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金融機関観察スレッド

1252とはずがたり:2007/07/04(水) 17:56:03

東北地方の信金の規模の小ささはどうなんでしょう?健全経営で潰れずに済んだのか再編が遅れに遅れているのか?東北一の規模が全国平均以下とは。。他の地方はどうなんでしょうかねぇ?都市部の信金が平均を押し上げているだけの可能性もあるか?

「八戸」「十和田」が合併・預金量東北一に 信金再編
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/07/20070703t22017.htm

 八戸信用金庫(青森県八戸市)と十和田信用金庫(同県十和田市)が先月、来年5月をめどに対等合併することで合意、東北一の預金量(3300億円)を誇る信金が誕生することになった。両金庫を結びつけたのは、10月に誕生する「ゆうちょ銀行」への警戒感。信金を取り巻く状況は一段と厳しくなっており、今後の展開次第ではさらなる再編につながる可能性もある。(八戸支局・藤本貴裕)

 八戸市内のホテルで6月15日に開かれた八戸信金の通常総代会。小野〓理事長がホームページのアクセス数が急増していることを紹介し、「全国的に関心を呼んでいる。合併を成功裏に成し遂げたい」と報告すると、総代約100人から大きな拍手が送られた。

<生き残りかける>
 「東北一の信金」という看板は魅力的だ。信用力の向上につながるだけでなく、スケールメリットを生かして収益力を強化できる。両金庫は生き残りをかけた選択肢として合併を決断した。

 後押ししたのが「ゆうちょ銀行の誕生」(小野理事長)。十和田信金の太田原誠理事長は「池にクジラが入ってくるようなもの」と例える。脅威は発足時、188兆円とされるゆうちょ銀行の預金量。4月に申請された実施計画によると、新銀行は住宅ローンやマイカーローンなどの個人向け融資を始める。

<相互補完が強み>
 郵便貯金にこうした融資の実績やノウハウはないが、「(客を)根こそぎ取っていくのでは」と太田原理事長は警戒する。日本郵政のトップになったのは三井住友銀行出身の西川善文氏。「手の内を知っている人がやるわけだから、金融業界は『大変なことになるぞ』と思った」と神経をとがらせる。

 八戸信金は水産業や商工業に強く、十和田信金は農業地域や観光地を営業エリアに持つ。互いに補完することが合併の大きなメリット。コンサルティングの情報やノウハウを共有し、融資先の幅広い要求に応えられる。預金量も増え、「これまで手を出せなかったところにも、新たな融資が可能になる」(太田原理事長)という。

<地銀も対策着々>
 警戒感は地銀も同じだ。青森銀行(青森市)は県内店舗の8割で、プライバシーに配慮して相談窓口のついたてを高くし、窓口が狭い郵便局との差別化を図った。さらに法人営業をしない、個人向け融資に特化した店の開業を計画しており、顧客の争奪戦は一段と激化しそう。

 青森県内の信金は現在五つ。1996、98年に相次いで信金が合併、現在の形に落ち着いた。しかし、県内の信金関係者の間では「県内の信金は二つか三つが適当」と、冗談とも本音ともつかない発言が飛び出すこともあるという。

 東北一とは言え、預金量約3300億円は全国信金の平均預金量(約3600億円)にも満たない。東北33信金の平均は1200億―1300億とされ、全国平均の3分の1にとどまる。経営基盤が弱い信金が適正規模を求めながら、今後、再編に向かうのは避けられないだろう。

[青森県内の信金] 98年にあおもり信金と津軽信金が合併し新生「あおもり信用金庫」が誕生し、県内の信金は五つに。県内5信金の預金残高は5月末現在、7400億円、貸出金残高は4300億円。05年度末の県内郵貯の貯金残高は1兆5000億円。

(注)〓はくさかんむりに隆の生の上にノ
2007年07月02日月曜日


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