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北海道 国政・地方政治スレ

1北海道民:2008/10/13(月) 15:10:41
選挙が近づいてきた次期衆院選の北海道は、町村・中川・武部のところなど接戦で面白い
また地方でも釧路市長選など興味深いところがあるので、このスレを作成してみました
気軽に北海道情報を話し合いましょう

176とはずがたり:2009/07/25(土) 21:41:32

’09衆院選:12選挙区情勢/3 5区/6区 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090725ddlk01010205000c.html
 ◇5区◆札幌市厚別区、千歳市など、石狩支庁
 ◇町村氏、「政治力の差」訴える/4回目の戦い挑む、民主・小林氏

 9選を目指す自民の町村信孝氏(64)に、民主元職の小林千代美氏(40)が4回目の戦いを挑む。

 町村氏は官房長官を退いた昨秋以降、ほぼ毎週末地元入りし、企業や住宅街への訪問を精力的にこなしている。最大派閥を率い、党への逆風をまともに受ける立場。陣営は「過去最大の危機感で臨む」と気を引き締める。景気対策や安全保障政策などの実績を掲げ、小林氏との「政治力の差」を訴えて支持拡大に全力を注いでいる。

 小林氏は民主の候補を前面に打ち出し「政権交代を」と考える有権者にアピールする。町内会長や農家宅の訪問のほか、千歳や恵庭の自衛隊前でも演説し、町村氏の支持基盤とされてきた層にも切り込みを図る。前回2万票以上を獲得した共産が候補擁立を見送った事も好材料。幸福は畑野泰紀氏(42)を擁立する。【久野華代】
 ◇6区◆旭川、士別、名寄市など、上川支庁
 ◇佐々木氏、民主への期待追い風に/自民・今津氏は組織固め進める

 民主・佐々木隆博氏(60)と自民・今津寛氏(62)=比例道ブロック=の両前職が初めて激突。共産・荻生和敏氏(59)、幸福・武田慎一氏(42)の2新人が立候補する。

 佐々木氏は民主への期待感を追い風に、旭川市中心部での街頭演説やあいさつ回りなどを重ね、課題の知名度アップに懸命となっている。西川将人市長も会合に出席しており、支援に期待する。佐々木氏は市内で6月末にあった新党大地の事務所開きに出席。「一緒に戦う」と訴え協力関係をアピールした。

 旭川市出身の今津氏は知名度で優位に立つ。ただ、全国的な自民への逆風にさらされているうえ、前回は比例単独だったため後援会などの組織固めを進める。市内での政経セミナーには、高橋はるみ知事が駆け付けた。

 荻生氏の街頭演説などは1000回を超えた。【横田信行】=つづく

==============

 ■05年開票結果■
 ◇5区
当 173,947 町村信孝 (8)自
  124,547 小林千代美(1)民
   22,521 山崎貴裕    共
 ◇6区
当 143,860 佐々木隆博(1)民
  141,099 金田英行 (4)自
   23,343 田辺八郎    共
 (注)当は当選。カッコ内数字は当選回数

毎日新聞 2009年7月25日 地方版

177とはずがたり:2009/07/31(金) 04:25:37
選挙:本別町長選 次期衆院選と「同日に」−−町選管決定 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090715ddlk01010217000c.html

 次期衆院選の投開票日が8月30日になったことを受け、十勝管内本別町選管は14日、任期満了(9月22日)に伴う町長選の投開票日を8月29日から1日ずらして30日にし、衆院選と「同日選挙」にすることを決めた。

 町選管は4月に8月29日と決めていたが、衆院選が30日になった場合、「連日選挙」となることから投票率の低下などを懸念し、変更を検討していた。ただ、公選法の規定などから変更期限は7月24日と迫っていたため、衆院選の日程が決まらず気をもんでいた。

 道選管から衆院選の日程通知を受け次第、正式に変更を届け出る。北山信孝選管事務局長は「早く決まってくれてよかった。同日選挙の経験はないが、万全の準備をして臨みたい」と話した。

 8月30日は任期満了に伴う根室市議選(定数20)も投開票される。【田中裕之】

毎日新聞 2009年7月15日 地方版

178千葉9区:2009/08/02(日) 11:17:21
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/08/02/20090802m_01.html
政権交代なら影響も―室蘭・苫小牧市長選と道議選
【2009年8月2日(日)朝刊】

 衆院選はまだ公示されていないが、本道9区の大票田となる室蘭、苫小牧の民主党支持層からは、早くも政権交代後の第2幕をうわさする声が漏れている。両市長選と道議選を指し、苫小牧では「追い風のうちに候補を」、室蘭では市長選出の枠組みや道議2人擁立論が取りざたされている。
(鞠子理人、松岡秀宜)



◆― 室蘭

 再来年の室蘭市長選が注目されるのには二つの理由がある。現職が4期目を「最後の任期」と位置づけ戦ったことと、経済・労働界の相乗りによる共同テーブル方式による選出の意義が薄れているからだ。

 共同テーブルによる選出は、製造業の苦戦などによる地域の疲弊を受けて、無用な政争を避けたことが背景にある。製造業復活の今、関係者の一人は「政権交代ともなれば民主系の市長が誕生する可能性も否定できない」と推測する。

 民主陣営は前回の道議選室蘭市区(定数2)で、2人擁立を本格的に議論したが、断念した経緯があり、平成22年の地方選では再度、議論される見通しだ。

 前回の選挙では、若手市議や五輪選手の名前を挙げて出馬を調整したが、結果的に現職の滝口信喜道議1人を擁立。3万を超える得票で自民の候補にダブルスコアで当選、2人が勝利する可能性をつかんだ。

 関係者は「新宮市長は最後の任期だろう。民主の2人擁立も、シナリオが描ければありうる。政権が交代すれば、両選挙が複雑に絡み合い、選出の枠組みに変化が及ぶのではないか」と展開した。


◆― 苫小牧

 苫小牧では来年7月に市長選を控える。衆院選では民主に「地元から首相誕生を」との追い風が吹くが、残り1年を切った現段階でも候補を擁立できない状況だ。

 現職の不祥事を受けて急きょ18年に行われた前回選。民主が元職の返り咲きを狙い、元衆院議員の岩倉博文氏と一騎打ちとなった戦いは約6千票差で敗れている。

 今回は好機を生かし、苫小牧対策に奔走する鳩山陣営。党関係者は「大票田を制した上で政権交代を実現し、苫小牧でも民主系市長誕生との流れが理想だが、動きは全くない」と嘆いている。

 自民党関係者は苦戦を強いられている今回の衆院選結果が市長選に及ぼす影響について「市長は現在、市民党の立場で活動している。衆院選では個人後援会も動いていない。影響は小さい」と否定的だ。

179とはずがたり:2009/08/02(日) 23:18:43
北海道開発局:関新局長、官製談合防止へ抱負−−就任会見で /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090725ddlk01010214000c.html

 24日付で北海道開発局長に就任した関克己氏(55)が同日、札幌市内で記者会見し、「官製談合はあってはならないという思いで職員と一緒に取り組む」と、再発防止に向けて抱負を述べた。

 関氏は長野県出身で、京都大大学院(土木)修了。78年の旧建設省入省と同時に道開発庁に出向。河川畑が長く、国土交通省北陸地方整備局河川部長、河川局治水課長、国土地理院参事官などを経て08年7月から大臣官房技術審議官を務めた。検討されている開発局の統廃合に、関氏は「開発局が果たしてきた役割、(これから)果たしていく役割は当然ある」と話し、開発局の存在意義を強調した。

 退任する鈴木英一前局長(59)も会見し、「開発局が職員一同力を合わせ、道民・国民の皆様から信頼される存在になってほしい」と話した。【鈴木勝一】

毎日新聞 2009年7月25日 地方版

180とはずがたり:2009/08/04(火) 23:28:04

これは。。流石脳ナシ武部。。節操もない。

349 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 21:30:27 ID:pggNogSX
武部は地元選挙区では「郵政民営化反対」と言ってるらしい。
有権者たちからは、「お前が郵政民営化が北海道をボロボロにしといて、ぶざけんな。オホーツクの恥だ
」の声がかなり
ttp://podcast.tbsradio.jp/kirakira/files/20090804_uesugi_pate.mp3
8/4pm3上杉隆、各選挙区取材レポ

181千葉9区:2009/08/08(土) 01:49:10
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090807ddlk01010235000c.html
選挙:衆院選 目立たぬ上田・札幌市長 奔走の知事と対象的 /北海道
 ◇「客寄せ自民とは一線」の声も
 衆院選(30日投開票)に向け、高橋はるみ知事が自民党の応援に奔走する一方、札幌市の上田文雄市長の姿が目立たない。市内の各選挙区の民主党陣営などによると、立候補予定者の集会に駆けつけたのは1回だけ。市長周辺は「札幌は国よりも先に政権交代した。その力で候補者を後押ししたい」と声がかかるのを待っているが、ある陣営からは「客寄せを狙う自民とは一線を画すべきだ」との声もある。【仲田力行】

 「(民主党の)各候補者から要請があれば、公務と調整して、もちろん応援させていただきたい」。7月28日の定例会見。上田市長は衆院選の対応について意欲を示した。

 市長は7月23日に豊平区のホテルで開催された荒井聡氏(道3区)の政経セミナーに出席した。7日から公示の18日までは夏休みに入り、休み中の10、17日は、それぞれ横路孝弘氏(道1区)と三井辨雄(わきお)氏(道2区)の総決起大会に出席。23日は鉢呂吉雄氏(道4区)の個人演説会に出席する予定だ。

 小林千代美氏(道5区)の陣営は、公示後に応援要請をするという。市幹部は「民主党側からもっと要請が来ると思っていたが、意外に来ていない」と話す。

 07年の市長選で、自民党推薦の候補者に17万票差の53万5000票を獲得して圧勝した上田市長。後援会幹部は「政権交代の期待がある中で、国よりも先に政権交代を実現した札幌市民の力を、今回の総選挙でも後押ししてほしい」と市長効果に期待する。

 一方、ある選挙区の民主陣営の幹部は「自民党にとっては高橋知事を呼ぶことで客寄せの印象があるが、上田市長には基本的には市政最優先で、政党に対しては中立になってもらうべきではないか」と話している。

182名無しさん:2009/08/09(日) 21:49:33
中川の断酒宣言

石川の勢いが強く、やや苦しい状況の中で、挽回を狙ったと思うけど...

ただどうなんでしょうかね
完全にここはもう石川の流れですからね

石川は今後もがんばっていってほしいものです

183とはずがたり:2009/08/09(日) 22:16:44
飲酒会見を余計に思い出させる可能性もありますなw

今更持ち出さねば成らない程苦しい事を露呈してますかねぇ。

184とはずがたり:2009/08/09(日) 22:19:52
>>173-174 >>176

’09衆院選:12選挙区情勢/4 7区/8区 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090726ddlk01010092000c.html?inb=yt

 ◇7区◆釧路、根室市、釧路、根室支庁
 ◇3選目指す民主・仲野氏/自民・伊東氏は人物本位を訴え

 3選を目指す民主の仲野博子氏(50)と、元釧路市長で自民新人の伊東良孝氏(60)の事実上の一騎打ち。

 仲野氏は民主への追い風を背景に「政権交代」を訴える。前回選挙で自民現職を破った一因とされる、鈴木宗男・新党大地代表との連携も強調。「小選挙区は仲野、比例は大地」と訴える。昨年11月の市長選で鈴木氏の元秘書だった蝦名大也(ひろや)氏を支援し、当選につなげた点にも期待。緩みを指摘する声もあり、引き締めに躍起だ。

 伊東氏は一次産業から経済界、地元首長などによる「オール保守態勢」を構築。市議や道議も歴任した政治経験を掲げ、市長辞職後の9カ月間に管内全域を精力的に回った。ただ、自民に吹き付ける逆風は強く、人物本位の訴えに重点を置き逆境の打破を目指す。

 幸福は金成幸子氏(50)が出馬する予定。【本間浩昭、山田泰雄】
 ◇8区◆函館、北斗市、渡島、檜山支庁
 ◇小選挙区初挑戦の民主・逢坂氏/保守は福島氏と佐藤氏に分裂

 民主・逢坂誠二氏(49)=比例道ブロック=が、小選挙区初挑戦で再選を目指す。5期務め今期で引退した金田誠一氏(61)の後継として、労組を中心に票固めに力を入れる。元後志管内ニセコ町長。知名度は高いが、陣営は「楽観はできない」と引き締めを図る。

 保守は分裂選挙の様相を呈している。自民は農水省出身で、1次産業振興を訴える元参院議員の福島啓史郎氏(63)を擁立。過去2回の衆院選で自民から立候補した、佐藤孝行元衆院議員(81)の次男健治氏(51)も無所属で出馬する。

 背景には、中選挙区時代から続く佐藤氏と阿部文男元衆院議員(06年死去)との根深い対立がある。「ただでさえ前回も民主に負けたのに、保守が分かれて戦うのは厳しい」(福島陣営幹部)との声が出ている。

 幸福は西野晃氏(32)が立候補する予定。【佐藤心哉】=つづく

==============

 ■05年開票結果■

 ◇7区
当 95,473 仲野博子(2)民
  86,924 北村直人(6)自
  15,438 村上和繁   共

 ◇8区
当 134,963 金田誠一(5)民
  114,141 佐藤健治   自
   21,891 前川一夫   共

 (注)当は当選。カッコ内数字は当選回数

毎日新聞 2009年7月26日 地方版

185とはずがたり:2009/08/09(日) 22:21:21

’09衆院選:12選挙区情勢/5 9区/10区 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/archive/news/2009/07/27/20090727ddlk01010110000c.html
 ◇9区◆苫小牧市など、胆振、日高支庁
 ◇鳩山氏、完勝目指し組織固め 公明など支持拡大図る川畑氏

 民主党代表の鳩山由紀夫氏(62)は後援会と労組を両輪に基盤固めを進める。苫小牧市では中小企業経営者の応援団も新たに発足。選対幹部は抜群の知名度と追い風ムードによる陣営のゆるみを警戒する。これまでは農林・漁業者が多い郡部で劣勢に立つことが多かった。今回は全4市14町の完勝を目指して組織を引き締める。

 自民新人の川畑悟氏(38)は改めて連合後援会の態勢を整えた。自民が過去3回擁立した岩倉博文氏(現苫小牧市長)が、苫小牧から日高管内に知名度を広げたのに比べると浸透度はなお薄い。企業の支援態勢や公明との選挙協力を含む組織的な支持拡大がカギ。

 共産新人の佐藤昭子氏(66)は、「自民か民主か」の体制選択ムードに埋没するのを警戒し積極的に動いている。

 幸福は里村英一氏(48)が立候補する。【斎藤誠】
 ◇10区◆岩見沢市など、空知、留萌支庁
 ◇民主・小平氏、7選へ態勢整う 知名度アップで再選狙う飯島氏

 7選を目指す民主・小平忠正氏(67)と自民・飯島夕雁氏(45)=比例道ブロック=の2前職による事実上の一騎打ち。郵政民営化に反対して自民を離党、無所属で出馬した山下貴史氏(現深川市長)が獲得した票の行方が勝敗のカギを握る。

 小平氏は衆院議員を務めた父から引き継いだ知名度は抜群。ただ、前回初めて11万票を下回ったことに危機感を強め、管内を精力的に回り支持拡大に全力を挙げている。23日にはより強固な組織づくりを目指し、事務所の結団式を開催。労働団体、農民組織を軸として戦う態勢が整った。

 前回「刺客」として擁立された飯島氏。知名度の低さを克服するため毎週末、イベントに顔を出して浸透を図ってきた。ゼロだった後援会は、解散が先延ばしになったこともあって各地に発足。

 幸福は大林誠氏(36)を擁立した。【吉田競】=つづく
==============
 ■05年開票結果■
 ◇9区
当 150,050 鳩山由紀夫(7)民
  131,130 岩倉博文 (1)自
   23,400 佐藤昭子    共

 ◇10区
当 109,422 小平忠正 (6)民
   78,604 山下貴史 (1)無
比  62,100 飯島夕雁 (1)自
   17,617 谷建夫     共
 (注)当は当選、比は比例道ブロックで復活当選。カッコ内数字は当選回数
毎日新聞 2009年7月27日 地方版

186とはずがたり:2009/08/09(日) 22:26:26

ずっと2選挙区一回でやってきたのに11区だけ単独だw

>「候補者を代えた方がいい」。父親譲りの後援会内からそんな声もあがった。

>黒塗りの高級車の使用はやめ、白いワゴン車のシートに納まる。

岐路の夏:09衆院選 北海道11区 中川氏VS小沢氏元秘書、逆風の選挙戦
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/2545
 ◇おわび行脚/影は一瞬

 「いろんな反省がありますね、私は。今の時点では、私の方が下にいるんだろうと思っています」。27日午前、十勝管内池田町で行われた前財務・金融担当相、中川昭一氏(56)の事務所開き。取材に応じた中川氏は、民主党前職の石川知裕氏(36)=比例道ブロック=の存在を念頭に、苦戦を率直に認めた。口調は重かった。
(略)
 順風満帆だった経歴は今年2月、ローマでのろれつの回らない「もうろう会見」で吹き飛んだ。「候補者を代えた方がいい」。父親譲りの後援会内からそんな声もあがった。

 これまでは選挙期間中でもほとんど地元入りしてこなかった。しかし、3月以降は、妻郁子さん(50)とともに「数千軒」(陣営幹部)の支持者宅をおわび行脚した。

 11区は小選挙区が五つある岐阜県とほぼ同じ面積。黒塗りの高級車の使用はやめ、白いワゴン車のシートに納まる。帯広市の事務所に掲げていた看板は実績を強調する「実力本位」から「新たなる決意」に差し替えた。
(略)
==============
 ■道11区の立候補予定者
中川昭一  56 [元]財務相 (8)自 前
石川知裕  36 党青年局次長 (1)民 前
渡辺紫   60 党地区委員     共 新
吉田美智子 62 幸福道副代表    諸 新

毎日新聞 2009年7月28日 北海道朝刊

187とはずがたり:2009/08/09(日) 22:32:01

’09衆院選:12選挙区情勢/1 >>173

’09衆院選:12選挙区情勢/2 >>174

’09衆院選:12選挙区情勢/3 >>176

’09衆院選:12選挙区情勢/4 >>184

’09衆院選:12選挙区情勢/5 >>185

岐路の夏:09衆院選 北海道11区 中川氏VS小沢氏元秘書、逆風の選挙戦 >>186

’09衆院選:12選挙区情勢/6止 11区/12区 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/archive/news/2009/07/29/20090729ddlk01010220000c.html
 ◇11区◆帯広市、十勝支庁
 ◇中川氏、「もうろう会見」に危機感/再挑戦の石川氏は「ドブ板戦術」

 9選を目指す自民前職の中川昭一氏(56)に、比例道ブロックで繰り上げ当選した民主前職の石川知裕氏(36)が再挑戦。共産新人の渡辺紫(ゆかり)氏(60)は比例票の上積みを目指す。

 中川氏は財務・金融担当相として景気対策に取り組んだ実績をアピールする。課題は閣僚辞任の契機となった「もうろう会見」による支持者離れの克服。前回は石川氏に約2万2000票差まで追い上げられただけに、危機感は強い。精力的に地元入りして組織固めを図っている。

 石川氏は早朝の街頭演説など、秘書として師事した小沢一郎代表代行仕込みの「ドブ板」戦術を展開。西松事件で参考人聴取されたが、陣営は「影響は少ない」とみている。若さと政権交代を訴え無党派層にも浸透。同郷の鈴木宗男・新党大地代表との連携も期待する。幸福は吉田美智子氏(62)を擁立する。【田中裕之】
 ◇12区◆北見市など、宗谷、網走支庁
 ◇武部氏、危機感持ち組織固め/「三度目の正直」狙う、松木氏

 自民元幹事長の武部勤氏(68)と民主・松木謙公氏(50)=比例道ブロック=の両前職による事実上の一騎打ち。幸福は笠松長麿氏(56)を擁立する。

 武部氏は前回、約2万2000票差と松木氏に追い詰められた。「代理戦争」の様相を帯びた昨年末の北見市長選は、武部氏が選対総本部長を務めた前市長が、民主と新党大地が推薦する現職に敗退し、危機感を強める。7月中旬、地盤の北見市で早くも総決起集会を開き、事実上の選挙戦に突入。建設、商工、農漁業など各団体の引き締めに入った。

 松木氏は2区から国替えした03年以来、2回続けて武部氏に敗れ比例で復活。今回は「三度目の正直」を狙う。旧自由党出身で、連合組織との意思疎通が課題。ダブルスコアの差をつけられた礼文、利尻町などをこまめに自転車で遊説している。【渡部宏人】=おわり
==============
 ■05年開票結果■

 ◇11区
当 107,056 中川昭一 (8)自
   84,626 石川知裕 (1)民
   16,145 長谷部昭夫   共

 ◇12区
当 124,465 武部勤 (7)自
比 101,835 松木謙公(2)民
   14,882 菅原誠    共
 (注)当は当選、比は比例道ブロックで復活当選。カッコ内数字は当選回数

毎日新聞 2009年7月29日 地方版

188とはずがたり:2009/08/10(月) 06:35:46
>>182-183

もうろう会見の中川前財務相「断酒」宣言
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/3305

中川昭一氏:支持者ら前に断酒宣言 背景に苦戦の予想
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090810k0000m010040000c.html

断酒を宣言する中川昭一氏=北海道帯広市で2009年8月9日午後3時22分、田中裕之撮影

 2月の「もうろう会見」で醜態をさらし、財務・金融担当相を辞任した自民前職の中川昭一氏(56)=衆院北海道11区=は9日、地元・帯広市で開いた総決起大会で「日本のために、皆様方のために、酒を断つ」と宣言した。

 中川氏は冒頭、支持者約1700人を前に「(皆さんを)一気に失望させてしまった。本当にご迷惑をおかけした」と陳謝。その後、登壇した叔父の中川義雄参院議員(71)が「断酒をすればもっと強い政治家になれる。叔父として命じたい」と促すと、中川昭一氏は再登壇し、真剣な口調で断酒を宣言。会場からは拍手がわいた。

 もうろう会見について中川氏は一貫して「疲労や風邪薬の飲み過ぎ」と釈明し、飲酒が原因ではないことを強調してきた。しかし、もともと酒好きとして知られ、支持者の間では飲酒のマイナスイメージを払しょくできずにいた。次期総選挙で苦戦を予想されていることが、断酒宣言の背景にあるとみられる。

 大会後、中川氏は報道陣に対して断酒の期間については答えなかった。妻の郁子さん(50)は「(辞任後は)私の目の前で飲んだことはなく、飲んで帰ってきたこともなかった。断酒ということは(期間は)一生ではないでしょうか」と話した。【田中裕之】

毎日新聞 2009年8月9日 20時04分(最終更新 8月9日 21時21分)

189とはずがたり:2009/08/10(月) 22:39:51

中川氏、民主批判強め逆風しのぐ 北海道11区
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009080401000551.html

 北海道11区で9選を目指す自民党前職中川昭一前財務相が、“もうろう会見”のダメージが尾を引き苦戦を強いられている。民主党が日米自由貿易協定(FTA)締結を衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込んだのを機に民主党批判を強め、逆風をしのごうと必死だ。

 「民主党が政権を取れば十勝は壊滅する。それでもいいのか。これまで十勝を守ってこれたのは私だからだ」

 新得町での3日の選挙事務所開きで、中川氏は民主党の日米FTA締結方針を強く批判した。

 日本の食料基地・北海道の中でも、11区の十勝地方は特に農業、畜産業が盛んなため、FTAで農畜産物の関税の引き下げや撤廃となれば、影響は甚大。民主党は農家への所得補償制度などを打ち出して農家に支持を広げてきたが、「政権交代後」への不安も広がり始めている。

 2月にローマでもうろう会見した後、有権者の反発を買った中川氏は妻と二人三脚で、計1万人以上の支持者宅を1軒ずつ訪問。7月以降は50人程度の小集会も連日開催し、一人一人と握手する「どぶ板」選挙を続けている。
2009/08/04 17:22 【共同通信】

190すすきの:2009/08/11(火) 09:13:11
北海道は民主全勝かも。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2009syuinsen/182077.html

191名無しさん:2009/08/15(土) 06:16:08
>>189
勢いの民主が、不安があるとすれば農業分野かなという気がします

自民に不満があっても民主にも不安がある、そういう人も少ないようですね
FTAの文言が修正され、若干ぶれた印象なんかもややマイナスかな

そこで、自民のほうがいいんだということをうまくアピールできれば、11区は「中川」という可能性が現状よりは高まると思います

192名無しさん:2009/08/15(土) 06:46:47
武部さん情報
北海道新聞の「選挙最前線」より

「オホーツク宗谷武部党」として土着政治家をアピールしながら、必死にがんばっている武部
ただ地元紙にはっきり「空回り気味だ」と書かれるあたり、苦戦の色合いが強いか


「わがオホーツクのために、やっぱり武部だといわれるようにがんばります」。9日夕、上湧別町を訪れた武部は大きな声を張り上げた。

武部は今、「オホーツク宗谷武部党」を名乗る。スタッフの名詞にも「自民党」の文字はなく、あるのは「オホーツク宗谷武部党」だ。武部は「(党公認を得られず無所属で初当選した道議時代から)武部党だ」とこともなげに話す。

...追い風に乗る民主松木謙公(50)との事実上の一騎打ちを前に危機感を募らせる武部は「土着政治家」を前面に出す。

2004年から2年間の幹事長時代、当時首相だった小泉の「偉大なるイェスマン」を自任し、優勢民営化などの構造改革を進めたことが「猛烈な逆風」(周辺)の一因になっている。改革の旗を振った武部を「地方を疲労させた」とみる有権者は多く、最近は構造改革という言葉はあまり口にしなくなった。

しかし郷土色を強め、自民と距離を置く武部の戦略は空回り気味だ←はっきり言われてしまってる
「地域を知っているのはやはり武部」という根強いファンがいる一方で、「自民党の武部だから支持してきた」と複雑な思いの支持者もいる。北見の長年の支持者は、武部が党総裁の麻生を「徳がない」と批判したことを「間違いだ」という

...(新党大地の)鈴木は「『そんなに(武部党を)言うなら自民を出ればヒーローだと』言ったら、武部さんは『(小泉)チルドレンの面倒をみる』と答えた」と明かした。

だが、衆院解散後、応援に道外に出たのは1回だけ。幹事長としてヘリなどで全国を飛びまわり、1日しか地元に戻らなかった前回の05年選挙戦とは対象に、夏祭り、街頭、ビールパーティーとはしごし、日本一広い自らの選挙区をひたすら駆け回る日々だ

193とはずがたり:2009/08/15(土) 10:47:51
>>192
>「オホーツク宗谷武部党」
最初はグー,サイトウケンと同じ様なセンスですな〜。
この軽量感はかわりませんねー。

194名無しさん:2009/08/15(土) 16:31:39
>>193
土着をこれだけアピールするなら、無所属で出たほうがよかったんじゃないかなと思います

もうひとつ
武部には、今日の新聞に出てましたけど、郵政研が民主・大地をフル回転で支援する中、特に12区を重点区に指定。
「比例復活もさせるな」とかなり動いているそうです

やはり偉大なるイエスマン路線への批判は相当でかいと思われます

町村と中川のどちらかが当選しても、はたして比例復活できるところまでとどくか
武部は必死の選挙戦ですね

195千葉9区:2009/08/15(土) 20:36:21
>>194
比例復活制度がなければ離党してるでしょうね。

196とはずがたり:2009/08/16(日) 00:16:43
政治塾の3人を比例に擁立へ 自民道連 (08/07 06:58)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2009syuinsen/181380.html

 自民党道連(今津寛会長)は6日、次期衆院選比例代表道ブロックの単独候補に、同党が政治家養成のために開講した「HOKKAIDO政治塾」の第1期修了生の若手3人を擁立する方針を固めた。候補者名簿の登載順位は、重複立候補する道内小選挙区候補12人に続く13位以下となる。近く党本部が正式決定する。

 札幌市の会社員穴田貴洋氏(33)、同市の会社役員沼沢真也氏(32)、北見市の介護職員上地史隆氏(29)で、いずれも道内出身。昨年5月に開講した政治塾で、党の政策や政治史などについて学び、今年4月に修了した。

197とはずがたり:2009/08/16(日) 00:23:17
>>189-191
俺も其れ気になります。
>FTAの文言が修正され、若干ぶれた印象なんかもややマイナスかな
云ったことを直ぐに撤回・修正するのは小泉の公約大したことないを髣髴とさせますしね。。

幸福が候補者見送って極右票が割れないだけはプラスか。幸福の支援候補的に見られるのはマイナスかもしれませんが,普通の人はあんま考えないでしょうしね。

>>194-195
ネット予想屋輿論でも民主が当確扱いの北海道2区なんかの方が武部などよりも惜敗率も高そうな気もしますし,ここは落としきりたい所。
ほんと,中川や鳩山愚弟なんかと同じ穢さを感じます。

198名無しさん:2009/08/24(月) 02:47:05
北海道の情勢予測

道内12区 民主全勝も
5,7区 自民と接戦

5区
民主元職と自民前職が横一線で並び、接戦

7区
民主前職を、自民新人がわずかの差で追う展開

199名無しさん:2009/08/24(月) 02:48:40
民主
1,2,4,8,9,10区で安定

6,3,11,12区で自民候補を引き離し

200名無しさん:2009/08/24(月) 02:50:33
比例

民主 5議席獲得の可能性も
自民 2議席を確保しつつある
大地
公明 それぞれ1議席の獲得が有力

201名無しさん:2009/08/24(月) 02:52:28
政党支持率

自民 28.5
民主 25・8
公明  3・9
共産  3・3
大地  1・3
社民  0・9

無党派層 29・7

202名無しさん:2009/08/24(月) 02:57:02
1区〜5区

1区
横路、全年代で圧倒
長谷川支持広がらず

2区
三井、保守層も獲得
吉川、地盤の東区不振

3区
荒井、各世代で安定
石崎、女性票伸び悩む

4区
鉢呂、全域で優勢
宮本、組織固めに懸命

5区
小林、町村 横一線
無党派層の行方が焦点

203名無しさん:2009/08/24(月) 03:02:41
6区〜12区

6区
佐々木が抜け出す
追う今津、旭川票が課題

7区
仲野と伊東 競る
「支持政党なし」も拮抗

8区
逢坂が引き離す
福島 農漁村部も劣勢

9区
鳩山、盤石の戦い
川畑、基礎票固めきれず

10区
小平、手堅くリード
飯島、保守分裂の後遺症

11区
石川、幅広く浸透
中川、支持基盤が離反

12区
松木、北見で優位に
武部、農業票で巻き返し

204名無しさん:2009/08/24(月) 03:04:09
比例
民主、4議席固める

大地1、公明1 自民3議席維持厳しく

205名無しさん:2009/08/24(月) 03:07:42
>>198-204

いずれも北海道新聞からです

206名無しさん:2009/08/24(月) 03:24:58
もうちょっと詳しく、分析記事の前段部分

1区
10戦を目指す横道が各年代、各職業ともに幅広い支持を獲得し、手堅い戦い。
長谷川は自民支持層を固め切れていないが、連立与党の公明支持層の取り込みにも力を入れ、懸命に追い上げを図る展開

2区
4期目を目指す三井が民主支持層だけではなく、保守層を含む幅広い支持を集め、戦いを優位に進めている。
前回は三井に2300表差に肉薄、比例で復活を果たした吉川は自民支持層を固め切れていない

3区
荒井が幅広い年代で支持を集め、石崎が追う展開。
ただ、投票先を決めていない有権者が4割近くあり、行方が注目される

4区
7選を目指す鉢呂が都市部、町村部を問わず選挙区ない全域で優位を保ち、安定している
宮本は若さと、旧通産省職員の経歴を武器に浸透を図るが、自民支持層の5割弱を固めるにとどまり、終盤での追い上げを目指す
投票先を決めていない人は、なお2割近くいる

5区
小林と町村が激しく競り合っている
小林が民主への追い風を背に、無党派層の多い大票田、アツベツクで優位な戦いを繰り広げる。
一方町村は、地盤とする千歳、恵庭両市や町村部で強みを見せており、互いに基礎票を固め、投票先をまだ決めていない無党派層を奪い合う展開となっている

207名無しさん:2009/09/01(火) 23:54:18
http://www.news24.jp/nnn/news8811222.html
民主政権で道議会は「ねじれ」
(北海道)■ 動画をみる 政権交代の波紋が地方議会にも及んでいます。民主党が政権与党となる一方で道議会では現在、自民党会派が与党となっています。このため、国政と道政の間に「ねじれ」が生じることとなって、公共事業の要望などを巡って、自民党会派の間に戸惑いの声が上がっています。

きょうの道議会。自民党会派には重苦しい雰囲気が漂いました。おとといの衆議院選挙では民主党が圧勝し、自民党が政権を明け渡すことになりました。今度は民主党が政権与党になります。ところが道議会は自民党会派が与党。国政と道政との間にねじれが生じることになったのです。
(自民党道民会議・遠藤連幹事長)「市町村から聞く要望は公共事業に関するものが多い。今度は党が違いますから今まで通りすんなりといかない」
あすブラジルから帰国予定の高橋知事も、自民党会派の支持を得ているため今後、難しい局面に立たされそうです。
(民主党道民連合・岡田篤幹事長)「我々はすべて公共事業を削減するとは言っていませんから必要なものは進めていくスタンスでやっていく」
ねじれ現象の中、政権交代によって道政がどう変っていくのか先行きは不透明です。[ 9/1 19:58 札幌テレビ]

208名無しさん:2009/09/10(木) 23:21:45
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2009syuinsen/187870.html

「野党知事」の悲哀 民主 高橋知事に冷ややか対応 (09/10 10:26)
民主党本部で鳩山代表と会談した後、記者団の質問に答える高橋知事=9日

 高橋はるみ知事は9日、衆院選後初めて上京し、次期首相となる鳩山由紀夫代表と会談したが、時間はわずか10分程度で道政課題で踏み込んだ話はできずじまい。鉢呂吉雄民主党北海道代表との面会もできず、衆院選で自民党支持を鮮明にした知事にとって、「政権与党・民主党」との関係修復が遠い道であることを印象づけた。

 「立場上、自民党候補を応援した」。鳩山氏との会談で知事は、衆院選での対応をこう釈明。これに対し、鳩山氏は「まったく気にしていない」と受け流したが、知事に先だって党本部を訪れた民主党推薦の上田文雄札幌市長に対し、具体的政策課題に前向きな考えを示したのとは対照的な対応をみせた。

 2003年の初当選以来、自民、公明両党に支えられてきた知事。国政とのパイプが売りだっただけに、政権交代が決まった今、「野党知事」の悲哀が漂う。<北海道新聞9月10日朝刊掲載>

209名無しさん:2009/09/11(金) 21:40:25
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000760909110001

政権交代@北海道


【政権交代@北海道】


対国政 市長ら盛衰
2009年09月11日




■民主系、「パイプ」強調
■自民系、様子見や困惑


 民主党を中心とする鳩山政権にどう臨むか。初めて経験する政権交代という事態に、道内の市長らは政治的立場によって悲喜こもごもだ。民主系の市長はここぞとばかりに同党とのパイプを強調し、下野する自民党と近い市長は困っている。早くも民主党議員に陳情する市長も現れた。


 「陳情ではなく意見交換をしっかりしていくという姿勢は、明らかにこれまでと違う」。札幌市の上田文雄市長は9日、民主党の鳩山代表と面会した直後、自公政権時代と比べて、そう語った。


 市長選で民主党などの推薦を受けた上田氏は、これまでは自民党の道内選出議員に冷遇されてきた。道内の他の首長と一緒に陳情して、自分だけ党本部に入るのを断られたこともある。


 上田氏は鳩山氏との面会前、「大人げない政治家が多かった。肝の小さい政治家もいた」と痛烈に自民党議員を批判。そのうえで「民主党の議員にはそんな人はいないと思っている」と述べた。


 ただ、浮かれているわけではない。8日の臨時局長会議では「民主党以外の会派にも今まで以上に誠意を持って対応するように」と指示した。


 北見市の小谷毎彦(つねひこ)市長は、もともと民主党の道議だった。昨年12月の市長選で同党などの推薦を受けたが、「国の方針が百八十度変わると、市長としては戸惑いと市民生活への影響に懸念を持たざるを得ない」と語る。


 釧路市の蝦名大也(ひろや)市長も同様だ。民主や大地の推薦を得て初当選したが、今後の陳情については「民主党の方針が示されてから検討したい」と話すにとどめている。


 自民党系の市長は、とりあえずは様子見の構えだ。


 千歳市の山口幸太郎市長は、同党の町村信孝・前官房長官系列の道議だった。総選挙でも町村氏の応援演説に立ち、「千歳の発展のため、皆さんで応援しましょう」と市民に呼びかけた。


 ところが、総選挙で自民は大敗し、町村氏も小選挙区で初めて敗れた。山口氏は「時の政権の下で行政をしていく立場で、不安はない」と言うが、「これから民主党がどうやって政策的に自民党政権からの切り返しをしていくか。時間が要るだろう」とも語った。


 07年の市長選で3期目に臨むにあたり、初めて自民党の推薦を受けた稚内市の横田耕一市長。総選挙では同党の武部勤氏を支持した。横田氏は「民主党が言う官僚機構のコントロールがどこまでできるのか、それによって政策決定過程がどのように変わるのか。もう少し様子を見たい」と話している。


   ◇


■政権発足前 早くも陳情


 鳩山政権がまだ発足していないにもかかわらず、一部の市長はすでに動いている。


 「市が抱える当面の課題や問題について理解してもらい、政策に生かしてほしい」。小樽市役所で7日、山田勝麿市長が同市を地盤とする民主党・鉢呂吉雄衆院議員に要望した。政権発足前の陳情はパイプづくりのためだ。鉢呂氏は「政権交代で政策の継続に不安のないよう、着実な船出をしたい」と応じた。


 北斗市の海老沢順三市長は3日、民主党政権に代わるのを機に、道内選出国会議員への陳情中止を表明した。もともと陳情の効果には疑問を感じていたという。表明後、表だった反応はない。


 ただ、地元選出の民主党・逢坂誠二衆院議員への配慮は忘れない。4日夜、逢坂氏も出席したパーティーで「密接な関係を保ちたい」とあいさつした。市長は「密接な関係を保つことと陳情を繰り返すことは別」と話している。

210名無しさん:2009/09/11(金) 22:29:30
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090911hog00m010008000c.html
高橋知事:参院選での自公応援「まだ決めていない」

高橋はるみ知事 高橋はるみ知事=似顔絵=は11日の定例会見で、衆院選で自民、公明両党の候補を応援したことについて「私の選挙では自公の皆さんから支援を頂いた。ご恩返しをするのは、政治家の世界では当然許されることだろう」と述べ、改めて理解を求めた。

 高橋知事は「私の先輩格に当たる知事の方もそうしてきたと理解している」とも説明した。ただ、来年の参院選でも自公候補を応援するかについては「まだ決めていない」と述べるにとどまった。

 高橋知事の応援をめぐっては、民主党と選挙協力した新党大地の鈴木宗男代表が「知事は道民党でスタートしたのに(衆院選で)自公にテコ入れした。道民に対して説明責任がある」と指摘するなど、一部に説明を求める声が出ていた。【堀井恵里子】

毎日新聞 2009年9月11日 21時27分

211チバQ:2009/09/12(土) 20:48:48
http://www.tokachi.co.jp/feature/200909/20090902-0002621.php
【激震11区 2009衆院選】(2)市長選 勢力図一変
2009年09月02日 15時19分



選挙戦最終日、帯広市中心部で開かれた石川知裕氏の大集会。石川氏は市内で5万2000票を獲得、市長選をめぐる勢力図は一変した
民主に主導権 静まる自民

 「帯広の5万2000票は想像をはるかに上回る数字。来年4月の次期市長選に向けて大きな弾みになる」−。民主党関係者は今衆院選の結果を踏まえ、12年ぶりの「市政奪還」に自信をみせた。

 石川知裕氏の帯広市内の得票は前回(3万6096票)を1万7000票近くも上回り、中川昭一氏に1万1111票の大差をつけた。小選挙区移行後、中川氏でさえ市内では5万票台に乗せたことはなく、前回市長選(2006年)の民主系候補票(3万2316票)の実に1.6倍。

 半面、中川氏は前回衆院選から市内で8000票近くも落とす4万1000票台。後援会は「市長選どころではない」と混乱している。保守系市議の1人は「大敗を喫し、市長選の候補選びを導く人材もいない。混乱に乗じて立候補に意欲を示す人が出るかもしれないが、組織挙げての支援態勢が整うかは分からない」とする。




後ろ盾ない砂川氏 次は極めて困難に
 帯広市政の基軸の「中川−砂川ライン」。現職の砂川敏文市長は大腸がん手術・療養から復帰した8月29日、帯広市内での中川氏の街頭演説に参加、「皆さんの心遣いを中川さんに」と訴えた。市議会の民主・市民連合の野原一登会長はこれに驚き、「9月議会では現市政の3期12年間を徹底的に総括する」と手ぐすねを引く。

 砂川氏は前回市長選で大苦戦、中川氏のサイドには衆院選への影響を心配する声が広がっていた。中川陣営の関係者は衆院選の結果を受け、「市内で4000票をひっくり返せば比例復活もあり得た。市長の体制がしっかりしていれば可能だった」と悔やむ。最大の後ろ盾が議席を失い、砂川氏の再出馬も可能性は限りなく狭まった。

 今衆院選の比例代表、民主と新党大地の市内票は計5万2043票。石川氏の得票と合致し、両派の連携は明らかになった。これに対し自民、公明の合計得票は3万7961票。高橋幹夫氏が田本憲吾氏を破った1990年の市長選と同じ構図が再現される可能性は高い。

 民主サイドは近く、候補選定を進める考えで、一連の作業工程を描く。同党帯広の三津丈夫代表は「5万2000もの票を得て市長選の主導権を握った。自民の出方を見てからでも遅くない」と腰を据えて取り組む構えだ。

 これに対し自民は中川敗戦のショックから、市長選の動きは静まっている。同党帯広支部の清水誠一支部長は「反転攻勢を仕掛けるとすれば市長選しかなく、相乗りは考えていない。ただ現職がいる以上、作業を早める必要もない」と強調。砂川氏に関して複数の支部関係者は「冷静にみて体力的にどうか」と、中川−砂川ラインの実質的な解消を示唆する。

党派超え候補擁立の可能性も
 市長選をめぐっては民主サイドの揺さぶりも活発だ。石川氏は8月31日、十勝毎日新聞社のインタビューで、「よい候補なら党派にこだわらず『無投票』でもいい」と語った。実は砂川氏の指導力に批判的な一部の与野党議員が接触、党派に偏らない地元出身者擁立の可能性を探る動きも出ている。

 市議会与党の幹部は「大敗した以上、中川色の強い人は難しい。自民党内から浮上していた名前は軒並み可能性が薄まった」とみる。主戦か相乗りか−。自民、民主の調整が水面下で本格化する。
(衆院選取材班)

212名無しさん:2009/09/14(月) 21:20:59
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090914ddlk01010124000c.html

選挙:士別市長選 牧野氏が初当選 民主などの支援受け、市政刷新訴え実る /北海道
 任期満了に伴う士別市長選が13日投開票され、新人で前市議の牧野勇司氏(58)=無所属=が、新人で前副市長の相山慎二氏(61)=同=を破り、初当選を果たした。当日有権者は1万8874人、投票率は81・72%(前回98年87・65%)だった。

 田苅子進市長が4選不出馬を表明し、市長選は11年ぶり。目立った争点はない中、選挙戦は衆院選の結果を反映し、まちを二分する激戦となった。

 牧野氏は90、98年に続き3度目の市長選挑戦。労組出身ながら政党の推薦を断った98年から一転、民主党、社民党、新党大地の推薦を受け市政刷新を訴えた。地元出身の民主党衆院議員、佐々木隆博氏が全面支援。他の国会議員とも連動した。

 相山氏は田苅子市長の事実上の後継。自民党士別支部の支持を受けたが逆風を意識し、政党色を出さなかった。【横田信行】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 7690 牧野勇司 58 無新

  7639 相山慎二 61 無新

==============

 ◇士別市長略歴
牧野勇司(まきの・ゆうじ) 58 無新(1)

 [元]市議[歴]市職員・総務部税務課管理・市民税係長▽市職労書記長・委員長▽道工大=[民][社]

213チバQ:2009/09/14(月) 21:59:55
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000909140004
士別市長に牧野氏
2009年09月14日




■民主系新顔、接戦制す


 士別市長選は13日投票、即日開票の結果、無所属の新顔で元市議会副議長の牧野勇司氏(58)が、同じく無所属の新顔で元副市長の相山慎二氏(61)を破り、初当選した。旧士別市時代の98年以来の選挙戦で、両氏の一騎打ちとなったが、民主党が圧勝した総選挙の勢いを生かした牧野氏が接戦の末、相山氏を振り切った。当日有権者数は1万8874人。投票率は81・72%(98年87・65%)。


 民主党と社民党、新党大地の推薦を受けた牧野氏は、総選挙の6区で再選された民主党の佐々木隆博氏と二人三脚態勢をとってきた。佐々木氏は告示後も地元に張り付き、大地の鈴木宗男氏らも応援に駆けつけて支援した。今回が3度目の市長選挑戦で、「士別も政権交代で変わろう」などと訴えて「改革」を強調、支持を広げた。


 自民党士別支部が支持した相山氏は、「市民党」の立場を貫いた。政党色を薄め、総選挙の6区で落選した自民党道連会長の今津寛氏との連携は極力抑え、党も裏方に回ったが、同党への逆風を吹き飛ばすまでには至らなかった。


 勇退する田苅子進市長の応援も得て、財政課長などを歴任した行政経験をアピール。市政の継続、発展を訴えて、保守層を中心に浸透を図ったが、あと一歩及ばなかった。

214名無しさん:2009/09/15(火) 21:55:13
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090915ddlk01010285000c.html
’09政権交代:士別市長選、勝敗分けた風 民主支援、51票差で牧野氏 /北海道
 任期満了に伴い13日投開票された士別市長選は、民主、社民、新党大地の推薦を受けた前市議の牧野勇司氏(58)が、自民党士別支部の支持した前副市長、相山慎二氏(61)を51票差で破り初当選した。牧野氏は90、98年に続き3度目の市長選挑戦。衆院選で民主を圧勝させ「政権交代」に導いた風が、保守地盤の強い地方の首長選にも影響したことをうかがわせる結果となった。【横田信行】

 市長選が選挙戦となったのは、3期務めた田苅子進市長が初当選した98年以来。当時、自民の推薦を受けた田苅子市長は国会議員5人を投入し、「中央直結」をアピールした。一方、牧野氏は政党色を排し、市職労出身ながら政党の推薦を断った。まちを二分する激戦となり、結果は609票差だった。

 牧野氏は今回、一転して政党の推薦を受けた。衆院選での民主の戦い方を意識し、マニフェストを発表。相山氏が田苅子市長の事実上の後継となることから「市政の継続か変革か」を掲げた。地元出身で、衆院道6区で自民・今津寛氏を破った民主・佐々木隆博氏の全面的支援も受け、他に国会議員3人を投入し衆院選の再現を狙った。

 これに対し相山氏は公示前、今津氏の集会に参加し連携を示唆したものの、陣営は結局、自民への逆風を意識し一線を画した。選挙戦でも政党色を極力出さず、企業、団体の組織票頼みの「守りの戦い」を強いられた。

 牧野氏の選挙事務所は13日、士別でも「政権交代」が実現した興奮に包まれた。念願を果たした牧野氏は支持者に対し「国が変わったから士別も変わった」と宣言。陣営幹部は「98年と反対の結果になったのは風のおかげ」と分析した。

    ◇

 士別市長選の当日有権者は1万8874人、投票率は81・72%。確定投票数は牧野氏7690票、相山氏7639票だった。

215名無しさん:2009/09/17(木) 23:34:13
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090917hog00m010007000c.html

政権交代:道議会「ねじれ」波乱 民主が知事の姿勢追及

三津道議から政権交代後の政治姿勢について質問を受ける高橋知事=道議会で2009年9月17日午後1時26分、鈴木勝一撮影 鳩山内閣発足から一夜明けた17日、開会中の道議会で代表質問が始まった。国政と道議会は与野党が逆転する「ねじれ状態」。国政与党となった民主会派は、衆院選で自民を応援した高橋はるみ知事の政治姿勢を激しく追及した。道側の再答弁準備のため約2時間も空転。予定されていた自民会派の代表質問が18日に持ち越されるなど、ねじれ状態を反映する波乱含みの幕開けになった。【鈴木勝一、高山純二】

 道議会の構成は知事与党の自民党・道民会議50人と公明党6人で過半数を占め、民主党・道民連合39人とフロンティア4人、共産党2人が野党・中間会派の立場。道庁内には「自民は知事与党の立場を主張するだろうし、民主は国政与党としてアピールするだろう。両党から(どちらにつくか)『踏み絵』を迫られるかもしれない」と議会運営を不安視する声も出ていた。

 代表質問では、民主会派の三津丈夫道議(帯広市)が「知事は衆院選で民主公約を批判していた。(今になって民主公約と道政は)『方向性を一にする』と答弁されても空々しく聞こえるばかりだ」と批判。知事は再答弁で「民主党マニフェストは政治主導による政策展開に共感する一方、日米FTA(自由貿易協定)の影響などは『地方の声を大切にしてほしい』と申し上げてきた」と述べた。

 民主道議からは「知事はあれだけ自民に肩入れした。行動責任が問われる」「知事選で道政奪還を目指す」などと気勢が上がる一方、自民、公明はともに「知事との関係は今までと変わらない」と静観する姿勢だ。

 しかし、知事与党内でも、高橋知事が鳩山由紀夫首相や道内選出の民主党衆院議員にあいさつ回りに行く姿を見て、「次期知事選は与野党相乗りで出馬するつもりか」と反発する声も漏れ始めた。

 ねじれ状態の道議会は今後、施行が先送りされている支庁制度改革や道の補正予算について混乱する恐れもある。特に補正予算を巡っては国レベルで予算執行が凍結される可能性もあり、各党、道ともに対応に苦慮する場面が出てきそうだ。

毎日新聞 2009年9月17日 20時59分

216名無しさん:2009/09/18(金) 23:45:40
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090918ddlk01010194000c.html
’09政権交代:道議会「ねじれ」波乱 民主会派、知事の政治姿勢追及 /北海道
 ◇代表質問で
 鳩山内閣発足から一夜明けた17日、開会中の道議会で代表質問が始まった。国政と道議会は与野党が逆転する「ねじれ状態」。国政与党となった民主会派は、衆院選で自民を応援した高橋はるみ知事の政治姿勢を激しく追及した。道側の再答弁準備のため約2時間も空転。予定されていた自民会派の代表質問が18日に持ち越されるなど、ねじれ状態を反映する波乱含みの幕開けになった。【鈴木勝一、高山純二】

 道議会の構成は知事与党の自民党・道民会議50人と公明党6人で過半数を占め、民主党・道民連合39人とフロンティア4人、共産党2人が野党・中間会派の立場。道庁内には「自民は知事与党の立場を主張するだろうし、民主は国政与党としてアピールするだろう。両党から(どちらにつくか)『踏み絵』を迫られるかもしれない」と議会運営を不安視する声も出ていた。

 代表質問では、民主会派の三津丈夫道議(帯広市)が「知事は衆院選で民主公約を批判していた。(今になって民主公約と道政は)『方向性を一にする』と答弁されても空々しく聞こえるばかりだ」と批判。知事は再答弁で「民主党マニフェストは政治主導による政策展開に共感する一方、日米FTA(自由貿易協定)の影響などは『地方の声を大切にしてほしい』と申し上げてきた」と述べた。

 民主道議からは「知事はあれだけ自民に肩入れした。行動責任が問われる」「知事選で道政奪還を目指す」などと気勢が上がる一方、自民、公明はともに「知事との関係は今までと変わらない」と静観する姿勢だ。

 しかし、知事与党内でも、高橋知事が鳩山由紀夫首相や道内選出の民主党衆院議員にあいさつ回りに行く姿を見て、「次期知事選は与野党相乗りで出馬するつもりか」と反発する声も漏れ始めた。

 ねじれ状態の道議会は今後、施行が先送りされている支庁制度改革や道の補正予算について混乱する恐れもある。特に補正予算を巡っては国レベルで予算執行が凍結される可能性もあり、各党、道ともに対応に苦慮する場面が出てきそうだ。

217チバQ:2009/09/19(土) 14:33:41
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000909180009
民主、知事に攻勢
2009年09月18日




■道議会 総選挙の「意趣返し」


 鳩山政権発足から一夜明けた17日、道議会では代表質問が始まり、政権交代を果たした民主党の議員が高橋はるみ知事を責め立てた。背景には、高橋知事が自らの選挙や道政運営で自民、公明両党の支援を受け、恩返しとして総選挙で両党候補の応援に熱心に出向いたことがある。「意趣返し」に対して知事は慎重な答弁に終始したが、「国政野党」となった立場の多難さが予想される議会となった。
(神元敦司)


 民主党・道民連合の質問者は三津丈夫氏。中川昭一元財務・金融相が落選した11区の帯広市選出だ。総選挙の結果や自民党政治の総括、知事の政治姿勢や民主党のマニフェスト(政権公約)に関する見解などを質問したが、端々で「自民党を応援した知事の総括がなければ鳩山政権との関係は容易に築けない」などと牽制(けんせい)を忘れなかった。


 これに対し、高橋知事は総選挙について「様々な課題に対する民意が反映された結果」と答弁。「政権交代が選択されたことは、しっかり受け止めなければならない」と述べるにとどめた。


 一方で、鳩山政権へのスタンスについて「道の厳しい実情や課題など地域の切実な声を伝えるとともに、提案や要望を適宜していきたい」と説明。「国民や道民の暮らしを守るという基本的な考えは、私の道政に臨む基本姿勢と方向性を一にする」と語る場面もあった。


 だが、三津氏は再質問でなお政治姿勢などを追及。その答弁調整に手間取り、予定されていた自民党会派の質問は18日に延期された。


 道幹部は「民主党にも自民、公明と同じように丁寧に対応していくことになる」と話す。


 だが、民主党は高橋知事への対決姿勢を強める意向で、一般質問や委員会でも厳しい追及を続ける構えだ。

218名無しさん:2009/09/19(土) 18:02:40
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090919ddlk01010278000c.html

自民道連:会長に伊東氏が就任 /北海道
 自民党道連は18日、総務会を開き、先月の衆院選で道7区(釧路・根室管内)から立候補し初当選した伊東良孝衆院議員(60)を道連会長とすることを正式に決定した。当選1回目の衆院議員が会長に就任するのは初めてだが、伊東氏は道内小選挙区の自民公認候補で唯一勝利した点などが評価され、総務会の満場一致で立て直しの顔に選ばれた。

 また、18日告示された自民党総裁選で道連に割り当てられる票が8票に決まったことも報告された。党員投票は27日まで郵送で受け付け、28日に道連で開票し、8票を得票数順にドント方式で振り分ける。【鈴木勝一】

毎日新聞 2009年9月19日 地方版

219名無しさん:2009/10/11(日) 11:16:59
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/193774.html

知事選は独自候補で 民主北海道、三井新代表が会見 (10/11 08:14)
 民主党北海道は10日、札幌市内で運営委員会を開き、新代表に三井辨雄(道2区)、副代表に佐々木隆博(6区)の両衆院議員を選出した。三井氏は就任会見で、高橋はるみ知事との関係について「北方領土問題など道が抱える問題で(民主党政権との)窓口にはなるが、知事選の問題は全く別だ」と述べ、2011年春の知事選は、独自候補で戦う考えを強調した。

 前道議会副議長で、民主党・道民連合の鰹谷忠道議(網走市)が知事選出馬に意欲を示していることには「何も話が来ていない」と不快感を示した。

 2議席独占を目指す来年夏の参院選道選挙区については「(公認候補を)1人出すか、2人出すか、まだ考えていない。候補をどう絞るのか、これから検討したい」と述べ、新党大地と協議しながら、擁立作業を急ぐ考えを明らかにした。また、前原誠司国土交通相がサンルダム(上川管内下川町)などの工事を凍結する方針を打ち出したことについては、「北海道には北海道の事情がある。地元の事情をしっかり聞き、大臣と掛け合いたい」と、慎重な姿勢を示した。

220チバQ:2009/10/13(火) 18:04:56
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000910130009
知事選出馬に鰹谷忠氏前向き
2009年10月12日

■前道議会副議長


 民主党・道民連合の鰹谷忠(かつや・ただし)道議(58)=網走市選出=が、11年の知事選への立候補を前向きに検討していることが11日、わかった。地元後援会と協議し、近いうちに正式に態度を表明するという。


 鰹谷道議は朝日新聞の取材に対し「道議が知事選に出るのはいいことだと思っていた。選挙戦は、一人の政治家として戦ってみようと思う」と話した。


 民主党北海道や連合北海道との調整はしていないという。


 鰹谷道議は網走支庁小清水町出身。地元の高校を卒業後、郵便局勤務などを経て、87年に初当選し、現在6期目。07年5月から09年6月まで、道議会副議長を務めた。

221チバQ:2009/10/13(火) 18:05:53
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20091011ddlk01010118000c.html
選挙:知事選 鰹谷氏が出馬意向 民主候補者選考はまだ、分裂の可能性も /北海道
 前道議会副議長の鰹谷忠氏(58)=民主党・道民連合、網走市=は10日、11年春の次期知事選に出馬する意向を固めた。後援会への説明を始めており、来月にも議員を辞職して準備を進める方針。毎日新聞の取材に対し「(出馬は)自分の意志。前向きに検討している」と述べた。

 民主党北海道は次期知事選で、独自候補を擁立して道政を奪還したい考えだが、まだ候補者選考には着手していない。鰹谷氏は同党の最大の支援団体の連合北海道とも相談をしておらず、先んじて出馬を決めたことで、分裂選挙となる可能性もある。

 鰹谷氏は69年に旧郵政省入省、網走市労働組合協議会役員などを務め、87年の道議選で初当選し、現在6期目。現職の高橋はるみ知事は次期知事選への態度をまだ明らかにしていない。【堀井恵里子】

222名無しさん:2009/10/28(水) 20:44:13
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000910280005
現在位置:asahi.com> マイタウン> 北海道> 記事
知事、7年目の初出席 連合北海道大会
2009年10月28日
■雇用で連携訴え
 政権交代後初めてとなる連合北海道の定期大会が27日、札幌市内で2日間の日程で始まった。初日は、政権を安定させるために来年の参院選で推薦候補の完勝をめざすことを確認した。また、高橋はるみ知事が就任7年目で初めて出席し、雇用対策で連携していくことをアピールした。
 高柳薫会長は「民主党とはより緊密に、しかし、ほどよい距離感で選挙協力や政策協議など一層の連携を強めていく」とあいさつ。参院選について、同党と協力して複数擁立も視野に候補者選びを急ぐ考えを示した。また、高柳会長は衆院道5区で当選した同党・小林千代美氏派の選対幹部だった山本広和・前札幌地区連合会長が公職選挙法違反(買収の約束)の疑いで逮捕されたことに触れ、「事実であれば極めて残念。推移を見守りたい」と語った。
 民主党北海道の佐野法充幹事長は、来年の参院選道選挙区に関して「2議席占有をめざす。候補者選びは11月末をめどに進めたい」と、今後の方針を明らかにした。また、自民党会派が多数を占めている道議会での過半数獲得や、次の知事選で道政奪還をめざすことも強調した。
 一方、知事選や道政運営で自民党に支えられてきた高橋知事。道内の厳しい雇用情勢に言及して「国の動きと連携し、連合北海道のみなさまの理解、協力を得て対処していきたい」。佐野氏の道政奪還発言について報道陣に問われると、「(道議でもある佐野氏は)道議会でもいつも言っているし、立場があってのことでしょう」とかわした。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/196747.html
知事選に独自候補 連合北海道定期大会 高橋道政と対決姿勢 (10/28 07:59)
定期大会であいさつし、参院選や統一地方選に向けて結束を呼びかける高柳会長
 連合北海道(高柳薫会長、組合員約25万人)の定期大会が27日、札幌市内で始まった。2010〜11年度の運動方針では、再来年の統一地方選に向け、政権与党となった民主党北海道と連携して知事選候補の擁立作業を進めることを明記し、独自候補を立てて道政奪還を目指す方針を鮮明にした。

 運動方針では、2期目を折り返した高橋道政について「北海道経済の再生、雇用対策、地域医療問題など山積している課題は何一つ解決されていない」と指摘。その上で来年7月の参院選勝利とともに、再来年4月の統一地方選での道政奪還と道議会の過半数獲得を目標に掲げ、候補擁立作業に取り組むとした。

 これまで自民党の支援を受けてきた高橋はるみ知事が初めて出席。「国とも連携をはかりながら北海道の雇用情勢の厳しさに対処をしていきたい」と新政権との連携をアピールした。大会は28日まで。

223チバQ:2009/11/04(水) 12:45:20
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000500911020001
恵庭市長選8日告示 「改革派」再選混とん
2009年11月02日
■問責5回■対抗馬は道議4期


 乳児に本を贈るブックスタートを全国に先駆けて実施したことで知られる恵庭市の中島興世(こうせい)市長(63)。初当選した4年前には絵本型マニフェストが話題を集め、今もローカルマニフェスト推進首長連盟の代表を務めるなど「改革派」首長として全国区の存在だ。ところが足元の市議会とは対立続きで、問責決議を5度も受けてきた。再選を目指す市長選挙は8日告示、15日に投開票されるが、道議を4期務めた原田裕氏(57)=同市区選出=との激戦が予想されている。
(小西淳一)


 「4年間、我慢と忍耐の日々を過ごしてきました」


 市長選告示まで1週間余りとなった10月30日。中島市長は1期目を振り返り、政策講演会で支持者に語りかけた。


 「5回もの問責決議は、私にとっては勲章。議会とのなれ合いを排し、志を曲げなかったことに対する勲章です」


    ◇


■分かれる評価


 4年前、自民が推薦する現職の3選を阻んで当選した中島市長。市議会は「オール野党」に近い状況だった。とりわけ定数24の過半数を占める自民会派の清和会(13人)とはことごとく対立してきた。


 市長に近いのは「無所属市民の会」の3人だけ。ある支持者は「自民の300議席がそのままで鳩山政権が誕生したようなもの」と形容する。


 そんな中でも、全国的に注目される動きを見せる。一時は荒れていた学校を変えたと言われる「朝読書」や読み聞かせなどの読書コミュニティーづくりや、子育て支援の施策には定評があり、全国の自治体から視察がひっきりなしだ。9月には京都市長らと全国に呼びかけて「子育てと教育を考える首長の会」を発足させて事務局長に。文部科学省の最高諮問機関である中央教育審議会の生涯学習分科会委員も務めている。


 一方、自らが強い関心を示さない分野については前副市長に「丸投げだった」との批判もあり、評価は分かれる。


 5度目の問責のきっかけとなった職員の公金着服問題は象徴的だ。市職員が130万円を着服していたことを把握しながら公表されず、退職金までが支払われていた。


 とりわけ問題視されたのは、事件が市長に報告されないまま副市長で止まり、問題の職員に退職金を支払われる依願退職とすることが決められていたことだ。副市長は引責辞職して現在は空席だが、問題発覚後の今年6月、中島市長は記者会見で「極めて遺憾で私の統治能力が欠如していた」と陳謝。議員の間では「執行体制の二重構造。市政の混乱と停滞を招いた責任は重い」という指摘もある。


    ◇


■民主擁立断念


 「2期目は強い」とされる現職に対抗できる切り札として、市長と激しく対立してきた自民党側が白羽の矢を立てたのが原田氏。中島市長とは北大、恵庭市役所職員時代を通じて先輩、後輩にあたる。地元旅館を経営する傍ら道議を4期、自民党道連副会長などを歴任した。


 民主勢力が市長選での独自候補の擁立を断念したため、自民党籍を抜いて無所属で立候補する。10月いっぱいまで道議を辞職しなかったのは、道議補選が市長選と同日選となり自民と民主が対抗する構図を市長選に持ち込みたくなかったから――との見方がもっぱらだ。


 その民主党恵庭支部は10月29日、立候補予定者に市政運営の方針をただす公開質問状を提出。回答を検討したうえで「どちらかを推薦・支持することもあり得る」としているが、自主投票となる公算が大きいとみられている。


    ◇


■草の根VS.組織


 中島、原田氏両陣営とも既に選挙戦の拠点となる事務所を設けている。事務所開きに集まったのはそれぞれ約60人と約300人。


 中島市長の支持母体のキャッチフレーズは「元に戻るのはイヤ!」。集うのは高齢者や主婦層が中心で、「有力者による利権としがらみの古い政治に戻してはいけない」と訴えている。中島市長本人によれば「普通のおじさん、おばさんによる草の根選挙。非常に苦しい選挙になるが、やり抜いたらこれは強い」。


 一方の原田氏。組織を生かした活動を展開する。キャッチフレーズは「信頼と絆(きずな)の政治」で市議会との関係融和を唱える。道議当時からの後援組織の人数は1万6千人。島田道朗代表は「地元選出道議と言っても過去3回は無投票で名前を書いてもらっていないので、特に若い世代への浸透に力を入れたい」と話す。

224チバQ:2009/11/08(日) 19:11:58
>>219-221
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/198790.html
道知事選鰹谷氏が出馬表明 (11/08 09:20)
 【網走】前道議会副議長の鰹谷(かつや)忠道議(58)=民主党・道民連合、網走市=は7日、網走市内で開かれた後援会主催の道政報告会で「知事選出馬に向け、12月中に議員辞職する」と述べ、高橋はるみ知事の任期満了に伴う2011年4月の知事選に出馬する意向を正式に表明した。<北海道新聞11月8日朝刊掲載>

225チバQ:2009/11/09(月) 21:36:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110900627
民主道議が出馬表明=北海道知事選
 民主党北海道議の鰹谷忠氏(58)は9日までに、2011年春の道知事選に出馬することを自身の後援会の会合で表明するとともに、同党道連幹部に伝えた。12月定例議会後に道議を辞職する考え。次期道知事選への出馬表明は初めて。
 ただ、同党道連や連合北海道は鰹谷氏とは別の候補者擁立を模索している。(2009/11/09-16:49)

226チバQ:2009/11/10(火) 23:40:46
鰹谷氏、知事選出馬への波紋
再来年の知事選に向けて民主党の鰹谷忠(かつや・ただし)道議が出馬の意向を表明しました。
党への報告もない中での出馬表明…、民主党は戸惑いを隠せません。
地元、網走で、後援会に出馬の意向を自ら説明します。
道議会の副議長も務めたベテラン。
来月には議員辞職し、知事選に向け1年半をかけて全道を回るといます。
3選出馬へ向け、まだ態度を明らかにしていない高橋知事にとっても意外なことでした。
鰹谷道議、所属する民主党や支持母体の連合北海道に相談はしていないといいます。
戸惑いを隠せない、民主党北海道の三井代表。
知事選に出るのなら手続きを踏むべきと憤ります。
一方、本人から2週間前に相談を受けていた議員がいました。
しかし、鈴木議員も応援するかどうかは民主党の知事選候補の擁立を見極めた上で決めると慎重です。
高橋知事からの道政奪還を宣言した民主党。
しかし、党の組織を切り崩しかねない突然の出馬表明に三井代表は、近く、鰹谷道議との直接の会談を申し入れることにしています。
TheNEWS北海道で放送 2009年11月9日(月)19:00更新
http://news.hbc.co.jp/11091902.html
http://news.hbc.co.jp/picture/11091902.jpg
http://news.hbc.co.jp/newsi/t05-6_01_003.asx

227チバQ:2009/11/11(水) 01:19:32
http://www.tomamin.co.jp/2009c/c09110901.html
恵庭市長選は原田、中島両氏の一騎打ち
(2009年 11/9)

 任期満了に伴う恵庭市長選は8日告示された。無所属新人の原田裕氏(57)=前道議=と、2選を目指す無所属現職の中島興世氏(63)が立候補の届け出をした。共に元市職員。中島市政1期4年の評価、行財政改革、駅周辺開発などを争点に、15日の投開票日に向けて7日間の舌戦が始まった。

 両陣営が、それぞれ各選対事務所で出陣式を行い、原田候補はJR島松駅前通りで、中島候補は恵み野駅前で午前9時すぎからに第一声を放ち、遊説に入った。
  有権者数は5万5098人。4年前に比べ1731人増えている。

筭 原田候補は市役所改革、恵庭再生、市民協働をマニフェストの柱に掲げ、混乱の現市政を疑問視し「信頼ときずなの回復」を強く訴える。中島候補は子育て・教育、高齢者、住環境、雇用をマニフェストの柱に据え、市政の継続の重要性をアピールする。筭 両候補共に政党からの推薦・支持を受けず、「市民党」の立ち位置での出馬。今夏の政権交代後、恵庭では初の選挙戦となるが、政党色が消えた複雑な構図に。両陣営共に前哨戦から政策中心の運動を展開し、激しいつば競り合いが続いている。

228チバQ:2009/11/16(月) 20:48:40
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000911160010
恵庭市長に原田氏
2009年11月16日





原田 裕(はらだ ゆたか) 57 無新(1)




■組織力で現職破り初当選


 恵庭市長選は15日投票され、即日開票の結果、前道議の原田裕氏(57)=無所属=が、現職の中島興世氏(63)=同=を破り、初当選した。当日有権者数は5万4403人。投票率は60・63%(前回60・78%)だった。


 道議を4期、自民党道連の副会長も務めた原田氏と、ローカルマニフェスト推進首長連盟の代表で全国的にも知名度のある中島氏との争いとなった同市長選。4年前に自民推薦の現職の3選を阻んで誕生した中島市政1期目の評価が主な争点となったが、自民党を中心とした組織力を生かした原田氏が激戦を制した。


 当選を決めた原田氏は、午後9時半すぎ、グレーのスーツ姿で事務所に現れ、詰めかけた支持者の一人ひとりと笑顔で握手を繰り返した。「皆さんの熱い支持で当選できた。市民の声を街づくりに生かし、開かれた市役所づくりを目指す」と抱負を語った。


 道議4期目の途中、後援会の要請に重い腰を上げた形で立候補を表明したのは告示まで1カ月を切った10月9日。出遅れ感は否めなかった。しかし、支持基盤では道議当時からの後援会(1万6千人)や支援団体の数で圧倒的な優位に立ち、選挙戦に入ってからは個人演説会を連日開催するなど運動が勢いを増した。


 中島氏は前回同様にマニフェスト選挙を展開し、子育て支援や読書コミュニティーづくりなどの実績をアピール。主婦や高齢者が集う「草の根選挙」で臨んだが、及ばなかった。「オール野党」に近い議会とは「根回しを排した健全な緊張関係」を唱えて対立が続き、民主党も一時は独自候補の擁立へ動いた末に最終的には「自主投票」となり、支持が広がらなかった。


 一方の自民党。同市を含む衆院道5区で、原田氏が選対本部長を務めた町村信孝氏(自民)は小林千代美氏(民主)に敗れた。恵庭市での得票は小選挙区で町村氏が上回ったが、比例では自民は民主を下回った。市長選で原田氏が敗れれば自民のダメージは大きく、「負けられない選挙」と位置づけていた。


 原田氏の辞職に伴う道議補選が12月13日に行われる。自民、民主両党ともまだ候補者を公表していないが、余勢を駆って議席の回復を目指す自民、総選挙で追い風を受けた民主との激戦も予想される。

229チバQ:2009/11/18(水) 19:42:47
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/200676.html
市長選出口調査 原田氏 全年代で過半数 中島氏 前回票の45%失う (11/18 14:41)
恵庭市長選の開票作業=15日、市総合体育館
 【恵庭】新人の原田裕氏(57)が、現職の中島興世氏(63)を破り初当選を果たした市長選。北海道新聞千歳支局は、期日前投票が行われた14日と、投開票日だった15日の2日間、市内10カ所の投票所で出口調査を行った。すべての年代と職業で、原田氏の得票が中島氏を上回るなど、原田氏圧勝の構図が浮かび上がった。(渡辺淳一郎)

 調査は計7項目。今回と前回の市長選で誰に投票したか、年代、職業、支持政党などを聞き、442人から回答を得た。

 今回の市長選で原田氏に投票した人は61%、中島氏に投票した人は39%。実際の投票結果とほぼ一致した。

 原田氏は、20代から70歳以上までの全年代で50%を超える得票率を獲得。特に、60代で65%、70歳以上で78%に上った。

 職業別でも原田氏は中島氏を圧倒。前回市長選では、中島氏が訴えた子育て支援策に共感する主婦層が多かったが、今回は専業主婦のうち、中島氏に投票した人は42%と低迷した。

 全体では、前回市長選で中島氏に投票した人の45%が、今回は原田氏に投票しており、中島氏の支持者離れが起こっていたことが分かる。

 投票所別は、RBパーク(期日前)と恵み野小、恵庭中を除いたすべての投票所で、原田氏が中島氏を上回り、原田氏の地盤である島松公民館では、原田氏の得票が80%を占めた。

 政党別では、民主党支持者の52%が中島氏に投票。そのほかは、自民党支持者の78%、公明党支持者の56%、共産党支持者の55%が原田氏に投票した。支持政党を持たない無党派層の53%も原田氏が固めた。

 自民党道議だった原田氏は、主に保守層の応援を受けたが、市内全域を網羅した後援会活動が、政党や地域に関係なく浸透した様子が見て取れる。

230チバQ:2009/11/26(木) 12:14:47
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20091126ddlk01010178000c.html
工藤・函館副市長:年内で辞任 運営路線対立で /北海道
 函館市の工藤寿樹副市長(59)は25日、年内で辞任する意向を明らかにした。来年3月までが任期だが、西尾正範市長との「市政運営をめぐる路線対立」を理由としている。西尾市長は12月議会に後任の選任議案を提出する。

 工藤副市長は「市長と意見の食い違いが大きくなった。任期もわずかであり、新年度の予算編成に入る前に辞めたいと申し出た」と話している。西尾市長も了承しており、今月末に辞職届を提出する。【昆野淳】

231チバQ:2009/12/08(火) 21:20:33
http://www.tokachi.co.jp/news/200912/20091208-0003566.php
政財界 駆け引き活発 帯広市長選 “保革調整”行方注目
2009年12月08日 14時23分
動き次々…斉藤氏、米澤氏、上野氏
 帯広市長選(来年4月11日告示、同18日投開票)をめぐり、地元政財界の駆け引きが活発化してきた。民主党内では市内の弁護士、斉藤道俊氏(51)の名前が浮上、ここにきて帯広出身のコンサルタント会社(東京)社長、米澤則寿氏(53)を擁立する動きも表面化した。米澤氏を推す有志グループは「市民党」を標ぼう、自民、民主両陣営の候補擁立作業にも微妙な影響を及ぼしそうだ。市議会議長の上野敏郎氏(62)も立候補の可能性を探っており、保革合わせた調整の行方が注視されている。

難航で一転、乱立も
 斉藤氏は前回、前々回の市長選でも民主陣営で名前が挙がり、今回も有力候補の一人とされている。米澤氏も前回市長選で、現職・砂川敏文氏の対抗馬として非自民系のグループが擁立を模索、具体化しなかった経緯がある。

 民主サイドは8月衆院選で勝利した勢いに乗り、年内にも市長候補の擁立を目指す。同党帯広内で主流を占める自治労・連合系には斉藤氏への待望論が強く、同氏の判断を待つ構えだ。人権派弁護士の斉藤氏に対しては、共産党支持層も引き付けるとみられている。

 ただ同じ民主内でも保守系に近い勢力は前回の経過を踏まえ、「米澤氏が出馬するなら優先権は民主党にある」と注目する向きも。同党の石川知裕衆院議員も「(米澤氏は)よい候補だと思う」と興味を示唆する。米澤氏は経済人に加え、母校の帯広柏葉高同窓生有志が推しており、同じ帯柏葉OBの斉藤氏と支持層がバッティングする可能性もくすぶる。

 一方、自民党帯広支部は12日の役員会で市長選の対応を協議する予定。基本的には前回市長選で推薦した現職の砂川敏文氏の進退表明を受けて、動きを加速させる構え。砂川氏は「多選は好ましくない」と発言するなど、再出馬には慎重な姿勢を見せている。12月議会の会期中か今月下旬の臨時議会での表明が濃厚となっている。

 複雑なのは自民・保守内にも、政党色を出さない米澤氏に関心を寄せる動きがあること。地元経済界のある重鎮は「厳しい情勢の中で、党派に属さず経済振興に努めてくれる人材が好ましい。保革相乗りが実現できれば」と期待。一部の保守系市議も保革相乗りを模索している。

 半面、保守内には東京を拠点とする米澤氏ではなく、青年会議所(JC)など地元経済界の若手から人材を求める向きも。上野氏も市長選への関心・意欲は非常に強く、調整が難航すれば一転して、乱立の構図も予想されている。(岩城由彦)

233建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2009/12/10(木) 21:37:15
首相説明求め決議=北海道議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091210-00000156-jij-pol
12月10日19時30分配信 時事通信
 北海道議会は10日、鳩山由紀夫首相の偽装献金問題にからみ、
実母から提供された巨額資金について首相に説明責任を果たす
よう求める決議を自民、公明、共産3党の賛成多数で可決した。

234チバQ:2009/12/13(日) 01:25:15
>>224-226
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000912120004
知事選 鰹谷氏が道議辞職
2009年12月12日


道民の意思を結集したいと語る鰹谷忠氏=網走市

■民主党内に反発も


 2011年春の道知事選への立候補を表明していた鰹谷(かつや)忠道議(58)=網走市選出=は11日、石井孝一議長に辞職願を提出し、同日付で辞職した。民主党の会派に所属していたが、知事選は同党の支援なしに戦う見通しだ。同氏の動きに対し、知事の座奪還を目指す民主党北海道(道連)には反発も出ている。


 「道民の意識が多様化している時代。政治家として決断して進んでみたい」。鰹谷氏は辞職願を提出した直後、道議会で記者団に語った。


 郵便局員などを経て1987年に初当選し、07年に6選。同年5月から今年6月まで副議長を務めた。選挙では一貫して無所属。議会では民主党・道民連合で所属議員39人の半数近い「鰹谷グループ」を率いた。道政野党でありながら、道の今年度当初予算案にグループとして賛成。党内では批判されたが、高橋はるみ知事らが頼りにする「大物」として知られる。


 だが、知事選への立候補は多くの関係者にとって「寝耳に水」(道幹部)。道連や民主党を支援する連合北海道は、政権交代を経て初めて迎える知事選だけに「売名行為」「3選を目指す高橋知事を利するだけ」と反発。独自候補を擁立する考えだ。


 網走市の支持者らは「北海道のことを知り尽くしている」とおおむね好意的だが、「道議選とは土俵が違う」という戸惑いもみられる。


 鰹谷氏は「長年、知事選への立候補を考えてきた」と強調。高橋道政を「地域全体をどうするのかというインパクトが弱い」と批判した。


 民主党のある道議は、知事選まで1年以上ある中での辞職を次のように見る。自民、公明両党に支えられてきた高橋知事は政権交代の影響を受ける。まだどの党も候補者が決まらず、今なら先んじることができる――。


 鰹谷氏の辞職に伴う道議補選(網走市選挙区、被選挙数1)は来年1月の見通しだ。
(天野みすず、石間敦)

235とはずがたり:2009/12/13(日) 01:53:47
>>234
この内訳解りますかねぇ??
>議会では民主党・道民連合で所属議員39人の半数近い「鰹谷グループ」を率いた。

また自公との連携,最終的に高橋知事の出馬断念や後継指名まで考えているのかどうか?
今の段階では内応して高橋への側面支援的な動きに終わりそうですね。
>道政野党でありながら、道の今年度当初予算案にグループとして賛成。党内では批判されたが、高橋はるみ知事らが頼りにする「大物」として知られる。

236チバQ:2009/12/31(木) 15:22:34
>>231
http://www.tokachi.co.jp/news/200912/20091229-0003819.php
米澤氏擁立へ支援組織 帯広市長選
2009年12月29日 16時32分

有志の同窓経済人ら
来月にも設立、要請


 帯広市長選(来年4月11日告示、同18日投開票)で、帯広出身のコンサルタント会社(東京)社長・米澤則寿氏(53)を推す同級生・友人、経済人らの有志グループが、同氏の擁立に向けて支援組織の設立準備を進めている。同グループは政党色に寄らない「市民党」の立場での擁立を模索しており、1月中にも組織を立ち上げ、同氏に出馬要請する考え。

 米澤氏は前回(2006年)市長選でも、現職の対抗馬として民主党などが擁立に動いたが実現しなかった経緯がある。12月上旬ごろから同級生らを中心とするグループが擁立を模索していた。

 グループのメンバーが各自のネットワークを生かし支援の輪を広げており、一定の態勢が整った段階で組織を発足させることにしている。

 米澤氏をめぐっては、民主党の石川知裕衆院議員の支援者らも別個に擁立の可能性を探っていた。自民党帯広支部は市長選の候補を公募することにしているが、一部の関係者が同氏に関心を寄せている。

 米澤氏は現時点で、市長選に関しノーコメントを貫いている。

237チバQ:2010/01/03(日) 14:11:40
http://www.tokachi.co.jp/news/201001/20100102-0003862.php
市長選、水面下で候補擁立作業
2010年01月02日 10時46分

帯広市長選は4月11日に告示され、同18日に投票(即日開票)が行われる。現職の砂川敏文氏(61)=3期=は昨年暮れに勇退を正式表明、選挙戦になれば、1974年以来の新人対決になる。
12年ぶりの市政奪還を狙う民主党、現職後継の擁立を目指し人材の公募に乗り出す自民党の両陣営を軸に擁立作業が進められており、いずれも今月から有力候補の絞り込みに着手する動きだ。
地元経済人有志、同窓生グループが「市民党」の立場で擁立を目指す帯広出身のコンサルタント会社(東京)社長、米澤則寿氏(53)をめぐっては、民主党の石川知裕衆院議員の支援者のほか、自民党内でも一部が関心を寄せるなど、複雑な様相を呈している。
市内で一定の集票力を保持する新党大地代表の鈴木宗男議員の支援者の動向も絡み、水面下での駆け引きが活発化している。

238名無しさん:2010/01/16(土) 00:36:39
道議選網走市の補選 佐藤氏が無投票当選 (01/15 14:16、01/15 18:06 更新)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/210332.html
 【網走】来年4月の知事選出馬を目指す前道議会副議長の鰹谷忠氏(58)の辞職に伴い15日に告示された道議選網走市の補選(定数1)は、同日午後5時で立候補の届け出を締め切った結果、無所属で民主党推薦の前網走市議、佐藤伸弥氏(36)以外に届け出がなく、佐藤氏の無投票当選が決まった。

239とはずがたり:2010/01/16(土) 01:19:10
>>238
網走は定数1だった気がするんですけど,自民党出せず,なんですね〜。

240とはずがたり:2010/01/16(土) 01:19:50
>>237
なんか石川が辞めるとかいう事態になると補選との絡みも出てきそうですねぇ。

241とはずがたり:2010/01/16(土) 23:01:12
09年道議選結果
豊平区 定数3−候補4 (選管確定)→民主惜しくも積極策成らず
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 27,930(28.6%) 高木 宏寿 46 自民 新 1 学校法人役員
当 26,526(27.1%) 岩本 允 72 自民 現 8 学校法人理事長
当 23,953(24.5%) 佐野 法充 59 民主 現 3 党支部代表
□ 19,400(19.8%) 谷村 尚祐 33 民主 新 (元)網走市議


岩本道議後継に吉田氏 今期限りの引退を表明 (01/06 08:17)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/208695.html

 元道議会議長の岩本允道議(74)=札幌市豊平区選出=は5日、道議会内で記者会見し、今期限りでの引退を正式表明し、後継に専門学校9校を運営する吉田学園(札幌)の副理事長、吉田祐樹氏(37)を自民党公認で擁立する意向を示した。会見に同席した吉田氏は「若さと実行力を生かし、北海道を元気にしたい」と述べた。

 岩本氏は現職道議では当選回数最多の8期目。会見で「年齢や体力の問題もあり、北海道の将来を若い人に託す決意をした」と引退理由を説明した。

 吉田氏は札幌市出身で、北洋銀行勤務などを経て昨年5月から現職。

 道議選の札幌市豊平区は定数3。現職は岩本氏を含め自民2、民主1。

242チバQ:2010/01/20(水) 21:30:07
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000681001180002
【逮捕の衝撃】


(上)民主 重なる不安材料
2010年01月17日

石川事務所前には朝から報道陣が詰めかけた。秘書は「何かあれば対応します」と話すのみ=16日、帯広市

■反攻狙う自民は静観


 民主党・小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で石川知裕衆院議員(36)=道11区=が逮捕されてから一夜。民主党北海道(道連)の幹部らは16日、ショックもさめやらぬ中、東京で民主党大会に出席した。


 大会では小沢氏が幹事長続投を表明し、検察当局を痛烈に批判。鳩山由紀夫首相も小沢氏支持を打ち出し、同党は検察との「全面対決路線」を選んだ形となった。


 通常国会開会を18日に控え、同党は衝撃を少しでも和らげようと必死だ。道連代表の三井辨雄(わきお)衆院議員=道2区=は大会後、朝日新聞の取材に「経済情勢や国民の生活が大変な今、国会審議を粛々と進めるだけだ」と語った。小沢氏の説明責任を問う声が高まっているが、仲野博子衆院議員=比例道ブロック=は「幹事長は十分説明している」と擁護した。


   ■ ■


 同党にとって衆参両院で単独過半数を制する悲願の参院選が7月に迫る。道連は昨年の総選挙で、小選挙区を11勝1敗で勝ち抜いた「優等生」だ。9区選出の鳩山氏が首相になり、道内選出議員が政府や党の要職に並ぶ。その勢いで参院選も道選挙区の改選2議席を独占しようと札幌市のテレビリポーター徳永エリ氏(48)の擁立を決め、男性候補の選考を急いでいる矢先の逮捕だった。


 それだけに関係者の口は重い。大会後、鉢呂吉雄衆院議員=道4区=は無言。財務副大臣の峰崎直樹参院議員は「検察とのやりとりの中で、しっかり真実を解明してほしい」、道連幹部は「今後については何も言えない」と話すばかりだった。


 表向きは道連も党本部の対決路線に足並みをそろえている。予定通り22日に札幌市で政治資金パーティーを開き、小沢氏も出席する予定だ。「参院選に影響はない」(仲野氏)という声は多い。


 しかし、相次ぐ不祥事のダメージは確実に積み重なっている。昨年10月には小林千代美衆院議員=道5区=の選対幹部が公職選挙法違反容疑で逮捕され、連座制適用の可能性もある。12月には鳩山首相の元公設秘書らが「政治とカネ」の問題で起訴された。そして今回の逮捕――。道連の高橋由紀雄選対委員長は「参院選への影響が全くないとは言えない」と認める。


   ■ ■


 一方、総選挙惨敗の影響で参院選の候補者選考に苦しむ自民党道連は、この敵失を機に巻き返しを狙っている。「政治に対する信頼を損ねたことは間違いない」(竹内英順幹事長)と反転攻勢の構えだ。「捜査が小沢さんの不透明な政治資金の解明にまで及ぶかどうか。それで影響の度合いは変わる」。当面は事態をじっくりと静観する。


    ◇


 道内選出国会議員の逮捕は佐藤孝行、阿部文男、鈴木宗男の各氏に続き、石川議員で戦後4人目だ。地元を中心に衝撃が広がっている。

243チバQ:2010/01/20(水) 21:30:34
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000681001180003
(中)揺らぐ十勝の政治力
2010年01月18日





石川知裕議員も出席する予定だった道議の新年交礼会。鈴木宗男衆院議員(左)はあいさつの大半を検察批判に費やした=十勝支庁音更町

■中川氏急逝に続く逆風


 「間違った権力とは戦うという意思表示だけはやっていこう」。17日、十勝支庁音更町のホテルで開かれた民主党道議の新年交礼会で、来賓の鈴木宗男・新党大地代表が検察批判を繰り広げると、大広間を埋めた数百人から拍手が沸いた。


 本来なら、地元選出の石川知裕衆院議員も出席する予定だった。だが、小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、小沢氏の秘書だった時に関与したとして、政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで逮捕されてしまった。


 政治主導を掲げる同党は政権奪取後、国会議員や地方組織を陳情窓口と決定。十勝では石川議員の役割が大きくなるはずだった。絶大なる力を持つ小沢氏への橋渡し役として期待が高まっていただけに逮捕の衝撃は大きい。


 砂川敏文・帯広市長ら地元首長はこの日、十勝地方が抱える政策課題を同党や政府に伝えるための役割分担を確認。逆風の中で結束を固めようとしている。


 しかし、中川昭一元財務・金融相を急死で失い、今また石川議員が痛手を負った十勝地方は重苦しい空気に包まれている。十勝町村会長でもある高橋正夫・本別町長は、こう嘆く。


 「頼りになるのは国会議員なのに、十勝のことを知る大事なパイプ役がいない影響は大きい」


   ■ ■


 国内屈指の農業地帯・十勝地方は、中川氏が父・一郎氏から引き継いで地盤を固めた「中川王国」だった。親子ともども自民党の衆院議員で農林水産相を務め、一郎氏は派閥のトップ、昭一氏も党や内閣の要職を重ねた。


 その力で、一郎氏は十勝に多額の農地整備予算を付けて開発を推し進め、手厚い補助も実現。昭一氏は外国産の安い農産物の輸入阻止に動き、十勝の農業を盤石にした。恩恵を受けた農家は、選挙で票を投じて圧勝させてきた。


 ところが、昭一氏は昨年の総選挙で「もうろう会見」が響いて落選した末、昨年10月に急逝。後援会は解散し、一郎氏の時代から半世紀にわたって続いた王国は消滅した。次の総選挙に立つ後継者も決まっていない。昭一氏の叔父で今年夏に改選期を迎える中川義雄参院議員も、総選挙での自民惨敗の影響で立候補できるかどうか分からない状況だ。


   ■ ■


 一方、石川議員はようやく昨年の総選挙で昭一氏を破り、王国を崩壊に導いた。足寄町出身で、当選をめざして選挙区内をくまなく歩いてきただけに地域事情は熟知している。30代の若さが売りもので、支援者が「フットワークの軽さは並大抵のものではない」と驚くほどだったが、与党の議員として力を発揮する前につまづいた。


 民主党と連携し、検察批判を強めている鈴木氏も今後に不安材料を抱えている。石川議員と同じ足寄町出身で、十勝を基盤として活動を続けてきたが、あっせん収賄などの罪で現在も係争中だ。最高裁で有罪が確定した場合には公民権停止となり、失職することになる。


 「十勝が政治的に空白となるのが不安だ」。音更町のホテルで鈴木氏の激しいあいさつを聴いていた一人は、そうつぶやいた。


   ◇


■「私は元気です」 石川議員、地元へメッセージ


 逮捕された石川知裕衆院議員が地元の支持者らにあてたメッセージが、接見した弁護士を通じて地元事務所などに送られた。「私は元気ですので心配しないでください。自分は道徳的に恥ずかしいことを決してしておりません。いずれ、事の真実が明らかになると思います」としている。


 石川議員の事務所は後援会などと連名で、このメッセージに「これからも石川議員を支えていく」と書き込んだメモを作り、各地の後援会や支持者に送ったという。

244チバQ:2010/01/20(水) 21:31:12
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000681001190001
(下)地方選にも影落とす
2010年01月19日




■地元・帯広、迫る市長選


 政治資金規正法違反の疑いで民主党の石川知裕衆院議員=道11区=が逮捕されたことは、道内で行われる地方選にも影を落としている。特に、4月18日に迫る地元・帯広の市長選への影響は避けられそうもない。


 帯広市出身で東京に住む元コンサルタント会社長(53)は16日、同市で開かれた母校・帯広柏葉高校の同窓会に出席し、同級生や先輩、後輩と旧交を温めた。


 元社長は順調に行けば市長選に民主党の推薦で立候補する見通しだ。7日には、帯広をカバーする民主党十勝帯広支部の会合で、石川議員が元社長について「面会して立候補に前向きな感触を得た」と報告した。表明はこれからだが、同窓会への出席は市長選をにらんだあいさつ回りの意味もあるとみられている。


 そこに襲った石川議員逮捕の衝撃。投票まであと3カ月という時期に、大きな打撃を受けた。


   ■  ■


 十勝の民主党組織にとって、帯広市長選を制することは長年の悲願だ。


 1998年には当時の現職を推薦して敗れ、2002年には候補を擁立できなかった。06年の前回選挙では新顔を推薦し、自民党推薦で3選をめざした現職・砂川敏文氏に挑んで1千票差まで迫ったが、惜敗した。


 今度の市長選は砂川氏が引退を表明し、新たな戦いとなる。昨年夏の総選挙で中川昭一元財務・金融相を初めて小選挙区で破った石川議員は、同市では中川氏に1万1千票の差をつけた。民主党はその勢いに乗って市政を奪還するシナリオを描いていた。


 対する自民党は独自候補を擁立すると決めたものの、総選挙で惨敗した末に中川氏が急死して地盤沈下が著しく、なかなか候補者が決まらない。公募に乗り出し、20日が締め切りだが、どうなるか分からない。民主党が候補者擁立を急いだのも、そんな自民党に先手を取って戦いを有利に進めるためだった。


 しかし、石川議員の逮捕で民主党の清新さは色あせた。地元の三津丈夫・同党道議は市長選に向けて「影響を受けない取り組みを展開したい」と態勢立て直しを図るが、地元のタウン誌「ふるさと十勝」の佐藤隆則代表は「民主党への追い風はかなりそがれるだろう」とみる。


   ■  ■


 道内では今年、夏の参院選や帯広市長選のほかにも、初夏に苫小牧市、秋に旭川市などで市長選がある。鳩山由紀夫首相の地元・苫小牧では、かつて総選挙で鳩山氏と戦った岩倉博文市長が再選を目指す。旭川では小沢氏に近い西川将人市長の再選が焦点だ。


 しかし、鳩山内閣や民主党を取り巻く現状はどんどん厳しくなっている。朝日新聞社が16、17両日に実施した全国世論調査(電話)では、同党の支持率は前回調査(昨年12月19、20両日)で42%だったのが、今回は36%に低下した。内閣支持率も48%から42%に下がり、不支持の41%とほぼ並んだ。


 18日に開会した通常国会では小沢氏や首相をめぐる「政治とカネ」が焦点となる。国会での与野党の攻防や、石川議員らに対する捜査の行方は、道内の選挙の帰趨(きすう)をも決める要因にならないとも限らない。

245チバQ:2010/01/27(水) 22:11:04
http://www.tokachi.co.jp/news/201001/20100125-0004136.php
上野議長 有力の観測も 市長選候補
2010年01月25日 15時47分
自民 公募に複数の名
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)に向けて、自民党を中心とした保守内の候補選考作業が本格化している。同党帯広支部の候補者公募(20日締め切り)には、自薦、他薦を合わせて複数の名前が寄せられ、27日の選考委員会から絞り込みに入る予定。現時点では上野敏郎市議会議長(62)が出馬に向けて具体的な動きを見せており、同支部の公募でも名前が挙がっているもようだ。新たな人材が急浮上する可能性がある半面、組織力や基盤からみて上野氏が有力とする観測も流れている。

 同支部では次期市長選候補を5日から20日まで、自薦、他薦で公募。管内の党関係者約2000人に、重要政策、望まれる市長像、具体的な候補者名について調査したほか、ホームページで一般からも受け付けた。

 候補者選考は選考委員会(高橋猛文座長)が担当。現時点では複数の名前が寄せられ、27日までにある程度絞って協議する方向。書類審査、面談を経て、2月上旬にも選考結果をまとめる。

 上野氏は昨年秋以降、市長選への意欲を示し、出馬の可能性を検討。自民党支部の公募には上野氏に近い筋(個人)、同氏と親交のある経済人有志が推薦したとみられる。上野氏は支部の選考結果などをにらみ、最終的な判断をするもようだ。

 上野氏本人は25日、十勝毎日新聞社の取材に対し、「(推薦は)23年間の議員実績を評価してくれたことであり非常に光栄でありがたい。選考結果を見守りたいとしか言えない」と語った。

 自民党支部の選考委の1人は「まだ誰も本命視できない段階。推薦された人の名前を見てから決める」と強調。ただ、上野氏の動きが先行しているのも実態で、ある保守内の関係者は「党の丸抱えとはならない。本人の意欲と、自前の組織力などを考慮すれば、おのずと上野さんが有力になってくるのでは」とみている。(安田義教、原山知寿子)

246チバQ:2010/01/27(水) 22:11:56
http://www.tokachi.co.jp/news/201001/20100127-0004166.php
市長選公募 上野議長、編田市議ら 自民選考委
2010年01月27日 15時51分

自薦・他薦22人の名
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)をめぐり、自民党帯広支部は27日正午から帯広市内のとかち館で、市長候補を選ぶ第2回選考委員会を開いた。候補者公募には自薦・他薦合わせて、22人の名前が挙がっている。

 関係者によると内訳は、自薦が4人、他薦が18人。このうち8人は出馬に否定的という。残り14人(自薦は1人)のうち保留を含めて4人が出馬の意思を示しているという。

 他薦では、出馬に意欲を見せていた上野敏郎市議会議長のほか、過去の市長選で出馬を検討した経緯のある編田照茂市議の名前も挙がっている。

 選考委では意向確認などを進め、2月上旬を目指して候補者の絞り込みを進める。

247チバQ:2010/01/29(金) 20:41:02
http://www.tokachi.co.jp/news/201001/20100128-0004183.php
自民市長選候補 14人に意向確認 選考委 女性、若手求める声
2010年01月28日 13時41分
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)に向け、自民党帯広支部の候補者選考委員会は27日、公募結果(自薦4人、他薦18人)を受け、態度保留も含めて出馬の可能性がある14人に対し、意向確認の作業を進めることにした。複数の委員が刷新を印象付ける必要性を強調、女性や若手経済人を期待する声が上がった。半面、時間的な余裕はなく、最終的には、自前の組織を有する上野敏郎氏(62)=市議会議長=ら議員が選考作業の軸になる可能性も強まっている。

市議有力の見方も

 公募結果に関しては、道議、市議など公職にある人以外は、職業と年代、性別のみで氏名は明かされなかった。会社役員や会社員、獣医など職業はさまざまで、女性や地元出身の管外在住者の推薦もあったという。

 市民党の立場で近く出馬表明する会社役員、米澤則寿氏(53)に関しては、自薦・他薦ともなかった。市区選出の同党系道議、一部市議も辞退している。

 選考委は推薦があった全員に出馬の意欲などを確認。うち4人が意思を示し、10人が保留、8人が否定した。委員のうち8人による幹事会を設定、出馬の意思を示した4人に保留を合わせた14人に対し、再度接触を図る。高橋猛文座長は「推薦者の考えもあるので保留した人も排除せず、改めて話を聞きたい」とする。 

 氏名が明らかにされ意欲を示しているのは、上野氏と編田照茂市議(55)の2人。上野氏は十勝毎日新聞の取材に対し、「選考作業の聴取には『十勝圏議員』としてのまちづくり観を訴えたい。選考、不選考にかかわらず後援会と相談して最終的な判断をする」と述べ、出馬に強い意欲を示した。

 編田氏も「22人の中に選ばれうれしい。光栄なこと」と強調。半面、「後援会幹部から『市議1期を全うすべき』との声があるのも事実」とも語った。

 このような情勢の中、委員会内部で待望論が強まっているのが、既成の政治家ではない新鮮な人材。27日の委員会では「変革には今までと違うことを考えないといけない」とし複数の委員から、他薦でも挙がった市内の女性経済人らの擁立を模索するべきとの意見が出た。

 半面、他薦で挙がった民間人の大半は出馬に消極的で、説得も含む作業は容易でないのも実情。結果的に、既存の支持基盤を持つ上野氏らが有力との観測は根強い。選考委の1人は「選挙まで時間がない。時期的には組織がないと厳しいという考えもある」と話している。

 選考委では絞り込み作業を急ぎ、帯広支部や道11選挙区支部の選挙対策委員会などを経て、2月10日ごろに道連に申請する方針。(安田義教、原山知寿子)

248チバQ:2010/02/07(日) 10:56:52
http://www.tokachi.co.jp/news/201002/20100205-0004283.php
自民候補選考委 3氏とあす面接
2010年02月05日 13時40分


市議2人、東京の会社員
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)で、自民党帯広支部の候補者選考委員会(高橋猛文座長)は6日に3回目の委員会を開き、対象者と面接し出馬への意欲を聞き取る。面接には上野敏郎市議会議長(62)、編田照茂市議(55)、地元出身で東京の会社員男性の3人が臨むとみられ、推薦候補の擁立作業は大詰めを迎える。

 このうち上野氏は5日午前、十勝毎日新聞社の取材に「推薦を受けた場合は手を挙げさせていただく」と語り、自民党の支援で立候補する考えを示した。自民の選考いかんにかかわらず出馬する意向については、「まずは選考結果に委ね、その後、支援者と相談する」とした。

 選考委には、自薦、他薦で寄せられた22人のうち、本人への意向確認などを受けて、保留も含めて出馬の意思がある4、5人に絞り、面接日程を通知していた。関係者によると、名前が挙がっていた女性経営者、農業者などから出席の意向は確認できず、実質的に3人が残ったもようだ。

 会社員の男性は40代で、地元高校、大学を卒業し、現在は東京の外資系企業に勤務。自薦で名乗りを上げた。選考委幹事会のメンバーが4日、東京都内で会社員と初めて面会、1時間程度、意見交換した。会社員は「家族と改めて相談する」としたが、立ち会った1人は「前向きな印象を受けた」としている。

 同支部は10日までに道連に推薦候補を報告する予定。委員会ではさまざまな意見が出ることも予想されるが、高橋座長は「執行部預かりではなく、選考委員会の総意で候補者を選びたい」と話している。(原山知寿子)

249チバQ:2010/02/09(火) 22:30:06
http://www.tokachi.co.jp/news/201002/20100208-0004317.php
上野氏有力、藤田氏も浮上 自民候補、今夕決定
2010年02月08日 15時17分
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)で、自民党帯広支部の候補者選考委員会は8日、市内で最終の会議を開き候補者を1人に絞り込む。6日には候補対象者の面接を行い、編田照茂市議(55)、上野敏郎市議会議長(62)、帯広出身で東京の外資系企業勤務、藤田全宏氏(47)の3人が臨んだ。出馬の態勢を整えている上野氏が依然有力視される一方、新鮮さなどから藤田氏を推す意見も出ている。同委は投票で絞り込む予定で、8日夕にも結果が示される。



6日の面接で市長選に向けての意欲を語る編田照茂、上野敏郎、藤田全宏の3氏(右から、発表順)

 同支部は前回推薦した現職の砂川敏文氏の勇退表明を受け、昨年末から候補者選考作業を本格化。選考委を立ち上げて公募を行い、自薦、他薦で計22人の名前が挙がった。本人への意向確認を進めた結果、編田、上野、藤田の3氏が最終選考に残った。

 6日の面接は公開で行われ、編田氏は民間の有識者の各部署への採用、女性を含む民間人の副市長登用、個人市民税の10%減税などを強調。上野氏は「地域創造会議」の設置、4年間で市職員数150人削減、市長直属の「まち経営戦略会議」の設置などを説いた。藤田氏は、豊かな農業基盤を生かした経済成長などを訴えた。

 上野氏は市議6期の経験や組織基盤などで有力視され、これに対し帯広畜産大卒で若さや民間感覚がある藤田氏に複数の委員が関心を寄せている。藤田氏に関しては独自の支持基盤が皆無で、出馬の準備になお時間を要するのがネックとなっている。

 編田氏は以前から市長選への意欲を持っているが、自身の後援会内で出馬に対し慎重論が出ている。

 選考委は8日午後2時から帯広市内のとかち館で開催。委員22人のうち高橋猛文座長を除く21人が投票して1人に絞り込む。これを受け10日は同党帯広支部、11日は道11選挙区支部が、役員会、総務会、選挙対策委員会を合同で開く。選考委の結果を承認し、道連に申請する。

 選考委の高橋座長は「話を聞いた3人の中から1人を絞る。全会一致を目指したい」と話している。(安田義教、原山知寿子)

250チバQ:2010/02/10(水) 00:24:21

http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100209ddlk01010256000c.html
選挙:帯広市長選 自民、上野氏を擁立 選考委で推薦決定 /北海道
 任期満了に伴う帯広市長選(4月18日投開票)で、自民党帯広支部の候補者選考委員会は8日、帯広市議会議長の上野敏郎氏(62)を推薦候補とする方針を決めた。上野氏は取材に対し「大変光栄。良い帯広をつくるための考えを市民に訴えたい」と述べ、出馬する意向を示した。11日にも正式表明する見通し。

 上野氏は1947年山形県生まれで山形県立鶴岡南高、東洋大卒。富士火災海上保険帯広支社勤務などを経て、87年の市議選で初当選し、現在6期目。07年から市議会議長。

 同支部は、前回市長選で推薦した現職の砂川敏文市長が09年12月に引退表明したのを受け、公募による候補者の選考作業を開始。故中川昭一氏の元後援会幹部が座長を務める選考委を設置し、22人の対象者を審査した結果、市議経験が豊富な上野氏が選ばれた。

 市長選では、すでに出馬表明した投資運用会社元役員の米沢則寿氏(53)が民主党帯広支部の推薦を受ける予定。共産党系の市民団体も独自候補の擁立を検討している。【田中裕之】

251チバQ:2010/03/06(土) 18:47:19
【帯広市長選】
>>211
【激震11区 2009衆院選】(2)市長選 勢力図一変
2009年09月02日 15時19分
>>231
政財界 駆け引き活発 帯広市長選 “保革調整”行方注目
2009年12月08日 14時23分
>民主党内では市内の弁護士、斉藤道俊氏(51)の名前が浮上、ここにきて帯広出身のコンサルタント会社(東京)社長、米澤則寿氏(53)を擁立する動きも表面化した。
>市議会議長の上野敏郎氏(62)も立候補の可能性を探っており、保革合わせた調整の行方が注視されている。
>>236
米澤氏擁立へ支援組織 帯広市長選
2009年12月29日 16時32分
>>244
>十勝の民主党組織にとって、帯広市長選を制することは長年の悲願だ。
>1998年には当時の現職を推薦して敗れ、2002年には候補を擁立できなかった。06年の前回選挙では新顔を推薦し、自民党推薦で3選をめざした現職・砂川敏文氏に挑んで1千票差まで迫ったが、惜敗した。
>>250
選挙:帯広市長選 自民、上野氏を擁立 選考委で推薦決定 /北海道

252チバQ:2010/03/06(土) 18:47:55
http://www.tokachi.co.jp/feature/201003/20100305-0004605.php
【激突 帯広市長選】(上)米沢陣営−民主党の盟主不在
2010年03月05日 15時38分
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)は、民主推薦の米沢則寿氏(53)=会社役員=と自民推薦の上野敏郎氏(62)=前市議会議長=の事実上の一騎打ちの様相を強めている。前哨戦の中で垣間見える両陣営の課題を追いながら、今市長選を展望する。
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緊張した面持ちで事務所開きの神事に臨む米沢則寿氏(左から2人目)。知名度の向上が大きな課題だ(2月27日。左は三津丈夫道議、左から3人目は弥生夫人、同4人目は石井啓裕市議会議長)
「市民党」に知名度の壁
 「本人と会えば絶対に米沢の良さが分かってもらえるのだが、選挙では『素人集団』。どう組織的な動きにつなげ、知ってもらうかだ」

 米沢則寿氏の擁立に動いたメンバーの1人は、限られた残りの時間に焦りを隠さない。告示まで40日弱。“Uターン”した無名の新人の相手は、20年以上の市議経験を持つ前市議会議長の上野敏郎氏だ。際だつ争点も無く、盛り上がりに欠く感のある今回の選挙で「知名度」という壁に突き当たっている。

 「特定党派に偏らない市民党」。米沢氏は一貫してこの姿勢を崩さないが、現実の選挙戦は、友人・知人が主体となって立ち上げた手作り組織では限界が出ている。「組織力が必要」(関係者)と、地方主権の考え方などがより近い民主党や民主最大の支持団体である連合の支援を受けることになった。

 しかし、盟主だった石川知裕衆院議員の離党に加え、北海道教職員組合(北教組)による民主党・小林千代美衆院議員陣営への不正な資金提供問題が、ここに来て大きな不安要素となっている。

好感触も未知数
 仲間や後援会のつてで小規模集会を回り、名前と顔の売り込みに腐心する米沢氏。連日100人以上と会い、その範囲内では好感触を得ているものの、それが選挙戦で組織的な動きに広がるかは未知数だ。

 民主党陣営の市合同選対委員会(三津丈夫委員長)は「投票率低下も予想され、組織でフル活動することが極めて大事」と危機感を募らせる。しかし政党色が前面に出ることを避けたい米沢陣営。この折り合いをどう付けるかが目下最大の懸案事項となっている。

 対して自民党を離党し、同じく無所属で出馬する上野氏は市議選を経験した後援会組織が確立されている。さらに自民の推薦を生かし、冬季五輪の日本選手団団長を務めた橋本聖子党道連会長との2ショットポスターを掲示、浸透を図っている。

 これは政党の政治活動として告示前日まで認められる手法。米沢陣営は「民主への厳しい風向きを考えると逆効果になりかねない」と民主党のポスターを使う手段に頭を悩ませたが、高橋功一後援会長は「すべてに門戸を広げている中で推薦を頂いている団体の1つが民主党。とにかく力を借りて米沢の顔を売らなければ」とポスター制作を決意した。

明確な争点なく
 政策面でも、前回市長選(2006年)時の屋内スケート場といった世論を二分する争点が無いのが現実。高橋会長は「米沢の理念には多くの共感をいただいているが、具体的に何をやるか明確に打ち出すのも大事。過去の選挙戦のような争点は見つけにくい」と政策発表に向け、最終調整を進める中での苦しい現状を明かす。

 民主選対の木下栄治事務局長は「今は米沢さんや石川さん、三津さん、市議らの各組織がそれぞれで動いている段階」とし、今月中旬ごろの政策発表を機に各組織の連携を密にして、加速度的に運動を盛り上げることしている。(帯広市長選取材班)

253チバQ:2010/03/06(土) 18:48:35
http://www.tokachi.co.jp/feature/201003/20100306-0004613.php
【激突 帯広市長選】(下)上野陣営−揺れる自民・保守
2010年03月06日 15時00分



上野敏郎氏(右)にとって保守内の結束が最大のポイントになっている(2月27日の事務所開き。左は裕子夫人)
“軸”失い微妙な一枚岩
 「何も言わずに上野氏を推す。決まった以上は」−。ある保守系市議は、自らに言い聞かせるように語る。

 自民党帯広支部は2月、公募という初めての手法を経て、上野敏郎氏を候補予定者に決定した。出馬記者会見(2月11日)には同党系の道議、市議ら約30人が同席し、一致して支援する姿勢をアピールした。

事務所掛け持ち
 しかし、内実は複雑だ。対抗馬の米沢則寿氏は「市民党」の立場で保守層にも食い込んでいる。両陣営の事務所開きが行われた2月27日、一部の保守系市議は両事務所を掛け持ちした。

 「十勝党」を掲げる上野氏にとり、自民・保守内の「足元」をいかに固めるかが喫緊の課題となっている。

 砂川敏文氏(4月で勇退)を擁した過去3回の市長選では、故中川昭一元財務・金融相の後援会組織が軸となって動いた。その中川後援会は、昨年衆院選での敗北と中川氏の死去に伴い解散、保守内の環境は大きく様変わりした。自民と協調し、与党の一角を構成した公明党十勝総支部も現段階では「政策を見て判断する」と態度を鮮明にしていない。

 正式な出馬表明が告示2カ月前と出遅れ、後援会の態勢に厚みをつける途上にあるのも実情。上野氏と裕子夫人が別行動であいさつ回りをこなし、支持拡大に努める毎日だ。上野氏自身、6回の市議選を経験しているが、「市長選は違う」との実感を改めて強くしている。

 こうした中、自民・保守系無所属市議14人が上野氏を支援する会(佐々木勇一会長)を立ち上げた。3月議会の会期中でも役割分担し、公務の合間を縫って、街頭演説など支援活動を本格化する構えだ。メンバーの1人は「市長選は市議の動きが重要。後援会員に100人回れと言っても難しいが、議員ならできる」と語る。

 上野氏の盟友でもある清水誠一道議(自民党道11選挙区支部長)は「支持拡大よりもまずは保守基盤のあいさつ回り。『オール帯広』の態勢のめどはつきつつある」と強調。連合後援会の益子裕之幹事長は「多くの人に上野さんの政策や人物評価をしてもらうことで票につなげたい」と語る。

旧後援会がカギ
 最大のポイントと目されているのが旧中川昭一後援会。「中川直系」とされた砂川氏の選挙とは違い現時点で動きは静かだが、事務所開きには故中川氏の郁子夫人が出席、上野氏支援を呼び掛けた。郁子氏はその後も旧後援会役員などを回り、周囲の関心を集めている。

 上野氏を支持する保守系の政治関係者は「衆院補選や次期衆院選を見据えるとある程度の勢力を帯広で維持しなければならない。中川後継で最有力視されているのが郁子さん。『郁子さんのためなら』と、旧後援会が動き出す可能性はある」とみる。

 「上野氏、旧中川後援会、4道議、市議がどう協調していけるか」と自民党関係者。中川氏の死去後初となる本格的選挙は、十勝の保守政界を占う試金石になっている。(帯広市長選取材班)

254チバQ:2010/03/06(土) 18:53:31
帯広ネタ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/235
帯広の百貨店・藤丸 釧路から無料送迎バス初運行 予想の3倍350人利用

255南たる:2010/03/10(水) 10:43:23
小樽ネタ・情報求む 現市長は今期限りで引退の模様。で、副市長経験者、現職市議会議員、前回落選者、衆院選落選者等々の名前が漏れ伝わってきますが、実際どうなんでしょうか?道議会議員選挙候補者とも思惑が微妙に絡み合っている様子…。何方かご存知でしたらお願いします。

256チバQ:2010/03/10(水) 23:14:15
ぜんぜんわかりませんが・・・2011年4月の統一選挙ですね。
佐藤静雄は引退済み
森井秀明は再度出馬の可能性ありか
八田県議はいま自民みたいですね。自民が擁立する可能性あるか?

【2007年市長選】
30,297(38.4%) 山田 勝麿 68 無所属(自・民・公) 現 3 市長
25,511(32.4%) 佐藤 静雄 65 無所属 新 (元)衆院議員
23,019(29.2%) 森井 秀明 34 無所属 新 (元)小樽市議
【2007年県議選】
小樽市 定数3−候補5 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 18,676(25.6%) 池田 隆一 62 民主 現 2 党総支部役員・元衆院議員 =民主党・道民連合
当 16,261(22.3%) 花岡 ユリ子 52 共産 現 3 (元)小樽市議 =日本共産党
当 16,000(22.0%) 八田 盛茂 50 無所属 新 1 介護施設会長・元特定郵便局長 =フロンティア→道政クラブ
□ 12,875(17.7%) 久田 恭弘 71 自民 現 建設会社社長
□ 9,041(12.4%) 山口 真人 74 無所属=自民 元 社団法人副会長

257チバQ:2010/03/11(木) 22:01:58
http://www.tokachi.co.jp/news/201003/20100310-0004649.php
注目の集票力 2010帯広市長選
2010年03月10日 14時18分
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)で、民主党を離党した石川知裕衆院議院と故中川昭一元財務・金融相の郁子夫人の動向が注目されている。民主・連合推薦の米沢則寿氏(53)の擁立にかかわった石川氏は表立った動きを控えるが、町村にも足を運び米沢氏の支持拡大を側面支援している。中川郁子氏は自民推薦の上野敏郎氏(62)を支持、旧中川後援会の役員を回るなど保守内の基盤固めに努めている。

石川議員→民主・米沢氏
おわび並行側面支援




石川知裕議員
 石川知裕衆院議員は、政治資金規正法違反で起訴された自身の立場や離党を考慮し、市長選では表舞台に立たず、米沢氏への側面支援に徹している。週末に十勝入りし、自身の一連の問題について町村後援会を中心に「おわび行脚」を展開、並行して米沢氏支持を訴えている。米沢氏の後援会事務所には必勝の「為書き」も送った。

 集会では米沢氏と同席することもあり、秘書や民主党役員を通じ情報交換をしている。14日に帯広市内で開かれる同党十勝・帯広の定期総会(大会)には来賓として招かれており、久しぶりに公の場に姿を見せる予定だ。米沢氏の陣営から要請があれば、街頭での応援演説も行うことにしている。

中川夫人→自民・上野氏
お礼兼ねて全面的に



中川郁子氏
 中川郁子氏は現在、週の半分以上を十勝で過ごし、急逝した昭一氏への支援に対するお礼と、上野氏の応援で管内を歩いている。先月末の事務所開きでは「上野市長が誕生できるようお願いしたい」と訴えた。町村部の自民党関係者を回っているほか、上野氏の裕子夫人とも一緒に行動、支持拡大を図っている。

 財務・金融相を務め絶大な力を持った中川氏の夫人で知名度のある郁子氏の応援に、上野陣営は「裕子さん1人に比べて2人で回るとアピール度が全然違う。大変ありがたい」としている。陣営では両夫人のペアによるイメージアップを期待し、週末ごとに裕子氏と一緒にあいさつ回りをするよう、郁子氏に依頼している

258チバQ:2010/03/14(日) 18:00:10
http://www.tokachi.co.jp/feature/201003/20100312-0004667.php
【走る 2010帯広市長選】<上>
2010年03月12日 15時24分
 帯広市長選の告示まで1カ月を切った。市内を駆け巡る米沢則寿氏(54)=民主推薦、会社役員=、上野敏郎氏(62)=自民推薦、前市議会議長=の前哨戦をリポートする。

知名度向上へ1日20カ所
素人組織支える民主のノウハウ
 「子供や車いすの『100センチの目線』で市民参加できるまちづくりを進める」

 「管内の町村長より汗をかき、市職員には思い切って背中を見せて意識改革を促したい。一生懸命やる」

 7日午後、帯広市内の個人宅で開いた“お茶懇”(お茶の間懇談会)。集まったのはほとんどが初対面の高齢者だ。穏やかに、時に熱っぽくまちづくりへの思いを語る米沢則寿氏の言葉に参加者は徐々に引き込まれた。

 「熱意を感じ、思いが伝わった。さわやかだ。頑張ってほしい」−。70代の男性はがっちりと握手を交わした。

 「相手(上野敏郎氏)に比べて運動展開が遅いとおしかりをいただく事も多々ある」と連合後援会の高橋功一会長。初動の遅れを認めつつ、叱責(しっせき)は無名の新人に寄せる期待の裏返しだと前向きに受け止める。

 知名度の向上、人柄の浸透を目指して企業の朝礼に。日中も各地の集会を回り、夕方には再び企業終礼に。1日に訪ねる場所は20カ所近くに上る。後援会人脈を駆使し、企業訪問やお茶懇の約束を取り付けてきた。後援会は「素人集団」の感もぬぐえないが、陰で支えるのが選挙のノウハウに富む民主・連合だ。

 「一党一派に属さない市民党」の立場を尊重しながらも、組織力で米沢氏を各方面に紹介、後援会の日程調整や効率的な運動展開に向けてのアドバイスなど、後方から強力に支援する。ある民主党関係者は「われわれでは接点の無かった企業にもどんどん入っていける」と強調、米沢氏個人のカラーとの相乗効果を実感している。

 海外経験豊富な企業経営者。陣営では当初、その経歴から逆に冷徹なイメージを持たれてしまうのではないかと懸念したが、故郷に寄せる思いを織り交ぜた演説を聞き、不安はいつしか消えていった。最大の課題は知名度。米沢氏本人も「18歳で故郷を離れ知名度の無さを実感している」と語り、焦りを感じ始めている。

 現在は政策発表の最終調整段階。「各推薦団体の立場もあるが、票欲しさに市民党の軸がぶれてはきちっとした市政運営はできない。政策は米沢の情熱や思いが伝わるものに仕上げる」と松原信一幹事長。当面は企業訪問やお茶懇中心に理念の定着に努め、徐々に街頭演説にも乗り出す構え。不特定多数に支持を広げるため、政策発表をひとつのポイントに挙げている。(帯広市長選取材班)

259チバQ:2010/03/14(日) 18:01:05
http://www.tokachi.co.jp/feature/201003/20100313-0004676.php
【走る 2010帯広市長選】<下>
2010年03月13日 15時05分


実績武器に組織フル回転
保守系市議中川夫人も助力
 「私のまちづくりへの思いを書いています。ぜひ目を通してください」

 上野敏郎氏が企業朝礼を始めた11日、市内の企業の会議室には約30人が集まった。1人ひとりと握手を交わし、リーフレットを手渡した。

 1987年の市議初当選時から発行する「鳥の目虫の目レポート」。趣味の銭湯の歴史紹介も織り交ぜながら、活動報告や政策を掲載している。市長選出馬を表明し、あいさつに走り回る合間にも最新の195号を作成。自らの思いを訴える手段に活用している。

 キャッチフレーズは「時代は即戦力!」。上野氏の最大の武器は23年間の市議としての実績だ。連合後援会の江崎茂会長は「40年間帯広に住み続け、市議として市政を間近で見てきた。砂川市長勇退後も停滞せずに市政を継続できるのは上野氏」と強調する。

 市議会の自民党・保守系無所属議員との連携にも力。市議14人でつくる「上野敏郎を支援する帯広市議の会」(佐々木勇一会長)は週末ごとに街頭演説を展開する。近く発表する予定の政策も、上野氏本人が立案した100余りの項目を市議側で精査、絞り込みを進める。上野氏は「市政検証している市議の目を通すことで政策に厚みと説得力が出る」と期待する。

 ただ、推薦を受ける自民党が下野、故中川昭一元財務・金融相は死去し、保守内は大きな柱を失った状態。3月議会の会期中のため、道議、市議団の活動は週末が中心。近く選対本部の陣容を固めるが、組織力をいかにフル回転できるかが課題だ。

 現役の議長だった立場上、出馬表明から市議辞職までに時間を要し、「名刺1枚も作れず1からのスタート。相手(米沢則寿氏)より出遅れた」と上野氏。市議時代から支える後援会幹部は「市内全域を網羅する市長選は戦い方が全然違う」と不安を漏らす。

 ここに来て強い味方となっているのが、中川氏夫人の郁子さんの存在。週末ごとに帯広入りし、応援に回っている。上野氏の裕子夫人とペアで動くことが多く、新たな支持層の獲得を進めている。市議会終了後は市議と裕子夫人も企業朝礼を始める予定だ。

 「市議や自民党の応援は大変心強い。上野氏本人の行動力と市議経験を1人でも多くの人に訴えたい」と江崎会長。明確な争点がなく、新人同士の戦いとなる今市長選。議長まで務めた上野氏の実績をアピールし、上積みを図る取り組みが続いている。(帯広市長選取材班)

260南たる:2010/03/18(木) 10:52:08
チバQさんありがとうございます。来春の地方選は当然ながら、帯広はじめ今年も注目の地方選挙がありますし、参議院選、たぶん衆議院の補欠選挙もあるのでしょう。いずれにしても北海道がもっともっと元気になる政治に期待したいものです。
時々おじゃましたいと思います、ご指導の程お願い致します。

261名無しさん:2010/03/20(土) 11:15:16
http://www.tokachi.co.jp/news/201003/20100318-0004730.php
新人対決 課題は知名度 2010帯広市長選
2010年03月18日 14時59分

米沢氏 上野氏 懸命に前哨戦
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)は構図が固まり、出馬を予定している民主推薦の米沢則寿氏(54)=会社役員=、自民推薦の上野敏郎氏(62)=前市議会議長=は、告示に向けて前哨戦を本格化させている。36年ぶりの新人対決となり互いに知名度の向上が課題で、街頭演説やお茶の間懇談会(お茶懇)を精力的に展開するなど、政策や人柄の浸透に懸命。全般的に静かだった選挙戦のムードも、徐々に高まりそうだ。

 現職の砂川敏文氏が勇退し、1974年以来36年ぶりの新人対決。ただ米沢、上野両氏とも正式な出馬表明が2月にずれ込み、前哨戦の始動は遅れ気味に。16日に共産陣営が32年ぶりの不戦を表明、一騎打ちの構図が固まった。19日には上野氏が政策を発表する予定で、公約もようやくでそろう。

 米沢氏は地域の集会や企業・団体回りなどをこなし、街頭演説も17日から開始。逢坂誠二衆院議員(道8区)とのツーショットポスターも完成し、掲示する。10の重点施策と46の個別施策を掲げた公約は発表済みで、近く全戸配布を予定している。

 上野氏は市議団と連携して街頭演説を展開、企業・団体訪問も続ける。橋本聖子参院議員(自民党道連前会長)とのツーショットポスターを掲示しているほか、今週からはお茶懇を通して、23年間の市議経験に基づく実績・政策などを訴えている。

 市長選と同時執行の市議補欠選(定数1)は3新人が出馬表明したが、現時点ではいずれも市長選と直接連動していない。「市長選が盛り上がらない一因」とみる向きもあるが、自民や新党大地系で候補を探る動きがあり、混戦模様の中で各候補が市長選へのスタンスを鮮明にすれば、選挙戦全般が過熱するとみられる。(帯広市長選取材班)

262名無しさん:2010/03/25(木) 12:05:31
十勝毎日新聞社ニュース
帯広市長選激戦史 
2010年03月23日 15時49分
http://www.tokachi.co.jp/news/201003/20100323-0004783.php

263チバQ:2010/04/04(日) 01:50:21
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100404hog00m010003000c.html
帯広市長選:次期衆院選にらみ支援 石川議員と中川氏の妻、郁子さん

 ■民主陣営

 「ご心配をおかけしました。選挙関係の話を皆さまの前でするのは久しぶりでございます」

 2日に市内で開かれた民主推薦候補(54)の総決起大会。選対の常任顧問に就任した石川議員は約1200人の前で深々と頭を下げた。候補の事務所に秘書を常駐させるなど陰で支援してきたが、表舞台に立つのはこの日が初めてだった。

 離党後も民主の集会に参加するなど連携を継続してきた。だが、市長選では「自分が前面に出るとマイナスになる」と懸念し、裏方に徹していた。

 とはいえ、09年8月の衆院選で石川議員は帯広市で約5万票を獲得し、中川氏を約1万票引き離した。支持者の中には起訴に同情する声もある。「(支持者から)誰を応援しているのかずいぶん聞かれるので、ここで表に出ていくのがいいと判断した」。石川議員は方針転換についてこう説明する。今後は候補とともに街頭に立つ。

 ■自民陣営

 中川氏の妻郁子さんの自宅は東京都内にある。だが、今年3月以降、週の半分は帯広市内で過ごす。自民推薦候補(62)の妻とともに、旧中川後援会の会員に支援を呼び掛けるためだ。

 09年10月の中川氏の急死後、後援会は解散。帯広の保守勢力の足並みは乱れた。市長選と同時に行われる市議補選を巡っては、自民市議3人が離党し、候補を擁立。民主の推薦を取り付けた。「中川ブランドでなければ自民はまとまらない」。自民党内から中川氏の後継として郁子さんを推す声が根強い。

 2月27日にあった自民推薦候補の事務所開き。郁子さんは「主人が最後に『十勝が危ない、日本が危ない』と訴えた言葉の意味が、少しずつ理解できてきた」と述べ、石川議員の起訴や鳩山由紀夫首相の偽装献金事件など民主の一連の「政治とカネ」問題をチクリと刺した。

 市議補選には、中川氏の元秘書(55)が出馬し、市長選で自民推薦候補との連携を目指す。3月28日、帯広入りした郁子さんは毎日新聞の取材に「弔い合戦」を強調した。「主人が大切にした日本を守るつもりで一緒に頑張る」【田中裕之、写真も】

毎日新聞 2010年4月4日 1時36分

264名無しさん:2010/04/04(日) 01:52:43
http://www.tokachi.co.jp/news/201004/20100403-0004918.php
帯広市長選告示まで1週間、各陣営フル回転
2010年04月03日 14時35分
 帯広市長選(18日投開票)は、11日の告示まで1週間余りとなった。選挙戦の軸となる米沢則寿氏(54)=元会社役員、民主・新党大地推薦=と上野敏郎氏(62)=前市議会議長、自民推薦=の両陣営では、人脈や組織をフル回転し支持固めを図っている。出馬表明から2カ月余りの短期決戦だけに、各種集会を開きムードを高めていく。

「少しずつ勢い」米沢陣営

 米沢氏の陣営は2日に総決起大会を開催、1200人を集めてムードを盛り上げた。米沢氏本人は企業の朝礼回り、お茶懇、街頭演説などを精力的にこなし、民主・連合、同級生・知人グループ、経済人有志が徐々にフル回転してきた。

 4日には女性集会を開催するなど、イベントも開き知名度を浸透させる。連合後援会の杉浦寿会長代行は「各職場や団体回りが目白押しで街頭でも支持を訴えてきた。まさに体力勝負。いろいろな組織から『ぜひ会いたい』と声を掛けられることが多くなり、少しずつ勢いが出てきた」と話している。

 「市議団結束も」上野陣営 

 上野氏の陣営は後援会、自民、道議、市議が連携して支持固めを進める。上野氏と裕子夫人が別行動で企業・団体、知人などを回り、企業朝礼や夕礼などは1日十数カ所をこなす。「民ができる仕事は民で」など、市の事業や職員数をスリム化する「市役所改革」など政策を訴えている。

 8日に総決起大会を開き、告示後は伊吹文明元財務相らの応援も予定。選対本部長に就く清水誠一道議は「市議団の結束も強化されてフル回転してきた。後援会加入数や訪問企業・団体数などの目標達成に全力を傾け、告示日を迎えたい」と話している。

 このほか無所属の猪股寛=ゆたか=氏(64)が2日に出馬表明、3人の争いになる予定。事実上、米沢、上野両氏の一騎打ちとみられている。同時に行われる市議補欠選(欠員1)とも連動、米沢氏は三井寿果氏、上野氏は神谷博之氏との「ペア戦術」を展開している。

265名無しさん:2010/04/04(日) 01:54:07
http://www.tokachi.co.jp/news/201003/20100323-0004783.php
帯広市長選激戦史 
2010年03月23日 15時49分

「政変」「転換」明暗のドラマ

 十勝の中核市のリーダーを選ぶ帯広市長選は、いつの時代も大きな注目を集めてきた。特に新人市長が誕生した選挙戦は、さまざまなドラマを生み、私たちの心に深く刻み込まれている。くしくも4月の市長選は現職の勇退で新人対決となり、市政は新しいページを開くことになった。激戦続きの市長選史上、「政変」「転換」が起こった4回の選挙戦を振り返る。
(能勢雄太郎)



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保守分裂で革新市政


 1955年は4月に続き、8月にも市長選が執行された。4月に再選を果たしたばかりの佐藤亀太郎氏が急死。実質的なやり直し選挙が実施された。
 8月選挙に出馬したのは、4月に落選した吉村博(社会党)、石名春雄(無所属)の両氏と、中島武市氏(日本民主党)。当初は石名氏が本命視されたが、中島氏が出馬して保守が分裂。いずれも保守内の実力者だっただけに、選挙戦の様相は一変する。
 地区労幹部として吉村氏の選挙にかかわった山本忠次氏(元市議会議長)は「落選後すぐに再挑戦の機会が訪れ、なおかつ保守が分裂した。石名、中島の得票はほぼ等しく一方に偏らなかったのも幸運だった」と振り返る。
 吉村氏は4年後の市長選でも宮坂寿美雄氏との激戦を制し、結果的に5選を果たす。総合計画の立案など斬新な政策を次々と打ち出し、全国でも屈指の革新市政と評された。
 そんな吉村氏も74年3月、5期目の途中で突然、辞任する。市役所の公金不正事件をきっかけに長期政権の問題が一気に噴出したのが要因だった。

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200票差の大激戦制す


 吉村市長の辞任に伴う市長選が4月21日に実施された。吉村後継の熊谷克治氏(無所属)と、自営業の田本憲吾氏(同)の事実上の一騎打ちとなった。
 田本氏は、本名武、中川一郎両衆院議員のグループが一本化して擁立。本名派の投げ掛けで中川派から人選された。これに対し熊谷氏は社会党道議として知名度が高く、下馬評では「熊谷有利」とされ、開票日には祝勝会もセットされた。結果は田本氏が200票差の大激戦を制した。選挙戦最終日、藤丸前での絶叫、土下座は今も語り草だ。
 保守系市議だった嶺野侑氏(元市議会議長)は「田本さんは未知数の人材。ただ中央で頭角を現してきた中川一郎氏にとり、おひざ元の市長が社会党ではメンツが立たない状況にもあった」と語る。吉村市政末期に議長を務めた山本忠次氏も「誰も熊谷が負けるとは思わなかった。死力を尽くして戦ったのだが…、あれは『中川一郎の選挙』だった」と振り返る。
 田本市政は中川一郎氏という中央とのパイプをバックに、各種ハード整備を展開。4期連続で当選を果たし、現在の帯広の基盤を形成した。

266名無しさん:2010/04/04(日) 01:54:24
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「文化ホール」焦点に


 任期満了に伴う市長選は5選を目指す田本憲吾氏(無所属)と、前回落選した元市職員の高橋幹夫氏(同)が再度ぶつかった。現職優位の観測を覆し、高橋氏が当選。旧社会党陣営が市政を奪還した。
 中川昭一、鈴木宗男両衆院議員のライバル関係を背景に、労組票に鈴木派が合体したといわれた。その一方で高橋陣営は、物議を醸した市民文化ホール問題を徹底的に批判する戦術を展開した。
 選対本部長代行だった三津丈夫氏(道議)は「長期政権の『ひずみ』がいろんな分野に及び現職離れが進んでいた。高橋は浪人時代の4年間、地道に市内を回り支持を広げていた。負けるとは思わなかった」と語る。
 田本市政で議長を務めた嶺野侑氏は「巨額の家賃を払い続けても市の持ち物にならない、文化ホールの手法に世論は非常に厳しかった。文化ホールが(現職の)最大の敗因だった」とする。
 高橋氏は2期連続で当選。高齢者バス無料券など福祉政策を展開し、後半は新市立病院の建設計画を推し進めた。市民文化ホールをめぐっては、市と所有者との間で係争に発展、対応に苦慮した。

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中川昭氏が全面支援


 衆院の小選挙区制移行後、初の市長選。現職の高橋幹夫氏(無所属)に、道開発局幹部だった砂川敏文氏(同)が挑んだ。砂川氏が中川昭一衆院議員の全面支援を受けて初陣を飾った。
 選挙期間中、砂川氏支援で「土下座」する中川氏の姿が話題に。座敷で開いた個人演説会での出来事だった。旧中川後援会幹事長の高橋猛文氏は「両手をついてお辞儀をしたのが土下座に見えた。本人は意識していなかったのだがものすごい反響だった」と明かす。
 当時は現職と連携していた三津丈夫氏が道議落選中。これに対し小野寺勇、清水誠一、山田■(りん)太郎の自民・保守系3道議が砂川氏支持で一本化した。砂川陣営は現職が掲げた新市立病院建設に財源論で対抗、清水氏は「将来見通しのない市立病院に市民の不安は強かった」と語る。
 砂川氏は中川氏の後ろ盾で3期連続当選し、行財政改革や屋内スピードスケート場建設を推進。「中川−砂川ライン」は地元政経界の基軸となった。前回市長選(2006年)は、行政手腕や屋内スピードスケート場への批判から大苦戦し、1001票差の薄氷の勝利だった。
※山田■(りん)太郎氏のりんの字は馬へんに米の下に舛です。

267名無しさん:2010/04/04(日) 01:55:45
http://www.tokachi.co.jp/news/201003/20100325-0004806.php
2010帯広市長選 告示前情勢 上野氏、米沢氏 競り合う
2010年03月25日 15時20分
6割が態度未定
運動遅れ 基盤固まらず
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)で、十勝毎日新聞社は19〜22の4日間、世論調査を実施、担当記者の取材を総合して告示前の情勢を探った。前市議会議長の上野敏郎氏(62)=自民推薦=と会社役員の米沢則寿氏(54)=民主推薦=がほぼ横並びで、競り合いを展開している。両氏とも出馬表明が2月にずれ込み運動は遅れ気味で、基盤を固め切れていない。回答者の約6割が態度未定となっている。民主支持率の低落傾向や自民の鈍い回復基調を背景に無党派層が拡大、選挙戦全般の流動的要素となっている。

 上野氏は50〜60代、70歳以上で比較的浸透。商工業者、会社員、主婦層で米沢氏を上回っている。公明支持層の3割強を引き付ける。推薦を受ける自民支持層は5割弱、昨年衆院選で故中川昭一元財務・金融相に投票した層は3割にとどまる。

 自民内は中川氏の死去と中川後援会の解散で運動の中核を喪失。政権交代で自民寄りだった企業、産業団体が中立の様相を強めているのも不安要素だ。上野氏は自身の地盤に加え盟友の清水誠一道議のバックアップで支持拡大に取り組むが、企業の動きが鈍く苦慮している。

 中川氏の郁子夫人、市議補選に出馬する元中川氏秘書の神谷博之氏と連動し、旧中川後援会を含む保守票の囲い込みをどこまで進められるかがポイントとなっている。

 米沢氏は公務員、60代以上の高齢者層で浸透。50代も比較的支持を取り付ける。市長選で不戦の共産支持層の4割弱を引き付ける。民主支持層は5割弱、昨年衆院選で石川知裕氏に投票した層は2割程度にとどまる。

 「市民党」を掲げ、高校同窓生グループや経済人有志に、民主・連合、石川氏の後援会を合わせて運動展開、市議補選では三井寿果氏と連携する。三井氏をめぐっては一部自民系市議が擁立にかかわるなど保守内が分裂含みで、米沢氏が食い込む足掛かりができた。

 半面、昨年衆院選時のような民主への「追い風」はなく、政治資金規正法違反で起訴された石川氏本人の活動も目立っていない。組織をフル回転させて、知名度を向上できるかが課題となっている。

 選挙戦の構図が固まったのは3月中旬と前哨戦の始動が遅く、6割が誰に投票するのかを決めていない。政権交代後の政治情勢の変化を受けて政党支持層が減少、「支持政党なし」の無党派が6割以上に膨らんだのも特徴だ。無党派の7割は誰に投票するかを決めていない。

 両陣営とも「本格的な運動展開はこれから」としており、無党派層の取り込みが大きな焦点に。自主投票の共産、現時点で中立の公明の支持層の動向も選挙戦を左右するとみられている。

無党派層増加65%


 市長選世論調査では、「支持政党なし」の無党派層が前回(2006年3月)より10.9ポイントも増え、64.9%に達した。政党別では自民が15.0%(前回比8.1ポイント減)、民主が11.9%(同4.3ポイント増)となっている。

 民主は前回より支持を伸ばしているが、昨年8月の衆院選調査時(32.8%)より落ち込みが目立つ。「政治とカネ」の問題などによる政治不信で支持離れが進んでいる。自民も昨年衆院選時(22%)を下回り、回復傾向はみられない。政党別支持率は共産(1.1ポイント)以外は軒並み前回を下回った。

 無党派層は30代で最多の80.9%、次いで40代の75.1%、20代の75.0%。60代でも58.5%と6割近い。職業別では「会社員」(72.4%)と「パート.その他」(70.1%)で7割を超え、「主婦」(66.3%)、「農業」(63.2%)、「商工業」(55.9%)、「公務員.団体職員」(51.7%)の順。

■世論調査■
 帯広市内の選挙人名簿から無作為抽出した1000人に対し、電話で聞き取り調査した。サンプル数は男女各500人。

268チバQ:2010/04/06(火) 12:11:19
有名?
自由連合レベル?
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/224634.html
苫小牧市長選 渡辺氏出馬へ (04/06 07:52)
 【苫小牧】上川管内和寒町出身でレスリング東京五輪金メダリストの会社経営渡辺長武(おさむ)氏(69)=東京都在住=は5日、任期満了に伴う6月20日告示、27日投開票の苫小牧市長選に立候補する意向を明らかにした。

 渡辺氏は北海道新聞の取材に「地球温暖化対策と五輪選手育成を柱に、苫小牧市民のために行政を変えたい」と述べた。

 渡辺氏は士別高、中央大卒で1964年の東京五輪で金メダルを獲得、「アニマル」の異名をとった。92年と95年の参院選比例代表に「さわやか新党」などから出馬し、落選。4月に東京から苫小牧に本部を移した温暖化対策に取り組むNPO法人の理事長から要請を受け、立候補を決めた。

 苫小牧市長選では現職の岩倉博文氏(60)が既に再選出馬を表明。民主党も候補擁立を進めている。

269チバQ:2010/04/06(火) 12:23:32
http://www.tokachi.co.jp/news/201004/20100405-0004933.php
【断面】中川後援会の本気度は
2010年04月05日 14時32分

 「保守の火を消さないとの思いは一つ。援軍来たり」
 市長選に立候補を予定する上野敏郎は、市議補選に出馬する神谷博之への期待感をこう語る。

 前回の市長選、自民・保守が推した砂川敏文は中川昭一の全面支援を受けた。その中川は昨年死去、中川後援会も解散した。自民系は中核を失い、運動に一体感を欠いている。上野の事務所に中川系の人脈は少なく、陣営幹部は「(旧中川後援会を)動かすのは簡単な話ではない」と漏らす。

 神谷は中川秘書を22年務め、地元の中川支持者に顔が広い。中川夫人の郁子に加え、神谷の“参戦”はひとつの転機とみられている。

 神谷の事務所は上野と同じ春駒通沿いの目と鼻の先。選対本部長は道議の小野寺秀、幹事長には元帯広JC理事長の谷脇正人が就いた。海野利雄、古澤慎二、高橋猛文といった旧中川後援会の歴代幹事長が指示を送る。どこから見ても中川派だ。

 上野、神谷の連携に関し、自民党の関係者は「両輪と言うよりはトロイカ体制」と指摘。ある中川支持者は「中川後援会は昭一さんを支援する組織。本人がいなくなった以上、どこまで上野さんで本気になれるのか…」と語る。保守結束の行方を各陣営は注視している。(文中敬称略)

270チバQ:2010/04/09(金) 12:19:32
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001004090005
3市長選 譲れぬ民・自
2010年04月09日


選挙戦に向け気勢をあげる支持者=帯広市

■帯広・富良野・名寄 11日告示
■「参院選の前哨戦」


 帯広、富良野、名寄の3市長選が11日に告示される。いずれも事実上、民主系と自民系候補の一騎打ちの構図で、両党とも夏の参院選の前哨戦という位置づけで臨む。だが、民主党は「政治とカネ」の問題を抱え、自民党からは離党者が相次ぐ中での選挙戦。投開票日は18日、有権者がどういう判断を下すのかが注目される。


■帯広 新顔3氏立候補へ
■「石川VS.中川」の様相


 8日夕方。帯広市内で、自民、公明両党が推薦する前市議会議長の上野敏郎氏(62)=無所属=陣営の総決起大会が開かれた。あいさつに立った故・中川昭一元財務相の妻・郁子(ゆうこ)氏(51)は、民主党を批判し、「この選挙に勝つことが日本を守ることにつながる」と訴えた。


 一方、民主党と新党大地が推薦、社民党が支持する元コンサルティング会社社長の米沢則寿氏(54)=同=陣営は2日に総決起集会を開いた。民主党を離党した石川知裕衆院議員=道11区=が「米沢氏に配慮して表に出ることを控えてきたが、今後は改める」と「決意表明」した。


 帯広市長選は、3期12年務めた砂川敏文市長の引退を受け、新顔3氏が争う見通し。


 自民党は砂川氏を推薦し、市政与党の座にあり続けた。だが、昨年の総選挙の道11区で、盤石の強さを誇った中川氏が初めて落選。同市では、相手候補の石川氏に1万1千票差をつけられた。そのうえ10月、中川氏は急逝した。


 これらの影響で、砂川氏の後継候補の人選は公募となり、選考作業も遅れた。上野氏の正式な立候補表明は、市長選告示2カ月前の2月11日だった。


 上野氏陣営の狙いは、根強い「中川支持票」の取り込みだ。それに呼応するように、郁子氏の活動が活発化。2月21日の道議の新年交礼会では、あいさつで上野氏支持を呼びかけた。最近は上野氏の妻と一緒に市内を回り、支持を訴えている。


 対する米沢氏は、母校・帯広柏葉高校の同窓生や、石川氏ら民主党サイドから要請を受け、立候補を決意。石川氏の当選の余勢を駆って、勝利につなげる考えだった。


 だが石川氏は、秘書として仕えていた小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反容疑で逮捕・起訴された。2月12日には離党し、米沢氏には「黒衣に徹し、外から応援する」と伝えていた。


 ところが選挙戦が近づくにつれ、知名度の高い石川氏への「待望論」が陣営内で高まった。政治とカネの問題での悪影響も懸念されるが、地元有権者の中には石川氏への同情論も根強い。これらを勘案し、石川氏は前面に出ることにしたとみられる。


 その結果、市長選は「石川VS.中川」という色合いも帯びてきた。参院選の前哨戦にとどまらず、市民からは「石川氏が議員辞職し、11区の補欠選挙になった場合、郁子氏は自民党候補として立候補するのでは」との声も聞かれる。


 市長選には幕別町の猪股寛氏(64)も立候補を表明。これまで候補者を擁立してきた共産党は、今回は見送る。


   ◇


■民主 逆風下「全力で」
■自民 知事選級の応援


 帯広、名寄、富良野の3市長選について、民主、自民両党は、夏の参院選の前哨戦と位置付けている。


 民主党北海道(道連)の佐野法充幹事長は、推薦候補を立てる帯広市長選を「全力でとる」と表明。名寄、富良野の両市長選も、参院選のみならず、秋の旭川市長選の前哨戦とみて力を入れる。


 民主党は「政治とカネ」の問題を抱える。特に道内では、11区の石川知裕衆院議員が政治資金規正法違反罪で起訴され、離党。5区の小林千代美衆院議員についても、複数の陣営幹部が公職選挙法や政治資金規正法違反罪で起訴され、ダメージが大きい。


 佐野氏は「この状況下の戦いで、力量と真価が問われる」としている。


 対する自民党も、与野党対決の構図が鮮明な首長選での勝利を重視。昨年の総選挙での惨敗や、道選出の中川義雄参院議員ら離党者の続出という失地の回復につなげる狙いがある。


 中でも帯広は「絶対に勝たなければならない選挙」(竹内英順・道連幹事長)との位置付け。党本部も、民主党推薦候補を破った2月の長崎県知事選と同レベルに考え、小泉進次郎衆院議員や河野太郎幹事長代理といった知名度の高い国会議員が応援で訪れる予定だ。

271チバQ:2010/04/14(水) 12:08:58
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/226014.html
鎌田前道議が根室管内から道議選出馬へ  (04/14 07:19)
 札幌市中央区選出で道議を3期務めた鎌田公浩前道議(47)は13日、来春の道議選根室管内(定数1)に無所属で立候補する意向を固めた。14日に会見して表明する。

 前道議が選挙区を変えて立候補するのは異例。鎌田氏は北海道新聞の取材に対し、「地元からの出馬要請に応えたいと決断した」と述べた。鈴木宗男衆院議員が代表を務める新党大地などとの連携の可能性も示唆した。

 鎌田氏は同管内中標津町出身、札幌大卒。1995年に道議選札幌市中央区(定数3)から新進党公認で初当選。97年に同党を離れて自民党入り。99年、2003年と連続当選したが、07年に落選した。

 道議選根室管内では、自民党現職の中司哲雄氏(62)が3選を目指し立候補するとみられている。

272チバQ:2010/04/14(水) 20:08:54
http://www.tokachi.co.jp/news/201004/20100414-0005050.php
帯広市長選で世論調査…接戦模様で終盤へ
2010年04月14日 14時54分
 帯広市長選(18日投開票)で、十勝毎日新聞社は8〜11の4日間、世論調査を実施、担当記者の取材を総合し情勢を探った。元会社役員の米沢則寿氏(54)=民主・大地推薦、社民支持=と、前市議会議長の上野敏郎氏(63)=自民・公明推薦=が接戦を展開。米沢氏は知名度を徐々に高めて、勢いを付けつつある。政権交代の余波を受ける上野氏は、従来の自民支持層を懸命に囲い込み、激しく追っている。依然として半数が態度を決めておらず、最終盤に向けての不確定要素となっている。


 米沢氏は民主支持層の6割強、市長選で独自候補の擁立を見送った共産支持層の4割を引き付ける。各年代・職域で支持を伸ばし、30、40、60代、公務員、会社員、主婦で比較的厚い。新党大地の支援を背景に企業、保守層に食い込む。前回調査(3月)より商工業者で支持を伸ばし、上野氏と互角になった。

 連携する市議補選候補の三井寿果氏を支援する一部保守系市議も合流。14日には内閣総理大臣補佐官の逢坂誠二衆院議員、16日は大地代表世話人の歌手松山千春氏が応援に入りムードを高める。

 半面、石川知裕衆院議員の起訴・離党、道5区の北教組の選挙違反事件などを受けて、民主に昨年衆院選のような「追い風」はなく、労組の動きも低調。石川氏に投票した層は3割強にとどまる。新人対決ゆえ政策的な違い・争点を打ち出せるかもポイントとなっている。

 上野氏は自民支持層の6割強、公明支持層の3割強を固めた。公明は推薦を打ち出しており、同党支持層の支援は手厚くなると予想されている。50、70代、農業者で米沢氏を上回り、商工業者に浸透する。市議時代の後援会、自民系道議の後援会を中核に、JC同期など上野氏の個人的な人脈で支持を広げる。

 一方で政権交代の影響から、実働部隊だった企業(特に建設)が総じて様子見を決め込み、経済・産業団体の動きも鈍い。中川昭一元財務・金融相の落選・死去に伴い運動の核が消失、昨年衆院選で中川氏に投票した層は3割強にとどまっている。

 中川氏の郁子夫人、市議補選候補で中川氏元秘書の神谷博之氏と連動し、旧中川後援会を中心とした保守票をどこまで固められるかがカギ。自民衆院議員の小泉進次郎氏、河野太郎氏らも投入、無党派層への浸透を狙う。


 元帯広保健所職員の猪股寛氏(64)は出馬表明が遅れ、浸透していない。

 政党支持率は民主、自民が15%前後で拮抗(きっこう)、公明は1.6%、共産は1.5%。「支持政党なし」の無党派層は前回調査より若干縮小したが、それでも6割となっている。

 投票に「絶対行く」としたのは91.4%。ただ態度未定も5割を超え、投票率の見極めは難しくなっている。拡大した無党派層の動向が、選挙戦の勝敗を左右するとみられている。

 世論調査 帯広市内の選挙人名簿から無作為抽出した1000人に対し、電話で聞き取り調査した。サンプル数は男女各500人。

273名無しさん:2010/04/18(日) 08:41:21
大地・鈴木代表 高橋知事を批判 「限界がある」 (04/18 07:30)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/1469

274チバQ:2010/04/18(日) 22:02:53
>>271
中央区 定数3−候補5 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 23,810(25.6%) 段坂 繁美 57 民主 現 5 (元)党札幌代表
当 22,312(24.0%) 千葉 英守 57 自民 現 2 党道政調会委員
当 20,559(22.1%) 小林 郁子 59 無所属=民主・ネット 新 1 (元)札幌市議・「市民ネットワーク北海道」
□ 18,864(20.3%) 鎌田 公浩 44 自民 現 (元)衆院議員秘書
7,515(8.1%) 岩井 善昭 64 共産 新 党地区委員

根室支庁 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 21,280(73.8%) 中司 哲雄 59 自民 現 2 酪農業
□ 7,558(26.2%) 馬渕 秀俊 57 無所属=民主 新 飼料会社役員

275秋田2区:2010/04/18(日) 23:15:42
帯広市議会議員補欠選挙・21時45分から確定時までの、15分おき時点の結果を掲載しています。
23時00分確定(開票率100%)届出受理番号 届出政党の名称 候補者氏名 得票数 備考
1 無所属 高田 ゆきこ 6,547
2 無所属 三井 ひさか 26,630(民系)
3 無所属 神谷 ひろゆき 33,641(中川系)
4 日本共産党 すぎの 智美 8,172


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