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金融機関観察スレッド

1202とはずがたり:2007/05/21(月) 13:51:10
誰か解説きぼんぬぅ

中国が米投資大手に出資
http://www.sakigake.jp/p/flash/news.jsp?nid=2007052101000029

中国政府が30億ドルで米投資会社、ブラックストーン・グループの議決権のない株を取得する。
(2007/05/21 08:07 更新)

1203やおよろず:2007/05/21(月) 14:12:13

>>1202詳報

中国、米ブラックストーンへ30億ドル投資

http://jp.ibtimes.com/article/company/070521/7668.html

 中国は米ニューヨークに本社を置く民間投資会社ブラックストーン・グループ株式30億ドルを取得することで合意した。今回の米民間投資会社への30億ドルの投資は、中国政府が行う初めての海外民間投資会社への投資となった。

 ブラックストーンなどの民間投資会社は、経営改革の必要な企業を買収し、利益を生み出せるようになってから、売却することで儲けを得ている。中国政府は1兆ドル以上もの外貨準備高を有しており、長らく外貨の投資先を模索していた。

 ブラックストーン会長兼共同創設者のStephen Schwarzman氏は声明文で、「今回の同社への投資が米中間の資金流動性を拡大する第一歩となることを期待する」と述べた。なお今回の取引では、中国政府によるブラックストーン競合他社への投資が今後1年間は禁止されている。今回の中国による投資によって、米民間投資会社にとっては、中国企業への直接投資の窓を開くことにもなった。

 中国はこれまで高まる外貨準備金を米国債などに当てていたが、よりハイリターンを目指して民間投資会社に投資するに至った。今回の投資により、民間投資会社が中国経済においてより重要な役割を果たすようになってきていることが明らかになった。

 米メリーランド大学教授のPeter Morici氏によると、「ブラックストーンはただ単に投資会社であるだけではなく、米国政府に強く影響を与える企業グループであり、中国政府は、米政府政策に強い影響を与えるウォール街でも特に影響度の高い投資会社に投資したことになる」という。

 中国外貨準備金は、同国貿易黒字により月200億ドルのペースで上昇している。そのため中国中央銀行はインフレ抑制のため、数十億ドルもの外貨を外国債などの形で売却している。

(05/21 07:55)

1204とはずがたり:2007/05/21(月) 14:26:20
>>1203
あざーすヽ(´ー`)/

>「ブラックストーンはただ単に投資会社であるだけではなく、米国政府に強く影響を与える企業グループであり、
>中国政府は、米政府政策に強い影響を与えるウォール街でも特に影響度の高い投資会社に投資したことになる」という。
したたかですなぁ,中国。

1205やおよろず:2007/05/21(月) 15:52:56
中国が米ファンドに30億ドル投資 貿易赤字や人民元の批判回避か

http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070521/usa070521001.htm

 【ワシントン=渡辺浩生】米投資会社最大手のブラックストーン・グループは20日、中国政府が30億ドル(約3630億円)の同社株式を取得することで合意したと発表した。中国側の出資比率は10%未満となる見通し。中国は約1兆2000億ドルに上る外貨準備を安全な米国債を中心に運用しているが、リスク性試算への積極投資に道を開くことになる。

 米中は22、23両日に、両国の経済問題を包括的に話し合う戦略経済対話を控えており、対中貿易赤字の拡大や人民元改革に対する批判を、対米大型投資でかわす狙いもあるとみられる。

 中国が取得するのは議決権のない株式で、中国政府が近く設立する投資会社を通じて出資する。4年間は売却しない契約で、その後は1年で10億ドルずつ売却できる。

 ブラッグストーンはニューヨーク株式市場で40億ドル規模の株式公開を予定しており、中国の投資会社は公開後、売り出し価格の95.5%に当たる金額で取得する見通し。

 合意について、ブラッグストーンのシュワルツマン最高経営責任者(CEO)は「米中の資本移動拡大に向けた重要な第一歩になる」と述べた。米財務省報道官もロイター通信に対し、「戦略対話を通じて米金融サービスに今回のような新たな投資機会を創出するよう中国政府と協働する」と歓迎の意向を示した。

 ブラッグストーンは自動車大手ダイムラークライスラーの北米部門クライスラー・グループの買収に名乗りを上げたほか、アジアでのM&A(企業合併・買収を展開)にも力を入れている。中国は人民元相場の為替管理のためドル買い介入によって外貨準備が世界最大規模に膨らみ、運用多様化が課題となっており、こうした両者の思惑が一致した。

 米政府は米金融機関の進出拡大のため中国資本市場の開放と強く要求しており、今回の対米大型投資は、自由化の進展を印象付ける狙いもある。

(2007/05/21 12:06)

1206とはずがたり:2007/05/21(月) 18:33:59

システム統合進める 伊達信金、室蘭商工信組合併
【2007年5月19日(土)朝刊】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2007/05/19/20070519m_02.html

 伊達信用金庫(楽木恭一理事長)と、室蘭商工信用組合(天里勝成理事長)が18日、合併契約に調印した。重複店舗の統合はほぼ確定し、今後、電算システム統合を進める。室蘭市東町のJR東室蘭駅東口前に室蘭商工信組東町出張所を移転する計画はじめ、支店の出張所化によって効率化を図る。合併日は来年1月21日に決まった。

 室蘭商工信組は既に伊達信金の電算システムセンターに変更しており、「同じセンターになったことで、センターのバックアップを受けてシステム統合をしやすい環境にある」(楽木理事長)としている。合併契約を機にさらに準備を進め、端末の入れ替えや付帯設備などを年内に整備していく考えだ。

 伊達、室蘭、登別3地区の重複店舗については、既に中島町の旧パルコ跡に移転が決定している、伊達信金室蘭支店は年内にオープンし、室蘭商工信組中島支店と統合する。室蘭商工信組伊達支店は伊達信金本店に、伊達信金鷲別支店は室蘭商工信組イースト前支店に統合される。いずれも統合日は来年1月21日となる。

 一方、室蘭商工信組東町出張所は、JR東室蘭駅東口前の民間業者の新築ビルに、テナントとして入居する方向で検討している。両理事長は「年内をめどに移転したい」としているが、支店化するかどうかは今後検討していく。合併日までは室蘭商工信組東町出張所として営業する。このほか、支店の出張所化なども検討していく方針。

 楽木理事長は「店舗の統合は利便性を考えた。不良債権処理を積極的に進め、健全な財務体質にしつつある。合併により地域貢献を強めていきたい」と話している。

1207とはずがたり:2007/05/27(日) 13:57:44

福岡+熊本+長崎と北部九州に強力な地盤。将来が楽しみである。
都内で共通のポスターを見かけたので横浜銀行も千葉銀行と提携しているみたいだが香港上海銀行ばりに横浜千葉銀行とすれば如何〜?

親和銀をふくおかFGに売却し、清算へ…九州親和HD
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07052451.htm

 ふくおかフィナンシャルグループ(FG、福岡市)に経営統合を申し入れた九州親和ホールディングス(HD、長崎県佐世保市)は24日、傘下の親和銀行をふくおかFGに売却すると発表した。

 10月をめどに売却し、九州親和HDは清算手続きに入る。売却金額は最大760億円になる見通しだ。

 九州親和HDは国から注入された公的資金(300億円)を売却益で返済し、残る財産を普通株主に分配する。分配額は取得額を下回る可能性が高い。通常の経営統合とは違い、持ち株会社の株主に損失の負担を求めて責任を明確にし、子会社銀行を存続させる異例のケースとなる。

 九州親和HDは親和銀の不良債権処理の拡大により、今年3月期の連結税引き後利益が673億円の赤字になる見込みになった。このため単独での存続を断念し、今月2日、ふくおかFGに親和銀の経営支援を要請。ふくおかFGは受け入れる方針を決め、具体的な支援策を今月中に公表するとしていた。

 ふくおかFGは福岡銀行と熊本ファミリー銀行の経営統合で4月に発足した。親和銀を加えた総資産は約11兆8234億円(2006年12月末)となり、地方銀行首位の横浜銀行(11兆4021億円、3月末)を上回る。

1208とはずがたり:2007/05/29(火) 13:24:23
知人・友人・身内に三菱系の人いっぱいいるんだけど,強烈なアンチ三菱の俺としては好きだった三和を併呑したとしても三菱UFJへの印象は余り宜しくない。
海外業務の東京,トヨタを擁す中京地盤の旧東海,猛烈な関西のノリの営業力の三和,日本最強の三菱財閥の融合体で証券業務以外は非の打ち所の無い金融グループがこれで何故つくれないのかと思うが,三菱がダメダメで東銀系の優秀なの全部粛清しちゃうし,今度は三和の営業力も全力で潰しに掛かっている。東海系も信販会社が逃げ出すくらいだから嫌気が差しているのであろう。
ここはみずほや三井住友に頑張って貰うしか有るまい。
三井と興銀と三和の好きだった俺はメガバンク再編で股裂きになって辛い思いをしたのであるw
今では一番応援している三井住友の口座だけがないのであるけど。。

もがく「巨象」小口金融で苦戦する三菱UFJ
http://www.asahi.com/business/topics/TKY200705290004.html
2007年05月29日

 「世界屈指の金融グループ」の看板をひっさげて誕生した三菱UFJフィナンシャル・グループが、伸び悩み、もがいています。成長のかぎを握る中核事業のリテール(小口金融)分野で、迷走とも言うべき出来事が相次いでいるのです。旧三菱東京、旧UFJ両グループの大合併から約1年半。「巨象」の内部で何が起きているのでしょうか。

●性急だったシナリオ

 「株主として法的措置に踏み切るかもしれない」。信販大手のセントラルファイナンス(CF)の役員に、大株主である三菱東京UFJ銀行の代表取締役から手紙が届いたのは、黄金週間入りの直前だった。

 その数日前、CFは三菱UFJに、ライバルの三井住友フィナンシャルグループへの移籍を伝えた。「(移籍に関する)説明の内容によっては保有株を売却する」。手紙には突然の通告への衝撃と怒りがにじんでいた。

 関係者によると、三菱UFJは傘下の信販大手ジャックスと統合するようCFをせっついていた。信販取扱高トップの会社を誕生させ、グループのリテール部門の柱のひとつに育てる戦略だった。旧東海銀行系列のCFは、中部地区が地盤で独立心が強い。三菱UFJに「威圧的だ」と反感を強めていたという。

 最終的に三菱UFJは、5%弱保有していたCF株全株を売却し約1千億円の融資も全額引き揚げると決めた模様だ。信販戦略は軌道修正せざるを得なくなっている。

 KDDIと共同で準備を進めていた「ケータイ銀行」。携帯電話で簡単に口座が開設でき、投資商品やローンなども提供する――昨年4月に公になった計画は、盛りだくさんの内容だったが、今年4月になって開業の1年延期を発表。「時間的にあまりにも無理な計画だった。急ぎすぎた」とある幹部は漏らす。

 出遅れていた消費者金融大手との協業も、灰色金利問題の影響もあり足踏み状態だ。アコムが融資金を回収する方式の提携ローンの構想は宙に浮いたままで、焦りの色が濃くなっている。

1209とはずがたり:2007/05/29(火) 13:24:46
>>1208-1209

●旧三菱の自負心、足かせ

 総資産187兆円の三菱UFJは、2つのメガグループ旧三菱東京と旧UFJの統合で生まれた。リテールの伸び悩みは超巨大合併の難しさを浮き彫りにもしている。

 「合併に多大なエネルギーを割かなければならないこともあり、営業力は落ちている」と、日興シティグループ証券の野崎浩成・株式調査部マネジングディレクターは指摘する。たとえば住宅ローン残高の伸び率。同証券の調べでは、統合前の04年度は2グループ合算で前年比7.08%だったが、統合した05年度は同4.96%、06年度は同2.84%と急減速した。

 「それだけではない」と複数の三菱UFJ幹部は口をそろえる。リテール分野で旧UFJは、先進的と評価されたシステムで、24時間現金自動出入機(ATM)サービスなどを展開。営業力は「どぶ板」もいとわぬ旧UFJが旧三菱より上、というのが定評だ。その旧UFJ出身者がリテールの主要ポストから次々と姿を消しつつある。

 不良債権の傷が浅かった旧三菱は90年代後半、健全経営で他行を引き離した。「旧三菱には成功体験が生んだ強烈な自負心がある」。ある三菱出身幹部は自省を込める。

 旧三菱、旧UFJのコンピューターシステムの統合が予想以上に手間取り、新しい商品やサービスを一斉展開できない弱みもある。巨大統合のうえに、そもそも「旧式」とされる旧三菱のシステムに一本化したことが、大きく響いている。

 三菱UFJは、来年中にシステムを完全統合する方針だが、延期説が早くもくすぶる。完全統合の費用は当初予想の約1千億円をはるかに超え、関係者によると約3500億円程度まで膨らみそうだ。「そんなに見込みがずれるのか」。金融庁もあきれるほどだ。

●欧米勢を意識 リテール傾倒

 三菱UFJの07年3月期決算は、連結当期利益が約8800億円と前期比25%減ったが、国内ではトヨタ自動車に次ぐ高水準だ。有力な銀行、信託、証券を持ち、総合力で他の金融グループの追随を許さない。

 ただ、より高収益の欧米の有力銀行に肩を並べる大目標には、「リテールを着実に伸ばす」(畔柳(くろ・やなぎ)信雄社長)ことが欠かせない。時価総額で昨年は世界4位、今年は10位(いずれも3月末)。金融商品の販売で手数料を積み上げ、消費者金融や信販会社が手がける利ざやが厚い個人ローンなどもそろえようと、前のめりになっていた。

 三菱東京UFJ銀の平野信行常務は「投資信託や年金保険などの販売は非常に良い。個人向け国債も好調で、販売額は民間金融機関としては最大。約600の銀行支店網の力が大きい」と胸を張る。だが、住宅ローンの一服感もあり、06年度下半期の銀行のリテール事業の営業利益は計画を大幅に下回った模様だ。

<視点>新ビジネス開拓を

 グループの本支店間での振込手数料やコンビニATM利用料の無料化、株主配当の増額――三菱UFJは顧客や株主への利益還元に、それなりに率先して取り組んでいる。ただ、日本を代表する存在には期待も大きい。利が薄い企業融資に頼る経営を大胆に見直してはどうか。

 たとえば事業の中心に「証券」を据え、投資銀行業務のアクセルを踏み込み、先端的な金融商品の取引に注力する――。それは国民の資産活用の選択肢を広げ、新たなビジネスの地平を切り開くことにもなる。

1210とはずがたり:2007/06/04(月) 13:33:20

酒田と鶴岡の関係は浜松と静岡の関係に一寸似ているね。

2007年(平成19年) 6月4日(月)
鶴岡と酒田信金 合併を正式に発表 来年3月、名称・本店とも鶴岡に
http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/0/ad_vw.cgi?p=dy:2007:6:4

 鶴岡信用金庫(本店・鶴岡市馬場町)の加藤捷男理事長と酒田信用金庫(本店・酒田市本町三丁目)の加用貞二理事長が1日午後、鶴岡信用金庫本店で記者会見し、来年3月をめどに合併することを正式に発表した。合併の方式は対等合併、存続機関は鶴岡信用金庫とし、合併後の預金高は1431億円(今年3月末現在)と、県内の信金では最大規模となる。

 合併後、名称は「鶴岡信用金庫」、本店・本部はともに鶴岡信金の現本店・本部となる。理事長には鶴岡信金の加藤理事長が就任し、その他の役員は今後協議して決める。出資比率は1対1とし、出資金額は1口50円。今年11月に両金庫で臨時総代会を開いて合併を決議した上、東北財務局長の認可によって正式に決まる。今後、両金庫による合併準備委員会を設置して細部を検討する。

 合併によって新金庫は自己資本比率16・56%、役職員251人、22店舗となる(数値はいずれも今年3月末現在の速報値に基づくもの)。酒田信金の現本店は支店となる。店舗の統廃合や職員のリストラは考えていないという。

 記者会見で、鶴岡信金の加藤理事長は「広域化する地域社会の中で、より一層信頼され、必要とされる金融機関となるためには、隣接する2信金が合併し、収益体質を強化することで、健全、かつ強固な経営基盤を構築することが最大の方策との認識で一致した」と、合併に至った経緯を述べた。

 合併で目指すものとして「強固な経営基盤の確立」「経営力の強化」の2点を挙げ、「1日も早く合併の効果が発揮されるよう一丸となって努力する」と抱負を語った。
 合併への動きは2005年6月、酒田信金側から鶴岡信金側に打診して始まった。鶴岡信金側は当時、「多額の不良債権を抱えていたため、時期尚早と判断した」(加藤理事長)という。

 その後、酒田信金は昨年2月、信金中央金庫から60億円の出資を受けて経営基盤を強化、不良債権処理を進めた。それを受けて同11月、酒田信金は再度、合併を要請。「慎重に検討を重ね、信金として同じ使命を持っており、一緒になって庄内地域の経済発展に貢献したいと合併を決意した」(同)という。

 一方、酒田信金の加用理事長は「2度目の要請のとき、不良債権処理にはめどはついていたが、いい形で規模の拡大を図り、一緒に地域に貢献したいと考えた」と合併を要請した経緯を語った。民間事業者に8億円余の事業資金を提供し、多額の不良債権を抱えるきっかけとなったJR酒田駅前の再開発については「市への土地売却が決定し、市が再開発するという道筋をつけたので、最終的な責任は果たしたと認識している」とした。

 「酒田信金」という名称がなくなることについては「地域の皆さんにいろんなサービスを提供できれば、酒田の人にも理解は得られると思う」とした。

1213雑談居士:2007/06/16(土) 23:17:32
信用金庫って、経営規模が地銀並みで財務基盤が強固な所もあれば
小規模で青息吐息な所もあったりとバラバラなんですよねぇ。
ただ、合併をぶち上げても、協議段階で互いの主張が譲り合えずに
あるいは表沙汰にできない理由などでポシャるのも信金ならでは。
ちなみに山梨(甲府信金+山梨信金)の合併破談は後者でしたw

1214とはずがたり:2007/06/16(土) 23:26:05
>>1213
信金は再編が全国で進行中ですよね。
甲府+山梨>>108>>362>>670は何かトラブルがあったんですか??

1215とはずがたり:2007/06/16(土) 23:48:22
>>1208-1209
三菱銀行の不祥事再び。
>>1182
セントラルファイナンスは三井住友傘下に移籍

三菱UFJリース 発足情報を得て株取引 元社員2人に「課徴金」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070616-00000003-fsi-bus_all
6月16日8時33分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 証券取引等監視委員会は15日、三菱UFJフィナンシャル・グループの旧ダイヤモンドリースと旧ユーエフジェイセントラルリースの合併情報を公表前に入手し株取引を行ったとして、両社の社員2人に対し、証券取引法違反(インサイダー取引)で課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告した。金額は旧ダイヤの社員が20万円、旧ユーエフジェイの社員が42万円。

 2005年4月に導入された刑事告訴するほど悪質ではなくても罰金を科すことができる「課徴金制度」が、M&A(企業の合併・買収)にからむインサイダー取引に適用されるのは今回が初めて。監視委は、市場の公平性確保のため、課徴金制度を活用したインサイダー取引の摘発を強化しており、今年だけですでに5件目となる。

 特にM&Aが活発化するなか、インサイダー情報となり得る「重要事実」が増大しており、企業は情報管理の一段の徹底が求められている。

 両社は2007年4月に合併し三菱UFJリースが発足した。勧告によると、合併発表は2006年10月19日だったが、旧ダイヤの社員は、同年7月上旬に合併情報を知り、発表前の9月に2回に分けて旧ユーエフジェイ株500株を249万4000円で買い付けた。また、旧ユーエフジェイの社員は、やはり7月に情報を入手し、同年7月にダイヤ株200株を98万2000円で買い付けた。売却して利益を得たかは明らかにしていない。

 また、両者とも合併に関する業務に携わっていたが、互いに面識はなかった。三菱UFJによると、2人ともすでに退社しているという。

最終更新:6月16日8時33分

1216雑談居士:2007/06/16(土) 23:51:01
>>1214
山梨信金の前身の一つ、旧大月信金の不良債権が原因です。
バブル期に地元や東京都内の不動産関係に貸し込んでいたのが
致命傷になりまして、ほとんどが回収不能。(不良債権比率は一時20%近くあった)
甲府商工信金と合併して、店舗網の統廃合(東京から全面撤退、店舗外ATMも大幅撤去)や
増資・人員削減などで不良債権処理を進めて、甲府信金との合併に臨んだのですが
それでも10%以上の不良債権を抱えていてはとても厳しい・・という事で延期を発表し
最終的に破談となりました。(甲府信金が比較的優良だったのも一因でしたが)
山梨信金は信金中央金庫(旧全信連)の支援を受けて再建中です。

1217とはずがたり:2007/06/17(日) 00:06:19
>>1216
解説感謝ですヽ(´ー`)/
信金は規模が小さいので不良物件に貸し込んでしまった時の打撃もそれだけ大きいっすよね。
20%とは山梨信金は殆ど破綻同然だったんですな。

1218雑談居士:2007/06/17(日) 00:31:50
>>1217
旧大月信金は理事長一族のワンマン経営だったので、理事長案件で
融資した債権もかなりありましたし・・余計に傷口を広げたようなものでした。
規模の割りには東京都(八王子市)や神奈川県(相模原市)に支店網を展開するなど
評価すべき独自性はあったのですがね。
山梨信金は合併当初から親の「負の遺産」を抱え込んでしまったわけで、
増資と支援がなければ破綻の危機にあったと思います。

1219とはずがたり:2007/06/17(日) 00:59:05
>>1218
そうだったんですね〜。
>評価すべき独自性
ロシアに進出したみちのく銀行は頭取がなんか不祥事で退陣したし,環大阪湾銀行を指向して高松や徳島に進出した兵庫銀行は一番初期時点で破綻処理されたし,なかなか独自性とワンマンと健全経営って成り立たない面もあって痛し痒しですよね〜。

1220やおよろず:2007/06/17(日) 01:03:17
東北でいうと、紱陽シティが典型例です

1221杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/06/17(日) 01:09:17
>評価すべき独自性
そう言うと聞こえは良いんですけど、言い換えれば優良どころを全て一番手の地銀に囲われてて二番手以下は多少不良なところでも目を瞑って付き合わなければならないジレンマに陥っている面もあるんですよ。しかも下手に独自性を発揮しようとするとルールから外れてハイリスクに手を出さざるを得なくなる。どっかの銀行のドンが「向こう傷は問わない」て口走ってたけど、逆に言えば「向こう傷」つけなければ独自性が発揮できないのが銀行経営なんですよ。

1222とはずがたり:2007/06/17(日) 01:16:40
>>1221
>言い換えれば優良どころを全て一番手の地銀に囲われてて二番手以下は多少不良なところでも目を瞑って付き合わなければならないジレンマに陥っている面もある
殆ど自民党と民主党の候補者の取り合いですな〜w
自民の空きが無い限り民主の方にも良い人材は来ますけど。。

まぁその向こう傷の中を巧く切り抜けるのが良い経営者なんでしょうけど。

1223やおよろず:2007/06/17(日) 01:30:41
如何に競争させるかは、如何に競争させないかと表裏一体と、何かのシンポジウムで聞いたことがあります。

1224雑談居士:2007/06/17(日) 02:21:41
>>1219
独自性とワンマンと健全経営・・
スルガ銀行(岡野家)と大垣共立銀行(土屋家)が良い代表例ですね。
単に堅実経営が取り柄の地銀はいくらでもありますけど、
この両行は地域2番手のジレンマをリテール特化という戦略で
打破する事で前途を切り開いた希有な銀行です。
横浜・静岡・十六に名古屋勢と競争相手に恵まれたのも大きい。

1230やおよろず:2007/06/17(日) 08:53:42
りそな・第一生命、提携で最終調整
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070617it01.htm?from=top

 大手金融グループのりそなホールディングスと生命保険業界2位の第一生命保険が、包括的な資本・業務提携を結ぶ方向で最終調整に入ったことが16日、明らかになった。

 りそなが発行する3000億円規模の優先株を第一生命が引き受け、12月にも全面解禁される保険商品の銀行窓口販売で全面協力する方向で、両社は7月中の基本合意を目指している。

 大手銀行と大手生保が戦略的な「攻め」の資本・業務提携に踏み切るのは初めてで、今後、保険分野を巡る金融界の提携が活発化しそうだ。

 2003年に実質国有化されたりそなは、国から注入された公的資金が約2兆3000億円残っており、議決権のない優先株を第一生命向けに発行し、調達した資金を公的資金の一部返済にあてる。さらに、第一生命との業務提携で、手数料収入が見込める保険販売に本格的に乗り出し、残る公的資金の着実な返済に向けて収益力を高める。

 旧財閥系の金融グループと距離を置いてきた第一生命にとっても、東京・大阪・埼玉を中心に展開するりそなグループとの包括提携は、「生保レディー」で知られる営業職員のルート以外の販売経路を一気に拡大できる利点がある。

 りそなホールディングス傘下の中核銀行・りそな銀行は、現在も第一生命の個人年金保険を販売するなど親しい関係にある。包括提携後は、りそな銀行の全国の支店のほか、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行の支店を含む約600の有人店舗で第一生命の商品を優先的に販売する方向だ。保険の銀行窓販が全面解禁された後は、医療保険など「第三分野」と呼ばれる商品を中心に取り扱いを拡大する。

 第三分野の保険商品は内容が複雑で、銀行窓口の行員は専門知識も要求される。このため、両社は提携を機に人材の相互交流を進め、窓販態勢を強化する。

 12月の全面解禁に先立って第一生命がりそなに社員を派遣して販売ノウハウを提供し、りそなも第一生命に行員を派遣して保険営業を学ぶ。

(2007年6月17日3時4分 読売新聞)

1231とはずがたり:2007/06/18(月) 14:37:50
>>1230
おお,なんと!
興銀以来のみずほと第一生命の関係は巧くいってないんですかねぇ??

1232やおよろず:2007/06/21(木) 01:38:58
シティバンク日本法人に銀行免許 金融庁
http://www.asahi.com/business/update/0620/TKY200706200378.html

2007年06月20日20時26分

 金融庁は20日、米金融大手シティグループ100%出資の「シティバンク準備株式会社」に銀行免許を付与した。これまでシティの銀行部門は在日支店として営業してきたが、業務拡大をにらんで日本法人を設立した。

 同社は7月1日の営業開始までに「シティバンク銀行」に名前を変え、在日支店から業務移管を受ける。シティグループが日本に設立する予定の持ち株会社の傘下に入る見通し。

1233やおよろず:2007/06/21(木) 01:40:00
ムーディーズ、日興を7段階格上げ
http://www.asahi.com/business/update/0620/TKY200706200381.html

2007年06月20日20時48分

 格付け会社のムーディーズは20日、証券大手の日興コーディアルグループの信用格付けを「Baa3」から「Aa2」に7段階引き上げたと発表した。日興は不正会計問題で信用が低下していたが、米金融大手シティグループが日興を子会社化し、出資比率を67%超まで高めたことなどから、「必要な際にはシティが支援する可能性が非常に高い」と判断した。

1234やおよろず:2007/06/21(木) 01:47:40
武藤日銀副総裁会見の一問一答
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200706200104.html

 [松江 20日 ロイター] 武藤敏郎日銀副総裁は20日、松江市で開かれた金融経済懇談会の後、記者会見した。詳細は以下の通り。

 ──市場は8月、9月の利上げを織り込んでいる。

 「市場が次の利上げをどのように織り込んでいるか、その織り込んだ姿に対して日銀はどのように対応していくのかということについては、かねてから言っているように、日銀としていつ(金利が)上がるか、どういうタイミングなら政策変更はあり得るが、こういうタイミングではないといったような情報発信をするのは適切ではない」

 「中央銀行と市場との対話がいかにあるべきかということに質問の本質があると思うが、この点に関しては中央銀行はまず、経済・物価情勢に関する判断と金融政策運営の基本的考え方を情報発信する。市場参加者はそうした情報を踏まえた上で、自らの経済・物価観に照らして市場金利を形成する。中央銀行はその形成された金利から市場参加者の経済・物価観についての情報は得るわけだが、自らの情勢判断に役立てていくことであって、それに従うとかそういうことではない」 

 「この双方のやり取りで成り立っているのが情報発信だ。日銀として『タイミングがいつだ』ということを情報発信して、それにマーケットが付いてくるというのも適当でなことではないし、逆の意味で、マーケットがあることを示したということに対して、それに追随していく中央銀行というのも適当でない。中央銀行が市場参加者による金融政策の見方について論評を加えるということ自身が双方向のコミュニケーションを阻害することになりかねないので適切ではない」

 ──ある月の金融政策決定会合で全員一致で現状維持したが、次の会合では8対1などで利上げを決めるということはあり得るのか。

 「金融政策決定会合での議論というのは、毎回毎回そのとき得られるすべての情報をもとに徹底した議論を行って、その上で判断することであり、その時の判断によってはいろいろなことが起こり得る。あることは絶対起こらないとか言うことも申し上げるのは適切でないし、その意味で、どのような形で多数決が最終的に成り立つのか成り立たないのかは、その時その時の議論の結果だ」

 ──労働生産性の向上と物価との関係について。

 「労働生産性の上昇を図るという基本的な方向というのは、経済の原則から考えても、企業経営の鉄則から言っても、正しい方向にある。しかし一方で、賃金がどのようになってくのか、そういったさまざまな問題もあるし、さらに物価というものにどのような影響を与えるかということになると、ユニットレーバーコストも当然だが、それ以外の需給要因といったものがさまざまあるわけで、あることひとつをとって、それが(物価に対して)抑制要因になるのか、促進要因になるのかということに対しては、切り取って議論することはなかなか難しい。総合的に判断すべき事柄だ」

 「労働生産性の上昇が物価上昇圧力を減ずる方向に働くのではないかという点に関しては、私も反対するものではまったくないが、物価上昇・物価動向を考える場合、さまざまな観点が必要であり、ひとつの観点からのみ議論するのは判断を誤るというか、正しい議論ではない」

 ──5月16、17日の決定会合議事要旨によると、消費者物価の上昇率は基調として少しずつ上がっていくとしても、当面の速度については不確実性が大きいと見方で一致している。現時点でもこの見方に変わりはないか。

 「消費者物価が上昇したとしても、そのことに不確実性があるという話については、その他の条件抜きにそのことだけを取り上げてお尋ねであるので、お答えの仕方が多少留保付きになるが、私どもも今後の物価の動向については、一定の不確実性があると考えている」

 「ただ、緩やかではあるけれども景気の拡大が続く。人手不足のもとで、さまざまな稼働率が高まり、賃金にも上昇圧力がかかっていく。需給ギャップがプラス方向で続いていくというメーンシナリオを前提にするのであれば、長い目で見れば、消費者物価は上昇していく方向にあるというのが、私どものメーンのシナリオとしての判断だ。しかし、それには、さまざまな不確実性がある。これは既に展望リポートなどでも明らかにされているが、海外経済であるとか、そのほか物価をめぐる不確実性というものがあるということについては、われわれとしてはアップサイド、ダウンサイド共に十分認識する必要がある」

1235やおよろず:2007/06/21(木) 01:48:12
 ──5月決定会合の議事要旨で、今後の経済情勢次第で、利上げのインターバルが変化しうるという点は今回の展望リポートの中で工夫したポイントの一つと述べている。4月の展望リポートでは金融政策について「経済・物価情勢の改善度合いに応じたペースで徐々に金利水準の調整を行う」とあるが、昨年10月は「情勢の変化に応じて徐々に」だった。この点は工夫したポイントのひとつと理解していいのか。

 「展望リポートの表現の中で、今後の金融政策運営の基本的考え方についてはご指摘の点が一番大きな変更点だ。そこで表現をしたかったことは、一定のシナリオのもとで一定期間経ったら政策変更を行っていくといったような、いわゆるスケジュール感を持った政策変更といったような議論があるので、われわれとしてはそういうスケジュール感を持った政策変更というものは考えていない。今後の景気回復のペースの度合いに応じて対応していくということを明らかにした訳であって、議事要旨の中の記述がその部分を指していると私も理解している」

 ──物価の当面の速度に不確実性があれば、インターバルは長くなる方向に作用するのではないか。

 「不確実性がダウンサイドの方にバイアスがあると、そういうことを言うことも可能かと思うが、私自身は物価上昇が経済回復の度合いに応じて上昇していかないリスク、なかなか物価が上がらないリスクがあると同時に、ある何らかの展開というものを契機としてインフレ期待が例えば高まるといったようなことによって、上振れるというリスクもあり得ると思っている。アップサイド、ダウンサイド両方のリスクがあると言ったのは、そういうことだ。したがって、ペースに応じた政策展開というものが、一方的に先延ばしになるとかなんとかというわけではなく、そういうこともあるかもしれないし、早まる方向に働くこともあるかもしれない。私はそのように理解している」

 ──市場は過去の日銀の政策変更の経験を踏まえて、インターバルはおおむね6カ月前後とみているわけだが、基本形としては市場理解はそれほど外れていないのか。

 「そういうことを私どもから発信したことはない。一定のスケジュール感を持ってインターバルが設定されるということを申し上げたことは一度もない。むしろそういう考えを持たないんだということだ。基本形の存在というお話があったが、その意味するところを必ずしも私も正確に捉えていないかもしればいが、何かインターバルに関して基本形があるという理解がなされるような可能性があることを私は避けるべきだと思っている。その意味で、基本形が存在するという考え方そのものにも、私は同意する訳にはいかないというか、必ずしも、そういうことではないのではないかと思っている」

 ──福井俊彦総裁はIMC会合で、最大の敵はインフレ期待の増大だと言った。これはどのようなことを想定しているのか。

 「急激なインフレ期待の上昇が日本の最大の敵であるという総裁のIMCでの発言というのは、正確な文脈を覚えていないで、そういうことだったのかどうなのか自身にも留保が必要だが、物価をめぐるリスクにはアップサイド、ダウンサイドで両方ともあるが、私どもひとつは、ダウンサイドリスクとして、物価下落がさらに物価下落を呼ぶというような意味で、デフレのスパイラルが起こるリスクがあるかということであれば、そういう可能性はかなり小さいと判断している。なぜならば、これまでの企業の財務体質といったようなものもリストラ努力によって改善されているし、金融機関においても、財務の健全性は格段に進んだ。そういう中で、いま言ったようなデフレスパイラルというのは起こりにくい状況があるのではないかとみている」

 「一方、インフレが急激に起こるという可能性については、これは私ばかりではなく、かなり多数の意見だと理解しているが、その可能性が喫緊に迫っているとは考えていない。しかし、いわゆるリスク管理のあり方として、めったに起こらないかもしれないが、起こったら非常に大きなダメージを経済・物価に与える恐れがあるものに対しては、われわれは極めて鋭敏でなければならない。その意味で、最大の敵という言葉が適切かどうかはわからないが、やはりインフレ期待が急激に上昇する可能性に対しては、われわれは極めて注意深くなければならない」

1236やおよろず:2007/06/21(木) 01:48:25
 ──実質実効レートが大幅な円安で、日経平均株価も高い。

 「実質実効為替レートがプラザ合意時のような円安の状況にあるというのは事実だ。それを好感した株高というのも観察されている。私どもは為替に関する限り、具体的なレベルというものが望ましいか望ましくないかについて論評するわけにはいかないが、しかしそれぞれの日本の経済を反映し、為替レートということであれば相手方がいるわけで、相手方の国の経済というものを評価してマーケットにおいて為替レートが決まっていくというのは基本的に正しいことであり、レベルがどうというよりは、あまり大きな変動を持つということはマーケットを混乱させるおそれがあるので、安定的に推移することが望ましいと考えている。これが今後どうようになっていくかに対しては、中央銀行としては重要な参考情報なので、注意深くウォッチしていきたい」

 ──展望リポートの中間評価と金融政策運営の関係について。 

 「3カ月経ったら中間評価するというのは、展望リポートという透明性向上のための全体としての仕組みだ。したがって、仕組みそのものが何らかの形で金融政策に直接影響することはあり得ない。7月というのは毎年中間評価するということになっているので、それが何らかの政策変更に直結するということはあり得ないことだ。もちろん、逆に、それはそれとして、毎回の金融政策決定会合において、徹底した討論を踏まえて判断するということが、何らかの形でタイミングとして、それ(政策変更)と合うということも、論理的には排除されるべきものではない。あらゆる意味において、これは無関係なことであるということだ」

 ──米国経済について。

 「米経済は成長の鈍化が起きており、その大きな理由のひとつとして、住宅市場の調整がある。しかし、住宅市場の調整が今後どのように進展していくかについての先をどの程度見通せるかについては、確かに一時は夏場には住宅市場の在庫調整が終わって上昇に転じるだろうという意見もあったが、それがちょっと後ズレするかもしれないという話がある。しかし、後ズレして先が分からなくなるような状態ではないだろうと思っている。夏場の在庫調整の終了がもう少し月単位で後ズレしていく。しかし、秋なのか年末までかかるのかについては、いろいろと不確実だが、その程度の時間の経過によって調整が終わるであろうということなので、メーンシナリオが実現していくということであれば、米国経済のリスクが高まっているということではなく、むしろソフトランディングの可能性というものが後ズレしつつも確認されるとみている」

 「ただ、そういう形で後ズレするということであると、事態の推移を慎重に見極めていくということもまた重要なことであり、決してもうこれで楽観できるといったような考え方には立っていない。慎重に見極めていく必要がある。しかしソフトランディングシナリオが依然メーンシナリオであって、米経済が大幅にダウンサイドリスクを拡大しているとはみていないということだ」

1237やおよろず:2007/06/25(月) 17:22:29
中川某「経営者ではなく、労働組合そして、民主党に責任がある。」

大分銀行、九州財務局から内部管理態勢で業務改善命令
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200706250070.html

 [東京 25日 ロイター] 大分銀行<8392.T>は25日、九州財務局から、内部管理態勢の充実・強化について業務改善命令を受けたと発表した。

 2006年11月に業務改善命令を受けた後も、支店での着服・流用事件や顧客個人情報の漏えいなどが相次いで発生したため。

 経営管理態勢や法令順守態勢を整備し、7月25日までに改善計画を提出する。改善計画実施後は、四半期ごとに進ちょく・実施状況を報告することになる。同行では「実効性の高い改善計画を策定し、着実に実行することにより、内部管理態勢のより一層の充実・強化を図る」としている。

1238やおよろず:2007/06/26(火) 13:26:32
野村、豪金融サービスグループに出資
http://jp.ibtimes.com/article/company/070626/9030.html

2007年06月26日 08:38更新
 25日、野村ホールディングス(HD)は、同社子会社でアジア地域を統括するノムラ・アジア・ホールディングN.V.が、豪州の金融サービスグループであるCalliva GroupLimited(以下、カリバ)に出資したと発表した。具体的な出資金額や出資比率は未公表となっているが、過半数を超えない範囲での持分を取得した。

 カリバは、2003年設立のブティック的な金融サービスグループで、ファンドマネージメント、ウェルスマネージメントをコアに、質の高い金融アドバイスや革新的な投資商品及びアイデアを国内顧客に提供している。

 今後、ノムラ・アジア・ホールディングN.V.は、カリバとともに、急速に拡大している豪州の年金市場向けの金融商品及び金融サービスの開発を共同で行っていくほか、豪州の個人投資家向けにも商品ノウハウを提供し、各種投資商品を組成・販売していく予定。

1240やおよろず:2007/06/28(木) 22:39:39
新生銀行に業務改善命令、赤字決算転落で
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070628i214.htm?from=main2


金融庁は28日、公的資金を注入している新生銀行に対し、2007年3月期に赤字決算に転落したとして、抜本的な収益改善を求める業務改善命令を出したと発表した。

 7月27日までに業務改善計画の提出を求めている。

 早期健全化法で、経営健全化計画の収益目標を3割以上、下回った場合に適用される「3割ルール」に抵触したと判断した。

 同行の経営健全化計画(単体)では、07年3月期決算は730億円の税引き後利益を見込んでいた。しかし、改正貸金業法の成立を受けて子会社の信販大手アプラスの営業権を減損処理するなどした結果、419億円の赤字に転落した。同行には2500億円の公的資金が残っている。

 新生銀行は「処分を受けたことを真摯(しんし)に受け止め、公的資金返済に向け全力で取り組む」とコメントしている。

 3割ルールに抵触した金融機関は、03年3月期には15行あったが、不良債権処理が進んで次第に減少し、05年3月期は3行、06年3月期はゼロだった。

(2007年6月28日21時38分 読売新聞)

1241雑談居士:2007/06/28(木) 22:52:40
>>1240
シンキ(ノーローン)やアプラスを買ったのがおもいっきり裏目に出ちゃいましたね。>新生銀行
アプラスなどはバブル時の不動産向け融資でかなり痛手を負って、旧三和=UFJが抱える爆弾の
一つとも言われてましたし・・みずほ=オリコと似たような構図です。

1242やおよろず:2007/06/30(土) 00:03:20
大手4行、住宅ローン金利引き上げへ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070629ib25.htm

 三菱東京UFJ、みずほ、三井住友、りそなの大手銀行4行が7月から適用する住宅ローン金利が29日、出そろった。

 市場金利が上昇しているため、4行はそろって固定型の金利を年0・1〜年0・25%引き上げる。

 2年物は、三菱東京UFJ、三井住友、りそなの3行が年3・20%で並び、みずほは年3・15%となる。5年物は、4行とも年3・75%に引き上げる。

 10年物については、三菱東京UFJは年4・20%、みずほは年4・15%、りそなは年4・10%、三井住友は年4・05%となる。

(2007年6月29日22時20分 読売新聞)

1243やおよろず:2007/06/30(土) 06:57:22
外資ファンド規制強化を=対日投資の「事前審査」も−買収攻勢を懸念・自民調査会
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&amp;k=2007062900814

 自民党の国際競争力調査会は29日、企業買収を手掛ける外資系ファンドへの規制強化を盛り込んだ提言を取りまとめた。外国企業の日本企業買収を容易にする「三角合併」の解禁などを受け、自民党や経済界では海外からの買収攻勢激化を懸念する声が強まっている。同調査会はこれを踏まえ、政府に提言内容の実行を迫る考えだ。
 提言は企業買収をめぐり、欧州同様の全株式買い付け義務の導入を検討課題に挙げたほか、短期的な利ザヤを狙った会社の切り売りに対し、国家として防御策を検討すると明記。名指しこそ避けたものの、外資系ファンドへの規制強化を色濃くにじませた。
 さらに、国の安全保障を確保するため、海外企業による日本企業買収への原状復帰命令の導入のほか、事後的に担当官庁が介入できる制度を検討すべきだとした。海外への技術流出を防ぐため、外国企業による買収を政府が審査する制度の創設も盛り込んだ。

1244やおよろず:2007/06/30(土) 06:58:25
>>1241
そうなんですかー
営業権に係る減損損失の額を知りたいっすね

1245やおよろず:2007/06/30(土) 07:01:23
電子マネー決済、JCBとみずほ銀行が提携
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070630i201.htm

 クレジットカード最大手ジェーシービー(JCB)とみずほ銀行が、JCBの運営する後払い式電子マネー「QUICPay(クイックペイ)」の決済サービスで提携することが、29日明らかになった。

 クイックペイは、NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの3社が携帯電話を専用端末にかざすだけで代金決済できる電子マネーとして採用している。みずほ銀行は、昨年11月からNTTドコモが運営する電子マネー「iD(アイディ)」の決済サービスを実施しており、大手行で初めて、携帯大手3社の電子マネー決済に対応する。

 決済サービスは7月2日から受け付ける。みずほ銀行のポイント制会員サービスの利用者がクイックペイを携帯電話で利用した場合、ポイントがたまるサービスの対象となる。

(2007年6月30日3時8分 読売新聞)

1246とはずがたり:2007/06/30(土) 12:37:23
>>1241>>1244
もともとの財務体質の悪さに最近の金利の上限規制が更に追い打ちって感じでしょうかね?

新生銀行も住友信託辺りに買収されると面白いかも。住信は独自路線だし長銀の買収にも名乗りを上げたし。

1247とはずがたり:2007/06/30(土) 12:55:22
北拓と道銀を差し措いて北洋が北海道金融界の主導権を握ろうかと誰が考えたであろうか!
北海道拓殖銀行の名前好きだったんだけどなぁ〜。

北洋銀と札幌銀の合併 横内HD社長「来年6月までに調印」(06/27 08:24)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/34552.html

 北洋銀行と札幌銀行の持ち株会社、札幌北洋ホールディングス(HD)は二十六日、札幌市内で株主総会を開き、四年連続で過去最高益を更新した二○○七年三月期決算などを報告した。横内龍三同HD社長(北洋銀頭取)は事業報告の中で、来年十月に予定する両行の合併について、「来年の株主総会(六月)前に合併契約書に調印し、八月をめどに金融庁に認可の承認申請を提出する」との方針を示した。

 総会には株主三百五十人が出席し、合併後の札幌銀職員の処遇などについての質問があった。これに対し、横内社長は両行の対等合併であることを強調した上で「北洋銀の人事・処遇体系に一本化し、対等公平に運営していく」と答えた。

 また株主還元の方法を問う質問に対しては、今期から普通配当金に加え、業績連動配当金を導入することを挙げ、「株主優待制度も検討はするが、基本的には増配を中心に考えていきたい」と述べた。

1249やおよろず:2007/07/02(月) 03:26:11
自動車保険の不払い、計49万件・350億円に
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070629i213.htm

 損害保険26社は29日、自動車保険の保険金不払い問題で、3回目の調査を完了した。

 関係者によると、26社合計の不払いは約49万件、総額約350億円に上った模様だ。2006年9月の前回調査では32万件、188億円の不払いが判明しており、件数で約5割、金額はほぼ倍増した。

 自動車保険の不払いについては、東京海上日動火災保険、損害保険ジャパンなど大手6社が4月末までに調査を終了し、不払い件数は約38万件、金額は約294億円に上っていた。

 損保業界は、これで医療保険と自動車保険の不払い調査が完了し、来年3月末を期限に進めている火災保険料の取りすぎ問題を残すのみとなった。

 金融庁は、前回の調査報告を受けた際、調査に不備があるとして、調査範囲を広げた追加調査を命じていた。調査完了を受けて、金融庁は損保各社の調査結果を精査し、必要であれば行政処分の発動を検討すると見られる。

(2007年6月29日21時27分 読売新聞)

1250やおよろず:2007/07/02(月) 11:41:27
生保の銀行窓販の全面解禁 不信増幅懸念「時期尚早」の声
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200707020033a.nwc

今年12月に予定されている生命保険商品の「銀行窓販」の全面解禁をめぐり、延期論が浮上してきた。生保にとっては販売ルートの拡大につながり、銀行には新たな手数料収入を生む全面解禁に対する両業界の期待は大きい。だが、生保の保険金不払い問題に加え、銀行の販売体制への危惧(きぐ)などを背景に、契約者保護の観点から、自民党などからも「時期尚早」との声が出始めている。(大柳聡庸、三塚聖平)

 ≪延期のメッセージ?≫

 「7月の参院選後にも金融庁が延期を打ち出すのではないか」。生保業界で、疑心暗鬼の声が高まっている。

 根拠は、第一生命保険や富国生命保険が金融庁に申請した銀行窓販専門子会社の設立の認可が遅れていること。第一生命では当初、4月に開業を予定していていたが、延び延びになっている。富国生命も同様で、生保業界は「金融庁からの延期のメッセージではないか」と、受け止めている。

 銀行窓販は、2002年12月の個人年金保険の解禁でスタート、段階的に対象商品が拡大されてきた。当初、主力販売ルートである営業職員への影響を懸念し、二の足を踏む生保もあったが、銀行の強力な販売力への魅力を背景に、各社が積極活用へとかじを切っている。

 これまでは、個人年金や一時払い養老保険など貯蓄性の高い商品が対象だったが、全面解禁後は終身保険や医療保険など保障性の強い商品も販売できるようになる。

 貯蓄性は、商品の内容や加入手続きも比較的単純で、銀行員にも販売しやすかった。しかし、契約者が保険金の申請手続きをする必要がある保障性の場合、加入時の説明は飛躍的に面倒になり、重要度も高まる。

 ≪各社、サポート強化≫

 一連の保険金の不払い問題では、販売時の説明が不十分だったことや商品が複雑過ぎることが一因になっており、不慣れな銀行員が販売しトラブルになり、生保商品への不信がさらに高まる懸念がある。

 このため、各社とも、より重要になる契約者のサポート体制の強化を進めている。住友生命保険は銀行窓販の契約者向けの専用コールセンターを4月に設置。十数人の専任担当者を置いて、契約者から寄せられる商品内容の確認や住所変更などのサービスを行っている。

 同社幹部は「全面解禁後に問い合わせが多くなるのは確実。保障性商品を銀行に提供するかは未定だが、将来的に必要な対応として準備した」と話す。

 また、明治安田生命では窓販の推進業務を担当する「金融代理店業務部」を4月に設立。富国生命保険は、強みを持つ信用金庫ルートの専門部署「しんきん室」を7月1日に新設するなど、全面解禁への準備を着々と進めている。

 ただ、業界内にも全面解禁への危惧がある。保険金の不払いに関する調査は現在も続いており、消費者の生保不信が払拭(ふっしょく)されていないためだ。「銀行がしっかりとした販売体制を築けるのか」(大手生保幹部)との不安は根強い。銀行業界では、昨年6月に三井住友銀行が金融商品の販売での優越的地位の乱用で一部業務停止命令を受けたほか、今月には三菱東京UFJ銀行が投資信託の窓販で業務改善命令を受けるなど、コンプライアンス(法令順守)体制の問題点が相次いで発覚している。

 銀行窓販で問題が起きれば、生保不信に拍車がかかるのは確実で、一部には「全面解禁に向かって拙速に動かないほうがいいのではないか」(大手生保幹部)との声も聞かれる。

 金融庁に加え、全面解禁の影響を受ける営業職員を“票田”とする自民党内でも、延期論が出ており、年末に向け、紆余(うよ)曲折がありそうだ。

                    ◇

1251やおよろず:2007/07/02(月) 11:41:38
 ■法令順守と販売拡大の二兎を追う

 「やみくもに売ることはしない」。みずほフィナンシャルグループの前田晃伸社長は5月の決算発表で、窓販の全面解禁に関しこう発言した。前田社長の発言に代表されるように大手各行は、今のところ全面解禁に慎重な姿勢をみせている。

 全面解禁では、医療保険や介護保険といった「第3分野」の商品も対象になるが、第3分野の場合は、病歴などの細かな告知が必要になり、販売員には専門の知識が求められる。消費者保護の観点からも、それだけコンプライアンス体制の強化は不可欠だ。

 特に、銀行業界では三菱東京UFJ銀行が投資信託の窓販で業務改善命令を受けたばかり。しかも、9月には金融商品の販売に関する消費者保護を包括的に規定した「金融商品取引法」が完全施行される。このため、各行とも「金商法に備えた法令順守体制の整備、強化を図っている」(三井住友銀行の奥正之頭取)のが実情だ。

 ただ、全面解禁は、銀行にとっては手数料収入を増やす数少ないチャンスでもある。保険販売で「他行に出遅れたくない」(大手銀行関係者)との思惑から、販売体制の強化へ準備も着々と進められている。

 その1つが販売員の拡充だ。りそなグループでは、生保OBを積極的に採用し、保険販売や社員教育を担当する専門社員として起用している。すでに昨年9月末までに50人を採用。09年3月末までに、さらに300人を採用する計画だ。

 さらに、りそなグループは第一生命保険と資本・業務提携を検討しており、全面解禁をにらんだ生保との提携戦略も模索している。

 このほか、三井住友は生保販売担当者向けの採用セミナーを実施。三菱東京UFJも生保OBを含めた中途採用を本格化させている。

 法人向け融資の縮小に加え、調達と貸出金利の差である利ざやの改善も遅れるなか、収益力の強化するには、手数料収入の拡大が急務。大手各行は、法令順守体制の再構築に取り組む一方で、販売体制の強化を進めるという“二兎を追う”戦略を余儀なくされている。

1252とはずがたり:2007/07/04(水) 17:56:03

東北地方の信金の規模の小ささはどうなんでしょう?健全経営で潰れずに済んだのか再編が遅れに遅れているのか?東北一の規模が全国平均以下とは。。他の地方はどうなんでしょうかねぇ?都市部の信金が平均を押し上げているだけの可能性もあるか?

「八戸」「十和田」が合併・預金量東北一に 信金再編
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/07/20070703t22017.htm

 八戸信用金庫(青森県八戸市)と十和田信用金庫(同県十和田市)が先月、来年5月をめどに対等合併することで合意、東北一の預金量(3300億円)を誇る信金が誕生することになった。両金庫を結びつけたのは、10月に誕生する「ゆうちょ銀行」への警戒感。信金を取り巻く状況は一段と厳しくなっており、今後の展開次第ではさらなる再編につながる可能性もある。(八戸支局・藤本貴裕)

 八戸市内のホテルで6月15日に開かれた八戸信金の通常総代会。小野〓理事長がホームページのアクセス数が急増していることを紹介し、「全国的に関心を呼んでいる。合併を成功裏に成し遂げたい」と報告すると、総代約100人から大きな拍手が送られた。

<生き残りかける>
 「東北一の信金」という看板は魅力的だ。信用力の向上につながるだけでなく、スケールメリットを生かして収益力を強化できる。両金庫は生き残りをかけた選択肢として合併を決断した。

 後押ししたのが「ゆうちょ銀行の誕生」(小野理事長)。十和田信金の太田原誠理事長は「池にクジラが入ってくるようなもの」と例える。脅威は発足時、188兆円とされるゆうちょ銀行の預金量。4月に申請された実施計画によると、新銀行は住宅ローンやマイカーローンなどの個人向け融資を始める。

<相互補完が強み>
 郵便貯金にこうした融資の実績やノウハウはないが、「(客を)根こそぎ取っていくのでは」と太田原理事長は警戒する。日本郵政のトップになったのは三井住友銀行出身の西川善文氏。「手の内を知っている人がやるわけだから、金融業界は『大変なことになるぞ』と思った」と神経をとがらせる。

 八戸信金は水産業や商工業に強く、十和田信金は農業地域や観光地を営業エリアに持つ。互いに補完することが合併の大きなメリット。コンサルティングの情報やノウハウを共有し、融資先の幅広い要求に応えられる。預金量も増え、「これまで手を出せなかったところにも、新たな融資が可能になる」(太田原理事長)という。

<地銀も対策着々>
 警戒感は地銀も同じだ。青森銀行(青森市)は県内店舗の8割で、プライバシーに配慮して相談窓口のついたてを高くし、窓口が狭い郵便局との差別化を図った。さらに法人営業をしない、個人向け融資に特化した店の開業を計画しており、顧客の争奪戦は一段と激化しそう。

 青森県内の信金は現在五つ。1996、98年に相次いで信金が合併、現在の形に落ち着いた。しかし、県内の信金関係者の間では「県内の信金は二つか三つが適当」と、冗談とも本音ともつかない発言が飛び出すこともあるという。

 東北一とは言え、預金量約3300億円は全国信金の平均預金量(約3600億円)にも満たない。東北33信金の平均は1200億―1300億とされ、全国平均の3分の1にとどまる。経営基盤が弱い信金が適正規模を求めながら、今後、再編に向かうのは避けられないだろう。

[青森県内の信金] 98年にあおもり信金と津軽信金が合併し新生「あおもり信用金庫」が誕生し、県内の信金は五つに。県内5信金の預金残高は5月末現在、7400億円、貸出金残高は4300億円。05年度末の県内郵貯の貯金残高は1兆5000億円。

(注)〓はくさかんむりに隆の生の上にノ
2007年07月02日月曜日

1253やおよろず:2007/07/05(木) 05:46:09
新銀行東京 店外ATMすべて撤去 事業縮小も課題山積み
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070703-00000006-fsi-bus_all

 2005年に東京都が設立した「新銀行東京」の代表執行役に就任した森田徹氏は2日、インタビューに応じ、「当面は経営をスリム化して、体力を蓄えていく」と述べ、経営立て直しのため、事業の大幅縮小を進める考えを強調した。当面の目標は2009年度の単年度黒字達成。06年度には547億円の巨額の赤字を出し、経営陣を大幅に入れ替えたが、立ちはだかる課題は多い。

 森田代表は、東京都内の地下鉄構内を中心に設置した約120台の店外ATMをすべて撤去する方針を明らかにした。

 維持費を大幅圧縮すると同時に、個人向けサービスを見直すのが目的。他行のATMサービスの活用拡充で顧客の利便性は保てると判断した。

 新銀行のATMは、東京都が都営地下鉄と東京地下鉄に大きな影響力を持つことから、メガバンクですら羨(うらや)む場所に設置されていた。しかし、経営再建の中で自ら一等地を手放すことになった。

 また、銀行設立時の看板商品も整理する。法人や個人事業主向けの「原則無担保・最長5年・最高5000万円」という融資枠を、「3年・2000万円」に縮小させる方針だ。

 新銀行ではすでに、店舗数を現行の10店から8店に削減。融資・保証残高を3200億円から1900億円に縮小させる方針を発表しており、当面は“後ろ向き”の事業展開が続きそうだ。

 これに対し、森田代表は、「後ろ向きだけでは組織を引っ張れない」とし、09年度の単年度黒字の目標を打ち出した「新中期経営計画」に、新たな補強策を追加する考えも示唆した。

 ただ、新銀行の経営に対しては、「他の銀行との提携や吸収合併以外に生き残りの道はない」との声がくすぶっている。また、累積損失は849億円にまで膨らんでおり、資本増強の必要性を指摘する声も多い。

 1000億円を出資する大株主の都との関係も銀行の運命に大きな影響を与えそう。

 就任にあたり森田氏は石原慎太郎知事から「逆転満塁ホームランより着実なヒットを」と指示されたという。

 だが、都議会との関係は微妙だ。森田氏は就任に際して、自民、公明の都議会与党に経営方針の説明に回っている。議会では銀行の設立時に、「追加の出資はしない」ことなどを条件に1000億の出資が認められた経緯がある。

 その後の経営悪化を受けて民主党はすでに「民間への売却も含めた抜本的な見直しを求めていく」と、再建に見切りをつけており、中期計画の進捗(しんちよく)状況によっては、新銀行の解体が、09年に改選を迎える都議選の争点となる可能性もある。

1254とはずがたり:2007/07/05(木) 18:01:42
良い暮らししてるみたいね〜。
まぁ日銀の賃金が低くて良い訳無いとは思うが,こんな不文律は無くても良いかなとも思う。
>昔から日銀マンの給与は、大手都市銀行の最高額を下回らないという不文律があった


日銀やっぱり高給…職員平均795万5000円
公務員の1.3倍弱
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007070327.html

 日銀が2日公表した06年度の役職員の報酬・給与水準によると、高い高いとは聞いていた日銀マンの給料が、前年に比べてさらに“急伸”していたことが明らかになった。企業業績こそ絶好調とされる日本経済だが、それを支えるサラリーマンの給料は8年連続で減っている。そんな中、渦中の年金問題では、国民・厚生年金に比べ公務員共済の優遇ぶりが浮き彫りになったのに続き、公務員に準じる日銀職員も左団扇というわけか。

 公表によると、比較対象となる日銀職員(3708人、平均年齢40.1歳)の平均年収は795万5000円。国家公務員を100とした場合の日銀職員の給与水準を示すラスパイレス指数は127.9で、1.3倍弱となった。今回から中堅幹部など年俸制職員の給与なども勘案する新指数を採用したため、前年度(111.9)から指数の水準が大幅に上昇した。

 総裁など特別職の給与を引き下げた一方、局長以下の職員の給与は13年ぶりに引き上げ、人件費も増えている。

 トップの福井俊彦総裁の報酬・賞与は3211万3000円で、前年度比約430万円減。年収基準が1.7%下がったことに加え、1500万円近く儲けさせてもらった村上ファンドへの出資が混乱を招いたとして、報酬の30%を6カ月間カットしたため。2人の副総裁は2827万円だった。

 一方、局長以下の職員は13年ぶりに年収ベースで1%の引き上げを実施。時間外勤務手当も増えたため、人員が1%減ったものの、人件費は1.7%増えている。このほか、日銀マンには独自の手厚い年金制度も用意されている。

 明治大教授の高木勝氏は「昔から日銀マンの給与は、大手都市銀行の最高額を下回らないという不文律があった。公務員や銀行マンの給与が高いと批判の対象になる中で、ぬくぬくと別世界にいるのが日銀。現金給与総額が6カ月連続で減少している中、賃金カットなど抜本的な見直しが必要ではないか」と話している。

ZAKZAK 2007/07/03

1255やおよろず:2007/07/06(金) 02:23:44
>>1254
天下りも自由自在ですからね
あるときは株式会社、あるときは国の機関
うまく使い分けて、旨い思いをしてるんじゃないでしょうかね?

1256やおよろず@今さらながら:2007/07/06(金) 08:05:47
>>276
>>貸倒引当金の戻し入れ益として2399億円の特別利益を計上した

前期以前に2000億以上を費用・損失計上していたわけでして、
それを取り戻すと、その期の利益が2000億アップする。
行って来いで、4000億ですからね。
とんでもないV字回復を演出できるわけです。

銀行の決算関連に記事だけ読むと、
さも、銀行の経営構造改革だけで、V字回復がなされたかのような印象を受けてしまう。

1258やおよろず:2007/07/07(土) 06:46:27
三菱UFJ 頭取ら報酬カット 投資信託の不適切販売で
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20070706mh04.htm

 三菱東京UFJ銀行は5日、投資信託の不適切な販売などで金融庁から行政処分を受けた経営責任を明確にするため、畔柳信雄頭取、三木繁光会長ら役員10人の報酬をカットする行内処分を発表した。

 畔柳頭取と三木会長は今年3月、業務上横領事件を起こした財団法人「飛鳥会」(大阪市)との不適切な取引を巡って、4〜6月、月額報酬の40%をカットする行内処分を受けたばかり。銀行経営者が年に2度の報酬カットを受けるのは異例だ。

 今回の行内処分は、米国でのマネーロンダリング(資金洗浄)防止態勢や、投信販売の事務処理が不適切だったことなどから、6月11日に業務改善命令を受けたための措置だ。畔柳頭取と三木会長、玉越良介副会長の3人は月額報酬の30%を2か月間それぞれカット。リテール(個人向け取引)部門や国際部門など関連部署を担当する副頭取、取締役、執行役員の計7人は同期間、月額報酬の10%をカットする。

(2007年7月6日 読売新聞)

1259とはずがたり:2007/07/07(土) 12:08:38
>>1256
解説感謝です。会計のマジックみたいなのありますよねぇ,殆ど知りませんけど。
銀行再編前はアンチ三菱で興銀・三井・三和を応援してたんですが今やそれぞれ別の3メガバンクになりやがったです。とっても複雑w
基本的に三菱嫌いなんですけど,それを差し引いても良い銀行になったと思う。三菱の官僚体質が全てをぶちこわしている様に思うけど。
UFJの三菱による吸収も金融庁のUFJ潰しと三菱支援のような気がして感じ悪かったです。

1260やおよろず:2007/07/08(日) 04:53:31
日生、りそなへ出資検討 優先株数百億円引き受け
http://www.sankei.co.jp/keizai/kinyu/070707/kny070707000.htm

 日本生命保険が、りそなホールディングス(HD)に対し出資する方向で検討していることが7日、分かった。りそなHDが今秋にも発行する優先株を数百億円程度引き受けるとみられる。りそなHDは調達した資金を公的資金の返済に充てる方針。

 議決権のない優先株は普通株より高い配当を得られ、日生にとって投資先として魅力的だ。また、銀行での保険販売が拡大しており、銀行との関係を強化する狙いもある。

 りそなと生保の資本提携をめぐっては、第一生命保険が1000億円規模の優先株の引き受けに加え、普通株の引き受けも検討していることが既に明らかになっている。日生も今後、普通株の取得も検討する見通しだ。

(2007/07/07 16:28)

1262とはずがたり:2007/07/19(木) 23:15:37

プロミス・三洋信販、統合へ最終調整 消費者金融首位に
http://www.asahi.com/business/update/0719/TKY200707190421.html
2007年07月19日16時30分

 消費者金融で業界3位のプロミス(本社・東京)と5位の三洋信販(同・福岡市)が年内にも経営統合する方向で最終調整に入ったことが分かった。「灰色金利」の撤廃を決めた昨年12月の貸金業法の改正で消費者金融業界の経営環境は厳しさを増しており、経営の効率化のために再編が避けられないと判断したようだ。同法改正後に消費者金融大手同士の統合の動きが表面化するのは初めて。両社が統合すると、貸付金残高で最大手のアイフルを抜き、業界トップに躍り出る。

消費者金融大手と大手銀行グループの相関図
1.9911兆③プロミス(1.4918兆)・⑤三洋信販(0.4993兆)=三井住友FG
1.9852兆①アイフル=住友信託銀行
1.6323兆②アコム=三菱UFJG
1.4318兆④武富士

 両社は今月内の合意をめざして詰めの協議をしている。両社の強みが異なり、統合の利点が大きいと判断している模様で、プロミスが三洋信販に対する株式公開買い付け(TOB)を実施して傘下におさめることが検討されている。

 プロミスは消費者金融のなかでは堅実な社風で知られ、04年に三井住友銀行が約20%を出資して筆頭株主となり提携関係にある。「ポケットバンク」のブランドで全国展開する三洋信販は九州地区が地盤で、傘下にクレジットカード会社もある。主取引銀行は三井住友銀行。同行の役員経験者が社長を務めている縁が、今回の統合交渉のきっかけになった。

 消費者金融業界は、貸出金利の上限引き下げによる灰色金利の撤廃で利息金の返還請求が相次ぎ、業績が軒並み悪化している。07年3月期決算でプロミスは当期赤字約3800億円を計上し、三洋信販も約890億円の当期赤字に転落した。とくに三洋信販は取引履歴の改ざんなどで顧客への返還額を少なくしようとしたとして金融庁から行政処分を受け、今年1月に全店で12日間の業務停止となり、業績悪化に拍車がかかっている。

 両社とも人員や店舗のリストラに乗り出しているが、統合すれば重複店舗の削減などでいっそうの経営効率化が可能になる。三井住友銀行にとっても、企業向け貸し出しに比べて利幅の厚い個人向けローンは今後の収益分野になるとみられ、両社統合を機にテコ入れをする方針だ。

 消費者金融業界は各社とも大規模なリストラを迫られており、中小業者も含めて業界再編が加速するのは確実だ。

1263雑談居士:2007/07/20(金) 00:01:08
>>1262
80年代前半の「サラ金地獄」がきっかけの貸金業法規制で最初の経営危機に陥った三洋信販は、
東日本地域から全面撤退したのですが、撤退地域の店舗及び営業権と貸出債権を引き受けたのが
プロミスでありました。(今でもいくらか三洋の株式を保有しているはず)
三洋のメーンバンクである福岡銀行(三井住友銀行はサブメーン)も歓迎するでしょう。
「ポケットバンク」での首都圏再上陸、アットローン設立、東京本社(有楽町)の新装移転が
ある意味で三洋の絶頂期だったと思います。

1264雑談居士:2007/07/20(金) 00:09:46
それと、九州・沖縄・中国地方での営業地盤の強さに加えて、地方銀行や信用金庫・信用組合の
カードローン・フリーローン・ビジネスローンの審査・保証事業は業界NO1ですから、
プロミス&三井住友FGにとって意外とおいしい買物です。>三洋信販

1265とはずがたり:2007/07/20(金) 00:53:48
解説感謝っす。そんな経緯があったんですね。
アイフルも含めると三井住友で斜陽の消費者金融のシェア独占しすぎなのがちょいと心配ですけど。。

1266とはずがたり:2007/07/23(月) 10:08:53
<三菱東京UFJ>米金融当局が制裁金処分へ 資金洗浄策で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070721-00000052-mai-bus_all
7月21日17時51分配信 毎日新聞
 三菱東京UFJ銀行の米国子会社「ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア(UBOC)」が、マネーロンダリング(資金洗浄)対策が不十分だとして、米金融当局の米通貨監督庁などから今夏にも業務改善命令と制裁金1000万ドル(約12億円)の行政処分を受ける見通しになった。制裁金を伴う行政処分を邦銀が受けるのは異例。
 UBOCは、米カリフォルニア州を拠点に営業しており、05年3月にも資金洗浄の監視態勢などが不十分として、米当局から業務改善命令を受けた。通貨監督庁などはその後も改善が進んでいないと判断した模様。早ければ8月にも2回目の業務改善命令を出す見通し。
 UBOCを傘下に持つ米持ち株会社「ユニオンバンカル・コーポレーション(UNBC)」が21日までに、米当局から処分方針の通知を受けて、4〜6月期決算で制裁金1000万ドル分を引き当てた。
 三菱UFJフィナンシャル・グループは昨年末、ニューヨーク支店などで監視態勢の不備について、米当局から業務改善命令を受けたほか、04年にもUBOCの子会社が資金洗浄対策に関して行政処分を受けている。
 国内でも、金融庁が6月、三菱東京UFJ銀に対し、投資信託の不適切な販売や海外で多数の不祥事があったとして業務改善命令を出し、畔柳信雄頭取ら役員が減俸処分になっている。同行はニューヨークなどの海外支店で、不審な取引を監視する新型コンピューターソフトを年内に導入するなどの対策を進めている。【松尾良】

最終更新:7月21日17時51分

1267やおよろず:2007/08/01(水) 08:50:53
竹中改革による銀行利益のV字回復には、
貸倒引当金の「繰入れ」と「戻入れ」によるマジックの要素がたぶんに含まれていることがハッキリしてきました。
注目すべきは、これらの影響を排除した経常利益であり、
業務分野での改革は進んでいないとの指摘が、野口悠紀夫氏らからなされていました。


大手4銀行とも決算減益、業務純益は明暗分かれる
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070731ib27.htm

 大手4銀行の2007年4〜6月期決算が31日、出そろった。融資先企業の経営改善で生じた貸し倒れ引当金の「戻り益」の利益計上が前年同期から大幅に減ったことなどから、税引き後利益は4行とも減益となった。

 本業のもうけを示す業務純益は三井住友銀行とりそなホールディングスが増益、三菱東京UFJとみずほフィナンシャルグループ(FG)が減益と明暗が分かれた。三井住友は前年同期に比べて国債などの売却損が減って同57・7%増の1631億円、りそなは投資信託の販売手数料増などで同23・1%増の916億円となった。みずほFGは海外部門の協調融資などの手数料収入の減少が響いて、前期比21・3%減の1408億円にとどまった。

(2007年7月31日22時15分 読売新聞)

1268とはずがたり:2007/08/03(金) 22:52:27
誰にしたいか代わりの人を推薦すべし。

武藤日銀総裁に反対 民主・鳩山幹事長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070803-00000920-san-pol
8月3日17時56分配信 産経新聞

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は3日の記者会見で、来年3月で任期満了となる日銀の福井俊彦総裁の後任に武藤敏郎副総裁を充てる人事案件が国会に提出された場合の対応について、「武藤氏に関して新しい状況が存在していない。考え方を変える環境にはない」と述べ、反対する考えを示した。
 日銀の総裁、副総裁人事は衆参両院の同意を得て、内閣が任命する。民主党は平成15年の国会で、武藤氏の副総裁就任に反対しており、鳩山氏の発言は当時の判断を踏襲する考えを示したものだ。参院は野党が過半数を占めており、民主党が同意しなければ新総裁人事が認められない可能性が高くなっている。

1269名無しさん:2007/08/04(土) 12:42:20
実際に金融機関でリスク管理をしている方のようです
参考になる?
http://katsumata4649.dokyun.jp/

1270とはずがたり:2007/08/04(土) 13:30:46
なにやら威勢の良い御仁ですな。
大塚商会から野村證券なんていうと回りにはもろばれでしょうしこのキャラと経歴は顕示?それとも釣りか?

1271とはずがたり:2007/08/14(火) 11:25:22
県民信組、また着服か
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000708070006
2007年08月07日

 山梨県民信用組合(甲府市、小泉正仁理事長)の職員だった男性が今年春、顧客から預かった現金計60万円を着服した疑いがあることが6日、わかった。顧客の指摘で判明したといい、信組側も「着服の可能性が高い」として、同日までにこの顧客に謝罪した。職員は関与を否定しているが発覚後まもなく、退職している。(石井潤一郎、高野裕介)

 信組や関係者によると、元職員は4月23日、顧客だった甲府市内の自営業の男性の会社に出向いて、口座に入金するための40万円を受け取った。5月14日にも、同様の目的で20万円を受け取った。その際に、元職員は受け取ったことを示す書類を自営業者に手渡さなかったという。

 その後、この顧客が預金通帳に入金記録が載っていないことに気づき、6月上旬に信組に指摘した。

 信組では内部調査に乗り出したが、元職員は「現金は預かっていない」などと着服について否定した。それでも顧客の証言などから、信組は「断定することはできないが、着服していた可能性が高い」(幹部)と判断。8月上旬に顧客に出向いて謝罪。60万円も補填(ほ・てん)することにし、顧客の口座に改めて入金した。

 一方、元職員からは退職の申し出があり、受け入れた。刑事告訴はしない方針だという。信組では、着服の裏付けを完全には取れなかったことや、他の客から現金を着服した疑いはないことなどを理由に挙げている。関東財務局に対しては、「適切に対応した」としている。

 「被害」を受けた形になる、この顧客の男性は少なくとも6年以上、信組と取引があるといい、「気付いたから良かったものの、こちらが指摘しなければどうなっていたかわからない。信用して現金を預けていただけに残念だ」と憤っている。

 一方、信組の小泉理事長は6日、「顧客に迷惑をかけたことについて、おわびしたい。引き続き、適切な事務処理を心がけていきたい」とのコメントを出した。

 信組では、昨年10月、職員2人が計約1億6千万円を横領した不祥事で、関東財務局から業務改善命令を受けている。同局金融監督3課は「今回の件も法令に基づいて、詳しい内容や事実確認をしていきたい」と話している。

1272名無しさん:2007/08/18(土) 19:09:47
>>1270
確かに。
このバックグランド考えると本物っぽくね
っていうかキャッシュでしか見えない。。。(サイトがもう見えない)

1273荷主研究者:2007/08/27(月) 01:04:03

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070619t62028.htm
2007年06月19日火曜日 河北新報
日本振興銀が郡山店を開設 東北初進出

 中小企業向け融資専門銀行の日本振興銀行(東京)は18日、郡山市駅前2丁目に東北初進出となる郡山店を開設した。当面、4、5人体制で福島県内や隣県をエリアに営業する。

 同行は一般の銀行がこれまで取引対象としてこなかった層の中小企業の資金需要に応えることを経営方針に、2004年4月に開業した。東京、神奈川など一都3県を中心に営業を展開。大阪、京都などにもエリアを広げ、郡山店は41店舗目となる。4月に北関東初となる宇都宮店を開設し、さらに隣接するエリアとして郡山店を設けた。

 07年3月期決算では、経常収益30億4200万円、純利益5億7100万円で、貸出金残高は279億6100万円。

 同行は「全国の中小企業の役に立てるよう積極的な地方展開を進めたい」と話している。東北地方への今後の出店は検討中という。

 同行は、東京青年会議所(JC)の有志らが呼び掛け、元金融庁顧問の木村剛氏(現日本振興銀会長)らが中心になって設立したことで話題になった。

1274とはずがたり:2007/09/20(木) 16:21:25

栃木銀行では県内の金融機関同士の健全な競争が阻碍される。横浜銀に頑張って貰うと良いのかな?

足銀譲渡先 週内にも最終選考に移行
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=s&amp;d=20070920&amp;n=3

 金融庁が、一時国有化されている足利銀行の譲渡先選定について、週内にも最終段階となる第三次選考に移行する方針を固めたことが20日、分かった。譲渡先候補には、横浜銀行を中心とする地方銀行連合や栃木銀行・大和証券グループのほか、外資系の投資グループなど5陣営以上が応募しており、三次選考で2−3陣営に絞り込む見通し。

 足利銀は2003年に経営破たんし、国有化された。金融庁は、昨年9月に譲渡先の選定に入ると発表。第一次の書類選考を経て、今年1月からは第二次選考を進めていた。

 第三次選考では、地域に密着した金融機関の役割を果たすための経営改革構想などを評価基準として、絞り込む。その後、足利銀の財務内容を調べるため、資産査定を実施し、最終的な買収価格を提示する。

1275やおよろず:2007/09/21(金) 04:31:26
三菱東京UFJ銀:システム統合、四苦八苦 旧行間で性能に差、一部商品廃止も
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/archive/news/2007/07/19/20070719ddm008020156000c.html

 三菱東京UFJ銀行のシステム統合作業が、08年12月末の完全統合に向け正念場を迎えている。06年1月に旧東京三菱銀と旧UFJ銀が合併した後、並行して動かしてきた旧両行のコンピューターシステムを旧東京三菱に一本化するものだ。ただ、旧行のシステム性能の違いが影響し、旧UFJ銀系のシステムが提供していたサービスや商品の一部廃止を余儀なくされるなど、作業は順調ではない。【後藤逸郎】

 三菱東京UFJのシステムは、旧東京三菱が日本IBM、旧UFJがNTTデータ・日立製作所と別々。合併時の「第1段階」では、二つのシステムを接続して基本的な情報をやりとりするだけにとどめた。このため、旧行の支店間で預金口座の解約がすぐに出来ないなど、顧客に不便を強いてきた。

 現在、旧東京三菱を基本にしたシステムに一本化し、完全統合する「第2段階」の準備作業が本格化している。14〜16日の土日祝日に、伝票処理など行内の業務手順の共通化に着手した。預金や支払い、口座振替などの「勘定系システム」は、08年5月から旧東京三菱系の支店で新システムへの移行を始め、同年7〜12月に旧UFJの支店が旧東京三菱へ統合を終える予定だ。

 旧行のシステム性能の違いから、旧UFJ系支店だけで扱っている商品があったが、これについては統合の「第2段階」で、旧東京三菱のシステムに機能を追加する予定だった。ところが、この作業が膨大で、負担が大きいため、自動積立預金(長期型)の新規受け入れを8月から停止するなど、旧UFJ系の商品の一部廃止につながった。完全統合の日程を優先したためだ。

 同行は将来的には商品の復活を目指すというが、「顧客の不便解消のためのシステム統合で、商品を廃止しては本末転倒」(同行幹部)なのは否めない。金融界では旧UFJのシステムの評価の方が高く、郵政民営化後、ゆうちょ銀が同行と同じシステムを採用することになった。行内では「システム統合で、旧UFJの支店の業務手順は十数年前に逆戻りする」との声もくすぶる。

 また、「システム統合費用が当初見込んだ約1000億円から約4000億円に増える」との見方も出始めた。事実なら「異常事態」(日銀幹部)だが、同行は「費用は増えていない」と否定する。

 02年にはみずほ銀行がシステム統合で大規模な障害を引き起こした。金融庁と日銀は作業の進展を注視し、システムへの検査・監査姿勢を強めている。

毎日新聞 2007年7月19日 東京朝刊

1276やおよろず:2007/09/21(金) 04:44:03
>>1182
ニコス1000億赤字に転落へ
三菱UFJ 1200億増資引き受け
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20070920mh08.htm

 三菱UFJフィナンシャル・グループは、傘下のクレジット会社ニコスについて、約1200億円の第三者割当増資を引き受けるなど大規模な金融支援に乗り出す。ニコスの2008年3月期連結決算の税引き後利益が、当初予想の155億円の黒字から約1000億円の赤字に陥る見通しになったためだ。20日午後、発表する。三菱UFJは、増資引き受けにより、現在約65%の出資比率を大幅に引き上げ、完全子会社とする方向だ。これと並行し、信販大手ジャックスへのグループ出資比率を現在の約7%から20%超に高めるなど、ノンバンク事業の再編を本格化する。

 ニコスは、信販事業をジャックスに譲渡することに伴い、削減する従業員数を1000人程度上積みする方針。貸金業法改正による上限金利引き下げを受け、取りすぎた利息の返還請求に備えた引当金を積み増すことなども利益の押し下げ要因となる。

(2007年9月20日 読売新聞)


ニコスの赤字1118億円、3年間で社員4割削減へ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070920ib27.htm

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は20日、クレジットカード大手、三菱UFJニコスの完全子会社化を柱とする、信販・クレジットカードなどノンバンク事業の強化策を正式に発表した。

 改正貸金業法の成立で、中堅消費者金融会社が破たんするなど、ノンバンクを取り巻く経営環境は厳しさを増している。このため、ニコスの社員を今後3年で約4割削減するなど思い切った経営の効率化を図り、生き残りを目指す。

 発表によると、MUFGは、三菱UFJニコスが実施する1200億円の第三者割当増資を11月に引き受けた後、株式交換によって来年8月に完全子会社化する。これに伴い、ニコスは上場廃止となる。

 さらに、ニコスは信販事業を来年4月にジャックスに譲渡し、カード事業に特化する。MUFGは来年3月までにジャックスへの出資比率を現在の約7%から20%まで引き上げ、連結決算に反映できる持ち分法適用会社にする。

 また、ニコスは3年間で社員2890人を削減する。削減数は当初計画(1400人)のほぼ倍に上積みする。このため、2007年度には2300人の早期退職を募集する。

 取りすぎた利息の返還請求に備えた引当金も積み増すため、ニコスの08年3月期連結決算の税引き後利益は1118億円の大幅赤字に陥る見通し。これに伴って、MUFGも、08年3月期連結決算で700億〜800億円の減益になると説明している。

 一方、MUFGはカード事業で提携している農林中央金庫との関係強化も打ち出した。三菱UFJニコスを完全子会社にした後、保有するニコス株のうち、約20%を農林中金に譲渡する考えだ。20日記者会見した三菱東京UFJ銀行の和田哲哉常務は「シェア(市場占有率)拡大やコスト削減によって競争力の強化を図り、業界のリーディングカンパニーを目指す」と、ノンバンク強化策が攻めの戦略であることを強調した。

 ノンバンク業界では、消費者金融大手のプロミスと三洋信販の経営統合など、規模拡大を目指す再編の動きが相次いでおり、同様の動きが今後も続きそうだ。

(2007年9月20日23時40分 読売新聞)

1277やおよろず:2007/09/21(金) 04:45:14
>>1275
すいません、>>1276を貼るつもりが、別の記事を貼ってしまいました

1278とはずがたり:2007/09/22(土) 11:15:13
>>1275
三菱はどーしようもないですねぇ。
>行内では「システム統合で、旧UFJの支店の業務手順は十数年前に逆戻りする」との声もくすぶる。

東銀系の人材も散々干してしまってるらしい。
買収した銀行の資源を正しく利用出来ずにプライドばっか高いどうしようも無い連中である。入行した友人や辞めてきた後輩とか結構いるけど皆現場の人間はどう思ってるのかな?

1279とはずがたり:2007/09/23(日) 12:42:42

三菱UFJ証券、25日付で上場廃止 完全子会社化で
http://www.sankei.co.jp/keizai/shijo/070922/shj070922002.htm

 大和証券系、野村証券系、自主廃業した山一証券系など、計16社の証券会社が相次いで合併して誕生した三菱UFJ証券が、25日付で上場廃止となり、市場から姿を消す。東京証券取引所の最終売買日となった21日には1006円の値がついたが、関係者は長い統合と合併の歴史を振り返り、上場廃止を惜しんだ。

 三菱UFJ証券の誕生までの流れをさかのぼると、昭和50年代には16社に分かれていた。そのなかには山一系や日本長期信用銀行系など、金融危機で姿を消した金融機関の名前も出てくる。

 UFJ系と三菱系に分けると、UFJ系は、太平洋証券など4社がつばさ証券(平成12年)に、三和、東海インターナショナル証券がUFJキャピタルマーケッツ証券(13年)になった後、14年にUFJつばさ証券が生まれた。

 一方の三菱系は、国際証券など4社が統合し、三菱証券(14年)が発足した。そして、17年10月に両社が一緒になり、現在の三菱UFJ証券が誕生した。

 今回の上場廃止は、グループ内の銀行と証券の連携を深めることを狙いに、三菱UFJ証券が三菱UFJフィナンシャル・グループの完全子会社になるためだ。

 統合を繰り返すなかで、存続会社である国際証券の上場日である昭和62年5月1日が、三菱UFJ証券の上場日となっていたが、20年以上に及ぶ上場の歴史にピリオドを打つ。

 16社あった時代に入社した同社幹部は「入社当時の社名もなくなり、ついに市場からも姿を消す」と感慨深げ。一方で「これからも情報やノウハウの共有などグループの強みを生かす」と新たな船出に意欲を見せた。

(2007/09/22 22:38)

1280やおよろず:2007/09/24(月) 06:10:10
不祥事で引責辞任から1年で顧問に、三井住友海上元会長ら
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070823i212.htm

 保険金不払い問題で昨年6月に引責辞任した三井住友海上火災保険の井口武雄前会長と植村裕之前社長が7月23日付で常任顧問に就いていたことが23日、分かった。

 両氏は退任後に内定していた最高顧問の職をともに辞退し不祥事の責任を取る姿勢を示していたが、わずか1年後に復帰する人事には批判も出そうだ。

 井口、植村両氏は「シニアアドバイザー」の肩書で慶弔行事や講演活動など対外的な活動を行い、報酬も支払われる。三井住友海上は「両氏は社内処分などの経営責任を果たしており、今回の職は経営に関与しないため問題はないと判断した」と説明している。

(2007年8月23日19時36分 読売新聞)



引責の前首脳復帰 矛盾せぬと見解 三井住友海上社長
2007年09月21日02時46分
http://www.asahi.com/business/update/0921/TKY200709200395.html

 日本損害保険協会の江頭敏明会長(三井住友海上火災保険社長)は20日の定例会見で、同社が保険金不払い問題の経営責任をとって社を離れた前首脳2人を常任顧問として復帰させた理由について、「個社の問題は控えたい」と回答を避けた。

 会見では、協会長会社の姿勢をただす質問が相次いだが、江頭会長は「信頼回復の取り組みとは矛盾しないと判断した」との説明にとどまった。

 だが、損保業界内には「自分の会社だけは、もう信頼回復できたというのか」(関係者)などの批判がくすぶっている。復帰した前首脳2人の活動が慶弔などに限られることから、信頼回復とは「別次元」と理屈づけているようだが、会見での江頭会長の「強弁」が業界に改めて波紋を広げることも考えられる。

1281やおよろず:2007/09/24(月) 06:19:39
>>1279
三井住友系は、資本関係の整理や同業種の統合が遅れているようなイメージがあります。
三菱系は、三菱が事実上の吸収という形なので、資本関係の整理・会社統合がスムーズなのでしょう。

>>1278
プライドだけ高いという点に関していえば、三菱より三井の方が酷いのではないでしょうか?
プライドの高さに、数字的な裏づけがないので
住友・三井の傘下会社の整理・統合が進展しないのは、三井のプライドの高さが一因でしょう。

三越もまたしかりですけど

1282とはずがたり:2007/09/24(月) 11:25:59
山形信金は5信金中3位との事だが,5信金の内残りは鶴岡と酒田とあと二つどこだ?米沢と新庄あたりにあるのか?

山形信金と庶民信組が合併 09年5月めど
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/09/20070922t52028.htm

 山形信用金庫(山形市、佐藤三朗理事長)と山形庶民信用組合(同、伊藤直光理事長)は21日、経営基盤強化を目指し、2009年5月をめどに対等合併することで合意したと発表した。合併後の存続機関は山形信金で、名称は山形信用金庫とする。

 合併後の新金庫の預金残高は1104億円、貸出金残高は829億円。預金は来年3月に誕生する鶴岡信金(鶴岡市)と酒田信金(酒田市)の合併金庫の約1400億円に次いで県内2位、貸出金はほぼ同水準となる。

 合併後の自己資本比率は8.46%、店舗数は17店。新金庫の理事長には庶民信組の伊藤理事長が就き、山形信金の佐藤理事長は会長になる。

 山形信金で合併基本協定書の調印後、記者会見が行われ、同信金の佐藤理事長は「重複する店舗がなく、合併で経営基盤が強固になる。規模拡大を生かし、村山地域の中小零細企業の活性化に貢献したい」と合併の狙いを説明した。庶民信組の伊藤理事長は「人材育成に力を入れ、顧客ニーズに応えてきたい」と語った。

 合併協議は6月、山形信金からの要請で始まったという。
 07年3月期の経常損益は山形信金が4億2000万円の赤字、庶民信組は利益が前期比96.5%減の700万円と大幅減益だった。

 山形県内では、殖産銀行(山形市)と山形しあわせ銀行(同)が5月に合併し、きらやか銀行が誕生。6月に鶴岡、酒田両信金が合併を発表するなど、金融再編が加速している。東北では、青森県の八戸、十和田両信金、岩手県の盛岡、二戸両信金も6月に合併方針を明らかにしている。

[山形信用金庫]1949年創立。3月末現在の預金残高は577億円で県内5信金中3位。自己資本比率8.57%。山形、上山、寒河江の3市と河北町に9店舗。会員数は約1万200人。役職員は119人。

[山形庶民信用組合]1952年創立。3月末現在の預金残高は526億円で県内4信組中3位。自己資本比率は8.35%。山形、天童、上山の3市に9店舗。組合員数は約1万8500人。役職員は97人。
2007年09月22日土曜日

1283とはずがたり:2007/09/24(月) 11:40:13
>>1281
俺が応援する三井系は仰るように三菱に比べて企業の整理統合が遅れてますね。

同じ財閥系でも三菱はスリーダイヤモンドに忠誠心があって結束力が強いのに対して,古くからの名門企業が多い三井は自社企業への強烈なプライドがあって三井化学一つつくるにしても三菱に比べだいぶ遅れた上に,終ぞ三井重工業は出来ませんでした。
住友はミニ三菱みたいな所がありますね。割りと結束力が強い。住友信託は銀行に対して三菱信託と非常に似たスタンスでしたが独自路線を貫いてますね。結束力はその分弱いのか。

(旧)三菱銀の嫌いな所は,海外業務に秀でた東銀系を徹底的に干して追放してしまったり,わざわざ古い三菱系のシステムに拘ったり(まぁこれは発注先企業との関係もあるので仕方がないかも)と云う所です。
第一勧銀はそういうのを怖れて悪名高い襷掛け人事をやって果断な決断力を失ったようですな。住銀は平和相銀を吸収合併した時,主導権は勿論住銀がとるが,平相の良いところはちゃんととって巧く使いこなしたし,三井住友も住友が主導権をとったけど,それなりに上手に主導権握ってるんじゃないでしょうかねぇ。

1284やおよろず:2007/09/24(月) 13:30:06
>>1283
三井住友の熱心な応援団というのは伝わってきましたが、
三井系からの流れなんですね。
てっきり、住友系からの流れかなと思ってました。

もっと言葉を選べばよかった
>>1281はトゲがありすぎですね。

>>住銀は平和相銀を吸収合併した時
竹下やら暴力団やら、キナ臭い噂が耐えなかった一件ですね。
財閥系でありながら、ヤクザな面もあるのが、住友系の魅力の一つかなと思います。

>>第一勧銀はそういうのを怖れて悪名高い襷掛け人事をやって果断な決断力を失ったようですな。
やはり、対等合併と、事実上の吸収合併との違いなんでしょうね。
東京三菱とみずほの中間が三井住友で、実質的には救済合併色が強いものの、表面上は対等合併としなければならない。
東京三菱は実質にも表面的にも吸収合併、みずほは対等合併に近い。
この兼ね合いの難しさが、三井・住友グループの機動的再編の妨げなんでしょう
これが>>1281です。

1285やおよろず:2007/09/24(月) 13:32:45
>>1282

新庄信用金庫
http://www.shinjosk.com/

米沢信用金庫
http://www.shinkin.co.jp/yonezawa/

1287とはずがたり:2007/09/25(火) 01:35:35
>>1284
2番手好きですので(*・∀・*)
多分に感覚的なものですので殆どネタレベルではありますがが興銀と三井と三和が好きでしたね。全部別々のメガバンクになちまっただ。

>>1285
あざーす,あざーす。

1289杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/10/06(土) 20:48:08
      ,,,,,,,.-‐‐‐‐---,,,,,
    /::::::::::::::::::::::::::::::; :;:::"'
   /:::::;;:::::::::::::::::::::::::;;;ノ ヽ;:::\
  /::::::::ノ""'''''‐‐-‐'''"    ヽ:;::|
  |::::::::::|            |ミ|
  |:::::::::/            |ミ|
  |::::::::|   ,,,,,    ,,,,,   |ミ|
  |彡|.  '''"""''   ''"""'' |/
  /⌒|  -=・=‐,   =・=-  |   いやぁ、ウチの実家がやってる銀行
  | (    "''''"   | "''''"  |   散々免許出し渋られてたんでつよね。
  .ヽ,,         ヽ    .|
     |       ^-^    |
.     |     ‐-===-   |
      ,\.    "'''''''"   /
       \ .,_____,,,./
             ,,,,,,,,,,_
           ,ィヾヾヾヾシiミ、
          rミ゙``       ミミ、
          {i       ミミミl
          i゙i ,,,ノ 、,,-=、 ミミミ!
          {_i=・}-{_=・`} ̄レゥ:}
             l ̄,,,,_,゙ ̄` :::ン   フフッ これで岡田は落ちたな。
           |/ _;__,、ヽ..::/l    あとは前原・野田・・・・
           ヽ.~ニ~ ' .::::ノ/ }\_
         _,,.-‐' `ー '"::/ /  |   ̄`''ー-、
      r‐''"   ./  i\/  /    |     / ヽ
      /     /   | /;;;ヽ、 l ヽ /     ノ /}
     ノ |   >   |' }::{ ノ   \   / // ハ
     { ヽ |   {    | l:::l /   o /  .:{ /ノ / |
    / ヽ|   l     |ノ:::::{  (^ヽ/  .::i/ / ノ |
   / {  |  ヽ    |::::::l    \\.:::|  /.::: ノ|
   { ヽ、 ミ|   ゙、   |:::::l   /  ヽ ヽl:::/:::ノ.::::}
   ノ  ーニ:|    ヽ  |:::l   /    } }   -'''' |
  /,:::;;;;;;;:, |    ヽ  |:/  /   .::::| |'' ̄ ヽ |
  ノ  ニ- ::|     ヽ レ  / _,.-‐'"^ | |ヽ  ヾノ
 { ノ ____ヽ):::.   __ヽ_,,.=‐<   ヽ | |:::::;;;; ノ
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金融庁、「イオン銀行」に異例対応
http://news.tbs.co.jp/top_news/top_news3674998.html

 流通大手イオンのグループ企業が、銀行免許を取得していないにもかかわらず、銀行しか加盟できないネットワークに接続するという異例の扱いを受けることが分かりました。

 イオングループの「イオン銀行」は5日、金融庁に銀行業の免許を申請しましたが、認可は12日になる見通しです。

 ところが、銀行同士がオンラインで資金のやりとりに使う「全銀ネット」にイオン銀行を9日付けで接続するとの通知が全国の銀行に届いていたことが分かりました。

 全銀ネットは銀行だけが加盟できるもので、実際の取引はできないよう規制するということですが、地方銀行など一部のATM=現金自動預け払い機の画面にはイオン銀行の名前が表示されることになるため、預金者が混乱する恐れもあります。

 異例の扱いの背景として、金融界では「安倍前総理の辞任で免許交付が遅れたため、特別な配慮が働いたのでは」との見方もありますが、金融庁では「実害はないと判断した」と話しています。(06日11:31)

1291やおよろず:2007/10/06(土) 23:09:00
>>1290
7&iのような形態を目指しているのでしょうか?
生保の出資は、ジャスコでの保険商品の販売を見越してのものでしょうね。

1292とはずがたり:2007/10/07(日) 00:52:40
>>1291
セブン銀行はコンビニの利便性が売り(後発グループだけに支店展開に遅れて市中ATM展開で利便性向上と効率性向上で結果的に優位に立った旧三和的?)なのに対して,イオン銀行はイオンモールなどの集客力を活かしたトータルサービスを狙う(庶民向けのプライベートバンキング志向?)とどかのサイトに書いてあったような気が致します。
さて色んな金融機関が出来る事は面白いと思いますが万が一の破綻は影響がでかいですしどんな営業を展開してゆくのか注目ですねぇ〜。

1293やおよろず:2007/10/07(日) 21:20:26
>>1292
ほとんどが手数料収入でしょうね。
資金運用は、ほとんど丸投げでしょう。
資金運用能力があるわけではありませんから、
都銀・信託・外資あたりが分担して運用することになるのではないでしょうか?

それとも、明治・大正期の銀行のように、
自前の銀行で資金調達を行い、本業の資金に充てるとか???

1294とはずがたり:2007/10/07(日) 23:01:54
北海道の札幌一極集中は日本に於いての東京一極集中よりも酷そうだしなぁ。
>新信金は道央圏への進出を視野に入れている

北星信金9日発足 名寄、士別が合併(10/06 07:53)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/53418.html

 【名寄、士別】道北を拠点にしている名寄信金(田原靖久理事長)と士別信金(阿達勇理事長)は九日合併し、「北星信金」として新たに踏み出す。合併により経営基盤を強化する狙いで、総預金量は二千九十八億円(九月末現在)と道内二十四信金中十四位となる。

 旭川を含む上川北部を主力エリアとする両信金は、昨年六月五日に合併に合意。地域の人口減少や金融環境の変化の中で、規模拡大による生き残りを目指す考えで一致した。北星信金の理事長には名寄の田原理事長が就任し、士別の阿達理事長は専務理事に就く。

 名寄信金の十三店、士別信金の十店の店舗網は当面維持され、職員数二百二十六人(役員を含む)も合併前の態勢をそのまま引き継ぐ。

 ただ、新信金は道央圏への進出を視野に入れているほか、旭川や士別などの店舗重複地域は将来的に統廃合が避けられないとみられ、いずれ店舗再編の動きが出てくる見通しだ。

1295とはずがたり:2007/10/07(日) 23:09:13
>>1293
現在市中銀行は安定的な手数料収入を収益源にしようと必死ですからね〜。
恥ずかしながら銀行の収益構造がどうなってるか知らないんですが,金利収入よりも手数料収入が多いって事は無いでしょうから,手数料収入の方が効率的ってことなんでしょうかね。

>自前の銀行で資金調達を行い、本業の資金に充てるとか???
笑。もしそうなら金融庁の対応が遅れたのは岡田への嫌がらせでも何でもないですな。

1296とはずがたり:2007/10/08(月) 15:03:41
土日祝・夜間営業は便利ですね〜。地元だとカスミとかそういう提携先・系列スーパーでも自社ATMと同じ扱いでATMが使えるようになると良いんだけどどうなんかな。

既に田舎での一等地となったイオン店舗の敷地内に全国立地できるのは有利では?

イオン銀行、10月開業へ SC内に支店展開
http://www.asahi.com/business/update/1005/TKY200710050333.html
2007年10月05日19時03分

 総合スーパー大手のイオンは5日、自社のショッピングセンター内に出店予定の「イオン銀行」が10月中に開業する見通しになったと発表した。金融庁の予備審査が終わり、近く営業免許が出る。預金の出し入れのほか、年金保険などの保険、投資信託の販売、住宅ローンも扱う予定。入居するショッピングセンターの休業日を除いて土日祝日、夜間も営業し、既存銀行との違いを出す考えだ。

1297とはずがたり:2007/10/08(月) 15:07:22
日興の上場を廃止しなかったのはシティGに好き勝手やらせてあげる為だったんちゃうのん??

すっかり金融機関ウオッチャーは休業中でシンプレクス・インベストメント・アドバイザーズなんて初聞だったが,2002年に設立の新しい会社のようだ。
http://www.simplexinv.com/corporate/enkaku.php

日興、傘下の投資会社株売却へ
http://www.asahi.com/business/update/1005/TKY200710050343.html
2007年10月05日19時31分

 日興コーディアルグループは5日、保有している投資会社シンプレクス・インベストメント・アドバイザーズの株式(発行済み株式の42.5%)をすべて売却すると発表した。米投資銀行のゴールドマン・サックスとエートスの両グループの合弁会社が同日発表した株式公開買い付け(TOB)に応じる。米シティグループの傘下入りなどを受けた事業見直しの一環とみられ、約440億円の特別利益を08年3月期連結決算に計上する。

1298とはずがたり:2007/10/08(月) 15:09:10
RBSなんて知らなかったぞ。大会社なん??
ABNアムロの方は知ってたけど。分割買収されちゃうんですねぇ。。

3社連合、オランダ金融大手アムロを11兆円で買収へ
http://www.asahi.com/business/update/1005/TKY200710050368.html
2007年10月05日21時10分

 英金融大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)が率いる3社連合が、オランダの金融大手ABNアムロを買収する見通しになった。買収総額は710億ユーロ(11兆7000億円)で、金融機関の合併・買収(M&A)では過去最大規模。アムロとの経営統合でいったん合意した英バークレイズが5日、統合断念を発表した。3社連合はアムロを分割して傘下に入れ、事業基盤を強化するという。

 買収するのはRBSのほかスペインのサンタンデール、ベルギー・オランダ系のフォルティス。

 バークレイズは当初、アムロを670億ユーロと評価して株式交換で実質買収する計画だった。RBS連合に対抗して現金との組み合わせに切り替えたが、金融市場の混乱でバークレイズ株が下落。買収案の価値が下がり、アムロ株主の賛同を得られなかった。

1299とはずがたり:2007/10/08(月) 15:19:28
一番上に拠ると米証券大手5社の様だが何処だ??
メリルリンチ
ゴールドマン・サックス
リーマン・ブラザーズ
モルガン・スタンレー
ベア・スターンズ
レイモンド・ジェームズ
ありゃ,6社あるぞ。

日本は大手4社の内,残ってるのは実質野村だけといっても良いかも。

米メリルリンチ、赤字転落へ
http://www.asahi.com/business/update/1006/TKY200710050411.html
2007年10月06日00時47分

 米証券大手メリルリンチは5日、今月24日に発表する7〜9月期決算で、低所得者向け(サブプライム)住宅ローン問題にともなう評価損を約55億ドル(約6400億円)計上し、赤字に転落する見通しになったと発表した。価値が急落したサブプライム関連の証券化商品などを時価評価して損失が膨らむ。ほかの米証券大手4社はすでに6〜8月期決算を発表。うち3社は減益だったが、黒字は確保していた。

米証券大手310人削減
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20071004mh07.htm
サブプライム問題で

 【ニューヨーク=山本正実】米証券大手ベア・スターンズは3日、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」などの住宅ローン関連事業を統合すると発表した。従業員310人を削減することも決めた。

 同社はサブプライム問題を背景とした金融市場の混乱を受け、傘下のヘッジファンドが破たんするなどした結果、今年6〜8月期決算が大幅な減収減益に陥り、業績の立て直しが課題となっている。
(2007年10月4日 読売新聞)

米証券大手レイモンド・ジェームズ、収益悪化の見通し
2007年 09月 26日 09:23 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-28054420070926

 [ニューヨーク 25日 ロイター] 米大手証券会社のレイモンド・ジェームズ・フィナンシャル(RJF.N: 株価, 企業情報, レポート)は25日、不良債権の引当金積み増しで2007年度第4・四半期(7─9月)のバンキング部門の収益が大幅に圧迫されるとの見通しを示した。また、市場の混乱で8月の証券トレーディングも低調な結果になったとしている。

 これを受け、同社株は6.6%安の31.74ドルで引けた。下落率は2003年1月16日以来最大。

 資本市場が依然不安定な状況にあるほか、信用懸念が企業と消費者に影響を与えていることを示しており、他の米大手銀行と証券会社の株価や収益も今後影響を受ける可能性がある。大方の米金融機関は今月か来月に四半期決算を発表する予定。

 同社は投資家向けの月例収益見通しで、融資を大幅に行う決定を下したことが一因で引当金を積み増したとしている。

 同社バンキング部門のレイモンド・ジェームズ・バンクによる融資が10億ドル純増したことを挙げ、1500万ドルを不良債権の引当金として計上する見通しを示した。

 バンキング部門の4─6月期の税引き前利益は870万ドルだったが、引当金積み増しで7─9月は「小幅損失」を計上する可能性があるとしている。

1300とはずがたり:2007/10/08(月) 15:23:33
別に大手は5社でそのメリルリンチ以外の4社がって訳ではないのかな。。

WSJ-米証券大手の決算、ゴールドマンが抜きんでる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000017-dwj-biz
9月21日12時26分配信 ダウ・ジョーンズ

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)今週発表された米証券大手4社の6−8月期決算では、ゴールドマン・サックス・グループ(NYSE:GS)の業績が抜きんでていた。

サブプライムローン(信用度の低い借り手への住宅融資)の焦げ付き急増による問題で、一部のライバル社は収入が大きく落ち込んだが、ゴールドマンが20日発表した6−8月期決算は、四半期ベースで過去2番目の好業績となった。そのけん引役は、住宅ローンとそれに絡んだ証券の価値が減少するとの予想に基づいたショート・ポジションをとっていたことと、所有していた風カエネルギー会社の売却で得た9億ドルの利益だった。

ベアー・スターンズ(NYSE:BSC)も20日、6−8月期決算を発表したが、ヘッジだけでは債券事業の大幅減収を阻止できず、61%の減益となった。

ゴールドマンの6−8月期決算は、純利益が前年同期比79%増の28億5000万ドル、1株利益は6.13ドルとなった。トムソン・ファイナンシャルが集計したアナリスト平均予想の4.35ドルを大きく上回った。

総収入から支払い利息を除いた純収入は同63%増の123億3000万ドル。アナリスト平均予想は95億7000万ドルだった。住宅ローン絡みのショート・ポジションが功を奏し、債券・為替・商品部門の純収入は48億9000万ドルに膨らみ、過去最高となった。

一方、ベアー・スターンズの6−8月期決算は、純利益が前年同期比61%減の1億7130万ドル、1株利益は1.16ドルと、アナリスト平均予想を35%下回った。純収入は同38%減の13億3000万ドルなった。債券事業の収入が88%減の1億1760万ドルに落ち込んだことや、傘下の2つのヘッジファンドの破たんによる資産運用部門の損失が響いた。

今週の証券大手の決算は明暗を分けた。リーマン・ブラザーズ・ホールディングス(NYSE:LEH)が18日発表した6−8月期決算は、住宅ローン債権などの大幅な評価引き下げにもかかわらず、利益がアナリスト予想を上回った。一方、ゴールドマンと比較されることが多いモルガン・スタンレー(NYSE:MS)が19日発表した6−8月期決算は市場予想を下回った。

リーマンとゴールドマンでは、多様化した事業構成と、投資銀行や株式関連事業の好調さが、債券部門の損失を相殺したが、ベアー・スターンズとモルガン・スタンレーは、信用市場の混乱にそれぞれ異なる形で足を引っ張られた。

今回の決算は、まちまちではあるものの、証券大手が信用市場の混乱を乗り越えていることを示し、投資家の期待にほぼ沿うものだった。

それでも一部の投資家は、決算の質について依然として懸念している。自社の債務の価値の目減りによる恩恵を4社とも受けたことがその理由の1つ。特定の種類の債券や金融商品を時価評価する場合、そうした価値の目減りによる利益を計上することを会計規則は義務付けている。

ベアー・スターンズの場合、こうした利益が約2億2500万ドルあり、これがなければ、もっと厳しい決算となっていた。モルガン・スタンレーも同様な利益を3億9000万ドル計上し、ゴールドマンも3億ドル近くあった。リーマンは、こうした利益の額を明らかにしなかったが、ローンや証券の評価損として計上した7億ドルは、これがなければもっと大きくなっていたとした。

モルガン・スタンレーの株価は、決算が市場予想を下回ったことで19日に下落したが、ゴールドマンの好決算がモルガン・スタンレーの業績をさらに弱く見せる結果を招き、20日も続落した。モルガン・スタンレーの終値は前日比2.40ドル(3.58%)安の64.63ドル。ゴールドマンは同1.97ドル(0.96%)安の203.53ドルだった。

一方、ベアー・スターンズは予想を下回る決算にもかかわらず、20日終値は前日比18セント(0.16%)安の115.46ドルと、ゴールドマンより小幅な下げ率となった。この理由についてアナリストらは、投資家がここ数週間、ベアー・スターンズが市場の混乱を乗り切れるかどうか疑問視していたことを指摘。しかし最近の問題にもかかわらず、純資産価値が持ちこたえていることから、ベアー・スターンズは生き残れると投資家は考えるようになっているという。

(9月21日付のHeard On The Streetより)

1301やおよろず:2007/10/08(月) 16:01:52
>>1299 関連

米証券メリルリンチ、サブプライムの損失が6千億円に
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20071005i116.htm

 【ニューヨーク=山本正実】米大手証券のメリルリンチは5日、今月24日に発表する7〜9月期決算で、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」の焦げ付き急増による損失が計55億ドル(約6435億円)に達するとの見通しを発表した。

 1株当たりの利益も最大0・50ドルの赤字になると予想している。この損失額は、スイスの大手金融UBSがすでに発表した、7〜9月期のサブプライムローン関連の損失見通し40億スイス・フラン(約4000億円)を上回る。

 メリルリンチのスタン・オニール会長は「信用市場の厳しい状況が利益に悪影響を及ぼした」との声明を発表した。

(2007年10月6日1時16分 読売新聞)


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