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スポーツ総合スレッド

1小説吉田学校読者:2006/05/31(水) 23:09:24
雑談スレを見直してみて、芸能ネタの次に多いのがスポーツネタ。
ドイツW杯ももうすぐだし、こういうスレを立ててみました。

2570とはずがたり:2021/02/07(日) 21:15:44
森喜朗氏発言「わきまえている」、海外メディアはどう英語に訳した?
2/4(木) 15:08配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/98fbe1a66014b59719e353467761995c82d0fbcb
ハフポスト日本版
「わきまえる」どう英訳

東京オリンピック・パラリンピックのトップ、森喜朗氏による、2月3日に開かれたJOC臨時評議員会での発言に対し、国内外から批判が殺到している。

海外メディアも次々と報じているが、森氏が大会組織委の女性役員7人について評した「わきまえている」という発言は、英語でどう訳されたか。【ハフポスト日本版編集部】

「わきまえている」の英訳は?
デジタル大辞泉によると、「わきまえる」とは、「物事の道理をよく知っている。心得ている」とされている。

これを、海外メディアではどう訳したか。

AFPやロイター通信は、この発言を次のように英訳した。

We have about seven women at the organising committee but everyone understands their place,

(組織委には女性は7人くらいいるが、みんな自分の立場を理解している)

ニューヨークタイムズ紙はこうだ。

Those women, he suggested, are able to speak at a length that meets his standards for brevity.

(それらの女性たちは、森氏が考える簡潔さの基準を満たす長さで話すことができるそうだ)

朝日新聞によると、森氏は「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」と発言。

森氏が会長を務める東京オリンピック・パラリンピック大会組織委の女性役員について、「私どもの組織委員会に女性は7人くらいか。7人くらいおりますが、みなさん、わきまえておられて」と語ったという。

ハフポスト日本版編集部

2571チバQ:2021/02/08(月) 12:01:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8a44741d3cc2390a06b58332d0e5acb3fa7a6fe
森会長の後任は2択?「IOCと付き合うには元首相クラスでないと」の声
2/8(月) 11:49配信
32




俺たちに回ってくる?
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言を巡っては、「謝罪会見」後も批判の声は鳴りやまない。

 ネット上の署名サイト「Change.org」では、会長の処遇検討を求める活動に、8日午前9時の時点で13万人以上が賛同した。

 署名は4日午後にスタート。呼び掛け文では「女性への偏見を持つ人物が会長職を継続するのは不適切ではないか」として、日本オリンピック委員会(JOC)や組織委に再発防止策の実施も求めた。賛同者からは「代わりがいないから退陣させないというのは、関係者の怠慢でしかない」などの怒りの声が寄せられた。

 SNS上でも退任を求める投稿や、会議で発言をとがめなかった出席者への批判が続いた。ただ、JOCや政府与党側は森氏の謝罪をもって、幕引きを図りたい考えだ。

 永田町関係者は「自民党内では森元首相の失言癖は毎度のことなので、あきれるばかり。国際的に批判を招いているので今後、世論次第で辞任に追い込まれる可能性はあるでしょう」と指摘する。

 ただ、森氏が辞任となったら、後任候補は“究極の選択”になると予想する。

「森氏が辞めた場合、組織委副会長の遠藤利明衆院議員や山下泰裕JOC会長を繰り上げるんですか? 組織委の会長ポストは重責で、政財界だけでなく、欧州貴族の集まりともいわれているIOC(国際オリンピック委員会)と付き合うには、元首相クラスでないと務まらない。スポーツに通じる適任者となったら五輪招致に尽力した安倍晋三前首相や麻生太郎財務相しか見当たりません」(同関係者)

 森氏とは天敵でもある小池百合子都知事ですら「IOCは大きな組織でかつ交渉が必要。これまで交渉を重ねてきた累積もある」と森氏の続投を容認しているほどだ。それでも辞任となって、安倍氏や麻生氏にお鉢が回ってきたら…。組織委会長を巡る混乱はまだまだ続く。

2572チバQ:2021/02/08(月) 23:38:38
>都市ボランティアの人数は30,000人
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/12/28/03.html#:~:text=20%2C000%E4%BA%BA%E7%A8%8B%E5%BA%A6%E2%80%BB%E9%83%BD%E5%B8%82,%E4%BA%BA%E7%A8%8B%E5%BA%A6%E3%82%92%E5%90%AB%E3%81%BF%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

53人と書くなら分母の30,000人も書かなければフェアじゃないでしょ。
多いと見るか少ないと見るかはわからんけど。


https://news.yahoo.co.jp/articles/927df22abd17e9ac308dd58b3b158a64e812eefe
森氏発言、東京都に抗議1162件 ボランティア辞退53件に
2/8(月) 20:06
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言をめぐり、東京都は8日、苦情や抗議などが同日までに1162件寄せられたことを明らかにした。

 両大会で駅の案内などを行う「都市ボランティア」の辞退は53件に増えた。聖火リレーランナーの辞退は出ていないという。

2573チバQ:2021/02/08(月) 23:39:53
東京新聞の書き方のほうがまともですね
https://www.tokyo-np.co.jp/article/84766
東京五輪・パラのボランティア440人が辞退、森会長の失言影響か 
2021年2月8日 20時53分
森喜朗会長
森喜朗会長

森喜朗会長
 東京五輪・パラリンピック組織委員会は8日、4日以降に約390人が大会ボランティアへの辞退を、2人が聖火リレーランナーへの辞退をそれぞれ申し出たと発表した。組織委は辞退理由を公表していないが、3日に森喜朗会長が女性蔑視の発言をした影響とみられる。

 またこの5日間、組織委への問い合わせは電話、メール合わせて約4550件に上った。
 組織委は競技会場で活動する大会ボランティアを約8万人採用したが、森氏発言の以前にも大会の延期で都合がつかなくなったり、新型コロナウイルス感染症対策への不安などで辞退者が続出。組織委は現在の参加人数を明らかにしていない。
 一方、東京都も8日、森氏発言を巡り、都が募集した道案内などのための都市ボランティア(約3万人)の辞退申し出が53人になったと発表した。都庁への苦情や抗議の電話・メールは8日午後5時の時点で計1162件に上った。(原田遼、岡本太)

2574チバQ:2021/02/09(火) 00:34:30
>>2571
野田、菅、鳩山、福田、小泉、村山、細川、海部


資金力の鳩山か、人気の小泉。
どっかにあったパラ期待で谷垣。
まあ、たしかに後任がいないちゃーいないですね。

2575名無しさん:2021/02/09(火) 07:49:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/00157d4af1af1dd2df5d2cbd0d01560acfe06457
組織委 週内に臨時会合へ ボランティア約390人辞退
2/9(火) 6:21配信
フジテレビ系(FNN)
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、森会長の女性をめぐる発言を受け、理事会と評議員会による臨時会合を、週内にも開催する方向で調整していることが関係者への取材でわかった。

組織委員会は、森会長が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し、国内外から厳しい批判が集まっていることを受け、理事会とその上部機関にあたる評議員会による臨時会合を、週内にも開催する方向で調整している。

開催は、12日を軸に調整が進められている。

また、組織委員会は8日までの5日間で、大会ボランティアおよそ390人が辞退したことを明らかにした。

2576とはずがたり:2021/02/09(火) 13:26:17
森氏発言は「不適切」 指摘の機会逸したと弁明―山下JOC会長
2021年02月05日13時04分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021020500710&g=spo

 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は5日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性を蔑視したとも受け取られる発言をした問題について、「オリンピック、パラリンピックの精神に反する不適切な発言だったと思う」と述べた。
 森会長の発言は、3日に開かれたJOCの会議で出たもので、笑いが起きる場面もあった。周囲がとがめなかったことについて、山下会長は「指摘する機を逸してしまった」「聞いた時には、『うん?』と(疑問に)思った部分は正直ありましたけれども」と弁明した。

2577名無しさん:2021/02/09(火) 17:10:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/66ec1c42756a60cccddd60e53b7f7d7d6821c252
パラアーチェリー代表内定、仲喜嗣氏が死去 60歳
2/9(火) 11:39配信
日刊スポーツ
パラアーチェリー男子の東京パラリンピック代表内定選手、仲喜嗣(なか・よしつぐ)氏が7日、死去した。60歳だった。日本身体障害者アーチェリー連盟が9日、明らかにした。

日本連盟によると仲選手は昨年11月に体調を崩し以来、療養していた。遺族の要望で死因については明らかにされていないが、新型コロナウイルス感染症によるものではないという。

仲選手は奈良県大和高田市生まれ。会社員だった31歳の時に「AAA(トリプルエー)症候群」を発症した。全身の筋力が低下する原因不明の難病で、次第に歩行が困難になり、その後に遭った交通事故の影響もあって数年後には車いす生活になった。

四肢に障がいを抱えながら46歳でアーチェリーを始め、車いすW1クラスで07年の世界選手権に初出場。その後も奈良県を拠点に国内外の大会で実績を残し続け、19年6月の世界選手権(オランダ)で東京パラ代表に内定していた。

日本連盟は「パラアーチェリー界での長きにわたるご活躍に心より敬意を表しますとともに、謹んでお悔やみ申し上げます」と仲選手の逝去を悼んだ。

2578名無しさん:2021/02/09(火) 17:40:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc3826c4a84a0ef842f2f3922ea27fce4cb49b42
ボランティア辞退「瞬間的ではない」 JOC山下会長
2/9(火) 17:29配信
時事通信
 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は9日、東京都内で開いた定例記者会見で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言を受けたボランティア辞退の動きを、自民党の二階俊博幹事長が「瞬間的」と述べたことについて「瞬間的なものと捉えていない。捉えてはいけないと思う」と語った。

 森会長の発言自体については「極めて不適切」などと述べ、これまでと同じ認識を繰り返した。さらに、「(発言を)撤回、謝罪された。発言自体の是非については改めて述べる必要はない」と話し、進退は問わない考えを示した。

 また、JOCのアスリート委員会を通して東京五輪開催を希望する選手の声を集約していることを明かした。選手の発信がSNSなどで批判される可能性を考慮し、「発言することが、一つ間違うとリスクになる状況。(JOCが)声を集めて発信するようにしたい」と語った。 

最終更新:2/9(火) 17:29
時事通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/e63695a854d86f3ce6ee0049565329b92ab1daca
吉村知事、森喜朗会長と二階幹事長の発言は「間違っていると思う」国民とのズレ指摘
2/9(火) 16:32配信
中日スポーツ
 大阪府の吉村洋文知事(45)が9日、日本テレビ系の情報番組「ミヤネ屋」に緊急生出演。東京五輪組織委の森喜朗会長(83)の女性蔑視発言やその後の二階俊博自民党幹事長(81)の発言について、「間違っていると思う」と見解を示述べた。

 吉村知事は「僕はオリンピックを応援している」として、「中止はやめてもらいたい。中止になるのであれば、延期というのが基本的な考え方」と五輪開催への期待を表明。その上で「国民が応援して、国民で盛り上げていくのがオリンピック」と定義し、「国民の応援なくしてオリンピックは成り立たない。政治家であったり、今回の森会長の発言は僕は間違っていると思う」との認識を示した。

 また森会長の進退については「今回の発言は不適切だと思いますが、この間森会長がやってきたことを、もし森会長のままいくんであれば、国民の皆さんとのコミュニケーションが決定的に不足している。感覚がズレている」と判断。森会長の功績を考慮したうえで、相互理解が必要とアピールした。

中日スポーツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/537548b8f15dbe17207d1fb870d34a89fd8dc28d
波紋広がる“森・二階発言”…世論と政治家のズレ
2/9(火) 17:25配信
テレビ朝日系(ANN)
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の女性蔑視発言を巡り、新たな波紋です。大会ボランティアの辞退が相次ぐなか、今度は自民党・二階幹事長の発言に批判の声が上がっています。閣僚からも批判的なコメントが出ている一方で、二階幹事長が言ったことの体位としては森会長をいわば擁護する方向性のものであるといってさしつかえないと思いますが、自民党内ではどのような受け答えになっているのでしょうか。国会記者会館から報告です。

 (政治部・土田沙織記者報告)
 二階幹事長の周辺を取材していると、今回の発言については「問題視しない」という考えの人が多いです。

 閣僚の一人も「幹事長は女性蔑視するような発言をしたわけじゃないんだから」などと批判をはねのけまました。

 一方で、森会長の発言への反発が収まらないなか、森会長を擁護する発言をしたことで、「もうそろって退場頂いた方がいいんじゃないか」といった強い批判の声や「ジェンダーなんて言ったって理解できないだろう」と、あきらめのような声も党内から聞こえてきました。

 (Q.国民と運営する側のズレは自民党内ではどういう空気になっているのか?)
 特にオリンピックのボランティアを辞退する人が相次いでいることを受け、二階幹事長がそれは「瞬間的」なこととし、「落ち着いて静かになったら考え方は変わる」と発言したことは世論とのズレがあると感じました。

 そもそも、オリンピックの開催は菅総理大臣がコロナに打ち勝った証にと強い決意を述べている一方で、テレビ朝日の世論調査にもある通り、7月に開催に理解を示した人はわずか1割にとどまっているという状況です。

 だからこそ、本来はオリンピックに向けて世論を味方に付けていかなければいけない局面ですが、世論からズレた発言があったことで、ある幹部は「さらにボランティアを辞退する人が増えかねないのではないか」と危機感を示していました。

 また、若手議員からは「大会成功に向けて水を差した形に」なってしまってのではないかと危惧する声も出てきています。

テレビ朝日

2579とはずがたり:2021/02/09(火) 22:59:28
一旦は謝罪したからこの問題は修了した>>2549とか了解してたやんけ。IOCもぶれてるな。
とはいえ世界の反撥を無視できずこれで解任のお膳立ては整ったってことだな。その次ぎは後任人事やな。ここで鈴木貫太郎が就任するのか本土決戦の陸軍(wikiに拠ると東条は畑俊六を推したらしい)から出るのか。

IOC、森氏発言「不適切」
声明発表
https://this.kiji.is/731826050345189376?c=39550187727945729
2021/2/9 20:11 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は9日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言は「完全に不適切だ」などと指摘する声明を発表した。

2580とはずがたり:2021/02/10(水) 17:23:07

この辺の嗅覚と立ち回りは流石だよなぁ

https://twitter.com/tbs_news/status/1359319966827249666
TBS NEWS
@tbs_news
【速報】東京オリンピック・パラリンピックをめぐり、東京都の #小池知事 は、#森大会組織委員会会長、#バッハIOC会長、#橋本オリンピック担当大臣 との「#4者会談」に出席しない意向を示しました。「ポジティブな発信にならない」ことを理由に挙げています。

2581チバQ:2021/02/11(木) 00:32:28
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2102100024.html
IOCツイッターのヘッダー画像変更 加藤官房長官「北京五輪1年前のPR」
2021/02/10 17:34産経新聞

IOCツイッターのヘッダー画像変更 加藤官房長官「北京五輪1年前のPR」

会見に臨む加藤勝信官房長官=10日午前、首相官邸(春名中撮影)

(産経新聞)

 加藤勝信官房長官は10日午後の記者会見で、国際オリンピック委員会(IOC)の公式ツイッターアカウントのヘッダー画像が今夏の東京五輪から、2022年2月の北京五輪に変更されたことに関し「北京大会は来年2月4日であり、北京大会開催1年前のPRなどの趣旨でなされているものと考えている」と述べた。

2582チバQ:2021/02/11(木) 00:43:08
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20210210-567-OYT1T50262.html
森会長の進退論、政府・与党内で浮上…野田聖子氏「間違った発言だった」
2021/02/10 23:08読売新聞

 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が、女性に対する不適切な発言をした問題を巡り、政府・与党内で進退論が浮上している。

 自民党の野田聖子幹事長代行は10日の記者会見で、「今の時代の枠組みの中からすると、間違った発言だった」と指摘。森氏の進退に関して、「日本の国そのものがミスリードされることを懸念している。しっかりと多くの声を受け止め、自ら方向性を示していただければと願っている」と語った。公明党の山口代表は、記者団に「出処進退は森氏本人が判断すべきものだ」と述べた。

 国際オリンピック委員会(IOC)が9日に「絶対的に不適切」との声明を出したことを受け、与党内には「もう持たない」(閣僚経験者)との見方が出ている。政府関係者も「辞めるしかない」と指摘した。加藤官房長官は記者会見で、「会長人事は、大会組織委員会自体が、独立した法人として自ら判断されるべきだ」と語った。

 一方、組織委は10日、評議員と理事による臨時の「合同懇談会」を12日午後に開催すると発表した。森氏の発言と、今後行う男女共同参画への取り組みについて、意見交換する。

 関係者によると、懇談会では森氏が経緯を説明した上で謝罪し、発言撤回を報告する見通し。終了後に記者会見が行われる。

 組織委の評議員は川淵三郎・日本サッカー協会相談役や遠山敦子・元文部科学相ら6人で、理事には森氏や遠藤利明・元五輪相、室伏広治・スポーツ庁長官ら35人が名を連ねている。


https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2021021001001984.html
森氏辞任した方がいい、群馬知事 「日本のイメージを悪化させた」
2021/02/10 21:01共同通信

 群馬県の山本一太知事は10日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言を巡り「辞任された方がいい」と述べた。県庁で記者団に答えた。

 山本氏は森氏の発言を「日本のイメージを悪化させた。日本の国益を大きく損ねている」と指摘。森氏の発言は欧米メディアで報じられており、さらに批判が高まった場合に大会をボイコットする動きが広がる危険性があるとして「問題を決着させた方がいい」と語った。

 山本氏はこの日更新したブログでも「国内外のアスリートをどれほど失望させたか、選手の気持ちをどれほど傷つけることになったのかは、想像に難くない」と批判した。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20210210k0000m040221000c.html
森氏発言に各界から批判 トヨタ社長「価値観異なり、誠に遺憾」
2021/02/10 20:44毎日新聞

森氏発言に各界から批判 トヨタ社長「価値観異なり、誠に遺憾」

東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長=東京都中央区で2020年11月16日(代表撮影)

(毎日新聞)

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視発言を巡り、10日もスポンサー企業など各界から苦言や批判が相次いだ。

 五輪・パラリンピックの最高位スポンサーであるワールドワイドパートナーを務めるトヨタ自動車は同日、森会長の発言について、「トヨタが大切にしてきた価値観と異なっており、誠に遺憾だ」との豊田章男社長のコメントを発表。群馬県の山本一太知事も「発言は日本のイメージを極めて悪化させた。メンツを立てるとか実績がどうこうという次元の話ではない」などと述べ、「思い切って辞任されたほうがいい」と非難した。

 大会組織委は、森会長が3日に蔑視発言をした後、8日正午までに大会ボランティア約390人、聖火リレーの走者2人が辞退したと明らかにしている。その後の辞退者数については「集計できておらず、現時点では公表できない」としている。【妹尾直道、大島祥平】

2583名無しさん:2021/02/11(木) 10:06:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/e09b4b1223b34b72dab8a11833a1363b70816c91
森氏発言の余波…党内、スポンサーからも相次ぐ苦言
2/9(火) 23:30配信
テレビ朝日系(ANN)
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の女性蔑視発言の余波が止まりません。批判は自民党内からも上がっています。
自民党・稲田議員:「森会長自身は非常に大政治家だし、私も尊敬はしているが、今回の発言は『女性は』という形で言われたことについては、とても残念。私は、この発言について、賛成であれ反対であれ、しっかり自分の意見を言うべきだと思っている。 私はやっぱり“わきまえない女”でありたい」
自民党・後藤田議員:「やはり森さんは辞任されて、体制を立て直すべきだと思う。理念なきオリンピックというのは、税金を使った大運動会。五輪というのは理念があって初めて五輪」

また、「謝罪によって、この問題は終わった」としていたIOC=国際オリンピック委員会も一転して「森会長の発言は、不適切そのものであり、男女平等に尽力することを改めて確認します」との声明を出しました。

厳しい声はオリンピックの公式スポンサーからも出ています。
日本生命:「今般の森会長の発言は、女性蔑視とも捉えられ、男女平等がうたわれているオリンピック・パラリンピック精神にも反する表現であり、大変遺憾である」
東京海上日動:「“多様性と調和”という東京大会のビジョンに反する発言であり大変遺憾。適切に対応するよう組織委員会に伝えていく」

森会長の周辺からも批判の声は出ています。ただ、会長職の進退については寛容です。
萩生田文部科学大臣:「私は不適切な発言だった思う。森さんのご性格というか、今までの振る舞いで、最も反省してるときに、逆にああいう態度を取るんじゃないかなって思いも私はある。残り半年になった東京大会の成功に向け、頑張ってもらいたい」
大会組織委員会は、理事会と評議員会の緊急会合を12日にも開く方針です。メンバーから意見を聞き、対応を協議するというものですが、森会長の進退については、話し合われないとみられています。政府は、今のところ、この問題と距離を取っています。

ジャーナリストの後藤謙次氏は「辞任させるという想定がなかったわけではない」と解説します。
ジャーナリスト・後藤謙次氏:「先週の土曜日、自民党幹部の中でも“後任は誰がいい”という動きがあったし、組織委員会関係者の中でも、次の会長像として、一つは据わりや収まりがいい。プラス五輪が開かれれば、世界からVIPがいっぱいやってくる。外交的な手腕、経験がある人、この2つの条件を挙げていた。しかし、土日を経て、政府から聞こえてくるのは完全に“ワンボイス”。発言はけしからん、しかし、人事は、それは組織任せとの言い方でほぼ一致。このまま収まってくれればいいと“昭和のおじさん文化”がはびこって、国内では『しょうがないね』『またやったね』くらいの感覚だったと思う。鈴をつける人、私は2人しかいないと思う。1人は森さんと一緒に東京五輪を承知した安倍前総理、それから菅総理。総理の影響力は絶大なものがある。それをぜひ行使してほしい」

国会では9日、野党の女性議員たちが白いスーツを着込んで質問に立ちました。揃って白を身にまとうのは、20世紀初頭に始まった女性参政権を求める運動が始まりで、いまでも使われる抗議の象徴です。自民党の二階幹事長は8日、森会長の発言後、ボランティアの辞退が相次いでいることについて、「辞めたいなら新しく募集する」との見解を示しました。国会では、この発言をめぐり是非が問われました。
麻生副総理:「ボランティアは大きな大会やるときに必要な大きな力だと思うので、そういった方々に対する敬意というものに欠いているのではないか」
橋本オリンピック担当大臣:「ボランティアの方々が、そのような不快な思いをされて、辞退をされていることに関して、しっかりとその思いを真摯に受け止めて発言しなければいけなかったと思う。発言の真意はよく把握していないが、不適切だったというふうに思う」

二階幹事長に改めて発言の真意を聞きました。
二階幹事長:「お互いに冷静に考えたら、またそれぞれ落ち着いたお考えになっていくんじゃないかということ。特別深い意味はない(Q.森会長の発言は不適切だったという認識か)いやしくも内閣総理大臣を務め、党の総裁であられた方のことを、現職の幹事長が、あれこれ申し上げるようなことは適当ではない」

テレビ朝日

2584名無しさん:2021/02/11(木) 10:35:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a6f5bf985b2dffb7166448f68648dd7af2e22b9
態度豹変のIOC非難声明が森会長辞任への決定打?!海外メディアも「叱責されても職に留まる」と続投方針を疑問視
2/10(水) 5:55配信
THE PAGE
IOC(国際オリンピック委員会)は9日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」などの女性蔑視発言をした問題についての声明を発表した。IOCの理念と過去の歩みを説明した上で「森会長の最近の発言は完全に不適切であり、IOCのコミットメントと五輪アジェンダ2020の改革に矛盾している」と強烈に非難した。
 当初、IOCは、森会長が4日、自らの女性蔑視発言を「謝罪、撤回」した会見後に「森会長は謝罪をした。これでこの問題は終わったと考える」との“火消し声明”を出していた。だが、国内外からの批判の声が収まらず態度を豹変させた。
 森会長は、辞任を明確に否定。政府、大会組織委員会、そして森会長の“母体”である自民党も“続投”を支持している。だが、IOCの非難声明は辞任への決定打とも言える”逆風”となった。もう政治力で“続投”を押し通すことは無理な状況に追い込まれたのかもしれない。

「国内外の激しい抗議があっても辞任を求めない」
 海外メディアも、さっそくこの問題を取り上げた。多くのメディアが通信社系の記事を引用して「IOCが森会長発言に対して非難声明」と報じているが、独自の視線で記事化しているメディアも少なくなかった。
 ワシントンポスト紙は「性差別発言に対するIOCの叱責にもかかわらず、日本の五輪リーダーが職務に留まる」との見出しを取り、辞任を決意しない森会長を批判的な論調で報じた。
「IOCは東京五輪組織委員会の森喜朗会長による女性に関する発言が『完全に不適切だった』としたが、国内外から激しい抗議が生まれている中で、(政府、自民党や組織委員会が)彼に辞任を求めることは拒否した」と伝えた。
 記事では、日本ではボランティアの参加辞退が急増していること、世論調査で半数以上が、森氏の辞任を求めていること、日本の国会議員の女性メンバーたちが、森氏の発言に抗議するために国会で白色の服を着用したことなどの社会的な反発を紹介。
「世界中で新型コロナウイルスが広がっていることから多くの著名人が五輪大会を中止すべきと呼びかけている」とも続けて、森会長の続投が、その逆風をさらに強くしていることを示唆した。

2585名無しさん:2021/02/11(木) 10:35:56
>>2584

 独自取材を交えて詳しく報じたのが英の高級紙ガーディアンだ。
「ボランティアが辞めていく中でIOCが東京(五輪)トップによる女性に関する発言を非難」との見出しを取り、「IOCは、森会長による女性蔑視発言を“完全に不適切”と非難した。森会長は(国内外からの)怒りが増す中で辞任のプレッシャーを受けている」と伝えた。
 記事は「83歳の元首相は、発言を謝罪し撤回する一方で弁明したためにさらなる批判を呼んだ。火曜日には、森氏の発言に対する抗議で、この夏に予定される東京五輪大会へボランティアで参加予定だった数百人が参加を取りやめた」と紹介。IOCの声明の中から「発言は、完全に不適切で、IOCのコミットメントや五輪アジェンダ2020の改革に矛盾するものだ」「森氏の謝罪に加え、東京2020組織委員会も彼の発言が不適切なものだと見なし、男女平等参画に取り組むことを再度確認した」という部分を抜き出した。
 さらに「日本のメディアによると、森氏に対する処遇を求めるオンライン署名が月曜までに14万を集め東京五輪に参加予定だった8万人のボランティアのうち400人以上が辞退した。五輪主催者たちは5500件以上の苦情を受けたと明かした」とし、「この騒動は、パンデミックで、すでに1年延期されてきたこの夏の五輪の未来に対する憶測が積み重なる中で、IOCと日本の組織委員会が直面する無数の問題に加えられることになった」と、五輪開催に重大な影響を与えているとの見方を記した。
 そして森会長の辞任問題に関しては「権力を支配する自由民主党とIOCで影響力を持つ関係者から(続投の)後押しを受けていることから、森氏はこの嵐に耐えるかもしれない」と分析。「自由民主党の幹部の1人は、森氏を解雇することは、2014年に組織委員会の会長になって以来、彼が得てきた豊富な経験を失うことを意味するだろうと語っている」と伝えた。さらに、「菅義偉首相が(森氏が)この職務に適しているかという疑問への答えを避ける中で、森氏とトーマス・バッハIOC会長との関係は対等であると言われている。彼の辞任が7月23日の開会式まで半年を切ったという重大な時を迎えている五輪の準備の妨げになるとの懸念がある」と、辞任が決断されない背景を説明した。
 同紙は、組織委員会の情報筋の「森会長には(発言の撤回、謝罪会見の)前に辞任については何も言及しないように伝えた。彼を変えても何も良いものは生まれない」とのコメントを紹介。柔道のソウル五輪銅メダリスト、世界選手権王者でJOC理事を務める山口香氏の「多くの人々が森氏には手出しができないと考えている」との談話も引用し、絶対的な政治力を持つ森会長に対し、内部の人間が誰も辞任勧告をできない日本の特殊な事情を皮肉った。
 自民党の二階俊博幹事長は、森会長の女性蔑視発言について、不適切だと思うか?と定例会見で質問され「内閣総理大臣を務め、党の総裁であられた方のことを現職の幹事長があれこれ申し上げるということは適当ではない」と答えたが、これこそ海外メディアが指摘している日本の異常な政治土壌を示しているのだろう。
 また二階幹事長は、ボランティアの辞退が増えていることに対して「どうしてもお辞めになりたいということだったら、また新たなボランティアを募集する、追加するということにならざるを得ない」、「落ち着いて静かになったら、その人たちの考えもまた変わる」などと問題発言をした。衆議院の予算委員会の答弁で橋本聖子五輪担当大臣が、その発言を「不適切だった」と非難するなど、森会長の進退問題が、政府、自民党への不信感にまで飛び火する事態となっている。
 ただでさえ菅内閣の支持率も急落している。日本の政府が国際社会の声などの外圧に弱い事情を考慮すると“もうこれ以上、森会長を守り切れない”との政治判断が、いつ下されてもおかしくないだろう。

2586名無しさん:2021/02/11(木) 10:40:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ce7dda850d32c0857f3a0fbeadab153255fcce6
森会長に続き二階幹事長もボランティア発言で炎上 なぜムラ社会は自浄作用が働かないのか〈dot.〉
2/10(水) 8:02配信
AERA dot.
 長老たちの暴走が止まらない――。
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言が国内外に波紋を広げているが、今度は自民党の二階俊博幹事長の発言が物議を醸している。二階氏は8日の会見で、森氏の発言を受けて五輪のボランティアの辞退が相次いでいることについて、「瞬間的(なこと)」だとし、さらには「おやめになりたいというのだったら、新たなボランディアを募集する」と言い、辞退を申し出た一般市民を突き放すような発言をしたのだ。

 この二階氏の発言には、世論は反発。ネット上には、《上から目線》《非常に不愉快》《ボランティアなんていくらでもいるっていいたいの?》《ボランティアの心をさらに傷つける発言》《国民を奉公人と考えているのか》といった声があふれた。

 こうした批判を受けて、橋本聖子五輪担当相もさすがに二階氏の発言を容認することはできなかったようで、9日の衆院予算委員会で「不適切だった」との認識を示した。しかし驚いたことに、当の二階氏は橋本氏のコメントに対して「幹事長が論評を加える必要はない」と言い、自身の発言についても「深い意味はない」と、まるでどこ吹く風。国民は驚きを通り越してあきれるしかないといった状況だ。

 発端は森会長の女性蔑視発言だった。辞任を求める声が高まる状況に対し、二階幹事長は「周囲の期待に応えて、しっかりやっていただきたい」と森会長を擁護していた。二階氏だけではない。自民党の森山裕・国会対策委員長も8日、記者団に対し、「反省をされ、発言も取り消している。引き続き森会長が務めていただくのがいいのではないか」との認識を示したという。

 そういう雰囲気の中での二階氏の言動だったのだ。

 擁護とまではいかなくても森会長に同調する動きは当初からみられた。日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議会で森氏の問題発言があった直後、会議の出席者から笑いが上がったという。これについて、社会学者の上野千鶴子氏は次のように指摘した。

「差別発言に対し、沈黙したら見逃したということ。笑ったら同調したということ。つまり、性差別を再生産する共犯者になります」

 同調するどころか、その後擁護している人も出てきているので、世間の認識との乖離は深刻だ。

 そもそも、森氏も二階氏も不用意な発言をすることが過去にたびたびあった。それなのになぜ、再び繰り返され、今回、一般市民が許容できる範囲を大きく踏み外してしまったのか。

 発言した本人の資質に加えて、映画監督で精神科医の和田秀樹氏は日本社会のシステムの問題を指摘した。

「日本の組織は、いったん権力を握ったり、ポジションを得たりして、『実力者』になると、クビや降格にされにくいシステムなのです。長く組織にいた方が評価される年功序列の慣習には疑問を感じます。少なくともトップが固定化することに関しては、問題だと思います」

 和田氏はシステムと表現したが、今回の騒動を見る限り、日本全体というよりは政治家が絡んだ組織の文化、長老には忖度すべきだというムラ社会の不文律のようなものだろう。今回、森氏は釈明会見の前に辞意を漏らしたが、周囲が慰留したので翻意したという報道や、森氏がこれまでスポーツ界に貢献してきたとして「続投」を求める声が公然とあるのは、ムラ社会の文化をよく表しているとはいえないか。

 もちろん、誰も森氏の過去の功績までも否定するつもりはない。ただ、今回の発言は内容が不適切だったこと、その背景にある思想や考え方が現在の「一般常識」からかけ離れているのは明白。個人の思想信条は自由だが、五輪の組織のトップである限り、その大会理念にも責任を持つことが求められている。

 今回、森会長の発言に真っ先に異を唱えたソウル五輪女子柔道メダリストで、JOC理事の山口香氏(筑波大教授)は、取材の際に、こんなことを言っていた。

「国際オリンピック委員会の委員を長年務めた岡野俊一郎さんの言葉が記憶に残っています。オリンピックを開催するということは、世界に窓を開くことなんだと。日本が世界を見ると同時に世界から日本という国をみてもらうということ。日本の風習の中にはいいところもあるが、世界と合わないところも見られてしまう。変わるべきところはかわるべきなのです」

 今回の件に関して「オープンな議論を望んでいます」と話した山口氏。東京五輪・パラリンピック組織委は理事と評議員を集めた臨時の会合を今週にも開くという。会議の行方が注目されている。(AERAdot.編集部/鎌田倫子)

2587名無しさん:2021/02/11(木) 11:09:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/49c3c8914a27e7d0646f6014c3d94b151ab298bd
「20年来の付き合いだが、彼らしくない」 五輪組織委・森会長の発言で静岡県知事
2/9(火) 21:08配信
静岡朝日テレビ
 9日午後2時から定例会見を開いた静岡県の川勝平太知事、国内外で波紋を広げているあの問題についても言及しました―

Q.五輪組織委員会の森会長の女性蔑視発言について、自転車競技を開催する県の知事として、今回の女性蔑視発言についてどう考えているか

川勝知事:「森喜朗氏とは20年来の付き合いがある。今回の発言は森喜朗氏らしくないと思いました。きわめて不適切ですので、さっそく、すぐに気付いて撤回して謝罪したと受けとめている。女性蔑視する人ではないということは、私の知る限り、20年来、長い付き合いをしてきた1人して、どこに出しても恥ずかしくない方と思っている」

 本来の森会長は、女性蔑視をするような人物ではないとした川勝知事。

この問題をめぐって、きのう自民党の二階幹事長は。

二階幹事長:「今後、そうした発言・行動に対して十分ご留意なさると聞いているから、私は『撤回した』ということで、いいんじゃないかと思っている」

 二階幹事長は、森会長が発言を撤回したから問題ないとの認識を示しました。しかし、森会長の発言後、大会ボランティアを辞退する人は400人近くに上るなど、影響が広がっています。

 辞任を求める世論も高まっている中、森会長の進退について、川勝知事はどのように考えているのでしょうか。

川勝知事:「(森会長は)慰留されて今のポジションにいる。今、針のむしろの上にいるようなところだと思うが、我を通す人ではないと思う」

Q.本人が身を引こうとしても、周りが慰留するぐらい資質ある人ということか

川勝知事:「組織委員会の中で、あれだけ長年頑張ってきた。本人の意向とは関わりなく、今のポジションは余人を持って代えがたいとなっているのではないか」

 川勝知事は森会長の代わりとなる人物がいないため、辞めたくても辞められないのではないかとの見解を示しました。一方で、記者からは知事の発言についてこんな指摘も。

Q.(過去に森会長は)子どもを作らない女性が自由を謳歌して、年をとって、税金で面倒を見るのはおかしいというような女性蔑視の発言もあるが、これまでも数々の問題発言を繰り返しているので、知事の言う相手への尊敬がある人というのとは、だいぶズレがあると思うが?

川勝知事:「片言だけであれば、そういう捉え方がある。あの方は座談の名人。また話術も長けている。相手をみながら、ちょっとしたユーモアのつもりで言葉が過ぎるというのが欠点。ですから、欠点だけが針小棒大になると、何か一般化されると、女性蔑視という一般化になるのではないかと思う」

2588名無しさん:2021/02/11(木) 11:27:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e38deb70c131892b118543c754979928002650d
五輪4者会談 小池氏が欠席の意向「ポジティブな発信にならない」
2/10(水) 10:57配信
TBS系(JNN)
 東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて今月開催される予定だったIOC(国際オリンピック委員会)と日本側との4者会談について、東京都の小池知事は、組織委員会の森会長の発言を念頭に「今ここでやってもポジティブな発信にならない」として、欠席する意向を示しました。

 「(都市ボランティア)97人ご辞退という連絡がありました。これだけ皆さんに不快な思いをさせてしまって、本当に開催都市の長として、とてもとても残念に思っております。17日に4者会談が開かれると報道が流れておりましたけれども、今ここで4者会談してもあまりポジティブな発信にはならないんじゃないかと思いますので、私は出席することはないと思います」(小池百合子都知事)

 IOCと日本側の4者会談は、先月、バッハ会長と森会長の電話会談で合意されたもので、関係者によりますと、来週17日を軸に行う方向で調整されていました。しかし、小池知事は10日、「今ここでやっても前向きな発信にはならない」として、欠席する意向を示しました。

 森会長の“女性蔑視”発言をめぐっては、都に、9日までに1400件を超える抗議が寄せられているということです。(10日11:20)

https://news.yahoo.co.jp/articles/137c87da7cec624c3961af9a78331ef996c94a71
橋本五輪相、森会長発言問題で連日の苦しい答弁
2/10(水) 10:47配信
日刊スポーツ
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による「女性蔑視」発言の問題の波紋は広がるばかりだ。10日午前の衆院予算委員会では自民党の二階俊博幹事長の発言がさらに追及された。二階氏は森発言の影響で辞退者が増加する大会ボランティアを軽視するような発言をし、さらに「特別深い意味はない」と釈明していた。

立憲民主党の今井雅人氏は「火に油を注ぐ。こんな言い方はない。ボランティアのみなさんに申し訳なかったとか、発言を撤回するとか言わないで」と橋本聖子五輪担当相を追及した。橋本氏は「不快な思いをされて辞退されたことに対し、真摯(しんし)に受け止めるべき。幹事長の発言は不適切だった」と連日の苦しい答弁となった。

2589名無しさん:2021/02/11(木) 11:28:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/9475dec03ca3ffee5c603cb5843b66492f9147cb
JOC評議委員の松田丈志氏 森会長発言時の様子語る「耳そばだて聞く状況では…」
2/10(水) 10:09配信
デイリースポーツ
 JOC評議委員で競泳元日本代表の松田丈志氏が10日、日本テレビ系「スッキリ」で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言をしたときの詳細を明かした。

 松田氏は、森会長が「女性がいる会議は時間がかかる」という趣旨の発言を行ったJOC評議委員会に、評議委員としてオンラインで参加していた。

 今回の森会長発言について、感想を聞かれると「発言自体は不適切と思った。ただその後、謝罪、撤回もしている中で、これ以上発言に対して糾弾していくのはあまり意味がないのかなと思っている」とコメント。コロナ禍の逆風が吹く中、さらに森会長発言で逆風が強まったことには「この状況を森さん、組織委員会がどう見て判断するのかってところになってくる」と語った。

 問題の発言については「JOCの評議委員会なんで、組織委員会の長である森さんが発言する必要は特になかった」といい、「JOC(会長)の山下さんの配慮なのか、JOCの配慮なのか分かりませんが、コロナ禍でオリンピックをやるという難しいものに直面、一致団結して頑張っていこうという意を示す上で、あの場で森さんにマイクを振って、森さん一言という流れだった」と説明。

 加藤浩次から問題発言が出たときの評議委員会の反応を聞かれると、「オンラインなのでちょっと音声も悪かったし、聞き取りづらいのもあった」とした上で「山下会長も言っていたが、評議のアジェンダ自体は50分で終わった。そこで今日の評議員としてのやるべき事は終わった」と語り「そこから森さんがマイクで40分話された。オンラインで聞き取りづらい中で40分、耳をそばだてて一言一句聞く状況ではなかった」と説明。

 だが森会長の映像はメディアにも公開されていた中での発言だったことから「その意識は森さん自身もありましたから、その中でこういう言葉が出たのは不適切」との思いも述べた。

 組織委員会内部や周囲から森会長がいなければ五輪は開催できないという声が上がっていることに、本当に森会長がいなければ五輪はできないのか?という質問も飛んだが、松田氏は「出来ると思うし、出来て欲しい」とコメント。

 松田氏自身は、森会長のスポーツに対する熱意を現場で感じていたというが「ただ国際的な舞台でスポンサー交渉、海外での交渉は見てないので、そこでどれだけ影響力があったか分からないが、森さんがいないと(オリパラが)出来ないなら、日本のスポーツ界、人材不足すぎるだろうととらえていて。それは僕自身の課題でもある」と語った。

 また、森会長に対し、周囲が辞任を止めているという報道についても、「問題なんだが、森さんがいないとどうにもならないと思っている人が周りにいっぱいいらっしゃるから」とも語り「でもそんなガバナンスが効いてない状態じゃダメだと思う」とも語っていた。

2590名無しさん:2021/02/11(木) 14:06:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7766c82dd5ae37fb9c3e10151e8b347d918479e
森会長“擁護”の声も…理由は「スポーツ界へ貢献」
2/10(水) 14:20配信
テレビ朝日系(ANN)
 東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が、女性に対する不適切な発言をした問題で、自民党内やスポンサー企業からも批判の声が上がっています。

■二階幹事長“ボランティア発言”真意を求められ…

 また、ボランティアを辞退する人が相次いでいることについて、自民党の二階俊博幹事長の8日の発言が、火に油を注いだ格好になっています。

 二階幹事長は「瞬間的に。協力できないとおっしゃったんだと思いますが、落ち着いて静かになったら、その人たちの考えも変わるでしょう。どうしてもおやめになりたいということだったら、また新たなボランティアを募集すると」と話していました。

 9日に、この発言の真意を求められた二階幹事長は「特別、深い意味はありません。内閣総理大臣をお務めになった、党の総裁であられた方のことを、現職の幹事長があれこれ申し上げることは、適当ではありません」と話しました。

 与党内には、様々な意見があります。

 自民党のベテランは「あの世代(森氏と二階氏)にジェンダーなんて言ったって仕方がないよ。理解できないから」と、閣僚経験者は「どうやって終わらせるかって、森さんが辞める以外にないんじゃないの」と話していたということです。

■森会長“擁護”の理由「日本のスポーツ界への貢献」

 一方で、森会長を擁護する声もあります。

 自民党の世耕弘成参院幹事長は、「森会長でなければ、なかなか今、新しい会長の下でですね、この難しい準備を短期間で進めるというのは、極めて困難だと思います」と話していました。

 与党内で森会長を擁護する意見がある理由について、JOC(日本オリンピック委員会)元参事の春日良一氏は、「森さんが日本のスポーツ界に貢献してきたということは、間違いないことなんですね」と話します。

 森会長は、2005年に総理大臣経験者として、初めて日本体育協会の会長に就任して以来、人脈を駆使して2011年のスポーツ基本法成立や、2015年のスポーツ庁設立に尽力しました。

 そんな森会長のスポーツ界への貢献を知っている春日氏でも、今回の問題では、辞めるべきだとしました。

 春日氏は「新しい顔を立てるということが、今一番大事なことではないかと思います。これによって、国際社会も今回のことをちゃんと受け止めて、変わっていくっていう意思を表明したと見ますから。オリンピックのいったん、下がった価値が元に戻るきっかけになると思います」と話していました。

 組織委員会は、12日に理事や評議員を集め、臨時会合を開く方針です。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b94026a170d65c0a22929473acbf949bf7dbd8c
二階氏発言、重ねて「不適切」 ボランティア軽視に 橋本五輪相
2/10(水) 12:16配信
時事通信
 橋本聖子五輪担当相は10日の衆院予算委員会で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言をめぐり、自民党の二階俊博幹事長がボランティア軽視と取れる発言を繰り返していることについて「不適切だった」との認識を重ねて示した。

 立憲民主党の今井雅人氏への答弁。

 二階氏は8日の記者会見で、ボランティア辞退の動きについて「瞬間的」と発言。翌9日の会見では、その意図を「特別深い意味はない」と説明した。

 これに関し、橋本氏は「ボランティアの方の思いを真摯(しんし)に受け止めて発言すべきだ」と指摘。その上で「東京大会はボランティアの方の理解と協力なくして開催できない。丁寧に説明して信頼回復に努めたい」と強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bcf093312f2107e3f0694ddc08b9b48203cadcee
五輪不適切発言、信頼回復努める 衆院予算委で橋本氏
2/10(水) 12:33配信
共同通信
 橋本聖子五輪相は10日の衆院予算委員会で、東京五輪・パラリンピックに絡んで相次ぐ不適切発言を受けて、信頼回復に努める姿勢を強調した。大会組織委員会の森喜朗会長の責任追及は重ねて否定した。西村康稔経済再生担当相は、新型コロナウイルス対応で新設する「まん延防止等重点措置」を、緊急事態宣言解除後の地域に適用する可能性に言及した。

 立憲民主党の今井雅人氏は、森氏の女性蔑視発言と、大会ボランティア軽視と受け取れる二階俊博自民党幹事長の発言を批判。橋本氏は「大会はボランティアの理解なくして開催できない。丁寧に説明し、信頼回復に努めたい」と述べた。

2591名無しさん:2021/02/11(木) 14:09:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b700e013cd65200ef69703efb3ee3754e9f8ef6
伊藤聡子氏 森会長発言に対する五輪スポンサー企業からの批判「ものすごくシビアにとらえている」
2/10(水) 15:19配信
スポニチアネックス
 フリーキャスターの伊藤聡子氏が10日、TBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森会長の女性蔑視発言に対し、スポンサー企業からも批判や苦言が続出していることに言及した。

 消費者や国際的な世論の反応に企業イメージの低下にもつながりかねないためで、JR東日本の深沢祐二社長は9日の会見で森氏の発言に「非常に不適切と考えている」と強調。明治の広報担当者は「大変残念」と語った。味の素や日本生命保険、東京海上日動火災保険なども次々と「遺憾」の意を表明した。関係者によると、スポンサー企業側から「(組織委に)否定的なムードが国民に広がっている」(製造業)、「日本の組織文化、社会全体の問題」(IT関連)の声が相次いだ。海外に本社を置くメーカーは「“不買運動をする”と申し出があった」と悲痛に訴えたという。

 伊藤氏は「企業の方がものすごくシビアにとらえている。今、取締役に女性を入れないような会社に対して、投資家が反対票を入れたりという、そういう世界になっている。特に海外の投資家の方がもっと厳しい」と指摘。そして「だからこういうことに対してどういう姿勢を示すのかということが、企業の姿勢自体を問われてしまうというところもある。これはシビアに言わないと、また自分たちの首を絞めてしまうことにもなりますし、日本の体質が本当にこうなんだって思われてしまう」とした。

 また、自民党の二階俊博幹事長が相次ぐ東京五輪・パラリンピックのボランティア辞退について「辞めたいなら新たに募集」などと発言したことに触れ「さらに火に油を注いでしまった。政治の側もそういうことなんだとすると日本は企業も含めてそういう体質なんだ、日本の企業ってリスクだよねっていうふうにとられてしまうのが非常に大変なことなので、慌ててはっきりと表明しとかないといけないという動きに出ているんだと思います」と自身の見解を述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/74d1927eea00cf8d91d8e285a307c975b8def2f4
橋本五輪相、森氏や二階氏の発言に連日の釈明 野党からも同情の声
2/10(水) 15:28配信
産経新聞
 橋本聖子五輪相が東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長や自民党の二階俊博幹事長ら重鎮の発言で連日釈明に追われている。火消しをするたびに新たな問題が発生する状況に10日の衆院予算委員会では野党からも同情の声が上がった。

 「ボランティアの方々が不快な思いで辞退されたことに関して真摯(しんし)に受け止めて発言すべきであり、幹事長の発言は不適切だった」

 橋本氏は予算委で森氏の女性蔑視ともとれる発言でボランティアの辞退が相次いでいる動きを「瞬間的」などと表現し、批判された二階氏が9日の記者会見でも「特段深い意味はない」と述べたことをこう陳謝した。

 橋本氏は二階氏の記者会見に先立つ9日の予算委でも「瞬間的」発言について「真意をよく把握していないが、不適切だった」と答弁していたため、連日の釈明となった。

 重鎮に振り回される橋本氏に立憲民主党の田嶋要氏は「ストレスのピークではないか。本当にお気の毒だ」と気遣った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9e4aa3b2f4462ae6a869e86991563b86a4e654fd
野田聖子氏「日本がミスリードされる」森会長発言に懸念
2/10(水) 17:50配信
朝日新聞デジタル
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言について、自民党の野田聖子幹事長代行は10日の記者会見で、「いまの世界の時代の枠組みからすると間違った発言だ」と語った。

 森氏の辞任を求める声があがっていることについて、「本人自らが出処進退、もしくは所属されている組織委員会での議を経てとなる」としつつも、「日本の国そのものがミスリードされることを国会議員の一人としては懸念している」とも発言。「しっかりと多くの声を受け止め、自ら方向性を示していただければと願っている」と語った。

 森氏の発言を受けて、ボランティアの辞退が相次いでいる。野田氏は「純粋な気持ちで支えていこうとした人たちに対し、不快な思いや腹立たしい思い、不安な思いにさせたことは事実」と述べた。

 二階俊博幹事長が、ボランティア辞退の動きを「瞬間的」などと述べて批判を浴びたことについては、「言い間違いというか、うまく伝えられなかったのではないか」と述べるにとどめた。

 一方、野党議員らが森氏の発言に抗議するために白いジャケットや白いバラをつけて衆院本会議に臨んだことを聞かれると、野田氏は「国会は言論の府。言葉で重ねていかなきゃいけない。私はしません」と語った。

朝日新聞社

2592名無しさん:2021/02/11(木) 14:11:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb0090d2cb10dfb5a63b9054f34666279fa8cf5a
予算委で吹く「森降ろし」橋本五輪相はサンドバッグ
2/10(水) 20:11配信
日刊スポーツ
東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の「女性蔑視」発言問題をめぐり、10日の衆院予算委員会で、橋本聖子五輪担当相が、森会長の「辞任」を求める野党の集中砲火を浴びた。橋本氏からは国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長らを含めた4者会談までの「交代」を想定させるような発言も。委員会室がざわつく場面もみられた。

  ◇   ◇   ◇

森会長が謝罪会見した4日からスタートした衆院予算委員会は「森降ろし」の風が吹き荒れている。5日連続で野党側は森会長の進退を焦点に据え、自民党の二階俊博幹事長の擁護発言も炎上に拍車をかけた。橋本氏は朝から「サンドバッグ状態」となった。

立憲民主党の今井雅人氏は、大会ボランティアの辞退を軽視するような二階氏発言に「火に油を注ぐ。こんな言い方はない」と非難。橋本氏は「不快な思いをされて辞退されたことに対し、真摯(しんし)に受け止めるべき。発言は不適切だった」と釈明した。

今井氏はまた、12日の大会組織委員会の会合で「さすがに辞任なさるんじゃないか、その場で辞任を求める声が相次ぐことを信じている」と指摘。「週が明けても、そういう状況が起きていないようなら、オリンピックは健全に開かれない」とも述べた。

午後も橋本氏の苦境は続いた。立民の田嶋要氏は再三、森会長の4者会談出席を確認。橋本氏は「大会組織委員会会長、東京都知事、バッハ会長、そして私の4者会談になる」と繰り返したが、かたくなに大会組織委の会長名を語らなかった。「今後、組織委員会の会長は組織委員会の理事会、評議員会で決まっていく。その動きを注視しながら4者会談が決まっていく」。田嶋氏は「森会長ではない会長の可能性も?」と突っ込んだが、「組織委員会がお決めになること」と、かすれ声でガードを固めた。

田嶋氏は「国民の多くの方が傷ついている。怒っている。重要な決断が迫っている」と、橋本氏に進退を決断するよう迫り、橋本氏は釈明に追われた。逆風が収まる気配はなく、政界の空気は冷ややかを増している。【大上悟】

https://news.yahoo.co.jp/articles/223dde7688e0a8f853b7e0a0eac1a657cebc877b
森喜朗会長〝後任〟に「谷垣さん」待望論 17年9月に政界引退
2/11(木) 5:15配信
東スポWeb
自民党は東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の〝女性蔑視〟発言を受けて、12日に行われる評議員会・理事会の合同懇談会の行方を見守っている。

 同組織委は森氏の発言を受け「オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切なものであり、会長自身も発言を撤回し、深くお詫びと反省の意を表明いたしました」と謝罪。合同懇談会の趣旨については「今回の発言と今後の男女共同参画に関する組織委員会の取り組みについて、忌憚(きたん)のないご意見を賜るべく、評議員会・理事会の合同懇談会を開催します」と説明している。

 永田町では、森氏が辞任した場合の後任候補として安倍晋三前首相や麻生太郎財務相の名前が取りざたされているが、ここにきて別の〝大物〟が浮上しているという。

「谷垣(禎一)さんですよ。10日に行われた谷垣グループの会合で、集まった議員の口からその名前が出たそうです」

 そう明かすのは永田町関係者。谷垣氏は自民党が野党に転落した2009年に自民党総裁に就任。その後、安倍内閣で幹事長を務めたが、趣味のサイクリング中に転倒し、頸椎損傷で職務続行が難しくなり、二階俊博幹事長(81)にバトンタッチした。

 政界は引退したものの一昨年の党大会で、車椅子でスピーチを行い話題を集めた。二階氏からは参院選出馬の打診を受けたが、固辞したとされる。

「オリパラ組織委が森氏ではこれ以上ムリだとなれば、党内で谷垣さんを推す声が出ることが期待されています。今なお人望があり、事故がなければ、首相候補にも数えられていた。国際社会の信頼を取り戻すためには谷垣さんしかいない」(自民党関係者)

 谷垣氏は「東京2020パラリンピックの成功とバリアフリー推進に向けた懇談会」の名誉顧問でもある。あとは本人のやる気次第だが…。

東京スポーツ

2593名無しさん:2021/02/11(木) 14:14:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc5af7c85d51a7787b5f8634395204a6dd42003f
小池百合子都知事、森喜朗氏らとの4者会談拒否 森氏の女性蔑視発言 IOC最高位スポンサートヨタ自動車も「遺憾」
2/11(木) 6:00配信
スポーツ報知
 東京都の小池百合子知事(68)は10日、都庁で東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)による女性蔑視発言を踏まえ、今月予定の国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)らを含めた4者会談に出席しない意向を示した。IOCの最高位スポンサーであるトヨタ自動車の豊田章男社長(64)も発言を批判。組織委は12日に理事会・評議員会の合同懇談会を開催すると発表したが、状況は厳しく、森会長の辞任は不可避の様相を呈してきた。

 波紋を広げ続けている森氏の女性蔑視発言を受け、主催都市のトップ・小池氏が“実力行使”に出た。10日午前中の報道陣への対応で、4者会談について「私が出席することはないと思います。今、ここで開いてもあまりポジティブな発信にならない」と述べ、自らは出席しない意向を示した。また、抗議の電話やボランティアの辞退が相次いでいる現状に「皆さんに不快な思いをさせてしまい、とても残念」と語った。

 4者会談は1月に森氏とバッハ氏が電話会談をした際に決定。政府の代表・橋本聖子五輪相(56)、小池氏と4人の「トップ会合」で新型コロナウイルスの感染拡大で開催への懸念が出ている、東京五輪成功に向けた意思を改めて確認する予定だった。この日夜の取材で小池氏は、「それ(4者会談)はきちんと落ち着いて」と現状では“白紙”であることを強調した。

 小池氏は9日午後、自民党本部を訪れ二階俊博幹事長(81)と会談した。記者団に森発言に関する話題は「出なかった」としたが、その翌朝に4者会談不参加を表明。森氏の進退への潮目が変わる中、二階氏のバックアップも取り付けた上で、森氏へ「NO」を突きつけた可能性もある。

 批判の声は、大会を支えるスポンサーからも噴出している。10日にはIOCと国際パラリンピック委員会(IPC)の最高位スポンサーに当たるワールドワイドパートナー契約を結ぶトヨタ自動車の豊田社長が「誠に遺憾」とコメント。トップの協賛企業からの声を無視することはできない。

 組織委はこの日、理事、評議員、監事を集めて森発言と男女共同参画に関する取り組みについて「合同懇談会」を12日に開催することを発表。約1時間30分の会合で意見を求めるという。組織委理事らは「続投」支持派が多いが、五輪開催に向けて歩調を合わせるべき小池氏やスポンサーからも厳しい目が向けられ、外堀は埋まりつつある。ある関係者は「情勢を見て(自ら)辞めざるを得ないのではないか」と語るなど風向きは確実に変わっている。4日の会見で「自分からどうしようって気持ちはありません」と語った森氏が、合同懇談会で辞意を表明するか。予断を許さない情勢だ。

 ■ワールドワイドパートナーのトヨタは10年2000億契約  ◆東京五輪・パラリンピックとスポンサー IOCと直接契約を結ぶ14社のワールドワイドパートナー(WP)、東京大会が直接契約を結ぶスポンサーが68社ある。WPの契約金は非公表だが、2015年から10年契約を行ったトヨタ自動車は2000億円といわれる。東京大会は、150億円以上で契約を行った「ゴールドパートナー」がNTTや日本生命など15社。60億円以上の「オフィシャルパートナー」が読売新聞東京本社や味の素など32社、10〜30億円の「オフィシャルサポーター」がヤフーなど21社となっている。(金額はいずれも推定)

報知新聞社

2594名無しさん:2021/02/11(木) 14:14:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a9b86906055927189dbfed4e4f76b1d8a72fdd1
福島聖火ランナーが辞退「声出さぬ国民と思われる」
2/11(木) 7:00配信
日刊スポーツ
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)の発言が女性蔑視とされる問題がきっかけで、福島県聖火ランナーだった同県田村市の会社役員、坪倉新治さん(57)がランナー辞退を申し入れたことが10日、分かった。

坪倉さんは、取材に「女性軽視発言はオリンピック憲章を逸脱したもの。こんな形でとてもじゃないけど、走ることはできない。一国民が声を上げても通じない。聖火ランナーとして走る夢と引き換えに、少しでもこの声が中央に通じれば」と説明した。

森氏の発言については「謝ったことはよかったですが、謝り方が上手ではなかった」とみる。福島県民としては「差別的な発言は、原発事故の風評被害と通じるものがある」と感じたという。「森さんに会長辞任を望んでいるわけではない」とした上で「12日の(組織委の)会合できちんと謝罪し、それを理事会などが了承して、仕切り直ししてほしい」とした。

東日本大震災発生時は消防団の一員として、津波被害を受けた被災者などの避難を手伝った。「復興がなかなか進まず、原発事故で疲弊している地元を少しでも明るくしたい」として、福島県聖火ランナーに応募し、選出された。地元・田村市を走る予定だった。「聖火ランナーは誰にとっても夢ですよ」。さらに「声を出さなければ、声を出さない国民だと思われてしまう。走ることができなくても、差別がない国だということをきちんと発信しなければ、国際社会の理解を得られない」と強調した。

自民党の二階俊博幹事長の大会ボランティア軽視と取れる発言についても「どういう思いで携わっているのか、気持ちが分かっていない」と批判した。

東京五輪については「日本のイメージが悪くなっている。差別のない、開かれた五輪が行われるように、変わっていくんだというメッセージが伝えられたらいいですね」と望んでいる。【近藤由美子】

https://news.yahoo.co.jp/articles/80b184357fec6dc29358d43390e3d7055db2c55d
森喜朗会長に引導を渡せる人間はプーチンだった!
2/11(木) 5:15配信
東スポWeb
 森喜朗会長(83)の着地点はどうなるのか。

〝女性蔑視発言〟に対する国内外からの厳しい批判がやまない。国民、スポンサーはもとより、一度は「この問題は終了した」と幕引きを図った国際オリンピック委員会(IOC)までも「発言は極めて不適切で、IOCが取り組む改革や決意と矛盾する」との声明を発表したほどだ。

 そこで東京五輪・パラリンピック組織委員会は10日、評議員会・理事会合同懇談会を12日に行うことを正式決定した。だが、森会長の辞任にまで迫れるかはわからない。

「橋本聖子五輪相、萩生田光一文科相、山下泰裕JOC(日本オリンピック委員会)会長など、重鎮たちは森さんの発言を批判はしても、辞任は否定するか、はぐらかすことで一貫している。今回の懇談会も、話し合う体裁をとることで『組織委の信任を得た』と、逆に続投の根拠を与えかねない」と懸念するのは五輪関係者。

 そもそも政界、財界、スポーツ界ににらみを利かせる森会長に、辞任を迫れる者はいないというのが一致した見方だ。永田町関係者によると「菅義偉首相はもちろん、安倍晋三前首相、二階俊博幹事長ですら森さんに頭が上がらない」という。ましてや組織委のメンバーが迫れるわけがない。

 引導を渡せるとしたら、誰なのか?

「〝ウルトラC〟として1人だけ辞任を迫れる人物がいる」

 そう語るのは政界関係者。その人物はなんとロシアのプーチン大統領という。

「小渕恵三首相が倒れて、森さんが2000年4月に急きょ首相になったとき、最初の外国訪問地として選んだのがロシアでした。これに大喜びだったのが、同年5月にロシア大統領に就任したばかりのプーチン。以来、2人は何度も杯を酌み交わす仲になった。KGB出身のあの冷徹人間が、森さんの誕生日をプライベートで祝ったこともあるとか。だとしたら『ヨシ、お前は十分がんばったよ』と一本連絡すれば、辞める可能性はある」

 もっとも、組織的なドーピング問題でロシアは〝五輪出禁〟となっているだけに、「東京五輪に出せ」と取引材料にされるかもしれないが…。

 注目される今回の問題の結末。続投の場合、ウラジミールに頼むしかないかもしれない。

東京スポーツ

2595名無しさん:2021/02/11(木) 14:22:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/44d5d5fecaf92dd1c30855c2a56e666c955be274
八代英輝氏、IOCとの4者会談欠席の意向の小池百合子都知事は「イメージだけの人。やり方が政治的過ぎる」
2/10(水) 12:43配信
スポーツ報知
 10日放送のTBS系「ひるおび!」(月〜金曜・午前10時25分)では、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視発言を受け、近く開催予定の東京五輪のトップ級4者会談について、東京都の小池百合子知事(68)が「今はポジティブな発信にならないと思うので私は出席することはない」と欠席の意向を明かした一件を取り上げた。

 コメンテーターで出演の八代英輝弁護士(56)は今回の小池知事の姿勢について、「イメージだけの人だな…」とポツリ。

 さらに「ポジティブなイメージを与えられるから出る、与えられないから出ないってものではなくて、この問題がどう収束するか、あるいは最終的に森会長辞任という形になるにせよ、オリンピックを開催する方向に持っていくのが、開催都市の長の役割であって、参加してもポジティブにならないから参加しないと言うのは…」と続けた上で「ある意味、小池さんにとって、『森さんを切ってくれないと、私は参加しません』というメッセージなのかも知れませんけど、やり方としては、私も東京都民ですけど、東京都の長がこういうやり方をするのには非常に違和感を感じますし…」とした。

 最後には「二階(俊博自民党幹事長)さんから呼び出されても行かないのかなと逆に思っちゃいますね。僕は『(森会長の)クビを切ってくれ』というメッセージにも聞こえるんですけど、それにしてもやり方が政治的過ぎると思います」とチクリと指摘していた。

報知新聞社

2596名無しさん:2021/02/11(木) 14:25:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bdac2de87fad5261bfac26e01a4a1f096b7af45
「後任は安倍元首相か」IOCの手のひら返しで新局面に入った森会長問題
2/10(水) 18:16配信
プレジデントオンライン
■IOCが「完全に不適切」との声明を発表

 「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと女性蔑視ととれる発言で批判を集めている東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長。自身は発言を撤回して謝罪したが、会見が「逆ギレ」となってしまったこともあり、問題は日々拡大中だ。

 菅義偉首相ら政府・自民党は、森氏の会長続投を容認し続ける道と、「自発的辞任」を促す道の両にらみの状態だが、どちらの道も険しい。

 問題の発言は2月3日、JOC(日本オリンピック委員会)の臨時評議会で起きた。日本ラグビー協会での経験談を紹介しながら、女性蔑視発言をした。この日は、「オリンピック、どんなことがあってもやります」とも発言。世界で新型コロナウイルスの感染が止まらない現状を理解しているのか、という批判もあがった。その2日前に自民党本部で発言した「(密を回避するために)有名人は、田んぼを走ったらいいんじゃないか」も物議を醸している。

 これに対し、内外のメディア、国際機関、女性団体、スポンサー企業……あらゆるところから批判が吹き出しているのはご承知の通り。野党が森氏を強く批判して辞任を求めるのは当然として、自民党内からも後藤田正純、泉田裕彦の両衆院議員らから責任追及の声があがる。

 いったんは森氏の謝罪で「不問」としていたIOC(国際オリンピック委員会)も9日「(森氏の発言は)完全に不適切」との声明を発表した。IOCの「手のひら返し」は、森氏を守り切れない、という判断に傾いてきたということだろう。「森問題」は新局面を迎えた。

■女性議員は、森氏や二階氏に対する批判コメントを求められ…

 批判の矛先は森氏にとどまらない。女性蔑視発言に怒り、大会ボランティアの辞退者が続出していることについて二階俊博自民党幹事長は「(ボランティアを)どうしても辞めたいなら、新しいボランティアを募集する」などと発言。コメントを求められた橋本聖子五輪相は9日、衆院予算委員会で「真意は把握していないが、不適切だった」と述べた。

 党内における二階氏と橋本氏の「格」の差は歴然としている。「格下」の橋本氏が二階氏に苦言を呈するのは異例。普通なら「真意は把握していないのでコメントは控えたい」のような答弁でお茶を濁すところだ。橋本氏ら、女性議員たちは、この問題で曖昧な対応をとると自分も批判されるという危機意識を持っているのだろう。

 実際、稲田朋美、野田聖子の両衆院議員ら、知名度のある女性議員たちは、森氏や二階氏に対する批判コメントを引きだそうとするマスコミに追いかけ回されている。

■麻生氏は「子どもを産まないほうが問題だ」とも発言

 9日の予算委員会では麻生太郎副総理兼財務相も追及を受けた。麻生氏は2019年2月、自身が「年寄りが悪いみたいなことを言う変なのがいっぱいいるけど、それは間違いだ。子どもを産まないほうが問題だ」と発言したのだが、この問題について現状での認識を問われた。

 失言の多さでは森氏に負けない麻生氏は「いつの発言だか、まったく記憶がない」と述べたが、女性がらみの失言をしたことがある政治家たちは、しばらくの間「過去」を蒸し返されることだろう。

 しかし、今後最も追及を受けるのは菅義偉首相となりそうだ。菅氏は8日の衆院予算委で森発言について「国益にとって芳しいものではない」と語ったが、森氏に辞任を求めるよう迫られると「組織委が決めること」を繰り返した。

2597名無しさん:2021/02/11(木) 14:25:15
>>2596

■「鈴つけ役」は菅首相しかない

 今回の問題が起きてから森氏は、いったん辞意を固めたが、組織委の会長代行・遠藤利明氏、事務総長の武藤敏郎氏らに強く慰留されて翻意したと説明している。森氏を守ろうとする組織委の体質そのものも批判の対象となっている。

 そんな中で菅氏が「組織委に判断を委ねる」という立場をとり続ければ、事実上、森氏の続投を容認することと受け止められる。これでは、「ラスボス」森氏に忖度しているようで、政権のイメージダウンは避けられない。

 政権内部では、森氏が辞任するシナリオが練られ始めている。森氏が自発的に辞める形で、名誉を残して後進に道を譲るイメージだ。ただ、この場合、問題は2つある。1つは、誰が森氏の首に鈴をつけるか。遠藤氏や武藤氏では役者が違う。小池百合子東京都知事が訴えても森氏は言うことはきかないだろう。二階氏は、自身も批判されているだけに「鈴つけ役」にはなれない。

 役割は菅氏自身が果たすしかない。首相自ら乗り出す場合、失敗は許されないので、綿密なうち合わせが必要だ。

■後任の「本命」は安倍氏。「対抗」は麻生氏か

 もう1つの問題は、森氏が退いた後の人事。組織委の会長はIOCとのパイプ役であり、日本政府、民間企業にも太いパイプが必要だ。今回の場合は開催するかどうか、開催の場合その方法はどうするか、という難問が山積している。しかも開幕まで半年を切っているので「即戦力」であることが必要だ。

 その観点で候補を探すと、真っ先に安倍晋三前首相の名が上がる。7年8カ月に及ぶ首相在任中、外国要人とのパイプは随一。国内の官界、財界ににらみをきかす力も申し分ない。そもそも2013年、五輪を招致した時の首相で、自らIOC総会に出向き招致演説も行った。招致から開催、延期に至った経緯も熟知している。

 首相として五輪を迎えることを夢見ていた安倍氏。その夢は叶わなかったが、組織委の会長として五輪を迎えるのは、まんざら悪い話ではないだろう。森氏は安倍氏の要請を受ける形で組織委の会長に就任した。森氏に会長の後を託されるという展開も、因縁めいている。

 ただ、「安倍会長」が適任かというと、そうは言えない。

2598名無しさん:2021/02/11(木) 14:25:37
>>2597

■「森友学園」「加計学園」などの疑惑もまだ晴れていない

 安倍氏は昨年9月、持病の潰瘍性大腸炎の悪化を理由に首相を辞任した。辞任後、健康状態はかなり回復したが、激務に耐えられるかどうか。そして、なんと言っても安倍氏の場合「負の要素」がついて回る。

 首相辞任後の昨年末、「桜を見る会」の前夜祭をめぐり、自身の公設第1秘書が政治資金規正法違反の罪で略式起訴されるという事態が起きた。安倍氏自身は不起訴となったが、首相在任中に誤った答弁を繰り返していたことが明らかになり、国会でも追及を受けている。7年8カ月の在任中に起きた「森友学園」「加計学園」などの疑惑も、まだ晴れていない。

 同じく首相経験者で、自ら選手として五輪出場の経験もある麻生氏も会長候補といえよう。ただし麻生氏は、森氏に負けず劣らずの失言癖がある。騒動の火消し役としては、向いていない。

 83歳の森氏の後任候補として、持病を理由に首相を退任したばかりの人物と、80歳の元首相の名ぐらいしか浮かばないというのは、我が国の人材の払底ぶりを露呈しているともいえる。

 10日開かれた自民党谷垣グループの会合では、森氏の後継者として、自分たちのリーダーでもある谷垣禎一元党総裁の名が上がったほか、「女性で元アスリートがいい」との理由で、小谷実可子さんらの名前があがったという。いずれも思い付きの域を出ないが、森氏の辞任が織り込み済みになってきたことは事実のようだ。果たしてどうなるか。

永田町コンフィデンシャル

2599名無しさん:2021/02/11(木) 14:26:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/89d1b7babd85d7ffc3b2e66520f0d2821af59a2a
「小池都知事」がとどめの一撃 「森会長」後任にあがる大物の名前
2/11(木) 5:59配信
デイリー新潮
「小池さんの言動」
 「女性蔑視」発言で性別、国籍、年齢を超えて沸き起こった「森辞めろ」の大合唱。スポーツ選手や芸能人までもがそれに賛同したわけだが、最も痛烈な一撃となったのは東京都の小池百合子都知事の言動だという。そして水面下ではすでに会長職の後任探しが始まっているというのだ。

 官邸のあるスタッフによると、

「小池さんの言動がとどめを刺したような感じがしますね。すでに森さんの後任をどうするかという話が進んでいます」

「小池さんの言動」とは、具体的には10日の以下のことを指すという。

《東京五輪・パラリンピックに向けた国際オリンピック委員会、政府、東京都、大会組織委員会の4者によるトップ会談について、東京都の小池百合子知事は10日、記者団に「今ここで4者会談をしてもあまりポジティブな発信にはならないんじゃないかと思うので、私は出席することはないと思う」と述べた。組織委の森喜朗会長による女性蔑視発言を受けた。都によると、森会長の発言をめぐって、9日夕までに1405件の抗議のメールや電話が都にあった。都市ボランティアの辞退も計97件に上っているという。小池知事は記者団に「まずはコロナを抑えて盛り上げていくという中でこれだけ皆さんに不快な思いをさせてしまって、開催都市の長として、とてもとても残念に思っている」と語った。4者会談は17日で調整されていた》(朝日新聞デジタル 2021年02月10日)

「森さんの発言が国内だけの問題なら鎮火できたのですが、世界に伝播した今となっては、誰かが責任を取らずにコトを進めるのは難しい状況です」(同)

 改めて、ここに至るまでの経緯を振り返っておこう。

 発端は、2月3日のJOC臨時評議員会での森会長の発言だ。

加速した逆ギレ
《女性理事を4割というのは文科省がうるさくいうんですね。だけど女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります。これもうちの恥を言いますが、ラグビー協会は今までの倍時間がかる。女性がなんと10人くらいいるのか今、5人か、10人に見えた(笑いが起きる)5人います。女性っていうのは優れているところですが競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね、それでみんな発言されるんです。結局女性っていうのはそういう、あまりいうと新聞に悪口かかれる、俺がまた悪口言ったとなるけど、女性を必ずしも増やしていく場合は、発言の時間をある程度規制をしておかないとなかなか終わらないから困ると言っていて、誰が言ったかは言いませんけど、そんなこともあります》

 さらに続く言葉を読んでいくと、本意としてはその場にいる女性たちへのリッピサービスの類であると取れる。

 いかにも森会長らしい軽口、と慣れた人なら受け流しただろう。

 が、問題は世間がそこまで彼にシンパシーを持っていなかったこと。引用したスピーチの前段部分のさらに一部がフレームアップされて「女性蔑視」だと猛反発を受けることとなる。

 翌日、森会長は釈明会見に臨んだのだが、そこで墓穴を掘ってしまった。

「深く反省をしている。発言をいたした件については撤回をしたい。不愉快な思いをしたみなさまについてはお詫び申し上げたい」と謝罪はしたものの、個別の記者からの質問にいらだちを隠さなかった。

「いくつかうかがわせてください」という問いには、「いくつかじゃなくて、1つにしてください」と応じ、「オリンピック精神に反する。そういう方が組織委の会長に適任なのか」と問われると、「さあ? あなたはどう思いますか」と逆質問。「適任ではないと思う」と返されると、「じゃあ、そういう風に承っておきます」となった。

2600名無しさん:2021/02/11(木) 14:27:12
>>2599

絶望的な「二階発言」
 質疑はかみ合わず、「面白おかしくしたいから聞いてんだろ」と逆ギレ発言も飛び出して、問題の幕引きを図るどころか、逆に問題を大きくしてしまったのである。

 これなら高齢を理由に書面で練ったコメントを発表したほうがマシだった。舌禍が付き物の老人をノーガードで記者の前に立たせたのだから、事態が収まるはずもない。

 その後に生出演したBS番組でも、
「(発言そのものは)深い意味を持って言ったわけではない。だんだん話が大きく(なって)取り上げられるのは本意ではない」と舌足らずの説明に終始してしまう。

 それでもIOCは当初、「森会長は謝罪した。この問題は決着したと考えている」と声明を出して静観の構えを見せていた。

 しかし、コトはこれで収まらず、「森発言の深刻さと反省のかけらもなさ」は世界に打電され、批判の嵐は強まる一方。海外メディアは森会長の真意なんてまったく興味を持たない。日本のドイツ大使館が、「黙っていないで」や「男女平等」といった呼び掛けをツイッターで発信して、それが各国に広がっていくという動きにも繋がった。

 その動きをさらに加速させたのが、そういった世界の動きに鈍感な自民党の二階俊博幹事長である。8日、森発言を受けてボランティアの辞退が相次いでいることについて、

《どうしてもおやめになりたいということだったら、また新たなボランティアを募集する、追加するということにならざるを得ない》

 と話し、世論の猛反発を受け、さらに翌9日の会見でも、「(前日の発言に)特別深い意味はない」と開き直った。

 こうなってきて事態を収拾できない危機管理能力の低さにシビレを切らしたのか、IOCは同じく9日に、「森発言は完全に不適切」と、つい数日前の声明を撤回するに至る。

菅さんの小言
 そんななかでの「小池都知事による欠席発言」だったわけだ。客観的に見て、開催都市のトップが、森会長と距離を置いた、あるいは見限ったと受け止められても仕方ない。

 自民党の閣僚経験者によると、

「森さんの当初の発言が余計なんですが、何度か収束できるタイミングはあったのに、ことごとく対応を誤った。二階さんの物言いは絶望的だった。森さんがJOC臨時評議員会で問題発言をしているのに、なんで止めなかったんだっていう批判も深刻で、外堀を埋められていった印象もあります。小池さんの今回の発言は、森さんにとっては痛いですよね。もともと同じ清和会で、小池さんは森さんのもとで一致団結してきた時期もあるわけですが、”(森さんは)冷たい。可愛がってくれない”という思いが小池さんの中にあったのは間違いない。ま、それがあろうとなかろうと、一連の森さんの言動を擁護するなんてことはできないんですけれど……」

 今後はどんな流れになっていくのか。政治部デスクに聞くと、

「どうやって森さんの首に鈴をつけるのかということなんですが、誰もそれはできない。菅さん(義偉首相)だって人事権者ではないので無理です。周辺には森さんへの小言を漏らしていますが(笑)。結局は森さんが”辞めます”と言って退くしかないんだと思います」

 後任については? 

「会長職はほとんど何もやることがないのですが、無観客とはいえ開催を目指している中で、”顔”がやはり求められます。その意味で最適任は、安倍晋三前首相。現在無役ですし、世界的に顔が売れていますし、秘書が在宅起訴された検察の捜査も一応終了していますから。政治の師だと安倍さんが言う森さんから託されるという流れであれば格好もつくのかなと見ていますが……」

デイリー新潮取材班

2021年2月11日 掲載

新潮社

2601名無しさん:2021/02/11(木) 14:36:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dd4cdf49860caa6c612d431064caa5f6a4f589a
「森会長は即刻辞めるべき」という人たちは森会長の役割を誤解している
2/11(木) 9:16配信
プレジデントオンライン
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言が問題となっている。東京都議会議員の川松真一朗氏は「森会長を辞めさせるのは得策ではない。東京五輪そのものが実施できなくなる恐れがある」という――。

■「賛成派・反対派」が同じ土俵で戦っていない

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、2月3日の日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会の場で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」という発言をした事で、世間が大騒ぎとなっている。

 翌4日、森会長が発言を謝罪撤回した事で、国際オリンピック委員会(IOC)は「森会長は発言について謝罪した。これで、IOCはこの問題は終了と考えている」との姿勢を示した。ところが9日には「彼は謝罪し、その後もコメントを続けている。また森会長の謝罪とは別に、東京大会組織委員会も会長の発言を不適切と認め、ジェンダー平等に向かう決意を再確認した」という公式声明を発表した。

 12日にあらためて、組織委員会は森会長の解任の権限を持つ理事会・評議員会を緊急に開く方向となっている。ここで、森会長の進退がどうなるか全く不透明である。私は大会関係者に個別に話を聞いて回っているが、森会長発言への否定派も多い。

 ただ、私はどうしてもこの風潮に違和感がある。当然、発言があった事は間違いない。それに対して、森会長が女性蔑視のつもりはないと語っている。ところが、今のワイドショー文化では朝から晩まで一様に森会長批判を重ねて、ネットやSNSでも批判が増幅して広がっている。たまに、森会長擁護の方が出てきているが、それはこの発言の是非ではなく、これまでの森会長の功績に触れているだけだ。

 つまり、森会長の賛否両論が展開されている中身をじっくりと見てみると「賛成派・反対派」が同じ土俵で戦ってない。だから、一向に解決策が見えてこない。その解決策が森会長の退任でいいのか。それが日本や東京にとって良い事なのか、冷静に考えるべきではないだろうか。

■「たたかれる側の象徴」として前面に立ってきた

 実際に、擁護派の方々の中で、大多数は「沈黙派」である。私が電話で話す限りは「森会長は余人をもって代えがたい」と語るも、公の場で語る事はない。私は、この様子に先行きの不安を抱えている。これまで東京大会はザハ案国立競技場建設問題、小池知事による五輪会場計画変更提案など、五輪をめぐっての多くの課題に向き合ってきた。その都度、たたかれる側の象徴として前面に立ってきたのが森会長だ。その後ろには、大多数の関係者がいた。

 私はその都度、「筋の通っている」「正論」で事に当たってきた結果、森会長と同じ立ち位置で、良い結果も悪い結果も乗り越えてきたのだ。その時も、いつも表で森会長サイドから意見を述べる人がほとんどいなかった。それ故、私もメディアに登場しては、多くの国民の皆さまから大批判のメールやDMを頂戴した。

 小池都政下での3会場見直しも世論は小池知事側に向いていたが、結局は元のままで収まった。当時も、小池知事側が示した案も既に、森会長の下で検証した上で決定した経緯を知っている人たちが「沈黙派」になってしまった。

 つまり、何を言いたいかというと、東京大会開催の最大局面をこれから迎えるに当たって、大きな懸念があるということだ。「やるも」「やらないも」「どんな形でも」相当に追い詰められた状況になるのが東京大会だ。開催反対論者は「即刻中止」を主張する。そうなれば、IOCから東京が受け取る860億円の分担金が無くなるし、見込んでいたスポンサー収入も満額はあり得ない。ところが、支出面をみると大規模な大会整備は終わっているわけで、入りが減っても出は減らない。そういう議論はないがしろにされている。

 私も当然、コロナ禍で「何を考えているんだ!! 」と有権者から怒りをぶつけられる事も多々ある。まずは日本国民の皆さまの「安全安心」は担保された上での準備であるのは当然であるのに、その前提は報じられない。いわんや、開催方向をや。

2602名無しさん:2021/02/11(木) 14:36:50
>>2601

■森会長の状況は弁慶の立ち往生のようだ

 私はこういった究極の判断、局面を迎える時に、誰が矢面に立てるのだろうかと考えている。これまで、多くの与野党政治家やスポーツ界関係者が森会長を「弾よけ」にしてさまざまな事業を進めてきた。それにもかかわらず、その森会長が苦境に立たされている場面で誰も表に出てこない。

 このフワッとした世の雰囲気に、自分では何もやらない方ばかりの社会風潮。マスコミも一方通行な批判しかしない社会では、常にフワッとした空気に流されるだけで、私は本質的な日本社会を変えられないのではないかと危惧する。

 たとえ、森会長が大きな判断をされても、こういうズルい人たちがいては開催是非の判断という目の前に迫る最大局面を乗り越えられないと考えている。イメージ的には、弁慶の立ち往生のように森会長だけ無数の矢を受けて、安全な場所にい続けた方々に矢を受ける覚悟があると思えない。

■「森会長の人柄」も実名で堂々と語ればいい

 私が知る限り、森会長は常に新聞など報道には目を通される。だからこそ、今、ご自身が置かれている状況を誰よりも理解されているはずである。今まで、森会長の陰に隠れていた人たちだって近くにいれば皆分かるはずだ。関係者談で漏れ伝わってくる「森会長の人柄」も実名で堂々と語ればいいじゃないかと思う私はバカなのかもしれない。しかし、真実を黙っている事で、東京や日本が間違った方向に進むなら黙っていられない。

 2007年の志賀英一関東ラグビー協会会長就任の頃、私は政治家というより、ラグビー協会の中で森会長との接点があった。その際、「政治の本質を知りたいなら小野晋也という衆議院議員の所に行きなさい。本当に政治を学ぶなら彼しかいない」と言われ、すぐに小野さんを訪ねた。そして、毎週毎週、政治哲学や政治家の根本姿勢を学んできた。

 ちなみに小野さんは政界のドロドロした権力闘争と真の政治理想は異なると思ったのか「真の政治家になるため」と政界を引退し今は愛媛県で人材育成にいそしんでおられる一風変わった人物だ。小野門下生の裏話をすると、どの政治家にも「森総理が小野晋也を? 」と驚かれるのだった。そもそも、森会長は勘違いされやすいのかもしれないと常々思っているのである。

■今も人工透析を受けながら、命をかけて大会に取り組んできた

 私は「女性蔑視の是正」も「人権尊重」もオリンピック開催には必要不可欠な要素であり、森会長の発言を有耶無耶(うやむや)にしてはいけないと考えている。ただし、総合的に判断する会長職はそれとは別である事も指摘したい。

 森会長は、会長就任時も他に適任者がいるはずだと当初は固辞されていた。それから、肺がんを患い2015年3月に肺を除去され病院からつえをついて組織委員会に通われ、今もまだ定期的に人工透析を受けておられる。それでも、ご自身の大会への責任を誰よりも重く受け止め、職務に邁進されてきた。

 当初は2016年オリンピック・パラリンピックに名乗りを上げた東京だが、これも当時の石原慎太郎知事と森会長が今後の持続発展的な「世界で一番の都市」実現に向けての夢の構想を決めたからこそだった。

 2009年にラグビーワールドカップ日本大会の開催が決まって以降、世界中から日本開催を否定的に見られながらも19年に大成功に導いたのは、森会長が欧米と戦ってきたからこその結果である。これだけ「命」をかけて大会に取り組んできた会長の言い分が理解されずに、「命」をかけない方たちが仮にトップになり最終コーナーを回れば、今の世間が思っている以上に東京の損失は大きくなるはずだ。

2603名無しさん:2021/02/11(木) 14:37:00
>>2602

■裏方として地道に協議・交渉を重ねてきたのが森会長

 ちなみに、一部メディアでは後任として安倍晋三大会名誉最高顧問が取り沙汰されている。元首相という点では同じだが、安倍前首相が現役議員であることは差し置いても、果たせる役割は異なるのではないだろうか。

 森会長は、これまで16年オリンピック・パラリンピック招致や19年ラグビーワールドカップなどの交渉事を通して、IOC重鎮やスポーツ界のインフルエンサーと信頼関係を築いてきた。19年大会では、世界からの要人たちがセレモニーで常に「Mr.Mori」への感謝を口にされていたのをよく覚えている。

 首相を務められた力強さのイメージとは裏腹に繊細で気配りの方としても有名だ。とは言え、日本の立場を守る時には、徹底して戦う。欧米のVIPたちと丁々発止で議論してきた信頼関係があるのかもしれない。安倍前首相が20年オリンピック・パラリンピック招致決定から日本の顔として日本大会をPRしてきた一方で、裏方として地道に協議・交渉を重ねてきたのが森会長だ。

■安倍前首相が会長になっても本質的な解決にはならない

 安倍名誉最高顧問も全日本アーチェリー連盟の会長としてスポーツ振興に造詣が深い事は間違いないだろう。ただし、上記のような人間関係もある事ながら、「森やめろ派」の一部の論を見ていれば、政界においても大会準備においても森会長とは表裏一体の関係で歩んできた安倍名誉最高顧問の登板では本質的な解決とせず、また次の批判論で議論が進まなくなるだろう。

 私は森会長に学んだ事がある。「政治とは決める事であり、決めるとは泥をかぶる事だ」と。私もこれまでも場面場面で森会長に怒られた事がある。それだけ私も無鉄砲に発言したせいかもしれない。16年招致の頃から携わり、今は都議会議員として大会を13年から招致してきた身として大会から目を背ける事はできない。

 これから、迎えるさらなるつらい局面で「泥をかぶる方々」とベストな選択肢を見いだしていきたい。政治家もメディアも覚悟が求められる時代。チェンジの時代と言われる現代だが、それには相当な気概が必要だと思う。



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川松 真一朗(かわまつ・しんいちろう)
東京都議会議員
1980年、東京都生まれ。日本大学法学部法律学科卒業。テレビ朝日アナウンサーを経て、2013年、東京都議会議員に初当選し、現職2期目。自民党東京都連青年部長。都議会自民党総務会長代行、都議会オリンピック対策特別委員、都議会公営企業委員。

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東京都議会議員 川松 真一朗

2604名無しさん:2021/02/11(木) 14:39:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/62be7fea4a62c1ca4713877d65e1cc48acff0d8c
【速報】森会長が辞任の意向伝える 後任は川淵三郎氏で調整
2/11(木) 12:33配信
TBS系(JNN)
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、辞任の意向を固めました。後任には、日本サッカー協会相談役の川淵三郎氏を充てる方向で調整が進められていることもわかりました。

 複数の与党幹部によりますと、森氏は大会組織委員会の会長職を辞任する意向を固め、伝えてきたということです。森氏の進退をめぐっては、12日午後開かれる組織委員会の理事・評議員による合同会議で議論される予定でしたが、森会長はこの場で辞任を表明する見通しです。

 森会長は今月3日に開かれた日本オリンピック委員会の臨時評議会で、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言。翌日には発言を撤回した上で謝罪し、引き続き会長職を務める考えを示していました。

 しかしその後も、東京大会のボランティアを辞退する人が相次いだほか、国際オリンピック委員会が森氏の発言について「完全に不適切だ」と声明を出すなど、国内外で批判が高まり、森氏に近い組織委員会幹部も辞任は「やむを得ない」との見方を示していました。

 政府関係者によりますと、後任には、日本サッカー協会相談役の川淵三郎氏を充てる方向で調整が進められているということです。(11日13:20)

https://news.yahoo.co.jp/articles/b67b866bfd286d64ed00c3e5cd30cf51d7bb1bd8
森喜朗会長の後任は川淵氏で調整 飛び交った名前の中には安倍氏も
2/11(木) 13:02配信
朝日新聞デジタル
 余人をもって代えがたい――。そう周囲に擁護されてきた東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が辞任の意向を周囲に伝えた。後任には選手村の村長の元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏が有力となっている。

 川淵氏はサッカー日本代表として、1964年東京五輪に出場。91年にJリーグ初代チェアマンに就任し、日本サッカー協会会長などを歴任した。東京・晴海の選手村の村長で、東京五輪・パラリンピック大会組織委の評議員も務めている。森会長と同じ早大出身で、年齢は一つ上だ。

 関係者の間では、女性蔑視発言への批判が高まりを受け、後任候補の名前がすでに飛びかっていた。

 特に注目されていたのが安倍晋三前首相だ。「国際オリンピック委員会(IOC)や政府、東京都、スポンサー。各方面との調整が重要で首相経験者として安倍さんは適任」と語る関係者がいた。

 森会長とは、共に自民党・細田派(清和政策研究会)出身で、師弟関係にある。第2次安倍政権発足後の2013年9月に大会招致が決まると、二人三脚で準備を進めた。昨年3月、コロナ禍で危ぶまれた大会の1年延期を推したのは、安倍氏だ。首相退任後の10月には組織委の「名誉最高顧問」に就き、IOCのバッハ会長の信頼も厚い。

 しかし、安倍氏の線は薄い、との見方が大会関係者の間では一般的だった。

 その理由は「桜を見る会」前日の夕食会の費用補?(ほてん)問題だ。朝日新聞の1月の世論調査では、安倍氏が「自分は知らなかった」と説明していることに「納得できない」という回答は8割に及ぶ。大会関係者は「今の状況だときつい。五輪への風当たりが強いのに世論の反発が増すだけ」とみていた。

 辞任のきっかけが女性蔑視発言だったこともあり、後任に女性を推す声もある。その観点では橋本聖子五輪相の名前が挙がっていた。しかし、規範で国務大臣は公益法人の役職の兼職を禁じられており、組織委会長に就任するには五輪相を退く必要があった。

 直近2大会では、12年ロンドンの元陸上五輪金メダリストのセバスチャン・コー氏(現・世界陸連会長)ら、IOCにも顔が利く元選手が組織委の会長を務めてきた。

 日本の元選手やスポーツ界の人材としては、橋本五輪相のほか、日本オリンピック委員会の山下泰裕会長、IOC委員で国際体操連盟会長の渡辺守成氏らの名前も挙がっていた。

 組織委幹部の一人は、「調整型の日本社会では森会長の力は大きかった。大会延期やコロナ対策は、過去大会の組織委では出来なかった、というのがIOCの認識。パラリンピックも盛りあげてきた。森さんに代わる人はいないよ」と嘆く。別の幹部は「大会まで半年を切った。誰が会長でも準備は着々と進める」と語る。

朝日新聞社

2605名無しさん:2021/02/11(木) 14:40:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bb749ccc2416805df7754bf58244e91c21e695f
【森喜朗氏、辞意までの経過】組織委幹部の慰留、IOCの手のひら返し、スポンサーの反発 
2/11(木) 12:59配信
スポニチアネックス
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任する意向を固めたことが11日、分かった。女性を巡る発言が国内外で大炎上。謝罪、撤回したものの批判の声は収まらず、一度は不問とした国際オリンピック委員会(IOC)の苦言やトップスポンサーからの反発が相次いだ。ここまでの経過を振り返る。

 ▼2月3日 森氏は日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会に出席。「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」などの発言が報じられ、女性蔑視として批判の声が上がる。

 ▼4日 森氏は会長職を辞任する意向だったが、組織委の幹部の慰留により続投。会見を開いて謝罪し、発言を撤回するとした。責任を追及するメディアの質問に“逆ギレ”するシーンもあり、火に油を注ぐ結果となった。森氏の謝罪を受け、国際オリンピック委員会(IOC)は「この問題は解決した」という声明を発表。

 ▼5日 JOCの山下泰裕会長は、自身が同席していた評議員会で森氏の発言があったことについて「ん?と思った部分は正直あった」とする一方で、「指摘する機を逸してしまった」と説明。高まる辞任論にも「最後まで全うしていただきたい」と話した。

 ▼6日 女子テニスの大坂なおみが森氏の発言について「いいことではないと思う。今回の発言は、とても無知に感じる」などとコメントした。

 ▼7日 組織委が声明を発表し、森氏の発言について「オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切なもの」とし、「ジェンダーの平等は東京大会の基本的原則の1つ」などと説明した。

 ▼8日 組織委は森氏が謝罪した4日から8日正午までの集計として、大会ボランティアの辞退者が約390人と発表した。また、自民党の二階俊博幹事長は、ボランティアの辞退に関して「瞬間的」とし、「落ち着いて静かになったらその人たちの考えもまた変わる」などと発言し、批判された。

 ▼9日 IOCは森氏の発言について「完全に不適切」とする声明を発表。4日には不問としていた態度を一変させた。

 ▼10日森氏の発言について、五輪・パラリンピックの最高位スポンサーのトヨタ自動車は、「トヨタが大切にしてきた価値観と異なり、誠に遺憾だ」と豊田章男社長のコメントを発表。他のスポンサーからも反発が相次ぐ。

2606とはずがたり:2021/02/11(木) 18:16:12

https://twitter.com/flipperpinball/status/1256514656643870720


森喜朗会長 辞任の意向与党幹部に伝達 後任は川淵三郎氏で調整
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4196207.html
11日 13時20分
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、辞任の意向を固めました。後任には、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会評議員の川淵三郎氏を充てる方向で調整が進められていることもわかりました。

 複数の与党幹部によりますと、森氏は大会組織委員会の会長職を辞任する意向を固め、伝えてきたということです。森氏の進退をめぐっては、12日午後開かれる組織委員会の理事・評議員による合同会議で議論される予定でしたが、森会長はこの場で辞任を表明する見通しです。

 森会長は今月3日に開かれた日本オリンピック委員会の臨時評議会で、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言。翌日には発言を撤回した上で謝罪し、引き続き会長職を務める考えを示していました。

 しかしその後も、東京大会のボランティアを辞退する人が相次いだほか、国際オリンピック委員会が森氏の発言について「完全に不適切だ」と声明を出すなど、国内外で批判が高まり、森氏に近い組織委員会幹部も辞任は「やむを得ない」との見方を示していました。

 政府関係者によりますと、後任には東京オリンピック・パラリンピック組織委員会評議員の川淵三郎氏を充てる方向で調整が進められているということです。

2607とはずがたり:2021/02/11(木) 18:16:47
https://twitter.com/flipperpinball/status/1256514656643870720
pinball

【悲報】日本トップリーグ連携機構代表理事会長、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会評議員会議長の川淵三郎氏はヘイト煽動雑誌の愛読者。

https://twitter.com/ARIC_HateWatch/status/1359727731185905664
ARICヘイトウォッチチーム
@ARIC_HateWatch
川淵三郎って百田尚樹のネトウヨ本や差別煽動雑誌Hanadaの愛読者だろ。セクシストを切ったらレイシストが出てくるとかどんな悪夢だよ。
日本型謝罪と形だけの辞任で事を収めて「差別を禁止する」という視点が全く無いんじゃ何も解決しない。

https://twitter.com/makotonch/status/1359739998619095042
まことん 中年氷河期ぼっち独身男
@makotonch
しかも、川淵三郎氏、櫻井よしこ氏を「国士」と絶賛w
引用ツイート

2608とはずがたり:2021/02/11(木) 18:17:02
https://twitter.com/monadpride/status/1256506405852332032
シゲ
@monadpride
政界一のコメディアン・青山繁晴先生に心酔する川淵三郎氏。

https://twitter.com/lautream/status/1359729563605950467
mold
@lautream

川淵三郎アウト。

2609名無しさん:2021/02/11(木) 19:03:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f1b8abcbd782f5c234883210c70e9233fee81d1
夢と引き換え「差別に声上げねば」 聖火走者辞退の男性
2/11(木) 16:39配信
朝日新聞デジタル
 東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言に抗議し、福島県田村市都路町の会社経営坪倉新治さん(57)は聖火リレーのランナーを辞退した。東日本大震災と原発事故で被災した地元を元気づけようと応募したが、「『自分の夢』と引き換えに、声を上げていかないといけないと思った」と話す。

 坪倉さんは森会長の発言だけでなく、森氏の発言を受けたボランティア辞退の動きを「瞬間的」(自民党の二階俊博幹事長)と述べるなど身内を擁護するような周囲の発言も納得できなかった。9日に組織委から森会長の発言を謝罪するメールが届くと、「女性への差別はこれを機に変えていかねばなりません。私のような声を国際社会へ発信していただきたい」と返信し、辞退を伝えた。

 自宅は東京電力福島第一原発から西に22キロの山あいにある。10年前の原発事故の際は消防団員として沿岸部から車で避難する住民の誘導に駆け回った。事故後も地元に住み続け、体が不自由なお年寄りなどの見守り活動を続けた。

 坪倉さんが住む都路地区の一部には、原発事故による国の避難指示が出た。事故の約3年後にいち早く解除されたが、農産物は売れず、地域の過疎化はさらに進んだ。「風評被害を感じた10年だった。だからこそ、差別やいじめはあってはならない」と強く感じるようになったという。

朝日新聞社

2610名無しさん:2021/02/12(金) 07:25:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/8921460a1f78505a35af4215024c20d96e2f9d08
菅首相は森会長の後任に“若い人”を提案か 川淵氏明かし「当然の話」と理解
2/11(木) 21:18配信
デイリースポーツ
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の後任として調整に入っている、日本サッカー協会元会長、日本バスケットボール協会前会長の川淵三郎氏が11日、取材に応じた。この日、話し合いを持った森会長からは小池百合子都知事や、菅義偉首相らの了解を得たと説得されたと明かした。

 川淵氏は森会長から話された内容として「あとをお任せするには川淵さんしかない」と説得されたという。小池都知事、菅首相ら関係各位の了承をとりつけた上で、「川淵さんならぜひいい」とまとまったと告げられたとした。

 その中で、「菅さん辺りは、もうちょっと若い人いないか」と、菅首相の意見があったことも振り返ったが、このことにも「当然の話だよね、それは、それを言わないとおかしいと思う」と理解を示した。さらに、「女性がいないかという話もあったと聞いているけど、それは僕はあった方がいいなと、僕は何も(後任会長を自らすすんでは)やりたくないわけで」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/182c22002241527c0036a97f776bb780bebaaf4c
森氏の騒動経過 きっかけは女性蔑視発言、謝罪会見で火に油、IOC声明「不適切」
2/12(金) 5:30配信
スポニチアネックス
 ◇東京五輪・パラリンピック組織委員会 森喜朗会長辞任 後任に川淵三郎氏決定的

 【森氏の騒動経過】

 ▼2月3日 森氏は日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会に出席。「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」などの発言が報じられ、女性蔑視として批判の声が上がる。

 ▼4日 森氏は会長職を辞任する意向だったが、組織委の幹部の慰留により続投。会見を開いて謝罪し、発言を撤回するとした。責任を追及するメディアの質問に“逆ギレ”するシーンもあり、火に油を注ぐ結果となった。森氏の謝罪を受け、国際オリンピック委員会(IOC)は「この問題は解決した」という声明を発表。

 ▼5日 JOCの山下泰裕会長は、自身が同席していた評議員会で森氏の発言があったことについて「ん?と思った部分は正直あった」とする一方で、「指摘する機を逸してしまった」と説明。高まる辞任論にも「最後まで全うしていただきたい」と話した。

 ▼6日 女子テニスの大坂なおみが森氏の発言について「いいことではないと思う。今回の発言は、とても無知に感じる」などとコメントした。

 ▼7日 組織委が声明を発表し、森氏の発言について「オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切なもの」とし、「ジェンダーの平等は東京大会の基本的原則の一つ」などと説明した。

 ▼8日 組織委は森氏が謝罪した4日から8日正午までの集計として、大会ボランティアの辞退者が約390人と発表した。また、自民党の二階俊博幹事長は、ボランティアの辞退に関して「瞬間的」とし、「落ち着いて静かになったらその人たちの考えもまた変わる」などと発言し、批判された。

 ▼9日 IOCは森氏の発言について「完全に不適切」とする声明を発表。4日には不問としていた態度を一変させた。

 ▼10日 森氏の発言について、五輪・パラリンピックの最高位スポンサーのトヨタ自動車は、「トヨタが大切にしてきた価値観と異なり、誠に遺憾だ」と豊田章男社長のコメントを発表。他のスポンサーからも反発が相次ぐ。

2611名無しさん:2021/02/12(金) 07:26:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1b37921e3b66917fb4e7c0862a78cc480fcc984
ホストタウン市長「変化できない日本の『弱さ』が出た」
2/11(木) 21:00配信
朝日新聞デジタル
 東京五輪・パラリンピックでは、全国各地の市町村がホストタウンに登録され、各国と交流したり、キャンプや合宿を誘致したりしている。

 「誰も置き去りにしない」まちづくりを掲げる兵庫県明石市もホストタウンの一つ。森氏が発言した当初、「辞職では足りない」と話していた泉房穂市長は、辞意表明を受け、「発言をその場で誰も注意せず、笑いが起き、自民党の二階俊博幹事長らからも森氏を擁護する発言が飛び出した。なんとか持ちこたえられるんじゃないか、と考えたような対応だった」と取材に話した。

 発言から辞意表明までの流れについて、「なぜいまだに開き直りを許す社会なのかが問われている」と言う。「古い価値観のまま立ちゆかなくなっているのが日本。変化できないという『弱さ』は、意思決定の過程に多様性がないことにある。性は多様性の一つ。今回あらわになった問題は、一人ひとりが我がごととして受けとめる必要がある。私も我がごととして、市の意思決定の場で女性の割合を高めることを検討し始めている」

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/93f22cd2f4a9e9b167e4b9e4247d8826ed49d1ff
橋下徹氏、小池知事の4者会議欠席が「森会長辞任の決定打。見事な政治的態度、振る舞い」
2/11(木) 15:04配信
スポーツ報知
 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が11日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜・午後1時55分)に生出演。女性蔑視ともとれる発言で進退問題が浮上していた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が辞任の意向を与党幹部らに伝達したことについて、コメントした。

 森会長辞任の動きの裏で近く開催予定の東京五輪のトップ級4者会談について、東京都の小池百合子知事(68)が「今はポジティブな発信にならないと思うので私は出席することはない」と欠席の意向を明かしていることについて、橋下氏は「最高の政治的態度、振る舞い。身震いするほどです。こういうやり方があるのかと」と、まずコメント。

 その上で「東京のコメンテーターはみんな『小池さん、逃げた』とか言うけど、小池さんを逃げたと言っているのは、5流のコメンテーターですよ」と発言。

 宮根誠司キャスター(57)が「八代英輝とかでしょ?」と実名を出すと、「名前を言わないの! 八代さん、僕は言ってないですからね」と苦笑した上で「逃げたと一見、表面的には見えるんですが、女性である小池さんがガツンと森さんに言って引導を渡すべきじゃないかという適当なコメントをしていたんですよ、コメンテーターとして」と続けた。

 その上で「僕は真っ正面から行く方なので、森さん、辞めなさいと正面から言うやり方。これだとお互い醜くなるし、場合によっては意地になって辞めないかも分からない。それに対して、会議欠席って…。東京都はオリンピックの主催者ですよ。それを欠席すると言うことはある意味、小池さんは『オリンピックやめてもいいんですよ』という覚悟をIOCにもJOCにも示したわけですよ。これが(辞任への)決定打ですよ。すごい政治的な態度、振る舞いですね」と感心していた。

報知新聞社

2612とはずがたり:2021/02/12(金) 17:39:17

全部滅茶苦茶w

菅首相、混乱収拾に動かず 政権運営に打撃―森会長辞意
2021年02月12日08時58分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021100685&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

 「辞めるつもりだ」。森氏は11日、翌日の組織委会合で会長辞任を正式に表明すると、複数の関係者に伝えた。辞任の理由については、東京都の小池百合子知事が森氏参加のトップ級4者会談への欠席を表明したことに加え、大会スポンサーからも批判が相次いだことを挙げたという。
 大会ボランティアや聖火ランナーに辞退の動きが広がり、大会開催を危ぶむ声が日増しに強まる中、首相は積極的な関与を避け続けた。森氏の発言に対し、「あってはならない」と批判こそ口にしたものの、進退については「首相に権限はない」との立場を取り続けた。
 森氏は国際社会にも顔が利く首相経験者。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長らと信頼関係を築いており、新型コロナウイルス感染拡大で延期された大会の実現に向け、「余人をもって代えがたい」(自民党幹部)との思いがあったのは間違いない。
 同時に、森氏は党最大派閥の細田派に隠然たる影響力を持つ最長老でもある。党内基盤が弱い無派閥の首相としては、森氏に弓を引けば同派の反発を招き、自身の足元が揺らぎかねないとの計算もあったようだ。政府関係者は「首相は派閥に遠慮していたようだ」と明かす。
 森氏の決断を受け、首相周辺からは「これで問題を幕引きにできる」との楽観論も漏れる。しかし、党関係者は「打撃はさらに広がる可能性がある」と懸念を隠さない。
 野党は、首相の「不作為」に照準を絞る。立憲民主党の枝野幸男代表は11日、地方議員とのオンライン会合で「遅きに失した」と批判。共産党の小池晃書記局長は取材に「首相は深刻な反省と国民への謝罪が必要だ」と断じた。15日の衆院予算委員会の集中審議などで厳しく追及する構えだ。
 より深刻なのは、東京五輪・パラリンピックへの影響だ。「まとめ役」の退場がきっかけで中止に追い込まれれば、政権が動揺するのは必至。閣僚経験者は「首相は傷の浅いうちに森氏を辞めさせるべきだった。そうすれば、森氏を何らかの形で組織委に残す道もあった」と冷ややかに語った。

2613名無しさん:2021/02/12(金) 19:09:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf5a74389b6a041721a79f8c9c1d1d906f40dfff
【コラム】変化に対応できなかった森会長
2/12(金) 10:31配信
オーヴォ
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による2月3日の女性蔑視発言は、瞬く間に世界を駆けめぐり、非難の嵐を巻き起こした。翌日の“謝罪会見”は逆効果となり、2月6、7日に行われた共同通信社の世論調査でも森氏を会長として「適任と思わない」が6割近くに達し、辞任は不可避な状況となった。

 憲法をひもとくまでもなく、心の中では何を思っていても自由であるが、政治家に限らず、誰にでも失言がこぼれ出る可能性はある。もちろん平生から物議をかもす発言を自制できれば、それに越したことはないが、重要なのは失言の後の“初動対応”である。森氏も平身低頭でただただ素直に謝っていれば、長引くコロナ禍で国民の不満や鬱憤(うっぷん)がたまっていることを差し引いたとしても、辞任にまで追い込まれることはなかったかもしれない。

 今年に入ってからも、自民党の二階俊博幹事長や麻生太郎副総理兼財務相の発言もネット上で猛烈な批判を浴びた。例えば二階氏はNHKの番組内でのコロナ対策に関する質問に「そんなケチをつけるものじゃないですよ」と言ってのけ、麻生氏は一律10万円の定額給付金の再支給に「後世の借金を増やすのか。するつもりはない」と高飛車な態度で麻生節をさく裂させた。

 森氏や二階氏、麻生氏の失言・放言はさして珍しくなく、過去の発言録をつづれば、3人分で分厚い本になるほどである。また、森氏が83歳、二階氏が81歳、麻生氏が80歳と、3人はいずれも戦前生まれの同世代でもあることから、「今も第一線で活躍する『令和のだんご三兄弟』は日本の高齢化社会を象徴している」(自民中堅議員)。

 3人にはまだ共通点がある。それはいずれも子分の面倒見がいい親分肌で、気配りにもたけていることである。自民党で派閥(ムラ)を率いることができたのも、そのためである。「遠見の富士というが、3人はむしろ正反対。遠くからは不遜に見えることもあるが、半径10メートル以内に入ったら、これほど温かみがあり、面白く、魅力的なオヤジたちはいない。心がわしづかみにされる」(閣僚経験者)という。

 しかし、皮肉なことに、そうした親分たちがそれぞれのムラ社会で絶対的に君臨してきたからこそ、側近や周辺の者たちは苦言や忠言を呈しないどころか、忖度(そんたく)に勤しんだ。親分と世論との認識のズレを補正するため、憎まれても意見する“忠臣”は今や天然記念物である。「気が付けば、『だんご三兄弟』は裸の王様になっていた」(前出の中堅議員)との見方もできる。

 根回しや事前調整によって物事が実質的に決定される「永田町文化」も、センセイたちの失言と無関係ではないかもしれない。裏舞台では多少の放言が許されることはあるし、場を和ます効用も認められるが、舞台を勘違いし、会議や記者会見、パーティーのあいさつといった公の席で言葉を間違えると命取りになる。こうしたわが国のダブルスタンダードも、抜本的な見直しに迫られている。

 ちょうど20年前、森内閣の退陣を受けて首相の座に就いた小泉純一郎氏は所信表明演説で、「この世に残る生き物は変化に対応できる生き物だ」とのダーウィンの『進化論』を引用した。この『進化論』は長らく永田町には当てはまらなかったが、今回の森氏の辞任劇を見れば、まさに遅ればせながら、センセイたちも時代の変化に対応せざるを得なくなってきている。

 残された「二兄弟」、さらには永田町全体が今後、どのように世の中の変化に対応していくのかは、楽しみでもあり、不安でもある。偶然にも、今日(2月12日)は「ダーウィンの日」である。

【筆者略歴】

 本田雅俊(ほんだ・まさとし) 政治行政アナリスト・金城大学客員教授。1967年富山県生まれ。内閣官房副長官秘書などを経て、慶大院修了(法学博士)。武蔵野女子大助教授、米ジョージタウン大客員准教授、政策研究大学院大准教授などを経て現職。主な著書に「総理の辞め方」「元総理の晩節」「現代日本の政治と行政」など。

2614名無しさん:2021/02/12(金) 19:10:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/07436a343268a4aa0550c40a30f59d5440cf1d38
小池百合子都知事、“天敵”森会長に引導…4者会談ボイコット宣言効いた
2/12(金) 7:00配信
スポーツ報知
 東京都の小池百合子知事(68)は11日夕、都庁で報道陣の取材に応じ、組織委の森喜朗会長から直接電話で辞意の説明を受けたことを明かした上で、東京五輪を「何としても成功させていくことに変わりはない」と述べた。

 午後6時すぎ、記者団の前で、小池氏は辞任の意向を固めた森氏から携帯電話で連絡を受けたと明らかにした。新型コロナウイルス対策に追われ、大会を半年後に控える中でのトップの辞任劇。戸惑いを隠せず表情は硬いままだった。森氏との会話については「申し上げない」と口をつぐんだ。

 12日には組織委の会合があり、森氏から事実上の後継指名を受けた元Jリーグチェアマンの川淵三郎氏の就任が確実視される。組織委は公益財団法人で、都知事に人事権はなく、評議員らによる承認の手続きが必要となる。小池氏は「(12日に森氏が)いろいろな話をするのではないか」とし、川淵氏については「いろいろな手続きが必要ではないか。それ以上は申し上げません」と多くを語らなかった。

 事態が大きく動いたのは9日だった。小池氏は自民党本部を訪問し、親交のある二階俊博幹事長(81)と会談。関係者によると、森氏の発言などについて意見交換をした。国会では菅義偉首相(72)らが野党の追及を受け、報道各社の世論調査でも半数以上が森氏の発言に「不適切」と回答するなど政局化。外堀が徐々に埋まり、「内閣支持率にも影響しかねない」(自民党幹部)事態を招いていた。

 決定的だったのは翌10日の小池氏の発言だった。「今ここで、4者会談をしてもあまりポジティブな発信にはならないのではないか」。IOCのバッハ会長のほか、森氏も出席予定だった4者会談への異例のボイコット宣言は、くすぶっていた森続投の声を打ち消した。「政府や組織委は『いつかほとぼりは冷める』『大丈夫だろう』と過信していた」(党幹部)。小池氏が引導を渡す形になった。

 小池氏と森氏は国会議員時代から犬猿の仲とされる。都知事就任後も、組織委がマラソン・競歩の会場変更を小池氏に相談せず、進めるなど、両者の溝は広がっていた。森氏は自らの失策で、大会を前に表舞台から去った。「大会を何としてでも成功させていくということは変わりません」。小池氏はそう言い残し、足早に立ち去った。

 ◆小池氏VS森氏

 ▼2002年 小池氏は自民党入りし、森派に所属。

 ▼07年8月 小池防衛相が守屋武昌防衛事務次官を更迭。森氏は「守屋氏が切腹しようとしたら、小池氏が後ろから刀で切りつけた感じ」と批判。

 ▼08年9月 党総裁選で森氏が麻生太郎氏を推す中、小池氏が自ら出馬表明。森氏は「了承していない」と激怒。

 ▼16年9月 都による五輪3会場の抜本見直し案について、森氏が「(IOC)理事会で決まったことをひっくり返すことは極めて難しい」とダメ出し。小池氏は「負の遺産を都民に押しつけるわけにはいかない」と応戦。

 ▼19年10月 五輪のマラソン・競歩の札幌開催がIOCと組織委の2者間合意で決まったことについて、小池氏は「青天の霹靂(へきれき)。涼しい所なら、北方領土でやったらどうか」と不快感を表明。森氏は「極めて無責任なことを言っている」と批判。

報知新聞社

2615名無しさん:2021/02/12(金) 19:13:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea6d9268bbe2b515371e244afeecf9d1a223326b
森会長辞任に、自民・二階氏「招致から成功に向け功績は大変なものだった」 
2/12(金) 17:16配信
産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は12日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視ともとれる発言の責任を取り、組織委会長を辞任する意向を表明したことについて「本人の判断でやむを得ないが、森氏は東京五輪・パラリンピックの招致から一貫して大会成功に向けて尽力いただき、その功績は大変なものであった」とのコメントを発表した。

 また、「今後選出される新たな会長のもと、より一層、五輪の理念と精神に基づいた運営が行われることを期待するとともに、大会の成功に向け一致結束した取り組みを進めていただきたい」とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/625ac17de12e2e572d07c4117978077eba2a4d08
盟友? 二階俊博幹事長が森喜朗会長辞任にコメント「ご功績は大変なものであった」
2/12(金) 18:00配信
東スポWeb
 自民党の二階俊博幹事長(81)は12日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗氏(83)が会長辞任を表明したことを受け「ご本人の判断であり、やむを得ないものでありますが、そのご功績は大変なものであったと思います」とのコメントを発表した。

 二階氏は森氏の〝女性蔑視〟発言を巡り、「撤回されたので問題ない」と擁護していた。

 後任人事をめぐっては、森氏が後任に指名した元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)が、一転、会長職を受諾しない意向を示し、新たな後任候補にとして橋本聖子五輪相(56)や初代スポーツ庁長官で、ソウル五輪競泳金メダリストの鈴木大地氏(53)らの名前が浮上している。

 二階氏は「今後選出される新たな会長のもと、より一層結束した取り組みを進めていただきたいと思います」とした。

東京スポーツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/94ff324e512c8c171c8f0db853a586d7865e8790
新会長選び、与野党から注文 自民・二階氏、森氏の功績強調
2/12(金) 18:57配信
時事通信
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が12日に辞任を正式表明したことを受けて、与野党各党からは後任の選び方について、透明性の確保などを求める声が出た。

 自民党の二階俊博幹事長は森氏のこれまでの活動をたたえた。

 二階氏はコメントを発表し、「新会長の下、より一層、五輪の理念と精神に基づいた運営を期待する」と表明。森氏については「招致から一貫して大会成功に向けてご尽力いただき、功績は大変なものだ」と強調した。

 新会長の選出に関して、公明党の石井啓一幹事長は記者団に「透明性を確保し、多くの国民が納得する形で選んでいただければと思う」と指摘。立憲民主党の泉健太政調会長は記者会見で「身を引かざるを得ない前会長が後任人事を色濃く内定させるかのような行為は好ましいとは言えない」と述べた。

 共産党の志位和夫委員長も会見で「密室指名のような形では厳しい批判は免れない」と語った。国民民主党の榛葉賀津也幹事長も「密室で決まったとのそしりを受けないようにすることが大事だ」と注文を付けた。

2616チバQ:2021/02/12(金) 19:57:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0d756429d489abbc402ecc5d0788f76ece81f9f
「呪われているのか」 東京オリンピック「招致4人衆」去る
2/12(金) 19:36配信


毎日新聞
東京五輪・パラリンピックの招致出陣式で、気勢を上げる(前列右から)森喜朗・招致委員会評議会議長、安倍晋三首相、猪瀬直樹東京都知事、JOCの竹田恒和会長(肩書はいずれも当時)=東京都庁で2013年8月23日、梅村直承撮影

  12日に開かれた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の評議員と理事による緊急会合で、森喜朗会長(83)は辞任すると表明した。森氏の辞任で東京オリンピックの招致の「顔」だった4人が、いずれも不本意な形で表舞台から去った。2013年9月の招致決定当時、東京都知事だった猪瀬直樹氏(74)、日本オリンピック委員会(JOC)会長だった竹田恒和氏(73)、首相だった安倍晋三氏(66)、そして招致委員会評議会議長だった森氏だ。JOC関係者は「やはり、東京五輪は呪われているのだろうか」と表情を曇らせた。

【写真特集】辞任することを表明した森喜朗氏と川淵三郎氏

 猪瀬氏は医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取っていた問題が発覚し、13年12月に辞職した。竹田氏は19年1月に招致を巡る不正疑惑でフランス司法当局の捜査を受けていたことが判明。大会へ向けて会長に再選予定だったが、同6月末に任期満了で退任した。

 安倍氏は13年9月の招致演説で東京電力福島第1原発事故の影響について、「アンダーコントロール」と訴え、16年リオデジャネイロ五輪の五輪旗引き継ぎ式では人気キャラクターのマリオに扮(ふん)するなど節目に登場。昨年3月には新型コロナに伴う延期の期間について「1年」にこだわり、五輪を花道に退陣すると見られていたが、持病により昨年8月に退いた。【小林悠太】

2617名無しさん:2021/02/13(土) 07:58:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd8be90f0b6c6de803f891d3b0fc1491a2f90d63
「グダグダしすぎ」「後任は若い人に」森会長辞任表明に街の声は
2/12(金) 20:21配信
毎日新聞
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会を巡る問題は12日、森喜朗会長(83)が正式に辞任を表明した一方、森氏から後任に就任を要請された元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)が受諾を一転して断るなど、ドタバタ劇が続く。大会開幕まであと5カ月あまりで混迷を深める中、新体制への要望や騒動を巡る苦言など、各地でさまざまな声が聞かれた。

 森氏の発言を受けて聖火ランナーを辞退した福島県田村市の会社役員、坪倉新治さん(57)は「今回の件を機に、変わっていく日本を国際社会に示す大会にしてほしい」と話した。

 東京電力福島第1原発事故後、長く続く風評被害と今回の件が重なって見えたこともあって声を上げたという坪倉さん。「きちんと謝罪して辞めることについては評価する」と語り、「大会の成功を心から願っている。福島県が復興に向けて一生懸命歩みを進める姿を世界中の人に見てもらえるように配慮してもらえたらうれしい」と組織委の今後の対応に期待を込めた。

 聖火ランナーとして大阪市内を走る同市の会社員、島津真理さん(57)は、日本がボイコットした1980年モスクワ五輪出場を水泳で目指していた。森氏について「森さんの頭の中には、女性は常に自分よりも立場が低いという意識があったのではないか。トップに立つ人間ではない」と受け止めた。五輪開催を切望してきたが、コロナ下での開催に否定的な声や、森氏の発言が明るみに出たことで「私自身も開催に期待していないのでは、と思うようになった」と話した。

 東京・有楽町を行き交う人々からは苦言や理解の声が上がった。後任人事を含めて一連の騒動に「グダグダしすぎてあきれる」と話したのは東京都練馬区の会社員男性(35)。「後任にふさわしい人は誰もいないんじゃないか。東京五輪はいっそ中止した方がいい」と憤りを隠さなかった。

 一方、千葉県我孫子市の梅木洋子さん(58)は、森氏が川淵氏を指名したことについて「森さんなりに後の事をきちんとしなければと思ったのかも」。森氏の発言については「みんながモヤモヤを抱えているこの時期だからこそ慎重にものを言わなければいけなかった」と苦言を呈しつつも、「功績もありながら、失言で許されないのは怖いと感じた」と話した。

 後任については、透明性のある方法での選出や、柔軟に動ける人を求める声が多く聞かれた。

 福岡市のクリーニング店経営者の女性(69)は「(後任を)密室で決めるのは問題。川淵さんが50代でJリーグの初代チェアマンになったように、最初から『伸びしろ』のあるアスリート経験者を登用すべきだった」と指摘。

 大阪・淀屋橋でベビーカーを押して歩いていた大阪市中央区の主婦(37)は「新型コロナで五輪自体の開催が危ぶまれているのに、余計に暗いイメージが付いた。性別は関係なく、現場が分かって動ける若い人が会長になってほしい」と望んだ。【林田奈々、磯貝映奈、荻野公一、吉川雄策】

2618名無しさん:2021/02/13(土) 08:00:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/e49bf5eefb533045bf06df8141f168e6fcbf2ca1
川淵氏「いらんことを喋った」森会長の後任“辞退”
2/12(金) 23:30配信
テレビ朝日系(ANN)
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の臨時の会合が12日午後3時ごろに行われ、森喜朗会長が辞任を表明しました。また、森会長から後任に指名され「人生最後の大役にベストを尽くしたい」と話していた川淵三郎氏が一転、要請を辞退しました。

大会組織委員会・森喜朗会長:「きょうをもちまして、会長を辞任しようと思っております。大事なことはオリンピックをきちんと7月に開催するということでありますから、そのオリンピックを開催するための諸準備に、私がいることが妨げになるということであってはならないと思います」

ここから組織委員会での自身の活動について振り返ること約8分。その後、女性蔑視発言について、釈明を始めました。

大会組織委員会・森喜朗会長:「私が余計なことを申し上げたのか。これは解釈の仕方だと思うが、そう言うとまた悪口が書かれますけども、私はそういう意図でものを言ったわけではない。多少意図的な報道があったのだろうと思うが、私自身は女性を蔑視するとかそういう気持ちは毛頭ありませんし、これまでもオリンピック・パラリンピック、いわゆる障害のある人ない人、皆同じだよということで、すべて同じように扱って慰労してきた。この一言でこういうふうになったということは、私自身の不注意もあったのかもしれませんが、長い83年の(自身の)歴史のなかで、本当に情けないことを言ったものだなと。皆さまに大変ご迷惑をおかけしたということになりました」

森会長は、自身の発言についての話し合いが終わると会合の途中で席を立ったといいます。

また、評議員として参加していた川淵氏は、後任人事の議題が始まると、手を挙げて「私は辞退します。迷惑をかけて申し訳ない」とだけ話したといいます。

川淵氏は午後7時過ぎ、臨時会合で発言した詳細を明かしました。

川淵三郎氏:「僕が(会長候補に)手をあげて、皆さんに大変迷惑をかけています。皆さんが僕を報道して、あたかも会長の有力候補のように書いてもらっているんだけど、僕の対応が悪かったせいで、すべて僕の責任です。だから、すべてのことに対して白紙に戻して、会長候補を辞退しますと。次にいい会長が選ばれることを心から願っていますということで終わった。(Q.きのうまで(会長候補に)前向きだったが一転したのは?)いらんことをマスコミに喋ったからだよ。(Q.いらんことというと?)『会長に自分がなったら』と選挙なら言ってもいいけど、あたかも自分が(会長)候補になるかのような。しかも理事にもなっていないのに(Q.森さんと話は?)まだ何も話していない。これから電話しなくちゃ。気持ちはスッキリしているよ。皆そういう感じで思っているんだろうなって。新しい人が出て、素晴らしいオリンピックが開催できればいいなと」

組織委員会は、会長候補を決めるための選考委員会の立ち上げを決めました。メンバーは理事のなかから10人以下で、男女半々とし、アスリートが中心になるよう進めていくとしています。

メンバーの人選はこれからですが、委員長には組織委の名誉会長であり、経団連の名誉会長でもある御手洗冨士夫氏の就任が決まりました。

大会組織委員会事務総長・武藤敏郎氏:「(Q.新会長の資質に求めるものは?)オリンピック・パラリンピックについて、何らかのご経験もまず必要だろうと。残り5カ月のこのタイミングですので。やはりジェンダーイクオリティ(男女平等)とか、ダイバーシティー、インクルージョン(多様性の尊重)といった、そういう概念を当初から掲げてやってきたつもりでありますが、そういうことの認識が非常に高い方というのも必要ではないかと」

テレビ朝日

2619名無しさん:2021/02/13(土) 08:19:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb1238da1a9b6a675c52a37f6ea7ad0a2841816e
五輪組織委トップ人事で森・川淵ラインが「暴走」、元大物財務次官も無力
2/13(土) 6:01配信
ダイヤモンド・オンライン
 「メディアの方に言われて知った」――。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長人事は異例の展開を見せた。女性蔑視発言の森喜朗会長が独断で、元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏に打診。かつて財務省の大物事務次官として知られた組織委事務総長の武藤敏郎氏は事前に相談を受けておらず、報道が出た11日深夜に慌てて川淵氏に電話していた。(ダイヤモンド編集部 岡田 悟)

● 自宅前で記者にリップサービスした川淵氏 武藤事務総長から深夜に電話で“説明”

 「記者のみなさんがあれだけ家にわーっと集まったら、僕もサービス精神でお話しせざるを得ない」――。

 女性蔑視発言が国内外で猛批判を招き、辞意を表明した東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長。その森会長が後任にと自ら打診し、既定路線のように報じられた川淵三郎・元日本サッカー協会会長は2月12日、森会長が正式に辞意表明した組織委員会の理事と評議員の懇談会終了後、急きょ報道陣を集めて釈明した。

 「(森会長に)もらい泣きしちゃって」「外堀が埋まっていて、断れる状況じゃなかった」――。スポーツ紙「スポーツニッポン」のウェブサイトによると、川淵氏は森会長と面会して打診を受けた11日の夜、自宅前に集まった報道陣に対して、このように後任会長就任への“決意”を語っていた。

 だが、そこから事態は異例の展開を見せていく。

 川淵氏によると、11日深夜に複数回、組織委の武藤敏郎事務総長から電話で会長選出に関するルールや条件の説明を受けたという。組織委では、会長になれるのは理事であり、理事になるには評議員会で選ばれなくてはならない。そして川淵氏は現在、理事ではなく評議員だ。「辞退しろとは言わなかったが、暗に求めていたのだろう」と、川淵氏は感じ取った。

 さらに翌12日朝、橋本聖子五輪担当大臣は閣議後会見で会長人事に言及し、「組織委員会の理事会で決定される。今は何も決定していない状況」と川淵氏を後継とする流れをけん制した。

 そうしたやりとりを経て、12日午後3時に予定されていた組織委の理事と評議員の懇談会より前に、川淵氏の「会長就任辞退」の一報が世間を駆け巡った。

 また、その懇談会でも、会長選出のルールを無視するような川淵氏の事前の“決意表明”に対し、反発する声が上がったと川淵氏が自ら明らかにした。

 森会長も川淵氏も、会長選出のルールや条件は当然知っていたはずだが、森・川淵ラインで決めておけば既定路線になると、2人とも素朴に信じていたのだろうか。

2620名無しさん:2021/02/13(土) 08:19:22
>>2619

● 日銀総裁になれなかった悲運の元大物次官 経歴と実績買われての事務総長就任だったが

 一方、今回の失態については武藤事務総長の影響力の弱さもあらわとなった。

 武藤事務総長は12日の記者会見で、川淵氏の会長就任の“ニュース”について、11日に「メディアの方から聞いて知った」と明らかにし、事前に森会長から説明や相談を受けていなかったと認めた。テレビでも見たのだろう、「(川淵氏が就任について)映像で言っているのが確認できる。(川渕氏に)会長選出の手続きについて(電話で)お話しした」。

 武藤事務総長は、政官財の各界でつとに知られた存在だ。2000年6月〜03年1月まで約2年半、財務事務次官(大蔵事務次官を含む)を務めており、当時の小泉純一郎首相の構造改革路線を支えて「10年に1人の大物次官」との評判を呼んだが、その前には首相だった森会長にも次官として仕えていた。

 その後日本銀行副総裁に就任するが、政治の動きと共に運命が暗転する。08年、当時の民主党など野党が多数を占めていた参議院が、武藤氏を日銀総裁とする人事案に同意せず、民間に転じて大和総研理事長のポストに収まった。

 やがて2度の政権交代を経て東京五輪の開催が決定。武藤氏は、これまでの実績や経歴を買われて組織委事務総長に就任したのだが、今回の森会長の暴走を止められなかったわけだ。

 首相時代から失言を繰り返してきたにもかかわらず、政界引退後も公然と自民党などに影響力を発揮してきた森会長。そんなキングメーカーに振り回された武藤事務総長には同情の余地ありとする向きもあるかもしれない。

 だが、新型コロナウイルスの感染拡大により、世論調査では開催の中止や再延期を求める声が多く、開催そのものが危機的な状態にある。番頭役である「10年に1人の大物次官」とうたわれた武藤事務総長の責任もまた、重いと言わざるを得ない。

● 問題は“老害”ではなく失言と不透明さ ガバナンスうたうも空疎に響く失態

 とはいえ、今回の失態の最大の責任が森・川淵ラインの“暴走”にあるのは当然だ。

 「老害、老害と言われているが、老人が悪いかのような表現をされるのは極めて不愉快だ」――。83歳の森会長は辞意表明した12日の懇談会の冒頭あいさつで、こう反発した。

 その森会長が後任の打診をした川淵氏も84歳。ただし今回は、高齢であることが取り沙汰されたわけではない。森会長の女性蔑視発言もさることながら、それが猛反発を浴びているさなかに、当の本人が不透明なプロセスかつ独断で後任を決めようとしたため、“恥の上塗り”になったのだ。森会長は自身の失態を、年齢の問題にすり替えるべきではない。

 武藤事務総長は12日の懇談会後の会見で「(組織委が発足してからの)この7年間、組織委のマネジメント、ガバナンス、コンプライアンスは一番重要な点として、最大限努力してきた」と横文字を駆使して強調した。しかしその結果が今回の失態では、あまりに空疎に響いてしまう。

ダイヤモンド編集部/岡田 悟

2621名無しさん:2021/02/13(土) 21:30:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/18f1b3d875b736df6c0b77747afeda0208029df5
「密室人事」オープンにして菅首相に嫌われた川淵三郎氏 森会長辞任で東京五輪開催は絶望的〈週刊朝日〉
2/13(土) 19:58配信
AERA dot.
 コロナ禍で今夏開催が危ぶまれる東京五輪・パラリンピックがさらに揺れている。女性蔑視発言の責任を取り、大会組織委員会会長の森喜朗元首相(83)が2月12日の組織委臨時合同懇談会で辞任を表明。その森氏が前日に後継指名した川淵三郎・日本サッカー協会相談役(84)も、「密室人事」の批判を受けて辞退表明に追い込まれた。川淵氏は懇談会後、ドタバタ劇の内幕の一端を明かした。

「森さんに対して、あんまりいろんなことを言いたくない。森さんを傷つけたくないから。僕が(会長に)ならなくて良かったね。大失敗は(11日に)マスコミがいっぺんに僕の家に押しかけてきた時。僕が『何も言われてないよ』と家に入れば正解だった。全て僕が悪い。こうやってしゃべることが良くないんだよ」

 今後は組織委内に設置された候補者検討委員会で会長候補を選出し、理事会で決める。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏が説明する。

「川淵さんは『森さんが組織委の相談役として残る』とか、ペラペラしゃべり過ぎました。菅義偉首相や安倍晋三元首相、小池百合子都知事には了解してもらったとか、菅首相からは『もうちょっと若い人はいないか』『女性がいないか』という話があったとか、密約をやったみたいな説明を報道陣の前でしてしまい、人事がウリの菅首相から見たら、ちょっとこれはどうにかしなければと思ったことでしょう」

 密室人事をオープンにした川淵氏の“透明性”に官邸側が難色を示した形だ。

 与党内からは早くても、後任候補として橋本聖子五輪相(56)、丸川珠代元五輪相(50)、初代スポーツ庁長官で1988年ソウル五輪競泳金メダリストの鈴木大地氏(53)らの名が上がっているという。橋本、丸川両氏は森氏の出身派閥・清和政策研究会((細田派)に所属。鈴木氏は森氏の反対で千葉県知事選への出馬を断念した過去がある。こうした森氏の「子分」が次期会長に収まっても、透明性のある人事と言えるのだろうか。

2622名無しさん:2021/02/13(土) 21:30:36
>>2621

 スポーツジャーナリストの谷口源太郎さんは、疑問を呈する。

「森さんは組織委の中で子分を集め、ワンマン体制を築き、権力を振るってきたんです。政財界にも顔が利き、IOC(国際オリンピック委員会)にも太いパイプがある。これからも黒幕として存在し続けるでしょう」

 元東京都職員で、東京五輪招致推進担当課長だった鈴木知幸氏(国士館大学客員教授)も、あきれてこう語る。

「森さんは辞任ですが、『懲戒』に相当する辞任だと思います。組織から完全にいなくなってほしい。何らかの名誉職として残り、五輪の開会式にでも出ようものなら、海外の選手たちの間で開会式のボイコットが起きたり、『反省して』などと書いた紙や旗が乱舞したりする可能性があります。世界の報道機関が見ている前で、そんなことになったら日本の立場がなくなりますよ」

 朝日新聞によると、国内では森氏の発言後、12日までに約970人が大会関連のボランティアを辞退した。聖火ランナーの辞退申し出も4人いるという。

 組織委の武藤敏郎事務総長は12日の会見で、記者が森氏の今後の処遇について尋ねると、こう答えた。

「森会長は招致の段階から非常に多くの貢献をされたというのは事実だと思います。IOCにも、森会長から引き続きご支援をいただくことが望ましいと言っている方がおられます。今後のことはそういうことを検討しながら、適切な結論が出るのだろうと思います」

 森氏が組織委に関わり続けることを否定しなかった。

 組織委によれば、森氏は辞意を表明したものの、新たな会長が決まるまでは会長職を続けるのだという。

 開催への懐疑論も強まっている。鈴木氏が最大のポイントとして挙げるのは、報道各社の世論調査だ。例えば、1月23、24日の朝日新聞の世論調査では、再延期か中止と答えた人は86%に上った。鈴木氏は、こう訴える。

「『開催すべき』が3割を超えないと、五輪をやっちゃダメですよ。1割台で開催したら、史上初の祝賀ムードのない、メチャクチャな五輪になります」

 谷口氏は、今は新型コロナウイルスの感染拡大を抑えることに集中すべきだと指摘する。五輪開催に必要な医療スタッフは1万人程度とされるが、医療体制の逼迫(ひっぱく)から実現を危ぶむ声が医療関係者から出ている。

「それなのに、五輪開催なんて寝言をいまだ言い続けている。五輪がコロナとの闘いを妨害している。日本は一刻も早く、東京五輪の中止を表明すべきです」(谷口氏)

 1年延期で新たに必要になった経費は2940億円で、開催経費の総額は3兆円を超える(招致時の計画では総額7340億円)。しかも、無観客開催なら900億円を見込むチケット収入がなくなり、税金で補う可能性がある。

 それでも、菅首相は今夏開催の姿勢を崩していない。政界では大会後の衆院解散戦略もささやかれる。「アスリートファースト」ではなく、利権まみれの五輪になることが危惧されている。

 さらに大会後、激震が走る可能性があるという。2年前、招致委理事長が大会招致をめぐって180万ユーロ(約2億3千万円)の贈賄に関わっていた疑惑が浮上、フランス司法当局が捜査に動いていることがわかった。本人は疑惑を一貫して否定している。ただ、鈴木氏は言う。

「前回大会のリオデジャネイロ大会の招致をめぐっても、ブラジル五輪委員会の会長が、大会終了後に逮捕されています。東京五輪もリオ五輪とまったく同じ構図なので、IOCのメンバーが大会終了までフランス当局の捜査を待ってほしいとストップをかけている、東京五輪後に動くのではないか、と聞いています」

 3月10〜12日にIOC総会が開かれ、バッハ会長の再選が決まる。3月25日には福島県から聖火リレーが始まる。世界各地で、五輪に出場する選手・チームを選ぶ予選大会も開かないといけない。谷口氏は指摘する。

「開催か中止かの決断が、もうギリギリのタイミングに来ています」

 次期会長の仕事は五輪開催可否の決断となる。(本誌・上田耕司)

※週刊朝日オンライン限定記事

2623名無しさん:2021/02/13(土) 21:31:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3f2e5a291b500551115d51af3e39e112691b5e4
安倍前首相「やる気スイッチ」発端…官邸の五輪介入
2/13(土) 7:00配信
日刊スポーツ
東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の会長交代をめぐって混乱が起きた。森喜朗会長(83)が12日、女性蔑視発言の責任を取って辞任。同氏から後継指名されていた日本サッカー協会(JFA)相談役の川淵三郎氏(84)は、組織委の緊急会合で新会長候補を辞退した。 11日夜には報道陣の前で就任へ意欲を見せていたが急転。選考過程の不透明さを理由に同日午後10時過ぎ、組織委武藤敏郎事務総長らの説得により、白紙撤回を決断した。新たな会長候補には橋本聖子五輪相(56)が浮上している。

   ◇   ◇   ◇

政府は東京五輪・パラリンピックに対し「口も出さないが、金も出さない」が従来のスタンスだった。

変化があったのは昨年3月の大会延期決定時からだ。政府はサポートはするものの、積極的に関与しなかったはずだったが、政府関係者によると「当時、官邸筋では時々入ると言われた安倍晋三首相の『やる気スイッチ』が突然入った」と明かす。史上初の大会延期は、安倍氏とIOCトーマス・バッハ会長の電話会談を経て決定した。

追加経費圧縮のため、大会簡素化の話し合いでは、何としても経費削減に努めたい組織委員会とIOC(国際オリンピック委員会)の間で話し合いが難航。議論が進まない時期もあったという。大会関係者によると、万全の対策を求められるために経費がかかるコロナ対策については、会長だった森喜朗氏が橋本聖子五輪相に「国がしっかり主導権を持って取り組んでほしい」と、“政府主導”を要請したこともあった。

今回、官邸がプロセスが不透明と批判された森会長後任人事に難色を示し、日本サッカー協会相談役の川淵三郎氏会長案を白紙撤回させたとされる。官邸の東京五輪・パラへの直接的な介入は、安倍前首相時代から徐々に始まった流れでもあった。

2624名無しさん:2021/02/14(日) 14:03:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d77e79c6cd567a0db8ba0bd6d80a9c50808cac5
なぜ武藤事務総長は森辞任会見を設定せず後任人事の政府介入を否定したのか…辞退の川淵氏が最も透明だった皮肉と矛盾
2/14(日) 6:16配信
THE PAGE
東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長人事を巡る「矛盾」が浮き彫りになった。女性蔑視発言後も続投の意思を示していた森喜朗会長(83)が国内外の世論に耐えきれなくなり12日に開催された理事会と評議員会の合同懇談会で辞任を表明、後任候補の最有力とされていた元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)は、その場で候補を辞退した。
 一連の騒動でキーワードとなったのはプロセスの「透明性」である。だが、最も「透明」だったのは、後任会長候補に祭りあげられ「喋り過ぎた」との非難を浴び、“ハシゴ”を外された川淵氏だった。それは皮肉であり、現在、会長人事に関して「透明性」を訴えている人たちが、実は「不透明」だとの矛盾がある。
 たった1日のうちに起こった森辞任、後任川淵、一転、白紙撤回、辞退の“ドタバタ騒動”の裏には“政府介入”があったとされる。だが、懇談会後の会見で、武藤敏郎事務総長は「私の理解では、私自身に、そういう働きかけがあったわけではありません。私の理解では、後任会長は、組織委員会で決めるべきというのが政府の基本的態度だった」と否定した。
 だが、正確に言葉を読み解くと「私自身に」であり、組織委員会への間接的な働きかけを否定したわけではない。また“不介入”は「政府の基本的態度」であり「絶対的態度」ではなかったとも取れる。武藤事務総長は、元日銀の副総裁で、元大蔵官僚。その言質は巧みである。
 なぜ川淵氏の名前が出て辞退するに至ったかの説明もまったく要領を得なかった。会見での武藤事務総長のコメントは「多少の誤解といいますか、行き違いはあったのかもしれないが、そういうこと(4者による合意)ではない。ですから、自然のなりゆきとして、どうして、そういう結論になったかが不透明でありますので、事態が…このような結果になったのではないかと理解しております」である。 
 日本語として整理のしようがない。
 つまり「不透明」だ。
 森辞任、後任川淵のニュースが駆け巡ったのが11日。複数のメディアの報道によると、その夜に自宅前で取材に応じた川淵氏は、森氏から“後継指名”を受けた「密室人事」の中身を明かした。その会談の席で、森氏から、小池百合子都知事、菅義偉首相、安倍晋三前首相、武藤敏郎事務総長との根回しが終わっていることを聞かされ、菅首相が「女性か、若い人」を希望していたという話まで赤裸々に語っている。「最初から外堀が埋まっていて断れる状況でなかった」とも話した。だが、外堀の一人であるはずの武藤事務総長は、川淵氏が会長候補に挙がっていることを「メディアの方から聞いた。しかも、川淵さんの映像が映っていて、おっしゃっていることが確認できる形だった」と説明した。
 また前出の4者における“合意”についても「関係者の了解があったのではないか、という点については、私は、そのように了解しておりません」と否定した。この武藤事務総長の話が事実であれば、森氏が川淵氏に嘘を伝えたことになる。
 この真偽も「不透明」だ。
 川淵氏は会長就任した場合の最大のミッションである東京五輪の中止を回避するための私案まで披露した。そして、さらに問題になったのが「僕個人の相談役を森さんにお願いしたい」と「森院政」とも取れる発言をしたことである。今後、財政面、資金面での力技が必要になったとき、川淵氏一人では対処できないため、素直に政治力と人脈のある森氏の協力が不可欠になるとの実情を語ったに過ぎないが「密室人事」「森院政」をオープンにしたことで政府の反発を食らった。
 事態が動いたのは、この後である。
 川淵氏は、武藤事務総長と、2、3度、電話で話をしたことを明かし、その話のニュアンスから人事が潰れたことを理解し、辞退を決意したという。武藤事務総長は「手続きをご存じだとは思うが、念のために“こういうこと”と申し上げる必要があると思った」と電話をした理由を説明している。
 前出したように、そこに政府介入があったことは否定したが、2、3度、電話をする間に、武藤事務総長は、どこの誰と、どんな相談をしていたのだろうか。
 複数のメディアに川淵氏は「今、話せることはない、と言って家に入れば良かった。すべて私が悪い、私の責任」と、辞退後に語っているが、もし、この“フライング発言”がなければ、これらの水面下の動きは”封印”されたまま公益財団法人の正式な手続きを経て「川淵新会長」が誕生していたのだろう。

2625名無しさん:2021/02/14(日) 14:04:00
>>2624

 今後の後任候補の選考に関しては、候補者検討委員会が立ち上げられ「プロセスの透明性」を確保した上で、正式な手続きを経て新会長が決定される。本来なら検討委員会も、すべてメディアに公開の上で行うべきだが、候補者決定後にその過程を説明するという。
 菅総理も、武藤事務総長も、そして次期会長の有力候補とされる橋本聖子五輪担当大臣も口を揃えて「透明性」を訴えた。
 だが、森辞任の声が高まった際には、「組織委員会が決めること」と不介入を貫いていた菅総理が、なぜ手のひらを返して「女性や若い人が望ましい。国民から歓迎される人を透明性をもって決定すべき。そう考えています」などと踏み込んだコメントをするようになったのかも「不透明」である。
 そもそもの騒動の引き金を作った森会長が辞任を表明した12日に記者会見に出席して質疑応答に応じなかった理由も「不透明」だ。
 武藤事務総長は、懇談会の冒頭での約15分間の辞任挨拶をメディアに公開したことを理由にしたが、それでは説明不足。森会長は、その挨拶の中で「これは解釈の仕方だと思う」「多少意図的な報道があったんだろう」との再び問題発言を残しており、なおさら会見で、その真意について説明する責任があっただろう。
 いわゆる女性蔑視問題の総括を「不透明」のままに据え置いて「選考のプロセスに透明性が不可欠」と強調されても説得力に欠ける。一連の騒動の中で「密室人事」の中身をすべて正直にメディアに明かした川淵氏が、もっとも透明だったのは、なんたる皮肉だろうか。
 川淵氏は、嘘をつけない人であり、Jリーグ・チェアマン、日本サッカー協会会長の役職を通じて、メディアの役割を知り、ついサービス精神が出る。そのため過去には「言っちゃった」発言で有名になった次期監督・オシムの監督人事を公にした事件などもあったが、観測気球の類の発言ではなかった。誠実で明確なビジョンを持つ信念の人ゆえに、今回、そのスポ―ツ団体トップの感覚のまま、すべてをオープンに話したことが裏目に出た。

 さて問題は来週には決まる後任候補である。プロセスの「透明性」と同時に、この非常事態にトップを務める人は、性別も年齢も関係なく、適任者でなければならない。”老害”を避ける必要も、菅総理の希望する「女性で若い人」である必要もない。
 武藤事務総長は一般論で「五輪、パラリンピックについてのなんらかの経験が必要」と語ったが、それも条件。ジェンダー平等、ガバナンスの意識も高くなければならない。川淵氏も「残されたことは多くない。ほとんどの問題は今までに決められている」と明かしており、実務よりも、開催に向かうために必要な安全、安心をいかに担保して、それを世界へアピールできるかというリーダーシップと、東京五輪の”顔”としての発信力が重要だろう。
 そういう意味では、“老害”の批判があろうとも、Jリーグに百年構想を持ち込み、分裂していたバスケットボール界をひとつにまとめた理念と信念の人である川淵氏が最適だったのだが…。
 男女半々、アスリート中心の数名の理事で構成される候補検討委員会は、どんな結論を出して、そして、時間が限られる中で、どれだけの説得力を持って新会長を選ぶのか。 
 川淵氏は13日、ツイッターを更新し、心身ともに疲れ果てた心情をこう吐露している。
「皆さんご支援本当に有難うございました。今はスッキリした気分ですので他事ながらご安心ください。と自分でも思っていたのですが流石に身体は綿のように疲れ切った感じです。偶(たま)には弱音を吐かせてください」

2626名無しさん:2021/02/14(日) 14:06:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/49327dcd5e8c058b78a8f95e9cbdc09a43c4a3b5
選手が高めた五輪ムード、無にする醜態 森会長辞任
2/14(日) 8:05配信
時事通信
「自分の言葉」で上げた声
 森喜朗元首相が女性蔑視発言で東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を辞任した問題は、後継選びをめぐる混乱も招き、開催可否の重大判断を正常に行えない恐れすら出てきた。当初からトラブルと批判が絶えなかった大会に、国民の期待を高めてきたのも、今回の件で声を上げたのも選手たちだ。その努力と勇気を無にしかねない事態は、いつまで続くのか―。
 ◇  ◇  ◇
 問題の発言があったのは3日。陸上の寺田明日香(パソナグループ)は5日に「日本の五輪は大丈夫か、日本の多様性への考え方はどういうものなんだと思われてしまう。すごく残念」と語った。それから2、3日の間に競泳の鈴木聡美(ミキハウス)、テニスの大坂なおみ(日清食品)ら女子選手を中心に声が上がり、男子にも広がっていった。それぞれが自分の言葉で話し、人々に届いた。

 振り返れば、今回の五輪はここまでも選手たちに救われてきた。2011年7月16日、石原慎太郎東京都知事(当時)が開催都市への立候補を宣言したのは東日本大震災から4カ月後。五輪どころではないとの世論が渦巻いていたが、翌日、サッカー女子ワールドカップ(W杯)で「なでしこ」が悲願の世界一になった。翌年のロンドン五輪で38のメダルを獲得し、東京・銀座でのパレードに50万人が集まった。ここから五輪開催の支持率が上向き、13年9月に開催が決まる。

 ソチ、リオデジャネイロ、平昌の夏冬五輪で見せた快挙とドラマ。テニスの大坂、錦織圭(日清食品)、野球の大谷翔平(エンゼルス)らの台頭。19年ラグビーW杯の盛り上がりは記憶に新しい。

 試合での活躍だけでなく、多くの選手が熱心に被災地へ足を運んできた。五輪競技・種目かどうかにかかわらず、「スポーツの力」は心を照らし、「2020」を心待ちにする人たちが増えていった。もともと日本は国民もメディアも五輪が大好きな国だ。

 ただ、同時に選手たちが実感したこともある。女子ソフトボール日本代表の主将・山田恵里(デンソー)は、昨年まで所属していた日立が開いたソフトボール教室で、何度か福島を訪れた。「行くたびに私たちの方が勇気をもらいました」。女子ソフトボールは福島で五輪の開幕戦を行う。「今度は私たちが金メダルでお返しをする番。私たちにできることはそれだけなので」。同じ言葉を、多くの選手が口にする。

変わりつつある日本の選手
 そうして迎えた待望の五輪イヤー。突然広まった新型コロナウイルス感染症で、思いもよらなかった五輪の延期と厳しい自粛生活が目の前を暗くした。揺れる心、ままならない練習。耐え抜いて、夏頃からようやく実戦が再開されると、今度は試合を「させてもらえる」との言葉が口をついた。

 競技団体やリーグの幹部、審判、競技役員、ボランティアたちが感染リスクを背負って動いてくれる。裏方さんの高齢化も進んでいるのに。試合後のインタビューは、勝者も敗者も感謝の言葉から始まった。

 しかし、冬になって感染者数が急増し、年明けには首都圏などに2度目の緊急事態宣言。今夏の五輪開催への反対論や悲観論が支配的になった。スポーツが嫌われたわけではない。背景にあるのは安倍晋三政権時代からの不誠実で傲慢な政治への不信、失態続きのコロナ対策への怒りだ。「政治とカネ」や税金の無駄遣いは、膨らむ五輪開催経費と結び付いた。半年前に開催国で五輪がこれほど悪者になった例は過去にない。

 陸上女子の新谷仁美(積水化学)が昨年末、「アスリートだけがやりたいというのは、私の中で違うと思う。国民の皆さんがやりたくないと言っていたら、開催する意味がなくなってしまう」と話した。これもまた、ジェンダーに関する発言以上に、勇気の要る言葉だったろうが、同調する選手も出てきた。

 本来、選手は競技で自己を表現し、人々にも感動や勇気をもたらす。口だけ達者ではいい試合ができないし感動は呼ばないが、スポーツの社会的地位向上とともに収入の社会還元やボランティア活動など新たな役割が生まれてきた。大舞台も挫折も経験してきた選手たちの言葉には強く深い力があり、政治的・社会的問題でもあの選手はどう考えているのだろうと、発言が注目されるようになった。発信ツールも普及した。

 国際オリンピック委員会(IOC)五輪プログラム委員として女子競技・種目拡充に参画してきた荒木田裕子さんは言う。

 「日本の選手も自立、自律を目指す教育を受け、勉強している。セカンドキャリアについても学び、自分の意見をしっかり言える方向へ来ている。でも海外に比べればまだまだ。小さい頃から『個』で育つ欧米と『集団』で育つ日本では違う。これからどんどん変わると思うけれど、今すぐみんなが『ノー』を言えというのは酷」

2627名無しさん:2021/02/14(日) 14:06:17
>>2626

「大人」たちの貧弱な言葉
 選手は平時から多くの支えがあること、自分たちの力だけで五輪ムードが高まったのではないことを、痛いほど分かっている。もちろん国のサポートは大きいし、最前線で膨大な五輪準備に携わってきた人たちの労苦も分かっている。
 だから発言を躊躇する面があり、女子サッカー日本代表の岩渕真奈のように、森氏の発言を「良くはない発言だったと思う」とした上で、これまでの尽力にも思いを至らせる感想を語った選手もいる。

 もっと声を上げるべきは「大人」たちだった。しかし、4日の衆院予算委員会で見解を問われた菅義偉首相の最初の言葉は「発言内容の詳細は承知していない」。与党幹部も「不適切な発言」などとありきたりの指摘にとどまり、むしろボランティアの辞退をめぐって火に油を注いだ二階俊博自民党幹事長の発言の方が記憶に残った。選手たちの言葉に比べ、言葉が命であるはずの政治家たちのそれは、なんと貧弱だったことか。

 現役の声を代弁するべき先輩たちも、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は2日後になって、発言自体は不適切だとしながらも「(会長職を)全うしていただきたい」と擁護。女性活躍担当相でもある橋本聖子五輪相は、国会などで「(森氏の発言は)あってはならない」としながら「会長は発言を謝罪、撤回し反省されている」として、なかなか踏み込まなかった。室伏広治スポーツ庁長官は発言に直接触れず、「ジェンダー平等は重要」とのコメントを発表しただけ。JOCや組織委のアスリート委員会も動きが鈍かった。

 国民や世界から見られていたのは、森氏の発言だけではない。その後の醜態も見えてしまった。「わきまえて」いた一人の橋本五輪相の名が新会長候補として挙がることには、強い抵抗を感じる。

 森氏の発言に対する批判と辞任はやむを得ないと思うが、今夏までに変わるはずのない日本社会全体の問題でもある。コロナ禍で5カ月半後の大会をどうするかという問題とはスパンの桁が違うのに、恥も外聞もなく擁護に走る人、自己保身や政治的思惑で様子見を続けた人がいて、後任選出でも筋道と手順を誤った人がいる。その結果、一刻を争う時間が費やされ、あと何日かかることか。その分だけ、選手たちの努力と勇気が報われない結末へ向かう可能性が高まるようなことがあっては、やり切れない。(時事通信社・若林哲治)

2628名無しさん:2021/02/14(日) 14:07:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f5eb04b9e9a50bc39ca3c6b69d6363670d42cef
女性蔑視発言の森喜朗元首相「川淵後継」を止めたのはIOCだった〈週刊朝日〉
2/14(日) 12:14配信
AERA dot.
 森喜朗元首相が女性蔑視発言で東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を辞任した騒動は、後継選びを巡って混乱も招き、世界中に醜態を晒した。

 政府関係者によると、森会長が後継指名した川淵三郎・日本サッカー協会相談役の新会長就任が一夜にして白紙になったのは、IOC(国際オリンピック委員会)サイドの介入だったという。

「混乱の原因は森会長が後任について、官邸が橋本聖子氏を推したにも関わらず、聞き入れず、川淵氏の後継の流れを強引に作ったことにあります。組織委会長人事はワンマン企業の社長人事とは訳が違います。後継指名などあるはずもないのに暴走し、IOCがこれに激怒しました」(前出の政府関係者)

 IOCは今回の騒動で菅総理の事態の収拾能力のなさにも失望したという。菅総理は当初、かつて森氏がオーナーだった最大派閥である細田派への配慮もあり、自ら動くことを拒否し、橋本五輪大臣を経由した厳重な注意を伝達するのみで、「組織委員会で決める問題」というスタンスを崩さなかった。

 すると、欧米のアスリート、スポンサーなどから批判が相次ぎ、静観していたIOCのバッハ会長は慌てて、「完全に不適切」との声明を発表。それでも菅政権は「誰が森氏に鈴をつけるか」で混乱するばかりだった。

 こうした中で、決定打を放ったのは、小池百合子都知事だった。森氏とバッハ会長が決定した4者会談への出席を10日、「今、ここで開いてもあまりポジティブな発信にならない」と拒否してみせた。

「前夜には二階俊博幹事長と会談しており、森降ろしの流れを作ったのではないかと憶測を呼びました。開催都市トップの一撃に官邸、組織委は衝撃を受け、森氏の心もついに折れ、続投断念を決意しました。しかし、IOCや菅総理から『女性を後任に』と求められても、森氏は無視。逆に菅総理に『後任が川淵さんだったら辞めてもいいがそれ以外はだめだ」と迫り、菅総理もいったんはしぶしぶ飲んだ」(自民党関係者)

 森・川淵会談により、川淵氏後継の流れを完全に作り、森氏の思惑通りに事態は進んだという。

「川淵氏から『就任の条件として森氏が名誉職として残ること』を提案させた上で森氏は了承。ここまでは森氏ペースだったが、IOCサイドが川淵氏に強く難色。理由は過去の差別的発言などでした。この一撃で事態が動きました」(前出の自民党関係者)

 そんな中、ワシントンポスト紙は<森会長が女性蔑視発言の撤回、謝罪会見を開いた後に、当初、政府関係者や自民党幹部などが“続投”を後押ししていたことを「日本の古参で保守的な男性エリートの当初の反応は(社会の)怒りに耳を貸そうとしないことだった>と批判。さらに森氏が後任に川淵氏を選んだことについても一部から疑問の声が出ていることも紹介した。川淵氏はこうした流れの中で会長を辞退し、新会長選びの混乱は今も続いている。

 内外のメディアからはこのままだと東京五輪の開催可否の重大判断がきちんとできない可能性も懸念されている。(本誌取材班)


※週刊朝日オンライン限定記事

2629名無しさん:2021/02/14(日) 14:08:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f9d77f6b1337d83dab484370cf70711acf88cb7
組織委会長候補にあがる橋本聖子五輪相は“官邸推し” 五輪中止に向け「敗戦処理」か
2/14(日) 9:06配信
日刊ゲンダイDIGITAL
 川淵三郎・日本サッカー協会相談役の“新会長就任”が一夜にして消え、東京五輪組織委員会のトップ選びは一から仕切り直しとなった。菅官邸まで乗り出し“五輪村”のボス選びは混迷を極めている。

 12日開催された組織委の理事会・評議員会の合同懇談会で検討されたのは「ポスト森」の選定方法。

 会合終了後、会見した武藤敏郎事務総長によると、御手洗冨士夫名誉会長(キヤノン代表取締役会長兼社長CEO)をトップに据えた「選考検討委員会」を設置し、後任候補者を選定するという。35人の理事の中から、10人弱の検討委員会メンバーを男女比をほぼ半々にして選ぶ。しかし、新会長選出は、17日に見込まれる都と組織委、政府、IOC(国際オリンピック委員会)の4者会談に間に合いそうにないという。

■選考は“お手盛り”になる可能性が

「選考検討委のメンバーは、外部から招かず理事の中から選ばれる。森さんに『わきまえておられる』と評された人たちです。選考は“お手盛り”になる可能性が高い」(組織委関係者)

「ポスト森」には、すでに複数の名前が挙がっている。筆頭は、菅官邸が後押ししているとみられる橋本聖子五輪担当相だ。他には、鈴木大地初代スポーツ庁長官や、三屋裕子・日本バスケットボール協会会長の名が囁かれている。

「三屋氏は、今回ハシゴを外された川淵氏と近い。『川淵氏の無念を晴らす』という意味で推される可能性はあるでしょう。元女子マラソンの有森裕子氏や、元アーティスティックスイミングの小谷実可子氏を推す声もあります」(前出の組織委関係者)

森派も菅官邸も組織委を“傀儡”に
 複数の名前が飛び交う大混乱に乗じて、森一派も、菅官邸も、組織委を“傀儡”にするつもりだ。

「森前会長は辞任の意思を固めた直後、後任を巡って側近の遠藤利明元五輪相と相談。遠藤さんは橋本聖子を『ポスト森』に推したが森さんはあくまで川淵氏への“禅譲”を狙った。官邸にも相談せず勝手に川淵氏の後継を決めてしまった。でも、官邸から横ヤリが入って“川淵会長”が一夜にして消え、『橋本聖子新会長』の流れができています。森前会長の当初の計算は狂ったが、橋本氏も森前会長の直系の子分です。橋本大臣は、かつて森前会長が領袖を務め、現在も影響力が及ぶ自民党清和政策研究会所属。最終的には、森前会長と官邸の利害が一致しそうです」(自民党関係者)

 さらに官邸は、橋本氏に五輪担当相を辞任させ、丸川珠代参院議員を五輪担当相に据えるプランを描いているという。もともと、「密室人事」で猛批判を招いていたのに、また政治的な思惑で後任を決めようというありさまだ。東京五輪に関し、著書がある作家の本間龍氏はこう言う。 

「もう時間は残されておらず、誰がトップでも先行きは不透明です。『女性だから』『オリンピアンだから』という理由だけで橋本氏を会長に据えるというのなら、短絡的な印象は拭いきれません。政府は、橋本氏に『中止決定』に向けた“敗戦処理”をさせるつもりではないか」

 こんな状態では、とても本番を迎えられそうにない。

2630チバQ:2021/02/15(月) 10:13:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/b101d5b48a361bee4c5ba4654f30e580b7a1c875
小谷実可子氏、五輪組織委新会長候補に急浮上…「女性」「若さ」条件合致
2/15(月) 4:00配信
 東京五輪組織委の新会長候補として、組織委のスポーツディレクター(SD)を務める小谷実可子氏(54)が14日、急浮上した。小谷氏はシンクロナイズド・スイミング(現アーティスティックスイミング)の1988年ソウル五輪銅メダリストで、「女性」「若さ」という条件に合致することから、候補として推す声が出ている。女性蔑視(べっし)発言による森喜朗会長(83)の辞意表明に伴い、後任選びは混沌(こんとん)としているが、今週内の決着を目指して候補者検討委員会の動きが本格化する。

 新会長選びを巡るカオスの中から“シンクロの女王”が急浮上した。小谷氏は現在、組織委SDの要職に就き、さらに五輪選手村の副村長も務めるなど、東京大会とは極めて深い関わりを持っている。

 今回の問題を踏まえ、新会長に求められる条件は多い。「五輪パラの経験」「男女平等、多様性に対する認識の高さ」「男性よりも女性」「若さ」などが挙がる。それらをクリアし、なおかつ元トップアスリートという人材は多くない。複数の大会関係者が「多くの条件にも合っており、候補に挙がるだろう」「イメージもいい。組織運営の経験はないが、そこは周囲がしっかり支えられればカバーできるのではないか」との見通しを明かした。

 シンクロナイズド・スイミング(現アーティスティックスイミング)のスター選手だった小谷氏は、88年ソウル五輪で夏季大会の日本選手団で初めてとなる女性旗手に抜てき。ソロとデュエットで2つの銅メダルを獲得するなど、女王として君臨した。また、英語も堪能で、東京大会の招致活動にも尽力した経緯もある。

 日本オリンピック委員会(JOC)理事にも名を連ね、アスリートの内情にも精通。昨年10月には前任SDの室伏広治氏がスポーツ庁長官に就任するのに伴って、後任に就いた。SDは競技運営に関して国際オリンピック委員会(IOC)や国際競技連盟(IF)などとの調整の窓口ともなっている、いわば“東京の顔”。新型コロナ対策なども含め、それぞれの事情に明るく、パイプを持っているのも強みだ。また、政治に関わった経歴もなく、清廉潔白な点も貴重といえる。

 新会長には、元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)が森氏から後継指名を受けたが、不透明な経緯に政府から待ったがかかり、白紙撤回となった。組織委は、透明性、公平性を重要視し、御手洗冨士夫名誉会長(85)=日本経団連名誉会長=を座長とする候補者検討委員会をたちあげた。

 委員会は元アスリートの理事を中心に10人弱で構成されており、今後検討作業は本格化する。IOCからは男女の「ダブル会長案」も提示されているという。候補者の経験値などを補う観点から、具体的な議論の対象になる可能性がある。

 最適なのは何より、傷ついた五輪のイメージを修復し、前進させられる人物。“ポスト森”は早ければ今週中にも決定する見込みだ。

2631チバQ:2021/02/15(月) 10:13:54

 ◆小谷 実可子(こたに・みかこ)1966年8月30日、東京・原宿生まれ。54歳。小4でシンクロナイズド・スイミングを始め、桐朋女子高から日大文理学部に進学。88年ソウル五輪ではソロとデュエット(田中京とのペア)でともに銅メダルを獲得。92年バルセロナ五輪でも代表入り。引退後はスポーツコメンテーターや日本オリンピック委員会、日本オリンピアンズ協会の理事などを務め、2020年10月に五輪組織委のスポーツディレクターに就任。



 ◆ゼッターランド氏「空白作らないよう」

 〇…組織委理事のヨーコ・ゼッターランド氏(51)が14日、日テレ系「真相報道バンキシャ!」にリモート出演。後任会長について「早急に、空白を作らないように選定していくのが大事だと強く感じている」。橋本五輪相が候補に挙がっていることについては「入閣前は理事もされているので、組織委員会の流れもご存じだと思う。ただ、今回は男女を問わず、会長として資質のある方を早く決めることが大切」と話した。



 ◆東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を巡る経過

 ▼2月3日 日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会のあいさつで、森喜朗会長が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言。

 ▼4日 森会長が会見。「(男女平等を掲げる)五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現」などと発言を撤回、謝罪。

 ▼同日 IOCが「森氏は自身の発言について謝罪した。IOCとしてはこの問題は終わったと考えている」と声明。

 ▼7日 組織委が公式サイト上で、森会長の発言について「五輪やパラリンピックの精神に反する不適切なもの」。

 ▼10日 小池百合子都知事がIOC、組織委、政府との4者会談について「今、ここで開いてもポジティブな発信にならない」と出席しない意向を表明。IOCの最高位スポンサーのトヨタ自動車・豊田章男社長も「誠に遺憾」とコメント。

 ▼11日 森会長が午前に政府関係者らに辞任の意思を伝える。午後に川淵三郎評議員会議長と会談し、会長職の後任を打診。川淵氏が受諾の意向を示す。

 ▼12日 川淵氏の就任に政府が難色。午後に組織委の合同懇談会が開催され、川淵氏が一転、辞退を表明。組織委は会長選出に向け、選考委員会設置を決定。後任に橋本聖子五輪相、スポーツ庁の鈴木大地前長官、室伏広治現長官らが浮上。

 
報知新聞社

2632名無しさん:2021/02/15(月) 13:21:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/31ace258532f0696e7e3b4628ad8c6df4e8be53c
菅首相は“密室談合”の川淵会長案を事前了解…「ルール」や「透明性」どの口が?
2/15(月) 9:06配信
日刊ゲンダイDIGITAL
「ルールに基づいて透明性の中で決定するべきだ」

 女性蔑視発言で辞任表明した東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)の後任人事について、12日夜、首相官邸で記者団にこう語った菅義偉首相(72)。森会長が後継指名し、一度は新しい会長を引き受ける方針だったものの、世論批判を受けて辞退した日本サッカー協会(JFA)相談役の川淵三郎氏(84)をめぐるドタバタ劇について言及したのだが、菅首相が「ルールに基づいて」とはよく言えたものだ。

 菅首相が自民党総裁に決まった昨年9月の党総裁選では、新型コロナの感染拡大を理由に通常の総裁選で行われるはずの党員投票が行われなかった。この“ルール違反”は、総裁選に出馬し、地方で人気が高い石破茂元幹事長(64)を抑え込むのが目的ではないかと報じられ、地方議員などからは当時、「党員の声を聞け」「密室談合ではないか」との批判の声が上がったが、そのまま総裁選は強行された。

 結局、党内7派閥のうち最大派閥の細田派や麻生派、竹下派、二階派、石原派の5派閥の支持を得た菅氏が圧勝した。この総裁選と今回の森会長の後継指名人事をめぐる不透明さは、まったく同じ構図と言わざるを得ない。

 川淵氏は11日、話し合いを持った森会長からは小池百合子都知事や、菅義偉首相らの了解を得て説得されたと、こう明かしている。

「後をお任せするには川淵さんしかいないと。例えば小池都知事や菅総理、安倍さん、みんなに話して。武藤事務総長も『川淵さんならいい』と。菅さんなんかは『もうちょい若い人いないか』『女性がいないか』という話があったようで」

 つまり菅首相も「密室談合」による川淵新会長人事を事前に報告され、渋々とはいえ了解していたことになる。「透明性の中で決定するべき」「国民が納得できるような手順を踏んで決定するのが大事」というのであれば、森会長から相談された時点でそう言うべきだろう。

 12日に「もっと若い人、女性はいないか」発言の事実関係を記者団にツッコまれた菅首相はゴニョゴニョと口を濁すだけ。「あの、川淵さんとは話していません」などと質問には正面から答えず、冒頭の「ルールに基づいて…」発言を繰り返すのみだった。

 今になって菅首相が「ルール」や「透明性」など口にしたところで国民は信用しない。

2633名無しさん:2021/02/15(月) 13:24:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/151634ef17c38cda67efa89d50beb1178e54d880
森喜朗は政界引退後もなぜ重用される? スポーツ界で影響力を増した背景に何が〈AERA〉
2/15(月) 11:32配信
AERA dot.
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が辞任し、ドタバタのトップ交代劇が続く。それにしてもなぜ、森氏はこれほど長く表舞台で活躍してきたのか。AERA 2021年2月22日号から。

*  *  *
「私の不適切な発言が原因で混乱をさせてしまいました。誠に申し訳なく存じております」

 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)による女性蔑視発言。森氏は1週間余りで辞任に追い込まれた。2月12日に開かれた組織委の合同懇談会で森氏は、冒頭のように謝罪した。

 女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる──。発言があったのは2月3日に開かれた日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会だった。一時は森氏を慰留する声があったというが、結局は辞任。後任は森氏本人の指名で元日本サッカー協会会長で現在は相談役の川淵三郎氏(84)の名前が挙がった。だが、後述する「森首相」誕生時の「密室会談」にも通じるやり方に、「透明性が確保されない」との批判が上がり白紙に戻った。

 11日に報道陣の取材に応じた川淵氏によると、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は森氏に、女性の共同会長を置くことを提案したというが、受け入れなかった。

 川淵会長案が白紙に戻り、今後は国内外に新体制をアピールできる新会長の早急な人選を迫られる。

■ラグビーで早大に進学

 森氏の話に戻したい。森氏は組織委が発足した2014年から会長を務め、官邸との調整役も果たした。首相経験者とはいえ疑問なのは、12年に政界引退後もなぜこれほど表舞台で重用されていたのかだ。その点を考える前に、まずは基本的な情報を押さえておきたい。

 石川県根上町(現能美市)出身。ラグビーのために早稲田大学に進学するが、体調を崩して断念。その後、多くの政治家が輩出した雄弁会に入り、卒業後は政治家になるためのステップとして産経新聞社に入社した。

 初当選は1969年で、文部(現文部科学)大臣などを歴任。00年、総理大臣だった小渕恵三氏が病に倒れると、急きょ、党の重鎮5人組による「密室会談」で後継に決まった。総理在任中は、「神の国」発言など失言を繰り返す。最終的に森内閣の支持率は調査によっては1桁にまで落ち込み、約1年の短命内閣となった。

 今も重用される理由について、政治評論家の有馬晴海さんはこう指摘する。

「この国をどうにかしようとする人たちのために外堀を埋めることが得意で、五輪関係でも、陰で動いて手柄を人にあげられる人だから重宝されたのでしょう。目配りで生きてきたところがあり、知恵があるから自分自身が接着剤役になっていろんな人たちをつなげていく。失言もありますが、人間力もなかなかです」

■粘って縁故入社する

 有馬さんは、森氏の魅力として、具体的に「交渉術」や「処世術」を挙げた。

「産経新聞社への入社の経緯や、初当選のときのエピソードなどから、そうした才能に若いころからたけていたのだと考えられます」

 森氏の自伝『私の履歴書』(日本経済新聞出版社)でも、それらのエピソードに触れられていた。産経への入社の際は、縁故を使ったので安泰だと思っていたらしい森氏。ところがその年に限って採用がない旨をいったんは担当者から告げられるが、なんとか粘って入社にこぎつけたのだという。

 初当選の際は、自民党の公認候補になれなかったにもかかわらず、知人のつてを頼りに安倍晋三前首相の祖父、岸信介元首相に石川の地元に入って応援してもらえるようお願いしたという。当時、羽田空港と小松空港を結ぶ路線はプロペラ機だったようで、悪天候で石川入りが実現しないことを心配した森氏は、負担はかかるが列車で来るよう、自ら交渉したようだ。そのおかげもあってか、選挙区でトップ当選を果たした。

「総裁選もせずに小渕恵三さんの後継になるなど、いつもギリギリのところでうまくかすめ取ってきたのが森さんです。世の中を渡っていく知恵を蓄えているようです」(有馬さん)

2634名無しさん:2021/02/15(月) 13:25:36
>>2633

■野党とのパイプも強い

 自民党衆議院議員秘書の経験があるコラムニストの尾藤克之さんは、森氏が築き上げた幅広い人脈も強みと考える。

「永田町の住民は、与野党問わず森さんのことを悪く言う人はそれほどいません。野党とのパイプもとても強かった人で、自社さきがけ政権の発足時(94年)に、村山富市さんをかつごうと裏でうまくネゴしていたのも森さんでした」

 当時、羽田孜内閣が倒れて自民党は1年足らずで政権に返り咲いた。首相指名を巡り、森氏は社会党右派の山口鶴男氏(故人)から、社会党左派を取り込めばうまくいくという助言を受け、調整を進めた。

 首相在任中から築いていたロシアのプーチン大統領との良好な関係も森氏の存在価値を高めているようだ。民主党政権時代には、当時の野田佳彦首相が森氏を頼り、ロシアへ異例の“野党特使”を送ろうとしたほどだ。

「脇が甘く失言もありますが、こうした人脈は森さんの強みとなっているのでしょう」(尾藤さん)

 前出の有馬さんによれば、森氏の人脈は政財界や芸能界、スポーツ界など、ありとあらゆるところに張り巡らされているという。ここでは特にスポーツ界での森氏の存在について触れておきたい。

■政治とスポーツの距離

 スポーツジャーナリストの生島淳さんは、森氏がスポーツ界で影響力を増していった背景にあるのが「スポーツと政治の親和性」だと指摘する。

 それを理解するために、40年前の出来事に触れておきたい。80年、ソビエトで開催されたモスクワ五輪では、前年のアフガン侵攻で、冷戦状態にあった米国がボイコットを世界に呼びかけた。対応は真っ二つに割れ、日本は米国に同調した。

 当時、JOCは文部省所管の日本体育協会(現日本スポーツ協会)の中の一組織だった。国会議員も協会長を務めてきた経緯から、政治の影響も受けやすかった。生島さんによれば、その反省から、スポーツは政治から距離を置いて独立性を保つ流れがいったん強まり、JOCも89年に協会から独立。ところが、政治側はスポーツと手を組んでも損はなく、スポーツ側は競技力を保つために政治の力が必要だったという。

「利害が一致して再び距離を詰めていったのが世紀の変わり目くらいです」(生島さん)

 文教族でスポーツ愛好家の森氏が日本体育協会長に就いたのは05年だ。その頃にはすでに両者の再接近が完成していたといい、16年の五輪招致に動いていた時期だった。「一連の時流に乗って森氏が影響力を増していったのだと考えられます」と生島さんは考える。

 コロナ禍に振り回されたあげく、組織委トップの交代劇でミソがついた東京大会。トップ交代で好転するか。「五輪の価値が随分と傷つけられたのが残念」。生島さんの言葉は、森氏や組織委に届くのだろうか。(編集部・小田健司)

※AERA 2021年2月22日号

2635名無しさん:2021/02/15(月) 13:30:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/645a083c0f1a6fb99603fe833344b7a3734e13c6
「無報酬」と胸張った森喜朗氏 五輪納入業者などから年6000万円献金
2/15(月) 7:05配信
NEWSポストセブン
 女性蔑視発言をきっかけに、五輪・パラリンピック組織委員会会長を辞任することとなった森喜朗氏。森氏は自著『遺書 東京五輪への覚悟』(2017年 幻冬舎刊)に、組織委の仕事は「無報酬」であることを誇らしげに記していた。

〈(ロンドン五輪組織委のセバスチャン・コー会長は)年間六千万円だか八千万円だかを貰っていたそうです。それに引き換え日本の組織委員会会長は、一円も貰っていないどころか、飯代も自分、車代も自分、運転手も自分で雇っています〉

 だが、その“ボランティア精神”は本当なのだろうか。森氏は2012年に政界を引退したが、自身の政治資金管理団体「春風会」は2017年まで存続した。その収支報告書を見ると、組織委会長に就任した2014年1月以降も多額の資金を集めていたことが分かる。

 2014年は年間で6000万円超の収入があり、そのうちパーティー券収入は約5200万円。2016年にはザ・プリンスパークタワー東京の忘年会で一度に4902万円のパーティー券収入を得ている。政治資金規正法に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授が指摘する。

「収支報告書を見ると、プリンスパークタワーのパーティー券の購入者数は608人で、企業や団体が買ったと推測できる。現役の国会議員以上の集金力です。

 引退後も2014〜17年まで自民党最大派閥の清和政策研究会へ計1300万円の献金を続けており、政界に大きな影響力を維持していたことが想像されます」

 パーティー券の購入者には森氏の地元・石川県の企業が多く名を連ねるが、その中に東京五輪と関連する会社もあった。

 オフィスの間仕切りやトイレの個室の壁などパーテーションメーカーとして国内トップシェアを誇るコマニー(石川県小松市)はそのひとつ。春風会の収支報告書によれば、同社は2014年に40万円分のパーティー券を購入しており、東京都オリ・パラ準備局が発表した「東京2020大会に係る共同実施事業の契約案件一覧」には、選手村関連の間仕切り工事を受注したことが記されていた。

 日経電子版(2018年11月29日)では、〈コマニー、五輪効果〉の見出しで、〈首都圏で建設が続くオフィスや五輪関連の施設からの受注が増加(中略)増収増益に〉と取り上げられている。

 パーティー券の購入についてコマニーに聞いたが、「回答につきましては差し控えさせていただきます」(経営企画部社長室)とのことだった。

 五輪関連受注企業との関係は他にも指摘されている。森氏は2009年から、五輪招致活動に関わった一般財団法人「嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター」(2020年に解散)の代表理事も務め、2013年にセガサミーホールディングスから同団体へ3〜4億円の献金があったことが報じられた。

 そのセガサミーは東京五輪公式ゲームソフトの開発・販売ライセンスを独占取得している。

「当社が取り組むスポーツ振興活動の一環として、一般財団法人嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センターへの寄付実績がございます。ライセンス契約をしているグループ会社のセガは2008年の北京オリンピックより冬季大会含めて継続的にゲーム化権を取得しており、東京オリンピックも引き続き契約を締結しています」(セガサミーホールディングス広報室)

「無償でやっている」と言いながらも五輪で潤う企業から献金を受け取ってきた“五輪のドン”。森発言に嫌気が差して辞退した「本当の五輪ボランティア」はさらに怒りを覚えるに違いない。

※週刊ポスト2021年2月26日・3月5日号

2636チバQ:2021/02/15(月) 19:47:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e00bd96122e12ebd82aca4e1cf03287c80158c0
学生時代の校内暴力認めた女子バレー韓国代表”双子選手”、国家代表資格「無期限はく奪」=大韓バレー協会が公式発表
2/15(月) 13:59配信

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学生時代の校内暴力認めた女子バレー韓国代表”双子選手”、国家代表資格「無期限はく奪」=大韓バレー協会が公式発表(画像提供:wowkorea)

大韓民国バレーボール協会は、先ごろ校内暴力の加害者と暴露され過去の暴力行為を認めた興国生命ピンクスパイダーズ所属の”双子選手”イ・ジェヨン、イ・ダヨンについて「無期限での国家代表資格はく奪」を発表した。

【写真】もっと大きな写真を見る

 大韓バレー協会は15日「昨日(14日)オ・ハンナム会長らと今回の事案について会議をおこない、イ・ジェヨン、イ・ダヨンの国家代表資格の無期限はく奪を決定した」と明らかにした。

 2選手は先ごろ、中学生時代に校内暴力の加害者としてある生徒に暴力を振るっていたことが明かされ、物議をかもした。これについて、所属チームの興国生命ピンクスパイダーズは同日「無期限での出場停止」を発表。続いて、協会も韓国代表資格の無期限はく奪を下した。

 協会は「現在提起されている中学生時代の暴力事件について、強い措置を下さない場合、類似事件の再発防止は難しいと判断した」とし「事案の深刻性を考慮し、校内暴力の加害者は国家代表選抜および運営規定により2021バレーボールネーションズリーグ、2020東京五輪など今後おこなわれる全ての国際大会選抜過程から除外される」と説明した。

2637チバQ:2021/02/16(火) 10:00:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/23540cb8e5d3d211e66476b53cea874467230375
「山下しかいない」JOCと組織委会長兼任案が浮上
2/16(火) 4:00配信
辞任を表明した東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任人事で、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)が候補として急浮上していることが15日、分かった。

関係者によると、84年ロサンゼルス五輪柔道金メダリストに加え、国際オリンピック委員会(IOC)委員、国内スポーツ界のトップとしての功績に期待する声が多く、窮地の組織委会長候補に挙がった。組織委理事によると今週中に臨時理事会を開き、次期会長の選任に道筋をつける。

   ◇   ◇   ◇

15日夜、「今の五輪を引っ張っていくのは山下しかいない」。そんな情報が政界に回った。橋本聖子五輪相をはじめ、スポーツ庁の室伏広治長官ら、さまざまな人材が組織委の会長候補に名前が挙がった。だが、橋本氏は国務大臣規範から大臣を辞めなければいけない条件や、室伏氏は昨年10月にスポーツ庁長官に就任したばかりという立場もあり、次期会長候補に挙がりつつも、ハードルが高いといわれてきた。

橋本氏については五輪相を辞めても「自民党議員のままでは政治的な中立性を求める五輪精神にそぐわない」という声がある。そうなると五輪相だけでなく、参院比例当選という理由から離党だけでなく国会議員も辞めなければならない状況になる可能性もある。関係者の中で、そのようなリスクを負ってまで橋本氏が組織委会長の任を背負うのかという疑念が渦巻いている。

そんな中、大会関係者からJOC山下会長の「組織委会長兼任案」が浮上した。組織委幹部は「さまざまな候補がいるが、日本のオリンピックのトップは山下会長。残りわずか5カ月、アスリート側のトップが運営のトップになるのは良いことなのでは」と話した。

他の大会関係者も「国民に納得いただける形で五輪のゴタゴタの責任を取れるのは山下氏しかいない」と手腕を期待した。開催都市の都庁筋も山下会長が急浮上していることを明かした。

橋本氏を筆頭に、さまざまな候補者が世間を賑わせているが、それぞれクリアしなければならない障壁があり、適任者が確実視されていない。その中で、国内オリンピアンを取り仕切るJOC会長が、五輪を運営する組織委のトップになればIOCや、国内外のアスリートにとっても納得できる人事になるとの指摘があり、山下組織委会長案が浮上した。

2638名無しさん:2021/02/16(火) 10:56:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/db5052aaa22720f3addda5ba792b91b894edc00c
五輪・パラ組織委の後任会長、聖子氏は固辞…小谷実可子氏が急浮上、大地前長官と“男女ペア案”も
2/16(火) 4:30配信
スポニチアネックス
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が失言で辞任することを受けて、組織委と政府が後任候補として一本化していた橋本聖子五輪相(56)が周囲に固辞する意向を示していることが15日、分かった。橋本氏は過去のセクハラ騒動が問題化することを強く不安視しており、翻意する可能性は極めて低い。16日にも第1回候補者検討委員会が行われ、組織委の小谷実可子スポーツディレクター(54)を最有力として一気に動きだす。

 組織委、政府が一本化していた橋本氏は、森氏が川淵氏を後継指名したことが批判を浴び、“川淵降ろし”が起きた11日夜に名前が挙がった。橋本氏には過去のセクハラ騒動や懐事情の問題など不安要素があったが、与党関係者は「派閥の先輩でもある森氏が依頼すれば、橋本氏は受けると思われていた」と話した。

 そんな中、セクハラ騒動が海外に広がり、国際オリンピック委員会(IOC)もこの件に難色を示した。これが大きく影響。橋本氏は周囲に「正式な依頼があっても断る」と話した。同関係者は「唯一、鈴を付けられる存在だった森氏が依頼に乗り出すことができなくなったことで、橋本氏は固辞した」と語った。

 小谷案は、大会主催都市の東京都から出てきた。スポニチ本紙の取材によると、小谷氏に感触を聞いた関係者は「小谷さんは依頼されれば受けてくれる感じが十分にあった」と話しているという。

 小谷氏は英語に堪能で、東京大会の招致活動に尽力した経緯もある。12日に会見した組織委の武藤俊郎事務総長(77)は、会長の資質として五輪・パラリンピックについて何らかの経験があることと、「ジェンダーイコーリティー(男女平等)」「ダイバーシティ(多様性)」「インクルージョン(包括性)」の3つを挙げた。組織委の関係者は「小谷さんはこれらに当てはまる」と話す。日本オリンピック委員会(JOC)理事も務め、選手の立場でも諸処の問題に向きあえる。若さと女性という、世間から求められている条件も満たす。

 大会が予定通り開催されても、万が一中止となったとしても、新会長は難役。コロナの対応は政府の領域のため、大会が開かれるとなれば感染予防対策や観客の有無など、政府との密なやり取りが必要となる。中止となった場合でも、政府や東京都だけでなく、IOC、スポンサーなどとの交渉に臨むことになり、そこには補償問題が含まれることも考えられる。与党関係者は「小谷さんの唯一の不安は政治的な経験がない。手腕に不安が残る」と語る。だが、政府関係者は「森氏も首相もサポートするはず。バックアップがあるだろう」と話した。

 森氏の問題発言の騒動直後、IOCからは新会長について“男女ペア案”が出た。鈴木大地前スポーツ庁長官(53)との共同会長体制が敷かれるというサプライズがあるかもしれない。

 ◆小谷 実可子(こたに・みかこ)1966年(昭41)8月30日生まれ、東京都出身の54歳。桐朋女高―日大卒。小4でシンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)を始め、高校時代に米国へ単身留学。88年ソウル五輪では女性初の日本選手団の旗手を務め、ソロとデュエットで銅メダル獲得。92年バルセロナ五輪では代表に選出されたが、本番では出番はなく、五輪後に現役引退。2020年東京五輪招致活動にはアスリートアンバサダーとして関わる。現在はJOC理事、組織委員会スポーツディレクター。2児の母。

2639名無しさん:2021/02/16(火) 10:57:09
>>2638

 【組織委会長問題経過】

 ▽2月3日 森氏は日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会に出席。「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」などの発言が報じられ、女性蔑視として批判される。

 ▽4日 森氏は会長職を辞任する意向も組織委の幹部の慰留により続投。会見で謝罪し、発言を撤回した。国際オリンピック委員会(IOC)は「この問題は解決した」という声明を発表。

 ▽7日 組織委が森氏の発言に「オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切なもの」との声明を発表した。

 ▽8日 自民党の二階俊博幹事長は、森発言によるボランティアの辞退に関して「瞬間的」とし、「落ち着いて静かになったらその人たちの考えもまた変わる」などと発言し、批判された。

 ▽9日 IOCは森氏の発言について「完全に不適切」とする声明を発表。不問としていた態度を一変させた。

 ▽10日 小池百合子東京都知事が、IOC、組織委、政府との4者会談について出席しない意向示す。また、森氏の発言に五輪・パラリンピックの最高位スポンサーのトヨタ自動車は「トヨタが大切にしてきた価値観と異なり、誠に遺憾だ」と豊田章男社長のコメントを発表。

 ▽11日 森会長が辞意を固める。川淵三郎評議員会議長に後任の会長職を打診し、内諾得る。

 ▽12日 森会長が正式に辞意表明。川淵氏の就任に政府が難色を示し、白紙となり、橋本五輪相が後任に浮上した。

2640名無しさん:2021/02/16(火) 10:58:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/6aaba3a0bec752a6573aa1395700e404d5a5df74
森喜朗に怒らない「女性金メダリスト」高橋尚子に吉田沙保里が“だんまり”の理由は?
2/16(火) 6:03配信
SmartFLASH
「意図的な報道があり、女性蔑視だと言われた」
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長(83)は2月12日、辞意を表明した場でこう居直った。森氏の “女性蔑視発言” は、主婦も女子大生もOLはおろか、世界中の女性から猛烈な批判を浴びた。当事者でもあるはずの女性アスリートたちは、どう考えているのか――。

 本誌は、30組の女性金メダリストに “森発言” について見解を求めたが、怒りの声はいっさい聞こえてこなかった。

 まずは、2000年シドニー大会の女子マラソンで金メダルに輝いた “Qちゃん” こと高橋尚子氏(48)。JOC理事で、組織委アスリート委員会委員長を務めている立場だが、所属事務所を通じて、こうコメントを寄せるのみだった。

「まずは、組織内部で自身の意見を伝えることを最優先に考えております。従いまして、今回のようなご依頼については、御社のみならず、全メディアに対してお断わりを申し上げている次第です」

 2004年アテネ大会の柔道78kg超級で金メダルを獲った東海大学講師の塚田真希氏(39)も、同大広報課を通じて「本学では現在、入試業務が入っており、ご対応が難しいことから今回はご辞退させていただければと存じます」と回答。同様の回答は、さらに続く。

 レスリング女子で史上初の五輪4連覇を果たし、国民栄誉賞を受けた伊調馨(36)は、「検討しましたが、今回は見送らせていただければと存じます」(所属先のALSOK広報部)。

 2016年リオデジャネイロ大会のバドミントン女子ダブルスを制した “タカマツ” ペアの高橋礼華氏(30)と松友美佐紀(29)も、所属事務所を通じて同じ反応で……。

「当趣旨の取材におきましては、恐れながら辞退させていただいております」(高橋氏)
「今回は回答を控えさせていただきます」(松友)

 1996年アトランタ大会で柔道61kg級を制し、日本女子柔道界で初の金メダリストとなった惠本裕子氏(48)の回答からは、複雑な立場が窺える。
「私にも考えはございますが、軽々しく発言はできません」

 判で押したように、いずれも歯切れが悪い。五輪3連覇を成し遂げた “霊長類最強女子” の異名を持つ吉田沙保里氏(38)や、アジア選手として、フィギュアスケートで初の冬季五輪金メダリストになった荒川静香氏(39)など、ほかの女性金メダリストからは、締切りまでに回答自体がなかった。

 なぜ、こんなことになるのか。元JOC国際業務部参事で、スポーツコンサルタントの春日良一氏は、こう推察する。

「金メダルを獲った彼女たちはスポーツ界のスターで、世間からはオピニオンリーダーに見られがちですが、『金メダルを獲得するまで、日本のスポーツ界にお世話になった』と恩義を感じています。スポーツの発展のためにある組織や尽くしている人に対して、“文句” を言えなくなっているのだと思います。

 彼女たちもアスリートという立場を外れれば、日常的には社会の一員です。ジェンダーについても、一般の人と同じ感覚を持っているはずなのですが……」

 英国の歴史家・カーライルは、「雄弁は銀、沈黙は金」という格言を広めた。最高の栄誉に輝いた彼女たちこそ、“森発言” に怒ってほしいものだ――。


(週刊FLASH 2021年3月1日号)

2641名無しさん:2021/02/16(火) 10:59:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ec8c42dcf3583ba06d98e71a79656052395cf57
元五輪相・丸川珠代議員 “ポスト森喜朗” 本命か 菅政権もくろむ「小池百合子潰し」
2/16(火) 5:15配信
東スポWeb
 新たな〝本命〟か。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の辞任騒動を受け、後任人事が慌ただしくなってきた。これまで大本命と目されていた橋本聖子五輪相(56)が過去のスキャンダルが響いて失速。代わって元五輪相で参議院議員の丸川珠代氏(50)が有力候補に急浮上した。先日〝大穴候補〟と報じた組織委の小谷実可子スポーツディレクター(54)を含め、水面下では候補者選びをめぐる綱引きが活発化している。

 森会長の後任は「候補者検討委員会」が早ければ今週中にも候補者を絞り込む見通し。次期会長候補には橋本氏のほか、初代スポーツ庁長官の鈴木大地氏(53)、スポーツ庁の室伏広治長官(46)、さらに〝大穴有力候補〟として小谷氏の名前が挙がっている。そんな中、複数の組織委幹部の間でにわかにささやかれだしたのが丸川氏だ。

「東大卒のインテリで政界に通じている。政府とコミュニケーションを取る上でも適任。何より大きなスキャンダルがないのがいい」(組織委関係者)

 当初は本命と目されていた橋本氏は「強制キス写真」のスキャンダルが再燃し、海外でも報じられた。五輪関係者からは「女性蔑視の後にセクハラでは恥の上塗り」とも揶揄(やゆ)されており、すでに脱落したと見る向きもある。では、なぜ丸川氏が急浮上してきたのか。そのキーパーソンはズバリ、東京都の小池百合子都知事(68)だ。

 後任の選定には透明性のあるプロセスが求められる一方で、実情は「政局」が大きく絡んでいる。ある政界関係者は「小池氏は都議選(7月)、衆院選(時期未定)に向けて(政権与党の)自公をゆさぶる魂胆。二階派の線で国政復帰という話も出ているが、公明党からも〝小池待望論〟が湧くのを狙っている」と分析する。

 小池氏は国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)、森会長、橋本氏との4者会談のボイコットを表明。森会長辞任の決定打となった。これも政界内では、女性初の総理大臣という野望を実現するために森会長の舌禍騒動を利用して「小池、ここにあり」をアピールしたと映っている。

 そんな小池氏の動きに政府側も敏感に反応。丸川氏が浮上した裏側には〝小池潰し〟の思惑も見え隠れする。「菅(義偉)首相は小池氏の存在感を薄めようと躍起になっている。そのためにインパクトある人材、できれば女性をトップに据えて話題をつくりたい。そういう意味で丸川氏は最適任。東京都選出なので、逆に小池氏を揺さぶることもできる」(前出関係者)

 森会長から後任指名された川淵三郎氏(84)を政府側が拒否したとされるのも「川淵さんでは、むしろ小池氏の存在感が目立ってしまう」(同)という〝大人の事情〟があったからだという。そこで小池氏への「刺客」として白羽の矢が立ったのが、丸川氏というわけだ。いずれにせよ、新たな「五輪の顔」を選ぶ過程に権力闘争が絡んでいるとすれば、国民の理解を得られるとは到底思えない。

 世界的にも大きな関心を集める次期会長選びは、橋本氏で落ち着くのか、官邸サイドが推す丸川氏か、それとも組織委幹部から人気絶大な小谷氏か…。今後の動向から目が離せない。

東京スポーツ

2642名無しさん:2021/02/16(火) 11:00:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fe4ee6f79a6749c0ae421d1691d1867a019eea5
新会長選任「『川淵人事』と同じ」非公表に非難続出
2/16(火) 4:01配信
日刊スポーツ
辞任を表明した東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任人事の選考過程について、内部から「またしても不透明だ」という非難が続出していることが15日、複数の大会関係者への取材で分かった。組織委は新会長の候補者を決める検討委員会のメンバーを「マスコミが殺到する」などの理由から、理事にも公表せずに進めるとしているが、またしても「密室人事」との指摘が出ている。

   ◇   ◇   ◇

組織委は「候補者検討委員会」を評議員、理事に公表することなく新会長候補を選ぶ手続きを12日に固めた。組織委幹部は「委員にメディアが殺到する」「委員に何らかの働きかけがある可能性が出る」などと説明。この配慮が、各理事をはじめとした関係者の間では「不透明だ」との批判が相次ぐ要因となっている。

理事の1人は日刊スポーツの取材に「(身内の)理事にも説明しないなんて。あり得ない。よくぞ透明性など言えたものだ」と憤った。組織委の武藤敏郎事務総長は、検討委のメンバーについて人数1桁、男女半々、アスリート中心、都やJOC関係者で構成する方針を示したが、どう会長候補が挙がるのか、公表されていない。ほかの理事は委員の構成のみならず、その点が問題だと指摘している。

「元アスリートで、政官財を含め、今後の組織委にどのような問題が起こるかを予想して的確に対応できるのか。候補者を絞って検討委に挙げるなど、事務方の意図をくむ形だけの検討委になりはしないか」。事務局の恣意(しい)的な候補者選びが懸念される可能性が出ており「合同懇談会でも検討委メンバーは世間にも公表すべきだと思った。そうでなければ、透明性などと自信を持って言い切れない」と話す理事もいる。

ところが、複数の大会関係者によると、12日の会でJOC山下会長は「検討委メンバー非公表」に賛同したという。開催都市の都庁関係者はあきれた様子で話す。「川淵人事と全く同じだと見られる。また密室人事だ、と非難されるに決まっている。組織委は何度、同じことをするんだ」と。

かつては大会エンブレムのデザイナーを身内で選定したことで盗作疑惑にまで発展した。その後、過剰なまでに情報公開を徹底。信頼回復に努めてきたが、ここにきて“先祖返り”していると指摘する声もある。

2643名無しさん:2021/02/16(火) 11:09:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/b49c549ede98e86113606f17c1a98a679da1ed79
東京都の五輪ボランティア辞退、週末で15件増 森氏辞任後も辞退者戻らず
2/15(月) 20:07配信
スポーツ報知
 日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会での森喜朗会長(83)の女性蔑視発言問題で、東京都が募集した東京五輪・パラリンピック期間中に道案内などをする「都市ボランティア」辞退の申し出が、森氏が会長を辞任した12日夕から15日夕までの4日間で15件あったことが分かった。辞退件数は累計187件となった。

 東京都の小池百合子知事(68)は12日の定例記者会見で「ぜひボランティアの皆さんには、もう一度戻ってきて下さることを心から期待している」と呼び掛けていたが、都の担当者は15日、スポーツ報知の取材に「今のところ辞退の取り消しの申し出は来ておりません」と語り、ボランティア再登録の申し出は0件となっている。12日午後5時から15日午後5時までに、森氏の発言への抗議電話が新たに87件、メールなどは46件寄せられた。

 森氏の女性蔑視発言の影響により組織委員会が募集した大会ボランティア辞退(11日時点で約740人)や、都が募集した都市ボランティアの辞退が相次いだ。さらに、自民党の二階俊博幹事長(81)が8日の記者会見で「(ボランティア辞退は)瞬間的なこと」「どうしてもお辞めになりたいというのなら、新たなボランディアを募集する」などと発言したことが火に油を注いだ。

報知新聞社

2644とはずがたり:2021/02/17(水) 10:18:46
島根県知事が聖火リレー中止検討
政府・東京都のコロナ対応不満
https://this.kiji.is/734550357627961344?c=39546741839462401
2021/2/17 09:03 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 島根県の丸山達也知事が、県内で5月に実施する予定だった東京五輪・パラリンピックの聖火リレーの中止を検討していることが17日、分かった。丸山氏が取材に語った。同日に臨時の県の聖火リレー実行委員会を開き、表明する。

 丸山氏は「新型コロナウイルス感染拡大を封じ込めるための政府や東京都の対応に不満がある」などと理由を明かした。中止を引き合いに、改善を促すのが狙い。

 丸山氏は10日の記者会見でも政府や都を批判。東京五輪・パラリンピックの開催について「開いてもらっては困る。資格がない」と述べ、改善が見られなければ開催に反対すると表明していた。

2645名無しさん:2021/02/17(水) 19:57:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cfb9ad9845408fdd86a94afbec99cecb6d8e427
五輪聖火リレーの中止検討 島根知事 政府、都のコロナ対応改善求める
2/16(火) 23:13配信
山陰中央新報
 島根県の丸山達也知事が、県内を走る東京五輪・パラリンピック聖火リレーの中止を検討していることが16日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込められない政府や東京都の対応を問題視しており、聖火リレーの中止を引き合いに、改善を促す狙いがあるとみられる。17日に臨時の県実行委員会を開いて表明する。

 聖火リレーの実施について、県は大会組織委員会と協定を結んでおり、聖火ランナーやルートを決める県実行委の事務局を担当する。警備費用など約9千万円を県の財源で予算化しており、県の判断で事実上ストップできる。

 関係者によると、知事は県実行委で表明した後、政府や都の対応をみながら、実施の可否を最終判断するとみられる。既に関係部局に検討を指示した。

 知事は10日の定例会見で、東京都が感染拡大で手が回らなくなった保健所の調査を縮小したため、感染経路や濃厚接触者の追跡ができていないと不信感を表明。全国の飲食店などが打撃を受けているにもかかわらず、緊急事態宣言が出た地域と、島根など感染者が少ない地域で、政府の支援に差がある現状にも不公平感を訴えた。

 このまま五輪が開かれると、感染拡大や経済悪化が進みかねないとして「現状が改善されない限り開催すべきではない」と述べていた。

 島根県の聖火リレーは土日にあたる5月15、16日に実施予定。津和野町をスタートし、松江城(松江市)を目的地とする14市町村(総距離34・3キロ)で170人が聖火をつなぐ。
 県実行委は、県体協や県市長会、県町村会など6組織・団体などで構成し、委員長は県の幹部が務めている。

2646チバQ:2021/02/17(水) 21:23:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/68ed5b7fe6905f5794fe78f0077713cfe25e0459
橋本聖子氏一本化も難航か、辞退想定し第3回設定?
2/17(水) 18:28配信

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日刊スポーツ
橋本聖子五輪相(2021年2月16日撮影)

辞任を表明した東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任を選ぶ「候補者検討委員会」が橋本聖子五輪相(56)に候補を一本化したことが17日、分かった。ただ橋本氏が就任の要請に難色を示しているとの情報があり、交渉は難航している模様。組織委は既に明日18日に、検討委の第3回会合を開くと発表。橋本氏が辞退した場合を想定して、新たな会長候補を選ぶ場を設定したとみられる。


検討委は組織委名誉会長の御手洗冨士夫キヤノン代表取締役会長兼社長CEOが座長を務めた。委員は日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長、柔道五輪2連覇の谷本歩実氏、バレーボールのオリンピアン荒木田裕子氏、競泳パラリンピアンの成田真由美氏、スポーツ庁の室伏広治長官や体操の田中理恵氏、東京都の多羅尾光睦副知事の計8人。この日も極秘裏に会議が進められた。



https://news.yahoo.co.jp/articles/563cead9dfeaac5c72924e570940ba5bf99094e1
橋本聖子氏に絞り込まれた事情 他の候補者たちのネックとは
2/17(水) 17:32配信

 女性蔑視発言を理由に東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が辞意を表明したことで始まった後任選びは、候補者検討委員会が五輪相の橋本聖子氏(56)を候補として一本化する方向で最終調整していることが分かった。組織委は検討委について、16日の第1回、17日の第2回に続き、18日も第3回の会議を開くと発表した。

 早期に絞り込みを進める背景には、この難局を乗り切れる有力候補が少ないこともある。

 組織委会長は、スポーツ界の「顔」として一定の知名度が必要だが、政府や国際オリンピック委員会(IOC)などとの交渉、調整など、実務能力も欠かせないからだ。

 森会長の女性蔑視発言を受けての後任選びだけに、当初から「女性」であることも重要視された。

 政府内には、五輪に7度出場した橋本聖子五輪相(56)を強く推す声があったが、橋本氏は2014年、フィギュアスケートの男子選手に無理にキスをしたと週刊誌に報道されたことがあった。自民党内にこの問題を心配する声があったほか、IOCが問題視し、難色を示しているとの見方も関係者の間にはあった。

 ただ、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕氏(63)は「森発言」を止められなかったことへの批判のほか、自身が検討委のメンバーになっていることが障害となる可能性があった。

 橋本、山下両氏以外にも、組織委のスポーツディレクターなどを務めるソウル五輪銅メダリストの小谷実可子氏(54)の名前が一部で挙がっていた。小谷氏は英語が堪能だが、業務遂行能力が未知数だった。また、アテネ五輪金メダリストのスポーツ庁の室伏広治長官(46)を推す声も一部にあったが、就任4カ月余であることもネックとなった。(塩谷耕吾)

2647チバQ:2021/02/17(水) 21:26:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/40348671c466667d2aa0790b5130f37874aab35d
〝ポスト森〟橋本聖子氏に一本化で騒然「正気か?」「どんな力が…」 18日に文春砲も
2/17(水) 17:36配信

 東京五輪組織委の新会長候補として橋本聖子五輪相(56)に一本化されたことが17日、一斉に報じられた。

 森喜朗会長の辞任表明を受けた第2回の候補者検討委員会がこの日行われ、橋本五輪相推しでまとまったという。本人が要請を受ければ、近日中に理事会に諮った上で正式決定する。

 だが、ネット上には「正気か!?」と驚きの声が殺到。橋本氏と言えば、日本スケート連盟会長だった2014年のソチ五輪の時に、フィギュアスケート男子の高橋大輔に〝キス強要〟したと週刊文春で報じられた。

 これは立場的上位を利用した「セクハラ」に見えなくもなく、橋本氏が新会長になれば蒸し返され、問題視される可能性がある。事実、中国のニュースサイト「新浪体育」は12日時点で「森会長の後任候補は橋本五輪相 かつてイケメンフィギュアスケート選手にキスを強要し、辞職寸前」という記事を掲載。橋本氏の醜聞は世界に打電された。

「橋本氏本人も就任要請は固辞すると宣言していたはずだが…」とは永田町関係者。

 それがフタを開けてみれば、橋本氏への〝強行指名〟。「とにかく女性を」という菅義偉首相周辺の意図も見え隠れする。ネット上では「一体どんな力が働いたんだ…」「本人、一番やりたくないだろ」「これ、罰ゲームじゃん」といった声も上がっている。

 さらに18日発売の「週刊文春」が再び橋本氏の醜聞を報じる。これにはメディア関係者からも「検討委員会は文春が報じてくることを知らないのか。コントみたいなオチになるのではないか」と1周回って心配する声まで飛んでいる。

東京スポーツ

2648チバQ:2021/02/17(水) 21:27:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa609564ede5b59f3241c6e744db128d094f1eb0
橋本聖子氏の説得難航、水面下の打診に固辞の意向か
2/17(水) 19:15配信

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日刊スポーツ
橋本聖子五輪相(2020年12月10日撮影)

東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会は17日、辞任を表明した森喜朗会長(83)の後任を選ぶ「候補者検討委員会」の第2回会合を都内で開催した。検討委員8人が具体名を挙げて協議し、夏冬7度の大会出場を誇る橋本聖子五輪相(56)に就任要請する方針をまとめた。ところが、かねて難色を示していた本人の説得に難航。18日に第3回の会合を開くことを余儀なくされた。

【写真】マスク姿で会見を行った橋本聖子五輪相

   ◇   ◇   ◇

波乱続きだった次期会長選出の流れは、やはり一筋縄ではいかなそうだ。組織委が、御手洗冨士夫名誉会長や山下氏ら8人で設置した検討委。都内ホテルで約1時間半に渡って行った第2回の会合で、就任要請する候補を橋本氏で一本化した。受諾すれば、新会長に内定。臨時評議員会で理事に任命され、理事会で互選されれば、新たな組織委の顔になる流れだ。

その実行のため、検討委の座長を務める御手洗氏が就任要請へ。しかし、午後5時すぎに組織委が発表したリリースの内容は、18日に第3回の会合を開く旨の通知だった。承認の場であるはずの理事会開催ではなく、選考の延長を意味するともとれる第3回の実施。関係者によると、かねて就任に難色を示していた橋本氏の「説得」が難航しているという。

国務大臣規範(兼職禁止)で、橋本氏が組織委の会長に就く場合は五輪相を辞する必要がある。さらに、政治的な中立性を守るため自民党を離党。比例代表選出のため、参院議員の辞職にまで至る可能性がある。さまざまな障壁、事情を勘案した結果、橋本氏は水面下での打診に対して固辞する意向を固めていたとみられる。

一方、検討委としてはベストの候補者を選ぶ。16日の初回会合では、新会長に求める5つの資質を策定。国内随一の夏冬7度の五輪出場に、19年からは五輪相として国際オリンピック委員会(IOC)との調整や大会準備に尽力。男女共同参画、多様性に関する見識が合致し、橋本氏が後任にふさわしいと判断した。

女性蔑視問題で森会長が辞任表明した経緯もあり、次は女性という期待も高まっていた。森氏が日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏を後継指名し、透明性のなさも批判された。その中で推されたのが橋本氏。自身の後ろ向きな思いが漏れ伝わりながらも候補に一本化された。それでも意志が固く、検討委は善後策を協議する必要に迫られた。橋本氏の対応も含めて、今後の展開が注目されている。

2649名無しさん:2021/02/18(木) 07:22:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/25a184dd95391901ee641f6c7ec6649c2d957850
橋本聖子氏の〝キス強要過去〟世界に拡散!五輪専門サイトも報じる
2/17(水) 23:56配信
東スポWeb
 新会長候補の〝チュー強要過去〟が、国際オリンピック委員会(IOC)委員愛読サイトでも報じられてしまった。

 女性蔑視発言で辞任した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任候補を選定する第2回検討委員会が17日、都内のホテルで開かれ、橋本聖子五輪相(56)に就任要請する方針が固まった。この動きは海外でも報道。橋本氏の2014年ソチ五輪でのフィギュアスケート高橋大輔(34)に対するキス強要セクハラ騒動についても、仏AFP通信などが触れ、再び世界に拡散中だ。

 なかでも橋本氏にとって痛恨なのは、五輪専門サイト「インサイド・ザ・ゲームズ」も同氏の黒歴史を記したこと。同サイトでは、新会長選考に至る一連の動きや橋本氏の五輪での活躍に加え「橋本氏は『週刊文春』でアスリートに〝襲いかかり〟、セクハラだと報じられた」と高橋に対するセクハラ騒動に触れている。同サイトはIOC委員が読むと言われており、ダメージは大きそうだ。

東京スポーツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/b10bffc7bb68cae20b6c6a889bd878bafd8bbcac
『「後任候補」橋本聖子五輪相にキス強要セクハラ疑惑…』英BBC記者が紹介
2/13(土) 15:19配信
中日スポーツ
 仏AFP通信などは、引責辞任した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任として、最有力候補は橋本聖子五輪相だと報道。英国BBC放送の大井真理子記者は12日、過去に橋本氏のセクシュアル・ハラスメント疑惑が報じられていたと英語でツイートした。

 「橋本聖子五輪相が森前会長の後任候補に浮上。2014年はセクハラ疑惑に直面したが、被害者男性がこれを否定したと言う批評家たちもいる」。さらに、14年8月22日の豪紙シドニー・モーニングヘラルドの記事アドレスを添付した。

 同紙によれば、「フィギュアスケート界のアイドル、高橋大輔は、49歳のボスに抱き締められる雑誌(週刊文春)写真でスキャンダルが湧き起こるも、セクハラの犠牲者となったことを否定した」。さらに「13年9月、(当時の)安倍首相による内閣改造でも橋本氏は閣僚候補と報じられた。彼女の台頭は、安倍首相が提唱する女性の登用拡大にぴったりだろう」と皮肉って報じていた。

 当時、橋本氏は日本スケート連盟会長で、ソチ五輪日本選手団の団長。同氏は「キスを強制した事実はありません」「選手団の選手や役員は外国の選手などと交流が多く、打ち上げなどでは、ごく自然にハグやキスをすることがあります」などと釈明をしていた。

中日スポーツ

2650名無しさん:2021/02/18(木) 07:52:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/6abfcba70043577d89448aa74135bb1b3a6af1af
「わきまえない男」になった川淵氏の意外な役割 森氏辞任劇から見えたもう一つの問題
2/17(水) 16:32配信
47NEWS
 日本はおろか世界に恥をさらすことになってしまった、森喜朗東京五輪・パラリンピック組織委員会会長(当時)の「女性蔑視発言」をめぐる辞任劇。その後の後任人事をめぐる迷走も含め、情けなさにめまいがしそうな展開だった。後任は早ければ18日にも発表されると言われている。その前に、ここまでの一連の流れで気にかかったことを、今のうちに振り返っておきたい。森氏に後継指名され、その後一夜にして辞退に追い込まれた川淵三郎・元日本サッカー協会会長が果たした「意外な役割」についてである。(ジャーナリスト=尾中香尚里)

 森氏の発言については「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」という発言が引用され「女性『蔑視』発言」と評されることが多い。そのことに何の異論もないが、筆者が最も怒りを感じたのは「蔑視」部分だけではない。その後に続く「(理事に)女性の数を増やしていく場合は、発言の時間もある程度、規制を何かしておかないと」である。

 一連の森氏の発言は、単なる「女性蔑視」ではすまない。問題の本質は、これまで男性たちの「内輪」の世界で形成されてきた空気を、彼らにとっての「異分子」である女性たちによって乱されたくない、つまり「異論を封じたい」という本音を、あけすけに吐露したことにある。

 森氏はこれを、自分の意見としてではなく「誰が言ったか言いませんけど」と、まるで「匿名の誰か」の発言に自分が同調しているかのように語った。発言の責任を自分一人で背負うことを巧妙に避けようとしているのも情けないし、「他にも同じ意見の人がいる」ことをにおわせて「場の空気感」を作り出そうとしたことは、まさに「多数派の空気で少数派の声を封じる」ことを狙ったものだとしか言いようがない。

 さらに森氏は「(組織委員会の女性理事は)みんなわきまえておられて」「話も的を射た発言をされて、非常にわれわれは役立っております」と続けた。

 「少数派たる女性は、発言したいなら余計なことを言うな。われわれ多数派(=男性)のつくった空気をわきまえて発言せよ。多数派のわれわれにとって役立つ(=邪魔にならない)存在に徹するのであれば、女性がこの場に存在することを許してやってもいい」

 森氏の発言から透けて見えるのは、つまりこういう意識である。森氏だけではない。その場にいて「笑った」人々すべての共通認識なのだろう。

 問題の発言が飛び出した3日の日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会では、スポーツ庁が示した競技団体が守るべき指針のガバナンスコードで「女性理事の比率を40%以上」とする目標が掲げられたことが話題に上ったという。多数派の和を乱す「異分子」たる女性を増やさざるを得ないことへの生理的な不快感が「文科省(文部科学省)がうるさく言うんでね」という森氏の言葉につながっているわけだ。

 森氏の発言は、女性蔑視の意識が「多数派による少数派の排除」と結びついたことで、単なる女性蔑視発言を超えて大きな問題となった。発言を批判する女性たちがネットで用いたハッシュタグが「#わきまえない女」であったことは、当事者にとって問題が正確に認識されていたことをうかがわせる。

 このように考えると、森氏の発言は単に「女性蔑視」問題のみでとらえるわけにはいかないようにも思えてくる。発言ににじむ「少数派の排除」「異論封じ」は、少数派が女性であることに限らないからだ。

 力のある者から「内輪の論理をわきまえない異分子」とみなされた存在は、たとえ誰であっても、容赦なく言葉を奪われかねない。何かをきっかけに立場が変われば、邪魔扱いされ、排除され、言葉を封じられる存在になってしまうかもしれない。そのことに対する危機感はあるだろうか。

 さて、ここまで書いてようやく、冒頭に書いた川淵氏の登場である。

 辞意を固めた森氏は11日、川淵氏と面会して後任の組織委会長を打診する。自らの発言問題で引責辞任を余儀なくされた張本人が「密室」で後継を指名しようとしたことは、前述したような男性たちの「内輪」の世界で物事を決めようという話であり、発言の何が批判されたのかが全く分かっていないと言うしかないのだが、この後の展開が違った。

2651名無しさん:2021/02/18(木) 07:52:14
>>2650

 後任の打診を受け入れた川淵氏がその後、記者団に後継選びの内幕をぶちまけてしまったのである。

 「『小池さん(百合子東京都知事)がえらい喜んでいたよ』とか森さんに言われた。きちんと準備して、僕を迎え入れようとしてくれるわけだから、『勘弁してください』とは言えない」「森さんには相談役でサポートしてほしいとお願いした」

 会長選出に向けた正規の手続きを経る前に「次期会長を受諾する」考えを示した上に、引責辞任する森氏を「相談役に」と述べるなど、就任後の人事まで明かした。そして極め付きが、後任人事について菅義偉首相が「もっと若い人、女性はいないか」と述べたことに言及した点だ。事実なら菅首相は、会長人事に事実上「介入」していたことになる。

 当の菅首相は、事実関係を問う記者団に「あの、川淵さんと話していません」と述べて言葉を濁した。同時に「私自身は、やはり国民の皆さんから歓迎される、そうしたなかで、ルール、透明性に基づいて決定をするべき、こういうふうに考えています」とも述べ、川淵氏の人事を快く思っていないことをうかがわせた。報道によれば、複数の政府関係者が、川淵氏が明かした菅首相の発言を認めているという。

 菅首相は森氏の発言について、組織委が公益財団法人であり、政府に任免権がないことを盾に「独立した法人としての判断を尊重する」として態度表明を避けてきた。有り体に言えば「逃げていた」のだ。それが、森氏の後任人事には一転して政治介入をもくろむというのなら、菅首相は森氏の発言に判断を避けた「ご都合主義」の姿勢が、改めて問われることになる。

 川淵氏の発言で結果的に自身に火の粉が降りかかる形になったことを、首相が不快に思わないわけがない。それが、わずか1日で川淵氏が後任会長への就任を辞退する展開につながったとみるのが自然だと思う。

 結果として、川淵氏はその「口の軽さ」によって、前述したような「男性たちの『内輪』の世界で物事を仕切り、形成してきた空気」を国民に見せつけることとなった。すなわち、「密室で後継を指名し『内輪』でない人々には決まったことをただ受け入れさせるだけの世界」は、森氏が辞任しても何も変わっていないという現実を、白日のもとにさらしたのだ。そして「密室」を「見える化」してしまった川淵氏は、最後にはその「内輪」の世界から排除され、切り捨てられることになった。

 筆者自身も、川淵氏があのままの経緯を経て後任会長になることには批判的だった。だが、そのことはさておき、川淵氏がこの茶番劇の内幕を「暴露」したことは、問題の所在を国民に明らかにしたという点では、不幸中の幸いだったのかもしれないとも思う。

 意図せぬ言動だったのかもしれないが、とにかく川淵氏は良くも悪くも「わきまえない男」となったのである。

2652名無しさん:2021/02/18(木) 07:54:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ca5ee925e3eed62526db39faac03e5266b44417
橋本氏に会長就任要請か きょう正式決定へ
2/18(木) 1:51配信
日本テレビ系(NNN)
東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長の後任を選ぶ「候補者検討委員会」は、橋本聖子担当大臣に会長就任を要請したとみられます。18日午後の理事会で正式に決定される見通しです。

候補を橋本大臣とした理由について、組織委員会の幹部は、女性であり、トップアスリートであること、IOCとも関係がいいことなどをあげています。

18日午前11時半からは3回目の候補者検討委員会が開かれることになっていて、ここでは橋本大臣が要請を受けたかについて報告します。

橋本大臣が引き受けた場合、組織委員会の会長になるには、まず組織委員会の理事になる必要があるため、午後0時半から開催される理事会で橋本大臣を理事に推薦。その後、午後2時からの評議員会で橋本大臣を理事に決定、その上で午後4時から行われるこの日2度目の理事会で橋本大臣が会長に選任される見通しです。

会長とオリンピック・パラリンピック担当大臣は兼任できないため、後任について、複数の自民党幹部からは、2016年からおよそ1年間オリ・パラ大臣をつとめた経験がある丸川珠代議員を推す声があがっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/29c0c656693bc2ab96b7c345b51fc791511a9caa
五輪組織委会長を巡る問題の経過 始まりは森会長の女性蔑視発言
2/18(木) 5:30配信
スポニチアネックス
 ◇東京五輪・パラリンピック組織委新会長候補、橋本聖子五輪相に一本化

 【五輪組織委会長を巡る問題の経過】

 ▽2月3日 森氏は日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会に出席。「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」などの発言が報じられ、女性蔑視として批判される。

 ▽4日 森氏は会長職を辞任する意向も組織委の幹部の慰留により続投。会見で謝罪し、発言を撤回した。国際オリンピック委員会(IOC)は「この問題は解決した」という声明を発表。

 ▽7日 組織委が森氏の発言に「オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切なもの」との声明を発表した



 ▽8日 自民党の二階俊博幹事長は、森発言によるボランティアの辞退に関して「瞬間的」とし、「落ち着いて静かになったらその人たちの考えもまた変わる」などと発言し、批判された。

 ▽9日 IOCは森氏の発言について「完全に不適切」とする声明を発表。不問としていた態度を一変させた。

 ▽10日 小池百合子東京都知事が、IOC、組織委、政府との4者会談について出席しない意向を示す。また、森氏の発言に五輪・パラリンピックの最高位スポンサーのトヨタ自動車は「トヨタが大切にしてきた価値観と異なり、誠に遺憾だ」と豊田章男社長のコメントを発表。

 ▽11日 森会長が辞意を固める。川淵三郎評議員会議長に後任の会長職を打診し、内諾を得る。

 ▽12日 森会長が正式に辞意表明。川淵氏の就任に政府が難色を示し、白紙となり、橋本五輪相が後任に浮上した。

 ▽16日 後任を選ぶ「候補者検討委員会」の初会合を開催。検討委員8人が出席し、次期会長に求められる資質の5項目を取りまとめた。

 ▽17日 第2回会合で1時間以上の会議。具体的な人選が議題で、検討委員それぞれが候補者を推薦したうえで一本化される。

2653チバQ:2021/02/18(木) 11:37:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/215d77d9b0489a676965c46b71064694265b3b1d
橋本氏に白羽の矢、道内関係者は複雑 五輪・パラ組織委会長候補に
2/18(木) 6:12配信
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「手腕期待」「議員続けて」 森氏の影響力に懸念も

橋本聖子五輪相
 女性蔑視発言で辞任に追い込まれた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任選びで17日、橋本聖子五輪相(56)が最有力候補に浮上した。道内の関係者は、橋本氏の経験や手腕に期待する一方、地元の胆振管内では「参院議員は続けてほしい」などの声も広がった。

 「トップが引責辞任する現状では、元五輪選手で政治手腕もある人を第一に考えざるを得なかったのでは」。根室市の根室スポーツ協会の相談役で、6月に聖火ランナーを務める予定の志和秀春さん(88)は、橋本氏に白羽の矢が立った背景をこう推測した。

 森氏は橋本氏が1995年に参院選に初当選した時の自民党幹事長。橋本氏にとっては政界の「師匠」に当たる。志和さんは「森さんの影響力が残ってしまうなら意味がない。橋本さんには自分の考えをしっかりと主張してもらいたい」と求めた。
「看板掛け替えでは問題解決しない」
 札幌市の子育て支援団体「NPO北海道ネウボラ」の五嶋絵里奈理事長(41)は「新会長が女性になるなら評価したいが、看板の掛け替えでは男女平等の問題は解決しない。組織の意識変革にしっかりと取り組んでもらいたい」と注文を付けた。

 橋本氏の出身地・胆振管内早来町(現安平町)の受け止めは複雑だ。地元後援会長の大屋和一さん(78)は「コロナ禍で五輪開催できるか分からない大変な状況。もし会長を引き受けるのであれば応援したい」とエールを送った。

2654チバQ:2021/02/18(木) 13:25:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/e41fe41af36633bbfbaf399d4cdfe0a9162460c6
火中の栗を拾った橋本聖子氏の「覚悟」 組織委会長、当初は難色
2/18(木) 13:01配信
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の新会長について、橋本聖子五輪担当相(56)が組織委からの就任要請を受諾した。18日、複数の関係者の話で明らかになった。女性蔑視発言の責任を取って会長を辞任した森喜朗氏(83)の後任は、逆風の中で数々の難題に取り組むため、「火中の栗を拾うようなもの」。難色を示していたとされる橋本氏が「覚悟」を決めた理由とは。

【写真特集】怒り増幅した「逆ギレ会見」

 東京五輪開幕まで約5カ月。組織委トップの辞任という緊急事態にかじ取りを託されたのは、「橋本さんしかいない」と言われた本命だった。夏冬計7回五輪に出場したアスリートとしての実績、五輪担当相や日本オリンピック委員会(JOC)副会長を歴任した組織の運営経験や大会準備への理解度……。組織委の候補者検討委員会が新会長の資質として求めた五つの条件を、橋本氏はすべて満たしていた。

 女性を登用することは、森氏の女性蔑視発言による傷ついた日本のイメージ回復につながると期待されるが、二の足を踏む懸念材料もあった。その一つが7年前のスキャンダルだ。橋本氏は日本スケート連盟会長だった2014年、フィギュアスケートの男子選手にキスを強要したと週刊誌で報じられた。当時は「強制した事実はない」と釈明したものの、橋本氏が後任候補に浮上した際、英BBC記者がこの問題をツイッターに投稿。18日は週刊文春が再び報じるなど、世間の目にさらされた。さらに会長に就任するためには公益法人の役員との兼職を禁止する大臣規範で、五輪担当相の辞任を求められるなど会長就任へのハードルは低くなかった。

 関係者によると、当初は難色を示していた橋本氏が決断したのは、「頼まれたら断らない」という性格にある。最後はあらゆるルートを使った説得を受け、覚悟を決めた。

 これまでも逆風の中で「誰も引き受けたがらない」要職を担い、組織運営に尽力してきた。最初は2006年の日本スケート連盟の会長就任だ。不正経理問題で元会長が逮捕されるなど混乱をきたしていたスケート連盟の再建を図った。13年には暴力や助成金の不正受給問題に揺れる全日本柔道連盟の外部理事を務めた。夏の自転車と冬のスピードスケートを両立した「鉄人」として、難題と向き合ってきた。

 12年ロンドン五輪は陸上のセバスチャン・コー氏、24年パリ五輪はカヌーのトニー・エスタンゲ氏など、最近の大会組織委会長は五輪メダリストのアスリート出身者が務める傾向にあった。新型コロナウイルス対策で国との連携も不可欠で、政府関係者は「橋本氏は政治家でオリンピアン。IOC(国際オリンピック委員会)との関係も考えると他にはいない」と評価する。

 今後は世界中に広がる新型コロナウイルスの感染状況を踏まえた上での大会開催可否の判断、17日に島根県から中止検討の声も上がった聖火リレーの運営、海外からの受け入れを含めた観客の取り扱いの決定など解決すべき課題をどうさばくか注目される。【松本晃】

2655とはずがたり:2021/02/18(木) 15:49:08

組織委新会長、夕方決定へ 橋本氏就任なら五輪相は辞任
https://www.asahi.com/articles/ASP2L3CD9P2LUTQP001.html
2021年2月18日 10時22分

 女性蔑視発言で辞任を表明した東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)の後任について、組織委は18日に理事会などを開いて協議する。理事ら8人で構成される候補者検討委員会(座長=御手洗冨士夫・名誉会長)は、後任候補を五輪相の橋本聖子氏(56)で一本化する方向で最終調整しており、同日夕にも新会長が決まる見通しだ。

 大会関係者によると、検討委は同日午前に第3回の会合を開催。橋本氏が受諾すれば後任候補として同日午後の理事会に推薦し、会長にするかを審議する。会長は定款上、理事になる必要がある。そのため橋本氏の就任が理事会で承認されれば、評議員会を開いて理事に選任した上で、同日夕に再び理事会を開いて、会長を決める。

 大臣規範には「兼職」を禁止する規定があり、橋本氏が会長に就く場合、五輪相は退くことになる。

2656とはずがたり:2021/02/18(木) 16:16:54
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1512569557/1960
自民・竹下氏「島根知事を注意する」聖火リレー発言巡り
2/18(木) 11:52配信
朝日新聞デジタル

2657とはずがたり:2021/02/18(木) 17:52:44
F1も(公平な)スポーツなんですねえ。ちゃんと2世がそのまま活躍出来ない程度にはレベルが高い。

フェラーリ売却は長男のレースのため? 後藤久美子、緊急帰国の思惑
2/18(木) 11:05配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe797ba4bafca8423e12cd20fd6f01c03ad85d03
NEWSポストセブン

息子のためにフェラーリも売却

「必要なのは金を払って、払って、払うことだ。お金を払わないとプレーできない、世界で唯一のスポーツなんだから、クレイジーだと思うよ」

 1月下旬、イタリア紙の取材にこう答えたのは、女優・後藤久美子(46才)の夫で、元F1ドライバーのジャン・アレジ(56才)だ。彼の「クレイジー発言」が、現在スイス・ジュネーブの大豪邸で生活する夫妻に思わぬ波紋を投げかけている。

 国民的美少女として大ブレークしたゴクミは、20才のときにアレジと出会った。当時、離婚調停中だったアレジとの事実婚を選んだ彼女は、1996年に渡仏。アレジはF1引退後も実業家として成功し、資産400億円ともいわれた。

 長女エレナ(24才)、長男ジュリアーノ(21才)、次男ジョン(13才)と3人の子供に恵まれ、まさに絵に描いたような幸せな生活。2017年には長女がモデルデビューを果たし、日本でも芸能活動をスタート。「美しすぎる母娘」が話題となった。その後、世界が注目したのは超イケメンの長男だ。

「アレジの跡を継いでレーサーを目指し、彼が所属したF1界の超名門・フェラーリの育成ドライバーとして将来を嘱望されました。アレジは“鬼コーチ”として、全力でジュリアーノに技術をたたきこんでいましたね」(ゴクミの知人)

 だが近年は期待通りの成績を残せず、夫妻は「金策」に奔走していた。

「レーサーがいい車に乗り続けるためには、多額の持参金を積むのがモータースポーツ界の常識です。アレジとクミコは息子のために資産を取り崩し、最近では所有していた最高級車のフェラーリF40も売却したほどです。でも、ふたりの資金捻出もむなしく、成績不振のジュリアーノは、1月でフェラーリを“クビ”になってしまったんです」(前出・ゴクミの知人)

 この状況に「クレイジー」と言い放ったのが冒頭のアレジの発言だ。

「現地では『アレジとクミコは息子に金を使いすぎて金欠状態ではないか……』と囁かれました。ジュリアーノが日本でスポンサーを見つけ、活動の拠点を日本に移すことになると、今度は一家離散、夫婦別居説が騒がれたのです。ゴクミ一家は親密さが伝えられる一方、個人主義の確立したフランス流だけに、何度か夫婦の危機が噂されましたからね。

 かつて『家族を置いて日本で仕事をすることはない』と話していたゴクミも、近年は映画出演などで度々日本にひとりで帰国していますから」(在仏ジャーナリスト)

 さらに、その噂はゴクミの帰国説とともに日本でも駆け巡った。

「3月中旬の『第44回日本アカデミー賞授賞式』に出席するため、ゴクミが緊急帰国するのです。彼女は『男はつらいよ お帰り 寅さん』で優秀助演女優賞を受賞しましたが、コロナのため日本入国時には隔離期間が必要です。授賞式はリモート出演が噂されていましたが、まさか帰国するとは驚きです」(映画関係者)

 家族はしばらく別々に暮らすことになるが、夫婦仲が悪化したわけではないようだ。

「アレジはいまだに資産家ですし、クミコとの関係は昔ほどではないが、情熱的なままですよ。クミコがわざわざ帰国するのは、ジュリアーノのためでもあると思います。彼は4月から日本国内のレースに参戦する予定で、すでに来日しています。クミコが日本にいれば彼のPRにもなる、そんな思惑があるのでは? 今後は、この一家の活躍が日本でもどんどん見られるようになるかもしれませんね」(アレジの知人)

 事実婚から25年、新しい家族の生活が始まろうとしている。

※女性セブン2021年3月4日号

2658名無しさん:2021/02/18(木) 20:50:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/29c300c50be3d1cc82d47e94826e5f1ac5161119
「『女性蔑視』森の代わりに『強制キス』橋本」 海外メディアが「セクハラ問題」続々指摘
2/18(木) 15:55配信
J-CASTニュース
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任に2021年2月18日、橋本聖子五輪相(56)が固まった。「五輪の申し子」とも評される橋本氏だが、アキレス腱として危惧されるのが過去のセクハラ問題だ。

 2014年2月の冬季ソチ五輪閉会式後のパーティーで、フィギュアスケート男子の高橋大輔選手(34)に抱きついてキスを強要した、などと週刊文春に写真付きで報じられた問題だ。高橋選手はキスがセクハラではないとの認識を示し、当時は事実上不問とされた。ただ、「女性蔑視」発言がきっかけの辞任劇だっただけに、国外からもセクハラ問題が蒸し返される可能性がある。すでに「『女性蔑視』森の代わりに『強制キス』橋本」の見出しで報じる国外のメディアもあり、予断を許さない状況だ。

■スケート協会会長引責辞任の意向→慰留されて留任

 橋本氏はソチ五輪で団長として日本選手団を率いていたほか、日本スケート連盟の会長を務めていた。橋本氏は14年8月の文春の報道後、

「私の行動は甚だ軽率であったと深く反省しております。このたび頂戴したご批判、お叱りを真摯に受け止め、行動を慎んでまいる所存です」

とする談話を発表。スケート連盟会長の引責辞任の意向を示したが、慰留されて留任した。日本オリンピック委員会(JOC)や自民党も問題視しなかった。当時、この顛末は

「元五輪選手の国会議員、ソチ五輪でのスケート選手へのセクハラを否定」(英ガーディアン紙)
  「フィギュア王者の高橋大輔、橋本聖子からのセクハラを否定」(豪シドニー・モーニング・ヘラルド)

といった具合に海外紙も報じ、共同通信も英文で記事を配信。橋本氏が後任候補として取り沙汰されたことで、当時の記事を改めてツイートする人が出始めている。

「『女性蔑視』森の代わりに『強制キス』橋本...」
 海外メディアも過去の経緯には注視している。シンガポールに駐在している英BBCの大井真理子記者は21年2月12日、後任候補に橋本氏が浮上したとの記事を引用しながら、

「2014年にセクハラ疑惑に直面したとの指摘もあるが、被害者は否定している」

とツイッターに書き込んだ。

 中国のニュースサイト「北京新浪網」は2月12日、共同通信を引用する形で、橋本氏にはキス強要という「黒歴史」がある、と指摘。文春ウェブサイトから転載したとみられるキス写真つきで顛末を伝えた。スケート連盟会長については「辞任を考えたが、結局は留任した」などと報じた。

 香港のアップル・デイリー(蘋果日報)も2月13日、やはり写真つきで、橋本氏について「その立場を利用したセクハラ行為を告発されていた」と指摘。ニュースサイト「香港01」も2月14日、

「アスリートに無理やりキスした黒歴史を持つ候補者は、今後も話題になりそうだ」

などと報じた。

 韓国の聯合ニュースは2月18日、「『女性蔑視』森の代わりに『強制キス』橋本...」の見出しで、過去の経緯について

「オリンピック関連の経験は豊富だが、過去の行動が論議を起こしている」

と言及。紀藤正樹弁護士の

「橋本大臣って、セクハラ問題があり、ジェンダーが問題となった森後継としてはふさわしくないと思います。国際的には大問題です」

というツイートを紹介しながら、

「橋本氏は、当時の日本スケート連盟会長であり優越的地位を利用した事実上の性暴力という指摘を受けた。ツイッターには、橋本氏が高橋氏と推定される人物を抱きしめてキスする姿を写した写真が多数掲載された」

などと経緯を伝えた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

2659名無しさん:2021/02/18(木) 20:52:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c97827c4a7cb17155e627890f7237835d6b0b7e
橋本新会長 セクハラ問題に言及「当時も今も深く反省」「厳しい声は受け止めている」
2/18(木) 18:24配信
デイリースポーツ
 東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日、都内で2度の理事会、評議員会を開催し、“女性蔑視発言”の引責で辞任した森喜朗前会長(83)の後任として夏冬合わせて7度の五輪出場を誇る橋本聖子氏(56)を新会長に選出した。橋本氏はこの日、五輪相を辞任した。理事会後に会見した橋本氏は大会への決意を語った。

 橋本氏は森氏の進退問題浮上以降、後任候補に名前が挙がると海外メディアから14年に報じられたフィギュアスケートの高橋大輔へのキス強要騒動が指摘された。当時橋本氏は強要を否定し「甚だ軽率な行為だった」と謝罪、高橋も「お酒が入ってはしゃぎすぎた」と陳謝し、騒動は鎮静化していたが、ここにきて再燃しており、懸念となっていた。

 会見でも橋本新会長はこの話題について質問され、「私自身の軽率な行動について深く反省しております。7年前、一連の問題が出されたわけであります。そのことについてはその当時も今も深く反省しておりまして、しっかりとその経緯というものを自分自身もうけとめながら、この会長職というものを全うしながら、しっかり多様性というもの、そして男女平等、あらゆる問題に対し、オリンピズムの原則、オリンピックムーブメントを着実に進めていきたい。非常に厳しい声は受け止めております」と語った。

 16時から行われた理事会内では就任あいさつに立ち「大変大きな重責を担わせていただくことになりました。大変身の引き締まる思いです。国務大臣を辞職することは大変大きな決意でありました」と語り、「大会成功のために尽力したいという思いで引き受けた」と、所信表明した。

2660名無しさん:2021/02/18(木) 21:00:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/16b3ad1b62dd9c19cc12eccde705cbd4bedfa48c
菅首相“推し”も処遇、文春砲で最後まで渋った橋本聖子”新会長”「議員辞職はしなくていい」と説得〈週刊朝日〉
2/18(木) 14:02配信
AERA dot.
 女性蔑視発言で森喜朗元首相が辞任後、迷走していた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長選びにようやく決着がついた。

 菅義偉首相の“ご指名”だった橋本聖子五輪担当相が要請を受け入れる意向を固め、18日中にも橋本新会長が誕生する。

 候補者検討委員会周辺から昨日朝は日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長の名前があがり、夜になると橋本氏と二転三転した会長人事。その裏側を官邸関係者が語る。

「菅首相は女性を会長にとの思いだった。当初から橋本氏を第一候補にしていた。橋本氏なら菅首相がコントロールできる。コロナ禍にあって、オリンピックが開催できる確約はない。開催できないことも想定した場合、泥をかぶらねばならず、政治家でなければ難しいという理由もあった」

 だが、橋本氏はすぐには首を縦には振らなかった。参院議員5期を務める橋本氏は、森氏の要請で政界に転出した。橋本氏も森氏について「お父さんです」と公の場で語るほど、心酔していた。自民党幹部がこう語る。

「橋本氏が消極的だった理由は、森氏の存在です。会長辞任後、森氏は川淵三郎氏を後継指名したのに官邸に潰された。それなのに自分がすぐ引き受けるのはと迷っていた。さらに組織委員会の会長になれば、大臣だけではなく、議員辞職をも求められる可能性があるのも懸念していた。だが、そこを自民党が調整して、大臣は辞任、議員辞職はせずという方向で話をつけた。ただ、自民党に離党ついては今後の調整だ。それでもなかなか踏ん切りがつかなかった。橋本氏は文春砲に高橋大輔との“ハグ&キス”写真を派手に報じられていたので、火だるまになるのを恐れたんだろう」

 森氏の失言後、組織委員会の会長問題で脚光を浴びていたのは、東京都の小池百合子知事だった。森氏や橋本氏、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長との「4者会談」の欠席を表明。森氏に“引導”を渡す格好となった。次期会長人事でも小池知事は会長候補にシンクロナイズドスイミングのメダリスト、小谷実可子氏を推していたという。

「候補者検討委員会には、小池氏の腹心、東京都の副知事が入っているので、開催都市の意向が強く反映できると思っていたようだ。事実、委員会でも小谷氏の名前は何度もあがったそうだ」(東京都幹部)

 それに黙っていなかったのが、菅首相だ。次期会長を巡っても、菅VS小池という構図が浮かび上がった。

「山下氏の会長案は、菅氏と小池氏が対立した際の妥協案で昨日の朝、飛び出した」(前出の官邸関係者)

 今回の後継選びでプラスとなったのが、候補者検討委員会を非公開にしていたことだ。選考過程がオープンになっていないため、菅首相の意向を反映しやすく、最終的には橋本氏という流れとなった。

「菅首相は本音では小池さんが大嫌い。これを機に政治的立場を有利にしようという小池氏の魂胆に反撃したいとの思いがあった。菅首相は低迷する支持率を、アップさせるためにはなんとしてもオリンピックを実現したい。その勢いで解散総選挙に打って出る構想を描いている。小池氏がこれ以上、目立つと、自身の立場が危うい。今回は菅首相が小池氏に電話で根回しして橋本会長にこぎつけた」(前出の自民党幹部)

 だが、森氏に近い橋本氏には「森院政」との批判も少なくない。
選考過程の非公開を問題にする理事もいる。オリンピックまであと5か月、橋本氏の手腕が問われる。(本誌取材班)

※週刊朝日オンライン限定記事

2661名無しさん:2021/02/18(木) 21:24:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6ba6ff358bab7001a369dae707c5697f56cca94
「聖子新会長」は既定路線だった…因縁の小池都知事に“してやったり”官邸介入
2/18(木) 6:00配信
スポニチアネックス
 東京五輪組織委の森喜朗会長(83)が10日夜に辞意を固めてから1週間。日本中が注目した後継選出問題は土壇場でさまざまな候補の名前が挙がったが、当初から菅首相の強い意向で一本化されていた橋本聖子五輪相(56)で決着する方向となった。官邸、東京都、組織委、それぞれの思惑が絡む中、“聖子一択”となった舞台裏を追った。

 「結局、聖子かよ」。橋本氏固辞の情報から、小池百合子都知事の意向で組織委の小谷実可子スポーツディレクターを推していた都庁関係者は、こう吐き捨てた。

 実際、スポニチ本紙の取材でも、大臣を辞めて議員辞職も覚悟しなければならない懐事情と過去のセクハラ騒動が蒸し返されることから、橋本氏は「正式要請があっても断りたい」と周囲に明かしていた。それでも、菅首相に近い与党関係者は一貫して「カネと議員復帰の問題は“保証の約束”で解決できる。セクハラ騒動も、そもそも被害を訴えているわけではない。それに検討委で選ばれたのに、五輪相の立場で断れるわけがない」とブレていなかった。この1週間、舞台裏で何があったのか――。

 菅首相による“政治介入”は、後継に元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏が森氏側から担がれた直後に起きていた。引責辞任した人が後継を決める“密室の手続き”を問題視したものだが、理由はこれだけではない。

 「たとえ国のトップでも、自身の考えと合わなければ耳を貸さない川淵氏の独裁的ともいわれる強烈なリーダーシップと、水面下の裏交渉の中身までマスコミに話しちゃう“透明すぎる言動”を総理は最も恐れた」(与党関係者)という。意向をくんだ組織委の武藤敏郎事務総長が“川淵降ろし”に、副会長の遠藤利明元五輪相が“聖子推し”に動いた。

 だが、官邸による“政治介入”の批判はすぐに噴出。そこからはダンマリを決め込み、橋本氏も一貫して要請固辞の姿勢を示した。

 一方で動きだしたのが、4者会談の欠席で森氏にトドメを刺した小池都知事。橋本氏固辞と分かるや否や、自身と犬猿の仲の森氏と不仲だったJOC竹田恒和元会長にかわいがられた小谷氏を推す動きを見せた。

 小池氏にとって橋本氏は東京五輪のマラソン札幌移転問題で煮え湯を飲まされた因縁の相手。小池氏に何度もしてやられている菅首相にとって、橋本新会長は“百合子対策”に打ってつけの一手。「最終的に橋本氏が固辞しても、小池氏が推す小谷氏だけにはその席を渡すわけにはいかなかった」(組織委関係者)という。

 そこで「腹案として浮上した」(与党関係者)のが、JOCの山下泰裕会長。検討委が始まる土壇場で組織委内部から発信されたが「これも“聖子隠し”の隠れみのとなった。内閣人事局で力を強めた総理にとって、人事だけは誰にも負けられない。でも、こんなところで本領発揮されても…」(都庁関係者)との声は、国民の誰もが思うところ。何のための検討委だったのか。詳細な選考過程の中身が求められそうだ。

2662名無しさん:2021/02/18(木) 21:25:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c28478e347855ebb5a8930ef444e5722422ccb3
橋本聖子氏、会長受諾の意向固める 五輪組織委 森喜朗氏後任
2/18(木) 10:33配信
毎日新聞
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の後任会長について、橋本聖子五輪担当相(56)が組織委からの要請を受諾する意向を固めた。18日、複数の関係者の話で明らかになった。同日午後の評議員会、理事会を経て就任が決まる。女性蔑視発言の責任を取り、森喜朗会長(83)が12日に辞任表明後、後任候補を選考する検討委員会が橋本氏に一本化していた。

 大臣規範で公益法人の役員との兼職が禁じられているため、橋本氏は会長に就任すれば、五輪担当相を退任する。後任には丸川珠代参院議員(50)の再登板が有力視されている。

 検討委はキヤノン会長兼社長最高経営責任者(CEO)で組織委名誉会長の御手洗冨士夫氏(85)を座長とする8人で構成。18日午前から第3回会合を開催。組織委は午後には理事会を開き、検討委から候補者の検討状況の報告を受ける。橋本氏を会長に選ぶ際は、評議員会で橋本氏を理事に選任後、再び理事会を開いて互選で決定する。

 検討委は16日の初会合で新会長に求める資質として、①五輪・パラリンピック、スポーツに深い造詣がある②男女平等や多様性の理念を実現できる③国際的な知名度や国際感覚がある④東京大会の準備状況を理解している⑤組織運営能力や調整力を備えている――の五つの条件を挙げていた。関係者によると、日本オリンピック委員会(JOC)会長の山下泰裕氏(63)らも候補に挙がったが、最終的に橋本氏に絞り込んだ。

 橋本氏は北海道出身。1992年アルベールビル冬季五輪のスピードスケート1500メートルで銅メダルを獲得するなどスピードスケートと自転車で夏冬計7回の五輪に出場し、「五輪の申し子」と呼ばれた。現役だった95年に参院議員に当選し、96年アトランタ五輪を最後に引退。JOCの副会長や日本スケート連盟会長などを歴任した。2019年9月に五輪担当相として初入閣した。

 丸川氏は16年8月から1年間、五輪担当相を務め、19年に組織委理事に就任した。

 後任を巡っては、森氏が辞任表明前の11日、元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)を後継指名し、川淵氏が森氏に相談役として残ることを要請した。「密室人事」として社会に反発が広がり、川淵氏が受諾後に一転、辞退した。【松本晃、倉沢仁志】

https://news.yahoo.co.jp/articles/337ffffc2effe8e46cd9918ce0c76c9cbd8cab0e
新会長有力・橋本聖子氏 やはり森氏の〝院政〟? 2人の「父娘関係」を高木美保が指摘
2/18(木) 10:20配信
東スポWeb
 オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長の後任問題が、いよいよ煮詰まってきたようだ。

 検討委員会の16、17日の連日の会合により、どうやら橋本聖子五輪担当大臣で後任候補が一本化されたと新聞、テレビで一斉に報じられた。

 確かに、過去7回の五輪に出場、メダルも獲得し資質は十分にみえる。だが、気になる部分がないわけではない。7年前、男子フィギュアスケートの五輪代表、高橋大輔さんへのキス強要のセクハラ疑惑。こちらは過去の出来事として重大視されない雰囲気だ。

 だが、もう一つのポイントは大いに注目すべき内容といえるだろう。そもそも橋本氏の政界進出のきっかけを作ったのが、森前会長だったからだ。

 以来、橋本氏は森氏を〝父〟と慕い、森氏も〝娘〟と公言している。これでは、やはり〝森氏の院政〟か?と疑念を抱く人が少なからず出てくるに違いない。この点に言及したのはコメンテーターの高木美保だ。

 18日のテレビ朝日系は「羽鳥慎一モーニングショー」で高木は「橋本さんが(森氏を)政界のお父さんとおっしゃってますし、丸川さんが(大臣の)後任ということで、私たちはどうしても〝院政〟をイメージしてしまう」と発言。続いて「森さんの思考回路は引き継いでほしくないし、何を引き継がず何が引き継がれるべきではない、ということを見守っていきたい」。

 橋本氏は森氏との〝父娘関係〟を、どこまで上手に封印できるのか?

東京スポーツ

2663名無しさん:2021/02/18(木) 21:25:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/aec5897502eff35e1de5372ade091c239588bde3
なぜ、首相は橋本氏にこだわった?官邸主導の一本化 「意のままに操縦」
2/18(木) 9:57配信
西日本新聞
 東京五輪・パラリンピック組織委員会が、新会長候補を橋本聖子五輪相に一本化し、就任要請することを決めた。背景にあるのは、首相官邸の意向だ。東京大会誘致に尽力した安倍晋三前首相、自民党の文教族議員、菅義偉首相と良好な関係にある橋本氏がトップに座ることが、「組織委を意のままに操縦するのに好都合」(官邸関係者)と判断したとみられる。

 「(新会長の候補者検討を)こうすべきだとか、さすがに私の立場では申し上げることではない」。首相は17日の衆院予算委員会でこう答弁し、政府として新会長選任に関与しない姿勢を強調した。だが、額面通り受け取る向きは少ない。

 森喜朗会長が女性蔑視発言をした直後、首相は表面上は組織委に深入りしないポーズを取りつつ、当初は続投路線で事態収拾を急いだ。国内外の批判が高まり森氏辞任が避けられない情勢とみるや、「橋本氏リリーフ」にギアを切り替えて働き掛けに入ったもようだ。

 複数の関係者の話を総合すると、首相は加藤勝信官房長官らを伝令役とし、組織委中枢と複数回にわたり接触させたという。

 森氏が、川淵三郎氏を自身の後継に指名したとの報に接すると、同意できないとのメッセージを繰り返し伝えた。「首相は、川淵氏が『無観客開催の可能性』を否定したことに特に憤っていた」(官邸筋)。同時に「女性が適任」との意向も念押しした。すなわち、橋本氏のことだった。

 なぜ、首相は橋本氏にこだわったのか。

 夏季と冬季の計7回出場した実績から「五輪の申し子」と呼ばれ、国際オリンピック委員会(IOC)をはじめ海外のスポーツ界にも顔が広い上、安倍前内閣の閣僚として昨春の東京大会1年延期の経緯も熟知している。男女共同参画担当も兼任しているため、ジェンダー平等社会に明るいと国内外にアピールできる…。

 それ以上に、橋本氏の政治的スタンスが主な理由との見方が、永田町周辺で一致するところだ。安倍氏のほか、現職の萩生田光一氏ら文部科学相を数多く輩出した自民党細田派に属し、派内では「マスコット的存在」(自民幹部)。加えて、上昇志向はそれほど強くないとされ、官邸関係者は「扱いやすい点も安心だ」と首相の胸中を代弁する。

 ただ、細田派OBでもある森氏のことを「お父さん」と呼ぶほど親しい間柄で、森氏の「院政」を呼ぶ可能性も指摘される橋本氏。2014年ソチ冬季五輪の打ち上げ会で男子選手にキスしたことが報道され、騒動になった過去も。政府、与党内には就任を快しとしない声もあり、自民中堅議員は「まだ一波乱あるかもしれない」と楽観を戒めた。 (東京支社取材班)

2664名無しさん:2021/02/18(木) 21:27:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/79e2267be42993562c58f0cdd6eddd88a4b89369
「橋本聖子」五輪相が「組織委」トップに一本化されたワケ、就任をためらう2つの理由
2/18(木) 6:10配信
デイリー新潮
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の新会長の候補が、橋本聖子五輪相(56)に絞られた。森喜朗会長(83)の女性蔑視発言による辞任表明を受け、検討委員会が候補を検討してきた。一本化されるまでの経緯はどういったものだったのか。また、この数日、橋本五輪相は就任をためらっていると伝えられていたが、その理由についてレポートする。

 ***

利害が一致
「森さんが川淵三郎さん(Jリーグ初代チェアマン)に禅譲する形で、会長を託したという話が出回り始めた頃から、官邸は“これはマズい”という空気に包まれていきました」

 と話すのは、今回の件に関係する官邸スタッフのひとり。

「早い段階から、加藤さん(勝信官房長官)が、組織委員会の武藤さん(敏郎事務総長)に連絡し、“川淵さんに会長のバトンが渡らないようにうまく振る舞ってもらえないか”と伝えていました。『加藤・武藤』は財務省の先輩後輩のラインで、これが機能し、“就任を依頼されても川淵さんはそれを受け入れない”ことでとりあえずは収まった。世間の反応を気にして? うーん、それ以前に、問題を起こして辞める人がなんで後任を決めるの? という永田町であってもある意味で非常識なことを森さんがやったものだから、それは受け入れられないでしょという風に官邸は受け取り、そのように動いたということですね」

 と同時に、後任会長候補の選定作業が水面下で進んでいった。

文教族のテリトリー
「組織委員会は森さん以下、文教族のテリトリーになります。副会長の遠藤さん(利明元五輪相)を中心として、自分たちの傀儡(かいらい)、意のままに動いてくれるうるさくない人にやってもらいたいという思いがありました。一方で官邸としては、高齢ではないクリーンな女性というのは外せない候補者の条件でした。その意味で、橋本さんは双方にとって意中の候補であり、だから最初から名前があがっていたわけです」

 御手洗冨士夫キヤノン社長(85)を委員長とし、8人のメンバーで構成される候補者検討委は、「男女平等、多様性などの実現」「五輪パラへの深い造詣」「国際感覚」などを条件に候補者を絞ってきたとされているが、

「小谷実可子・組織委スポーツディレクターや山下泰裕JOC会長の名前も出ていましたが、基本的には『橋本さんで行く』という“政治”が決めたレールの上を走っていただけと言えるかもしれません」

 森氏から川淵氏への禅譲が密室と批判され、今回の検討委には透明性が求められたものの、ガラス張りにできない大人の事情があったと見える。

 他方、早くから候補になぞらえられていた橋本氏は就任をためらっていると伝えられていた。どういう事情があるのだろうか? 

 全国紙の政治部デスクに聞いてみると、

「実際、橋本さんは水面下でのオファーに難色を示してきたようです。まずは立場の問題。橋本さんは自民党の比例区から出馬しているということもあり、様々な公平性や不偏不党を求められる会長就任にあたっては大臣のみならず議員辞職は避けられないという見方が強くあります。警視庁のSPだった9つ上の旦那さんと結婚し、旦那さんの連れ子も合わせて子供は6人。未成年のお子さんもいらっしゃるようです。森さんのように無報酬でも影響なし、悠々自適という人とはかなり状況が異なる。けれど、このゴタゴタで報酬を受け取りづらいという環境もあるんですよね」

2665名無しさん:2021/02/18(木) 21:27:21
>>2664

“断れるなら断りたい”
 そしてもう1つが、「セクハラ」問題だ。

「ソチ五輪の閉会式後の打ち上げで、日本選手団の団長だった橋本さんは、フィギュアスケート日本代表の髙橋大輔にキスしていたことを週刊文春が写真つきで報じました。キスを強要した、セクハラ、パワハラだと報じられたために橋本さんは当時、針のむしろ状態に。そして今回、“自分が会長になると、その時のことが蒸し返され、世界に打電される。もうあの写真は見られたくない”などとこぼし、会長就任には後ろ向きだった。2019年に初入閣する際にも同じような理由で、入閣を固辞するつもりでしたが、最後は周辺の説得に折れたという経緯もあります」

 残念ながら、今回、候補となった時点で過去の「キス」問題はすでにあちこちで蒸し返されてしまっているのだが……。

「橋本さんは5期を数える参院議員で、自民党の参院政策審議会長、会長を務め重鎮と言われても何の不思議はない存在です。なのに、そんな風には誰も見ていない軽量級で、自分では何も決めないし、決められない人。だからこそ敵を作ることなく、大臣にまでなり、組織委の会長候補となっているわけですが、“断れるなら断りたい”というのが本音だと思います」

 むろん本心は他人には推し量れまい。

 しかしもしも無理強いの末の会長就任ならば、それが本当に「女性を平等に扱った」結果、あるいは「女性の活躍」の象徴だなどと言えるのだろうか。

デイリー新潮取材班

2020年2月18日 掲載

新潮社

2666とはずがたり:2021/02/18(木) 23:27:11

島根知事、聖火リレー中止の意向
五輪開催も反対、コロナ対応不満
https://this.kiji.is/734550357627961344?c=39546741839462401
2021/2/17 13:34 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 島根県の丸山達也知事は17日、県内で実施する予定だった東京五輪の聖火リレーについて、「開催すべきでない」と中止の意向を表明した。県の聖火リレー実行委員会で明らかにした。五輪のリレーは5月15、16日に実施し、パラリンピックは日程調整中だった。「今の時点で中止をお願いするわけではない。状況を見て、(政府と東京都の対応が)改善するかどうかあらためて判断したい」とも述べた。委員会終了後の記者会見で、五輪自体の開催にも反対する考えを表明した。

 丸山氏は委員会に先立ち「新型コロナウイルス感染拡大を封じ込めるための政府や東京都の対応に不満がある」と理由を明かした。

2667名無しさん:2021/02/19(金) 06:14:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/444300e101bd1315859fd4c90a784fb94e87e791
「成功させて」「不安残る」 橋本氏選出、期待と困惑 東京五輪
2/18(木) 18:29配信
時事通信
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に18日、橋本聖子五輪担当相が決まった。

 「大会を成功させて」「不安が残る」。開催まで半年を切る中、聖火ランナーやボランティアらは新たな「大会の顔」に期待と困惑を交錯させた。

 東日本大震災の際、岩手県大槌町で被災し、聖火ランナーとして「復興した姿を伝えたい」と意気込む専門学校生、佐々木慎也さん(19)=東京都大田区=は「聖火リレーまで約1カ月。この時期の会長交代には不安がある」と話す。復興五輪の理念がかすみつつあると感じており、「新型コロナウイルスの対応も復興の発信も、両方成功させてほしい」と新会長に求めた。

 「女性が選ばれて安心した」と話すのは都市ボランティアの高橋真由美さん(58)=埼玉県志木市=。橋本氏の豊富な五輪出場経験に触れ、「大会のことは誰よりも知っているはず。できるだけ完全に近い形での開催に向け、何かしてくれるのではないかと期待したい」と喜んだ。

 東京・銀座では、無職古矢敏光さん(86)=板橋区=が「国会答弁の顔つきや話し方から肝が据わっていると感じ、今一番頼りになる人。苦労すると思うが、よく引き受けてくれた」と評価した。

 フリーターの男性(27)=さいたま市=はJR渋谷駅前で、「可もなく不可もない。女性を選んだのは合理的だ」と淡々と話した。キスを強要したと報じられた騒動についても「過去のことで五輪とは無関係。騒ぎ過ぎではないか」と首をかしげた。

 厳しい声も上がった。渋谷駅前で友人と待ち合わせていた無職水書功二さん(79)=東京都世田谷区=は「大臣のような政府関係者ではなく、中立の立場の人が選ばれるべきだ」と批判。「セクハラ(騒動)もあった。海外からばかにされるのではないか」と不安視した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a9a96d2d342af36f69b5db43db4446ca3d27bc2d
橋本氏、震える声であいさつ 男女平等には慎重に言及
2/18(木) 18:24配信
朝日新聞デジタル
 女性蔑視発言で辞任した東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗前会長(83)の後任に18日、橋本聖子五輪相(56)=同日付で辞任=が就任した。

 「大会組織委員会の会長という重責を担わせて頂くことになりました。身が引き締まる思いであります」

 午後4時過ぎ、東京・晴海の組織委員会が入るビルで開かれた理事会で、橋本新会長は自らを選んだ組織委の理事たちを前に、一礼して語り始めた。その声は、少し震えていた。

 5カ月後に迫った五輪について「コロナ対策が最重要課題」と語り、組織委をサポートをしてきた五輪相の立場から、大会準備を先導する立場になったことをふまえ、こう続けた。

 「育てていただいたスポーツ界、組織委員会の皆様方のもとに戻ってきた私としては、国と東京都とともにさらに連携を加速して、国民の皆さま、海外の皆さまにも、これであれば安心と安全の東京大会だと思っていただける態勢を整えたい」

■手元のペーパー見つつ

 会長を引き受ける発端となったのは、森氏の女性蔑視発言だった。「男女平等」に言及した際は、手元のペーパーを見つつ、慎重に言葉を選びながら話した。「男女平等の問題があった。理事会の女性比率の向上に取り組むこと、男女平等推進のチームを立ち上げることが決定した。スピード感をもってやらなければ」と強調した。

 東京大会が掲げるビジョン「多様性と調和」については、「あらゆる人を認めあい、共生できる社会を築いていくきっかけとするレガシー(遺産)を作り上げたい」とした。

朝日新聞社

2668名無しさん:2021/02/19(金) 10:36:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fdd7923dd2e0b7912f59d2a431fb1317369dcd7
セクハラだけじゃない「橋本聖子新会長」への不安、五輪招致の立役者が語る
2/19(金) 6:01配信
ダイヤモンド・オンライン

 大臣を辞して東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の新会長となった橋本聖子参議院議員。女性で元五輪メダリストとして期待する声があるが、過去のスケート選手へのセクハラ問題はすでに国内外で批判を呼んでいる。元東京都庁幹部で、東京大会招致の立役者の一人と言われる鈴木知幸・国士舘大学客員教授は、他にも不安要素があると語る。(聞き手/ダイヤモンド編集部 岡田 悟)

すずき・ともゆき/1948年生まれ。東京学芸大学卒業。渋谷区立代々木中学校教員、東京都教職員研修センター研修部企画担当課長などを経て、都東京オリンピック招致本部招致推進部で16年東京大会の招致活動に携わる。現在は国士舘大学法学部客員教授。

ダイヤモンド編集部/岡田 悟

最終更新:2/19(金) 10:10
ダイヤモンド・オンライン

2669名無しさん:2021/02/19(金) 15:32:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/a11892be19cedda6f0bde8b3ad48ef696b920446
橋本氏、自民離党せず 「疑念持たれないよう行動」
2/19(金) 11:11配信
時事通信
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子新会長は19日、所属する自民党を離党する考えはないことを明らかにした。

 党本部で記者団に語った。橋本氏は「疑念が持たれないように、スポーツと政治という国際オリンピック委員会(IOC)憲章にのっとってしっかりと行動する」と述べた。

 橋本氏をめぐっては、組織委会長としての政治的中立性の観点から、参院議員の辞職や自民党の離党が必要との声が出ている。橋本氏は既に議員辞職しない考えを示している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7bfcd004d870b7e35ae6b11bb279f475a481fc6d
組織委・橋本新会長、自民党を離党せず
2/19(金) 11:47配信
ABEMA TIMES
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子新会長は、自民党を離党せず、中立性を心がけて国会議員としての職責も果たすと表明した。

 橋本会長はきょう11時前に自民党の二階幹事長と面会し、大会の成功に向けた支援をお願いしたところ、二階幹事長からは「しっかりと頑張ってやるように、全面的にバックアップしていく」との言葉があったという。

 また、自民党・北海道連の会長も継続して務めることを表明した。
(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/71fa898dc50029dd0b978d9314cb094c75be58ec
五輪組織委の橋本会長、自民離党せず…「政治的中立への疑念持たれないよう行動する」
2/19(金) 12:02配信
読売新聞オンライン
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長に就任した橋本聖子参院議員は19日午前、自民党を離党しない考えを示した。同党の二階幹事長らへのあいさつで訪れた党本部で記者団の質問に答えた。

 橋本氏は「(政治的中立への)疑念を持たれないようにIOC(国際オリンピック委員会)の憲章にのっとって、しっかり行動していく」と語った。「離党しないのか」という記者団の問いに「はい」と明言。自民党北海道連の会長も続けるとした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/22e8a10c85169a9d3f1e2644a101faa47d4cb8c2
自民党“離党せず” 橋本聖子・組織委新会長
2/19(金) 12:17配信
テレビ朝日系(ANN)
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子新会長は自民党を離党せず、中立性を心掛けて国会議員としての職責も果たすと表明しました。

 組織委員会・橋本聖子会長:「(Q.離党もしない?)はい。疑念が持たれないように中立性といいますか、スポーツと政治というIOC(国際オリンピック委員会)憲章にのっとって、しっかりとした行動をしていくことを心掛けていきたいと思っています」

 橋本会長は19日午前11時前に自民党の二階幹事長と面会し、大会の成功に向けた支援をお願いしたところ、二階幹事長からは「しっかりと頑張ってやるように、全面的にバックアップしていく」との言葉があったということです。

 また、自民党・北海道連の会長も継続して務めることを表明しました。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/6310efee21f2b3b53eedf158b5d64fb5ed606058
橋本会長、自民離党を否定 「疑念持たれないよう行動」
2/19(金) 13:08配信
共同通信
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は19日、自民党を離党せずに議員活動を続ける考えを示した。中立性を保つとした上で「疑念を持たれないよう五輪憲章にのっとった行動を心がけたい」と述べた。自民党本部で記者団の取材に答えた。

 これに先立ち二階俊博幹事長と面会し「五輪相から立場は変わったが、支援をお願いしたい」と要請した。二階氏は「全面的にバックアップする」と応じた。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は、あいさつに訪れた橋本氏に対し、自民党を離党するべきだとの考えを伝えた。


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