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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

5951チバQ:2016/11/04(金) 22:56:12
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/1098
>>5363トカ

いつまでも完成しなlい、桃園MRT。
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161102/Jpcna_CNA_20161102_201611020002.html
<空港線>年内の開業断念 交通部長「来年上半期には」/台湾
フォーカス台湾 2016年11月2日 13時01分 (2016年11月4日 16時54分 更新)


[拡大写真]

(台北 2日 中央社)賀陳旦・交通部長(交通相)は2日、立法院(国会)交通委員会で、建設中の桃園メトロ(MRT)空港線の開業時期について、目標の年内を断念し、来年上半期を目指す考えを明かした。

台北市と桃園市をつなぐ同線は当初、2010年の一部区間開業を目指していたが、相次ぐトラブルによりこれまでに6度延期されている。全長51.03キロ。台北駅と桃園空港第1ターミナルを最短35分で結ぶ計画。

現在はシステムの安定に向けた試験を実施。桃園メトロの陳凱凌総経理(社長)は、今後も引き続き調整が必要との認識を示している。

(陳葦庭/編集:齊藤啓介)

5952チバQ:2016/11/07(月) 13:29:00
http://biz-journal.jp/2016/11/post_17106.html
2016.11.07
連載 連載
航空経営研究所「航空業界の“眺め”」
LCCの概念を破壊し始めたLCC…国際線参入続々で「1万円以下」時代へ、大手を侵食

文=牛場春夫/航空経営研究所副所長
 1971年6月18日に米国の都市ダラスからサンアントニオ、およびヒューストンのテキサス州内へ向かう路線に就航したサウスウエスト航空が、世界の格安航空会社(LCC)のパイオニアであるといわれている。
 サウスウエストは97年、その2年前に開設した直販サイト「iflyswa.com」を現在の「southwest.com」に名称変更した。LCCの営業にとってのライフラインともいうべきオンライン直販が本格的に始まったのがこのsouthwest.comからだとみなせば、97年が世界におけるLCCの始まりといってよいだろう。97年といえば、今や世界のオンライン旅行会社市場のおよそ60%以上を席巻してしまった、エクスペディアの運営会社AAE Travelやブッキングドットコムの同プライスラインが営業を開始した時期と一致する。
 サウスウエストは1973年以来現在まで、世界の航空会社の経営に甚大な影響を与えた燃油費の異常な高騰が何度かあったにもかかわらず、一度も損失を計上することなく43年間も連続して利益を計上し、世界最大のLCCに成長した。サンアントニオで小規模な航空会社を経営していたロリン・キングと、今や伝説的航空人となった弁護士ハーバート・ケレハーが共同で開発したLCCビジネスモデルは、「低コスト+低運賃」を武器に今まで航空機に乗ったことがない人たちを引き寄せて、瞬く間に世界の航空市場に広がった。そして、LCC市場規模は全世界の航空旅客市場の4分の1(25%)を占めるまでに拡大した。
 しかし、LCC誕生後20年間でそのビジネスモデルは大きく変貌している。元祖のサウスウエストでさえ、今では米メジャーのアメリカン、デルタ、ユナイテッドと肩を並べる四大メジャー、あるいは「ビッグ3+1」などと呼ばれて、フル・サービス・キャリア(FSC)とあまり変わらない航空会社に変身しているくらいだ。
 ケレハーたちが開発した(初期の)LCCビジネスモデルは、航空情報調査機関の世界的大手CAPA(Centre for Aviation)によれば、以下の10カ条から成り立っている。
・高密度客室仕様(ハイデンシティー・キャビン・コンフィギュレーション)
・単一クラス(エコノミー・クラス)編成
・高稼働航空機運用
・単一航空機編成(B737ないしA320に代表される一本通路狭胴機フリート)
・低運賃(含む格安プロモーショナル運賃)とオンライン直販最優先
・二地点間直行路線運航(ポイント・トゥ・ポイント=P2P路線便)
・短・中距離路線運航
・ノーフリル・サービス(手荷物・座席指定・搭乗順位・機内食・機内映画/音楽・機内Wi-Fiなどの付帯サービス有料化)
・二次的空港(セカンダリー・エアーポート)離発着
・最短空港駐機時間(最短空港折り返し時間)
 このLCC10カ条が今、すべて変貌しつつある。その理由は至極単純明快で、一言でいえばLCCが低運賃志向の需要を開発し尽くしてしまったからだ。つまり、フルサービスの航空便を利用していた人たちのうちで、低運賃志向の人たちや、欧州やアジアでは長距離バスを利用していた出稼ぎ労働者たち、それに加えていまだに航空機に乗ったことがない人たちが安い便利なLCCを使い始めたのだ。20年かけて一通りこれらの新規や転移需要の掘り起こしが終わってしまうと、LCCは成長を持続させるために新たな市場の開拓に乗り出さざるを得なくなったのだ。その新たな市場とは、(1)ビジネス旅客と(2)長距離路線の2つである。

5953チバQ:2016/11/07(月) 13:29:26
(1)ビジネス旅客の獲得


 低運賃志向の需要を開拓し尽くすと、LCCは旅客単価の高いビジネス旅客市場への参入を開始した。そこはFSCの牙城だ。LCCは、ビジネス旅客に乗ってもらうためにハブ空港への乗り入れを開始した。オンライン直販最優先の販売戦略を改めて、旅行会社経由の販売も開始した。旅行会社経由で販売するためには、GDS(グローバル・ディストリビューション・システム)にも参加し始めた。ちなみにGDSとは、世界の航空会社を、乗り継ぎ便の飛行区間を含めて瞬時に予約できるシステムである。高い利用料の支払いを嫌ってGDSに参加していないLCCも多い。
 2015年に年間旅客数1億人を運んだ欧州最大のLCCライアンエアーは、追加料金なしで予約変更ができるビジネス・プラス運賃を導入し、GDSはおろかグーグルの航空便検索である「グーグル・フライト・サーチ」にまで参加した。直販最優先のマーケティングからの決別である。
 その上で、ライアンは客室の快適性の改善にも乗り出し、座席ピッチ32〜34インチのプレミアム・エコノミークラスを導入した。他のLCCでも座席ピッチの広いプレミアム・エコノミーやビジネスクラスを導入し、単一クラスから二クラス制に客室仕様を変更している。米LCCのジェットブルーは、フルフラットのビジネスクラスである「ミントクラス」を米大陸横断線に導入した。シンガポールのLCC、スクートは31インチのスタンダードシートに加え34インチのスーパーシートを導入、エアアジアXのビジネスクラスにはフルフラット座席が設置されている。
(2)長距離路線への進出

 法人需要の獲得に加え、長距離路線を開設しているLCCもある。それらのLCCは、A330型機やB787型機などの航続距離が長い中型機を導入している。北大西洋路線ではノルウェーのノルウェージアン・エアーシャトル、アイスランドのWOWエアー、カナダのウエストジェットが欧州と北米を結ぶ路線に就航している。長距離路線でも、LCCの運賃はFSCよりも安い。

 ノルウェージアンは、欧州―米西岸路線の今冬の往復運賃を450ドル(約4万5000円)に設定した。WOWは、11月25日から開設するレイキャビック(アイスランド首都)―ニューヨーク線を、なんと片道最低99ドル(約9900円)で売り出す。そして、この便を使用してWOWの欧州域内路線へ乗継ぐ便を片道149ドル(約1万4900円)で販売する。ノルウェージアンは、オスロ-バンコック直航便も運航している。ジェットブルーは、19年に導入する航続距離の長い航空機(A321LR)を使用して、大西洋路線の乗り入れを計画していると噂されている。
 
 アジアでは、エアアジアXが12年に運航停止した欧州線を復活、10月30日からクアラルンプール-イスタンブール-バルセロナ線を開始する。スクートは、シンガポール-アテネ線を17年6月から開始する。このアテネ線はLCCが運航する世界最長路線(1万km以上)となる。スクートは、アテネ線に投入するB787型機に38インチ座席ピッチ18席のビジネスクラス「スクートビズ」を導入して2クラス編成とする。
 ではなぜ今、コストがかかる長距離路線では成功しないといわれてきたLCCが、次々と誕生しているのか。その背景について次回みていきたい。
(文=牛場春夫/航空経営研究所副所長)

5954とはずがたり:2016/11/09(水) 12:32:40
黒字化遠い静岡空港、開港以来7年連続の赤字
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20161026-OYT1T50030.html?from=yartcl_outbrain1
2016年10月26日 07時21分

 静岡県は25日、企業会計の手法で計算した静岡空港の2015年度の収支を公表した。

 空港の管理運営と整備費用を減価償却を考慮して計算した結果、経常損益は16億9355万円の赤字となった。赤字は前年度より6・5%(1億1678万円)改善されたものの、09年の開港以来、7年連続だ。

 県空港政策課によると、着陸料や土地建物使用料などの営業収益と、航空機燃料譲与税といった営業外収益の合計は、前年度比7・1%増の3億2136万円に上った。中国路線の新規就航などで給油施設使用料が増えたことが主因という。

 一方、人件費などの営業費用と営業外費用(支払利息)の合計は、同4・5%減の20億1492万円だった。旅客ターミナルビル増築・改修工事の設計費が減少したことが寄与し、経常損益は大幅に改善した。

 ただ、昨年度分で県は減価償却費などを除いた5億533万円を一般財源から投入し、赤字を補填ほてんしている。同課の担当者は「増便や新規路線の拡大による着陸料収入を増やし、収支の改善に努めたい」と話した。

2016年10月26日 07時21分

5955チバQ:2016/11/09(水) 17:57:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000003-hakoshin-hok

バニラ・エアー 函館―成田・関西の2路線年度内に開設へ【函館市】

函館新聞電子版 11/9(水) 10:01配信 �q
バニラ・エアー 函館―成田・関西の2路線年度内に開設へ【函館市】

 格安航空会社(LCC)バニラ・エア(千葉県成田市)が年度内に函館と成田、関西の各空港を結ぶ新規路線の開設を目指していることが8日、分かった。函館市が2017年度をめどに、国内線の新路線に対して着陸料軽減措置を新設することが判断材料の一つとなったとみられ、国際線の乗り継ぎ時間短縮など利便性向上が期待される。
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 同社の道内発着路線は、新千歳―成田で週約50往復運航。同区間を4000円程度で利用できる安さが売りで、国際線は関西と台湾を結ぶ路線のほか、成田を起点として香港、ベトナム(台湾経由)などに就航している。

 就航地の拡大を目指す同社は、着陸料に対する自治体の支援策や旅客需要、運航ダイヤなど複合的な観点からエリアを検討しており、広報部は「函館も対象地域の一つ」としている。関係者によると、同社の担当者が10月中旬に函館市役所を訪れたといい、着陸料減免の見通しなどについて説明を受けたとみられる。

 成田や関西など国内5空港は「混雑空港」として国土交通省から指定されており、1日当たりの離着陸の回数などが制限されている。このため、新規就航には国交相の認可が必要となるが、同省航空局航空事業課によると、同社の函館発着の新規2路線は就航に向けて最終調整に入っており、早ければ来年2月ごろから運航が可能になるという。

 函館は、北海道新幹線開業で陸路を利用した海外客が増加を見せる一方、空港の国際線乗降客数は減少傾向が続いており、新規路線の就航で新たな需要の掘り起こしが期待される。函館空港ビルデングの水島良治社長は「成田への直行便が就航すると、国際線乗り継ぎの利便性が大幅に向上する。空港の利用客増加につながれば」と話している。

5956チバQ:2016/11/09(水) 17:58:26
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161109-00010000-bjournal-bus_all
LCC、国際線価格破壊で既存大手と全面戦争へ…「絶対に成功しない」長距離参入続々

Business Journal 11/9(水) 6:01配信

 本連載前回記事では、世界のLCC市場の現状に加え、コストがかかるため成功しないとされてきた長距離路線にLCC各社が続々と参入している様子を紹介したが、今回はその背景についてみていきたい。

 ビジネス旅客市場に参入しているLCCや、長距離路線を開設しているLCC、あるいは両方同時に実行しているLCCが出現し始めている。それらのLCCは、航空情報調査機関の世界的大手CAPA(Centre for Aviation)が定める以下の「LCC10カ条」などかなぐり捨ててしまって、まるでフルサービスキャリア(FSC)のビジネスモデルを真似ているようだ。だからといって、LCCが完全にFSCになってしまったわけではない。たとえば大西洋線の最低運賃を片道1万円で販売する、レッキとしたLCCである。

【LCC10カ条】

・高密度客室仕様(ハイデンシティ・キャビン・コンフィギュレーション)
・単一クラス(エコノミー・クラス)編成
・高稼働航空機運用
・単一航空機編成(B737ないしA320に代表される一本通路狭胴機フリート)
・低運賃(含む格安プロモーショナル運賃)とオンライン直販最優先
・二地点間直行路線運航(ポイント・ツー・ポイント=P2P路線便)
・短・中距離路線運航
・ノーフリル・サービス(手荷物・座席指定・搭乗順位・機内食・機内映画/音楽・機内Wi-Fiなどの付帯サービス有料化)
・二次的空港(セカンダリー・エアポート)離発着
・最短空港駐機時間(最短空港折り返し時間)

 ではなぜ、前述のとおりコストがかかるため成功しないといわれてきた長距離路線に、LCCが次々と参入しているのであろうか。

 確かに長距離路線では中型機を使用するため、機体重量も重くなり長距離を飛ぶだけに燃料コストも高くなる。さらに長距離となればある程度の客室快適性が求められ、機内食などの機内サービスも必要だ。パイロットや客室乗務員の必要数は、短距離狭胴機運航の場合に比べて倍以上も必要になる。

 とにかく、長距離路線はコストがかかるのだ。長距離便ではLCCは成功しないといわれてきた所以がここにある。上位クラスに高い運賃を設定すればよいが、それでは低運賃のLCCのレゾンデートル(存在意義)すら失われてしまう。

 詳細な分析をしたわけではないが、最近の燃油費の低下、燃費性能の良い航空機の出現、短距離で培ったローコスト運営ノウハウなどが長距離LCCを成功に導いている理由に挙げられよう。


 実は長距離LCCは、短距離用のLCC10カ条を長距離路線にも適用できるように巧みに調整している。たとえば座席配置についても、2クラス制を導入したけれども、個々の座席スペースはそれほど拡大せずに、より多くの席数を確保している。また機内サービスについても有料にしつつ選択肢を制限するなどのコストセーブを行っている。


 そしてLCCの長距離路線参入を後押しする最大の要因は、航空機の性能向上にありそうだ。B787型機などの最新鋭機は、燃費コストがそれまでの在来型に比べて20%近くも削減できるといわれている。LCC、ノルウェー・エアシャトル航空のCEO(最高経営責任者)は、「B787型機が存在しなければ、長距離LCCは成功しなかったかもしれない」と語っている。

 実際に長距離LCCは、この高性能機を長時間稼働させている。同CEOは「長距離線に使用するB787型機は、1日当たり18時間稼働させる」と豪語している。業界では、一機当たりの日間稼働時間はせいぜい12時間とされているので、18時間となれば1.5倍の超高稼働となる。稼働を1.5倍にすれば、単位あたりの運航変動費は1÷1.5=0.67と33%低下することになり、理論的にはそれだけ運賃を引き下げることが可能になるのだ。

5957名無しさん:2016/11/09(水) 17:58:36
●日本発着国際線でもLCC参入増加は必至

 さて、日本発着の長距離LCCは、どのくらい存在しているのだろうか。

 エアアジアXのA330型機(プレミアム・エコノミークラス35席を含む計375席)による札幌-クアラルンプール(飛行時間:7時間35分)が最長路線である。スクートのB787型機(375席)による成田-バンコック(同5時間50分)が次にくる。日本では国際線におけるLCCのシェアが20%になりつつあるが、いまだに本格的な長距離路線は始まっていない。航空機の性能がさらに良くなり、A320neoやB737MAXが導入されつつあるので、狭胴機によるより長い路線の運航も早晩可能になっていく。

 19年には4000海里(約7400キロ)をノンストップで飛行できるA321LR型機が登場する。そうなれば、中型機に依存せずとも日本からホノルルや東南アジアや豪州までの直航が可能になる。200席程度の狭胴機なので、需要の多くない地方発国際線の拡大にも貢献すること必定だ。そして日本発着国際線でも、LCCとFSCの全方位の競争がさらに激化するだろう。
.

 北大西洋路線では、ノルウェー・エアシャトルの供給拡大を恐れた米国の航空会社やパイロット組合などが、ノルウェー・エアシャトルの新規米国路線開設に反対している。米運輸省は、同社のEU域内に設置した子会社は海運における便宜置籍船会社に相当する疑義があるとして、その米国新路線申請の承認を2年以上も遅らせている(ノルウェーはEU非加盟国)。

 自国の航空会社の供給拡大をするときには、他国にオープンスカイ協定を押し付けて、他国の航空会社が自国内で供給拡大を図ろうとすると抵抗する。こうした米国の“御都合主義”については、次回以降で紹介したい。
(文=牛場春夫/航空経営研究所副所長)

5958チバQ:2016/11/09(水) 20:46:04
>>5957
ジェットスター(ex成田-メルボルン 10時間)はLCCではないってことなんですかねえ

ザル記事だなあ

5959チバQ:2016/11/14(月) 18:54:32
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161111-00144618-toyo-bus_all
「韓国LCC」が日本の空に殺到する理由

東洋経済オンライン 11/11(金) 6:00配信


 チェジュ航空、ティーウェイ航空、ジンエアー、エアプサン、イースター航空、エアソウル――。この中でいくつの名前をご存じだろうか。これらはすべて韓国を拠点とするLCC(格安航空会社)。ここ数年で日本に乗り入れる便を急速に増やしている。

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 2016年の冬ダイヤ(10月末〜3月末)期初時点で、日本を発着する全旅客便に占めるLCCの割合が初めて20%を超えた。日本人や訪日外国人の観光客にとって、LCCはもはや欠かせない交通手段となっている。

■インバウンドは中国人だけじゃない

 このLCCの成長を支えるのが韓国勢だ。韓国系LCCの日本発着便数は直近2年間で約3倍に増えた。外国航空会社の国別便数を見ると、この10月末時点で韓国は中国を抜きトップだ。韓国行きのフライトは、関西国際空港からは1日40便弱、成田空港や福岡空港からは1日20便強が飛んでいる。

 背景には韓国人の訪日旅行客の増加がある。ティーウェイ航空のウ・ヂュウ東京支店長が「年間で平均すると利用者のうち7割が韓国人で、残り3割が日本人」と話すとおり、各社の需要はインバウンドが中心。中国人に注目が集まりがちだが、日本政府観光局(JNTO)によれば今年1〜9月に日本を訪れた韓国人は371万人と前年同期から100万人近く増えている。9月単月としては過去最多を記録した。

 さらに企業側の事情もある。日本よりも国土の小さい韓国にLCCが6社もあれば、国内線の成長余地は限られる。稼ぎを増やすには国際線に頼るしかない。しかも短距離の日本路線であれば、航空機の稼働率を高めやすいうえ、客にとっては席の狭さも気になりにくい。LCCの強みを生かし、大韓航空やアシアナ航空のようなフルサービスキャリア(FSC)に対抗できるわけだ。
.

日韓路線は儲からない?

 実際、アシアナ航空は広島、静岡、高松、米子、富山の5都市とソウル(仁川)を結ぶ路線を、この10月から傘下のLCCであるエアソウルに移管。もはやFSCで採算を取るのが難しくなっていることを示している。

 日本の航空会社はこうした競争から距離を置く。LCCで韓国路線を設けているのはピーチ・アビエーションのみ。同社はソウル行きの便を羽田、関空、那覇から、釜山行きを関空から飛ばす。バニラ・エアは設立当初に成田―仁川線を運航していたが、2015年3月に撤退済みだ。

 FSCでは日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)が、都心へのアクセスに便利な羽田―ソウル(金浦)線を1日3便運航し、単価の高いビジネス客を取り込む。一方で成田―仁川線を見ると、JALは「北米への乗り継ぎ需要があるため」(広報)1日1便を飛ばすが、ANAは2013年に撤退している。

■ぬぐえない供給過剰の懸念

 韓国LCCの鼻息は荒い。最大手のチェジュ航空はこの1年で日韓路線の便数を倍増させた。「日韓路線は大韓航空やJALではなく、LCCが中心になる」(同社広報)と豪語する。2017年も既存路線の増便を計画している。

 中国人の訪日が足元で落ち着いてきたように、韓国人の往来もいつ静まるかはわからない。政情や為替レートに左右されるリスクはある。そこでエアプサンやティーウェイ航空といった新興勢は、日本人のアウトバウンド需要の取り込みに動く。個人のウェブ予約よりも、旅行会社とのタイアップ商品や企業などの団体旅行の比率が高いという。

 エアプサン東京支店の畠中慎太郎課長は「販売を安定させるため、韓国発:日本発をできるだけ5:5に近づけるようにしている。他社が減便・撤退をする中、当社は就航以来そのようなことは一度もない」と自負する。

 韓国系LCCの日本路線は現在、軒並み8〜9割という極めて高い搭乗率を維持しているが、この状況がいつまでも続くとは限らない。

 一足先に需給が緩んでいたのが日本と台湾を結ぶ路線だ。今年9月には台湾系のVエアが、日本への就航から1年も経たずして全路線からの撤退を余儀なくされた。同社は台北(桃園)を拠点として、成田、羽田、中部、関空、茨城、福岡、那覇の6都市に乗り入れたが、ピーチ、バニラ、ジェットスター・ジャパンという日系3社との競争に敗れた格好だ。

 「韓国勢も今後淘汰が進むだろう」とある航空業界関係者はつぶやく。日本の航空当局や各空港は、乗り入れが増える分には歓迎する姿勢。今後韓国LCC同士の競争がより厳しさを増していきそうだ。

5960チバQ:2016/11/14(月) 18:55:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000008-ftaiwan-cn
タイガーエア台湾、来年も運航継続強調 東アジア路線増強も視野

中央社フォーカス台湾 11/9(水) 14:34配信

(台北 9日 中央社)今後の経営について不透明さが指摘されていたチャイナエアライン(中華航空)系格安航空会社(LCC)、タイガーエア台湾(台湾虎航)の張鴻鐘董事長(会長)は8日、来年も同社名を維持し、運航を継続する方針を示した。沖縄や成田線など、東アジア路線の増強も視野に入れているとしている。

今月4日、同社に共同出資しているシンガポール航空系列のLCC、スクートとタイガーエアの合併が正式に決定。経営戦略の変更により、来年4月に満了を迎えるタイガーエア台湾をめぐる契約が更新されない可能性が現実味を帯び、運航への影響に懸念が広まっていた。

張会長は、少なくとも1年間はタイガーエア台湾のブランドを維持すると強調。路線の見直しで損失も減らせると見通しを語った。また、一部で伝えられていたチャイナエアラインの子会社、マンダリン(華信)航空との合併の可能性については、経営方針が異なり、収益が出ない恐れがあるとした。

同社は来年上半期に台北―沖縄線を増便し、高雄―沖縄線にも就航することを決めている。また、今後は台北―シンガポール線、台北―マレーシア・コタキナバル線を運休させるものの、それ以外から撤退はないとし、営業面の強化のほか、利用が見込める路線の運航を目指すとしている。

(陳葦庭/編集:齊藤啓介)

5961名無しさん:2016/11/14(月) 23:02:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161111-00000071-jij-soci
日航客室乗務員が骨折=上昇中揺れで転倒―国交省
時事通信 11/11(金) 13:23配信

 日本航空は11日、鹿児島発羽田行きの646便(ボーイング767―300型機)の女性客室乗務員(49)が10日、離陸直後の上昇中に転倒し、骨盤を骨折したと発表した。

 乗客らにけがはなかった。国土交通省は航空事故に認定し、運輸安全委員会は航空事故調査官を派遣した。

 同省などによると、646便は乗員乗客129人が搭乗し、10日午後1時15分ごろ離陸。約10分後のシートベルト着用サインが点灯中、乗客の男性が抱いていた幼児を隣の席に移した。乗務員が男性を注意するため立ち上がろうとした際に機体が揺れ、床に転倒したという。

5962とはずがたり:2016/11/16(水) 11:47:36

LCCの経営安定 グアム・サイパンなどリゾート争奪戦へ
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161116/Postseven_466980.html
NEWSポストセブン 2016年11月16日 07時00分 (2016年11月16日 07時33分 更新)

 年末年始の旅行や帰省にLCC(格安航空会社)の利用を考えている人は多いだろう──。2012年に「ピーチ・アビエーション」「ジェットスター・ジャパン」「バニラ・エア」の日系3社が相次いで参入したものの、ローコスト経営ゆえに“安かろう悪かろう”の烙印も押されてきたが、ここにきてようやく軌道に乗ってきた。
 2015年度の業績をみると、関西国際空港を拠点とするピーチが本業の儲けを示す営業利益で3年連続黒字を達成したのに対し、これまで発着枠に余裕がない成田空港を拠点に万年赤字に苦しんできたジェットスターとバニラも初の単年黒字化を達成。3社揃って好業績に沸いている。
 LCCの経営が好転している理由は何か。航空経営研究所の赤井奉久所長がいう。
「3社とも『運航品質』が向上してきたことが最大の要因でしょう。かつては機材故障による遅延やパイロット不足で欠航になる便も多かったので、どんなに運賃が安くても忙しいビジネスマンや高齢者には不人気でしたが、最近はそうしたトラブルも少なく安定感が出てきました。
 そのため、旅行代金を節約したい若者だけでなく、ある程度お金と時間に余裕があって頻繁に旅行に出掛けるような高齢者の中にも、大手キャリアからLCCに乗り換えて旅行回数を増やそうという人が増えました。使い勝手の良さがリピーターの獲得に繋がっているのです」
 もちろん、LCC人気の高まりは座席利用率も押し上げた。
 繁忙期・閑散期を含めて年間の平均搭乗率は80%ないと採算ラインに乗らないと言われており、一時は50%台と低迷するLCCもあった。それがいまや3社の搭乗率は、ピーチ=87%、ジェットスター=83%、バニラ=85%と、いずれも高水準をキープしている。
 だが、LCC各社の本当の戦いはこれから始まるといっても過言ではない。そのカギを握っているのが、訪日外国人客も数多く見込める国際線だ。国内では既存路線以外で多くの需要が見込める「行き先」が限られているため、LCCの小型・中型機でも飛行可能な近距離の海外路線に活路を見出そうというのである。
 すでに3社とも積極的に海外への路線拡大を図っている。
 例えばジェットスターは香港や台北など日本人観光客に人気の都市だけでなく、今年4月にはマニラ線を新設した。また、バニラは香港や高雄(台湾)、ピーチも台北、ソウル(韓国)便などで鎬を削る。今後各社は海外の空港を拠点にして、さらに東南アジア各国を結ぶ構想も持っている。
 また、これからLCC同士で激しい顧客争いを繰り広げそうなのがグアムやサイパン、フィリピンのセブなどのリゾート地だ。経営再建中のスカイマーク・エアラインズが小型機でグアムやサイパンへの運航を計画しているほか、バニラも同地域への進出を狙っている。
「グアムやサイパンはほとんど日本人相手の路線で、ハワイのように年間需要も見込めるので、まだ稼ぎやすい路線といえるでしょう。
 問題は燃費効率のよい次世代機を導入して行き先をもっと延ばせるようになった時、日本のLCCのブランド力や信頼性が世界各国でどこまで通用するか。海外LCCのライバルたちも徹底的なコスト削減と認知度アップに余念がないので、やみくもな事業拡大は禁物です」(前出・赤井氏)
 脱ローコストキャリアを志向した拡大路線で経営破綻に追い込まれたスカイマークと同じ轍を踏まないためにも、3社にはより一層の足場固めが必要だろう。

5963チバQ:2016/11/16(水) 21:07:04
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161101/zuuonline_126082.html
航空券の値段を決めているのは人間ではなかった!スマートソフトで収益最適化
ZUU Online 2016年11月1日 18時13分 (2016年11月2日 18時02分 更新)
「航空会社はどのようにして値段を決定しているのか」という疑問をいだいている消費者は多いだろう。

同じルートでも日によって目まぐるしく値段が変動するのは、「収益の最適化(Revenue management)」が行われているためで、最近では多くの航空会社が価格調整に変動ソフトを利用しているそうだ。

■従来の「需要と供給型」からワンランク上の分析・調整が可能

食料品や電化製品のように、需要に合わせて生産量を調節することが不可能な航空業。定員100人の飛行機に10人乗ろうが100人乗ろうが、運行経費は一律だ。売れ行きがよくないからといって、飛行機の座席を減らしても無意味である。航空会社にすればできるかぎり多くの乗客を乗せて運行させたいのは当然だろう。

かつては国際航空運送協会(IATA)が世界の航空運賃の値段を設定していたそうだが、時代の流れとともに競争が激化。

現在は各々がこまめに価格調節を行って収益を最大限に引きだすのだが、賢いソフトが導入され航空会社のネットワークが拡大したことにより、「より多くの座席販売」に重点を置いた従来の需要と供給型の調節から、ワンランク上の価格調節が可能になった。

例えば走行距離5053キロのロンドン・ドバイ間の航空券と、7118キロのマイアミ間の航空券が同じ価格とは、どう考えても腑におちない。しかしソフトがより大きな収益をもたらす乗客が増えると判断すると、座席を優先的にこれらの「高価格乗客」に確保しようとする。…

その結果、価格を割高につりあげ、ドバイで休暇を楽しもうと計画していた消費者が「高いから買わない」あるいは「同じ値段ならもっとお得なマイアミに行こう」と、ドバイ行きを諦めるように仕向けるのだ。

「高価格乗客」とはビジネスや急用など様々な理由で、通常よりも高い値段で航空券を購入してくれる消費者を指す。

一般的に休暇目的の乗客は早めに予約する傾向が強いため、価格設定は高めにスタートして様子を見る。ここで購入してくれるのが「高価格乗客」だ。その後売上が思わしくないようならば値段をさげていく。一方ビジネス向けのルート(ロンドン・フランクフルト間など)ならば低価格で売りだし、ギリギリに飛びこみ予約・購入をするビジネス乗客、つまり高価格乗客に高価格で販売する。

高価格乗客の需要予測も賢いソフトが過去のデータを分析し、為替レートの変動なども考慮にいれつつ価格調節まで自動的に行ってくれるという。収益の最適化もデジタル化の時代だ。(ZUU online 編集部)

5964チバQ:2016/11/19(土) 11:54:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161119-00000007-jij-soci
6時10分台に成田着=早朝便客向けに特急増発―京成電鉄
時事通信 11/19(土) 4:37配信

 京成電鉄は19日のダイヤ改正で、午前6時10分台に成田空港に到着する列車の運行を始めた。

 京成上野駅発の特急料金が要らない「アクセス特急」で、改正前より約30分早い時間に到着できる。格安航空会社(LCC)が運航する早朝便利用者らの利便性を向上させる狙いがある。

 都心から成田に鉄道で向かう場合、従来は有料特急「スカイライナー」の始発が最も早く着き、空港第2ビル駅午前6時39分、成田空港駅同6時42分の到着だった。

 ダイヤ改正で、午前5時18分に京成上野駅を出発するアクセス特急の運行を開始。空港着は第2ビル駅同6時12分、空港駅同6時14分となった。

 これまで午前8時台までに出発する早朝便の利用者は、深夜バスを利用するか前日に空港周辺に宿泊するのが一般的だった。ダイヤ改正で午前8時台発の便に搭乗する場合でも鉄道を利用できる機会が広がったほか、同9時台前半の便にも余裕を持ってチェックインできるようになる。

5966チバQ:2016/11/22(火) 21:46:13
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/mcb161122012.html

LCC2社がブランド統合 シンガポール航空傘下、採算改善へ
05:07フジサンケイビジネスアイ

 シンガポールの格安航空会社(LCC)、スクートとタイガー・エアウェイズは、2017年末までにブランド名を「スクート」に統合する。現地紙トゥデイなどによると、統合は両社の親会社シンガポール航空(SIA)による経営戦略の一環で、運航計画やカウンター業務のほか、電話受付センター、ウェブサイトなども統一する。

 SIAのゴー・チュンフォン最高経営責任者(CEO)は、ブランド統合の目的について、広範囲できめ細かな航空サービスを顧客に提供するためと説明。「共通のライセンス、共通のブランドでの運航はサービス向上の土台となる」と述べた。SIAは今年5月、両LCCの運営を統括する持ち株会社バジェット・アビエーション・ホールディングスを設立し、ゴーCEOが会長を兼務するなど経営改革を進めていた。

 タイガー・エアウェイズは、東南アジア地域でのLCC台頭を受けて03年に設立されたものの、マレーシアのエアアジアやオーストラリアのジェットスター航空などとの激しい競争が続き、厳しい経営を強いられてきた。12年にはインドネシアとフィリピンに進出したが、定着できず14年に撤退。今年5月にはSIAが同社の上場廃止と完全子会社化を発表した。

 スクートは、東南アジア地域を中心に展開するタイガーエアに対し、中・長距離便をカバーするLCCとして11年に設立された。現在までの就航先は、両LCCを合わせると16カ国・地域の59都市に上る。

 航空市場の情報分析などを行うシンクタンク、アジア太平洋航空センターのアナリストは、SIAがスクートを設立し長距離LCCに進出した際、短距離のタイガーエアの経営権は独立していたと指摘。「ブランド統合による相乗効果でSIAの格安部門の採算性が改善される」と述べた。(シンガポール支局)

5968チバQ:2016/11/26(土) 21:56:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00000521-san-cn
台湾トランスアジア航空の会長を一時拘束 詐欺容疑
産経新聞 11/26(土) 11:39配信

 【台北=田中靖人】台湾の航空準大手、トランスアジア(復興)航空が23日に会社の解散を決めた問題で、台北地方法院検察署(地検)は25日、解散に至る事情を知りながら航空券を販売し続けたとして、詐欺容疑で林明昇董事長(会長)の身柄を拘束した。26日付の台湾各紙が報じた。

 林氏は保釈金500万台湾元(約1800万円)を支払い、拘束を解かれた。台北地検は解散決定前に株式を売却したインサイダー取引の疑いで親族からも事情を聴いた。

 同社の航空便は22日に突然運休となり、23日の臨時役員会で解散が決まった。

5969チバQ:2016/11/26(土) 21:56:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00000521-san-cn
台湾トランスアジア航空の会長を一時拘束 詐欺容疑
産経新聞 11/26(土) 11:39配信

 【台北=田中靖人】台湾の航空準大手、トランスアジア(復興)航空が23日に会社の解散を決めた問題で、台北地方法院検察署(地検)は25日、解散に至る事情を知りながら航空券を販売し続けたとして、詐欺容疑で林明昇董事長(会長)の身柄を拘束した。26日付の台湾各紙が報じた。

 林氏は保釈金500万台湾元(約1800万円)を支払い、拘束を解かれた。台北地検は解散決定前に株式を売却したインサイダー取引の疑いで親族からも事情を聴いた。

 同社の航空便は22日に突然運休となり、23日の臨時役員会で解散が決まった。

5970チバQ:2016/11/26(土) 22:08:06
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20161126k0000e040270000c.html
<関空>欧州便が最少に テロなどの治安悪化で
13:21毎日新聞

 ◇アジア便は好調、旅客数最多ですが…

 今年度上半期の旅客数が1281万人(前年同期比約7%増)と過去最多となった関西国際空港。アジア便の増加で今年の国際線の冬ダイヤ(10月30日〜3月25日)は過去最多の週1131便(同約4%増)になった一方、欧州便は5社22便と過去最少に。テロによる治安悪化が原因とみられ、空港運営会社や旅行会社は便を復活させようと欧州旅行のPRに懸命だ。

 「仕事終わりに利用できて便利だったのに。困りますね」。今月15日夜、関空からトルコ航空便に乗り、イスタンブール経由でマルタ島に向かう岡山県倉敷市のソーシャルワーカー、楠本萌さん(29)は残念そうだ。

 トルコ航空は来年2月、関空-イスタンブール便を運休する。関空を運営する関西エアポートによると、エールフランスやルフトハンザドイツ航空なども昨年から減便しており、欧州便冬ダイヤは、過去最多だった1997年(64便)のほぼ3分の1と低迷。

 JTB西日本広報室は欧州が敬遠される理由を「フランスやベルギー、トルコについてはテロの影響が出ている」とみる。欧州への中継地・イスタンブールを拠点空港とするトルコ航空は、その余波を受けた。今年7月にあったトルコのクーデター未遂も影響した。

 アジアからの観光客に沸く大阪観光局にとっても残念な事態だ。今年5月にトルコ航空とマーケティングに関する覚書を交わしたばかりで、スペインの旅行代理店ら対象の視察ツアーなどを進めていた。担当者は「便再開のめどはわからないが、今後も情報交換を続けたい」と話す。

 治安に加え、便回復のかぎを握るのはニーズの変化への対応だ。JTBは「パック旅行の需要は減少しているが、個人旅行については回復している。地方の魅力を提案する新しい切り口を提案する必要がある」と話す。羽田や成田への客足のシフトが想定される中、関空発を望む一定層をターゲットに、夏場に欧州へのチャーター便を検討している。

 関西エアポートが10月下旬、大阪市内で旅行会社や欧州各国の観光局などが出展する「ヨーロッパ旅博」を開いたところ、有料にもかかわらず参加者は500人を超えた。関西エアポートの小関貴裕航空営業部長は「需要を掘り起こせる余地はある」と意気込む。

 ビジネス需要が旺盛な首都圏の空港と違い、関空は欧米方面への長距離便が少ないことが課題とされてきた。空港経営に詳しい野村宗訓・関西学院大教授(産業経済学)は「LCC(格安航空会社)便が増えてにぎわいがあるように見えるが、『世界のどこにでも行ける』という心をくすぐるような魅力はない。24時間空港の強みを生かし、航空会社と連携して魅力あるプランや路線開拓に取り組む必要がある」と話す。【井川加菜美】

5971チバQ:2016/11/26(土) 22:11:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00000001-kobenext-bus_all
神戸空港の運営権 オリ連合が取得へ
神戸新聞NEXT 11/26(土) 7:30配信

 神戸空港の運営権売却(コンセッション)で、25日時点で公募参加資格審査書類を提出したのは、関西空港を運営する関西エアポートと、その大株主のオリックス、バンシ・エアポート(フランス)の3社にとどまっていることが分かった。売却は関西、大阪(伊丹)との3空港一体運営を前提としており、事前の予想通り、この3社の連合が神戸空港の運営権を取得する公算が大きくなった。

 神戸市は2018年4月の民営化に向け、今年10月から参加資格審査書類を受け付けていた。この審査を通過しなければ、公募には参加できない。市は書類を提出した会社名を明かしていないが、関西エアポートやオリックスは神戸空港の運営権取得に意欲を見せていた。

 3空港一体運営には関西、大阪(伊丹)を運営する関西エアポートとの連携が不可欠なため、事前から3社連合が有力視されていた。11月30日の受け付け期限までに、3社以外の企業から書類が提出される可能性もあるが、3社の優位性が揺らぐことはなさそうだ。

 3社のうち1社は既に審査を通過し、2社の審査も年内に終える見込み。3社は今後、神戸空港の運営のために設立する会社の出資割合や運営体制などを調整するとみられる。来年6月には提案審査書類が提出され、同8月に優先交渉権者が決まる。運営権売却の最低基準価格は176億6千万円。(森本尚樹、黒田耕司)

5972とはずがたり:2016/11/27(日) 19:06:38
アジアローカルハブ空港ですな。。

関空欧州便、過去最低に 止まらぬ減便、アジアと対照的
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASJCJ7DSNJCJPPTB006.html
11:33朝日新聞

 関西空港発着の欧州便の減少が著しい。冬ダイヤでは前年から7便減って過去最低の週22便に。さらに、欧州各地への乗り継ぎ客が多かったターキッシュエアラインズ(TA、旧トルコ航空)が来年1月末でイスタンブール線の運休を発表。テロによる情勢不安が原因とみられ、低空飛行を脱する見通しがたたない。

 11月上旬、TAのイスタンブール行きを待つ香川県綾川町の主婦(67)は「なくなるの?不便ですね」とがっかり。欧州に頻繁に旅行し、TAやエミレーツ航空に乗ることが多い。今回はイスタンブール経由で東欧を巡るツアーという。大津市の無職男性(65)も「欧州に行くなら、韓国・仁川空港に一度出る方が良いくらい。国際空港なんだからもっと頑張ってよ」とため息をついた。

 TAは運休の理由に、日本人の欧州旅行需要の減少を挙げた。フランスでのテロに、本拠トルコでのクーデター未遂などの影響が重なり、この日のチェックインカウンターの列にも、日本人の姿はまばらだった。

 運休に肩を落とすのは旅行者だけではない。大阪観光局の担当者も「残念としか言いようがない」。アジアだけでなく、欧州から大阪を訪れる人を増やす狙いで、今春、TAと覚書を交わした。航空会社との提携は初めてで、TAの欧州の支店でのアンケートやプロモーションなどをする予定だった。TAは運航再開の時期を未定とする。同局の担当者は「覚書が無効になった訳ではない。再開につながるよう一緒に頑張りたい」と望みをつなぐ。

 アジア便を牽引(けんいん)役に、今冬も過去最多の国際旅客便(週1131便)を更新した関空だが、長距離は伸び悩んでいる。欧州便ではエールフランスやKLMオランダ航空なども昨冬から減便した。北米(ハワイ含む)便も今冬は週33便で2便減った。欧州と北米を合わせても構成比はわずか4・8%しかない。

5973チバQ:2016/11/28(月) 20:23:26
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161128ddlk01020125000c.html
<マンデーリポート2016>道内7空港一括運営 民営化議論が本格化 地元のアイデア、成功の鍵 /北海道
10:46毎日新聞

 <Monday Report 2016>

 民間の知恵を生かして経営効率化や新規路線誘致などを図り地域を活性化させようと、道内7空港の運営を一括して事業者に委託する議論が本格化している。道は地元意見を年内にまとめ、国に提出する考え。国は2017年度、事業者の選定方法などを決め、19年度の業務引き継ぎを計画する。専門家からは「民営化だけではなく、どんなアイデアを出すかが問われる」との指摘も出ている。【一條優太、遠藤修平】

 ◆効率化に期待

 重要な社会基盤である空港の民営化は、日本では13年の民活空港運営法の施行で可能になった。

 滑走路や空港ビルの一体的な運営権を民間事業者に売却し、事業者が数十年間にわたり独立採算的に運営する。みずほ総合研究所の阿部純哉・上席主任研究員は「日本の空港は滑走路やビル、駐車場などの管理者がバラバラで、経営が非効率だ」と指摘。「民間事業者が利益を上げようとしてコストが削減され、戦略的な投資も可能となる。増収のため路線誘致に積極的に取り組んで利用客を増やせば、地域も活性化される」と説明する。

 ◆総合力で誘客

 道内で2020年に民営化が検討されているのは、国管理の新千歳、函館、釧路、稚内と道管理の女満別、特定地方管理空港で市が管理する旭川、帯広の各空港。

 道が年内に取りまとめる地元意見の「素案修正版」では「国外から多くの人を招き入れ、海外の成長力を取り込むことが不可欠」とし、訪日客の誘致や道産品の輸出拡大による航空貨物取扱量の増加に重点を置く。

 民営化の動きは全国で進んでいるが、道の最大の特徴は管理者の違う複数の空港をまとめて民営化する枠組みであることだ。

 その効果について道は「新規路線を誘致する交渉力が強化され、空港間で経営のノウハウも共有される」と強調。道内を周遊する観光ルートを海外に売り込み、需要が集中する新千歳以外の空港での利用客受け入れを拡大する青写真を描く。

 ◆異なる条件

 ただ各空港は管理主体だけでなく、収支や環境も大きく異なる。

 国土交通省などによると、航空事業と非航空事業を合わせた営業損益は新千歳が年間63億円の黒字なのに対し、他の国管理3空港は各約9億円の赤字。女満別、帯広、旭川も赤字となっている。

 慶応大の加藤一誠教授(交通経済)は「新千歳以外の6空港は既に着陸料が低く、値下げしても路線誘致へのインパクトは大きくない。コスト削減にも限界があり、新千歳の黒字で他の赤字を埋める構図だ」と分析する。

 また新千歳以外の空港がある地域からは「経済合理性が優先され、地域の足が失われる」「新千歳への一極集中が更に進むのでは」という不安の声も出ている。

 地元の意向に一定の配慮をしつつ、7空港をいかに効果的に一体運営するか。公益事業の規制改革に詳しい関西学院大の野村宗訓教授は「民営化はチャンスだが、それだけで成功するわけではない。地元がアイデアを出し、利便性を高めることが重要だ」と指摘。函館市の工藤寿樹市長も「魅力のない街に観光客は来ない。民営化(だけ)で良くなるというのは疑問だ」と行政として努力を継続する考えを示した。

 ◇自治体の出資有無も焦点

 仙台空港では7月、東急などが設立した会社による運営がスタートした。28年後の44年度に利用者を現在の1・7倍の550万人に増やす計画で、格安航空会社(LCC)向けに利用料の高い固定の搭乗橋の代わりとなる簡易な搭乗施設を整備する。宮城県も民営化を「震災復興の大きな柱」と位置付けている。

 高松空港は18年4月ごろ、福岡空港は19年度からの民営化を目指し、広島空港などでも議論が進んでいる。

 民営化後は物販収入などを原資に着陸料を下げ、LCCの誘致を進めることも可能となる。自治体の観光客増への期待は大きい。

 各地で進められる民営化で、論点の一つになるのが自治体の出資の有無だ。国のスキームでは第三セクターが運営主体となることは認められていないが、運営主体に決まった後の事業者への出資は可能だ。

 仙台空港の場合は自治体の出資がなかったが、高松空港は地元自治体が最大10%出資する方針。福岡空港では、福岡市が「監視する立場に立つ方が正しいと判断した」と出資を見送る半面、福岡県は「地域の意向を公的な立場から反映させることが重要」と出資する意向で、判断が分かれた。道は今のところ「白紙」としている。

5974チバQ:2016/11/28(月) 20:24:14
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-146954.html
「バニラ」と「ピーチ」、日の丸LCCは真逆を行く 同じANAが出資する2社はこんなに違う!
06:00東洋経済オンライン

「バニラ」と「ピーチ」、日の丸LCCは真逆を行く 同じANAが出資する2社はこんなに違う!
「バニラ」と「ピーチ」、日の丸LCCは真逆を行く
(東洋経済オンライン)
ANAホールディングス(HD)傘下のLCC(格安航空会社)、バニラエアはこの冬まもなく、日本のLCCとして初めて他社との「乗り継ぎ」を始める。バニラは今年5月にアジアのLCC7社と組み、航空連合「バリューアライアンス」を発足させた。このアライアンスが本格始動する。

仕組みはこうだ。バニラのウェブサイトを開いて行き先を検索すると、複数の航空会社による乗り継ぎの旅程が表示されるようになる。LCCでは別売りになっている機内食や座席指定、手荷物預けも、全旅程の分をここで購入できる。

「乗り継ぎ保証」でアジアがもっと身近に
バニラエアの五島勝也社長はANA出身。ANAが所属する航空連合「スターアライアンス」の本部に出向した経験もある(撮影:尾形文繁)

LCCの多くは、小型の航空機を使って片道4時間前後の路線を運航するのが原則だ。これまでLCCでより遠くの国へと飛ぶには、自分で1つ1つのチケットを別々に予約しなければならなかった。しかも利用する便が遅れたり欠航になったりしても、乗り継げる保証はない。

だがバリューアライアンスのシステムは、乗り継ぎの保証がある。予約していた便への乗り継ぎが間に合わなかったとしても、空席のある直近の便に振り替えてくれるのだ。

アライアンスに加盟するシンガポール航空傘下のスクートとつながれば、札幌から成田に来る人がそのままスクートのバンコク行きに乗り継げる。また、タイからの訪日客はその逆のルートで札幌に行ける。バニラは12月25日に成田―セブ(フィリピン)線を就航するが、セブからは同じく加盟LCCのセブパシフィック航空の便へと乗り継げる、といった具合だ。

バニラの五島勝也社長は「今後はスルーバゲージ(乗り継ぎ便への預け荷物の積み替え)や、各国の競争法にのっとりながら、乗り継ぎしやすくなるようにダイヤの調整も検討したい」と意気込む。

一方、「アライアンスを組んでいる暇はない」と話すのが、こちらもANAホールディングスが出資するLCC、ピーチアビエーションの井上慎一CEOだ。

井上氏は言う。「(バリュー)アライアンスには8社入っていますよね。戦略、オペレーション、営業など、定例の会議が1つや2つじゃないはず。出張費など、どれだけの間接コストがかかるか。われわれが時間とおカネをかけるべきものは、ほかに山ほどある」。

愚直なまでにLCCの「教科書」通りに戦略を描くのがピーチだ。同社の「先生」は世界のLCCの先駆であるアイルランドのライアンエアー。実際、事業を立ち上げるにあたって同社の元会長をアドバイザーに迎えたほどだ。

5975チバQ:2016/11/28(月) 20:24:39
徹底してLCCモデルを追求するピーチ
ライアンエアーは欧州域内に70を超える「拠点空港」を持つ。ここには自社の飛行機を駐機させ、乗員が待機する。拠点空港を中心に同心円状に路線網を張り、短距離を1日に何回も往復することによって機体の稼働を高め、低運賃でも利益を生み出す。「こうしたライアンエアーのモデルを追いかけている」(井上氏)。

エアバス機13機の購入を発表するピーチの井上慎一CEO(右)と、記者会見のためにフランスから来日したエアバスのファブリス・ブレジエCEO(記者撮影)

そんなピーチは11月18日、航空機製造大手のエアバスと短距離機の「A320」シリーズ計13機の購入契約を結んだことを発表した。現在18機の機体で運航するピーチは、2020年には今の倍となる35機前後の体制を目指している。

井上氏はさらに先を見据える。「3年連続で黒字化を達成し、累積損失も解消した。ようやく普通の会社になれた。今後は100機体制を目指す。とにかく規模が重要だ」。ライアンエアーや米サウスウエスト航空といった世界の大手LCCは100機以上の運航体制を築いている。井上氏は100機体制の時期について「なるべく早く」とした。

今回ピーチが購入するうちの10機は「A320neo」という最新のエンジンを積んだ派生機種だ。従来のA320より航続距離が長くなり、片道5時間前後の飛行も可能だという。ただあくまでも教科書をなぞるがごとく、「低運賃のLCCで中長距離路線は商売にならない」(井上氏)というスタンスだ。

一方のバニラ。こちらも現在運航する機体はすべてA320だ。現行機は2018年に生産終了となるので、新たな機体を確保しなければならない。五島社長は「A320neoなのか、それ以外の機体を導入するのか。より長距離を飛べる機体もオプションにある」と説明する。

今年1月にANAHDが発表した中期経営計画では、実はバニラの「未来の路線図」が描かれている。よく眺めてみると、成田からインドネシア、シンガポール、カンボジア、ラオス、ベトナムといった国への直行便とも取れる線がある。「東南アジアでの人の流動は今後も増える。その需要を取り込むには足の長い機体も必要だ」(五島氏)。

バニラはANAと一蓮托生

ANAHDにとってピーチは38.7%出資の持分法適用会社だが、バニラは100%出資の完全子会社だ。バニラは将来的にANAの保有する機体を活用することも検討している。ボーイングの「B787」を飛ばす可能性もあろう。実際、アライアンスで提携するスクートはすべて787で運航している。

もともとバニラはマレーシアのLCC大手、エアアジアとの合弁で「エアアジア・ジャパン」として2011年に発足。だがオペレーションの考え方などで折り合わず、2013年に合弁を解消し、同年にバニラエアとして再出発した。「再スタートの際にコンセプトをとんがらせようと思った」と五島氏は振り返る。LCCの競争がますます激しくなるアジアでの生き残りをかけ、教科書にはとらわれない戦略を取る方針だ。

バニラとピーチ、真逆な戦略を取る両社だが、それでも共通するのは低運賃で新たな航空需要を生んでいる点。「奄美大島へ飛び始めたらレンタカー屋が繁盛し、新しいホテルも建ち始めた。経済効果は年40億円超といわれる」(バニラの五島氏)、「関西人が焼き肉を食べるためだけに韓国へ、台北の女の子が日本の美容院に行くためだけに沖縄へ行くようになった」(ピーチの井上氏)といったエピソードが物語る。

日本発着の国際線便数におけるLCCの割合は、2016年度冬期ダイヤで初めて20%を超えた。庶民の足として定着してきた中、各社には一層の戦略性が求められることになる。

5976チバQ:2016/11/29(火) 20:26:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161129-00000010-khks-bus_all
<仙台空港>運用時間延長 読めぬ旅客ニーズ

河北新報 11/29(火) 10:25配信


 7月に完全民営化した仙台空港について、宮城県は運用時間(午前7時半〜午後9時半)の延長を見据えた本格的な調査に乗り出す。村井嘉浩知事は運用時間が広がれば就航本数が増えると算段し、24時間化も視野に入れる。実現には旅客需要の取り込みに加え、地域の理解が不可欠。騒音への懸念払拭(ふっしょく)など打開すべき課題は少なくない。

【仙台空港の将来図】搭乗施設を新設、就航路線の拡充目指す
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<2次交通が鍵>
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 仙台空港に就航する航空各社は、運用時間の延長をそろって期待する。
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 日本航空東北支店(仙台市)の筈見昭夫支店長は「選択肢が増え、増便の検討が可能」と歓迎。格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションも「多様な路線設定ができる」(広報グループ)と喜ぶ。
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 LCCの参入が相次ぎ、旅客の開拓や争奪に懸命な航空業界。機体を効率良く飛ばして収益率を上げるには、夜間を含めたダイヤ設定の幅が前提となる。
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 時間延長は国土交通省の許可が必要で、延長時間帯に航空会社が確実に定期便を飛ばすことが条件となる。旅客ニーズの見極めが重要だが「延長は歓迎でも、増便できるかどうかは何とも言えない」(全日空広報部)と、現時点では各社とも具体的な計画はない。
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 日航の筈見支店長は「2次アクセスの改善をセットで進める必要がある」と提案。空港とJR仙台駅を結ぶ仙台空港アクセス線を早朝や夜間に増発しなければ、旅客の伸びは期待できないと指摘する。
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<「動きを注視」>
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 空港の地元は複雑な反応を見せる。名取市は「就寝時間帯の発着となれば、騒音への不安が広がる恐れがある」と懸念する。
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 航空各社は、航空機の小型化やエンジンの性能向上で「騒音は小さくなった」と理解を求める。滑走路から内陸部方向に離陸する際は住宅地の間近を避ける飛行法も実施するが、住民の不安は拭いきれない。
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 名取市の担当者は「空港活性化は生活環境とのバランスが大切」と強調、岩沼市も「延長への動きを注視していく」と慎重だ。
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 空港近辺の住民らでつくる名取市仙台空港周辺対策協議会の大友昇会長は「時間延長がまちづくりに好影響を与え、心から賛同できるものかどうかを丁寧に説明してほしい」と望む。
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 県は、県議会11月定例会に時間延長に関する調査費約3000万円の予算案を提出し、見通しなどを説明する方針だ。
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 空港の長期目標は「旅客550万人、貨物2.5万トン」(15年度は311万人、0.6万トン)。時間延長は目標実現への有効な手段となる。県と足並みをそろえる運営会社の仙台国際空港(名取市)は「地元の総意が得られるよう対話に努めたい」と話す。

5977チバQ:2016/11/29(火) 20:26:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161129-00000010-khks-bus_all
<仙台空港>運用時間延長 読めぬ旅客ニーズ

河北新報 11/29(火) 10:25配信


 7月に完全民営化した仙台空港について、宮城県は運用時間(午前7時半〜午後9時半)の延長を見据えた本格的な調査に乗り出す。村井嘉浩知事は運用時間が広がれば就航本数が増えると算段し、24時間化も視野に入れる。実現には旅客需要の取り込みに加え、地域の理解が不可欠。騒音への懸念払拭(ふっしょく)など打開すべき課題は少なくない。

【仙台空港の将来図】搭乗施設を新設、就航路線の拡充目指す
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<2次交通が鍵>
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 仙台空港に就航する航空各社は、運用時間の延長をそろって期待する。
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 日本航空東北支店(仙台市)の筈見昭夫支店長は「選択肢が増え、増便の検討が可能」と歓迎。格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションも「多様な路線設定ができる」(広報グループ)と喜ぶ。
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 LCCの参入が相次ぎ、旅客の開拓や争奪に懸命な航空業界。機体を効率良く飛ばして収益率を上げるには、夜間を含めたダイヤ設定の幅が前提となる。
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 時間延長は国土交通省の許可が必要で、延長時間帯に航空会社が確実に定期便を飛ばすことが条件となる。旅客ニーズの見極めが重要だが「延長は歓迎でも、増便できるかどうかは何とも言えない」(全日空広報部)と、現時点では各社とも具体的な計画はない。
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 日航の筈見支店長は「2次アクセスの改善をセットで進める必要がある」と提案。空港とJR仙台駅を結ぶ仙台空港アクセス線を早朝や夜間に増発しなければ、旅客の伸びは期待できないと指摘する。
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<「動きを注視」>
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 空港の地元は複雑な反応を見せる。名取市は「就寝時間帯の発着となれば、騒音への不安が広がる恐れがある」と懸念する。
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 航空各社は、航空機の小型化やエンジンの性能向上で「騒音は小さくなった」と理解を求める。滑走路から内陸部方向に離陸する際は住宅地の間近を避ける飛行法も実施するが、住民の不安は拭いきれない。
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 名取市の担当者は「空港活性化は生活環境とのバランスが大切」と強調、岩沼市も「延長への動きを注視していく」と慎重だ。
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 空港近辺の住民らでつくる名取市仙台空港周辺対策協議会の大友昇会長は「時間延長がまちづくりに好影響を与え、心から賛同できるものかどうかを丁寧に説明してほしい」と望む。
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 県は、県議会11月定例会に時間延長に関する調査費約3000万円の予算案を提出し、見通しなどを説明する方針だ。
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 空港の長期目標は「旅客550万人、貨物2.5万トン」(15年度は311万人、0.6万トン)。時間延長は目標実現への有効な手段となる。県と足並みをそろえる運営会社の仙台国際空港(名取市)は「地元の総意が得られるよう対話に努めたい」と話す。

5978チバQ:2016/11/29(火) 20:27:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161129-00000074-zdn_mkt-bus_all
6000マイルで羽田と“どこか”の国内空港を往復 JALとNRI

ITmedia ビジネスオンライン 11/29(火) 17:30配信

 日本航空(JAL)と野村総合研究所(NRI)は12月12日から新サービス「どこかにマイル」の提供を開始する。JALマイレージバンク日本地区会員が対象。6000マイルで羽田空港からJALグループの直行便が運航する全国の“どこか”の空港に行くことができる。

【通常の往復特典航空券の半分以下】

 サービス利用者は、利用日時(往路搭乗日の1カ月前から7日前まで)と人数(最大4人)を入力後、羽田空港を出発地とした4つの行き先候補の中から、そのうちの1カ所に往復できる特典航空券を通常の半分以下の6000マイルで交換することが可能だ。行き先は申し込みから3日以内に決定する。行き先候補は4つの空港で1組となっていて、再検索すると行き先候補が変わる仕様になっている。

 同サービスの狙いについて、これまで特典航空券の必要マイル数に満たなかった顧客の旅行機会を拡大し、地域活性化につなげたいとしている。

5979チバQ:2016/12/02(金) 17:59:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161202-00010001-doshin-hok
新千歳空港、混雑慢性化 魔の時間帯は午前8時、正午、午後6時

北海道新聞 12/2(金) 11:10配信


国内線保安検査で1時間待ちも

 【千歳】1日約400便が離着陸する 新千歳空港 の国内線出発ロビーで、職員が「魔の時間帯」と呼ぶ大混雑が慢性化している。おおむね午前8時、正午、午後6時の前後で、保安検査場に長蛇の列ができ、1時間待ちとなる日もある。空港ビルを運営する北海道空港(HKK)は改善策を講じているが、年末年始の繁忙期には、利用者が「早めに空港に来る」ことしか自衛策はなさそうだ。

【動画】JAL機エンジンから煙 乗客ら緊急脱出 新千歳空港(今年2月)
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「羽田でもこんなに並ばない」

11月最後の日曜となった27日夕方、保安検査場には300人以上が並んだ。出張という東京都の会社員広谷大地さん(28)は「混雑を見越して、いつも出発の45分前には列に並ぶようにしている。羽田でもこんなに並ぶことはない」と諦め顔で語った。

 時期や航空会社によって若干の違いはあるが、最も混み合うのは午前8時、正午、午後6時の前後1〜2時間という。400〜500人乗りの大型機の運航が相次ぎ、午後5時からの1時間半で5千人が出発する日もある。

 イベントなどがあると、さらに拍車がかかる。札幌で人気アイドルグループ「嵐」のコンサートが行われた最終日と翌日の11月13、14の両日には、「保安検査のため1時間以上待っていた人もいた」(航空会社の職員)。国土交通省新千歳空港事務所によると、2日間で30分以上の出発遅れが出たのは94便に上った。
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新千歳空港、混雑慢性化 魔の時間帯は午前8時、正午、午後6時


すり抜けトラブルの経緯


「すりぬけ」防止で検査強化も一因

 8月に搭乗客が保安検査場をすり抜けたトラブルで、チケットの確認を徹底するなど検査を強化して以降、混雑は一層激しくなったという。航空会社の職員は「特に夕方はパンク状態。人の波に溺れながら仕事をする感覚」と話す。手荷物を預けるために並び、保安検査場でも並ぶことに不満が募り、搭乗客が職員に詰め寄る場面も珍しくない。

 新千歳の旅客数は昨年、初めて2千万人を突破し、うち9割の1800万人以上は国内線だ。現在の国内線旅客ターミナルができたのは1992年で、国内線旅客は1400万人。利用者は400万人増のうえ、離着陸便も倍増したのに、ターミナルビルの機能は拡充されないままだった。

 HKKは解消策として、昨年3月から整備に着手。約200億円をかけ、2018年3月までに保安検査場を1増の6カ所にするのをはじめ、出発ロビーの拡張や航空会社の出発カウンターの増設などを進める。

 大手航空会社の幹部は「 外国人観光客 の急増で国際線が注目されているが、実は国内線が飽和状態。発着枠も増加する中、羽田のように『国内線第2旅客ターミナル』が必要になるのでは」とみる。(千歳支局 佐々木風人)

5980とはずがたり:2016/12/03(土) 19:08:41
<福岡空港>西鉄と九電が地元連合で新会社へ 七社会そろう 毎日新聞社
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161203/Mainichi_20161203k0000e020216000c.html
2016年12月3日 12時35分 (2016年12月3日 14時42分 更新)

 ◇運営権獲得目指す 既存株主の約20社などに参加呼びかけ

 2019年度をめどに民営化される福岡空港の運営権獲得を目指す西日本鉄道や九州電力が、空港を運営する福岡空港ビルディング(福岡市)の既存株主などに「地元連合」への参加を求めていることが分かった。西部ガス、福岡銀行、西日本シティ銀行、九電工は参加する方向で検討しており、福岡市の主要企業でつくる親睦団体「七社会」の全社がそろうことになる。

 JR九州は既に地元連合に参加する方針を表明していた。西部ガスなどは保有する株式を新会社に移転するとみられる。

 西鉄や九電は、福岡空港ビルディングを母体とした地元連合による新会社を設立して、17年度にも予定される入札への参加を目指す。

 福岡空港の民営化を巡っては、空港ビルディングに出資する福岡県と福岡市が早ければ17年1月に株式を売却し、資本関係を解消する。国は3月にも民営化の実施方針を公表する予定。【神崎修一】

5981チバQ:2016/12/04(日) 14:49:59
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-lif1612030028.html
台湾・トランスアジア航空、仙台就航から1カ月半で解散 利用客増加の最中…「残念」
12月03日 12:29産経新聞

 台湾の中堅航空会社、トランスアジア(復興)航空が11月22日、会社の解散を決め、運航を取りやめた。その余波を受けたのが仙台空港。10月に同社が台北線(定期便)の運航を開始し、仙台-台北間の毎日運航が実現した矢先の出来事に、空港や県の関係者は戸惑いを隠せない。(大渡美咲)

 「午前発の便もできたので、行くことにした。仙台市民にとっては、成田や羽田まで行くよりずいぶん楽だし、ありがたい」

 11月3日、仙台空港の出発ロビー。友人3人でトランスアジア便を利用して台湾に旅行に行くという仙台市の会社員の女性(46)は笑顔を見せていた。利便性が向上し、利用客も増加していた最中での同社の解散。その余波はじわじわと東北の観光業界に広がっている。

 トランスアジアの仙台-台北線は10月6日に月、木の週2便で運航がスタート。同社としては東北地方への初の乗り入れとあって、仙台空港では記念式典も開かれるほどの熱の入れようだった。台湾便は他の2社と合わせ10便に増え、毎日運航が実現。それまですべて午後出発だった台湾便に午前便が加わり、インバウンド(訪日客)、アウトバウンド(日本からの旅行客)ともに需要の拡大が見込まれていた。

■   ■

 同社は2014年、15年に墜落事故が相次ぎ、業績不振に陥っていたという。関係者の期待を集めた同社の仙台-台北便はわずか1カ月半、14往復28便の運航だけで幕を閉じた。

 台湾当局は、トランスアジアが運航していた路線をチャイナエアライン(中華航空)が12月から引き継ぐと発表。しかし、仙台空港にはまだ連絡がなく、今後の運航がどうなるかは未定だという。

 仙台空港の担当者は「民営化してから国際線の伸びが高くなっており、トランスアジアの就航でさらに活気づく、というところでの解散。残念の一言だ」と肩を落とす。

 宮城県は今年8月、村井嘉浩知事自らが台湾に足を運んで、観光客誘致に向けたトップセールスを行っていた。「2カ月足らずでの撤退は残念。今後も台湾からの多くの方々に来てもらうよう働きかけを続けたい」(観光課)という。

 岩手県からも先月、盛岡市周辺の4市町の訪問団が観光誘客のため台湾を訪れたが、当初予定していたトランスアジア便の運航が停止され、急遽(きゅうきょ)、成田空港や羽田空港から数便に分かれての出発となった。盛岡市の担当者は「視察の予定が大幅に変わってしまった」と嘆いていた。

5982チバQ:2016/12/04(日) 20:28:08
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161203-OYT1T50067.html
空港使用料、10年で3億円未納…多くは海外便
2016年12月03日 15時22分
 航空機が空港を使用した際、国土交通省に支払われる空港使用料の未納金が、昨年までの10年間で計3億円以上に上ることがわかった。




 同省によると、未納金の多くはチャーター便を運航する海外の航空会社によるものとみられるという。チャーター便は今後、増加が見込まれており、「チャーター便へのチェック体制の強化が必要だ」と指摘する声があがっている。

 空港使用料には着陸料や停留料、管制業務の料金などが含まれ、1回の使用料は機体の大きさなどに応じて数百円〜数十万円。国管理空港だけでなく、自治体や民間が管理する空港の一部も同省が徴収しており、毎月、各空港を使った航空会社に請求書を送付し、指定口座に振り込ませている。

(ここまで301文字 / 残り799文字)
2016年12月03日 15時22分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5983チバQ:2016/12/04(日) 20:30:39
>>5363>>5951
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201612040002.aspx
<空港線>高額運賃に不満の声 桃園メトロ「定期券は最大4割引き」/台湾
【観光】 2016/12/04 13:29

(台北 4日 中央社)来年2〜3月の開業を予定している桃園メトロ(MRT)空港線。2日には運賃が発表されたが、バスに比べ高い金額に一部で不満の声が上がっている。ただ、同社では最大4割引きとなる定期券を販売する方針で、沿線住民の利用を促す考えだ。

新北市政府交通局によると、台北―長庚医院間の運賃は90台湾元。同区間を結ぶバスの35元より55元も高い。台北―林口間でも空港線の100元に対し、バスは43元だ。「市民を引きつける魅力に欠ける」。同局関係者はそう指摘する。(1元=約3.56円)

通勤客の利用を考慮し、桃園メトロが販売を予定する定期券は有効期間が1カ月、2カ月、3カ月の3種類。割引率はそれぞれ30%、35%、40%となる見込みで、台北―長庚医院間は最安で54元。空港利用者の輸送だけでなく、通勤輸送も担うとしている。

(編集:齊藤啓介)

5984チバQ:2016/12/04(日) 20:31:31
http://japan.cna.com.tw/search/201612020010.aspx?q=%E6%A1%83%E5%9C%92%E7%A9%BA%E6%B8%AF
<空港線>台北-桃園空港の運賃、最大で約570円に=メトロ発表
【観光】 2016-12-02 18:54
<空港線>台北-桃園空港の運賃、最大で約570円に=メトロ発表 (桃園 2日 中央社)桃園メトロ(MRT)は2日、空港線の運賃について、台北駅から桃園空港までを最大160台湾元(約570円)にすると発表した。台湾高速鉄道(新幹線)とシャトルバスを乗り継ぐより安く、高速バス利用よりやや高く設定された。

MRTの運賃は一般的にバスより高いため、「150〜170元(約535〜605円)の設定は妥当な範囲」だと同社は説明。利用者の負担と空港線建設の効果を発揮することが考慮された。交通部が制定しているMRTの運賃計算式を用いる際、運営コストのみを基準にすれば台北―桃園空港間の運賃は270元(約960円)になるという。また、わかりやすい運賃計算方法を採用し、一部の駅にのみ停車する「直達車」と各駅停車の普通車は同じ運賃にする。

空港線は来年2〜3月に開業予定。建設を担当した高速鉄路工程局によれば、各種システムのテストはすでにクリアしている。3日から4日にかけては専門家18人で構成されたチームによる初回視察が行われる。

(邱俊欽、汪淑芬/編集:名切千絵)

5985チバQ:2016/12/04(日) 20:34:06
https://www.advertimes.com/20161201/article239744/
まだ始まっていない日本航空の「どこかにマイル」の大ヒットを予想する理由

江端 浩人(事業構想大学院大学教授、株式会社IMJ(アイ・エム・ジェイ)執行役員CMO)
2016.12.01
掲載久しぶりに衝撃を受けたマーケティング施策に出会った、日本航空(JAL)がこのほど発表した「どこかにマイル」である。11月29日に発表されたリリースはこちら。サービス開始は12月12日の午前11時である。

“日本航空と野村総合研究所 共同開発 日本初、6,000マイルで4つの行き先候補のどこかにいける日本国内線特典航空券「どこかにマイル」登場”

この文言だけで大ヒットを予測し、来年の日本マーケティング大賞の有力候補だと直感した。あまりにも衝撃が強かったので見てすぐ記事を書いている次第である。この企画を思いつき、社内を説得した皆様、それを承認して予算を付けた皆さんに拍手を贈りたい。


筆者は2年前よりFacebook上のグループ、「次世代マーケティングプラットフォーム研究会」を主宰しており、次世代のマーケティングを成功させるための様々な要素を研究してきたが、このキャンペーンは今の時代にヒットしやすい要素が満載だ。しかも、経営面からも非常に良いインパクトがある。


施策もデータドリブンな計算がベースとなり、またコンテンツのキュレーション、人工知能(AI)、共創マーケティング、と言ったフィリップ・コトラー教授の提唱したマーケティング4.0的な要素をふんだんに有している。その上で時代のインサイト、顧客のインサイト、ネーミングやソーシャルメディアを意識したプロモーションなど、顧客分析とコミュニケーション設計にも素晴らしい。このような衝撃は、2014年に日本マーケティング大賞を受賞したネスレアンバサダープログラム以来である。

残存マイレージを経営資源に転換した戦略
航空産業はホテルや劇場、鉄道と同じような、「装置型」の固定費が大きい産業であり、特に最大の投資である航空機の稼働率が重要な指標となる。したがって航空会社では搭乗率が大きな経営指標であり、ホテルでは稼働率、電車では乗車率が目安となる。航空会社にとって“空席”とは遊休資産であり、人を1人多く運んでも追加のコストがさほどかからないので、その権利を“マイレージ”という形で利用の多い顧客に提供しているのである。マイレージプログラムが魅力的なのは、市場価値が高いのに追加の提供にかかるコストが少ないので航空会社にとっては少ない原資でロイヤリティを醸成できるからである。

したがって、今回の“どこかにマイル”は空席さえあれば非常に安価に展開できるプログラムであるといえよう。筆者もJALをはじめ多くの航空会社のマイレージプログラムに入っているが、マイレージ用の席は人気の路線にも配分されており、経営的には売れる席をそちらに回すという販売機会ロスを起こしている。今回の“どこかにマイル”はおそらくであるが過去のデータなど販売ロスが少ないであろう路線を計算して顧客に提示することとなると推測する。これにはパートナーである野村総研のデータ分析や場合によってはAI技術なども使われることになるのではないだろうか。

4つの選択肢から1つを決める
また、顧客には4つのオプションを提示して後にその結果を知らせるのだが、この効果も大きい。「どこかに行けます、お楽しみに!」というよりは「山形か石垣島か高知か札幌に行けます」と言われた方が具体性が高いので期待値や旅行中のシーンが想像しやすくはないだろうか。

5986チバQ:2016/12/04(日) 20:34:42
申し込んでから3日のワクワク期間に拡散
そして結果が解るまで3日間あるという点も重要だ。当事者とその友人のみならず、ソーシャル上に「どこに行けるか楽しみです、○○だったらいいな」といった書き込みが多発しそうだ。そして自らも検索し「○○になりました」といった書き込みを多く目にすることになるだろう。ソーシャル時代を意識した設計がなされている。また、その候補地の情報も届けられるので各旅が当たった場合の旅行プランに思いを馳せることも出来るので、実際の旅行に加えたエンターテインメントと候補の地域の情報の共有が行われることになる。

時代・顧客のインサイト:セレンディピティ、決めてほしい、しかも安い
個人的にも感じているが、現代人は決めなければならないことが非常に多い。あるいは、ターゲティング広告のように自分の趣向を勝手に解釈して広告が追いかけまわしてくるようなことを経験されているのではなかろうか。

今回の施策はそのインサイトをついており、ややもすると少なくなった“偶然の出会い”“縁”“おまかせ”といった要素が組み込まれている。必ずしも自分の意思ではない目的地が決められることは、逆に今まで行こうと思わなかった新しい旅行先について考えるきっかけになる。その結果選択されなくても、そこに後に訪れる確率は高くなるのではないだろうか。また日本独特の“おまかせ”という性善説文化があり“誰かが決めてくれる”という心地よさをもたらしてくれる。価格設定も金銭ではなくマイレージでしかも通常の半額以下という設定であれば顧客の納得性も高いだろう。どうせ期限で失効するマイルであればなおさらである。ネームングも「どこかにマイル」と秀逸で一発で施策が理解できるものになっている(ちなみに商標は9月6日に出願済みで審査待ちとのこと)。

高度なデータ分析や技術が必要な施策
4つの旅行候補を提示し、また実際の旅行先を決定するためには非常に高度で複雑なIT、データ連携オペレーションが必要となってくる。その日、その時間帯に提供可能な旅行先はどこか、を瞬時に判断するにはいくつかの手法があるが、リアルタイムに近い状況で実施するのは大変な負荷がかかる。それは予約状況、過去のデータによる推測、その都市特有の事情(コンサートやお祭り)を「計算しなければいけない」からである。またその旅行先の観光情報などのコンテンツをも瞬時に表示する必要があり、非常に高度なWebオペレーションと監視体制が必要だろう。

広告が不要(しないほうが良い)
発表からわずかな時間しか経っていないが、筆者の周りでは既にSNSで拡散しており、中には仮想の旅行を計画している人もいるほどで概ね受け止め方は良い。今後ニュースメディアなどで取り上げられることは必至であり拡散の仕方はポケモンGO(広告をしていない)の時のようになるのではないかと考えている。大量アクセスによる障害なども想定されることから広告は打つべきでなく、逆に想定されるトラブルに関する対応を用意しておいた方が良いのではないか。

5987チバQ:2016/12/04(日) 20:34:54
本施策のリスクとは
盤石に見えるこの施策であるが、現時点で筆者が考えるリスクを挙げたい。

サーバーアクセスのリスク:データを駆使し大量の情報処理を行わねばいけないので、アクセス困難、あるいは同時アクセスで他人のデータが表示されるなどのリスクが想定される。
風評のリスク:ソーシャルで全ての過程が可視化されているので旅先候補がいつも一緒、決定先がほぼ同じなど、実際にはそうでなくても風評が出る可能性がある。その場合には予防策としてソーシャルで対応してくれるサポーターや自社のコールセンターにチャットサポートを入れるなど、急増する問い合わせに対応しなければいけない。
攻撃のリスクや改竄のリスク:どんなシステムでもハッキングしようとする人間、攻撃しようとする人間が出てくるので、現在講じているであろうセキュリティ対策の強化が求められる。
デジタル上では対応できないリスク。この施策はデジタルでないとほぼ成立しないのであるがクレームが来ることも考えられなくはない。アナログ対応だとコストがかかりすぎて成立しない施策であるのでコミュニケーションが重要である。
地方への送客平準化、経済効果抜群
最後に筆者がこのプログラムが素晴らしいと考えたのは、日本航空を超えた日本経済全体へのインパクトである。データ分析とAI技術などによりその時に提供可能な資源(旅先)を提供することにより、結果的に国内の顧客回遊をその時に需要の少ない地域に回し、日本全体の観光資源の有効利用が達成されるという構図ができ上がる。その経済効果は、想像をはるかに超えるものになる可能性がある。

筆者はこのモデルは遊休資産のマッチングと活用という意味ではAirbnbやUberなどに、人を動かすという意味ではポケモンGOに匹敵するものではないかと考える。その両者の要素が詰まったこの施策にただただ期待を寄せるのである。

5990チバQ:2016/12/08(木) 21:58:31
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-wst1612080073.html
関西エア 訪日外国人急増、LCC好調で黒字確保 9月期連結決算
19:49産経新聞

 関西国際空港と大阪(伊丹)空港を運営する関西エアポートが8日発表した平成28年9月期連結決算は、売上高にあたる営業収益が891億円、最終利益が73億円となった。訪日外国人の急増を受け、格安航空会社(LCC)を中心に関空の旅客便が拡大。免税店や飲食店の売り上げも好調で、4月の運営開始後初めて開示した決算で黒字を確保した。

 本業のもうけを示す営業利益は195億円、経常利益は115億円だった。関西エアポートは27年12月に設立されたため、28年9月までの10カ月間の変則決算として計上した。29年からは3月期決算となる。

 関西エアポートは運営権取得で鉄道事業などを切り離したため、3月まで関空と伊丹空港を運営していた新関西国際空港会社の決算と単純に比較することはできないが、関西エアポートの試算では4〜9月期で比較すると営業収益で2・9%、経常利益で2・6%上回っているという。

 関空と伊丹空港の4〜9月の航空機の発着回数は前年同期比4%増の計16万回、旅客数は5%増の計2030万人で、いずれも過去最高を記録した。

 一方、関西エアポートが新関空会社に支払う運営権料はこれまで年間490億円とされていたが、固定資産税を実費で支払う契約に変更したことで373億円となった。

5991チバQ:2016/12/10(土) 19:42:59
http://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-59905141.html
ピーチ、那覇—タイに 初の東南アジア 1日1便、2月就航
09:44琉球新報

 格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪、井上慎一最高経営責任者=CEO)は9日、2017年2月19日から那覇—タイのバンコク(スワンナプーム)間を1日1往復で新規就航すると発表した。沖縄と東南アジアを結ぶ初めての路線で、今後タイをはじめマレーシアやシンガポールなど東南アジア市場からの誘客が見込まれる。 新規市場開拓などに取り組んできた沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の平良朝敬会長は「これまで沖縄と東南アジア間の直行便がないため、誘客も厳しかった。那覇—バンコク間の就航により、マレーシアやシンガポールなどまで誘客マーケットが広がる」と期待した。 同路線の使用機材はエアバスA320で180席。15日から発売し、運賃は片道9980円(空港使用料など除く)から。ピーチは現在那覇空港から国内線3路線と国際線3路線の計6路線を展開しており、1日最大22便を運航している。

5992チバQ:2016/12/15(木) 18:58:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161215-00000052-san-l40
福岡空港民営化で「地場連合」の主導権争い 九電担ぐ西鉄先行、JR九州は後手 

産経新聞 12/15(木) 7:55配信

 福岡空港(福岡市博多区)の民営化をめぐり、地場の有力企業が、主導権争いを繰り広げている。西日本鉄道は、運営権の受け皿の中核になろうと、九州の経済界の盟主である九州電力を担ぎ出し「地場連合」を結成した。「まちづくり企業」としてライバルのJR九州は、後手に回りながらも、地場連合への参加を決めた。 (村上智博)

 西鉄の動きは早かった。今年7月22日、国土交通省が空港民営化の基本計画案を公表すると、その1週間後に、九電とともに空港運営を担う新会社を設立すると発表した。

 用意も周到だった。昨夏、社内に空港民営化に関する専門部署を設置し、九電と水面下で協議を始めた。

 倉富純男社長は「従来この手の話は、九電さんが動くまで様子を見ながらだった。だが、今の環境を見ると、本業以外で九電さんが引っ張るのは難しい。こちら(西鉄)から、(九電に)声を出そうと思った」と打ち明けた。

 来年1月に同部署の人員を、4人から11人に増やす。倉富氏は「本気度を示す」と強調した。

 西鉄本社にはこのところ、「西鉄詣で」と呼ばれる訪問者が絶えない。空港民営化に関心のある企業関係者であり、その数は数十社になる。西鉄は外資も含め、こうした大手企業とも連携し、主導権を握りながら、入札に参加する。

 西鉄関係者は「組むのは、腹を割って話せる相手だけ。こちらは待ちの姿勢です」と余裕を見せた。

 ■焦るJR九州

 福岡空港のターミナルビルは現在、第三セクターの「福岡空港ビルディング」が運営する。空港ビルには福岡県や福岡市、日本航空、全日空に加え、西鉄や九電など地場企業が出資している。

 西鉄は「地場連合」で新たな会社をつくり、この空港ビルを子会社化し、空港運営権の入札に参加する計画を立てる。

 西鉄は、福岡の主要企業の親睦団体「七社会」のメンバーに、「地場連合」への参加を呼び掛けた。九電の「福岡空港は、地場企業で取り組むべきだ」(幹部)という意向もある。西部ガスや福岡銀行などは、協調する姿勢を示した。

 難しい対応を迫られたのが、やはり七社会のメンバーのJR九州だ。

 西鉄とは福岡都市圏のまちづくり事業で、しのぎを削る。

 西鉄側の打診には「主導権は握れない。莫大(ばくだい)な投資に見合う効果はあるのか」(役員)と異論が上がった。空港ビルの株主ではないため、情報入手で後手に回ったこともある。すぐには首を縦に振らなかった。

 だが、JR九州は10月に株式上場を果たした。地場企業としての一層の地域貢献が期待される。

 青柳俊彦社長は「確かに主導権を握りたいと思っても、難しい。それでも地元企業としての役割を果たしたい」と周囲を説得した。

 九電と組んだ西鉄が、他の有力企業を次々と取り込んだこともあり、流れは決まった。

 最後的にJR九州は「駅ビル開発などの経験がある。そうした仕事ができるなら、大いにやりたい」と西鉄側に回答し、地場連合への出資を決めた。

 福岡県と福岡市は年明け、空港ビルの株式を売却し、資本関係を解消する。県などが放出した分の空港ビルの株を、JR九州が地場連合に入る前段として、引き受ける可能性もある。

 青柳氏も「(県や市が抜けた所に)入るのが一番、自然だと思う」と語った。

 ■未知の空港運営

 九州では、熊本空港でも民営化に向けた模索が始まった。今回できる地場連合が、熊本空港などの事業に参入する可能性もある。

 とはいえ、福岡空港民営化の受け皿は入札で決まる。地場連合と決定したわけではない。

 7月、全国で初めて民営化された仙台空港(宮城県)の場合、落札したのは東京急行電鉄や東急不動産など在京7社が設立した会社だった。地場企業は1社も入っていない。

 加えて、空港全体の運営ノウハウの蓄積もない。

 九州経済同友会の貫正義代表委員(九州電力会長)は、「世界の航空業界に顔の利く人の知恵も借りないといけない」と語った。

5993チバQ:2016/12/22(木) 20:20:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161219-00000016-rps-bus_all
2016年年末年始のLCCの予約状況…ピーチとバニラエア国内線の予約率が大幅ダウン

レスポンス 12/19(月) 11:30配信

国内LCC(格安航空会社)各社は、2016年度年末年始(12月22日〜2017年1月3日)の予約状況を公表した。

ピーチ・アビエーションの国内線の提供座席数は前年同期比2%増の14万3280席、予約数が横ばいの10万3478人。予約率は1.7ポイントダウンの72.2%。

国際線の提供座席数は同32%増の8万3700席、予約数が同29%増の6万9275人。予約率は2.0ポイントダウンの82.8%だった。

ジェットスタージャパンの国内線は提供座席数が同4.5%減の20万5560席、予約数が同3.8%減の12万9816人となっている。予約率は0.5ポイントアップの63.2%。

国際線は提供座席数が同47.9%増の3万2220席、予約数が同61.2%増の2万3670人となっている。予約率は6.1ポイントアップの73.5%となっている。

バニラエアの国内線の提供座席数は同2.5%増の4万3920席に対して予約数が同11.5%減の3万5031人と低迷。予約率は12.6ポイントダウンの79.8%となっている。

国際線の提供座席数が同53.3%増の5万0220席、予約数が同52.7%増の4万3208人。予約率は0.4ポイントダウンの86.0%となっている。

《レスポンス レスポンス編集部》

5994チバQ:2016/12/22(木) 23:23:38
http://toyokeizai.net/articles/-/148868
JALが「ミステリーツアー」に頼りたい事情
全国どこでも、「行き先不明」の航空券とは
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中川 雅博 :東洋経済 記者 2016年12月11日
通常の半分以下のマイルで国内線航空券と交換できる。ただしそれは「行き先不明」――。

日本航空は12月12日から、貯まったマイルと交換できる国内線の特典航空券向けに、新サービス「どこかにマイル」の提供を始める。6000マイルあれば、JALグループが羽田空港から直行便を運航する日本全国の「どこか」の空港への往復航空券が手に入るというものだ。

往復の日時と人数を指定して検索すると、JALが野村総合研究所と開発したシステムにより、全国の就航地からランダムに抽出された4つの候補地が見どころなどの旅行情報とともに表示される。検索するたびに候補地は変わる。申し込みをしてマイルが引き落とされると、3日以内に行き先が決まり、利用者に通知されるという仕組みだ。

羽田から日本全国の「どこか」へ


「どこかにマイル」の検索画面。12月12日午前11時から利用できるようになる
この間、利用者はどこに行くかわからない。ちょっとした「ミステリーツアー」のような趣向を凝らしている。「空席さえあれば全空港に可能性がある」(JAL広報)という。

通常の特典航空券では、羽田発着は最低でも往復1万2000マイル(大阪、名古屋、秋田など)が必要。北海道や四国、九州などは1万5000マイル、最も多くのマイルが必要なのは久米島(夏季のみ)、宮古島、石垣島で2万マイルだ。つまり、運が良ければ通常の3分の1以下のマイルで南の島まで行ける。

サービスは羽田発着に限定されている。国内線では最も多くの路線が就航しているからだ。バリエーションがなければ、「ミステリーツアー」のような仕立ては成り立たない。JALの幹部は「首都圏の多くの人にどんどん地方に行ってもらいたい」と狙いを話す。

JALの国内線事業は決して順調とはいえない。国内線全体の搭乗率は2016年度上期(4〜9月期)で68%。前年比では1.1ポイント改善しているが、前出の幹部は「一般的に損益分岐点は65%前後。ただ70%以上には持っていきたい」と話す。

羽田発着の伊丹、福岡、札幌といった路線は観光だけでなくビジネスパーソンの需要も旺盛なため、70〜80%前後という高い搭乗率を維持している。ただ、そのほかの路線は低いと40%台をつけることもあり、需要喚起が課題だった。

国内で稼げる路線を広げたい

搭乗率の高いドル箱路線であっても、全日本空輸(ANA)やスカイマークなど他社との競争が激しい。JALの国内線の客単価は、上期に前年比1.6%減となっている。特に今年度は「ANAがゴールデンウィークや夏休みなどにアグレッシブに値段を下げてきたため、追随せざるを得なかった」(JALの斉藤典和専務執行役員)。搭乗率と単価の向上。これらはJALに限らず、航空業界に共通する悩みだ。


「どこかにマイル」で表示される4つの行き先イメージ。このうちのどれかになら行ってもいいと思えば、申し込みに進む
そうした中で「どこかにマイル」を使ってまず特典航空券で地方に行ってもらい、そこから国内旅行の需要が広がれば幅広い路線が底上げされるという好循環をJALは期待する。

また、マイレージ事業の収益性を考えたときにも、特典航空券への交換を促す意味は大きい。

顧客が貯めたマイルを交換できるものは航空券だけではなく、食品や酒、時計やかばん、商品券やポイントなど幅広い。ただ顧客がJAL以外のサービスや商品に交換した場合、その分の費用はJALが負担することになる。

特典航空券はいわば空席を埋めるための手段の一つ。無料で顧客を乗せるのと変わりはないが、席が埋まらないよりはいい。他社へのキャッシュアウトよりも合理的だ。実際JALも決算資料の中で、マイル費用の削減策として「特典航空券による償還の推進」を挙げている。

地方への流動を促すことで国内線の座席を埋め、マイル費用も削減できる。「どこかにマイル」を使ってみたいと思ってもらえれば、顧客のつなぎ留めにもなる。競争の激しい国内線でのJALなりの戦い方だ。

5995とはずがたり:2016/12/24(土) 12:40:40

LCC専用ターミナル、関空にも 来年1月28日開業
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/141/5b2a15b4bcbce836f5bfc6dd45d87222.html
(朝日新聞) 06:28

 関西空港を運営する関西エアポートは22日、格安航空会社(LCC)専用の新ターミナルを来年1月28日に開業する、と発表した。関空の2期島で2012年にオープンした第2ターミナルを広げた。新ターミナルは国際線用とし、ピーチ・アビエーションと春秋航空が使う。

 開業は、中華圏の旧正月(1月末?2月上旬)に予想される混雑に間に合わせる。新旧合わせたターミナルの敷地面積は6万6千平方メートルとなり、広さは今までの2倍以上になる。

 店舗エリアには、店同士の仕切りを取り払った「ウォークスルー型」の大型免税店を設置。短時間で多くの店を回れるつくりにした。保安検査場には最新型の機器を導入し、待ち時間を従来の3分の2に短縮できるという。

5996とはずがたり:2016/12/24(土) 12:41:28

神戸空港の運営権売却、4社に入札審査資格 来夏に選定
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASJDN4SM1JDNPLFA006.html
12月20日 20:45朝日新聞

 神戸空港の運営権を民間企業に売ろうとしている神戸市は20日、入札に参加できる資格を4社に与えたと発表した。入札に参加する可能性があるのは、関西エアポートとオリックスと仏空港運営大手バンシ・エアポートのグループと、大手商社の双日の2陣営に絞られた。

 三井住友海上火災保険も参加資格の審査を申し込んでいたが、今月2日に辞退していた。市は来年6月末までに2陣営から事業計画を受け取り、8月ごろに優先交渉権を与える企業を選ぶ方針だ。市みなと総局の江本直輔・事業調整担当部長は20日の会見で「複数の企業から神戸空港の事業性を正当に評価してもらえた」と話した。

 市は関西空港、大阪(伊丹)空港との「3空港一体運用」を前提に、実質的に赤字が続く神戸空港の立て直しをめざす。入札では関空と伊丹を運営している関西エアポートの陣営が有利とみられている。

 民間の新運営会社による事業開始は2018年4月ごろを予定する。運営を任せる期間は42年で、市は最低価格を176億7千万円としている。

 神戸空港の滑走路や空港島造成などにかかった総事業費は3140億円。今年度末で借金にあたる市債の残高は1千億円を超えており、運営権を売却しても一部しか回収できない。市空港事業部の香川賢次担当局長は「176億7千万円はあくまでも最低額。さらに運営権の延長なども検討し、借金を返済していく」としている。(金井和之、筒井竜平)

5997チバQ:2016/12/25(日) 16:11:32
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161225-00151363-toyo-bus_all
ハワイ空の旅で火花、JALが王座から陥落へ
東洋経済オンライン 12/25(日) 6:00配信

ハワイ空の旅で火花、JALが王座から陥落へ
ハワイ島のコナ空港に到着した、ハワイアン航空の羽田―コナ線の初便(写真:ハワイアン航空)
 貴重な長期休暇となる年末年始を海外で過ごす人は多いだろう。その定番がハワイだ。毎年テレビ番組では多くの芸能人が渡航する様子が放映されている。

 ハワイへと飛行機を飛ばす航空会社にとっても稼ぎ時だ。この年末年始のハワイ路線の予約率は、日本航空(JAL)が88%、全日本空輸(ANA)が87.3%といずれも他路線と比べて高い水準を維持している。

 特に60年以上ハワイ路線を運航してきたJALは今、高まる旅行需要を取り込むべくさまざまな販促を行っている。成田ーホノルル線では2016年10月から2017年3月にかけて多くの臨時便を運航中だ。

 また、この年末年始の12日間限定で羽田ーホノルル線にファーストクラスを設定した。ハワイ路線のファーストクラスは、ジャンボ機(ボーイング747-400)の撤退以来6年ぶりとなる。普通運賃は往復で175万1400円、1機あたり8席が用意されているが、「売れ行きは好調」(JAL広報)だという。

■ハワイアン航空がJALの牙城を崩した

 テロや伝染病、天候などのリスクが小さいハワイは、旅行先として高い人気を維持している。旅行会社エイチ・アイ・エスによれば、5年連続で年末年始の海外渡航者数トップだ。そんな「金のなる木」を米国の航空会社も見逃すわけがない。

 今JALの牙城を崩しにかかっているのが、米ハワイアン航空だ。

 2016年、ハワイアンは矢継ぎ早に新規路線の運航を始めた。7月に成田ーホノルル線を、そして12月21日からは羽田ーコナ線(週3便)を開設。12月22日からはコナ線の運航のない日を活用して羽田ーホノルル線を週4便増やし、既存便とあわせて週11便となった。

 こうした拡大を受け、日本からハワイへの定期便の座席数シェアで、ハワイアンはJALを追い抜きトップに立つことになった。

ハワイ路線、各社のシェアは?
 長年JALが守ってきたハワイの牙城がついに崩れた格好だ。背景には、この1年ほどでJAL自身が座席数を大きく減らしていることがある。

 2016年1月以降、羽田、成田、関西国際空港、中部国際空港のハワイ路線でプレミアムエコノミークラスを相次いで導入し、エコノミークラスが減少。さらにこの12月からは新仕様の機体が順次導入され、若干だがさらに座席が減る方向だ。

 ここにハワイアンの成田、羽田の新路線が重なり、シェアトップの座が入れ替わったのだ。座席の供給量は大幅に増えたが、「年末年始の予約率は昨年並みを維持している」(ハワイアンの宍戸隆哉・日本支社長)という。

5998チバQ:2016/12/25(日) 16:11:57
■ハワイ島直行便が6年ぶりに復活

 今回ハワイアンが就航したコナは、ハワイ州の中でも最大のハワイ島に位置する。コナコーヒーや、活火山のキラウエアなどで知られる。JALが2010年に撤退して以来、6年ぶりの日本路線復活だ。ハワイに旅行する日本人の6割はリピーターであり、ホノルルのあるオアフ島以外にも行きたいという需要は一定数ある。

 就航初日のコナ線は、搭乗率が90%を超える盛況ぶり。ファミリーやカップル、友人のグループなど、客層は幅広い。グローバルセールス担当のテオ・パナジオトゥリアス上席副社長は「ハワイ島は自然が豊富で景色もきれい。まずは旅行会社とも協力しつつ、路線の知名度を上げていきたい」と意気込む。

 単純なコナとの往復のほか、羽田からコナに飛び、そこから国内線でホノルルへ向かい、ホノルルから羽田へ帰るといったルートも可能だ。「選択肢を増やすことが重要」とパナジオトゥリアス氏は強調する。

 ハワイアンの国際線において、今や日本は最大市場。2010年に羽田就航で日本に進出してからわずか6年ほどだが、羽田や成田のほか、関西国際空港と新千歳空港にも乗り入れるまでになった。

 規模の拡大に伴い、2016年3月には従来日本で2人だけだったハワイアンの社員を16人に増やすなどの体制強化を発表。販売面で攻勢をかけている。

JALは一部ハワイ路線撤退も
 羽田路線を拡大したハワイアンには、しばらく有利な状況が続きそうだ。というのもJALは来年4月以降、羽田ーホノルル線から撤退する可能性が高いためだ。

 2010年の経営破綻からの再建過程で公的資金の注入を受けたJALは、ANAとの競争環境是正のため、新規路線・投資が制限されてきた。同社が羽田に持つ米国行き発着枠は2つで、現在はホノルルとサンフランシスコへ飛ばしている。

■JALは羽田撤退か、ANAは巨大飛行機投入

 制限がなくなる2017年4月以降、JALは羽田からニューヨークなど東海岸への路線開設を検討中だ。だが羽田の枠は2つしかないので、現在の路線のどちらかをやめざるを得ない。これに関して同社の幹部は「収益性の高いビジネス需要を重視すれば、ホノルル線撤退が基本的な方向性」と明かす。

 もっとも数年先を見れば、ハワイアンの行く手にも大きな脅威が待ち受ける。2019年にANAが世界最大の旅客機、エアバスの「A380」の導入を予定しているからだ。1機当たり500席以上という巨大な機体が乗り込んでくれば、たちまち価格競争に陥ることは目に見えている。

 ハワイ路線に特化したハワイアンとは異なり、ANAのような路線網の大きい航空会社の場合、普段出張などでマイルを貯めるビジネスユーザーが、休暇時に特典航空券に交換してハワイなどリゾートに行くことができる。ハワイの定期便としては珍しく、ファーストクラスを設けるのも、そうした高いグレードへの需要を見込んでいることが大きい。

 ハワイアンもこうした事情を理解しているが、「レジャー路線、そしてハワイに特化しているからこそ差別化ができる」と前出のパナジオトゥリアス副社長は自信を示す。「サービスや機内のインテリア、機内食など、飛行機に乗った瞬間からハワイでのバケーションだということを感じてもらえる」と語る。

 ハワイ路線に群がる航空会社の戦いは、これからが本番だ。

中川 雅博

5999とはずがたり:2016/12/25(日) 20:12:17
ハワイ空の旅で火花、JALが王座から陥落へ 新興のハワイアン航空が相次ぎ路線を拡大
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-151363.html
06:00東洋経済オンライン

貴重な長期休暇となる年末年始を海外で過ごす人は多いだろう。その定番がハワイだ。毎年テレビ番組では多くの芸能人が渡航する様子が放映されている。

ハワイへと飛行機を飛ばす航空会社にとっても稼ぎ時だ。この年末年始のハワイ路線の予約率は、日本航空(JAL)が88%、全日本空輸(ANA)が87.3%といずれも他路線と比べて高い水準を維持している。

特に60年以上ハワイ路線を運航してきたJALは今、高まる旅行需要を取り込むべくさまざまな販促を行っている。成田ーホノルル線では2016年10月から2017年3月にかけて多くの臨時便を運航中だ。

また、この年末年始の12日間限定で羽田ーホノルル線にファーストクラスを設定した。ハワイ路線のファーストクラスは、ジャンボ機(ボーイング747-400)の撤退以来6年ぶりとなる。普通運賃は往復で175万1400円、1機あたり8席が用意されているが、「売れ行きは好調」(JAL広報)だという。

ハワイアン航空がJALの牙城を崩した
羽田―コナ線の初便出発前、搭乗ゲートは利用客でごった返した(記者撮影)

テロや伝染病、天候などのリスクが小さいハワイは、旅行先として高い人気を維持している。旅行会社エイチ・アイ・エスによれば、5年連続で年末年始の海外渡航者数トップだ。そんな「金のなる木」を米国の航空会社も見逃すわけがない。

今JALの牙城を崩しにかかっているのが、米ハワイアン航空だ。

2016年、ハワイアンは矢継ぎ早に新規路線の運航を始めた。7月に成田ーホノルル線を、そして12月21日からは羽田ーコナ線(週3便)を開設。12月22日からはコナ線の運航のない日を活用して羽田ーホノルル線を週4便増やし、既存便とあわせて週11便となった。

こうした拡大を受け、日本からハワイへの定期便の座席数シェアで、ハワイアンはJALを追い抜きトップに立つことになった。

長年JALが守ってきたハワイの牙城がついに崩れた格好だ。背景には、この1年ほどでJAL自身が座席数を大きく減らしていることがある。

■ハワイアン航空がシェアトップに
─日本・ハワイ間の定期便座席数シェア─
ハワイアン航空 26%
JAL 25%
デルタ航空 21%
ANA 13%
その他 15%
(出所)ハワイ州観光局と取材を基に東洋経済作成
(注)12月24日時点。日本・ハワイ間の各定期便の1機当たり座席数を合計

2016年1月以降、羽田、成田、関西国際空港、中部国際空港のハワイ路線でプレミアムエコノミークラスを相次いで導入し、エコノミークラスが減少。さらにこの12月からは新仕様の機体が順次導入され、若干だがさらに座席が減る方向だ。

ここにハワイアンの成田、羽田の新路線が重なり、シェアトップの座が入れ替わったのだ。座席の供給量は大幅に増えたが、「年末年始の予約率は昨年並みを維持している」(ハワイアンの宍戸隆哉・日本支社長)という。

6000とはずがたり:2016/12/25(日) 20:12:33
>>5999-6000
ハワイ島直行便が6年ぶりに復活
今回ハワイアンが就航したコナは、ハワイ州の中でも最大のハワイ島に位置する。コナコーヒーや、活火山のキラウエアなどで知られる。JALが2010年に撤退して以来、6年ぶりの日本路線復活だ。ハワイに旅行する日本人の6割はリピーターであり、ホノルルのあるオアフ島以外にも行きたいという需要は一定数ある。

就航初日のコナ線は、搭乗率が90%を超える盛況ぶり。ファミリーやカップル、友人のグループなど、客層は幅広い。グローバルセールス担当のテオ・パナジオトゥリアス上席副社長は「ハワイ島は自然が豊富で景色もきれい。まずは旅行会社とも協力しつつ、路線の知名度を上げていきたい」と意気込む。

単純なコナとの往復のほか、羽田からコナに飛び、そこから国内線でホノルルへ向かい、ホノルルから羽田へ帰るといったルートも可能だ。「選択肢を増やすことが重要」とパナジオトゥリアス氏は強調する。

ハワイアンの国際線において、今や日本は最大市場。2010年に羽田就航で日本に進出してからわずか6年ほどだが、羽田や成田のほか、関西国際空港と新千歳空港にも乗り入れるまでになった。

規模の拡大に伴い、2016年3月には従来日本で2人だけだったハワイアンの社員を16人に増やすなどの体制強化を発表。販売面で攻勢をかけている。

羽田路線を拡大したハワイアンには、しばらく有利な状況が続きそうだ。というのもJALは来年4月以降、羽田ーホノルル線から撤退する可能性が高いためだ。

2010年の経営破綻からの再建過程で公的資金の注入を受けたJALは、ANAとの競争環境是正のため、新規路線・投資が制限されてきた。同社が羽田に持つ米国行き発着枠は2つで、現在はホノルルとサンフランシスコへ飛ばしている。

JALは羽田撤退か、ANAは巨大飛行機投入
制限がなくなる2017年4月以降、JALは羽田からニューヨークなど東海岸への路線開設を検討中だ。だが羽田の枠は2つしかないので、現在の路線のどちらかをやめざるを得ない。これに関して同社の幹部は「収益性の高いビジネス需要を重視すれば、ホノルル線撤退が基本的な方向性」と明かす。

もっとも数年先を見れば、ハワイアンの行く手にも大きな脅威が待ち受ける。2019年にANAが世界最大の旅客機、エアバスの「A380」の導入を予定しているからだ。1機当たり500席以上という巨大な機体が乗り込んでくれば、たちまち価格競争に陥ることは目に見えている。

ハワイ路線に特化したハワイアンとは異なり、ANAのような路線網の大きい航空会社の場合、普段出張などでマイルを貯めるビジネスユーザーが、休暇時に特典航空券に交換してハワイなどリゾートに行くことができる。ハワイの定期便としては珍しく、ファーストクラスを設けるのも、そうした高いグレードへの需要を見込んでいることが大きい。

ハワイアンもこうした事情を理解しているが、「レジャー路線、そしてハワイに特化しているからこそ差別化ができる」と前出のパナジオトゥリアス副社長は自信を示す。「サービスや機内のインテリア、機内食など、飛行機に乗った瞬間からハワイでのバケーションだということを感じてもらえる」と語る。

ハワイ路線に群がる航空会社の戦いは、これからが本番だ。

6001とはずがたり:2016/12/27(火) 12:20:31
グローバル大都市TOKYOと比べればアジアのローカル都市大阪なんやし,まあアジアのローカル空港として仁川なんかと対抗して繁栄出来れば御の字ちゃうか。

関空の利用者数、最多更新へ 2年連続、欧米路線は低迷
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/141/d020f4ac3e8cacd0f61f1aeba4f1fd27.html
(朝日新聞) 01:49

 関西空港の2016年の利用者数が、2年連続で過去最多を更新する見通しとなった。格安航空会社(LCC)を中心にアジアで路線・便数が増えており、国際線の利用者数は11月までですでに15年通年の実績を上回った。

 関空と大阪(伊丹)空港を運営する関西エアポートが26日に発表した。関空の16年1?11月の国際線利用者数は前年同期より16%増の1720万人と、15年の利用者数(1625万人)を11カ月で上回った。

 国内線も含めた全体の利用者数は、11カ月で前年同期比9%増の2317万人となり、通年で過去最多だった15年の利用者数(2322万人)を上回るのは確実だ。

6002チバQ:2017/01/04(水) 15:49:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/299155
福岡空港民営化 ANA、JAL新会社出資 航空会社では初
2017年01月04日 06時00分


 2019年度に予定される福岡空港の民営化を巡り、ANAホールディングスと日本航空(JAL)が、空港の運営権取得を目指して地元企業が設立する新会社に出資、参画する方向で調整していることが分かった。国が進める空港民営化では、民間事業者が滑走路とターミナルビルの運営を担う。両社は航空大手として培ったネットワークや経験を福岡空港の活性化に生かしたい考えだ。

 福岡空港の発着回数は約17万3千回(15年)と、羽田、成田に次ぎ国内3位。25年には滑走路が増設され、アジアにも近く、空港として高い成長性が期待できると判断した。ANAとJALが出資する新会社が運営権を取得すれば、国内で初めて航空会社が空港経営に参画するケースとなる。

 空港民営化では、民間のノウハウを活用することで、路線網の拡充や利便性の向上が期待されている。福岡では、西日本鉄道や九州電力などの「地場連合」が新会社を設立予定。航空機やターミナルの運用に精通した航空会社のノウハウも強みに加え、運営権落札を狙う。

 一方で、利便性を高めるには格安航空会社(LCC)も含めた新規路線の誘致などが不可欠で、滑走路や駐機場の運用で公平性が求められる。国は福岡空港の運営権入札に関して、航空会社の出資比率を15%未満にするなどの条件を付ける見通しで、ANAとJALは今後、地場連合側と出資額などで詰めの協議に入る。

 地場連合には、福岡銀行や西部ガスなども出資を検討している。一方、福岡空港の運営権取得には総合商社や不動産大手なども関心を示しており、地場連合以外の企業グループが入札に参加する可能性がある。

=2017/01/04付 西日本新聞朝刊=

6003チバQ:2017/01/04(水) 15:57:31
http://www.sankei.com/west/news/170102/wst1701020037-n1.html
2017.1.2 21:18
【進化する関西交通網】
(上)神戸空港運営企業、今夏にも決定 関空・伊丹と一体で経済活性化へ
 関西に立地する関西国際空港、大阪(伊丹)空港、そして神戸空港。平成29年は、この3空港が連携する将来の姿が見えてくる年になりそうだ。神戸市が進めている神戸空港運営権売却の相手が今夏にも決定するからだ。公募参加資格の事前審査は関空、伊丹を運営する関西エアポートや双日など4社が通過した。市は関空、伊丹との「3空港一体運営」を売却の条件に挙げており、3空港のつながりで航空需要の底上げを図り、関西経済活性化につなげることが期待されている。(藤原直樹)

自力復活は困難

 平成18年に開港した神戸空港の利用者は、19年度の297万人をピークに低迷を続け、27年度は253万人。路線網も日本航空の撤退やハブ(拠点)運用するスカイマークの経営破綻などが重なり、現在は国内6路線にとどまっている。

 海上空港にもかかわらず、1日当たりの発着枠が30往復、運用時間が15時間にそれぞれ制限されていることも不振の大きな要因だ。そこで、市が打ち出したのが運営権売却による関空と伊丹を含めた3空港の一体運営だった。

 関西の財界関係者は「神戸市は自力での復活は困難と判断したのだろう。3空港一体運営で神戸の制限が緩和されることも計算しているのでは」と分析する。

関空好調で転換

 神戸空港の運営権は、期間が30〜71年度の42年間で、最低基準価格は176億7千万円に設定された。関空と伊丹での最低落札額2兆2千億円に比べると見劣りするが、安くはない金額だ。

 市が昨年9月に開いた説明会には26社が参加したが、10月の公募参加資格の事前審査には5社のみが応募。1社が辞退し、通過は関西エアポートと双日以外に、関西エアポートに出資するオリックスと仏空港運営大手バンシ・エアポートの計4社となった。

 双日以外の3社は一つの企業連合のため、実質は関西エアポート連合と双日の一騎打ちとなる。市が3空港一体運営を条件にしている以上、関西エアポート連合が有利なのは間違いない。

 関西エアポートは当初、「神戸空港の運営を考えるのは関空が軌道に乗ってから」(山谷佳之社長)と、数年後を想定していた。しかし、関空が格安航空会社(LCC)の誘致を強化し、急増する訪日外国人の取り込みに成功。好調を維持しているため、神戸の運営権取得にかじを切った。

LCCの移転も

 3空港一体運営で「関西の空」はどう変わるのか。訪日客の玄関口として存在感を増す関空、ドル箱のビジネス路線を持つ伊丹の強みを維持しつつ、神戸については両空港を補完する「第3の空港」への変貌が見込まれる。

 関空の国際線の発着回数がさらに増えた場合は神戸の国際線への拡大も検討。急増するLCCの一部を神戸に移すことも考えられる。関空から神戸へは高速船で約30分。国内線への乗り継ぎ空港としての役割も担うことができる。

 審査を通過した4社は今年6月末に運営プランを示す提案書類を市に提出。8月ごろに売却先が決定する。民間のノウハウを活用した関西全体の活性化につながるような提案が望まれる。

6004チバQ:2017/01/05(木) 15:55:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161227-00000008-asahi-bus_all
関空の利用者数、最多更新へ 2年連続、欧米路線は低迷

朝日新聞デジタル 2016/12/27(火) 1:49配信

 関西空港の2016年の利用者数が、2年連続で過去最多を更新する見通しとなった。格安航空会社(LCC)を中心にアジアで路線・便数が増えており、国際線の利用者数は11月までですでに15年通年の実績を上回った。

 関空と大阪(伊丹)空港を運営する関西エアポートが26日に発表した。関空の16年1〜11月の国際線利用者数は前年同期より16%増の1720万人と、15年の利用者数(1625万人)を11カ月で上回った。

 国内線も含めた全体の利用者数は、11カ月で前年同期比9%増の2317万人となり、通年で過去最多だった15年の利用者数(2322万人)を上回るのは確実だ。

6005チバQ:2017/01/06(金) 00:50:31
408 名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW a931-GcKO) sage 2017/01/05(木) 13:00:46.85 ID:spVAqKAz0
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0354611.html
新千歳にLCC施設構想 訪日客対応、空港ビル跡に
01/05 05:00
http://i.imgur.com/kvjh9oO.jpg

 訪日外国人の急増に対応するため、 新千歳空港 に 格安航空会社 (LCC)専用のターミナルを新設する構想が自民党関係者の間で浮上している。
同空港に隣接する旧千歳空港(現在の千歳飛行場)の空港ビル跡に建てる内容。航空自衛隊がほぼ専用で使う千歳飛行場の民間活用も防衛省などに求める。
政府は2020年に予定する新千歳など道内7空港の民営化の手続きを優先する構えのため、実現性は未知数だが、構想が呼び水になる可能性もある。

 構想は昨年12月にまとまり、新千歳空港を管理する国土交通省や防衛省と協議。道にも非公式に伝えた。自民党航空政策特別委員会にも提案する予定だ。

 現在道内に就航するLCCは国内線と国際線で10社以上に上り、ほとんどが新千歳発着。北海道空港(HKK)が運営する国内線と国際線のターミナルビルを使っている。
LCC専用ターミナル は搭乗口や待合室を備え、近くに駐機するLCC機に歩いて移動する仕組みを想定。成田空港や関西国際空港などにもある。

 旧千歳空港ビルは1992年の新千歳のターミナルビル開業後、 第三セクター 経営の商業施設になったが、現在は閉鎖し更地となっている。特急が止まるJR南千歳駅に隣接し、利便性も高い。

 ただ新千歳空港は民営化を控えており、国交省は「新施設を今造ると運営会社を決める入札に影響し、現実的ではない」(幹部)との立場。
LCC機が新千歳の滑走路に着いた後、離れた専用ターミナル近くまで誘導路を走行しなければならないことも課題だ。

 国際線ビルは駐機場を増やす拡張工事中で、HKKは「既存施設の改修で対応している。新施設は将来の検討材料の一つ」との考えを示している。

 千歳飛行場の民間活用については、東側滑走路(3千メートル)の活用を提言。新千歳の滑走路2本の受け入れが限界に近いほか、同飛行場を使えればLCC機が専用ターミナルの直近に着陸できるとの理由だ。
同飛行場は旧千歳空港時代、空自と民間の共用だったが、防衛省は戦闘機の 緊急発進 (スクランブル)が遅れる可能性を指摘し「難しい」と回答している。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0354583.html
新千歳LCCターミナル構想 伸びるアジアに照準
 <解説> 新千歳空港 の 格安航空会社 (LCC)専用ターミナル構想には、増え続けるアジアからを中心とした訪日客をより多く取り込む狙いがある。だが、実現にはハードルも多い。

 発案したのは、道内の航空行政関係者と自民党の長谷川岳参院議員。簡素な施設を建ててLCCが払う使用料を安くし、路線誘致を有利に進めるのが主眼だ。
既存の国内線、国際線ビルの受け入れに余裕をつくれば、大手航空会社の路線誘致にもつながるとみる。

 新千歳には現在、韓国や中国に加え、 マレーシア 、シンガポールといった東南アジアのLCCが就航。さらに複数社が乗り入れを希望しているもようだ。
構想とは別に、 LCC専用ターミナル の必要性を訴える声もある。空港経営に詳しい北大公共政策大学院長の石井吉春教授は
「アジアを中心にLCCの航空需要は増え続ける可能性が高く、国内空港の間での競争は激しくなる。民営化を機に新ターミナルを設けるのは意義がある」と話す。

 構想の実現のためには、すでに空港の資産査定に入っている民営化の手続きとどう折り合うかが最大の課題だ。
道は2015年度に年間208万人だった来道外国人を20年度に500万人に引き上げる目標を掲げるが、調整は難航も予想されそうだ。(佐藤陽介)

6006チバQ:2017/01/07(土) 08:30:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170106-00000092-mai-bus_all
<関西空港>着陸料引き下げへ 欧米便誘致や混雑緩和図る
毎日新聞 1/6(金) 22:25配信

 関西国際空港と大阪(伊丹)空港を運営する関西エアポートは6日、関空の国際線で新規就航の航空会社や新設路線に対する着陸料を3月下旬から引き下げる方針を固めた。関空の着陸料見直しは、同社が昨年4月に運営を開始して以来初めて。便数が少ない欧米便など長距離路線誘致のてこ入れのほか、就航便を空きのある時間帯に誘導し、混雑緩和を図る。

 現在の国際線着陸料は1トン当たり1990円。午前1時〜同5時59分の深夜・早朝は半額とし、新規就航便などに初年度80%、2年目50%、3年目30%を割り引く制度もある。これらは3月末で期限切れを迎える。

 具体的な引き下げ内容は航空各社との協議を経て決めるが、同社は、就航便数が少ない欧米便や深夜・早朝時間帯で一層の割引を行い、欧米便誘致や混雑緩和に資する価格体系にしたい意向だ。【吉永康朗】

6007とはずがたり:2017/01/07(土) 09:31:58
<関西空港>着陸料引き下げへ 欧米便誘致や混雑緩和図る
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/141/6c1b227bd337ead60dd212aa365aecf5.html
(毎日新聞) 01月06日 22:24

 関西国際空港と大阪(伊丹)空港を運営する関西エアポートは6日、関空の国際線で新規就航の航空会社や新設路線に対する着陸料を3月下旬から引き下げる方針を固めた。関空の着陸料見直しは、同社が昨年4月に運営を開始して以来初めて。便数が少ない欧米便など長距離路線誘致のてこ入れのほか、就航便を空きのある時間帯に誘導し、混雑緩和を図る。

 現在の国際線着陸料は1トン当たり1990円。午前1時?同5時59分の深夜・早朝は半額とし、新規就航便などに初年度80%、2年目50%、3年目30%を割り引く制度もある。これらは3月末で期限切れを迎える。

 具体的な引き下げ内容は航空各社との協議を経て決めるが、同社は、就航便数が少ない欧米便や深夜・早朝時間帯で一層の割引を行い、欧米便誘致や混雑緩和に資する価格体系にしたい意向だ。【吉永康朗】

6008とはずがたり:2017/01/07(土) 20:22:24
2020年国際線増加見据え 羽田第2大改修・活用へ
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170107-00000026-ann-soci
テレビ朝日系(ANN) 1/7(土) 17:48配信

 羽田空港で、3年後の東京オリンピックに向けて国内線の第2ターミナルを国際線にも使えるように大規模な改修工事を行うことが分かりました。

 国土交通省は、2020年までに国際線の年間発着回数を去年の約1.7倍の9万9000回にまで増やす方針です。その場合、国際線ターミナルだけでは対応できないため、現在、全日空やエア・ドゥなどが乗り入れている第2ターミナルを国際線にも活用します。関係者によりますと、ターミナルの一部を2階建てから4階建てに増築して、入国審査などの施設や免税店を作ります。今年春までに設計を行って工事を始める予定ですが、便によっては利用するターミナルが異なるため、乗客の混乱を防ぐ対策が今後の課題となります。

6009とはずがたり:2017/01/09(月) 18:28:16

元トランスアジア機、11機が依然野ざらし/台湾
フォーカス台湾 2017年1月8日 15時22分 (2017年1月9日 17時54分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170108/Jpcna_CNA_20170108_201701080002.html

(台北 8日 中央社)経営難により昨年11月末に運航を停止したトランスアジア航空。台湾の空港には、売却されていない自社保有機11機が依然野ざらしのままとなっている。塩害による腐食が進んでおり、関係者らは「2月末までに売却できれば」と気をもんでいる。

同社は運航停止時、リース機16機、自社保有機11機を保有していた。昨年12月20日以降、新天地での活躍が決まったリース機が相次いで台湾を離れたが、自社保有機は空港に放置されたままの状態が続いている。

交通部(交通省)民用航空局によると、機体は適切な整備が行われておらず、一部にさびが生じているという。

先週には機体を差し押さえている銀行側とエバー(長栄)航空の関連企業が維持と整備に関する契約を交わしたものの、最悪の場合、売却に支障が出る恐れがあり、早期の対応が待たれている。

(汪淑芬/編集:齊藤啓介)

6010チバQ:2017/01/10(火) 22:04:22
http://news.livedoor.com/article/detail/12467439/
黎明期から競争期へ! 国内LCC全4社のビジネスモデルはどう変わるか 第1回 一人勝ちLCCのピーチ、巨大な中国市場でどう戦うか

2016年12月26日 11時0分 マイナビニュース
直近の2015年度決算では国内LCC3社が経常黒字を達成した。いよいよ日本に本格的にLCCが根付き、輸送シェアを上げていくことへの期待が高まってきたと言えよう。しかし、今後日本におけるLCCシェアが現在の10%から欧米並みの30%台に、そしてアジア平均の50%に向かうかと言えば、そこには大きなハードルがある。また、LCC各社の戦略にもそれぞれの事情からの差異があり、今後の課題も各社それぞれに異なるようだ。黎明期から本格的な競争期に入った日本のLCCの現状と課題を整理してみたい。

○中国で想定される価格競争

ピーチ・アビエーションは11月18日に新型機A320neoを10機購入する契約を締結、2020年までに35機体制にすると言明した。これに先駆けて11月1〜2日には関空/羽田=上海線を就航させ、2017年2月19日には沖縄=バンコク線を開設することを発表している。まさに"一人勝ちLCC"として破竹の勢いであるが、ピーチの今後にどのようなハードルが横たわっているのだろうか。

ひとつは、当然ながら新規開設の国際線事業の成否である。これまでの香港、台湾、韓国という西側国とは異なり、相手は中国である。競争の厳しい上海線は低価格ニーズのインバウンド旅客を切り取ってこられれば採算を取れるだけのボリュームがある一方、相手は価格競争を厭わない中国エアラインだ。

自国のインフラ事情から、中国エアラインの座席キロあたりコストは東南アジアより高めとされているが、まずは観光旅客の奪い合いとなろう。中国東方航空や中国南方航空以外に、春秋航空、吉祥航空などのLCCと上海マーケットの競合プレイヤーは多く、往復2万円台(2017年1月上旬搭乗分価格)のせめぎ合いになることが考えられる。

中国国際航空は過去、中部=北京線でエティハド航空と法人・団体客をめぐってしのぎを削った時にも、「相手がどれだけの価格を提示しようが、それより数千円安くする」と断言。相手に価格競争が無為であると思わせるまで、採算度外視で法人値引きを続けたこともあるのだ。本気で中国エアラインが相手を排除しにかかると大変だ。

ピーチが中国で成功するためには個人インバウンド旅客の取り込みが不可欠だが、中国人の航空券購入パターンではまだ旅行代理店依存度が高いため、すぐにネットだけで座席を売り切るのは難しいかもしれない。現地での自社販売体制の確立にはまだ時間を要することから、当面は中国で知名度を上げつつ、低価格志向の日本人旅客をJAL/ANAから取り込むことが主体になるのではないか。

○バンコク=沖縄線の課題

また、バンコク=沖縄線は現在、直行便を運航する会社はなく、沖縄県の民力(それだけ日本発タイ行き需要を生み出せるか)や、タイ人のビーチリゾート嗜好(温暖地から温暖地への観光需要があるか)には不透明さが拭えない。そのため、この2地点間の需要で路線を成り立たせるには不安が残る。

現時点のダイヤを見ると、バンコクから日本国内への乗り継ぎは成田行き/関西帰りという片側便しか接続できない。沖縄での宿泊を伴う日本観光ツアーといった商品が、どれだけタイ人観光客に浸透するかが成功のカギとなるだろう。ピーチの上海/バンコク新路線は、従来のビジネスモデルと比べると営業面のハードルが高いと言えよう。

とは言え、低価格・高稼働に生きるLCCとして成長を続けるためには、ピーチは既存路線での収益性がほぼピークに達していることから、今後も事業規模の拡大を続けることが宿命である。とりわけ、ピーチ経営陣は機関投資家である香港のファーストイースタン・インベストメントグループ(FE)と、産業革新機構のエグジットを成就しなくてはならず、今後の株式公開を見据えてどのような経営戦略が取られるのかは非常に興味深い。

企業価値の安定・高揚を視野にANAがピーチを連結決算に組み入れるとの見方もあり、「ANAに縛られない自由な経営」をDNAとしてきたピーチが、今後どのように変わっていくのか見守りたい。

次回は、100%ANA資本のバニラエアについてである。

○筆者プロフィール: 武藤康史

航空ビジネスアドバイザー。大手エアラインから独立してスターフライヤーを創業。30年以上に航空会社経験をもとに、業界の異端児とも呼ばれる独自の経営感覚で国内外のアビエーション関係のビジネス創造を手がける。「航空業界をより経営目線で知り、理解してもらう」ことを目指し、航空ビジネスのコメンテーターとしても活躍している。スターフライヤー創業時のはなしは「航空会社のつくりかた」を参照。

(武藤康史)

6011チバQ:2017/01/15(日) 22:21:31
http://mainichi.jp/articles/20170114/ddf/001/020/002000c
関西国際空港

LCC専用、新ターミナル 訪日4000万人時代へ 28日開業

毎日新聞2017年1月14日 大阪夕刊
 関西の空の玄関口、関西国際空港(大阪府)に格安航空会社(LCC)の国際線専用の新施設「第2ターミナルビル(国際線)」が28日、開業する。新たに11の搭乗ゲートが増え、ピーチ・アビエーションと中国の春秋航空が使用予定。免税エリアには、利用者の主な移動ルート沿いに店舗を配置する「ウオークスルー型」の商業エリアが日本の空港で初めて登場する。アジア方面を中心にLCC便が増加するなか、関空島対岸ではホテル開業の動きも加速し、さらなるインバウンド取り込みを狙う。【井川加菜美】

 関空を運営する関西エアポートが昨年発表した2016年国際線の冬スケジュール(昨年10月30日〜今年…



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170114/ddf/001/020/002000c#csidx12a7ef29897edd2872828b450a9e920
Copyright 毎日新聞


http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20170114-OYO1T50011.html
関空新ターミナル、中国・春秋航空が利用延期
2017年01月14日
春節狙いの開業肩すかし

 28日に開業する関西国際空港の格安航空会社(LCC)専用ターミナルビルについて、中国の大手LCC春秋航空が利用開始を3月に延期することがわかった。関空を運営する関西エアポートは、中華圏の旧正月にあたる28日の春節に合わせて開業前倒しを決めたが、春秋航空は「旅客が多い時に慣れない新ターミナルに移ると、混乱する恐れがある」としており、肩透かしを食った格好だ。

 新たに開業する「第2ターミナルビル(国際線)」は、既存のLCCターミナルに併設され、開業後は関空が受け入れ可能なLCCの旅客数が年800万人に倍増する。春秋航空と、関空を拠点とするピーチ・アビエーションが利用する予定だ。

 関西エアポートは当初、3月末の開業を計画していたが、中華圏からの旅客が増える春節に間に合わせるため、前倒しを決めていた。

2017年01月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6012チバQ:2017/01/16(月) 22:23:13
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170112ddlk46020358000c.html
<バニラ・エア>奄美-関西線、3月就航 観光需要増に期待 /鹿児島
01月12日 15:38毎日新聞

 格安航空会社(LCC)のバニラ・エア(千葉県成田市)は3月26日、奄美大島-大阪(関西)線を就航させる。1日1往復し、運賃は片道4780円から。2018年に世界自然遺産に登録される可能性が高まった奄美大島などの観光需要増を見込み、年間搭乗者数10万人以上、搭乗率80%以上を目指す。【杣谷健太】

 ANAホールディングス傘下のバニラ・エアは2014年7月に奄美-成田線を開設。県によると、成田線の搭乗率は14年(7〜12月)79・1%、15年(1〜12月)81・0%、16年(同)83・7%と年々増加している。

 バニラ・エアの石井知祥会長は10日、県庁で三反園訓知事と共同発表し「奄美-成田線が軌道に乗ってきた。リピーターが増えている」と新路線開設の経緯を説明。政府が18年の「奄美・琉球」の世界自然遺産登録を目指していることに触れ「世界自然遺産登録が弾みになって、国内だけでなく、海外からの観光客も増える」と奄美の観光需要に期待を込めた。また、「地域活性化の役割も担っていきたい」とし、雇用促進にも取り組む考えを示した。

 三反園知事は「関西圏から奄美大島にたくさんの人が来ていただけると期待している」と述べた。

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20170113k0000m020045000c.html
<ピーチ航空>「差別化図りたい」2月に那覇-バンコク開設
01月12日 18:40毎日新聞

 【バンコク西脇真一】格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが2月に那覇-バンコク線を開設するのを前に、同社の井上慎一最高経営責任者(CEO)が12日、バンコクで記者会見し、深夜のフライトを活用した日帰りの旅など「新しい日本旅行のスタイルを創出できれば」と抱負を語った。

 井上氏は「かわいい」「きれい」などの「ジャパンクオリティーで(他社との)差別化を図りたい」とし「75〜80%の搭乗率を想定している」と述べた。

 ピーチの国際線はこれで13路線目で、東南アジアでは初めて。タイからの訪日客も年々伸びており、日本政府観光局によると、昨年1〜11月で約80万人と国・地域別で6番目に多い。

6013とはずがたり:2017/01/17(火) 07:40:53
川重・神鋼・P&G・さくら銀(w)・ダイエー(泣)に加えてスカイマークが5大神戸系企業だ♪

スカイマーク 仙台ー神戸線再開へ 撤退路線の再開は初
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/141/6e206414c9541eafd25f6a1e23f62a09.html
(NHKニュース&スポーツ) 00:01

航空会社「スカイマーク」は、おととしの経営破綻をきっかけに撤退した仙台空港と神戸空港を結ぶ路線の運航を、ことし7月から再開する方針を固めました。スカイマークが撤退した路線を再開するのはこれが初めてです。

6014とはずがたり:2017/01/17(火) 09:00:37
>>6005
>同飛行場は旧千歳空港時代、空自と民間の共用だったが、防衛省は戦闘機の 緊急発進 (スクランブル)が遅れる可能性を指摘し「難しい」と回答している。
旧ソ連と対峙していた時代じゃあないし政治家の決断次第で共用化は実行可能だな〜。

6015チバQ:2017/01/17(火) 14:08:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170117-00000001-awire-bus_all

スカイマーク、仙台7月再就航へ 破綻後初の再開、茨城-那覇は直行便に

Aviation Wire 1/17(火) 9:30配信
 スカイマーク(SKY/BC)は、7月1日から仙台空港へ再就航する。2015年1月に経営破綻後、同年10月24日を最後に仙台から撤退したが、経営状態が好転したことを受け、神戸-仙台線を1日2往復で約1年8カ月ぶりに再開する。破綻後の路線再開は初めて。

 スカイマークの破綻直後の路線数は24路線だったが、石垣と宮古、米子、仙台の4空港から順次撤退。現在はボーイング737-800型機(1クラス177席)を26機保有し、羽田、札幌(新千歳)、茨城、中部(セントレア)、神戸、福岡、長崎、鹿児島、那覇の9都市に直行便16路線が就航している。

 仙台へは2013年4月20日に就航。札幌線を1日3往復、福岡線を1日2往復で運航を開始した。2015年1月28日の経営破綻以降、同年3月29日に始まった夏ダイヤから札幌線と福岡線を運休し、夏ダイヤ最終日の同年10月24日で神戸線の運航を終え、仙台から撤退した。

 7月からは神戸発と仙台発ともに、朝と夕方に出発する運航スケジュールを予定。1月19日に国土交通省航空局(JCAB)へ申請する。

 3月26日に始まる夏ダイヤでは、神戸-仙台線を復活させるほか、茨城-札幌線を1日2往復に増便。現在は神戸経由の茨城-那覇線を直行便に変更する。

 神戸空港は羽田を本拠地とするスカイマークの第2拠点。仙台線再開により運航できる便数が発着枠の上限に達することが、茨城-那覇線を直行便化する要因の一つとみられる。

 仙台空港は2016年7月1日に民営化。今夏には、2013年4月12日に就航したピーチ・アビエーション(APJ/MM)が第3拠点化する。現在は関西線のみだが、上海線など国際線の開設を視野に入れている。一方、中部空港(セントレア)を拠点に就航準備を進めているエアアジア・ジャパン(DJ)は、運航を予定していた中部-仙台線の計画を撤回。同社はスカイマークのカウンターがあった場所に、チェックインカウンターを準備していた。

6016とはずがたり:2017/01/20(金) 10:35:18

日航、羽田―NY線を39年ぶり復活へ=新規路線制限終了で4月から
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/141/f4afed8886d911b5310b7fe963189a64.html
(時事通信) 01月19日 18:43

 日本航空は19日、羽田―ニューヨーク線の運航を4月1日に始めると発表した。公的支援を受けた経営再建に伴う新規路線の開設制限が3月末で終了するため、東京都心に近い羽田とNYをつなぐ「ドル箱路線」を39年ぶりに復活させる。1日1便(往復)。

 日航は1978年にNY線の発着を羽田から成田に移した。現在、羽田発着で1日1便運航しているホノルル線は3月までで廃止し、成田発着便の拡充で補う。

 また週3便運航している成田―モスクワ線を、3月26日から週5便、7月1日から10月28日まで週7便に増やす。日本・ロシア両政府による相互の査証(ビザ)発給要件緩和で、ビジネス・観光の需要拡大を見込む。

6017チバQ:2017/01/22(日) 12:32:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00010004-norimono-bus_all
JALとチャイナエアの提携が驚きのワケ 「アライアンスを越えたコードシェア」とは?
乗りものニュース 1/21(土) 16:10配信

JALとチャイナエアの提携が驚きのワケ 「アライアンスを越えたコードシェア」とは?
JALとチャイナエアラインは2010年10月31日よりコードシェアを開始しているが、今回は日本と台湾間の全路線、全便でコードシェアを実施するというもの(画像出典:JAL)。
JALとチャイナエアラインの提携は、航空界の一大事…?
 JAL(日本航空)とチャイナエアライン(台湾)は2017年1月10(火)、旅客と貨物分野における提携を強化し、2月下旬より両社が運航する日本と台湾間の全路線、全便についてコードシェアを実施すると発表しました。

 この発表は「アライアンスグループを越えたコードシェア」という内容であり、航空界的にはとても大きなニュースです。

 そもそも、航空界における「アライアンス」、あるいは「コードシェア」とは、どういうものなのでしょうか。

 1970年代、この世にジャンボ機(ボーイング747)が生まれて大量輸送時代が始まり、航空界では低価格の運賃でサービスが提供されるようになりました。国内線でも、日本のエアラインが発注した550人が乗れる特別仕様機(747SR)は大いに稼動し、航空機による移動が誰にも身近になってきたのです。

 一方、国際線では「はじめに選んだエアラインで乗り継ぎをすることなく目的地までいけるか」ということが当時、最大の競争力のポイントとされ、各国のナショナルフラッグといわれるエアラインは、世界の隅々まで路線を延ばすことを競い合うようになっていました。

 ところが1978(昭和53)年、アメリカの航空規制緩和(運賃の自由化)が始まり、巨大なネットワークを持つエアラインは、同時に赤字路線も抱えこむようになります。

JALとチャイナエアの提携が驚きのワケ 「アライアンスを越えたコードシェア」とは?
チャイナエアラインはスカイチーム・アライアンスに加盟する航空会社(画像出典:チャイナエアライン)。
ネットワーク維持の答えは「アライアンス」
 その後、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』にて、そのパイロットというだけで世界中が信用したと描かれたパンナム(パンアメリカン航空)、あるいはTWA(トランス・ワールド航空)といった、アメリカの代名詞とまでいわれた航空会社が、航空規制緩和により潰れるという事態にまで陥ります。いまでいう「格安航空(LCC)」の登場で経営が悪化したためです。

 そこで、大手を含むエアラインが、サービスを落とさず格安運賃エアラインに対抗してゆくため、他社の路線も共有することによりコストを下げる目的で作られたのが、いわゆる「アライアンス(連合)」です。そのアライアンスグループのなかで、航空会社は変わってもはじめに乗ったエアラインの便名のまま目的地へいけるという「コードシェア(共同運航)」や、「マイレージの共有」などが行われるようになりました。

 アライアンスが生まれた当初は5つのグループがありましたが、現在は加盟エアラインが多い順に「スターアライアンス」27社、「スカイチーム」20社、「ワンワールド」17社のみっつです。ちなみに日本のJALはワンワールドで、ANA(全日空)はスターアライアンスに加盟しています。

 かつて日本で唯一、国際線を運航していたJALが、なぜ最大手のスターアライアンスではなくワンワールドなのでしょうか。いまでは考えられないことですが、事実、JALがアライアンスに加盟したのはANAから8年遅れました。2000(平成12)年ごろ、当時のJAL経営責任者は、「JAL自体が中心でなければアライアンスに加盟する必要はない」といった旨の発言をしておりましたが、「もはやアライアンス抜きにしてネットワークは構築できない」状況であると判断したときには、スターアライアンス以外しか選択肢がなかったからです。

 ちなみにアメリカのエアラインは、スターアライアンスにはコンチネンタル航空を吸収したユナイテッド航空、ワンワールドにはUSエアウェイズと合併したアメリカン航空、スカイチームには、ノースウェスト航空をのみ込んだデルタ航空というように、厳しい競り合いも見て取れます。

6018チバQ:2017/01/22(日) 12:34:49
なぜアライアンスを乗り越えて共同運航に踏み切ったのか
 アジア地域における航空各社のしのぎあいは、切実です。チャイナエアラインはスカイチーム、JALはワンワールドに属しているにもかかわらず、冒頭でふれたように、これを乗り越えて両社がコードシェア(共同運航)を決断したことは世間を驚かせました。航空界でも驚きです。スカイチームは、このことに以下のような声明を発したくらいです。

「スカイチーム加盟航空会社は、ワンワールドのアライアンスの地位を維持するという日本航空の決断を尊重します。私たちは、日本航空との提携はすべての関連する提携会社にとって有意義なものとなったのではないかと信じています。スカイチームはアジアですでに確固とした実績を持ち、中国南方航空、大韓航空、デルタ航空を始めとする現在の加盟航空会社を通じてお客様にその利便性を提供しています。さらに今後も有益な提携を結んでネットワークの強化に取り組んでまいります。スカイチーム創立10周年でもあった2010年6月、ベトナム航空とタロム航空を新メンバーとして迎えました。これにより、アジアと東欧におけるスカイチームの存在感をますます高めることとなるでしょう」

 こうしたアライアンス間の摩擦をあえて乗り越えてもJALがチャイナエアラインとのコードシェアに踏み切った背景には、ANAとの競争で一歩引けをとっている東アジア路線において、台湾からの訪日客を逃すことはできない、という判断もあるように思えます。ちなみにANAは、アライアンス内でエバー航空(台湾)と連携しています。

 2017年1月17日(火)付けで政府観光局(JNTO)が発表した、2016年(暦年)の訪日外国人旅行者は2400万人を突破。うち、中国が27.6%増の637万3000人、韓国が27.2%増の509万300人、台湾が13.3%増の416万7400人という数字は重いものがあり、JALが攻勢をかけるシグナルとも見えます。

秀島一生(航空ジャーナリスト・ホスピタリティーディレクター)

6019チバQ:2017/01/25(水) 14:26:32
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170125-00155046-toyo-bus_all
茨城空港、開港7年で見せ始めた意外な健闘

東洋経済オンライン 1/25(水) 6:00配信
茨城空港。茨城県の県庁所在地がある水戸から高速道路を使って車で約30分、つくばから同約40分の小美玉市内に位置する地方空港だ。2010年3月の開港から約7年。日本国内の空港が過剰だと指摘される中で、北関東地域における「空の玄関」として、意外な健闘を見せ始めている。

【写真】北関東の「空の玄関」茨城空港とは?

■国内線利用者は増加

 スカイマークは1月20日、茨城空港から発着する3月26日以降の運航ダイヤを発表した。これまで1日1往復だった札幌便を同2便に増便。3往復だった神戸便は2往復に減らす一方、神戸を経由していた那覇便を直行便へ切り替える同1往復で運用する。

 茨城空港から国内線を発着しているのはスカイマークのみ。福岡便は同1往復のままで従来どおりの継続ながら、現在合わせて同5往復の国内便は3月26日以降に同6便へ純増となる。沖縄直行便の運航開始も併せて背景にあるのは、利用者の増加だ。

 茨城空港はもともと防衛省・航空自衛隊が管理する「百里飛行場」として運営されていたところに、茨城県が民間空港としての共用化を進め、2010年3月に開港した。民間空港としての歴史は浅い。

 東京航空局の調べによれば、茨城空港の国内線利用者は開港当初の2010年度には10万人弱にすぎなかったが、2014〜2015年度はそれぞれ40万〜41万人程度まで拡大した。2016年度は2016年11月末までの累計で31.4万人と前年同月比約1割増。過去最高(2014年度の41.8万人)の更新をうかがうペースで推移している。

 東洋経済オンライン編集部が茨城県の空港対策課に取材したところによれば、「はっきりとした要因は分析しきれていないものの、国内線については少しずつ知名度が浸透してきている。昨2015年度に実施した利用促進キャンペーンも『バラマキだ』との批判を受けた一方で、認知度が高まるきっかけになったようだ」(担当者)という。

 その利用促進キャンペーンとは、2015年5〜7月の国内線利用者、先着3万人向けに実施したギフトとギフトカタログを合わせて1人ざっと9000円程度の特典だ。茨城県が6億4000万円程度の補正予算を投じた。

1300台分の無料駐車場

 当時の茨城空港は抜き差しならない状況にあった。2015年1月にスカイマークが経営破綻。徹底した経営のスリム化が必要なスカイマークが、茨城空港から撤退するかもしれないという観測シナリオが、航空業界でささやかれていたからだ。

 茨城県にとっては「賭け」ともいえる予算投下だったが、振り返ってみれば利用客の大幅な減少やスカイマークの撤退を回避するとともに、茨城空港の存在を世に訴えるという目的は一定以上の成果を得たといっていいだろう。キャンペーンが話題になったことに伴って、茨城空港の「利点」が地元周辺に認知されたことが大きそうだ。それは常時1300台分を開放している無料駐車場を備えていることである。実際、茨城県空港対策課によると「茨城空港の利用者9割が自家用車を使っている」。

 羽田空港、成田空港以外で関東の1都6県(東京都、神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木の各県)に空港を構えるのは茨城空港しかない(離島路線を除く)。特に北関東は鉄道網が発達した都心部に比べて「車社会」ともいえるほど、生活にマイカーが切り離せない人も少なくない。

 水戸や宇都宮方面(北関東道)からは茨城空港北インターが利用できるのでスムーズに茨城空港に入れる。北関東から神戸(近畿)、札幌(北海道)、福岡(九州)、那覇(沖縄)への移動を考えたときに、羽田や成田に行くよりも近く、置きっ放しにしても駐車場代を気にしなくてもいい茨城空港を使いやすいと考えているユーザーは一定数いるのだ。筆者からみると、茨城空港は開港当初よりも北関東の利用客が使いやすい運航ダイヤに変わってきたという印象もある。

 意外に知られていないのだが、ゴールデンウイークやお盆、年末年始などの繁忙期になると、茨城空港は周辺の臨時駐車場も含めて最大3100台まで収容できる。まして今の羽田空港は周辺駐車場が空前の大混雑になっており、場合によって都心部在住でも茨城空港を使ったほうがいいマイカー利用者を取り込むケースも今後ありうるだろう。

 ただ、都心方面からの場合、最寄りの高速道路のインターとなる常磐自動車道の千代田石岡インターからも平常時でも30分以上の時間を要する。常磐道を降りてから時間を要する点はマイナス要素。さらに茨城空港から東京方面へ向かう場合には、首都高速(6号線)に入ってからの渋滞頻度も高いことから時間が読みにくいという弱点はある。もちろん高速料金がかかることも忘れてはならない。

6020チバQ:2017/01/25(水) 14:26:53
■国際線の課題

 一方で、茨城空港から発着する国際線には課題がある。年間利用者こそ2015年度に約15万人と過去最高に到達したが、開業初年度の2010年度でも約10.6万人を記録しており、国内線に比べるとその増加幅は大きくない。

 実は茨城空港の国際線は就航・撤退が相次いでおり、現在は中国の春秋航空が上海便を水曜日除く毎日飛ばしており、1日最大で6往復12便の発着のみとなっている。ここ1年で見ても、エア・チャイナ、中国南方航空、Vエアがそれぞれ撤退した一方、具体的な新規就航計画は進められておらず、今後の旅客増は見込めない状況にある。羽田や成田に比べて、圧倒的に便数が少なく、利用シーンが限定されるのが要因の1つだろう。


高速バスにも課題が

 茨城空港は2010年の開港時に韓国のアシアナ航空が茨城―ソウル便を就航したが2011年3月の東日本大震災をきっかけに運休。2013年にチャーター便を数回飛ばした後、ソウル往復の定期便は止まったままになっている。あとは一部チャーター便が運航されているぐらいだ。

■バスで訪れる利用客の開拓が進んでいない

 国内・国際線問わず、自家用車以外、特にバスで茨城空港を訪れる利用客の開拓が進んでいないという点も課題だ。茨城空港といえば、開港当初から東京駅から茨城空港まで直行する高速バスの搭乗者は500円(搭乗者以外は1200円)で利用できることが話題となったが、現在でも一般的にはあまり知られておらず、片道1時間40分〜2時間半近くも要するうえ、ダイヤの使い勝手もあまり良くない。

 象徴的なのは、茨城空港で唯一の国際線路線である春秋航空の上海便を利用して帰国したとき。上海からの便は茨城空港に定時では12時20分に到着となり、コンパクトが売りである茨城空港では、国際線到着後、特に日本人は入国審査もスムーズで、到着してからすぐに入国審査・税関検査を済ませて到着ロビーに出られる。早ければ10〜15分程度で通過可能だ。つまり、定刻に到着すれば12時半ごろにはロビーを出られる。

 ところが、東京駅行きのバスの発車時間は13時50分。最大で1時間20分も空港で待たされることになる。かなり無駄な時間であるが、それ以外の選択肢もない。東京駅の到着も16時ごろになり、上海からの飛行時間よりも茨城空港着陸から東京駅までの移動のほうが長くなってしまう。定刻どおりに着かないリスクや、入国・税関審査などに手間取る利用客を想定したダイヤなのかもしれないが、せっかくのコンパクトさが売りの空港のメリットを生かすことができていない。

 また、茨城空港から最も近い空港である成田は、かつて国際線が中心だったものの、現在では国内線にもLCC(格安航空会社)が続々と参入し、低価格を武器に利用者が増えている。LCCの便数も増え、さらに東京駅や大崎駅から片道1000円以下で利用できる格安バスが多頻度に運行されているなど、茨城空港と競合する面もある。

 車でのアクセスの場合、圏央道が成田までつながり、つくば周辺から成田空港まで1時間もかからずにアクセスできるようになったことで、茨城県民でも便数が多い成田空港からの国内線を利用している状況にある。茨城空港の頼みは北関東のマイカー利用者、それも国内線のみという状況は、利用客が増えているといっても手放しで喜べない話だろう。
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鳥海 高太朗

6021チバQ:2017/01/26(木) 16:40:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170126-35095584-cnn-int

機内のモニター画面は「時代遅れ」、アメリカン航空が新機体で廃止

CNN.co.jp 1/26(木) 11:39配信
シアトル(CNNMoney) 米アメリカン航空は、新しく導入する「ボーイング737マックス」100機に機内エンターテインメント用のモニター画面を装備しないと発表した。ほとんどの乗客が自分のスマートフォンやタブレットを持ち込むようになったことを理由に挙げている。

アメリカン航空の24日の発表によると、自分のスマートフォンやタブレット、ノートPCを持ち込む乗客が90%に上る中、座席背面に設置されたモニター画面よりも、そうした手持ちの機器の画面を使ってもらった方が理にかなうと判断した。

737マックスは同航空の各路線で2017年中に就航予定。衛星を使った高速インターネット接続サービスを提供し、動画配信大手ネットフリックスやアマゾンのストリーミングサービスも視聴できるようになる。

「最高のエンターテインメントと高速接続の提供に重点を置く方が理にかなっている。座席背面のモニターはあと数年で時代遅れになる」。アメリカン航空はそう指摘する。

ユナイテッド航空も一部の小型機でモニター画面の装備をやめ、無線LAN(Wi-Fi)接続サービスの提供に切り替える。

アメリカン航空の場合、ストリーミングサービスやインターネット接続サービスは有料になる予定だが、これまで座席背面のモニター画面で視聴できていたテレビ番組や映画などは、機内のストリーミングサーバーを通じて乗客のスマートフォンなどで視聴できるようにする。

現行世代の737型機や777、787などには引き続きモニター画面を装備する予定。

6022チバQ:2017/01/27(金) 23:22:50
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-170125Y918.html
日航、国内線で時間制限のない無料ネット接続サービス提供
01月25日 18:56時事通信

 日本航空〈9201〉は25日、国内線の機内で提供しているインターネット接続サービスを時間制限なく無料化すると発表した。2月1日〜8月31日のキャンペーンとして実施する。これまでは「15分まで無料」としていた。格安航空会社(LCC)などとの差別化を図るのが狙い。

6023チバQ:2017/01/29(日) 23:49:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170128-00000005-mai-bus_all
<JAL>初の犬同伴チャーター便 いっしょの機内が魅力
毎日新聞 1/28(土) 9:00配信

<JAL>初の犬同伴チャーター便 いっしょの機内が魅力
JAL1111便の機内で愛犬とともに記念撮影をしてもらう参加者=2017年1月27日、米田堅持撮影
 日本航空(JAL)は27日、機内で犬と一緒に旅行ができる「JALチャーター便で行くワンちゃんとの旅 ワンワンJET鹿児島」を行った。ペットはこれまで機内ではなく貨物室で預かっていたが、同乗したいという乗客からの声があるため、同社初のペット同伴フライトとなった。国内では、全日空が同様のフライトを昨年5月に実施している。フライトに同乗してペット同伴の旅の魅力を探った。【米田堅持】

 ◇定期便では難しいペット同伴

 フライトは、午前9時半に成田空港(千葉県成田市)を出発して鹿児島へ向かうJAL1111便(ボーイング737-800)で、犬32頭と63人が搭乗した。犬とともに機内に入るため、定期便ではなくチャーター便で行われた。定期便では、アレルギーなどで犬や猫などと同乗することができない人も搭乗する可能性があるためだ。

 フライト後の機体は、ペット用のクリーニングを行ってから他の便に使用する。通常の便よりも清掃に時間がかかるため、格安航空会社(LCC)のように、予備機材なしで多頻度運航する航空会社ではできないフライトだ。

 ◇潜在需要に期待

 同社によると、少子高齢化で国内での輸送旅客数の見通しは厳しいが、犬や猫などのペットを飼う世帯が増えていることから、ペット同伴のフライトには潜在需要が見込めるという。ペット同伴のフライトが初めての同社は今回、到着後の受け入れ施設の状況も踏まえて犬のみを対象とし、「手荷物」として機内に持ち込んだ。ケージと呼ばれる運搬用のかごに入った犬が、飛行中に床に落ちたり通路をふさいだりしないようにするため、シートベルトでケージを座席に固定した。固定方法は整備中の機体で試行錯誤を重ねた。

 機内には愛犬の席に名前が書かれたヘッドカバーが装着され、参加者たちはパイロットや客室乗務員(CA)の制服を愛犬に着せて記念撮影をしたり、CAに抱かれた姿を撮影したりするなど、ひと味違う旅を楽しんでいた。獣医師2人も同乗して万が一に備えたが、無事に鹿児島に到着した。一行は鹿児島県内のホテルなどに滞在後、29日に成田へ戻る。

 ◇愛犬といる安心感

 ケージに入れられた犬のために座席を用意するほか、非常口や窓のない席、リクライニングしない席は販売対象にはしていない。このため料金は、一般的なツアーよりも高めになってしまう。しかし参加者にとっては、愛犬が間近にいる安心感は何ものにも代え難い魅力があるようだ。

 埼玉県ふじみ野市から、2歳の雄のチワワ「大福」と乗り込んだ主婦の石川理恵さんは、「これまでは犬を貨物室に乗せることには抵抗があって、鉄道を利用して福島や伊豆などに旅行していたので、犬と一緒に飛行機で旅ができてうれしい。機会があれば北海道などにも行ってみたい」と笑顔を見せた。

 同社は「今回は冬なので南側の鹿児島行きでツアーを組んだ。定期便では厳しいが、今後もペット同乗でもストレスなく搭乗できる方法を考えていきたい」と話している。

6024チバQ:2017/01/30(月) 23:48:59
http://www.asahi.com/articles/ASK1Z3HS9K1ZOIPE00J.html
中部空港就航、4度目の延期 エアアジア
細見るい2017年1月30日12時03分

 マレーシア資本の入った格安航空会社エアアジア・ジャパン(愛知県常滑市)は30日、今年初頭としていた中部空港への就航を延期すると発表した。先送りは4回目。当初の予定は昨春だったが、現時点で就航時期のめどは立っていないという。

 3回目の延期を発表した昨年10月の時点では、中部―新千歳は今年初頭、中部―台北は今年春に就航するとしていたが、いずれも先送りする。

 パイロットや客室乗務員らの訓練のスケジュール見直しを一因に挙げている。当初計画していた中部―仙台は、就航取りやめをすでに公表している。

 エアアジア・ジャパンはマレーシアを本拠とするアジア最大級の格安航空会社エアアジアと楽天、ノエビアホールディングス、アルペンなどが出資して2014年に設立した。(細見るい)

6025とはずがたり:2017/01/31(火) 00:36:02
7カ国の客、搭乗断る=米入国制限で―全日空・日航
時事通信社 2017年1月30日 18時44分 (2017年1月30日 23時57分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170130/Jiji_20170130X511.html

 難民・移民の入国を規制した米大統領令を受け、全日空と日本航空は30日、対象とされた7カ国のパスポートを持って米国へ向かう乗客について、永住権カード(グリーンカード)や外交関係のビザを持っていない場合、搭乗を断る方針を決めた。
 国際航空運送協会(IATA)が米入国に必要な書類を明示したことなどを受けた措置。国土交通省は「米政府から要請があったわけではなく、各航空会社の判断だ」としている。
 両社によると、これまでに日本を出発した乗客が米国への入国を拒否された事案は起きていない。全日空は乗客が必要な書類を持っている場合でも、入国できるか米当局へ搭乗前に確認を取る。
 乗客が到着先で入国を断られた場合は通常、搭乗させた航空会社が出発国に連れ戻すことになっている。海外の航空各社は既に、送還の可能性のある乗客の米国便への搭乗を拒否している。
 日航は、米空港で大統領令に抗議するデモが相次いでいることから、米国行きの便の乗客に早めの搭乗を呼び掛けている。

6026とはずがたり:2017/01/31(火) 18:00:35
>チャイナエアラインはスカイチーム、JALはワンワールドに属しているにもかかわらず、冒頭でふれたように、これを乗り越えて両社がコードシェア(共同運航)を決断したことは世間を驚かせました。航空界でも驚きです。
俺も驚いた。日本のスカイチームはスカイマーク=デルタ連合しかないやろうと今でも思ってる。

エバー航空とANAがスターアライアンスだとしてワンワールド系の台湾航空会社がないならこのアライアンスを跨いだ提携には日台双方に非常に意義があるぞっ!!

JALとチャイナエアの提携が驚きのワケ 「アライアンスを越えたコードシェア」とは?
https://trafficnews.jp/post/63525/
2017.01.21 秀島一生(航空ジャーナリスト・ホスピタリティーディレクター)

JALとチャイナエアラインが、両社の運航する日本と台湾を結ぶ全路線、全便についてコードシェアを実施すると発表しました。これは、実は航空界をとても驚かせるニュースだといいます。

JALとチャイナエアラインの提携は、航空界の一大事…?
 JAL(日本航空)とチャイナエアライン(台湾)は2017年1月10(火)、旅客と貨物分野における提携を強化し、2月下旬より両社が運航する日本と台湾間の全路線、全便についてコードシェアを実施すると発表しました。

 この発表は「アライアンスグループを越えたコードシェア」という内容であり、航空界的にはとても大きなニュースです。

JALとチャイナエアラインは2010年10月31日よりコードシェアを開始しているが、今回は日本と台湾間の全路線、全便でコードシェアを実施するというもの(画像出典:JAL)。

 そもそも、航空界における「アライアンス」、あるいは「コードシェア」とは、どういうものなのでしょうか。

 1970年代、この世にジャンボ機(ボーイング747)が生まれて大量輸送時代が始まり、航空界では低価格の運賃でサービスが提供されるようになりました。国内線でも、日本のエアラインが発注した550人が乗れる特別仕様機(747SR)は大いに稼動し、航空機による移動が誰にも身近になってきたのです。

 一方、国際線では「はじめに選んだエアラインで乗り継ぎをすることなく目的地までいけるか」ということが当時、最大の競争力のポイントとされ、各国のナショナルフラッグといわれるエアラインは、世界の隅々まで路線を延ばすことを競い合うようになっていました。

 ところが1978(昭和53)年、アメリカの航空規制緩和(運賃の自由化)が始まり、巨大なネットワークを持つエアラインは、同時に赤字路線も抱えこむようになります。

ネットワーク維持の答えは「アライアンス」
 その後、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』にて、そのパイロットというだけで世界中が信用したと描かれたパンナム(パンアメリカン航空)、あるいはTWA(トランス・ワールド航空)といった、アメリカの代名詞とまでいわれた航空会社が、航空規制緩和により潰れるという事態にまで陥ります。いまでいう「格安航空(LCC)」の登場で経営が悪化したためです。

6027とはずがたり:2017/01/31(火) 18:00:53
>>6026-6027
 そこで、大手を含むエアラインが、サービスを落とさず格安運賃エアラインに対抗してゆくため、他社の路線も共有することによりコストを下げる目的で作られたのが、いわゆる「アライアンス(連合)」です。そのアライアンスグループのなかで、航空会社は変わってもはじめに乗ったエアラインの便名のまま目的地へいけるという「コードシェア(共同運航)」や、「マイレージの共有」などが行われるようになりました。

 アライアンスが生まれた当初は5つのグループがありましたが、現在は加盟エアラインが多い順に「スターアライアンス」27社、「スカイチーム」20社、「ワンワールド」17社のみっつです。ちなみに日本のJALはワンワールドで、ANA(全日空)はスターアライアンスに加盟しています。

 かつて日本で唯一、国際線を運航していたJALが、なぜ最大手のスターアライアンスではなくワンワールドなのでしょうか。いまでは考えられないことですが、事実、JALがアライアンスに加盟したのはANAから8年遅れました。2000(平成12)年ごろ、当時のJAL経営責任者は、「JAL自体が中心でなければアライアンスに加盟する必要はない」といった旨の発言をしておりましたが、「もはやアライアンス抜きにしてネットワークは構築できない」状況であると判断したときには、スターアライアンス以外しか選択肢がなかったからです。

 ちなみにアメリカのエアラインは、スターアライアンスにはコンチネンタル航空を吸収したユナイテッド航空、ワンワールドにはUSエアウェイズと合併したアメリカン航空、スカイチームには、ノースウェスト航空をのみ込んだデルタ航空というように、厳しい競り合いも見て取れます。

なぜアライアンスを乗り越えて共同運航に踏み切ったのか
 アジア地域における航空各社のしのぎあいは、切実です。チャイナエアラインはスカイチーム、JALはワンワールドに属しているにもかかわらず、冒頭でふれたように、これを乗り越えて両社がコードシェア(共同運航)を決断したことは世間を驚かせました。航空界でも驚きです。スカイチームはこうした動きについて、かつて別の折に以下のような声明を発したことがあります。

「スカイチーム加盟航空会社は、ワンワールドのアライアンスの地位を維持するという日本航空の決断を尊重します。私たちは、日本航空との提携はすべての関連する提携会社にとって有意義なものとなったのではないかと信じています。スカイチームはアジアですでに確固とした実績を持ち、中国南方航空、大韓航空、デルタ航空を始めとする現在の加盟航空会社を通じてお客様にその利便性を提供しています。さらに今後も有益な提携を結んでネットワークの強化に取り組んでまいります。スカイチーム創立10周年でもあった2010年6月、ベトナム航空とタロム航空を新メンバーとして迎えました。これにより、アジアと東欧におけるスカイチームの存在感をますます高めることとなるでしょう」

 こうしたアライアンス間の摩擦をあえて乗り越えてもJALがチャイナエアラインとのコードシェアに踏み切った背景には、ANAとの競争で一歩引けをとっている東アジア路線において、台湾からの訪日客を逃すことはできない、という判断もあるように思えます。ちなみにANAは、アライアンス内でエバー航空(台湾)と連携しています。

 2017年1月17日(火)付けで政府観光局(JNTO)が発表した、2016年(暦年)の訪日外国人旅行者は2400万人を突破。うち、中国が27.6%増の637万3000人、韓国が27.2%増の509万300人、台湾が13.3%増の416万7400人という数字は重いものがあり、JALが攻勢をかけるシグナルとも見えます。

【了】

6028チバQ:2017/01/31(火) 19:55:07
>>6026
JALは大韓航空ともエールフランスとも提携してます。
大ニュースってほどのことではないと思います、個人的には

6029とはずがたり:2017/02/06(月) 15:19:38
燃油サーチャージ 4月から約2倍の見通し、ANAやJAL
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170206-00000038-jnn-bus_all
TBS系(JNN) 2/6(月) 14:29配信

 日本発の国際線の運賃に上乗せされる燃油サーチャージが、4月の発券分から今より、およそ2倍に値上がりする見通しとなりました。

 全日空や日本航空の北米やヨーロッパ行きでは現在、片道で3500円上乗せされていますが、4月からは7000円となります。

 円安が進んだことや原油価格が上がったことが要因です。両社は今月中に発表する予定です。(06日10:36)
最終更新:2/6(月) 14:29TBS News i

6030チバQ:2017/02/06(月) 20:20:08
http://www.asahi.com/articles/ASK26560WK26TIPE02B.html
福岡空港の発着回数、過去最多に 国際線が大幅増
2017年2月6日17時52分
 2016年の福岡空港(福岡市博多区)の旅客者数と飛行機の発着回数が、ともに過去最多を記録した。国土交通省大阪航空局福岡空港事務所が6日、速報値を発表した。

 旅客者数は前年比5%増の2199万4977人。このうち国際線が499万675人で前年より15%増え、全体を押し上げた。旅客者数が過去最多を更新するのは14年から3年連続。

 発着回数は前年比2%増の17万6170回で、5年連続で過去最多を更新。国際線が前年比17%増の3万2766回と大幅に増える一方で、国内線は1%減の14万3404回になった。

 滑走路1本の福岡空港で、安定運航の目安となる発着の処理容量は年間16・4万回。国交省は昨年から2本目の滑走路建設の関連工事を始め、2本目は25年3月に利用開始になる予定で、その後は処理容量が年間18・8万〜21・1万回まで増える見通し。

6031チバQ:2017/02/07(火) 20:13:31
http://www.asahi.com/articles/ASK1X3G95K1XPLFA003.html
コスト削減と効率化を徹底 関空の新LCCターミナル
2017年1月28日20時17分

 関西空港の新しいターミナルビルが28日、開業した。格安航空会社(LCC)専用で、航空会社の負担を減らす工夫を重ねた。午前6時過ぎ。着陸した香港からの1番機がビルから数十メートルの位置で止まると、横付けされたタラップを使って地上に降りた乗客は、歩いてビルに入った。

 1番機となった全日本空輸系のLCCピーチ・アビエーションの飛行機には、111人が乗ってきた。

 友人2人と京都旅行に訪れた銀行員のイバン・ウォンさん(26)は「スタッフの対応は丁寧で、交通アクセスなど情報の表示も分かりやすい。すべてグレイト」。堺市に自宅がある香港駐在の会社員、清田円(まどか)さん(45)は、「簡素だけど、みすぼらしくない。快適に使えた」と話した。

 新ターミナルは、第2ターミナルを、拡張するかたちで整備した。ビルはプレハブ造りで、鉄骨がむき出し。大部分は平屋建てだ。

 建設にかかった費用は、同じ規模のターミナルビルの半分以下。平屋にしたことで、手荷物を上げ下ろしする機械も必要無い。空調も必要最小限にして、電気代も節約する。

 LCCは、安い運賃を売りに、…

6032チバQ:2017/02/08(水) 15:54:34
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170208-00157520-toyo-bus_all&p=1
LCC「バニラ」が赤字、過熱するアジア航空競争

東洋経済オンライン 2/8(水) 10:00配信

 「第3四半期までの決算はぎりぎり赤字になってしまった」

 航空大手ANAホールディングスの平子裕志CFO(最高財務責任者)は1月27日の決算会見で、傘下のLCC(格安航空会社)バニラ・エアの業績をそう表現した。数千万円単位の赤字だという。前2015年度は第3四半期までで11億円の営業黒字が出ていたことを考えれば、大きな減速である。

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 最大の要因は、バニラの主戦場である台湾と香港の両路線が供給過多に陥っていることにある。バニラが現在運航する国際線7路線のうち、台湾路線は成田―台北(桃園、以下同)、成田―高雄、関空―台北、沖縄―台北の4つで合わせると1日最大7便となる。また、香港路線は成田―香港の1つで1日2便だ。つまり競争の激しい路線の割合が高い。

■台湾・香港路線で競争が熾烈に

 航空機を増やして新規路線を設けた結果、バニラはこの第3四半期までで旅客数が前年同期比約18%増となった。だが運賃下落が著しく、単価は同2割以上落ち込んでいる。

 2015年度は通期で売上高217億円、営業利益は約15億円となり、設立以来初めて黒字化を達成した。今2016年度は当初、営業利益を30〜40億円と大幅な増益を見込んでいた。ただ第1四半期(4〜6月期)で4億円の営業赤字を出し、上期(4〜9月期)では夏の書き入れ時があるため8億円の黒字となったものの競争激化の影響で想定に届かず、中間決算時に通期予想を10億円へと下方修正した。そして10〜12月の落ち込みが激しく、第3四半期累計で再び赤字となった。

 引き下げた計画を達成するにも、1〜3月だけで10億円強の利益を出さなければならない計算になる。2月下旬には成田・関空―函館、3月下旬に関空―奄美大島といった新規就航があるものの、航空会社にとって閑散期であるこの3カ月では相当にハードルが高いといえる。

 台湾と香港の路線はどれほどの競争になっているのだろうか。バニラが運航する路線でいえば、成田―台北線にはほかに現在大手のフルサービスキャリア(FSC)6社とLCC4社、関空―台北線にはFSC5社とLCC3社、成田―香港線にはFSC5社とLCC2社が就航している。多くの場合1日複数の便を飛ばしており、それだけ供給座席量は多い。

 こうした競争に耐えられなくなったのが、台湾の航空会社だった。LCCのVエア、そして親会社だったFSCのトランスアジア(復興)航空だ。

6033チバQ:2017/02/08(水) 15:54:51

台湾の老舗に何が起きたのか

 Vエアの異変は昨年8月に起きた。同社は羽田や関空、中部のほか、茨城や那覇にも就航するなど日本路線が主力だったが、台北を発着する日本路線の運休を相次いで発表。最終的には同社の全路線を10月以降運航停止することとなった。日本初就航からわずか1年の出来事だった。

 それから間もなく、Vエアの親会社で創業から60年以上の歴史を持つ復興航空の最期はあっけなくやってきた。昨年11月21日に突然「翌日のすべての便を運航停止にする」と発表。そして翌22日には取締役会で運航の終了と会社の解散を決議した。

 同社も成田、関空、札幌、函館、旭川、仙台と、多くの日本路線を運航し、中国に次ぐ収益源だった。だが、過度な競争に加え、2014年から2年連続で起こした墜落事故によるイメージ悪化も打撃となった。

 同じ台湾勢では、大手のチャイナエアラインが昨年夏に成田―台北線を1日4便から3便へと減便した。また、米国のデルタ航空は今年5月に同路線を運休する予定だ。

■台湾路線で相次ぐ撤退、競争は和らぐか

 他社の撤退や減便は、1日4便という最も多くの成田―台北便を運航するバニラにとって朗報だ。五島勝也社長は「需給バランスは引き締まりつつあるとともに、引き続き旺盛な訪日需要がある。運賃施策の強化や機内販売など付帯収入の積み増しで、単価向上を目指す」と話す。実際、搭乗率も下げ止まりつつある。

 一方で香港路線は供給過剰の状態が続きそうだ。バニラが1日2便運航する成田―香港線は特にその傾向が顕著で、中国・海南航空傘下の2社が勢いづいている。LCCの香港エクスプレスは昨年10月に1日2便から3便へと増便。FSCの香港航空は昨年6月に1日2便で新規参入したうえ、11月には早くも3便へと増便した。バニラとしてはまず「マーケットシェアの確保を優先したい」(五島社長)考えだ。

 2015年度はバニラ、ピーチ・アビエーション、ジェットスタージャパンという日系LCC大手がそろって営業黒字となり、いよいよLCCが「本格離陸」するかに思われた。ただバニラの現状を見ればわかる通り、需給バランスなど外的変化からモロに影響を受けてしまう。LCCの基盤はまだ確立されたとは言えない。

 バニラは昨年12月に同社初の海外リゾート路線である成田ーセブ線を就航させた。「話題性があり、いいスタートを切っている」(五島社長)。国内でも、成田―奄美大島線の就航で島の観光が盛り上がった。3月からは関空からの運航も始まる。既存路線が厳しい中で、新路線の成功がより一層求められている。
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中川 雅博

6034チバQ:2017/02/08(水) 21:22:11
http://www.afpbb.com/articles/-/3116797
カタール航空が直行便の世界最長記録を更新、第1便がNZ到着
2017年02月06日 18:27 発信地:ウェリントン/ニュージーランド
【2月6日 AFP】カタール航空(Qatar Airways)が運行する民間航空では世界最長となる定期直行便の第1便が6日、ニュージーランドのオークランド(Auckland)に到着した。カタールのドーハ(Doha)とを結ぶ路線の距離は、1万4535キロ。

 カタール航空のボーイング(Boeing)777-200LR型機は、10か所のタイムゾーン(標準時間帯)をまたぎ、予定時刻より5分早い現地時間午前7時25分(日本時間午前3時25分)にオークランドに着陸。総飛行時間は、16時間23分だった。

 ツイッター(Twitter)の公式アカウントで第1便の到着を報告したカタール航空は、総飛行時間について、ニュージーランドで撮影された映画「ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of the Rings)」全3部作や「ホビット(The Hobbit)」全3部作の上映時間より長いとコメントしている。

 この世界最長路線の初フライトにはパイロット4人、客室乗務員15人が搭乗し、飛行中に紅茶とコーヒー計1100杯、冷たい飲み物2000杯、食事1036食を乗客に提供したという。(c)AFP

6035チバQ:2017/02/09(木) 16:17:14
http://www.asahi.com/articles/ASK264FNZK26PLFA00C.html


神戸空港民営化へ 関空・伊丹と「一体運用」できるか?

 神戸空港の運営権を民間に売る手続きが進んでいる。神戸市は運営を担う企業を決めるうえで、関西空港と大阪(伊丹)空港との「一体運用」ができるかどうかを最重要視する。3空港の一体運用が実現した場合、関西の空はどう変わるのだろうか。

 神戸市は神戸空港の建設費などでかかった3千億円超の一部を回収するため、運営権を民間企業に売る方針だ。最低価格を176億7千万円に設定し、今年8月に優先交渉権者を選定。2018年春からの民営化をめざす流れだ。

 入札の資格審査を通過したのはオリックス、仏空港運営大手バンシ・エアポート、両社が設立した関空と伊丹の運営会社「関西エアポート」の陣営と、大手商社の双日だ。4社は6月に「3空港一体運営に資する」計画を市に示すが、すでに2空港を運営する関西エアポートの陣営が有力視されている。

 各社の「一体化」のイメージは…





残り:833文字/全文:1189文字

6036チバQ:2017/02/12(日) 18:34:13
http://toyokeizai.net/articles/-/158142
片道1.3万円!ハワイ空の旅にLCC殴り込み
エアアジアが大手の牙城で「価格破壊」へ
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中川 雅博 :東洋経済 記者 2017年02月12日
「えっ、そんなに安いんだったら私もハワイに行きたい!」

2017年夏、日本とハワイを結ぶ航空路線に初めて格安航空会社(LCC)が参入する。マレーシアのLCC、「エアアジアX」が関西空港―ホノルル線を6月28日に就航することになった。大阪に住む20代の女性はその運賃を聞いて思わず叫んだ。

年間約150万人の日本人観光客が訪れる「常夏の楽園」、ハワイ。安定した気候と豊富な自然に惹かれる人は多く、人気ぶりはほかのリゾートの群を抜く。ハワイへの空の旅を1954年の就航以来長く担ってきたのが日本航空(JAL)だ。そして近年は米ハワイアン航空も急速に輸送規模を拡大している。ここにエアアジアXが”殴り込み”をかける。旅客の獲得競争は激しくなるばかりだ。

「エアアジアXは長距離旅行を大衆化するために設立された。(旅行者からの期待に)地域最安値でお応えしたい」。2月10日、大阪・難波で開かれた記者会見でベンジャミン・イスマイルCEOはそう抱負を述べた。関空発が月曜、水曜、金曜、土曜という週4便の運航となる。80%台半ばの搭乗率を目指すという。

JALの3分の1の価格でハワイへ飛べる


エアアジアXの機体は派手な赤のデザインが目を引く(撮影:尾形文繁)
気になる運賃は、2月26日までの就航記念キャンペーンで片道1万2900円(往復2万5800円)。JALのホノルル線が最安で往復7万5000円だから、およそ3分の1の価格になる。イスマイルCEOは記念価格の終了後も「基本的には大手航空会社の3割の価格を目指す」としており、大きく変わることはなさそうだ。

エアアジアXは、ピーチ・アビエーションやバニラエアといった日本勢と異なり、長距離路線に特化したLCCだ。現在の日本路線としては本拠地のマレーシア・クアラルンプールから羽田、関空、新千歳の各空港へと飛んでいる。近距離LCCがエアバスの航空機「A320」を運航しているのに対し、エアアジアXはより長距離を飛べる「A330」を用いている。

なぜマレーシアの航空会社が関空からホノルルへ飛行機を飛ばせるのか。日本とマレーシアの間の航空協定では、首都圏以外の空港での以遠権(第三国へ運航できる権利)を認めている。エアアジアXはこの制度を活用した。成田や羽田からは飛ばせないため、最も需要のある関空に白羽の矢が立ったというわけだ。今回のホノルル線にはクアラルンプールから関空に飛んでくる客も乗り継げるが、「大半の旅客は日本人になる」とイスマイルCEOは見込む。

現在関空からホノルル線を運航しているのは、JAL、ハワイアン、そして米デルタ航空の3社。ハワイ州観光局によれば関空を発着するホノルル線の総搭乗率は直近で9割を超えている。つまりほとんどの便はほぼ満席だ。同局のミツエ・ヴァーレイ局次長は「これまでなかなか座席が足りず苦労していた。だからこそ今回の新路線には本当に期待している」と話す。

2017年2月時点では、3社が運航する関空―ホノルル線の座席数は1日当たり756席。エアアジアXの新路線は座席数が377席だ。つまり同社が運航する日の座席供給量は5割増となる。

6037チバQ:2017/02/12(日) 18:34:32
大手航空会社は座席で差別化

大手のフルサービス航空会社(FSC)とエアアジアXはどこまで競合することになるのか。海外出張で利用する人の多いビジネス路線とは異なり、ハワイのようなレジャー路線は価格競争に陥りやすい。ただアジアの近距離路線と大きく異なるのが飛行時間だ。ホノルル線は片道約7時間。この時間をどう快適に過ごしたいかで客の選び方は変わる。


JALが今年1月から関空ーホノルル線に導入した新型ビジネスクラスのフルフラットシート(写真:JAL)
FSCとLCCの違いが如実に表れるのが、座席だ。近年FSC各社はビジネスクラスのフルフラット化やプレミアムエコノミークラスの新設を急速に進め、単価の高い座席の比率を上げ収益性の向上を図っている。

関空―ホノルル線を見ると、デルタは数年前にフルフラット化を完了済み。JALは昨年にプレミアムエコノミークラスを新設し、今年1月9日からはビジネスクラスにフルフラットシートを導入。3月18日からはハワイアン航空がプレミアムエコノミーの席数を増やし、かつフルフラットシートを新たに搭載した機材の運航を始める。


エアアジアXの「プレミアムフラットベッド」(写真:エアアジアX)
実はエアアジアXにも1機377席あたり12席の「プレミアムフラットベッド」と呼ばれる高級クラスがある。運賃は通常座席の5倍超。先述のホノルル線記念価格では片道6万9900円に設定されている。座席はフルフラットではなく、無料で提供される機内食はFSCのエコノミークラスと同程度だ。

残りの365席はFSCのエコノミーよりもさらに狭い通常座席だ。そして機内食は有料。こうした違いが低価格の可能な要因の一つだが、旅行客は「座席格差」をどう受け止めるのか。前出したハワイ州観光局のヴァーレイ局次長は「将来リピーターになってもらえる若年層の取り込みを期待している」と話す。ハワイを訪れる日本人観光客のうち、6割はリピーターだ。ただその大半は40代以上。エアアジアXが大きく価格を下げることによって学生や若手社会人の需要を喚起できるかがカギとなりそうだ。

長らくJALの牙城だったハワイ路線。そこにハワイアン航空が食い込み、エアアジアXが価格破壊を仕掛けてきた。さらに待ち受けるのは、2019年に予定されている全日本空輸(ANA)による首都圏とホノルルを結ぶ路線への超大型機「A380」の導入だ。楽園の空は、ますます混戦模様である。

6038チバQ:2017/02/13(月) 19:33:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170213-00000002-kobenext-bus_all
神戸空港運営権、双日が断念 3空港一体化実現へ

神戸新聞NEXT 2/13(月) 15:11配信

 神戸空港の運営権売却(コンセッション)の事業者公募で、応募を検討していた総合商社「双日」(東京)は13日、応募を断念する方針を決め、神戸市に伝えた。名乗りを上げているのは、関西、大阪(伊丹)の2空港を運営する関西エアポート(大阪)と同社大株主のオリックス(東京)、バンシ・エアポート(フランス)の3社連合だけとなり、神戸空港の運営権取得と2018年4月からの3空港一体運営のスタートが事実上固まった。

【写真】海上に“空飛ぶ船”出現

 同日夕方に、応募の前提となる「競争的対話」の申し込みが締め切られ、申し込んだのは、オリックスを代表とする3社連合のみだった。神戸新聞社の取材に対し、双日広報部は「応募するかどうかの検討を断念し、申し込みをしないことを決めた」と明らかにした。

 神戸市によると、競争的対話は、応募希望事業者が空港運営の条件について神戸市と調整するもので、この手続きを行わず応募するのは難しいという。双日は撤退の理由について「3空港一体運営を実施するには限界があり、神戸空港の利活用に十分な効果をもたらせないと判断した」と説明する。

 オリックス広報は「今後、3社でしっかりとした提案内容を検討していく」とする。

 今後、3社連合は6月30日までに提案審査書類を提出し、選定委員会による審査をへて8月に優先交渉権者に決まる見通し。(森本尚樹、黒田耕司)

6039チバQ:2017/02/14(火) 19:07:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170214-00000074-san-bus_all
全日空、成田-メキシコ便あす就航 ちらつくトランプ・リスク

産経新聞 2/14(火) 7:55配信

 全日本空輸は、成田とメキシコ市を結ぶ新路線を15日就航させる。日本企業1千社が進出しているメキシコへ国内航空会社が直行便を飛ばすのは初めてだけに、月内の予約率は70%と上々の出足だ。ただ、トランプ米大統領がメキシコでの米国向け製品の生産に対する非難を繰り返している。全日空の親会社、ANAホールディングス(HD)は「ヒトやモノの流れがどう変化するか注視する必要がある」(平子裕志取締役)と、トランプ氏の今後の出方に神経をとがらせている。

 新路線は毎日1便運航。両都市間の距離は約1万1300キロと全日空路線で最長となり、機材は燃費性能が高いボーイングB787-8を使う。

 かつて両都市間には日本航空が米ダラス経由の路線を就航させていたが、経営破綻後に廃止した。現在、メキシコのアエロメヒコが週5便を直行、来月には毎日運航へと増やす。

 ただ、「信頼性が高い日系の直行便を望む声は強く、あえて米ダラスやヒューストンで乗り継ぐビジネス客も少なくなかった」(航空関係者)という。

 一方、メキシコ進出企業への批判を繰り返す“トランプ砲”に対し、日清紡HDが自動車部品の新工場建設を見送るように、日系企業の戦略にも影響が出始めている。

 ANAHDの平子取締役は「現時点で便数などを見直す考えはない」と強調するが、“ドル箱”となることが約束されていた新路線の就航に水が差された格好だ。(山沢義徳)

6040チバQ:2017/02/16(木) 18:07:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170216-00000000-kobenext-l28
神戸空港11年、需要予測の6割 規制緩和に活路

神戸新聞NEXT 2/16(木) 7:30配信

 神戸空港は16日、開港から丸11年を迎える。神戸市は関西、大阪(伊丹)との3空港一体運営を前提とした運営権売却(コンセッション)の手続きを進めるが、関西の国内航空需要は伸びておらず、直ちに大幅な利用増は描きにくい。焦点となるのは発着便数や運用時間の規制緩和で、運営権者が実質的に決まる今夏以降、3空港関係者の駆け引きが本格化するとみられる。(森本尚樹)


 神戸空港は2015年に経営破綻したスカイマークの復調に伴い、16年度の利用客数は9年ぶりの270万人に迫る勢いだ。ただ、06年の開港時に示した需要予測(434万人)に対しては約6割と大きく下回る。7月の仙台便再就航で1日30往復便の発着枠は全て埋まり、機材の大型化は見込めず、利用客数は頭打ちになりつつある。

 こうした中で、神戸市は民間の3空港一体運営による戦略的、効率的経営に神戸空港を委ね、利活用の促進を図る狙いだ。運営権売却の公募では、関西、大阪を運営する関西エアポート(大阪)と大株主のオリックス(東京)などの連合による取得が確実となっている。

 だが、関西3空港の国内線利用客数は、06年度に計2500万人を超えた後は減少し、12年に関西、大阪の運営が一体化されたものの、2300万人程度で推移している。関西の航空需要の底上げに向けた活路となり得るのが、神戸空港の規制緩和だ。

 低料金で利用客を開拓しているスカイマークの西の拠点として発着枠の拡大に効果が見込まれるほか、海上空港の利点を生かすための運用時間(午前7時〜午後10時)の延長が新たな利用層を掘り起こす期待もある。

 これらの規制は関西空港に配慮したもので、3空港一体運営の実現は緩和への前進となる。最終的には関西空港の地元関係者との調整が必要で、関係自治体や経済団体で構成される3空港懇話会の再開も検討課題になりそうだ。

6041チバQ:2017/02/19(日) 19:17:48
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170217/k10010879571000.html
日本航空と全日空 燃油サーチャージ値上げへ
2月17日 4時56分
日本航空と全日空は、燃料の価格が上がっていることから、国際線の運賃に上乗せする特別運賃、燃油サーチャージを、ことし4月と5月に発券する分について値上げすることになりました。
燃油サーチャージは、航空機の燃料価格に応じて航空会社が国際線の運賃に上乗せする特別運賃で、2か月ごとに見直されます。

日本航空は、このところの原油価格の上昇や円安で燃料価格が上がっているとして、ことし4月と5月に発券する分の燃油サーチャージを値上げすると発表しました。燃油サーチャージは、先月の発券分まではゼロでしたが、今月分から10か月ぶりに適用されています。

具体的には、いずれも片道で、日本と北米やヨーロッパなどを結ぶ路線は今より3500円高い7000円に、ハワイやインドなどを結ぶ路線は今より2000円高い4000円になります。また、タイやシンガポールなどを結ぶ路線は今より1500円高い3000円、中国や香港などを結ぶ路線は今より1000円高い1500円になります。

全日空も、4月と5月に発券する分の燃油サーチャージを日本航空と同じ額に上げる方針で、近く発表することにしています。

6042チバQ:2017/02/20(月) 20:24:39
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017022000124&g=eco
第2ターミナルも国際化=羽田空港改修、20年に-国交省

 国土交通省は、全日空が国内線に使用している羽田空港第2ターミナルに同社の国際線を発着させることを決めた。東京五輪・パラリンピックを控えて羽田の国際線発着が大幅に増えるため、今年秋にも改修工事を始め、2020年3月に運用を開始する。
 羽田のターミナルは第2の他に、日本航空が国内線で使う第1、各社が共用する「国際線」がある。国際線ターミナルは10年、第4滑走路の運用開始に伴って開業したが、スペースが限られ大規模な拡張が難しい。
 一方、16年4〜12月の全日空の国際線旅客は、前年同期比約11%増の約675万人。就航都市数や訪日外国人の増加などに伴って13年から毎年約1割ずつ伸びている。
 計画では、第2ターミナルに23カ所ある駐機スポットのうち南側7カ所を全日空の国際線に充て、出入国審査や税関、免税店などを整備する。2カ所は国際線専用とし、5カ所を午前は国際、午後は国内と使い分ける。
 国内線旅客の利便性を維持するため、搭乗機までバスで移動する国内線のオープンスポット6カ所にビルを増築して、搭乗橋を設ける。混乱を防ぐため国際線ターミナルは名称を変更する。(2017/02/20-04:18)

6043チバQ:2017/02/20(月) 20:27:04
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/02/20/2017022001572.html
記事入力 : 2017/02/20 13:57

韓日航空路線 韓国LCCのシェアが昨年40%突破



【ソウル聯合ニュース】韓国と日本をつなぐ航空路線で、韓国の格安航空会社(LCC)の輸送分担率が昨年初めて40%を超えた。

 韓国LCCのチェジュ航空は20日、韓国空港公社と仁川国際空港公社の統計を基に韓日路線に就航する航空会社13社の昨年の輸送実績を分析した。それによると、チェジュ航空、ジンエアー、エアプサン、イースター航空、ティーウェイ航空、エアソウルの韓国LCC6社が同路線で輸送した旅客(乗り継ぎ客除外)は昨年574万5300人で、全体(1419万5900人)の40.5%を占めた。前年(31.6%)に比べ8.9ポイント上昇した。チェジュ航空はこれについて「韓国LCCの積極的な路線開設と増便によるもの」と説明している。

 一方、韓国の大韓航空とアシアナ航空の輸送分担率は前年の52.7%から45.9%に低下した。日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)、ピーチ・アビエーションなど日本航空会社の分担率も14.4%から12.8%に下落した。

6044チバQ:2017/02/23(木) 21:50:54
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-159634.html
LCCが殺到!関空が描く「アジアハブ」の野望 中国、韓国、台湾…若者で溢れる関西の空
06:00東洋経済オンライン

LCCが殺到!関空が描く「アジアハブ」の野望 中国、韓国、台湾…若者で溢れる関西の空
LCCが殺到!関空が描く「アジアハブ」の野望
(東洋経済オンライン)
あちらこちらで飛び交うのは中国語や韓国語。日本人はほとんど見掛けない。関西国際空港で今年1月28日にオープンしたばかりのLCC(格安航空会社)専用の国際線ターミナル「第2ターミナルビル(国際線)」は、アジアの若者でごった返している。2月初旬の夕暮れ時、ほとんどが韓国や台湾、中国の若い男女と見受けられた。

それもそのはず、現在このターミナルを利用する唯一の航空会社であるLCCのピーチ・アビエーションは、関空から韓国のソウルや釜山、台湾の台北や高雄、香港、上海に毎日定期便を飛ばしている。しかも同社便の外国人比率は7割を超えているのだ。さらに3月1日からは中国のLCC、春秋航空が新ターミナルからの運航を始める。多くの中国人でにぎわうことになりそうだ。

国内初の空港民営化からまもなく1年
関空は伊丹空港とともに国内初の空港民営化案件として大きな注目を集め、昨年4月にオリックスと仏空港運営会社のヴァンシ・エアポートなどによる合弁会社「関西エアポート」が空港運営権を取得した。まもなく民営化1周年を迎えようとしている。

関西エアポートのエマヌエル・ムノント副社長は、民営化後の関空に手応えを感じている(記者撮影)

関空に就航する便数はここ数年、LCCが牽引する形で急増中だ。昨年10月から今年3月までの国際線の冬期ダイヤでは、過去最高の週1131便が運航する。そのうちLCCは週390便で全体の34.5%。5年前はわずか7.5%だったことを考えれば驚異的な伸びだ。

関西エアポートのエマヌエル・ムノント副社長は「アジアから飛んでくるLCCのハブになっていきたい」と鼻息が荒い。

最も便数が多いのは週82便を運航するピーチだ。同社は国内線も展開しているため、関空が乗り継ぎ拠点となっている。今年6月末からはマレーシアのエアアジアXがLCCとして初めて関空―ハワイ・ホノルル線を就航する。同社はマレーシアのクアラルンプールからも関空に路線を張っており、「関空が太平洋横断のハブになるための第1ステップになる」とムノント副社長は満足げだ。

ムノント副社長の出身母体であるヴァンシ・エアポートは世界6カ国で34空港を運営。ムノント氏自身も多くの空港にかかわってきた。「たとえばヴァンシが運営するポルトガルのリスボン空港は欧州LCCの大手、イージージェットのハブだ。生かせる知見は十分にある」。他の空港での成功モデルを関空にも取り入れようとしている。「ホテルや飲食店、小売店など、乗り継ぎ客に便利なサービスをより充実させていきたい」。

これまでの知見が生かされたのは、今回の新ターミナルビルも同様だ。建設計画が立ち上がったのは前身の新関西国際空港株式会社(新関空会社)時代だが、関西エアポートが引き継いだ後に2つの大きな修正を加えたという。

1つは保安検査場に導入された「スマートセキュリティシステム」だ。国際線に乗る際に最も手間なのが保安検査だが、この新システムによって待ち時間はこれまでの3分の1になるという。「チェックインや保安検査、入国審査は待ち時間のボトルネック。空港会社として顧客満足度を上げるために重要な点だ」(ムノント副社長)。

トレーの移動を自動化して人間が動かす手間を省いたほか、トレーの流れるレーンを従来の国内空港のものより2倍以上延長して複数の人が一度に利用できるようにした。現在は1時間当たりの対応人数が180人だが、300人をさばけるようになるという。またボディスキャナーを取り入れ、検査員の手によるボディチェックよりも素早く検査を終えられるようにした。

6045チバQ:2017/02/23(木) 21:51:16
海外空港を手本に免税店を充実
国内初の「ウォークスルー」型免税店。天井の模様からもわかるように、蛇行した通路が特徴(記者撮影)

保安検査を経て出国審査を終えた客が目にするのが、ターミナル計画における2つ目の修正点だ。「ウォークスルー型」と呼ばれる免税店である。商品の展示スペースの間の曲がりくねった通路を通り抜けなければ、搭乗口にたどり着けない形になっている。これにより多くの商品が客の目に触れ、購買を促せると見ている。

効果はすでに出始めた。新ターミナル開業後15日間の免税店の売り上げは前年の同期間と比べて50%増えたという。中国の旧正月に合わせてオープンできたことが功を奏した。

実はこのウォークスルー型免税店はシドニーや香港、ドバイ、カンボジアのシェムリアップなどの空港にあり、世界中で取り入れられている。「日本の空港は免税エリアよりも出国審査前のほうが小売店が多い。ただ関空の利用客の7割は外国人。彼らは出国審査をなるべく早く済ませて、その後に買い物をしたい。だからこそ免税店の充実が必要だった」(ムノント副社長)。

民営化後の関空は好調だ。ただ課題がないわけではない。アジアのLCC路線が増える一方で、大手フルサービスキャリア(FSC)が運航する欧米路線は減少傾向にあるのだ。特に欧州路線はテロの影響による観光需要の減退などで4年前に週38便だったのが、直近では週22便まで減った。

「FSCの誘致には時間がかかる。現在検討している新路線に対する着陸料の値下げなど、航空会社のサポートになることをできるだけ行っていきたい」とムノント副社長は話す。

新ターミナルは不公平?
また、新しい国際線用第2ターミナルの入居について、航空会社から不満の声が上がっている。先述のように利用するのはピーチと春秋航空の2社だ。だが同じく関空を拠点の一つにしているジェットスタージャパンは、「第2ターミナルを使用する2社以外のLCCは、(関空において)公平な競争環境にはない」(会社側)と指摘する。

というのも、現在国際線を運航するLCCは上記2社以外は他のFSCも乗り入れる第1ターミナルを利用している。第2ターミナルはもともとLCC向けに低コストで作られた施設なので、航空会社のかかるコストが低く不公平だという。関西エアポートによれば、第1、第2とも着陸料や停留料は同じだが、たとえば預け手荷物の運搬システムの使用料は第1のほうが高く、第2には搭乗橋がないためコストが安く済むといった違いがある。

ジェットスターは「2012年の就航時から第2ターミナルの利用を希望していたが、受け入れ容量がいっぱいとの理由で希望はかなっていない」(同)とする。一方の関西エアポートは「今後国際線の便数が増えて施設が逼迫すれば、新たなターミナル建設も視野に入れる」という。

国内空港の民営化第1号案件として、関空は業界内外から注目を集めている。新会社発足1周年を経て、真価が問われるのはまさにこれからだ。

6046チバQ:2017/02/24(金) 12:27:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170224-00000046-jij-bus_all

ANA、ピーチを子会社化=67%まで株式買い増し

時事通信 2/24(金) 11:00配信
 全日本空輸を傘下に持つANAホールディングスは24日、格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)を連結子会社化する方針を固めた。同日開く取締役会で決定する。急成長するピーチをグループに取り込み、収益力を強化するのが狙い。

 現在のピーチ株式の保有比率は、ANAが約39%、香港の投資会社が約33%、産業革新機構が約28%。ANAは両者が保有する株式の半分程度を取得し、比率を67%に高める。取得額は数百億円規模とみられる。

6047チバQ:2017/02/26(日) 23:02:58
http://www.sankei.com/premium/news/170225/prm1702250028-n1.html
2017.2.25 07:00
【経済インサイド】
「ドル箱」路線復活なるか 日航が満を持してNY便就航 4月から始まるANAとの〝ガチンコ勝負〟
 航空各社が国土交通省に申請する平成29年度の国際線運航計画が2月9日に締め切られ、日本航空は羽田-米ニューヨーク(NY)便の運航を4月1日から始める計画を提出した。NY便は昨年2月の日米航空協議で配分された増便枠を充てた新規路線で、経営破綻に伴う公的支援を受けた日航が、政府による新規路線の開設制限から自由になったことを意味する。ライバルの全日空は「公的支援による格差は残っている」としつつ“ガチンコ勝負”を受けて立つ構えだ。

 「国内線から北米への乗り継ぎで利便性が一層高まる」。1月19日に平成29年夏ダイヤの概要を発表した日航の担当者は、39年ぶりとなる「ドル箱路線」復活に期待をにじませた。

 都心に近い羽田発の路線はビジネス需要が高いが、昨年夏まで米国路線の発着枠は深夜・早朝時間帯に限られ、到着時刻が深夜・早朝になるNY便の運航は難しかった。潮目を変えたのが昨年2月の日米合意。昼時間帯の離発着が可能になったことで、羽田を午前に出発してNY到着も午前。帰りは午後早くにNYを出発して羽田は夕方に着くというスケジュール調整が可能になった。

 羽田-NY便の開設に合わせ、日航は成田-NY便を1日2往復から1往復に減便するが、残す便の航空機材を大型化し、ファーストクラスを設けるなど攻勢を強める構えだ。

         ◇

 航空各社の夏ダイヤは3月26日からだが、日航のNY線開設が4月1日からなのには大きな理由がある。国交省が日航に対する、新規路線の開設や投資などの制限などを記した「8・10ペーパー」の効力が、今年度いっぱいで切れる見通しが立ったためだ。

 8・10ペーパーとは平成22年に経営破綻した日航が3500億円の政府支援を受けたことに伴い、国交省が24年8月10日に「競争環境の是正」を名目に出した政府の公式見解で、この理念を受け継ぐ形で、羽田の発着枠も増枠のたびに全日空へ多く配分されてきた。今回の昼時間帯における米国便の羽田発着枠も、全日空に4便が配分されたのに対して日航に配分されたのは2便だ。

 それだけに日航は今回、新規路線の開設が許されるかどうか国交省と水面下の協議を重ねていたようだ。NY便開設を明らかにした際、「国交省には報道発表をすると伝えてある」として“お墨付き”の存在を示唆。石井啓一国交相も翌日の会見で「健全な競争環境の確保が図られてきたという認識だ」として4月以降の是正措置を行わない考えを示した。

      ◇

 新年度からは、呪縛を解かれた日航と全日空の制空権争いが本格化しそうだ。

 日航は経営破綻後のスリム化や税制措置も積み重なり、有利子負債残高などの財務体質や利益率で優位な立場にあるため積極的な投資戦略が可能で、全日空側からは「本気で攻めてきたら脅威」と警戒の声ももれる。全日空幹部は1月下旬の28年4〜12月期決算会見で、「われわれには(財務上)できないことを日航がしてきたら、声を大にして是正措置を訴える」とライバルにクギを刺した。

 全日空は8・10ペーパーもあって3回に渡り傾斜配分された1枠当たり年間約20億円の利益とも試算される羽田の国際線発着枠が武器になる。夏ダイヤではビジネス需要が高まる羽田-ジャカルタ(インドネシア)便を1日1往復から2往復に増便。北米便との接続を図る。ジャカルタ便が成田発に限られる日航との差別化も狙いだ。

 航空行政に詳しい東洋大学の島川崇教授は「政治的な制約がこれ以上長引くことは正常とはいえない」と8・10ペーパーの期限切れを評価した上、「全日空も傾斜配分された羽田枠の強みがあり、両社がサービスでしのぎを削り合えば、消費者にもプラスになる」と指摘している。(経済本部 佐久間修志)

6048チバQ:2017/02/26(日) 23:11:57
安心と安全の違い
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170225/frn1702251530010-n1.htm
韓国航空会社、放射能被害の非難受け福島便変更 「家族の心配を解消するため」と全職員にメール
2017.02.25
 韓国の格安航空会社(LCC)済州航空は24日、3月に予定していた福島空港と仁川国際空港間のチャーター便の出発地を、東京電力福島第1原発事故の放射性物質による健康被害への心配から非難が寄せられたことを理由に、仙台空港に変更した。

 韓国紙、朝鮮日報の電子版が24日、報じた。

 朝鮮日報などによると、済州航空は、東北地方から韓国への観光客を対象に、3月18日に福島から仁川へ飛び、20日に戻る計画を立てていた。

 韓国のインターネットサイトなどに「福島に飛んだ機体に乗りかねないので済州航空は今後利用しない」といった書き込みがあったという。

 このチャーター機の乗員は強制的に乗務させられる、との主張もあり、同社社長は24日、全職員に送ったメールで「(職員の)家族の心配を解消するため」福島空港の利用をやめると表明した。韓国のネットでは、健康被害は杞憂だと、同社への非難をたしなめる声もある。(共同)

6049チバQ:2017/03/01(水) 19:58:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170301-00000066-asahi-soci
ピーチ就航5年、空を身近に 累計1700万人が搭乗
朝日新聞デジタル 3/1(水) 14:49配信
関西空港を本拠とする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが1日、就航5年を迎えた。2月までの累計搭乗者は1700万人。週末の海外旅行、出張の経費節減、遠距離恋愛にも――。安さは空路をぐっと身近にした。一方、LCC間で競争が激化し、「パイオニア」のピーチも安心はできない。

■「思い立ったら、さっと海外」

 1回目のプレミアムフライデーだった2月24日夜、ピーチが乗り入れる関空第2ターミナル国際線のロビーはにぎわっていた。

 京都市の緒方麻未さん(30)はソウル行きの便を待っていた。福岡の友人女性(30)が週末旅行を計画し、緒方さんを誘った。緒方さんは百貨店勤務。プレミアムフライデーに関係なく休みを取った「なんちゃってプレミアムフライデー」組だ。チケット代は往復約3万円。「エステや買い物を楽しみたい」

 同市の会社員の女性(30)は、Kポップグループの追っかけに夢中で、「この1年、月1回は確実に韓国に行っている」。大手航空会社も使うが、「LCCは早朝深夜の便が多いから、滞在時間を長くできて便利」と話す。

 同市の中学教諭桜井希さん(50)は、韓国の学校との生徒の交流プログラムに向けて、打ち合わせや下調べのために渡航。生徒の引率時は大手航空会社を使う予定だが、「1人ならLCC。思い立ったらさっと行けるのが良い」。荷物は中型のリュックだけだった。


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