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第26回参議院議員選挙(2022年)

1017チバQ:2022/06/19(日) 10:08:25

政治家が「身を切る改革」を行い、役所をスリム化し、生み出した財源を住民サービスに還元する-。本拠地・大阪での実績は、維新政治のベースモデルだ。だが、大阪の実績を訴えれば訴えるほど、国政選挙では「地方色」が悪目立ちする。全国総支部はまだ32にとどまり、脱ローカルには「まずは足腰を鍛えないといけない」(維新関係者)と、課題は小さくはない。

選挙プランナーからは厳しい声も上がる。「維新への〝追い風〟は弱まりつつある」と指摘するのは、三浦博史氏。前回衆院選では吉村洋文副代表(大阪府知事)が新型コロナウイルス対応で全国的に注目されたが、ウクライナ危機や物価高、急激に進む円安などにより、世間の関心事は一変しているためだ。

「維新は数字上は全国政党だが、多くの人はそう感じてはいない」とみるのは松田馨氏だ。国民民主党と組んで議席獲得を狙う京都選挙区(改選数2)に注目しており、「(全国政党への)精神的な壁を越える試金石となる戦い。勝てば次につながる」とみる。今月上旬、松井代表が国民の前原誠司代表代行とともに京都市内でマイクを握った重点区だ。

与党とも野党とも距離を置く「第3極」ながら、自民の安倍晋三、菅義偉両元首相らと太いパイプを持ち、政策実現を果たしてきた維新。参院選の「最低目標」を改選6議席の倍増に設定し、非改選の9議席と合わせて予算関連法案提出に必要な21議席の確保を目指す。ある陣営幹部は「維新の認知度が上がっている。手応えは悪くない」とするが、組織基盤が脆弱(ぜいじゃく)なエリアの維新関係者は冷ややかだ。

「改革の実感が伴わない土地では、実行力や実績を訴えても響かない。後押しするような『風』も届かない。地元の課題解決を丁寧に訴えるだけだ」

「リーダー育成」が急務

日本維新の会は、自民党と伍する国政政党に近づき得るのか。有権者の投票行動を研究する関西学院大の善教将大(ぜんきょう・まさひろ)教授(政治行動論)は「先の衆院選では自民党批判層の受け皿として選択されたが、国政政党の地力があるとは見られていない。人材の発掘や育成が十分でない点は、全国政党化への課題の一つだ」と分析する。

党を率いてきた松井一郎代表(大阪市長)は来年4月の任期いっぱいで政界を引退する。衆議院が解散されたりしない限り、今回が代表として戦う最後の国政選挙だ。

善教氏は、大阪市議出身の吉村洋文副代表(大阪府知事)が、党創設者の橋下徹前代表に代わる「顔」に成長した点を指摘し、「政党は、リーダーを生み出すなど中長期に持続可能な組織であることを示さなければならない。次の担い手が見えない中では信を得られず、様子見される状態が続くのではないか」とする。

今後に関わると指摘するのが、維新が「最重点選挙区」と位置付ける東京選挙区(改選数6)の結果だ。維新は「大阪維新の会」で経験を積んだ元大阪市議を擁立予定で、善教氏は「大阪で経験を積んだ人が大阪以外で認められるかどうかは、維新にとって重要だ。組織の力量がどう評価されているか知る指標にもなる」と語った。(北野裕子、五十嵐一)

1018チバQ:2022/06/19(日) 10:11:22
https://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20220615-OYTNT50245/
自民2人戦略好対照
2022/06/16 05:00
参院選・神奈川
 15日に通常国会が閉会し、参院選(6月22日公示、7月10日投開票)の選挙戦が事実上スタートした。神奈川選挙区(改選定数4)は非改選組の欠員を補う合併選挙で5人が当選する。過去最多の立候補者による混戦が予想される。主な政党の動きを追った。(敬称略)

 「世界情勢が 混沌こんとん としている中、安定した政治を実現するための大事な選挙となる」

 3期目に挑む自民党の三原じゅん子(57)は12日、横浜市の戸塚駅前で前首相の菅義偉と街頭演説に立った。不妊治療の保険適用、「こども家庭庁」設置法の成立など2期12年の実績を強調。応援の菅も「身近な問題から大きな問題まで、結論を出した。再び国会へ送ってほしい」と呼びかけた。

 写真撮影やグータッチを求める聴衆の大行列ができるのはおなじみの光景。女優、レーサーと多彩な経歴で抜群の知名度も誇る。「政治の師」と仰ぐ菅との二人三脚の演説は5月以降で、すでに5か所。「これほど聴衆を集める候補と応援弁士はいない」と陣営幹部は手応えを語る。



 自民は元みんなの党代表の浅尾慶一郎(58)も公認した。1998年以来となる2人の擁立。菅に近い国会議員が三原、前幹事長の甘利明ら「麻生派」が浅尾を推す構図だ。

 ただ、24年前は共倒れとなった苦い経験がある。三原周辺は「前回選で支援してくれた相当数の議員が浅尾に回る」と危機感を募らせる。敗戦の当事者となった元参院議員斎藤文夫は「油断が最大の禁物だ。私の例を思い出してほしい」と陣営を引き締める。国会閉会後、三原は派閥の会合に出席するなどした。



 浅尾は10日、県議会の自民党会議室で、各種団体から予算要望を聞く「ヒアリング」に参加。終了後、産業廃棄物処理業者による団体幹部らにすかさず名刺を差し出し、「まだ知られていません。ぜひ、よろしくお願いします」と必死に浸透を図った。

 衆院神奈川4区(横浜市栄区、鎌倉市など)が地盤で政治経験は豊富だ。だが、「県内全域での知名度は低い」(陣営幹部)のが大きな課題という。ベテラン県議の竹内英明らが横須賀市を中心に各自治体議員をまとめ、各種企業や団体回りにも力を入れ、これまでに得た推薦は1000近くになる。

 長年にわたり「非自民」で活動した浅尾に対し、党内には「お願いされたが応援したくない」という声があるのも事実。理解を得られるかが鍵となる。15日も茅ヶ崎市、鎌倉市の集会で支援を求めた。



 県内の国政選を仕切ってきた自民党県議は解説する。「三原の『空中戦』に対し、『地上戦』の浅尾。三原は浮動票を集められるから、浅尾に戦力を傾倒できる」。戦略は奏功するか――。

1019チバQ:2022/06/19(日) 10:11:48
https://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20220617-OYTNT50211/
焦る公明 維新手応え 「重点区」党幹部を積極投入
2022/06/18 05:00
参院選・神奈川

 「経済的な理由で進学をあきらめる子どもをなくしたい。そういう思いで給付型奨学金を拡充した」


 2期目に挑む公明党の三浦信祐(47)は5月29日、横浜市のJR桜木町駅前で声を張り上げると、聴衆から歓声や拍手が相次いだ。

 三浦は早朝から駅前に立って支援を呼びかけると、国会での執務後の夜も、創価学会の支持者らとの集会を重ねてきた。推薦を受ける自民党の国会議員とも街頭演説で並び、保守層への浸透も図る。

 2016年の前回選は62万票を集め、上位当選を果たしたが、陣営に余裕はない。コロナ禍で2年以上、学会員ら支援者回りは思うように展開できなかった。県選出の元衆院議員で元財務副大臣の遠山清彦が、貸金業法違反で有罪が確定した痛手も残る。

 危機感を抱く公明は、神奈川を「重点区」に位置付ける。党代表の山口那津男は16日、党本部で記者団に「4位以内に入るためには 熾烈しれつ な戦いとなる」と語った。その言葉が示すように山口は4月以降、4回も来県し、22日の公示日の第一声も横浜市を選んだ。

 県連幹部は「遠山の事件で離れた支持者が戻ってこない。得意の組織戦も手足が縛られた状態でピンチ」と焦りを募らせる。



 神奈川を「重点区」とするのは、日本維新の会も同じだ。

 「古い政党に投票すれば古い政治が続くだけ。改革心を持つ新しい政党を育てれば政治は変わる」

 JR桜木町駅前で4日、3回目の当選を目指す松沢成文(64)が、自民、立憲民主党でもない「第3極」を掲げる維新への支持を呼びかけた。2期務めた県知事時代の実績を強調すると、応援に駆けつけた維新の副代表の吉村洋文も「経験豊富な松沢に国会で大暴れしてもらいたい」。

 大阪を地盤とする維新にとって、今回選は「野党第1党を巡る戦い」だ。昨年秋の衆院比例選で、自民、立民に次ぐ53万票を集めた神奈川は「全国政党」へ躍進できるかの鍵を握る。5月にも吉村と二枚看板の代表松井一郎が川崎市に入るなど党勢拡大を図る。

 松沢は「組織的な運動ができるようになった。これまでとは違う」と手応えを語る。維新の県内地方議員は5人となり、今回は初めて県内を11ブロックに分けて、担当議員らが奔走している。

 ただ、批判も根強い。非改選組の欠員を補う5枠目は、参院議員だった松沢が昨年の横浜市長選に出馬したことで生じたからだ。党県組織の幹部は「参院議員を辞めて市長選に出たのにまた参院選か。有権者からは疑問の声も出ている」と苦い表情を見せる。

(敬称略)

1020チバQ:2022/06/19(日) 10:12:16
https://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20220618-OYTNT50166/
機狙う共産 国民必死 社民政党維持へ瀬戸際
2022/06/19 05:00
参院選・神奈川
「子育てしながら参加できる多様性ある政治に変えていく」
 共産党の新人、浅賀由香(42)は11日、川崎市のJR川崎駅前で、党委員長の志位和夫と街頭に立った。

 3児の母の浅賀は、4月に育児休業が明けたばかりだ。演説のほか、主婦や学生と意見交換を重ねるが、帰宅した後の夜は子どもと過ごす時間を大切にする。

 2019年と16年の参院選は続けて「次点」で涙をのんだ。今回は非改選組の欠員を補う合併選となって当選枠が5に拡大し、陣営には「議席確保の好機」との期待が高まる。自民党、立憲民主党がいずれも2人を擁立したことで票の分散も予想され、志位は24年ぶりの議席確保に向けて、記者団に「これからの頑張り次第で、勝機をつかむ大激戦に持ち込めるのではないか」と自信ものぞかせた。

 ただ、共産は昨年秋の衆院選で比例票が伸び悩み、3期目に挑んだ神奈川10区では畑野君枝が比例復活を果たせなかった。陣営幹部は「他党の動向頼みでは勝つことはできない。自分から風を吹かせていく」と引き締めを図る。



 「国民民主党からの挑戦は厳しい選択だったが、支持率が高い政党から出馬するよりも、国を良くしたい思いで決断した」

 川崎市の小田急新百合ヶ丘駅前で14日、国民の深作ヘスス(37)の言葉からは、自身や党が置かれた苦しい現状が伝わってきた。

 国政選は初挑戦で、在米日本大使館での勤務経験から、現実的な外交と安全保障を訴える。3週連続で応援に駆けつけた党代表の玉木雄一郎は「若い戦士に力添えをお願いしたい」と力を込めた。

 国民は昨秋の衆院選で、県内小選挙区での擁立は鈴木敦の1人にとどまり、比例復活で何とか議席を確保したが、党勢拡大はできていない。

 推薦を受ける連合神奈川傘下の自動車総連、電機連合に地方議員があいさつ回りするが、活動が始まったのは3か月前。陣営からは「本来は1年以上かけてやるものだ。浸透は難しい」との声も漏れる。

 そこで、無党派層をターゲットに12時間連続で街頭に立つ戦略を考案し、これまで40回以上実施した。街頭では自身の名前をもじったタスキを着用する。「未来ヘススめ!」。その思いは実現するか――。



 社民党の内海洋一(63)は9日、横浜市内で開かれた党首の福島瑞穂の集会で、支援を求めた。この1週間前に出馬を表明したばかりだった。

 社民は一定以上の得票を得なければ、公職選挙法上の政党要件を失う危機にある。内海は2日の記者会見で自身に言い聞かせるかのように語った。「現状は厳しい。だが、社民を維持させる価値はある」

(敬称略、おわり)

(田村直広、田ノ上達也、樋口貴仁、村松魁成が担当しました)

1021チバQ:2022/06/19(日) 10:12:54
https://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/feature/CO058192/20220618-OYTAT50010/
<上>思惑透ける 自公連携
2022/06/18 05:00
参院選・兵庫

足元に不安、統一選にらみ
街頭演説に耳を傾ける人たち(4月30日、神戸市内で)

 「兵庫の2議席は自公で取りましょう」――。

取り締まり強化 県警本部長指示
 5月13日午後、神戸市内のホテルで、菅前首相が友党の公明党への支援を呼びかけると、脇にいた伊藤孝江氏が深々と頭を下げた。菅氏は同党の支持母体・創価学会と太いパイプを持ち、集会には自民党との関係が深い港湾、建設業界の関係者ら約2000人が参加した。業界を所管する公明党の斉藤国土交通相も駆けつけ、陣営関係者は「自公の協力関係をアピールできた」と手応えを口にした。

 公明は参院選で候補者を立てる7選挙区のうち、兵庫選挙区(改選定数3)を「最重点区」に位置づける。山口代表は大型連休中の4月29日、阪急神戸三宮駅前から参院選に向けた全国遊説をスタート。翌日も県内を行脚し、「異例の応援ぶり」(県本部関係者)となった。

 大物議員が次々と来援するのは、危機感の裏返しだ。公明は改選定数が2から3に増えた2016年に24年ぶりに県内で議席を獲得したが、足元は盤石とは言えない。昨年の衆院選で県内の比例票は約29万票と、日本維新の会、自民、立憲民主党に次ぐ4位に甘んじた。

 当選ラインは50万票とされ、票を掘り起こさなければ届かない。しかし、公明党県本部幹部はコロナ禍で創価学会がフル稼働できないことを懸念し、「感染状況が落ち着いても、集会を開きにくい」と話す。それだけに自民の推薦は、これまでに増して期待が大きい。

 連立政権を組む自公だが、参院選を巡り、県内ではぎくしゃくした関係が目に付く。

 「公明に票を渡せるほどの余裕はない」――。自民党県連では、党本部が主導して競合する伊藤氏に推薦を出すことが持ち上がると、異論が噴出した。19年の参院選で、自民の推薦を得た公明候補が50万票以上を集めて2位で当選したが、自民候補は約46万票の3位という「逆転現象」が生じた。次点の立民候補にも約3万票差に迫られた。

 県連は強く反発したが、1月半ばに党本部の遠藤利明選挙対策委員長が来県して理解を求め、渋々受け入れた。藤田孝夫県連幹事長は「政党間で約束したことなので従うしかない」と言葉少なだ。県連幹部らが企業や団体に電話をかけ、公明への支援を呼びかけている。

 今月11日午前、神戸元町商店街のビルで末松信介氏の事務所開きが本人不在のまま行われた。文部科学相の末松氏は公務で東京にいることも多く、地元の活動は手足となる地方議員に頼らざるを得ない。

 県連で公明への不満がくすぶる一方、個々の議員は来年の統一地方選を控え、複雑な事情を抱える。昨年の衆院選で維新が伸長し、多くの選挙でぶつかることが想定される。「公明の支援がなければ当選は厳しい」と語る議員も少なくない。参院選でどれだけ公明に協力したかが、統一選で自分たちの選挙を左右することになる。そんな見方もある。

 「推薦したからには、自民は責任をもって応援してもらわないと困る」。公明のベテラン市議はこう 釘くぎ を刺す。

     ◇

 参院選の公示が間近に迫る。臨戦態勢に入った各党や陣営の思惑や事情を追った。

1022チバQ:2022/06/19(日) 10:13:24
https://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/feature/CO058192/20220618-OYTAT50070/
<下>野党 問われる存在感
2022/06/19 05:00
参院選・兵庫
政権批判票 取り込み課題
今回の参院選は多くの立候補者が見込まれ、ポスター掲示場には前回より6人多い16人分の枠が設けられた(18日、神戸市中央区で)
 5月29日夕、神戸市中央区の大丸神戸店前。買い物客らが次々と足を止め、人だかりができた。視線の先にいたのは、日本維新の会副代表の吉村洋文・大阪府知事。兵庫選挙区(改選定数3)の現職、片山大介氏らと並んで街頭演説し、「身を切る改革をやる。自民党がぴりっとするような、まともな野党が必要だ」と訴えた。

取り締まり強化 県警本部長指示

 大阪発祥の維新は県内で着実に勢力を拡大している。昨年の衆院選の比例票は、自民党の約66万票を上回る約77万票を獲得。県内で擁立した9人が比例復活を含め全員当選した。新型コロナウイルスの対応で全国的な知名度を得た吉村府知事は「党の顔」として各地を駆け回る。

 そんな人気頼みの選挙の限界が露呈したのが、今年3月の西宮市長選だ。維新の新人候補は無所属の現職に2倍近い票差で惨敗した。県組織・兵庫維新の会の住本一礼幹事長は「地元での実績が乏しい中、『吉村頼り』で勝てるほど甘くなかった」と振り返る一方、「首長選と国政は別」と強調する。

 参院選では、県内を拠点に活動する県議を全国比例の候補に立て、ペアで活動して票を掘り起こす戦略を描く。吉村府知事の来援も公示後は予定せず、地道に政策を訴える。

 住本幹事長は「県内から2人を当選させ、来年の統一地方選に勢いをつなげたい」と意気込む。来春の統一選で組織の基礎体力となる地方議員の数をどれだけ増やせるか、参院選はその試金石となる。

       ◇

 立憲民主党は、前県議の相崎佐和子氏を擁立し、旧民主党時代の2010年参院選以来となる議席獲得を目指す。相崎氏はこれまで関係が薄かった経済団体などにも精力的にあいさつ回りし、井坂信彦県連代表は「新人として胸を借りる立場だが、現職と対等に勝負できるよう支援を広げたい」と期待する。

 立民は19年の参院選で3位の自民候補に約3万票差まで迫った。昨年の衆院選比例選でも、県内の維新を除く野党の合計票は約68万票と自民を上回った。ただ、今回、野党共闘の機運は高まらなかった。

 推薦願を受けた国民民主党の向山好一県連代表は「野党で足を引っ張り合っていいのか」と自問しつつも、「党本部の方針で推薦に応えられなかった」と自主投票を決めた。両党の支援組織である連合兵庫は相崎氏の推薦を決めたが、幹部は「両党の足並みがそろわないのは残念だ」とこぼす。

 共産党も昨年の衆院選で大半の選挙区で立民と候補者をすみ分けたが、参院選では「比例票を積み上げるため、選挙区でしっかり戦いたい」と元尼崎市議の小村潤氏を擁立する。小村氏は積極的に街頭活動を行い、防衛費増額への反対や、憲法9条改正反対などを訴える。

 兵庫選挙区ではNHK党から3人が立候補を予定するなど、過去最多の13人が出馬を準備する。自公で2議席を掲げる与党関係者は「候補が多いほど、票が割れて助かる」と本音をのぞかせる。政権批判票の受け皿として野党は存在感を示せるか、参院選ではその真価が問われる。(この連載は鈴木彪将、大背戸将が担当しました)

1023チバQ:2022/06/19(日) 10:14:02
https://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/feature/CO058232/20220618-OYTAT50051/
自民 得票で圧倒狙う 連合 問われる組織力
2022/06/19 05:00
参院選・茨城
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自民党の高市政調会長(左)と街頭演説に臨む加藤氏(中央)(5日、水戸市で)
堂込氏の総決起集会には郡司氏(右)も駆け付けた(10日、水戸市内で)
 参院選は22日の公示まであと3日に迫った。茨城選挙区(改選定数2)では現職2人の不出馬を受け、これまで新人8人が立候補を表明し、事実上の選挙戦がスタートしている。自民党と旧民主党系の候補が議席を分け合う構図は変わるのか。陣営の思惑や動きを追った。

厳正取り締まり 県警本部長指示

■「70万票」

 「70万票を目標に全県を挙げて頑張ろう」

 13日午後、水戸市内の事務所。自民党公認候補予定者・加藤明良氏(54)の選挙対策本部会議で、県連会長代行の海野透県議は選挙戦の実務を担う県議や国会議員秘書に発破をかけた。

 長年、議席を確保してきた自民にとり、焦点は勝敗から得票数に移っている。選挙区の「2議席独占」を選択しなかった時点で、「勝つのは当たり前」(県連幹部)なのが本音だ。

 ただ、陣営が掲げる70万票は補欠選挙を除き、選挙区では誰も獲得したことがない数値だ。4回連続トップ当選の自民現職・岡田広氏も、2016年参院選の得票は61万票弱にとどまる。

 県連幹部は「70万票」の狙いを「圧倒的な得票が比例選にも影響する」と解説する。昨年9月の知事選で大井川知事は約66万票を得ており、「県議出身の加藤にはもっと票を取らせてやりたい」(ベテラン県議)との狙いも透けて見える。

 陣営は企業や友好団体の組織票を固め、公明票で底上げする「オーソドックスな選挙」(陣営)を展開する。加藤氏は前水戸市長の父・浩一氏から強固な地盤を引き継ぐが、水戸周辺以外での知名度不足が課題だ。前県議としての人脈も総動員し、岡田氏の「後継候補」として全県的な浸透を急ぐ。

 ただ、岡田氏の集票力は「個人的な票が多く、組織票だけでは到達できない」(中堅県議)と見る向きもある。陣営幹部は「70万票はあくまで『努力目標』だ」と予防線を張る。

■「40万票」

 「連合茨城の組織力が問われる選挙だ」

 10日、水戸市内のホール。無所属の堂込麻紀子氏(46)を擁立した連合茨城の内山裕会長は総決起集会で、選挙戦の意義を強調した。壇上には立憲民主党現職の郡司彰氏や、立民、国民民主両党県連の所属議員が並び、「2党1団体」の結束を演出した。

 連合は目標として、郡司氏の平均得票数(約35万票)を上回る「40万票」を掲げる。集会で内山氏は「組織を徹底してまとめなければ勝ち上がれない」と強調。昨年の衆院選で推薦を見送った無所属の福島伸享衆院議員(茨城1区)も招待し、「何とか力を貸してほしい」と秋波を送った。

 陣営は、連合傘下の産業別労働組合(産別)への浸透を図るとともに、堂込氏の知名度向上に向け、駅前などで街頭演説をこなす。立民、国民両党の推薦を受け、「半分は連合、半分は国会議員で押し上げる」(陣営幹部)との戦略だ。

 最大の懸念材料は、立民、国民間のしこりだ。立民県連には独自候補の擁立を求める声が根強く、3者の協議は難航した。堂込氏が国民を支援する産別出身であることから、立民県連には不満がくすぶる。陣営関係者は「立民や立民系の産別には『最低限はやる』という雰囲気もある」と吐露する。ある国民県連の関係者は連合に注文をつける。「堂込さんはあくまで連合の候補。組織をまとめるのも連合の役割だ」

◆立候補予定者(敬称略)

 加藤明良 54 自新

 堂込麻紀子 46 無新

 佐々木里加 55 維新

 大内久美子 72 共新

 丹羽茂之 30 N新

 村田大地 45 N新

 菊池政也 37 諸新

 仲村渠哲勝 80 無新

(年齢は投票日現在。自=自民党、無=無所属、維=維新、共=共産党、N=NHK党、諸=諸派)

1024チバQ:2022/06/19(日) 10:14:42
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO058032/20220618-OYTAT50019/
共産 「経験のない逆風」
2022/06/18 17:28
参院選・埼玉
小池書記局長(右)とともに支援を呼びかける梅村氏(11日、さいたま市大宮区で)
 11日、昼下がりの大宮駅前で共産党書記局長の小池晃(62)がマイクを握った。「共産の躍進が、市民と野党の共闘を前に進める」。隣で手を振る梅村早江子(57)も、「改憲勢力に議席を独占させるわけにはいかない」と力を込めた。


 しかし、党勢は低迷を続ける。背景の一つと指摘されるのが、小池が強調する「野党共闘」だ。昨年の衆院選で立憲民主党との候補者一本化に向けて県内でも候補者を絞った結果、共産が重視する比例票は約27万票にとどまった。2014年衆院選の約41万票から約14万票もの減少だ。

 県委員長の荻原初男(68)は7日、参院選の共闘について記者団に「各党が競い合って(相乗効果で)議席を取りに行く。自民を利するようなことはしない」と述べた。「成功体験」として、立民の熊谷裕人(60)と伊藤岳(62)がそろって当選した19年参院選を挙げる。共産にとっては埼玉選挙区で21年ぶりの議席獲得だった。だが、2位当選の熊谷の約54万票に対し、伊藤は約36万票で最下位。当選ラインの低下による「ラッキー」(共産県委幹部)にすぎず、立民との票分散による落選の可能性も十分にあった。

 競合が避けられない複数区で野党共闘と共産の躍進をどう両立させるのか――。答えが見つからないまま、共産は衆院選後まもない昨年11月15日、梅村の擁立を発表し、いち早く活動をスタートさせた。選挙区・比例選ともに50万票の得票を目標とするが、衆院選比例票(約27万票)からの倍増は、自分たちも高いハードルと認める。

 ロシアのウクライナ侵攻を機に、共産を取り巻く環境はさらに厳しくなった。県内で4月に行われた3市議選では現職4人が落選している。「経験したことのない逆風」(荻原)の中、創立100年の老舗政党は正念場を迎える。

■れいわ 得意「空中戦」展開

 埼玉選挙区には、れいわ新選組とNHK党も参戦する。れいわ代表の山本太郎(47)は4月に衆院議員を辞職し、参院選へのくら替えを表明。その当日に県内入りしたことで、一時は「埼玉から立候補するのでは」と各党やメディアをざわつかせた。注目を一気に高めたところで擁立を発表したのが西美友加(50)だった。「山本一流の空中戦」(立民幹部)で擁立前からすでに選挙戦は始まっており、西は知名度アップへ奔走する日々だ。

 N党は改選定数と同じ4人を擁立する。当選は度外視しても、政党要件の維持に必要な比例得票率2%の獲得を目指す戦略だ。

 選挙結果は各党の立ち位置に変化をもたらす。次期衆院選という政権選択選挙に向けても、野党共闘のあり方を根本から問い直すきっかけになり得る。

(敬称略)

(おわり。この連載は、豊川禎三、児玉森生、金山真梨、杉木雄斗が担当しました)

1025チバQ:2022/06/19(日) 10:19:24
https://www.tokyo-np.co.jp/article/183662?rct=chb_san22
<参院選千葉 選挙戦の構図>(上) 過熱する自民対決 背景に支援県議の派閥争い
2022年6月16日 08時02分

 「われわれは猪口先生を応援する。異論ないね」-。昨年十二月、千葉県議会自民党会派(現在五十人)で約四十人が属する派閥の会合。会長の酒井茂英県議は三選目指す猪口邦子さんを支援するよう結束を求めた。同派閥は、県政会のドン・河上茂幹事長がにらみを利かす主流派だ。
 会派内には石井準一参院議員(今回非改選)が率いるもう一つの派閥があり、こちらは元自民県議の臼井正一さんを推す。
 過去、河上派と石井派は、会派の人事や選挙を巡る対立が絶えず、この参院選でも自民同士で火花を散らす。

 県議時代の臼井さんは石井派だったが、会派内では全方位的に立ち回っていた。河上派県議の一人は、個人的に親しい臼井さんから支援を頼まれたが「申し訳ないが応援できない」と断った。「派閥の縛りは絶対だ」
 選挙戦に向け、シンパの地方議員と連携した街頭活動が主体の猪口陣営。これに対し、臼井陣営は県連内で「秘書軍団」と呼ばれる石井議員の秘書らが戦略を練る。臼井さんの父親は、小渕恵三内閣などで法務大臣を務めた臼井日出男さんだ。「血統」はアピールポイントだが、陣営は「『臼井ブランド』が利くのは地元の千葉や船橋辺りまで」と指摘。「猪口さんに胸を借りる立場。公示までに名前と顔を県全体に浸透させる」。自民の大臣クラスを応援弁士で呼ぶ箱物の集会を頻繁に開く。
国会出席前の朝、県内で街頭活動を続ける猪口邦子さん=8日、JR幕張駅前で
国会出席前の朝、県内で街頭活動を続ける猪口邦子さん=8日、JR幕張駅前で

 河上派は、支援する県議の頭数で優位に立つ。ただ、「石井派は少数精鋭で水面下で動いている。猪口さんは圧勝した六年前のようにいかないのでは」と内部から心配する声も聞こえてくる。
 冒頭の昨年暮れの会合でも、「私は臼井さんを応援するので、猪口さんはできない」などと申し出て、支援を断った県議が数人おり、会場がざわついた。石井派の干渉で板挟みの人もおり、一部で足並みが乱れる。関係者は「来春の県議選が絡んでいる。特に定数一の地方選挙区は、地元で摩擦を生み対立候補を出されるのを恐れている」と打ち明けた。
 八日早朝、通常国会出席前にJR幕張駅に立った猪口さんは「県で唯一の選挙区選出の現職女性国会議員です」と強調。国際政治学者の肩書を生かし、「ウクライナの平和、安定のため岸田首相をサポートする」と訴えた。
集会に出席した自民党の茂木敏充幹事長(左)、熊谷俊人知事(右)と写真に納まる臼井正一さん=4日、東金市で
集会に出席した自民党の茂木敏充幹事長(左)、熊谷俊人知事(右)と写真に納まる臼井正一さん=4日、東金市で

 一方、臼井さんは地方と国政のパイプ役を志す。四日の東金市の集会では、石井議員と親しい熊谷俊人知事が駆け付けた。エールを受けた臼井さんは「千葉の自民党と知事はドライな関係と思っているが、県民不在の県政であってはならない」と発言。暗に批判された河上派は「臼井は言葉がコロコロ変わる」(ベテラン県議)と対抗心を燃やす。
 過去の参院選で、自民県連は地域や団体ごとの支援の「すみ分け」が容易でなく、今回のように派閥間でしのぎを削って二議席を得てきた歴史がある。県連関係者は「猪口さんと臼井さんの結果で県連内の発言権やパワーバランスが変わってくる」と語る。本来ライバルの野党の県組織幹部はつぶやく。「二人の争いが激しくなればなるほど、自民のワンツー当選が現実味を増す」
      ◇     
 夏の参院選は二十二日公示、七月十日投開票と決まり、選挙戦に向けた活動が活発化している。県内の各党・陣営の動きを追った。

1026チバQ:2022/06/19(日) 10:19:52
https://www.tokyo-np.co.jp/article/18<参院選千葉 選挙戦の構図>(中) 熾烈「3番手」イス争い 野党、選挙で訴えるしかない
2022年6月17日 07時25分
(左から)国民新人の礒部裕和さん、維新新人の佐野正人さん、共産新人の斉藤和子さん、立民現職の小西洋之さん
(左から)国民新人の礒部裕和さん、維新新人の佐野正人さん、共産新人の斉藤和子さん、立民現職の小西洋之さん

 「自民党はまず二議席を取るでしょう。残るは一議席」。立憲民主党の現職で三選を目指す小西洋之さんは千葉選挙区(改選数三)の情勢をそう読む。
 柏駅での五日の演説会。物価高騰に触れ「ロシアの侵略が大きな原因だが、日本だけが直面するダブルパンチがある。アベノミクスの延長による『岸田インフレ』から国民の暮らしを守る」と政権を批判。参院の憲法審査会や外交防衛委員会で野党側の要職を務めるなど精力的な国政活動もアピールする。一部世論調査の政党支持率で維新が立民を上回ることに危機感を示しつつも「自分の実績と愚直に三期目も頑張りたいという姿勢を伝えるしかない」。一議席死守へ、地力も問われる戦いを覚悟する。
    ■  ■    
 日本維新の会の新人で習志野市議の佐野正人さんは、知名度不足が課題と認める。心強い援軍が現れたのは五日に柏駅で開かれた演説会。党副代表の吉村洋文・大阪府知事が登場し、「佐野さんと一緒に維新の改革を前に進めたい」と紹介された。
 佐野さんは「吉村知事は言葉のパワーがある。限られた時間で知名度を上げるには(不特定多数に顔と名前を売り込む)空中戦しかない」と語る。街頭活動では「議員定数と議員報酬のダブル三割カットを約束する。積極的な防衛能力を高めなければいけない」と強調。陣営は「維新の候補者」と認知されることが当選のカギとみて、吉村氏の再来訪を期待する。
    ■  ■    
 国民民主党から新人で出馬する元県議の礒部裕和さんは十二日、印西市で決起大会を開催。野田市の鈴木有市長らから激励を受け、「給料が上がる経済や教育の無償化がどうしても必要。厳しい選挙だからと諦めるわけにはいかない」と訴えた。選対本部長の天野行雄・県連幹事長は「駅に立つ回数や露出を増やしていく。選挙戦を通じて支持者を増やしていくことが一番大切」と語った。
 連合千葉の永富博之会長は五月二十一日の立民・小西さんに続き、礒部さんの集会にも出席。連合票が国民と立民に分散されるため、全体得票数の倍増を目指し、各構成組織に積み上げを働き掛けているという。「二人を推薦したわけだから単純に半分、あるいは共倒れになる。テレワーク導入による組合員との接点や政治への関心が低い問題など簡単ではないが、お願いしているのが私の立場」
    ■  ■    
 共産党新人で元衆院議員の斉藤和子さんは十日に千葉市で事務所開きをした。「何が何でも三番目にしがみつく。自民、公明、維新、国民は憲法を変えるべきだと言うが、改憲勢力に議席は渡さない」と訴えた。
 共産候補は前回二〇一九年が約三十六万票、前々回一六年は約三十五万票でともに次点。初の議席獲得が悲願だ。候補者多数で当選ラインが下がる可能性もあり、小倉忠平・県委員長は「三十五万票の達成を土台に、斉藤さんの党派を超えた魅力を浸透させれば四十万、四十五万票を実現して勝利の道を切り開ける。憲法九条による平和外交を明確に提案しているのは斉藤さんだけ」と強調した。3882?rct=chb_san22

1027チバQ:2022/06/19(日) 10:20:24
https://www.tokyo-np.co.jp/article/184123?rct=chb_san22
<参院選千葉 選挙戦の構図>(下)候補者 過去最多の様相 暮らしや平和不安、政治不信反映
2022年6月18日 07時25分
 今回の参院選千葉選挙区(改選数三)は現時点で、過去最多レベルの立候補者十五人程度の選挙戦が見込まれる。県選挙管理委員会によると、同選挙区で立候補者がこれまで最も多かったのは一九八九年(当時改選数二)の十四人。政党や政治団体が擁立した新人候補の政策を、県とのつながりなどを交えて紹介する。
 公職選挙法が定める政党要件を満たすNHK党は、中村典子さん(44)、渡辺晋宏(くにひろ)さん(36)、須田良さん(30)の三人を送り込む。松戸市議で生え抜き党員の中村さんは「NHKのスクランブル放送実現の必要性を千葉から周知していく」。野田市在住の渡辺さんは農業法人代表で「県内の農家の思いを届ける」と意気込む。千葉県生まれの須田さんは「政治活動を生配信し、政治への理解を広げたい」とした。
 幸福実現党の七海ひろこさん(37)は松戸市出身。党の広告塔的存在で今回は地元から出馬する。「自分の国は自分で守る。核装備の準備検討を含めて防衛力の強化を」と訴える。
 参政党の椎名亮太さん(38)は元銚子市議。地元の過疎化を憂い、「公教育の変革で教育格差是正を。外国資本による不動産の買収、国益の侵害侵略の規制を掛けるべきだ」と主張する。
 新党くにもりの梓(あずさ)まりさん(51)は昨秋の衆院選千葉10区で公示直前に出馬表明し、一万票(得票率5・8%)を得た。保守を掲げ「習志野市に住民票を移し、千葉から日本を変える」。
 日本第一党の記内(きない)恵さん(47)は東京都在住。「千葉は自然豊かで工業、商業地帯もある。県民がここで完結した豊かな生活ができるように交通の整備と食料自給率の向上を」と語った。
 自由共和党の宇田桜子さん(41)は松戸市在住。中米エルサルバドル出身で県内で育ち、元千葉大病院研究員。憲法改正に反対の立場で「一児の母として、子どもを守りたい」とする。
 候補者乱立の背景について、ある政党の県組織幹部は「ロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウイルスで、暮らしや平和への不安、政治への不信が反映されているのでは」と推察。県選管の担当者は「東京や神奈川でも候補予定者が増えている。増えることで参院選の関心や露出が増し、投票に行く人が増えれば」と期待した。(この企画は中谷秀樹、山口登史、鈴木みのりが担当しました) =おわり
◆腕章・旗・標札など県選管 七つ道具点検
 二十二日の公示日まで五日に迫った十七日、県選管は候補者らが選挙運動で使う「七つ道具」を県庁で確認した。選挙運動員の腕章、街頭演説用の旗、事務所に掲げる標札などを机に並べ、選管職員が表示内容や数を確認した。

1028チバQ:2022/06/19(日) 10:22:50
https://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20220616-OYTNT50209/
<決戦の構図 広島 参院選2022 上>保守王国 「緩み」警戒
2022/06/17 05:00
参院選・広島
「岸田効果」無党派支持狙う
 「前回、前々回ほど楽な戦いではない」。5日に広島市中区で行われた事務所開きで、3選を目指す自民党現職の宮沢洋一氏は、集まった県連所属の県議や広島市議と握手を交わした。

宮沢氏の事務所開きでこぶしを突き上げる県議ら(5日、広島市中区で)

 宮沢氏は2010年参院選で54万7000票、16年に56万8000票と、2位に約25万〜30万票の大差をつけてトップ当選を果たした。

 今回は追い風もある。昨年10月に県選出議員として戦後3人目となる岸田首相が誕生。直後に打って出た衆院選では、連立与党で県内7選挙区中6選挙区を制した。全国的に野党共闘が不発に終わった影響もあり、「保守王国」の面目を保った。

       ◎

 一部で楽観ムードも見られる中、警戒するのは「緩み」だ。19年参院選を巡る大規模買収事件では、県連に所属する県議や市議らが河井克行・元法相(実刑確定)らから現金を受け取り、辞職に追い込まれた。事務所開きでは、県連会長の寺田稔衆院議員(5区)が「大規模買収事件の影響は今日にまで及び、大変厳しい選挙が想定される」と引き締めを図った。県議らには自身の来年の統一地方選を見据え、一丸となって選挙戦に挑むよう求めた。

 県連会長代理の中本隆志県議会議長も続いた。宮沢氏が岸田首相のいとこで、党税調会長を務め、岸田首相が会長を務める宏池会でも要職を担うことを挙げて「今回の参院選は岸田政権の将来を大きく、大きく左右する」と戒めた。

 一方、宮沢氏の秘書を務めたことがあり、宏池会に所属していた吉川赳衆院議員(比例東海)が、18歳女性との飲酒などを週刊誌に報じられた。吉川氏は自民党を離党したが、参院選への影響が懸念されている。

 陣営は支持基盤のてこ入れに余念がない。国会開会中で宮沢氏の身動きが取れない平日は秘書らが手分けし、コロナ禍で苦しむ業界団体などを訪ねて回った。約200の党友好団体に推薦を依頼し、4月中旬の段階で約120団体から推薦状を集めた。

 県連は独自の公約集を策定した。岸田首相が主導した、来年に広島での開催が予定される「先進7か国首脳会議(G7サミット)」に向けた取り組みを盛り込むなど、昨秋の衆院選に続く<岸田効果>で無党派層の支持獲得も狙う。

       ◎

 連立与党を組む自公の連携は、過去2回の参院選では党本部主導で全国で「相互推薦」を行った。今回は都道府県組織がそれぞれ協議し、公明党県本部は中国5県のトップを切って、4月28日に宮沢氏の推薦を決めた。同党県本部代表の田川寿一氏は「我々は選挙区で宮沢氏を応援し、向こうは比例でこちらを支援してくれると理解している」と強調する。

 自民側は宮沢氏の事務所開きに公明県議を招いた。岸田首相の就任祝賀会では、公明党副代表で3区選出の斉藤鉄夫衆院議員(国土交通相)が登壇するなど連携をアピールする。しかし、現場では昨年の衆院選を巡るわだかまりがくすぶる。

 3区は河井・元法相の選挙区だった。大規模買収事件を受け、自民県連は元県議を候補にするよう党本部に求めたが、斉藤氏を擁立した公明に配慮し、比例選に回した。自民県議は「3区のしこりがないと言ったらうそになる。今回は自民に県内から出る比例候補もいるし、自公連携はどこまでできるか分からん」と話す。

       ◇

 参院選は22日公示、7月10日投開票で行われる。広島選挙区(改選定数2)には10人が立候補の準備を進めている。臨戦態勢に入った陣営の動きを紹介する。

1029チバQ:2022/06/19(日) 10:23:22
https://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20220618-OYTNT50041/
<決戦の構図 広島 参院選2022 下>野党の争い激化
2022/06/18 05:00
参院選・広島
維新擁立 「すみ分け」に一石
街頭演説する立候補予定者(中央、広島市で)

 参院選(22日公示、7月10日投開票)に向け、日本維新の会は10日、広島市内で京都市議(当時)の森川央氏の広島選挙区(改選定数2)での擁立を発表した。「自民と立民系が仲良くすみ分けし、どちらに入れても2人とも通る選挙区に選択肢を提供する」と、森川氏とともに記者会見に臨んだ馬場伸幸共同代表。既に候補者を発表していた野党各党に波紋を広げた。

 昨年の衆院選で公示前の約4倍に議席を伸ばした維新は、全国政党を目指して無党派層や保守層の取り込みを図る。しかし、広島選挙区での候補選びは難航。「自民を追い上げられる」という意中の人物に断られるなど、関西以外での足場の弱さが顕在化した。

 党本部主導で森川氏に打診したのは5月下旬だった。馬場共同代表は「地元ではスター選手はなかなかいない」と厳しい状況を認めながらも、「戦わなければ党勢は広がらない。厳しい選挙だが、森川さんは広島に維新スピリッツを広げる志士」と持ち上げた。

 森川氏が2020年、政務活動費の二重計上で京都市議会で辞職勧告決議を受けたことにも、馬場共同代表は「わが党は問題の責任を取れば再チャレンジを認める政党だ」とかわした。

     ◎

 今回は自民現職と議席を分け合ってきた野党系無所属の柳田稔氏(67)が引退を表明し、野党各党はこの議席獲得を狙う。維新の動きを最も警戒していたのは、与党一強による弊害の打破を掲げ、立憲民主、国民民主、社民各党などが参加する野党系政治団体「結集ひろしま」だ。

 今月4日、広島市南区で開かれた元アナウンサーで新人の三上絵里氏の事務所開き。立民県連と結集ひろしま代表の佐藤公治衆院議員(広島6区)は「全ての候補者が出そろったわけではない。気を引き締めて戦いに臨まなきゃいけない」と発破をかけていた。

 「結集ひろしま」は、19年参院選で「野党共闘」候補として森本真治氏をたて、トップ当選を果たした。その参院選を巡る大規模買収事件で、自民党公認候補だった河井案里氏(有罪確定)が当選無効となった。21年4月の再選挙では新人の宮口治子氏をたて、自民新人に3万票以上の差を付けて当選する成功体験を重ねてきた。

 しかし、昨年秋の岸田首相の誕生で状況は一変した。その後の衆院選では、佐藤氏の6区以外は与党候補が制した。三上氏の事務所開きでも「強い強い岸田内閣、自民党の風が吹いている」との声が上がった。3月中を目指していた候補擁立が4月までずれ込み、「出遅れ感」の 払拭ふっしょく にも懸命だ。

 国政での立民と国民との距離感を懸念する声もある。2月に広島市で開かれた国民県連の設立大会でも、連合広島の大野真人会長が「支持政党が二極化している今の情勢を踏まえると極めて戦いにくい」と述べていた。しかし、立民が提出した岸田内閣に対する不信任案に対し、国民や維新が反対するなど状況は変わっていない。

     ◎

 共産党は、新人では最も早い昨年11月に中村孝江氏の擁立を表明した。維新と結集ひろしまの動きを好機と捉えている。

 維新の擁立発表の2日後の街頭演説。維新が米国との「核戦力共有」に関する議論開始を公約に掲げる一方、候補者が核兵器廃絶も議論することに「『核共有』と核兵器廃絶は両立しない」と強調した。国政で足並みがそろわない野党による「結集ひろしま」の枠組みも「有権者の混乱を招く」と見込んで得票数増加を目指す。

 このほか、幸福実現党や参政党も立候補予定者を発表している。(この連載は上羽宏幸、落合宏美が担当しました)

1030チバQ:2022/06/19(日) 10:24:36
https://www.chunichi.co.jp/article/486068
参院選静岡選挙区・7人予定 異例の構図
2022年6月9日 05時05分 (6月9日 05時07分更新)

 二十二日公示、七月十日投開票が見込まれる参院選が近づいてきた。静岡選挙区(改選数二)では七人が立候補する予定で、構図がほぼ固まった。現職二人が無所属で、野党第一党の立憲民主党が候補者を立てずに推薦もしない、全国でも珍しい選挙区となった。自民と野党が一議席ずつを分け合ってきた過去の経緯からみても、異例の選挙戦となる。 (参院選取材班)
 静岡選挙区ですでに立候補を表明しているのは無所属現職の平山佐知子氏(51)と、国民民主党の推薦を受ける無所属現職山崎真之輔氏(40)、自民新人で前御殿場市長の若林洋平氏(50)=公明推薦=、共産新人の鈴木千佳氏(51)、NHK党新人でIT会社社員の舟橋夢人氏(56)。八日には、新たにN党新人で食品卸会社社員堀川圭輔氏(48)が出馬を表明した。九日には政治団体「参政党」の一人が出馬表明を予定している。
 平山氏は旧民進党の公認を受けた六年前と異なり、無所属で挑む。公示後も有権者との向き合い方を変えることなく、小規模の座談会やあいさつ回りを続ける予定。陣営は「子育て世代や若手農家から要望を聞き取っている。選挙では生活者目線を訴えたい」と話す。
 山崎氏は六月に入り、選挙に向けた活動を本格化させた。二日には地元の浜松市で決起集会を開催し、七百〜八百人の支援者を集めた。集会では景気回復や物価高騰対策などを中心に演説。「地方の声を届け、政策実現の突破口にしていきたい」と訴えた。
 昨秋の参院補選の雪辱に燃える若林氏は、精力的にあいさつ回りをこなす。地域に根差した支部がある自民の足腰の強さを生かし、各支部が若林氏を「引き回し」している。現職二人はともに無所属。「責任を果たせるのは自民」と党公認を前面に出す。
 参院選では補選も含め四回目の出馬となる鈴木氏。街頭演説や支援者との意見交換を加速させている。「平和と暮らしをキーワードに、若者や子育て世代を中心に支持拡大を図りたい」と意気込む。憲法九条を生かした積極的な平和外交と生活者支援が訴えの柱だ。
 舟橋氏は「年金問題を強く訴えたい。払い損をなくすモデルにしたい」と話し、交流サイト(SNS)を中心に活動を展開している。八日に出馬表明した堀川氏は「国民とのいさかいが絶えないNHKの問題を解決しなければいけない。これが国を変える第一歩だ」と訴えた。
 今回、立民は推薦も独自候補の擁立もせず、自主投票になる見通しだ。日本維新の会も、一時は京都と静岡の両選挙区で国民との相互推薦が合意手前までいったが、自主投票になるとみられる。昨年十月の衆院選比例代表で立民は三十四万票、維新は約十六万票を取っており、票の行方が注目される。
◆現職無所属、かすむ政策 法政大・白鳥教授に聞く
 参院選静岡選挙区の構図について、静岡の政治を二十年以上にわたってウオッチしている法政大の白鳥浩教授に聞いた。
 今回の静岡選挙区は二つの点で異例と言える。一つは現職の二人がいずれも無所属で立候補する点だ。無党派層から幅広く支持を得やすくなる一方、政党の公約をアピールすることができず、政策が見えづらくなる面もある。現職二人が無所属で出ることで、選挙が政策選択ではなく、人気投票の色合いが強くなってしまうのではないか。
 もうひとつは、野党第一党の立憲民主党が独自候補を見送ったことだ。政権批判票の受け皿が狭まり、リベラル層の投票行動が読みづらくなっている。選挙戦は、自民党新人の若林氏が強固な組織を背景にして有利に選挙戦を進めるだろう。平山、山崎、鈴木の各氏ら他の陣営は、岸田政権の運営に不満を持つ有権者の支持をどう取り込むかがカギを握る。 (木谷孝洋)
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1031チバQ:2022/06/19(日) 10:25:38
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/600889
 参院選の日程が6月22日公示、7月10日投開票に決まり、栃木県内でも事実上の選挙戦が始まった。栃木選挙区(改選数1)では、3選を目指す自民党現職の上野通子氏(64)=公明党推薦=に新人5人が挑む構図。立候補者数は定数削減により改選1人区となった2007年以降で最も多く、激しい戦いが予想される。物価高対策や憲法改正などが主な争点となる中、選挙の勝敗を左右する「1人区」で繰り広げられる乱戦の現場を追う。
<1>定数削減後最多 現職3選へ与党結束 競う野党5陣営
【「乱戦」の構図 2022とちぎ参院選】
6/17 11:30
 前回、前々回の参院選では自民現職に野党統一候補が挑む構図だったが、今回は野党の一本化が不調に終わり、各党が候補を立てる。直近4回の選挙で連勝している自民が5連勝するのか、野党が一矢報いるのかが最大の焦点だ。

 3選を目指す自民党現職の上野通子(うえのみちこ)氏(64)=公明党推薦=陣営は2月に選対本部を立ち上げ、5月以降市町ごとに総決起大会を開催するなど着々と準備を進めている。上野氏は精通する教育分野や子育て環境の充実を訴えるほか、政権与党としての実績をアピールすることで新人との差別化を図る。

 一方、野党乱立を受けて陣営に緩みが生じ、一部の会合では空席が目立つケースも。県連幹部は組織を引き締めるほか、公明との協力をより強固にして圧勝を目指す。

 立候補表明が4月と遅れた立憲民主党の板倉京(いたくらみやこ)氏(55)は、知名度向上に全力を挙げる。税理士であるため、陣営は「税制、経済のプロ」を強調。推薦を得た連合栃木の支援も受け、県内6カ所に地域選対を設置。生活者や労働者の視点に立った政治への転換を訴える。

 昨秋の衆院選で躍進した日本維新の会は、日光市出身の大久保裕美(おおくぼゆみ)氏(45)を擁立。同級生や親族が活動を支え、遊説や街頭演説を行って浮動票の獲得に力を入れる。

 9年ぶりに独自候補を立てる共産党は、昨秋の衆院選栃木5区に立候補した岡村恵子(おかむらけいこ)氏(68)を擁立。防衛費増額を唱える岸田政権との違いを打ち出し、憲法9条堅持を訴える。

 NHK党の高橋真佐子(たかはしまさこ)氏(57)は選挙事務所の開設予定はなく、交流サイト(SNS)を中心に情報発信を行う。政治団体の参政党の大隈広郷(おおくまひろさと)氏(52)は宇都宮市内に事務所を開き、同市などの駅前で演説を行っている。

1032チバQ:2022/06/19(日) 10:26:06
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/601494?relatedarticle
<2>緩み警戒「圧勝」狙う 連勝目指す与党 自公、目標得票数を設定
【「乱戦」の構図 2022とちぎ参院選】
6/18 18:30
 陣営の懸念が、大票田の県都で表面化した。


 5月30日、宇都宮市内で開かれた自民党現職上野通子(うえのみちこ)氏(64)=公明党推薦=の決起大会。丸川珠代(まるかわたまよ)元五輪相が応援に駆け付けたが、参加者は400人弱。会場の半分以上が空席となり、熱気を欠いた。

 定数削減後最多の6人が立候補を予定する参院選栃木選挙区。野党共闘が不調に終わり候補者が乱立したため、自民支持者に楽観論が広がり、上野氏の選対幹部は「組織の緩み」を危惧していた。

 宇都宮の状況はすぐに、党幹事長の茂木敏充(もてぎとしみつ)県連会長の耳に入った。茂木氏は関係者にげきを飛ばし、木村好文(きむらよしふみ)県連幹事長らも組織の引き締めを図った。

 6月11日、足利市内の決起大会では立ち見が出るほど盛況に。17日に同市内で行われた茂木氏の応援演説にも、多くの支持者が詰めかけた。“W幹事長”の地元で組織力の強さを見せつけたが、木村氏の表情は険しかった。「戦いはこれから。圧勝するんだ」

 演説で上野氏は、教育や子育て環境のさらなる充実などを訴える一方、ウクライナ侵攻や憲法改正について熱弁を振るうことはほとんどない。精通する分野の実績を強調し、政権与党をアピールすることで新人候補との差別化を図るのが狙いだ。

 上野氏の後援会は旧市町単位を軸に組織。県議や市町議員を中心に運動を展開する。業界団体や企業訪問で与党支持層の票を着実に固め、街頭演説で無党派層の取り込みを図る。

 公明との連携をこれまで以上に強化するため、新たな試みも。選対幹部によると、互いの目標得票数を初めて具体化し、公明は上野氏に8万5千票、自民は公明の比例候補に2万5千票をそれぞれ獲得すると約束した。

 上野氏は初当選した2010年に約32万5千票、16年は約48万4千票を勝ち取り、県内での支持や知名度を着実に広げた。今回も前回と同程度の得票数を目指す。

 一方、昨秋の衆院選では2区候補者を巡り党内で争いも。3区では国会議員と県議間で対立し、互いが別々に集会を開くケースもあった。上野陣営の関係者は「上野氏支持の点で一致しているので問題はない」と話すが、組織が大きいだけに引き締めの徹底や、上滑りへの警戒を強めている。

1033名無しさん:2022/06/19(日) 11:31:51
現状勝敗の分からない激戦区選挙区
複数区
北海道、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、京都、兵庫、広島、福岡

一人区
青森、岩手、山形、福島、山梨、新潟、長野、大分、沖縄

もしかしたら接戦になる可能性のある選挙区
宮城、福井、三重、愛媛、長崎

1034チバQ:2022/06/19(日) 18:20:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/6aeede84769a728e31e3bc7a86818fa81ad614b6
参院選、異例の合併選挙で混戦模様の神奈川 自民の勝算は?
6/19(日) 18:01配信
参院選(22日公示、7月10日投開票)で神奈川選挙区は、異例の「合併選挙」が実施される。改選数は4だが、3年前の参院選の欠員の補充も同時に行われるため当選者は5人となる。ただ、5人目の任期は通常の6年ではなく3年だ。自民党はおよそ四半世紀ぶりに2人を擁立したが、仮に1人が今回5位で当選した場合は、3年後の参院選で現職と「共倒れ」になる可能性もはらむ。

「これまでにない難しい選挙だ。5人当選できるが、4位までの人と5位の人で当選後に与えられる任期が違う」。自民の神奈川県連会長を務める小泉進次郎前環境相は5月22日、横浜市中区の繁華街で今回の参院選について集まった聴衆にこう説明した。

参院選の合併選挙は平成4年の埼玉選挙区以来、30年ぶりで、神奈川県では初めて。神奈川は、昨年8月の横浜市長選に前回参院選で当選した日本維新の会の松沢成文氏が出馬して欠員が生じており、本選に合わせて補充が行われることになった。

自民は現職で元厚労副大臣の三原じゅん子氏と元職で旧みんなの党代表の浅尾慶一郎氏の2人を擁立。公認候補2人の擁立は24年ぶりだ。6年前の参院選では党公認候補は三原氏1人だったが、無所属で出馬していた中西健治元財務副大臣を推薦。中西氏を当選後に追加公認して改選4議席のうち2議席を自民が占める形となっていた。県連は当初、三原氏と中西氏の現職2人の擁立を予定していたが、中西氏が昨年、衆院にくら替えしたことで浅尾氏に白羽の矢が立った。

浅尾氏の擁立に動いたのは甘利明前幹事長(衆院比例南関東)で、浅尾氏は甘利氏が所属する麻生派の支援を受ける。一方の三原氏は菅義偉前首相の側近の一人でもあり、今回の2候補擁立を「菅VS甘利」の代理戦争と見る向きもある。

さらに、自民は連立を組む公明党の三浦信祐氏も推薦。仮に自公の候補のうちのいずれかが5位で当選すれば、3年後は今回非改選の自公の現職2人と合わせた3人で、4議席を奪い合うことが想定される。与党にとって今回は候補者3人の4位以内当選が最重要課題で、小泉氏は5位当選について「誰にとっても良いことではない」と語る。

ただ、過去の参院選神奈川選挙区の結果を紐解くと、この目標はかなり高いハードルといえる。3年前の参院選で自民は1人を擁立し、約91万票を獲得。立憲民主党が約74万票、公明が約61万票、維新は約57万票を獲得し、これで4議席が埋まった。次点の共産党は約42万票だった。

立民も今回、2人の候補者を擁立、維新は昨年夏に辞職した松沢氏が再び出馬する。当選枠が5に拡大したことで前回議席を獲得できなかった共産や国民民主党も議席奪取に全力を挙げており、激戦模様だ。小泉氏は「4位以内に3人を当選させる勝率75%という厳しい戦いだ」との認識を示した。(大島悠亮)

1035チバQ:2022/06/19(日) 18:25:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/298b3242e2f5db79e34be4fc7a518804f14f5ef6
社民党が存亡懸けた戦い 政党要件死守へ 恩讐越え連携も
6/18(土) 21:31配信

カナロコ by 神奈川新聞
決起集会で拳を突き上げ、参院選での再選を誓う社民党の福島党首(右端)や神奈川選挙区から出馬する内海氏(中央)ら=9日、横浜市中区

 社民党が存亡の危機に直面している。迫る参院選で得票率2%を得るか、現在衆参2人の所属国会議員を5人に増やさないと公職選挙法上の政党要件を失うことになる。改選を迎える福島瑞穂党首が県連合代表を務める神奈川は全国屈指の集票拠点の位置づけで、選挙区候補との連動で活路を開けるかが注目される。

 「憲法が最大の危機にある。参院選の結果次第で改憲の国会発議まで行くだろう。何としても阻止したい。9条が変えられるかもしれない国会には社民党が、福島瑞穂が居なければならない」

 9日、横浜市内で開かれた福島氏の決起集会。集まった約150人の支援者を前に、福島氏はボルテージを上げた。

 前身の社会党は自民党の対抗勢力として、戦後政治を特徴付けた「55年体制」の一翼を担い、「護憲」を旗印に最盛期には200人以上の国会議員を擁した。片山哲、村山富市の両首相も輩出した。

 だが、1994年に発足した自社さ連立の村山政権で違憲としてきた自衛隊を合憲に変えるなど、基本政策を180度転換。支持離れが進み、96年に社民党に改称したが、分裂もあって退潮傾向に歯止めが掛からない状態が続いている。

1036チバQ:2022/06/19(日) 18:44:11
>>1033
一人区で福井を入れるなら岡山のほうが可能性あるかな?と自分は思います〜

1037名無しさん:2022/06/19(日) 20:05:51
>>1036
JX情勢調査
https://youtu.be/CljO3AjKHno

岡山はJX調査で自民先行と出てますよう(。>ω<。)(゜∀゜ゞ)

1038チバQ:2022/06/20(月) 08:28:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/de5338cffeda1ebb406ad01ab3e1f84140badaec
参院選山形選挙区 出遅れ自民は追い上げに躍起、野党共闘に亀裂で国民は結束に腐心
6/19(日) 19:57配信
産経新聞
15日の総決起集会で、支持を訴える舟山康江氏=山形市(柏崎幸三撮影 )

参院選山形選挙区(改選数1)は、3選を目指す国民民主党現職の舟山康江氏(56)ら5人が争う構図となる中、5月29日に出馬が決まった自民新人で元山形県議の大内理加氏(59)が、出遅れた差を縮めようと躍起となっている。強固な支持基盤を誇る舟山氏は、野党共闘が一部崩れたこともあり、組織の結束に腐心する。22日の公示、7月10日の投開票に向け、各陣営の緊張感が高まってきた。



■「与党寄り」批判

昨年末に出馬を表明した舟山氏。「私は変わっていない。野党の立場だ」と事あるごとに繰り返し、野党の結束を呼び掛けてきた。令和4年度政府予算案に賛成した国民に対し、非自民支持者の一部から噴出した「与党寄り」という批判の払拭に追われたのだ。

山形では国政選挙などで立憲民主、国民、連合山形の2党1団体が連携し、非自民支持層の票を集めてきた経緯がある。この「山形方式」とも呼ばれた野党共闘に今回、亀裂が生じた。

平成28年と令和元年の参院選、昨年10月の衆院選で共闘に加わり、独自候補の擁立を見送った共産党は当初、舟山氏との連携を模索。しかし「協議の場すら実現しなかった」(本間和也委員長)ため、党県委員の新人、石川渉氏(48)の擁立を2月に決めた。

国民は、物価高対策を盛り込んだ今年度補正予算案にも賛成。石川氏は「国民が与党化する中、われわれは与党と明確な対立軸となって戦う」と強調する。

立民は、舟山氏を支える姿勢を堅持する。山形市内で15日に開いた総決起集会で850人の参加者を前に県連の石黒覚代表は「心配しないでほしい。舟山氏の3期目を必ず勝ち取る覚悟で戦う。野党の統一戦線である山形方式が壊されるはずがない」と訴えた。

■時間との戦い

一方、国民への配慮から一時は候補擁立の見送りが現実味を帯び、「舟山氏推薦」(党幹部)の声まで出るなど迷走した自民は、追い上げに必死だ。公明党の推薦を取り付け、13日には選挙事務所開きを行い、急ピッチで態勢を整える。

農業関係など、これまで支持が得られなかった団体の取り込みも進める。JAグループの政治運動組織「県農協政治連盟」は舟山、大内両氏の推薦を15日に決めた。

18日には党総裁の岸田文雄首相が山形市内で開かれた県連大会に出席し、テコ入れに努めた。党の選対委員長を務める県連会長の遠藤利明氏は「皆さんに大変、ご苦労やご迷惑をおかけした」と陳謝した。

しかし、自民が全国45選挙区で擁立した最後の候補になるなど、出遅れは明らか。大内氏は昨年1月の山形県知事選で現職に大敗しており、有権者にどこまで浸透できるかも未知数だ。「短期戦に向けて引き締まってきた」(遠藤氏)と強気の姿勢だが、自民にとっては時間との戦いにもなる。

NHK党新人の小泉明氏(51)、政治団体「参政党」新人の黒木明氏(48)も出馬を予定している。(柏崎幸三)

1039チバQ:2022/06/20(月) 09:07:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/297f02d0fc34ed80a66f58603916dcd6041d4c01
どう思う?議員の「先生」呼び 〝勘違い〟助長の側面も…
6/20(月) 7:30配信

産経新聞
令和元年の参院選で投じられた一票。政治参加は暮らしをよくすることにつながると選挙・政策アドバイザーの高井章博氏は話す

国会議員をはじめ、地方議員も周囲から「先生」と呼ばれることが多い。いわゆる「先生」ではないのに、どうしてこう呼ばれているのか。古くから政界に根付くこの慣習については「違和感ない」とする声がある一方、「思い上がりを助長する」といった否定的な意見もある。参院選が迫るなか、議員を「先生」と呼ぶことの是非や、有権者はどんな視点で一票を投じるべきかなどについて、事情に詳しい専門家に話を聞いた。(外崎晃彦)


「先生、お久しぶりでございます」「先生、こちらへどうぞ」-。

国会議員が集う会合やパーティーの席などでは、参加者が議員らを「先生」と呼んで持ち上げる光景がよく見られる。

こうした〝慣習〟に異を唱えているのが、特定行政書士で選挙・政策アドバイザーの高井章博氏だ。高井氏は「このおかしな呼び方が、思い上がる議員を生んでいる」と語る。「辞書を引いても、『先生』は議員に対する敬称に用いることはあるものの、本来的な用法ではない」として、著書などを通して、呼称の使用撤廃を提案している。

こうした意見は政界内部にも少なくなく、インターネット上などには、使用を控えるように望む声がみられる。

■起源は明治か?

では、この呼び方は一体いつ始まったのか。

高井氏は「国会が始まった明治時代ごろとする説が有力」とする。現在の秘書にあたる「書生」らは当時、多くが議員宅に住み込んで仕えていた。そんな書生にとって、議員は政治を教えてくれる「先生」のような立場であり、親しみも込めてそう呼ぶようになったと推察されるという。議員を指す「先生」とは「政治の世界の先生」のことだったようだ。

その呼び名は次第に役人など〝身内〟以外も使うようになり、ついには一般人にも広がり、現在に至っているという。ただ、有権者からは「国民を代表する偉い立場にある人なので問題ない」といった声がある一方で、「上下関係を生むような呼び方はふさわしくない」といった否定的な意見も聞かれた。

高井氏も「先生という呼称は決して適切ではない」と断言する。「威張ったり、役人に対して当然のようにいろいろな要求をしたりする議員もいる。先生と呼ばれて持ち上げられるうちに勘違いし、これが助長される側面はあるだろう」としている。

参院選は22日に公示、7月10日に投開票される。改選議席と欠員補充の計125議席に対して、選挙区と比例代表を合わせ、520人超が立候補を予定している。

投票のポイントについて高井氏は「議員は国民の代表だが、あくまで国民の一部。当選によって特権的な立場になるわけではなく、対等な立場であることを忘れてはいけない」と話す。 その上で、「自分の考えや感覚に一番近いと思う人を選ぶのがいい。特に若い有権者には、政治に参加することで自分たちの暮らしはよくすることができるということを知ってほしい」と提案している。

■秘書ら否定的意見も

「先生」と呼ぶことについては、国会議員の秘書ら関係者はどう考えているのだろうか。

ある現職国会議員の秘書は「周囲が持ち上げるせいか、尊大な態度を取るベテラン議員もいる」と吐露。自らが秘書を務めている議員については「当選回数が少ないので当初は違和感があった」としつつも、「聞き慣れて気にならなくなってしまっている。先生と呼ばれることが(態度を)大きくするのであれば、(自分の事務所では)そうならないように気を引き締めたい」と話した。

参院選に立候補を予定している新人候補の一人は、「自分が議員になったからといって、これまで関わってきた人たちとの立場が変わるわけではない。それなのに、突然『先生』と呼ばれると上下関係が生まれるようでおかしい」とし、自分が当選しても「(先生と)呼んでほしくない」と語った。

1040チバQ:2022/06/20(月) 10:28:29
https://kahoku.news/articles/20220614khn000039.html
維新参入、事実上の三つどもえに 参院選・戦いの焦点(1)宮城
2022年6月15日 6:00
 参院選は想定される22日の公示まで間もなく1週間となる。東北6選挙区(改選数各1)での立候補者は前回の18人を大きく上回る見込み。東北は前回、前々回ともに野党勢力の議席が与党を上回った注目のエリア。東北6県の構図を探る。


 5選を目指す自民党現職の桜井充氏に対し、立憲民主党新人の小畑仁子(きみこ)氏、日本維新の会新人の平井みどり氏らが挑む。野党から与党に籍を移した現職、2016年、19年と連勝した野党勢力に、昨年の衆院選で勢いづく維新が割って入り、事実上の三つどもえの構図が固まった。

 16年の前々回、野党統一候補だった桜井氏は、自らの政策実現を理由に与党自民入りを模索。党本部とのパイプをてこに県連が推す党県議と公認を争い、今年4月の世論調査で上位となり、擁立が決まった。

 4期24年間の実績には定評がある。東日本大震災時、旧民主党政権でグループ補助金制度の創設に携わるなど、「政策通」を前面に押し出す。

 連立政権を組む公明党から早々に推薦を取り付けたほか、県内35市町村長のうち32人が名を連ねる「首長の会」が発足した。自身の後援会を含め、選挙態勢は厚みが増している。

 小畑氏は16、19年の参院選で自民現職を破った野党共闘が頼みの綱。政策協定は結ばないが、国民民主党県連、共産党県委員会、市民団体が支援し、3連勝の実現を期す。

 約20年の看護師勤務を経験し、4男4女を育てる親の立場から子育て世代や生活者の目線を強調。党公約の消費税5%への時限的減税、教育無償化の訴えに力を入れる。陣営は44歳という年齢もアピールし、「世代交代」を狙う。

 県議1期途中での国政挑戦で、知名度不足がつきまとうが、推薦を受ける連合宮城の組織力を活用。傘下労組への浸透を急ぐ。

 平井氏は東北6選挙区で唯一の維新候補となる可能性が高い。維新が昨年10月の衆院選で東北初の議席をつかんだ余勢を駆り、さらなる党勢拡大を目指す。

 「しがらみのないところが強み。自民、立民とは別の選択肢を有権者に示したい」と、第三極としての存在感を強調。無党派層や保守層の取り込みを図る。

 知名度や組織力の劣勢を認めつつ、県組織「宮城維新の会」の早坂敦代表(衆院比例東北)らと出身地で大票田の仙台市を中心に草の根の活動を展開する。公示前後は、松井一郎代表(大阪市長)ら幹部が応援に入る予定だ。

 NHK党新人の中江友哉氏、政治団体「参政党」新人のローレンス綾子氏も立候補を予定する。

1041チバQ:2022/06/20(月) 10:29:03
https://kahoku.news/articles/20220615khn000032.html
知名度と組織力が激突 参院選・戦いの焦点(2)青森
2022年6月16日 6:00

 衆参合わせて青森県唯一の野党議席を死守できるのか、それとも巨大与党が最後のいすを奪って王国を完成させるのか。再選を目指す立憲民主党現職の田名部匡代氏と、自民党新人の斉藤直飛人氏による事実上の一騎打ちが見込まれる。

 衆院からくら替えした田名部氏は2016年、野党統一候補として当時の自民現職を破った。再選を目指す今回は週末を中心に地元に戻り、支持者回りや街頭活動をこなす。「一色に染まらず多様な声を届ける」と訴える。

 立民が現職を擁立する改選1人区は、青森を含め全国で5選挙区。党本部は青森を「最重点区」と位置付ける。公示日の22日、泉健太代表は第一声の地に青森を選び、盟友を援護射撃する。

 衆院議員3期を含む実績を掲げ、知名度でも優位に立つとされる。ただ、系列地方議員を多く抱える政権与党と比べ、足元の組織は見劣りする。「向こうには圧倒的な組織力がある。相手を新人とは思わない」と警戒を緩めない。

 頼みの野党共闘は限定的になる見通しだ。共産党県委員会は積極支援には政策協定が必要との認識から、「反自民の立場で自主支援する」にとどめ、立民と一定の距離を保つ。

 一方の自民。失地を回復すれば、昨年の衆院選で独占した3小選挙区、参院非改選を合わせ、県選出国会議員が5人となる。その念願を託す人選は難航。県議3期目の斉藤氏の擁立が固まったのは2月と遅れた。

 組織戦に徹する構えで、市町村に張り巡らせたネットワークをフル稼働させる。国会議員、県議らと二人三脚で各地の会合にくまなく顔を出し、巻き返しの態勢は整いつつある。県内全域で人気の高い三村申吾知事も支持を表明した。

 大相撲の元関脇で、一定の知名度を持つ。これまで元力士という看板に頼らない姿勢を貫いてきたが、今回の参院選では「なりふり構っていられない。使える武器は全て使う」と封印を解き、しこ名「追風海(はやてうみ)」を前面に押し出す。

 青森市内で5日にあった街頭演説では、県連青年局長としてマイクを握り「最後に責任を取るのが政治。課題解決へ立ち向かう度胸、信念を曲げない覚悟で進む」と力を込めた。

 NHK党新人の佐々木晃氏、政治団体「参政党」新人の中条栄太郎氏も立候補を予定する。

1042チバQ:2022/06/20(月) 10:29:27
https://kahoku.news/articles/20220616khn000037.html
野党共闘に自民挑む 参院選・戦いの焦点(3)岩手
2022年6月17日 6:00

 岩手選挙区(改選数1)は、立憲民主党現職で再選を目指す木戸口英司氏(58)に、自民党の新人広瀬めぐみ氏(55)が挑む事実上の一騎打ちとなる。達増拓也知事の支援を受け二人三脚で支持固めを進める木戸口氏に対し、広瀬氏は党国会議員らと共に地域や党支持団体への浸透を図る。

 木戸口氏は「改革の議席を守る」と、岩手の参院議席の野党系独占維持を狙う。達増氏の後援会が野党共闘の受け皿となる。共産、社民両党の県組織は後援会と政策協定を結んで支援。国民民主党県連は支持を見送ったが、党員の多くが所属する県民社協会などが木戸口氏を推薦した。

 達増氏は12日にあった木戸口陣営の選対会議に出席し「政務で県民と接することで、日本全体として何をすべきかが見えてくる」と支援の意義を強調した。

 木戸口氏は6年前、自民を突き放して初当選したが、今回は情勢変化があった。昨年の衆院選岩手3区で、立民県連最高顧問の小沢一郎衆院議員(比例東北)が敗北。巻き返しを見据え「絶対負けられない戦い」(党県議)となった。

 小沢氏は5月の木戸口氏の集会に「(敗北を)深く反省し、この選挙戦を全力で戦う」とメッセージを寄せた。近く地元に入り、支援に動く見通しだ。

 自民党の広瀬氏は昨年11月に立候補を表明した。岩手初の女性参院議員を目指し、「女性が活躍し、子どもが守られる社会を実現したい」と呼びかける。

 弁護士の実務経験を前面に打ち出し、ひとり親家庭の支援や児童相談所の機能拡充などを掲げる。今月初めには選対本部に女性部会を設けた。女性や子育て世代層への支持拡大が狙い。女性とのミニ集会も開いている。党県連幹部は「弁護士としての実績や人柄を訴えたい」と意気込む。

 鈴木俊一財務相(衆院岩手2区)、小沢氏を破った藤原崇衆院議員(3区)らが全面支援し知名度アップを図る。かつて小沢氏系だった平野達男元参院議員が選対本部長に就き、議席奪還を県政界の「転換」と位置付けて各地を遊説する。

 自民が岩手の参院選で勝利したのは1992年が最後。長年、小沢氏の影響力に屈してきたが、昨年の勝利をてこに、30年ぶりの議席獲得を目指す。

 NHK党新人の松田隆嗣氏(48)、政治団体「参政党」新人の白鳥顕志氏(51)、無所属新人大越裕子氏(58)も立候補を予定する。

1043チバQ:2022/06/20(月) 10:29:56
https://kahoku.news/articles/20220618khn000010.html
保守と野党、双方分裂 参院選・戦いの焦点(4)秋田
2022年6月18日 17:00

 2016年参院選で東北唯一の与党議席を守り、3選を期す自民党現職の石井浩郎氏に、5新人が挑む。立憲民主党、国民民主党はそれぞれ無所属新人を推薦し、共産党は新人を擁立する。自民は保守色の強い新人との支持層の重なりを警戒。保守、野党双方が分裂の様相で、票の奪い合いが予想される。

 石井氏は公明党のほか、農協、医師会といった業界団体の推薦を得て、党県議、首長の全面支援を受ける。公示前から茂木敏充幹事長ら党幹部が応援に入り、過去2回、野党候補を大差で破った組織戦で臨む。

 陣営は国民推薦の無所属新人村岡敏英氏への警戒感を強める。村岡氏の父で故兼造氏は元自民衆院議員で官房長官を務めた。陣営幹部は「保守層に一定の支持がある村岡氏と票を食い合う」と気を引き締める。

 村岡氏は昨年4月の知事選に挑戦し、現職に敗れたものの約19万票を獲得した。立候補表明は新人の中で最も早い1月。無所属県議7人の支援を受け、県内各地で街頭活動を重ねている。回数は300を超えた。

 旧日本維新の会、民進党、希望の党など衆院議員時代、政党を渡り歩いてきた。今回、国民の推薦を受けるが、「一貫して保守だ」と強調。「仕事をしない参院議員のイメージを変える」と現職批判を強める。

 無所属新人の佐々百合子氏は、擁立を主導した寺田静参院議員(秋田選挙区)と行動を共にし、県内全25市町村であった寺田氏の集会に同席。立候補表明が4月と出遅れたが、二人三脚で知名度不足を補う。

 立民、連合秋田の推薦を得たが、19年に寺田氏を勝利に導いた野党共闘は崩壊。共産票が期待できない中、障害のある長男を亡くした経験から障害児支援の充実を訴え、無党派層、女性票の取り込みを狙う。

 共産新人の藤本友里氏は選挙区初挑戦。16、19年は当初、選挙区への立候補を表明したが、野党間の候補者調整で比例代表に回った。今回、党県委員会は「公示まで時間がない」として調整に応じなかった。

 藤本氏は県内全25市町村で街頭活動を展開する。穀田恵二党国対委員長ら幹部も来援。ロシアのウクライナ侵攻、物価高騰を踏まえ「平和と暮らしを守れるのは共産党しかない」と党への支持拡大を呼びかける。

 NHK党新人の本田幸久氏、政治団体「参政党」新人の伊東万美子氏も立候補を予定する。

1044チバQ:2022/06/20(月) 10:30:21
https://kahoku.news/articles/20220619khn000012.html
与野党の枠組み揺らぐ 参院選・戦いの焦点(5)山形
2022年6月19日 13:19

 3選を目指す国民民主党現職の筆頭副代表舟山康江氏(56)に、4新人が挑む構図。2022年度予算案に賛成した国民の動きを共産党が強く批判し、新人を擁立。野党共闘は事実上崩壊した。一方の自民党は国民への配慮から「不戦敗」を一時探ったが、県連の反発で5月末になって新人の擁立を決めた。各陣営ともに組織の結束力が問われる。

 実績を強調する舟山氏は自身の後援会と連動し、県内各地で集会を開催。食料安保の強化や物価高対策などを訴える。

 国民は昨年10月の衆院選後、自民、公明両党と政策協議を進めたため、支持者の中には「与党化」を懸念する声が上がっていた。舟山氏は「野党の立場だ」と繰り返し説明し、不安感を拭い去ろうとした。

 自民が候補を擁立したことで自民への対抗姿勢が明確になり、立憲民主党県連も「戦いやすくなった」(石黒覚代表)と共闘する姿勢を示す。共産は離脱したが、立民、国民両県連、連合山形が後ろ盾となる。

 自民は県連の反発を受け、擁立見送り案を一転。大内理加氏(59)が、県連会長の遠藤利明党選対委員長らの要請に応じた。

 13日に山形市であった事務所開きで、遠藤氏は党本部内の動きを陳謝し、岸田文雄首相の「(山形選挙区は)党にとって最大のポイントになる」との言葉を引用して結束を呼びかけた。

 大内氏は昨年の知事選にも出馬したが、地盤の山形市以外での知名度向上が課題。出遅れ感は否めず、県連は分厚い組織をフル稼働させる考えだ。自公政権とのつながりを示し、新型コロナウイルス禍の経済回復策を中心に訴える。

 共産は国民を自公と同じ「与党」の立ち位置にあるとみなす。非自民系が全県選挙区で結束する「山形方式」として浸透した野党共闘の枠組みから離脱し、新人石川渉氏(48)を擁立した。

 石川氏は大票田の村山地域などで活動を本格化させ、消費税減税や憲法第9条の維持など訴える。

 JR山形駅前で12日にあった街頭演説で、市田忠義党副委員長は、国民を「野党と名乗りながら政府の本予算に賛成した」と批判。石川氏を「真の野党候補」とアピールし、党支持層に加えて政権批判層の取り込みを狙う。

 NHK党新人の小泉明氏(51)、政治団体「参政党」新人の黒木明氏(48)も立候補を予定する。

1045チバQ:2022/06/20(月) 10:31:07
https://kahoku.news/articles/20220619khn000018.html
野党統一、自民と対決 参院選・戦いの焦点(6完)福島
2022年6月20日 6:00

 4選を目指した無所属の現職増子輝彦氏(74)が世代交代を理由に立候補を取りやめ、5新人が1議席を争う。自民党の星北斗氏と、立憲民主、国民民主、社民各党が推薦する無所属の小野寺彰子氏による事実上の与野党一騎打ちの構図。知名度向上が課題の両陣営は、支持基盤を整えつつ「増子票」にも目配りする。

 昨年12月に立候補を表明した星氏は、週末を中心に大小の集会を重ねてきた。病院や保育所を経営してきた経歴、県医師会で新型コロナウイルス対策を担当した実績を押し出して、地域医療や子育て政策の充実などを唱える。

 一時は無所属での選挙区の出馬を模索していた元参院議員は自民公認で比例代表で立候補する方向で決着した。2人は集会で並び、結束をアピールしている。公明党県本部との選挙協力も整い、相乗的な支持拡大を狙う。

 陣営幹部は、自公政権継続による政治の安定を訴える戦略を描く。県内各地に張り巡らされた自公の組織に加え、星氏が構築してきた地元医療界のネットワークを生かし、支持基盤を固める。

 公示日の第一声には岸田文雄首相が訪れる予定。2016年参院選で野党統一候補だった増子氏に敗れ、失った議席の奪還に向けて無党派層の掘り起こしにも躍起だ。

 小野寺氏は約20年のラジオパーソナリティーの経験で培った「聴く力」を武器に、物価高騰対策や教育充実など生活に寄り添った政策を訴える。激戦が予想される郡山市を中心に現職衆院議員と街頭演説や支持者回りを重ねる。交流サイト(SNS)のライブ配信も活用し「共感」の輪を広げる。

 立民と国民、社民各党県連と県議会会派「県民連合」、連合福島でつくる五者協議会の統一候補。16年参院選から続く共産党県委員会との選挙協力は、連合福島への配慮などもあり、「野党共闘」のフレーズは封印する。政策協定は結ばずに共産が小野寺氏の支援に回る形で決着した。無所属の強みを生かし、政党色をまとわずに保守から無党派層、さらに「増子票」の取り込みを狙う。

 昨秋の衆院選は野党統一候補が比例復活も含め4議席を獲得する善戦。立民党本部は福島を重点選挙区と位置付け、公示日は泉健太代表の来県も見込む。

 NHK党の皆川真紀子氏、政治団体「参政党」の窪山紗和子氏、無所属の佐藤早苗氏も立候補を予定する。

1046チバQ:2022/06/20(月) 10:51:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/01808b9ca114e895212bd9cfee9f28da168cdb3f
参院選公示まで2日  沖縄選挙区の応援態勢 「オール沖縄」と自民、独自の戦略
6/20(月) 9:33配信
[7・10参院選]

 7月10日投開票の参院選は20日、公示まで2日となった。「オール沖縄」勢力が推す現職の伊波洋一氏(70)=無所属=と、自民党公認で新人の古謝玄太氏(38)の一騎打ちとなる公算で、事実上の選挙戦を繰り広げている。自民党は沖縄選挙区を「重点地区」と位置付け、首相や閣僚経験者ら大物議員を投入し、知名度の向上と票の掘り起こしに注力している。一方、無所属の伊波氏は各党幹部の応援入りは少ないものの、玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力の支援を受け支持拡大を図っている。(参院選取材班・大野亨恭)

 得票は未知数

 「沖縄出身で若手官僚として活躍してきた古謝氏を自信を持って擁立した。沖縄の未来をつくる38歳を選んでほしい」。19日、自民の茂木敏充幹事長が名護市内で古謝氏の支援を訴えた。

 党関係者によると、来週は再び茂木氏が来県を予定し、菅義偉前首相や小泉進次郎前環境相らも沖縄入りする。7月上旬には岸田文雄首相も来県を検討しているという。複数の国会議員秘書が断続的に沖縄入りし連日企業を回っている。

 背景にあるのは9月の知事選だ。県政奪還には参院選の勝利が「大前提」(党関係者)で、茂木氏が旗を振り、党本部が全面的な支援に乗り出している。

 ただ、県連は「外部支援」に苦い思い出もある。前回2018年知事選では党本部が支援要員として大量の国会議員を東京から送り込んだ。だが、歯車がかみ合わず、県連は敗因の一つに「国、党本部依存の選挙戦」を挙げた。県連幹部は「党本部の支援は心強い。だが、大物入りが票にどれだけ結び付くかは未知数だ」と気を引き締める。

 等間隔で支援

 一方、無所属の伊波氏の戦略の柱は玉城知事とのセット戦術だ。14年に故翁長雄志前知事が誕生させたオール沖縄から厚い支援を受け、県政与党が中心となり選対を仕切る。22日の出発式も知事が参加し共に気勢を上げる予定だ。

 18日の総決起大会では立憲民主党選対副委員長の塩村文夏参院議員が「次の6年間も伊波氏に沖縄の歴史を踏まえた外交防衛政策を推進してほしい」と訴えた。7月上旬には共産党の志位和夫委員長が来県予定だが、他政党幹部の沖縄入りは未定。名護市辺野古の新基地建設反対で一致する各党が「等間隔」(与党県議)で支える。

 伊波氏側は党幹部を投入する自民の動きを警戒する。与党県議の1人は、首相を負ける選挙には投入しないと指摘し、「自民の自信の表れだとすれば脅威だ」と身構える。

 伊波氏に近い関係者は「県民の間には政府への根強い反発がある。大物入りの影響が有権者に与える影響を見極めたい」と警戒した。

1047チバQ:2022/06/20(月) 11:10:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dee143959f0211ceabd8703bb7a337df993854f
マクロン氏与党、大幅過半数割れ 仏下院選決選投票
6/20(月) 9:58配信


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AFP=時事
フランス北部のルトゥケで、国民議会の決選投票を終えたエマニュエル・マクロン大統領(2022年6月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】フランス国民議会(下院、定数577)の決選投票が19日に行われ、左派連合と極右勢力の躍進を受けてエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領の与党連合(中道)は過半数を大幅に割り込み、245議席にとどまった。マクロン氏の2期目の政権運営にとって大きな打撃となった。

【写真】 仏ウクライナ首脳の「愛憎」写真、ネットで話題に

 内務省発表に基づくAFPの集計では、急進左派のジャンリュック・メランション(Jean-Luc Melenchon)氏率いる左派連合「Nupes」は135議席。極右のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)氏の「国民連合(RN)」は前回の8議席から89席に伸ばし、最大の右派勢力となった。

 マクロン氏は2期目に向け、減税、福祉制度改革、定年退職年齢の65歳への引き上げといった政策を掲げていたが、いずれも実現が危ぶまれている。

 左派紙リベラシオン(Liberation)はマクロン氏にとって「大きな痛手」になったと報道。今回の選挙結果は同氏の政権運営の「失敗」を意味すると評している。

 保健相や海洋相、環境相といった主要閣僚や側近も相次いで落選。マクロン氏は新たな連立交渉に着手するとみられ、政局の混乱は数週間続く可能性がある。【翻訳編集】 AFPBB News

1048チバQ:2022/06/20(月) 18:20:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6ca21e6f107488cc7e38a03ae2c6baf88aefa23
参院選 自公の駆け引き水面下で激しく 維新を警戒、長年の「蜜月」にほころび
6/19(日) 20:40配信

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神戸新聞NEXT
参院選を前に結束を確認した自民党兵庫県連の定期大会。自公で2議席確保を目指すが、水面下では激しい前哨戦も=19日午後、神戸市中央区

 22日に公示される参院選の兵庫選挙区(改選数3)で、連立政権を組む自民、公明両党がいずれも現職の当選を目指し、駆け引きを繰り広げている。約20年にわたり、打算や妥協を抱えながらパートナー関係を続けるが、勢いのある日本維新の会への警戒から、公明は自民に「これまで以上の支援」を期待。自民側には3年前の前回選で公明候補の得票を下回った苦い記憶があり、間合いに悩む。何が起きているのか。

【写真】6年前の参院選で公明党候補の応援に駆け付けた安倍晋三首相(当時)

■全国でも最激戦区

 「こちらが出向いたら、公明は既に2、3回足を運んでいる」。自民県連の関係者は、業界団体へのあいさつ回りでの一幕に舌を巻いた。

 兵庫選挙区の改選数が2から3に増えた2016年、公明は24年ぶりに公認候補を擁立。3選を果たした自民現職に次ぐ2番手で初当選した。

 公明候補は当時、新人ながら54万票超の支持を得た。この選挙で党が集めた県内の比例票は約37万票。支持母体・創価学会の組織票に、自民支持層を含む約17万票を上乗せした。

 改選を迎える今回、新型コロナウイルス禍で学会の活動が制限され、集票力の陰りもささやかれる。

 公明県本部の関係者は「兵庫は全国でも最激戦区。当選ラインは50万票だが、うちの票だけでは無理。自民の協力は不可欠だ」と危機感を強める。

■「持ちつ持たれつ」も…

 約20年にわたり連立政権を組む自公は「持ちつ持たれつ」の関係を維持してきた。参院選の「相互推薦」はその一つで、1人区では強固な組織票を持つ公明が自民候補を推し、自民は複数選挙区に立つ公明候補を推薦している。

 だが、県内では3年前の前回選で関係のほころびがあらわになった。当時、官邸主導で公明への手厚い支援が行われ、安倍晋三首相も公明候補の応援に駆け付けたほか、ポスターにも一緒に並んだ。自民候補は約46万6千票と低迷し、維新、公明に続く3番手で滑り込んだ。

 自民県連には不満が残り、今回の相互推薦の協議が一時暗礁に乗り上げる背景にもなった。関係者によると、学会とパイプのある菅義偉前首相が間を取り持ち、ほぼ従来通りの相互推薦で落ち着いたという。

 ただ、兵庫の自民にとって懸念が消えたわけではない。県連幹部は「公明に配慮しすぎて維新に負ければ、来春の統一地方選にも影響する」と不満を漏らす。

■「公明優遇」くすぶる不満

 今年4月、岸田文雄首相が公明現職と並んで必勝を祈願する写真が、自民の機関紙「自由民主」の号外トップを飾った。一方で、改選を迎える自民現職の写真が紙面に載ったのはその1カ月後だった。

 3年前の公明優遇を想起させる展開に、県連関係者は「どちらが自民から立つのか」と不快感を示す。公示前日の21日には、自民現職が所属する派閥トップの安倍元首相が、公明現職の決起集会に出席する予定だ。

 自民は、憲法改正や「核共有」政策の議論開始などを公約に盛り込んで保守層を狙う維新にも神経をとがらせる。ある県議は「トップ当選の奪還を目指す。一定は(公明を)支援するが、余裕がない」とけん制。

 公明側は「今回は首相と立候補予定者が並んだポスターを作っていない」と配慮をにじませつつ、「衆院選や地方選で自民をずっと支援してきた。協力してもらわないわけにはいかない」と強気の姿勢を示す。

(金 旻革、田中陽一)

1049チバQ:2022/06/20(月) 18:35:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022061200159&amp;g=pol
【点描・永田町】大乱戦・東京選挙区の裏舞台
2022年06月19日18時30分

国会議事堂の参院正玄関=東京都千代田区
国会議事堂の参院正玄関=東京都千代田区

東京都心

 国会閉幕を前に、7月10日投開票(予定)の参院選は「既に終盤戦」(自民党選対)だが、自民圧勝予測の中で東京選挙区(定数6)が注目の的となっている。九つの国政政党がすべて公認・推薦候補を擁立、勝敗が各党の消長につながるだけでなく、党首や自民実力者がそれぞれの存亡やメンツを懸けた戦いを展開しているからだ。
<参院選ニュース>

 中でも2議席維持を狙う自民は菅義偉、安倍晋三の前・元首相がそれぞれ現職と新人の後見人として、自民票の奪い合いで火花を散らす。一方、昨秋の衆院選に続く大躍進を狙う日本維新の会は、今回の首都決戦で議席獲得に失敗すれば、野党第1党の座が遠のくだけに、松井一郎代表(大阪市長)、吉村洋文副代表(大阪府知事)の大阪コンビが連日、都内の演説で声をからす。
 支持率低迷の立憲民主党は、現職のトップ当選を目指す一方、「2議席目はほぼ絶望的」(幹部)。いずれも現職を擁立し、強固な組織票で議席維持を狙う公明、共産両党も、結果次第では党首の責任が問われる。さらに国民民主党は、小池百合子都知事の秘蔵っ子を推薦して議席獲得に虎視眈々(たんたん)。おきて破りの殴り込みで台風の目とされる山本太郎・れいわ新選組代表は、当落に自らと党の未来を懸ける。国政政党として崖っぷちに立つ社民、NHK両党は、福島瑞穂、立花孝志両党首が都民の支持に命運を託す。
◇荒木、乙武両氏参戦で拍車
 6年前の結果を見ると、現立民の蓮舫氏が112万余の得票で断然トップ。2位が自民・中川雅治氏(約88万票)、3位が公明・竹谷とし子氏(約77万票)、4位が共産・山添拓氏(約66万票)、5位が自民・朝日健太郎氏(約64万票)、6位が現立民・小川敏夫氏(約50万票)だった。現職のうち今回は蓮舫(54)、竹谷(52)、山添(37)、朝日(46)の4氏が出馬する一方、中川(75)、小川(74)両氏が高齢などで引退。そこで自民、立民は2人目の公認候補に、元「おニャン子クラブ」メンバーの生稲晃子氏(54)、元衆院議員の松尾明弘氏(47)を擁立し、2議席維持を目指す。
 これに対し、維新は元大阪市議の海老沢由紀氏(48)を公認。国民民主は地域政党・都民ファーストの会を母体とする「ファーストの会」と組み、小池氏の最側近で都民ファ代表の荒木千陽都議(40)を推薦した。れいわは山本氏(47)、社民は服部良一氏(72)、N党は猪野恵司氏(38)ら5人を擁立。さらに、「五体不満足」のベストセラーで知られる作家でタレントの乙武洋匡氏(46)が「完全無所属」で参戦し、大乱戦に拍車を掛ける。
 注目は現時点での当落予測。各党などの事前情勢調査では「当選圏内は蓮舫、竹谷、生稲の女性3氏。残る3議席を荒木、山添、朝日、山本、乙武、海老沢の6氏が激しく争う」(自民選対)という構図だ。これに伴い、永田町で注目されるのは、裏舞台での各党実力者らの動き。生稲氏は最大派閥の安倍派が安倍氏を先頭に全面支援、菅グループの朝日氏は菅氏が再選を後押しする。
 立民の泉健太代表は、蓮舫氏がトップ当選しても参院選全体で獲得議席が落ち込めば、選挙後に進退が問われる。維新の松井氏は、東京での議席獲得に失敗すれば代表としての責任問題が浮上し、共産の志位和夫委員長は、「指定席」だった議席を失えば「志位1強体制」が崩壊しかねない。連立入りも視野に入れる国民民主の玉木雄一郎代表は、議席獲得での党勢拡大にすべてを託す。
 ただ、勝負のカギを握るのは巨大な浮動票だけに、「結末は開票まで分からない」(同)のが実態だ。【政治ジャーナリスト・泉 宏】
 時事通信社「地方行政」6月13日号より。

1050名無しさん:2022/06/20(月) 19:56:51
比例代表立候補者数
自由民主党33
日本維新の会26
日本共産党25
立憲民主党20
公明党17
国民民主党9
れいわ新選組9
NHK党9
社会民主党8
参政党5
日本第一党2
新党くにもり2
幸福実現党1
維新政党・新風0

1051名無しさん:2022/06/20(月) 19:59:41
渡辺喜美氏の去就はまだですかね?

1052名無しさん:2022/06/21(火) 00:25:26
「支持政党なし」の佐野秀光氏、今回は立候補見送り
http://sanohidemitsu.seesaa.net/article/488977636.html

あと、謎の食物繊維な集団はどうすんですかね

1053名無しさん:2022/06/21(火) 01:00:07
今回の選挙は面白いですよね。改選議席野党第一党を争う歴史的な参議院選挙の第一歩ですからね。

1054チバQ:2022/06/21(火) 07:40:52
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220621-OYT1T50025/
[参院選2022]東京選挙区 小池氏動向 各党が注目…自民 対立和らぎ「協力期待」 立民 「都政に専念を」けん制
2022/06/21 05:00
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立候補予定者の演説に駆けつけた小池都知事(18日午後、東京都新宿区で)=沼田光太郎撮影
 22日公示の参院選で、全国最多の6議席が改選となる東京選挙区では、小池百合子都知事の動向が注目を集める。知事は自身の秘書だった都議の支援を表明しているが、昨夏の都議選で第1党に返り咲いて議会運営に影響力を持つ自民党が秋波を送る。立憲民主党は「都政に専念を」とけん制し、過去の選挙で「風」を起こしてきた小池知事を警戒している。


 「私の長年の相棒です」。小池知事は18日、政治団体「ファーストの会」から出馬を予定する都議の街頭演説に駆けつけ、自身との関係が深いことを強調した。

 都議は小池知事の衆院議員時代の秘書で、都議に転身後も知事を支えてきた「腹心」だ。ファーストの会は、知事が創設に関わった「都民ファーストの会」が母体。国政選では今回が初陣となるが、都民ファ幹部は「知事が一緒に遊説すれば、かなりの支持が集まる」と話す。

 小池知事は2016年に自民候補に圧勝して初当選した。翌年の都議選では、自身が率いる都民ファが、初陣で第1党の座を自民から奪取。20年の知事選では自民が対立候補の擁立を見送ったこともあり、危なげなく再選した。昨夏の都議選で自民が第1党に返り咲いたものの、都民ファも僅差で第2党を維持している。

 こうした経緯もあり、都議会で小池知事と自民はかつて対立していたが、最近は議会運営を優先し、知事が自民に配慮する場面も増えた。自民都連関係者によると、自民が5月に開いた政治資金パーティーに初めて知事を招待し、擁立予定の現職と新人の支援を要請。都連幹部は「都民ファだけの賛成では議案は通らない。協力してくれてもいいはずだ」と期待する。

 自民同様に現職と新人を擁立して2議席死守を目指す立憲民主。今月8日の都議会定例会で一般質問に立った党所属都議は、小池知事が「希望の党」を率いて大敗した17年衆院選の直後、「都政に専念する」と語ったことを引き合いに、「よもや参院選で、候補者の応援に行くことはないか」と詰め寄った。知事は「志を同じくする方と必要な時、必要な形で力を合わせたい」とかわした。

 「自身が前面に出て結果が伴わなければ、求心力の低下を招きかねない。知事にとっても負けられない選挙だ」。都幹部はそう語り、「『風を読む力』は抜群なので、与党候補の応援も含め、バランスを考えながら立ち振る舞う」とみる。

 東京選挙区には、ほかに公明党、日本維新の会、共産党などが候補者の擁立を予定している。

1055チバQ:2022/06/21(火) 07:54:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/62ca58013960620bc737ba93ce54aef44c941863
参院選比例 国民民主系2組合、立憲から候補擁立 乗り換えのワケは
6/21(火) 5:00配信


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毎日新聞
決起集会で支援者を回る参院選の組織内候補=東京都立川市で2022年6月6日午後7時、古川宗撮影

 参院選(22日公示、7月10日投開票)の比例代表で、前回2019年に旧国民民主党から組織内候補を擁立した二つの産業別労働組合(産別)が、立憲民主党からの擁立に変更する。いずれも政策は国民民主に近い産別だが、なぜ今回は立憲を選んだのか。

 ◇19年、立憲なら「当選」

 「7月10日、久しぶりの勝利を分かち合い、私が議員となって活動することで恩返しをする」

 6月6日、東京都内。「背水の陣」と書かれたピンクのTシャツを身にまとった「基幹労連」の組織内候補(39)は決起集会で声を振り絞った。

 基幹労連は鉄鋼や造船などの労組でつくる産別。機械・金属産業の中小労組からなる別の産別「ものづくり産業労働組合(JAM)」の支援を受け、立憲から出馬する。

 この二つの産別は参院選で3年ごとに相互支援する形で参院選に臨んでいる。だが、13年参院選から3回連続で落選が続いている。

 19年は旧国民民主からJAMの組織内候補が出馬。基幹労連が支援し、14万票を獲得した。だが、旧国民民主の比例の獲得議席が3にとどまり、当選ラインが25万票に跳ね上がった影響で落選した。

 この選挙では、立憲は比例で8議席を確保し、立憲から出馬した組織内候補が全員当選した。当選ラインは7万票余り。立憲から擁立していれば、容易に当選していたことになる。

 「国会議員の有無で政策実現力も、入ってくる情報のスピードも全く違う。立憲から出すしかなかった」。JAM幹部は今回の参院選で国民民主から立憲へ変更した理由を説明する。

 ◇「立憲色」薄める

 だが、立憲からの出馬を巡り、特に基幹労連内では異論も強かった。立憲は綱領に「原発ゼロ」を掲げるが、鉄鋼など基幹労連に加盟する業界では、エネルギーの安定供給を求める立場から、原発の再稼働には賛成だ。

 基幹労連は当初、昨年9月に立憲からの出馬を決めるスケジュールを描いたが組織内の調整は難航。同年11月に立憲代表に旧国民民主出身の泉健太氏が就任したことで立憲に対する抵抗感が薄まり、22年1月にようやくまとまった。

 ただ、今回の候補のポスターには「立憲民主党」の文字は入れないなど徹底して「立憲色」を抑える。基幹労連内には、いまも立憲に不信感を抱く組合員は少なくない。「苦渋の決断。批判もあるが、絶対に勝たないといけない」と幹部は語る。

 立憲に乗り換えたのに政党色は出さないという一見分かりにくい戦術には、もう一つ狙いがある。

 関係者は「参院選後の野党再編の可能性も見据えた判断だった」と明かす。

 国民民主は22年度当初予算に賛成するなど与党寄りのスタンスを強めている。自民党との連立もささやかれる中、立憲からの出馬に切り替えることで、あくまでも自民に対抗する「野党」を支援する姿勢を示す狙いがある。

 ◇労組間の競争激化は必至

 基幹労連とJAMが立憲の支援労組になったことについて、国民民主を支援するある産別幹部は「裏切った」と恨み節を漏らす。

 一方、立憲幹部は「基幹労連とJAMが立憲側にいれば、今後は有利に働く」とほくそ笑む。国民民主を支援している4産別労組も立憲側に引き寄せる――。こうした思惑が透ける。

 ただ、今回の参院選で立憲からは、ほかの労組の組織内候補4人が比例で出馬する。新たな産別候補の出現で労組同士のつばぜり合いは激しさを増し、当選ラインも上がる可能性がある。党内のしこりになる懸念は残っている。【古川宗】

1056チバQ:2022/06/21(火) 11:20:30

4152 :チバQ :2022/06/21(火) 11:19:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/18933096ea96375cebd4179098385011058d9f39
参院選は比例区が熱い!「2016山田太郎氏の悲劇」、そして『ラブひな』赤松健氏はどこまで伸びるか
6/21(火) 6:31配信
週刊女性PRIME
自民党から比例区で立候補を予定する赤松健氏(同党公式サイトから引用)

 政界では3年に一度、熱い闘いが繰り広げられます。参議院選です。

 暑い夏に実施されるのが恒例で、今回の第26回参議院議員通常選挙は7月10日に投票日を迎えます(ちなみに4年に1度の統一地方選挙は4月実施が恒例でこちらは寒さに耐えながらの選挙戦となります)。

【一覧表】自民党比例区各予定候補の最新当落情勢を見る

 岸田総理は、コロナ対策やウクライナ侵攻などの難局で安定感を見せ、通常国会を乗り切りました。末松信介文部科学大臣が「体育の授業では、地域の実情に応じてマスクの着用は必要が無い」とし、コロナ第6波が震撼させた教育現場も、落ち着きを見せ始めています。

 ウクライナ侵攻対応でリーダーシップを発揮してきたアメリカのバイデン大統領の訪日で、強固な日米関係が国民にも好感が持たれました。内閣支持率は60%台後半の高水準となり、野党は手も足も出ない情勢にあります。

 6月10日、四日市市文化会館の山本佐知子氏の決起大会では、岸田総理の盟友であり、参院選を統括する選対委員長の遠藤利明氏がこう分析しました。「総選挙は自動車総連(2019参院選では約26万票)を筆頭に、労働組合が自民を支持して勝てた。今回も同じだ」。本来なら野党支持というイメージのある労働組合票が自民党に流れたことが勝因というわけです。すかさず1週間後、異例ながら岸田総理が近くのホンダ鈴鹿製作所を視察し、トヨタ自動車元町工場では豊田章男社長と面会しました。

候補者は155人(前回)、比例区をどう選ぶ?
 実はそれは、「選挙区」の話です。皆さんが、駅頭で街頭演説を見かけるなど、馴染みがあるのが、都道府県を単位とする選挙区から選出する選挙です。これはほぼ政党VS政党が対立軸となり、分かりやすい構図です。それに対し、比例代表制で選出される所謂「比例区」は馴染み薄です。

 どうしてでしょうか。

「選挙区」の候補は所属政党の都道府県連が主軸となり、所属政党の地方議員が軍隊のように規律正しく編成され、さながら大政党VS大政党といった総力戦です。その為、身近な市町村議員から「〇〇さんを頼むね!」と声が掛かってきます。朝の通勤時や、週末の人出が多い場所で街頭演説会に出くわしたりします。そして、地方では自民党(公明党推薦)VS事実上の野党統一候補のような図式で、候補者が2人といったケースも散見されます。何も考えずに投票用紙記載台の前に立っても、「う〜ん、こっちかな」と判断しやすいしょう。

 それと対照的に「比例区」の有権者は、想像を絶する1億人超(前回)です。これでは、候補者も有権者も互いを知るのは至難の業です。ちなみに比例区は投票用紙に、政党名と個別の候補者名、いずれを書くことも可能です。個別候補に入った得票数は「特定枠」候補を除く候補者の当選順位となります(詳しくは参議院の公式サイトhttps://www.sangiin.go.jp/japanese/san60/s60_shiryou/senkyo.htm#genkoをご参照ください)。

 そして、各党が比例名簿に登載した候補者は、これまた膨大な数の13党派で155人(前回)でした。定数50は、地方選で最多の東京都大田・世田谷・練馬区議会と同じです。その世田谷区議会ですら候補者は75人(2019年選挙)でしたから155人という数字がどれほど大きいかおわかりでしょう。

 では、そんな気の遠くなるような選挙をどう戦えばいいのでしょうか。答えは「相当な知名度」か「相当にしっかりした後援会」という事になります。別表(ポータルサイトなどでご覧の方は週刊女性PRIME本サイトでご覧ください)のように、自民党の比例区で公認される候補は、全国に後援会の基盤が確立した候補が主体となっています。

1057チバQ:2022/06/21(火) 11:20:55

4153 :チバQ :2022/06/21(火) 11:20:05
 日本歯科医師連盟の山田宏氏は、衆議院議員時代は卓越した演説力で無党派層を呼び込みました。しかし比例区の議員となった今は、全国の歯医者さんを回って支持固めに東奔西走しています。既に今年に入って、47都道府県を何周もしています。

 土地改良政治連盟の進藤金日子氏は、田んぼや水路・溜池・取水堰などの整備を行う水土里ネットという農家の集まりが応援しています。都市部の皆さんには馴染み薄ですが、これ無くして私たちの主食であるお米はできず、必須の団体です。そのため、これだけで十分当選ラインに到達するのです。

 日本看護連盟の友納理緒氏の集会には、看護師の処遇改善を求めて、女性たち(もちろん男性看護師も)の熱気で溢れ返ります。友納氏を信頼する看護師さん達に順調に支持を拡大しており、前回の約20万票の得票も視野に入ります。当選圏内の予定候補者は、いずれもそのような状況です。

 全国の各種団体を回るのでなく、“地域”に強い地元密着型の予定者もいます。元法務大臣のいわき光英氏は、「国を変えるには、福島を変える」と、さながら選挙区候補のように福島県が主戦場となっています。福島県全域が、廃炉に伴う風評対策が喫緊の課題です。日本全体の問題でありながら、復興はまだ道半ばであり、福島原発のある“浜通り”のいわき市長を務めた経験から、県民の悲願を託されています。その為、人口が180万人近い県内での知名度は高く、全国を回る予定者と遜色無い戦いを展開しています。

 そんな中で、異色の予定候補者がトップを争うかもしれません。公益社団法人日本漫画家協会常務理事の赤松健氏です。週刊少年マガジンで連載され、テレビアニメ化された『ラブひな』や『魔法先生ネギま!』などのヒット作を飛ばしました。また、『あしたのジョー』のちばてつや氏や、『銀河鉄道999』の松本零士氏といった漫画界の大御所と共に、エンターテイメント産業の代表として政府と交渉。海賊版対策、デジタルアーカイビング促進や静止画ダウンロード違法化の阻止、表現の自由保護の先頭に立ってきました。

 その赤松氏「支持団体は全くありません」と平然と語ります。しっかりと広報担当も配置し、先述した地回りなどのクラシカルな戦略でなく、メディア対応を基幹戦略に掲げます。元総務副大臣及び郵政担当副大臣の藤末健三氏は、秋葉原で「俺たちの太郎」と人気があり、政界きっての漫画通として知られる麻生太郎副総裁の政策集団に入会しました。マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟「MANGA議連」で創作文化を支え守るなど、比例区の活動にも新風が吹き込んでいます。

1058チバQ:2022/06/21(火) 11:21:10
野党候補で最多得票したのに落選、「山田太郎氏の悲劇」とは
 エンタメ、サブカル票戦線という意味では、6年前の参院選での「山田太郎氏の悲劇」が思い起こされます。

 山田太郎参議院議員はマンガ・アニメ・ゲーム等の表現規制に一貫して反対し、2016年「表現の自由を守る党」を結成しました。表現規制反対では赤松健氏とタッグを組み、盟友ともいえる仲です。

 同年の参議院には新党改革から比例区で出馬し、「表現の自由」を支持する若者などから幅広く票を集め、野党の比例候補では最多となる291,188票を獲得しました。これは同参院選の自民党の名簿に記載されていれば7位に入った票数です。

 ところが、新党改革全体の得票数が約58万票で1議席分にも達しなかったため、山田氏は落選の憂き目に。

 次回の2019年には自民党比例区から出馬、前回を大幅に上回る540,077票(党内2位、当選者50人中3位)を獲得し、堂々当選を果たしています。

 これらの団体がひしめく比例区の順位の予測は難航を極めます。ビッグデータとテクノロジーに基づく報道を掲げるJX通信社(米重克洋代表取締役)の情勢調査事業責任者の衛藤健氏は、「大手報道機関が公示直後に序盤情勢を掲載するのに先駆け、4月25日に全選挙区の高精度な調査を公開しました。比例区は、各党の獲得議席は予測できても、誰が当選するかの予測は実施しません。今回は投票率低下が懸念され、現況を的確に知り関心を持って頂くために実施しました」と語ります。

 調査結果のポイントがこちらです。

●全国32の一人区のうち、24選挙区で自民党候補がリード
●複数人区では、愛知・京都・福岡などで日本維新の会の候補が議席を獲得する可能性がある
●岸田内閣の支持率は広島県で69.6%に上り全国最高、不支持率が支持率を上回る選挙区はゼロ
●約半数の有権者はまだ態度を明らかにしていないほか、各党の候補者擁立も完了していないため、情勢は流動的

 さらに、「投票率アゲアゲ!選挙でポイ活祭」と銘打ち、「運営するニュース速報アプリ『NewsDigest(ニュースダイジェスト)』内で、投票に行ってアンケートに答えると、最大100万円相当のポイントがもらえます」とのことです。

 近年の選挙は、レーダーのごとく戦況が当事者や有権者にも見える化が進んでいます。 そんな中でも、全選挙区の予測や投票率向上で技術革新が進む中でも、日本全国で各候補がどれだけ得票できるのか見極めるのは難しい。毎回当選させる職域別の後援会でもない限り、雲をつかむような戦いを、とにかく総力を挙げて続けるしかありません。

1059チバQ:2022/06/21(火) 11:21:27
直前のエラーは致命傷。与野党ともに厳戒態勢に
 6月11日、奈良文化会館の佐藤啓前経済産業政務官の決起大会では、参院幹事長として参院選の指揮を執る世耕弘成氏は、「こと選挙に限っては、短いようでここからが長い長い。1998年の橋本龍太郎総理の恒久減税をめぐる発言のブレ、2007年の消えた年金問題で、一気に逆風になって惨敗した。エラーが出ると、引き締め直す間が無い」と気の緩みへの警戒心を募らせます。

 長丁場のマラソンに似た参院選も、競技場がどんどん眼前に迫る終盤に差し掛かりました。各党ともここでのミスは命取りになるので、厳戒態勢に突入しています。昨年の総選挙では、直前には他を寄せ尽けぬ貫禄の大物議員が次々に苦渋を舐めたのは、記憶に新しいところ。自民党幹事長の甘利明氏と民主党元代表の小沢一郎氏が小選挙区で敗退(比例区で復活)、自民党元幹事長の石原伸晃氏と立憲民主党で次期代表もあり得た辻元清美氏が、比例復活すら果たせず、辛酸を舐めました。

 既に与野党とも、「参院選後」の党内の主導権も見据えています。

 政界関係者が「参院選」と聞くと、灼熱の太陽が即座に浮かびます。6月も下旬となると、一気に気温が上昇します。コロナ第6波の間は、ホールでの集会も空席が散見されました。6月12日の、大阪OMMの松川るい元防衛大臣政務官の憲法改正セミナーでは、元総理の安倍晋三氏の講演も相まって、2700人もの人波で会場もパンクしていました。前回は、遅いパターンの7月21日執行であったため、猛暑の戦いとなりました。今回は半月早いパターンの7月上旬ですが、それでも暑い。政界は既に“真夏”よりヒートアップしています。

永田太郎

1060チバQ:2022/06/21(火) 11:22:39
https://www.jprime.jp/articles/photo/24277

1061チバQ:2022/06/21(火) 19:16:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/9254844821951d7dee7d7a017f1ceb68f4783f54
渡辺喜美氏、政界引退へ 今夏の立候補断念
6/21(火) 12:03配信


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下野新聞SOON
渡辺喜美氏

 22日公示の参院選で改選を迎える無所属の渡辺喜美(わたなべよしみ)参院議員(70)が21日、立候補を断念し、政界を引退する意向であることを自身のフェイスブックで表明した。渡辺氏はかねて比例代表での出馬を目指すと公言していたものの、態度表明の時期がずれ込んでおり、去就に注目が集まっていた。

 投稿では「第三極を作るもくろみは終了した。最後までご尽力くださった皆さまに感謝申し上げる」と説明。「政界は引退するが、今まで蓄積した知識経験を持って世の中に尽くしていく」とした。

 渡辺氏は2016年参院選におおさか維新の会(現・日本維新の会)から比例代表で出馬し、個人名で約14万3千票を獲得して当選した。ただ、翌17年の東京都議選での対応を巡り除名処分を受け、以降は無所属で活動していた。

 自民党在籍時には閣僚を務め、離党後は旧みんなの党代表として「第三極」ブームを起こした。今月15日の国会閉会日には「第三極となる政治勢力をつくる。諦めるにはまだ早い」と話していた。

1062チバQ:2022/06/21(火) 19:18:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb20f1a6275591f687df4fb2a46c808e1937c10c
公明党の推薦はいらないという岡山「自民党参院議員」 地元の県議は「えらい迷惑な話だ」
6/21(火) 11:01配信
デイリー新潮
小野田紀美議員

 7月に行われる参院選挙で、岡山選挙区(定数1)が注目されている。今年1月、自民党現職の小野田紀美議員(39)が、公明党の推薦を拒否する内容のツイッターを投稿。怒った公明党は5月26日、中央幹事会で彼女を推薦することをやめ、自主投票とすることを正式に決定したのだ。自公連立政権の下、前代未聞の出来事に、地元の自民党県連に激震が走った。 

【写真6枚】かつてはモデルを務めたこともある小野田紀美議員(39)

 ***

 1月15日、公明党の山口那津男代表が地方組織幹部とのオンライン会議で、参院選の32の改選1人区を中心に自民党候補者への推薦見送りを検討していることを伝えた。自民党は埼玉、神奈川、愛知などの改選複数選挙区で、自民党候補と競合する公明党候補への推薦に難色を示したことが背景にある。

 すると、同日、それに反応するように小野田議員がツイッターにこう投稿したのだ。

《政党が違うのですから、選挙は他党の推薦ありきでやるのではなく、それぞれ自由にやるのが自然ですよね。公明党さんの推薦見送り検討、共感します。お互いそれぞれ頑張りましょう! ってやつですね! 》

 自公連立政権の下、両党は選挙でも協力関係にある。旧来の自民党票は減る一方で、今や無党派層が勝敗のカギを握ると言われる時代。そのため、多くの自民党国会議員は、公明党・創価学会票を当てにしている。公明党が推薦見送りを検討すると言った段階で、あっさり「それで結構です」と言い出すとは異例の反応というわけだ。

モデルも務めた
 このツイッターに対して、好意的なコメントが多数寄せられた。

《その通り! 自民党は目を覚ませ! 》

《小野田さん凄いぞ、真の自民党に立て直してください。応援をしてますよ。》

《小野田さん、私は党員ですが、あなたの言う通りだと思います。自民党は公明と手を切るべきです。》

 小野田議員は、米国イリノイ州シカゴ出身で、父親はアメリカ人、母親は日本人で、1歳から母親の地元の岡山県瀬戸内市へ。拓殖大学政経学部政治学科を卒業後、ソニー銀座プレイステーションのアテンダント(接客係)やモデルを務めた。TOKYO自民党政経塾を経て2011年から東京都北区議を2期務めた。

 そして2016年、参院選に岡山選挙区から出馬、初当選した。

 今回の参院選で岡山選挙区から5人が立候補する。小野田議員以外では、共産党新人の住寄聡美氏(39)、NHK党新人の水田真依子氏(40)、諸派新人の高野由里子氏(46)、無所属新人で立憲民主党と国民民主党推薦で元玉野市長の黒田晋氏(58)の4人。黒田氏は公明党にも推薦を求めたが、断られた。地元では、小野田議員と黒田氏の事実上の一騎打ちと言われている。

1063チバQ:2022/06/21(火) 19:18:17

落選する可能性も
 自民党の国会議員で公明党の推薦を拒否したのは初めてという。地元はどう見ているのか。

「自民党岡山県連にとっては、正直言ってえらい迷惑な話です」

 と嘆くのは、自民党の岡山県議。

「公明党と自民党県連は良好な関係で、公明票をもらっていました。この一件があってから、公明党議員には腫れ物に触るように気遣っています」

 過去3回の参院岡山選挙区で、公明党の比例票は12万〜14万だった。つまりこれまで、小野田議員は10万票ほどの公明・学会票をもらっていたことになる。今回の推薦見送りで、どんな影響が出るだろうか。

「今度の参院選では、小野田議員は楽勝と見られていました。前回の参院選では、彼女は民進党の江田五月議員の後継で社民党や共産党が推薦した黒石健太郎氏に10万票以上の差をつけていたからです。ところが公明党の推薦がなくなれば、10万票ほどの公明票がそっくりなくなる可能性があります。厳しい選挙になることは間違いないです」

 そもそも、なぜ小野田議員は公明党の推薦を拒否したのか。

「公明党が嫌いなんでしょう。公明党は中国寄りですし、憲法9条改正には反対で、自民党が憲法改正をしようとすると、手枷足枷をかけてきますからね」

 公明党からの推薦を拒否すれば、その分票が減るのは当然である。彼女なりの計算はあったのだろうか。

「創価学会と不仲な宗教の票を当てにしているという話は聞いていません。推薦を拒否するツイッターを投稿したのは、軽い気持ちからだったと思います。直感的に良かれと思って、あとさきも考えずにやったということでしょう。彼女は若くして参院議員になり、これまで順風満帆でやってきた。それで徒手空拳でもやれると思っているんでしょう。もっと経験を積んでいたら、ツイッターであんなことをつぶやくはずはなかったと思いますが……」

 とはいえ、SNS上で多くの賛同を得ているのは事実である。はたして、どんな選挙結果になるのか。

デイリー新潮編集部

新潮社

1064チバQ:2022/06/21(火) 19:33:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/8715e9c462b4b10677ebd8ed87bb5b2aeb788ff3
立民が参院選に「セックスワーカー団体代表」擁立で波紋 「売春肯定本」の著書もある女性候補の“過激な主張”
6/21(火) 11:48配信


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デイリー新潮
立憲民主党の比例代表候補となった要友紀子氏(立憲民主党ホームページより)

 参院選を目前に控え、窮地に立っている立憲民主党。一枚岩で戦わなければならないこの大事な時に、ある女性候補者の公認を巡って党内から反発が出ている。「主張が過激すぎる」と、一部の議員らが、公認を出した執行部に対して不満を募らせているのだ。

【画像】11項目の政策目標は異例の“性産業ワンイシュー”(要氏のTwitterより)

 ***

“性産業ワンイシュー”の公約
“過激すぎる候補”とは、6月16日 、同党の比例代表候補として出馬表明した要友紀子氏(46)。学歴は専修大学中退。20代の頃、風俗店情報を取り扱う夕刊紙「内外タイムス」(09年廃刊)に、自ら「風俗嬢意識調査」の企画を持ち込んだことがきっかけで、20年以上、セックスワーカー支援を続けてきた活動家である。性産業で働く人々の健康と安全のために活動する団体「SWASH」の代表を務める。

 出馬にあたって彼女はTwitterに11の政策目標を掲げたが、確かに野党第一党候補として異例の内容だ。

1、性産業のことは、性産業で働く人たちが決めるという、当たり前のことをちゃんと普及させたいです。

2、性と労働と法律について、当事者を限定せず対話してくれる政治家、バッシングを怖がらず、当事者のために意見表明してくれる政治家を増やしたいです。

3、性産業で働いても選挙に出たい人が出られるようにしていきたいです。

4、性産業で働く人々が政治的な力を持てるようにしたいです。

5、元セックスワーカーの国際的な議員連盟を発足したいです。

 この後も「性産業縛り」が続いていく。「NHK党」かと見間違うほどの“ワンイシュー”政策を訴えているのである。

山井・塩村議員が猛反発
 立民関係者が語る。

「昨年、風俗業者に持続化給付金が支給されない問題が持ち上がった時、要氏が党に陳情に訪れたことがきっかけでコネクションができた。本人が公募に応募し、正規のルートで選ばれたようです。党内では『ちゃんと彼女の言動を調べて選んだのか』と不満が噴出しています」

 批判の急先鋒となっているのが、出演者が1年間無条件で契約解除ができると定めたAV新法の立案に中心的に関わってきた山井和則・衆議院議員と塩村文夏・参議院議員だという。

「『なぜ業界を規制する法案を作ったばかりなのに、業界寄りの人間を招き入れるのだ』と怒っています。一見、彼女の主張は、セックスワーカーの権利に寄った聞こえのいいものではあるのですが、過去の言動をよく調べると、業界全体を庇護しているとも受け取れかねない主張を展開しているのです」(同)

「生でやりまくってる一般市民」
 例えば、2年前にはTwitterでこんな投稿もしている。

〈重要なのは、ゴムフェラを義務づけるのではなく、生フェラでもゴムフェラでも、働く人が選べるようにすることです。/性感染症検査の考え方と同じ。/生でやりまくってる一般市民の人々のセックスに対して義務付けない事を、セックスワーカーにだけ義務付けるのは差別的なので、重要なのは選択出来る事〉(20年8月12日)

 卑猥な表現が気になるが、この主張はセックスワーカーの権利拡大を訴えている一方で、過激なサービスを提供する業者側を利する内容にも聞こえなくもない。

 2000年に出版された「売春肯定宣言 売る売らないはワタシが決める」(ポット出版)という書籍では、〈なぜ社会構造を理由に買売春が制限されなければならないのか〉という見出しで、このように書いていた。

〈労働者の嫌がることはしていけないという認識をもっと偏在させるためには、すべての性産業を法的に認め、他の職業と同様に、労働量が公権力に守られるシステムを作らなければいけない。労働者の任意の絶対性に疑問があるからといって、性産業を否定したり、撤廃する方向では、性産業の地下化を促し、危険を増やすだけである〉(一部を抜粋)

1065チバQ:2022/06/21(火) 19:34:06
同じ立民の先輩議員を攻撃
 このような過去の発言に対して山井氏らは、「うちが売春合法化を目指している党と誤解されかねない」と反発しているというのだ。

 さらに最近は、Twitterで党内の先輩議員に対してこんな攻撃的なツイートもしていた。

〈本来なら今も国会議員だったはずの本多平直さん。/本多さんの発言を捏造した当時の報道、それを鵜呑みにし本多さんを集団リンチして吊上げ扇動した人、親友と言って信用させてプライベートでの会話録音し切り取り、本多さんを辞職に追い込んだ同僚議員ら、人間として最低です〉(5月10日)

 昨年6月、「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と発言したとして、本多平直氏(57) が、離党と議員辞職に追い込まれた騒動を受けてのコメントである。

 党関係者が続ける。

「『辞職に追い込んだ同僚議員』とは寺田学・衆議院議員らを指しているわけですが、これからバッジをつけて雑巾掛けから始めようとしている候補者が、一方的に、6期も当選している先輩議員を『最低』呼ばわりするなど奔放すぎるでしょう。今回、執行部は女性候補者比率5割達成の目標にこだわっていた。結果として、選考がおざなりになったのでは、と指摘する声も出ています」

要氏の言い分は…
 これらの声について、要氏本人はどう答えるか。質問状を送ったところ、文書で回答が来た。

〈著書などで『売買春合法化』を唱えているが、それは立憲民主党の政策と合致すると考えているのか〉という問いに対する答えは下記の通りである。

〈まず事実確認ですが、私はこれまで自分が書いた著書や講演、私の所属する活動団体などで、「売春を合法化すべき」と訴えたり求めたことはありません。また、セックスワークのあるべき姿として「売春合法化」という言葉を使ったこともないです。

 売春防止法の掲げる公序良俗や性道徳の「理念」に関しては問題だと思っていますが、だからといって、それを「具体化できる/すべき」とは、私も、多くの人も、思ってないのではないかと思います。

 日本は限定的で条件付きのセックスワークが既に合法化された国です。今の段階で全部合法化すべきかどうかに関しては、多くのひとたちがそれに対しては慎重であると思います。私の活動団体および海外の多くのセックスワーカー団体が支持するアムネスティインターナショナルのスタンスも同じく慎重です。理由は、合法化するということは新たに法規制を導入することになり、新たな違法状態を作り上げることにもなるからです。

 他国の先行事例を参照しても、合法化してしまうと、「この条件に当てはまらなければ違法」というふうに使われる可能性があります。一方、非犯罪化に関してはあまり反発はありません。これは現在の売春防止法が名目上は事実上の非犯罪化を行なっていて、売春行為は違法だけども犯罪ではないという第3条の売春の禁止規定があるのが大きい(売春防止法は、勧誘・斡旋・場所提供等、売春を助長する行為を処罰対象としているから)です。

 そこに関してはあまり議論が起こってませんが、ただ、現実には第5条の勧誘行為の処罰という形でセックスワーカーたちが犯罪者扱いされているという問題については、これからきちんと考えていかなければいけないし、今国会で困難女性支援法制定のロビー活動をしていた女性支援団体の方々とも意見が一致するところです。

 このような戦略で考えてますよ、というふうに言うのならば、この問題に関しては、多くの立場の人々と目的その他が一致するということになっています。上述したような日本の法制度の建て付けがあるからで、非犯罪化をどう考えるかということについても大きな違いがみられません〉

 本多氏に関する攻撃的なツイートについては、

〈本多さんの発言の言葉尻を捉えて、部分的に切り取って、本多さんを非難し、言葉の文脈を変えていったことです。そうしたことに加担した議員らのやり方について批判したもので、誰がということではないです〉

 党内で反発の声があることについては、

〈党内にそのような声があるというのは、直接的にも間接的にも承知していません。よって、特に感想はありません〉

 果たして、有権者はどのような判断を下すのか。

デイリー新潮編集部

新潮社

1066チバQ:2022/06/21(火) 19:35:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a8f99fe83f963bd58574054686e80d50f1bd8d8
参院選・鹿児島選挙区 6人乱立…でも主軸は与野党対決 保守票、女性票巡る争いに
6/21(火) 8:33配信
南日本新聞
立憲民主、国民民主両党の関係者らが集まった総決起集会=12日、鹿児島市

 22日公示の参院選。鹿児島選挙区(改選数1)には6人が立候補を表明し、決戦の構図はほぼ固まった。支持拡大に向けて攻防を繰り広げる各陣営を追う。


 「食の安心安全を守る中心にいるのが野村さんだ」。18日、鹿屋市であった自民党現職の野村哲郎氏(78)の決起大会。駆け付けた橋本聖子参院議員は力を込めた。野村氏の仕事ぶりを同僚女性の目線で語ってもらい、支持者らの親近感醸成を狙う。

 陣営が気をもむのは女性票の行方だ。農政通の野村氏は5月に県内を回り出した途中から、傾注する食料安全保障を語る際、学校給食への影響などに触れ、「農業にとどまらず国民的な問題だ」と強調する場面が増えた。周囲が都市部の女性消費者にも響く訴えをアドバイスしたとされる。

 選挙戦さなかの25日には鹿児島市に小渕優子衆院議員を招いて「女性の集い」を開き、女性支持者への浸透を改めて図る。過去3回とも40万票以上を獲得してきたが、出身母体・県農民政治連盟の山野徹委員長は「甘くない。いかに目減りを防ぐかの戦いだ」と話す。

 陣営が危機感を抱く背景に立憲民主党新人の柳誠子氏(61)の存在がある。鹿児島市を地盤に県議を15年務めた相手。霧島市で19日あった野村氏の集会で登壇した森山裕・自民県連会長は「鹿児島市をいかに攻めるかが大事になる」。農村部から市内に住む親戚や友人への声掛けを重視する。

 柳氏は共産党が候補擁立を取り下げたため、立民、国民民主、社民、共産の主要4野党が推す事実上の統一候補となった。野村陣営の警戒を横目に、「誰もが生きやすい社会を訴える上で女性候補は大きな強みだ」と柳陣営の皆吉稲生・選対本部事務局長。

 柳陣営は同日選で鹿児島市が主戦場となる県議補選との相乗効果にも期待する。同市で12日開いた国民民主との総決起集会では、補選に候補を立てる同県連代表の田村麻美参院議員が「女性政治家が少ない鹿児島で国政に挑戦する。一緒に応援しよう」と呼び掛けた。

 柳氏のネックは鹿児島市外での知名度不足とされる。立候補表明が5月と出遅れ、陣営には焦りがにじむ。立ち上げた七つの地区選対を中心にチラシのポスティング、街宣活動、組織回りを重ね、てこ入れを図る。

 17日、薩摩川内市であった野間健衆院議員(立民県連幹事長)の国政報告会。出席した柳氏は、非正規で働くシングルマザーだった経験談や国政への思いを訴えた。「柳さんの人間性や生き方、考え方をどこまで浸透させられるか。時間との勝負だ」。野間氏は気を引き締める。

 今回の参院選は全国的に野党共闘の足並みが乱れる中、鹿児島は曲折の末に何とか候補者が一本化できた“注目区”だ。「結束して戦う体制がつくれた意義は大きい」と社民県連合の川路孝代表。「選挙区が盛り上がらないと、比例の支持も広がらない」と見据える。

1067チバQ:2022/06/21(火) 19:36:00
 ■支持の分散を懸念する声も…

 公示前最後の週末となった19日、2陣営が相次いで鹿児島市に後援会事務所を開いた。政治団体「参政党」新人の昇拓真氏(31)と、無所属新人の西郷歩美氏(37)。保守層を主なターゲットにする点で共通する。

 「鹿児島での認知度が高まってきた」。昇氏は事務所開きで自信を見せた。若者の政治参加や教育の充実を訴え、比例を中心に全国で5議席獲得が目標。街宣と交流サイト(SNS)を両輪にアピールする戦略だ。選挙への関心が薄かったり、支持政党がなかったりする層の取り込みを図る。

 県内政界の中には、自民に不満を持つ保守票にアプローチしているとの見方もある。複数の関係者によると、ある有力な地元経済人は6月上旬の会合で自民党支持を明言しつつ「参政党を紹介したい」と集会などを告知するチラシを配った。

 陣営が12日に参政党幹部を交えて鹿児島市で開いた街頭演説には数百人が集結した。選挙期間中も幹部を投入する計画。「来場者はまだまだ伸ばせる」と上げ潮ムードを強調する。

 「候補者乱立だ」「保守票や女性票がどの程度離れるか読めない」-。6人が立候補を表明する今回、自民現職野村哲郎氏(78)の陣営の一部からは支持の分散を懸念する声が漏れる。その要因に、立憲民主新人の柳誠子氏(61)に続く2人目の女性候補となる西郷氏の存在も挙がる。

 事務所開きで「鹿児島初の女性の国会議員となり、誰もが輝く社会を実現したい」と改めて力を込めた西郷氏。2021年まで1期務めた東京都議時代は、保守系の地域政党「都民ファーストの会」、日本維新の会に属した。

 2児の母として女性や子育て世代への浸透を目指す。母親の出身である徳之島などでも支持を広げたい考えだ。維新から比例代表で出馬する夫と一緒に売り込んでおり、陣営幹部は「地方で多くの高齢者から声をかけてもらっている」。厚い保守地盤への食い込みに手応えを感じている。

 昇氏と同様、比例票の獲得を大きな目標に据えるのがNHK党の草尾敦氏(53)。受信料を払う人のみがNHK番組を視聴できる「スクランブル放送」の実現などを訴える。千葉県在住で、仕事の都合があるため、公示日と選挙期間中の一部週末に鹿児島入りして街頭演説やビラ配りに力を入れたい予定だ。

 無所属新人の室園順一氏(78)は自民党籍を持ち、保守系を自任する。「古里のいちき串木野市の地域活性化を図りたい」と、大学誘致を唱える。設置効果として3000人程度の人口増加に期待し、「高齢者が生き生きと過ごせる地域になれば」とも話す。

 与野党対決を主軸に、保守票や女性票を巡る争いが活発化し始めた鹿児島選挙区。22日から18日間の決戦は一層の熱を帯びようとしている。

南日本新聞 | 鹿児島

1068チバQ:2022/06/21(火) 19:37:00
https://373news.com/_news/storyid/157972/
参院選・鹿児島選挙区 自民現職の出身母体農政連と県議 結束強める 「組織力借りたい」農政連 「いずれ仲間を国政に送るため」存在感発揮したい県議  同床異夢でも互いに熱
2022/06/19 08:00


拡大拡大
 参院選鹿児島選挙区(改選数1)の公示を22日に控え、自民党現職野村哲郎氏(78)の出身母体・県農民政治連盟(農政連)と自民県議が結束を強めている。地域に根を張る県議の組織力を借りたい農政連に対し、参院議員輩出への道筋を描きたい県議側は「選挙で存在感を発揮せねば」。同床異夢ながら互いに熱がこもる。

 6月上旬、鹿児島市の県議会・自民県議団控室に農政連関係者ら4人が訪れた。集合した県議に選挙はがきの宛先紹介を要請し、地元の農政連支部長を務める瀬戸口三郎県議団会長が「(それぞれの)後援会と一緒になって声かけを」と訴えた。

 「盛り上がりがまだ足りない」と瀬戸口氏。今後、全県的に県議の案内で農政連役員が地域を回る活動を強化する。野村陣営も多くの集会で地元県議を目立たせる配慮を見せ、連携強化に余念がない。

 17日までに6月議会の日程をほぼ消化し、中堅の一人は「これからはフル稼働だ」と鼻息は荒い。ただ、団内からは「来春の県議選ではお返しの応援をもらわねば」「都市部での協力関係は限定的だろう」といった冷ややかな声も漏れる。

 そもそも県議が支援する背景の一つには「いずれ仲間を国政に送り出したい」(複数のベテラン)との思いがある。補選を含め過去28回の鹿児島選挙区を振り返ると、26人の当選者のうち少なくとも9人が県議経験者。現職では自民の尾辻秀久・元参院副議長が2期務めた。

 「県議は国政の登竜門だ」と話すのは外薗勝蔵県議。2013年の参院選で自民県連の公募に名乗りを上げた経験がある。若手の上昇志向に期待し、「手を挙げ続ける人材が出るよう育てていかねば」。

 もっとも、01年から改選数が1に半減して以降、門戸は狭まったと見る向きは多い。鶴薗真佐彦県議は「県議団が目に見える応援をする必要がある」と、今回の選挙戦を見据える。「今後、仲間を出すのに有無を言わさないためには、票の掘り起こしを見せつけないといけない」と語る。

 県議団は3年前の参院選を巡り、6選を期す尾辻氏の世代交代を求めながら県連に「対案」を示せず擁立を断念した経緯がある。別のベテランからは「具体的な人物名が挙がるとまとまらない」と嘆き節も聞かれる。

 鹿児島選挙区には野村氏のほか、いずれも新人の立憲民主党の柳誠子氏(61)、NHK党の草尾敦氏(53)、無所属の室園順一氏(78)、政治団体「参政党」の昇拓真氏(31)、無所属の西郷歩美氏(37)が立候補を表明している。

1069チバQ:2022/06/21(火) 19:39:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/a74735344e2ee2a42d2bf533465c44619851a3fe
参院選22日公示、「勝負の地」で第一声 首相は福島、立民・泉氏は青森
6/20(月) 22:18配信
産経新聞
参院選では、与野党党首が22日の公示日の第一声に選んだ場所から、各党の選挙戦略がうかがえる。


岸田文雄首相(自民党総裁)は、東日本大震災被災地の福島県会津若松市内で第一声に臨む。首相は昨秋の衆院選でも、福島市土湯温泉町を第一声の地に選んだ。歴代自民総裁は震災発生以降、ほとんどの国政選挙で、第一声を福島県内で上げてきた。

岸田首相は5日にも原発事故の被災地である同県葛尾村を訪問した。震災から時間がたち、世間の関心が薄れる懸念がある中、第一声でも被災地に足を運ぶことで引き続き復興に取り組む考えを示す狙いがある。新型コロナウイルスの感染拡大と物価高で疲弊する地域経済の立て直しを急ぐ姿勢も強調したい考えだ。

公明党の山口那津男代表は第一声に横浜市のJR桜木町駅前広場を選んだ。神奈川選挙区(改選数4、欠員補充1)は全国5つの重点選挙区の1つで、公明は安定的に議席を獲得してきた。

だが、神奈川を地盤とし、今年4月に貸金業法違反罪で公明元衆院議員の有罪が確定した事件の影響で、今回は野党との議席争いが激しくなるとみられている。山口氏は党の清廉なイメージを回復させ、接戦を制したい考えだ。

一方、立憲民主党の泉健太代表は青森市内から選挙戦をスタートさせる。6年前の参院選から野党候補を一本化して以降、東北6県は野党系候補が勝ち越している。参院選の勝敗を左右する全国32の1人区(改選数1)で勝ち星を増やすためには、東北の1人区での取りこぼしを回避したいところだ。

青森選挙区には立民の現職が立候補し、共産などが支援に回る。事実上、自民新人との一騎打ちで構図は6年前と同じだが、3年前は同選挙区で立民候補が敗れた。泉氏は青森市内での第一声の後、仙台市や福島県郡山市に入る予定だ。

日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は22日、大阪市の南海難波駅前で街頭演説する。維新は参院選比例代表の得票数で立民を上回ることを目指しており、松井氏は本拠地の大阪から支持の輪を広げていく狙いだ。

国民民主党の玉木雄一郎代表の第一声は愛知県犬山市内。同市は愛知選挙区(改選数4)から出馬する同党現職の地元だが、自民、公明、立民の現職に、維新と地域政党・減税日本が連携して擁立した新人も加わり、選挙戦は激戦になるとみられている。

共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首、れいわ新選組の山本太郎代表はそれぞれ東京・JR新宿駅前で第一声を上げる。NHK党の立花孝志党首は東京・渋谷のNHK放送センター前で第一声に立つ。

1070チバQ:2022/06/22(水) 08:02:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/3eaa9ae33a860ef110c2ef8b4fb7322eafa2940c
野党候補の追い上げも 複数人区は乱戦模様=JX通信社 参院選第3回全国情勢調査
6/21(火) 21:18配信

選挙ドットコム
野党候補の追い上げも 複数人区は乱戦模様=JX通信社 参院選第3回全国情勢調査

JX通信社は今月17日から21日にかけて、参議院議員選挙(22日公示・来月10日投開票)に向けた独自の情勢調査を実施し、有権者の動向を探った。全国全選挙区を対象とした調査は4月、5月に続き3度目だ。

選挙ドットコム×JX通信社 情勢調査について

選挙区:全国で自民優位続くも、複数人区で混戦度増す
選挙区:全国で自民優位続くも、複数人区で混戦度増す

情勢を分析した結果、公示前の時点では、全国に32ある一人区のうち27選挙区で自民党候補がリードしている。ただ、一部の選挙区では野党系の候補に勢いがあり、混戦となっている。

複数人区では、従来から接戦とされてきた東京都や愛知県、京都府に加え、北海道や茨城県でも当選圏内をめぐる争いが熾烈になっている。態度を決めていない有権者が一定数に上るため、情勢は今後大きく変化する可能性がある。

比例代表:前回調査から大勢変わらず 参政党に議席獲得の可能性
比例代表の投票先では前回調査から大きな変化がみられず、広く支持を集める自民を立憲と維新が並んで追う状況が続く。一方、国民民主党やれいわ新選組は4月調査から2回連続で支持を伸ばしている。また、諸派の政治団体のうち、参政党もやや支持を伸ばしており、石川県や栃木県などの5選挙区では、比例投票先として同党を挙げた有権者が2%を超えている。

有権者の約2割が態度を明確にしておらず、無党派層からの集票が鍵を握る。

全国45選挙区の情勢
【北海道選挙区=定数3】
自民現職の長谷川岳氏が先行し、立憲新人の石川知裕氏、自民新人の船橋利実氏、立憲現職の徳永エリ氏が激しく追う展開。共産新人の畠山和也氏、国民新人の臼木秀剛氏がそれに続く。

【青森選挙区】
立憲現職の田名部匡代氏と自民新人の斉藤直飛人氏が激しく争う。

【岩手選挙区】
立憲現職の木戸口英司氏と自民新人の広瀬めぐみ氏が横一線で争う。

【宮城選挙区】
自民現職の桜井充氏が先行し、立憲新人の小畑仁子氏が追う。維新新人の平井みどり氏らが続く。

【秋田選挙区】
自民現職の石井浩郎氏が先行している。無所属新人で国民が推薦する村岡敏英氏、同じく立憲が推薦する佐々百合子氏が追い上げている。

【山形選挙区】
国民現職の舟山康江氏が一歩リードし、自民新人の大内理加氏が追う。共産新人の石川渉氏が続く。

【福島選挙区】
自民新人の星北斗氏と無所属新人で立憲・国民・社民が推薦する小野寺彰子氏が競り合っている。

【茨城選挙区=定数2】
自民新人の加藤明良氏が優位に戦いを進めており、無所属新人で立憲・国民が推薦する堂込麻紀子氏、維新新人の佐々木里加氏が競り合いながら激しく追っている。共産新人の大内久美子氏が続いている。

【栃木選挙区】
自民新人の上野通子氏が広く浸透している。立憲新人の板倉京氏、維新新人の大久保裕美氏、共産新人の岡村恵子氏が続く。

【群馬選挙区】
自民現職の中曽根弘文氏が広く浸透し、無所属新人で立憲が推薦する白井桂子氏が懸命に追う展開。共産新人の高橋保氏が続く。

1071チバQ:2022/06/22(水) 08:02:59
【埼玉選挙区=定数4】
自民現職の関口昌一氏が先行し、立憲新人の高木真理氏、公明現職の西田実仁氏が追い上げている。無所属現職で国民が推薦する上田清司氏、共産新人の梅村早江子氏が当選圏内入りを目指して激しく競り合う。維新新人の加来武宜氏、れいわ新人の西美友加氏が続く。

【千葉選挙区=定数3】
自民現職の猪口邦子氏、自民新人の臼井正一氏、立憲現職の小西洋之氏がリードする。共産新人の斉藤和子氏が猛追し、維新新人の佐野正人氏、国民新人の礒部裕和氏が続く。

【東京選挙区=定数6】
自民現職の朝日健太郎氏、立憲現職の蓮舫氏、共産現職の山添拓氏、公明現職の竹谷とし子氏がリードし、自民新人の生稲晃子氏が続いている。その後をれいわ元職の山本太郎氏、維新新人の海老沢由紀氏、無所属新人の乙武洋匡氏、立憲新人の松尾明弘氏、ファーストの会新人で国民が推薦する荒木千陽氏が激しく追っている。社民党新人の服部良一氏がそれに続く。

【神奈川選挙区=定数4+補充1】
自民現職の三原じゅん子氏が先行する。自民元職の浅尾慶一郎氏、公明現職の三浦信祐氏、立憲新人の水野素子氏、維新元職の松沢成文氏、共産新人の浅賀由香氏が当選圏内入りをめぐって争う。その後を立憲新人の寺崎雄介氏、国民新人の深作ヘスス氏、社民新人の内海洋一氏が追っている。

【新潟選挙区】
自民新人の小林一大氏と立憲現職の森ゆうこ氏が横一線で激しく競り合っている。

【富山選挙区】
自民現職の野上浩太郎氏が優位に戦いを進め、維新新人の京谷公友氏、共産新人の坂本洋史氏、立憲新人の山登志浩氏が追い上げを図る。

【石川選挙区】
自民現職の岡田直樹氏が優位に戦いを進め、立憲新人の小山田経子氏が追う。共産新人の西村祐士氏は伸び悩んでいる。

【福井選挙区】
自民現職の山崎正昭氏が一歩リードし、無所属新人で立憲の支援を受ける斉木武志氏が追っている。無所属新人で維新が推薦する笹岡一彦氏が続く。共産新人の山田和雄氏がそれを追う。

【山梨選挙区】
自民新人の永井学氏と立憲現職の宮沢由佳氏が、横一線で大激戦を繰り広げている。

【長野選挙区】
立憲現職の杉尾秀哉氏と自民新人の松山三四六氏がまったくの互角。維新新人の手塚大輔氏が激しく追い上げている。

【岐阜選挙区】
自民現職の渡辺猛之氏が先行している。国民新人の丹野みどり氏、共産新人の三尾圭司氏が激しく追っている。

【静岡選挙区=定数2】
自民新人の若林洋平氏が先行している。無所属現職の平山佐知子氏、同じく国民推薦を受ける山崎真之輔氏、共産新人の鈴木千佳氏が当選圏内入りを目指して争っている。

【愛知選挙区=定数4】
自民現職の藤川政人氏と立憲現職の斎藤嘉隆氏が先行している。公明現職の里見隆治氏、維新新人の広沢一郎氏、国民現職の伊藤孝恵氏、共産新人の須山初美氏が当選圏内入りを目指し、競り合っている。れいわ新人の我喜屋宗司氏、社民新人の塚崎海緒氏は浸透に躍起だ。

【三重選挙区】
自民新人の山本佐知子氏がリードし、無所属新人で立憲・国民が推薦する芳野正英氏が猛追している。

1072チバQ:2022/06/22(水) 08:03:23
【滋賀選挙区】
自民現職の小鑓隆史氏がリードし、無所属新人で立憲・国民が推薦する田島一成氏が追い上げている。共産新人の石堂敦士氏がそれに続く。

【京都選挙区=定数2】
自民新人の吉井章氏、立憲現職の福山哲郎氏、維新新人の楠井祐子氏、共産新人の武山彩子氏による大混戦になっている。

【大阪選挙区=定数4】
維新現職の浅田均氏、自民現職の松川るい氏、維新現職の高木佳保里氏、公明現職の石川博崇氏がリードし、共産新人の辰巳孝太郎氏、立憲新人の石田敏高氏が激しく追っている。れいわ新人の八幡愛氏、国民新人の大谷由里子氏が続いている。

【兵庫選挙区=定数3】
自民現職の末松信介氏、維新現職の片山大介氏がリードし、公明現職の伊藤孝江氏と立憲新人の相崎佐和子氏が当選圏内入りをめぐって争う。共産新人の小村潤氏がそれを追う。

【奈良選挙区】
自民現職の佐藤啓氏がやや先行している。維新新人の中川崇氏、立憲新人の猪奥美里氏が横一線で追い上げる。共産新人の北野伊津子氏が続く。

【和歌山選挙区】
自民現職の鶴保庸介氏が優位を戦いに進め、共産新人の前久氏が追い上げを図る。

【鳥取・島根選挙区】
自民現職の青木一彦氏が優位に戦いを進め、立憲新人の村上泰二朗氏が追い上げを図る。共産新人の福住英行氏がそれに続く。

【岡山選挙区】
自民現職の小野田紀美氏がリードし、無所属新人で立憲・国民が推薦する黒田晋氏が激しく追い上げる。共産新人の住寄聡美氏がそれに続く。

【広島選挙区=定数2】
自民現職の宮沢洋一氏が優位に戦いを進め、無所属新人で立憲・国民が推薦する三上絵里氏が続く。維新新人の森川央氏、共産新人の中村孝江氏がそれを追っている。

【山口選挙区】
自民現職の江島潔氏が優位に戦いを進め、立憲新人の秋山賢治氏、国民新人の大内一也氏、共産新人の吉田達彦氏が追い上げを図っている。

【徳島・高知選挙区】
自民現職の中西祐介氏が先行し、維新新人の藤本健一氏、共産新人の松本顕治氏が横一線でそれを追う。国民新人の前田強氏がそれに続く。

【香川選挙区】
自民現職の磯崎仁彦氏が優位に戦いを進め、立憲新人の茂木邦夫氏、国民新人の三谷祥子氏、維新新人の町川順子氏が小差で並んで追っている。共産新人の石田真優氏がそれに続く。

【愛媛選挙区】
自民現職の山本順三氏が先行し、無所属新人で立憲が推薦する高見知佳氏が激しく追っている。

【福岡選挙区=定数3】
自民現職の大家敏志氏、立憲民主党現職の古賀之士氏がやや先行し、公明党現職の秋野公造氏が続く。維新新人の龍野真由美氏、共産新人の真島氏が激しく追い上げている。国民新人の大田京子氏、れいわ新人の奥田ふみよ氏、社民新人の福本貴紀氏は浸透に躍起だ。

【佐賀選挙区】
自民現職の福岡資麿氏が先行し、立憲新人の小野司氏が追い上げる。共産新人の上村泰稔氏が続く。

【長崎選挙区】
自民新人の山本啓介氏が先行し、立憲新人の白川鮎美氏、維新新人の山田真美氏が追っている。共産新人の安江綾子氏がそれに続く。

【熊本選挙区】
自民現職の松村祥史氏が先行し、立憲新人の出口慎太郎氏が追う。

【大分選挙区】
自民新人の古庄玄知氏と国民現職の足立信也氏が大激戦を繰り広げている。共産新人の山下魁氏は浸透に課題が残る。

【宮崎選挙区】
自民現職の松下新平氏が一歩リードし、立憲新人の黒田奈々氏が猛追している。国民新人の黒木章光氏、共産新人の白江好友氏が追い上げを図る。

【鹿児島選挙区】
自民現職の野村哲郎氏が先行し、立憲新人の柳誠子氏が追う。

【沖縄選挙区】
無所属現職の伊波洋一氏と自民新人の古謝玄太氏が横一線で激しく争う。

調査の概要
調査は6月17日から21日にかけて、無作為に発生させた電話番号に架電するRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で実施し、全国45選挙区で計27,254人から回答を得た。この調査データをもとに、態度未定者の動向を予測するモデルで想定得票率などを算出した。その結果を加味して、現時点における全ての選挙区の情勢分析をまとめた。

米重克洋

1073チバQ:2022/06/22(水) 09:49:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/e717c6040bcaab0403730a8025b61ac2fce13560
上田清司氏、後継知事の大野氏と微妙な距離感 参院選埼玉選挙区
6/21(火) 22:05配信


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産経新聞
街頭で政策を訴える参院選埼玉選挙区の立候補予定者=21日午後、さいたま市浦和区(星直人撮影)

参院選埼玉選挙区(改選数4)に立候補を予定する無所属現職で元埼玉県知事の上田清司氏(74)と、事実上の後継者として知事に就いた大野元裕氏の間に微妙な距離感が生じている。大野氏は「上田路線継承」を掲げて令和元年に初当選し、県政運営の手腕にも定評がある。上田氏はその全面支援を期待するが、大野氏は、上田氏だけでなく他の与野党候補も手広く応援する構えだ。

参院選公示を翌日に控えた21日、上田氏はさいたま市内で開かれた県議の県政報告会で、知事4期の実績を前面に押し出してあいさつに臨んだ。

「前知事だ。大野知事と入れ替わりのような形で参院議員になった」

4選を果たした平成27年の知事選で上田氏は89万1822票を獲得し、次点の候補を50万票以上引き離す圧勝を果たした。知事を退いた今も県内に強い影響力を持ち、約2万人の後援会組織が支持拡大に動く。

ただ、その威光が参院選で通用するかは見通せない。上田氏はあいさつで、参院選の勝敗が「政党支持率で決まってくる」と述べ、無所属出馬のマイナス面に言及した。その上で県議の支援者たちに対し組織力強化への協力を求めた。

知事選と異なり、参院選は多くの候補が競り合う構図となるため、埋没して思うように票が伸びないという展開も予想される。苦境に立つ上田氏が「応援団」として期待するのが大野氏だ。新型コロナウイルス対応などで存在感を示す大野氏が全面支援すれば、集票力向上につながることは間違いない。

ところが、大野氏周辺によると、参院選で応援すると決めているのは「自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党に関連する候補」。自民党現職の関口昌一氏(69)、公明党現職の西田実仁氏(59)、立憲民主党新人の高木真理氏(54)、そして国民民主党が推薦する上田氏だ。県政運営などで与野党に「お世話になった」(周辺)ことを勘案したという。

大野氏は来年8月末に知事の任期満了を迎える。参院選での「全方位外交」には、再選出馬のための環境整備という狙いもあるのかもしれない。(中村智隆)



■立候補予定者(4―15)
関口昌一69 党参院会長 自現
高木真理54 元県議 立新
西田実仁59 党参院会長 公現【自】
加来武宜41 弁護士 維新
梅村早江子57 元衆院議員 共新
西美友加50 弁護士 れ新
河合悠祐41 派遣会社役員 N新
小林宏49 建設業 N新
宮川直輝49 建設会社役員 N新
池高生53 IT会社役員 N新
湊侑子39 幸福党県役員 諸新
坂上仁志60 経営コンサル 諸新
堀切笹美47 不動産業 諸新
上田清司74 元知事 無現【国】
高橋易資65 不動産業 無新

1074チバQ:2022/06/22(水) 09:51:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5870eb4942d14fb8aa5ccba18a4768f19bbb12e
山形・吉村美栄子知事、国民の舟山康江氏支援を表明 自民に配慮も
6/21(火) 17:53配信

産経新聞
参院選では「舟山氏を支援したい」と述べる吉村美栄子山形県知事=21日、山形県庁(柏崎幸三撮影)

山形県の吉村美栄子知事は21日、県議会閉会後に報道陣の取材に応じ、22日公示の参院選の山形選挙区(改選数1)について、「長いことご支援いただいた舟山康江さん。恩返しをする意味からも支援していきたい。何をするかは今後考えたい」と述べ、国民民主党現職の舟山氏(56)を支援する考えを示した。

その上で、「(県は)中央政府と同じ方向を向いていかないといけない」と自民党との関係にも配慮をにじませた。知事は、県議会開会中は自身の立場を表明しないとして、参院選でだれを支援するかは明らかにしてこなかった。

参院選の争点などを問われ知事は「生活者の目線で物価高を痛感している。県議会でも生活支援、産業支援の予算を組み入れた」と指摘した。その上で「食料の安全保障面から自給率の向上が大切。ぜひ、この点に取り組んでほしい」と注文を付けた。

山形選挙区では、自民党新人の大内理加氏(59)、共産党新人の石川渉氏(48)、NHK党新人の小泉明氏(51)、

政治団体「参政党」新人の黒木明氏(48)も立候補を予定している。

1075チバQ:2022/06/22(水) 10:09:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcc3178b22e1a3bbeb7f7c4b5b298e22e188352f
「ごぼうの党」が参院選届け出 比例代表に11人立候補
6/22(水) 9:50配信

毎日新聞
ツイッターのごぼうの党公式アカウントから

 第26回参院選が22日公示され、政治団体「ごぼうの党」が比例代表に11人の立候補を届け出た。代表者は、会社経営、奥野卓志氏。奥野氏も立候補した。

 俳優の山田孝之さんや歌手で俳優のGACKTさん、人気ロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカルのTakaさんらが賛同しているとされ、注目を集めていた。

 団体のホームページによると、「ただシンプルに笑顔と喜びを守る。文化、エンターテイメント、アスリート、食の安全を守る」との理念を掲げる。田村重信・元自民党政務調査会審議役や日本政策学校の上田博和理事長らが公式アドバイザー、格闘家の朝倉未来氏がスポーツアドバイザー、元ホテルオークラ料理長の牧野昭二氏が食アドバイザーを務める。

 団体名の「ごぼう」については「根菜のゴボウは可食部が1メートルあります。深いところまで実(意味)がある。生薬として毒素(膿=うみ)を出して改善して悪いものをやっつけるそうです」と説明した。

1076チバQ:2022/06/22(水) 13:52:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3d50eb791619d15625cac6fec70ea19556795e8
自民・維新に勢い、切迫感にじむ公明現職 兵庫選挙区
6/22(水) 12:33配信


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産経新聞
街頭演説で候補者たちに声援を送る有権者ら=22日午前、神戸市中央区(南雲都撮影)

参院選は22日公示を迎え、自民、公明、日本維新の会の現職3人に、新人10人が挑む構図となった兵庫選挙区(改選数3)。県内で固い地盤を誇る自民、勢力を伸ばす維新の間で切迫感をにじませるのが公明だ。

【アンケート結果】各政党の支持率と比例投票先の割合

「情勢は厳しく、圏外にはじき飛ばされている。だが、絶対に負けるわけにはいかない」。公明現職の伊藤孝江氏(54)は午前9時半すぎ、神戸市中央区の事務所で開かれた出陣式で、そう声を張り上げた。

6年前の参院選から、改選数が1増の3となった同選挙区。このとき、兵庫での24年ぶりの議席獲得を目指し、公明が新人として擁立したのが伊藤氏だった。

支持母体・創価学会の組織力に加え、当時の安倍晋三首相をはじめ自民幹部が相次いで応援に入り、2位で初当選。公明は3年前の参院選でも新人が当選し、県内の参院の議席を自民、維新と分け合ってきた。

しかし今回は「各種調査でも自民、維新、立憲民主党に次ぐ4番手」(陣営幹部)と危機感は強い。広い県内では自民が農村部などに幅広く地盤を抱え、維新も拠点の大阪に近い阪神間を中心に勢力を伸長している。昨年の衆院選の比例票では公明は維新、自民、立民に続く4位で約30万票。参院選の当選ラインとみる50万票に届かせるには、自民との協力態勢の強化が不可欠な状況だ。

ただ、自民現職で文部科学相の末松信介氏(66)の陣営関係者も「現職閣僚としてトップ当選は譲れない」。末松氏はこの日、神戸・元町で「子供は国の宝。将来に向け種をまくためにも教育の改革に全力を注ぎたい」と訴えた。

維新現職の片山大介氏(55)も神戸・三宮で「ようやく兵庫にも維新の訴えが根付いてきた。兵庫から関西の魅力を発信していきたい」と実績をアピールした。

一方、立民の新人、相崎佐和子氏(49)は神戸・元町で地元選出の国会議員らとともに「私たちの声を国に届け、かなえる」と支持を呼び掛けた。

兵庫選挙区では他に共産の小村潤氏(46)や、いずれもNHK党の速水肇氏(37)、山崎藍子氏(37)、中曽千鶴子氏(60)ら新人も議席獲得を目指している。

1077チバQ:2022/06/22(水) 17:33:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/5103a27fabdcbc88b51d707c36bce64a5c740b37
政党別の「獲得議席」最新情勢 自民党1人区で「27勝5敗」  左派政党の苦戦浮き彫りに 選挙プランナー松田馨氏が解説
6/22(水) 17:00配信


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夕刊フジ
選挙本番に向けて与野党党首が討論会で激突した。(左から)社民党の福島瑞穂党首、国民民主党の玉木雄一郎代表、日本維新の会の松井一郎代表、立憲民主党の泉健太代表、自民党総裁の岸田文雄首相、公明党の山口那津男代表、共産党の志位和夫委員長、れいわ新選組の山本太郎代表、NHK党の立花孝志党首=21日、東京都千代田区の日本記者クラブ

【2022年夏・参院選】

第26回参院選は22日公示され、7月10日の投開票に向けて18日間の選挙戦に突入した。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、日本を取り巻く安全保障環境は激変した。21日のニューヨーク外国為替市場の円相場は一時、1ドル=136円台後半まで急落するなど、約24年ぶりの円安ドル高水準を更新した。「円安・物価高のダブルパンチ」は国民生活や企業活動を蝕(むしば)んでいる。岸田文雄首相(自民党総裁)による政権運営に、有権者はどのような審判を下すのか。泉健太代表の立憲民主党や、松井一郎代表の日本維新の会などの野党各党は支持を集められるか。夕刊フジは、選挙分析に定評のある選挙プランナーの松田馨氏に序盤の情勢分析を依頼した。「7・10参院選」の現状が明らかになった。

【アンケート結果】各政党の支持率と比例投票先の割合

「現時点では、全体として盛り上がりに欠ける。自民、公明与党が優位に戦いを進める一方、立憲民主党など左派政党の苦戦が続いている」

松田氏は指摘した。

注目の獲得議席予測は、松田氏が世論調査や過去のデータ、最新情勢を分析して算出した。自公与党が75議席を得て圧勝するとの見通しだ。

自民党は「選挙区43、比例18」の計61議席で、非改選を含め6議席増の116議席に伸ばす。中でも、改選定数1の「1人区」では、32選挙区のうち27勝5敗と大きく勝ち越すとした。比例では、さらなる上積みの可能性があるという。山口那津男代表の公明党も計14議席と堅調が予測される。

背景には「野党共闘」の不調がある。

過去の参院選で、立憲民主党と、共産党(志位和夫委員長)、国民民主党(玉木雄一郎代表)、社民党(福島瑞穂党首)、れいわ新選組(山本太郎代表)など野党側は1人区の一本化に成功し、2016年に11勝、19年は10勝と健闘した。

だが今回、ウクライナの惨状を踏まえた、安全保障や憲法改正をめぐる政策・主張の違いなどから野党の溝が深まり、「左派野党の分断につながった」(松田氏)という。

松田氏が与党敗北と分析した1人区は、青森、岩手、山形、長野、沖縄の5選挙区。山形では、自民党の候補者擁立に混乱があった。沖縄では、かつての盛り上がりはないが「オール沖縄」勢力に軍配を上げた。

昨年10月の発足後、高支持率を保つ岸田政権だが、陰りも見える。

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が18、19両日に行った合同世論調査で、支持率は63・7%と5月調査から5・2ポイント下落した。国民生活に直結する「円安・物価高」の影響が大きいようだ。

参院選公示に合わせるように、ニューヨーク外国為替市場の円相場は21日夕(日本時間22日未明)、1ドル=136円台後半まで急落し、1998年以来、約24年ぶりの円安水準をつけた。

1078チバQ:2022/06/22(水) 17:33:46

98年といえば、人気の高かった橋本龍太郎首相が7月の参院選で「予想外の大敗」を喫して、退陣した年である。恒久減税をめぐって、選挙中に橋本氏の発言が二転三転したことが原因とされる。

共同通信の最新世論調査(6月11〜13日実施)では、物価高への岸田首相の対応について、「評価しない」が64・1%、「評価する」が28・1%だった。

だが、左派野党は「消費税減税」「ガソリン減税」などを掲げるだけで、岸田政権を攻め切れていない。今回の議席予測でも、立憲民主党は選挙区と比例で2議席減の計21議席、共産党も2議席減の計4議席、福島氏が改選の社民党は勢力ゼロの予測となるなど、厳しい情勢だ。

松田氏は「本来、自由に発言できる野党は論戦では有利だが、有権者がウクライナの過酷な現実を見て目覚めた。安全保障、経済、社会保障など、あらゆる分野で実現可能性のある主張や説明がないと説得力がない」と語る。

同じ野党でも、大阪での改革実績がある日本維新の会は6議席増の計12議席と躍進が予想される。比例代表で立憲民主党と伯仲し、野党第一党をめぐる争いに注目が集まる。

松田氏は「投票率が伸び悩めば、比例代表で1議席獲得に必要な票数のハードルも下がる。情勢によって、参政党やNHK党なども議席獲得の可能性が広がる」と分析する。

参院の定数は248議席で、過半数は125議席。3年ごとに定数の半数を改選する。自民、公明与党は今回計56議席を獲得すれば、「非改選」を合わせて過半数となる。自民党は70議席を獲得すれば、単独で125議席の過半数となる。

憲法改正に前向きな勢力が、改憲発議に必要な3分の2以上の議席(非改選を含め166議席)以上を獲得できるかどうかも焦点だ。

1079チバQ:2022/06/22(水) 17:58:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/2130aa330a191285e34486dad51ccc28f80a3ebd
自民・浅尾慶一郎、スタッフの給与未払いトラブル 元従業員のシングルマザーを一方的に解雇
6/22(水) 11:32配信

デイリー新潮
「彼に国会議員の適性があるとは思えない」
浅尾慶一郎元議員

 今回の参院選に神奈川選挙区で自民党から出馬し、同じ自民の三原じゅん子議員を猛追中の浅尾慶一郎元議員(58)。その浅尾氏はいま、元従業員の女性から労働審判を申し立てられていた。



 ***

 東大、興銀出身のエリートである浅尾氏は、衆院3期に続き、3度目の参院当選を狙っている。そんな氏に対し憤るのは、つい最近まで浅尾氏を支援していた、元後援者である。

「彼は昨秋、事務所で働いていたシングルマザーを一方的に解雇したんです。未払いの給与もあり、女性は困って労働審判手続を申し立てている。経歴こそピカピカですが人の気持ちがわからない男なんですよ」

 そこで、事情を聞くべく、その女性に連絡を取ってみたところ、

「彼に国会議員の適性があるとは思えない。それを知ってほしいと思います」

 と重い口を開き、取材に応じてくれた。

突如解雇し、給与も未払い
 彼女は2人の子の母である50代のシングルマザー。選挙を応援したのをきっかけに浅尾氏から請われ、5年前から鎌倉の事務所で支援者リストのデータ管理、電話・来客応対などに従事するようになったという。多い時は週に50時間ほども勤務し、関係は良好だった。しかし、昨年11月、事務所の資金繰りを理由に、突如「12月25日付でやめてもうらう」と告げられてしまう。

「困って知人に相談したら、解雇理由証明書を発行してもらうようアドバイスされ、11月末に浅尾さんの秘書に依頼した。すると急に“明日から来るな”“あなたのタイムカードはうそばかりだったから”と一方的に言われました」

 こうして弁明の機会を与えられることなく、解雇理由に承服できないまま、彼女は翌12月からの失職を余儀なくされた。しかも、給与も9月から2カ月分に当たるおよそ60万円が支払われず。改めて浅尾氏に説明を求めたが、彼女が勤務時間を虚偽申告していると言い始めた。そこで5月に労働審判を申し立てたのだ。

 今後、勤務実態の事実認定は裁判所に委ねられるが、

「そもそも雇用契約書の類も交わしていませんし、給与も毎月ではなく、2〜3か月に1度の支払いが通例でした」

 という女性の証言通りなら、労働条件を文書で明示すること等を義務付ける労働基準法違反にあたる。当の浅尾事務所に聞くと、

「100万円を上回る賃金の不正受給の事実が判明し、解雇しました」

 と、彼女が不正を働いたと主張。労務管理体制の不備についての回答はなかった。6月23日発売の「週刊新潮」では、きたる参院選候補者たちの“脛のキズ”について特集している。

「週刊新潮」2022年6月30日号 掲載

1080チバQ:2022/06/22(水) 18:43:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a0cc9f2588a626ac6ce6258928eee50ebeee06b
特定枠に11候補者 2019年参院選から導入、優先的に当選
6/22(水) 17:16配信


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毎日新聞
国会議事堂=川田雅浩撮影

 参院選の比例代表で優先的に当選できる「特定枠」の候補者数は、自民党が2人、れいわ新選組が1人、ごぼうの党が8人の計11人となった。

【写真特集】参院選公示 各地の様子

 特定枠は2019年参院選から導入され、今回で2回目。19年は自民、れいわ、諸派の計5候補が使用し、4人が当選した。特定枠の候補者は、得票順に当選が決まる非拘束名簿式の例外として、候補者の得票数にかかわらず上位で扱われる。

 自民は合区の対象となり、選挙区に候補者を出せなくなった鳥取と高知を地盤とする新人2人を特定枠とした。れいわは重度の障害があり車いすを使用している候補者に、ごぼうは比例で擁立した11人中8人にそれぞれ充てた。

 公職選挙法は「候補者の一部の者」に特定枠を使用できるとしている。全員を充てなければ人数に上限はない。【李舜】

1081チバQ:2022/06/22(水) 19:56:30
>>1060

■上位当選予想
長谷川英晴 全国郵便局長会(菅)
青山繁晴  コメンテーター保守系 (無派閥)
片山さつき 不動産政治連盟・商店街政治連盟・石油政治連盟・こども保育政治連盟(参院安倍)
足立敏之  建設業連合会(岸田)
藤木真也  全国農政連(岸田)
山田宏   日本歯科医師連盟 歯科技工士 歯科衛生士(安倍)
自見英子  日本医師連盟(二階・菅)
今井絵理子 SPEED(麻生)

■当選予想
友納理緒  看護連盟  (安倍)
神谷政幸  日本薬剤師連盟 製薬産業 薬業 健康保険
宇都隆史  自衛隊(つばさ会 郷友連盟)(茂木)
山谷えり子 私立幼稚園連合 印刷産業 (記載なし:神道政治連盟)(安倍)
進藤金日子 全国土地改良政治連盟(二階)

■ボーダー
阿達雅志  山口・佐藤信二・元衆院議員の娘婿(菅)
越智俊之  全国商工会青年部連合会 (16落選 19年は当選)
赤松健  ラブひな作者 表現の自由を守る会
河村建一  山口 河村建夫元官房長官の長男 21年衆比例落選
     柔道整復師 花卉生産(二階派)

■下位当選可能性アリ
園田修光  鹿児島 介護福祉 老人保健施設(菅)
小川克巳  日本理学療法士協会(菅)
岩城光英  福島 元参院議員(安倍)
高原朗子  臨床心理士 臨床衛生検査技師 元熊本大学教授
井上義行  保守系(安倍)
水落敏栄  遺族会 (岸田)
木村義雄  香川 19年参院選落選 遊戯産業(森山)
藤末健三  民進比例当選(麻生)
吉岡伸太郎 保育推進連盟 介護事業者 サービスクリエイター
尾立源幸  大阪 元民主参院議員 18年自民比例落選
      公認会計士 税理士 行政書士 相続診断士(二階派)

○その他
英利アルフィヤ 女性枠
有里真穂  女性枠 豊島区議
遠藤奈央子 女性枠
向山淳   女性枠   麻生派系

1082チバQ:2022/06/22(水) 20:21:08
>>1070-1072
■1人区
野党有利 (01):山形
激戦野党前(04):青森○ 岩手○ 長野○ 沖縄○
激戦与党前(04):福島○ 新潟○ 山梨○ 大分 
与党有利 (23):宮城○ 秋田 栃木 群馬 富山 石川 福井 岐阜  
         三重○ 滋賀 奈良 和歌山 鳥取島根 岡山 山口 徳島高知
         香川 愛媛○ 佐賀 長崎 熊本 宮崎 鹿児島

*富山 自民>維新=共産=立憲の予想
○は共産が下げたところ

■2人区
茨城:自民>野党=維新
静岡:自民>平山=山崎=共産
京都:自民=立憲=維新=共産
広島:自民>野党 >維新=共産

■3人区
北海道 自民>立憲=自民=立憲
千葉  自民=自民=立憲 >共産
兵庫  自民=維新>公明=立憲 
福岡  自民=立憲>公明 >維新=共産
■4人区
埼玉  自民>立憲=公明>上田=共産
愛知  自民=立憲>公明=維新=国民=共産
大阪  維新=自民=維新=公明 >共産=立憲

■4人+補充1人
神奈川 自民>自民=公明=立憲(水野)=維新=共産  立憲(寺崎)

■6人区
東京  自民(朝日)=立憲(レンホ)=共産=公明>自民(生稲)>れい>維新>乙武>立憲(松尾)>ファ

1083チバQ:2022/06/22(水) 20:23:46
>>1082
熊本と鹿児島も共産が擁立してなかった
まぁ、どっちでもいいところ

1084名無しさん:2022/06/23(木) 06:14:47
JX通信激戦区
複数区
北海道、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、京都、兵庫、広島、福岡

一人区
青森、岩手、山形、福島、新潟、山梨、長野、大分、沖縄

※横一線
岩手、新潟、山梨、沖縄

※互角
長野

※激戦
青森、山形、福島、大分

1085チバQ:2022/06/23(木) 10:54:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fa69acbb5d57e503e16dc65b295914b7f1cb14b
小沢一郎氏「負けるはずない」 岩手入り、元秘書応援でマイク握る
6/23(木) 6:00配信
 参院選が公示された22日、立憲民主党の小沢一郎衆院議員(比例東北)は岩手選挙区(改選数1)で再選を目指す同党現職の第一声に駆け付けた。昨年の衆院選岩手3区で自民党に土を付けられ、巻き返しに向けた選挙戦初日の岩手入り。元秘書の現職にエールを送り健在ぶりを印象付けた。

 党県連最高顧問の小沢氏は、盛岡市中心部で約200人を前にマイクを握り「皆さんから激励と支援のあいさつをもらった。付け加えることはない」と力強く語った。

 陣営は共産、社民両党や国民民主党支持団体が加わる野党共闘。「これだけのメンバーが集まり、応援して負けるはずがない。もう一度参院に送ってほしい」と支持を呼びかけた。

 「私は小沢先生と約25年間歩んできたが、現職は約35年間一緒に歩んでいる」。小沢氏を師と仰ぐ達増拓也知事も応援に入り、小沢氏を中心とした政治勢力の結束を強調した。

 立民県連にとって、小沢氏の反転攻勢も懸かる参院選は「絶対負けられない戦い」(幹部)。小沢氏は選挙期間中に再び地元入りする見通し。

河北新報

1086チバQ:2022/06/23(木) 17:36:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd6db9d9fdf83735641220a0e41c3d27578b2b8a
野党共闘不発、構図が一変 1人区の与野党対決「11」だけ
6/23(木) 9:57配信
西日本新聞
国会議事堂

 参院選で勝敗を大きく左右する32の改選1人区だが、与野党による事実上の一騎打ちの構図は今回、11選挙区にとどまり、全選挙区で野党統一候補が擁立された2016年、19年の参院選と様相を異にした。政権批判票が分散する背景には、立憲民主党を軸とした従来の選挙共闘が調わなかったことに加え、独自路線を強める日本維新の会が、前回はゼロだった1人区に積極的に進出している戦術もある。



 改選1人区を巡っては、野党がまとまりを欠いた13年参院選は、31選挙区で自民党候補に対し2勝29敗。32選挙区に変わった16年は、当時の民進党などが候補者調整を進め、11勝21敗。立民や国民民主党、共産党、社民党が候補者一本化で連携した19年は10勝22敗と、一定の共闘効果が表れた。

 今回はどうか。与党の自民は前回と同じく、32全ての改選1人区に候補を擁立し、岡山を除いて公明党の推薦を受ける。

 これに対し、野党が1人区で候補を一本化できたのは熊本や鹿児島など11選挙区のみで、内訳は立民6人、共産1人、無所属4人。大分や長崎など残り21選挙区は野党候補が競合し、例えば推薦候補を含め、立民と共産がうち14選挙区で、立民と国民が4選挙区で並び立っている。

 野党第1党の立民は、昨秋の衆院選で「立憲共産党」などとやゆされて失速したことを踏まえて今回、共産との候補者調整を限定した。立民と「兄弟政党」だった国民は、22年度当初予算と補正予算に賛成して与党化路線にかじを切り、選挙共闘の機運は高まらず。また、本格的な「全国政党化」を狙う維新が、8選挙区に公認候補を立てる攻勢をかけ、混戦の度合いは増している。

 改選2〜6人の13選挙区を見ると、自民は全選挙区で候補を立て、うち4選挙区では候補2人態勢。公明は福岡など7選挙区に擁立し、自民と競う。野党は立民が10選挙区、維新は大阪など11選挙区、国民は6選挙区、共産は13選挙区。

 比例代表(改選数50)と合わせた議席獲得目標に関しては、自民、公明両党は非改選議席を含めて参院全体の過半数に達する計56議席に設定。立民は「野党勢力で改選過半数(63議席)」を、維新は改選の倍となる12議席以上を目指す。国民は改選の7選挙区の維持を、共産は比例の5議席確保などを目標とする。社民は2議席と、政党要件維持を懸けて比例得票率2%に注力する。

 (大坪拓也)

西日本新聞

1087チバQ:2022/06/23(木) 18:40:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c4eb9d7a20517f1ef2f5a26c8a3eddd8e1e58c8
参院選 宮城選挙区に秘めたそれぞれの思惑 自民は3年後の連勝 立民は野党の大同団結
6/23(木) 13:48配信

産経新聞
参院選の候補者の演説に耳を傾ける人々=22日午前、仙台市青葉区(奥原慎平撮影)

参院選(7月10日投開票)が22日公示された。候補者5人が1議席を争う宮城選挙区は自民党現職と立憲民主党新人の対決が軸となっている。両陣営は候補者の当選を至上命令としながら、選挙後に照準を合わせた思惑も秘める。自民県連幹部は、次期参院選の内定者の知名度向上を並行させ、連勝を期す。立民県連の安住淳代表は次の衆院選を見据え、国会で溝が深まる野党の大同団結を図るための素地を作ろうとしている。

「しっかりとした陣立てができた。しかし、選挙は勝たねばならない」

22日朝、自民現職の第一声の場となった県庁前広場。必勝コールの音頭を取った県議の石川光次郎氏はこう声を張り上げた。

石川氏は無念を押し殺し、陣営の結束を働きかけてきた。

石川氏を巡っては、県連が昨年12月、参院選の公認を党本部に求める方針を決めた。ただ、現職も出馬の意向だった。共倒れを回避するため、党本部は4月の情勢調査で出馬の順番を決めるとし、結果、県連が後押しした石川氏は3年後に回ることになった。

現職は当時無所属で自民県連との関係が薄い。4月まで県連側と競っていた経緯もあり、県連には冷ややかな声も漏れていた。

情勢調査で敗れた石川氏は、現職と二人三脚の〝ニコイチ〟となって各地の会合を回る。「私の選挙だと思い、現職を支援してほしい」と党の決定に理解を求めている。

西村明宏県連会長が石川氏に対し、現職のサポートを依頼しており、西村氏は周囲に「石川氏が頭を下げないと、県連はまとまらない状況だった」と振り返る。

石川氏は県議当選5回。県連幹事長や県議会議長を歴任した。

一方で、全県的な知名度に欠く。県連には、石川氏が現職と県内各地の演説会場を回ることで、3年後の候補としての顔と名前を広め、自民の連勝につなげたい思惑もある。4月の情勢調査に向け、各地に掲示された石川氏と県選出国会議員らの2連ポスターは3年後まで撤去しない方針だという。

石川氏に誰よりも感謝しているのが現職だ。第一声の冒頭、切り出したのは石川氏への思いだった。

「石川氏が訴えてくれたからこそ、自民として一つにまとまれた。この選挙は3年後に石川氏が当選して完結する。そのために何としても勝利する」

1088チバQ:2022/06/23(木) 18:40:46


立憲民主新人が22日に仙台市内で第一声を終えた直後。安住氏は記者団にヤレヤレといった表情で、こう語っていた。

「中央の政治状況が状況なだけに、宮城でどう態勢を構築するか。相当なエネルギーを使ったよ」

「中央」では国会対応を巡る野党の足並みが乱れ、平成27年成立の安全保障関連法案への反対運動に端を発した野党共闘にきしみが生じている。

先の国会で立民が提出した岸田文雄内閣への不信任決議案に共産党と社民党は賛成したが、日本維新の会に加え、国民民主党も反対に回った。れいわ新選組は欠席した。

立民と共産も距離が広がる。昨年10月の衆院選に合わせ、両党が合意した政権構想の枠組み「限定的な閣外からの協力」について、昨年11月に就任した立民の泉健太代表は「白紙」の立場を貫いている。

安住氏は宮城選挙区で、共産と政策協定こそ結ばなかったが、全面協力を得ている。中央の情勢が動くたびに、共産の地元幹部には経緯を説明し、信頼関係を維持しているためだ。

今回、国民民主は参院選で他党の所属議員に推薦は出さない方針。このため、安住氏は立民、国民民主の両党を支持する連合宮城に仲介を頼み、国民民主県連の支援を取り付けた。

安住氏は次期衆院選で、こうした「方式」を全国展開し、政権に対峙(たいじ)する大同団結を目指している。

立民や国民、連合などの地元組織が野党連携の枠組みを作る地域は山形や福島などにもある。一方、安住氏は野党連携の構想を描き、仕掛けられる数少ない野党議員と目され、立民幹部職員は「野党結集推進の絵を描ける人は安住氏以外にいない。うちは大局的に考えられる議員が少ない」と〝自虐的〟に解説した。

国民民主の参院選の結果次第で、岸田文雄政権と足並みを合わせつつある方針に連合が離反しかねない。日本維新の会も来春とされる松井一郎代表の政界引退後はスタンスが変わる可能性はゼロではない。なにより旧民主党出身者も少なくない─

安住氏は産経新聞の取材に、こうした情勢を説明した上で、こうつぶやく。

「維新から共産、れいわを含めて‥はあり得ないだろうが、一本化したら、自公は相当苦しい。それをいう位までやらないと、自民の壁を超えるのは容易ではない」

安住氏は無所属議員とも参院選を通じ、足並みをそろえようとしている。

今月18日、立民新人が仙台市で開いた決起集会には、水戸市を地盤とする無所属の福島伸享衆院議員が駆けつけていた。旧民進党出身で、国対で当時、安住氏と働いた緑で招かれたという。

「提案型野党がいいなんて、全く思わない。われわれは何のために国会にいるのか。野党政治家の役割は政権を奪い取るためだ」

福島氏は昨秋の衆院選で約4年ぶりに国政に復帰したが、野党連携のちょうつがい役になろうと政党には入らず、衆院会派「有志の会」で活動する。福島氏も宮城に招いた安住氏の意図を理解しているといい、周囲にこう語る。

「現状で野党再編はチマチマやっても無理。立民が代表選を繰り返しても小さくなるだけ。大胆にやらないと意味がない。維新にまで手を突っ込むことができるのは安住氏だけだ」

安住氏の〝策謀〟を成就させる上での第一関門は7月10日に控えている。(奥原慎平)

参院選2022 宮城選挙区の候補者一覧

1089チバQ:2022/06/23(木) 18:41:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/f40952dc9e05a141e37e2e6337f9a39441daafd4
自民、主戦場1人区に注力 物価高批判、安保で対抗 比例「野党第1党」も焦点【22参院選】
6/23(木) 7:06配信


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時事通信
参院選が公示され、福島産の果物や野菜を背に演説する岸田文雄首相=22日、福島市

 参院選が公示され、18日間の選挙戦が始まった。

 政権の安定が懸かる自民党は岸田文雄首相(党総裁)と4役を、全体の勝敗を決する「1人区」に投入。物価高騰が国民生活を直撃し、政府批判の声が高まる事態に懸念が出る中、安全保障への取り組みをアピールして支持を訴える。野党側は共闘が事実上崩壊。立憲民主党と日本維新の会による比例代表での改選第1党争いが焦点となっている。

 ◇チャンス
 22日午前、福島市郊外にある青果物直売所の駐車場。第一声に臨んだ首相は「政治の安定を得て未来を切り開く」と力を込めた。福島での総裁遊説スタートは自民党の定番。復興が道半ばの福島を重視する姿勢を見せることで、苦境にある国民に寄り添う方針を示す意図が透ける。

 この日、首相は岩手、宮城でも街頭演説。茂木敏充幹事長は三重、高市早苗政調会長は長崎から遊説を始めた。いずれも32ある改選数1の1人区だ。

 複数区や比例は獲得議席に比較的差がつきにくいというのが一般的な見方。自民党は2013年参院選の1人区で29勝したが、野党候補が一本化された16年は21勝、19年は22勝にとどまった。今回、一騎打ちは11だけ。党関係者は「チャンスだ」と語った。

 ◇危機感
 首相は第一声で物価高をめぐり「ロシアのウクライナ侵略によって世界規模で引き起こされている。有事の価格高騰だ」と指摘。安全保障に関し、「国民の命や暮らし、平和を守るには一国では十分でない。首脳外交を進める」と語った。

 報道各社の世論調査で6月の内閣支持率は軒並み下落に転じた。政府の物価対策への評価が低く、野党は「岸田インフレ」として照準を絞る。首相は公示前日の21日に物価や賃金に関する政府対策本部を初開催し、支援策を発表した。第一声でロシアの侵攻に言及して「外的要因」を強調したのは、危機感の裏返しだ。

 首相は近く、先進7カ国首脳会議(G7サミット)と北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するためドイツとスペインを訪問する。いずれもウクライナ情勢が主なテーマで、NATO首脳会議参加は歴代首相で初めてだ。

 外遊期間は5〜6日間の方向。選挙期間の約3分の1にわたり国内を空ければ、首相がてこ入れできる選挙区はそれだけ限られる。だが、ウクライナ危機は中国による近年の威圧的行動と結び付き、国民の間には東アジア波及への不安が広がる。自民党幹部は「報道が首相の言動に集中すれば選挙にプラスだ」との見方を示した。

 ◇本格野党
 「『岸田インフレ』と訴えたら、政府は対策本部をつくった。言わなかったらやらなかった」。立民の泉健太代表は22日、青森市内の街頭演説で自らの「成果」を誇示。この後、維新が比例で野党第1党を目指していることについて記者団に問われ、「自民党とがっぷり四つに組む本格野党は立民だ」と語気を強めた。

 旧民主党の中でもリベラル寄りの勢力が立民の中心だ。これに対して維新は保守陣営に位置付けられる。維新の発言力が増せば、憲法改正論議を含め国会の風景は変わりそうだ。

 立民を取り巻く状況は容易ではない。昨年の衆院選では共産党との共闘を自民党に攻撃されて敗北。その反省から今回は共産党と一定の距離を置いたため、10の1人区で競合することになった。

 一方の維新は昨秋の衆院選の躍進を追い風に、今回の参院選を全国政党化の足掛かりとしたい考え。松井一郎代表は本拠地・大阪市の繁華街で演説し、夏に予想される電力不足に関して「立民はいまだ原発再稼働に反対と言っている」と批判した。

1090チバQ:2022/06/24(金) 08:00:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/268d58539320b905f38072b8b2d16b23c8e3b370
若林氏先行、平山氏続く 山崎、鈴木氏追う【参院選しずおか】
6/24(金) 5:44配信


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あなたの静岡新聞
 静岡新聞社は23日、共同通信社の参院選電話世論調査に県内各地の取材を加味し、静岡選挙区の序盤情勢を探った。自民党新人の若林洋平氏(50)=公明推薦=が先行し、2議席目を無所属現職の平山佐知子氏(51)がうかがう展開で、無所属現職の山崎真之輔氏(40)=国民推薦=と共産党新人の鈴木千佳氏(51)が追う。諸派新人の山本貴史氏(52)、NHK党新人の舟橋夢人氏(56)と堀川圭輔氏(48)、無所属新人の船川淳志氏(65)は支持が広がっていない。投票先を決めていない人が3割ほどいて、終盤に向けて情勢が変化する可能性がある。

 若林氏は自民支持層の6割、公明支持層の5割を固め、全県で優位に立つ。幅広い年齢層に浸透し、無党派層からも一定の支持を得る。昨年10月の補欠選挙で敗退後、課題の知名度不足を地道な活動で解消しつつある。終盤で逆転された補選の経験から陣営は緩みを警戒し、引き締めを図る。

 再選を目指す平山氏は元キャスターの知名度もあり、無党派層に支持を広げる。候補者を擁立していない立憲民主党、日本維新の会の支持層にも食い込む。目立った組織的支援がない中、勝手連的な動きが各地であり、特に県中部、地元の中東遠で強さを見せる。

 山崎氏は65万票を獲得した補選の勢いが見られない。推薦を受けた国民民主党の支持は3割程度にとどまり、補選では9割の支持を集めた立民の支持も2割程度と広がりを欠く。推薦は見送った立民の国会議員が応援に入り、てこ入れを図っている。

 鈴木氏は共産支持層の8割を固め、立民からも2割程度の支持を得る。女性からの一定の支持もあり、県中部で勢いがある。自公政権の批判票の受け皿になっている格好で、課題である無党派層への浸透に力を入れる。

 山本氏はネットを主戦場に政治団体「参政党」の普及に力を入れる。舟橋氏と堀川氏はN党支持者以外に広がりを欠く。公示直前に出馬表明した船川氏は出遅れている。



 ■静岡選挙区立候補者(届け出順 敬称略)

 舟橋夢人(56)N新(IT会社社員)

 鈴木千佳(51)共新(党県女性・子育て部長)

 山本貴史(52)諸新(元県議)

 山崎真之輔(40)無現①[国](元県議)

 若林洋平(50)自新[公](元御殿場市長)

 平山佐知子(51)無現①(フリーアナウンサー)

 堀川圭輔(48)N新(食品販売会社社員)

 船川淳志(65)無新(経営コンサルタント会社社長)

 ※[囲み]の政党は推薦 

静岡新聞社

1091チバQ:2022/06/24(金) 08:00:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/041f0d9148f9dbedebf51e41ec4a6841e6ebcf08
伊波氏やや先行 古謝氏追う 沖縄選挙区序盤情勢 投票先2割未定
6/24(金) 6:14配信
琉球新報
(写真:琉球新報社)

 琉球新報社は23日、共同通信社が実施した第26回参院選の序盤情勢調査に本紙の取材を加味し、沖縄選挙区の情勢を分析した。それによると「オール沖縄」勢力が支援する無所属現職の伊波洋一氏(70)がやや先行し、自民新人の古謝玄太氏(38)=公明推薦=が追う展開となっている。NHK党新人の山本圭氏(42)、参政党新人の河野禎史氏(48)、幸福実現党新人の金城竜郎氏(58)は支持が広がっていない。

 ただ、約2割が投票先を決めておらず、終盤にかけて情勢が大きく変化する可能性もある。特に無党派層は4割超が投票先を決めておらず、無党派層の動向が当落に大きく影響しそうだ。

 伊波氏は立民支持層の8割近くと共産、社民支持層の9割を固めた。れいわ支持層の7割も支持し、無党派層の4割に浸透する。

 古謝氏は自民支持層の8割近くを固め、公明支持層の約7割の支持を得る。無党派層の支持が伸びておらず、課題となりそうだ。

 参院選への関心を聞く質問では「大いに関心がある」「ある程度関心がある」との回答を合わせて88・2%、「あまり関心がない」「まったく関心がない」が計10・5%だった。
 (’22参院選取材班)

琉球新報社

1092チバQ:2022/06/24(金) 08:01:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/08225ccb8cf1830c2709fb42d5f92ecead6dbac6
参院選 茨城県内序盤情勢 加藤氏、安定の戦い
6/24(金) 7:00配信
茨城新聞クロスアイ
■堂込、佐々木、大内氏競る

7月10日投開票の第26回参院選で、茨城新聞社は共同通信社の世論調査(22、23日)に独自取材を加味し、茨城選挙区(改選数2)の序盤情勢を探った。自民新人の加藤明良氏(54)=公明推薦=は保守層を固めて安定した戦い。続いて、立民と国民が推薦する無所属の堂込麻紀子氏(46)、日本維新の会の佐々木里加氏(55)、共産の大内久美子氏(72)の3新人が激しく競り合っている。無党派層の6割が投票先を決めておらず、情勢が変わる可能性がある。

加藤氏は自民支持層の6割強を固めた。推薦を受けた公明支持層の5割強に浸透。無党派層からも一定の支持を得る。年代別では20、70代で約4割を得るなど全世代で最多の支持を受ける。性別、地域も偏りなく幅広く支持を集める。

連合茨城役員の堂込氏は支援を受ける立民支持層の2割、国民支持層の3割強にとどまっている。年代別では40代、性別では男性の支持を多く集める。

佐々木氏は維新支持層の6割強を集めたほか、国民、立民、自民の各支持層からも一定の支持を得ている。地域別では地元の県南地域、性別では男性支持が多い。

大内氏は共産支持層の9割強を固め、立民支持層なども集める。無党派層からも一定の支持を得て、性別では女性からの支持が加藤氏に次いで高い。

ほかの4氏は苦しい戦い。政治団体「参政党」新人の菊池政也氏(37)は無党派層から一定の支持。いずれもN党新人の丹羽茂之氏(30)と村田大地氏(45)はN党支持層の支持を受ける。無所属新人の仲村渠哲勝氏(80)は独自の戦い。

比例代表の投票先はトップの自民が33・5%と他党を大きく引き離し、立民が13・8%と続く。ほかは、維新8・1%、共産7・3%、公明7・2%、国民4・3%、れいわ新撰組3・0%、NHK党2・1%、政治団体「参政党」2・1%、社民1・0%など。16・8%がまだ態度を決めていない。

▽調査の方法=全国の有権者を対象に22、23両日、固定、携帯電話にコンピューターで無作為に発生させた番号をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。コンピューターで電話をかける自動音声応答通話(オートコール)方式を採用。携帯電話にも電話し、同意した人にショートメッセージサービス(SMS)を使い質問に答えてもらった。1選挙区当たり固定電話と携帯電話で最少でも計600サンプルを目標にし、全45選挙区で計3万8708件の回答を得た。このうち茨城選挙区では904件の回答を得た。

茨城新聞社

1093チバQ:2022/06/24(金) 08:27:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/427bccbf68982e0f3d5ed4c377ab0d424f82ff65
自公、改選過半数上回る勢い、維新は倍増視野 朝日序盤情勢調査
6/23(木) 22:30配信

朝日新聞デジタル
参議院の採決

 7月10日投開票の参院選について、朝日新聞社は22、23日、全国の有権者を対象に電話とインターネットによる情勢調査を行い、取材で得た情報も加え、序盤情勢を探った。現時点では、自民、公明の与党は改選過半数(63議席)に達し、非改選を含めた定数の過半数(125議席)を上回る勢い。選挙戦を左右する1人区で野党はふるわず、立憲民主が改選23議席を割り込む可能性がある一方、日本維新の会は改選6議席の倍増も視野に入る。


 【電話調査の方法】 コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で、22、23の両日に全国の有権者を対象に調査した。固定は有権者がいると判明した9089世帯から5012人(回答率55%)、携帯は有権者につながった1万1897件のうち5274人(同44%)、計1万286人の有効回答を得た。

 【インターネット調査の方法】 22、23の両日、インターネット調査会社4社に委託して実施した。各社の登録モニターのうち、全国47都道府県の有権者を対象に調査した。全国で計8万549件の有効回答を得た。

 調査時点で投票態度を明らかにしていない人が選挙区で5割、比例区で4割おり、情勢が今後大きく変わる可能性もある。

 自民、公明に、憲法改正に前向きな維新や国民民主を合わせると、改憲の国会発議に必要な3分の2(166議席)に迫る。

1094チバQ:2022/06/24(金) 08:42:07
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202206/0015411626.shtml
2022/6/24 05:30神戸新聞NEXT

参院選兵庫選挙区 維新、自民が先行 公明、立民、共産が激しく競り合う

 共同通信社の電話情勢調査(22、23日)によると、13人が争う兵庫選挙区(改選数3)では、維新現職の片山大介氏(55)と自民現職の末松信介氏(66)が先行し、公明現職の伊藤孝江氏(54)、立民新人の相崎佐和子氏(49)、共産新人の小村潤氏(46)が激しく競り合いながら追う。投票する候補者を決めていない有権者が3割を超え、7月10日の投開票に向け情勢が変わる可能性もある。

 兵庫県内の有権者を対象に選挙区での投票先などを尋ね、約千人が回答した。

 リードする2人は、いずれも高年層を中心に幅広い世代に浸透する。片山氏は全候補中、30代と40代の支持が最も多く、末松氏は20代からも多く集める。伊藤氏と相崎氏、小村氏はそれぞれ所属政党の支持層をまとめつつある。支持政党のない無党派層は、6割超が投票先をまだ決めていないとした。

 政党支持率は自民がトップの32・7%。次いで、維新20・8%▽立民8・0%▽公明7・2%▽共産5・7%▽れいわ2・0%▽国民1・4%▽N党0・8%▽社民0・7%-などと続いた。支持政党なしは16・0%だった。

(田中陽一)

1095チバQ:2022/06/24(金) 10:33:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/3087decfd741c257c318d1439901b303aab205f5
参院選宮城・序盤情勢 桜井氏先行、小畑氏追う 無党派層の5割態度未定
6/24(金) 6:00配信


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河北新報
 7月10日投開票の参院選で、河北新報社は23日、共同通信社による電話情勢調査に基づき、本社取材網の分析を加味して宮城選挙区(改選数1)の序盤情勢を探った。5選を狙う自民党現職の桜井充氏(66)が先行し、立憲民主党新人の小畑仁子氏(44)が追う。鍵を握る無党派層の5割強が投票先を決めておらず、終盤に向けて情勢が変わる可能性がある。

 6年前、野党統一候補だった桜井氏は自民、公明両党支持層の7割超を固め、日本維新の会支持層からも2割を取り込む。4期24年の実績や知名度を武器に全域に浸透。県内35市町村長のうち32人による「首長の会」の支援も取り付けた。

 小畑氏は立民支持層の8割、共産党支持層の6割を固め、無党派層は5候補で最も多い2割の支持を得る。党本部は泉健太代表ら幹部を大票田の仙台市に投入して追い上げを図る。

 「第三極」を掲げる維新新人の平井みどり氏(67)は支持拡大に懸命だ。

【立候補者の略歴】=届け出順

ローレンス 綾子(ろーれんす・あやこ)52歳 諸派・新 参政党支部長、牧師、茨城県、米オレゴン州立大

桜井 充(さくらい・みつる)66歳 自民・現④=公明推薦 医師(厚労副大臣、財務副大臣)仙台市、東北大院

小畑 仁子(おばた・きみこ)44歳 立民・新 看護師(県議①)埼玉県、東京都立豊島看護専門学校

平井 みどり(ひらい・みどり)67歳 維新・新 党県組織副代表(仙台市議①)仙台市、武蔵野音楽大短期大学部

中江 友哉(なかえ・ともや)30歳 N党・新 政治団体役員(会社員)東京都、東洋大

河北新報

1096チバQ:2022/06/24(金) 10:36:35
市民とは・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/eddf08720cd12c2b40d897a89a908f694096e75c
岸田首相に「帰れ」 市民から抗議の怒号 沖縄全戦没者追悼式
6/23(木) 18:14配信

毎日新聞
沖縄全戦没者追悼式で、式典中、会場に向かってプラカードを掲げ、抗議する人たち=沖縄県糸満市の平和祈念公園で2022年6月23日午前11時56分、平川義之撮影

 沖縄県糸満市で23日に営まれた沖縄全戦没者追悼式で、「基地負担の軽減に全力で取り組む」などとあいさつした岸田文雄首相に対し、会場周辺で式の様子を見ていた市民から「帰れ」「沖縄の声を聞いて」などと抗議の声が飛んだ。


 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古沿岸部への県内移設計画を巡っては、2019年2月の県民投票で埋め立てに反対が7割を超えたが、政府はその後も埋め立てを続け、反対の声が根強い。

 追悼式には県が3年ぶりに首相を招待し、岸田首相は就任後初めて参列した。会場周辺では「岸田、帰れ」「沖縄を二度と戦場にさせない!」などと書かれたプラカードを持った人たちが立ち、岸田首相があいさつすると、「沖縄に基地を押しつけるな」「聞く力見せてみろ」などと怒号が断続的に飛んだ。

 岸田首相はあいさつで沖縄振興による経済発展や基地負担の軽減について言及したが、辺野古移設については触れなかった。【宮城裕也】

1097チバQ:2022/06/24(金) 10:37:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f6f7bd6d04cc8c79f1da8ab66a4346ce34de866
参院選埼玉 維新、幹部を集中投入 躍進の衆院選再現狙う
6/20(月) 19:04配信


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産経新聞
街頭演説会で支持を訴える日本維新の会の松井一郎代表=19日午後、さいたま市大宮区(星直人撮影)

22日公示、7月10日投開票の日程で行われる参院選に向け、日本維新の会が埼玉選挙区(改選数4)での勝利を目指し集中的に幹部を投入している。「二枚看板」の松井一郎代表(大阪市長)、吉村洋文副代表(大阪府知事)らが相次いで立候補予定者の応援に駆け付け、支持拡大に余念がない。参院選の当選ラインの票数に迫る勢いだった昨年の衆院選の再現を狙い、議席奪取の機会をうかがう。

【政党別でみる】参院選の獲得議席予測

「(野党)第二党では力がありません。野党第一党の力を与えていただいて、ちょっと自民党をピリッとさせたいんです」

松井氏は今月19日、JR大宮駅(さいたま市大宮区)で街頭演説会に臨み、こう力を込めた。

維新は埼玉選挙区を、参院選の8つの「重点選挙区」の一つに位置づけている。11日には吉村氏、5月30日には馬場伸幸共同代表もそれぞれ埼玉県内入りして支持を訴えた。

埼玉選挙区は自民党の関口昌一氏(69)、公明党の西田実仁氏(59)、元知事でもある無所属の上田清司氏(74)の各現職と、立憲民主党新人で元県議の高木真理氏(54)が争いの軸になると目されており、維新新人で弁護士の加来武宜氏(41)、共産党新人で元衆院議員の梅村早江子氏(57)らも絡む混戦が予想される。

令和元年の改選では、自民、旧立憲民主、公明、共産各党の候補が議席を獲得した。当選者のうち最も得票が少なかった共産党公認候補の35万9297票に対し、維新公認候補は20万4075票。この戦果を踏まえると勝利からは程遠いようにも思えるが、維新関係者が念頭に置くのは昨年の衆院選での躍進だ。

衆院選比例代表で維新は埼玉県内で33万1083票を獲得し、選挙区に擁立した新人4人のうち2人が比例復活当選を果たした。参院選の選挙区でも同程度の票を得ることができれば、当選圏に浮上する可能性は十分にある。衆院選当選者の一人で県支部代表の高橋英明衆院議員は、衆院選での躍進を経た現在が「絶好のチャンスだ」と語る。

多くの維新関係者が、議席奪取に向けて「標的」と見据えるのは立憲民主党の高木氏だ。埼玉選挙区では国民民主党が上田氏を推薦するため、旧民進党支持層の票がばらけることが確実な情勢だからだ。

もっとも、維新は立憲民主党に比べると地方議員の数などの点で大きく劣り、県内全域をエリアとする広大な選挙区で「風」に頼らずに戦い抜くだけの地力は乏しい。

「われわれには大阪で行政を運営してきた経験があります。今の立憲民主党は行政を動かした経験はありません!」

松井氏が街頭演説会で立憲民主党への対抗心をむき出しにしたのは、選挙戦に向けた焦燥感の裏返しでもある。(星直人)



■立候補予定者(4―15)

関口 昌一69 党参院会長 自現

高木 真理54 元県議 立新

西田 実仁59 党参院会長 公現

【自】

加来 武宜41 弁護士 維新

梅村早江子57 元衆院議員 共新

西 美友加50 弁護士 れ新

河合 悠祐41 派遣会社役員 N新

小林 宏49 建設業 N新

宮川 直輝49 建設会社役員 N新

池 高生53 IT会社役員 N新

湊 侑子39 幸福党県役員 諸新

坂上 仁志60 経営コンサル 諸新

堀切 笹美47 不動産業 諸新

上田 清司74 元知事 無現

【国】

高橋 易資65 不動産業 無新

1098チバQ:2022/06/24(金) 10:38:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7ff4945d14514c1a3289a152c58a9cd88e844f9
【参院選・長野】6人が立候補の激戦区 現職杉尾秀哉氏も危機感 浮動票の行方が鍵か
6/24(金) 8:28配信


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日刊スポーツ
長野選挙区

<乱戦の夏 2022参院選>

 長野選挙区(改選数1)は、激しい選挙戦となっている。立憲民主党現職の杉尾秀哉氏(64)に対し、自民党は新人でタレントの松山三四六(さんしろう)氏(51)を擁立した。改選数が2から1となった2016年(平28)以降、昨年4月の補欠選挙も含めて事実上の「与野党1対1」の構図が3回続いてきたが、今回は日本維新の会新人の手塚大輔氏(39)ら計6人が立候補し、図式が変わった。実績の現職対タレントの人気・知名度の議席争いに、他候補が加わり、どんな審判が下るのか。

【写真】「負けられない戦い」と1期6年の実績を訴えた杉尾秀哉氏

 「厳しいが、負けられない」「くらしと命、平和を守る」を打ち出す杉尾氏と陣営は、警戒感を隠さない。理由は2つ。

 「立民への逆風」「ライバルの正体が知れない」

 6年前、杉尾氏は全国に先駆けた民進党・共産党・社民党の野党統一候補として出馬。「落下傘候補」と批判されながら自民現職に7万票以上の差をつけ、57万票以上を獲得して初当選した。今回も共産、社民と政策協定を結び、国民民主党も4月に設立された県連が杉尾氏支援を決め、共闘の「長野方式」で再選を目指す。

 ただ、昨年10月に共闘で挑んだ衆院選では敗れた。長野の一昨年暮れ、非自民の保守層の調整役だった羽田雄一郎参院議員が死去。共産との共闘に難色を示す層もあり、保守層離れが指摘された。それでも、国民民主に近い政治団体「新政信州」、護憲団体などからなる「信州市民連合」の支持も得て、引き締めを図ってきた。

 杉尾氏は「1期6年、県内77市町村を回って約22万キロ走り、現場に足を運んで声を聞いてきたのが強み。それでもまだ問題は残っている。もう6年やらせてほしい」と支持を訴える。これまでは事実上の一騎打ちの構図の中で、リベラル層から非自民党の保守層まで広い支持を集めたが、今回は維新も含め、6人が出馬。構図は一変している。

 補選も含めて直近の参院選長野選挙区で3連敗中の自民は、松山氏の知名度にかける。21年前に長野に移住し、テレビやラジオを中心に活躍。「1、2の三四六。松山三四六」の掛け声で、イメージ戦略に出る。ローカルタレントとして地域に親しまれてきた人気は根強い。公示日には芸能界で師匠と仰ぐ歌手の松山千春(66)が応援に駆けつけ、「もう1度、長野に来ます」と公言。これまで以上の浮動票も視野に入る。

 第三極を狙う維新の手塚氏は「教育と出産の無償化」などの社会保障の充実を訴え、こちらも浮動票の受け皿になりえる状況で、県政界関係者は保守層が一定程度、手塚氏に流れる可能性があるとみる。

 低投票率が予想され、中央では野党の足並みにずれが出る中での4度目の「長野方式」。実を結ぶのか。浮動票の行方が鍵になりそうだ。【赤塚辰浩】

1099岡山1区民:2022/06/24(金) 12:01:24
https://www.shikoku-np.co.jp/local_news/article.aspx?id=20220624000110
2022参院選香川/自民・磯崎氏が堅調 追う茂木氏(立民)三谷氏(国民)
2022/06/24 08:59

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 7月10日投開票の参院選に対する有権者の動向をつかむため、共同通信は22、23の両日、世論調査を行った。集計データに四国新聞が取材で得た情報などを加え、選挙戦序盤の情勢を分析した。現職と新人の計8氏が1議席を争う香川選挙区は、3選を目指す自民党現職の磯崎仁彦氏(64)が幅広く支持を集めて先行。立憲民主党新人の茂木邦夫氏(35)と国民民主党新人の三谷祥子氏(55)が横並びで追い、日本維新の会新人の町川順子氏(63)、共産党新人の石田真優氏(40)と続く。調査時点で2割超の有権者が態度を決めていない。

 参院選について「大いに関心がある」「ある程度関心がある」とした割合は83・7%だった。

 磯崎氏は自民支持層の7割に加え、公明党支持層の6割強を固めた。維新と国民の両支持層の一部も取り込み、無党派層の支持でもトップ。年代別では20代以上の各年代で幅広く支持されている。男女の差はほぼない。

 茂木氏は立民支持層の6割強、三谷氏は国民支持層の約6割をまとめるが、いずれも無党派層からの支持は伸びておらず、浸透しきれていない。年代別では、茂木氏は40代と60代以上、三谷氏は20代と30代の支持がやや高い。

 町川氏への維新層の支持、石田氏への共産層の支持はいずれも5割強にとどまる。政治団体「参政党」新人の小林直美氏(48)、NHK党新人の池田順一氏(41)、政治団体「維新政党・新風」新人の鹿島日出喜氏(78)は苦しい。

 比例の政党支持率は、自民が35・3%で他党を引き離している。次いで国民13・2%、立民11・1%、維新9・7%、公明7・4%、共産5・0%、れいわ2・5%、参政党2・1%、社民1・3%、N党0・7%などと続く

1100チバQ:2022/06/24(金) 12:46:10
https://kahoku.news/articles/20220530khn000005.html

参院選宮城 桜井氏支援へ首長の会 32市町村長参加し設立総会

2022年5月30日 10:18

市町村長有志による支援組織の発足に謝意を伝える桜井氏



 夏の参院選宮城選挙区(改選数1)で、自民党現職の桜井充氏(66)を支援する「首長の会」の設立総会が29日、仙台市青葉区のホテルであった。県内35市町村長のうち32市町村長が名を連ね、桜井氏の5選に向けて結束して行動することを申し合わせた。
 総会には、県市長会長の伊藤康志大崎市長ら代理を含む23人が出席。代表世話人に就いた渥美巌東松島市長は「政策課題の解決には政権与党の力が必要。力を合わせて桜井さんを応援したい」と訴えた。桜井氏は「与党議員として地元のために働けるよう努力したい」と語った。
 事務局によると、2016年の参院選宮城選挙区で桜井氏と戦った熊谷大利府町長は参加を辞退。郡和子仙台市長、29日告示された岩沼市長選に立候補せず引退する菊地啓夫市長は判断を留保した。総会には仙台市の藤本章副市長がオブザーバー参加した。
 宮城選挙区はいずれも新人で立憲民主党の県議小畑仁子(きみこ)氏(44)、日本維新の会の元仙台市議平井みどり氏(67)、NHK党の政治団体役員中江友哉氏(30)も立候補を予定する。

1101チバQ:2022/06/24(金) 14:13:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/69c52239f656c19f74876af25b7cf358dcec2b43
星氏一歩リード、小野寺氏が追う 参院選福島選挙区、序盤の情勢
6/24(金) 12:08配信


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福島民友新聞
 新人5人による争いとなっている福島選挙区(改選数1)は、自民党公認の元県医師会副会長星北斗候補(58)=公明党推薦=が一歩リードし、事実上の野党統一候補で無所属のフリーアナウンサー小野寺彰子候補(43)=立憲民主党、国民民主党、社民党推薦=が懸命に追う展開となっている。

 自民は重点区の一つに位置付け、岸田文雄首相は福島市で第一声を上げた。星候補は組織戦を展開し、自民支持層の7割弱をまとめた。地盤の郡山地域でも手厚い支持を得る。

 小野寺候補は立民支持層の6割を固めたが、国民、社民などの支持層をつかみきれていない。女性の支持拡大が課題で、星候補を上回る無党派層への浸透に活路を求める。

 NHK党公認の元山形県米沢市議皆川真紀子候補(52)は苦戦している。このほか、政治団体「参政党」公認の会社社長窪山紗和子候補(47)、無所属の元養護教諭佐藤早苗候補(62)が立候補している。

福島県内の政党支持率、自民41.2%立民16.6%

 県内の政党支持率は、自民41.2%、立民16.6%、共産5.7%、公明4.8%、維新4.3%、国民2.8%、れいわ2.3%、社民2.0%、N党0.5%で「支持政党はない」とした無党派層は15.1%だった。

福島民友新聞社

1102岡山1区民:2022/06/24(金) 15:39:25
>>1101
福島の比例支持率が4%位不明なんですが、この中のどれだけが参政党なんでしょ・・・

1103岡山1区民:2022/06/24(金) 15:45:38
https://nordot.app/912866240557858816?c=174761113988793844
参院選 序盤情勢 山本氏先行、白川氏追う 3割弱が態度未定 長崎選挙区

特集ページへ
 共同通信社の参院選序盤情勢調査によると、長崎選挙区(改選数1)は自民新人の山本啓介候補(47)=公明推薦=が堅調な内閣支持率にも支えられて先行し、立憲民主新人の白川鮎美候補(42)=社民推薦=が追う展開となっている。維新新人の山田真美候補(50)と共産新人の安江綾子候補(45)は伸び悩み、政治団体「参政党」新人の尾方綾子候補(47)とNHK党新人の大熊和人候補(52)は厳しい。
 ただ3割弱がまだ態度を決めておらず、終盤にかけて情勢が変わる可能性がある。
 山本氏は30〜50代と70代以上で他候補を大きく引き離した。野党系が強い衆院長崎1区(長崎市)を含め全県下で支持を広げ、男性の3割強、女性の4割弱をまとめた。ただ自民支持層の約6割しか固めきれておらず、保守分裂となった2月の知事選や知名度不足が影響している可能性がある。公明支持層の半数超に浸透し、維新支持層の2割弱にも食い込んでいる。
 白川氏は60代で他候補を上回った。だが地元の佐世保市を含む衆院長崎4区でも山本氏にリードを許している。男性の3割弱、女性の2割弱の支持を集めた。立民支持層の約8割、社民支持層の約9割をまとめたが、国民支持層は5割弱にとどまっている。支持政党がない「無党派層」の支持は最も多かったが、2割に届いていない。
 山田氏は維新支持層の5割を固め、国民支持層も2割強が流れ込んでいる。安江氏は共産支持層の約8割をまとめた。
 比例代表の支持政党は自民35.1%、立民18.3%、維新9.3%、公明7.5%、共産4.9%、国民4.1%、参政党2.5%、社民2.2%など。
 参院選への関心は「大いにある」43.4%、「ある程度ある」42.0%、「あまりない」11.9%、「まったくない」1.5%だった。

1104チバQ:2022/06/24(金) 17:44:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cb56904e0f96619d78533403172d6846f3a121f
<参院選>埼玉選挙区の序盤情勢 自民優位、5候補追う混戦模様 有権者3割超が未確定、終盤どうなる
6/24(金) 12:26配信


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埼玉新聞
参院選、埼玉選挙区の序盤情勢

 共同通信社は第26回参院選について22、23両日、全国の有権者に電話情勢調査を実施し、3万8千人以上から回答を得た。取材も加味して公示直後の序盤情勢を探ったところ、自民、公明両党は改選124議席の過半数(63議席)を上回る勢いだ。立憲民主党は改選1人区での共闘が限定的となり、伸び悩む。日本維新の会は選挙区、比例代表ともに議席増が見込まれ、立民と野党第1党の座を争う構図だ。

<参院選>埼玉選挙区、現在の情勢 過去3回の得票結果は

■自民安定、5候補混戦/埼玉選挙区

 共同通信社の調査に埼玉新聞社の取材を加え、埼玉選挙区(改選数4)の序盤調査を分析すると、自民現職の関口昌一氏(69)が優位に立ち、立民新人の高木真理氏(54)、無所属現職の上田清司氏(74)、維新新人の加来武宜氏(41)、公明現職の西田実仁氏(59)、共産新人の梅村早江子氏(57)が激しく追う混戦模様となっている。ただ、3割超の有権者が態度を明らかにせず、投票日までに情勢が変わる可能性がある。

 関口氏は自民支持層の5割弱を押さえ、幅広い世代で安定。男性や70歳以上の高齢者の支持が多い。

 高木氏は枝野幸男前代表との近さをアピールし、立民支持層の5割強をまとめた。男性や70歳以上の支持が多いが、20、30代で伸び悩む。

 上田氏は推薦を得た国民支持層の3割弱を押さえた。無党派層の支持で先行。40、50代の支持が多いが若者や高齢者が薄くなっている。

 加来氏は維新支持層の5割弱を集め、松井一郎代表ら党幹部の応援で上積みを図る。30、40、60代から支持されるが、女性が低くなっている。

 西田氏は公明支持層の8割を固めたが、推薦を得た自民支持層への浸透が進んでいない。50、60代から支持され、女性の支持が多い。

 梅村氏は共産支持層の7割を固めた。10代と70歳以上の支持が目立ち、女性の支持が多くなっている。

 れいわ新人の西美友加氏(50)は20代の支持を得るが、全体的には後れを取っている。

 N党新人の宮川直輝氏(49)、河合悠祐氏(41)、小林宏氏(49)、池高生氏(53)、幸福新人の湊侑子氏(39)、日本第一新人の堀切笹美氏(47)、参政新人の坂上仁志氏(60)、無所属新人の高橋易資氏(65)はいずれも苦しい情勢。

1105チバQ:2022/06/24(金) 23:33:48



https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/article-919173.html

参院選2022
神奈川選挙区序盤情勢 三原氏先行 松沢氏、浅尾氏続く
選挙 | 神奈川新聞 | 2022年6月23日(木) 23:50

 改選4議席に加え、非改選の欠員1の補充を合わせ計5議席を争う参院選神奈川選挙区の序盤情勢について、神奈川新聞社は共同通信社が22、23両日に実施した情勢調査に取材を加味し、総合的に分析した。自民党現職の三原じゅん子氏が先行し、日本維新の会元職の松沢成文氏、自民党元職の浅尾慶一郎氏が続いて…

https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/77939
新潟選挙区 小林、森氏競る
参院選序盤情勢
2022/6/24 7:00
(最終更新: 2022/6/24 15:00)
小林一大氏と森裕子氏

 参院選新潟選挙区(改選数1)について、新潟日報社が加盟する共同通信社の電話情勢調査に、本社独自の取材データを加味し、序盤情勢を探った。自民党新人の小林一大(かずひろ)氏(49)=公明党推薦=と、立憲民主党現職の森裕子氏(66)=社民党推薦=が激しく競っている。回答者の約2割が投票先を決めておらず、情勢は今後変わる可能性がある。

1106チバQ:2022/06/26(日) 00:49:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/a64574772750c1ef53605d24ee79e349ef7b6ff2
立憲・福山氏vs.維新新人は野党第一党をかけた戦い 参院選の大激戦3選挙区を追う 〈dot.〉
6/25(土) 13:44配信
AERA dot.
演説する吉村洋文・日本維新の会副代表(右)と前原誠司・国民民主党代表代行

 7月10日投開票の参院選がスタートした。政権交代選挙ではないので、静かにはじまった雰囲気だ。しかし、当事者にとっては自身の生き残りを、そして党の威信をかけた“一大イベント”でもある。激戦の京都、北海道、新潟と注目の選挙区を追った。

【写真】選挙戦に突入 9党首の佇まい

■京都(改選数2)

「京都のことは京都でやる。大阪に言われることはない。厳しいなかで守り続けてきた京都の1議席、勝たせていただけませんでしょうか」

 参院選公示日の出陣式で涙を浮かべ訴えたのは、立憲民主党の前幹事長・福山哲郎氏。知名度も高く、5期目をめざすベテランだが、今回は全国でも屈指の激戦となりそうなのだ。

 昨年の衆院選で、大阪府や近畿地方で大きく議席を伸ばした日本維新の会が、京都を「最重要地区」と位置づけ、新顔の楠井祐子氏を擁立して初の議席獲得を狙ってきた。

 福山氏にとってさらに厳しいのは、これまでと違い、国民民主党の前原誠司衆院議員が楠井氏の支援を決めたことだ。

 旧民主党時代、福山氏は前原氏グループ「凌雲会」で事務局長を務めたことがあるほど近い関係だった。

 しかし、今回はたもとを分かち、対決する。

 楠井氏の出陣式、前原氏はマイクを握り、

「大阪の維新を持ち込むのではない。日本のこと、京都のことを楠井さんがやるためだ」

 と訴えた。

 維新の幹部が打ち明ける。

「前原氏が維新についてくれたのは非常に大きい。維新にはない前原氏の固定票が楠井氏にのれば、福山氏と十分勝負になる」

 一方、福山氏陣営の地方議員は、

「福山氏のこれまでは、京都の2議席を自民党と旧民主党で分け合うような無風の選挙戦だったので、福山氏は今回のようなきつい選挙は戦った経験がない。前原氏とはもともと支持者が重なるため、その票が維新にいくとなれば厳しい。正直、なんとか滑り込んでほしいと願うばかり」

 と警戒感をにじませる。京都は立憲の泉健太代表の地元でもあり、野党第1党の威信をかけても敗北するわけにはいかない。

 3年前に議席を獲得した共産党も新顔を擁立しており、混戦必至だ。

 京都を制することは、どの党にとっても、その後に大きな意味を持つ。

◇京都選挙区の候補者

武山彩子(共新)福山哲郎(立現)平井基之(諸新)橋本久美(諸新)星野達也(N新)安達悠司(諸新)近江政彦(N新)楠井祐子(維新)吉井章(自新)

1107チバQ:2022/06/26(日) 00:49:58
■北海道(改選数3)

 もともと旧民主党系が強い北海道。現有議席では、自民1、立憲2で、今回両党とも2人の候補者を立てた。

 自民は現職で3期目をめざす長谷川岳氏と元衆院議員の船橋利実氏。立憲は、現職で2期連続当選の徳永エリ氏と、元衆院議員の石川知裕氏を擁立している。

「石川氏は当初、立憲ではなく野党統一候補、無所属を模索した。しかし、共産や国民民主も独自候補を出すということで立憲からとなった。その代わり、石川氏はれいわ新選組の推薦を得ることができた。これまで女性の徳永氏が若い層の野党票を取りそうな気配だったが、石川氏にという流れになってきた」

 と石川氏陣営の選対幹部は話す。

 今回の参院選では、全国的に候補を立てている維新。北海道は、参院議員の鈴木宗男氏が北海道総支部代表として仕切っているが、選挙区での擁立を見送り、鈴木氏が代表を務める地域政党「新党大地」が船橋氏の推薦を決めた。

 ある自民道議は、

「維新は比例で元自民道議らを出馬させているが、選挙区に候補者がいないことで大地と維新の票がこちらにくれば、勝機は十分にある」

 と自信を見せる。

 2019年の参院選では、鈴木氏は2議席を獲得した自民を支援した。

 熾烈(しれつ)を極める3番目の議席は、れいわ新選組、新党大地がカギを握りそうだ。

◇北海道選挙区の候補者

大村小太郎(諸新)船橋利実(自新)浜田智(N新)斉藤忠行(N新)沢田英一(諸新)畠山和也(共新)長谷川岳(自現)森山佳則(諸新)臼木秀剛(国民新)徳永エリ(立現)石川知裕(立新)石井良恵(N新)

1108チバQ:2022/06/26(日) 00:50:58

■新潟(改選数1)

 16年、19年と2度続けて野党が勝利している新潟も激戦区の一つだ。

 現職の野党統一候補の立憲・森ゆうこ氏と、自民新顔の小林一大(かずひろ)元県議の事実上の一騎打ちとも見られている。

 小林氏には、麻生太郎副総裁や菅義偉前首相が駆けつけている。安倍晋三元首相も入り、「小林さんを国政に送ってほしい。あと一歩です」と支援を訴えた。

 その前で小林氏は、

「失われた自民の議席を奪還したい。働かせてください」

 とあいさつした。

 ある自民県議は、

「勝機があるという裏返しだ。3度も続けて野党に負けられない」

 と自信を見せる。

 前回の参院選では、共産も含めた野党共闘が進んで候補者が一本化された。今回は調整ができなかった選挙区が多い。数少ない一本化となっているのが新潟だ。

 森氏の応援には、新潟県選出の西村智奈美幹事長、小川淳也政調会長ら、こちらも立憲幹部が新潟に入りマイクを握る。

「アベノマスク、今している人います? 世紀の愚策、もっと追及すればよかった」

 と国会論戦に定評がある森氏は、自民党批判を展開する。

 森氏を支援している、米山隆一衆院議員(新潟5区選出/無所属)によれば、

「世論調査の数字ではわずかに、森氏が勝っているとされてきた。それが公示直前で、小林氏が猛攻をかけてきた。6年前の参院選では、森氏が自民候補に2千票差という僅差(きんさ)で勝利している。今回も、森氏、小林氏のどちらが勝っても千票、2千票程度の差になるだろう。選挙戦が進むにつれ、森氏も野党共闘の効果が出始めている」

 と語る。

 自民は、昨年10月の衆院選以来、県連がギクシャクしていた。

 米山氏に敗れた、元新潟県知事の泉田裕彦衆院議員(比例復活)が、自民の「新潟の首領」と呼ばれた星野伊佐夫県議に対して、

「裏金を要求されたが、出さなかった。その録音もある」

 と暴露し、公職選挙法違反容疑で刑事告発し、星野氏の政界引退まで求めた。県連は仕返しとばかりに泉田氏を「常任顧問」から外して無役とした。

 自民県議がこう打ち明ける。

「今回の参院選では、泉田氏はまったく関与していない。泉田氏を外したことで、県連が一枚岩になっている。正直、トラブルメーカーの泉田氏には参院選には最後まで絡まないでほしい。泉田氏が出てくると星野氏との問題が再燃し、選挙戦にマイナスになりかねない」

 場外乱闘が勝負のカギにならないとも限らない。

◇新潟選挙区の候補者

遠藤弘樹(諸新)越智寛之(N新)森ゆうこ(立現)小林一大(自新)

【候補者の見方】

・敬称略、届け出順

・自=自民、立=立憲、公=公明、維=維新、共=共産、国民=国民、N=NHK党、その他は諸=諸派。

(AERA dot.編集部・今西憲之)

1109名無しさん:2022/06/26(日) 00:52:45
参議院選挙比例代表議席予測解説・チャオ
https://youtu.be/cw2Qw1anrdY

1110チバQ:2022/06/26(日) 00:53:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0a9ceaae56722923a30c4c3f9b94d9bd75b2248
【参院選ふくしま最前線ルポ<上>】商都での訴えに熱 見通せぬ「増子票」
6/25(土) 11:37配信


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福島民友新聞
参院選が公示された22日のJR郡山駅前。選挙区ばかりでなく、比例代表の候補者も次々と選挙カーを走らせた

 新人5人による争いとなった参院選福島選挙区(改選数1)。自民党公認の元県医師会副会長星北斗(58)=公明党推薦=と無所属のフリーアナウンサー小野寺彰子(43)=立憲民主党、国民民主党、社民党推薦=が、事実上の一騎打ちを繰り広げている。NHK党公認の元山形県米沢市議皆川真紀子(52)、政治団体「参政党」公認の会社社長窪山紗和子(47)、無所属の元養護教諭佐藤早苗(62)も独自の戦いを展開。県民に訴えは届いているのか。各地をルポする。(文中敬称略)

 商都・郡山市の市街地北部の内環状線沿い。星と小野寺が200メートル程度の距離で互いににらみ合うように事務所を構える。大きく候補者名を記載した看板で、行き交う人たちに立候補をアピールする。県内最大級の票田であると同時に、2人の居住地。遊説には自然と力が入る。

 「生活を守るのは政治だ。政治の安定により明るい未来を切り開く。5年後、10年後の姿をしっかりと議論するための選挙だ」。星は公示日の22日、遊説の後半で郡山市に入り、事務所前で支援者に地域医療の充実や農業を取り巻く後継者不足などの課題解消に向けた思いを熱っぽく語った。

 医療環境が整う郡山市でも中核を担う病院の理事長だけに、知名度は十分。郡山選対本部長の県議山田平四郎は「医療だけではない。枠にとらわれない政策を訴えることで、JA関係などの支援も受け、他候補を圧倒する」。24日にも再び地元入りするなど、地盤での大勝を描く。

 小野寺も公示された22日、JR郡山駅前で推薦を受ける政党の代表と共に街頭演説。「今の政権は、生活者一人一人の環境が違っていることを理解していない」と批判し、物価高対策や働き手の確保などの必要性を強調しつつ「皆さんの声を国に届ける」と訴えた。

 小野寺もラジオパーソナリティーとして郡山市を中心に活動してきた。声だけを聴いていた有権者に顔を見せることで、好感触を得ているという。「動きを『見える化』して浸透を図る」と2区選対幹事長の県議佐久間俊男。昨年の衆院選福島2区での野党統一候補の比例復活も追い風にしたい考えだ。

 ただ、各陣営の熱が有権者に届くかは不透明だ。「選挙カーはよく通るが、候補者自身のことはよく分からない」。2人の事務所にほど近い美容院に勤める男性(40)はつぶやいた。「選挙が好きで、投票にも行くが、周囲で選挙の話は聞かない」。盛り上がりに欠ける現状に複雑な表情を浮かべる。

 郡山市は、今参院選の出馬を取りやめ、一線を退く現職増子輝彦(74)の地盤でもあった。増子は特定の候補者を支援することはないとしており「増子票」の行方も選挙の動向を左右する。ある陣営の関係者は「どうなるかは有権者の考え次第。現時点でどう影響があるかは見通せない」と吐露した。

1111チバQ:2022/06/26(日) 01:02:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7f3b7337686c23d26657cfb1ead22f10eca3a5f
「岩手」と「日本」、「守る」か「変える」か 類似フレーズで与野党激戦
6/24(金) 6:00配信


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河北新報
 参院選(7月10日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、事実上の一騎打ちとなった与野党がキャッチフレーズを巡り、つばぜり合いを演じている。立憲民主党現職の木戸口英司氏(58)が「岩手を守り、日本を変える。」を掲げれば、自民党新人の広瀬めぐみ氏(56)は「日本を守る! 岩手を変える!!」と打ち出した。似たフレーズが絡み合う「異床同夢」の激戦だ。

 木戸口氏は「岩手を守り、日本を変える。」を初当選した6年前から一貫して掲げる。演説では必ず「ずっと岩手で、ずっと岩手を」と訴える。

 党県連最高顧問の小沢一郎衆院議員(比例東北)や達増拓也知事の秘書を務めた実績を強調。自民の広瀬氏が大学進学以降、岩手を離れていたことをけん制する狙いもあるようだ。

 その広瀬氏陣営。演説会の会場には「日本を守る! 岩手を変える!! 女性視点で変革を!」のポスターを張り巡らす。

 14日の女性向けミニ集会で広瀬氏は「女性のやわらかな視点で岩手の政治を変えて、岩手を豊かにし、日本を守るということを言いたい」と発言。フェイスブックには「#岩手を変える」と投稿を始めた。

 自民から挑発を受ける形となった木戸口陣営。表向きには意に介さず、幹部は「昨年の二番煎じか。自分たちの主張がない表れだ」とやり返す。

 「二番煎じ」は昨年の衆院選岩手3区に伏線がある。「政権交代」を強調した立民の小沢氏に対し、自民の藤原崇衆院議員は「政権交代より世代交代」と訴えたのだ。小沢氏は藤原氏に敗れ比例復活に甘んじた。

 自民はこの「歴史的勝利」の再現とばかりに、フレーズ戦を仕掛けたようだ。県連幹部は「ロシアのウクライナ侵攻で安全保障が注目されている今こそ『国を守る』必要がある。岩手の現状と県政界の流れを『変える』という意味も込めた」と説明する。

 立民も負けていない。「イエス・ウィー・キャン(私たちはできる)」。木戸口氏を支援する達増知事は12日の選対会議で、オバマ米元大統領のスローガンを引用して声を張り上げた。

 意味を問われると、オバマ氏が掲げたフレーズに触れ「チェンジ(変革)ができる。岩手を守り、日本を変えることができるということ」とキャッチフレーズに結び付けた。

 岩手選挙区には政治団体「参政党」新人の白鳥顕志氏(51)、NHK党新人の松田隆嗣氏(48)、無所属新人大越裕子氏(58)も立候補している。

河北新報

1112チバQ:2022/06/26(日) 01:07:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd6e4900d4f0b9cb35e9fd2109ef1315a1539e96
立民、議席維持に危機感 かつての盟友、維新を支援 京都【注目区を行く】
6/25(土) 7:09配信


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時事通信
集会で演説を聴く有権者ら=19日午前、京都府宇治市

 過去20年余り、与野党が1議席ずつ分け合ってきた京都選挙区(改選数2)では今回、野党同士の争いが激しさを増している。

 共産党に加え、新たに参戦した日本維新の会が、立憲民主党創設メンバーで当選4回を誇る前幹事長の現職福山哲郎と対決。維新を支援するのは福山のかつての盟友、国民民主党の前原誠司だ。民間労組の支持も細る福山は最大のピンチを迎えている。(敬称略)
 「今の政治を変えなければならないと立ち上がった」。公示を控えた4日、京都市中心部の百貨店前。維新新人の楠井祐子は街頭演説で声を張り上げた。演説には代表の松井一郎ら党幹部が勢ぞろい。前原も応援に駆け付けた。

 マイクを握った前原は「党派を超えて日本を良くするという一点で楠井さんを勝たせてほしい」と表明。松井も「自民党をぴりっとさせられる役割を担わせてほしい」と聴衆に呼び掛けた。

 大阪を拠点とする維新は「全国政党」への足掛かりとして、隣接する京都を「最最最最重点区」と位置付ける。維新との連携を強める前原が楠井の党推薦を主導し、支援に乗り出してくれたことは陣営にとって大きなプラス材料だ。競合する野党は「本気で議席を取りに来ている」と警戒を強めている。

 「本気度」では共産党も負けていない。「この大激戦区から、皆さんの力で国会へ押し上げてほしい」。新人の武山彩子は公示日の22日、京都市の事務所前で力強く訴えた。同市中心部での第一声には、党ナンバー2である書記局長の小池晃が並んだ。

 委員長の志位和夫も26日に現地入りする予定で、選挙戦終盤まで党幹部がてこ入れを図る。

 各党が防衛費増額を容認する中、「軍拡に反対しているのは共産党だけ」との独自の立場を貫くことで勝機を見いだしたい考えだ。京都の非改選議席は自民、共産両党が各1。「革新の牙城」で二つ目の議席を狙う。

 ◇党代表のお膝元
 「議席を失うかもしれない厳しい戦いだ」。19日に京都府宇治市で開かれた立民衆院議員、山井和則が開いた集会。あいさつした福山は危機感を隠さなかった。

 旧民主党時代から京都では、同じ松下政経塾出身の前原、山井と3人で支持拡大に貢献。だが、2017年の旧民進党分裂の中で前原とはたもとを分かち、その後も距離が開いた。4回目の当選を果たした16年当時は得られた前原の支援が競合相手に移ったのは大きな痛手だ。

 労組票の行方も懸念材料。立民最大の支持団体である連合は福山に推薦を出したものの、傘下の産業別労働組合(産別)のうち、比例代表で国民から組織内候補を擁立する民間4産別は福山を推薦していない。

 電機連合は支持にとどまり、電力総連、UAゼンセン、自動車総連は自主投票だ。国民関係者は「自主投票の産別の中には楠井を支援する動きがある」と明かす。

 京都は立民代表を務める泉健太のお膝元でもある。泉は24日、京都市内の福山陣営を訪れ、スタッフを激励。記者団に「絶対に落とせない選挙区だ。議席獲得を目指す」と語ると、街宣車に乗り込み、応援に全力を挙げた。

 国家公安委員長の二之湯智からバトンを受け継いだ自民党新人の吉井章は組織を固める。18日の街頭演説では「この国を守れるのは自公連立政権だ」と訴えた。NHK党や諸派の新人も独自の戦いを展開する。

 

 ◇立候補者名簿
 【京 都】
 武山彩子51元長岡京市議 共新
 福山哲郎60元党幹事長  立現(4)
 平井基之43くにもり党員 諸新
 橋本久美53新風党員   諸新
 星野達也33会社員    N新
 安達悠司40参政党員   諸新
 近江政彦52派遣社員   N新
 楠井祐子54会社員    維新
              推(国)
 吉井章55元京都市議  自新
              推(公)
 (注)敬称略。年齢は投票日現在。党派名は自=自民、立=立憲民主、公=公明、維=日本維新の会、共=共産、国=国民民主、N=NHK党、諸=諸派。丸数字は当選回数。丸かっこは推薦政党。

1113チバQ:2022/06/26(日) 01:08:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f8d14513fde364320814f40969ff3c8c27a7a58
「不戦敗」から一転擁立へ 迷走自民、巻き返しに躍起 山形【注目区を行く】
6/24(金) 7:14配信
 自民党が国民民主党現職の舟山康江を支援し、野党分断の象徴区になると目された参院山形選挙区。

 異例の「不戦敗」方針に対する党内の反発はやまず、主導した自民党執行部は公示目前に独自候補擁立を余儀なくされた。急きょ参戦した新人、大内理加の出遅れは否めず、陣営は巻き返しに躍起だ。(敬称略)
 「自民党が自信と誇りを持って公認した。ぜひ押し上げてほしい」。公示直前の18日。JR山形駅前で大内と並んで街頭演説に臨んだ首相の岸田文雄は、集まった聴衆に支持を訴えた。

 幹事長の茂木敏充、選対委員長の遠藤利明ら執行部は当初、与党との連携に前向きな国民を山形で取り込んで立憲民主党などとの分断を誘おうとした。ところが、候補擁立を見送ることへの不満や疑問が足元から噴出。態度を決めきれず、足踏み状態が続いた。

 結局、大内が公認されたのは公示3週間前の今月1日。担ぎ出したのは遠藤で、全選挙区で最後の決定だった。遅れを取り戻そうと、山形県連会長も務める遠藤が気心の知れた岸田に頼み、地元での応援を実現させた。

 関係者は「県内35市町村のうち、29が推薦組織に入った」と明かす。昨年の知事選で大内に勝利した知事の吉村美栄子も県連大会に駆け付けるなど政権への協力姿勢をにじませており、陣営は組織固めを急ぐ。

 もっとも、最大のカギは県内で強い影響力を保つ農業関係団体の票をいかに取り込むかだ。対抗馬である舟山の選対本部長は前JA山形中央会会長で、個人後援会長も同会長経験者。団体は今回、大内と舟山の2人に推薦を出し、自民党内では一定の前進と捉える向きもあるが切り崩しは容易ではない。

 結束に不安もある。県選出国会議員の一人は「舟山は訴え方が上手で心に響くが、大内は知事選のときから成長していない」と手厳しい。全体の選挙を茂木と共に指揮する遠藤にとっても、自らのメンツを懸けた負けられない戦いが続く。

 ◇野党共闘が半壊
 「今こそ、政治の流れをここから変えていきたい。どうか皆さまのお力を頂きたい」。岸田の街頭演説と同じ日の夕方。舟山は山形市内のスーパー前で、買い物客らに切々と語り掛けた。

 2007年の初当選後、再選を目指した13年に落選。16年に雪辱を果たし、国政復帰した。業界団体との関係維持を含め、地域に根差した地道な活動に定評があり、自民党には「難敵」と受け止められている。

 そんな舟山を支えるはずの地元の野党共闘態勢は、舟山支援で一致した16年とは様変わりし、今や「半壊状態」だ。原因は舟山の所属する国民が与党への接近を繰り返し、他の野党との関係が悪化したためだ。

 舟山自身も22年度予算に賛成票を投じ、共産党は反発。16、19年参院選で独自候補擁立を見送ったが、今回は共闘の枠組みを外れて新人の石川渉を擁立した。党県委員会幹部は「予算に賛成するのはどう考えても与党だ。共闘の意思がない」と憤る。

 立民県連も連合の地元組織と舟山を支援するものの心情は複雑だ。立民のある県議は「はらわたが煮えくり返ったが、今はただ応援するしかない」と声を落とす。

 「私は野党だ」と繰り返す舟山と、疑いの目を向ける他の野党。結束とは程遠い状況が結果にどう影響するかは見通せない。

 NHK党、諸派の新人も支持拡大を訴える。

1114チバQ:2022/06/26(日) 01:09:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/700633baf52354f6de10c71b38ce6ac5db3b2464
【参院選・東京】小池都知事、元秘書の荒木千陽氏を全力応援 課題は知名度、不在時は聴衆も少なく
6/25(土) 7:00配信

日刊スポーツ
東京選挙区の立候補者

 第26回参院選(7月10日投開票)は24日、選挙戦3日目を迎えて与野党党首や幹部らが激戦区を中心にテコ入れに動いた。改選6議席に34人が乱立する東京選挙区は、小池百合子都知事が荒木千陽ファーストの会代表の応援にフル回転している。公務を終えた小池氏は東京・JR蒲田駅前で衆院議員時代に約6年、秘書を務めた荒木氏を「相棒」と紹介して「彼女のようなパワーを使わないのはもったいない」と訴えた。

【写真】ファーストの会・荒木千陽代表の応援演説を行った小池百合子都知事

 小池氏は公示前から荒木氏の街頭演説や決起集会にひんぱんに登場し、25日も都内2カ所で街頭演説に駆けつける予定。選挙戦の最前線に立ち続けるのは愛弟子が厳しいサバイバルに直面しているからだ。

 東京選挙区は立憲民主党の蓮舫氏、自民党の朝日健太郎氏、公明党の竹谷とし子氏、共産党の山添拓氏の現職4氏と、自民新人でアイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバーのタレント生稲晃子氏が組織力で優位とみられており、残る1議席を巡る戦いが激化すると予測されている。

 国政復帰が、くすぶる小池氏にとって以心伝心の荒木氏を国政に送り込むことは大きな意味を持つ。その荒木氏のネックは知名度。街頭演説でも小池氏の不在時は聴衆が少ない。「小池さんが、どれだけ応援に入っていただけるか」と荒木選対の都民ファ都議は「小池劇場」に期待を寄せ、かつて小池氏が代表を務めた希望の党に所属した現職国会議員は「荒木さんの当選は小池さんが国政に復帰するようなもの。また騒がしくなりそうだ」と「小池劇場」の動向を注視する。

 れいわ新選組の山本太郎代表も背水の陣だ。「一瞬も気が抜けないという状況がこのまま続くんだろうと思う。(他の)れいわの候補者の応援に入りたいという気持ちはあるんですけど、ここ東京を落としてしまえば元も子もない」と危機感をあらわにした。

 日本維新の会は東京進出と党勢拡大を海老沢由紀氏に託し、立民は前回2016年に100万票以上を獲得してトップ当選した蓮舫氏の組織票を松尾明弘元衆院議員に分配してダブル当選を狙う。無所属ながら知名度の高い乙武洋匡氏が、どこまで食い下がるか。自民1強で低投票率が予測される中、首都決戦はさらにヒートアップしていく。【大上悟】

1115チバQ:2022/06/26(日) 01:09:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/c20f8c870430c22bc2ad925fb939d9f8394cd1e0
【参院選・神奈川】岸田首相が激戦区テコ入れ 24年ぶり2人公認の自民ダブル当選へ総力戦
6/24(金) 20:43配信
日刊スポーツ
国会議事堂

 岸田文雄首相は選挙戦3日目の応援を神奈川選挙区からスタートさせた。同選挙区は改選4議席と非改選の欠員1の補充を含む計5議席を争う異例の合併選挙で、自民党は24年ぶりの2人公認となり、ダブル当選に総力戦の構えだ。横浜市で自民党候補の応援で岸田氏は物価高について「政府として物価高騰に立ち向かう」とし、防衛力について「必要なものがそろっているのか考えていく」と強調した。その後は川崎市で自民党候補の街頭演説でもマイクを握った。

 神奈川選挙区で自民党が2人を公認出馬させるのは1998年以来だが、前回は共倒れのダブル落選。非改選の欠員1の任期は3年で通常6年の半分となる。党県連会長の小泉進次郎前環境相も「誰も経験したことがない日本一、複雑な難しい選挙」とする。

 岸田氏は公示の22日は、昨年10月の衆院選と同じく東日本大震災からの復興をアピールするため福島から遊説をスタート。23日は「沖縄慰霊の日」式典のため沖縄入りと大都市圏の激戦区へテコ入れは神奈川からとなった。無派閥の小泉氏は4月に県連会長に就任したばかりで、岸田氏と距離がある無派閥の菅義偉前首相と近い。岸田氏の動向には参院選後の党内情勢を見据えた思惑も透けて見える。

1116チバQ:2022/06/26(日) 01:10:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/1db35ec1dafba62ddec25f9eeb76f66003cd874a
安倍元首相はお呼びじゃない? 参院選で自民盤石区ばかり“押し掛け応援”のウラ事情
6/24(金) 14:30配信
日刊ゲンダイDIGITAL
選挙の大好きな安倍元首相、あちこち顔出し一席をぶっているが…(C)日刊ゲンダイ

 選挙が大好きな安倍元首相が張り切っている。参院選(7月10日投開票)であちこちに顔を出して一席をぶっているのだが、激戦区は安倍派がらみが中心。それ以外はどういうわけか自民党が盤石な選挙区ばっかりだ。やっぱりお呼びじゃないのか。

【写真】安倍首相(当時)が国会審議中…アベノマスクをつけて大アクビ

 公示された22日、安倍元首相は東京選挙区入り。安倍派が推す新人の生稲晃子氏と菅前首相がプッシュする現職の朝日健太郎氏への支援を呼びかけ、その足で埼玉選挙区に向かい、5選が確実の関口昌一参院議員会長の弁士を務めた。

「JR大宮駅西口で安倍さんが演説を始めたところ、聴衆の一部が『帰れコール』を始め、その様子を収めた動画がSNS上で話題になっています。大事には至りませんでしたが、周辺はヒヤヒヤ。安倍さんは、2017年の都議選でやらかしましたから。ラストサタデーの演説中に鳴り響いた帰れコールにブチ切れ。聴衆を指さし〈こんな人たちに負けるわけにいかない!〉とイキリ立ち、都議選大敗につながった」(自民党関係者)

 アベノミクスが引き起こしている円安物価高が庶民の暮らしを直撃する中、過激なヤジにさらされても不思議じゃない。

うっかり激戦区に入って敗北でもしたら…
またブチ切れるのか?(こんな人たちに負けるわけにいかない!=2017年都議選での安倍元首相)/(C)日刊ゲンダイ

 安倍元首相は23日は新潟選挙区、24日は自民が強い福岡選挙区入り。2議席確保が濃厚な千葉選挙区にも入る予定だという。

「東京の生稲さんは安倍派がバックアップしていますし、野党候補と競り合う新潟の県連会長が安倍派の高鳥修一衆院議員ですから、いずれも応援要請があったようです。安倍派以外の選挙区については、どうやら必ず勝てるところに半ば押し掛けているらしい。うっかり激戦区に入って敗北したら目も当てられないし、大恥。〈安倍さんが来たせいで負けた〉と陰口を叩かれかねません」(与党関係者)

 岸田政権がなんだかんだで高支持率をキープし、“生みの親”の安倍元首相の存在感はどんどん薄くなっている。目立ちたがり屋にとって耐えがたい展開なのだろうが、セコイ計算をするところがいかにもだ。


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