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スポーツ総合スレッド

2586名無しさん:2021/02/11(木) 10:40:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ce7dda850d32c0857f3a0fbeadab153255fcce6
森会長に続き二階幹事長もボランティア発言で炎上 なぜムラ社会は自浄作用が働かないのか〈dot.〉
2/10(水) 8:02配信
AERA dot.
 長老たちの暴走が止まらない――。
 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言が国内外に波紋を広げているが、今度は自民党の二階俊博幹事長の発言が物議を醸している。二階氏は8日の会見で、森氏の発言を受けて五輪のボランティアの辞退が相次いでいることについて、「瞬間的(なこと)」だとし、さらには「おやめになりたいというのだったら、新たなボランディアを募集する」と言い、辞退を申し出た一般市民を突き放すような発言をしたのだ。

 この二階氏の発言には、世論は反発。ネット上には、《上から目線》《非常に不愉快》《ボランティアなんていくらでもいるっていいたいの?》《ボランティアの心をさらに傷つける発言》《国民を奉公人と考えているのか》といった声があふれた。

 こうした批判を受けて、橋本聖子五輪担当相もさすがに二階氏の発言を容認することはできなかったようで、9日の衆院予算委員会で「不適切だった」との認識を示した。しかし驚いたことに、当の二階氏は橋本氏のコメントに対して「幹事長が論評を加える必要はない」と言い、自身の発言についても「深い意味はない」と、まるでどこ吹く風。国民は驚きを通り越してあきれるしかないといった状況だ。

 発端は森会長の女性蔑視発言だった。辞任を求める声が高まる状況に対し、二階幹事長は「周囲の期待に応えて、しっかりやっていただきたい」と森会長を擁護していた。二階氏だけではない。自民党の森山裕・国会対策委員長も8日、記者団に対し、「反省をされ、発言も取り消している。引き続き森会長が務めていただくのがいいのではないか」との認識を示したという。

 そういう雰囲気の中での二階氏の言動だったのだ。

 擁護とまではいかなくても森会長に同調する動きは当初からみられた。日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議会で森氏の問題発言があった直後、会議の出席者から笑いが上がったという。これについて、社会学者の上野千鶴子氏は次のように指摘した。

「差別発言に対し、沈黙したら見逃したということ。笑ったら同調したということ。つまり、性差別を再生産する共犯者になります」

 同調するどころか、その後擁護している人も出てきているので、世間の認識との乖離は深刻だ。

 そもそも、森氏も二階氏も不用意な発言をすることが過去にたびたびあった。それなのになぜ、再び繰り返され、今回、一般市民が許容できる範囲を大きく踏み外してしまったのか。

 発言した本人の資質に加えて、映画監督で精神科医の和田秀樹氏は日本社会のシステムの問題を指摘した。

「日本の組織は、いったん権力を握ったり、ポジションを得たりして、『実力者』になると、クビや降格にされにくいシステムなのです。長く組織にいた方が評価される年功序列の慣習には疑問を感じます。少なくともトップが固定化することに関しては、問題だと思います」

 和田氏はシステムと表現したが、今回の騒動を見る限り、日本全体というよりは政治家が絡んだ組織の文化、長老には忖度すべきだというムラ社会の不文律のようなものだろう。今回、森氏は釈明会見の前に辞意を漏らしたが、周囲が慰留したので翻意したという報道や、森氏がこれまでスポーツ界に貢献してきたとして「続投」を求める声が公然とあるのは、ムラ社会の文化をよく表しているとはいえないか。

 もちろん、誰も森氏の過去の功績までも否定するつもりはない。ただ、今回の発言は内容が不適切だったこと、その背景にある思想や考え方が現在の「一般常識」からかけ離れているのは明白。個人の思想信条は自由だが、五輪の組織のトップである限り、その大会理念にも責任を持つことが求められている。

 今回、森会長の発言に真っ先に異を唱えたソウル五輪女子柔道メダリストで、JOC理事の山口香氏(筑波大教授)は、取材の際に、こんなことを言っていた。

「国際オリンピック委員会の委員を長年務めた岡野俊一郎さんの言葉が記憶に残っています。オリンピックを開催するということは、世界に窓を開くことなんだと。日本が世界を見ると同時に世界から日本という国をみてもらうということ。日本の風習の中にはいいところもあるが、世界と合わないところも見られてしまう。変わるべきところはかわるべきなのです」

 今回の件に関して「オープンな議論を望んでいます」と話した山口氏。東京五輪・パラリンピック組織委は理事と評議員を集めた臨時の会合を今週にも開くという。会議の行方が注目されている。(AERAdot.編集部/鎌田倫子)


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