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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

749チバQ:2010/03/04(木) 00:42:17
957:03/03(水) 23:44 3kP23tX1 [sage]
1994年以降の京都府知事選の結果。
共産系の門が良タマかつ準備万端であることを考えると、森川の一回目の立候補である
1998年並に惜敗率7割を伺ってもおかしくないが…3月25日告示・4月11日投票。
1994年
当選 荒巻 禎一 539952
共産 木村 万平 285614
1998年
当選 荒巻 禎一 512238
共産 森川 明_ 361864
2002年
当選 山田 啓二 482158
共産 森川 明_ 391638
無所 中川 泰宏 99144
2006年
当選 山田 啓二 514893
共産 衣笠 洋子 269740

750チバQ:2010/03/04(木) 22:51:56
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20100303ddlk26010430000c.html
2010知事選:それぞれの思惑/上 山田氏陣営 /京都
 告示(25日)が迫った知事選。3選を目指す現職の山田啓二氏(55)は過去2回と異なり政党推薦を受けない。共産を除く各党は「初めて」と戸惑いつつ支援の形を整えた。共産党府委員会などの「府民本位の新しい民主府政をつくる会」が推薦する新人で信和会京都民医連第二中央病院長、門祐輔氏(54)は昨年7月の出馬表明以来着々と準備を重ねる。それぞれの思惑を探る。【太田裕之、木下武】

 ◇主導権めぐり駆け引き 各党、参院・統一選にらむ
 「地域主権時代の最大のパートナー。地域主権時代の選挙で大きな力になる」。支援を受ける25市町村長の会が設立された先月23日、山田氏は語った。先月4日の出馬表明から「地域のことは地域で決める」と繰り返し、政党間の争いを避けたい思いをにじませる。

 医療・福祉で先駆的な施策を発信し、全国知事会で地方分権推進特別委員長を務めるなど、山田氏には地域主権のリーダーであるとの強い自負もある。

 出馬を要請した団体は200を超えた。選挙母体「希望の京都をつくる府民の会」には財界や連合京都、各種業界など18の幹事団体が参加。先月半ばから各地で動き始めた。

 一方、各党の支援体制づくりは遅れた。同会事務長に民主府連の“応援団長”細田一三・連合京都会長が就任して自民が反発。先月中旬から麻生純副知事が調整に動き、26日にやっと細田氏と各党の調整会議が発足し、落ち着いたかに見える。細田氏は「遅れへの不安はあるが、勝つ選挙をやる」、同会会長の立石義雄・京都商工会議所会頭は「産みの苦しみ」と語る。

 民主は先月21日、国会議員を含む有志らの支援ネットワーク組織を設立。公明は同24日に府本部としての支援、自民は同27日に地方議員を中心とした府連としての支援を決めた。党推薦なしをリードした民主府連幹事長の山本正府議は「さまざまなことは乗り越え、切り替えねばならない」、調整会議座長に就いた自民府連幹事長の多賀久雄府議も「今回は初の経験で各党に戸惑いがあったが、それぞれが頑張ることは同じ」と話す。

 だが、その先の今夏に控えた参院選が各党協力に微妙な影を落とす。先月27日、精華町で府南部の建設業界が主催した集会。壇上の山田氏の横に現職2人が並んだ。「民主と自民のつばぜりあいが報道されたが、私たちも知事3選のため一生懸命頑張っている」と自民・二之湯智氏がアピールすると、民主・福山哲郎氏も「知事の応援は言うに及ばず」と強調した。

 改選数2の参院選京都選挙区は過去2回続けて民主と自民が議席を分け合ったが、今回は独占を狙う民主が福山氏の他に新人を擁立する。「自民をつぶすつもりだ」「新人を知事と一緒に動かす戦略だろう」と自民幹部らは警戒を強める。

 国会議員(立候補予定者も含む)には車上も含め街頭で山田氏と並んでアピールさせない−−。「中立」を心掛ける細田氏が調整会議で基本方針を示した。政党色を弱めるためで自民も同調する。だが、民主は「週末に限り街頭での演説に国会議員を使いたい」と提案。結論は出ていない。「政党同士が出し抜き、抜け駆けをしてはいけない」と、公明府本部代表代行の角替豊府議は心配する。

 国会議員だけではない。地方議員の念頭には来春の統一地方選がある。府議の1人は言う。「議員と名のつく者はみな必死だ。当然、党利党略も出る」

751チバQ:2010/03/04(木) 22:52:43
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20100304ddlk26010594000c.html
2010知事選:それぞれの思惑/下 門氏陣営 /京都
 ◇「国政と共に府政変える」党派超えた支持拡大なるか
 北区の府立体育館に設けられた舞台に信和会京都民医連第二中央病院長、門祐輔氏(54)が登壇した。「国の言いなりで構造改革を進めて生活を破壊し、市町村合併で地方の疲弊を招いた府政を転換する」。知事選(今月25日告示、4月11日投開票)に初挑戦する思いを語ると、聴衆の拍手が響き渡った。先月19日夜、約9200人が会場を埋めていた。

 共産党府委員会などで作る選挙母体の「府民本位の新しい民主府政をつくる会(民主府政の会)」は、医療と福祉が争点になるとみて候補者を選考。昨年3月、水俣病患者支援や反核運動で知られた門氏に白羽の矢を立てた。出馬表明は同7月で、現職で3選を目指す山田啓二氏(55)より7カ月早かった。

 「人柄や政策を訴えて知名度不足を解消するためだった」と同会の藤本雅英事務局長が振り返る。実質的な始動は衆院選後の9月だが、「出足が早かったことが成果を生んでいる」と手応えを語る。

 門氏は同月以降、府内の大病院から診療所まで約250人の医師と懇談。医師不足に府立医大からの派遣で対応する府を批判し、すべての医療機関が参加する「オール京都」で医療再生に取り組むと訴えてきた。1月末には「門祐輔を推す医師の会」が発足し、入会者は今月1日現在で85人、賛同者は117人に増えた。

 府内全26市町村を回り、街頭宣伝は既に100カ所超。10人の首長と面談、府の予算配分や出先機関の統廃合、市町村合併への不満がたまっているのを痛感した。女性や若者、農林漁業者と個別のミニ集会も重ね、支持拡大を図る。

 門氏は「私は財界とは戦わない」「民主党の山井(和則)衆院議員に投票した人は私に」と、保守層に食い込もうとする発言も連発。藤本事務局長も「共産党だけでは勝てない。従来の共産対非共産の構図にせず、衆院選で政治に変化を求めた層をいかに取り込めるかだ」と強調する。

 共産府委員会もこの思いは同じだが、その先も見すえる。先月11日の府党会議で渡辺和俊委員長は「国政も府政も変えようと訴えてこそ有権者のエネルギーに応えられる」と訴えた。今夏の参院選で新人の成宮真理子氏を擁立し、6年前に失った議席奪還を目指す共産は、門氏の演説や集会で成宮氏も前面に立てる方針だ。共産色を薄めたい同会の思惑とは一見、矛盾するが、渡辺委員長は「有権者の関心は国政にあり、府政だけの訴えでは物足りない」と話す。

 19日の門氏の集会であいさつした井上哲士参院議員は、山田氏が自民、民主、公明などから実質的な相乗り支援を受けることを厳しく批判。「国政で自民にノーの審判をと訴えた民主が、自民と京都で手を組むのは道理がない。こんな府民不在の府政は変えるしかない」と訴えた。

 「12年に1回、知事選後に参院選が連動する。我々に有利だ」。渡辺委員長は好条件を強調してこう続けた。「他党は地方選も一体に挑んでいる。非常に激しい政党間闘争が、すでに始まっている」【木下武、太田裕之】

752チバQ:2010/03/06(土) 17:35:02
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000001003060003
曲がり角のベッドタウン/橋本市長選
2010年03月06日


高層マンションが並ぶ橋本市三石台

人口減■進む高齢化■合併に不満 今も


 7日に告示される橋本市長選は、現職1人、新顔2人の計3人が立候補の準備を進めている。4年前に高野口町と旧橋本市が合併してできた現市では、合併直後の市長選が無投票だっため、今回が初の選挙戦となりそうだ。告示を前に市の課題を探った。(燧正典)


橋本市は北は大阪府、東は奈良県と接する県北東部の玄関口で、古くは高野山の宿場町として発展してきた。人口は大阪のベッドタウンとしての宅地開発に伴い1980年代ごろから急増。バブル期には毎年1千人を超えるペースで増えた。ところが98年をピークに減少傾向に転じ、高野口町との合併後も毎年数百人のペースで減っている。現在は約6万8千人だ。


 市によると、かつて子育て世代で転入した世帯の子どもが成長して転出したり、子育てを終えた親が大阪に戻ったりするケースがある。「ベッドタウンも今や高齢化地域」(市民課)という。


 こうした中、市が尽力しているのは企業誘致だ。雇用を確保して若者の定住や転入者増加を狙う。2007年に市は「企業誘致室」を設置。奨励金の充実やトップセールスなどで10社と進出協定を締結した。4社はすでに操業し、47人の地元雇用が創出された。07年末には経済産業省の「企業立地に頑張る市町村20選」の一つに選ばれている。


 ただし市内の民営事業所数は96年からの10年間で約1割減少、不況でその傾向は現在も続いているとみられる。人口減にも歯止めがかかっていない。


 旧高野口町との合併後の街づくりでも課題が残されている。既に4年が経過しながら、消防・救急の担当区域はいまだに二つに分かれたまま。旧高野口町区域を担当する伊都消防組合は、元々はかつらぎ、九度山、高野口の3町で構成。合併前の06年1月、組合と旧橋本市は変則的な状態の解消に努めるとの覚書を交わしているが、両町との協議は難航している。


 また旧町区域では合併前、合併問題に絡んで当時の町長へのリコール運動が起きた過去も。住民の一部には合併そのものへの不満が今も渦巻く。旧町区域に住む30代の自営業男性は「役場もなくなってしまって事実上の吸収合併。合併しなければ良かった」と話す。こうした不満の解消も次期市長には求められる。

753チバQ:2010/03/06(土) 17:40:08
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/100306/wky1003060233001-n1.htm
橋本市長選、あす告示 団地の空洞化、課題に 和歌山
2010.3.6 02:32

 6万8429人。和歌山県橋本市の昨年12月31日現在の人口だ。旧高野口町との合併時に比べ1225人減った。減少傾向は続き、「7万人都市」への市民の期待は遠のきつつある。

 「山紫水明へのあこがれと、庭付き一戸建ての夢」と、平成7年に大阪から城山台に移住した浅井徹さん(72)。勤務先が大阪・難波で、「ドアツードア」で1時間の通勤時間も大きな魅力だった。当時は住宅開発のピークで市の人口は年間千数百人ペースで増加していた。

 しかし旧橋本市の人口は10年の5万5683人をピークに減少が続いている。住宅開発から4半世紀。移住してきた家族の子供の県外流出が顕著で、団地では“リタイア夫婦”が目立つようになった。

 「大阪への通勤を考えれば十分可能なベッドタウン。でも若者が好む娯楽施設はなく、ここには24時間営業のコンビニもない」と浅井さん。このままでは高齢化が進み、“団地の空洞化”を心配する。

 一方、旧高野口町の人口減少も深刻だ。合併前に比べ762人の減少で、市全体の減少数の6割強を占める。大きな要因は繊維業界の衰退だ。最大600億円の出荷額を誇ったが10分の1にまで落ち込み、工場数も87%減の78になった。「閉鎖工場は住宅転用などに利用してもらえば未来の展望が開けるのでは」と、団体役員の男性(63)は打開策を訴える。

 また、合併で町役場が廃止され、「(窓口業務など)行政サービスの質が落ちた」の指摘もあるが、「合併成果の判定はまだまだ先の話。というよりも、合併を選択した自分たちで“新橋本市”を築き上げていかねば」との声もあがっている。

 県内で唯一、大阪、奈良両府県と接する橋本市。交通の要所で、東の玄関口と位置づけられる。地の利を生かした市政運営が課題だ。




 任期満了に伴う橋本市長選と市議再選挙(欠員1)は7日告示、14日投開票される。市長選には、いずれも無所属で、再選を目指す木下善之氏(74)と、医師の中塚裕久氏(49)、市議の平林崇行氏(54)の新人2人の計3人が立候補を予定しており、合併直後の前回市長選が無投票だったため初めての選挙戦になるとみられる。2日現在の有権者数は5万5617人。

754チバQ:2010/03/06(土) 18:57:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1267625964208_02/news/20100303-OYT8T01120.htm
橋本市の課題

<上>医師も特養も不足
高齢化率 10年後は30%超

 橋本市長選が7日告示、14日に投開票される。今のところ、現職と新人の計3人が立候補の準備を進め、市の経済活性化や医療、福祉などについて、論争を繰り広げる。選挙戦を前に、大阪府、奈良県に接し、交通の要衝として栄えた紀北の玄関口、橋本市の課題を探った。(曽我一豊)

 少子高齢化が進み、健康への意識が高まるなか、橋本市東家の旧市民病院跡地(1万3000平方メートル)に、約20億9000万円をかけ、「市保健福祉センター(仮称)」を整備する計画が進んでいる。来年7月には着工、2012年10月完成する予定だ。現在、市内各地に点在している検診センターや地域包括支援センター、障害者相談センターなど、健康や福祉に関する窓口を1か所に集め、市社会福祉協議会や休日急患診療所なども移転する。NPOやボランティアの拠点となる「市民活動センター」も設置し、240台分の駐車場を確保する。

 市の整備担当者は「手続きなどのために何か所も移動する必要がなくなり、市民にとって利便性が向上する」とメリットを強調する。建設には合併特例債を活用するが、市の負担は6億2700万円にのぼる。「これだけの予算があるのなら、箱ものではなく、医療、福祉施策の充実に使うべきだ」との声があるのも事実だ。

 5年前に新築移転した橋本・伊都地方の医療の拠点、橋本市民病院。石井敏明管理者は「自治体運営の病院には共通の課題ですが」と前置きしたうえで、厳しい現状を明かした。昨年、医師3人が退職。1人は補充できたが、その分、患者も減り、収入も落ち込んだという。

 ベッド数300に対し、入院患者数は年平均250人を下回る状態が続いており、今年1月には、ベッド数を250床に縮小した。昨年秋から、伊都医師会の内科系医師が日曜日の当直に協力、勤務医の過重労働を緩和している。「これで運営が軌道に乗り、医療サービスも向上できる」と、石井管理者。が、同病院の元看護師は、「経営面でやむを得ない部分もあるが、患者さんに早期退院をお願いすることも多かった」と明かす。

 一方、特別養護老人ホーム「ひかり苑・天佳苑」のベッド140床は常に満床で、350人の入所希望者が待機する状態だ。同施設は昨年夏、国から県に増床計画が提示された際、80床の増床を要望した。が、市側が「市民の介護保険料の負担が増える」と難色を示し、40床に半減させた。市幹部は「市民の理解が得られる範囲でしか、増床は認められない」という。

 市の高齢化率は21%。10年後には30%を超えると予想される。同施設の堀畑光久理事長は「高齢世帯の誰かが倒れ、老々介護を余儀なくされる家庭が増えてくる。医療、介護施設の充実が必要だ」と訴える。

(2010年3月4日 読売新聞)

755チバQ:2010/03/06(土) 18:57:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1267625964208_02/news/20100304-OYT8T01226.htm
橋本市の課題
<下>宿泊施設にも不況の影
大規模体育館の 「利」 生かせず

 南海高野線・紀見峠駅向いの高台に建つ国民宿舎「紀伊見荘」は、岩湧山に登るハイカーらでにぎわい、温泉は年間2万2000人が利用。学生の合宿などにも活用され、年間1万人が宿泊する。市民らに親しまれる施設だが、現在、閉鎖が検討されている。

 土地と建物は市が所有。2006年4月から、地元の住民らでつくる地域振興協議会が指定管理者となっているが、オープンから40年がたち、施設は老朽化、温泉も温度が下がってきている。累積赤字が約2000万円あり、協議会側は、契約が切れる来年3月末で、撤退する意向を市に示している。改築工事に予算がかかるなどの事情で、市も直接運営には消極的。市商工観光課の担当者は「引き継ぐ指定管理者がいなければ、施設の存続は難しい」と話す。

 市内に宿泊施設は10か所82室(327人収容)しかなく、同市市脇に、ビジネスホテル(150室)が進出する計画だが、不況でストップしたまま。橋本市には近畿でも有数の規模を誇る県立体育館があり、メーンアリーナはバレーボールなら3面、卓球なら24面がとれるが、選手や関係者の宿泊先の確保が難しく、全国規模の大会が開催できない状態だ。紀伊見荘(24室、122人)が閉鎖されると、さらに条件が悪くなるとの声も聞かれる。

 市北東部に広がる企業用地「紀北橋本エコヒルズ」(約38ヘクタール)には、既に10社が市と進出協定を結び、うち3社が操業、3社が工事中だ。12年度中には目標の計20社が出そろい、300人の地元雇用を達成する勢い。その一方で、中心市街地では「テナント募集」の張り紙が目立つ。JR南海橋本駅前は、再開発事業で町家が取り壊され、更地が増えた。駅前のメーンストリート拡幅工事は手つかずの状態だ。06年の市内の事業所数は2834で、1996年と比べ、322減った。

 真言宗の高僧、応其上人が紀の川に橋を架けて塩市を開き、宿場町として栄えた橋本市。大阪に近く、世界遺産・高野山の玄関口でもある。恵まれた「地の利」をどう生かすのか。ほかにも道路整備や、残る合併特例債約86億円の使い道など、今後4年間のかじ取りを託すリーダーに、問うべき課題は多い。

(2010年3月5日 読売新聞)

756チバQ:2010/03/08(月) 12:13:55
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001003080001
洲本市長に竹内氏 5人の混戦制す
2010年03月08日


当選した竹内通弘氏=洲本市宇原

 洲本市長選が7日、投開票された。いずれも無所属の新顔5人で争われ、前市議の竹内通弘氏(64)が、前市議の氏田年行氏(41)、税理士事務所職員の浜野隆氏(46)、元五色町長の砂尾治氏(67)、元旧洲本市議の生田進三氏(47)=民主推薦=の4人を破り、初当選を果たした。当日有権者数は4万255人、投票率は61・33%だった。


 竹内氏は当選が確実になると、同市宇原の事務所に姿を見せた。詰めかけた支持者らに拍手で迎えられ、バンザイを繰り返した。「与えられた重い仕事をなんとかやり遂げたい。応援してくれた方々に心からお礼申し上げたい」と喜びを語った。
 今回の市長選では、再選を目指していた柳実郎市長(64)が告示の約1カ月前に、持病の悪化を理由に不出馬を発表。これを受け、新顔5人が相次いで名乗りを上げる混戦になった。


 竹内氏は2月9日に立候補表明した。選挙戦では旧五色町にも連絡所を設けるなど、五色票を意識した運動を展開。「農水産業や商工業の振興などで、活力あるまちづくりを目指す」と訴え、支持を広げた。


 一方、氏田氏は5候補者の中で最も早く立候補表明。若さをアピールし、教育の充実などを訴えたが支持が伸びなかった。浜野氏は告示の2日前に立候補表明した。選挙公報などで政策を訴えたが、街頭での選挙活動をしなかったのが響いた。


 砂尾氏は五色町長を務めた経験を訴えて選挙戦に臨んだ。「市民の目線に立った行政運営」などを掲げたが、及ばなかった。生田氏は6年前の旧洲本市長選に続いての挑戦。行財政改革の推進を強調したが、支持が広がらなかった。





 合併後、2人目となる洲本市の新しい顔が決まった。


 新顔5人が立候補する混戦だったが、投票率は61・33%と振るわなかった。理由の一つは同日実施予定の市議選が無投票になったことだが、柳実郎市長の突然の引退表明を受けた選挙で各候補者とも訴えを有権者に浸透しきれなかったことが大きい。市内を回っても、選挙ムードは低調だった。ある候補者は「選挙カーを走らせても、手を振ってくれる人が少ない」と、反応の鈍さを嘆いていた。


 淡路島が3市体制になって4年。淡路市は神戸へのアクセスを、南あわじ市は盛んな第1次産業を武器に特色あるまちづくりを進めている。洲本市は古くから島の中心でありながら、何で勝負をするのかが見えてこない。五色町との合併時に5万1千人を超えていた人口は、1月現在で4万9千人台まで減った。若者の働き場所が少ないことも人口流出の要因だが、市の目指す方向性が見えないことも、まちの魅力を半減させていると思う。新市長には市の将来像を明確に示し、発信力を高めることを望みたい。


 もう一つ大切なのは、地域事情にあった行政運営だ。旧町時代、充実した福祉で名をはせた五色地域の住民からは、合併後の行政に対する不満の声を多く耳にした。限られた予算で市民サービスを充実させることは確かに難しい。ただ、それぞれの地域が抱えた事情を考慮し、政策に反映していくことが血の通った行政と言える。まず、地域住民と対話をし、丁寧に説明していく。それが本当の「地域融合」につながるのではないか。(洲本支局長・藤本久格)

757チバQ:2010/03/08(月) 12:15:11
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201003080023.html
辞職→再選、任期たったの19日、すぐに選挙 白浜町長
2010年3月8日

 和歌山県白浜町長選が7日投開票され、任期満了直前に辞職して立候補した前町長の立谷(たちたに)誠一氏(60)が、新顔で元高校教諭の水本雄三氏(56)を破って再選を果たした。公職選挙法の規定で新たな任期は1期目と同じ25日までの19日間しかなく、近く再び町長選が告示される。

 辞職のきっかけは、ごみ焼却場をめぐる地元区長らとの「言った」「言わない」の争い。町民からは「そんな理由で同じ月に2度も選挙をするのは税金の無駄遣いだ」との声も上がる。

 得票は立谷氏が7741票、水本氏が6405票。当日有権者数は1万9734人、投票率は75.09%(前回79.51%)だった。立谷氏は「支持者に心配をかけたことをおわびしたい。審判を受けたので負託に応えたい」と話した。両氏とも次の町長選に立候補することを表明した。

 関係者によると、町と地元地区の協定で今月末に使用期限を迎えるごみ焼却場について、立谷氏は旧白浜町長時代の2005年、地区役員に「期限延長はしない」と受け取れる発言をした。だが期限が近づくと「延長を否定したことはない」と主張し、「延長に同意するには、まず町長のおわびが必要」とする区長らと対立。「町民の信を問う」として先月、辞職した。

 その後、町長職務代理者の副町長が混乱を招いたことについて区長らに陳謝し、9月末までの暫定的延長が決まった。区長の男性は「町長としての発言に責任を持ってほしかっただけで、延長の協議は拒んでいない。辞職は独り相撲だ」と批判している。

 町長選の費用は1千万〜1500万円。町内の男性(67)は「辞職が必要だったか疑問。町長が努力していれば選挙は1回で済んだのでは」と話した。(三島庸孝)

758チバQ:2010/03/08(月) 12:17:08
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100308-OYO1T00191.htm?from=top
和歌山・白浜町長選、2週間に2度…出直し選で再選 任期残り18日
 町長が任期満了を前に辞職したことに伴う和歌山県白浜町の出直し町長選が7日、投開票され、前町長の立谷誠一氏(60)が新人候補を破り、当選した。公選法の首長任期の特例により、立谷氏の任期は、今月25日の満了日までわずか18日。満了日前に選挙を行う必要があるため、2週間に2度の町長選が行われる異例の事態になった。

 同町では、使用期限が今月末で切れるごみの中間処理施設「町清掃センター」(同町保呂)について、期間延長に向けた事前調整で、町側と住民側の話し合いが難航。この状況が5年にわたって続いており、立谷氏は「これ以上、住民と調整するのは不可能。町民の審判を受けたい」として、2月1日に急きょ、辞表を提出。出直し選挙が行われることになり、日程は満了選挙で予定していた3月7日を充てた。

 全国町村会(東京)によると、出直し選から任期満了までの最短記録のデータはないというが、担当者は「ひと月に2度も町長選が行われるのは、聞いたことがない」としている。

 選挙戦は、新人の元高校教諭水本雄三氏(56)との一騎打ちとなり、立谷氏はごみ処理施設使用延長の経緯を説明、水本氏は「辞職は無責任」と批判したが、立谷氏が知名度を生かして7741票を獲得、約1300票差で勝利した。この当選により、町選管は、任期満了に伴う投開票を今月20〜22日の間に行う方向で調整に入る。選挙には、1500万〜2000万円の費用を見込んでいるという。

 立谷氏はこれまで、「住民と協議を続けながら選挙活動を行うのは困難と判断し、いったん辞職した」と話していた。当選後、「この負託に応えて精いっぱい頑張っていきたい」と話し、次の選挙にも立候補する意向を表明した。水本氏も「時間がなく、アピールが足りなかった。捲土(けんど)重来を期したい」と次の選挙に出馬する決意を述べた。

 喫茶店経営の男性(65)は「なぜ、辞職したのか、なぜ、任期満了ではだめだったのか、今でもわからない。町民不在の選挙で、町民の審判は、次の選挙結果をみなければわからないのではないか」と首をかしげる。会社役員の女性(48)は「選挙を2度やるのは無駄という人もいるが、辞職により、ごみ処理場問題を知ることができた。争い事を超えて、町が結束する一歩にすべきだ」と話した。

 佐々木信夫・中央大教授(地方自治論)の話「政策が思い通りにならないからといって、辞職して選挙に持ち込むという手法が乱用されるのなら、税金の使い道からも問題になるだろう。今回のケースは、任期満了に伴う選挙で信を問えばよかったのではないか」

 首長任期の特例 公選法259条の2は、首長の辞職に伴う選挙で、その首長自身が当選した時、選挙がなかったものと見なすと規定している。当選した首長の残り任期は選挙前と変わらず、満了に伴って再び選挙が行われる。

(2010年3月8日 読売新聞)

759とは:2010/03/08(月) 12:27:09
こんなの許されるんですかねぇ。
合併でもそうだけど任期が100日以内とか期限区切ってそれ以下は職務代行者を置いて選出はしないとかにしないとあかんのちゃうか。

760チバQ:2010/03/08(月) 20:54:40
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20100308ddlk28010194000c.html
選挙:洲本市長選 市長に新人竹内氏 /兵庫
 任期満了に伴う洲本市長選は7日投開票され、前市議会副議長の竹内通弘氏(64)が、前市議の氏田年行氏(41)▽税理士事務所次長の浜野隆氏(46)▽旧五色町長の砂尾治氏(67)▽福祉用具販売会社社長の生田進三氏(47)=民主推薦=の4人を破り、初当選を果たした。当日有権者数は4万255人、投票率は61・33%(前回無投票)だった。

 再選を目指した柳実郎市長(64)が健康上の理由で立候補断念したことを受け、新人5人が相次いで立候補を表明。竹内氏はいち早く名乗りを上げるとともに、大票田の大野連合町内会の推薦を受けて、市内全域で手厚い選挙戦を展開。幅広く支持を獲得した。

 竹内氏の初当選が決まると、同市宇原の事務所には支援者が多数駆けつけ、竹内氏を囲んで万歳を三唱した。竹内氏は4年間の市政のかじとりについて、「市民と積極的に対話を進め、市民一人一人がお互いに思いやりやゆとりが持てるような心温まる市にしていきたい」と強調。「雇用創出や産業振興、定住・交流人口の増加などを図り、若者が喜んで定住できるような活力あるまちにしていきたい」と抱負を述べた。【登口修】

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 ◆開票結果=選管最終発表

当 6867 竹内通弘 64 無新

  6170 砂尾治  67 無新

  5753 氏田年行 41 無新

  4771 生田進三 47 無新

   731 浜野隆  46 無新

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竹内通弘(たけうち・みちひろ) 64 無新(1)

 農業[歴]農業土木コンサルタント会社営業所長▽大野連合町内会長▽市副議長▽大阪経大

〔神戸版〕

761チバQ:2010/03/09(火) 22:04:07
http://mainichi.jp/area/shiga/report/news/20100309ddlk25010489000c.html
現場から記者リポート

長浜市長選で藤井氏初当選 衆院選での知名度決め手 /滋賀
 ◇合併6町のうち5町で現職上回る
 ◇市域拡大で選挙事務混乱も 見直し作業急げ
 今年1月、湖北地方6町を編入合併した新長浜市。先月の市長選では前衆院議員の藤井勇治氏が初当選し、新市政がスタートした。予想以上の差がついた市長選を振り返りながら、合併でマンモス化した同市の選挙事務の課題などを検証した。【野々口義信】

 藤井氏が1万1000票以上の差を付けて現職を破った2月の市長選。東浅井郡2町、伊香郡4町の編入合併を成し遂げた当時の川島信也市長は昨年9月の市議会で「合併の責任を果たす」と出馬表明し、事実上の選挙戦をスタートさせた。

 藤井氏は、同年8月の衆院選で涙をのんだ後、周囲の強い要請に応えて市長選に立候補したが、出馬表明は告示が迫った12月24日のクリスマスイブ。国政復帰か、市政への転身か、迷った末の決断だったといえる。

 市長選には、元助役など他にも数人の名前が浮かんでは消えていった。民主党では年末になって旧湖北町の元女性職員の名が挙がったが、正式決定に至らず断念。共産党も動きをみせず、結局、両氏の一騎打ちとなった。

 同市では、川島氏が91年秋の旧長浜市長選で初当選した後、当落を繰り返し、この20年間で2期連続当選したケースはなく、川島氏を軸に市を二分する形での選挙戦が続いてきた。

 今回勝利した藤井氏は、大票田の長浜市内のほか、合併した6町のうち旧余呉町を除く5町を制し、勝利に結びつけた。合併によって拡大した市域が衆院選の選挙区と重なり、2回の衆院選を経験した知名度が優位に働き、出遅れを挽回(ばんかい)。選挙戦であからさまな川島市政批判を避けたのも奏功した。

 川島氏には、6町側の合併要請を自らのリーダーシップで成し遂げたという自負があったと思われ、選挙戦では「6町と交わした合併協議の結果を実現させる」と訴えた。旧町の首長や議員らの支持を取り付けたが、浸透せず、悲願の連続当選は果たせなかった。

 一方、合併後初の市長選は市議増員選も同時に実施され、選挙の執行体制にも課題を残した。市域拡大に伴い、投票所数は4年前の市長選時の56カ所から134カ所に増加。旧高月町の第78投票所(高月小)で有権者数が3293人に上る一方、旧木之本町の第84投票所(音羽集会所)では22人と、有権者数にばらつきが出た。

 また、市議増員選と市長選で開票所は7カ所に分散され、最終投票率の確認発表が開票作業の開始直前までずれ込んだほか、中間発表が遅れるなど集計作業も手間取った。

 市選管は、投票所数や投票区などの見直し作業を急ぐが、夏の参院選や知事選、市議選まで時間的な余裕はなく「当面は現行通り実施せざるを得ない」という。ただ、開票作業は法的に望ましいとされる1カ所に集約する予定だ。

 同市の中井正彦総務課長は「開票所の市民体育館は市南部にあり、北部から投票箱を運ぶのに時間がかかる。市中央部に開票作業に十分な施設を確保できるかどうか」と頭を悩ませる。合併の余波は依然残されたままだ。

762チバQ:2010/03/10(水) 12:55:34
http://www.nara-np.co.jp/20100310095929.html
公明が変質か - 追求姿勢、転換【奈良市 ホテル用地産廃処理問題】
2010年3月10日 奈良新聞

 JR奈良駅西側のホテル誘致事業の失敗で、「責任を取る」として奈良市の藤原昭・前市長が、次期市長選への不出馬表明して9日で満1年が経過。当時から状況の進展が全くなく、疑惑が一層深まっている中で、事業用地の産業廃棄物処理費1億6500万円が、5日開会した3月定例市議会の補正予算案としてまたまた計上された。これまで一貫して問題視してきた公明党議員団(山中益敏幹事長、7人)が、他会派から「寝返ったのではないか」と指摘されるほどあいまいな姿勢となり、清潔政党を標榜する同党に対し、党員、支持者からも疑問の声が上がっている。こうした中で一部議員が暗躍し、金銭をめぐる情報も飛び交うなど、同問題の行方が注目される。

 藤原前市長時代にも駅前ホテル建設問題に対しては、処理費用について議会側は厳しく対処してきた。背景の不透明さが解明されないまま、石炭ガラの処理費がクローズアップされた。藤原前市長が不出馬に追い込まれるほど複雑な背景があっただけに、「3大ゼロ宣言」を掲げた仲川元庸市長の誕生により問題解決が期待されたが、状況は依然として変わっていない。議会側も、市長選と同時に行われた市議選後の改選議会でも、この処理費問題に注文をつけてきた。 …

763名無しさん:2010/03/14(日) 05:42:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20100314-OYT8T00037.htm

ホーム>地域>京都
山田氏支援 民主に勢い
政権交代 2010 知事選  影響くっきり

 25日に告示が迫った知事選(4月11日投開票)では、政権交代を受け、政党の力関係が変化している。現職の山田啓二氏(55)を支援する政党の中では、前回の知事選までは自民党が主導権を握っていたが、今回は民主党が積極的で、13日の集会でも民主党国会議員がずらりと並び、自民党国会議員は欠席が目立った。一方、医師門祐輔氏(54)を推薦する共産党は、今夏の参院選をにらんで応援を繰り広げており、14日には志位委員長が駆けつける。

 左京区で13日に行われた山田氏の選挙母体「希望の京都をつくる府民の会」の総決起集会。壇上に並んだ民主党国会議員7人が次々に紹介されたあと、自民党1人、公明党1人と続いた。出席した自民党員の男性は「情けない。民主の独壇場だ」と憤り、自民党府議は「前回の知事選までは自民が中心だったが、民主に母屋を取られた」と話した。

 山田氏は2月4日に3選への出馬を表明した際、「一党一派に偏らず、府民の力を結集したい」とし、前回選までは相乗りで推薦を受けていた民主、自民、公明などの政党に推薦を求めなかった。従来の選挙母体は自民党府連幹事長が事務長を務めていた。今回、山田氏の意向をふまえ、地元経済界や業界団体が同会を結成した。

 ところが、事務長に民主党の支持団体、連合京都の細田一三会長が就任したため、自民党側が強く反発。山田氏側が調整し、細田事務長と府議会与党会派の代表が選挙の実務を話し合う「調整会議」を同会内に設置、座長に自民党府連幹事長が就くことで合意した。ただ、演説の計画案などを巡って今も確執が続く。

 参院選に向け、存在感を示したい両党の思惑が背景にあり、政党関係者からも「それぞれの政党の面目を保つために、これまでの相乗りと変わらない形になってしまった。府民にはわかりにくいだろう」と自嘲(じちょう)する声がある。

 一方、共産党は14日、下京区の京都タワーホテル前で街頭演説会を開き、志位委員長と門氏、参院選の立候補予定者がマイクを握る。

 前回の知事選で、志位委員長が同党推薦候補の応援のため京都入りしたのは告示の2日後だった。府内で参院選と知事選が同じ年に行われるのは1998年以来12年ぶりで、渡辺和俊・府委員長は「告示前に来てもらうことで知事選を盛り上げ、参院選の勢いにつなげられれば」と話す。

 門氏の選挙母体「府民本位の新しい民主府政をつくる会」の藤本雅英・事務局長は志位委員長の来援について「後押ししてくれる共産党府委員会の結束が強まる」と歓迎。そのうえで、「有権者には『共産対非共産』の構図ではなく、あくまで政策で判断してもらいたい」と話し、支持の拡大を目指すとしている。

(2010年3月14日 読売新聞)

764チバQ:2010/03/14(日) 17:52:52
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20100314ddlk26010244000c.html
2010知事選:山田氏の選挙母体、支持求め決起集会 始動の遅れに危機感も /京都
 4月11日投開票の知事選で3選を目指す山田啓二氏(55)の選挙母体「希望の京都をつくる府民の会」が13日、左京区の国立京都国際会館で総決起集会を開いた。府議会の与党4会派代表や府内首長、国会議員ら約2500人が参加。2期8年の実績を挙げて支持拡大を求めたが、7カ月早く出馬表明した新人の門祐輔氏(54)への危機感も訴えた。

 与党会派代表の多賀久雄・自民党府連幹事長が「1期目は鳥インフルエンザや台風23号などの危機に対処し、2期目は京都ならではの少人数教育や地域力再生プロジェクト、公募型公共事業が生まれた」と紹介。「次の4年も山田氏に託す以外にない」と訴えた。

 門川大作・京都市長は「市町村長にとって身近な存在」と強調。来賓の麻生渡・全国知事会長(福岡県知事)も「地方分権、地域主権の戦略・作戦を考える中心人物。知事会でも大きな信頼を得ている」と称賛した。山田氏は「福祉安心型社会を再構築したい。府民のみなさんと力を合わせれば未来の扉は開ける」と支持を求めた。

 一方で、「希望の京都」会長の立石義雄・京都商工会議所会頭は門氏の名前が広く浸透しているとして、「投票率が低くなれば安定した組織票を持つ相手候補に有利」と指摘。事務長の細田一三・連合京都会長も「現時点では完全に負けている。今日を機に支援の輪を広げていただきたい」と締めくくった。

 また、今回は政党推薦を受けないため、出席した国会議員(民主7▽自民1▽公明1)のあいさつはなかった。【太田裕之】

765とはずがたり:2010/03/15(月) 13:10:32

選挙:橋本市長選 新市初の選挙戦、木下さんが再選 行政手腕を評価 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20100315ddlk30010189000c.html

 任期満了に伴う橋本市長選は14日投開票され、現職の木下善之氏(74)=無所属=が、前市議の平林崇行氏(54)=同=と医師の中塚裕久氏(49)=同=の新人2人を抑え、再選を果たした。投票率は54・83%だった。06年3月の前回は無投票、05年5月の旧橋本市長選は62・45%だった。当日有権者数は5万5186人(男2万5857人、女2万9329人)。

 旧高野口町との合併直後の前回選が無投票だったため、新市としては初めての選挙戦だった。

 事務所で支持者らの歓声と拍手に包まれた木下氏は、「国道371号バイパスの早期開通など都市基盤の整備、地域産業の振興や企業誘致など活性化に努める。ごみの減量化など経費削減を図り、子育て支援や高齢者福祉などに充てる」と話した。高齢など不安材料を抱えた選挙戦だったが、企業誘致や保健福祉センターの建設着手などの実績を強調。堅実な行政手腕が評価され、逃げ切った。

 平林氏は、「橋本市の無駄を斬(き)る」として事業仕分けなどによる行政改革を公約、保健福祉センターを無駄の象徴とするなど変革を主張したが、受け入れられなかった。中塚氏は、医師の経験を強調し、救急体制の強化など市民病院の改革、在宅療養や施設療養への支援を訴えたが、及ばなかった。【上鶴弘志】

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木下善之(きのした・よしゆき) 74 無現(2)

 県下水道公社理事長▽市体育協会長[歴]市農協理事▽市議5期▽県議3期▽農業講習所

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 ◆開票結果
 ◇橋本市=選管最終発表

当 15464 木下善之 74 無現
   8721 平林崇行 54 無新
   5681 中塚裕久 49 無新

毎日新聞 2010年3月15日 地方版

767チバQ:2010/03/17(水) 12:19:59
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100317-OYO1T00179.htm?from=main1
合併5日前、「市長代理決まらない」…新「近江八幡市」
 滋賀県近江八幡市と安土町が合併し、21日に発足する新「近江八幡市」の市長代理を務める職務執行者が、16日現在、まだ決まっていない。合併を推進した近江八幡市長の冨士谷英正氏と、合併に反対する安土町長の大林宏氏が互いに“自薦”し、譲らないためだ。折り合いがつかなければ、地方自治法施行令に基づき嘉田由紀子知事が決めることになる。総務省によると、合併で発足した自治体の職務執行者を知事が決めたケースはないという。

 施行令では、合併後に新首長が誕生するまでの間、関係自治体の首長が協議して職務執行者を決めるよう定めている。今回は4月25日投開票の市長選までの約1か月間、計218の条例案を専決する必要がある。

 職務執行者は、選挙に立候補しない首長が就任することが多い。市長選には、冨士谷氏が出馬を表明しており、通例なら大林氏が務めることになる。

 だが、大林氏は合併を推進した前町長のリコール(解職請求)を展開し、昨年10月の出直し町長選で当選した経緯がある。冨士谷氏は「法定合併協議会から職員を一時引きあげたこともあり、任せられない」と主張。これに対し、大林氏は、冨士谷氏が職務執行者となると、市長選告示と同時に失職するため、選挙期間中はさらに代理が必要な点を指摘。「代理を置くぐらいなら私がやる」と話す。

合併停止案可決、安土町議会

 一方、リコール(解散請求)成立に伴う出直し町議選(定数10)で、合併反対派が過半数を占めた安土町議会は16日、反対派から議員提案された合併停止決議案を賛成多数で可決した。

 いったん決まった合併に議会が待ったをかけるのは全国で初めてだが、両市町の合併は官報告示されているため覆らない。

 新市発足後、分離・独立する「分立(ぶんりゅう)」という方法もあるが、新議会(定数30)の過半数の賛成が必要で、近年行われた例はない。

(2010年3月17日 読売新聞)

768名無しさん:2010/03/19(金) 09:39:17
http://www.sankei-kansai.com/2010/03/19/20100319-021778.php
2010年3月19日

堀田氏が出馬表明 豊中市長選
 4月18日告示、25日投開票の豊中市長選に、元会社員で市民団体支部長、堀田明美氏(60)が18日、無所属で立候補することを明らかにした。出馬表明は再選を目指す浅利敬一郎市長(64)に続き2人目。

 共産などでつくる「あかるい豊中市政をつくる会」が擁立する。市役所で記者会見した堀田氏は、国民健康保険料や介護保険料の軽減や保育所定員の拡充、中小事業所を対象にした市独自の融資制度などを基本政策に掲げた。

 橋下徹知事が廃止を訴えている大阪(伊丹)空港については「今のままでよい」と、現行の枠内での存続を強調。「浅利市長が知事から『卑怯(ひきょう)』と非難されても何も反論しないのはおかしい」と述べ、存続の主張を発信していく考えを示した。

 堀田氏は同志社女子大卒。鉄鋼会社に勤務経験があり、現在は市民団体「新日本婦人の会」豊中支部長などを務めている。

 橋下知事は先月、伊丹廃港を唱える候補が現れた場合の対応を問われ、「若く生きのいい政治家が出てくるのを期待するが、知事をしながら選挙応援をするのは難しい」と述べている。

(2010年3月19日 07:50)

769名無しさん:2010/03/19(金) 16:53:31
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=186423
熱気帯び後半戦へ 再戦の白浜町長選挙
 任期満了に伴う和歌山県白浜町の町長選挙が後半戦に入った。22日の投票日に向け、立候補している元高校教諭で新顔の水本雄三氏(56)=無所属=と、現職の立谷誠一氏(60)=無所属=の両陣営の動きは、日ごとに熱気を帯びている。短期間で2度目の一騎打ちとなったことで「戦況が読めない難しい状況。最後まで気を抜けない」とする陣営幹部の声も。それぞれ訴えや票の上積みに懸命だ。

水本陣営 「支持の広がり感じる」

 「前回より格段に活気がある。事務所への人の出入りが多くなり、支持の広がりを感じる」。出直し選挙からわずか10日後に告示された同じ顔ぶれによる選挙戦だが、陣営幹部は好感触という。

 告示直前になり、選挙事務所とは別に日置と富田に連絡所ができた。「『なっとかせなあかん』と地元の皆さんが立ち上がってくれた」

 告示後、毎日、選挙カーでの街宣中、約30カ所で街頭演説をする。夜には集会を開く。声をからし、町政の信頼回復や情報公開による身近な行政の実現を訴えている。

 20日は旧白浜町で活動し、夜には堅田の細野会館や富田の芝生会館で集会を開く。最終の21日は町内全域を回った後、旧白浜町の中心街を歩く。玉置公良衆院議員や町議らが応援する。

立谷陣営 「白浜の命運握る選挙」

 「事務所への人の出入りは前回より多く、応援も多い。白浜の命運を握る選挙。何としても負けられない」と陣営幹部。手応えを感じつつも、緊張感を高めている。

 街頭演説は随所で実施。「生活に希望を」と取り組み方針を訴えるとともに、地域のニーズや状況に合わせて臨機応変の演説内容を展開し、現職の強みを発揮している。

 選挙カーは期間中に旧白浜町内を3巡半、旧日置川町内を1巡半する予定で、フル稼働。票固めと支持の拡大に全力投球している。

 20日は大江康弘参院議員と栄の紀南農協Aコープあぜみち店近くなどで演説、夜は栄の農業研修会館で集会。21日は夕方から練り歩く予定だが、場所は未定。夜は十九渕の町児童館で集会を開く。町議も応援に立つ予定。(2010年03月19日更新)

770チバQ:2010/03/20(土) 14:19:14
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000001003200001
宇陀市、合併格差 どう解消
2010年03月20日

 ◆「地域協議会」に不信感


 宇陀市長選が21日、告示される。大宇陀町、菟田野(うたの)町、榛原(はいばら)町、室生村の4町村の合併で誕生してから4年。旧町村住民の要望をくみ取るための「地域協議会」が設けられたが、住民の声を市政に反映させる場とは必ずしもなっていないようだ。周辺部と中心部との合併格差をどう解消するか。課題は重い。(土肥修一)


 「いくら質問したり、主張したりしても、市に聞いてもらえなかった」。菟田野地域協議会のある委員は力なく嘆息した。


 ▽住民の声届かず「報告会」に


 委員が指摘するのは、菟田野区古市場(ふるいちば)に建設中の「ワールドメイプルパーク」のこと。廃校となった小学校跡地(約9900平方メートル)に約1千本のカエデを展示・販売する施設で、菟田野町時代に計画された。総事業費は2億1200万円。半分を国からの交付金で、残りを市が合併特例債を発行して賄う。


 事業は、地元住民でつくる菟田野地域協議会で度々議題にあがり、一部の委員が必要性に疑問を呈した。だが市は、国からの交付金が出たことや事業が動き出していることなどを理由に昨年末に着工。2013年4月に開業する予定だ。


 「完成後の管理費がどれほどかかるかの説明もない。これでは協議会を開いている意味が感じられない」。委員は憤りを示した。


    ◇


 菟田野地域協議会と同様の組織は、大宇陀、榛原、室生の各地域自治区にも作られた。地域自治区は、住民の意向を反映させるため、合併特例法で旧市町村に設置が認められたものだ。協議会の委員は各区11〜14人。公共的団体の代表や学識経験者らの中から市が選んだボランティアで、これまで9〜12回の会議が開かれた。


 ただ、いずれの協議会も市の「報告会」の場となっているのが現状だ。


 榛原地域協議会委員の稗田睦子さん(65)は「市の総合計画など説明を受けるだけで、それも事後報告ばかり。意見を述べても、反映された実感はない」。ある委員は「住民に説明をした、という理由作りをしたいだけではないのか」と不信感を募らせる。


 こうした状況に市企画課の担当者は「行政改革の最中で、住民に諮ったり、要望を聞いたりする事業自体がない」というものの、「地域協議会をうまく活用できていないのは確か」と認める。


    ◇


 他府県を見ると、地域協議会を活用し、行政を活性化させた例もある。


 05年に14市町村が合併した新潟県上越市。同市に13(09年10月からは28)ある地域協議会の委員は原則選挙で選ばれ、5年間で計782回の会議を開いた。市の施策の諮問を受け、市に意見書を提出したほか、合併前に決まっていたケーブルテレビ導入について、コストや利便性から光ファイバーの方が優れていると委員が指摘し、市が方針転換したこともあった。


 菟田野地域協議会長の峯山久恵さん(61)は「委員を公募制にし、幅広い年代の住民を入れるべきだ。厳しい財政の時こそ、地元をよく知る住民の意見を行政に生かしてほしい」と求める。


 地方自治に詳しい奈良女子大の沢井勝名誉教授(地方自治論)は「委員を公募制にするのはもちろん、住民に積極的に情報を開示し、活発な議論ができる場にしなければならない。行政だけですべてができる時代ではなく、地域が自立しないともたない。地域で頑張る人々の声を聞いて励ますことのできる、新しいリーダーが求められる」と指摘する。


 合併特例法による宇陀市の地域自治区の設置期限は来年3月末まで。地域協議会の今後は新市長に委ねられる。

771チバQ:2010/03/20(土) 22:44:10
>>767
http://www.asahi.com/politics/update/0320/OSK201003200117.html
合併「新市長」どっちがやるの? 最後は知事裁定で決定2010年3月20日21時17分
 滋賀県の近江八幡市と安土町が合併して誕生する新・近江八幡市の市長職務執行者が合併前日の20日、嘉田由紀子知事の裁定で冨士谷英正・近江八幡市長に決まった。合併に反対する大林宏・安土町長と、新市の市長選に立候補表明している冨士谷市長の協議がまとまらず、全国初の知事裁定による決着という事態になった。

 安土町はリコール運動により合併推進の町長や町議会を解職・解散させるなど、住民投票や選挙で合併反対の意思を示してきた。職務執行者は4月下旬に予定される市長選で新市長が決まるまで務めるが、選挙に立候補すると執行者の代理を立てる必要が出てくる。冨士谷市長は「合併反対の町長には任せられない」、大林町長は「選挙に立たない首長が務めるのが通例」と協議は平行線のままだった。

 嘉田知事は、冨士谷市長を選んだ理由を「市長としての経験」とコメントを発表。冨士谷市長は「知事から良識あるご判断をいただけた。全力で職務にあたる」。大林町長は「結果には従うが、市長選告示で失職し最後まで務められない人が執行者になるのは疑問」と話した。

772二階席:2010/03/22(月) 22:58:52
>>758

そして今回は結果が逆になりました、とさ。

結果は結果ですからしゃーないですけどねぇ。

773チバQ:2010/03/23(火) 18:55:09
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20100323ddlk30010173000c.html
選挙:白浜町長選 水本氏が初当選 193票差、半月前再選の現職破る /和歌山
 任期満了に伴う白浜町長選は22日投開票され、元高校教諭で新人の水本雄三氏(56)=無所属=が現職の立谷誠一氏(60)=同=を破り、初当選を果たした。2度の選挙を招いた立谷氏の辞職への批判を追い風に、知名度不足を跳ね返した。当日有権者数は1万9714人(男9051人、女1万663人)、投票率は68・14%(前回75・09%)だった。【吉野茂毅、山中尚登、藤顕一郎】

 水本氏は「負託に応えるため情報公開を進め、透明・公平で明るく元気な町政を目指します」などと語った。準備不足と知名度の低さが足かせになり、7日の1度目の選挙で涙をのんだが、今回は告示当初から雪辱を期す支持者で活気に満ち、反立谷票を取り込んだ。町長在職中の退職金の全額返納▽中学生までの医療費の段階的無料化など、厳しい世相や身近な声を映した「5つの目標15の約束」も浮動票をつかんだ。

 ◇真摯に受け止める
 敗れた立谷氏は「結果を真摯(しんし)に受け止める。ネガティブな情報を流された。(2回の選挙は)計算した訳ではない。敗因ではあるだろう」と語った。

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 ◇開票結果=選管最終発表
当 6728 水本雄三 56 無新

  6535 立谷誠一 60 無現

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水本雄三(みずもと・ゆうぞう) 56 無新(1)

 紀南文化財研究会員[歴]田辺工高教諭▽立正大院中退

774チバQ:2010/03/23(火) 18:55:45
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000001003230001
異例の再戦に批判票/白浜町長選
2010年03月23日

■水本氏初当選


 異例の半月後の再戦となった白浜町長選は、新顔の逆転勝利で幕を閉じた。22日夜に白浜会館で開票された結果、元高校教諭で無所属新顔の水本雄三氏(56)が、7日の出直し選で再選された無所属現職の立谷誠一氏(60)を破り初当選を果たした。投票率は68.14%(前回75.09%)。当日有権者数は1万9714人。


 千畳敷近くにある水本氏の事務所に当選の一報が入ると、支持者から歓声が上がった。万歳を繰り返した水本氏は「皆様からいただいた良識を大切にしていく。公平・公正で透明性を高めた日本一の白浜町にします」と話した。取材に対し「(立谷氏は)任期を全うすべきだという思いが町民にあった」と語った。


 水本氏は出直し選で立谷氏に1339票差で敗れたが、今回の選挙では「2度の選挙は税金の無駄遣い」などと立谷氏の手法への批判も展開した。また事実上半月あまりに及んだ選挙戦の中で知名度不足をはね返し、旧日置川町地域などにも運動が広がった。出直し選と同様に、町長の退職金返上などの公約を訴えた。


 町内にあるごみ焼却場(清掃センター)の使用期限延長についての地元の保呂区との協議をめぐり、立谷氏が2月に辞職。今月7日の出直し選で返り咲いた立谷氏の任期が、公職選挙法の規定で25日までの19日間しかないため、わずか15日後に同じ顔ぶれで投票が行われた。


 ごみ焼却場の使用期限については、立谷氏の辞職後の2月27日、町長職務代理者の副町長と保呂区が半年間の延長で合意。交渉に当たった広畑実副町長は出直し選で立谷氏が返り咲いた直後の9日、「区切りがついた」として辞職している。10月以降どうするかはまだ解決していない。

775名無しさん:2010/03/25(木) 09:22:34
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100325000033&genre=A2&area=K00
Kyoto Shimbun 2010年03月25日(木)
滋賀県会の自民会派一本化へ
半年ぶり最大勢力に

 滋賀県議会の会派「自民党・真政会」(13人)と「自民党・湖翔クラブ」(6人)は24日、4月1日付で湖翔クラブが真政会に合流することで合意した。真政会は第1会派の「民主党・県民ネットワーク」(16人)を上回り、昨年9月の湖翔クラブ分裂以来、約半年ぶりに自民系会派が最大会派に返り咲く見通しとなった。

 会派一本化により、自民党は夏の参院選に向け挙党態勢の構築を目指す。参院選と同時期にある知事選で独自候補擁立の機運が高まる可能性も出てきた。

 自民党会派は衆院選直後の昨年9月、会派運営をめぐる対立などで当時最大会派(19人)だった湖翔クラブから11人が大量離脱し、別会派の2人を加えて真政会を結成した。

 しかし、会派が分裂した状態で参院選などを迎えることを疑問視したり、4月の県議会役員改選で自民党県議が議長ポストを得るため最大会派となる必要性を指摘する声が上がっていた。

 関係者によると、両会派は2月中旬から交渉を開始し、代表者3人ずつで話を進めてきた。31日に両会派が会見して会派一本化を発表する予定。

776名無しさん:2010/03/25(木) 10:46:29
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001003250002
自民2会派 統一へ/県議会で最大会派に
2010年03月25日

 昨夏の衆院選後に分裂した県議会の自民党系会派「自民党・真政会」(13人)と「自民党・湖翔クラブ」(6人)は24日、改めて会派を統一することで合意した。湖翔クラブは解散し、真政会は県議会最大会派となる見通し。来年度の議長選や今夏の参院選と知事選に向け、挙党態勢づくりが必要と判断したという。


 党関係者によると、会派統一の動きは2月県議会の会期中に本格化し、両会派の代表者が協議を重ねてきた。湖翔クラブ側は両会派が解散して新会派を立ち上げる案を主張したが、真政会内で反対論が根強く、湖翔クラブが解散し真政会に合流する形で決着した。


 衆院選直後の昨年9月、県議会の最大会派だった湖翔クラブ」(19人)から、若手県議を中心に13人が執行部の会派運営に反発するなどして離脱。そのうち11人が別の自民系会派と合流し、新会派の真政会を結成し、県議会で民主党・県民ネットワーク(16人)に次ぐ第2会派となっていた。(高久潤)

777名無しさん:2010/03/25(木) 16:09:01
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100325-OYO1T00660.htm?from=main3

自民若手府議3人が離団届…橋下新党へ合流検討

 大阪府議会の最大会派・自民党府議団(38人)の若手府議3人が25日、会派離団届を提出した。3人は、すでに同党府議団を離脱している11人とともに、橋下徹知事が唱える府と大阪市の再編構想に賛同し、4月に知事をトップに旗揚げする地域政党「大阪維新の会」への合流を検討している。

 府議の1人は、読売新聞の取材に、「自民党府議団は意思決定に時間がかかり過ぎ、知事とともに府市再編を実現する好機を逃してしまう」と説明。関係者によると、ほかにも同党府議団の若手数人が離団する可能性があるという。

(2010年3月25日 読売新聞)

778名無しさん:2010/03/25(木) 16:15:03
自民若手府議3人が離団届…橋下新党へ合流検討
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/1115-1116n

779名無しさん:2010/03/25(木) 17:22:32
分裂3度目、自民府議3人離脱 「橋下新党」に含み
2010.3.25 13:40
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/1117

780チバQ:2010/03/26(金) 12:58:45
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100326-OYO1T00227.htm?from=main2
伊丹空港の存廃、豊中市長選の争点に…廃港派市議立候補へ
 大阪(伊丹)空港の地元・大阪府豊中市の市長選(4月25日投開票)で、市議の松岡信道氏(29)が25日、無所属で立候補する意向を明らかにした。「伊丹の廃港は中長期的な検討課題」との考えを示しており、伊丹廃港を唱える橋下徹知事に支援を要請するという。市長選にはすでに、いずれも伊丹存続を主張する現職の浅利敬一郎市長(64)と、市民団体役員の堀田明美氏(60)の無所属2人が出馬表明しており、伊丹空港の存廃問題が争点として急浮上しそうだ。

 同日の市議会後、報道陣の取材に出馬の意思を示した松岡氏は、将来的な伊丹廃港もあり得るとし、住民投票で市の方針を決める考えを打ち出した。松岡氏は市議会の無所属系会派に所属し、1期目。26日に正式に出馬表明する。

 一方、再選を目指す浅利氏は「現にあるストック(空港)を生かしていくのが首長の責任」と主張し、市議会与党の民主、自民、公明、社民各党から支援を受ける見通し。新日本婦人の会豊中支部長で、共産党などでつくる団体が擁立する堀田氏は「伊丹はもうかっている。日本でも優秀な空港だ」としている。

 同市長選を巡り、橋下知事はこれまで「伊丹廃港を掲げる候補者が出てきてもいいんじゃないか」などと発言。ただ松岡氏を支援するかについては、この日、報道陣に「空港以外のことも考えて判断しないといけない。(松岡氏が)正式表明してからコメントしたい」と述べるにとどめた。

 橋下知事は4月上旬に浅利氏と空港問題をテーマに意見交換する予定。特定の候補を支援するかは、これらも踏まえて判断するとみられる。


 伊丹空港を巡り、25日、豊中市議会は「存続」、大阪府箕面市議会は「中長期的な廃港」を求める決議案をそれぞれ可決した。

(2010年3月26日 読売新聞)

781チバQ:2010/03/26(金) 12:59:42
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000001003260002
「伊丹」存続か廃港か豊中と箕面が対立決議
2010年03月26日

 大阪(伊丹)空港の存廃をめぐって25日、空港を抱える豊中市と隣接する箕面市の両議会が、それぞれ「存続」「廃港」とする正反対の決議を賛成多数で可決した。大阪国際空港周辺都市対策協議会(11市協)のメンバーで意見が分かれる形になった。


 箕面市議会では、伊丹空港の「中長期的な廃港」を求める決議を賛成多数(15対9)で可決した。「地域の交通手段としての利便性という小異を捨て、関西圏の活性化という大同につき議論すべきだ」として、伊丹の中長期的な廃港や関空へのアクセス改善などを国と府に求めた。


 市議会は昨年6月、伊丹空港を「経済、文化、社会発展のため、極めて重要な施設」とし、利便性の確保を国に求める意見書を全会一致で決議しているが、それから9カ月で廃港にかじを切った。この日、一部市議からは「対立を生むような決議をすべきでない」という意見も出た。


 知事は2月、北大阪急行の千里中央駅から箕面市への延伸計画について、「議会が伊丹廃港を決議すれば延伸の話を進める」と発言しているが、決議後、決議を提案した西田隆一議員(公明)は「北急延伸とのバーターを狙ったものではない」と強調した。


 一方、伊丹空港を抱える豊中市議会は、伊丹空港の存続を支持する決議を全会一致で可決。決議では伊丹空港を「人、物、情報が集まる重要な社会資源」と位置づけ、「今後とも環境・安全対策に十分配慮することはもとより、より積極的に空港の活性化に取り組む」としている。


 決議後、浅利敬一郎市長は「市議会と同じ認識だ。今後とも空港を生かしたまち作りに取り組みたい」と話し、箕面市議会の決議には「これまで11市協でまとまってきたので意外だ」と牽制(けんせい)した。

782名無しさん:2010/03/26(金) 15:59:34
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100326ddlk25010441000c.html
県議会:自民会派、再統一へ−−参院選・知事選向け /滋賀
 衆院選後の昨年9月に分裂した県議会(定数47)の自民党会派「自民党・湖翔クラブ」(6人)と「自民党・真政会」(13人)が、再び統一する方向で協議がまとまった。来月1日の合流を目指す。

 湖翔クラブは19人の最大会派だったが、県内小選挙区で全敗した昨年8月の衆院選後、11人が離脱。別の自民系会派と合流し真政会を結成した。この結果、最大会派は民主党・県民ネットワーク(16人)となり、4月にある県議会議長選や来年の統一地方選を見据え、「分裂は他を利するだけ」との声が出ていた。

 複数の県議によると、両会派は1月から協議を始め、湖翔クラブが真政会に合流する形で話がまとまった。湖翔クラブの議員の一人は「参院選と知事選に向け一丸となって勝負すべきだ」と話している。【安部拓輝】

毎日新聞 2010年3月26日 地方版

783名無しさん:2010/03/26(金) 19:16:29
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20100326ddlk27010358000c.html
府議会:会派離脱、相次ぐ 自民3人・民主1人、「ワン大阪」に賛意 /大阪
 府議会の最大会派・自民(38人)に所属する若手府議3人が25日、同会派に離脱届を提出した。橋下徹知事が提唱する府と大阪市の再編構想「ワン大阪」に対し、賛同の意思を強く示すのが目的。第2会派・民主(24人)からも同日までに1人が離脱。橋下知事を中心とする政治グループ「大阪維新の会」(仮称)への参加を表明するなど、府議選を1年後に控え、混乱が続いている。【福田隆】

 離脱したのは、自民が西野弘一、西野修平、西田薫各府議、民主が中野隆司府議。いずれも当選1、2期目の若手で、橋下知事の考えに強く賛同している。

 自民系の3人は25日午後、府庁内で会見。西野弘一府議は「ワン大阪構想を進める方向性は同じだが、『今が最後のチャンス』という感覚に(会派との)違いがあった」と離脱の理由を述べた。自民党を離党せず、近く新会派「ひとつの大阪」を立ち上げる。また、橋下グループへの参加について「現段階ではコメントできないが、(グループの中核となる)会派が迎えてくれれば、喜んでやらせてほしい」と意欲を見せた。

 離脱は26日の会派総会で正式に決定する見通しで、自民としては昨年4月、10月に続く所属議員の離脱となる。毎日新聞 2010年3月26日 地方版

784名無しさん:2010/03/26(金) 19:17:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100325/lcl1003252234014-n1.htm
「今が最初で最後のチャンス」自民会派離団の大阪府議が会見
2010.3.25 22:34
 大阪府議会の自民党府議団に離団届を提出した府議3人が25日、記者会見を開き、新グループ「ひとつの大阪」を立ち上げたことを明かした。今後は、自民党籍は残したままで、橋下徹知事の主張する府と大阪市の再編の実現を目指して活動していくという。

 離団したのは西野弘一、西野修平、西田薫の3議員。離団理由について、3人は「自民も府市再編の方向性はほぼ同じだが、思いに濃淡がある」「(橋下知事の誕生で)実現可能性が高まった。今が最初で最後のチャンスと思い離団を決めた」と説明した。

 また、4月に橋下知事に近い府議らが旗揚げする「大阪維新の会」との連携については、西野弘一議員は「考えは同じ方向」としながらも「正式な呼びかけはなく、答えられない」とした。

785チバQ:2010/03/26(金) 21:57:56
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002812852.shtml
明石市長選、泉氏が立候補検討 現職の動向にらむ 
 夏の参院選で、みんなの党が北口寛人明石市長に兵庫選挙区への立候補を打診したことを受け、元衆議院議員で弁護士の泉房穂氏(46)=明石市天文町=が、北口市長が参院選に転出した場合に行われる同市長選に立候補する意向を、周囲に伝えていたことが25日、分かった。神戸新聞社の取材に泉氏は「北口市長の決断を待った上で、態度を明らかにしたい」と述べた。

 泉氏は明石市出身。東大教育学部卒業後、NHKディレクターなどを経て1997年、弁護士登録した。2003年の衆院選に民主党公認で兵庫2区(神戸市兵庫、北、長田区)から立候補し、比例で復活当選。05年の衆院選に落選した後は、明石市を拠点に弁護士、社会福祉士として活動している。

 北口市長の任期は来年4月までだが、参院選立候補に伴い辞職した場合は、参院選との同日選など市長選の日程が早まることになる。

 北口市長は25日、神戸新聞社の取材に「参院選に立候補するかどうか、まだ意思は固まっていない」と発言。ただ、泉氏は市長選が任期満了に伴う来春の実施となっても立候補を検討していくという。

 同市長選をめぐってはほかに目立った立候補の動きはない。(森本尚樹)

(2010/03/26 09:56)

786名無しさん:2010/03/26(金) 23:49:47
「突進していく集団に」“橋下新党”準備会
2010.3.26 23:31
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1222283633/255

787チバQ:2010/03/28(日) 21:44:55
http://www.wbs.co.jp/news.html?p=11630
2010年3月27日(土) 12:30
榎本・岩出市議が転落事故で死亡

岩出市の市議会議員で榎本陽治(えのもと・ようじ)さんが、きのう(26日)夜、車を運転中に川へ転落し、まもなく死亡が確認されました。59才でした。

岩出警察署の調べによりますと、きのう(26日)午後6時前、紀の川市神通(じんづう)の県道で、岩出市野上野(のじょの)の岩出市議会議員・榎本陽治さん59才が運転する軽乗用車がカーブを曲がりきれず、およそ15メートル下の川に転落しました。転落の瞬間を目撃した対向車の51才の男性が110番通報し、榎本さんはすぐに紀の川市内の病院へ運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。現場は大阪府との府県境に近い県道にある
片側1車線の右カーブで、ガードレールはありませんでした。榎本さんは、岩出市の総務部長などを経て、去年1月に行われた市議会議員選挙に立候補し、トップで初当選しました。

788チバQ:2010/03/29(月) 18:41:18
>>770

http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000001003290003
宇陀市長に竹内氏
2010年03月29日


初当選を決め、バンザイする竹内幹郎氏=宇陀市榛原区上井足

 ●宇陀市長選開票結果


 【当】 12,174 竹内 幹郎(61) 無・新


       9,904 玉岡  武(66) 無・新


                   =確定得票
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 ◆初当選、変革の訴え実る


 宇陀市長選は28日投開票され、新顔で前市議の竹内幹郎氏(61)=無所属=が、同じく新顔で前市議会議長の玉岡武氏(66)=同=を破り、初当選を果たした。当日有権者数は3万252人。投票率は76・94%(前回は58・47%)だった。


 大宇陀町、菟田野町、榛原町、室生村の4町村が合併し、同市が誕生してから4年。厳しい財政が続く中、地域内の振興や行財政改革への取り組みが主な争点となったが、変革を訴えた竹内氏が一騎打ちの激しい選挙戦を制した。


 竹内氏は、市長の報酬3割減や市事業のゼロからの見直し、小学生までの入院医療費無料化、産業振興などを公約に掲げた。「これまでの無為無策で市の借金が膨らんだ」と前市政を批判。行財政改革の推進を前面に押し出して、選挙戦を展開した。


 連日、各地域で個人演説会を開いたほか、榛原駅前などでの街頭演説を精力的にこなし、幅広い層に支持を伸ばした。


 玉岡氏は昨年12月、「宇陀のかじ取りを決めるのに無投票はいけない」と立候補を表明。前市政の継承を訴え、市商工会など各種団体の推薦や前田禎郎・前市長や地元県議らの支援を受けたが、及ばなかった。


 _____________________________________________


 ◇新市議16人決まる


 現職14人、前職1人、新顔5人の計20人が争った宇陀市議選(定数16)も28日、投開票された。投票率は76・95%(前回は79・08%)だった。

789神奈川一区民:2010/03/29(月) 19:51:59
大阪市議2補選に「橋下新党」候補 知事が擁立に意欲

大阪府の橋下徹知事は29日、今夏の参院選に大阪市議2人が立候補を予定していることに伴って実施見込みの二つの市議補選に、
府と大阪市の再編を掲げる“橋下新党”の候補者を擁立する考えを明らかにした。「(議席を)取らなきゃいけない。そこで負けてしまえば
一気に前に進む力は弱まる。両方勝たなきゃいけない」と報道陣に語った。

参院選に立候補を予定しているのは、大阪市福島区、生野区選出の市議。
知事が4月に立ち上げる地域政党「大阪維新の会」は市議会の過半数獲得を目標としており、補選が初の選挙戦となりそうだ。
http://www.asahi.com/politics/update/0329/OSK201003290074.html

790チバQ:2010/03/31(水) 12:19:38
>>16-17
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002825061.shtml
西宮市長が辞意 体調問題が深刻化、関係者協議へ 
 西宮市の山田知市長(76)が体力の衰えなどを理由に、任期途中での辞任の意向を周囲に示していることが30日、複数の関係者の話で分かった。同日午後にも関係者らで協議し、判断するという。

 山田市長は2009年初めごろから体調不良が続いていた。同年5月末には両目の白内障の手術を受けたほか、11月には肺がんの治療のため入院。今年1月に退院して職務に復帰し、3月議会に出席したが、一般質問のあった3日には発熱のため午前中の本会議を欠席した。

 関係者らによると、山田市長は現在、職務遂行に問題のある健康状態ではないが、新年度予算が成立したことや、今後の体調の悪化なども考慮したという。

 山田市長は1956年、同市に採用され、財政局長などを経て市教育長に就任。2000年に任期途中で引退を表明した馬場順三前市長の後継として市長選に立候補し、初当選。08年11月の市長選では高齢批判をかわし、自民、公明、民主、社民の推薦を受け、5人の新人を抑えて大差で3選を果たした。

(広畑千春)

(2010/03/30 16:10)

791チバQ:2010/03/31(水) 12:56:24
????
http://www.sankei-kansai.com/2010/03/31/20100331-022228.php
2010年3月31日

泉南市議辞職の小山氏、自ら補選出馬へ
 泉南市選管は30日、市議の議員辞職に伴う市議補選(欠員1)を、市長選と同じ4月18日告示、25日投開票の日程で行うと発表した。

 小山広明氏(67)が26日付で辞職したことに伴う選挙。市長選に出馬表明した別の市議が告示10日前までに辞職しなければ市議補選は行われない見通しだったが、小山氏は「欠員が出れば市民の権利が失われる」として、補選実施を目的に辞職したうえで、改めて補選に立候補するという。



(2010年3月31日 08:02)

792名無しさん:2010/03/31(水) 16:03:01
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100331000106&genre=A2&area=K00

Kyoto Shimbun 2010年03月31日(水)
ネットつぶやき、どこまでOK?
京都府知事選 「想定外」選管困惑

 短文をネットに投稿する交流サイト「ツイッター」が、京都府知事選(4月11日投開票)で争っている両陣営の選対関係者の間で話題になっている。公職選挙法は選挙活動での利用を禁止しているが、一般市民が「演説を聞いた」「かっこいい」といった事実や感想をつぶやく場合、どこまで許されるのか、明確な基準はない。府選管は「売名行為なら違反となるが、見分けるのは難しい」と、困惑している。

 「京都・宇治で山田啓二知事の集会に参加しました」−。京都選出の参院議員は3月中旬、ツイッターにこう書き込んだ。市民に政治を身近に感じてもらおうと日に数回、活動を報告している。「自分の政治活動として集会に参加したなど客観的事実は違法とは思わない」と話し、告示後も削除せず、選挙中も報告は続けるという。

 門祐輔候補の支持者も告示前「門先生の演説会がありました」など、活動報告を書き込んできた。しかし告示後は「弁護士に、更新しなければ問題ないのではと言われたが、何かあれば迷惑がかかるので、履歴も削除した」という。

 総務省によると、候補者や支援団体のホームページやブログは政治活動に利用できるが、告示後は選挙活動とみなされ、基本的には更新できない。ツイッターも同じ原則だ。

 今回の知事選では、告示直前からツイッター上での一般市民の「つぶやき」が増えている。中には、両候補の政策の賛否や当落予想、人物についての評価も書き込まれている。

 府選管は「公選法はネット社会を想定していない。一般的には個人の感想なら違反ではない。支持拡大を意識した書き込みならば、売名行為に当たるが、判別するのはなかなか難しい」としている。

≪ツイッター≫

 身の回りの出来事や関心ある情報などを140字以内で投稿するインターネットサービス。2006年に米国で始まった。リアルタイムで更新でき、若者を中心に利用が急増している。登録が必要だが利用は無料。個人の情報発信力が拡大し、世論への影響力も増しつつある。

793名無しさん:2010/03/31(水) 16:07:48
>>791
欠員を2にして補選実施の為の議員辞職か。辞職した本人がそのまま補選出馬とは。

794名無しさん:2010/03/31(水) 16:20:35
「補選やるため」
別の市議辞職

泉南 来月市長選 出馬予定の市議に 「辞職促す」
 泉南市の小山広明(67)が26日付で議員辞職をした。4月18日告示、25日投開票の市長選に合わせ、市議補選(被選挙数1)を実施するため、としている。
 市長選には現職の向井通彦市長(68)と、新顔の田畑仁市議(33)が立候補の準備を進めているが、田畑市議が告示10日前までに議員辞職しなければ、田畑氏の欠員を埋める市議補選は実施されない見通しだった。
 小山氏は辞職理由について『補選が行われずに欠員が出れば、市民の権利が失われることになる。自らが辞職をすることで補選が確実に行われるようにし、田畑議員に告示前の辞職を促したい」としている。小山氏は市議補選に立候補する意向という。(千葉正義)

795名無しさん:2010/03/31(水) 21:04:12
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002827289.shtml
5月にも西宮市長選か 山田氏辞意で 
 西宮市の山田知市長(76)が辞意を周囲に示したことをめぐり、与党会派や後援会幹部らが30日午後、協議し「市長の意向を尊重する」ことで一致、今後の対応などについて調整に入った。


 一方、山田市長はこの日午後、神戸新聞社などの取材に対して「時が来ればお話しする。現段階ではノーコメント」と答えた。

 地方自治法の規定では市長が辞職する場合、20日前までに市会議長に辞職届を提出するか、議会の同意が必要。公職選挙法は、選挙管理委員会が議長から市長の辞職届を受理した後、50日以内に選挙を行うよう定めている。

 関係者によると、市長が早い時期に辞任した場合、市会の日程などから市長選は5月後半の投開票が有力視されるという。

(広畑千春)

(2010/03/31 10:22)

796名無しさん:2010/03/31(水) 23:14:23
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100331000200&genre=A1&area=S00

Kyoto Shimbun 2010年03月31日(水)
自民党・真政会、県会第一会派に
湖翔クラブ解散、1日付で合流

 滋賀県議会の第二会派「自民党・真政会」(13人)と第三会派「自民党・湖翔クラブ」(6人)は31日、湖翔クラブが解散して真政会に合流することを正式に発表した。合流は4月1日付。無所属の辻村克議長も加わるため、真政会は20人となり、約半年ぶりに自民党会派が県議会の第一会派となる。

 自民党会派をめぐっては昨年9月、当時19人だった湖翔クラブから会派運営などに不満を抱く11人が離脱、別会派の2人も加わり真政会を結成した。このため、16人の「民主党・県民ネットワーク」が第一会派となっていた。

 真政会の宇賀武代表は31日の記者会見で、「7月(予定)の参院選と知事選を控え、党員党友から会派が割れていては議席奪還は不可能と要請を受けてきた」と説明した。湖翔クラブの山田尚夫代表は「大人になって一つになる。政治の世界は数が重要だ」と話した。

 自民党は分裂により、県内市町から要望を聞き取る恒例の会合が開催できず、県議会に提出される議案への対応でも調整に時間を要した。両会派は今年に入り、参院選、知事選への対応に加え、4月の県議会役員改選での議長ポスト獲得を視野に、水面下で合流交渉を続けてきた。

 知事選への対応について、自民党県連の世古正幹事長は「統一会派になってから真剣に議論する。今は白紙だ」とした。

 自民党・真政会、民主党・県民ネットワーク以外の会派構成は▽対話の会・びわこねっと4人▽共産党県議団3人▽公明党2人▽無所属2人となる。

797名無しさん:2010/04/01(木) 13:30:09
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/h_osaka/20100401-OYO8T00306.htm?from=tokusyu
大阪府議会…橋下新党22人参加へ自民5人が合流意向、民主・公明に勢力匹敵
 大阪府の橋下徹知事の肝いりで1日結成される、府議会(定数112)の新会派「大阪維新の会」を巡り、最大会派・自民党(35人)から新たに若手5人が離団、合流する意向を固めたことがわかった。「橋下党」とも言える新会派はこれで22人でスタートすることになり、第2会派の民主党(4月から23人)、公明党(23人)に匹敵する勢力となる見通し。

 複数の議会関係者によると、5人は1日に自民党会派からの離団と大阪維新の会入りを表明する。いずれも橋下知事が唱える府と大阪市の再編構想などに賛同しているという。同会に参加する22人の出身会派の内訳は、自民党系4会派19人、民主党1人、諸派2人。

 自民党には、ほかにも離団を模索する動きがあり、同会の勢力はさらに拡大する可能性もある。

 4月中旬には橋下知事をトップとする同名の政治団体(地域政党)も発足。来春の統一選で府議会、大阪市議会の過半数獲得を目指すとしており、今夏の参院選に大阪市議2人が出馬するのに伴う同市議補選(福島、生野両区)にも候補者を擁立する方針。

(2010年4月1日 読売新聞)

798名無しさん:2010/04/01(木) 17:58:01
県議会:自民2会派統一、20人に 知事選対応は「白紙」 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100401ddlk25010630000c.html

 県議会の自民党会派、真政会(13人)と湖翔クラブ(6人)は31日会見し、4月1日付で両会派を統一すると発表した。湖翔クラブが解散して真政会に合流、無所属の辻村克議長も加わり20人の最大会派となる。湖翔クラブの山田尚夫代表は「参院選や知事選を控え大人の判断をしようと決意した」と話した。

 湖翔クラブは衆院選後の昨年9月に19人のうち11人が離脱。別の会派と合流して真政会を結成した。両会派の「感情的な対立」は残ったままとされるが、4月26日には県議会の正副議長選があり、山田代表は「政治の世界は数が重要。大同小異で一つになる中で払しょくされるはず」と述べた。知事選の対応について、真政会の世古正・同党県連幹事長は「全く白紙。統一会派として結論を早急にまとめたい」と話した。【安部拓輝】

毎日新聞 2010年4月1日 地方版

799名無しさん:2010/04/01(木) 20:20:30
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100401/CK2010040102000012.html?ref=rank
県議会、自民会派が再統一 真政会に合流、参院選「議席奪還を」
2010年4月1日

 県議会(定数47)の自民会派の湖翔クラブ(6人)は1日付で会派を解散し昨年9月に分裂した真政会(13人)に合流し、最大会派になる。31日に会見した真政会の宇賀武代表は「参院選を控え、会派が2つでは議席奪還は不可能。何があっても参院選に勝利しなければならない」と決意を述べた。

 真政会は無所属の辻村克議長も加わり20人となり、民主・県民ネットワーク(16人)を上回る。

 会見には4月下旬の議長選まで代表を続ける宇賀氏らが臨んだ。宇賀氏は「(分裂した)6カ月で両会派とも反省をして今日を迎えている。大同小異の考えで真政会としてスタートした」と一本化を強調した。

 半年前に湖翔クから真政会が分かれる際に「理解できない」と反発した湖翔クの山田尚夫氏は会見で「今後、交流を深めていく中で理解のできなかった部分が解消されるだろう」と見通した。

 新会派には嘉田由紀子知事の政策に考えの近い県議から距離を置く県議までがいる。世古正氏は知事選対応には「統一会派になってから議論する。今の段階では白紙。これから意見を一本にまとめたい」と強調した。会見にはこのほか、佐野高典氏も出席した。

真政会への湖翔クラブ合流を発表する(左から)世古、宇賀、佐野、山田の各県議=県庁で


 真政会は、昨年8月の総選挙後に19人で第1会派だった湖翔クラブから11人が離脱し、別の自民系会派湖政会の2人と合流し結成。湖翔クラブはさらに辻村議長ら2人が離脱し6人になっていた。

 (小西数紀)

800名無しさん:2010/04/01(木) 22:06:40
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/2010040101001073.htm

大阪市長が橋下新党批判 「知事の仕事ではない」

 大阪府の橋下徹知事が代表となり、賛同する府議らが参加して府と大阪市の解体・再編を目指す“新党”が結成されることについて、大阪市の平松邦夫市長は1日の記者会見で「知事の仕事かと言えば、今の時点では違うと言わざるを得ない」と批判した。
 市長は「私は目の前に山積する課題を解決するために市長をやっている。行政の長と政治家という部分を峻別するべきで、その区別ができないような府議会や知事の動きだ」と指摘した。
 夏の参院選に大阪市議2人が出馬することに伴い実施される市議補選に、橋下知事が候補擁立の意向を示していることについては「未確定要素が強すぎる」と述べるにとどめた。

2010年04月01日木曜日

801名無しさん:2010/04/02(金) 17:58:48
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/100402/20100402024.html
“橋下派”22人新会派 府議会都構想実現へ決起
2010年4月2日
 大阪府の橋下徹知事が実現を目指す府と大阪市の解体・再編による「大阪都構想」に賛同する大阪府議会の議員有志22人が1日、新会派「大阪維新の会」を結成した。新会派は、橋下知事が代表に就任予定で、今月中旬にも立ち上がる見通しのローカルパーティー(地域政党)の中核に位置付けられ、府議会内では自民(30人)、民主(23人)、公明(23人)に次ぐ第4勢力となる。

 「大阪維新の会」は、「自民党・ローカルパーティー」(5人)と「自民党・維新の会」(6人)の自民系2会派、自民党府議団を離団した8人、民主党府議団を離れた1人、諸派2人の計22人で結成。代表には浅田均議員、幹事長は松井一郎議員、政調会長に大橋一功議員がそれぞれ就任した。

 この日府庁で新会派結成で会見した浅田代表は「大阪は最悪の状態。非常に優れたリーダー、橋下徹氏を中心に大阪が復活できる最後のチャンス」と大阪都構想の実現を旗頭に来春の統一地方選(府議選)に臨む考えを説明した。

 一方で高い支持率を得て人気のある橋下知事への“すり寄り”という批判が出ていることについて、松井幹事長は「人気にあやかるというよりも、知事のパワーと一緒に大阪を変える」と政策重視の会派を強調した。

802杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/04/02(金) 19:13:40
>>水面下では既に、元県議や元国会議員らが、立候補に向けた動きを見せている。
2000年の市長選 http://www.senkyo.janjan.jp/election/2000/28/00002513.html で敗れた大前繁雄やおたかさんの秘書だった友成信也のことか?

山田西宮市長が辞職 「来月16日投開票」有力
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002830470.shtml

 体力の衰えなどから周囲に辞意を伝えていた西宮市の山田知市長(76)が1日午後、田中渡市会議長に退任願を提出し、受理された。議会閉会中のため、地方自治法の規定により、山田市長は21日午前0時で失職する。
 市選管に対し、田中議長は1日、市長の退任願を通知した。公職選挙法に基づき、後任を決める選挙は5月21日までの実施となり、市会などの日程から「5月9日告示、同16日投開票」が有力という。
 水面下では既に、元県議や元国会議員らが、立候補に向けた動きを見せている。後任が決まるまでは、河野昌弘副市長が職務代理者を務める予定という。
 記者会見 http://www.youtube.com/watch?v=ZHuKvwEKFjg で山田市長は「体力が回復せず、公務をこなせる状況にないと判断した」と説明。任期途中での辞任に「無念であり、市民には申し訳ない」と頭を下げた。
 山田市長は1956年、同市に採用され、財政局長などを経て市教育長に就任。2000年に前市長の後継として市長選に立候補し、初当選。08年11月の市長選では自民、公明、民主、社民の推薦を受け、3選を果たした。

(広畑千春)

803チバQ:2010/04/02(金) 20:07:39
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20100402ddlk26010577000c.html
きょうの競:府議補選・亀岡市選挙区、三つどもえへ /京都
 ◇元衆院議員、再挑戦で波紋
 ◇元自民・民主・共産、激戦の様相
 2日告示、11日投開票の府議補選亀岡市選挙区(改選数1)に元自民党衆院議員の田中英夫氏(66)が無所属で立候補する。府議、市長から衆院議員に上り詰めたが、再選を目指した05年の郵政選挙は156票差で「刺客」に敗れ、昨夏の衆院選は民主旋風に吹き飛ばされた。数奇な運命だが、支持者には「衆院議員として応援してきた」との戸惑いも。“2段階”逆戻りの今回、民主党公認の元同市観光協会事務局長、藤村公平氏(63)▽共産党公認の元府職員、原田貞蔵氏(62)との激戦の行方は−−。【太田裕之】

 「経過はいろいろあるが決断した。理解を得るよう努力したい」。3月24日夜、田中氏は後援会支部の会合で支持者約70人に頭を下げ「元気な亀岡をつくりたい」と意欲を述べた。補選は協力関係にあった府議の死去に伴うもの。府議の後援会から出馬を要請され、2月26日に表明した。

 田中氏は91年、府議になり、2期目途中で市長に転身。野中広務・自民党元幹事長の後継に選ばれ、03年に衆院選京都4区で初当選した。だが、郵政選挙と呼ばれた05年衆院選では郵政民営化に反対して無所属で立ち、市内で2万7573票(得票率53%)を集めたものの刺客の中川泰宏氏に惜敗。09年衆院選では更に票を増やしたが、民主党への大風を受け落選した。同情の声は多い。

 一方で自民支持層を割った混乱への批判もある。今回は中川氏系の自民党亀岡支部も「田中氏は実績のある人物。保守分裂は続けられない」(堤松男支部長)として擁立を断念した。田中氏は「若い候補者を探してきた」と言うが、昨秋から田中氏出馬のうわさが流れ、誰も手を上げられなかったとも。24日の会合でも市議の1人が「何で今さらとの意見も多くある」と言及した。

 これに対し、民主の藤村氏は今年1月に立候補表明。高島屋での38年間の勤務経験を背景に「亀岡の特産品や観光資源を売り込む営業マンになる」と訴える。

 今月22日の時局講演会には前原誠司国土交通相も姿を見せ、700人余りを集めた。藤村氏は田中氏を意識しないよう心がけ「亀岡が元気になるための変化が求められている。潮目が変わったと手応えを感じる」と話す。民主は知事選で国会議員が露出しない分、亀岡の戦いに力を注ぐことになりそうだ。

 2月1日に表明した共産の原田氏は今年1月まで南丹広域振興局に勤務。「44年間の在籍で府政を知り尽くしている。雇用と医療に力を入れ、地域経済と古里を再生したい」とアピール。知事選と連動し「共に府政をチェンジしよう」と呼び掛ける。

 陣営は田中氏について「手ごわいが、自民党の国会議員だった人物。自公政権退場で政治が前に進もうとしているのを元に戻すのかと問える」と指摘。「民主も国民の期待通りではない。勝つ展望は十分にある」と見ている。

 気になるのは投票率。「田中氏支持者が投票をためらい、知事選まで下がるのでは」との声も。田中氏も「知事選は元々低く、今回も下がる恐れがある。影響を受ければ厳しい」と危機感を募らせる。

804名無しさん:2010/04/05(月) 20:33:23
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100405000015&genre=A2&area=K00
Kyoto Shimbun 2010年04月05日(月)
参院選投票先 自民18.1%首位
府知事選で本社世論調査

 京都府知事選に伴い京都新聞社が3日までの3日間に実施した世論調査によると、夏の参院選で投票先に考えている政党は、自民党が18・1%でトップとなり、政権与党の民主党を4・3ポイント上回った。昨年の衆院選で民主に投票した人は41・2%を占めたが、政権発足から約7カ月で「政治とカネ」や沖縄・普天間基地移設問題などを抱える民主への期待がしぼみ、無党派化している実態が浮き彫りになった。

■民主減速 支持層、進む無党派化

 参院選で投票先に考えている政党は、自民18・1%に次いで民主13・8%、共産党6・3%、その他の政党・政治団体6・3%だった。「決めていない」と答えた人は過半数の52・2%に上った。

 一方、昨年の衆院選の投票先は民主41・2%、自民22・7%、共産8・2%、社民党0・9%、その他の政党・政治団体4・9%。

 参院選で自民への投票を考えている人は衆院選時より4・6ポイント減ったものの、民主はさらに大きい27・4ポイントの下げ幅となった。

 参院選京都選挙区(改選数2)で民主は議席独占に向け、初めて2人の公認候補を決定したばかり。2人目の人選をめぐり、府連内では当初、自民に加えて共産が一定の勢力を持つ選挙区事情を踏まえ「共倒れ」を懸念する声が上がっていただけに、調査結果は厳しい戦いになる見通しを裏付けた。今後、民主が公約実現などでどこまで支持を回復できるかが焦点になる。

 一方、衆院選で民主に投票した人のうち、参院選でも民主を投票先に選んだ人は3割にとどまった。6割近くが「決めていない」としており、自民がその受け皿とならず「無党派化」が進んでいる状況がうかがえた。みんなの党や、自民党を離党した与謝野馨氏らの新党が参院選で、そうした無党派層の受け皿になるかも注目される。

805名無しさん:2010/04/06(火) 03:47:42
橋下新党が多数派工作 大阪市議に加入勧誘
2010.4.6 00:11
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100406/lcl1004060012000-n1.htm

 大阪府の橋下徹知事に賛同する議員らが結成する地域政党「大阪維新の会」への加入を促すため、橋下知事らが5日夜、大阪市浪速区で大阪市議らと会談し、新党への参加を求めた。会談を終えた橋下知事は「率直な意見交換ができ、白熱した議論もできた。ぜひ合流してもらいたい」と述べた。

 この日の会合には、自民党系大阪市議9人、橋下知事、府議会会派「大阪維新の会」に所属する府議らが出席した。橋下知事が、府市再編構想についてイメージを説明し、意見交換。市議から「来春の統一選ではなく、次々回の選挙から府市再編を訴えてはどうか」との声も上がったというが、橋下知事は「そんなに待てない。来年を逃すと5年後になる」と答えたという。

 出席した府議は「今後も継続して議論を行いたい」と話したが、参加市議の1人は「忙しい知事が時間をかけて説明してくれたことはありがたいが、選挙で勝てばそれで良いという考え方はどうかと思う。地域政党の発足時から参加するのは現実的ではない」と慎重姿勢を崩さなかった。

 橋下新党をめぐっては、府議会の新会派が今月1日、22人の府議をメンバーに発足。今月19日には、橋下知事を代表にした地域政党「大阪維新の会」を設立する予定で、府議だけでなく、大阪市議や堺市議といった政令市議らへの参加も呼びかけている。

806名無しさん:2010/04/07(水) 15:29:02
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100407000036&genre=A2&area=K00
Kyoto Shimbun 2010年04月07日(水)
国会議員の応援 違い鮮明に
11日投開票の京都府知事選

 11日投開票の京都府知事選で、新人の門祐輔候補(54)と、現職の山田啓二候補(56)をそれぞれ推す国会議員の応援態勢が大きく異なっている。門選対は推薦する共産党の国会議員が積極的に街頭に立つ一方、山田選対は国会議員の露出を控え「政党色」を薄めており、地元府市議が中心になって街頭活動を展開している。

 山田選対は、知事与党の自民、民主、公明各党の推薦を求めなかったため、「政党色」の強い国会議員を街頭に立たせない戦略を貫く。国政与野党による「相乗り」批判をかわす狙いもあり、選挙車に同乗するのは地元の地方議員や首長らに限っている。

 特に京都市内では、各行政区の府市議も所属政党の議員数に合わせて持ち時間を決め、それぞれ別の日に街頭活動を担当する徹底ぶり。市内の自民党府議は「各党の地方議員が一緒に選挙車に乗れば地域を細かく回れるのに…。別々では時間が細切れになる上、区内を一通り車で走る必要があるので、どうしても訴えが薄くなる」と明かす。

 個人演説会では、各政党が主催する会場に国会議員も姿を見せる。自民、民主両党の国会議員はそれぞれの府市議が集めた支持者を前に「われわれが街頭に立てないために、選挙が盛り上がりに欠けている。どうか皆さんの力で支持を広げて」と苦しい訴えを展開し、理解を求めている。

 一方、門候補が3日に京都市北区で行った街頭演説。「門さんを知事に押し上げるため、一回りも二回りも支援の輪を広げていただきたい」。共産党の市田忠義書記局長が弁士に立ち、買い物客に府政の転換を訴えた。

 門選対はこの日をはじめ、地元の穀田恵二国会対策委員長や井上哲士参院国対委員長ら共産党国会議員を数日おきに投入し、共産支持層を固めている。「国政を前に進める全国注目の選挙だと府民に印象づける狙い」(選対幹部)と言い、8日には志位和夫委員長も京都入りする。

 共産党府委の渡辺和俊委員長は「自民党の国会議員は『共産党は門候補の裏に隠れている』と批判しているようだが、堂々と横に立っている」と強調する。さらに過去の知事選とは様変わりした相手候補の対応に「やっていることは相乗り隠し。結果的に政党の動きが鈍くなり、失敗している」と指摘する。

807名無しさん:2010/04/07(水) 15:30:30
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100407ddlk25010412000c.html
選挙:知事選 自民、候補擁立見送りへ 県連、数人に要請も不調で /滋賀

 自民党県連が7月19日任期満了の知事選への候補擁立を見送る方向で調整に入ったことが6日、党関係者への取材で分かった。県内外の複数の政治家らに出馬を打診したが、いずれも不調に終わったという。近く役員会を開き、再選を目指す嘉田由紀子知事(59)への対応方針を話し合う。

 関係者によると、大津市内で同日あった県連役員会で、県議らが知事選への対応を協議。県連幹部が、有力視していた国会議員を含む数人に出馬を要請したが不調に終わり、「申し上げられる人はいない」と報告した。県議からは「新たな候補を見つけるのは困難」という声が出たという。県連は近く開く役員会で、嘉田知事を支持するか自主投票とするかを協議する。

 分裂していた県議会の自民党会派は1日に合流し、知事選と参院選に向けた協議を始めたばかり。知事選には、嘉田知事が再選出馬を表明したほか、共産党などでつくる「明るい滋賀県政をつくる会」が候補擁立を進めている。【安部拓輝】

毎日新聞 2010年4月7日 地方版

808名無しさん:2010/04/07(水) 15:49:29
>>806
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20100407ddlk26010485000c.html
2010知事選:浮かび上がる陣営の思惑 両候補に応援弁士 /京都

 11日投開票の知事選では、共産党推薦の新人で医師の門祐輔(54)▽民主、自民、公明から府レベルで実質的な支援を受け3選を目指す現職の山田啓二(56)の両候補の陣営が、さまざまな人物を応援弁士に立てている。その顔ぶれに、陣営や各党の思惑が浮かび上がる。【小川信、太田裕之】

 ◇「党頼み」はしない−−門候補陣営
 門候補の陣営では候補者本人が時間の制約から回りにくい府北部を中心に、推薦を受ける共産党の穀田恵二国対委員長ら国会議員を演説会などに投入。党幹部では他に市田忠義書記局長が9日に応援に駆けつける他、8日には志位和夫・党委員長が右京区と宇治市で門候補と街頭演説を予定している。

 また、医師である門候補は白衣姿でも街頭演説に臨んでいるが、演説会でも病院の院長らも弁士として登場。弁護士や労働組合関係者、俳優らさまざまな職業の人が演説するのが特徴だ。

 陣営幹部は「共産党の支援は大変ありがたいが、『共産党頼み』の選挙戦はしていない」と強調。「門氏は医師という安心感があって人柄も良く、幅広い層から支持を得ていると日々実感している。今後は無党派層などに投票を呼びかけ、支援の輪をさらに広げていきたい」と語る。

 一方、今夏の参院選に立候補する共産党新人の成宮真理子氏も演説会などに出席しているが、同党は「2人セット」のアピールを抑制。ある党関係者は「知事選と参院選は別物。知事選での勝利を目指しており、成宮氏はあくまでも知事選の応援弁士」と説明する。

 ◇党別に演説会開催−−山田候補陣営
 山田候補の陣営は「政党相乗り」を避けるため、国会議員は建物内を除き候補者と同席しないのが原則だ。

 自民は5日までに今夏改選の二之湯智参院議員の15カ所を筆頭に、西田昌司参院議員が6カ所、伊吹文明衆院議員が5カ所、谷垣禎一党総裁が2カ所で演説会に参加した。4日は4人そろって府連の団体懇談会を緊急開催。谷垣総裁が山田候補を「全国知事会の中で地方分権の最大の理論家」と称賛した。

 民主も今夏改選の福山哲郎副外相の4回が最多で、北神圭朗衆院議員▽泉健太内閣府政務官▽松井孝治官房副長官▽平智之衆院議員が各1回参加した。

 京都市内の演説会は党別に開かれ、聴衆は基本的に党支持者。自民と民主の国会議員は演説で相手の党の批判も口にしている。

 国会議員に代わって街頭に立つのは他県の知事ら。4日に嘉田由紀子滋賀県知事が山田候補に同行し、兵庫、石川、福井の各県知事が1日ずつ演説会に参加。3日の四条河原町などでの街頭演説では元岩手県知事の増田寛也・元総務相と古賀伸明・連合会長がマイクを握った。愛知県知事も10日に来る予定だが、陣営が要請したのは古賀氏だけという。

毎日新聞 2010年4月7日 地方版

809チバQ:2010/04/08(木) 12:53:27
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100408/CK2010040802000008.html?ref=rank
自民県連、候補擁立あきらめムード 知事選向け
2010年4月8日

 7月の知事選で、再選出馬を表明している現職嘉田由紀子氏(59)=無所属=の対抗馬擁立を目指す自民党県連に、あきらめムードが漂い始めた。数人に出馬を打診したが、擁立のめどは立っていない。公共事業の見直しで嘉田県政を批判してきた県連だが、内部からも「選挙3カ月前に候補者が決まらないようでは擁立は事実上、無理」との声が出ている。

 「正式にはそういう話はないよ」。3月末、東京・永田町の国会近く。県連から知事選出馬を水面下で要請されたある参院議員は本紙取材に答えた。県連の打診を認め「滋賀のことも分からないから。任期もまだ残っているしね」。県連は全国的に知名度があるこの議員に数回、働きかけていた。

 6日に大津市内で開かれた役員会。出席者によると、世古正幹事長が「現時点で候補として申し上げられる人はいない」と報告した。

 県連は主に県議会で栗東市の新幹線新駅建設中止やダム事業を見直した嘉田氏と厳しく対立してきた。対抗馬擁立は、参院選滋賀選挙区の勝利と並ぶ「至上命題」。

 ある県議は「幹事長の話にはとてもがっかりした。独自候補が無理なら支持者からの批判は免れない」と危機感を募らせる。上野賢一郎県連会長は「十分に議論をしてもらう。結論はまだ。4月中には対応を決めないといけない」と語った。

 知事選をめぐっては、共産党県委員会や県労連などでつくる「明るい県政をつくる会」が独自候補の擁立を模索している。

 (林勝)

810名無しさん:2010/04/09(金) 12:17:47
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100409000067&genre=A2&area=K40
知事選との連携に温度差
南丹市長選、府議亀岡補選
 南丹市長選と府議亀岡補選は、新人の門祐輔候補(54)と現職の山田啓二候補(56)が激しく競り合う府知事選と同じ11日に投開票される。知事候補と連動して支持拡大を図る動きがある半面、支持母体の事情などから連携を前面に出せない難しさも抱えるなど、市長選、補選の各候補は「ダブル選」効果を模索しながら終盤の選挙運動を続けている。

 7日夜、山田候補は丹波地域の3カ所で相次いで個人演説会を開いた。

 南丹市の会場では、現職市長の佐々木稔納候補(55)が登壇し、「強い連携を、まちづくりに生かしたい」と訴えた。日中は山田候補とともに選挙カーに乗り、市内を演説しながら「府市協調」をアピールした。

 同じ保守系の杣田勇市候補(58)は知事候補と連携した選挙運動はとらず「当選後、市のリーダーとして府や国と積極的に連携する」と強調する。選対幹部は「極めて厳しい財政や合併後のしこりなど、市独自の課題をしっかり訴えていきたい」と、幅広い層の支持を狙う。

 続いて開かれた亀岡市の会場。山田候補の到着を待つ間、栗山正隆市長らが応援弁士を務めたが、府議補選で戦っている民主党の藤村公平候補(63)と保守系無所属の田中英夫候補(66)はタスキをはずして会場に。壇上には立たず、入り口で来場者にあいさつを繰り返した。

 山田陣営は今回、政党の推薦をうけず、政党色を排除した選挙戦を展開している。しかも「欠員1」を巡る補選では、山田候補側から「どちらも応援できない」事情が重なる。

 田中選対は「個人演説会で山田候補と並べないのは正直つらい」とし、街頭演説などでは「知事は山田、府議は田中へ」と投票を訴える。一方、藤村選対は「山田府政を支える立場は変わらない」としつつ「知事選との連動にこだわらず、党選出の国会議員の協力で藤村支持を広げる」と強調する。

 一方、共産党が推薦する門候補と連動した戦いを展開するのは南丹市長選を戦う革新系無所属の小林毅候補(56)。告示前から門候補と一緒に集会に参加し、府市同時の行政刷新をアピールした。8日も合同の個人演説会を開き、「知事、市長」両候補の訴えの相乗効果に期待をかける。

 門候補と一体となった選挙運動をするのは、府議補選の共産党の原田貞藏候補(62)も同じ。告示前の先月31日には門候補が亀岡入り。夜の個人演説会では原田候補も登壇し「門候補とともに府政を変え、亀岡の政治を変える」と訴えた。原田選対は「門候補への支援を広げ、その広がりの中で原田候補を押し上げる」と強調する。

811とはずがたり:2010/04/09(金) 13:58:12
>>807
共産党は嘉田ちゃんと喧嘩しちゃったんでしたっけ?
>共産党などでつくる「明るい滋賀県政をつくる会」が候補擁立を進めている。

812名無しさん:2010/04/11(日) 20:41:52
共同はほぼゼロ打ちで山田に当確を出したな

813チバQ:2010/04/11(日) 22:15:30
http://www.kyoto-np.co.jp/info/seiji/2010fu_chiji/100331c.html
ルポ 北部で
「格差解消」訴え交錯

寒風が吹く中、京都府北部に入り、選挙車から支持を訴える候補者(30日午後3時、与謝野町)
 30日の朝方まで丹後半島に残っていた雪は、陽光に消えた。京都府与謝野町の昼下がり。医師が足りず綱渡りの診療が続く府立与謝の海病院のそばで、無所属新人の門祐輔(54)が声を響かせた。「知事として、医師不足の問題を先頭に立って解決していく」
 この日夜の個人演説会では、建材大手トステムの工場が撤退した綾部市で、「強い企業を応援する政策の破綻(はたん)が明らかになった」と3選を目指す無所属現職の山田啓二(56)を強く批判した。
 立ち遅れる医療体制、冷え切った地域経済、増え続ける「限界集落」。府北部では少子高齢化と不況の影響が、都市部以上に厳しく現れている。
 医師である門は、かつて綾部市内の病院で6年間勤めた。そこで経験した診療体制の不備や地域の疲弊が、知事選立候補の動機と語る。いわば府北部は「原点の地」だ。
 昨年7月に立候補表明した直後も、京丹後市の街頭演説で運動をスタートさせた。年末には、支持母体が福知山市では初の大規模集会を開催。与謝野町を訪れたのも、この日で3回に及ぶ。「北部で山田府政のひずみを浮かび上がらせることは、全府域への訴えにもつながる」と門選対は戦略を描く。
 これまで府北部は保守層が強固な地盤を築いてきた。前回知事選では山田が亀岡市以北で13万8千票を獲得したのに対し、「民主府政の会」擁立の新人候補は4万6千票と3倍近い差をつけられた。
 だが、門選対は地域で高まる閉塞(へいそく)感が山田側には逆風になるとみる。「昨夏の衆院選では民主党新人が自民党の谷垣禎一氏を(約7千票差まで)追いつめた。旧来の保守地盤は崩れつつある」と民主府政の会事務局長の藤本雅英は指摘する。
 門が与謝野町で街頭に立った30日、2日前から北部入りしていた山田は舞鶴市と綾部市を駆け回った。「多くの医学生が地域医療で頑張るために学んでいる。医療再生の基金もつくった。これから本格的な取り組みが始まる」。JR西舞鶴駅前、門を支持する共産党議員が事務所を構える目の前で、マイクを握る手に力を込めた。
 医師確保や道路など基盤整備を中心に実績を訴える山田の北部遊説には、地元首長や議員が付き添い、「われわれの願いに敏感に反応してもらえるのは山田候補だけ」(与謝野町長の太田貴美)と押し出した。30日の演説会には兵庫県知事の井戸敏三も招聘(しょうへい)。「相手は医療問題を訴えるだろうが、地方に共産党を受け入れる土壌はない」(地元府議)とみて、京都市内での混戦を想定し、府北部で門を引き離す構えだ。
 山田は新年度予算で医師不足対策に手厚く配分し、4月からは救急医療を強化するドクターヘリを北部で飛ばす段取りをつけた。「門候補の公約の多くは、わたしの公約にも書いてある」と牽制(けんせい)する山田に、門選対は「公約を出したのも告示直前。争点つぶしだ」と警戒感を隠さない。
 知事選前半のヤマ場になった北部対決。論戦の熱は南下していく。

【2010年3月31日掲載】

814チバQ:2010/04/11(日) 22:16:01
http://www.kyoto-np.co.jp/info/seiji/2010fu_chiji/100403c.html
ルポ 京都市で
政権交代 双方に波及

個人演説会で国会議員らを背に支持を訴える候補者(2日午後9時、京都市伏見区・深草小)
 「政策を実現するには政治のパワーが要る。私には皆さんがついている」。2日夜、京都市東山区で開かれた無所属現職、山田啓二(56)の個人演説会。山田は応援に駆けつけた自民党の府市議や国会議員を持ち上げた。
 山田の前に演説した自民党参院議員の西田昌司は歴代知事の名前を挙げ「知事をつくってきたのは自民党。知事選は、来るべき参院選と統一地方選を勝ち抜く一里塚だ」と強調。返す刀で「民主党は借金頼みのばらまき政策をやっている」と政権与党を切り捨てた。
 直後に伏見区であった山田の演説会は民主党主催。山田が同じセリフで持ち上げた衆院議員で内閣府政務官の泉健太は「今は前の(自民党)政権の後片づけをしている。モデルチェンジには時間が必要」と聴衆に訴え、支持率が低落している鳩山政権に理解を求めた。
 山田は過去2度の選挙で支えてくれた自民、民主、公明の府議会与党会派の政党に、今回は推薦を求めなかった。昨秋の政権交代で与党となった民主党の「相乗り禁止」方針への配慮からだ。山田の街頭活動に国会議員の立ち会いを禁じるなど過去にない選挙体制に、夏の参院選へ存在感を示したい各党の思惑が絡み、知事与党の足並みは乱れがちだ。
 別の日の山田演説会で西田は「民主党は参院選での議席独占を狙って知事選を利用しようとしている」と、民主党を支援する連合京都が仕切る山田選対の体制を批判した。そうした厳しい空気を受け、山田は演説会を開いた自民党議員らの前で「各議員にはご迷惑をおかけした。支援いただけるという信頼に甘えさせていただいた」とわびるなど配慮をみせた。
 「政党推薦がなく、選挙体制の調整に手間取って出遅れ、事前運動はほとんどできなかった。これから盛り返す」と選対事務長の細田一三。従来通り活動できない国会議員に代わる山田選対の頼みの綱は、府とのパイプが必要な市町村長や、来春に統一地方選を控えた個々の地方議員だ。「知事選は自分を売り込む場でもある。結果は自らの選挙に跳ね返る」(自民党府議)と、街宣や演説会で山田とともに存在感をアピールする。
 同じ2日、無所属新人の門祐輔(54)は右京区で開いた個人演説会で「政党支持の枠を超えて支援を」と声を張り上げた。北区の福祉施設で働く男性職員も登壇し、「門さんの政策は現場目線。ともに府政転換を目指そう」と呼びかけた。
 門の選挙母体「民主府政の会」は共産党が主力だが、個人演説会では医師や弁護士など政党関係者以外の弁士が目立つ。
 参院選、統一地方選に向けて党勢を拡大したいのは、共産党も他党と同じだ。だが同党の地方議員が街頭演説に立つ場面は少なく、党公認の参院選予定候補の露出も控えめだ。選対幹部は「共産党だけが選挙をやっているという印象は避けたい」と打ち明ける。
 2004年の参院選以降、共産党の府内比例票は18〜19万票台で伸び悩む。前回50万票超を獲得した山田をしのぐには「政権交代を遂げた民意」の支持が不可欠だ。
 門選対は「投票率が下がれば無党派層を取り込めない」(事務長の久米弘子)とみて、会に参加する労組や商工団体などに電話、街頭行動の強化を号令。前回記録した過去最低の投票率(38・44%)を跳ね上げる構えだ。
 投票日まであと8日。政党の思惑も力に変えて、両候補の攻防は終盤戦へなだれ込む。

【2010年4月3日掲載】

815チバQ:2010/04/11(日) 22:16:39
http://www.kyoto-np.co.jp/info/seiji/2010fu_chiji/100401.html
歴史変わるか
保革激突60年間

花束を掲げ、当時全国初の7選を支持者と喜び合う蜷川虎三氏(1974年4月8日、京都市中京区)
 京都府知事選は戦後に公選制となってから前回まで16回あり、革新勢力が一方の軸となる形で政治勢力が激突してきた。第2回の選挙で誕生した「革新府政」が7期28年にわたって続いた後、いずれも官僚出身の知事3代による「保守中道」路線が32年間継続している。新人の門祐輔氏と現職の山田啓二氏による今回の二極対決の背景でもあり、全国的にも特異な歴史を持つ知事選を振り返った。

蜷川氏初の7選/社共共闘が終息/非共産対共産構図に
最小票差 74年の4500票 最低投票率 06年38.44%

■革新府政
 京都で「革新知事」が誕生したのは1950年の第2回。社会党公認で立候補した元京都大教授の蜷川虎三氏が初当選した。東京都や大阪府でも革新知事の誕生が続く中、蜷川氏は手厚い福祉政策を独自に打ち出すなどして名をはせ、当時で全国初の7選を果たした。
 当選を重ねる間の支持政党の枠組みは一貫したものではなかった。54年の第3回では社会党と共産党の革新統一候補として再選を果たしたが、58年の第4回は蜷川氏が自民党の推薦を受けた影響で、共産党が対立候補を立てた。1974年の第8回には社会党が分裂し、同党府本部委員長だった大橋和孝氏と4500票差の接戦にもつれ込んだ。この票差は府知事選の最小記録でもある。 ■転 換

革新府政からの転換を成し遂げ、当選に沸く選挙事務所でダルマに目を入れる林田悠紀夫氏(1978年4月10日、京都市中京区)
 「革新府政」は、蜷川氏が引退した78年の第9回で幕を閉じる。三極の争いとなり、自民党などが擁立した参院議員(元農林省官僚)の林田悠紀夫氏が、共産党支持の京都大教授、杉村敏正氏を約6万8千票差で破った。
 この選挙で社会党と共産党は異なる候補を担ぎ、社共共闘の終息が府政転換の大きな要因になった。
 林田氏が2期務めた後、86年の第11回には自治省(当時)出身で副知事だった荒巻禎一氏が初当選した。この時、自民、公明とともに民社、社会の両党も荒巻氏を推薦。「非共産対共産」の構図が生まれ、今回の知事選まで7回続いている。国政与野党の「相乗り」の下、荒巻氏は毎回50万票を超える安定した戦いぶりで4選を果たした。 ■継 承

4選を果たし、支持者の拍手にこたえる荒巻禎一氏(1998年4月12日、京都市中京区)
 2002年の第15回では荒巻氏が自身と同じく自治省出身で当時副知事だった山田啓二氏を事実上、後継に指名。共産党推薦の弁護士森川明氏に加え、元八木町長の中川泰宏氏(元衆院議員)が立候補して保守勢力が割れる展開になったが、山田氏は6党の推薦を受け初当選を果たした。
 前回の06年の第16回では、再選を目指す山田氏と、共産党推薦の新人衣笠洋子氏の一騎打ちに。山田氏は府議会与党会派の自民、民主、公明、社民各党の推薦を受けて1期目の実績をアピールした。衣笠氏は立候補表明が山田氏より遅くなり、知名度不足もあって20万票以上の大差で敗れた。選挙戦では両氏ともマニフェスト(選挙公約)を発表し、政策論争が新たな段階に入った。今回の知事選でも、その流れは定着している。 ■今 回

最近10回の京都府知事選の主な候補者の得票数 【注】推薦・支持の政党のうち、社は94年まで社会、98年以降は社民、由=自由、保=保守、新社=新社会、平=平和、政=民政、友=友愛、民連=民改連、新=新生、日新=日本新、さ=さきがけ、社連=社民連、進=進歩党、自ク=新自由クラブ、社府=社会党府本部。敬称略。
 一方で、林田氏の再選以来、自民党主導の選挙をすすめる核となってきた政治団体「活力ある京都をつくる会」は、今選挙を前に名称変更で消滅。民主党が政権を握り、「相乗り禁止」を打ち出した影響から、山田氏は政党推薦を求めない方針を示し、選挙事務長に連合京都会長を据えるなどしたため、府議会与党間がぎくしゃくする場面もあった。
 対する門氏は、前回の反省を踏まえて昨年7月に立候補を表明。共産党の推薦を受け、「蜷川府政誕生から60年」という節目に、府政での「政権交代」を目指している。
 歴代投票率のトップは72・96%。大量のビラ配りなど派手な物量作戦が語り継がれる1970年の第7回に記録した。一方、「非共産対共産」の選挙となって以降は40%台に低迷し、前回の38・44%は過去最低となった。

816チバQ:2010/04/11(日) 22:17:09
http://www.kyoto-np.co.jp/info/seiji/2010fu_chiji/100402.html
「実動部隊」労組ピリピリ
北教組事件 動員抑え法令順守徹底

知事選候補者の決起集会に集まった労働組合員ら。労組を取り巻く情勢に配慮しながら運動を展開している(京都市東山区)
 京都府知事選(11日投開票)で論戦を展開する新人の門祐輔候補(54)と現職の山田啓二候補(56)の両選対で、実動部隊となる労働組合が選挙運動の手綱裁きに神経を使っている。不況の中、知事選と並行して厳しい春闘に臨んでいるのに加え、北海道教職員組合(北教組)の政治資金規正法違反事件の波紋もある。労組を取り巻く情勢に配慮しながらの運動となっている。
 門候補は京都総評が支援している。小規模建設業者ら約1万8千人が加入する傘下の全京都建築労働組合は告示前に門候補を招き、円山公園音楽堂(京都市東山区)で決起集会を開催。告示後は電話作戦や演説会への参加で運動をもり立てる。
 ただ、労組全体の集票力は年々弱まっている。府内の労組の推定組織率は昨年で19%と30年前の半分程度に落ち込んでいる。不況で厳しい春闘を強いられている労組も多い。
 京都総評の岩橋祐治議長は「選挙で頑張って生活を良くしようという声と、春闘が大変で選挙どころでないという声の両方がある。国政に続いて府政を変えるチャンスだ、と懸命にハッパをかけているのだが…」と打ち明ける。
 山田候補を支持する連合京都も雇用問題の政策要求を掲げ、積極的に選挙運動に取り組む。告示後は、事務所当番や電話作戦要員として約20人のスタッフが交代で選挙事務所に詰めている。
 こちらも春闘に追われている組合があるため、京都市内では個人演説会への組合員動員を極力抑える配慮もしている。労組出身の民主党府議も「気を使う面はある。交渉が妥結した大手企業を中心に協力してもらっている」と話す。
 山田候補が政党推薦を求めなかった影響で連合京都の細田一三会長が政党幹部に代わって事務長として選対に加わり、各地域でも連合系組合幹部が応援弁士に立つなど存在感を増している。一方、労働組合と選挙の関係が問われた北教組の事件には敏感に反応。告示前に各組合に法令順守を徹底する文書を出すなど、あらぬ疑いをかけられないように細心の注意を払っている。

【2010年4月2日掲載】

817チバQ:2010/04/11(日) 22:17:43
http://www.kyoto-np.co.jp/info/seiji/2010fu_chiji/100403b.html
両候補 ダム、国保 対立鮮明
「広域連合」も相違
 京都府知事選(11日投開票)で論戦を展開している門祐輔候補(54)と山田啓二候補(56)は、福祉の充実や雇用確保など主張に重なる部分がある半面、明確に考えが分かれる訴えもある。府政が抱える主な課題の対応について、両候補に○、×で答えてもらった。やむをえない場合は△も可とした。
 賛否が分かれたのは府内で進む2ダム事業への対応だ。国の直轄事業で治水、利水のため放流能力を増大させる天ケ瀬ダム再開発(宇治市)、府営事業で主に京丹波町の利水確保を目指す畑川ダム(同町)について門候補はいずれも反対、山田候補は必要性があるとした。
 府の役割を問う設問も意見が分かれた。市町村で保険料格差が大きい国民健康保険を都道府県で一元化し、運営基盤の安定を目指す府のプランについては、門候補は反対、山田候補は推進。防災や医療、観光の面で府県連携を進め、将来的には国の出先機関廃止の受け皿を目指す「関西広域連合」に対しても見解の相違が浮き彫りになった。
 自治体発注の公共工事などに一定の賃金や労働条件を義務づける公契約条例、府営水道事業をめぐり大山崎町が過大な負担として府を提訴した基本水量の削減問題など、門候補がマニフェスト(選挙公約)に掲げた施策に対して、山田候補は明確な賛否を留保した。
 山田候補がマニフェストに掲げた、歩道整備など身近な事業を府民からの提案で進める公募型公共事業、北山の新資料館建設に対しては門候補も推進の姿勢を示したが、府職員削減などについては考えに差異が見られた。

【2010年4月3日掲載】

818チバQ:2010/04/11(日) 22:18:17
http://www.kyoto-np.co.jp/info/seiji/2010fu_chiji/100407.html
国会議員応援
政党色で 違い鮮明
 11日投開票の京都府知事選で、新人の門祐輔候補(54)と、現職の山田啓二候補(56)をそれぞれ推す国会議員の応援態勢が大きく異なっている。門選対は推薦する共産党の国会議員が積極的に街頭に立つ一方、山田選対は国会議員の露出を控え「政党色」を薄めており、地元府市議が中心になって街頭活動を展開している。 門選対 共産議員を続々投入
 門候補が3日に京都市北区で行った街頭演説。「門さんを知事に押し上げるため、一回りも二回りも支援の輪を広げていただきたい」。共産党の市田忠義書記局長が弁士に立ち、買い物客に府政の転換を訴えた。
 門選対はこの日をはじめ、地元の穀田恵二国会対策委員長や井上哲士参院国対委員長ら共産党国会議員を数日おきに投入し、共産支持層を固めている。「国政を前に進める全国注目の選挙だと府民に印象づける狙い」(選対幹部)と言い、8日には志位和夫委員長も京都入りする。
 共産党府委の渡辺和俊委員長は「自民党の国会議員は『共産党は門候補の裏に隠れている』と批判しているようだが、堂々と横に立っている」と強調する。さらに過去の知事選とは様変わりした相手候補の対応に「やっていることは相乗り隠し。結果的に政党の動きが鈍くなり、失敗している」と指摘する。 山田選対 政党色避け府議中心
 山田選対は、知事与党の自民、民主、公明各党の推薦を求めなかったため、「政党色」の強い国会議員を街頭に立たせない戦略を貫く。国政与野党による「相乗り」批判をかわす狙いもあり、選挙車に同乗するのは地元の地方議員や首長らに限っている。
 特に京都市内では、各行政区の府市議も所属政党の議員数に合わせて持ち時間を決め、それぞれ別の日に街頭活動を担当する徹底ぶり。市内の自民党府議は「各党の地方議員が一緒に選挙車に乗れば地域を細かく回れるのに…。別々では時間が細切れになる上、区内を一通り車で走る必要があるので、どうしても訴えが薄くなる」と明かす。
 個人演説会では、各政党が主催する会場に国会議員も姿を見せる。自民、民主両党の国会議員はそれぞれの府市議が集めた支持者を前に「われわれが街頭に立てないために、選挙が盛り上がりに欠けている。どうか皆さんの力で支持を広げて」と苦しい訴えを展開し、理解を求めている。

【2010年4月7日掲載】

819チバQ:2010/04/12(月) 12:16:27
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100412000001&genre=A2&area=K00
亀岡は田中氏 八幡は中川氏
府議補選
 京都府議補選が11日投開票され、亀岡市選挙区(欠員1)は無所属元職の田中英夫氏(66)、八幡市選挙区(同)は自民党新人の中川貴由氏(52)がそれぞれ当選した。

 新人2人と元職の3氏が争った亀岡市選挙区では、衆院議員や亀岡市長などを務めた田中氏が、抜群の知名度で終始優位な選挙運動を展開。補選への関心の低さが心配されたが、強固な後援会組織を背景に「長い政治経験で培った人脈を地域課題の解決に役立てる」と訴え、次点に2万2000票以上の差をつけ圧勝した。

 共産党新人の原田貞藏氏(62)と民主党新人の藤村公平氏(63)は、党の全面支援を受けて国会議員らとともに組織戦を展開したが、田中氏の厚い支持基盤を崩せなかった。

 当日有権者数は7万4395人。投票率は48・00%だった。

 自民党と共産党の公認候補が争った八幡市選挙区は、前府議の明田功市長に後継指名された中川氏が、自民系市議や幅広い団体の支援を受けて選挙戦を展開した。食品会社社長としての経営手腕などを強調し、「府と市の協調によるまちづくり」を掲げて手堅く票をまとめた。

 共産党新人の日名子大介氏(60)は、知事選候補との連携を図り、地域医療の充実などを訴えたが届かなかった。

 当日の有権者数は5万9474人。投票率は38・30%だった。

・府議補選当選者

▽亀岡

 ・田中 英夫(たなか・ひでお)66 無元 会社役員(衆院議員、亀岡市長)京都大卒。北町(3)

▽開票結果(選管最終)

 当 26,918 田中 英夫 無元

    4,262 原田 貞藏 共新

    4,101 藤村 公平 民新

▽八幡

 ・中川 貴由(なかがわ・きよし)52 自新 会社役員(八幡JC理事長)同志社大卒。八幡(1)

▽開票結果(選管最終)

 当 12,704 中川 貴由 自新

    9,180 日名子大介 共新

※氏名、年齢、所属、新旧、職業、役職(経歴)、学歴、住所、当選回数の順。敬称略

820チバQ:2010/04/12(月) 12:17:17
http://www.kyoto-np.co.jp/info/seiji/2010fu_chiji/
山田府知事3選
実質相乗りで門氏に大差

京都府知事選で3選を果たし、支持者らに囲まれて万歳する山田啓二氏(11日午後9時16分、京都市下京区の事務所)
 京都府政の進路を問う知事選が11日投開票され、無所属現職の山田啓二氏(56)が、無所属新人で医師の門祐輔氏(54)を破り、3選を果たした。山田氏は全市区町村で門氏をリードし、52万9千票を獲得。30万7千票にとどまった門氏に大差をつけた。投票率は41・09%で過去最低だった前回を2・65ポイント上回ったが、過去2番目に低かった。府民の負託を受けた山田氏は「地域主権」の実現をはじめ、不況で悪化した府内の経済・雇用対策、ほころびの目立つ医療・福祉、教育の立て直し、地域格差の是正などマニフェスト(公約)に掲げた政策の実現に取り組む。
「地域主権の前進」信任
 山田氏は、経済界や連合京都などで構成する「希望の京都をつくる府民の会」を選挙母体に、2期8年の実績と、医療・福祉の抜本的充実を図る「福祉安心型社会の再構築」、政府が提唱する「地域主権」の具体化などの公約をアピールした。今回は政党推薦を求めなかったが、自民、公明両党の府組織が「支援」を機関決定したほか、民主党の実質支援も得るなど、厚い支持基盤をバックに選挙戦を優勢に進めた。
 保守支持層が強い府北部で門氏に3倍近い差をつけたほか、京都市内も全区で勝利して約24万2千票を獲得しし、得票を前回から約1万5千票伸ばした。

 門氏は、共産党や市民団体でつくる「府民本位の新しい民主府政をつくる会」を選挙母体に、医療体制の整備や中小企業支援などを公約の中心にすえ、府政転換を訴えた。共産党国会議員も来援し、山田氏に対する「相乗り」批判を展開した。
 京都市左京区や南区で善戦するなど、前回選の共産党系候補から約3万8千票を上積みして30万票に乗せ、山田氏との票差も縮めたが、1978年に故蜷川虎三氏が知事を退任して以来の「革新府政」の奪還はならなかった。

【2010年4月11日掲載】
開票結果(選管最終)
当 山田 啓二 無現 529、927票

  門  祐輔 無新 307、826票
略歴
 山田啓二氏(やまだ・けいじ) 1977年、東京大法学部卒。自治省(現総務省)に入り、内閣法制局参事官、国土庁土地情報課長などを経て、99年から京都府総務部長、01年に副知事。02年4月に府知事に初当選。全国知事会地方分権推進特別委員長、近畿ブロック知事会会長を務める。京都市左京区下鴨北芝町。当選3回。

821チバQ:2010/04/13(火) 12:18:35
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000291004130005
悩み深まる民主・自民
2010年04月13日

【知事、全方位の「県民党」】


 今夏の知事選をめぐり、再選をめざす嘉田由紀子知事に対する民主、自民両党の対応が定まらない。民主党は知事に直接、単独推薦の用意があると伝えたが確答を得られず、一方の自民党は対立候補の擁立作業が難航し「次善の策」を模索し始めた。特定政党の推薦を受けない「県民党」を掲げる知事との間合いを測りつつ、ダブル選となる見通しの参院選や来年の統一地方選もにらんだ駆け引きが続く。(高久潤、飯竹恒一)


【「単独推薦」に知事回答留保/民主】


 「知事から要請があれば、民主党に単独推薦する受け皿はあります」。民主党県連代表の奥村展三衆院議員は9日、県公館で知事と会い、民主に推薦要請するよう促した。しかし、党関係者によると、知事は「もう少し時間をおいてから」と回答を保留した。県選出の徳永久志参院議員と県連の出原逸三幹事長も同席していたという。


 4年前の前回は自民党との相乗りで当時の現職、国松善次氏を推薦したが、知事の当選後は新幹線新駅の中止や大戸川ダムの凍結などで知事を支える側に回り、反対する自民党と対決してきた。加えて昨年の総選挙で圧勝し、県内の国会議員の全議席を独占したという自負がある。ところが、知事選まであと3カ月を切ったのに、知事サイドからのラブコールはない。


 民主党県連がやきもきするのは、知事が「県民党」を掲げながら「脱政党ではない」と、知事選での政党との連携に含みを持たせていることだ。2月県議会で再選出馬を表明した後の記者会見では「すべての政党と力を合わせたい」と述べた。県民党の看板を保つには、政党の「推薦」よりも支援の度合いが薄い「支持」の方が望ましい、というのが知事の考えともいわれる。


 県連幹部は「党本部に『支持』という支援の規定はない。仮にやるとすれば県連レベルの支持となる」と語る。


【候補選び難航 自主投票も/自民】


 一方の自民党も、悩みは深い。


 「今のところ申し上げられる人はいない」。今月6日、大津市内であった県連役員会で、世古正県連幹事長は独自の候補者選びが難航していることを報告した。


 複数の党関係者によると、県連は年明けから水面下で候補者選びを本格化させ、前衆院議員の上野賢一郎会長ら幹部が全国的に知名度の高い現職の参院議員や県職員OBらに接触した。いずれも関心を示したが、最終的には断られたという。


 世古氏はこれまで記者会見などで知事選に臨む党方針について「全くの白紙」と明言を避け、分裂していた県議会の自民党系会派が一本化してからは「話し合っていきたい」と述べていた。上野氏は「今月末までに結論を出す」と話すが、状況は厳しい。


 独自候補を断念した場合、残る選択肢は「知事支援」か「自主投票」。ただ、1期目の嘉田県政では重要施策で知事と対立してきた経緯があり、「独自候補が無理だから知事を支持する、というのは難しい」との見方が大勢を占める。ある県議は「自主投票が現実的だ」と話す。


 「知事支援」の場合、民主党との相乗りになる可能性もあるが、知事選とのダブル選になる見通しの参院選では両党の擁立候補が争う。「一方で対決し、もう一方で一緒に選挙運動をするというのは現実的ではない」と、民主党の県連幹部は言う。


【共産「選考中」】


 これまでに知事選で出馬表明しているのは嘉田知事のみ。ほかに共産党が「独自候補を選考中」としている。

822神奈川一区民:2010/04/13(火) 17:31:00
民主府議また1人「橋下新党」へ 大阪維新、第2会派に

 民主党大阪府議団の森和臣府議が13日、同党府議団に対し離団届を提出し、了承された。
来春の統一選に向けて橋下徹知事が19日に旗揚げする地域政党「大阪維新の会」に参加するためで、森氏はすでに離党届も提出した。
 森氏は離団後、橋下知事とともに府と大阪市の再編を目指す府議会の新会派「大阪維新の会」に加入する意向。民主からの大阪維新入りは2人目。
http://www.asahi.com/politics/update/0413/OSK201004130077.html

823チバQ:2010/04/14(水) 12:18:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20100414-OYT8T00092.htm
分庁舎6つ核はどこに
魚沼市案に議会反発 費用優先に利便性求める声


本庁舎の候補とされた魚沼市・湯之谷庁舎。築11年と、6庁舎の中では一番新しい(魚沼市大沢で) 合併後に行政機能を旧市町村の各役所に分散する「分庁舎方式」を採用した魚沼市と燕市で、機能集約を図るための本庁舎のあり方が焦点となっている。魚沼市では、市の示した現庁舎の増築案に議会側が反発し、新庁舎建設を決めた燕市では一部に不満がくすぶる。利便性の向上と、財政負担の抑制の両立が課題となっている。

 「将来のまちづくりを考えれば、ほかの庁舎が妥当なのではないか」。魚沼市議会で8日開かれた、庁舎再編整備調査特別委員会。市が提示した、湯之谷庁舎を核とする庁舎再編案に、市議側から反論が相次いだ。

 2004年、6町村合併で誕生した魚沼市は、分庁舎方式を採用。市長室を小出庁舎に設ける一方、議会を約4キロ・メートル離れた広神庁舎に置くなどした結果、機能が分散された。庁舎間は最大約22キロ・メートル離れている。

 各庁舎は築後11〜31年が経過。合併協定書では新庁舎の建設が盛り込まれていたが、08年秋の市長選で、現在の大平悦子市長が建設反対を掲げて当選。公約に沿う形で市は今回、湯之谷庁舎を増改築した上で本庁舎として機能を集約させる再編案をまとめた。

 市側の試算では、新たに用地を取得して庁舎を建設すると約30億円かかるのに対し、増改築で対応する場合は、湯之谷が約15億円と最も安く済むことから候補地となった。合併特例債など国の財政支援策を活用することで、実際の負担は約9億円となる見込みだ。

 ただ8日の特別委では、「湯之谷庁舎一帯は、雪崩危険個所に指定されている」「湯之谷は郊外にあるので不便だ」などの異論が続出。多少経費がかさんでも、人口分布から見て最もバランスのとれた、市の「重心」に位置する広神庁舎か、中心市街地にある小出庁舎を利用すべきだとの意見が大勢で、市は今後、各庁舎の増改築費用を精査するとともに、各地で市民説明会を予定する。早ければ6月議会までに本庁舎とする庁舎を決めたい考えだ。

 燕市は3庁舎(吉田、燕、分水)による分庁舎方式を採用。05年の合併協定書で本庁舎の新設に合意し、07年から具体的な構想策定を始めた。市は、建設理由として、現在の3庁舎はいずれも建設から40年以上がたち老朽化していることや、機能分散による住民サービスの低下などを挙げる。

 燕市吉田西太田の水田地帯に、地上4階、延べ床面積約1万1000平方メートルの庁舎を建設、市民の利用出来る広場やバスロータリーも併設する計画で、総事業費約43億円のうち、合併特例債などを除いた市の実支出は16億円を見込む。

 市の担当者は、「財政支援の受けられる合併後10年以内に庁舎を完成させることで、負担を出来る限り少なく出来る」と説明する。

 ただ反対意見もあり、一部の市議は、「市の財政は厳しく、深刻な経済不況の中、市民の理解を得られない」と計画の一時凍結を主張。市は、建設予定地の取得造成を終えており、11年度から建設に着手する方針だが、新市長に就任する鈴木力氏は事業費の圧縮も検討する意向を示している。

     ◆

 県内の合併自治体ではこのほか、佐渡市と五泉市が合併時に新庁舎の建設を計画。だが、財政面などの理由でいずれも現段階で具体的なめどは立っていない。

 一方、「本庁舎方式」とした新発田市は、築44年の現庁舎が手狭となり、教育や農林関係等の部署が支所などに移転した。「事実上、分庁舎に近い状態」(担当者)といい、新庁舎の建設を計画している。有識者や市民らによる委員会を近く発足し、今年度中に具体的な構想を策定する方針だ。

(2010年4月14日 読売新聞)

824名無しさん:2010/04/15(木) 02:29:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100415/lcl1004150101001-n1.htm
大阪市議の弁護士が「橋下新党」に参加へ
2010.4.15 01:11

 大阪府の橋下徹知事が代表に就任し、19日に発足する地域政党「大阪維新の会」に、自民党大阪市議団の坂井良和市議(64)=東住吉区=が参加する方針を固めたことが14日分かった。橋下新党への合流が明らかになった大阪市議は坂井氏が初めて。同会派では別の市議も橋下新党に参加する動きをみせている。

 坂井氏は14日夕、自民党市議団の高野伸生幹事長に、大阪維新の会に参加する意向を電話で伝えた。橋下知事が掲げる府市再編構想などについて「維新の会の内部に入り、大阪市議会の考え方を伝えたい」と参加理由を説明したという。

 高野幹事長は「維新の会に参加する議員は当然、自民党市議団を離脱することになる」としている。

 坂井氏は元裁判官の弁護士で、現在4期目。平成18年6月から1年間議長も務めた。自民党市議団は現在32人で市議会の最大会派。

825神奈川一区民:2010/04/16(金) 10:18:18
複数の堺市議も橋下新党参加へ…自民党会派の数人

大阪府の橋下徹知事を代表に19日に発足する地域政党「大阪維新の会」に、堺市議会の自民党系会派に所属する複数の市議が参加する意向を固めたことがわかった。
関係者によると、参加は5人前後となる見込みで、橋下新党は府、大阪市に続き、堺市でも足場を築くことになる。
自民党・市民クラブ(6人)のメンバーが参加の是非を協議。橋下知事が掲げる「大阪都構想」について、1人が反対したが、賛同する意見が大勢を占めたという。
同会派の馬場伸幸幹事長は、読売新聞などの取材に、「地方自治を改革してくれる政治家は橋下知事しかいない」と語った。
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100416-OYO1T00282.htm

826チバQ:2010/04/16(金) 22:08:46
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002879548.shtml
西宮市長選 大前元衆院議員が立候補に意欲 
 西宮市の山田知市長(76)辞職に伴い、5月16日投開票される市長選について、元衆院議員の大前繁雄氏(67)が15日、神戸新聞社の取材に応じ、「50万人都市・西宮の将来を担いたい」と立候補への意欲を示した。既に市内でミニ集会を開いているが、後援会などと調整した上で、今月下旬にも最終判断するという。


 大前氏は兵庫県議を6期務め、2000年の同市長選で山田市長に28票差で惜敗。03年衆院選で自民党から立候補し、2期8年務めた後、昨年の総選挙で落選した。

 同市長選には、河野昌弘副市長(64)が立候補の意向を固め、元川西市職員(43)も意欲を見せているほか、一部市議らが独自候補擁立を模索している。元県議も準備を本格化させていたが、河野氏の立候補意向を受け、断念した。

(広畑千春)

(2010/04/16 08:00)

827チバQ:2010/04/16(金) 22:09:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20100416-OYT8T00053.htm
西宮市長選 大前、河野氏出馬の意向 元県議、後継指名なく断念
市議の一部、候補擁立模索
 山田知(さとる)市長(76)が20日付で辞職するのに伴う西宮市長選(5月16日投開票)で、元衆院議員の大前繁雄氏(67)、副市長の河野昌弘氏(64)が、立候補の意向を固めたことがわかった。一方、元県議(64)は立候補を断念、この元県議を支持していた市議の一部が、新たに候補者の擁立に向け、模索を始めた。

 大前氏は県議から2000年の市長選に立候補、28票差で山田氏に敗れている。03年から衆院議員を務め、09年8月の総選挙で落選。大前氏は読売新聞の取材に「かつて市長選に立候補した際に掲げた『50万都市・西宮』を目指したい。後援者とも話したうえで正式に表明したい」と語った。

 河野氏は1964年に市役所に入り、2003年に総務局担当理事になり、05年から現職。関係者によると、与党会派に所属する市議約10人からの立候補要請を受け、当初は慎重な姿勢だったが、最近になり、立候補の意向を伝えたという。河野氏は市長室を通じ「しかるべき時が来たら話す」とする談話を出した。

 一方、立候補を取りやめた元県議は取材に対し、「山田氏から後継指名を受けられず、河野氏とともに立候補した場合、遺恨を残すと考え、引くことにした」と話した。

 元県議の支援に動いていた保守系市議らは「市職員出身者による市政が続くのは避けたい」として、新たに候補を探している。このほか、元川西市職員(43)も立候補の準備を進めている。共産党など、現市政に批判的な団体は近く会合を開き、独自候補を立てるため協議する。

(2010年4月16日 読売新聞)

828チバQ:2010/04/17(土) 17:23:14
>>780
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20100417-OYT8T00082.htm
豊中市長選あす告示
「伊丹」しぼむ争点
 豊中市長選と泉南市長選・同市議補選(欠員1)、河内長野市議選(定数18)は18日、告示される。投開票はいずれも25日。

 豊中市長選にはこれまで、現職で再選を目指す浅利敬一郎氏(64)と、新人で市民団体役員の堀田明美氏(61)の無所属2人が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。ただ、大阪(伊丹)空港の存廃を巡る議論が活発化する中、2人とも伊丹存続を打ち出しており、存廃問題は選挙の争点から影を潜めている。

 市長選を巡っては、3月26日に市議(29)が「将来的な廃港もあり得る」と立候補を表明。廃港論を提唱する橋下知事に支援を要請する意向を示したが、知事が消極的だったこともあり、6日後に出馬を取りやめた。争点に浮上しかけた存廃問題は一気にトーンダウンした。

 これまで、市民団体と豊中青年会議所が2人を招いた討論会をそれぞれ開催しており、浅利氏は積極的な企業誘致や認定こども園の増設、豊中ブランドの創出などを公約。これに対し、堀田氏は国民健康保険料の軽減や保育所新設、中小企業支援などを訴えており、街づくりや子育てが争点となりそうだ。

     ◇

 立候補の届け出は、18日午前8時半〜正午は市役所第1庁舎2階大会議室、正午〜午後5時には同第2庁舎3階の選管事務局で受け付ける。有権者数(3月2日現在)は31万8855人。

(2010年4月17日 読売新聞)

829名無しさん:2010/04/18(日) 09:02:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100418/lcl1004180130000-n1.htm
橋下新党に戦々恐々「黒船が来た」と政令市議 (1/2ページ)
2010.4.18 01:30

 大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」が19日に発足するのを控え、多数派工作が大詰めを迎えている。新党に参加するメンバーは府議会だけでなく大阪、堺の両市議会にも勢力を広げ、橋下旋風が席巻し、新党になびく議員も相次ぐ。「(新党からの)誘いを断ると、選挙で刺客を送り込まれるかもしれない」と悩みを深める議員もおり、議員たちは「黒船が来た」と戦々恐々だ。

 「自民の背広(党籍)を脱いで、維新(大阪維新の会)のはっぴを着て、選挙を戦ってほしい」。新党関係者は、ある大阪市議に、こう持ちかけたという。

 今月5日夜、橋下知事や新党関係者と、大阪市議9人が、大阪市内の温泉施設の宴会場で会合の場を設けた。知事自ら府市再編構想について熱弁をふるって説明したが、出席市議の1人は「忙しいのに時間をかけて説明してくれたのはありがたいが…」と慎重姿勢を崩さなかった。

 結局、この9人は発足時の新党加入は保留することにしたというが、15日になって会合に出なかった別の自民市議1人が新党入りを正式表明した。

 この市議は「知事に共感している」と述べ、ほかにも同調する市議が存在することも示唆。市議会内に“橋下シンパ”が広がっていることをうかがわせた。

 今夏の参院選には大阪市議2人がくら替え出馬を表明し、福島区と生野区では市議補欠選挙が行われる予定。すでに市議が辞職した福島区の補選は、5月14日告示、23日投票日の日程で、橋下新党は独自候補者を擁立する構えだ。

 自民市議の1人は「高い支持率を誇る知事の刺客が擁立されるのは、黒船が来るようなもの。太刀打ちできない」と警戒感を強める。

 橋下新党は大阪市議だけでなく、堺市議にも参加要請を進めており、15日には5人の堺市議が新党入りの決意を固めた。市議の間には昨年9月の市長選で、各党相乗りで支持した現職市長が、橋下知事が応援した現市長の竹山修身氏に敗れたことが鮮明に記憶に残る。

 ある堺市議は「堺市長選では、知事の存在が風になることが証明された。その勢いは正直怖い。ただ、知事人気にぶら下がるのはどうかという声もある」と複雑な表情を見せた。

 一方、今月1日に地域政党に先立って発足した府議会の新会派「大阪維新の会」。22人のメンバーに、さらに1人が加わり、自民党府議団(30人)に次ぐ第2会派に肩を並べた。

 新会派への加入をめぐる説得工作はさらに続いているといい、大阪維新の会の府議の1人は「当初の想定よりも、自民からの離団者が増えている。第1会派の背中も見えてきた」と話した。

830チバQ:2010/04/18(日) 13:18:25
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001004160003
新市の選択 近江八幡市長選〈上〉
2010年04月16日
くす玉を割り、晴れやかな船出を演出した新・近江八幡市役所開庁式。そこに大林宏・旧安土町長の姿はなかった=3月21日

【合併の「傷」抱え船出/地域自治区に命運乗せ】


 合併から20日後の今月10日、旧安土町。旧町で合併反対運動を主導した「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」が、合併後初の集会を開いた。


 「合併で安土町はぐちゃぐちゃにされた。この痛みは取れません。配られた新・近江八幡市の広報誌は読まずに捨てました」。参加者の女性の発言に、会場は静まりかえった。


 この1年あまり、旧安土町は合併の是非をめぐり揺れに揺れた。


 町長リコール住民投票(昨年8月)、出直し町長選(同10月)、町議会リコール住民投票(今年2月)、出直し町議選(同3月)・・・。4度の直接投票で示された民意は、合併が法的に確定した後だったにもかかわらず、すべて「合併NO」だった。それでも出直し町議選の1週間後、合併は成立した。


 3月21日の新・近江八幡市の開庁式。前日まで安土町長だった大林宏さん(70)は式典に参加せず、自宅で過ごした。町長になる前は「みんなの会」代表だった。後を引き継いだ白木敬祐代表(72)は、合併の賛否に割れた町の1年を振り返る。「親友と縁が切れたという人もいた。ごり押し合併が残した傷だ」


    ■  ■


 曲折の末に成立した合併で、旧町民の生活はどう変わるのか。「みんなの会」によると、旧町に比べ行政サービスの低下が懸念される分野がいくつかある。


 介護用紙おむつの助成対象が全世帯から低所得世帯のみへ▽介護保険料(月額2890円)が2012年度から新市(現在3688円)の基準に統一され、負担増の可能性がある▽辞書や自転車通学用ヘルメットなど卒園卒業、入学の子どもたちへのプレゼントが続く保証はない▽人間ドックの助成対象が35歳から40歳へ――。


 ただ、市によると人間ドックの助成額は、旧町の2分の1に対し新市は3分の2に。旧町で所得制限があった母子家庭や障害者の医療費助成も新市に制限はなく、合併により恩恵を受ける面もある。


 諸制度の変更よりも、大林さんが懸念するのは身内感覚で職員が動いたという旧町時代の住民サービスが続くかどうかだ。今月10日の集会でも、参加者から「安土は地域のコミュニティーが完成されていた。それが合併で壊れるのが怖い」との声があった。


 新市は、合併に不安を抱く旧町民に配慮して「安土町地域自治区」を設置した。期間は10年。区長は新市長が指名する。街づくりや産業・観光振興などを課題に地域協議会をつくり、区長は市長に意見を述べる権限を持つ。


    ■  ■


 「みんなの会」は、会の名称から「急ぐな合併」を外し、「守ろう安土みんなの会」として活動を続けることを決めた。地域自治区にどれだけの権限が委ねられるのか。旧町への財政支援は十分か。地域協議会の人選は公平公正か。それらを見守ってゆく。


 「これからどんな弊害が出るかわからない」と、大林さん。「住民合意のない合併には致命的な欠陥がある」


 新市にとっては、旧町民の不満が高まれば新市から分離独立する「分立(ぶん・りゅう)」運動が起きかねない不安を抱えての船出となった。


     ◇


 市町合併に伴う18日告示、25日投開票の新・近江八幡市長選を前に、新市の抱える課題を2回にわたり報告する。

831チバQ:2010/04/18(日) 13:19:03
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001004170001
新市の選択 近江八幡市長選〈下〉
2010年04月17日


老朽化が進む第2クリーンセンター。移転新築先が見つからず、稼働を続ける=近江八幡市北津田町

【大型事業案 目白押し/問われる財政運営の手腕】


 近江八幡市北津田町のごみ処理施設、第2クリーンセンター。1982年に稼働し、旧近江八幡市域の約7万人のゴミはすべてここに集まる。地元との覚書で使用期限は当初97年3月までだったが、移転新築先が見つからないまま期限の延長を重ね、現在の使用期限は2012年3月。地元自治会のアンケートでは過半数が移転を望んでおり、もう後はない。


 事業費は80億円前後と見込まれる。市は09年1月、浅小井町に新施設を建設する方針を打ち出した。しかし、その後の地質調査で「地盤が極めて軟弱」との結果が出たために断念。新たな候補地選びに入ったが、今も未定のままだ。


 同センターは、県内では彦根市の施設に次いで2番目に古く、老朽化が進む。加えて処理負担も年々重くなっている。08年度に回収したごみは操業当初のほぼ倍の2万4845トンに上る。「次の施設ができるまで、なんとかこの施設をもたせないといけない」と、岡田安(やすし)センター長は言う。


    ■  ■


 計画中の大規模事業は、ほかにもある。


 「平成の大合併」は、合併自治体の交付税措置を優遇する「アメ」を用意して促進してきた。合併関連法に盛られている合併推進債は、借金の4割を国が賄う有利な起債だ。


 1914(大正3)年建設のJR安土駅のバリアフリー化を含めた改修は、単独町政では事業規模が過大なため、合併により実現しようという旧安土町の合併推進派の意向があった。


 乗降客数が1日平均5千人以下で「バリアフリー新法」の補助対象にならないが、合併推進債が利用できれば建設のハードルは格段に下がる。市は合併後、安土駅周辺整備室を立ち上げた。まだ計画は具体化されていないが、改修費用は40億円以内と見込む。


 また、野洲市、竜王町と共同で取り組むJR篠原駅の改修は2014年度中の完成を目指す。駅舎改修のほかに駅前へのアクセス道路などをつけ、市の負担分は約20億円。一昨年来の世界的な経済危機の影響で、事業費の削減策を検討中だ。


    ■  ■


 財政難に苦しむ多くの市町に比べ、市の財務体質は健全だ。合併前の2市町を合わせた一般会計の市債残高は、09年度決算見込みで209億円。これを人口で割った市民1人あたりの借金は約25万5千円で、県内で最も少ない。


 だが、予想される相次ぐハコモノ事業に伴う負担増に耐えられるのか。


 合併前、旧市町の合併協議会が作成した新市基本計画によると、クリーンセンターや駅の改修が12〜13年度に集中するため、両年度の地方債の借り入れは例年の倍近い55億円に膨れあがる。13年度は歳入の18%が地方債で占める。だが、その後は発行を控え、19年度は歳入の6.9%、15億6千万円に抑えるとしている。


 財政課の堤昭憲課長は「市民に負担がかからない方策を見極めたい」と話す。市民に不可欠な施設整備をスムーズに進めることができるか。新市長の財政運営の手腕が問われる。


(この連載は河野隆二、大西英正が担当しました)

832チバQ:2010/04/18(日) 18:54:28
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100418-OYT1T00398.htm
「大阪都」どうなる?…19日に橋下知事が新党
地方行政


大阪都構想を巡り対立を深める橋下知事(右)と平松市長(2月19日、大阪市内で)

 大阪府の橋下徹知事が代表になり、府議や大阪、堺両市議が結集する地域政党「大阪維新の会」が19日、発足する。

 府と大阪市などを再編する「大阪都構想」の実現を掲げ、来春の統一地方選で各議会の過半数獲得を目指す。構想を巡っては、無駄な二重行政が一掃されるという期待の一方、解体される同市などの反発は根強い。また、都制移行後の住民サービスの具体像も不透明で、新党への共感が広がるかは未知数だ。

 ◇一本化 

 橋下知事が都構想を打ち上げたのは1月。大阪市内で開いた同月16日の後援会パーティーでは、「強い大阪をつくるには指揮官は1人でいい」と府市再編による「大阪再生」を訴えた。

 構想では、府域全体を大阪都とし、東京都と23特別区をモデルに、政令市の大阪、堺両市を解体して周辺9市とともに計20の特別区に再編。インフラ整備や大学、病院など、府と大阪市などで重複する行政サービスを都に一本化し、機能強化を図るという。

 背景には、府と同規模の権限や財源を持つ大阪市とがうまく住み分けられず、ベイエリア開発などで競い合う現状への橋下知事のいら立ちがある。

 今月15日夜に橋下知事から構想の説明を受けた原口総務相は、「大きな府県の中に大きな市があり、別々の方向を向いている時に統一的な発展はできない。橋下知事は『ワン大阪』で頑張っている」と評価した。

 ◇格 差 

 橋下知事は1日の記者会見で、「東京23区のサービスを見てほしい。(区によって)中学生までの医療費無料や給食をやっている」とメリットを強調した。

 東京23区では、通常は市町村の収入となる固定資産税など3税の課税権を都が握り、うち55%分を財政力に応じて各区に配分。だが、財源を奪われる区側の不満は大きい。

 大企業の本社が集中しながら、人口減少で配分額が減った千代田区が一時、都から独立する「千代田市」構想を打ち出したこともある。区間の格差も目立ち、ある区の担当者は「都制度は不平等だ」と話す。

 大阪都への移行で特別区に〈格下げ〉される吹田市の担当者は「自主財源が減れば、きめ細かい住民サービスができなくなる」と懸念する。8特別区に分割される大阪市では、区議が現在の市議の3倍に増えるとされ、余計に経費がかかるという可能性もある。

 ◇特別法 

 都制移行は、地方自治法に規定がないため、国が特別法を制定し、住民投票で過半数を得るなど複雑な手続きが必要になる。また、大阪市の平松邦夫市長は「大阪都がすべての問題を解決するように言うのはおかしい」と批判しており、実現への道のりは険しい。

 橋下知事は新党結成を間近に控えた16日、「闘う基盤はとりあえずできた。これからが勝負」と語った。5月の大阪市議補選で候補者を擁立する予定で、論戦が本格化しそうだ。

(2010年4月18日17時24分 読売新聞)

833チバQ:2010/04/18(日) 20:02:14
>>826-827
>>264大前の娘が県議なんですよね
2000年西宮市長選
40768 山田知
40740 大前繁雄
13569 川内一男(共産)
12764 竹内純子
5736 竹林伸幸

2004年西宮市長選
60430 山田知
32748 皿海碩

2008年西宮市長選
47515 山田知
21151 八木米太朗
18651 跡田直澄
13736 藤井隆幸
12395 塚田誠二
6184 野々村竜太郎

834神奈川一区民:2010/04/19(月) 01:12:57
「維新の会」、大阪府議会で単独第2会派に 橋下新党きょう旗揚げ

大阪府議会(定数112)の自民党府議団に所属する議員1人が離団し、橋下徹知事を支持する会派「大阪維新の会」に合流することが18日、関係者の話で分かった。
これで同会派は24人となり、1人減で29人となる自民に次ぐ単独第2会派となる。自民内ではまだ数人が離団を検討しているという。

同会派は1日、22人の第4会派としてスタートしたが、その後民主から1人が参加し、公明(23人)と並ぶ第2会派となっていた。
新党の府市再編構想の周知を目的に、衆院選挙区を単位として、府内19カ所でタウンミーティングを実施する考えがあることも説明した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100419/lcl1004190030000-n1.htm

835名無しさん:2010/04/20(火) 06:33:50
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100420-OHT1T00046.htm
橋下新党発足 目指すは「大阪都」

 大阪府の橋下徹知事(40)が代表を務める“橋下新党”が発足した。大阪府と大阪市を解体・再編し「大阪都」を新設する構想実現のための政治団体「ローカルパーティー『大阪維新の会』」の設立総会が19日、大阪市内で開かれ、橋下代表は参加した府議や大阪、堺両市議ら計30人を前に「東京都と大阪都、この2つで日本を引っ張っていく!」と力強く宣言した。

 橋下代表は「日本丸はおそらく沈む。このまま沈むのを見届けるのは我慢がならない」。「大阪都」実現には府市両議会で過半数の賛成による決議が必要で、来春の統一地方選に向けて早速、候補者の公募を開始した。定数112人の府議会では、橋下代表の構想に賛同する若手らが政治団体と同名の新会派を結成。これまでに24人が参加し、さらに現職が加わる動きがある。

 “橋下新党”は国会議員を擁しない地域政党の位置づけで、夏の参院選に候補者は擁立せず、国政とは一線を画す。

(2010年4月20日06時02分 スポーツ報知)

836名無しさん:2010/04/20(火) 09:17:41
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100420-OYO1T00201.htm?from=main2
「大阪丸から再生を」…「橋下地域政党」大阪都訴え

 大阪府の橋下徹知事を代表に発足した地域政党「大阪維新の会」の設立総会が19日夜、大阪市内のホテルで開かれ、来春の統一地方選で府議会と大阪、堺両市議会での過半数を獲得し、「大阪都」構想の実現を目指す方針を確認した。知事をトップにした地域政党は異例。総会で橋下知事は「日本丸はもう沈むでしょう。だけど、このまま沈むのは我慢ならない。まず大阪丸から作り直していかなければいけない」とあいさつし、大阪再生に取り組むことを強調した。

 発足時のメンバーは、橋下知事に加え、府議24人、大阪市議1人、堺市議5人の計31人。すでに同名の議会内会派が設立されている府議会に続き、大阪、堺両市議会でもこの日、参加メンバーが新会派を作った。

 午後6時からの設立総会では、詰めかけた100人以上の報道陣を前に、橋下知事が「大阪は潜在力は高いが、行政の仕組みがとんでもなく間違っている。アジアに打ち勝つ競争力のある大阪を作るには、大阪全体を仕切るコントロール役を一つに」と大阪都構想を改めて訴えた。その上で、「今日からがいよいよ本当の戦い。府民の力を結集し、大阪を変えるため、前に前に進んでいきましょう」と意気込みを語った。

 同会はこの日、大阪市中央区のビルに政治団体の事務所を設置。今後、府内でタウンミーティングを開き、大阪都構想や関西空港を国際ハブ(拠点)空港とするための大阪(伊丹)空港廃止などへの理解を求める。

 また、5月23日投開票の大阪市議福島区補選(欠員1)に候補者を立てる。統一選に向けた新人候補の公募もスタートさせた。今月22日には、同会を支援する企業関係者らが設立した政治団体「経済人・大阪維新の会」が政治資金パーティーを開く予定だ。

 一方、総会後の記者会見で、橋下知事は、今夏の参院選で首長新党・日本創新党と連携する可能性について「賛同する点は多々あるが、大阪維新の会は大阪のことを考える政党。厳格に線を引いていかないといけない」などと消極的な姿勢を示した。

 大阪都構想に批判的な大阪市の平松邦夫市長は「地域共同体の分割を伴う都制の導入という回り道に多大な労力をかけるのでなく、府県を発展的に吸収した関西州実現に一直線に進むべきだ」とコメントした。
地域政党 地域に密着した政治勢力で、ローカルパーティーとも呼ばれる。実数は不明だが、全国組織を持つ既成政党と一線を画し、教育、福祉、環境問題など身近な政策を掲げているケースが多い。「所属国会議員5人以上」などの要件がある政党助成法上の政党には当たらず、法律上は政治団体となる。

(2010年4月20日 読売新聞)

837名無しさん:2010/04/20(火) 09:58:45
http://www.sankei-kansai.com/2010/04/20/20100420-022999.php
2010年4月20日
なるか「大阪都」構想 橋本新党 行方占う来月補選

 19日設立された地域政党「大阪維新の会」。維新の会の狙いは来春の統一選で、府議会や大阪市議会で過半数を獲得し府市再編を実現することだ。府を「都」に変えるという大掛かりな構想で、その実現のハードルは決して低くない。橋下徹知事は今月�N日の記者会見で「これまでは府政運営という行政の事柄にとどまっていたが、今回の目的は都市改造。まさに政治闘争だ」と強い決意を示した。橋下新党の動向が今後の大阪の浮沈のかぎを握る可能性もある。

 ■都制へのハードル

 大阪維新の会が提唱する「ワン大阪」は、大阪府と大阪市など中心部の市を再編し、行政の効率化を図る目的がある。東京都をモデルに大阪、堺両市や周辺の9市を�T万〜�^万人の特別区に再編し計�T区を設置。区長を公選にする構想だ。

 橋下知事は「東京は中学校まで医療費の負担や給食をやっているところもある」と特別区の利点を強調するが、関係各議会で新党議員が多数を占めてもすぐに都に転身できるわけではない。大阪を都制に移行する場合、国の特別法の制定が必要となるほか、関係する各市で是非を問う住民投票といった複雑な手続きが必要で、大阪都実現にはいくつものハードルがある。

 ■「離党すべきだ」

 橋下新党には国会議員はおらず、民主党や自民党といった政治資金規正法上の「政党」ではなく、大阪を活動拠点とする政治団体に位置づけられる。このため、参加議員の大半は中央政党の党籍を持ったまま新党に加わった。
 自民党大阪府連の横倉廉幸幹事長は「参加議員の多くは自民党籍があるが、もし、参院選で自民党員にもかかわらず他党の候補を応援することがあれば、厳正な処分を考えないといけない」と濇牽制(けんせい)。民主党大阪府連の森本實事務局長も「参加者は統一地方選を優位に戦いたいということだけでは。新党に賭けるのなら、ちゃんと離党すべきだった」と突き放した。

 また、公明党の小笹正博大阪府本部幹事長は「市民生活に根ざした教育や福祉といった政策の内容も分からず『ワン大阪』という理念だけで、公明が維新の会と連携することはありえない」。共産党のある議員も「東京と大阪では税収が違いすぎる。同じスキームでやるには無理がある」と課題を指摘する。

 ■初陣は大阪市議補選

 「補選がターニングポイントになる」。維新の会メンバーのひとりは、5月�W日投開票の大阪市福島区の市議補欠選挙(欠員1)を最重要と位置づける。独自候補を擁立する予定で、新党としての初陣となる。大勝すれば、新党入りを望む議員が増える半面、敗北すればいきなり求心力に疑問符がつく可能性もある。
 新党サイドは水面下で補選の候補者選定を進めているという。これまで知事の側近や弁護士、落語家らの名前が浮上しているが「公募」も検討している。
 一方、橋下知事は参院選に積極的に関与する考えはないとみられ、山田宏東京都杉並区長らがつくる日本創新党とも一線を画すという。ある政党関係者は「維新の会には自民や民主に党籍があるメンバーがいるため、ひとつの党を応援はしにくいのではないか」と分析した。

橋下知事に「殴り返す」 民主党幹部から“圧力”

 橋下徹知事は19日、新党結成について「(民主党幹部から)『殴られたら殴り返す』といわれた」と言及。相手は政権与党の中枢人物で「圧力を受けた」という。

 報道陣から圧力をかけた相手は誰かという質問もあったが、橋下知事は「それを言うと(漫画「ドラえもん」の)のび太になる。『おまえ男やないやろ』と怒られる」と名前は明かさなかった。

 橋下知事は「民主党のなかでもバックアップしてくれる人もいる」として原口一博総務相や仙石由人国家戦略担当相、枝野幸男行政刷新担当相の名を挙げた。一方「そうでない人からは『殴られたから殴り返す』といわれた。しようがないですね」と述べた。

 また、橋下知事は「公務員の職員組合から支持を受けていたら何もできない」と民主党を非難。「政府の地域主権戦略会議のメンバーから外されても仕方がない」とした。

838名無しさん:2010/04/20(火) 13:57:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010042000443
日本創新党と「立場違う」=国政とは一線−橋下大阪知事

 大阪府の橋下徹知事は20日、東京都杉並区の山田宏区長らが結成した「日本創新党」との関係について、「立場が違う」と述べ、応援活動などは行わない考えを示した。府庁内で記者団に語った。
 同知事は、創新党の代表幹事を務める中田宏前横浜市長と同日朝、電話で会談したことを明らかにした。その上で、地域主権の確立など、同党の取り組みの方向性には賛意を示しつつも、自身が代表となって発足させた地域政党「大阪維新の会」が大阪府・市再編を目指している点を強調。参院選での議席獲得を目標とする創新党とは目的が異なると指摘した。 
 また、維新の会が候補者を擁立する予定の5月の大阪市議補選を引き合いに、「大阪府域内に変な誤解が生じると今度の補選で負けてしまう。国政とは一線を画する」と述べた。(2010/04/20-13:40)

841チバQ:2010/04/21(水) 12:15:34
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201004210011.html
橋下新党、大阪市議補選候補者内定 志願の女性会社役員
2010年4月21日
 大阪府と大阪、堺両市の再編を掲げる地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)が、5月23日投開票の大阪市議補選(福島区、被選挙数1)に、市内の女性会社役員(46)を擁立することがわかった。同会が設立後、初めて臨む選挙となる。

 橋下知事は来春の統一地方選で、「府議会と両市議会で過半数の獲得」を目標に掲げる。だが大阪市議会では府市再編に反発が強く、市議の参加は今のところ1人。補選は知事の「大阪都」構想が、市議会に支持を広げるかどうかの試金石ともなりそうだ。

 関係者によると、女性は親族が経営する会社に勤め、政治経験はない。知事の構想に賛同し、同会側に立候補の意思を伝えてきたという。

 市議補選には今のところ、民主、共産両党が新顔を擁立する方針。自民党の立候補予定者は決まっていない。(池尻和生)

842湖国の雄 ◆sOg2M2HYaA:2010/04/21(水) 15:34:24
近江八幡市長選挙 中盤 情勢

深井  事務所内の雰囲気がもうひとつ、アンチ富士谷の集合体では
    誰が仕切るのだろうかもうひとつ伸びないと、安土に浸透しなくては

富士谷 安土の市街地、市内北部はまぁまぁの感触 篠原方面で挽回を
    勢いはないものの 潜ってる恐怖感は 選挙巧者の証か?

残り6ハロン 3角立ち上がりでの勝負か? 深井の騎手はほぼデビュー戦
ペース配分を誤ったか? 富士谷の騎手は仕掛けどころを知っているはず
このままなら ゴールは鼻差で決まるだろう

843チバQ:2010/04/22(木) 12:16:02
http://www.sankei-kansai.com/2010/04/22/20100422-023085.php
2010年4月22日

橋下新党議員ジレンマ 自民候補も出馬なら... 大阪市議補選
 5月23日投開票の大阪市議補選福島区選挙区(欠員1)で、自民市議の長男で秘書の太田晶也氏(38)が出馬に意欲を示していることが21日、分かった。自民党府連に公認を求める方針。しかし自民の公認候補が立候補すると、戸惑うのは橋下徹・大阪府知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」に加わった自民党籍の議員たち。維新は独自候補を擁立を決めているが、自民府連幹部の中には「反党行為をした場合は除名もある」という厳しい意見もあり、関係者からは「究極の選択になる」との声があがっている。

 晶也氏は同選挙区選出の太田勝義市議の長男。選挙区定数は2で、当選すれば親子での議席独占となるため世襲批判も想定されるが、晶也氏は「地元出身者として福島区の将来を考えていきたいと思っている。父の後援会の賛同を得たうえで出馬したい」と話しており、自民支部内で調整がつけば、来週にも府連に公認申請をするという。

 市議補選では、維新が会社役員の広田和美氏(46)を擁立する方針で、地域政党の“初陣”としての注目されている。

 維新にはこれまで30人の地方議員が加わっているが、ほとんどが自民出身で党籍を残したまま。自民党籍を持つ維新府議の一人は「過去の選挙では公認候補以外を応援して処分されなかった人もいる。仮に処分を考えているのなら釈然としない」と話す一方、別の府議は「できれば自民の公認候補を落とす選挙にはかかわりたくはない」と打ち明けた。

 補選にはこのほか、民主の国本政雄氏(33)と共産の山田みのり氏(33)の2人が立候補を表明している。



(2010年4月22日 09:02)

844チバQ:2010/04/22(木) 23:32:46
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20100421ddlk28010341000c.html
合併2期目の課題:加東市長選25日投開票/上 統合庁舎の移転新築案 /兵庫
 ◇旧3町ごとの分庁舎1カ所に−−困惑する住民の姿も
 社・滝野・東条の旧3町合併(06年3月)から4年が経過した加東市。旧3町役場を利用した「分庁舎方式」から「統合庁舎方式」への移行や、旧町間で格差があった都市計画税の公平化などを計画している。いずれも「全市一体化」を目指すものだが、市民生活に与える影響は大きい。「合併2期目」を迎えた市政のかじ取り役を選ぶ市長選投票日(25日)を前に、市の現状を探った。

 「あすは我が身だよ」

 冷たい春に柔らかな日差しがさした今月半ば、加東市東部、東条湖の西約1・5キロにある別荘地・湖翠苑(こすいえん)地区で数人の住民が立ち話をしていた。

 湖翠苑地区の定住世帯は約60。住人の高齢化が進んでいるが、地区には電車やバスなどの公共交通機関が整備されていない。最も近い分庁舎・東条庁舎まで直線距離で約3キロ。車を運転できないお年寄りが住民票や福祉関係書類を発行してもらう場合、片道1時間かけてバス停まで歩くしかないケースもある。

 市庁舎が統合されれば、東条庁舎の窓口機能はなくなってしまう可能性がある。仮に社地区に統合庁舎が建てられると、今でも遠い庁舎窓口が、さらに遠くなる。市庁舎統合案に困惑するお年寄りの姿を見るにつけ、まだ元気な住民の不安も募る。最近は住人が数人集まれば「あしたの不安」が口をつくようになった。

    ◇

 市は行財政の効率化の観点から、旧3町ごとに設けている分庁舎を1カ所にまとめる「統合庁舎方式」を検討している。

 昨年11月、市民や大学教授らによる庁舎の検討委員会は、社庁舎そばの県有地=加東市山国=での統合庁舎新築案を市に提言した。提言の中で、東条庁舎は「地域の市民・防災拠点または更地利用」、滝野庁舎は「北播磨の広域消防本部を中心とした活用」、社庁舎は「周辺に残る施設の機能と融合した活用」と記された。今のところ、社庁舎の増改築案も議論の俎上(そじょう)に載っているが、いずれにせよ庁舎機能は社地区に集約されるとみられる。

 通常の予算編成日程から逆算すると、年末までに新築か社庁舎の増改築かを決めなければ、国が7割を補てんする「合併特例債」の期限内活用(15年度いっぱい)が困難になる。市企画部は「方針決定は遅くても来年3月が限界」と気をもんでいる。

    ◇

 庁舎統合によって市民の窓口利用に不便が生じる可能性があることから、検討委員会は提言の中で「現存庁舎(分庁舎)の有効利用については、統合と同時に検討すべきものだ」と指摘し、市に配慮を求めた。しかし、市は現段階で3分庁舎の利用方法を提示していない。窓口サービスがどうなるかは不透明なままだ。

 ある市議は「市民の間で庁舎統合への理解は進んでいるが、一方で『市民サービスはどうなるのだろう』との不安も、また根強い」と語る。まちづくり拠点となる市庁舎のあり方は市長任期の4年間に限らず、市域全体の市民の未来にかかわる重みを持っている。【浜本年弘】

〔播磨・姫路版〕

845チバQ:2010/04/22(木) 23:33:24
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20100422ddlk28010402000c.html
合併2期目の課題:加東市長選25日投開票/下 都市計画税に戸惑い /兵庫
 ◇市街化区域、相当するか疑問の声も−−東条地区の住民
 加東市の中央部を東西に貫く中国自動車道の「ひょうご東条」インターチェンジを降りると、目の前にニュータウンが広がる。「職・住の複合機能都市」を標ぼうする「ひょうご東条ニュータウンインターパーク」(加東市南山)だ。

 この158ヘクタールに及ぶ東条地区の新都市が今、揺れている。市がパークや市東条庁舎付近の一部区域などを対象に、地方税「都市計画税」を課そうと計画しているのだ。パークに住んで5年以上になる60代の男性は「課税の話は最近聞いたばかり。(課税されても)仕方がないのだろうが……」と戸惑いを隠さない。

    ◇

 都市計画税は、都市計画区域のうち、主に市街化区域内にある土地・建物の所有者に課税するもの。全国の市町村が導入し、都市計画事業費や土地区画整理事業費の原資としている。

 加東市も例外ではない。既に社・滝野の旧2町では、該当地域に都市計画税を課税している。ところが、旧東条町だけは課税されてこなかった。加東市には06年3月の3町合併前に作られた2種類の都市計画があり、旧東条町を対象とする「東条都市計画」には市街化区域が設けられていないのだ。このため、旧社・滝野町の住民を中心に「『税負担の公平性』のルールから外れている」との声が上がっていた。

 この問題は合併前の「合併協議会」時代から早くも問題視されていたが、市は他の懸案事項への対応に追われて解決を先送りしてきた。08年度に入り、市はようやく問題解決に向けて行動を開始。(1)課税が可能となる「市街化区域に準じる区域」を東条地区に設定(2)税率は現在の0・3%から1割程度下げる(3)新税率は社・滝野地区の旧2町にも適用する−−などの方針を今年の3月定例市議会で明らかにした。市は関連条例の今年度内の改正を目指している。

 市によると、社・滝野地区の08年度の都市計画税収入は約2億9000万円(課税対象5108件)。東条地区の新たな課税対象は約1050件あり、税率を下げても税収水準を維持できると見込んでいる。

    ◇

 市長選の告示直後、パークで物件仲介を行っている不動産業の男性は「課税の話はまったく知らなかった」と語った。

 市は現段階で課税の検討を始めた事実をパークの住民に直接説明していない。住民の中には、市長選が近付いて合併に伴う課題が改めて注目されるようになったことで、初めて知ったという人も多い。パークの企業誘致関係者は「課税が(パークの将来に)どう影響するかは分からない。ただ、ここが本当に市街化区域に相当するような都市部なのだろうか」と首をひねる。

 市長選後、市は課税に向けた動きをさらに加速させる。一方で、新たな課税や説明不足に不満を持つ住民も少なからず存在する。新市長には「説明責任」を果たすことが求められる。【浜本年弘】

〔播磨・姫路版〕

846チバQ:2010/04/24(土) 10:22:29
http://www.sankei-kansai.com/2010/04/20/20100420-022999.php
2010年4月20日

なるか「大阪都」構想 橋本新党 行方占う来月補選
 19日設立された地域政党「大阪維新の会」。維新の会の狙いは来春の統一選で、府議会や大阪市議会で過半数を獲得し府市再編を実現することだ。府を「都」に変えるという大掛かりな構想で、その実現のハードルは決して低くない。橋下徹知事は今月14日の記者会見で「これまでは府政運営という行政の事柄にとどまっていたが、今回の目的は都市改造。まさに政治闘争だ」と強い決意を示した。橋下新党の動向が今後の大阪の浮沈のかぎを握る可能性もある。

 ■高いハードル

 大阪維新の会が提唱する「ワン大阪」は、大阪府と大阪市など中心部の市を再編し、行政の効率化を図る目的がある。東京都をモデルに大阪、堺両市や周辺の9市を20万〜30万人の特別区に再編し20区を設置。区長を公選にする構想だ。

 橋下知事は「東京は中学校まで医療費の負担や給食をやっているところもある」と特別区の利点を強調するが、関係各議会で新党議員が多数を占めてもすぐに都に転身できるわけではない。大阪を都制に移行する場合、国の特別法の制定が必要となるほか、関係する各市で是非を問う住民投票といった複雑な手続きが必要で、大阪都実現にはいくつものハードルがある。

 ■2つの党籍

 橋下新党には国会議員はおらず、民主党や自民党といった政治資金規正法上の「政党」ではなく、大阪を活動拠点とする政治団体に位置づけられる。このため、参加議員の大半は中央政党の党籍を持ったまま新党に加わった。

 自民党大阪府連の横倉廉幸幹事長は「参加議員の多くは自民党籍があるが、もし、参院選で自民党員にもかかわらず他党の候補を応援することがあれば、厳正な処分を考えないといけない」と牽制(けんせい)。民主党大阪府連の森本實事務局長も「参加者は統一地方選を優位に戦いたいということだけでは。新党に賭けるのなら、ちゃんと離党すべきだった」と突き放した。

 また、公明党の小笹正博大阪府本部幹事長は「市民生活に根ざした教育や福祉といった政策の内容も分からず『ワン大阪』という理念だけで、公明が維新の会と連携することはありえない」。共産党のある議員も「東京と大阪では税収が違いすぎる。同じスキームでやるには無理がある」と課題を指摘する。

 ■参院選と一線

 「補選がターニングポイントになる」。維新の会メンバーのひとりは、5月23日投開票の大阪市福島区の市議補欠選挙(欠員1)を最重要と位置づける。独自候補を擁立する予定で、新党としての初陣となる。大勝すれば、新党入りを望む議員が増える半面、敗北すればいきなり求心力に疑問符がつく可能性もある。

 新党サイドは水面下で補選の候補者選定を進めているという。これまで知事の側近や弁護士、落語家らの名前が浮上しているが「公募」も検討している。

 一方、橋下知事は参院選に積極的に関与する考えはないとみられ、山田宏東京都杉並区長らがつくる日本創新党とも一線を画すという。ある政党関係者は「維新の会には自民や民主に党籍があるメンバーがいるため、ひとつの党を応援はしにくいのではないか」と分析した。

847チバQ:2010/04/24(土) 10:23:06
橋下知事に「殴り返す」 民主党幹部から“圧力”

 橋下徹知事は19日、新党結成について「(民主党幹部から)『殴られたら殴り返す』といわれた」と言及。相手は政権与党の中枢人物で「圧力を受けた」という。

 報道陣から圧力をかけた相手は誰かという質問もあったが、橋下知事は「それを言うと(漫画「ドラえもん」の)のび太になる。『おまえ男やないやろ』と怒られる」と名前は明かさなかった。

 橋下知事は「民主党のなかでもバックアップしてくれる人もいる」として原口一博総務相や仙石由人国家戦略担当相、枝野幸男行政刷新担当相の名を挙げた。一方「そうでない人からは『殴られたから殴り返す』といわれた。しようがないですね」と述べた。

 また、橋下知事は「公務員の職員組合から支持を受けていたら何もできない」と民主党を非難。「政府の地域主権戦略会議のメンバーから外されても仕方がない」とした。

 平松邦夫・大阪市長の話 「橋下知事は歴史的に一体的に発展し、既に成熟している地域共同体の分割を伴う都制の導入という回り道に多大な労力をかけるのではなく、当初の信念に基づき、府県を発展的に吸収した関西州実現に一直線に進むべきだ」

 竹山修身・堺市長の話 「基本的な方向性は地域主権を推進し効率のよい地方政府を確立する私の考えと同じ。関西州や『一つの強い大阪』を作る過程で、南大阪地域が社会的、経済的再生を果たすためにも私が提唱する『堺都市州』の構想も有効ではないか」

【写真説明】発足式を終え、報道陣の質問に答える橋下徹知事と、「大阪維新の会」幹事長の松井一郎府議(左)=大阪市北区(大塚聡彦撮影)

(2010年4月20日 09:38)


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