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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

814チバQ:2010/04/11(日) 22:16:01
http://www.kyoto-np.co.jp/info/seiji/2010fu_chiji/100403c.html
ルポ 京都市で
政権交代 双方に波及

個人演説会で国会議員らを背に支持を訴える候補者(2日午後9時、京都市伏見区・深草小)
 「政策を実現するには政治のパワーが要る。私には皆さんがついている」。2日夜、京都市東山区で開かれた無所属現職、山田啓二(56)の個人演説会。山田は応援に駆けつけた自民党の府市議や国会議員を持ち上げた。
 山田の前に演説した自民党参院議員の西田昌司は歴代知事の名前を挙げ「知事をつくってきたのは自民党。知事選は、来るべき参院選と統一地方選を勝ち抜く一里塚だ」と強調。返す刀で「民主党は借金頼みのばらまき政策をやっている」と政権与党を切り捨てた。
 直後に伏見区であった山田の演説会は民主党主催。山田が同じセリフで持ち上げた衆院議員で内閣府政務官の泉健太は「今は前の(自民党)政権の後片づけをしている。モデルチェンジには時間が必要」と聴衆に訴え、支持率が低落している鳩山政権に理解を求めた。
 山田は過去2度の選挙で支えてくれた自民、民主、公明の府議会与党会派の政党に、今回は推薦を求めなかった。昨秋の政権交代で与党となった民主党の「相乗り禁止」方針への配慮からだ。山田の街頭活動に国会議員の立ち会いを禁じるなど過去にない選挙体制に、夏の参院選へ存在感を示したい各党の思惑が絡み、知事与党の足並みは乱れがちだ。
 別の日の山田演説会で西田は「民主党は参院選での議席独占を狙って知事選を利用しようとしている」と、民主党を支援する連合京都が仕切る山田選対の体制を批判した。そうした厳しい空気を受け、山田は演説会を開いた自民党議員らの前で「各議員にはご迷惑をおかけした。支援いただけるという信頼に甘えさせていただいた」とわびるなど配慮をみせた。
 「政党推薦がなく、選挙体制の調整に手間取って出遅れ、事前運動はほとんどできなかった。これから盛り返す」と選対事務長の細田一三。従来通り活動できない国会議員に代わる山田選対の頼みの綱は、府とのパイプが必要な市町村長や、来春に統一地方選を控えた個々の地方議員だ。「知事選は自分を売り込む場でもある。結果は自らの選挙に跳ね返る」(自民党府議)と、街宣や演説会で山田とともに存在感をアピールする。
 同じ2日、無所属新人の門祐輔(54)は右京区で開いた個人演説会で「政党支持の枠を超えて支援を」と声を張り上げた。北区の福祉施設で働く男性職員も登壇し、「門さんの政策は現場目線。ともに府政転換を目指そう」と呼びかけた。
 門の選挙母体「民主府政の会」は共産党が主力だが、個人演説会では医師や弁護士など政党関係者以外の弁士が目立つ。
 参院選、統一地方選に向けて党勢を拡大したいのは、共産党も他党と同じだ。だが同党の地方議員が街頭演説に立つ場面は少なく、党公認の参院選予定候補の露出も控えめだ。選対幹部は「共産党だけが選挙をやっているという印象は避けたい」と打ち明ける。
 2004年の参院選以降、共産党の府内比例票は18〜19万票台で伸び悩む。前回50万票超を獲得した山田をしのぐには「政権交代を遂げた民意」の支持が不可欠だ。
 門選対は「投票率が下がれば無党派層を取り込めない」(事務長の久米弘子)とみて、会に参加する労組や商工団体などに電話、街頭行動の強化を号令。前回記録した過去最低の投票率(38・44%)を跳ね上げる構えだ。
 投票日まであと8日。政党の思惑も力に変えて、両候補の攻防は終盤戦へなだれ込む。

【2010年4月3日掲載】


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