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第50回衆議院議員総選挙(任期満了2025年)スレ

3012OS5:2024/10/31(木) 23:36:16
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/669813
〈解説〉「政治とカネ」根強い不信 衆院選2024
山陰
2024/10/28 04:00


 石破茂首相が就任後26日後という戦後最短で総選挙に打って出た「賭け」は大きく外れた。自民、公明両党で過半数の233議席に届かないことが確実な情勢で、山陰で「石破効果」は事実上、地元・鳥取にしか及ばなかった。「保守王国」の島根1区は、補選に続き、立憲民主党の後塵(こうじん)を拝した。

 「物言う姿勢」が評価されて石破氏は総裁になったにもかかわらず、総裁選で約束した解散前の国会での政策論戦は、十分行われなかった。

 自民派閥の裏金事件を巡る「政治とカネ」問題の対象者は選挙で非公認、重複立候補を認めないとする対応は、世論の反発を受けてのことだった。選挙期間中に非公認候補者が支部長を務める支部に2千万円を支給した問題がとどめを刺した。対応が後手に回ったことが、選挙結果に影を落としたのは間違いない。

 4月の島根1区補選で何度も応援に入った石破首相は何も感じていなかったのか。1丁目1番地の政策の地方創生も、政治とカネの問題が片付かなければ前に進められないことはよく分かっていたはずだ。

 再選を目指した島根2区の高見康裕氏は、得票率が同じ立民と共産との三つどもえの構図だった3年前を下回る60・8%にとどまった。「政治とカネ」問題への不信は、根強く残っていた。

 島根1区で敗れた高階恵美子氏が裏金事件にほとんど言及しなかった姿勢に対しては「魚の骨が喉に刺さったようで、語る政策も腹落ちしない」と身内からも疑問の声が上がっていた。

 島根1区の自民は「政治とカネ」問題について2度の審判を受けた形だが、敗因はそれだけではない。高階氏は石破首相や「竹下、細田」の名前を挙げ、地方の再生に取り組む考えを強調したが、終盤の雲南市内の5カ所の演説でJR木次線の問題に一度も触れないなど地域課題への言及に具体性が乏しかった。

 対する立民は、補選に続き度重なった自民の敵失によって島根1区で勝ちを拾った。亀井亜紀子氏が「私が島根で2度勝てば、保守王国とはだれも言わなくなる」と訴えた通りにはなったが、「政治とカネ」問題の陰で、地方再生の在り方など、地域にとっての重要課題はかき消された。

 山陰の4選挙区中、3選挙区では自民が圧勝したように、疲弊からの脱却を願う有権者の期待は、なお石破氏が率いる自民にあったこともまた事実だ。与野党伯仲の中で迎えるであろう来夏の参院選までの間、亀井氏と立民には地域課題解決への成果が求められる。

(政経部・曽田元気)


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