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宇宙

922とはずがたり:2017/01/08(日) 18:51:15
アメリカの科学技術力の底力、新アムンゼン?スコット南極点基地
http://business.newsln.jp/news/200804221923000090.html
Posted 8 years 10 months ago, by Harry Brown

画像は全米科学財団(National Science Foundation)が1億7430万ドル(約180億円)の巨費と100名の人員と12年の歳月を投じて新設したアムンゼン?スコット南極点基地の新研究施設。

極限の気候で知られている南極の中でももっとも奥に存在するこの南極点基地の場合、船舶等で資材を運搬するということは不可能なため、施設建設に必要となる建設資材は全て米空軍のLC-130型輸送機の専用コンテナに格納できるサイズでまとめられた上で、ニュージーランド経由で南極点まで空輸を行うというやり方が採用。LC-130型輸送機で2400万ポンドの建設資材を実に900回にも渡って繰り返して輸送し、建設が行われた。

6万5000平方フィートもの床面積をもつ新施設は36本の油圧式ジャッキで雪面から浮き上がる構造となっており、雪面が沈下してもそれぞれのジャッキは10インチの範囲で伸張することによって上に乗せられている施設は常に水平を維持できるように設計されている。建物を空中に浮かせるというこの特殊な構造はまた、エアロダイナミクス的に吹雪をそのまま建物の後方に押し流し、吹雪によって建物が埋まったりすることがないような設計も施されているという(画像上で建物の正面下の部分が45度の角度が付けられているのは正面に吹き付ける空気を抵抗を減らすための工夫)。

夏期には150名研究者が、冬期には50名の研究者が常駐するこの基地、研究者全員には専用の個室が用意され、外部は地球でももっとも厳しい極寒の地であるのにも関わらず、内部は1年中、夏のような状態で生活を送ることが可能だ。

全米科学財団はこの南極点基地に隣接して巨大電波望遠鏡施設も建設。南極基地は米国の科学研究の拠点ともなりつつある。

Harry Brown is contributing writer of the Business Newsline. Send your comment to the author


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