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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

4789チバQ:2014/04/24(木) 19:49:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014042400631
最大2000便運航中止=5〜10月、機長不足で−格安ピーチ
記者会見で厳しい表情を見せるピーチ・アビエーションの井上慎一最高経営責任者(CEO)=24日午後、国土交通省 格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)は24日、5月19日から10月25日にかけて最大2088便の運航を中止する可能性があると発表した。健康状態が乗務基準を満たさなくなった機長が想定より多く、必要な人数を確保できなくなったためで、この期間の運航予定便数の16.2%に達する。5、6月の448便は中止が確定した。
 運航中止の可能性があるのは、関西−福岡や関西−仙台など国内8路線と国際2路線。既に予約した計2万6175人に対し、ピーチは自社便への振り替えか料金の払い戻しに応じる。運航中止による減収は30億円に上る見通しだ。(2014/04/24-18:12)

4790チバQ:2014/04/24(木) 19:50:56
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140424/k10014003051000.html
成田空港の利用客 最多の3604万人
4月24日 17時58分昨年度、成田空港を利用した人は3604万人に上り、格安航空会社の新規就航や海外から訪れる観光客の増加などでこれまでで最も多くなりました。

成田空港会社によりますと、昨年度1年間に成田空港を利用した人は3604万人余りで、過去最多だった平成19年度を65万人余り、率にして1.8%上回りこれまでで最も多くなりました。
これは格安航空会社の新規就航や増便で国内線の旅行客が517万人余りと過去最多になったことや、経済発展著しい東南アジアを中心に海外からの旅行客が924万人余りと、過去2番目に多くなったためです。
航空機の発着回数も、昨年度はおよそ22万6000回と前の年度より6.6%増え過去最多となりました。
しかし、羽田空港の国際線の発着枠が先月30日から増えた影響で、先月30日から今月19日までの成田空港の国際線の旅客数は前の年の同じ時期に比べて2%減少していて、特にヨーロッパ方面の旅客数は29%減少しているということです。
成田空港会社の夏目誠社長は「昨年度はアベノミクスの影響で日本経済が好調だったこともあり過去最多の旅客数を記録することができた。アジアで空港間の競争が激しさを増すなか、航空会社から選ばれる空港を目指していきたい」と話しています。

4791チバQ:2014/04/24(木) 19:52:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140424ddlk46010584000c.html
選択。:衆院鹿児島2区補選 離島振興 奄美にLCC参入 観の起爆剤へ、群島挙げた取り組み模索 /鹿児島
毎日新聞 2014年04月24日 地方版

 ANAホールディングス傘下の格安航空会社(LCC)の「バニラ・エア」(本社・千葉県成田市)が7月1日から、奄美−成田線を開設する。奄美へLCCが参入するのは初めて。今春、鹿児島に届いた明るいニュースだ。これはまさに離島振興に直結しており、振興策は衆院鹿児島2区補選の争点の一つ。新空路が観光の起爆剤になれば、人口減が続く島々に活気をもたらすことになるはずだ。【柳瀬成一郎】

 石井知祥社長が4日、伊藤祐一郎知事を表敬訪問、空路開設を伝えた。伊藤知事が「料金は安いんですか」と尋ねるなど終止和やかなムードに包まれた。同社によると、1日1往復で、最安値で8000円と大手航空会社の半額以下となった。

 奄美では2014年度に航空運賃の軽減に活用できる奄美群島振興交付金が創設され、同社は世界自然遺産候補にも挙がっている奄美との路線を検討してきた。石井社長は「沖縄とは異なった自然の魅力がある奄美の交流人口拡大にも貢献したい」と期待を込めた。

  ◇ ◇ ◇ 

 青い海や自然が残る山、郷土料理、伝統芸能、島唄−−。どれも「沖縄に負けない魅力がある」と県観光課の倉野満課長は語る。世界自然遺産を見据え、今後の奄美観光を「地元の人たちで受け入れ態勢を描くのが理想的」と話す。

 地元主導が理想的な理由は、新たな観光客にも対応できるようにソフト面の充実が必要だからだ。観光客のニーズに応じられる地元に精通したボランティアガイドや通訳の育成のほか、民泊の受け入れ態勢など。多くの人にリピーターになってもらえるような島を挙げた取り組みが待たれる。倉野課長は「ホテルで散策コースを設けたり、島をじっくり満喫してもらえる態勢づくりが大切です」という。

 格安運賃による新空路開設のメリットは、「格安」で浮いた分を長期間の滞在費に充ててもらい、島々を巡る人たちが増えることにもつながることだ。

 奄美群島12市町村で構成する奄美群島広域事務組合は「群島全体での取り組みが必要」といい、官民が集まった実行委の設立を検討している。奄美大島観光物産協会も「具体的な計画は今からだが、奄美市だけではなく、船を生かし群島全体を回ってもらえるようになれば」と意気込む。

 県大島支庁によると、奄美群島外からの客数は2010年の48万5319人から増える傾向にあり、13年は50万4739人と以前の50万台を回復。福岡からの空路利用者が増え、大型連休や夏休みなどに好天が続いたことも主な理由だという。同支庁は「LCC参入は今後への好材料」と期待。倉野課長は「LCC参入は何年に1度のチャンス。旅行会社へのPRも強化したい」と長期的視野で見据える。

 そして、受け入れる側の地元の人たちのアイデアを結集させたら、島民の活力にもなる。LCC参入が島の「元気」のきっかけになれるかが、注目されている。

4793チバQ:2014/04/25(金) 21:39:43
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140425/plc14042513530024-n1.htm
仙台空港、最長65年間、民間委託に 国交省が第1弾
2014.4.25 13:53
 国土交通省は25日、仙台空港の民間企業への委託期間を最長65年とすることなどを定めた実施方針を公表した。昨年6月に成立した民活空港運営法で、国や地方自治体が管理する空港の民間委託が可能になった。仙台空港が第1弾となる。

 委託するのは、国が管理している滑走路や、宮城県などが株主の第三セクターが運営する空港ビルなど周辺施設の維持、運営だ。期間は30年で1回だけ延長でき、不測事態に備え、さらに5年間延ばせる。

 今年6月末に募集要項を公表し、宮城県が条件を満たす応募企業について3社以上を選定する。年末に国が審査を始め、平成27年8月ごろに委託先を決める。28年3月から、民間業者による運用を始める。

 当初は26年度中に委託先を決定する方針だったが、選定に時間が必要との判断からずれ込んだ。

4794チバQ:2014/04/25(金) 22:19:20
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140424/wec14042422170010-n1.htm
LCC業界は「パイロット奪い合い」 ピーチ欠航危機
2014.4.24 22:17 (1/2ページ)[航空・空港]
 急成長を続けてきた格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが機長不足で大量欠航に追い込まれた背景には、拡大競争を繰り広げるLCC業界での人材の奪い合いがある。早急に人材の確保と育成を進めなければ、成長の鈍化は避けられない。

 ピーチは平成24年3月に関空と札幌、福岡の2路線で就航。その後も積極的にネットワークを拡大し、現在は国内線、国際線を合わせ計16路線を運航する。大手航空会社の半額以下という格安運賃を武器に需要を掘り起こし、ことし1月には累計利用者が400万人を突破した。

 一方で、成田空港を拠点とするジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパン(現バニラエア)などLCCが相次いで参入。各社間でパイロット争奪戦が起きているという。

 ピーチの井上慎一最高経営責任者(CEO)は「パイロット(の需給)の逼迫(ひっぱく)は想定していた」としており、今後は健康管理を徹底し新規採用を強化する方針だ。ただ、新人の育成などには時間を要する。

 ピーチでは、機長の補充が進まなければ、最大で約30億円の減収になるという。26年3月期は初めて黒字に転じたもようだが、大量欠航で27年3月期の業績が圧迫されるのは確実だ。

 ピーチの失速はLCCを成長エンジンに据える関空の経営戦略にも影響する可能性がある。円安などを背景に関空を通じて日本を訪れる外国人旅行客が増加する中、欠航が長引けば関西経済に影響を与えることも懸念される。

(中村智隆)

4795名無しさん:2014/04/27(日) 15:11:47
http://mainichi.jp/feature/news/20140427k0000e020138000c.html

成田空港:13年度の総旅客数3604万人 6年ぶり更新

毎日新聞 2014年04月27日 13時33分(最終更新 04月27日 13時39分)




成田空港=2013年3月7日撮影

成田空港=2013年3月7日撮影


拡大写真

 成田空港の国際線と国内線を合わせた2013年度の総旅客数は約3604万人で、過去最高を6年ぶりに更新した。総発着回数は22万6182回で、過去最高だった12年度を上回り、初めて22万回を超えた。成田国際空港会社(NAA)によると、円安で外国人客が堅調だったことに加え、格安航空会社(LCC)3社による国内路線網の拡大が数字を押し上げた。

 同空港の総旅客数は07年度に約3538万人を記録したが、その後は08年のリーマン・ショックと10年の羽田空港再国際化、11年の東日本大震災が続き、12年度まで07年度の数字を上回ることはなかった。

 国内線の発着回数は前年度比23%増の4万7991回、旅客数は同39%増の約518万人で、いずれも過去最高だった。国際線は、旅客便の発着回数が15万3654回で過去最高。旅客数約3086万人は羽田再国際化前の水準まで戻し、歴代8位だった。日本人旅客数が円安や尖閣・竹島問題で前年度を下回る一方、外国人旅客数は東南アジア5カ国の訪日ビザ発給要件緩和もあって歴代2位を記録した。

 14年度は羽田の国際線増枠が影響するため、NAAは総発着回数や総旅客数が13年度を下回る前提で13〜15年度の中期経営計画を策定している。夏目誠社長は「税関、入国管理、検疫施設のほか、乗り継ぎ客向けの店舗や休憩施設を増強し、15、16年度に(数字を)取り戻していく」と話している。【早川健人】

4796チバQ:2014/04/28(月) 19:40:29
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140428/bsk1404280500002-n1.htm
強気の春秋航空、日本便を大幅増 札幌と福岡も申請 「最重要市場」 (1/2ページ)2014.4.28 06:40
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上海市内の本社でスタッフから説明を聞く春秋航空の王正華会長(左、河崎真澄撮影)【拡大】
 上海に拠点を置く中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空の王正華会長は27日までにフジサンケイビジネスアイの取材に応じ、2〜5年以内に日中間を結ぶ国際路線の発着地を中国側で20都市以上、日本側の乗り入れ先で10カ所以上増やす強気の計画を明らかにした。王氏は格安便の大幅増発を背景に「中国からの訪日客は年率で50%以上伸び、日本が最重要市場になる」との見方を示した。

 上海から日本に向かう同社の路線は現在、茨城と関西、高松、佐賀の4路線。燃料追加分を除くと、上海−佐賀線の片道運賃が3000円からなど格安の設定で業績を伸ばしている。

 王氏は日中の航空当局などに対し、札幌、福岡の2路線の開設も申請したことを明らかにした。札幌は7月、福岡は年内にも就航する見通しだ。中部(愛知県)や広島、長崎などへの路線も近く開設を申請し、2年以内の就航を目指す。

 中国国内では天津、重慶の両直轄市や大連(遼寧省)、西安(陝西省)、深セン(広東省)など20都市以上と、主に成田、関空を結ぶ日中間の路線を3〜5年内に開設したい考え。

 成田を拠点とする同社の日本法人が6月から、広島など3都市を結ぶ日本の国内線に参入することが決まっており、成田や関空などを経由して国内線と接続する形で、日本国内の10カ所以上に乗り入れることを検討している。

 急ピッチの路線拡張計画について王氏は「対日関係悪化とは一線を画した訪日ブームが中国にある」としている。同社は今年、日中路線の搭乗者数は約30万人と見込むが、格安便の新路線開設が中国各地からの訪日客をさらに開拓するとみている。

 このため同社は年内にも上海株式市場に上場し、100億元(約1630億円)の資金を調達。現在40機保有するエアバスを2018年までに100機態勢とし、中国人客の間で高まる海外観光意欲を生かし、LCC間の競争も激しくなっている日本も含むアジア市場で勝ち残りを目指す考えだ。(上海 河崎真澄)

 春秋航空が就航・計画する日中路線の発着地

 ◆日本

 就航中   茨城、関西、高松、佐賀

 申請済み  札幌、福岡

 計画・検討 成田、中部、広島、長崎など

 ◆中国

 就航中   上海

 申請済み

 計画・検討 瀋陽、大連、蘭州、天津、武漢、重慶、福州、アモイ、西安、広州、深センなど

4797とはずがたり:2014/04/30(水) 12:50:36

ピーチ機異常降下:あと20秒…あわや 「機長勘違い」
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140430k0000m040091000c.html
毎日新聞2014年4月29日(火)23:26

 那覇空港に進入中のピーチ・アビエーション機が28日、着陸をやり直した重大インシデント。機体は海面からわずか75メートルまで降下し、あと20秒前後、回避操作が遅れれば海面への接触も起こり得た事態だった。定時就航率の高さなどで人気が高く、LCC(格安航空会社)の中でリーダー的存在だった同社。今月24日には「機長不足」を理由に5月から10月にかけ最大2088便の欠航を発表したばかり。乗客からは「安全面は大丈夫か」と不安の声も出た。

 ピーチ社などによると、トラブルのあった252便は新石垣空港を定刻から17分遅れの午前10時52分ごろに出発。当時は前線の影響で小雨が降り、低い高度に雲があったが、視界は5キロほどあり、進入に支障が出る状態ではなかったという。国交省はピーチ社から「機長が(降下開始時に)航空管制官から指示を受けたと勘違いした」との報告を受けているという。

…【山田泰正、山田毅】

ピーチ異常降下、警報鳴っても運航続行 減便は2千便に
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG4Z3FWKG4ZUTIL009.html
朝日新聞2014年4月30日(水)12:13
 格安航空会社ピーチ・アビエーションの旅客機が、那覇空港への着陸直前に異常降下した問題で、異常降下を知らせる警報が鳴った場合は運航を取りやめる社内規定に反し、着陸後に関西空港まで乗客を乗せて運航を続けていたことがわかった。ピーチ社が30日の会見で明らかにした。

 遠藤哲・総合企画部長は「搭乗された皆さまをはじめ関係者に深くおわびする」と陳謝。またパイロット不足による減便が、10月までに計2072便に上ることも公表した。

 同社と国土交通省によると、トラブルは28日午前11時45分ごろ発生。新石垣発那覇行き252便(エアバスA320型)が本来、滑走路の手前約7キロで高度300メートルを保つ必要があるのに、アルゼンチン人機長(45)が管制官の指示を聞き間違えて異常降下し、警告音が鳴った。高度は一時、75メートルまで低下した。

ピーチ機降下:専門家「確認不足では」
http://news.goo.ne.jp/article/okinawa/region/okinawa-27999357.html
沖縄タイムス2014年4月30日(水)09:02

 海面まで75メートル、墜落するまでの時間は20秒−。28日正午ごろ、格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの航空機が到着するはずの那覇空港の手前7キロの地点で、あわや墜落するところだった。59人の乗客・乗員の命につながる重大なミスはなぜ起きたのか。ピーチ社の乗客は不安を募らせ、県内の観光関係者にも衝撃が走った。
 ピーチ・アビエーション機が那覇空港到着前に異常降下したトラブルは、一歩間違えれば海面に激突しかねなかった。航空専門家は、操縦室のコミュニケーション不足や視界の悪さを指摘する。
 一般的にジェット機が着陸する際の降下率は、1分間で約210メートル。地上接近警報装置(GPWS)の鳴動に気付き回避操作を取ったが、海上約75メートルまで降下したピーチ機は、あと約20秒で海面に衝突する恐れがあった。
 なぜ異常降下したのか。元日航機長の小林宏之さんは「空港を目視できていれば、降下開始が早過ぎると気付いたはず。雨で視界が相当悪かったのだろう」と推測する。
 だが、パイロットは空港への進入方法を記載した図面を携え、計器で機体の位置も把握できる。「機長と副操縦士の間で、着陸に向けた確認作業が不足していたのではないか」と語る。
 同様のトラブルは、2010年10月に中部発の全日空機が旭川空港に向けて降下中に、管制官が指示を誤り、山に異常接近した。11年6月には、奥尻空港で北海道エアシステム機が着陸をやり直したところ、地上約30メートルまで急降下した。いずれも、GPWSが作動して、墜落は回避された。
 一方、ピーチ社は24日、病欠が相次ぎ機長を確保できず、5月以降に2千便以上が欠航する恐れがあると発表していた。小林さんは「パイロット不足が、今回のトラブルと関連しているのかは分からない」と話した。

4798チバQ:2014/05/05(月) 13:08:49
372 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/05/05(月) 06:22:12.93 ID:DYGAtEga0
世界一着陸料が高い空港

1. Haneda Airport in Tokyo, Japan: $6,850
2. Narita International Airport in Tokyo, Japan: $5,600
3. Kansai International Airport in Osaka, Japan: $5,400
4. Toronto Pearson International Airport in Toronto, Canada: $5,200
5. Darwin International Airport in Darwin, Australia: $4,600
6. Bristol Airport in Bristol, England: $4,400
7. Chubu Centrair International Airport in Nagoya, Japan: $4,300
8. Dublin Airport in Dublin, Ireland: $4,100
9. La Guardia Airport in New York, United States: $3,950
10. Salzburg Airport in Salzburg, Austria: $3,800

http://www.therichest.com/luxury/most-expensive/10-most-expensive-airports-to-land-your-plane/

これを見るといかに日本の空港が異常に高コストかがわかるな・・・。

これでは、北京首都国際空港、香港国際空港、上海浦東国際空港、仁川国際空港に差をつけられるのは当たり前・・・・・。か?!

4799チバQ:2014/05/06(火) 11:58:58
http://toyokeizai.net/articles/-/36748

"空飛ぶ三陸鉄道"天草エアラインの変革力

これが地域航空会社の生き残りのヒントだ
鳥海 高太朗 :航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師
2014年05月04日


まさに航空業界の「あまちゃん列車」だ――。わずか39人乗りの飛行機、それもたった1機で頑張っている地域航空会社が九州にある。熊本県の天草空港を拠点に運航する天草エアラインである。

同社は交通アクセスが不便な天草地域のライフラインとして、2000年に就航した。現在は、福岡―天草(1日3往復)、熊本―天草(1日1往復)、熊本―大阪・伊丹(1日1往復)の3路線を運航している。

実際に乗ってみると、飛行機でありながら、ローカル線の列車に近い機内の雰囲気が味わえる。とにかく客室乗務員が明るく、気軽に話しかけてくれるのだ。記念撮影も喜んで受けてくれるほか、シートポケットには同社の客室乗務員全員のプロフィール紹介が入っている。利用者と航空会社の距離が近いのが、同社の特徴である。

1度乗ったらまた乗ってみたいと思う観光客が多く、リピーター獲得につながっている。また、大型機と異なり、離陸時には滑走路を這うように飛び立つという体験もコミューター機ならではの魅力だろう。

奥島社長が吹き込んだ新風

かつての天草エアは、赤字続きの第3セクターの航空会社だった。大きく変わったのは、2009年に奥島透社長が就任してから。社内改革や地域貢献の取り組み、さまざまなイベントを仕掛けるなど、地道な努力を続けた結果、2013年度の旅客収入は6億4283万円。前年度に比べ1割強の増収となった。機体の整備費については熊本県など自治体からの補助金を受けているが、5期連続の単年度黒字も達成している。

特に、この1年の利用者の増加は顕著だ。2013年度の総旅客数は7万6387人で、前年度比14.5%増を記録。搭乗率も、メインの福岡―天草線で60.8%(前年度は50.2%)、全路線でも59.6%(同52.6%)となった。2008年のリーマンショック以降、落ち込んでいたが、リーマン前の水準まで利用者が回復した。

部署を越えた一体感

「あの頃は創業以来の赤字続きで、会社全体に閉塞感があった」と、奥島社長は5年前を振り返る。まず取り組んだのは社内改革だった。


奥島氏が社長に就任した2009年は、リーマンショックの翌年で地域航空会社はどこも厳しい経営を迫られていた。奥島氏はまず、個室だった社長室の壁を取り壊し、ほかの社員と机を並べ、社員と積極的に会話する環境を整えた。

さらに、社長や管理職を含めた社員総出で1機しかない大切な飛行機の洗浄を始めた。「これが社員の一体感につながった」(奥島社長)。

全社員56名(うちパイロット8名、客室乗務員5名)は、さまざまな業務を兼務する。たとえば、空港のグランドスタッフは自社便が出発する時間帯にはカウンター業務、到着時には預け手荷物の運搬やお客様への引き渡し業務、それ以外の時間帯は予約センターの電話応対などの業務を行う。

また、フライトがない客室乗務員は保安検査場業務の手伝いをするなど、日々、マルチタスクを行っている。天草空港は日本では珍しく、保安検査も航空会社が担当しており、保安検査業務の資格を持つ社員が利用者の荷物をチェックする。このように、天草エアには所属する部署を越えて業務を助け合う文化が定着している。

4800チバQ:2014/05/06(火) 11:59:49
奥島社長就任後のもう1つの大きな変化が、客室乗務員の所属する客室部の取り組みである。社長自身も「客室乗務員の親しみやすいサービスでは、日本中で絶対に負けない」と豪語する。

社員の声をすくい上げる社風


同社の客層は、福岡―天草線の場合、3分の1が天草地域、3分の1が福岡周辺、残りが関東や関西などからの観光客となる。特にここ数年で増えているのが観光客だ。

こうした中、客室部のアイデアで始まったのが、冒頭の客室乗務員の顔写真付きのプロフィール紹介である。いつも利用している乗客はもちろん、初めて利用した観光客にも好評で、このプロフィールから会話が広がることも多いそうだ。

天草エアはパイロット2名と客室乗務員1名の体制で運航しているが、利用者と接する機会が多い客室乗務員の果たす役割は大きい。客室部の太田昌美部長は「社員の発想を積極的に採用してくれる社風がある」と話す。

気さくな客室乗務員が多く、大手航空会社ではまず見ることができないWピースでの写真撮影にも気軽に応じてくれるのも、天草エアならではのサービスである。奥島社長は「お客様の目線で膝まずいて雑談したりすることは、ほかの航空会社ではありえない」と言う。


機内の読み物も独自色を前面に打ち出す。オススメは、客室乗務員が自ら取材してきた観光案内。読んでいれば、短いフライト時間(天草―福岡線で35分)はアッという間に過ぎてしまう。

また、機内サービスについて利用者から募集したアイデアは、実現可能・不可能は別にして、まとめたものを読み物として機内で提供している。

地元の知名度向上にも、積極的に取り組んできた。天草はイルカウォッチング、海の幸を使った寿司や天草産の黒毛和牛といったグルメなど、観光資源は豊富だ。ただ、なかなか訪れる機会が少ないのが天草の現状でもある。

まずは天草を知ってもらうのが先決と、地元観光協会や自治体、それに天草エアが中心となって企画したのが、世界中のサンタクロースを一堂に集めたイベント「サンタクロース会議」だった。

天草市は16世紀にキリスト教が伝来し、鎖国時代の禁教の中でもクリスマスを祝っていた。そんな歴史を踏まえて、2013年9月に初めて天草で開催した。その際の話題づくりに一役買ったのが、天草エアの「サンタ特別便」。イベントに参加する世界のサンタを同社の飛行機で運ぶというものだ。

これが話題となり、天草空港には開港以来の人が押し寄せた。サンタには、男性の場合、体重120キロ以上という規定がある。サンタ全員は何とか飛行機に載せられたが、荷物を含めると重量オーバーとなってしまう。そのために荷物を急遽陸送にしたことは、今となっては笑い話だ。

機体目当ての利用者も

利用者のハートをつかんだのは、機内サービスや話題作りだけではない。


天草エアの機体は、カナダのボンバルディア社のDHC-8-103型機。初就航から使っている機体であるが、2012年の機体デザインコンテストで現在のデザインになった。

プロペラ機を親子イルカに見立てたデザインで、かわいらしいと評判に。この機体を目当てに天草エアを利用する人も増えてきており、各便の出発時や到着時に機体を携帯カメラで撮影する人は多い。

アイデアマンの奥島社長はほかにも、熊本―伊丹線の機内サービスとして冬場はポンカンを提供したり、今年2月には1日中、同社の全フライト(天草発10区間もしくは福岡発8区間)を乗りっぱなしで空の旅を楽しむ「パラダイス運賃」(発売終了。200枚近くが売れた)を企画した。次の一手は、釣りが趣味という社長が天草で釣った鯛を搭乗者に抽選でプレゼントする企画などを検討中だ。

他社にない独自色を次々に打ち出すことで、地域のライフラインとしてだけでなく、観光列車ならぬ、観光エアラインという新しいジャンルの航空会社としても存在感を示せる。天草エアラインに地域航空会社のあるべき姿を見た気がする。

4802チバQ:2014/05/07(水) 21:40:08
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/07/2014050700503.html
2014/05/07 07:59
韓中黄金路線、大韓航空とアシアナ航空が争奪戦

 大韓航空とアシアナ航空が今月末に追加配分される韓中間の航空路線の運航枠をめぐり争奪戦を展開している。韓中路線の乗客は2009年の707万人から昨年は1258万人に増えた。両社の「黄金路線」の運航枠を少しでも多く確保しようと、大韓航空では智昌蟬(チ・チャンフン)総括社長、アシアナ航空では金秀天(キム・スチョン)社長が陣頭指揮を取っている。2人はそれぞれ中国地域本部長、中国チーム長などを務めた経歴を持ち、中国事業に愛着が深い。


 両社は仁川−北京、仁川−広州の2路線でしのぎを削っている。先月24日に終了した韓中航空交渉では、北京線で週3往復、広州線で7往復の増便が決まったが、両社への配分比率は未定だ。


 現在両社が確保している運航枠は、北京線が大韓航空が18往復、アシアナ航空が24往復、広州線は大韓航空が4往復、アシアナ航空が10往復となっている。仁川−上海線もアシアナ航空が28往復で、大韓航空の21往復に比べ優位だ。


 複数の航空会社の申請が重なった路線は、航空交通審議委員会による審議を経ることになるが、最近のセウォル号沈没事故を受け、同委が航空安全評価をこれまでよりも審査に反映させるとみられることが深く低要素だ。


 国土交通部(省に相当)国際航空課によると、同委は量的評価(67.5%)、質的評価(32.5%)で航空会社を評価するという。量的評価は、最近3年間の事故発生状況、課徴金の納付など航空安全とセキュリティーに関する要素が半分程度を占める。


 アシアナ航空は、審査の先行きをやや不安視している。昨年7月にサンフランシスコ空港で着陸失敗事故を起こしたほか、先月にはサイパン島に向かっていた同社便がエンジンオイルのフィルターの異常警告を無視し、運航を継続していたことが判明したためだ。同社関係者は「今回の運航枠割り当てには、2件の事故が反映されないと聞いている」と述べた。


 大韓航空関係者は「後発のアシアナ航空を支援するため、政府はこれまで路線配分に当たり、政策的支援を行ってきたが、そろそろやめるべき時期が来ている」と指摘した。


チェ・ソンジン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

4803チバQ:2014/05/07(水) 21:43:06
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140507/bsd1405070625001-n1.htm
航空業界パイロット不足が深刻化 「2030年問題」人材争奪戦は必至 (1/3ページ)2014.5.7 06:25
 航空業界でパイロット不足が深刻化してきた。関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが先月、パイロットの病欠などを理由に大量欠航を発表したばかりだが、主な航空会社でパイロットの大量退職が始まる「2030年問題」も控えている。LCCの成長と新興国での航空需要の増加を背景に、人材の争奪戦が激化しそうだ。

 ピーチの大量欠航は関係者に大きな衝撃を与えた。機長52人のうち8人が病欠したことに加え、事業拡大を見据えた採用もうまくいかず、5〜6月の448便の欠航がすでに確定。さらに、7〜10月の1624便にも欠航の可能性があるという異常事態となった。

 日本では、国内線を運航するLCCは平成24年に3社体制となり、この約2年で路線や便数を急速に拡大させてきた。

 当初は22年に経営破綻した日本航空の退職者を獲得していたが、その人材も底をついたという。ピーチの森健明オペレーション本部長は「パイロットの確保には各社とも苦労をしている」と話す。

 航空業界では、パイロット不足は一時的な現象ではなく中長期的な問題とされる。全日本空輸や日航など国内の主な航空会社のパイロットの年齢構成は40代に偏っており、2030年前後には相次いで定年退職を迎えるからだ。

 一方で、世界全体では、ビジネスや観光などの航空需要の拡大を背景に2030年には10年の2倍以上となる約98万人のパイロットが必要になる。経済成長の続くアジア太平洋地域では4・5倍の約23万人が必要で、各国の航空会社によるパイロット争奪戦は必至の情勢だ。

 こうした現状を踏まえ、日航は経営破綻で中断していた自社養成パイロットの新卒採用を来年4月入社から5年ぶりに再開する。全日空も今年4月からパイロットの月間平均乗務時間を延長している。

 成田空港を拠点とするLCCのジェットスター・ジャパンは、豪州やシンガポールなどのグループ会社との間で「パイロットの移籍を積極的に行うことを検討している」(広報)という。

 政府はことし3月、自衛隊のパイロットに民間航空会社への転職を促す制度の再開を決定。航空会社にとっては経験豊富な即戦力の確保につながると期待される。

 早稲田大学大学院の戸崎肇教授は「パイロットの安定確保は航空会社などの民間が責任を持って取り組むべき課題だ」とした上で、「国の一定程度の関与も必要。パイロットの“粗製乱造”にならないような対策が重要だ」と話している。(森田晶宏)

4804チバQ:2014/05/10(土) 01:10:08
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140509/chb14050922190001-n1.htm
成田国際空港会社決算、旅客増加で過去最大利益に 千葉

2014.5.9 22:19


 成田国際空港会社(NAA)は9日、平成26年3月期連結決算を発表した。オープンスカイ(航空自由化)による新規就航、LCC(格安航空会社)の通年運航などの効果で発着回数や旅客数が増加し、最終利益は過去最大を記録した前期を46億円上回る199億円で、過去最大を更新した。

 本業のもうけを示す営業収益は前期を102億円上回る1994億円。旅客数の増加や円安などの影響により、物販や飲食などのリテール事業で増収を確保した。一方、国際線着陸料の引き下げなどの影響で空港運営事業は減収となった。経常利益は前期より57億円増え、333億円と過去最大。

 今年度は羽田空港の国際線2次増枠により大型機の減便が見込まれるものの、フィリピンや台湾などのアジア路線が好調なことやLCCの増便などのプラス要素があるため、27年3月期の最終利益は26年3月期に次ぐ歴代2位の水準になる見通しとしている。同日の記者会見でNAAの夏目誠社長は「羽田の増枠による影響は限定的なものとみている」と強調した。

4805チバQ:2014/05/13(火) 19:17:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140513-00000538-san-soci
海面異常接近のピーチ機長、「警報作動」報告せず 国交省が指導
産経新聞 5月13日(火)13時46分配信

 格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの旅客機が那覇空港付近で海面に異常接近した問題で、機長らが地上接近警報装置(GPWS)の作動にもかかわらず異常を認識せず会社に報告していなかったことが13日、国土交通省の調べで分かった。国交省はGPWSが作動した場合、機長に報告させるよう同社に指導した。

 今回のトラブルは4月28日に発生。同社の石垣発那覇行きエアバスA320が那覇空港の北約7キロで高度約75メートルまで降下、海面に異常接近しGPWSが作動した。アルゼンチン国籍の男性機長は緊急に機首を上げ着陸をやり直した。

 国交省航空局は今月8、9の両日に同社を監査。その結果、機長と副操縦士はGPWSが作動したが、視界不良などの理由から海面に異常接近したとの認識がなく、会社に報告しないまま那覇から関西国際空港に出発していたことを確認した。

 同社によると、GPWSが作動した場合、運航できない社内規定だが、警報にも危険度によって段階があり、「今回は運航を停止する事案ではなかった」としている。しかし、航空局は今回の警報レベルでも社内規定で報告を義務付けている航空会社があるとして、同社についても今後機長に報告させるよう指導した。

 このほか、客室乗務員の訓練記録や機材の整備記録の一部に不備があり、航空局は改善するよう求めた。

4806チバQ:2014/05/13(火) 20:08:20
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/140513/ece1405131805001-n1.htm
成田に強敵? GWの出入国者4%減 羽田国際線拡大が影響か2014.5.13 18:05
 東京入管成田空港支局は13日、ゴールデンウイーク期間中(4月25日〜5月6日)の成田空港の出入国者数が約74万5千人(速報値)で、前年同期と比べて約4・1%減少したと発表した。

 このうち日本人は約18・2%減の約42万4千人だった。同支局は「羽田空港の国際線発着枠が拡大したことや、連続して休みが取りにくかったことが影響したのではないか」としている。

 一方、外国人の出入国者数は、円安傾向などが追い風となって約24・2%増の約32万1千人となった。

 旅行客による混雑のピークは出国が5月3日、入国が同6日だった。

4807チバQ:2014/05/14(水) 20:57:34
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140514-OYT1T50075.html
「移動先ない」と小型機駐機、飛行場閉鎖できず
2014年05月14日 11時57分
 阿見飛行場(茨城県阿見町島津)を閉鎖し、大規模太陽光発電所(メガソーラー)に転換する計画で、駐機していた小型プロペラ機9機のうち6機のオーナーが、閉鎖予定の5月以降も別の飛行場に移らないで駐機を続ける意思を示していることがわかった。


 機体の速やかな移動を求めている飛行場側に対して、オーナーらは「駐機できる別の飛行場がない」との立場で、双方の主張は平行線をたどり、解決の糸口が見えない状況になっている。

 計画によると、同飛行場を所有する「小学館不動産」(東京都千代田区)が事業主体となり、滑走路やその周辺部分計約5万平方メートルに約1万6000枚の太陽光パネルを設置する。2015年4月に発電を始めるため、今年5月に飛行場を閉鎖し、6月から工事に入る予定だった。

 同飛行場を運営している同社系列の「東京航空」(同)は昨年12月、同飛行場に駐機しているオーナーに今年3月末日での駐機場の解約を通告し、今年1〜3月の計3回、別の移動先について話し合った。

 ところが、同飛行場に近い竜ヶ崎飛行場(龍ヶ崎市)は、閉鎖が決まった阿見飛行場から小型プロペラ機2機を受け入れて駐機スペースがなくなったとして、2機以外の機体が移動できなくなった。さらに大利根飛行場(河内町)も、既に駐機場所はないという。

 同社は埼玉県桶川市、川島町にまたがる「ホンダエアポート」を移動先として提示したが、「車での移動に時間がかかる」としてオーナーらの理解が得られなかったという。このため阿見飛行場の閉鎖時期は未定のままだ。

 同社は契約解除に伴って4月以降の駐機場使用料(格納庫内月額16万2000円、庫外月額9万7200円)をオーナーから受け取っていない。5月に入り、航空機用のガソリンを入れていたタンクも残りわずかで販売を打ち切っている。

 オーナーらによると、駐機を希望している6機のうち、5機のオーナーは同社に駐機場使用料の支払いを申し入れたが受け取りを拒否されたとして、水戸地方法務局土浦支局にそれぞれの4月分の駐機場使用料を供託金として納めることにしている。

 オーナーらは5月以降も毎月、供託を継続する予定という。阿見飛行場に20年近く駐機しているオーナーパイロットの男性(69)(稲敷市)は、「近隣に駐機場がないので困っている」と話している。

 同社の永吉修一社長は、「誠意をもってオーナーと対応したが、理解が得られなかった。今後は弁護士と相談して対応を検討していきたい」としている。

4808チバQ:2014/05/14(水) 23:22:21
自分の父親を亡くした時、自分はベトナムに居て
下の記事のように航空券を変更してくれました。
そのこと自体は感謝なのですが・・・
サービスにはコストがかかるという前提を無視して神対応というのはどうかと思う。

つーか、出産ならスケジュール変わることもあるだろう。
それを想定できないでチケット買うなよ

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140514/dms1405141205007-n1.htm
【編集局から】航空会社の「神対応」に感謝2014.05.14
 企業の行き届いたサービスや見事なクレーム対応のことをインターネットの世界では「神対応」というそうです。

 先日、取材の合間を縫って妻の里帰り出産に立ち会ったのですが、そこで記者もその「神対応」にあいました。

 妻の帰省先は飛行機で東京から片道2時間半かかる沖縄。担当の産婦人科医のアドバイスに従い、航空券を手配していたのですが、予定日よりも数日早く妻から電話が入りました。

 「破水したみたい…」

 その日のうちに入院し、翌日には出産準備に入るというのです。

 出産に間に合うためには、すぐに出発しなければなりませんが、記者が購入した航空券は変更や取り消しができないタイプのもの。

 ダメもとで、購入先の航空会社に搭乗日の変更をお願いしてみました。返事はやはりノー。「子供がもうすぐ生まれそうで…」と事情を話すと、意外な返事が。「そういうご事情でしたら特別に変更させていただきます。何時の便をご希望ですか?」

 すぐに病院に駆け付けられるように、と出口に近い座席まで確保してくれる配慮ぶりです。感謝の意を伝えた後、オペレーターの女性が言った一言が忘れられません。

 「一生に一度のことですから」。人の優しさに触れた瞬間でした。 (A)

4809チバQ:2014/05/17(土) 00:07:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140516-00000051-jij-bus_all

格安バニラ・エアも運航中止=6月の154便―機長不足で

時事通信 5月16日(金)12時13分配信



 格安航空会社(LCC)のバニラ・エア(千葉県成田市)は16日、必要な人数の機長を確保できなくなったため、6月に計154便の運航を中止することを明らかにした。退職者が見込みを上回り、補充採用も間に合わなかった。繁忙期となる7月以降は人員を確保し、予定通りに運航する。16日午後に発表する。
 LCCでは、ピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)も病欠者が相次いで機長不足に陥り、5〜10月に最大2000便以上の運航を中止すると発表している。

4810チバQ:2014/05/19(月) 01:58:42
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140518/biz14051809340005-n1.htm
羽田・成田発着枠5割増 国交省検討 2030年代、滑走路新設
2014.5.18 09:34
 羽田、成田の両空港に発着できる航空便を増やす国土交通省の計画案が17日、明らかになった。2020年の東京五輪までに、東京上空の飛行制限を緩めるなどして今年度の1割増となる年間83万回に拡大。さらに30年代をめどに、両空港に新しい滑走路を建設し、5割増の110万回を目指す。

 国交省は計画案を近く開催する有識者会議に提案、周辺自治体や航空会社などと具体的な協議に入る。

 政府は訪日外国人客数を20年に2千万人、30年に3千万人とする目標を掲げている。航空便の発着枠は、成田で今年度中に30万回まで増える見通しで、羽田と合わせた首都圏空港では75万回となる。

 計画案では、東京五輪を視野に、羽田で飛行ルートの規制を緩め、東京都や神奈川県の市街地上空を飛行可能にして4万回増やす。これまで騒音対策で東京湾上空を飛行していたが、低騒音の旅客機を活用して地元の理解を得る。成田では誘導路の新設などで4万回増やす。

 続いて、30年代をめどに両空港で3千メートル級の滑走路を新設する。

 羽田は5本目の滑走路を沖合に作る案が有力。成田では3本目の滑走路を約1200億円かけて増設する計画がある。

4811チバQ:2014/05/19(月) 02:00:32
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140517-OYT1T50013.html?from=ytop_main3
待遇・育成…急増LCC、パイロット不足深刻化
2014年05月17日 10時53分
バニラ・エアの旅客機(16日、成田空港で)=林英彰撮影
 格安航空会社(LCC)でパイロット不足が深刻になっている。バニラ・エアは6月に予定していた運航の約2割に当たる154便を中止する。

 ピーチ・アビエーションもパイロットが足りず、10月までに最大約2000便を減便する。ただ、人材育成には課題が多く、LCCの成長にとって大きな壁となりつつある。

 バニラの石井知祥(とものり)社長は16日の記者会見で、運航中止について「心よりおわびします」と頭を下げた。6月は機長28人で運航する計画だったが、5月までに5人が退職や病欠などで乗務できなくなったため、と釈明した。7月以降は、全日本空輸から機長を派遣してもらい運航するという。

 19日から減便するピーチも機長が足りない。機長52人のうち8人が病気やけがで乗務できなくなった。パイロットの新規採用も進んでいない。

 パイロットが確保できないのは、LCCの相次ぐ就航による「人手不足」が理由だ。ピーチは2012年3月、国内初のLCCとして関西空港を拠点に就航。その後、ジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパン(現バニラ・エア)がそれぞれ成田空港を拠点に就航した。13年には国内線の旅客数に占めるLCCの割合は6%を超えた。

 国土交通省によると、LCCの就航で、13年には11年時点と比べて164人のパイロットが新たに必要となった。航空需要の伸びに伴い、15年時点ではさらに最大351人のパイロットが求められる。

 機長の育成には通常は10年程度かかる。LCCはこれまで、10年に経営破綻した日本航空から機長を迎えるなどの方法で機長を確保してきた。全日空や日航は「パイロットは足りている」のに対し、LCCは「急激な路線拡大に追いつかなくなった」(航空業界関係者)。全日空、日航の2社との間で、パイロットの待遇に大きな差があることもLCCにとって不利となっている。

 世界の航空需要は増加しており、30年にはアジア・太平洋地域で約9000人のパイロットが不足する、との試算もある。日本でも20年頃には現在より2〜3割多い約7000人のパイロットが必要になる見込みだ。国内のパイロットは13年1月現在で5686人で、政府が資格取得を支援する航空大学校の出身が39・9%、民間航空会社による自社養成が34・3%。ただ、自社養成には1人当たり数千万円のコストがかかるほかノウハウも必要で、LCCにとっては難しい。

4812チバQ:2014/05/19(月) 02:02:13
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140517/bsd1405170500003-n1.htm
LCC実態…弱かった「採用競争力」 パイロット不足で欠航相次ぐ (1/3ページ)2014.5.17 06:56

 成田空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のバニラ・エアは16日、機長不足を理由に、6月に国内線の成田−那覇線と成田−新千歳線の一部で154便を欠航すると発表した。

 6月に運航を予定していた国際線を含む便数全体の21%に当たる。LCCをめぐっては4月、関西空港を拠点とするLCCのピーチ・アビエーションも同じ理由で最大2000便超の欠航を発表したばかり。低運賃を武器に国内でも根づきつつあるLCCだが、パイロット不足が事業拡大の隘路(あいろ)になっている。

 バニラは、全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス(HD)の全額出資子会社。欠航となる便を予約していた乗客2551人に影響が生じる。

 バニラの石井知祥社長は同日、東京都内で記者会見し、「経営として重く受け止めている。機長の確保や養成をしっかりやっていく」と謝罪した。国際線は全便を運航するとした。

 6月は機長が26人必要だったが、採用が予定通り進まなかったことに加え、想定以上の退職者が出たことで、3人不足するという。石井社長は「(会社発足が昨年11月と)後発組で実績が少なく、採用競争力が弱かった」と説明した。

 ただ、同じANAHD傘下の全日空から機長の出向者を受け入れたほか、病欠者らが復帰することから、繁忙期の7月以降は必要な機長数を確保できるため計画通りに運航する予定。

 LCCでは4月、ピーチが5月19日から10月25日まで最大2072便を欠航すると発表。機長52人のうち8人が病欠という緊急事態に加え、事業拡大に向けた採用も不調だったためだ。

 LCCはもともと、余剰の機材や人員をあまり持たないことなどでコストを抑え、低運賃を実現している。こうした中、バニラやピーチでパイロット確保が綱渡りだった実態が表面化し、LCCのこうしたモデルの難しさが浮き彫りになった格好だ。会見でバニラは、病欠などを見込んだ機長の余剰人員は1〜2人程度だったと明かした。

 国内でも若者を中心に観光向けなどで定着しつつあるLCCだが、大量欠航の続発でイメージが悪化する可能性もある。

 早稲田大学大学院の戸崎肇教授は「LCCは大手に比べパイロットの待遇で見劣りし、獲得はそれだけ難しくなる」とした上で確保策として「自社養成などを視野に入れる必要があるほか、当面の対応ではパイロットへの待遇改善をある程度は優先せざるをえない状況だ」と語る。

 国内LCC3社の運航体制 

              路線数  1日当たりの便数 在籍パイロット数(人) 欠航する便数

 バニラ・エア       国内線2  24      機長26        6月に154

              国際線2          副操縦士32 

 ピーチ・アビエーション  国内線10 約70     機長52        5月19日から

              国際線6          副操縦士56      10月25日まで最大2072

 ジェットスター・ジャパン 国内線14 最大76    機長67         −

                            副操縦士76

4813チバQ:2014/05/19(月) 21:37:04
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201405/0006971885.shtml
2014/5/19 07:10


但馬空港開港20年 東京便実現、かじ取り難航

滑走路から離陸する36人乗りの小型機=豊岡市岩井、但馬空港  兵庫県が運営する但馬空港(豊岡市)が18日、開港20年を迎えた。東京(羽田)直行便は開港以来の地元の悲願だが、実現に至っていない。高速道路の延伸や羽田への乗り入れ機材が見つからないなど、取り巻く環境は厳しいまま。県は空港の「存在意義」をかけ、本年度、運営体制を初めて見直す。(若林幹夫)


 但馬空港は、県が1994年に開設。日本航空グループの日本エアコミューターが、36人乗りの小型機で大阪(伊丹)空港に1日2往復を就航している。

 地域が要望しているのが羽田空港への直接乗り入れ。実現すれば、現在の2時間半前後が1時間半に縮まる。しかし、1200メートルと滑走路が短く、就航できる機材がなかなか確保できない。

 関係者が一時、「チャンスか」と色めき立ったのが、2010年、羽田空港滑走路拡張に伴う小型機枠の設置。13年には、地域の取り組みと合わせ、2年間限定の路線を募る「政策コンテスト」があったが、やはり、短い滑走路で発着できる小型機を持っている航空会社が少なく、手を挙げることはできなかった。

ライバル続々

 そもそも開港の理由は、高速交通網の空白地解消だった。しかし、北近畿豊岡自動車道の豊岡市内への延伸が決定。16年度には市南部の日高町まで通り、但馬地域の交通の便は良くなる。

 また、但馬でも北西部は鳥取空港に目が向いている。同空港は、政策コンテストで採用され、3月に羽田便を増便。兵庫県や但馬各市町でつくる但馬空港推進協議会に属する新温泉町は、鳥取県と東京都内で共同PRに乗り出している。

 こうした状況から、兵庫県は本年度中に第三者委員会を設置。外部の視点で、東京便実現のための方策を考えてもらう。さらに第三セクター「但馬空港ターミナル」に、空港管理事務所の業務を委託し、運営効率化も図る。

 豊岡市の中貝宗治市長は「直行便が実現すると流動性が一気に高まり、医師不足や情報発信が劇的に変わる。但馬の魅力を高めて利用を増やし、実績を示すしかない」としている。

4814チバQ:2014/05/20(火) 23:19:22
http://kumanichi.com/news/local/main/20140520006.xhtml
天草エア搭乗者6年ぶり7万5千人超 13年度 2014年05月20日

 天草エアライン(天草市)の奥島透社長は20日、2013年度の搭乗者数が7万6387人だったと明らかにした。前年度比14・5%増で、6年ぶりに7万5千人を上回った。

 大幅な伸びを示したことについて、奥島社長は「搭乗100万人到達を記念して実施した(天草−福岡)片道1000円キャンペーンなどが増加の要因」と述べた。

 有償搭乗者数は15・7%増の7万3548人。ただ、搭乗率は59・6%で、採算ラインとしている65%を下回った。

 天草市役所であった、天草2市1町の行政や経済団体などでつくる同空港利用促進協議会(会長・中村五木天草市長)の総会で報告された。

 総会では、有償搭乗者数の目標を年間7万4千人とする14年度事業計画を承認。空港の愛称募集など開港15周年記念事業の実施や、天草の特産を集めたマルシェを月1回、同空港交流広場で開催することを確認した。(石本智

4815とはずがたり:2014/05/21(水) 01:57:51

ピーチ、5−10月の欠航が56便増えて2128便に 訓練生の退職で
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140520560.html
産経新聞2014年5月20日(火)18:47

 格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは20日、機長不足を理由に5〜10月に欠航する便数が最大2128便に増えると発表した。従来は最大2072便としていたが、機長として乗務予定だった訓練生2人が5月上旬に退職した影響で、8月に那覇−台北線で56便が追加で欠航するという。

 最大2128便のうち、すでに確定済みの5〜6月の448便に加え、今回は7〜8月の894便の欠航が確定。レジャーや帰省など夏の繁忙期での大量欠航となる。

 9〜10月も786便が欠航する可能性があるとしており、7月上旬までに欠航便数を確定させる。

 ピーチに在籍する機長の数は現在55人。このうち8人は依然として病欠で、4月28日に那覇空港付近でピーチ機が海面に異常接近するトラブルが起きた際の外国人機長も乗務から外れており、稼働可能な機長の数は46人という。

 機長訓練生2人が退職した理由について、ピーチの遠藤哲総合企画部長は「個別の事情による」として詳細を明らかにしなかった。今後の機長の確保策については「日本人や外国人で積極的な採用を進めるほか、社内で一定経験を積んだ副操縦士からの昇格により、拡充に努める」とした。

LCC実態…弱かった「採用競争力」 パイロット不足で欠航相次ぐ
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20140516003.html
フジサンケイビジネスアイ2014年5月17日(土)08:21
 成田空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のバニラ・エアは16日、機長不足を理由に、6月に国内線の成田−那覇線と成田−新千歳線の一部で154便を欠航すると発表した。6月に運航を予定していた国際線を含む便数全体の21%に当たる。LCCをめぐっては4月、関西空港を拠点とするLCCのピーチ・アビエーションも同じ理由で最大2000便超の欠航を発表したばかり。低運賃を武器に国内でも根づきつつあるLCCだが、パイロット不足が事業拡大の隘路(あいろ)になっている。

 バニラは、全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス(HD)の全額出資子会社。欠航となる便を予約していた乗客2551人に影響が生じる。バニラの石井知祥社長は同日、東京都内で記者会見し、「経営として重く受け止めている。機長の確保や養成をしっかりやっていく」と謝罪した。国際線は全便を運航するとした。6月は機長が26人必要だったが、採用が予定通り進まなかったことに加え、想定以上の退職者が出たことで、3人不足するという。石井社長は「(会社発足が昨年11月と)後発組で実績が少なく、採用競争力が弱かった」と説明した。

 ただ、同じANAHD傘下の全日空から機長の出向者を受け入れたほか、病欠者らが復帰することから、繁忙期の7月以降は必要な機長数を確保できるため計画通りに運航する予定。LCCでは4月、ピーチが5月19日から10月25日まで最大2072便を欠航すると発表。機長52人のうち8人が病欠という緊急事態に加え、事業拡大に向けた採用も不調だったためだ。

 LCCはもともと、余剰の機材や人員をあまり持たないことなどでコストを抑え、低運賃を実現している。こうした中、バニラやピーチでパイロット確保が綱渡りだった実態が表面化し、LCCのこうしたモデルの難しさが浮き彫りになった格好だ。会見でバニラは、病欠などを見込んだ機長の余剰人員は1〜2人程度だったと明かした。国内でも若者を中心に観光向けなどで定着しつつあるLCCだが、大量欠航の続発でイメージが悪化する可能性もある。

 早稲田大学大学院の戸崎肇教授は「LCCは大手に比べパイロットの待遇で見劣りし、獲得はそれだけ難しくなる」とした上で確保策として「自社養成などを視野に入れる必要があるほか、当面の対応ではパイロットへの待遇改善をある程度は優先せざるをえない状況だ」と語る。

4816チバQ:2014/05/21(水) 22:14:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014052100773
格安航空、相次ぐ運航中止=経営安定遠く
 国内の格安航空会社(LCC)3社が、相次いで一部運航中止を発表した。ANAホールディングスが出資するピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)とバニラ・エア(千葉県成田市)は、予定外の退職などによる機長不足が原因。日本航空が大株主のジェットスター・ジャパン(同)は整備体制構築が遅れたためで、いずれも安定した経営状態には遠いことを浮き彫りにした。
 航空機の操縦資格は、機種ごとに取得する必要がある。日航と全日本空輸の大手2社の保有機がボーイングに片寄っているため、LCC3社が使用するエアバスA320型機の資格を持つ国内の操縦士は少ない。新たな機種に対応するには数カ月の訓練が必要で、直ちに増員することは困難。
 バニラは「LCCとしての独立性が前提」(ANAHD幹部)という建前をいったん棚上げし、全日空から機長2人の出向受け入れを決定。自立経営をうたってきたピーチも、全日空への支援要請を「検討する」(幹部)としている。(2014/05/21-17:42)

4817チバQ:2014/05/22(木) 22:50:25
http://mainichi.jp/select/news/20140523k0000m020101000c.html
LCC:曲がり角 パイロット不足で欠航続発…需要急増で
毎日新聞 2014年05月22日 22時10分(最終更新 05月22日 22時36分)

 国内の格安航空会社(LCC)3社が、パイロット不足などを理由に相次ぎ大規模な欠航を発表、安定的に運航できない事態に陥っている。背景にあるのは、航空需要拡大に伴うLCCの急成長。国土交通省は「多くの利用者に多大な影響を与えて遺憾」(太田昭宏国交相)として、各社の改善状況を注視していく構えだが、パイロット不足はLCC業界の構造的な問題でもあり、今後も人材不足を理由にした欠航が続く懸念もある。

 全日本空輸(ANA)系のピーチ・アビエーションやバニラ・エアは、機長の病欠や退職などによるパイロット不足のため、相次いで欠航を発表した。ピーチは今年5〜10月に国際線と国内線で最大2128便を欠航し、バニラも6月に154便を欠航する。また、日本航空(JAL)が大株主のジェットスター・ジャパンも整備体制の遅れを理由に6月3日から予定していた増便を延期した。

 機材や人員を最小限に抑えてコストを削減し、割安な運賃を提供するのがLCCのビジネスモデル。低価格が利用客に支持されて、2012年3月に0・9%だった国内線のシェアは、今年3月時点では7・5%まで拡大した。

 だが、短期間での路線や便数の急拡大は大きなひずみを生み、パイロット不足につながった。欧米では1970〜80年代にかけて、LCCが相次いで誕生したことをきっかけにパイロットの人数を増やしたが、日本国内では長年、パイロット数が抑制されてきた。12年にLCCが本格参入した際には、LCC各社は経営破綻に伴い解雇されたJALの出身者を多く採用し、パイロットを確保してきた。ところが、JALの経営再建の進展とLCCの成長に伴いパイロット需要が拡大、人手不足の常態化につながった。

 LCCの主力機種がエアバスA320であることもパイロット不足に拍車をかけている。航空機の操縦資格は機種ごとに取得する必要があり、JAL・ANAの保有機種の多くがボーイング社製のため、日本人でエアバスA320の操縦資格を持つパイロットは少ない。このため、LCCの航空機を操縦するには数カ月の訓練が必要になり、突然の退職に対応し、直ちに増員することが難しくなっている。

 6月末からは、中国のLCC、春秋航空などが出資する春秋航空日本が、成田空港を拠点に国内線3路線の運航を始める。活発な航空需要を背景に、国交省は国内LCCのシェアは今後も拡大傾向が続くと見ていて、LCC各社は関係の深い大手航空会社の支援を受けながら、パイロット不足への対応を急いでいる。【永井大介】

 ◇各国間で争奪戦
 LCCのパイロット不足を受け、政府は今春から、自衛隊パイロットの民間航空会社への転出を促す制度の運用を再開した。ただ、アジアを中心とした新興国での中間所得層の拡大で、航空需要は今後も膨らむ見通し。世界規模でパイロット不足の深刻化が懸念されており、今後、各国間のパイロットの争奪戦が激化しそうだ。

 国交省によると、2010年時点で世界には46万3386人のパイロットがいるが、30年には2倍以上の98万799人のパイロットが必要になる。また、国内では約5700人(13年1月末)いるパイロットも、22年には7000人程度が必要になるという。

 現在、パイロットのほとんどは航空大学校の卒業生か大手航空会社の自社養成が占める。だが、養成には10年ほどかかり、パイロット数を急に増やすことは非常に難しい。このため政府は、国内の航空会社に勤務する場合に外国人パイロットの在留資格の取得要件を緩和する方向で検討を始めた。【永井大介】

4818チバQ:2014/05/22(木) 23:01:18
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140521/biz14052120430045-n1.htm
LCC3社、立て直しに向け正念場
2014.5.21 20:43 (1/2ページ)

ピーチ・アビエーション機=関西空港
 国内格安航空会社(LCC)の経営が正念場を迎えている。平成24年3月にピーチ・アビエーションが国内線で初の運航を開始してから3年目。パイロット不足や機体整備体制の遅れで、21日までにバニラ・エア、ジェットスター・ジャパンを含めた国内3社がそろって欠航や増便の延期に追い込まれた。新しい顧客層を開拓して急成長してきた一方、運営体制が追いつかない現状が浮き彫りとなった。(森田晶宏、藤沢志穂子)

 国土交通省によると、国内線の旅客数に占めるLCCのシェアは、3月末で7・5%と過去最高となった。また、観光庁が21日発表した昨年1年間の国内旅行消費額は約22兆5千億円と6年ぶりに増加に転じた。訪日外国人に加え、景気回復で日本人の国内宿泊旅行も増加している。ともに今後さらなる上積みが期待されるが、LCCの欠航が影を落としかねない。

 LCCは余剰の機材や人員を抑えることでコストを削り、割安な運賃を提供して若者を中心に顧客層を拡大してきた。だが短期間で路線や便数が拡大した影響でパイロット不足が深刻だ。自力養成は時間も費用もかかって難しい。そのため各社とも、系列の全日本空輸や日本航空の協力で運営体制の立て直しを急いでいる。

 国土交通省は最近の欠航などは、LCCの成長の過渡期における「生みの苦しみ」(幹部)で、大手航空会社の支援で、早期の立て直しは可能とみている。

 ただ6月末からは、中国のLCCの春秋航空などが出資する春秋航空日本が、成田空港を拠点に国内線3路線の運航を始める。競争が激しくなるなか、既存の国内3社にはいかに運航品質を向上させ、利用者の信頼に応えていくかが問われている。

4819チバQ:2014/05/24(土) 19:05:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140524-00000115-san-bus_all

中国LCC 春秋航空 日本路線拡充 5年以内 10空港乗り入れ

産経新聞 5月24日(土)7時55分配信







中国LCC 春秋航空 日本路線拡充 5年以内 10空港乗り入れ


上海市内の本社で若いスタッフから状況説明を聞く中国の格安航空会社「春秋航空」の王正華会長(河崎真澄撮影)(写真:産経新聞)


 ■「訪日ブーム 最重要市場」

 上海に拠点を置く中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空が日本路線を大幅に拡充する。同社の王正華会長は産経新聞の取材に対し、2〜5年以内に日中間を結ぶ国際路線の発着地を、中国側で20都市以上、日本側で10カ所以上増やす方針を明らかにした。王氏は格安便の大幅増発により、「中国の訪日客は年率50%以上伸び、日本が最重要市場になる」と話した。

 上海から日本に向かう同社の国際路線は現在、茨城▽関西空港▽高松▽佐賀−の4カ所。王氏は日中の航空当局などに対し札幌と福岡の2路線の開設も申請したことを明らかにした。札幌は7月、福岡は年内にも就航する見通しだ。また、中部(愛知県)や広島、長崎などの路線開設も近く申請し、2年以内の就航をめざす。

 さらに天津、重慶の両直轄市や大連(遼寧省)▽西安(陝西省)▽深セン(広東省)など、中国国内の20都市以上の空港と主に成田、関空を結ぶ路線を3〜5年内に開設する考えだ。成田や関空で自社の便と接続し、日本国内の10カ所以上の空港に乗り入れる。

 同社は燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を除く片道運賃が、上海−佐賀線の場合3千円からと、破格の安値で業績を伸ばしている。また、同社の日本法人は6月27日から、成田を拠点に広島、高松、佐賀の3都市を結ぶ日本の国内線にも参入する予定だ。

 急ピッチの路線拡張計画について、王氏は「対日関係悪化と一線を画した訪日ブームが中国にある」と説明する。

 香港や東南アジアなどへの旅行経験がある中国の富裕層や中間所得層は、次の旅行先として日本への関心を高めている。円安元高により、日本での買い物が割安になったことも大きな理由だ。

 同社の日中路線は今年約30万人の搭乗者を見込む。格安便の就航拡大が、中国各地からの訪日客をさらに開拓する見通しだ。

 これに対応するため同社は、現在40機保有するエアバス機を、2018年までに100機態勢にするほか、年内にも上海株式市場に上場し、最大で約100億元(約1640億円)の資金を調達する計画を進めている。

 アジア市場で勝ち残りに向け、王氏は価格の競争だけではない独特のアイデア勝負を打ち出す。その一つが、5年ほど前から王氏が中国当局に働きかけている「立ち席」だ。

 奥行きの短い小さなベンチ構造の“腰掛け”と、両肩からかける2本のシートベルトで上半身を固定する仕組みで、短時間のフライトなら「十分なスペースだ」という。通常の座席に比べ乗客を3割増やせるため、立ち席料金は通常のエコノミー席より30〜40%安く設定できる見通しだ。

 ただ、立ち席は今のところ航空当局からも認可を得られる見通しはない。だが、王氏は「顧客のために今後さまざまなアイデアを絞って、LCC市場で勝負したい」と話した。(上海 河崎真澄)

4820チバQ:2014/05/25(日) 10:57:30
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140524/bsk1405241007003-n1.htm

アエロフロートが格安航空 6月にクリミアへ第1便

2014.5.24 10:07
 ロシア航空最大手アエロフロートが子会社の格安航空会社(LCC)「ドブロリョート」を設立、6月中に第1便として、ロシアがウクライナから一方的に併合したクリミア半島の中心都市シンフェローポリとモスクワを結ぶ便を運航する。同社が23日、共同通信に明らかにした。

 クリミアは観光が経済の柱だが、ロシア編入によって外国でイメージが悪化した上、ロシアのビザが必要になるため観光客の減少が見込まれている。一方、ロシア国内では夏休みをクリミアで過ごそうとする愛国主義的な動きもあり、同社はそうした需要に応える構え。モスクワ−シンフェローポリは往復7500ルーブル(約2万2千円)から。

 同社は年内に10路線前後の国内便を開設する予定。2016年には国際便も開始し、キエフやイスタンブールなどに就航させたいとしている。(共同)

4822チバQ:2014/05/25(日) 19:45:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140524-00082645-kana-l14
羽田〜川崎連絡橋整備へ 東京五輪までに供用開始へ
カナロコ by 神奈川新聞 5月25日(日)7時3分配信

(写真:カナロコ by 神奈川新聞)
 政府が羽田空港と多摩川対岸の川崎方面を直結する連絡橋を建設する方針を固めたことが24日、分かった。羽田の国際化進展をにらみ、2020年の東京五輪開催までの供用開始を目指す。安倍政権の成長戦略の一環として、東京都9区と県内全域などが「国家戦略特区」に広域指定されたことも受け、羽田を玄関口とした国際ビジネス環境を整える。
 菅義偉官房長官(衆院2区)が24日、神奈川新聞社の単独取材に明らかにした。
 羽田から多摩川を越える連絡道路構想は、羽田の再拡張・国際化に伴って浮上した。京浜臨海部の再活性化を目指す県や川崎市なども実現を要望してきたが、空港周辺の東京都大田区などに慎重な意見もあり、調整がつかない状況が続いていた。
 政府は3月、区域を限定して規制を大幅に緩和する国家戦略特区に、全国6カ所を指定。このうち、東京都9区と神奈川県全域、千葉県成田市で構成する「東京圏」では、東京五輪をにらみ「世界で一番ビジネスのしやすい環境」の創出を目指すとした。県内では京浜臨海部・殿町地区を中心に、ライフサイエンス(生命科学)に関連した研究機関や企業の集積が進んでいる。
 菅長官は特区の広域指定により「(神奈川と)東京都や大田区との連携も可能になった」として、羽田強化に向けた一体的な取り組みの必要性を強調。「羽田は海外の利用者が一挙に増えた。以前に比べて国際化が一気に進んでいる」として、早期の連絡橋整備に注力する意向を示した。

◆◇◆研究機関集積に弾み
 川崎臨海部・殿町3丁目地区と羽田空港との直結が実現する見通しとなり、成長分野として期待されるライフサイエンス(生命科学)に関連する企業、研究機関の集積に一層弾みがつくことになる。約40ヘクタールに及ぶ大規模なトラック製造工場の移転から10年、悲願だったインフラ整備にようやく光が差し込んだ。
 菅義偉官房長官は羽田空港の国際線増強、東京五輪開催決定といった要因を考慮し、行政区にとらわれずハブ空港を核にした広域的な成長拠点形成が必要だとの認識を空港周辺自治体に示していたという。
 従来、県と川崎、横浜両市は連絡橋に加え空港機能の一部を備える「神奈川口構想」を掲げていた。しかし、近年は周辺自治体への配慮から連絡道路は「あくまで空港インフラの一部」との方針に転換したことも関係自治体、省庁の理解を円滑にした格好だ。
 殿町3丁目地区はライフサイエンスに関連する主要な研究機関、グローバル企業の進出が続き、「遊休地を解消するめどは付いた」(川崎市幹部)。今後は研究開発機能に加え、レクリエーション、交流、生活利便といった多様なまちづくりが進む予定で、国際展示場の整備を検討している対岸の東京都大田区側との機能分担が課題となる。
 これまで、神奈川口構想は羽田空港の再拡張事業に対する県、川崎、横浜両市の資金提供に対する見返りという思惑が見え隠れしていた。首長も当時から一新し、今後は「再国際化した羽田空港を核にした成長拠点の形成」という政治判断を自治体側が首都圏全体の新たな発展に結びつけられるかどうか、大局的な連携が問われることになる。

4823チバQ:2014/05/27(火) 22:19:17
http://news.livedoor.com/article/detail/8872482/

東洋経済オンライン
2014年05月27日09時00分 LCCも頭を抱える、成田空港の駐車場事情 羽田より不便なのに、羽田より割高

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国内有数のLCC拠点になりつつある成田空港(撮影:尾形文繁)
成田空港を利用した際、こんな経験をした人もいるのではないか。かく言う筆者も、その1人である。

同空港の駐車場の料金は1日(24時間)当たり2060円。たとえば、1泊の国内出張なので、自家用車で成田まで行き、24時間以内に出庫しようと考えたとする。ところが、帰りの便の到着が遅れ、24時間を30分だけ過ぎてしまった。まあ、時間単位の追加料金を払えばいい。そう思っていたら、請求された料金は、なんと2日分の4120円だった――。

■伸び悩むLCC利用者
日本の空の玄関、成田国際空港。国際線においては便数ベースで首都圏のメイン空港であることは変わりないが、国内線でもジェットスター・ジャパン、バニラエア、ピーチ・アビエーションの日系LCC(格安航空会社)3社が相次いで就航。6月末には中国系の春秋航空日本が新たに就航する予定となっており、成長著しいLCCの拠点空港という側面も強まっている。

ただし、各社の搭乗率を見る限り、まだ定着したとはいえない状況だ。羽田空港発着の大手航空会社便の運賃が高い繁忙期こそ利用者は多いものの、オフシーズンには空席の目立つ便が多い。平日の朝だと、1便当たり数十人という便も珍しくない。

苦戦の理由の1つが、冒頭で触れた割高な駐車場料金だ。成田空港では、ジェットスター・ジャパンとバニラエアが使用する第2ターミナルに隣接する「第2駐車場」(普通車1400台)とピーチ・アビエーションが使用する第1ターミナルに隣接する「第1駐車場」(同1000台)はともに、1日2060円の料金設定になっており(5日以上になると1日520円)、1泊2日で駐車すると4120円、2泊3日だと6180円となる。

付け加えると、24時間までは2060円であるが、たとえば24時間30分の駐車の場合には2日分の4120円が必要となる。4000円台前半なら、空港周辺のホテルに前泊して、駐車場無料サービスを適用するのと変わらなくなってしまう。これが、羽田空港の場合、1日料金と時間制の併用となっており、24時間30分の駐車の場合、1500円+30分150円=1650円となる。

成田発着のLCCを利用する人の大半は、航空運賃の安さを理由に選んでいる。そのような状況の中、1日最大1500円に設定している羽田より高い駐車料金を取られるというのは、納得のいかないところだろう。空港周辺にある民間駐車場を使えば、1日500〜1000円程度で駐車できるが、空港へのアクセスには送迎バスに乗る必要がある。海外旅行などで長期間預ける場合、割安な民間駐車場はありがたい存在だが、国内線で数日預けるだけであれば、この一手間を不便に感じる人も少なくないはずだ。

■利用者目線での対策が必要
LCCにしてみても、全国6位の人口(約620万人)の千葉県民の取り込みを期待していたが、客足は想定していたほど伸びていない。鉄道やバスのアクセスが不便ではあるものの、県内は高速道路が整備され、自家用車を保有する家庭も多い。駐車料金が安くなれば、航空運賃の安いLCCを組み合わせた国内旅行の増加も十分に見込める。特に搭乗率が伸び悩んでいる朝6時台・7時台の出発便の搭乗率アップも期待できる。

現状、ターミナルから徒歩で5分ほど離れた「第3駐車場」(普通車120台、第2ターミナルに近接)と「第5駐車場」(普通車590台、第1ターミナルに近接)に限り、1日1530円で駐車できるが、LCCのリピーターを中心に満車状態が続いている。

駐車場を運営する成田空港会社が、国内線LCCを本気で成田に定着させたいと考えているのであれば、国内線の利用者限定で1日1000円程度の駐車料金を導入できないものだろうか。1000円になれば、千葉県内はもちろん、東京や神奈川、埼玉、茨城などからも利用者が増えるはずだ。

それが難しければ、千葉県がバックアップする方法もあるだろう。同県は、東京湾アクアラインの通行料金をETC車に限り普通車800円にする政策を実施したことで、アクアラインを使って千葉県を訪れる観光客が増加し、県内経済に大きな恩恵があった。同様に成田空港の駐車場においても、空港活性化の観点からサポートがあってもいいのではないか。

来年には第2ターミナルから歩いて10分ほどの場所にLCC専用ターミナルがオープンする予定で、成田空港の国内線LCCのあり方について考え直す時期が近づいている。ここで駐車場をはじめとした利便性向上へ何らかの策を講じなければ、LCCに対するこれまでの取り組みも水泡に帰してしまう。そうならないためにも、利用者目線での対策を期待したい。

4824チバQ:2014/05/28(水) 23:41:04
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/28/2014052801569.html
「国際ハブ空港」仁川、トランジット客が急減
国際線トランジット客、8カ月で15万人減少
日本・中国のトランジット客減少が顕著
「このままでは韓国人が中国・日本の空港で乗り継ぐようになる」
「路線を確保して待ち時間を減らし、空港周辺の観光開発もしないと」

 仁川国際空港を利用する国際線のトランジット(乗り換え)客の数が、昨年9月から今年4月までの7カ月間(今年1月を除く)、減少が続いていることが分かった。


 昨年8月に67万8026人を記録した国際線のトランジット客数は、今年4月には52万5928人にまで減少した。また、昨年上半期に20%に達していた月別の乗換率(国際線全体の乗客数のうち、仁川空港を経由して他国に向かった外国人の数の比率)は、今年4月には15%まで下落した。このような状況の中、昨年就任したばかりの仁川空港公社の社長が、6月4日に行われる統一地方選挙に出馬するため、今年初めに突然辞任し、3カ月以上も社長不在の状態が続いている。


 2001年の開港以降、仁川空港の国際線のトランジット客がこのように減少したのは、03年に中国などで重症急性呼吸器症候群(SARS)が発生したとき以来だ。


 乗換率は「ハブ(拠点)空港」として最も重要な指標となっており、世界のハブ空港の多くは乗換率が30%を超えている。乗換率が30%ということは、国際線の乗客100人のうち30人が、当該空港を経由して他国に向かったということになる。ドイツのフランクフルト国際空港の乗換率は42%、オランダのスキポール空港は同じく38%、シンガポールのチャンギ国際空港は31%、日本の成田国際空港は21%となっている。通常、乗換率が20%を超えると、ハブ空港としての第1歩を踏み出したものと評価される。


 これについて航空専門家たちは「日本や中国がハブ空港をめぐる競争に加わったことで、仁川空港のトランジット客を奪っている。国土交通部(省に相当)や仁川空港がこれに対し十分な対応ができていない側面がある」と指摘した。



■激化する中国・日本との競争

 トランジット客が多いということは、それだけ仁川空港を拠点として利用する外国の航空会社や外国人が多いということを意味する。仁川空港は国際線の乗客数を基準とすれば世界9位の空港だが、乗換率を基準とすると10位以下になる。しかしこれさえも、今や揺らいでいる状況にあるというわけだ。


 航空専門家たちは「国土交通部と仁川空港は、国際空港評議会(ACI)による空港サービス評価で9年連続1位になったことを自慢し、酔いしれている。昨年の時点ですでに対策を講じておくべきだった」と指摘した。韓国航空大学のユ・グァンウィ教授(航空交通物流宇宙法学部)は「これは一時的な現象にとどまらず、長期化する可能性が高いという点が問題だ。今からでも手を打たなければ、あっという間に北東アジアのハブ空港の座を日本や中国に奪われることになる」と話した。


 国土交通部と仁川空港によると、昨年9月から今年2月までのトランジット客の数は、1年前の同じ時期に比べ11万8000人減少した。旅客機400機分に相当する乗客が仁川空港に背を向けたことになる。


 国際線のトランジット客で最も数を減らしたのは日本人と中国人だ。これまで、日本人は仁川空港を経由して米国や欧州に向かうケースが多かった。仁川空港の路線数が羽田空港や成田空港よりも多く便利で、費用も安かったためだ。ところがこの1年間に、日本から仁川空港を経由して米国や欧州に向かうトランジット客数は5万6000人も減少した。また、中国から仁川空港を経由して米国や欧州に向かうトランジット客も5万1000人減少した。


 日本が昨年、自国の乗客をつなぎ止める取り組みを始めたことで、状況が一変した。日本は2020年の東京五輪開催を前に、羽田空港と米国シアトルを結ぶ国際線などを開設し、同空港の処理能力も年間6万機から9万機へと、50%も引き上げた。日本の地方の乗客が仁川空港に流れるのを防ぐため、成田空港と地方空港を結ぶ国内線も続々と開設した。一方、中国人のトランジット客が減少したのは、国内市場を基本として急成長を遂げた中国の航空会社が、今や国際線に目を向け、米国への直行便を相次いで開設しているためだ。


 高麗大学産業経営工学部のイ・チョルウン教授は「今のまま放置すれば、1−2年後には韓国人が羽田空港や北京首都空港を経由して米国や欧州に向かうようになる」と指摘した。

4825チバQ:2014/05/28(水) 23:41:27

■仁川空港公社は3カ月間社長不在

 このように、北東アジアのハブ空港の座をめぐる競争が日増しに激化する中にあって、仁川空港公社では社長の座をめぐる問題が繰り返され、さらに社長不在の状況が長期間続いている。昨年初めに朴槿恵(パク・クンへ)政権が発足したのと同時に、企業経営者出身のイ・チェウク元社長が辞任した。それから3カ月後の昨年6月、政府は天下り人事として論議を呼んだチョン・チャンス元国土交通部長官を新社長に任命した。ところが、チョン社長は就任から9カ月後の今年2月、江原道知事選挙への出馬を表明し辞任した。その後、国土交通部は後任の社長を選ぶ手続きを行っていない。仁川空港公社の社長はまたも3カ月間不在という事態になった。


■「中国・日本に対抗できるハブ空港や航空会社を育成すべき」

 トランジット客を増やすためには、空港使用料を引き下げ、乗客や航空会社の負担を減らすとともに、乗客がほかの便に乗り継ぐ時間を最大限短縮できるよう、路線数を増やす必要がある。またサービスも重要だ。専門家たちは「空港周辺にカジノなど、トランジット客が利用できる観光施設を整備するなど、新たな需要を掘り起こすべきだ」と指摘している。

4827とはずがたり:2014/06/01(日) 19:46:44
デフレ型企業が軒並み斃れてる中で如何にもタイミング悪いよね。

東洋経済オンライン 東洋経済オンライン 2014年05月31日09時00分
バニラエアも機長不足、大量欠航が映す苦境 最後発の日系LCCが抱える、もう1つの課題とは
http://news.livedoor.com/article/detail/8888352/

機長不足による大量欠航が相次いでいる。ANAホールディングス(HD)傘下の格安航空会社(LCC)であるバニラエアは5月16日、6月に国内線154便を欠航させると発表した。対象となるのは成田─那覇線、新千歳線の一部。国際線を含めた全便の約2割に当たる。

原因は、機長の採用が思うように進まない中、想定以上の退職者が発生したことだ。全日本空輸(ANA)からの出向者受け入れや病欠者の復帰などにより、7月以降は必要な機長数を確保し、従来計画に沿って運航する。

■ピーチも大量欠航
パイロット不足によるLCCの欠航はバニラエアが初めてではない。ANAHDが約38%を出資するピーチ・アビエーションも、5月から10月にかけて最大2128便を欠航させると表明した。

「客数に見合った機材をなるべく効率的に飛ばすことが昔以上に求められているが、パイロットは1機に2人必要で、ボトルネックになっている」(国内線の現役機長)

安全上の観点から、パイロットには航空法にのっとった飛行時間の制約がある。上限は1カ月100時間、3カ月240時間などだ。「日本航空やANAといった大手航空会社のパイロットは、多くても1カ月60〜70時間。だが、LCCは80〜90時間に及ぶこともあり、3カ月で規制の上限を超えてしまう場合がある」(前出の現役機長)。

LCC特有の事情もある。限られた機材を効率的に使うため、同じ機材を1日に何度も飛ばすことが経営の肝。その結果、パイロットが最も神経を使う離発着の機会が頻繁になる。着陸から次の出発まで、休憩時間が30分程度しかないこともある。飛行時間の長短だけでは測れない部分で心身をすり減らし、体調を崩す可能性も高まる。

「後発で実績が少なく、採用競争力が弱かった」。バニラエアの石井知祥社長はそう反省の弁を述べた。が、今回の欠航はパイロット不足とは異なる、同社が抱えるもう一つの課題も浮き彫りにした。

■予約は1便当たり17人
バニラエアが6月に欠航させる154便に予約を入れていた乗客は2551人。1便当たり17人弱しかいなかった計算だ。同社が飛ばしている機材の標準座席数は180。欠航を決めた5月中旬の時点で、6月の平日ダイヤは1割程度しか予約が埋まっていなかったということになる。

さらに石井社長は、欠航に伴う収入減が「1億円程度」とも明かした。これから逆算すれば、1便当たりの収入は65万円弱。1人当たり運賃が最安の6500円としても、乗客は100人程度。搭乗率は5割強しか見込んでいなかったことになる。オフシーズンの平日とはいえ、これはそうとう厳しい水準だ。

バニラエアは昨年12月、旧エアアジア・ジャパンから装いを変え、レジャー路線を核とするLCCとして再出発した。順調にいったとしても単年度黒字化には2〜3年を要するとみられてきたが、ブランドイメージが傷つきかねない今回の欠航によって、業績面での“離陸”はますます遅れてしまうかもしれない。

(「週刊東洋経済」2014年5月31日号<5月26日発売>掲載の「核心リポート」を転載)

4828チバQ:2014/06/02(月) 20:16:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140601-00000548-san-bus_all
「ミニスカCAで浮かれてる場合か」の声も…スカイマーク新型機、度重なる就航延期
産経新聞 6月2日(月)12時0分配信

エアバスA330のモデルを手にする西久保慎一社長(中央)と“ミニスカCA”たち(写真:産経新聞)
 「ミニスカCA(キャビンアテンダント)」の投入で話題を集めた航空会社スカイマーク(東京都大田区)の新型機の運航開始が難航している。準備不足で国土交通省の事業認可が下りず、運航開始日を3度も延期しているためだ。航空ファンや業界からは「お粗末」「本当に運航できるのか」といった批判や疑問の声も噴出し、度重なる延期が会社の信用失墜につながりかねない事態にも。スカイマークは認可を前提に就航日を6月14日に設定し直したが、果たして“3度目の正直”となるのか−。

■客席ゆったり、航空業界生き残りの「切り札」

 「また先送りか」「ミニスカCAで浮かれている場合じゃない」。スカイマークが欧州エアバス社の旅客機「A330」の3度目となる国内線運航延期を発表した5月16日以降、航空ニュース専門サイトなどの書き込み欄には、ユーザーから怒りのコメントが相次いで寄せられている。

 A330の導入は、国内の航空会社では初めてとなる。世界では登場からすでに20年近くたった中型旅客機だが、スカイマークが現在使用している米ボーイング社のB737型機(全席エコノミーで177席)に比べて一回り大きく、ゆったりとした空間設計が特徴だ。本来なら最大440席収容できるが、271席に収め、「グリーンシート」と呼ぶ大きめのシートを全席に導入。前後の座席との間隔は国内のエコノミー席の標準より約20センチ広くとっている。乱立状態の航空業界の中で、特別仕様のA330がスカイマークの「生き残りの切り札」(航空アナリスト)とも言われるゆえんだ。

 また、就航から半年間は膝上約15センチのミニスカート着用のCAが搭乗するとあって話題を呼び、予約状況も好調だった。それだけに、度重なる運航延期には批判のトーンも強まったようだ。

 同業他社の幹部もスカイマークの運航管理のずさんさをこう批判する。「悪天候による突然の欠航ならまだしも、あらかじめ決めていた運航開始日を何度も変更し、そのたびに運賃の払い戻しをするのは、エアラインとして恥ずかしい限りだ」

4829チバQ:2014/06/02(月) 20:16:47
■「まず運航開始日ありきの印象」と同業他社も批判的

 A330は当初、3月25日にビジネスマンや観光客の需要が高い“ドル箱”の羽田−福岡線で運航を開始する予定だったが、4月18日、5月31日、そして6月14日とズルズルと先延ばしとなった。その理由は、運航開始に必要な国土交通省の事業認可が得られていないためだ。スカイマーク広報担当者は「整備関係の規定マニュアルの作成やパイロットの訓練に時間がかかったため」としている。

 航空機メーカーごとに整備方式が異なるため、これまで米ボーイング社製の機材しか扱っていないスカイマークにとって、エアバス社製の整備マニュアルの作成はゼロからのスタートになり、時間がかかるのはやむを得ない。パイロットの訓練にしても、福岡空港に自社整備士を置かないため、パイロットに別途、機材点検の特殊な訓練を施す必要があり、それなりの時間が必要であることも事実だろう。

 こうした事情を踏まえれば、国交省航空局の「厳しい認可基準」(航空大手幹部)をクリアするための準備時間をしっかりと確保し、認可の見通しが立ってから運航開始日を設定するのが本来の手順であるはずだ。しかし、スカイマークはそうではないらしい。

 同業他社の幹部は「『まず運航開始日ありき』の印象が否めない」と指摘する。「運航開始を急いでいるのはわかるが、開始日を先に決めて認可が下りるのを待つのは、航空局への“圧力”ととられかねず、あまり得策ではない」と話す。一方の航空局は「運航開始日を決めていても、認可基準をクリアしない限り、延期は何度でもありうる」(幹部)と厳格審査の方針を変える気はない。

■業界の「革命児」もLCCとの競争で戦国時代に

 格安運賃を武器に新規参入し、顧客を確実に開拓してきたスカイマークにとって、快適さを兼ね備えたA330の運航は、同社が描く今後のサバイバル戦略の成否を占う試金石ともなる。総2階建ての超大型旅客機エアバスA380を使い、今年度中に国際線への参入を目指しているからだ。航空業界関係者はスカイマークの戦略をこう読み解く。「だんご状態の低価格競争から抜け出すには、いかにクオリティーの高いサービスを提供できるかが勝負の分かれ目になる。スカイマークはA330の運航をそのシンボルとして期待しており、成功の流れをA380の運航に引き継ぎたいところだろう」

 一方、ネット上には相次ぐ運航延期を懸念する書き込みの中に「こんな状態でA380を本当に使いこなせるのか」と早くも不安視する意見も書き込まれている。

 スカイマークの広報担当者は、「認可が得られるとの想定で6月14日を運航開始日と決めた。度重なる運航延期で、お客さまには大変迷惑をかけ、おわびします」としている。

 かつて航空業界に運賃の価格破壊をもたらし、「革命児」の異名をとったこともあるスカイマークの西久保慎一社長だが、今やLCC(格安航空会社)勢の激しい追い上げで苦しい立場に置かれている。利用者の信頼を回復する上でA330の早期運航は不可欠だが、認可の行方を見極めるには、なお時間がかかりそうだ。

4830チバQ:2014/06/02(月) 21:25:32
おととし使ったけど普通の空港だったけどなあ、第1ターミナルで
http://vpoint.jp/world/asia/18727.html
最悪の空港さらに悪化
 編集局  2014/6/02  アジア・オセアニア|コラム [地球だより]

 ある旅行関係のウェブサイトが行った調査で、2年連続で「世界最悪の空港」に選ばれ有名になったマニラ(ニノイ・アキノ)国際空港の第1ターミナルが、さらに最悪の状況に陥っている。

 第1ターミナルの問題は、建物が既に30年以上経過しており、利用者の増加に全く追い付いていないことにある。施設の全てが老朽化しており、天井の崩落事故やトイレが少ないなど、利用客の不満は増えるばかり。これに対応するため、大規模な改修工事が行われているが、ここでまた思わぬ問題が発生した。

 何と真夏の真っただ中に、工事の影響で空調が利かなくなったのだ。サウナ状態となったターミナル内では、既に何人かの利用客が暑さに耐えられず卒倒しており、空港の悪評に拍車を掛けている。

 さらに、このところ苦情が集まっているのが空港タクシー。空港ではマニラ名物の悪徳タクシーを排除する目的で、一部の許可を得た業者だけがタクシーを運行できるようになっている。ところがこの通称イエロータクシーが、メーターを使わず高額な運賃を客に吹っ掛けるなど、本末転倒の結果となっているのだ。

 これらのありがたくない「洗礼」は、この国に足を踏み入れる観光客の警戒心を呼び覚ますという意味では、少しは役に立っているのかもしれない。しかし、このままでは世界最悪の汚名返上は遠のく一方だ。

(F)

4833チバQ:2014/06/05(木) 00:05:49
https://www.youtube.com/watch?v=LQy3AmhYzsM
春秋航空日本の高松−成田便 就航遅れる可能性
2014/06/04 に公開

期待のLCC成田便の就航が遅れる可能性です。中国の格安航空会社、春秋航空の日本法­人が、6月27日から高松ー成田便を定期運航する計画でしたが、遅れる可能性が出てき­ました。
春秋航空日本では、6月27日から高松と成田の間を1日に2往復する予定でした。高松­と成田間を約1時間20分で結び運賃は片道5630円から設定されています。高松のほ­かに佐賀、広島でも成田便を定期運航する計画で2014年1月から訓練飛行を行ってい­ます。運航を認可する国土交通省から指導を受けていますが、関係者によりますとその改­善などに時間がかかり6月27日の就航が厳しくなったということです。また現在、LC­C業界ではパイロット不足が深刻で春秋航空日本でもパイロットの確保に追われていると­いうことです。春秋航空日本では当初、5月末に就航する計画でしたが、認可の関係で遅­れていました。さらに6月27日の就航を延期するかどうかを近く判断し、関係自治体に­連絡する方針です。

4834チバQ:2014/06/05(木) 21:53:30
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140605-OYT1T50126.html?from=ycont_top_photo
日航で重量計算システム不具合、174便が欠航
2014年06月05日 20時58分
システム障害で欠航が相次ぎ、混雑するJALの出発カウンター(5日夕、羽田空港で)=高橋はるか撮影 5日午前9時過ぎ、日本航空のコンピューターシステムにトラブルが発生し、羽田など全国の空港で欠航や遅れが相次いだ。

 約8時間後の午後5時頃に復旧したが、国内線174便が欠航、約1万4000人に影響が出たほか、国際線でも遅れが発生した。

 搭載貨物の重量を計算するシステムの不具合で、職員が手作業で計算したため出発準備に時間がかかった。システムは独ルフトハンザ航空のグループ会社との共同開発で今年1月から使用しているが、データの一部に問題があったとみられ、データを削除したところ正常に作動するようになった。

 羽田空港の国内線出発ロビーは、チケットのキャンセル手続きをする人たちなどであふれた。新婚旅行帰りという堺市の会社員(30)は「疲れているのに帰れるかどうかもわからない。泊まる場所もない」と困惑していた。

4836とはずがたり:2014/06/06(金) 08:13:49
>>4834
色んなシステムがあるんですなぁ。。復旧前の記事。

欠航100便に拡大=システム復旧めど立たず―日航
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-140605X808.html
時事通信2014年6月5日(木)16:26

 日本航空のシステム不具合による国内線の運航トラブルは5日午後も続き、羽田発着便を中心に計100便が欠航、約7800人に影響が出た。最大約2時間15分の遅れが生じ、国際線も遅れた。同社が原因を調査しているが復旧のめどは立たず、影響はさらに拡大する見通し。

 日航によると、不具合が生じたのは、機体のバランスを保つため、積み込む荷物の重量や重心を自動計算するシステム。トラブルを受け、同社では社員が手作業で計算しながら荷物を積み込んだ。

4837チバQ:2014/06/08(日) 18:59:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140606-00000565-san-bus_all
中国系LCCの「春秋航空日本」も就航延期 パイロット不足で8月まで
産経新聞 6月6日(金)17時33分配信

 中国系格安航空会社(LCC)の日本法人「春秋航空日本」(千葉県成田市)は6日、今月27日に予定していた国内線3路線の就航を減便したうえで8月1日からに延期すると発表した。パイロットなど乗員の養成が遅れて想定した人数が確保できなかった。LCCをめぐってはピーチ・アビエーションなど国内3社が相次いで運航を縮小、問題が広がっている。

 春秋航空日本は当初は成田空港と佐賀、広島、高松間を1日で2往復ずつ計6往復で運航する計画だったが、高松は1往復に減らし、他は2往復で8月まで就航を延期する。これにより合計で296往復、592便が運航できなくなり、予約済みの約1万席に影響が生じる。

 春秋航空日本は中国の春秋航空の関係会社として平成24年10月に発足。主に日本航空を退職した中高年層のパイロットを採用して、就航準備を続けてきた。計画では機長と副操縦士、計24人体制で運航を開始する予定だったが、現時点で業務に当たれるのは20人にとどまる。

 20人でも1日3往復の運航は可能というが「安全運航を優先したい」(鵜飼博社長)として、就航延期と一部運休を決めた。運休した高松行きの開始は未定。すでにウェブサイトや旅行代理店経由で約1万席が予約済みで、無償で同一路線への振り替えか払い戻しを行う。
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4838チバQ:2014/06/08(日) 19:25:24
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140607/mca1406070500001-n1.htm
羽田・成田発着1割増に 国交省、都心の飛行制限緩和協議へ (1/2ページ)2014.6.7 07:00

 国土交通省の有識者会議は6日、羽田、成田両空港の発着枠拡大策の中間取りまとめを発表した。両空港合計の年間発着枠は2014年度中に約75万回に増える予定だが、羽田発着便の東京都心上空の飛行制限を緩和するなどすれば、20年開催の東京五輪までに両空港の発着枠を最大約1割増の約82万6000回まで増やせるとした。

 国交省は有識者会議の案を基に、地元自治体や航空会社も参加した場で協議に入る。

 羽田では現在、周辺の騒音問題に配慮して都心上空を通って離着陸することが原則認められていない。

 中間取りまとめでは東京都心上空の飛行を午後3〜7時の4時間だけ緩和すると最大約2万6000回増え、他の手法も組み合わせることで最大約3万9000回の増加が見込めるとした。

 成田では管制機能の高度化に加え、着陸した航空機を速やかに移動させ、滑走路を空けるための誘導路の整備により発着枠を約4万回増やせるとした。

 さらに、東京五輪以降の航空需要の増大に備えるため羽田、成田でそれぞれ滑走路を増設することも考えられるとした。

 会合終了後に会見した有識者会議の家田仁委員長(東京大学大学院教授)は「国際線は需要増大が見込まれており、(発着枠の増加分は)相当程度を国際線に充てると考えるのが妥当だ」などと語った。

4839チバQ:2014/06/09(月) 20:04:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140609-00000013-reut-bus_all
「旅行収支」が44年ぶり黒字、外国人旅行者の増加で=4月国際収支
ロイター 6月9日(月)9時40分配信

[東京 9日 ロイター] - 外国人旅行者の増加で今年4月の「旅行収支」が44年ぶりに黒字となった。財務省が9日発表した国際収支状況によると、同月の黒字は177億円と過去最大だったという。市場が注目する経常収支そのものは予想より黒字の額が小さかったが、新たな黒字確保の源泉として注目されそうだ。

旅行収支はサービス収支に分類され、訪日する外国人旅行者が出国する邦人の数を上回れば黒字になる。日本政府観光局によると、4月の訪日外国人旅行者数は前年より33.4%多い123万1500人だったのに対し、日本からの出国者は4.4%少ない119万人となったことが寄与した。

経常収支そのものは前年より76.1%少ない1874億円で、ロイターの事前予測3225億円に届かなかった。季節調整済は1305億円の黒字と4カ月ぶりに黒字を確保した。

(山口貴也 編集:山川薫)
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4840チバQ:2014/06/09(月) 20:06:35
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140609-00039600-toyo-nb
まもなく羽田に降り立つ、第2の「中東の翼」
東洋経済オンライン 2014/6/9 08:00 鳥海 高太朗

6月18日に羽田―ドーハ線を就航するカタール航空

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 6月2日に開催されたIATA(国際航空運送協会)の年次総会を取材するため、カタールの首都ドーハを訪れたときのことだ。5月27日にオープンしたばかりの新空港、ドーハ・ハマド国際空港の威容に思わず目を見張った。

 ターミナルの面積は60万平方メートル。年間3000万人の利用者に対応し、数年後には5000万人対応となる予定だ。カフェとレストランが合わせて30店、免税店をはじめとした物販店も70店以上が入っており、発着時間帯の多い深夜時間帯には多国籍の人で賑わっていた。免税店の中には、エルメスやブルガリなどの高級ブランドも軒を連ねる。

 無料で使えるパソコンが設置されたインターネットスペース(無線LANはターミナル内のほぼすべての場所において無料で使える)や子供が遊べるスペースも充実しており、乗り継ぎ時間を退屈させないターミナルビルが誕生した。年内にはターミナル内にトランジットホテルとプールがオープンする予定だ。

■ 急成長のワケ

 この新空港を拠点とするのが、カタール航空である。1994年に地域航空会社としてスタートした同社は、1997年に経営陣を一新。アクバ・アル・バクルCEOの就任後、積極的にネットワークを拡大し、現在では141都市へネットワークを構築している。

 カタール航空に、エミレーツ航空(拠点:UAE・ドバイ)、エティハド航空(拠点:UAE・アブダビ)を加えた中東系航空会社は「ガルフ3社」と呼ばれる。いずれも世界中にネットワークを拡大しており、拠点とするハブ空港を拠点に5大陸すべてに路線網を展開している。

【詳細画像または表】

. その中で今年、台風の目になりそうなのがカタール航空である。強みは新空港だけではない。

 現在、132機の航空機を保有しているが、エアバスA320を81機、ボーイング787を47機など、241機が今後納入される予定になっている。

 ライバルのエミレーツ航空がすべて大型機であるのに対し、カタール航空は大型機であるボーイング777型機を主力としつつ、中型機の787、小型機のA320も保有するなど、路線の需要に応じて飛行機を使い分けている。

 こうした機動的な航空機の運用が、運航コストの効率化に結びついている。実際、日本発の中東経由欧州行きではエミレーツ航空よりも安く販売されていることが多く、欧州への最安値料金がカタール航空という場合も珍しくない。

 それでいて、英スカイトラックス社が実施しているエアラインの格付けにおいて、ANAを含めて世界で7社しか獲得していない5つ星を手にしている。筆者も実際に利用した際、客室乗務員は笑顔を絶やさず、細かい気配りがされており、日系航空会社に近い「おもてなし」が実践されていた。

 航空会社によっては、客室乗務員のサービスレベルが高いと評判でも地上係員(グランドスタッフ)の対応がよくないケースもあるが、日本の航空会社と同様に機内と変わらない接客レベルであり、ターミナル内でも困っているとすぐに声をかけてくれる対応にも好感を持った。

 質の高いサービスと、その割にリーズナブルな料金設定は、日本人の間でも着実に浸透しているようだ。

 成田と関西からドーハへ毎日運航しており、6月18日からは羽田―ドーハ線をボーイング787型機で新規就航するなど、着実に便数を増やしている。ドーハ経由の欧州路線は、日本からのリーズナブルなルートとして定着しつつある。

4841チバQ:2014/06/09(月) 20:07:06
■ 日本の航空会社は様子見

 それでは、日本の大手航空会社は中東路線に対して、どう対処しようとしているのか。

 IATA年次総会後に取材に応じた日本航空(JAL)の大西賢会長は「われわれのデータでは、中東を最終目的地にするお客様はドバイで20%くらい。ドーハはまだ7%程度であり、それ以外は乗り継ぎのお客様。自社便で運航するのはまだ先の話だ」と語った。

 従来からのエミレーツ航空とのコードシェア便(共同運航便)に加え、カタール航空が2013年10月に航空連合ワンワールドに加盟したことで、新たにJALのコードシェア便となった。当面は、この2社とのコードシェアで需要に対応していく構えだ。

 全日本空輸(ANA)の篠辺修社長も、中東路線について「エティハド航空とのコードシェア便を今後も継続していく。自社運航便については候補地には入っているが、早急に飛ばすという議論までは至っていない」とした。

 ただし、国土交通省が5月16日に羽田空港の深夜早朝時間帯に日本・トルコ双方の航空会社が1日1便ずつの運航を可能とすることで合意したと発表したことについて、「自社運航便としての就航を検討している段階。要件が整い次第、飛ばしたいと考えている。イスタンブールは観光を含め、中東に比べると需要があり、ビジネス需要を含めた相乗的な効果が見込まれる都市だ」と話した。今のところ、ANAの視線は日本人と訪日旅行者(インバウンド)が見込める都市へ向いているようだ。

■ 中東路線に飽和の懸念

 なぜJAL、ANAとも中東路線に尻込みしているのか。エミレーツ航空は2013年6月から羽田への乗り入れを果たしており、カタール航空が今回新たに羽田便を就航することで、中東3社だけで日本路線が8路線体制(8便)となる。これはさすがに供給量が多いといわざるをえない状況だ。

 今後も、エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空という中東航空会社同士の利用者争奪戦はさらなる激化が予想される。価格、ターミナル施設、乗り継ぎの利便性、機内エンターテイメントを含めた機内サービスなど、中東系航空会社の進化はまだまだ続いていきそうだ。

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4842チバQ:2014/06/09(月) 20:44:31
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20140606-OYTNT50428.html
羽田騒音 富津沖ルート運用率 想定下回る
2014年06月07日

羽田騒音問題で協議 羽田空港が再拡張したことに伴う航空機の騒音問題を巡り、国土交通省は6日、千葉市で開かれた県と関係市町の連絡協議会で、北風の好天時に騒音軽減策として有効とされる富津沖の海上ルートの運用率が23・6%だったことを明らかにした。国が第4滑走路建設の際に示していた想定比率の25%をやや下回った。

 県空港地域振興課によると、国が富津沖ルートの運用率を示したのは初めて。協議会では、県と市町側が今後25%を達成するよう求めたが、国交省は「気象条件があえば運用したい」と回答するにとどめた。

 協議会では昨年度の騒音に関する県と市への苦情件数も報告された。南風好天時の千葉市での件数は297件と前年度(557件)の半数程度となったが、南風悪天時の市川市では128件と前年度(100件)から増えた。同課は「年度ごとの気象条件の違いによるもの」と説明している。

4843チバQ:2014/06/09(月) 22:29:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140609-00000537-san-soci
システム障害による欠航と整備ミスで日航社長が謝罪 「顧客サービス向上に努める」
産経新聞 6月9日(月)17時14分配信

 日本航空の植木義晴社長は9日の定例会見で、システム故障による大量の欠航や機材の整備ミスが相次いで発生したことについて「真摯(しんし)に反省し、顧客サービスの向上に努めたい」と謝罪した。

 植木社長は5日に発生した重量管理システムの障害で計178便が欠航したと説明。不要なデータがシステム内に滞留したことが原因とみられるという。

 5月下旬に表面化した整備ミスをめぐっては、昨年10月以降の半年で部品の取り付け忘れなど計16件発生。赤坂祐二整備本部長は「(整備士同士の)コミュニケーション不足が背景にあった」と話し、今後は定期的に職場での意思疎通を促す機会を設けて再発防止を図る方針。植木社長は「運航の安全には直結していないが、連続して起きたことを重く受け止めている」と述べた。

4844チバQ:2014/06/10(火) 21:36:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/544563.html
「東北海道」への改称浮上 「たんちょう釧路空港」ではアジアに響かない 釧路市近く効果検討(06/10 16:00)

愛称の変更が検討されているたんちょう釧路空港
 【釧路】釧路空港の愛称として親しまれている「たんちょう釧路空港」を「東北海道空港」などに改める案が、釧路管内の自治体や経済団体の間で浮上している。道内観光客の多いアジア地域では「釧路」の知名度が低い一方、「北海道」ブランドが浸透しているためで、釧路市などは近く、変更した場合の効果や費用、今後の進め方などの検討に入る。

 釧路の観光関係者が台湾や韓国などで宣伝活動を行った時、「北海道は分かるが釧路は知らない」との声が少なくなかった。札幌、函館、旭川などはある程度知名度があるのに比べ、釧路という地名や道東に位置することはほとんど知られていないという。

 このため、ブランドが定着している「北海道」を空港名に入れてはどうかとの意見が上がっている。釧路町村会や観光関係団体で構成する釧路空港利用整備促進期成会(会長・蝦名大也釧路市長)では「東北海道空港」のほか「道東」の響きもいいといった意見が聞かれる。棚野孝夫白糠町長は「空港を観光の拠点として位置付け、東北海道の拠点空港だとアピールしていった方がいい」と話し、釧路商工会議所も「東北海道の方が広がりを感じさせ、自然や食も連想させる」と賛同する。

 空港の愛称は、運航に必要な正式名称とは別に、地方自治体などが広報宣伝のために付ける名称。現在の「たんちょう釧路空港」は2006年7月の同期成会で決定した。釧路市と釧路観光コンベンション協会などが作成している観光パンフレット十数種類やホームページ(HP)で使われている。

 全国では「高知竜馬空港」「コウノトリ但馬空港」「富山きときと空港」などその土地の文化や歴史、動物を由来とした愛称の事例がある。道内では「オホーツク紋別空港」「とかち帯広空港」など地域名を冠したものが多い。

 今後、愛称から「釧路」を外す場合、運航上は正式名称の「釧路空港」がそのまま残るため、利用客が混乱しないようにすることも課題となる。

 国土交通省は「自治体から相談があった際は、個人や企業名はふさわしくない」などと助言しているが「特に届け出の必要はない」(航空ネットワーク企画課)としている。

 ひがし北海道観光事業開発協議会の野竹鉄蔵事務局長は「せっかくあるタンチョウのブランドをしっかり押し上げていくべきだ」としたうえで「東北海道と付けるなら、圧倒的な知名度のある知床を含めた道東全体で連携して誘客を考えていく方が経済効果につながる」と話している。(小野孝子)

4845チバQ:2014/06/10(火) 21:38:50
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000028526.html
政府専用機整備の委託先を 日本航空から全日空へ(06/10 11:54)


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ブログの反響| 使い方は? 政府専用機の整備の委託先を、現在の日本航空から全日空に変える方向で検討していることが分かりました。

 現在の政府専用機2機は、民間ではすでに運航を取りやめているボーイング747型機で、2018年度をもって引退する予定です。後継機の選定が続けられ、政府は、ボーイング社の777型機を採用する方針を固めたほか、機体の整備については、これまでの日本航空から全日空に委託先を変える方向で検討していることが分かりました。日本航空が2019年度から順次、777型機の運用をやめる一方、全日空が発注数を増やしたことなどから、整備体制が充実していると判断したためとみられます。

4846チバQ:2014/06/12(木) 20:50:44
http://www.asahi.com/articles/ASG6B5H4TG6BUTIL02B.html
LCC航空券ネット転売、後絶たず 売り主名のまま搭乗
大西史晃、工藤隆治
2014年6月12日11時48分
6日のオークションサイトで、16日の成田発福岡着の航空券が売り出されていた。「20代男性名義」との説明がある
 国内の格安航空会社(LCC)の「航空券」が、インターネットのオークションサイトを通じ、転売される例が目立っている。事故時の身元確認やテロ対策が難しくなるとして、各社とも転売は禁じている。しかし格安な分、キャンセルしても払い戻しができなかったり、利ざやが大きかったりするせいで、出品は後を絶たない。

 「予定がキャンセルになったので、格安で出品致します」。11日、大手のオークションサイトにピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)の航空券が出品されていた。7月18日夕の関西空港発仙台行き。「現在の価格」は6千円で、基本運賃のほぼ半額だった。

 今月6日には、ジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)の16日の成田発福岡行き航空券が「即決価格」7千円で出品されていた。「いわゆる替え玉で搭乗することになり、航空会社への権利主張はできないものとお考えください」。そんな注意書きもあった。

4847チバQ:2014/06/12(木) 20:51:09
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140611-OYT1T50150.html?from=ytop_main5
円安に沈没事故…利用客低迷で大韓航空が運休へ
2014年06月11日 19時45分
 大韓航空は11日、ソウル・仁川(インチョン)空港と秋田空港、大分空港とを結ぶ国際定期便を、7月から10月まで運休すると発表した。

 同社は「需要動向の展望から判断した」と理由を説明しているが、円安による日本人利用客の低迷に加え、秋田県内では4月の旅客船「セウォル号」沈没事故を受け、修学旅行先を国内に変更する学校が相次いだことなどが影響したとみられる。

 現在、秋田便は週3日、大分便は週2日、それぞれ1往復ずつ運航している。運休期間は、秋田便が7月26日〜10月25日、大分便は7月4日〜10月24日。その後については、今後の動向をみて判断する。

4848チバQ:2014/06/12(木) 20:52:46
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140612/mcb1406120500020-n1.htm
インド航空業界の価格競争激化 「最安」エアアジア進出が口火 (1/3ページ)2014.6.12 08:00

 インド航空市場の競争が激しさを増している。格安航空会社(LCC)アジア最大手、エアアジア(マレーシア)の進出が引き金だ。同社のインド現地法人エアアジア・インディアの就航が決定し、「最安」を掲げる同社と地場各社との料金をめぐる競争が一気に加速した。現地紙タイムズ・オブ・インディアなどが報じた。

 エアアジア・インディアが就航するのはバンガロール−ゴア間の往復路線など。この路線は従来の往路の平均価格が5000ルピー(約8650円)だったが、同社の就航を受けて地場LCCスパイスジェットが特別料金の税抜き価格1499ルピーを提示し、価格競争の口火を切った。これに対し、エアアジアはすぐさま税込み価格990ルピアを提示した。

 また、就航記念の特別価格としてエアアジアが限定5ルピーを打ち出したところ、地場LCC最大手のインディゴ・エアも即座に1ルピーの特別座席を設定するなど、強力な競争相手の出現に早くも地場各社がライバル意識をむき出しにしている。

 エアアジア・インディアは、エアアジアと地場財閥系の持ち株会社タタ・サンズ、地場テルストラ・トレードプレイスの3社による合弁企業で、出資比率はエアアジアが49%、タタ・サンズが30%、テルストラが21%。今年度(2014年4月〜15年3月)は運航機10機、就航都市10都市を目指す方向だ。

 同社のミトゥ・チャンディリヤ最高経営責任者(CEO)は先月初めに「現在、インドの航空各社が提示している料金より30〜35%引き下げる」と明言し、同国でも「最安」を堅持しつつ就航から4カ月で利益を出す方針を示していた。

 さらに、エアアジアのトニー・フェルナンデスCEOも先月、ソーシャルメディアを通じて「インド各社はエアアジアを怖がっている」と挑発的なメッセージを発信するなど、競争意識は高まるばかりだ。

 一方、激しさを増す価格競争に疑問を呈する声も上がっている。豪航空コンサルタントのアジア太平洋航空センター(CAPA)は、インド航空各社の直近7年間の合計赤字額が101億ドル(約1兆335億円)に達していると指摘。インド各社は損失覚悟での値下げ競争に慣れているほか、通常便各社もLCCに歩調を合わせる傾向があると分析し、エアアジアがインド各社の料金設定に対する姿勢を過小評価しているのではないかと疑問を呈した。

 CAPAのカピル・カウルCEOは、インド市場の価格競争が持続可能とは思えないとの見解を表明。「エアアジアが4カ月で利益を出せたら驚きだ」と述べ、過当競争に警鐘を鳴らした。(ニューデリー支局)

4850チバQ:2014/06/13(金) 21:23:33
http://www.asahi.com/articles/ASG6F3RX6G6FTIPE00L.html


スターフライヤー減便へ 羽田―福岡線2〜3往復程度に

2014年6月13日12時58分



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 北九州市の航空会社スターフライヤーが、1日10往復している羽田―福岡線を、10月から2〜3往復程度減便する方針であることがわかった。代わりに羽田―山口宇部線を3往復ほど、全日本空輸(ANA)との共同運航(コードシェア)で就航する。

 経営再建中のスタフラの路線変更は、筆頭株主のANAホールディングスの意向で検討が進められている。羽田―福岡線は競争が激しく、利用が伸び悩んでいたが、山口宇部線では座席の一部をANAが好条件で買い取るため、安定収入を確保できる見通しだ。

4851チバQ:2014/06/14(土) 20:10:12
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20140610/CK2014061002000128.html

騒音、川崎市内に不安の声 羽田空港増便で新ルート案














2014年6月10日




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 羽田空港の発着便を増やすため川崎市方面へ離陸する新しい飛行ルート案が示されたことに、市内で騒音への不安の声が上がっている。市は九日に国土交通省航空局から説明を受け、福田紀彦市長は「周辺自治体と連携して国と議論していきたい」とコメントを出した。 (山本哲正)


 川崎市によると、現在は北風時、午前七時からの一時間に出発便三便だけが川崎区上空を飛んでいる。多摩川沿いを西へ飛行していくルートもあるが、それは高度を約千八百メートル以上に上げた後だ。


 国交省の有識者委員会は六日の中間取りまとめで、東京五輪に向けた羽田空港の機能強化として、ピークで一時間当たり八十便の発着便を、最大で九十便に十便増やす案を示した。最大増便案では、南風時の午後の三時間、出発便が一時間当たり二十四便、川崎区殿町上空を飛ぶことになる。高度も東京タワー並みの約三百メートルの可能性があり、委員会の示した騒音想定で、殿町付近は「学校、病院等の防音工事」が必要なエリアに入る。


 このエリアにはライフイノベーション国際戦略総合特区があり、福田市長は「騒音問題など、どんな環境影響が生じるのか懸念している。国に確認していく」という。


 市臨海部国際戦略室によると、整備済みの実験動物中央研究所などでは、通常でも静穏な実験環境を整えるために騒音対策がとられているが、飛行機の離陸を想定したものではない。「情報が少なく、新たに防音工事が必要になるのか、まだ分からない」と同室。研究者が屋外公園でリフレッシュして着想につなげる場合は、直接的に騒音の影響を受ける可能性がある。


 特区の西側には住宅地も広がる。殿町二・三丁目町内会の相沢弘保会長は「まだ説明がない。エンジンブレーキなのか、到着便の騒音で今でもうるさいのに、離陸が増えるとなると余計にうるさくなる。地元だけでなく、区全体の取り組みで陳情などしていきたい」と語る。


 中間取りまとめでは、都心部を縦断して着陸する新ルート案も示された。増便という公共目的と、生活環境をどう考えるのか、川崎市だけでなく都内でも広く問われることになりそうだ。

4852チバQ:2014/06/18(水) 23:58:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140618-00040482-toyo-bus_all
株主2名が強制退場、波立つJALの株主総会
東洋経済オンライン 6月18日(水)16時30分配信

日本武道館で開催されたJALの株主総会には、1135人の株主が訪れた

 「皆さまの総会です。十分にご意見はいただきました。議長の指示に従っていただけない場合は退場していただきますのでご注意ください……。私は退場していただくべきと思いますが、皆さま、いかがでしょうか? 」

【詳細画像または表】

 議長を務める植木義晴社長の呼びかけに、1000人を超える来場者の多くが拍手で賛同した。

 「では、ご退場ください……。退場させてください」。3分以上にわたって質問や意見を述べ、最後は声を荒らげて経営陣を批判していた40〜50代と見られる男性株主が強制退場させられた。

■ 来場者は前年比3割減

6月18日、東京・九段下の日本武道館で日本航空 <9201> (JAL)の定時株主総会が開かれた。開始時間は10時。12時26分の終了までに1135人の株主が会場に訪れ、書面を含め3万2075人の株主が出席した。ちなみに、昨年の1627人に比べると、今年の来場者数は3割減だった。 総議決権個数は89万8255個。事業内容や対処すべき課題などの報告、決議事案の上程や質疑応答を経て、「剰余金の処分」「定款一部変更」「取締役9名選任」という3つの議案は、賛成多数で可決された。

 ただ、質問の途中で会場を追われた男性株主のほかにも、議長が「対処すべき課題報告」を読み上げている途中で席を立ち、大声で騒いだ別の株主も議長の指示に従わず、強制退場させられるなど、ちょっとした混乱もあった。報道陣は会場の様子を別室のモニターから見ていたため、詳しい様子まではわからなかったが、議長の植木社長は冷静な対応に努めていた。
 10時50分ごろからの質疑応答は約1時間半に及んだ。質問に立った株主は13人。航空事故2件、重大インシデント3件が国土交通省の安全委員会で調査中になっていることや、整備ミスが相次いでいることなどから、安全面での姿勢を問う声があった。

 ほかにも、航空業界全体で指摘されるパイロット不足への対応、エアバスから航空機の大量購入を決めた理由、日本でも浸透してきたLCC(格安航空会社)に対するスタンス、政府との関係などについての質問が出た。

 JALが2010年1月に経営破綻した際にも株主だったという男性株主が、「ある日突然、紙切れになったが、どう思っているのか」と強く問いかける場面もあった。

■ 強制退場の一部始終

 質問の途中で強制退場させられた男性株主は、JALが破綻の際に一部の従業員を整理解雇したことが裁判に発展していることに触れ、「私はJAL株を買うことで夢を買っている。労働争議があるのはおかしい。都合の悪いことは隠蔽している」などと、興奮した口調でまくし立てていた。最後は議長の制止を振り切って、大声で騒いだことから議事進行の妨げになるという理由で、会場の係員などによって強制的に退場させられた。

 JALは会社更生法の適用を申請して破綻した際に、公的支援を受け、その後、V字回復を果たし、今では営業利益率が2ケタ以上という高収益企業に生まれ変わった。その再生過程が異例であるために、さまざまな方面で波紋を呼んできた。株主総会で強制退場者が続出したのは、JALを取り巻く批判や怨嗟、嫉妬などが渦巻いていることを象徴しているようだった。

 株主とJAL経営陣の主な質疑応答のやり取りは次ページのとおり。JAL経営陣は議長の植木社長をはじめ、各分野担当の役員が入れ替わり立ち替わり回答したため、回答者を特に記載していない。

4853チバQ:2014/06/18(水) 23:58:24
――整備ミスがあったようだが、体制に問題があるのか。

 要因はコミュニケーション不足にある。高度にシステム化、急激にIT化された中でシステムへの依存度が高まり、人間的なフェイス・トゥ・フェイス、双方向のやり取りが崩れた。ここを重視していく。終わりのない取り組みだが、万全な整備体制を確保していきたい。

 ――パイロット不足にどう対応するか。

 航空業界には、いわゆる2030年問題がある。バブル期に大量入社した現在45歳前後の人たちが退役するタイミング。(パイロット調達の)ソースの見直しなどを含め、いろいろと研究して対応していきたい。

■ 機材発注にキナ臭さはない

 ――欧州のエアバスから機材を大量購入する方針を決めたが、なぜ米ボーイングではないのか。日本の航空産業にとって問題はないのか。キナ臭い印象を持っている。

 安全性やメーカーからの購入後サポートなど、総合的に考えてエアバスのA350を大量に発注した。航空機はJALの中で最も大きい資産であり、株主様にとっても重要な資産。公平にボーイングとエアバスを比べて決めた。キナ臭いようなことは何もない。

 ――LCCに対するスタンスは。

 東南アジアでLCCは約4割のシェアを持っている。注視しているが、2016年度を最終とする5カ年の中期経営計画では、あくまでフルサービスキャリアとしての基盤をしっかり固めることを重視している。しかしながら、2016年度以降、LCCがどうなっていくか。東南アジアの事例も含めて、継続的に研究を重ねたい。

 ――羽田国際線の発着枠が傾斜配分されたことに象徴されるように、政府との関係がギクシャクしていると感じる。今後、政府や国交省との関係は改善していけるのか。

 自立した民間企業として政治に過度に依存しないようにする一方で、航空事業を通じて日本の発展に貢献していくことは重要だと認識している。ともに成長していけるような適切な関係を築いていくことが、わが社(JAL)のあるべき姿と認識している。
武政 秀明

4854チバQ:2014/06/19(木) 00:09:34
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140618/mcb1406180500025-n1.htm
生き残りの道探るヒースロー空港 中東の豪華ハブ空港に対抗 (1/3ページ)2014.6.18 10:04

 ロンドン・ヒースロー空港で、25億ポンド(約4327億円)をかけて改修したターミナル2がオープンした。1950年代に建設されたターミナルを新しくすることで主要ハブ空港として生き残る道を探る。

 スタッフたちは4日のオープンに向け、準備に万全を期した。前回2008年にターミナル5がオープンしたときのような混乱を避けるため、しばらく離着陸はキャパシティーの10%に抑えられる。空港運営会社の次期最高経営責任者(CEO)のジョン・ホランドケイ氏によると、これまで、乗客役のボランティアの協力を得て、4000個(ピーク時の予想は2400個)の手荷物の処理も含めて、180回を超えるリハーサルを行ってきたという。

 同氏はまた、波打つ天井と広場のような雰囲気の出発エリアが印象的な新ターミナル2のオープンで、湾岸アラブ諸国の豪華なハブ空港への対抗を目指す、と意気込む。新たな試みとして目を見張るのは、同ターミナルを利用するスターアライアンス加盟の航空会社23社のチェックインをどのカウンターでも行えるようにしたことだ。

 スターアライアンスの担当者、ジャスティン・アーバッチ氏は「これだけ多くの航空会社が使う空港での共通チェックインは初めての試みだ」と述べた。また、システムが予定通り機能すれば、3つのターミナルに分散されていた同アライアンスの航空会社を1つのターミナルに集めることで、乗り換え時間をこれまでの半分に短縮することができる。

 チェックインと荷物検査のスピードアップで、搭乗前に買い物や食事に使える時間が増えることを見込み、さまざまな店舗がヒースロー空港に初出店している。百貨店チェーンのジョン・ルイス・パートナーシップやパブのフラー・スミス・アンド・ターナーもその一つ。ミシュランシェフのヘストン・ブルメンタール氏による「ザ・パーフェクショニスツ・カフェ」では、まきストーブがある優雅な空間で液体窒素を利用して作ったアイスクリームが楽しめる。

ターミナル2は今回の改修で、まずは年間2000万人の利用者数を、ターミナル1との統合が完了したあとは年間3000万人の利用者数を見込む。広々としたターミナルは階段やエレベーターをできるだけ使わなくてよいように設計されている。運がよければ、到着後に税関や手荷物受取所を含めて平坦(へいたん)な通路を200メートルほど歩くだけで、空港を後にすることができる。(ブルームバーグ Kari Lundgren)

4855チバQ:2014/06/21(土) 12:21:39
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140620/szk14062002050001-n1.htm
静岡空港の接続対策を協議 連絡バス、有料駐車場など意見

2014.6.20 02:05


 静岡空港の利用者拡大に向けて空港発着バスなど空港へのアクセスの課題を話し合う「富士山静岡空港二次交通検討会議」が19日、県庁で開かれた。飛行機が遅れた場合、空港を出発するバスとの連絡が悪くなる「遅延対策」などを協議。「飛行機便と連絡させたバス運航をすべきだ」とする意見に「コストがかかりすぎる」と反論が出るなど、議論は平行線をたどった。一方、運営コストを下げるため、開港前からの“売り”である無料駐車場の有料化を主張する意見も出た。

 会議の冒頭では、5月に空港の利用者や県内企業に、利用実態や遅延対策、県西部からの利用拡大に向けた西部対策などについて聞いたアンケートや聞き取りの結果を公表。利用者へのアンケートでは、出発便利用者の85%近くが自宅から空港まで自家用車を使っていた。一方、到着便利用者のほぼ半数が、空港から目的地に向かうため、静岡駅や島田駅までのバスを利用していた。また、企業へのメールアンケートでは、路線の拡大や増便への要望が相次ぐとともに、「空港利用拡大に必要な提案」として寄せられた25件のうち「新幹線新駅の設置」が11件を占めた。

 会議では、主に遅延対策や西部対策などについて協議が行われた。航空会社などからは、バス増便の要望が出たが、バス事業者からは「1台あたりの利用者が減るので困る」などの切実な声が聞かれた。西部対策については、「西部からのビジネス需要は中部国際空港(愛知県)に集中している。社会実験的に西部利用取り込みの対策を考えるべきだ」などの意見が出た。有識者からは、「駐車場の有料化で、バス路線への補助金をまかなうべきだ」との意見もあったが、航空会社などからは慎重な意見が相次いでいた。

 県は同会議を9月まで数回行い、まとまった提言を基に、来年度の二次交通対策をまとめていく考えだ。

4856チバQ:2014/06/21(土) 16:05:36
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/546429.html
北海道・新千歳空港200億円かけ改装 国内線ビル、混雑緩和へ(06/20 07:40)
手荷物検査機の配置見直しなど大規模改装が計画されている新千歳空港国内線ターミナルビル 手荷物検査機の配置見直しなど大規模改装が計画されている新千歳空港国内線ターミナルビル
写真ニュースへ

 【千歳】新千歳空港ターミナルビルを管理・運営する北海道空港(千歳、山本邦彦社長)が、国内線ターミナルビルを大規模改装することが19日、分かった。200億円程度を投じ、航空各社のカウンターなどの配置を大幅に見直し、旅客の混雑解消を目指す。年内にも着工する見込みで、5年以内に予想される空港民営化までに再整備を終え、利便性を高める。

 国内線の運航関連施設の大規模改装は、1992年のビル開業以来初めて。

 関係者によると、航空各社のカウンターの配置を見直し、2階に全社を集約する計画だ。開業当時は国内線の航空会社は大手3社だったが、現在は8社に増えた。各社のカウンターは2階の出発ロビーだけでなく、格安航空会社(LCC)2社が1階到着ロビーに配置されている。利用者にとって位置が分かりにくく、一部の航空会社は増便により手狭になっていた。<北海道新聞6月20日朝刊掲載>

4857荷主研究者:2014/06/21(土) 18:23:09

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20140513/CK2014051302000038.html
2014年5月13日 中日新聞
昨年度の利用者97万人 富山空港 東京線の輸送力増効果

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/PK2014051202100229_size0.jpg

 県は十二日、富山空港の二〇一三年度の利用者数が前年度比3・1%増の九十七万四千二百五十八人だったと発表した。二年続けて前年度を上回り、ここ五年で最高と復調傾向を見せた。利用者全体の八割を占める東京線(一日六便)のビジネス利用が堅調で、昨年六月、同線に従来主力機より輸送能力が高い米ボーイング社の新型旅客機787が導入されたことが主な要因。(川田篤志)

 富山空港の年間利用者数は〇四年度の約百三十九万人をピークに減少し、〇八年九月のリーマン・ショック以降、百万人を割っている。

 東京線の一三年度の搭乗率は前年度比1・1ポイント減の66・9%だったが、利用者数は三万一千人増の約八十二万八千人。従来主力機より座席数が六十五席多い三百三十五席の機種もある787型機の投入が押し上げた。

 国際線の利用者は、前年度比6・5%増の八万五千二百八十二人。台北線の夏ダイヤが前年度の週三便から四便に増え、搭乗率も73・1%(前年度比7・5ポイント増)と好調だった。一方、ソウル線は51・3%、北京・大連線は49・3%、上海線は49・5%といずれも搭乗率は六割を下回り、明暗が分かれた。

 十二日には、県や経済団体などでつくる「富山空港国際路線利用促進協議会」の定例総会が富山市内であった。石井隆一知事は台北線の今年四月の利用者が、月初めは週五便、中旬から七便と増え「前年度同期より83%増だと聞いている」と好調をアピール。その他の国際線の低迷では、日中韓の国際関係の緊張を理由に挙げ、地方政府レベルの交流促進などに意欲を見せた。

 協議会の新木富士雄会長は、北陸新幹線開業を機に長野県などとの連携強化で「(利用者全体の)パイの拡大に取り組みたい」と述べた。高木繁雄副会長は新幹線開業で、「国際路線の活用の仕方次第でじり貧になる」と危機感を強調。協議会に加盟する旅行、経済関係など百七団体・企業のうちの一部で「評論家みたいな意見が出るようでは駄目だ」と指摘、それぞれが利用促進の具体策を出すよう求め、了承された。

4858とはずがたり:2014/06/23(月) 17:10:41
その後なんか動き無いんでしょうかねぇ・・。
地球上で最も過酷な環境下にあり最も隔絶した海域ということで全てが困難であろうけど。。

マレーシア航空370便は「インド洋の小島」に極秘着陸した!?
http://taishu.jp/7826.php
2014-05-29 [週刊大衆06月02日号]

3月8日に、北京を目指しクアラルンプールを離陸、消息を絶ったマレーシア航空370便。失踪からすでに2か月以上が経つが、その行方は依然不明だ。

「現在もオーストラリア、中国を中心とした国々による捜索が行われているが、規模は縮小されている。うち(海自)もP3−C哨戒機を出していたが、先月末に捜索を打ち切った。はっきり言って万策尽きた感がある」(防衛省関係者)

事故発生以降、衛星、巡視船、海軍艦艇、潜水艦、各種航空機を用いた合同捜索が行われたが、成果は"機体残骸らしきもの"を衛星がとらえた程度。
つまり、まったくの成果なしなのだ。

「あれだけ大規模な捜索が行われて何も発見されないということは、通常考えられない。事故とは別の"何か"があったと考えるほうが合理的だ」(前同)

事故から3週間が経過した3月末に、ロシアの国営ラジオ放送『ロシアの声(旧モスクワ放送)』が、興味深い報道をしている。

〈マレーシア航空のボーイング機は米国に捕まえられ、ディエゴ・ガルシアの米軍基地に着陸させられたとの浮説が流れている〉

ディエゴ・ガルシア島とは、インド洋上に浮かぶ米軍の軍事基地。
民間人は住んでおらず、島全体が巨大な滑走路という軍事要塞である。

「ここに370便を着陸させても、衛星で調べればすぐにバレてしまいます。ただ、同基地には巨大な戦略爆撃機を収納できる施設がある。ここに格納すればわからないでしょう」(軍事ライター・黒鉦英夫氏)

「ロシアの声」によれば、米国は、370便に搭乗していた研究者のチームに目を付けたという。

〈彼らは中国の研究者だった。最近彼らは飛行機を100%見えなくする技術で特許を取っていた〉

ディエゴ・ガルシア島の北にあるモルディブ諸島の住民の多くが、370便が失踪した当日、「超低空飛行で南に飛び去る旅客機」を目撃している。

機長の自宅にあるフライトシミュレーターからは、同島の滑走路のデータも発見された。
239人の乗員・乗客は、人知れずインド洋上に隔離されているのか!?

4859チバQ:2014/06/26(木) 00:37:40
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140625/k10015507301000.html
旅客機不明のマレーシア航空 再建策求める声
6月25日 22時59分ことし3月から旅客機の行方が分からなくなっているマレーシア航空の株主総会が開かれ、株主からは、安全性への懸念から株価が大幅に下落しているとして、抜本的な経営再建策を求める声が相次ぎました。

ことし3月、乗客乗員239人を乗せたまま行方が分からなくなったマレーシア航空機は、インド洋で捜索が続けられていますが、3か月余りがたった今も機体の一部すら見つかっていません。
こうしたなかマレーシア航空の株主総会が25日、首都クアラルンプールの近郊で開かれ、100人余りの株主が参加しました。
マレーシア航空は政府系の投資会社が株式の70%近くを保有し、残りを一般の投資家が持っていますが、利用者の間で安全性への懸念が広がったことから、株価はことし初めに比べて3分の2程度にまで下落しています。
株主総会では、3年連続の赤字を計上し厳しい経営が続くなか、会社側は「収益の改善に向けて大胆な変革を行っていく」としたものの、株主からは、政府系の投資会社が民間に株式を売却するなど、抜本的な再建策を求める声が相次ぎました。
出席した株主の男性は「株主はお金を失い続けているような状態で、立て直しのために民営化が必要だ」と話していました。
マレーシア政府は会社とともに、今後半年から1年をかけて再建策をまとめるとしていますが、利用者の信頼を回復するうえで不可欠な原因究明が進む見通しは立っておらず、経営の立て直しは難航が予想されます。

4860チバQ:2014/06/26(木) 00:38:31
http://www.cnn.co.jp/fringe/35049919.html
グラナダと思いきやグレナダ島に 英航空で手違い相次ぐ
2014.06.25 Wed posted at 14:50 JST

(CNN) 英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)でロンドンからスペインのグラナダに行こうとした乗客が、手違いでカリブ海のグレナダ島に向かってしまうハプニングが相次いだ。

英紙インディペンデントによると、米国の歯科医師エドワード・ガムソンさんは自分とパートナーのために、ブリティッシュ・エアウェイズの予約代理店からスペインのグラナダ行きの航空券を買ったはずだった。しかし搭乗してから初めて、同機がスペインではなく、カリブ海のグレナダに向かっていることに気付いたという。

電子チケットに印刷されていたのは行き先の都市名のみで、国名や飛行時間は印刷されていなかった。

購入したのはファーストクラスの航空券。ブリティッシュ・エアウェイズは払い戻しに応じず、グレナダからグラナダへの便も手配してくれなかったとして、同航空に対しスペイン旅行の代金も含めた損害賠償を求めている。

同航空の広報は、裁判が係争中であることを理由にコメントを避けた。

ブリティッシュ・エアウェイズではこの1週間前にも、グラナダ行きの便を予約したはずの乗客が、手違いでグレナダ行きの便に搭乗するハプニングが起きていた。

しかしこの乗客の場合、経由地で間違いに気付いた乗員がファーストクラスに案内し、ロンドンに戻る便を手配してくれたという。

4861チバQ:2014/06/26(木) 00:38:59
http://www.yomiuri.co.jp/local/saga/news/20140624-OYTNT50379.html
春秋航空、成田線就航延期を陳謝
2014年06月25日
古川知事(右)に成田線就航への意気込みを語る王会長 佐賀空港の成田線の就航を8月に延期した格安航空会社「春秋航空日本」(千葉県成田市)の王●(おうい)会長が24日、県庁で古川知事を訪ね、就航が遅れたことを陳謝した上で、「佐賀は春秋グループにとって、九州で初めての就航都市。九州や佐賀をPRし、中国内陸や関東の人々を呼び込みたい」と意気込みを伝えた。

 成田線の就航を巡っては、6月27日の就航を発表してチケット予約まで行っていたが、従業員への教育不足などを理由に8月1日に延期していた。

 同社によると、成田線の機体はボーイング737型機(189席)で、両空港間を1日2往復。料金は「5700円〜」と低価格で、学生らの観光などプライベート向けの利用を見込んでいるという。

 王会長と面談した古川知事は「介護などの問題を抱えながら、離れて暮らす親子など、様々な事情を持つ人に使ってもらいたい」と話していた。

 面談後、王会長は報道陣の取材に、延期の理由を「バードストライクやハイジャックへの対応を含め従業員に再教育し、乗客の安全を確保した」と語った。

 王会長は今月26日まで、県内の大学や商業施設などを回って、同線の就航をPRするという。

 ●は火ヘンに偉のツクリ

4862とはずがたり:2014/06/26(木) 14:42:14
楽天、航空事業参入へ エアアジアと合弁 中部空港拠点
http://www.asahi.com/articles/ASG6V36SVG6VULFA007.html
篠健一郎、土居新平2014年6月26日12時35分

 ネット通販大手の楽天がマレーシアの格安航空会社(LCC)「エアアジア」と組み、航空事業に本格参入することが、26日わかった。エアアジアは昨年10月に全日本空輸との合弁会社「エアアジア・ジャパン」から出資を引き揚げ、来年の日本再参入に向けて新たな提携先を探していた。中部空港を主な拠点とする計画だ。

 7月1日にも発表する。エアアジアはすでに新会社「エアー・イノベーション」を東京都港区に設立。代表取締役に全日空との合弁会社で社長だった小田切義憲氏が就いた。事業開始に向け、エアアジアと楽天が最大3分の1ずつ出資する方向で調整している。

 エアアジアは、機内サービスを省いたり、有料にしたりするかわりに低運賃を売りにする戦略だ。今回は楽天の子会社「楽天トラベル」のシステムをチケット販売に活用したり、使用料が比較的安い地方空港を拠点に使ったりして、国内のLCCをさらに下回る料金を目指すとみられる。

 定期便の就航は来年夏〜秋の見通し。3月には中部空港内に関連会社を設立した。成田、茨城、仙台空港などの活用も検討している模様だ。(篠健一郎、土居新平)

4863チバQ:2014/06/26(木) 20:09:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140626-00000126-jij-soci
「羽田より高い」駐車料見直しへ=まずは早朝深夜割引―成田空港
時事通信 6月26日(木)17時41分配信

 成田国際空港会社は26日、駐車場に深夜、早朝時間帯に出入庫した場合、普通車で最大2060円安くなる料金の割引制度を7月11日から開始すると発表した。成田空港の駐車料金は「羽田より高い」と指摘されており、同社は、24時間を1分でも超えると1日分の料金が加算される現在の料金体系の抜本的見直しも検討している。
 割引制度は、午前0〜8時に入庫するか、午後10時〜翌日午前2時に出庫した場合が対象で、4カ所ある駐車場全てで全車種に適用。6時間以上24時間以内の駐車では料金の半額を割り引き、24時間を超えると、普通車で最大2060円を割り引く。
 航空機搭乗者を想定した制度のため、6時間未満の利用に割引はなく、大型連休中の5月2〜6日など年3回の繁忙期ピークは対象外となる。

4864チバQ:2014/06/26(木) 20:10:13
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140626-00041135-toyo-bus_all
スクープ! 楽天が航空事業に参入へ
東洋経済オンライン 6月26日(木)2時0分配信

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三木谷浩史社長が率いる楽天。新事業の舞台は日本の「空」だ(撮影:尾形文繁)

楽天 <4755> が7月にも航空会社の経営に参画する準備を進めていることが、東洋経済の取材で明らかになった。パートナーとなるのは、マレーシアを本拠とする東南アジア最大級のLCC(格安航空会社)、エアアジアだ。 赤いカラーリングの機体や客室乗務員の制服を特徴とするエアアジアは一時、日本の国内線から撤退したが、2015年をメドに再参入するとすでに表明している。今春には、新会社「エアアジア・ジャパン」(現在「バニラ・エア」に社名変更している、旧「エアアジア・ジャパン」とは別会社)を日本で立ち上げており、楽天が同社に大株主として資本参加する方向で交渉が進んでいる。

【詳細画像または表】

■ 7月上旬にも正式発表か

 楽天のほかに日本企業が2〜3社程度、出資する可能性があり、関係者間で最終調整に入っている。楽天以外の上場企業も候補に挙がっている。7月上旬にもエアアジアのトニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)が来日し、会見を開くもようだ。

 日本の航空法は第4条で、国内の航空会社に対し、外資の出資比率の上限を発行済み株式総数の3分の1(33.3%)まで、と定めている。
 旧エアアジア・ジャパンの場合は、議決権ベースでエアアジアが33%、ANAホールディングス(HD)が67%を出資。無議決権株式を含めると、エアアジア49%、ANAHD51%という株主構成だった。ジェットスター・ジャパンも、日本航空(JAL)と豪カンタス航空がそれぞれ33.3%ずつ、三菱商事や東京センチュリーリースが、残りを出資している。

 最終的な株主構成は現時点で明らかになっていないが、法令や前例などを踏まえると、国土交通省に航空会社としての許認可を申請する段階では、楽天とエアアジアが直接出資で最大3分の1ずつ、残りを複数の日本企業で持ち合うというのが有力案の一つといえそうだ。

■ 拠点はセントレアに

 新生エアアジア・ジャパンは、登記上の本社を愛知県常滑市セントレア、つまり中部国際空港に置いている。同空港を拠点に日本の主要地を結ぶ路線を張り、「2015年中の就航開始を目指しているようだ」と、国土交通省航空局の幹部は明かす。

 楽天の資本参加が実現すれば、同社は役員を派遣し、関連システムの運営などの面で具体的に事業へかかわるとみられる。楽天は通販のほかに、銀行、証券、旅行などの事業でネットを駆使しており、ユーザーインターフェースや決済など、EC(電子商取引)を知り尽くしている。

 一方、LCCはコストを極小化できるネット販売をどれだけ拡大できるかが、経営の肝。そうした面で、ITやネットに関する楽天のノウハウが生かせる。旅行事業を展開する楽天トラベルとの連携も図れそうだ。

詳しくは「週刊東洋経済」2014年7月5日号(6月30日発売)「核心リポート01」をご覧ください。 →楽天の詳細は「四季報オンライン」で

4865チバQ:2014/06/26(木) 22:09:08
http://mainichi.jp/select/news/20140627k0000m020063000c.html
楽天LCC参入:需要急増にらみ
毎日新聞 2014年06月26日 21時42分(最終更新 06月26日 22時00分)


楽天の三木谷浩史社長=森田剛史撮影
拡大写真 楽天がマレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアと組んで、航空事業に参入する方針を固めた。中部国際空港を拠点に、2015年にも国内路線を設ける。景気回復で国内の旅客需要は持ち直しており、両社はLCCの拡大余地が大きいと判断した。ただ、8月には中国のLCC春秋航空も参入する予定で、競争激化も予想される。【永井大介、横山三加子】

 ◇エアアジアと共同出資、15年就航目標
 エアアジアは全日本空輸と共同で12年に国内線事業に参入。東京(成田)と那覇、札幌路線を運航したが、搭乗率が6割程度にとどまるなど業績が低迷し、13年に撤退した。自前の予約システムが使いにくかった上、出資比率67%の全日空が経営の主導権を握り、路線拡大などのペースがエアアジアの想定より遅かったためとされる。

 今回は、楽天と組んで予約システムを強化する。エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)と楽天の三木谷浩史社長は以前からの知り合いといい、フェルナンデス氏は今年4月、三木谷氏が代表理事を務める「新経済連盟」の講演で「デジタル面で技術力のある企業と組みたい」と話していた。ただ、外資は航空会社への出資を3分の1未満に規制されている。このため、楽天の出資比率も3分の1未満に抑え、他社の出資を募る。出資を分散させてエアアジアの発言力を確保する。

 楽天はインターネット旅行予約サイト「楽天トラベル」を運営しており、エアアジアと組むことで、LCCと宿泊などを組み合わせた格安パッケージツアーなどの商品を開発できる。既に、関西国際空港を拠点とするLCCのピーチ・アビエーションとも提携しており、ピーチの顧客にホテルやレンタカーの予約サービスを提供している。

 国内では、ピーチとジェットスター・ジャパン、バニラ・エアのLCC3社が12年から運航。LCCの国内線シェアは12年3月に0.9%だったが、大手の半値以下という低価格や、路線拡大で集客を図り、今年3月には7.5%に伸びた。ピーチとジェットの搭乗率は8割超で推移し、ピーチは14年3月期決算で黒字に転じた。国内の航空旅客は、東日本大震災などで11年に7759万人まで減少したが、12年には8494万人まで回復。今後も増加が見込まれる。

.ただ、エアアジアと春秋の参入でLCC5社体制になれば、一段の値下げ競争が起こるのは必至だ。国内LCC3社では、急拡大する需要に対応できず、パイロット不足などで大規模な欠航が相次いだ。エアアジアが必要なパイロットを確保できるかも問われる。

 パイロットの確保には、養成や自衛隊出身者採用などに関する規制の壁もあってすぐには対応しにくい。出資規制もエアアジアの経営をしばる。エアアジアが楽天をパートナーに選んだことには、「産業競争力会議の民間議員も務める三木谷氏と組むことで、規制緩和を促したいのでは」(大手航空会社幹部)との指摘もある。

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4866チバQ:2014/06/26(木) 22:25:49
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140625-OYT1T50152.html
成田開業以来のJR・京成「二重改札」解消へ
2014年06月26日 09時17分
JR利用客は手前のJR出口改札を出た後、奥の京成電鉄の出口改札を通る必要がある(空港第2ビル駅で) 成田空港第2旅客ターミナル地下の空港第2ビル駅で、JRの利用客がJRと京成電鉄の両方の改札を通らなければ駅外に出られない「二重改札」が、解消に向けて動き出すことが分かった。

 1992年のビル開業以来続いているが、空港の運営会社などが2020年までの改修を目指し、検討会を設置して本格的な協議に入ることになった。

 JRを使って空港第2ビル駅に到着した利用客は、JRの出口専用の改札機に切符を入れるか、「スイカ」などのIC乗車券をタッチして運賃を支払った上で、10メートルほど離れた京成の出口改札に進み、再び同じ動作をする必要がある。駅では切符の取り忘れなどに注意を呼びかけているが、初めての利用客らがとまどう姿が見られ、改善を求める声が上がっているという。

 駅施設を管理する成田空港高速鉄道によると、空港内に入る際に身分証の提示を求める「検問」のエリアが、京成の出口改札の先に設定されていることや、JR側の通路が手狭なため、入り口改札機を出口兼用とするのが難しいことが二重改札となっている原因という。

 JR東日本によると、12年度の1日平均の同駅乗車数は3925人(うち定期837人)。東京五輪・パラリンピックが行われる20年に向けては、訪日外国人の増加が見込まれ、ビジネスマンや旅行客がスムーズに移動できる動線の確保は不可欠だ。

 過激派の侵入阻止を目的に78年の開港以来続いている検問は、今年度末までになくなり、監視カメラによるチェックなどに切り替わる。このため、成田国際空港会社が管理する検問エリアを有効に活用できるかなど、施設改修に向けた検討が行われる予定だ。

 成田空港高速鉄道の須ノ内和雅・審議役は「施設を改修するとなれば、協議も含めて3〜4年はかかる。20年に間に合わせるためにも、出来るだけ早く協議を始めたい」としている。


2014年06月26日 09時17分 Copyright &copy; The Yomiuri Shimbun

4867チバQ:2014/06/26(木) 22:44:28
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=74213
石垣空港が黒字 経常利益1億3588万円
2014年6月25日 06:50

 【石垣】石垣空港ターミナル社の株主総会が24日、石垣市商工会館で開かれ、2013年度の年間事業報告で売上高が当初見込みより約1億3700万円多い8億5777万円で、同社初の黒字となった。

 石垣空港の同年度乗降客数は217万人で、175万人とした見込みより24%増。物販や飲食、サービスの売り上げが伸びている。格安航空会社(LCC)の参入や国内路線の増便などが主な要因。

 販売費・一般管理費は6億4238万円で、営業利益は2億1538万円。営業外損益を加えた経常利益は1億3588万円。

 手狭な国際線ターミナルの拡充計画は本年度で実施設計まで進め、次年度の着工を目指す。

 総会では石垣市長選を前に退任した中山義隆石垣市長を社長職に再任する人事案も承認。取締役に高嶺良晴氏(市観光交流協会長)、内間康貴氏(日本トランスオーシャン航空取締役)、監査役には宮国勝浩氏が就任した。

4868チバQ:2014/06/28(土) 15:57:07
354 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/06/28(土) 15:11:44.39 ID:bJE/KBGy0
5月 出入国統計 速報値 前年同月比
ttp://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_nyukan.html

出国日本人数 1,280,835人 +1.2%
入国外国人数 1,162,592人 +22.8%

港別出国日本人数

新千歳 9,210人 -6.0%
成田 504,754人 -11.6%
羽田 282,946人 +45.0%
中部 108,769人 -2.1%
関西 242,111人 -1.6%
福岡 65,959人 +4.7%
那覇 5,225人 +21.3%

港別入国外国人数

新千歳 45,219人 +40.1%
成田 401,591人 +15.8%
羽田 148,162人 +33.9%
中部 72,336人 +30.2%
関西 254,925人 +34.7%
福岡 67,041人 +13.0%
那覇 52,957人 +64.9%

4869チバQ:2014/06/28(土) 16:17:58
やっぱり羽田って日本人のための空港なんだなあ

4870チバQ:2014/06/29(日) 21:10:01
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20140628-OYTNT50386.html?from=ycont_top_txt
ANAが青森空港再就航 空の競合、利用増期待
2014年06月29日
ANA社員らが再就航をPRしたイベント(21日、青森市の「サンロード青森」で)
 全日本空輸(ANA)が7月1日、11年ぶりに青森空港に就航する。大阪(伊丹)線、札幌(新千歳)線は日本航空(JAL)と競合路線になる。県は青森空港の利用者が増えるきっかけにと期待するが、2社体制が相乗効果を生むかは見通せない。(野口季瑛)

■就航PR

 「7月から青森にANAが来ます」

 青森市緑の商業施設「サンロード青森」で21、22日に開かれた就航PRイベントで、にこやかな客室乗務員の声が響いた。のぼりには「ダブルトラック化でますます便利に!」とJALとの2社体制で需要を喚起する文字。パイロットや乗務員の制服試着コーナー、大道芸やりんご娘ミニライブなども催され、親子連れなどでにぎわった。

 ANAセールス仙台支店の武田義人マネジャーは「反応はまずまず」と手応えを語った。

 イベントの主催者はANAではない。青森空港の乗降客数の低迷に悩む県と関係市町村などだ。2003年度、国際線を含む青森空港の利用客は約141万人だったが、この年にANAが撤退。その後、減少傾向となり、10年の東北新幹線全線開業、11年の東日本大震災を経て、11年度は約80万人にまで落ち込んだ。その後はやや持ち直し、13年度は約85万人。

 ANAが青森線に再び就航する背景には、国内線利用が頭打ちとなる中で需要を掘り起こす狙いがあるとみられる。

■相乗効果

 1日あたり運航本数は、大阪線はJALの3往復にANAの3往復が加わり6往復に。札幌線は3往復に2往復が加わり5往復になる。県は「利便性が高まり空港利用者が増える」(交通政策課)と期待する。

 お隣秋田県の秋田空港では11年、大阪線にANAが参入しJALと2社体制に。大阪線利用者は11年度の約10万人が、13年度は約17万人に増えた。「増便で大阪線の認知度が上がり、旅行客などの需要も増えたとみられる」と秋田県交通政策課。

 一方、山口宇部空港(山口県)では、02年度にJALが参入しANAと2社体制となり、空港利用者は03年度の約96万人が、13年度は約85万人に減った。山口県交通政策課は「景気低迷などで伸び悩んだ」と声を落とす。

 競合路線で価格競争が起き、利用客に料金値下げのメリットが生まれるか。客数が伸び悩み、「2社とも撤退もあり得る」(県関係者)のか。

 JAL青森支店の福田豊支店長は「潜在需要はあるだろうが、2社となり、いきなりお客が増えるわけではない。増やす努力が必要だ」と気を引き締める。

■カギはビジネス客

 ANAの大阪、札幌線が軌道に乗れば、経済効果の大きい羽田線の復活にも「ANAが前向きになってくれるのでは」と県幹部は期待する。カギは季節を問わず安定した利用を見込めるビジネス客を増やすことだ。県は市場規模の大きい海産物や農産物について、県内企業による関西方面への販路開拓を通じ、経済交流を活発にしていきたい考えだ。

4871チバQ:2014/06/30(月) 22:38:39
2011年の記事
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/ritou/2011/04/03150355.shtml
離島はいま 振興法期限切れを前に/離島問題取材班 宮本宗幸 上五島、小値賀空港の定期便廃止5年

上五島空港の滑走路。定期便廃止以降、あまり使われることはない=新上五島町友住郷(写真上)
小値賀空港のターミナルビル=小値賀町前方郷(写真下)


施設の"欠陥"障壁に 活用の道なお模索

 2006年に上五島空港(新上五島町)、小値賀空港(北松小値賀町)と本土を結ぶ定期便が廃止されて、3月末で5年となった。この間、県や両町は空港活用策を模索してきたが、具体策は見いだせていない。なぜ、活用策が見いだせないのか−。原因を探りながら、二つの離島空港の将来を考える。

 ◇消えた人影

 「航空機の利用は月に数回しかない。この空港は風が強く、特に冬場は、毎日のように強い風が海から吹くんです」。新上五島町北東部の小島、頭ケ島山頂にある上五島空港。空港管理事務所の職員はそうつぶやいて滑走路を眺めた。カトリック教会を思わせるターミナルビルに人影はなく、滑走路に航空機の姿はない。一帯は日中にもかかわらず静まりかえり、滑走路に吹き付ける強い風だけが、騒がしく音を立てていた。

 上五島、小値賀両空港は、オリエンタルエアブリッジ(大村市、ORC)運航の長崎、福岡の4路線が06年3月末で廃止されて以降、実質的に"休港"状態が続いている。県港湾課によると、09年度の両空港の利用は、自衛隊ヘリの急患搬送訓練や民間機の離着陸などが上五島で50回、小値賀で106回あったにすぎない。

4872チバQ:2014/06/30(月) 22:39:03
 ◇悲願の開港

 上五島空港は1981年、小値賀空港は85年、島と本土を結ぶ新たな交通手段として開港した。それまで本土との行き来は船に頼らざるを得ず、開港は島民の"悲願"だった。いずれも9人乗りの小型機が就航し、フェリーで2時間半以上かかっていた移動時間は、一気に30分程度に短縮された。開港以降、両空港の利用者数は増え続け、上五島は89年度に約3万4千人、小値賀は92年度に約1万人のピークに達した。

 「東京まで乗り継いで3時間程度しかかからない」「福岡まで直接行けるのが便利」「船酔いを心配する必要がなくなった」−。かつて空の便を利用していた島民は、特に東京や福岡といった大都市圏までの移動時間の少なさや快適性などのメリットを挙げる。

 だが、開港当初から就航率が低く、島民の足は次第に遠のいていった。福江、壱岐、対馬の3空港の就航率は96%以上(09年度、長崎路線)なのに対し、上五島、小値賀両空港は平均して80%程度。「飛行機は当てにならず、大事な出張のときは船を利用していた」。月に1、2回、飛行機を利用していた新上五島町の男性(39)は振り返る。

 さらに90年代には本土と島を1時間半程度で結ぶジェットフォイルや高速船が就航。島の人口減も重なり、05年度の利用者数は上五島約4700人、小値賀約3100人にまで落ち込んだ。

 定期便廃止後、県や両町は有識者を交えた検討委を設置するなどして活用策を探った。議論が進む中、06年12月に北陸航空(福井県)が両空港を活用しパイロットスクールを運営することを提案。しかし08年5月、パイロットスクールの運営予定会社が資金繰りの悪化などを理由に突如、開校を断念した。新上五島町幹部の一人は「訓練生が来ることによる地元への経済効果の期待もあり落胆した」と振り返る。計画断念後は「具体的な活用の見通しは立っていない」(両町)のが現状だ。

 ◇気象に左右

 空港施設としての活用の障壁として、関係者が口をそろえるのが、空港施設そのものが抱える"欠陥"。両空港の滑走路はともに800メートルと短い。以前、就航していた小型機程度しか離着陸ができない。加えて上五島空港は立地上、風や乱気流が激しく、離着陸の難しさで「日本有数の空港」ともいわれる。小値賀空港は、比較的気象条件の制約を受けにくい「計器飛行方式」に必要な無線設備をそなえておらず、「有視界飛行方式」で運航するしかない。これらの悪条件は、運航が気象条件に左右されやすい環境を生みだし、定期便の就航率の低さの大きな要因にもつながっていた。

 両町はこれまで、遊覧飛行やモニターツアー、チャーター便利用者への運賃補助などを実施し、空港の活用策を模索。新上五島町では08、09年夏に遊覧飛行を計画。しかし、荒天や申込者数が定員に満たず、いずれも中止に追い込まれた。小値賀町は昨年末から年始にかけての4日間、小値賀−福岡間のチャーター便利用者に対し、1人1万5千円で利用できるよう運賃を補助。だが、利用希望者は想定の24人よりも大幅に少ない8人。さらに4日間のうち3日間は悪天候で運航できず、実際に利用したのはたった1人にとどまった。需要の低さに加え、気象条件に運航が左右されやすい空港施設そのものが、活用策の障害となっている。

 滑走路延長など空港施設の改善・充実といった対策について、県や両町はいずれも「費用対効果の面で難しい」と消極的だ。

 ◇廃止すれば

 両町は、空港の維持管理費として県と合わせ上五島約1400万円、小値賀約1100万円(いずれも09年度)を投入しながら、空港施設としての活用を模索している。ともに交流人口の拡大に力を入れており、船より1時間ほど短い本土からの移動時間や県外からのアクセスのよさは、観光客にとって利便性が高いとみている。事実上、両空港への定期便就航は難しいものの、将来的に不定期便の就航も視野に入れている。

 特に小値賀町の場合、町内にヘリポートがなく、「急患など緊急輸送のための航空機の発着場としての役割を担っており、あくまで空港施設として存続する必要がある」(産業振興課)という。

4873チバQ:2014/06/30(月) 22:39:21
 一方、新上五島町では、「活用策に明るい展望がなければ廃止にしたほうがまし」「太陽光発電施設など別の活用法を考えるべき」「空港に税金をつぎ込むぐらいなら、船の運賃補助などに使ってほしい」−など、空港施設以外の活用策を探るべきだという住民の声も一部にはある。

 これに対し、町まちづくり推進課は、災害への対応や観光面での利用を挙げながら、「一度廃止してしまうと空港の復活はありえない。維持経費の縮減に努めながら、活用策を探りたい」と理解を求める。

 離島空港の問題に詳しい県立大の松本勇名誉教授(交通経済学)は、中国が領有権を主張する尖閣諸島(沖縄)周辺で起きた中国漁船衝突事件などに触れながら、「今後、国防上の理由による利用の可能性なども考えられる上、災害時の救急搬送などの役にも立つ。空港施設として残しながら、(両空港を活用したいという)時代の要請を待つ必要がある」と指摘。その上で、「町はどんな活用策を模索しているのか、住民側にしっかり伝える必要がある」と話す。

◎記者ノート/住民ぐるみで議論を

 離島を取り巻く環境は厳しい。公共事業は減り、若者は職を求めて島外に流出。農漁業者は後継者不足に悩み、燃油高にあえぐ。そんな島に、年間各1千万円以上の税金をつぎこみながらも、ほとんど使われていないこの二つの空港はある。

 両町が主張するように、空港は、将来的な交流人口増加への"切り札"となり、島の活性化につながるのか。それとも、空港を廃止して有効な別の活用策を見いだすことが、島の振興につながるのか。

 「どうせ空の便は使わないから、空港がどうなろうと興味がない」。定期便廃止から5年がたつ中、島民の間では、こんな声も漏れ始めている。しかし、空港のあり方を考えることは、利用するかしないかの問題だけでなく、島の将来像をどう描くのかということにつながっている。定期便がない空港をどう活用するのか−。行政だけでなく、住民ぐるみの真剣な議論が求められている。

4874チバQ:2014/06/30(月) 22:42:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140630/CK2014063002000133.html
成田空港内の駐車場 早朝・深夜割り引き 羽田に対抗も24時間超なら?
2014年6月30日

 成田空港は、空港内駐車場に早朝(午前零時〜同八時)入庫するか、深夜(午後十時〜翌午前二時)出庫する場合、六時間以上駐車した利用者を対象に、料金を割り引くサービスを七月十一日から導入する。格安航空会社(LCC)便の増便や羽田空港よりも割高と指摘されてきた料金体系を是正する狙いがあるが、利用時間によってはやはり羽田よりも高くなってしまう。

 新たな割引サービスは普通、大型、自動二輪の全車種が対象で、六時間以上一日以内で半額、二日目からは一日分を割り引く。ゴールデンウイークと、お盆休み、正月休みの期間中は対象外。

 普通車は、旅客ターミナルビルに近いP1、P2駐車場が一日千三十円(通常二千六十円)、やや遠いP3、P5駐車場が一日七百七十円(通常千五百四十円)になる。

 ただ、二十四時間をわずかでも超えたら丸一日分の追加料金が発生する。二十五時間の場合、羽田は二十四時間分(千五百円)プラス超過料金(一時間三百円)で千八百円だが、成田は二千六十円かかる。

 駐車場を管理する成田国際空港会社の夏目誠社長は「私自身もいかがなものかと思っている。よりきめ細かい料金体系を導入したい」と話した。 (小沢伸介)

4875チバQ:2014/06/30(月) 22:54:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140630_53020.html
山形空港開港50年 震災時の代替機能再評価

震災後、存在価値が見直された山形空港の50周年記念式典 山形空港が開港50年を迎え地元の東根市で29日、記念式典があった。東日本大震災の発生直後、津波被災した仙台空港の代替機能を担い、存在価値を高めた山形空港の活性化を誓った。
 吉村美栄子知事は「震災時は開港以来初の24時間運用に踏み切り、災害救助の拠点として役割を発揮した」と振り返り、「あの時、山形空港の質的転換が図られた」と重要性を強調した。
 土田正剛東根市長は「羽田線が増え、名古屋線が復活し、空港が久しぶりににぎやかだ。利用拡大に努め、何とか路線を維持したい」と語った。
 出羽桜酒造(天童市)の仲野益美社長らによるパネル討論もあり、山形空港の上手な活用方法について意見を交わした。
 山形空港は1964年6月8日に神町空港として開港。羽田線を中心に利用客を伸ばしたが、92年の山形新幹線開業で減少に転じ、路線休止が相次いだ。ことし3月、羽田線が朝夕2往復に増え、名古屋線も復活。利用拡大に期待が掛かる。

4877チバQ:2014/06/30(月) 23:39:25
http://toyokeizai.net/articles/-/41460
ワンピースに当て込む、スカイマークの企図
狙うは「ポケモンジェット」の再来
武政 秀明 :週刊東洋経済編集部 記者
武政 秀明たけまさ ひであき週刊東洋経済編集部 記者 <国産大手自動車系ディーラーのセールスマン、産経新聞グループの日本工業新聞社(フジサンケイ ビジネスアイ)記者を経て、2005年東洋経済新報社に入社。第一編集局(現編集局)記者として、マクロ・マーケット、証券、化学業界などを担当。東洋経済オンラインの2012年11月リニューアルに携わり、主に企業系ニュースの編集を担当。みずからも「半沢直樹もたまげる、究極の『出向先』」などのオンライン書き下ろし記事を執筆。2013年10月から週刊東洋経済編集部。主に大型特集記事の編集を担当。
2014年06月30日

ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ――。子供から大人まで幅広い世代に絶大な人気を博しているアニメ「ONE PIECE(ワンピース)」のキャラクターが、空へと飛び立つ。

スカイマークは6月30日、ワンピースのキャラクターである「麦わらの一味」を機体にあしらった「ワンピースジェット」を、7月19日から10月19日までの3カ月期間限定で就航すると発表した。同社が保有するボーイング「737-800」のうち5機に特別塗装を施すとともに、そのほかの機体にも乗降ドア付近にワンピースの主人公である「モンキー・D・ルフィ」のイラストを塗装する。

同時に展開するのは、子供向けのスタンプラリーだ。原則、小学生以下の客を対象として、スカイマーク全路線が対象となり、集めたスタンプの数に応じてオリジナルグッズをプレゼントする。一部の機内では、ルフィのトレードマークである麦わら帽子をかぶった客室乗務員(キャビンアテンダント=CA)による機内サービスも実施する。

両者にとって初の試み
ワンピースジェットが就航する路線は、特に固定していないという。「逆に駐機していたり、日本中を飛び回るワンピースジェットを探してもらいたい」(スカイマーク経営企画室)。ただ、7月19日の就航初便については、東京・羽田空港を午前中に出発する便となる予定だ。

ワンピースは、海賊になった少年モンキー・D・ルフィを主人公とする冒険コミック。『週刊少年ジャンプ』(集英社)で1997年に連載が始まり、1999年10月からテレビアニメも放映されている。

日本のみならず、30カ国以上で翻訳版が販売されており、世界的に人気の高いコンテンツだ。さまざまなグッズに版権が使われているワンピースだが、航空機にペイントされるのは初めてとなる。

実はスカイマークにとっても、特定のキャラクターを自社の機体にペイントするのは初の試みとなる。「新しいスカイマークのチャレンジの一環として企画した。家族連れ、特に今後10〜20年後にお客さんになってもらう子供のお客さんに、スカイマークに親しんでもらいたい」。6月30日に東京・羽田空港のスカイマーク本社で会見した有森正和常務はそう強調した。

子供はワンピース、大人はミニスカ

有森常務は、子供の頃からスカイマークに慣れ親しんでもらうことを狙う(撮影:大澤誠)同社が手本にしたのは、全日本空輸(ANA)の特別塗装機「ポケモンジェット」のようだ。ANAは子供に絶大な人気を誇る「ポケットモンスター」をあしらった特別塗装機を就航。航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏によれば、「ポケモンジェットは子供連れ客で、いつもかなり盛況」だという。

スカイマークは6月14日、CAのミニスカートワンピース制服で話題となったエアバス「A330」を羽田―福岡線の一部で導入。広い空間でゆったり座れる「グリーンシート」と併せて、ビジネス客の取り込みに動いている。A330就航に合わせても、一部メディアへの広告宣伝など、これまでになかったマーケティング戦略に動いている。

ワンピース人気に当て込むスカイマーク。狙いどおり、子どものハートをつかめるか。

4878チバQ:2014/07/01(火) 21:38:30
http://www.asahi.com/articles/ASG714GQ1G71ULFA01K.html
将来は国際線進出も 楽天・エアアジアの新会社
土居新平、篠健一郎
2014年7月1日18時14分
 マレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアと、ネット通販大手の楽天は1日、新しいLCC「エアアジア・ジャパン」を設立し、来年夏から国内線を運航すると正式に発表した。2機でスタートし、2016年からは毎年5機ずつ増やす計画で、将来は国際線にも進出する。

 「日本の航空業界を変えていく素晴らしいパートナーを紹介する」。この日都内であった記者会見。真っ赤なシャツに身を包んだエアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者と、笑顔で登場した楽天の三木谷浩史会長兼社長はステージで抱き合った。2人は3年前からしばしば夜の街に繰り出す友人同士だ。

 新会社にはエアアジアが議決権ベースで33%、楽天が18%を出資。三木谷氏が役員に就く。ほかに投資ファンドのオクターヴ(東京)が28・2%、化粧品のノエビアホールディングス(HD、神戸市)が13・4%、スポーツ用品のアルペン(名古屋市)が7・4%を出資する。

4879チバQ:2014/07/01(火) 21:39:17
http://toyokeizai.net/articles/-/41590
エアアジア、「捲土重来」に懸ける真の狙い
平成の"黒船"は真っ赤な機体でやってきた
武政 秀明、長谷川 愛 :東洋経済 編集局記者
武政 秀明、長谷川 愛たけまさひであき、はせがわあい東洋経済 編集局記者2014年07月01日

本当の狙いは羽田の“開港”にあった――。

6月26日午前2時配信の東洋経済オンラインで報じたとおり、東南アジア最大級の格安航空会社(LCC)であるエアアジアが7月1日、楽天など4社とタッグを組んで日本市場に再参入することを正式発表した。東京・港区を本社とするエアアジア・ジャパンを設立しており、今後は2015年夏をメドに日本国内の空港を拠点として国内線、国際線の就航を目指していく。

新会社の資本金は70億円の予定。社長には全日本空輸(ANA)出身で、旧エアアジア・ジャパン(現バニラ・エア)の社長も務めていた小田切義憲氏が就任した。エアアジア本体の出資比率は49%(議決権ベースでは33%)で、楽天が18%(同18%)となったことも、併せて公表された。そのほかの大株主は、プライベートエクイティファンドのオクターヴ・ジャパン インフラストラクチャーファンド合同会社が19%(同28.2%)、ノエビアホールディングス9%(同13.4%)、アルペン5%(同7.4%)と、異色の企業が並ぶ格好となった。

日本の空をオープンにする

エアアジアはかつてANAホールディングス(HD)との合弁会社(当時の社名もエアアジア・ジャパン)を2011年8月に設立。成田国際空港を拠点として、12年8月に国内線を就航した。

ところが、軌道に乗る前に両社が対立。合弁関係が解消され、旧エアアジア・ジャパンはANAHDが完全子会社化して、社名をバニラ・エアに変え、2013年12月に再出発した経緯がある。

7月1日の会見では小田切社長のプレゼンに続き、エアアジアのトニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)が登壇。「パートナーで大切な友人」との紹介を受けて、楽天の三木谷浩史会長兼社長が登場すると、報道陣、関係者を合わせて200人以上が詰めかけた会場はドッと沸いた。

4880チバQ:2014/07/01(火) 21:39:47
三木谷氏は「政府は(2013年に初めて1000万人を突破した)訪日外国人旅行客を2020年に2000万人へ倍増する目標を掲げているが、それにはLCCが欠かせない。日本の航空産業は、高い空港使用料や空港の24時間利用が進んでいないことなど課題が山積み。日本の空を本当にオープンにしていく。エアアジア・ジャパンの一株主ではあるが、発展に少しでも貢献したい」と抱負を語った。

グループに旅行事業を展開する楽天トラベルを持ち、EC(電子商取引)における連携など、エアアジアが楽天と組むメリットはある。何より、安倍晋三首相と個人的な関係があり、規制緩和論者でもある三木谷氏の持つ政治力を得ることはもっと大きい。エアアジアの狙いはずばり、羽田空港を拠点にした国内線の就航だ。


新生エアアジア・ジャパンは登記上の本社を中部国際空港(セントレア)のある愛知県常滑市に置いた。旧エアアジア・ジャパン時代の反省から、着陸料が高く、発着時間に制限のある成田を外し、15年の就航当初はセントレアを拠点に国内線のネットワークを張っていくとみられる。

ただし、会見における報道陣との質疑応答で、小田切社長は「マーケットの大きさや、インバウンド需要を考えると東京は外せない。発着枠の問題があり、現状は空きスロットがないが(いずれは)羽田空港を拠点に就航したい」と語った。

背景に都心上空の飛行解禁議論
現状、羽田空港の国内線発着枠は日本航空(JAL)、ANA、スカイマーク、スターフライヤー、スカイネットアジア航空、AIRDOに限定されている。混雑する羽田の発着枠に空きはないが、アテはある。これまで騒音を理由に認めてこなかった都心上空の飛行解禁の議論が始まったからだ。

国土交通省の有識者会議は今年6月、羽田、成田両空港の発着枠拡大案をまとめた。2020年の東京五輪を控えて、訪日外国人旅行客を拡大するために必要な措置という位置づけで、滑走路の処理能力を再検証し、運用や飛行経路の見直しなどで、年間約2.3万〜2.6万回の発着枠を増やせると試算している。


実現すれば、国内外の航空会社に羽田の発着枠が新たに割り当てられることになる。新生エアアジア・ジャパンはこれを狙いに行く。現状、日本には3社のLCCが就航しているが、羽田を拠点にした例はない。

三木谷氏は経団連や経済同友会など既存の経済団体に対抗する格好で、新経済連盟を立ち上げている。持論は「規制緩和」。エアアジアという外圧を得て、日本の航空業界に市場開放を迫っていく構図が想定できるが、その目玉は羽田の“開港”にある。実現性はともかくとして、日本の航空業界に波紋を呼ぶことは確実だ。

4881チバQ:2014/07/01(火) 21:40:18
報道陣との主なやり取りは以下のとおり。

――新生エアアジア・ジャパンは、旧エアアジア・ジャパン(現バニラエア)と何が違うのか。


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エアアジアのフェルナンデスCEOフェルナンデスCEO 人が違う。私たちと同じような考えを持った3人のすばらしい企業家(楽天の三木谷浩史会長兼社長、ノエビアホールディングスの大倉俊社長、アルペンの水野泰三社長)に参画してもらった。彼ら自身がすばらしいビジネスをつくった人たち。私たちは短い時間で意思決定ができる。

――新生エアアジア・ジャパンは登記上の本社を中部国際空港に置いているが、首都圏空港への展開は考えているか。

小田切社長 ハブ空港についての詰めは最終段階にあり、後日、正式に発表する。まずは東京以外で事業を展開して、幹線を張って収益体制をしっかりつくりたい。日本の各地方には、文化や歴史的な建造物、名産品や特産品があり、航空の潜在的な需要があると思っている。

一方、東京のマーケットの大きさやインバウンド(訪日外国人)需要を考えると、東京は外せない。発着枠の問題があり、現状は空きスロットがないが、(いずれは)羽田空港を拠点に就航したい。国土交通省の有識者会議で、羽田の発着枠を広げるという議論が始まっている。少しでも早くそうなることを望んでいる。

フェルナンデス 発着枠の問題は東京(羽田空港)に限定されているが、日本は東京がすべてではない。東京以外にもチャンスがある。

――楽天の役割は?

三木谷会長兼社長 LCC(格安航空会社)は情報産業。チケット販売だけでなく、さまざまなエンターテインメントや事前のオーダーなど、技術が生んだ新しいビジネスだ。既存の情報ネットワークでは難しかっただろう。予約をはじめ、いろいろなサービスで(エアアジア・ジャパンに)お手伝いできると思っている。

フェルナンデス 三木谷さん(楽天)は、いろんな事業に投資してきた。エアアジアグループで使えるプロダクトがたくさんあり、相乗効果がある。

就航は2015年の夏
――就航はいつか?当初の機体数は?

小田切 来年(2015年)夏を考えている。まずは2機体制で運航する。いずれも新造機を予定しており、2015年中に4機まで増やすつもりだ。

――日本の航空業界は規制が強く、首都圏空港では発着枠の制限があるが、どのように挑んでいくか。

フェルナンデス 日本(の航空行政)はオープンになってきている。小田切さんは当局と話をしているが、日本も変わってきている。エアアジアは機体もかっこいいが、ビジネスの強みはお値打ち価格にあり、「ナウ・エブリワン・キャン・フライ」というテーマは大事にしたい。

三木谷 日本政府が2020年の東京五輪開催に向けて、訪日外国人を増やすという戦略に対してかなり本気だと感じている。今までよりも前向きな姿勢を私個人としては感じている。

4882チバQ:2014/07/01(火) 21:40:53
――三木谷さんはフェルナンデス氏と3年前から友人関係にあるということだが、今回、何が決め手で一緒に事業をやっていくことになったのか。


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楽天の三木谷会長兼社長三木谷 エアアジア・ジャパンだけでなく、エアアジアグループとして、楽天との補完関係は非常に大きいことを強調したい。エアアジアはマレーシアから始まり、アジア全般に向けて展開するLCCとして、世界で最も高い評価を受けている。フェルナンデス氏のことは、アントレプレナーとして尊敬している。

――折しも日本ではパイロット不足が顕在化している。

小田切 国内で日本人のパイロットを確保するのは大きな問題になる。1年で準備するが、対象は(機材に使う)A320のライセンスを持っているパイロットになる。他社で乗っている人を中心にリクルートする。ただ、それだけでは機材計画に追いつかないので、自社でも養成に取り組む。一時的に日本人パイロットだけでは対応できないかもしれないので、エアアジアグループの中でのパイロットのやり繰りも併せて検討している。

フェルナンデス パイロットの確保はそんなに心配していない。優秀な人がいるし、なりたい人がたくさんいる。

――今回、日本の国内線への再参入となるが、フェルナンデスさんが日本にここまでこだわるワケを教えてほしい。

フェルナンデス 日本はすばらしい。私は日本の製品ばかり使ってきた。ウルトラマンにも親しんでいる。もっと多くの人たちに日本に来てほしい。日本からアジアに飛ぶのはエキサイティングで、決して簡単なことではないが、やってみなければわからない。

三木谷 補足すると、日本は観光資源がアジアで最も豊富。日本食だけでなく、名所があり、四季があり、何より安全。訪日外国人の目標も2000万人と言わず、3000万人、4000万人、5000万人という目標を掲げてもいい。そのために、安いエアラインを使って日本に来てもらうことは重要だと考えている。

――フェルナンデスさんは今年4月に来日した際に、三木谷氏とは「友人関係のままがいいかもしれない」と話していたが、今回はビジネスパートナーに選んだ。

フェルナンデス 3カ月前の段階では話せなかった。嘘をついていた。申し訳なかった。

枠が取れしだい、羽田に就航する
――羽田空港からの就航を狙っていくということだが、来年夏にそうなるのか。段階を踏んでからか。

小田切 初便就航時にスロットが確保できれば入りたいが、段階とか調整を経て、となるだろう。枠が取れしだい、就航する。東京に入るのは非常に大きいことだ。

――楽天にとって具体的なシナジー効果は。

三木谷 エアラインのビジネスというのは、人を単純に移動させるだけでなく、そこにはエンターテインメントや物販なども伴う。これはITとのシナジーがある。楽天トラベルや電子書籍のコボやeコマースなど(連携は)無限の可能性がある。ネット企業でエアラインに出資したのは、世界で楽天が初となる。空港や飛行機で長い時間を過ごすことを考えると、いろいろな連携が考えられる。

小田切 補足すると、ネットを通じて、いろいろと物品を販売するのも課題だと思っている。機内での販売とか。免税品の販売とか。

4883チバQ:2014/07/01(火) 21:41:21
――収益イメージは。

三木谷 来年から始め、徐々に上がっていくとみている。何年後にどのくらいの収益というイメージはあるが、ボスの了承がないとしゃべれない。

フェルナンデス 金額は、両方とも上場企業なのであまりハッキリは言えない。ただ、うまくいけば、エアアジア・ジャパンはエアアジアグループで一番大きい会社になる。それには政府のサポートもいるし、日本でいろいろな変革を起こしてきた三木谷氏のような強力なパートナーも必要だ。

日本は1億人の人口を抱え、立派な空港も多い。日本よりも人口の少ないマレーシアに2500万人の外国人旅行者が来ていることから考えても、日本が目指している「訪日外国人2000万人」の目標は十分実現可能。日本の可能性は巨大だ。

日本政府は東京のソリューションを見つけなければいけない。五輪開催を控えていることもあり、東京はもっとキャパシティを増やす必要がある。地方空港を開拓することもできるが、東京こそがミッシングリンク。日本政府がそのことに目を向けることを願っている。

――役員として入る予定は。

三木谷 役員として入ることにはなると思う。ボスしだいだが。

――日本でLCCは皆、苦戦している。黒字化できなくても、5、6年日本で頑張り続けるつもりか。

フェルナンデス 問題はLCCの多くが成田を拠点としていることだ。だからわれわれは楽天、ノエビア、アルペンというパートナーを得て、違った形でやろうと考えているし、今のところエアアジア・ジャパンの将来を非常に楽観している。特に日本とアジアを結ぶ国際線には期待している。

「楽天航空」は目指さない
――エアアジア・ジャパンで増資が必要になったら追加で出資するか。

三木谷 それは仮の話なので状況を見ながら判断していく。あくまで短期的な投資ではなく、長期的視野に立った投資。現在、日本のアジア諸国に対するビザの発行が非常に緩和しており、この傾向は今後も続くだろう。訪日旅客数は非常に増えてくると思う。だから、エアアジアのように、アジアに基盤のある企業の日本向けビジネスにはとても可能性があると思う。

――18%の出資比率について。

三木谷 LCCは重要産業だが、われわれの中核事業ではないので、出資比率は20%付近が目安だと考えていた。あくまでサイドからのサポートに徹する。経営は航空業界で経験のある人たちが中心となって行い、われわれは「楽天トラベル」を通じた送客やeコマース、機内エンターテインメント、日本政府との調整などでお手伝いをしていく。航空の運航などは専門ではないので、エアアジア側がやっていく。

――中核事業ではないということは、楽天航空は目指さない?

三木谷 目指さないですね(笑)。餅は餅屋なので。ただトニーと一緒に、さまざまな機内のサービスを開発できたら楽しいだろうなと思う。たとえば決済の「Edy」など、日本で進んでいるものをアジアに持って行く。楽天が昨年買収した「Viki」を使い、多言語で映像を配信する機内エンターテインメントを提供することもできる。今までにない奇想天外な発想でいろいろやっていきたい。

(撮影:尾形文繁)

4884チバQ:2014/07/02(水) 21:45:20
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140702/biz14070213040008-n1.htm
需要創出、パイロット確保… 国内LCC5社乱戦模様
2014.7.2 13:04

 アジア最大のLCCのエアアジアの再参入で、国内線を運航するLCCは5社に増える。低運賃が売りのLCCは国内でも定着しつつあるが、最近はパイロット不足による大量欠航など運航面の課題も浮上。2度目の挑戦で利用客の支持を獲得できるか、注目される。

 「お値打ち価格のチケットで、(新会社の)エアアジア・ジャパンは世界を日本に呼び込む努力をしたい」。1日の記者会見でエアアジアのトニー・フェルナンデスCEOはこう言葉に力を込めた。

 新生エアアジア・ジャパンの拠点空港は未定だが、中部空港が有力視されている。実現すれば国内LCCでは唯一となる。野村証券の広兼賢治アナリストは「どれだけ新たなLCC需要を生み出せるかが鍵になる。特にエアアジアが得意とするアジアと結ぶ国際線で、魅力的な運賃の路線をどれだけ展開できるかが重要だ」と指摘する。

 一方、LCCをめぐっては最近、トラブルが相次いでいる。ピーチ・アビエーションやバニラ・エアは機長不足、ジェットスター・ジャパンは関西空港での機体整備の体制づくりの遅れで、それぞれ大量欠航を余儀なくされた。春秋航空日本も当初は5月末が予定の就航時期を2度も延期した。

 パイロットの確保は、国内LCCに共通の課題だ。新生エアアジア・ジャパンの社長に就任した小田切義憲氏は、「パイロットの養成に取り組むとともに、グループ会社でのやりくりも検討している」と説明した。

 「エアアジア・ジャパンの『パート3』はない」。フェルナンデスCEOは会見でこう言い切り、不退転の決意を示した。その言葉通りに事業を軌道に乗せられるか手腕が試される。(森田晶宏)

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4885荷主研究者:2014/07/05(土) 16:10:11

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20140611/news20140611624.html
2014年06月11日(水)愛媛新聞
13年度松山空港利用者11.4%増 LCC効果

 愛媛県が10日発表した松山空港の2013年度利用状況は、格安航空会社(LCC)2社が新規2路線を開設した効果で、前年度比11.4%増の262万2138人だった。全体の利用者数が260万人を超えたのはリーマン・ショック前の07年度以来。

 国内線全体は258万3511人(12.3%増)。13年6月に就航したジェットスター・ジャパンの成田線18万9186人と、14年2月就航のピーチ・アビエーションの関空線3万1901人が全体を押し上げた。

 LCCの影響が心配される羽田線は151万809人(0.3%減)と微減にとどまっており、県交通対策課は「金額を重視する利用者など、新規需要を掘り起こしたようだ」と分析。日本航空が13年3月末に再開し、全日本空輸との2社体制となった伊丹線は53万3141人(7.7%増)に増えた。

4886チバQ:2014/07/10(木) 07:31:59
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140709-00042217-toyo-bus_all
ANAはこうして"国際線トップ"に飛躍した
東洋経済オンライン 7月9日(水)6時0分配信

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JAL(奥)の牙城だった国際線で、ANA(手前)がトップに躍り出た(撮影:尾形文繁)

 全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)。日本を代表する2大エアラインは長らく、「国内線に強いANA」「国際線に強いJAL」という位置づけだった。だが、その均衡がついに崩れた。

【詳細画像または表】

 ANAが7月8日に発表した今年5月の運航実績によると、国際線の旅客輸送量で初めてJALを上回った。実際に運賃を支払って利用した旅客の輸送量を示す「有償旅客キロ」(RPK、有償旅客数×飛行距離で算出)という指標で、ANAの5月実績は29億5294万旅客キロと前年同月比25%増だった。一方のJALは同7.8%増の29億1163万旅客キロで、僅差ながらもANAが上回った。

 確かに5月の旅客数で見ると、JALの61万9478人に対し、ANAが57万9616人と、JALがリードしている。ただ今年4月、RPKと並んで航空会社の規模感を示す指標とされる「有効座席キロ」(ASK、座席数×飛行距離で算出)で、ANAは初めてJALを抜いた。航空業界における2つの代表的な指標で逆転を果たしたことは、航空会社の“実力”という点でANAが事実上の「国際線首位」に躍り出たという見方もできる。

■ 羽田発着枠の傾斜配分が影響

 背景にあるのは、ANAの羽田空港発着路線の大幅な拡充だ。昨秋、国土交通省はJALが経営破綻した経緯を踏まえ、これまで2社に均等に配分してきた羽田の発着枠をANA11、JAL5と傾斜配分した。これを受けてANAは今春、羽田発着の国際線を従来の10路線13便から17路線23便へと増やした。

 羽田における路線網の急激な拡大は、旅客数が伴わず供給過剰になるリスクもあった。だがこれまでのところ、都心に近い羽田の利便性を武器に、搭乗率も堅調に推移している。加えて、成田空港ではアジアと北米を結ぶ乗り継ぎ需要を安定的に獲得している。
. 国際線でJALを逆転するという悲願を果たしたANA。両社の間には、かつて途方もない差があった。

 ANAはもともと国内線専業の航空会社で、初めて国際線に進出したのは1986年。1978年に開港した成田空港は当時、滑走路が1本しかなく、世界でも有数の混雑空港だった。

 後発のANAは、発着枠や有利な運航ダイヤの獲得がままならず、週2便しか飛ばせない路線もあったという。1994年に開港した関西国際空港では欧州路線の就航などに取り組んだが、実績が伴わず、国際線は赤字が続いた。

 一方のJALは1983〜84年に国際線輸送量で世界最大を誇っていた。1985年の御巣鷹山事故を契機に勢いは弱まるものの、2000年ごろまで国際線ネットワークの拡大は続き、年間ASKが1000億座席キロに迫ったこともあった。

 転機が訪れたのは、ANAがスターアライアンスに加盟した1999年。同社は複数の海外エアラインと協力関係を結ぶことで、国際線のノウハウを取り込んでいった。同時に、赤字の関空発着路線からの撤退、中国路線の積極展開などネットワークの見直しや機材の適正化などを進め、2004年度に国際線がようやく黒字化した。その後、羽田空港の国際化が進んだことも、ANAにとって追い風になった。

4887チバQ:2014/07/10(木) 07:32:17
■ “敵失”の影響も見逃せない

 もっとも、両社の逆転には、JALの経営破綻に伴う路線の縮小が大きく影響している。JALの“敵失”がなければ、今もANAはJALの後塵を拝していたかもしれない。

 今後、ANAは2016年度に国際線収入を5485億円と、3年間で45%も引き上げる計画を組んでいる。懸念は、イベントリスクだ。パンデミック(世界的な伝染病の流行)、9・11やリーマンショックのような事態がひとたび起これば、需要は一気に縮む可能性はある。

 また、国交省では、東京都心上空の飛行を解禁することで、羽田と成田の発着枠をさらに拡大する議論が本格化している。RPK逆転の余勢を駆ってANAが引き離しにかかるのか、それともJALが巻き返しを果たすのか。政・官を巻き込んだ両社の“空中戦”は、これまで以上に激しさを増しそうだ。

※ 当初の原稿では、「確かに5月の旅客数で見ると、JALの61万9478人に対し、ANAが57万9616人と、JALがリードしている。ただ、この数字にはマイレージサービスの利用者などが含まれる」としていましたが、事実と異なっておりました。お詫びのうえ、訂正いたします。
→ANAの詳細、JALの詳細は「四季報オンライン」で
.武政 秀明

4888チバQ:2014/07/10(木) 07:33:05
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140708-00000004-biz_fsi-nb
羽田発着の海外パック強化 旅行大手、シニアや地方客取り込み
SankeiBiz 2014/7/9 08:15

羽田空港の国際線旅客数

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 旅行大手各社が、今春に国際線が拡充された羽田空港発着の海外パック旅行の展開に注力している。JTBが60歳以上のシニアを対象に羽田発着専用ツアーを6月に発売するなど、お金や時間に余裕のあるシニアの取り込みを強化する動きが目立つ。また地方からの乗り継ぎが便利になったことも追い風に、新たな顧客層の掘り起こしにつなげようとの期待がふくらむ。

. JTBは、60歳以上を対象とした海外パック旅行「旅彩彩」シリーズで、羽田発着専用ツアーを6月17日に発売した。欧州や南米、東南アジアなど9コースがあり、趣味などで多忙なシニアでも参加しやすいよう日程も6〜8日間と短めにした。出発は9〜12月で、「羽田の国際線拡充への関心が高いせいか、問い合わせや申し込みは事前の想定よりも多い」(同社)という。

. ANAホールディングス傘下のANAセールスは、4〜9月出発の海外パック旅行で、羽田発着のコース数を前年同期比約3倍の132に増強。中でもシニア向けに新たに発売した欧州方面のツアーは29コースのうち28コースが羽田発着で、「申込者の9割が50歳以上」(担当者)という。JR西日本傘下の日本旅行も3〜10月出発で、欧州方面の添乗員付きのツアー数を前年の1コースから6コースに増やした。

. また、国際線拡充によって羽田での国内線と国際線の乗り継ぎが便利になったのを受け、各社とも羽田発着のツアーでは地方からの集客を強化。JTBの「ルックJTB」シリーズでは欧州方面のコースの中に、地方から乗り継ぐ場合に国内線の運賃がゼロになるケースもあり、羽田での4〜9月出発の予約は前年同期比約1割増という。ANAセールスが発売したシニア向けの欧州方面のツアーも申込者の約半分が地方在住者だ。

. 羽田の国際線拡充により「利用客の海外旅行の選択肢が増えて、新たな顧客層の取り込みにつながる」(日本旅行)ことから、各社ともビジネスチャンスととらえて品ぞろえを強化している。

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