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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

648とはずがたり:2009/12/06(日) 00:22:05

市議会3会派が批判
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000912030002
2009年12月03日

 ◆奈良市の事業仕分け

 奈良市議会で2日、民主をのぞく4会派から、仲川元庸市長が導入した「事業仕分け」への批判が相次いだ。ただ、国の事業仕分けに対する国民の強い支持があるだけに、歯切れは悪い。(大久保直樹)

 「国の事業仕分けはいい。しかし……」(政翔会・浅川仁幹事長)。

 2日の代表質問。5会派すべてが、「事業仕分け」について「無駄遣いを見直すうえで効果がある」などとまずはおおむねの賛意を示した。しかし、保守系2会派と公明、共産の4会派は、仕分けの進め方に批判を展開。「仕分け人は地域の実情を知らない」「判断基準が不透明だ」「30分で結論を出すことを、市長はどう受け止めるのか」と詰め寄った。

 ただ、批判のトーンは弱い。その事情をある保守系議員は「仕分けを評価する議員は多いが、事業によっては選挙のしがらみがある議員もいる。ただ、国の事業仕分けがあれだけ国民の支持を集めている中で、誰も正面きって反対できない」と説明した。

 市は、来年度以降も仕分けを続ける方針で、仲川市長は「今回の取り組みを検証し、よりよい議論ができるよう改善したい」と語っている。

 また同日、仲川市長は現在定数1の副市長職について、2人体制にする方針を明らかにした。

649チバQ:2009/12/08(火) 21:22:48
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/091208/wlf0912081130000-n1.htm
【風(8)老老介護】市長でも「仕事を辞めるしかない」現状 (1/2ページ)
2009.12.8 11:25

 「今でも、判断は間違いじゃないと思いますよ」

 「市長の代わりはいても、夫の代わりはおりまへん」と言い残して平成11年、認知症の妻の介護のために大阪府高槻市長を辞めた江村利雄さん(85)は、こう振り返る。

 妻の登美子さん(18年、82歳で死去)は10年春に骨折して入院して以降、認知症の症状が現れ始めた。当時、医師から「夫婦で会話することで症状の進行を止められるかも」と聞かされ、介護に専念することを決意。11年4月に任期を1年残して辞職した。

 「じっと顔を見て、目線を合わせて会話することを心がけた。すると1年半近くでぼけが出なくなり、普通の会話ができるようになった」

 自らの介護がいい影響を与えられたと実感したが、それには妻と長い時間を過ごすことが必要だった。江村さんの場合、親から受け継いだ資産があったほか、長男夫妻と孫2人が同居してくれた。仕事を辞めても持ちこたえられる恵まれた環境だったともいえる。

 総務省の就業構造基本調査(19年実施)によると、18年10月〜19年9月の1年間に、家族の介護や看護を理由に離職・転職した人は全国で約14万4800人。4年前の約1・5倍に増えていた。親が高齢化している55〜59歳がもっとも多く、60歳以上も計3万4400人いた。

 ただ、「市長を辞めて正解」という江村さんも、「本当は仕事を辞めないで乗り切れるのが一番」と話す。「介護だけの生活になると精神的にまいり、暴力をふるったりする“介護地獄”に陥る。何より、介護保険の利用などで金がかかるのに収入がなくなってしまう」というのが理由だ。

 江村さん自身、当初は介護保険の上限額を超えるサービスを利用したが、最初の支払いが100万円を超えてしまい、家族で介護する時間を増やしたという。

 「要介護者の精神的ケアは家族が担う面が大きく、現状では、仕事を辞めるしかないかもしれない。でも、例えば行政主導で地域の高齢者が集まるコミュニティーを作れば、要介護者も心の癒やしを得られる。大金をかけずにできる介護施策はあるはずだ」

      (真)

650チバQ:2009/12/08(火) 21:32:08
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20091207ddlk25010255000c.html
自民党県連:“沈没船”かじ取り空席3カ月 会長に上野氏内定 /滋賀
 8月30日の衆院選で全4選挙区の議席を失った自民党県連は6日、責任を取り辞任した宇野治県連会長の後任に前衆院議員の上野賢一郎氏(44)を内定した。大津市内であった3回目の会長選考委員会後に取材に応じた上野氏は「前向きに考えたい。荒波に身をなげうつ覚悟だ」と述べた。来夏に知事選と参院選を控え、重責を担う会長選任を巡っては前衆院議員や県議らが押し問答を繰り返していた。3カ月の迷走を経て、滋賀の自民党はようやく「再出発」のスタートラインに立つ。【安部拓輝、稲生陽】

 ◇「荒波に身をなげうつ覚悟」 ベテラン不在、迷走に拍車
 選考委員会は非公開で10月から2度開かれた。1区の上野氏と2区の藤井勇治・前衆院議員(59)が互いに譲り合い、今月1日には4支部長で河本英典・元参院議員(61)を訪ね会長就任を打診したが、「(県連は)沈んだボロ船。どうするかは君たちの仕事だ」と固辞された。

 6日の選考委員会には県議や党総支部の役員ら9人が出席。欠席の藤井氏からは改めて固辞の意向が伝言され、知事選や参院選に挙党一致で臨むことなどを条件に上野氏が引き受けることになった。

 11日には谷垣禎一総裁が来県する予定で、早急に総務会を開き正式に就任する見通しだ。

 総選挙で自民党議員が全滅したのは全国で滋賀、山梨、岩手の3県だけで、いずれも会長が辞任した。山梨は堀内光雄・元党総務会長が、民主党の小沢一郎幹事長の地元の岩手では麻生太郎前首相の義弟でもある鈴木俊一・元環境相が就任。いずれも政界の重鎮で、混乱はなかったという。「滋賀県連の迷走はベテラン議員の不在も要因」(県連幹部)との見方もある。

 過去に県議が会長を務めた時代もあったが、自民党会派は総選挙後に分裂。幹事長ら党三役の辞表も宙に浮いたままだ。再来年には統一地方選も迫る中、ある県議は「このままでは自分の選挙が危ない」と話す。

 県連は10月に発足した再生委員会の提言を近くまとめ、党の再建に着手する。上野氏は「壊滅的な現状を立て直すには時間がかかると思うが、自民党を滋賀から変えていける可能性はある。できることから取り組みたい」と話している。

651チバQ:2009/12/09(水) 21:45:43
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009120800191&genre=A2&area=S00
「近江県」はどう?
県会で変更提案、知事「県名に誇り…」
 県名変更を議論してはどうか−。滋賀県議会一般質問で8日、滋賀ブランドの向上策として、県名を現在の「滋賀県」から旧国名にちなんだ「近江県」に変えることが提案された。県名変更の話題性で、全国的に注目を集められるとしている。

 提案した木沢成人県議(無所属)は、滋賀県が地味な印象だと指摘。地域間競争が激しいなか、「近江」には琵琶湖の意味があるうえ、県名変更の是非自体だけでも県内外に衝撃を与えられると主張した。これに対して嘉田由紀子知事は「県民のアイデンティティーを見つめ直す良いきっかけと思う」と答え、議論自体は歓迎した。

 ただ、実現には法律制定などハードルが高いことを指摘、「まずは県民が滋賀という県名に誇りと愛着を持つことが大切ではないか」と、県名変更についてはやんわりと否定した。

 県の県政史料室によると、1872(明治5)年1月に当時の大津県が滋賀県と改称したのが今の県名の始まりで、同年9月に犬上両県と統合してほぼ今の県域になったという。

652チバQ:2009/12/09(水) 21:47:17
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200912090077.html
平松市長が副市長人事案を見送り 民間人構想に自公反発2009年12月9日

 大阪市の平松邦夫市長は9日、関西経済連合会理事の田辺貞夫氏(57)を副市長に起用する人事案について、開会中の市議会定例会への提案を見送る方針を決めた。野党の自民・公明両党が反対しており、提案しても不同意になる公算が大きいため、田辺氏を推薦した財界との関係を考慮した。今後、時期を改めて提案するかどうか、関係者の意向も踏まえて検討する。

 市長は同日午後の記者会見で、自公両党の姿勢について「説明する機会すら与えてもらえなかった。結論ありきの議会の対応は理解に苦しむ」と批判。「今後、協議のテーブルについてもらえるよう(反対する)各会派に要請したい」と話した。

 平松市長は今月16日で任期満了を迎える柏木孝副市長の後任の人選を、大阪商工会議所の野村明雄会頭らに依頼。推薦された田辺氏を自ら説得して内諾を得たことを、11月に記者団に公表していた。

 これに対して、自公両党は「田辺氏がどういう人物かわからない」などと反発。人事案が提案されても反対すべきだとの意見が大勢を占めた。市長は、提案して不同意とされるよりは、提案自体を見送る方が、財界との関係に影響が小さいと判断した。

 民主党の推薦で当選し今月で就任2年となる市長は、新たな副市長に民間人をあてることにこだわった。だが議会では人事案の審議にさえ入れない事態となり、少数与党の厳しさが改めて示された。

 当面は、副市長が1人欠けた2人体制で来年度予算案の編成などにあたる。

653とはずがたり:2009/12/09(水) 22:11:32
>>651
木沢も民主や対話の会を敵に回して目立とうと四苦八苦ですな。
こういう裏切り者はなんとか藻屑みたいに琵琶湖の底に沈めてやりたいものである。

654チバQ:2009/12/10(木) 12:13:32
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200912100020.html
平松市長、自公一触即発 議会改革にも言及 副市長問題(1/2ページ)
2009年12月10日
 大阪市の平松邦夫市長が目指す民間人の副市長起用は9日、市議会の自民、公明両会派の反発を受け、人事案の提案見送りに追い込まれた。民主党推薦で当選して2年。野党の自公とも与党同様に「等距離外交」を貫いてきた市長だが、この日は「理由を市民に説明してほしい」と批判。議会改革に言及するなど「宣戦布告」とも取れる発言に、自公側も反発を強めている。(島脇健史、斎藤利江子)

    ◇

 「一番納得でけへんのは、門をたたいても開けていただけなかったこと」

 9日の記者会見で、平松市長は目を赤く腫らしながら「聞く耳持たずに結論を出した理由を(自公に)説明してもらう責任がある」と述べた。さらに「開かれた議会を市長としてきっちり求めていかないといけない」と、議会改革にも言及した。

 市議会では定数89(欠員1)のうち、与党の民主は20人にとどまり、野党の自民(32人)、公明(20人)両会派が主導権を握る。市長はこれまで両党との関係に気を使ってきただけに、今回の事態には憤りを隠さない。議会改革にまで触れたのは、再来年春の市議選をにらんで、自公の中でも反平松色の濃い市議との対決姿勢を鮮明にする「のろし」とも見られる。

 平松市長が民間人の副市長起用に動いたのは9月。関西経済連合会理事の田辺貞夫氏(57)に絞り込んだのは、市職員の不祥事などが相次いだため、ダイキン工業で人事部長を務めた田辺氏の人事管理の手腕に期待したからだ。

 一部の側近と内密に進めた人事だが、11月に報道が先行する形で表面化した。態度を硬化させた自公は、市長が提案する前から反発。「田辺氏は出身企業の取締役を務めた経験もない。大阪市の副市長とは格が違う」(自民市議)といった異論まで飛び出した。市長周辺と自公の腹の探り合いが続いたが、人事案が不同意になる公算が大きいとみて市長は提案を見送った。


 市長の会見での発言に、自民の高野伸生幹事長は「心外だ。言いたいことがあるなら議会に提案すればよかった」。公明の石原信幸幹事長も「市長から会いたいというノックさえなかった」と、それぞれ反論した。ある公明市議は「今後、敬老パスの有料化案など市長が力を入れる案件の通過は厳しいのでは」と、早くも牽制(けん・せい)する。

 民主党推薦で当選した政令指定都市の市長でも、北九州市の北橋健治市長は、少数与党ながら自公と良好な関係を保ち、就任以来3度の副市長人事案で同意を得てきた。一方、名古屋市の河村たかし市長は、定数半減をうたう議会改革の条例案を出すなど対決姿勢を鮮明にしており、10月には教育委員の人事案件で同意を得られなかった。

    ◇

【大阪市の副市長人事をめぐる動き】

9月19日 平松市長が柏木孝副市長に、任期満了後は再任しないと通告

  下旬 市長が大阪商工会議所の野村明雄会頭に候補者の人選を依頼

11月13日 田辺氏に市長が会って就任要請

  20日 市長が田辺氏の起用方針を記者団に公表。自公民3会派にも通告

12月3日 市長と自民幹部の面会がいったん設定されたが、取りやめ

  8日 自民の会合で反対論が大勢に

  9日 市長が人事案の提案見送りを表明

655チバQ:2009/12/10(木) 20:44:54
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20091210-OHT1T00226.htm
大阪府貝塚市長選立候補予定者が無免許運転
 来年1月17日に告示される大阪府貝塚市長選に立候補を予定している同市の元副市長の男性(56)が9日、無免許で車を運転し、道交法違反容疑で摘発されていたことが10日、府警貝塚署への取材で分かった。

 貝塚署によると、元副市長は9日午前、貝塚市内で検問中の警察官から運転免許証の提示を求められ、免許停止処分中だったことが判明。交通違反切符を切られた。

 貝塚市長選は、現職最多の10期40年を務めた現市長が今期限りの引退を表明。来年1月の市長選には、2人の元副市長が立候補することを明らかにしている。

(2009年12月10日19時57分 スポーツ報知)

656チバQ:2009/12/10(木) 20:45:46
http://www.asahi.com/national/update/1210/OSK200912100068.html
市長選出馬予定の元副市長、無免許運転容疑で検挙
2009年12月10日16時51分
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 来月17日に告示される大阪府貝塚市長選に立候補を予定している同市の元副市長、山中義仁氏(56)が、道路交通法違反(無免許運転)の疑いで大阪府警貝塚署に検挙されていたことがわかった。

 山中氏によると、9日午前、貝塚市内で乗用車を無免許で運転していたところ、検問中の警察官から免許証の提示を求められて発覚した。山中氏は先月、スピード違反で4カ月の免許停止処分を受けていたという。山中氏は朝日新聞の取材に対し、「ちょっと近所に出かけるだけという気持ちで乗ってしまった。大変なことをしてしまい、申し訳ない」と話している。

 同市長選をめぐっては、現職市長で最多選の10期40年を務めた吉道勇市長(82)が今期限りでの引退を決めている。山中氏は今年6月に副市長を辞職し、10月に立候補する意思を表明。同じく副市長だった藤原龍男氏(57)も立候補を表明しており、吉道市政を支えた元副市長2人が争う見通しとなっている。

657チバQ:2009/12/10(木) 20:49:41
http://www.nara-np.co.jp/20091210104538.html
市長野党派を選出 - 大谷氏に9票【五條市会】
2009年12月10日 奈良新聞

 五條市議会の12月定例会は9日再開し、南和広域連合の議会議員選挙で、大谷龍雄氏(共産、無会派)を選出、また吉野晴夫市長が市政の報告と議案説明をした。

 同連合議会議員選挙は、大谷氏9票、山田澄雄氏(無所属、無会派)6票という結果だった。これまでの議会でたびたび吉野市政を追及してきた大谷氏には、市長野党の会派「改革21」と「未来21」(各4人)が投票。一方、親市長の立場を取る山田氏には与党の「清志会」(4人)と山口耕司氏(公明)が投票した。

 山口氏は「共産党には投票できない」とするが、「清志会」は山口、山田両氏と歩調を合わせていきたい意向があり、1年後の役員選までの議会運営は、投票結果通りの構図で進むとの見方が…

658チバQ:2009/12/10(木) 20:51:36
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/091210/20091210020.html
5市町が“名乗り” 大阪版特例市構想
2009年12月10日
 大阪発の地域主権実現のため府が打ち出した「大阪版特例市構想」で、池田、箕面、豊能、能勢の2市2町と阪南市は9日までに、府の事務を可能な分野から受ける方向で検討する方針を固めた。同構想は、本来なら中核市の要件を満たさないと受けられない事務(保健所除く)も対象に移譲しワンランク上の特例市を目指すことで、将来の道州制をにらんだ地域主権の礎を築く。北摂地域2市2町は広域連携を視野に体制整備を図る。

 府は今年7月にまとめた「特例市並みの権限移譲に向けた基本的な考え方」で、事務内容に応じた移譲時期や人的、財政支援などを盛り込んだ実施計画のたたき台を41市町村(政令市除く)に提示。

 対象事務は、NPO法人の設立認証▽保育所・児童福祉施設の認可▽市街化区域開発許可▽身体障害者手帳交付▽騒音規制−など計102事務。権限移譲期間は2010年度〜12年度の3年間とした。

 8日夜に府公館で5市町の首長と橋下徹知事の意見交換があり、倉田薫・池田市長は権限と財源の一体移譲を前提に「大阪版分権改革の先兵として頑張る」と強調。倉田哲郎・箕面市長は「府がスリム化の覚悟をもっと示せばビジョンを共有できる」と府側に注文を付けた。

 一方、福山敏博・阪南市長は10〜11年度に69事務を受ける方針で、新年度に組織改革する考えを説明。「専門性の高い分野は技術的、人的支援をお願いしたい」と要請した。

 橋下知事は「地域主権を先導的に引っ張ってもらうのはありがたい。財政的にもサポートする」と述べた。

659とはずがたり:2009/12/13(日) 03:14:11
>>657
すげえ。
でも南和広域連合の議会議員ってどんな役職なんざんしょ?
広域連合って地方議員が間接選挙で議員選ぶんですかね?

660片言丸:2009/12/13(日) 16:16:04
>>659
特別地方公共団体です。
直接選挙または間接選挙ですが,間接選挙が多そうですね。
国や都道府県から権限を委譲されて事務をおこないます。

後期高齢者医療制度のとき,事務にこの制度が利用されていると
ちょっと話題になった気もします。

http://www.soumu.go.jp/kouiki/kouiki1.html

661とはずがたり:2009/12/15(火) 00:22:27
>>660
解説感謝です。
調べてみました。一部事務組合みたいなのも特別地方公共団体でしかも議員みたいなの選ぶんですねぇ。

662チバQ:2009/12/15(火) 12:27:00
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000912150004
前衆院議員・藤井氏出馬検討/新長浜市長選
2009年12月15日


【川島氏と対決か】 


 来年2月14日に投開票される長浜市長選に、自民党の藤井勇治前衆院議員(59)が無所属での立候補を検討していることがわかった。長浜市は来年1月1日に湖北地域の6町を編入合併し、新・長浜市としてスタートする。合併を進めてきた川島信也市長(73)が再選を目指す考えを表明しており、新市のかじ取りを担う選挙は保守系同士による一騎打ちの可能性が出てきた。(高久潤)


 関係者によると、川島市長の市政運営に批判的な市議らが対立候補の擁立を模索。藤井氏は前衆院議員としての知名度に加え、地盤の衆院滋賀2区が現・長浜市と6町すべてをエリアに含むことから名前が挙がった。市長選に向け、藤井氏の支援団体をつくる動きがあり、近く藤井氏に立候補を正式要請する。


 藤井氏は朝日新聞の取材に「新市のリーダーを決める選挙が無投票ではいけない」と話した。新市の課題として旧長浜病院跡地が第1候補地とされる市役所の新庁舎建設を挙げ、「ガラス張りでオープンな議論が必要。新たに市に加わる6町の意見を聞き、議論して決める必要がある」という考えを示した。


 藤井氏は長浜市に編入される虎姫町の出身。国会議員秘書を経て、2005年衆院選の比例区で復活当選した。8月の衆院選では民主党の田島一成氏に大差をつけられ落選した。


 一方、川島市長は旧国鉄を経て91年の長浜市長選で初当選し、99年に2度目の当選を果たした。06年に旧浅井町、びわ町と合併して現・長浜市が新設されると、その最初の市長選でも当選した。


 新市発足に向けては、財政的な優遇措置を受けられる新合併特例法の期限が来年3月末に迫るなか、1市6町の合併協議会長として議論を引っ張った。市長選については、9月の定例市議会で「住民自治の伝統を大事にし、12万都市の基盤をつくるとともにアイデンティティーの確立に努めたい」と、再選を目指す考えを表明している。


〈キーワード〉


『新・長浜市』 東浅井郡の2町(虎姫、湖北)と伊香郡の4町(高月、木之本、余呉、西浅井)を廃止し、長浜市に編入合併することで来年1月1日に誕生する。新市の面積は539平方キロ(琵琶湖を除く)で県内で最も広く、人口12万3608人(11月1日現在)は大津、草津両市に次いで3番目となる。


 編入合併のため、新市発足に伴う市長選はなく、今回の選挙は現職の任期満了で実施される。一方、6町の町長ら特別職と町議はいずれも新市発足で失職。市議増員選挙は市長選と同日に予定され、旧町から市議各1人が選ばれ、新たな市議定数は28から34に増える。

663名無しさん:2009/12/15(火) 20:57:22
http://www.nara-np.co.jp/20091215104525.html
国原譜

現在位置:トップページ> 国原譜> 記事

2009年12月15日 奈良新聞

 どこまで危機感を持ち、再建に向けて必死なのか、そんな意識がみられなかった。自民党県連の役員総会は、惨敗の後遺症がまだ癒えていない。

 鳩山政権も、誰が首相なのか分からないといわれるほど、ギクシャクし始めているのに、自民党に元気がない。政権を奪還しようという気力が感じられない。

 党中央もさることながら、地方組織の再建こそ急務だ。県連としては、田野瀬良太郎氏の会長続投は決まったが、まずは他の主要ポストを刷新することだ。

 来夏の参院選候補も2人に絞り込まれたようだが、優れた人物なら、1人を落とすのではなく、次期衆院選の候補者にしてもいい。これまでの腐れ縁から脱却するチャンスが今なのだ。

 それよりも、総会でも批判されたように、党分裂の解消が第一だ。口先だけの「自民党改革」なる名称の県議団会派が果たした“罪”は、あまりにも大きい。

 その「改革」グループが筋を通して、復帰を「お願い」するしかない。その仕事は幹事長職にある服部恵竜氏がすべきで、言い訳はいらない。誰もが見抜いていることを知るべきだ。(治)


記事の詳細は本紙をご覧下さい ⇒ 【 奈良新聞を購読する 】

664名無しさん:2009/12/15(火) 20:57:41
http://www.nara-np.co.jp/20091215104934.html
県議団分裂の解消を - 執行部へ不満の声
2009年12月15日 奈良新聞

 田野瀬良太郎会長の続投で、立て直しが行われることになった自民党県連。主要役員が「会長一任」で、全体の人事構想はまだ明らかにされておらず、年末にかけて田野瀬氏を軸に調整が行われることになった。役員体制は県議会議員らを対象に人選が進むとみられるが、13日の県連役員総会では、党県議団が2会派に分かれている状態を早く解消するよう求める声も挙がり、事態打開の動きをなかなか見せない現執行部に対する不満もあらわになった。

 県連としては、挙党体制構築による一丸となった取り組みで、参院選、衆院選と展望を切り開きたいところだ。会長の再任を含め速やかに議事が進んだ中で、会場から「県議会(の皆さん)に責任を持ってやってもらいたい」と、県議団の会派「自民党」(17人)と「自民党改革」(5人)の分裂問題への批判が出…

記事の詳細は本紙をご覧下さい ⇒ 【 奈良新聞を購読する 】

665チバQ:2009/12/15(火) 22:35:56
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121501000681.html
最多選・最年長市長引退へ 10期82歳、大阪府貝塚市
 現職の市長で全国最多の10期目を務め、最年長の大阪府貝塚市の吉道勇市長(82)が15日の市議会本会議で「今期の任期が満了する来年2月10日で退任することとした」と述べ、来年1月の市長選には出馬せず、引退する意向を表明した。

 定例市議会の閉会あいさつで吉道市長は、1970年2月の就任後に取り組んだ公害問題や企業誘致を振り返り「市は市民のためにあるべきだとの信念を堅持し、貝塚市の発展に懸命の努力を重ねてきた」などと話した。

 吉道市長は貝塚市議会議長などを経て70年に初当選。前回2006年の市長選では公明、共産両党の推薦を受け、無所属新人に大差をつけ10期連続当選を決めた。10回の選挙のうち、5回は無投票だった。

 来年1月の同市長選には、2人の元副市長が立候補する意向を表明している。

 全国市長会によると、吉道市長に次ぐ多選市長は群馬県高崎市長の6期、年齢では千葉県匝瑳市長(81)という。

2009/12/15 18:44 【共同通信】

667チバQ:2009/12/15(火) 22:57:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20091214-OYT8T01031.htm
市長VS町長 バトル激化
 近江八幡市と安土町の合併(来年3月21日)を巡る混乱で、冨士谷英正市長と大林宏町長が対立を深めている。発言の訂正を求めたり、抗議文を送って議会で批判したりと“バトル”は激化。住民団体が町選管に提出した町議会解散請求(リコール)の署名数が法定数を超えた14日以降も、“迷走”は続きそうだ。

 大林町長は、合併の賛否を問う住民アンケートの補正予算案が町議会で否決されたことを受け、広域行政組合などの合併関連議案を12月定例町議会に提案せず、同市との法定合併協議会を欠席し、職員も引き揚げた。

 冨士谷市長は大林町長のこうした行動を「他の自治体や住民に影響を及ぼし、問題」と批判。大林町長が4日開会の町議会の提案理由説明の中で「東近江行政組合の管理者会議でも異議は出ず、承認を得た」と述べたことに対し、10日付で「事実と異なる」などとして、訂正を求める文書を送った。

 これに対し、大林町長も、14日の町議会一般質問の答弁で、「とやかく言われる筋合いはなく、対等合併の気がしない」と強硬姿勢を見せた。

 一方、冨士谷市長は9日、市議会個人質問の答弁で、「町から合併についての情報が行き届いていない。安土町で住民への説明会を開きたい」との意向を示したが、今度は大林町長が「はなはだ迷惑。情報は町民にしっかり伝えている」と11日付で抗議文を送付した。

 合併まで100日を切り、近江八幡市役所前にはカウントダウンのボードが立てられたが、安土町は「合併反対の声がある中で、祝う気持ちにはならない」として設置しない。冨士谷市長は取材に対し、「うそを並べて住民の判断を誤らせるのは、町長としての資質が問われるゆゆしき問題」と怒りをあらわにした。

(2009年12月15日 読売新聞)

669名無しさん:2009/12/16(水) 19:57:26
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091216-OYT1T00843.htm
橋下知事の友人39歳、公立最年少の校長に


中原徹氏 大阪府教委は16日、府立高校の民間人校長として米国・カリフォルニア州で弁護士事務所を共同経営する中原徹氏(39)を採用すると発表した。

 来年1月から府教委で研修を受け、4月に校長として赴任する。文部科学省は「公立小・中・高校での30歳代の校長は初めてではないか」としている。

 中原氏は早稲田大法学部卒で、米・ミシガン大ロースクールでも学んだ。2000年から米国の弁護士事務所に勤務し、現在は共同経営者。中原氏は、橋下徹知事と大学時代からの友人といい、橋下知事は「(自分は)選考には関与していないが、むちゃくちゃ優秀」と述べた。文科省の2008年度調査では、公立小・中・高校で最も若い校長は43歳。

(2009年12月16日15時33分 読売新聞)

670チバQ:2009/12/19(土) 19:55:38
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/osaka_h/20091218kf02.htm
平松考 民間大阪市長の中間決算<上>…自公と壁 独自色出せず


初めての政治資金パーティーであいさつする平松市長。再選の意欲表明はお預けとなった(11月6日、大阪市内のホテルで) 「門をたたいても、開けていただけなかった」

 9日、大阪市役所で開かれた緊急記者会見。民間人を副市長に起用する人事案の断念を表明した市長の平松邦夫は、こわばった表情に無念さをにじませた。

 民主党推薦で当選した平松はこの2年、市議会では与野党ともに「等距離外交」を貫き、多数を占める自民、公明両党との関係構築に心を砕いてきた。しかし、「任命は市長の責任」と訴えた人事案も、自公が「財政難で、3人目の副市長は不要」などと反発して頓挫。その距離を見せつけた。

 「是々非々で対応する」という自公を納得させられず、思うように独自カラーを出せない平松が、民間副市長の起用に動き始めたのは、8月末の総選挙で民主党が圧勝した直後だった。

 「政権交代もしたし、私も2期8年に向けて布石を打っていきたい」

 9月19日、前市長時代からの副市長で、任期満了が近づく柏木孝と面談。再任しないと通告し、そう話した。市幹部は「民主政権誕生を、自分の色を出すタイミングと考えたのだろう」と解説する。

 後任の人選は、大阪商工会議所会頭の野村明雄に依頼。経済界との連携強化のためだったが、それ以上に、「財界人を迎え、2期目に向けて関西財界の支持を取り込もうとしたのではないか」(経済団体幹部)と見る向きも多い。


 自公政権時代、国会議員らを訪ねた平松の上京は、1年9か月でわずか2度。それが総選挙後は3か月余りで6度を数える。上京のたび、首相の鳩山由紀夫や官房長官の平野博文と会食し、蜜月ぶりが際立つ。

 政権交代で勢いづく平松の行動が、一方で自公を刺激した。10月5日に民主党幹事長の小沢一郎と面会し、再選への意欲を示したことが報道で表面化すると、「完全に自公を敵に回した」と憤る市議も現れ、平松は打ち消しに躍起になった。

 実は11月6日に開いた平松の政治資金パーティーは当初、「力の続く限り、粉骨砕身頑張る」と意欲をにじませ、「2期目」に踏み出す舞台と見られていた。しかし、自公が態度を硬化させ、表明できないまま。後援会幹部は「追い風のはずの政権交代が、逆風になった」と嘆く。

 大阪市で戦後初の民間出身市長となった平松。硬直した組織の改革を期待されたが、議会との膠着状態で刷新にはほど遠く、政権交代で注目された中央とのパイプもはっきりした成果を上げられないでいる。

 市内部からは「コップの中の争いをしている場合ではない。生活不安が広がる中で、市政の停滞は市民にとっても損失だ」との声が上がる。市財政の健全化のためにと打ち出した市営交通の「敬老優待乗車証」の有料化案も、議会の反発で暗礁に乗り上げたままだ。

 副市長候補を紹介した野村は注文をつける。

 「地方行政を政党色で考えるべきではない。市長も、議会も、市民目線で対応してほしい」(敬称略)


 平松市長が就任し、19日で2年の折り返し点を迎える。民間出身市長の足跡を2回にわたり報告する。

(2009年12月18日 読売新聞)

671チバQ:2009/12/19(土) 19:56:11
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/osaka_h/20091219kf01.htm
平松考 民間大阪市長の中間決算<下>語り滑らか発信力は「?」


大阪府庁舎移転の後押しで府議会との意見交換を終え、手応えを語る平松市長(左)と橋下知事。2人の政治手法は大きく異なる(10月21日、府庁で) 「260万市民の生活に責任を持つ市長として、おかしいと思えば、おかしいと言うのは当然ではないでしょうか」

 9月15日の大阪市議会。民主政権が打ち出した補正予算の一部凍結について、市長の平松邦夫が賛否を明らかにせず、「国に説明責任がある」などとあいまいな答弁を繰り返すと、質問した公明市議が声を張り上げ、そう詰め寄った。

 「ぼったくりバー」の一言で国直轄事業負担金の見直し論議を巻き起こした大阪府知事の橋下徹を引き合いに出し、市議はさらに答弁を迫ったが、平松は最後まで歯切れの良い言葉を口にすることはなかった。

 助役出身のトップが続いた市役所に、戦後初の民間人として乗り込んだ平松。言葉を武器にするアナウンサー出身で、知名度も高く、「発信力」を期待されたが、就任後は逆に、「地味」「目立たない」という印象が定着しつつある。

 メディア戦略で6月に登用された電通出身の市広報主幹、佐治幸次朗は「心地よい語り口はアナウンサーそのもの」とスピーチ力に太鼓判を押す。しかし、別のベテラン市議は「民間出身といっても経営者ではなくサラリーマン。原稿の朗読はうまいが、自分の言葉で発信しきれない」と手厳しい。


 メディアを席巻し、トップダウンで突き進む橋下との違いを問われるたび、平松は「知事は巨大なアドバルーン。私は地に足をつけ、そのひもを引き寄せている」と解説し、橋下の操縦役は自分だと強調する。

 しかし、2人の二人三脚で進展した府市連携も、実際はその多くを橋下が主導する。大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)の府による買い取りや水道事業の統合協議など、いずれも橋下の発案だ。ある市議は「市長は知事の後ろをついていってるだけ。終始、橋下ペースだ」と市が主導権を握れないことを苦々しく見る。

 今月、民間出身の副市長起用を野党議員の反発で見送った際、記者会見で「直前まで(否決覚悟で)本会議に問うつもりだったが、大人の判断をしろという周りの意見もあった」と述べた平松に、周辺はため息を漏らした。ある市幹部は「周りの意見を言う必要はなかった。トップが自身で判断できないイメージが広がりかねない」と言う。

 2年前、自ら「素人市長」と言って走り出した平松市政は、折り返しのポールを回る。これからは、「玄人」として市民を引っ張る高い目標と強い意志が求められるようになる。しかし最近も、与党市議から市長周辺に苦言が飛んだという。「市長はまだ政治家になり切れていない。このままでは孤立することになるぞ」

(敬称略)

(この連載は十郎浩史、神谷次郎が担当しました)
(2009年12月19日 読売新聞)

672名無しさん:2009/12/21(月) 20:41:01
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009122000090&genre=A1&area=K00
山田知事を「おおむね評価」
民主京都府連、知事選へ中間結果
 民主党京都府連は20日、京都市内で京都選出の国会議員が出席する役員会を開き、来年4月に任期を迎える府知事選に向け、山田啓二知事の府政運営について「おおむね評価できる」とした府連知事選準備委員会の中間結果を報告した。

 今後、府内の地方議員や党員の意見を集約しながら府政のあるべき姿や知事像を議論し、来年1月末の府連定期大会までに知事選への対応を決める方針。

 準備委員会に府議で構成するプロジェクトチームを設け、前回知事選で政策協定を結んだ99項目の政策について検証し、5段階で評価した。検証の中間結果は公表しなかった。

 前原誠司国土交通相らが出席した役員会では、中間結果をめぐる具体的な議論はなく、引き続き幅広く意見を聞いて最終評価をまとめることを確認した。

673チバQ:2009/12/25(金) 00:15:42
>>662
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009122400179&genre=A2&area=S00
藤井氏が立候補を表明
長浜市長選
 任期満了に伴い2月7日告示、14日投開票される滋賀県長浜市の市長選に、前自民党衆院議員の藤井勇治氏(59)が24日、長浜市役所で記者会見を開き、離党して無所属で立候補することを正式に表明した。

 会見で、藤井氏は「国政から市政への転換は一大決心だが、ふるさとづくりに対する思いは市長であっても同じで、要請していただいた方々の熱い思いに答えるべく立候補を決意した」と話した。

 マニフェストでは▽新市庁舎建設の見直し▽全自治会での「座ぶとん会議」開催▽南北格差が生まれない市政運営▽発想を変えた産業振興策の展開▽観光ブランド化の推進−を掲げる。

 同市長選には、川島信也市長(73)も立候補を表明している。

674チバQ:2009/12/25(金) 00:16:50
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/091224/lcl0912242246012-n1.htm
橋下知事「伊丹空港存廃を豊中市長選の論点に」
2009.12.24 22:46
 関西国際、大阪(伊丹)、神戸の関西3空港問題をめぐり、大阪府の橋下徹知事は24日、来年4月の大阪府豊中市長選について「伊丹空港の存廃が大きな論点となっていい。選挙で(伊丹廃港)を豊中市民に訴えていく」と述べ、市長選への関与を示唆した。

 橋下知事はこの日午後、関西観光セミナー開催のため訪問していた中国・杭州市から帰国。関空で記者団に答えた。

 橋下知事は「今何をするというわけではない」と前置きしながらも、「浅利(敬一郎)市長が伊丹存続というのなら、廃止を掲げる市長が出てもいい。選挙で有権者に判断してもらいたい」と訴えた。

 また、「地元(豊中市)に住む僕が廃港と言っているなかで、地元の市長が存続するという。明確に意見が対立している」と指摘。「伊丹を存続させるという話にしがみついていたら、豊中の発展はない」と持論を展開した。

 浅利市長は1期目。市長選をめぐって出馬表明の動きはいまのところない。

 一方、大阪空港の活性化などに取り組む大阪国際空港周辺都市対策協議会(11市協)について、知事は「まちの活性化に空港を使うのは関西の利益とならない。発想を転換させ、空港の跡地を活用すべきだ」とし、兵庫県と11市協と話し合う意向を示した。

675チバQ:2009/12/25(金) 21:13:40
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20091225ddlk25010497000c.html
選挙:近江八幡市長選 深井・前知事公室長が立候補表明 現職と対決へ /滋賀
 ◇ともに知事支えた
 安土町との合併で誕生する新「近江八幡市」の市長選に出馬の意向を示していた前県知事公室長の深井俊秀氏(55)が24日会見し、無所属で立候補すると正式表明した。同市長選には現近江八幡市の冨士谷英正市長(62)も立候補を表明しており、嘉田由紀子知事を支えてきた立場の2人が争うことになる。

 深井氏は「近江八幡は人生の半分を過ごした地。地域に貢献したいと思っていた。市民と情報を共有し、共に歩む市政を目指したい」と語った。深井氏は県企画調整課長、琵琶湖環境部次長などを歴任、今年4月から知事公室長を務めていた。

 一方、冨士谷氏は近江八幡市議を経て自民党県議を4期務め、06年の知事選では党方針に反して嘉田氏を支援し、党籍停止処分を受けた。同年11月の市長選で初当選し、今年9月議会で「新エネルギーパークの建設や老朽化した市庁舎の改築などに取り組み、新市のため誠心誠意働きたい」と出馬を表明していた。

 新市の市長選は、来年3月21日の合併後、50日以内に行われる。【斎藤和夫】

676チバQ:2009/12/25(金) 21:17:22
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000912250001
伊丹存続問題「豊中市長選が勝負」と
2009年12月25日

 大阪(伊丹)空港の存廃論議をめぐり、橋下知事は24日、「(来年4月の)豊中市長選が勝負になる。最終的には選挙で市民に訴えていくしかない」と述べた。市長選への関与の程度については、「今僕が何かするということではない」と明言を避けた。


 任期満了に伴う豊中市長選は来年4月25日投開票の予定。同市の浅利敬一郎市長は、知事が訴える伊丹廃港について「空港の廃止を前提とした案は賛同しかねる」と反対する考えを明かしている。


 知事は「市長選で伊丹の存廃は大きな論点になっていい。市長が存続と言うのであれば、廃止を掲げる市長が出てきてもいい」と述べた。

677チバQ:2009/12/29(火) 13:30:13
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000912290001
酒井・生駒市議辞職
2009年12月29日

 ●住民投票中止に


 ○市議補選へ


 生駒市の酒井隆市議(67)が28日、市議会議長に辞職願を提出し、受理された。市民団体によるリコール(解職請求)で1月24日、市長選と同時に住民投票が実施される予定だったが、中止になった。一方、辞職により市長選と同時に市議補選(非選挙数1)が実施される。


 この日午後、酒井市議の妻が議会事務局を訪れ、辞職願を提出。本人確認の後、議長が受理した。辞職願は「議員を辞職することによって、事態の混乱を招いた状況全体に終止符を打つことが出来ると考えた」などと記している。


 酒井市議は07年4月、市の公園用地取得などをめぐる一連の汚職事件で逮捕され、大阪地裁で今年4月、背任とあっせん収賄の罪で懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。市議会は2度にわたって辞職勧告を決議したが拘束力はなく、08年4月の保釈後も議員活動を続けてきた。このため市民らが有権者の半数に迫る4万4154人分の署名を集め、解職請求した。


 山下真市長は「解職請求が目前になるまで辞任しなかったのは、事件を反省していない証拠。市民に正式に謝罪してほしい」と話している。


 「酒井議員をリコールする会」の中川和子代表は「辞職に追い込んだのは、リコール署名をして頂いた市民一人ひとりの力。生駒にも本当の民主主義が開花した」と話した。


    ◇


 市議補選の立候補予定者説明会は1月5日午前10時から市役所4階で開かれる。

678名無しさん:2010/01/01(金) 10:22:55
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000001001010001
現在位置:asahi.com> マイタウン> 和歌山> 記事

大型選挙、続々
2010年01月01日

 今年は夏に参院選と和歌山市長選、冬に知事選の大型選挙がある。県選管によると、市町村選挙は2市7町で首長選、1市5町で議員選が予定されている。


 7月にも実施される参院選(改選数1)は、昨年の総選挙で誕生した民主党政権の信を問うものになる。自民が衆参の議席を独占していた県内の勢力図も激変しており、民主が3小選挙区で2勝した勢いを保って初の議席獲得を果たすか、自民が巻き返すかが焦点になる。


 民主は、県連が公募した候補者らを含め、党本部が「勝てる人材」の選考を進めている。自民は、現職の鶴保庸介氏(42)が3選を目指す。危機感を強めており、地域のイベントをこまめに回るなど従来の支持組織を超えて浸透を図っている。共産は、党県常任委員の吉田雅哉氏(34)を初めて立て、若さをアピールする。


 和歌山市長選には、現職の大橋建一氏(63)が3選を目指して既に立候補を表明している。


 知事選は12月16日に任期満了を迎えるが、今のところ、立候補を表明した人はいない。汚職事件による前知事の辞職に伴う2006年の選挙では現職の仁坂吉伸氏(59)を自民、公明が推薦し、民主は自主投票、共産は独自候補を立てた。

679チバQ:2010/01/03(日) 14:08:30
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100103/CK2010010302000006.html?ref=rank
【滋賀】
今年の県内首長選情勢
2010年1月3日

 自治体のかじ取りを託す首長選。2010年は知事選、長浜、近江八幡、栗東市長選、愛荘町長選が予定されている。今年はどんな風が吹くのだろうか、情勢を紹介する。

◆知事選 嘉田知事態度表明せず
 7月19日に任期満了を迎える嘉田由紀子知事(59)。現時点では「マニフェストの仕上げに全力を注ぎたい」と述べるにとどめ、知事選への態度を明らかにしていない。2010年度県予算案を審議する県議会2月定例会で、意思表示があるとの見方がある。

 前回選挙で嘉田氏は新幹線新駅建設反対など公共事業の見直しを掲げて前職を破り初当選。大きな政策転換により、主に自民党会派が対知事路線を鮮明にするなど厳しい議会運営が続いている。

 ただ、自民党は前回衆院選大敗後の党立て直しに迫られ、来夏の参院選対応に重点。民主党会派は公共事業見直しで嘉田知事と一致するが、県議らの知事評価には賛否がある。嘉田知事には強い政治的支持基盤がないことから、新たな候補擁立の可能性も捨て切れない。

 (林勝)

◆長浜市 2氏が出馬表明
 4期目を目指す現職の川島信也氏(73)と、新人で前自民党衆院議員の藤井勇治氏(59)が、それぞれ無所属での立候補を表明しており、民主党も候補者擁立の検討をしている。

 湖北1市6町の合併で、1日に誕生したばかりの新「長浜市」のまちづくりや新市庁舎建設が争点となる。

 川島氏は通算3期の経験や合併協議を主導した実績をアピール。「新しい市の基盤をつくっていきたい」と意欲を見せ、きめ細かく支援者を回っている。

 藤井氏は一部の市議や湖北町長らが参加する市民団体などの要請を受け立候補を決意。「ふるさと湖北のまちづくりを担うのは国政も市政も同じ」と意気込んでいる。

 (近藤歩)

◆栗東市 立候補予定者なし
 正式な出馬表明者はまだいない。国松正一市長(62)も「新幹線新駅中止後の街づくりに道筋をつけることが最優先。まだ自分の進退を決める段階にない」と、3期目の立候補へ態度を保留している。

 その言葉通り、次期市長にも困難なかじ取りが待っている。新駅跡地への「後継プラン」実現に向けた企業誘致や基盤整備、破たん直前の早期健全化団体落ちが心配された財政難など課題は山積み。RD産廃処分場問題でも、県と地元住民の歩み寄りを促し、早期の有害物処理に導きたい。

 新駅推進か凍結が争点となった前回選挙から4年。その跡地をどう生かし、疲弊した市を再生できるか。立候補者には明確なビジョンが求められる。

 (添田隆典)

◆近江八幡市 現新2氏が火花
 近江八幡市と安土町が3月21日に対等合併するのに伴う選挙。現・近江八幡市長の冨士谷英正氏(62)=1期目=と、同市出身で前知事公室長の深井俊秀氏(55)の2人がいずれも無所属で名乗りを挙げている。

 冨士谷氏は、2009年9月の市議会で「新エネルギーパーク(一般廃棄物処理施設)の建設、老朽化する市庁舎の改築などの課題解決が私の使命」と決意表明している。

 近江八幡市の市民団体から支援を受ける深井氏は、09年12月の記者会見で「歴史的町並みや素晴らしい自然景観など、優れた素材を生かした地域発展をしたい」と述べた。

 今のところ、ほかに大きな動きはないが、この合併に反対する安土町の住民団体の動向が注目される。

 (桑野隆)

◆愛荘町 現職が出馬意向
 1期目で現職の村西俊雄町長(68)が出馬の意向を表明している。

 2006年の旧秦荘町と旧愛知川町の合併後のかじ取りで、職員の人員削減や入札制度の改革を進め、経費削減や行政のスリム化などに取り組んできた。

 今後は住民らと福祉や医療など各分野の計画を進め、湖東三山スマートインターチェンジを中心に産業や観光振興などを図っていきたいと訴える。

 そのほかの出馬は、現在のところ表面化していない。

680チバQ:2010/01/04(月) 13:51:20
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20100104ddlk28010138000c.html
選挙:今年、参院2議席で攻防 9首長と8市町議も /兵庫
 昨年は知事選、衆院選、神戸市長選と大型選挙が相次いだ「選挙イヤー」だった。今夏の参院選でも、必勝を期す民主などの連立与党と、巻き返しを図る自民などの野党の激しい戦いが予想される。政権交代で、地方議会でも議席増を目指す民主など政権与党の取り組みや、国と地方の関係が劇的な変化を遂げる中、地方選挙も将来を占う重要な選挙となる。【近藤諭】

 ◇参院選
 改選数2の兵庫選挙区には、民主現職の水岡俊一氏(53)と自民現職の末松信介氏(54)、共産新人の堀内照文氏(37)の3人がすでに立候補の意思を示している。民主は小沢一郎幹事長が改選数2以上の選挙区では複数の候補を立てる方針を示していることから、県連も2人目の候補者擁立を模索している。

 議席を維持したい現職2人と、04年以来の共産議席奪還を目指す堀内氏に、民主の“第二の候補”が加われば混戦は必至。勝敗次第では今後の政権運営を左右するだけに、各立候補予定者はすでに活発な動きを見せている。

 ◇17日に三木市長
 ◇市・町の選挙
 地方選挙は、1月の三木市長選を皮切りに、加古川、尼崎など6市の市長選▽3町の町長選▽6市の市議選▽2町の町議選−−が年内に予定される。

 このうち、市長と市議のダブル選挙となるのは、洲本、加古川の2市。市長と市議の任期満了日が同じ川西市も同日選挙とする予定だ。

681チバQ:2010/01/05(火) 19:11:39
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/100105/osk1001050231002-n1.htm
【2010大阪の選挙】貝塚市長選 「ポスト吉道」混戦の様相
2010.1.5 02:31

 現職市長で全国最多の10期目を務め、最年長の吉道勇氏(82)が今期限りでの引退を表明。これを受け、吉道氏の下でいずれも副市長を務めた山中義仁氏(56)と、藤原龍男氏(57)の2人がそれぞれ無所属での立候補を表明している。

 吉道氏は市議会議長などを経て昭和45年に初当選。前回の市長選では公明、共産両党などの推薦を受け、無所属新人に大差をつけ10期連続当選を決めた。10回の選挙のうち、5回は無投票で当選するなど、安定した市政運営をみせていた。

 出馬表明している山中、藤原両氏ともに「市民の声を聞く新しい市政」を掲げ、市民に寄り添う姿勢を掲げる。しかし、山中氏は「市民にマンネリ感が広まっている市政を転換する」と強調。一方、藤原氏は「吉道市政は40年継続したクリーンな市政だった」と評価しており、今回の選挙は、市民が吉道市政の転換と継承、どちらを選択するかが大きな焦点になりそうだ。

682名無しさん:2010/01/06(水) 21:06:23
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20100106ddlk28010315000c.html
選挙:今年の選挙 厳しい戦いの参院選 民主、2人目擁立を模索 /兵庫
 昨年は知事選、衆院選、神戸市長選と大型選挙が相次いだ「選挙イヤー」だった。今夏の参院選でも、必勝を期す民主などの連立与党と、巻き返しを図る自民などの野党の激しい戦いが予想される。政権交代で、地方議会でも議席増を目指す民主など政権与党の取り組みや、国と地方の関係が劇的な変化を遂げる中、地方選挙も将来を占う重要な選挙となる。【近藤諭】

 ◇参院選
 改選数2の兵庫選挙区には、民主現職の水岡俊一氏(53)と自民現職の末松信介氏(54)、共産新人の堀内照文氏(37)の3人がすでに立候補の意思を示している。民主は小沢一郎幹事長が改選数2以上の選挙区では複数の候補を立てる方針を示していることから、県連も2人目の候補者擁立を模索している。

 議席を維持したい現職2人と、04年以来の共産議席奪還を目指す堀内氏に、民主の“第二の候補”が加われば混戦は必至だ。

 ◇市・町の選挙 加古川ダブル選
 地方選挙は、1月の三木市長選を皮切りに、加古川、尼崎など6市の市長選▽3町の町長選▽6市の市議選▽2町の町議選−−が年内に予定される。

 このうち、市長と市議のダブル選挙となるのは、洲本、加古川の2市。川西市も同日選挙とする予定だ。

==============

 【市町長選】

 ◇1月
三木市=17日投票

 ◇3月
洲本市=7日投票

 ◇4月
加東市=25日投票

 ◇5月
稲美町=16日投票

 ◇6月
加古川市=13日投票

 ◇7月
播磨町=12日任期満了

 ◇10月
川西市=27日任期満了

 ◇11月
上郡町=23日任期満了

 ◇12月
尼崎市=11日任期満了

 【市議・町議選】

 ◇3月
洲本市=7日投票

 ◇4月
たつの市=25日投票

神河町=25日投票

佐用町=25日投票

 ◇6月
加古川市=13日投票

 ◇9月
高砂市=9日任期満了

 ◇10月
川西市=27日任期満了

加東市=31日任期満了

〔播磨・姫路版〕

683名無しさん:2010/01/06(水) 23:35:47
分かりやすいなあ。急にすり寄っているわけではなく、以前からすり寄ってるとw
祇園と西陣と本願寺は、京都知事がタブーとすべき3つの世界だとか、戦前の官選知事時代からの
申し送り事項だったとか、何とか。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2010010600184&genre=A1&area=K00
西陣織工が民主党旗贈る
「急にすり寄っている訳ではない」

 西陣織工業組合は6日に京都市上京区の西陣織会館で開いた新年総会で、新政権誕生を記念して
西陣織で製作した民主党の党旗を京都選出議員に贈った。

 党旗は最高級の爪掻(か)き本綴(つづれ)織で縦73センチ、横135センチ。伝統工芸士約20人が昨年
9月の新政権発足から約4カ月かけて織り上げた。額に入れて飾った檀上で、渡辺隆夫理事長が、来賓で
出席した前原誠司、福山哲郎両議員に目録を贈った。前原氏は「旗は東京の党本部に飾りたい」と話した。

 これまで自民党の支持基盤となってきた西陣織業界の姿勢変化が注目される中、渡辺理事長は「前から
民主党議員とも仲が良く新年総会にも来てもらっている。祝意で贈呈しており、急にすり寄っている訳では
ない」と話した。


こちらはおまけ。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2010010600164&genre=B1&area=K00
和装業界、団結を誓う
西陣織工業組合が新年総会

 西陣織工業組合の新年総会が6日、京都市上京区の西陣織会館であり、和装需要の低迷が続く中で
組合員と産地関係者が業界の団結を誓い合った。

 渡辺隆夫理事長は「厳しい時期だからこそやっていくのが西陣魂。京都の地場産業として今後もますます
頑張っていきたい」とあいさつした。西陣織産地の永年勤続者と優良従業員10人を表彰した。

 式典後には、ネクタイが似合うおしゃれな男性を認定する「京・ベストタイ・ドレッサー」の表彰式があり、
府中小企業団体中央会副会長の大嶋喜好氏、立命館総長の川口清史氏、西利会長の平井義久氏、
国土交通相の前原誠司氏、京都新聞COM社長の原田修氏の5人に認定証書を贈った。

684 ◆ESPAyRnbN2:2010/01/06(水) 23:36:11
>>683 私です。

685チバQ:2010/01/12(火) 12:22:29
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20100111ddlk26010237000c.html
選挙:知事選 揺れる「非共産相乗り」 「3カ月前」各者思惑 /京都
 ◇民主は原則禁止
 任期満了に伴う知事選(3月25日告示)の投票(4月11日)が、3カ月後に迫った。共産党などが推薦する新人で、信和会京都民医連第二中央病院長の門祐輔氏(54)が昨年7月に立候補表明して準備を着々と進めるのに対し、3選を目指すのは確実と見られる2期目の現職・山田啓二氏(55)は、態度を表明していない。背景にあるのは、民主党が掲げる自民党などとの「相乗り」原則禁止だ。年が明けて動きを本格化させる各党の関係者の言動から、思惑を探った。【太田裕之、木下武】

 ◇“議会対策”見据え
 ■山田氏

 山田氏は「自分の政策を支持してくれるすべての人に支援を求めていくのがスタンス」と言う。過去2回の選挙は共産以外の各党相乗り推薦を受けた。運動の中心は自民が担ってきた。府議会の議席数は自民24▽民主15▽共産11▽公明6などで、京都市議会も含めて地方レベルでは今も自民が優勢だ。一方で自民府議からは「一番仲がいいのは民主」との声が聞かれる。自民と民主の双方の行事にこまめに顔を出す。

 昨年10月以降、「非共産」の各種団体から幅広く出馬要請を受け、「温かい言葉にお礼申し上げる」などの返答で3選への意欲をにじませてきた。今月9日の自民党府連の新春懇親会に出席後、報道陣から「後はどんな言葉が必要か?」と問われると、「そういう問題じゃない。府民のために何が一番いいのかを考える」と述べた。3選後の議会対策を考えると、それは政党推薦の枠組みに他ならない。

 ◇本部方針に苦慮
 ■民主

 民主党府連の支持団体・連合京都の8日夜の新春旗開きで、細田一三会長と山井和則・府連会長、山田氏の3人が同じテーブルに並び、順に登壇した。昨年11月に山田氏に出馬を要請している細田氏が「早急な決断を」と迫ると、山井氏は「すばらしい知事さんを推薦させていただきたく、作業を進めている」、山田氏は「温かい言葉にお礼申し上げる」とだけ答えた。

 「原則として単独推薦になると思う。最終決定権は党本部が握る」。山田氏の退席後、山井氏は報道陣の質問に答えた。府連レベルでは相乗りに強硬な反対はないが、党レベルでは無理というのが共通認識だ。その3日前、府連幹事長で府議団長の田渕五十生氏は「うちが先に推薦し、後から自民が乗る形でも党本部は認めないだろう」、細田氏は「単独推薦しかないし、すればいい」と話した。

 「一度は山田氏に単独推薦を提示するだろうが、山田氏は飲まないだろう。それからどうするかだ」。府連幹部の1人は言う。そこで浮上するのが推薦を府連レベルにとどめること。幹部は「それも一つの考え方」と認め、田渕氏も「いろいろ方法はある」と話す。山井氏も8日、「党本部推薦が筋だが、どうしても難しい場合、どんな方法があるのか話し合いたい」とも述べた。

 山田氏以外の選択肢はあるのか。府連は今月31日の大会で一定の姿勢を打ち出す方針だが、これまでの検証では山田氏の府政を「おおむね評価」している。山田氏を支えてきた知事与党として当然で、幹部は「ここまで来たら山田氏の他はない」と話し、細田氏はこう言い切る。「仮に民主が別の候補を立てても、連合京都は山田氏を全面的に応援して勝利する」

686名無しさん:2010/01/12(火) 12:22:47
 ◇他に選択肢なく
 ■自民

 自民党府連の9日の新春懇親会。府連会長で党総裁の谷垣禎一氏は山田氏の実績を評価し、選挙での全面支援を約束。山田氏も「自民党の府議団、京都市議団、各市町村の皆さんと共に進む中で必ず京都ならではの道が開ける。私も共に進んでいく」と応じた。

 自民にも山田氏以外の選択肢はない。相乗りにも積極的だ。谷垣氏は「京都をどう良くするかの視点から選挙体制を作らねば」と強調。党元幹事長の野中広務氏は「民主が主軸でやるなら、自民はそれに乗ればいい。我々は40年間、市長選と知事選で(自民が主軸で野党に乗ってもらえるように)してきた」と語った。

 今夏の参院選で再選を目指す府連会長代行の二之湯智氏は「(民主に配慮して)推薦を府連レベルにすることはありえる。自民は分権が進み、知事選は府議団の判断だ」と話し、こう皮肉った。「メンツの問題でしょ。民主は東京の偉い人(小沢一郎党幹事長)の顔を見て大変やな」

 ◇与党を真っ向批判
 ■共産

 共産党府委員会などで構成し門氏を推薦する「府民本位の新しい民主府政をつくる会」などは7日、約450人を集めて新春レセプションを開催。山田氏の府政に「構造改革を無批判に取り入れ、府民に押し付けてきた」などの批判が相次ぎ、門氏は「温かく府民を包み込む府政を実現したい」と決意を語った。同会代表委員の森川明弁護士は「対決の構図は不透明だが、(知事)与党の側がいかに府民に取り繕うかに苦慮しているだけ。水面下の動きにとらわれず、正々堂々と府民に訴えたい」と述べた。

687とはずがたり:2010/01/13(水) 16:31:07
選挙:紀の川市長選/紀の川市議選 ダブル選告示 合併効果など争点に /和歌山
 ◇市議選に29人 市長選は現・新一騎打ち
http://mainichi.jp/area/wakayama/archive/news/2009/11/10/20091110ddlk30010381000c.html

 任期満了に伴う紀の川市長選と市議選(定数24)が8日、告示された。新市誕生から4年を経て合併効果に対する評価などを争点に、15日の投開票に向けて、各候補者は選挙戦に入った。【安藤龍朗】

 市長選は、新人で元打田町議の根来博氏(64)と再選を目指す現職の中村慎司氏(67)=公明支持=の無所属2人が立候補。中村氏は自民の推薦を辞退している。定数6減の市議選は現職24人と新人5人の計29人が立候補を届け出た。各候補は選挙事務所などで、行財政改革の必要性、基幹産業である農業政策の充実などを訴えて、選挙カーに乗り込んだ。

 投票は15日午前7時〜午後8時(11カ所は午後7時まで)、市内45カ所で。午後9時から同市花野の市打田体育館で即日開票される。7日現在の選挙人名簿登録者数は5万5902人(男2万6178人、女2万9724)。

 ◆市長選立候補者の第一声(届け出順)
 ◇市民目線で無駄なく−−根来博候補(64)=無新

 根来候補は、同市上田井の選挙事務所前で出陣式。民主党の阪口直人衆院議員が「旧態依然の紀の川市の政治を変え、市の良さを生かした政治の実現を」と激励。同党衆院議員や同市選出県議の祝電も披露された。岩出市議や支持者ら約180人を前に、根来候補は「市民の目線で無駄のない行政を」とし、市役所本庁舎建て替えと粉河中学校の移転に反対する立場を強調。「市長交代でさまざまなことが見えてくるはず。政治の流れを変えるのは私しかいない」と訴えた。式後、自ら原付きバイクにまたがり街頭宣伝に出発した。【川平愛】
 ◇足腰の強い市つくる−−中村慎司候補(67)=無現

 中村候補は午前8時半から同市打田の選挙事務所で第一声。自民党の鶴保庸介参院議員ら国会議員、近隣市町の首長、連合和歌山の村上正次会長や支持者約1000人が集まった。公明党の西博義衆院議員は「5町の違う特徴を生かし新市の基盤を作った」と中村候補の実績を強調。中村候補は「市民の声を聞いて足腰の強い紀の川市をつくるために計画を進めてきた。これからの4年間が大事だ。かじ取りを誤るわけにはいかない」と訴えた。小中学校の耐震補強、耕作放棄地対策、京奈和道など道路整備の必要性を力説し、支援を求めた。【安藤龍朗】
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根来博(ねごろ・ひろし) 64 無新
 農業[歴]県子ども障害者相談センター主任・仙渓学園生活指導課長▽旧打田町議▽中京大

中村慎司(なかむら・しんじ) 67 無現(1)
 和歌山線活性化検討委会長▽県道路協会長▽県綱引連盟会長[歴]旧貴志川町議長・町長▽向陽高=[公]

688とはずがたり:2010/01/13(水) 16:31:54
>>687-688
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 ◆立候補者(届け出順)
 ◇紀の川市(定数24−29)

谷口和秀  42 民新    金属加工業▽衆院議員秘書

玉西秀義  54 無新    建設業▽市地域活動連絡協会長

寺西健次  62 公現(1) 農業[歴]民生児童委員▽消防分団長

岡田勉   57 共現(1) 党紀北地区常任委員[歴]歯科技工士

西川泰弘  63 無現(1) 農業▽市農業委会長▽保護司

東中英人  57 無新    広告業▽市自治連絡協会長

堂脇光弘  62 無現(1) 上名手少年野球代表[歴]旧那賀町議

亀岡雅文  52 無現(1) 農業▽厚生副委員長[歴]旧粉河町議

田代範義  60 公現(1) 党市支部長[歴]旧貴志川町議

上野健   62 無現(1) 米穀商[歴]打田中PTA会長▽町議

室谷伊則  52 公現(1) 農業▽産業建設委員[歴]旧桃山町議

遠藤守   61 無現(1) 新聞販売所長[歴]丸栖小育友会長

原延治   71 無現(1) 農業[歴]旧那賀町議▽議運委員長

今西敏文  60 無現(1) 県農業士会長▽農業[歴]旧粉河町議

大森道夫  69 無現(1) 農機具販売業[歴]旧桃山町議長

坂本康隆  65 無現(1) 不動産賃貸業[歴]那賀中PTA会長

杉原勲   55 無現(1) 会社員▽議運委員長[歴]旧粉河町議

村垣正造  59 無現(1) 市開発公社理事▽会社役員

井沼武彦  66 無現(1) 農業[歴]旧桃山町議▽農協理事

高田英亮  65 無現(1) 観光業[歴]旧貴志川町議

川原一泰  69 無現(1) 農業▽県議後援会幹事長[歴]織物業

吉田隆三郎 66 共現(1) 党地区委員[歴]会社員▽機械設計業

松本哲茂  70 無現(1) 県LPガス協役員[歴]旧貴志川町議

榎本喜之  41 無新    会社員▽市民まつり実行委会長

石井仁   35 共現(1) 党紀北地区委員[歴]社福法人職員

阪中晃   53 無現(1) 植木生産業[歴]那賀JC理事長

森田幾久  42 無現(1) 湊商事営業所長▽少年野球コーチ

竹村広明  61 無現(1) 会社役員[歴]会社員▽旧貴志川町議

仲谷妙子  64 無新    粉体加工業▽市商工会女性部長

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 ◇市議選名鑑の見方
 名前▽年齢▽党派▽現職、元職、新人の別▽カッコ内数字は当選回数▽職業・肩書▽[歴]以下は主な経歴
毎日新聞 2009年11月10日 地方版

689とはずがたり:2010/01/13(水) 17:40:39

橋下知事「首長や議員と新しい政治グループ」 数人が賛同
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100113-00000536-san-pol
1月13日11時12分配信 産経新聞

 大阪府の橋下徹知事は13日、大阪府域内の自治体再編構想に絡み、「府内の自治体の首長や議員に呼びかけて新しい政治グループのあり方を模索したい」と述べた。今春ごろから賛同者を募る。すでに数人が橋下知事に賛同の意思を伝えているという。

 橋下知事は12日の定例記者会見で、「一度ぶちこわして大阪のあり方を変えたい」と発言。大阪府や大阪市といった既存の自治体をいったん解体したうえで「競争力のある広域行政体」と「住民にやさしい基礎自治体」に再編することを目指している。具体案のビジョンは4〜5月ごろまとめる方針。

 橋下知事は13日、報道陣に対し「このビジョンを来年の統一地方選の争点としたい。同じ志を持つ議員に当選してもらい、大阪の形を抜本的に変えたい。とてつもない夢だが、個人ではなく集団でないとできない」と述べた。

691チバQ:2010/01/16(土) 10:44:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100116-00000528-san-pol
首都圏に勝てる「大関西圏構想」を 目指せ「坂の上の雲」
1月16日9時1分配信 産経新聞

 「もう四国、中国の枠組みにこだわっている時代じゃない」−。8日、関西周辺の知事らが大阪市で開いた「関西広域連合」の設立準備部会の閉会後、広域連合への参加を表明した徳島県の飯泉嘉門知事は、報道陣にこう語った。

 関西といえば、一般的に大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、兵庫県、和歌山県の2府4県を指す場合が多い。しかし、四国地方の徳島県と中国地方の鳥取県が名乗りを上げたことに全国の関心が集まっている。

 「中・四国でも広域行政が盛り上がる突破口になればと思ったのが、加わった理由」と説明する飯泉知事。当初は、飯泉知事の“スタンドプレー”に四国知事会でも衝撃が走ったが、最近は「前向きにとらえられるようになった」という。

 準備部会では、大阪、兵庫、京都、滋賀、和歌山、鳥取、徳島の2府5県が関西広域連合の設立に合意した。複数の都道府県で構成する全国初の広域連合は、国からの権限委譲の受け皿となる地方分権の担い手と位置づけられている。

 なぜ、関西は地方分権にこだわるのか。関西は、首都圏とは一線を画した独自の経済圏を形作ってきたが、近年は企業の東京移転や工場の海外流出で、著しい地盤沈下に見舞われている。事実、日本の国内総生産(GDP)に占める関西の比率は2割を切り、4割弱を占める首都圏とは大きく水をあけられている。

 このため、広域連合を「東京一極集中」に対抗するための起爆剤と期待する声は大きい。飯泉知事は「2府4県では、首都圏に勝てない。だから、中・四国地方も(関西広域連合に)入っていいんじゃないか」と主張する。「大関西」をつくるべきだとの考え方だ。

 ただ、各府県知事は広域連合の設立には合意したものの、設立のタイムスケジュールには温度差がある。政府の地域戦略会議が今夏にも「地域主権戦略大綱」を策定することから、大阪府の橋下徹知事は「夏までに広域連合を発足し、国に分権を迫ることが大事」と主張。これに対し、滋賀県の嘉田由紀子知事らは「議会の理解を得るためには時間が必要」と慎重姿勢を見せた。

 だが、関西の動きに触発されたのか、首都圏でも広域連合に向けた動きが盛り上がってきた。広域連合の発足で首都圏に後れを取れば、関西のまとまりの悪さを露呈することになり、もはや首都圏への対抗手段がなくなってしまうかもしれない。

 閉会後の記者会見で、橋下知事は「(設立が遅れれば)地域主権の大きな流れに乗りきれない」と焦燥感をあらわにした。

 広域連合の設立に尽力してきた関西広域機構の秋山喜久会長は、昨年末にテレビドラマ化された司馬遼太郎氏の小説「坂の上の雲」を引き合いに出し、「雲がない時代になり、自分たちで地域主権という大きな雲をつくった。経済界としても、国の閉塞(へいそく)感を打破するきっかにしてほしい」とエールを送った。

692チバQ:2010/01/16(土) 16:38:07
http://mainichi.jp/area/nara/news/20100113ddlk29010471000c.html
民意の行方:’10生駒市長選/上 戦いの構図 /奈良
 ◇身動き取れぬ民主 病院問題、政権与党に影
 昨年9月末、出馬を模索していた樋口氏は生駒市内で民主党の同市支部幹部とひそかに会い、こう切り出した。「応援をお願いできないか」。市議会では民主系会派に所属していた樋口氏だが、自民党の高市早苗衆院議員の支援者でもある。

 「自民色が強すぎる。自民との関係を断てたら検討する」。幹部は条件を付け、即答を避けた。その後、「政権交代が実現し、自民系勢力との相乗りはできない」と、樋口氏の支援を見送った。

 しかし、民主は現職の山下氏についても、支援できない事情がある。市議会では、山下氏が推進する新病院の指定管理者を徳洲会とする案に反対の立場。同党の滝実衆院議員は昨年8月の衆院選で、同様に徳洲会案に反対する県医師会の政治団体・県医師連盟の推薦を受けた。

 民主は独自候補の擁立も検討したが断念し、7日に自主投票を決めた。今夏の参院選に向けて政権与党として存在感を示す機会にもかかわらず、身動きがとれない状態だ。

 これに対し自民党は樋口氏にシフトしている。樋口氏が「政党の支援は受けず市民党として戦う」という方針のため、推薦はしないが、高市氏の後援会や保守系市議、県議などが政党色を出さずに支援する。市医師会も、新病院問題で徳洲会案に反対する樋口氏を支持している。

 前回、自民などとともに中本幸一前市長を推薦した公明は、自主投票を決めたが、市議会では樋口氏に近い立場で、再検討している。ただ、公明支持者は「山下さんはうちの会合にも出席しているし、どちらかに決めるのは無理」と説明する。

 共産は、学研高山第2工区の開発に反対しており、3人の中で唯一同じ主張を掲げる溝川氏の支援を決めた。この問題では前回、山下氏が白紙撤回を掲げて初当選したが、その後、教育施設の誘致などに転換。反発した山下氏の支援者の一部が溝川氏を擁立した。

 政党同士の対決の構図にならない中、注目を集めるのが市民団体の動きだ。前回に続いて山下氏の支援母体となる市民団体「さわやか生駒」のメンバーらは、汚職事件で実刑判決を受けた酒井隆前市議(67)=控訴中=の解職(リコール)の賛否を問う住民投票の署名運動を展開。昨年12月末に酒井前市議を辞職に追い込んだ。市長選と同日に行われる市議補選には、候補者を擁立し、連動させて支持を広げる方針だ。

    ◇

 生駒市長選が17日告示、24日投開票される。戦いの構図や争点などを追った。

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 ◆予想される顔ぶれ

山下真  41 元弁護士      無現

樋口清士 48 市議        無新

溝川悠介 65 大阪府立大名誉教授 無新

693チバQ:2010/01/16(土) 16:38:39
http://mainichi.jp/area/nara/news/20100115ddlk29010431000c.html
民意の行方:’10生駒市長選/中 新病院問題 /奈良
 ◇推進・反対、鋭く対立 市民の施設、見えぬ議論
 昨年11月3日、橿原市内膳町の県医師会館で、山下真・生駒市長と塩見俊次・県医師会長が向き合った。市の「病院事業推進委員会」は、県医師会代表委員が議事進行への不満から辞任し、休止状態に陥っていた。辞任の撤回を求めた山下市長に対し、塩見会長は「十分な議論が保障されるのなら、良い病院をつくるために努力したい」と応じた。

 「医師会の意見を拝聴しながら良い答申を出してもらい、計画を進めたい」。山下市長は終了後、ほっとした様子で話した。難航する新病院計画が再び動き出したかのように見えた。

    ◇

 新病院問題の発端は05年3月。地域医療の中核を担ってきた旧生駒総合病院が閉院。06年1月の前回市長選で、山下市長は新病院設立を公約に掲げて初当選した。しかし、建設用地の取得が難航し、病院の規模を計画の半分に縮小せざるを得なくなった。交渉を進めていた3医療機関が指定管理者になることを拒否し、計画は暗礁に乗り上げた。

 苦肉の策として、市が指定管理者を公募したところ、唯一応募したのが「年中無休・24時間オープン」を掲げる医療法人徳洲会だった。しかし、市議会や医師会が反発。推進委を設置して新病院計画を議論することになった。

    ◇

 山下市長と塩見会長との会談後も、推進委は正常化しなかった。今度は委員長や別の市医師会代表委員らが辞任。山下市長は答申を待たずに12月定例市議会に新病院関連議案を提案したが、「医師会との連携・協力関係を無視している」「正式な答申が出ていない」などとして否決された。

 「一部の委員が抜ければ成立しないような無理のある(推進委設置)条例を定めて、手続きができていないというのは、現状や市民の思いを踏まえた判断ではない」。普段は冷静な山下市長が会見で声を荒らげた。徳洲会への反発について、推進派のある議員は「大手スーパーが進出してきたら当然小売り店は困る。地位を保ちたい医師会と反市長派の議員の思惑が一致した」と説明する。

    ◇

 一方、塩見会長は「今の計画で困るのは市民。私立の医療機関では利益追求型になり、不採算部門は切り捨てられる。救急は自治体が面倒をみるべきだ」と話す。さらに旧病院閉院後、市内で18の医療機関(市医師会登録)が新設されたことを挙げ、「多額のお金をかけて新たな病院を造る必要はない」と指摘する。

 反対派の議員も「地域医療機関と連携し、中核を担う市立病院でなければ造る意味がない。徳洲会が手を引いた時、医療事故が起きた時にどうするのか、何も決まっていない」と憤る。

 市民のために病院が必要か否か。必要ならばどんな病院がいいのか。本質的な議論は見えないままだ。

694チバQ:2010/01/16(土) 16:39:06
http://mainichi.jp/area/nara/news/20100116ddlk29010599000c.html
民意の行方:’10生駒市長選/下 学研高山第2工区開発 /奈良
 ◇16年待つ地権者800人 環境問題・採算性、根強い反対
 生駒市高山町と鹿畑町にまたがる関西文化学術研究都市・高山第2工区。288ヘクタールの広大な区域に山林や農地が広がる。山は荒れ、テレビや冷蔵庫の不法投棄も目立つ。大学などがある第1工区(45ヘクタール)に対し、第2工区は開発計画がストップしたままだ。

 「生きているうちに何とかしてほしい」。地権者でつくる「高山地区地権者被害の会」の女性(61)は約20年前、高山第2工区の土地約200平方メートルを購入した。大阪府内に勤める夫の通勤の利便性を考えての決断だった。

 約10年前には「将来子供が自立したら近くに住めるように」と、さらに200平方メートルを買い、計3600万円をつぎ込んだ。しかし、計画は一向に進まず、夫は既に退職した。「あきらめられる金額じゃない。スーパーで買ってきた大根が腐っていたから捨てるというような簡単な話じゃないんです」と憤る。

 約800人の地権者は高齢化が進み、開発を待ちながら亡くなった会員もいる。地権者の思いは切実さを増している。

    ◇

 計画が決まったのは94年。約2万3000人が住むニュータウンにするため、独立行政法人・都市再生機構(UR)が約1000億円をかけて用地買収を進めた。しかし、03年に絶滅危惧(きぐ)種のオオタカの営巣が見つかり、採算性にも疑問があるとして、住民らが反対運動を展開。06年市長選では、事業の白紙撤回を掲げた山下真市長が初当選した。

 URは07年7月、計画を断念したが、その後市は開発へ方針転換。大学、福祉施設、研究開発型企業の立地を目指す新構想で県・URと合意した。3者によるプロジェクトチーム(PT)が09年2月に発表した中間まとめでは、総事業費は約404億円と試算した。

 これに対し、市内の市民団体でつくる「高山を考える市民会議」は、工区内の公共施設や上下水道整備などで事業費がさらに数百億円かかるとみる。さらに、絶滅危惧種を含め貴重な動植物が119種も生息しているとして、白紙撤回を求めている。同会議の阪口保さんは「県とURの負担割合も決まっていない。税金を使って環境破壊をするような危険な事業だ」と警告する。

 県は昨年10月、同工区への県立医大(橿原市)の移転構想を発表した。しかし、橿原市議会が移転に反対する意見書を可決。その後、橿原市や御所市の高校跡地なども候補地に挙がり、見通しは立っていない。さらに県、市、URで売れない土地の財政負担を巡る調整が難航。09年9月に予定していたPTの最終まとめも遅れている。

 計画から16年。開発を待ち続ける地権者らと、環境破壊や採算性への不安を訴える市民らの間で同工区はなお揺れている。

    ◇

 この連載は、岡奈津希、阿部亮介が担当しました。

695チバQ:2010/01/16(土) 16:48:39
http://mainichi.jp/area/nara/news/20100116ddlk29010600000c.html
選挙:生駒市長選/生駒市議補選 あす告示 市長選、3人による激戦予想 /奈良
 任期満了に伴う生駒市長選が17日、告示される。これまでに現職、山下真氏(41)▽新人で市議、樋口清士氏(48)▽新人で大阪府立大名誉教授、溝川悠介氏(65)のいずれも無所属の3人が立候補を表明している。新市立病院の設置や学研高山第2工区の開発、近鉄生駒駅前再開発などを争点に、激戦が予想される。同日告示される市議補選とともに24日に投開票される。

 市の財政は、県内では比較的健全で、08年度決算も自治体健全化法の4指標の基準をいずれも下回った。歳入・歳出の差額から翌年度への繰越額を除いた実質収支は約4億円の黒字。税収の柱は個人市民税だ。

 ただ、増加傾向にある人口は17年をピークに減少に転じる見込み。65歳以上の高齢者が占める割合は、08年の19%から10年後には26・1%に上昇すると予想される。市財政課は「不況の影響で10年度の税収は現在より5〜10%落ち込み、今後は福祉費が増える」とみている。

 市は、待機児童の解消のため保育所増設や学童保育の充実など、子育て支援や教育に重点を置く一方、高齢者や障害者の交通費助成を減額するなど福祉を見直してきた。助成を元に戻すよう求める声もあり、限られた財源でどのような政策を展開するかが問われる。

 汚職事件で実刑判決を受けた酒井隆前市議(67)=控訴中=の辞職による市議補選(改選数1)には新人3人、元職1人の計4人が立候補を予定している。

 立候補の受け付けは午前8時半〜午後5時、市役所4階大会議室。09年12月現在の有権者数は9万5467人(男4万4969人、女5万498人)。【岡奈津希】

696とはずがたり:2010/01/16(土) 16:53:00
なんか本日新聞の折り込みチラシに吉田まさと元市議のビラも入ってきてて,こいつも出るとなると乱立の様相であります。

697とはずがたり:2010/01/16(土) 17:03:53
>>696
市議補選も行われるみたいだし吉田はそっちへ出馬か?

698チバQ:2010/01/16(土) 17:26:44
>>691
広域連合に奈良県は不参加なんすか?

699チバQ:2010/01/16(土) 17:40:24
生駒市長選は構図が複雑ですね。

700とはずがたり:2010/01/16(土) 17:43:13
なんで這入らなかったんでしょうかねぇ?よく判りません。。
堺県の実績もあるし,奈良県が大阪府に編入でも構わない,京滋と若狭→京都府,阪奈和→大阪府,元々広い兵庫県→そのまま,が良いと思ってる俺なんですけど,もし奈良が大阪府になると知事が橋元だったらやだな。。

701とはずがたり:2010/01/16(土) 17:48:23
>>699
共産党も支援する改革派の現職山下市長に対して,利権派の中本前市長と捕まって辞職した酒井前市議の勢力が若い樋口を立てて有権者だまくらかして与党に返り咲こうと云う試みで,市民票分断する為に溝川にカネでも掴ませて立たせたのかそれとも溝川が自律的に立ったのか判りませんが,兎に角三つ巴の構図みたいですね
議会の抵抗もあり,なかなか改革の実が挙がってないのかもしれませんが,どうなりますやら。

702チバQ:2010/01/16(土) 23:59:41
http://www.asahi.com/politics/update/0116/OSK201001160105.html
橋下・大阪知事が統一地方選の候補者公募2010年1月16日22時40分

 大阪府の橋下徹知事は16日、大阪市住之江区の大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)で開いた政治資金パーティーで、来春の統一地方選に向けて、府と大阪市の再編を目指す新たな政治グループの候補者を今年4月ごろから公募する、と表明した。「大阪をワン(一つの)大阪に変える同志を多く集めたい」と述べた。

 知事が府庁移転を目指すWTCは、平松邦夫・大阪市長の協力もあって購入予算案が可決された「府市連携」の象徴。しかし、知事は400人の参加者を前に「僕がこれをやりたいと言っても平松市長はだめ。平松市長がやりたいと言っても僕がだめ。こんなので大都市圏は運営できない」と言及。「大阪には市長と知事という2人の指揮官がいる。コントロールタワーを作るべきだ」と、トップを1人にする必要性を訴えた。

 さらに「大阪を選挙で動かす。次の統一地方選挙は、僕の人生で一世一代の大勝負に出る」と述べ、新たな政治グループづくりを目指し、府内の市長選、府議選、市議選に向けて賛同者を集める考えを示した。府市を再編した後はWTCを「新しい大阪丸の船長室にしたい」と語った。

 知事は今月12日、府と市の二つに「財布」が分かれていることが大阪の競争力向上を阻害していると指摘。大阪市を堺市など周辺自治体にまで拡大する「スーパー大阪市」や、東京のように都心を特別区とする「大阪都」にする府市合併などの案を提示した。

 これに対し、平松市長は「早くコメンテーターから卒業を」と批判していた。橋下知事はパーティー後の会見で、平松市長の批判について「理解は得られないと思う。大阪市の理解は関係なくやっていきたい」とも宣言した。

http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010011601000484.html
橋下氏、新グループで候補公募へ 「大阪府、市解体」に決意
 大阪府の橋下徹知事は16日、府と大阪市の再編を掲げた新たな政治グループの結成を目指し、2011年4月の統一地方選の候補者を公募する方針を明らかにした。早ければ今年4月にも始める。府庁の移転先に位置付ける大阪市の「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC)で開催した政治資金パーティーで言及した。

 橋下氏はあいさつで「大阪市、大阪府を解体し、指揮官が1人の大阪をつくる。一発勝負の1期で新しい『大阪丸』をつくった後、自らは海に身を沈めるような政治家を選んでほしい」と述べ、府市再編の実現に向けた政治活動にあらためて決意を明らかにした。

 橋下氏はパーティー後、記者団の取材に応じ、府議、市議のほか、府内の市町村長への立候補者も募る考えも明らかにした。公募の対象は「国政の(所属)政党は問わない。多くの現職府議にも同調してもらえる」とした。

2010/01/16 21:03 【共同通信】

703チバQ:2010/01/17(日) 09:03:14
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100116ddlk25010517000c.html
選挙:長浜市長選 民主党県連が候補擁立を断念 /滋賀
 任期満了に伴う長浜市長選(2月7日告示、14日投開票)で、民主党県連第2区総支部は15日、候補擁立を断念したと発表した。同支部は「候補者擁立に向けて努力してきたが、諸般の事情で擁立できなかった」としている。

 同市長選にはこれまでに、現職の川島信也氏と前自民党衆院議員の藤井勇治氏が立候補を表明している。また、元湖北町職員の中山葉子氏が民主党の支援を受けての出馬を検討していた。【野々口義信】

704チバQ:2010/01/17(日) 22:00:09
>>692-701
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000001001160001
生駒市長選あす告示
2010年01月16日

 生駒市長選と市議補選(被選挙数1)は17日、告示される。これまで市長選には、現職の山下真氏(41)、新顔で市議の樋口清士氏(48)、大阪府立大名誉教授の溝川悠介氏(65)の無所属の3人が立候補を表明。市立病院建設計画や学研高山第2工区の開発計画をめぐり、三つどもえの激しい選挙戦が予想される。市長選、市議補選ともに24日に投開票される。


 再選を目指す山下氏は前回、市民派を前面に出し、自民や公明などの推薦を受けた現職を大差で破った。今回も「市民自治の会さわやか生駒」の会員らが支援し、草の根運動を展開する。市議補選に立候補予定の会員とともに、市立病院建設計画の実現などを訴える。昨年12月中旬の事務所開きには、病院建設に積極的な市議会「市民派クラブ」の市議3人が顔を見せた。


 樋口氏の陣営が昨年末に開いた後援会設立総会には、中谷尚敬議長をはじめ、保守系会派「翔(はばたき)」と「凜風(りんぷう)」、樋口氏が所属していた「民主・草創」の一部など市議9人が駆けつけ、自民党県議も姿を見せた。民主、公明は自主投票を決めたものの、議会内では樋口氏とほぼ行動を共にしており、反市長派が結集した格好だ。病院計画に反対の医師会も支援している。


 高山第2工区の開発阻止と病院建設を訴える溝川氏の陣営は昨年末、同市新生駒台で事務所開き。約80人が集うなか、共産党の3市議も顔をそろえた。党市委員会は昨年12月、「主な政策がほぼ一致している」として溝川氏の支持を決めた。立候補表明は3人で最も遅い昨年12月初旬だったが、高山第2工区に対する姿勢の違いを前面に出して支持を訴える方針だ。


 市議補選は元職と新顔の計4人が立候補を予定している。立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで、市役所4階大会議室で受け付ける。昨年12月2日現在の有権者数は9万5467人。

705とはずがたり:2010/01/18(月) 01:12:59

三木市長選:薮本吉秀氏が再選
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100118k0000m010103000c.html

 三木市長(兵庫県)薮本吉秀氏(51)が再選。前三木商工会議所副会頭の稲田三郎氏(56)を破る。投票率は60.61%。

 確定得票数次の通り。

当23727 薮本 吉秀=無現<2>
 16658 稲田 三郎=無新

毎日新聞 2010年1月17日 23時33分(最終更新 1月17日 23時48分)

706チバQ:2010/01/18(月) 21:38:55
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20100118ddlk26010246000c.html
選挙:綾部市長選 28年ぶり、3人立つ 国政、どう影響−−告示 /京都
 任期満了に伴う綾部市長選が17日、告示された。元市議の梅原晃氏(53)=民主、社民推薦=▽元市理事の山崎善也氏(51)▽元共産市議の渡辺洋子氏(63)の無所属新人3人が立候補し、綾部市の街頭で第一声。24日の投開票日に向け、28年ぶりの三つどもえの選挙戦がスタートした。

 3期目の四方八洲男市長(69)は今期で引退する。市長選は86年から6回連続で2人が立候補しており、3人の出馬は82年以来となる。昨秋の政権交代も受け、共産を除く政党推薦の相乗り候補と革新系候補の一騎打ちという構図が崩れた。政権交代の影響がどう出るかも注目される。【熊谷仁志、瓜生貴一、珍田礼一郎】

==============

梅原晃(うめはら・あきら)53 無新

 造園業[歴]綾部JC理事長▽市消防団長▽豊里小PTA会長▽市副議長▽福知山商高中退=[民][社]

山崎善也(やまざき・ぜんや)51 無新

 [元]市理事[歴]日本政策投資銀行企業戦略部長・プロジェクトファイナンス部長・国際部長▽九大

渡辺洋子(わたなべ・ようこ)63 無新

 共産党地区委員▽綾部ひまわり共同保育園理事長▽新日本婦人の会支部委員[歴]市議▽宇都宮大

707チバQ:2010/01/23(土) 19:57:15
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002660604.shtml
洲本市長選 柳市長が立候補断念 
 2月28日告示、3月7日に投開票される洲本市長選に立候補を表明していた現職の柳実郎市長(64)が、立候補を断念する意向を固めたことが22日、複数の関係者への取材で分かった。健康不安が理由といい、事実上の引退になるとみられる。25日に記者会見する予定。

 柳市長は2007年10月、早期の大腸がん治療のため約2週間入院。退院後は体調管理に努めていたが、関係者によると、最近は夜に開かれる会議には欠席することが多くなっていたという。

 神戸新聞社の取材に対し、柳市長は「ノーコメント」とした。

 柳市長は04年に旧洲本市の市長に当選。06年、五色町と合併した市長選で無投票当選し、初代市長に就任した。昨年12月17日、次期市長選に立候補する意向を表明した。

 同市長選では、複数のグループが候補者擁立を模索しているが、表立った動きはない。(今福寛子)

(2010/01/23 08:25)

708チバQ:2010/01/24(日) 19:44:56
生駒は前回現職がダブルスコアで負けたんですね
そして、貝塚は公明共産の推薦というすさまじい・・・

□2006年1月22日実施の選挙の結果

◇綾部市長選挙(京都府)開票結果 投票率55.54%(過去最低)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 12148 四方八洲男(無現、65歳、3回目の当選)  ┃
┃             (自・民・公・社推薦)      ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃   5108 山口昭雄(無新、69歳)          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

◇生駒市長選挙(奈良県)開票結果 投票率45.64%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 27540 山下 真(無新、37歳、初当選)      ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  13867 中本幸一(無現、自・公・社・日推薦、69歳)┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

◇貝塚市長選挙(大阪府)開票結果 投票率26.21%(過去最低)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 11808 吉道 勇(無現、公・共推薦、78歳、十選) ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃   5936 赤坂誠一(無新、56歳)          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
※市長の十選は史上初。

709とはずがたり:2010/01/25(月) 02:02:33
良識派の市民の大勝利だヽ(´ー`)/

平成22年1月24日執行 市長選挙・市議補欠選挙の開票結果
http://www.city.ikoma.lg.jp/topic/detail3905.html
市長選挙
・候補者別得票数(得票順・敬称略)  <開票率100%>

山下まこと  26,997票→改革派・市民派
ひぐちきよひと  15,983票→中本・酒井傀儡
みぞ川ゆうすけ  6,772票

・当日有権者数 94,529人
・投票者数 50,246人
・投票率 53.15%

市議補欠選挙
・候補者別得票数(得票順・敬称略)  <開票率100%>

よしなみのぶはる  17,210票→山下直系
吉田まさと  15,391票
加藤ひでなお  7,933票
本山けいぞう  4,655票

・当日有権者数 94,529人
・投票者数 50,214人
・投票率 53.12%

710チバQ:2010/01/25(月) 20:39:13
>>706
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20100125ddlk26010279000c.html
選挙:綾部市長選 四方市長の後継、山崎氏が初当選 投票率70.66% /京都
 任期満了に伴う綾部市長選は24日、投開票され、無所属新人で元市理事の山崎善也氏(51)が、元市議の梅原晃氏(53)=民主、社民推薦、元共産市議の渡辺洋子氏(63)の無所属新人2人を破り、初当選を飾った。当日有権者数は3万710人(男1万4482人、女1万6228人)。投票率は70・66%で、過去最低だった前回の55・54%を大きく上回った。

 四方八洲男市長(69)の引退を受け、82年以来28年ぶりの三つどもえの激しい選挙戦となり、市民の関心は高まった。また、政権交代の影響も注目された。

 山崎氏は昨年4月、政府系金融機関から市理事に転身。10月に辞職し、立候補を表明した。四方市長の後継者として、保守層をはじめ幅広く支持を集めた。【熊谷仁志】

==============

 ◇開票結果=選管最終発表
当 11900 山崎善也 51 無新

   5830 梅原晃  53 無新

   3789 渡辺洋子 63 無新

==============

山崎善也(やまざき・ぜんや) 51 無新(1)

 [元]市理事[歴]日本政策投資銀行企業戦略部長・プロジェクトファイナンス部長・国際部長▽九大

711チバQ:2010/01/25(月) 20:40:05
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2010012500080&amp;genre=A2&amp;area=K50
Kyoto Shimbun 2010年1月25日(月)

「四方市政を継承、新しい風も」
綾部市長選大勝の山崎さん

綾部市長選で初当選を決め、四方市長ら支援者とともに喜ぶ山崎さん(右)=24日午後10時15分、綾部市相生町
 24日投開票の綾部市長選で、新人3人の三つどもえの戦いに大差で勝利した元市理事の山崎善也さん(51)は、四方八洲男市長ら支援者たちと満面の笑みで握手を交わし、喜びを分かち合った。市議の経験を生かして市長選に挑んだ梅原晃さん(53)と渡辺洋子さん(63)は得票を伸ばせず、無念の表情で敗戦を振り返った。

 山崎さんの事務所(相生町)には開票作業が始まる前から、保守系市議らでつくる支持母体「あやべ太陽の会」のメンバーや四方市長らが詰めかけた。

 山崎さんが事務所に入り、午後10時過ぎに当選確実が伝わると、支援者から「やったー」「当選だ」など歓喜の声が沸き起こった。山崎さんは、市政の継承を誓って四方市長とガッチリ握手。府北部の他市長からも祝福を受け、喜びを爆発させた。

 山崎さんは「まったくのゼロからのスタートだったが、これだけの支持を得られたことを感謝します。四方市長が12年間築き上げた基盤を引き継ぎ、さらに発展させ、わたしなりの新しい風を綾部に起こしたい」と目を潤ませながら、熱い思いを語った。

 一方、梅原さんは事務所(駅前通り)で、「綾部をもり立てたいと思ってきたが、力不足で申し訳ない。今後も一市民として綾部の役に立っていきたい」と述べ、支援者から拍手で健闘をたたえられた。

 渡辺さんは事務所(駅前通り)で「政策に共感できるという声をいただいていたが、浸透がいまひとつで残念。戦いきって悔いはありません」と語り、支援者からねぎらいの言葉を受けた。

712チバQ:2010/01/25(月) 20:42:46
>>656>>681
無免許じゃないほう
市政継続のほう
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20100125ddlk27010197000c.html
選挙:貝塚市長選 藤原さん初当選 40年ぶりトップ交代 /大阪
 ◇投票率、大幅増47・59%
 任期満了に伴う貝塚市長選は24日投開票され、元副市長の藤原龍男氏(57)=無所属=が、同じく元副市長の山中義仁氏(57)=同=を破り、初当選を果たした。全国最多の10期を務めた吉道勇市長(82)が今期限りで引退。吉道市長を支えたナンバー2同士の一騎打ちは、市長の事実上の後継者とみられていた藤原氏が勝利し、40年ぶりの新たな市のトップとなる。投票率は過去最低だった前回の26・21%を大幅に上回る47・59%だった。

 吉道市政に対する評価が主な争点。吉道市長は「後継指名はしない」と明言していたが、藤原氏の事務所開きや出陣式に出席、「有権者として藤原氏を選んだだけ」と説明していた。藤原氏は政党への推薦依頼はしなかったが、民主、自民の地元府議や周辺自治体の市議、町議らの支援を受けた。町内会や労組など吉道市長を支援した約120団体からも推薦を得て、組織選挙を展開した。

 一方、山中氏は「変革」を訴えて吉道市政の批判を繰り返したが、自身も吉道市政を支える立場だったことが響き、支持を広げられなかった。

 当選の連絡を受け、事務所に現れた藤原氏は、吉道市長や握手を求める支持者と喜びを分かち合った。藤原氏は「大変厳しい選挙に勝利でき、万感、胸に迫る思いだ。市の発展や市民の幸せのため、精いっぱい努力する」と話した。

 当日有権者数は7万85人(男3万3375人、女3万6710人)だった。【酒井雅浩、山田英之、武井澄人】

==============

 ◇藤原氏の主な公約
・市立小学校、幼稚園、保育園の芝生化

・市役所の開庁時間延長

・教職員資質向上の「教育研究センター」新設

==============

 ◆開票結果

 ◇貝塚市=選管最終発表
当 16557 藤原龍男 57 無新

  16103 山中義仁 57 無新

==============

藤原龍男(ふじはら・たつお) 57 無新(1)

 [元]副市長▽市バレーボール連盟顧問[歴]市企画課長・都市政策部長▽近畿大

713チバQ:2010/01/25(月) 21:11:35
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2010012500027&amp;genre=A2&amp;area=K00
Kyoto Shimbun 2010年1月25日(月)

共産VS非共産2極構図か
京都府知事選 告示あと2カ月
 4月11日投開票の京都府知事選は25日で告示まであと2カ月。共産党などでつくる「民主府政の会」推薦の医師門祐輔氏(54)はすでにマニフェスト(公約集)を発表、活動を加速させる。まだ3選立候補を表明していない山田啓二知事だが、2月定例議会(来月4日開会)での立候補表明も視野に入れており、現時点では「共産対非共産」の2極構図の流れが強まっている。

 山田知事には昨秋以降、府市長会など200を越える団体から立候補要請が寄せられている。だが自身は「重く受け止めたい」などと述べるにとどまり、去就は明言していない。一方で、立候補表明なら「リミットは2月議会」とも話し、表明時期を探っているとみられる。

 前回は12月定例議会で行った表明が持ち越されている事情を、府幹部は「民主党の判断待ち」と説明する。

 民主は府連レベルでは「山田府政を評価している」(田渕五十生府連幹事長)とし、同じ府議会与党の自民党、公明党と水面下で連携を模索している。だが自民との対決色を打ち出し、小沢一郎幹事長の下で力を強める民主党本部が首長選の「相乗り禁止」を堅持しているため、府連は身動きが取れないでいる。

 23日、京都市内であった民主府連の会合。国会議員や府議らが知事選への対応を協議したが、明確な方針を決められなかった。府連会長の山井和則衆院議員は「(府連大会のある)31日に方向性を出すよう努力したい」としたが、「相乗り禁止の原則がある。そことの兼ね合いをどう考えるかだ」と党本部への配慮をみせた。

 2008年の京都市長選では、自民、民主、公明による相乗りだった現市長と、次点の共産推薦候補との差はわずか951票。共産党の底力を警戒する経済界や連合京都は2極構図を望む。

 自公は「山田知事は立派な業績をあげてきた」(谷垣禎一自民府連会長)と相乗り容認の姿勢だ。「わたしたちの腹づもりは十分整っているが、民主が党中央の怖い幹事長の顔色をうかがっている」(竹内譲公明府本部代表)と、民主の姿勢にいらだちも強まっている。

 「政権交代をもたらした暮らしの再生を願う声を結集すれば、府知事選も必ず勝利できる」。門氏は23日、京都総評が京都市中京区で開いた臨時大会で決意をみなぎらせた。

 昨年7月の立候補表明以降、大規模集会や街頭演説などで知名度アップを図っている。21日には医療充実や中小企業振興などを盛り込んだ公約集を発表している。

 選挙の構図はまだ決まらないが、陣営は山田知事を「仮想相手候補」とする。公約集で、山田府政の府立洛東病院廃止などを例示して「構造改革路線を進めた」と批判。昨夏の衆院選で大敗を喫した「自公政権」にだぶらせる戦術で、府政転換を訴える。

 門氏の支持団体「民主府政の会」の藤本雅英事務局長は「民主党が自公と相乗りするなら、構造改革の転換を求めて政権交代を選んだ有権者の声と矛盾する。そこを突いていく」とし、連携を模索する府議会与党会派の動きをけん制している。

714チバQ:2010/01/27(水) 12:13:42
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100127-OYO1T00254.htm?from=top
新「大阪都」構想、深まる溝…意気込む知事、平松市長は反発


昨年11月に開かれたパーティーでにこやかに握手をかわす橋下知事(右)と平松市長。「府市再編」では、ぎくしゃくぶりが目立つ 2月6日に就任2年を迎える大阪府の橋下徹知事が今年に入り、大阪府と大阪市を解体・再編する構想に繰り返し言及し、波紋を広げている。来春の統一地方選をにらみ、府市再編を公約にした政治グループ結成も目指しており、「残り任期で一世一代の大勝負を」と意気込む。ただ、肝心の平松邦夫市長は「知事の発想は地域主権にそぐわない」と反発。府市連携を合言葉に蜜月ぶりをアピールしていた2人だが、再編問題では溝が深まっている。

 「大阪市、大阪府を解体して、強い大阪を作らなければならない」。橋下知事はベトナム、シンガポール出張から関西空港に帰国した26日、報道陣に改めて府市再編構想をぶち上げた。「面積も資源もないシンガポールの発展は政治の力。大阪は潜在力があるのに、行政が台無しにしている」

 16日の自らの後援会パーティーでも「船長を1人にしないと大阪、関西丸は海を渡れない」と強調した。

 知事の再編イメージは▽府と市の投資部門などを一本化し「アジアの都市に対抗できる広域行政体」を作る▽大阪市内に人口30万人規模の「特別区」を複数設ける――など。東京都と23特別区の関係に近い、「大阪都」構想と言える。実現するには、国が地方自治特別法を制定し、府民、市民による住民投票で過半数の同意が必要という。

 「大阪の顔」として発信力を誇る知事だが、政令市である大阪市に対する権限は大きくない。今年度当初予算の規模(特別会計含む)は府の約4兆2200億円に対し、市は約3兆8400億円。財政難の中、戦略的にインフラ整備や施設の統廃合を進めるには「府市の財布を一つにするしかない」との考えが、構想の背景にある。

 だが、大阪市の「解体・分割」につながる構想に、市側は警戒。平松市長は「府が(国と市町村の)中間行政に過ぎないことが、知事には物足りないのではないか」と取り合わない姿勢だ。市幹部も「分割されれば、大阪市の都市としての活力が失われる」とする。

 再編論議は2001〜04年頃にもあった。府が府市を合併する「大阪都」構想を提唱すると、大阪市が府の権限を取り込む「スーパー政令市」構想で対抗。双方の亀裂ばかりが際立った。

 今回も、「市長の理解は得られない。統一選に向けて、僕自身の判断で動く」(橋下知事)、「この件で知事と話してもかみ合わない」(平松市長)と対立。妥協点は見いだせそうにない。

(2010年1月27日 読売新聞)

715チバQ:2010/01/27(水) 22:42:21
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000001001260003
生駒市民の選択・上
2010年01月26日


再選を決め、当選証書を受け取る山下真・生駒市長(右)=生駒市役所

 ■病院計画、議会どう動く


 24日の生駒市長選で、現職の山下真氏(41)が26997票(投票者総数の53・7%)を獲得し、他候補に1万1千票以上の大差をつけ再選された。同時にあった市議補選でも、市立病院建設計画で市長案を支持した吉波伸治氏(60)が初当選した。「市民の選択」の背景を探った。


 一夜明けた25日、山下氏は、市役所で緊張した面持ちで当選証書を受け取った。同じ会場には、医療法人「徳洲会」を指定管理者とする市立病院建設計画を前面に出して戦った吉波氏の姿があった。


 「とにかく病院、なんとかしてや」。選挙戦最終日の23日、近鉄生駒駅近くの商店街を練り歩く山下氏に、中年男性が訴えた。握手した高齢女性は「これから心配。いつでも診てくれる病院が必要」と話していた。25日、会見した山下氏は「期待の大きさを感じた。『病院をよろしくお願いします』という声が多かった」と振り返る。


 市は昨年12月初め、許可権者の県に、病院開設に向けて事前協議書を提出した。ところが、その後の市議会で、徳洲会を指定管理者とする案など病院関連3議案が否決された。県から「実現の可能性が不透明」と指摘され、議案の議決を迫られている。


 これについて山下氏は「何としても関連議案を通したい。反対の議員を中心に直接会って説明したい。ラストチャンスなので、時間をかけて臨時議会の招集のタイミングをみたい」と語った。


 現計画への反対を主張して落選した樋口清士氏は24日夜、事務所に集まった約100人の支持者に「私の無謀な冒険に皆さんを巻き込んでしまった」と頭を下げた。会場にいた中谷尚敬・市議会議長は「結果は素直に受け止め、市長とも話をしなければならない。だが、こちらも約1万6千票を得た。歩み寄る姿勢を見せてほしい」と求めた。


 樋口陣営の強力な応援団だった塩見俊次・県医師会長は「市民は重い選択をした。現在案に反対なのは変わらないが、今後どう対応するのが市民のためになるのか考えたい」と話す。


 吉波氏の当選で、現計画に賛成の市議は9人になる見込み。一方、辞職した酒井隆・元議長と立候補に伴って失職した樋口氏を差し引いても、反対した市議はなお14人。


事実上の住民投票となった今回の選挙結果をどう受け止め、行動するのか、今後の市議会の動きが注目される。

716チバQ:2010/01/27(水) 22:42:56
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000341001270001
【10生駒市長選】


生駒市民の選択・下
2010年01月27日


生駒市長選・市議補選から一夜明け、通勤通学客にあいさつする山下真市長(前列右)や吉波伸治市議(同左)と、「さわやか生駒」の会員ら=近鉄生駒駅前

 ◎我が街改革 市民動く


 「おはようございます。いってらっしゃい」。市長選と市議補選から一夜明けた25日早朝、近鉄生駒駅前に再選を果たした山下真氏(41)と、市議補選で初当選した吉波伸治氏(60)が通勤客らに当選のあいさつをした。後ろに並んだ水色ジャンパー姿の10人は市民団体「市民自治の会さわやか生駒」の会員ら。選挙で2人を全面的に支えた。


 会は2003年、高山第2工区開発計画の是非を問う住民投票を求める署名運動から生まれた。請求した投票条例案は市議会であっさり否決された。これを機に、前回の市長選を翌年に控えた05年、会社員や教師、主婦、定年退職者ら約10人で設立。山下氏も名を連ねた。


 前回市長選で山下氏を擁立したが、自民や公明などが推薦する現職は1200人を集めて出陣式をしたのに対し、告示になっても会員は15人。ふたを開けるとダブルスコアの圧勝に、「まさか当選するとは思わなかった」と中川和子代表(56)は振り返る。


 現在の会員約100人は、全員が手弁当のボランティアだ。課題・テーマごとに関心のある市民を巻き込むため、個別に団体を立ち上げて取り組む。昨年の酒井隆・元議長のリコール(解職請求)運動では「酒井議員をリコールする会」を結成し、今回も2人のサポートの会をそれぞれ立ち上げた。


 元コンビニ店を利用した選挙事務所では26日、テーブルなどが撤去され、後片づけが続いた。当初からの会員の森千恵子さん(71)は「自分たちの住む町を住みやすくしたいから」と参加動機を語る。「市政改革が必要」と前回市長選からかかわるようになった荒張恵美子さん(66)は「クリーンな市政にして次代にバトンタッチするのが責任」。夫婦で参加する樋口稔さん(67)は「議会を傍聴していると運動せざるを得なくなった」と語る。


 山下氏は「市立病院計画を信任する」という形で勝利した背景に、地方自治と政党とは直接関係ないことや、生駒の無党派層の多さを挙げる。「政党を相手に市民が勝てたら、全国的にも珍しいし、本当にすごいですよね」。選挙期間中、山梨県から応援に駆け付けた山下氏の両親は、握手で支持を呼びかける息子を見つめながら語った。(おわり)

717チバQ:2010/01/29(金) 20:36:03
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100129-OYO1T00607.htm?from=main1
大阪府知事、大阪市長、堺市長が一堂に 将来像は三者三様
 大阪の将来像を巡り、橋下徹知事と平松邦夫・大阪市長、竹山修身・堺市長が28日、堺市内のホテルで開かれた竹山市長の後援会パーティーで顔を合わせ、三者三様のアピールを繰り広げた。橋下知事が府と大阪市を解体・再編する持論を唱えれば、平松市長は政令市同士の水平連携を訴えて対抗。竹山市長も割って入り、「(府南部は)堺州でまとまれるのではないか」と、泉州、南河内両地域とともに府から〈独立〉する案を初めて打ち出した。

 この日、あいさつに立った橋下知事は「大阪の広域行政を一本化すれば、東京や上海、パリにも負けることはない。行政区域をぶち壊し、白い画用紙の上に新たな大阪を描きましょう」と府市再編を主張した。

 これに対し、平松市長は「気をつけよう、しゃべるばかりの徹ちゃん」と自作の句で知事を皮肉った上で、「関西には力のある政令市が固まっており、水平連携を進めるべき。大阪の潜在力は府市再編しなくても発揮できる」と引かなかった。府市再編構想を巡り、2人が公の場で火花を散らしたのは初めて。2月中旬には正式に議論するという。

 一方、竹山市長がぶち上げたのが、大和川以南の府南部の市町村を堺州として再編する独自案。府のすべての権限・財源の移譲を受ける構想といい、終了後、竹山市長は報道陣に対し、「南大阪でまとまって、産業の活性化などに取り組むべきだ」と述べた。

(2010年1月29日 読売新聞)

718チバQ:2010/02/01(月) 18:24:06
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=183589
白浜町長が突然の辞職願 任期満了目前
 和歌山県白浜町の立谷誠一町長が1日朝、辞職願を岡谷裕計町議会議長に提出した。突然の辞職に庁内は混乱し、予定されていた町議会定例会は状況説明と今後の取り組みを話し合い、すぐに散会した。立谷町長は辞職の理由について、本紙記者に「中間処理施設(ごみ焼却場)の解決について十分考えたい」とだけ述べた。3月の町長選に立候補するかどうかは「今後のことは後援会の人と協議して決めたい」と話した。

 この日は任期満了に伴う町長・町議選を前にした町議会定例会の初日で、開会前に町幹部や町議には辞表提出が初めて知らされた。議会は、議運と議員懇談会を開き散会した。

 岡谷議長は「『一身上の理由』というだけで具体的な理由の説明は受けていない」とし、「骨格審議をする大切な議会の初日だけに、残念だ」と述べた。

 この日は、議会の開会前に立谷町長が同町保呂地区にある町ごみ焼却場(清掃センター)の使用期限について、区役員らから議会などでの町長発言についての質問書を受け取ることになっていた。町長が出席する予定だった保呂区役員との会合には、広畑副町長ら町幹部12人が出席した。

 ごみ焼却場は、この3月末で使用期限が切れる。このため、町が地元区と交渉に入る準備を進めていたが、2005年に当時の保呂区長ら区役員が町長にあいさつに訪れた際、町長の発言をめぐって地元と町長との間で誤解が生じたのが発端で、延長交渉に入る前段階で話し合いがストップした状態が続いている。

 保呂区の狼谷義和区長は「この問題で町長が辞職するのはおかしい。これまでの取り組みが闇に葬られることになりはしないか。自身の発言から発した問題なのだから、任期いっぱいまで解決する努力をしてほしい。このままでは区や住民が悪者になってしまう」と述べた。また、「町長の議会などでの発言に関し、地元の真意や正確なところを知ってもらいたい」とし、区民との懇談会の開催を議会に申し入れた。

町長選の日程、再協議へ 白浜町選管

 町選挙管理委員会によると、立谷誠一町長が辞意を撤回しない限り、翌2日から20日経過すると自然退職となる。同選管は、議長から町長が辞意を示した旨の連絡を受け、町長選挙の日程を再度協議するという。

 選管では任期満了(3月25日)に伴う町長選挙と町議選の日程を、既に3月2日告示、同7日投開票と決めている。

 選管によると、町長選で当選した場合、当選者によって任期が異なり、立谷氏が当選した場合は任期は3月25日となり、再び町長選挙を実施することになるという。

719チバQ:2010/02/02(火) 19:29:33
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100202-OYO1T00924.htm?from=top
大阪府市再編支援へ「橋下党」…今春にも結成
 大阪府の橋下徹知事が提唱する府と大阪市の再編構想に賛同する府議らが、超党派で〈橋下党〉ともいえる府議会内新会派の結成を目指していることがわかった。今春にも20人前後で旗揚げする見通しで、メンバーらは「知事の改革を応援したい」としている。

 橋下知事の府庁舎移転構想などに同調してきた「自民党・維新の会」(6人)、「自民党・ローカルパーティー」(5人)の2会派の府議が中心メンバー。自民党(38人)、民主党(24人)の両会派や無所属系会派(6人)に所属する議員にも参加を呼びかけており、数人が前向きな意向を示しているという。

 橋下知事は、来年の統一地方選に向けて府市再編を公約に掲げる政治グループを発足させる意向を表明しており、新会派が受け皿となる可能性が高いとみられる。参加を決めた無所属府議の1人は読売新聞の取材に対し、「大阪の浮上には府市再編が必要。知事が動き出した今しかチャンスはない」と話している。

(2010年2月2日 読売新聞)

720チバQ:2010/02/04(木) 22:48:19
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100204-OYO1T00932.htm?from=top
事業仕分け、意味なかった!? 奈良市「不要」の全事業を継続
外郭団体委託など
 奈良市が行政のムダを見直そうと昨年11月に実施した「事業仕分け」で、「不要」と判定された14事業すべてについて、市が新年度も継続する方針を決めたことがわかった。事業廃止で7億円の予算削減が見込まれたが、多くが外郭団体などへの委託事業で、「雇用に影響し、すぐにやめられない」ことなどが理由。専門家からは「これでは仕分けの意味がない」との声も出ている。

 事業仕分けは、昨年7月に初当選した仲川元庸市長が公約に挙げていた。昨年11月22、23日、政策調査研究機関と公募の市民が、60事業(予算額約50億円)について外部の視点から必要性などを議論。利用率の低さなどから、老人福祉センターの管理運営など14事業を「不要」とした。

 市は実施要領で、結果を事業見直しに反映させるよう努めるとしていたが、外郭団体や企業への委託9事業(計5億3000万円)では「契約期間が残っている」「見直しに時間が必要」といった理由で継続とした。

 仲川市長は「すぐに廃止することに対して市内部で反発があり、委託先と雇用面で調整する時間もなかった。今後も廃止に向けて検討したい」と説明する。

 仕分けに加わった大学非常勤講師後藤舜一さん(70)は「すぐに廃止になるとは思わなかったが、全事業継続とは残念。理由や予算の編成過程を市民に説明してほしい」と話した。

 公共事業に詳しい法政大の五十嵐敬喜教授は「判定がすべてひっくり返されたのは問題。短時間での仕分け作業には限界もあるが、今後は、判定をどう予算に反映させるか、事前にきちんと決めておくべきだ」と指摘している。

(2010年2月4日 読売新聞)

721チバQ:2010/02/04(木) 23:10:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20100204-OYT8T00023.htm
長浜市の課題  市長選を前に  苦しい財政見直し必要


新庁舎が建設される市役所東別館の敷地。市の規模に見合った計画が求められる(長浜市役所東別館で)  「これまで通りの財政運営では、あと5年でつぶれる」。今年1月、長浜市と虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の6町が合併して誕生した新「長浜市」の財政担当職員が、早くも悲鳴を上げている。

 合併で財政規模が膨れあがり、旧6町を合わせた市の普通会計規模は約550億円となった。人口が同規模の彦根、草津両市と比べて約200億円も大きい。

 市は、職員の新規採用を抑えたり、公共工事を削減したりすることで、10年後には人件費を約4割、建設費を約3割圧縮する計画を立てている。しかし、それでも削減額は100億円にとどまるうえ、旧木之本町の小学校改築や、旧高月町の中学校移転改築などの大型事業も控えており、根本的な行財政改革は“待ったなし”の状況だ。

 藤居茂樹・財務課長は「財政計画は市税収入の現状維持が前提なので、この不況下で必ずしも当初の予定通り行くとは限らない」と話す。

 そんな中、総事業費111億円を投じて市役所の新庁舎を建設する構想がある。

     ◇

 市新庁舎建設準備室によると、本庁舎は1952年に建築。県内13市で最も古いといい、老朽化と耐震面に不安があるとして、2007年に協議が始まった。計画では、現在の本庁舎の約300メートル南東にある東別館の敷地に床面積約1万2000平方メートル規模の建物を建築し、東別館は改修して利用する。13年度に完成を予定している。

 総事業費の内訳は、新庁舎建設費42億円、東別館の改修費12億円、周辺用地取得・営業補償費33億円など。このうち、市の負担額は46億円で、残りは合併特例債と合併推進債計30億円、国の補助金13億円などをあてる計画だ。

 しかし、完成時期が遅れると国の補助を受けられないうえ、現時点では金額が定まらない市有地の売却益として13億円も当て込んでいる。将来的には特例債の償還も重くのしかかってくる。

 同室の江畑仁資参事は「現在はあくまでも積算の段階なので、今後見直していく」と強調する。しかし、市の主な歳入の一つである地方交付税は合併後6年目から段階的に減らされ、11年目には約50億円も減少する見通し。市税収入の確保も、現在の経済情勢では不透明だ。市の規模や財政事情に見合った計画になるよう、市民自身が徹底的に検証していく必要がある。

     ◇

 1市6町の合併後初めてとなる長浜市長選。7日の告示を前に、市の課題を2回にわたって取り上げる。

(2010年2月4日 読売新聞)

722チバQ:2010/02/04(木) 23:15:04
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100204-OYO1T00825.htm?from=main1
滋賀・嘉田知事、再選出馬へ
 滋賀県の嘉田由紀子知事(59)が、今夏に予定されている知事選に再選を目指して立候補する意思を固めたことがわかった。知事周辺が支援者に対して、2期目に向けた協力要請をしており、嘉田知事は早ければ、16日開会の県議会で正式に表明する見通し。

 嘉田知事は京都大大学院農学研究科博士課程修了。県職員を経て、京都精華大学教授などを務めた。2006年の知事選で、自民、公明、民主各党が推薦した現職を破って初当選。公約だった東海道新幹線新駅建設中止を実行したほか、大阪、京都、三重の各府県知事と連携し、国の大戸(だいど)川ダム事業を凍結に持ち込んだ。

 滋賀県知事選では、共産党が独自候補を擁立する方針を決めている。

(2010年2月4日 読売新聞)

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100204-OYO1T00280.htm?from=main1
仁坂・和歌山知事、再選出馬へ
 12月に任期満了を迎える和歌山県の仁坂吉伸知事(59)は、次の知事選に再選へ向けて立候補する意思を固めた。1月下旬、後援会幹部や自民党県議らにも意向を伝えているという。23日に開会予定の県議会で出馬を表明する見通し。

 仁坂知事は和歌山市出身で、経済産業省局次長や駐ブルネイ大使などを歴任。2006年12月、官製談合・汚職事件にかかわった木村良樹前知事(収賄罪などで有罪確定)の辞職に伴う知事選で初当選した。

(2010年2月4日 読売新聞)

723とはずがたり:2010/02/05(金) 01:51:56
>>722
和歌山で民主は候補者立てられますやら。
参院選候補に選ばれなかった山下県議辺り?

724チバQ:2010/02/05(金) 23:46:43
>>721
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20100204-OYT8T01357.htm
長浜市の課題   市長選を前に  不公平感ない施策を


地域づくり協議会の会合。新市に格差や不公平感を生まないためにも、行政は市民が自主的に地域を守る取り組みを後押しする必要がある(長浜市の田根公民館で)  合併による広域化に伴い、問題が顕在化しているのが地域間格差。新「長浜市」でも、旧6町は少子高齢化や過疎が深刻な地域であるうえ、支所の職員数も合併前から3割も減少し、行政が住民の要望を細かくくみ取ることがますます困難になっている。市は住民主導の協議会設置を進め、地域の課題をできるだけ自分たちで解決してもらう方針を打ち出しているが、旧町部からは「行政がますます遠くなる」との声も聞こえてくる。

     ◇

 長浜市は2007年から、市内各地の公民館を単位に「地域づくり協議会」を設置。今年1月現在、旧市内13地区のうち12地区で発足している。

 協議会は独自に活動計画を定め、空き家対策や介護予防事業、公民館の指定管理など、これまで行政が行ってきた役割を“肩代わり”していく方針。市の支援は、毎年20万円の交付金や広報紙発行費用などの補助に限られている。

 市幹部の一人は「財政難の中、市民でできることと、行政がやるべきことをきちんと線引きし、限られた財源を効果的に配分する必要がある。合併はそのための一つのきっかけ」と意義を強調。別の幹部も「住民自らが地域にかかわっていくのが、本来の自治のあり方。一人ひとりが役割を果たし、地域が盛り上がれば、格差を感じにくくなるはず」と話す。市は今後、旧6町でも設置を促していくことにしている。

     ◇

 県内最北端に位置する旧余呉町。町域のほとんどを山間部が占め、1日現在の人口は3778人と旧6町で最も少ない。それだけに、住民には「合併で地域が埋もれてしまう」との危機感も強い。

 昨年4月、同町菅並地区周辺の住民らが「妙理の里振興組合」を発足。トチの実の加工品作りやモミジの植樹などを進めてきた。同11月には、「多くの俳句に詠まれた町の個性を残そう」という住民の発案をきっかけに、高齢化や資金難などで途絶えていた俳句大会が復活した。住民が自分の手で積極的に取り組んできた成果といえる。

 しかし、同町の高齢化率が33・4%で、新市の平均(23%)を大きく上回っているという現実は残ったまま。振興組合の山形賢一組合長(64)は「この10年で人も減り、町から元気がなくなっているのが現実。集落を超えて協力しないと、中心部との格差は広がるばかりでは」と懸念を示す。

     ◇

 中心部と周辺部との間で生じかねない深刻な格差を防ぎ、合併を意義あるものにするためにも、新市長には、市民に「切り捨てられた」との不公平感を感じさせず、それぞれの地域が個性を発揮できるような施策が求められる。

(この連載は矢野彰が担当しました)

(2010年2月5日 読売新聞)

725チバQ:2010/02/06(土) 13:34:06
>>662>>673>>721>>724
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001002060003
現新、一騎打ちか/長浜市長選 あす告示
2010年02月06日

 湖北地域の6町を編入して誕生した新・長浜市で初めてとなる市長選が7日、告示される。再選を目指す現職の川島信也氏(73)と、前衆院議員で1月に自民党を離党した新顔の藤井勇治氏(59)の2人がいずれも無所属で立候補を予定している。民主党が候補者擁立を断念しており、保守系同士の一騎打ちになる公算が高い。旧6町で実施される市議増員選とともに14日に投開票される。


 長浜市は2006年に旧浅井、びわ両町と対等合併。旧市の市長選(91、99年)で2度当選していた川島氏は合併直後の市長選でも当選を果たし、就任後、さらに6町との合併を進めてきた。立候補を正式表明したのは昨年9月。「12万都市の基盤をつくる」と市議会で決意を述べた。


 一方、藤井氏は新市に編入された旧虎姫町の出身。「郵政解散」の05年衆院選で、長浜市を含む滋賀2区から立候補し、比例区で復活当選した。昨夏の衆院選では落選したが、昨年末、「新しいまちには新しいリーダーを」という支援者の呼びかけに応じ、市長選への挑戦を表明した。


 市長選では、多額の支出を伴う市役所の新庁舎建設のあり方や財政再建の手法、編入された6町での行政サービスの維持などが争点になりそうだ。


 市議増員選は6町の編入に伴い、市長選と同じ日程で実施される。旧町ごとに選挙区(定数1)が設けられ、今のところ、それぞれ2〜4人が立候補する見通し。少数激戦の選挙戦になりそうだ。


 09年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は市全体で9万7847人。


【擁立断念 民主票に注目】


 昨年夏の衆院選で自民党を圧倒し、県内の国政選出枠を独占した民主党。しかし、政権交代後、県内で初めての首長選で独自候補を立てられなかった。「不戦敗」となる保守対決の様相に、県連幹部は「候補者を擁立する組織力がなかった」と、肩を落とした。


 民主は昨年から、地元選出の民主党県議や衆院2区総支部が中心となり、市長選の候補者を探してきた。県幹部を擁立する動きもあったが、結局、実を結ばなかった。


 衆院選で戦った藤井氏が昨年末に立候補を表明すると、「保守分裂で勝機が高まった」と再び候補者探しに追われた。だが、今年1月に擁立断念を正式発表した。


 民主は川島氏も藤井氏も応援せず「自主投票」で市長選に臨む。幹部は「政権与党と言っても、湖北では擁立すらできない程度というのが現状。衆院選は党への期待感で戦えたが首長選は別だった」と危機感を募らせる。


 衆院選滋賀2区で当選した民主の田島一成氏が長浜市(旧6町含む)で獲得したのは約3万8千票。民主は比例区でも3万票余りを集め、自民に8千票以上の差をつけた。これらの票の行方が注目される。

726チバQ:2010/02/07(日) 13:37:41
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100204ddlk25010496000c.html
新生・長浜市の課題:市長選を前に/上 財政 /滋賀
 任期満了に伴う長浜市長選と、同市と6町の合併に伴う市議増員選挙が7日、告示(14日投開票)される。市長選にはこれまでに現職の川島信也氏(73)と前衆院議員の藤井勇治氏(59)が立候補を表明、無所属同士の一騎打ちが予想される。長浜市は今年1月1日、東浅井郡2町、伊香郡4町との合併で人口が12万人を超えた。激戦が予想される市長選を前に、新生・長浜市が抱える課題を検証する。【野々口義信】

 ◇「市税伸びず」「交付税減」の二重苦 見えない打開策
 6町を編入合併した長浜市の最大課題は、財政問題だ。1市6町を合わせた普通会計の財政規模は約550億円。歳入に占める市税の割合は36%で、草津市の60%に比べると、はるかに低い。自主財源比率も52%と低く、国の地方交付税に頼らざるをえない台所事情がうかがえる。

 合併前の08年度、1市6町の普通交付税額は計約118億円あった。合併後5年間、この額は据え置かれるが、国の交付税交付基準で6年後から段階的に削減され、20年度には特別交付税などを合わせた額は09年度の160億円が50億円減って110億円にダウンする見通し。市税の大幅な伸びが見込めず、交付税も減らされる二重苦に見舞われる。

 こんな厳しい財政状況の中、新庁舎建設や市民の要望が高い給食センター、公民館、学校改築など待ったなしの箱もの事業が待ち受ける。市財務課の見通しでは、事業費ベースで約150億〜200億円かかり、さらに福祉費などの扶助費は年5〜10%の伸びが見込まれ、市財政の圧迫に輪をかける。

 合併に伴い、旧6町の町長などの特別職や議員などが失職し、年間約10億円が浮いた。市はさらに今後12年間で職員を約300人減らし、年間約19億円の人件費削減を見込む。他にも8カ所の文化ホール、6カ所の図書館、各種イベントなどの統廃合も検討、旧役場庁舎の売却案も浮上している。

 今回の市長選に立候補を表明している2氏とも財源対策に「企業誘致」を挙げるが、市が抱える工業団地は、すべて完売か進出企業が決まっていて満杯状態。今のところ立地を名乗り出る企業はなく、新たに工業団地を造成するにも市に資金余力はない。国の優良農地保護政策で工業団地造成の農地転用も難しくなってきた。藤居茂樹・市財務課長は「旧町の施設の売り払いや施設の統廃合は、合併直後の旧町の住民感情を考えると簡単ではない」と話す。暗いトンネルを抜け出す方法は見えてこない。

727チバQ:2010/02/07(日) 13:38:53
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100205ddlk25010375000c.html
新生・長浜市の課題:市長選を前に/中 新庁舎 /滋賀
 ◇合併特例債、「にぎわい」補助金の活用 議論百出、迫る期限
 長浜市の駅前通りに面した長浜市役所本庁舎。昨年暮れ、6町との合併に備えた各部署の引っ越し作業が慌ただしく行われた。庁舎は鉄筋3階建て、延べ4415平方メートル。1952年に建設され県内13市の庁舎の中で最も古い。手狭なため99年からは通りを挟んだ旧市立長浜病院を東別館庁舎として活用してきたが、今回の合併に伴い、市教委事務局は約7キロ離れた旧浅井町役場に移転した。

 新庁舎の建設問題は07年夏、6町との合併協議のさなかに急浮上した。同年11月には市民を交えた「市庁舎建設のあり方検討会議」が東別館跡地への建設を第1候補とし、同案を軸に議論が進んでいる。

 庁舎建設は通常、国、県からの財政支援は受けられない。東別館跡地は市街地にあるため、中心市街地活性化基本計画の認定を受け、市は国の「暮らし・にぎわい再生事業補助金」を利用。浅井町、びわ町との1市2町合併特例債、今回の1市6町合併の合併推進債の活用ももくろんでいる。

 市新庁舎建設準備室は、東別館跡地の新庁舎の職員数を600人、必要面積を延べ1万8000平方メートルと想定。用地費と旧病院解体費などを含め事業費を約111億円とはじき出した。

 ただ、建設場所については、市民や市議会の間でいまだに議論百出の状態だ。国道8号沿いの市民会館跡地とその周辺、同市大戌亥町周辺なども浮上している。東別館跡地は6町合併前の候補地で、6町の住民の意思を反映したと言えるかどうか。財政難の中、旧役場の中でも比較的新しい旧浅井、湖北、高月などの庁舎を活用する分庁舎方式を推す声もある。

 市役所の位置を決めるには、市議会で3分の2以上の賛成が必要で、ハードルは高い。合併特例債とにぎわい再生事業補助金を財源にしているため、13年度中の庁舎完成、14年度中の周辺整備完了が条件となり、遅れるといずれも認められなくなる恐れもある。東別館以外に候補地を変更すれば計画の根本的な見直しが必要になる。期限が迫る中、難問山積の新庁舎問題。新市長の手腕が問われる。【野々口義信】

728チバQ:2010/02/07(日) 13:39:38
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100206ddlk25010440000c.html
新生・長浜市の課題:市長選を前に/下 まちづくり /滋賀
 ◇担い手不足、観光客減少 合併メリット生かせ
 JR長浜駅に近い黒壁スクエアかいわい。厳冬期でも観光客が繰り出す人気スポットだ。しかし、にぎわいを演出する長浜市の第三セクター「黒壁」は2期連続で赤字決算となり、観光客もピーク時の235万人(06年度)から08年度には200万人を割り込んだ。長浜観光が誇る黒壁の街づくりにも陰りが見え始めている。

 同市は、市街地の定住化促進と商店街の再活性を図る「中心市街地活性化基本計画」を作成。国の認定を受け、昨年夏には計画推進の核となる第三セクター「長浜まちづくり会社」を設立した。市と長浜商工会議所、民間21社が出資し、エリア内の街づくりを一体となって推進。市街地の空き町家を生かした宿泊施設の整備や米川の親水性を利用した回遊路整備など、滞在型にシフトした「ポスト黒壁」の街づくりにかじをきった。

 今回の合併で、市の面積は県内で最も広くなった。「長浜はひとつ」という住民が一体感を持てる地域づくりや振興策も重要課題だ。市は合併した6町との間で差があった健康保険料や介護保険料、保育園料などを統一。観光振興策も、知名度の高い長浜曳山まつり▽竹生島▽渡岸寺観音堂▽小谷城址、賤ケ岳古戦場▽余呉湖−−など個々の観光資源をネットワーク化し、全国にアピールする方針だ。市の担当者は「『湖北』を前面に出して売り込む。合併、統合のメリットは大きい」と話す。

 旧6町は長浜市との合併を積極的に推進したが、旧町側には、今後のまちづくりに不安を募らせる住民もいる。06年に長浜市と合併した旧浅井町では、合併当初50人いた支所職員は19人に減った。今回の合併で、旧6町の各支所には現在47〜29人が勤務しているが、将来どうなるかは不透明だ。

 中心市街地の黒壁周辺でも、街づくりを盛り上げてきた町衆の高齢化と人口減で担い手が不足しており、課題は山積している。長浜まちづくり会社の山内敬・タウンマネジャーは「民に元気がない今、行政と民間が力を合わせて効果的な街づくりの仕組みを作る必要がある」と説く。新市長のリーダーシップと実行力が試される。【野々口義信】

729チバQ:2010/02/07(日) 23:37:32
http://www.asahi.com/politics/update/0207/OSK201002070013.html
橋下節、微妙な変化 民主党には基本「さん」付け(1/2ページ)2010年2月7日17時57分
  
 6日で就任2年となった大阪府の橋下徹知事の記者会見を分析すると、言及する人物の中では大阪市の平松邦夫市長が圧倒的に多いことがわかった。政治家の栄枯盛衰にも敏感に反応している。過激な発言が多い一方で、民主党やその閣僚を持ち上げる回数も増えている。

 就任から今年2月3日まで、橋下知事の定例記者会見は計76回あった。府が作成した会見録を、社会言語学者で「政治家の言葉」を研究する松田謙次郎・神戸松蔭女子学院大教授とともに分析した。

 最も多い平松大阪市長(212回)には、2008年夏に大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)への府庁移転を表明した後、「僕と平松市長で」など二人三脚ぶりを示してきた。

 ところが今年に入り、大阪府・市の再編を打ち出してからは、平松市長のことを「ビジョンがない」などと、もっぱら「敵役」としている。

 首長では他に嘉田由紀子・滋賀県知事(68回)、井戸敏三・兵庫県知事(52回)、山田啓二・京都府知事(42回)ら。嘉田知事の名前を挙げる時は、主にダム問題について「勉強させてもらう」など、常に敬意を込めている。

 一時は多かったが激減したのは、東国原英夫・宮崎県知事(40回)。全国知事会の改革で共闘した2年目前半(昨年2月〜7月)は35回登場。「全国にも支持者が多い」と持ち上げていたが、昨夏の衆院選前の「私を自民党総裁候補に」発言で東国原氏に批判が集まるようになってから、会見だけでなく登庁時などの取材でも触れなくなった。

 麻生太郎前首相(77回)を「僕は全面的に支えたい」と言ったこともあったが、政権交代を境に名前を挙げることはほぼなくなった。代わって原口一博総務相(38回)や前原誠司国土交通相(19回)への言及が増加。ただ、地元・大阪選出の平野博文官房長官に触れたのは3回しかなく、縁の遠さがうかがえる。

 政党ではこの1年、民主党が239回と大幅に増え、自民(75回)と公明(59回)両党に大差をつけた。知事は政党を批判する際は「○○党」と呼び、持ち上げる時は「さん」をつける傾向がある。2年間の民主党の「さん」づけ率は62%と自民(43%)、公明(45%)両党を上回り、政権交代後は「民主党さん」率は71%に増えた。知事は「深層の意識かも」と話す。

 他にたびたび名前を挙げるのは政策ブレーンだ。大手塾による放課後授業で知られる府特別顧問の藤原和博氏が66回で最多。空港戦略などを助言する同顧問の上山信一・慶応大教授の48回が続く。

 知事の発言を分析した松田教授は「就任後しばらくは国政の政治家や政党名にさほど言及しなかったが、昨夏の衆院選前にはかなり目立つようになった。国や政界に働きかける政治家になっていったことがうかがえる」と話す。

     ◇

 一方、記者会見以外も含めると、話題になった「ぼったくりバー」や「クソ教育委員会」など、知事の刺激的な表現は最近も止まらない。

 4日の大阪府豊能町議会との意見交換会では、大阪(伊丹)空港問題で危機感を持つべきだとして「僕が虫の中で一番尊敬しているのはゴキブリです。新聞紙を丸めたら後ろに目もないのにぱっと逃げる。危機感がすごい」。3日の会見では、就任2年の自己採点を尋ねられて「採点を僕が言うのは、ケツを出すほど恥ずかしい」と言った。

     ◇

 「僕」が増え、「私」は消滅寸前――。橋下知事が会見で自分のことをどう呼んできたか松田教授が調べたところ、こんな結果だった。

 1年目は「僕」が2255回(88.4%)、「私」が295回(11.6%)。2年目は「僕」が3474回(99.3%)に増え、「私」は24回(0.7%)に激減した。

 「私」は会見の冒頭、府職員作成の文書を見ながら述べる場合がほとんど。記者との質疑応答では「僕」に切り替わる。知事周辺によると、弁護士時代も法律相談や法廷では「私」だが、普段は一貫して「僕」だったという。

 知事は「最初は『私』だったが、なんか合わないのでやめた。普通に『僕』の方がいいと思った」と話す。

 関西学院大の野田正彰教授(比較文化精神医学)によると、「私」は立場の違う相手に社会性を持って接する意思表示だが、「僕」は自分を受け入れ、評価してほしいと甘える言葉でもある。「知事は『私』を使おうとしても『僕』に戻ってしまう。いつも自分を評価してほしい思いの表れではないか」とみる。(春日芳晃)

730 ◆ESPAyRnbN2:2010/02/08(月) 15:04:28
前原が駆けつけ、ホテル日航奈良で開かれた民主党奈良県連大会。

http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000001002080001
「県議の倍増を」
2010年02月08日

 ◎民主県連大会 馬淵氏、統一選へ表明
 民主党県連が、来年の統一地方選挙で、県議会議員の議席倍増を目指すことになった。馬淵澄夫・国交副大臣が
6日、政権交代後初の県連定期大会で表明した。

 衆院選で圧勝した民主党だが、地方組織はなお自民党の勢力が強い。馬淵氏は「安定政権のため」「地域主権の
確立には地方議員の増強が必須」などと強調し、参院選で、全行政区で得票率1位▽統一地方選では、県議を
「地域主権の中心的担い手」として強化▽民主系議員のいない市町村議会で、積極的に候補を擁立、などを今後の
目標に掲げた。

 県議会(定数44)の民主会派は9人で、多数派の自民系2会派(計24人)に押されがちだ。県議会の16選挙区中
8選挙区で議席がなく、この空白区の解消と、複数定員の選挙区での2人以上の擁立を目指す、という。

 一方、知事選は「候補の擁立・推薦を含め、慎重に対応する」としている。

 大会は奈良市のホテル日航奈良で開かれ、党員ら約300人が参加。馬淵氏を、5期目の県連代表に選出した。
前原誠司国土交通相も駆けつけ「政治主導に戸惑っていた官僚も前向きになってきた。不可逆的な改革を続ける」と
訴えた。

 政権交代を反映して、来賓の数は、過去最多の85人。市町村長約20人や、かつて自民党の有力な支持基盤
だった県建設業協会やトラック協会、農協、森林組合の代表者が初出席していた。

731チバQ:2010/02/09(火) 12:58:10
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001002090003
長浜市長選 2氏届け出
2010年02月09日


【市議増員選は計14氏】


 湖北地域の6町を編入して誕生した新・長浜市で初の市長選が7日告示され、前衆院議員で新顔の藤井勇治氏(59)=無所属=と、再選を目指す現職の川島信也氏(73)=同=の2人が立候補を届け出て、保守系同士の一騎打ちとなった。旧6町の市議増員選(各定数1)も併せて告示され、いずれも14日に投開票される。6日現在の同市の選挙人名簿登録者数は9万7869人。


 市長選は多額の支出を伴う市役所新庁舎の建設や財政の立て直し、旧6町の役場の支所化に伴う行政サービス低下への懸念など、新市が抱える諸課題に対し、両候補が有権者にどのような対策を示すかが注目される。


 長浜市八幡中山町の事務所前であった藤井氏の出陣式には約500人(陣営発表)の支援者らが集まった。地元選出の角川誠県議(対話の会・びわこねっと)や長浜市議会の青木甚浩(やす・ひろ)議長らも応援に駆けつけた。


 あいさつに立った角川県議は、合併後の新市は「地域間格差が非常に大きい」と指摘。厳しい市の財政事情に触れながら「政治力のある藤井候補に当選してもらって、住民が住んでよかったと思える長浜市をつくっていただきたい」と述べた。


 同市宮司町の総持寺駐車場であった川島氏の出陣式には支持者ら約350人(陣営発表)が集まった。地元から選出された川島氏の次男の川島隆二(自民党・真政会)、野田藤雄(同)の両県議や旧虎姫町の山内健次元町長らが顔をそろえた。


 山内元町長は「今、北の方では多くの同志が思いを一つにして、市議増員選を戦っている。この場には集まれないが、新市のスタートにふさわしいかじ取り役として川島氏を推薦、応援している」と述べた。


 一方、市議増員選は旧6町の各選挙区にそれぞれ2〜3人、計14人が立候補を届け出た。


【市長選候補者の第一声】


〈藤井 勇治氏(59)無新〉 「税金の無駄 徹底検証」


 これまで国政の場で、ふるさとのために全力で働いてきた。市政に転じても「ふるさとをよくする」という志は同じ。長浜市のトップリーダーとして国政での経験と知恵、人脈をフルに生かし、全身全霊で取り組む決意だ。


 市民に情報公開し、各地域の個性や特性をいかしながら一体感のある公平なまちづくりを進めなければならない。


 財政問題の舵(かじ)取りも重要だ。借金を子や孫に回すわけにはいかない。税金の無駄遣いがないか徹底的に検証する。豊かな歴史や文化をいかした観光業の振興、企業の誘致などにも取り組む。


 新しい市庁舎については、旧6町と旧長浜市のみなさんともう一度、意見を出しあいたい。市民と草の根のスクラムを組んで、誇りの持てる長浜市をつくりたい。


〈川島 信也氏(73)無現〉 「新しい庁舎 安く建設」


 私が合併にかかわらせてもらって10年になる。曲折を経て新しい長浜市になることができた。何としても、この合併を市民が「合併してよかった」というものにしなければいけない。


 法律的、形式的には湖北6町の編入合併だが、その内容はそれぞれ独立した地方政府が一緒になるわけで、実質的、精神的には対等合併だと思っている。


 新しい市庁舎は、敷地が広い旧長浜病院跡に建てなければいけないと考える。新市の庁舎は1万8千平方メートルの床面積が必要と試算しているが、病院跡にあり、旧病舎を庁舎の一部として使っている東別館はそのまま使え、3分の1の6千平方メートルを確保できる。


 高度成長の時代ではない。いかにして安い庁舎を建てるかが私たちの責任だ。

732とはずがたり:2010/02/12(金) 00:04:36
>>712

最高齢、最長在職の貝塚市長引退 83歳「市民として発展に協力」
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021001000619.html

 大阪府貝塚市の市長を10期40年務めた吉道勇さん(83)が10日、任期満了で引退した。全国の市長で最高齢、最長の在職期間だった。就任は大阪万博が開かれた1970年。市役所の会議室に集まった職員を前に、吉道さんは「40年間で総理大臣が23人もかわった。今後は一市民として貝塚市の発展のため協力したい」と感慨深げに話した。

 公害問題の解決や情報技術(IT)、食品企業などの誘致に力を入れた市政を振り返り、「市長一人が仕事をするわけではない。みなさんがそれぞれの部署で努力した結果がこの街」と強調。「私のような古だぬきが居座っていては志のある人が出てこない」などと、時折ユーモラスな表現を交えて語りかけた。

 その後、玄関で花束を受け取り「多少不満はあるかもしれないが、私は10期40年間みなさんの負託におおむね応えてきた。これから元気で酒を飲めるのは無上の喜びです」と笑いを誘い、職員や市民の大きな拍手に包まれ、笑顔で市役所を後にした。

 12日からは吉道さんの下で副市長を務めた藤原龍男さん(57)が市長に就任する。
2010/02/10 23:01 【共同通信】

733チバQ:2010/02/13(土) 11:08:26
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001002120003
新市のゆくえ 長浜市長選 〈上〉
2010年02月12日


長浜市役所の本館と別館(左奥)。耐震基準を満たしておらず、建て替えが検討されている=長浜市高田町

【細る財源、止まらぬ出費/新庁舎建設・扶助費増 問われる手腕】


 選挙戦が終盤を迎える中、長浜市の来年度予算の編成作業も終盤の追い込みに入っている。財務課が入る市役所本庁舎3階の一室は、深夜まで明かりがともる。


 市長選を控え、人件費、扶助費、公債費の義務的経費などを積み上げただけの骨格予算だが、昨年12月に各課の要求が出そろった段階で、総額は400億円台後半に達していた。6月補正で新市長が新規事業など投資的経費を盛り込めば、予算規模は優に500億円を超える。


 「500億円程度に抑えたいが、増える要素が多い」。コストカッターの任に当たる藤居茂樹課長の悩みは深い。


 1月に合併した1市6町の財政規模は、2008年度決算の普通会計ベースで550億円。人口が同規模の彦根、草津市に比べ200億円も高いが、財源の中身は心もとない。
 市税などの自主財源は52%にとどまり、草津市の72%、彦根市の67%に比べ財政基盤は脆弱(ぜい・じゃく)だ。足りない分をまかなう地方交付税も、先細りが見えている。


 08年度の1市6町の普通交付税額は計118億円。合併の優遇措置として当面は据え置かれるが、合併後6年目から段階的に削減。20年度には今より50億円減らされる、と財務課は試算する。それまでに200〜300人規模の職員削減や建設投資の抑制などで財政均衡を図るが、新市長の前途には難題が立ちはだかる。


 その一つが、総事業費110億円超の市役所新庁舎の建設だ。


     ◇


 現在、本庁舎は高田町にある3階建て本館と4階建て別館、八幡東町の旧長浜病院の中央棟を利用する7階建て東別館に分かれる。本館は築後57年、別館は同35年。いずれも耐震基準を満たしていない。


 市は07年、新庁舎の建設用地として東別館のある旧長浜病院跡地を候補地にあげた。総事業費は111億〜115億円とされ、財源の一部30億円には06年の旧浅井、びわ両町との合併で認められるようになった合併特例債や今回の1市6町の合併推進債を充てるなどの金策を練る。


 返済の5〜7割を国が交付税で賄ってくれる合併債だが、活用できるのは15年度まで、と合併法の定めで決まっている。それまでに庁舎を完成させなければならない。市新庁舎建設準備室の江畑仁資参事は「建設がずれ込めば、財政的に厳しくなる」と話す。


 旧6町から引き継いだ事業も財政を圧迫する。旧高月町の高月中学校の校舎新築計画は、鉄筋3階建て校舎と鉄筋2階建ての屋内運動場を建てる構想で、旧町がはじいた予算は29億5700万円。長浜市議会は昨年12月、「市や合併する他町の施設に比べて過大」として、来年度の予算執行を留保する決議案を全員一致で可決した。


 また、生活保護や児童手当などの扶助費はこの10年で約2倍の約60億円に膨らみ、今後も毎年5〜10%伸びる見通しだ。


 細る財源と止まらない出費。財政の不均衡をどう正すのか。新市長の手腕が問われる。


■ ■ ■


 1市6町の合併で元日に誕生した新・長浜市。その首長を決める初の市長選は14日に投開票される。山積する課題に候補者は解を見いだしたのか。2回にわたり市の現状を報告する。

734チバQ:2010/02/13(土) 11:08:56
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001002130001
新市のゆくえ 長浜市長選〈下〉
2010年02月13日


家を囲む雪の壁を崩す学生たち=長浜市余呉町摺墨

【行政スリム化 格差懸念/旧町の人繰り、自転車操業】 


 長浜市役所の本庁舎から北へ二十数キロ。高時川の支流をさかのぼった細い谷間に13世帯30人の余呉町摺墨(する・すみ)地区はある。今月6日、南から学生ボランティアが救援に駆けつけ、家々を囲む高さ2メートル以上の雪山、雪壁を6時間以上かけて崩した。


 「役に立ったという達成感が味わえました」と、立命館大経営学部3回生の桑原利允さん(22)。65歳以上の高齢者が6割を占める「限界集落」で、雪かきが手つかずのままの家もあった。「埋もれた家を掘り出してもらい助かりました」。自治会長の永井邦太郎さん(74)は言った。


 有数の豪雪地帯の余呉町では、各集落に路面に散水する融雪装置を設け、小型の除雪車も配備されている。


 1980年12月〜81年1月、豪雪で6地区が孤立し、自衛隊ヘリが救援に飛んだ。余呉の人たちが「五六豪雪」と呼ぶ災害の記憶は、今もあせない。長浜市への編入合併で町民が強く望んだのも、除雪サービスの維持だった。


 旧余呉町では男性職員で編成した4班(1班9〜10人)が5台の大型除雪車で道路の除雪にあたった。合併後もこの体制は変わらない。だが、合併に伴う異動で12人が市役所本庁に移り、余呉支所に残る25人だけでは班が組めなくなった。このため、降雪の際は12人を余呉に呼び戻し、最長24時間、作業に当たらせる。その間、本庁の仕事は他の職員がカバーする。


 合併後の旧町の人繰りは、自転車操業の状態だ。


     ◇


 長浜市に編入した旧6町の役場は市役所の支所となり、各役場に勤務していた115人が本庁に異動した。6支所の正規職員の配置数は一番多い高月支所で47人、最も少ない西浅井支所では29人。過去の合併の事例をみれば、今後さらに減らされる可能性がある。


 06年2月に長浜市と合併した旧浅井、旧びわ町。合併当初、旧町の2支所には6課あり、正規職員は浅井支所に47人、びわ支所に39人いた。しかし、段階的な課の統合や人員削減で、現在は福祉生活課と地域振興課の2課が残っているだけ。職員数も浅井19人、びわ15人と激減した。


 今回、虎姫、湖北、高月、木之本の4支所に4課、余呉、西浅井の両支所に3課置かれたが、福祉生活課と地域振興課の2課以外は、いずれも浅井、びわ両支所で削減された部門の担当課だ。


 行政がスリム化しても、行政サービスは維持されるのか。旧長浜市と旧6町との地域間格差は生じないのか。


 峯正貴・市総務部長は「支所での段階的な課や人員の削減は避けられないが、行政サービスが悪くなって市民に不便をかけないよう陣容を確保していく」と話すが、懸念する旧町民は少なくない。


 (この連載は上野満男が担当しました)

735チバQ:2010/02/13(土) 13:22:10
長浜は典型的な
『合併後の不満』
が渦巻いてる感じがしますね。
構図も典型的な保守分裂だし、選挙学の教科書(があれば)に載せたくなる選挙だなあ

736チバQ:2010/02/13(土) 18:42:36
>04年の旧市長選では柳実郎市長に11票差で惜敗した。
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20100213ddlk28010449000c.html
選挙:洲本市長選 生田氏も立候補へ 表明3人目−−民主推薦、04年惜敗 /兵庫
 任期満了に伴う3月7日投票の洲本市長選に、民主党の推薦を受けた福祉用具販売会社社長の生田進三氏(47)が12日、立候補表明した。既に、市議の氏田年行氏(41)と市議会副議長の竹内通弘氏(63)が立候補表明しており、新人による三つどもえの選挙戦になる公算。

 会見した生田氏は「04年の市長選で9171票をいただいた責任が果たせていない。恩返しをしたい」と出馬動機を述べ「『しがらみにとらわれないクリーンな市政を』をスローガンに、市民の声を反映できる市政に」と意欲を示した。

 施策では、市長給与20%カット▽副市長1人に削減▽外部監査制度導入▽情報公開推進−−などのマニフェストを明示。「行財政改革と定住人口増加、雇用創出、福祉充実に力を入れる」と述べた。

 生田氏は京都産業大卒。光学機器メーカー社員を経て、00年の旧洲本市議選で初当選。04年の旧市長選では柳実郎市長に11票差で惜敗した。【登口修】

〔淡路版〕

737チバQ:2010/02/15(月) 12:14:36
>>735
現職は高齢だったのか
なおさら教科書向き。。。
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001002150003
長浜市長に藤井氏/「若さ」訴え初当選
2010年02月15日


万歳する藤井勇治氏=長浜市八幡中山町

 湖北6町を編入して誕生した新・長浜市初の市長選は14日に投開票され、前衆院議員で新顔の藤井勇治氏(59)=無所属=が、再選を目指す現職の川島信也氏(73)=同=を破り初当選した。保守系同士の一騎打ちとなった選挙戦は市役所新庁舎の建設、財政の立て直しなどを争点に舌戦が繰り広げられた。当日有権者数は9万7047人。投票率は58・40%だった。


 当選を決めた藤井氏は、同市八幡中山町の事務所で支持者らと万歳をして喜びを分かち合った。藤井氏は「旧1市6町の垣根を越えてまちづくりをしていこうというエネルギーが結集された」と勝因を語った。


 藤井氏は昨年12月に出馬表明。「豊かな地域特性を生かし、地域格差のないまちづくりを進める。新庁舎は簡素で機能的なものにする」などと訴えた。70代の川島氏に対し、年齢が一回り以上違う若さを強調し、支持を集めた。


 川島氏は10年来の懸案だった市町合併を実現した実績を背景に、再選出馬を表明。「12万都市の基盤づくりをしたい。新庁舎は安く建てる」などと主張したが、及ばなかった。


【長浜市長選開票結果】


当 33,703/藤井 勇治 59 無新
  22,075/川島 信也 73 無現


=確定得票


【増員市議も決まる】


 旧6町の市議増員選挙(各定数1)も同日投開票され、各町を代表する新議員6人が選出された。


【財政不均衡どう正す】


 長浜市は6期連続で市政を担う顔が変わることになった。新市長に選ばれた藤井勇治氏は、昨年8月の総選挙で民主党の田島一成氏に大差で敗れた後、国政への復帰をめざしたが、市長選への出馬を要請され転身。湖北で戦った2度の国政選挙で浸透した知名度の高さが準備不足を補い、得票の積み上げにつながった。


 現職の川島信也氏は、6町を編入する合併を成功に導いたが、70代の高齢であることや、任期途中に足の骨折などで2度入院し、健康面での不安が懸念材料になったとみられる。


 新市の前途は険しい。合併により膨張した新市の予算規模を、新庁舎建設などにかかる多額の出費を伴いながらどう圧縮し、財政の不均衡を正すのか。編入した旧6町の役場の支所化で懸念される地域間格差の拡大をどう防ぐのか。山積する課題解決に向けて、新しい市長の手腕が問われる。(上野満男)

738チバQ:2010/02/15(月) 12:16:34
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100215/CK2010021502000032.html
長浜市長に新人の藤井氏 現職の川島氏破る
2010年2月15日

長浜市長選で初当選し、支持者と抱き合い喜ぶ藤井勇治さん(中)=長浜市八幡中山町の事務所で


 滋賀県長浜市長選は14日、投開票され、無所属新人で元衆院議員の藤井勇治氏(59)が、再選を目指した無所属現職の川島信也氏(73)を破り初当選した。川島氏は旧長浜市時代から通算3期の実績などを訴えたが、及ばなかった。当日有権者数は9万7047人。投票率は58・40%だった。

 財政健全化や地域振興など、1市6町合併で1月に誕生した新・長浜市のまちづくりに取り組むことになる。

 午後10時20分すぎ、同市八幡中山町の藤井氏の事務所に当確の知らせが届くと、緊張して待っていた支持者から一斉に歓声が上がり、拍手が響き渡った。姿を見せた藤井氏は「みなさんの見事な一致団結で勝利した。新・長浜市に春が来た」と力強く語った。

 このあと「公平平等な市政を推進するため、すべての情報を公開して市民に納得してもらう。財政健全化のため、新市庁舎の建設を一から見直す」と抱負を語った。

 昨夏の衆院選で落選後、支持者から市長選への出馬を請われ「ふるさとのまちづくりは、市政を担うことでも志は同じ」と、転進を決意して昨年12月に出馬を表明。「新しい市には新しいリーダーを」と訴え、選挙戦を繰り広げた。

◆新市議6人も決定 長浜市議増員選
 合併に伴う長浜市議増員選は14日投開票され、旧6町ごとに分かれた6選挙区(定数各1)の新議員6人が決まった。投票率は4区(旧虎姫町)が66・50%、5区(旧湖北町)66・55%、6区(旧高月町)66・87%、7区(旧木之本町)71・34%、8区(旧余呉町)77・32%、9区(旧西浅井町)77・71%。党派別は共産1人、無所属5人。任期は、旧市の市議と同じ7月31日まで。

739チバQ:2010/02/15(月) 12:17:18
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-02-15/2010021501_01_1.html
定数1で当選 滋賀・長浜市旧湖北町区
愛知・豊川市ではトップ

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 合併に伴う滋賀県長浜市議増員選挙が14日投開票され、日本共産党は定数1の、旧湖北町区(立候補2、定数9減、現有3)で杉本敏隆氏(57)=新=が当選しました。同じく各定数1の旧高月町区(立候補3、定数12減、現有1)の井口賢一氏(52)=現=、旧木之本町区(立候補3、定数9減、現有0)の大石栄昭氏(60)=新=はおよびませんでした。

 新市議会で日本共産党は5議席になりました。議席占有率は0・42ポイントのばし14・70%としました。

 増員選は六つの旧町区でおこなわれ、日本共産党は3旧町区に立候補しました。各候補は「町の良さを守り、広げる地元代表」をと訴えました。


 合併にともなう愛知県豊川市議増員選挙(小坂井区、定数5、立候補9人)が14日投開票され、日本共産党の深井とくみ候補(68)=旧小坂井町議=がトップで当選しました。

 深井氏は「市役所、市民病院に安心して通えるバスを運行させ、中学卒業まで医療費を無料にする」と訴え、支持を広げました。

740とはずがたり:2010/02/16(火) 19:58:01

日本新党から新進党の実験は失敗に終わったような印象もあるけど,その失敗(=衆院での落選)故に地方首長に新風を吹き込んだと云って良い。松山,杉並,八幡浜etc

郵政選挙での小泉自民の実験は欺瞞に終わった事が証明されたけど,地方政界に多少の人材供給源となるかもしれませんなぁ。

選挙:長浜市長選 「財政問題第一に」 当選証書授与、藤井氏が意気込み /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100216ddlk25010497000c.html

 14日の長浜市長選で初当選を果たした藤井勇治氏(59)と新市議6人の当選証書授与式が15日、長浜市役所で行われた。

 当選証書を受け取った藤井氏は「責任の重さを痛感している。皆さんが私の若さと行動力に期待し、市政をチェンジさせたい思いが強かったのでは」と当選の喜びと勝因を語った。

 最初に取り組む課題に財政問題を挙げ、「市には約1400億円の借金がある。こうした情報をすべて市民に開示して取り組む」と語った。

 市長選の投票率は58・40%にとどまり、長浜地区(浅井、びわ地区を含む)の投票率は52・31%と今回の合併前の前回市長選を8・76ポイント下回った。藤井氏は知名度を生かし、編入合併された6町のうち5町で川島氏をリード。接戦が予想された長浜地区でもリードを広げ、大勝した。【野々口義信】

==============

 ◆長浜市長選の地区別得票数

     有権者数 投票率(%)  藤井氏   川島氏  無効

長浜  63372 52.31 18658 14066 424
虎姫   4546 66.50  2585   409  29
湖北   7184 66.55  3435  1210 136
高月   8208 66.87  3622  1779  88
木之本  6784 71.34  2726  2040  74
余呉   3139 77.32  1122  1240  65
西浅井  3814 77.71  1555  1331  78
計   97047 58.40 33703 22075 894

毎日新聞 2010年2月16日 地方版

741チバQ:2010/02/21(日) 19:10:50
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20100221ddlk26010269000c.html
追跡京都2010:3選出馬する山田知事と各党 「推薦なし」で対応模索 /京都
 ◇選挙母体事務長に連合会長 自民が反発、撤回要求−−民主主導に警戒も
 次期知事選(3月25日告示・4月11日投開票)に向けて、山田啓二知事が今月4日、3選出馬を表明した。財界や連合京都など非共産の各種団体を基盤とし、民主党本部の相乗り禁止原則に配慮して民主・自民・公明の3党には従来の政党推薦ではなく支援を求めている。3党は対応を模索するが、特に選挙母体の人事に自民が反発し、知事側に撤回を求めている。政権交代と相乗り禁止に揺れた経過と現状を追った。【知事選取材班】

 「応援しよう、(共産対非共産の)2極で戦えれば一番いいとの思いは同じと思う。府民力結集とか地域主権とか、(山田知事の)回りくどい言い方に我々がどうこう言わないのは、候補者を守っていくためだ」

 府議会の正副議長と共産党以外の与党4会派の代表が10日、山田知事の選挙母体会長の立石義雄・京都商工会議所会頭、同事務長の細田一三・連合京都会長と面談。選挙母体が名称を変え、自民府連幹事長に任せてきた事務長に民主府連応援団長の細田氏を据える人事を示した。冒頭の言葉は、副議長の角替豊・公明府本部代表代行が各派の思いを代弁したものだ。各派から異論は出なかった。

 山田知事の3選出馬は早くから確実視され、府議会与党会派の3党にも他の選択肢はなかった。民主は単独推薦を目指したが、府議会や京都市議会で自民が第一党の状況下で、知事が受けるはずもなかった。相乗りに積極的な自民、こだわらぬ公明は民主と知事の決断を待つ。一方で1月上旬まで、民主も自民も党推薦にこだわり、打開策は見えなかった。

 告示まで2カ月を切った1月27日、危機感を抱いた選挙母体が会合を開き、山田知事に出馬を要請。知事も「2月議会で表明する。与党会派の話を聞く」と応じた。水面下で意見交換していた民主と自民の幹部は取材に「推薦なしの実質支援」を容認。2月4日に知事が出馬を表明すると、前日に知事から党推薦を受けないと説明を受けていた自民幹部らは「待ってました」と笑顔を見せ、積極的な支援を口にした。

 だが、選挙母体の事務長が細田氏に決まると雰囲気は一変。発表された10日、自民幹部は取材に「了承した。我々は大人」と述べたが、府議にも反発が広がった。事務局も自民府連内から転出することになり、民主主導の印象が強まるからだ。今夏の参院選、来春の統一地方選との連動への警戒が背景にある。

 別の幹部は「やる気がうせた。全くの貧乏クジだ。政権から落ちた悲哀を感じた」と嘆いた。市議団の反発は更に強く、府連幹部は「事務長人事は了承していない。支援するかどうか未定」と態度を硬化。府連として「細田氏の下では動けない」と知事側に伝えた。

 「知事のおもちゃにされている」(自民府議)「ずるいわな」(公明府議)と、不満の矛先は自ら頭を下げて頼まない知事にも向かっている。

 一方、民主は早々に国会議員と地方議員らが個人の立場で山田知事を支援するネットワーク設立を決定。そのまま選挙母体に加わる。府連会長・山井和則衆院議員と同幹事長・山本正府議は「国会議員の関与はデリケートな問題。選挙母体、与党会派での議論に合わせる」と配慮しつつ、自民・公明とは一線を画した活動を強調。細田氏も「相乗りと見られたくない。今までと同じことをやっていてはだめ」と話す。

 選挙母体への参加の在り方を模索する自民。「一枚岩」を強調するが、府連幹事長の多賀久雄府議は「ややこしい。これまでにない初めてのケース」と吐露する。細田氏は体制づくりを急ぎつつ、自民に配慮してその方針決定を待つ姿勢だ。民主が集めてきた注目が、今度は自民に移っている。

742杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/02/24(水) 20:12:15
ようやくタビタも失職。まぁ、娑婆に出れば「一から出直します」ってことになるんだろうけど。

旅田・前和歌山市長の実刑確定 料亭借り上げで市に損害
http://www.asahi.com/national/update/0224/TKY201002240370.html
2010年2月24日19時13分

 和歌山市の景勝地買収に絡んで業者からわいろを受け取ったり、料亭の借り上げ事業で市に損害を与えたりしたとして、収賄と背任の罪に問われた前市長で市議の旅田卓宗(たびた・たくそう)被告(64)の上告審で、最高裁第三小法廷(堀籠幸男裁判長)は前市長側の上告を棄却する決定をした。22日付。懲役4年、追徴金300万円とした一、二審の実刑判決が確定し、旅田前市長は市議を失職する。
 公職選挙法は、公職にいた人が収賄などの罪を犯した場合、刑の執行を終えてから選挙権を5年間、被選挙権は10年間失うと規定している。このため、旅田前市長は受刑終了後も、10年間は選挙に出ることができない。
 一、二審判決によると、旅田前市長は2000年8月、建設会社が所有する市内の土地を市側が4億9千万円で買い取る見返りに、元社長=贈賄罪などで有罪確定=から300万円を受領。また、同年9月には愛人関係にあった料亭の若女将(おかみ)=背任罪で有罪確定=から、観光文化施設として不当な高値で料亭を借り上げ、市に約4900万円の損害を与えた。
 旅田前市長は元警察官で、県議を経て1986年に市長に初当選。03年1月に逮捕された後は、公判で一貫して無罪を主張。勾留(こうりゅう)されたまま同年4月の市議選に立候補しトップ当選。06年の市長選に落選したが、07年4月の市議選では2位の票数で再び市議になった。

743チバQ:2010/02/24(水) 22:18:33
府議選とは「格下」ですね
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100224000036&amp;genre=A2&amp;area=K00
田中氏、無所属で府議補選へ
亀岡市選挙区出馬の意向
 4月2日告示、11日投開票の京都府議亀岡市選挙区補欠選挙(欠員1)で、元衆院議員の田中英夫氏(65)が23日までに無所属で立候補する意向を固めた。

 田中氏は亀岡市助役、京都府議、亀岡市長を経て、2003年衆院選で自民党元幹事長の野中広務氏の引退を受けて同党から出馬、初当選。郵政選挙となった05年の衆院選では、自民党を離党して無所属で挑んだが惜敗し、昨年夏の衆院選でも落選した。

 今回の府議補選について、「ふるさとへの恩返しのために決断した」としている。田中氏は広島市出身で京都大経済学部卒。亀岡市北町在住。

 同補選には、民主党新人で前亀岡市観光協会事務局長の藤村公平氏(62)、共産党新人で元府職員の原田貞藏氏(62)がすでに立候補を表明している。

744とはずがたり:2010/02/24(水) 22:29:20
>>742
流石に旅田も終わりでしょうねぇ。
なんかキシローは随分早く復帰した感じですけど

>>743
なんと,野中直系候補が諦め?中川でも田中でもない第三の直系候補を立てる感じでしょうかねぇ??

745チバQ:2010/02/24(水) 22:42:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100224/lcl1002240007001-n1.htm
統一選をみすえ、うごめく大阪府議たち “橋下新党”の行方は? (1/2ページ)
2010.2.24 00:06

 “橋下新党”の動きは広がるのか。大阪市内で府議会新会派「大阪維新の会」の結成準備会が開かれた23日、橋下徹知事は「府市再編への賛成とWTCへの本庁舎移転条例案への賛成はイコール」と2度否決された移転条例案に賛成するよう揺さぶりかけた。橋下新党の動きで最大会派の自民府議団(38人)にも動揺が広がるなか、来年春の統一地方選をみすえ、府議たちの動きが慌ただしくなってきた。

 ●動揺

 自民府議団はこの日午前、知事提唱の府市再編構想に賛同することを全会一致で確認した。ベテラン議員は「議論は前知事時代からの積み重ね。前から賛成だった」と説明したが、この時期にあえて意思確認をした訳はそれだけではない。

 別の府議によると、自民府議団内部に橋下新党に同調することを検討する議員が出始めているためだという。府議団として橋下知事への傾斜を強めることで、動揺を抑えたい意図があると分析する議員もいた。

 ●牽制

 23日午後、自民府議団の執行部メンバーの1人が、新党に加わる会派「自民党維新の会」(6人)の府議控室を訪れた。同日夜の準備会へのオブザーバー参加を持ちかけるためだったが、返答は「きょうは発起人会。遠慮してほしい」という話だったという。

 維新の会は橋下改革に賛同し、自民府議団から分裂した“橋下派”。執行部の動きに、ある若手府議は「出ていったグループに、執行部が頭を下げなくてもよかったのではないか」と批判的だった。一方、橋下新党に合流する「自民党・ローカルパーティー」(LP、5人)も自民党府議団からの分裂組。メンバーの1人は「府議団では府市再編は進まないと思い離脱した。橋下党として改革を進めたい」と力を込める。

 ●踏み絵

 統一選を控え、高い支持率を誇る橋下知事の支援を得られるのか。新党参加が、知事応援を決める“踏み絵”だと指摘する議員も少なくない。知事は23日朝、「府市再編への賛成は、WTC移転条例案の賛成とイコール」と述べたうえで「会派と(知事支持の)グループが別々だと分かりにくい」と言及。新党に賛同なら、所属会派の離脱を求める考えも明らかにした。

 府議の勢力図が流動化するなか、知事はWTC移転条例案の3度目の提出のタイミングをうかがっているのかもしれない。

746チバQ:2010/02/28(日) 15:53:51
まさに予定調和
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20100228ddlk26010369000c.html
2010知事選:自民府連、山田氏支援を決定 /京都
 ◇地方議員連盟結成、選挙母体に参加へ
 自民党府連は27日、議員総会を開き、4月11日投開票の知事選で3選を目指す山田啓二氏の支援を決定した。約230人いる党所属の地方議員で議員連盟を作り、山田氏の選挙母体「希望の京都をつくる府民の会」に参加する方針。具体的な選挙対策運動は党独自で展開するという。

 自民府連はもともと山田氏の出馬表明前から早々に支援を打ち出していたが、民主府連の支持団体・連合京都の細田一三会長が選挙母体事務長に就任したことに反発。だが、細田氏との間で調整会議が26日に発足し、その座長に自民府連の多賀久雄幹事長が就任したことを受けて、支援の機関決定に至った。

 政党推薦を受けない山田氏のため、国会議員は議員連盟に入らないことにしたが、府連会長代行の二之湯智参院議員は「府連として快く山田さんを支えていきたい」と話した。【太田裕之】

毎日新聞 2010年2月28日 地方版

747チバQ:2010/03/01(月) 19:56:43
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001003010003
洲本市長選 5氏激戦 雇用や行革争点
2010年03月01日

 洲本市長選と市議選(定数18)が28日告示された。市長選には無所属の新顔5人が立候補を届け出て、選挙戦になった。各候補者は選挙事務所などで選挙戦に臨む決意を披露し、街頭演説に向かうなどした。投票は7日で、即日開票される。一方、市議選には午前中に19人が届け出たが、午後5時の締め切り直前になって新顔1人が辞退。現職11人、新顔7人の無投票当選が決まった。


 洲本市では、旧五色町との合併時に5万1千人を超えていた人口が4万9千人台まで減少。定住人口を増やすための雇用創出や、市税が60億円を割り込む中での行財政改革の進め方、さらに旧五色町との融和策のあり方などが争点になるとみられる。
 市長選に届け出た5人は元洲本市議2人と元旧洲本市議、元旧五色町長、税理士事務所職員が各1人。


 投票は7日午前7時〜午後8時、市内32カ所であり、午後9時15分から市文化体育館(同市塩屋1丁目)で開票される。


 2月27日現在の選挙人名簿登録者数は4万664人(男性1万9118人、女性2万1546人)。


   □   □


 ◆元気な洲本の実現へ/氏田 年行氏


 氏田年行氏は午前9時から、洲本市上物部2丁目の伊勢神社で支持者約400人を集め出陣式を開いた。自民党の西村康稔衆院議員の地元秘書や、親交のある徳島県鳴門市長らが支援を訴えた後、氏田氏が第一声。「4年前、市議になったときのように、洲本を元気にしていきたいという思いを実現するために立候補した。厳しい選挙だが、情熱と行動力で進んでいきたい」と声を張り上げた。
 重点施策に雇用確保と市政改革を挙げ「観光、農林水産、商工業、どの分野においても、雇用の確保に全力を尽くしていきたい。財政状況の厳しい中、職員の意識の変革も求められる」と訴えた。


 ◆新しい選挙示したい/浜野 隆氏


 浜野隆氏は午前9時、洲本市本町7丁目の自宅前で「お祭り騒ぎの選挙は税金の無駄遣い」「女性が立候補しやすいような、新しい選挙のあり方を示したい」とするコメントを読み上げた。
 浜野氏は「男が作った市政の結果、残ったのは借金とハコモノだけだ」と指摘。「子育てや介護に追われる女性は、従来型の選挙には参加できない。まずはその流れを変える必要がある」として、街頭演説には立たず、選挙公報と報道対応のみの選挙活動に挑む方針を示した。「洲本でも変革が求められている。10年後には女性市長を誕生させられるよう、土台作りに取り組みたい」と意欲を語った。


 ◆旧市・町の心をつなぐ/竹内 通弘氏


 竹内通弘氏は午前10時半から、洲本市五色町都志のバスセンター前で出陣式を開いた。矢尾田勝県議や自民党の西村康稔衆院議員の地元秘書、市議選候補、支持者ら約150人が駆けつけた。
 竹内氏は第一声で「市議として2期約6年間働かせて頂いたが、洲本市の現状はうまくいっていない」と述べた。「せっかく合併したのだから、お互いの心をつなぎ、前進していくしかない」と旧洲本市と旧五色町との融合を訴えた。最後に「心温まる、愛のある政治をやらせてください」と声を張り上げた。
 午後、市中心部の厳島神社でも出陣式を開き、約540人が集まった。


 ◆旧市長の実績を強調/砂尾 治氏


 砂尾治氏は午前10時から、洲本市五色町都志の選挙事務所で出陣式を開いた。支援者ら約500人(陣営発表)が駆けつけ、応援演説に立った矢尾田勝県議は「合併による住民の不平不満を受け止め、五色地域を元気にするのは砂尾候補以外にいない」と支持を訴えた。
 砂尾氏は第一声で旧五色町長としての実績を強調。「今の厳しい時代に行政の足踏みは許されない。リーダーシップを発揮し、旧洲本市と旧五色町との融和を図っていきたい」と決意を述べた。さらに市民の目線に立った行政運営を公約に挙げた。
 この後、全員でガンバローコールをして気勢を上げた。


 ◆20年間の市政を批判/生田 進三氏


 生田進三氏は市役所に近い洲本市栄町2丁目の選挙事務所前で出陣式に臨み、推薦を受ける民主党の県議らが見守った。参院議員で党県連副代表の水岡俊一氏が「多くの候補者で混沌(こん・とん)としているが、粘り強い応援で生田さんに洲本の新しい力になっていただきましょう」と支援を求めた。
 生田氏は「必勝」のはちまき姿でマイクを握り、「約20年間、洲本市政は市長を応援する一部の人のための行政だった」と歴代の市政を批判。11票差で敗れた04年の旧洲本市長選に触れ、「前回の悔しさをはらし、恩返しをしたい」と声を張り上げた。最後に支持者約80人とともに「がんばるぞー」と三唱した。


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