したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

法学論集

1とはずがたり:2005/03/29(火) 14:02:24
憲法や政治思想・安保論など以外の政治・法学関連スレです。判決・刑事事件等扱います。

=関連スレ=
憲法スレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1061910652/l100
国際関係・安全保障論
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l100
政治思想総合スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039194613/l100

2182チバQ:2015/06/18(木) 21:04:34
「日本のクラブカルチャーの未来へ向けた声明文」
 このたび、「客にダンスをさせる営業」について規制をしてきた風営法が改正されることになりました。
 今回の法改正に至る背景には、超党派によるダンス文化推進議員連盟、内閣府の規制改革会議、規制当局である国家公安委員会・警察庁、地域の住民や商店会、そしてクラブカルチャーのみならず、社交ダンス、サルサをはじめとした広範なダンス文化を担う方々、さらには問題意識をもってパイプ役として活動してきた弁護士の方々による度重なる対話や議論などがあります。
 もちろん、こうした対話や議論を進めていく状況の中で、常にクラブに足を運び続けていただいたクラブユーザーの皆様の声にも強く後押しされて参りました。クラブカルチャーのあり方については、まだまだ議論の足りない部分もあり、解決すべき問題も多く残されておりますが、今回の風営法改正により、日本のクラブカルチャーが大きな一歩を踏み出したことには間違いありません。
 日本にクラブカルチャーができてから25年余の間、我々DJやクラブ業界は、様々な問題に直面してきました。残念ながら、純粋に多くの方々に向けて音楽を提案していきたいというDJやクラブ業界の姿勢とは相いれない事件が起きてしまったことがあるのも事実です。今後、これらの事実に対しても誠実に向き合うとともに、今回の法改正というタイミングを良き機会として、日本のクラブカルチャーの新たなステージを作っていくことが、我々の至上命題であると考えています。
 2015年を日本におけるダンスミュージック元年ととらえ、我々DJは、ダンスミュージックの担い手のひとつとして、率先して日本のアート、エンターテインメントの未来を提案していく所存です。日本には数多くの才能豊かなDJがいます。ダンスフロアの夜明けと共にここに我々DJの力を結集し、日本の文化、社会、経済の発展のために尽力していきたいと思います。
     ◇
 DJ AMIGA、Darthreider、DJ EMMA、FYS aka BINGO、GUNHEAD、DJ HASEBE、DJ HAZIME、HIDEO KOBAYASHI、HIROSHI WATANABE、石野卓球、DJ JIN(RHYMESTER)、DJ JURI、DJ KAORI、川辺ヒロシ、DJ KAWASAKI、DJ Ken-Bo、ケン・イシイ、木村コウ、Komatsu、DJ KYOKO、DJ MASTERKEY、MURO、DJ Nori、DJ Ogawa、沖野修也、大貫憲章、大沢伸一、Q’HEY、Remo-con、RYUKYUDISKO、Satoshi Tomiie、佐藤強志、Shotaro Maeda、DJ SILVA、Sugiurumn、須永辰緒、高木完、TAKAMI、高宮永徹、Takeru John Otoguro、☆Taku Takahashi、田中知之、DJ TSUYOSHI、DJ WATARAI、Watusi(COLDFEET)、YAMA、DJ YOKU、Zeebra(※アルファベット順)


(「風営法改正、未来へ大きな一歩」 DJらの声明文全文:朝日新聞デジタルより 2015/06/17 23:04)

2183とはずがたり:2015/06/19(金) 13:49:32
董事長http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/717って何だ?って事で調べてみた。企業法・会社法も此処へ投下。


https://ja.wiktionary.org/wiki/%E8%91%A3
音読み
呉音 : ツウ(ツゥ)
漢音 : トウ(トゥ)
訓読み
ただ-す

第98回 董事長,総経理=代表取締役?中国会社法上の代表者は,一体誰?
http://www.higashimachi.jp/column/column98.html
H24.7.23 張 麗霞
H25.10.30 改訂

中国の会社と取引関係のある方は,「董事長」や「総経理」という言葉をよく聞かれるかと思います。そして,董事長と総経理は「中国の会社の代表者であって,日本の会社でいう社長に相当する」と理解されている方が多いようですが,これは必ずしも正しくありません。
もともと,日本で一般的に言われる社長とは,代表取締役のことであって,会社の代表者という意味も含まれています。これに対して,中国会社法においては,董事長,総経理というだけでは必ずしも会社の代表者を意味しないということを,説明しておきたいと思います。(なお,以下は中国の内資企業についてのご説明です。中外合弁,外資独資の場合は仕組みが異なります)
中国においては,取締役会は「董事会」と呼ばれ,董事会設置会社には董事長を1名設置しなければなりません。董事会は,「董事」と呼ばれる取締役によって構成され,株主総会に対して責任を負う最高業務執行機関です。董事会は株主総会の決議を実行し,会社の予算・決算案や合併・分割・解散案などを立案し,内部管理機構の設置や総経理の任命などを行います。董事長としての主な責務は,董事会会議を招集・主宰する等であり,「董事会」の長としての役割です。すなわち,董事長は,董事会の議長的な存在であることを意味し,常に,代表権を有するわけではないのです。
董事長の選出方法としては,有限責任会社の場合においては定款で定め,株式会社の場合においては全董事の過半数で選出されます。このように,選任方法が日本の代表取締役と類似していることが,「董事長は代表取締役である」と誤解される理由の一つであると思われます。
一方,総経理は,会社の日常の経営管理機関の責任者で,董事会により任命・解任され,董事会の決議事項等を実施するという役職です。総経理は,董事会の決議事項を実施する点で,日本の代表取締役と類似していますが,董事長と同じく,常に代表権を有するわけではない等,代表取締役と異なる点も多くあります。
(以下略)

2184チバQ:2015/06/20(土) 10:55:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150619-00000036-asahi-soci
群馬・館林のロヒンギャ族、難民認定されず8年
朝日新聞デジタル 6月19日(金)16時12分配信

 群馬県館林市に、ミャンマーのロヒンギャ族約200人がひっそりと暮らしている。日本で難民として認定されず、仕事や医療面で苦境にある人々も少なくない。ロヒンギャ族やシリア難民など、国際社会では難民が改めて大きな課題となっている。国連は、難民の保護と支援への関心を高めようと制定した20日の「世界難民の日」を前に、世界の難民や国内避難民が過去最多になったと発表した。


 古い民家の一室で、アウンアウンさん(38)は、2時間しか眠れず早朝に目を覚ました。

 6月8日は、住んでいる群馬県館林市から、東京都港区にある入国管理局に行く日だった。正式な在留許可はない。「捕まったら、どうしよう」と考えると、心配でたまらなかった。

 アウンさんが入国管理局に向かったのは、3カ月に1度の「仮放免」更新のためだった。不法滞在などの理由で本来は収容対象だが、一時的に身柄の拘束を解かれることが「仮放免」だ。代わりに一定期間ごとの更新が必要で、県外への無許可での移動は許されていない。就労や国民健康保険の加入も認められない、不安定な立場だ。

 入管では「難民認定のための面接には呼ばれましたか」などと質問され、無事に終了した。「この日は大丈夫だったが、心配しながら生きて、8年になる」

 アウンさんはミャンマーで生まれ育ったが、出身地のラカイン州では、身に覚えのない爆発事件に関与したと疑われ、当局から連日事情聴取や暴行を受けたという。日本なら難民として受け入れられると期待して、2006年に逃げてきた。ミャンマーでは旅券が与えられなかったために偽造旅券で入国、1年間入管施設に収容された。

 館林市には、日本にいる約230人のロヒンギャ族のうち約200人が暮らし、市内の住宅街にはモスク(イスラム教礼拝所)がある。会社を経営するロヒンギャ族の一人の男性を頼って館林市に集まり始めた。在日ビルマロヒンギャ協会によると、日本国内にいる約230人のロヒンギャ族のうち約200人は同市に住んでいるという。

 働くこともできる在留特別許可が与えられる場合もあるが、アウンさんのように何年も仮放免のままという人もいる。

 「仕事もできず病院にも行けず、自由に移動もできない。ミャンマーも日本も同じだった」。館林市に住むロヒンギャ族の一人ムハマト・アドラさん(34)は漏らす。

 ロヒンギャ族の受け入れは、今年に入ってから国際的な問題に発展した。ロヒンギャ族らの乗った船が次々と東南アジアの国々に向かったが、タイなどが船の受け入れを一時拒否。いまも数千人が海に漂流している可能性がある。

 ムハマトさんは「船に乗った人々の中に自分の親族や友人もいるかもしれない。現地に行って助けてあげたいが、自分にはそれもできない」と話す。

2185名無しさん:2015/06/20(土) 21:43:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150616-00000010-jct-soci
手記出版の元少年A、「妻子持ち」だった? 根拠不明の情報がネットで拡散中
J-CASTニュース 6月16日(火)19時11分配信

 1997年に神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇聖斗事件)を起こした「元少年A」(32)による手記「絶歌」が物議を醸す中、インターネット上では根拠のないウワサが広まっている。

 特に拡散しているのが「元少年Aは妻子持ち」という話だ。

■小林よしのり氏「妻も子供もいるという」

 手記は2015年6月11日に太田出版から発売された。凄惨な事件を起こすに至った経緯、医療少年院を経て04年に社会復帰してからのこと、現在の心境などが綴られている。出版について被害者遺族は事前に知らされていなかったといい、殺害された土師淳くん(当時11)の父親は出版社に回収を要請。ワイドショーでは印税の行方や匿名出版の是非を巡っても議論が巻き起こっている。

 そうした中、インターネット上では元少年Aに関するウワサが出回っている。中でも注目を集めているのが「妻子持ち」という情報だ。

 発信元の一つは2ちゃんねるのようで、10日、手記にそのような記述があったとするスレッドが立てられた。加えて「遺族に結婚式の招待状を贈ったところ、検閲に引っかかって差し戻された」といった書き込みも投稿されている。しかし手記にそのような記述は見当たらず、通読した人々からは「本文には恋人すら書かれていない」「読み終わったけどどこにも書いてない」といった声が上がっている。

 もう一つの発信元は、漫画家・小林よしのりさんが11日に更新したブログだ。小林さんは「酒鬼薔薇Aの現在の顔と名前を報道せよ」と題したエントリの中で「酒鬼薔薇Aは現在30過ぎらしいが、妻も子供もいるという」と書いている。小林さんが何を根拠に綴ったのかは不明だ。現時点ではそうした報道も確認できない。

 にもかかわらず、まとめサイト等ではこれらをソースとして情報を拡散。中には断定的なタイトルを付けているサイトもあり、ネット上では「妻子持ち」ということを既成事実と受け止めている人も少なくないようだ。

2186名無しさん:2015/06/20(土) 21:44:25
>>2185

元少年A「(女性を)好きにならないよう警戒していた」?
 そもそも加害男性が結婚したという話は、手記発表前から存在したウワサの一つだった。社会復帰した04年以降、ネット上には、

  「ファンである女性と結婚した」
  「既に結婚して子供もいるって。奥さんも事件の事は了解してるって」

といった書き込みが上がるようになっていたが、当時も根拠は示されていなかった。

 「絶歌」の担当編集を務めた太田出版の落合美砂さんは16日発売の「FLASH」に対し、

  「彼は人と親しくなることを警戒しています。親しくなると、その人に対して、自分が殺人者であることを隠すことに耐えられなくなるからです。女性にも同じ。好きにならないよう警戒していた。禁欲的な生活です」

ともコメントしている。ウワサの真相は不明なものの「妻子持ち」の可能性はかなり低そうだ。

 なお、ネット上ではこの他にも「岡山にいるらしい」「愛媛にいるって」「福井市に居るってウワサ」などという居場所に関する情報や、出生に関する情報が駆け巡っているが、いずれも根拠は不明である。また1969年に起きた「サレジオ高校首切り殺人事件」の加害男性(当時15)と混同し、「弁護士になったんじゃなかったっけ?」などとする書き込みもみられる。

2187名無しさん:2015/06/20(土) 21:45:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150616-00000008-jct-soci
「元少年A」手記出版を「擁護」する人たち 長谷川豊、武田鉄矢らが語る意義とは
J-CASTニュース 6月16日(火)18時12分配信

 神戸連続児童殺傷事件を起こした「元少年A」の手記「絶歌」が出版された是非をめぐって、いまだ波紋が収まらない。

 出版社に抗議し、回収を求めている被害者遺族をはじめ、テレビのコメンテーターなど多くの人が出版したことを非難している。しかし、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんをはじめ、一部からは手記が世に出されたことの意義を訴える声が上がっている。

■武田鉄矢「少年が犯す犯罪をひもとく上では貴重な例になると思う」

 「私は、この本は世に出して良かったと思える内容になっている、と感じた」。長谷川さんは、自身のブログ(2015年6月14日)にこう書いた。批判を覚悟した上で出版した元少年Aと太田出版に対して「私は理解をしたい」という。

 手記が出版された意義について、元少年Aが当時の体験や心情をしっかり思い出せているとし、

  「犯した過ちから背を向け逃げているわけではなく、ちゃんと向かい合っている、と私は判断した。そうなると、彼の『体験』は極めて特異なものであり、そこから紡ぎだされる心情や考え方は『貴重なサンプル』ともいうことは出来る」

と語った。

 ただ、元少年Aと太田出版が遺族へ事前連絡をしていなかったことについては「せめて被害者家族である両ご家族に仁義を通すべきだったとは私でも思う」という。「しかし、それらを考慮しても、この本には読む価値はあると私は思いたい」として、遺族には「どうかいつの日かで構わないので、お読みいただきたいと思う」と書いた。

 長谷川氏と同様に、出版する意義を主張したのは俳優の武田鉄矢さんだ。6月14日、出演した「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、スタジオが出版反対一色に染まる中、

  「酒鬼薔薇(聖斗、元少年Aが犯行時に名乗った)が30代になった今、何を考えているのか。少年が犯す犯罪をひもとく上では貴重な例になると思う」

と語った。共演者からは反発を受けたが、慎重に言葉を選びながら、

  「出版する必要はないかもしれない…。しかし社会的な価値はあると思う」

と強調した。

2188名無しさん:2015/06/20(土) 21:45:47
>>2187

加害者側の心理を理解する上で意義がある
 2人に共通するのは、少年犯罪を起こした加害者側の心理を理解する上で意義がある、という主張だ。

 同様の指摘は元オウム真理教幹部で、現在は「ひかりの輪」代表の上祐史浩氏も行っている。6月16日、自身のブログで

  「自分も、過去の反省と共に、こうした精神病理的な犯罪の心理・原因の研究はしたいので、読みたくない本ではない。とはいえ、実際に読むとしたら、たぶん借りて読むだろうが」

とつづった。上祐氏は自身の著書「オウム事件17年目の告白」で印税全額を被害者への賠償にあてたという。その上で出版社の収益や著者の印税の相当部分を被害者賠償にあてる仕組み作りの必要性を訴えている。

 なお、テレビのワイドショーコメンテーターは出版に否定的な意見がほとんだ。たとえばタレントの坂上忍さんは遺族に事前連絡をしなかったことについて「なぜ了解を得ずに初版で10万部も刷るんだろう。さっぱり分からない」、キャスターの小倉智昭氏は「自分の責任で本を書くのであれば、実名で書けばいいじゃないですか」と発言している。

2189名無しさん:2015/06/20(土) 21:57:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150618-00010000-nishinp-soci
工藤会トップ、上納金でゴルフ会員権か 知人生活費にも流用の疑い
西日本新聞 6月18日(木)10時38分配信

私的流用 「金庫番」のメモも押収
特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)トップの野村悟容疑者(68)=殺人罪などで起訴=が所得税法違反容疑で逮捕された事件で、野村容疑者の関連口座に入金された上納金の一部が、ゴルフ会員権の購入や知人の生活費に充てられていた疑いのあることが17日、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は工藤会や野村容疑者の「金庫番」の同会幹部山中政吉容疑者(64)が、関連口座への出入金を指示したメモも押収。使途を分析した上で野村容疑者が上納金を私的流用したと判断した。

捜査関係者によると、野村容疑者は本人や親族などの名義の預金口座を複数持ち、傘下の組員から集めた上納金を分散して保管。同容疑で逮捕された山中容疑者と組幹部伊藤明雄(41)、同丸本竜治(41)の両容疑者が出入金を管理していた。

毎月500万円前後の送金
県警は昨年9月、元漁協組合長殺害容疑で逮捕した野村容疑者の関係先を家宅捜索した際、上納金に絡むメモを押収。メモの内容は、毎月1千万〜2千万円集まる上納金のうち、500万円前後を野村容疑者の関連口座に送金するよう、指示する内容だったという。

さらに複数の関係者が、一部口座からゴルフ会員権購入費や知人女性の生活費が引き出されていると証言。これらの口座の出入金記録を調べた結果、個人所得と特定した。

総額約22億円の残高 「身に覚えがない」
捜査関係者によると、工藤会の上納金の総額は年間で億単位に上り、関連口座には総額約22億円の残高があった。県警は、2010〜13年に工藤会が運営費名目で集めた上納金のうち、約2億2700万円を野村容疑者の個人所得とみなし、所得税約8800万円を脱税した疑いで野村容疑者ら4人を逮捕。野村容疑者は取り調べに黙秘しているが、16日の福岡地裁での勾留質問で「身に覚えがない」と容疑を否認したという。

県警は17日、野村容疑者の自宅など数十カ所を前日に引き続き家宅捜索した。

=2015/06/18付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

2190名無しさん:2015/06/20(土) 22:28:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150619-00000078-san-soci
トヨタ女性役員逮捕 オキシコドン乱用者が米で拡大「街中で違法販売」
産経新聞 6月19日(金)7時55分配信

 麻薬取締法違反容疑で18日、警視庁に逮捕されたトヨタ自動車常務役員のジュリー・ハンプ容疑者(55)。グローバル展開する日本最大メーカーの「顔」が逮捕されるという事態に衝撃が広がった。密輸入したとされる医療用麻薬「オキシコドン」を含む錠剤などは、米国で痛み止めとして広く使われているものの、街中で密売され、多くの中毒者が出るなど社会問題化しているという。

 厚生労働省監視指導・麻薬対策課によると、オキシコドンは乱用により依存症となる恐れがあるため、「細かい制度は国によって違うものの、多くの国で規制されている」という。

 国内では、麻薬として医療機関などで厳重に管理され、医師の処方なしに入手することは難しい。治療のためであれば、個人が自身の荷物として海外から輸入することは可能だが、その場合も事前に医師の診断書を添えて厚労相に申請し、許可を得なければならない。

 同課によると、オキシコドンを輸入した麻薬取締法違反事件は珍しいという。

 一方、米国でも、オキシコドンは医師の処方が必要となるが、処方される機会は多く、一般的な痛み止めとして広く使用されている。その半面、多くの中毒者が出て社会問題となっている。

 米国在住の大西睦子医師によると、歯科治療後の痛み止めや高齢者の慢性疼痛(とうつう)の治療などに広く使われており、2009年に急死した歌手のマイケル・ジャクソンさんが服用していたとも報じられた。

 ただ、砕いて吸うとヘロインと似た感覚が得られるとして、乱用者も拡大。「街中で違法に売られている」(大西医師)といい、米国立薬物乱用研究所は、12歳以上の米国人1600万人が過去1年間に、オキシコドンなどの痛み止めを医療目的以外で1回以上使用していると警鐘を鳴らしている。

2191名無しさん:2015/06/20(土) 22:56:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150619-00000100-jij-soci
19歳少年を起訴=NPO代表殺害―那覇地検
時事通信 6月19日(金)15時54分配信

 沖縄県沖縄市の民家でNPO法人代表の上江田静江さん=当時(63)=が殺害された事件で、那覇地検は19日、那覇家裁から検察官送致(逆送)された同市出身の無職少年(19)を強盗殺人罪などで起訴した。成人と同じ公開の法廷で裁判員裁判が開かれる。
 起訴状によると、少年は4月9日、上江田さんの背中を刃渡り約20センチの包丁で刺殺し、現金約2万円やバッグなどを奪ったとされる。

2192名無しさん:2015/06/20(土) 23:02:14
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150617-00005186-sbunshun-soci
元少年Aは幻冬舎に手記出版を持ちかけていた!
週刊文春 6月17日(水)21時1分配信

 手記『絶歌』を太田出版から刊行した神戸連続児童殺傷事件の犯人である元少年A(32)が、当初は幻冬舎から出版する計画だったことが、週刊文春の取材でわかった。

 週刊文春の取材に応じた幻冬舎の見城徹社長(64)によれば、2012年冬に、<元少年A(酒鬼薔薇聖斗)>名で封書が届き、翌年に対面したという。Aは、「本を書きたい」と訴え、執筆が始まった。しかし、今年に入って見城氏は出版しないことを決断し、3月に太田出版を紹介。見城氏は「切なさと同時に安堵の気持ちがありました」と振り返った。

『絶歌』刊行の詳しい経緯が明らかになったことで、手記出版の是非はさらに論議を呼びそうだ。


<週刊文春2015年6月25日号『スクープ速報』より>

「週刊文春」編集部

2193名無しさん:2015/06/20(土) 23:04:23
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150617-00000002-sasahi-soci
「元少年A」手記 「Aは非礼では済まない乱暴なことをした」〈週刊朝日〉
dot. 6月17日(水)7時9分配信

 長い沈黙が、突如として破られた。

 1997年、神戸市で連続児童殺傷事件を起こした

 加害男性(32)が「元少年A」の名義で6月10日、手記『絶歌』(太田出版)を出版したのだ。

 手記ではAが殺人願望に取りつかれて14歳で事件を起こすまでの経緯や心境が記されている。また、医療少年院を経て2004年に社会復帰して以後、時にマンガ喫茶や簡易宿泊所を転々としながら日雇いバイトや溶接工の仕事を行っていたことも明かされた。

 出版前に、被害者家族への相談はなかったという。Aに殺害された土師(はせ)淳君(当時11)の父親は「メディアに出すようなことはしてほしくないと伝えていましたが、私たちの思いは完全に無視されてしまいました」とコメントし、出版の中止と本の回収を求めた。

 太田出版の岡聡社長は、経緯をこう説明する。

「私の所に人を介してAの原稿が持ち込まれたのは3月頭。以降、本人とやり取りしています。文学的なセンスがあると思い、出版を決めた。独特の文体なので、加筆などはせず、本人が書いたもの。反発も予想したが、加害者本人の声は読む価値があると判断した。初版は10万部で、印税は本人に渡すことになっています」

 だが、太田出版の関係者はこう言う。

「他の有力出版社に持ち込まれた原稿が“ボツ”になって、社長同士が親しいウチに回ってきたと聞いた」

 Aの関係者も、出版は寝耳に水だったという。

 A一家は事件直後、被害者遺族からの損害賠償請求を起こされ、約2億円の負債を背負っている。

「Aの両親は退職金や手記本『「少年A」この子を生んで……』の印税などで、これまで約8700万円を返済。Aの仮退院後も返済を続け、直近まで毎月7万円(Aが1万円、両親が6万円)を支払っていた。被害者の命日にもAが謝罪の手紙を送り続けてきた。だが、今回の件で被害者との信頼関係が崩れてしまった。遺族から、Aの手紙の内容がよくなったという談話も出してもらっていたのに、自らぶち壊してしまった」

 Aが入院していた当時の関東医療少年院院長で精神科医の杉本研士氏も戸惑う。

「『困ったことをしてくれた』と思いました。犯罪被害者の家族のほとんどはPTSDなどに長く苦しむ。加害者への怒りと拒否の段階から少しずつ立ち上がっていかなければいけないのに、こんな突出した行動に出るとは。非礼では済まない乱暴なことです」

 手記には、小説のような「文学的」な表現が目立つ。殺害した淳君の頭部を中学校の正門に置くため家を出る場面はこうだ。

<葉型に拡がったカーテンの裂け目に両手をかけ、僕は外界の処女膜を破り、夜にダイブした>

 不可解な点もある。

 97年の家裁審判の決定文では、「スパルタ教育」だった母親から厳しく叱責され続けるなど、母親の「過干渉」がAの人格形成に大きな影響を与えたことが、かなりの分量を割いて記述されている。

 しかし手記では事件前の記述で母親との関係についてほとんど語られない一方、<母親を憎んだことなんてこれまで一度もなかった>と、これまでの「定説」に反論しているのだ。神戸家裁でAの審判を担当した井垣康弘元判事が語る。

「Aが20歳の時の少年院の収容継続審判の際、母親が『本当にあんたが(事件を)やったんやね?』とAに尋ねた。直接、息子の口から聞かない限り、信じないという母親の思いを知り、百八十度変わったのだと思う」

 前出の杉本氏も言う。

「手記では少年時代の『心の骨格の歪み』がどう形成されたのか、まとめ方が曖昧。母親との関係に正面から向き合うべきだと思う。ただ、社会復帰後の生活の記述では切迫した心情も見える。事件直後には『早く吊るしてくれ』と叫んでいたが、今は<僕は今頃になって、『生きる』ことを愛してしまいました>と告白している。それを信じたい」

 Aは12年冬に溶接の会社を辞めた後、短期バイトなどをしながら執筆を続けていたという。本当に更生の道を歩んでいるのか。

「崩れそうな自分を支えるために本で吐き出さざるをえなかったとすれば同情できるが、文章を発表することでまた人を傷つけてしまう可能性が大きい。自重と幸運を祈りたい」(杉本氏)

(本誌取材班=一原知之、上田耕司、小泉耕平、長倉克枝、永野原梨香、牧野めぐみ、山岡三恵/今西憲之 菅野朋子)

※週刊朝日 2015年6月26日号

2194名無しさん:2015/06/21(日) 00:07:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150619-00000028-asahi-soci
ぼったくり被害者から詐取容疑 「風俗弁護士」名乗る
朝日新聞デジタル 6月19日(金)12時10分配信

 風俗店でぼったくり被害に遭った男性に「料金を取り戻す」と虚偽の説明をして50万円をだまし取ったとして、警視庁は、いずれも住所不定無職の小野一(45)、高橋淳一(32)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕し19日発表した。2人とも容疑を否認しているという。

 新宿署によると、都内の会社員男性(23)が5月末、東京・歌舞伎町の雑居ビルの一室で性的サービスを受けた際、12万円を支払った。部屋を出た男性に客引きが声をかけ、高橋容疑者を紹介。高橋容疑者は「風俗弁護士」と称した名刺を見せ、「前にも10万円取られたやつの時は15万円取り返した」などと言い、代金を取り戻す手数料として、小野容疑者とともに現金50万円を受け取り、だまし取った疑いがある。

朝日新聞社

2195チバQ:2015/06/24(水) 00:47:28
>>2187-2188
自分も同い年ってこともあり擁護派のほうだと思う。
世代論にはしたくないけど、少なからず僕らの世代は「自分が少年Aになったかも」
みたいな感覚があると思う。
偏見こめて思うのは、否定論者は「自分は少年Aにはならない」という
よくわからない自信がある。。。。んな気がします。

(当たり前だけど)「少年Aが正義だ」なんて言うつもりはない。
でも、少年Aを全力で否定する彼らも正義ではない と思う。

2196名無しさん:2015/06/24(水) 22:51:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150623-00000012-kobenext-soci
神戸連続児童殺傷 彩花ちゃん母に加害男性から謝罪手紙
神戸新聞NEXT 6月23日(火)17時43分配信

 神戸市須磨区で1997年に起きた連続児童殺傷事件の加害男性(32)が手記「絶歌」を出版したことをめぐり、事件で亡くなった山下彩花ちゃん=当時(10)=の母京子さん(59)が23日、男性から弁護士を通じて謝罪の手紙が届いたことを明らかにした。京子さんは手紙を読み、文書でコメント。全文は次の通り。


 22日夜、元少年Aからの手紙を弁護士の事務所で読みました。B5用紙にほんの10行ほどが印字されており、まるで本の送付書のようでした。これまで来ていた手紙とは内容も性質も大きく異なるため、受け取る気持ちになどとてもなれませんでした。もちろん手記も受け取っていませんし手紙も持ち帰っていません。

 6月10日、手記が書店に並ぶその日に新聞社から出版の事実を知らされたこと、実名ではなく「元少年A」と匿名で出版していること、遺族や関係者のみが知るべき事実が公にされたこと、Aの手記出版を手助けした人たちが居ることなどを知った当初はショックを受け、傷つき、憤りを感じました。

 しかし時間の経過とともに冷静になり、「元少年Aや出版社の人たちと同じ土俵に立ちたくない」という結論に達しました。連日、メディアから取材の要請がありましたが、最初にコメントしたあと言葉を発することを控えていたのは、家族で話し合ったうえで先の結論が出ていたからです。

 先日、明石市の泉房穂市長が、遺族感情を踏まえ市内2カ所の市立図書館にAの手記を置かない方針を表明されました。また、各地の書店でも販売自粛や不買の動きが広がっているようです。こうした日本社会の良識に心から感謝するとともに、今回の一連の騒動が、一日も早く最も良い形で収束することを願ってやみません。そして、彼らに振り回されることなく、私たちが歩むべき道を歩いていくことを彩花は望んでいると信じています。

 2015年6月23日

山下京子

最終更新:6月23日(火)17時43分

2197名無しさん:2015/06/24(水) 22:55:22
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150622-00000000-pseven-soci
元少年A 仕事を始めても「酒鬼薔薇らしい」と噂立ち職を転々
NEWS ポストセブン 6月22日(月)7時6分配信

 6月11日に発売された元少年Aによる手記『絶歌』(太田出版)。遺族は猛抗議し、世間からは批判が噴出している。著者として公の立場に身を置くことが、世間の大きな注目や批判を浴び、自らの生活を脅かす危険があることも当然理解していたはずだ。それなのになぜ今、彼はこの手記を発表したのか。

 Aが強硬に手記を出版した理由は、手記の後書きで綴った「精神崩壊の危機感」が大きかったのだろう。しかし、逮捕から今日までの彼の動向を追うと、それだけではない別の事情も見えてくる。

 1998年3月から関東医療少年院に入ったAには、そこで精神科医3人と統括官1人による「育て直し」教育が施された。これは、精神科医や統括官がそれぞれ父、母、兄などの“模擬家族”を演じ、文字通りAを「赤ちゃんから育て直す」という徹底した矯正教育だった。

「この手法はAにも功を奏し、一時は母役を演じた女性医師に恋心を抱くまでになりました。破壊衝動と性的快感が結びついていた事件当時と比べ、徐々に通常の思春期男性の精神状態に近づいて行ったんです」(法務省関係者)

 2001年になると被害者遺族への謝罪を口にするようになったというAは、2004年3月、法務省に「再犯の可能性はない」と判断され、仮退院する。

 6年間という異例の長期入院だったが、矯正教育の結果、21才になったAからは、快楽殺人者の面影は消えていた。しかし、出所後にAを待ち受けていたのは過酷な日々だった。

「更生保護施設に入居し、日雇いの仕事も始めたのですが、どこかで必ず“あいつは酒鬼薔薇らしい”という噂が立ってしまうんです。

 彼は常に、“いつ正体がばれるか”という恐怖と隣り合わせの日常を送っていました。そのため、不穏な空気を感じるとすぐに仕事を辞め、職を転々としたそうです」(前出・法務省関係者)

 2005年1月に保護観察期間が終わり、更生保護施設を出てからもビル清掃や廃品回収など、日給6000〜8000円の仕事で全国各地を漂流する生活に、Aは貧困を極めた。

 東京都A市、鹿児島県B市、北海道C市、広島県D市、埼玉県E市、神奈川県F市…。

 退院後のAの所在地として、これまで数多の地名が噂されてきた。その全ての地を本誌は訪れたが、多くは噂の域を出ることはなく、実際にAの所在を確認するまでには至らなかった。

 しかし、確かにAの存在を感じさせる地もあった。

「一時、Aは宅配会社で働いていたのですが、そのときは埼玉県E市にいたという話が根強く出ていました。具体的な宅配会社名も出て、働きぶりも聞こえてきましたからね。

 実際、その当時、E市のある小学校では、“Aが近くに住んでいるという情報があり、子供の安全のためにも法務省に情報開示を呼びかけるべきだ”と、PTAが学校に掛け合うという騒動が起きています」(全国紙記者)

 事件から何年経とうとも、世間にとって、Aの存在は、怪物に変わりなかった。

※女性セブン2015年7月2日

2198名無しさん:2015/06/24(水) 23:02:35
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150622-00000024-pseven-soci
酒鬼薔薇 1冊目はノンフィクション、次は小説と出版社に提案
NEWS ポストセブン 6月22日(月)16時6分配信

 日本中を震撼させた神戸連続児童殺傷事件(1997年)の犯人「少年A」の手記『絶歌』(太田出版)が6月11日に刊行された。翌日、被害者遺族は「重大な二次被害を受ける」と出版社に抗議し、本の回収を申し入れ、一部の書店では販売を自粛する動きも出た。

 2012年冬、Aは大手出版社・幻冬舎の見城徹・社長に宛てて自筆の手紙を出した。関係者が話す。

「手紙には社長へのラブコールとともに“自分の本を出したい”との強い思いが綴られていたそうです。社長は、過去に殺人犯の手記を編集した経験のある編集者ら数人のチームを立ち上げた。2013年にはAが会社を訪れ、社長らと直接打ち合わせもしています。そのなかで、Aから“1冊目はノンフィクションがいいが、次は小説を書くことも考えている”という提案があったようです」

 当の見城氏は『週刊文春』のインタビューでこう語っている。

〈(Aは)「とにかく書きたい。書かずにはいられない」という感じだった。それで、彼にはまず「匿名で小説を書かないか」と伝えた(中略)彼も一時期は乗り気になって、小説のペンネームを考えてきた〉

 ところが、手記の出版には社内外から異論が出るようになったという。

「編集に携わった社員も“あまりに自己愛が強くて、文章は自己陶酔が激しい。悔悟の気持ちがどれほどあるのかわからない”という印象を抱くようになったといいます。また、手記の発表は幻冬舎と付き合いのある小説家らからの反発も予想されました」(同前)

 見城氏が語ったところによると、最終的に幻冬舎は出版を断念し、見城氏は旧知の太田出版の社長をAに引き合わせ、今回の出版に至ったとされる。

※週刊ポスト2015年7月3日号

2199名無しさん:2015/06/24(水) 23:22:36
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150624-00878891-sspa-soci
香山リカ、『絶歌』から「元少年A」の脳の機能不全を読み解く
週刊SPA! 6月24日(水)9時21分配信

 話題の書『絶歌』を読んだ。出版自体の倫理を問う声もあるが、何らかの精神的な病理を抱え、それが犯行にも関与しているはずの元少年のこの手記を読まないわけにはいかない。

 世間の感想とはかなり違うと思うが、私は一読して「痛々しい」と思った。当時は精神鑑定で「行為障害」という診断名を与えられたが、元少年は当時もいまも感情のない世界を生きている。おそらくその原因は、男性の脳の構造や機能の特徴というか、機能不全に由来するものだろう。

 それは本質的には変わっていないし、そのことを本当の意味で異常だとは実感できないままだ。だから、こんな手記を書いてしまったのだろう。というより、彼にはこれしか書けなかったのだ。世間の人が言うような、自己陶酔でも自己顕示でもないと思う。彼なりに少年院やその後の生活で一生懸命、「感情とは何か」ということを“学習”し、それなりの成果はあげている。これはその発表なのだが、世間の基準からはいまだかなりずれており、奇妙というより嫌悪感を抱かせるものにしかなっていない。

「これを発表するとこんな反応が返ってくるよ」と誰かが懇切丁寧に説明しなかったのだろうか。あるいは、せめて誰か専門家が「なぜ男性はこのような書き方をするのか」と精神医学や脳科学見地から解説を加えたほうがよかったのではないか。

 それにしても、世間からの逆風は凄まじい。遺族への連絡もないまま出版された本書を、販売しない、と決めた大手書店もあり、有識者らもこぞって出版や内容を非難した。遺族が抗議を申し出るのは当然と思われるが、ネットを中心に「買いません」「見たくもない」という声が渦巻いている。

 また、その内容についても「自己陶酔的な書き方で不愉快でしかない」「謝罪や反省の言葉がほとんど見られない」「文学作品からの引用をちりばめた卑怯な自己正当化」といった酷評がほとんどで、発行部数10万部を超える“ベストセラー”となったことから、多額の印税のゆくえへの疑義を訴える声もある。

 しかし、ちょっと待ってほしい。

 冒頭で触れたように、本書は“読み方”に注意して読む必要がある本だと思う。一般常識に照らし合わせて読み、「反省の色が足りない」などと評するのは、もちろん自然な感想ではあるが、実はあまり意味がないのではないだろうか。繰り返しになるが、なぜなら、おそらく元少年A(同手記にならって、ここからはその名前を使うことにしよう)は「感情の存在しない世界」でしか生きられない、というある種の障害を抱えていると思われるからだ。そして、それは「心の闇」といった心理的な問題ではなく、何らかの脳の機能不全に基づいていると考えられる。

 その状態にあえて名前をつければ、やはり「サイコパス」ということになるだろう。

「サイコパス」はかつて「精神病質」といわれ、その後、差別的なレッテルだということでガイドラインから消えたが、最近、脳科学の発展とともに再び復活の兆しがある診断名だ。現在は「反社会性パーソナリティ障害」という診断名に吸収された形になっているが、前者は単に「ルールを守れない人、道徳心が欠如した人」を指すとすると、後者は情動障害つまり適切な感情が持てない、他者の感情が理解できないという側面がより強い。

 元少年Aには逮捕の後、精神鑑定が行われ、「行為障害」と「性障害(性的サディズム)」という診断名が与えられた。「行為障害」はわかりやすく言えば「18歳以下の反社会性パーソナリティ障害」を指す。パーソナリティ障害という診断名は18歳以上に与えられるものだからだ。そしてやや複雑な話だが、「行為障害」は現在の精神医学では「素行障害」と呼ばれている(英語の「condut disorder」に対する訳語の変更)。

 素行障害の特徴は、ひとことで言えば「他者の権利の侵害と攻撃性」。年齢相応の社会的規範や規則を守れず、複数の分野にわたる問題行動が起きて、その結果として他者の重大な権利の侵害を招くような「反復し持続する行動様式」とされる。つまり、ルール違反も一度か二度では「素行障害」とはならない。

2200名無しさん:2015/06/24(水) 23:22:54
>>2199

「じゃ、いわゆる不良やウソつき、万引き常習犯か」という話になるはずだが、元少年Aはそのどれにもあてはまらない。2013年に発表された最新の精神障害ガイドライン(DSM-5)には、この素行障害に「冷淡で非情緒的特性型」というサブタイプが加わった。これは「感情的体験の欠如、傲慢で他者を操作しがち、自己愛的、衝動的で無責任」を特徴とする素行障害で、まさに元少年Aを思わせるものである。

 さて、この素行障害が大人になったものが反社会性パーソナリティ障害、と先ほど述べたが、この新しいタイプ「冷淡で非情緒的特性型」も大人になるとそうなるのだろうか。このあたりは専門的な話になって恐縮だが、どうもそうとは言い切れないのだ。

 というか、現在のガイドラインでは反社会性パーソナリティ障害としか診断できない人たちの中に、「ちょっとほかとは違う」というタイプがいる。つまり、「ただのワルや詐欺師(の大人)」というのではなく、一見、知的で人あたりも良いのだが、実は心の中が冷え冷えとして一切の良心を持ち合わせていないような人たちだ。これこそ「サイコパス」で、この人たちは従来の「反社会性パーソナリティ障害」から区別すべきだ、というのが最近の議論なのだ。

 話が込み入ってしまったが、私は元少年Aはこの「サイコパス」に相当しており、それが犯行当時には「素行障害(非情緒的特性タイプ)」と診断されたのではないか、と考えている。「サイコパス」は医学的、臨床心理学的かかわりでその攻撃性や衝動性をコントルールすることはできるはずだが、本質的な意味で「完全に治る」ということはない。

 脳の研究は、その動きをリアルタイムで画像検査することができるような装置ができて、画期的に進んだ。最新の研究では、自分の感情にも鈍感で他者に共感することができないサイコパスの人たちでは、その脳の奥まったところにある帯状の組織(傍辺縁系と呼ばれるひとまとまりの馬蹄形の部分。眼窩前頭前野、前帯状回、後帯状回、島、側頭葉極、扁桃身体という部分からなる)がうまく機能していていないことが明らかになりつつある。この組織は、情動のキャッチや調整、衝動の抑制、社会的規範の認識などに重要な役割を果たしている。ある論文には、これが「サイコパスの脳の画像検査では、この傍辺縁系組織が顕著に薄くなっていることがわかっており、弱い筋肉と同じように脳のこの部分が十分に発達していない」とわかりやすく説明されていた。

 しかし、元少年Aの場合、完全なサイコパスかといえばそれも違う気がする。彼は自分の中に「魔物」が住んでいると当時の作文に記し、今回の手記にも「本当は誰よりも自分で自分の異常性に気付いていたのではないか?」と書いている。また、サイコパスは自分の感情にも他人の感情にも気づけないはずだが、元少年Aは少なくとも祖母や飼い犬とは情緒的な交流ができていた。また母親に対しても「自分のやったことを、母親に対してだけは知られたくなかった」と述べている。さらに、少年院で勧められるがままに古今東西の文学作品を読み漁ったのも、自分には感情や他者への共感に関するセンサーが欠けており、何とかそれを取り戻さなければという気持ちはあったのだろう。完全なサイコパスであれば、いくら感情に無自覚でも不安になったりあせりを感じたりもないのだ。

 おそらく今回の手記は、彼なりの情緒に関する“学習の成果”なのだろう。生来の生真面目さもあって彼は一生懸命、本を読み、近くにいた人たちを観察し、「人の痛みを感じるとはこんなこと」と学んで、それを手記に書いたのだ。しかし、そんな努力をしなくても生まれつき「かわいそう」「かわいい」「わあ、喜んでくれてうれしい」といった情緒を持っている人たちから見ると、不自然さだけが前面に出た世にも奇妙な回想であり説明でしかなかった、というわけだ……。

 そういう意味で私は、今回の本にはやはり専門家の解説をつけるべきだったのではないか、と思う。彼がなぜこういう手記を書こうと思ったのか。そして、なぜこのような内容になったのか。それは彼の脳の問題やそれに由来する情動障害という問題を抜きにしては、理解できないだろう。

2201名無しさん:2015/06/24(水) 23:23:04
>>2200

 私が彼に脳の機能不全がある、と確信している理由はもうひとつある。

 それは、これも当時の精神鑑定にある「直観像素質」という映像記憶の能力だ。彼は見たものをそのまま記憶し、正確に再現してみせる能力があると言われており、それもまた今回の手記では「反省していないから詳細に記憶しているのだ」と批判の対象になっている。しかし、これも脳機能の問題である発達障害の人の中に、この特殊な記憶の能力を持つ人がいる。元少年Aは発達障害の枠内では考えられないケースだとは思うが、彼の脳機能に何らかの特殊性があったことを示すサインである。

 もちろん、脳に機能不全があるから何をしてもよい、何を書いてもよい、ということではない。また「サイコパス」という呼び名じたいがレッテル貼り、差別だとして一時、使われなくなった時期もあり、私も今回、その名前を使うのをためらった。しかし、脳研究の進歩によりサイコパスの実態が科学的にわかるようになってきて、同時に彼らに有効な心理療法の可能性も出てきたのだ。そのため今回は、あえてその単語を使った。

 ただ残念ながら、現在の医学ではサイコパスの脳の機能不全を、本質的な意味で治療する方法はない。集中的な心理療法を行っても、社会のルールを逸脱したり犯罪を起こさないよう衝動をコントロールできるようになるだけで、完全に他者の気持ちに配慮したり共感したりできるようにはならないだろう。そういう意味で加害男性は「治っていない」と言えるかもしれない。

 男性はもともと高い知的能力があり、冒頭でも触れたように、心理療法での“学習”はかなり成功した、と考えられる。また、彼に残っていた祖母や愛犬との情緒的交流の記憶が、その後の回復に一定の役割を果たしていることも事実だ。しかし、本書を通して読むと、とくに前半の子ども時代の残虐行為の詳細で客観的な記述のあたりからは、「ああ、本当の意味では同情、憐憫、共感などの感情は持てないままなんだな」と思わざるをえない。

 私が気になるのは、社会で生活しているこの男性は、いま何らかの心理的サポートや医療のケアを受けているのかどうか、ということだ。もちろん、これだけの事件なのだから何もフォローがないとは思えないが、手記にはその記述が一切ないのがやや気がかりだ。

 また、これは研究者としての関心なのだが、彼は脳の画像検査や機能検査をどれほど受けたのだろう。もちろんプライバシーの問題もありそれをつまびらかにするのはむずかしいのかもしれないが、手記まで発表して何らかの社会的貢献をしたいと考えているのであれば、ここはいっそのこと、研究者とともに自らの心理テストの所見、脳画像検査の所見なども発表する、という手もあったと思う。

 これはぜひ強調したいのだが、もちろんサイコパスにも生きる権利はあると私は考えており、強力なサポートがあれば彼らが社会の中でほかの人たちと共存したり、少しずつでもいわゆる“人間らしさ”と一般的に言われるものを獲得していったりすることも不可能ではない、と私は自らの臨床経験や先行研究の調査などを通じて確信している。

 そのためにもぜひ、この男性にはサイコパスへの教育プログラム作りに積極的に協力する、くらいのことはしてもらいたいと考える。

 いずれにしても、程度の差こそあれ、「素行障害(非情緒的特性タイプ)」の子どもや少年は確実に一定数、存在しており、より効果的(社会にとっても本人にとっても)なプログラムの開発が早急に望まれる。犠牲になった方々や遺族のためにも、少年法に守られ、いまは社会で暮らす元少年A自身そして今回の手記が、せめてプログラム作りの一助になることを願いたい。 <文/香山リカ>

日刊SPA!

2202名無しさん:2015/06/24(水) 23:24:17
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150622-00000001-pseven-soci
作家になりたいと語っていた少年A 18歳で書いた小説の内容
NEWS ポストセブン 6月22日(月)7時6分配信

「殺人体験」を描いた手記『絶歌』(太田出版)を発表し、被害者や遺族の心情を踏みにじって、高額な印税収入を得る元・酒鬼薔薇聖斗。32歳の「中年」になった彼は、少年法の匿名特権「元少年A」を名乗ったまま、自己満足の“贖罪”を果たして悦に入っているのか。

 緑の多い敷地を分厚い灰色の壁が囲んでいる。東京・府中市にある関東医療少年院。コンクリート造りの無機質な建物の一室で、色白で華奢な体格の青年がはっきりとこういった。

「僕は作家になりたい」

 2001年1月、医療少年院に講師として招かれ、少年らの授業を受け持った童話作家・森忠明氏に将来の希望を尋ねられ、当時18歳だった少年Aが答えた言葉だ。本誌2001年3月9日号『全文掲載 18歳・酒鬼薔薇が綴った「700字小説」』で明かしたエピソードである。森氏が振り返る。

「当時から際だって表現欲求が旺盛でした。ただし、私が彼に会った14年半前にはすでに彼の中にいた魔物はおらず、“抜け殻”のような印象がありました。

 たしかに私は彼に“小説を書いたらどうか”と勧め、彼はその約束を守って今回の本を書いたのかもしれません。ですが、“抜け殻”の彼が今後、歴史に名を残すような作家になれるとは思っていません。いま彼を支えているのは、“自分を表現したい”という自己顕示欲だけなのかもしれない」

 6月11日に『絶歌』が刊行された翌日、被害者遺族は「重大な二次被害を受ける」と出版社に抗議し、本の回収を申し入れ、一部の書店では販売を自粛する動きも出た。

 事件から18年。Aの手記発表により、惨劇の記憶は再び呼び覚まされた。

 1997年5月27日早朝、Aが通っていた兵庫県神戸市内の中学校正門前で、切断された児童の頭部が発見された。土師淳君(当時11歳)の口内には「酒鬼薔薇聖斗」を名乗る犯人から〈さあゲームの始まりです。(中略)ボクは殺しが愉快でたまらない〉との声明文が押し込まれていた。

 1か月後、当時14歳だったAが逮捕され、同年2月、3月に起きた連続女児殺傷事件もAの犯行だったと判明する。

 Aは2004年3月の仮退院まで6年半、関東医療少年院で更生・治療を受けた。森氏がAと接する機会を持ったのは、Aが入所して3年を少し過ぎた頃である。

「当時、彼からマス目いっぱいに几帳面な文字で書かれた短編小説を渡され、“感想をいってもらえませんか?”と請われました。一読して内容が理解できるような代物ではありませんでしたが、青春の虚しい心象と、決定的な喪失感が独特の文体によって書かれていると感じました」(森氏)

 18歳の青年Aが書いた小説の一部を改めて抜粋する(以下、原文ママ)。

《題 愛想笑いに手には名刺を

『桜木町』、『桜木町』。僕の横から現れた彼女に風太郎は書きかけの手帳を慌てて仕舞い込む。彼女の口許には絶えず微笑が刻み込まれているがまだ、十代のあどけなさが残っている。

「この乗り物は、桜台二丁目まで行きますの?」はっと我に返った僕は職業心が芽生える。まだ間もない身ではあるが。

「奇遇ですね、私の地本なんです」》

 奇妙なタイトルもさることながら、内容も要領を得ない。誤字も散見された。

※週刊ポスト2015年7月3日号

2203名無しさん:2015/06/25(木) 00:03:26
>>2195
私は少年AやチバQさんの二つ下ですが、
そういった感覚は分かります。
>「自分が少年Aになったかも」みたいな感覚
良きにつけ悪しきにつけ象徴的な存在ですからね。

2204とはずがたり:2015/06/25(木) 03:14:49
>>2195>>2203
名無しさんは最近沢山投下頂いてる方ですかな?
お二人ともお若いっすねぇ。

俺には自分が少年Aになり得たかもって感覚は全く理解出来ませんね。。
チバQさんは世代論にはしたくないと書いてますが,ジェネレーションギャップなんかなぁ。。

死刑廃止論者の友人と議論してた時に,俺は絶対自分が死刑になんかならないという前提で議論してたけど,彼は無実かやむを得ぬ状況で死刑になるかも知れないと云う可能性がある前提に立っていたのを思い出しました。

2205とはずがたり:2015/06/25(木) 19:56:09
遺族が極刑求めて活動、33万人の署名集める
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150625-OYT1T50126.html?from=y10
2015年06月25日 14時53分

 名古屋市で起きた「闇サイト殺人事件」で25日朝、死刑が執行された神田司死刑囚(44)らに殺害された磯谷いそがい利恵さん(当時31歳)の母富美子さん(63)は、事件後、遺族として娘の無念を代弁してきた。

 極刑を求めて30万人以上の署名を集め、最近も講演活動を行うなど、死刑の量刑基準の現状に対して問題提起を続けている。

 富美子さんは夫を病で失い、利恵さんは母親のために家を建てようと、800万円の預金をためていた。神田死刑囚らは口座の暗証番号を聞き出してから、利恵さんを殺害していた。

 2007年の事件後、富美子さんは、日本の司法の下では、被害者が1人の殺人事件で死刑判決が言い渡されることがまれだと知った。「被害者の数がそれほど重要なのか」という疑問から、インターネットなどを通じて署名活動を始めた。

 全国や海外から多数の署名が届き、寝る間も惜しんで整理した。「当然の刑を下してもらうために、一番つらい立場の人間が、なぜこのようなことをしなければならないのか」。そんな気持ちにさいなまれながらの活動は、利恵さんの5年目の命日で終了。署名は最終的に33万2806人分にも達した。

2206名無しさん:2015/06/27(土) 20:00:23
http://news.livedoor.com/article/detail/10279407/
【心斎橋通り魔】被告、極刑覚悟も…死刑判決に動揺
2015年6月26日 21時22分 産経新聞

 首を少し右に傾けながら証言台の前に立った礒飛京三被告。

 「被告人を死刑に処する」。公判中は極刑を覚悟するような発言もしていたが、厳しい判決に動揺したのか唾を飲み込んだ。

 5月25日の初公判から一貫して同じ黒いスーツに白いシャツ、青いネクタイ姿。緊張した表情で入廷すると、口が渇いたのか、ペットボトルの水を勢いよく飲んだ。

 開廷して間もなく、主文の後回しを告げられると弁護側の席に戻り、裁判長をじっと見つめながら判決理由を聞いた。

 「生命をもって罪を償わせるほかはない」。主文が言い渡されると、裁判官や裁判員に深々と一礼し、遺族のいる検察官席や傍聴席に向かって何度も頭を下げた。

2207名無しさん:2015/06/27(土) 20:02:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150626-00000598-san-soci
心斎橋通り魔 遺族「死刑以外ない」 事件から3年…判決ようやく
産経新聞 6月26日(金)21時35分配信

 白昼の繁華街で、通行人の男女2人が無差別に殺害された大阪・心斎橋通り魔事件から3年。殺人罪などに問われた無職、礒飛京三被告(40)に対し、大阪地裁は26日、死刑を言い渡した。被害者の遺族が求め続けた極刑の結論。後回しにされた主文が法廷に響くと、犠牲となった音楽プロデューサー、南野信吾さん=当時(42)=の父、浩二さん(71)は静かに両手で顔を覆った。

 浩二さんは被害者参加制度を利用し、初公判から傍聴を続けた。「今ここにいることがつらく苦しい」と葛藤を抱えながらも、「どういう気持ちで私の大事な息子を殺したのか知りたい」と、意見陳述や被告人質問にも臨んだ。

 バンド活動に青春をささげ、メジャーデビューも果たした自慢の息子。3人の娘に恵まれた幸せな生活を、礒飛被告に唐突に断ち切られた。

 遺体の首や腹には14カ所もの刺し傷があった。「人をなぜ殺すの。なぜ普通に慎ましやかに暮らせないの」と涙ながらに礒飛被告に向かって叫び、「死刑以外に考えられない。それが人としての責任の取り方だ」と訴えた。

 もう一人の犠牲者、飲食店経営の佐々木トシさん=同(66)=の長男(45)も「最後の親孝行」として公判を傍聴した。両親の離婚を機に3歳で父方の祖母に引き取られ、佐々木さんとは長く連絡を取ることができなかった。だが約10年前から交流が始まり、「本当の親子になっていこう」と、失われた母子の時間を懸命に埋めていたところだった。

 意見陳述では「理不尽な犯行でかけがえのない母を失った。死刑でなければこの世に正義はない」と声を震わせた。

 長男は閉廷後、「何の落ち度もない2人を何回も刺して殺害した。死刑は当然だ」とのコメントを発表した。ただ、「それでも母は生き返らない。遺族はその現実と向き合いながら生きていかなければならず、静かに見守ってほしい」と改めて無念さをにじませた。

2208名無しさん:2015/06/27(土) 21:09:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150620-00000023-nkgendai-life
「酒鬼薔薇」手記増刷 印税2000万円超このまま渡していいのか
日刊ゲンダイ 6月20日(土)9時26分配信

「酒鬼薔薇聖斗」こと元少年A(32)による手記「絶歌」の反響が止まらない。

 被害者の土師淳君(当時11歳)の遺族が、出版社に回収を申し入れた上、各界の著名人からは非難の声が殺到。だが、皮肉なことに話題が話題を呼ぶ展開で、売り切れの書店が続出しているという。

 そこでますます注目を集めているのが、Aの“懐に入る”印税の問題だ。11日に発売された本書はすでに、初版の10万部を完売。5万部の増刷が決まっている。単純計算すると、2250万円の印税が、Aの手に渡ることになる。

「著者への印税は、相場どおり、10%前後です。著者本人は遺族に対し、約2億円の賠償金を抱えていて、わずかながら毎月、遺族にお金を支払っている。本人としては『今回の印税を賠償にあてたい』との希望があるようですが、その額はわかりません」(版元の太田出版)

 加害者が手記などで得た利益については、凶悪犯罪の多い米国ではその扱い方が明確だ。ニューヨーク州は、1977年に「犯罪者が自らの事件の暴露で得た利益は、被害者の救済基金に納めなければならない」とする法律を制定。制定のきっかけとなった事件から「サムの息子」法と呼ばれていて、米国の約40州で同様の法律がつくられているという。

「タレントの坂上忍がテレビで『この手記の原作者は少年Aなんでしょうが、亡くなられたお子さんも遺族の方も、もう一方の原作者だと思う』と話したように、本の中では被害者も遺族も出てきます。そもそも、遺族の許しもなく出版していいのか。Aだけに印税を渡していいのか。自らの犯罪を“ネタ”にして、金儲けをする行為を許していいのか。今後、日本でも『サムの息子』法のような法律を求める声が高まるでしょう」(出版関係者)

 このまま売れ続けたら、そうした議論が白熱することになるに違いない。

2209名無しさん:2015/06/27(土) 22:08:19
http://www.sankei.com/affairs/news/150624/afr1506240005-n1.html
2015.6.24 10:08
「幼いころから恨み」兄をおので切りつけ 30歳の女、殺人未遂容疑で逮捕

 おので兄を切りつけ殺そうとしたとして、埼玉県警幸手署は24日、殺人未遂の現行犯で、同県幸手市戸島の無職、佐野智泉子容疑者(30)を逮捕した。同署によると「殺そうとして首を切りつけた」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は24日午前2時ごろ、自宅2階の寝室で寝ていた会社員の兄(32)の左手をおので切りつけ、殺そうとしたとしている。兄は左手に切り傷を負ったが、命に別条はなかった。

 同署によると、佐野容疑者は両親と兄の4人暮らし。騒ぎを聞きつけた母親(61)が119番通報し、消防から連絡を受けた同署員が逮捕した。佐野容疑者は「幼い頃から恨みがあった」などと供述しており、同署で詳しい動機を調べている。

2210名無しさん:2015/06/27(土) 22:11:51
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150623-00043843-gendaibiz-bus_all
まさかの独り暮らし 神戸連続児童殺傷事件から18年、手記を発表 あの酒鬼薔薇聖斗はここで生きている
現代ビジネス 6月23日(火)11時1分配信

 97年に起きたあの事件は、日本人の脳裏に深く刻まれている。「普通の中学生」がどうしてあんなに酷いことを―その疑問に、本人がついに答えた。彼の言葉を読んで、あなたは何を考えるだろうか。

32歳になった「元少年A」
 〈脱衣所の扉を閉め、内側から鍵をかけると、ぐしょ濡れの衣服を脱いで洗濯機に突っ込み、全裸になった。手提げバッグの中のビニール袋を開き、淳君の頭部を取り出して脇に抱え、磨硝子の二枚折戸を押し開け、風呂場に入り、戸を閉めると、そちらも内側からスライド式のロックをかけた。この磨硝子の向こうで、僕は殺人よりも更に悍ましい行為に及んだ〉

 '97年2月から5月にかけて、当時14歳だった男子中学生が児童を次々と襲い、山下彩花さん(当時10歳)、土師淳君(同11歳)の尊い命を奪って3人を負傷させた「神戸連続児童殺傷事件」。

 酒鬼薔薇聖斗を名乗った元少年Aが、日本中を震撼させたあの事件から18年という長い沈黙を破って6月11日に発表した手記『絶歌』が、大きな波紋を広げている。

 出版元である太田出版で編集を担当した落合美砂氏によれば、出版の話は元少年Aの側から持ち込まれたという。

 「今年の3月上旬に弊社社長の岡聡が、仲介者を通じて本人と面会し、原稿を受け取りました。その内容を社内で議論し、出版を決めました。プライバシーに配慮しなければいけない部分以外、基本的にこちらから手を入れることはしていません。タイトルも、最初から本人が付けていたものです」

 彼はなぜ凶行に及んだのか。医療少年院を退所した'04年以降、どんな人生を歩んだのか。これまで明かされなかった真実を、現在32歳となった元少年A自ら綴っている。

 告白は、少年Aが逮捕された日からはじまる。

 〈一九九七年六月二十八日。僕は、僕ではなくなった。陽なたの世界から永久に追放された日。それまで何気なく送ってきた他愛ない日常のひとコマひとコマが、急速に得体のしれない象徴性を帯び始めた日。「少年A」―それが、僕の代名詞となった〉

 少し紹介しただけでも分かるように、「手記」と呼ぶには文学的すぎる表現が目立つ。事件の動機について綴った「原罪」と題された章には、このように記されている。

 〈僕はこれから、精神鑑定でも、医療少年院で受けたカウンセリングでも、ついに誰にも打ち明けることができず、二十年以上ものあいだ心の金庫に仕舞い込んできた自らの〝原罪〟ともいえる体験を、あなたに語ろうと思う〉

 少年Aが逮捕された当時から、犯行の動機として、小学5年生の時に最愛の祖母を亡くしたことで人間の生死への感覚が歪んでしまったことと、彼が抱える異常な性的衝動が注目されてきた。

 手記では、本人自ら、その性的衝動が殺人へと結びついていった心の動きを語っている。

 〈祖母が亡くなってからも、僕はよく祖母の部屋へ行き、祖母と一緒に過ごした想い出に浸った〉

 彼は、祖母の部屋の押し入れから祖母が愛用した按摩器を見つけ、それを性器に押し当てたことで、精通を経験したのだと本書で告白している。

 〈僕のなかで、〝性〟と〝死〟が〝罪悪感〟という接着剤でがっちりと結合した瞬間だった〉

 彼は、自ら〈冒涜の儀式〉と名づけたその自慰行為に耽っていく。そして同じ頃、〈きれいに洗ったマーマレードの空き瓶にナメクジを集め始めた〉。ナメクジの解剖に夢中になる少年A。

 さらに祖母が遺した愛犬・サスケが老衰で死んだことが、多感な中学生の生死の感覚を、揺さぶっていく。亡き愛犬の遺したエサを貪る野良猫に激昂し、カッターナイフで惨殺。その時覚えた〈黒い性衝動〉が、彼を狂気へ導いていった。

2211名無しさん:2015/06/27(土) 22:12:15
>>2210

「酒鬼薔薇聖斗」の由来
 〈僕は知らず知らずのうちに、死を間近に感じないと性的に興奮できない身体になっていた〉

 〈次から次に近所の野良猫を捕まえては様々な方法で殺害〉していったが、

 〈中学に上がる頃には猫殺しに飽き、次第に、「自分と同じ〝人間〟を壊してみたい。その時にどんな感触がするのかこの手で確かめたい」という思いに囚われ、寝ても覚めても、もうそのことしか考えられなくなった〉

 そしてページは、'97年3月16日、彼が女子児童2人を襲った日へと進む。

 〈ハンマーで頭を殴った彩花さん(当時十歳)は、頭蓋骨を陥没骨折する大怪我を負い、意識不明の重体で病院へ運ばれ、そのまま回復することなく一週間後の三月二十三日に亡くなった。彩花さんを襲った直後、別の女の子(当時九歳)の腹部をすれ違いざまにナイフで刺し、全治二週間の怪我を負わせた〉

 この事件が報道されても、誰も彼の犯行だと気づかなかったことが、事態を悪化させる。

 〈あれは夢だったのか? 
 僕は現実には何もしていないのか? 
 どこまでが現実でどこからが現実でないのかわからなくなった〉

 手記は、日本人の脳裏に刻まれた、あの事件へと続いていく。

 〈一九九七年五月二十四日、僕はタンク山で淳君を殺害した〉

 2日後、タンク山に隠した淳君の頭部を、家に持ち帰った少年Aは、冒頭の「行為」に及んだ。

 〈行為を終え、ふたたび折戸が開いた時、僕は喪心の極みにあった。精神医学的にどういった解釈がなされるのかはわからないが、僕はこれ以降二年余り、まったく性欲を感じず、ただの一度も勃起することがなかった〉

 その日の夜、自室の天井裏に隠していた淳君の頭部を持ち出し、通っていた中学校まで『スタンド・バイ・ミー』を口ずさみながら、自転車を走らせた。正門に頭部を置き、「酒鬼薔薇聖斗」の名前を付した挑戦状を添えた。

 〈「酒鬼薔薇聖斗」という名前は、猫殺しに明け暮れた小六の頃にせっせと描いた自作の漫画に登場するキャラクターから取ったものだった。(中略)肝試しをするために真夜中に学校に集まった生徒たちを、酒鬼薔薇聖斗が奇怪な形状の斧で次々と殺戮するというB級ホラー映画のような内容の漫画だった〉

2212名無しさん:2015/06/27(土) 22:12:45
>>2211

日雇い労働を転々と
 須磨警察署での取り調べ、神戸少年鑑別所での精神鑑定の記憶が語られた後、6年5ヵ月の少年院生活について多くを語らぬまま、手記は'04年に仮退院した後を描いた第二部へと進んでいく。

 〈二〇〇四年三月十日。事件から七年目の二十一歳の春、僕は六年五か月に及んだ少年院生活を終え、社会に出た〉

 7年足らずの更生期間がはたして十分なものだったのか、本人自身は言葉を記してはいない。

 退院後、およそ1ヵ月間の東京でのホテル暮らしを経て、更生保護施設に入所。派遣会社に登録し、最初に紹介された仕事が、オフィスでの荷物運びだった。

 〈人生初の労働だった。キツかった。とにかくキツかった。肉体的にも、精神的にも〉

 ビル清掃や廃品回収の仕事などをするうち、更生保護施設内で「元少年A」であるという身元がバレて、身を隠すシーンもある。そんな彼に大きな転機が来る。

 〈二〇〇四年五月中旬。僕は東京を離れ、最終居住先である篤志家のYさんの家に移ることになった〉

 しばらく後、プレス工として働きはじめ、'04年いっぱいで保護観察期間が終わってからは、Yさんの家を出て職場の近くで独り暮らしを始める。もちろん、Aにとって初めての独り暮らしだ。Yさん夫婦や弁護士のサポートを受けながら仕事をこなす日々の中、〈ある抑え難い想いが、徐々に熱を帯び始めた〉。

 〈事件から八年。僕は、他人が自分に着けた〝色〟をすべて刮ぎ落とし、今度は自分で自分に〝色〟を着けるために、長い旅に出た〉

 食事に興味がなく、カップラーメンと冷凍食品のみの食生活。休日はジョギングと図書館通い。仕事を辞めた彼は、貯めたカネを持って独り暮らしをしたアパートを出る。

 彼はアパートの退去手続きに来た不動産業者とのやりとりを詳細に綴っているが、もちろん、その業者は相手が少年Aであったことを知らない。

 カプセルホテルに泊まりこむ生活をしばらく続けた後、'05年の冬、寮付きの建設会社で契約社員として働き始める。しかし'09年6月、リーマン・ショックの余波を受け解雇。〈突然解雇を言い渡された時にはさすがにショックを受けた〉。その後は日雇い労働を転々とする。

 〈この時期の記憶は断片的にしか残っていない。おそらくストレス性の健忘ではないかと思う。僕は過度にストレスがかかるとしばしば記憶がトンでしまうことがある〉

 '09年9月、少年院で覚えた溶接工の仕事になんとか就いた。そしてこの時期に、三島由紀夫と村上春樹を片っ端から読み漁ったという。この手記の文体にも、その影響が色濃く表れている。

 〈僕はこの時期から、自分の事件について本格的に〝勉強〟を始めた。自分について書かれた本を集め、新聞や雑誌記事なども事件当時のものにまで遡ってほとんどすべてに眼を通し、自分だけではなく他の少年犯罪についても調べた〉

2213名無しさん:2015/06/27(土) 22:13:25
>>2212

仕事もせずに執筆
 仕事場には、頼れる先輩や、可愛い後輩もできた。しかし彼は、過去に許されない罪を犯した自分が、他人に受け容れられていいのか―そんな自意識に苦しんだと告白。結局、'12年冬、溶接会社に辞表を提出した。

 〈会社を辞めてからは、自分の物語を自分の言葉で書いてみたい衝動に駆られた。記憶の墓地を掘り返し、過去の遺骨をひとつひとつ丁寧に拾い集め、繋ぎ合わせ、組み立て、朧に立ち現れたその骨格に、これまでに覚えた言葉で丹念に肉付けしていった〉

 そうして、仕事もせずに執筆したのが、『絶歌』だった。巻末には、「被害者の家族の皆様へ」と題された、謝罪と反省の言葉が収められている。

 〈自分の過去と対峙し、切り結び、それを書くことが、僕に残された唯一の自己救済であり、たったひとつの「生きる道」でした。僕にはこの本を書く以外に、もう自分の生を掴み取る手段がありませんでした。

 本を書けば、皆様をさらに傷つけ苦しめることになってしまう。それをわかっていながら、どうしても、どうしても書かずにはいられませんでした。あまりにも身勝手すぎると思います。本当に申し訳ありません〉

 出版を受け、土師淳くんの父親・守さんは「今すぐに、出版を中止し、本を回収してほしい」と語った。その声をどう考えるか、前出の担当編集者・落合氏に訊ねたところ、以下のような答えが返ってきた。

 「出版について事後報告になってしまったということのお詫びと、なぜ自分がそうまでしてこの本を出すかということについて説明した著者の手紙と、本そのものをご遺族にお送りしています。

 本と手紙とを、合わせて読んで頂きたいと思っています。もちろん、その上で差し止めなどの求めがあれば、改めて対応を検討したい」

 初版10万部。各地の書店で売り切れが相次いでいるが、「印税の使い道は本人に任せており、出版社からは何も提案していない」(落合氏)という。

 自分が生きるために手記をまとめたという元少年A。手記が売れていることで少なからぬカネも手に入るだろう。これで区切りは付いたとばかり、そのカネで彼はこれまでと同様、素姓を隠して生きていく。

 「週刊現代」2015年6月27日号より

週刊現代

2214名無しさん:2015/06/27(土) 22:50:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150625-00000008-kobenext-l28
尼崎連続変死「えたいの知れない怖さあった」仲島康司受刑者一問一答
神戸新聞NEXT 6月25日(木)20時27分配信

 尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の親族ら3人に対する裁判員裁判第13回公判が25日、神戸地裁で開かれた。2008年に兵庫県尼崎市のマンションベランダの物置で亡くなった仲島茉莉子さん=死亡時(26)=に対する殺人・監禁罪などの審理があり、茉莉子さんの夫の康司受刑者(45)の証人尋問があった。

 弁護側との主なやりとりは次の通り。

 -08年6月に、茉莉子さんと沖縄に逃げた。見つかるかもと考えた?

 「そうですね、捕まるかな、と不安に思いながら逃げました」

 -翌7月に沖縄で元被告に見つかる。尼崎に戻る以外の選択肢はなかったか。

 「観念しました。もう何をやっても駄目だと思い、絶望的な気持ちになりました」

 -物置に閉じ込められて、「何で自分や茉莉子さんが入れられなきゃいけないんだ」という気持ちはあった?

 「ありました」

 -その後、監禁中に茉莉子さんを手加減なしで殴ったことがありましたね。

 「はい」

 -ちゅうちょする部分はなかったのか。

 「ちゅうちょしてませんでしたね」

 -逃亡中にあなたは「茉莉子を守ってやろう」と思ったんですよね。どうしてそんな風に変わってしまった?

 「それは美代子からの虐待がきつかったのが1番ですね。結果的には自分かわいさ。もう茉莉子への気持ちはなかったですね」

 -その「気持ち」とは、茉莉子さんを守ろうという気持ちのこと?

 「はい」

 -元被告の虐待が茉莉子さんの方に向いていると、自分の方はその分楽になると?

 「そうです」

 -角田家の男の人たちがパチンコに出掛けて、自宅に元被告ら女性しか残っていない状況の時、虐待されてあざだらけの茉莉子さんを抱えて家にいる女の人たちを蹴散らして、警察に駆け込もうという気持ちはなかった?

 「なかったですね」

 -口では(元被告に)言いくるめられるかもしれないけど、そうしなかった(茉莉子さんを抱えて家にいる女の人たちを蹴散らして、警察に駆け込まなかった)のはなぜ?

 「自分がやられないためです」

 -後で報復されるという気持ちがあった?

 「そうです」

 -自分が先に物置から出た後、そのまま閉じ込められている茉莉子さんを、どういう気持ちで見ていた?

 「茉莉子が(逃亡中かくまってくれた)東京の友人のことを美代子に話してしまってからは、憎しみや恨みがありました。美代子がやってることでしたから、僕にはもう止められませんでした」

 -あなたは、元被告の何をそんなに恐れていたのか。

 「これはもう…言い表せない。えたいの知れない怖さが、絶対逆らえないような怖さがありました」

 -えたいの知れない怖さとはどういうこと?

 「1番はしつこさ。怖いお兄さんとか、やくざとかではないんですけど、見えない怖さ、しつこさがあった」

 -それは見た目ではなくということ?

 「はい。けんかしたら、勝てると思うんですが、美代子はそういうんじゃないんですよ。しつこさ、怖さ、圧力がありましたね」

 -元被告の指示を受けた李正則被告については?

 「正則に怖いという気持ちはなかった。一対一でなら正則に服従することはなかったと思う。美代子がいるから従っていただけ」

 -あなたは角田家で生活していて、一つでもいいことがあったか。

 「…何もないです」

2215名無しさん:2015/06/28(日) 09:42:32
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150627-00074914-toyo-soci
ルーシー・ブラックマン事件、その真相とは? 
東洋経済オンライン 6月27日(土)14時25分配信

早いもので、今年も既に半分が終わろうとしている。今年上半期に出会った様々なノンフィクションたち。その中で、今でも頭の中からこびりついて離れぬくらい鮮烈な印象を残した一冊がある。それが、本書『黒い迷宮 ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実』だ。
ルーシー・ブラックマン事件は、2000年7月に英国航空の客室乗務員が失踪し、7カ月後に神奈川県三浦市の海岸近くにある洞窟でバラバラ遺体で発見された事件である。15年も前の話だから、最後まで読み終えることができるかななどと軽い気持ちで読み始めたのだが、杞憂に過ぎなかった(レビューはこちら)。目の前にいるかのような登場人物のリアリティ、外国人特有の視点による斬新さ、社会構造の問題点を突く時の鋭さ、そしてストーリーテーリングの巧みさ。こんな本に出会えるのは、そうそうあることではない。はたして10年以上の期間に及んだ取材は一体どのように行われたのか、そして執筆中はどのようなことを考えていたのか。あらためて著者の人となりが気になり、取材を申し込んでみた。
取材当日、リチャード・ロイド・パリーさんがやってきた。想像していたよりも背丈が大きく、だけど時折魅せる柔和な笑顔とのアンバランスさが印象的である。

 ──自己紹介をお願いします。

 ザ・タイムズ東京支局長のリチャード・ロイド・パリーです。ルーシー・ブラックマン事件に関するノンフィクション『People Who Eat Darkness』の日本語版『黒い迷宮』を4月に出版しました。この本はルーシーの失踪の謎、家族による捜索の努力、機能しない警察組織の捜査、そして彼女を誘拐したとして逮捕された男の裁判と判決までを描いています。

■ 外国人視点でのストーリー

 ──発売後の反響は、いかがでしょうか。

 嬉しいことに反響はとても良いです。 日本の読者にとっては自明な、日本という国や東京についての説明も多く含まれています。そのような外国人視点でのストーリーも日本人読者には興味深く映ったようです。 日本人とは恐らく物の見方が異なるのでしょう。

2216名無しさん:2015/06/28(日) 09:42:48
>>2215

 ──事件当時のメディアの報道について、印象に残ったことは何でしょうか。

 イギリスのメディアにとっての大きな疑問は、例えばホステスとは本当のところ何なのか、売春なのか、違うのか。もちろん答えは「違う」なのですが...。そして日本の司法制度について。裁判の仕組みはイギリスのものと大きく異なりますので、説明が必要とされました。

 日本のメディアはルーシー・ブラックマン本人に注目しました。例えば、それなりの中流家庭に生まれた若い女性が、なぜ自ら日本を訪れ、六本木のホステスとして働こうと思ったのか。日本では客室乗務員は憧れの職業として受け入れられており、多くの若い女性が夢見るものですがイギリスでは異なります。地位の低い職業だと考えられているのです。

 イギリスと日本のメディアが共通して抱いた興味は六本木という場所の魅力についてでした。イギリス人にとっても、そして多くの日本人にとっても同様に、六本木は不思議なよそ者の場所だったのです。

■ この事件の特徴とは? 

 ──ルーシー・ブラックマン事件以降にも、凄惨な事件が次々に起きています。それらと比べた時に、この事件の特徴はどこにあるのでしょうか。

 ルーシー事件が突出しているのは、その複雑さです。たくさんの異なる物語が一つの事件に同居しています。まず第一にこれは若い女性に何が起きたのかというミステリーです。次にこれは彼女を長い時間をかけて探し続けた家族の物語です。 そしてルーシーとその行方を知る人物を捜索する警察の物語。最後に法廷ドラマでもあります。そこに大量の不可解さ、どんでん返し、おとり、行き詰まり、それに引き寄せられた不可思議な登場人物たちがいます。こういった複雑さが事件を際立たせているのです。

 しかし最も大きな謎であり、私が多くの時間を費やしたのはもちろん織原城二についてです。 彼の生まれ、彼の人生、そしてなぜあのような人間になったのか。 織原の人生のさまざまな時点で彼を知っていた人々に話を訊くことができました。そして織原に非常に近い一人の人物に辿り着きました。

 ──事件が長期化した理由は、色々考えられると思います。報道のあり方、司法制度、警察組織、差別の問題、水商売特有のシステムなど...。一番大きな影響を与えたのは、何だったと思いますか。

 司法制度、裁判の仕組みです。それがこの事件を長引かせました。それ以来、日本の裁判制度は大きく変わりました。裁判員の導入がそのきっかけです。私も新聞記事を書きましたが、リンゼイ・ホーカー殺人事件における市橋被告の裁判は、新しい制度のもと、数日で終わりました。その違いは際立っています。ルーシー事件の裁判は6年を要しましたが、こちらは6日と少しです。大きな進歩だと思います。

2217名無しさん:2015/06/28(日) 09:43:08
>>2216

 ──本作において、なぜミステリー小説風という形式を取ったのでしょうか。

 もちろんこの本はノンフィクションで、書かれていることは全て事実です。しかし、フィクションで用いられる物語の手法を強く意識しました。主にストーリーの構成に影響を与え、あるときはスローダウンし、あるときはペースを早め、読者へ重要な情報を与えるタイミングを遅らせることで、サスペンスや驚きを演出できます。

 これらはフィクションで用いられるテクニックでもあります。 しかし同時に、これらは全て英語圏のジャーナリズムにおける伝統的な手法でもあるのです。 ジャーナリストによるこういったテクニックの利用には50年以上の歴史があります。私もその伝統に沿ってこの本を書きました。

■ ルーシー・ブラックマンとその家族の物語

 ──最後に、日本の読者へー言お願いいたします。

 複数の読者が感想を口にし、私自身も執筆中に発見したこととして、確かに暗い題材についての本ですが、同時にこの本はルーシー・ブラックマンとその家族の物語でもあります。暴力的な情景が多く含まれながらも、愛の物語でもあります。日本の読者の皆様にもそれを見つけて欲しいと願っています。

インタビューを終えて
インタビュー中、一つ一つの質問に対してじっくり考えてから答え始めた姿が強く印象に残っている。圧倒的な取材量から想像される通りの真摯な人柄が、インタビューからも伝わってくることだろう。
驚かされたのは、ノンフィクションである本作へ物語手法を適用したことについて、さも当然といったニュアンスで答えていたことである。ストーリーテーリングを強く意識するということが、英国ジャーナリズムの伝統として根付いているのだろう。イギリスのノンフィクションが面白いと言われる理由は、こんなところにも隠されていたのかという気付きがあった。
一方、惜しくもインタビュー映像には収められなかったが、日本の翻訳者に対する高い評価も口にされていた。英語版と日本語版の両方を読んだ友人の中には、日本語版の方が面白かったと言う人もいたのだという。
2015年上半期を代表するノンフィクションと言っても過言ではない『黒い迷宮 ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実』。発売から二ヶ月にしてさまざまな話題を呼んでいるこの一冊を、未読の方はもちろん、既読の方も今一度読み返してはいかがだろうか。きっと新たな物語を見つけることができるはずだ。

内藤 順

2218とはずがたり:2015/07/01(水) 10:29:04

便器にしがみつき再び出廷拒否 被告不在で初公判、弁護人は認否を拒否
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1506300079.html
06月30日 19:27産経新聞

 傷害罪などに問われ、「法廷で手錠や腰縄姿を見られたくない」と昨年2月から出廷を拒んでいる男(42)の初公判が30日、大阪地裁(上岡哲生裁判官)で開かれた。これまで男に同調して出廷を拒否し、過料を命じられた弁護人だけが出廷。「(職権で手続きを進める)糾問主義的な裁判所への意見は言えない」と認否を拒否した。

 大阪地裁によると、男は開廷前に大阪拘置所の職員から出廷を促されたが、服をすべて脱ぎ、便器にしがみついて拒否したという。

 出廷拒否問題をめぐっては、男とともに出廷を拒んだ弁護人の青砥(あおと)洋司弁護士が昨年12月、出頭在廷命令に従わなかったとして大阪地裁から過料3万円を命じられ、今年5月に最高裁で確定していた。

 起訴状によると、男は平成25年5月8日、捜査車両内で大阪府警西成署の巡査部長=当時(39)=の右脇腹を蹴り、肋骨(ろっこつ)骨折などの重傷を負わせたとされる。

2219とはずがたり:2015/07/02(木) 09:41:47
この板で最も法律に造詣が深かったコテの一人であります吉田学校さん(お元気かなぁ。。)は当時から固有名詞は削除してレス投下してましたね。全然ピンと来てなかったですし運営から削除依頼とか来るといらっとしてましたが,今日的には必要な措置の先取りだった訳ですね。まだ面倒で一々事件の固有名詞を削除するに至ってない俺ですがそろそろ検討しないとダメかも。。。

<グーグル検索>逮捕報道、削除命じる さいたま地裁
毎日新聞社 2015年7月2日 00時59分 (2015年7月2日 08時03分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150702/Mainichi_20150702k0000m040168000c.html

 大手検索サイト「グーグル」を使ったインターネット検索で、約3年前の逮捕報道が表示され続けるのは人格権の侵害だとして、罰金の略式命令が確定した男性が米グーグルに検索結果の削除を求めた仮処分で、さいたま地裁(小林久起裁判長)が削除を命じる決定を出していたことが分かった。ネット関連訴訟に詳しい弁護士によると、逮捕報道自体の検索結果の削除を認める判断は異例という。

 6月25日付の決定によると、男性は18歳未満の女性にわいせつな行為をした児童買春禁止法違反で罰金50万円の略式命令が確定した。しかし、逮捕から約3年が経過しても、グーグルの検索で自身の名前や住所を入力すると、逮捕を報じる記事が表示されていた。

 男性側は「事件を反省して新しい生活を送っており、更生が妨げられている。過去の犯罪情報を実名掲載する公共性は高くなく、違法」と主張。グーグル側は「性的欲求を満たすため児童を利用した悪質な犯罪。国際的にも批判が大きく、子を持つ親らの関心も高い」と反論していた。

 小林裁判長は決定で、検索サイトに表示される逮捕報道について「事件後の時間の経過や歴史的・社会的意義、当事者の影響力などを考慮し、逮捕歴を公表されない利益が上回る場合は、削除が認められる」との基準を示した。

 その上で、今回の事件は▽歴史的・社会的な意義はない▽男性は公職の立場にはない▽罪は比較的軽微だった??などと認定。事件から3年経過後もネットに表示し続ける公益性は低いとし、「男性が受けた不利益は回復困難で重大。平穏な社会生活が阻害される恐れがある」と述べて削除を命じた。ただ、検索サイトが国民の「知る権利」を助ける公共的な役割を果たしていることは認めた。【山本将克】

2220とはずがたり:2015/07/02(木) 19:36:43
正論な気もするけど法律論に関して統一見解ぐらい出しても良いような気もする。

2015.7.1 17:22
「政治的な声明は違法だ」 弁護士が日弁連などを提訴
http://www.sankei.com/affairs/news/150701/afr1507010030-n1.html

 日本弁護士連合会や弁護士会による特定の政治的な主張について「弁護士自治とは全く無縁な『目的外行為』であり違法だ」などとして、南出喜久治弁護士が1日、日弁連や所属する京都弁護士会、それぞれの会長などを相手取り、ホームページ上の意見書や会長談話の削除と100万円の慰謝料を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 問題となったのは今年6月の「安全保障法制改定法案に反対する意見書」や平成26年7月の「集団的自衛権の行使等を容認する閣議決定に抗議し撤回を求める会長声明」など計15本。

 原告側は訴状で、弁護士法で弁護士は日弁連と弁護士会への強制加入が義務づけられているとした上で、「(声明として出される)文書は正規の機関決議を経たものではなく、文章を作成して発信する権限は日弁連や京都弁護士会にはない」と主張している。

 提訴後に会見した南出弁護士は「日弁連は特定の意見を表明する政治団体になっている。主張したいならば強制加入の団体ではなく、賛同者を集めて任意団体を作ってやるべきだ」と訴えた。

 日弁連は「訴状は届いていないが、受領したら内容をよく検討して適切に対応したい」とコメント。京都弁護士会も「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。

2221名無しさん:2015/07/03(金) 20:58:20
http://news.ameba.jp/20150702-992/
9年前、中国人留学生を暴行死=容疑で手配の40歳男逮捕-警視庁
2015年07月02日 19時11分
提供:時事通信

 東京都豊島区池袋の路上で2006年4月、埼玉県の大学に留学中だった中国人の※(※=刑のリットウをオオザトに)皓さん=当時(25)=が集団で暴行され死亡した事件で、警視庁組織犯罪対策2課は2日、傷害致死と逮捕監禁などの容疑で、公開手配していた住所職業不詳、新居浩司容疑者(40)を逮捕した。容疑を認めているという。同容疑者は事件当日に中国に逃亡。2日に成田空港に帰国し、逮捕された。
 逮捕容疑は06年4月1日午前6時50分ごろ、JR池袋駅付近の路上で、中国籍の11人の男らととともに、※さんと友人の男性=当時(29)=を暴行。さらに近くの雑居ビル2階の居酒屋に連れ込んで殴るなどし、※さんを急性硬膜下血腫で死亡させ、男性に重傷を負わせた疑い。
 同課によると、新居容疑者ら計12人は準暴力団「チャイニーズドラゴン」のメンバー。事件では既に5人の男が傷害致死罪などで有罪判決を受けており、新居容疑者ら7人が中国に逃亡した。同容疑者を除いた6人は現在も逃亡中。
 新居容疑者はリーダー格とみられ、中国残留孤児の家族で1997年に帰化。事件当日に上海へ出国し、06年12月に中国の公安当局に拘束されていた。 【時事通信社】

2222名無しさん:2015/07/03(金) 20:59:12
http://news.ameba.jp/20150630-455/
別居の小学生長男首絞める=「再婚断られ」男逮捕-北海道
2015年06月30日 11時00分
提供:時事通信

 別居している小学生の長男(9)の首を絞めて殺そうとしたとして、北海道警札幌東署は30日までに、殺人未遂容疑で、自称美唄市の無職鈴木翼容疑者(31)を逮捕した。長男の命に別条はない。鈴木容疑者は「途中で怖くなってやめた」などと話しているという。
 道警札幌東署によると、鈴木容疑者は動機について「今の交際相手に離婚歴と子どもがいることを知られて結婚を断られたため、長男と元妻を殺そうと思った」などと話しているという。
 鈴木容疑者は下校中の長男を車に連れ込み、首を絞めた。その後、離婚した妻の元を訪れて「息子を殺そうとしてしまった」などと話したため、元妻が110番した。
 逮捕容疑は29日午後2時半〜同3時半ごろ、札幌市東区の路上に駐車した車の中で、別れて暮らしている長男の首を絞めて殺害しようとした疑い。 【時事通信社】

2223名無しさん:2015/07/03(金) 21:14:13
http://www.news-postseven.com/archives/20150629_332430.html
餃子の王将社長銃撃事件が急展開 2人の実行犯が特定された
2015.06.29 07:00

 事件から1年半の月日が流れた。2013年12月19日、「餃子の王将」を全国展開する王将フードサービス(京都市山科区)の本社前で大東隆行・社長(当時72歳)が何者かに至近距離から撃たれて死亡した。大胆な犯行ながら決定的な目撃情報はなく、捜査の進展がないまま「迷宮入り」も噂された事件が、ここに来て急展開を見せている。ついに京都府警が実行犯を特定したというのである。6月29日発売の週刊ポスト(7月10日号)誌上で、ジャーナリストの時任兼作氏がレポートしている。

 同誌によれば、捜査が大きく動いたのは昨年末のことだったという。捜査本部は現場付近に放置されていたバイクを複数台押収し、発砲時のものと見られる硝煙反応を確認、ナンバーを付け替えた別の盗難バイクも見つかったようだ。

 防犯カメラの映像と照合すると、容疑者は硝煙反応が出たバイクで逃走し、途中でナンバーを付け替えたバイクに乗り換えたと見られ、その盗難バイクが九州ナンバーの不審な乗用車と一時併走していたことも判明している。同誌で捜査幹部は次のように証言している。

「実行犯と、それをサポートする“運び屋”の2人の“面”が割れた。さらにこの車の所有者やその周辺の人間関係を洗ったところ、2人を九州を拠点とする有力暴力団の構成員だと特定するに至った」

 事件を巡っては様々な憶測が乱れ飛んできた。チャイニーズマフィア犯行説、会社関係者説、女性ヒットマン説もあった。

 容疑者逮捕の日は近いのか。同誌は京都府警の得田史朗・捜査一課長を直撃した。得田氏は多くを語らなかったものの、こう明言している。

「すでに400回以上の出張捜査に800名以上の捜査員を派遣している。着々と進んでいる

2224名無しさん:2015/07/03(金) 23:09:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150703-00000532-san-soci
工藤会総裁「みかじめ料」も蓄財 個人所得に認定、脱税容疑で立件へ
産経新聞 7月3日(金)14時7分配信

 特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)の所得税法違反事件で、傘下暴力団からの「上納金」を隠して脱税したとして、同法違反容疑で逮捕された工藤会トップの総裁、野村悟容疑者(68)が、上納金のほか、地元工事に絡む「みかじめ料」(用心棒代)も事実上の自身の口座へ移していたことが3日、関係者への取材で分かった。

 捜査当局もこれを把握、脱税額は逮捕容疑より増える可能性があり、勾留期限の6日を前に立件へ向けた詰めの捜査を進めている。

 この事件では平成22〜25年、傘下暴力団組員からの上納金計約2億3千万円を隠し、約8800万円を脱税したとして、福岡県警が野村容疑者のほか、資金を管理していた工藤会幹部3人も逮捕して調べている。

 関係者によると、工藤会では下部組織がもたらす上納金が年々減少。一方、地元の港湾工事や土木工事に絡むみかじめ料は一定の収入があった。野村容疑者はこのうちの一部を上納金などを蓄財していた事実上自身が管理する複数の銀行口座に移し、私的に使っていたとみられる。

 このため、捜査当局は上納金とは別に、こうしたみかじめ料についても個人所得に当たる可能性があるとみて、所得税を免れた疑いについて立件の可否を検討しているもようだ。

 工藤会に対する捜査をめぐっては、福岡県警が昨年9月、殺人容疑などで野村容疑者ら幹部を逮捕。その後、恐喝未遂などの容疑で組員らが次々と逮捕、起訴された。

2225名無しさん:2015/07/03(金) 23:09:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150702-00000560-san-soci
私が先に待っていた! 紙おむつ購入順めぐり殴る 中国籍の男逮捕
産経新聞 7月2日(木)18時41分配信

 紙おむつ購入のための順番待ちをめぐって、トラブルになった相手を殴りけがを負わせたとして、京都府城陽署は2日、傷害の疑いで、中国籍で京都市伏見区向島中島町の無職、史忠雨(シー・チュウウ)容疑者(27)を逮捕した。同署によると「相手が先に手を出した。自分を守るためにやった」と犯意を否認している。

 逮捕容疑は1日午前8時ごろ、京都府城陽市内のディスカウントショップの駐車場で、開店待ちしていた同区の男性(41)の顔面を殴るなどの暴行を加え、全治1週間のけがを負わせたとしている。

 同署によると、男性が店の前で開店を待っていたところ、史容疑者が「駐車場に駐めた車内で先に待っていた」などといって因縁をつけトラブルになり、犯行に及んだという。史容疑者は家族や知人と計5人で訪れており、「転売目的で紙おむつを購入するつもりだった」などと話しているという。

2226名無しさん:2015/07/04(土) 11:47:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150630-00010001-nishinp-soci
「トップを死刑や無期懲役に」異例の極刑言及 警察庁長官、工藤会壊滅へ決意
西日本新聞 6月30日(火)9時54分配信

「組織のトップを死刑や無期懲役に」
警察庁の金高雅仁長官は29日、東京都内の日本記者クラブで会見し、特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)への対策について「組織のトップを死刑や無期懲役にもっていき、二度と組に戻れない状態をつくり、恐怖による内部支配を崩していこうという戦略。徹底した捜査を遂げるということで臨んでいる」と述べ、極刑の適用に言及する異例の表現で組織壊滅に向けた決意を語った。

金高長官は工藤会について「(全国的には)荒っぽい犯罪はかなり減ってきているが、工藤会は凶暴性をむき出しにした犯罪を繰り返してきた。全国から警察官を送り込み、事件化を目指してきた」と説明した。

上納金による脱税 立件は十分可能
上納金をめぐる脱税容疑でトップらを逮捕した事件にも触れ、「上納金があるから、トップは犯罪で手を下さずに膨大な資金が入ってくる。このヤクザの基本構造に打撃を与える捜査だ」と強調。他の暴力団への適用については「上納金(の実態)が工藤会と同一ではないかもしれないが、各県警の捜査で必要な証拠が入手できれば、国税庁、検察と力を合わせ立件は十分可能だ」と自信をみせた。

福岡県警本部長「あえて危険を背負う」 評価
福岡県警の本部長が自ら会見し、市民に工藤会との決別を呼び掛けていることも評価。「工藤会は市民にとって非常に怖い存在。本部長があえて危険を背負うという意味で、先頭に出るべきだ」と述べた。

国会審議中の刑事司法改革関連法案には、通信傍受の対象犯罪拡大や、司法取引の導入が盛り込まれている。金高長官は「暴力団の上の方を狙っていくためには、(新たな)捜査手法を使いこなせるようになれば大きな意味がある」と期待感を示した。

=2015/06/30付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

2227名無しさん:2015/07/10(金) 20:00:55
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150701-00010000-shincho-soci
「手記騒動って何?」元少年Aを野に放った「法務大臣」の当事者意識〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 7月1日(水)8時0分配信

 まさに暖簾に腕押し、糠に釘の如し。元少年Aの更生を所管した当局の最高責任者は、果たして問題の著書『絶歌』を読んだのか否か。矢も盾もたまらず手に取り、貪(むさぼ)り読んだとすれば、その自己顕示欲の異様さに何を思ったか。それを質(ただ)そうとしたものの、返ってきた反応には愕然とするほかなかった。Aを野に放った時の法務大臣、野沢太三氏(82)は、本誌(「週刊新潮」)の取材にこう訊き返してきたのだ。

「手記の騒動って、何?」

 ***

 関東医療少年院で矯正教育を受けた元少年Aが、施設を仮退院したのは、2004年3月、21歳の春だった。最大で26歳まで収容できるから、担当者らが、「Aは更生プログラムを終了し、病=性的サディズムは完治した」と判断したことを受けての決定のはずである。

 当時の小泉純一郎内閣で、2003年9月から1年間、法務行政のトップを務め、少年Aの“出所”を“決裁”したのが元自民党参議院議員の野沢氏だ。むろん、世を騒然とさせた今回の手記問題にも強い関心を抱いているものと思ったのだが、現実は先に述べた通り。彼とのやりとりを再現すると、

――少年Aの手記発表を受け、ご見解を伺いたい。
「手記って、何ですか。昔のことだから」

――『絶歌』という本は読んでいないですか?
「全然、読んでいません」

――もしかするとAの本が出たこともご存じない?
「全然、その本も知らないし。騒動になっているのも知らない。取材をお受けしても、お話しすることもないと思うんです。そのように本を書いて、反省をして、立ち直っていただければ、よろしいかと思いますね」

 万事この調子。土師淳君の父親、守さんが事前に発売中止を要請したが、出版が強行され、かつ回収を要請したにもかかわらず、増刷された一連の経緯を把握していないため、頓珍漢な回答に終始した。氏は高齢とはいえ、矍鑠(かくしゃく)としており、会話もいたってスムーズに行えることを、念のため、付言しておきたい。

■性障害は完治したのか?
 野沢元大臣を筆頭に、少年Aの矯正教育に関わった責任者たちが問われるべきは、“Aは、本当に性障害が治癒したうえで自由放免とされたのか否か”という点である。著書では、彼が溶接工の仕事仲間から写真を撮られ、逆上し、カメラを取り上げ、踏みつけて壊したことが明かされている。未だ彼の中に抑えがたい攻撃衝動が残っている点が窺えるのだ。精神科医の町沢静夫氏はこう分析する。

「彼の犯罪には、淳君の首を学校の門に置いて、世間や警察を挑発する声明文を出すなど、強い自己顕示欲が見てとれた。今回の手記には非常に凝った表現が多く、文学が意識されている。発表に踏み切ったのは、Aの心中で、遺族への償いの気持ちより、本を出したい、という文学的な虚栄心が勝ってしまった側面があるから。これは、未だ彼の中に顕示欲が強固に存在していることの表れと言えます。手記の出版自体、同様の罪を犯しかねない傾向が、彼の内に残っていることを意味する」

――矯正教育が充分ではなく、性障害が完治していない段階で、Aを世に送り出してしまったのではないか?

 野沢元大臣にこう迫ると、

「私に言われてもね……。そういうのは、各々の担当のところでしてもらっていますから、実際に私が判断することではない。形の上では最高責任者ですけど」

 当事者意識の欠片(かけら)もない。

「特集 匿名の暗闇から飛んできた毒の矢! 32歳『元少年A』が自己顕示した『14歳の肖像』」より
※「週刊新潮」2015年7月2日号

SHINCHOSHA All Rights Reserved.

2228名無しさん:2015/07/10(金) 20:01:40
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150702-00010001-shincho-soci
【元少年A『絶歌』】遺族の回収要求に5万部増刷で応えた「太田出版社長」かく語りき〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 7月2日(木)8時0分配信

 乾きかけていた瘡蓋(かさぶた)をむしり取るだけでなく、傷口に塩をすり込み、被害者遺族をさらに非道にいたぶる。一方、自身は「匿名の外套(がいとう)」を身に纏(まと)い、多額の印税を懐に入れた少年A、またの名を酒鬼薔薇聖斗。これはもはや、彼の手による、何の罪もない遺族への私刑の行使であり、社会への挑戦だと見る人がいる。『絶歌』の増刷が決まった……。

 ***

「淳は今回の出版によって加害男性に二度殺された、私はそう思っています」

 本誌(「週刊新潮」)は前号で、少年Aに殺害された土師(はせ)淳くん(享年11)の父親である守さんの無念の声をこう伝えた。そして、土師さんは手記の回収を訴えていた。にも拘(かかわ)らず、遺族感情を完全に無視しての増刷決定。少年Aは、三度(みたび)、淳くんを殺したのだ。

 6月17日、『絶歌』の版元である太田出版は、岡聡社長名による次のコメントとともに5万部の増刷を決めた。

〈私たちは、出版を継続し、本書の内容が多くの方に読まれることにより、少年犯罪発生の背景を理解することに役立つと確信しております。/ご遺族にも出版の意義をご理解いただけるよう努力していくつもりです〉

 だが、土師さんのもとには、22日の時点でも少年Aによる出版の「弁明」の手紙および『絶歌』は結果的に届けられていない。

 土師さんの代理人を務める弁護士の井関勇司氏は、同書発売後、遺族の思いを代弁して本誌の取材にこう語っている。

「本が回収されなかった場合、裁判を行うかどうかは未定です。事件から18年の時間が経ち、ようやく精神的にも落ち着いてきたところに、今回の出版。大変な憤りを感じています。加害男性からは土師さんに宛てた手紙が毎年送られてきて、以前は数枚だった手紙が今年は数十枚に増え、土師さんが知りたいと考えていた事件の経緯も書かれていた。土師さんは『これでいいのかな』と言い、一つの区切りになると思った矢先の不意打ちの出版でした」

 先に紹介した太田出版の〈ご遺族にも出版の意義をご理解いただけるよう努力していくつもり〉とのコメントは、ただただ虚しく響くばかりだ。

2229名無しさん:2015/07/10(金) 20:02:28
>>2228

■少年法に守られる32歳
〈出版の意義〉を謳(うた)う岡社長に改めて尋ねると、

「(土師さんへの送本等は)ご遺族が激怒して拒否されていると聞いています」

 こう「弁解」しつつ、非難されている匿名問題を釈明した。

「実名出版か匿名出版かについては、正直、あまりこだわりませんでした。この点がここまで大きな問題になるとは想像もしていなかった。『少年A』は実名に等しく、イコール『彼』だと認知されていますし、そもそも事件当時、少年法のもとで名前は伏せられたわけですからね。それに彼自身が『元少年A』での出版を希望し、そうでなければ本を出せなかったと思います。彼は表に出ることを嫌がっていましたから」

 徹頭徹尾、少年Aの意志を「尊重」したという岡社長はさらに、同書出版に対する批判的意見に、こんな喩(たと)えで反論した。

「野菜を切るための包丁を売ったのに、その包丁が人殺しに使われてしまった。それで、『売る時に人殺しに使われると思わなかったのか』と責められてもねえ。我々は野菜を切るために一番切れ味の良い包丁を提供した。どこのものよりも野菜を切るのに役立つと思って出版したんです」

 彼は知らなかったのだろうか。事件当時、少年Aが犯行声明に〈汚い野菜共には死の制裁を〉と記していたことを。事件後に母親と面会した少年Aが、「弱い者は野菜と同じや」と言い放ったと報じられていることを。つまり、被害者を「野菜扱い」していたことを……。岡社長の比喩は、不謹慎極まりないか、不見識極まりないかのどちらかということになる。

 今回の「出版事件」を、評論家の呉智英氏はこう分析する。

「この度の出版騒動は、少年法、ひいては刑法が抱える矛盾を浮き彫りにしました。近代法は、精神疾患を抱えている者、あるいは少年のように自由意思が不完全な存在を、罰するのではなく、加害者はいずれ更生するはずだから『指導』すべきとの考え方で運用されてきました。しかし、手記の出版が、少年Aが更生していないことを如実に物語っている。近代の刑法、少年法の思想的問題点が端的に表れた一件だと言えます」

 その上で、匿名問題に関しては、

「遺族の気持ちを蔑(ないがし)ろにして本を出す以上、倫理的に考えて、少年Aは自主的に匿名の殻を破り、少なくとも犯行当時の写真、そして現在の写真を載せ、表に出るのが筋でしょう。それでもなお、彼が匿名性を保持しながらの表現の自由にこだわるのであれば、世の中の人が『人殺し出てこい!』と、少年Aを糾弾する表現の自由も尊重されなければなりません」

 作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏が、至極単純な話として続ける。

「元少年Aが未だ少年法に守られ、匿名という特権的地位にあることが問題なのです。14歳ではなく、32歳のおっさんが自らの判断で本を書いたわけですから、実名で出すのが当たり前。何も分からない子どもではなく、大人の決断なんですからね。出版社が話題性を考えて『元少年A』で出版するのは一つの“手”ではありますが、ならば『元少年Aこと誰々』とすべき。被害者は実名なのに、加害者が匿名を隠れ蓑にして攻撃から逃げるなんてとんでもない話です」

 一方で『絶歌』には、元少年Aの幼少時の写真が、モザイク処理もされずに掲載されている。4歳の誕生日を迎える少し前、祖母の膝に抱かれた写真について、彼はこう書き留めている。

〈子供の頃から特徴的だった、ガラス玉を思わせる無機質な光沢を帯びたその眼に(後略)〉

〈その幼い顔には曰(いわ)く言い難い不吉な“翳(かげ)”が刻み込まれているように感じる。僕はその写真に写った自分の顔に「死相」を視(み)た。眼は洞窟のようで(後略)〉

 無論、この一葉をもって、匿名の隠れ蓑という批判に反論することはできない。現在の彼の姿を推定することすら難しい「遠い昔」の写真に過ぎないからだ。

 ちなみに、同書の中で彼自ら、事件当時の自分の顔についてこう言及している。

〈鏡に向かうと、自分の顔が映画『プレデター』に出てくるクリーチャーのように、口の周りの皮膚がガバっと裂けて大きく拡がり、牙を剥(む)き出した醜い化け物の姿に変貌する様子がありありと視えた〉

 陳腐な比喩ではあるものの、少なくとも自己顕示欲の塊だった彼が、自分の顔に人並み以上の関心を持っていたことは十分、窺えるのだ。

 なぜ、彼が当時の写真を『絶歌』に掲載しなかったのか、その理由は不明だが、彼自身が、

〈能面のように無表情な顔〉

 と、手記の中で評している当時の写真がある。

2230名無しさん:2015/07/10(金) 20:03:48
>>2229

 祖母の膝の上の一枚と同様に遠い昔ではあるが、太田出版が主張してきたように、〈社会が少年犯罪を考えるため〉の一助となりえるのではないか。

「怒りの声すら上げる気持ちになれないであろう、土師さんになり代わったつもりで手記を読みました」

 と言う、全国犯罪被害者の会代表幹事代行の林良平氏が吐き捨てる。

「人を2人も殺しておきながら、自分は殺人者だと誰にも悟られることなくのうのうと生活し、印税を稼ぐ。卑怯の一言です」

 事件を総括する以上、淳くんらを殺(あや)めた1997年の14歳の肖像は、努めて「客観的」に捉え直す責務が課されているのではないか。

「特集 匿名の暗闇から飛んできた毒の矢! 32歳『元少年A』が自己顕示した『14歳の肖像』」より
※「週刊新潮」2015年7月2日号

SHINCHOSHA All Rights Reserved.

2231名無しさん:2015/07/12(日) 10:20:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150711-00000506-san-soci
「工藤会」幹部クラスまで組見放す 内部崩壊の兆し、離脱者前年同期比3倍増
産経新聞 7月11日(土)10時0分配信

 全国唯一の特定危険指定暴力団「工藤会」(本部・北九州市)系の組員の離脱者が、今年1〜6月で24人となり、昨年同時期(8人)の3倍に増えたことが10日、福岡県警への取材で分かった。昨年1年間の離脱者数(16人)もすでに上回った。県警はトップの総裁をはじめ幹部を相次いで摘発する「頂上作戦」を実施。最近は、幹部クラスが離脱する例も出始めたといい、県警の担当者は「捜査の影響で内部崩壊の兆しがある」としている。

 県警暴力団対策部組織犯罪対策課によると、平成26年12月末現在の工藤会系組員は約520人。今年1〜6月、このうち35人が、県警や県暴力追放運動推進センターに離脱の希望を相談し、24人が県警の支援で組を離脱した。

 昨年以降、一般市民に対する殺人や殺人未遂事件に関与していたとして、総裁の野村悟被告(68)=殺人、所得税法違反罪などで起訴=ら幹部が相次いで逮捕されたことで、状況は変わりつつある。

 これまでは、「みかじめ料の獲得などシノギ(資金獲得活動)が難しくなった」といった理由で末端組員の離脱が多かったが、「カタギ(一般人)に手を出す組織にはいたくない」「工藤会がいつまで持つか分からない」という組員が目立つようになった。ほとんどなかった幹部クラスの離脱も出始めている。

 県警は「取り締まりから逃れるために偽装離脱をするケースも考えられ、離脱者が本当に工藤会との関係を絶てているのか、見極めたい」としている。

 一連の捜査では、昨年9月、元漁協組合長射殺事件を指示したとする殺人容疑などで野村被告やナンバー2の会長らを逮捕。その後、野村被告は、2件の市民襲撃事件や上納金の脱税事件、県警元警部の銃撃事件などで再逮捕され、逮捕は6回となっている。

2232名無しさん:2015/07/12(日) 11:53:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150709-00000009-at_s-l22
ネットゲーム代行、資金源か 菊川署、暴力団組長逮捕
@S[アットエス] by 静岡新聞 7月9日(木)7時55分配信

 人気オンラインゲームの代行で金を稼がせた10代の少年から現金を脅し取ったとして、菊川署は8日、県警機動捜査隊の協力を得て、恐喝の疑いで島田市宮川町、指定暴力団系組長の無職の男(34)を逮捕した。
 逮捕容疑は、ゲームをやめたいと言った少年に「組のしのぎが減るじゃねえか」などと因縁を付け6月1日、島田市内の駐車場で現金3万円を脅し取った疑い。容疑を否認しているという。
 同署によると、容疑者の男は、インターネットを通じて客から依頼を受け、少年にゲームを約1カ月させ、入手困難なモンスターを収集するなどのゲームの代行で収益を上げていたという。数十万円を売り上げたとみられる。同署は、ゲームの利益が暴力団の資金源になっていた可能性があるとみて詳しく調べる。

静岡新聞社

2233名無しさん:2015/07/12(日) 11:55:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150710-00000007-mai-soci
<工藤会>「元警部みたいになるぞ」銃撃事件で捜査員脅す
毎日新聞 7月10日(金)2時30分配信

 北九州市で2012年4月、福岡県警の60代の元警部が銃撃された事件で、特定危険指定暴力団「工藤会」(本部・北九州市)系組幹部が事件後、暴力団犯罪を担当する捜査員に対し「(捜査を)やり過ぎると元警部みたいになるぞ」などと脅していたことが捜査関係者への取材で分かった。複数の組幹部らがさまざまな場面で同様の発言を繰り返しており、捜査の萎縮を狙う、異常な実態が浮き彫りになった。

 総裁の野村悟容疑者(68)が08年にトップに就任した後、同会は警察との対決姿勢を鮮明にしており、捜査本部は、野村容疑者が銃撃事件によって、組員の士気を高揚しようとしていたとみている。

 捜査関係者によると、元警部銃撃事件とは別の事件で家宅捜索に入ったり、北九州市などで職務質問をしたりした際に、工藤会系組幹部や組員が「(捜査を)やり過ぎたら元警部みたいになるぞ」と脅していた。さらに、元警部が退職約1年後に銃撃されたことから、「警察を辞めたら元警部みたいになるぞ」などとも言っていたという。

 元警部の銃撃事件に野村容疑者らが関与していたことは、組織内部でも極秘扱いとされてきた。ただ、多くの組員はだれが実行したかなど詳細は知らされていないものの、工藤会による事件とは承知しており、野村容疑者と歩調を合わせ、対決姿勢を鮮明にしていたとみられる。

 工藤会による「徹底抗戦」は、法廷闘争にも及んでいた。銃撃事件の8カ月後の12年12月、「一般人への襲撃を繰り返し悪質」として改正暴力団対策法に基づき「特定危険指定暴力団」に指定されると、工藤会は翌月、指定取り消しを求め福岡地裁に提訴した。裁判で工藤会側は「指定の根拠となる(一般人襲撃などの)事実はない」と主張している。

2234名無しさん:2015/07/12(日) 12:24:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150710-00000040-asahi-pol
ホリエモン「刑事司法改革案は後退」 国会参考人質疑
朝日新聞デジタル 7月10日(金)15時47分配信

 取り調べの録音・録画(可視化)の義務化などを柱とする刑事司法改革の関連法案を審議している衆院法務委員会が10日あり、元ライブドア社長の堀江貴文氏(42)が参考人として出席した。粉飾決算事件で捜査を受け、服役した経験を踏まえ、法案について「一部反対で一部賛成。期待していた改革は盛り込まれていない。前進よりも後退ではないか」と批判した。

 法案には保釈制度の改革も盛り込まれた。堀江氏は2006年の逮捕後、3カ月に及んだ勾留について「精神的負担が大きい。やっていないことをやったと思うくらいになる」と指摘。「接見が禁止され、雑誌などの閲覧もできず、隔絶された世界だった。たとえ保釈されても、証拠を隠すことも逃げることもできない。推定無罪が原則なのに、そこまでやる合理性はなかった」と振り返った。

 法案に司法取引などが盛り込まれたことについては「(捜査の)焼け太りだ。検察は証拠改ざん事件でたたかれたのに権限拡大に持っていった。検察の力を改めて知った」と語った。

朝日新聞社

2235チバQ:2015/07/12(日) 15:13:27
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150712-00891217-sspa-soci
風営法改正で意外な業種に波紋。スポーツバーが消える!?
週刊SPA! 7月12日(日)13時51分配信

風営法改正で意外な業種に波紋。スポーツバーが消える!?
(日刊SPA!)
 6月17日、参議院本会議で可決された改正風俗営業法。その最大のポイントは「クラブの深夜営業解禁」だ。これまでダンスクラブはキャバクラなどと同じ「風俗営業」とされ、営業時間は「原則午前0時まで」に規制されてきた。しかし、今回の改正風営法では、新設された「特定遊興飲食店」に分類されることで、24時間の営業が可能となったのだ。では、この「特定遊興飲食店」とは何なのか。風営法に詳しいカジノ専門家の木曽崇氏は、こう解説する。

「キャバクラのような“接待”を含まないものの、深夜、遊興、飲酒(酒類の提供)の3つの要素を含むサービスが『特定遊興飲食店』です。例えば、クラブは“深夜”に“酒”とともに音楽をかけることで、客に“遊興=遊び”を提供するサービスだと定義されます。ダンスクラブなどと同様に現在、風営法で規制されている雀荘にも深夜営業の解禁が行われる可能性があります」

 その他にも、ゲームセンターやパチンコなども深夜営業解禁の対象として含まれる可能性がある。そうなれば終電以降の夜遊びが一気に充実すること間違いなしだが、一方で「その曖昧な定義が思わぬ波紋を広げている」と木曽氏は指摘する。

「もともと規制の範囲外だった業種にとっては、“新たな規制”となる危険性が浮上しています。その筆頭格がスポーツバー。スポーツ中継を流すだけなら問題ないのですが、『今夜、日本代表戦放映!』など、店側が意図的に盛り上げようとしている場合、“遊びを提供している”とみなされ、ただの飲食店ではなく特定遊興飲食店となってしまうのです。ここで問題なのは、特定遊興飲食店が許可制なこと。許可を取るには立地や店内の明るさなど一定の条件をクリアする必要があり、店舗によっては深夜営業ができなくなる可能性があります」

 実際、衆参の委員会審議において警察庁の担当局長はスポーツバーについて、「営業者による積極的働きかけ(編注・W杯などのイベントを使って客寄せすること)があると判断される場合には違反となる場合がある」と見解を述べている。ほかに委員会審議では、ライブハウスや野外フェス、映画館のレイトショーに至るまで、遊興の範囲に対する見解について議員との間に激しいやり取りがあった。その結果、風営法改正についての話し合いにもかかわらず、現状では風営法の適用範囲外だった業種への適用がされる可能性を示唆してしまうという、なんとも皮肉なことが起きてしまったのである。

2236チバQ:2015/07/12(日) 15:13:47
◆スポーツバーに限らない規制の危機にある業種

 この改正風営法の思わぬ波紋で揺らいでいるのはスポーツバーだけではない。深夜、飲酒、遊興の3要素を満たすとされたライブハウスの存在だ。

「クラブで音楽を流してダンスさせることが遊興であるなら、音楽の生演奏も遊興に含まれる可能性がある。事実、警察庁は『楽器の種類、演奏者の人数によらず、生演奏を提供する限りは風営法の規制対象となり得る』という見解を繰り返し示しています。この見解に則れば、ライブハウスはもちろんジャズバーやホテルのラウンジなど、“ライブ”をウリに酒を提供する業種は、すべて許可を得なければ深夜営業できなくなります」(木曽氏)

 特定遊興飲食店の許可を得る条件である、「店内の照度が10ルクス(=上映前の映画館の明るさ程度)以上であること」も、ライブハウスにとっては致命傷になりかねない。深夜に煌々と照らされた場内で演奏するロックバンドなど興醒めだろう。だが、この忍び寄る危機、当のライブハウス経営者にとってはまったくの寝耳に水の話だという。

「今回はクラブがメインということで、私たちは関係ないんじゃないですか!?  確かに、最近はDJブースを設けて、クラブのようなイベントを行うライブハウスも増えてきましたけど……。でも、ほとんどのオーナーは初耳だと思いますよ。内容を聞く限りでは、実際に蓋を開けてみないとまったくわかりませんね」(都内ライブハウス店長)

 “クラブ解禁”の話題性の裏で、“遊興”という単語の曖昧さから、当事者すら困惑しているというのが現状だ。

【木曽崇氏】

国際カジノ研究所所長。ネバダ大学ラスベガス校ホテル経営学部(カジノ経営学専攻)卒業後、米国大手カジノ事業者での会計監査職に就くなど、国内では数少ないカジノ専門家

2237名無しさん:2015/07/13(月) 23:14:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150712-00000004-tospoweb-ent
田代まさし また盗撮で法務省赤っ恥
東スポWeb 7月12日(日)10時7分配信

「ミニにタコ」再び――。元タレントの田代まさし(58)がまた盗撮行為をしたことで、法務省が赤っ恥をかいている。田代は6日、東急電鉄二子玉川駅のホームで携帯電話を使い、女性のスカートの中を盗撮した疑い。警視庁玉川署が東京都迷惑防止条例違反(盗撮)で書類送検する見込みだ。田代は覚醒剤事件で服役を終えて以降、薬物依存者の更生施設スタッフとして働きながら、法務省のイベントにも出席していただけに、関係者に衝撃が走っている。


 6日午後6時40分ごろ、同駅で「盗撮している男がいる」と通報があり、警察官が駆けつけると、田代が盗撮を認めたという。被害者の女性は立ち去り、被害届は出ていないため、書類送検となる見込みだ。

 田代は2000年にも都内の駅で女性のスカート内を盗撮し、同条例違反で書類送検され、罰金5万円の刑事処分を受けていた。このとき「ミニにタコができるというギャグ映像を撮りたかった」と会見で話していた。

 田代といえば、覚醒剤による逮捕を繰り返しているイメージが強い。昨年7月2日に出所してからは、薬物依存者の更生施設「日本ダルク」のスタッフとして働きながら、薬物依存の怖さを講演などで訴える活動をしてきた。

 東京・新宿区にある日本ダルク本部には10日、報道陣が殺到。関係者は「本人から連絡はありましたが、まだ警察の取り調べが終わっておらず、詳細は分かっていません。全容を把握してからダルクとしても、何らかの対応を考えたいと思います」と語ったが、田代の最近の様子や雇用関係などについては「プライバシーもあるのでお答えできません」とした。

 田代は今月1日にも法務省を中心とした「社会を明るくする運動中央推進委員会」が主催の「立ち直りフォーラム」で「僕はまだ立ち直ってません。あくまで立ち直り途上。それが薬物依存です」などと話していた。

 イベントを担当した法務省の保護局更生保護振興課地域活動推進係の担当者は「犯罪や非行を行った人の立ち直りをテーマにしたイベントで、田代さんにはダルクの活動報告をしていただきました」と話す。講演では薬物の話が中心で、盗撮の話はしていなかった。

 この講演から5日後に盗撮を犯し、まったく立ち直っていなかったことに法務省としては複雑なようで、担当者は「事実関係が分からないので、コメントは差し控えたい」と語った。

「いや、法務省の赤っ恥ですよ」と指摘するのはある法務省職員だ。「犯罪からの立ち直りをテーマにしたイベントのすぐ後でしょ。タイミングが悪すぎます。まあ、薬物じゃないのが不幸中の幸いといいますか…」とうなだれる。

 田代はイベント後、ツイッターで「こんな僕でも法務省のお役に立てること光栄に思います。生き方は替えられるということです!」(原文ママ)と喜んでいた。

 田代の盗撮が思わぬ悪影響を法務省に与えかねない。「今、採用シーズンなんですよ。ただでさえ法務省は堅苦しいイメージがあり、人気がないのに、さらにイメージダウンです。希望する人が減りそう」(前出の法務省職員)

 同様のイベントが今後あった場合、田代にオファーを出すかについては「なんとも言えない」(前出担当者)という。

 せっかく更生のシンボルタレントとなっていたのに、また危険人物扱いとなりそうだ。

2238名無しさん:2015/07/19(日) 23:29:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150716-00010000-chibatopi-l12
聖徳太子の石像壊した容疑 18歳少女を書類送検 「大変なことをした」 /千葉
ちばとぴ by 千葉日報 7月16日(木)5時0分配信

 千葉県鋸南町元名の日本寺でことし5月、県の文化財に指定されている聖徳太子の石像1体が壊されているのが見つかった事件で、館山署は15日、器物損壊の疑いで東京都の無職少女(18)を地検木更津支部に書類送検した。少女は「つまずいて石像に手を掛けたら倒れてしまった。大変なことをした」と話しているという。

 書類送検容疑は5月7日午後、日本寺の参道脇にある石像(高さ約130センチ)を倒し、壊した疑い。石像は胸から上下二つに折れた。

 同署によると、少女は東京都の30代男性と同寺を訪問。参道散策中に石像を囲む柵の横から石像に近づいて写真を撮ろうとした際につまずき、石像がはめ込まれた台座の下の土台に手を掛けて落としてしまったという。石像は固定されていなかった。柵を越えて石像に近づくのは禁止されているという。

 2人は現場を立ち去ったが翌8日、館山署に出向いた。少女は「わざとではないが、やったことを反省しないといけないと思った」と話したという。同署は男性は損壊行為に関わっていないとして立件しなかった。

 県教育委員会によると、聖徳太子の石像は18世紀後半に作られた。日本寺の参道には石像が多数あり、県文化財に指定されている。寺は現在、業者に修復依頼中という。

2239名無しさん:2015/07/19(日) 23:30:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150714-00010003-mocosuku-hlth
佐世保高1殺害「保護処分」に…少女が抱えていた「自閉症スペクトラム障害」とは
Mocosuku Woman 7月14日(火)13時30分配信

長崎県佐世保市で起きた女子高生殺人事件。クラスメイトを16歳の少女が殺害したセンセーショナルな事件は世間を騒がせ、話題になりました。13日、長崎家裁は加害者少女へ「保護処分」を決定。16歳の誕生日を迎える直前の犯行だったこともあり、この判定には賛否両論が起こっています。

加害者である少女には重度の「自閉症スペクトラム障害(ASD)」などの障害があったとされています。あまり聞きなれない言葉ですが「自閉症スペクトラム障害」とは何なのでしょうか?


◆自閉症スペクトラム障害(ASD)って?

ASDは社会的コミュニケーション障害と、興味の限局が症状の特徴です。場の空気が読めず、抽象的な質問に対して答えられない、質問の意図が理解できないなどといった日常的にコミュニケーションに支障をきたします。

また、自分の興味のある分野で安心し、強いこだわりを持ちます。狭い興味の範囲内で行動することがよくあり、そこから抜けられず、些細な言動に引っかかり相手を深く追求するといったこともままあります。

また、自閉症スペクトラム障害は、同じ発達障害である注意欠陥・多動性障害(ADHD)と見分けがつきにくいといわれています。姜昌勲医師は、かつてはアスペルガー症候群と呼ばれた知的障害を持たない自閉症スペクトラム障害(ASD)と、注意欠陥・多動性障害(ADHD)との共通点や違いを次のように指摘しています。


●会話にまとまりがない
注意欠陥・多動性障害の患者はぽんぽんと会話が飛ぶのに比べて、自閉症スペクトラム障害の患者は、ひとつの話題を深く掘り下げてこだわって話す傾向があります。

●同じ話を何度もする
注意欠陥・多動性障害の患者が、同じ話を何回もしたのを忘れているのに対し、自閉症スペクトラム障害の患者は、過去のネガティブな経験やトラウマにこだわり、何回も同じことを話す傾向があります。

●空気が読めない
自閉症スペクトラム障害の患者は、相手の意図していることが読めず、自分ルールにこだわります。自分の決めた基準に従って行動する特徴があるのに比べ、注意欠陥・多動性障害は自分の欲求に衝動的ですぐに行動する傾向があります。

●不注意
自閉症スペクトラム障害の患者は、自分で決めたことを最優先するので、柔軟性をもとめられても適応できません。そのため、周りとすれ違いが起こってしまい、ミスを引き起こします。一方、注意欠陥・多動性障害は見落としや詰めの甘さなどからミスを起こします。

総じて、自閉症スペクトラム障害の患者のほうが表情に変化が少なく、何を考えているのかわからないことが多いようです。

自閉症スペクトラム障害は、協調性や対人スキル、柔軟な対応など複数のスキルをもとめられる職種には向いていません。一方で、特定の分野に対して強いこだわりを持つ自閉症スペクトラム障害を持つため、研究者や学者、芸術方面の職種が向いているようです。加害者の少女が、この特性をポジティブな方向で活かせなかったのは、とても残念です。


<参考資料>
*1)姜 昌勲『大人の発達障害 診断マニュアル』中外医学社
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52069875.html

監修:山本恵一(やまもと・よしかず)
メンタルヘルスライター。立教大学大学院卒、元東京国際大学心理学教授。保健・衛生コンサルタントや妊娠・育児コンサルタント、企業・医療機関向けヘルスケアサービスなどを提供する株式会社とらうべ副社長

Mocosuku編集部

2240名無しさん:2015/07/26(日) 10:13:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150724-00000057-asahi-soci
女性行員「お客さんを守る義務がある」 発砲の男に
朝日新聞デジタル 7月24日(金)22時3分配信

 閉店間際の銀行に数発の発砲音が響いた。福岡県久留米市の筑邦銀行東合川支店で24日午後起きた強盗未遂事件。行員に金を要求して引き金を引いた人物は、拳銃のようなものを持ってそのまま逃走した。現場に居合わせた人たちは恐怖に震え、周辺の保育施設などにも緊張が走った。

 「筑邦銀行東合川支店です。ピストルが……。早く来てください」。24日午後3時ごろ、行員とみられる女性から110番通報があった。久留米署によると、女性は「机の下に隠れています。詳しくは話せません」と小声で伝え、電話を切ったという。

 現場に居合わせた女性は「椅子に座っていたら突然、何かが爆発したような大きな音がした。顔を上げたら男が立っていて、また大きな音がした」と振り返った。店内に悲鳴があがり、怖くてすぐ立ち上がれなかったが、他の客と店外に逃げ出したという。

 店内にいた別の女性(63)によると、閉店間際に入ってきた黒っぽい服装の男が行員にバッグを渡して金を入れるよう命じ、数回発砲したという。いらだった様子で「早く入れんか」などと怒鳴り、女性のそばにいた若い女性行員にも「おまえが(金を)入れて来い。撃つぞ」と脅したが、この女性行員は「私はお客さんを守る義務があります」と毅然(きぜん)とした態度で、この女性をかばうように立ちはだかったという。

 現場近くの会社に勤める男性(50)は事件発生直後、客や行員ら7、8人が銀行から一斉に飛び出して来たのに気づいた。ただならぬ雰囲気を感じて駆けつけると、女性が1人、倒れていたという。「けがはなかったようだが、気が動転していたのだろう。みんなパニックになっていた」と話した。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150726-00000052-san-soci
福岡・銀行強盗未遂 全焼倉庫に拳銃?とバイク、放火し証拠隠滅か
産経新聞 7月26日(日)7時55分配信

 福岡県久留米市の筑邦銀行東合川支店で24日に起きた強盗未遂事件で、県警久留米署は25日、事件直後に市内で倉庫が全焼する火災があり、焼け跡から拳銃のようなものとミニバイクが見つかったと明らかにした。同署はこれらが事件に使われ、証拠隠滅を図るために燃やされた可能性もあるとみて調べている。

 一方、銀行に押し入った男が現金を要求する際、持参したリュックサックを行員に渡していたことも判明。リュックは現場に残され、久留米署は販売ルートを調べている。また現場では複数の薬莢(やっきょう)が見つかっており、同署は本物の拳銃が使われたとみて銃刀法違反容疑でも調べる。

 久留米署によると、火災は事件の約3時間後、銀行から南西に約3キロ離れた駐車場内に建てられた木造平屋の倉庫で発生し、約15平方メートルが全焼した。県警が倉庫内を実況見分したところ、拳銃のようなものとバイクが見つかった。バイクは今月12日から15日にかけて久留米市内のアパート敷地内から盗まれ、15日に被害届が出ていた。

2241名無しさん:2015/07/27(月) 06:25:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150726-00000041-asahi-soci
加害少女、遺族に謝罪の意向 佐世保高1殺害
朝日新聞デジタル 7月26日(日)23時22分配信

 長崎県佐世保市の高1女子生徒殺害事件で、同級生だった加害少女(16)の元付添人弁護団は26日、少女が第3種(医療)少年院送致の保護処分の決定を受けた後、遺族に対する謝罪の意向を示していることを明らかにした。26日で事件から1年を迎えたのに合わせ、報道各社の質問に文書で答えた。

 回答によると、少女はすでに医療少年院に移送された。元付添人らは今後も少女と面会を続け、更生の様子などを遺族側代理人を通じて遺族に報告する意向。少女からの謝罪の件も含めて、代理人と連絡を取り合っているという。(具志堅直)

朝日新聞社

2242名無しさん:2015/08/01(土) 12:45:38
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150730-00000025-ann-soci
生きたまま沈められたか 海に重りついた女性遺体
テレビ朝日系(ANN) 7月30日(木)17時2分配信
 女性は生きたまま何者かに海に沈められたとみられます。

 29日、神奈川県三浦市の小網代湾の沖合で、30代から40代とみられる女性の遺体がロープで何重にも巻かれたシートに包まれて浮いているのが見つかりました。ロープにはコンクリート製の重りが付いていました。その後の警察への取材で、司法解剖の結果、女性は28日ごろに溺死(できし)したとみられることが分かりました。何者かに生きたまま海に沈められた可能性が高いということです。警察は、女性の身元確認を進めるとともに捜査本部を設置し、殺人事件として捜査しています。
最終更新:7月30日(木)17時2分テレ朝 news

2243とはずがたり:2015/08/08(土) 11:08:53

<札幌地検検事>電車で痴漢容疑…神奈川県警が逮捕
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/52/50ab917cc078a520e96a17719d48584e.html
(毎日新聞) 10:13

 電車内で寝ていた女性の尻を触ったとして、神奈川県警大船署は8日、札幌市中央区南4条西、札幌地検検事、有田洋平容疑者(28)を県迷惑行為防止条例違反(痴漢)容疑で現行犯逮捕した。有田容疑者は酒に酔っており、「よく覚えていない」と供述しているという。

 逮捕容疑は8日午前0時15分ごろ、同県内のJR根岸線本郷台?大船間を走行中の電車内で、寝ていた東京都大田区の女性会社員(25)の隣に座り、2?3分間にわたってスカートの上から尻を触ったとしている。

 同署によると、触られていることに気付いた女性が「痴漢です」と声を上げて有田容疑者の手をつかんだため、近くにいた乗客が車内から110番して大船駅で同署員に引き渡した。有田容疑者は夏休みで横浜を訪れ、一緒に酒を飲んだ友人宅へ向かう途中だったという。【篠原成行】

2244名無しさん:2015/08/08(土) 15:10:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150807-00000556-san-soci
防犯カメラに執拗に追い回す姿 女子高生切りつけで18歳少年逮捕 大阪
産経新聞 8月7日(金)16時15分配信

 大阪府八尾市で7月30日、帰宅途中の近くの私立高校3年の女子生徒(17)が男に切りつけられた事件で、大阪府警は、事件に関与した疑いが強まったとして任意で事情を聴いていた府内の少年(18)について、7日午後、殺人未遂容疑で逮捕した。府警によると、少年には知的障害があるという。

 現場周辺の防犯カメラには、少年とみられる犯人が女子生徒を走って追いかけたり、女子生徒が悲鳴を上げる様子が記録されていた。捜査関係者によると、カメラ映像の分析などから少年の関与が浮上したという。

 事件は7月30日夜、同市山本町北の市道で発生。女子生徒が歩いていたところ、背後から近づいてきた男に刃物で切りつけられた。女子生徒は悲鳴を上げて逃げたが、男は追いかけて再び切りつけ、女子生徒は背中などに重傷を負った。

2245とはずがたり:2015/08/09(日) 07:38:12

歌舞伎町「ぼったくり」、28店舗廃業 まだ数店営業か
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASH855TZ2H85UTIL037.html
08月08日 15:47朝日新聞

 ぼったくりの被害が急増している東京の新宿・歌舞伎町で、警視庁は今年1月から7月末までに「ぼったくり店」28店舗が廃業したと発表した。同庁や都公安委員会は摘発や行政処分を進めているが、被害相談は絶えない。まだ数店舗が営業しているとみられ、同庁は取り締まりを強化する方針。

 客を呼び込む際に1時間3千?4千円とうたい、退店時に数十万?数百万円を請求する「ぼったくり店」による被害は昨年後半から目立つようになった。昨年1年間の110番通報は673件だったが、今年に入り毎月200?300件に上るという。

 生活安全総務課によると、警視庁が1月以降に都ぼったくり防止条例違反容疑などで検挙したのは21店舗72人。客引きも5月下旬以降に48人検挙した。

 同課の森本敦司課長は「客引きの言葉を信用せず、ついていかないことが大事。ぼったくり料金を請求された場合は支払わず110番通報してほしい」と呼びかけている。

2246名無しさん:2015/08/10(月) 11:23:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150728-00000081-jij-soci
5人殺害放火で死刑判決=完全責任能力を認定―「残忍な凶行」・山口地裁
時事通信 7月28日(火)15時30分配信

 山口県周南市金峰の集落で2013年、男女5人が殺害された事件で、殺人と非現住建造物等放火の罪に問われた無職保見光成被告(65)の裁判員裁判の判決が28日、山口地裁であった。
 大寄淳裁判長は「結果は極めて重大で、強固な殺意による残忍な凶行だ」と述べ、求刑通り死刑を言い渡した。弁護側は即日控訴した。
 保見被告は起訴内容を全面的に否認し無罪を主張。弁護側も決定的な証拠は皆無とし、被告が事件当時、妄想性障害の影響で心神喪失か耗弱の状態だったと訴えていた。
 大寄裁判長は、被告が逮捕当初は殺害と放火を認めていたとし、「被害者に対する強い怒りの感情を抱いていた」と動機を指摘。事件当時は妄想性障害があったものの、「犯行は被告の性格によるもので、犯罪と認識し、道徳や倫理など社会のルールに合わない行為であることも十分認識していた」と完全責任能力を認定した。
 その上で、「身勝手な犯行で地域に与えた影響も大きく罪責は重大。極刑は免れない」と結論付けた。

2247名無しさん:2015/08/10(月) 13:51:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150805-00000018-mai-soci
<カリスマ社長>熱海の飲食店で暴行容疑 貞方容疑者逮捕
毎日新聞 8月5日(水)10時16分配信

 静岡県警熱海署は5日、東京都目黒区目黒本町2、会社役員、貞方邦介容疑者(47)を器物損壊と暴行の容疑で現行犯逮捕したと発表した。「やっていない」と容疑を否認しているという。

 容疑は4日午後11時45分ごろ、静岡県熱海市銀座町の飲食店で、ワイングラスなどをカウンターに投げつけて割ったほか、男性店員の左足を蹴る暴行を加えたとしている。熱海署によると、貞方容疑者は犯行当時、酒に酔っていた。

 貞方容疑者は同市や東京都内を中心にホテルや飲食店などを経営する「カリスマ社長」として知られ、テレビや雑誌に多数登場している。【松岡大地】

2248名無しさん:2015/08/10(月) 16:17:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00000122-jij-soci
逮捕の男、国外逃亡の動き=湾内女性遺体―神奈川県警
時事通信 8月6日(木)18時24分配信

 神奈川県三浦市の小網代湾で女性の水死体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された米国籍の男が出国する動きを見せていたことが6日、神奈川県警への取材で分かった。
 県警は、男が国外逃亡を図る恐れがあるとみて同日、逮捕した。
 逮捕されたのは横浜市保土ケ谷区桜ケ丘の自称無職グレゴリー・グモ容疑者(41)。日本人配偶者としての在留資格を有していた。女性はDNA型鑑定の結果、同日までに東京都目黒区三田の契約社員秋田谷まり子さん(42)と判明した。
 逮捕容疑は7月28日ごろ、小網代湾の海中に秋田谷さんの遺体を遺棄した疑い。「何もしていない。弁護士と話をしないと何も言えない」と容疑を否認しているという。
 県警によると、遺体は7月29日午前、近隣住民が湾内に浮いているのを発見。ビニールシートとロープで巻かれ、コンクリート片の重りが付けられていた。司法解剖の結果、海水を飲んで溺死したと判明。交友関係から同容疑者が浮上した。県警は、事件前に2人が一緒に同容疑者の自家用車で移動しているのを確認したという。
 県警は、秋田谷さんは生きたまま海に投げ込まれ殺害されたとみている。同容疑者は空港に現れるなど出国の動きがあったため、殺害場所を絞り切れないまま死体遺棄容疑で逮捕したといい、今後殺人容疑でも追及する。

2249名無しさん:2015/08/10(月) 16:41:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150808-00050129-yom-soci
2容疑者、被害者男性と遊び仲間…高架下遺体
読売新聞 8月9日(日)9時44分配信

 長野市の北陸新幹線高架下の土中で白骨遺体が見つかった事件で、長野県警が殺人容疑で8日に逮捕した2人の男と、被害者の男性が同じ遊び仲間のグループに所属していたことが、捜査関係者への取材で分かった。

 県警はグループ内で何らかのトラブルがあったとみて調べている。

 遺体は、歯の特徴から、2009年から行方不明となっていた長野市吉田、スポーツインストラクター寺沢龍太郎さん(当時19歳)と判明した。逮捕されたのは、寺沢さんの遊び仲間で、当時いずれも17歳だった長野市と同県須坂市の会社員の男2人。2人は09年12月下旬、長野市中越で寺沢さんを刃物で数回刺して殺害した疑いが持たれている。

 県警は逮捕容疑に対する認否を明らかにしていないが、捜査関係者によると、逮捕前の任意の聴取で2人は殺害を認めていたという。

最終更新:8月9日(日)9時44分

2250名無しさん:2015/08/13(木) 16:23:50
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2562110.html
男性弁護士の局部を切断、大学院生の男を逮捕

 東京・港区の弁護士事務所で弁護士の男性に暴行を加えたうえ、枝切りばさみで局部を切断したとして、大学院生の男が警視庁に逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、中野区の大学院生・小番一騎容疑者(24)です。

 小番容疑者は13日午前7時40分ごろ、港区虎ノ門の弁護士事務所で42歳の弁護士の男性の顔を数回殴ったうえ、男性の局部を刃渡り6センチの枝切りばさみで切断し、重傷を負わせた疑いが持たれています。

 取り調べに対し小番容疑者は容疑を認めたうえで、「切断した局部は事務所内の水洗トイレに流した」と供述しているということです。

 小番容疑者の妻がこの弁護士事務所に勤めていて、13日朝、小番容疑者は妻とともに事務所を訪れたということです。警視庁は、何らかのトラブルがあったとみて調べを進めています。(13日11:45)

2251とはずがたり:2015/08/13(木) 17:15:38
支払い「ゼロ」に遺族憤り 鹿児島・4人死亡火災
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/178826
2015年06月30日 01時13分

 「被告から何の謝罪もなく、怒りで震えている」。火災で犠牲になった高山さん母子3人の遺族は29日、鹿児島簡裁判決を傍聴後、憤りをあらわにした。
 判決は、勾留日数1日につき5千円を罰金50万円から差し引くとした。193日間勾留されていた浜屋敷被告が実際に支払う金額はゼロになる。高山さんの弟(44)は「4人の命が失われたのに、罰金も(実際は)払わなくていいとは…」と絶句した。
 鹿児島県警は当初、現住建造物等放火容疑で浜屋敷被告を逮捕。県警によると、被告は「火を消さずにぼうっと見ていた」と話していたといい、容易に消火できる段階でしなかったことが「不作為の放火」に当たるとの判断だった。だが、検察側は「放火で立件できるだけの証拠がない」と失火と過失致死罪を適用。有罪の場合、放火なら死刑か5年以上の懲役刑だが、失火と過失致死はいずれも50万円以下の罰金刑のみだ。
 「失火罪に罰金刑しかないのがおかしい」。高山さんの元夫で亡くなった娘2人の父親(46)は声を震わせた。「何十、何百の人が亡くならないと法律は変わらないのか。悔しい」
 高山さんの弟は起訴後、失火罪の厳罰化などを求める署名活動に取り組み、1万7822人分が集まっている。「最初は放火罪が適用されないことにただ憤っていた。今は、飲酒運転による交通事故(の厳罰化)のように、遺族の声で法律を変えたい」。署名をまず民事訴訟で活用し、量刑の在り方に疑問の声を上げていく。
=2015/06/30付 西日本新聞朝刊=

2252とはずがたり:2015/08/13(木) 17:17:26
>>2250
男としてはショッキングな事件でした。
容疑者はボクサーもしてたみたいですね。
妻帯者で大学院生でボクサーってどんなんやねんって感じですが。

2253名無しさん:2015/08/14(金) 11:11:11
>>2250

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150814-00000076-san-soci
男性弁護士の下腹部を切断 容疑の男逮捕
産経新聞 8月14日(金)7時55分配信

 男性弁護士の下腹部を枝切りバサミで切断するなどしたとして、警視庁赤坂署は13日、傷害容疑で東京都中野区上高田、大学院生、小番一騎(こつがい・いっき)容疑者(24)を現行犯逮捕した。同署によると「間違いはない」と容疑を認めている。男性弁護士は病院に搬送されたが、命に別条はないという。

 逮捕容疑は13日午前7時40分ごろ、港区虎ノ門の弁護士事務所で男性弁護士(42)の顔を数回殴り、ズボンを脱がして、持参した枝切りバサミで下腹部を切断したとしている。小番容疑者はプロボクシングの経験があるという。

 同署によると、小番容疑者の20代の妻は男性弁護士が所属する事務所に事務員として勤務。この日は朝から事務所内で小番容疑者と妻、男性弁護士の3人で話し合いをしていた。同署は交際関係をめぐる何らかのトラブルがあったとみて調べている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150814-00000019-spnannex-soci
慶大法科大学院生ボクサー、妻勤務先の弁護士の局部切断
スポニチアネックス 8月14日(金)7時1分配信

 警視庁赤坂署は13日、男性弁護士(42)を殴って局部を切断するなどしたとして、傷害の疑いで東京都中野区の慶大法科大学院生、小番一騎(こつがい・いっき)容疑者(24)を現行犯逮捕した。

 赤坂署によると、現場は弁護士の勤務する法律事務所で、小番容疑者の20代の妻が事務員として勤めていた。この日朝、同容疑者は妻とともに事務所を訪れ、朝から弁護士と3人で話し合いをしていたとみられる。弁護士とは面識はなかったという。同署は、妻をめぐる男女間のトラブルがあったとみて、状況などを詳しく調べている。

 逮捕容疑は13日午前7時40分ごろ、港区虎ノ門2丁目のビル4階にある法律事務所内で弁護士を数回殴った上、意識もうろうとなった弁護士のズボンを脱がして、局部を刃渡り約6センチの枝切りばさみで切断するなどして重傷を負わせた疑い。枝切りばさみは持参したとみられる。弁護士は全治不詳だが、命に別条はない。

 通報を受けて赤坂署員が事務所に駆け付けると、弁護士が倒れており、近くにいた小番容疑者が関与を認めたため、取り押さえた。「切断した局部は、ビル内の共用トイレに流した」などと供述しているという。

 小番容疑者は、ボクシングのプロテストに合格したことがあるが、実戦経験はなかった。所属していた都内のボクシングジムの関係者は「フットワークが良かった。頭がいい印象を受けた」と話した。ジムのホームページのプロフィルには、夢・目標について「法曹」と記載している。慶大の法科大学院に在籍していたことから、司法試験を目指していたようだ。

 また、同容疑者宅の近所の女性(53)は「半年ほど前に会ったことがある。(報道されたような)丸刈りではなかった。間違えてインターホンを押してしまったけど、丁寧に対応してくれ、穏やかそうな人だった」と話した。同容疑者の住居の大家の女性は「部屋代もしっかり払ってくれた。優しい人」と語った。

 ≪再建手術保証なし≫局部を失った男性はどうなってしまうのだろうか。近年では男性器の再建手術もあり、腕など体の他の部位から切り出した皮膚を、神経ごと移植する術式などがある。ただ、感覚を得られる保証はないとされている。

 山野医療専門学校副校長の中原英臣氏によると「切断された男性器は、切断面の具合にもよるが、すぐに接合できれば、機能も回復できる」という。細かな血管や神経をつなげる技術も発達。時間がたった場合でも「氷詰めにするなどして、腐敗の進行が止まっていれば、ある程度の回復が見込める」という。ただ今回は水洗トイレに流されており、発見はほぼ不可能な状況。接合手術は難しそうだ。

2254名無しさん:2015/08/14(金) 11:11:39
>>2253

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150814-00000009-sph-soci
弁護士をKO後、枝切りバサミで局部切断しトイレに流す
スポーツ報知 8月14日(金)7時6分配信

 警視庁赤坂署は13日、男性弁護士(42)を殴って陰部を切断したとして、傷害の疑いで東京都中野区の大学院生・小番一騎(こつがい・いっき)容疑者(24)を現行犯逮捕した。現場は弁護士の勤務する都内の法律事務所で、小番容疑者の20代の妻が勤めていた。この日は朝から3人で話し合いをしていたとみられ、同署は交際をめぐるトラブルがあったとみて状況を調べている。

 小番容疑者の逮捕容疑は13日午前7時40分頃、港区にある法律事務所内で弁護士を数回殴った上、意識がもうろうとなった弁護士のズボンを脱がし、下腹部を枝切りバサミで傷つけるなどして重傷を負わせた疑い。

 赤坂署によると、小番容疑者は調べに対し、「相手の顎を殴り、陰部を切断したことは間違いない」と容疑を認めている。「犯行後、事務所から出て、共用の男性トイレに陰部を流した」とも供述している。被害者の弁護士は企業法務や企業の合併・買収(M&A)などを専門としており、小番容疑者は弁護士と面識はなかったと説明している。

 事件現場となった法律事務所が入るビルでは、署員が共用トイレに慌ただしく出入り。下水関係の業者が便器内を探す姿もあった。

 ボクシング経験 凶器となったのは、長さ20センチ、刃は6センチの枝切りバサミ。事前に準備していたという。通報を受けた赤坂署員が事務所に駆け付けると、弁護士が倒れており、近くにいた小番容疑者が関与を認めたため、現行犯逮捕した。弁護士は重傷を負ったものの意識はあるという。同署はトラブルになった原因を調べている。

 小番容疑者はボクシング経験者。同容疑者が所属していたジムのホームページによると、階級はスーパーライト級。小番容疑者の自宅近くの住民によると、早朝にランニングしたり、シャドーボクシングしている姿が見かけられたという。また、深夜に男女のケンカする声が聞こえた、と話す住民もいた。

 ◆主な男性器切断事件

 ▼1992年10月 ドイツでセックスを強要された女性が怒り、拳やイスで男性を殴り、24センチのナイフで性器を切断。

 ▼97年12月 米サンフランシスコで、42歳女性が殺害された友人の報復に、男性の性器をナイフで切断。

 ▼2009年9月 トルコで39歳の女性が婚約を破棄に激怒し、28歳男性の性器を切断。近隣の屋根に投げ捨てた。11時間かけた縫合手術は成功し、機能は回復したという。

最終更新:8月14日(金)7時6分

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150814-00000105-fnn-soci
局部切断で元プロボクサーを現行犯逮捕 男女間のトラブルか
フジテレビ系(FNN) 8月14日(金)0時17分配信
傷害の現行犯で元プロボクサーが逮捕された。
写真でファイティングポーズをとっているのは、傷害の現行犯で逮捕された元プロボクサー・小番一騎(こつがい・いっき)容疑者(24)。
小番容疑者は13日午前7時半すぎ、東京・港区の弁護士事務所で、事務所に勤める妻(20代)と男性弁護士(42)と3人で話し合いをしている最中、男性の顔を数回殴り、意識がもうろうとしたところを、枝切りばさみで局部を切り取り、トイレに流した疑いが持たれている。
所属していたジムの会長は「本当に残念としか言いようがないですね」と話した。
同じジムで練習していた人は「めっちゃいい人です。プライベートなことはわからないですけど、法律を勉強していました」と話した。
小番容疑者は、数年前にボクシングジムを辞め、慶応大学の法科大学院で、法律家を目指していたという。
大学院の同級生によると、小番容疑者はまじめで、温厚な生徒だったという。
小番容疑者が住んでいた家の大家は「まさかと思いますよ。そんなことするような人じゃないですよ」と話した。
警視庁は、男女間のトラブルが背景にあったとみて、くわしく調べている。
最終更新:8月14日(金)0時17分

2255名無しさん:2015/08/14(金) 11:16:02
>>2254

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150813-00000039-nnn-soci
局部切断で大学院生逮捕 男女間トラブルか
日本テレビ系(NNN) 8月13日(木)14時35分配信
 13日朝、東京・港区の弁護士事務所で、42歳の弁護士の男性の顔を殴り局部をハサミで切断したとして、24歳の大学院生の男が逮捕された。

 傷害の疑いで逮捕されたのは大学院生の小番一騎容疑者。警視庁によると、小番容疑者は、13日午前7時半過ぎ、港区虎ノ門の弁護士事務所で、42歳の弁護士の男性の顔を数回殴り、意識がもうろうとして倒れた男性のズボンを脱がして局部を枝切りバサミで切断し、大けがをさせた疑いがもたれている。

 小番容疑者は容疑を認めており、「切り取った局部は共用トイレに流した」と供述しているという。

 小番容疑者の妻がこの弁護士事務所で働いていて、小番容疑者は13日朝、妻と2人で事務所を訪れたという。警視庁は、妻を巡る男女間のトラブルがあったとみて経緯を調べている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150813-00000071-jij-soci
弁護士をはさみで襲い逮捕=大学院生、妻めぐりトラブルか―警視庁
時事通信 8月13日(木)13時9分配信

 13日午前7時55分ごろ、東京都港区虎ノ門のビル4階にある弁護士事務所で、弁護士の男性(42)が暴行され倒れていると消防から警視庁赤坂署に通報があった。
 同署員が駆け付けたところ、男性が倒れており、病院に運ばれたが重傷。同署は、現場にいた男を傷害容疑で現行犯逮捕した。
 同署によると、男は東京都中野区上高田の大学院生小番一騎容疑者(24)。逮捕容疑は、同日午前7時40分ごろ、男性の顔を数回殴打し、意識がもうろうとなったところで下腹部を枝切りばさみ(刃渡り約6センチ)で切断した疑い。「間違いない」と容疑を認めているという。
 小番容疑者と男性に面識はなかった。同容疑者の20代の妻がこの弁護士事務所に勤務しており、同容疑者は妻とともに事務所を訪れ、男性と面会していた。同署は、妻をめぐり同容疑者と男性の間で何らかのトラブルがあったとみて動機を調べている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150813-00000077-fnn-soci
局部切断で男を現行犯逮捕 当時、妻と被害者の3人で話し合い
フジテレビ系(FNN) 8月13日(木)19時59分配信
東京・港区の弁護士事務所で13日朝、弁護士の男性が殴られ、局部を切り取られる事件があり、元プロボクサーの男が現行犯逮捕された。
所属するジムの関係者は「悲しいです。すごい華麗なスタイルのボクシングをする男です」と語った。
弁護士に対する傷害の現行犯で逮捕されたのは、元プロボクサーの小番一騎容疑者(24)。
小番容疑者は13日午前7時半すぎ、東京・港区の弁護士事務所で、弁護士の42歳の男性の顔を数回殴ったうえ、枝切ばさみで局部を切り取り、トイレに流した疑いが持たれている。
小番容疑者は数年前にプロボクサーをやめ、慶応大学の法科大学院で法律家を目指していたという。
大学院の同級生は「きのうか、おとといぐらい。見た目は真面目そうで。ただ、丸刈りだったので」と語った。
大家は「そういうことする人ではない。仲いいんじゃないか」と語った。
小番容疑者は13日朝、この事務所に勤める妻と2人で事務所を訪れ、3人で話し合いをしている最中に犯行に及んだということで、警視庁は、男女間のトラブルとみて、くわしく調べている。
最終更新:8月13日(木)19時59分

2256名無しさん:2015/08/15(土) 19:20:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150815-00000004-tospoweb-spo
弁護士目指す元プロボクサーを「性器切断」凶行に走らせた動機
東スポWeb 8月15日(土)6時3分配信

 唐突な凶行は何を意味するのか。東京・港区虎ノ門の法律事務所で13日午前7時40分ごろ、男性弁護士(42)の性器を全長20センチ、刃渡り6センチの枝切りバサミで切断し、トイレに流したとして、警視庁赤坂署は元プロボクサーで慶応大学法科大学院生の小番一騎(こつがい・いっき)容疑者(24)を傷害容疑で現行犯逮捕した。男が男の性器を切断するとは前代未聞。惨劇のウラを探った。

 現場となった法律事務所では、小番容疑者の20代の妻が事務員のアルバイトをしていた。同容疑者と弁護士は面識がなかったが、妻を巡って、トラブルがあったとみられ、この日朝から妻を伴い、3人で話し合っていた。

 すると途中で紛糾したのか、同容疑者は弁護士を数回ブン殴り、意識朦朧(もうろう)とさせたところでズボンを下ろし、持参した枝切りバサミで弁護士の性器を切り落とした。さらにその性器をトイレに捨て、流してしまったというのだ。

 1936年に女性が愛人を殺害して性器を切り取った阿部定事件も連想させるが、同容疑者はどんな素性なのか。

 自宅は東京・中野区の築40年ほどの一軒家の一部を間借りしていた。慶応大1年生の妻と2人で狭い部屋で肩を寄せ合うような質素な暮らしで、世に言う慶応ボーイとは程遠い苦学生だったようだ。

 一時期はボクシングにも精を出していた。公式戦には出なかったが、プロのライセンスを取得。数年前にジムをやめているが、同時期に汗を流した練習生は「こんなことをするやつじゃなかった。カッとなって殴るなんて絶対にやらない。よっぽどのことがあったのだと思う。ただの浮気とかそんなんじゃなくて。それを知りたい」と驚く。

 だが、近隣住民によると「夫婦で言い争う声や、奥さんの『もうやめて〜!』という悲鳴に近い声が外に漏れてきたことが何度かあった」という。また、大家に「(家の外の)木が伸びて虫がついて困るから、枝を切ってくれ」と要求するなど、神経質な一面も見せていたという。

 それにしても性器切断とは残忍きわまりない。その痛みは想像を絶するが、医療ジャーナリストの松井宏夫氏は「性器を切断されたとなれば、痛みよりもパニックが上回る。あまり痛みは感じないかもしれません。出血自体も手やタオルで押さえれば、自然と止まります」と指摘する。

 また切断されたとしても「指でもそうですが、つなぎ合わせれば元に戻ります。排尿や勃起も問題ありません」(同)と再生は可能だという。

 ただ、同容疑者は性器をトイレに流した。赤坂署は「ビルの下水の構造を確認している。すでに流れていれば厳しいが、貯蓄型であれば回収したい」としている。捜索はしているものの、現在のところ見つかったとの情報はない。

 同容疑者は切断しても性器が再生できるのを知っていて、トイレに流すことで、完全不能化を狙った可能性もある。トラブルの原因は分かっていないが、性器を切断するほど弁護士の下半身を巡って、相当の恨みを持ったことは想像にかたくない。

 さらに将来は弁護士を目指していた苦学生にとって、エリートに見える弁護士は羨望の対象でもあったはずだ。

「ボクサーとしての将来は見込めず、弁護士になって一発逆転を狙っていたのでは。そんな時に、もし妻を寝取られたりでもすれば、コンプレックスとともに怒りも増幅するのでは」(法曹関係者)

 妻を巡って社会的地位や金銭面、あるいは性的に“男としての敗北”を思い知らされて、男の象徴である性器切断という一発KOという暴挙に出たのだろうか。

2257名無しさん:2015/08/15(土) 19:27:36
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00300140.html
局部切断事件 逮捕の男、妻から弁護士との男女トラブル相談
08/14 13:28

東京・港区で、男性弁護士の局部を切断するなどして逮捕された男は、妻から男性弁護士との男女トラブルについて、相談を受けていたことがわかった。
赤いグローブで軽快なパンチを繰り出すのは、13日、男性弁護士(42)の顔を殴り、局部を切断した現行犯で逮捕された、慶応大学の法科大学院生・小番一騎(こつがい・いっき)容疑者(24)。
関係者へのその後の取材で、小番容疑者の20代の妻が、男性弁護士との間に起きた男女トラブルについて、小番容疑者に相談していたことが新たにわかった。
小番容疑者の大学院の同級生は「まじめで、よく勉強していました。人当たりも良かった。(奥さんと)一緒に、司法試験の勉強をしていたと聞いた。大学院に入って、夏ごろには結婚していたという話を聞いていたので」と話した。
小番容疑者は、枝切りばさみを事前に購入していて、警視庁は、計画的犯行とみて調べている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150814-00000003-ykf-soci
男・阿部定の素性 弁護士の局部切断… 24歳元プロボクサーの慶大院生
夕刊フジ 8月14日(金)16時56分配信

 身の毛もよだつとはこのことだ。13日朝、男性弁護士が男にハサミで性器を切り取られる事件が発生。現場には男の妻も居合わせ、警視庁赤坂署は3人の間に交際をめぐるトラブルがあったとみて調べているが、逮捕された男は、元プロボクサーで慶応大の法科大学院に通う“法律家の卵”だった。男性のシンボルでもある局部を狙うという異常な事件の背景には何があったのか。

 傷害の疑いで逮捕されたのは 元プロボクサーで慶大大学院生、小番一騎(こつがい・いっき)容疑者(24)。13日午前7時40分ごろ、東京都港区虎ノ門の弁護士事務所で、男性弁護士(42)の顔を数回殴り、ズボンなどを脱がし、持参した枝切りバサミ(全長約20センチ、刃渡り約6センチ)で局部を切断した疑いが持たれている。

 異常行動はこれだけではない。小番容疑者は、切り取った局部を持って事務所を出て、共用の男性トイレで流してしまった。弁護士は命に別条はないというが、医療関係者によると、男性器はすぐに接合すれば回復するものの、切断部分がないため生殖機能は失われる可能性は大きい。

 調べに対し「自分がやった」と容疑を認めている小番容疑者。動機は、小番容疑者の20代の妻を巡る男女間のトラブルとみられている。妻は弁護士事務所に勤める事務員で、この日、小番容疑者は妻とともに事務所を訪れ、弁護士と口論になった末の事件だった。小番容疑者と弁護士に面識はなかった。

 小番容疑者とは、どんな人物だったのか。周囲の評判は「いいやつだった」「真面目にボクシングに取り組んでいた」「頭が良い」などと一様に悪くない。

 2011年にボクシングのプロテストに合格し、都内のボクシングジムに所属。ただ、戦歴はなく、最近はジムに姿をみせず、ライセンスも更新していなかったという。ボクシングよりも法曹の夢を追いかけていたようで、慶大の法科大学院に通い、司法試験合格を目指していた。

 中野区の小番容疑者と妻が暮らしていたアパート付近では、仲むつまじい様子が見かけられていた。妻は「OLといった雰囲気で、ハデな感じではない」(近所の主婦)といい、約1年前に引っ越してきたとされる。

 一方、春先には、夫婦がもめるような様子がみられた。「(小番容疑者の)部屋のなかから、休日の昼間に『やめてよ!』という女性の叫び声が何度か聞こえきた。取っ組み合いでもやっているのか、ときどきドンドンという音もして。そのときはふざけあっているように思っていたのですが…」(同)

 事件を知った別の住民は、「まるで阿部定事件のようだね」とポツリ。1936年に女が愛人の男性を性交中に殺害。男性器を切り取って持ち歩いたことから当時世間を大きく騒がせたが、今回は、男が男の局部を切り取る事件だ。

 被害者の弁護士は、ニューヨーク州の弁護士資格も取得したエリート。甘いマスクでM&A(企業の合併・買収)など企業法務で幅広く活躍していたが、その心中は察するにあまりある。

 法曹の卵である小番容疑者は、自分の行為がどれぐらいの罪にあたるのか理解していたに違いない。それでも抑えきれなかった激情。三角関係のもつれか、はたまた…。

2258名無しさん:2015/08/15(土) 19:28:05
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20150814-00000010-a_aaac
弁護士の局部を切断…慶大法科院生と美人妻との“三角関係”
大追跡2015/8/14 17:08 - 日刊ゲンダイ

 思わず縮み上がった。大学院生が弁護士の性器を切断し、トイレに流した事件。13日、警視庁に傷害容疑で逮捕された小番一騎容疑者(24=東京都中野区上高田)は、慶応大の法科大学院で法律家を目指していたというから驚かされる。

「小番容疑者は世田谷区出身。親の勧めでボクシングを始め、高校時代も熱心に練習していた。2011年にプロのライセンスも取得しましたが、公式戦には1回も出場せず、所属ジムも数年前に辞めています。ボクサーには見切りをつけ、都内の私立大を卒業後、慶応大の法科大学院に進学した」(マスコミ関係者)

 ジム関係者によると、小番容疑者は「優しくていい人だった」というが、「友達もほとんどおらず、変人」という同級生も。

 そんな小番容疑者を支えていたのが、20代の妻A子さんだった。中野区にある美容室の隣の小さな部屋を間借りし、2人でつましく暮らしていた。

「半年ほど前に越してきました。A子さんは小柄で、女優の広末涼子似のかわいらしい人。ほとんど近所付き合いはしていませんでしたが、2人で一緒に出歩く姿をたまに見かけた。仲良さそうでしたよ」(近隣住民)

 A子さんは生計を立てるため、事件現場になった法律事務所で事務員として働いていた。

「そこで知り合った弁護士Bさん(42)と、男女関係のトラブルに。Bさんにも妻と子どもがいますが、A子さんとBさんは仲良くSNSもやっていた。Bさんは事業再生やM&Aなどを得意とする国際弁護士。イケメンで知られ、著書も多数あるエリート弁護士です。A子さんにゾッコンだった小番容疑者は怒り心頭、3人で話し合いの場を持つことになったのです」(捜査事情通)

 それがこの日の午前7時40分のことで、小番容疑者は東京都港区のビルの4階にある弁護士事務所内でBさんを数回殴ってノックダウンさせ、持参した全長20センチ、刃渡り6センチの枝切りばさみで性器を切断した。その後、ビルの共用トイレに流したというから容赦ない。枝切りばさみを持参したあたり、覚悟の上の凶行だったのだろう。逃げることもせず、駆け付けた赤坂署員に現行犯逮捕された。

 ボクサーとしても失格で、むろん法律家としても失格。水に流すことができないチン事件だ。

2259名無しさん:2015/08/15(土) 19:31:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150815-00000017-ykf-soci
局部切断事件、激高のワケ 犯行直後には仲間に“懺悔”メッセージ
夕刊フジ 8月15日(土)16時56分配信

 男性弁護士の局部を枝切りバサミで切断するというむごたらしい事件の真相が徐々に分かってきた。逮捕された慶応大法科大学院生、小番一騎(こつがい・いっき)容疑者(24)は、弁護士と妻の男女関係のトラブルに激高し、計画的に犯行に及んだという。犯行直後には、無料通信アプリLINE(ライン)に“懺悔”のメッセージを残していたことも判明、心境を友人らに打ち明けていた。

 13日午前、妻とともに弁護士事務所を訪れ、犯行に及んだ小番容疑者。容疑を認め、「切り取った局部を水洗トイレに流した」とも供述しているが、最大のナゾは、なぜこれほどまでの凶行に及んだのかだ。

 「小番容疑者の妻は数年前から、男性弁護士の事務所で事務員として働いている。妻と弁護士は交際していなかったようだが、男女間のトラブルがあった。これが、小番容疑者はどうしても許せなかったようだ」(捜査関係者)

 犯行日の前日までに、凶器となった枝切りバサミを購入したことも判明し、計画的な犯行の可能性が高まっている。

 一方、犯行直後に友人らにメッセージを送っていたことも分かった。小番容疑者は2年前から慶応大の法科大学院に通学。同大の知人らによると、小番容疑者は13日午前、同じクラスの仲間約30人でつくるLINEの「グループトーク」に、こんな趣旨のメッセージを書き込んだという。

 《大変なことをしてしまった。先に(大学院を)辞めれば良かったが、時間がなかったのでみんなに迷惑をかけることになる。申し訳ない》

 仲間らは当初、メッセージの意味が分からなかったというが、昼ごろニュースが報じられると、騒然となった。事件による同級生らへの影響を危惧していたとみられるが、ある学生は「覚悟のようなものを感じた」と話す。

 法科大学院の同級生の多くは、小番容疑者が結婚していたことも知らず、プライベートの付き合いは少なかったという。それでも、小番容疑者への信頼は厚い。

 「温厚な性格で、怒ったところは見たことがない。誰に対しても気さくに話しかけるので、女性の友達も多かった。よほどのことがあったのではないか」と、ある同級生は語る。

 理由は何であれ、取り返しのつかない事件を犯した小番容疑者。好青年という評に接するにつれ、事件の悲惨さが浮かび上がっていく。

2260とはずがたり:2015/08/22(土) 19:11:32
産経はグレー,毎日はシルバー

【高槻少女殺害・動画】防犯カメラ追い詰めた 粘着テープ購入、枚方市内で給油… 「いける」捜査幹部 容疑者確信
http://news.livedoor.com/article/detail/10499026/
2015年8月22日 13時32分 産経新聞

 「行確(こうかく)(行動確認)すると、柏原市青谷の竹林に入っていった」。

 大阪府警の捜査幹部は、山田浩二容疑者を特定した内幕をこう明かした。捜査員らは21日未明から山田容疑者を尾行。星野凌斗さんが遺体で発見された現場に一人で近づく様子を確認していた。

 山田容疑者が捜査線上に浮上したきっかけは、高槻市の平田奈津美さんの遺体遺棄現場周辺の防犯カメラ。遺体発見直前に不審な動きをするグレーの軽ワゴン車が写っていた。

 映像解析で走行ルートを割り出し、幹線道路の国道170号沿線の防犯カメラの映像を重点捜査。府警は車を特定し、ナンバーなどから所有者が割れた。それが山田容疑者だった。2人が消息を絶った13日以降の車の動きを追うと、不審な行動が明らかになっていった。

 逮捕の決め手となったのも防犯カメラ映像。13日午後0時39分、柏原市内のコンビニで粘着テープを2本購入する山田容疑者が写っていた。そして、山田容疑者が乗り込んだのはグレーの軽ワゴン車。「これはいける」。捜査幹部はこう確信したという。

 午後10時23分、平田さんの遺体遺棄現場に隣接する枚方市のガソリンスタンドで給油していることも判明。11分後の午後10時34分、高槻市の物流会社駐車場近くに設置された防犯カメラにもこの車がとらえられた。寝屋川、高槻、柏原…。「点と線」が結ばれた。

 21日午前1時15分ごろ、大阪市北区堂山町の駐車場で車を発見。捜査員らがひそかに追跡すると、車は再び柏原市青谷に向かった。午後7時36分、捜査員が星野さんの遺体を発見した。

 山田容疑者は午後8時20分ごろ、大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の今福鶴見駅近くの交差点にいた。信号待ちで止まった車を捜査車両が挟み込んだ。山田容疑者の身柄が確保された。

<大阪中1遺棄>追跡19時間、最後は路上に押さえ込み逮捕
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150822/Mainichi_20150822k0000e040195000c.html
毎日新聞社 2015年8月22日 11時31分 (2015年8月22日 13時39分 更新)

 大声で怒鳴る捜査員5、6人が山田浩二容疑者(45)を路上にうつぶせに押さえ込んだ。大阪府寝屋川市の市立中木田(なかきだ)中1年、平田奈津美さん(13)の遺体が見つかった事件で、府警は21日夜、大阪市城東区今福東1の路上で山田容疑者を死体遺棄容疑で逮捕した。約19時間にわたり行動確認した上での逮捕だった。

 近くのマンションに住む女性(74)は怒声を聞いて外に飛び出し、その瞬間を目撃していた。山田容疑者は上着がはだけてぐったりした様子だったという。しばらくすると、両脇を捜査員に抱えられて捜査車両に乗せられた。その前に捜査車両が山田容疑者の軽ワゴン車を挟み込んで止めていた。

 女性は「何があったのかと怖かったが、高槻の事件の容疑者がつかまったと聞いてびっくりした」と話していた。

 山田容疑者が浮上したきっかけは平田さんの遺体が見つかった駐車場付近にある防犯カメラの映像だ。捜査員は21日に山田容疑者の軽ワゴン車を追跡し、逮捕前に柏原市の竹林に立ち寄るのを確認した。その後、府警は竹林周辺で星野さんとみられる遺体を見つけた。

 府警によると、防犯カメラの映像を分析、ライトの形状などから、不審車の車種を三菱自動車の軽ワゴン車「eKワゴン」と特定した。そして、高槻の現場近くの国道170号沿いのコンビニの防犯カメラには、山田容疑者が所有するシルバーの「eKワゴン」が映っていた。

2261とはずがたり:2015/08/22(土) 19:11:42

この容疑者は中学生2人ぐらいなら1人で監禁出来るスキルを持っていたらしい・・。

山田容疑者、過去にも少年に声かけて車に監禁
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/46/eab4a78d8a27c2445ac34429f856b521.html

 大阪府警に死体遺棄容疑で逮捕された山田容疑者は過去に、中学生らに声をかけて車に監禁する事件を起こしていた。

 2002年3月、大阪府寝屋川市 香里南之町 ( こおりみなみのちょう ) の路上で、中学2年の男子生徒に「寝屋川市駅に行きたい。車に乗って案内してほしい」と声をかけて車に乗せ、「おれは警察や。持ち物を調べる」と脅迫。生徒の両手に手錠をかけ、1500円と携帯電話を奪ったとして強盗、逮捕監禁などの容疑で大阪府警に逮捕された。

 ほかにも同月、寝屋川市内で少年2人を車内に監禁、粘着テープで縛って連れ回すなどしたとして、再逮捕されていた。

2262名無しさん:2015/08/23(日) 15:18:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150822-00000033-mai-soci
<大阪中1遺棄>福島で除染作業、お盆休み大阪に…容疑者
毎日新聞 8月22日(土)14時1分配信

 大阪府寝屋川市の市立中木田(なかきだ)中1年、平田奈津美さん(13)の遺体が見つかった事件で、関係者によると、山田浩二容疑者(45)=死体遺棄容疑で逮捕=は8月11日ごろまで福島県内で除染作業に従事していた。除染業者は12日から盆休みだったため、山田容疑者は17日ごろから再び福島県内に戻って除染作業にあたっていたという。

 同僚によると、山田容疑者は福島県内に事務所を置く除染作業の下請け会社の従業員として働いていた。山田容疑者と同じ現場だったこともあるこの同僚は「喜怒哀楽が激しく、上司に命令されると『うるせえ』などと激高することもあった」と話した。【岡田英】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150822-00000017-jij-soci
「女の子とは初対面」=遺棄容疑で逮捕の男供述―発見遺体、身元確認急ぐ・大阪府警
時事通信 8月22日(土)5時44分配信

 大阪府高槻市の駐車場で、同府寝屋川市立中木田中学1年の平田奈津美さん(13)が遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された職業不詳山田浩二容疑者(45)が、平田さんについて「全くの初対面で、名前などは知らない」と供述していることが22日、府警への取材で分かった。
 
 府警は平田さんに対する殺人容疑も視野に捜査するとともに、行方不明になっている同中1年の星野凌斗さん(12)についても事情を知っているとみて追及する。
 府警によると、山田容疑者は平田さんに声を掛けて車内に連れ込んだことを認める一方、「同乗者の男が女の子を殴ったりして知らない間に死んでいた。同乗者が死体を車から出して遺棄した」と話し、死体遺棄容疑を否認。「同乗者の名前や年齢、女の子を見掛けた場所は言いたくない」と供述しているという。
 府警は、平田さんらとの面識の有無を調べる一方、同乗者に関する供述は虚偽の可能性が高いとみている。
 一方、同府柏原市青谷の竹林で21日に見つかった遺体は、体の右側を下にするように横たわり、黒の上着とみられるものを着用。顔と両手に粘着テープのようなものが付着していた。府警は星野さんの可能性もあるとみて身元確認を急ぐとともに、近く司法解剖して死因を特定する。

2263名無しさん:2015/08/23(日) 15:19:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00000095-mai-soci
<大阪中1遺棄>「いやや」…遺体発見速報に少年宅から絶叫
毎日新聞 8月21日(金)22時4分配信

 ◇死体遺棄容疑で寝屋川市の45歳男を逮捕

 祈りは届かなかった--。大阪府高槻市で中学1年の平田奈津美さん(13)=同府寝屋川市=の遺体が見つかった事件は21日、同級生の星野凌斗(りょうと)さん(12)=同=とみられる遺体も発見された。府警は平田さんの死体遺棄容疑で寝屋川市の山田浩二容疑者(45)を逮捕したが、最悪の結果に家族や友人は泣き崩れた。

 「いやや」。星野さんとみられる遺体が見つかったという速報が入った午後9時過ぎ、星野さんの自宅からは女性の絶叫が響いた。叫び声は5分ほど続き、いったんおさまったが、その後、おえつが漏れた。

 星野さんの家族や友人はこの1週間余り、街頭に出たり、通行人に情報提供を呼びかけたりして、無事を祈りながら行方を捜した。星野さんの母親は京阪寝屋川市駅近くの駐輪場に置かれた星野さんの自転車の荷台に「りょうとへ はやく帰ってきて。おこらないからママ、たおれるよ。おねがいやから ママとこ帰ってきて」とメモを張り付けたが、かなわなかった。

 星野さんらが通う寝屋川市立中木田(なかきだ)中学校で星野さんと仲が良かった同級生の女子生徒(12)は塾の授業中に、友人から連絡を受けて遺体発見の一報を聞いた。「星野君と学校の休み時間に非常階段をすべり台にして一緒に遊んだのが一番の思い出だ。本当に明るくて心優しい子だったけれど、自分は何もできなかった」と号泣した。

 星野さんと同じソフトテニス部の長男がいる40代の主婦は「遺体が見つかって息子もショックを受けている。生きていてほしいと、希望を持っていたのに……」と言葉を失った。

 京阪寝屋川市駅近くの商店街の防犯カメラには事件に巻き込まれる前の平田さんと星野さんの姿が映っていた。商店街の中村純夫(すみお)理事長(55)は「容疑者が逮捕されてよかったが、被害者が戻ってくることはなく、腹立たしくて仕方ない」と肩を落とした。

 中木田中は21日午後7時、寝屋川市立木田小学校の体育館に、全学年の保護者ら約400人を集めて事件に関する説明会を開いた。24日からの新学期を控え、学校側は生徒らの心のケアに取り組むことなどを説明した。

 集会に母親と参加した帰りに容疑者逮捕を知った同級生の女子生徒(13)は「2人ともみんなから好かれていたのに……。容疑者はすべてを警察に話してほしい」と唇をかんだ。

2264名無しさん:2015/08/23(日) 17:01:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00000538-san-soci
神奈川県警警部補、遺体で発見 秋田で
産経新聞 8月19日(水)16時36分配信

 秋田県警北秋田署は19日、同県北秋田市森吉の滝つぼで横浜市緑区長津田みなみ台、神奈川県警サイバー犯罪対策課警部補、信太(しんた)正樹さん(35)の遺体を発見したと発表した。

 同署によると、16日午後3時ごろ、付近で沢登りをしていた男性2人が滝つぼに転落したと通報があった。17日に滝つぼから埼玉県三郷市早稲田、病院職員、荻野寛之さん(34)が遺体で発見されていた。

 信太さんと荻野さんは16日午前から4人で沢登りをしていて、転落を目撃した残りの2人が通報した。

 現場は小又峡(こまたきょう)という渓谷のコースで、近年「秘境」と呼ばれ、沢登りに挑戦する人がいるという。

2265とはずがたり:2015/08/26(水) 09:40:49

男としての尊厳は700-900万ぐらいなのか。。
罪が軽いことも弁護士になろうとしてたなら計算してたのかねぇ?

2015/8/25 23:20
弁護士局部切断事件
http://ima.goo.ne.jp/word/%E5%B1%80%E9%83%A8%E5%88%87%E6%96%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6%20%E5%88%A4%E6%B1%BA%E3%81%A8%E8%B3%A0%E5%84%9F%E3%81%AF?from=ima_side

大学院生の小番一騎(こつがい・いっき)容疑者が弁護士男性の局部を切断した事件で、小番容疑者が問われる罪について、弁護士で琉球大学法科大学院教授の北河隆之氏は、前例のないケースでもあり、結果が重大であることを考慮しても3〜5年ぐらいの判決が予想され、民事の損害賠償としては、職務の稼働能力に直接影響する障害ではないので逸失利益は認められにくく、700万〜900万円程度の慰謝料額と思われると述べている。「NEWSポストセブン」が報じている。

2266とはずがたり:2015/08/26(水) 12:19:26
日付も明記できない素人の書いた記事だけど。。

>父親と継母はAの言動を書面にして翌々日の(7月)25日に精神科医とカウンセラーに見せ、「入院させたい」と訴えたが、医師らは「入院は難しい」と回答した。

>父親と継母は同日(7/25・金)、児相に電話をしたが、時間外だから月曜日(7/28)に電話するように言われた。そして翌日(7/26・土)に事件が起こったのだ。

>さらに事件後、長崎県福祉保健部こども政策局が発表した資料によると、この精神科医が児相に通報の電話をしたのは6月10日──。通報を放置した児相の対応ばかりが問題になっているが、Aの父親と継母は事件後まで、精神科医が児相に通報した事実さえ、全く知らされていなかったというのだ。

少年審判までに誰が後見人に? 佐世保高1殺害事件・少女Aの家庭崩壊
http://dot.asahi.com/wa/2014111200070.html
(更新 2014/11/13 07:00)

 当時わずか15歳だった少女Aが同級生を殺害し、遺体をバラバラにした佐世保高一殺害事件。本誌は動機の“核心”に迫るAの肉声の“記録”を入手した──。そこには、「猫より人間の方が(殺すことを想像すると)興奮する。楽しい」など事件の3日前に継母に伝えた少女Aの言葉があった。

 同日、Aとの会話を継母は精神科医に伝えたが、対応は肩すかしだったという。

「『そうでしょうね』と精神科医に当たり前のように言われ、今日は時間がないから書面にしてきてくれと、言われたのです」(継母)

 父親と継母はAの言動を書面にして翌々日の25日に精神科医とカウンセラーに見せ、「入院させたい」と訴えたが、医師らは「入院は難しい」と回答した。

 父親と継母は同日、児相に電話をしたが、時間外だから月曜日に電話するように言われた。そして翌日に事件が起こったのだ。

 さらに事件後、長崎県福祉保健部こども政策局が発表した資料によると、この精神科医が児相に通報の電話をしたのは6月10日──。

 通報を放置した児相の対応ばかりが問題になっているが、Aの父親と継母は事件後まで、精神科医が児相に通報した事実さえ、全く知らされていなかったというのだ。

「父親らは精神科医との連携不足を嘆いていた。事前にもっと知っていれば、対応できたのに、という無念の思いもあったようです」(父親の知人)

 精神科医としての守秘義務があるとはいえ、なぜ保護者にこうした事実を伝えなかったのか。

 本誌は精神科医を直撃したが、無言。病院事務長から以下の回答があった。

「すべての社からの取材を断っておりまして、なにもお答えできません」

 少女の精神鑑定の期限は12月24日。だが、鑑定が終わっても前途は多難だ。

「少年審判が開かれても、親権者がいなければ、壁にぶち当たってしまう。今後は被害者との損害賠償交渉などもある。父親の自殺後、継母は体調を崩し、長崎の病院に入院したりしていたが、祖母の死亡確認に立ち会ったり、Aの兄の相談にのったりと親代わりのようなことをしていた。だが、実家の両親から、A家と縁を切り、長崎を出るように説得されているので、今後どうなるかは全くわからない。審判までにきちんと後見人を立てなければ、少年審判を始めることも難しくなります」(地元司法関係者)

 Aは10月、佐世保署の霊安室で、自殺し遺体となった父親と十数分、対面し、涙をこぼし、すすり泣いていたという。五里霧中の中、真相はどこまで明らかになるのか。

(本誌・牧野めぐみ、上田耕司/今西憲之)

2267チバQ:2015/08/27(木) 20:59:17
http://www.sankei.com/affairs/news/150827/afr1508270032-n1.html
2015.8.27 19:26
【山口組分裂】
最大の暴力団、複数の2次団体が離脱 警察当局「対立抗争」を厳重警戒

ブログに書く0





山口組総本家から出る組員を乗せた乗用車=27日、神戸市灘区篠原本町(竹内一紘撮影)
 全国に約2万3千人の勢力を誇る国内最大の指定暴力団山口組(神戸市)の複数の2次団体が組織運営をめぐる対立から離脱を決め、事実上の内部分裂状態に入ったことが27日、警察当局への取材で分かった。暴力団が分裂した場合には対立抗争事件が発生する危険性が高いため、警察庁は近く、全国の警察本部に警戒警備や取り締まりの強化、一般市民への危害の未然防止などを徹底するよう通達を出す。

 警察当局によると、神戸市の山口組総本部で27日、執行部を集めた会合が開かれたが、2次団体の有力組織山健組(同市)など複数の組織の幹部が欠席。山口組は、山健組など10団体以上を絶縁などの処分にすることを決めたとみられる。山健組などは新組織を月内にも発足させる見込みという。

 山口組内部では篠田建市(通称・司忍)組長とナンバー2の高山清司若頭の出身母体である2次団体弘道会(名古屋市)系の組織と、山口組前組長の出身母体である山健組系の組織の間で、運営などをめぐって方針の食い違いが生じていた。

 山口組は沖縄県などをのぞく全国44都道府県に構成員など約2万3千人を抱える国内最大の暴力団。山健組と弘道会は74団体ある2次団体の最大級の勢力の2大派閥で、それぞれ数千人を抱える。

 山口組をめぐっては昭和59年から平成元年にかけ、山口組の4代目組長就任をめぐる内部の派閥対立から独立した一和会との間で、死者25人を出す山一抗争が起きている。

2268チバQ:2015/08/27(木) 20:59:41
http://www.sankei.com/west/news/150827/wst1508270065-n1.html
2015.8.27 15:30

山口組、分裂へ 十数団体脱退し新組織か 結成100年の節目に内部対立表面化





(1/2ページ)【暴力団】

山口組総本部に入る組員を乗せた乗用車=27日、神戸市灘区篠原本町
 日本最大の指定暴力団山口組(神戸市)が分裂する可能性が高いことが27日、捜査関係者への取材で分かった。複数の有力直系(2次)団体が山口組から脱退し、新たな組織を立ち上げる模様だ。兵庫県警や大阪府警など警察当局は情報収集を進めるとともに、分裂に伴って抗争に発展する恐れもあるとみて、警戒を強めている。

過去に分裂「山一抗争」…当局も動向を注視

 山口組は今年結成から100年となるが、節目に組織内の対立が表面化した格好。現在の篠田建市(通称・司忍)6代目組長に反発するグループが山口組を離脱するとみられ、捜査関係者によると、十数団体が離脱する方向という。

 27日午前には、神戸市灘区の山口組総本部で緊急の執行部会が招集されたが、捜査関係者によると、山口組内の最大派閥である山健組(同市)などの複数の団体が欠席した。

 捜査関係者によると、6代目就任以降、篠田組長の出身母体である弘道会(名古屋市)を中心とした執行部体制が築かれ、神戸や大阪など関西の直系組長らの間では不満がくすぶっていたという。

 山口組をめぐっては、昭和59(1984)年から平成元(1989)年にかけて、「山一抗争」と呼ばれる分裂抗争が起きた。警察当局は、今回分裂すれば、再び抗争が起きる可能性もあり、動向を注視している。

 山口組は全国最大組織の指定暴力団で、勢力は44都道府県に及び、組員は1万人以上。全国の暴力団の43・7%を占める。

2269チバQ:2015/08/27(木) 21:00:15
1月の記事
http://www.sankei.com/west/news/150106/wst1501060005-n1.html
2015.1.6 07:00
【衝撃事件の核心】
〝しぶとい〟暴力団 山口組結成100年、6代目組長就任10年…「8代目候補」育成も





(1/5ページ)【暴力団】

山口組若頭の高山清司受刑者。昨年6月に収監されたが、「次期トップに据える下地作り」と受け止める捜査関係者もいる=平成22年11月、京都市内
 国内最大の指定暴力団山口組のナンバー2が収監され、アメリカが〝最凶ヤクザ〟と呼ぶ工藤会の最高幹部を根こそぎ逮捕。衝突を繰り返してきた九州の2団体は抗争終結を宣言した-。暴力団をめぐって昨年、攻勢を強める捜査当局が成果を上げた形のニュースが駆け巡った。ただ、山口組では将来を見越して布石を打つような人事が行われ、工藤会では健在さをうかがわせるエピソードも伝わる。他の地域でも発砲事件が起きるなどしており、今年も依然、暴力団は全国各地でうごめきそうだ。

メモリアルイヤー

 昨年6月、篠田建市(通称・司忍)6代目組長(72)の懐刀で、山口組ナンバー2の高山清司若頭(67)が収監された。最高裁への上告を5月26日付で突然取り下げたことによるものだった。

 高山受刑者は、平成17〜18年にみかじめ料名目で建設業の男性から京都市内のホテルなどで計4千万円を脅し取ったとして、恐喝罪で起訴された。無罪を主張したが、25年3月、京都地裁は懲役6年の実刑判決を宣告。昨年2月の大阪高裁も支持し、高山受刑者側の控訴を棄却した。このため高山受刑者は最高裁に上告したが、取り下げたことで実刑が確定していた。

 捜査関係者によると、取り下げの背景には、高山受刑者の早期服役と復帰を望む篠田組長の意向があったといい、「高山受刑者を次期トップに据える下地作り」と受け止める捜査関係者もいる。

 「その先」をにらんだような人事もあった。

 篠田組長と高山受刑者の出身母体「弘道会」(名古屋市)を率いる竹内照明会長(54)が昨年11月、山口組の「幹部」に昇格した。

 警察が山口組の「執行部」としてカウントしているのは若頭▽舎弟頭▽統括委員長▽本部長▽若頭補佐-の各役職。幹部はそれに次ぐ存在で、若頭補佐候補とされ、執行部入りの登竜門となる。

 竹内会長が役職なしの直参(直系組長)に取り立てられたのは25年10月。それから1年あまりでの幹部へのスピード出世は、「8代目候補の育成」という思惑のほかに「弘道会支配の強化」という狙いもありそうだ。

 こうした動きは、内部で弘道会に対する不満もくすぶりかねないものに思えるが、それへの対応も素早かった。

 山口組は地域ごとに組織を分ける「ブロック制」を敷き、各地域を統括する「ブロック長」という役職がある。執行部メンバーが務めるのが慣例だが、竹内会長は執行部ではない幹部への昇格と同時に、北陸・中部エリアのブロック長に就く予定になっていた。これを急遽(きゅうきょ)、「代理」に差し替えたのだ。

 「なぜ幹部なのにブロック長なのかという不満がくすぶり、それを察知した執行部が変えた、というところだろう。組織の結束力を維持するための変更だ」とある捜査関係者は語る。

 山口組は今年、結成から100年を迎える。くしくも篠田組長の就任からちょうど10年にも当たる。山口組の昨年1年は、節目の年を控えた動きが活発化した年だったとも言えそうだ。

空前の頂上作戦

 九州では暴力団をめぐる大きな動きが2つあった。

 一つは、国内唯一の特定危険指定暴力団の工藤会(北九州市)に捜査のメスが入ったことだ。

 福岡県警は昨年9月と10月、17年前の漁協組合長殺害事件や25年の看護師切り付け事件に関与した疑いで、トップの野村悟総裁(68)をはじめとする最高幹部を、殺人や組織犯罪処罰法違反容疑で逮捕した。

2270チバQ:2015/08/27(木) 21:00:37
 事件は、17年前という年月もさることながら、一度逮捕された後に不起訴処分とされた共犯者も、公判資料を改めて調べて新証拠を見つけたとして逮捕した。工藤会はかねて、暴力団追放活動に携わる市民らをねらった殺傷事件への関与がささやかれており、県警としてはまさに悲願の摘発だった。

 全警察官・職員の3割に相当する3800人態勢の捜査本部を設置し、樋口真人本部長自らが逮捕の記者会見に臨んで「テロ行為ともいうべき卑劣な事件は社会全体に対する挑戦で、工藤会の壊滅に向け警察が前面に立ち、不退転の決意で臨む」と宣言した。

 県警は「頂上作戦」で組織の中枢を機能不全に陥らせるとともに、脱退する組員の就労支援の強化を表明。硬軟織り交ぜて組織の壊滅をはかろうとしている。だが、現実はそう簡単ではないかもしれない。

 10月末に死去した大阪にある別組織の創立者の葬儀に、工藤会幹部が姿を現したのだという。

 「まだ組織として機能しているのか、そう見せつけようとしているのか」。ある捜査関係者は「工藤会はしぶとい」と警戒を怠っていない。

存続図り抗争終結?

 九州といえば、道仁会(福岡県久留米市)と浪川睦会(旧九州誠道会、同県大牟田市)が全国で唯一、特定抗争指定を受けていたが、昨年5月、福岡県警に抗争終結の宣誓書を提出し、6月に指定が解除された。

 両組織はもともと25年6月に抗争の「終結」を宣言。九州誠道会は解散を表明した。特定抗争指定外しをねらった偽装解散との見方があったなか、同年10月、旧九州誠道会が「浪川睦会」として復活。抗争が再燃する警戒から、特定抗争指定は継続していた。

 「抗争には金がかかる」といわれ、暴排機運の高まりで資金源が細るなか、抗争に発展しかねない組織間のトラブルは近年、早期に収拾をはかる傾向がある。24年に改正された暴力団対策法で設けられた「特定抗争指定」は、その風潮に拍車をかけた。

 特定抗争指定は事務所が使用できないほか、警戒区域内で組員が5人以上で集まると即逮捕されるなど、活動が大きく制限される。

 両組織は特定抗争指定下で、会合を警戒区域外で開くなど「工夫」はしていたようだが、地元での資金獲得活動に支障が出ていたとされる。今回、両組織が宣誓書を提出したのは歓迎すべき動きではある。しかし、互いの組織の存続をにらんだ上での「手打ち」とみられており、手放しでは喜べないようだ。

〝未指定〟でも危険

 西で抗争が〝終結〟した一方、山梨県では終わりの見えない争いが続き、銃撃事件も発生した。

 発端は指定暴力団稲川会系傘下「山梨一家」の組織内トラブル。23年に山梨一家が分裂して「山梨侠友会」が発足し、互いの幹部や関係先がねらわれる発砲事件が県内で相次ぐようになる。

 24年11月に甲府市内で山梨侠友会幹部が重傷を負って以来、負傷者は出ていなかったが、昨年12月、同市内の高速道路で、山梨侠友会幹部が乗る車が前をふさがれ、前を走る車から降りてきた数人が発砲し、幹部と関係者の2人が負傷する事件が起きた。

 山梨侠友会は指定暴力団ではなく、特定抗争指定の対象外。事件は、そうした組織でも銃器を持ち、抗争を続けることのできるだけのヒト、モノ、カネを温存していることを示した格好だ。

 社会的に暴力団排除の機運が高まる中、暴力団のシノギ(資金源)は年々細ってきているといわれるが、まだまだ勢力は衰えていないようだ。

2271チバQ:2015/08/27(木) 21:01:06
http://www.sankei.com/west/news/150731/wst1507310024-n1.html
2015.7.31 09:38
【大阪戦争40年】
警察当局“新頂上作戦”の様相…山口組、住吉会、そして工藤会に攻勢





(1/2ページ)【暴力団】

 昭和の時代、「大阪戦争」「山一抗争」など激しい抗争を続ける暴力団に対し、警察当局は「頂上作戦」と銘打ち組織の壊滅を目指した。だが、今年結成100年となった指定暴力団「山口組」は今も日本最大の規模を維持し続ける。一方、九州では上納金をめぐる脱税事件などで特定危険指定暴力団「工藤会」の封じ込めが進む。警察当局は山口組はじめ、それに次ぐ勢力の「住吉会」(東京)などにも攻勢を強める構えで、平成の“新頂上作戦”の様相を呈し始めている。

跡目争い「山一抗争」

 大阪戦争で強固な組織力を誇示した山口組は、その後も勢力を拡大し、全暴力団の4割以上を占めるまでになった。

 山口組は戦前、神戸の一暴力団組織にすぎなかったが、終戦直後に田岡一雄組長が3代目に就任すると、全国進出を本格化させ、各地で抗争を繰り返しながら勢力を拡大していった。警察は、昭和30年代後半から50年代にかけて3度の集中取り締まり「頂上作戦」を実施した。山口組でもナンバー2の若頭が逮捕されるなど多くの幹部や組員が摘発されたが、勢力が衰えることはなかった。

 大阪戦争から7年後の60年には、田岡組長の跡目をめぐって山口組内部が分裂した「山一抗争」で4代目組長が射殺されるなど、死者25人を出す過去最大の抗争となり、市民や警察官にも負傷者が出た。

「山口組の弱体なくして暴力団の弱体化なし」

 平成4年の暴力団対策法施行後、警察はさらに取り締まりを強化。組事務所の撤去を求める住民運動など官民による追放運動が奏功し、解散に追い込まれる組織が相次いだが、山口組は解散組織の構成員を取り込むなどして勢力を維持している。現在は、暴力団全体の半数近くの約2万3400人(26年末)を抱える巨大組織となっている。

 17年7月に6代目に就任した篠田建市(通称・司忍)組長は他組織との友好関係を築く「盃外交」を続けているが、出身母体の弘道会は強硬派として知られる。22年には警察庁の安藤隆春長官(当時)が「弘道会の弱体化なくして山口組の弱体化はなく、山口組の弱体化なくして暴力団の弱体化はない」とし、徹底取り締まりを指示した。

 暴力団排除の機運を追い風に取り締まりを強化する警察当局に対し、山口組は、強大な組織力を背景に今後も反社会的活動を拡大させる可能性がある。

組員減少は“偽装離脱”か

 暴力団構成員と準構成員の数は近年、減少傾向にある。警察庁によると、平成26年末で約5万3500人となり、16年以降、10年連続で減り続けている。だが、捜査関係者は警戒を緩めない。「組を抜けたように装う『偽装離脱』が相当数ある」からだ。

 減少の理由は、暴力団排除条例の効果や厳しい取り締まりにあるが、近年は組員らの自主的な「離脱」を促す取り組みも進む。

 工藤会トップらを逮捕した後の26年10月、当時の福岡県警の樋口真人本部長(現大阪府警本部長)は記者会見で「工藤会にすがり、翻弄され、家族の人生を棒に振る必要はない」と離脱を呼びかけた。今年7月には、離脱希望の組員らを支援する「全国社会復帰対策連絡会議」の初会合も開催された。

 今年上半期、工藤会の離脱者は前年の3倍増になった。しかし、県警の担当者は慎重姿勢を崩していない。

 実際、京都で今年、詐欺容疑で組長らが逮捕された暴力団組織が、表面上は構成員3〜4人程度となっていたものの、傘下団体で勢力を維持していたというケースも発覚している。

2272チバQ:2015/08/27(木) 21:37:20
http://www.asahi.com/articles/ASH8W3H4LH8WPTIL009.html
山口組が分裂へ 前組長出身母体など離脱 抗争警戒
2015年8月27日15時00分
 国内最大の指定暴力団山口組(直系組長72人)が分裂することが警察当局への取材でわかった。篠田建市(通称・司忍)組長(73)の出身母体である弘道会(名古屋市)に近い組織は残り、前の5代目組長(故人)の出身母体の山健組(神戸市)に近い組織が離脱する。警察当局は双方が衝突する恐れがないか、動向を注視している。

 警察庁によると、2014年末時点の山口組の組員は44都道府県に計1万300人。準構成員らを含めると2万3400人で、全国の暴力団関係者の43・7%を占めている。

 捜査関係者によると、離脱するのは山健組、宅見組(大阪市)、俠友会(兵庫県淡路市)など関西の組織が中心で、10を超える見通し。山健組は山口組内の最大組織で、2千人の組員がいる。

http://www.asahi.com/articles/ASH8W5SF2H8WPTIL01Q.html
山口組、13団体を処分 離脱組も「山口組」名乗る方針
2015年8月27日21時21分
 国内最大の指定暴力団山口組(直系組長72人)が分裂することが警察当局への取材でわかった。篠田建市(通称・司忍)組長(73)の出身母体である弘道会(名古屋市)に近い組織は残り、前の5代目組長(故人)の出身母体の山健組(神戸市)に近い組織が離脱する。警察当局は双方が衝突する恐れがないか、動向を注視している。


 警察庁によると、山口組の2014年末時点の組員は44都道府県に計1万300人。準構成員らを含めると2万3400人で、全国の暴力団関係者の43・7%を占めている。

 捜査関係者によると、離脱するのは山健組、宅見組(大阪市)、俠友会(兵庫県淡路市)など関西の組織が中心で、10団体を超える見通し。山健組は山口組内の最大組織で、2千人の組員がいる。離脱する組は「山口組」の名前をつけた新組織を結成する方針。

 神戸市灘区の山口組総本部では27日、緊急の執行部会が開かれ、山健組や宅見組など複数の組が欠席。山口組側は欠席したり、離脱の意向を示したりしている計13団体をこの日、絶縁や破門の処分とした。

2273チバQ:2015/08/27(木) 23:30:13
http://www.sankei.com/affairs/news/150827/afr1508270043-n1.html
2015.8.27 21:11
【山口組分裂】
“弘道会支配”への不満背景 銃弾の発射音必至 警察当局「市民への危害」を懸念

ブログに書く0
Tweet
(1/2ページ)

山口組総本家から出る組員を乗せた乗用車=27日、神戸市灘区篠原本町(竹内一紘撮影)
 事実上の内部分裂状態となった指定暴力団山口組。背景には有力2次団体弘道会による支配への、内部の鬱積した不満があるとみられる。巨大組織の分裂で山口組執行部と離脱した新組織の双方が全国の他の暴力団組織と連絡を取るなど、外部に向けての多数派工作も始まっている。今後、国内の暴力団情勢が一気に流動化する恐れもあり、警察当局は警戒を強めている。

   
●   ●

 「もうこのような状態になったら、大きな音(銃弾の発射音)をさせずに済ますのは難しいだろう」。山口組系のある組幹部は、対立抗争事件が起きる可能性を指摘する。

 警察当局によると、分裂の背景にあるのは山口組2次団体の2大派閥の弘道会と山健組の勢力争いだ。

 弘道会は篠田建市組長や、ナンバー2の高山清司若頭の出身母体で、山健組は5代目組長(故人)の出身母体。平成17年7月に篠田組長による6代目体制が発足して以降、主要ポストはそれまで最大勢力だった山健組から弘道会へと徐々にシフトしていった。

 別の山口組系幹部は「6代目体制になり、上納金の取り立ては厳しいうえ、事務所にミネラルウオーターや米などを送りつけてきて、『買い取れ』という。個別のシノギ(資金源獲得活動)にも口を挟んでくる」と不満を漏らす。

●   ●

 これまでにも、6代目体制に不満を持った最高幹部らが体制変革を画策したが、実現には至らなかった。警察庁幹部は「6代目体制以来くすぶっていたものが一気に噴出した」と解説する。

 組内を事実上、取り仕切ってきた最大の実力者とされる高山若頭は昨年、恐喝事件で実刑が確定して収監されており、権力者不在の隙を突いたとの見方もあるが、「このタイミングでの離脱の意味は不明」(警察庁幹部)という。

   
●   ●

 一方、山口組が分裂状態に入ったことは、内部だけの問題にはとどまらない。山口組はこれまで、全国の他の暴力団組織とも積極的に交友関係を築いてきたため、山口組執行部と新組織の双方が他団体と連絡を取り合い、「事実上の多数派工作が外部でも進められている状態」(指定暴力団幹部)になっているという。

 警察当局が最も警戒するのは、対立抗争事件が発生し、白昼の街中で拳銃が発砲されるなどして一般市民が巻き込まれるケースだ。

 過去には市民が犠牲になる事件もあったため、警察庁は警戒警備や情報収集、違法行為の取り締まり強化を指示するだけでなく、一般市民に危害が及ばないよう重点的に対策を進める方針。

2274チバQ:2015/08/28(金) 23:26:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150828-00000010-kobenext-soci
山口組分裂騒動 離脱派の山健組が緊急会合 県警警戒
神戸新聞NEXT 8月28日(金)19時45分配信
 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂騒動で、離脱するとみられる有力組織「山健組」の直系組長らが28日、神戸市中央区の同組本部事務所に集まり、緊急会合を開いた。捜査関係者への取材で分かった。新組織の結成を含め、今後の対応などが協議されたとみられる。


 対立抗争への警戒を強める兵庫県警は、防弾チョッキを身に付けた警察官数十人を事務所周辺に配置。周囲は物々しい雰囲気に包まれた。

 緊急会合では傘下組織の引き締めを図ったほか、離脱に動いた経緯や今後の組織運営について説明があったと県警はみており、情報収集を進めている。

 山健組は先代の5代目山口組組長(故人)の出身母体。6代目山口組の篠田建市(通称・司忍)組長の出身母体「弘道会」(名古屋市)を中心とする組織運営に不満を募らせ、離脱に動いたとみられる。山口組執行部側は、既に山健組など離脱派の組長十数人への制裁処分を決めたとされる。

 一方、兵庫県議会の警察常任委員会が28日あり、委員は「県民の不安は大きい。総力を挙げて対応を」と要望。県警の田口英雄・組織犯罪対策局長は「警戒の強化を図り、動向把握に努めている」とし「違法な事案が発生すれば速やかに検挙し、暴力団壊滅に結びつけたい」と述べた。

2275チバQ:2015/08/28(金) 23:27:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150828-00000507-san-soci
山口組分裂 「菱が割れるぞ」名古屋支配への不満、限界か
産経新聞 8月28日(金)8時45分配信

山口組分裂 「菱が割れるぞ」名古屋支配への不満、限界か
山口組総本部=神戸市灘区篠原本町(写真:産経新聞)
 「菱(ひし)が割れるぞ。本格的に、だ」。日本最大の暴力団・山口組の分裂が確定的となり、大阪府警の捜査幹部は27日、険しい表情でこう語った。「菱」とは、菱形の中に「山」を描いた山口組の代紋のことだ。

 神戸市灘区の閑静な住宅街の一角は、27日朝から異様な緊張感が漂っていた。高さ約5メートルの厚い鉄のシャッターが下ろされた山口組総本部前に兵庫県警の捜査員や報道陣が詰めかけた。

 大阪、名古屋、岡山…他府県ナンバーの高級車が次々と到着するたびに総本部のシャッターが上がった。

 山口組の分裂情報が飛び交う中で、捜査員の一人は「目立った動きがない。どうなっているのか」と眉間にしわを寄せ、動向を注視していた。

 捜査関係者によると、山口組の直系組織74団体のうち、10団体以上が離脱するとみられている。山健組など多くが関西拠点の組織だ。

 兵庫県警の捜査幹部は「今のヤクザの世界には仁義も何もない。頭の中にあるのはカネだ」と語る。内部では上納金などカネの使途が不明朗といった批判もあったとされる。

 「名古屋に重きを置いた体制を敷く6代目に反発する者が、我慢の限界を超えたということだろう」。大阪府警の捜査幹部は分裂の背景に「名古屋支配」への不満が鬱積(うっせき)していたとの見方を示した。

 名古屋とは、山口組2次団体・弘道会のことだ。神戸を本拠とする山口組では代々、関西を地盤とする最高幹部が運営の実権を握ってきた。だが、平成17年7月に篠田建市組長が6代目に就任し、出身母体の弘道会から高山清司受刑者を若頭に登用。山口組の歴史上初めて同一組織で、さらに「非関西」の出身者がナンバー1、2に就いた。

 山口組は戦前、神戸の一暴力団組織にすぎなかったが、終戦直後に田岡一雄組長が3代目に就任すると、全国進出を本格化させ、勢力を拡大した経緯がある。

 「山口組は神戸発祥だが、名古屋に軸を移すという話も出ていたと聞く」。大阪府警の捜査幹部は現状をこう分析し、「脱退派への切り崩し攻勢は強まるだろう」と今後の展開を懸念する。

 兵庫、大阪両府県警は、抗争などに発展する可能性もあるとみて警戒を強めている。

2276とはずがたり:2015/08/29(土) 00:31:41
三宮のキャバクラにでも行こうかと思ってたけど今は危険かな。。(;´Д`)

2277チバQ:2015/08/29(土) 12:38:54
>>2276
潜入捜査ですね!?

2278名無しさん:2015/08/29(土) 13:38:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150828-00000010-kobenext-soci
山口組分裂騒動 離脱派の山健組が緊急会合 県警警戒
神戸新聞NEXT 8月28日(金)19時45分配信

 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂騒動で、離脱するとみられる有力組織「山健組」の直系組長らが28日、神戸市中央区の同組本部事務所に集まり、緊急会合を開いた。捜査関係者への取材で分かった。新組織の結成を含め、今後の対応などが協議されたとみられる。

 対立抗争への警戒を強める兵庫県警は、防弾チョッキを身に付けた警察官数十人を事務所周辺に配置。周囲は物々しい雰囲気に包まれた。

 緊急会合では傘下組織の引き締めを図ったほか、離脱に動いた経緯や今後の組織運営について説明があったと県警はみており、情報収集を進めている。

 山健組は先代の5代目山口組組長(故人)の出身母体。6代目山口組の篠田建市(通称・司忍)組長の出身母体「弘道会」(名古屋市)を中心とする組織運営に不満を募らせ、離脱に動いたとみられる。山口組執行部側は、既に山健組など離脱派の組長十数人への制裁処分を決めたとされる。

 一方、兵庫県議会の警察常任委員会が28日あり、委員は「県民の不安は大きい。総力を挙げて対応を」と要望。県警の田口英雄・組織犯罪対策局長は「警戒の強化を図り、動向把握に努めている」とし「違法な事案が発生すれば速やかに検挙し、暴力団壊滅に結びつけたい」と述べた。

2279名無しさん:2015/08/29(土) 13:42:09
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150828-00000051-nnn-soci
山口組が事実上分裂“絶縁”団体が新組織も
日本テレビ系(NNN) 8月28日(金)15時15分配信
 国内最大の指定暴力団「山口組」が27日、傘下の13の団体を絶縁や破門の処分にしたことがわかった。事実上の分裂となり、抗争に発展する恐れが浮上している。

 指定暴力団「山口組」は27日、分裂の動きをしているとされる13の団体を絶縁や破門の処分にしたことがわかった。絶縁や破門とされたのは、最大勢力で神戸に拠点を置く「山健組」など関西を中心とした団体で、これらの団体には山口組の名前を引き継いだ新たな組織を立ち上げる動きがあるという。

 兵庫県警によると、山口組には篠田建市組長の出身母体の弘道会がある名古屋に拠点を移す話があり、関西の団体が反発を強めている可能性があるという。

 警察は抗争に発展しないか警戒を強めている。

2280とはずがたり:2015/08/29(土) 20:14:57
潜入捜査で二階級特進しては元も子もないし移転が済んで神戸が静かになるまで待つか〜(;´Д`)
10年後はやくざ映画でやくざが皆名古屋弁しゃべっとるかもしれんがー。

山口組総本部が移転か 警察が確認進める
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/56/66f1b84651e8a3cf594f885d815998a5.html
(NHKニュース&スポーツ) 04:19

分裂する動きのある国内最大の指定暴力団・山口組について、神戸市にある総本部を名古屋市に移そうという情報のあることが警察への取材で分かりました。警察は専従の捜査員を中心に確認を進めています。

2281チバQ:2015/08/29(土) 23:27:21
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150829/dms1508291900008-n1.htm
山口組分裂 切り崩しで翻意派が急増? 捜査関係者「少なくて拍子抜け」
2015.08.29


山口組総本部に入る車=27日、神戸市灘区【拡大】

 国内最大の指定暴力団山口組(神戸市)から最大勢力の山健組など十数団体が脱退し、新組織設立の動きを見せている分裂騒動で、脱退団体は当初、予測された数よりも下回っていたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。警察当局は、土壇場になって説得を受けるなどし、脱退を踏みとどまった団体が増えたとみて、情勢分析を急いでいる。

 「当初は関西を中心に四国、九州の最大30団体が抜けるという情報だった。ふたを開けてみて、あまりに少ないので拍子抜けした」

 ある捜査関係者は今回の分裂騒動について、こう漏らした。

 関係者によると、脱退したのは5代目組長の出身母体で、直系組織として最多となる約2000人の構成員を抱える山健組をはじめ、十数団体。当初、脱退が予測されて十数団体が切り崩しを受けて脱退を踏みとどまり、山口組に残留する道を選んだとみられるという。

 山口組をめぐっては1984年から89年にかけて4代目組長就任をめぐる内部対立から独立した一和会との間で死者25人を出す「山一抗争」が発生。山口組の脱退派に対する激しい切り崩し工作で一和会は解散、メンバーは山口組に再吸収された。

 別の捜査関係者も「過去に山口組を脱退した直系組織はことごとく、切り崩しにあって解散の憂き目にあっている。いったんは脱退の意思をみせながらも土壇場で説得され、翻意した組織も多いのでは」と指摘する。

 山口組が27日、脱退するなどした13団体に対して、出した制裁処分についても温度差が表れている。山健組や宅見組など5団体を暴力団社会からの永久追放する「絶縁」の重い処分にしたのに対し、ほかの8団体は将来的に復帰も可能な「破門」にとどめた。

 山口組関係者は「山口組による脱退団体の切り崩し工作は早くも進んでいる」と話している。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板