一連の経緯を説明し、謝罪したという。「(会場では)厳しい質問が出たが、松野氏は真摯(しんし)に答えてくれた。還流資金について、おかしな使い方をしていないことや、党改革への取り組みも聞くうちに支持者は理解したようだ」(平木氏)。最終的に松野氏推薦に理解を示す雰囲気が強まったという。

10月27日の審判の日。接戦を制した松野氏は選挙事務所で勝因について問われ、記者団に「公明党からも推薦をいただき、大きな弾みになった」と安堵(あんど)した表情で語った。


ただ、公明党にとって推薦の〝代償〟は少なくなかった。千葉県全体の公明党が獲得した比例票は27万票で、自民党が野党に転落した平成21年衆院選以降、維持してきた30万票台を下回った。3区も2万1205票と前回の令和3年衆院選に比べて4万票近く減らした。

「小選挙区は自民党、比例は公明党」。選挙になると、こんなフレーズで連立を組む自民、公明両党は互いに助け合っていた。しかし、今回は県内に限らず、両党による選挙協力の見返りは不十分といえ、政治とカネの問題で自民党と同じ「風速」の逆風に見舞われた。自民党支持者が不記載事件に嫌気がさし、棄権したことも影響しているとみられる。

ダメ押しとなった自民党による非公認候補の政党支部への2千万円支給問題に関しても、「公明党はなぜ止められなかったのか」という支持者からの苦情を聞いた平木氏は、連立の難しさをこう語る。

「順風のときは大きい政党(自民)に追い風が吹きがちで、逆に小さい政党(公明)は埋没する。だが、逆風のときは同じだけ一緒に、逆風が直撃する」

逆風をかわすためにも、推薦を出さない選択はなかったのか。平木氏は「疑惑があった人に推薦を出さないというのは格好がいい。だが、長い目で見て連立政権による政治の安定を構築しようというならば、それはできなかった」とこぼし、こう続けた。

「(結果的に)松野氏の推薦を決めたが、全ての支持者に理解をいただけず、マイナスに働いた。公明党は『政治とカネに甘い』と受け止められてしまった」

「1強多弱」の勢力地図が塗り替わった今回の政治決戦。公明党は11月9日の臨時党大会で新代表を正式に選出する運びだ。来年には同党が重視する東京都議選、参院選が迫る。党勢立て直しに向けて残された時間は少ない。(岡田浩明)

3045OS5:2024/11/02(土) 16:42:12
神奈川18 >>3036

https://www.tokyo-np.co.jp/article/364206
<衆院選かながわ>12日間 取材拒否した山際氏 18区で惨敗、比例代表で復活 教団問題追及続けた小川県議「有権者の見識示された」
2024年11月2日 07時27分
山際大志郎氏の街頭演説会には抗議のプラカードも=中原区で

 12日間に及ぶ衆院選期間中、報道機関の取材を拒否し続けた候補者がいる。神奈川18区(川崎市高津区、中原区)で落選したものの、重複立候補した比例代表南関東ブロックで救われ、辛くも7回目の当選を果たした自民党の山際大志郎氏(56)だ。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題で閣僚辞任に追い込まれ、説明責任が十分に果たされていないとの批判が党内からも上がる。いったいどんな選挙戦だったのか。(佐藤圭)
 陣営によれば、「取材拒否」は山際氏本人の強い意向だった。理由は「(教団と関係があるかのように)発言が切り取られる」からだという。ある陣営幹部は「取材を受けろと何度も言ったが、話がころころ変わる。もう頭にきちゃってね」とあきれる。
 山際氏は、当落が確定する前の10月27日午後9時35分から5分程度、JR武蔵中原駅近くの雑居ビルに入る事務所に立ち寄った。しかし、1階正面とは別の入り口を使ったとみられ、報道陣の前に姿を現すことはなかった。陣営関係者の説明では、支援者ら20〜30人を前に「次の選挙に向けて頑張りたい」などと語った。
 報道各社の出口調査の数字が振るわず、この時点では比例復活も諦めていたようだ。結局、選挙区では、立憲民主党新人宗野創氏(31)の初当選を許し、次点で比例復活した国民民主党新人西岡義高氏(47)の得票も下回る惨敗。南関東ブロックの自民党最後の7議席目に滑り込んだ。陣営の間からは「マスコミを避けるために街頭での活動量が不足し、浮動票を獲得できなかった」との不満が漏れた。
 山際氏は9月中旬、川崎記者クラブによる立候補予定者の「横顔」取材には応じていた。ところが、公示直前の10月12日付の文春オンラインが、山際氏と教団の関係について再調査を求めてきた高津区選出の小川久仁子県議(71)に関する記事を配信。小川氏は同日に記者会見を開き、山際氏が党公認で立候補することに抗議するとして、自民県連に離党届を提出したと明らかにした。こうした中、山際氏側は選挙期間中、遊説日程を原則公表せず、取材を拒否する方針を打ち出した。
 当初は、教団の問題にはほとんど触れなかった山際氏だが、報道各社の情勢報道で苦戦が伝えられた中盤以降は、交流サイト(SNS)で「旧統一教会とは関係を断絶し、党本部に誓約書を提出の上で公認をいただいた」などと繰り返し主張した。
 最終盤には、ようやく岸田文雄前首相や小林鷹之元経済安全保障相らとともに街頭でマイクを握った。山際氏は教団問題には直接言及しなかったものの、「政策を聞いていただける雰囲気にない」とこぼした。この時も報道陣を近づけず、演説が終わると足早に会場を立ち去った。
 高額なつぼなどを売りつける霊感商法を揶揄(やゆ)したプラカードを掲げた会社員の30代男性は「政策を語る雰囲気にないというが、その原因をつくった張本人ではないのか。自業自得だ」と憤った。
支援者に離党届提出の経緯などを説明する小川久仁子県議=高津区で

 一方、小川氏は選挙期間中、支援者宅を訪ねて回った。自民党費を継続して支払うかどうかを確認するためだったが、その際、山際氏以外への投票を呼びかけた。小川氏が「誓約書を出しただけでは疑いは晴れない」と説くと、支援者たちは「山際氏には裏切られた」「マスコミから逃げ回っているのはおかしい」などと応じた。
 小川氏は選挙結果について「比例で復活したのは残念だが、選挙区では有権者の見識が示された」と指摘した上で、山際氏には「マスコミから逃げ回ってばかりでは説明責任は果たせない。選挙結果をしっかりと受け止めてほしい」と注文を付けた。

3046OS5:2024/11/02(土) 17:52:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/727f14214b7cee1245ca5478d72af0ceb02dcc01
自民得票率、15年前の政権交代時と全く同じ「26・73%」衆院比例、民主系もほぼ同じ
11/2(土) 11:44配信


産経新聞
10月27日投開票の衆院選で、各政党の比例代表の得票率を政権交代が起きた平成21(2009)年の衆院選と比べたところ、自民党の得票率はいずれも26・73%で全く同じだった。自民と公明党を合わせた与党と、民主党系など野党の割合もほぼ同じで、投票率が異なりながら15年前と酷似した状況が浮かんだ。

総務省の発表資料によると、21年と今回の衆院選比例代表で、自民の得票率は26・73%で全く同一だった。自公を合わせた得票率も21年の計38・18%と今回の計37・66%でほぼ同じだった。

一方の野党も、21年の民主党の得票率は42・41%だったのに対し、今回の主要野党である立憲民主党と国民民主党、日本維新の会の3党の合計は41・88%でほぼ同じだった。

自民は今回、比例の得票を令和3年の前回選挙より約533万票減らした。しかし、平成21年の投票率が69・27%と高率だったのに対し今回は53・84%と下がっているため、割合はくしくも同一となったようだ。

自民の比例得票率の選挙ごとにみると、21年の26・73%から24年27・62%、26年33・11%、29年33・28%、前回令和3年34・66%、今回の26・73%と推移している。

3047名無しさん:2024/11/03(日) 01:13:10
衆院選・岐阜4区で落選の金子俊平氏「心からお詫び」とコメント スタッフの女性に「セクハラ行為」
https://www.nagoyatv.com/news/?id=027127

衆院選で岐阜4区から立候補し落選した自民党の金子俊平氏が、選挙運動中にスタッフの女性に対しセクハラ行為をしていたとして謝罪のコメントを発表しました。

複数の事務所関係者によりますと金子氏は今月25日、美濃加茂市内を移動中に選挙カーの後方を走る車の中でスタッフの女性に対し体を触るセクハラ行為をしたということです。

衆院選で落選が決まった27日、記者が事実関係を確認しようとすると、金子氏は無言で車に乗り込みました。

金子氏は29日にコメントを発表しました。

金子氏は2017年から2期、衆院議員を務めましたが今回は立憲民主党の候補に敗れ比例復活もできませんでした。

スタッフに対するセクハラ問題を受け、後援会は解散するということです。

金子氏のコメント
「相手の方を深く傷つけたことを反省し、心からのお詫びを申し上げ、謝罪を受け入れていただきました。今後も、誠心誠意お詫びを尽くすとともに、深く反省してまいります」としています。


金子俊平前衆院議員 岐阜4区・自民支部長辞任の意向 選挙活動中わいせつ問題が発覚
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/1529993?display=1
10月の衆院選で落選した金子俊平前衆議院議員が、自民党県連に岐阜4区の支部長を辞任する意向を伝えていたことが分かりました。

これは金子俊平前衆議院議員が、選挙活動中に車の中で、女性スタッフの胸を触るなどのわいせつ行為をしたとされるもので、10月29日に事務所を通じて「相手の方を深く傷つけたことを反省し、心からのお詫びを申し上げ、謝罪を受け入れていただきました」などと書面でコメントを発表しています。

関係者によりますと、金子前議員は今回の問題を受け、自民党県連に岐阜4区の支部長を辞任する意向を伝えていたということです。

金子前議員は共に大臣を務めた祖父と父からの地盤を受け継ぎ、2017年に衆議院岐阜4区で初当選し、2期務めましたが、今回は小選挙区で敗れ、比例復活も果たせませんでした。

3048OS5:2024/11/03(日) 08:47:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/79b4ff373af9ba2e86407cfb3e344c75463b2800
部分連合、政権本腰 国民「準与党」扱いに警戒も 公明動揺、代表選び混沌〔深層探訪〕
11/3(日) 7:00配信
時事通信
国民民主党との会談後、記者団の質問に答える自民党の森山裕幹事長(左)と坂本哲志国対委員長=31日午前、国会内

 石破政権は、衆院選での自民、公明両党の過半数割れを受け、国民民主党の取り込みを本格化させた。政策協議を通じた「部分連合」の実現を目指すが、国民側は「準与党」と見なされることを警戒。思惑通りに進むかは不透明だ。公明は、代表落選のショックで混乱が続いている。

【主な経歴】榛葉 賀津也(しんば かづや)

 ◇いら立ち
 「部分連合とは何か」。国民の榛葉賀津也幹事長は31日、自民が求める「部分連合」の可能性を問う記者の言葉をさえぎり、気色ばんで「政策ごとに相談に乗り、お願いしていく。部分連合とかではない」と反論した。

 榛葉氏のいら立ちは、一気に間合いを詰める自民の勢いに「のみ込まれた」と映ることへ、神経をとがらせているためだ。実際、これに先立つ両党の幹事長会談で、自民の森山裕幹事長は政調会長間の「協議の場」設置を提案。年末に向け本格化する税制改正についても「税調同士で協議していこう」と持ち掛けた。

 税制改正の作業では毎年、業界団体などが「要望合戦」を展開。これをさばく自公の税制調査会は政権与党の「力の根源」(政府関係者)とされ、かつては首相官邸も手を出せない「聖域」と呼ばれた。実際に野党と擦り合わせれば極めて異例の事態となる。

 ◇103万の壁
 自民の念頭にあるのは、国民が重視する「年収103万円の壁」対策だ。国民の玉木雄一郎代表は31日、自民が協力を拒めば「予算も法律も通らない」と記者団に述べ、早くも踏み絵を迫った。

 政府側は、国民の求めに応じて基礎控除などを拡大すれば「7兆〜8兆円程度」の減収が見込まれると試算。財政健全化の観点から「次世代に悪影響を残すだけだ」と懸念の声が上がる。それでも、自民幹部は「年末の税調でやれるところまでやらなければならない」と、国民の取り込みに執念をみせる。

 もっとも、政権維持になりふり構わぬ姿勢の自民に対し、国民は態度を曖昧にしたまま。「与野党の等距離に位置することが大事だ。自公が転んだときに責任を負うのは避けたい」。国民幹部はこう本音を漏らした。

 ◇小政党
 一方、公明の石井啓一代表は31日、埼玉14区での落選を受けて辞任を表明。獲得議席も8減の24議席となり、党内には「国民民主より少ない小政党になった」(関係者)と沈滞ムードが漂う。

 石井氏は就任からわずか1カ月余り。想定外の新代表選びの行方は混沌(こんとん)としている。世代交代に向け、中堅・若手の抜てきを求める声も上がるが、自民と国民の接近を踏まえ、公明幹部は「経験の浅い党首では切り回せない」と懸念を示す。

 公明にとっては、自民との政策協議などで実務を担ってきた中堅の多くが落選したことも痛手だ。「このままでは埋没しかねない」。党関係者は危機感をにじませた。

3049OS5:2024/11/03(日) 09:01:09
>>2899>>3015
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2918a34ddfc724c5609c119fa8d6fa314103b91
【特集】衆院選を検証 ”昨日の友は今日の敵” 新潟4区・因縁の三つどもえ  ≪新潟≫
11/3(日) 6:33配信


10月27日に投開票が行われた衆議院選挙。その背景や舞台裏に迫ります。

因縁がからむ三つどもえの争いとなった新潟4区です。

「昨日の友は今日の敵」そんな3人の候補がしのぎを削った選挙戦を振り返ります。

本来は仲間同士……?
TeNYテレビ新潟

それぞれに因縁がからむ3人が顔をそろえました。
立憲民主党の米山隆一さん。
無所属で出馬した泉田裕彦さん。
一足遅れて自民党の鷲尾英一郎さんが会場に姿をみせました。

知事時代の米山さんをかつて支えた鷲尾さん……その鷲尾さんと泉田さん、同じ自民党の所属です。
本来であれば仲間同士です。

<泉田裕彦氏>
「好きな食べ物はバナナかなと」

<鷲尾英一郎氏>
「おにぎりが大好きでおにぎりばっかり食べています」

<米山隆一氏>
「妻の作ってくれる手料理が。おいしく食べております」

食べ物の好みも分かれるように袂を分かち、別々の道を歩む3人。
ときには闘牛場で……またあるときには新年を祝う場で鉢合わせ。そしてついに衆院選で相まみえました。

「前・県知事」で「医師・弁護士」の米山氏
TeNYテレビ新潟

12日間にわたった選挙戦。米山さんのそばにはいつもこの人がいました。
妻で作家の室井佑月さんです。写真の撮影係は候補である米山さん……選挙中のおなじみの光景です。
抜群の知名度を誇り米山さんを公私両面でサポートします。

<室井佑月さん>
「嫁いでまいりまして4年が経ちました。米山・泉田・鷲尾いろいろいますけれども地元にいっぱいいるのは私であります」

米山さんは3年前の前回選、野党統一候補として無所属で出馬し初当選。その後、立憲民主党に入りました。

医師や弁護士という多彩な経歴を誇る米山さんのもう一つの肩書が……「前・県知事」です。
2016年の県知事選で初当選しました。

新潟の県政史上初めて誕生した野党系の知事……米山県政を支えたのがこの人でした。

<鷲尾英一郎さん(当時)>
「新潟県下の諸課題が沢山ございますが支えていくつもりでおりますので」

当時の民進党県連代表代行を務めていた鷲尾英一郎さんです。
かつて手を取り合った2人……議席をめぐってライバル同士となりました。

集会を終えて会場から出てきた米山さんの両手には大きなバッグが……つかの間の休憩時間。
バッグから取り出したのはノートパソコンです。

選挙期間中に米山さんが力を入れたのがSNSの発信です。
街頭演説やミニ集会の様子。さらに室井さんとの夕食の一コマなど情報をこまめにアップしていきます。

<米山隆一氏>
「一番インパクトがあってかつ親しみをもてるように(写真を)選んでいます」

いわゆるネット選挙・・その効果について米山さんは。

<米山隆一氏>
「街頭演説は大事だがどんなに聴衆が集まっても300人集まったらけっこうなもんですよ。それをSNSで流すことで2000、3000の方に見てもらうことが可能なわけですからそういう意味で非常にいいツールとして使わせていただこうと思います」

元総理・選対委員長が応援 鷲尾氏
TeNYテレビ新潟

米山さんが“SNS”ならこちらは“足”で勝負。自民党の鷲尾英一郎さんです。ヘルメットを被り気合十分です。

より近くで有権者と触れ合い人柄や政策を伝えたいと自転車での街宣活動です。自転車選びには鷲尾さんらしいこだわりが……

<鷲尾英一郎氏>
「電動付きだと楽じゃないですか。楽なのはダメです」

その言葉ににじむ政治家としての信念。地元でのあいさつ回りを「ご縁結び」と語る鷲尾さん。旧民主党出身で無所属をへて2019年に自民党に入党しました。

自民党入りの後ろ盾となったのがこの人でした……

<鷲尾英一郎氏>
「官房長官(当時)、パンケーキが好きだった言うじゃないですが本当に好きなんですよ」

3050OS5:2024/11/03(日) 09:01:32
菅元総理です。信頼は厚く、菅政権のもとで外務副大臣を務めました。
選挙期間中も鷲尾さんの応援のため出雲崎町を訪れました。

<菅元総理>
「鷲尾英一郎を皆さんの手で今回も国会に送ってください。私どももしっかりと後押しをさせていただきます」

さらにこの人も……党内きっての知名度を誇り、選対委員長を務めた小泉進次郎さんです。
自民党の総裁選で鷲尾さんは小泉さんの推薦人代表を務めました。

<小泉進次郎氏>
「それだけお世話になっている鷲尾さんだからきょうの日程は鷲尾さんのこの会の日程を決めてからほかを組んだんです。私は総裁選で負けましたがこの衆議院選挙で鷲尾さん負かすわけにはいきません」

党の重鎮、幹部の応援を受け分厚い組織戦を展開した鷲尾さん。3年前の前回選は比例代表での当選……自民党の候補として小選挙区で戦うのは今回が初めてです。

選挙戦の最終日……最後の訴えです。

<鷲尾英一郎氏>
「とくに自民党の裏金問題。疑念の目を向けられて大変厳しい。私自身は迷惑な思いだがやっぱり全部一緒くたにみられてしまう」

自民党への逆風のなか、地元選出の国会議員として地域が抱える課題を解決する……そう決意を語ります。

<鷲尾英一郎氏>
「知名度が劣るからなんだ。私はみなさんにむかって長岡じゅうに向かって叫びたい気持ちです。なぜならば政治の本質をしっかりと追求し、みなさんのためになるのはこの私だけだと確信しているからだ」

ただ、その言葉には焦りがにじみます。

<鷲尾英一郎氏>
「本当は勝ちが分かっている選挙を戦いたかった。準備ができていればそういう姿をお見せできたでしょう。しかしそういうことにはならなかった」

吉報は
TeNYテレビ新潟

手を取り合った仲から選挙戦でライバル同士となったふたり。吉報が届いたのは……

立憲民主党の米山さんでした。2位の鷲尾さんに2万2000票あまりをつけて2回目の再選を果たしました

<米山隆一氏>
「今回の勝利はここにいらっしゃるみなさん、 応援してくれた有権者の皆さん。全4区であり全体すべての人の勝利・気持ちの結果だと思っております」

一方の鷲尾さん。比例代表での復活当選にも届かず涙をのみました。

出口調査の結果をみると米山さんは無党派層のおよそ5割の支持を集めた一方鷲尾さんは1割あまりにとどまりました。
さらに、注目すべきは無所属で出馬した泉田さんが3割の支持を集めた点です。

<米山隆一氏>
「割に泉田さんは与党支持者からも野党支持者からも(票を)取っていてこちらに有利だった」

無所属で出馬 泉田氏
TeNYテレビ新潟

三つ巴のもう一人、無所属で出馬した泉田裕彦さん。自民党の候補としてこれまでに2回衆院選で当選していますが今回は公認が得られず無所属で出馬しました。

<泉田裕彦氏>
私2021年前回の総選挙で某県議からですね、裏金の要求を受けました」

裏金政治の根絶を訴え草の根の選挙戦を展開しました。

泉田さんは鷲尾さんと同じ自民党の一員……その結果鷲尾さんと泉田さんは支持層が重なり票を奪い合う結果になりました。さらに県知事を12年務めた実績があり知名度も高い候補です。

<鷲尾英一郎氏>
「結果から言えばもう少し分析が必要ですけども 影響はあったと思いますし、保守系で一本化できるところが分裂した動きはあろうかと思います」

選挙結果を左右するキーマンとなった泉田さん。長岡市の選挙事務所で落選という結果を見届けました。

<泉田裕彦氏>
「非公認に自民党から2000万円支部に支給されたと……私には1円もきてません。つまり裏金をやった人には支援がいって、裏金を告発した人には1円もこない構造になっていました。12日間大変お世話になりました。ありがとうございました。」

泉田さんは今後の政治活動については「相談して決めたい」としています。

三つ巴の争いが繰り広げられた新潟4区。また新たな因縁がここから生まれていくのでしょうか。

3051OS5:2024/11/03(日) 19:49:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4e350cfe1a8451e889b856d2f9cd78bdcaeafec
比例得票でも〝最弱〟大阪自民、2連続で対維新「0勝15敗」からの遠き党勢挽回
11/3(日) 18:52配信

産経新聞
大阪府内における自民と維新の衆院選結果

大阪で自民党の苦境が続いている。令和3年の前回衆院選では候補者を擁立した15選挙区で、大阪を本拠とする日本維新の会に全敗。捲土重来(けんどちょうらい)を期した今回の衆院選もことごとく破れた。連立を組む公明党も議席を奪われ、全19選挙区における維新との「大阪決戦」は与党側の完敗に。落選した自民府連会長はさっそく辞意を表明、党勢立て直しのきっかけがつかめない状況だ。

「序盤の観測では維新失速と持ち上げられたが、結局落とされた」

落選した自民の元国会議員が苦悩まじりに振り返る。大きな「痛手」となったのが選挙戦終盤に共産党機関紙「しんぶん赤旗」が報じた活動費2千万円問題。派閥パーティー収入不記載事件に絡み、自民が非公認とした候補の政党支部にも活動費が支給されていたと伝えられると、自民は全国で防戦一方となった。

もっとも大阪で盤石の強さを誇った維新も、全国の比例代表の得票数では前回から約300万票も減らしている。2025年大阪・関西万博の予算膨張や、兵庫県の告発文書問題を巡る対応の遅れで、維新に逆風が吹いていたことは間違いない。だが、その維新批判票が国民民主党や立憲民主党を勢いづかせても、同じく逆風下の自民を利することはなかった。

「活動も相手候補の5倍、10倍やった自負がある。それでも勝てない」

大阪19区で敗れた府連会長の谷川とむ氏(48)は落選が決まった直後、記者の質問にこう語り、その場で会長辞任を表明した。前回は同じ維新の相手候補に1万5千票以上離された。今回は約5千票差にまで肉薄したが、及ばなかった。自民候補が立った大阪の他の14選挙区では維新候補に全て1万票差以上、最大で約5万5千票の大差をつけられた。比例代表の党派別得票率でも全国ワースト(16・83%)だった。

「国政選挙で前面に立って動いてくれる地方議員の数が違う。府内の首長も維新出身か親和的な人が増えた」

自民府連関係者は、巻き返しが容易ではない構造的な要因を明かす。大阪府議会だけを取ってみても過半数を握る大阪維新が51人いるのに対し、自民はわずか6人。かつては自民の強みだった組織力でも見劣りする。

谷川氏の後任となる府連会長は未定。府選出の国会議員が務める決まりだが、衆院議員は今回比例復活した島田智明氏(54)のみ。参院議員の太田房江氏(73)、松川るい氏(53)と合わせた3人を軸に次期会長の選定が進められるとみられる。

「統一選に向けて府連で人材をプールしなければならない」。別の元国会議員は府内の地方議員数の回復こそが党勢挽回の鍵だと指摘した。府連関係者は「時間をかけて選挙区を回る『ドブ板』に徹するしかない。ネット優先で楽をすれば、その時々の風にのまれるだけだ」と語った。(沢田大典、藤谷茂樹)

3052OS5:2024/11/04(月) 10:44:36
>>3047
https://news.yahoo.co.jp/articles/e39f5a38250a8282ac6ece18b66e2a0d61e1f31f
岐阜4区で落選の金子俊平・前議員、自民支部長続投せず後援会も解散方針…運動員女性の胸触る
11/4(月) 10:32配信

読売新聞オンライン
金子俊平・前衆院議員

 10月27日投開票の衆院選で岐阜4区(高山市など)に自民党公認で立候補し、落選した金子俊平・前衆院議員(46)が、支部長を続投しない意向を県連幹部に伝えたことが3日わかった。支部長は原則、次期衆院選の公認候補予定者が務めている。

【写真】金子 俊平氏 候補者プロフィル

 陣営関係者によると、金子氏は選挙戦中の先月25日、車上運動員の女性の胸を触るなどの行為をしたという。事務所を通じて29日、「相手の方に対し、心から謝罪の意を表明する」とのコメントを出している。

 県連内でも、金子氏を擁護する声は少ない。県連関係者によると、県選出国会議員による会合でも、金子氏に続投させるべきではないとの意見が大勢を占めた。県議の間でも批判的な意見が多く、県連は離党勧告も視野に対応するという。

 金子氏の後援会組織も解散する方針で、近く表明する方向で検討している。

 金子氏は当選2回。今回の衆院選では選挙区で敗れ、比例復活もならなかった。

3053OS5:2024/11/04(月) 18:09:53
 ▽新潟2区(3人)
◎123,334菊田真紀子55☆元外務政務官立前(7)
✕067,124細田健一 60 元経産副大臣無前(4)■非公認 県連推薦>>2295■公明推薦なし
✕029,023井上基之 44☆社会福祉士 維新 

https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/502146
連載[実録・衆議院選挙2024 新潟の戦い]<2>2区 菊田真紀子氏、新エリア・新潟市西区で野党共闘結実
2024/11/1 11:15
(最終更新: 2024/11/2 19:04)
新潟市西区の街頭演説で、連携した県議や市議らと並ぶ菊田真紀子(左から4人目)=10月26日

 新潟県内小選挙区の定数が6から5に減り、再編された新たな区割りでの初めての衆議院選挙(衆院選)は、立憲民主党が全議席を奪取し、自民党の比例代表復活も1議席しか許さない結果に終わった。異例の超短期決戦では、有権者の支持を得るべく、各候補が激しい陣取り合戦を繰り広げた。各選挙区の12日間の選挙戦を振り返る。(5回続きの2、敬称略)

 イメージカラーの黄色い布を手に、沿道数十メートルに渡って並ぶ支援者たち。中には「裏金ダメ」のプラカードも見える。選挙戦最終日の10月26日夕、立憲民主党の菊田真紀子(55)が新潟市西区青山で演説した。人や車が行き交う交差点は陣営の熱気が充満していた。

 「西区で素晴らしい選挙を戦えた。だからこそ西区で圧倒的に勝たせてください」。菊田の訴えは翌日に実り、西区トップの約3万7千票を獲得した。

 菊田にとって新しいエリアである西区の有権者は約13万人。新区割りの新潟2区で最も多い。西区では安保法制への反対運動を機に、野党勢力が活動を共にするなど「共闘の素地があった」(西区の野党関係者)。そこに着目した菊田は、西区を地盤とする野党系の県議や市議らと早くから関係を築き、共に地域を回ってきた。

街頭演説で聴衆に裏金事件批判などを訴える菊田真紀子氏=10月26日

 選挙戦では共産党は党の方針で直前に共闘から抜けたが、野党各党や連合新潟の関係者らが、毎朝つじ立ちで菊田をアピール。電話作戦など水面下の運動も、県議と市議が一体でリードした。西区選挙対策本部の共同代表で元参院議員の近藤正道は「西区でここまで野党が連携して戦った選挙は初めてだ。結束するいい機会になった」と喜ぶ。

 超短期決戦の下、街頭活動を中心とした戦術も的中した。演説は住宅街などで多い日に1日33回実施。自民党派閥の裏金事件の批判を軸にした訴えは有権者の共感を呼び、陣営幹部は「やるほど票が増える手応えがあった」と振り返る。

 大勝を収めた一方で、菊田は敵失の作用を冷静に受け止める。「自力で勝てる活動がもっと必要だ。新エリアに個人後援会を整備し、次の選挙に備えたい」

◆細田健一氏、国定氏の地盤で惨敗喫す
 「二重苦、三重苦の選挙だった」。投開票日の10月27日夜、落選確実となった無所属の細田健一(60)は声を絞り出した。

 自民旧安倍派からキックバックを受け取った細田は、選挙前から逆風にさらされていた。しかも衆院解散当日、党非公認に。終盤戦には党本部から細田が代表を務める党2区支部へ活動費2千万円の支給が発覚し、とどめを刺された。

 ただ、裏金事件を抜きにしても新区割りでの戦いに懸案はあった。比例北陸信越の自民単独候補で前三条市長の国定勇人(52)との連携だ。細田と国定は一時、党2区支部長の座を争った。国定は比例枠に落ち着いたが、公示直前まで2区内に国定のポスターが多く張られ、細田陣営には「次は自分が2区から出る気か」と疑心暗鬼が渦巻いていた。

 とはいえ、国定が地盤とする旧4区で勝つには助けが必須。細田は「二人三脚で連携する」戦略を描いた。選挙戦で国定は力強い応援演説を行うなど協力姿勢を見せた。だが細田陣営内では「国定の後援会が動いていない」と、不満の声が続々と上がった。

 ふたを開けてみれば、細田は惨敗。中でも三条市など旧4区の合計得票では、菊田にダブルスコアを付けられた。敗戦から一夜明けた10月28日、細田は旧4区について「国定さんとの連携の問題もあった」と声を落とした。一方、再選した国定は「精いっぱいやった。自民への根強い不信感があったということに尽きる」と語った。

 敗戦の弁で、早々と次の衆院選で2区からの再挑戦を表明した細田。だが選対本部長で県議の高橋直揮は「あくまで本人の思いで、2区の今後は協議する必要がある」と言葉を選んだ。

◆井上基之氏、西区で健闘も広がらず
 国政に初挑戦した日本維新の会の井上基之(44)は、出身の西区で健闘したが2区全体に広がらなかった。敗戦が決まると「どのように動くことが地域のためになるか、今後よく考えたい」と話した。

3054OS5:2024/11/05(火) 11:56:41
 ▽愛知11区(3人)
◎134,528丹野みどり51☆元民放アナ 国新 
×090,844八木哲也 77 環境副大臣 自前(4)■重複なし(自民73歳定年制) 推(公)
×011,105植田和男 75 党県名誉役員共新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf18b960c756777682a1d9bd1ee9f935d1f5351
旧石破派所属の自民・八木哲也氏 首相の総裁選勝利に「涙が出る」も1カ月後に落選の悲哀
11/5(火) 10:57配信

産経新聞
事務所の撤去作業の合間に取材に応じる自民党の八木哲也前衆院議員=10月30日午後、衆院第2議員会館(奥原慎平撮影)

自民党が大敗した先の衆院選では、旧石破派(水月会)時代のメンバーで石破茂首相(党総裁)に近しい中堅も議席を守れなかった。石破派を巡っては、総裁選で首相は敗退を重ね、退会者が相次ぎ、解散を余儀なくされた経緯がある。平成27年の同派結成から9年。今年9月の総裁選勝利を見届けた1カ月後、愛知11区で落選の憂き目を見た八木哲也環境副大臣(77)を訪ねた。


■「明るくする会」会長も表情暗く

10月30日夕。平成24年の初当選以来、八木氏が政治活動の拠点とした衆院第2議員会館3階の一室は期日までの撤去作業が大詰めを迎えていた。

「結果は受け入れなきゃいけないんだから…時間は戻らない。まあ、一生懸命守ってきた地域を明け渡したというのは悔しいわな」

議員グループ「日本を明るくする会」(通称・ハゲの会)の会長を務めるなど、明るい性格で知られる八木氏も、日焼けした表情に陰りがにじむ。

愛知11区はトヨタグループの拠点があり、トヨタ労組出身の旧民主系が勝利を重ねる「民主王国」。八木氏は前回の令和3年の衆院選以外、比例復活に甘んじた。ただ、与党議員として選挙区のインフラ整備など国と地元のパイプ役を担った手応えを感じている。

■党本部と会館事務所を往復した日々

商工族として中小企業政策に力を入れ、ここ数年は環境畑で仕事をした。当選4回で環境副大臣に就任したが、出世は早い方ではない。

ただ、自民党中堅には党部会長になって初めて部会に顔を出す議員もいる中、八木氏は精力的に部会に出席するタイプだった。党本部と議員会館を往復する毎日を重ねてきた。

「1日1万歩だ。地道に勉強するしかないんだよ」

こう「ドヤ顔」で語る。

平成27年9月に結成された石破派に加わった。地元の意向も受けた選択だという。当時、首相とは特別深い関係ではなかった。首相は安倍晋三政権下でもう一つの結集軸を作ろうと、政権運営批判を辞さない。派内では「冷や飯覚悟」(若手)との声も漏れたが、菅義偉政権下になると中堅やベテランが同派を離れていった。

■冷や飯指摘も「すべて大事な仕事」

石破派は令和3年12月に解散し、他派閥との掛け持ちも可能な議員グループに移行した。さらに何人かのメンバーが首相のもとから去った。八木氏は解散話が浮上した同年11月、男女関係に例えて、周囲にこう語っていた。

「石破と心中する。別れたいと思うときがあるかもしれないが、一緒になると決めたら、向こうが別れ話を切り出さない限りは一緒にいるもんだ」

首相は今年9月、総裁選に勝利した。石破派が結成されてから3回目の挑戦だった。

「その瞬間はメチャクチャうれしいよ。今まで負け続けたんだから。正直いって涙が出る思いだった。それ位感激したね」

「冷や飯」暮らしから解放されたとの思いもあったのだろうか─

「(主流派に所属していたら)自分の希望する役職を得られたかも分からん。でも自分が貧乏くじを引いたとも思わない。どんなことでもみんな大事な仕事なんだよ。やりたい仕事を先に取られても、残った仕事で生きる部分があるからね」

■苦難待ち受ける首相に「泰然自若で」

日本を明るくする会の後継人事も決めた。環境副大臣として関わった仕事に未練もあるが、今後は地元で無官、無償で暮らすつもりだという。

10月31日夜。八木氏は議員宿舎に近い東京・赤坂の居酒屋で何人か親しいメンバーを呼び、東京で〝最後〟の夜を過ごした。半ば冗談で、誘いの声をかけた首相もSP(警護官)を伴って、約50分滞在した。個室もなく、一般のお客もいる「下町風」の居酒屋だ。警護の立場上、時の首相が訪れることは異例といえる。八木氏は「わざわざ来てくれたことが、最大級の感謝の気持ちだ」という。

一方、首相を巡っては、衆院選大敗の責任は首相の判断にも起因するとの声がくすぶっている。

総裁選で衆院解散に当たっては国民に判断材料を提示するため予算委員会の開催を必要としたが、主張を翻し、公認を見送った候補者の了解を得ないまま2千万円の活動費を党執行部として支給し、批判を浴びた。

就任1カ月で苦難が待ち受ける首相。八木氏は「シンプルに、泰然自若であればいい」と述べ、「自民党もまとまらないと。(主流派と非主流派で争うような)時代じゃないよ」と漏らす。(奥原慎平)

3055OS5:2024/11/05(火) 12:13:52
 ▽広島2区(4人)
◎82,443平口洋  76 元法務副大臣自前(5)推(公)■重複なし(自民73歳定年制)
△61,679福田玄  42☆元浅口市議 国新 
×21,846金城政孝 49☆元会社員  維新 
×17,354岡田博美 65 党地区委員 共新 

■中国ブロック 国民
74.8%福田玄 (広島2)
32.7%佐々木雄司(岡山1) 立憲との競合区
31.8%野田陽志(山口1) 立憲との競合区


https://news.yahoo.co.jp/articles/a7f05fdcd5b07d290e6471f5d80d58e4f4e6b70c
「まな板の上の鯉ですよ」衆院選に “初挑戦” の立候補者 あふれる喜怒哀楽 開票日の夜に密着 選挙は人間ドラマ!? 小選挙区で落選判明の瞬間に「ヨシ!」とつぶやいた理由は
11/5(火) 5:32配信

RCC中国放送
中国放送

■当落判明は日付またぎ 初めて衆院選に立候補した候補に密着

先週の衆議院選挙で予想以上に接戦となった広島2区…。当選確実が判明したのは、日をまたいだ午前0時41分でした。
福田さんの所属する国民民主党は、今回の衆議院選挙で議席を4倍に増やす大躍進。「手取りを増やす」「103万円の壁を壊す」というわかりやすい公約が主に若い世代の心に響いたとみられています。

福田さん自身もSNSを駆使したり、気さくに話しかけたりして距離感の近さをアピール。でも、初挑戦ならではの失敗もあるようです。

■選挙戦で… 初挑戦ならではの失敗って?

国民民主党 福田玄 候補
「今回、超ミスっていて、名刺に個人携帯(番号)を書いたんですよ。いっぱい有権者から電話かかってくるようになっちゃって」

なんと名刺には個人の携帯電話の番号が…

国民民主党 福田玄 候補
「きょうも『投票しました』とか電話がかかってきたりして」

◆27日(日)午後9時00分

田村友里 キャスター
「すごく素人な質問なんですけど、負けた場合って、みなさん、どうなるんですか、仕事は?」

国民民主党 福田玄 候補
「まあ、ないですよね。選挙やっているときからないですからね。秘書も同じ。大将が負けたら一緒に職を失うわけですからね。そういう意味ではふつうの人生はあきらめているというか」

選挙に勝てば年収1500万円。でも負ければ無職。… “ばくち” のような勝負です。

国民民主党 福田玄 候補
「実家が太い(裕福な)人とかいいですけど、ぼくはそうじゃない。でも、そういう人だからこそ、やんなきゃいけないっていう思いはあるので…」

前職の自民党候補が優勢と予想された中で「イマナマ!」では初めて衆院選に出た対立候補に密着しました。

田村友里 キャスター
「すみません。RCCアナウンサーの 田村友里 と申します」

国民民主党 福田玄 候補
「上がります?」

選挙という名の、熱い人間ドラマをお見せします。

■選挙=人間ドラマ… 見なきゃ損!?

広島2区の候補者は4人。中でも最有力視されていたのは、通れば6期目、自民党の現職議員だった 平口洋 候補でした。投票を締め切る午後8時すぐに当確が出る予測もありましたが、この 福田玄 候補が追い上げたこともあって予想以上の接戦となりました。

■「まな板の上の鯉ですよ」初めての衆院選 自宅で開票速報を見守る

◆27日(日)午後8時前

田村友里 キャスター
「すみません。RCCアナウンサーの 田村友里 です。お世話になっております…」

今回、わたしが密着させてもらったのは、国民民主党の 福田玄 候補でした。国会議員の政策秘書を経て、今回、衆議院選挙に初挑戦しました。

田村友里 キャスター
「結果が出るときの候補者のみなさんの気持ちって想像つかないんですけど…」

国民民主党 福田玄 候補
「まな板の上の鯉ですよ。神のみぞ知る…。神様・仏様ですよ。今もお仏壇に手を合わせてきました」

福田さんの顔には緊張感が漂っていました。

◆27日(日)午後8時18分

RCC WEB配信
「では続いて、まだ結果が出ていません、広島2区。こちらは、平口洋さんの事務所です」

選挙前日までの情勢調査では、投票締め切りと同時に対立候補の平口さんが当確という予想もありましたが、そうはならず…。

国民民主党 福田玄 候補
「すごい。2区(結果が)出ていない。これ、写真撮ってよ。それX(エックス)あげてくれる?」

田村友里 キャスター
「伸びた要因は?」

国民民主党 福田玄 候補
「今回、やっぱり国民民主は特に若い層は反応がありましたよね。特に手取りを増やすっていうのがね…」

3056OS5:2024/11/05(火) 12:14:11
◆27日(日)午後9時30分

国民民主党 福田玄 候補
「はいよ。まだ落選してない。比例で1議席とれた?」

そう、福田さんが狙っていたのは、小選挙区で負けたとしても、比例で復活当選することです。

今回、中国ブロックの小選挙区で立候補した国民民主党の3人は、全員が比例代表に重複立候補していました。自分の党が議席を獲得したら、小選挙区で負けたとしても「惜敗率」が高かった人、つまり、より惜しい負け方をした人が復活当選するのです。

田村友里 キャスター
「比例で自分が通ろうと思ったら、ほかの区の仲間が負けてくれていないとってことですもんね」

国民民主党 福田玄 候補
「切ないというか。嫌な感情を持ってしまう。『あいつ、伸びるな(よ)』みたいなことを思っちゃうじゃないですか」

◆28日(月)午前0時
「0時になりました。てっぺん越えた」

福田さんの勝負の行方はその日のうちには判明せず…

◆28日(月)午前0時41分

国民民主党 福田玄 候補
「出た! 平口さん。よし。いや、『よし』って言ってしまった。『よし』ではないね」

日付を超えた午前0時41分、広島2区では平口さんの当選が報じられました。

国民民主党 福田玄 候補
「終わりました。とりあえず第一弾がね。(電話だ)お疲れさまです…。よし! 行きましょう!」
「及ばなかったということで、力不足を実感しているところですね」

■落選のあいさつの内容を教えてもらっていたら…

今から落選のあいさつをすると語った矢先、比例復活が判明しました。

国民民主党 福田玄 候補
「(電話)はい、福田です。比例来た? あー、入ってる、入ってる! 当選、当選、当選! よし!」

本人が事務所に到着したのは、午前1時前。

◆28日(月)午前0時58分

集まった人たちは、まるで自分が勝ち抜いたかのように喜び合っていました。

国民民主党 福田玄 候補
「これからスタートですから」

田村友里 キャスター
「がんばってください。ありがとうございました」

― なんでも知ればおもしろいものですが、この選挙も知ってみれば、まさに “人間ドラマ” を見るようでした。終わってみれば、実際には平口さんは圧勝でしたが、福田さんの追い上げの勢いは午後8時すぐに当確を出すのをテレビ局にためらわせるほどだったということ。そこにも駆け引き、ドラマ性がありました。

投票率が広島が全国で一番低かったとか、若い世代が投票に行かないとかいう現状がありますが、候補者の中に “オシ” を見つけられたら、もっと自分事として熱くなれるのではないかと感じました。みなさまもぜひ。

3057OS5:2024/11/05(火) 15:29:12
 ・新潟5区(2人)
◎114,42梅谷守  50☆元県議   立前(1)
✕092,589高鳥修一 64 元農水副大臣自前(5)
https://news.yahoo.co.jp/articles/975fc0f272580836bc74e68185dd688ee2f5983d
日本酒供与は慣習?裏金は印象悪い? ともに汚点抱えた与野党候補の一騎打ちは、立民梅谷氏が勝利
11/5(火) 9:01配信

新潟日報
有権者と握手をする梅谷守氏=10月15日、妙高市

 衆院解散から間もないある日。自民党の宣伝カーが新潟5区の湯沢町から南魚沼市、魚沼市へと走った。自民の高鳥修一(64)をアピールするためだ。3市町の有権者数は約8万人。30キロ超の道中、車に手を振ったのは2人だけだったという。


 3市町は中選挙区時代、元首相・田中角栄の後援会「越山会」と元環境庁長官・桜井新の「一新会」が激しく争い、自民支持者の多い地域だ。新区割りで上越地域と同じ5区となったが、高鳥の名前はなじみが薄い。とはいえ、この反応の悪さはどうだろう。車に乗った党員は「裏金問題の影響だ」と肌身で感じた。

 同じ頃、立憲民主党の梅谷守(50)は魚沼地域を回るためJR小出駅にいた。偶然居合わせた中年の女性たちは梅谷と握手し「やっと会えたね」と笑顔だった。地域行事の主催者に日本酒を供与した問題が2月に発覚して以降、表から姿を消し活動は事実上停止。魚沼地域の開拓も止まった。だが反応は悪くなかった。

 魚沼地域での二つの光景。 与野党一騎打ちの選挙結果を暗示していた。

 5年間で計544万円の政治資金収支報告書への不記載があった高鳥への風当たりは強かった。街宣で「裏金野郎」とやじを受けたり、指で「×」と示されたりした。県議の中村康司は「無視されるならまだしも、こんなに厳しい雰囲気は初めてだ」とぼやいた。

 梅谷も日本酒供与問題を抱えていたが、高鳥選対幹部は「日本酒の持参はある意味、慣習と理解を示す有権者もいる。裏金の方がよっぽど印象が悪い」と解説した。

 高鳥の応援弁士の顔ぶれに、渋い表情を見せる向きもあった。高市早苗ら保守系に偏っており「これでは岩盤保守層にしか響かない」と陣営幹部はこぼした。

 結局、魚沼3市町で高鳥は梅谷に計4424票差を付けられ、5区全体でも出身地の糸魚川市以外、梅谷に負けた。

 2025年夏の参院選を控え、自民は立て直しが急務だ。県議の楡井辰雄は「信頼回復へ愚直に活動していくしかない。難しい道のりだ」と厳しい表情を崩さなかった。

 梅谷も当確の知らせに笑顔は控え目だった。日本酒供与問題で自民党員から公選法違反(寄付行為)の疑いで刑事告発されている身。当選のあいさつは問題へのおわびから始まった。

3058OS5:2024/11/05(火) 15:31:28
>>2899>>3015>>3049
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3fd6d317e7acf11d719b00c3b977dbd20892244
米山隆一氏、妻の室井佑月さんと個性発揮「米山・室井党」で集票 県知事経験者2人と元民主の自民候補が争った混迷の新潟4区制す
11/4(月) 7:02配信

新潟日報
街頭演説に集まった有権者に握手をして回る米山隆一(中央)と妻の室井佑月(右隣)=10月18日、見附市

 まばらな聴衆に、買い物客が一人、また一人と加わる。多い時には100人規模にも膨れ上がった。長岡市中心部のスーパー前。立憲民主党の米山隆一(57)がマイクを握り、妻で作家の室井佑月が笑顔で握手をして回る。「動員がなくても、多くの人が集まり聞いてくれる」。衆院選終盤、街頭演説は勢いを増し、陣営は手応えを感じた。

【表】衆院選新潟4区の得票結果

 前回は無所属で事実上の野党統一候補として旧5区を制した米山は今回、立民公認となった。共産党が組織的な支援をせず、立民独自の組織もない中、当初はビラの配布にも苦労した。支えたのは社民党関係者だった。

 陣営は選挙戦で立民の政党色をあえて出さず、政策に強い本人の個性を生かす戦略を取った。米山は街頭で自民党派閥の裏金事件を批判しつつ、物価高など自公政権の課題も生活者目線で指摘。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題は是非ではなく、県民投票というプロセスを重要視するなど間口を広げた。

 前知事だったことや、 交流サイト(SNS)による発信で知名度は抜群。女性にファンが多い室井も毎回マイクを持ち、有権者の関心を呼び込んだ。陣営幹部は「立憲民主というより、米山・室井党で票を集めた」と総括してみせる。

◆鷲尾氏、新エリアで浸透し切れず

 選挙戦中盤、自民党の鷲尾英一郎(47)がぽつりと言った。「意味が分からないよ」

 報道各社の情勢調査では米山がやや優勢との結果が目立っていた。「反応は本当にいい」。自身が得る感触とのずれが埋まらぬまま、敗れた。

 衆院6期。とはいえ、旧民主党から無所属を経て2019年に自民に入った鷲尾にとって一からの選挙戦だった。

 元々は旧2区が地盤で、4区の有権者の約7割には「新人」となる立場。自民の4区支部長となった2023年2月からポスター約4500枚を張り、後援会「越鷲(えっしゅう)会」を約70地域でつくった。選対は重厚だった。

 しかし、ほころびが出た。公示4日前、小千谷市で開いた国政報告会は参加者が十数人の時もあった。大票田の長岡市は頼みの市議たちが直前まで市長選があり動けなかった。初めて選挙運動に関わるメンバーも多かった。

 敗戦濃厚となった10月27日夜、県議の柄沢正三は静かに言った。「浸透し切れなかった。地域を歩き、足元を固めるしかない」

◆泉田氏、無所属でも見せた影響力

 自民公認を得られず無所属で戦った元知事の泉田裕彦(62)が4万3千票余りを獲得したことに、4区の自民関係者は衝撃を受けた。鷲尾に約1700票差まで迫った見附市の鷲尾選対幹部は「なぜこんなに票が出るんだ」とうめいた。

 前回は旧5区で比例復活。今回は自民の元県議から裏金を要求されたとして刑事告発した過去を踏まえ、街頭で自民県連への批判を続けた。新潟日報社が加盟する共同通信社などの出口調査では自民と公明の支持層の2割弱を奪い、無党派の支持割合は鷲尾を上回った。

 泉田は去就を明らかにしていない。自民県議の一人は「米山さんがいて泉田さんの影響力まで残ったら、それこそ4区の自民党は大変だ」と漏らした。

3059OS5:2024/11/05(火) 19:28:12
>>1851>>1859-1860


 ▽愛知15区(5人)
◎71,012根本幸典 59 元国交政務官自前(4)■重複なし(自民不記載問題) 推(公)
✕44,945関健一郎 46☆元NHK記者維元(1)■民進⇨希望⇨立憲
△42,837小山千帆 49☆元川口市議 立新 
✕17,529辻恵   76☆弁護士   れ元(2)■大阪3⇨大阪17⇨大阪9⇨兵庫8 得票率9.6%のため比例復活できず
✕07,220高木繁  74 元教員   共新 

https://news.yahoo.co.jp/articles/5dbc3cec74af5bbcf88bf907d55648c4bf573678


川口クルド人意見書でれいわ離党の市議、立民愛知から衆院当選 移民問題「答えられない」 「移民」と日本人
11/5(火) 15:57配信

産経新聞
立憲民主党公式サイトの小山千帆氏のページ

10月27日投開票の衆院選で、立憲民主党公認で愛知15区から出馬した前埼玉県川口市議、小山千帆氏(49)が、比例東海ブロックで復活当選した。小山氏は昨年6月、川口市議会のクルド人問題を念頭に置いた「一部外国人による犯罪の取り締まり強化」を求める意見書に賛成後、所属するれいわ新選組を離党。さらに市議を辞職していた。小山氏は「移民問題」について「取材は受けない」としている。

小山氏は昨年4月の統一地方選でれいわ公認で川口市議に初当選。同年6月、市議会でクルド人問題を念頭に置いた意見書が可決された際は、立民・れいわの共同会派が反対する中、小山氏は賛成した。

小山氏はその後、れいわ内で難しい立場に立たされたとされ、今年5月、れいわを離党。無所属で活動後の7月下旬に市議を辞職し、直後に立民愛知15区総支部長に就任した。

小山氏はれいわ離党の際「川口市民の生活に寄り添った活動をしていきたいため」と理由を話していたが、市議を辞職した際は取材に対し「取材は断っている」と回答。自身のXも全面削除した。

今回、衆院初当選に当たって、国の出入国管理政策や「移民」受け入れのほか、川口市のクルド人問題や昨年6月の意見書について取材を申し込んだところ、愛知県豊橋市の地元事務所を通じて「取材は受けない」と回答があった。

回答を伝えた事務所の男性に名前を尋ねたところ、回答を断られた。

小山氏の衆院選向け公式サイトには主要政策が4項目列挙されているが、移民問題についての言及はない。

3060OS5:2024/11/05(火) 19:34:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/392ffbde16e0a3943ff27c6e9a16c78478b1e091
「自民3代」支えた後援会が解散 金子前衆院議員のセクハラ問題受け
11/5(火) 19:09配信

朝日新聞デジタル
選挙戦で遊説する金子俊平前衆院議員=2024年10月22日、岐阜県御嵩町、荻野好弘撮影

 10月の衆院選で岐阜4区から立候補し落選した自民党の金子俊平前衆院議員(46)の後援会幹部が5日、金子氏のセクハラ問題について謝罪し、会を解散すると発表した。金子氏は政界から退く意向だという。


 岐阜4区各地にある後援会「金子会」の連合会長を務める北村斉氏(74)と高山市の後援会「高山金子会」の幹事長、寺地亮平氏(68)が市内で記者会見した。

 金子氏が選挙期間中に女性運動員の体を触るなどしたとされる不祥事について、北村氏は「被害に遭われた方、選挙戦で動いていただいた方、投票いただいたみなさんに多大な迷惑をかけ誠に申し訳ない」と述べ、寺地氏と頭を下げた。

 後援会連合会の中核だった「高山金子会」は5日で解散し、各地の組織にも解散するように連絡したという。

 金子会は蔵相を務めた祖父・一平氏、国土交通相に就いた父・一義氏、俊平氏と衆院議員3代にわたって選挙戦を支え、当選の原動力になってきた。

 寺地氏は「(金子氏本人の)政治活動を断つという意味でも後援会活動を終える。一平氏の代から60年間築いたものが、こうした形で幕を閉じるのは心苦しい。本人には責任を果たし、けじめをつけてほしい。本当はこの場に同席してほしかった」と述べた。

朝日新聞社


https://www.asahi.com/articles/ASSC21R3RSC2OHGB001M.html?oai=ASSC533SZSC5OHGB004M&ref=yahoo
セクハラ謝罪の金子前衆院議員、後援会が解散検討 「引退」を勧告へ
有料記事

2024年11月3日 6時00分
 10月の衆院選で岐阜4区から立候補して落選し、選挙運動員の女性へのセクハラ行為が発覚した金子俊平前衆院議員(46)の後援会が解散を検討していることが関係者への取材で分かった。解散は、蔵相を務めた祖父・一平氏の時代から3代続く地盤がなくなることを意味し、事実上の「引退勧告」といえる。


 金子氏は、選挙期間の終盤に選挙カーの随行車内で運動員の女性の体を触るなどしていたことが発覚。投開票された10月27日夜、岐阜県高山市の選挙事務所で支持者らに落選をわびたが、セクハラに関する報道陣の質問には応じず、「相手の方に対し、心から謝罪の意を表明いたします」とするコメントを29日に発表していた。

 こうした事態を受け、金子氏の地元、高山市の後援会が解散の検討に入った。選挙戦を担った関係者からは「金子氏の行為に憤りを感じる」「支持者に申し訳ない」といった声が相次いでいた。

3061OS5:2024/11/05(火) 19:58:26
>>1706 武井議員同乗車がスピード違反
>>1751 次期衆院選 武井氏で一枚岩「困難」 同乗車速度超過巡り 自民1区支部、宮崎県連に伝達



 ▽宮崎1区(4人)
◎79,605渡辺創  47☆党国対補佐 立前(1)
✕49,310武井俊輔 49☆元外務副大臣自前(4)推(公)
✕24,846外山斎  48☆元参院議員 維新  ■自由党系 民主⇨未来⇨維新⇨希望
✕17,100滋井祐香 44 会社役員  参新 

https://www.asahi.com/articles/ASSC1421MSC1TNAB00GM.html?iref=pc_ss_date_article
1区落選「責任感じる」、来夏の参院選に集中 自民県連が役員会
自民

奥正光2024年11月2日 10時30分

自民党宮崎県連は1日、臨時の役員会を開いた。1区で党公認の武井俊輔氏(49)が落選した衆院選について、江藤拓会長は「県庁所在地がある1区をとれず責任を感じている」と説明。県連会長を辞任して混乱を招くことはよくないとして、続投が認められたという。

 役員会後に江藤会長らが記者会見した。江藤会長は「(武井氏から)議席を失ったことに責任を感じているという言葉があり、おわびと感謝を選挙区内の方々に伝えたいということだった」と説明した。今後の対応について、「1区をどうするか議論するのは時期尚早」と述べた上で、「(来夏の)参院選のことに集中するべきだ」との考えを示した。

 武井氏を巡っては、今春に秘書が運転する車の速度超過の疑いがSNSで発覚した。車に関する不祥事は前回衆院選の2021年に続いて3回目で、今年5月の県連役員会では「(次の)選挙が戦えない」といった意見が噴出。意見をまとめて党本部へ伝える事態となったが、党本部は武井氏を公認した。

 武井氏は今回の衆院選で前回に続いて立憲前職の渡辺創氏(47)に敗れた。武井氏自身は前回から1万票以上減らしたほか、前回1070票だった2人の票差は3万票以上に開いていた。(奥正光)

3062OS5:2024/11/05(火) 20:40:55
愛媛1の石井をイメージかな?
https://www.asahi.com/articles/ASSC521Y3SC5UTFK00JM.html?iref=pc_ss_date_article
■小選挙区当選
秋田3  村岡敏英 (立憲:小川幾代落選) 立憲が後>>1424(連合推薦なし)
愛知16 福田徹  (立憲:松田功比例復活)立憲が後>>168>>232(連合推薦なし)
■比例復活
千葉5  岡野純子 (立憲:矢崎堅太郎当選)判別難(立憲矢崎21年衆院選落選)(連合推薦なし)
神奈川18西岡義高 (立憲:宗野創当選) 判別難(もともとは国民鈴木敦が現職)(連合推薦なし)
神奈川19深作ヘスス(立憲:佐藤喬落選)立憲が後>>1506(連合:深作推薦)
石川1  小竹凱  (立憲:荒井淳志落選)国民が後>>1715(連合推薦なし)
愛媛1  石井智恵 (立憲:香曽我部慶教落選)立憲が後>>1809(連合:石井推薦)
■落選
東京3  奥本有里 (立憲:阿部祐美子比例復活)(不明)(連合推薦なし)
東京24 浦川祐輔 (立憲:有田芳生比例復活) 立憲が後>>1955(連合推薦なし)
東京28 奥村祥大 (立憲:高松智之当選)(不明)(連合推薦なし)
東京29 樽井良和 (立憲:木村剛司落選)(不明)(連合推薦なし)
岡山1  佐々木雄司(立憲:原田謙介落選)国民が後>>1284(連合推薦なし)
山口1  野田陽志 (立憲:坂本史子落選)国民が後>>1610(連合推薦なし)

3063OS5:2024/11/05(火) 20:57:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/251327bd5492670cec2edfb787e2ca07ee0fb32a
衆院の新勢力
11/5(火) 19:01配信


時事通信
 衆院は5日、衆院選を受けた新たな勢力分野を発表した。

 無所属で当選した世耕弘成、萩生田光一両氏ら6人が自民会派に入った。

 自民党・無所属の会197▽立憲民主党・無所属149▽日本維新の会38▽国民民主党・無所属クラブ28▽公明党24▽れいわ新選組9▽共産党8▽有志の会4▽参政党3▽日本保守党3▽無所属2。




自民党・無所属の会197
 公認当選191+平沢勝栄 萩生田光一 世耕弘成 西村康稔 広瀬建 三反園訓 
立憲民主党・無所属149
 公認当選148+社民1
日本維新の会38
 公認当選のみ
国民民主党・無所属クラブ28
 公認当選のみ
公明党24
 公認当選のみ
れいわ新選組9
 公認当選のみ
共産党8
 公認当選のみ
有志の会4
 福島伸享 北神圭朗 緒方林太郎 吉良州司
参政党3
 公認当選のみ
日本保守党3
 公認当選のみ
無所属2
 中村勇太 松原仁

3064OS5:2024/11/07(木) 12:44:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d8595cdf3d5986e542a18b7b3ba845ca7422147
与野党、衆院委員長ポストの比例配分で合意
11/7(木) 12:06配信
共同通信
 自民、立民両国対委員長は会談で、17の衆院常任委員長ポストを議席数に基づき比例配分する方針で合意した。自民8、立民6で、日本維新の会と国民民主党、公明党もそれぞれ1となる。衆院選前は自民13、公明2、立民2だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea6d01017313437492fe3fe317c3c6a9c4f46dfb
「委員長ポスト」トレンド入り、自民が衆院予算委員長を立民に譲る意向にネット「なぜ?」「思惑は?」
11/7(木) 12:41配信

スポニチアネックス
国会議事堂

 立憲民主党の笠浩史国対委員長は7日、野党各党の国対委員長らと国会内で会談し、衆院の委員長人事を巡り、自民党から議院運営委員長は自民、予算委員長は立民に割り当てる案が提示されたと説明した。各党は了承し、衆院選を受けた特別国会の会期を11日から14日までの4日間とする与党案にも大筋合意した。会期幅に関しては、臨時国会の早期開催を条件とする方針を確認した。

 自民党が衆院予算委員長を野党に譲る意向を示したことを受け、X(旧ツイッター)では、ワード「委員長ポスト」が急上昇してトレンド入りした。ネット上では「なんでまた、一番重要な委員会を?」「おお!これはすごい」「どんな思惑があるの?田崎さん、解説してください」「野党が予算委員長のポストを握ることで重要審議の強行採決が不可能になります。与党がなぜ予算委員長ポストを譲ったのか疑問」「作戦ですか?でも意図が分からん」などの声が上がっている

 与党は5日の各派協議会で、4日間の会期のほか、召集日の11日に首相指名選挙を行う日程を提案。野党は予算委や政治倫理審査会を開くための十分な会期を求めていた。委員長人事については議運、予算両委員長の獲得に意欲を示していた。

 野党の国対委員長会談には立民に加え、日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組、共産党、参政党、日本保守党、衆院会派「有志の会」が参加した。

3065OS5:2024/11/07(木) 12:44:52
前日
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c13a8117dc2e7a5552d650705695c13f23a2f98
衆院委員長のポスト配分 自民案は議席変動反映せず 立憲が反発
11/6(水) 20:55配信

毎日新聞
衆議院側から見た国会議事堂=東京都千代田区で、平田明浩撮影

 衆院の委員長ポスト配分(計25人前後)を巡り、自民党が立憲民主党に対し、四つのポスト配分案を提示したことが6日判明した。衆院選前と同じポストで、立憲側は「衆院選での与党過半数割れや野党議席増が反映されていない」と反発。他の野党も自民案を拒否し、11日召集の特別国会を前に与野党の駆け引きが激化してきた。

 野党関係者が明らかにした。議院運営の実務を担う自民の村井英樹氏が6日、立憲の青柳陽一郎氏と国会内で会談し、17ある常任委員長ポストのうち決算行政監視委と懲罰委の二つを、前国会では8あった特別委員長ポストのうち沖縄北方委と拉致委の二つを立憲に配分する案を提示したという。

 これら4ポストは、種類、数とも衆院解散前と全く同じ。立憲は衆院選で議席を公示前の98から148へと約5割増やしたことを背景に、ポスト増に加え議院運営委や予算委などの重要ポストの配分を求めていたが「ゼロ回答」で、自民案をその場で拒否した。

 自民はその後、与野党の代表者が集まる各派協議会でポスト配分案を説明したが、野党側は一致して「全く話にならない」と断ったという。与党側は各派協議会を7日も開催したいと提案したが、野党側は「与党側から何らかの誠意ある案が示されない限り、出席できない」(立憲関係者)と反発している。【中村紬葵、池田直、森口沙織】

3066OS5:2024/11/07(木) 20:37:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dd0cfcf202d74e5145b4768c13d1531401eb7bb
どうなる大阪の自民トップ選び 衆院選惨敗で候補わずか3人…「党本部に委ねては」の声も
11/7(木) 19:08配信
産経新聞
近年の自民党大阪府連会長

10月の衆院選で惨敗した自民党大阪府連が、地元トップの会長選びに苦慮している。自民は府内19小選挙区のうち、国政で連立を組む公明党が候補者を立てた4小選挙区を除く15小選挙区で候補を擁立したが、現会長の谷川とむ氏を含む全員が日本維新の会の候補に敗れた。府連会長は府選出の国会議員から選ぶのが慣例ではあるが、該当者はわずか3人。自民内部からは「帯に短したすきに長し」といった声も漏れる。

府連所属の衆院議員は、10月の衆院選において比例代表で復活当選した島田智明氏(54)。参院議員には、それぞれ当選2回の太田房江氏(73)と松川るい氏(53)の2人がいる。

自民の元国会議員は「年功序列でよい」として太田氏を推す。ただ、来年改選を迎える太田氏が3選を目指す場合、自民大阪の再建を担う府連会長との両立は困難だとみる向きもある。派閥パーティー収入不記載問題で、214万円の不記載が確認されたこともネックだ。

松川氏については「女性かつ外交官出身の政策通であり刷新感がある」(別の自民元国会議員)との期待があるものの、太田氏同様にパーティー収入の不記載が発覚し、額は204万円に上る。昨年には、フランス研修中に「観光旅行」にみられかねない写真を交流サイト(SNS)に投稿して物議を醸した。ある自民府議は、問題を蒸し返される可能性を懸念。松川氏の起用には否定的な考えを示す。

そもそも府連会長には、衆院議員が優先的に選ばれるという暗黙のルールが存在するが、島田氏は今回初当選したばかりで経験不足が弱みとなっている。

谷川氏を当面続投させる案や府議を充てる案もあるが、府連会長が国会議員でない場合、党本部との連携や交渉に不安が残る。大阪選出の党所属議員が減っている状況を受け、党本部が昨年、再建に向けた「大阪刷新本部」を立ち上げた経緯を踏まえ「(判断を)党本部に委ねたほうがよい」(別の自民府議)との意見もある。

衆院選敗北の傷痕は深い。(沢田大典)

3067OS5:2024/11/08(金) 12:10:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/54d9767c67a2e63fe75f77496b959c9115604d90
衆院選広島3区の公明枠固定化、自民に懸念も 斉藤鉄夫国交相の公明代表就任で
11/8(金) 11:41配信


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中国新聞デジタル
国会議事堂

 斉藤鉄夫国土交通相の公明党代表就任で、地盤の広島3区を巡る自民、公明両党の候補者調整が再び焦点となる。2019年参院選広島選挙区の大規模買収事件を受け、自民党は最近2回の衆院選で候補擁立を見送り、公明党に譲った。1996年の小選挙区導入から事件以前の8回の衆院選で自民系候補が7回当選した選挙区で、公明枠が「固定化」されるとの懸念も自民側に出ている。

衆院選広島3区で当選した斉藤鉄夫氏

 公明党は21年衆院選で、比例中国ブロック選出の斉藤氏を「与党統一候補」として広島3区に送り込んだ。自民党広島県連が公募を経て3区候補者に決めた石橋林太郎氏は、比例中国ブロックに回った。

 次の衆院選の対応は、両党本部と両県組織の4者が協議して決めると合意していた。ところが公明党は23年1月、県組織での協議を経ずに斉藤氏を3区で公認。これを受けて自民県連は党本部に対し、石橋氏を将来の衆院選候補となる「3区支部長」にするよう重ねて求めている。

 斉藤氏が代表になれば公明党の「選挙の顔」になるのは確実だ。自民県連には「公明党は絶対に広島3区を譲らない」との見方が出ている。

 石橋氏はこの日、「支部長に私を早く選んでほしい気持ちは変わらない」と改めて強調した。斉藤氏は、報道陣に3区への対応を問われ「両党で話し合って決める。私はそれに従うだけ」と述べるにとどめた。

中国新聞社

3068OS5:2024/11/08(金) 14:20:00
>>2938
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c6b2c4c987f2aa22510e29a2b4d0c07b90dc50e
明石市長の丸谷氏、西村氏陣営でマイク 「旧敵」応援に波紋 衆院選
11/8(金) 14:00配信

毎日新聞
衆院選開票前日、西村康稔氏(左)の隣で応援演説する丸谷聡子・明石市長=明石市のJR明石駅前で2024年10月26日午後7時43分、入江直樹撮影

 10月27日に投開票された衆院選の兵庫9区で、明石市の泉房穂前市長の後継、丸谷聡子氏が自民党派閥裏金事件を受けて非公認で戦い当選した西村康稔・元経済産業相の応援でマイクを握ったことが波紋を呼んでいる。丸谷氏にとって自民は前回市長選で推薦候補と争った「旧敵」だが、泉氏の支援で当選した市議らは立憲新人を応援し、仲間とたもとを分かつ形に。議会対応のみならず、国への要望活動にも影響が出そうだ。【入江直樹】



 ◇前明石市長派と亀裂「説明ない」

 開票日前夜、JR明石駅前で西村陣営が開いたマイク納め。ひときわ大きな拍手で迎えられた丸谷氏は、中学校でしか実現していない給食無償化に触れ「(西村氏は)必ず無料化をすると言ってくれた。国の財源でやってもらえるともっと市民のための施策ができる。国で再び働いてもらいたい」と声高に訴えた。

 数十メートル離れた場所では「泉氏の弟子」を自認した立憲新人、橋本慧悟(けいご)氏も演説をしていたが一瞥(いちべつ)もしなかった。

 選挙期間中は複数回、西村氏の集会や街頭演説で熱弁を振るった。その動画は陣営のSNS(ネット交流サービス)を通じて拡散。市民らから「橋本さんを応援しないの?」「政策を進めるなら自民の協力は必要だ」などと賛否が寄せられた。

 丸谷氏は取材に、2023年4月の市長選後、西村氏から「市長のやりたいことを実現するため協力する」と声をかけられたことを明かした。財務省や子ども家庭庁などへの要望活動を調整してもらったこともあったという。「日ごろお世話になっている現職。(応援は)市民目線のまちづくりを進めるために大事なことだ」と言い切る。橋本氏からは「(出馬の)相談も応援要請もなかった」とした。

 西村氏も当選翌日、記者会見で「(市長は)当選以来、何度も東京に来られ、いくつか仕事の手伝いをさせてもらった。関係は良好だ」と蜜月ぶりを強調した。そして「高齢者や子育て世代に優しいまちづくりなど自分も強い思いを持っているので応援したい」と連携を続けていく考えを示した。

 泉市政は暴言問題などを巡り、自民をはじめ主要会派と対立して混乱した。泉派の議員5人でつくる会派「市民の会」はその後継の丸谷氏を「与党」として支えてきた。中川夏望(なつみ)副幹事長は丸谷氏の行動について「(橋本氏の)応援をできないにしろ、せめて事前の説明はほしかった」と苦言を呈し、今後の会派の対応は「是々非々で臨む」と厳しい姿勢を見せた。

 一方、丸谷氏による西村氏への「接近」について、自民市議の1人は「泉氏の支援が期待できない中、西村氏に借りをつくっておけば対抗馬を立てられないと思ったはず」と、次期市長選への思惑があるとみる。だが「泉氏の後継には変わりない。市議団としては勝てる候補を立てるべく準備を進めていくことになるのでは」と語った。

 丸谷氏は市長選への画策について否定した上で「無所属市民派の市長であることは変わらない。批判はあるかもしれないが、市長としての務めは今後も果たしていくのでそれを見てほしい」と語った。比例で復活当選した橋本氏には「明石(のこと)で連携してもらえるなら力になってほしい」と呼びかける。

3069OS5:2024/11/09(土) 06:51:52
 ▽26区(5人)
◎108,174松原仁  68 元拉致相  無前(8)
✕068,568今岡植  36☆元財務省職員自新 推(公)
✕028,819和田正子 75 元大田区議 共新 
✕17,250藤田久美 46 デザイン業 参新 
✕14,602田淵正文 66 医師    無新 


 
新東京26区:目黒区、大田区西部


https://news.yahoo.co.jp/articles/a6440018bd3456071267f83adc3c11f8862ee2f7
“たたかう庶民派”松原仁氏 無所属の“危機感”、新天地開拓も「偶然」が追い風に 東京26区【衆院選2024】
11/9(土) 6:02配


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10月27日に投開票が行われた、第50回衆議院選挙。いわゆる“10増10減”で新設された選挙区の一つ、東京26区で当選を果たした無所属・松原仁氏(68)。地盤のない地域を含む新設区、かつ、無所属候補に課せられる“制限”がありながら盤石の勝利を収めた、“強さ”の理由を取材した。

■“制限”も多い無所属での出馬「町の中は公認候補のポスターだらけ…」

今回新設された東京26区は、大田区の一部と目黒区全域からなる選挙区だ。松原氏は区割り変更に伴う立憲民主党・東京都連の選挙区調整の過程で離党を決意。立憲民主党という後ろ盾を捨て、新設の26区で無所属候補としての活動を始めた。

26区のうち大田区は松原氏の地盤だが、目黒区は新天地。ほぼゼロからのスタートで、知名度を上げることが大きな課題となった。しかし今回、松原氏は「無所属」での立候補。実は無所属候補の活動には、意外な制限がある。

例えば、私たちが街中で目にする候補者のポスターにも、実はルールが存在する。政党の公認を得て立候補する場合には、候補者1人につき、最大で1000枚の“政党ポスター”を貼ることができる。“政党ポスター”と定められてはいるが、デザイン次第で候補者アピールの手段となる。

一方、松原氏のように、無所属議員の場合には当然“政党ポスター”は存在しない。そのため、ポスターは公設の掲示板にしか貼ることができず、無所属の候補者にとっては不利な状況となり得る。一般的に、選挙戦が近づくと党公認候補はポスターを貼る作業に勤しむ一方、無所属候補はそれまで街中に貼っていたポスターを“隠す”作業に追われることもある。松原陣営も、「町の中は他の候補者のポスターだらけで…」と選挙活動時を振り返る。ポスター以外にも、ビラやハガキの枚数などに制限があり、選挙活動の手段は限られてしまう。

しかし、結果的に次点の候補者と約39000票差をつけての当選となった松原氏。“制限”を乗り越えて、着実に知名度を上げたワケとは。


■陣営「ただ者ではない、気迫と運動量」 68歳でも磨きがかかる選挙活動

地理を把握することからスタートした目黒区では、とりあえず街中に飛び込む“どぶ板作戦”で着実に知名度を広げた。10月に入ると、目黒区を重点的に朝2時間と夕方4時間、あわせて1日6時間にもわたって駅前に立ち続けた。通勤時と帰宅時の両方に立つことで、有権者の印象に残す作戦だ。土日になると、長い時には1日4時間も自転車で選挙区を回った。実際、目黒区に住む筆者の知人も「あの人、いつもいる。ずっといる人だ」と話していて、こうした地道な運動が新天地でも「見たことがある、名前を聞いたことがある」という有権者を増やすことにつながり、着実に票が積み重ねられたと考える。松原氏の選挙戦を支える陣営の責任者ですら「ただ者ではない気迫と運動量。68歳の現在でも磨きがかかっている」と舌を巻いていた。

選挙期間中の取材では、松原氏本人からも“無所属”としての危機感を垣間見ることがあった。結果的に、その不安をパワーで押し切った選挙戦となったのではないだろうか。

3070OS5:2024/11/09(土) 06:52:09
■「じんじんソング」や突如バズったSNS ユニークな選挙スタイルとは

松原氏の選挙スタイルは、選挙カーでの活動にも特徴がある。「ジンジンジン 松原仁」という軽快なメロディ。大田区や目黒区、そして前回対象だった品川区に住む人なら、一度は聴いたことがあるのではないだろうか。この「じんじんソング」は、ドラゴンクエストシリーズなどを手がけた、すぎやまこういち氏によって作曲された。陣営は絶大な効果を感じているといい、まだ選挙権を持たない子どもでさえ、松原氏の名前を覚えるほどだという。

このような地道な選挙活動に加え、今回SNSも追い風となった。近年、SNSを利用しての選挙戦はメジャーであるが、松原氏の投稿は、特に反響の大きさが際立つ。これについて陣営に聞いてみると、きっかけは「偶然」のものだったという。一般の“国会ウォッチャー”によって偶然SNSに投稿された松原氏の論戦の動画が、600万回以上再生されるなど大きく拡散。これをきっかけにSNS上で松原氏への注目が跳ね上がったと陣営は分析する。公示日を前に投稿された決意表明は、なんと1万いいねを記録。公示前の1か月間にされた選挙活動に関する投稿では、平均約7000いいねを獲得するなど、注目度の高さが伺える。街頭活動中にも支援者から「投稿を見た」と声を掛けられるなど、陣営も反響を実感するほどとなり、SNS戦略をさらに強化することへと繋がった。偶然注目を浴びたSNSが起爆剤となり、無所属の壁を乗り越える一手となったように思う。

結果、松原氏は当選。2位以降の比例復活を許さないほどの票数を獲得した。地盤である大田区では、次点のほぼダブルスコアを得票する安定の強さ。一方、新天地である目黒区に着目すると、大田区に比べ、2位との差は縮まる。それでも、目黒区票の約10%にあたる12000票の差をつけて勝利した。

今回の衆院選は、候補者だけでなく、有権者にとっても怒涛の勢いで展開された。さらに新しい区割りとなったことで、馴染みのない名前が並び、投票先を迷う有権者も多かったのではないだろうか。「偶然」あの場所で見た、「偶然」名前を聞いたということが、いつも以上に大きな意味を為したように思う。そして、一票に繋がる偶然を生み出すため、様々な手段で展開された選挙戦が明暗を分けたと感じている。

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3071OS5:2024/11/09(土) 06:54:02
https://news.ksb.co.jp/article/15500640
衆院選中に自陣応援スタッフになぐられ…国民民主党の候補者が被害届を提出 岡山
2024/11/8 18:46
岡山
衆院選中に自陣応援スタッフになぐられ…国民民主党の候補者が被害届を提出 岡山
衆院選・岡山1区で戦った佐々木雄司さん
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 10月27日投開票の衆院選。その岡山1区で国民民主党の公認候補として戦った佐々木雄司さんが、選挙期間中に自陣の選挙応援スタッフに暴行されけがをしたとして、警察に被害届を提出したことを明らかにしました。

 佐々木さんによると、10月26日午前10時30分ごろ、赤磐市のコンビニ店駐車場で、先導車に乗っていた男性スタッフに胸を殴られ、全治10日のけがをしたということです。佐々木さんは11月1日に赤磐警察署へ被害届を提出したということです。

 また多くの有権者が行き来する場での騒ぎで、大きな影響があったとして、今後は選挙妨害での被害届提出も検討しているとしています。

3072OS5:2024/11/09(土) 08:00:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d6152dcd1bfd494052b47e1685c024316bf27ef
委員長ポストは野党結束し主導、自民が大幅譲歩強いられる…立民・野田代表「国会の風景変わる」 
11/9(土) 7:02配信

読売新聞オンライン
「議運」と引き換え 「予算」手放す
衆院の各派協議会に臨む与野党の議員ら(8日、国会で)=大金史典撮影

 衆院各派協議会での委員長ポストを巡る攻防は、野党主導で決着した。自民は強気の姿勢で交渉に臨んだものの、衆院選で与党が過半数を割り込んだことで大幅な譲歩を強いられた。今後、与党が厳しい国会運営を迫られることは必至だ。

【一覧表】与野党が合意した委員長ポストの配分

「満額回答」 「これから国会の風景が変わる。『これこそ国会審議だ』という改革を進めていきたい」

 立憲民主党の野田代表は8日の記者会見で、委員長ポストが大幅に増えたことを踏まえ、今後の国会審議に臨む意気込みを示した。

 11日召集の特別国会に向け、院の構成などを議論してきた衆院各派協議会は8日、常任・特別委員長などのポスト配分を決定した。計17の常任委員長ポストは衆院選前の「与党15、野党2」から「与党10、野党7」と大きく様変わりした。

 野党に割り当てられた七つのうち、五つを占めた立民幹部は「満額回答に近い」と満足そうに語った。

結束
 1日に始まった協議会では、自民は当初、強気の姿勢を崩さず、衆院選前と同水準のポストを要求。これに野党が反発し、議論は膠着(こうちゃく)状態に陥っていた。

 だが、与党が過半数を割り込んだ状態での交渉は、野党有利で進んだ。協議会での議論が決裂し、本会議採決に持ち込まれれば、野党が押し切れる算段が付いていたためだ。首相指名選挙では足並みがそろわない野党も、ポストの要求では結束しており、自民幹部は「初めから勝算のない交渉だった」と打ち明ける。

 国会での主導権を巡り、変化の象徴となりそうなのが予算委員長ポストの行方だ。自民は、法案を参院に送るために必要な本会議の開催を決める議院運営委員長を維持するのと引き換えに、予算委員長を手放した。国会運営に精通する立民の安住淳氏が委員長に就くことが固まっている。

 数あるポストのうち、立民は法務委員長も強く要求した。選択的夫婦別姓の導入を主張する立民は、別の委員長ポストを自民に返上してまでこだわったほどだ。公明党も導入に賛成の立場で、年明けの通常国会では議論が進展する可能性もある。

死守 立民は政治改革特別委員長も担うことが決まり、自民派閥の「政治とカネ」の問題で攻勢を強める構えだ。

 一方で、自民が「死守」したのが内閣委員長だ。重大なサイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」の導入に向けた関連法案の審議に備えた対応で、日米同盟の連携強化などの観点から与野党を問わず法整備を求める声が出ている。

 政府は臨時国会への法案提出は見送る方針だが、石破首相は7日、早期の国会提出に向けて作業を加速するよう平デジタル相に指示した。国民民主党の玉木代表も8日、東京都内で「法整備は我々も協力するので、急いでやるべきだ」と述べ、法案審議に協力する考えを示している。

3073OS5:2024/11/09(土) 08:00:53
憲法審会長に枝野氏…初の野党
 衆院憲法審査会長は立憲民主党に割り当てられ、枝野幸男元代表が就任することが固まった。憲法審査会長ポストを野党が務めるのは初めて。

 審査会は憲法を含め、情報監視、政治倫理の計三つある。自民、立民両党は委員長について「自民2、立民1」で配分することで合意した。立民は憲法か政治倫理のどちらかを譲るよう強く求めた。自民は政治倫理を渡した場合、派閥の「政治とカネ」を巡る政倫審の開催などで立民主導になることを懸念し、憲法を手放した形だ。

 衆院選の結果、改憲に前向きな勢力が、国会発議に必要な総定数の3分の2にあたる310議席を下回ったことも決断を後押しした。

 とはいえ、憲法改正は自民の「党是」で、党内からは早くも反発の声が出ている。自民の坂本哲志国会対策委員長は8日、党内の保守派の重鎮らに謝罪して回った。

額賀議長、続投 玄葉氏、副議長に
 衆院は8日、議院運営委員会に代わる各派協議会で、自民党の額賀福志郎議長を続投させ、副議長に立憲民主党の玄葉光一郎・元外相を選出することで合意した。11日召集の特別国会本会議で正式決定する。

 額賀氏は、安定的な皇位継承に関する与野党協議が継続中であることを踏まえ、続投となった。副議長は野党第1党から選ぶのが慣例となっている。玄葉氏は、民主党政権で外相のほか、国家戦略相などを務めた。

 額賀福志郎氏(ぬかが・ふくしろう)茨城2区。自民党政調会長、財務相。早大。当選14回。80歳。(自民、無派閥)

 玄葉光一郎氏(げんば・こういちろう)福島2区。外相、国家戦略相。上智大。当選11回。60歳。(立憲民主)

3074OS5:2024/11/09(土) 08:04:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8001b9b66e22367ea117a9c54b8c44c468b5d14
「お前も裏金議員だろ」衆院予算委員長に立民・安住氏就任へ 異例の野党からの抜擢も吹き荒れる「トラブルの過去」の逆風
11/8(金) 17:25配信

SmartFLASH
宮城4区で当選し、喜びをあらわにする安住氏(写真・共同通信)

 先の衆議院選挙で自民・公明の与党が過半数割れしたことから、衆議院に17ある常任委員会の委員長配分も大幅に変わりそうだ。

【画像あり】よく寝れたもんだ!裏金疑惑“渦中議員”の国会爆睡姿

「常任委員会は衆参それぞれ17あります。『内閣委員会』『総務委員会』『外務委員会』『財務金融委員会』などで、法案が本会議に出される前に事前審議をおこないます。国会議員は少なくとも一つの委員会に所属しなければならず、委員長は議席数に応じて各党に割り振られます。今回は与野党の話し合いの末に8つの委員長が野党に当てられるようです。

 野党議員が委員長になると、これまでよく見られた強行採決がなくなり『熟議』が期待できます」(政治担当記者)

 この常任委員会で「花形」と言われているのが、委員の数も最多の50人になる予算委員会だ。

「テレビ中継も入りますし、『予算委員会』と言っても議員のスキャンダルなど幅広いテーマが議論されますから注目度が高いんです。委員(議員)は質疑のときにパネルを使ったりするので目立ちます」(同前)

 この予算委員長を30年ぶりに野党が務めることになり、現在注目を集めている。委員長には、野党第1党である立憲民主党の安住淳前国対委員長が指名される見通しとなった。

「安住氏はNHK記者を退職して1996年の衆議院選挙で初当選、今回の選挙で10回目の当選を果たしました。民主党政権では財務相を務め、国会対策委員長も長かったことから白羽の矢が立ったのだと思います」(立憲民主党関係者)

 しかし、自民党の裏金問題が世間を騒がせていた2023年11月、安住氏にも、資金管理団体の2022年分政治資金収支報告書に、パーティー券30万円を購入した団体名と金額が記載されていなかったことが判明し、謝罪することになった。

「自民党の裏金問題を受けて、事務所が精査して見つかったそうです。安住氏は報告書を訂正したことを明らかにして、会見で『私の責任。申し訳ない』と記者団に語りました」(立憲民主党関係者)

 立憲民主党の今回の議席大増の背景には、自民党内の「裏金問題」が尾を引いたことは間違いない。それを受けて委員会の体制も大幅に変わろうとしているところに、同種の問題が露見していた安住氏が起用される……ここに“ちぐはぐ感”を抱く国民も多いようだ。Xには、驚きやあきれをあらわにするポストが多数投稿されていた。

《裏金議員と報道された安住氏が、平然と衆院予算委員長ってどういうこと?》

《立憲 予算委員長に安住氏の起用方針固める 何のギャグだ?》

《衆院予算委員長じゃなくて衆院裏金委員長になっちゃう》

《裏金議員が予算委員長かよ 委員会で自民党追及しようとしても『お前も裏金議員だろ』って野次飛ばされて審議不能になりそう(笑)》

 立民に早くも逆風か。野党第一党を見る国民のまなざしは厳しい。

3075OS5:2024/11/09(土) 08:10:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3f1d56796471a284b13aae7469e79e69b16cde6
自民、「虎の子」ポスト放出 難路の国会運営へ
11/8(金) 7:10配信

時事通信
国会議事堂=東京都千代田区

 特別国会の召集が11日に迫る中、衆院選で大幅に議席を増やした野党に押し切られ、自民党は17ある衆院常任委員長ポストの約半数を譲ることになった。

 予算案の審議を差配する予算委員長も含まれる。自民が「虎の子」のポストを手放したことで野党はひとまず矛を収めたが、石破政権は少数与党の現実をかみしめる格好となった。

 「選挙結果を真摯(しんし)に受け止めたい。国会のスムーズな運営のため受け入れた」。自民の坂本哲志国対委員長は7日、立憲民主党の笠浩史国対委員長と会談後、八つの常任委員長ポストを野党に割り当てる理由をこう説明。「足の引っ張り合いではなく、法案や予算の成立を心掛けることは合意した」と付け加えた。

 衆院選後に召集される特別国会は、議事を首相指名選挙などにとどめ、短期間で閉幕するケースが多い。今回、衆院で多数派となった立民など野党側は、石破茂首相がほごにした予算委員会審議などを要求。衆院選前は野党に二つだけだった常任委員長ポストの割り当てを「最低8」(立民国対筋)とするよう求めた。特に予算委員長と本会議の議事を仕切る議院運営委員長を重視する考えを伝えていた。

 委員長は選挙でも決められるが、与野党の話し合いで調整するのが通例。当初、難色を示していた自民も、立民の青柳陽一郎国対副委員長から委員長ポストも「全部選挙で決める段階に来ている」と迫られると方針を転換。6日夕から与野党協議が続き、自民の森山裕幹事長から助言を求められた同党ベテランは「議長と議運委員長だけは確保すべきだ」とアドバイスした。

 議事進行など委員長の権限は大きい。特に立民が委員長ポストを獲得した予算委員会は、政府予算案を含む国政全般を審議する与野党攻防の主戦場で、注目度も高い。「裏金議員の招致を予算委でやればいい」。野党議員は早速こうささやく。自民幹部も「リスクしかない。どこまで妥協すればいいのか」と政権運営の今後に強い懸念を示す。

 一方、政府関係者は「国民生活に直結する予算審議で野党もむちゃはできない。そんなことをしたら野党にもマイナスだ」と指摘。予算委員長ポストを握らせることで立民も一定の責任を共有するとの見立てだ。

 立民は予算委員長に国会運営の経験が豊富な安住淳前国対委員長を起用する方向。「われわれも問われる場面が増える」。立民ベテランは表情を引き締めた。

3076OS5:2024/11/09(土) 14:18:09
 ▽愛知1区(4人)

◎95,613河村たかし75 元名古屋市長諸元(5) ■日本保守党
✕48,304吉田統彦 49☆医師    立前(3)
✕43,381熊田裕通 60☆元総務副大臣自前(4) 推(公)
✕17,810山本耕一 47☆元教員   維新 




https://news.yahoo.co.jp/articles/2ab8186d285402dd9c0e20a527899e455e1a5477
票がとれなければ300万円没収…教師を辞めて出馬した落選候補が問いかける供託金制度【衆院選】
11/9(土) 8:00配信
メ〜テレ(名古屋テレビ)

選挙の立候補に必要な供託金ですが、10月に行われた衆院選でも得票が足らずに没収されるケースがみられました。落選した候補者からは制度自体への疑問の声も聞かれます。


 5日朝、名古屋市西区の地下鉄駅前で通勤する人たちに向け、あいさつをしていたのは山本耕一さん(47)。

 10月に行われた衆院選で日本維新の会から立候補しました。

 山本さんが戦った「愛知1区」は前職2人に加えて「選挙モンスター」の異名をもつ前名古屋市長の河村たかしさんら「強敵」が名を連ねました。

 河村さんが次点の候補の倍近い票を獲得し、他の候補の比例復活も許さない「圧勝」の結果に終わった愛知1区。

 山本さんは1万7810票を獲得しましたが、事前に預けていた「供託金」が没収されることとなりました。

「私の場合は衆議院選挙で小選挙区に立候補したので300万円でした。比例(重複)にも名前を載せてもらったので300万円。あわせて600万円かかりました」(山本さん)

有効投票数の10%下回れば「没収」
衆院選で落選した山本耕一さん

 山本さんが没収された「供託金」。

 総務省によりますと、「供託金」とは当選を争う意思のない人が売名などの理由で立候補することを防ぐために納める現金などのことです。

 衆院選の小選挙区の場合、300万円。選挙区内の有効投票数の10%以上であれば返還されますが下回れば「没収」となります。

 山本さんの場合、政党の公認候補として立候補したため供託金を含め、ある程度の費用は政党から支給されたお金で賄えたそうですが、選挙にかかる費用は供託金だけではありません。

 山本さんは印刷物や車、人件費など約200万円を自己負担しました。

「200万円でもご支援をいただかないと厳しい状況」(山本さん)

「1回は出られるが次が苦しい」
退職後はフードデリバリーの仕事で生活費を賄う

 山本さんは20年ほど教師をしていましたが、政治の道を志すために去年退職。

 生活費は貯金を切り崩しつつ、フードデリバリーの仕事で賄ってきました。

 山本さんは供託金制度については否定的な考えです。

「いろんな人が政治家にいるべき。お金持ちや経営者、弁護士や医者や私のように教師。生活が苦しい人も、それがわかるからこそ政治に反映できる。政治はそういうもの。幅広い人が政治家になるためにはお金のハードルはなくしたほうがいい」(山本さん)

 政党の支援を受けずに出馬した場合、300万円の供託金は「自己負担」となります。

「よく『それぐらいが払えないなら(選挙に)出るな』とか『人から借りられないの』と聞く。私のように公務員だと辞めないといけない。(仕事を)辞めて出馬すると1回は出られるが次が苦しい。それが平等かといわれると、私はそうは思わない」(山本さん)

供託金制度に専門家は―
愛知学院大学 森正 教授

 今回の衆院選、東海3県の小選挙区からは前回よりも20人多い87人が立候補し、供託金が没収されたのは山本さんを含め19人。

 前回の衆院選から5人増えています。

 選挙制度に詳しい愛知学院大学の森正教授。高額な供託金が立候補を阻むという指摘もあるといいます。

「数百万のお金をすぐ用意できない人もたくさんいるわけで、そうした人にとっては国会に出る、議会に出るといったかたちでの政治参加、これを妨げるといった批判というのはあると思う」(愛知学院大学 森正 教授)

3077OS5:2024/11/09(土) 14:18:32

「供託金制度を見直す時期に来ている」
東京都知事選のポスター(7月)

 さらに森教授は売名を防ぐために設けられたとされる「供託金制度」自体が、時代にそぐわなくなりつつあると指摘します。その例が7月の東京都知事選でした。

「選挙のポスターのエリアをある程度売りに出すとか。YouTubeなどと連動して、登録者を増やすことによって、お金を得るといったような選挙を使ったビジネスモデルのようなものが出来上がりつつあるというのが現状。供託金以上にそうしたかたちでお金を儲けてしまえば、売名を防ぐといった当初の目的は達成されない。供託金制度を見直す時期に来ていると思う」(森正 教授)

 売名を防ぐという、本来の目的のためには「供託金」以外の制度についても議論する時期にきているといいます。

「海外では供託金といったお金を納める制度の代わりに、有権者の一定程度の推薦があれば立候補できるといった仕組みがある。日本も目的にかなうといった制度であるならば署名制度も十分検討に値するのではないかと思う」(森正 教授)

3078OS5:2024/11/09(土) 14:19:34
https://www.asahi.com/articles/ASSC70628SC7OIPE00GM.html
賛否あれど注目集めた「河村マジック」 名古屋市長選、問われる評価
有料記事

国方萌乃 松島研人 野口駿2024年11月9日 7時00分
 強引な政治手法に批判がつきまとうが、「選挙モンスター」の異名のとおり、選挙で強さを発揮する。そんな河村たかし前市長の国政転身にともなう名古屋市長選が10日に告示される。名乗りをあげる候補者たちが意識するのは、圧倒的な知名度がある河村氏の存在だ。陰の主役ともいえる河村氏の何が市民を引きつけたのか。約15年におよぶ河村市政とは何だったのか。

 衆院選投開票日の10月27日、河村氏に1票を投じたという名古屋市中区の会社員女性(57)は、「庶民派」を掲げる河村氏の看板政策の一つである市長報酬の年800万への引き下げを念頭にこう語った。

 「自分の給料を下げて、軽自動車に乗って。1人でもああいう方がいれば、政治が変わるんじゃないですか」

 河村氏が「総理を狙う男アゲイン」と述べ、突然、国政(愛知1区)への転身を表明したのは10月初旬。見通しが立っていない名古屋城天守の木造復元化など、投げだし批判がくすぶるなかでの選挙戦だったが、河村氏は次点の立憲候補にほぼダブルスコアで圧勝した。

 自営業の男性(30)は、名古屋市長時代に退職金を受けとらず、国政でも減税政策を進めたいとする河村氏の主張は「わかりやすい」。

 就職で昨年名古屋に来た会社員男性(24)は、すでに河村ファンという。「何をやったのかはよく知らない」が、「自分の給料を減らしたり退職金をもらわなかったり。いいように見えちゃう」。

 一方で、河村氏の強烈なキャラクターに距離を置く人たちも。

 自営業の男性(60)は「作った名古屋弁でしゃべっている気がする。テクニックが見えすぎて好きじゃない」。会社員男性(41)は「面白いおっちゃん」と好意的だが、「キャラクターが前に出すぎて、どういうことをしたいのか入ってこない」と、ともに河村氏以外に票を投じたという。

問われる「河村マジック」の15年間
 賛否両面の立場から有権者の関心を誘う河村市政とは何だったのか。河村氏が一貫して示してきたのは、「庶民派」を掲げる自身と権力が対立する構図だ。

3079OS5:2024/11/10(日) 13:14:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e97e335c9e50e6ccb4199159d31e27af8eabd3a
金子前衆院議員のセクハラ問題で自民県連「離党せぬなら党が処分を」
11/9(土) 18:40配信

朝日新聞デジタル
小選挙区の落選が確実となり、支援者らにわびる金子俊平前衆院議員=2024年10月27日、岐阜県高山市、荻野好弘撮影

 衆院選岐阜4区で落選し、選挙運動員の女性へのセクハラが発覚した自民党の金子俊平前衆院議員(46)について、党岐阜県連は9日、金子氏が自ら離党しない場合、党紀委員会で処分を検討するよう党本部に上申する方針を明らかにした。

 県連会長の武藤容治衆院議員は同日、県議らが集まった岐阜市での会合で「今後は政治活動をしない、と金子氏から電話があった」と報告した。

 武藤氏によると、重複立候補した衆院選比例東海ブロックで次点となっていることについては、繰り上げ当選を辞退する意向を金子氏が示しているという。

 金子氏は次期衆院選の立候補予定者が務める岐阜4区支部長についても、再任を求めない意向だという。

 ただ、県連が促した自発的な離党については、返答がないという。村下貴夫・県連幹事長は「しばらく待っても返事が来なければ、党本部の党紀委員会に処分を求めたい」と取材に話した。(荻野好弘)

朝日新聞社

3080OS5:2024/11/10(日) 16:43:42
立憲前職で当選(比例含む)できなかったのは2人かな?

愛知1区:吉田統彦 河村たかし に食われた
鳥取2区:湯原俊二 共産が出馬した。隣の石破総理の影響

https://www.nnn.co.jp/articles/-/421242
湯原氏代表辞任へ 立民県連、衆院選結果受け
09:25
 立憲民主党鳥取県連の湯原俊二前衆院議員が、10月27日に投開票された衆院選の結果を受け、県連代表を辞任する意向を固めたことが9日、関係者への取材で分かった。湯原氏は鳥取2区の候補として立候補していた...

3081OS5:2024/11/10(日) 16:55:16
立憲元職で当選できなかったのは多分下記。
日吉と末次は頑張れよと・・・


高木錬太郎 埼玉15区(当選したのは比例下位のみ)
木村剛司  東京29区(新設区)
樋高剛   千葉県12区(当選したのは神奈川7区18区で)
高橋美穂  静岡1区(当選したのは北海道2区で)
日吉雄太  静岡7区
山本和嘉子 京都5区(当選したのは比例下位のみ)
萩原仁   大阪3区(当選したのは大阪2区で)
武内則男  高知1区(当選したのは比例下位のみ)
末次精一  長崎3区(区割り変更あり)  ←21年比例復活。23年補欠選落選

3082OS5:2024/11/10(日) 23:37:40
国民前職落選→無

国民元職落選
大熊利昭 東京12区(当選は東京2区)
井戸正枝 東京4区(当選は兵庫1区)
樽井良和 東京29区(当選は大阪16区)

3083OS5:2024/11/10(日) 23:58:46
維新 前職・元職の落選議員


前 早坂敦  宮城2区
元 柏倉祐司 栃木1区 みんな
前 沢田良  埼玉15区
元 田沼隆志 千葉9区(千葉1区から国替え)
元 水戸将史 神奈川12区(神奈川5区から国替え)
前 小野泰輔 東京7区(区割り変更あり)
元 中津川博郷東京16区
元 石崎徹  新潟1区  元自民不祥事
元 関健一郎 愛知15区  希望→立憲
前 岬麻紀  愛知5区
元 山田良司 岐阜5区  民主

前 住吉寛紀 兵庫11区
前 徳永久志 滋賀2区 国民→教育
前 堀場幸子 京都1区
前 遠藤良太 兵庫5区
前 掘井健智 兵庫10区
前 赤木正幸 兵庫4区
前 中嶋秀樹 京都6区
前 一谷勇一郎兵庫1区 

前 吉田知代 徳島1区
前 山本剛正 福岡1区
元 矢上雅義 熊本4区

3084OS5:2024/11/11(月) 00:22:23
自民:新人元職の当選議員

■小選挙区当選
坂本竜太郎福島4区(吉野正芳後継)
小池正昭 千葉10区(林幹雄後継)
草間剛  神奈川19区(新設区)
大西洋平 東京16区(大西英男後継)
福田かおる東京18区
山本大地 和歌山1区
栗原渉  福岡5区(原田義昭後継 *21年落選)

■比例
向山淳  北海道8区
森下千里 東北比例上位
福原淳嗣 秋田2区(金田勝年後継)
根本拓  福島2区(根本匠後継)
大空幸星 比復 東京15区
安藤高夫 比復 東京28区(新設区) 【元職】
若山慎司 比復 愛知10区(江﨑鐵磨後継)
島田智明 比復 大阪15区

3085OS5:2024/11/11(月) 17:34:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b880fa44fa961bd2ccacfbe661677312f68f932

【速報】石破茂氏を103代首相に指名 決選で野田氏破る “無効票”多く過半数に達せず
11/11(月) 16:10配信


FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
第103代総理大臣に選出された石破茂首相

国会は11日、先月の衆院総選挙を受けて、衆参両院で総理大臣指名選挙を行い、自民党の石破茂総裁を第103代首相に選出した。



参院は1回目の投票で石破氏を選出したが、自民公明両党が過半数割れした衆院は1回目の投票で誰も過半数に達せず、石破氏と立憲民主党の野田代表による決選投票となった結果、石破氏の得票が野田氏を上回り首相に選出された。

決選投票の結果は石破氏221票、野田氏160票、無効票84票だった。無効票の多くは、日本維新の会や国民民主党などが自党の党首らの名前を書いたためとみられる。

石破首相は11日中に、天皇陛下から正式な任命を受け、第2次石破内閣を発足させる。

衆院の首相指名選挙で決選投票にもつれこむのは、自民党・社会党・さきがけが推した村山富市氏が、新生党・日本新党・公明党などが推した海部俊樹氏を破った1994年以来、30年ぶり。

衆院での1回目の票数は、石破茂氏221票、野田佳彦氏151票、馬場伸幸氏38票、玉木雄一郎氏28票、山本太郎氏9票、吉良州司氏4票、神谷宗幣氏3票、河村たかし氏3票、無効は0票だった。

政治部

3086OS5:2024/11/11(月) 21:10:07

>>3085 1回目 共産党が抜けてるじゃん

衆院での1回目の票数は、
石破茂221票:自民党・無所属の会197+公明党24
野田佳彦151票:立憲民主党・無所属149+中村勇太 松原仁
馬場伸幸38票:日本維新の会38
玉木雄一郎28票:国民民主党・無所属クラブ28
山本太郎9票:れいわ新選組9
田村智子8票:共産党8
吉良州司4票:有志の会4
神谷宗幣3票:参政党3
河村たかし3票:日本保守党3
無効は0票


決選投票
石破氏221票 自民党・無所属の会197+公明党24
野田氏160票 立憲民主党・無所属149+中村勇太 松原仁+共産党8+ 有志の会の誰か1人?
無効票84票

3087OS5:2024/11/11(月) 21:20:28
参議院

113自由民主党
042立憲民主・社民・無所属
027公明党
018日本維新の会
011国民民主党・新緑風会
011日本共産党
005れいわ新選組
002沖縄の風
002NHKから国民を守る党
009各派に属しない議員
  尾辻秀久 議長
  長浜博行 副議長
  大野泰正 自民離党裏金
  鈴木宗男 維新離党(ロシア訪問)
  寺田静  野党系当選2019秋田
  堂込麻紀子野党系当選2022茨城
  永江孝子 野党系当選2019愛媛
   (嘉田由紀子と碧水会→解消)
  神谷宗幣 参政党比例2022
  平山佐知子2016民進党線2017離党  2022非自民非民主系で再選





https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241111/k10014634911000.html
参議院 投票結果
▽石破総理大臣 142票 113自由民主党+027公明党+議長+大野泰正
▽立憲民主党 野田代表 46票 41立憲民主・社民・無所属 副議長+2沖縄の風+堂込麻紀子 永江孝子
▽日本維新の会 馬場代表 18票 18日本維新の会
▽国民民主党 玉木代表 11票 11国民民主党・新緑風会
▽共産党 田村委員長 11票 11日本共産党
▽れいわ新選組 山本代表 5票 5れいわ新選組
▽国民民主党 伊藤孝恵氏 1票 寺田静
▽参政党 神谷代表 1票 神谷宗幣
▽自民党 末松信介氏 1票 NHK斉藤健一郎
▽無所属 吉良州司氏 1票 平山佐知子?
▽自民党 茂木敏充氏 1票 NHK浜田聡
▽白票 1票 鈴木宗男?

3088OS5:2024/11/11(月) 22:08:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/08ee65b6691d35c8bc0608638bc3ea295bd896f2
6党派84票、決選で無効に 過半数ない首相、45年ぶり
11/11(月) 20:48配信
共同通信
 衆院本会議で11日実施された首相指名選挙は、30年ぶりの決選投票になり、石破茂首相、立憲民主党の野田佳彦代表以外の名前を書いて「無効票」となったのが84票に上った。日本維新の会や国民民主党など6党派がそれぞれの党首に投じたとみられる。首相の得票は1回目、決選投票とも221票で、過半数に12票届かなかった。衆院で過半数を得られず首相に指名されたのは45年ぶり。

 1回目では維新、国民、れいわ新選組、参政党、日本保守党が各党首らに入れ、衆院会派「有志の会」が同会派の吉良州司氏に投じた。

 6党派の合計が85票。決選投票では「有志」の福島伸享氏が野田氏に投じており、残りの84票が無効となった。

 首相には1回目と決選で、いずれも自民、公明両党と自民派閥裏金事件を受けて先の衆院選で党公認を得られなかった萩生田光一氏ら与党系無所属議員が投票した。

 野田氏は決選で、1回目から9票上積みし160票だった。内訳は立民、社民党、野党系無所属で151票。さらに1回目に田村智子共産党委員長に投じた共産が、政治改革推進で一致があるとして野田氏に入れた。

3089OS5:2024/11/12(火) 19:40:09
<鳥取1区>
◎106,670石破茂67 首相          自民前(12)
✕012,389朝倉浩之51 党県連副代表      立民新 たぶん立憲唯一の供託金没収(あと139票でライン越えたのに)
✕006,220岡田正和42 党県東・中部地区委員長 共産新

<鳥取2区>
◎81,526赤沢亮正63 経済再生担当相     自民前(6)
✕43,696湯原俊二61 党県連代表       立民前(2)
✕06,655福住英行48 党県常任委員      共産新


https://news.yahoo.co.jp/articles/552a2f7b968b40c90c74afbe1ec3a39e491c2152
立憲民主党鳥取県連 湯原俊二氏が代表辞任「叶うなら鳥取2区で、もう一度立候補を」
11/12(火) 13:59配信

湯原俊二前衆議院議員が、立憲民主党鳥取県連の代表を辞任したことが分かりました。

湯原氏は、10月27日に投開票が行われた衆議院選挙で鳥取2区の候補者として立候補していましたが、同じ選挙区の赤沢亮正氏に敗れ、比例復活もなりませんでした。

湯原氏によりますと、「党勢拡大が本懐である党代表として、議席を1人減らし、鳥取1区に擁立した候補も敗れるなどした衆議院選挙の責任を取る」として、10日行われた県連の拡大幹事会で代表を辞任することを伝え、了承されたということです。また、鳥取1区に立候補した朝倉浩之氏は県連副代表を続投するということです。

立憲民主党鳥取県連は今後、党代表が不在のまま運営することになる見込みで、現在、同県連の副代表を務める興治英夫県議、浜田妙子県議が代表の代理を担うとしています。

立憲民主党鳥取県連は、年明けに行われる党本部大会以降、速やかに県連大会を開いて、新代表を選任したいとしています。

湯原氏は今後について、「叶うなら鳥取2区でもう一度立候補させていただきたい」と話しました。

山陰放送

3090OS5:2024/11/14(木) 18:07:50
>>3006
https://news.yahoo.co.jp/articles/df786d7015610a44b9a403c5cf58ba819acce6ba
立民新人議員にダブル不倫報道、小川幹事長が注意 「自民のウミ出し切る」と訴え初当選
11/14(木) 17:03配信

産経新聞
立憲民主党の矢崎堅太郎衆院議員(小野晋史撮影)

当選前のダブル不倫について週刊誌で報じられた立憲民主党の矢崎堅太郎衆院議員(57)=千葉5区=に対し、立民の小川淳也幹事長が口頭注意していたことが14日分かった。複数の関係者が明らかにした。ダブル不倫報道については週刊誌発売前に本人が党側に申告した。


同日発売の週刊新潮によると、矢崎氏は既婚者の女性と不倫関係となり、衆院選前の10月4日に示談書を取り交わしたという。矢崎氏は「自民党のウミを出し切る」などと訴え、先の衆院選で初当選した。

3091OS5:2024/11/14(木) 22:35:27
宮口治子
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1687993916/181
宮口氏の夫の福田玄氏は10月の衆院選に国民民主党公認で立ち、比例代表中国ブロックで当選した。

3092OS5:2024/11/14(木) 22:48:41
>>3005
https://www.tokyo-np.co.jp/article/366869
<衆院選ちば>弁護士の大薄さん 街頭活動なし 3区新人が奮闘 得票2万票超え「献金受けない兼業政治家に」
2024年11月14日 07時57分
 自民党と立憲民主党の両候補が激しく競り合った先月の衆院選千葉3区(千葉市緑区・市原市)で、街頭演説せずにホームページ(HP)などで政策を発信した無所属新人の弁護士、大薄(おおすき)裕也さん(36)が意外な奮闘を見せた。2万票超の得票は共産党の候補より多く、出馬した4人中、3位に。政党の応援を受けず、どう支持を広げたのか。(長屋文太)
 「意外と多かった」。投開票から10日後の今月6日。大薄さんは得票数について率直な感想を口にした。得票率も1割を超え、供託金(300万円)の没収基準を上回り、返還された。「ある程度響く自信はあったが、泡沫(ほうまつ)候補に終わる可能性もあった。これだけ戦えたなら、次もある」
 市原市出身で、交通事故専門の弁護士事務所を千葉市で経営。「政治は意思決定の過程。なぜお金がかかるのか」。そんな疑問から政治家を志した。公示前の記者会見で「街頭演説は効率が良くない。多くの人に政策を知ってもらうため、HPで発信する」と宣言。選挙カーも使わず街頭に出ないとし、報道陣を驚かせた。多くの候補が取り入れる交流サイト(SNS)の動画投稿もやらなかった。
 目指すのは、寄付や献金を受けない「兼業政治家」。選挙期間中に弁護士業務を続けたのも、街頭演説をやらない理由の一つだった。頼ったのは「詳しくはホームページで」と書かれたビラやポスター。LINE(ライン)も開設し、市民の問い合わせに答えた。

3093OS5:2024/11/14(木) 22:52:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/ccfb77a29903180b5433116d600750de9fa1d4e1
連続比例復活なら名簿下位登載 自民、支部長選任基準明記へ
11/14(木) 22:23配信
 自民党は14日、直近2回の衆院選で連続して比例代表で復活当選した議員について、次期衆院選で比例代表名簿の下位に登載する方向で調整に入った。

 次期衆院選の公認候補予定者となる支部長の選任基準に盛り込み、15日の総務会で決定する方針だ。

 自民内ではかねて、小選挙区で落選し続け、比例で復活を重ねる議員への批判が根強い。党幹部は「小選挙区で勝つことが基本だ」と語った。小選挙区での勝利に向けて議員の運動量を増やすのが狙いとみられる。

3094OS5:2024/11/14(木) 23:51:00
24年比例復活の前職元職
■北海道
中村裕之 21年小当

■東北
御法川信英21年小当

■北関東
中野英幸 21年小当
国光文乃 21年小当
永岡桂子 21年小当
田所嘉徳 21年復活【2回連続復活】17年小当 1954年1月生まれ 73歳定年制にかかりそう
佐藤勉  21年小当
五十嵐清 21年復活【2回連続復活】(17年出馬せず)(福田昭夫 栃木2区)
野中厚  21年復活【2回連続復活】17年小当

■南関東
古川直季 21年小当
中谷真一 21年小当
英利アルフィヤ 補欠選当選
鈴木馨祐 21年小当
三谷英弘 21年復活【2回連続復活】 17年復活 (江田憲司 神奈川8区)
星野剛士 21年復活【2回連続復活】 17年復活 (阿部知子 神奈川12区)
山際大志郎21年小当

■東京
安藤高夫 21年落選【どうなる??】 17比例下位当選
伊藤達也 21年小当
松本洋平 21年復活【2回連続復活】17年小当
長島昭久 21年復活【2回連続復活】17年小当

■北陸信越
斎藤洋明 21年小当
井出庸生 21年小当
西田昭二 21年小当

■東海
深澤陽一 21年小当
勝俣孝明 21年小当
川崎秀人 21年小当
長坂康正 21年小当
工藤彰三 21年小当 
伊藤忠彦 21年小当 

■近畿
大岡敏孝 21年小当
大串正樹 21年復活【2回連続復活】17年小当
小林茂樹 21年復活【2回連続復活】17年小当

■中国
寺田稔  21年小当

■四国
平井卓也 21年復活【2回連続復活】 17年小当
瀬戸隆一 21年落選・繰上復活【2回連続復活】 17年落選(玉木雄一郎 香川2区)

■九州
宮路拓馬 21年小当
鬼木誠  21年小当
國場幸之助21年復活【2回連続復活】 17年復活(赤嶺政賢 沖縄1区)
岩田和親 21年復活【2回連続復活】 17年復活(原口一博 佐賀1区)
古川康  21年復活【2回連続復活】 17年復活(大串博志 佐賀2区)
宮崎政久 21年復活【2回連続復活】 17年落選・繰上復活(新垣邦男 沖縄2区)

3095OS5:2024/11/15(金) 00:08:07


>>2492 自民比例単独議員
中国地方の渋滞っぷり・・・・

【北海道】
①伊東良孝(前)北海道7区 鈴木貴子と調整 73歳超え ①

【東北】
①江渡聡徳(前)青森県:コスタリカ(青森1 前回は津島淳)②
  →次回は津島淳が比例単独

②森下千里  宮城県:減員区宮城旧5区 ①
  →調整対象だった伊藤信太郎落選:宮城新4区から出馬?

【北陸信越】
①国定勇人(前) 減員区新潟旧4区  ①
  →調整対象だった細田健一落選:新潟新2区から出馬?

【近畿】
①小寺裕雄(前) 滋賀県:減員区滋賀旧4区 ①
  →滋賀全員当選したので次回も比例単独?
②石田真敏(前) 和歌山県:減員区和歌山旧2区 ①
  →和歌山全員当選したので次回も比例単独? 1952年生73歳定年制に引っかかりそう

【中国】
①新谷正義(前)  減員区広島旧4区 ①
  →調整対象だった寺田稔が比例復活。次回も比例単独?
②平沼正二郎(前) 減員区岡山旧3区 ①
  →調整対象だった加藤勝信が当選。次回も比例単独?
③石橋林太郎(前) 公明調整広島3区 ②
 →調整対象だった斉藤鉄夫(公明)が当選。次回も比例単独?年齢的には斉藤引退?
④吉田真次(前) 減員区山口旧4区  ①
 →調整対象だった林芳正が当選。次回も比例単独?

【四国】
①村上誠一郎(前) 愛媛県:減員区愛媛旧2区 ①
 →調整対象だった井原巧落選:愛媛新2区から出馬?

【九州】
①阿部俊子(前) 減員区岡山旧3区 ①
  →調整対象だった加藤勝信が当選。次回も比例単独?

3096OS5:2024/11/15(金) 14:43:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/e328dd9323ae102e819bfc7c25ff58b645987e41
自民、比例復活2回で名簿下位に 次期衆院選で基本方針了承 小選挙区当選への活動強化
11/15(金) 14:07配信




産経新聞
鈴木俊一氏(春名中撮影)

自民党は15日の総務会で、次期衆院選に向けた支部長選任の基本方針を了承した。小選挙区で2回連続で敗れ、比例代表で復活当選した現職に関しては、原則として比例名簿の下位に登載する方針を盛り込んだ。先の衆院選での大敗を受け、小選挙区での当選に向けて議員の活動を強化する狙いがあるとみられる。

【自民党内の衆院勢力図】衆院選で変化…最大勢力は麻生派に、旧安倍派は第5勢力へ後退

小選挙区との重複立候補は、同一順位とすることが通例となっている。自民は比例復活が2回以上続く議員については、原則として比例代表との重複立候補を認めていないが、都道府県連の意向など選挙区情勢を踏まえて容認してきた。

ただ、党内には比例での復活当選を重ねる議員に対し「小選挙区で落ちたのに比例で復活するということは、有権者に分かりにくい。重複立候補はやめた方がいい」(党幹部)などと厳しい声も上がっている。

鈴木俊一総務会長は15日の記者会見で、今回の方針について「現実を踏まえ、あえて下位にランクすることで、より実効性のある形を目指したと理解している」と述べた。

3097名無しさん:2024/11/17(日) 00:46:55
松本氏、次期衆院選に不出馬で調整 日薬連盟の「特別参与」に
https://pnb.jiho.jp/article/239666

元衆院議員で薬剤師の松本純氏(自民、神奈川1区)が次期衆院選には立候補しない方向で調整していることが15日、関係者への取材で分かった。近く、自民党神奈川県連に伝える見通し。関係の深い日本薬剤師連盟に...

3098OS5:2024/11/17(日) 21:02:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a302d391125aa58a74ffc6b02b1a1f3d943483b
【独自】非公認候補 高木毅氏が党支部資金を選挙区“地域支部”に支給 衆議院選挙に使用された実態が明らかに【報道特集】
11/16(土) 20:24配信

TBS NEWS DIG Powered by JNN
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新たにスタートした第二次石破内閣だが、選挙戦で非公認候補にも交付した2000万円を巡り、批判や不満の声が相次いでいる。安倍派5人衆の一人、高木毅氏の選挙区を取材すると、非公認でありながら選挙のために自民党支部の資金が使われていたことが明らかになった。


■“非公認”でも党資金を「選挙」使用の実態

裏金問題で自民党本部から非公認とされた高木毅氏。いわゆる安倍派5人衆の中で、唯一落選となった。

これは、自民党が党勢拡大の為に、非公認の候補者の支部に交付金を支給したとする通知書だ。金額は2000万円。支給されたのは、公示翌日の10月16日だった。

石破茂総理
「非公認候補に出しておるのではございません。そのような金を選挙で使うことはまったくございません。そのようなことは私どもはいっさい!いたしません」

しかし、報道特集の取材で高木氏の支部では、非公認候補にもかかわらず資金が“党勢拡大”ではなく、“選挙”に使われていた疑惑が浮上した。

高木氏の自民党福井県第二選挙区支部には、合わせて16の地域支部が存在する。高木氏を支援した少なくとも7つの支部に、合計410万円が支給され、そのうち3つの支部には公示後の10月17日に振り込まれていた。

高木氏の選挙区支部から資金を受け取ったという、小浜市支部の支部長が報道特集の取材に応じた。

この通帳には高木氏の支部から入金された額が記載されていた。

村瀬健介キャスター
「ここですかこれですね。10月17日、90万円」

自民党本部から高木氏側に振り込みがあった翌日の、10月17日に90万円が振り込まれていた。

自民党小浜市支部 本田真希雄支部長
「自民党福井県第二選挙区支部。うちはそこしか、もらってない」

村瀬キャスター
「このお金はどういうふうに使われたんですか?」

本田支部長
「小浜の事務所借りますやろ」

村瀬キャスター
「事務所を借りるというのはこの選挙のための事務所?」

本田支部長
「そうそう」


瀬キャスター
「あれは選挙活動のためのお金ということですね?」

本田支部長
「選挙経費。活動というか、経費だけど個人演説会もされるもので商工会議所を借りてそこの借賃も、みんな活動。とにかく事務所持ってくれ、活動費は全部領収書持っておいてくれ、その分は渡します、という話でうちらは動いていた」

指示していたのは高木氏の秘書だったという。さらにこの90万円の使い道は…

本田支部長
「(高木氏が)遊説に来て、小浜でご飯食べるときは、みんなその中から出して。TBSが昼飯の時に撮影に来ていたでしょ」

報道特集は10月、高木氏が昼食をとる場面を取材していたが、高木氏や陣営スタッフのこの弁当代も90万円から支出されていたという。

3099OS5:2024/11/17(日) 21:03:22
■「100人中100人がそう思う」支部長が明かす本音

本田支部長
「昼飯食べていたでしょ。一人1000円か1500円の弁当なら20人前やったら3万円かかるから」

村瀬キャスター
「その90万円はもちろん、選挙活動のために使われたというのか」

本田支部長
「実際に支払いをそこからしている」

支部長はこの金は、当然、高木氏の選挙活動の資金と思って使っていたと話した。

村瀬キャスター
「今回の非公認というのが『形だけの非公認』とか、『偽装非公認』というような言い方をされてますよね?」

本田支部長
「誰が見ても100人中100人がそう思う。2000万円も出したらね。選挙期間中であればそういう風に考えざるを得ないよな」

さらに、武生支部には130万円が振り込まれた。

その支部長というのは、福井県議会議長の宮本俊氏だ。高木氏の選挙期間中には…

自民党武生支部長(福井県議会議長) 宮本俊氏
「黒い猫も白い猫もネズミ捕る猫はいい猫だという言葉があります。大切なことはネズミを捕るかどうかなんです。その仕事をきちんとしてもらうためには、他の方になっていただいたんでは困るんです」

高木氏を強く支援していた宮本氏。130万円は何に使ったのか?電話取材に応じた。

村瀬キャスター
「武生支部は福井県第二選挙区支部から選挙の資金は来てるんですか?」

自民党武生支部長(福井県議会議長) 宮本俊氏
「来てると思います。活動費ということで」

宮本氏は振り込まれた金は、前回の衆院選前に配られた活動費と同額だったため今回も選挙活動に使ったと話す。

宮本氏
「お金に色はついてないですから、(2000万円との)繋がりと言われたらそれは分からないです」

村瀬キャスター
「第二選挙支部が選挙支部から来たお金は、選挙活動の費用として使われた?」

宮本氏
「そうですね」

村瀬キャスター
「党勢拡大のための費用として使われたわけではない?」

宮本氏
「そうですね、その選挙の前の話ですし」

高木氏の支部からの金を選挙活動に使ったと証言する支部は他にもある。高木氏を支援した三方支部だ。40万円が支給されたという。支部長は県連の副会長でもある。

自民党三方支部(福井県連副会長)松本孝雄氏
「(活動資金は)選挙しかないわな。ただでくれるわけじゃないんだし。高木事務所からか本人かも知らんけど、選挙資金に使ってくれという事になった」

「事務所を借りるにしてもただでは借りられないし、電気代もただじゃない。事務所の選挙資金だと我々としてはどんなことがあっても認識している」

3100OS5:2024/11/17(日) 21:03:47
■高木氏本人を直撃「パーティーとかやったお金じゃないですか」

自民党本部からの2000万円は今回の選挙では使わないと公言していた高木氏。選挙活動には本当に使っていなかったのか。高木氏の事務所前で、本人に尋ねた。

村瀬キャスター
「選挙資金のことについて取材してまして質問状持ってまいりまして」

高木氏
「事務所にあげておいて」

村瀬キャスター
「2000万円の分なんですけど?」

高木氏
「上に(事務所に)あげておいてください」

村瀬キャスター
「地域支部に配られた金は2000万円から?」

高木氏
「もちろん、違う」

高木氏は2000万円から地域支部に支出したのではない、と否定した。

村瀬キャスター
「2000万円以外に高木さんご自身が入金されているんですか?選挙区支部に」

高木氏
「違いますよ、事務方でやっていますよ」

村瀬キャスター
「お金はあったんですか?」

高木氏
「それこそ、パーティーとかやったお金じゃないですか」

高木氏は、自民党本部から支給された金以外の資金が支部にあるとしたが、高木氏は4月4日党員資格停止を受け、福井県選管によると5月20日に選挙支部を一度解散。収支報告書では 解散時の残金が0円だったという。その後、衆議院が解散された10月9日に再び支部が設立された。

私たちの取材では10月17日までの8日間に、7つの地域支部に合わせて410万円が振り込まれていた。

更に高木氏を支援した地域支部には振り込みがあった一方で、支援していない2つの支部には支給されていないこともわかった。

そのうちの一つが、今回同じ選挙区から出馬し、高木氏と対立した山本拓氏が支部長を務める鯖江市支部だ。

山本拓氏の息子で自民党福井県議の山本健氏が取材に応じた。

自民党鯖江支部顧問(福井県議)山本健氏
「鯖江がゼロで他の支部が本当に配られているということであれば、選挙を応援してもらうための費用と見られても致し方ないという誤解は生じますよね」

前回の衆院選では支給があった鯖江市支部だが、山本拓氏が出馬したことが、振り込まれなかった理由だという。

鯖江支部顧問 山本健氏
「党本部が言ってる『党勢拡大』という趣旨に沿ってないかなと思います。当然こちらからするとフェアじゃないよな、と思いますよね。」

さらに支部として高木氏支援をしないと表明していた池田町支部は…

自民党池田町支部会計責任者 松井靖明氏
「池田町については入金を確認したところ、入金はございません」

村瀬キャスター
「党勢拡大のための費用だからいい、という説明で乗り切れると思っているところについては?」

松井氏
「一般、普通の感覚ではない世界ですな」

高木氏の支部が地域支部に支給した資金の原資は何か。事務所への取材に書面で回答があった。

3101OS5:2024/11/17(日) 21:03:57
事務所の回答
「党勢拡大のための活動費に使用することに限定されていますので、支給された政党交付金を選挙運動費用に使うことはしておりません」

■「国民からすると裏切り行為」教授が指摘

非公認候補だった福井2区の高木毅氏が代表を務める支部の資金が、別の地域支部に振り込まれ、選挙支援に使われていた実態。

これまで裏金問題の議員を告発してきた神戸学院大学の上脇博之教授は。

神戸学院大学 上脇博之教授
「まず、非公認の方が支部長を続けていること自体が世間から見ると驚きですよね。公認しない人に公認している人と同額の2000万円を交付するというのは、もっと驚きで、国民からすると裏切り行為」

山本恵里伽キャスター
「高木氏の(福井2区)支部は5月20日に一度解散をしている。10月9日に再び設立された。5月の解散時は残金はなかった、ゼロだったということです」

神戸学院大学 上脇博之教授
「そんなお金が立ち上げたばかりの選挙区支部になんであったのですか。自分で(自民党本部からの)2000万円を使ったわけではないと言った以上、だったらその原資は何かということを国民に説明しないと国民は納得しないと思います」

選挙戦終盤で大きな問題となった2000万円。自民党幹事長室は、報道特集の取材に対し、次のようにコメントした。

自民党幹事長室の回答
「使途について、党の公認会計士が厳しくチェックすることとなっており、非公認の候補者の個人の選挙運動には使えない仕組みになっています」

しかし、自民党が公認しなかった候補者でありながら、党の支部長は継続するという形になったことにより、選挙活動のために、自民党の支部の資金を支出していた実態が明らかになった。

石破茂総理(11月11日)
「自由民主党は今度こそ、あるべき国民政党として、生まれ変わらなければならない」

12日、自民党で政治資金規正法の再改正に向けた協議が始まり、石破総理は年内にも改正する意欲をみせたが…

神戸学院大学 上脇博之教授
「やっぱり本丸というか、一番大切な企業・団体献金、さらにはいわゆる政治資金パーティー。企業がパーティー券を買うことを禁止しないと裏金が簡単に作れちゃうわけですからね。そういう最大の裏金作りをできるだけ、できなくするという改革抜きに、新たな政治資金制度の改革と言われても、なかなか主権者国民には響かないと思います。」

TBS NEWS DIG Powered by JNN

3102OS5:2024/11/17(日) 22:57:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/b84d5cd6b4bb4284fe107d9eea5f7046deda5552
買収容疑で逮捕の町議は「運動員としての活動ない」 自民・島田智明衆院議員が説明
11/17(日) 12:23配信

産経新聞
記者団の取材に応じる自民党の島田智明衆院議員=17日午前、大阪市中央区(藤谷茂樹撮影)

10月27日投開票の衆院選を巡り、大阪府太子町議が公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕された事件で、町議が陣営の選挙運動員とされた自民党の島田智明衆院議員=比例近畿=は17日、大阪市内で記者団の取材に応じ「(町議は)1回だけ、われわれの陣営が主催した街頭演説会に来たが、運動員として活動していた事実はない」と説明した。

大阪府警は15日、同府河内長野市などで知人ら2人に選挙運動を行った報酬として計約7万円を手渡したとして、公選法違反容疑で、太子町議の辻本馨(かおる)容疑者を逮捕。辻本容疑者は、河内長野市や太子町を含む衆院大阪15区から出馬した島田氏の選挙運動を手伝ったとされていた。

買収に関わった陣営関係者が選挙運動の総括主宰者や出納責任者などであれば、連座制の対象となり、候補者の当選が無効になる場合もある。

島田氏は「辻本氏が演説会に来たとき、あいさつしたかも記憶はない。普段は別の候補者の運動員だったと理解している。陣営の選対会議に出席したことはなく、連座制の適用はないと思っている」と述べた。

3103OS5:2024/11/18(月) 07:52:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/b80d999a3e3a96f8ddc4b364d95c15aa5fdbdcd0
立憲、12月にも次の衆院選へ1次公認 「衆参ダブル選はあり得る」
11/15(金) 17:22配信

朝日新聞デジタル
立憲民主党の全国幹事長会議であいさつをする野田佳彦代表(中央)、小川淳也幹事長(左)、大串博志選挙対策委員長=2024年11月15日午前11時41分、東京・永田町、大久保貴裕撮影

 立憲民主党の大串博志選挙対策委員長は15日の記者会見で、次期衆院選の1次公認候補を12月中をメドに決める方針を明らかにした。10月に衆院選が行われたばかりだが、来年夏の参院選に合わせた「衆参ダブル選」の可能性も視野に準備を進める考えだ。

 自民、公明の与党が衆院で過半数を下回る不安定な政治状況を踏まえ、立憲内では「ダブル選はあり得る」(野田佳彦代表周辺)との見方がある。大串氏は会見で、1次公認について「スピード感を持って考える」と強調。10月の衆院選小選挙区で敗れ、落選した約60人に対する意向確認や情勢分析を進め、公認候補の選定を急ぐとした。

 会見に先立って行われた全国幹事長会議で、大串氏は参院選の「1人区」の候補者選びも「年内を念頭」に進めるよう各県連側に指示した。立憲は1人区での野党候補の一本化を進めたい考えだ。(大久保貴裕)

朝日新聞社

3104OS5:2024/11/18(月) 18:14:33
https://www.tokyo-np.co.jp/article/367820?rct=politics
防衛相補佐官に若宮氏で調整 政府、10月衆院選で落選
2024年11月18日 16時50分 (共同通信)

 政府は中谷元・防衛相の大臣補佐官に若宮健嗣元万博相(63)を起用する調整に入った。19日の閣議で決定する。若宮氏は10月の衆院選で自民党候補として東京5区から出馬し、立憲民主党候補に敗れ、比例復活もならなかった。落選議員を救済するための情実人事との疑念を招く可能性がある。関係者が18日、明らかにした。
 若宮氏は旧茂木派に所属した。自民党国防部会長や防衛、外務両副大臣を歴任し、防衛産業に幅広い人脈を持つ。補佐官として、防衛生産・技術基盤強化を担当し、航空自衛隊の次期戦闘機など国際共同開発の案件に関して中谷氏をサポートするとみられる。

3105OS5:2024/11/18(月) 18:15:10
https://www.tokyo-np.co.jp/article/367809?rct=politics
今村雅弘元復興相、引退を表明 衆院選比例名簿載らず、不出馬
2024年11月18日 16時14分 (共同通信)
 10月の衆院選で自民党の比例代表九州ブロック名簿に登載されず、不出馬となった今村雅弘元復興相(77)が引退の意向を表明したことが18日、今村氏が所属する党佐賀県連関係者への取材で分かった。自らは欠席した17日の県連会合に「議員生活を卒業することとした」とのコメントを寄せた。
 1996年に初当選。2016年、復興相として初入閣した。翌年には東日本大震災に関し「まだ東北で良かった。首都圏に近かったりすると甚大な被害があったと思う」などと被災者を傷つける発言をして辞任した。事実上の更迭だった。当選9回。

3106OS5:2024/11/18(月) 18:29:20
 5区牧原秀樹53歳(枝野幸男)  比例次点
 6区中根一幸55歳(大島敦)   裏金問題非公認
 9区大塚拓51歳(杉村慎治)   裏金問題比例重複なし
10区山口晋41歳(坂本祐之輔)
13区三ツ林裕己69歳(橋本幹彦) 裏金問題非公認


https://news.yahoo.co.jp/articles/43bcdbcc3440f061226bb01a854f5fe1e40e36a3
自民、埼玉5選挙区で公募 牧原前法相ら落選で 次期衆院選
11/18(月) 17:55配信


時事通信
 自民党埼玉県連は18日、次期衆院選の埼玉5、6、9、10、13区で候補者を公募すると発表した。

 いずれも10月の衆院選で自民候補らが落選し、支部長は不在。県連が候補者を選定後、党本部に申請する。

 先の衆院選では、埼玉5区で現職の法相だった牧原秀樹氏が落選した。公明党の石井啓一前代表が出馬し、落選した14区は現時点で公募対象とせず、対応を「保留」とした。

3107OS5:2024/11/19(火) 08:00:57
>>2956
https://news.yahoo.co.jp/articles/724adf2a27cf933b98d1cc71bb7b9837e6ea6211
自民・田畑裕明衆院議員、党員100人を不適切登録…「架空の人物を企業献金で」と発言認める
11/19(火) 0:31配信

読売新聞オンライン
田畑裕明氏

 自民党の田畑裕明衆院議員(富山1区)は18日、富山市内で記者会見を開き、自身の事務所が管理する党員約700人のうち約100人の登録に不適切な点があったと明らかにした。自身の関与は否定しており、詳細については「後日、調査結果を報告する」と語った。

 田畑氏を巡っては、地元テレビ局が、支援者に対して「架空の人物を党員として登録し、企業献金で党費を肩代わりした」と説明する音声データがあると報じた。田畑氏は会見で、この音声について「私自身の声」と認めたうえで、その内容については「臆測による見立てを話したものだ」と釈明した。9月に不適切な登録の疑いが浮上し、調査を始めたところだったと説明した。

3108OS5:2024/11/19(火) 11:44:08
 ▽兵庫7区(5人)
◎80,434山田賢司 58☆元外務副大臣自前(4)推(公)
△72,349三木圭恵 58☆元三田市議 維前(2)
△61,007岡田悟  40☆元経済誌記者立新 
×18,409上田幸子 76 元西宮市議 共新 
×14,622浜本幸博 60 飲食店経営 参新 



https://news.yahoo.co.jp/articles/9ed125a549de31c0b9b822a20d83f00ca7332e9b
立憲民主党の新人議員 勤め先の出版社から「給与もらって兼業」騒動の顛末
11/18(月) 16:15配信
 総選挙で立憲民主党から出馬し、比例復活で初当選した岡田悟・衆院議員(40)。「元週刊ダイヤモンド記者」の経歴だが、同僚たちとの諍いで騒ぎになっているという。ダイヤモンド社社員が語る。

「議員になった岡田氏は現在もうちの社員で、就業規則で『公務休職』は給与・賞与が支払われることになっている。

 当選後の来社時には開口一番、『私は居座ります』と宣言。退社の挨拶と思っていた社員たちから、“次に落選しても戻れる保険”をかけ、議員の報酬と会社の給与の両方をもらう姿勢に、疑問の声があがっているのです」

 衆議院の規則では会社員との兼業は可能だ。ただ、本誌・週刊ポストの取材中に「社内での騒ぎを受け、公務休職者への給与・賞与について就業規則の改定へ会社と組合が協議に入った」(前出の社員)という。

 ダイヤモンド社に訊くと、規則の変更を認めて「国会議員は主権者である国民の信託を受け、全国民を代表して国政の審議に当たる重要な職責を担っていることを踏まえ、会社として支払わないこととしました」(総務局長)と回答。一方、岡田氏はこう答えた。

「私のほうから給料を受け取らない形で、と会社にお願いした。『居座る』という言い方はしていません。資産家とか世襲ではない、普通に働く人が選挙に出る。当然、落選リスクがあるので、元の職場に戻りやすかったり、再就職しやすい社会になることが私は望ましいと思っています」

 騒ぎを乗り越えて、その理想を実現できるのか。マネーポストWEBでは、岡田氏との一問一答を詳報している。

■詳しく読む→立憲民主党の新人・岡田悟議員「勤め先のダイヤモンド社から給与もらって兼業」騒動で一問一答「元の職場に戻りやすい社会が望ましい」 会社は急遽公務休職のルールを変更

※週刊ポスト2024年11月29日号

3109OS5:2024/11/19(火) 19:32:59
 ▽神奈川8区(3人)
◎119,971江田憲司 68☆元党代表代行立前(7)
△095,832三谷英弘 48☆元文科政務官自前(3) 推(公)
✕017,558飯田能生 62 元NHK記者共新

https://news.yahoo.co.jp/articles/bdcbd1cef89e34b0bfb4fb4840f12ee367d1a726
ゲームに似たイラスト無断使用 自民の三谷議員、冊子に
11/19(火) 18:29配信
 自民党の三谷英弘衆院議員(比例南関東)が衆院選直前から配布していた冊子にカプコン(大阪市)の人気ゲーム「逆転裁判」のパッケージに酷似したイラストを無断使用したことが19日、分かった。カプコンがホームページで「一切の関与をしておりません」などと説明する事態となり、三谷氏側は「著作権法上問題にならないよう変更した」とする一方「今後はホームページでの掲載を控える」と取材に回答した。

 冊子はプロフィルや活動をまとめたもの。裏表紙に三谷氏を思わせるスーツ姿の人物が指をさすように左手を掲げるイラストが描かれているが、絵柄や構図が「逆転裁判123 成歩堂セレクション」のビジュアルと似通っている。

 カプコンは13日、「これらについて一切の関与をしておりません。特定政党の選挙活動を支援している事実もございません」などとするコメントを発表した。

 三谷氏側は19日、カプコンからの承諾は得ていないと認めた上で「必要な変更、アレンジを施した」と主張。ただ、今後ホームページでの掲載を控えるとした。

3110OS5:2024/11/20(水) 15:02:04
>>2941
https://news.yahoo.co.jp/articles/10c4e8449aa9603c17c04110b7d9ea21d74685fa
衆院選で落選・自民党下条博文氏の選対事務局長ら2人 公職選挙法違反容疑で逮捕 下条氏は関与否定【長崎1区】
11/20(水) 14:24配信


NBC長崎放送
長崎放送

10月27日に行われた衆議院議員選挙で長崎1区から立候補し落選した自民党の下条博文元県議の陣営関係者の男2人が、選挙運動の報酬として運動員に金銭を供与する約束をしたとして20日、公職選挙法違反の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは下条博文元県議の選対事務局長を務めていた長崎市の団体職員の男(66)と下条元県議の支援者で長崎市の会社役員の男(61)です。

警察によりますと、2人は10月27日に行われた第50回衆議院議員選挙に際し、共謀の上、長崎1区に自民党公認で立候補した下条元県議を当選させる目的で10月上旬から中旬までの間、選挙運動員に対し選挙運動することの報酬として金銭を供与する旨の約束をしたとして公職選挙法違反の買収の疑いが持たれています。

下条元県議は20日午後1時から会見を開き「指示は出していない。約束をしていたことも知らなかった」と関与を否定しています。

長崎放送

3111OS5:2024/11/21(木) 20:59:09
 ・愛知10区(3人)
◎59,691藤原規真 46☆弁護士   立新 
△59,529若山慎司 51☆元議員秘書 自新 
△52,957杉本和巳 64☆元銀行員  維前(4)
  共産:(無)


>>1994
 藤原さんは前回選後、共産などと歩み寄りを図り、一部の地方選挙では共産と協力して候補者を応援。昨年11月には、共産候補と並んで街頭演説をしたとして、立憲は「他政党を利する行為」などと判断し、藤原さんを注意した。




https://news.yahoo.co.jp/articles/5e078f44b5b28236fe4d41219a382084b96a8a0d
立民新人が「クルド差別主義者は殲滅」とSNSに投稿 小川幹事長「非常に不穏当」
11/19(火) 20:33配信

産経新聞
立憲民主党の小川淳也幹事長=国会内(春名中撮影)

立憲民主党の小川淳也幹事長は19日の記者会見で、同党の藤原規眞衆院議員(46)=愛知10区=がクルド人に対する「差別主義者を殲滅(せんめつ)せよ」などとSNSに投稿したことに関し、「『殲滅』という言葉は非常に不穏当な表現と取られかねない恐れのある言葉だ。個別対応を含めて党全体としての規律を徹底していきたい」と述べた。

藤原氏はクルド人に対する「差別主義者」以外にも、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係のあった政治家についても「徹底的に殲滅すべき」などと投稿していた。藤原氏は弁護士出身。愛知10区から出馬し、「格差を破壊する」として初当選した。

小川氏は藤原氏への党対応について明言しない一方、他党幹部らに対しては「規範に照らして許されない発言や失言については、厳しく指摘する責任がある」と強調した。

3112OS5:2024/11/22(金) 12:00:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/719aa5456fd79ae4a65a7fac4eed5fa19524e1fa
松本純・元国家公安委員長が次期衆院選に不出馬を表明 2回連続落選
11/22(金) 11:30配信

朝日新聞デジタル
次期衆院選への不出馬を表明する自民党の松本純・元国家公安委員長=2024年11月22日、横浜市中区日本大通、堅島敢太郎撮影

 自民党の松本純・元国家公安委員長(74)が22日、次期衆院選への不出馬を表明した。党神奈川県連幹部からの聞き取りに応じた後、記者団の取材に明かした。

 松本氏は横浜市議を経て1996年の衆院選で初当選し、7期務めた。

 麻生太郎元首相の側近として知られ、麻生政権で官房副長官、安倍政権では国家公安委員長などの要職を歴任してきた。

■コロナ禍に銀座のクラブ訪問で一時離党も

 ただ、新型コロナウイルスで緊急事態宣言が出ていた2021年1月、東京・銀座のクラブを訪れたことが発覚して自民党を離党。同年の衆院選は無所属で神奈川1区に立候補したものの、落選した。自民党に復党後の今年10月の衆院選でも再び落選していた。

 松本氏は取材に「これから先取り組まなければならない課題は山積している。足掛け28年の活動をさらに引き継いでもらい、次の世代の人に担ってもらいたいと思い、今回の決断に至った」と語った。(堅島敢太郎)

朝日新聞社

3113OS5:2024/11/22(金) 18:10:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/5941d2b34f50e3c4a825ffd1ca2f579543ffc1a6
「衆院選比例は『れいわ』とお書きください」中国の総領事がX投稿、政府「不適切」抗議
11/22(金) 15:11配信

産経新聞
中国の薛剣駐大阪総領事(左)とれいわ新選組の山本太郎代表

先の衆院選を巡り、中国の薛剣(せつけん)駐大阪中国総領事が、れいわ新選組への投票をX(旧ツイッター)で呼びかけていたことが分かった。政府は22日、この投稿について「極めて不適切」とする答弁書を閣議決定した。政府は中国側に対し、外交ルートを通じて、投稿の削除を申し入れた。投稿は削除された。

松原仁元拉致問題担当相(無所属)が提出した質問主意書によると、薛剣氏は10月25日、「全国どこからでも、比例代表の投票用紙には『れいわ』とお書きください」とXに投稿した。れいわの山本太郎代表の街頭演説の動画も引用したという。

れいわを支持する理由などについては、「どの国も一緒だけど、政治が一旦歪んだら、国がおかしくなって壊れ、特権階層を除く一般人が貧乏となり、とうとう地獄いきなんだ」と書き込んだ。薛剣氏のXのアカウントは8・3万人がフォローしている。

外交関係に関するウィーン条約は、外交官は接受国の国内問題に介入しない義務を有すると定めている。松原氏は、薛剣氏の今回の投稿が、この義務に反するかを尋ねたが、答弁書は「一概にお答えすることは困難」とするにとどめた。

薛剣氏は5月、台湾の頼清徳総統の就任式に出席した松原氏や日本維新の会の和田有一朗衆院議員、北神圭朗衆院議員(無所属)ら日本の国会議員に「台湾といかなる接触も往来もせず」と求める抗議書簡を送った経緯もある。

松原氏は「許されない行動を繰り返す薛剣氏は『ペルソナ・ノン・グラータ』(外交上の好ましからざる人物)であることを通告して、追放すべき」と質問主意書で指摘した。しかし、答弁書は抗議書簡について「わが国として受け入れられず」と強調した上で、「政府の今後の対応について、現時点で予断をもってお答えすることは差し控えたい」とした。

3114OS5:2024/11/25(月) 11:23:59
>>3107
https://news.yahoo.co.jp/articles/80bc41a90ffb72d939c8336802bffcb6cd24bc01
事務所側「故人が党員登録」と説明も 富山市連幹部は「本当に不信感」 田畑裕明議員の新たな疑惑
11/22(金) 19:39配信
党員になった覚えがない男性に自民党総裁選の投票用紙が届いた問題で、田畑裕明議員の事務所が富山市連に「ある会社の社長が無断で党員登録し、党費も支払っていた」と説明していたことが分かりました。社長が亡くなってからは関係者が党費を払い続けていたとしていますが、田畑議員が音声データの中で支援者に持ちかけた口裏合わせの内容とほぼ同じことから、富山市連の幹部は不信感を募らせています。


自民党富山市連の高田重信幹事長は党員登録を巡る田畑議員側の説明について――

自民党富山市連幹事長 高田重信 富山市議
「ある会社の社長。その時はね、その社長が(党員登録を)やられたよっていうことで田畑事務所から(富山市連の)支部長は聞いてこられた」

この問題は自民党員になった覚えがない富山市の男性宅に9月中旬、総裁選の投票用紙が届いたもので、架空の家族名義5人分と合わせ6人分の投票用紙が届きました。

自民党員になった覚えがない男性
「名前の全く違うはがきが何枚も来ているんですよ。僕党員でも何でもないんですけど」

男性が自民党県連に確認したところ、紹介者を通じて富山市連に党員登録されていました。

高田幹事長は10月5日、取材に対し「紹介者はすでに死亡し、党費は紹介者の知人が支払っていた」と説明しました。

■面倒みてやるよって払っていただいた流れ

チューリップテレビはその2日後、男性を党員として紹介した人物が死亡していたと報じました。

この問題を巡っては10月初め、田畑事務所から富山市連に対し、こんな説明があったと言います。

自民党富山市連幹事長 高田重信 富山市議
「ある会社の人がいろんな名前を(党員)登録しましたと。その登録された方が亡くなられました。で、次に引き継いだ方が引き続きちょっと党費を田畑事務所に集めてきて、田畑事務所から市連の方に会費を納めたという経緯…」

田畑議員の知り合いの社長が無断で党員登録し、社長が亡くなった後は党費の支払いを関係者に引き継いだということです。

男性には高田幹事長がこの経緯を電話で説明し謝罪したと言います。

田畑議員と支援者が電話で交わした音声では、経営者だった田畑議員の亡くなったおじが、党費を支払っていたことにすると説明していました。

自民党 田畑裕明 議員
「あのー(名前)おじさんに相談したところ(党費を)払えんというかなかなか難しいがならば俺が面倒見てやるよって言って払っていただいたという流れを言おうかなと思うんです。対外的には」

■総力戦で勝利したからこそ2区3区の人も

おじが亡くなってからはその息子に党費の支払いを引き継いだことにすると支援者に口裏合わせを持ちかけています。

自民党 田畑裕明 議員
「田畑事務所の党費として引き継いだ分ちゃんと支払うようにしてくれっていうのが引き継がれとったので(おじの息子は)よく分からなかったけどっていうか、そういう経緯で引き継ぎ、申し送りがあったので払っとったんだっていうことで」

毛田千代丸キャスター
「音声データの中で口裏合わせをした内容と今の説明ってほぼ同じ内容。信用に足ると思いますか」

自民党富山市連幹事長 高田重信 富山市議
「いや、だから本当に不信感ですよね。今となれば。毎日の報道を聞いていると、どうなっとんがだということを本当に強く疑義を感じているところです」

10月の衆院選ではわずか738票差で薄氷の勝利を手にした田畑議員。選挙戦終盤には県連内で情勢の不利を伝える緊急通達が出され、富山2区、3区からも県議や市議らが選挙応援に入ったといいます。

自民党富山市連幹事長 高田重信 富山市議
「自民党全部で総力戦であったから勝ったという。そういったことも踏まえると2区、3区の人も不信に思っておられるんではないかという心配は。心配というか現実そうではないかなと」

富山市連は田畑議員に事実関係を調べて報告するよう求めていますが、22日時点で報告はないということです。

身内である自民党議員からも不信感がぬぐえないという声が上がっている田畑議員。今後の説明次第では、政治家としての資質も問われそうです。

チューリップテレビ

3115OS5:2024/11/25(月) 11:26:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/df195da5c54e7651afc8675c8f028f03c76a60d9
党員不適切登録の自民・田畑裕明衆院議員、社員が架空党員にされたか尋ねた社長に「党費はあなたが払ったことにして」
11/24(日) 10:58配信

読売新聞オンライン
 自民党の田畑裕明衆院議員(富山1区)に約100人の不適切な党員登録があった問題を巡り、党関係者に困惑が広がっている。党員名簿と党費は県連に集まるものの、厳密に誰が集めてきたかまでを県連では把握できないからだ。田畑氏が当初、関係者に説明した処理では政治資金規正法違反になる可能性が高く、田畑氏の今後の説明に注目が集まる。(川尻岳宏)


社員に総裁選の投票用紙
 「9月に10人くらいの社員に党総裁選の投票用紙が届いたんです。1家族に7〜8枚とか」。富山市内のある企業の社長は自身や社員が架空の党員になっているのではないかとの疑念を強めた経緯をこう説明する。投票用紙には実在しない人物宛ての書類もあった。

 不審に思った社長は10月初旬、田畑氏に直接電話をして事情を尋ねた。すると田畑氏は架空党員の存在を認めた上で「党費はあなたが払ったことにしてほしい」と求めたという。

 社長が「本当は誰が党費を払っているのか」と問い詰めると、田畑氏は「会社からの献金を充てている」と説明。田畑氏が代表を務める政治団体「富山県第一選挙区支部」の政治資金収支報告書(2022年分)を見ると、確かに収入欄にこの企業からの献金があるが、党費名目の支出は記載がない。もし田畑氏の説明が事実ならば、政治資金規正法違反(不記載)となる。

田畑裕明氏

 田畑氏は18日の記者会見で社長とのやりとりについて「臆測による見立てを話した」と釈明。党費の資金源については「調査中」を繰り返した。党富山市連の高田重信幹事長によると、田畑事務所は市連からの問い合わせに対して「ある支援者が社員を登録し、その人が亡くなった後は別の人が引き継いで払っている」と説明したという。

「本人が党費を払ったか確認できない」
 自民党の党費は一般党員が年4000円、家族党員が年2000円。田畑氏が主張する“不適切な登録の党員”が約100人いるなら、年間30万円程度が必要と推測される。これは前述の企業が支部に献金した額よりもはるかに多い。

 後援会のある幹部は「収支が大きくずれるような虚偽記載ができるとは思えない。どうやりくりしているかは田畑氏にしか分からないが、政治資金と党費は別で管理していたと考えるのが自然だ」とする。

 富山県連によると、県内の党員数は昨年末時点で2万7910人。党費は中学校区ごとにある校下支部の役員が党員の自宅を回って集金し、市町村支部や選挙区支部を通じて県連に集まる。だが「党員本人が党費を払ったかどうかまでは県連で確認できない」(県連幹部)ため、誰が党費を支払ったかは支部の代表者である田畑氏にしかわからない。

 県連はかつて党費を支払った人を明確にしようと、党本部に銀行振り込みの採用を求めたが、手数料負担や組織力低下が懸念され、実現しなかったという。

「臨時国会前に説明を」
 県連幹部は「社員の党費を社長がまとめて払ったり、家族分を父親が肩代わりしたりということはある。ただ、本人の了承なく登録したり、実在しない党員を作ったりすることは聞いたことがない」と首をかしげる。

 仮に誰かがポケットマネーで党費を支払っていたとすると、政治資金ではないため規正法には抵触しない。だが、勝手に他人の名前を使ったり、架空の人物を登録したりした点で田畑氏の道義上の責任は問われる。

 田畑氏が明快な説明ができないことについて、あるベテラン県議は「秘書の入れ替わりが激しく、継続的に経理を見ているスタッフがいないことが原因ではないか」と推察した。

 県連は23日、支部長・幹事長・事務局長会議を富山市内で開いた。県連会長の橘慶一郎・衆院議員は冒頭、「臨時国会の前にはしっかりと説明責任を果たしていただきたいという話を党本部からもしている」と明かした。衆院選総括が議題だったが田畑氏は欠席し、若手県議や職域支部長らから「何かしらの処分が必要だ」「来年の参院選は戦えない」といった意見が出たという。

3116OS5:2024/11/25(月) 11:30:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd3372f55257daa369faaa2cba5a4e896099af8a
「菅義偉元首相」相手に約5万票で次点に食い込んだ“意外な人物” 自ら希望して神奈川2区に
11/25(月) 6:00配信


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デイリー新潮
敗戦も「やれるだけのことはやりました」

 歴史的な与党の大敗で幕を閉じた先の衆院選に、現役の噺(はなし)家が挑戦していたことをご存じだろうか。高座ならぬ街宣カーに上がったのは、落語協会に所属する、柳家権太楼(77)門下の柳家東三楼(とうざぶろう・48)だ。神奈川2区から、立憲民主党の公認候補として出馬。対抗馬は同選挙区で9回連続当選を果たしている、菅義偉元首相(75)である。


アメリカの自宅を引き払って……
「平成26年に真打に昇進して以来、いつかは国政選挙に出たいと考えていました。立民のことは旧民主党時代から支持しており、いろいろなボランティア活動にも参加していたんです」

 とはご本人。準備期間を含めて選挙活動は3週間に満たなかったが、4万7222票を得て次点に食い込んだ。それでも、およそ12万票を得た菅氏には遠く及ばず、比例での復活当選もならなかった。

 政治家としては、いまだ“前座”でも、本業では平成28年に文化庁芸術祭新人賞を受賞した実力派。令和元年には海外での落語普及を目指して米・ニューヨークに拠点を移し、今年4月にはカーネギーホールで独演会を成功させた国際派という顔も持つ。

「6月に一時帰国した際、立民が主催する『りっけん政治塾』の存在を知って参加しました。その時に国会を傍聴したんですが、自民党議員の相次ぐやじに腹が立って許せなくて。私はかねてから、日本の芸術を大切にしない文化政策に不満があった。それを変えたいと考えていたので、塾に参加したその日に選挙に出ようと、立憲の候補者公募サイトに応募したんです」

 翌7月には米国の自宅を引き払って帰国。出馬への準備に入ったという。

「永田町の党本部での面接を経て、正式に候補者になりました。私の地元は都内の下町ですが、神奈川2区での出馬を希望しました。横浜にぎわい座という演芸場もあって、神奈川県内でも横浜が好きなんですよ」

“落語家”を売りにせず
 師匠に衆院選への出馬を報告すると、

「聞いてしばらくは、口をあんぐり開けて驚いていましたよ。でも、反対はせず“やるからには勝てよ”と励ましてくれました」

 落語家出身の議員といえば、昭和46年に参院議員に当選し、1期で引退した立川談志さん(故人)が思い浮かぶ。一方で、東京・町田市議の三遊亭らん丈(65)、埼玉・川越市議の三遊亭窓里(そうり・64)など現役の地方議員はいるものの、国会の赤じゅうたんを踏む例は絶えて久しい。

「キャッチフレーズは“まっとうな政治に真打登場”としました。公示日には着物姿で桂歌丸師匠の地元である横浜橋通(よこはまばしどおり)商店街に行きましたが、それ以外はスーツ姿で通しました。党からは“もっと落語家であることを売りにすれば?”とのアドバイスを頂きましたが、自分としては、ごく一般的な候補者というイメージを優先したかった。演説には自信もありましたし」

 野田佳彦代表(67)が応援に駆け付けた駅頭演説では、「おまんま食おうったってさ、白いおまんまが売ってねえんだよ。白いおまんまも食えないような政治じゃ、落語聞いたって笑えねえんだよ」と、折からのコメ不足をネタにした口上で聴衆の笑いを誘う場面もあった。

「皆さんから“初めての演説の割にはとてもうまかった”と言われて。選挙戦の途中から落語を取り入れたら、ウケが良くなった。応援の野田さんから“師匠”と呼ばれたのも、印象的でうれしかった」

 政界の大看板を相手に惨敗を喫したが、東三楼は諦めないと強調する。

「次回の選挙も同じ選挙区で挑戦するつもり。今後は野田さんのように、毎日、駅立ちもしたいですね」

 もちろん、寄席でも名人芸を披露し続けるそうだ。

「週刊新潮」2024年11月21日号 掲載

新潮社

3117OS5:2024/11/25(月) 11:32:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/5aeff4fb0fce0d384de219c44f01c2f53601a747
公明党・稲津氏が次期衆院選不出馬の意向固める 「かなり悩み考えた末の結論だった」と関係者…25日夕方に正式表明 当選5回も10月の衆院選では落選 北海道10区
11/25(月) 10:19配信

HBCニュース北海道
次の衆院選に立候補しない意向を固めた稲津久氏(10月)

10月の衆議院選挙で、北海道10区から出馬し、落選した公明党の稲津久前衆議院議員が、次の衆院選に立候補しない意向を固めたことがわかりました。

関係者によりますと、稲津氏は落選を受け、次の衆院選に立候補しないことや、自身が務める公明党北海道本部の代表を退任する意向だということです。

25日夕方、稲津氏は札幌市内で記者会見を開き、正式に表明します。

稲津氏の関係者は「惜敗だったので、かなり悩み考えた末の結論だった」とHBCの取材に明かしています。

稲津氏は芦別市出身の66歳。

2009年の衆院選では、比例北海道ブロックから出馬し、初当選。

2012年からは自民党の渡辺孝一前衆議院議員が、比例ブロックに転出する代わりに、北海道10区から出馬し、これまでに衆議院議員を5期務めました。

次の衆院選で、自民・公明のどちらが北海道10区に候補者を擁立するかについては、今後、党本部で協議するということです。

北海道放送(株)

3118OS5:2024/11/25(月) 13:05:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1dbfee972c903f41217c5acb5f726b4e7e35ea2
投票に干渉か 高齢女性の手のひらに政党名を記入し投票所に連れて行った女を書類送検 公明党は関与否定
11/25(月) 12:14配信

関西テレビ

関西テレビ

10月の衆議院議員選挙で、高齢女性の手のひらに政党名などを書いて投票に干渉した疑いで、60代の女が書類送検されたことが分かりました。

公職選挙法違反の疑いで書類送検されたのは、大阪市鶴見区に住む無職の60代の女です。

女は、10月27日に投開票が行われた衆院選で、80代の女性の手のひらに黒のペンで「公明」などと書き、投票に干渉した疑いが持たれています。

捜査関係者によると、女は大阪6区から出馬した公明党の候補者を支援していて、文字を書いた上で投票所に連れて行ったということです。

任意の調べに対し、女は容疑を認めています。

公明党は関与を否定し、候補者本人は「あってはならないこと。取材で初めて知ったが、厳粛に受け止めたい」とコメントしています。

関西テレビ

3119OS5:2024/11/25(月) 21:08:00
連合に推薦されていない、立憲・国民・社民の候補者
https://www.jtuc-rengo.or.jp/senkyo/50th_shugiin/syo-senkyoku/index.html#tokyo

■立国分裂
秋田3区 小川幾代(立憲)   村岡敏英(国民)小 
千葉5区 矢崎堅太郎(立憲)小 岡野純子(国民)復 
神奈川18区宗野創(立憲)小  西岡義高(国民)復 

東京3区 阿部祐美子(立憲)復 奥本有里(国民)  (連合東京は阿部を支援)
東京24区 有田芳生(立憲)復 浦川祐輔(国民)
東京28区 高松智之(立憲)小  奥村祥大(国民)
東京29区 木村剛司(立憲)   樽井良和(国民)

石川1区 荒井淳志(立憲)  小竹凱(国民)復 
愛知16区 松田功 (立憲)復 福田徹 (国民)小
岡山1区 原田謙介(立憲)  佐々木雄司(国民)
山口1区 坂本史子(立憲) 野田陽志(国民)

 補足
  神奈川19区
  佐藤喬(立民)推薦されず 小
  深作ヘスス(国民)推薦された 復

  愛媛1区
  香曽我部慶教(立民)推薦されず
  石井智恵(国民)推薦された 復

■社民党関係
千葉6区 安藤じゅん子(立憲)小 原田義康(社民) (ともに推薦されず)
神奈川15区 佐々木克己
愛知6区 大西雅人  前田雄吉(無所属)との分裂区
大阪9区 長崎由美子 
福岡1区 丸尾圭祐(立憲) 村田峻一(社民) 丸尾のみ推薦
福岡11区 志岐玲子
熊本3区 橋村りか

補足
鹿児島4区山内光典 沖縄2区新垣邦男小 は推薦された


■カカシ
群馬4区 山田博規(立憲)
神奈川2区 柳家東三楼(立憲)
静岡5区 外山和之(立憲)
和歌山2区 新古祐子(立憲)
香川3区 大岡弘美(立憲)

■共産との連携?(共産擁立してない)
群馬3区 長谷川嘉一(立憲)復 21年推薦取り消し
神奈川17区 佐々木奈保美(立憲)復
東京5区 手塚仁雄(立憲)小
東京21区 大河原雅子(立憲)小
東京27区 長妻昭(立憲)小
愛知10区 藤原規眞(立憲) 小
山口2区 平岡秀夫(立憲)小 

■無所属議員
茨城1区 福島伸享 小
茨城7区 中村勇太 小
東京26区 松原仁 小 (連合東京支持)
福岡9区 緒方林太郎 小
大分1区 吉良州司 小
*京都4区北神圭朗は推薦された



■不明
埼玉11区島田誠(立憲)
神奈川8区江田憲司(立憲) 小
神奈川20区大塚小百合(立憲)小 連合神奈川は支持
東京7区松尾明弘(立憲)小 22年参院選では推薦 連合東京は推薦
東京15区酒井菜摘(立憲) 小 補欠選で共産が支援したから?
東京20区大西健太郎(国民)
東京30区五十嵐衣里(立憲) 小 
静岡1区高橋美穂(立憲) 
兵庫1区井坂信彦(立憲)  小 連合兵庫は支持

3120OS5:2024/11/25(月) 21:56:35
当選回数は24年当選を数えてない数字

■高齢議員(1954年以前生まれ)
193902二階俊博13  ■引退■
194009麻生太郎14  □当選□
194104衛藤征士郎13 ●落選● 保守分裂(広瀬建  広瀬勝貞元知事の次男)
194309江崎鉄磨8  ■引退■
194401額賀福志郎13 □当選□
194403奥野信亮6  ■引退■
194504森山裕7   □当選□
194509平沢勝栄9  □当選□ (非公認)
194608大西英男4  ■引退■
194701林幹雄10   ■引退■
194701今村雅弘9   ■引退■
194708八木哲也4  ●落選●  
194802渡海紀三朗10 □当選□
194808吉野正芳8   ■引退■

194901田中和徳9  □当選□
194808平口洋5   □当選□
194808森英介11   □当選□
194811伊東良孝5   □当選□ 比例単独(鈴木貴子が北海道7区出馬)
194812菅義偉9   □当選□
194908甘利明13   ●落選● 
194910金田勝年5   ■引退■
194912桜田義孝8   ■引退■
195001遠藤利明9  □当選□
195002山口俊一11  □当選□
195202塩谷立10   ■引退■
195009小島敏文4  ●落選●
195008渡辺博道8  ●落選●
195011坂本哲志7  □当選□
195103根本匠9    ●引退●
===24年10月時点73歳ライン==========
195201谷公一7   □当選□
195202土屋品子8  □当選□
195204石田真敏8  □当選□ 比例単独(減員)
195205村上誠一郎12 □当選□ 比例単独(減員)
195205山本有二11  ●落選● 比例下位
195206佐藤勉9   △復活△
195209小泉龍司7  □当選□
195211古屋圭司11  □当選□
195303上川陽子7  □当選□
195304鈴木俊一10  □当選□
195305伊藤信太郎7 ●落選● 重複なし
195405下村博文9  ●落選● 非公認
195311船田元13   □当選□
195312永岡桂子6  △復活△
195312盛山正仁5  ●落選●
195401田所嘉徳4  △復活△
195406逢沢一郎12  □当選□
195408西銘恒三郎6 □当選□
195410山口壯7    □当選□


■55年以降生まれで当選回数10回以上
195510茂木敏充10
195510浜田靖一10
195702石破茂12
195707岸田文雄10
195710中谷元 11
196009野田聖子10


■立憲民主党当選回数が8回以上
194205小沢一郎18回
194610菅直人14回  ■引退■
194804阿部知子8回
194902海江田万里8回
194904中村喜四郎15回  ■引退■
195006中川正春9回  ■引退■
195307岡田克也11回
195612大島敦8回
195805近藤昭一9回
195907原口一博9回
196006長妻昭8回
196112渡辺周9回
196201安住淳9回
196201山井和則8回
196405玄葉光一郎10回
196405枝野幸男10回
197407泉健太8回

3121OS5:2024/11/26(火) 08:00:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3841945515618dbe6abae20d77308fde63aef83
【独自】「国民民主党は約束を破った」衆院選・岡山1区候補者が暴露する“公認トラブル”「私は票の掘り起こしに利用された」
11/26(火) 6:00配信
SmartFLASH
都内バーでの密会の翌日10月31日に多くの報道陣に対して“ぶらさがり取材”に応じた玉木氏。「103万円の壁」解消を掲げて、注目を集めている(写真・長谷川 新)

 10月27日の衆院選で躍進を遂げた国民民主党。全国で42人の候補者を擁立し28議席を獲得した。


 一方で、14人が落選し涙を飲んだ。そのうちの一人だったのが、岡山1区から立候補した佐々木雄司氏(54)だ。佐々木氏は小選挙区だけでなく比例での重複立候補だったが、ともに議席には届かなかった。だが、この佐々木氏をめぐってあるトラブルが起こっているという。国民民主党関係者はこう話す。

「選挙後、佐々木氏と党の間で『立候補者に関しての約束が違う』と大喧嘩になっているというのです。選挙後1か月近く経った今でも解決していません。党内でも問題になりつつありますが、一体、何があったのか……」

 このトラブルの真相を聞くべく岡山に本誌が向かうと、佐々木氏はトラブルの事実を認め、「党から事前に聞いていた内容と、あまりに話が違う」と怒りを込めて“大躍進”の裏側を赤裸々に暴露した。佐々木氏の言い分はこうだ。

「私は党に騙されて立候補させられたのです。小選挙区では勝てないことはわかっていましたから、比例の票を岡山で掘り起こすために利用されただけでした。

 当初、党からは『比例中国ブロックの国民民主の候補者は佐々木さん一人だ』と言われていたんです。『中国ブロックで比例の議席を獲得できれば佐々木さんの議席になるから、岡山から立候補してほしい』と。その約束を反故にされたのです」

 実際、国民民主は中国ブロックの比例代表で1議席を獲得した。だが、当選したのは佐々木氏ではなく広島2区から立候補した福田玄氏だった。

 もともと佐々木氏は岡山県赤磐市の市会議員を3期務めてきた。その後、2023年の統一地方選で岡山県議会選挙に挑戦したものの自民党の候補に敗れ、今後どうするかを思案していたという。

「そんな時、2023年4月に国民民主関係者から『次の衆院選に出て欲しい』と言われたのです。党の岡山県連の人間が、先に言った約束をしてくれて、『現在の党の地力なら、比例で一人は当選できるはず。佐々木さんは立候補さえしてくれれば、当選は間違いない』と言われました。ついに衆院議員になることができると思い、私は要請を受けることにしたのです」

 だが、この「中国ブロックは佐々木氏しか立てない」という約束は、早い段階から雲行きが怪しくなった。2023年12月に広島に一人立てるといわれ、これに佐々木氏が反発すると、いったんその話は流れた。さらに翌年の2月に山口に立てるといわれ、「佐々木さん一人だけでは国民民主党の票を掘り起こせない」との説得に渋々応じ、これを容認した。

 党の手のひら返しはまだ続いた。党はもう一度、広島での候補者擁立に動いたのだ。

「今年7月になって、昨年12月とは別の人物を擁立すると言い出したのです。これには『いや、それは約束が違います。私は降ります』と言いました。私が取りやめを伝えた党の川合孝典幹事長代行は『まだ確定ではない。検討しなおす』とお茶を濁していました。そしてそれ以降連絡はなかった。私は当然、当初の約束が守られたものだと思ったのです。

 そうこうするうちに、いよいよ解散濃厚となり、10月4日から選挙態勢に入っていきました。事務所も借りて『さあ、これから!』と思っていたのですが……」

 事件は起こった。流れたとばかり思っていた広島での候補者の存在を佐々木さんが知ったのは、すでに出馬のための供託金を支払った後だった。

「10月9日、Yahooニュースで、“国民民主党が広島2区に候補者を擁立する”というニュースを見て、初めてその事実を知ったんです。もう引き返せない状態にありました。これは党に騙されたと思いました」

 この“裏切り”は、単に「候補者を黙って立てられた」というだけの話ではないという。

 結果的に、国民民主党の中国ブロックで立候補したのは佐々木氏、広島2区に立った福田玄氏、そして山口1区に立った野田陽志(きよし)氏の3人だ。比例で議席を獲得した場合に当選するのは、小選挙区で当選した候補者にどれだけ近づけたかを示す「惜敗率」が高かった候補者。しかし、特に岡山1区と広島2区では、事情が大きく異なっていたという。佐々木氏が続ける。

3122OS5:2024/11/26(火) 08:00:20
「広島2区には立憲民主党の候補者がおらず、事実上、自民候補と福田氏の一騎打ち。しかも、同区では立憲は国民民主の応援に回ることが決まっていました。当然、福田氏は自民候補に大きく迫るわけですから、惜敗率も高くなる。

 一方、私が出た岡山1区は、そもそも自民の大物議員・逢沢一郎氏の地元ですから、選挙区ではまず勝ち目がありません。しかも立憲の候補者もおり、票を食い合っている状態。これでは、私の惜敗率が広島2区を上回る可能性はほとんどありませんでした」

 佐々木氏が当選できる可能性は、選挙戦に突入する前にほぼ消滅していたと言ってよかった。この状況を知った佐々木氏は茫然としたという。

「私は何のために戦っているのかわからなくなりました。どれだけ岡山で頑張っても小選挙区では私が当選できる可能性はなく、残されたのは、国民民主のためにどれだけ票を掘り起こせるかだけでした。『そんなことをするために立候補したのではない』『当初の話とは全く違うじゃないか』と、激しく怒りを感じながら選挙戦を戦わなければいけなかったのです」

 実際、党の熱量も低かったという。玉木雄一郎代表は選挙中に岡山に応援に訪れたが、演説に立ったのはわずか10分ほど。しかも遅刻してきたという。あまりのやる気のなさに、佐々木氏の熱意は削がれた。

 結果、佐々木氏は小選挙区で3位。中国ブロックで獲得した国民民主の比例区の議席1議席は、惜敗率により広島2区の福田氏に譲り渡した。

 失意に暮れる佐々木氏は、選挙後、更なるトラブルに見舞われているという。

「出馬時に党に預けた供託金300万円が、党から返還されていないのです。供託金は一定の票数を獲得すれば返還される仕組みになっており、私も返還の対象です。

 しかし、党は『ポスター代など、佐々木さんの選挙に使ったお金が340万円ある。そのうちの一部は、佐々木さんに返済して頂くことになる。この佐々木さんの返済に、預かった300万円を充てるので、供託金は返還できない』というのです。しかし、そもそも供託金は返還されるべきものですから、まずは返してくれと。そのうえで、選挙資金はきっちり清算しますと言っているのです。それでも党は聞く耳を持ってくれません。

 さらに、国民民主の取り決めで選挙終了をもって支部事務所は消滅することになっているそうです。それを根拠に、10月28日以降は支部事務所は存在していないことになるらしく、毎月15日に振り込まれる支部事務所経費も11月には振り込まれず、11月度の家賃や経費は私の持ち出しになるとのことでした。しかし、10月に発生した人件費や電気代などの経費の支払いが11月になる場合もあり、岡山県連と話した結果、10月に発生した経費は県連で支払うことになっていますが……。11月1日から現在までに発生している家賃や光熱水費については、どうするのかいまだに決まっていません」

 本誌は、佐々木氏が訴えたトラブルについて国民民主党に質問状を送付した。国民民主党の言い分はこうだ。まず、広島2区に候補者を立てたことについては、以下の回答を得た。

《本年2月に開催した党大会において「比例ブロックにおける獲得議席を最大化するためにも、地域事情等を勘案しつつ党公認内定予定候補者の積極的な擁立を進めます。」との方針を確認しております。特定のブロックにおいて選挙区候補者を1名のみとする取り決めは、上記党大会で確認した方針に明確に反するものでありますから、かかる取り決めがお約束されたとは考えられないと認識しております》

 さらに供託金の返還については、《佐々木雄司さんの選挙運動費用については、法令に則り適切に報告するため、同人と岡山県連との間で話し合いが行われていると聞いております》とのみの回答。

 支部の取り潰しに関しては、《今般の衆院選に出馬され惜しくも落選されてしまわれた元候補者の方々についての今後の国政選挙その他の選挙での公認等の取扱いについては、党内規則に則り決定されることとなります。なお、仮に次期選挙で公認等を行わない場合、現在の党総支部は暫定総支部とするか廃止するかいずれかの措置がとられることとなります》とその正当性について言及した。

 佐々木氏の主張を党は否定したわけだが、佐々木氏はこう反論する。

「候補者についての約束について、私は党大会より以前の、2023年8月14日に榛葉賀津也幹事長と、川合孝典幹事長代行の言質を取っています。しかし、党大会の表明後、両名より約束の変更について話は一切ありませんでしたから、この日に交わした両氏との約束は生きていると考えます。選挙の責任を持つ党幹事長と幹事長代行の約束の重みは大きいと思います」

 11月20日、榛葉幹事長は、玉木代表の不倫を受けた進退について「いたずらに撤退すればよいということではない」と述べている。その裏では、佐々木氏のように“撤退”を強いられた存在があったのだ。

3123OS5:2024/11/26(火) 16:15:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ee712e7de2898f63df48c2bdf5453b190f0c42f
「比例は共産に」現金郵送し14人に投票依頼容疑 元教員を書類送検
11/26(火) 11:30配信

朝日新聞デジタル
大阪府警本部=大阪市中央区

 10月27日投開票の衆院選で、知人らに現金を郵送して特定政党への投票を依頼したとして、大阪府警は26日、府内の70代の女性を公職選挙法違反(買収申し込み、法定外文書頒布)容疑で書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、女性は10月2〜23日、府内の有権者の男女14人に対し、1人あたり現金1千〜2千円と、比例代表で共産党への投票を呼びかける文書を同封し、それぞれの自宅に郵送した疑いがある。書類送検前の任意の調べに容疑を認めていたという。

 関係者によると、女性は堺市の元教員で、14人は元同僚を含む知人だったという。府警は、14人が封書を受け取った後、自ら府警に届け出たり、開封しなかったりしたことを確認しており、投票行動に影響はなかったとみている。(高井里佳子、小島弘之)

朝日新聞社

3124OS5:2024/11/27(水) 11:23:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/94b90e510a2aaf10724f1dcafea6820a3dbf214d
長崎1区 下条博文氏陣営2人逮捕から1週間 アルバイト関係者証言、違法性の認識なく
11/27(水) 10:40配信

長崎新聞
 10月の衆院選で運動員に選挙運動の報酬を支払う約束をしたとして、長崎1区に自民党公認で立候補し落選した下条博文氏の陣営関係者2人が公選法違反(買収約束)の疑いで逮捕されてから27日で1週間。アルバイトとして選挙運動を手伝った女性の夫が26日、長崎新聞社の取材に応じ、違法性の認識はなく、当時通っていた講座の教室で知人に誘われたと証言した。

 夫の説明によると、女性は衆院選前、長崎市で開かれていた講座の教室で受講生の一人から下条氏の選挙の手伝いをしてもらえないかと打診された。「時給千円」「バイト代の支払いは選挙後」などの条件を伝えられ、他の受講生約10人も一緒に承諾。「口約束」で、選挙事務所に出勤できる日を確認された。
 女性は公示後、数日間出勤。1日7〜9時間(休憩時間含む)働き、「事務所の人」の指示の下、電話で候補者への投票を呼びかけるほか、ポスターのシール貼りもした。事務所に来ていたアルバイトは一緒に応じた約10人の他に数人いたとし、選挙期間中、ほぼ全て出勤した人もいたという。
 逮捕・送検された長崎市油屋町の団体職員の容疑者(66)と同市茂里町の会社役員の容疑者(61)については「覚えていない」、下条候補については「事務所の中で見たくらい」と話している。事件発覚後、女性は「違法と知っていたら手伝うわけがない。よかれと思ってやったのに…」と気落ちしているという。
 県警によると、両容疑者らは共謀し、10月上旬から中旬の間、選挙運動の報酬として「時給千円」を渡す約束をした疑いがある。知人らを通じてアルバイトを集めていたとみられ、報酬は支払われていない。
 下条氏や複数の陣営関係者らによると、団体職員の容疑者は後援会の事務局長で選挙中は街宣活動の調整など事務的な仕事に従事。「形式上は実務の責任者」との証言もある。会社役員の容疑者は「支援者の一人」で個人演説会の会場設営などを任されていた。両容疑者は昔からの知人で、これまでも自民党候補の選挙に関わることがあったとみられる。
 公選法では、選挙運動の「総括主宰者」「出納責任者」「組織的選挙運動管理者」らが罰金以上または禁錮以上の刑が確定した場合、候補者の当選は無効となり、同一選挙区から5年間立候補できなくなる連座制を規定。捜査関係者は「肩書よりも誰が考案し、誰が指示していたのか実態が重要」とし、両容疑者の陣営内での役割や他に関与した人物がいないかどうかも慎重に調べている。

3125OS5:2024/11/28(木) 11:31:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/f427b53e0d0f4155af0cea813abb0abccf5723bf
自民陣営が買収約束疑い 北海道11区、男性書類送検
11/28(木) 11:00配信

共同通信
北海道警察本部

 10月27日投開票の衆院選で、知人に選挙運動を手伝う見返りに報酬の支払いを約束したとして、北海道警が北海道11区で落選した自民党の中川郁子氏陣営の幹部だった60代男性を公選法違反(買収約束)容疑で書類送検したことが28日、道警や捜査関係者への取材で分かった。中川氏本人は関与していないとみられる。

 道警によると、書類送検容疑は、知人女性2人に、中川氏への投票を電話で依頼する活動に対して報酬を支払う約束をした疑い。実際に現金は渡っていないという。道警は報酬の受け取りを承諾したとして、女性2人も同法違反容疑で書類送検した。

 中川氏は中川昭一元財務相(故人)の妻で、衆院議員を3期務めた。

3126OS5:2024/12/01(日) 22:37:05
>>3069
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfa1f9cddff6ca0953c851e26bd3b0b61d39e160
運動員にLINE退出指示 田淵容疑者「選挙違反の問題ある」 公選法違反事件・警視庁
12/1(日) 4:23配信

時事通信
 衆院選で運動員に報酬を支払う約束をしたとして、東京26区から無所属で出馬した医師田淵正文容疑者(66)=落選=らが逮捕された事件で、同容疑者が選挙運動最終日の夜、運動員らに対し、陣営メンバーとして参加していたLINEグループから退出するよう指示していたことが1日、関係者への取材で分かった。

 
 「選挙違反の問題がある」と運動員らに伝えていたことも判明。警視庁捜査2課は、同容疑者らが違法性を認識し、証拠隠滅を図った疑いがあるとみて、経緯を詳しく調べているもようだ。

 関係者によると、LINEグループには陣営の運動員ら約30人のうち、約20人が参加していた。田淵容疑者は選挙運動最終日の10月26日夜、自身が経営する病院に集まった選挙スタッフ取りまとめ役小林繁容疑者(37)や運動員十数人を前に、選挙戦での貢献にねぎらいの言葉を述べ、LINEグループから退出するよう指示した。

 田淵容疑者はその際、「これから選挙違反があるかどうか調べられる」と発言。その上で「皆さん心してやってください」と念を押したという。

 田淵、小林両容疑者は10月上旬、20〜30代の会社員や大学生ら4人に選挙運動の報酬として時給1500円の支払いを約束したとして、11月30日に公選法違反容疑で逮捕された。 



https://www.tokyo-np.co.jp/article/370712
「露出コスプレ街宣」で話題の田淵正文容疑者、タイムカードを何十枚も用意していた 運動員が明かした「報酬」問題
2024年11月30日 20時28分
 10月27日投開票の衆院選東京26区で選挙運動の見返りに現金授受の約束をしたとして、公職選挙法違反の疑いで警視庁捜査2課に逮捕された、医師の田淵正文容疑者(66)の陣営は選挙期間中、肌を露出したコスプレ姿の女性運動員が街頭で活動する姿などが話題となっていた。こうした運動員らは、陣営から金銭を支払う約束で動員されていたとみられる。
◆「タイムカードに時間を書いててくれればお金を払う」
 東京都内の自営業女性(27)は10月9日、同容疑で逮捕された運動員で職業不詳の小林繁容疑者(37)から「一緒にお手伝いに行きませんか」とLINE(ライン)で誘われた。年齢や住所、職業などを聞かれ「タイムカードに働いた時間を書いてくれればお金を支払う。時給は1500円」と説明された。
警視庁を出る田淵正文容疑者(左)=須藤英治撮影
警視庁を出る田淵正文容疑者(左)=須藤英治撮影

 車上運動員の業務と言われていたが、同25日朝に現場に行くと、女性を選管に登録していないとして、...

3127OS5:2024/12/01(日) 22:37:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dbdc587cd3122463252c23abbef0b25e6b3ed2f
支援企業「隠蔽打診」と証言 自民田畑氏の党員登録巡り 262人分、一部実在せず
12/1(日) 7:07配信


時事通信
不適切な自民党員登録問題を巡り、記者会見する田畑裕明衆院議員=11月29日、富山市

 自民党の田畑裕明衆院議員(富山1区)が支援企業2社の従業員らを無断で党員登録していた問題で、うち1社で役員を務める男性が30日までに時事通信の取材に応じた。


 身に覚えのない宛名で党総裁選の投票用紙が届き、問題発覚後、田畑氏から隠蔽(いんぺい)のための口裏合わせを打診されたなどと証言した。

 田畑氏は11月29日夜、富山市内で記者会見し、不適切な党員登録は262人分に上り、中には実在しない人物もいたと明らかにした。2020年に亡くなった親族が党員を募り、党費を肩代わりする形で15年から続いていたと釈明し、自身の関与は否定した。

 支援企業の男性によると、この企業は田畑氏が富山県議だった十数年前から支援。同氏の求めに応じて社員名簿を渡したところ、男性宅に党員向けの冊子などが届くようになった。

 7、8年前からは宛名が自分とは別の人物に変わり、党総裁選の際には投票用紙も送られてきた。田畑氏側に確認すると「どこにでもある話」と言われたという。

 今年9月の総裁選では社員十数人に計60〜70枚の投票用紙が届き、党県連に問い合わせて無断登録が発覚した。名字のみ同じで下の名前が異なる、実在しない人物宛てのものもあった。

 発覚後、田畑氏から「ポケットマネーで党費を支払ったことにしてほしい」と持ち掛けられた。男性が拒否すると「亡くなったおじが支払ったことにする」と電話があり、男性はその後連絡を絶ったという。

 田畑氏は12年衆院選で初当選し、現在5期目。旧安倍派に所属し、派閥の裏金事件では政治資金収支報告書に不記載があったとして注意を受けた。

 党本部によると、党員数は23年末時点で約109万人で、120万人の獲得を目指している。14年には国会議員らに党員1000人確保のノルマを課すこともあった。

 党県連の宮本光明幹事長は「無断で党員登録することはあってはならない」と強調。ある国会議員の秘書は「支援者への裏切りだ」と話した。

3128OS5:2024/12/03(火) 11:45:02


 ▽新潟3区(3人)
◎105,275黒岩宇洋 58☆元法務政務官立元(3)
△094,984斎藤洋明 47☆財務副大臣 自前(4)推(公)
×013,370吉村祐一郎49☆飲食店経営 維新 



https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/502953
連載[実録・衆議院選挙2024 新潟の戦い]<3>3区 黒岩宇洋氏、”天王山”新潟市秋葉区制す
2024/11/2 13:00
(最終更新: 2024/11/4 11:48)
新たに3区となった新潟市秋葉区での勝利を重視した黒岩宇洋。選挙戦最終日も有権者に支持を訴えて回った=10月26日

 新潟県内小選挙区の定数が6から5に減り、再編された新たな区割りでの初めての衆議院選挙(衆院選)は、立憲民主党が全議席を奪取し、自民党の比例代表復活も1議席しか許さない結果に終わった。異例の超短期決戦では、有権者の支持を得るべく、各候補が激しい陣取り合戦を繰り広げた。各選挙区の12日間の選挙戦を振り返る。(5回続きの3、敬称略)

 「相手候補は唯一残った派閥の所属議員だ。そして誰よりも早く資金パーティーをやっている」

 衆院選公示後、最初の土曜日だった10月19日。新たに新潟3区となった新潟市秋葉区のショッピングセンター脇に立った立憲民主党の黒岩宇洋(58)は宿敵・自民党の斎藤洋明(47)を口角泡を飛ばして批判した。

 斎藤は元首相の麻生太郎が率いる派閥に所属。自民派閥の裏金事件が問題となった後に、政治資金パーティーも開いた。黒岩はそこに矛先を向け、自民の「政治とカネ」の争点化を図った。秋葉は革新系が強いとされ、人口も多く無党派層の支持も狙えた。

新選挙に加わった新潟市秋葉区で街頭演説に臨む立憲民主党の黒岩宇洋氏(右から2人目)=2024年10月26日 新潟市秋葉区小須戸

 黒岩は前回選で斎藤に完敗。比例復活も阻まれた。政治生命を懸けた「最後の戦い」と位置付け、地元での活動量を増やしていた。「この1年で3区内を10周回った。地球1周分だ」と自信を見せていた。

 ただ、秋葉の野党関係者は最後まで不安を抱えていた。最たるものが選挙対策本部との連携不足だ。

 旧4区だった前回は頻繁に各地域の選対メンバーが集まっていたが、「今回はそれがなく、秋葉だけが取り残されている思いだった」と関係者は打ち明ける。結果的に秋葉で約7300票差をつけ、勝利の決め手となったが「大勝は風でしかない」との声も漏れた。

 今後の懸念もある。浪人中の3年間で離れた人がいることだ。野党系を支援することが多かった宗教団体・立正佼成会の一部教会は今回、斎藤を推薦した。

 選対本部長を務めた元県議の佐藤浩雄はくぎを刺す。「組織や人間関係がしっかりしていれば、ここまで苦戦しない選挙だった。もっと地域の話を細かく聞いて回る姿勢が必要だ」

◆斎藤洋明氏、新エリアで態勢整備間に合わず
 自民全敗-。衝撃の夜となった10月27日の投開票日。早々と仲間の落選が決まる中、最後まで粘ったのが斎藤だった。午後11時過ぎに敗北が確実になると畳に両手をつき、支持者にわびた。比例復活が決まっても表情は硬いままだった。

 「勝てるとしたら3区」。自民県連内では斎藤への期待が高かった。斎藤は裏金事件への関わりがなく、約1万4千票差で黒岩を圧倒した前回の実績もあった。

 黒岩陣営同様、斎藤陣営も秋葉が鍵を握るとにらんでいた。勝てなくとも、どれだけ差を抑えられるかが重要だった。

 街頭では「国道403号の整備を進め、渋滞を解消する」などと地域課題を多く取り上げた。秋葉区地域選対本部長で県議の栗原学は「ここが天王山だ」と繰り返し、声を張った。

 だが、逆風は斎藤にも吹いた。固められていないとみられた公明党支持層を意識し、斎藤は中盤以降「比例は友党・公明党に」と呼びかけを強化した。自民の比例票を減らしかねないが、やらざるを得なかった。

 それでも最終的に秋葉は大敗。全域が3区になった新潟市北区の約3600票の負けも響いた。

 秋葉は後援会の設立が間に合わず、拠点となる事務所もなかった。勝利した県北などに比べ、態勢が弱かったのが実情だ。3区選対本部幹事長で県議の岩村良一は「秋葉はもっと手をかけるべきだった。新発田同等か、それ以上に。大きな反省点だ」と敗戦を振り返った。

 旧統一教会の問題もあった。斎藤は前回選で「電話作戦」の支援を受けた。関係は絶ったが、ある首長は明かした。「お願いしても『統一教会がね…』と嫌がる人が、それなりにいた」

◆吉村祐一郎氏、独自の戦い及ばず
 日本維新の会の吉村祐一郎(49)は組織がなく、自身で選挙カーを運転して回る独自の戦いだった。吉村は「ある程度の爪痕は残せた」と述べた。

3129OS5:2024/12/03(火) 11:46:52
>>2899>>3058
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/503322
連載[実録・衆議院選挙2024 新潟の戦い]<4>4区 米山隆一氏、妻の室井佑月さんと「米山・室井党」 有権者の関心引き集票
2024/11/3 11:30
(最終更新: 2024/11/4 10:07)
街頭演説に集まった有権者に握手をして回る米山隆一(中央)と妻の室井佑月(右隣)=10月18日、見附市

 新潟県内小選挙区の定数が6から5に減り、再編された新たな区割りでの初めての衆議院選挙(衆院選)は、立憲民主党が全議席を奪取し、自民党の比例代表復活も1議席しか許さない結果に終わった。異例の超短期決戦では、有権者の支持を得るべく、各候補が激しい陣取り合戦を繰り広げた。各選挙区の12日間の選挙戦を振り返る。(5回続きの4、敬称略)

 まばらな聴衆に、買い物客が一人、また一人と加わる。多い時には100人規模にも膨れ上がった。長岡市中心部のスーパー前。立憲民主党の米山隆一(57)がマイクを握り、妻で作家の室井佑月が笑顔で握手をして回る。「動員がなくても、多くの人が集まり聞いてくれる」。衆院選終盤、街頭演説は勢いを増し、陣営は手応えを感じた。

 前回は無所属で事実上の野党統一候補として旧5区を制した米山は今回、立民公認となった。共産党が組織的な支援をせず、立民独自の組織もない中、当初はビラの配布にも苦労した。支えたのは社民党関係者だった。選挙対策本部長は社民の元県議、長部登。後継県議、諏佐武史らも動いた。

 陣営は選挙戦で立民の政党色をあえて出さず、政策に強い本人の個性を生かす戦略を取った。米山は街頭で自民党派閥の裏金事件を批判しつつ、物価高など自公政権の課題も生活者目線で指摘。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題は是非ではなく、県民投票というプロセスを重要視するなど間口を広げた。

街頭演説する米山隆一氏=10月15日、長岡市

 前知事だったことや、交流サイト(SNS)による発信で知名度は抜群。女性にファンが多い室井も毎回マイクを持ち、有権者の関心を呼び込んだ。陣営幹部は「立憲民主というより、米山・室井党で票を集めた」と総括してみせる。

 区割り変更で新潟4区では出身地の魚沼市が選挙区から外れ、新たに加わったエリアに強固な地盤を築けたわけでもなかった。しかし、裏金事件による追い風がマイナス要素を吹き飛ばした。


◆鷲尾英一郎氏、新エリアで浸透し切れず
 選挙戦中盤、自民党の鷲尾英一郎(47)が長岡市を自転車で街宣した合間にぽつりと言った。「意味が分からないよ」

 報道各社の情勢調査では米山がやや優勢との結果が目立っていた。「反応は本当にいい」。自身が得る感触とのずれが埋まらぬまま、敗れた。

 衆院6期。とはいえ、旧民主党から無所属を経て2019年に自民に入った鷲尾にとって一からの選挙戦だった。

 元々は旧2区が地盤で、4区の有権者の約7割には「新人」となる立場。自民の4区支部長となった2023年2月からポスター約4500枚を張り、後援会「越鷲(えっしゅう)会」を約70地域でつくった。選対は重厚だった。

 しかし、歴史的な「超短期決戦」となり、ほころびが出た。公示4日前、旧5区の小千谷市で開いた国政報告会は参加者が十数人の時もあった。大票田の長岡市は頼みの市議たちが直前まで市長選があり動けなかった。越鷲会は初めて選挙運動に関わるメンバーも多かった。

 人繰りがうまくいかず、市議が選挙カーのハンドルを握った。選対幹部で長岡市議の丸山勝総は「失敗した。議員は自分の地域を固めないといけないのに」と悔やんだ。

 敗戦濃厚となった10月27日夜、県議の柄沢正三は静かに言った。「浸透し切れなかった。地域を歩き、足元を固めるしかない」

◆泉田裕彦氏、無所属でも見せた影響力
 自民公認を得られず無所属で戦った元知事の泉田裕彦(62)が4万3千票余りを獲得したことに、4区の自民関係者は衝撃を受けた。鷲尾に約1700票差まで迫った見附市の鷲尾選対幹部は「なぜこんなに票が出るんだ」とうめいた。

 前回は旧5区で比例復活。今回は自民の元県議から裏金を要求されたとして刑事告発した過去を踏まえ、街頭で自民県連への批判を続けた。新潟日報社が加盟する共同通信社などの出口調査では自民と公明の支持層の2割弱を奪い、無党派の支持割合は鷲尾を上回った。

 泉田は去就を明らかにしていない。自民県議の一人は「米山さんがいて泉田さんの影響力まで残ったら、それこそ4区の自民党は大変だ」と漏らした。

3130OS5:2024/12/03(火) 11:47:49
>>3057
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/503840
連載[実録・衆議院選挙2024 新潟の戦い]<5>5区 梅谷守氏、日本酒供与で活動停止も敵失で影響少なく
2024/11/4 10:30
(最終更新: 2024/11/4 23:36)
当確が伝わった後、まず日本酒供与問題について陳謝した梅谷守=10月27日、上越市

 新潟県内小選挙区の定数が6から5に減り、再編された新たな区割りでの初めての衆議院選挙(衆院選)は、立憲民主党が全議席を奪取し、自民党の比例代表復活も1議席しか許さない結果に終わった。異例の超短期決戦では、有権者の支持を得るべく、各候補が激しい陣取り合戦を繰り広げた。各選挙区の12日間の選挙戦を振り返る。(5回続きの5、敬称略)

 衆院解散から間もないある日。自民党の宣伝カーが新潟5区の湯沢町から南魚沼市、魚沼市へと走った。自民の高鳥修一(64)をアピールするためだ。3市町の有権者数は約8万人。30キロ超の道中、車に手を振ったのは2人だけだったという。

 3市町は中選挙区時代、元首相・田中角栄の後援会「越山会」と元環境庁長官・桜井新の「一新会」が激しく争い、自民支持者の多い地域だ。新区割りで上越地域と同じ5区となったが、高鳥の名前はなじみが薄い。とはいえ、この反応の悪さはどうだろう。車に乗った党員は「裏金問題の影響だ」と肌身で感じた。

 同じ頃、立憲民主党の梅谷守(50)は魚沼地域を回るためJR小出駅にいた。偶然居合わせた中年の女性たちは梅谷と握手し「やっと会えたね」と笑顔だった。地域行事の主催者に日本酒を供与した問題が2月に発覚して以降、表から姿を消し活動は事実上停止。魚沼地域の開拓も止まった。だが反応は悪くなかった。

有権者と握手をする梅谷守氏=10月15日、妙高市

 魚沼地域での二つの光景。与野党一騎打ちの選挙結果を暗示していた。

◆高鳥修一氏、裏金イメージ払拭できず

 5年間で計544万円の政治資金収支報告書への不記載があった高鳥への風当たりは強かった。街宣で「裏金野郎」とやじを受けたり、指で「×」と示されたりした。上越圏選挙対策本部幹事長で県議の中村康司は「無視されるならまだしも、こんなに厳しい雰囲気は初めてだ」とぼやいた。

 梅谷も日本酒供与問題を抱えていたが、報道の情勢調査では序盤から優位に立った。高鳥選対幹部は「日本酒の持参はある意味、慣習と理解を示す有権者もいる。裏金の方がよっぽど印象が悪い」と解説した。

 高鳥陣営は、使途を詳細に明かして適法性を訴えてみたり、国とのパイプや政策の話に徹してみたりして反応を探った。だが「説明すれば言い訳だと取られ、触れないと逃げたと言われる。打つ手なしだった」と選対幹部は嘆息した。

 魚沼地域でも苦戦した。高鳥は地元の県議や市議と組織戦を展開したが、党支部幹部は「名前を浸透させる前に裏金の悪いイメージが付いていた。どうあがいても払拭できなかった」。

 対照的に梅谷陣営には魚沼地域の自民支持者から「高鳥は裏金問題があるから駄目だ。梅谷に入れる」との連絡が入った。街宣では自民の集票マシンとされてきた建設会社の作業員が手を振ることもあった。

 党本部からの来援がなかった高鳥の応援弁士の顔ぶれに、渋い表情を見せる向きもあった。前経済安全保障担当相の高市早苗ら保守系に偏っており「これでは岩盤保守層にしか響かない」と陣営幹部はこぼした。

◆自民、立て直し急務 立民、足元固め必須

 結局、魚沼3市町で高鳥は梅谷に計4424票差を付けられ、5区全体でも出身地の糸魚川市以外、梅谷に負けた。梅谷が強い大票田・上越市での劣勢を他の7市町で補う戦略は崩れた。


 2025年夏の参院選を控え、5区でも自民は立て直しが急務だ。10月27日の開票当夜、巻き返しについて上越圏選対本部長代行で県議の楡井辰雄は「信頼回復へ愚直に活動していくしかない。難しい道のりだ」と厳しい表情を崩さなかった。

 同じ夜。梅谷も当確の知らせに笑顔は控え目だった。日本酒供与問題で自民党員から公選法違反(寄付行為)の疑いで刑事告発されている身。当選のあいさつは問題へのおわびから始まった。

 他の小選挙区同様、梅谷も敵失が幸いした。特に主たる労組のない魚沼地域では支持基盤の確立ができないまま選挙に突入した。選対幹部は「本人の努力もあるが、出どころが分からない票も多い。しっかりと足元を固めないと次回の選挙は足をすくわれる」と表情を引き締めた。

=おわり=

3131OS5:2024/12/06(金) 13:07:56
>10月の衆院選で落選した、中通りを地盤とする元衆院議員
亀岡偉民かな?上杉謙太郎の可能性もあるけどもともと比例出馬予定だったし。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4128afc1a2bd595ae4a369df9113463fc8d2e4e1
福島・中通りの元衆院議員捜査 関係書類押収、選挙区内で現金配布か
12/6(金) 10:35配信


福島民友新聞

 10月の衆院選で落選した、中通りを地盤とする元衆院議員が選挙区内で現金を配っていたことが5日、複数の関係者への取材で分かった。公職選挙法は政治家が選挙区内の人に寄付することを禁じていて、抵触する恐れがある。県警は元議員の関係先を捜索し、関係書類などを押収しており、立件を視野に慎重に捜査している。

 関係者によると、元議員は10月上旬に開催された複数の祭りの団体に現金を配っていたとみられる。ある祭りでは、元議員本人が複数の団体に対して、会員でないにもかかわらず「会費」名目で現金を1万円程度ずつ配った。団体関係者を訪ね、現金を封筒に入れて渡したという。

福島民友新聞

3132OS5:2024/12/08(日) 22:08:11
>>1931
https://news.yahoo.co.jp/articles/bea17a335f7162f0d45a50ec11140d258fd03708
韓国の難局、韓悳洙首相がカギ…歴代政権で重用・「行政の達人」と野党も一目
12/8(日) 5:00配信

読売新聞オンライン
 【ソウル=依田和彩】戒厳令を宣布して混乱を招いた韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領に代わり、韓悳洙(ハンドクス)首相が政権運営の主軸を担うとの見方が浮上している。堅実な行政手腕を左派政権でも発揮した経歴を持ち、難局突破の救世主になりうるとの期待からだ。

戒厳令に反対
7日、ソウルの国会前で尹大統領に抗議する人たち=AP

 韓悳洙首相は7日、保守系与党「国民の力」の韓東勲(ハンドンフン)代表と会談し、党と緊密に連携し、国民生活や経済政策に力を入れることを確認した。韓悳洙首相は3日夜の閣議で戒厳令宣布に反対したこともあり、権威が失墜した尹氏に代わって政権を担う適役と与党内で白羽の矢を立てられた可能性が高い。

 韓国の首相は「大統領を補佐し、行政に関して大統領の命を受け、行政各部を統括する」(憲法86条)役割を担う。「大統領が空席になったり、事故によって職務を遂行できなくなったりした」場合に権限を代行するとの規定もある。憲法改正の発議や事実上3000以上に及ぶポストの任命など強大な権限を持つ大統領に比べると地味な存在ではある。

駐米大使
 しかし韓首相は、政党色が薄く、韓国メディアで「政権が代わるたびに最高権力者が重用した『行政の達人』」(韓国日報)と評価されている。左派の地盤全羅北道(チョルラプクト)出身の元経済官僚でもあり、野党からも一目置かれている。

韓悳洙首相の主な経歴

 米ハーバード大大学院で経済学博士号を取得した米国通で保守の李明博(イミョンバク)政権では駐米大使を務め、左派の盧武鉉(ノムヒョン)政権では首相を務めた。

 堅実な仕事ぶりが評価される一方、国会では、政権批判一辺倒の野党議員に対して物おじしない答弁が目立つ。11月7日に行われた2025年予算案を巡る審議で、政府の事業に莫大(ばくだい)な予算がかかると非難した野党議員に対し、「フェイクニュースだ」と反論した。むしろ、急激な財政悪化を招いた左派の文在寅(ムンジェイン)前政権の5年の経済政策を「無責任だった」と言い返すなど強気な態度で向き合っている。

「責任首相制」案
 4月に行われた総選挙では与党「国民の力」が大敗した責任をとるとして辞意を表明したが、現在まで首相として尹氏を支えてきた。

 今後、大統領に集中した権限を委任し、首相が国政を運営できるようにする「責任首相制」をとる案も浮上している。次期大統領候補の一人、呉世勲(オセフン)ソウル市長は6日、「国政安定のために責任首相制に転換し、非常管理内閣を構成しなければならない」とSNSに投稿した。

 通信社ニュース1も7日、韓代表が、国民生活の混乱と対外的な信用度の下落を収拾するため「責任首相制」をとることを含めて検討を進めていると伝えた。

 物価高に戒厳令宣布による外国為替市場でのウォン下落が重なっており、経済回復が急務だ。韓首相は7日夜、「状況を早く収拾し、国民の日常が動揺なく維持されるよう全力を尽くす」との声明を発表した。

3133OS5:2024/12/08(日) 22:46:05
>>2909
社大で那覇市・南部離島区選出:平良識子
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1486040
沖縄県外でれいわ候補を応援した社大党県議の名は 「オール沖縄」選挙母体が問題視 来夏の参院選の候補差し替えに言及
2024年12月7日 3:58

 「4区ひやみかち・うまんちゅの会」の申し入れは、「オール沖縄」勢力内でくすぶっていた社大党(高良鉄美委員長)への不満が表面化した格好だ。「政党会派会議の合意事項を無視し、オール沖縄に亀裂を生じさせた社大党には重大な責任がある」と強い憤りを示している。来夏の参院選では現職の高良委員長が立候補予定だが、同会は候補者差し替えにも言及している。

同会は島尻・南城市区選出の瑞慶覧長風県議のほか、同じ社大で那覇市・南部離島区選出の...




https://ryukyushimpo.jp/newspaper/entry-3595782.html


オール沖縄「県議選と同じ過ち」自公への逆風を生かせず れいわと決裂、票奪い合い<衆院選2024沖縄・混戦の舞台裏>1
公開日時 2024年10月29日 05:00
更新日時 2024年11月03日 14:23

 「山川は当選なのか」。28日午前2時すぎ、沖縄4区の立民新人、金城徹氏がぽつりと漏らした。選挙区で敗北、比例復活もならないことが確定。支持者への感謝を伝えて選対幹部らに囲まれると口を突いて出たのは、比例復活を果たしたれいわ新人の山川仁氏の名前だった。

 開票結果は自民前職の西銘恒三郎氏が6万1289票、金城氏が4万7248票、山川氏が2万284票。国政野党候補の金城氏、山川氏の票の合計は西銘氏を上回っていた。

 金城氏と山川氏は公示前に名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄」勢力の統一候補の座を争った。選考委も開かれたが共闘の歴史を重視する共産や立民、社民、社大と党勢拡大を重視したれいわとの溝は埋まらないまま決裂。22日、山川氏の応援で来県したれいわの山本太郎代表は「オール沖縄の役割は終わった」と強烈に批判した。

 れいわとの決裂は選考委で確認されていた4区内のオール沖縄の協力態勢にもひずみを生む。山川氏と近い社大党の瑞慶覧長風県議は金城氏への選挙協力を拒み、公然とれいわ支援を展開した。

 自公が過半数を割るほどの逆風が吹き荒れる中、野党共闘のモデルとされたオール沖縄は戦略的な候補者調整ができない組織力の弱さを露呈。票を奪い合い「みすみす勝ちを逃した。県議選と同じ過ちを繰り返している」。オール沖縄幹部は自嘲気味に語った。

 一方の西銘氏も想定外の苦戦を強いられた。金城氏は前回選で1万5千票差を付けて勝利した相手。「知名度も大臣経験の実績もある。戦わずして勝てる」(自民党関係者)ともくろんでいた。

 報道各社の情勢調査でも金城氏にダブルスコアを付けるなど圧勝ムードも漂う中、選挙戦最終盤に自民の「裏金問題」が直撃。非公認候補への2千万円支出報道がでると票の伸びがぴたりと止まった。三日攻防の直前。「自民党というだけで離れていく。自己紹介しただけで票が逃げていく気がする」と西銘氏は事務所で力なくつぶやいた。

 手応えのない中で迎えた投開票日。ふたを開けてみると、西銘氏は前回選に近い約1万4千票差で勝利した。西銘陣営幹部は「オール沖縄の失態で得た勝利だ」と語った。

  ♢ ♢

 27日に投開票された第50回衆院選。自公政権への逆風が吹く中での選挙戦の内幕を追った (’24衆院選取材班)

3134OS5:2024/12/19(木) 19:46:47
>>3080 >>3089
https://news.yahoo.co.jp/articles/18a28dd68d55f5c7ffe59b4e675d38550366cc99
「涙の124票差」に、正反対の「風」。注目区の「隣」で起きていたこととは 知られざる選挙区で振り返る、10月の衆院選悲喜こもごも
12/19(木) 9:02配信
 50回目となった10月の衆院選では、全国的に強い「風」が吹いた。派閥裏金事件に端を発する自民、公明両党への逆風だ。追い風を受けた立憲民主党は躍進し、「手取りを増やす」の公約とSNS戦略で若年層に支持を広げた国民民主党も大きく議席を伸ばした。与党は過半数割れし、石破茂首相は難しい政権運営を強いられている。

 永田町の景色を大きく変えた国政選挙を個別の選挙区で見ると、少し異なる事情が見えてくる。ここでは3つの選挙区を取り上げたい。共通するのは、いずれも注目区の隣や近隣に位置する点だ。

 鳥取では、立憲民主党への追い風を全く感じられなかった候補者がいた。大阪では、日本維新の会が「完全制覇」を果たし、公明党が4小選挙区で全敗する傍らで、立民がある「兆し」をつかんでいた。和歌山では維新候補が全国一の僅差で勝利を逃した。それぞれの悲喜こもごもを振り返る。(共同通信=古結健太朗、伊藤怜奈、上原香廉)
 ▽鳥取には「逆の風」が吹いていた

 自民、公明両党が過半数割れする中、鳥取県の2選挙区ではいずれも自民候補が圧勝した。1区は首相に選出されたばかりの石破茂総裁で、13回連続の選挙区当選。立憲民主党が旧民主党系を含め2009年以来となる候補者を擁立し、共産党と三つどもえになった選挙で、得票率は85%を超えた。選挙区に一度も入らなかったにもかかわらず、他候補を全く寄せ付けなかった。

有権者に政策を訴える立憲民主党の湯原俊二氏=10月20日、鳥取県米子市

 県西部の米子市を中心とした2区で勝利したのは赤沢亮正氏(64)。石破首相の「側近」として長年行動を共にし、石破内閣が発足すると晴れて経済再生担当相として初入閣を果たした。この赤沢氏に挑んだのが立民の湯原俊二氏(62)だった。当選はこれまで2回。赤沢氏とは6回目の戦いで、選挙区では一度も勝てていなかった。前回2021年は接戦の末に比例代表で復活当選した。湯原氏は今回の選挙期間中、こんなフレーズを繰り返していた。「有権者の判断を信じる」

 ところが、鳥取だけは全国とまるで反対の風が吹いてしまった。
 ▽「6度目の正直」を阻んだのは人情?

 湯原氏は選挙戦中盤、聴衆もまばらな街頭演説で、語気を強めてこんな話をしていた。「首相が出た山口も広島も、街は良くなっていない。政権を代えて、国づくりを根本から変えないといけない」。派閥裏金事件で自民に厳しい目が向けられる中での選挙戦。湯原氏自身は「6度目の正直」に期するものがあった。

 ところが、報道各社の情勢調査では序盤から劣勢だった。湯原氏本人の口からはこんな言葉が漏れた。「鳥取だけは他と逆の風が吹いている」。対する赤沢氏は選挙戦後半、現職閣僚として他候補の応援演説に回った。湯原氏は選挙区に張り付き、街頭演説や集会を積み上げた。それでも結果は倍近い差をつけられての惨敗。重複立候補していた比例代表での復活当選もならなかった。立憲民主党の前職で落選したのは、湯原氏を含めて全国で2人しかいなかった。

 湯原氏は復活当選の可能性が消えると、記者団を前に淡々と結果を振り返った。「鳥取から石破首相が出て、赤沢さんも閣僚になって。他の都道府県と正反対の風が非常に強く吹いた。大変な逆風だった」
 立民の県連幹部はこう振り返る。「自民党総裁選から一気に向かい風になった」。衆院選期間中には、派閥裏金事件で非公認となった候補が代表を務める自民党支部に、党本部が活動費を支給したことが明るみに出た。自民批判はさらに強まった。それでも湯原氏が勝てなかった理由について、県連幹部の分析はこうだ。「鳥取県民は人情がある。追い込まれれば追い込まれるほど、石破政権を支えなければいけないという意思が働いたのだろう」

3135OS5:2024/12/19(木) 19:47:58
 ▽「独立国家」大阪で見えた兆し

 日本維新の会の本拠地大阪では、19ある選挙区全てで維新の候補者が勝利した。選挙区ごとに当選者を落とし込んだ全国地図で、大阪だけは「維」の文字が埋め尽くした。SNS上ではこんな声が上がっていた。「独立国家のようだ」

 大阪の注目は、維新が公明党と初めて直接対決した4選挙区。公明は支持母体の創価学会を中心に全国から支援者を大量投入したが、及ばなかった。両党とも候補者に比例重複立候補を認めない背水の陣で、文字通り激戦を繰り広げた。創価学会幹部は振り返る。「死力は尽くした。想像以上に維新の岩盤が固かった」
 全国的には議席を減らした維新が、大阪では地力を見せつけた。公明との死闘に隠れて、立憲民主党のある候補者は反転攻勢の「兆し」を感じ取っていた。府北部に位置し、高槻市が中心の大阪10区で比例復活した元職の尾辻かな子氏(50)だ。選挙区当選者の得票に対する比率を示す「惜敗率」は74%。比例近畿ブロックの立民候補者では最後の議席となる4位に滑り込んだ。


 立民の大阪府連幹部は勢力の衰えを自嘲してきた。「大阪の立民は共産党よりも弱い」。旧民主党政権下では複数の閣僚を輩出したが、このところは維新の台頭に押される一方の状態が続いていた。今回の比例復活を受けて、10区は大阪府議、地元市議、町議、衆参国会議員2人がそろった。「維新だらけ」の大阪では異例ともいえる地域となった。
 ▽「竜巻のような風が吹いた」

 大阪10区は元々、府内でも特にリベラル色の強い地域とされてきた。交通の便が良い割に土地代が安く、1970年以降はパナソニック(旧松下電器)や東芝の工場建設に伴い人口が急増。この地を固めた立役者が、現在は全国比例選出の参院議員を務める辻元清美氏だ。1996年の衆院選初出馬以降、この地で20年以上かけて地盤を築いてきた。辻元氏の下で活動してきたボランティア団体やNPO法人をはじめ、選挙区内には社会運動に関心のある有権者が多い。

 2021年衆院選で、その辻元氏に比例復活も許さない「完封勝利」を収めたのが、日本維新の会の池下卓氏(49)。辻元氏は「竜巻のような風が吹いた」と言い残した。後継が尾辻氏だった。国会論戦で圧倒的な知名度を誇る辻元氏ですら勝てなかった池下氏を相手に、ある陣営幹部の目標は控えめだった。「今回は名前を知ってもらう選挙。勝てなくてもいい」



 ▽「本当の敵は辻元」

 尾辻氏の陣営幹部が選挙期間中の取材に何度も繰り返していた言葉がある。「尾辻の本当の敵は辻元です」。懸念していたのは、投票用紙に「辻元」と書かれて無効票になってしまう事態だ。辻元氏を応援弁士に招けば、拡散効果は大きい。その反面、辻元氏が立候補者だと有権者に勘違いされかねない。ジレンマを抱える中、それでも辻元氏を頼った。

 尾辻氏は2つの点に力を入れた。ひとつは「バトンタッチ」の強調だ。街頭演説では5分に1度繰り返した。「辻元清美さんからバトンタッチした尾辻かな子です」「辻元さんは参議院に行かれたんですよ」。街頭では2人の間に「バトンタッチ」と書かれた巨大な看板を置いた。

 もう一つはSNS。選挙戦中盤に差しかかったころ、街頭演説でよく見かけたのは、10〜20代の若者から「動画見ました」と声をかけられている姿だった。空手を特技とする尾辻氏は公示日以降、「今日の蹴り技」を配信。数十秒の短い動画だが、毎日10区内のさまざまな場所で蹴り技を披露するシュールな映像が若者の目に止まったようだ。尾辻氏は選挙戦をこう振り返る。「辻元さんの力を借りつつも、自分なりの戦い方を見せたかった」
 自民党新人との三つどもえとみられていた選挙戦は中盤以降、池下、尾辻両氏の争いとなった。投開票日の翌朝、取材に応じた池下氏の表情は勝者のそれではなかった。「辻元さんと尾辻さんの『辻辻コンビ』。これからかなり強敵ですよ」。2025年には参院選も控えている。維新の牙城を崩すのは、自民党か、公明党か、それとも尾辻氏が加わって馬力が増した立憲民主党か。

3136OS5:2024/12/19(木) 19:49:14
>>2976>>3084

 ▽激しい保守分裂選の傍らで

 今回の衆院選で全国一の僅差となったのは、衆院和歌山1区だった。ただ、和歌山に2つある選挙区のうち、注目度は隣り合う2区(白浜町など)の方が圧倒的に高かった。二階俊博元幹事長の後継として自民党から立候補した三男の伸康氏に挑んだのは、自民の参院幹事長を務めていた世耕弘成氏。派閥裏金事件で責任を問われて離党し、無所属での出馬となった。かねてくら替えが取り沙汰されていた世耕氏が動いたとあって激しい保守分裂選が予想されたが、ふたを開けると世耕氏の圧勝に終わった。

 和歌山市などで構成する1区で争ったのは日本維新の会の林佑美氏(43)と自民の山本大地氏(33)。2023年の補欠選挙で初当選した前職の林氏に、新人の山本氏が挑む構図だった。いずれも和歌山市議出身で、同期当選組の争いとなった。

 ▽「自分は何と戦っていたのか」

 和歌山は「保守王国」とも呼ばれ、自民の支持基盤が厚い。自民の山本氏は「王道」の組織戦を展開した。決起集会にはおよそ1000人を集めた。公示後の出陣式や演説会でも、多くの自民党議員や支援者が姿を見せた。事務所には、必勝を祈願する党幹部らの「ため書き」がずらりと並んだ。その山本氏は投開票日前夜、記者団に囲まれると思いも寄らぬ本音をこぼしていた。「相手の顔が見えないのがつらかった。自分は何と戦っていたのか」

 林氏は選挙カーで住宅街の細い裏路地をくまなく走り、道行く人に握手をして回った。山本氏の陣営には姿が見えなかったようで、選挙戦術は「ステルス作戦」と呼ばれた。街頭演説も、吉村洋文大阪府知事ら維新幹部が来た日以外はほとんどなかった。

 ただ、「見えていなかった」のは林氏も同様だったようだ。選挙戦最終日、記者団に手応えを聞かれるとこんな言葉が返ってきた。「全くないです」。終始、本人も首をかしげたままだった。
 ▽0・03%の有権者

 自民党にも日本維新の会にも逆風が吹いていた和歌山1区。敗れた林氏の惜敗率は99・8%に達した。なぜこれほどの接戦となったのか。

 林氏の陣営は野党候補者の乱立を要因に挙げて悔しがる。「立憲民主党の候補が出ていなければ圧勝だった」。林氏が初当選した2023年の補欠選挙では自民、共産、政治家女子48党(当時)の3候補が相手だった。今回は立民も候補を擁立し、自民への批判票が流れたとみる。

 自民サイドが指摘するのは、保守分裂選となった2区の余波だ。1区の自民候補・山本氏は二階氏側の立場。2区で二階伸康氏が勝てば、父の俊博氏が和歌山で築いた「二階王国」は保たれる。一方、世耕氏は二階氏との主導権争いを続けてきた。世耕氏が勝てば、和歌山政界の勢力図が大きく変わる可能性がある。2区での世耕氏勝利を見越して、山本氏を選挙区敗北に追い込む、つまり維新の林氏を推す流れができた、というわけだ。林氏の周辺では選挙戦中盤からこんな声が聞こえていた。「1区にも世耕氏の風が吹いている」
 県の選挙管理委員会が定期的に発表する開票速報は、2人のあまりの接戦ぶりに何度も順位が入れ替わった。山本氏は翌日未明にずれ込んだ当選確実の知らせを受けて、こう力を込めた。「応援して良かったと言われる国会議員に必ずなる」

 一方の林氏は比例復活への喜びよりも、選挙区で敗れた悔しさをにじませた。事務所でのあいさつでは涙を流して語った。「うれしいというより申し訳ない気持ちでいっぱい。引き続き和歌山のために頑張る」

 大接戦ぶりはSNSでも注目された。「X」(旧ツイッター)では1万回以上リツイートされた投稿もあった。政治離れが目立つ昨今では珍しく「1票の重みが分かる選挙区」「投票は大切」とコメントが並んだ。124票が和歌山1区の有権者に占める割合は、わずか0.03%だった。

3137OS5:2024/12/19(木) 19:57:40
https://news.ntv.co.jp/n/ybc/category/politics/ybc56f377099cc47ab922dfa37596977ba
寒河江市長選2008年以来16年ぶりの選挙戦に…新人による三つどもえの公算大きく

2024年12月14日 12:07

任期満了に伴う寒河江市長選挙は15日告示されます。これまでに新人3人が立候補を表明していて、16年ぶりの選挙戦となる見通しです。

寒河江市長選挙に立候補を表明しているのは、いずれも無所属の新人で、元農林水産省職員の大泉勝利さん(68)、元寒河江市議会議長の国井輝明さん(49)、前の寒河江市副市長・斎藤真朗さん(58)の3人です。

現時点で3人の他に出馬の動きはなく、新人同士の三つどもえの戦いとなる公算が大きくなっています。寒河江市長選挙は15日告示され、2008年以来、16年ぶりの選挙戦となる見通しです。投開票は今月22日です。寒河江市の14日現在の有権者数は3万3221人となっています。

最終更新日:2024年12月14日 12:07

3138OS5:2024/12/19(木) 22:20:12
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/572171
有権者の不信「自民王国」でも、衆院山口 2区大接戦に【回顧やまぐち2024】②選挙
地域

山口
2024/12/17
(最終更新: 14:11)
twitter
当選確実の一報を受け、周南市の事務所で支持者と万歳をして喜ぶ岸氏=中央(10月28日、撮影・安部慶彦)
 自民党派閥の裏金事件で広がった有権者の不信は、全国有数の「自民王国」とされる山口県内でも表面化した。石破政権下で初となった10月の衆院選。自民党が全3小選挙区の議席を守ったものの、自民党前職の岸信千世氏と立憲民主党元職の平岡秀夫氏の一騎打ちとなった2区では当落判定が投票翌日の未明までもつれる大接戦となった。

 選挙戦でひときわ熱を帯びたのは、区割り変更で全域が2区に入り、有権者が2区の市町で最多となった周南市。自民党本部は苦戦とみて森山裕幹事長を送り込んだ。前回まで同市を地盤とした1区の前職高村正大氏も自身の選挙区を離れて集会に駆け付け、岸陣営のスタッフを鼓舞した。対する立憲民主党も野田佳彦代表が同市で平岡氏を応援し、総力戦の様相となった。

 周南市で2848票リードした岸氏が総得票で1724票、得票率で0・8ポイントの差で競り勝った。ただ、同市を除く9市町の得票は平岡氏が上回った。自民党関係者は「県政界、中央政界から岸家の名が途絶えてしまうかもしれないと最後の最後まで肝を冷やした。近年で最も疲れた」と振り返る。惜敗した平岡氏は比例復活で当選し、2区を地盤とする衆院議員は2人となった。

 投開票から一夜明けた10月28日には自民党県連から早くも石破茂首相への不満が噴出した。友田有幹事長は苦戦の要因に、非公認候補が代表を務める党支部に活動費2千万円を党本部が支給した問題を挙げ「それまでの調査などではいい数字が出ていたが、一気に縮まってしまった」と強調。与党が過半数割れしたことを受け「総裁は出処進退を含めてしっかり考えるべきだ」と苦言を呈した。

 県内では無投票だった10月の宇部市長選を含め、六つの首長選と五つの議員選もあった。2020年の前回と同じ顔ぶれの一騎打ちとなった1月の岩国市長選は、無所属現職の福田良彦氏が5選。米軍岩国基地関連の交付金に頼らない市政運営を訴えた無所属新人の米重政彦氏を大差で退けた。投票率は前回を5・19ポイント下回る34・44%で過去最低だった。

 20年ぶりの選挙戦となった4月の下松市長選は無所属現職の国井益雄氏が3選した。新人3人が立った10月の光市長選は、4期務めた市川熙氏の後継指名を受けた、無所属で前市経済部長の芳岡統氏が初当選。同月の周防大島町長選は無所属現職の藤本浄孝氏が再選を果たした。

 25年夏には参院選が控える。山口選挙区(改選数1)は自民党が現職北村経夫氏の公認を決め、野党は候補者擁立に向けて準備を進める。自民離れの兆しが見え隠れした「王国」の民意を得るため、再び与野党の動きが加速する。(藤田龍治)

3139OS5:2024/12/20(金) 21:22:20
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/574365
自民党広島4区支部長に寺田稔氏 衆院選で比例復活

17:57
(最終更新: 19:51)
twitter
 自民党広島県連は20日、役員会を広島市中区のホテルで開き、衆院広島4区支部長を寺田稔氏(比例中国)とする党本部の決定を報告した。10月の衆院選で寺田氏は4区で落選して比例復活しており処遇が注目されていた。

 党本部は11月、次期衆院選の公認候補予定者となる支部長選任について比例復活を含む小選挙区の当選者などを基準とする方針を示していた。寺田氏の選任は基準に沿った対応とみられる。

 4区支部長を巡っては県連内に、区割り変更前の旧5区を地盤とした寺田氏と、旧4区から比例代表中国ブロックに回って当選した新谷正義氏を推す二つの意見があった。(和多正憲)

3140OS5:2024/12/22(日) 11:47:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cc2f5baab1a7a47985b32e0fb5bdeef867ade0a
衆院鹿児島3区支部長は前回落選の小里氏に 自民県連が了承 自民入り希望の三反園氏がいる2区は議題に上がらず
12/22(日) 11:13配信

南日本新聞
小里泰弘氏

 自民党は21日、次期衆院選の公認候補となる鹿児島3区支部長に10月の衆院選で落選した小里泰弘氏の選任を事実上決めた。鹿児島市であった県連の執行部役員・選対常任委員合同会議で党本部案を了承した。近く正式決定する。2区は党本部からの提示がなく、議題に上らなかった。

 会議は冒頭以外非公開。終了後に会見した森山裕県連会長は、10日に党本部から文書で小里氏の支部長選任の打診があったと説明。「選挙結果が大変厳しかったので、さらに頑張らなければならないという声があった」と述べた。

 2区は保岡宏武氏が落選し、支部長不在の状態。無所属で当選した三反園訓氏が自民入りを希望している。森山会長は「県連に判断をお願いする段階にない。ただ、衆院は常在戦場。できるだけ早く決める」と述べた。県連の議論を踏まえて党本部が決定する手法も一つの選択肢との認識を示した。

 三反園氏の処遇については「(三反園氏が所属する)自民党・無所属の会の取り扱いは大事な課題。横にらみしながら決めていく」とした。

南日本新聞 | 鹿児島

3141OS5:2024/12/22(日) 12:12:12
>>3140
森山が次には引退だろうし
保岡か三反園が国替えすればスッキリするが。。。

3142OS5:2024/12/26(木) 20:12:26
>>3131
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b3712d9d76eed1c54a4a0916a34fa61abd83208
選挙区内の祭りで寄付…亀岡偉民前衆議院議員を書類送検【福島】
12/26(木) 19:44配信
KFB福島放送

福島放送

10月の選挙で落選した亀岡偉民(69)元衆議院議員が、選挙区内の祭りで寄付をしたとして、公職選挙法違反の疑いで書類送検されました。

警察によりますと亀岡元議員は、10月3日から13日ごろまでに選挙区である福島市と二本松市の神社の祭りで、参加していた20数団体に現金合わせて24万円を寄付した、公職選挙法違反の疑いで26日書類送検されました。

警察は11月中旬に事務所や関係先を家宅捜索し、捜査を進めてきました。

警察は亀岡元議員の認否について明らかにしていませんが、起訴を求める「厳重処分」の意見をつけて書類送検しました。

亀岡元議員は10月の衆院選で福島1区に立候補しましたが、相手候補との一騎打ちでおよそ4万票差で落選していました。

3143OS5:2024/12/26(木) 20:13:20
https://mainichi.jp/articles/20241226/k00/00m/040/101000c
選挙区内で現金寄付か 容疑で亀岡偉民・元衆院議員を書類送検

毎日新聞
2024/12/26 12:07(最終更新 12/26 17:48)
564文字
亀岡偉民氏=福島市で2024年10月10日午後1時29分、岩間理紀撮影
 10月の衆院選前に立候補を予定していた選挙区内にある神社の例大祭の参加団体に対し現金を寄付したとして、福島県警が、自民党の亀岡偉民(よしたみ)・元衆院議員(69)を公職選挙法違反(寄付の禁止)の疑いで書類送検したことが捜査関係者への取材で判明した。県警は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。

 捜査関係者によると、書類送検容疑は10月3〜13日ごろ、福島市と福島県二本松市で開かれた六つの例大祭などの参加団体に対し、二十数回にわたって計24万円を寄付したとされる。

 1回当たりの寄付額は5000〜1万円で、会費などの名目だったという。県警は11月に自宅や事務所を家宅捜索し、亀岡氏本人の携帯電話などを押収して裏付けを進めていた。罰金刑以上が確定すれば原則5年間、公民権が停止される。

 10月15日公示、同27日投開票の衆院選で、亀岡氏は福島、二本松両市を含む福島1区から自民党公認で立候補。立憲民主党の金子恵美氏(59)との一騎打ちに敗れ、過去2回連続で比例復活していたため党の方針で比例重複立候補ができず、議席を失った。


 亀岡氏は作新学院高校(宇都宮市)の野球部で江川卓氏(元巨人)とバッテリーを組み、甲子園に出場。2005年の衆院選で初当選し、比例復活を含めて5回当選し、副復興相などを歴任した。【松本ゆう雅、岩間理紀】

関連記事

3144OS5:2024/12/28(土) 15:27:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/0156c0cdfa481fede0e19c578a7b20f9ed11fe85
亀岡元衆院議員、寄付慣例的か 例大祭関係者「昨年以前も会費名目で現金」
12/28(土) 7:45配信

福島民友新聞
亀岡偉民元衆院議員

 10月27日投開票の衆院選を巡り、選挙区内で公示直前に現金計24万円を配ったとして、公選法違反(寄付行為)の疑いで書類送検された亀岡偉民元衆院議員(69)=自民、当選5回=や秘書が今回の衆院選以前にも、慣例的に寄付を繰り返していたことが27日、関係者への取材で分かった。

 福島市など県北地方で実施された例大祭に参加した複数の団体の関係者によると、亀岡元議員や秘書は昨年以前も、亀岡元議員名義や、所属する福島メセナ協議会名義、「会費」名目で現金を持ってきたという。福島市のある町内会の男性は「例年もらっていた」と証言した。

 昨年は女性秘書が5千円を持ってきたが、今年は来なかったという町内会もあった。この町内会長の男性は「別に要求しているわけではない。ただ、持ってこられたら断れない」と話した。

後援会「連絡ない」
 亀岡元議員の後援会幹部を務める男性は27日、福島民友新聞社の取材に「(書類送検後)本人から連絡はない」と明かした。亀岡元議員と最後に連絡を取ったのは幹部の会合を予定していた22日で、亀岡元議員から「(会合を)取りやめたい」と電話があったという。

 長年にわたり亀岡元議員の選挙などを支えてきた。政治家としてはスピード感を持って対応していた印象があるとし、「福島の再生を進めたいという思いでやってきたと思う。書類送検は残念だ」と話した。

福島民友新聞社

3145OS5:2024/12/28(土) 19:18:58
https://www.tokyo-np.co.jp/article/376472
<2024かながわ 取材ノート>衆院選 自民、小選挙区で過半数割れ 勢力拡大の野党も課題 有権者の信頼や期待 どう取り戻す
2024年12月28日 07時23分
 10月27日投開票の衆院選は、神奈川県内でも自民党が大敗した。20小選挙区のうち、自民党が勝利したのは9人にとどまり、立憲民主党は11人が勝利した。比例南関東ブロックの復活も合わせた当選者は、自民が2021年選挙より3減、立民が4増で、同数の14人。国民民主党は擁立した2人共に比例復活したが、日本維新の会は1議席を守るのがやっとで、野党でも明暗が分かれた。
 得票数に着目すると、立民の躍進というより、自民の「一人負け」が見えてくる。自民は21年選挙に比べて、小選挙区の合計票、比例票をいずれも40万票以上減らした。立民はほぼ横ばい。「勝った」と言えるのは国民だけで、比例票を21年選挙比で倍増させた。
 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係、派閥の政治資金パーティー収入の裏金問題などが重なった末の選挙で、当初から自民にとって厳しい結果が予想された。しかし当初は、政権交代した09年選挙のような熱狂は感じられず、冷淡な空気が漂っていた。
 選挙戦後半、自民党本部が非公認候補側に2千万円を支給した問題が明るみに出てからは、県内でも街頭の空気が変わった。優勢が伝えられていた自民候補の演説でやじが飛び、日に日に支持を落とす様子が手に取るように分かった。政策論争は盛り上がらず、漂流する批判票を受け止めたのが、「手取りを増やす」という分かりやすいメッセージを掲げた国民だった。
 自民は複数の陣営が「支持層を固めれば勝てる」と強気な姿勢で街頭に...

3146OS5:2024/12/28(土) 19:19:55
https://www.asahi.com/articles/ASSDW40WLSDWPXLB00BM.html
保守分裂選挙で注目の衆院選和歌山2区 民意、甘かった記者の見立て
松永和彦2024年12月28日 10時15分7 「世耕弘成氏がくら替えで、衆院選に立候補の意向を固めた」

 そんな一報が飛び込んできたのは、公示を15日後に控えた9月30日のことだった。「やはり立候補するのか」と思う一方で、戸惑いもあった。

 さかのぼること半年、朝日新聞和歌山総局内には「世耕氏が県内のある首長に電話で立候補の意向を伝えた」との情報が入っていた。

 ただ、記者の間では和歌山県政界の反応をうかがう「様子見」ではないか、立候補しても「裏金問題の批判をまともに受けて勝ち目はないのでは」との見立てが主流だった。

 5月には、二階俊博氏の三男伸康氏が県町村会などの推薦を受けて立候補の意向を表明。組織の後ろ盾がある伸康氏は盤石だと思われた。

 しかし10月5日、世耕氏は田辺市内であった会見で、官房副長官などを歴任した政治経験の実績を挙げ、明確な公約も打ち出した。その姿は自信に満ちあふれていた。

 和歌山2区は保守分裂の激戦模様となり、一気に全国でも注目の選挙区となった。選挙期間中の各社の情勢調査で「世耕氏リード」が報じられた。結果は世耕氏の圧勝で幕を閉じた。

 政治家への取材だけではとても民意をつかみきれない。何が足りなかったのか。あらためて取材のあり方を考えさせられる選挙だった。

3147OS5:2024/12/30(月) 07:57:36
https://www.asahi.com/articles/ASSDX4R5XSDXOHGB007M.html?iref=pc_politics_top__n
崩れた自民の牙城、衆院岐阜4区 余波は新年1月の知事選にも
自民


荻野好弘2024年12月29日 11時00分


 2万8903票。

 10月27日に投開票された衆院選岐阜4区で当選した立憲元職の今井雅人氏(62)が獲得した11万4032票と、敗れた自民前職金子俊平氏(46)の得票差だ。自民党の牙城(がじょう)でなぜ、金子氏は比例区で復活できないほどの敗北を喫したのだろうか。

 「自民王国」の岐阜全5区で自民党が取りこぼす可能性が最も高い――。そう考えていたのが、小選挙区制が導入された1996年から同党が無敗を誇る4区だった。

 3選を狙う金子氏は飛驒地方を中心に厚い保守地盤に支えられる3世議員。これに対して、今井氏は前回(2021年)の衆院選では落選したが、17年まで4回続けて比例で復活当選した実力者だ。

 政治資金をめぐる裏金問題で自民に逆風が吹けば、今井氏の「逆転」も予想された。

 こうした状況で立憲民主党側は、野田佳彦代表が衆院解散前から労組票の見込める4区南部の可児市へ遊説に入り、公示後には泉健太前代表も駆けつけた。

 今井氏自身も「政治とカネ」の問題を積極的に取り上げ、「企業・団体から政治献金をもらわない」と訴えた。報道各社の情勢調査で優勢も伝えられたが、「前回と同じ轍(てつ)は踏まない」と気を抜く様子を見せなかった。

 一方、金子氏は「裏金議員」ではないものの、逆風にさらされた。選挙戦は「金子会」といわれる後援会が強力に支え、岸田文雄前首相のほか、高市早苗前経済安全保障相、小野寺五典政調会長ら党の「大物」も応援に入った。それでも「自民におきゅうを据えたい人は多い」と陣営幹部は案じた。

 選挙戦が終わろうとする頃、信じがたい話が浮上した。金子氏が4区南部を移動中、選挙カーに続く随行車の中で女性運動員の体に触るなどしたというものだった。

 10月27日夜、金子氏は高山市の選挙事務所で敗戦の弁を述べた。だが「セクハラ」について聞こうとする報道陣を振り切るように事務所を後にし、2日後に「相手の方に心から謝罪する」との文書を発表。祖父の代から3代の衆院選を支えた金子会が解散する事態に至った。

 「セクハラ」が影響した程度は不明だが、担当記者として、落選はすでに濃厚だったと考えている。党への「逆風」だけではない。今井氏との得票差は、厳しい選挙戦を何としても勝ち抜こうという意欲の差ではなかったか。

 「普段からもっと地元に顔を出すことができたはず」という声が支持者から聞かれ、ある会社経営者は「会合に出ても途中で帰っていた」と嘆いた。

 思い起こしてみると、地盤を受け継いだことについて、金子氏は「(議員秘書から)民間に戻るつもりでいたが、地元のみなさんの声に背中を押された」と、演説や取材時に話していた。

 金子氏は政界から退く意向を関係者に伝えたとされる。セクハラ問題がなかったとしても、落選すれば引退するつもりだったのではないか。本当は世襲などしたくなかったのではないか、とすら思える。

 「完敗」の余波は来年1月の知事選に及んだ。衆院選前に立候補を表明していた自民党の渡辺猛之参院議員が一転、断念を表明した。「貴重な参議院の議席を離れるべきではないと決断した」という。

 知事選に立てば、それに伴う参院補選で自民はさらに一つ、国会の議席を失うかもしれない――。金子氏が苦戦していた選挙中から自民関係者が危惧していたことだ。

3148OS5:2024/12/30(月) 07:59:03
>>3111
https://www.chunichi.co.jp/article/1004989
異例の3人全員当選 愛知10区の衆議院選挙、激戦の背景にあったのは…
2024年12月27日 05時10分 (12月27日 05時10分更新)
 自民・公明の連立与党が過半数割れした10月の衆院選。愛知10区(一宮市、岩倉市)は立民の藤原規真さん(46)が制したが、自民の若山慎司さん(51)、維新の杉本和巳さん(64)も比例復活し、3人を国政に送り出した。県内有数の激戦となった背景には、自民前職で通算8期務めた江崎鉄磨元沖縄北方担当相(81)の引退に伴う「江崎時代」の終焉(しゅうえん)があった。
イベントにそろって参加した3人。前列左から藤原さん、杉本さん、若山さん=一宮市内で

 12月22日朝、一宮市であったクリスマスイベントには3人がそろって参加。トナカイのかぶり物を着用した藤原さんは、中野正康市長とあいさつを交わした。スーツ姿の若山さんと杉本さんが和やかに談笑する場面もあり、約2カ月前の激戦は遠い昔のようだった。
 衆院選で全国289の小選挙区のうち、3候補者が全員当選となったのは愛知10区と岐阜3区のみ。票が分散した要因の一つが...

3149OS5:2024/12/30(月) 08:02:47
https://www.asahi.com/articles/ASSCV1G8JSCVUTNB001M.html?iref=pc_rellink_03
「公明王国にしたくない」名簿要求され嫌気に拍車 前代表落選の深層
有料記事

中村瞬2024年11月29日 6時00分
 10月の衆院選は自民党だけでなく連立与党を組む公明党にとっても厳しい結果となった。その象徴が、公明代表で前職の石井啓一氏(66)が国民民主党前職の鈴木義弘氏(62)に敗れ、代表辞任に追い込まれた埼玉14区だ。組織をフル活用して自公が支援した石井氏はなぜ敗れたのか。「アリがゾウを倒した」と鈴木氏が表現した波乱の背景には、自公協力のほころびがあった。

 衆院選の開票が続いていた10月28日午前1時すぎ。石井氏は落選が確実となり、埼玉県草加市の選挙事務所に集まった支援者や自民県議らに向け、党本部からオンラインで悔しさをにじませた。

 「今回の結果はひとえに私の力不足。ご支援をいただきながら結果に結びつけられなかったこと、本当に痛恨であります」

 区割り変更で埼玉県内の選挙区が一つ増えたことを契機に、公明が石井氏擁立を発表した昨年3月から約1年半、自民は文字どおり組織をあげて支援してきた。

 埼玉14区は、草加、三郷、八潮の3市からなる。草加は区割り変更前の旧3区で、三郷、八潮は旧14区。石井氏はいわゆる落下傘候補だったが、旧区を地盤にしていた自民の黄川田仁志氏(54)と三ツ林裕巳氏(69)がそれぞれ支援者を紹介していった。ある自民県議も、自身の後援会や支援先の企業・団体を案内するなどしたと強調する。「党本部が決定した以上は方針に従って一生懸命やるだけだった」

 選挙が決まってからも、自民は石破茂首相や小泉進次郎氏ら大物議員が応援に入り、県内の衆院議員や県議も全面協力の姿勢を示した。ほかの小選挙区の自民候補がわざわざ「14区に知り合いがいる人は石井氏に投票してもらうよう頼んでください」と呼びかけるほどだった。

写真・図版
石井氏と手をとり、支持を呼びかける岸田文雄前首相(中央)や自民埼玉県議団の田村琢実団長(左端)=2024年10月25日夜、埼玉県草加市、中村瞬撮影
 公明は県内の市町村議約200人を総動員し、票の掘り起こしを図った。狙いの中心は自民支持者だった。

石井氏は、1万票の差を付けられて鈴木氏に敗れました。記事後半では、自公が組織をフル稼働して臨んだにも関わらず、石井氏が大敗した背景をデータとともに探ります。

3150OS5:2025/01/18(土) 10:43:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a345cd1c6ea6211a2ff9a1c2293bbfbb1b4c036
「絶対に当選させる」政治と無縁だった市民が、後援会幹部として衆院選に臨んだら SNS全盛の時代に、岩盤保守の地で展開した地道な選挙戦。立憲民主党候補を支えて見えたものとは
1/18(土) 9:32配信
47NEWS
候補者の山本和嘉子さんと演説会で握手を交わす佐金美弥子さん(右)=2024年10月23日、京都府福知山市

 第50回衆院選の投開票日を4日後に控えた夕方。京都府福知山市で保育園を経営する佐金美弥子さん(47)は、こう何度もつぶやいた。「どうか当選してほしい」。思い浮かべていたのは、衆院京都5区で立憲民主党から立候補していた山本和嘉子さん(56)だ。友人として付き合ってきた山本さんの熱意に打たれて、後援会に加わった。選挙区は自民党の総裁経験者らを輩出してきた「保守王国」。東京都知事選や兵庫県知事選でSNSを駆使した選挙運動が注目される中、頼りにしたのは人のつながりと、地域に根を張る地道な活動。政治の世界に初めて飛び込み、共に戦ったが、結果は伴わなかった。選挙とはほぼ無縁の「素人」に見えてきた、今後の課題とは。(共同通信=小玉明依)

 ▽圧倒的保守の土地にやってきた「わかちゃん」

 京都5区は、舞鶴や福知山両市を中心に7つの市町からなる北部の選挙区だ。立憲民主党の泉健太前代表、日本維新の会の前原誠司共同代表ら非自民の国会議員が選挙区を握る京都府内で唯一、自民候補が小選挙区導入以降、一度も負けていない。

海上自衛隊の艦船が浮かぶ舞鶴港=2024年10月15日、京都府舞鶴市

 人口約7万5千人で最大の舞鶴市は造船業で栄えた。舞鶴港には海上自衛隊の艦船が停泊する。人口約7万4千人で舞鶴に続く福知山市は、出版社が実施した2024年の「住みよさランキング」で、全国812市区のうち87位、府内では3位にランクインした。明智光秀が築いたとされる福知山城の城下町で、街と自然の両方を兼ね備えた自治体として移住者も多い。一方で福知山を含む5区内では、都市部への人口流出が止まらない現実もある。
 ここで立候補したのが山本さんだ。比例単独で当選1回の経験があり、5区での挑戦は前回2021年に続き2回目。京都市で生まれ、三大祭り「葵祭」のヒロインとなる「斎王代」を務めた過去もある。元国会議員であるにもかかわらず、周囲からは「わかちゃん」と呼ばれる親しみやすさが売りだ。

 ▽面と向かって「自民党しか支援しない」

 山本さんは、2021年の衆院選では比例復活もならず落選した。一度は京都市に戻ることを考えた。それでも、これまで北部で出会った人の顔を思い浮かべて、再挑戦を決意した。「北部の人々の暮らしを豊かにしたい」。その一心で3年間、北部中を駆け回った。最北端から1軒1軒あいさつに赴いた。交差点に立ち、通勤者、通学者に声をかける「朝立ち」は毎週欠かさず、各市町を順番に回った。福知山の中小企業でアルバイトし、特技を生かして習字教室を開き、地元に根ざした生活を送ってきた。

 ただ、立憲民主党から支部長に渡される活動資金はわずか。切り詰めた生活を強いられた。あいさつに回った先で、面と向かって「自民党しか支援しない」と言われることも続いた。そんな心身を削る毎日を過ごしていた山本さんを見守ってきたのが、佐金さんだった。
 ▽「ネギを栽培することにした」

 佐金さんは福知山市で生まれ育ち、短大卒業後、地元に戻って保育士として働き始めた。業務は忙しく、保護者との関係をはじめ精神的にもきつい仕事にもかかわらず、給料はそれに見合わないと感じていた。子育てとの両立はきわめて難しいのが実態で、出産後に復帰できない人も多く見てきた。「生涯続けられる仕事にしないといけない」。業界の働き方改革を目指し、園を自ら設立すると決めた。

 山本さんと知り合ったのはこの頃。当時は現職議員で、国や市の職員、地元企業の担当者らにつないでくれたという。「地域ぐるみの開かれた保育園」を目指していた佐金さん。人脈が広がったおかげで、活動は勢いづいた。友人としての付き合いも始まった。

3151OS5:2025/01/18(土) 10:43:30
 佐金さんは、山本さんに驚かされてばかりだった。「わかちゃんには裏表がない。肝が据わっているけれど、かわいらしさがある」。これまでに会ったことのないタイプの政治家だった。落選した後は「福知山でネギを栽培することにした」と聞き、仰天した。畑に入り、土まみれの手足と笑顔で作業する傍ら、地元を走り回って住民の声に耳を傾ける姿を、間近で見続けた。
 ▽衆院選前にかかってきた電話

 衆院選が近づきつつあった4月のある日、山本さんから佐金さんに1本の電話がかかってきた。「後援会の代表幹事をやってくれませんか」。佐金さんは驚き、いったんは断った。「自分に務まるわけがない」と。職場でも、家庭でも、周りにいるのは自民党支持者ばかりだった。保育の業界も支持者が多い。周囲の目が気にならないと言えばうそになった。

 それでも、山本さんを見てきて思うところがあった。「自分に利がある、ないではなく、地域で実際に困っていることを聞き、国政にフィードバックする。その姿勢に共感した」。地元を回り続けた「わかちゃん」の力になりたい。佐金さんは迷った末、代表幹事を引き受けた。
 ▽「個人ファン」が集まった後援会

 佐金さんら40、50代の若手を代表に据えた「山本わかこ福知山後援会」は2024年4月に発足した。中心となる幹事は20人弱。政党や労働組合とは関わり合いのない、山本さんを純粋に応援する「個人ファン」の集まりだ。その1人、松井博孝さん(80)は約4年前、山本さんが参院議員秘書だった時に知り合った。3年前の衆院選で敗れた山本さんはその数日後、松井さんの自宅を訪れ、こう言って頭を下げた。「次は勝ちたい。力を貸してください」。松井さんは決意を受け止め、後援会の創設に奔走したという。

 後援会は月1回幹事会を開き、ポスター掲示やイベントの実施について話し合った。幹事は山本さんの朝立ちにも同行した。山本さんが住民と対話する「語る会」も開催した。地域で何が課題となっているのか、山本さんがどのような政策を考えているのか。福知山、綾部、舞鶴、京丹後の4市で毎回100人以上を動員した。
 衆院が解散されると、松井さんは選対本部長に就任した。後援会幹部は山本さんのイメージカラー、ピンクのジャケットに身を包み、ピンクのリボンを巻いた選挙カーで、京都府北部中を走った。

決起集会で「ガンバロー」コールをする山本和嘉子さんと支援者ら=2024年10月23日、京都府福知山市

 ▽自分の立場でできることを

 代表幹事となった佐金さんは、自ら表に出ることは避けるつもりだった。自民党支持者が大半を占める保育の業界にいる身で、できることは限られていたからだ。それでも、友人として可能な限り力になりたい。葛藤の末、事務所開きの日からマイクを握った。夜の個人演説会では保育現場の窮状を訴え、山本さんならそれを変えてくれると力説した。

 思い切って、家族や友人、知人に声をかけてみた。「山本和嘉子を応援しているんだ」。すると「選挙に行ってみようかな」という声がいくつも返ってきた。
 山本さんは声をからして支持を訴えた。立憲民主党の枝野幸男前代表(当時)を招いた舞鶴での演説会では感極まった。「3年前の落選後『やり直したい』と松井さんに言った時は『並の覚悟じゃできないぞ』と言われて足がすくみました。それでも、一人暮らしの高齢女性の暮らし、物価高、後継者不足、公共交通の人手不足、いろんな思いを聞いて、この地域をもっとよくしていきたい、その思いでチャレンジすることにしました」。集まった支持者らには、涙を流す人の姿もあった。

3152OS5:2025/01/18(土) 10:43:50
 別の決起集会では、出席者が想定を大きく上回り、約90席の会場が2倍にあふれ返った。急きょ、ロビーにあったソファを運び込んだ。岩盤保守の地でも、思いは伝わる―。3年前よりも手応えを感じていた。
 投開票日の10月27日。投票締め切りの午後8時を回った直後、議席を争った自民党の本田太郎氏に「当選確実」の一報が流れた。福知山にある山本さんの事務所に集まった40人ほどの支援者は誰一人として帰らなかった。比例復活の可能性を信じていた。午後11時半を回っても、その知らせはなかった。とうとう松井さんが帰宅を促した。時が過ぎるにつれて、雨足が強まっていったこの夜。山本さんの2度目の当選はならなかった。

 ▽必要性を痛感した「対話の場」

 福知山の雨は翌朝も続いた。車通りの多い交差点で、行き交う車や自転車通学の学生らに頭を下げる山本さんがいた。「ありがとうございました。ありがとうございました」。1台、1台に声をかけると、何台かが車の窓を降ろして手を振った。山本さんは歩道から身を乗り出して振り返した。

開票日から一夜明け、交差点に立つ山本和嘉子さん=2024年10月28日、京都府福知山市

 事務所では、松井さんらがせっせと後片付けをしていた。ポスターやチラシだけでなくテレビや冷蔵庫まで、次々と軽トラックに運び込まれていく。片付けが終わると「ゆっくり休みな」と山本さんに声をかけ、1人、また1人と事務所を後にしていった。松井さんがつぶやいた。「保守は強かった。悔しいね」。翌日から、山本さんとともにあいさつ回りへと出かけていった。
 山本さんはその後、福知山の事務所を引き払った。選挙に再び出ることは、今は考えていない。それでも、6年間応援してくれた福知山の人々に報いたいと、京都市の実家から車で約2時間かけて通い、習字教室を開き、子ども食堂に参加している。X(旧ツイッター)のアカウント名には「京都北部をこよなく愛す」と記し、選挙後も投稿を続ける。「国民の皆さんが幸せになれるようにと思って、これまで活動してきた」。形を変えても、思いは変わらない。

 佐金さんは初めて、自ら選挙運動に飛び込んだ。「わかちゃん」にほれ込み、描く未来に期待を寄せ、その戦いを全力で支えた。「この政治家が好き」と自信を持って言える存在だった。

 その佐金さんには、ここでも驚きがあった。特に若年層で、立候補している政治家の名前すら知らない人がいたことだ。衆院選の投票率は、福知山市では52・8%で、前回より約4ポイント下がった。山本さんと付き合ってきた自身の経験と照らし合わせて、日常的に政治を考える「ディベート」の場が必要だと痛感した。「政治家と直接対話できる場をつくらなければ」。人が減り続ける地方に住む者として、思いを新たにしている。

3153OS5:2025/01/23(木) 21:44:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/e199042e6c18be7aa15c6b99c494f02863e403c3
混迷続く、鈴木宗男氏が去った「北海道の維新」 5人で再スタート
1/23(木) 17:30配信

朝日新聞デジタル
札幌・ススキノで演説する馬場伸幸・日本維新の会代表(当時)=2024年7月18日、札幌市、日浦統撮影

 衆院選の得票数低下、札幌市議の相次ぐ離党……。北海道内の日本維新の会の混迷が続いている。22日には道総支部長に守島正・衆院議員(大阪2区)が就任して再スタートを切ったが、前途多難だ。強い影響力があった鈴木宗男参院議員の離党から1年余りの維新の動きを振り返る。

【写真】衆院選の選挙協力を決めた新党大地の鈴木宗男代表(左)と中村裕之・自民党北海道支部連合会会長=2024年10月5日、札幌市、日浦統撮影

 昨年の衆院選前、自民党には「裏金」問題で逆風が吹いていた。維新はチャンスとばかり北海道の全12選挙区での候補者擁立をめざした。

 7月時点で候補者は北海道1、2、3区だけ。それでも、当時、来札した馬場伸幸代表は札幌・ススキノでの応援演説後、記者団に「一人でも多くの候補者を擁立していく」と力強く語った。

 ただ、北海道の維新は、鈴木宗男氏が代表をつとめる地域政党・新党大地と関係が深いという地域特有の事情を抱えていた。鈴木氏は2023年10月、ロシア訪問をきっかけに維新を離党。維新と大地が分裂したことは、維新にとっては痛手となった。記者団にマイナスの影響を問われた馬場氏は「鈴木議員を支持されている方の中で、『維新の会、いいよね』と言っていただける方はまだまだたくさんいらっしゃると思います」と語った。だが、なかなか党勢の拡大は進まなかった。

 その1カ月後。

 札幌市内のホテルで、鈴木氏の毎月恒例の講演会が開かれた。記者団に衆院選の事前予想を尋ねられた鈴木氏は「2区も、3区も(維新の候補者は)もともと私の秘書ですけど、私は自由にやれ、と言った。でも、温情として言っただけ。もう絶対に触らんという思い」と語り、維新とはたもとを分かっている点を強調した。

 流れが決定的になったのが、その2カ月後だ。

 同じホテルで、鈴木氏が握手していたのは、自民党北海道支部連合会会長の中村裕之衆院議員だった。自民党道連と新党大地の衆院選での選挙協力の発表会見だ。

 鈴木氏は「もともと私は自民党で生まれ育ってきた男。私の応援者の中では自民党と一緒になってやることはありがたいし、いいことだという声が圧倒的であります」と誇らしげに語った。

 そして迎えた10月の衆院選。

 維新の新たな候補者の積み増しはなし。3選挙区の得票数はいずれも前回2021年総選挙の得票数を下回った。比例道ブロックの得票数も9万6954票で得票率は4.05%にとどまり、議席は得られなかった。政権批判票の受け皿となったのは、立憲民主と国民民主の旧民主系2党だった。

 年末には、内部告発で、札幌市議2人の政務活動費の「不適正な支出」が発覚。「身を切る改革」が身上の維新が、2人に離党勧告をする事態にもなった。

 混迷が続く維新。札幌市内で1月22日にあった維新の新しい道総支部代表の就任会見で、守島氏は「改革政党としての立ち位置を見失った」と党勢低迷を分析したうえで、北海道については「鈴木宗男さんのこととか、特別の要因があるんですが、支持率の下げ幅が一番大きかった」ともらした。維新の道総支部は支部長と現職議員を合わせて5人で、守島氏は「小さなところからの再スタートになります」と語った。(日浦統)

朝日新聞社

3154OS5:2025/03/18(火) 22:43:20
>>3004
https://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20241023-OYTNT50189/
衆院選栃木3区、保守分裂三つどもえ
2024/10/24 05:00
 三つどもえの激戦となっている衆院選栃木3区は、5期目を目指す自民党前議員の簗和生(45)に、簗の政治資金収支報告書への「不記載」を争点化しようとする立憲民主党新人の伊賀央(60)が挑み、さらに自民党籍を持つ無所属新人の渡辺真太朗(31)が簗と保守票を奪い合うという複雑な展開を見せている。

 23日朝、大田原市湯津上の農産物直売所前の駐車場に姿を見せた簗は、近くの国指定史跡・下侍塚古墳で松の保護活動に取り組む会のメンバー一人一人に、あいさつをして回った。

 簗は20日に矢板市で市長の森島武芳(38)とともに行った街頭演説で、「(道路整備に)責任を持って予算をつける」とアピール。4期の在職で政務三役や党部会長を歴任して培った、政府・与党とのパイプ役としての自信をうかがわせた。地元には、「5選を決めれば大臣を狙える」との期待感もある。

 しかし、今回は不記載問題による逆風の直撃を受け、党から比例選との重複立候補を認められなかった。陣営は、22日に前幹事長の茂木敏充(69)を招いて個人演説会を開くなど、自民、公明両党の支持層を固めようと懸命だ。

 一連の問題で「潔白」を強調する簗は、有権者の反応に神経をとがらせる。陣営は、茂木の個人演説会を報道陣に公開しなかった。



 「私の名前、那須塩原市長さんと似ていて、親戚ですかとよく聞かれるが、親戚ではない。しかし、渡辺美智雄先生を熱心に支援していた家だった」

 渡辺は23日夕方、那須塩原市内の街頭演説で、あえて言及した。

 3候補でただ一人、3区内の那須烏山市出身の渡辺陣営がターゲットにするのは保守層。簗陣営との間で激しい票の奪い合いが繰り広げられている。

 渡辺は「郷土愛」をアピールしつつ、1995年に死去した元副総理・渡辺美智雄にたびたび言及している。「政治家を目指すきっかけになった存在」と周囲に説明するが、「渡辺王国」の異名をとった地域だけに他陣営からは「(美智雄の親戚だと誤解させる)印象操作だ」との反発がある。

 実際、渡辺陣営内でも「名前につられて支持者が増えている地区もある」との声も。美智雄の孫で、簗を支援する那須塩原市長の渡辺美知太郎(41)は当初、静観の構えを見せていた。しかし、終盤の23日、自身のSNSに「たまにお問い合わせを頂きますが、今回の衆院選に渡辺美智雄の親戚は立候補していません」と投稿し、やんわりとクギを刺した。



 伊賀は、簗との一騎打ちだった2021年の前回衆院選で、比例復活できずに大敗した。今回は、後援会支部を各市町に整備。簗の政治資金問題に照準を合わせ、短時間の「スポット街宣」をこまめに重ねながら、無党派層への浸透を急ぐ。

 全国レベルでの追い風は感じるが、3区では保守分裂の影響で対立軸がぼやけがちなのがネックだ。

 23日は小雨の降る中、JR那須塩原駅前に立ち、「『国民に知られさえしなければ何をやったっていい』というのが裏金問題の本質だ。国民に真正面に向き合う政治を作り上げたい」と声を張った。

 22日には元代表の枝野幸男(60)も那須塩原市入り。簗と渡辺を念頭に、「自民党とは明確に違う伊賀央さんを(国会に)送り出さないと、裏金政治を変えることにはならない。三つどもえだが、一択しかない」と訴えた。

(敬称略、石塚格、三枝未来、近藤龍)

簗和生45自前《4》
渡辺真太朗31無新 
伊賀央60立新 

候補者一覧は届け出順。年齢は投票日現在。党派の略称は、自=自民、立=立民、無=無所属。白抜き数字は当選回数

3155OS5:2025/03/20(木) 15:46:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/165233a047ee823076bdec096519f185a87abe07
自民、衆院広島5区候補で宮沢税調会長の次男落選 地元冷ややか「ラスボス支持できない」
3/20(木) 7:00配信


産経新聞
自民党広島県連が次期衆院選で広島5区の公認候補予定者となる支部長に弁護士の今井健仁氏を選出した。103万円の壁を死守する「ラスボス」とSNS上で揶揄された宮沢洋一税調会長(参院広島選挙区)の次男が落選したことに、地元では冷ややかな声が上がっている。商品券配布問題で窮地に立たされる石破茂内閣。次期衆院選へ、早くも暗雲が立ち込めている。


同県連は昨年の衆院選で小島敏文元復興副大臣が落選したことを受け、支部長の公募を実施。宮沢洋一氏の次男で銀行員の二郎氏も応募した。

広島5区は尾道市や三原市などの瀬戸内海沿岸から県北の山間地までを含む広大なエリア。宮沢洋一氏の伯父、故宮沢喜一元首相が地盤とした中選挙区時代の旧広島3区に含まれ、県連の中には宮沢家の人脈に期待する向きもあった。ただ、宮沢氏の地盤は福山市で、現在は広島6区に含まれており、地元の反応は冷ややかだ。

尾道市の40代の男性は「元々宮沢家は福山が地盤。二郎氏が候補選出に立候補したこと自体が驚きだった。『福山の人なのになぜ』、『なりふりかまわないんだな』という印象」と切り捨てた。

広島6区の福山市は、小林史明環境副大臣が盤石の地位を築く。地元の有力企業の血縁者で、地元の商工関係者からも熱烈な支持を受けている。「福山でも宮沢家の求心力が弱まっている」といい、「洋一氏はラスボスといわれて地元のイメージも悪化している。世襲を支持する気にはなれない」という。

公募には6人が応募し、今井氏と二郎氏、財務官僚、尾道市議の4人が最終候補に残り、今井氏と二郎氏の決選投票で決着した。

今井氏は京都市出身で、法律事務所の代表として東京で勤務し、昨年、尾道市に転居したという。広島5区の勝敗を分けるのは票田の尾道市。地元は「縁のある人じゃないと当選できない」と今井氏にも手厳しい。(高木克聡)

3156名無しさん:2025/05/07(水) 18:21:07
NHK世論調査は今夜7時?

3157OS5:2025/05/07(水) 18:31:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/690b81180b0793c5293a8c6fa255c39546cf2a62
自民党・北海道11区支部 次期衆院選の候補予定者となる支部長の公募締め切る これまでに3人が応募
5/7(水) 14:28配信


HTB北海道ニュース
(写真:HTB北海道ニュース)

自民党の北海道11区支部は次期衆院選の候補予定者となる支部長の公募を6日に締め切りました。

自民党の関係者によりますと、応募したのは帯広市議の上野庸介氏(51)と東京在住で損保会社に勤める中川紘一氏(34)、札幌の元会社員竹花祐一氏(49)の3人です。
上野氏は帯広市議2期目で市内で保育園などを運営する学校法人の理事を務めています。中川氏は財務大臣を務めた故・中川昭一氏のおいです。竹花氏は金融機関で勤務していた時に、農業支援などの分野に携わった経験があるということです。
道11区支部は12日に選考方法などについての会議を行い17日に3人の面接を行う予定で、25日に行われる自民党道連の定期大会までに支部長を決めたいとしています。

HTB北海道ニュース

3158OS5:2025/05/09(金) 16:12:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dff4251aa49a42a5d89f36ea3aaaa74f5a96263
立民・野田代表の地盤、衆院千葉14区で自民が候補者公募も…「適任者いなかった」
5/9(金) 13:11配信


産経新聞
自民党千葉県連の斎藤健会長は9日、次期衆院選の千葉14区(船橋市の一部、習志野市)の候補者公募について、最終的に選定には至らなかったことを明らかにした。同日の党本部での県選出国会議員団会議後、記者団に「適任者がいなかった。今後の対応は党本部を含めて相談する」と述べた。詳細な選考過程は明言しなかった。


複数の関係者によると、3月から実施していた千葉14区の公募で、元衆院議員秘書の30代女性が有力視されていたが、最終段階で女性本人が辞退を申し出たという。14区は立憲民主党の野田佳彦代表が強固な地盤を維持しており、自民党候補は先の衆院選で野田氏に大差で敗れた。

この日の会議では、次期幹事長選挙は行わず、党務と党人事に関して幹事長に一任する方針を了承した。

3159OS5:2025/05/13(火) 21:18:05
丹羽秀樹 自民当選
前田雄吉 無所属落選
大西雅人 社民党落選


https://news.yahoo.co.jp/articles/5feb5f3d9b475ba2132cf364e54fb2825fc8f3bc
立憲民主党愛知県連が衆議院議員選挙の愛知6区に美容サロン経営の岩田真由美さんを擁立へ
5/13(火) 18:37配信
テレビ愛知

立憲民主党愛知県連は次の衆議院議員選挙の愛知6区に、新人で美容サロン経営の岩田真由美さんを擁立する方針を固めました。

愛知6区は小選挙区の区割り変更の影響で旧民主系の空白区となっていました。

3160OS5:2025/05/14(水) 10:50:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/27c48d9bd32e7322733e374d7f87b16a0776ffae
「自公協力の象徴区」衆院道10区、自民候補予定者の公募 植村道議と渡辺元議員を党本部に推薦へ 
5/14(水) 8:05配信

HTB北海道ニュース

 衆院道10区の自民党の候補予定者の公募で、選考委員会は公募に応じた道議と元衆議院議員の2人を党本部に推薦する方針を決めたことがわかりました。

 自民党道10区の公募に応じたのはともに10区内を地盤とする植村真美道議と渡辺孝一元衆議院議員の2人です。関係者によりますと、9日に選考委員会の幹部で協議し、2人の議員としての実績などを踏まえて、2人を党本部に推薦し、党本部に判断を委ねる方針を決めました。道10区は、2012年の衆院選以降「自公協力の象徴区」として、公明党の稲津久氏を擁立していましたが、去年の衆院選で落選し不出馬を表明しています。

HTB北海道ニュース

3161OS5:2025/05/14(水) 11:05:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/35dab4d0242fcdb212aeccbcac9afa29ca16cc03
自民富山市連・次期衆院選 1区公認結論出ず 「田畑氏で戦えない」「現職を重視すべき」支持巡り温度差
5/14(水) 5:01配信

北國新聞社
田畑氏への対応を協議した会合=富山市の県民会館

 自民党富山市連は13日、県民会館で支部長・幹事長総務会を開き、次期衆院選富山1区公認候補の対応を協議した。田畑裕明衆院議員の不適切党員登録問題を受け、県議や市議からは「田畑氏では戦えない」との意見が噴出。一方で校下支部長から「現職を重視すべきだ」と擁護する声も上がった。25日の市連定期総会までに方向性をまとめる方針だが、現職支持を巡って温度差があり、意見集約に時間が掛かるとみられる。

  ●意見集約に時間も

 会合は冒頭を除いて非公開。終了後に報道陣の取材に応じた中川忠昭支部長は田畑氏擁護の声を含めていろいろ意見が出たとした上で、「全員から聞いたわけではない。引き続き個別に聞く」と意見集約を急ぐ考えを示した。

 田畑氏問題を受け、自民県連は昨年12月、衆院選の公認候補となる富山1区支部長の選任を保留し、空席状態が続いている。

  ●「田畑氏に問題」9割

 出席者によると、4月の富山市議選後に県内で世論調査を実施した結果、田畑氏の一連の行動に問題があると答えた人が全体の約9割に上ったことが報告された。執行部側からは県議と市議の大半が田畑氏を推せないとの考えを示していることが説明された。

 夏の参院選への影響を推し量る声もあり、会合では「田畑氏から直接説明を聞きたい」との意見も出た。

 中川氏は、支部長・幹事長から田畑氏を擁護する意見が多く出たことに触れ「参院選への逆風を感じていない気がした」と市連内での認識のずれを指摘。田畑氏が説明責任を果たす場を設けることには「本人から申し出があれば検討する」とし、執行部の責任については「十分に考えて判断したい」と述べるにとどめた。

 富山1区の公認候補選考を巡っては、昨年10月の衆院選前に田畑氏の政治とカネの問題が発覚したことで紛糾。市連は別の候補擁立も視野に入れ、党員による「予備選」の実施に向けたアンケートを行おうとしたが、現職優先を鮮明にする校下支部から反対意見が上がり、撤回した。

 結果的に衆院選では、市連が公認候補として田畑氏を支持し勝利した。ただ、田畑氏は衆院選後の昨年11月に不適切党員登録問題が発覚。自民県連や市連の常任顧問を解任された。

 富山市議選では自民現職24人中4人が落選し、夏の参院選でも田畑氏の問題の影響が及ぶことへの懸念は強い。9日の市連常任総務会では、田畑氏を次期衆院選の公認候補に推すべきでないとの意見が大勢を占めた。

3162OS5:2025/05/15(木) 16:17:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/89d6871624dc3d11593aeda92155e4f178da8ae3
【撤回】道3区で公明党候補支援を白紙へ 道内1選挙区を公明党に譲る方針で調整継続 衆院選
5/15(木) 12:05配信
次期衆院選での自民・公明両党の選挙協力をめぐり、自民党は北海道3区で公明党の候補を支援することを撤回する方針を固めたことがわかりました。

自民党は前回の衆院選で北海道10区の公明党候補が落選したことをうけ、北海道3区を自民・公明の新たな協力区とする方針で調整していました。

関係者によりますと、自民党本部と道連幹部は、3区で公明党が候補を立てる方針を一度白紙にすることを確認したということです。

自公の選挙協力をめぐっては、3区を地盤とする高木宏寿前衆議院議員や道議が、方針撤回を求め、党本部に抗議文を送るなど猛反発していました。

自民党道連は、道内の1選挙区を公明党に譲ることで党本部や公明側との調整を続けていくことにしています。

3163OS5:2025/05/18(日) 17:39:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/911f6ce96ffff4de2560312b945b0c161731a490
自民党北海道11区支部 次期衆院選の支部長候補に中川紘一氏と上野庸介氏を推薦 中川氏が最適とする付帯意見を添える
5/18(日) 11:49配信
HBCニュース北海道

北海道放送(株)

 自民党北海道11区支部は、次の衆院選の立候補予定者となる支部長候補の選考会を開き、2人を党本部に推薦することを決めました。

 自民党・道11区支部は16日、公募で進めていた支部長候補者の選考会を開き、応募のあった3人のうち、帯広市議の上野庸介氏と、中川昭一元財務大臣の甥で東京で損害保険会社勤務の中川紘一氏の2人を党本部に推薦することを決めました。

 (損害保険会社勤務・中川紘一氏)
 「中川だから支援してくれ、応援してくれだけではなくて、しっかり個人として伝えることを伝えていきたい。それに尽きる」

 党本部から地元の付帯意見を付けた上で、2人を上申してほしいとの指定があり、支部は中川氏が最適とする意見を添えるとしています。
 今後、党本部が最終決定する見通しです。

北海道放送(株)

3164OS5:2025/05/20(火) 22:23:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/88e52de5a769155e5ff7a0683e31fedbd5fd22f5
富山1区支部長めぐり 自民富山市連は田畑議員を選任しない方針確認
5/19(月) 19:34配信
北日本放送
KNB北日本放送

自民党富山市連は、次の衆議院選挙富山1区の公認候補となる支部長ポストについて、きょう、常任総務会を開いて協議しました。そして支部長ポストに田畑裕明衆議院議員を選任しない方針を確認しました。

県民会館で開かれた自民党富山市連の常任総務会には、党所属の県議や富山市議が出席し、非公開で行われました。

富山1区の支部長をめぐっては、自民党富山市連は今月13日の総務会で、執行部が田畑議員を支部長の選考から外す方針を示しましたが、地域支部の代表などからは田畑議員を擁護する意見もあり、結論は出ませんでした。

出席者によりますと、きょうの会合では富山1区の支部長に田畑裕明衆議院議員を選任しない方針を、出席者の間で確認しました。

あす再び開催を予定している総務会で、合意を諮るということです。そのうえで、富山市連の総会を今月25日に開き報告するということです。

記事に関する報告
6

3165OS5:2025/05/20(火) 22:23:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/1948469c32833b5247cbcfaa2f4ea274f299d1f6
【次期衆院選】自公連携「象徴区」はどこに?党主導の北海道3区は地元が猛反発で“正式撤回”4区を推す声に地盤の中村道連会長「簡単な話ではない」
5/19(月) 19:31配信
次の衆院選で自民党が公明党に譲る北海道内の選挙区はどこになるのか?

党本部主導で進められた北海道3区の方針は、地元の猛反発にあって正式に撤回され、自公連携の「象徴区」は宙ぶらりの状態です。

17日、札幌市で開かれた自民党の北海道3区支部の会合に姿を見せたのは党本部の木原誠二選対委員長です。

非公開の会合で3区で独自候補を擁立せず、公明党候補を支援するとしていた党本部の方針の撤回を伝えました。

・自民党道連 中村裕之 会長
「北海道新幹線の早期開業など、様々な政策がある中でその政策を自公で協力に推進する意味で3区が適切か考えた結果、3区を白紙にして再調整すると」

これまで3区で選挙を戦って来た高木宏寿氏や地元支部は党本部の方針に猛反発していて、結果的に抗議が認められた形です。

・自民党 高木宏寿 元衆院議員
「参院選にきちんとのぞまないといけないので、今の状況のまま放置されたら党勢拡大に影響するし、選挙体制構築にも影響するし、これでいったんすっきりした形で臨める」

では、公明党に譲る選挙区はどこになるのか。

一部の自民党議員からは、4区を推す声も上がっています。

こうした動き対し、4区が選挙区の中村裕之道連会長は…。

・自民党道連 中村裕之 会長
「私自身の政治生命が短くなることも考えられるし、簡単な話ではないと受け止めている。いまのところ何区が有力とかではなくてこれらの政策を見比べた中で、理解を得られるところにもっていきたい」

また、現在、支部長の選考中で前回までは公明党候補を支援していた10区を自公連携の「象徴区」に戻す可能性も取りざたされていますが、先行きは不透明です。

一方、同じく支部長を選考中の11区は、帯広市議の上野庸介氏(51)と中川昭一元財務大臣の甥、中川紘一氏(34)の2人を、「中川氏が最適」とする意見を添えた上で、党本部に推薦することを決めました。

北海道放送(株)

3166OS5:2025/05/21(水) 14:18:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/4aa6db015d39d30e7d884e76d195c498882b2cb8
衆院選1区候補に田畑氏推さず 自民富山市連、多数決58対20
5/21(水) 5:02配信

北國新聞社
田畑氏の対応を協議した自民党富山市連の会合=20日午後7時、県民会館

 ●不満くすぶり一枚岩に疑問

 自民党富山市連は20日、所属県議・市議と校下支部役員らによる総務会を開き、多数決で次期衆院選富山1区の公認候補に現職の田畑裕明氏を推さないとの意見をまとめた。県議・市議の総意として「田畑氏不支持」を提案し、不支持が58人、支持は20人だった。総務会として初めて結論を出した形だが、現職重視を主張してきた一部の校下支部では不満がくすぶる。

 ●新候補選び本格化へ調整作業が難航も

 市連は自民県連と連携して、新たな公認候補選びを本格化させたい構えだが、全ての校下支部が納得しておらず、調整作業が難航する可能性がある。

 県民会館で開かれた会合は非公開。中川忠昭支部長は、田畑氏が自身の不適切な党員登録問題などを巡り十分に説明責任を果たしていないと指摘。県議・市議の田畑氏を推せないとの総意に賛同するよう求めた。

 出席者からは「田畑氏には引き続き働いてもらうべきだ」との声や執行部批判が出たが、執行部側が多数決を提案。「多数決に反対」との怒号が飛ぶ中、県議・市議と37校下支部の支部長・幹事長、女性部の部長・幹事長による投票に踏み切った。

 その結果、田畑氏不支持が過半数を占めた。「進め方が強引だ」「議論を尽くすべきだった」として、12人が投票前に退席した。

 会合後、中川支部長は田畑氏を推さないと決めたことについて「苦渋の決断だが、有権者の理解が得られない。本人になるべく早く会って伝えたい」と説明。田畑氏の説明には「納得いかないと言ってきたが何のアクションもなかった。残念で仕方ない」と述べた。1区支部長の選考時期や方法は白紙とし「まずは参院選を勝ち抜く。具体的なスケジュールを決めるのは選挙後だ」と語った。

 田畑氏問題を受け、自民県連は昨年12月、衆院選の公認候補となる富山1区支部長の選任を保留するよう党本部に求め、空席状態が続いている。

 市連内では田畑氏問題が夏の参院選に影響を及ぼすとの懸念があり、参院選前に問題の収束に向け結論を急いだ。執行部側が事前に各支部に意向を確認し、多数決で意見統一を試みた。

3167そこそこイケメンでスカの不倫疑惑男:2025/05/22(木) 06:02:58
《対外公表版》
>【詳しく】江藤農相が辞表提出 後任に小泉進次郎を起用
2025年5月21日(水) 19時12分 NHK
(一部加筆修正)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250521/k10014811531000.html

>江藤農林水産大臣は「コメは買ったことがない」などと発言した責任を取りたいとして、石破総理大臣に辞表を提出しました。
.
.
.
〓言語道断! 1972年5月にロッド空港(イスラエル)で無差別テロを行った赤軍派が旗揚げした神奈川のFラン大学を出た、朝鮮ゴロツキの稲川会 丸抱えのスカの不倫疑惑男、小泉進次郎 如きを抜擢する“鳥取の田舎っペ慶応ボーイ”、石破茂!

〓慶応の女子学生をレイプして海外逃亡し、女芸者絞殺疑惑もある小泉純一郎の息子で そこそこイケメンのスカの不倫疑惑男、小泉進次郎 如きを入閣させるとか、石破茂は2025年参院選で自民党を自爆させたいのか?

〓小泉進次郎 程度のイケメンなら、創業者が朝鮮戦争に従軍したLA生まれの元米軍人である親米ジャニーズ事務所OBの中に幾らでもゴロゴロしてるだろ。

〓何故あえてアメリカ政府から資産凍結、取引禁止処分を食らっている六代目山口組と友好関係にあるスカの朝鮮ゴロツキ稲川会 丸抱えで、1972年5月にイスラエル・ロッド空港で無差別テロを行った赤軍派が旗揚げした神奈川のFラン大学出の不倫疑惑男を2025年参院選の顔に据えようとするのか?

〓“自爆行為”と言っても過言ではない。

3168名無しさん:2025/05/22(木) 18:18:38
>>3165
ただの人(高木)が偉そうで草。
2回連続完全落選の2区(高橋)なら話は分かるが議員が居る4区って。

3169OS5:2025/05/23(金) 01:48:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/56109ffbae0242a55017d7f94b43565d4f8f90e3
衆院宮崎1区 新しい支部長の予定者は武井俊輔氏
5/22(木) 18:49配信
テレビ宮崎

衆議院宮崎1区の自民党の新たな支部長予定者に元衆議院議員の武井俊輔氏が選ばれました。自民党県連では、新しい支部長を選ぶ党員投票を行っていました。

自民党の宮崎県第1選挙区支部は、去年の衆院選で武井俊輔氏が落選したあと、支部長が不在となっています。

自民党県連は今年3月から4月にかけ、新たな支部長を公募。県の内外から7人が応募し、一次選考を通過した元農水省職員の中原由棟氏、県議会議員の野崎幸士氏、元衆議院議員の武井俊輔氏の上位3人による選挙が行われました。

選挙は宮崎1区の党員によって行われ、最も多い1060票を獲得した武井俊輔氏が22日、支部長予定者に選出されました。

武井氏は去年4月、秘書が運転する車が制限速度を大幅に超えて走行するなど不祥事もあり、前回の衆院選宮崎1区で落選しました。

(武井俊輔氏)
「私自身の使命は、宮崎県第一区を自由民主党に取り戻すということに尽きる。その思いで、きょうから一意専心取り組みたいと思います」

今後、自民党県連が党本部に武井氏の選任を申請し、承認されれば、武井氏は次の衆院選宮崎1区の公認候補予定者となります。

次の衆院選宮崎1区では、立憲民主党の現職・渡辺創氏と日本維新の会の横田朋大氏が立候補を予定しています。

テレビ宮崎

3170OS5:2025/05/24(土) 21:55:31
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/645781
自民広島県連、広島3区支部長に石橋林太郎氏を要望 党本部を明確に回答せず
政治・行政

行政
2025/5/21
(最終更新: 2025/5/21)
twitter
自民党本部の対応に不満を述べる中本会長代理
 自民党広島県連の中本隆志会長代理は21日、党本部に森山裕幹事長らを訪ね、広島3区の党支部長を石橋林太郎氏(比例中国)とするよう改めて求めた。中本氏によると、「即答できない」と回答されたという。

 中本氏と石橋氏が、森山氏と木原誠二選対委員長と非公開で面会。終了後、取材に応じた中本氏によると、夏の参院選までに支部長にするよう要望したが、両氏からは「調整できていない」との返答だったという。

 広島3区は、公明党の斉藤鉄夫代表が議席を持つ。中本氏は「何回も党本部に言っているが、公明党との調整があるという答えしかない。最後のお願いが決裂したと捉えている」と憤った。この状況が続けば、次期衆院選で斉藤氏を支援できない考えも示した。

 2019年参院選広島選挙区の大規模買収事件を受け、自民党は21、24年の衆院選で3区擁立を見送り、斉藤氏が「与党統一候補」として当選。石橋氏は比例中国ブロックに回った。(秋吉正哉)

3171名無しさん:2025/05/24(土) 23:14:28
>>3170
前回の衆院選前の記事かと思った
あらいぐまのリリーフで1期だけやって引退だろと思ってたが余計引退できない境遇にいるのでね

3172OS5:2025/05/26(月) 12:45:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/00904cf847651c314d4a1accdb2ff3e53b035406
維新・上野蛍氏 次期衆院選に富山1区から出馬へ 「税金や社会保障の減額に取り組みたい」と決意 富山
5/26(月) 11:06配信
チューリップテレビ
チューリップテレビ

日本維新の会は次の衆院選富山1区に元富山市議の上野蛍氏を擁立することを発表しました。一方、ことしの夏の参院選の富山選挙区への公認候補擁立は断念します。

次の衆院選富山1区に日本維新の会から出馬するのは上野蛍氏です。

上野氏は富山市出身の40歳で、富山市議を経て2022年の参院選比例代表に立候補し落選しています。

上野氏は25日の記者会見でコメの高騰や物価高などにふれ、税金や社会保障の減額に取り組みたいと決意を述べました。

上野蛍氏
「子どもたちを社会的に守っていかなければならないし、少子化が進んでいる中で、家庭ひとつ一つを守っていくというのが地に足つけて、皆さんが生活を安心してできる社会をつくる一歩かなと思う」

また、維新はことし夏に行われる参院選について、富山選挙区への候補擁立を断念したと明らかにしました。

チューリップテレビ

3173OS5:2025/05/27(火) 15:14:01
1961年生まれ64歳 2期比例やると74歳くらいでそのまま引退になってしまいそう

https://news.yahoo.co.jp/articles/97270abbcb90773b3c0af327793b56db231512db
自民公明連携の「象徴区」北海道4区で調整 地元の中村裕之前道連会長は比例代表道ブロックで上位優遇を条件に選挙区を譲る方針
5/27(火) 12:27配信


北海道放送(株)

衆院選での自公連携の象徴区について、自民党が北海道4区とする方向で調整を進めていることがわかりました。


衆院選で自民党が独自候補を擁立せず公明党候補を支援する自公連携の「象徴区」をめぐっては、当初、自民党本部が北海道3区とする方針を示しましたが、地元の反発などにより撤回していました。

こうした中、複数の関係者によりますと、中村裕之前道連会長の選挙区である北海道4区が新たな選択肢として浮上。

中村氏も比例代表北海道ブロックでの上位優遇を条件に、選挙区を譲る方針だということです。

自民党北海道4区支部は31日に役員会を開き、支援者から意見を聞くことにしています。

3174名無しさん:2025/05/27(火) 22:39:37
>>3173
北海道自民の状況考えりゃ上位優遇2回の方が美味しい。相手は若い大築だし。

3175OS5:2025/05/28(水) 08:08:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a8c1ecdc52fd0f73f7e62299d56b04f51e307e8
紆余曲折の末…“自公の協力区”は北海道4区か?自民党が擁立せず公明党を支援する選挙区‐自民党・現職は比例にまわることを検討
5/28(水) 6:00配信


北海道ニュースUHB
自民党・中村裕之氏

 次期衆院選において北海道内で自民党が独自候補を擁立せず公明党の候補を支援する協力をする選挙区について、北海道4区で調整されていることが分かりました。

 北海道4区は、札幌市手稲区、西区の一部、石狩市、後志管内です。

 関係者によりますと、自民党の現職・中村裕之氏は、協力する代わりに比例代・表道ブロックで上位優遇されることが検討されています。

 中村氏が支部長を務める4区支部は31日に役員会を開き、対応を協議する予定です。

 北海道の自公の協力区をめぐっては、自民党が10区(空知、留萌管内)で公明党の稲津久氏を支援し自民党の渡辺孝一氏が比例代表道ブロックの上位優遇にまわってきました。

 しかし、前回衆院選で稲津氏が落選し、次期衆院選へ出馬しないことを表明。

 その後、自民党は3区(札幌市豊平区、清田区、白石区の一部)を道10区に代わる協力区とする方針を一度は決めていましたが、地元関係者の反発を受け撤回していました。

UHB 北海道文化放送

3176OS5:2025/05/29(木) 22:13:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/185e6a1d0146b992340f3882e74ccef3ab9ff5c0
参院選の貢献度も判断材料…衆院選鹿児島2区で争った2人 自民の公認目指して“応援合戦” 
5/23(金) 20:35配信


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南日本新聞
(右)国政報告会後、支援者と握手する三反園訓氏=指宿市の市民会館(左)朝のつじ立ちをする保岡宏武氏=鹿児島市谷山中央1丁目

 1月に自民党入りした衆院鹿児島2区現職の三反園訓氏(67)と、昨年同氏に敗れた2区支部長で元職の保岡宏武氏(52)が、次期衆院選公認候補の座を巡り火花を散らしている。党県連は「当選確実な方を公認する」とし、夏の参院選の貢献度も判断材料になると説明。三反園氏は現職の強みを発揮し、立候補予定者を招いた集会を相次ぎ開く。保岡氏はつじ立ちなど草の根活動に徹し再起を図る。

【経緯が分かる】県連の頭越し…「希望すれば誰でも入党させるのか」 無所属・三反園氏が自民入り 地元県議が反発、くすぶる保守分裂の火種 支持者は歓迎「政策実現へプラス」

 11日、鹿児島市で開かれた自民県連執行部役員の選対会議に三反園氏と保岡氏が顔をそろえた。党幹事長の森山裕県連会長も出席し、参院選鹿児島選挙区に党公認で擁立する園田修光氏(68)の当選に向け、情勢や選挙戦略を協議した。

 先にマイクを握ったのは保岡氏。南薩や谷山地区で活動する中で「恥ずかしい話、地域を回ると『参院選に出るのか』と言われる。まだまだ私の知名度が足りない」と打ち明けた。地域支部や地縁がある奄美の県議らと連携し、参院選への体制整備に取り組むとした。

 その後、新設された県衆院支部長に就いた三反園氏が役員会議で初めてあいさつ。「党の一員として仕事ができるようになったのも皆さんのおかげ」と感謝し、「参院選を必ず勝ち抜く。トランプ関税など多くの問題があるときこそ政権の安定が必要」と訴えた。

 ◆

 保岡氏の活動は朝夕のつじ立ちと街宣が中心だ。タスキには「再挑戦」の文字。車で地域の隅々を巡回しながら「参院選で自民公認の園田さんを応援します」「園田さんとスクラムを組み、暮らしの向上に取り組みます」と表明している。

 一方の三反園氏は地元での国政報告会に園田氏を招いて後押し。4月中旬に指宿市であった会合では約千人を動員した。来賓に森山氏のほか、打越明司指宿市長ら首長も並んだ。5月25日には枕崎市で集会を開くなど今後も予定する。

 保岡氏は「今の私には大規模な集会を開くのは難しい」と認め、その上で「地道に地域の一人一人と会う努力を続ける。2区公認で何としても勝ち上がりたい」と語る。三反園氏は「自分のことより政権安定。参院選で議席を確保することが何よりも大事」と話す。

 ◆

 自民県連は三反園氏の入党に際し、衆院支部長と2区支部長に優劣はなく、どちらかが比例区に回る可能性もあるとしている。

 県知事時代の政治姿勢や2区で自民公認候補を破り当選した三反園氏の入党を巡っては今も異論があり、保守分裂の火種はくすぶる。ただ昨年の衆院選で自民が大敗し少数与党に転落。森山氏は「1人でも党所属の議員を増やすのが大義だ」と理解を求める。

 保岡氏と3区支部長の小里泰弘氏(66)の落選で、県連所属の国会議員が減る中、全県域が舞台の知事選を戦った三反園氏を頼みの綱とする向きもある。県連の吉留厚宏幹事長は「両者に根強い支持者がいる。参院選でも互いに競い合って票の掘り起こしを頑張ってもらえたら」と期待する。

 指宿での三反園氏の報告会後、取材に応じた森山氏は「次期衆院選がいつあるか分からないが、今後分析し、当選確実な方を公認する」とし、「2人とも一生懸命やっているので、よく見極めたい」と述べた。

南日本新聞 | 鹿児島

3177OS5:2025/06/16(月) 13:14:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/302eda4484dd58c07a10965393a0ca47ee9fb932
【スクープ】自民広島5区新候補、東大卒弁護士が「イカサマM&A事件」で8000万円賠償を命じられていた
6/16(月) 11:15配信

NEWSポストセブン
衆院広島5区の支部長に選出された今井健仁氏にトラブル(ホームページより)

 永田町では衆参ダブル選が囁かれるなか、自民党は衆院の空白区でも候補予定者の選定を進めている。元首相らが築いた地盤でありながら連敗を重ねてきた広島5区もそのひとつで、党県連が擁立を決めたのは東大卒のエリート弁護士だった。しかし、自民党税調の“ラスボス”こと宮沢洋一氏の次男を公募で破ったこの人物は、ある企業買収案件で重大なトラブルを起こしていた──。ノンフィクション作家の森功氏がレポートする。(文中敬称略)

名門地盤に落下傘
 原告が東京地裁に証拠として提出した被告宛のメールには、こう辛辣な言葉が並ぶ。

「あんたは結局、弁護士の面を被った詐欺師で、(中略)俺を騙りにかけただけだろう! 今に見ていろよ、天罰みたいに『犯罪者』として告発してやるからな!」

 原告の石井徹也から詐欺師呼ばわりされている被告が、今井健仁(39)にほかならない。ピンとこない向きが多いかもしれないが、永田町界隈では、別の意味で話題になっている。さる3月17日、衆院広島5区の支部長に選出された人物である。

 目下、与野党問わず国会議員たちの目は6月22日の通常国会会期末を控え、石破茂政権の動向に釘付けになっている。首相の石破が衆院の解散に打って出ると匂わせたからだ。小泉コメ旋風が千載一遇のチャンス、とばかりに自民党内も浮足立っているのである。立憲民主をはじめ、野党の候補者調整ができていない間隙を縫えば、少数与党状態を脱却できるのではないか。7月に衆参のダブル選挙だ、なんていう皮算用を弾いてきた。

 そんな薄っぺらいシナリオ通りにいくかどうか。そこはひとまず置くとしても、やはり永田町の議員先生方は戦々恐々とし、全国的に衆院の公認候補者選びが加速している。そこで、自民党広島県連はいち早く5区の支部長を選定。通常、県連で選ばれた支部長は党本部からの公認を得られるので、今井の総選挙出馬はほぼ決まり、と見られているわけだ。

 もっとも、党内ではなぜ今井なのか、と首をひねる向きも少なくない。当の今井本人が雑誌などで語ったところによれば、もともと京都出身で、インテリアデザイナーの両親に育てられ、東京の筑波大学附属駒場中高を卒業して東京大学法学部へ。司法試験に合格したあとは、第二東京弁護士会に所属し、日本五大法律事務所の一角を占めるTMI総合法律事務所を経て独立する。ピカピカのエリート弁護士のように見える一方、広島とは縁の薄い落下傘候補である。

 いまの広島5区は、元首相の宮沢喜一や元運輸大臣の亀井静香の膝元として知られてきた中選挙区時代の3区と重なる部分が多く、名門宮沢家が長年地盤を築いてきた選挙区といえる。

 現に衆院選を見据え、自民党税制調査会長で参院広島選挙区選出の宮沢洋一は、衆院広島5区に次男の二郎を送り出した。落下傘候補の今井ではとうてい歯が立たないと見られた。が、さにあらず。今井がみごと公認候補にあたる支部長の座を射止めたのだ。それだけでも十分驚きである。が、それよりもっとたまげるのが、冒頭の裁判だ。来る衆院選の候補者がまるで詐欺師呼ばわりされているのだから……。いったい何があったのか。

大地主の顧問弁護士に
 原告の石井はJR五反田駅前をはじめ、都内にいくつもの優良不動産を所有する地主の家に生まれた。わけても東五反田1丁目のおよそ240平方メートルの所有地は、地元の駅前再開発地域にあった。石井はテナントビルの底地権者として、不動産の賃貸事業を始めた。いわゆるビルの大家だ。2017年8月、資本金888万円でM&T bondホールディングスという不動産管理会社を設立。石井の事業パートナーである河野守彦が、設立の経緯を説明する。

「石井さん一家は所有地を貸している関係で、借地料の増額などを巡り、借地人といくつも裁判を抱えていました。なかには土地を提供しているパチンコ店が役所から行政処分を受け、借地料で揉めたり。地代の集金代行をする会社があれば便利なので、不動産営業をやってきた私が石井さんといっしょにつくったのがM&Tだったわけです」

 社名のM&Tは河野守彦と石井徹也のイニシャルに由来し、石井が社長に就任。河野の実母が888万円の資本金のうち約300万円を出資したという。河野が続ける。

「その集金代行をやるにあたり、信頼できる弁護士を探してくれ、と石井さんから頼まれ、私が友人の伝手で知った今井氏を紹介したのです」

3178名無しさん:2025/06/16(月) 13:15:09
 法人の設立手続きを依頼された今井は出資していないが、M&Tの顧問弁護士兼取締役に就任し、事業にかかわっていく。そこから事件の幕が開く。

「今井氏は銀座に事務所を構えていて若手のやり手弁護士だと聞いていました。役員でもあったので株主総会にも参加していて、何度目かのときに彼が『M&Aのいい物件がある』と提案した。それが名古屋にあるエステの会社でした」(同前)

 今井の持ち込んだ買収先が、男性向け脱毛エステティックサロンを都内や名古屋で複数経営していた「BIRDELL」だ。今井がM&Aコンサルタントから紹介され、社長の石井に提案した。

「私と取締役である母は、あくまで不動産事業をやろうとしていたので、怪しげなエステの買収には断固反対でした。しかし、今井氏が新宿でエステを立ち上げた女性を会社の(年末に行なう)納会に連れてきて石井さんに紹介し、講習会を開いたり。石井さんもその気になっていきました」(同前)

 M&Aでは、金融機関から買収資金を調達し、相手企業に支払うケースが多い。このときも石井はみずほ銀行に相談したが、断わられてしまう。

「みずほの目黒支店長さんとも2回ぐらい会って話し合ったのです。けれども、怪しいと感じたのでしょう。当行としては融資できません、と断わられてしまいました。だから、いったんこの話は終わりと思っていました。ところが、気づくとなぜか契約がまとまっていたのです。僕もあとから聞いて驚きました」(同前)

買収後8か月で破産
 M&Tは2018年7月、BIRDELLの発行済株式180株を1000万円で買い取る譲渡契約を結び、企業買収が成立した。1000万円は社長の石井がM&Tに貸し付ける形をとっている。

 そこから問題が噴出する。買収したBIRDELLは銀行から1億円を超える負債を抱え、当時の社長が債務の連帯保証人になっていた。中小企業では経営者が借金の保証をして融資を受けるケース自体は珍しくない。

 企業買収をする場合、話を持ち込むM&Aコンサルタントや仲介者が事前に企業査定調査(デューデリジェンス)し、買い手側に説明する必要がある。つまり今井がその任を担っていたわけだ。

 しかしくだんのBIRDELLは毎月平均186万円の営業損失を出しており、明らかな債務超過に陥っていた。とどのつまり、エステ会社を1000万円で安く買えたと思っていたら、そこには1億円を超える借金が隠れていたという話である。今井は、会社をろくに調査もせず、石井に対し強引にM&A話を薦めてきたという。

 買収した石井は前社長の連帯保証を含めたBIRDELLの債務を継承し、会社の赤字補填を余儀なくされた。ついには会社の資金が枯渇し、石井はやむなく2019年3月、破産手続きに踏み切った。M&Aの契約締結からわずか8か月後、エステは破産し、石井が前経営者の借金を肩代わりする羽目になるのである。

 そうして石井は2022年、今井を東京地裁に訴えた。M&Tという会社として行なった損害賠償請求、さらに個人としても民事訴訟を提起した。冒頭の「弁護士の面を被った詐欺師」呼ばわりしたメールは、一連の裁判に提出され、怒りに震える石井の心情を如実に物語っている。事業パートナーの河野が補足する。

「裁判の話は私も聞いています。詐欺師呼ばわりしたのも頷けます。メールのなかでグルになって、と名指ししたエステ会社の社長は、名古屋から東京に出てきて石井さんを口説く姿を何度も見ました。みずほ銀行から融資を断わられたあともね。彼が乗っていた派手な外車とか、いかつい身なりを見ていると、普通ではない気がしましたし」

3179名無しさん:2025/06/16(月) 13:15:29
 最後にこう吐き捨てた。

「あんなのはイカサマのM&Aですよ」

被告の完全敗訴
 二つの裁判は地裁で原告の石井が勝訴し、控訴審まで争われたが、ともに控訴棄却となり、石井側の全面勝訴が確定している。一審の東京地裁判決言い渡しは、一つ目の会社による損害賠償請求が2022年3月で賠償額がおよそ1800万円、次の個人が昨年4月で約6400万円となっている。合わせて約8200万円もの賠償命令が下った。その裁判ではむろん原告の石井の尋問もあった。

「役員でもあり弁護士という職業柄もありますから、まさか嘘をつくなんていうことは思ってもみませんでした」

 怒りをぶちまけていた。

「実際に(BIRDELLを)買ってみると、もうメッチャクッチャな会社で、もう経営なんかどうにもならないっていう状態でしたから、嘘つきだと思って呆れましたね」

 日大法学部教授で弁護士の松嶋隆弘に判決文を分析してもらった。

「会社と個人の両方の訴えのどちらも、原告側の主張が100パーセント認められています。ただしこの裁判における注目点はそれだけではなく、被告(今井)には弁護士と会社の取締役という二つの側面があることです。会社法の423条ならびに民法709条違反の取締役としての任務懈怠、善管注意義務違反の疑いが濃い。原告代理人も当初はその点を強調し、民法に基づく会社に対する特別背任に該当する不法行為だと主張していたといいます」

 特別背任は日産カルロス・ゴーン事件などで適用された刑事事件の罪のイメージが強いが、これは民事上の不法行為だ。それでもやはり特別背任となると、より重い責任が問われる。

「もっとも民事上の完全勝利が見えてきたのでそこまで追及する必要はない、と原告側が特別背任の主張を取り下げたのでしょう。それは理解できます。ただし、弁護士である被告が取締役としてここまでの任務懈怠を指摘されるのは、限りなく故意に近い重過失と言わざるを得ません」

 仮に賠償金を支払わなければ、少なくとも弁護士資格を失う事態なのだというが、当の今井は賠償命令の判決が確定すると、さっさと石井側に支払ったようだ。8000万円をいとも簡単に払える資金力があるということかもしれないが、それ以上に本人の念頭にあるのは、政治家への転身だったのではないだろうか。

 先に書いたように、今井は宮沢洋一の次男を破り、衆院広島5区支部長として名乗りを上げている。万が一、解散総選挙があれば、自民党候補として出馬するかもしれないのである。原告の石井は昨年他界し、話を聞くことはできないが、詐欺師と名指しされた今井をはじめとした関係者たちは、どう答えるか。

 M&Aコンサルタントは「話すことはない」と逃げを打ち、BIRDELLの元社長はこう嘯く。

「(今井もコンサルタントも)覚えていないですね。代表者(の石井)とは話しましたけれど、そもそもうちの資料を見て買っているわけですから、あとになって訴えるのはおかしいのではないでしょうか」

 被害に遭ったのは石井であり、それを賠償したのが今井だ。あなたの腹は痛んでいないのではないか。そう聞こうとしたが、これ以降は連絡を絶ったままだ。そして今井はメールでこう回答した。

「私は、社外取締役として就任したのであり、M&Aの担当役員のような形ではございません。BIRDELL社のM&A案件を石井氏に紹介し、石井氏をはじめとするM&T社の了承及び依頼のもと、弁護士として業務を行いました。石井氏が個人の資産をもとに買収したいという意向を示し続けていたためです。(賠償については)ご遺族と和解が成立しています」

 とどのつまり、弁護士としてM&Aの職務をしたが、担当役員ではなく、あくまで石井の意志で行なったもの。賠償については答えず、和解したと言うだけだ。ここへ来て、衆参ダブル選の断念も聞こえてきた。自民党総裁はどう対処するつもりだろうか。

【プロフィール】
森功(もり・いさお)/ノンフィクション作家。1961年福岡県生まれ。岡山大学文学部卒。新潮社勤務などを経て2003年よりフリーに。2018年、『悪だくみ――加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』で大宅壮一ノンフィクション大賞受賞。『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』、『菅義偉の正体』、『魔窟 知られざる「日大帝国」興亡の歴史』など著書多数。

※週刊ポスト2025年6月27日・7月4日号

3180OS5:2025/06/17(火) 20:34:54
>>1400>>3111
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9d236438afeb0f38bd6e4e8abae941cff23f82b
東京都議選で立民・藤原衆院議員が共産候補の応援演説 小川幹事長が注意、共産は擁護
6/17(火) 19:31配信


産経新聞
立憲民主党の小川淳也幹事長は17日の記者会見で、東京都議選(22日投開票)で共産党候補の応援演説を行った立民の藤原規眞(のりまさ)衆院議員(47)=愛知10区=を注意したと明らかにした。小川氏は「都議選で共産との間で選挙区調整なり、協議が水面下で全くないとはいわない。その上で、選挙区調整以上の共闘は控えることが基本的な党の立場だ」と説明した。

藤原氏は14日、墨田区選挙区と北区選挙区(いずれも定数3)から立候補している共産候補の応援演説に共産の小池晃書記局長とともに駆けつけた。藤原氏は演説で「立民を日頃応援している皆さまに『応援してくださいませんか』と伝えたい」「共産と立民で当選確実に酔いしれようじゃないか」などと語り、共産候補への支持を訴えた。

両選挙区には立民の公認候補や推薦候補は立候補していない。

小池氏は16日の記者会見で、藤原氏の応援について「共産候補者の応援に来るのは何ら矛盾もない」と擁護した。

3181名無しさん:2025/06/25(水) 00:03:24
民間労組の強い愛知でやってるから反発食らってると思ったら都議選でも普通に怒られ案件

3182名無しさん:2025/06/25(水) 21:22:55
石垣市議の砥板氏、市長選は固辞の意向 国民民主公認で衆院選に出馬か 沖縄
https://ryukyushimpo.jp/news/politics/entry-4374081.html

石垣市議の砥板芳行氏(55)が次期衆院選沖縄4区に国民民主公認で立候補する方向であることが24日までに、分かった。中山義隆石垣市長の不信任決議を受け、野党系市議らで構成する市民団体は、中山市長失職後の市長選に向け、砥板氏に立候補を打診する予定があるが、砥板氏は固辞する意向。

 砥板氏は琉球新報の取材に応じ、次期衆院選に向け「党内手続きに入っており市長選出馬の打診を受諾するのは難しい」と述べた。

 砥板氏は1969年10月8日生まれ。市登野城出身。東京デザイナー学院中退。八重山青年会議所理事長などを経て、2010年市議選で初当選。22年2月の市長選に出馬するため、3期目途中で辞職。同年9月の市議選で当選し現在4期目。

3183名無しさん:2025/07/06(日) 22:33:05
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101800784&g=pol
熱帯びる票田争奪戦 新区割り、自・立勢力が競合―衆院福島2区ルポ【注目区を行く】
時事通信 政治部2024年10月19日07時31分配信
【図解】衆院福島2区の新区割り
【図解】衆院福島2区の新区割り

集会で「頑張ろう三唱」をする支援者ら=12日、福島県郡山市

 衆院小選挙区定数の1減に伴い区割りが変わった福島県。実質的な合併区と言える新しい2区は、旧2区で地盤を築いた自民党ベテランの長男と、旧3区で当選を重ねた立憲民主党の閣僚経験者が激突する。投開票に向け、票田の郡山市の攻防が熱を帯びる。(敬称略)

石破政権は維持できるか、衆院選後は政界再編も? 山崎拓氏が明かす自民総裁選の政治ドラマ【解説委員室から】

 ◇10回生、1万軒回る

 「本当に志と能力があれば、地盤、看板、かばんを全部引き継ぐ必要はない」。立民の前職玄葉光一郎は16日、郡山市東部の街頭でマイクを握ると、党重鎮の体面をかなぐり捨てるように声を張り上げた。

 矛先を向けるのは自民新人の根本拓。復興相や厚生労働相を歴任した根本匠の長男だ。匠が衆院解散直前に引退を表明し、公募を経る間もなく拓が後継に決まった経緯には自民支持層にも不満がくすぶる。ある県議は「手続きを踏んでおけば良かった」とこぼした。

 それを突くのが玄葉陣営の戦術。「ちゃっかり世襲」と攻撃を強める。

 新2区は旧2区の郡山市、旧3区の須賀川、田村両市と6町3村で構成される。人口32万人弱の郡山は東北地方で仙台市に次ぐ。新2区有権者の6割強が集中し、旧3区の玄葉には不利な構図だ。

 立民は昨春、前回2021年衆院選の旧2区で匠に対して善戦した若手を比例代表に回し、玄葉を小選挙区に立てる方針を決めた。以来、玄葉は週末ごとに郡山市内であいさつ回りを重ねた。歩いた軒数は1万。後援会組織も40近く発足させた。同市の伝統校を卒業した縁も活用する。

 中選挙区時代から10回連続で当選。旧民主党政権では国家戦略担当相や外相を歴任した。だが、新たな地盤づくりに余裕はない。陣営関係者は「郡山は浮動票が多く、どれだけ取れるか未知数だ」と認め、玄葉本人も「新人の気分」と漏らす。

 ◇38歳、「世代交代」訴え

 福島の小選挙区減は、1票の格差是正を目的とした「10増10減」の一環。東京など大都市の定数が増え、福島と宮城、新潟、山口各県など地方が減らされた。ここにも日本の現実が表れる。

 匠は旧岸田派の事務総長として前政権を支えた。玄葉との一騎打ちに備え、地盤である郡山市で引き締めを図った。「与党の政策実現力」を売りに、旧3区の商工会や建設、農業団体の切り崩しも進めた。

 結局、岸田内閣の幕引きを理由に「使命の一つが終わった」と宣言。玄葉との戦いは慌ただしく拓に引き継がれた。

 新たな看板は弁護士の経歴と38歳の若さ。還暦を迎えた玄葉を意識する。

 「世代交代を推し進め、停滞感を突き破る。そのための選挙だ」。公示日の15日、拓は旧3区の一部だった石川町に入り、フレッシュさをアピール。隣に立った首相(党総裁)の石破茂は「新しい日本をこの福島からつくる」と呼応した。

 派閥裏金事件で自民には厳しい風が吹く。だが、選対関係者は「うちは当事者ではないから堂々といける」と踏む。

 とはいえ、拓は東京生活が長く、地元への浸透に不安を残す。陣営に加わる地元経済界の一人は郡山市の知人に支持を求めたところ、「あっち(玄葉)をやっている」と告げられた。同様の話は他にもある。12日、郡山の後援会幹部550人を集めて緊急会合を開き、活動強化を指示した。

 福島2区には共産新人の丸本由美子も立候補している。


 


 ◇衆院福島2区立候補者

 丸本由美子 62 元須賀川市議 共 新

 玄葉光一郎 60 元外相    立 前(10)

 根本拓  38 弁護士    自 新

                推(公)

(注)敬称略、届け出順。年齢は投票日(27日)時点、丸数字は当選回数、「推」は推薦。共=共産党、立=立憲民主党、自=自民党、公=公明党。


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