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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ
6684
:
荷主研究者
:2019/03/17(日) 10:51:58
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/484764/
2019年02月06日 06時00分 西日本新聞
北九州空港170万人突破 昨年の旅客数、過去最高に 前年比6.8%増、台湾線就航で急伸 [福岡県]
国土交通省大阪航空局は4日、2018年の管内空港の利用状況(速報値)を発表した。北九州空港の旅客数は、過去最高の174万9962人となった。市空港企画課によると、170万人を突破したのは06年3月の開港以来初めてとみられる。前年比では6・8%増で、離島を除く九州の空港で最も高い伸び率となった。特に昨年10月に台湾線が就航した国際線は、18・3%増の32万5252人だった。
北九州空港の国際定期便は現在、6路線が運航。旅客数は増加傾向にある。市内を訪れる訪日客数も、17年まで6年連続で増加している。国内線も4・5%増と好調。市空港企画課は好景気を背景に、出張客の東京線の利用が増えているためと見ている。
昨年6月にANAグループが専用定期便を就航させた国際線貨物の取扱量は367万1019キロと、前年比147・3%の大幅増になった。国内線貨物も9%増加した。
九州の他の空港の旅客数は、前年比で福岡3・5%増▽佐賀2・7%増▽長崎2%増▽熊本3・2%増-などだった。
=2019/02/06付 西日本新聞朝刊=
6685
:
チバQ
:2019/03/18(月) 14:00:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190318-00000500-fsi-bus_all
日航・ANA、LCCで対決 来年 子会社が国際線中距離に進出
3/18(月) 7:30配信 SankeiBiz
日航・ANA、LCCで対決 来年 子会社が国際線中距離に進出
日本航空が運航するボーイング787。日航系LCCのジップエアも同型機を導入する(日本航空提供)
格安航空会社(LCC)事業をめぐり、日本航空とANAホールディングス(HD)が激突する。日航の100%子会社「ZIPAIR Tokyo(ジップエアトーキョー)」とANAHD傘下のピーチ・アビエーションがともに来年、これまで国内LCCで手薄だった国際線中距離路線に進出する。利用者には費用負担軽減が見込まれるが、従来のLCCは近距離路線で稼ぐビジネスモデルで、中長距離はノウハウも異なる。事業の成否は両社の成長を左右しそうだ。
◆欧米も視野に
「太平洋を渡っているLCCはないのでチャレンジしたい」
ジップエアの西田真吾社長は8日の記者会見で、長距離路線を目指す決意をこう述べた。
ジップエアは国内LCCでは初めて中長距離の国際線に進出する計画のLCCだ。来夏のダイヤで、所要時間約6時間程度の成田-バンコク線、約3時間程度の成田-ソウル線といった中距離で就航。実績を積んだ上で、再来年の夏ダイヤで、10〜12時間程度の長距離の欧米路線へ進出し、先行者利益を狙う。
従来、LCCは国内を中心とした近距離路線がビジネスモデルの中心だった。機内サービスが無料で座席間も広い通常の航空会社と比べて運賃を安くする代わりに、サービスを有料とし座席数を増やして何度も往復することで便数を増やし、収益につなげてきた。ジップエアは通常の航空会社の半分の運賃を掲げており、バンコク路線は約4万円になるとみられる。
長距離のLCCには課題も多い。目的地まで時間がかかるため、近距離LCCのように稼働回数を増やすというノウハウが通じないのだ。さらに、運航距離が長くなればなるほど、LCCよりも座席間が広く、客室乗務員のサービスの“ありがたみ”も感じやすい通常の航空会社が利用者に好まれるという傾向もある。西田社長も、親会社の日航の赤坂祐二社長が掲げる就航から2年以内に黒字化という目標について「非常に高いハードルだ」と認める。
日航にとっては、経営破綻後にANAHDに差をつけられた国際線の輸送能力で挽回するのは急務となっている。日航は2018年度末で402都市の就航先を20年度中に500都市にする目標を定めている。単価が高い国際線の就航先を増やすことは、頭打ちの国内線に比べて売上高全体への貢献が大きいからだ。
ジップエアもこうした日航グループの国際線強化の方針の一翼を担う。日航がジップエアの機材として、座席間が広くて快適性が高く、低燃費で長距離飛行も可能な「ボーイング787」を準備したのも本気の表れだ。
中長距離LCCで世界でも数少ない成功例とされるシンガポールのスクートなどでも、787の快適さが好評を得ている。西田社長は「気圧や湿度が快適で非常に良い機材だ。座席にも材質の良いものを選んだ」と従来のLCC以上の高品質をアピールする。
6686
:
チバQ
:2019/03/18(月) 14:00:36
◆収益力に課題
日航よりも以前からLCCに力を入れてきたANAHDも、手をこまねいてはいない。19年度末で傘下のLCC、バニラエアとピーチを統合させて国内LCCのパイオニアのピーチを強化し、アジアナンバーワンのLCCを目指す。20年度以降には50機以上の機材を用意して中距離路線にも本格参入し、ジップエアとの競争を展開することになる。就航先は発表されていないが、5〜6時間程度かかるバンコク周辺のベトナム・ハノイなど東南アジア地域が有力視されている。
ただ、バニラエアの社長も兼務するピーチの井上慎一最高経営責任者(CEO)が「中距離LCCはどのように利益をあげていくのか課題も多い」と述べているように、日航と同様、中距離LCCが成功するかは予断を許さない。
日航のLCC事業は、ANAHDに比べると限定的で、ジェットスターなどへの出資にとどまっていた。ジップエアの挑戦は日航にとって大きな転換点といえ、ANAHDとの競争の激化は必至だ。
SMBC日興証券の長谷川浩史シニアアナリストは「世界の航空各社も中長距離のLCC事業を展開し始めており、米国の西海岸や東南アジアから競合が日本に就航する前に先手を打った」と日航、ANAHDの取り組みを評価する。パイロット不足などの厳しい環境下、「当初の計画通りに事業が発展できるかは未知数」(長谷川氏)だが、中長距離LCCの成功は訪日客のさらなる拡大にも寄与するだけに、期待も集まりそうだ。(大坪玲央)
◇
【用語解説】LCC
英語で格安航空会社を意味する「Low Cost Carrier(ローコストキャリア)」の頭文字。着陸料の安い空港を利用して運航回数を増やしたり、機内サービスなどを有料化して運航経費を軽減したりすることで、航空運賃をフルサービスキャリアと呼ばれる通常の航空会社より大幅に低廉化している。他路線への乗り継ぎが不便だったり、欠航が比較的多かったりするデメリットもある。
6687
:
荷主研究者
:2019/03/31(日) 10:18:59
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20190219/CK2019021902000051.html
2019年2月19日 中日新聞
県営名古屋-北九州、3月末でFDA運休
豊山町の県営名古屋空港と北九州空港(北九州市)を結ぶ路線が、三月三十一日から運休となる。
フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)が二〇一五年三月から一日二往復を運航、一七年三月から一日一往復になっていた。
同社によると、一七年度は搭乗率42・1%。名古屋空港に就航する同社の他の八路線の搭乗率は六割前後ある。広報担当は「既存の公共交通に対抗するのが難しかった」と運休の理由を説明する。
北九州便の見直しで、三月三十一日から同社の名古屋-青森便と名古屋-高知便が一日一往復ずつ増えて、それぞれ四往復、三往復となる。
6688
:
荷主研究者
:2019/03/31(日) 13:07:43
https://www.sakigake.jp/news/article/20190226AK0033/
2019年2月26日 秋田魁新報
秋田空港利用130万人突破 旅行需要堅調で14年ぶり
http://tohazugatali.web.fc2.com/air/20190226akita01.JPG
秋田県がまとめた2018年の県内空港利用状況によると、秋田空港の利用者数は前年比1・3%(1万6746人)増の130万187人で、04年以来14年ぶりに130万人台となった。旅行やビジネスの利用が堅調に推移した。大館能代空港の東京便の利用者数は6・3%(8720人)増の14万6788人となり、1998年の就航以来最多を更新した。
秋田空港の利用者数は2年連続で増えた。自治体や民間企業でつくる秋田空港利用促進協議会は「近年は景気の回復基調によって、航空需要が全国的に伸びている」とした上で「秋田空港での夜間駐機や便数の増加、一部機材の大型化により利便性が向上したことも大きい」とみている。
搭乗率は0・6ポイント減の67・5%。国内4路線のうち、札幌、大阪の2路線が前年を上回った。
大阪便は日本航空が機材を大型化したことから、9・5%(1万9333人)増の22万1990人。秋田支店によると、提供座席数の増加に伴い、観光や帰省シーズンといった繁忙期の需要に応えることができたという。札幌便は0・4%(467人)増の11万4707人だった。
一方、東京便は0・3%(2394人)減の89万651人、名古屋便も0・9%(660人)減の7万2839人だった。
チャーター便は、前年より2便多い計136便が運航。台北間など国際122便、大分間など国内14便で、利用者数は1万8349人、搭乗率は83・1%だった。
一方、大館能代空港の利用者数は6年連続で増加。地元自治体による運賃助成などの効果もあり、個人・団体の旅行客が好調に推移した。搭乗率は6・1ポイント増の64・9%だった。
チャーター便は、徳島や広島間など国内18便が運航し、前年より9便増えた。利用者数は1099人、搭乗率は72・7%だった。
6689
:
チバQ
:2019/04/01(月) 22:53:36
https://mainichi.jp/articles/20190401/k00/00m/020/252000c
福岡空港が完全民営化 国際線拡充に意欲
毎日新聞2019年4月1日 20時48分(最終更新 4月1日 21時47分)
九州・山口で旅客数最大の福岡空港が1日、完全民営化された。民間の創意工夫を生かした新路線の誘致などが期待される一方、慢性化している空港の混雑解消対策も課題となりそうだ。滑走路と旅客ターミナルビルを一体運営する特別目的会社「福岡国際空港(FIAC)」の永竿哲哉社長はこの日開いた記念式典で「東アジアに加え、欧米豪の新規路線誘致を進め、国際線ネットワークを拡充する」と意欲を示した。
福岡空港では3月、福岡市地下鉄「福岡空港」駅の改札口(地下2階)付近と国内線出発ロビー(地上2階)などを直通のエスカレーターで結ぶアクセスホールの利用が始まった。改札口から出発ロビーへの所要時間は約3分と従来の3分の1に短縮され、利便性が高まった。また、FIACはこの日、国際線の出国審査後のエリア2カ所に免税店を新たにオープンすると発表した。
福岡空港をめぐっては国内線と国際線のターミナル間のアクセス改善が課題とされている。FIACは今後、連絡バスの専用道を整備し、現在10〜15分かかる移動時間を5分以内に短縮する計画を掲げている。【浅川大樹】
6690
:
チバQ
:2019/04/01(月) 23:01:29
https://mainichi.jp/articles/20190401/k00/00m/040/014000c
静岡空港が民営化 アクセス向上で利用増へ
毎日新聞2019年4月1日 08時58分(最終更新 4月1日 08時58分)
静岡県が管理する静岡空港(同県牧之原市)が1日、民営化された。三菱地所と東急電鉄のグループが滑走路やターミナルビルの運営といった空港業務を一体的に担う。周辺地域からのアクセス向上などで利用者増を図るとしている。
グループは、現在は年間60万〜70万人の利用者数を2038年には倍の135万人とする目標を掲げる。格安航空会社(LCC)の比率を高めて就航路線を増やし、神奈川県や山梨県の一部からも利用しやすいようにバス網も充実させる。グループは20年間の運営権を10億円で取得した。
静岡空港は09年に開港した。(共同)
https://www.sankeibiz.jp/business/news/190329/bsd1903290500002-n1.htm
熊本空港、地元連合に委託 来年4月民営化へ優先交渉
2019.3.29 06:11Tweet
国土交通省は28日、2020年4月に民営化する熊本空港(熊本県益城町など)の委託先をめぐり、三井不動産や、九州電力、九州産業交通ホールディングスなどの地元連合で構成する陣営と優先交渉すると発表した。運営方針や地域の魅力向上策などの提案が評価された。5月に正式契約する。
国管理空港の民営化は仙台、高松、福岡に続き4例目。ターミナルビルや滑走路を一体運営する。
委託期間は当初33年とし、運営会社側が希望すれば15年まで延長を認める。災害など不測の事態が起きた場合はさらに10年延長できる。
熊本空港民営化は16年4月の熊本地震からの復興に向けた主要事業の一つ。運営会社は、被災した国内線ターミナルビルを撤去し、耐震性に優れた国際線も就航する新たなビルを22年度末までに整備する。
熊本県の蒲島郁夫知事は「空港の復興に向け、さらに大きく動きだすことを大変うれしく思う。地元経済界や地域とのより強固な連携が期待される」とのコメントを出した。
熊本空港の委託先については、地元連合のほか、住友商事と清水建設をそれぞれ中心とする2陣営が応募していた。
6691
:
チバQ
:2019/04/01(月) 23:02:22
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201903/0012194892.shtml
神戸空港民営化1年 進化足踏み、鍵握る規制緩和議論
2019.03.30
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民営化を契機に、搭乗橋に掲げられた企業広告=神戸空港
民営化を契機に、搭乗橋に掲げられた企業広告=神戸空港
神戸空港は4月1日で民営化から丸1年を迎える。建設主体の神戸市は「関西全体の航空需要の拡大」を目指して民営化に踏み切ったが、運用規制(午前7時〜午後10時、国内線限定の1日60便)は2006年の開港から課されたままだ。一方、昨年末に「関西3空港懇談会」が再開され、規制緩和への期待も膨らむが、課題も多い。
「とても北海道まで手が回らなくなった」。昨年末、オリックスの役員が国土交通省航空局の幹部を訪ね、切り出した。
新千歳など道内7空港の民営化を巡り、関西エアポートの大株主であるオリックスと空港運営会社の仏バンシ・エアポートが組んで運営権取得に乗り出したが、審査から撤退する意向を伝えたのだ。航空局幹部から異論はなかったという。
背景には、昨年9月の台風21号被害があった。関西エアが運営する関西空港が被災し、防災対策を最優先にする必要が生じたのだ。「限られた人材と資金を関空に集中しなければ」と関西エア幹部は内情を明かす。
被災直後は大阪(伊丹)空港とともに関空からの代替便を一部受け入れ、3空港一体運営の強みが生かされたが、関空の被害は神戸空港にも影響を及ぼしかねないという。関空の防災力を高める大規模改修が必要となり「神戸空港にヒト、モノ、カネを回しにくくなる」(空港関係者)との懸念もささやかれる。
神戸空港の旅客数は17、18年と2年連続で過去最多を更新したが、景気によるところが大きい。運用規制が現状のままだと、旅客数の拡大余地も限られるのが現状だ。
神戸市の久元喜造市長は民営化1年を振り返り「3空港懇が久しぶりに開催され、今後に向けた大きな一歩だ」と評価した。東京五輪や大阪・関西万博などもにらみつつ、3空港一体運営の強みを生かし、関西全体の航空需要拡大に向けた取り組みも求められそうだ。
■企業広告、新たな増収策
関西エアポート神戸は、神戸市の第三セクターから空港ターミナルビルの運営も引き継ぎ、新たな増収策やコスト削減に取り組む。
昨年12月、ターミナルビルと航空機をつなぐ搭乗橋にメガバンクの広告がお目見えした。内外壁に計12カ所。「年間に何百万人も訪れる空港は広告主には魅力的」(関西エア)という。
ビル3階の空きスペースにはカプセル玩具の自動販売機を置いた。国際空港では、帰国前の外国人観光客に使い残した日本円の小銭を消費してもらおうと、よく見られるが、国内線のみの神戸空港でも「一定の売り上げがある」という。
コスト削減では、ビルの省エネに取り組む。窓ガラスに熱を遮断する塗料を施し、空調費を抑えたい考えだ。「地道な努力で、少しでも収益性を高めたい」とする。(長尾亮太)
6692
:
チバQ
:2019/04/01(月) 23:03:19
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190326_12042.html
<民営化の針路 仙台空港>(上)競争激化/地方間で新路線を争奪
台湾からの旅行者らでにぎわう仙台空港の国際線到着ロビー
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仙台空港は2016年7月、全国の国管理空港で初めて民営化されて以降、旅客数の最多記録を更新するなど東北の空の拠点として存在感を高めている。東急電鉄など7社による運営会社「仙台国際空港」(名取市)が、民間ならではの事業展開で早くも結果を出した一方、前例のない地方空港ビジネスだけに誤算も少なくなかった。同社の現在地を振り返り、課題を探る。(報道部・保科暁史)
<台北線が10倍に>
東急時代に渋谷再開発などに携わった後、未経験の空港運営に挑んで3年近く。仙台国際空港の岩井卓也社長は今、うれしい誤算に期待を膨らませる。
民営化前、わずか週2便の仙台-台北線が19年7月、週19便の運航になる。「まさか3年で約10倍に増えるとは思いもよらなかった」と驚きを隠さない。
仙台空港民営化の2日前、国際線では初の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾が就航。17年9月には国内LCCピーチ・アビエーション(大阪市)が路線を開いた。
仙台国際空港は、旅客数に連動した着陸料制度を導入し、航空会社の新規就航や増便のリスクを減らした。さらに若者や女性の利用が多いLCCの就航が、潜在需要を開拓した。座席の供給量が増えても搭乗率は高い状態が続き、相次ぐ増便を呼び込んだ。
仙台空港の成功は、東北の他空港にも波及した。花巻空港では18年8月に台北線が就航。青森空港では19年7月、路線が開設される。その他の空港でも多くのチャーター便が運航された。台湾から東北を訪れた延べ宿泊者数は18年、約50万人となり、16年に比べて倍増した。
<大きい経済効果>
文字通りの誤算もある。新たな国際線の就航地がまだ一カ所も開拓できていない。岩井社長は「民営化から3年後には中国への新路線が誕生するのではないかと考えていた」と明かす。
訪日客の増加に伴い、地方空港の路線獲得競争も過熱している。仙台空港に続いて高松や神戸、鳥取なども民営化され、今後も多くの空港で予定されている。新規就航に向けた需要喚起などで航空各社にアピールする。
ただ、民営、公営にかかわらず、地方空港の路線誘致では訪日客需要を取り込みたい自治体との協力も必要になる。
ある航空会社によると、国際線1路線で年間億単位の経済効果が見込めるとされ、多くの自治体は多額の税金をつぎ込んででも誘致する価値を見いだしている。訪日客の宿泊費や交通費を補助金で負担するインセンティブを航空会社に与え、路線を呼び込んでいる。
<県との連携必要>
宮城県も新年度、新路線を就航した航空会社に対し、1路線当たり最大3000万円を助成する事業を導入する。
航空会社関係者は「国際線の誘致には発着枠の調整や国の認可取得など規制が多く、民間だけでは限界がある。仙台国際空港は宮城県などと連携を深めるべきだ」と指摘する。
関連ページ:宮城経済
2019年03月26日火曜日
6693
:
チバQ
:2019/04/01(月) 23:03:53
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190327_12005.html
<民営化の針路 仙台空港>(中)独り立ち/訓練重ね運用経験積む
真剣な表情で航空機トラブルの図上訓練に臨む空港運用部の担当者ら
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仙台空港は2016年7月、全国の国管理空港で初めて民営化されて以降、旅客数の最多記録を更新するなど東北の空の拠点として存在感を高めている。東急電鉄など7社による運営会社「仙台国際空港」(名取市)が、民間ならではの事業展開で早くも結果を出した一方、前例のない地方空港ビジネスだけに誤算も少なくなかった。同社の現在地を振り返り、課題を探る。(報道部・保科暁史)
「エンジン停止の確認は速やかにできていたか」
仙台空港で3月11日、航空機の滑走路逸脱を想定した図上訓練があった。国土交通省から仙台国際空港(名取市)に出向した職員が、対応を指摘した。
<ノウハウを学ぶ>
仙台空港は2016年7月に民営化したが、滑走路の管理や事故発生時の対応など空港運用の専門性が高い業務は国から専門職員の出向を受け、仙台国際空港空港運用部の担当者がノウハウを学んできた。その期限の3年が迫り、7月以降は独り立ちしなければならない。
トラブルが発生した場合は管制から一報が入り、状況によって現場での情報収集や関係機関への連絡、滑走路閉鎖の手続きなどが必要になる。運用ルールの把握はもちろん、迅速で的確な判断が担当者に求められる。
民営化からたった1カ月余りの16年8月、大きなトラブルが起きた。航空大学校の小型プロペラ訓練機が胴体着陸。火災などは起きなかったが、滑走路を約3時間閉鎖した。
<トラブルに対応>
当時、対応の中心になったのは出向職員で、同社の担当者はサポートに回った。空港運用部運用企画グループの野川達也統括グループ長は「経験値がなく、先の想定ができない中での判断の難しさを痛感した」と振り返る。
同社の担当者に空港運用の経験者はほぼいない。運用ルールを覚えるだけでなく、ルールが作られた背景も調べることで過去の教訓を学んだ。最も重要な判断力、調整力に必要な経験は図上訓練などの疑似体験を積み重ねて養った。
18年12月には、小型機が着陸時に滑走路を外れるトラブルが発生した。直前に同様の事故を想定した訓練をしていたこともあり、運用部の担当者が関係機関と連携して対応。約2時間半後に滑走路を再開した。
「これで自立できる」。野川統括グループ長は確信を得た。
<「健全な恐怖感」>
民営化後、運営会社の有責事故や重大事故は一件もない。空港運用の経験はなかったが、仙台国際空港に参画する東急電鉄や前田建設工業の出身者は、鉄道運行や建設作業の現場で安全を担う人材育成の重要さを身に染みて知っている。
仙台国際空港の岩井卓也社長は「もうかる、もうからないは社会的使命を果たしてからできる話。安全への健全な恐怖感は、どの業界にも共通する感覚ではない。空港経営はわれわれにとって、親和性の高い分野への参入だった」と語る。
関連ページ:宮城経済
2019年03月27日水曜日
6694
:
チバQ
:2019/04/01(月) 23:04:44
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190328_12004.html
<民営化の針路 仙台空港>(下)体制整備/人員拡充し攻めの経営
20億円をかけて整備したピア棟。減価償却費などが今後の負担となる
拡大写真
仙台空港は2016年7月、全国の国管理空港で初めて民営化されて以降、旅客数の最多記録を更新するなど東北の空の拠点として存在感を高めている。東急電鉄など7社による運営会社「仙台国際空港」(名取市)が、民間ならではの事業展開で早くも結果を出した一方、前例のない地方空港ビジネスだけに誤算も少なくなかった。同社の現在地を振り返り、課題を探る。(報道部・保科暁史)
仙台国際空港(名取市)に吸収合併された宮城県の第三セクター、仙台空港ビルの社員らは2016年7月、戦々恐々として民営化を迎えた。
<素早い意思決定>
乗り込んでくる運営会社の株主企業は東急電鉄や豊田通商などの大手企業だ。「脱落者が出るのではないかと思った」と、空港ビル出身の馬場秀治人事総務グループ長は振り返る。
三セクとは意思決定の早さが全く違った。空港ビル時代から要望があった携帯電話の充電設備などは、すぐに整備された。売り上げやコストに対する意識が違う。戸惑うケースも少なくなかった。
仙台国際空港の従業員数は19年4月で160人を超え、民営化前に比べて倍増する。株主企業の出向者約30人と空港ビルなどの出身者約70人に加え、民営化後に中途採用した数が70人近くに上る。
人員体制の急拡大は、仙台国際空港で深刻な人員不足が続いていたことの裏返しでもある。
金子次郎取締役管理部長は「運営者を決める提案コンペの段階で必要人員を想定したが、実際に始めてみなければ分からないことが多かった」と語る。
<東北出身者7割>
ほとんどの社員が未経験の業務に当たった。休暇は取りづらく、残業に追われた。岩井卓也社長は「日々の業務を回しながら体制を直していくのは本当に大変だった」と説明する。
救いは、航空業界の人材流動性が高かったことだ。航空会社や空港運営会社などの経験者を次々と採用できた。そのうち7割を東北出身者が占める。東北の地方銀行を辞め、2月に入社した管理部の木村泰知さんは「交流人口の拡大で東北の経済を発展させるというミッションに共感した」と話す。
社員のバックグラウンドが多様化する中で、三セク出身者たちが感じていた「民営化アレルギー」は薄まった。馬場グループ長は「岩井社長が最初、『皆さんが主役』と言ってくれた通り、われわれを重視してくれた。出身母体を意識しなくなった」と強調する。
<設備投資 負担も>
企業としての足元が固まってきた一方、経営面では今後、厳しい局面を迎える。2期目の17年度に初の利益を計上。3期目の18年度も黒字は維持できそうだが、「設備投資で来期は非常に厳しくなる」(岩井社長)という。
44年度の目標に掲げた年間旅客数550万人に対応できる旅客搭乗棟(ピア棟)を18年10月、20億円をかけて整備した。18年度の旅客数は358万人ほどの見込み。先行投資で建設費を抑えようという経営判断だが、年間で億単位になる減価償却費や管理費などがのし掛かる。
ターミナルビルの大規模なリニューアルも計画する。岩井社長は「新規の設備投資を背負いながら利益を出していくということが次の挑戦だ」と意気込む。
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2019年03月28日木曜日
6695
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チバQ
:2019/04/01(月) 23:06:00
https://www.asahi.com/articles/ASM2L745RM2LPITB00L.html
広島)21年4月の広島空港民営化、運営を民間委託へ
有料記事
原田悠自 2019年3月15日03時00分
2021年4月の広島空港(広島県三原市)の民営化に向けて、国土交通省は6日付で、空港の運営を民間委託することを正式に決め、事業計画の概要をまとめた。今年5月に委託先企業の募集を始める。民間のノウハウでLCC(格安航空会社)誘致や商業エリアの充実を進め、県も空港アクセスの強化を急ぐ考えだ。
施設一体運営 収益増狙う
国交省が6日に示した事業計画は、委託先の民間企業が滑走路やターミナルビルに加え、空港周辺の県営施設なども一体的に運営するとし、収益増をめざす県の要望が反映された。
空港は滑走路や駐機場を国が設…
残り:1063文字/全文:1305文字
6696
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チバQ
:2019/04/12(金) 10:46:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190411-00010005-norimono-bus_all
垂直尾翼にひるがえる「Z」! JALの新LCC「ジップエア」機体&制服デザイン決定!
4/11(木) 16:36配信 乗りものニュース
垂直尾翼にひるがえる「Z」! JALの新LCC「ジップエア」機体&制服デザイン決定!
垂直尾翼に大きく「Z」がひるがえるジップエアの機体デザイン(画像:JAL)。
「ZIP」な感じに!
JAL(日本航空)が新たに展開していく国際線の中長距離LCC「ZIPAIR(ジップエア)」。その機体と制服のデザインが2019年4月11日(木)、発表されました。
【写真】「ジップエア B787」のデザインを詳しく見る!
垂直尾翼は、コーポレートカラーのグレーをベースに、ジップエアのシンボルマークを配置。そして機体側面は、一筋の細いグリーンのラインを入れ、矢が「ビュッ(ZIP)」と飛ぶように、目的地へ向かって一直線に大空を飛びゆく姿をイメージしたとのこと。
使用する飛行機はボーイング787-8型機。ちなみに「ZIP」は、英語で矢などが素早く飛ぶ様子を表す擬態語で、ジップエアの名称にはその意味も込められています。
また、「Harmony Gray(ハーモニー・グレー)」と名付けられているそのグレーは「コストと満足度の調和」、「Trust Green(トラスト・グリーン)」と名づけられているそのグリーンは「安全運航・定時運航などの高品質なオペレーション」を示しているそうです。
垂直尾翼にひるがえる「Z」! JALの新LCC「ジップエア」機体&制服デザイン決定!
様々なアイテムを自由に組み合わせるジップエア制服(2019年4月11日、伊藤真悟撮影)。
空港や機内で制服を見るのが楽しそう!
運航乗務員(パイロット)、客室乗務員(CA)、地上係員が着用する制服のデザインは、ファッションブランド「TARO HORIUCHI」や「th」を手がけ、世界的に注目を集めているというファッションデザイナー、堀内太郎さんによるもの。
「着回し」をコンセプトに、全体的な統一感を持ちつつ、その日の業務内容や天候、気分、体調などに合わせて、数あるアイテムのなかから自由に組み合わせられるのが大きな特徴。靴はスニーカーです。
「日常服のように、制服も着る人の意思で自由に組み合わせることができれば、スタッフはもっと自分らしく生き生きとした働き方で、集中して業務に邁進できる」という考え方のもと、こうした「機能美」を追求した制服の導入によって社員のパフォーマンスを最大限に引き出し、サービス向上に繋げることを目指すといいます。
「エアラインの仕事では、しゃがんだり立ったりを繰り返します。制服のデザインを依頼するにあたっては、着る人の動きも加味しました」(ZIPAIR Tokyo 西田真吾社長)
ジップエアは2020年のサマースケジュールより、東京(成田)〜バンコク(スワンナプーム)線、東京(成田)〜ソウル(仁川)線で運航を開始する予定です。
恵 知仁(乗りものライター)
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チバQ
:2019/04/18(木) 15:14:23
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201904/0012244240.shtml
神戸空港 発着枠1日80回へ増やす案で調整
2019.04.15
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神戸空港=2014年、神戸市中央区
神戸空港=2014年、神戸市中央区
関西経済連合会の松本正義会長は15日の定例会見で、関西の官民が協議中の神戸空港の規制緩和案について、発着上限を現行の1日60回から80回に拡大することで最終調整していると明らかにした。また、午後10時までの運用時間を11時まで延長する案についても公式に言及した。
関西、大阪(伊丹)、神戸空港の周辺自治体、経済団体でつくる「関西3空港懇談会」で2018年末から議論し、松本氏が座長を務めている。
神戸空港の規制緩和が実現すれば、06年の開港以来初となる。現在、スカイマークと全日本空輸など4社が上限に近い便数を運航中。緩和で増便が期待される。
この日の会見で松本氏は、運用時間と発着枠の拡大が「第一段階」との認識を示した。国内外の航空需要の高まりを背景に「関西へのアクセスを便利にする必要があるとだれもが考えている。阻害する要因はない」とも指摘した。
一方、兵庫県の井戸敏三知事らが求めている国際線の解禁に関しては「中期的な観点で神戸の活性化を考えないといけない」と述べるにとどめた。合意を目指す提案には「どういう緩和をしていくか定期的に話し合う内容も含む」とし、国際化は継続課題となる見通し。
関経連は、各団体トップらの会合の日程を調整しており、開催は5月にずれ込む可能性があるという。国への要請を経て規制が緩和される時期について明言を避けた。
井戸知事は15日の定例会見で「求めている運用時間の延長と発着回数は(調整案と)隔たりがある」としつつも「段階的な対応としてそれなりに評価すべき」と一定の理解を示した。(内田尚典、井関 徹)
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チバQ
:2019/04/18(木) 15:15:08
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201904/0012233930.shtml
2019/4/12 06:00神戸新聞NEXT
神戸空港が午後11時まで延長 開港初の規制緩和へ
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運用時間延長など規制緩和の実現に期待が高まる神戸空港=神戸市中央区
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運用時間延長など規制緩和の実現に期待が高まる神戸空港=神戸市中央区
関西、大阪(伊丹)、神戸空港の役割分担を決める「関西3空港懇談会」(座長=松本正義関西経済連合会会長)の構成自治体と経済団体が、神戸空港の運用時間を現行の午後10時から11時へ1時間延長するなどの規制緩和を国に求める方向で調整していることが11日、分かった。「24時間利用可能な海上空港」として神戸側が求めていた規制緩和に比べて小幅な内容にとどまるものの、実現すれば2006年の開港以来初となる。(内田尚典、長尾亮太)
神戸空港には現在、運用時間は午前7時〜午後10時▽発着は1日60回まで▽受け入れは国内線のみ-という規制がある。いずれも05年の3空港懇の合意に基づくが、航空需要の拡大を受け見直しを議論していた。
合意を目指す内容には、発着枠の拡大も盛り込む。定期便を含む国際線の受け入れは将来的な検討課題にとどめ、当面は現行の規制の範囲内で認められている「海外からのビジネスジェット」の受け入れを増やせるよう、通関、出入国管理、検疫体制の充実を訴える。
各空港の役割については、関空が西日本を中心とする国際拠点空港▽伊丹が国内線の基幹空港▽神戸が神戸周辺の需要に対応する地方空港-との分担を踏まえ、神戸が関空と伊丹を補完する位置付けを明確にする。
関空と伊丹は12年に経営統合し、運営権を民間に売却する手続き(コンセッション)を経て、16年にオリックスなど出資の関西エアポートによる運営が始まった。神戸も18年から関西エアが運営し、3空港一体運用が始まった。
こうした状況を受け18年末、関経連の呼び掛けで8年ぶりに3空港懇が開かれた。席上、関西エアの山谷佳之社長は関空について、環境アセスメントで想定した年23万回を上回る発着の受け入れが必要になると指摘。兵庫県の井戸敏三知事は神戸、伊丹の国際化を要望していた。
大阪府・市などの構成自治体、経済団体は2025年国際博覧会(大阪・関西万博)に向け、航空需要の一層の高まりに期待している。運航の安全性や環境への影響を含めた中長期の課題に対応するため、次回以降、年1回程度の定期開催も調整する。
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:
チバQ
:2019/04/21(日) 23:45:47
https://www.asahi.com/articles/ASM4C4JLDM4COBJB001.html
駐車場不足で「乗り遅れの心配も」 10連休の中部空港
豊平森 2019年4月16日10時38分
中部空港(愛知県常滑市)の駐車場は春の10連休中、最大約5600台分も不足する見通しだ。空港会社は「非常事態」として、公共交通機関の利用を求めている。
空港会社が11日に発表した。空港会社によると、9月にできる格安航空会社(LCC)向け第2ターミナル(T2)工事の影響で、空港内の駐車場は臨時駐車場を含めてかつての約1万台分から約7900台分に減少。一方で就航便数の増加は続き、駐車需要が連休中の大半で容量を超え、5月3日には開港以来最多の1万3500台に達する見込みという。
尾頭嘉明・常務執行役員は「旅行者だけでなく、(複合商業施設の)フライト・オブ・ドリームズや空港見学に来る人も多い。これまでにない混雑が予想され、航空機に乗り遅れる心配もある」と訴える。
そのため、T2に合わせて新設する立体駐車場2棟のうち1棟600台分を前倒しで活用する。また、各地でコインパーキングを運営する名鉄協商と協力し、ウェブサイト(
https://www.centrair.jp/access/parking/full/
別ウインドウで開きます)で、空港へのアクセス路線になっている名鉄常滑線沿線の駐車場の空き状況を案内。途中で電車に乗り換える「パーク・アンド・ライド」を呼びかけている。
4月27日〜5月4日の空港の駐車場予約は、協力関係にある常滑市内の民間駐車場約2千台分も含めてすべて満車という。問い合わせは、セントレアテレホンセンター(0569・38・1195)へ。(豊平森)
6700
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チバQ
:2019/04/24(水) 11:17:32
https://www.sankeibiz.jp/business/news/190424/bsd1904240500005-n1.htm
全日空「A380」投入、ハワイ路線で火花 日航の牙城切り崩し狙う (1/2ページ)
2019.4.24 06:15
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ANAホールディングス傘下の全日本空輸(ANA)と、日本航空(JAL)がリゾート地として高い人気を誇る米ハワイ路線をめぐって火花を散らしている。1954年にハワイ路線を就航し65年の歴史を持つ日航は先行の利が強みだ。これに対し、全日空は世界最大の総2階建て旅客機エアバスA380を5月に国内航空会社として初めてホノルル線に導入、日航の牙城切り崩しを狙う。
全日空がホノルル線に導入する旅客機エアバスA380型機「FLYING HONU」のファーストクラス=23日、成田空港
全日空がホノルル線に導入する旅客機エアバスA380型機「FLYING HONU」のファーストクラス=23日、成田空港
離陸する日航機=羽田空港(ブルームバーグ)
離陸する日航機=羽田空港(ブルームバーグ)
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全日空がホノルル線に導入する旅客機エアバスA380型機「FLYING HONU」のファーストクラス=23日、成田空港
離陸する日航機=羽田空港(ブルームバーグ)
20年までに3機体制
全日空は成田-ホノルル線にA380を5月24日から就航させる。ハワイで神聖な生き物とされるウミガメ「ホヌ」をモチーフとしており、フライングホヌの愛称が付けられている。23日の内覧会で公開されたA380の内部には、横並びの座席をベッドのように使える「カウチシート」を日本の航空会社で初めてエコノミークラスに採用。ビジネスクラスにも仕切りのないペアシートを一部座席に設けるなど、「子連れの家族や若いカップルが快適に乗れるよう配慮した」(担当者)という。
当初は水色の1機体制だが、2020年までにオレンジ色と緑色の2機を追加。成田-ホノルル線での座席数と便数を掛けた全日空の供給量のシェアは、航空会社全体に占める割合で34%に達する計画で、日航の30%を上回る見込みだ。「3機目が就航する2年後には日航を抜いて1位になる」。全日空の担当者はこう語り、自信を示す。
全日空は、国際線の売上高が近年右肩上がりで上昇しており、15年3月期に日航を上回った。ただ、全日空の国際線の定期運航は1986年からで、54年から国際線を運航する日航と比べると歴史が浅い。そのため、全日空の国際線は確実な収益が見込めるビジネス客向けの路線展開が多く、「ビジネス路線でためたマイルをリゾート路線で使いたい」という声が多く上がっていた。ハワイ路線は、こうした声に応えるためにも、特典航空券の座席が確保しやすい520席のA380を導入した。他にも、機内食に20、30代の女性に人気のオーストラリア発のレストラン「bills(ビルズ」の人気メニューを取り入れるなど、ハワイ路線を国際線強化に向けた旗艦路線とする方針を鮮明にする。
高付加価値で“応戦”
一方、全日空の攻勢に対し、日航も着々と手を打つ。まず、2017年9月に、それまで全日空と提携していたハワイアン航空と提携。同航空のハワイ各島路線を共同運航便(コードシェア便)とすることが可能となった。
これに加え、昨年から「JAL HAWAII」キャンペーンを展開。特に個人旅行者をターゲットに各種サービスを提供する。所有者が使用しない期間にコンドミニアムや別荘などを貸し出す「バケーションレンタル」の利用のほか、米国出張の帰国途中にハワイで休暇を取ることが可能になるサービスや、休暇先で仕事をする「ワーケーション」を支援するための共同オフィスの提供など、ハワイに度々訪れる高収入の顧客を意識する。
国際路線事業本部長の大貫哲也常務執行役員はハワイについて「時代の流れとともに、渡航形態が個人向けに変化している」と説明する。「『ハワイといえばワイキキビーチとショッピング』のスタイルではなくなってきた」という。ハワイの島々において、各種サービスメニューを用意する“ハワイリゾートの進化形”で全日空を迎え撃つ。
日航は、路線の充実度でも18年4〜9月期では全日空を上回る。全日空が東京(成田、羽田)からのホノルル線しかないのに対し、日航は成田・関西・中部からホノルルへの便を運航しており、東京、名古屋、大阪の三大都市圏の利用客に対応できるなど、国際線65年の一日の長があるといえそうだ。
少ない路線が不利の全日空はA380の就航を機に海外の空港では唯一のラウンジをホノルルに設けるなど、国内、国際線ともに日本を代表する航空会社としての立ち位置を明確にする考え。ハワイをめぐる両社の競争は熱気を帯びそうだ。
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チバQ
:2019/04/24(水) 13:31:24
https://this.kiji.is/490709141981725793?c=92619697908483575
熊本空港民営化 東アジア13路線誘致、九州中央の玄関口に
2019/4/16 09:57
©株式会社熊本日日新聞社
国土交通省は15日、熊本空港の民営化に関する入札で優先交渉権者に選んだ企業グループの提案概要を公表した。東アジア路線の誘致を進め、国際線ネットワークを拡充。九州中央のゲートウェイ(玄関口)を目指す。バス路線を増やすなど二次交通も充実させる方針だ。
提案したのは地元企業5社を含み、三井不動産を代表とする「MSJA・熊本コンソーシアム」。
国際線では中国の北京や上海、タイのバンコク、ベトナムのハノイなど13路線を開設する目標を掲げており、誘致に関する専任部署を設置。小型機が就航しやすい環境も整備するとした。
一方、国内線は新千歳や静岡などへの就航を目指し、民営化から約30年後の2051年度には全体の旅客数を622万人と、17年度の約2倍に引き上げる目標を示した。
二次交通については、空港発着のバス路線数を現状の11から23に拡充。主に福岡や長崎、鹿児島など県外路線を増やす。
提案には直接的な言及はないものの、県が整備予定のJR豊肥線三里木駅から分岐するアクセス鉄道の乗り入れも念頭に置いており、関係者によると、企業グループが建て替え予定の国内線と国際線が一体となった新ターミナルビルに直結した駅を目指すという。
このほか新ビルについて、保安検査後のエリアの店舗面積を現在の54平方メートルから2500平方メートルに拡大するといった目標を掲げた。
企業グループは4月中に国と基本協定を締結。19年7月にビル施設などの運営事業を始め、20年4月に空港運営全般の事業を開始予定。(嶋田昇平、中原功一朗)
(2019年4月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)
6702
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荷主研究者
:2019/04/28(日) 21:47:52
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/296665?rct=n_hokkaido
2019年04/15 21:54 北海道新聞
新千歳構内の道路アンダーパス化 22日から暫定供用
【千歳、苫小牧】札幌開建は15日、新千歳空港構内の道路の一部をアンダーパス化し、22日から暫定的に片側1車線で供用を始めると発表した。
アンダーパス化したのは千歳市のJR南千歳駅付近と苫小牧市美沢を結ぶ道路の一部で、千歳市美々と苫小牧市美沢にまたがる約830メートル。同開建が2016年から進めている国際線ターミナルビルと滑走路を結ぶ南側誘導路の増設に伴う工事で、誘導路の下を道路が通る。工事に伴い設けられていた迂回(うかい)路は廃止される。
全文:222文字
6703
:
チバQ
:2019/05/14(火) 11:49:03
https://www.sankei.com/west/news/190513/wst1905130037-n1.html
スカイマーク会長、神戸空港「すぐにも増便できる」
2019.5.13 20:45
スカイマークの佐山展生会長は13日、神戸空港で報道陣の取材に応じ、官民でつくる「関西3空港懇談会」が神戸空港の規制緩和で合意したことを受けて、「(緩和が実現すれば)便数はすぐにも増やせる。発着枠が増えた20便は全部もらってもいいぐらいだ」と神戸を最重要視する姿勢を表明した。将来的な24時間運用と国際化を求め、サイパンやアジア方面に就航させる考えも明らかにした。
懇談会は11日、令和3(2021)年ごろまでに神戸空港の運用時間(午前7時〜午後10時)を夜間に1時間延長して午後11時までとし、発着枠を現在の1日60便から80便に増やす規制緩和で合意。国際線就航は7年ごろまでの検討課題とした。
佐山氏は、需要の多い羽田-神戸便について「羽田空港の発着枠が埋まっており増便は難しい。(午後11時以降に羽田発の)深夜便が空いているが、今回の合意では神戸で受け入れられない」と指摘。当面は発着枠の空いている路線を検討する方針を示した。
神戸空港の規制緩和が、関西国際、大阪(伊丹)空港の業績に影響するとの懸念が根強いことに対しては「一歩踏み出すことでどんな影響があるか分かる。むしろ関西全体の旅客が増えると思う」と語った。
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201905/0012328241.shtml
スカイマーク会長 神戸空港国際化ならサイパン便検討
2019.05.14
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運用時間延長など規制緩和の実現に期待が高まる神戸空港=神戸市中央区
運用時間延長など規制緩和の実現に期待が高まる神戸空港=神戸市中央区
スカイマークの佐山展生(のぶお)会長は13日、神戸空港で記者団の取材に応じ、同空港の国際化が実現した場合、サイパンやアジア地域向けの国際チャーター便を運航する意向を明らかにした。佐山氏は「関西が日本の窓口になるため(関西、大阪を含む)3空港が協力して受け入れ能力を引き上げてほしい」と述べ、国際化の実現に期待を寄せた。
佐山氏は、11日の「関西3空港懇談会」で神戸の規制緩和が開港以来初めて合意されたことを「非常に貴重な一歩」と評価。同社は神戸を最重要拠点としており「将来的に24時間運用となり、海外にも行ける空港になってほしい。発着枠が増えた分だけ飛ばしたい」と意欲を示した。
空港と新神戸駅を結ぶ公共交通機関の輸送力増強にも触れ「京都など新幹線沿線から旅客を呼び込めるようになる」と必要性を強調した。(長尾亮太)
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チバQ
:2019/05/14(火) 11:49:50
https://www.sankei.com/west/news/190511/wst1905110019-n1.html
神戸空港、夜11時まで運用、発着枠拡大 規制緩和で合意
2019.5.11 21:40産経WEST
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神戸空港=11日午後、神戸市中央区(本社ヘリから、恵守乾撮影)
神戸空港=11日午後、神戸市中央区(本社ヘリから、恵守乾撮影)
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関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港のあり方を官民で議論する「関西3空港懇談会」(座長=松本正義・関西経済連合会会長)が11日、大阪市内で開かれ、神戸空港の規制を緩和することで合意した。運用時間は夜間1時間の延長、発着枠は1日60回から80回となり、開港以来初めての規制緩和が決まった。焦点だった神戸、伊丹両空港の国際線就航は今後の検討課題とされ、結論が持ち越された。
3空港懇は昨年12月以来の開催。会合は非公開とされ、大阪府の吉村洋文知事、兵庫県の井戸敏三知事、関西エアポートの山谷佳之社長らが出席した。
その他の写真を見る(2/2枚)
今回の合意で、神戸空港の運用時間(午前7時〜午後10時)は午後11時までに延長。発着枠拡大とともに、遅くとも令和3(2021)年までに規制が緩和される。国際線就航を認めるかは、2025年大阪・関西万博に向けた中期的な課題との位置づけにとどまった。
一方、関空の発着回数の上限(年間23万回)の根拠となる環境影響評価(アセスメント)の見直しも万博開催までの課題とされた。伊丹の国際線就航については「状況に応じて議論する」とした。
■ビジネス客増加に期待
神戸空港の発着枠拡大などが合意されたことを受け、地元自治体や経済界には「規制緩和の方向が明確になった。まずは第一歩」(井戸敏三・兵庫県知事)などと歓迎ムードが広がった。夜間の運用時間が延長されればビジネス利用の増加につながり、地元が期待する国際線就航への機運も高まりそうだ。
神戸空港は騒音の影響が少ない海上空港で、本来は24時間運用が可能とされる。空港から神戸市中心部の三宮までは車や新交通ポートライナーで約20分、阪神間や大阪市内にもアクセスしやすい。現在、羽田-神戸の最終便は午後8時15分発。運用時間が午後11時まで延長されれば、東京での滞在時間も延ばせることになり、ビジネス利用客の増加が見込まれる。
神戸商工会議所の家次恒会頭は「東京で夜の会合に出席できるようになり、企業にとってメリットは大きい」と期待する。神戸市の久元喜造市長は、空港へのアクセス改善やターミナルの整備について「早期に検討を進めたい」と応じた。
■兵庫県知事は「不十分」
ただ、兵庫県は昨年12月の3空港懇で運用時間を午前6時〜翌午前0時に、発着枠は1日120回にすることを提案。国際定期チャーター便就航も認めるよう求めていた。
それだけに井戸知事は3空港懇後、「当初の主張が値切られており、不十分な点がある」と強調。兵庫県は、地元の要望が強い大阪(伊丹)空港での国際線再就航も訴えていく構えだ。(岡本祐大)
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チバQ
:2019/05/14(火) 11:50:31
https://www.kochinews.co.jp/article/276307/
2019.05.14 08:48
【動画】8銘柄飲み比べ 土佐酒バー高知空港に 搭乗前にほろ酔い!?
5/26まで 売店で土産購入も可能
自動販売機を使った「土佐酒(さけ)バー TOSA GATE」がこのほど、高知龍馬空港の2階出発ロビーにオープンした。26日までの期間限定。8銘柄の中から500円で好きな3杯を飲み比べでき、国内外の旅行客が高知をたつ前の“ちょっと一杯”を楽しんでいる。
「土佐酒バー」は、ワイン販売用のイタリア製自販機(縦60センチ、横120センチ、奥行き30センチ)を活用。ワンコインで30ミリリットルの容器を三つもらえ、飲み口など好みに合わせて店員が酒をついでくれる。飲んで気に入れば、空港内の売店で土産の購入も可能だ。
仕掛けたのは、県酒造組合認定の土佐酒アドバイザー、平野宏明さん(48)=東京都出身。「素晴らしいお酒を造る高知の蔵元を知ってほしい」と、「高知家ビジネスプランコンテスト2018」に提案、優秀賞を受賞した。今春、合同会社「コチコチ」(高知市)を設立し事業化した。
初日の12日は、純米大吟醸中心の豪華なラインアップで「まずは知ってもらうこと。赤字覚悟です」と平野さん。蔵元巡りの帰りという男女7人組は「何杯でもいける」「次はこの蔵元に行こう」などと、次々におかわりしていた。
15日まで県東部、16〜18日は県中部、19〜21日は県西部の酒を用意する。営業は午前11時〜午後7時半。詳細は同社のHPか、フェイスブック、インスタグラムで「TOSA GATE」と検索。
土佐酒との「出合い」提供 経営の平野さん
「杜氏(とじ)さんがチャレンジ精神旺盛。誰も使ったことのない酵母なんです」「蔵元初の純米大吟醸。手に入りにくいレアものですよ」
高知龍馬空港にオープンした「土佐酒バー」では、経営者の平野宏明さん自ら店頭に立ち、酒のうんちくを語っている。「高知の蔵元は小規模でも精鋭。出合いの場を提供したい」。
大学卒業後、会計事務所勤務を経て英国に留学し、経営学修士(MBA)を取得。外資系コンサルティング会社を経営していたが、ゆっくりした生活を求めて4年前に妻の古里、香美市へ移住した。
転機は3年前。亀泉酒造(土佐市)の純米吟醸原酒を飲み、酸味と甘味の絶妙なバランスに衝撃を受けた。県内のほかの蔵元にも足しげく通うようになった。世界各国のワインを飲み歩いた経験から、土佐酒のポテンシャルを確信。「甘めの酒でも魚料理に寄り添える。グローバル市場で通用する」。
バー事業のアイデアは、かつてポルトガルで見たワイン自販機から浮かんだという。
日本ソムリエ協会認定の「ワインエキスパート」でもあり、酒の専門家として「海外、県外と高知をつなぐお手伝いをしたい」とも。バーの発展型のほか、訪日客を対象にした土佐酒ツーリズムなども夢に描く。
「去りがたし、土佐の国」。紀貫之が帰京時に残した言葉を引き合いに、「高知を離れる人にそう思っていただける一助になれば」と力を込めた。(横田宰成)
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チバQ
:2019/05/14(火) 11:51:44
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201905/0012322557.shtml
2019/5/12 06:30神戸新聞NEXT
ビジネスマンに朗報? 午後9時台の東京発登場か 神戸空港規制緩和
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神戸空港の運用が現行より1時間延長されて午後11時までになれば、東京からの最終フライトは午後9時台発になる可能性があり、東京出張のサラリーマンらに歓迎されそうだ。利用が集中する夜間の便は“ドル箱”で、新幹線との競争も激化するとみられる。
関西エアポートによると、5月時点で神戸への空の最終便は午後8時15分羽田発、同9時半神戸着の便。スカイマークの市江正彦社長は3月、規制緩和で発着枠が拡大された場合、追加導入する1機を神戸空港に充てる意向を示しており、規制緩和後は、同9時すぎに羽田をたつ便の登場も見込まれる。
対して、新幹線で新神戸に止まる最終は、同8時50分東京発、同11時38分着。新大阪には同9時23分発、同11時45分着。搭乗手続きや立地、便数の観点から単純な比較はできないが、東京から夜遅くに神戸に向かう場合、「飛行機の方が便利」という利用者が増えるかもしれない。
東京や各地の造船所への出張で頻繁に空路を利用するという船舶用エンジン製造「ジャパンエンジンコーポレーション」(兵庫県明石市)の川島健社長は「伊丹空港の発着は午後9時までなので、神戸が同11時に延長されれば、より時間を有効活用できるので助かる」と話す。(上杉順子、三島大一郎)
6707
:
チバQ
:2019/05/21(火) 11:25:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190520-00050284-yom-bus_all
羽田の米国便拡大、4社が10都市に12路線
5/20(月) 23:03配信 読売新聞オンライン
米運輸省は、2020年に予定されている羽田空港の国際線発着枠拡大で、米国の航空会社が就航させる都市の素案を発表した。デルタ航空など大手4社が、ニューヨークやシカゴ、ホノルルなど10都市に12路線を展開する。
内訳は、デルタ航空が最も多く、シアトル、デトロイト、アトランタ、ポートランド、ホノルルの5路線。次いでユナイテッド航空がニューヨーク(ニューアーク空港)、シカゴ、ワシントン(ダレス空港)、ロサンゼルスの4路線。
アメリカン航空はダラス・フォートワース、ロサンゼルスの2路線、ハワイアン航空がホノルルの1路線となる。航空会社の意見を踏まえ今後、正式に決める。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00010002-travelv-bus_all
米運輸省、羽田空港の増枠分で路線決定、ロサンゼルスとホノルルは2便ずつ、ラスベガスは対象外に
5/17(金) 17:38配信 トラベルボイス
米運輸省、羽田空港の増枠分で路線決定、ロサンゼルスとホノルルは2便ずつ、ラスベガスは対象外に
米運輸省、羽田空港の増枠分で路線決定
米運輸省、羽田空港の増枠分で路線決定
米運輸省(DOT)は2019年5月16日(現地時間)、2020年夏の路線開設に向けて調整が進む羽田国際線の昼間発着枠について、米国航空会社4社による12路線を国土交通省に提案する方針であることを発表した。今年1月に、日米当局は日米航空協定を改正することで暫定合意。その際に羽田国際線12枠を米国航空会社に割り当てることが決められ、これに対して2月には4社が計19便枠を申請していた。
新たに申請する航空会社と路線は以下の通り。
・アメリカン航空:ダラス/フォートワース、ロサンゼルス
・デルタ航空:シアトル、デトロイト、アトランタ、ポートランド、ホノルル
・ハワイアン航空:ホノルル
・ユナイテッド航空:ニューアーク、シカゴ、ワシントンDC、ロサンゼルス
2月に申請した路線のうち、アメリカン航空のラスベガス、ユナイテッド航空のヒューストンとグアムが対象から外れた。アメリカン航空のダラス/フォートワース、デルタ航空のホノルル、ハワイアン航空のホノルルは発着時間帯別に複数申請されていた。
現在、昼間時間帯に運航されている米国便は、アメリカン航空のロサンゼルス線、デルタ航空のロサンゼルス線とミネアポリス/セントポール線、ハワイアン航空のホノルル線、ユナイテッド航空のサンフランシスコ線。
羽田の発着枠を米国運輸省に申請した米国航空各社は、今回の仮決定にコメントの機会が与えられている。デルタ航空によると、運輸省は各社からのコメントを検討後に2019年夏終盤に最終決定を発表すると見込まれているという。
今後、日米当局間の正式な合意を待つことになるが、米運輸省は新規発着枠便について2020年夏の東京オリンピック・パラリンピック前の就航を希望している。
トラベルボイス編集部
6708
:
荷主研究者
:2019/05/26(日) 10:58:55
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44656980Q9A510C1962M00/
2019/5/13 6:30 日本経済新聞 中国・四国
民営化まで2年 広島空港、旅客500万人挑戦
(ウエーブ広島)
6709
:
チバQ
:2019/05/27(月) 18:50:42
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190527-00283217-toyo-bus_all
JALがハワイの「マイナー路線」開拓を急ぐわけ
5/27(月) 5:10配信 東洋経済オンライン
JALがハワイの「マイナー路線」開拓を急ぐわけ
JALのイメージキャラクターを務める嵐のメンバーがプリントされた飛行機。イベントにはメンバーの大野智さんと松本潤さんが駆けつけた(撮影:尾形文繁)
常夏の楽園・ハワイと日本を結ぶ路線は航空会社にとって収益性の高い“ドル箱”だ。そこで圧倒的な存在感を示してきた日本航空(JAL)がいま、大きな戦略転換を迫られている。
【グラフ】ハワイ路線シェアはJALがANAを圧倒
JALは5月22日、イメージキャラクターを務める人気アイドルグループ・嵐とコラボレーションした特別塗装機のお披露目イベントを開催した。嵐メンバーの大野智さんと松本潤さんらも同席。当日夜の成田=ホノルル便には早速この機材が使用された。
■ハワイ路線の情報発信を強化
JALは今年に入り、ハワイ路線の情報発信を急加速している。
4月21日には東京ミッドタウン日比谷で、JTBやエイチ・アイ・エスなど多くの旅行会社と共同でイベント「JAL HAWAII フェス」を開催。5月14日には、初日の出を飛行機に乗って上空から鑑賞する「初日の出フライト」を、2020年の元旦にハワイ諸島上空で初めて実施すると発表した。
中でも注目を集めたのは、3月29日に開かれた新たなハワイ旅行コンセプトの発表である。大自然の中で夕陽や星空を堪能するキャンプ型宿泊サービス「グランピング」、高級別荘をレンタルして自分の家のように過ごす「バケーションレンタル」などを動画で紹介した。
ただ、この動画の主な舞台となったのはワイキキビーチや人気商業施設「アラモアナ・センター」のあるオアフ島ではなく、ハワイ諸島主要8島のうち最大の島であり「ビッグ・アイランド」の愛称で親しまれるハワイ島だった。4月のイベントもハワイ島の紹介ブースが設けられており、5月発表の初日の出フライトもハワイ島上空を旋回する内容となっていた。
なぜいまJALはハワイの情報発信を強化し、中でもハワイ観光の王道であるオアフ島ではなく、ハワイ島を重視するのか。その背景には、ライバル・全日本空輸(ANA)の急拡大がある。
JALが日本からホノルル(オアフ島)への定期直行便を就航したのは1959年、つまり今から60年も前のことだ。日本の航空行政が主要な国際線を長くJALに限定していたこともあり、ライバル・全日本空輸(ANA)のハワイ線就航(1991年)より32年も先行している。
2010年の経営破綻でJALは国際線縮小を余儀なくされたが、ハワイ路線は例外で、現在でもJALはホノルルへ、成田から1日4便、ANAにはない関西国際空港と中部国際空港からも1日1便運航している。
2019年3月時点の日本―ハワイ間の供給座席数シェアはJALが31%で首位。2位はハワイアン航空の22%。ハワイアン航空とJALは2017年から共同運航(コードシェア)を行っており、両社を合わせたシェアは過半を超え、同13%のANAを圧倒している。
■「ハワイと言えばJAL」イメージが奏功
これだけの強さを発揮できている理由について、JALの内藤建一郎・国際路線事業部長は「ハワイと言えばJAL、というイメージを形成できたからだろう」と分析する。圧倒的な座席数を供給し、1990年代に専用の特別内装ジャンボ機を投入するなど、「日本人のハワイ渡航需要を創出してきた自負がある」(同)。
また、長い歴史で培ったハワイのホテルとの関係性も奏功している。JALは1984年から「ホノルルマラソン」のスポンサーを務め、客足が途絶える12月初旬の送客に貢献してきた。
ハワイ戦略を担当するJAL国際路線事業部の阿部元久・アシスタントマネジャーは「ハワイはホテル需要が逼迫しており、ホテルとの関係が強いかどうかが(JALの座席利用率にとって)重要になる」と語る。というのも、今のハワイ旅行は航空運賃以上に、ホテルの仕入れ値が旅行パック料金に影響しており、「(ホテルと目に見える)提携をしていなくても、長い間送客してきた付き合いから、(JALの航空券を用いた旅行パックを、ホテルから)優遇してもらえている」(阿部氏)からだ。
毎年12月初旬に開催されるホノルルマラソンだけでなく、年度明けで客足が遠退く4月初旬のハーフマラソン大会や、夏休み明けとなる9月下旬のロードレース大会など、複数の閑散期イベントをスポンサーとして支えている。
6710
:
チバQ
:2019/05/27(月) 18:50:58
しかし、長年続いてきたJALの天下が覆ろうとしている。
5月24日、ANAが世界最大のエアバス製旅客機「A380」を、成田―ホノルル線に導入したのだ。総座席数は520席と、ANAがこれまでハワイ路線で使用してきたB787-9(246席)の2倍超という驚異の送客力を誇る。就航時は週3便、7月1日からは週10便と徐々にB787-9からの置き換えを進めていく。
これによりJALは首都圏(羽田・成田)発のホノルル路線の供給座席数で、ANAに逆転される。4月26日の決算会見で、JALの菊山英樹財務・経理本部長は「(ANAの座席数大量供給で)需給バランスが崩れるのは明々白々。(供給座席数を前年比で)10%以上落とす」という計画を明かした。
■ハワイ島で「JALの牙城」を築く
劣勢に立たされたJALがひねり出した戦略が「ハワイ島」の活性化だ。ハワイ島のコナ空港に日本から直行便を運航するのは、JALとハワイアン航空のみ。しかも、ハワイアン航空はホノルル―コナ間の乗り継ぎ便を多数持つ。ANA不在のハワイ島は、JALが新たな「牙城」を築くのにうってつけなのだ。
前出の阿部氏は「JALにはANAのA380のような目新しい機材がなく、今までどおりにやっていたらダメになる。どうやってJALのハワイ路線を愛し続けてもらうか考えたとき、ハワイ島を生かした新しい旅の提案にたどり着いた」と語る。
JALの調査によると、今の日本人がハワイ旅行に求めるものの1位は、ホノルルでビーチと買い物を楽しむことではなく、ゆっくり過ごしたいニーズが大きくなっているという。JALとしては、ハワイ島でしかできない楽しみ方を創り出し、定着させていく考えだ。
日本とハワイ島コナ空港を結ぶ路線の座席利用率は、年間通して90%程度のホノルル線を大きく下回る。昨年5月にハワイ島のキラウエア火山が噴火したこともマイナスとなった。前出の国際路線事業部長・内藤氏も「(高需要の)ホノルル線よりも、コナ線の需要をしっかり盛り上げていくことを優先する」と意気込む。
■西武、ヒルトン系と相次ぎ提携
カギはハワイ島が注目されるようなアクティビティーをJALが用意できるかだ。今年2月にはハワイ島にリゾートホテルを構える西武ホールディングスと、3月にはコンドミニアムを多く抱えるヒルトン系の業者と、商品開発で相次ぎ提携した。
それらの提携を生かしたハワイ旅行コンセプトを前述したような形で3月に発表したが、定まっているサービスはわずかで、中身が煮詰まっていないものがまだ多い。ハワイ戦略担当の阿部氏は「これから深めていく。世界中からアイデアを集めている」と今後の深化に自信を見せる。
新天地・ハワイ島でANA追い落としを図るJAL。ハワイ路線盟主の座を死守するために、かつての開拓者としての手腕が再び試されている。
森田 宗一郎 :東洋経済 記者
6711
:
チバQ
:2019/05/29(水) 19:56:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190520-00000006-kumanichi-l43
天草エアライン、機長不足で窮地に 3割欠航続く 人員確保見通せず
5/20(月) 12:06配信 熊本日日新聞
天草エアライン、機長不足で窮地に 3割欠航続く 人員確保見通せず
機長不足で約3割の便が欠航している天草エアラインの「みぞか号」。4月26日にはエンジントラブルが発生し、5月4日まで全便欠航が続いた=天草市の天草空港
熊本県などが出資する天草エアライン(天草市)が2月以降、機長不足のため、1日10便のうち約3割の便で欠航が続いている。直接の原因は3人の機長のうち1人が病気療養中のためだが、世界的なパイロット不足のあおりを受け、新たな機長確保はままならず、通常ダイヤに戻る見通しは立っていない。
「利用者に大きな迷惑を掛ける」。10連休を翌日からに控えた4月26日、天草エアの吉村孝司社長は天草市で会見し、約3割の欠航が来年3月まで続く可能性に言及。深々と頭を下げた。同社によると、2020年3月期決算の純損益は数千万円の赤字の見込み。赤字転落は11年ぶりとなる。
根本的問題
天草エアは50代の男性機長が2月下旬から病気療養のため乗務できなくなり、計画運休を実施。機長1人が運航できるのは1日8便、1カ月100時間の飛行時間などの上限があり、熊本、福岡、大阪の3路線のうち、飛行時間が長い大阪便を多めに欠航するなどして現体制で運航可能なダイヤに見直した。
こうした事態に対し、国土交通省は「航空会社として機長が足りないのは異例の状況だ」(同省幹部)として、通常ダイヤへの早期回復を同社に要請。同省は1日10便の運航には予備人員を含め4人の機長が望ましいとしており、天草エアについては「人員が足りていない根本的な問題がある」と指摘する。
運航に支障
天草エアもこれまで4人目の機長を探してきたが、見つからないまま機長不足で運航に支障が出た。県交通政策課は「格安航空会社(LCC)が増え、世界的にパイロット不足が深刻化している。小さな会社が新たな機長を探すのは難しくなっている」と頭を抱える。
大手航空会社と給与水準の開きは大きく、蒲島郁夫知事は「パイロットの処遇改善も重要だ」との認識を示す。
副操縦士の機長昇格に必要な国家資格は飛行時間1500時間以上などの厳しい要件があり、「昇格するまでには4〜5年かかる」(天草エア)。機長経験者を採用できても、機体の種類ごとに免許が異なり、すぐに機長としての乗務はできないという。
“命の翼”
天草エアは、島内の慢性的な医師不足を解消するため、天草市に1カ月に延べ40〜50人の医師を運び、“命の翼”とも呼ばれる。市病院事業部によると、天草エアが使えない場合、医師らは九州新幹線で出水駅(鹿児島県出水市)からフェリーを経由して天草入りするという。同部は「現状では医師の到着に問題は生じていない。しかし新たな派遣を要請するときに、天草エアのダイヤが不安定なら交渉が難航する可能性がある」と不安を抱える。
大型連休中には空路で天草入りできなかった観光客のキャンセルもあったという。天草宝島観光協会の赤木聖一事務局長は「天草エアラインが利用できるかどうかは、天草での滞在時間に直結する。早く通常ダイヤに戻ってほしい」と訴えた。(野方信助、赤池一光、嶋田昇平)
(2019年5月20日付 熊本日日新聞朝刊掲載)
6712
:
チバQ
:2019/05/30(木) 11:38:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00000097-asahi-int
イスラエルへの直行便が初就航 成田から週に往復3便
5/29(水) 23:27配信 朝日新聞デジタル
イスラエルの「エル・アル航空」は29日、商都テルアビブのベングリオン空港と成田空港を結ぶ直行便を来年3月から就航させることを発表した。両国間の直行便の定期運航は初めて。週に往復3便を予定しているという。
イスラエルは近年の経済発展がめざましい。特にテルアビブは「中東のシリコンバレー」と言われるほどハイテク産業が活発で、世界の注目を集めている。経産省によると、日本からの進出企業は昨年4月時点で70社となり、2013年比で倍増。日本からの投資額も120倍に急増し、17年には約1300億円にのぼった。
また、観光客の行き来も増えており、同航空によれば昨年は4万人がイスラエルから日本を訪れ、日本からも2万人がイスラエルを訪問した。イスラエル外務省は「直行便の就航は、両国間の経済と外交関係の発展につながると信じている」としている。
直行便の所要時間は、イスラエルから日本が11時間15分、日本からイスラエルが12時間半。現在は、乗り継ぎで16時間以上かかるため、大幅な時間短縮となる。
両国間では昨年5月の首脳会談で直行便を目指す方向で一致し、調整を進めてきた。今年9月には、初の直行便として往復2便のチャーター便運航も予定されている。(エルサレム=高野遼)
朝日新聞社
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:
チバQ
:2019/05/30(木) 23:24:46
https://digital.asahi.com/articles/ASM5L6WFBM5LUDCB00Y.html?rm=319
千葉)成田空港、乗り継ぎ便利に 拠点空港「地位守れ」
有料記事
福田祥史 2019年5月29日03時00分
成田空港で、米国から到着してアジアなどの別の国に向かう乗り継ぎ客への保安検査が、今月から一部省略された。日米両政府の合意に基づく措置で、国内の空港では初めて。乗り継ぎの円滑さをアピールし、アジアの拠点空港としての地位維持を目指す。
初日の13日午後。米ヒューストンからの全日空便が着いた第1旅客ターミナルの到着口では、乗り継ぎ客が通常は閉じられている搭乗用の改札口を逆に進んで出発エリアに入り、乗り継ぐ便の搭乗口に向かった。
全日空によると、この便は約230人の乗客の半数以上が乗り継ぎ客だった。従来は到着エリアを通り、乗り継ぎ検査場で検査を受けないと出発エリアに入れなかった。「お客様の利便性向上につながると期待している」と同社。
ログイン前の続き成田国際空港会社(NAA)によると、搭乗前の手荷物などの保安検査は国ごとに基準が異なるため、出発国で検査を受けても、日本で乗り継ぐ際には改めて日本の検査を受ける必要がある。ただ、出発国の保安基準が日本と同等であると確認できた場合は、省略することができるという。
日米は昨年夏、米国発の旅客の日本での乗り継ぎ検査省略に合意。NAAが試験運用を経て導入した。当面は、米国各地から到着する日米など8社の1日計17便が対象になる。
これまでは、便の到着が重なるなどして乗り継ぎ客が集中すると、検査に時間がかかり、次の便に乗り遅れるなど影響が出ることもあったという。検査省略で乗り継ぎ時間が短縮され、検査場の混雑も緩和されると期待されている。
NAAの夏目誠社長は「お客様の利便性が非常に高まり、成田空港の価値・魅力の向上につながっていく」と強調する。ニューヨークやシカゴからの便が対象の日本航空も「乗り継ぎ時間が短い場合などは特に効果的だ」という。
他の空港と競争激化 羽田便控え危機感
米国からの便では、乗客や乗務員が拳銃や実弾を機内に持ち込む事案が後を絶たず、米側の保安検査を不安視する声もある。それでも乗り継ぎ検査省略に踏み切った背景には、他の空港との激しい競争がある。
1978年の開港以来、成田空港はアジアの東端という地理的条件から、北米とアジア各国との乗り継ぎ拠点になってきた。だが、航空機の性能が向上して北米・アジア間の直行便が増えたのに加え、近隣国で相次ぐ巨大空港の開港や、羽田空港の再国際化で、その地位が脅かされている。
国際線乗り継ぎ客は、2004年度の約670万人をピークに減少。18年度は、国際線旅客全体が3500万人を突破して過去最高を記録する中、約376万人まで落ち込んだ。
NAAの調べでは、今年夏ダイヤでの北米への週間出発便数は、成田の320便に対し、韓国・仁川が208便、中国・上海で174便、羽田は98便と、今はまだ成田が圧倒的に多い。しかし、来年に予定されている羽田の国際線増便などを控え、危機感は強い。
夏目社長は、14〜16年に羽田の国際線が1日41便、年間発着回数で約3万回増えた際、成田では1日24便、年間1・6万回、旅客数は330万人減ったと指摘。来年の羽田増便は1日50便、うち24便が米国便となるため、「前回より大きな影響が出るのは避けられない。特にアジアと北米の乗り継ぎ需要に大きな影響が懸念される」と認める。
その上で、今回の乗り継ぎ検査の一部省略や、新たな誘導路設置による発着処理能力拡大で、乗り継ぎ機能が強化されるとして、こう繰り返す。「『北米とアジアの結節点』としての地位は何としても守りたい」
課題もある。乗り継ぎ検査省略にあたり、到着客と乗り継ぎ客が混在しないよう、NAAは1便につき2人の警備員を配置するが、人手不足で要員確保が難しく、実施できるのは1日17便が限度だという。担当者は「逆戻りや乗り越えができないゲートを設置するなど、設備面で対応して対象便数を増やしていきたい」としている。
到着口によっては、次の搭乗口に向かうため、エスカレーターのない階段を上る必要があったり、動く歩道が逆方向しか動いておらず、長い区間を歩かなければならなかったりするケースもある。(福田祥史)
6714
:
荷主研究者
:2019/06/02(日) 22:34:09
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/508854/
2019/5/10 6:00 西日本新聞 北九州版
北九州空港利用者数、3年連続過去最多 18年度178万人 貨物量も大幅増
2018年度の利用者数が3年連続で過去最高を更新した北九州空港
北九州市は、北九州空港の2018年度利用者数が178万3432人(前年度比13万9338人増)となり、3年連続で過去最高を更新したと明らかにした。国際定期便3路線の新規就航が国際線利用者数を押し上げ、前年度比約1・4倍増の33万6535人となり、利用者を順調に伸ばした。貨物取扱量も前年度から約1・8倍と大幅に増加し、航空貨物の拠点化も進んでいる。
18年度の国際線をみると、市と台北(台湾)を結ぶ国際定期便など、新たに3路線が就航。現在、計6路線となり、利用者数は2年連続で過去最高を更新した。路線別にみると、新規就航便以外の3路線は堅調で、前年度から利用客数が1万4462人増えた。新たに就航した3路線は計7万6292人が利用したが、利用率は50%後半から60%後半にとどまっており、集客に課題が残る。
国内線の定期便は4路線。3月末に北九州と静岡を結ぶ定期便が新たに就航した。4路線の利用者は143万731人。前年度比8万2277人増で、5年連続で過去最高となった。
貨物取扱量は8830トンとなり、前年度比180・9%と大幅増。市は、ANAグループによるアジア向け定期貨物便が昨年6月に就航したことが、取扱量増につながったと分析している。
=2019/05/10付 西日本新聞朝刊=
6715
:
チバQ
:2019/06/03(月) 16:07:39
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201906/CK2019060302000254.html
ベルリン開かずの空港「開港いつ?」 「2011年完成」から再三延期 総工費3倍
2019年6月3日 夕刊
建設工事が進むベルリンの「ブランデンブルク国際空港」。後方が新ターミナル
写真
着工から十三年-。ベルリンの新空港「ブランデンブルク国際空港」は、いまだに工事が続く「開かずの空港」だ。当初の開港予定は二〇一一年。空港設備のトラブルなどが相次ぎ、開港が再三延期されてきた。空港会社は来年秋の開港を目指しているが、視界良好ではなさそうだ。 (ベルリン・近藤晶、写真も)
「皆さんが最も興味のある質問は『この空港がいつ本当に開港するのか』ということだと思う。私たちは来年十月に開港できると確信している」。空港会社のエンゲルベルト・リュトケダルドルップ最高経営責任者(CEO)は先月、報道陣を前に自信を見せた。
新空港の建設計画が浮上したのは、東西ドイツ統一直後の一九九〇年。ベルリンにあるテーゲル、テンペルホーフ(いずれも旧西ベルリン)、シェーネフェルト(旧東ベルリン)の三空港を集約し、統一ドイツの新たな空の玄関口とする計画だった。
テンペルホーフ空港は、旧ソ連が西ベルリンへの陸上交通を遮断した「ベルリン封鎖」(一九四八〜四九年)の際、米国主導で物資の大空輸作戦が行われた舞台。ただ、滑走路が短く拡張も困難なため、すでに〇八年に閉鎖された。
ベルリン新空港のターミナルでは、今も工事が続く
写真
現在稼働するテーゲル、シェーネフェルト両空港もターミナルが手狭で、老朽化が進む。レストランや免税店は少なく、日本からベルリンへの直行便は就航していない。欧州最大の経済大国の玄関口としては見劣りする。
待望の新空港はシェーネフェルトを拡張する形で、新たなターミナルと滑走路が建設された。度重なる開港延期を余儀なくされたのは、ずさんな工事管理と政治介入による設計変更が原因とみられている。
一二年の二度目の延期の際には、火災時に作動するはずの自動排煙装置に問題があることが判明。開港式典のわずか一カ月前に延期が決まった。電源ケーブルが密集しすぎて発火する恐れもあった。独メディアは、当時のベルリン市長らで構成する監査委員会が、エアバスの二階建て超大型機に対応できるよう求めたため、ターミナルの設計変更に伴い「排煙システムもそれに適応させざるを得なくなった」と指摘している。
その後も開港延期が繰り返された結果、空港会社によると総工費は当初の二十億ユーロから三倍の六十億ユーロ(約七千三百二十億円)にまで膨らんだ。空港会社にはベルリンとブランデンブルク両州が37%ずつ、連邦政府が26%を出資しており、破綻すれば税金が投入されることになる。
空港会社トップのリュトケダルドルップ氏は「破滅的な建設工事を修正する必要があったが、建設工事はほぼ終了した。今後数カ月で技術的な検査を終えられるだろう」と、来秋の開港に楽観的な見方を示す。
昨年のベルリン二空港の旅客数は約三千四百五十万人。今後二十年間で五千五百万人に増えると見込まれる。ベルリン商工会議所のヤン・エダー専務理事は「現在はアジアへの旅客の15%しか直行便を利用できていない。長距離路線を誘致したい」と期待を寄せる。
ところが、報道公開の二日後、独誌シュピーゲルは、リュトケダルドルップ氏が四月に政府関係者らに「来秋の開港は完全には保証できない」と発言していたと報道。安全認証機関が報告書で一万件以上の設備の不備を指摘していたことも明らかになった。空港会社の広報担当者は「開港予定に変更はない」としているが、来秋の開港に向け再び暗雲が漂い始めている。
6716
:
チバQ
:2019/06/03(月) 16:08:45
https://www.afpbb.com/articles/-/3227904
ロシア各地の空港、大統領令で改名 サハリン島にチェーホフ空港誕生
2019年6月1日 18:42 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ロシア・CIS ]
【6月1日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は先月31日、国内にある空港の名前を改称する大統領令に署名した。
【写真特集】ロシアに君臨する「タフガイ」、ウラジーミル・プーチン氏
ロシアでは昨秋、同国各地にある空港約40か所の改名のため、オンライン上で国民に対し、候補となる有名人の名前を募るとともに、人気投票を行っていた。
これまで国内の空港名はほぼ全て、村の名前など、地理的な名称が用いられていた。
ロシアのモスクワ市内にあるシェレメチェボ空港(Sheremetyevo Airport)は、「エフゲニー・オネーギン(Eugene Onegin)」など機知に富んだ作品で知られる国民的詩人アレクサンドル・プーシキン(Alexander Pushkin)の名前が採用された。
極東に位置するサハリン(Sakhalin)島のユジノサハリンスク(Yuzhno-Sakhalinsk)にある空港は、作家のアントン・チェーホフ(Anton Chekhov)の名前が取られることになった。
ただチェーホフがサハリン島を訪れたのは、帝政時代における刑務所の過酷な状況について執筆するためだけだったとされる。
かつてのプロイセン領で、現在はロシアの飛び地であるカリーニングラード(Kaliningrad)の空港をめぐっては騒動が発生。
旧称ケーニヒスベルク(Koenigsberg)で1724年に生まれ、1804年に亡くなるまでこの地をほとんど離れなかったドイツの哲学者イマヌエル・カント(Immanuel Kant)に、地元の人々が賛成票を投じたものの、愛国心を欠いているとの批判を招き、結局は女帝エリザベータ・ペトロブナ(Elizabeth Petrovna)の名前が採用されることになった。
この女帝の軍隊は1758年にカリーニングラードを占領。ただ5年後には同地を放棄している。
シベリア地方の都市クラスノヤルスク(Krasnoyarsk)にある空港は、同地を出生地とし、脳腫瘍により2017年に55歳で死去したオペラ歌手のディミトリー・ホロストフスキー(Dmitri Hvorostovsky)の名前が付けられた。
他の都市は、北部の都市ムルマンスク(Murmansk)の空港が帝政ロシア最後の皇帝ニコライ2世(Nicholas II)の名前に改名されるなど、歴代の皇帝にちなんだものが多い。
大統領令は先月31日に施行された。ただ新たな空港名の正しい英語表記については明らかになっていない。(c)AFP
6717
:
チバQ
:2019/06/03(月) 21:54:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190603-00050201-yom-soci
有休取得でパイロット不足…ジェットスター54便欠航
6/3(月) 19:31配信 読売新聞オンライン
格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは3日、有給休暇を取得するパイロットが多数に上るなど勤務管理に不備があり、今月8〜30日に国内線・国際線の計54便が欠航すると発表した。1〜2日も同じ理由で16便が欠航していた。
同社によると、パイロットらは4〜5月、10連休などの影響で十分休めておらず、夏の繁忙期も迫っていたため、早めの有給休暇取得を促したところ、6月は普段の倍近い取得申請があった。これを踏まえて勤務体制を敷いたが、不測の病欠者らが相次いだほか、乗務に必要な訓練の完了が遅れるパイロットも出て、調整がつかなくなったという。
8日から欠航するのは成田発着便を中心とする国内線8路線と、国際線2路線の計54便。影響人員は計約7500人に上り、他社便も含めた振り替えや払い戻しの対応を取るという。
同社は「計画的な休暇取得が進められず反省している。7月以降は通常通り運航できる」としている。
6718
:
とはずがたり
:2019/06/04(火) 22:22:10
ジェットスター、6月70便減便 パイロット手配できず
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45624420T00C19A6XQH000/
2019/6/3 19:25
6719
:
チバQ
:2019/06/06(木) 13:15:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190606-03383733-saga-l41
全日空、佐賀-羽田深夜便チケット販売開始 条例可決前で県議「勇み足では」と苦言
6/6(木) 9:39配信 佐賀新聞
全日空、佐賀-羽田深夜便チケット販売開始 条例可決前で県議「勇み足では」と苦言
全日空(ANA)は5日、佐賀空港の羽田便について、お盆の時期に合わせて8月9〜18日の10日間増便して1日往復6便にすると発表し、チケットの発売を始めた。就航には佐賀県の条例改正などが必要だが、議会で可決されていない段階での販売開始に、県議からは「勇み足ではないか」との苦言も漏れた。
羽田を午後9時に出発して佐賀に同10時50分に到着する便と、佐賀を午後11時10分に出発して翌日午前1時に羽田に到着する便を期間限定で運航する(金、土曜日は佐賀午後10時発―羽田同11時50分着)。機体はボーイング737―800(プレミアムクラス8席、一般席158席)を使う。運航については「関係機関の承認が条件となる」とただし書きを添えている。
県は11日に開会する6月議会に、深夜便に対応するために空港の運用時間を延長する条例改正案を提出するが、採決は7月1日を予定している。条例改正前のチケット売り出しについて自民党のベテラン県議は「必要な手続きかもしれないが、勇み足ではないか。手順を踏まなければ、慎重な審議を県議会に申し入れた柳川市の反応も心配だ」と指摘した。野党会派の県議も「議会軽視ともとれる。一般質問で執行部の姿勢をただしたい」と述べた。
県空港課は「条例を改正する方針を県が4日に発表したことを受けて、販売開始を判断されたのだと思う」と話し、「運航は条件付きとも明記されている」と理解を示す。全日空佐賀支店は「通常は355日前からのチケット販売で、プレスリリースに合わせてチケットも発売した」と説明している。
6720
:
チバQ
:2019/06/07(金) 14:14:16
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/383740
佐賀空港深夜便で柳川市、慎重審議求める 市長ら県議会に要望書
6/6 9:15
佐賀空港の深夜便就航案を巡り、関連する条例改正案を慎重に審議するように桃崎峰人佐賀県議会議長(手前左から2人目)に要望した金子健次柳川市長(奥右)=県議会棟 拡大する
佐賀空港の深夜便就航案を巡り、関連する条例改正案を慎重に審議するように桃崎峰人佐賀県議会議長(手前左から2人目)に要望した金子健次柳川市長(奥右)=県議会棟
佐賀県と全日空(ANA)が佐賀空港への深夜の羽田便就航を目指していることを巡り、着陸経路となる福岡県柳川市の金子健次市長や樽見哲也議長らが5日、コース設定を不服として、桃崎峰人県議会議長宛てに要望書を提出した。11日開会の県議会に上程予定の佐賀空港の運用時間を改める条例改正案の慎重な審議とともに、西側からの着陸を原則とすることなどを促す付帯決議を求めた。
県議会議長室で会談した金子市長は、県が提示している着陸経路では騒音やライトの光が住環境に影響すると懸念を伝えた。佐賀県側の海上を飛行して西側から進入することを原則とし、現在は東側だけに設置されている自動着陸誘導装置(ILS)を西側にも設置することを求めた。
桃崎議長は会談後、「柳川市の状況と思いをしっかり承って、議会の中で審議したいということを伝えた」と報道陣に述べた。付帯決議を目指すかどうかについては明言を避けた。
金子市長は取材に「完全に反対ではなく、佐賀の海上から入ってくれれば理解をしたい」と述べた。県が5月30日の国への政策提案で、国土交通省にILSの増設を要望したことを「努力していただいている」と評価し、条例改正後であっても県と協議をする姿勢を見せた。
6721
:
チバQ
:2019/06/07(金) 14:44:00
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190607_13012.html
<仙台空港>深夜便数を抑制 時間延長目指す宮城県、新たな騒音対策提示へ
仙台空港(名取、岩沼両市)の24時間化を含む運用時間延長を目指す宮城県が、深夜帯の離着陸便数を抑制するなど新たな騒音対策をまとめ、地元に提示することが6日、分かった。延長に必要な地元同意に向け、騒音への不安解消を図る。
対策は(1)午後11時〜翌朝5時の離着陸を1夜間2回以内に制限(2)市街地上空を避け、海側に離着陸する「優先滑走路方式」の実施率向上(3)住宅の防音対策に助成制度を創設-の3項目。
深夜帯の離着陸回数は、2044年度の乗降客数を550万人、貨物取扱量2万5000トンとして試算。午後11時〜翌日午前5時は鉄道が運行していないことなどから1.7便にとどまると見込んだ。
延長を目指す時間帯のうち、夜間(午後9時半〜11時)と、早朝(午前5時〜7時半)は計16.1便の離着陸を想定した。深夜帯の便数を抑えることで、住民の騒音に対する懸念を払拭(ふっしょく)したい考え。
優先滑走路方式は既に導入しているが、実施率は5割強にとどまっている。風向、風速に加え、離着陸が同じ方向になるため、主に混雑時間帯は山側に離陸するケースが多い。
県は2016年4月〜17年3月の気象データを基に試算した結果、便数が少ない午後10時〜午前7時に同方式を運用できる割合は、離陸時77.8%、着陸時87.6%に引き上げられるとした。
防音対策は、航空機騒音防止法で補助対象外となる62デシベル以下の地域のうち、57デシベル以上の地域で、寝室の内窓やエアコンの設置への助成を打ち出す。
県は新たな対策を7日の岩沼市議会調査特別委員会で示すほか、地区協議会や町内会などに順次説明する。
関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月07日金曜日
6722
:
チバQ
:2019/06/07(金) 22:50:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190607-11256713-kbcv-l40
佐賀空港深夜便チケット販売に柳川市が反発
6/7(金) 20:00配信 九州朝日放送
九州朝日放送
佐賀空港と羽田を結ぶ深夜便が運航する計画があります。
飛行ルートの真下となる福岡県柳川市は、慎重に議論するよう佐賀県議会に申し入れたのですが、5日からその便の発売が始まる事態になっています。
佐賀空港の利用客は、「仕事終わってからでも帰ってこれるからいいんじゃないですかね」「今まで遅い便がなくて福岡とかに行ってたので、佐賀に便出来ることは非常に利点がある」と深夜便の運航を歓迎する声が多く聞かれました。
佐賀空港に着陸するルートは2つ。東側のルートは、柳川市の上空を通っています。
柳川市上空を通過する様子です。轟音を立てて飛んで行きました。
柳川市に住む猿渡昭光さん(78)は、「私含めて高齢の人は夜は早い。
10時前には寝る、日常生活に影響が出ることは確実」と話します。
全日空と佐賀空港は、夏休みシーズンに羽田の深夜便を運航させる計画をしています。
ただし、現状では佐賀空港を午後10時から午前0時半までの間、運用することが出来ません。
運航には、佐賀県議会で条例を改正する必要があり、来週から議会で議論される予定です。
5日、柳川市の金子市長が佐賀県議会を訪れ、柳川市民に影響の少ないルートへの変更などを求める要望書を提出しました。
しかし全日空は、「関係機関の承認が必要」という但し書きをつけて、8月9日から18日の深夜便のチケットの販売を始めました。
金子市長は「条例案の提出すらしていない段階で大変遺憾だ。」と批判し「深夜便の離着陸は空港西側のルートでということを確認したい」と話しています。
九州朝日放送
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-03382769-saga-l41
「佐賀空港深夜便ダメ」 柳川市長、着陸経路を問題視
6/4(火) 10:42配信 佐賀新聞
「佐賀空港深夜便ダメ」 柳川市長、着陸経路を問題視
佐賀空港への深夜の旅客便就航案を巡り、着陸経路への懸念を示した金子健次柳川市長(右)=福岡県の柳川市役所
佐賀県と全日空(ANA)が佐賀空港の羽田便で午後11時ごろに離着陸する深夜の旅客便の就航を目指していることを巡り、着陸経路となっている福岡県柳川市の金子健次市長は3日、記者会見を開き、騒音や航空機のライトによる影響を懸念し「市民の生活環境を犠牲にしてまでの地域振興はあり得ない。原則反対」とする考えを示した。佐賀県議会の桃崎峰人議長宛てに5日、慎重な審議を求める要望書を提出する。
柳川市によると、佐賀県から1月に佐賀空港の運用時間の変更に関する申し出があり、計4回にわたって説明を受けた。県は衛星利用測位システム(GPS)を利用した航法「RNAV(アールナブ、広域航法)」を用いて東西から着陸する経路を示したという。
これに対し、柳川市は東側から着陸する経路を問題視し、市の周縁に沿うようにして飛行するため、夜間は騒音や民家に差し込む光で現状でも市民から苦情が出ていると説明した。2016年に両者で結んだ合意書に基づき、3月に休止になった夜間貨物便と同様に「原則、佐賀県側海上(西側)からの離着陸が最低条件」とする考えを示した。
しかし、折り合わないまま5月24日、県側から6月定例県議会に条例改正案を提出する考えが伝えられたという。金子市長は会見で「今後は通年での就航や、最終的には24時間空港の可能性もあるのではないか。それでは市民生活が脅かされる」と反発した。5日の県議会議長への要望では、原則西側から進入することや、自動着陸誘導装置(ILS)の空港西側への増設を促す付帯決議を求める。
県空港課は「着陸経路は安全性や快適性、定時性を踏まえている。地域振興と生活環境の保全を両立するため、引き続き丁寧に説明したい」と話す。
6723
:
チバQ
:2019/06/10(月) 21:07:19
https://diamond.jp/articles/-/204779
2019.6.10
LCCピーチとバニラの統合、ANAが主導した「政略結婚」の舞台裏
ANAホールディングス(HD)が傘下LCCであるバニラ・エアとピーチ・アビエーションの統合を発表して1年、ピーチへの路線移管が始まった。競合と戦うための規模拡大と中距離線進出を狙うものだが、過去の失敗をリセットする意図も透ける。新生ピーチは新たな成功の方程式を模索する。(ダイヤモンド編集部 柳澤里佳)
「ピーチちゃんとバニラ君。二人が愛し合った時、想像できない奇蹟が」。恋愛映画のような映像が流れた後、ピーチ・アビエーションとバニラ・エアの客室乗務員がバージンロードを歩き、2社のトップを兼務する井上慎一が神父のように見守る前で指輪の交換ならぬ「モデルプレーン(模型飛行機)の交換」。会場は大きな拍手に包まれた。
ANAHDは2018年3月にバニラの事業をピーチに一本化すると発表。19年3月31日よりピーチへ路線を段階的に移管し、バニラの黄色い飛行機をピーチカラーに塗り替える作業が始まった。現場の人材の再訓練などを含め、19年度中に統合は完了する予定だ。
ピーチは日本拠点のLCCとして2位、バニラは3位。統合するとジェットスター・ジャパンを抜きトップに立つ(図表参照)。
3月1日に大阪で開催された“結婚式”では、2社の統合が前向きなものであることが盛んにアピールされた。しかし、統合は互いに恋焦がれた“恋愛”結婚ではない。“親”であるANAHDが決めた“政略”結婚である。
共に12年に産声を上げたが、たどってきた道のりは両社明暗を分けた(下表参照)。
バニラはマレーシアのLCCであるエアアジアとANAHDの合弁会社、エアアジア・ジャパンとして発足した。ところが、就航から1年もたたずに合弁を解消。ANAHDが全株を引き取り、社名を変更して営業を再開したものの、赤字続き。損失が累積していた。対してピーチは就航2年で黒字化し、3年で累積損失を解消。5期連続で増収、黒字を達成している。
下馬評は旧エアアジア・ジャパンの方が高く、ピーチには「(当時は閑散としていた)関西空港が拠点ではうまくいかない」と冷ややかな見方が多かった。なぜ下馬評とは逆の結果になったのか。
旧エアアジア・ジャパンは海外の成功モデルの輸入を試みたが、しがらみの多い日本の航空業界では実現し得なかった。ANAとエアアジアのカルチャーは正反対で、“性格の不一致”により“離婚”。その後わずか半年でバニラを再組織するに当たり、幹部はANAからの出向者で固められた。彼らはLCCに対する知識も覚悟も持ち合わせていなかった。
ピーチはCEOの井上以下、ANAから各部門のエースが覚悟の上“片道切符”で転籍した。彼らは欧州最大手LCCのライアンエアーを手本にビジネスを研究し尽くした上で、若い女性をターゲットに、気軽に乗れる「空飛ぶ電車」をコンセプトにするなど、独自の戦略を立てた。また、香港の投資家らを株主に迎え、株主の厳しい要求に応えることで自らを鍛えた。
LCCビジネスは低運賃で提供するために運航効率を極限まで高め、固定費を抑える薄利多売モデル。無駄の排除と搭乗率への執念はフルサービスキャリアの比ではない。
エアバスA320(180席)の便で収益構造をざっくり捉えると、客単価1万円で搭乗率100%なら1便180万円の収入。運航費用を160万円程度に抑えるのが模範だ。各社の路線網の特徴、「運賃×搭乗率」を最大化する販売戦略、コスト低減力により収益性に差が出る。
次の図は3社の1便当たりの収益性で、ピーチは他社に比べて費用の割合が低い。ローコストを徹底しているからこそ利益を出す力が強いことが見て取れる。
6724
:
チバQ
:2019/06/10(月) 21:08:15
ピーチが重視するのは飛行機の1日平均稼働時間。「飛行機を寝かせないよう、深夜便による安近短旅行を提案して、稼働時間を10時間超まで高めた」とCFOの岡村淳也。ビジネスマンの利便性重視でダイヤを組むフルサービスキャリアとは発想が異なる。
他にも、1台数百万円するセルフチェックイン機を段ボールで自作しコストを10分の1にしたり、業界の常識に縛られない手を繰り出してきた。結果、日本のLCC市場をリードする存在に化けた。
ANAHDはその成長を取り込もうと、17年に304億円を投じて子会社化した。日本航空(JAL)が破綻のみそぎを終えればLCCを立ち上げると読み、バニラに早急にてこ入れし、かつ中距離線で先行したい思惑があった。
「もうからないことが大嫌い」と公言する井上は、バニラの救済合併や中距離線進出に興味を示さなかった。それでもピーチが最終的にバニラを受け入れたのは、押し寄せる“黒船”に対抗するには規模を拡大し人員体制を強化する必要があること、首都圏マーケットを取り込まなければ成長に限界が来ることを自覚していたからだ。
LCC市場は国内線、国際線共に関西より首都圏の方が成長余地は大きい。首都圏空港は20年に発着枠を拡大し、成田のLCCターミナルは利用客を倍増させる計画を打ち出している。バニラと一緒になれば、西と東に拠点を構え、豊富な人材も武器に、国内外に路線を拡大する戦略を描ける。
利用客の反応を見ると、リピーターほど統合に対し不安の色が濃い(下図参照)。とりわけピーチは、数十回、数百回の搭乗歴を持つファンを獲得してきたことが強み。客室乗務員が関西弁で「ホンマ、おおきに」と出迎えるなど、癖の強さでも支持を集めてきた。統合後、首都圏の客が嫌がりそうな個性を消していくのではないかとピーチファンは懸念する。
「とがってきたピーチが万人受けを狙う必要はない。むしろ、まだ足りないのがコアなファンづくり」と井上は言う。ピーチ利用客の5割は20〜30代。常道なら、ファミリーやアクティブシニアなどへパイを広げるべきところ。新生ピーチのマーケティングはなかなかにかじ取りが難しい。
6725
:
チバQ
:2019/06/10(月) 21:08:38
裏テーマは初の円満統合
かじ取りが難しいのは社内も同様だ。ピーチ幹部によると、統合プロジェクトの裏テーマは「日本の航空史上初の円満統合」。JALが破綻した要因の一つは、日本エアシステム(JAS)との統合で社内にあつれきが生じたことであった。ANAグループでも過去の統合にはかなり手を焼いた。
統合ショックでパイロットや整備士が大量離職すると、貴重な人材を確保する狙いが外れてしまう。バニラと同じ成田拠点のジェットスター・ジャパンに流出すれば、不利な状況に置かれる。一方、間接部門は大阪勤務の可否もあって人員整理が避けられない。
井上慎一(いのうえ・しんいち)●ピーチ・アビエーションCEO、バニラ・エア社長
1958年生まれ。三菱重工業を経て、90年全日本空輸入社。2008年からピーチ設立の準備を始め、11年CEOに就任。Photo by Rika Yanagisawa
統合発表後、バニラ社内では、さまざまなうわさが飛び交った。「それを払拭するために、チームビルディングを何よりも重視した」と井上。昨年11月から井上がバニラ社長を、ピーチ副社長の森健明がバニラ副社長をそれぞれ兼任。バニラ社員と直接対話し、2社間の人事交流を進めてきた。
最も気をもんだパイロットについては、18年3月時点でピーチが224人(訓練生を含む)、バニラが123人。「採用を続けていることもあり、(1年前の)2社合算数より多く確保」(経営企画室長の遠藤哲)し、当座は乗り切った。
それでも、課題は山積み。例えばバニラで稼ぎの悪い路線の見直し。すでに成田〜函館など一部の路線は廃止されたが、水面下で奄美大島線のてこ入れを始めた。
それまでJAL単独だった成田〜奄美線にバニラが格安運賃で就航したのが14年。年間10万人を運び、地元に42億円の経済効果をもたらした現象は「バニラ効果」と称され、LCCが地方を活性化する手本になった。が、実のところこの路線は国や鹿児島県による「振興交付金」頼みだった。
関係者の話を総合すると、この交付金頼みからの脱却を画策している。コストマネジメントやファンを引き付けるブランディングなど、奄美線はピーチメソッド注入による改革の試金石になる。
今秋には2社合計38機36路線となり、「50機50路線」体制にするのが当面の目標。通過点として統合発表時(17年度)の売上高877億円(両社合計)、営業利益66億円(同)を、20年度に売上高1500億円、営業利益150億円に引き上げる計画だ。そして従来の短距離線(4時間圏内)の枠を超え、20年度下期に7〜8時間圏内のアジア中距離線に進出する。
ピーチはLCCの基本である短距離線で成功を収めた。が、中距離で同じ勝利の方程式は通用しない。中距離用に新型2機を導入するが、どこに飛ばすか、どの層を狙うか、コンセプトは何か、議論は始まったばかり。新生ピーチの最大のチャレンジは、新方程式を見いだすことにある。(敬称略)
6726
:
チバQ
:2019/07/02(火) 01:28:23
https://www.afpbb.com/articles/-/3233020
北京に巨大新空港「大興国際空港」完工、建国70周年に合わせ9月開業へ
2019年7月1日 17:04 発信地:北京/中国 [ 中国 中国・台湾 ]
【7月1日 AFP】中国・北京で6月30日、総工費1200億元(約1兆9000億円)の巨大な新空港、北京大興国際空港(Beijing Daxing International Airport)が完工した。開業は9月30日。70回目の建国記念日「国慶節」の前日に当たる。
中華人民共和国は1949年10月1日、毛沢東(Mao Zedong)によって建国が宣言された。国慶節には北京中心部で大規模な軍事パレードが行われ、習近平(Xi Jinping)国家主席が閲兵する。新たなハブ空港の開業日には中国共産党の統治70周年を祝賀する意味もあり、国慶節に彩りを添えることになる。
天安門広場(Tiananmen Square)から南に約46キロ離れた新空港は、ヒトデに似た外観の近未来的なターミナルビルと滑走路4本を備え、年間旅客数は最大7200万人を見込む。全施設の本格稼働は2025年を予定している。
2040年までには滑走路を軍用1本を含む計8本に拡張し、年間旅客数を1億人に増やす計画だ。設計関係者によれば、これは単一ターミナルの空港の旅客処理能力としては世界最大になるという。
新空港プロジェクトの工費は、鉄道路線や道路の整備も含めると総額4000億元(約6兆3000億円)に上る。(c)AFP
6727
:
チバQ
:2019/07/03(水) 20:18:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00010005-doshin-bus_all
北海道内7空港運営、HKK連合に 民営化、来年度委託 仏公団連合破る
7/3(水) 12:08配信 北海道新聞
北海道内7空港運営、HKK連合に 民営化、来年度委託 仏公団連合破る
新千歳空港のターミナルビル
「北海道空港」など中核 優先交渉権者に選定
北海道内7空港の運営を一括で委託する空港民営化で、国土交通省は3日、2次審査の結果、北海道空港(HKK、札幌)、三菱地所、東京急行電鉄、日本政策投資銀行(いずれも東京)を中核メンバーとする企業連合を運営事業者となる優先交渉権者に選定した。2020年度に委託が始まる。同日午後、正式発表する。
国内では関西、伊丹、神戸の3空港が一括運営されているが、4カ所以上の空港の一括運営は初めて。
北海道内7空港運営、HKK連合に 民営化、来年度委託 仏公団連合破る
民営化される道内7空港
新千歳、旭川、函館、釧路、稚内、女満別、帯広が順次民営化
HKKなどの企業連合は8月に空港を管理する国、道、旭川、帯広市の4者と基本協定を締結し、具体的な運営条件に関する協議を開始。9〜10月に空港運営の特定目的会社(SPC)となる新会社を設立し、新会社と4者が実施契約を結ぶ。その後、20年6月に新千歳、10月に旭川、21年3月に函館、釧路、稚内、女満別、帯広空港が順次民営化される。運営委託期間は原則30年。
2次審査は、HKKなどの企業連合と、フランスのパリ空港公団(ADP)、加森観光(札幌)、東武鉄道グループ(東京)、東京建物(同)による企業連合が競っていた。(本庄彩芳、徳永仁)
北海道新聞社
6728
:
チバQ
:2019/07/03(水) 20:19:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190701-00010000-doshin-hok
ジンギスカンテラスやフードコート 変わる旭川空港
7/1(月) 6:02配信 北海道新聞
ジンギスカンテラスやフードコート 変わる旭川空港
大雪山系を望む開放的なジンギスカンテラスで、ジンギスカンを味わえる(宮永春希撮影)
【東神楽】道北の玄関口の旭川空港(上川管内東神楽町)に5月、飛行機や大雪山連峰を眺めながらジンギスカンを味わえるテラスが誕生し、空港利用者や地元の人たちの人気を集めている。9月には空港内に飲食店など10店が入るフードコート「空市(そらいち)」も開業する。待ち時間を過ごすだけではなく、「楽しめる空港」への転換が進む。
【動画】眺望とジンギスカン最高
エンジン音を響かせ滑走路から飛び立つ旅客機。48席あるテラスから「わぁー、すごい」「よく見えるね」と驚きの声が上がる。
あふれる開放感
国際線ターミナルビル屋上にあるジンギスカンテラス「カムイチカプ」だ。広さは約200平方メートルで屋根付き。ビルを運営する第三セクターの旭川空港ビルが5月25日に開いた。カムイチカプはアイヌ語で「神の鳥」や「フクロウ」の意味で、空の旅の安全への願いを込めた。
6月中旬、旭川市内での医学学会に出席するために訪れた大分市の医師三股(みまた)浩光さん(59)は「開放感があり、ジンギスカンもおいしい。次回、立ち寄った時はゆっくりお酒を飲んでみたい」。
提供するのは金子精肉店(上川管内和寒町)の味付きジンギスカンや大雪地ビール(旭川市)のビール。ほかにアスパラガスやトウモロコシなどの地場産野菜も出す。佐藤多恵店長(48)は「最近は生ラムジンギスカンが人気ですが、食べ方や味は道内各地で異なる。うちはあえて味付きにしました」と言う。テラス内には、一望できる大雪山系や十勝岳連峰の山々を紹介するパネルを置き、双眼鏡も貸し出している。食事をしない人にも開放しており、豊かな自然に見入る家族連れやカップルも多い。
9月には「空市」
旭川空港は約49億円をかけ、昨年11月に国際線ターミナルビルを開業、年間50万人の国際線乗降客の受け入れを可能にした。9月20日には「北北海道のグルメ」をテーマにした空市もオープン。鉄板焼きや海鮮丼、カレーの店が利用客らを迎える。旭川空港ビルは近隣の住民も足を運びたくなる商業施設にしたい考えだ。
佐々木恵一専務は「(道内7空港の運営を一括民間委託する)来年の空港民営化に向け、集客に力を入れ、安定した収入につなげたい」と話す。
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チバQ
:2019/07/09(火) 20:18:27
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/07/post-12492.php
ヒースロー空港が「同性愛は死刑」のブルネイに静かな圧力
Heathrow Puts Pride Ads Near Royal Brunei Check-In to Protest Anti-Gay Law
2019年7月8日(月)17時20分
ダニエル・エイブリー
<LGBTキャンペーンのポスターに登場するのは全員、LGBTの空港職員。イギリスを住みやすくしている多様性の価値観を世界に発信している>
イギリスのヒースロー国際空港はこのほど、性の多様性がテーマのポスターを、ロイヤルブルネイ航空のチェックインカウンター近くに掲示した。同性愛を刑事罰の対象とするブルネイに対する静かな抗議だ。今年4月、東南アジアのブルネイでは、同性間の性的関係に死刑を科すという新しい法律が制定され、国際的に大きな批判を集めた。
ポスターは、ヒースロー空港が以前から展開している「ウェルカム」キャンペーンの一環だ。ただし今回制作されたポスターに出てくるのはLGBT(性的少数者)の空港職員で、「ウェルカム」の文字は虹色だ。
ヒースロー空港のジョン・ホランドケイCEOは、ゲイ・スター・ニュースに対し、ロイヤルブルネイ航空のカウンター近くにポスターを掲示したのは「イギリスが大切にしている価値観を世界に訴える」ためだと述べた。
「世界各国からヒースローにやってくる旅行者は8000万人に上る。同性愛が違法とされていたり、時には死刑を科されるような国々から来る人々も多い。私たちは自らの価値観を世界に訴える必要がある」
ホランドケイは、ヒースロー空港であれば同性愛がいまだに違法とされる国々からの旅行者にもアピールすることができると述べた。
「こうしたキャンペーンができることをとても誇りに思う。他の国籍の人々と協力できるすばらしいチャンスだった。イギリスをこれほど住みやすい場所にしているリベラルな価値観を、世界と共有したい」
<参考記事>LGBTが多い住宅地の地価が高いのはなぜ?
外務省からも好意的な「問い合わせ」
ホランドケイはまた、イギリス政府からも支援があったことを明らかにした。
「外務省から、どこまでやるつもりか、という問い合わせが来た。だが、それは実はとても前向きな気持ちからの問い合わせだった」
6月28日、ニューヨークで行われるLGBTのイベント「ワールド・プライド」に参加する人々を運ぶヴァージンアトランティック航空の特別便がヒースロー空港を飛び立った。乗務員もすべてLGBTで、特別にドラアグ・クイーンのキャビンアテンダントもいた。
ロンドンでも7月上旬に同様のイベントが行われるのに合わせ、ヒースロー空港では虹色のカップケーキやピンバッジが配布されたり、合唱隊「ヒースロー・プライド」の歌が披露されたりもした。
ブルネイで同性愛者に石打ちによる死刑を科すことを定めた法律が導入されたのは2013年。猶予期間を経て2019年4月に施行されることになっていたが、国際社会からの批判が高まり、ブルネイ系のホテルや企業に対するボイコットへの呼びかけも行われるようになった。
5月になってブルネイのボルキア国王は、テレビ演説で、猶予期間を延長する意向を明らかにした。
国王はブルネイが近年、導入したシャリーア(イスラム法、同性愛への死刑の条項も含まれる)について「アラーの慈悲と祝福に満ちており、何の懸念もあってはならない」と述べた。また国王は、イギリスのコモンローに基づく従来からの法制度において20年以上にわたって同国は死刑執行を停止してきたことを指摘。「これは(シャリーアの)下でも適用される」と言明した。
(翻訳:村井裕美)
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チバQ
:2019/07/17(水) 14:44:25
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201907/0012483513.shtml
神戸空港 那覇、長崎、茨城路線で増便へ 規制緩和でスカイマーク
2019.07.04
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規制が緩和され神戸空港の発着便を増やす予定のスカイマーク=神戸市中央区
規制が緩和され神戸空港の発着便を増やす予定のスカイマーク=神戸市中央区
神戸空港で存在感を示すスカイマーク機。8月から増便することが分かった=神戸市中央区
神戸空港で存在感を示すスカイマーク機。8月から増便することが分かった=神戸市中央区
神戸空港の規制緩和の運用が8月1日に始まることが3日、関係者への取材で分かった。スカイマーク(東京)が那覇、長崎、茨城の各路線で1日1往復(2便)ずつ増やす。同空港の発着枠は一貫して同60便の上限を課せられてきたが、今年5月に「関西3空港懇談会」が80便に引き上げることで合意。2006年2月の開港から、13年半の歳月を経て規制緩和が実現する。
スカイマークは神戸空港で7路線を運航し、便数で同空港全体の4分の3を占める。8月1日から増便する3路線のうち、那覇と長崎は1日3往復から4往復、茨城は2往復から3往復となる。いずれもビジネス・観光客の利用が多く、搭乗率は8割前後で推移していた。同空港の規制緩和は、5月11日にあった3空港懇の合意から約3カ月後でのスタートとなる。
規制緩和の活用を巡っては、フジドリームエアラインズ(静岡市)が10月、長野・松本と高知をそれぞれ結ぶ路線の新規就航を計画している。(長尾亮太)
6731
:
チバQ
:2019/07/22(月) 16:20:56
https://jp.techcrunch.com/2019/07/22/airx/
ヘリコプターシェアのAirXが東京〜下田・箱根間の格安・超速直行便を夏季限定で運行
2019年7月22日
AirXは7月22日、西武鉄道やプリンスホテルなどを傘下に持つ西武ホールディングスとの協業を発表した。夏季限定で、東京〜下田間、東京〜箱根間のヘリ直行便を格安で運行する。
ヘリコプターを利用するため、それぞれの所要時間は自動車の3分の1程度となり、下田までは55分、箱根までは35分。価格はそれぞれ、3万2900円、1万9800円。同社調べによると、ヘリコプターをチャーターした場合、下田までは12万円、箱根までは10万円の料金がかかるため、それぞれ3分の1、5分の1の料金で利用できる計算になる。
出発地は東京・新木場にある東京テレポートで、目的地は下田プリンスホテル、ザ・プリンス 箱根芦ノ湖となる。いずれも、期間は7月27日〜9月8日、最少催行人員は2名以上。詳細は以下のとおりだ。なお、盆期間は料金が1万円程度上がる。
【東京〜下田】
運行期間:7月27日〜9月8日(最少催行人員2名以上、天候不順等で欠航あり)
往路出発地:東京ヘリポート〜下田プリンスホテル
復路出発地:下田プリンスホテル〜東京ヘリポート
税別料金:3万2900円(片道1人あたり、1機定員3名、3歳未満無料でひざ上搭乗可、8月10日〜18日は4万3900円)
往路所要時間:午前9時30分出発〜午前10時25分到着予定
復路所要時間:午後3時30分出発〜午後4時25分到着予定
【東京〜箱根】
運行期間:7月27日〜9月8日(最少催行人員2名以上、天候不順等で欠航あり)
往路出発地:東京ヘリポート〜ザ・プリンス 箱根芦ノ湖
復路出発地:ザ・プリンス 箱根芦ノ湖〜東京ヘリポート
税別料金:1万9800円(片道1人あたり、1機定員3名、3歳未満無料でひざ上搭乗可、8月10日〜18日は2万7800円)
往路所要時間:午前9時30分出発〜午前10時5分到着予定
復路所要時間:午後4時出発〜午後4時35分到着予定
AirXは、ヘリコプターの座席を1席ずつ予約できるシェアリングサービス「CodeShare」やヘリコプターの遊覧プランを予約できる「AIROS Skyview」、ヘリコプターの貸し切り予約ができる「AIROS」などのサービスを手がけている2015年2月設立のスタートアップ。
CodeShareでは、東京・新木場にある東京ヘリポートから、20分で成田空港、35分で箱根、40分で初島にヘリコプターで移動できるサービスを提供中だ。価格はそれぞれ、5万9800円、6万9800円、7万9800円となっている。
家族で利用する場合はチャーターより割高になる可能性もあるが、価格がもう少しこなれてくれば、渋滞などに遭うこともなく目的地まで快適に過ごせる移動手段として有望だ。
6732
:
チバQ
:2019/07/22(月) 17:14:56
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190720-01588286-sspa-soci
1日の利用客たった4.8人の無人駅がスゴかった。空港最寄り駅なのに…
7/20(土) 8:53配信 週刊SPA!
1日の利用客たった4.8人の無人駅がスゴかった。空港最寄り駅なのに…
どこからどう見ても秘境駅だ
羽田や成田、関空など空港に乗り入れている鉄道駅は多いが、いずれも毎日多くの客が利用している。だが、なかには空港最寄り駅なのに利用する者がほとんどいない駅があるという。それが北海道は道東、女満別空港の最寄り駅『西女満別駅』だ。
⇒【写真】待合室には思い出ノートが
先日、別件の取材で北海道を訪れた際、最後の滞在先が網走だったため、その隣町にある女満別空港から東京へ戻ることに。地図アプリで確認すると、空港から西女満別駅まで直線距離にして500mほど。最寄り駅と呼ぶにはちょっと微妙かしれないが、大きな空港ではターミナル内でそのくらい平気で歩かされるし、特に問題はない。
1日の平均利用者数4.8人の「西女満別駅」
ところが、泊まっていた網走のホテルの従業員に尋ねると、「西女満別駅ですか? 森の中にある無人駅で『本当に近くに空港があるの?』って思うかもしれませんが、歩いて10分ほどで空港に行けます」とのこと。
森の中の無人駅……それってまるで秘境駅じゃないか。空港最寄り駅の要素がまったくなさそうな気がするが、逆に気になってしまう。従業員からはフライトに合わせて網走市内から出ている路線バスを利用したほうがいいと言われたが、こんな面白そうな話を聞かされて西女満別駅に行かないわけにはいかない。
後でわかったがJR北海道の統計を確認すると、西女満別駅の1日の平均乗降客数はたったの4.8人(2013〜2017年の調査日の平均)。女満別空港の1日の平均利用客数が2308人(『北海道オホーツク振興局』平成30年統計)だから利用率は約0.2%ということになる。もはや空港アクセスの交通手段としては完全に機能していない。
実際、網走駅から西女満別駅方面に向かう列車はローカル線の雰囲気を醸し出す、ちょっと古めのディーゼルカー。回送車両1両を含む全3両という変則的な編成で、4人掛けのボックス席が並ぶ車内はガラガラだ。
列車は自然に囲まれたのどかな風景の場所を走りながら25分ほどで西女満別駅に到着。ホームは列車3両がギリギリ停車できる長さしかなく、しかも降りたのは案の定自分1人だけ。列車が出発した後、改めて周囲を見渡してみたが深い木々に覆われており、夜は絶対下車したくない。ヒグマが出没してもおかしくないような場所だ(※地元自治体の熊出没情報のサイトを確認したら、西女満別駅から10㎞ほど離れたエリアで複数の目撃情報が紹介されていた)。
駅舎と呼べるような建物はなく、トイレも見当たらない。ホームの端にある機械室のような建物以外には、小さな小屋が1つあるだけだ。中に入ると待合室で、訪れた鉄道ファン向けの思い出ノートが用意されていた。鉄道好きの間では有名な駅なのかもしれない。
時刻表を確認すると、西女満別駅には上下線合わせて1日18本の列車が停車するが、普通列車ばかりで特急はすべて通過。路線バスのように飛行機の発着時間にリンクしているわけでもないようだ。
駅前から未舗装の道を100メートルほど進み森を抜けると、ようやく舗装された道に合流。すると、空港までの行き方が描かれた看板があった。
でも、直線距離なら短いのに駅から真っすぐ空港に向かう道がないらしく、案内されているのはものすごく遠回りした道順だ。スマホのナビアプリを起動させてみると、看板のルートだと空港までは約1.4㎞。どう考えても歩いて10分では着かない距離だ。
6733
:
名無しさん
:2019/07/22(月) 17:15:13
景色は抜群なので散策ルートとしてはオススメ
しかし、周囲には北海道らしい雄大な田園風景が広がっており、そんな景色を見ながら歩くのは案外悪くない。湿度が低いので、日差しがキツくてもそれほど暑くない。
途中からは線路がある森の方向に進路を変え、そこを抜けると正面には女満別空港。写真を撮りながら歩いて25分ほどだったので、普通に歩けば20分前後で着けそうだ。
ちなみに西女満別駅から女満別空港へは駅近くの案内板の道順とはもう1つ別のルートがあったが、こちらも移動距離はほぼ同じ。ただし、途中の陸橋の上から西女満別駅が間近に望めるので、秘境駅っぽい風景が撮りたい人にもいいかも。
東京から飛行機で女満別空港に向かっても多くの人は、空港からレンタカーやバスで移動するだろう。でも、西女満別駅まで歩いても道中ののどかな風景はもちろん、森の中にある秘境駅の雰囲気はインスタ映えしそう。
それに空港〜網走駅までバスだと片道910円だが、鉄道なら西女満別駅〜網走駅は450円。運賃も安いし、ちょっとした散策気分も味わえる。女満別の訪れた際は誰も使わない空港最寄り駅『西女満別駅』をあえて利用してみるのも悪くなさそうだ。<TEXT/高島昌俊>
【高島昌俊】
フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。先日、この旅から帰国したばかりだが、早くも別ルートでの世界3周目に行こうか思案中。
日刊SPA!
6734
:
チバQ
:2019/07/22(月) 18:25:05
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190722-00209372-diamond-bus_all
「オッサンのエアライン」ANAの逆襲、ハワイ路線JALパック追撃戦略の中身
7/22(月) 6:01配信 ダイヤモンド・オンライン
「オッサンのエアライン」ANAの逆襲、ハワイ路線JALパック追撃戦略の中身
Photo by Rika Yanagisawa
ダイヤモンド・オンラインの特集「JAL vs ANA新ハワイ対戦」では、全日本空輸(ANA)が超大型機エアバスA380を引っ提げ、日本航空(JAL)の牙城であるハワイ市場に挑む様子を取り上げている。ハワイ戦線ではグループの旅行会社、ANAセールスの営業力強化も成功の鍵を握る。宮川純一郎・ANA上席執行役員営業センター長兼ANAセールス社長に話を聞いた。(ダイヤモンド編集部 柳澤里佳)
● パッケージツアー、インターネット予約、修学旅行 あらゆるチャネルでハワイ旅行を売りまくる
――ANAは5月、成田〜ホノルル線に超大型機エアバスA380を導入しました。7月からは2機目も入り、週10便運航しています。ファーストクラスからエコノミークラスまで520席もあり、旅行商品との連携販売も欠かせません。どのように集客しますか。
従来型のパッケージツアーに加えて、インターネット予約の航空券とホテルを組み合わせるダイナミックパッケージ、それから団体旅行など、あらゆるチャネルで販売を強化しています。旅行商品だけでなく航空券の販売もしているので、例えばJTBさんにうちの飛行機を使った旅行商品を作ってもらうことなどを働き掛けています。
ANAはこの10〜15年くらいビジネス出張路線を中心に展開してきました。いわゆる旅行ツアー用の座席は数が限られているので、ANAセールスは限られた座席をハイクオリティーな旅行商品にしようとシフトしてきたんです。ヨーロッパの添乗員付きの高級商品は代理店販売をやめて、直販に特化し、より品質を重視しました。
ただ、ハワイだけは別。A380によりキャパシティーが大きくなるので、ANAグループ全体で戦略を転換しています。旅行商品としても積極的に売っていかないと席が埋まらない。全部のチャネルから全部のお客さんを取っていきます。
旅行に関する購買行動は変化しています。国内旅行は店舗に行ってパンフレットを見ながら旅行商品を選ぶというよりも、ネットで予約する方が主流になって久しいです。海外はまだパッケージツアーが多いですが、伸びしろとしては断然ネットです。ダイナミックパッケージの販売は対前年で2倍以上に伸びています。
――ハワイ旅行で圧倒的なプレーヤーとしては最大手のJTBと2番手のエイチ・アイ・エスがいる。その次にJALパックがいて、ANAセールスはかなり離れて4番手です。
A380の3号機を導入した後、「2021年JALパックに追い付け追い越せ」をスローガンに掲げています。
導入が決まった3年前から準備は進めてきました。団体旅行の受け付けは他社が1年前からなのを、うちは2年前からにしています。修学旅行でハワイに行く学校は全国に150校以上ありますが、A380なら1回で全員乗っていけるのが強みで、大きく伸ばしています。企業の報奨旅行でも一度に数百人から千人単位の大規模なものがあり、これも積極的に受けられるようになりました。
それからハワイ限定の旅行積み立てで、A380にちなんで「3.8%」のプランを出しています。この超低金利時代に3.8%の旅行積み立てはすごくお得ですよ!
――難しい点や、見えてきた課題は。
富裕層の開拓が課題ですね。3機目が入ってきて以降、ファーストクラスとビジネスクラスにどれだけ乗っていただくか。ハワイにファーストクラスで行く層が一定数いることは分かっているのですが、うちが今まで全くリーチしていなかった層なので。
6735
:
チバQ
:2019/07/22(月) 18:25:24
――どうやって開拓するのですか。
デパートの外商やクレジットカードのブラックカードを利用する層にどうやってリーチするか。自力だけではできないので、例えば証券会社や不動産関係とコラボレーションしたりしています。
あるいはANAマイレージ会員でハイエンドのお客さまをつかまえたい。マイレージ会員へのインセンティブを有効に使うことで、マイレージ会員と旅行ユーザーが重なる部分が多くなれば顧客のデータベースも作れるし、効果的なマーケティングができるはずです。
● 「オッサンのエアライン」から ミレニアム世代も乗るANAにしたい
それから新しい需要、若い客層を増やしていきたい。ハワイはリピーターが多い市場ですが、そのリピーターも高齢化しています。ハワイ州の観光局でも(日本人の)次世代の客を開拓してつないでいくことを課題に感じています。
そういう意味でもうちのA380はウミガメの塗装をした「フライング・ホヌ」で、3世代旅行を含め、若者や若いファミリーの関心を引く飛行機になっている。
JTB総研の調査では、ミレニアム世代がハワイに行きたいと答えた割合が、意外と多かった。ところがANAの顧客年齢は高く、「オッサンのエアライン」なわけですよ。ここを変えるためにも、若い世代にハワイでアピールしたい。
――ハワイ市場はANAの供給だけでなく、2020年の羽田空港発着枠拡大により、他社による供給も増えそうですが、競争激化の懸念はないですか。
心配はあります。だからANAグループ全体で営業戦略を考えています。
大昔に国際線を旅行需要で売っていた時代から、ビジネス出張に集中していたので、テレビCMもやっていなかったですし、ANAが旅行を前面に打ち出すこと自体がすごく久しぶりなんです。せっかく女優の綾瀬はるかさんをイメージキャラクターに起用しているのに、旅行パンフレットに出すことすら最初はしていなかった。もったいないから掲載しようと私が言って、このパンフの表紙もワイキキビーチの写真からフライング・ホヌの写真に代えて、「地方から成田・羽田への国内線乗り継ぎは無料ですよ」と前面に打ち出した。
どの旅行会社もワイキキビーチがパンフの表紙でしょ? それじゃ面白くない。グループ内で会社の垣根を越えて連携して、かつ競合と差別化を図らないと、「ANA経済圏」が広がらない。
地方のお客さまのポテンシャルは大きくて、まず「パスポートを取りましょう」キャンペーンをやりたいですね。
少子高齢化、人口減少時代で旅行する人は減ると思われていますけど、そうじゃない。ANAグループのLCC(格安航空会社)、ピーチ・アビエーションでは「1年間に何回も飛行機に乗るようになりました」というファンをつくった。だから国内線の乗客はそれほど落ち込んでいない。今まで飛行機に乗っていなかった人が乗るようになれば、需要はつくれる。特にハワイはそういうポテンシャルがありますよね。A380ならなおさらです。
――東南アジアや中国の人が成田乗り継ぎでハワイに行く需要は想定していますか。
まだ明確ではないが、ひょっとすると入ってくるかもしれません。
日本の旅行会社ってインバウンドで苦戦していて、どこももうかっていないと思う。ANA便で来日してANAの国内線を使う訪日客が片道ベースで年間180万人いらっしゃる。それだけの数がいらっしゃるのだから、もったいない。アジア〜成田〜ホノルルの3国間流動で売っていくことも将来的には大事でしょう。
ダイヤモンド編集部/柳澤里佳
6736
:
チバQ
:2019/07/23(火) 09:04:37
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190722-OYT1T50374/
韓国LCC、3路線運休…日韓関係悪化で利用低迷
08:24
韓国の格安航空会社(LCC)ティーウェイ航空は22日、大分、佐賀、熊本と韓国の地方都市を結ぶ3路線を運休すると発表した。利用者の伸び悩みに加え、日韓関係の悪化で予約のキャンセルが相次ぎ、運航の継続が困難と判断した。
運休するのは、大分―釜山プサン、佐賀―釜山、熊本―大邱テグの3路線で、大分線は8月12日、佐賀線は9月16日、熊本線は9月1日から運休する。3県とソウルを結ぶ路線は今後も運航を継続する。
ティーウェイは、成田や関空とソウルを結ぶ路線なども運航している。運休する3路線は韓国から九州への観光客増加を受けて昨冬に就航したが、搭乗率が低迷していた。
6737
:
チバQ
:2019/07/26(金) 15:31:37
https://toyokeizai.net/articles/-/291865
ヨーロッパまで4万円台で行ける航空券の実態
年末年始やGWのピークでも5万円台がある
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橋賀 秀紀 : トラベルジャーナリスト
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2019/07/13 6:10
羽田からノルウェー往復が5万4660円、那覇からチェコ往復が4万1680円……。
2019年7月に入り、日本各都市からヨーロッパ行きの航空券が価格破壊を起こしている。最も安いものは往復4万円台前半。年末年始やゴールデンウィーク(GW)などのピーク時でも5万台から6万円台前半でカバーできるものが少なくない。これらはいったいどのような航空券なのだろうか?
上海経由のフィンエアーが安い
とくに安いと考えられるものを以下の表にまとめてみた(2019年7月中旬に航空券検索サイトのスカイスキャナーで検索し、最安値となった金額。空港使用料や燃油サーチャージを含む)。言うまでもないことだが、航空券の金額はつねに変動しているので、価格はあくまでも参考にとどめていただきたい。ここからは次のような特徴が読み取れる。
まず、表の経由地の多くは上海経由になっている。また、これらの一部は中国以遠がフィンエアーやカタール航空など、中国以外のエアラインとなっている。
フィンエアーやカタール航空はJALと同じワン・ワールド加盟航空会社なので、JALマイレージバンクへのマイル加算が可能なうえ、JALの上級会員であれば、ラウンジの利用や優先搭乗などのベネフィットが得られる。なお、中国のフルサービスキャリアである吉祥航空とフィンエアーの両社は2019年6月28日からコードシェアを開始している。
上海経由の航空券では、乗り継ぎ時間が長く、宿泊を伴う場合もある。ここは途中で一休みするついでにプチ上海旅行が楽しめると発想を切り替えたい。
次にこれらの航空券の中には、8月から9月にかけての夏休みや年末年始、2020年のゴールデンウィークでも価格がほぼ同一のものが見られることだ。例えば、静岡発プラハ往復は2020年4月29日静岡空港出発、5月6日静岡空港帰着でも、「底値」の5万7880円である。この金額なら都内から新幹線の往復の交通費を足しても十分に割が合う。
ちなみに東京駅から静岡空港までは、新幹線とバスを乗り継げば最短で2時間。成田空港との差は1時間ほどでしかない。
2019年の10連休はあまりにも航空券代が高く渡航を断念した人もいるかもしれないが、今からこれらのピーク時の航空券を押さえておけば、かなり安く欧州旅行が楽しめるだろう。
6738
:
チバQ
:2019/07/26(金) 15:31:57
北欧・東欧への航空券が安い
表の航空券の行き先はプラハやブダペストなどの東欧に加えて、ノルウェーやヘルシンキなどの北欧が目立つ。プラハやブダペストが安い理由としては、中国東方航空や上海航空の就航地であることが大きい。北欧については先述した吉祥航空とフィンエアーを組み合わせた航空券が安いことに起因している。
これまでも欧州行きの中では比較的安価な航空券が多かった東欧に比べると北欧行きの安い航空券は貴重な存在である。表のいちばん上にあるノルウェーのトロムソは北極圏の北緯約70度に位置する都市。9月にもオーロラがよく出現することで知られている。羽田発5万円台でオーロラ観光が実現する。しかも最低気温は4.4度程度と東京の真冬とそれほど変わらないのだ。
このほか、マドリード、ローマ、ヘルシンキ、ストックホルムなどへの航空券が比較的安かった。
羽田・成田・関空・中部以外の地方空港発が安い点も目につく。かつて、地方空港発は主要空港発と比べるとどうしても割高な印象が否めなかったが、中国系航空会社の場合、日本国内のどの空港発でも金額はほぼ同じケースが少なくない。
その場合、空港使用料が安かったり、そもそも設定されていなかったりする地方空港のほうがトータルの費用が安くなることがある。また、ピーク時にこれら主要空港と上海を結ぶ航空券の残席がなくなっても、これらの地方空港と上海を結ぶ路線ではまだ空席が十分にあり、結果として安い価格で手に入るケースもある。
首都圏在住者なら静岡空港、関西在住者なら岡山空港は比較的近くて狙い目の空港といえる。自分の居住地にいちばん近い空港発で安い航空券が見つからない場合は、次に近い地方空港発の航空券が安いかどうか調べてみるとよいだろう。
今回の表には、欧州行きではないが、成田発ヌルスルタン往復も入れてある。ヌルスルタンはかつてアスタナとよばれていたカザフスタンの首都である(2019年3月に変更)。
成田とヌルスルタンの間をSCATというカザフスタンの航空会社が直行便を就航させている。週1便しか飛んでいないので使いづらいが、成田発が日曜、現地発が土曜であり、8月11日(日曜)成田発・8月17日(土曜)ヌルスルタン発でも通常とまったく同じ価格なので、お盆のピーク時しか休みがとれない人にはお薦めできる。
ちなみに日本人がカザフスタンへ観光目的で短期滞在する場合、ビザは必要ない。
超格安航空券を見つけるために
本稿で紹介した航空券は全体のごく一部にすぎない。では、同様の航空券を探すためにはどうすればよいのだろうか。
今回の価格調査に用いたのは、航空券検索サイトのスカイスキャナーである。通常、航空券は目的地や往復の日程を確定させてから検索をかけて調べることが多い。しかし、スカイスキャナーでは、次のような方法で、簡単に1年間で最も安い「底値」がいくらなのかを探し出すことができる。
ただし、スカイスキャナーで「すべての場所」を対象に検索する場合、価格は過去の一定期間においてユーザーが検索した結果を基に表示される。そのため、存在していてもリスト化されない航空券がある。地方空港の場合、検索される数が少ないので、とくにその傾向が顕著となる。
6739
:
チバQ
:2019/07/26(金) 18:03:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190726-00000001-awire-bus_all
JAL、ウラジオストク就航へ 20年に成田から
7/26(金) 8:03配信 Aviation Wire
JAL、ウラジオストク就航へ 20年に成田から
成田-ウラジオストク線を開設するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
日本航空(JAL/JL、9201)は、成田-ウラジオストク線を2020年の夏ダイヤ期間内にも開設する方針を固めた。近く発表する。
機材はボーイング737-800型機を予定。成田-ウラジオストク線は現在、JALと同じ航空連合「ワンワールド」に加盟するロシアのS7航空(SBI/S7)が、週5往復運航している。
日本政府観光局(JNTO)によると、今年1月から6月までのロシアからの訪日客は、前年同期比20.4%増の5万5900人で、30.3%増のベトナムに次ぐ伸び率になっている。
JALは日露両国がビザの発給要件を緩和した2017年に、アエロフロート・ロシア航空(AFL/SU)と包括的業務提携の覚書を交わすなど、日露間の輸送能力を強化。S7とも、2018年にコードシェア(共同運航)の対象路線を拡大している。
JALが運航するロシア路線は、成田-モスクワ線のみ。今年3月31日にスタートした夏ダイヤでは、従来の週4往復から週7往復(1日1往復)に増便している。
Tadayuki YOSHIKAWA
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チバQ
:2019/07/28(日) 18:22:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/328927?rct=n_cts
HKK連合、地方空港も重視 稚内のビル改築 釧路はアジア便誘致 新千歳新ビルに470億円 民営化へ計画概要判明
07/27 19:35 更新
HKK連合、地方空港も重視 稚内のビル改築 釧路はアジア便誘致 新千歳新ビルに470億円 民営化へ計画概要判明
2020年度の道内7空港民営化で運営事業者に内定した、北海道空港(HKK、札幌)中心の企業連合による投資計画などの概要が25日、判明した。中核の新千歳では新空港ビル建設を計画。稚内で空港ビルの建て替え計画を盛り込むなど、新千歳以外の6空港にも積極投資する方針だ。
新千歳には運営委託期間最終年度の49年度までに2900億円を投資する。現在は、国内、国際線それぞれ専用のビルがあり、国際線ビルは拡張工事中。新ビルは、両ビルを維持したまま、両ビルの南側に整備する。国内、国際線共用で30年ごろの開業を目指す。建設費は約470億円。多様な路線を展開できる態勢を整え、国際ハブ(拠点)空港としての位置付けを強める狙いとみられる。
新千歳以外の6空港への投資額は、49年度までに約1300億円。稚内は空港ビルを全面建て替えし、商業施設と観光拠点を兼ねる「道の駅」のような機能を持たせる。台湾など国際チャーター便誘致も進める。
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とはずがたり
:2019/07/29(月) 20:06:20
2019年7月29日 / 15:23 / 5時間前更新
大韓航空、需要減で日本路線減便へ
https://jp.reuters.com/article/korean-air-idJPKCN1UO0JJ?utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&utm_content=5d3ecf7b595b5a0001c36020&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter
Reuters Staff
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[ソウル 29日 ロイター] - 大韓航空(003490.KS)は、日本との外交関係悪化に伴い需要が減少しているため、釜山─札幌線の運航を9月3日から停止する。広報担当者が29日、明らかにした。
8月半ばから日本路線を減便、あるいは小型の機材で運航することも検討している。
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とはずがたり
:2019/07/30(火) 17:54:08
安倍の嫌韓政策のせいで韓国便が運休とかしてたけどな。
混雑緩和へ広さ2倍に 新千歳国際線ビル、増築内部初公開-8月30日開業
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190730-01016828-tomamin-hok
7/30(火) 16:34配信 苫小牧民報
旅客ビル管理会社の新千歳空港ターミナルビルディングは29日、増築工事を進めてきた新千歳空港国際線ターミナルビルの内部を初めて公開した。旅客取り扱い部分は旅客の手続きを迅速化する「ファスト・トラベル」と「北海道らしさ」をテーマに据えて8月30日に開業予定。広さは既存ビルの約2倍に拡大する。
増築は2017年11月に着工し、既存の国際線ビルから南側(苫小牧方面)へ延伸する形で行われた。鉄骨造り一部鉄筋コンクリート造りで1〜4階の旅客取り扱い部分と同4〜8階のホテル部分で構成される。延べ床面積は約14万4500平方メートル。旅客搭乗橋は5基から8基に増設し、総工費は約650億円。ホテル部分の開業は20年1月を予定する。
3階の出発ロビーの航空会社チェックインカウンターは既存の55カ所から計74カ所に拡大する。自動チェックイン機12台も新設し、24台に。現行レーン5本の保安検査場は移転し6本に、10月末までに9本まで増設する。3人分の手荷物をまとめて検査できる「スマートレーン」7本も新千歳で初めて導入し、旅客の待ち時間を短縮させる。
館内は白を基調とした色合い。搭乗待合室では約330型の巨大画面で道内の風景や食材を放映し、旅の魅力をアピールする。4階の航空会社共用ラウンジでは道産木材をふんだんに使った調度品で統一感を打ち出す。2階は到着ロビー、1階は車寄せとなっている。
商業施設は15店から25店に拡大。このうち飲食店7店が新千歳に初進出し、道内産の和牛や海鮮を提供する。制限区域内には免税店や「市場の雰囲気の演出」とするフードコートを設ける。
海外路線拡大で旅客の増加が進んだ同空港の混雑緩和に向け、同社の中澤正博計画部長は「ファスト・トラベルの仕組みを導入し、保安検査体制も充実する」と語った。
苫小牧民報
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チバQ
:2019/08/02(金) 17:04:58
https://www.sankei.com/west/news/190801/wst1908010020-n1.html
神戸空港で増便開始 規制緩和の合意後初
2019.8.1 13:39産経WEST
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神戸空港で増便を記念する式典に出席したスカイマークの市江正彦社長(左から3人目)ら=1日午前、神戸空港(牛島要平撮影)
神戸空港で増便を記念する式典に出席したスカイマークの市江正彦社長(左から3人目)ら=1日午前、神戸空港(牛島要平撮影)
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神戸空港を拠点空港の一つと位置づけるスカイマーク(東京)は1日、神戸と茨城、長崎、那覇の各路線で1日1往復ずつ計6便(3往復)増やす新ダイヤの運航を始めた。関係自治体と経済界は同空港の発着枠拡大などの規制緩和で合意しており、運用に移されたのは初めて。
スカイマークは神戸空港で7路線を運航し、同空港の発着便の7割を占める。増便する3路線のうち、長崎と那覇は3往復から4往復に、茨城は2往復から3往復になった。
この日、増便第1号となったのは午前8時15分出発の長崎行き。神戸空港で行われた記念式典で、同社の市江正彦社長は「地元の利便性を高め、神戸を訪れる人が増えるようしっかりやっていきたい」と述べた。
増便された正午出発の茨城行きに搭乗した会社員、鷲見倫一さん(50)=茨城県土浦市=は「香川県で瀬戸内国際芸術祭をみてきた。今日中に帰る必要があり、昼に安い便が取れてよかった」と話していた。
地域航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)も10月27日から神戸に就航し、松本、出雲と結ぶ路線を1日1往復ずつ運航する計画を発表している。
関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港の役割を官民で話し合う「関西3空港懇談会」は5月、神戸空港の発着回数(便数)の上限を1日60回から80回に、運用時間を令和3年ごろまでに午後10時から午後11時まで延長することで合意した。
スカイマークとFDAによる増便で、神戸空港の発着便は70便となる。
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:
チバQ
:2019/08/05(月) 09:54:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190805-00000005-mai-bus_all
成田-ホノルル線、平均搭乗率9割以上 全日空、日航の競争が需要喚起
8/5(月) 8:38配信 毎日新聞
成田-ホノルル線、平均搭乗率9割以上 全日空、日航の競争が需要喚起
全日空が就航させたウミガメを描く2機のエアバスA380=成田空港で2019年5月26日午後5時50分、中村宰和撮影
全日空が「空飛ぶウミガメ」の愛称の超大型機を投入するなど成田―ハワイ・ホノルル線の競争が激化する中、全日空と日本航空の平均搭乗率はいずれも9割以上と好調に推移する。夏休み中ほぼ満席の便も多く、両社とも「ハワイが脚光を浴び、需要の喚起につながった」と手応えを感じている。今後は閑散期の11月以降に真価が問われ、日航が12月のホノルルマラソンを特別協賛する一方、全日空は11月に現地で音楽イベントを初開催して集客を図る。【中村宰和】
【写真特集】「嵐」5人を特別塗装した「ARASHI HAWAII JET」お披露目
◇ウミガメ笑顔
「ニコニコカメさんがいる」。東京都墨田区の会社員、難波菜穂子さん(36)の長女朋花ちゃん(3)は7月1日、目の前に止まる全日空の超大型機エアバスA380を見て大喜びした。機体に描かれたウミガメは目を細めてにっこりと笑う。難波さんは「子どもが楽しそうでうれしい。機体は思ったより大きい」と話し、妹の結婚式に出席するため親子で乗り込んだ。
全日空は5月24日、座席数520席のA380を就航させ、7月から2機態勢で週10往復する。成田―ホノルル線の週あたりの提供座席数は、7月1〜7日時点で6184席と前年下半期の1・8倍に増え、日航の5852席を上回る。
平日の同2日も2機の搭乗客は幼児を含め計1041人とほぼ満席に。1機に8席あるファーストクラスはすべて埋まり、56席あるビジネスクラスの空席はそれぞれ1席と3席だけだった。
ウミガメの機体の人気は高く、成田空港では搭乗口から写真撮影する人の姿が目立つ。機内販売限定のウミガメのぬいぐるみも「可愛い」と好調な売れ行きをみせる。成田で国際線に乗り継ぐ旅客の需要に応えるため、A380の就航日と同じ5月24日には、名古屋―成田線を1便増便した。
全日空執行役員の石田洋平・成田空港支店長は「予約を取れないお客様にご迷惑をおかけしている。ファーストとビジネスクラスは予想以上に好調。マーケティングがうまくいき、日航との対比もあってハワイが注目を浴び、需要を喚起した」と説明する。
◇アイドル「嵐」
一方、日航は成田―ホノルル線に1日4便を運航しており、5月22日には、人気アイドルグループ「嵐」のメンバー5人の顔写真を特別塗装した機体「ARASHI HAWAII JET」を新たに投入した。
ホノルル線の搭乗客数はほぼ前年並みの平均搭乗率9割以上で推移し、日航の大貫哲也常務執行役員は「堅調で、うまくいっている。(航空運賃は)少し下がった。業界を挙げてハワイへの旅客を増やそうという感じがあり、需要喚起になった」と分析する。
日航は7月から大型商業施設のイオンモールと共同で「JALでハワイに行こう!」キャンペーンを展開している。20日には成田市のイオンモール成田でイベントを開き、ハワイのビーチなどを仮想現実(VR)の技術を活用して紹介し、フラダンスショーや元客室乗務員の社員とのじゃんけん大会もあった。参加した白井市の会社員、斎藤彩奈恵さん(33)は「家族でハワイに行きたくなった」と話した。
日航には長年にわたってハワイ旅行を育ててきたという自負がある。1985年に始まった毎年12月開催のホノルルマラソンへの特別協賛を続けているほか、9月の自転車や10月のフラダンスのイベントも協賛する。
大貫氏は「ホノルル線は生命線で、アイデンティティーの一つ。ハワイの滞在の仕方を提案し、個々のお客様に向き合ってきた。お互いに需要喚起して盛り上げたい」と言う。これに対し、全日空は11月中旬に現地で3日間の音楽イベントを初めて開催する予定で、志岐隆史副社長は「我々は文化でいこうと別分野を開発していく。来年からは1週間やっていきたい」と説明。石田支店長は「団体客にも力を入れ、社員旅行や修学旅行も取っていきたい」と話している。
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チバQ
:2019/08/05(月) 09:55:02
◇人気旅行先1位に
ハワイの人気は高まっている。日本旅行業協会が今年の夏休みの人気の海外旅行先を調査した結果、ハワイが台湾を抜いて2年ぶりに1位となった。会員の旅行業者312社から回答があり、「大型機の就航でメディアの露出が多く需要喚起につながった」「話題になっている」「ファミリー層が増えた」などの意見が寄せられた。旅行大手のJTBがまとめた夏休みの海外旅行の予約状況も、ハワイが人気の旅行先で1位だった。
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:
チバQ
:2019/08/05(月) 09:55:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190731-00000000-jct-bus_all
JALとANAが、「ウラジオストク直行便」参入を同時発表した背景
7/31(水) 7:00配信 J-CASTニュース
JALとANAが、「ウラジオストク直行便」参入を同時発表した背景
ウラジオストクは「日本に最も近いヨーロッパ」として知られる
ロシア極東のウラジオストクが2020年春から大幅に身近になりそうだ。日本航空(JAL)と全日空(ANA)が19年7月29日、それぞれ成田からの直行便を新規就航させることを発表した。
これまでロシアの航空会社が直行便を飛ばしていたが、日本の航空会社が定期便を飛ばすのは初めて。所要時間は片道2時間半ほどで、日本人観光客も急増している。競合するJALとANAの両社が同じ日に同じ路線の新設を発表するのは珍しく、注目ぶりがうかがえる。
■ソウルや那覇に行くのと同じ時間で行ける「ヨーロッパ」
ウラジオストクは、ロシア帝国が悲願だった不凍港を求めて東方に進出したことを機に発展。旧ソ連時代は軍港として外国人は立ち入り禁止だったが、旧ソ連崩壊後は外国人も観光できるようになった。
モスクワまで9288キロ続くシベリア鉄道の起点は、観光名所のひとつだ。それ以外にも、ロシア正教の礼拝堂やレンガ造りの老舗百貨店など、その街並みから「最も近いヨーロッパ」として知られている。中心部は比較的コンパクトで、大半は徒歩で観光することができる。海水浴場に通じる歩行者天国の通称「噴水通り」付近には、カフェやバー、雑貨店が並ぶ。ウラジオストクの姉妹都市、新潟市が拠点のNGT48の楽曲「世界の人へ」(2018年10月発売)のミュージックビデオも、この付近で撮影された。
日本のと間には、すでに成田、関空、新千歳空港から直行便が運航されているが、いずれもS7航空などのロシアの航空会社が運航していた。所要時間は片道2時間半程度。東京を起点にすると那覇やソウルとほぼ同じだが、日本人観光客にとっての知名度は低かった。
無料の「電子ビザ」後押しで
それが、ここ数年で人気が急上昇している。ウラジオストクがある沿海地方政府は19年7月11日、19年上半期に約40万人の外国人が訪れ、そのうち観光客が約30万人だったと発表した。観光客は前年同期比で25%伸びたという。国籍別で最も多いのが中国で約15万人。次が韓国で約12万2000人、日本は3番手で約1万1000人だった。ただ、18年上期の日本人観光客は約5000人で、1年間で2.3倍に増えている。伸び率は3か国の中では最も高い。
この背景のひとつが、17年8月に沿海地方向けに導入された無料の「電子ビザ」だ。これまで、ロシアのビザは手続きが煩雑なことで知られてきたが、「電子ビザ」ではロシア外務省のウェブサイトでパスポートの情報を入力して顔写真をアップロードすれば、ビザがPDFファイルで送られてくる。
ロシアから日本に来る人も増えている。日本政府観光局(JNTO)によると、18年にロシアから日本を訪れた人は前年比22.7%増の約9万4800人で過去最高を記録している。JNTOでは、極東地域からの便が増えて航空運賃が値下がりしたり、17年にビザの要件が緩和されたりしたことが背景にあるとみている。
運航開始時期は、ANAが「2020年3月(2019年ウインターダイヤ中)」で、JALが「2020年度夏季ダイヤ」だと発表している。19年冬ダイヤは20年3月28日に終わり、翌3月29日に20年夏ダイヤが始まるため、両社はほぼ同じ時期に運航を始めるとみられる。JALは夏ダイヤの間、小型機のボーイング737-800型機(144人乗り)が1日1往復するとしている。ANAは運航頻度や使用機材について追って発表する。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)
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チバQ
:2019/08/05(月) 10:40:16
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/908181
定期便ない空港「グライダー天国」
福井空港、大学航空部が頻繁に合宿
2019年8月4日 午前11時30分
航空機にえい航され浮上するグライダー=福井県坂井市春江町上空(松本正身・関西大学体育会航空部監督提供) 拡大する
航空機にえい航され浮上するグライダー=福井県坂井市春江町上空(松本正身・関西大学体育会航空部監督提供)
福井県坂井市にある福井空港はグライダーのメッカ。定期便が就航していないことが使いやすさを増し、滞空に欠かせない上昇気流を得やすい気象上の強みもある。関係者によると、動力のないピュアグライダーの飛行を許可している地方管理空港は他になく、福井県内外の大学の航空部が合宿を張る。航空機のえい航によってグライダーを浮上させ、自由に高度を決められるメリットを生かし、学生らは日々腕を磨いている。
⇒管理者の福井県、利活用に奔走
福井空港は1966年に開港。福井―東京を往復する定期便があったが、73年に石川県の小松空港がジェット化されると福井空港の利用客は激減し、76年に定期便は休航となった。2003年に拡張整備計画断念を表明してからは、九州や東北などと結ぶチャーター便を運航したが、それも09年度でなくなった。
グライダー利用は開港当初から活況。日本学生航空連盟の訓練所が敷地内にあり、県内外の大学航空部が頻繁に合宿している。18年の着陸回数は、福井空港全体の2930回のうち、グライダーは半数近い1425回に達した。
東海や関西の大学航空部は福井空港のほか、愛知県や岐阜県の河川敷に整備された滑空場で訓練している。ピュアグライダーは、滑空場ではウインチ、空港では小型機でえい航して浮上させる。関西大学体育会航空部の松本正身監督(63)によると、ウインチえい航では高度400メートルくらいまでしか上げられないが、小型機では高度を自由に設定できる強みがあり、世界的には航空機によるえい航が主流だという。
福井空港を利用する際には、滑空場とは違い管制官との連絡が必要になるものの、飛来する小型機やヘリなどの動きが分かり、安全性は高まる。利用の際に求められる書類提出も学生には「良い教材」(松本監督)。40年前にはあった定期便が離着陸する間の待機時間も今はなく、関係者からは「グライダー天国」との声が聞かれる。
グライダーが、ひっきりなしに離着陸を繰り返す大規模な競技会も定期便がないため、開催可能だ。6月には40年以上の歴史を誇る関西大学と関西学院大学による「関関対抗グライダー競技会」が開かれた。エントリーした部員からは「福井空港ならではの航空機えい航での大会なので、非常に楽しみ」(関西大学3年女子)といった声があった。
最適な環境を提供できる福井空港で経験を積みながら空の世界に夢とロマンを追う学生たち。OBの多くは航空会社や自衛隊のパイロットとして羽ばたいているという。
6748
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チバQ
:2019/08/05(月) 13:38:24
https://www.sankei.com/west/news/190801/wst1908010021-n1.html
羽田-神戸が焦点 ドル箱路線の針路は
2019.8.1 13:51
スカイマークが1日、神戸空港の規制緩和を受けていちはやく増便を実現させたのは、既存の顧客から寄せられているニーズに確実に応える狙いがある。今後は運用時間が午後11時までに延長されるのを見据え、収益性の高い「ドル箱」と呼ばれる羽田線で増便できるかが焦点となる。
今回増便された茨城は日本製鉄の鹿島製鉄所(茨城県鹿嶋市)、長崎は三菱重工業の長崎造船所(長崎市)があり、いずれも重工業が集積する神戸と結びつきが強いため、安定したビジネス需要が期待できる。一方で那覇は、観光客の利用増が見込める。
スカイマークの次の目標は羽田線の拡充。神戸空港の羽田線は1日9往復で、同社が7往復、全日空が2往復を運航している。羽田発神戸行きの最終便は午後8時15分発、同9時半着の全日空便。スカイマークは「羽田の午後9時以降の出発便を検討したい」との方針だ。
羽田は午前6時〜8時半着と午後8時半〜11時発が「特定時間帯」に当たり、国が行っている発着枠配分の対象ではなく、航空会社の希望で使用可能。国土交通省は「夜は若干の空きがある」としている。
スカイマークが特定時間帯で運航するには、神戸空港の運用時間の延長が実際に動き出すことと、同社が飛行機を回せることなどが条件となる。
また、同社の市江正彦社長は報道陣に「神戸から2往復にとどまっている仙台線、鹿児島線でも増便したい」との意向を示した。
期間限定でチャーター便を運航している成田-サイパン線にも言及。「(同路線の定期便化を)年内に準備しており、神戸-成田線の開設も可能性は当然ある」と話した。
神戸空港の路線拡充は関西国際、大阪(伊丹)と競合する。スカイマークは神戸からの国際線就航にも意欲的だが、関西3空港懇談会では2025年大阪・関西万博に向けた中期的な課題とされた。
関西学院大の上村敏之教授(公共経済学)は「行政が空港に規制をかけるのではなく、航空会社がニーズを見込める路線を張り、無理なら撤退する試行錯誤が必要だ」と指摘する。
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チバQ
:2019/08/05(月) 13:38:58
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/331584
HKK連合、路線数2.4倍目標 函館に410億円投資 空港民営化
08/03 05:00
HKK連合、路線数2.4倍目標 函館に410億円投資 空港民営化
2020年度から道内7空港の運営を一括で委託する空港民営化で、運営事業者に内定した北海道空港(HKK)を中心にした企業連合が、運営委託期間の最終年度の49年度までに7空港の路線数を計142に拡大する目標を、国土交通省に提案していることが分かった。17年度の60路線と比べ2・4倍となる。7空港で想定する約4300億円の投資総額のうち、函館に約410億円、釧路、旭川にそれぞれ約220億円を充てる。
142路線の内訳は、新千歳が80路線で、17年度からほぼ倍増させる。そのほかの6空港は、合わせて3・3倍の62路線を見込んでいる。投資額は新千歳に全体の7割の約3千億円、帯広約180億円、女満別約170億円、稚内約140億円を想定している。
釧路や函館、帯広、女満別などでは東アジア路線の誘致などにより国際ネットワークを強化する。稚内では関西からの新規就航を想定するほか、旭川はターミナルの大規模増築を見込む。
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チバQ
:2019/08/07(水) 18:25:47
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15650980539649
2019年8月7日(水)
茨城空港 ソウル定期便運休へ 9月19日から 日韓関係悪化が波及
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韓国の格安航空会社(LCC)イースター航空は6日、茨城空港(小美玉市)とソウル(仁川(インチョン))を結ぶ定期便の運航を9月19日から運休すると発表した。理由は「事業計画の変更」としているが、県によると「悪化する日韓情勢について今後の見通しが立たない。予約も思ったほど伸びていない」と同社から説明があったという。韓国のLCCや大手の大韓航空は、日本の地方空港と韓国を結ぶ路線を相次いで運休しており、茨城空港にも影響が波及した。
運休は10月26日までとしているが、その後の見通しには触れていない。
同路線は昨年7月31日から火、木、土曜の週3回、各日1往復運航している。県空港対策課の渡邉秀和課長は「就航1年でお客が定着していくところと考えていた。運休は非常に残念」と話した。今後は日韓情勢を注視しながら運航再開を働き掛けていく。同課によると、韓国便の搭乗者数は昨年7月から今年7月末までに約3万7700人に上っていた。
イースター航空は2018年2〜3月、茨城空港に初のチャーター便を運航。同7月末に定期便へ格上げした。ソウル定期便は、10年3月の茨城空港開港時に就航したアシアナ航空が11年3月の東日本大震災直後に運休して以来、約7年ぶりの復活だった。
県は17年8月、職員が訪韓してイースター航空への売り込みを開始。チャーター便は平均搭乗率95%を超えるなど好評で、定期便化につながった。関係者によると、最近も7割前後とまずまずの搭乗率で推移していた。定期便化に当たっては、同社側で東京電力福島第1原発事故の放射性物質による汚染への風評が一時広がったが、大井川和彦知事のトップセールスが奏功し、同社幹部が社内の不安払拭(ふっしょく)に動いた経緯がある。
県は7月から、新規または更新でパスポート(旅券)を取得し、初めての渡航先に茨城-韓国便ツアーを選んだ乗客を対象に、旅券取得費用5千円を補助するキャンペーンを展開するなど、韓国便の利用拡大に力を入れていた。
イースター航空は今回の茨城運休と合わせ、仁川と札幌、沖縄、鹿児島を結ぶ路線を減便。清州(チョンジュ)と札幌、大阪(関西国際)を結ぶ便は運休とした。7月にも釜山(プサン)と札幌、大阪を結ぶ便の運休を決めている。日本にはこのほか、成田や福岡、宮崎に路線がある。
今回の運休を受け茨城空港の国際線定期便は上海、台湾の2便に減る。国内線は神戸など4路線。(黒崎哲夫)
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019080601002512.html
2019年8月6日 20時02分
韓国LCC、9月から運休 札幌、茨城、関西の3路線
【ソウル共同】韓国の格安航空会社(LCC)イースター航空は6日、韓国と日本を結ぶ路線のうち清州―札幌(新千歳)を9月5日から、仁川―茨城を9月18日から、清州―関西を9月6日から運休すると発表した。3路線とも運休は10月26日まで。仁川と札幌、鹿児島、那覇を結ぶ路線も減便する。
理由は明らかにしていないが、日韓関係の悪化による訪日旅行客のキャンセルなどが収益に影響したためとみられる。韓国と日本の地方空港を結ぶ路線は、韓国の他のLCCや、大手の大韓航空でも運休や減便が相次いでいる。
6751
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チバQ
:2019/08/07(水) 18:27:02
https://www.asahi.com/articles/ASM7M46DBM7MTTHB009.html
韓国LCC、佐賀便の減便や運休検討 日韓関係悪化が影
福井万穂 2019年7月19日20時55分
韓国の格安航空会社(LCC)・ティーウェイ航空が、佐賀空港に定期運航しているソウル便と釜山便の減便や運休を検討していることがわかった。佐賀県の山口祥義知事が19日の定例会見で明らかにした。日韓関係の悪化で搭乗率が落ち込んでいるためという。
県空港課によると、ソウル便の4〜6月の平均搭乗率は70・6%で、昨年度の平均と比べて8ポイント減少した。釜山便も4〜6月は前の約3カ月より10ポイント近く減らしている。さらに今月は一部で予約キャンセルが出ているほか、新規の予約の動きも鈍り、搭乗者はさらに落ち込むとみられる。
日韓関係の冷え込みによる影響を受け、ティーウェイ航空は日本便の減便や運休の検討を始めているという。個別の具体的な対応は未定というが、佐賀便はインバウンド客が全体の約9割を占めており、影響は大きい。県が力を入れてきた現地での宣伝も「控えなくてはならない状況」(担当者)という。
山口知事は「正直、厳しい状況。交渉をしながらダメージを最小限に抑えたい」と話した。
ソウル便は2013年12月に週3往復で就航し、現在は1日1往復に増便している。昨年度の利用者数は過去最高の約12万5千人で、国際線全体の半数以上を占めた。釜山便は昨年12月に就航し、週4往復。3月までに約1万4千人が利用した。(福井万穂)
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チバQ
:2019/08/10(土) 18:38:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190809-00000126-jij-bus_all
韓国LCC、運休路線拡大=日韓関係悪化で旅客減
8/9(金) 19:17配信��
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韓国の格安航空会社(LCC)のティーウェイ航空は9日までに、札幌や熊本、鹿児島とソウル・仁川などを結ぶ定期便を運休すると発表した。日韓関係の悪化を受け、訪日旅行を見合わせる動きが広がっているためだ。先月発表分から運休路線が拡大した形で、影響が深刻化している。
新たに運休を決めたのは、札幌、佐賀、大分、熊本、鹿児島と仁川を結ぶ5路線と、札幌、関西空港と大邱を結ぶ2路線の計7路線。このほか、那覇-仁川、大邱の2路線を大幅に減便する。今月19日から順次運休する。同社は先月、熊本-大邱など4路線を運休すると発表していた。
当初、熊本と大分、佐賀の3県の空港と仁川を結ぶ路線は継続する方針だった。熊本県は「訪日旅行のキャンセルが相次いでいるほか、新規予約も入らない」との説明を受けた。同社以外の韓国LCCでも利用客が急減しており、運休路線がさらに拡大する恐れがある。
https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/534208/
韓国LCC九州4路線運休へ 19日から ソウル発着便
2019/8/10 6:00
西日本新聞��総合面
韓国の格安航空会社(LCC)ティーウェイ航空は9日までに、ソウルと佐賀、熊本、大分、鹿児島の各空港を結ぶ路線を19日から運休すると発表した。日韓関係の悪化で訪日旅行を控える動きが広がっているため。LCCの路線縮小が、韓国の首都と九州各地を結ぶ路線にも波及し、観光などへの影響が拡大する可能性がある。
9月以降に予定していた佐賀-釜山線と熊本-大邱(テグ)線の運休も今月19日からにそれぞれ前倒しする。
佐賀県によると、佐賀-ソウル線は7月の搭乗率が昨年度平均よりも約15ポイント低い62%台に落ち込む見通し。熊本県によると、同社から「訪日キャンセルが相次ぎ、収益改善のめどが立たない」と説明があった。熊本空港では、韓国LCCのエアソウルもソウル線を運航しているが、新規予約が入らず、県と路線継続に向け協議を続けているという。
大分ではティーウェイの釜山、務安線も運休となり、ソウル線運休で大分空港の通年で運航する国際定期路線はゼロとなる。
6753
:
チバQ
:2019/08/11(日) 21:21:04
https://www.sankei.com/smp/economy/news/190810/ecn1908100013-s1.html
米デルタ航空、成田から撤退へ 日米路線、羽田に集約
2019.8.10 23:10経済産業・ビジネス
��デルタ航空機=2月、米西部シアトル(AP)
米デルタ航空は9日、成田空港発着の路線から撤退し、2020年3月に日米路線を羽田空港発着に集約すると発表した。都心により近い羽田空港を活用することで利便性を向上させる狙いがあるとしている。
同社はアトランタやシアトルなど米主要5都市を結ぶ成田路線を全て羽田に移す。既に運航しているロサンゼルスやミネアポリスを合わせると、羽田空港を発着する米国の航空会社の中で最も多い7つの路線で就航することになる。
同社は今年9月に成田とシンガポール、来年3月に成田とマニラを結ぶ路線をそれぞれ廃止する。(ニューヨーク 共同)
6754
:
チバQ
:2019/08/12(月) 13:48:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190811-00000008-mai-bus_all
デルタが成田撤退、羽田に米国路線集約と正式発表
8/11(日) 10:32配信 毎日新聞
デルタが成田撤退、羽田に米国路線集約と正式発表
成田空港=中村宰和撮影
米大手デルタ航空は9日、来年3月に成田空港から撤退し、米国路線を羽田空港に集約すると正式発表した。成田とシアトル、デトロイト、アトランタ、ホノルル、ポートランドの米5都市を結んでいる路線を全て羽田に移す。都心に近くアクセスの便利な羽田を活用し、競争力を高めるためといい、同社の羽田からの米国路線は現在のミネアポリスとロサンゼルスを合わせて7都市に増加、「羽田で最大の運航規模を持つ米国航空会社になる」と説明している。
成田発着の残る東南アジア2路線についても、シンガポール線を9月に廃止、マニラ線も「時期は決まっていない」(同社)が廃止するとしており、同社の成田発着便はなくなる。今後は韓国・ソウル経由の便の充実を図るとみられる。
同社の撤退は成田の利用者数の減少につながるほか、同社が使う第1旅客ターミナルビルの北ウイングやラウンジ(特別待合室)などの活用方法が課題になりそうだ。【中村宰和】
6755
:
チバQ
:2019/08/20(火) 10:53:16
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190820-00212060-diamond-bus_all
ANAもJALも「日系初」主張、ウラジオストク便の珍事【&旅行記】
8/20(火) 6:01配信ダイヤモンド・オンライン
ANAもJALも「日系初」主張、ウラジオストク便の珍事【&旅行記】
Photo by Rika Yanagisawa
ANAとJALがロシア・ウラジオストク直行便を同時開設する。それぞれが「日本の航空会社として初」を主張、就航前から早くも火花を散らす。同時開設となった背景とともに、ウラジオストク旅行記をお届けする。(ダイヤモンド編集部 柳澤里佳)● 同じ日に同じ路線の開設発表で前哨戦 「日本から最も近いヨーロッパ」を奪い合う
【ウラジオストク市内観光の写真はこちら】
7月29日、全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)が成田国際空港からロシアの極東都市、ウラジオストクに新しく路線を開設すると発表した。これまで日本とウラジオストクを結ぶのはロシアの航空会社のみだったが、日系2社が揃って直行便を出すことになったのだ。
ANAとJALが同じ日に同じ路線の開設を発表すること自体、珍しいが、2社とも「日本の航空会社として初めて」同路線を開設すると主張している。
運航開始日について、ANAは「20年3月(19年ウィンターダイヤ中)」とプレスリリースに記載。「今後は就航に向けて最終調整を行う」としている。JALは「20年度夏期ダイヤより、毎日運航」と発表しており、20年夏ダイヤは3月29日にスタートする。となるとANAが数日先に飛ぶ可能性が高い。
ANAに対して業界関係者からは「スケジュールも機材もまだ決まってないうちに発表するなんて勇み足が過ぎるが、ロシアへの直行便は初だから気合が入っているのだろう」との声も。乗客の奪い合いに向けた前哨戦といったところだ。
戦いの舞台となるウラジオストクは2時間半のフライトで着く、「日本から最も近いヨーロッパ」として人気急上昇中の旅行先だ。日本海に面するコンパクトな港町で、レンガ造りの街並みや歴史を感じる建築物、イクラや蟹などのシーフード、おしゃれなカフェや雑貨店巡りがウリで、若い女性を中心に旅行者が増えている。
追い風となったのは日本人に対するビザの緩和だ。ウラジオストクを含むロシア沿海地方は2017年8月からインターネットによるビザの無料申請を受け付けるようになった。それまでロシアのビザ取得は煩雑で、費用も1万円ほどかかっていた。
これにより日本からの渡航者は、ビザ緩和前は年間5000人程度だったのが、18年は2万人を超えた。19年上半期(1月〜6月)累計で約1万1000人(前年同期比2.3倍)なので、19年は前年を上回る可能性もある。
ちなみに同地方への19年上半期の外国人来訪者数は約40万人で、うち観光客数は30万人(前年同期比25%増)。中国(約15万人)、韓国(約12万2000人)が圧倒的に多い。14年にロシアと韓国の間でビザを免除してから韓国人の個人観光客も急増している。
● ロシア国内線への乗り継ぎは JALに軍配
ANAは路線開設の狙いとして、日本とロシアの流動拡大に貢献すること、ANAグループ全体の事業戦略であるホワイトスポット(未就航地)へ進出することなどを挙げる。ウラジオストクへの日本人旅行者が激増しているだけでなく、ロシアからの訪日客も右肩上がりで、18年は約9万4800人(対前年比23%増)で過去最高を記録している。加えて、水産漁業や自動車、造船、エネルギー関連などのビジネス渡航需要も見込んでいるという。
ANAのロシア路線は1989年〜2000年にかけて、成田〜ロンドン線、成田〜パリ線、関西〜ロンドン線、関西〜ローマ線における「経由地」としてモスクワに就航したが、直行便の実績はない。ウラジオストクがロシアへの初の直行便となる。「昨年から入念に、路線開設の準備をしてきた。JALよりうちが、『先』に飛ぶはずだ」と複数の関係者が「初」を語る正当性を強調している。
一方、JALは東京〜モスクワ線を50年に渡って運航してきた。ウラジオストクはロシア路線としては2路線目だ。発着時間(成田発11時20分〜ウラジオ着14時45分、ウラジオ発16時25分〜成田着17時40分・夏ダイヤ中)と使用機材(ボーイング737‐800)、ビジネスクラスとエコノミークラスの設定も決まっている。
加えて、同じ航空アライアンスのワンワールドに加盟するS7航空(シベリア航空)とのパートナーシップを通じて、ウラジオストクから先のロシア国内線、ハバロフスクやユジノサハリンスク、イルクーツクなどに接続する。「極東ロシアは日本から近いわりにアクセスの選択肢が少なく、不便だった」(エネルギー関連関係者)。こうしたことも踏まえると、航空会社のネットワークの拡充という意味では、JALに軍配が上がるといえよう。
6756
:
チバQ
:2019/08/20(火) 10:54:11
● フライト2時間半の「安近短」 家族で2泊3日旅に行ってみた
そんなウラジオストクだが、実際どういう場所なのか。安近短旅行(費用が安く、距離が近く、日程が短い旅行)の行先として、楽しめるのか。
記者は17年のビザ緩和と「2時間半で行けるヨーロッパ」の評判にひかれ、18年9月末にウラジオストクを家族(30代夫婦+2歳の子供)で訪れた。
18年9月上旬にウラジオ旅行を思い立ち、旅行予約サイトのエクスペディアで検索。成田〜ウラジオ線が最も安かったオーロラ航空(現在は同路線は運休)を予約した。9月末の金曜日に出発し、3日後の日曜日に帰国するフライトスケジュールで、家族3人の航空運賃は合計約16万円だった。海外旅行にしては直前予約だったので、早目に計画すればもっと安い航空券があっただろう。ホテルは立地を重視し、1泊1万円程度の、地元の中級ホテルを予約した。
ビザもインターネットで申請手続きできる。「ロシア電子ビザ申請サイト」には日本語があるので、順を追ってパスポート番号などを入力すればいい。顔写真のアップロードは写真サイズを指定通りに合わせる必要があったが、何とかクリアできた。
出発当日、午後2時発のオーロラ航空に乗った。飛行機はボンバルディアのDHC8-Q400。ターボプロップエンジンのプロペラ機だ。国際線をプロペラ機で飛ぶのは初めての経験で胸が高鳴った。機内は70人乗りでほぼ満席。小型機なので、背の高い客室乗務員の帽子が天井についていた。
現地時間の午後6時に到着した(日本と1時間の時差がある)。ここでウラジオ旅行の「注意点」の一つにぶち当たる。空港〜市内をつなぐ鉄道「アエロエクスプレス」の最終便が午後5時台のため、乗れなかったのだ。1日5往復程度と本数が少ないので飛行機の時間によっては利用しにくく、ミニバスかタクシーの選択肢になる。ミニバスは所要1時間20分。タクシーを選択し、40分ほどで市内に着いた。
翌日は朝から観光に繰り出した。前評判通り、レンガ造りの街並みや歴史を感じる建築物が並び、緑が多く、近代的な高層ビルはほとんどない。まさに「ヨーロッパ」である。キリル文字や、街中に銅像が多いことに、「ロシアらしさ」を感じた。ロシア正教の教会はとても美しかった。
観光の合間に立ち寄った海辺の小さな遊園地は、子連れにぴったりだった。デザインや色使いが日本には無い雰囲気だ。
ウラジオ旅行の魅力の一つが、本場のバレエやサーカスを観られること。ロシアを代表する劇場でサンクトペテルブルクにあるマリインスキー劇場の支部ステージがウラジオにあり、バレエやオペラを観劇できる。旧ソ連時代から40年続くウラジオストク国立サーカスの常設劇場もある。
サーカスは残念ながら日時が合わなかったので、人形劇を観ることにした。数人の俳優と人形がコミカルに動き、大人も子供も約1時間、言葉が分からなくても飽きることなく楽しめた。
旅の楽しみといえば食事。港町なのでシーフード(グリルやボイルした盛り合わせ)が名物であり、その他ボルシチやピロシキ、ビーフストロガノフ、サーモンやニシンのマリネ、ペリメニ(ロシア風餃子)など、ロシア料理をひと通り食べた。街には中央アジア料理のレストランも多く、観光客向けの中華や韓国料理屋もあるので、食事に困ることはない。イクラやキャビア、ウォッカやジョージアワインが安いので、ホテルの部屋で楽しむのもオツだ(ただし、イクラの「醤油漬け」はない)。
6757
:
チバQ
:2019/08/20(火) 10:54:40
ウラジオならではのイクラの食べ方としておススメなのが「イクラ・ブリヌイ(ロシア風クレープ)」。イクラの塩気とクレープの甘味が絶妙にマッチして、ロシアンティー(ジャムや蜂蜜入り紅茶)にもよく合う。人によって好みは分かれるだろうが、記者は美味しく食べた。
ウラジオストクにはシベリア横断鉄道の始発駅がある。シベリア横断鉄道はロシア帝国時代の1890年代に建設された、モスクワまで9288kmの世界一長い鉄道である。ウラジオからモスクワまで乗ると6泊7日の旅になるが、隣の都市であるハバロフスクまでなら1泊2日で夜行寝台列車の旅を体験できる。
ここで注意しなければならないのが、沿海地方限定の電子ビザでウラジオ入りした日本人はハバロフスクに入ることができない点だ。ハバロフスクも観光したければ、従来通りロシア観光ビザを取得する必要がある。
ロシアにはこの「ビザが州ごとに違う」問題があり、旅行者は不便に感じることが、ままある。現地の報道によると、観光政策を強化中のプーチン政権は、近くサンクトペテルブルクを含むレニングラード州も電子ビザを導入し、21年までにはロシア全土に電子ビザを広げる検討をしているという。
旅行市場ではウラジオにポテンシャルを見いだしている。「安近短旅行における目新しさではピカイチ。沖縄とも韓国とも台湾とも違う、異国情緒を感じられる」と旅行業界関係者。「見所の大半は市内中心部に集中しているので徒歩で移動可能。2泊3日あれば楽しめる。物価は日本よりやや安いくらいで、治安もいい。若者からシニアまで、興味をひくのでは」と期待する。
ちなみにダイヤモンド・ビッグ社発行、小社発売の「地球の歩き方Platウラジオストク」(2018年5月初版)の売れ行きは当初想定以上に良く、担当者によると、「Platシリーズ23タイトルのうち、4番手か5番手に付けるスマッシュヒットになっている」。これを受けて19年3月に改定予定だった「地球の歩き方 シベリア&シベリア鉄道とサハリン」を、「極東ロシア シベリア サハリン 〜ウラジオストク ハバロフスク ユジノサハリンスク〜」という都市名を散りばめたタイトルに変更したところ、改定前のものに比べて2.5倍も売れているという。
もっとも、「ホテルの絶対数が少ない」「リピーターが生まれるかは疑問」「ANAもJALも直行便を飛ばすなんて、正直びっくり」「夏場はいいが、極寒の冬場に観光客は来ない」といった厳しい声もある。
ウラジオストクは旧ソ連時代、軍港であり外国人は立ち入り禁止だった。そのような“閉鎖都市”だったため、外資の大手チェーンはほとんどなく、今でも「ZARA」(アパレル)と「バーガーキング」くらいしかない。だからこそローカルな飲食店や雑貨店がたくさんあり、そこが大きな魅力でもある。ホテルはローカルな中級ホテルばかりで、名の知れた高級ホテルとなると、「ロッテホテル(旧ヒュンダイホテル)」くらいである。
新たな名所として、(サンクトペテルブルクにある国立美術館で世界遺産でもある)エルミタージュ美術館の「分館」をつくる計画や、2つのハイアットホテルの開業プロジェクトもあるが、どちらもスムーズに進んでいない。
韓国や台湾、沖縄も長い年月をかけて人気旅行地に育った。さて、ウラジオストクもリピートしたくなる観光都市になれるか。ANA、JALは寒々しさではなく、熱い戦いを繰り広げられるだろうか。
ダイヤモンド編集部/柳澤里佳
6758
:
チバQ
:2019/08/20(火) 11:03:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190820-00010000-chibatelev-soci
米デルタ航空 成田撤退 羽田空港に集約
8/20(火) 10:08配信チバテレ
チバテレ(千葉テレビ放送)
アメリカの大手航空会社、デルタ航空が来年の3月に日米を結ぶ成田発着の全ての路線を 羽田に移すことがわかりました。
デルタ航空の路線集約は羽田空港増枠に関するアメリカ運輸省の決定を受けて行われるもので、現在成田空港発着のシアトル、デトロイト、アトランタなどアメリカ5都市を結ぶ全ての路線が来年3月、羽田空港に移ります。デルタ航空によりますと羽田運航便はロサンゼルス線などの既存の2路線を加えると合わせて7路線となり、羽田空港を発着するアメリカの航空会社の中で最大の路線網となります。
また、成田運航便は今年9月にシンガポール線、来年3月にマニラ線がそれぞれ廃止されます。成田空港会社は「デルタ航空からの正式な通知は受けていない」とした上で、「新たな滑走路整備を含む更なる機能強化を着実に推進し、羽田空港と一体となって首都圏の旺盛な航空需要へ着実に対応を進める」とコメントしています。
チバテレ(千葉テレビ放送)
6759
:
チバQ
:2019/08/20(火) 15:24:02
https://www.asahi.com/articles/ASM8N4QZ2M8NUHBI011.html
大韓航空が日本便を大幅縮小へ 関係悪化、釜山-関西も
ソウル=武田肇 2019年8月20日15時09分
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大韓航空は20日、日韓関係の悪化で韓国と日本を結ぶ便の利用者が減少しているとして、主力路線の釜山―関西の運航を休止するなど、大幅な見直しに踏みきると発表した。代わりに東南アジアや中国などとの路線を拡充するという。
9月16日から釜山―関西、11月からは済州―成田、済州―関西を運休。9月29日から11月16日まで仁川―小松、仁川―鹿児島を運休し、9月26日〜10月26日、仁川―旭川は運休する。このほか、仁川―関空、仁川―福岡、仁川―沖縄なども一定期間減便する。
このうち仁川―旭川便は6月に運航が始まったばかり。大韓航空は7月にも、釜山―札幌便の運休を決めたが、これほど大規模に日本路線を縮小するのは異例だ。
一方、日本路線に使用していた飛行機を振り替える形で、仁川とベトナム、タイ、インドネシア、オーストラリアとを結ぶ便を増便するとしている。
韓国の日本旅行ブームに乗って急成長してきた韓国の格安航空会社(LCC)も、日韓関係の悪化以後、軒並み日本の地方と結ぶ路線などの縮小を発表している。(ソウル=武田肇)
6760
:
チバQ
:2019/08/21(水) 19:28:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00000027-cnippou-kr
【ニュース分析】日本代替路線の就航対応早める韓国航空業界の本音は
8/21(水) 12:11配信中央日報日本語版
日本の経済報復による「ボイコット・ジャパン」の影響で打撃を受けた航空業界が代替路線の発掘に集中している。日本路線の需要減少分を東南アジアや中国路線に振り替え、危機対応に取り組むという戦略だ。
大韓航空は韓日関係悪化による日本路線の需要減少を考慮し、日本11路線の運休や減便などの供給調整を取ることにした。大韓航空の関係者は「日本路線の需要減少で余裕が生じた供給力を冬季スケジュールの開始に合わせて東南アジア路線、オセアニア路線、中国路線に投入し、競争力を強化するという方針だ」と説明した。
実際に日本行きの航空需要は減る傾向にある。7月1日から今月15日まで国内の航空会社の日本行きの旅客数は仁川(インチョン)空港の場合、昨年155万431人から今年は147万6371人で4.8%減少した。同期間の金浦(キムポ)空港は昨年23万7674人から今年23万3799人で-1.6%、釜山(プサン)空港は40万2427人から35万7353人で11.2%減少した。金浦空港の旅客減少幅が小さかったのは、日本関連のビジネスなどの商用需要があるため減少幅が微弱だったものと分析される。観光中心の旅行者が多い釜山空港は比較的旅客数減少幅が大きかった。
これにより、大韓航空以外の韓国の航空会社も日本路線の供給調整に入った。アシアナ航空は日本の4路線の供給を減らし、チェジュ航空の9路線、ジンエアーの9路線、ティーウェイ航空の11路線、イースター航空の6路線、エアソウルの5路線、エアプサンの3路線などが減る。日本路線の割合が高いエアプサン(50.6%)、ティーウェイ航空(50.5%)、ジンエアー(42.2%)などの打撃が大きかった。
需要が減少した日本路線に代わり、各航空会社は中国・東南アジア・オセアニア路線の確保に集中している。チェジュ航空は13日、仁川-南通路線の新規就航を皮切りに、ハルビン・張家界就航を準備している。この他、ティーウェイ航空、イースター航空、エアソウルも下半期に張家界や延吉など新規運輸権を確保した中国地域の就航を急いでいる。ティーウェイ航空は仁川・地方空港発の東南アジア路線を拡大し収益性の改善作業に取り組む予定だ。
しかし、国内航空会社の代替路線の発掘がままならないのが実情だ。先立って中国民航総局は13日、10月10日まで新規・臨時・不定期便の運航申請を受け付けないと航空会社に通知した。3月に韓中航空協議で仁川-張家界など9路線の新設に合意し、新規就航を準備していた国内の航空会社にとって青天の霹靂だった。中国は、空港の混雑を考慮した措置だと説明している。しかし、日本の貿易報復以降、日本旅行者が減り打撃を受けた航空業界としては収益が更に悪化する状況になった。
更に急速な国内景気の低迷と香港の政情不安など東アジア情勢の変化も航空会社の代替路線の確保に変数として作用している。航空業界の関係者は「短距離の旅行地である日本と代替可能な海外路線に限りがあるため中国路線に代替しようとしていた国内航空会社としては当惑せざるを得ない状況が続いている」とし「米国や欧州などの中長距離を中心に差別化してきた大韓航空程度を除いて、短距離中心の格安航空会社の危機は続くだろう」と分析した。
大韓航空は、格安航空会社との競争と徐々に進む日本の需要減少のため日本路線の構造調整を続けてきた。上半期の航空路線別売上は米州(28%)、東南アジア(22%)、欧州(18%)、中国(12%)、日本(10%)の順だった。
下半期の航空業界の見通しは明るくない。業界では米中貿易紛争に起因する航空貨物不振持続とウォン安、人件費と操業コスト増加に加え、海外旅行需要の鈍化により航空会社の苦境が続くものと予測している。
6761
:
チバQ
:2019/08/21(水) 19:36:05
https://www.sankei.com/politics/news/190820/plt1908200026-n1.html
運用決まった羽田新ルート 根強い反対と観光業界の期待
2019.8.20 21:10政治地方自治
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羽田空港の国際便増便のため、新しい飛行ルートの運用が決まった。来春からは一部の旅客機が都心の上空を飛ぶことになる。来年の東京五輪・パラリンピック開催に間に合わせる形で、訪日外国人客の受け入れ拡大に向けた空港の能力増強が目的。「観光の活性化につながる」と旅行業界から歓迎の声が上がる一方、騒音や落下物の懸念など、新ルート沿いの住民らの反対は根強い。(天野健作)
「重大事故の懸念」
「新ルートは人口密集地の都心を貫くため、重大事故のリスクが懸念される」。地元住民らでつくる「羽田問題解決プロジェクト」の大村究(きわみ)代表は8日に開いた記者会見でこう訴えた。
東京都港区の武井雅昭区長は同日、「区民からは依然として落下物や騒音などに対する不安の声が寄せられており、情報の周知が十分ではないと考えている」とコメント。3月の議会で「国の説明不足で新ルート案は容認できない」との決議を可決していた品川区も13日、「国に対し、ルートを固定化することのない取り組みの確実な実行を強く求めていく」と不信感をにじませる見解を出した。
一方で、小池百合子知事は「(五輪・パラの)東京大会の円滑実施のため空港の機能強化は極めて重要。引き続き騒音・安全対策を求める」とコメント。賛成側に傾きつつも国への要望をはっきりと打ち出した。
経済波及効果も
新しい飛行ルートは、南風が吹く日の午後3時から7時の間に限定して活用。都内では、新宿区で高度約千メートル、渋谷区約700メートル、品川区約300メートルの上空を通る。乗客の眼下には高層ビルが林立する都心の姿が広がるという。
現在の国際線(昼間)の発着回数は年間約6万回だが、新ルートの運用で約3万9千回増える。1時間に最大44便が通る計算だ。国土交通省の試算では、経済波及効果は約6500億円に上り、旅行会社の一つは「旅行者の増加につながるため、大いに期待している」と前向きに捉えている。
国は5年前にすでに新ルートの計画を公表、住民説明会なども繰り返し開き、理解を求めてきた経緯がある。8月7日には3年ぶりとなる地元自治体との協議会を開催。秋以降にも関係自治体での説明会を再度行うことも検討しているという。
騒音対策は
問題は騒音対策だ。
国交省は飛行高度が千メートル以下になると、最大60〜80デシベルの騒音が発生すると予測。80デシベルは「走行中の電車内の音」に相当する。
このため、着陸に向けた進入角度を3・0度から3・5度に変更。羽田空港までの飛行高度を上げることで、騒音をなるべく軽減させようとしている。
ただこれに対しては、羽田プロジェクトの会見に同席した元日航機長の杉江弘さんが「世界的にもほとんど例がない急な角度。操縦の難度が増す」と指摘している。国交省は「安全性に問題はない」との立場を示し、昨年から防音工事の助成制度を拡充し、住民側の理解を求めている。
8月末には小型機を飛ばし、空港設備の点検も始める。来年1月末以降は、実際に旅客機による試験飛行も予定されている。
国際空港間の都市間競争が激しくなる中、首都圏空港の機能強化は欠かせない。大阪(伊丹)空港や福岡空港も市街地に近接しており、国は他の空港の事例を参考に住民の理解を図りながら、今後の対応策を練る方針という。
6762
:
チバQ
:2019/08/21(水) 19:36:41
https://www.sankei.com/politics/news/190821/plt1908210012-n1.html
羽田増枠、日米に24便 来年3月から 国交省
2019.8.21 19:18政治政策
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国土交通省は21日、東京五輪・パラリンピックを控え、来年3月から増える羽田空港の国際線発着枠のうち、日本と米国を結ぶ路線に24便を割り当てると発表した。両国の航空会社が12便ずつ運航する。国交省が2月に公表した配分方針と同じ内容で2国間協議が決着した。
羽田国際線は、東京都心上空を通過する飛行ルートの採用により、来年3月29日以降、昼間時間帯(午前6時〜午後10時55分)の発着枠が1日当たり約50便増える。残る発着枠は、訪日外国人客やビジネス客で収益が見込める就航国を念頭に調整しており、近く決着する見通しだ。
半分が日米路線に割り振られたのは、ビジネス、観光とも需要が堅調なためだ。増便により羽田を発着する昼間時間帯の日米路線は現行の10便から34便に拡大する。
日米路線を運航する航空会社では、米デルタ航空が羽田増便を控え、アトランタやシアトルなど米主要都市を結ぶ成田路線を全て羽田に移す方針を発表している。
国交省は、就航国とは別に、近く国内の航空会社ごとの割り当ても決める。
6763
:
チバQ
:2019/08/21(水) 20:10:20
こうなのかな?
アジア各国はこの辺の枠とは別扱いなんだっけな?
ANA-JAL-相手国
イギリス 1-1-2
*JALが深夜に1便
フランス 1-1-2
ドイツ 2-0-2 (ミュンヘン・フランクフルト 各1×2)
*深夜にANAが1便(フランクフルト)
中国 1-1-2 (中国国際航空 すべて北京)
シンガポール1-1-2
タイ 1-1-1
ベトナム 1-0-1 (ハノイ)
インドネシア1-0-1
フィリピン 1-0-1
カナダ 1-0-1 (ANAバンクーバー エアカナダ:トロント )
アメリカ 3-2-5
アメリカン ロスアンゼルス
ユナイテッド サンフランシスコ
デルタ ミネアポリス ロスアンゼルス
ハワイアン ホノルル
ANA シカゴ ニューヨーク ホノルル
*LA向け深夜便
JAL サンフランシスコ ニューヨーク
*ハワイ向けの深夜便が複数あり
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%BD%E7%94%B0%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E7%99%BA%E7%9D%80%E6%9E%A0
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チバQ
:2019/08/21(水) 20:41:26
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48713010Z10C19A8MM8000/
羽田新発着枠、全日空13.5便で最終調整 国交省
日航は11.5便
経済
2019/8/19 18:49日本経済新聞 電子版
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チバQ
:2019/08/21(水) 20:42:50
https://www.aviationwire.jp/archives/181236
ユナイテッド航空、羽田4路線新設 20年3月発着枠増枠、シカゴ、LA、ニューアーク、ワシントンDCBy Tadayuki YOSHIKAWA共有する:
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ユナイテッド航空(UAL/UA)は現地時間8月16日、羽田空港の国際線発着枠増枠に伴い、2020年3月から羽田発着便を拡大すると発表した。米国を3月28日に出発する便から、シカゴとロサンゼルス、ニューアーク、ワシントンD.C.の4路線を開設し、現在の成田発着から一部を移管する。
羽田空港の発着枠増枠で4路線を新設するユナイテッド航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ユナイテッドの羽田・成田発着便は現在合わせて10路線。羽田発着はサンフランシスコ線のみで、成田発着はシカゴとロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューアーク、ワシントンD.C.、ヒューストン、デンバー、ホノルル、グアムの9路線となっている。
羽田増枠は2020年3月29日開始の夏ダイヤから。増枠後、羽田発着は新設のシカゴとロサンゼルス、ニューアーク、ワシントンD.C.と既存のサンフランシスコを合わせた5路線に増える。成田路線は、サンフランシスコ線とロサンゼルス線、ニューアーク線、ヒューストン線、デンバー線、ホノルル線、グアム線の7路線で、ユナイテッドの西海岸にあるハブ空港の中でも大きいサンフランシスコや、ロサンゼルス、ニューアークは、羽田と成田に1日1便ずつ運航する。今回発表した羽田新路線の航空券は、8月17日から発売を開始した。
羽田路線の機材は、シカゴ線とニューアーク線、ワシントンD.C.線がボーイング777-200ER型機、ロサンゼルス線が787-10、サンフランシスコ線が787-9となる。
運航スケジュールは、シカゴ線は羽田行きUA881便がシカゴ・オヘア国際空港を午後0時45分に出発し、翌日午後3時55分着。シカゴ行きUA882便は羽田を午後5時45分に出発して、午後3時55分に到着する。
ロサンゼルス線は、羽田行きUA39便がロサンゼルス国際空港を正午に出発し、翌日午後3時45分着。ロサンゼルス行きUA38便が羽田を午後6時20分に出発して、午後0時25分に到着する。
ニューヨーク近郊のニューアーク線は、羽田行きUA131便がニューアーク・リバティー国際空港を午前10時40分に出発し、翌日午後1時35分着。ニューアーク行きUA130便が羽田を午後5時15分に出発して、午後5時10分に到着する。
ワシントンD.C.線は、羽田行きUA803便がワシントン・ダレス国際空港を午後0時30分に出発し、翌日午後3時30分に到着。ワシントン行きUA804便は羽田を午後4時に出発して、午後3時45分に到着する。
既存のサンフランシスコ線は、羽田行きUA875便がサンフランシスコを午前10時45分に出発し、翌日午後1時55分着。サンフランシスコ行きUA876便は羽田を午後3時45分に出発して、午前9時5分に到着する。
米国運輸省(DOT)は5月16日に、羽田国際線発着枠の米国分について暫定配分を発表。8月9日に正式決定し、暫定配分がそのまま確定した。米国側は4社に対し12枠で、最多がデルタ航空(DAL/DL)の5枠、ユナイテッドが4枠で続き、アメリカン航空(AAL/AA)が2枠、ハワイアン航空(HAL/HA)が1枠となった。DOTの最終決定によると、米国内のハブ空港と羽田を結ぶ路線の拡大を重視し、米国内路線の利便性向上を考慮した判断を下している。
ユナイテッド以外の米国3社の羽田路線は、デルタは現在のロサンゼルス線とミネアポリス線に加え、成田発着のシアトル線とデトロイト線、アトランタ線、ポートランド線、ホノルル線を羽田へ移管。成田からは撤退する。アメリカンは現在のロサンゼルス線に加え、成田発着のダラス線とロサンゼルス線を羽田に移す。ハワイアンは現在のホノルル線(週11往復)とコナ線(週3往復)に加え、ホノルル線を週7往復増便する。
ユナイテッドは認可された4路線のほか、ヒューストン線とグアム線も羽田への移管を申請していた。
*成田路線の記事はこちら。
羽田路線の運航スケジュール
シカゴ-羽田線
UA881 シカゴ(12:45)→羽田(翌日15:55)777-200ER
UA882 羽田(17:45)→シカゴ(15:55)777-200ER
ロサンゼルス-羽田線
UA39 ロサンゼルス(12:00)→羽田(翌日15:45)787-10
UA38 羽田(18:20)→ロサンゼルス(12:25)787-10
ニューアーク-羽田線
UA131 ニューアーク(10:40)→羽田(翌日13:35)777-200ER
UA130 羽田(17:15)→ニューアーク(17:10)777-200ER
ワシントンD.C.-羽田線
UA803 ワシントンD.C.(12:30)→羽田(翌日15:30)777-200ER
UA804 羽田(16:00)→ワシントンD.C.(15:45)777-200ER
サンフランシスコ-羽田線
UA875 サンフランシスコ(10:45)→羽田(翌日13:55)787-9
UA876 羽田(15:45)→サンフランシスコ(09:05)787-9
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:
チバQ
:2019/08/22(木) 13:26:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190822-00000500-fsi-bus_all
タイ・バンコク、3番目の空港計画 渋滞緩和へ23年にも建設開始
8/22(木) 7:45配信SankeiBiz
タイの首都バンコクにある2つの空港の渋滞を緩和するために、バンコクの西、ナコンパトム県に3番目の新空港を建設する動きが進められている。英字紙バンコク・ポストが伝えたもので、「ナコンパトム新空港」は建設期間4年、費用200億バーツ(約691億6180万円)が計画されている。
計画が承認されれば、2023年にも建設が始まる。タイ運輸省空港局によると、官民連携もしくは国営事業として行われる見込み。空港局のジャルム・メーソンブーン総局長は「新空港は運営開始当初、コンケーン空港やスラーターニー空港などの主要空港と同規模の、年間100万人以上の旅客を見込んでいる」と語った。
バンコクにはスワンナプーム空港とドンムアン空港がある。スワンナプーム空港は年間利用者数4000万人の設計に対し、近年の利用者数は7000万人と収容力を超えていることが課題として指摘されていた。ナコンパトム新空港が完成すると、年間最大2500万人の乗客を受け入れられるという。(シンガポール支局)
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チバQ
:2019/08/22(木) 13:28:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00000027-kobenext-bus_all
独立系航空会社FDA 神戸-松本便、神戸-出雲便のダイヤと運賃発表
8/21(水) 20:50配信神戸新聞NEXT
独立系航空会社FDA 神戸-松本便、神戸-出雲便のダイヤと運賃発表
搭乗を呼び掛けるFDAなどの関係者ら=神戸空港
独立系航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は21日、神戸空港の発着枠拡大を活用して10月27日から運航する神戸-松本(長野県)、神戸-出雲(島根県)両便のダイヤと運賃を発表した。神戸就航は初めてで、いずれも日本航空と共同運航する。
来年3月28日までの冬ダイヤで、松本便(1日1往復)は午前9時55分神戸発の松本行きと午後0時20分松本発の神戸行き。
出雲便(同)は午後2時10分(12月20日以降は午後2時半)神戸発の出雲行きと、午後2時45分(同午後3時55分)出雲発の神戸行き。ただし、出雲大社への参拝客が見込まれる10月27日〜12月19日に限り、朝に1往復を追加で飛ばす。
大人普通運賃は松本便が2万5千円、出雲便が2万1500円〜2万2800円。就航記念として出発45日前までに搭乗券を購入すれば、松本便は最安で片道7千円、出雲便は同6500円で搭乗できる。
神戸市内で会見した三輪徳泰社長は「神戸空港を静岡、名古屋に次ぐ『第3の拠点』にしたい」と強調。神戸-高知便も検討したが、冬ダイヤでは松本、出雲の両便でスタートする。(長尾亮太)
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:
チバQ
:2019/08/22(木) 13:37:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082100931&g=eco
観光客減、長期化を懸念=日韓路線で運休相次ぐ
2019年08月22日07時04分
日韓関係の悪化が国内の観光業に影を落としている。韓国からの訪日客数は減少。韓国の格安航空会社(LCC)では日本路線の運休に踏み切る動きが相次ぐ。旅行予約のキャンセルも増えており、影響の長期化を懸念する声が上がる。
JR九州高速船が運航する福岡-韓国・釜山間の高速船は、お盆期間(9〜18日)の韓国人客が前年比7割減った。輸出管理強化が始まった7月以降、予約のキャンセルが増えたという。
旅行利用が中心のLCCでは、韓国のティーウェイ航空が九州や札幌などと韓国を結ぶ定期便の一部運休を決めた。旅行客が戻る見通しが立たないためだ。エアソウルやイースター航空など他の韓国LCCに加え、大手の大韓航空も一部運休や減便を発表している。
LCCの乗り入れが多い地方空港を抱える地域からは不安の声が上がる。熊本県阿蘇市の阿蘇ホテルでは、9月の韓国の大学生ら約80人の予約がキャンセルとなった。周辺はゴルフを楽しむ韓国人観光客が多く、宿泊施設は「ゴルフ客が増える秋から冬への影響が心配」と懸念する。
佐賀県嬉野市の嬉野温泉では韓国人旅行者の予約が半分近くキャンセルになった旅館もあるという。同温泉旅館組合の松本泰宏事務局長は「今の状況がしばらく続きそうだ」と厳しい見通しを示した。
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:
チバQ
:2019/08/22(木) 13:38:57
https://www.fnn.jp/posts/00047741HDK/201908151140_WatanabeYasuhiro_HDK
韓国航空会社が「メンタル崩壊」…日本路線運休で中国目指すも挫折
日本不買運動のブーメランが航空会社に突き刺さった
渡邊康弘
カテゴリ:ワールド
2019年8月15日 木曜 午前11:40
韓国で日本不買運動が盛り上がっている。連日「予想外の反発に狼狽している」「日本は悲鳴を上げている」など、メディアも勇ましい。確かに売り上げを大きく落としている企業もあり、日系企業の韓国人従業員が、人件費を削減するために「出勤停止」になったとの話もある。同じ韓国人が職を失いつつあることも、今回ばかりは「しょうがない」という受け止めだ。
次々に運航停止となった日本路線
資料:韓国のLCCイースター航空
数ある不買運動の中でも、「有力」とされているのが、日本に行かないキャンペーンだ。
2018年に日本を訪問した韓国人は約754万人と、訪日外国人の国別ランキングで中国(約838万人)に次ぐ「お得意様」だった。だが、7月1日に日本政府が韓国向け輸出管理の優遇措置を撤廃すると発表すると、流れが大きく変わる。団体旅行を中心に日本旅行のキャンセルが相次ぎ、韓国の大手航空会社やLCCが日本行きのチャーター便などを次々に運航休止にしたのだ。運休となった路線は、札幌、富山、静岡、佐賀、大分、熊本、鹿児島など地方都市が中心。自治体からは、貴重な収入源であるインバウンドが減少するとして、憂慮する声が出ている。地方にとって切実な問題だ。
だが、気になる事がもう一つある。突然日本路線を運休した韓国の航空会社は、「宙に浮いた」飛行機やスタッフをどうするのだろうか?
中国路線の増便を目論んでいたが…
資料:韓国のLCCティーウェイ航空
当たり前だが、航空会社は飛行機を飛ばさないと経営が成り立たない。空港に駐機していても赤字が膨らむだけなので、一刻も早く日本以外の路線を開拓しなければいけない。しかし、日本向けの短距離飛行に特化した飛行機であるため、振り分け先の選択肢は多くない。大方の予想通り、韓国の多くの航空会社は中国に殺到した。だが、その目論見はあっという間に崩れてしまった。
韓国メディアによると、中国は8月9日から10月10日まで、新たな路線や増便、チャーター便の運航申請を受け付けないと通知してきたという。その衝撃は大きく、経済紙「ソウル経済」は「航空業界はメンタル崩壊に陥った」と報じた。
ドル箱の日本路線を手放したばっかりに…
韓国のLCCの場合、全体の営業利益のうち日本路線が30〜60%をたたき出していたのだという。日本路線というドル箱を韓国人による日本不買運動によって失い、頼みの綱の中国路線も飛ばせないとなると、韓国航空業界の「メンタル崩壊」も良く分かる。
中国がダメなら、距離的には東南アジア諸国しか残されていない。しかし新たに路線を開拓するには当然時間がかかる。何とか飛ばせたとしても、これまでの東南アジア路線の実績では、搭乗率が80%に満たないケースが多く、日本路線のような利益を出す見込みは低いという。この状況が長引けば、特に経営規模が小さいLCCにとっては大きな打撃になるだろう。
韓国人による日本不買運動により、日系企業で働く韓国人が解雇されたり、航空会社や旅行業者のような企業の業績が大幅に落ちる事は今後も続くとみられる。またこうした韓国国内のゴタゴタは、投資家の韓国離れを招きかねない。それでなくとも米中貿易戦争や香港のデモ隊と当局との激しい衝突など、韓国の周辺では不確定要素が多く、韓国ウォンの為替相場は連日乱高下している。
不買運動の抗議デモなどを取材していると、日本への反発をひしひしと感じるが、韓国市民は一度冷静になった方が良さそうだ。
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:
チバQ
:2019/08/22(木) 13:40:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201908/CK2019082102000136.html
大韓航空、日本便大幅減 韓国全8社が路線縮小
2019年8月21日 朝刊
【ソウル=中村彰宏】大韓航空は二十日、輸出管理強化などを巡る日韓関係の悪化を受け、日本と韓国を結ぶ路線について、運休や減便などで大幅に見直すと発表した。アシアナ航空や格安航空会社(LCC)もすでに同様の措置を決めており、韓国の航空会社八社すべてが日本路線を縮小。日本国内の観光地への影響が広がりそうだ。
大韓航空は、九月十六日から釜山-関西、十一月以降に済州-成田、済州-関西の運航をそれぞれ休止。仁川-小松など地方空港と結ぶ三路線も一時的に運航を取りやめ、仁川-関西、仁川-沖縄などは減便する。
同社は七月に釜山-札幌の運航休止を発表したが、今回は大幅な見直しに踏み切った。理由について「七月から続く日本旅行の需要減少による路線の調整」と説明。日本路線を縮小した分は、フィリピン、ベトナムなど東南アジア、中国、国内線に振り分ける。
アシアナ航空も二十三日から釜山-沖縄の運航を休止し、仁川-関西などでは九月中旬から使用する飛行機を小型化する。LCCでも、チェジュ航空が仁川-名古屋を減便するなど軒並み日本路線の縮小を決めており、対象となる路線は計六十以上に上る。
韓国の大手旅行会社によると、八月以降の日本旅行の予約率は例年の50%以下に低下し、世論調査では81・8%が「今年は日本に旅行するつもりはない」と答えている。
6771
:
チバQ
:2019/08/26(月) 16:10:58
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019082501001666.html
「重要な路線のシフトが起きる」 成田空港社長、羽田枠増で
成田国際空港会社(NAA)の田村明比古社長が25日までに、共同通信のインタビューに応じた。東京五輪・パラリンピックを控え、来春に予定されている羽田空港の発着枠拡大を「重要な路線のシフトが起こる」と受け止め、成田でも格安航空会社(LCC)を中心としたネットワークの拡充や空港機能の強化に注力する考えを示した。
羽田の発着枠拡大を巡っては、すでに米デルタ航空が成田から羽田への路線集約を決めている。田村社長は「収益に少なからぬ影響がある」と危機感を持つ一方、「羽田の拡張余地は限定的。今後増える需要は成田で大部分を受け入れなければならない」と強調した。
(共同)
6772
:
チバQ
:2019/08/26(月) 16:17:39
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/334065?rct=n_privatization
HKK連合2次で逆転 選定過程判明 1次審査は最下位
08/11 05:00
HKK連合2次で逆転 選定過程判明 1次審査は最下位
道内7空港の一括民営化を巡る運営事業者の選定過程で、運営事業者に内定した北海道空港(HKK、札幌)を中心とする企業連合が、1次審査を通過したグループの中で最下位だったものの、最終の2次審査ではライバルを大きく引き離す逆転勝利だったことが明らかになった。観光・地域振興策の充実に加え、運営権対価(入札価格)を引き上げたことが決め手になったようだ。
運営事業者の選定は有識者や地元関係者らでつくる審査委員が行い、昨年8月の1次審査は応募があった4グループの提案内容を100点満点で評価。オリックスとフランスの空港運営会社大手バンシ・エアポートの企業連合が最高の79・4点を獲得した。2番手はパリ空港公団(ADP)などの企業連合の74・2点、HKK中心の企業連合は73・3点で3番手だった。落選したシンガポールの空港運営会社チャンギ・エアポート・グループ中心の企業連合は50・6点だった。
1次審査を通過した3グループのうち運営権対価については、HKK連合が最も低い15・6点。オリックス連合は21・2点と最高で、ADP連合は18・9点だった。
しかし、オリックス連合の撤退によりHKK連合とADP連合の一騎打ちとなった2次審査では、HKK連合が大半の項目で上回り、350点満点中279・4点を獲得。ADP連合(239・5点)と40点近い大差をつけた。1次審査で大きく負けていた運営権対価も、HKK連合が78点とADP連合の55・3点を引き離した。
HKK連合は2次審査で運営権対価を引き上げるなど提案内容を修正したことがうかがえ、その結果、巻き返しに成功したとみられる。(徳永仁)
6773
:
チバQ
:2019/08/29(木) 14:41:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190829-00010006-nishinpc-bus_all
北九州空港を「新福岡空港」に? 認知度向上へ市長が改称検討
8/29(木) 11:35配信西日本新聞
北九州空港を「新福岡空港」に? 認知度向上へ市長が改称検討
北九州空港
北九州市の北橋健治市長は28日、国が管理する北九州空港の名称について「認知度を思い切って上げる工夫があっていい。(現在の名称に)こだわるまいと思っている」と述べ、変更や愛称の新設を検討する考えを示した。有力候補として「新福岡空港」を挙げた。同日の定例記者会見で明らかにした。
市によると、名称変更には国土交通省や福岡県との協議が必要になる。新たに愛称を設けるのは、地元の判断で可能という。
北橋市長は「庁内での議論はこれから」としながらも「名称の再検討の議論は、いろんな立場の方々が共感する可能性がある」と変更などに前向きな姿勢を見せた。
空港関係者によると、「北九州」の名称は「福岡」に比べ、中国など海外から知られていないのが現状。ほかに「福岡第2空港」「福岡・北九州空港」などの案も出ているという。
市議会では今後、特別委員会を新設して空港の民営化の是非について議論するが、名称変更についても議題にしていく。
西日本新聞社
6774
:
チバQ
:2019/08/29(木) 16:10:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190829-00000018-asahi-soci
中部空港、韓国LCCが減便へ 日韓関係の悪化影響か
8/29(木) 9:58配信朝日新聞デジタル
中部空港、韓国LCCが減便へ 日韓関係の悪化影響か
韓国・釜山と中部を結ぶエアプサン=愛知県常滑市の中部空港
韓国の格安航空会社(LCC)3社が、9月から中部―ソウル便と中部―釜山便を週7便減らし、週30便とすることが27日わかった。中部と韓国を結ぶ全体の便数は、6月1日時点より10便少ない週66便となる。中部空港会社(愛知県常滑市)は、日韓関係悪化の影響が中部でも表れ始めたとみている。
中部空港の就航路線・便数の9月計画によると、チェジュ航空が今月25日からソウル便を週2便減らして週14便とした。エアプサンは9月1日から釜山便を週4便減の週3便とする。ティーウェイ航空は4日からソウル便を週1便減の週13便とするが、一部を運航しない可能性があるという。
中部空港は9月20日、この3社を含むLCC向けの第2ターミナルを開業する予定で、今後のLCCの動向を注視している。
朝日新聞社
6775
:
チバQ
:2019/08/30(金) 08:58:31
>>6773
紛らわしいだけやんけ!
6776
:
とはずがたり
:2019/08/30(金) 10:36:48
ネトウヨらしき差別主義者が韓国の経済破綻寸前で燃料買えずに日本便休止したんだとデマ飛ばしててぶったたかれてたけど,日本の航空会社の韓国便も休止になったぞ。
日本の航空会社で初、ピーチが韓国3路線を休止・中断
2019/08/30 10:03読売新聞
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20190830-567-OYT1T50162.html
格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは29日、日本と韓国を結ぶ3路線で運航の休止や中断を行うことを明らかにした。日韓関係の悪化に伴う旅行需要の減少などを受け、日本の航空会社が韓国路線を運休するのは初となる。
10月28日から札幌(新千歳)―ソウル(仁川)線を、来年1月7日から関西―釜山線を、それぞれ運休する。沖縄(那覇)―ソウル(仁川)線も来年1月28日?2月22日、一時的に運航を取りやめる。いずれも1日1往復が運航している。
6777
:
とはずがたり
:2019/08/30(金) 10:39:09
>>6773
福岡市と北九州市はいいライバルで居て欲しいから福岡空港の名前に縋ったりして欲しくないけど福岡空港の看板の強さ半端なさそうだからなあ。。
6778
:
とはずがたり
:2019/08/31(土) 17:14:09
ドイツも独ソ戦に踏み込まずイギリスを追い込んだところで講和を模索するって手もあったんじゃないかと思うんだけど,ゲルマン人にとってスラブ人は奴隷というイデオロギーに囚われて破滅していった。
朝鮮半島は日帝の植民地というイデオロギーに囚われてアベノミクスの唯一の成功例の円安による観光客の増加,まあ実態はソフト資源の叩き売りに過ぎないけど,で,その上得意の中韓と結局喧嘩しないとダメって所に歴史の因果を感じなくもない。
英ソと棲み分けがなったとしてドイツによる大陸支配がどの程度続いた判らないがフランコみたいに永続出来たかなぁ?んで,日本の場合,韓国の観光客を切ってこのまま何処へ行く?将来あそこで韓国と仲直りしとけばねえと云われるんちゃうか。
日韓対立、空路に痛手 地方便は運休・減便で3分の1に
有料会員限定記事 日韓関係・GSOMIA破棄
https://www.asahi.com/articles/ASM8Z53SZM8ZULFA00Y.html
贄川俊 仁川=高橋尚之 2019年8月31日07時09分
日韓を結ぶ空の便の運休や減便が加速している。政治的対立などで韓国人観光客らの利用が減ったためだ。6割以上の路線で運休や減便が見込まれ、特に地方では便数が3分の1に落ち込む見通しとなった。こうした動きはさらに進む可能性があり、韓国人観光客に支えられてきた地方には痛手だ。
運休・減便の見通しは、国土交通省や航空会社、空港への取材で分かった。30日時点ですでに運休・減便しているか、今後予定している路線と便数を集計した。行き先が同じでも、航空会社が違う場合は別の路線とみなした。
日本と韓国を結ぶ直行便を運航しているのは、日韓の11社。7月の段階で国内の26空港との間に少なくとものべ128路線で1325便が就航しており、9割超を韓国の航空会社の便が占めていた。
運休が決まっているのは43路線あり、他に42路線で減便を予定している。減便数の合計は全体の33%にあたる439便にのぼる。
成田、羽田、中部、関西、福岡の5空港では、71路線のうち41路線(57%)で運休・減便する。これらの路線はビジネス客の利用が多いため需要が堅調で、運休は11路線(15%)、減便数の合計も全体の23%にとどまった。
一方、5空港を除く地方の21空港では、57路線のうち運休・減便は44路線(77%)あり、このうち運休だけで32路線(56%)あった。特に旭川、茨城、富山、小松、佐賀、大分、熊本の7空港では、すべての韓国便の運休が見込まれる。21空港を合わせた減便数は207便にのぼり、減便前の320便から3分の1強にまで落ち込む。これらの空港では、特に韓国の格安航空会社(LCC)の運休・減便が目立つ。
利用者の多い新千歳や那覇とい…
6779
:
チバQ
:2019/09/02(月) 10:55:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190902-00000005-hokuriku-l15
新潟空港 高速バス、会津若松線延伸 新潟県が実証実験
9/2(月) 9:38配信北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ
新潟空港 高速バス、会津若松線延伸 新潟県が実証実験
会津若松市と新潟空港を結ぶ直通バスに乗り込む乗客ら=1日、会津若松市
新潟空港へのアクセス改善に向け、福島・会津若松-新潟間を結ぶ従来の高速バスを新潟空港まで延伸する新潟県の実証実験が9月1日、始まった。会津若松からの空港利用者増加を狙うほか、空港から会津を目指す国内外からの観光需要も取り込みたい考えだ。
バスはこれまで新潟市中央区の万代シテイバスセンター発着だったが、1日4往復するうち3往復を空港まで延伸する。現時点では本年度末までの実施が決まっている。
県の「路線ネットワーク戦略」では、2020年度までに新潟空港の利用客数を135万人とする目標を掲げている。そのために、福島県を含む近隣県も視野に、交通アクセスの改善などに取り組むことを検討している。
初日の1日、会津若松駅前のバス乗り場で、新潟県職員らが延伸をPRするチラシを配り、乗客に利用を呼び掛けた。バスを使って新潟に行くという福島県下郷町の男性(75)は「便利になったと思う。機会があればぜひ新潟空港を使ってみたい」と話した。
PRには会津若松市の室井照平市長も駆け付け「会津若松への誘客促進につなげたい。広域観光充実の観点でもプラスになると思う」と話した。
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チバQ
:2019/09/02(月) 20:48:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190902-00000051-reut-asia
羽田空港、増便は9カ国・地域 来年3月就航 発着枠見直し
9/2(月) 16:56配信 ロイター
[東京 2日 ロイター] - 国土交通省は2日、東京五輪・パラリンピックを控えて来年3月から1日50便増える羽田空港の国際線発着枠について、中国、ロシア、オーストラリアなどの国・地域に配分すると発表した。米国路線には24便割り当てることを既に発表済みで、増便される9就航国・地域が明らかになった。
計50便は日本の航空会社、相手国の会社にそれぞれ計25便を配分。日本は全日空に13.5便、日本航空(JAL)<9201.T>に11.5便を割り当てる。
ほかの就航国・地域は、インド、イタリア、トルコ、フィンランド、スカンディナビア(デンマーク、スウェーデン、ノルウェーの3カ国のうちから配分)。
便数は中国が8便、ロシア、オーストラリアが各4便、ほかの5カ国・地域が各2便。
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チバQ
:2019/09/03(火) 15:03:25
https://news.yahoo.co.jp/byline/toriumikotaro/20190902-00140959/
羽田空港、国際線発着枠が発表。イタリア、トルコ、ロシア、インドへも羽田から行ける。エリア別の傾向は?
鳥海高太朗 | 航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師
9/2(月) 16:27
国土交通省航空局は、2020年3月29日から拡大される羽田空港の昼間時間帯国際線発着枠(年間約3.9万回=50往復分)の配分を9月2日の午後に発表した。
アメリカや中国をはじめ、9つの国・地域に配分
50便(往復)の発着枠配分については、国別では以下の通り。
アメリカ:24便
中国:8便
ロシア:4便
オーストラリア:4便
インド:2便
イタリア:2便
トルコ:2便
フィンランド:2便
スカンジナビア(デンマーク、スウェーデン、ノルウェーの3カ国):2便
合計50便
ロシア、インド、イタリア、トルコ、フィンランド、スカンジナビアが羽田乗り入れへ
日本の航空会社が25便、海外航空会社が25便となり、基本的には双方の国の航空会社が運航することになる。アメリカ路線については先行して24便が配分されることが発表されていたこともあり、残りの26便の配分に注目が集まっていた。
その中で今回、既に昼間時間帯発着枠がある国で増便になるのが、アメリカと中国の2カ国。深夜早朝時間帯に運航があるが昼間時間帯がなく、今回昼間時間帯の運航が認められたのがオーストラリア、昼間時間帯が認められたことで初めて就航するのがロシア、インド、イタリア、トルコ、フィンランド、スカンジナビア(デンマーク、スウェーデン、ノルウェーの3カ国の中で調整)の5カ国となった。全部で9つの国・地域に配分されたことになる。
国内の航空会社への配分はANA13.5便、JAL11.5便
気になるのが国内航空会社の配分となったが、全体ではANA(全日本空輸)が13.5便、JAL(日本航空)が11.5便という配分となった。現在の国際線における輸送力に基づいて配分比率が決定されたようだ。
国内航空会社分の25便については、以下の通り。
アメリカ:ANA6便、JAL6便
中国:ANA2便、JAL2便
ロシア:ANA1便、JAL1便
オーストラリア:ANA1便、JAL1便
インド:ANA0.5便、JAL0.5便
イタリア:ANA1便
トルコ:ANA1便
フィンランド:JAL1便
スカンジナビア(デンマーク、スウェーデン、ノルウェーの3カ国):ANA1便
アメリカ、中国、ロシア、オーストラリア、インドはANAとJALにそれぞれ配分され、イタリア、トルコ、スカンジナビアはANA、フィンランドはJALに配分された。インドへのANA、JALの0.5枠は片道は日中枠・片道は深夜早朝枠を活用することで1日1往復の運航が可能となる。
ここからはエリア別の傾向について考える。
■北米路線
現状、アメリカとカナダに昼間時間帯の発着枠が配分されているが、今回はアメリカの発着枠のみ拡大され、現在の10便から34便に拡大されることになった。アメリカ側航空会社の12便については、デルタ航空5便、ユナイテッド航空4便、アメリカン航空2便、ハワイアン航空1便で既に確定している。
日本側はANAとJALがそれぞれ6便ずつ配分されたことから、今後就航路線の検討に入る。ANAは成田からロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンノゼ、シカゴ、ヒューストン、ワシントンDC、ニューヨーク、ホノルルに就航、羽田からロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、ホノルルに就航している。またJALは成田からロサンゼルス、サンディエゴ、シアトル、シカゴ、ダラス、ボストン、ホノルル、羽田からサンフランシスコ、ニューヨークに就航している。
アメリカの航空会社では、デルタ航空が全便を羽田発着に変更することを発表し、ユナイテッド航空は一部便を羽田に移管したが、成田から移管せずに羽田からも新たに発着する路線(ロサンゼルス、ニューヨーク)もある。
ANAやJALも今後就航路線を検討していくことになるが、両航空会社共に、成田空港ではアジアと北米の流動を取り込むべく、成田乗り継ぎでの利用(日本には入国しない外国人)が増えていることから、一部路線を成田から羽田へ移管する可能性も考えられるが、成田を維持したまま羽田からも就航する路線が多くなるだろう。
6782
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チバQ
:2019/09/03(火) 15:03:37
■ヨーロッパ路線
現在、昼間時間帯の発着枠があるのは、イギリス、フランス、ドイツの3カ国になるが、新たにロシア、イタリア、トルコ、フィンランド、スカンジナビア(デンマーク、スウェーデン、ノルウェーの3カ国)が加わるが、イギリス、フランス、ドイツへの発着枠の追加はなかった。
ロシアはアエロフロート・ロシア航空、イタリアはアリタリア-イタリア航空、トルコはターキッシュ エアラインズ、フィンランドはフィンエアー、スカンジナビアはスカンジナビア航空が羽田に乗り入れる可能性が非常に高いだろう。ロシアはモスクワ、トルコはイスタンブール、フィンランドはヘルシンキで決まりだと思うが、スカンジナビアも現状を考えるとスカンジナビア航空が現在就航するコペンハーゲンの可能性が高い。イタリアはローマかミラノのどちらかになるだろう。
また、日本の航空会社については、ANAのトルコはイスタンブールが有力になるが、イタリアとスカンジナビアの就航都市がどこになるのか注目だ。特にスカンジナビアは、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーと3カ国あるが、デンマークとスウェーデンのどちらかになると筆者は推測しているが、今後ANA側からの発表を楽しみにしたい。JAL単独のフィンランドはヘルシンキが有力だろう。
今回、中東系航空会社が拠点を置く、UAEやカタールなどへの配分はなかった。
■オセアニア路線
現在、深夜早朝時間帯でANAとカンタス航空が羽田〜シドニー便を運航しているが、深夜早朝時間帯の現在の便をどうするのかも含めて、ANAとカンタス航空は、日中時間帯の発着枠をどう活用するのか注目される。ANAは羽田〜シドニーと9月1日に就航したばかりの成田〜パース線の2路線、カンタス航空は羽田〜シドニー、成田〜ブリスベン、成田〜メルボルンの3路線を運航している。
JALは成田〜シドニーと成田〜メルボルンの2路線を運航していることから、どちらかの路線が羽田に来る可能性が高く、都市の規模を考えるとシドニーの可能性が高いと考える。
■アジア路線
今回新たに日中時間帯の発着枠として認められたのが、中国、インドの2カ国となった。中国は、9つの国・地域の中でアメリカに次ぐ8便を新たに獲得した。現在、日中時間帯は日本・中国双方の航空会社が北京、上海、広州に飛ばしているが、日本側4便、中国側4便が増えることで、北京、上海、広州への便を増やすのか、もしくは中国のその他の都市へ就航するのかにも注目される。
日本側はANAとJALにそれぞれ2便ずつ配分されたが、中国側のどの航空会社に配分されるのかによっても路線展開が異なるだろう。中国については、国土交通省の発表によると、羽田発着枠配分のほか、成田、北京、上海に係る輸送量制限を大幅に緩和することを確認している。
インドについては、ANAが成田〜デリー、成田〜ムンバイ、JALが成田〜デリーに就航しており、10月27日からはANAが成田〜チェンナイ、JALも2020年の夏ダイヤまでに成田〜ベンガロール(バンガロール)に就航するが、羽田からの路線がデリーになるのか、それとも他の都市になるのかに注目だ。インド側はエア・インディアが就航する可能性が高いだろう。
韓国、台湾、香港、シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピンの各国には、日中時間帯の発着枠があるが、今回は追加の増枠発表はなく、2020年3月29日以降も現在の便数を維持する。
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チバQ
:2019/09/03(火) 15:03:50
ANA、JALそれぞれコメントを発表
今回の決定について、ANAとJALからそれぞれコメントが発表されている。ANAホールディングスは「このたびの羽田国際線ならびに国内線の発着枠配分決定につきましては、首都圏空港の機能強化の実現に向けて、数々のご尽力をいただきました関係の皆様に深く感謝申し上げます。安全運航を第一に、落下物対策や騒音対策に引き続きしっかり取り組むとともに、 配分された貴重な発着枠を有効に活用し、訪日外国人旅行者の増加や日本の国際競争力強化に向けて努力して参ります」とコメントを出した。
また、JALも「首都圏空港機能強化につきましては、関係自治体、住民の皆さま、および多くの関係の皆さまのご理解とご尽力によるものであり、心から感謝申し上げます。JALとしましても、引き続き落下物、騒音低減への万全な対策を行い、安全運航を堅持してまいります。今回の配分は、当社の意向を十分に汲んでいただいたものであり、今後の中期計画、グランドデザインを達成するうえで非常に大きな前進となると受け止めております。また羽田・成田の首都圏空港を最大限活用し、自社路線のみならず提携パートナーとのさらなる提携の拡大・深化を図り、より多くの地点を結び、2020年オリンピック・パラリンピック、その先の訪日外国人の拡大や地域活性化に対しヒトとモノを繋ぐ重要な役割を果たしてまいります」とコメントを出した。
2020年3月29日からの羽田空港国際線の発着枠配分が発表されたことで、来春以降の出張や旅行で利用する飛行機の便の選択肢が増えることになりそうだ。
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