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小沢一郎の政権構想

46名無しさん:2009/01/09(金) 16:46:02
選挙:衆院選 小沢・民主代表、抜き打ち訪問 選挙前に陣営を激励 /鳥取

 民主党の小沢一郎代表が8日、県内から衆院選に立候補予定の奥田保明氏、湯原俊二氏の事務所を抜き打ちで訪問した。9月の任期満了までに行われる衆院選を前に陣営を視察し、激励するのが狙い。小沢代表は両事務所とも「活気があって熱心。心強い」と評価した。

 小沢代表は米子市の湯原事務所を訪れた後、鳥取市の奥田事務所を訪問。支援者や事務職員ら約10人と握手を交わしたり、記念撮影をしたりして激励した。

 訪問後、取材に応じた小沢代表は奥田氏について「開けてビックリするような支持を得られるんじゃないか」と期待を込めた。湯原氏については「非常にいい戦い。最終的に県民の支持を得られると思う」と述べた。

 奥田陣営選対本部長の伊藤保県議は「解散は延びたが、小沢代表の直接の激励は気を引き締まる」と話していた。【宇多川はるか】

毎日新聞 2009年1月9日 地方版
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20090109ddlk31010522000c.html

47名無しさん:2009/01/09(金) 16:51:06
選挙:衆院選 民主・小沢代表、抜き打ち視察 小室氏、1区公認の方針 /島根
毎日新聞 2009年1月9日 地方版
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20090109ddlk32010497000c.html

 民主党の小沢一郎代表が8日、来県して次期衆院選島根1区に同党から立候補予定の小室寿明氏(48)の選挙事務所を抜き打ちで視察した。小沢代表は「今月の下旬には公認候補を決めたい」と述べ、2次公認からも漏れた小室氏についても「もちろん、そうなると思う」と公認する方針を明らかにした。

 小沢代表は新人候補を中心に、事前連絡なしに全国の選挙事務所を回っている。この日は午後1時ごろ、松江市大正町の選挙事務所を訪問。小室氏は街宣活動中で不在だったが、内田敬・民主党県連代表が状況を報告した。

 視察後、小沢代表は「一生懸命やっておられて、大変心強く思っている」と感想を話した。島根については「自民党の実力者の地盤で、象徴的な選挙区。やりづらい選挙区だが、自民党政治に対する批判は地方ほど強い。何としても議席を取り、政権という方向に持っていきたい」と意気込みを語った。

 一方、突然の訪問に内田代表は「いずれは来られるだろうと思っていた」と落ち着いていた。

 島根1区には、自民現職で同党幹事長の細田博之氏(64)、共産新人の石飛育久氏(30)も立候補する予定。【御園生枝里】

48千葉9区:2009/01/19(月) 23:38:56
グーグルニュースで日刊スポーツしかヒットしなかったんですけど・・・
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090114-450105.html
小沢代表が首都決戦へ抜き打ち視察

 民主党の小沢一郎代表は14日、次期衆院選に東京都内で立候補する同党新人4人と、推薦を予定する新党日本新人の計5人の事務所を抜き打ちで視察し、記者団に“首都決戦”への意気込みを語った。「東京には全国の1割近い25の選挙区があり、何としても過半数を取らなくてはいけない。東京で勝って政権を取る」と述べた。

 視察先ではスタッフらに「自民党はもめているが、こっちは一枚岩で政権交代をやり遂げる」と強調。報道各社の世論調査で麻生太郎首相との「党首力対決」を大きくリードしたことに触れて「これまでなかったことが起きている。自民党支持層が崩れてるから、どんどんやれ」と激励した。(共同)

 [2009年1月14日19時17分]

49名無しさん:2009/01/23(金) 20:14:52
「地方でもチェンジ」=山形知事選で−民主・小沢氏

 民主党の小沢一郎代表は23日、山形市入りし、25日投開票の山形県知事選で同党が支援する新人候補、吉村美栄子氏の事務所を訪れ、激励した。小沢氏はこの後、記者団に「国政でチェンジ、地方でもチェンジ。それがお互いに相まって本当の意味の改革、地方分権(ができる)」と表明。また、「自民党に右倣えの県政では、本当に地域の人たちの生活を守る行政はできない」と強調した。(了)
(2009/01/23-19:29)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009012300943

52名無しさん:2009/01/24(土) 06:25:22
民主・小沢代表、吉村陣営を激励 山形知事選

 民主党の小沢一郎代表が23日、山形県知事選(25日投開票)に立候補している新人の行政書士、吉村美栄子氏(57)の山形市の選挙事務所を訪れた。陣営関係者に対し、知事選を政権交代につなげる必要性を強調、現職の斎藤弘氏(51)を支援する自民党への対決姿勢を鮮明にした。

 吉村、斎藤両氏とも政党の推薦は受けておらず、表向きは各党とも後方支援の立場をとってきたが、小沢代表の来訪で選挙戦に中央の与野党対決の構図が持ち込まれ、次期衆院選の前哨戦の様相が一気に強まった。
 小沢氏は事務所に集まった吉村氏の支持者約400人を前に「知事選で勝利し、政権交代につなげましょう」と訴え、握手して回った。

 小沢氏は記者団の質問に答え、斎藤氏を「効率性優先、地方切り捨ての自民党政治に右ならえの県政を行ってきた」と批判するとともに「国政と地方の両方でチェンジすることで、本当の意味での政権交代ができる」と語った。
 吉村陣営は民主、社民、共産の各党が支援するほか、岸宏一参院議員(山形選挙区)ら自民党の一部も加わり、「超党派」をアピールしてきた。

 「党首来訪」で吉村氏の民主党色が強まるが、総合選対の中核である連合山形の安達忠一会長は「小沢さんは次期総理になる人物であり、無党派層を引き付ける効果が大きい」と期待を込めた。
 一方、斎藤氏の陣営は麻生内閣の支持率が低迷している現状を踏まえ、自民対民主の全面対決構図は避けたいのが本音。

 自民党県連会長の遠藤利明衆院議員(山形1区)は「山形県内で小沢さんの評判は必ずしも良くない。影響は少ない」と冷ややかに見る。
 斎藤陣営のある幹部は「選挙中盤の来県なら相手を勢いづかせ、苦境に陥ったかもしれない。今回、小沢氏が街頭演説をしなかったのは、敗れたときの党への影響を最小限にしたかったからではないか」と解説した。

2009年01月24日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090124t51033.htm

54とはずがたり:2009/01/26(月) 00:45:13

民主党:小沢代表地方行脚、与党との激戦区重点 戦略変更
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/7524

小沢氏の地方行脚は全国くまなく回る抜き打ち方式から重点選挙区支援へとシフト。25日には中川昭一財務・金融担当相に小沢氏の元秘書が挑む北海道11区で、新党大地の鈴木宗男代表とともにイベントに参加し、「遅くとも予算が成立すれば選挙だ」と引き締めをはかった。

 小沢氏は21日の若手参院議員との会食で、「勝てる可能性のある所に力を集中する」と宣言。23日には公明現職と競う大阪6区に入り、大阪府守口市の居酒屋で中心的支持者50人と酒を酌み交わすなど激戦区を意識した行脚を始めている。

 民主党は2月中旬にも3次公認を発表し、特例を除いて全公認候補を確定させる予定。24、25日には全国一斉の情勢調査を実施しており、対立候補とのポイント差をもとに接戦の重点区数十選挙区を決め、党本部からの資金援助を強化する方針だ。

56千葉9区:2009/02/17(火) 21:37:51
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/77798
小沢代表「内閣はメロメロ」 北九州で民主陣営を激励
2009年2月17日 13:37 カテゴリー:政治 九州・山口 > 福岡
 民主党の小沢一郎代表が17日、北九州市などの党公認立候補予定者の事務所を訪問、飲酒会見疑惑で中川昭一財務相への批判が強まる中、「メロメロの内閣を見ると(衆院解散・総選挙は)4月にはある」と陣営スタッフにハッパを掛けた。

 小沢氏は午前10時前、同市八幡西区の緒方林太郎氏(衆院福岡9区)の事務所を訪れた。本人は不在だったが、スタッフと笑顔で握手しながら「ここで負けるわけにはいかない。県議や市議をあてにせず、自分で掘り起こして頑張れ」と激励。小倉北区の城井崇氏(同10区)の事務所でも「もしかすると(総選挙は)3月かもしれず、きちっとやっておきなさい」と語ったという。飯塚市の山本剛正氏(同8区)の事務所も訪れた。

 小沢氏は同日午後、同2、3区陣営も回る見込み。麻生政権の支持率低迷の中での陣中見舞いは「福岡で勝てば政権交代につながる」(県連幹部)との思惑もあるようだ。

=2009/02/17付 西日本新聞夕刊=


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20090217-OYT8T00052.htm
民主・小沢代表が来県〜次期衆院選の立候補予定者3陣営激励

 民主党の小沢代表は16日、次期衆院選に立候補を予定している同党公認の高邑勉(山口1区)、三浦昇(同3区)、戸倉多香子(同4区)の新人3氏の事務所を抜き打ちで訪問し、スタッフらを激励した。

 宇部市の三浦昇後援会の三浦久事務局長によると、小沢代表は10分ほど滞在。三浦氏本人はあいさつ回りなどで不在だったが、事務所にいた9人のスタッフや支援者に、「あと少しだから頑張って」などと話しかけ、一緒に写真撮影などをしたという。三浦事務局長は「貫禄と温かい人柄を感じた」と話していた。

 小沢代表は記者団の取材に「山口1、3、4区は厳しい選挙区だが、県民が今の政治に不信感を持っていることは例外じゃないと思う。一生懸命頑張れば、いい戦いになると思っている」などと語った。

(2009年2月17日 読売新聞)

57とはずがたり:2009/02/19(木) 11:51:53

小沢氏「福岡で完勝を」 県内陣営抜き打ち視察
2009年02月18日 12:53
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090218/20090218_0001.shtml

 民主党の小沢一郎代表は17日、福岡県を訪れ、次期衆院選に同党公認で立候補を予定する元職や新人計5陣営の事務所を抜き打ちで視察した。同県は、麻生太郎首相をはじめ現職閣僚や派閥領袖など自民党の有力議員が多く激戦が予想されるが、小沢代表は「完勝したい」と意気込みを語った。

 小沢氏は午前中、衆院福岡9、10区の候補予定者の事務所を相次いで視察した。

 9区の緒方林太郎氏の事務所(北九州市八幡西区)では本人不在の中、スタッフに対し「日々の活動はどうだ」と“事情聴取”。スタッフが「朝立ちや労働組合回り、ミニ集会などをやっています」と答えると「ここで負けるわけにはいかないから、他の県議や市議には頼らず自分で票を掘り起こして頑張りなさい」とハッパを掛けた。

 この後、昼から夕方にかけて8、2、3区の候補予定者事務所も視察。2区の新人、稲富修二氏の事務所(福岡市中央区)を訪問後、記者団の取材に応じた小沢代表は「どの選挙事務所も一生懸命頑張ってくれていると思う」と評価。「福岡は九州最大の県であると同時に、わが党の支持基盤も強いところ。ぜひ完勝、全議席(確保)と思っている」と述べた。

 2005年の前回衆院選で、民主党は同県内11小選挙区で1勝と惨敗。党福岡県連は次期選挙で「小選挙区で6議席以上の確保」を目標に掲げている。

=2009/02/18付 西日本新聞朝刊=

58とはずがたり:2009/02/25(水) 00:34:38

これも昔からの小沢の持論なんでしょうかね?

駐留は海軍だけで十分 小沢代表が表明
2009年2月24日 23:15
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/79295

 民主党の小沢一郎代表は24日、在日米軍再編に関連し「米国もこの時代に前線に部隊を置いておく意味はあまりない。軍事戦略的に米国の極東におけるプレゼンス(存在)は第7艦隊で十分だ」と述べ、将来的に日本に駐留する米軍は海軍関係だけで十分との認識を明らかにした。

 同時に「あとは日本が自らの安全保障と極東での役割をしっかり担っていくことで話がつくと思う」とし、政権交代を実現した場合は、国連活動への協力など日本の軍事的役割の拡大を通じて在日米軍基地の整理、縮小に取り組む考えを示唆した。奈良県香芝市で記者団の質問に答えた。

 これに関連し小沢氏は「米国に唯々諾々と従うのではなく、私たちもきちんとした世界戦略を持ち、少なくとも日本に関係する事柄についてはもっと役割を分担すべきだ。そうすれば米国の役割は減る」と強調した。

 政府が国会提出した在沖縄米海兵隊のグアム移転をめぐる米国との協定締結承認案件への賛否に関しては「個別の話は政権取ってからにしてほしい」と明言を避けた。

59とはずがたり:2009/02/27(金) 11:28:07
>>58

<自民>小沢代表批判相次ぐ 在日米軍削減論で
2月26日21時0分配信 毎日新聞
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/7981
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/7983

60千葉9区:2009/02/28(土) 10:34:33
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000902250002
小沢代表が訪問
2009年02月25日
  ◆2〜4区事務所 活動状況を確認


 民主党の小沢一郎代表が24日、県内入りし、次期衆院選の奈良2〜4区の立候補予定者の事務所を「抜き打ち」訪問した。予定者の活動状況を確認するために昨年9月から全国で続けている。


 小沢代表はこの日、4区の新顔大西孝典氏(52)の橿原市の事務所に立ち寄った後、午後2時40分ごろ、3区の新顔吉川政重氏(45)の香芝市の事務所に到着。吉川氏本人は支援者回りで不在だったが、事務所内にいた土記好広事務長らスタッフを「ご苦労さんです。選挙はもう近々あります」と激励し、握手や記念撮影に応じたという。


 事務所を出た後、小沢代表は報道陣に対し「3区は支援の輪が広がっているのでもう少ししっかりと安定させてさえいけば、絶対議席を得られる。心配していた4区もいい雰囲気で、いい戦いができると思う」と期待を込め、「首都圏と関西圏。ここでもって支持を得ないと政権交代はできない」と強調した。その後、2区から党公認で立候補予定の無所属現職の滝実氏(70)の事務所も訪れた。

61千葉9区:2009/02/28(土) 11:08:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009022702000081.html
『第七艦隊』で勢いづく政府・与党 小沢発言に集中砲火
2009年2月27日 朝刊

 民主党の小沢一郎代表が在日米軍の在り方として「(駐留は)第七艦隊の存在で十分」と発言したことに二十六日、麻生政権が一斉攻撃に出た。日米同盟を揺るがすものだとし、民主党の政権担当能力への不安をあおり、野党共闘への揺さぶりも狙っている。

 河村建夫官房長官は記者会見で「米軍の駐留を第七艦隊に限定する考え方は非現実的だ」と切り捨てた。

 自民党各派閥の総会でも「小沢民主党政権が仮に実現すれば、わが国の安全保障は根底から覆される。日米同盟にひびが入る」(山崎派の山崎拓前副総裁)といった批判が続出した。

 小沢発言を次期衆院選の争点に位置付けるべきだとの主張とともに「なんともいいかげんな外交安全保障政策だ、と地元でも大いに取り上げてほしい」(町村派の町村信孝前官房長官)という声もでた。

 小沢発言は在日米軍の大幅削減の前提として、日本が一定の役割を担うことを挙げている。在日米軍の穴を埋めるとなれば、日本は防衛力の増強に迫られる。「防衛予算を三倍から五倍にでもしようかという勢いなのかもしれないが、乱暴な議論だ」(町村氏)と、この点も批判の的だ。

 伊吹文明元財務相は「日本の軍事力増強でカバーしていく発想なら、社民党がよく(小沢氏と)一緒に行動しているなあ、と思う」と、民主党と次期衆院選での選挙協力を行う社民党を挑発してみせた。

62とはずがたり:2009/03/01(日) 16:05:01
2807 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/03/01(日) 15:59:08
なんと78分51秒の小沢一郎講演動画
見ごたえがありますよ。
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0902/0902180723/1.php

63とはずがたり:2009/03/04(水) 22:06:36
>>61
最近の小沢は特に外交・安保政策で発言に丁寧さが無いような,詰まり深読みすればなにやら苛立っている様な感じがなきにしもあらずではあった?

民主:小沢発言で社民ときしみ 衆院選前に新たな火種
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090303k0000m010068000c.html

 民主党の小沢一郎代表の在日米軍削減論により、次期衆院選後の連立相手と想定される社民党ときしみが生じている。小沢氏の発言が米軍削減と同時に日本の防衛力強化を意味し、憲法改正や集団的自衛権行使の解釈変更につながりかねないためだ。社民党執行部には「護憲の党是にかかわる。連立参加の議論自体やりにくくなった」との指摘が出ており、民主党は新たな火種を抱えた。

 「決して民主党と連立するとは言わないでほしい」「彼らは自民党右派と同じ。一緒にはやっていけない」。2月28日に開かれた社民党の全国代表者会議。党本部に集まった約100人から、民主党との連立政権に反対論が相次いだ。

 福島瑞穂党首は2日、毎日新聞の取材に「さまざまな意見が出て良かった」と述べた。ただ、民主党との連立については「皆の意見を聞いてしかるべき時期に判断する」と言及を避けた。

 小沢氏は2月24日、「第7艦隊で米軍の極東でのプレゼンスは十分。後は日本が役割を担うことで話がつく」などと発言した。政権交代後の日米関係について「対等なパートナーシップ」をクリントン米国務長官との会談などで強調しており、今回の発言にも現在の米軍再編計画を前提とする世界戦略を一から協議し直そうとの姿勢がうかがえる。

 しかし、「第7艦隊で十分」という以上に、詳細な説明はない。西太平洋、インド洋を担当する第7艦隊は日本では米海軍横須賀基地に拠点を置き、佐世保、沖縄などに展開しているが、小沢氏の言う「米軍が引き、後は日本が担う」部分がどこを指すのか不明だ。こうしたあいまいさが「自衛隊増強、ひいては憲法改正につながる発想ではないか」(社民党幹部)との警戒感を増幅している。

 赤松広隆民主党選対委員長は2日、BS11デジタルの番組「インサイドアウト」で衆院選後の政権の枠組みについて「(民主党)単独で政権がとれる場合でも(社民、国民新)2党とは必ず連立を組む」と強調したが、修復は容易でなさそうだ。【白戸圭一、渡辺創】
 ◇小沢代表の発言要旨

 ◆2月24日、奈良県香芝市で記者団に

 米軍再編に絡む問題は、米国に唯々諾々と従うのではなく、私たちも世界戦略を持ち、日本に関連する事柄はもっと日本自身が役割を果たすべきだ。今の時代に前線に部隊を置く意味が米国もない。軍事戦略的には第7艦隊がいるので極東でのプレゼンスは十分だ。後は日本がそれなりに役割を担うことで話がつく。

 ◆2月25日、大阪市で記者団に

 日本に関係の深い安全保障面で日本が役割を負担すれば、米軍の役割はそれだけ少なくなる。米軍が実動部隊を日本に置く必要はない。ただ東南アジアには不安定要因が大きいので、米軍のプレゼンスは必要。それはおおむね第7艦隊の存在で十分。米軍が引くことで、日本の防衛に関連することは日本が責任を果たせばいい。

 ◆2月27日、横浜市の記者会見で

 在日米軍の役割の中で日本の防衛に関係する部分はできる限り日本が役割を果たせば、米軍の役割は少なくなり、米軍の前方展開の負担を軽くすることもできる。政権をとって米国に具体的なことは聞いてみなきゃ分からない。

毎日新聞 2009年3月2日 20時30分(最終更新 3月3日 0時07分)

64とはずがたり:2009/03/04(水) 22:13:32
社説:小沢氏米軍発言 体系的な安保政策を聞きたい
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090301ddm005070013000c.html

 小沢一郎民主党代表の日米関係をめぐる発言が波紋を広げている。
 「(米海軍)第7艦隊がいるから、それで米国の極東におけるプレゼンス(存在)は十分だ」(2月24日)、「日本の安全保障、防衛に関連することは日本が果たしていく」(25日)、「米軍でやらなくても自衛隊でやれることはやっていけばいい」(27日)

 政府や自民党の幹部が発言を「非現実的」「暴論」と批判すれば、社民党からも日本の軍備拡張につながるとの懸念が出ている。民主党内でも、評価する声が一部にある一方で、戸惑いや懸念が広がっている。

 小沢氏の一連の発言が、国民への説得力を欠いているのは事実である。

 第7艦隊は、広く西太平洋からインド洋を担当している。極東における米軍の抑止力がこの第7艦隊だけでよく、海兵隊や空軍を主力とする在日米軍のほとんどは無用ということであれば、在日米軍の抑止力を全く無視した主張であり、乱暴な議論であろう。米軍の日本駐留を定めた日米安保条約の不要論に結びつきかねず、日米安保体制の根幹にかかわるテーマである。

 また、小沢氏の発言は、在日米軍の大幅削減によって生まれた「空白」の一部を、日本の自衛隊によって補うと読み取れる。そうであれば、自衛隊の増強と膨大な防衛予算を伴う日本の防衛政策の大転換となる。発言はこれらをすべて見通したものなのだろうか。

 第7艦隊だけで「十分」と言いながら、一方で「(在日米空軍が)いらないというのではなく」とも語った。真意は不明である。

 「対等な日米関係」が小沢氏の持論だ。これを展開しようとして生煮えのまま安保問題に踏み込んだというのが実情ではないか。

 もちろん、政権が代われば在日米軍に関する政府の政策も変わり、そのあり方を日米間で協議することはあり得る。しかし、前提として、政権を目指す政党は、国家の帰趨(きすう)を決める安保政策を提示し、有権者の信任を得なければならない。

 ところが、民主党が昨年発表した「政策INDEX」では、日米同盟について「日米両国の対等な相互信頼関係」をうたったものの、「アジア太平洋地域の安全保障における米軍のあり方や在日米軍基地の位置付けについて検討」との表現にとどまっている。

 米軍再編だけではない。民主党が政権に就けば、ただちにアフガニスタン政策が問われる。インド洋での給油問題、日米地位協定改定などで米政府と対立する可能性もある。こうした課題でどんな解決の道筋を描くのか。

 総選挙を経て政権交代を実現し、首相を目指している小沢氏の言動には、国民の目が注がれている。その小沢氏から、体系的な安全保障政策をぜひ聞きたい。「口べた」を理由にした説明回避はもう許されない。

毎日新聞 2009年3月1日 東京朝刊

65とはずがたり:2009/03/04(水) 22:17:02

小沢代表会見詳報:(1)「献金は事実。捜査は不公正」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090304mog00m010005000c.html?link_id=TT002

 民主党の小沢一郎代表は4日午前、政治資金規正法違反容疑で公設第1秘書が逮捕されたことについて民主党本部で記者会見。「検察の捜査は異常。やましいところはない」などと語った。発言の内容と、記者とのやりとりの詳報は次の通り。【毎日新聞デジタルメディア局】

 今回の問題につきまして私からご報告とご説明をいたします。

 まずこのたび、私の秘書である大久保の逮捕を含めて西松建設からの政治献金にかかわる関連のことでもって強制捜査が行われたわけでありますけど、いわゆる強制捜査の根拠を聞きますと、その政治団体からの献金か、あるいは企業からの献金か、その認識の違いを根拠にし、企業からの献金を認識したうえで虚偽の記載をしたと、こういう検察のいいぶんのようであります。このような、この種の問題で、今まで逮捕、強制捜査というようなやりかたをした例はまったくなかったと思います。まさに、検察の強制捜査の、今回は普通の従来からのやりかたを超えた異常な手法であったと思っております。

 それからまた、衆議院の総選挙が取りざたされているこの時期において、このような今までやられたことのなかったような異例の捜査が行われたということに関しまして、私は非常に政治的にも法律的にも不公正な国家権力、検察権力の行使だというふうな感じをもっております。事実関係について申し上げますけど、私ども、政治家はみな国民のみなさんから法人であれ個人であれ献金をいただいて、その浄財でもって政治活動をやってきているわけであります。私はそのみなさんからの浄財をご存じの通り、収入、献金の入りも出も支出も含めましてすべて公開いたしましております。従いまして、この二つの政治団体から献金を、寄付をうけたということについてはこれも、政治資金規正法にのっとって、適法に処理し、報告をし、公開し、されているところでございます。したがいまして、献金をうけたということはそのとおり事実でございます。私は秘書からの報告につきましてもこの政治団体が寄付をしてくれるとということでございましたから、政治資金管理団体で、受領することにした、ということで、私はもっとも当たり前の当然のことだろうと解釈をいたしております。

 もし、これが西松建設そのものからの企業献金だという認識にたっているとすれば政党支部は企業献金を受けることは許されておりますので、そういう企業献金という認識にたっていたとすれば、政党支部で受領すればなんの問題も起きなかったわけでありまして、私どもの資金管理団体の担当者はそれは政治団体からの寄付という認識のもとであったから、政治資金管理団体で受領したということであったと報告を受けておりますし、また、私はそれは至極当たり前のことだろうと思っております。献金していただくみなさんにそのお金の出所やいろいろな意味においてそういうことをお聞きするということは厚意にたいして失礼なことでありますし、通常政治献金の場合だけじゃなくして、私はそのようなせんさくをすることはないだろうと思っております。

66とはずがたり:2009/03/04(水) 22:17:39
>>65-66
 そういう意味で私どもといたしてましては、まったく政治資金規正法にその通り忠実に沿って報告してオープンになっておる問題でありまして、このような逮捕含めた強制捜査を受けるいわれはないというふうに考えております。このようないわゆる検察権力、国家権力がこういう形で強制捜査を行うと、この種の問題でこういうかたちで行うということは私は普通の民主主義社会においてはありえないことだとおもいます。従いまして日本の場合でもこのようなことは前例がなかったわけであります。私が今回のことで一番心配しておりますのはこのように強制力をもつ公権力が思うままにその権力を行使するというようなことがこの後もまた、行われるということであれば私は本当に国民のみなさんの人権を守ることができませんし、社会は暗たんたるものにおちいってしまううだろうとそのように思ってまして、日本の民主主義の成熟のということを考えるうえにおきましても、先に申し上げましたように、この種の問題で逮捕、強制捜査と言うやり方は大変民主主義を危うくするもんであり、公正さを著しく欠くものであるというふうに考えておる次第でございます。

 私といたしましては今申し上げましたように何ら政治資金規正法に違反する点はありません。そして、さらにつけくわえていえばその献金が何らかの形で私や私の秘書が相手方に対してまして、便宜を供与したとかあるいは何らかの利益を与える行為をともなっていたということがあるとするならば、それは私は甘んじて捜査を受けます。しかしながら、私も私の秘書もまったくそういう事実はありません。従いまして、今申し上げましたように、今回の強制捜査についてはその公正さについて、納得がいかない、疑いをいだかざろうえないというのが私の現時点での認識でございます。事実関係はみなさんもご存じの通り、ごくごく単純たるものですから、おわかりのことと思います。これ以上の事実関係の説明はありませんし、妙だと思います。私がこの件につきまして皆様にご報告とご説明を申し上げますのは以上でございます。(詳報2「やましいところない」につづく)

2009年3月4日

小沢代表会見詳報:(2)「やましいところない。政治団体からの献金という認識」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090304mog00m010009000c.html

 会見は、小沢一郎民主党代表の報告の後、記者団との質疑応答に入った。

Q 党内党外から今回の逮捕という事態を受けて代表辞任であるとか、議員辞職を求める、そういうことも不可避だという声もありますが、ご自身の進退についてはどうお考えでしょうか。

A 今、申し上げましたとおり、私自身として何らやましいことはありませんし、また私の秘書の行った行為は、政治資金規正法にのっとって適法にきちんと処理し、届け出た、そして、公にされていることでありますので、私としては、それによってどうこうということを考えてはおりません。

Q 当時、献金を受けたときというのはお金の出どころが西松建設ということをご存じだったのか。知っていたけれど、政治団体を経由していたから問題ないと思ったのか。

A 私が直接やったわけではありませんが、すべての献金について秘書ないし担当者がやっておりますが、今回の大久保の話によれば、政治団体からの献金であるという認識であったから、政治資金管理団体で受領した。これにつきると思います。

Q 公設第1秘書が逮捕されたという事態は、政権交代を目指す民主党にとっても大きな衝撃を与えています。今後の時期衆議院選挙に対しての影響、特に政治と金にまつわる事件がおこると国民の政治不信も高まると思うんですけども、代表としてどうお考えなのか。

A 私は繰り返して申しあげていますように、政治献金については収入支出、入りも出もすべて公開いたしております。今回の問題となっている献金についても適法に致しております。従って、大久保が今逮捕されておりますけれども、遠からずその嫌疑は晴れるものだとそのように信じておりますので、私はそのことによって、私自身と民主党に対するそういった国民の疑念は晴らすことが出来ると思っています。

67とはずがたり:2009/03/04(水) 22:18:08
>>66-67
Q 今回、小沢さんの秘書だけに限らず与野党かかわらず二つの政治団体から献金を受けていますが、検察のターゲットが小沢さんの秘書になったのか。

A 全くわかりません、先ほど申し上げたように、私は今、民主党、野党第1党の党首、代表を致しております。政治献金については何度も言うように法にのっとって報告しオープンにしている。多分、収支を全部オープンにしているのは私だけと思っています。私はそういうふうに明朗にしている、それにもかかわらず、このような一方的なこじつけた理由でもって検察権力の発動ということは、非常に公正を欠く、政治的にも法律的にも公正を欠く行為ではないかというふうに感じております。

Q 先ほどから、検察権力の横暴だという発言がありますが、代表の口から謝罪はないですが、秘書が逮捕されたこと、世間に動揺を与えたことについて、申し訳ない謝罪はないのですか。

A 私は、何度も申し上げていますように何のやましい点もないし、政治資金規正法にのっとって正確に処理し報告し、収支も全部オープンにしている。したがって、秘書が逮捕される、強制捜査を受けると言うことについては、全く合点がいかない、理解が出来ないところであります。必ず近いうちにその嫌疑が晴れ、私どもの正当性が証明されるという、そういう意味に置いて、今、おわびするという意味は、その理由は見あたらないと思っております。(その3「違法ならけじめ」につづく)

2009年3月4日

小沢代表会見詳報:(3)「お金の出どころ、違法ならけじめ」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090304mog00m010008000c.html
Q 近いうちに嫌疑が晴れるので謝罪もないということだが、送検、起訴になったらどうするのか。

A 起訴などないと信じている。起訴に値するような違法なことはやっていない。そう認識している。

Q 献金の出所は知らなかったと言うことだが、ゼネコンから多額の献金を受けていることに自民と同じ体質ではないか

A ゼネコンだけというが、多くの国民、企業から献金をいただいている。感謝しております。旧来から政治資金に関して、その他の日本社会全体に対しての認識ですが、献金をこの企業だからいけないなどと制約するのではなく、どこからいただいてもいいが、すべて公開しろ、ということを国民から見て判断できるような、ディスクロージャーする。隠すような取材の体質がいけない。何ごとも公開して、主権者が判断するのが民主主義であって、そういう考え方があるので、自民党と同じにされては心外。自民党は年金、医療、社会保険についてもずっと隠してきた。私は全部ディスクロージャーして、国民に判断する材料を提供しろというのが持論だ。

Q 小沢事務所の方で政治団体の方に4年間で2100万円という献金が入って、その後、陸山会、政治管理に入るんですが、政治団体のその大きな献金額をチェックする機能というのはどういう形でできていたのか。要するにノーチェックで政治団体の方から入ってくるお金を政治資金管理団体に入れていたのか、どうか、そのシステムを教えていただけますか。

A チェックというのはどういう意味ですか?

Q 政治団体の方から献金を受けますよね、政治団体に。その政治団体の背景というのは、例えばどういう背景があるのか。例えば個人献金でしたら額は小さいのですが、やはり4年間で2100万円という大きな金額なんで、その背景を小沢事務所では調べないのか、あるいはノーチェックなのか、あるいは調べたのか、そのシステムを……

A 一般的に言って、私の事務所だけじゃなくして、献金してくれるという方について、このお金はどういうところから出ているのかという類は普通の一般常識として、個人間でもみんな同じだと思うが、どっから持ってきた金だ、とかそういう類の詮索(せんさく)はしないのが私は大多数だと思っております。従いましてその意味で、献金してくださる皆さまの善意を信じてやってきている、というのが現状だと思っております。個人で言えば、まったく知らない人からもたくさん献金をいただいております。そう意味において、私が先般も申し上げたとおり、献金そのものが違法であるということが明らかになったときには、それは返却するということでけじめをつけているつもりであります。(その4止「会見、遅らせたわけでない」につづく)

2009年3月4日

68とはずがたり:2009/03/04(水) 22:18:33
>>65-68

小沢代表会見詳報:(4止)「会見、遅らせたわけでない」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090304mog00m010015000c.html

Q 小沢代表自身がディスクロージャーをきちんとされた政治資金を目指していることは周知の事実だと思うんですが、問題になっているのは企業というより、個人の献金では本当はなくて実は企業の献金だったという疑惑が持たれているわけですけれど、そういう脱法的な献金の可能性が示唆されていて、それが国民に不信を与えていると思いますが、ご自身政治改革を進めてきた政治家として上がっている疑惑についてはどう思いますか。

A ですから、私どもの政治資金の処理の仕方としては、その政治団体の原資がどういう形で、どういうところからあの入っているのか、それは知るすべもありません。ですから、そういう意味におきまして、政治団体からの寄付ということだったので、政治団体で受領したということであります。そして、もし今、あなたがおっしゃってるように、西松建設の中でそのような、脱法といいますか違法な形で作られたお金であった、ということがはっきりした時点において、さっき申し上げたとおり返却するつもりであります。

Q 昨日午後になって報道から始まって秘書が逮捕される展開になったのですが、今日まで時間がかかりました。この内容ならすぐにお話していただいてもよかったように思うが、説明が遅れた理由、その判断についてご見解を。

A 別に意図的に遅らせたわけでも何でもありません。まったく予期しなかったことでありますから、大久保がどうなっているのかそれすらもわかりませんし、そういったことを問い合わしたり、なんかしてる間に時間が経過した、ということだけであります。ですから今日は役員会でお話し、そのすぐ後で皆さんにご報告しているということであります。

Q 代表のご説明で、政治団体からの献金であるということと、便宜供与はなかったということだが、捜査の過程でその主張が覆った場合、どうするか。

A 私は覆ることがない、と、さっきから言っている通り、必ず近いうちに嫌疑は晴れる、と、正当に適法に対応してきた、ということになるものと信じております。

Q 確認ですが、嫌疑は晴れると言っているが、原資が脱法的であれば返却するということですが、その確認です。脱法的だと確認されたら返却するということですか。

A そうですそうです。過去にも、確か水谷建設だったかな、これも嫌疑が確定した段階できちんと返却しました。でも今まだ確定してないでしょ。確定したときにはそのつもりでおります。

Q 代表は陸山会の代表者でいらっしゃって法律上は会計責任者、事務担当者の行為を監督する責任がおありだと思います。代表者として、どこまで帳簿に目を通されるか、代表者としてどのようなチェックをされてきたのか。

A 政治家は1人で政治活動全部やることは不可能です。ですからスタッフ、秘書のサポートを借りながら活動を続けているわけであります。政治資金につきましても、私も皆さんご承知のように、非力ながら民主党の代表として選ばれて務めさしていただいております。全国、一生懸命国民の皆様に語りかけ、話しかけ、あるいは我々の政策を理解していただく努力が最大の私は党首代表としての任務だと思ってずっと就任以来やってきました。まあ、民主党になってからだけではありませんけれど、私も40年やっておりますので、最初の当選したときよりも、だんだんそういう仕事が増えてきております。従いまして、細かな政治献金の一つ一つについて私が全部チェックするということはいたしておりません。秘書を信頼してやる以外に現実問題として不可能なことでありまして、報告はあの受けて、全体の報告は受けて、それを了としてきておりますけれど、個別の一つ一つにまで目を通す時間的、能力的余裕は現実にはないということであります。

Q 献金を出す場合、企業側もなんとなくでも自分たちが出しているとわかっておいてほしいと一般的には思うと素朴に思います。西松建設のにおいもしなかったんでしょうか。

A 私が直接窓口としてやっていたわけではありません。従いまして、大久保の話を、報告を聞けば、自分としては政治団体としての寄付行為、献金だという認識で法律にのっとって処理した、という報告を受けておりますので、私はその意味で、さっきから申し上げておりますように、どういう風にして、その原資が作られたかということまでは知りうるすべがありませんので、私は、秘書が、担当者が、そういうことを、そのまま受け取ったということについて至極自然のことだと思っております。はい、どうもありがとう。(おわり)

2009年3月4日

69名無しさん:2009/03/28(土) 22:33:53
私も今回の捜査にはやはり疑問に残ることが多々あります。

まずは①点目は「ダミーの政治団体から献金をもらっている議員は多いが、仮にも実態のあった政治団体からの献金でなぜ逮捕?」ということです。

当然、「ダミーである政治団体を通じて献金をもらっていた」ことになれば、違反行為が問われることになります。しかし、政治団体に実態があれば、あくまで政治団体からの献金であって、どこから資金が出ていようとも問題ないという見方が大勢です。(麻生さんですら親族企業系列のダミーの政治団体もっているということです)。

ダミーかどうかかが問われるですが、じっさい現状を見ると、様々な企業、労組、経団連、医師会、業界団体が政治団体を作って迂回献金しています(←現法律では問題なし)。
そうしたなか、今回疑惑の政治団体は仮にも実態がありました。(疑惑の政治団体は事務所あり常駐あり、勉強会も開催おり、ダミーではないと)。

また読売は25日の朝刊(社会面)このようなことを書いていましたた。
「全国で6万7000ある政治団体の中には実態に乏しく政治資金の通り道しか機能していない」ことなどを指摘し、捜査に違和感が残る…。
つまり、もっと実体もない政治団体が数多くあって、いくらでも迂回献金をしているのに、小沢氏だけ捜査しているのに違和感があると……。

もし贈収賄を視野に入れているなら、金額の多寡ではなく、より権限を持つ者、つまり与党が捜査の対象になるはずです。
しかし、しかし、批判をかわすため、二階氏の捜査を何かアリバイ的にやっているだけのような…

②点目に「虚偽記載っていうけど…どうすればいいの」という疑問です。

西松建設から来た献金であることを認識していても、問題なしで、現在の法律では「迂回献金」は 禁止されていないということです。
西松建設から来た献金だと認識していようが、実際の寄付行為者が「政治団体」であれば「政治団体」と書くのが唯一合法な方法なのです。
それが法の趣旨であり、①のとおり、現在の政治家によっても、迂回献金は普通に行われています。
元々の原資団体名を書いたら、それこそ“虚偽記載”で捕まるのです。

このほかにも
③1億円が逮捕基準だったのにいつの間にそのハードルを下げたのか、
②これまで捜査の対象外だった「表の金」については捜査する一方、ヤミ献金6000万円の疑惑解明に乗り出さない検察の姿勢、
③かんぽの宿の疑惑解明に乗り出さない検察の姿勢
私はもとより素人ですが、今回は挙げれば切が無いほど非常に多くの疑問を感じています。そのあたりの説明はぜひとも検察側にはしてほしいと願っています。

70千葉9区:2009/04/20(月) 21:49:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090420/stt0904201031000-n1.htm
民主・小沢氏が地方遊説再開へ きょう北九州入り
2009.4.20 10:27
 民主党の小沢一郎代表は20日夜、福岡県北九州市内で開かれる同党参院議員のパーティーに出席し、西松建設による違法献金事件で控えていた地方遊説を本格的に再開させる。今週中に、推薦候補を擁立した名古屋市長選のほか、次期衆院選に向け応援要請のあった大阪府への“行脚”も行う予定だ。

 西松事件以降、小沢氏に関する報道各紙の世論調査では「代表をやめるべきだ」「説明責任を果たしていない」との回答が過半数を占めており、党内には進退論もくすぶり続けている。

 小沢氏は地方遊説の再開によって、国民に直接説明し、選挙戦の陣頭指揮をとる姿をアピールすることで、代表続投への理解を求めていきたい考えだ。

71千葉9区:2009/05/22(金) 23:08:43
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052201001006.html
小沢氏が地方行脚再開 新人応援で鹿児島入り
 民主党の小沢一郎代表代行が22日、次期衆院選の応援で鹿児島県に入った。代表辞任から初めての地方行脚。23日には沖縄県にも足を延ばし「選挙担当」としての活動を本格化する。

 「明治維新に匹敵する平成の維新を成し遂げる」。小沢氏は22日夜、鹿児島県霧島市で開いた新人候補のパーティーで強調。その後、記者団に「1人でも多く当選させ、民主党中心の政権を作るのが私の役目だ」と意気込みを示した。

 行脚では、支持団体幹部との会合や候補者の激励パーティーではあいさつするが、街頭演説などは行わない「小沢流」を貫く構え。西松建設の巨額献金事件で世論の厳しい視線が続いており、国民へのアピールは鳩山由紀夫代表や岡田克也幹事長に委ねる方針だ。

 22日午前には、党本部で鳩山氏と会談し、公明党の太田昭宏代表が出馬する東京12区に関し「良い候補がいるのではないか」と対抗馬擁立に意欲を示した。小沢氏自身が地元岩手4区から「国替え」する可能性については言明を避けたという。

2009/05/22 20:58 【共同通信】

72千葉9区:2009/05/31(日) 19:49:14
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090601k0000m010034000c.html
鳩山民主代表:「票田」で田植え?埼玉・熊谷

水田に入り、田植え機に乗る民主党の鳩山由紀夫代表=埼玉県熊谷市で2009年5月31日11時40分、佐藤丈一撮影 民主党の鳩山由紀夫代表は31日、遊説先の埼玉県熊谷市の水田で田植え機を自ら操縦し、酒米の苗を植えた。

 若手農業経営者ら約30人が見守る中、植えた苗は慣れない運転のためかやや蛇行ぎみに。終了後、鳩山氏は「政治も右にぶれたり左にぶれたりと、ぶれないように真っすぐ進まなければならない」と記者団に述べ、厚生労働省の分割・再編問題で迷走した麻生太郎首相を皮肉った。

 鳩山氏は30日に東京の4選挙区、31日に埼玉の3選挙区を回り、次期衆院選に向けて週末遊説を本格化させている。【佐藤丈一】



http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090531-501051.html
メロンパン食べ…、鳩山代表が街頭演説記事を印刷する

 民主党の鳩山由紀夫代表(62)が30日、代表就任後、都内では初めての街頭演説を行い、衆院選に向けた活動を本格化させた。東京・築地などで演説を行った鳩山氏は、前日29日に俳優西田敏行とすし店で隣り合わせたと紹介。「(西田から)党首討論はあなたの方が素晴らしかったと言ってもらった」と語り、政権交代への手応えを表現した。築地市場の移転問題にも触れ、反対姿勢を西田も理解してくれたなどと語り、7月の都議選の争点を前面に押し出した。その後、月島の商店街を訪れ、メロンパンを食べながら「官僚任せの政治に終止符を打ち、友愛社会をつくりたい」と語った。

 [2009年5月31日8時8分 紙面から]

73千葉9区:2009/05/31(日) 19:51:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090529-OYT8T01082.htm
民主・岡田幹事長 3連勝アピール 
民主党の岡田克也幹事長が29日、千葉市長選に立候補予定の市議の熊谷俊人氏(31)の応援のため、千葉市を訪れ=写真=、名古屋、さいたま市に続いて政令市長選「3連勝」を目指すことをアピールした。



名古屋、さいたま市に続き政令市長選で「3連勝」を目指す岡田幹事長 JR千葉駅東口に集まった約800人(主催者発表)を前に、岡田氏は汚職事件で前市長が逮捕されたことに触れ、「しがらみを断ち切り、市民の立場になった政治をやらなければいけない」と主張。「大きな新しい流れが起きている。その流れが最も必要なのは千葉市だ」と訴えた。

(2009年5月30日 読売新聞)

http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009053001000532.html
民主党の“二枚看板”活動本格化 鳩山、岡田氏全国行脚へ
 2009年度補正予算が成立したことを受け民主党の鳩山由紀夫代表、岡田克也幹事長は30日、都内と神奈川県でそれぞれ街頭演説を行い、次期衆院選へ向けた“二枚看板”での活動を本格化させた。今後は全国行脚を展開していく方針だ。

 「官僚任せの政治に終止符を打ち、愛があふれた友愛社会をこの国につくりたい」。鳩山氏は東京・築地など都内5カ所で演説。築地市場の移転問題など、7月に迫った東京都議選の争点も前面に押し出した。31日には埼玉県にも入る。

 岡田氏は神奈川県相模原市で次期衆院選立候補予定の新人候補と並んで講演し「代表選で民主党の姿勢が国民に評価され、政権を任せてみたいという声が非常に増えている」と自信を示した。

 09年度補正予算については「ものすごく無駄がある」と批判。その上で「政権交代すれば、補正予算も本予算も、再度変えることが可能だ」と強調した。

2009/05/30 16:48 【共同通信】

74千葉9区:2009/05/31(日) 20:05:12
▼岡田克也幹事長
5月29日(金)
 17:05メド〜  千葉  街頭演説 JR千葉駅東口 クリスタルドーム前
【千葉市長選】

▼鳩山由紀夫代表
 5月30日(土)
 11:00メド〜  東京  街頭演説 光が丘IMA中央館前 練馬区光が丘5−1付近
【東京9区】 
 12:00メド〜  東京  街頭演説 都電荒川線町屋駅前(町屋交差点付近)
【東京14区】 
 14:00メド〜  東京  街頭演説 築地4丁目交差点前
【東京2区】
 14:30メド〜  東京  歩行遊説 西中通り 中央区月島1−8付近
【東京2区】
 15:00メド〜  東京  街頭演説 佃児童館前 中央区佃1−11−1
【東京2区】
 16:00メド〜  東京  街頭演説 JR蒲田駅西口前
【東京4区】
▼岡田克也幹事長
 5月30日(土)
 11:00メド〜  神奈川 講演会 津久井湖記念館 相模原市城山町城山2−9−5
【神奈川14区】
 14:00メド〜  神奈川 シンポジウム 神奈川大学 横浜市神奈川区六角橋3−27−1
【神奈川3区】
 16:00メド〜  神奈川 講演会 湘南台文化センター 藤沢市湘南台1−8
【神奈川12区】
 17:30メド〜  神奈川 街頭演説 弘明寺駅前(鎌倉街道沿い)
【神奈川2区】
 18:00メド〜  神奈川 街頭演説 上大岡駅前
【神奈川2区】
 19:15メド〜  神奈川 後援会 鵠沼市民センター 藤沢市鵠沼海岸2−10−34
【神奈川12区】
▼鳩山由紀夫代表
 5月31日(日)
 10:20メド〜 埼玉  街頭演説 八木橋デパート前 熊谷市仲町74
【埼玉12区】
 12:45メド〜 埼玉  街頭演説 イオンモール羽生前 羽生市川崎2−281−3
【埼玉12区】
 14:30メド〜 埼玉  街頭演説 イトーヨーカドー春日部店前 春日部市中央1−13−1
【埼玉13区】
 16:30メド〜 埼玉  「鳩山代表・中野譲と語る会」挨拶 八潮メセナ・アネックス 八潮市大字大瀬795−1 
【埼玉14区】
▼菅直人代表代行
 5月31日(日)
 11:00メド〜 山口  街頭演説 シーモール前 下関市竹崎町4−4−8(下関駅側)
【山口4区】
 14:00メド〜 山口  街頭演説 JR徳山駅前 周南市御幸通2
【山口1区】
 17:15メド〜 山口  街頭演説 イオン小野田 山陽小野田市東高泊784
【山口3区】

75千葉9区:2009/06/05(金) 21:36:23
http://www.dpj.or.jp/news/?num=16154
【幹部遊説】6、7日、鳩山代表、岡田幹事長(広島・福岡・千葉)


 鳩山由紀夫代表、岡田克也幹事長の講演、街頭演説予定をお知らせします。

 「国民の生活が第一。」との思いで、国民のみなさんのための政治の実現を目指す民主党の主張に、ぜひ直接耳を傾けてみてください。

▼鳩山由紀夫代表
 6月6日(土)
 12:30メド〜  広島  「はしもと博明時局講演会」講演 安佐南区民文化センター 
                 広島市安佐南区中筋1−22−17
 
 15:00メド〜  広島  街頭演説 福屋百貨店呉店前 呉市中通3−1−20
 
 18:00メド〜  広島  「鳩山由紀夫 民主党代表と語る会」挨拶 福山アルセ 
                 福山市沖野上町5−30−26

 6月7日(日)
 14:00メド〜  福岡  街頭演説 COLET横広場 北九州市小倉北区京町3−1−1付近

 15:00メド〜  福岡  街頭演説 JR黒崎駅前ペデストリアデッキ
 
▼岡田克也幹事長
 6月6日(土)
 11:30メド〜  千葉  街頭演説 イトーヨーカドー幕張店前 花見川区幕張町4−417−25

 11:55メド〜  千葉  街頭演説 JR新検見川駅 

 13:30メド〜  千葉  街頭演説 JR稲毛海岸駅

 14:00メド〜  千葉  街頭演説 JR稲毛駅(東口)

 15:30メド〜  千葉  街頭演説 JR都賀駅(東口)
                 演説終了後、商店街 歩行遊説
 
 17:00メド〜  千葉  街頭演説 土気あすみが丘東急ブランニューモール前 千葉市緑区あすみが丘7−1

http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1244191615/266
266 :無党派さん:2009/06/05(金) 20:21:57 ID:nkebBW5q
>イトーヨーカドー幕張店前www

これイオンの本丸に一番近いヨーカドーで
カルフールをイオンが引き取る前は
イオン本社に一番近いのはヨーカドーというちょっと笑えるお店だったんだけど
まぁジャスコらしいなw

76千葉9区:2009/06/06(土) 22:00:31
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090607k0000m010054000c.html
民主・小沢氏:週の大半は地方行脚 支持者とひざ詰め会合
 代表代行に就任して7日で3週間となる民主党の小沢一郎前代表は、定例記者会見を行わずに週の大半を地方行脚する「選挙担当」の活動が定着してきた。自民党支持基盤の切り崩しを念頭に、山間部や離島を訪れる「川上作戦」と、陣営固めを意識した夜の宴席をこなす、これまでと変わらぬ「小沢流」を続けている。

 「農家が今の規模のままで農業を続けられる仕組みを作り、若者が定着できる地域社会にする」。6日午後、熊本県菊池市でぶどう農園を視察した小沢氏は、後継者不足などを訴える80人の生産者や地域住民に党の農業政策を力説した。

 小沢氏は、保守地盤が強固で次期衆院選では勝敗のカギとなる九州を地方行脚の手始めに選び、これまで自民党を支持してきた1次産業従事者の支持獲得を狙ってマンゴー農園や耕作放棄地、ミカン畑、棚田、のり養殖施設、ぶどう農園へと、足を運んでいる。

 小沢氏の活動のもう一つの特徴は、数十人の支援者を集めて開く夜の宴席だ。「政権交代を目指してやるしかない」。5日夜、熊本市の居酒屋で、小沢氏は新人候補の支援者60人にあいさつ。候補者は小沢氏に近い新人元職候補で作る「一新会倶楽部」所属だ。小沢氏は2時間弱、瓶ビールを片手にお酌して回り、最後は「小沢先生万歳」の大合唱を受けて会場を去った。

 大規模パーティーや街頭演説ではなく、運動の中核となる支持者とひざ詰めで語り合う、こうした会合が企画されるのは、小沢氏が「勝負をかける重点選挙区」と判断した時だけで、自民党幹事長時代から続く手法だ。小沢氏は6日、熊本県菊池市内で記者団に「(人も資金も)すべて有限だから、絞らざるを得ない」と述べた。

 ただ、小沢氏の行脚先は、旧自由党系や小沢氏を支えるグループ、自ら擁立した候補の選挙区に集中する。小沢氏は昨夏、当時の鳩山由紀夫幹事長や菅直人代表代行に「選挙が近い。自分のグループを集中して回れ」と指示したことがあり、派閥志向が強いというのがもっぱらの見方だ。党内からは「小沢グループを拡大する布石」との憶測も出ている。【渡辺創】

毎日新聞 2009年6月6日 20時56分

77とはずがたり:2009/06/06(土) 22:04:29
>>76
いやぁ,やりますね〜。
>小沢氏は2時間弱、瓶ビールを片手にお酌して回り、最後は「小沢先生万歳」の大合唱を受けて会場を去った。

>。5日夜、熊本市の居酒屋で、小沢氏は新人候補の支援者60人にあいさつ。候補者は小沢氏に近い新人元職候補で作る「一新会倶楽部」所属だ。
熊本2区ですかね?

78とはずがたり:2009/06/07(日) 22:58:36

民主小沢代行、衆院選重点区絞り込み急ぐ
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090606-503664.html

 民主党の小沢一郎代表代行は6日、衆院選で資金や人員を集中投入する重点選挙区に関し「内々に絞りつつある。選挙となれば自分の責任で、ぎりぎりまで絞って必勝態勢をつくりたい」と述べ、衆院解散時期をにらみ選定作業を急ぐ考えを示した。熊本県菊池市で記者団の質問に答えた。

 小沢氏は5日の同県荒尾市のノリ養殖場に続き、6日には菊池市のブドウ農家を視察した。

 視察の狙いについて小沢氏は「第1次産業が自民党の厚い支持基盤だったのは間違いないが、支持してきた人ほど自民党の弱肉強食の政治に反感を感じている」と指摘。「政権を取るには今まで自民党に投票していた人が民主党に入れてくれなければならない」と述べ、地方での支持拡大に意欲を示した。(共同)

 [2009年6月6日19時10分]

79とはずがたり:2009/06/12(金) 17:54:57
小沢氏は仁淀川町(高知3区)に居たみたいだ。此処も結構期待できるのでしょうかね?

静岡知事選で民主・小沢氏、「候補者の一本化困難」
2009.6.11 21:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090611/lcl0906112129000-n1.htm

 静岡県知事選(6月18日告示、7月5日投開票)をめぐり、民主党は、擁立候補の一本化に向けた調整が難航し、事実上の「分裂選挙」の様相を呈している。選挙担当の小沢一郎代表代行が調整に乗り出したが、説得工作が不発に終わったためだ。千葉市長選、都議選と並び、次期衆院選の「前哨戦」と位置づける重要選挙なだけに、敗れれば「上げ潮」ムードに陰りが生じるのは確実だ。一方、自民党は、全党的な支援態勢を敷き、支援候補のテコ入れに躍起となっている。(斉藤太郎)

 知事選への立候補予定者のうち、海野徹(60)、川勝平太(60)の両氏は民主党に近く、小沢氏は今月に入り、「このままだと勝利の可能性が少なくなる」として、一本化調整を進めた。

 だが海野氏は10日、小沢氏と電話で協議し、「週末に党の世論調査をやる。その結果をみて一本化に協力できないか」と持ちかけられたのに対し、「それはできない。独自の道を歩みます」と退けた。

 小沢氏は11日、高知県仁淀川(によどがわ)町で記者団に、「一本化したいと努力してきたが、両者とも高いレベルで判断してくれない」と述べ、調整は困難との認識を示した。

 海野氏は平成16年の参院選で民主党公認候補として同県選挙区から出馬したが次点で落選。その後、静岡市長選にも出馬し惜敗している。すでに民主党を離党しており、自民党を離党した渡辺喜美元行革担当相の支援を受けている。

 関係者によると、自民党系の坂本由紀子参院議員(60)がくら替えしたため、10月に実施される参院補選で海野氏が民主党候補として出馬することが取りざたされた。だが、海野氏とすれば、22年の参院選で再び選挙を強いられるうえ、民主党にはすでに現職がいるため、受け入れる余地はなかったという。

 一本化調整が図れないことで知事選は、坂本、川勝の両氏を軸とした戦いとなりそうだ。ただ、党内には、「海野氏が出馬しなければ、鳩山新体制で盛り返した党勢の勢いを持ち込んで楽に勝てた。しかし、当選できても僅差(きんさ)だろう」(幹部)との見方が支配的だ。

 「千葉市長選、静岡県知事選、都議選の3つに勝てば、衆院選に向けて勢いがつく」。鳩山氏は9日夜、同党の参院議員らと会食した際、こう意気込んだ。もっとも、静岡県選出議員の一人は「民主党票の一部が海野氏に流れるのは間違いない」と危惧(きぐ)している。

 一方、自民党は5日、県知事選をにらんだ「戦略会議」を開き、全党挙げて取り組む方針を確認した。地方の首長選で対策会議を開催するのは異例で、「次期衆院選の行方を左右する選挙だ」(幹部)と位置づけていることの表れだ。

 党内には、民主党が分裂したうえ、共産党も平野定義氏(59)を公認候補として擁立する方針を決めたことから、「有利な対立構図ができたのに、坂本氏が落選したら次期衆院選でも民主党が躍進する」(幹部)との危機感が広がっている。

80とはずがたり:2009/06/12(金) 18:56:33
愛媛2区にも顔出したのかな??

597 名前:RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI [] 投稿日:2009/06/12(金) 18:35:22 ID:6Z1F+2hc
小沢:昨日訪問した高知3区(ともいちゃん)、今日訪問した愛媛1区(永江女史)
愛媛3区(白石洋一)、明日訪問する愛媛4区(高橋英行)は勝てると踏んでいるんだな

602 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/06/12(金) 18:37:13 ID:41OckshB
>>597
社民候補の選挙区にも入ってる点に注目したい

81とはずがたり:2009/06/12(金) 18:58:59
小沢が機嫌良くという辺りに輿論調査で良い数字が出てるってのを示唆したがってる感じか?
小沢が連絡してきただけでアピール材料になるような風潮ですなー。

手塚の独り言
2009年06月11日 21:30
http://www.t440.com/index.php
昨日の夕方、小沢一郎前代表から私の携帯に直接電話を頂きました。こんなことは初めてでしたから、一体何事かと驚きましたが、機嫌良く「週末に手塚君の選挙区も世論調査をやったんだよ」と。内容についてはご容赦頂きたいと思いますが、選挙担当の代表代行として、私のみならず全国の候補者に直接電話でアドバイスや叱咤激励をされている様子。代表を辞した後も、自ら先頭に立って総選挙を戦おうとの気概を感じました。東京5区の深沢にお住まいで、自宅の周辺でよく食事されるとの小沢さんから「僕も手塚君を宜しくっていつも声をかけてるからな」と言って頂き、思わず電話口の見えない相手に頭を下げていました(笑)。麻生総理がいくら逃げても任期満了まで今日でちょうど3ヵ月。日々の街頭演説にも力が入ります。21:30

82とはずがたり:2009/06/13(土) 20:52:07
これわやらせですかね??
一郎お爺ちゃんが子供らにこんなにもてるなんて。

2009年06月12日 (金) 23:57
小沢代表代行と『子育てふれあいトーク』
http://www.nagae-takako.jp/blog90613024014.html

青空ミーティングの名前の通りのいいお天気の下、
50組程のお母さんと小さなお子さんとに集まって頂いて
『子育てふれあいトーク』を開催しました。

そこに登場したのが、民主党の小沢代表代行。
…と、びっくりしたことに、よちよち歩きのお子さんが、
小沢代表代行のお膝にちょこんと腰を下ろして、おひざ抱っこ! 
「強面小沢」に、小さなお子さんは泣き出すんじゃないかとの心配をよそに、
もう一人よちよち近づいて、おひざ抱っこ。
そのモテモテぶりにはびっくりしました。
よっぽど居心地が良かったのか、膝に二人のお子さんを抱いたまま、
小沢代表代行と子育て真っ最中のお母さんとのトーク開始となりました。

83名無しさん:2009/06/18(木) 05:57:42
>>82
写真見た限りではやらせとは違うでしょうけど、お母さん方が面白がって
「遊んでくれるからおじちゃんのとこ行って御覧なさい」
みたいに仕向けてるような感じはしますね。

小沢さんも相好崩してますから、この程度の強面で怖がったりはしないでしょうし、
お年寄りに慣れてる子なら、「小沢だ」と変に身構えちゃう大人より親しみやすいのかも。

84とはずがたり:2009/06/27(土) 21:45:19
民主党:小沢氏、次期衆院選に向け「身内」を集中的に回る
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/849
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/853
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/859-860

民主・小沢氏、黙々と地方行脚=影響力拡大狙いの見方も
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009062700283

 次期衆院選が迫る中、民主党の小沢一郎代表代行が黙々と地方行脚を続けている。「院政」批判が再燃しかねないことを考慮し、選挙以外のテーマでは発言を封印。政権交代実現に向け、「今は黒子役に徹するとき」と思い定めているようだ。ただ、党内には、地方行脚は衆院選後の影響力拡大を見据えた動きとの警戒感も出ている。
 「福岡7区は今度の総選挙で最大の、最重点の、国民が最も注目する選挙区だ。エンジン全開にして奮闘していただきたい」。小沢氏は26日夜、福岡県柳川市のウナギ料理店で、民主党新人候補の支援者ら約100人にこうハッパを掛けた。
 同市は自民党の古賀誠選対委員長の「おひざ元中のおひざ元」(選対関係者)。宴席には古賀後援会の元幹部らも招かれ、あいさつを終えた小沢氏は料理にはほとんど手を付けず、ビール瓶を片手に一人一人にお酌して回った。
 5月の代表辞任以降、小沢氏は「スーパー選対委員長」(民主党幹部)の役割に徹している。党本部では選対の隣に自室を設け、スタッフを陣頭指揮。自らてこ入れに訪れた選挙区は約20に上る。27日には福岡から大阪市へ飛び、連合近畿ブロックの研修会で、各府県ごとの小選挙区獲得議席目標について「滋賀は四つ、奈良は三つ…」と具体的数値を挙げて、引き締めを図った。
 一方、親しい議員から選挙以外のことで相談を持ち掛けられても、「おれはもう代表じゃない。頼む相手が違う」と断っている。「下手に口を挟めば院政と批判されかねない」(周辺)からだ。
 もっとも、西松建設の違法献金事件を引きずる小沢氏には、党内から「地方を回っても迷惑がられるだけだ」(中堅)と冷ややかな視線も注がれる。実際、26日の会合でも小沢氏は事件に一切触れず、出席者からは「小沢さんの口から直接説明が聞きたかった」との声が漏れた。
 小沢氏がてこ入れするのは自身に近いとされる候補者の選挙区が多く、同氏と距離を置く議員の間では「小沢グループ拡大への布石では」との声も上がる。「選挙までは小沢もおとなしくしているだろう」。ベテラン議員の一人はこう語り、衆院選対策に専念する小沢氏への疑心暗鬼を隠さない。(2009/06/27-18:41)

85名無しさん:2009/06/28(日) 06:05:59
>>76
スネに傷ある選挙担当者が各地に支援に回る時に、マイナスに影響しても「仕方ない」と言ってくれるだろう身内に近い人の所重点的に回ってもおかしくないと思うんだけど。

> 小沢氏がてこ入れするのは自身に近いとされる候補者の選挙区が多く、同氏と距離を置く議員の間では「小沢グループ拡大への布石では」との声も上がる。
ってのも単純に考えると関係の薄い人や距離を置く人のとこに言ったら言ったで、そういう勢力への
> 影響力拡大狙い
って言われるからじゃないかな?
>>76
> 以前も菅氏ら有力者に「派閥小沢氏は昨夏、当時の鳩山由紀夫幹事長や菅直人代表代行に「選挙が近い。自分のグループを集中して回れ」と指示したことがあり、派閥志向が強いというのがもっぱらの見方だ。
ってのもあるし、他者のグループの所を回って勘ぐられたりするの嫌なんだと思います。
そういう人から「来て」と依頼があっても行かなかったとかならまだ判りますが、そういう話は一切書かれていなくて「選挙担当」としてこなしてる仕事にケチつけられてもねぇ…

86とはずがたり:2009/06/28(日) 12:07:52
>>83
いやあ,こういうの結構ハート掴めそうっすよね。
どういう演出があったのか判りませんけど,豪腕小沢おじちゃん所に行ってみてご覧と云えるお母さんがいたら結構剛胆おばちゃんなんで,小沢の方からニコニコしながらおいで〜って云ったりしてんのかなと想像してみたり。。

>>85
>ケチつけられてもねぇ…
小沢は昔からマスコミにヒール扱いですもんね。

87とはずがたり:2009/07/09(木) 20:41:07

今の世の中書生とか丁稚とか居なくなりましたよねー。
こういう所にカネ使ってんだと説明すれば国民は納得したんじゃないですかね?

全国に散る伝説の「秘書軍団」の役割
http://gendai.net/?m=view&g=syakai&c=020&no=41816
その働きに野田佳彦も驚く

 小沢一郎の「選挙の強さ」を語るうえで欠かせないのが、選挙を熟知した「秘書軍団」の存在だ。小沢の手足として日本全国に派遣され、重点選挙区を渡り歩いている。
「これまで民主党は『正規軍』だけでしたが、小沢さんが代表になって秘書軍団が『ゲリラ部隊』として加わった。これが大きい」と評価するのは、民主党関係者だ。
“伝説”にもなっている小沢秘書軍団は、ざっと15人前後。多くが小沢邸に住み込み、寝食をともにした「書生」上がりだ。
「ゲリラ部隊」と称されるのは、「自己完結」だからである。交通費、宿泊費、レンタカー代、ガソリン代、飲食代……党や候補者に一切頼らない。現地での活動も党の指示を受けず、独自に動いている。それが出来るのも、当選のためには、なにをすればいいのか、自分で判断できる選挙のプロぞろいだからだ。
「秘書軍団は、北海道、東北、九州、四国と、それぞれ担当する地域を割り振られます。1人の候補者に張りついているわけではありません。任された地域の全責任を負わされる。それだけに、『仲間の秘書に負けられない』とみな死に物狂いです。昨年秋に担当地域に派遣されてから、東京に戻ってくるのは、1カ月に1回です」(民主党事情通)
 秘書軍団は、ある候補者の事務所に派遣されると、率先して動き回る。誰よりも朝早く事務所に行き、ビラ配り、戸別訪問、後援会づくり、ミニ集会の開き方、支持団体との付き合い方などで手本を見せる。自分でやってみせて教え込む。候補者やスタッフがある程度覚えたら、次の候補者の事務所へと渡り歩いていく。
 党本部や県連から派遣された「正規軍」のように、ふんぞり返っていることは決してない。幹事長代理の野田佳彦(千葉4区)は、派遣された秘書軍団のひとりが、ある日はミニ集会での司会、ある日は会場の入り口でのビラ配りと、いつも見かけるので「君はどこにでもいるな」と、24時間フル活動していることに驚いたという。

88とはずがたり:2009/07/18(土) 02:29:05

因みに保坂は菅と亀殿の3連ポスターの様だ。

851 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/17(金) 22:02:23 ID:2ZJ1K7Cm
 重野幹事長の選挙区に他の県内の民主候補選挙区には行かずに、重野幹事長の選挙応援に。
 重野幹事長の小選挙区での当選はほぼ確実に動いている。

852 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/17(金) 22:11:17 ID:2ZJ1K7Cm
>>851
ごめん、小沢民主代表代行が選挙応援したことを書き忘れた

856 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/17(金) 22:45:49 ID:2ZJ1K7Cm
>>855でも、地方によっては、社民を軸にする民間労組(総評系)も結構あるよ。
今思ったけど、重野幹事長って小沢代表代行との仲がいいかもしれない(選挙ポスターも小沢と一緒だったし)

89とはずがたり:2009/07/27(月) 18:55:26
3区は当確の小沢のご神託出ました♪

2009年07月27日(月)
「山梨最重点は2区」 民主・小沢代行
議席獲得に全力
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/07/27/2.html

 民主党選挙担当の代表代行を務める小沢一郎氏が26日、大月市内で記者会見し、衆院選山梨2区について「山梨の3選挙区の中で最重点区」との認識を示し、議席獲得に全力を挙げる考えを示した。同区は前回選挙に続き自民党系が分裂し、民主党新人の坂口岳洋氏と事実上三つどもえの構図になっているが、自民、民主の二大政党が激突する「政権選択選挙」に変わりないとの見方も強調した。
 坂口氏と議席を争う自民党公認の堀内光雄、同党を離党し無所属で出馬する長崎幸太郎両氏については「堀内氏は自民党そのもの。長崎氏も自民党の範疇の人だろう」と指摘。「自公政権はだめだと思い、政権交代を望む人は坂口氏に票を投じてくれる。三つどもえのマイナス要素はない」との認識を示した。
 山梨の政治風土については「山梨は、かつてまさに自民党王国といわれていたが、われわれへの理解が広がってきた」と感想。「相手にはベテランで自民党の大物の候補者がいる。若い坂口氏が勝利すれば、山梨にとっても、全国にも大きな影響がある」と述べた。
 坂口氏の総決起大会にも出席。「風やムードに頼っているような選挙は、選挙ではない」と、大型地方選に連勝したことで生じる選挙活動の緩みに警戒感をにじませながら「政権交代を実現し、日本に民主主義を定着させたい」と訴えた。

90とはずがたり:2009/07/27(月) 19:00:47
間違ってsageちまった(´・ω・`)

91とはずがたり:2009/07/28(火) 19:32:55

07参院選の時の吉良の暴走を小沢は憶えているってことか?寧ろ重野への梃子入れを鮮明化!?

大分の民主現職“素通り”社民幹部の元へ 小沢氏 野党共闘PR
2009年07月09日 10:47
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/oita/20090709/20090709_0001.shtml

 民主党の小沢一郎代表代行が8日、次期衆院選大分2区に立候補予定の重野安正・社民党幹事長(比例九州)の応援のため、1年ぶりに大分県に入った。ところが、肝心の民主現職がいる1、3区を“素通り”。九州唯一の社民党衆院議員の選挙区訪問を優先することで、「野党共闘」の重要性をアピールした。

 この日、小沢氏は重野氏と一緒に、同県九重町のトマト農家とシイタケ農家を約30分間、駆け足で視察。隣接する玖珠町では公民館で住民約30人と握手を交わした。

 「幹事長の重野さんのところに入ることで、全国的に(野党3党で)協力してやろうという意識も持ってもらいたい」。記者団から大分2区入りの狙いを聞かれた小沢氏は、同区が「民・社」共闘の重点区であることを強調してみせた。

 背景には、苦い失敗体験がある。小沢氏が党代表として臨んだ2007年の参院選。大分選挙区では民主、社民両党が候補者を一本化できずに共倒れ。両党の支援者間にしこりを残した。次期衆院選は1、3区に民主現職、2区に重野氏と、候補者の擁立をすみ分けした形だ。

 重野氏は、過去3度選挙区で敗れている自民現職の衛藤征士郎氏らと議席を争う。この日、小沢氏とともに足を運んだ九重、玖珠両町は自民支持層が強い地域。重野氏は「農山村に戦線を広げていきたい」と議席奪取への意欲を語った。

 民主が支援する重野氏と、公明の支援を受ける衛藤氏。近づく衆院選では、ともに、その共闘の成果が選挙の行方に影響を与えそうだ。


=2009/07/09付 西日本新聞朝刊=

92とはずがたり:2009/08/01(土) 23:53:14
2698 名前:RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI[] 投稿日:2009/08/01(土) 22:20:20
829 :無党派さん:2009/08/01(土) 22:07:40 ID:bAfFO/ds
>>798
生きてます!
直近の小沢出没記録

7/26 山梨2区 坂口岳洋
7/27 群馬4区 三宅雪子
7/29 茨城3区 小泉俊明 7区 柳田和己
7/30 岐阜2区 橋本勉 4区 今井雅人
7/31 京都5区 小原舞

小沢は来るところは当落線上なのか?負けているけど勝てる見込みがあるのか?
民主の調子がいいのか

2703 名前:SWERVES[] 投稿日:2009/08/01(土) 23:09:08
>2698
おお!ちゃんとまとめてる方がいましたね。小沢の動向は隠密扱いで党HPにも載らないから追うのが大変だw
一応、ソース付きで↓

23 ?
24 北区/http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009072502000172.html
25 甲府市/http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/07/26/16.html
26 大月市/http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090726-OYT8T00732.htm
27 高崎市/http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090728k0000m010056000c.html
28 ?
29 取手市・7区内/http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/090730/ibr0907300258002-n1.htm
30 可児市・大垣市/http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090731/200907310803_8451.shtml
31 舞鶴市・小浜市/http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20090801-OYT8T00075.htm
          http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=7933

93とはずがたり:2009/08/02(日) 00:05:16
>坂口岳洋氏の総決起大会が26日、大月市内で開かれ、小沢一郎代表代行が前日に続いて県内入りした。
>党県連関係者によると、小沢氏クラスの実力者が2日続けて県内入りするのは異例。
>大会には輿石東参院議員会長、米長晴信参院議員らが参加。

小沢氏が2区へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090726-OYT8T00732.htm

 衆院2区に民主党公認で出馬する新人、坂口岳洋氏の総決起大会が26日、大月市内で開かれ、小沢一郎代表代行が前日に続いて県内入りした。

 党県連関係者によると、小沢氏クラスの実力者が2日続けて県内入りするのは異例。記者会見した小沢氏は「山梨は自民党王国と言われ、特に2区は自民党の有力者が相手。坂口君が勝利することは全国的にも大きな影響を持つ」と述べた。大会には輿石東参院議員会長、米長晴信参院議員らが参加。約1000人を前に坂口氏は「政権交代のため頑張りたい」と述べた。
(2009年7月27日 読売新聞)

95とはずがたり:2009/08/04(火) 00:49:08
【09衆院選】地方分権で?民主・小沢氏が橋下知事と会談へ 
2009.8.3 19:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090803/elc0908031958007-n1.htm

 民主党の小沢一郎代表代行は3日、橋下徹大阪府知事と4日に大阪市内で会談し地方分権について意見交換することを明らかにした。宮崎市内で記者団に「われわれ民主党は霞が関支配を根本から変えようという考えだ。彼もそうなのか、話してみる」と述べた。

 橋下氏は民主党のマニフェスト(政権公約)に「国と地方の協議機関設置の法制化」を加えるよう求めており、これも話題に上る見通しだ。

96とはずがたり:2009/08/04(火) 02:20:10
小沢代表代行が県内入り 民主新人陣営を激励
 2009年07月31日08:03 
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/2634

小沢代表代行が激励 ――09衆院選
民主 解散後初の岐阜入り
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_kan/kan090731_5.htm?from=nwlb

橋本事務所を訪れた小沢氏

 民主党の小沢代表代行が30日、解散後初めて岐阜入りして、同党の立候補予定者の激励をした。

 岐阜2区から同党公認で立候補予定の新人、橋本勉氏の大垣市内の事務所を訪れた。幹部らによると、小沢氏から、自民党立候補予定者の棚橋泰文氏に比べて知名度に差があり、今まで以上に辻立ちや街頭演説に力を入れるように指導を受けたという。幹部らとの会談は数分で終わった。

 支援者回りをしていた橋本氏も事務所で小沢氏に激励され、「改めて燃えた」と表情を引き締めた。

 小沢氏はその後、岐阜4区から同党公認で立候補予定の新人、今井雅人氏の可児市にある事務所を訪れた。事務所前で記者団の取材に応じた小沢氏は、相手が自民党の金子国土交通相であることについて、「今は権威やポストで投票が左右される時代ではない。むしろ、反感が強いと思う。逆に保守王国ほど、弱者切り捨てが進んでいるので、政治を変えようという声が大きい」と自民党批判を繰り返した。

 岐阜2区は、諸派新人の浜石昭氏、同4区は諸派新人の川合剛弘氏が出馬を予定している。

(2009年7月31日 読売新聞)

97とはずがたり:2009/08/04(火) 12:48:25
【09衆院選】小沢氏が橋下知事と会談 “主戦場”大阪で攻勢強める
2009.8.4 11:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090804/stt0908041156002-n1.htm

会談を行った橋下徹大阪府知事(左)と民主党の小沢一郎代表代行=4日午前、大阪市中央区(大塚聡彦撮影)

 民主党の小沢一郎代表代行は4日、大阪市内のホテルで大阪府の橋下徹知事と会談した。党がマニフェスト(政権公約)の軸に据える地方分権改革をめぐり、同じく分権推進を訴えている知事と意見交換した。民主党はこの日、鳩山由紀夫代表も自民党の大物前職の地元で街頭演説し、政権交代を目指して気勢を上げた。

 会談は小沢氏側からの打診で実現。橋下知事は直立不動の姿勢のまま、「知事の橋下です」と小沢氏を出迎えた。小沢氏は突然の訪問について「(行動の予定は)相手にあまり知らせないので」と説明。同席した原口一博「次の内閣」総務相は「霞が関解体は革命ですから」と、橋下知事の主張と党の主張が合致していることをアピールした。

 開始直後の数分間を除いて会談は報道陣に非公開で進行。民主党政権樹立時に目指す国家像や、国と地方のあり方について小沢氏が説明、知事と意見を交わしたとみられる。

 一方、鳩山代表は中山太郎元外相の地元・大阪18区などでマイクを握り、有権者に自公政権との決別を訴えた。

 衆院選をにらみ民主党は、大阪府を神奈川県などと並ぶ選挙戦の要と位置づけており、テコ入れを強化。党独自の情勢調査の結果から特に接戦になると予測している選挙区は全国に約30あり、このうち約3割が大阪で占められているという。

 橋下知事との会談以外の小沢氏の府内での動きは、党府連などにも正式には伝わっていない“隠密行動”。府連関係者は「小沢氏が大阪に来た狙いは、従来の民主支持者に加え保守層を引き込んでいくことにある」と推測している。

98とはずがたり:2009/08/06(木) 11:34:33
小沢氏 演説より新人指南 選挙事務所回りに熱
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009080690070302.html
2009年8月6日 07時03分

 民主党の小沢一郎代表代行が選挙担当として地方行脚に奔走している。ただ、足を運ぶのは衆院選候補の選挙事務所ばかり。鳩山由紀夫代表、岡田克也幹事長、菅直人代表代行の「三枚看板」が国民に直接訴えようと街頭に繰り出すのとは対照的に、人目につかず新人候補の活動を指南するなど「小沢流」を貫いている。 (後藤孝好)

 小沢氏は五日、神奈川県内の五選挙区に出向き、新人候補の選挙事務所を相次いで訪れた。横須賀市にある神奈川11区候補の選挙事務所では、選対幹部の地方議員に「候補が自転車で回るだけじゃなくて、一日五十回ぐらい、きちんと辻(つじ)立ちをやれ。知名度を上げれば勝算は十分にある」とげきを飛ばした。

 街頭演説嫌いで知られる小沢氏は、自民党幹事長時代から企業・団体回りや選挙事務所回りが得意なタイプ。民主党代表時には、新人候補の事務所を抜き打ちで訪ね、活動ぶりを厳しくチェックしてきた。

 衆院解散後も、街頭演説で有権者に直接訴えかける機会はゼロ。茨城、岐阜、福井、京都、宮崎などを回ったが、いずれも事務所で選挙のノウハウを伝授し、陣営関係者を激励しただけだ。

 「小沢氏には都市部で街頭演説するのは似合わない」(党幹部)として、鳩山氏らが「党の顔」として有権者に直接アピールし、小沢氏は裏で組織を引き締めるという役割分担をしている。

 また、小沢氏が訪れるのは新人候補がほとんど。二〇〇七年参院選でも新人を中心にテコ入れし、多くの「小沢チルドレン」が誕生した。党内には「今度も小沢チルドレンを増やそうとしているのではないか」との憶測が流れている。実際、ある小沢氏側近は「新人が大量に当選すれば、小沢グループは百人を超える」と早くも胸算用を立てる。

(東京新聞)

99千葉9区:2009/08/06(木) 18:34:06
>>98
公示後に田舎の激戦区 三カ所くらいだけ街頭演説するんじゃないかな?
宮崎2、島根2あたりか....この辺で小沢が街頭演説したら、街中が色めき立つだろ

100とはずがたり:2009/08/06(木) 19:43:16
椎葉村とか旧匹見町・旧掛合町あたりを攻めましょうかね!?
関宿の貫太郎記念館とかは痺れました。

101千葉9区:2009/08/08(土) 01:53:02
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009080729_all.html
武村氏が小沢氏に「そろそろ隠居さんの心境に」

 武村正義元蔵相は7日、TBSの番組収録で、民主党の小沢一郎代表代行について、「総選挙後に一大勢力をつくって時の政権をコントロールするようなことになると心配だ。そろそろ水戸黄門じゃないが、隠居さんのような心境になったらいい」と述べた。

 民主党のマニフェスト(政権公約)に関しては、「民主党には財政のベテランもいるのに、何でこういう公約が決まったのか不思議だ。スムーズに実現するとは信じられない」と、財源の裏付けに疑問を呈した。

ZAKZAK 2009/08/07

102名無しさん:2009/08/08(土) 02:24:46
さすが竹下家の茶坊主。
この方自分が自民復権のために動いたお陰で日本にどんだけ迷惑かけたかの自覚もまるでないんだよな…

103とはずがたり:2009/08/08(土) 15:32:10

>店主らが組合結成に動き出していることを知らされると、小沢氏はひと言つぶやいた。「コンビニってのは地の人なんだよな」

《地殻変動:12》「地の人」コンビニに秋波
2009年8月5日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776863/481

 4日、岡山市で開かれた「コンビニ加盟店ユニオン」の設立大会。特別ゲストとして登壇した民主党の小沢一郎代表代行(67)は「コンビニは今や地域の顔としてなくてはならない存在。健全な経営を続けていけるように、民主党としては法律を整備したい」と力をこめた。

 小沢氏を引っ張り出したのは、地元選出の姫井由美子参院議員(50)。コンビニ加盟店は本部とフランチャイズ契約を結び、本部の意向によって値引き販売さえ自由にできない。その弱い立場を何とかしたいと、小沢氏に訴えたのは先月15日。店主らが組合結成に動き出していることを知らされると、小沢氏はひと言つぶやいた。「コンビニってのは地の人なんだよな」

104とはずがたり:2009/08/09(日) 12:54:58

民主・小沢氏来鹿 故・二階堂氏墓参も
「自民王国では駄目」
( 2009-8-9 付 )
http://373news.com/_senkyo/index.php?ym=200908&storyid=18610

故・二階堂進元自民党副総裁の墓前に花を手向け、手を合わせる小沢一郎民主党代表代行=8日午後2時25分、肝付町の二階堂家住宅
 民主党の小沢一郎代表代行は8日、霧島市で講演し、「今回の総選挙は、国民生活を本気になって考える政治をつくり、本当に日本に民主主義を定着させるための、最大で最後のチャンスだ」と述べ、あらためて政権交代の必要性を訴えた。
 小沢代表代行は「この10年で急速に貧富や地域間の格差が広がり、ゆがんだ社会になった」と自民中心の政権運営を批判。「おかしくなったのは、半世紀以上も自民中心の政権を選んだ国民の責任でもある。鹿児島から変わってもらわなければ。“自民王国”なんて言われているようでは駄目だ」とした。
 講演に先立ち、小沢代表代行は肝付町を訪問。自民党元副総裁で「政治の師」と仰ぐ故二階堂進氏の墓前で手を合わせ、総選挙での勝利を願った。
 小沢代表代行は墓参後、「(二階堂)先生が今の政治状況、自民党の堕落した姿を見たら、義憤を感じ、政治を立て直さないといけないと考えるはずだ」と話した。
 小沢氏は、衆院鹿児島4、5区からそれぞれ立候補予定の民主新人候補応援のため鹿児島入り。代表代行就任直後の5月下旬以降、3度目の来訪となる。

106とはずがたり:2009/08/10(月) 22:51:34
>>92

2009衆院選・京都:民主・小沢氏が来訪 5区の立候補予定者を激励 /京都
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/26/news/20090801ddlk26010447000c.html

 民主党の小沢一郎代表代行が31日、京都5区で出馬予定の民主新人、小原舞氏の事務所(舞鶴市)を激励に訪れた。5区では、過去の選挙で、9選を重ねる自民前職の谷垣禎一氏が盤石の強さを誇ってきたが、小沢氏は記者団に「背中のはっきり見えるところまで追いついている」と述べ、手応えをPRした。過去、地元入りが少なかった谷垣氏も、1日に舞鶴入りして、地元議員らと4カ所の催しを回る予定。「政権」を懸けた自、民の争いは、府北部でもヒートアップしてきた。

 小沢氏の訪問は前夜、急きょ決まった。福井県を経由して来た小沢氏が現れると事務所スタッフや支持者から拍手が起きた。小沢氏は握手して回り、「辻立ちが効果を上げている。これからも続けるように」などとアドバイスしたという。

 京都5区では、他に共産の吉田早由美氏、幸福実現党の詫間啓司氏の2新人が立候補を予定している。【珍田礼一郎】
【関連記事】

毎日新聞 2009年8月1日 地方版

107とはずがたり:2009/08/14(金) 01:37:07
大学時代の同じサークルの同級生に小沢好きが居ました。
彼がどの様な理由で小沢ファンだったかは終ぞ訊きませんでしたが今は何処でどうしているやら。

議員板でお見かけする小沢派主婦さんの政治への関心のきっかけが書かれていたので転載。多分この大学教授は自分の発言が偏見に類することすら気付かずに云ってたでしょうね。偏見は気付かず発言している場合があるから難しい。

やおさんや新進党最強論者氏はどういうきっかけだったんでしょうかね。

617 名前:小沢派主婦 ◆0jh5kQhfUA [] 投稿日:2009/08/14(金) 01:13:20 ID:dxyHnvzy
女にとってお盆は何かと忙しい。やっと自分の時間です。
皆さんの大事な人はお迎えできましたか?

もう大分前、私は社会学を専攻していました。
大好きな教授のいる社会福祉のゼミに入り、女性の社会参加や子育て環境について真面目に考えていました。
あるとき教授が、私達の論議を遮り「そうは言っても赤ん坊は柔らかい女の手に抱かれなければ不幸だよ」と言い切ったのです。
悲しみとともに、政治が変わらなければ日本は変わらないと思った瞬間です。

政権交代が何をもたらすのか賭けてみたい私です。

108名無しさん:2009/08/15(土) 10:24:03
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090815/stt0908150830000-n1.htm

【政治部遊軍・高橋昌之のとっておき】小沢氏の実像は?(上)「わが友・小沢一郎」をどう読むか (1/3ページ)
2009.8.15 08:30

平野貞夫元参院議員が出版した「わが友・小沢一郎」 民主党の小沢一郎代表代行と長年の付き合いで、「側近中の側近」といわれる平野貞夫元参院議員が今月5日、「わが友・小沢一郎」(幻冬舎、1575円)を出版しました。

 私は平成4年の自民党旧竹下派分裂、羽田派、新生党、細川護煕非自民連立政権まで、小沢番記者を務め、その後も小沢氏をウオッチしてきました。平野氏とはそれ以来のお付き合いで、「わが友…」も早速購入し、読ませていただきました。

 平野氏によると、「わが友…」は「これまで批判の渦の中で生きてきた小沢一郎の人間としての実像を解剖する」のが目的とのことです。私の知らない話もたくさん書かれていましたが、今回は「わが友…」で書かれた小沢氏の人間像を、私なりに分析したいと思います。

 第1章は「総理になろうとしない男」という見出しで、話は5月の小沢氏の電撃的な民主党代表辞任から始まります。そこでは3月の西松建設違法献金事件で公設秘書が逮捕、起訴された際に、小沢氏はなぜ辞任せず、5月になって辞任したのかが、エピソードを交えて書かれています。

 それによると、平野氏は小沢氏と秘書逮捕から5日後の3月8日に会ったのですが、その際に小沢氏は「これが僕の天命だ」と語り、その言葉を聞いた平野氏は「小沢氏は自分の天命は『自分が首相の座に就くことではなく、政権を交代して政治の根本を変えることだ』と悟った。状況によっては代表をやめる腹だな」と思ったそうです。

 小沢氏は秘書逮捕翌日の4日、記者会見して、代表は辞任しない考えを表明、検察の捜査を「法律的にも政治的にも不公正だ」と批判し、徹底抗戦する考えを表明していました。24日の起訴の際も、小沢氏は涙を流しながら代表続投の考えを示し、進退は「政権交代をすべての物差しに置いて考える」と述べました。

 平野氏の見立てからすると、小沢氏は8日の時点ですでに、いずれは代表を辞任する腹を固めていたことになります。しかし、3月の時点では辞任せず、平野氏を含め、小沢氏に近い幹部は「代表続投で衆院選を戦う」方向で、党内を固め始めました。

 小沢氏が3月に辞任しなかった理由について、平野氏は「正義と公正さを失った検察という国家権力マスコミも使って、小沢を政治的に抹殺しようとした。この時点で代表を退くことはそうした劣化した国家権力への敗北となる」と説明しています。

 私もこのとき、小沢氏の進退問題について取材していたのですが、「小沢氏は秘書の逮捕、起訴のタイミングで辞任すれば、マスコミも世論も『やましいところがあるからだ』となり、検察のシナリオ通りに進む。この時点では辞任せず、検察とは裁判になろうが徹底的に戦う方針だ」との情報を得て、紙面でも「小沢氏辞任せず」との記事をいち早く報道しました。

 問題は検察の捜査が正しいのか、小沢氏の主張が正しいのかです。平野氏は「わが友…」の第2章「検察との闘い」で、東京地検が西松建設違法献金事件に絡み、小沢氏の公設秘書を逮捕、起訴したことについて、「昭和9年の『帝人事件』で議会制民主主義、政党政治が破壊され、後に戦争に突入していった歴史をまさに繰り返すものだ」との見解を示しています。

 「帝人事件」とは、昭和9年の帝人株をめぐる贈収賄事件で、帝人社長や大蔵省の次官や銀行局長らが起訴され、当時の斎藤実内閣が総辞職に追い込まれた事件です。しかし、3年後の12年になって、起訴は虚構によるもので犯罪はなかったとして、被告16人全員が無罪になりました。

 斎藤首相は海軍出身の政治家で、世界恐慌による経済危機を回復させた一方、外交政策では国際協調路線をとっていました。これに反発していたのが、陸軍を中心とする軍部と政界の右翼勢力で、帝人事件をめぐっては「軍部と政界右翼が、斎藤内閣を倒閣するために検察当局を使って行った策謀」という見方があります。

 平野氏は小沢氏の秘書の逮捕、起訴は「帝人事件と同じ検察ファッショ」だと位置づけ、「政権交代をさせないための悪質な検察権の乱用と悪質化した自公政権のコラボレーション」との見方を示しています。事件をめぐっては「国策捜査」との批判も出ましたが、私自身は真相は分かりません。ただ、事件を考えるうえで平野氏の見解は参考になるかもしれません。

109名無しさん:2009/08/15(土) 10:25:17
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090815/stt0908150831001-n1.htm

【政治部遊軍・高橋昌之のとっておき】小沢氏の実像は?(下)小沢氏への評価を定めて衆院選投票を (1/2ページ)
2009.8.15 08:30

東京12区に青木愛氏(右)を擁立することを決め、記者会見に臨んだ民主党の小沢一郎代表代行=7月24日午後、東京都北区(矢島康弘撮影) 次に小沢氏が5月になって、代表を辞任した理由です。平野氏自身は「小沢代表続投でも政権交代はできる」と考え、党内を続投支持で固めるために動いたそうですが、小沢氏は結局、辞任を決断しました。これについて、平野氏は「政権交代を目の前にして、野党第一党の代表を辞任することは『総理大臣にならない』ことを意味する。小沢氏は総理大臣のポストよりも『政権交代』という政治の大目標を優先した」と説明しています。

 私も小沢氏は実際、そう考えて辞任したのではないかと思います。というのは、私が小沢氏を取材してきた経験からいって、「小沢氏は総理大臣になりたいとは考えていない」とみているからです。

 私が小沢番をやっていた平成4年当時から、小沢氏は酒を酌み交わしたときなどによく、「オレは海部政権で自民党幹事長をやって、権力の頂点をみた。だからオレはもう総理がどうとか、ポストがどうとかには何の興味もない。あとはこのお国がどうなるかだけなんだ」と語っていました。そして、「だからオレは捨て身になれる。オレより捨て身になれる政治家が他にいるか?だからオレは負けないんだよ」とも言っていました。

 私はこれは「小沢氏の本音」だと思います。実際、小沢氏が海部俊樹政権で自民党幹事長を務めたころ、私は総理番でしたが、小沢氏はだれもが認める最高実力者で、「実質的な総理大臣だった」といってもいいでしょう。ですから、小沢氏は「何が何でも総理大臣になりたい」という願望はないのでしょう。

 小沢氏が5月にあっさり代表を辞任したのも「自分は総理大臣になれなくていい。政権交代がより確実になるなら本望だ」と思ったからだと思います。結果として、小沢氏の辞任によって、民主党は支持率を一気に回復、政権交代の可能性が高まりました。小沢氏の戦略はピタリとはまったわけです。小沢氏自身はその後、代表代行に就任し、実質的に衆院選の総指揮をとっていますが、代表時代以上に張り切っているようにみえます。

 「わが友…」ではこのほか、「小沢氏から側近が離れていく本当の理由」や、「小沢氏が人を信じすぎる性格からだまされ続けてきた話」、「小沢氏ほどカネにきれいな政治家はいない」、「小沢政治が目指すもの」など、「小沢氏の真の人間像」について、マスコミで書かれていない秘話を交えて書かれています。

 平野氏は小沢氏の「側近中の側近」ですから、「小沢氏のイメージをよくするために書いたんだろう」と思われる方もいるかもしれませんが、平野氏は同書 の中で「書いたことはすべて真実であることを宣言する」と明言しています。

 小沢氏に対しては、その個性の強さもあって、好き嫌いが大きく分かれる傾向があります。私自身も取材経験を通じて、小沢氏は優れた点もあれば、改めるべき点もあると思います。評価は個々人で異なるでしょう。

 それを国民が判断するうえではマスコミの報道が重要ですが、小沢氏に関しては自戒を込めていえば、必ずしもその人間像や考え方、政治行動が正確に伝えられているとは思いません。その原因は、記者が小沢氏を直接取材し切れず、間接的な情報で記事を書いているためです。

 その意味で、衆院事務局、参院議員時代、現在に至るまで小沢氏と長年の付き合いがあり、恐らく一番知っていると思われる平野氏が書いた「わが友・小沢一郎」は一読の価値があると思います。

 とくに政権交代が実現した場合、小沢氏は恐らく中枢で政権・与党を動かすことになると思うので、今回の衆院選は「小沢一郎に政権を任せるかどうか」の選択ともいえます。賛否は分かれると思いますが、いずれにしても小沢氏に対する評価を定めたうえで、投票されることをお薦めします。今回はそれほど日本の行方を決める重要な選挙だからです。

110名無しさん:2009/08/16(日) 20:38:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090816/stt0908161923001-n1.htm

小沢氏、原敬の墓前で政権交代の誓い 地元岩手にお国入り
2009.8.16 19:19

このニュースのトピックス:衆院選

原敬が眠る大慈寺で記者団の取材に応じる民主党の小沢一郎代表代行=盛岡市 民主党の小沢一郎代表代行が16日、地元の岩手にお国入りした。奥州市内で自らの選挙事務所を訪問してスタッフを激励したほか、親族の墓参、盛岡市の民主党県連事務所での政見放送収録などをこなした。

 小沢氏はこの後、平民宰相・原敬が眠る盛岡市内の大慈寺を訪れ、達増拓也知事や民主党県連幹部らとそろって墓参した。

 小沢氏は墓参後、記者団の取材に応じ、衆院選の獲得議席の目標について「投票箱を開けるまでわからないのが選挙だが、目標としては過半数を取りたい」と明言した。

 また、原敬について小沢氏は「最も尊敬する政治家の一人」とした上で、「何としても政治を国民の手に取り戻すために政権交代を実現する決意を(墓前で)先輩に申し上げた」と話した。

 小沢氏は、原が暗殺によって最期を遂げたことにも触れ、「私も、本当に大改革を進めると、どういうことになるかわからないが、郷土の大先輩の志を受け継いで、やりたいと思う」と述べた。

 18日の公示直前のお国入りで、政権交代への意欲を一層高めた小沢氏。ただ、立候補予定者として地元報道各社の取材に応じた際、西松建設からの献金に関する政治資金規正法違反事件に触れられると、「そんなことを言ってるのは自民党とマスコミだけだ」と強い不快感を示した。

111名無しさん:2009/08/16(日) 20:41:36
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090816-OYT1T00652.htm?from=navr

小沢さんお国入り、墓前に政権交代誓う
 民主党の小沢代表代行は16日、地元の岩手県奥州市(衆院岩手4区)を訪れ、実父・小沢佐重喜・元建設相の墓前に衆院選での政権交代を誓った。

 小沢氏は、父の墓がある小沢家の菩提(ぼだい)寺を訪れ、手を合わせた。「おかえりなさい」と出迎えた支持者を前に、「決戦を前に、ご先祖様を拝んで気持ちを新たにした」とあいさつした。

 その後、小沢氏は記者団に「苦しい時の神、仏頼み。気分をすっきりとして(衆院選に)臨みたい」と述べた。衆院選の獲得議席目標については「何としても過半数を取りたい」と語った。

(2009年8月16日19時51分 読売新聞)

112名無しさん:2009/08/17(月) 03:31:17
サンケイは西松って文字を入れないと小沢の記事書いちゃダメとかいう内規でもあるんでしょうかw

113とはずがたり:2009/08/26(水) 20:25:25

小沢が冷徹指令“公明潰せ!” 自公分断加速狙う
「戦う集団」作り大勝呼び込む
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/4663

114千葉9区:2009/08/26(水) 20:26:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090826/elc0908260003000-n1.htm
【09衆院選】本領発揮! 隠密行動、神出鬼没の小沢氏 (1/2ページ)
2009.8.26 00:02


 衆院選での民主党圧勝の可能性が高まる中、小沢一郎代表代行(選挙担当)が“神出鬼没”の動きで各陣営を訪問、街頭演説に駆け回る鳩山由紀夫代表ら他の幹部と一線を画した行動を取っている。事前に連絡を入れないことで、陣営の「本来」の選挙運動を見ることができ、選挙態勢が緩んでいたら具体的な指示を出すなどして活を入れ、得票アップに結びつける狙いがある。自民党からの政権奪取に賭ける小沢氏の強い意思が見て取れる。(山本雄史)

 小沢氏は23日夕、東京12区の民主候補の事務所に突然現れた。小沢氏の訪問はマスコミにも公表されていない「アポなし」だったため、候補者はミニ集会に参加中で、事務所には留守番のスタッフが数人いただけだった。陣営幹部らは慌てて事務所に戻り対応に追われたという。

 公示日の18日も、自民党の町村信孝前官房長官が出馬する北海道5区の民主候補を電撃的に訪問し、運動員一人一人に「ご苦労さま」と声をかけ、握手を交わして激励した。

 小沢氏が事前に訪問することが伝われば、事務所のスタッフはその時点で緊張感が走り、「その場しのぎの対応をとる」(同氏周辺)のは確実だからだ。別の党関係者も「事前に伝えると、陣営によっては『いい所を見せよう』として、想定問答をつくったケースがあった。テストは『抜き打ち』に限る」と、小沢氏の行動に理解を示す。

 訪問先では、候補者に直接指示を出すこともある。今月5日、小泉純一郎元首相の次男が出馬する神奈川11区で、民主候補に「やみくもに自転車で回るだけではダメだ。辻立ち一日50回だ」と具体的な活動方法を指示した。

 今春には、訪問した都内の候補の陣営には「地方議員はきちんと運動をやっているのか」と、選挙活動の手足となる区議や都議を一喝(いっかつ)している。

 小沢氏は29日の選挙戦最終日まで、接戦区を中心に各陣営の事務所訪問を続ける方針だ。また、今回の衆院選では街頭演説を一度もしていないため、「候補と街頭に立ち、支持を求める可能性もある」(周辺)という。

115とはずがたり:2009/08/27(木) 22:23:05
【09衆院選】民主・鳩山氏が森元首相の地元入り
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/4418

 民主党の鳩山由紀夫代表は27日、自民党最大派閥の町村派相談役、森喜朗元首相の選挙区である石川2区に入り、民主党新人候補のてこ入れを行った。街頭活動を封印してきた小沢一郎代表代行も、投開票前日の29日に同区でマイクを握る予定だ。

116名無しさん:2009/08/29(土) 00:07:57
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090828-536339.html
石原都知事大放言「小沢一郎大っ嫌い」記事を印刷する

 石原慎太郎東京都知事(76)が27日、福岡2区で大苦戦している自民党山崎拓氏(72)の
応援に駆けつけ、民主党をメッタ切りにする“過激演説”でテコ入れした。同党小沢一郎代表代行(67)
を「大っ嫌い」「絶対許せない」。鳩山由紀夫代表(62)の政治資金虚偽記載問題にも
「完全に詐欺」とバッサリ。公示後、石原氏の街頭応援演説は初めて。

 正午すぎ、多数の聴衆が集まった福岡・天神の広場に登場した石原氏は「小沢一郎って
人が大っ嫌いだ! 彼ほどアメリカの言うことを聞いて聞いて聞いてきた政治家はいない」と噴火。
過去の外交エピソードに「許せない。国を売った人間」。鳩山氏の政治資金虚偽記載問題に触れ
「完全に詐欺でしょ? 脱税でしょ?」と断言。鳩山氏のいう日本に住む外国人への参政権の話には
「この国を売られたらかなわない。私は絶対嫌だ」と述べた。

 麻生太郎首相をも「できの悪い総理大臣いただいたものだから(7月の)都議選なんか大損
くっちゃった。漢字読めないって情けないよ」。山崎氏は民主党稲富修二候補のキャッチフレーズに
触れ「対立候補は『変えなあかん!』と関西弁で言ってますが、私は『変えたらいかんばい!』と
博多弁でこたえたい」と語った。【広部玄】

 [2009年8月28日8時48分 紙面から]

117チバQ:2009/08/30(日) 00:45:16
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082918_all.html
小沢が初街頭演説「あの白人社会の米国でさえ…」

 民主党の小沢一郎代表代行は28日、高知県いの町で総選挙公示後初めて街頭演説を行い、「あの白人社会の米国でさえ、黒人の大統領を選んでまで変化を求めた。いい政府をつくるのは皆さんの一票一票だ」と、同党への支持を訴えた。

 小沢氏は「小泉政権以来、改革の美名の下に国民生活を窮地に追い込む政治が行われてきた。政権交代が必要だ」と強調。「自民党に一票を入れておいて政治に文句を言う資格はない。投票を棄権する人たちにも、政治に文句を言う資格はない」と、強い口調で民主党への投票を求めた。

 小沢氏は18日の公示後、候補者の選挙事務所回りなどに徹し、これまで街頭でマイクを握ることはなかった。

 29日の最終演説は、自民党の森喜朗元首相のおひざ元・石川2区で。本気で「森の伐採」をやる気のようだ。

ZAKZAK 2009/08/29

118名無しさん:2009/09/01(火) 21:40:04
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090901_2

目指したものが実現 民主・小沢氏、参院選に自信

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 【東京支社】民主党の小沢一郎代表代行は31日、東京都内で岩手日報社の単独インタビューに応じ、歴史的圧勝を収めた衆院選について「10年近くの自公政権、特に小泉政権以降、自由競争至上主義みたいな弱肉強食のゆがんだ社会をつくり上げてしまった。『もう我慢ならん』という(有権者の)思いが表れたのではないか」と勝因を分析した。その上で「(新政権が)一つでも、二つでも成果を出せば、来年の参院選も絶対勝てる」と自信を示し、社民、国民新党などとの連立協議については「個別政策はそれぞれあるが、基本的理念が一致すればいい」と前向きな姿勢を示した。

 小沢代表代行は、政権交代で大きく変わる点について「中央集権的行政から地方分権への転換だ」とし、「財源も権限も地方に与え、地方全体を活性化しないと、雇用の場などは出てこない」と述べた。

 自民党の長期政権が終焉(しゅうえん)したことについては「自民党は本来、日本的な哲学がバックボーンにある政党で必要なはずだが、長年の権力で感覚がまひした。古い自民党はこれで崩壊するだろう」と指摘した。

119チバQ:2009/09/02(水) 22:37:21
小沢を買いかぶり過ぎなんだろうが、北海道7、京都5、広島4はわざと緩めたのだったりして。
なぜかと言うと、自民党は安倍ちゃん系愛国保守と、中川女的な小泉構造改革路線と、旧来型の路線と、3つのどの方向性に行くかわからない。
よって、三勢力を均衡にし内部抗争してもらうのがベスト

愛国保守:安倍ちゃん再チャレンジという とてつもなく可能性のないことを追い続けてもらえば十分
小泉路線:北海道7を落とす→武部復活、広島4接戦→中川復活、小池も復活:総裁候補は居ないものの、それなりの勢力を維持
旧来保守:谷垣が比例復活であれば総裁候補は石破しか居なかったが、谷垣が当選したことで どちらも候補としてあげられる。

→中川女落選、武部落選、谷垣比例復活というシナリオであればあっさり石破一本化されたのでは?(舛添の可能性はあるが、現実以上の惨敗ならやはり出馬しないだろう)

まあ 妄想・頭の体操レベルですが。

120名無しさん:2009/09/04(金) 23:53:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090400010
小沢氏、衆院選圧勝の功労者=独断専行にアレルギーも
 衆院選対策の責任者として民主党を圧勝に導き、悲願の政権交代を果たした功労者。今度は巨大な政権政党のナンバー2として来夏の参院選の陣頭指揮を取る。かつての独断専行で側近を重んじる手法は薄れつつあるとはいえ、小沢アレルギーはなおくすぶる。党のカネと選挙の公認権を一手に握ることへの懸念もある中で、まずは党の結束維持に腐心することになりそうだ。
 27歳で自民党から初当選。田中角栄元首相の寵愛(ちょうあい)を受け、その選挙手法や権力掌握術を間近で学んだ。47歳の若さで同党幹事長に就き、権勢を振るったが、1993年に「政治改革」を掲げて離党。その後、新党結成と離党を繰り返し、「壊し屋」とやゆされた。
 2006年4月に民主党代表に就任。このときの演説で、イタリア貴族の没落を描いた映画「山猫」の一節を引用し、「変わらずに生き残るためには、私自身が変わらなければならない」と、変身をアピールしたのは有名。
 ところが、西松建設の違法献金事件で自らの秘書が逮捕、起訴され、今年5月に代表を辞任。その後は、代表代行として衆院選対策を担い、「風頼み」が染み付いた若手らに「どぶ板」選挙をたたき込んだ。同党が連立相手に想定する社民、国民新両党からの信頼も厚い。
 趣味は釣りと囲碁。酒を「人生最良の友」と呼ぶが、心臓病を患ってからは控え気味にしている。朝の散歩が日課だ。67歳。(2009/09/04-00:51)

121名無しさん:2009/09/05(土) 02:28:38
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090904/stt0909041910014-n1.htm

小沢幹事長の「次の一手」は? (1/2ページ)
2009.9.4 19:09

このニュースのトピックス:政権交代

幹事長就任要請を受諾し、民主党本部を出る小沢代表代行=3日午後、東京・永田町の民主党本部(松本健吾撮影) 民主党の小沢一郎代表代行が幹事長に就任し、党運営を一手に担うことが決まった。来夏の参院選で単独過半数を獲得することで衆参ねじれを完全に解消し、政権基盤をより強固にする戦略が透けてみえる。下野後もなお混迷する自民党を壊滅させるため、小沢氏はどんなシナリオを描いているのか−。

 小沢氏が直面する課題は10月25日の参院静岡、神奈川両選挙区の補欠選挙だ。参院民主党は108議席で、社民、国民新両党などを加えても123議席、半数(121)をギリギリ超えたにすぎない。

 このため、2つの補選は、「政権奪取の勢いを止めない」という意味合いだけでなく、衆参ねじれを防ぐ上でも絶対に負けられない選挙となる。加えて神奈川補選は、衆院選直前に浅尾慶一郎前参院議員が民主党を離党し、みんなの党から衆院選に転出したことに伴う選挙だけに「メンツをかけた」戦いとなる。

 選挙で「風」に頼ることなく集票マシンをフル活用することが小沢氏の選挙スタイルだ。これまで小沢氏は日本労働組合総連合会(連合)の高木剛会長と良好な関係を築き上げ、戦績を重ねてきた。今回の衆院選でも、小沢氏は投開票日翌日の8月31日にまず都内の連合本部にお礼に訪れたほどだ。次期連合会長に内定した古賀伸明事務局長は小沢氏と二人三脚で地方行脚をした関係にあり、連合との関係はますます強まる公算が大きい。

 次にうわさされるのが、自民党の集票マシンである業界団体の切り崩しだ。もともと業界団体は、「業界の利益を政策に反映させる」ことを目的にしているだけに野党となった自民党への失望感は強い。すでに医師会の一部は民主党支持に傾いており、建設業界、農業団体などの切り崩しは時間の問題だと言われる。

 参院選で業界団体が動かなければ自民党は大打撃となり敗北は濃厚となる。業界団体選出の自民党参院議員は足場を失い、揺さぶれば、民主党にすり寄る可能性もある。そうなれば、衆参ともに民主党の足場は盤石となり、長期政権も視野に入ってくる。

 このように小沢氏の「剛腕」は当面、自民、公明両党に向けられるとみられ、自民党は戦々恐々だ。だが、権力が増せば次第にその力は内向きに働き出す。連立与党となる社民、国民新両党も“小沢パワー”の増大に脅かされることになりそうだ。(坂井広志)

122チバQ:2009/09/05(土) 10:29:52
909 :無党派さん:2009/09/05(土) 10:22:23 ID:MeEUbNBz
小沢さんが関わった主な選挙
○かち △微妙 ●まけ

1990・衆 ○自民党幹事長として安定多数維持に貢献
1991・地 ●東京都知事選で立てた新人が、現職に敗れる
1993・衆 ○新生党結党、政権交代実現
1995・参 ○新進党で議席倍増するも、自社さは過半数維持
1996・衆 ●新進党で議席減、自民党に寝返る議員が続出
1998・参 ○自由党で現有議席増
2000・衆 ○保守党分裂するも、残った議員は死守、議席増も果たす
2001・参 △議席増するも得票率は減少
2007・参 ○民主党代表として、初めての院第1党に活躍
2009・衆 ○党代表代行として、政権交代に活躍

123名無しさん:2009/09/06(日) 21:21:24
>>122
関わったという事であれば総務局長時代の
1983・地 △都知事選で保守系現職支持し2期目の当選も北海道、福岡で自民支持候補が落選
1983・参 ○初の比例代表選挙、候補者の順位付けに選挙担当者として辣腕を奮い安定多数も維持
1983・衆 ×田中裁判の影響下で自民過半数割れ
も入るんじゃないすかね?

124名無しさん:2009/09/09(水) 21:04:10
http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/200909/0909_1.htm

小沢一郎 追い詰められた改革者

Ichiro Ozawa: Reformer At Bay

 エドワード・W・デズモンド 『タイム』誌東京支局長

 フォーリン・アフェアーズ日本語版 1995年11月号

「日本の政治評論家の多くは、小沢の時代はすでに終わったと考えている。だが、もし彼らの見方が正しいとしても、「小沢は、冷戦モデルからの脱皮にむけた日本の努力の新局面を切り拓く主要な役割を担った政治家として評価されるべきだ」。「彼は日本が直面する問題を明確に指摘しただけでなく、分裂を策して古巣の自民党と袂をわかち、三八年間に及んだ自民党支配を連立政権の樹立をもって打ち破った立役者」である。個人としての政治的将来はともかく、小沢は「日本を変革させるというアイデアをめぐる具体的な枠組みと流れを形成した人物として」評価されるべきだろう。」

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小見出し
ポスト冷戦モデルへの脱皮
明治を意識した小沢 <公開中>
田中角栄との出会い
愛されぬ政治家<公開中>
国内改革
外交・防衛政策<公開中>

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明治を意識した小沢

 小沢は明治時代を強く意識し、自らを一八六七年に江戸幕府を倒した人物たちに重ね合わせて考えている。少年時代の小沢は慎み深く勉強熱心だった。彼は、明治的価値をもつ気丈な母親から、ピューリタン的な生活規範を重視する明治の価値観――慎み深さや、「男の子は泣くものではない」、「不平を言わず、言い訳をせず」といった価値――を教え込まれた。若き日の小沢は、徳川幕府を倒した人々に強く魅了された。いまでも彼は、その先達たちが世界へと目を向け、工業、教育、軍事、政治面で彼らがそこに見出した枠組みを導入した明治期が、日本の最善の時代だったと考えている。事実、小沢は著作の一章を、大久保利通や伊藤博文など明治期の指導者の華々しい業績の論考にあて、そこで熱っぽい議論を展開している。

 たしかに小沢は、徳川幕府を倒し明治期に改革を断行した人物たちと、その資質の一部を共有している。小沢同様、明治期の改革者たちもエリートの特権階級で、その激しい改革志向は、現実的な経験や現状認識によって導かれていた。彼らは、仲間である当時の支配階級よりも、たとえば、西洋の軍事技術に遅れをとっていることが日本にとっていかに危険なことかについても、より状況をわきまえていた。ペリー提督の「黒船」は、そうした脅威のシンボルだった。小沢は日米貿易交渉の促進役となり、湾岸戦争をめぐっては、あえて火中の栗を拾う一か八かの論争を巻き起こしたが、彼のこうした洞察力は、明治の先達たちに比肩しうるものだったといえる。

 冷戦の余波のなか小沢は、問題はシステムの老朽化にあると論じた。自民党の旧来の指導層は、米作農家の保護、あるいは憲法第九条の平和主義の慎重な維持など、特定の選挙民や利益団体の要望に縛られた視野の狭い問題に終始し、大所高所からの視点を失っていた。こうした状況下で発表され、大きな影響力をもった小沢の著作『日本改造計画』は、新たな政治や統治システムの導入の必要、とくに、政治家がより優れたリーダーシップを発揮する必要を強調した。

125名無しさん:2009/09/09(水) 21:04:38
>>124

 彼が提示した処方箋は米国人にとってはなじみ深いものだ。それは、健全で闊達な議論が行なわれる二大政党制、小選挙区制、決意に満ちた強い権限をもつ首相、地方自治体政府への抜本的な権限委譲、長時間労働からの労働者の保護、性・年齢による差別の撤廃、そして大幅な規制緩和だった。さらに彼は、海外への戦闘部隊の派遣を含む、国連の平和維持活動への支援策を実施することで、世界外交における日本の立場を強化すべきだと主張した。一言でいえば彼は、大国としての責任を引き受け、その質のよい生活レベルによって他の諸国の人々がうらやむような日本を作りたかったのだ。その目的は、世界中の人々がアメリカン・ドリームを夢みるのと同様に、彼らがジャパニーズ・ドリームに思いを馳せるような国家に日本をすることだ、と彼は指摘している。

 日本国民は、小沢の提案を積極的に認めながらも、一方では懸念も抱き、複雑な感情でこれを受けとめている。彼の著作は実に七〇万部も売れ、読者たちは、日本の政治が現実にどのように機能しているかについての彼の率直な説明に魅了された。「政府自体、数多くの機構や利益によって分散化している」、たとえば、「すべてを調整し管理するような包括的な組織は存在せず……、通常日本政府の最高意思決定機関である閣議は、まったく中身のない組織だ」と彼は指摘した。これらの点を指摘する人々は他にもいるが、小沢ほどの政界での地位と経験をもつ人物がこの問題を指摘したことによって批判は事実と化し、改革主義志向の人物は、この点をためらうことなく引用できるようになった。

 一方日本人は、機をみるに敏という言葉に特徴づけられる小沢の政治キャリアを熟知しているだけに、週当たり労働時間の短縮化提案を含む広範な社会的課題に、彼が本当にコミットしているのかどうか、確信がもてずにいる。結局のところ、小沢もまた紺の背広を着た典型的な仕事中毒で、タバコの煙だらけの永田町の料亭で密室会談を行なう政治家なのだ。細川元首相が国民を魅了した理由がそのカジュアルなスタイルや、テニスを楽しむようなライフ・スタイルにあったとはいえ、その時々のより広範な社会的課題に対していかに関わっていくかという点では、小沢の主張は、細川の半分程度の説得力しかもたないように思われる。信頼により値するのは、日本の指導者たちのリーダーシップを強化し、国連主導型の軍事行動に参加してでも、日本を世界の表舞台に押し上げようとする小沢の決意のほうだ。だが、こうした彼の野心は複雑な反応を呼んでいる。なぜなら日本人は、尊敬され自信に満ちた明治期の改革者よりも、権力を濫用し国家を戦争へと向かわせた一九三〇年代の権威主義的指導者のほうを、より鮮明に記憶しているからだ。

126名無しさん:2009/09/09(水) 21:05:06
>>124

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愛されぬ政治家

 小沢は自民党の権力構造の中核を代弁する人物であるにもかかわらず驚くほど政界内部で人気のない人物である。彼は義理を欠き、人情に薄いとしばしば批判される。たとえば、一九八五年に田中が、日本の全日空にロッキード・トライスター機の導入をめぐって、(影響力を行使した見返りに)五億円の賄賂を得たとして地裁に告訴され、田中の政治的命運が尽きるのが明らかになると、小沢は田中派を離脱した。彼の行動は合理的だったが、それが賞賛されたわけではない。小沢の友人たちは、彼は並外れて合理的で、(自分の行動が)他人にどんな感情を抱かせるかなど考えずに論理的に動く人物だと説明する。小沢に庶民性がないのは、一つには彼が政治的に特権的なまでに恵まれた環境で育ってきた結果だ。ほとんどの若手自民党議員と異なり彼は、選挙に勝つためや、選挙資金を調達するために愛嬌をふりまく必要がなかったのだ。小沢が自分の選挙区の岩手を訪れることは滅多になく、選挙区での政治利益を取り仕切っているのはもっぱら小沢夫人である。

 自民党副総裁の金丸信が表舞台から姿を消すまで、その参謀役を務めた小沢には、傲慢な人物という批判が絶えなかった。彼はしばしばその独裁者的な性格を批判されたが、これは言い換えれば彼が拙速で、コンセンサスが形成されるのを待てず、年長の指導者に敬意を払わないということで、これらはすべて日本では、人の感情を逆撫でするような態度である。たとえば彼は一九八九年に、次なる首相を決めるために、渡辺美智雄、宮沢喜一、三塚博という自民党の年長の指導者たちに自分が「面接」することを要求した。彼らがみな、こうした小沢のやり方に強く反発したのはいうまでもない。

 一般大衆もまた、小沢の過去の行動に関して、法的な裁きがきちんとなされていないことに不快感を抱いている。彼に近い党内の友人、そして恩師である金丸は、一九九三年に佐川急便からの膨大な献金にまつわる脱税容疑で起訴された。金丸は国会議員を辞職するとともに、自民党からも抜け、現在も裁判は続いている。不法な合意がなされたとされる場に小沢も同席していたと証言する者もいるのだが、小沢は国会の証人喚問で、自分は飲み物を運び灰皿をきれいにするのに忙しく、そこで何が行なわれていたかを理解できる状況にはなかった、と証言した。これを真に受けた日本人はほとんどいないが、この文章を書いている段階で、小沢は佐川急便スキャンダルを含むいかなるスキャンダルをめぐっても起訴されていない。

 日本の日刊紙、とくに、リベラルな立場をとる全国紙の『朝日新聞』は、先に指摘したようないきさつから小沢を深く疑っており、小沢の強固なリーダーシップの呼びかけの裏には、反動的でナショナリスティックな思惑が隠されているのではないかと疑っている。事実、『朝日新聞』のこうした懸念は、強固なリーダーシップに対する日本社会の懸念をある程度反映している部分がある。いまだに日本では、強固なリーダーシップを求める議論が起きれば、分散化した弱い権力こそが、一九三〇年代の行き過ぎを回避するための最善の策だという思考を逆に引き出してしまうのだ。  小沢のいうナショナリズムに曖昧な部分があるため、彼の主張は懸念をもってとらえられている。たとえば、彼に近い政治家たちは、日本の第二次世界大戦期の行動については、どちらかといえば公的に謝罪する姿勢をとっている。これに対して小沢は、補償問題については現実的な観点からの対応の必要性を強調するものの、先の大戦に関して道徳的な痛みを十分に感じているわけではない。昨年のインタビューで彼は次のように語っている。「(他のアジア諸国の)観点からみれば、日本は彼らを侵略したということになるだろうし、彼らがそう考えるのはむしろ自然だろう。正義とは、たとえ神がそうは考えなくても、多くの人がそれを正義と考える場合に使用される言葉だ。したがって、日本は正義の戦争を闘ったわけではない」と。

127名無しさん:2009/09/09(水) 21:05:20
>>124

 こうして小沢は、友人たちの中の謝罪派とは一定の距離を置いている。アウトサイダーの目には、彼は明らかに「政治家」で、それもおそらくは、安定した国際秩序の枠内で国益を追求するビスマルク流の権謀術数的な政治家と映るだろう。小沢は、ブッシュ大統領が標榜した「新世界秩序」を肯定的にとらえ、日本が世界の安定のために、外交的、軍事的によりいっそうの役割を果たせるように、それを制約している憲法九条の伝統的解釈を放棄させたいと望んでいる。

 しかし、新聞が新たな小沢を額面どおりに受け入れるのをためらっているため、彼の頑なな性格のうち不寛容な部分が浮き彫りにされてしまっている。小沢は、自分の発言を「誤って伝えた」ジャーナリストたちを出入り禁止にし、自分に敵対的な勢力の主張を論破する気がないことをみせつけたが、これは、より開放的な政治的新ブランドへの自らのコミットメントをアピールしようという政治家にしては、決して賢明とはいえない態度だ。しかし、公正にいうならば、一部の新聞が一斉に反小沢キャンペーンを張っていたことを銘記すべきだろう。

 小沢はあるとき記者たちに、一九三〇年代に新聞が、天皇制や軍部支配を拒否する者たちに非国民の烙印を押したことを指摘し、彼らに間髪入れずに反撃したことがある。「今の君たちも、それと同じことをやっている」と小沢はいった。「メディア側は自分たちの正義の枠組みにかなわぬ意見を述べる者を、私を含めすべて、権威主義者、ナショナリスト、あるいは右翼と呼ぶ」と。彼に対するこうした懸念が存在する以上、現実主義者の小沢自身、自分が有能な首相になれる可能性があまりないことを理解しており、だからこそ彼は、これまでどおり裏舞台の参謀役に徹している。

128名無しさん:2009/09/09(水) 21:05:35
>>124

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外交・防衛政策


 小沢はいまや撤退しつつあるのかもしれないし、日本もまた混乱のなかにあるのかもしれない。だが、外交政策をめぐる彼の考えは、安全保障、外交政策部門での、たとえ小さくとも着実な変化を推進している。憲法九条の厳密な解釈の擁護者たる社会党(社会民主勢力)の解体によって、憲法解釈に常識的な修正を加えるのも可能な状況が生まれている。たとえば国会は昨年末、海外で危機的な状況下に置かれた日本人を救出するために自衛隊機の使用を認める法案を通過させた。左派の反対が存在したこれまでであれば、こうした措置の導入はおよそ考えられなかった。一二年間に及ぶ交渉を経て、日米はいまや、NATO(北大西洋条約機構)諸国と同様の物品役務・融通協定をめぐって合意に近いところまできているが、これもまた、これまで左派勢力の反対に阻まれてきた案件である。九三年にカンボジアでの国連活動へ自衛隊を派遣したことは宮沢政権を窮地に追い込んだが、いまや国連活動への自衛隊の派遣は日常的であり、これが社会的に大きな論争となることもない。

 阪神大震災は、政府によるより周到な危機管理計画の策定を促し、とかく日陰者扱いされてきた自衛隊を、尊敬に値する社会組織の一員として認知させる効果をもった。事実、日本人の多くは、三月に起きたオウム教団による地下鉄サリン襲撃事件の処理作業に自衛隊の化学戦実務班が投入されたのを肯定的にとらえており、警察によるこのカルト教団の施設の捜索に自衛隊が参加したことへの抗議の声も聞かれなかった。これが数年前であれば、自衛隊が警察とともに活動することなど想像すらできなかったはずである。

 左派勢力の反対が存在しない現在、日本の防衛庁が、このほかにも優先順位の高い二つの計画を追求するのも可能になるだろう。これらの計画はともに、より独立的な日本の防衛態勢の基盤づくりを促進すると考えられる。一つは、提案されている戦域ミサイル防衛システム(TMD)だ。これは、ミサイル攻撃に対する防衛(抑止)システムとして、米国との協調のもとに進められる数十億ドル規模の防衛計画である。もう一つは、現在その多くを米国に依存している日本の情報収集能力の大幅な強化である。日本の軍事専門家は、北朝鮮の核能力の潜在的脅威の評定などの重要な問題について(その情報を)米国に依存していることを不安に感じだしている。彼らは、クリントン政権が北朝鮮による核燃料の開発や使用に対して寛大な取り決めをしたのは、日本や韓国の利益をめぐる冷徹な分析に基づくものではなく、むしろ、大統領の国内政治上の弱さのせいではないかと懸念している。実際、日本の防衛プランナーたちの大きな願いの一つは、日本側が独自に地域的脅威を評定できるような軍事衛星をもつことである。

 こうした防衛・外交面でのトレンドが続いていけば、日本側も、より的確な言葉で自己主張を強め、独自の立場をうちだすようになるだろう。北朝鮮をめぐって昨年起きた危機への日本の対応の変化には、小沢の考えが影響を与えていた。湾岸戦争への対応をめぐる大失態を踏まえて、羽田政権は、日本国内の北朝鮮系団体で資金力豊かな朝鮮総連から北朝鮮への支援資金の流出の阻止を含む強硬な措置を支持し、小沢路線の継続のために努力した。小沢は、日本が(北朝鮮問題をめぐって)自らの役割を果たすべきだと決意していたのだ。

129名無しさん:2009/09/09(水) 21:05:50
>>124

 その一方では、カーター元大統領が北朝鮮を訪問し、米国と北朝鮮間の交渉が合意の方向で再び動き出したが、小沢は、北朝鮮による核開発計画の現状凍結の見返りとして、 五〇万トンの重油と軽水炉二基を提供するという米国側の約束を公然と批判した。実際この取り決めは、数多くの問題を棚上げにしていた。小沢はテレビのインタビューで、「核査察の問題が解決しないかぎり、われわれは、財政面で(北朝鮮に)協力すべきではない」と発言した。この発言をしたとき、小沢は野党勢力の一員にすぎなかったが、もし、彼が政権の座にあったらこれとは異なる考えを持っていたかもしれない。いずれにせよ、小沢が今後も、日本が米国の完全なパートナー、それも自分の考えを明確に述べるパートナーになるべきだと主張していくのは間違いない。

 小沢、あるいは少なくとも彼が代弁する感覚が、今後の日米関係の基盤をなしていくと思われるが、彼の米国に対する考えは、自民党の旧世代の指導者たちの考えとは異なっている。戦後の自民党指導者たちは、矛盾を生き抜いてきた。彼らは、外交政策のほとんどについては盲目的なまでに米国のリードに従う姿勢をとりながらも、一方で、日本の経済的優位を確立させることに強くコミットしていた。日米両国が、とくに貿易問題をめぐって対立や紛争を引き起こすと、自民党の指導者たちは、イエスともノーともとれる曖昧な外交姿勢をとり、これによって幾度となく対日関係に暗雲が立ちこめた。

 米国との安全保障上の緊密な絆を維持していくことをとくに重視し、貿易摩擦が同盟関係を損なうと考えている小沢は、米国の交渉者の言い分に理があるような場合に、交渉を打ち切って日米が敵対的な論争を行なうのは合理的ではないとみている。小沢の政治理解をあてはめて考えれば、現実を理解するのは簡単であり、日本の貿易交渉者が立てこもる堅固な防壁の裏には、多くの場合、利益団体の複雑な絡み合いが存在することがわかる。

 八八年、日本の公共事業市場を米国企業に開放させることを目的とした日米交渉を小沢は妥結に導いたが、以来、彼は米国の貿易交渉者にとって貴重な友人である。モトローラ社のビジネスを日本市場で立ち上げるのを助け、大幅な価格の引き下げを実現した携帯電話市場をめぐる昨年の合意の影の立役者もまた小沢だった。最近の自動車交渉にしても、(もし小沢が交渉していれば)次期自民党総裁の呼び声の高い橋本龍太郎通産大臣が行なったような、二国間関係を損ないかねないスタンドプレーはみせなかったはずだ。小沢なら、米国車の日本市場でのシェアを保証することを回避しつつも、米国との取り決めを目立たぬように妥結へと導く、地味な努力を重ねていただろう。  米国の重要な同盟者である小沢は、自民党の旧指導層のように米国のイニシアティブに対する盲目的な追随者ではなく、(問題があると感じた場合には)はっきりと物をいい、ときには批判さえする。もっとも小沢は、日米同盟の存在が、日本が他のアジア諸国に引き続き受け入れられるかどうかの鍵をにぎっていると見ているし、もっと最近では、しだいに愛国主義的となり、脅威となりつつある中国に備えるためにも、日本はカウンター・バランスとしての米国を必要としていると強調している。この意味で小沢は、前自民党議員の石原慎太郎が火付け役となり、保守派勢力の一部で支持されている「アジア・ファースト」(アジア重視)論には反対している。小沢は、日本はワシントンに対してアジアで力強い役割を担うように働きかける一方で、日本も、これまでよりも建設的で、なおかつ一定の距離をおいて批判もするという役割を担っていくべきだと考えている。いずれにせよ、今後日本は、米国のアジアからの撤退という将来のシナリオに備えて、安全保障面での自主路線を強化していくだろう。

130名無しさん:2009/09/09(水) 21:06:00
>>124

 外交・防衛政策面で日本を「普通の」国家にしようとする小沢の試みに対して、自民党のハト派はこれを牽制しようとするだろう。自民党(前)総裁の河野洋平に代表されるハト派の指導者たちは、実務面での変化は受け入れるだろうが、憲法の再解釈、防衛予算の実質増、国連戦闘部隊への自衛隊のコミットメントなどに関しては一線を画す態度をとるだろう。こうしたハト派の立場は世論の支持を得ている。実際、日本の世論は、危険が迫っていても無視して行動を起こさないという戦後のエートスからの離脱となると、ひどく保守的になる傾向がある。

 こうした制約をわきまえている小沢は、日本の部隊が軍事行動が行なわれている近くに位置する可能性についてはこれを受け入れているが、国連監視のもとでだけ自衛隊を関与させるべきだと言葉を選んで強調し、憲法の改正についても慎重な態度をとっている。

 しかし一方で彼は、日本の自衛隊は国連の平和維持活動に参加してもよい、という条文を憲法九条につけ加えることもできると主張している。また小沢は、日本の安保理常任理事国入りに関しては、いささか茶目っ気に満ちた議論を行なっている。彼は日本はいまだ常任理事国としての責任を負えるような体制にないというのを好むが、これは、日本のリーダーシップが、安保理常任理事国に求められる困難な決定を下せるほど成熟していないという彼の主張の言い換えなのである。

 より積極的な日本外交を求める小沢のビジョンも、結局は、国連の枠組みに閉じこめられてしまうだろう。冷戦以後の国連の実績はわれわれを失望させるものだが、目下のところ、日本の広範な安全保障をめぐる小沢のビジョンを収める最適の場所は国連だろう。小沢は『日本改造計画』のなかで、貿易国家としての日本は、都市国家として広大な海外の通商拠点を積極的に防衛していたころのヴェネツィアを範とすべきで、結局は崩壊した古代カルタゴを範とすべきではないと指摘している。日本は、こうした見解の意味するところに現に直面させられつつあるが、小沢一郎のリーダーシップを受け入れるにはまだまだほど遠い状態にある。●


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131名無しさん:2009/09/11(金) 19:40:44
http://news.livedoor.com/article/detail/4341283/

山口一臣:民主党小沢支配はなぜ、悪いのか?
2009年09月10日12時48分 / 提供:THE JOURNAL
 先週から今週にかけて新政権の骨格がだいぶ固まってきたようだ。

 いちばん最初に漏れてきたのが小沢一郎民主党代表代行の幹事長就任だった。振り返れば2007年の参院選を指揮して与野党逆転に持ち込み、先の衆院選で単独過半数を制し、政権交代を成し遂げた最大の功労者だ。政権の長期安定を賭けた来年の参院選への備えを考えれば、わたしのような素人でも理解できるきわめて妥当な人事だと思う。

 にもかかわらず、翌日の新聞はどこも判で押したように「党内には権力の二重構造を懸念する声が広がっている」という趣旨のことが書かれていた。わたしの見た限り、「権力の二重構造」という文言を使っていない新聞はひとつもなかった。ところが、いったい党内の誰が「懸念」を表明しているのか、どこを読んでも書いていない。かろうじて「中堅、若手」とか「小沢氏と距離をおくグループ」といった表現があるが、それだけだ。

 要は、匿名の不満分子が文句を言っているという話なのだ。

 だとすると、果してそれを報じる価値があるのだろうか、という疑問がわく。

 どんな組織にも不満分子はいるし、下っ端が酒を飲みながら上司の悪口を言うのはサラリーマン社会のごくありふれた風景だ。新聞がことさら取り上げることでもないだろう。また、組織が何らかの決定をしたとき、その決定に対する「懸念」があるのも当然だ。将来に対して何も懸念も不安もないほうがおかしい。

 もし、匿名の「中堅、若手」ではなく、岡田克也氏や菅直人氏といった幹部クラスが小沢氏の幹事長就任に対して「懸念」を表明しているというなら話は別だ。ところが、そんな話はどこにもない。要は、サラリーマンの飲み屋の愚痴レベルの話なのだ。

 実は、これはわたし自身の反省も込めて言うのだが、こうした報道のありようは「メディアの思考停止」ではないかと思っている。メディアには、「小沢一郎」といえば「剛腕」「壊し屋」「独断専行」と、考えもせず、自動的に書こうする癖がある。あるいは「竹下─金丸ラインの申し子」とか。もちろんそれは間違いではないが、いったい何年前の話だというのだ。

 最近の似たような例でいうと、「のりピー」といえば「清純派アイドル」というのがある。ほとんど何も考えずに使っている。しかし、のりピーこと酒井法子はすでに数年前から薬物を常用し、行動に異変が見られたという。芸能界に詳しい若い記者の間では、数年前からのりピーの薬物疑惑は広まっていたようだ。つまり、のりピーが清純派アイドルというのは、ここ数年の酒井法子の言動についてほとんど取材ができていなかったことを告白しているに過ぎないのではないか。話を戻そう。

132名無しさん:2009/09/11(金) 19:40:54
>>131

「権力の二重構造」が問題となったのは16年前の細川連立政権でのことである。しかし当時といまでは状況がまったく違う。細川連立政権は少数党の集まりだったが、いまの民主党は堂々の単独過半数を制している。小沢氏自身もこの間、さまざまな経験をしたことだろうし、16年前の出来事がそのままいまの「懸念」になると考えるほうがおかしいと思うのだが、いかがだろうか。

 新聞がどこも、党内に懸念が広がっていることを前提に、16年前のできごとを解説するパターンの記事を載せていることに強い違和感を感じる。週刊誌屋のうがった見方かもしれないが、新聞が産経から朝日まで同じような論調の記事を書いているときは、ウラにきっと何かあると思う。それは、民主党政権が新聞業界全体にとって面白くないことをしようとしているとか......おっと、それについてはまた稿を改めて書こうと思う。

 ついでに言うと、「小沢支配」という言葉も気になる。新聞でこの言葉を見ない日のほうが珍しいくらいだ。「小沢支配が強まる」「小沢支配への懸念が広がる」......と、だいたい「二重権力」と同じような使われ方をしている。だが、小沢支配が強まるといったいわたしたちの生活にどういう不都合が生じるというのだろう。新聞のどこを読んでも書いていない。ただ、小沢支配が広がると悪いことが起きるかもしれないという印象だけが残る。本当にそうなのか?

 そもそも「小沢支配」とはどういう状況を指しての言葉なのかもわからない。

 小沢氏が一人で勝手に重要な決定をして、それを鳩山氏や菅氏や岡田氏らに押しつけているというのだろうか。大の大人の集まりで、そんなことが実際にあるだろうか? それは選挙に勝ったことを背景に発言力が増したり、意見が以前より尊重されるということはあるだろう。それをもって「小沢支配」というのも、わたしには違和感がある。

 もちろん、本当に小沢氏が党を私物化していたり、支配している実態があるならそれはきちんと伝えるべきだ。批判すべきことがあれば批判すべきだ。たとえば、小沢氏が幹事長権限で党のカネを個人的な事業に流用しているとか、親類縁者を党職員に採用したり役職に就けたりして小沢王朝をつくろうとしているとか。とにかく、事実・実態があれば書くのは当然である。だがいま、わたしが言うような「小沢支配」というような事実・実態があるのだろうか。はなはだ疑問だ。

 さらに付け加えれば、「圧勝した民主党が数にモノを言わせて傲慢に振る舞えば......」というような言い回しも目につく。いったい日本のメディアはどうしちゃったんだろう。選挙は民意の反映で、議席が増えれば発言力が増すのはきわめて合理的だ。少数意見の尊重はもちろん大事だけど、少数党がキャスチングボートを握ったというだけで大きな声を出していることのほうが不合理だと感じるのだが......。

 まあいずれにしても、いま世の中の人は自らが選んだ新政権がどんなことをしようとしているのか、固唾を飲んで見守っていることだろう。それだけに、間違った先入観を与えないよう、正確な実態を伝える努力が大切だ。本格的な政権交代は戦後初めてのことだから、何から何まで未経験のことばかりだ。そんな先が見えない、変革のときだからこそ、こういう安易なワーディングは気をつけなければと、自戒を込めて思うのだ。(いや、ホント他人のことは言えません。自戒を込めて......)。

133名無しさん:2009/09/11(金) 19:41:42
http://www.the-journal.jp/contents/takarabe/2009/09/post_51.html

メディアは小沢批判を封印しろ
 9月4日、民主党大勝の立役者、小沢一郎氏の幹事長就任を伝える新聞、テレビは恥も外聞もなく、いつも通りの小沢批判を繰り広げました。マスコミは小沢氏が無役になれば「院政」といい、官房長官になればまた「権力の二重構造」批判をするのでしょう。

 歴史的な政権交代を果たしたとはいえ、民主党は若葉マークです。産み落とされた子馬が、なんとか自分の足で立ち上がろうとしている時なのだから、紋切り型の小沢批判で難癖をつけたり、人事をめぐる党内の不平不満を興味本位で書き立てたりするような、下世話な報道は厳に慎むべきです。


 米国のマスコミでさえ、大統領就任から100日間は「ハネムーン期間」と称して、厳しい批判を避ける。まずは「見守る」わけです。日本の報道機関はその程度の常識も持ち合わせていないということになります。

 もちろん、批判そのものがいけないわけではありません。

 308議席を国民からもらった民主党は、マニフェストに対して絶対的な責任を負っています。国民との約束をどう実現するのか。このチェックに容赦は無用です。手心加えず、民主党に厳しい太刀を振り下ろし続ければいい。

 「見守り」つつ「厳しく鍛える」。

 それが正常なメディアのあり方でしょう。

投稿者: 財部誠一 日時: 2009年9月 9日 12:06 | パーマリンク

134名無しさん:2009/09/16(水) 20:07:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090916/stt0909160740005-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/photos/politics/situation/090916/stt0909160740005-p1.jpg

【イチから分かる】小沢グループ 衆院では自民を凌駕 (1/3ページ)
2009.9.16 07:38

このニュースのトピックス:政権交代
 先の衆院選で民主党308議席を獲得し、巨大与党の道を歩み出した。こうした中、党内から警戒の目で見られているのが「小沢グループ」だ。幹事長就任が決まった小沢一郎氏が衆院選の陣頭指揮をとった関係から「小沢チルドレン」が急増し、党内最大グループにのし上がったためだ。「小沢軍団」の実態はどうなっているのか。(坂井広志)

                   ◇

 党内には、鳩山由紀夫代表が率いる「政権公約を実現する会」(鳩山グループ)や国家戦略局担当相に就任する菅直人氏の「国のかたち研究会」(菅グループ)などがある。これに対し、小沢グループの場合は複数の枠組みの連合体となっているのが特徴だ。

 その中心的な存在なのが平成16年に当選回数1、2回(当時)の若手衆院議員で発足した「一新会」(鈴木克昌代表幹事)だ。2回の衆院選後、現在は当選回数2〜4回の議員33人で構成する。平成17年の郵政選挙で落選し、今回復帰した議員や新人でつくる「一新会倶楽部」が51人いる。

 これとは別に、先の衆院選で小沢氏が擁立など何らかの形でかかわった新人議員らが数十人いる。中井洽(ひろし)、山岡賢次両氏ら旧自由党系議員を加えると衆院議員だけで計約120人に上り、自民党衆院議員119人を凌駕(りょうが)する。

 参院では「一新会」のような会は作っていないが、室井邦彦氏や佐藤公治氏ら小沢氏を支持する議員は約30人いる。衆参合わせ約150人の大所帯で、民主党の衆参両院議員417人の3分の1以上を占める。

 自民党の派閥と違い、民主党の場合、複数のグループに所属している議員が多く、緩やかなサークル的な性格が強い。

 これに対し、小沢グループは、小沢氏の意向に絶対的に従う体育会系気質があり、一新会や一新会倶楽部は名簿管理も厳格に行っている。今年5月の代表選では小沢氏の意向を汲(く)んで結束して鳩山氏を支持し、一新会が中心となって激しい多数派工作を展開したのは記憶に新しい。

 一新会幹部は会の性格について「結束して党の下支えをするだけで、何かを要求する組織ではない」と語る。実際、鳩山政権樹立に向け、一新会が猟官(りょうかん)運動に動くことはなく、不気味なほど沈黙を続けた。

 民主党内では今や、小沢氏を公然と批判する議員はほとんどおらず、批判しても圧倒的規模を誇る「小沢軍団」を前にその声はかき消されてしまうほどの存在感を発揮している。

                   ◇

 ■「面倒見の良さ」で結束

 小沢グループの結束の固さは、小沢氏の「面倒見の良さ」によるところが大きい。

 圧勝した先の衆院選で小沢氏は、自らの秘書や小沢系参院議員を新人候補の選挙区に送り、「つじ立ち1日最低50回」といったドブ板選挙を徹底的にたたき込んだ。小沢氏が候補者に直接電話をかけ檄(げき)を飛ばし、現地に送り込んだ秘書らからは詳細な報告を上げさせる。この仕組みの中で当選した議員は、当然のことながら小沢氏に忠誠を尽くすことになる。

 複数の枠組みからなる小沢グループが一堂に会することはないが、都内の小沢邸で元旦に行われる新年会にはほぼ勢ぞろいする。小沢邸2階の大広間でおせち料理をつつきながら、互いに「小沢派」であることを暗黙のうちに確認し合う場になっている。

 一新会が夏に箱根で開催する合宿形式の研修会も見逃せない。「箱根研修」は夏季に派閥の結束を強めるため自民党旧田中派が始めたのが元祖だ。水泳大会などのレクリエーションを通じて議員や秘書同士が結束を図るスタイルも、鉄の結束を誇り「一致団結・箱弁当」といわれた旧田中派を彷彿(ほうふつ)とさせる。ここ数年は衆院選に向け「地元活動」を優先させるなどの理由から開催していないが、来年、再開する見通しだ。

135チバQ:2009/09/22(火) 23:24:25
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090922-OYT1T00433.htm
小沢幹事長の訪英、政治改革の下準備か

 民主党の小沢幹事長が20日から6日間の日程で英国を訪問している。党内では、訪英の目的を単なる議員視察ではなく、「来年夏の参院選に向け、何かしらの政治改革の実績を上げるための下準備ではないか」と見る向きもある。


 小沢氏は現地で、労働、保守両党の関係者や政府幹部と会談。英国では、両2大政党による政権交代が定着しており、「政権交代後の議会を与党がどう乗り切っていくべきかを研究する」(小沢氏周辺)のが会談の狙いという。

 小沢氏は1997年にも新進党党首として英国を訪問したことがある。

 また、完全小選挙区制の英国下院を研究し、「日本での衆院比例定数の削減に向け、参考にしようとしているのではないか」(民主党関係者)との見方も出ている。

 民主党は、小沢氏が西松建設の違法献金事件で世論の厳しい批判を受けていた今年4月、企業・団体の政治献金を将来、全面的に禁止する方針を発表した。

 襟を正す姿勢を示したい小沢氏としては、英国の政治資金の公開制度や規制についても調べ、全面禁止への道筋を付けたいとの思惑も持っているようだ。

(2009年9月22日18時04分 読売新聞)

136チバQ:2009/09/25(金) 22:49:50
ブレアでも切り崩すのか?
それとも、犬でも見てるのか?
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009092500674
帰国、27日に延期=民主党の小沢氏
 民主党関係者は25日、英国を訪問中の小沢一郎幹事長が現地での滞在日程を延長し、同日予定していた帰国を27日に延期したことを明らかにした。帰国延期の理由については「英国での視察・調査は終了したが、この機会に個人的に立ち寄りたいところがあるため」としている。
 小沢氏は議会運営の在り方や選挙制度について調査するため、20日に英国へ出発。政党事務局や下院事務局などを視察し、25日に帰国する予定だった。(2009/09/25-16:35)

137名無しさん:2009/09/30(水) 11:08:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090929/stt0909292310020-n1.htm

小沢チルドレンが本音激白「選挙の鬼」「ちょっと失望」
2009.9.29 23:08
 衆院選で初当選した新人議員が意見を表明する公開討論会(主催・構想日本)が29日、都内で開かれ、「小沢チルドレン」と呼ばれる民主党議員14人が“師匠”である小沢一郎幹事長について激白した。

 「(選挙に)勝てたのは小沢さんのおかげ」「選挙の鬼だ」とほめちぎる声が多く出た一方、選挙対策ばかり強調する小沢氏に失望した議員もいて、新人たちの揺れる思いが浮き上がった。

 大泉博子氏(茨城6区)は小沢氏について「この方がいてこそ選挙に勝てた。(権力の)二重構造のどこが悪いのか」と主張。三宅雪子氏(比例代表北関東)は「小沢さんは選挙の鬼。首相は誰でもなれるが、(選挙は)小沢さんしかできない」と持ち上げた。

 一方、中後淳氏(比例代表南関東)は「変な派閥構造にならないよう律したい」と冷静な反応。石田芳弘氏(愛知6区)は「(当選後も)選挙のことばかり言われ、ちょっと失望している」と率直に語った。

 ただ、司会役の「小沢氏に首相になってほしいか」との問いかけには、賛成の挙手はなぜかなかった。

138名無しさん:2009/10/01(木) 19:47:43
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009100102000080.html

幹事長就任後初会見 小沢氏選挙一色 党運営は触れず
2009年10月1日 朝刊

就任後初めての会見をする小沢幹事長=30日午後、静岡市葵区のホテルで


 民主党の小沢一郎幹事長は三十日、参院静岡補選(十月八日告示、二十五日投票)の公認候補決定にあわせ、静岡市で記者会見した。就任から二週間たって初めての会見だけに注目されたが、発言の大半は選挙絡み。巨大与党の幹事長としての「所信表明」はなかった。

 小沢氏は、来夏の参院選では定数が複数の選挙区には「可能なかぎり、複数の候補者を擁立する」と表明した。

 選挙の話となると舌もよく回り、「公明党であれ共産党であれ、何党であれ、応援していただけるなら歓迎したい」と、勝つためならどの勢力とも組むという持論を展開。半面、党役員人事や国会対応など、巨大与党の運営方針について胸の内は語らずじまい。党のスポークスマンという幹事長の役割は、ほとんど気にしていない様子だった。

 マスコミ対応を「サービス」ととらえる小沢氏にとっては、政権交代が成就した今、「サービス」をする必要性は少ないと判断しているとの見方も出ている。

139名無しさん:2009/10/15(木) 21:18:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091015/stt0910150108000-n1.htm
小沢支配着々と 党役員会も側近でガッチリ 代表質問はさっそくNO (1/2ページ)
2009.10.15 01:07

このニュースのトピックス:政権交代

記者会見する民主党の小沢幹事長=13日午後、東京・永田町の党本部 政権発足からの1カ月をかけ、民主党の小沢一郎幹事長は「政策と党務のすみ分け」を大義に掲げ、党の支配体制を固めてきた。党役員会は側近で固め、14日には国会内に「小沢チルドレン」ら新人議員約140人を集め、1年生の心構えを説き、権勢を見せつけた。一方、臨時国会での首相の所信表明演説への代表質問はさっそく辞退してしまった。かつて自民党を振り回した「小沢支配」が再現されようとしている。

 「40年前、私ども1年生議員は『益荒男(ますらお)派出婦』といわれ、定足数が足りない委員会を走り回った。『こんなことのために出てきたんじゃない』と思うかもしれないが、それも一つの経験、修行です」

 14日午後、国対幹部と新人の会合に現れた小沢氏は、自らの駆け出し時代の思い出話を穏やかな表情で語り始めた。話は半年にすぎない閣僚経験や最年少の自民党幹事長に就いたことに及び、こう結んだ。

 「与えられた仕事をきちんとこなしていくと将来の展望が開ける。院内に来たら幹事長室に立ち寄ってください」

 小沢氏は選挙、国会対策などの党務に専念し、鳩山由紀夫首相が統括する政策には口を挟まないと公言。一方、党役員会に首相は入れず、輿石(こしいし)東(あずま)参院議員会長、山岡賢次国対委員長、石井一選対委員長ら側近議員で固めた。

 その小沢氏が執心するのが国会改革だ。「私たちは脱官僚支配を訴え、議席を与えてもらった。まず国会そのものが官僚支配から脱しなくてはいけない」と語り、官僚の国会答弁などを禁ずる国会法改正案を臨時国会に提出し、通常国会から議員の討論を活性化させる考えを示した。

 だが、小沢氏には党首討論を逃げてきた過去がある。臨時国会の代表質問も自らは行わず、社民党の重野安正幹事長に委ねてしまった。自民党の大島理森幹事長は14日の記者会見で「『充実した国会審議』という意味から果たしていいのか」と早速皮肉ったが、応じる様子はない。

 鳩山首相、菅直人副総理・国家戦略担当相ら政府に入った面々は党運営に口を挟まないことが不文律となりつつある。小沢氏は13日の記者会見で、首相の役員会欠席の理由を問うた記者に食ってかかった。

 「鳩山代表は日本国の内閣総理大臣ですよ。いちいち党の会合に出てくるわけないじゃないですか。もうちょっと基礎的な勉強しないとダメだな」

140名無しさん:2009/10/19(月) 20:57:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009101900821
小沢氏「会見は好きじゃない」
 「別にぼくは好きじゃない。やんなきゃいけないからやっているだけ」。民主党の小沢一郎幹事長は19日の記者会見で、会見に関する持論を繰り返した。かつて「記者会見は義務ではなくサービス」と公言していたが、会見嫌いは相変わらずのようだ。
 「会見はサービス発言」をめぐって当時、報道各社は反発した。小沢氏は同日の会見では「サービスは奉仕するという類のこと。別にお恵み的にやってやるという意味じゃない」と指摘し、「君らがへんちくりんに受け取って、騒いだだけ」と受け流した。(2009/10/19-20:05)

141名無しさん:2009/10/19(月) 21:59:50
タイトルはスポニチの感想?

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20091019139.html

“小泉チルドレンにはなるなよ”ということかな

記者会見する民主党の小沢幹事長
Photo By 共同
 民主党の小沢一郎幹事長は19日の記者会見で「仮に(来夏の)参院選で勝ったからといって、ずっと一つの巨大政党でいるとは思わない。わたしが(衆院の)小選挙区制を強く推奨したのは、政権交代しやすいからだ」と指摘、努力を怠れば再び政権交代が起こり得るとの認識を示した。

 これに関連し、同党の新人衆院議員に対し「次の総選挙に今回のような風が吹くと思ったら大間違いだ。無風なら幸いだが逆風かもしれない。それでも有権者の心をつなぎ留める努力をしなければならない」と指導したことを明らかにした。

[ 2009年10月19日 20:52 ]

142名無しさん:2009/10/19(月) 22:31:10
http://www.j-cast.com/2009/10/19052003.html

「記者会見はサービス。好きじゃない」 本音がポロリ民主小沢幹事長
2009/10/19 18:56

民主党の小沢一郎幹事長は2009年10月19日、東京・永田町の民主党本部で開かれた定例会見で「記者会見は好きじゃない。やらなきゃいけないから、やっているだけ」と発言した。小沢幹事長の本音発言に、報道陣からは笑いがもれた。

細川政権だった1993年、連立与党の新生党代表幹事だった小沢氏は新聞報道をめぐってマスコミと対立し、「記者会見は義務ではなくサービスだ」と発言したことがある。今回は事務次官会見の禁止などをめぐり、再び政権党の幹事長になった小沢氏とマスコミの間に緊張関係が生じている。

「言葉を曲げてとるから、おかしくなる」と記者に反論

「記者会見は好きじゃない」という小沢一郎・民主党幹事長(写真は2009年総選挙の開票会見) 「幹事長はかつて記者会見についてサービスだと言ったことがあるが、いま会見をどのように位置づけているのか?」
10月19日の定例会見で、記者がこう質問すると、小沢幹事長は「そう思いますよ」と認めたうえで、次のように反論した。

「(当時は)サービスという言葉を、君らがヘンチクリンに取ってワーワー騒いだんだ。『公共サービス』と、みんな言うじゃないですか。サービスというのは、奉仕するとかそういう類のことで、別に誰かれにお恵み的にやってやるという意味ではない。公務員は国民に対して一生懸命サービスする義務があるでしょ? 奉仕者だもん。(言葉の意味を)素直にとらなきゃ。曲げてヘンにとるから、おかしくなっちゃうんだよ」
小沢幹事長の答えに対して、記者が「(記者会見を)やりたくない?」とたずねると、

「僕は別に好きじゃないですよ。好きじゃないけれども、やらなきゃいけないからやっているだけ」
と小沢幹事長はあっさり本音を口にした。それを聞いた会場の報道陣からは笑いが起きた。

143とはずがたり:2009/10/20(火) 01:55:03
小沢氏が政治改革に執念 与野党からは批判噴出
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1253266707/102
2009.10.19 23:42

144名無しさん:2009/10/21(水) 20:52:58
小沢は権力をもった議員選挙板やとは板の住民……。

>小沢氏も「一杯やりながら選挙の話をするほど楽しいことはない」と応じた。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091021-OYT1T00940.htm
「一杯やりながら選挙の話を」小沢氏にルース米大使
 民主党の小沢幹事長は21日、党本部でルース駐日米大使と会談し、「日米関係は何よりも大事だ。何の問題であっても米国ははっきり言ってもらいたいし、民主党政権は米国に対して素直に言うべきだ」と述べた。

 また、「私は党務を預かり、一般行政は政府がやる。大使に会っても政治的なことは言えない」と語った。

 一方、小沢氏が「来年の参院選で過半数を獲得しなければ」と話すと、オバマ米大統領の選挙に携わった大使が「私は専ら選挙戦略をやってきた。一杯やりながら意見交換を」と誘い、小沢氏も「一杯やりながら選挙の話をするほど楽しいことはない」と応じた。

(2009年10月21日20時28分 読売新聞)

145とはずがたり:2009/10/21(水) 21:37:41
おほっ(・∀・)
流石小沢。オフ会とか来て貰ったらマニアックな話しで滅茶苦茶盛り上がれるかもww


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