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宇宙

1とはずがたり:2005/01/10(月) 11:33
全人類の叡智を以て宇宙開発を推進せよ!

TERの過去レス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/?KEYWORD=%B1%A7%C3%E8

スタートレック
http://www.google.com/search?q=%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF&sourceid=opera&num=0&ie=utf-8&oe=utf-8

カウボーイビバップ
http://www.google.com/search?q=%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%97&sourceid=opera&num=0&ie=utf-8&oe=utf-8

NASA
http://www.nasa.gov/externalflash/Anniversary_VisMar/index_noaccess.html

907とはずがたり:2016/11/22(火) 10:43:55
東北地方の被害 福島と宮城で5人けが
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10010779511_20161122.html
09:20NHKニュース&スポーツ

午前9時半現在、東北の各県の自治体や警察、消防に入っている地震の被害に関する情報です。福島県と宮城県で5人がけがをしています。

【福島県】福島県警察本部によりますと、午前7時現在、「地震の揺れで割れたガラスで足をけがした」などといった情報が県内で数件寄せられているということで、引き続き、情報収集に当たっています。

福島県相馬市の公立相馬総合病院によりますと、今回の地震でけがをした女性2人が手当てを受けたということです。このうち60代の女性は地震に驚いて転倒した際に腕の骨を骨折し、30代の女性は床に落ちた鏡を踏んで軽いけがをしたということです。

また、福島県の消防によりますと、矢吹町大町の住宅で、70代の女性が倒れてきた食器棚に頭にぶつけ、けがをしたということです。女性は病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。

さらに、震度4の揺れを観測した福島市によりますと、市内の清明町にあるマンションで60代の男性が家具が転倒しないように押さえていたころ、家具のガラスが割れて左膝を切るけがをしたということです。けがの程度は軽いということです。

このほか、福島県いわき市の消防本部によりますと、いわき市錦町にある「クレハ化学」の事務所で火災が発生しましたが、午前6時40分ごろ鎮火したということです。けがをした人はいないということです。
【宮城県】仙台市消防局によりますと、地震の影響で、午前6時ごろ仙台市泉区の住宅で65歳の女性が階段から転倒し、足に軽いけがをして病院に運ばれたということです。
【ほかの東北各県】ほかの各県ではこれまでのところ被害の情報は入っておらず、警察や消防が引き続き、確認を進めています。

津波発生】太平洋側の広範囲で津波、1m超を観測
http://news.goo.ne.jp/article/weathernews/nation/weathernews-http_weathernews.jp_s_topics_201611_220025_.html
08:32ウェザーニューズ

22日5時59分頃、福島県沖でマグニチュード7.4の大きな地震が発生しました。この地震で津波が発生、午前8時10分までに太平洋沿岸には最大で1.4mの津波が観測されています。

津波の観測値(8:10発表)
各地の津波の観測状況は、宮城県仙台港で1.4m、福島県相馬で最大90cm、宮城県石巻市鮎川や岩手県久慈港で80cmとなっています。
1mを超える津波を観測するのは2011年3月に発生した東日本大震災以来です。

引き続き警戒を
午前8時10分現在、依然として津波が次々に押し寄せ、各地で大きな潮位変動が続いています。津波警報、注意報が発表されているエリアでは、解除になるまで決して海岸や川の河口付近に近づかないようにしてください。

普通の波と違い、津波は波長が長く、同じ高さでもエネルギーは段違いです。50cmほどの津波でも物を押し流したり、人が流される危険性がありますので、油断は出来ません。

福島県沖では2013年と2014年にM7以上の地震を観測し、近年、地震活動が活発になっているエリアのひとつです。今回の地震もこれらとほぼ同じエリアで発生しています。

ウェザーニュース会員からの揺れの報告

また、今回の地震では福島県を中心とする広いエリアで震度5弱を観測し、ウェザーニュース会員から寄せられた揺れ方の方向でも「ユラユラ酔いそう」というプレート境界型の地震の特徴を示しています。
強い揺れを感じたエリアでは、余震によって新たの物が落ちたり、倒れるなどの被害の恐れがありますので、十分な注意が必要です。

910とはずがたり:2016/11/24(木) 22:19:24
観測隊で初、法学者が南極へ 神戸大大学院・柴田教授
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161124-00000014-kobenext-env
神戸新聞NEXT 11/24(木) 20:08配信

観測隊で初、法学者が南極へ 神戸大大学院・柴田教授
観測隊のユニホームを着た柴田明穂教授=神戸市灘区、神戸大学
 神戸大学大学院国際協力研究科の柴田明穂教授(51)=国際法、神戸市東灘区在住=が27日、日本の第58次南極地域観測隊に同行し、南極へ出発する。1956年に日本の観測事業が始まって以来、法学者の参加は初めて。柴田教授は「南極に行く国が増え、環境への負担も大きくなっている。領土権を巡る議論もある。観測事業や国際協力の在り方を考えたい」と話し、従来の調査とは異なる視点で現場に立つ。

 兵庫県尼崎市出身で京都大、同大学院などで法律を学び、2005年から現職。南極に興味を持ったきっかけは、59年に日米英などが調印した南極条約だった。この条約で南極の軍事利用が禁止され、科学的調査が進んだが、「一般的な国際法の成り立ちと違い、南極に基地を設置できる力のある国だけで条約ができたことに驚いた」という。

 南極条約について協議する国際会議で日本政府代表を務めた経験はあるが、実際に南極に行くのは今回が初めて。これまで、気候学や生物学など自然科学系に限られていた研究者の同行が、人文・社会学系も可能になったことから、自ら申し込んで採用が決まった。

 観測隊は隊員68人、同行者25人で構成。成田空港からオーストラリアを経由し、砕氷艦「しらせ」を利用して12月下旬に南極に到着する。昭和基地で過ごしながら、地質や生物調査、特別保護区の視察に同行する。来年2月まで滞在し、3月下旬に帰国予定という。

 日本の観測事業が始まり、今年は60年の節目に当たる。これまで日本はオゾンホールの発見などさまざまな成果を上げてきた。柴田教授は「各国の微妙な政治バランスの上に成り立っているのが南極観測。国際法学者が現場を知ることが、(今後の観測事業の)新たな一歩になる」と意気込む。

 滞在の成果は帰国後、学術論文として発表する。(上田勇紀)

911とはずがたり:2016/11/26(土) 13:18:50
>>773>>863
必要な業界がカネ出して旧暦の権威と天文学者が集まって平成暦つくれよなぁ〜。

<旧暦2033年問題>大安がない? 冠婚葬祭業界やきもき 毎日新聞社 2016年11月26日 11時35分 (2016年1http://www.excite.co.jp/News/society_g/20161126/Mainichi_20161126k0000e040245000c.html
1月26日 12時36分 更新)

 ◇閏月決まらず

 大安に結婚式、友引は葬式を避ける……。日本の風習に深くかかわる「六曜」だが、そのもととなる旧暦が、2033年夏から34年にかけて白紙になる恐れが出てきた。これまで自動的に計算できたルールに微妙なズレが生じ、適用できなくなるのだ。17年も先の話とはいえ、冠婚葬祭業界はやきもきしている。【柴沼均】

 寺院の専門誌「月刊住職」は今年1月号で「友引が決まらない『旧暦2033年問題』とは一体なぜか」を特集。「『おたくは友引なのに葬式出すの?』『え、うちのカレンダーだと大安ですよ』と、統一見解がまとまらないと大混乱がありうる」と憂慮する記事を掲載した。「葬儀が他の日よりも少ない友引に会議などを設定する住職が多い」と会議日程が決められず、組織運営に支障が出る可能性も心配する。

 日本で使われている旧暦は、江戸時代の1844年にできた天保暦で、中国とは違う日本独自の暦。明治政府が1873年に旧暦を廃止したため、現在は旧暦を決定する機関がない。

 旧暦は、新月から次の新月までの約29.5日を1カ月、1年は354日と計算する。さらに、1年を太陽の動きをもとに分けた「二十四節気」のうち、春分など12の区切りを割り振って月を決める。例えば秋分を含む月は8月、冬至を含む月は11月となる。実際の季節とずれが生じるため、3年に1回程度、閏月(うるうづき)と呼ばれる追加の月を入れて調整しており、天保暦では、いつ閏月を置くかの規則も決まっていた。

 ところが2033年夏から34年春にかけては、秋分(旧暦8月)が新月のため、本来は旧暦11月の冬至が10月になってしまうなど、通常と違う事態が5カ月分も起きる。天保暦では短期間でこれだけ調整が必要になることは想定外だった。旧暦の月が決まらないと、旧暦の1月1日を先勝とする「六曜」も定まらず、2年分のカレンダーができないのが「問題」というわけだ。国立天文台が14年、ウェブサイトで「旧暦2033年問題について」と題して「天保暦導入後初めて起こる事態」が発生すると解説したこともあり、注目されるようになった。

 慌てたのが冠婚葬祭業界。科学的根拠はないが、地鎮祭を大安にしたり、友引を休業日にしたりする火葬場もあるからだ。東京都内で6斎場を営む東京博善(千代田区)は「2032年に翌年の暦を配るので、その時まで決まってくれればいいが」と気をもみながらも、「間に合わなければ業界団体で対応を話し合うことになるのではないか」と当面は静観する構えだ。

 天文学者やカレンダー業界でつくる一般社団法人・日本カレンダー暦文化振興協会は、秋分を9月にずらしてでも冬至の11月を守り、冬至の翌月に閏月を置く案を「推奨する」と発表した。小沢潤事務局長は「伝統的に旧暦では冬至を尊重してきたため、冬至を優先した」と説明する。出版済みの暦のほとんどが閏11月を採用しており、混乱を回避できることも理由の一つだという。

 しかし協会は民間団体であり、正式決定というわけにはいかない。小沢さんは「2033年の直前に大混乱する事態を避けるために、早めに決定したほうがいい」と話す。問題を提起した国立天文台の片山真人・暦計算室長は「この問題への関心が、旧暦とはどのようなものか知る機会になれば」と話している。

 ◇旧暦2033年問題と解決策

 秋分を9月にずらすか、冬至を10月にずらさなければならず、旧暦の例外を余儀なくされる。また、旧暦の1カ月に、冬至など12区分の「中気」が1個ずつ入るのが基本的ルールだが、2033年夏から34年春にかけては、別表のように中気のない月が3回、中気の2度ある月が2回出現する。これらを解決するには、まず冬至か秋分のどちらかを決めたうえで閏月を設定する必要があり、国立天文台は3通りの案を提示。日本カレンダー暦文化振興協会は1案を勧める。

912とはずがたり:2016/12/02(金) 12:56:28
ANAHDとHIS、有人宇宙機ベンチャーに出資 7年後の運航支援
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/reuters-20161201049.html
12月01日 16:10ロイター

[東京 1日 ロイター] - ANAホールディングス<9202.T>と旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)<9603.T>は1日、有人宇宙機開発ベンチャーのPDエアロスペース(名古屋市、以下PDエアロ)に出資し、宇宙旅行などの実現に向けて民間主導による宇宙機開発を進めると発表した。PDエアロが目指す2023年12月の商業運航開始を支援する。

HISが3000万円(出資比率10.3%)、ANAが2040万円(同7.0%)を出資する。PDエアロは、スペースシャトルなどと異なり燃料タンクを含めて機体の再使用が可能で、打ち上げではなく既存航空機の滑走路でも離着陸できる旅客機のような宇宙機を開発中。ジェットエンジンとロケットエンジンが切り替え可能な次世代エンジンの特許を持つ。ANAは旅客機運航の知見を生かし、商業運航に当たりパイロットの訓練や派遣、機体整備、機内仕様などで協力を検討する。HISは宇宙への旅行や輸送サービスの販売を担う。

3社のトップが1日、都内で会見した。HISの沢田秀雄会長兼社長は「開発スピードを上げるためには資金が必要。まだ足りない。いろいろな方に協力してほしい」と、多方面からの資金支援を呼び掛けた。

ANAの片野坂真哉社長は、追加出資は未定としながらも「相談したい」と述べ、「商業運航時にはANAとしても運航したい。創業段階から手伝っているとチャンスは大きい」と指摘した。

PDエアロの緒川修治社長によると、商業運航時までに開発費含めて170億円が必要で、これまで多くの人から「気持ちはいただくが、お金はなかなか出してもらえなかった」ため、大手2社の出資が「チームづくり」の大きな後押しになればと期待を寄せた。また、商業運航開始から3、4年後には黒字化を図り、将来的に「宇宙旅行の世界市場でシェア約10%を狙いたい」と話した。

同社が企画する宇宙旅行は、高度100キロへ弾道のような軌跡で上昇して宇宙に到着し、5分間の無重力体験をして帰還するというもので、全フライト時間は約90分。費用は競合他社の7割程度に抑え、約1400万円を想定する。パイロットは2名で、搭乗客は6人。まずは2機で開始し、5年後には5機に増やして年間搭乗客1000人を計画する。

(白木真紀)

913荷主研究者:2016/12/13(火) 22:05:53

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00409116
2016/12/5 05:00 日刊工業新聞
検証2016/「ひとみ」運用断念 日本の宇宙開発、正念場

ひとみのイメージ(池下章裕氏提供)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月、X線天文衛星「ひとみ」の運用を断念した。日本側が310億円を負担するこの一大プロジェクトには、米航空宇宙局(NASA)をはじめとする各国の研究機関や多くの企業が関わっていた。宇宙から飛んでくるX線の観測により巨大ブラックホールの謎の解明など、天体物理学分野の大きな成果が期待されていただけに、関係者が受けた衝撃は大きい。

三菱重工業とJAXAは2月、国産ロケット「H2A」でひとみを打ち上げた。だが3月下旬に地上とひとみとの通信が途絶。その後JAXAは通信の回復を試みるが、そのかいなく約1か月後の4月28日、JAXAはひとみの運用を断念すると発表。打ち上げ後、わずか1か月でひとみはその役割を終えた。

事故は人為的なミスによるところが多く、事故の検証が進むにつれプロジェクト内のずさんな体制が浮き彫りになった。

「衛星の大型化により従来の管理体制が行き渡らなかった」(久保田孝JAXA宇宙科学研究所・宇宙科学プログラムディレクタ)といった点を踏まえ、JAXAはプロジェクト運営の改革案を文部科学省の事故調査委員会に提出。プロジェクトの管理責任者であるPMと、科学成果に関する責任者であるPIを一人で担う体制から、それぞれ別の担当者にすることが柱だ。

さらにJAXAと企業との役割の明確化、重要事項の変更記録の文書化を徹底することなどを明記した。

同研究所の常田佐久所長は、「今回の事故は基本的な部分でミスが起きた。短期と長期の時間スケールでシステムを改善していきたい」と改革に向けた取り組みを進めることを強調した。 

事故発生から8か月たった現在、日本側が241億円を負担し、ひとみの代替機を開発する計画が進行している。事故の反省を生かし、失った信頼を取り戻せるのか。日本の宇宙開発は正念場を迎えた。(冨井哲雄)

(2016/12/5 05:00)

914とはずがたり:2016/12/15(木) 08:26:55

地球上にぽっかり開いた10の穴とその理由
http://karapaia.com/archives/52179892.html
2014年12月24日 ι

915とはずがたり:2016/12/15(木) 08:31:14
これが地球の声なのか?世界最深レベルの大深度掘削穴で記録した地球深部の音
http://karapaia.com/archives/52150501.html


地下14.4kmから悲痛な叫び声が…「地獄の音」か?シベリアン・ヘルサウンドの謎
- ふしぎ, 都市伝説 地獄, 都市伝説
http://onikowa.com/wonder/974/
2015/02/09

海外で有名な都市伝説をご紹介します。

1989年、ロシアで地質調査をしていたチームによって奇怪な音が録音されました。 この奇妙な事件はフィンランドの新聞社の記事になり、通称「地獄の音」として世間に広まりました。

以下はAzzacov博士のインタビュー書き起こしです。
「地下1万4400メートルに差し掛かった時だ、ドリルが急に回転し始めた。それはそこに空洞か洞窟がある事を示している。 温度センサーは摂氏2000度まで上昇していた。我々はマイクを下ろし、岩盤の動きを調査する計画を立てた。 しかし、岩盤の動きの代わりに、我々は叫び声をあげる人間の声が聞こえたんだ。最初、その音は自分達の装備・設備から起こっていると思ってそれらを調整した。 しかしそれは我々が最も恐れていたことを確定させてしまった。叫び声は一人の人間のものではなく、何百人もの人間の悲鳴だったんだ・・・」
当時の坑

「私は天国や聖書を信じない。しかし、科学者として地獄の存在は信じる。 今回の発見をして我々は非常に驚いている。そこで何が起きたのか、何が起きたのかわかっている。我々はドリルで地獄の扉に穴を開けたと確信している。」
この事件の後、研究員が怯えて逃げ出してしまったため掘削が続けられず、研究チームは解体されたとのことです。
音声を聞くとたしかに、何人もの人が叫び声を上げているように聞こえます。この音が地下から聞こえて来たら恐ろしい…。 果たしてこれは地獄の罪人たちの叫び声なのでしょうか。
現在の地下掘削世界記録はコラ半島の大深度掘削坑で12.3km。14.4kmが本当なら前人未到の深度となる。 ロシアのことですから、非公式に14.4kmまで掘り進んでいたとしても不思議ではありませんが、やはり眉唾。

現在の坑

コラ半島では12km以下になると180度以上の高温となり、ドリルが溶けたり、何かに引っ張られてドリルが無くなるといった現象が起きたためそれ以上掘ることはできなかったのだとか。 地殻の3分の1を堀っただけで、マントル層には辿りつけていないのですが、それまでの学説を覆す発見が得られたようです。
なかなかに不快な音声なので、再生にはくれぐれもご注意を。

916とはずがたり:2016/12/15(木) 08:35:31
凄いなぁ,ソ連。

世界で最も深い1万2000メートルの穴を掘った人類が学んだこと
http://logmi.jp/106428

ロシアにある12000メートル以上の超深い穴、コラ超深度掘削坑。海よりも深く掘られた穴は、現在は鉄の蓋で塞がれてしまっています。当時工事を行なっていた技術者たちは、数十年にわたって作業を進める中で、何を見出したのでしょうか。サイエンスチャンネル「SciShow」が、その歴史と発見を解説します(SciShowより)。

世界で最も深い穴、コラ半島超深度掘削坑

ハンク・グリーン氏 西ロシアの奥地、極寒の砂漠地帯に、野心溢れた科学的実験が行われた中のひとつの残骸があります。今は廃墟となり、ぎざぎざの金属やボロボロに砕けたコンクリートが散らばる不毛の土地です。
そこをある一定時間観察して回ると、土地に取り付けられたさびついた蓋が見つかります。

それを試しに取ってみようと皆さんは思うのではないかと思います。でも、それはできません。それは、地球の12キロ奥深くまで埋められた穴に、溶接された蓋なのです。海の深度よりも深いのです。これは、世界で最も深い穴なのです。
この穴は、コラ半島超深度掘削坑と呼ばれています。この穴は、石油や調査とは関係がありません。採掘が1970年代に始まったとき、ソ連の科学者は、地殻のより良い理解を得るため、ゆくゆくは1万5千メートル深くまで掘ろうとしていました。

なぜなら、太陽光のシステムに比べて、私たちは自分の足元の下についてほとんど知らないからです。
12,262メートルまで掘ってわかったこと

彼らは断続的に24年間掘り続けましたが、1994年にこの仕事が中止された時も、従来の目標とは程遠いものでした。科学者たちは、12,262メートルという記録的な深さまでたどり着きました。これの記録は今も変わっていません。

20年後、コラ半島超深度掘削坑は目を見張るべき技術的科学的偉業として残っています。この穴を掘るために、科学者たちは新しい方法を生み出しました。それは、縦坑の端を少しずつ掘り、潤滑油として、この場合は加圧された泥を、下までポンプで送り込み、それをくるくる回すようにしました。穴の最下部を測るための器具も開発しなければなりませんでした。

バルチック大陸の地殻を掘る中で、私たちは何を学んだのでしょうか。まず1つめが、深部に水があったことです。科学者たちはまさか水が見つかるとは思っていませんでした。彼らは、高度の圧力がかかったため、石の結晶に締め付けられた水素と酸素が水を形成したと疑いました。
地下水と違い、これらの水は鉱物自体から生まれたものです。これは、今まで一度も観察されたことはありませんでした。また驚いたことに、顕微鏡でしか見えない化石が、深度6.7キロのところでロシア人によって発見さしれました。研究者たちは、このプロジェクトの作業を通して24種類の単一細胞プランクトンを標本化しました。
これらを探すのに通常使われる石灰岩やシリカといった鉱床は用いられませんでした。これらは地面より奥深い場所の高い圧力や高い温度のおかげで保存された有機炭素、窒素に覆われていました。
予想外の高温にぶつかった

温度に関してですが、科学者たちが12キロメートルの記録を抜いた時、サンプルとして採取された石は27億年ものと推測され、温度が主要な問題になりました。研究者たちは石の温度は100度になると思いました。彼らが実際に発見したのは、温度は180度を超えるということでした。
そのために、採掘作業は中止されることになったのです。科学者たちは、12キロメートル地点のその石は、石としてよりもプラスチックのような役割を果たしていると表現しました。

もちろん、このプロジェクトの驚くべきことは、コラ半島超深度掘削坑が、地表の一部を開けたということにあります。12キロメートルというのは、今まで人間が掘った3倍の深度です。でも、地球の表面は、35キロメートルの深度から始まります。地球の表面は、さらに2,800キロメーター続き、地球の中心部は地表より6,300キロメーターの深度に位置しています。

採掘に24年時間の時間を有したコラ半島超深度掘削坑は、まだ地球の中心部までの道のりの0.002%でしかありません。地球は、大きな惑星なのです。

917とはずがたり:2016/12/15(木) 10:25:58
約2億2000万年後に大西洋が消滅?地球の地殻に新たな裂け目が発見される
http://karapaia.com/archives/52131961.html
2013年06月24日

インド洋にかつての大陸のプレートが潜んでいる痕跡を発見(共同研究)
http://karapaia.com/archives/52119275.html
2013年02月26日

 モーリシア(Mauritia)と名付けられたこのスラブ(大陸プレート)は、マダガスカルがインドから分かれた6100万〜8300万年前ごろに形成されたとみられる。やがて分裂し、分厚い溶岩の堆積物の中に消えていったと考えられるという。

 研究チームは、モーリシャスの砂浜の砂を分析し、6億6000万〜20億年前のジルコンが含まれていることを突き止めた。ジルコンは900万年前の火山岩から形成された砂の中に埋もれていたそうだ。

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 「ジルコンは、モーリシャス島の下に大陸プレートが存在していることを示唆している。近年の火山活動によってその破片が地表に出てきたのだ」と研究チームは説明。またインド洋の海底には、超大陸パンゲアが現在の大陸に分かれる過程で存在したものの、やがて海に沈んだ大地の形跡が多く眠っているかもしれないと述べた。

北極付近に巨大な超大陸「アメイジア」が誕生する(米研究・動画)
http://karapaia.com/archives/52066095.html
2012年02月09日

二つの「沈没した島」発見 超大陸「ゴンドワナ」の一部の可能性(インド洋)
http://karapaia.com/archives/52050105.html
2011年11月21日

 二つの「沈没島」は、同研究チームが行った10月の調査の際、オーストラリア沖西方1600キロ、深さ約2000メートルの海底で発見された。「島」の岩石には、浅水域でみられる生物の化石が含まれていた。

 これについて、研究チームの1人、豪シドニー大学の地球物理学者ジョー・ホイッテカー氏は、二つの島は元は大陸の一部だったか、海面上にあったことを意味するもので、海底火山の活動によってできた可能性は低いという。

918とはずがたり:2016/12/15(木) 21:30:37
火星に生命体か、探査機キュリオシティがホウ素発見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161215-00010003-reutv-int
ロイター 12/15(木) 16:43配信

 生命を保持できる可能性を調べるため4年前に火星に送り込まれた米航空宇宙局(NASA)の探査機「キュリオシティ」は初めて、火星表面でホウ素を発見した。ホウ素の発見は、太古の昔の火星に微生物の繁殖に適してい地下水脈があったことを示している、とNASAの科学者はいう。

(アメリカ、ワシントン、12月14日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)

最終更新:12/15(木) 16:43

919とはずがたり:2016/12/27(火) 17:10:27
ブラックホールに接近、破砕=昨年6月の「超新星爆発」―国際チーム
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161227/Jiji_20161227X358.html
時事通信社 2016年12月27日 10時12分 (2016年12月27日 17時03分 更新)

 昨年6月に発見され、観測史上最も明るい超新星爆発とみられた現象は、太陽程度の質量の恒星が超大質量ブラックホールに接近し、爆発的に砕け散った際に輝いた可能性が高いことが分かった。イスラエルのワイツマン科学研究所などの国際チームが27日までに、英科学誌ネイチャー・アストロノミー電子版に発表した。
 この現象は約38億光年先の銀河で発生し、ピーク時は銀河系全体の光より20倍も明るかった。しかし、この現象が起きた銀河は巨星が寿命を迎えて起きる超新星爆発が観測されるようなタイプではなく、中心にある超大質量ブラックホールが関係する可能性も指摘されていた。
 国際チームがハッブル宇宙望遠鏡などを使って10カ月間観測を続けた結果、この超大質量ブラックホールは質量が少なくとも太陽の1億倍もあり、高速回転していることが判明。太陽程度の恒星が接近した際、猛烈な重力で砕け、破片同士が衝突して高熱が発生したため、極めて明るくなったと推定された。

920とはずがたり:2016/12/27(火) 19:37:10

5600万年前に彗星衝突か=降着の微粒子発見-米大学チーム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101500162&g=int

 米東海岸付近の約5600万年前の地層から、彗星(すいせい)などの小天体が地表に衝突した際に形成され、降着したとみられる微粒子を多数発見したと、米レンセラー工科大などの研究チームが15日までに米科学誌サイエンスに発表した。
 この時期は、地質年代の暁新世と始新世の境界に当たり、温暖化が急速に進んで哺乳類や陸上の植物の繁栄につながったことが知られる。主因は火山活動の活発化による二酸化炭素の放出や海底のメタンハイドレートの融解によるメタン放出と考えられているが、研究チームは彗星などの衝突も一因ではないかとしている。
 調査対象は米ニュージャージー州沿岸付近の2カ所とフロリダ半島東方沖で掘削、採取された堆積物。微粒子は、彗星などが地表に衝突した際に高温で気化したケイ酸塩などの成分が大気中に飛散し、冷えて球形や涙滴形に固まって降り積もったと推定された。
 研究チームによると、彗星の核に含まれる炭素や地表の炭素を含む物質が衝突時に大気中に放出され、気体や固体の化合物として温暖化を促進する。衝突の衝撃で火山噴火が誘発され、メタンハイドレートが解けやすくなる効果も考えられる。今後調査地点が増えれば、クレーターを特定できる可能性があるという。(2016/10/15-14:43)

921とはずがたり:2016/12/30(金) 07:29:45
茨城震度6弱 “未知の断層”が動き発生
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20161229-00000071-nnn-soci
日本テレビ系(NNN) 12/29(木) 21:29配信

 28日に茨城県で発生した最大震度6弱の地震について、政府の地震調査委員会は、長さが15キロ程度の未知の断層が動いた、との見解を示した。

 28日夜、茨城県高萩市で震度6弱を観測した地震では、窓ガラスが割れたりする被害が出たほか、2人がケガをした。地震調査委員会は29日、臨時の会合を開いて活動を分析し、長さ15キロ程度の未知の断層が動いたことで地震が起きた、との見解をまとめた。28日夜の発生直後に比べて余震活動は低下しているという。

 今回の地震は5年前の東日本大震災の余震とみられているが、2004年にインド洋大津波を起こしたスマトラ沖地震では、発生から10年が経過しても周辺で大きな地震が繰り返し起きているため、今後の地震や津波にも注意が必要だとしている。

茨城地震“正断層型”東日本大震災の余震か
http://www.news24.jp/articles/2016/12/29/07350272.html?utm_source=Yahoonews&utm_medium=relatedarticles&utm_content=350342&utm_campaign=n24_acquisition
2016年12月29日 01:12

 28日午後9時半過ぎ、茨城県を震源とする地震があり、茨城県高萩市で震度6弱の揺れを観測した。この地震について気象庁は、東日本大震災の余震という見解を示すとともに、今後も1週間程度は同じ規模の地震の発生に注意するよう呼びかけている。

 気象庁・青木元地震津波監視課長「揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度は最大震度6弱程度の地震に注意。地震の発生から2、3日後は大きな規模の地震が発生しやすい状況。十分注意していただきたい」

 気象庁によると、今回地震がおきた茨城県北部から福島県浜通り地方にかけてのエリアは、5年前の東日本大震災の余震域で、余震とみられるという。このエリアでは震災の翌月にもマグニチュード7の大地震がおきるなど、震災以降、地震活動が活発になっている。

 また28日午後9時38分ごろの震度6弱以降も、最大震度4をはじめ、体に感じる地震が繰り返しおきている。東西方向に地面が引っ張られることでおきる正断層型の地震だという。

 気象庁は、今後1週間ほどは最大震度6弱程度の地震の発生に注意を呼びかけている。

922とはずがたり:2017/01/08(日) 18:51:15
アメリカの科学技術力の底力、新アムンゼン?スコット南極点基地
http://business.newsln.jp/news/200804221923000090.html
Posted 8 years 10 months ago, by Harry Brown

画像は全米科学財団(National Science Foundation)が1億7430万ドル(約180億円)の巨費と100名の人員と12年の歳月を投じて新設したアムンゼン?スコット南極点基地の新研究施設。

極限の気候で知られている南極の中でももっとも奥に存在するこの南極点基地の場合、船舶等で資材を運搬するということは不可能なため、施設建設に必要となる建設資材は全て米空軍のLC-130型輸送機の専用コンテナに格納できるサイズでまとめられた上で、ニュージーランド経由で南極点まで空輸を行うというやり方が採用。LC-130型輸送機で2400万ポンドの建設資材を実に900回にも渡って繰り返して輸送し、建設が行われた。

6万5000平方フィートもの床面積をもつ新施設は36本の油圧式ジャッキで雪面から浮き上がる構造となっており、雪面が沈下してもそれぞれのジャッキは10インチの範囲で伸張することによって上に乗せられている施設は常に水平を維持できるように設計されている。建物を空中に浮かせるというこの特殊な構造はまた、エアロダイナミクス的に吹雪をそのまま建物の後方に押し流し、吹雪によって建物が埋まったりすることがないような設計も施されているという(画像上で建物の正面下の部分が45度の角度が付けられているのは正面に吹き付ける空気を抵抗を減らすための工夫)。

夏期には150名研究者が、冬期には50名の研究者が常駐するこの基地、研究者全員には専用の個室が用意され、外部は地球でももっとも厳しい極寒の地であるのにも関わらず、内部は1年中、夏のような状態で生活を送ることが可能だ。

全米科学財団はこの南極点基地に隣接して巨大電波望遠鏡施設も建設。南極基地は米国の科学研究の拠点ともなりつつある。

Harry Brown is contributing writer of the Business Newsline. Send your comment to the author

923とはずがたり:2017/01/12(木) 12:32:34
宮城県沖の海底断層「最大65mずれてた!」東日本大震災 ハザードラボ 2017年1月12日 11時25分 (2017年1月12日 12時07分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170112/Hazardlab_18648.html

2011年3月11日の東日本大震災を引き起こした断層のずれが最大65メートル動いていたことが判明した(JAMSTEC)
[拡大写真]

 東日本大震災を引き起こしたマグニチュード(M)9の巨大地震で、宮城県沖の海底で起こったプレート境界の断層の動きを解析した結果、最大で65メートルずれていたと海洋研究開発機構(JAMSTEC)などの研究グループが、英科学誌『ネイチャー・コミュニケーションズ』電子版に11日発表した。

 JAMSTECの深海調査研究船は、東日本大震災が発生した直後の2011年3月15日〜31日にかけて、宮城県沖の震源域周辺の海底で地形変動の調査を実施。

 太平洋プレートが、日本列島がある北米プレートの下に沈み込む日本海溝付近で、断層が大きくずれ動き、海底の地形変化が起きている事実を把握していた。

 これまでの研究で、地形は東南東方向に約50メートル、上方に向かって7〜10メートル動いたものと推測されていたが、この数値は不確実性が高かった。

 そこで、JAMSTEC地震津波海域観測研究開発センターの冨士原敏也主任技術研究員らのグループは、震災前後に周辺で観測した海底地形のデータを詳細に比較解析。

 日本海溝から約40キロ範囲の断層は、平均して約62メートルずれていたことが判明。海溝付近では、ずれの大きさが最大で約65メートルに達していたことが明らかになった。

 断層すべりの分布を解析した結果、日本海溝付近の断層には、摩擦抵抗が低下してすべりを加速させる性質と、すべりを抑制する相反するふたつの性質が複雑に作用している可能性があることが分かったという。

924とはずがたり:2017/01/12(木) 16:17:47

浅間山で火山ガス急増 2000トン超す 一昨年10月以来
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170112/Hazardlab_18649.html
ハザードラボ 2017年1月12日 13時40分 (2017年1月12日 16時07分 更新)

 長野と群馬にまたがる浅間山では、今年に入ってから二酸化硫黄を含む火山ガスの放出が急増している。気象庁が11日に行った観測では、1日あたり放出量が、2015年10月以来、初めて2000トンを超えたという。

 気象庁地震火山部によると、浅間山は今月6日から9日午後までの4日間で火山性地震が200回を超えたほか、夜間には山頂の火口付近で微弱な火映がとらえられるなど、火山活動がやや活発化している。

 近年、浅間山で噴火が観測されたのは2009年。2月2日に発生した小規模噴火では、上空2000メートルまで噴煙が立ち上り、火山灰は関東地方南部まで到達。以来、約3カ月あまり小規模噴火を10回以上繰り返した。

 その後、2011年の東日本大震災を機に地震活動が活発化し、ふもとの軽井沢町ではM1.6の地震を観測。最近では2015年6月にごく小規模な噴火が2回あり、火山灰が降った。

 2015年以降は、山頂直下のごく浅いところを震源とする体に感じない程度の微弱な火山性地震が多く発生しており、昨年には山頂の南南西で地殻の変動も観測されている。

 気象庁は月に2回、火山ガスの動向を観測しているが、昨年12月16日時点で1日平均1000トン程度だった放出量が、今月11日には2200トンに急増。1日の平均放出量が2000トンを超えたのは、2015年10月15日以来、約1年3カ月ぶりだという。

 浅間山の現在の噴火警戒レベルは、火口周辺の立ち入りを規制する「2」が発表されている。気象庁によると、過去のケースでは、噴火の前兆に火口直下を震源とするごく浅い地震が頻発したことから、火口から約2キロ範囲や風下では噴石に警戒するよう呼びかけている。

925とはずがたり:2017/01/12(木) 16:18:42

薩摩硫黄島 火山性地震今も続く 火山ガスの放出量は500トン
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/8/18626.html
2017年01月11日 10時23分

 今月5日に噴火警戒レベルが「2」に引き上げられた鹿児島県の薩摩硫黄島について、現地調査を行った気象庁は10日、「火山性地震は多い状態が続いている」として、引き続き警戒の必要性を訴えた。

 鹿児島県の薩南諸島に位置する硫黄島では、今年に入ってから体に感じない程度の小さな火山性地震が急増し、気象庁は5日、噴火警戒レベルを、火口周辺への立ち入りを禁ずる「2」に引き上げた。

 福岡管区気象台によると、火山性地震は現在も多い状態が続いており、6日から10日午後3時までの発生回数は計253回(速報値)に上る。

 気象庁機動調査班が10日に現地調査を実施した結果、二酸化硫黄を含む火山ガスの放出量は、1日あたり500トンと昨年7月の観測時と変わらず少ない状態だったという。

 また、火口から約3キロほど離れた監視カメラの画像からは、上空200メートルまで立ち上る白い噴煙は見られるものの、特段の変化は確認されておらず、地下の水蒸気やマグマの動きを示す火山性微動も観測されていないという。

 機動調査班はあす(12日)まで現地調査を続ける予定で、気象庁は「火山活動に変化があった場合は即時発表する」としている。

926とはずがたり:2017/01/12(木) 18:13:54

ニュージーランドM7.8 海底隆起で土地が生まれた!観光の目玉に?
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/8/18539.html
2017年01月02日 14時50分

 昨年11月、ニュージーランドで起きた巨大地震では、2メートルを超える津波を観測し、南島北部のカイコウラで道路の陥没やがけ崩れなどの被害に見舞われた。しかし、地殻の変動により、海岸沿い約20キロにわたって、海底が隆起し、新たな土地が出現しているのが確認された。

 ニュージーランドの南島北東部で昨年11月13日に発生したマグニチュード7.8の地震では、直後に最大2.5メートル近い津波が発生。沿岸のカイコウラでは、がけ崩れで道路が寸断されるなどの被害があった。

 地殻変動に伴って、周辺では海岸線沿いの約20キロにわたって、50センチから2メートル近く、海底が隆起。これまで海の中にあったサンゴ礁や岩礁が海面上に露出し、新たな土地が出現した。

 これは、欧州宇宙機関(ESA)の地球観測衛星が、地震発生から10日後にとらえた画像で、その一カ月前に別の衛星が撮影した写真と比較すると、カイコウラ半島の先端の北東部分に新たな岩礁が出現したことがよく分かる。

 現場までヘリコプターで調査に訪れた研究グループによると、地盤の隆起は最大で5.5メートルの高さに達し、そこにはさまざまな海洋生物が取り残されていたという。

 付近の住民は「余震の音は聞かれなくなったが、隆起した地盤から海水が流れ出す音はこれまで聞いたことがなく、恐ろしくて夜に飛び起きることがある」と話しているという。

 ニュージーランドではホークスベイ地方で起きたM7.8の地震では、沿岸のネーピア市が壊滅的な被害を受けた。しかし、地盤が平均して1?2メートル上昇したことから、沼地が耕作地や住宅地に生まれ変わり、空港建設のための用地も整備された。市街地は当時の流行だったアールデコスタイルに統一され、世界有数の美しいアールデコ建築が見られる街として、名を知られるようになった。地震による意外な副産物とも言える。

 今回、新たに出現したカイコウラの土地は、将来、再び沈降する可能性もあると指摘されているが、地元では復興のための新たな観光資源にしようという動きも出てきているという。

927とはずがたり:2017/01/15(日) 14:33:36

宇宙&科学
「スター・トレック」のワープは実現可能か?
人類は光の速さを超えて移動することができるのか
2016.11.08
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/110100411/

宇宙&科学
スター・トレックが描く異星人は科学的に正しいか?
異星人の姿が地球の人間に似ている理由
2016.10.05
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/100400374/

928とはずがたり:2017/01/27(金) 12:40:12
宇宙の鉄、金属粒子でない?=ロケットで無重力実験-北大やJAXA
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011900061&g=soc

観測ロケット「S520」28号機。2012年12月に打ち上げられ、弾道飛行の無重力状態で鉄の微粒子のできやすさを調べる実験を行った=2012年12月、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所(JAXA・木村勇気北海道大准教授提供)

 巨星が寿命を迎えて超新星爆発を起こした際に放出された鉄は、宇宙空間で金属微粒子として存在するとこれまで考えられていたが、他の元素との化合物として存在するか、他の粒子に不純物として取り込まれている可能性があることが分かった。
 北海道大と宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国立天文台の研究チームが観測ロケット「S520」で無重力実験を行った成果で、18日付の米科学誌サイエンス・アドバンンシーズに発表した。
 鉄は地球などの岩石質惑星の材料になるほか、生命体につながる有機分子の合成に重要な触媒の役割を果たす。北大の木村勇気准教授は「宇宙の物質進化モデルの書き換えを迫る成果。今後、酸化鉄や、鉄と並んで重要なケイ酸塩のできやすさを調べるロケット実験を行いたい」と話している。(2017/01/19-05:32)

929とはずがたり:2017/01/27(金) 12:40:22

「反陽子」磁気、高精度測定=消滅の謎に迫る-理研など
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011800812&g=soc

 反物質を構成する「反陽子」が持つ性質の一つで、磁気の強さと方向を表す「磁気モーメント」について、理化学研究所とドイツの国際共同研究チームが世界最高精度で測定することに成功した。論文は18日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。
 宇宙誕生の際、物質と同じ量だけ生まれた反物質がなぜ姿を消したのかは分かっていない。質量や磁気モーメントなどを厳密に比較し、物質と反物質に違いが見つかれば重要な手掛かりになる。
 理研の山崎泰規ユニットリーダーらは、磁場と電場で反陽子を閉じ込める装置を使い、捉えられた1個の反陽子が磁場との相互作用で起こす微小な運動を計測。これまでより6倍高い精度で、反陽子の磁気モーメント測定に成功した。
 研究チームは2014年、陽子の磁気モーメントの高精度測定に成功している。今回の反陽子と比較したところ、測定精度の範囲内では違いはなかった。(2017/01/18-19:28)

930とはずがたり:2017/01/29(日) 16:30:43

アリゾナ州に出現した地割れ275キロ!地震もないのに…原因は?
ハザードラボ 2017年1月29日 06時30分 (2017年1月29日 15時07分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170129/Hazardlab_18860.html

 トランプ大統領が掲げる壁建設で揺れるメキシコと国境を接する米アリゾナ州では最近、深さ9メートルほどの巨大亀裂が、3キロ以上伸びているのが地質学者の調査で明らかになった。地震の発生もなく、周辺では複数の地割れが確認されていて、その距離を合計すると、275キロに及ぶ可能性があるという。


 アリゾナ州地質調査所の地質学者、ジョセフ・クックさんは最近、ドローンを使った地上からの観測で、国境に近いピナル郡のツーソンとカサ・グランデの砂漠地帯で、巨大な地割れを発見した。


 地表に出現した亀裂の幅は約3メートル。深さは北部は浅く、南側では7.5〜9メートルに達していて、全長3.2キロに伸びている。内部を調査した結果、地下に空間があるエリアでは、地表に上層部分が崩壊して、今後、亀裂がさらに広がる可能性があるという。


 付近で断層が動くような地震の発生は観測されておらず、クックさんは地割れの原因について、「地下の水脈から農業用水を組み上げた結果、地盤沈下が起きたのではないか?」と指摘している。


 アリゾナ州には、この地域だけでなく、蜘蛛の巣のように地割れが広がっていて、その総延長は275キロになるという。


 クックさんは「周囲は人家がない荒野の砂漠ですが、オフロード走行を楽しんだり、車を降りて探検に訪れる人がいるので、地割れに落ちないかが心配です」と話している。

931とはずがたり:2017/01/29(日) 16:44:00
冥王星、探査から1年でわかった5つの事実
地質活動は存在する、大気は予想外、衛星は奇妙
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/071900267/
2016.07.20

932とはずがたり:2017/01/29(日) 21:48:58
金属の定義ってなんだっけ?!(;´Д`)

2017年01月27日 13時00分00秒
世界で初めて「金属水素」の生成に成功したとハーバード大の研究者が発表、常温常圧で金属状態を維持できるかに注目が集まる
http://gigazine.net/news/20170127-metallic-hydrogen/

水素に極めて高い圧力をかけることで、地球上で初めて金属状の水素「金属水素」の生成に成功したとハーバード大学の研究者が発表しました。金属水素が実用化すれば、常温の超伝導の実現や高エネルギーのロケット燃料、超高速コンピューターの開発など、さまざまな分野での応用が期待されています。

Observation of the Wigner-Huntington transition to metallic hydrogen | Science
http://science.sciencemag.org/content/early/2017/01/25/science.aal1579

Hydrogen turned into metal in stunning act of alchemy that could revolutionise technology and spaceflight | The Independent
http://www.independent.co.uk/news/science/hydrogen-metal-revolution-technology-space-rockets-superconductor-harvard-university-a7548221.html

1つの陽子と1つの電子で構成される最もシンプルな物質である「水素」は、極めて高い圧力をかけることで分子構造が変化して金属(金属水素)になると考えられてきました。この金属状態の水素では電子は束縛を受けず、超伝導性を持つと予想されていることから、常温・常圧下で金属水素が存在すれば、超伝導が実用化すると期待されています。そのため、世界中の研究者の間で、金属水素を生成しようという研究が進められていました。

そんな中、 金属水素を研究するハーバード大学のアイザック・シルベラ博士とランガ・ディアス博士は、科学誌Scienceに「世界で初めて金属水素の生成に成功した」とする論文を発表しました。この研究では、495GPaという地球の中心部よりも高い圧力をかけることで反射率0.91の金属水素を生み出したとのこと。ドルーデモデルから予想した原子密度の推定値が一致しており、原子状の金属の性質を確認したとしています。


シルベラ博士が金属水素について解説する様子は以下のムービーで確認できます。

Making metallic hydrogen at Harvard - YouTube


金属水素が生成したとしても、大きな問題は常温常圧化で金属水素が存在し得るのかという点。水素分子が高い圧力を受けることで解離して金属水素に一度変化すると、圧力が下がっても金属状態を維持できるのではないかと予想する科学者は少なくなく、常温・常圧化で超伝導性を持つ物質として金属水素には大きな期待が寄せられています。

現在、ハーバード大学の研究所では0度を下回る低温で高い圧力を加え続けることでごく少量の金属水素を維持している状態です。この金属水素と考えられるサンプルは、今後数週間以内に注意深く高圧状態から解放される予定です。

金属水素は生成に膨大なエネルギーが必要で、再び水素分子状態に変換すれば大きなエネルギーを放出することができるため、これまでにはあり得なかった強力なロケット推進剤としてロケット技術に革命を起こす可能性があるとのこと。また、金属水素を電線に使えば送電時に15%も失われているエネルギー損失をなくすことも可能で、超伝導性が常温・常圧化で実現すればリニア技術やコンピューター技術に革命的な進歩がもたらされる可能性もあります。


シルベラ博士の研究チームが生成したものが本当に金属水素なのか、炭素原子に圧力をかけて生まれるダイヤモンドのように高圧から解放された後も金属水素として存在し続けられるのか、今後の研究に大きな注目が集まりそうです。

933とはずがたり:2017/01/31(火) 09:10:53
宇宙物理ってのは結果は兎も角,途中は地味な積み重ねが必要そうだなあ。

冥王星の模様、巨大衝突の痕跡か=実験と計算で解析―東大など
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170131/Jiji_20170131X560.html
時事通信社 2017年1月31日 01時34分 (2017年1月31日 08時45分 更新)

 冥王星の表面にある、クジラに見立てられる茶色い模様は、現在の衛星カロンが作られる原因となった原始惑星同士の巨大衝突である可能性が高いことを、東京大と東京工業大などの研究チームが明らかにした。論文は30日付の英科学誌ネイチャー・アストロノミー電子版に掲載された。
 2015年7月、米探査機ニューホライズンズが最接近時に撮影した冥王星には、白いハート型のほかクジラに似た形など赤道域に広がる褐色模様があった。冥王星は地質活動を終えたと考えられており、変化に富む地表面は予想外だった。
 東大の関根康人准教授らは、冥王星表面を構成する有機物が褐色になる条件を検討。よく似た組成の彗星(すいせい)の表面で確認された有機物の水溶液を加熱する実験を行った。その結果、50度以上で100時間以上加熱すると、冥王星の褐色に近い色になった。
 さらに、東工大の玄田英典特任准教授らは、こうした加熱が巨大衝突によって引き起こされる条件を数値シミュレーションで探した。衝突する二つの惑星の大きさや速度、組成などを変えて180通りのシミュレーションを実施した結果、51通りで冥王星とカロンができた。
 51通りのうち、現在の冥王星と似た組成の天体が衝突した場合には、赤道域に50度以上の高温になった領域が生成されることが判明。約45億年前の太陽系誕生初期にこうした巨大衝突が起こり、褐色の領域をつくった可能性が高いことが分かった。

934とはずがたり:2017/01/31(火) 09:13:39
>>933
これだな。

Altmetric: 35More detail
Letter
The Charon-forming giant impact as a source of Pluto’s dark equatorial regions
Yasuhito Sekine, Hidenori Genda, Shunichi Kamata & Taro Funatsu
http://www.nature.com/articles/s41550-016-0031

935とはずがたり:2017/01/31(火) 14:26:07
銀河系、「押すと引く」で移動か 研究
http://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E7%B3%BB%E3%80%81%E3%80%8C%E6%8A%BC%E3%81%99%E3%81%A8%E5%BC%95%E3%81%8F%E3%80%8D%E3%81%A7%E7%A7%BB%E5%8B%95%E3%81%8B-%E7%A0%94%E7%A9%B6/ar-AAmqAKP#page=2
AFPBB News
4 時間前

【AFP=時事】そのように感じられないかもしれないが、地球がある天の川銀河(銀河系、Milky Way)は、時速200万キロ以上の猛スピードで宇宙を突っ走っている。銀河系が突進している方向と速度を説明する助けになる、宇宙空間の「隙間」を発見したとの研究結果が30日、発表された。

 英科学誌ネイチャー・アストロノミー(Nature Astronomy)に掲載された研究論文によると、銀河系は他の銀河が及ぼす力によって引っ張られるだけでなく、押されてもいることが明らかになったという。

 われわれの足の下にある地球は、どっしりと動かないと感じられるかもしれないが、実際は宇宙の片隅で、さまざまな力の影響を受けている。

 地球は、地軸の周りを時速約1600キロで自転しており、太陽の周りを時速約10万キロで公転している。

 太陽は、銀河系の中心の周りを公転する軌道上を時速85万キロで移動しており、銀河系は、膨張している宇宙空間を超高速で突進している。

 だが銀河系は、どのような仕組みで移動しているのだろうか。

 科学者らの間では長年、宇宙の高密度領域が引力を及ぼして、銀河系をその方向に引き寄せていると考えられてきた。

 1980年代には、「グレート・アトラクター(Great Attractor)」と呼ばれる領域がそれではないかと考えられた。この領域は、銀河系から約1億5000万光年の距離にある銀河団が数個集まっている。

 論文の共同執筆者で、仏原子力・代替エネルギー庁(CEA)のダニエル・ポマレード(Daniel Pomarede)氏は、AFPの取材に「だが(引力の)方向がぴったりとは合わなかった」と語った。

■銀河を押す「ダイポール・リペラー」

 そこで天文学者らは、グレート・アトラクターの約6億光年先にある、銀河団が二十数個集まった「シャプレー超銀河団(Shapley Concentration)」と呼ばれる領域に着目したが、それでも銀河系の速度と方向を十分に説明できなかった。

 ポマレード氏と研究チームは30日の論文で、これまで知られていなかったことを発見したと発表した。銀河系は引き寄せられているだけでなく、押されていたのだ。

 研究チームは、宇宙空間を移動する銀河の流れの立体(3D)地図を作成し、銀河がほぼ存在しない、これまで知られていなかった宇宙空間の広大な低密度領域を発見した。この領域から銀河系と近傍のアンドロメダ(Andromeda)銀河(M31)が斥力を受けていると研究チームは考えている。

http://tohazugatali.web.fc2.com/uchu/AAmqFYx.jpg

 研究チームはこの領域を「ダイポール・リペラー(Dipole Repeller)」と命名した。

 論文の共同執筆者で、エルサレム・ヘブライ大学(Hebrew University of Jerusalem)のイェフダー・ホフマン(Yehuda Hoffman)氏は「銀河系は、既知のシャプレー超銀河団の方向に引っ張られているのに加えて、新発見のダイポール・リペラーから押しやられている」と説明した。「銀河系が占めている位置では、押すと引くが同程度の重要性を有することが今回の研究で明らかになった」

【翻訳編集】AFPBB News

936とはずがたり:2017/02/01(水) 15:32:25

宇宙ごみ低減実験、実施できず=こうのとり、装置に不具合―宇宙機構
時事通信社 2017年1月31日 11時25分 (2017年1月31日 23時57分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170131/Jiji_20170131X609.html

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は31日、国際宇宙ステーション(ISS)から分離した無人補給機「こうのとり」6号機が大気圏再突入前に予定していた宇宙ごみ(デブリ)低減実験について、装置の不具合により実施できていないと発表した。再突入準備に入る2月4日夕までに原因究明を進め、再挑戦する。
 実験はこうのとり本体から約700メートルの導電性テザーと呼ばれるケーブルを伸ばし、テザーに流れる電流と地磁気との干渉で生じる力を確認し、デブリを早期に落下させられるかなどを調べる。
 JAXAによると、1月29日未明に管制室からコマンドを送信したが、ケーブルは放出されなかった。JAXAはケーブルの先端が引っ掛かっている可能性もあるとみて、原因を調べるとともに、こうのとりの機体を小刻みに揺らすなどの対策を取って放出を再度試みる。

937とはずがたり:2017/02/01(水) 15:33:26
大丈夫か?!地球の酸素が無くなっちまったらCO2もクソもなく全員我々死んでしまうぞ(;´Д`)

地球の酸素、月に到達=探査機かぐや初観測-阪大など
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017013100042&g=soc

 大阪大と宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの研究グループは、地球から流出した酸素が38万キロ離れた月に到達していることを初めて観測したと発表した。酸素が地球の重力圏から漏れ出る理由は分かっていないが、月に届いて影響を及ぼしている可能性があるという。論文は31日付の英科学誌ネイチャー・アストロノミー電子版に掲載された。
 研究グループは、2009年6月まで約1年半にわたって月を周回した探査機「かぐや」のプラズマ観測装置を利用。月面から100キロ上空のデータを調べた結果、太陽と地球、月がほぼ一直線に並び、地球から月が満月に見える数時間のみ、高いエネルギーの酸素イオンが観測された。
 月や太陽から漏れ出る酸素イオンと異なり、地球のものと似ていることから、地球から流れ出た酸素と判断した。
 大阪大の寺田健太郎教授は記者会見で「地球の酸素イオンが宇宙に漏れ出る『地球風』は知られていたが、月まで届いていたとは驚いた」と話した。その上で「大昔は月と地球がより近く、地球の磁場は弱かったので多くのガスが届いたはず。太古の地球にあったガスが月にあるかもしれない」との見方を示した。(2017/01/31-02:49)

938名無しさん:2017/02/11(土) 13:55:16
浜辺にクジラ400頭以上打ち上げ NZ「過去最大規模」
http://www.afpbb.com/articles/-/3117314

939とはずがたり:2017/02/15(水) 06:46:35

宇宙誕生の謎、有力仮説覆す 京大理学部20人卒業研究
http://www.asahi.com/articles/ASK234D1CK23PLZB00B.html?ref=goonews
波多野陽2017年2月14日08時37分

 京都大理学部の4年生ら約20人が卒業研究として取り組んだ物理実験の結果に、注目が集まっている。宇宙の始まりとされる「ビッグバン」の理論に残る大きな課題、「宇宙リチウム問題」に一石を投じる成果を上げたのだ。有力とされてきた仮説を否定するもので、論文が3日、米国の物理学会誌に掲載された。

もっと!ロケット
 ビッグバン理論では、大爆発の直後、水素やヘリウムといった元素とともに、同じように軽いリチウムも生まれたとされる。だが、星の観測などから判明したリチウムの量は、理論上はじき出された量の3分の1。宇宙の謎の一つとなっている。

 注目されてきたのが、元素周期表で3番のリチウムの隣にある4番のベリリウムの性質。ベリリウム7は電子が一つ合体するとリチウムに変わる。理論の推定よりもリチウム以外の元素に変わる確率が高いから、実際のリチウムの量が理論の3分の1しかないのではないか。そんな仮説が有力視されてきた。

 だが、仮説を確かめる実験は難しく、証明されていなかった。特に「ベリリウム7と中性子がぶつかってヘリウム4が二つ生まれる反応」は難しく、ヘリウムに変わる確率を精密に調べられずにいた。

 ここに目を付けた川畑貴裕准教授ら実験グループは、不安定で扱いにくいベリリウムでも、精密なデータを得られる実験手法を考え出した。「学生に本格的な研究経験を積ませたい」と、最初にこの実験に挑ませたのは2014年度の4年生たち。すぐに成果が出ず、3代にわたり4年生が実験器具を改良するなどして挑戦を続け、今年度、ようやくきれいなデータを得ることができた。

 その結果わかったのは、ベリリウムがヘリウムに変わる確率は高くないこと。4年生らは「仮説ではリチウムの不足を説明できない」と結論づけた。

 「謎は一層深まった。宇宙リチ…

940とはずがたり:2017/02/21(火) 21:46:12
>この研究結果はまだ学術雑誌では発表されておらず、同業の研究者による相互評価も行われていない。
どっかの英文の翻訳か?なんとこなれない日本語だ。”同業の研究者による相互評価”はpeer-reviewなんだろうけど確かに訳しにくいか。

5万歳の休眠微生物、巨大結晶の中で発見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170221-00000086-zdn_n-sci
ITmedia NEWS 2/21(火) 16:40配信

 とても美しいがひどく高温であることから、桃源郷とも地獄ともたとえられるメキシコの洞窟で、巨大な結晶に閉じ込められた推定年齢5万歳の生命体が発見された。

 メキシコのナイカ鉱山の洞窟で、休眠状態にある珍しい古代微生物が見つかった。米航空宇宙局(NASA)宇宙生物学研究所(NAI)のペネロペ・ボストン所長によれば、これらの微生物は鉄やマンガンなどの鉱物を栄養源にして生き続けることができたという。

 ボストン氏は2月17日、ボストンで開催された米国科学振興協会(AAAS)の年次総会でこの発見を発表し、「すごい生命体だ」と語った。

 この発見が確定されれば、地球上の極めて過酷な環境下でも微生物が生き延びられることを示す新たな一例となる。

 今回AAASの年次総会で発表されたのは、9年間にわたる研究の成果だ。この研究結果はまだ学術雑誌では発表されておらず、同業の研究者による相互評価も行われていない。ボストン氏は今後さらに、自身が蘇生させた微生物の遺伝子検査を研究室と現場の両方で実施していく方針だという。

 ボストン氏によれば、今回発見した40種類の微生物株と幾つかのウイルス株はいずれもあまりに風変わりな存在であるため、最近縁種とは遺伝子的に10%異なる。そのため、最近縁種との間には、人間とキノコほどの差があるという。

 ナイカ鉱山は鉛や亜鉛を産出する鉱山だが、現在洞窟は閉鎖中だ。深さは地下800メートル。鉱山会社が掘削を開始するまで、洞窟は外界から完全に遮断されていた。中には、巨大なクリスタルの結晶が林立する、大聖堂ほどの大きさの洞窟もあったという。研究者らは外界からの雑菌の侵入を防ぐために宇宙服の簡易版のような装備で調査を進めたが、洞窟内部がひどく高温なため、身体中にアイスパックを貼り付ける必要があった。

 ボストン氏によれば、チームのメンバーは皆、20分間ほど作業しては摂氏38度前後の“涼しい”部屋に逃げ込んでいたという。

 NASAの方針でボストン氏は17日の発表まで外部の同業者に研究成果を伝えずにきたため、研究者からはあまり意見は出なかった。だがボストン氏のパネル発表に研究チーム外から参加した南フロリダ大学の生物学者ノリン・ヌーナン氏は、納得のいく研究成果だと語る。

 「驚くことではない。生物学者の立場から言えば、地上の生命はそれだけタフで融通がきくということだろう」とヌーナン氏は語る。

 今回発見されたのは地球最古の生命体というわけではない。数年前には、別の研究グループがいまだに生き続ける推定年齢50万歳の微生物に関する研究結果を発表している。ボストン氏によれば、それらの微生物は氷と塩に閉じ込められていたが、今回の微生物は岩や結晶に閉じ込められていた点が異なるという。

 ナイカ鉱山の微生物の年齢は、クリスタルのどの位置に閉じ込められていたかとそのクリスタルの成長速度に基づき、外部の専門家が推定した。

 ボストン氏が調査している不思議な生命体はこれだけではない。同氏は、米国やウクライナなど世界各地の洞窟でよく見つかる微生物も研究している。硫酸銅を栄養源とし、ほぼ不滅とされている微生物だ。

 「今回の発見は、地球の生命がいかにタフかを示す新たな一例だ」とボストン氏は語る。

941とはずがたり:2017/02/21(火) 21:48:03
ニュージーランドに打ち上げられたクジラも爆発するとかいってたもんな。。

2016年02月25日 16時20分 更新
しんかい6500、クジラの遺骸から新種の深海生物41種を発見 「飛び石仮説」解明に一歩
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1602/25/news110.html#utm_source=yahoo&utm_medium=feed&utm_campaign=20170221-086&utm_term=zdn_n-sci&utm_content=rel1-01

JAMSTECの潜水調査船「しんかい6500」がブラジル沖で発見したクジラの遺骸に、深海生物41種類が生息していたことが判明。ほとんどが新種の可能性があるという。

[ITmedia]

 海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究グループが、2013年に有人潜水調査船「しんかい6500」がブラジル沖の深海で発見したクジラの遺骸に、少なくとも41種類の生物がすんでいることを確認した。ほとんどが新種である可能性が高いという。

 2013年にサンパウロ大学などと共同で、ブラジル沖サンパウロ海嶺の水深4204メートルの海底を調査し、クロミンククジラの遺骸に群がる生物群を発見した。分析した結果、ゴカイやコシオリエビ、巻貝、ホネクイハナムシなど41種類以上が生息し、形態・遺伝子レベルの検査を進めたところ、ほとんどが新種と判明したという。

「飛び石仮説」解明のヒントに

 光が届かない深海の熱水域や湧水域には「化学合成微生物」が生息し、太陽エネルギーではなく、地球内部から噴き出す硫化水素やメタン、水素などから有機物を合成している。二枚貝や巻貝、チューブワーム、コシオリエビなどは、こうした微生物と共生し、有機物を利用することで「化学合成生態系」を築いている。

 一方、不規則に海底に沈むクジラやイルカなど大型海棲哺乳類の遺骸も、分解時に硫化水素が発生。熱水域、湧水域と似た生態系の「鯨骨生物群集」を周囲に形成する。

 熱水や湧水という局所的な環境に生息する化学合成生物群集は、それぞれが数百〜数千キロ単位で離れていても構成種が似ていることから、鯨骨が“飛び石”となり、より広い海域に分散する足掛かりになっている――という「飛び石仮説」が提唱されていた。

自然死したクジラの遺骸の生物群はこれまで7例しか発見されていない
 今回南大西洋で初となる有人潜水船調査で新たに発見した生物群は、北東太平洋カリフォルニア沖で見つかった別の生物群との類似点が多く、「(飛び石仮説の)全球的な広がりを強く支持するもの」だという。

 研究グループは今後、実験的にクジラの遺骸をさまざまな海域に設置し、遺骸が「飛び石」となるまでの成立過程や、生物の類似性の検討を進める。深海調査が遅れている南半球での潜航調査も増やし、分散と進化のメカニズムを明らかにすることで、「謎に満ちた化学合成生物群集の全貌を解明していく」としている。

 成果は、科学誌「Scientific Reports」に2月24日付け(日本時間)で掲載された。

946とはずがたり:2017/03/08(水) 22:59:32
夢があるなあ。。
地球人の火星改造で火星人を殺しちゃわなきゃ良いけど。。
それにしてもなんで磁場が消えたんだ?

人工磁場で太陽風防ぎ、火星を居住可能に:NASAが新計画を提案
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/03/nasa-3.php
2017年3月7日(火)17時30分
高森郁哉

将来火星を人類が居住できる環境にするため、火星と太陽の間に人工的な磁場を発生させ、太陽風を防ぐことで火星の周囲に大気層を作る――。そんな大胆な計画を、米航空宇宙局(NASA)の科学者らがこのほど提案した。

太陽風を防ぐとなぜ環境が改善するのか
NASAは2月27日から3月1日にかけて、「惑星科学ビジョン2050」と題したワークショップを開催。火星の環境を改善する計画(PDF)はこのなかで提案された。

火星には現在ごく薄い大気しか存在しないが、かつて液体の海に覆われていたと考えられ、地表の一部や地下には大量の氷があることがこれまでの調査でわかっている。

太陽から放射される太陽風には高エネルギーの粒子が含まれ、強い浸食作用により火星の地表で蒸発した水蒸気を吹き飛ばしてしまう。この太陽風を人工磁場でさえぎることができれば、大気の損失が止まり、シミュレーションによると数年のうちに気圧が地球の半分ほどに上昇。気温も摂氏約4度に上昇し、北極の極冠にある二酸化炭素の氷を溶かすようになる。この結果、大気中の二酸化炭素が温室効果をもたらし、さらに火星の氷を溶かして川や海の形成を助けるという。

人工磁場を保つ方法
では、どうやって長期間にわたり宇宙空間に人工磁場を保つのか。NASAの提案では、火星と太陽の重力が均衡するラグランジュ点の1つ(L1)の位置に、人工的に磁場を発生させる装置を宇宙船で運んでから「置く」ことで、その後は火星と太陽の間で相対的な位置を保ち続けるという。

NASAが示したイメージ図によると、この磁場発生装置の影響により、磁気鞘(しょう)、磁気圏界面、磁気圏尾という3層のシールドが出現。これらのシールドにより、太陽風の浸食作用を大幅に低減できるとしている。

提案によると、この磁場を発生させる装置に必要な磁力(磁束密度)は1?2テスラ程度。ちなみに、山梨県で試験中のリニアモーターカーには1テスラの超電導磁石が使われているといい、磁力だけに限って言えば既存の技術で実現可能ということになる。

947とはずがたり:2017/03/08(水) 23:01:01

火星の磁場消滅、原因は巨大な小惑星
http://scienceplus2ch.blog108.fc2.com/blog-entry-518.html

 科学者たちの研究により、火星の磁場が消滅したのは巨大な小惑星の衝突が原因だったことが判明した。その小惑星は、恐竜を絶滅させたと考えられている天体の数倍の大きさがあったとみられる。

 現存する大規模なクレーターの数から判断して、初期の火星は約1億年の間に15個ほどの巨大な天体が衝突していたと考えられている。

 今回新たに作成されたコンピューターモデルから、火星の磁場は、特に規模の大きかった4回の天体衝突でしだいに減衰し、5度目の衝突がとどめとなって完全に消滅したことが示唆された。

 アメリカのメリーランド州にあるジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所に在籍し、今回の研究にも参加したジェームス・ロバーツ氏は次のように解説する。「5度目の衝突で作られたのが、約41億年前の衝突に起源を持つ直径3300キロのユートピア平原という大規模なクレーターだ。その前の4回の天体衝突で既に磁場は大幅に脆弱化しており、ユートピア平原を作った天体衝突が最後の決定的な一撃となったのだろう」。

 地球にある磁場を作り出しているのは、ひとつには対流している溶融状態の外核と、その外側にある比較的温度の低いマントル層の間で行われる熱伝導である。この両者の温度差が、天体磁場を長期にわたって安定させる“ダイナモ効果”を生み出すのである。

 しかし太陽系形成の初期段階には、後期重爆撃期(LHB)と呼ばれる激動の時代があった。この時期には、惑星形成時の残骸である大型の小惑星が、若い惑星であった火星、地球、金星、水星などにいくつも衝突していた。

「ユートピア平原が形成され、火星の磁場が消滅したのも同時期であると考えられる」と、前出のロバーツ氏は話す。この研究成果は「Journal of Geophysical Research」誌の最新号に掲載されている。

 新しいコンピューターモデルによると、ユートピア平原を作った天体衝突の影響で火星のマントルに大量の熱が伝わり、ダイナモ効果を生み出す温度差が大幅に縮小したようである。「温度が上がり過ぎると、マントルは核を効率的に冷却することができなくなり磁場は消滅することになる」と、ロバーツ氏はナショナル ジオグラフィックニュースに語っている。

 磁場を失った火星は太陽風を直接浴びることになった。太陽風とは、太陽から継続的に放出されている荷電粒子の流れのことである。太陽風の影響で火星の大気はゆっくりと希薄になり、最終的にはガスが周囲にかすかに残るだけの状態になった。その後ほどなくして強烈な気候変動が起こり、現在のような乾燥した火星ができあがったと推測される。

「同様の衝突によって地球の磁場が消滅する可能性もある。しかしそれは、火星の磁場にとどめを刺した天体よりはるかに巨大な天体が地球に衝突すればの話だ」とロバーツ氏は言う。地球のマントルの厚さは火星のマントルの2倍あり、地球の核は火星よりはるかに活発に動いている。したがって、もっと大きな衝撃を受けない限り、磁場を作り出すダイナモ効果が停止することはない。

 金星も惑星規模の磁場は存在しないが、それはマントルが比較的乾燥していて硬いため、熱が効率的に流れないことが原因だと考えられている。

 カナダ、トロント大学の地球物理学者サビン・スタンレー氏は第三者の視点から、「小惑星の衝突で磁場が消滅するという発想自体は別に新しいものではないが、綿密なコンピューターモデルが作成され、磁場消滅の原因と考えられるクレーターが指摘されたのは今回が初めてのことだ」と述べている。

948荷主研究者:2017/03/19(日) 20:27:32

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00420595
2017/3/13 05:00 日刊工業新聞
JAXA・東北大・北大、ISSから衛星放出で連携 商業化も視野

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東北大学、北海道大学は、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」から超小型衛星放出の利用に関する包括的な連携協定を結んだ。超小型衛星の放出を考える海外の政府機関や大学などに衛星の開発などで協力する。3者の協力で新しいサービスを構築し、商業化を視野に入れた展開を目指す。

 両大は国内外の政府機関や大学などに協力し、超小型衛星の開発や運用を進めてきた。2016年4月にはフィリピンの国産第1号となる超小型衛星「ディワタ1」をJAXAと協力し軌道放出させた実績を持つ。同年11月には両大を含むアジア9カ国参加の「アジアマイクロサテライトコンソーシアム」が設立。超小型衛星の利用拡大に取り組む。

 ISSの中でエアロックとロボットアームを併せ持つ「きぼう」は、多くの超小型衛星の放出に成功している。今後、放出能力を増強していくという。

(2017/3/13 05:00)

950とはずがたり:2017/03/25(土) 19:31:54
最大38mの津波襲来か 山形庄内で痕跡発見
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/region/kahoku-01_20170324_53014.html
03月24日 10:31河北新報

最大38mの津波襲来か 山形庄内で痕跡発見
鶴岡市の砂丘の斜面で見つかった津波堆積物(灰色の部分)
(河北新報)
 山形県鶴岡市沿岸部に約38メートルの巨大津波が押し寄せていた可能性があることが、山形大の山野井徹名誉教授(72)=古生物学=らの研究チームの調査で分かった。津波堆積物としては世界で海抜が最も高いという。山形県遊佐町でも20メートルを超える津波の痕跡があり、今後の津波対策を考える上で貴重なデータとなりそうだ。
 山野井名誉教授は1990年代に、庄内地方の沿岸部の砂丘で化石の発掘調査をした際、津波の堆積物と思われる地層を見つけた。2011年の東日本大震災発生後、本格的に堆積物の調査を始めた。
 鶴岡市4カ所、遊佐町7カ所の海岸から700メートル?1600メートルの地点で掘削作業に当たり、津波堆積物とみられる層を発見。海抜が最も高いところは鶴岡市が37.9メートル、遊佐町は20.5メートルだった。
 十和田火山の噴火(915年)で積もった火山灰の層を基準に、年代も測定した。堆積物から採取した炭素の成分を分析し、鶴岡市が1000年代?1100年代前半、遊佐町が700年代後半?800年代と結論付けた。
 鶴岡市では、津波の影響でゆがんだとみられる井戸枠が同じ年代の地層から見つかっている。古文書「日本三代実録」には、850(嘉祥3)年の出羽地震で隣接する酒田市内で津波が川をさかのぼったと記され、遊佐町の堆積物の年代とほぼ一致していた。
 山野井名誉教授は「過去に発生した大津波が、再び起こる可能性が十分にある。この研究が防災の観点から警鐘を鳴らすことにつながってほしい」と述べた。

951とはずがたり:2017/04/09(日) 13:37:55

ニュージーランドは未知の大陸「ジーランディア」の一部 研究
2017年02月17日 18:48 発信地:ウェリントン/ニュージーランド
http://www.afpbb.com/articles/-/3118250

【2月17日 AFP】ニュージーランドは、その大半が南太平洋(South Pacific)の海面下にある「ジーランディア(Zealandia)」大陸の一部として認識されるべきとする研究結果が17日、発表された。

 研究者らによると、「ジーランディア」は地質学上、独立しており、標高や地質、地殻、領域などの条件が他の大陸に適用されている全ての基準を満たしている。

 米地質学会「ジオロジカル・ソサエティー・オブ・アメリカ(Geological Society of America)」が発行する学術誌「GSAトゥデイ(GSA Today)」に掲載された論文によると「ジーランディア」の面積は500万平方キロで、全体の94%は海面下にある。

 また論文は、ニュージーランドの北島(North Island)と南島(South Island)、フランス海外地域のニューカレドニア(New Caledonia)が「ジーランディア」の主な陸塊だと述べている。

 ニュージーランドの地質核科学研究所(GNS Science)の研究者らが大半を占める研究グループによると、「ジーランディア」は超大陸ゴンドワナ(Gondwana)の一部だったが、約1億年前に分裂したという。

 研究グループは「(『ジーランディア』は)大陸地殻の結合と分裂を調査する上で有益なものとなる」と述べている。(c)AFP

952とはずがたり:2017/04/09(日) 13:47:07
フィリピン、30分間でM5以上の地震3回
2017年04月08日 20:17 発信地:マニラ/フィリピン
http://www.afpbb.com/articles/-/3124468?cx_tag=pc_rankday&cx_position=1#cxrecs_s

【4月8日 AFP】フィリピンの首都マニラ(Manila)近郊の沿岸部で8日、30分間にマグニチュード(M)5以上の地震が3回立て続けに発生した。

 現地時間8日午後3時8分(日本時間同日午後4時8分)に起きた最初の地震はM5.7 で、それからわずか1分後にM5.9の地震が発生。米国の地質学者らによると、2つの地震の震源は数キロしか離れていない。さらに20分後にもM5.0の地震が発生した。

 最も大きいM5.9の地震が発生したのはマニラ南方マビニ(Mabini)に近い沿岸部。地元当局によると、3回の地震で家屋の窓ガラスが割れたり、建物の一部が損壊したりするなどの情報はあるが、今のところ死傷者の情報はない。

 マニラの金融街にいたAFPの記者らは、建物から外に飛び出して来る人々を目撃した。また地元テレビ局ABS-CBNは、震源に近いバタンガス(Batangas)港の乗客ターミナルで、パニックになって避難する人々の映像を生中継した。(c)AFP

953とはずがたり:2017/04/10(月) 23:27:36
地球を小惑星から守れ!レーザーを照射し320万km先の隕石を蒸発させる装置「DE-STAR」(米研究)
http://karapaia.com/archives/52214161.html
2016年03月25日

954とはずがたり:2017/04/13(木) 22:22:05
<青森・謎の穴>行政も対応困った 価値判断難しく
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/mainichi-20170413k0000m040050000c.html
04月12日 19:32毎日新聞

 青森県つがる市の麦畑で3月上旬、謎の穴が見つかった。「隕石(いんせき)が落ちた跡では」と宇宙へのロマンが広まり、畑の所有者が重機で掘り返したが何も見つからなかった。「専門家の調査まで待ってほしかった」との声もあるが、そもそも学術的に価値のあるものが突然現れても、行政側も対応できる態勢がないという現実がある。どうするのがベストだったのだろうか。【一宮俊介】

 「もしクレーターや隕石が落ちた跡なら学術的に重要なもの。観光名所にもなりえた」。そう話すのは国立天文台(東京都)の縣(あがた)秀彦准教授だ。穴は南北に約2メートル、東西に約3メートルの楕円(だえん)形で、深さ約1.5メートル。縣准教授によると、これほど大きなクレーターのような穴が国内で見つかるのは非常に珍しいという。人類誕生の謎を解く手がかりが見つかる可能性もゼロではなく、縣准教授は「専門家が調査するまで現場を丁寧に保存すべきだった」と指摘する。

 謎の穴は、麦畑を所有する小田桐賢一さん(48)の父親が3月上旬、一面を雪に覆われていた畑で見つけた。小田桐さんは「隕石の跡かも」という期待感と「何もしないと(うわさが広まり)誰かが畑に入って荒らされてしまう」という懸念から、約2週間後に重機で穴を掘り起こしたが、何も見つからなかったため埋め戻した。穴が何だったのかは謎のままだ。

 ◇「見守るしかなかった」

 掘り返した直後、短文投稿サイト「ツイッター」では「専門家の到着を待ってほしかった」との意見もあったが、「所有者を責めるべきではない」との声も書き込まれた。可能性を秘めていたかもしれない穴を保存する手立てはなかったのか。浮き彫りになったのが「価値判断の難しさ」だ。

 穴の周辺には何らかの物質が飛び散っていた可能性がある。穴の形状から物体が飛んできた方向なども推測できるため、全体を保存する必要があった。だが、畑に突如現れた穴を学術的に貴重だと判断するのは専門家でも難しく、一般人には不可能に近い。今回も掘り起こす直前には既に穴の周辺が踏み固められていた。

 行政も身動きが取れなかった。例えば、住宅を建築中に敷地内で古墳などの保護すべき遺跡が見つかった場合は、文化財保護法によって行政は掘削行為などの停止や禁止を命じることができる。だが、つがる市教委などによると、隕石の落下は通常想定していないため、対応できる専門の部署や担当者はなかった。市として積極的に関わることもできず「見守るしかなかった」と困惑する。

 ◇連絡態勢や資金の問題も

 課題として指摘されているのは、学術的な意義が見込まれる現象が起きても、それを専門家につなげる連絡網が整備されていないことだ。青森県内でも地学の専門家はほとんどいないのが実情で、地質学が専門の県立郷土館の学芸主幹・島口天さん(49)は「青森県は自然を売りにしているわりには態勢が薄い」と嘆く。

 また、穴の保存が必要だとしても、金銭的・人員的な支援がない中では当事者が自力で保存をするのはハードルが高い。小田桐さんも「他人が畑に入らないようにするために周辺に柵を立てる余裕まではない」と話す。

 一連の騒動で明らかになったのは、「科学的な視点」が専門家以外には十分に根付いていないということだ。縣准教授ら天文学の研究者たちは、突発的な自然現象が確認された場合の対応マニュアルの作成を検討している。発見時の相談窓口をどこにするのかや、現場保存に必要な資金の集め方などで、縣准教授は「今回の事態で本来はどのように対応すべきだったかをまとめたい」と話している。

955とはずがたり:2017/04/14(金) 11:41:12

【報ステ】地球外生命を発見か…NASAが重大発表
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170413-00000064-ann-int
テレビ朝日系(ANN) 4/13(木) 23:30配信

 NASA=アメリカ航空宇宙局が日本時間14日午前3時に重大な発表をするという。東京大学地球惑星科学専攻の関根康人准教授は「生命の可能性に迫る発見」と予想している。舞台は土星の月『エンケラドス』。氷で覆われたエンケラドスの地下には海があり、海底には『熱水環境』と呼ばれる温泉のようなものが存在することが明らかになっている。かつて地球で生命が誕生した時の環境が整っているという。関根准教授は「地球外に生き物が見つかった時に、地球の生き物はある種一つの家族だと再認識されるのではないか。それぞれ人種や国によって文化も違うが、一つの家族という認識を得ることができれば、これから地球上で人類がどう生きていくか、科学を超えた意味で示唆を与えられるのではないか」と話す。

956とはずがたり:2017/04/16(日) 13:39:18

巨大小惑星「2014-JO25」、今月19日に地球に最接近
2017年04月15日 10:07 発信地:パリ/フランス
http://www.afpbb.com/articles/-/3125203

【4月15日 AFP】今月19日、猛スピードで太陽の周りを回っている巨大な小惑星が不安を感じさせるほどの至近距離まで地球に接近する。

 小惑星「2014-JO25」は直径約650メートル。スペイン南端にある英領ジブラルタル(Gibraltar)の岩山「ジブラルタルの岩(Rock of Gibraltar 高さ426メートル)」ほどの大きさだ。

 米航空宇宙局(NASA)は、「地球に衝突する可能性はないものの、この大きさの小惑星としてはかなり地球に接近する」としている。

 2014-JO25は、地球から180万キロの距離を通過する見通し。これは地球から月までの距離の5倍近くに相当する。

 小さな小惑星が地球に接近することは週に数回あるが、これほど大きな小惑星が地球に近づくのは小惑星トータティス(Toutatis、直径約5キロ)が地球に接近した2004年以来。この時トータティスは地球と月の間の距離の4倍弱に相当する距離まで地球に近づいた。

 太陽の周りを回る2014-JO25は地球に最接近した後、木星のそばを通って再び太陽系の中心部に戻っていく。前回2014-JO25が地球に接近したのは400年前で、次に接近するのは西暦2600年より後になる。

 2014-JO25は表面の反射率が月面の約2倍であることも分かっている。そのため接近時の1〜2日間は夜間に小型望遠鏡でも観測できるという。(c)AFP

957とはずがたり:2017/04/16(日) 13:41:29
血管外科「名医」の団体、9千万円所得隠し 国税指摘
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E8%A1%80%E7%AE%A1%E5%A4%96%E7%A7%91%E3%80%8C%E5%90%8D%E5%8C%BB%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%9B%A3%E4%BD%93%E3%80%81%EF%BC%99%E5%8D%83%E4%B8%87%E5%86%86%E6%89%80%E5%BE%97%E9%9A%A0%E3%81%97-%E5%9B%BD%E7%A8%8E%E6%8C%87%E6%91%98/ar-BBzShGc#page=2
朝日新聞デジタル
10 時間前

 血管外科の名医として知られる東京慈恵会医科大外科学講座統括責任者の大木隆生教授(54)が代表を務める二つの関連団体・法人が東京国税局の税務調査を受け、7年間で計約9千万円の所得隠しを指摘されたことがわかった。大木氏の手術を中継して見学するシンポジウムで、医療機器を展示した企業から「出展料」を得ていたが税務申告しておらず、これらが「収益事業」と認定されるなどした。

 追徴税額は重加算税を含め計約2千万円とみられ、2団体はそれぞれ期限後申告と修正申告に応じ、納税しているという。

 関係者によると、指摘を受けたのは、任意団体「Japan Endovascular Symposium研究会」(東京都港区、JES研究会)とコンサル会社「Endovascular Japan」(同、EJ社)。それぞれ、2015年12月期までと16年2月期までの7年間について指摘を受けたとされる。約9千万円の指摘金額の多くはEJ社に対するものだったという。

 JES研究会は大木氏が立ち上げ、06年から毎年夏に、血管病の治療技術向上を目的にしたシンポジウムを同大で開催。大木氏による手術を中継し、参加者の医師に見学させる「ライブ手術」などを実施している。会場では医療機器の展示もあり、研究会は企業から出展料を得ていたが税務申告していなかった。

 国税局はJES研究会について、税法上、収益事業で得た所得が課税される「人格のない社団」に該当し、企業の展示は収益事業のうち「席貸業」に当たると認定。申告する必要があったのに、無申告を続けていたと指摘したとみられる。

 大木氏側は「収益事業という認識はなかった。仮に収益だとしても、収益と非収益で共通にかかる経費を割り振れば、そもそも所得は生じない」などと主張したが、認められなかったという。

 さらに国税局は、研究会が経費として処理していた支出の一部について、「研究会の業務と関連がなく、本来はEJ社が負担すべき交際費に当たる」などと指摘した。研究会はシンポジウムの準備や打ち合わせの際の飲食費などとして経費で計上していた。国税局は、研究会名義で領収書を受け取るなどしていたため、故意に付け替えたと認定したとみられる。

 大木氏は取材に、「意図的な所得隠しや私的流用はない。シンポジウムのための情報収集や企画に必要な経費を研究会で落としたが、シンポジウムの開催期間中の費用しか認められなかった」。修正申告などに応じた理由を「調査を早く終わらせて、手術に専念するためだった」などと話した。

958とはずがたり:2017/04/17(月) 15:22:28
行ってみてえ!身体が軽く感じるのかな??

重力が存在しない場所「ハドソン湾」の謎が遂に解明される! 40年間科学者を悩ませ続けた反重力場とは?=カナダ
http://tocana.jp/2016/12/post_11821_entry.html
2016.12.21

 カナダ北東部に広がるハドソン湾。あまり知られていないことだが、この123万平方kmにも及ぶ広大な湾は、40年もの間「重力の影響が少ない反重力場」として科学者たちを悩ませてきたミステリースポットでもあるのだ。

■40年間謎に包まれていた「ハドソン湾の反重力現象」

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ハドソン湾「Wikipedia」より引用
 英紙「Express」(11月17日付)が、ハドソン湾が重力を喪失している理由が科学的に説明されたと報じている。不可解すぎる現象のため、ハドソン湾内に異次元ポータルがあるのではないかと噂されたこともあるが、本当の理由とは一体何だったのだろうか?

 60年代に地球上の重力測定が開始されて以来、ハドソン湾の重力が弱いことは知られていたが、長い間その実態は謎に包まれてきた。しかし近年の研究によって、ハドソン湾の重力異常には2つの要因が絡んでいることが分かってきたという。

 1つは、「ローレンタイド氷床」。ローレンタイド氷床とは、7万年前〜1万年前の最終氷期に、現在のカナダとアメリカの大部分を跨ぐように形成された、厚さ3.2〜3.7kmもの巨大な氷の塊である。その大部分は約1万年前に氷解し、地表から消えてしまったが、長年堆積した分厚い氷が地面に食い込み、深い溝を刻み込んだことで(地殻の圧縮)、重力さえも“捻じ曲げて”しまったというのだ。おそらく、窪んだ地殻を元の平らな状態に戻すため、窪みの側面を横方向に引っ張る重力がかかることで、垂直方向の重力が弱まるのだろう。

 ちょうどスポンジの窪みが元に戻るように、氷解によって年間1.2cm〜1.7cmほど地面は元の位置に戻りつつあるが、重力が通常値に復帰するには、あと5千年ほどかかると見積もられている。

 だがローレンタイド氷床が重力に与えた影響力は、実はそれほど大きくないことが近年分かってきた。重力場を歪めていた大きな要因は氷床のさらに地下にあったのだ。

 米「ハーバード・スミソニアン天体物理学センター」の物理学者らが、NASA(アメリカ航空宇宙局)とDLR(ドイツ航空宇宙センター)が共同で打ち上げた、重力場観測用人工衛星「GRACE」の詳細な観測データ(2002年4月〜2006年6月)を調査したところ、ローレンタイド氷床がハドソン湾の重力場に与える影響は全体の25〜45%に過ぎず、残りの55〜75%を占める大きな要因はハドソン湾地下の“マントル対流”にあることが判明したという。

 地表から160km地下を流れる灼熱のマグマが対流を引き起こし、大陸プレートを引き下げることで、その部分の質量が減少し、同時に重力も弱めているそうだ。

 この他にも、巨大隕石がハドソン湾内部に巨大な空洞をつくったことが主要な原因とする「隕石説」や、「異次元ポータル説」など諸説あるが、とりあえずのところ科学的な原因究明はここまでとなりそうだ。…

959とはずがたり:2017/04/19(水) 21:13:46

悪化する宇宙ごみ問題、「飛んでいる弾丸」75万個 専門家
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170419-00000016-jij_afp-sctch
AFP=時事 4/19(水) 11:52配信

【AFP=時事】ドイツ・ダルムシュタット(Darmstadt)で18日、宇宙ごみ(スペースデブリ)に関する会合が開幕し、過去60年間の宇宙探検の結果として地球の衛星軌道上に宇宙ごみがたまり、宇宙空間での任務に影響を及ぼしている問題が悪化していると警鐘を鳴らした。

【関連写真】地球の周りに浮かぶ1万2000個の宇宙ごみ

 同会合での報告によると、人工衛星や探査機を破壊するほどの大きさの宇宙ごみはこの四半世紀足らずで倍増しているという。

 最高時速2万8000キロで地球の軌道を周回している宇宙ごみは、たとえ非常に小さな物でも、人工衛星や有人宇宙船の表面を損壊するほどの衝撃力を持っている。

 欧州宇宙機関(ESA)の宇宙ごみ問題に取り組む部署で責任者を務めるホルガー・クラッグ(Holger Krag)氏によると、1993年には地上のレーダー観測によって、地球軌道上に10センチ以上の大きさの宇宙ごみが約8000個確認されたという。この大きさのものは、衝突時に壊滅的な被害をもたらす。

 しかし現在では、10センチ以上のものは約2万個あり、1メートル以上の宇宙ごみも約5000個あるとクラッグ氏は話す。また「飛んでいる弾丸」と表現される約1センチの宇宙ごみは75万個に上り、1ミリ以上のものも1億5000万個以上あるとESAの予測モデルで示されている。

 クラッグ氏は、宇宙ごみが互いにぶつかり合ってさらにごみが散乱しかねない状況を招いた2つの要因を指摘する。

 一つは、中国が同国の老朽化した気象衛星「風雲(Fengyun)」を対衛星兵器で破壊した2007年1月の実験。もう一つは、2009年2月にロシアの軍事通信衛星「コスモス2251(Cosmos 2251)」と米イリジウム・サテライト(Iridium Satellite、現イリジウムコミュニケーションズ)社の通信衛星との衝突だ。【翻訳編集】 AFPBB News

960とはずがたり:2017/04/20(木) 01:04:12

隕石から新発見!太陽系最古の新鉱物 東北大の大学院生
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/9/19789.html
2017年04月13日 14時34分

1969年、メキシコ北西部のアエンデ村周辺に大量に落下したアエンデ隕石の一部(Wikimedia Commons)
 
 東北大学の研究グループは、1969年にメキシコに落下した巨大隕石から、ザクロ石の仲間である新種の鉱物を発見した。この隕石は、太陽系に存在するなかで最古の物質だと見られており、太陽系誕生の謎を解明する重要な手がかりだとして、研究の対象とされてきた。

 地球や太陽は、約46億年前に宇宙を漂うチリやガスが集まってできた天体が衝突・合体を繰り返して惑星を形成し、現在の太陽系に進化したと考えられている。

 それに比べて、隕石は地球のように大きくならなかったために、生まれた当時の姿をよくとどめており、その成分を調べれば、太陽系が誕生した直後の謎を解明する手がかりが残されていると考えられる。

 1969年にメキシコ北西部に落下したアエンデ(アジェンデとも)隕石は、大気中で爆発し、その破片がアエンデ村周辺に大量の隕石雨となって落下したもの。この隕石の総重量は5トンと見積もられ、分析の結果、コンドリュールと呼ばれる球状を大量に含み、太陽系が誕生した直後に形成されたアルミニウムやカルシウムに富んだ含有物が確認された。

 これらの含有物は、光合成をして酸素を作る微生物が出現するより以前の酸素が少ない環境でしか安定して存在しないことから、太陽系の進化の過程を探るうえで重要な手がかりになると考えられている。

 東北大大学院の博士課程、吉崎昂さんらの研究グループは、カリフォルニア工科大学と共同でアエンデ隕石を電子顕微鏡で観察した結果、カルシウム、チタン、ケイ素、酸素などの元素からなる新種のザクロ石を確認した。同じ化学式を持つ物質は人工的に合成されていたが、天然鉱物としては初めての発見だという。

 昨年12月に国際鉱物学連合会に新鉱物として申請した結果、今年3月に承認された。隕石研究で知られるカリフォルニア大学ロサンゼルス校のアラン・ルービン博士の名前にちなんで、「ルービナイト(Rubinite)」と命名し、近々、英国の鉱物学誌『ミネラロジカル・マガジン』に研究成果が掲載される見通しだ。

961とはずがたり:2017/04/20(木) 18:57:37

西之島、再び噴火=海保確認、気象庁が警報
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170420/Jiji_20170420X668.html
時事通信社 2017年4月20日 16時59分 (2017年4月20日 17時45分 更新)

 気象庁は20日、小笠原諸島・西之島(東京都小笠原村)で再び噴火が確認されたとして、火口周辺警報を発表した。西之島は2013年11月からの噴火活動で面積が拡大したが、15年11月を最後に噴火は確認されず、今年2月14日に警報を解除していた。
 気象衛星ひまわりで今月19日夜から温度の高い領域が観測され、海上保安庁が20日午後2時すぎに上空から噴火を確認した。火口から約1.5キロ以内は大きな噴石に警戒が必要という。

962とはずがたり:2017/04/27(木) 12:49:36
此処だな。

13万年前、北米に人類?=マストドン骨に石器跡―加州で25年前発見、新年代測定
時事通信社 2017年4月27日 02時03分 (2017年4月27日 08時12分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170427/Jiji_20170427X511.html

 米カリフォルニア州南部で1992年ごろ、石器で壊した跡が残るマストドンの骨の化石が見つかり、新たな測定で年代が約13万年前と分かったと、サンディエゴ自然史博物館などの研究チームが発表した。論文は27日付の英科学誌ネイチャーに掲載される。
 マストドンは絶滅したゾウの仲間。骨や歯、牙と一緒に石器も見つかり、研究チームは人類が使ったと推定。北米に人類が存在した最古の証拠はこれまで、オレゴン州の洞窟遺跡で発見された約1万4300年前の大便化石とされ、今回の骨の年代測定が正しければ大幅にさかのぼることになる。
 研究チームは13万年前の人類について、当時ユーラシアに生息した旧人のネアンデルタール人や近縁のデニソワ人、さらに古い原人のホモ・エレクトスなどを候補に挙げた。約20万年前にアフリカで出現した現生人類(ホモ・サピエンス)も可能性はあるという。
 ユーラシアと北米の間のベーリング海峡は当時、完全に陸続きではなかったと考えられるが、研究チームは舟のようなもので海を渡ったとの見方を示した。
 マストドンの骨や石器は道路工事現場で発見され、2014年にウランとトリウムの放射性同位元素を利用した年代測定で約13万年前と推定された。骨は背骨や肋骨(ろっこつ)、脚の骨などで、1頭の若い雄の一部。石器の使い手は栄養分が豊富な骨髄を取り出そうとしたか、骨角器を作ろうとしたと考えられるという。

963とはずがたり:2017/04/27(木) 16:31:04
宇宙でも生き延びる地球生命は存在するのか? 細菌を成層圏に打ち上げ
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/nasa-4.php
2017年4月26日(水)16時15分
松岡由希子

<火星探査の際に、火星を地球の微生物で汚染しないようにと、NASAが細菌を成層圏に打ち上げてその変化を観察していた。ほとんどが死滅したが・・>

私たち人類は長年、宇宙のどこかに存在するかもしれない地球外生命(エイリアン)を追い求めて、宇宙探査に挑んできた。しかし、これは同時に、地球にしか存在しない生物を地球の外に持ち出し、他の惑星の環境を汚染したり、その生態系を破壊してしまうリスクをも秘めている。

NASAは『惑星保護局』を設置
このような"宇宙環境汚染"を未然に防ぐべく、米国、ロシア、日本ら105カ国が批准する『宇宙条約』では、宇宙や天体を有害に汚染しない旨を規定。NASA(アメリカ航空宇宙局)は、『惑星保護局』と呼ばれる専門部署を設置し、地球生物が太陽系を汚染しないよう、探査機の殺菌処理を徹底してきた。

しかし、微生物の中には、非常に耐性の強いものも存在する。とりわけ、「SAFR-032(バチルス・プミルス菌)」は、高温または極端な低温、乾燥などの過酷な生育環境でも芽胞をつくって生存し続ける"芽胞形成菌"のひとつだ。

成層圏に「SAFR-032」を打ち上げ観察
NASAのエイムズ研究センターは、2015年10月、ニューメキシコ州の上空12万5,000フィート(約38.1キロメートル)の成層圏に「SAFR-032」のサンプルが入った高高度気球を打ち上げた。気圧が低く、低温で乾燥し、紫外線が直接照射する成層圏は、生命体の存在が期待される火星と似た環境といわれている。そこで、成層圏に「SAFR-032」を送り込み、その変化を観察すれば、火星探査に伴う微生物汚染の予測に役立つのではないかと考えたのだ。

学術誌『Astrobiology』によると、この実験において、気球の打ち上げから8時間後も生存していた「SAFR-032」の割合は0.001%未満。この結果によれば、探査機に「SAFR-032」が付着したままで火星に上陸したとしても、直射日光を浴びることで、そのほとんどが1日以内に死滅すると推測できる。

その一方で、火星のような過酷な環境下でも、わずかながら「SAFR-032」が生存しうることにも目を向ける必要がある。近い将来、より過酷な生育環境でも生き延びられるよう、この生物が進化していく可能性も否定できない。

また「SAFR-032」以外の微生物が同様の環境でどのような反応を示すかについては、まだ明らかになっていない。地球外生命の追究と"宇宙環境汚染"をもたらしうる地球生命の解明は表裏一体ともいえるだろう。

964とはずがたり:2017/04/29(土) 07:38:41
初めて土星の輪くぐった「カッシーニ」、雲の渦など画像を送信
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E5%9C%9F%E6%98%9F%E3%81%AE%E8%BC%AA%E3%81%8F%E3%81%90%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%8C%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%80%8D%E3%80%81%E9%9B%B2%E3%81%AE%E6%B8%A6%E3%81%AA%E3%81%A9%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%82%92%E9%80%81%E4%BF%A1/ar-BBAtizG
Reuters Reuters
14 時間前

初めて土星の輪くぐった「カッシーニ」、雲の渦など画像を送信c REUTERS 初めて土星の輪くぐった「カッシーニ」、雲の渦など画像を送信
[ケープカナベラル(米フロリダ州) 27日 ロイター] - 米航空宇宙局(NASA)の土星無人探査機「カッシーニ」が27日、土星の輪をくぐり、これまでで最も近い位置から撮影した土星の画像を地球に送信した。

画像には、渦巻く雲や大型ハリケーン、奇妙な六角形の渦状気流などが映されている。

13年間土星探査を行ってきたカッシーニは、現在最終ミッションに入っている。26日に、これまでに宇宙船が到達していない、土星本体と、最も近い輪の間をくぐった。これを皮切りに、合わせて22回、土星の雲のてっぺんと輪の間の未知の領域を探査するという。

最後の輪くぐりは9月15日。土星の大気圏に突入して燃え尽きる予定。

966とはずがたり:2017/05/07(日) 00:26:07
類が月に「40年以上行っていない」理由 アポロ計画の功罪
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170505-00016127-forbes-bus_all
Forbes JAPAN 5/5(金) 14:30配信

1969年、人類は初めて月面を歩いた。しかし、その3年後のアポロ17号の打ち上げ以来、有人月面着陸は行われていない。一体その理由とは? 質問サイト「Quora」に寄せられた質問に、SF作家のC・スチュアート・ハードウィックが回答した。

なぜ私たちは40年以上、月に行っていないのか? そのわけは、実に莫大な費用がかかるから、そして行かなければならない実用的な理由がないからです。

ある意味、その実用的価値の低さこそが、アポロ計画を偉大たらしめていると言えます。ソビエト連邦との宇宙開発競争が背景にあったことは事実ですが、根本的には、私たちは月に行くことが可能だったから行ったのです。先の戦争で傷を負った者たちは、空を見上げては、上の世代からさんざん「お前には○○できるわけがない」(You can no more do ○○ than fly to the moon./fly to the moonはできないことを意味する慣用句)と言われ続けたことを思い出し、こう考えました。「私にはできる(I can fly to the moon.)。少なくとも私の世代にはできるはずだ」と。

とはいえ、アポロ計画はアメリカにとって自らの首を絞めるプロジェクトでした。ケネディ大統領は、1960年代中に月面着陸を実現させると公約し、驚異的な速さで国力を食い尽くす怪物を発動しました。その結果、基礎研究の途中で開発が始まり、宇宙船のデザインが決定する前にエンジンの選定が行われました。また、故障の場合に備えて複数の異なるテクノロジーを使った冗長システムが採用されました。そして私たちは、再利用可能な複数の宇宙船を別個に打ち上げて軌道上で組み立てる方式ではなく、パーツを積んだ1基の巨大なロケットを打ち上げる方式を選び、史上最も馬鹿でかい使い捨てのロケットを作り上げたのです。

月面に人類初の足跡を残すための事業に、約50万の人力と、世界一豊かな国家の軍事力と産業力が投入されました。その後、月面着陸が成功すると、宇宙原子力推進事務所(SNPO)は、ロスアラモス国立研究所とマーシャルスペース宇宙飛行センターとともに原子力ロケットエンジンNERVAの開発を進め、次は火星の有人探査が可能になると喧伝しました。

「アメリカの理想」を実現した功績

ところが残念なことに、米議会はNERVAプログラムに予算を割く気はありませんでした。議会はNERVAプログラムを中止に追い込み、アポロ計画をキャンセルします。それから数十年にわたって、NASAの計画は小粒なものになっていきました。

もっとも悪いことばかりではありません。月面着陸計画は今もなお、アメリカの産業や研究、教育の現場を活性化し続けています。スペースペンやマジックテープの発明の話ではありません(ちなみに両方ともNASAが使っていることが売りですが、発明したのはNASAではありません)。ボイジャーによる土星の観測、ソジャーナの火星探査、イーロン・マスクの宇宙輸送ビジネスなどの土台を、アポロ計画は築きました。

アポロ計画で導入された当時最先端のミリタリーレベルの技術は、現在の宇宙航空産業では標準技術です。時代遅れなものも少なくありません。私たちは、民間企業が月やその先への有人飛行を計画する時代に生きています。

もしアポロ計画がなかったら、私たちは今よりも進んでいたのか、それとも遅れていたのか。その答えは誰にもわかりません。ただ、私たちアメリカ人が、素晴らしく勇敢で、壮大で、立派な事業に挑み、それを成功させたことは確かです。反知性主義、反政府的レトリックが蔓延する現代から見て、賞賛に値することではないでしょうか。

Quora .

967とはずがたり:2017/05/07(日) 00:27:20
ブラックホールは本当にあるの? この疑問に答える史上初の挑戦 「究極の証拠」は手に入るのか
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170506-00051528-gendaibiz-bus_all
現代ビジネス 5/6(土) 15:01配信

宇宙の果てはどうなっている?
 私は「天文学者」という、世間でも比較的珍しい職業に就いている。その珍しさもあってか、ときどき小学校に呼ばれて宇宙について話をすることがある。

 幸いなことに宇宙の話は多くの子供たちの興味を惹き付けるものらしい。実際、子供たちは熱心に話を聞いてくれるし、終了後には結構するどい質問が飛び出す。これまでの私の経験では、その中でも最も多く出てくる質問が三つある。子供たちの「三大質問」と呼んでもいいだろう。

 一つ目は、「宇宙の果てはどうなっているの? という問いである。もちろん個人によって質問の仕方はそれぞれで、一字一句同じというわけではない。なかにはかなりするどい質問として、「果ての向うはどうなっているの? 、「宇宙誕生の前には何があったの? などと問われることもある。

 これらの問いには専門家といえども答えることができない。研究者である私たちもまさにその答えを知りたいのである。非常に素朴な、しかし実に本質的な「究極」の問いを、子供たちは私たちに投げかけてくる。

 二つ目の問いは宇宙における「生命」や「宇宙人」の存在に関するものである。もっとも端的な質問は「宇宙人はいるの? である。これは言い直せば「地球上の生命や人類は、宇宙で特別な存在なのか? という、生命や人類に関する根源的な問いである。これも現代科学の本質的な命題である。

 現在多くの恒星で惑星系が発見されており、いずれ地球によく似た惑星も見つかるであろう。そうなったら、そこに海や陸はあるか、大気の成分はどうなっているか、そしてさらには生命が誕生しうるか、を調べることになるだろう。

 「宇宙人はいるの? という問いの答えはまだないが、私はいつも次のように答えている―「きっと宇宙人はいると思う。ただし、まだ証拠は何もないけどね」。

 天の川銀河には太陽のような恒星が2000億個以上あり、その周りには多くの惑星がある。「宇宙で人類のような高等生命がいるのは地球だけ」、と考える方が無理というものである。

 さて三大質問の三つ目は、ブラックホールに関するものである。「ブラックホールは本当にあるの? 、「ブラックホールって、どんな天体? といった、ブラックホールの存在や性質に関わるものである。なかには「ブラックホールの中はどうなっているの? 、などといった、これまた専門家が答えられないするどい質問もある。

 子供たちの「ブラックホール」に関する認知度は高く、その人気(? も絶大である。その理由は、ブラックホールが強い重力で何もかも吸い込むという「怪物」のような極端な性質を持っていることや、現在もさまざまな謎に包まれていることがあるだろう。

巨大天体を撮影せよ
 『巨大ブラックホールの謎』(講談社ブルーバックス)はそのような素朴な疑問に答えたい、という思いを込めて書いた解説書である。

 本書は、銀河の中心に一つだけ存在する特別な天体「巨大ブラックホール」に焦点を当てている。ブラックホールは重力がもっとも強い「究極」の天体であり、その中でも巨大ブラックホールはもっとも重いタイプのものである。

 そして、あたかも銀河を支配するかのように銀河の中心に居座っている。また不思議なことに、巨大ブラックホール自身は暗黒な天体である一方で、そこにガスを落とすと、宇宙で一番明るい天体として輝くこともできる。

 このように極端で奇妙な性質を持つ巨大ブラックホールであるが、その研究の歴史は意外に古く、存在が最初に予言されたのは18世紀の終わりのことである。すでに200年以上の歴史があるわけだが、いまだ多くの謎に包まれており、厳密にはその存在すらまだ確認されていない。

 現在私たちは、巨大ブラックホールの存在の「究極の証拠」をつかむべく、その直接撮像に挑んでいる。ブラックホールが光を出さないという事実を、ブラックホールの「影」の写真をとることで直接に証明するのである。これが出来ると「巨大ブラックホールの存在」が確実になるとともに、その周囲で起きている様々な現象が克明に捉えられると期待される。

 それは必ずや、子供たちの問いに対する答えを、より確かなものにするであろう。

 天文学は目先の役には立たない学問である。しかし、好奇心の固まりである子供たちの素朴な疑問に答えることは、科学の本質をつくものであると筆者は信じている。

 本書を通じて、巨大ブラックホールを人類がどのように理解してきたか、また現代の天文学者がさらなる謎の解決のためにどのように研究を続けているかを感じとっていただければ幸いである。

 読書人の雑誌「本」2017年5月号より

本間 希樹

968とはずがたり:2017/05/07(日) 07:56:43
凍った地球のような惑星=1万3000光年先に-NASA
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017042701165&g=int

約1万3000光年先にある凍った地球のような惑星の想像図。太陽に当たる恒星(画像右下)との距離や質量が地球と同程度だが、恒星が非常に小さいため凍結しているという(NASA提供)
 地球から約1万3000光年先にある恒星の周りに、質量が地球と同じぐらいの惑星を発見したと、米航空宇宙局(NASA)が27日までに発表した。恒星までの距離も地球-太陽間と同程度だが、恒星が太陽に比べて非常に小さく暗い。このため惑星は凍結しており、生物が存在できる環境ではないという。
〔写真特集〕宇宙の神秘 コズミックフォト

 惑星を伴う恒星が、別の明るい恒星の手前を通過する際、重力の影響で奥の恒星の明るさが変わる「重力マイクロレンズ現象」によって見つかり、スピッツァー宇宙望遠鏡などによる観測で質量などが特定された。恒星は水素の核融合が長続きせず、明るくなれなかった褐色矮星(わいせい)の可能性がある。(2017/04/27-18:06)

969とはずがたり:2017/05/08(月) 11:55:22
すげえな。。

津波
バクテリアで軽減へ 高知コア研究所
https://mainichi.jp/articles/20170508/k00/00e/040/142000c
毎日新聞2017年5月8日 10時54分(最終更新 5月8日 11時37分)


 東日本大震災で起きたような津波の規模を微生物のバクテリアで抑える研究が、海洋研究開発機構高知コア研究所(高知県南国市)で行われている。地震の震源となる大陸と海洋の両プレート(岩板)境界の浅い部分を固着させ、海底が一度に動く大きさを減らして津波を小さくしようというのだ。奇想天外とも言え、実現は遠いが、可能性はあると研究者は真剣だ。

 津波は両プレートが境界で大きくずれ動いた時に発生する。同研究所の浜田洋平研究員らのチームは、境界にセメントのような材料を注入して固めることも考えたが、粘り気が強く広がらないのが難点だ。


津波規模を小さくできないかと検討されるバクテリアの「スポロサルシナ ウレア」と炭酸カルシウム=海洋研究開発機構提供
 そこでバクテリア。培養液はさらさらしているので境界の隙間(すきま)に浸透し、自己増殖するので広がりやすい。チームはセメントと同じ役割を果たす炭酸カルシウムを境界で作るのが有効と考えた。炭酸カルシウムを分泌するバクテリアを送り込めば、海水中のカルシウムと反応してそれができる。4種類を試し、「スポロサルシナ ウレア」を使うと最も多くの炭酸カルシウムができることが分かった。

 境界の動きを再現する「摩擦試験器」での実験では、このバクテリアにより摩擦力が約10%増加した。境界が一気に動くのを抑制し、巨大津波の発生をある程度抑えられる感触を得た。

 バクテリアを送り込む方法など課題は多く、浜田研究員は「実用化はまだまだ遠い。だが、岩石の強度を上げる研究が進んでおり、津波軽減もあり得ないことではない」と話している。【飯田和樹】

970とはずがたり:2017/05/08(月) 15:37:33
否応なく唯一の世界大国が中国になりつつあるな。。

中国の宇宙貨物船「天舟1号」、“宇宙給油”に成功、宇宙ステーション建設に道筋―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b176770-s0-c20.html
Record china配信日時:2017年4月30日(日) 22時10分

2017年4月29日、参考消息網は記事「天舟1号が“宇宙給油”に成功、中国の宇宙事業はステーション時代に突入」を掲載した。

中国が打ち上げた宇宙貨物船「天舟1号」は宇宙ステーション「天宮2号」とのドッキングに成功。さらに推進剤の補給というミッションにも成功した。中国は2022年にも恒久的な宇宙ステーションの運用を開始する計画を立てているが、推進剤の補給はそのための重要な一歩となった。

計画では天舟1号と天宮2号は間もなく分離し、6月にも再びドッキングし再度の推進剤補給にチャレンジする。技術の精度を高めるのが狙いだ。恒久的な宇宙ステーションの開発を目指す中国は、2019年から建設を始め2022年に運行を開始する方針だ。現在、運用されている国際宇宙ステーションは2024年の運用中止が予定されており、その後は中国の宇宙ステーションが唯一の存在となる。(翻訳・編集/増田聡太郎)

中国、世界で3番目に宇宙船高速ドッキング技術をマスター―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b176172-s10-c20.html
人民網日本語版配信日時:2017年4月25日(火) 6時20分

無人宇宙補給船「天舟1号」が22日昼頃、宇宙実験室「天宮2号」と初のドッキングに成功した。航天科技集団第五研究院有人宇宙船GNC主任デザイナーの李彬氏は、人民網のインタビューに応じた際に、「中国は高速ドッキング技術を世界で3番目にマスターした国となり、従来の2日間から5日間要したドッキング所要時間を6時間ほどに短縮した。天舟1号と天宮2号は今後さらに、ドッキングを2回行うことになる。そのうち3回目は高速ドッキングとなる」と話した。人民網が伝えた。

李氏は、「通常ドッキングとは天舟の打ち上げから、目標となる宇宙船とドッキングするまでを指す。所要時間は、軌道に突入した際の相互間の距離によって、2日間から5日間と異なる。現時点で高速ドッキング技術をマスターしているのは、米国とロシア、中国だ。いわゆる高速ドッキングとは、軌道突入からドッキングまでの所要時間が6時間前後の場合を指す」とした。

さらに李氏によると、「補給船のドッキングは有人宇宙船の技術の蓄積を十分に継承しているが、異なる点もあるという。有人宇宙船を宇宙飛行士用の乗用車に例えるならば、補給船は大型トラックのようなものだ。大型で重いため、ドッキングの危険性も高くなる」ということだ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

971とはずがたり:2017/05/09(火) 21:21:12
宇宙スレと地球スレが同じスレの効果が始めて出たぞ♪

巨大地震
月の引力と関係か 大潮の日に多く 
https://mainichi.jp/articles/20160913/k00/00e/040/274000c?inb=ys
毎日新聞2016年9月13日 12時54分(最終更新 11月14日 05時35分)

 東日本大震災のような巨大地震は、潮の満ち引きの原因となる月の引力が強く働く大潮などの時に発生しやすくなるとの研究結果を、東京大の井出哲教授らのチームが12日付の英科学誌ネイチャージオサイエンス電子版に発表した。

 月の引力によって海の水位が変わるように、地面の中の圧力にも変化が起きる。この変化は地震によって解放されるエネルギーと比べると非常に小さいが、大地震へ進展する一押しとなり得ることを示した。

 チームは「力が大きな日には、小さな岩石の破壊が大きな地震へと成長しやすくなるのかもしれない」としている。

 月の引力が地震と関係しているとの研究は過去にもあったが、今回は1万以上の地震データを使い、地震前からの変化を詳しく調べたのが特徴。

 チームは約15日周期で変化する潮の満ち引きを起こす力が、地震の前日に震源付近でどのように働いていたかを分析した。すると、2004年のスマトラ沖地震や11年の東日本大震災を含むマグニチュード(M)8.2以上の巨大地震12例のうち9例は、15日間の中で特に力が強い日だった。

 M5.5レベルの地震の場合、この力が強い時も弱い時も起きており、明確な関連は見られなかった。

(共同)

972とはずがたり:2017/05/09(火) 21:47:22
硫黄山の噴火警戒レベル2に引き上げ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-00022970-mbcnewsv-l46
MBC南日本放送 5/9(火) 19:44配信

気象庁は午後7時すぎ、霧島連山のえびの高原・硫黄山周辺の噴火警戒レベルを2の火口周辺規制に引き上げました。硫黄山からおおむね1キロの範囲では、大きな噴石に警戒が必要です。えびの高原の硫黄山では先月25日から地盤の隆起が観測され、現地調査などで熱異常域の拡大や、噴気の量の増加が見られます。このため気象庁は硫黄山周辺の火山活動が高まり、今後小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、9日午後7時20分に、硫黄山周辺の噴火警戒レベルを1から2の火口周辺規制に引き上げました。気象庁は硫黄山からおおむね1キロの範囲で、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石への警戒や風下側での小さな噴石への注意を呼びかけています。

973とはずがたり:2017/05/09(火) 21:56:46
<西之島>再噴火でどうなる? 地形や生態系、研究者が注視
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-00000071-mai-soci
毎日新聞 5/9(火) 14:30配信

 小笠原諸島の西之島が4月、約1年半ぶりに噴火した。2013年の噴火以降、面積を元の島の12倍ほどにまで拡大したことで話題となったほか、ゼロから復活する生態系の過程を観察できる「実験場」としても注目されていた。今回の再噴火で、同諸島の父島から約130キロ離れた南の孤島は、研究者から熱い視線を注がれている。

 「噴火は収束し、しばらくないと思っていた」と驚くのは、再噴火後の4月25日、上空から西之島を観察した東京大地震研究所の前野深准教授(火山地質学)。昨年10月、噴火後初の上陸調査にも参加したが「上陸地点を含めかなり広い場所が新しい溶岩で覆われていた」と話す。

 前野准教授によると、溶岩流は、島の中心部の小さな山の北側にある3カ所の火口から、西側に向けて流れ出ている。1日当たりのマグマの噴出量は約20万立方メートル。13年からの活動時もほぼ同じ量の噴出量だったため「前回と同じような活動レベル」という。

 そうなると、気になるのが島がさらに拡大するかどうかだ。現在の西之島は、西側や南西側がやや欠けた円のような形をしているが、前野准教授は「今の活動がだらだらと続けば、欠けた部分を埋めるような形で島が拡大する」と考える。一方で、溶岩は遠くに流れると冷えて固まるため「拡大には限度があり、今の面積がさらに2倍になるようなことはおそらくない。ある程度広がれば、今度は島の標高を高くする方向に働く」と予想する。ただし、このままいけば、旧島は完全に新しい溶岩の下に隠れる可能性が高いという。

 昨年の調査で、海鳥は旧島で繁殖していた。同じく、昨年10月に西之島へ上陸した森林総合研究所の川上和人主任研究員(鳥類学)は「個体が全くいなくなるということは考えにくいが、かなり間近で影響を受けていることは間違いないだろう」と指摘する。

 これからの時期は西之島で生息するカツオドリ、オナガミズナギドリなどの繁殖期。川上さんは「噴火後、鳥がどうやって繁殖地を維持するのか十分に分かっておらず、継続的にモニタリングすることは学術的にも価値が高い」と研究の継続に期待を寄せる。

 環境省は今年度、鳥類や昆虫、植物など幅広く生態系の現状を調べる「西之島総合学術調査」を計画。夏と秋の2回、上陸調査を予定していたが、夏の上陸調査は見合わせる方針だ。秋にも上陸が難しい場合は、小型無人機「ドローン」で島内を撮影するなどの代替案を検討する。同省の学術調査の担当者は「ダイナミックな地形の変化など、今後も興味は尽きない。状況が許せば、再び上陸調査を行いたい」と意欲を示している。【飯田和樹、五十嵐和大】

974とはずがたり:2017/05/10(水) 21:08:46
30年前に消えた砂浜、アイルランドに復活 ロイター 動画 2017年5月10日 14時45分 (2017年5月10日 16時07分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170510/ReuterVideo_90630.html


 
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[アキル島(アイルランド) 8日 ロイター] - アイルランド西部のアキル島で、30年以上前に消滅した砂浜が、嵐によって数千トンの砂が岩浜に堆積して再び復活した。

小さな村ドオアーに近い300メートルにおよぶ砂浜は、1984年に複数回の嵐で砂がさらわれ、潮溜まり以外何も残されていない状態になっていた。

しかし先月、春の満潮の後、地元住民は嵐によって海辺に砂が戻っているのを発見した。

観光協会の職員は地元紙に「とてつもなく素晴らしい事」と話し、かつては4軒のホテルや多くの宿泊施設があり、とても人気の海岸だったと話した。「アキル島にはすでにブルーフラッグ(ビーチの国際環境認証)認定のビーチが5つある。それが6つに増えることを期待している」と述べた。

975とはずがたり:2017/05/12(金) 18:04:03
的中って時点で胡散臭いが投下。

今の所博多湾付近で大きな地震の半日〜3日前くらいに来るという地震は観測されてないように見えるが。。
熊本が多いね。俺のホンダの熊本工場は大丈夫だらねえ。。
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/

大地震を連続的中させた高橋教授から「5・13博多に警戒」とメールが届いた
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170511/Jprime_9635.html
週刊女性PRIME 2017年5月11日 11時00分 (2017年5月12日 17時13分 更新)

《大隅半島沖の地震、桜島の噴火再開など、盛んに地震や火山の噴火が目立ち始めています。約50日前、福岡県博多近辺でM(マグニチュード)3〜4の地震が頻発したのをご存じですか? 連休明け、特に5月13日前後に博多・北九州周辺で大規模地震が起きる可能性があります》
 立命館大学・歴史都市防災研究所の高橋学教授からそんなメールが届いたのはGW(ゴールデンウイーク)中の4月30日だった。

 高橋教授はかつて『週刊女性』で比較的大きな地震や噴火を予測し、的中させてきた実績を持つ。直近では、昨年12月28日の茨城県北部地震(M6・3、最大震度6弱)、今年2月19日の千葉県北東部地震(M5・4、最大震度4)を言い当てた。

 連休返上で取材に応じた高橋教授は、「博多近辺で地震が集中するのは珍しいんです」と前置きして話す。
「2005年3月にM7・0で最大震度6弱の福岡県西方沖地震が起きています。それまで地震がほとんどなかったため、地元の人たちは“九州にも大地震がくるのか”と驚きました。このとき地震を引き起こしたのが総延長約55kmの警固断層の北西部で、同じ断層の南東部はまだ動いていません。この静かな南東部がいよいよ近日中に動いて大地震を招くのではないかとみています」(高橋教授)

 警固断層は玄界灘から博多湾を経て福岡県の内陸部まで延びる。後半に掲載した地図では、断層の延長線上を含めて博多を通る一本の線で示した。高橋教授は、
「地表から断層は見えませんが、博多の街のど真ん中を貫いています。つまり、警固断層の南東部が動くと、博多を内陸直下型地震が襲うことになる。下からドーンと突き上げます。海中で起きる海溝型地震とは異なり、内陸直下型地震は揺れが1秒周期と短く地表の建物は倒壊しやすくなります。そもそも海に近い博多周辺は地盤がゆるいので十分な警戒が必要でしょう」
 と指摘した。

 昨年11月、福岡市博多区のJR博多駅前の道路が突然陥没し、巨大な穴がポッカリあいたのは記憶に新しい。陥没事故について国の専門家委員会が今年3月にまとめた報告書は、「事故前に地質を正確に把握することは困難だった」と見解を示した。

 工事・発注ミスの有無とは別に、現場の岩盤層がデコボコで地下水の水圧に対する安全対策が不十分だったとしている。実際に穴には地下水がしみ出てたまった。博多では、ほかにも'08年に中洲の遊歩道が約100mにわたって陥没するなど、地盤の脆弱さを示す事例が起きている。

「博多周辺はもともと、日本三景の『天橋立』のような細長い砂嘴をいくつも並べたような“櫛形”の地形で、櫛の間の海を埋め立てて人が住むようになりました。東京の湾岸部も同じですが、非常に地盤がゆるいところなので地震によって大ダメージを受けやすいんです」(高橋教授)

976とはずがたり:2017/05/12(金) 18:04:32
>>975-976
 さて、なぜ、大地震が発生するのは5月13日前後と限定的にいえるのか。
高橋教授によると、過去の大地震の事例を詳細に分析した“経験則”から導き出したという。

「大地震は突然起きません。まず、それまで地震がほとんどなかったところでM3〜4クラスの地震が数回以上発生します。それから約60日間の静穏期を経て、M2〜4クラスの地震が起きます。
 するとその半日後から3日後にかけて大規模地震が発生しているんです。'95年の阪神・淡路大震災、'04年の新潟県中越地震、'11年の東日本大震災、昨年4月の熊本地震と同10月の鳥取県中部地震もすべて、このパターンに合致しています」(高橋教授)

 気象庁の地震観測データによると、福岡県では3月13日に県北西沖でM3・5の地震が起きたのをはじめ、同14日には同じ場所でM2・9とM3・0、同19日には西南に約20キロ離れた福岡地方でM2・7、同21日には北に数kmとほぼ同じエリアでM3・1、さらに東に約60km離れた北九州市でもM3・1の地震が発生している。

 この北西沖の震源地は福岡県と地続きの志賀島のすぐそばで、博多湾を挟んだ向こう側は博多中心部だ。きわめて内陸部に近いポイントといえる。

 5月13日は、連発地震がいったん止まった3月15日から数えてちょうど60日目。

 高橋教授は、地震の場所・日時よりも規模の予測がいちばん難しいとしたうえで「M5〜6以上の大地震がくる可能性が高い」とみている。
「13日前後は特に注意してください。まずは大地震直前のサインを見逃さないことです。3月に地震が頻発したエリアとほぼ同じ場所で、大地震発生の半日から3日前までにM2〜4クラスの地震が起きるはずです。移動中の車に乗っていたりすると揺れたことはわかりづらい。しかし、静止した場所に座っていれば揺れを感じます」(高橋教授)

 最近起きた九州の異変はこれだけにとどまらない。4月28日には鹿児島市の桜島が久しぶりに爆発的噴火し、5月2日の噴火では噴煙の高さが火口から4000mに到達した。4月29日には鹿児島・大隅半島沖でM5・7の地震が発生。5月4日には熊本地震の震源地に近い場所でM4・1の地震があり、最大震度4を観測した。

 高橋教授は、
「目立つ被害もなく、ひとつひとつの異変は大きく報じられませんでした。しかし、情報をまとめて俯瞰すると九州全体に広がる不穏な動きがわかります。
 GW中に起きたこれらの地震・噴火があったのは西日本全体がのるユーラシアプレートで、引き金をひいたのはいずれも潜り込むフィリピン海プレート。つまり、同根なんです」と説明する。

 博多周辺で大地震直前のサインに気づいたとき、どう行動すればいいのか。
「耐震性が強化された'00年の建築基準法改正以降に建てられた頑丈な建造物に避難することをおすすめします。低層の建物の1階部分は潰れると思ったほうがいい。支柱がほとんどない体育館には逃げ込まないように」(高橋教授)

 万が一に備え、頭の中で避難シミュレーションをしておいたほうがよさそうだ。

<プロフィール>高橋学(たかはし・まなぶ)◎立命館大学教授。1954年愛知県生まれ。環境考古学(環境史、土地開発史、災害史)が専門。著書『平野の環境考古学』(古今書院)など

977とはずがたり:2017/05/12(金) 22:42:57
1703+500=2203。もう一寸の間だけ大丈夫ってことかな・・。
富士山の噴火は堂なんだ??

M8元禄型地震、最短500年おき…相模トラフ
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%EF%BD%8D%EF%BC%98%E5%85%83%E7%A6%84%E5%9E%8B%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%80%81%E6%9C%80%E7%9F%AD%EF%BC%95%EF%BC%90%EF%BC%90%E5%B9%B4%E3%81%8A%E3%81%8D%E2%80%A6%E7%9B%B8%E6%A8%A1%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95/ar-BBB2a3J
読売新聞

1703年に関東を襲ったマグニチュード(M)8・2の「元禄関東地震」と同型の大地震の最短の発生間隔は、従来考えられてきた約2000年よりも短く、約500年だったとの調査結果を、東京大と産業技術総合研究所(茨城県)の研究チームがまとめた。

欧州の学術誌に論文が掲載される。元禄型地震の再評価が必要になりそうだ。

相模湾から房総半島沖にかけて延びる相模トラフ沿いでは、1923年の関東大震災を引き起こした「大正関東地震」(M7・9)型と、さらに大規模な元禄型の2種類の大地震が繰り返し起きているとされる。

研究チームは、元禄型地震の際に海岸の地面が隆起してできた階段状の地形「海岸段丘」に着目。房総半島南部の海岸段丘に複数の穴を掘り、化石の年代などから、いつ段丘ができたのかを詳しく調べた。その結果、元禄型は約6300年前から少なくとも5回、約500年〜約2800年間隔で起きていたことが分かったという。

978とはずがたり:2017/05/12(金) 22:47:15
富士山の噴火史
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%99%B4%E7%81%AB%E5%8F%B2

諸説あるが、古記録によれば新富士火山の噴火は781年[7]以後16回記録されている[8]。噴火は平安時代に多く、800年から1083年までの間に10回程度、1511年等に噴火や火映等の活動があったことが、複数の古文書の分析や地質調査から明かとなっている。また噴火の合間には平穏な期間が数百年続くこともあり、例えば1083年から1511年まで400年以上噴火の記録がないが、記録文書が散逸し残されていないだけで、噴火活動自体がなかったとは断言できない。実際に、1435年?1436年には火映が記録されている。


1704年 (元禄16年末?17年初頭)
鳴動

1707年
12月16日(宝永4年)旧暦11月23日 宝永大噴火。火山爆発指数:VEI5
大量のスコリアと火山灰を噴出。この噴火は日本最大級の地震である宝永地震の49日後に始まり、江戸市中まで大量の火山灰を降下させる等特徴的な噴火であった。

1708年 (宝永5年)
鳴動

1854年 (嘉永7年・安政元年)
安政東海地震発生。直後、富士の山頂に異様な黒雲がかかり、8合目付近に多数の火が上がる様が眺められたという[14]。

1923年 (大正12年)
あらたな噴気

1987年 (昭和62年)
山頂のみで有感地震

2012年 (平成24年)
2月10日 富士山3合目(山頂の北西約6km)の山腹で僅かな噴気を確認したが、4月と5月の現地調査では湯気、温度の異常、硫黄臭は認められず[15]。

宝永大噴火以降の活動[編集]
宝永大噴火後、富士山では大規模な火山活動はなかったが、江戸時代晩期から、昭和中期にかけて、山頂火口南東縁の荒巻と呼ばれる場所を中心に噴気活動があった。この活動は1854年の安政東海地震をきっかけに始まったと言われており、明治、大正、昭和中期に掛けての期間、荒巻を中心とした一帯で明白な噴気活動があったことが、測候所の記録や登山客の証言として残されている。
この噴気活動は明治中期から大正にかけて、荒巻を中心に場所を変えつつ活発に活動していたとされる。活動は昭和に入って低下し始めたが、1957年の気象庁の調査においても50℃の温度を記録していた。その後1960年代には活動は終息し、現在山頂付近には噴気活動は認められていない。

地震との関係[編集]
宝永大噴火は宝永地震の49日後に発生している。そのほかに南海トラフや相模トラフを震源とする地震や近隣地域地震の前後25年以内に、富士山に何らかの活動が発生している事例が多く、地震と富士山活動とは関連性があるとされる[16]。

979とはずがたり:2017/05/12(金) 22:58:57

箱根は随分長い事大人しかったんだな。。

箱根山
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%B1%E6%A0%B9%E5%B1%B1

有史以降の活動は、大涌谷周辺での水蒸気噴火に限られている。12世紀後半から13世紀の短い期間に3回。21世紀に1回。
2015年5月6日、活動が活発化し、気象庁は噴火警戒レベルを1(当時呼称、平常。現、活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引上げ[7]。更に6月30日には、ごく小規模な噴火が起きたとして、噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げ[7]、箱根町は大涌谷周辺半径1kmに避難指示を出した[8]。

980とはずがたり:2017/05/12(金) 23:00:22
島原大変肥後迷惑
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E5%A4%A7%E5%A4%89%E8%82%A5%E5%BE%8C%E8%BF%B7%E6%83%91

981とはずがたり:2017/05/18(木) 22:16:56
土星の輪の内側、何も無い広大な空間 探査機カッシーニ
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E5%9C%9F%E6%98%9F%E3%81%AE%E8%BC%AA%E3%81%AE%E5%86%85%E5%81%B4%E3%80%81%E4%BD%95%E3%82%82%E7%84%A1%E3%81%84%E5%BA%83%E5%A4%A7%E3%81%AA%E7%A9%BA%E9%96%93-%E6%8E%A2%E6%9F%BB%E6%A9%9F%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%8B/ar-BBAO2Hm
AFPBB News
2017/05/06

【AFP=時事】米航空宇宙局(NASA)の無人探査機カッシーニ(Cassini)は、土星の輪の間への突入を2回終えたが、その広大な未踏の空間にはほぼなにもないことがNASAの研究者らによって明らかにされた。

 NASAの研究者らは、これまでに土星の輪の間で宇宙塵(じん)すら見つかっていないことに驚いているという。土星の輪そのものは氷片や岩のかけらなどで構成されており、高速で移動している。

土星とその最も内側の輪の間を通過しようとする米航空宇宙局(NASA)の無人探査機カッシーニの想像図(2017年4月6日提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News
c AFPBB News 提供 土星とその最も内側の輪の間を通過しようとする米航空宇宙局(NASA)の無人探査機カッシーニの想像図(2017年4月6日提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News
 全長6.7メートルの探査機カッシーニは1997年に打ち上げられ、2004年に土星の周回軌道に入った。

 土星の大気圏の表面と土星の輪は約2400キロ離れている。カッシーニは土星の輪の間を計22回通過する予定で、その後は今年9月に土星の大気圏に突入して燃え尽き、ミッションを終えることになっている。

【翻訳編集】AFPBB News

982とはずがたり:2017/05/20(土) 12:59:01
アメリカの覇権国家宣言がアポロ計画だとすると中国は火星上陸でも目指すかねえ。
小惑星と云えば火星と木星の間が有名だけどもっと近くに資源利用可能な程度の大きさの小惑星あるのかね?

小惑星での資源開発、中国は10年内に実現可能―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/b177551-s10-c20.html
人民網日本語版配信日時:2017年5月12日(金) 15時40分

中国の有名な宇宙船及び情報処理の専門家である葉培建氏は8日、「小惑星の資源開発は、未来の宇宙事業の発展方向の一つとなる。中国が本気で取り組めば、10年以内には模範的なプロジェクトを展開できる。大規模な開発を実現するには、約50年の時間が必要だ」と話した。科技日報が伝えた。

同日、中国航天科技集団公司第五研究院で開かれた小惑星探査学術報告会で得た情報によると、小惑星(特に地球近傍小惑星)は近い未来、宇宙探査の最も価値ある目標の一つとなっている。同研究院および深宇宙探査分野弁公室の技術責任者である黄江川氏は「中国は第14次五カ年計画期間(2021?25年)に、ハイレベルの代表的な小惑星探査任務を実施するべきだ」と述べた。

葉氏は会場で、小惑星自身の軌道および物質的な特徴などを利用することで、開発の可能性が高まると述べた。例えば一部の小惑星の貴重な金属の純度は地球の数倍に達し、数十兆ドルの価値を秘めている。小惑星全体も、大型宇宙船として開発できる。現在の主な構想には、これを資源開発の場とすること、惑星間航行の場とすることを含む。

資源開発の構想については、1つの小惑星を捕捉し、それを到達可能な軌道の範囲内に制御する。それからロボットもしくは人の手で資源開発を展開し、小惑星の貴重な資源を集め、地球に帰還する。あるいは小惑星の鉱産物を直接利用し、軌道上で建設活動を展開する。

葉氏は「将来的な有人小惑星探査とのつながり、小惑星の資源開発によりその後の新宇宙探査をサポートすること、それから捕捉後の地球との衝突の恐れ、動力学的な実現性を鑑み、中国は将来的に実施する小惑星捕捉任務において、小惑星を月周回軌道もしくはラグランジュ点で捕捉する可能性がある」と説明した。

同プランの長期的な構想によると、小惑星を宇宙中継基地とし、人類の宇宙施設建設、惑星間航行・移転システムに基礎的な材料を提供し、より奥深くの探査任務を展開することになる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

983とはずがたり:2017/05/20(土) 13:01:51
地球近傍小惑星
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E8%BF%91%E5%82%8D%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F

地球近傍小惑星の脅威[編集]
白亜紀の終わりの地層に発見されたK-T境界(白亜紀 - 第三紀境界層)は、巨大な彗星か隕石の衝突によってもたらされたことがわかって来たが、その元として地球近傍小惑星の存在が浮上してきた。
天体の地球への衝突の脅威は、1994年7月16日のシューメーカー・レヴィ第9彗星の木星への衝突により広く知られるようになった。木星へは、地球以上に多くの天体が衝突していると考えられている。
直径1kmほどの小惑星の地球への衝突は100万年に数回、5kmほどの小惑星の衝突は1000万年毎、小天体の衝突は毎月2、3回起こっていると考えられている。
これまでに数回間違った警報が出ているが、多くの小惑星が地球に衝突する危険性があることが知られている。2002年4月、NASAはアポロ群の小惑星 (29075) 1950 DA(直径1.1km)が2880年3月16日に0.3%の確率で地球に衝突すると発表した。この確率は他の小惑星の危険性の1,000倍に当たる。
2004年には、それまでの地球接近記録を更新する2個の小惑星が発見された。3月18日にアテン群の小惑星 2004 FH(直径30m)が地球の表面からの距離4万2740kmまで接近し、3月31日には同じくアテン群の 2004 FU162(直径6m)が同6,350kmまで接近した。
2006年7月3日には、2004 XP14が地球から約42万kmの位置を通過した。
2008年10月7日には、2008 TC3が発見からわずか20時間で大気圏に突入し、スーダン上空での爆発が人工衛星から確認された。その後、多数の破片が落下現場から隕石として回収された。
2010年9月8日には、共にアテン群の 2010 RX30(直径12m)、2010 RF12(直径7m)が発見から3日後に地球からそれぞれ24万8000kmおよび7万9000kmの位置を通過した。そのうち 2010 RX30は日本上空を通過している。
2011年2月4日には、2011 CQ1(直径1.3m)が、地球表面からわずか5,480kmの位置を通過し、衝突しなかった小惑星の接近最短距離を更新した。あまりにも近くを通過したため、地球の重力によって 2011 CQ1の軌道は60度も折れ曲がった。
2011年11月8日から9日にかけて、2005 YU55が、地球から32万5000kmのところを通過した。2005 YU55は直径400mもあり、これほどのサイズの小惑星が接近するのは観測史上初めてである。
世界時2013年2月15日(日本時間16日)には、2012 DA14(直径45m)が人工衛星の静止軌道よりも内側の、地球表面から2万7700kmの位置を通過した。
このように、地球近傍小惑星はその軌道によっては地球に衝突する可能性も考えられる。小さな小惑星の衝突でも甚大な被害が予測されることから、これらの小惑星を発見し監視するためのプロジェクトが世界各地で行われている。

984とはずがたり:2017/05/21(日) 11:34:12
大噴火とかするんちゃうやろねえ。。

大分・広範囲で地割れ…自主避難や通行止め
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170520-00000043-nnn-soci
日本テレビ系(NNN) 5/20(土) 17:55配信
 大分県の豊後大野市で、広範囲にわたって地割れが確認され1世帯2人が自主避難している。原因は分かっていない。

 地割れが見つかったのは豊後大野市朝地町綿田地区。市によると今月16日に住民から連絡があり、300メートルほどの範囲で20か所以上で地割れが確認された。地割れは大きいもので長さは約20メートル、幅は9センチほど。

 1世帯2人が現在、自主避難しているほか、付近の市道は通行止めとなっている。地割れは日がたつにつれて広がっているという事だが、原因は分かっておらず、県などが調査している。

985とはずがたり:2017/05/21(日) 11:39:39
TPP11、修正なら崩壊も=豪貿易相
時事通信社 2017年5月20日 10時16分 (2017年5月20日 23時57分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170520/Jiji_20170520X325.html

 【シドニー時事】オーストラリアのチオボー貿易相は20日までに、米国を除く環太平洋連携協定(TPP)署名11カ国(TPP11)は、現行の内容のまま発効を目指すべきであり、「各国が修正点を持ち出し始めたら、崩壊する恐れがある」と警告した。ベトナムで21日に開かれるTPP閣僚会合に先立ち、オーストラリアン紙とのインタビューに答えた。
 チオボー貿易相は「合意した形でTPPを進めることで、発効の可能性が高まる」と強調。早期発効を目指す日本やニュージーランドを支持する姿勢を示した。

TPP、米国抜きの11カ国での発効目指す声明発表へ
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/05/tpp11.php
2017年5月20日(土)13時18分

 5月19日、TPPに参加する米国以外の11カ国は、TPP発効を目指す方針に変わりがないことを確認する声明を発表する見通しだ。写真は安倍晋三首相、2015年10月撮影。(2017年 ロイター/Yuya Shino)
[ハノイ 19日 ロイター] - 環太平洋連携協定(TPP)に参加する米国以外の11カ国は、TPP発効を目指す方針に変わりがないことを確認する声明を発表する。11カ国間の協議に詳しい関係筋が話した。

11カ国はアジア太平洋経済協力会議(APEC)の貿易相会合に合わせて協議を重ねている。関係筋は「主要項目は2つ。ひとつは11カ国でなるべく早期の発効を目指すこと。もうひとつは署名国が協定に復帰できる環境を考えることだ」と述べた。2018年のTPP発効を予定している。

一方、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は、中国などと2国間協議を開く予定だ。自由貿易で世界の主導権を握りたい中国は、自らも参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を推進する方針だ。RCEPよりはるかに包括的なTPPの協議は日本が主導する。米国はトランプ大統領が就任して間もなくTPPから離脱した。中国はTPPに参加していない。

TPPの協議の課題の一つは、米国のTPP参加で大きな恩恵を受けるはずだったベトナムとマレーシアを離脱させないことだ。マレーシアのムスタパ貿易産業相は米国抜きで協議を進めるのであれば、いくらかの再交渉が必要だと話す。ベトナムの当局者も同じような見解を示している。

ムスタパ氏は、米国がいつかTPPに復帰するとの楽観的な見方があると述べ、TPP以外の課題でトランプ米大統領が政策姿勢を変えつつある様子がうかがえると指摘した。中国に対する態度を軟化させていることを例に挙げた。

ただ、直近では米政権にとっては北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉の方が優先度が高い。

ムスタパ氏は、TPPの先行き不透明感を踏まえると、マレーシアにとってRCEPが優先すべき課題だと述べた。

986とはずがたり:2017/05/24(水) 10:39:58
大分の後輩,元合同新聞勤務,が送ってきてくれた合同新聞の紙面の画像によると一九六四年にも地滑りがあったそうな。異常事態ではなさそうだな。

大分・豊後大野市の地割れ拡大、立ち入り禁止区域を設定
TBS News i 2017年5月24日 00時45分 (2017年5月24日 06時40分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170524/Tbs_news_91828.html


 大分県豊後大野市で発生している地割れが急速に拡大し、地滑りに危険性が高まっているとして、市は立ち入り禁止区域を設定し、警戒を呼びかけています。
 豊後大野市によりますと、地割れはこれまで88か所で確認され、幅が1時間に3ミリの速さで拡大しているということです。市は地滑りの危険性が高まっているとして23日、立ち入り禁止区域を設定し、9世帯17人に避難勧告を出しました。

 「怖いですね。こんなことになるとは思いもしなかった」(地域住民)

 また、24日は地割れの変動速度が基準値を超えた場合、アラームで危険を知らせる警報機が設置されるほか、国の土砂災害専門チームが現地入りし、原因究明に向けた本格的な調査を実施します。(24日03:44)

987とはずがたり:2017/05/25(木) 10:11:42
2016.04.21 THU 21:30
恐竜が絶滅したのは「隕石の衝突」のせいじゃない:研究結果
http://wired.jp/2016/04/21/dinosaurs-werent-wiped-out-by/

恐竜は、約6,600万年前の巨大隕石の衝突で絶滅したと考えられてきた。しかしほとんどの恐竜の種は、衝突の2,400万年前からすでに減少し始めていたという研究結果が発表された。

IMAGE COURTESY OF PNAS
TEXT BY ANNALEE NEWITZ
TRANSLATION BY TOMOKO MUKAI, HIROKO GOHARA/GALILEO

ARS TECHNICA (US)

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チクシュルーブ・クレーターの原因となった小惑星は、直径10?15km。衝突時のエネルギーは広島型原子爆弾の約10億倍、衝突地点付近で発生した地震の規模はマグニチュード11以上、生じた津波は高さ約300mと推定されている。IMAGE: NASA/WIKIMEDIA COMMONS

約6,600万年前、巨大な小惑星がメキシコ湾に落下した。

「チクシュルーブ・クレーター」と呼ばれる直径160kmに及ぶ巨大クレーターの原因となったこの衝突(チクシュルーブ・インパクト)により、有害ガスが大気中に拡散し、極度の気候変動が誘発され、地球の生態系が激変した結果、恐竜を含む多くの生物が絶滅した──科学者たちはこう考えてきた。

しかし、英国の研究者グループによる新しい調査研究により、ほとんどの恐竜のクレード(共通の先祖から派生した子孫により構成される集団)は、この巨大隕石よりも、ずっと以前から減少し始めていたことが明らかとなった。

研究者らは、長期にわたる恐竜化石について包括的な統計分析を実施し、その結果を『Proceedings of the National Academy of Sciences』(PNAS)に発表。彼らの分析によると、恐竜の個体数は、巨大隕石が地球に衝突するおよそ2,400万年前から減少し始めていたという。

鳥盤目、竜脚形類、獣脚類という3種のサブクレードの恐竜は、約9,000万年前に致命的な転換点に達していたという。その時点で恐竜という種は、種分化や新種を形成するよりも速い速度で、絶滅へと向かい始めていたというのだ。

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絶滅は生物種のライフサイクルにおける通常の出来事だが、健康なクレードにおいては、絶滅するのと同じかそれよりも速いスピードで新しい種が形成される。しかし、大部分の恐竜たちについてはチクシュルーブ・インパクトのはるか以前からそうではなかった、と研究チームは述べている。

こうした「漸進的減少」のシナリオは、チクシュルーブ・インパクトが恐竜絶滅の直接的な原因ではなく、すでに減少し続けていた生物種に対する“最後の致命的打撃”だったことを示している。

実際、隕石衝突後の数十万年間にわたって、ハドロサウルスなどの一部の恐竜種が生息していたという証拠があるが、それらの系統は、チクシュルーブ・インパクトの前には(新種形成のスピードが)上昇傾向を示していた。そして、インパクト前後の数百万年にわたって、初期哺乳類も良好に種分化していた。

恐竜が9,000万年前ごろから激減を始めていた理由は、数多く考えられる。例えば当時、地球環境が大きな変化を迎えていたというのがそのひとつだ。恐竜たちはそれまで、ローラシア大陸とゴンドワナ大陸という2つの超大陸全域に広がって生息していたが、それぞれの超大陸が分裂するという激しい地殻変動が生じた結果、大きな影響を受けたはずである。

さらに、巨大隕石衝突の少し前の6,800万年前ころからは、インドのデカントラップで巨大火山が連続して噴火した。地球科学者のグレタ・ケラーは、以前からこの噴火が恐竜の絶滅に拍車をかけたと主張している。火山ガスや粉塵、海への大量の溶岩流出などにより、海中と陸上の生態系が混乱したというのだ。

こうした出来事の複合的な結果として、恐竜たちの生息地が縮小していき、個体数が減少することになった。個体数が少なくなればなるほど、破滅的な事態への回復力は失われる。この一連のプロセスのなかで、巨大隕石が最後の引き金になったのではないかと考えられる。

988とはずがたり:2017/05/25(木) 10:22:18
<中生代>
三畳紀…2億4千万〜2億年前・恐竜や翼竜、ワニやカメ
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大量絶滅…活発化した火山活動により地上には大量の溶岩が噴出しました。これにより気温の上昇、海水の酸性化,また、空気中の二酸化炭素量が急激に増え、酸素濃度が大幅に低下した。地球上の76%の生物が絶滅した。
 ↓
ジュラ紀…2億〜1億4千5百万年前・生き延びた一部の恐竜は空白になった生物的地位を埋めるため巨大化・恐竜たちが栄え、始祖鳥などの原始的な鳥類も出現しました。動物以外に植物も多様化が進み被子植物なども現れます。温暖な気候で降水量も高かった
 ↓
白亜紀…1億4500万年前から6600万年前・温暖かつ高湿な気候で海水温も高かったといわれています・ティラノサウルスやトリケラトプスも白亜紀を代表する恐竜です。空では鳥類が多様化する中で小型の翼竜は衰退し、大型のケツァルコアトルスやプテラノドンなどが生息していました。哺乳類もこの時代に多様化・被子植物が繁殖し、光合成によって大量の二酸化炭素を消費,白亜紀中期には現在の18倍もあった大気中の二酸化炭素が後期には1/6のまで減少
 ↓
大量絶滅…全生物種の70%が絶滅・爬虫類、鳥類、哺乳類の多くも絶滅してしまいました。また、シルル紀の昔から海に生息していたアンモナイトもこの大量絶滅を生き残ることはできませんでした。

恐竜の絶滅はなぜ起こったのか?怖すぎる大量絶滅の原因7
http://www.gibe-on.info/entry/dinosaur-extinction/

恐竜の絶滅
恐竜は中生代の三畳紀、ジュラ紀、白亜紀にかけて大繁栄した大型の爬虫類です。恐竜は地球史において最も成功した種のひとつといわれています。

しかし、現在私たちは恐竜の姿を見ることができません。彼らは絶滅してしまったからです。大繁栄を極めた恐竜はどうして絶滅してしまったのでしょうか?
今回は恐竜が暮らした時代と絶滅の原因についてご紹介しようと思います。

恐竜の生きた時代
恐竜が地球に生息していたのは地球史で中生代にあたる三畳紀、ジュラ紀、白亜紀です。ここでは各時代の様子とそこで起こった変化についてまとめておきます。

三畳紀の地球
三畳紀とは今からおよそ2億4千万〜2億年前を指す地質時代です。三畳紀の地球では恐竜や翼竜、ワニやカメなどが現れ爬虫類が大繁栄しました。私たちの祖先である最初の哺乳類もこの三畳紀に誕生したといわれています。

三畳紀の地球
また、爬虫類は海にも進出し魚類も出現しました。三畳紀は恐竜や大型爬虫類の始まりの時代といえます。

三畳紀の大量絶滅
しかし、恐竜時代の幕開けである三畳紀の終り頃に地球規模の大量絶滅が起こりました。活発化した火山活動により地上には大量の溶岩が噴出しました。これにより気温の上昇、海水の酸性化など生態系は大きなダメージを受けたのです。また、空気中の二酸化炭素量が急激に増え、酸素濃度が大幅に低下したことも大量絶滅の原因と考えられています。

三畳紀の大量絶滅は想像を超える規模で、地球上の76%の生物が絶滅したといわれています。しかし、この大量絶滅を生き延びた一部の恐竜は空白になった生物的地位を埋めるため巨大化していきました。続くジュラ紀で恐竜はさらなる繁栄を極めます。

ジュラ紀の地球
ジュラ紀はおよそ2億〜1億4千5百万年前の地球を指し、「恐竜の時代」と称されています。ジュラ紀では三畳紀の大量絶滅を生き延びた恐竜たちが栄え、始祖鳥などの原始的な鳥類も出現しました。動物以外に植物も多様化が進み被子植物なども現れます。

ジュラ紀の地球
また海洋では首長竜、魚竜、魚類などの進化も活発化しました。温暖な気候で降水量も高かったことも生物たちにとって追い風となりました。このジュラ紀には大量絶滅は起こっておらず、恐竜たちにとっては楽園のような時代でした。

白亜紀の地球
白亜紀はおよそ1億4500万年前から6600万年前を指し、三畳紀、ジュラ紀と続いた中生代最後の地質時代です。温暖かつ高湿な気候で海水温も高かったといわれています。地上では恐竜やワニなどの大型爬虫類が生態系の上層に位置し、ジュラ紀に続いて繁栄を極めていました。

白亜紀の地球
恐竜の中でも人気が高いティラノサウルスやトリケラトプスも白亜紀を代表する恐竜です。空では鳥類が多様化する中で小型の翼竜は衰退し、大型のケツァルコアトルスやプテラノドンなどが生息していました。哺乳類もこの時代に多様化を見せ、有袋類などが出現します。海ではジュラ紀に引き続き首長竜、魚竜、魚類などが繁栄していました。

989とはずがたり:2017/05/25(木) 10:22:32
>>988-989
白亜紀の大量絶滅
白亜紀後期にも大量絶滅が起こります。その絶滅規模は凄まじく全生物種の70%が絶滅します。三畳紀、ジュラ紀、白亜紀と長くにわたって地上に君臨した恐竜たちも、白亜紀の大量絶滅によって地球から姿を消すことになりました。

恐竜以外にも爬虫類、鳥類、哺乳類の多くも絶滅してしまいました。また、シルル紀の昔から海に生息していたアンモナイトもこの大量絶滅を生き残ることはできませんでした。

恐竜絶滅の原因
長いあいだ恐竜が絶滅した原因は隕石の衝突といわれていました。しかし、今では他にも複数の要因が重なったことが絶滅を引き起こしたとされています。ここではその原因としてよく語られるものをご紹介します。

①巨大隕石の衝突
メキシコ・ユカタン半島に白亜紀に形成されたとみられるクレーターが見つかっています。このクレーターから推察される隕石の大きさは約直径180㎞という巨大なものでした。この隕石の衝突時の衝撃は凄まじく、広島原爆の30億倍近いエネルギーに相当するそうです。

巨大隕石の衝突
隕石衝時あたり一面は焼き払われ、地層は一瞬で数十mめくり上がり、数㎞の高さの津波が発生しました。灰が地球を覆いつくし太陽光を失ったことで植物は光合成ができなくなりました。こうして地球の生態系は破壊されたのです。

②火山活動の活性化
隕石の衝突により地球内部のマグマ溜まりが増大し、火山活動が活発になったことがわかっています。この噴火によって非常に多くの溶岩や有毒ガスが排出され、恐竜たちに致命的なダメージを与えたと考えられています。

火山活動の活性化
③海の酸性化
隕石の衝突によって発生した硫酸が海に溶け出し、海を酸性化させました。また大気中の硫酸ガスにより酸性雨も発生しました。

海の酸性化
これにより海は数年にわたり酸性を帯び、食物連鎖を破壊したといわれています。

④地磁気消滅説
地球ではこれまで磁極の反転が起こっていることがわかっています。この磁極の反転の際、地球を覆っている地磁気が一時的に消滅します。

地磁気消滅説
地磁気は地上の生物を宇宙線や放射能、太陽風から守る役割があり、この期間恐竜たちに有害な宇宙線などが直接降り注ぐことになりました。

⑤二酸化炭素濃度の減少
白亜紀には被子植物が繁殖し、光合成によって大量の二酸化炭素を消費するようになりました。白亜紀中期には現在の18倍もあった大気中の二酸化炭素が後期には1/6のまで減少していたことがわかっています。

Co2濃度の低下
大気中の成分濃度の急激な変化は恐竜たちにも深刻な問題だったはずです。

⑥植物の変化
白亜紀では被子植物が多様化しました。これにより草食恐竜が従来食べていた植物が減少し十分な食料を確保できなかったとする説があります。

植物の変化
草食動物が数を減らせばそれに合わせて肉食恐竜も数を減らすことになるはずです。

⑦地球寒冷化
地球の寒冷化も恐竜絶滅の一因とされています。恐竜などの大型爬虫類は哺乳類などに比べ寒さに弱いとされています。ジュラ紀や白亜紀は温暖な気候で地球の平均気温は現在より10度以上高かったといわれていますが、恐竜が絶滅したとされる白亜紀後期で平均気温が7度も低下していました。

地球寒冷化
気温が生物に与える影響は大きく、爬虫類である恐竜も例外ではなかったと考えられています。

いかがでしたか?現在はこれらの要因が重なったことで恐竜は絶滅してしまったといわれています。しかし、大量絶滅の70万年後の地層から恐竜の化石が見つかっており、大量絶滅後もしばらくは彼らが生き残っていた可能性があるとされています。

出典:wikipedia

990とはずがたり:2017/05/29(月) 14:52:47
引き潮の海岸線はどこだ 海洋権益を守る無人観測装置
05月28日 09:00朝日新聞

引き潮の海岸線はどこだ 海洋権益を守る無人観測装置
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK5M6TWDK5MPITB01Q

http://tohazugatali.web.fc2.com/int_poli/m_ASK5M6TWDK5MPITB01Q.jpg
中国が主張する大陸棚の境界と海洋調査船の動向
(朝日新聞)

 東シナ海の海洋権益をめぐり、日本と中国が静かに火花を散らしている。中国は自国の大陸棚が尖閣諸島(沖縄県)近海まで続いていると主張し、海洋調査を繰り返す。日本も調査態勢を強化する中、韓国が島根県の竹島(韓国名・独島〈トクト〉)周辺で調査を実施するなど、摩擦が広がっている。

 19日、自民党本部で開かれた「領土に関する特命委員会」。新藤義孝委員長は日本の排他的経済水域(EEZ)や領海で活発化する中韓の動きについて、こう語った。「中国の海洋調査船も5月に入ってきた。韓国も(竹島周辺で)海洋調査をやった。中国は無人飛行機ドローンも飛ばした。しっかり対処していかなければならない」

 尖閣沖の領海に侵入した中国公船の甲板付近で無人飛行機ドローンの飛行が初めて確認されたのが18日。中国はこの海域への公船や海洋調査船の派遣を繰り返す。17日には竹島近海で、韓国の海洋調査船が日本の領海内に一時侵入した。

 こうしたせめぎ合いのなか、日本は海洋調査の態勢強化を進めつつある。

 今年1月20日朝、北九州市の第7管区海上保安本部。長崎県・五島列島沖に投入した無人の海洋観測装置(AOV)のトラブル信号が飛び込んできた。秒速20メートルの強風が吹き、波は4?5メートル。通信衛星を経由した遠隔操作を繰り返したが、「制御不能だ」。7管が翌21日にAOVを回収してみると、ケーブルがちぎれ、推進機の水中グライダーがなくなっていた。

 昨秋にも沖縄の1基が台風のさなかに壊れており、海上保安庁は腰を据えて改良に取り組むことにした。今年2月に全調査海域で運用を停止。半年近くかけて構造強化や悪天時の機動性を改善してきた。今月末から順次、運用を再開する。

 AOVの運用は昨年9月から、五島列島のほか八重山諸島(沖縄県)沖の東シナ海などで始まった。海流や海水温などを自動で観測するが今年、新たな役割が追加された。最も潮が引いた時の海岸線「低潮線」の観測。領海やEEZを線引きする基準となる。

 従来は航空機によるレーザー測位などで調べてきたが、AOVの導入によって、国際機関が勧める継続的で信頼性の高い調査が可能になる。海保の関係者は「科学調査のためのツールから、海洋権益を守るツールに昇格した」と語る。

 きっかけは中国の動きだ。2012年12月、資源開発が可能になる大陸棚を東シナ海に設定し、境界を沖縄トラフまでとする延伸申請を国連大陸棚限界委員会(CLCS)に提出した。日本が尖閣諸島を国有化したばかりの時期。中国が示した線引きは日本のEEZに入り、尖閣諸島を包む。

 CLCSが実質審議に移らないよう、日本政府はすぐに異議を表明した。外務省は「審議が行われることは想定されない」との見解を示す。

 一方、中国の海洋調査船派遣はさらに活発化。国連海洋法条約に基づく日本の事前同意を得なかったり、同意と異なる海域で活動したりする「特異行動」を取った調査船は、15年に延べ22隻、16年は11隻に及んだ。関係者は「彼らが地質調査をしていることがうかがえる」と指摘する。

991とはずがたり:2017/05/29(月) 22:14:16

広がる大分・豊後大野の地割れ、拡大防止へ水抜き工事開始
TBS News i 2017年5月29日 18時49分 (2017年5月29日 20時10分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170529/Tbs_news_92347.html

 地すべりによる地割れが続いている大分県豊後大野市で、県は被害の拡大を食い止めるため、地下水を抜く工事を開始しました。
 県の観測データによりますと、豊後大野市朝地町の綿田地区では29日午後3時までに、地割れの幅が1時間に最大14.4ミリの速さで広がっています。

 29日朝は、県の職員が地すべりの要因とみられている地下水の水位を調べるため、ボーリング調査を実施しました。また、被害の拡大を食い止めるため、排水管を設置して地下水を抜く工事を開始したほか、ドローンを使って上空から現場の状況を確認しました。

 排水管は長さが50メートルで、地割れが発生している場所の東西2か所に16本設置される予定です。(29日17:25)

992とはずがたり:2017/05/30(火) 16:13:05
深海で「天然発電所」を発見 生命起源・進化に影響?
http://digital.asahi.com/articles/ASK5S3FLYK5SULBJ005.html?rm=340
小堀龍之2017年5月30日12時03分

 深さ約1千メートルの海底にある「深海熱水噴出口」の付近で、天然の発電現象が起きていると、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と理化学研究所のチームが突き止めた。燃料電池と同じしくみで、生命の起源や進化に関係した可能性もあるという。研究成果はドイツの科学誌に発表された。

 熱水噴出口は海底からマグマ由来の熱水が噴き出している場所。熱水をエネルギー源にする生き物がすみつき、周辺に複雑な生態系をつくっている。1977年に発見され、生命が深海で誕生した説の元になった。

 研究チームは、熱水に大量に含まれる硫化水素や、海水中の酸素、噴出口付近にたまった電気を伝えやすい鉱物に注目。水素と酸素を化学反応させて発電する燃料電池と同じしくみがそろっており、自然に発電していると仮説をたてた。

 沖縄本島から北西約150キロ、水深約1千メートルの「沖縄トラフ」に水中無人探査機を潜らせ、熱水噴出口がある煙突状の構造物「チムニー」付近の電圧を調べた。すると硫化水素を含む熱水から海底の硫化鉱物を通じ、酸素を含む海水に向かって電子が移動し、ごく弱い電流が発生していた。電圧は数百ミリボルト。電気を流して微生物を育てる「電気培養」という方法でかける電圧と同程度という。

 同機構海底資源研究開発センターの山本正浩研究員は「電気が深海での生命の誕生や進化に影響した可能性も考えられる。宇宙で似た場所を探せば、地球外生命体の探査に役立つかもしれない」と話す。(小堀龍之)

993とはずがたり:2017/05/30(火) 21:59:37

2017.5.28 10:00
【クローズアップ科学】
「第7大陸ジーランディア」水没の謎に挑む 探査船ちきゅうが海底を掘削へ
http://www.sankei.com/premium/news/170528/prm1705280018-n1.html

海底に眠る大陸
http://tohazugatali.web.fc2.com/uchu/prm1705280018-p1.jpg

 オーストラリアの東側の海底には、地球で7番目の大陸「ジーランディア」が沈んでいる。その誕生や水没の経緯は長く不明だったが、地球深部探査船「ちきゅう」による調査が1月に正式決定。2020年に海底を掘削し謎の解明に挑む。(伊藤壽一郎)

2つの誕生仮説

 ジーランディアは1990年代の観測衛星による海底地形調査で存在が確認された。面積はオーストラリア大陸の約6割に当たる約490万平方キロに及び、世界最大の島グリーンランドの2倍を超える広大な水没大陸だ。海面より上にあるのは面積の約6%だけで、大半をニュージーランドが占める。

 海底に沈んではいるが大陸だ。地球の表面を覆っている地殻には、厚さが約6キロの海洋性の地殻と、30〜40キロと厚い大陸性の地殻がある。ジーランディアの地殻は約20キロで、大陸性と見なされる。大陸性にしか含まれない花崗(かこう)岩や変成岩が見つかっていることも根拠だ。

 3億年前の地球では超大陸「パンゲア」が唯一の陸地だった。2億年前に分裂が始まり、現在の6大陸ができた。ジーランディアはオーストラリアの東側部分だったが、約8千万年前に分裂して誕生。約2千万年前にほぼ全域が水没したことが、これまでの研究で分かっている。

 未解明なのは分裂の仕組みだ。二つの仮説が提唱されており、その一つは地球内部から高温のマントルが対流で上昇するホットプルームという現象が、オーストラリアを突き上げて分裂させたとする「マントルプルーム説」。

 もう一つは「ロールバック説」。オーストラリアの東側では海洋地殻が陸の下に沈み込んでいるが、沈み込む角度が深くなり後退するなどの影響で、縁が引き伸ばされて分裂したとみる。どちらが正しいのか議論が続いている。

3年後に掘削

 この謎を解明するため、豪州政府と海洋研究開発機構は世界最高の掘削性能を持つ探査船ちきゅうで調査し、仮説の証拠を探す構想を2013年から進めてきた。

 ジーランディア北部のロードハウライズと呼ばれる水深1600メートルの浅い海域で、海底下を2200〜3500メートル掘削して岩石試料を採取する。費用は100〜150億円で、豪州が6〜7割を負担する見通し。

 計画を指揮する海洋機構の斎藤実篤グループリーダーは「得られた試料に玄武岩など火山性の岩石が含まれているかどうかがポイントだ」と話す。

 8千万年前ごろの試料から火山性の岩石が見つかれば、激しい火山活動を伴うマントルプルーム説の証拠になり、見つからなければロールバック説が正しいことになる。

 ジーランディアの表面には、陸上だった時代から水没して現在に至るまでのさまざまな物質が堆積している。水没の理由は地殻が薄く沈みやすいためだが、堆積物を分析すれば水没の開始時期や速度まで詳しく分かってくるという。

日本列島にも関係

 掘削計画の実施には国際機関の承認が必要なため、豪州と海洋機構は15年、共同で提案書を提出。今年1月に承認されて実施が正式決定したことで、準備は一気に本格化してきた。

 今後は掘削の詳細な場所や深さを6月に確定。11〜12月に深海調査研究船「かいれい」で現地の事前調査を行い、20年の夏から秋にかけて掘削する計画だ。

 ジーランディアは日本から9千キロも離れているが、決して無縁ではない。大陸の辺縁部が分裂することは多くの大陸の成長過程でしばしば見られ、日本列島もユーラシア大陸の東縁部が分裂して誕生したと考えられているからだ。

 沈んだ大陸の謎の解明は、日本列島や日本海の形成過程を詳しく知る手掛かりになる可能性がある。

 斎藤氏は「早く掘削を実現し、大陸の分裂や成長のメカニズムを解き明かしたい」と意気込んでいる。

994とはずがたり:2017/05/31(水) 10:06:48
<大分地割れ>排水管から水流出始まる 丘陵地の1カ所
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20170531k0000m040124000c.html
05月30日 21:16毎日新聞

 多くの地割れが発生している大分県豊後大野市朝地町綿田地区で、原因とみられる地下水を抜く作業に着手した県は30日、丘陵地東部の1カ所に設置した排水管から水の流出が始まったと発表した。

 県はさらに排水管6本を埋設し、別の場所でも8本を設置する。地割れの拡大は続いており、県が観測している5地点のうち1地点では1時間で最大14ミリ広がった。棚田下の川の護岸が地滑りのため約20メートルにわたって崩れていることも新たに確認された。

 豊後大野市の川野文敏市長は同日、同県の広瀬勝貞知事に避難勧告を出している9世帯17人へのケアや地元農家への補償について協力を求めた。【田畠広景】

995とはずがたり:2017/05/31(水) 10:24:48
月探査衛星に隕石が激突「弾丸を上回る秒速7キロ」NASA
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170529/Hazardlab_20394.html
ハザードラボ 2017年5月29日 15時07分 (2017年5月31日 10時07分 更新)

 地球から約38万キロ離れた月上空を周回中の探査衛星に、隕石が猛スピードでぶつかっていた事実が明らかになった。米航空宇宙局(NASA)の研究チームは、「探査機に隕石が衝突するのは極めて珍しい」として、観測機器は無事だと発表した。


 隕石が衝突したのは、NASAが2009年に打ち上げた月周回無人探査機ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)に搭載されている3つの観測カメラのうちのひとつ。


 米国では2004年、前の年に起きたスペースシャトル「コロンビア号」の空中分解事故が国民にもたらしたショックを打ち払おうと、ブッシュ大統領が新宇宙政策を発表。将来の火星探査の布石として、再び有人月面探査を目指すという計画を打ち立て、LROを開発した。


 月探査プロジェクトを率いるアリゾナ州立大学のマーク・ロビンソン教授によると、2014年10月13日にLROから送られてきた画像に突然、横揺れのような乱れが発生。


 コンピューターを使ったシミュレーションで画像の乱れを再現した結果、わずか0.8ミリ程度の針の先ほどの小さな隕石が、秒速7キロの速さで観測カメラを冷却するためのラジエーター装置に激突したのが原因だと結論づけた。


 ロビンソン教授によると、LROのカメラは1日のうち約10%しか稼働しておらず、この短い観測時間中に隕石がぶつかるのは極めて珍しいと話している。

996とはずがたり:2017/06/08(木) 15:47:26
構想45年、お蔵入りだった「日本独自軌道」復活の転機は「ごみ同然の失敗衛星」
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/170530/lif17053018110016-n1.html?obtp_src=www.iza.ne.jp
2017.5.30 18:11

 日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う政府の準天頂衛星みちびき2号機が6月1日午前9時17分46秒、H2Aロケット34号機で種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられる。日本人が45年前に考案した独自の軌道を飛行する国産の測位衛星だ。運用中の1号機を含む計4基で来年4月から本格運用が始まる。

 GPSは米国が開発した位置測定システムで、約30基の衛星が地球を周回し全世界をカバーしている。日本でもカーナビゲーションなどで広く利用されているが、日本周辺を補完的に測定する衛星として開発されたのがみちびきだ。

 赤道上空の静止軌道を傾けたような軌道を周回。地上から見ると8の字を描き、日本の真上付近(準天頂)を長く飛行する特徴がある。このため測定用の電波が高層ビルや山に遮られず、GPSより安定で高精度の位置情報が得られる。

 この軌道は準天頂軌道と呼ばれ、旧郵政省電波研究所(現情報通信研究機構)の研究者が昭和47年に考案。しかし衛星の燃料消費が多く実用的でないとされ、お蔵入りになった。

 平成に入り燃料の節約方法が見つかったが、日本の真上を飛ぶ利点を検証できないことが実用化の壁に。転機は平成10年に意外な形で訪れた。打ち上げに失敗した通信衛星が予定外の軌道を飛行し始め、ごみ同然と思われた中、同機構の研究者が検証実験に使うことを思い付いた。

 衛星が日本の真上を通過するとき、アンテナをつけた車で東京・丸の内の高層ビル街を走行し、電波を安定して受信できることを実証。これを機に政府が実用化へ動き出した。

 年内に計3基を打ち上げ本格運用の体制が整う。検証実験に携わった同機構の田中正人主管研究員(58)は「感慨深い。準天頂軌道は通信や極域の観測にも活用の余地がある」と話す。

997とはずがたり:2017/06/10(土) 10:11:44

白亜紀の琥珀から絶滅鳥類のヒナ 9900万年前の姿
http://www.asahi.com/articles/ASK692C6GK69UHBI004.html?iref=pc_rellink
ワシントン=小林哲2017年6月9日23時01分

 ミャンマーの地層から見つかった約9900万年前(白亜紀)の琥珀(こはく)の中から、絶滅した鳥類のヒナがほぼ完全な形で見つかった。羽根や骨格などが当時のまま残っており、通常の化石ではわからなかった原始的な鳥の姿が確認できる。鳥類の進化を探る上での貴重な標本だという。

 中国地質大の?立達(シンリーター)博士らの国際研究チームが専門誌「ゴンドワナ・リサーチ」(電子版)に論文を発表した。琥珀はキャラメルの箱ほどの大きさで、中に全長約6センチのヒナが閉じ込められていた。CTスキャンなどによる分析から、絶滅した原始的な鳥類、エナンティオルニス類のヒナと判明した。孵化(ふか)して間もない状態と見られるが、翼の部分にある前脚の指には爪が生え、くちばしには小さな歯があるなど原始的な特徴が残っているという。(ワシントン=小林哲)

998とはずがたり:2017/06/10(土) 10:44:19
ナターシャ・ハーリー - ウォーカー: 電波望遠鏡が知られざる銀河を解き明かす
https://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20170522-00002736-ted&utm_source=taboola&utm_medium=exchange
5/22(月) 10:34配信 TED
Natasha Hurley-Walker
翻訳
「宇宙 それは究極のフロンティア」

ご覧になっているのは 夜空の写真です ここに映し出されているのは全て 我々が住んでいる銀河系の星です より暗い部分に目を向けてみると 砂漠といった 真っ暗な場所に行けば 銀河系の中心部を 見ることができるかもしれません そこには何千億という星が 広がっています とても美しい画像です カラフルです でもやはり ここは宇宙の ほんの片隅に過ぎません 横に広がった不思議な 暗い塵のようなものが見えます これは局所的に分布する塵で 星が発した光を ぼんやりとさせています でも我々には 高度な技術があります 裸眼でも この宇宙の片隅を 探索することができますが もっと良く見ることも可能です 素晴らしい望遠鏡 ハッブル宇宙望遠鏡による観測です 宇宙学者が繋ぎ合わせた画像が これです 「ハッブル・ディープ・フィールド」は 空のほんの僅かな領域を 何百時間もかけて観測したもので その視野は 腕を伸ばした時の 親指の大きさよりも狭い程度です この画像には 何千もの銀河が映っていますが 全宇宙には 何千億の銀河があるはずだと 考えられています 中には我が銀河系と似たものも とても異なるものもあります 「良く分かった」とお思いでしょうが 私の探求はまだ続きます とても高性能な望遠鏡を 使えば簡単にできることで 空を見上げるだけでOKです でも それだけでは 実は見落として しまうことがあるのです なぜかというと これまで話してきたことは 人の目で見ることができる 可視光だけを使っており それはほんの僅かな情報― 宇宙が発している情報の ほんの一断片に過ぎないからです 可視光だけによる観測には 2つの重大な問題があります 異なる種類の光を生じる 別の物理過程を見逃すだけでなく 他にも2つの問題が潜んでいます

1つ目は 先ほど言及した 塵に関するものです 塵は可視光が我々に届くのを 妨げています ですから遠くの宇宙を探ろうとするほど 届く光は弱くなります 塵が我々に光が届くのを妨げています しかし 可視光で宇宙の探求を行なう時 実はある奇妙な問題が 付きまとっているのです

少しの間 話を宇宙から外します 交通量の多い街角に 立っているとしましょう 車が通り過ぎます 救急車が近づいてくると 音程の上がったサイレンが聞こえます 救急車が近づくとき 音の波は圧縮され 音程が高くなります 逆に救急車が遠ざかるとき 音の波は伸ばされて 音程は低くなります 同じようなことが 光でも起こります 我々に近づく天体が発する光の波は 圧縮されて より青い色に見えます 天体が遠ざかるときには 光の波の間隔が広がり より赤い色に見えます これらの効果を 青方偏移、赤方偏移と言います

さて 宇宙は膨張しているので 全ての天体は どの天体からみても遠ざかっており 全てが赤方偏移を受けて見えます さらにとても不思議なことに 遠くの宇宙を深部を見るほど つまり遠くの天体を見るほど 天体はより速い速度で遠ざかっており より赤く見えます さてハッブル・ディープ・フィールドに 話を戻しますが ハッブル天体望遠鏡だけを使って 遠い宇宙の観測を 続けていこうとするならば ある距離に達したところで 全てが赤く見えてしまい ある問題に直面することになります とても遠方に達すると ついには 全てが赤外域へと移行し 何も見ることができなくなります

999とはずがたり:2017/06/10(土) 10:45:50
何か手段を講じなければなりません 手段がなければ 私の旅はそこまでです 赤方偏移に邪魔される前に見えている 天体だけではなく 全宇宙を探索したいと私は思いました そのための技術があります 電波天文学というものです 天文学者はこの技術を 何十年もの間使ってきました 素晴らしい技術です 「The Dish」の愛称で親しまれている パークス電波望遠鏡を紹介します 映画でご覧になった方も いるかもしれません 電波は偉大です より遠い宇宙を見ることができますし 塵に遮られることもないので 宇宙にあるものを全て見ることができ しかも 赤方偏移は それほど問題になりません 広い帯域の信号を受信する受信機を 作ることができるからです

ではパークス望遠鏡を銀河系の中心に 向けたら何が見えるのでしょうか? 素晴らしいものが見えるはずですよね? 実際 とても興味深いものが見えます 塵は消え去ります 先ほど言ったように 電波は 塵を通り抜けるので 問題とはなりません しかし 見え方はとても異なっています 天の川の中心が 燦々と輝いているのが見えます でも これは星の光ではありません シンクロトン放射光と 呼ばれるもので 宇宙の磁場に置かれた電子が らせん状に運動することによって発生します そのため 銀河面は シンクロトン放射光で輝きます また そこから発する 奇妙な房のようなものや 可視光では目にすることのない 天体も見ることもできます しかし この画像の解析は とても困難です なぜなら ご覧のとおり 解像度が非常に低いからです 電波の波長は長いので 分解能が低くなるのです またこの画像は白黒なので その色合いは分りません

では 最新情報をお伝えしましょう 我々は このような問題を 乗り越えられる 望遠鏡を建造することができます お見せしているのは マーチソン電波天文台の写真です ここは電波望遠鏡を設置するのに 最適の場所です 平坦で乾燥しており そして 最も大切なことですが 電波が飛び交っていないことです 携帯電話も Wi-Fiも 何もありません 電波という意味で とても静かな場所であり 電波望遠鏡を設置するには 完ぺきな場所です 私がこの数年間 研究で用いてきた望遠鏡は マーチソン・ワイドフィールド・アレイ (MWA)と言います その建造の過程を 少しお見せしましょう これは パース在住の 学部生と修士課程の学生によるチームで 我々は「学生部隊」と呼んでいます 電波望遠鏡を作るために ボランティアで作業しています 履修単位はありません 彼らはダイポールアンテナを 組み立てています これはFMラジオやテレビのように 低周波の電波だけを受信します これを砂漠に展開しています 最終的には 西豪州にある砂漠の 10平方キロを覆っています 興味深いことに 動く部品はありません これらの小さなアンテナを 鳥かごのネットのように メッシュ状に展開しているだけです かなり安価に作れます ケーブルは アンテナから信号を受け取り 中央処理装置へと送ります 望遠鏡の大きさと言えば 展開している砂漠全体の 大きさに相当し パークス電波望遠鏡よりも 高い分解能があります。

全てのケーブルは 1つの装置に接続され そこから ここパースにある スーパーコンピュータに信号が送られます ここで私の出番です

電波のデータです 私は過去5年間 非常に厄介ながらも とても興味深いデータと格闘していました

マーチソンに行ったと 想像してください 星の下で野宿し 南の方の空を眺めます 天の南極を見ると 銀河が上っていきます ラジオや光を消していけば この様な観測ができるのです 銀河面はもはや塵によって 光を失っていません シンクロトロン放射で輝き 何千という点が夜空に見えます 我が銀河系に最も近い銀河である 大マゼラン雲は 馴染み深い青白い色ではなく オレンジに見えます

1000とはずがたり:2017/06/10(土) 10:47:17

他にも多くのものが見えます もっと拡大してみましょう 先にお見せした パークス電波望遠鏡による 低解像度でモノクロの 銀河系中心部分の画像に戻り 徐々にGLEAMの画像へと 移行していきます その解像度は100倍も向上し 夜空をカラーで見ることができます 自然の色であり フォルスカラー(合成した色) ではありません 電波の真の色なのです 最も低い周波数を赤で表現し 最も高い周波数を青 中間を緑にしています これで虹色のように表現できます 単なるフォルスカラーではありません この画像の色は 宇宙で起きている物理的な過程を 我々に伝えています 例えばこの銀河面に沿って見てみると シンクロトロン放射で輝いていますが これは赤っぽいオレンジに見えます しかし もっと注意深く見ると 小さな青い点が見えます 拡大してみると この青い点は とても明るい星の周りに輝く イオン化したプラズマと分かります ここでは 星が赤い光を遮っているため 青く見えているのです ここから 我が銀河系における 星が誕生する領域について 知ることができます こういったものは 直ぐに見つかります 銀河系を観察すれば 色によって そこにあると分かります

小さな石鹸の泡のような 円形の像が 銀河面の周辺に見られます これは超新星の残骸です 星が爆発を起こすと その外殻が飛び散り 物質を集めながら 宇宙空間へと広がっていき 小さな殻を形成します 超新星の残骸の行方は 天文学者にとって 長い間 謎となっていました 我々が観測している シンクロトロン放射を生成するには 放出する面に大量の高エネルギー電子が 存在するはずですが これは超新星の残骸によって 生成されたと考えられます しかし その量は多くはありません 幸運なことに GLEAMは超新星の残骸を とても精度良く検出できるので 近々 新たな論文が発表できるとの 期待があります

ここまでは結構なことですね 我々は宇宙のほんの一部を 探究したわけですが 私はもっと深い宇宙 遠くまで探求したいと思いました 銀河系の先まで探求したかったのです 運よく 右上にとても興味深い天体が 写っています これは近くにある電波銀河 ケンタウルス座Aです 拡大してみると 2本の巨大なプリューム(柱状のもの)が 宇宙空間へと突き出ているのが見えます 2つのプリュームの間にある 中心部分に注目すると 私たちの銀河系と似た銀河が見えます 渦巻銀河で 塵吸収帯がある― 普通の銀河です しかし このジェットは 電波でしか見ることができません 可視光を見ているだけでは 銀河本体の数千倍もの大きさがあるのに その存在すら知ることがありません

1001とはずがたり:2017/06/10(土) 10:47:28
>>998-1001
何が起きているのでしょう? ジェットを生成しているものは? どの銀河にもその中心には 超大質量ブラックホールが あることが知られています ブラックホールは見ることができないので そう呼ばれていますが その周りを飛び交う光が 軌道を変える様子は見ることができます 時に 星やガス雲が その軌道に入り込むと 潮汐力により引き裂かれ 降着円盤というものが形成されます 降着円盤は 強力なX線を発し 強力な磁場が 物質を光速に近い速さで 宇宙空間に解き放ちます このジェットを 電波では見ることができ このように 我々の観測にかかります

電波銀河を1つ見ることができました 大変結構なことです しかし 一番上の部分を見ると もう1つ電波銀河が見えるでしょう やや小さめですが 単に遠くにあるためです 電波銀河が2つです 電波銀河が見られるのは 良いことです では 他の点は何でしょうか? 星でしょうか? いいえ 違います どれも 電波銀河なのです この画像に移っている 全ての点はどれも 数百万光年から数十億光年離れた 遠くにある銀河で その中心には 超大質量ブラックホールがあり 物質を光速に近い速さで 宇宙空間へと押しやっています びっくりするようなことです この観測は 実は今までお見せしたよりも 広い範囲をカバーしています 縮小して 観測範囲全体を見ると 30万もの電波銀河があるのが 分かります 実に雄大な宇宙旅行ですね 最初に発見された 超巨大質量ブラックホールの 背後にあるこれらの銀河全てを 我々が発見したことを 私はとても誇りに思っています この成果は来週 公開されます

でも それだけではありません 私は この観測で 最も遠方にある銀河系を 探索したわけですが この画像にはさらに別の物も 隠れています さて 皆さんを宇宙の始まりの時へと いざないましょう 宇宙の誕生であるビッグバンの後 宇宙は水素でいっぱいになりました 中性の水素です まさに最初の星と銀河が 形成されるようになると 水素はイオン化されました 中性だった宇宙は イオン化されたのです その名残は我々を取り巻く 電波に残されています どこにいても 力の作用と同じく 私たちの体を透過していきます 太古の昔の出来事なので 信号は赤方偏移し 今では非常に低い周波数の 信号となっています 我々が観測するのと 同じ周波数領域にありますが 極めて弱い信号です 我々が観測する天体が発する信号の 10億分の1程度です 我々の望遠鏡の感度は この信号を 捉えるのに十分ではないかもしれませんが 新しい電波望遠鏡の登場です 宇宙船には乗れませんが 世界で最大級の電波望遠鏡を 使ってみたいと思います 我々は新しい電波望遠鏡「スクエア・ キロメートル・アレイ」を建造中です MWAよりも1千倍大型で 感度も1千倍高く 解像度はそれ以上です 何千万もの銀河が見つかるに 違いありません おそらく その信号の中から 宇宙に初めて誕生した星や銀河を 見ることができるでしょう 宇宙がまさに 時を刻み始めた時のことです

有難うございました
( translated by Tomoyuki Suzuki , reviewed by Masako Kigami )

1002とはずがたり:2017/06/10(土) 14:01:49
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/先カンブリア時代

先カンブリア時代(せんカンブリアじだい、Precambrian (age))とは、地球が誕生した約46億年前以降、肉眼で見える大きさで硬い殻を持った生物の化石が初めて産出する5億4,200万年前以前の期間(約40億年)を指す地質時代であり、冥王代(Hadean)、始生代(Archeozoic)、原生代(Proterozoic)の三つに分け、これらの時代区分は生物の進化史を元にしている。

先カンブリア時代に関しては詳しいことがあまり分かっておらず、現在知られていることもほとんどはここ数十年で解明されてきたことである。

先カンブリア代 (Precambrian eon(s)) とも呼ばれる。また、古生代、中生代、新生代を表す顕生代に対して、隠生代 [注釈 1](Cryptozoic eon(s)) と呼ぶ。まれに先カンブリア紀 (Precambrian period)と呼ばれることがあるが、紀は累代および代より小さい時代区分なので、これは正しくない。

先カンブリア時代は、累代・代・紀・世といった通常の階層的な地質時代区分とは少々性質が異なる。

国際層序委員会 (ICS) などによる標準的な時代区分では、先カンブリア時代は冥王代・始生代・原生代の3つの累代からなる。地球史を構成する4つの累代のうち3つが先カンブリア時代に属することになる。なお4つ目の累代は、古生代・中生代・新生代の全てが含まれる顕生代である。

先カンブリア時代は、他の地質時代のような、地球史をいくつかに分けた1つというよりは、地球史の大部分であるといえる。


先カンブリア時代の地球

地球は約46億年前に、太陽の周囲を廻る軌道にあった天体、すなわちミニ惑星が合体して形成されたとされる。小さな塵などが合体して火星ほどの大きさになり、それがさらに10個ほど衝突して現在の地球となった。このうち最後の衝突はジャイアント・インパクトと呼ばれ、月ができる原因になったとされる。原始地球の表面は岩石が溶けたマグマの海で覆われ、水は水蒸気、雲として大気中に存在していた。やがて微惑星の衝突がおさまり表面温度が下がると地殻が形成され、水蒸気は雨として降り海洋を形成したと考えられている。こうした活動が続いたこともあり、約40億年前には地球のほぼ全体が海で覆われるようになった。現在地球上で見つかっている最古の岩石が約44億400万年前のものであることから、少なくともこの頃までには地殻は形成されていたようである。

40億年前から38億年前の期間に、それまで減少傾向だった隕石の衝突が再び急激に増加したことが月のクレーターの調査から明らかになり、隕石重爆撃期と呼ばれるようになってきたが、なぜ太陽系ができてから6億年も経った時期に隕石の衝突が増えたのか、原因はまだ分かっていない。

1003とはずがたり:2017/06/10(土) 14:04:48
>>1002
生命がいつ誕生したかについては諸説あるが、グリーンランドのイスア地方で、38億年前の岩石に生命由来のものと思われる炭素の層が見つかっている[1]。35億年前の細菌類の化石が、南アフリカのオルフェルワクト層のチャートから出土している[2]。

西オーストラリアビルバラ地域では保存状態が良好な34億6,000万年前以前の原核生物の化石(ワラウーナチャートとエイベックスチャートという岩石から出たもの)が発見されている。また、同時期の地層からメタン生成の証拠が出ており[3]、メタン菌はエウリ古細菌の特定クレードに集中することから、この時期既に生物の分化が進んでいた可能性がある[4]。

生命が発生したのは早ければ43億年前であるとする研究者もいる。このように先カンブリア時代を通して、原始的生命体が生きていた確実な証拠が見つかっている。

プレートテクトニクス 編集

先カンブリア時代のプレートテクトニクスの様子は曖昧にしか分かっていない。当初は海ばかりでほとんど陸は無かったと考えられている。プレートが他のプレートの下に沈み込む場所で造山運動が始まり、小さな島や日本列島のような弧状列島などができ、やがてそれらが拡大、合体して次第に大きな陸塊へと成長していった。約27億年前には、マントルの対流が二層対流から一層対流へと変わったことでプレートが大きくなり、次第に大陸が形成されていった。

またこの頃、激しい火山活動により大陸が急成長した。約19億年前には、初めての超大陸であるヌーナ大陸が形成された。これは現在の北アメリカ大陸ほどの大きさだったとされる。この頃、2度目の大陸急成長が起きた。その後の大陸移動の様子は研究者によって大きく意見の食い違いがあり、存在した大陸の名前も確定していない。

超大陸ヌーナが分裂した後、10億年前に超大陸ロディニアが形成され、6億年前に分裂したという説や、10億年前に超大陸パノティアが形成され、それが一旦分裂した後、6億年前に超大陸ロディニアが形成されたという説、さらには15億年前頃にも超大陸が形成されたという説もある。7億年前から5億年前頃には、3度目の大陸急成長期があった。

1004とはずがたり:2017/06/10(土) 14:08:45

大陸変動・生物進化の共進時代 (地図を用いた歴史の旅)
http://www.jasnaoe.or.jp/k-senior/2008/080210-kaiyuu-hanawa/080210-hanawa

1005荷主研究者:2017/06/11(日) 12:22:12

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00429704
2017/5/26 05:00 日刊工業新聞
津波の浸水被害、地震発生から30分内に推計 東北大など

 東北大学、大阪大学、NEC、国際航業、エイツー(東京都品川区)は25日、地震発生から30分以内にスーパーコンピューターによって津波浸水被害を推計するシステムを共同開発したと発表した。30分以内という短時間での津波推計システムは世界初。内閣府が運用する「総合防災情報システム」への採用が決定。2017年度後半に運用を予定する。開発した「津波浸水・被害推計システム」は、南海トラフ地震の発生を想定し、地震発生直後に総距離6000キロメートルの広範囲(静岡―鹿児島県までの沿岸域)において、30メートルの格子サイズで浸水などの津波被害を推計できる。

 また、システムの耐障害性向上のため、東北大と阪大の2拠点でNECのスパコン「SX―ACE」を使用したシステムを構築し、24時間365日の稼働を実現する。

(2017/5/26 05:00)

1006とはずがたり:2017/07/05(水) 16:07:04


「地球の気温は250度まで上昇し硫酸の雨が降る」ホーキング博士
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170704-00195588-newsweek-int
7/4(火) 19:01配信 ニューズウィーク日本版

<アメリカのパリ協定離脱を批判したホーキング博士が、地球の「金星化」を予言。さらにこれを裏付けるデータも>

著名な理論物理学者スティーブン・ホーキング博士が、人類に警告を発した。地球上の気温はいずれ250度まで上昇し、このままだと手遅れの状況になる可能性があるという。

7月2日に母校のケンブリッジ大学で行われた75歳の祝賀記念講演でホーキング博士は、アメリカの「パリ協定」からの脱退が原因で、地球上の気温上昇が加速するとの見方を示した。人類にとっての最善策は、他の惑星を植民地化することだと語った。

ホーキング博士は「地球温暖化は後戻りできない転換点に近づいている」と指摘し、ドナルド・トランプ米大統領によるパリ協定脱退の決断がさらに地球を追い詰めることになると非難した。気温は250度まで上がって硫酸の雨が降るという、まるで金星のように過酷な環境だ。

さらにこれを裏付けるような調査結果が出た。アメリカ気象学会の衛星データから地球表面と地球全体の温度が連動してどんどん暑くなってきていることが確認されたとワシントン・ポストが報じた。

不可逆的な状況になる前に

トランプは6月1日にホワイトハウスで声明を読み上げ、パリ協定から離脱すると発表した。同時に、自ら離脱するにもかかわらず「(パリ協定に署名する194カ国と)再交渉を始めて公正な協定を結びたい」とも提案。これを受け、ドイツ・メルケル首相とフランス、イタリアの首相は即座に連名で声明を発表。「パリ協定は再交渉できない」とトランプの提案を拒んだとニューヨーク・タイムズなどが報じた。

トランプの掲げるアメリカ第一主義に則って、離脱は「米国の雇用を守ることにつながる」と主張したが、アップル、フェイスブックなどの企業から批判を浴びる結果になってしまった。アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)はツイッタ―で、「パリ協定脱退は間違った決定」だと投稿した。

Decision to withdraw from the #ParisAgreeement was wrong for our planet. Apple is committed to fight climate change and we will never waver.? Tim Cook (@tim_cook) 2017年6月2日

(パリ協定離脱は、地球にとって間違いだ。アップルが約束した気候変動への取り組みは決して揺らぐことはない)

一方で、炭素燃料の規制を進めるカリフォルニア州とオレゴン州をはじめ、自治体ごとの動きは活発化している。ニューヨーク州が主導する「気候同盟」は、パリ協定の目標達成に独自に取り組む州が加盟。ニューヨーク・タイムズによれば、6月時点でハワイ州を含む10州が参画している。

「第2の地球」となる他の惑星への移住を提案したホーキング博士も、「今行動すれば防げる」と言っている。不可逆的な状況になる前の最後の警鐘なのかもしれない。

ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


>米国は国民皆保険制度を採用していない。公的保険は高齢者と低所得者のみにしか用意されておらず、現役世代は勤務先を通じて民間保険に加入する場合が多い。しかし、こうした手段を利用できない場合には、個人で保険料が年間数十万円もする高価な保険を購入せざるを得ず、医療保険に加入できない「無保険者」が存在してきた。米議会予算局(CBO)の試算によると、その数は全米で2600万人に上るという。

>成立から7年が経過したオバマケアには、対処すべきいくつかの問題点が浮上していた。力を入れてきた個人保険においては、保険料の高騰が伝えられる。地域によっては、採算が取れなくなった保険会社が撤退してしまい、個人による保険の購入が難しくなるところも出てきた。連邦政府の財政負担が増え続けている点も、大きな問題である。


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