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重工業・造船・航空機スレッド

1とはずがたり:2006/01/08(日) 12:55:59

http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/juko.html

445荷主研究者:2013/10/27(日) 12:23:13

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120131007baah.html
2013年10月07日 日刊工業新聞
コマツ、茨城工場の稼働率向上−ホイールローダー移管

 コマツは鉱山開発用機械の需要低迷で落ち込んだ茨城工場(茨城県ひたちなか市)の稼働率向上に乗りだした。粟津工場(石川県小松市)からホイールローダーの生産を一部移管したほか、アーティキュレートダンプトラックの新興国仕様車を開発して輸出を始めた。生産の平準化や新興国向けの拡販により需要変動に柔軟に対応し、製造コストの低減につなげる。

 今年度に入り、稼働率の高い粟津工場からダンプに土砂を積み込む時に使う大型ホイールローダー「WA500」(車両重量30トン)の生産を茨城工場に移した。国内外の工場で使う生産管理システムを共通化しているため、移管にかかるリードタイムも協力企業への部品発注などに要した2カ月ほどで完了した。現在の生産台数は月25台。

 また戦略市場で規模拡大が見込まれるアフリカや中近東向けの機種を拡大。

446荷主研究者:2013/10/27(日) 13:10:33
>>281
http://www.at-s.com/news/detail/775173490.html
2013年10/18 14:25 静岡新聞
カナサシ重工 愛媛・造船会社が再建支援

 更生計画に沿って経営再建中の造船会社カナサシ重工(静岡市清水区)は18日、同業の村上秀造船(愛媛県今治市、村上啓二社長)とスポンサー契約を結んだと発表した。2011年11月に更生計画が認可された後、別の造船会社との提携などで自主再建を進めてきたカナサシ重工は、新スポンサーの下で本格的に事業を立て直す。

 カナサシ重工の更生管財人や村上社長らが県庁で会見し、スポンサー選定の経緯を説明した。村上秀造船はカナサシ重工の発行済み株式を取得した上で、出資して新株を引き受ける。資金支援総額は3億円。カナサシ重工は100%子会社となる。カナサシ重工は今後、スポンサー企業の支援を前提とした会社更生計画の変更案を静岡地裁に提出する。認可決定は12月末を予定しているという。

 カナサシ重工は2009年4月、資金繰りの悪化から会社更生法の適用を静岡地裁に申請。11年に更生計画案が認可され、東日本大震災で被害を受けた造船会社ヤマニシ(宮城県石巻市)と提携し、同社が受注していた船を建造しながら、再建を進めてきた。

 村上秀造船は1917年創業。ケミカルタンカーやバラ積み船などの建造、修理などを手掛けている。

447荷主研究者:2013/10/27(日) 14:00:40

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120131014aaai.html
2013年10月14日 日刊工業新聞
三井造、ディーゼル1割減産−産機に人員シフト

 三井造船は新造船需要の低迷に伴い、2014年度の船舶用低速ディーゼルエンジン「三井―MAN B&W型」の生産(馬力ベース)が13年度比約10%減の310万馬力程度になる見通しを明らかにした。玉野事業所(岡山県玉野市)のエンジン生産能力の約半分の水準。産業機械などで仕事量を確保するほか、中国のグループ企業との協力関係を強化してエンジンのコストを低減する。

 13年度は350万馬力程度になる見通しで、14年度が310万馬力になると、12年度(383万馬力)から3年連続で300万馬力台の低水準となる。玉野事業所では各種産業機械や大分事業所(大分市)向けの港湾用クレーンの機械加工などを手がけており、減産体制を敷くエンジンから人員をシフトさせる。

 また、三井造船が34%出資する中国のディーゼルエンジン生産の合弁会社である上海中船三造ディーゼルと部品調達に関する情報交換や環境技術の供与などを行う。

448とはずがたり:2013/11/04(月) 16:24:28

ヨルダン原発、ロシア受注へ=三菱重工合弁は敗れる−報道
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&k=2013110200067

 【モスクワ時事】ロシア国営原子力企業ロスアトムは1日、傘下の原発輸出企業アトムストロイエクスポルトが、ヨルダン初の原子力発電所の受注に成功する見通しだと明らかにした。
 発注先の最終選考には2陣営が残っている。もう一方の三菱重工業とフランス原子力大手アレバの合弁会社アトメアは、ロシアの受注が確定すれば、競争に敗れることになる。
 インタファクス通信によると、ロスアトム広報担当者は「ヨルダン原子力委員会から、ロシアの入札が最優先候補に選ばれ、近く手続きが完了するとの連絡があった」と確認した。(2013/11/02-07:01)

449荷主研究者:2013/11/10(日) 15:15:28

http://www.sankeibiz.jp/business/news/131022/bsc1310221236010-n1.htm
2013.10.22 12:35 Fuji Sankei Business i.
三菱重工など5社がブラジル造船大手に出資 300億円で30%取得

 三菱重工業や今治造船(愛媛県)など5社は22日、ブラジルの造船大手エコビックス−エンジェビックスに資本参加すると発表した。計約300億円を出資してエコビックス社の株式の30%を取得し、経営にも参画する。ブラジル沖合では近年、巨大な海底油田が相次いで発見されており、需要が高まる資源掘削船の受注を狙う。

 出資するのは他に名村造船所(大阪市)、大島造船所(長崎県)と三菱商事。年末から来年初めにかけて現地に設立する特定目的会社(SPC)を通じて出資し、約300億円の半分を三菱重工が負担する。エコビックス社に対しては、掘削設備を建設する際に技術面でサポートし、運営ノウハウも提供する。

 エコビックス社は、海底油田開発を進めるブラジル国営石油大手ペトロブラス社向けの採掘施設建造を目的に設立された。

450とはずがたり:2013/11/11(月) 17:13:21

今期業績を下方修正、コマツは何を見誤ったか
日本が誇るグローバル企業に暗雲
http://toyokeizai.net/articles/-/22862
長瀧 菜摘 :東洋経済 記者
2013年10月30日

建設機械で世界2位のコマツに大きな誤算が生じている。2014年3月期の業績見通しを大幅に下方修正したのだ。

従来は売上高2兆0500億円(前期比8.8%増)、営業利益3050億円(同44.1%増)と大幅な増益予想だった。それを、売上高1兆8600億円(同1.3%減)、営業利益2100億円(同0.8%減)に引き下げた。2期連続の減益となる公算だ。

下方修正と同日に発表した13年4〜9月期(上期)の決算は、売上高9251億円(前年同期比0.6%減)、営業利益1089億円(同2.1%減)だった。落ち込みが小幅にとどまっているのは、為替による収益の押し上げ効果による部分が大きい。売上高で1080億円上乗せされており、実質の売上高は前年同期比12%減だった。

鉱山機械の需要が急減

足を引っ張っているのが、資源価格低迷のあおりを受けたアジア、オセアニア、中南米の鉱山機械の落ち込みだ。通期1900億円の売上高引き下げ分のうち、1500億円をこれら鉱山機械で占めている。

とりわけ深刻な状況にあるのが、アジア地域の売り上げの4〜5割を占めるインドネシアだ。期初計画を発表した4月時点では、前期低迷していた需要が今期末にかけて緩やかに回復してくるとみていた。

しかし、「ラマダーン(断食月、7〜8月中旬)が明けても、なかなか回復しない」(大橋徹二社長)ことから、下方修正を余儀なくされた。今期の鉱山機械における全世界の需要見通し(台数ベース)について、期初に想定していた前年比25%減から、足元は同5割減に変更している。

なぜ見通しが大幅に狂ったのか。鉱山機械の需要予測を立てる際、コマツでは資源価格の推移、顧客の生産計画、実際の生産状況の3つを参考にするという。インドネシアについても、期初計画を作る際、資源価格は低水準にある一方で、生産量は増えていたため、鉱山機械についてもある程度需要が戻ると判断したようだ。実際、同国の石炭生産量は7、8月とも、それぞれ前年同月比10%伸びている。

だが、石炭価格はいっこうに上がらない。そこに急激なルピア安が重なり、鉱山会社の機械への投資意欲が減退した。

下期は”最低限”の計画

コマツは今後、資源価格や通貨の変動で業績を左右されないため、手を打っていくという。

資源価格が上がらない中で、効率化が進まない鉱山が閉山、減産する一方、低コスト生産ができる競争力のある鉱山は増産を続けている。そこで、鉱山ごとの稼働状況やコスト競争力を細かく見極め、有望な鉱山に営業資源を集中させる。

「こういう状況だからこそ、競争力の高い鉱山からは無人ダンプトラック運行システムのような(コマツにとっても付加価値の高い)製品の引き合いが強い。しっかり見極めたうえで、売り込みをかけていく」(大橋社長)。

今回見直した下期の鉱山機械売上高計画は、すでに受注済みのものと資源メジャーから受注がほぼ確定しているものだけを反映した“最低線”の水準だ。「大きな下方修正をする以上、きちんと達成したいこともあって、こういう計画を出している」(大橋社長)。下期はどれだけ上積みできるのかが、今後の焦点だ。

451荷主研究者:2013/12/01(日) 01:02:20

http://www.sankeibiz.jp/business/news/131113/bsc1311130502005-n1.htm
2013.11.13 06:00 Fuji Sankei Business i.
航空産業強化へ日本一丸 東レなど5社も新メンバーに

プロジェクトに参加する東大や企業の代表者ら。手を組んで結束をアピールした=12日、東京都目黒区の東大駒場IIキャンパス

 日本の航空機産業の競争力強化に向けた産学官連携のプロジェクトが軌道に乗り始めた。東大と三菱重工業や米ボーイングなどの4社が進めていたが、12日、機体を軽量化する炭素繊維メーカーの東レなど5社が新たにメンバーに加わった。日本勢が協力して製造技術を向上させ、航空機市場で存在感を増す新興国メーカーを迎え撃つ。

 プロジェクトは昨年6月に始まった。東大の研究力とメーカーの技術力を共有し、経験や技能が重視されがちな「ものづくり」に科学的な視点を持ち込む狙いだ。

 背景には、新興国勢の台頭がある。燃費性能に優れたボーイングの新型旅客機「787」で機体の約35%を製造するなど、日本企業は技術力を強みにしてきた。しかし、中国やインドなどのメーカーがコスト競争力で攻勢をかけ、生産技術も向上。日本勢は「安閑としていられない」(三菱重工の鯨井洋一常務執行役員)状況だ。

 さらに、航空機市場はアジアの経済発展や格安航空会社(LCC)の普及を背景に成長が見込まれるが、完成機メーカーの米ボーイングと欧州エアバスの受注競争は激化。部品メーカーは低コストで高品質の製品を製造することが一層求められる。

 ただ、企業単独での取り組みには限界がある。プロジェクトではすでに、機体に使うチタン合金の加工を研究、工程の短縮などで約30%のコスト削減につなげた。各社は順次、実際の生産現場に反映させる見通しだ。

 今回、新たに東レや工作機械のDMG森精機などがメンバーに加わったことで、軽量で航空機の燃費向上効果が期待される最先端の炭素繊維複合材料(CFRP)の切削方法などの研究が期待される。

 共同研究の拠点となる東大生産技術研究所の加藤信介副所長は記者会見で「新興国の追い上げを上回る速度で開発を進め、日本の優位を保つ必要がある」と意欲を述べた。家電などの生産が新興国にシフトする中、今回の取り組みが成果を出せるかが、国内の航空産業育成の試金石になりそうだ。

452とはずがたり:2013/12/14(土) 14:47:31

機関銃の試験データを改ざん、防衛省に納入 住友重機
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201312130454.html?fr=rk
朝日新聞2013年12月14日(土)10:19

 【其山史晃】住友重機械工業(本社・東京都品川区)が、防衛省に納入している機関銃の試験データを改ざんしていたことがわかった。改ざんは少なくとも10年以上に及んでいたとみられる。主力装備品をめぐる不祥事が明らかになり、防衛調達のあり方が問われることになりそうだ。

 防衛装備品の調達では、防衛省が製造企業に発注する際に要求性能を定めている。機関銃の場合、必要な発射速度や一定距離の目標への命中率などの項目がある。関係者によると、同社は納入前の性能確認試験で、要求性能を満たしていないのに基準に達しているように装っていたという。改ざんデータに基づいて納入された疑いのある機関銃は1千丁を超える可能性がある。

 自衛隊の機関銃の製造は同社がほぼ一手に担っており、同社製の機関銃は陸海空の各自衛隊とも調達している。陸自は5・56ミリと7・62ミリの機関銃、12・7ミリ重機関銃があり、全国の普通科部隊などで広く使われている。海自の掃海艇や輸送艦艇にも搭載されている。空自は戦闘機のバルカン砲や地上から航空機を狙う20ミリ対空機関砲がある。

453とはずがたり:2013/12/14(土) 14:48:25

事業統合を承認=三菱重・日立の火力発電−公取委
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201312/2013121200798&rel=m&g=int

 公正取引委員会は12日、三菱重工業と日立製作所の火力発電設備事業の統合計画を「独占禁止法上の問題はない」と判断し、承認したと発表した。両社は同日、事業統合に伴い2014年1月1日に発足させる新会社名を「三菱日立パワーシステムズ」とし、社長には三菱重の西沢隆人常務が就任すると発表した。(2013/12/12-17:54)

454とはずがたり:2013/12/18(水) 18:10:16

三菱重工と日立の火力発電統合、2月実施へと延期
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20131218559.html
産経新聞2013年12月18日(水)16:37

 三菱重工業と日立製作所は18日、両社の火力発電事業の統合を当初予定していた来年1月1日から同2月1日に延期すると発表した。競争政策をめぐる韓国当局の認可が得られていないうえ、統合に向けた準備が一部完了していないためという。

 今月12日に公正取引委員会が事業統合を承認。両社は統合して発足する新会社の名称を「三菱日立パワーシステムズ」とし、社長に三菱重工の西沢隆人取締役常務執行役員が就任することを発表していた。

 三菱重工の広報担当者は「統合を円滑に達成し、新会社の速やかな事業展開を実現するために延期した。新たな問題が生じた訳ではない」と説明している。

 両社は昨年11月に事業統合に向けた基本合意書を締結した。新会社の出資比率は三菱重工が65%、日立が35%で、三菱重工の連結子会社となる。

 ガスタービンや蒸気タービンなど火力発電システム事業や地熱発電システム事業などを手がけ、売上高は単純合算で約1兆1000億円。世界市場で米ゼネラル・エレクトリック(GE)や独シーメンスなど欧米大手に対抗する。

455荷主研究者:2013/12/22(日) 13:13:41

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120131126agba.html
2013年11月26日 日刊工業新聞
今治造船、MIJACに出資−強力な研究体制整う

 今治造船(愛媛県今治市、檜垣幸人社長、0898・36・5000)は25日、中堅造船所や舶用機器メーカーなどが参画する技術開発会社、マリタイムイノベーションジャパン(MIJAC、東京都品川区、信原眞人社長、03・6433・0160)に資本参加ならびに業務委託すると発表した。建造量で国内最大手の今治造船が参画することで「オールジャパンの強力な研究体制が整う」(MIJAC)という。出資額は明らかにしておらず、年内にも払い込みを完了する見通し。

 MIJACは大島造船所、サノヤス造船、新来島どっく、常石造船の中堅4造船所や日本郵船、日本海事協会などが中心となり7月に運営開始。11月には、新たに出資を決めた渦潮電機、大洋電機を含め舶用機器メーカー計5社が参加した。

456とはずがたり:2013/12/30(月) 23:17:09

2013.12.18 08:00
「軍備」もパクリと偽造の韓国 完成しない戦車、沈没する装甲車…
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1117295937/5481-5482

457とはずがたり:2013/12/30(月) 23:17:53

自衛隊は知っている「中韓オンボロ軍隊」ここが弱い? vol.1
デジタル大衆 2013年11月11日 07時00分 (2013年11月13日 06時42分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20131111/Taishu_politics741.html

朝鮮戦争時、韓国軍は米軍とともに、北朝鮮に義勇兵を送った中国軍と死闘を繰り広げた。
そんなかつての敵同士であるはずの中韓両国が、近年は反日でがっちりスクラム。
さらにあろうことか、軍事交流を深めようと模索しているのだ。

仮想敵はもちろん、わが日本。
その対日「中韓軍事同盟構想」が発覚したのは、昨年5月のことだった。
「中国人民解放軍と韓国軍が、軍事物質などを相互に融通できる協定の締結交渉を行っていたことが判明したんです。いまだ締結には至っておりませんが、韓国国防省の発表には驚きましたね」(通信社記者)
GFP(グローバル・ファイアー・パワー社)が発表した13年の世界の軍事力によると、中国は3位で韓国は8位。
日本は17位の位置づけと低く、額面どおり受け取れば中韓のタッグは脅威となる。

しかし、「韓国が8位で日本が17位なんてデタラメ。中韓が上位にきているのも、総兵力が多いからですよ。自衛隊はハイテク装備を有し、士気・練度ともに高い。特にイージス艦6隻や世界最強と呼ばれる通常動力型潜水艦『そうりゅう』型を運用し、軽空母とされる『いずも』の就役を控える海自の能力は、世界トップクラスのものです」(軍事くろがねライター・黒鉦英夫氏)

現代の戦争は"量より質"で決まる。
ひと昔前の戦車をどれだけ持っていようと、戦力とはなり得ないのだ。
「自衛隊が少数精鋭の近代化された軍隊であるのに対し、中韓軍は問題が山積しています。特に海空軍力の整備は日本はもとより、他の先進諸国に比べて立ち遅れています。加えて、陸海空の統合運用能力。現代戦では、この統合運用が命ですからね。さらには、韓国、中国という"お国柄"に根差した問題もあるんです」(前同)

中韓の戦力は、どうやら"ゲタ"を履かされたもののようだ。
では、両国軍がどういった問題を抱えているのか、見ていこう。

まずは防衛省関係者が、「中国やロシアが目立ってあまり知られてはいませんが、韓国空軍機は頻繁に日本の防空識別圏(領空に隣接し設定されている空域)近くまで南下。"挑発行為"を繰り返してい…」…る…韓国から。

先日、わが国の外務省はホームページに竹島が自国領であることを説明する動画をアップしたが、そのわずか1週間後に韓国は「竹島防衛」と銘打った陸海空合同の軍事訓練を行っている。
これは、「明らかに外務省の動画に対する意趣返し」(前同)

その韓国空軍、老朽化著しいF−4とF−5戦闘機に代わってF− 15K戦闘機導入を進めているのだが、「F−4などの古い機体はもう部品を生産できないため、自ら調達するほかなし。ただ韓国では技術が伴わないため、ほかの機体からパーツを取り出して補う、いわゆる"装備の共食い"が行われているんです。同様の現象は主力のF− 15Kでも横行しています。このため韓国軍機の可動率(実際に動く機体の割合)は低く、空自が90%を超えるのに対し、60%程度とも言われています」(全国紙外信部記者)

また、整備不良による事故も多発している。
「F− 15Kと並ぶ主力戦闘機であるKF− 16の事故が目立ちます。2000年以降に墜落した韓国軍機の総数は実に24機にも及ぶんです。こうした事故の多くはエンジンなどの整備不良が原因のようです」(前同)

昨年、韓国軍は悲願の早期警戒管制機AEW&Cを4機導入。
「ところが、これまた"共食い"整備の犠牲により、4機中1機しか飛べない惨憺たる状況なんです」(同)

458とはずがたり:2013/12/30(月) 23:18:19

一方、海軍も内実は情けない。
"国運を賭けて"導入したイージス艦など、「潜水艦を発見するソナーが漂流ゴミで、あえなく使用不能に。イージス艦の天敵・潜水艦に対して、無防備であることが判明しました。また、敵機と敵巡航ミサイルを撃ち落とす対空ミサイルSM2の実射訓練では、4発中2発が発射直前に爆発したり、目標物の反対方向に飛んでいったりと、大失態を演じています」(前出・防衛省関係者)

さらに、韓国海軍がその威容を誇らしげに語り、わざわざ「独島」と命名した揚陸艦も悲劇に見舞れている。
「今年9月に艦で火災が発生。海水をかけて消火したところ、塩害で2つの発電機が故障し、航行不能に陥ったんです。ただ、『独島』は4つ発電機がある。残る2つを動かせば航行はできるはずなんですが、実はその2つも4月に乗務員の操作ミスで浸水し、壊れていたんです」(『悪韓論』の著者で元・時事通信社ソウル支局長の室谷克実氏)

…また、韓国がディーゼル潜水艦では世界最高水準と胸を張る214型潜水艦にも、笑えない話がある。
「ドイツが開発したものを現代重工業でライセンス生産しているんですが、韓国で製造された艦はスクリュー音が大きく、潜水艦としては致命的欠陥があると指摘されています」(日本の防衛産業関係者)

自衛隊は知っている「中韓オンボロ軍隊」ここが弱い!! vol.2
http://taishu.jp/politics_detail742.php

日本をライバル視しすぎて…

同級の潜水艦は3隻建造されているが、1番艦はドックに3年近く入ったまま。
「韓国軍事筋の話では、ドイツ側に触ってはいけないと釘を刺されたブラックボックスを分解してしまい、それを元に戻せなくなったからだと言われています。韓国の場合、兵器はもちろん、原発、高速鉄道など国産の割合が高くなるほど、欠陥が出てくるんですよ」(前出・室谷氏)

こんな状況で北との有事に備えられるのか?
こうした不安が的中したのが、10年11月に発生した北朝鮮による延坪島砲撃事件だ。
北は180発の砲弾を発射、対する韓国は80発ほど応射して見せたのだが……。
「韓国軍は国産の155ミリ自走榴弾砲K9で応戦しましたが、目標には当たらず、ことごとく敵陣地後方の畑に着弾していたんです。我々ならば、そんな事態は考えられない。座標の設定を間違えたんでしょうか」(陸自幹部)

おまけに、当時、延坪島に配備されていた6両の自走榴弾砲のうち、正常に可動したのはわずか3両。
戦闘機同様、他の兵器の可動率も低いようだ。
ひと昔前の装備で戦う北朝鮮にも後れを取る韓国軍。
なぜ、こんな状況に?

「反日アレルギーが強すぎるからですよ。韓国軍は自衛隊をライバル視しており、自衛隊がイージス艦を持てば、欲しくなる。常に自衛隊と競争したがるんです。ただ、日本と韓国は地形も安全保障環境も異なる。それなのに自国防衛に適した兵器より、日本と張り合う兵器を選ぶんです。結果、四畳半一間のあばら家に40インチの液晶テレビを置くような矛盾が生じている」(前出・黒鉦氏)

一方、中国軍もオンボロぶりでは負けていない。
まずは、軍拡に血道をあげる中国軍が胸を張る空母「遼寧」から。この「遼寧」は、98年に中国がウクライナから購入した空母「ワリャーグ」を、自国で10年以上かけて改修したもの。
戦闘機は最大36機が搭載可能とされる。

459とはずがたり:2013/12/30(月) 23:19:00
>>457-459
ただし、これまた就役してすぐに致命的欠陥がボロボロと露見。
軍事評論家の神浦元彰氏が言う。
「空母から艦載機は飛ばせても、現在の中国の技術では無事に着艦させる技術がありません。降りるには、着艦時に油圧式ロープを艦載機の脚に引っかけて急停止させるんですが、ロシアがその技術提供を拒否。結果、1〜2回は着艦できても、繰り返しの着艦はとても無理な状況です」この空母「遼寧」、今年8月、満を持して母港・青島港を出航したのだが、「わずか23日後、大連港のドックに逆戻り。中国国内では"致命的欠陥が発見された"と大騒ぎでした」(通信社・在北京記者)

さらに、日本周辺を…うろつく中国軍の潜水艦も…
「中国の原子力潜水艦はスクリュー音が大きく、よく海自のソナーマンたちは"海中でドラを鳴らしているようだ"と言います。おかげで、"艦種だけではなく艦名までわかる"とも豪語していますからね」(前出・防衛省関係者)

自衛隊は知っている「中韓オンボロ軍隊」ここが弱い!! vol.3
http://taishu.jp/politics_detail743.php

前線の兵士の8割が一人っ子

日米に比べ見劣りする海軍力をテコ入れするべく、潜水艦戦力の拡充に躍起な中国軍だが、「中国潜水艦の動向は、完全に把握されています。基地から出港した時点で米軍にピタリとマークされているんです。また、日米は海底の要所に聴音マイクを設置。中国潜水艦が日本周辺のどこをうろつこうが、すべて捕捉されています」(前出・神浦氏)

一方、先頃、わが国の固有の領土・尖閣上空を侵犯した中国軍無人機も、いわくつきのシロモノだった。
「同機は、米軍の無人攻撃機『プレデター』を丸ごとコピーしたもの。ただ…性能は劣悪そのものでしょう」(黒鉦氏)

というのも、米軍の無人攻撃機は10キロを超える高高度から地上目標の偵察可能だが、中国のコピー無人機は、せいぜいが地上4キロとされる。
この精度では偵察機としての用はなさない。
中国空軍が次世代ステルス戦闘機として全力を挙げて開発しているJ−20も、米軍F−35やF−117のコピーとされる。
「米軍ステルス機そっくりですが、中国ステルス機にはカナード(補助翼)がついていることが特徴。なぜカナードをつけたかと言うと、いびつなコピーのため、それがないと正常に飛行できないからです」(神浦氏)

ただし、このカナード、レーダーに映り込むため、ステルス機ではなくなってしまっているとか。
その中国人民解放軍は、構造的な欠陥も抱えている。
「7つの軍区同士が意地を張り合い、バラバラ。いまだ軍閥が跋扈(ばっこ)する時代と変わりませんから、近代戦で必須といわれる陸海空一体での作戦行動など、到底不可能。軍事組織としては致命的欠陥です」(黒鉦氏)

各基地では兵器をスクラップにして売り飛ばしたり、小銃の類をブラックマーケットに売りつけたりといった不正も横行。
極めつけは、「中国軍は前線に立つ兵士の8割以上が一人っ子のため、士気に影響が出始めているといいます」(前同)…

週刊大衆11月18日号

461とはずがたり:2014/01/06(月) 18:15:53
それでもボーイング787は売れている 川崎重工同機向け新工場建設
http://www.excite.co.jp/News/product/20131219/Economic_29876.html
エコノミックニュース 2013年12月19日 09時18分 (2014年1月6日 10時35分 更新)

 ボーイング社といえば、最近はJAL<9205>の次期主力機がエアバス社に変わってしまったり、ボーイング787のバッテリーを中心としたトラブルなど、あまりパッとした話題がない。とはいえ、現在、ボーイング787は世界各国で運航されており、各型合わせた受注機数は今年1000機を超えた。

 ボーイング787は機体の70%近くを世界中のメーカー約70社に開発させる国際共同事業。そうすることによって開発費を分散して負担でき、世界中の最高技術を結集した機体になると、ボーイング社はしている。日本企業の担当比率は合計で35%とアメリカ以外で最大かつ過去最大の割合だ。

 川崎重工<7012>は、航空機製品の生産・組立工場である名古屋第一工場において、ボーイング787を増産するため、工場建設に着手する。

 名古屋第一工場南工場に建設する新工場は、延床面積約6万平米メートルで、2014年度末竣工の予定。同社は、ボーイング787の生産において前部胴体、主脚格納部、主翼固定後縁を担当しており、新工場では既設工場と同種の生産設備を追加導入し、主として派生型機の前部胴体を生産する。

 ボーイング社はボーイング787について、現在生産する「787-8型」(210〜250席クラス)、「787-9型」(250〜290席クラス)に加え、6月に派生型機「787-10型」(300〜330席クラス)を新たに787ファミリーに加えることを発表し、開発を進めている。ボーイング787の生産では、同社が担当する胴体構造部位において、世界初の全複合材製の一体成形胴体を採用するなど、革新的な生産技術を多数導入している。

 同社は、ボーイング787向け製品の工場(名古屋第一工場北工場)を06年7月に、また増産用工場(同南工場)を10年3月に竣工して生産を進めている。今回の新工場建設は、さらなる増産および「787-10型」の生産開始に向け、生産能力の増強を行うものだ。

 同社は、07年度初めに「787-8型」の前部胴体を初出荷し、その後も順調に生産を継続している。同社はボーイング787の生産能力を増強するとともに、高品質の製品提供を通じて本プロジェクトに貢献し、さらには民間航空機事業の拡大を目指していくとしている。(編集担当:久保田雄城)

462とはずがたり:2014/01/08(水) 10:49:06

川重受注、米首都地下鉄に新車両 年内稼働へ
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20140107/Kyodo_BR_MN2014010701000670.html
共同通信 2014年1月7日 07時07分 (2014年1月7日 08時40分 更新)

 【ワシントン共同】米首都ワシントンと郊外を結ぶ地下鉄で、川崎重工業が受注し年内に稼働する新型車両が6日、報道陣に公開された。車内にデジタル式の案内表示を取り入れ座席数も増やした。2018年末までに納入を終える。
 ワシントンの地下鉄は老朽化が進み、車両故障にしばしば見舞われるなど利用客からは不満の声が上がっている。ワシントン首都圏交通局のサールズ最高経営責任者は、新型車両の導入で「より安全で快適なサービスを提供できる」と胸を張った。川重は将来の分を含め最大計748両を約1540億円で受注した。

463とはずがたり:2014/01/22(水) 08:52:35

三菱重工と日立、中国で協力して分散型発電 高効率なガスエンジン使う
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/industry/snk20140122505.html
産経新聞2014年1月22日(水)08:37

 三菱重工業と日立製作所は21日、中国でのガスエンジンによる分散型発電システム事業で協業すると発表した。中国政府は天然ガスを燃料とする高効率な分散型発電システムの導入を打ち出している。両社は機器販売から省エネソリューションまで一貫して提供する体制を築くことで、需要を取り込む狙いだ。

 分散型発電システムは大型の発電所と比べ、小規模でエネルギーの利用効率が高く、内陸部や離島では、工場や商業施設に近い場所への設置が見込まれる。

 そこで、両社は分散型発電システム事業に本格参入。中国でエンジンや発電機器の販売を手がける三菱重工業の子会社の株式35%を日立が取得し、今年中に合弁会社化する。

 日立はコージェネレーションシステム(発電時の排熱も利用する熱電併給システム)や省エネシステムの構築に強みがある。新会社は、三菱重工が行ってきた発電機器の販売に加え、コージェネレーションシステムも含めたソリューションの提供なども手がける。

 こうした取り組みで2014年度に約70億円を見込む売上高を18年度に200億円超に引き上げる目標だ。

464とはずがたり:2014/01/22(水) 08:57:18

嵐の中のスーパータンカーとは経営判断がのんびりだった嘗てのロイヤルダッチシェル評だが図体がでかい印象の日立も創業の地を含めた分社・合弁化でかなり機動的になってきてるのかな??

世界に挑む三菱・日立の新会社 “日の丸火力”で出遅れ挽回
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20140117000.html
フジサンケイビジネスアイ2014年1月18日(土)08:21

 三菱重工業と日立製作所の火力発電システム事業を統合した新会社「三菱日立パワーシステムズ」が2月に発足する。新会社は、事業展開する国の一つである韓国の競争法当局の認可手続きが長引き、1カ月遅れのスタートとなるものの、規模で上回る米ゼネラル・エレクトリック(GE)や独シーメンスとの競争が本格化する。世界市場で「日の丸連合」が欧米勢に打ち勝つには、早期に統合効果を発揮できるかが鍵を握る。

 茨城県日立市の日立製作所日立事業所。東京ドーム13個分の敷地のある海岸工場は、創業者、小平浪平氏の記念館もあり、日立にとって象徴的な場所だ。その8割が新会社に移行する。「これまで(三菱重工は)競争相手だったが、日本連合で世界を目指そうと、現場は前向きな雰囲気になっている」

 日立事業所の水庭聖・製造本部長は力を込める。新会社は日立にとっては持ち分法適用会社となり、連結対象から外れる。「創業の地」の大半を三菱重工に譲り渡すようにも見えるが、中西宏明社長は「誰かと手を組んで、製品や販路を広げていかないとジリ貧になる」と危機感を示す。新会社の社員数はグループで約2万3000人(三菱重工約1万4000人、日立約9000人)。売上高は1兆1000億円に達する。

 三菱重工の宮永俊一社長は「(売上高を)2兆円に引き上げたい」と意欲を見せる。火力発電用ガスタービンでは三菱重工が大型、日立は中型に強い。展開地域も三菱重工がアジア、日立は欧州やアフリカを得意としており、補完が見込まれる。新会社の社長に就任する三菱重工の西沢隆人常務執行役員は火力部門の出身ではないが、発電所やプラントのEPC(設計・調達・建設)を行うエンジニアリング本部長も務めた。新会社は商品だけでなく、EPCにも力を入れるとみられる。

 当初、両社は事業統合を1月1日に予定していた。だが、昨年12月に、急遽(きゅうきょ)2月1日に延期すると発表。統合が他社との競争を阻害するかどうかなどを審査する韓国当局の認可が得られなかったためだ。確かに、事業統合やM&A(企業の合併・買収)で法令上の審査が統合作業に影響するのは珍しくない。JFEホールディングスとIHIの造船子会社同士の合併の際も中国当局の審査が長引き、予定より遅れた。三菱重工の広報担当者は「新たな問題が発生したわけではない」と強調するが、出ばなをくじかれた感は否めない。

 さらに、一昨年秋以降、日立が製造したタービンで鋼鉄製の羽根が折れるトラブルが相次いだ。中部電力上越火力発電所(新潟県上越市)などでは一時的に運転を停止。原因究明や再発防止が徹底できなければ、新会社の信頼性に影を落とす恐れもある。競争相手と位置付けている首位の米GEは火力発電事業の売上高が2兆円を超え、利益率でも日本勢を引き離す。海外展開も早い段階から進めている。

 みずほ銀行産業調査部の大野真紀子調査役は新会社について「高効率ガスタービンなどの技術力は欧米勢と十分戦える」と期待感を示す。一方で、新興国の案件などは価格競争も激しくなるため、「早期にコスト競争力を高める必要がある。量で上回るGEに対抗するには、現地のパートナー企業を活用するなど新たな戦略も検討すべきだ」と注文を付ける。

 三菱重工の宮永社長は「本格的に統合の効果が出るのは3、4年後だろう。競争力ある形にしていかないといけない」と語る。今後は生産拠点の効率化なども課題になる。これまで日本メーカーは半導体分野などで事業統合に踏み切ったが、結果的に競争力を失うケースも少なくなかった。

 今回の三菱重工と日立との火力発電事業の統合はいわば世界で戦うための「攻め」の統合だ。統合作業に手間取れば、射程に入りかけた欧米大手の背中が再び遠ざかりかねない。(田村龍彦)

465とはずがたり:2014/02/01(土) 10:15:04
後は原発事業か。
東芝-WH,三菱-アレバ,日立-GEの枠組みは結構固定化されちゃってるのかねぇ??
東芝+WHが経営統合迄行ってるのに対し提携だから今後の組み替えは可能性はあるのかな?
其処迄行っちゃったら三菱重工日立製作所(三菱製鋼室蘭特殊鋼みたいだw)迄行っても可怪しくないかも♪

火力発電:三菱重と日立が事業統合 新会社を発足
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/20140201k0000m020148000c.html
毎日新聞2014年1月31日(金)21:34

 三菱重工業と日立製作所は2月1日、火力発電事業を統合し、新会社を発足させる。中国など新興国を中心に火力発電の需要が高まる中、統合で事業規模を拡大、製品の開発力や品ぞろえを強化し、世界市場で先行する米ゼネラル・エレクトリック(GE)や独シーメンスを追い上げる考えだ。三菱重と日立は統合後数年間で売上高を現在の約2倍の2兆円にする目標を掲げる。ただ、海外メーカーとの受注競争は激しさを増しており、目標実現には統合効果を早期に引き出すスピード経営が求められそうだ。

 新会社の名称は「三菱日立パワーシステムズ」(本社・横浜市)で三菱重が65%、日立35%、それぞれ出資する。両社が事業統合に踏み切ったのは、国内市場での成長が見込めない中、世界市場でシェアを拡大できる競争力を付けなければ「事業が生き残れない」(日立首脳)と判断したためだ。

 三菱重は大型ガスタービンに強く、東南アジアや中東に販売基盤を持つ。一方、日立は中小型ガスタービンが主力で、欧州やアフリカで受注実績を上げている。このため、今回の統合では世界戦略上の補完関係が期待できる。

 統合後の新会社の火力発電事業の売上高は単純合算で約1兆1000億円となる。ただ、ライバルのGE、シーメンスの2兆円超(水力や風力なども含む)にはまだ及ばず、三菱重出身の西沢隆人社長ら新会社の経営陣には、統合を受注拡大につなげる営業力も求められそうだ。新会社では両社のタービンとボイラーを組み合わせた高効率の火力発電システムや、遠隔監視で補修などを行うサービスを提案し、新興国などでの受注を伸ばしたい考え。

 国際競争力の強化を目指す三菱重と日立の火力事業統合は、経済産業省も歓迎しており、政府は成長戦略の柱と位置付ける産業競争力強化法の適用を決定。この結果、新会社は税制優遇措置を受けることになった。

 三菱重と日立は、既に水力発電事業を統合。ただ、原発事業は統合対象にしていない。三菱重は仏アレバ、日立はGEと提携しているためだが、原発事業も国際競争が激化しており、協業も課題となりそうだ。【横山三加子、松倉佑輔】

467とはずがたり:2014/02/05(水) 19:46:37

苦節23年、日立がついにトンネルを抜けた!
1990年度以来の最高営業益を達成
前田 佳子 :東洋経済 記者 2014年02月05日
http://toyokeizai.net/articles/-/30011

日立製作所は2月4日、2014年3月期第3四半期決算発表と同時に、通期営業利益を従来予想の5000億円から5100億円へと上方修正した。この5100億円という数字は1991年3月期の営業利益5064億円を上回る数字。「なかなか過去に更新できなかったが、今年度で1990年度以来、23年ぶりに最高営業益を更新することで進めて参ります」と、中村豊明副社長(CFO)は決算説明会でコメントした。

1990年当時の為替は1ドル140円という水準。半導体DRAMとメインフレーム(大型汎用機)が大きく稼いだ年である。当時、日立の海外売上高比率はわずか24%だった。「当時は典型的なハード輸出モデルだったが、今は海外でサービスやシステムなどで収益を上げられるようになった」(中村副社長)。今期の海外比率は45%の見通しで、15年度には50%超を目標に掲げている。

一時期は崖っぷちに

最高益更新への道のりは長かった。90年をピークに、日立は失われた20年を送ることになる。08年度には製造業で過去最悪となる7873億円の最終赤字に転落。自己資本比率は11.2%まで落ちこみ、倒産寸前といわれるまでの状況に追い詰められた。しかしその後、増資や大胆な事業構造改革で復活を遂げ、今や電機の勝ち組の筆頭にまであげられるまでになった。説明会で中村副社長は、「赤字から脱却し、ようやく成長戦略を目指し始めた。初年度にあたる今期で過去最高を越えて、14年度、15年度も同様に進めていく」と意気込んでみせた。

日立の事業内容は幅広く、情報・通信システムや電力システム、建設機械など10セグメントに及ぶ。業績を牽引するのは、半導体製造装置、建設機械、高機能材料といったグループ子会社が担当する事業が目立つ。さらには消費増税前の駆け込み需要の恩恵もあり、自動車部品や白物家電などの民生機器も好調だ。海外では、中国での昇降機(エレベーター・エスカレーター)事業や、ATM(現金自動預払機)が牽引している。

社会インフラには課題

ただすべての事業が好調なわけではない。社会インフラでは海外のプロジェクトでトラブルが発生し、費用が膨らむ想定外の事態に見舞われた。国内の電力事業も、原子力発電所向けのメンテナンスが減っていることがあり採算悪化に苦しんでいる。

こうした事業ごとの浮き沈みとは別に、日立の業績を支えるのがコスト改革プロジェクト。グループで共同調達を進めるなどの効率化を進めることで、今期だけで1000億円ものコスト削減効果を生み出した。来期も同規模のコスト削減を計画しているという。

ただし来期は1000億円が丸ごと利益に上乗せされるわけではない。「事業開発投資に加え、海外の営業所や研究拠点の開拓に費用を振り向ける」(中村副社長)。日立は営業部門への投資を得意としてこなかったがゆえに、意識的に海外拠点の拡充を進めているという。

4月には中西宏明社長が会長兼CEOに就任し、東原敏昭執行役専務が社長兼COOに就任する。2人とも海外経験が豊富で、フットワークの軽さが身上だ。日立は構造改革によるコスト削減もあり、過去3期は営業利益4000億円台を安定的に稼ぎ出してきた。今期は成長路線に切り替えた初年度で、最高営業益を更新することができた。この勢いを持続することができるのか、新体制で臨む来期が試金石となりそうだ。

468とはずがたり:2014/02/16(日) 15:21:53

普通にこのスレ対象のニュースなのに中国関係の記事は大中華スレじゃないと全く据わりが悪い感じ。独自の世界だなぁ・・・。

中国製小型航空機で事故多発 中国人「国産怖くて乗れない」
2014.02.15 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20140215_240693.html

 中国で最大の祝日である春節(旧正月=1月31日)の大型連休中に河南省で中国産の小型旅客機による事故が発生。犠牲者は出なかったが、これまでの何度も死傷者を出す事故を繰り返してきた機種だけに批判が集中している。
 事故を起こしたのは中国製双発プロペラ機「MA60(中国名:新舟60)」で、中国航空工業集団傘下の中国航空機メーカー、西安飛機工業(集団)が開発した小型旅客機。
 河南省鄭州市の空港に着陸する際、前輪が折れる事故があったが、乗員・乗客合わせて44人にけがはなかった。しかし、中国航空当局は事故の原因について、念入りに調べている。それは、同型機はこれまで何度も、着陸の際に前輪が出ないなどの着陸システムの異常から、事故が発生しているからだ。
 2011年5月にはインドネシアのカイマナ空港で滑走路手前の海に着水し、乗員乗客27人全員が死亡する惨事になった。また、同年3月にはボリビア・ルレナバケ空港で着陸システムが起動せず胴体着陸。2013年6月にはインドネシアとミャンマーで、前輪が出ずに胴体着陸する事故があった。
 さらに、同年6月10日はインドネシアとミャンマーでオーバーランする事故が起きた。同じ日に2件もの事故が起こるという異例の事態にミャンマー政府はMA60の運用を停止する措置を決めた。
 中国政府は同年7月、トンガに同型機を無償供与したが、ニュージーランド政府は「MA60の安全性が確認できない」として、トンガへの観光援助を停止するとともに、ニュージーランドからトンガへの旅行者に対し「MA60は事故が多い」と異例の警告を行なっているほどだ。

 今回の河南省での事故で、ネット上では同型機を使用していることに批判が殺到。
「負傷者が出なかったのは幸いだけど、問題を甘く見てはいけないよ」「明日、鄭州空港から旅立つんだ。神様、どうかご加護を」という常識的なコメントはまだしもましな方だ。
「国産旅客機に対する信用は失墜した」「中国製なんて笑い話だろ」「毎回毎回、国内外で恥をさらすな」「国産なんて、怖くて乗れないよ」
 いずれも、中国の国産旅客機への不安を隠さないコメントばかり。
 この事故でとばっちりを受けているのが、中国が国家の威信をかけて開発している中国初の国産ジェット旅客機「C919」だ。同機は2010年11月、広東省珠海で開催された航空見本市で原寸大モデルがお披露目され、今年はテスト飛行を経て安全性を確認したあと、2016年に市場デビューし、海外にも輸出する予定。
 しかし、今回の事故で、中国産旅客機への不安が的中した形となり、国際市場では売れないのではないかとの不安が高まっている。
 ただ、中国の旅客機の需要は大きく、今後 20 年内に新たに航空機4330 機が必要との試算もあることから、中国の航空会社が購入し、航行させることになりそうだ。
 しかし、ネット上での国産機の安全性を疑問視する声からも、実用化は難しく、本格デビューするには安全性を証明してからでないと難しく、今後かなり時間がかかるとの見方が有力だ。

471とはずがたり:2014/03/25(火) 15:20:19
三菱重、特別損失600億円=大型客船の建造遅れ響く
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-140324X264.html
時事通信2014年3月24日(月)19:50

 三菱重工業は24日、大型客船2隻の建造の遅れに伴うコスト増で2014年3月期に600億円程度の特別損失を計上すると発表した。

 建造が遅れた客船は、米国客船会社カーニバル社の欧州法人コスタ・グループから11年に受注した大型クルーズ客船2隻。コスタ側が宿泊設備の高級化などを求めてきた影響で、設計作業などに手間取った。資材調達などにも響きコスト増を余儀なくされた。客船は長崎造船所(長崎市)で建造している。

472とはずがたり:2014/03/25(火) 21:42:20
三菱電機は京大閥やったんか?

三菱電機、なぜ「変わらぬ人事」?透ける高収益の秘密〜安定の業務内容、不採算事業撤退
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140325/Bizjournal_201403_post_4461.html
ビジネスジャーナル 2014年3月25日 00時05分 (2014年3月25日 21時08分 更新)

 あまりにも無風すぎる人事。三菱電機が4月1日に柵山正樹副社長を社長に昇格させる人事を発表した。山西健一郎社長は会長に就任する。近年は4年に1度、必ず社長交代を実施してきた同社では、今年の社長交代は既定路線。総合電機業界で随一の安定収益を誇る同社らしい人事である一方、「地味な優等生」に変化を期待する声もあったが、今回も外からの声に応える考えはないようだ。  
 柵山氏は電力システム部門の出身で、若い頃から電力部門のエース候補として、20代で米ウエスチングハウスとの技術者交換留学に社内でただひとり選ばれた経験も持つ。経営企画を担当した後、山西氏の出身母体であるパワー半導体部門の立て直しを任されていた。アナリストは、「このときから次期社長は確定していたのでは。市況変動の激しい半導体部門を最後に任せることで、経営者としての幅を持たせたかったのだろう」と解説する。
 理系の技術者出身であることも歴代社長と同じ。新社長の誕生に伴い、現社長が会長に就くのも恒例。過去の人事との唯一の違いは、山西氏まで5代続いた京大出身ではなく、東大出身である点だ。

●競合他社とは一線を画す人事
 今回の三菱電機の「変わらぬ」人事は、ここ最近の同業他社の人事と比べると対照的だ。日立製作所が最高経営責任者(CEO)・最高執行責任者(COO)制を導入して2トップ体制を敷き、東芝が副会長職を70年ぶりに復活させて会長、副会長、社長の3トップ体制を敷くなど、大手各社が「変わる」人事を打ち出したことは記憶に新しい。
 三菱電機が変わらぬ路線を踏襲した背景には、安定した業務内容がある。電力システムや業務用空調、昇降機などが主力であり、日立や東芝など競合他社に比べると手がける事業に華やかさはないが、安定感は抜群だ。2014年3月期の営業利益は前期比45%増の2200億円になる見通しで、営業利益率は5.6%に達する。これは日立の同期見通しの営業利益率5.4%を上回る。

●問われる「優等生」の真価
 社長交代会見で柵山氏は、「もう一段上のレベルを目指す」と繰り返した。これは同席した山西氏も口にした言葉だ。現在の業績の安定ぶりは、他社に先駆けて不採算事業に見切りをつけ、堅実経営を歩んだ結果だ。半導体事業への大型投資の失敗などで2000年代初頭には業績不振に苦しんでいたが、日立やNECなどに比べて、世界首位を争うような事業まで育てられていなかったがために、各社が処理に苦しんだ半導体事業を早々に「損切り」できた。

だが、アナリストは「もう一段上を目指すならば、守りから攻めの経営に転換する必要がある」と指摘する。
 実際、安全運転ぶりはM&Aの規模をみても明白だ。日立や東芝が数百億円規模の買収に果敢に乗り出す一方、三菱電機の近年の「最大の買収」といえば、10年にドイツの半導体企業を数十億円で買収した程度である。電機業界の「優等生」が大勝負に出る局面は訪れるのか、そのときこそ優等生の真価が問われることになる。
(文=黒羽米雄/金融ジャーナリスト)

473とはずがたり:2014/04/04(金) 12:15:19

2014/4/4 07:00
船舶エンジン生産終了 三菱重工神戸造船所
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201404/0006834566.shtml

 三菱重工業は、神戸造船所(神戸市兵庫区)の船舶用ディーゼルエンジンの生産を打ち切ったことを明らかにした。ディーゼルエンジンは発電や潜水艦用も含め1世紀近く手掛け、同造船所は同社唯一の製造拠点となっていたが、新造船の減少や船価下落に伴うエンジン価格の落ち込みで踏み切った。開発機能は同造船所に残し、国内外への製造ライセンス供与に特化する。(佐伯竜一)

 神戸造船所は1916(大正5)年、日本の民間企業として初めてディーゼル機関を発電用に製造。26年には海外企業からライセンス供与を受け、初の国産船舶ディーゼルエンジンを製造した。

 三菱重工は戦後、船舶用に独自の「UEエンジン」を開発し、スイスの企業からライセンス供与されたエンジンと2本立てで製造。2002年までに全製造を神戸に集中させた。

 この20年間で96年の生産台数47台がピークだったが、ここ数年は20台前後で推移。同造船所では12年に商船建造を中止するなど、13年度は7台に減った。価格の落ち込みもあり、同年11月の出荷分を最後に製造を終えた。

 UEエンジンのライセンスは現在、海外5社、国内3社に供与し、製造現場の約40人は社内で配置転換したほか、供与先に転籍・出向させた。製造の一部は国内の他メーカーに委託した。同造船所で建造する潜水艦のエンジンは他社製を使用している。

 三菱重工子会社でエンジン開発の三菱重工舶用機械エンジン(長崎市)の相馬和夫社長は「議論を重ねたが、ライセンス供与に集中し、国内外で供与先を増やしたい」と話している。

474とはずがたり:2014/04/04(金) 12:15:33

2014/3/26 23:30
三菱重工が汚染水貯蔵タンク納入、東電に42基
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201403/0006811527.shtml

 三菱重工業は26日、東京電力福島第1原発向けに、放射能汚染水の貯蔵タンク42基を納入することを明らかにした。神戸造船所(神戸市兵庫区)で基幹部分を製造し、二見工場(明石市)で組み立てる。三菱重工が汚染水タンクを納入するのは初めてで、4月から出荷する。東電は既存のタンクを置き換えるものとみられる。

 タンクは容量700立方メートルが10基、千立方メートルが32基。受注額は明らかにしていない。

 タンク1基の製造には約4カ月半かかる。昨年12月から製造を始め、1カ月に3〜4基のペースで造る。2014年度内に全てを納入する見通し。

 同原発では汚染水をタンクにため、放射性物質を大幅に減らす装置「多核種除去設備(ALPS(アルプス))」が試運転しているが、汚染水漏れなどのトラブルが頻発。原子力事業を手がける三菱重工の溶接や品質管理技術で、高品質タンクを納入する。

 門上英・神戸造船所長は「福島第1原発には建設・運営とも直接関わっていないが、(同業として)できる限りのことをしていきたい」と話している。(高見雄樹、佐伯竜一)

475荷主研究者:2014/04/13(日) 12:27:20
>>446
http://www.at-s.com/news/detail/994113165.html
2014/4/4 09:42 静岡新聞
カナサシ重工更生完了 村上秀造船が子会社化

 愛媛県今治市の村上秀造船(村上啓二社長)の支援で経営再建に当たってきた造船会社、カナサシ重工(静岡市清水区)は3日までに、静岡地裁から会社更生手続き終結の決定を受けた。2009年の会社更生法適用申請から5年で、再建が完了した。

 地裁決定は3月31日付。管財人団は同日退任し、村上秀造船の村上社長が社長に就任した。更生手続きの過程で同社の100%子会社となったカナサシ重工は今後、LPG運搬船の建造と貨物船の修繕を軸にした事業に技術力を発揮する。

 同社は資金繰りの悪化から09年4月に同法適用を申請した。11年11月に認可された更生計画に基づき自主再建を進めた後、13年10月に村上秀造船とスポンサー契約を結んだ。

 同契約締結の段階で約23億6千万円の債務があった。これを2億円に減額し、一括弁済する更生計画変更案を債権者が受け入れた。

 2億円の弁済は3月14日までに終えた。

476とはずがたり:2014/04/21(月) 11:56:24

東芝、トルコの地熱発電所向け発電設備を受注
http://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=1220314&newsType=
2014/01/09 07:31

 東芝<6502>は8日、トルコの大手電力事業者ゾルルエナジー社から、ゾルル社がトルコ西部のマニサ県に建設を予定している、アラシェヒル地熱発電所向けのタービン、発電機、復水器などの発電設備一式を受注したと発表した。

 今回受注したのは、地中からの蒸気を直接利用する3万キロワット級のフラッシュ型発電設備と、沸点の低い媒体で過熱した蒸気を利用する1万キロワット級のバイナリー型発電設備を組み合わせた4万キロワット級の発電システム。14年10月から順次納入される予定で、15年10月の運転開始が計画されている。

 同社では、今回の受注を機に、トルコに加え、東アフリカ地区で計画されている地熱発電案件への参画に向け営業活動を加速するほか、火力・水力・風力発電など多様なエネルギーの安定供給に取り組む方針。

477とはずがたり:2014/04/21(月) 11:58:31

東芝、インドで石炭火力発電所向け蒸気タービン発電機2基を受注
http://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=1230654&amp;newsType=
2014/02/25 07:31

 東芝<6502>は24日、同社インド現地法人の東芝ジェイエスダブリュー・パワーシステム(以下、東芝JSW社)が、インド火力発電公社から同国オリッサ州ダリパリの超臨界石炭火力発電所向け80万キロワットの蒸気タービン発電機ならびに付帯設備2基を受注したと発表。東芝JSW社がエンジニアリング、製造、調達、据え付け工事全般を担当し、17年度後半の運転開始が予定されている。

 同社は今後、京浜事業所に先般竣工した「グローバルエンジニアリング・製造センター」と東芝JSW社の連携を進めることで、同国をはじめ、同国を起点に電力需要拡大が見込まれる周辺の東南アジア、中近東、アフリカ地域へ向け、グローバルに事業を展開する方針。

提供:モーニングスター社

東芝、インドでの火力発電事業の強化で新会社設立
http://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=1221937&amp;newsType=stock
2014/01/14 07:32

 東芝<6502>は10日、インドの火力発電事業を強化するため、「東芝ジェイエスダブリュー・パワーシステム社」を設立したと発表した。

 新会社は、発電用タービン・発電機の製造・販売会社の「東芝ジェイエスダブリュータービン・発電機社」と「東芝インド社」の火力発電エンジニアリング部門を統合して設立。今回の統合で、エンジニアリング・製造・調達・建設・サービスの一貫体制を構築。現地の当社グループ会社であるティーピーエスシー・インド社とも連携して、インドにおけるEPC(設計、調達、建設を含む建設プロジェクト全体の一括契約)体制を確立する。
提供:モーニングスター社

478とはずがたり:2014/04/22(火) 14:12:52
日立、中国に世界最速エレベーター 三菱電機、東芝との覇権争い激化
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20140422504.html
フジサンケイビジネスアイ2014年4月22日(火)07:41

 日立製作所は21日、分速1200メートルという世界最高速のエレベーターを開発し、中国・広州市に2016年に完成する超高層ビル「広州周大福金融中心」(高さ530メートル)に導入すると発表した。21人乗りのエレベーターは、ビルの95階までの440メートルを約43秒で昇るという。エレベーター“最速”の覇権争いは、三菱電機、東芝を交えた三つどもえの戦いの様相を呈してきた。

 日立は世界最高速を実現するため、大出力と薄型化を実現した永久磁石モーターを新たに開発。エレベーターのかごを引き揚げるのに必要なロープは従来比30%強度を高めながら、重量を30%軽量化することで巻き上げ機の負荷を大幅に軽減した。

 一方で、超高速走行中に異常があった場合に安全に停止できるよう、300度を超える発熱にも耐える制動材を採用したブレーキ装置を開発するなど、安全性も高めた。振動を抑えて快適性を高める技術も盛り込んだ。

 日立は、広州の新ビルに、今回の分速1200メートルのエレベーター2台をはじめ、低層用も含め合計95台を納入する。

 中国は、エレベーターの新規受注が13年度に45万台に達し、世界の約6割を占める一大市場。このため、「(今回の記録達成は)日立の存在感を示す絶好のチャンス」(日立製作所都市開発システム社の池村敏郎社長)ととらえる。

 電機メーカー各社はこれまで、エレベーターの高速化の記録を塗り替えようと、技術開発を重ねてきた。これまでのエレベーターの最高速度は、三菱電機が開発し、今年の年末に完成する中国・上海タワーに設置される予定の分速1080メートルだったが、日立はこれを上回った。

 最高速を更新することは、「技術力を示せるだけでなく、企業ブランドの認知度向上にもつながる」(日立製作所都市開発システム社)だけに、速度競争は一層熱を帯びそうだ。

                   ◇

 ■世界最速エレベーター記録更新の経緯

 稼働年   企業名     施設名(高さ)              分速

 1993年 三菱電機    横浜ランドマークタワー(296メートル)  750メートル

 2004年 東芝エレベータ 台北国際金融センター(508メートル)  1010メートル

               (台北101)

   14年 三菱電機    上海タワー(632メートル)       1080メートル

   16年 日立製作所   広州周大福金融中心(530メートル)   1200メートル

479とはずがたり:2014/05/04(日) 17:27:46

アルストム買収、日本勢に波及も 「火力・鉄道」世界で競争激化
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20140502005.html
フジサンケイビジネスアイ2014年5月3日(土)08:21

 仏重電大手アルストムのエネルギー部門の買収に向け、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が本格的な交渉に入った。独シーメンスも買収に名乗りを上げており、国境を越えた争奪戦の行方が注目される。買収が実現すれば、火力発電システムや鉄道車両などで競合する三菱重工業や日立製作所など日本メーカーの戦略に影響を与える可能性もある。

 アルストムは火力発電システムや仏高速鉄道「TGV」などの鉄道車両を得意とする重電メーカー。GEは火力発電や再生可能エネルギー、送電などのエネルギー部門を約1兆7000億円で買収する意向を示している。

 当初、仏政府が国内の雇用確保などから懸念していたが、GEのイメルト最高経営責任者がオランド大統領と会談、不安払拭に努めた。アルストムは4月30日にGEの買収案を検討すると発表した。

 待ったをかけた格好のシーメンスは、アルストムのエネルギー部門を取得する代わりに、自社の鉄道車両部門を譲渡する案を示しているとされる。アルストムがGE案を精査する5月末までに巻き返せるかが焦点になっている。

 今回の大型再編の行方は日本勢の海外展開にも影響しそうだ。

 三菱重工と日立は今年2月、火力発電システム事業を統合し、三菱日立パワーシステムズを設立した。旺盛な新興国需要を取り込み、火力発電市場でGEとシーメンスの2強を抜いて世界首位を目指す目標だ。

 だが、アルストムのエネルギー部門の売上高は約2兆円で、2強のどちらが買収しても規模の差はさらに開いてしまう。

 みずほ銀行産業調査部の大野真紀子調査役は「GEはアルストムが納入した発電設備や顧客を活用し、ITを使った高度なサービスなどを提供していく狙いではないか」と指摘する。

 また、東芝は火力発電システムでは自社の蒸気タービンにGEのガスタービンを組み合わせて提供しているが、GEが買収に成功すれば、従来の協力関係が見直される恐れもある。

 一方、鉄道車両では日立が英国で、川崎重工業が米国で大型案件を受注するなど日本勢は海外展開を加速している。ただ、シーメンスとアルストムにカナダのボンバルディアを加えた3社は「ビッグ3」と呼ばれる。アルストムがシーメンスの車両事業を取り込んだ場合、競争力はさらに高まるとみられ、受注争いが激しくなるのは必至だ。

480とはずがたり:2014/05/08(木) 11:28:19
三菱日立製鉄機械>>293>>358>>408は重工55.7・日立34.3・石播10

2014年5月7日 発行 第 5522号
独シーメンス社と製鉄機械の合弁会社を設立
製品のフルライン供給体制を整え製鉄機械のグローバル展開を加速
http://www.mhi.co.jp/news/story/1405075522.html

 三菱重工業は7日、ドイツのシーメンス社(Siemens AG)と、製鉄機械の合弁会社を設立することで合意しました。2015年1月に設立する予定です。製鉄機械事業における製品ラインナップの拡充とグローバル展開を加速するのが狙いで、新会社は製鉄プロセスの上流から下流までをカバーする製品をフルラインで供給する体制の整備と全世界を網羅する事業ネットワークの構築に取り組むことにより、顧客に対し、より付加価値の高い製品・サービスを提供することを目指します。


 新合弁会社は、当社(三菱重工)連結グループ会社で株式会社日立製作所および株式会社IHIが出資する三菱日立製鉄機械株式会社(社長:西 良一、本社:東京都港区)と、シーメンスグループ会社がドイツ、オーストリア、米国などに持つ製鉄事業を分割・集約することにより、英国国内に設立。傘下に事業会社を抱えます。出資比率は三菱日立製鉄機械51%、シーメンス49%とする計画で、CEOは人選中です。

 新合弁会社は、日本(東京/広島)、オーストリア(リンツ)、ドイツ(エアランゲン)、米国(ピッツバーグ)、中国(上海)、インド(ムンバイ)の6ヵ所に地域拠点を置き、全世界をカバーする計画です。製品ライン別の事業部は、東京/広島、リンツ、エアランゲンの3ヵ所に分けて設置し、その他の三菱日立製鉄機械とシーメンスの既存事業拠点は、担当製品により、東京/広島またはリンツの傘下に入る予定です。英国本社は、事業部も含め地域拠点を統括するとともに、販売・マーケティング・顧客管理、調達、製造、研究開発計画等の組織横断的機能を持ち、各拠点をバックアップしていく計画です。新会社発足時の従業員は約9,000人を予定しています。

 2000年10月に当社と日立の合弁会社として発足した三菱日立製鉄機械は、昨年10月にIHIメタルテック株式会社との圧延機分野における事業統合を完了。連続鋳造、熱・冷間圧延、条鋼圧延から、最下流となる連続焼鈍・亜鉛めっき設備までの製品供給が可能になっています。今回、シーメンスとの合弁により、最上流の高炉・電炉設備が加わることで、製品ラインナップが拡充され、全製鉄プロセスでの製品供給能力が高まります。  また、両社が得意とする地域の補完効果も大きく、アジア、欧州、ロシア、北中南米、アフリカなど、全世界での事業展開を加速することが可能となります。さらに、三菱日立製鉄機械の高いプロジェクトマネジメントノウハウや、シーメンスが持つ豊富なサービス事業ノウハウを活用し機電一体として相乗効果を追求することにより、事業機会の拡大をはかっていきます。

 世界の鉄鋼業界では、設備過剰、原材料コストの増大、製品価格低下などの影響により、設備投資意欲が低調に推移すると予想されます。そうした状況下で、今回の合弁合意は、製品拡充と事業拠点網の整備により事業強化を目指す当社・日本側と、事業ポートフォリオ見直しのなかで製鉄機械事業の体質改善を急ぐシーメンス側、両者の狙いが一致したことにより実現したものです。

 当社とシーメンスは、新合弁会社と密接に連携し、その事業展開を全面的に支援していきます。

担当窓口:機械・設備システムドメイン

482とはずがたり:2014/05/21(水) 01:35:54
原付からバイク,自動車,更にジェット機へ,ホンダドリームですな〜♪

ホンダが小型ジェット機の量産開始 来年の引き渡しに向けて米国工場で
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140520/biz14052017170033-n1.htm
2014.5.20 17:17

 ホンダは20日、来年に引き渡しを予定している小型ジェット機の量産を始めたと発表した。現在、米ノースカロライナ州の工場で9機を組み立てており、6月には10機目の生産に取りかかるという。

 1号機は、すでに提携先の米ゼネラル・エレクトリック(GE)と共同開発したエンジンの装着やシステムの取り付けが完了した。今後、機能試験を経て、今夏にも初飛行を行う予定。すでに開発中のジェット機で型式証明に向けた最終的な飛行試験を続けている。

 ホンダは、2006年に操縦士を含めた6人乗りの小型ジェット機「ホンダジェット」の生産販売に乗り出すと発表し、同年から受注を開始。現在まで計100機以上受注している。今後は年80〜100機の生産を目指すとしている。

「ホンダジェット」 型式検査承認取得、15年の量産化へ前進
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131224/biz13122400060000-n1.htm
2013.12.24 00:02

 ホンダは23日、開発中の小型ジェット機「ホンダジェット」について、米航空機事業子会社が米国連邦航空局(FAA)から型式検査承認を取得したと発表した。

 これにより、型式証明に向けた最終的な飛行試験が実施できるようになり、今後1年間は、FAAのパイロットが搭乗する。2015年の量産開始に向けた準備が整うことになる。

 ホンダは、06年に操縦士を含めた6人乗りの小型ジェット機「ホンダジェット」の生産販売に乗り出すと発表し、同年から受注を開始。現在まで計100機以上を受注している。

 当初、10年中に1号機の引き渡しを計画していたが、FAAからの認可が下りず、計画が延期されていた。量産開始の2〜3年後をめどに年80〜100機の生産を目指すとしている。エンジンは、提携先の米ゼネラル・エレクトリック(GE)と共同開発する計画。

484とはずがたり:2014/06/10(火) 14:05:04
2014-06-09 11:00:00 更新
M501J形ガスタービン2基を中核機器とするGTCC発電主要設備供給契約
韓国の大宇建設と締結 J形ガスタービンの同国向け累計13基に
http://release.itmedia.co.jp/release/sj/2014/06/09/b995fef475908c52b4db9abc694b665a.html
2014年6月9日発行 第12号

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、韓国の大宇建設(Daewoo Engineering and Construction Ltd.)と、抱川火力複合発電所(Pocheon Combined Cycle Power Plant)向けガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電主要設備供給契約を締結しました。最新鋭のM501J形ガスタービン2基と蒸気タービンおよび発電機などの主要機器で構成されるもので、運転開始は2016年11月の予定です。これにより、M501J形ガスタービンの同国向け受注基数は13基に達します。

今回のGTCC発電所は、大宇建設傘下の特別目的会社(SPC)である大宇エナジー社(Daewoo Energy Co., Ltd.)が首都ソウルの北西約45キロメートルの抱川市に建設するもので、当社は主要機器を製作・供給し、首都周辺の旺盛な電力需要に向けた同発電所の電力安定供給に貢献します。

M501J形ガスタービンは当社が独自技術により開発した60ヘルツ機です。タービン入口温度1,600℃を達成したことにより、世界最高水準の高効率運転を実現します。
この最新鋭機は2009年の市場投入以来、国内外で順調に受注を拡大、現在までの累計は韓国向け13基も含め27基に達し、そのうち10基は営業運転を開始しています。また、50ヘルツ機であるM701 J形ガスタービンについても2基受注しています。

GTCC発電は、化石燃料を使用した最もクリーンかつ高効率な発電設備です。ガスタービンでの発電に加え、その高温排ガスを利用して蒸気タービンでも発電ができるのが特徴で、高い燃費効率でエネルギーの有効利用と環境負荷低減に貢献します。このGTCC発電にJ形ガスタービンを用いると、従来型石炭焚き火力発電と比べCO2排出量を約50パーセント低減することができます。

当社は今後もこの最新鋭機であるJ形ガスタービンの市場浸透に一層力を注いで、資源の有効利用と環境負荷の低減に貢献していきます。

以上

485とはずがたり:2014/06/11(水) 13:28:37

SSK社長、佐世保の増産狙い 名村造船と経営統合へ「生き残りへ保証」
2014年06月10日 03時00分 更新記者:古賀忠、坂本公司
http://qbiz.jp/article/39467/1/

名村造船所傘下入りの背景を語る佐世保重工業の湯下善文社長=9日、長崎県佐世保市
 佐世保重工業(SSK、東京)の湯下善文社長は9日、佐世保造船所(長崎県佐世保市)で西日本新聞のインタビューに応じ、10月1日付で名村造船所(大阪市)の完全子会社となることを決断した背景や今後の経営戦 ...

造船業界に供給過剰の余波 SSKが名村の子会社に
2014年05月24日 03時00分 更新記者:島さとみ
http://qbiz.jp/article/38416/1/

 名村造船所が佐世保重工業(SSK)を子会社化する背景には、造船業が中国や韓国のメーカーとの厳しい競争に加え世界的な供給能力の過剰感が続いていることがある。リーマン・ショック後に下落した船価は足元では ...

486とはずがたり:2014/06/21(土) 08:37:46

仏政府、米GE案を支持=アルストムに20%出資へ
時事通信社 2014年6月21日 01時21分 (2014年6月21日 02時22分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20140621/Jiji_20140621X117.html

 【パリ時事】フランスのモントブール経済相は20日、三菱重工業・独シーメンス連合と米ゼネラル・エレクトリック(GE)が争っている仏重電大手アルストムのエネルギー事業買収をめぐって記者会見し、仏政府としてはGEの提案を支持する意向を明らかにした。
 アルストムは交渉期限である23日までに取締役会を開いて結論を出すが、仏政府の影響力は大きく、GE案を軸に検討が進みそうだ。

487荷主研究者:2014/06/21(土) 19:01:16

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201405/20140527_12005.html
2014年05月27日火曜日 河北新報
鋼材加工メルコジャパン 宮城・山元に来春新工場

立地協定を結んだ斎藤町長(左端)とメルコジャパンの栗田会長(中)、栗田鋼二社長

 鋼材加工業のメルコジャパン(茨城県日立市)が東日本大震災の津波で被災した宮城県山元町に新工場を建設することになり、同町と26日、立地協定を結んだ。新規参入する航空機部品事業を担うメーン工場に位置付ける。同町への県外企業の進出は、震災後初めて。

 新工場は鉄骨平屋2棟の計2600平方メートル。同町坂元の国道6号沿いの約1万1000平方メートルに建設を予定する。

 ステンレス厚板の端材を再利用した精密部品のパートやプレートを主に製造する。国内航空業界の需要増を見込み、IHI相馬工場(相馬市)や名古屋、大阪方面に向けたエンジン部品の加工を担う。生産能力は年間3300トン。

 投資額22億円の半分は、沿岸被災地に進出する企業を対象とした国の補助金を見込む。7月着工、来年3月の稼働を目指す。従業員20人の半分は地元から新規採用する。

 町役場であった協定締結式で同社の栗田益行会長と斎藤俊夫町長が協定書にサインをした。

 栗田会長は「(来春に全線開通予定の)常磐自動車道に近く、立地も申し分ない」と話した。斎藤町長は「震災で打撃を受けた町の復興が加速する」と歓迎した。

488名無しさん:2014/06/30(月) 12:08:25
2014.6.29 08:00コメント
【企業攻防】アルストム買収でうごめく日本企業 近く勃発するか再編第2幕
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/140629/ecn14062908000001-n1.html

 仏重電大手「アルストム」のエネルギー部門を巡る巨額買収合戦は、フランス政府の支持を取り付けた米ゼネラル・エレクトリック(GE)が、三菱重工業と独電機大手シーメンス連合の猛追をかわし、決着した。三菱重工にとっては、GEのさらなる巨大化を防ぐとともに、アルストムとの連携で海外事業の拡大を狙う“一石二鳥”の戦略だっただけに、逃した獲物の影響は大きい。同じく買収の腹案を温めていた東芝や日立製作所を含め、国内重電各社は生き残りに向けた戦略転換を迫られている。

 ■逃した獲物

 三菱重工の宮永俊一社長は26日の株主総会で「(シーメンスとの共同)提案が不採用となり残念だ」と悔しそうな表情を浮かべた。宮永氏は、日立と火力発電事業を統合した三菱日立パワーシステムズ(横浜市)を中心に「戦略的な事業展開を推進していく」と巻き返しを誓った。

 買収失敗の報告と今後の道筋を示して株主の機先を制したことにより、総会でこの問題が蒸し返されることはなかった。だが「売上高5兆円企業を目指す」との目標を掲げ、積極的なM&A(企業の合併・買収)を掲げた宮永氏にとって、逃した獲物は小さくない。

 GEとシーメンスによる米欧2強の買収合戦だった当初、推移を最も注視していたのは三菱重工だった。エネルギー部門が売上高全体の約3割を占める同社にとって、ガスタービンを始めとする火力発電設備は中核事業だ。世界2強のGE、シーメンスとの差を縮めるため、今年2月に三菱日立パワーを立ち上げた矢先の争奪戦だけに、成り行き次第では差が致命的に広がる恐れがある。

 ただ、1兆7000億円と巨額の買収費用がネックとなり、単独で名乗りを上げるのは困難だ。身動きのとれない三菱重工にとって、シーメンスからの共同提案は渡りに船だった。オファーを受けた宮永社長は6月15日にパリに飛び、共同で事業買収・提携の提案書を提出。フランスのオランド大統領との会談や、アルストム労組との折衝などを精力的に行った。

 ■格差拡大

 「アルストムはフランスの企業であり続けた方がよい」

 宮永社長は17日、フランスで開いた会見で合弁案を提示し、完全買収を打ち出したGE案を牽(けん)制(せい)した。その後、買収金額で上回るGEも合弁案に転じた。結果敗れたとはいえ、GEによるエネルギー部門の完全買収は阻止した形だ。

 ただ、GEとアルストムのエネルギー関連事業は単純合算で5兆円規模となり、日本勢との差はさらに拡大する。三菱重工にとっては欧州進出の機会を失ったことに加え、アルストムが事業基盤を持つアフリカなど、今後の電力需要が高まる成長地域で競合することになる。単独での巻き返しは極めて難しい状況だ。

 それだけに市場では、「今回の買収を機に、三菱重工とシーメンスはより緊密な関係を構築したはずだ。アルストム以外の事業買収も水面下で交渉した可能性がある」との見方が根強い。三菱重工は買収失敗を受けた声明でこう強調した。

 「業界をリードする他の企業との提携も視野に入れ、引き続き事業の伸長を図っていく」

 ■再編は不可避

 今回、アルストム買収に直接関与はしなかった日立製作所だが、三菱日立パワーを通じて「パートナーとして(三菱重工と)連携して対応したい」(長沢克巳常務)と共同出資も視野に入れていた。三菱重工と同様に戦略の見直しは避けられない。さらに、日立が海外での事業強化を図る鉄道事業についても、アルストムとGEの連合が大きな障害になる。

 日立の鉄道事業を所管するアリステア・ドーマーグローバル最高経営責任者(CEO)は、「機会が来たら、素早く動ける準備が重要」とし、M&Aのチャンスをうかがいながら、海外展開拡大を狙う。

 一方、東芝も参入機会をうかがった。原子力事業でGEと合弁する日立が、火力発電事業では三菱重工と合弁したことを受け、「GEは日立の対応をよく思っていないのではないか」(東芝幹部)とにらんだ。日立とGEの微妙な溝につけ込み、GEにアルストムの送配電機器事業の買収を提案する腹案だった。だがGEが合弁案に転じたことで、もくろみはついえた。

 国内各社が強大なライバルとの競争にさらされる中で、クレディ・スイス証券の趙雲超アナリストは、「海外勢と対抗するために、事業別に補完しあう提携や再編はまだ続く」と分析する。世界の重電分野で国境を越えた業界再編の第二幕があくのは、そう遠くない。(那須慎一)

489とはずがたり:2014/07/02(水) 13:54:29

東芝、北海道電から高効率の火力発電設備を受注
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140415/biz14041517500020-n1.htm
2014.4.15 17:50

 東芝は15日、北海道電力から、石狩湾新港発電所向けの液化天然ガス(LNG)火力発電設備を受注したと発表した。東芝の最新蒸気タービン・発電機と米ゼネラル・エレクトリック(GE)の新型ガスタービンを組み合わせた「ガスタービンコンバインドサイクル発電システム」で、世界最高クラスのプラント熱効率62%を実現する。受注額は非公表。

 発電システムの計画出力は569・4メガワット。工事開始は2015年10月を予定している。

 東芝とGEは、2013年10月に、効率が高く、環境負荷の低いガスタービンコンバインドサイクル発電システム分野で、共同企画や次世代システムの開発などを目的に戦略的提携関係を結んでおり、今回の受注は、提携契約後初の案件となる。

490荷主研究者:2014/07/05(土) 15:55:58

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120140529aaad.html
2014年05月29日 日刊工業新聞
川崎重工、造船投資2.4倍−国内2工場に190億円

 川崎重工業は2014年度からの3カ年で、国内の造船2工場に合計190億円を投じる方針を明らかにした。前3カ年の約2・4倍の水準。神戸工場(神戸市中央区)の潜水艦建造・修繕設備の増強が中心。坂出工場(香川県坂出市)では老朽設備の更新を進め、シェールガス輸送で需要拡大が見込まれるLNG運搬船の建造を効率化する。

 年度別の設備投資計画は14年度が50億円、15年度は100億円、16年度は40億円。防衛省が潜水艦の配備隻数を増やすことに対応して、神戸工場に3年で合計約100億円を集中投資する。同工場は阪神・淡路大震災以降、中小型バラ積み運搬船建造や潜水艦の建造を中心としてきた。円高時には坂出工場向けの一部工事を手がけるなどの操業対策が必要となっていた。

 今後は潜水艦の新造・延命工事、ノルウェー船主から受注した海洋開発向け大型作業船(OSV)の建造に加え、約20年ぶりに大型のLPG運搬船の建造を再開することも決まった。高付加価値船へのシフトが鮮明になり、仕事量は17年後半までを確保した。

491とはずがたり:2014/07/10(木) 14:19:18
GEって飛行機のエンジンつくってたのか。

HondaJetー最先端の小型ビジネスジェット機が次なるステージへ
http://gereports.jp/post/90408290089/hondajet
Jul 1, 2014

GEアビエーションと本田技研工業株式会社(以下、Honda)の合弁事業会社であるGE Honda エアロ・エンジンズは、なめらかなフォルムが美しい新型ビジネスジェット機「HondaJet」に搭載される量産ジェットエンジン「HF120」を初出荷しました。

GE Honda エアロ・エンジンズの社長、テリー・シャープは「HF120は現在マサチューセッツ州にあるGEアビエーションの工場で本格的な量産が進められています。そして、年末までにノースカロライナ州バーリントンにあるホンダ エアロ インク(Honda Aero, Inc.)の新しい工場へ生産を移管すべく準備を進めています」とコメントしています。

これは自動車メーカーが航空機事業に参入する世界初の試み。HondaJetは様々な先端技術を取り入れた乗員乗客数が最大7人の小型ビジネスジェット機です。

HondaJetは軽量素材である炭素繊維複合材料を胴体に採用しており、さらに、コックピットには次世代オール グラス アビオニクスを搭載しています。また、主翼およびノーズ部分の自然層流形状の採用と、エンジンを主翼上面に配置するユニークな設計(主翼上面エンジン配置(OTWEM、Over-The-Wing Engine Mount))により、空気抵抗と客室に伝わる騒音を低減し、同時に飛行速度と燃費などを改善しました。テリー・シャープは「HondaJetのような機体は他のどこにもありません」と胸を張ります。

HondaとGEのエンジニアは過去10年にわたり、このエンジンの開発と認定作業に専念してきました。直径わずか18.5インチ (約47センチ)のファンで2,095ポンドもの推力を実現するジェットエンジン「HF120」は、GEの製品群でも最小のエンジンです。他方で、GE最大のジェットエンジン「GE9X」は、ファンの直径が132インチ(約335センチ)、推力は10万ポンド以上となります。

HondaJetのエンジンは、最高のエンジン圧縮比と、失速現象を回避する優れた操作性を両立する耐熱チタン製の遠心圧縮機ローターや、ファンブレードとディスクの一体構造「ブリスク」を採用し、ブレードの先端を前方に傾斜させたスウェプトファンブレード、カーボンコンポジット製の軽量ガイドベーンなど、最新鋭の特徴を数多く有します。

HF120エンジンは、1960年代にGEが取り組んでいたビジネスジェット機産業への復帰を象徴するものでもあります。その当時、GEのエンジニア達が軍用機エンジン「J85」を改良して完成させた小型ジェットエンジンは、伝説の航空機設計者、ビル・リアが開発したリアジェット社の初代ビジネスジェット機に搭載されました。

492荷主研究者:2014/07/11(金) 00:23:26

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201406/0007072424.shtml
2014/6/21 08:00 神戸新聞
発電機工場を建設へ 大型製品の需要増見込む 西芝電機

 船舶用電機システムなどの西芝電機(姫路市)は20日、本社工場の敷地内に、新たに船舶用大型発電機の工場を建設すると発表した。14億円を投じて、2015年秋の操業開始を目指す。

 海運市場では、運航効率を高めるためにコンテナ船の大型化が進んでいるほか、新型天然ガス「シェールガス」の開発に伴って大型の液化天然ガス(LNG)船の需要増が見込まれる。工場建設でこうした動きに対応する。

 新工場は鉄骨平屋で広さ約3千平方メートル。建物に6億円、製造設備などに8億円をかける予定。これまで製造が困難だった大きなサイズの製品にも対応できるという。

 稼働後の16年度には、大型発電機の売上高を、13年度の約3倍に当たる約50億円まで引き上げる計画だ。(土井秀人)

494とはずがたり:2014/07/16(水) 11:28:01
重工とホンダには頑張って欲しいところ♪

三菱「MRJ」、ミャンマーで10機導入 日米以外で初めて
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140716/biz14071608480003-n1.htm
2014.7.16 08:48

 ミャンマーの航空会社、エア・マンダレーは15日、三菱航空機が開発を進める国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)を導入すると発表した。発注数は10機。日米以外の航空会社がMRJの導入を決定するのは初めて。航空需要が拡大するアジアでの導入に弾みがつきそうだ。

 ミャンマーで国内線を運航するエア・マンダレーは、近年の観光客増加などを背景に事業を拡大している。先進的なデザインなどがMRJ導入の決め手になったとしている。発注10機のうち、4機は購入枠を確保するオプション契約となる。

 MRJをめぐっては三菱航空機が14日、アメリカのイースタン航空から新たに40機を受注する見通しになったと発表。全日本空輸など日米の航空会社の発注とあわせ、計365機を受注をしていた。平成27年春の初飛行を目指している。

496とはずがたり:2014/07/30(水) 12:44:35
ホンダジェット1号機、15年春にも納入
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASG7Y5JYJG7YULFA036.html
朝日新聞2014年7月30日(水)10:04

 ホンダは29日、開発中の小型ジェット機「ホンダジェット」の1号機を、2015年春にも納入することを明らかにした。日本企業が民間ジェット機を販売するのは、88年に三菱重工業が撤退して以来だ。すでに100機を超える注文を受けているという。

 量産する機体は6月に初めて飛行に成功した。28日から米ウィスコンシン州で開かれている航空ショーで公開された。来年3月までに米連邦航空局から、安全面で「お墨付き」を得て、顧客に引き渡す予定だ。

 機体は乗員を含め6人乗りで、主に移動時間を節約したい米国の企業経営者らに販売する。日本で売る計画は今のところない。全長13メートルで、巡航速度は時速778キロ。価格は450万ドル(約4億5800万円)。米ノースカロライナ州の工場で量産する。

497とはずがたり:2014/07/30(水) 12:44:52
日の丸ジェット機が、いよいよテイクオフ ハイテク満載で燃費も良好
http://news.goo.ne.jp/article/moneyzine/life/moneyzine_211359.html
gooニュース×MONEYzine2014年7月13日(日)12:00

 今日の世界の航空機産業において、日本は重要部品の供給国に位置づけられている。しかし、そのポジションは間もなく変わるのかもしれない。なぜなら、いま開発中の“日の丸ジェット機”が、かなり具体的な段階を迎えているからだ。

 あと3年以内に、世界の空で活躍しそうな2タイプの国産ジェット機がある。先陣を切るのは「ホンダジェット」。同機は、2006年より本田技研工業(本社:東京都港区)の子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(アメリカ・ノースカロライナ州)により、世界のエグゼクティブの移動手段にと開発がスタートした7人乗りの小型ジェット機だ。デザインはユニークで、空気抵抗を考慮してエンジンは翼の上に配した。その結果、燃費向上と機内の静寂さや広さなど快適な乗り心地を実現している。先月6月にはアメリカで、販売タイプと同じ量産機の飛行テストにも成功。来年早々には、飛行に必要なFAA(アメリカ連邦航空局)発行の型式証明も取得予定であり、間もなくテイクオフだ。価格は1機450万ドル(約4億5,000万円)。

 また座席数70〜90で中・近距離の地域間輸送用ジェット機(リージョナルジェット)となる「MRJ(三菱リジョーナルジェット)三菱航空機・本社:愛知県名古屋市、三菱重工業・本社:東京都港区および神奈川県横浜市」も、今年6月に飛行試験機へのエンジン搭載が完了した。現在、2015年の初飛行に向けて仕上げ作業が急ピッチで進む。同機も、最新のテクノロジーを駆使して燃費軽減、そして騒音・排ガスの削減と、機内の快適さが特徴となっている。ただし気がかりなのはスケジュールの遅れ。初飛行も当初は2014年だった。2017年には、すでに注文のある全日本空輸(本社:東京都港区)などへの納品もある。1機が約42億円といわれるMRJ、誕生に向けて、いまが正念場といえる時期かもしれない。

 一方で「先進技術実証機」なる試作機の開発も着々と進む。これは、今後世界の主流となるステルス戦闘機に対する防衛システムの検証と、将来の国産戦闘機開発への活用も可能なデータ収集・研究の一環となるものだ。したがって試作機も武器は未搭載だが、国産初のステルス機となる。2009年から、防衛省と三菱重工業ほかで始まった同計画の期間は8年。研究総経費は約393億円。今年中には、試作機の初飛行が実施される運びだ。

 日本の国産旅客機は約40年前に生産が終了した「YS11」以降、途絶えている。部品の供給だけでなく、世界に売り込める国産ジェット機の登場に期待が高まる。

498とはずがたり:2014/08/18(月) 11:28:35
防弾思想がないところとか米軍もそのうち対抗策編み出して零戦を圧倒したことなどまるで無視するサンケイクオリティヽ(´ー`)/

ずばぬけた戦闘力 米軍畏怖「ゼロと格闘戦をしてはならない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140814-00000500-fsi-bus_all
SankeiBiz 8月14日(木)8時28分配信

ずばぬけた戦闘力 米軍畏怖「ゼロと格闘戦をしてはならない」
三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所史料室に展示されている零戦(復元機)=愛知県豊山町(写真:フジサンケイビジネスアイ)
 三菱航空機(名古屋市)が開発している国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)。「YS−11」以来、40年ぶりの国産旅客機で、プロペラのないジェット機としては初めての国産旅客機となる。年内に初号機の機体が完成、来年6月までに悲願の初飛行が行われる予定だ。戦後の日本の航空産業がたどりついた到達点であり、未来への出発点でもある。

 3日、県営名古屋空港(愛知県)のすぐ脇にある三菱重工業の技術試験場。工場の中に一歩足を踏み入れると、想像よりも大きな黄色い機体が目に飛び込んできた。機体は作業用の青色の鉄柱に遮られ、その全貌までは把握できない。

 「長い間、自分たちの機体を造りたくても造れなかった時代の先輩たちが残した財産を使わせてもらい、ようやくここまできた」。三菱重工グループの三菱航空機でMRJ開発に長年携わる真保雄一試験管理室長は、試験機を前に感慨深げにこう語った。試験場から南へ車で約40分。MRJ開発の司令塔となる三菱航空機本社は、日本の航空産業の“聖地”として知られる。

 本社が置かれているのは名古屋市南部の三菱重工の旧事務所。1937年建造の白亜の建物は「時計台」という通称が示すように、その屋上でモダンなデザインの時計が今も時を刻む。そして、さかのぼること七十余年、三菱重工のエンジニアだった堀越二郎氏が、この時計台3階の「機体設計室」で「零式艦上戦闘機(零戦)」の設計に当たった。ちなみに堀越氏は、昨年ヒットした宮崎駿(はやお)監督の映画「風立ちぬ」のモデルとなった人物だ。

 「最高速度500キロ、航続力8時間以上。海軍からのこんな厳しい要求に応えるため、堀越氏は軽量化や無駄な抵抗をなくす努力をしたんです」。三菱重工の名古屋航空宇宙システム製作所史料室長の天野隆司氏(74)は、展示された零戦の復元機を前に、こう解説する。

 東大の鈴木真二教授(航空宇宙工学)は「戦時中に1万機以上が製造された零戦は、開発当時は確実に世界の航空の頂点に位置していた」と語る。高速でも低速でも同じように反応する操縦桿(かん)は、高速時に延びるように操縦ケーブルの剛性をあえて低下させた型破りな設計で、「戦後に欧米の航空研究者を驚かせた」(鈴木教授)という。

 ずばぬけた戦闘力は、米軍に「ゼロ(零戦)と格闘戦をしてはならない」という指示を徹底させた。当時の米国の文学には「あの女はゼロよりも手ごわい」「若い女をくどき落とすのは難しくないが、ゼロを落とすのは容易ではない」など、難攻不落のたとえとして零戦を持ち出す表現がみられるほどだ。

 米軍を畏怖させた零戦製造の技術力は今、安全性と快適性に生かされていると、多くの関係者は語る。素材へのこだわりも受け継がれている。戦前、戦闘機に求められた耐久性と軽量性を確保するため、住友金属工業は「超々ジュラルミン」という高強度素材を開発した。MRJも、垂直尾翼などに高強度で軽量の最先端素材「炭素繊維」を採用している。

 零戦の開発中には2回の墜落を経験するなど苦労もあったが、堀越氏をはじめ当時の技術者が奮闘し、技術の革新が進んだ。そして、終戦間際には、現在のMRJにも通じる、幻のジェット機が誕生した。

500荷主研究者:2014/10/05(日) 19:08:25

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201409/0007303939.shtml
2014/9/5 18:22 神戸新聞
神戸発動機が鋳造工場閉鎖へ 生産量減少で外部調達に

 船舶用エンジン製造の神戸発動機(兵庫県明石市)は5日、今月末で鋳造工場を閉鎖すると発表した。主要部品が鋳物から板金製に変わってきており生産量が減少、自社生産をやめて外部調達に切り替える。従業員約15人は配置転換する。

 鋳造工場は2006年、明石市の三菱重工業神戸造船所二見工場内に開設した。広さは約6600平方メートル。同社から賃借している土地と建物は今月末に契約を解除する。

 エンジンの大型部品は軽量化やコスト削減がしやすい板金製が広がり、鋳物製は減っている。神戸発動機は過剰設備の解消で、収益構造を改善する。

 閉鎖に伴い、生産設備の売却などで特別損失が発生するが、金額は未定という。(高見雄樹)

501荷主研究者:2014/10/26(日) 17:01:50

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120140917aaaj.html
2014年09月17日 日刊工業新聞
川崎重工、岐阜工場を増強−防衛省やボーイング向け航空機増産、100億円超投資

 川崎重工業は岐阜工場(岐阜県各務原市)に航空機部品の表面処理工場を新設するとともに、既存設備を刷新する方針を明らかにした。投資額は百数十億円の見通し。防衛省向け固定翼哨戒機「P1」や同次期輸送機「C2」、米ボーイング向け旅客機などの増産や量産立ち上げに対応。設備増強により、製造工程のボトルネックを解消するとともに、環境対応を一段と進める。「P1」では年産5機体制を整える。

哨戒機などを生産する岐阜工場

 現在、岐阜工場では大型の表面処理工場を1カ所稼働しており、隣接地に新設する計画。稼働後は既存設備の老朽代替も行い、最新鋭の表面処理工場が2カ所になる見通し。2015年度から18年度にかけて設備投資を実施する予定。

 岐阜工場は哨戒機や輸送機、練習機、ヘリコプター、誘導機器など航空宇宙事業の研究開発、製造、整備拠点。名古屋第一工場(愛知県弥富市)で組み立てているボーイングの大型旅客機「777」向けの機体部品の一部製造なども行っている。今後、後継機「777X」が控えるなど、防衛、民間向けともに生産量が拡大する見通し。

502とはずがたり:2014/11/10(月) 08:57:54
鉄道輸出関連は此のスレに。

中国の時速300km高速鉄道、初の輸出先はメキシコに決定か・・・中国鉄建主導のコンソーシアム
http://news.searchina.net/id/1548171?page=1
2014-11-04 16:05

 メキシコ通信運輸省は現地時間3日、メキシコ市とメキシコ中部ケレタロを結ぶ総距離210キロメートルの高速鉄道整備計画について、鉄道建設などを行う中国鉄建を中心とする企業連合(コンソーシアム)への発注を決めたと発表した。中国からの鉄道建設輸出としては初の、時速300キロメートルの路線という。

 中国鉄建の総称は中国鉄建股フェン公司で、国共内戦時の1948年に共産党が軍組織の一部として設立した護路軍が起源。改組や改称を何度か経て、現在は国が資産を保有する国有中央企業だが、香港証取と上海証取にも上場している。(フェンはにんべんに「分」)

 中国メディアはメキシコ政府・通信運輸省の発表として、同企業連合による落札が確定したとの書き方をした。
中国鉄建が主導する企業連合には、同社のほかに鉄道車両を製造する中国南車、メキシコの現地企業4社が参加したという。ただし中国鉄建は、メキシコの高速道路建設プロジェクトに入札したのが同企業連合だけだったために、落札の可能性が大きいと表明した。

 中国鉄建によると、企業連合の入札価格は589億5000万メキシコ・ペソ(約270億1600万元)。中国鉄建が請け負う工事部分の契約額は389億5520メキシコ・ペソ(約178億5300万元)。

 メキシコ政府によると、双方の発表に食い違いがあるのは、中国鉄建が最終的にメキシコ政府に還元される付加価値税分を含めた数字を発表しているため。

 中国鉄建総裁助理で中国鉄建国際集団董事長(会長)の卓磊氏によると、このたびのメキシコにおける入札では、公示から締切まで2カ月しかなかった。そのため、他社は期限までに入札書を作成することができなかった。

 一方で、中国側は中国国内に200人、メキシコで200人という入札書作成の「巨大チーム」を組織した。卓董事長は「私の職業人生で、これほど大規模な入札書作成チームを組んだのは初めて」と説明した。結果として、“ダークホース”である中国鉄建が主導する国際コンソーシアムだけが「浮上」することになったという。

 同プロジェクトでは、入札の可能性があるとみられていた独シーメンスが見送ったなどで、中国だけが入札した。

 中国は、トルコのアンカラとイスタンブルを結ぶ全長533キロメートルの高速鉄道のうち、第2期工事分の158キロメートル分を、トルコ企業とともに請け負った。ただし、同路線は最高時速が250キロメートルであり、最高時速300キロメートルの路線は、最終的に確定すれば「初輸出」となる。

 なお、トルコの高速鉄道第2期工事分では7月25日に正式開通したが、同国のエルドアン首相が乗った「一番列車」でトラブルが発生し、首相が約30分間、車内に閉じ込められたという。(編集担当:如月隼人)

503とはずがたり:2014/11/10(月) 08:58:15
>>502

中国ショック!・・・メキシコ大統領が高速鉄道導入を白紙撤回、初の「歓喜の本格輸出」が振り出しに
http://news.goo.ne.jp/article/searchina/world/searchina-1548787.html
サーチナ2014年11月8日(土)13:11

 メキシコ政府は現地時間6日夜、同国首都のメキシコ市とメキシコ中部ケレタロを結ぶ総距離210キロメートルの高速鉄道整備計画について、3日に発表した中国企業を中心とする企業連合(コンソーシアム)への発注を撤回することを明らかにした。ニエト大統領の指示という。「初の高速鉄道の本格輸出」と注目しただけに、中国ではショックと混乱が広がった。中国国内では、「メキシコ国内の政治圧力のせいだ」との声も出た。中国青年報、新京報、中国新聞社などが8日になり、次々に報じた。

 メキシコのエスパルザ運輸通信相が現地時間6日夜、「ニエト大統領の数分前の決定」としてメディアに対して表明した。3日の発注決定を撤回して、改めて入札を行うようにとの指示だったという。

 エスパルザ運輸通信相は中国企業を中心とする企業連合(コンソーシアム)への発注を撤回した理由として、「高速鉄道建設プロジェクトに応札する企業が少なすぎたこと」や「発注決定までの時間が不十分であり、落札までの過程における合法性や透明性に対する疑惑が発生することを避けるため」と説明した。

 メキシコ政府として改めて、数日内に同件について入札の公示を行う考えだ。エスパルザ運輸通信相は「多くの企業に入札に参加してほしい」と表明した。

 7日には中国メディアが、自国政府・商務部の報道官や駐メキシコ中国大使館に対して同件について事情を訪ねたがしたが、いずれも「まだ情報を得ていない」などの答えだった。

 3日に受注決定と報じられた企業連合の中心は、鉄道施設建設大手の中国鉄建股フェン公司(中国鉄建)で、鉄道車両製造大手の中国南車も加わっていた。中国鉄建や中国南車への電話はつながらず、会社幹部に連絡しようとしても「会議中」を理由に拒否されたという。

  “独自技術の高速鉄道”が「初の受注決定」と、歓喜をもって次々に紹介されてから1週間もたたないうちの“どんでん返し”となっただけに、中国側でショックと混乱が広がっているのは確実だ。

 中国社会科学院ラテンアメリカ研究所の徐世澄研究員は新京報の取材に対して、高速鉄道建設プロジェクトは関連する金額が大きく、各方面から大きな注目を集めたため、(メキシコの)国内政治の圧力を受けたのだろう。そのために大統領が(発注撤回を)決め、運輸通信省が明らかにしたのだろう」と述べた。

**********

◆解説◆
 中国への高速鉄道建設プロジェクトの発注を決断したとされるエンリケ・ペーニャ・ニエト大統領は1996年7月20日生まれの48歳。大統領就任は2012年12月1日で任期は6年(再選不可)。所属政党の制度革命党は社会民主主義を信奉する中道左派で、大衆路線を強調している。

 発注撤回に至るまでのメキシコ政府内の具体的動きについては伝えられていないが、エスパルザ運輸通信相が理由として「落札までの過程における合法性や透明性に対する疑惑が発生することを避けるため」を挙げたことから、実際には「合法性」についての疑いや批判の声が出ていた可能性がある。

 中国鉄建総裁助理で中国鉄建国際集団董事長(会長)の卓磊氏は「受注決定」とされた3日の時点では、入札について「公示から締切まで2カ月しかなかった」と極めて短い時間しかなかったことを認め、中国鉄建を中心とする企業連合が「中国国内に200人、メキシコで200人」と、前例のない巨大チームを組むなど全力で対応したことで、独シーメンスなどが入札を断念したとは裏腹に、中国側は入札書類を作成することができたと強調した。(編集担当:如月隼人)

504とはずがたり:2014/11/10(月) 22:39:21

いつ頃か判らないが三菱農機の会社組織のプリントアウトが出てきた。
現在ではこれ↓に相当
http://www.mam.co.jp/company/organize.html

変化箇所は結構あって,札幌支店,秋田営業所,東北支店(仙台),東北部品センター(仙台),千葉営業所,名古屋支店,中部部品センター,豊橋農場,三重営業所,島根支店,広島営業所,熊本営業所,九州支店(博多),九州部品センター(博多)が綺麗さっぱり無くなっていて,関東部品センター(東京)・東京支店が多分,東日本部品センターに営業本部(東京支店の南西方向)が事業本部 東京事務所となり,岡山部品センターと西日本支店が西日本部品センターになっている。

随分リストラしたのか?

農耕車をワムかなんかで安来辺りから発送してた筈だが,松江東から札幌・東京辺りへは部品だけでもモーダルシフトできないものかねぇ?製品配送体制はどうなってんだろ?

506とはずがたり:2014/11/18(火) 18:27:10
>>502-503

中国企業受注の高速鉄道、メキシコが契約破棄
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141107-OYT1T50171.html
2014年11月07日 23時23分

 【北京=竹腰雅彦】中国共産党機関紙・人民日報(電子版)などによると、メキシコの交通当局は6日、中国の鉄道建設会社を中心とする企業連合が受注した高速鉄道建設の契約を破棄したと発表した。


 受注過程で問題が指摘され、改めて入札を行うとしている。日欧や中国の企業が競合したメキシコ初の高速鉄道計画をめぐり、同国政府は4日、中国企業の受注を発表。中国高速鉄道の本格的な海外輸出第1号として注目されていた。

2014年11月07日 23時23分

508荷主研究者:2014/12/21(日) 19:11:36

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201411/0007500976.shtml
2014/11/13 21:44 神戸新聞
鋳造工場を神戸造船所二見工場に集約 三菱重工業

 三菱重工業(東京)は13日、全国3カ所にあるグループの鋳造工場を神戸造船所二見工場(明石市)に集約すると発表した。2015年4月1日付。生産コストを低減する。二見以外の広島製作所(広島市)と、子会社の長崎工場(長崎市)では、鋳造品の製造を中止する。

 三菱重工は、二見工場でガスタービン、広島で圧縮機や製鉄機械、長崎で蒸気タービンの部品などを手掛けるが、グローバル競争で販売価格が下落したため外注化を加速。主要部品である鋳鋼品の自社生産は、ここ10年で6割程度に落ち込んでおり、集約を決めた。

 長崎と広島から製造設備の一部を二見に移管するほか、広島に70人、長崎に45人いる人員も、一部を二見に配置転換する。二見は現在の66人から約150人体制となる。今回の再編により、15年度は、鋳造品事業の固定費を前年度比30%程度削減できる見通し。(佐伯竜一)

509荷主研究者:2014/12/27(土) 15:19:34

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120141217aaan.html
2014年12月17日 日刊工業新聞
三菱重工、三重・松阪工場を航空機にシフト−カーエアコン製造打ち切り

 三菱重工業は松阪工場(三重県松阪市)でのカーエアコンの製造を打ち切る方針を固めた。国際競争が激しさを増す中、アジアを中心とした新興国の自動車需要拡大に対応し、タイ工場での生産を増強する。松阪工場では今後、小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の量産を見据え、サプライヤーと連携する「松阪部品クラスター」を整備するなど、製造品目の転換により競争力を高める。

 三菱重工の国内の車両用空調機(コンプレッサー)ベルトドライブの生産能力は年120万台前後、事業規模は300億円程度とみられる。松阪工場に加え、米国インディアナ州、中国上海市、タイ・チャッチュンサオ県の合計4製造拠点を構えており、今後はタイ工場を中心に事業を強化する。カーエアコン業界では首位のデンソーをはじめ、自動車部品専業メーカーが強い。

 これに対抗するため、三菱重工は2013年1月にカーエアコン事業を分社し、三菱重工オートモーティブサーマルシステムズ(愛知県清須市西枇杷島町)を始動。専業会社化により意思決定を迅速化し、市場環境の変化に即応する体制に移行した。

510荷主研究者:2014/12/27(土) 15:20:39

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120141217baaf.html
2014年12月17日 日刊工業新聞
三菱重工、商船事業で主力拠点の長崎造船所の構造見直し−建造は継続へ

 三菱重工業の宮永俊一社長は16日、日刊工業新聞社のインタビューに応じ、商船事業の主力製造拠点である長崎造船所(長崎市)の構造改革を実施する方針を明らかにした。「客船では以前も火災で損失を出した。(改革を)何度かトライしたが、ガス運搬船の受注には周期があり、仕事量の山谷への対応を考えてこれなかった」という。

 客船で累計1000億円超の損失を計上した商船事業について「これまでは何か工事をやってなんとか食べてきたが、民間企業として事業収益性が非常に低く、株主や投資家に説明しがたいレベルまで苦しくなってきた」と説明。さらに「中国、韓国との競争もあるが、今治造船や大島造船所などの専業メーカーがちゃんとした業績を上げているのに、我々の商船部門がそうならないのは反省すべきことだ」と断言した。

 商船事業については客船をエンジニアリング事業に位置づけを変え、受注をガス運搬船に特化した上で、長崎造船所における建造を香焼工場に集約するなど、具体的な構造改革案を2カ月以内に固める。ただ、建造については「撤退したらもっとひどいことになる」とし、継続する方向だ。

511荷主研究者:2014/12/27(土) 15:21:54

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120141219aaaq.html
2014年12月19日 日刊工業新聞
三井造船、170億円追加投資−岡山・千葉・大分で設備増強

 三井造船は18日、岡山県、千葉県、大分県の国内主力3工場に合計170億円の追加の設備投資を実施する方針を明らかにした。新造船や海洋構造物、舶用ディーゼルエンジン製造の効率化や老朽装置の更新に加えて、港湾用クレーンの増産に対応する。

 追加設備投資の具体的内容は主に3点。第一に玉野事業所(岡山県玉野市)の造船工場にレーザー溶接装置などを導入し、建造効率を高める。一部ラインでは8割の省人化につながるという。舶用ディーゼルエンジン製造ラインには、重油にかわる次世代燃料として需要が膨らんでいる天然ガスやエタンを供給する装置などを追加する。

 大型ドックを持つ千葉事業所(千葉県市原市)には3号ドックに門型大型クレーンを導入。三井海洋開発と連携して受注を進めている浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)や超大型タンカー、ガス運搬船などの建造効率を高める。玉野、千葉で合計100億円を投じる計画だ。

 一方、港湾用クレーンを製造する大分事業所(大分市)では岸壁用クレーン(ポーテーナ)の製造能力を2倍に引き上げるほか、輸出用の岸壁整備などに70億円を投資する。

512荷主研究者:2014/12/31(水) 15:52:17

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201412/0007612835.shtml
2014/12/26 07:00 神戸新聞
川重 三井造船子会社の株式40%取得

 川崎重工業(神戸市中央区)は25日、三井造船(東京)の完全子会社で、船舶修繕のエム・イー・エス由良(和歌山県)の株式40%を取得すると発表した。来年4月1日付。液化天然ガス(LNG)運搬船による北米から日本へのシェールガス輸送増に伴い、修理が増えると判断した。

 これに伴い、社名を「MES−KHI由良ドック」に改める。川重グループのドックは神戸市、香川県坂出市に次ぐ3カ所目。川重の修繕事業の売上高は87億円(13年度)で、神戸工場での潜水艦の修理が大半を占める。

 川重は13年6月、三井造船との統合交渉をめぐって前社長らを解任、統合を白紙に戻した。エム社の株式取得は今年夏ごろから検討していたという。(高見雄樹)

513荷主研究者:2014/12/31(水) 15:52:36

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120141226aaae.html
2014年12月26日 日刊工業新聞
川崎重工と三井造船、修繕船事業で提携−LNG運搬船ニーズ囲い込みへ共同運営体制

 三井造船と川崎重工業は25日、修繕船事業で提携すると発表した。三井造船が修繕子会社エム・イー・エス由良(和歌山県由良町=写真)の株式のうち40%を川重に譲渡。両社は今後、北米から日本向けのシェールガス輸送開始に伴い、国内でのLNG運搬船の修繕ニーズが高まると見ており、共同運営体制に切り替え、技術や要員を融通。シンガポールやドバイの修繕造船所に対抗する。

 三井造船と川重は同日、株式譲渡契約と合弁契約を締結。15年4月1日付でエム・イー・エス由良を「MES―KHI由良ドック」に改称し、共同運営を始める。資本金は2億円。出資比率は三井造船60%、川重40%。従業員数は182人。社長は三井造船から出すが、川重からも常勤1人、非常勤1人の計2人の役員を送り込む。

 川重は三井造船との経営統合交渉をめぐり、前社長を解任した。ただ、個別事業では双方の理にかなえば協業する考えを示してきた。両社は今夏から造船事業での協業を模索してきたという。今後の提携拡大については現時点で白紙だが、新造船事業に発展する可能性もある。

 三井造船はここ数年、LNG船の新規受注が途絶えているものの、修繕船専業のエム・イー・エス由良では年1―3隻のLNG船の修繕を継続して手がけてきた。一方、川重はガス運搬船を主体に国内で商船建造を手がけており、坂出工場(香川県坂出市)ではLNG船の受注を積み重ね、連続建造している半面、修繕事業の規模は年数億円にとどまっていた。

514荷主研究者:2014/12/31(水) 15:54:15

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320141226bjaa.html
2014年12月26日 日刊工業新聞
富士電機、今期受注9000億円規模に−発電設備好調、売上高上方修正も視野

 富士電機は2015年3月期の受注高が、当初予想に比べて500億円増の9000億円規模になる見通しだ。発電設備の受注が想定よりも伸びたことが主因。経営目標で掲げた16年3月期の売上高8500億円と営業利益450億円は達成できる公算が大きく、目標の上方修正を視野に入れる。また15年1月にも想定為替レートを変更する方向で、15年3月期売上高予想は現在の7900億円から8000億円台に達する見通し。

自社開発の蒸気タービン

 富士電機は4月に受注高の年間目標を初めて公表し、15年3月期は前期比7・7%増の8500億円に設定。16年3月期を最終年度とする3カ年経営計画で売上高8500億円、営業利益450億円を掲げており、目標達成に向けて受注の拡大を急いでいる。

 主力の発電・社会インフラ部門は受注高を同18・9%増の2300億円にしていた。地熱発電設備が東南アジアやアフリカで好調を維持するほか、火力発電設備も国内を中心に伸びており、受注高の上積みに寄与している。このほか産業インフラ部門やパワーエレクトロニクス機器部門など全部門で、おおむね受注目標に達する見通し。

 また15年1月にも対ドルの想定為替レートを現在の100円から110円前後に変える予定。1円の円安で11億円の増収効果があることから「理論上は8000億円を超える」(同社)という。

515とはずがたり:2015/01/03(土) 17:01:13

三菱リージョナルジェット
ついに夢から現実に!
2014.10.22 Wednesday, October 22, 2014
http://dentsu-ho.com/articles/1771

516とはずがたり:2015/01/08(木) 18:19:22
MRJも遅れてるしね。。まあそんな順調にはいくまい。。

ステルス実証機が納入遅れ 三菱重工、初飛行も延期
共同通信 2015年1月7日 02時01分 (2015年1月7日 02時03分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150107/Kyodo_BR_MN2015010601001746.html

 ステルス戦闘機開発に向け、三菱重工業が中心となって製造している「先進技術実証機」=2014年5月、愛知県豊山町(防衛省技術研究本部提供、開発途上のため画像の一部がモザイク加工されています)
[拡大写真]

 国産初のステルス戦闘機開発に向けて、防衛省の発注を受け三菱重工業を中心に製造している試作機「先進技術実証機」の機体納入が、3月の期限に遅れる見通しであることが6日、政府関係者への取材で分かった。
 飛行中に停止したエンジンを再始動する方法が試験で見つかり、安全性を高めるのに有効と判断、実用化に向け検証を続けることになった。納入の前提となる初飛行は延期される。実証機製造の総経費は392億円の予定だが、今回の遅れで増えることが確実だ。
 防衛省は三菱重工側と新たな納入期限などを協議する方針。三菱重工は取材に「コメントする立場になく、回答を控えたい」としている。

517とはずがたり:2015/01/14(水) 17:17:17

カリフォルニアで高速鉄道起工 日本の弱点が「新幹線」の勝機に?
乗りものニュース 2015年1月9日 11時48分 (2015年1月14日 16時05分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20150109/Trafficnews_37203.html

アメリカ・カリフォルニア州で高速鉄道が起工されましたが、車両などは未決定。日本の「新幹線」はその受注を目指していますが、世界にはライバルが多数存在しています。ただ日本にはある意味、弱点を逆手にとった大きな武器があります。「地震対策」です。過去にそれが「新幹線」受注に結びついた例もあります。

整いつつある「新幹線」輸出体勢
 2015年1月6日、アメリカのカリフォルニア州で高速鉄道の起工式が行われました。ロサンゼルス〜サンフランシスコ間の約520マイル(約840km)を3時間以内で結ぶ計画で、2029年までの完成が予定されています。
 このカリフォルニア高速鉄道は車両や運行システムの詳細がまだ決定しておらず、世界の高速鉄道先進国によって受注競争が繰り広げられている最中です。
 日本の高速鉄道「新幹線」も、このカリフォルニア高速鉄道の受注を目指しています。国土交通省によると「カリフォルニア州政府は高速鉄道計画を進めるにあたり『新幹線』に大きな関心を有している」といい、2014年9月5日には日本政府とカリフォルニア州とのあいだで環境や投資、鉄道などの分野で協力する覚え書きを交わしました。
 また2014年4月1日には、「Crash Avoidance(衝突回避)」の原則に基づく日本型高速鉄道システム(新幹線)の国際標準化推進を目的にJR東日本とJR東海、JR西日本、JR九州が共同で一般社団法人「国際高速鉄道協会」を設立。川崎重工業や日立製作所、三井物産、三菱商事なども加わり、「新幹線」をオールジャパンで売り込む体勢が整ってきています。2014年10月にはアメリカのほかマレーシアやインドなど高速鉄道計画のある国々の関係者を招き、東京で「高速鉄道国際会議」を開催しました。
 またJR東海の葛西敬之名誉会長は2014年12月、日本とアメリカは経済でも安全保障でも同盟国の間柄であり、「新幹線」の輸出もいずれ実現するという見通しを示しています。
 しかしカリフォルニア高速鉄道では「TGV」のフランス、「ICE」のドイツ、中国や韓国なども受注を目指して活動中。「新幹線」の大きなライバルになっています。

大地震発生直後に起きた台湾での逆転劇
 強力なライバルがひしめくなか、「新幹線」はそれらにはない、かつカリフォルニアで重要な意味を持つ大きな武器を持っているのも事実です。
 台湾の高速鉄道建設にあたり「新幹線」がフランスやドイツなどと受注合戦を展開していた1999(平成11)年9月21日、台湾中部でマグニチュード7.6の大地震が発生しました。そしてこの直後、台湾側から日本に対し地震を中心とした新幹線の防災体制についてセミナーを開いて欲しいとの要望があり、当時はJR東海の社長だった葛西氏らが地震警報システム「ユレダス」など、「新幹線」の充実した地震対策などについて説明しました。
 そして同年12月、欧州連合が有利だとされていた状況を逆転し、日本の「新幹線」に優先交渉権が与えられます。台湾高速鉄道の劉社長はその理由として、システムとしての「新幹線」のメンテナンス性、そして地震などに対する安全性を挙げました。台湾で発生した大地震について、読売新聞中部社会部『海を渡る新幹線』では「この地震が不幸な出来事であったことは間違いない。だが、新幹線を売り込む日本側にとっては思わぬ追い風になった」と述べられています。
 北米プレートと太平洋プレートの境界付近に存在するアメリカのカリフォルニア州は台湾と同様、地震多発地帯です。そして日本も地震多発地帯で、それに悩まされてきました。しかしそれによって「新幹線」は、地震対策技術を磨いてきました。その長年の努力が「地震」という日本の「弱点」を「武器」に変え、カリフォルニア州でも受注の鍵になるかもしれません。

518荷主研究者:2015/01/17(土) 15:56:04

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120150109aaav.html
2015年01月09日 日刊工業新聞
東芝機械、国内生産体制を再編−沼津工場に100億円強を投じて再開発

 東芝機械は国内生産体制を再編する。2020年にも、主力の沼津工場(静岡県沼津市)を100億円強を投じて再開発する。工場建て替えによる効率化や品目の絞り込み、遊休地の整理も視野に入れる。また、15年春に御殿場工場(静岡県御殿場市)の改築で工作機械の生産能力を高める。17年度には沼津工場と相模工場(神奈川県座間市)で品目の見直しなどを検討。原価率を20%低減する。こちらも100億円規模の投資を見込む。

沼津工場は建て替えにより生産効率を高める

 東芝機械の国内製造拠点は全3カ所。射出成形機など海外生産が法規上可能な製品はタイやインドへの生産移管を進める基本方針がある。本社のある沼津工場は敷地面積が約20万平方メートルと広く余剰があり、建物が老朽化している。

 東海地震を想定したBCPに沿った体制構築のため、海外移管や老朽化を踏まえ再開発が適切と判断した。今後、用地の要・不要の線引きを含め、詳細を詰める。

 工作機械の全量を生産する御殿場工場は2月に改築に着手する。汎用機と呼ばれる標準仕様の立旋盤や横中ぐり盤の生産能力を1・5倍に増やす。

519とはずがたり:2015/01/19(月) 01:52:55

無人走行巨大ダンプ:世界の鉱山で活躍80台 1台5億円
http://mainichi.jp/select/news/20150111k0000e020103000c.html
毎日新聞 2015年01月11日 11時02分(最終更新 01月11日 12時46分)

 ◇コマツ 1台で300トン運搬

 鉄鉱石や銅などの鉱石を採掘する鉱山は、都市から遠く離れ、過酷な環境にある場合も少なくない。トラックや建設機械を製造、販売するコマツが開発した、無人運行が可能なダンプトラックが豪州やチリなどの資源国で大活躍している。

 タイヤの大きさが直径約4メートル、1台で約300トンの荷物を運搬できる超大型トラックだ。運転席で人が操作することも可能だが、全地球測位システム(GPS)や障害物検知センサー、各種の情報技術(IT)を駆使して、無人で走行できる。トラックは1台約5億円。コマツは、遠隔地の管制室から無人運行を管理する。世界で同社だけが提供できるサービスだ。

 コマツは2008年、チリで鉱山開発を行う企業に11台納入し、世界初の無人ダンプトラックのみでの操業が始まった。油圧ショベルなど有人の機械にもGPSが取り付けられており、正確な位置を把握して、鉱石などの積み下ろしができる仕組みだ。人が近づいたり、障害物があったりすると、センサーが検知して緊急停止。正確な運行に加えて、人的な運転ミスによる事故防止を図ることができる。豪州やチリなどの巨大な鉱山内のみで運行し、一般道を無人で走行することはない。

 無人トラックの運行システムの開発構想は1970年代にさかのぼる。日本国内の鉱山や採石現場では、当時から将来の運転手不足が予想されていた。事業として成立するかどうかの実証実験を90年代から開始。国内にある鉱山の規模では小さすぎて採算が合わなかったものの、海外では事業化が可能と見込んで、開発を継続したという。

 現在、世界で80台の無人ダンプトラックが稼働中だ。24時間、365日稼働するダンプも珍しくないという。取締役の黒本和憲さんは「顧客と一緒に改革を進めて、なくてはならない存在になりたい」と、利用者のニーズに応えていく思いを語る。【山口知】

 ◇売上高の8割を海外で

 コマツは世界で販売した建設機械にGPSなどを取り付け、稼働状況をリアルタイムに把握している。「コムトラックス」と呼ぶこのシステムは、建設機械の盗難を防ぐほか、盗まれても遠隔操作で使えなくすることも可能だ。同社の売上高は1兆9536億円(2014年3月期、子会社も含めた連結決算)。トラックなど「建設機械、車両」事業が9割近くを占め、売り上げの8割近くを海外で稼ぐ。

520荷主研究者:2015/01/24(土) 22:31:04

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120150113aaaf.html
2015年01月13日 日刊工業新聞
三菱重工、300億円投資しプラント用コンプレッサーの生産・サービスを拡充

 三菱重工業は2015年度から3年間で合計240億―300億円を投じ、プラント用コンプレッサー(圧縮機)の生産・サービス体制を拡充する。ブラジル、ロシアで現地生産体制を整えるほか、米国工場を増強。マザー拠点となる広島工場には年40億円規模の投資を続ける。コンプレッサー需要はシェールガス生産などに伴い拡大。独シーメンスが米ドレッサーランドの買収を決めるなど世界再編が進む。米ゼネラル・エレクトリック(GE)、シーメンスの「2強」に挑む三菱重工は世界での事業基盤を固め、M&Aも視野に対応する。

 子会社の三菱重工コンプレッサ(MCO、広島市西区、大崎裕章社長、082・291・2200)が年平均80億―100億円の設備投資を行う。具体的には3月に稼働する米国ヒューストン工場への追加設備投資計画を1年前倒し、年末からスペア部品製造用工作機械などを導入する。試運転設備も建設する計画。一方、中核部品を手がける広島工場には最先端の試運転設備や工作機械などを追加。リードタイム30%短縮などで業界最短納期を実現する。

 新興国では1年以内にブラジルで小型コンプレッサーの生産に乗り出す。現地タービン企業の工場の一部を借り試運転設備などを建設、国営石油会社ペトロブラス向けなどの国産化政策に対応する。ロシアでも政府系企業のガスプロムの要請に応じ、17年度以降に現地企業と合弁生産に乗り出す方針だ。

521荷主研究者:2015/02/01(日) 12:51:26

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120150121bcat.html
2015年01月21日 日刊工業新聞
富士重工、愛知・半田工場に「777X」向け中央翼組立工場を建設

 富士重工業は20日、半田工場(愛知県半田市)の敷地内に、米ボーイングの次世代大型旅客機「777X」向け中央翼の組立工場(完成予想図)を建設すると発表した。投資額は100億円規模を予定。機体リベット打ちや穴あけ工程などを自動化し、生産性向上に取り組む。2016年の完成を目指す。

 半田工場内には2棟の組立工場があり、今回の777X向けで3棟目となる。新工場の敷地面積は非公表。既存2工場ではボーイングの大型旅客機「777」「787」の中央翼、防衛省の固定翼哨戒機(P―1)・次期輸送機(C―2)の中央翼などを組み立てている。777X向けも同工場で行い、中央翼の組み立て作業の集積や完成品輸送の効率化につなげる。

 777Xは既存の777よりも燃費を改善した新型機。座席数は350―400席規模。ボーイングはすでに300機規模の受注・内定を得ている。17年に製造を始めて、初号機のデリバリーは20年を予定。開発、量産に向け日本企業としては川崎重工業や三菱重工業、富士重工業、新明和工業、日本飛行機が参画することが決まっており、5社で全体の約21%の主要構造部位を分担製造する。

524とはずがたり:2015/02/02(月) 12:56:59

三菱日立パワーがウズベキスタン国営と協業 発電所の運転・保守など
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/industry/snk20150202523.html
産経新聞2015年2月2日(月)12:47

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は2日、ウズベキスタン共和国の国営電力会社であるウズベクエネルゴと、発電所のオペレーション・メンテナンスに関して協業することで合意し、覚書を締結したと発表した。今回の協業は、両国の貿易や経済発展の促進を目的に開催されている日本ウズベキスタン経済合同会議の成果の一つとして締結された。

 具体的には、同社が設備を供給したナヴォイとタリマルジャンの両発電所と、タシケント熱電供給所のガスタービンなどに対する運転・保守や、エンジニアのトレーニング、技術セミナーの開催などを行う。

526とはずがたり:2015/02/02(月) 17:22:36
日本の特急電車、台湾から追加受注 JR九州「かもめ」の兄弟車
http://news.goo.ne.jp/article/trafficnews/trend/trafficnews-37208.html
乗りものニュース2015年1月9日(金)15:12

JR九州885系特急形電車の兄弟車とも言える日立製の車両が高い評価を受け、台湾の国鉄に追加導入されることになりました。

台湾でも効果を発揮した日本製振子電車

 日立製作所は2015年1月9日、台湾の交通部台湾鉄路管理局(TRA)、日本的に言うところの国鉄から新たに鉄道車両2編成16両を受注したことを発表しました。

 受注したのはTEMU1000形という在来線の特急電車で、2編成16両を2015年度中に納入。2016年6月以降に運行が開始される予定です。このTEMU1000形という車両は、すでに日立が8年前の2006年から2007年にかけて6編成48両を製造・納入しており、今回は追加の受注ということになります。

 このTEMU1000形は、カーブで車体を最大5度傾けることで遠心力を打ち消し、乗り心地を維持したまま通過速度を向上させる「制御付振子装置」を搭載。基本速度より25km/h速いスピードでカーブを通過することが可能です。

 振子装置を備える車両は日本では1973(昭和48)年から導入が始まっていますが、台湾では2006年から導入されたこのTEMU1000形が初。この車両の登場により台湾の地勢が険しくカーブの多い区間においても、鉄道の高速性、快適性向上が実現しました。

 今回、日立が台湾国鉄から追加受注した理由について、同社は「約8年間の運行実績およびアフターサービス、乗り心地、デザイン、品質・信頼性などで高い評価を受け、追加受注に至りました」と述べています。

 台湾では近年、鉄道インフラの需要が高まっており、2013年の年間旅客数は9億7000万人と前年比105%を記録。2006年に初導入されたこの日立製TEMU1000形と、2013年から営業運転が始められた日本車輌製造製TEMU2000形という日本の車両が在来線特急の花形として活躍。高まる需要を支えています。

 日立製TEMU1000形電車を使用した列車は、台北などと台湾東部の花蓮方面を結ぶ「太魯閣号」として運転されています。愛称名は花蓮近郊の景勝地「太魯閣(タロコ)渓谷」が由来です。

 日立は「今後も、品質および信頼性の高い鉄道車両を提供することにより、台湾の鉄道インフラの更なる発展に寄与するとともに、鉄道システムのグローバル展開を加速していく」としています。

設計最高速度は150km/h

 台湾国鉄に導入される日立製のTEMU1000形は、8両編成で4M4Tです。簡単に言うと「M」はモーターを搭載した車両、「T」はモーターを搭載しない車両の意味で、「4M4T」は8両編成中、4両がモーター搭載車、4両がモーター非搭載車ということになります。

 使用する電気は交流25000Vの60Hzで、東海道、山陽、九州、長野(軽井沢〜長野)新幹線と同じ。ただ軌間(レールの間隔)は1067mmで、日本の在来線と同じです。営業最高速は130km/hですが、設計最高速度は150km/hとなっています。

 またこの車両は、特急「かもめ」(博多〜長崎など)や「ソニック」(博多〜大分など)に使われているJR九州の特急形電車885系と同等のメカニズムを持っており、いわば兄弟車両でもあります。

527とはずがたり:2015/02/02(月) 17:32:24
一番手嫌いの俺だから当然必然にアンチ三菱だけど重工+日立=日本最強(・∀・)
世界目指して頑張って欲しいので応援。この辺は一番手だけど応援してる野村を応援している心情と同じ♪
アルストムはジーメンス+三菱重工連合とGEで取り合いでGEが押し切った案件>>479>>486>>488。鉄道車両でも世界3強の一つ>>347>>260>>217>>203だ。
三菱と日立は鉄道車両でも手を組んでいる>>229

三菱日立パワーシステムズ 人的交流さらなる相乗効果
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20150129006.html
フジサンケイビジネスアイ2015年1月30日(金)08:21

 日立製作所と三菱重工業の火力発電事業の合弁会社、三菱日立パワーシステムズ(MHPS)の西沢隆人社長は29日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、工場など現場レベルでの旧三菱、旧日立の人員の一層の融合を図る狙いで、4月に全国の工場を横断する地域統括や副統括クラスの人的交流を行う方針を明らかにした。

 また国内外に設置しているボイラーなどの改造工事の増加に対応するため、国内外のサービス要員約3000人を早期に1割増、中長期的に2〜3割増やす考えも示した。

 同社は旧三菱の1万4000人と旧日立の9000人の社員で構成。当初、統合効果が出るには時間がかかるとみていたが、繰り返し実施したタウンミーティングなどの効果に加え「昨年、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が仏アルストム買収を決めたことを受け、各社員が『自分たちも早く強い会社にならないといけない』という自覚が芽生え融合が加速」(西沢社長)し、想定以上の統合効果を生んでいるという。

 このため2013年2月の統合前の受注額は2社合わせて1兆500億円だったが、両社の持つ技術力のシナジー効果もあり、今年度は1兆3000億〜1兆4000億円の受注が見込めるという。

 さらに4月に実施する各工場の地域統括クラスの人的交流などで工場の融合を加速。加えてサービス事業強化などを進めることで、20年度の受注高目標2兆円も十分視野に入るとした。

 一方、ガスタービン事業については、旧日立が中小型、旧三菱が大型を持つ強みを生かす考え。電力系統がそろっていないモザンビークやタンザニア、ナミビアなどでまずは中小型タービンを売り込み、国の成長に合わせて大型機へ移行できるようなビジネス展開を図る。

 同社が保有する新技術で、石炭をガス化し高効率発電が行えるIGCC(石炭ガス化複合発電)システム事業にも注力。石炭が活用できるうえ、環境に優しいことなどが評価され、チリやメキシコ、南アフリカなどから引き合いがあり、数年内に大幅受注増が見込めるためだ。

528とはずがたり:2015/02/06(金) 11:42:58

MHPS、カナダ向けGTCC発電設備を受注
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_1108295.html
マイナビニュース2015年1月9日(金)16:14

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は1月9日、カナダ・キャピタルパワー/エンマックスが建設する出力各50万kW超のジェネシー発電所4、5号機向け天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備を受注したと発表した。

今回のGTCC発電設備は、同国アルバータ州ウォーバーグに新設するもので、運転開始後は、大容量かつ高効率の設備で、地域の旺盛な電力需要に応えていくこととなる。

GTCC発電設備は、M501J形タービンのほか、蒸気タービンSRT-50、排熱回収ボイラー、発電機などで構成される。今回の設備は、ガスタービンと蒸気タービンを共通のシャフトで結び発電するシングルシャフト・コンバインドサイクルで、プラント建屋の大きさを縮小し、プロジェクトのコスト削減に貢献する。

MHPSはこれら主要機器の製作・供給を担当し、運転開始後は受注と併せて締結した長期保守契約に基づいてガスタービン、発電機などの保守・管理、代替部品の供給、リモートモニタリングなどを行い、設備の稼働を支援していく。

なお、運転開始は4号機が2018年末以降、5号機が2020年の予定となっている。

529荷主研究者:2015/02/08(日) 12:28:46

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120150126bcad.html
2015年01月26日 日刊工業新聞
三菱日立パワーシステムズ、20年度にサービス事業1兆円−比率5割、経営基盤を強化

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は2020年度にサービス事業の受注高を現状比約2・5倍の1兆円に引き上げる方針だ。全社受注高に占めるサービス比率を5割(現状3割強)に高め、経営基盤を強固にする。競合の米GEは火力発電分野のうちサービス事業の比率が半分を超え、今後は仏アルストムの事業買収などで一段と強化する。MHPSも同様の事業ポートフォリオを築いて対抗する。

 MHPSは14年2月に発足した三菱重工業と日立製作所の火力発電システム事業の統合会社。20年度に全社受注高2兆円を目指し、このうちサービス事業で8000億円(現状は4000億―4500億円)程度を想定していた。この目標を上方修正した格好だ。

 事業統合前の13年度の全社受注高は合算で1兆500億円規模だったが「シナジー効果により14年度は同1兆3000億円を超える」(西澤隆人MHPS社長)という。機器受注が堅調に推移する中、「サービス事業が会社を支える」(同)構図を鮮明にする。ICTを利用した遠隔監視や運転管理などに加え、有力顧客との関係を深める。

530荷主研究者:2015/02/08(日) 13:23:35

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120150204baac.html
2015年02月04日 日刊工業新聞
IHIシバウラ、松本工場に産業用ディーゼルエンジンのライン新設−年産4万5000基

 IHIシバウラ(長野県松本市、代田精一社長、0263・25・4511)は、松本工場(長野県松本市)に産業用ディーゼルエンジンの組み立てラインを新設し、生産能力を現状比1・5倍の年間4万5000基に拡大する。2015年度内に本格稼働する。増産投資はリーマン・ショック以降初。

 IHIシバウラは12年に米国環境保護庁(EPA)第4次排出ガス規制(ティア4規制)適合のディーゼルエンジンを開発し、農業機械や建設機械メーカーなどに提案してきた。粒子状物質(PM)排出量を10分の1以下に抑えるなど厳しい条件が課せられ、技術的ハードルは高い。

 現在、松本工場では出力5キロ―50キロワット級(排気量500―2200cc級)のエンジンを年3万基規模で混流生産している。排出ガス規制強化の対象となる19キロワット以上のエンジンが増加する中、組み立てラインを規制対象外の小型エンジンと切り分け、生産効率を高める。鋳造、機械加工は2交代制などで対応していく。

 ティア4適合エンジンについては当面、松本工場で生産し、輸出する計画。同工場の生産は16年に4万台超に膨らむとみる。

532とはずがたり:2015/02/23(月) 01:54:20

2015年02月10日 09時00分 更新
再生請負人が見る製造業(6):日系航空機メーカーは、主戦場のアジアで勝ち残れるか?
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1502/10/news005.html

533荷主研究者:2015/03/01(日) 11:38:07

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120150218baac.html
2015年02月18日 日刊工業新聞
日立造船、大型舶用低速エンジンの供給事業に参入-SCR装置で差別化

 日立造船は、LNGを燃料とする大型舶用低速ガスエンジン供給に参入する。2015年度に数億円を投じて有明工場(熊本県長洲町)でテスト設備を整え、提案活動を始める。17年度の供給を目指す。日立造船は選択的触媒還元法(SCR)装置やエンジン関連のノウハウで差別化し、大型舶用エンジンの国内シェア2位を固める。

 大型舶用エンジンの世界シェアトップであるドイツのマンが開発した舶用ガスエンジンをライセンス生産する。日立造船は国内で唯一、マンと世界シェア2位のフィンランド・バルチラの双方とライセンス契約を結ぶ強みを生かすため、バルチラの舶用ガスエンジン供給も視野に入れる。

 日立造船は、有明工場にあるテスト用の舶用ディーゼルエンジンとSCR装置一基を改造してガスエンジンの設備に変更する。試験を繰り返して運転ノウハウを蓄積するとともに、性能向上やSCR装置を活用して重油燃料より小型のエンジンで性能を維持できるかなどを検証していく。またエンジンの稼働状況などをモニタリングする情報通信技術(ICT)を活用したサービスを模索。ユーザーの効率的な運営を手助けする。

534荷主研究者:2015/03/01(日) 11:49:52

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201502/0007751614.shtml
2015/2/19 09:00 神戸新聞
航空機参入の中小企業 神戸市が助成拡大へ

4千点の部品から成る航空機エンジンの一部。中小企業が大手への部品納入を目指す=神戸市西区高塚台2、川崎重工業西神工場

 神戸市は2015年度、航空機産業に参入する中小企業向けの補助制度を拡大する。兵庫県内の大手関連メーカーへ共同で部品納入を目指す取り組みを支援。今後15年ほどで世界の旅客機数は倍増するとみられ、拡大する市場へ参入を促す。(高見雄樹)

 同市は、重点的に育成する産業に航空・宇宙分野を指定。中小企業がグループで大手の部品製造を請け負う動きを後押しする。年間200万円の活動費補助や、受注獲得を助言する大手メーカーOBの派遣費用として300万円の助成-などを予算案に盛り込んだ。

 金属加工機械の購入など1千万円を超える設備投資への補助では、通常は10%の補助率を33%に、上限額を1千万円から3千万円にそれぞれ引き上げる。大手に売り込むための試作品の開発にも、1グループにつき500万円を助成する。

 航空機需要は世界的に高まっており、海外の航空機メーカーに機体やエンジンの一部を納入する川崎重工業(神戸市中央区)や新明和工業(宝塚市)、住友精密工業(尼崎市)などは、部品の外注先の開拓を進めている。

 神戸市には、製造工程の品質管理に関する国際認証の取得にかかる費用の3分の1を補助する制度があり、14年度までに中小企業18社が利用している。本格的な取引開始に向け、さらに支援策が必要と判断した。

 佐藤一郎・神戸市産業振興局長は「航空・宇宙分野を神戸の新たな基幹産業にしていきたい」と話す。

 兵庫県も15年度、認証取得の補助制度などを始める。

535荷主研究者:2015/03/29(日) 19:38:58

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1420150311aaaq.html
2015年03月11日 日刊工業新聞
東北の中堅・中小造船会社、本格復興に向け設備増強-国が160億円助成

造船団地も整備されている

 東日本大震災で被災した中堅・中小造船会社が、本格復興に向けて相次いで設備増強に乗り出す。須賀ケミカル産業(岩手県大船渡市)と大船渡ドック(同)は共同で岩手県大船渡市沿岸部に、宮城県南三陸町の造船関連企業3社は南三陸町に、それぞれ新工場を建設する。震災から4年が経過し設備復旧は進んだものの、震災以前の水準に戻すには一段の設備投資が不可欠と判断した。

大船渡ドックの敷地内で新工場の建設が始まる

 両グループは、国土交通省の「造船業等復興支援事業費補助金」を活用して整備する方針。造船施設の建設費などの3分の2を助成する総額160億円の補助金だ。

 繊維強化プラスチック(FRP)船の建造が主力の須賀ケミカル産業と船舶修繕を手がける大船渡ドックは、合同会社「大船渡ドックケミカル」を設立。資本金は200万円で50%ずつ出資。合同会社が約3億円を投じて、造船工場と上架設備を新設する。造船工場は4月に着工し、延べ床面積は約664平方メートル。10重量トン以上20重量トン未満のFRP船を建造する。海中から陸地にかけてレールを敷き、船を陸揚げして修繕する上架設備は5月に着工し、延べ床面積は3206平方メートル。

 須賀ケミカル産業の須賀正会長は「被災した漁業関連の支援事業で新造船の受注は拡大したが、今後は自力で受注を獲得していかなければ」と意欲を見せる。

 南三陸町に立地する志津川造船鉄工所、カトーディーゼル、小野造船所は、南三陸造船鉄工(南三陸町)を共同で設立。約1億6000万円を投じ、造船工場や倉庫を建設する。延べ床面積は680平方メートルで11月に稼働する。

536とはずがたり:2015/04/09(木) 12:38:16
ホンダジェット日本初飛行へ、今月25日から一般公開
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/industry/sankei-ecn1504080026.html?fr=rk
産経新聞2015年4月8日(水)15:48

 ホンダは8日、発売を予定している小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」を25日に日本で一般向けに初めて公開すると発表した。成田空港など4カ所でデモンストレーション飛行などを行う。

 ホンダジェットは航空事業子会社のホンダエアクラフトカンパニーが開発。昨年6月に量産1号機が初飛行した。米当局の認定を受けた後、顧客への納入を開始する計画だ。

 日本への飛行は初めてで25日の仙台空港を皮切りに26日に神戸空港、5月2、3日に岡南飛行場(岡山県)、4、5日には成田空港で一般公開する。

 また、5月19日からスイスで開催される欧州最大のビジネス航空ショーに出展。イギリスやフランスなど欧州各国をまわり、速度や燃費性能をアピールする方針だ。

537荷主研究者:2015/04/18(土) 22:16:01

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120150408bcak.html
2015年04月08日 日刊工業新聞
コマツ、阪大と建機研究を拡充-「コマツみらい建機協働研究所」開設

 コマツは7日、大阪大学との共同研究を拡充し、同大学に「コマツみらい建機協働研究所」を開設したと発表した。従来の講座から研究所に格上げし、事業面での重要テーマの建設・鉱山機械の遠隔化、自律化の共同研究をさらに進める。

 大阪大学吹田キャンパス(大阪府吹田市)内に開設。両者から集まった常勤6人、兼任9人で始動した。大阪大学とは2006年から共同研究を開始し、12―14年度の共同研究では、製品に将来適用でき得る技術を生み出す成果を挙げた。

 大阪大学には出資企業が資金と研究者を大学に提供して研究する協働研究所制度があり、その一つとなる。学外とも幅広く連携することを目指す。

 また、コマツは同日、東京工業大学と組織的連携協定を新たに結んだことも発表した。建機に求められる、(1)革新的技術(2)見える化技術(3)将来向けの要素技術―の三つについて両者の人材を集めて研究する。その一環で大学院理工学研究科に共同研究講座を設置した。潤滑、摩擦などの現象を扱う科学技術を研究し、建機の主要部品である油圧機器の高性能化を目指す。

538とはずがたり:2015/04/19(日) 13:53:08
2015.3.20 21:45
中国で韓国系造船大手が破産へ 李克強首相肝いりで誘致もとんだ赤っ恥
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/150320/wor15032021450038-n1.html?obtp_src=www.iza.ne.jp

 韓国財閥のSTXグループ傘下で、中国・大連で造船業を展開していたSTX大連が破産手続きに入った。負債額は200億人民元(約3860億円)との現地報道もある。中国の李克強首相の肝いりで誘致した経緯があり、経営再建を模索していたが、引き取り手がなかった。

 STX大連は、李首相が遼寧省トップを務めていた2007年に韓国から誘致し、巨大な造船所を運営していた。

 ところが直後にリーマン・ショックが発生したこともあって業績は低迷、約1兆7000億ウォン(約1840億円)を投資したSTXグループも経営が悪化し、朴槿恵(パク・クネ)政権発足後の13年5月には銀行の管理下に入り、事実上破綻した。

 STX大連も昨年6月に日本の会社更生法にあたる手続きを中国の裁判所に申請、中国の造船大手との合併など再建を模索していたが、負債額の大きさもあって再建を断念した。

 韓国の造船業はウォン安を武器にした安値受注でシェアを伸ばしていたが、このところの円安ウォン高で日本メーカーが復活し、厳しい環境に追い込まれている。

 一方、先日閉幕した全国人民代表大会(全人代)でも影が薄かった李首相だが、STX大連の破産で力を失っている様子が浮き彫りになった形だ。

539とはずがたり:2015/04/24(金) 18:54:58
原付,バイク,クルマと来て次は飛行機。ホンダいいね〜♪

ホンダジェット、国内初公開…100機以上受注
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150423-OYT1T50131.html?from=ytop_main4
2015年04月24日 07時42分

 ホンダが開発した小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」が23日、拠点の米国から羽田空港に到着し、報道陣向けに公開された。

 日本で公開されるのは初めて。

 ホンダジェットは米国で2012年10月に量産が開始され、14年6月に1号機が飛行した。定員が7人で、サイズが全長約13メートル、翼の幅約12メートルとコンパクトだ。

 機体に炭素繊維を使うことなどで軽量化を図っており、一般的なビジネスジェット機よりも燃費性能を2割近く高めたという。価格は450万ドル(約5億4000万円)で、欧米の個人や企業などから100機以上を受注した。

 ホンダ創業者の本田宗一郎氏(故人)は、航空機事業への参入が夢で、ホンダは1986年に航空機の開発に着手した。

540名無しさん:2015/05/03(日) 11:36:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150426-00000034-scn-sci
コマツ「931.1」伐採機・・・恐怖を感じるほど「神機」!? 中国ネット民「日本の軍事力が想像できる」=中国版ツイッター 
サーチナ 4月26日(日)22時15分配信

 中国メディア・新浪汽車は24日、日本メーカーが製造した伐採機を「神機」として紹介するツイートを掲載した。このツイートに対して、多くの中国ネットユーザーが興味を持つとともに、さまざまな感想を残した。

 ツイートは、「伐採(機)技術はどこがすごい? 日本の小松製作所の“伐採神機”だ。これはもはや『トランスフォーマー』」としたうえで、スウェーデンにあるコマツのグループ企業「コマツフォレスト」が製造・販売を行う「931.1」という伐採機の紹介動画を掲載した。動画からは「931.1」が短時間の間に針葉樹を伐採し、切り分ける様子が見て取れる。

 このツイートを見た微博ユーザーからは「カッコよすぎる」、「強すぎる」、「驚きのスピード! 彼らの想像力には敬服せざるを得ない」、「日本の機械電子はスゴイな」、「日本の軍事力が想像できる」、「恐るべし、小日本」といった驚嘆のコメントが数多く寄せられた。また、「科学技術があってこその生産力。われわれも人様の長所から学ばなければ」という感想を残すユーザーもいた。

 一方、「すごい恐怖を感じた! 山が1日でお陀仏になる」、「こんな風に伐採されるのを見て、いい気分がしなかったのは自分だけ?」など、あまりの性能の高さに「引き」気味のコメントも。「科学技術を高めると同時に環境保護にも気を配らねば。樹木が育つのは簡単じゃないぞ」とたしなめる意見もあったが、これには「いつもそういうこと言う人がいるけど、これらの木は伐採するために植えたの。また植えなおすの」との反応も見られた。

 紹介動画を見ていると、あまりにもサクサクと高木が片づけられていく様子に惚れ惚れしてしまう。まるで料理の材料を包丁で切っているかのような手際の良さである。少なからぬユーザーが恐怖を口にするのも、なんとなく分かるような気がする。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:(C)Konstantin Labunskiy/123RF.COM)

541とはずがたり:2015/05/09(土) 19:43:22

大型客船の建造難航、1336億円の損失計上 三菱重工
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150509-00000009-asahi-bus_all
朝日新聞デジタル 5月9日(土)5時33分配信

 三菱重工業は8日、長崎造船所(長崎市)で進む2隻の大型客船の建造が難航しているため、累計1336億円の損失を計上したと発表した。設計の不具合や造り直しが相次いで損失がふくらみ、2隻で約1千億円とみられる受注額を上回る規模になった。

 8日発表した2015年3月期決算で、これまでの損失額1039億円に加え、297億円の特別損失を計上した。純利益は前年比31・2%減の1104億円となった。

 大型客船は、世界最大のクルーズ会社カーニバル社の子会社から11年11月に受注。長さ約300メートル、約3300人乗りで、三菱重工が11年ぶりに受注した客船だった。だが設計が難航し、大幅な造り直しも必要になったことで多くの人員を投入せざるを得なくなった。1隻目は予定より半年遅れて今年9月、2隻目は16年春に引き渡しを迎える予定だ。(南日慶子)

542とはずがたり:2015/05/11(月) 22:52:30

韓国KTXが初輸出に向け始動、マレーシア・シンガポールで技術力と安全性をPR
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20150511/Xinhua_17351.html
フォーカス・アジア 2015年5月11日 13時05分 (2015年5月11日 20時50分 更新)

韓国・国民日報は11日、韓国の高速鉄道・KTXの海外輸出に向けた動きが始まったと報じた。
記事によると、現代ロテムや現代建設などの民間企業と韓国鉄道施設公団、韓国鉄道技術研究院などで構成する「官民合同高速鉄道受注支援団」(団長=ヨ・ヒョング国土交通部第2次官)が11日から5泊7日の日程でマレーシアとシンガポールを訪問する。訪問中は両国で「韓国鉄道技術セミナー」を開催、今年にも事業公告が行われる予定のマレーシア-シンガポール高速鉄道事業の受注をめざし、韓国の高速鉄道技術力と安全性をPRするという。
マレーシア-シンガポール高速鉄道事業は、クアラルンプールとシンガポールを結ぶ全長330キロのプロジェクトで、事業費は120億ドル(約1兆4300億円)にのぼる。中国や日本の関係者はすでに水面下で受注作戦に入っているとみられる。このほか、ボンバルディア(カナダ)やアルストム(仏)、シーメンス(独)なども参加を検討している。
韓国高速鉄道は、2004年のKTX京釜線開通後、国産化を進めているが、海外受注実績はゼロ。高速鉄道事業は、鉄道建設やメンテナンス、車両の製造、運営システムなどの総合力が要求されることに加え、巨額の金融保証が必要であることなどがネックとなっている。
ただ、韓国の業界関係者らは「今回の受注戦は雰囲気が違う」と見ている。韓国政府が受注戦を支援するという強い意志を示したことで、企業側もやる気を出しているという。4月1日に行われたKTX湖南高速鉄道の開通式には、マレーシア陸上公共交通委員会のサイド・ハミド議長も出席する中、朴槿恵大統領が「年間200兆ウォン(約22兆円)に達するグローバル鉄道市場への進出に拍車をかけなければならない」と強調した。
世界では現在、インドや米国、ブラジル、トルコなど、多くの国が大規模な高速鉄道事業を計画しているが、市場の50%は中国企業が、18%は日本企業が占めている。

543とはずがたり:2015/05/13(水) 13:59:30

「優等生」コマツを追い込んだ、2つの"誤算"
リーマン危機以来の異常事態に打つ手なし?
長瀧 菜摘 :東洋経済オンライン編集部
http://toyokeizai.net/articles/-/69480?utm_source=excite&amp;utm_medium=http&amp;utm_campaign=link_back&amp;utm_content=article
2015年05月13日

資源価格の低迷を受け、主力事業の1つである鉱山機械は需要の縮小が止まらない

「異常事態だ。厳しい見方を出さざるをえない状況だ」(藤塚主夫CFO)。世界2位の建設機械メーカー、コマツが苦戦を強いられている。2015年度(2016年3月期)は売上高が1兆8800億円(前期比5%減)、本業の儲けを示す営業利益が2210億円(同8.7%減)と、減収減益を予想している。

コマツが期初時点から営業減益予想を発表するのは、リーマンショックの影響をモロに受けた2009年度以来、6年ぶりのこと。国内製造業の「優等生」といわれてきた企業に何が起きているのか。

2014年度は、売上高1兆9786億円(同1.3%増)、営業利益2420億円(同0.7%増)で着地した。多くの輸出企業と同様、円安の恩恵を多分に受けていながら、売上高、利益とも横ばいを維持するのがやっとだった。その背景には、業界全体を覆う2つの“誤算”がある。

春節明けの最需要期に売り上げ縮小

1つ目が中国だ。建設機械の場合、1年間で最も需要が高まるのは春節明け(2015年は2月末)であるため、年間業績の仕上がりが期末まで読めない。2014年度は各社ともある程度、景気減速の影響を織り込んでいたものの、実際はもっと悪かった。

3月以降も商談がまったく進まない状況が続き、ふたを開けてみれば、中国国内の建機需要は不需要期である10〜12月よりも1〜3月のほうが縮小。コマツの中国事業全体の売上高も、前年度に比べ約30%落ち込んだ。

現地では、公共・民間とも「工事が動いていない状況」(業界関係者)が続いており、建設機械の市場規模は足元でも前年比で半分ほどになっている。コマツも、2015年度は中国事業の売り上げがさらに落ち込むという見通しを立てている。

もう1つ頭が痛いのは、需要の縮小が3年以上続いている鉱山機械だ。石炭など主要鉱物の価格低迷を受け、体力のない中小の業者だけでなく、資源メジャーまでもが、新規の機械投資を目いっぱい後ろ倒しし、手持ちの機械をメンテナンスしながら使い続ける傾向が続いている。

コマツは2013〜2015年度の中期経営計画で、鉱山機械需要は2013年を底に徐々に回復するという予測を立てていたが、2014年度は前年度比26%減。さらに、数カ月前までコマツに対し「2015年後半からは、まとまった投資を再開できそうだ」と話していた資源メジャーの幹部たちも、足元では「もう少し先になりそうだ」と、渋い顔をしているという。

こうした状況を受け、コマツは2015年度も需要がさらに30%減少するという見通しを立てざるをえなくなった。中計で見込んでいた2015年度の需要と比べると、実に70%以上の下方修正になる。

好調な地域や事業だけで補いきれず

さらに、アジアなど新興国事業の不振が追い打ちをかける。タイ、マレーシアは中国の景気減速の影響を受けて市場が低迷することが見込まれ、鉱山機械が中心のインドネシアも引き続き厳しい。

インドでは資源安による燃料コストの減少や新政権の公共政策に期待が持てるほか、欧米など先進国の中には調子のいい地域がないわけでもない。それでも、世界全体の販売台数は前年度よりも落ち込む見通しだ。建機の部品・サービス事業や産業機械事業はジワジワと利益が拡大しているものの、全体をカバーするには至らない見込みだ。

コマツは、主力の粟津工場(石川県小松市)で外部調達電力90%カットに向けて生産建屋を刷新するなど、国内工場を中心にコストカットにつながる投資を積極的に行っている。ただ、これも実際に利益に効いてくるのはまだ先になりそうだ。今は需要の回復期に向け、ひたすら“耐えるとき”なのかもしれない。

544荷主研究者:2015/05/16(土) 18:06:01

http://www.sankeibiz.jp/business/news/150423/bsc1504231356010-n1.htm
2015.4.23 13:56 Fuji Sankei Business i.
三菱重工が横浜の工場閉鎖 発電機事業のコスト削減へ、日立との合弁分も

 三菱重工業は23日、横浜市金沢区の横浜製作所金沢工場と、日立製作所と共同出資する子会社「三菱日立パワーシステムズ」の横浜工場の発電機器事業を、国内外の拠点に移管すると発表した。両工場は閉鎖する見通し。生産拠点を集約してコスト競争力を高める。

 隣接する両工場の従業員計約360人は配置転換で対応し、人員削減は行わない方針だ。移管は2015年度末に完了する予定。

 三菱重工は「金沢工場の今後の活用については、横浜市などと協議して検討する」とコメントした。

 両工場の事業のうち、三菱重工の発電向けのエンジンは、相模原製作所(相模原市)に製造を移管。三菱日立パワーシステムズの火力発電システム機器は、中国やフィリピンなどに移管する。


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