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+苦くて甘い、ラブストーリー…+

1紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/02/19(木) 19:25:42 HOST:60-62-59-203.rev.home.ne.jp
えーと、初めまして。またはお久しぶりです。
紅桜-ベニザクラ-と申します。
「殺し屋-3人でやってます!!-」
を書いております。
良ければそちらも読んで下さると嬉しいかとwwΣ

何かラブストーリーが書きたいな、と思いました。[何
え?向こうもキチント書けるかって?
…まあ、はい。コツコツと続けるつもりですが。
読みたいと思ってくれる方には大変申し訳ありません。

ではー、堅苦しい話も何なので、
感想&アドバイス等々お待ちしております。

お願い:荒らしが来ても無視でお願いします。

それでは、小説楽しみに見てくださいませ++

2紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/02/19(木) 19:46:58 HOST:60-62-59-203.rev.home.ne.jp
「プロローグ」

アンタを、好きになるなんて、そんな予定はなかった。

ただうざくて。

ただ鬱陶しくて。

ただ―

明るいだけの脳なしで…。


―それでも私は、アンタを好きになってしまった―

キャラ表

主人公:高倉愛良-タカクラ アイラ-
無愛想で凛々しい。
陰ながらのファンが多い。
高校一年生。

神崎佑-カンザキ ユウ-
明るく主人公と正反対の性格。
ファンが多く主人公に一目ぼれ。
高校2年生。


「初めに」

-入学式-

「…」

ザワザワと周りは友達と話に花を咲かせる中、
一人凛々しく堂々として、誰とも喋ることなく
名前の書かれた椅子に座るだけの人がいる。

「ねえねえっ!君も一人!?私友達が落ちちゃって、
 一人なの…。一緒に話さないィィイイ!?」

…、入学式…。

早く抜け出したいトコロね。

話しかけてきた女の言葉なんて耳にも入れず、
ただ只管前を向く凛々しき少女。

名を、高倉愛良。

可愛らしい名前に美しい容姿。

ただひとつ問題と言えば。

‘人嫌い’。


「ちょっとォ!聞いてる!?折角人が話しかけてるのに!」

…頼んで話しかけてもらった訳じゃない。
耳元でギャーギャーギャーギャーと、鬱陶しいわ。

「…黙ってくれない?」

そう発した言葉。
低めにした声は、脅しのためのもの。

話しかけてきた女は直ぐにどこかへと消えてゆく。

ばかばかしい。

そんなことを愛良は考えていた。

続く

3紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/02/20(金) 22:37:36 HOST:60-62-59-203.rev.home.ne.jp
「…入学式。」

―一応↑は題名ですので…。いや、変なんですけどね?―[コメいらんヨ。


校長の長い話は入学式だ朝礼だのでは必須らしく。
いい加減皆眠くなるころであろう入学式始って15分。

…面白い話ならまだしも、

なんて考える。もちろん愛良も、皆も。

校長の話って堅苦しくてしょうがない。

「貴方達がここで成長していくのを楽しみに…」
だとか
「僕は君達の幸せを…」
なーんてここは小学生かっつーの。 [byスレヌシ/Σオイ
もうそれも一言で纏めていいものを長く話にするもんですから。
飽きるも当然なわけで。

「…ふわ、ぁ…」

入学式という大事な式で何とも思わなく、
寝る奴が一人でもいるであろう。
おわかりだろうか。いや、分かってしまっただろう。 [何

その一人が愛良だというこt[ΣΣオィィイイ

「――。」

「おい…、ソコの寝ようとしてる奴…っ!!」

ビクッ、

一気に眠気がさめる。

私のこと…か?

なんて今更慌てだす。

校長の話の邪魔にならない程度で怒鳴る先生。
だが視線の先は愛良とは違う。

もっと前の―ちっこい女の子。

「はぃぃいいっ!?私っスかァ!?寝てません、寝てませんよ!?」

嘘だろ、
塚自分で白状してるようなモンじゃん。

と心の中でツッコム。
「いや、お前だって寝てただろ。ツッコム権利ないわァァァ!」
という発言は心の中だけにしてくだs [何言ってんのォォ!?

「嘘だろ、塚自分で白状してるようなモンじゃねえか」

などと殆ど同じの言葉でツッコまれてる。
真似?真似ですか? [ボケてるの?それボケてんの!?

「何言ってんスかァァァ!止めてくださいよ、
 そんな疑いの眼差しでェェェー!!!」
「チョ、うるさいから。入学式だから。
 静かにしないといけないから。見逃してやるから。
 マジ静かにしてくんない?」

…お前はそれでも教師か。[Σソウダネェェ

つづく

4:2009/02/21(土) 09:54:27 HOST:61-24-199-199.rev.home.ne.jp
紅桜さん☆

初めまして、海と申します^^

題名に惹かれてしまい、そのうえ小説も読ませて
いただきました^^♪
素晴らしいくらい上手ですねーー♪
小説の合間合間にある突っ込みが最高ですww
1人で大爆笑していましたww


では、貴重なスペースを貸していただきました(ペコ

5紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/02/21(土) 12:07:39 HOST:60-62-59-203.rev.home.ne.jp
初めましてw海さん。
それは大変有り難いです!!
上手いなんてとても光栄です。
そうですか!?恋愛よりギャグの方が好きだったりしますb[笑
笑って頂けたとは…大爆笑なんて、凄く凄く嬉しいですwww

お忙しい中、コメ大変感謝です。

6:2009/02/21(土) 13:20:01 HOST:61-24-199-199.rev.home.ne.jp
紅桜さん☆

呼び捨てでどうぞー^^

うちがギャグ小説書けないので…(笑
ほのぼのしか書けないんですね〜^^;
なので恋愛やギャグを書ける方は尊敬に値する
わけなのですよww


これからも小説をがんばってください!bb

7紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/02/22(日) 00:43:43 HOST:60-62-59-203.rev.home.ne.jp
…では海、とお呼びしましょうb
私も呼び捨てで結構ですよww

イヤイヤ、いいことですよーっ!
それしか書けない分、それが人より倍上手いってコトですよ!
尊敬ですか…カッコイイですね…その言葉に尊敬しm[Σ意味不

頑張ります!!応援有難うございますww
>海

「…あ゛?」

入学式も無事(?)終わり、教室へ移動。
愛良は4組。
1年はクラスが5つある。
その中でも縁起が悪い、4。

とは言っても私は幸せの4と考えたいです。
だって私は4が好きだかr [Σ小説内に意見述べるんじゃねェェェエエ byスレヌシΣ

「…ココ…。」

ガラッ…
と、扉を開ける。
視線が一気に此方へ向く。と思えばすぐ視点を戻す。

……?

もう一度此方へと視線が向く。
何故か、とくるりと後ろを振り向いてみる。

そこには―

…誰。[Σベタだな

「…ゆ、佑…様…っ!!」

皆驚いたように目を開く。
と、そう思ったのもつかの間。

「きゃぁーっ!きゃぁーっ!!佑様ァァアアーッ!」

一気に黄色い声が飛び交う。

…何で叫ぶの。ヤクザかなんか?
様って…王子かなんかですか。 [Σ何王子じゃボケェェ

うるさい叫び声…に近く、甘ったれた言葉。
そんな中で愛良は平然と、そんなコトを考えていた。
しかも迷惑〜って顔していたので睨んでくる奴もいたり。

…あの、睨まれても普通に困るんですが。
私はどうしたらいいの?
甘ったれた声出せばいいの?
あっかい顔でコノ人のコト見れば良いのか?
えっ?知りもしない奴のことを?
無理無理。やってほしいなら土下座しr [止めてェェ、キャラ崩れェェエ!!Σ

…まあとりあえず、

この人誰か教えてくれません?

続く

8紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/02/22(日) 22:03:16 HOST:60-62-59-203.rev.home.ne.jp
「思い切って‘誰ですか’」

…キャーキャーキャーキャー…いい加減うぜえ…。

いつまでも止まない声にいい加減怒りを覚える愛良。
無理もない。その佑様って人が来てからなんやかんやで5分。

ついでに「なんやかんやって何があったんだよ」
という質問はナシで。と愛良が言っていましt[Σ人に罪擦りつけてんじゃねェェエエ

「…君、一体誰か知らないけどさ。
 この歓声、止めてくんない?こっちは鼓膜破れそうなんだけど。」

そんな言葉を何も知らないで発する愛良。
一気に鋭い視線が此方へ向く。

でも一人、優しい目をして此方を向く奴。
それがどっかの星の王子様。佑さm [Σ王子じゃねェよォォオ

「ああ…僕のコト知らないんだ…。それは残念だなぁ。
 僕は佑。苗字では呼ばせたくないから名前だけ名乗るね。」

うっわ…何この人、すっごい猫かぶりじゃない?
気持ち悪ー。

なんて自分で聞いておきながらそんなコトを考える愛良。Σ
ついでに、今も黄色い声は絶えないまま。

「そうなんですか。まあこれから関わることはないでしょうし?
 ただ貴方が誰なのか知りたいだけです。」
「嗚呼…、僕ね。ここの理事長の孫。
 2年生だよ。」

へえ…。
でも本当はどうでもいいんだけどね。
ただ聞いておかないとうるさくなるからね。[Σ

「そうなんですか。」

さっきからそうなんですか、しかいわない愛良。
これには少々周りもイラついた様で。

「ちょっとぉ!さっきから佑様になんて失礼な!
 相手の名前なんかを聞くときは自分から名乗る!
 これ常識よーっ!??」

「うるさいよ、黙ってなよ。
 私はこの人と話してるの。
 何?嫉妬?大丈夫、私はこんな猫かぶり好きじゃないわ。」

なんて言ってみる。
そして後悔。

こんな猫かぶり好きじゃないわ…。
こんな猫かぶり好きじゃ…

こんな猫かぶりって…

言っちゃった…。

面倒臭いことになるな…。

続く

9疾風のファルコン:2009/02/22(日) 22:51:53 HOST:i121-116-140-203.s05.a013.ap.plala.or.jp
文の間にあるギャグがとても面白いですねw参考にさせてもらいます!www

10紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/02/23(月) 16:06:26 HOST:60-62-59-203.rev.home.ne.jp
コメ感謝ですww
感想頂けて嬉しいですbb
こんなんで良ければ参考にしてくださいww

11紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/02/23(月) 20:13:59 HOST:60-62-59-203.rev.home.ne.jp
「…何この人…」

「ちょっ、ね、猫かぶりですってェェエエエ!???
 どこがよ!どこが猫かぶり!?
 ふざけんじゃないわーっ!!」

お前の声の方がふざけんじゃないわーっ!![Σオイ。
良いじゃん、本心じゃん。
嘘言うよりは良いじゃん??[スイマセン、キャラ崩れしてるんですがΣ

「…良いよ、怒んないで上げて。
 僕怒ってないからさ、ねえ、君。ちょっと話さない?」

はい、話します。
このグチグチ言ってるババア達から解放されるなら。[Σ

「…、嗚呼、はい。」

適当に返す愛良。
そして佑は答えを聞けばすぐ愛良の手を取り教室から出て行く。
1分後。人気のない廊下へと―。

「君さ、俺のコト、知らないんだよな?マジで?
 テレ隠しかなんかじゃないの?」

こっちへ振り向いたと思えば、
…別人のように喋り出す目の前の男。
しかしその喋り方じゃなく内容に愛良は顔を歪ます。

「…ナルシもいい加減にしてください。
 くだらない話なら聞きませんよ?」

棒読みで返す。
それに佑は苛立ったようで…

ドンッ

壁に押し付けられ、追い込まれる。
佑は壁に手を付き、愛良を逃げられないようにする。
その姿はなんと美しいことか…[Σ
一言で言うと色っぽい。[Σそれでもナレーターかァァアア

続く。

12紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/02/27(金) 17:56:16 HOST:60-62-59-203.rev.home.ne.jp
えっと…これからシステム?変えようと思いますb
ちょっと違うのもいいかな、とね…wΣ

もちろん、上のは続けますww
どう変えるかと申しますと、苦くて甘いラブストーリーを何編か、
ココで書こうと思いますb
皆さんも小説書いて頂けたら嬉しいですw

主人公やらストーリーやらは自分オリジナルで結構ですよb
お待ちしておりますww

では私の…第二作目、「涙」どーぞ♪

「涙+君の笑顔が大好きで+プロローグ」

僕は…君の笑顔が好き。

いつまでも輝く…、笑顔。

そんな笑顔はたまにしか見れなくて。
でも、それがまた凄く嬉しくて。

―でも、君の笑顔は…先輩のためのものなんだね。
…僕が君の隣で笑えたら…

どんなに嬉しいだろう?

「涙+高校2年+第一話」

やっと2年に進級。
この学校は毎年クラス変えがあるから毎回ハラハラ。

彼氏と離れちゃうんじゃないかって。

親友と離れちゃうんじゃないかって。

もうドキドキ―。

そして無事、親友とも彼氏とも、嬉しいことに一緒。
皆して笑って騒いだね。

でも…、


「おーいっ!雨月ィっ!帰ろ帰ろーっ!?」
「ヘイヘイ、ったく元気ですこと。」

私の名前は原野 雨月。変な名前、男みたい、とか言われる。
でも、そんなのも私達が出会ったきっかけ。

「チョイチョイーッ!そう簡単にラブラブゥとはいかせないぞ!
 この幸チャンが許さないよーうっ!」

この子は親友の、河上 幸。至って普通な子だ。

「チョーォーッ!俺は!?この彼氏様の俺の紹介まだッスか!?」

ヘイヘイ。この元気で自分で彼氏様っつってるのは…
勿論私の彼氏、金田 健斗。
いえることは馬鹿ってことのみ。Σ

「酷くねェェエエ!?あ、新入りチャンもォーッ!」

嗚呼…、あのこ…

「新入りチャンって呼んでくれるのはいいッスけどね!
僕、赤坂 奏ッスよーっ!」

ちょ、私が折角説明しようと…[ズーン/Σマティ

「ご、ごごごめんなさいッスゥゥゥウウ!!」

そして追い駆けっこ。

彼氏と親友は笑うだけ。

こんな毎日、続けばいいのにね―?

続く。

13紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/03/06(金) 16:11:45 HOST:i121-115-145-239.s04.a013.ap.plala.or.jp
「涙+新しい学校、先輩。+第二話」

奏SIDE

入学式―

聞いてなかったけど長々と語りつづける校長をジッと見ていた。
何故かというと…?
僕の兄だからだ。

文からして、変だけど。

歳は結構離れてるけど、兄ちゃんは若い。
頭もいいし、運動神経も良い。
完璧人間だ。

「では、これで終わります。」

兄は一礼すると…
いや、校長で行きます。

校長は一礼したらすぐ頭を上げ、階段を下り、舞台から降りた。
うん、弟の僕が言うのも変だけど…、カッコイイ。

僕の自慢の兄だ。
…僕の、憧れでもあるんだ。

「校長、ありがとうございました。
 それでは次に……」

そして何か長い学校の説明が終わって、
皆はかくクラスに分かれ、それでお開きだ。

僕のクラスは…―4組だ。

僕は兄に見とれていて、最後の一人になってしまっていた。
ハッとしたら教師たちが横目に僕を見ているから、
かなり恥ずかしかった。

顔を赤らめたまま、小走りで教室へと急ぐ
そして角をまがった瞬間―

ドンッ

誰かと、ぶつかった。

「スミマセン!急いでたものですから…。
 あの…大丈夫で……
 …っ!」

一目惚れ、だった…。

手を差し伸べた状態のまま、僕は硬直した。
それも、顔を真っ赤にしていたらしく。

「プッ…大丈夫よ。ソッチこそ、顔赤いけど大丈夫?」

そこにいた女性は、吹き出す。
そして自分で立ち上がった。

立ち上がると…、僕より大きかった。
上級生…かな。

「スミマセン、でした…。じ、じゃあ、急いでるんでっ!」

深く頭を下げ、その場を立ち去ろうとする僕。
だって…この女性を直視することなんて…出来ない。
眩しいくらい、笑った顔が素敵で。
赤い顔が見られたく、なくて…。

急いで教室へと入った。

ドキンドキンと、心臓は五月蠅くなる。
静まれ、静まれ…っ!
そう思いながらも一向に静まることはなく。

顔も熱があるように熱くて、真っ赤で。
りんごみたい、何だろう。

そしてクラスで注目を浴びていることにも気付かないくらい、
気が動転してて―

これが、恋―?

続く

14紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/03/07(土) 20:32:36 HOST:i121-115-145-239.s04.a013.ap.plala.or.jp
「…本性は、コッチ…。」


「あの、何ですか?邪魔なんだけど。…退けよ」

…あれから数分。ずっとこの状態のままの私達。
こんな近い距離。ドキドキ―なんてする訳ないじゃん。ΣΣ
イライラが増すだけですよ、マジで。

「…悪ぃ悪ぃ。まっ、挨拶しよーと思っただけさ。
 俺、佑。宜しくw」

「ああ、そっ。宜しく、じゃあもう退いてくれるよね?」

軽く返してサッと相手を退ける。
そしてダッシュ。今日はどうせ授業がない。
教室に帰っても、面倒だ。

私は家へと走る、走る―

ドンッ。

本日、人生最悪の日に、なりそうです―。


「ってーなっ!どこに目ェ付けて歩いてんだごらぁ!」

チッ。
ちょうど角を曲がったところで、誰かとぶつかる。
この口調からして、不良とか?
まー怖い怖いnΣ嘘だろ!棒読みだろーっ!?

「スァッセン、急いでたもんでェーッ。」

超★悪そうに返す。

つまりは、八つ当たり。Σ

―そう、愛良はこのとき、絶好調に怒っていた。
面倒なコトに、ならなきゃいいんですけど―。

続く

15沙紀 ◆2bmoujqRHk:2009/03/07(土) 23:05:10 HOST:x006134.ppp.asahi-net.or.jp
上手ですね!
最初のほうも、二つ目も、面白そうです♪
更新、楽しみにまっています^^

16紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/03/19(木) 19:44:43 HOST:i114-181-195-64.s04.a013.ap.plala.or.jp
ありがとうございます!!
感想をいただいたのに中々かけなくて申し訳ないです;;
>沙紀さん

「涙+先輩の、彼氏っ!?+第三話」

「で、この子が――」

あの日を境に僕と先輩は仲良くなった。
というか…僕は謝りたいって…来ただけだけれども!

でも!!あることが、発覚。
何と、先輩に…先輩に…、


彼氏がいる!!

その時は涙が出そうなくらい、悲しかった。
ずっと涙を抑えるのが精一杯で、先輩の友達の紹介とかは聞いてなかった。

失礼かな?失礼だな。Σ

「せん、ぱい…。僕、ちょっと教室戻りますね!
 えとー、メアド、ありがとうございました!」

無理に明るく振る舞って、その場を逃げようとする。
もう堪え切れない。

だって、先輩が彼氏を紹介する時の笑顔は――

とても素敵だったから。

僕に勝ち目はないと、言われているようなものだから。

「えっ、奏!?待ってよ!奏ーっ?」

後ろで先輩の声が聞こえたけど、知らないふりをした。正確に言えば、無視だ。
こんな僕を、嫌いになったかな?不思議に思ったかな?
それとも――

気にしてすら、ないかな?


そんなことを考えると、ポロポロと涙が出た。

17紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/03/25(水) 19:40:09 HOST:i114-181-195-64.s04.a013.ap.plala.or.jp
「…うわ、超美形」



「「……。」」

……、何故私達が無言かと言いますと、


〜数分前〜

「スァッセン、急いでたもんでェーッ」
「てめぇ!ナメてんのかぁ!?」
「はあ!?ナメるわけないじゃん、お前は飴か!」
「はっ!?雨のわけあるかぁ!俺が降ってきたらどうするんだあ!?」←
「何言ってんの!?てめ、飴だっつの!」
「だから雨だろ!?」Σ

なんて低レベルな言い争い。
見て呆れますな。 Σ

「「……何か喋れよ」」

そして見事重なった愛良と謎の少年の声。

そういやコイツ…よく見れば……、

顔整ってんじゃねえかあ!

白い肌、大きい目、
キスしたくなるような(あたしがしたうわけじゃねえぞ)唇。

「…ってめーっ!ヤンキーっぽい顔して何顔整えてんだこの野郎!!」
「あぁ゛!?なにいってんだてめーっ!」

そして幼稚な言い争いが続いた。

「「ゼェ…ッ、ゼェッ…」」

いい加減諦めろやぁ!
どんだけ負けず嫌い何だ!? [お前もだろーが。Σ

「今日のところは勘弁してやらぁ!
 次会ったら命はないと思えこの野郎!!」

と走り去っていったヤンキー?

はっ、逃げやがった!!
カッチョワリィ!!だせぇ!! ※主人公です。本来こんな子ではアリマセンΣ

このときは素直に喜んでいた。


「へーぇ、威勢のいい子だねぇ。」

誰かが見てるなんて知らずに。

これから起こる事も知らずに。

続く

18紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/03/26(木) 22:46:40 HOST:i114-181-195-64.s04.a013.ap.plala.or.jp
>>17にかなりの間違いがあります、申し訳ありません!!
そして最近愛良がかなり荒れてきてる…。
という訳で、ちょっとプロフ?書き直したいですb

高倉愛良-タカクラ アイラ-
無愛想で最近は荒々しくなってきている。
という訳で背は小さめの150㎝。顔は整っている。
そして血の気が多く威勢がいい。

神崎佑-カンザキ ユウ-
最近は「何コイツ、変態?」とか思われがちな佑君。
でも表は王子様デッス☆ですが、裏は超☆明るいウザい人。Σ
主人公に一目ぼれ。>>17で「へーぇ、威勢のいい子だねぇ。」
と言ったのも彼。つまりは愛良をつけてた。 ※ネタバレw

白坂幸人-シロザカ ユキト-
初対面やウザいと思った奴には無愛想で柄悪いが、
仲良くなった奴にはメチャメチャ明るいヨ☆な子です。
愛良が気にいった!?…と言っても恋愛対象ではないかも!?(笑)

柄澤美衣-カワサワ ミイ-
これから出てくるであろう人物。
実は幸人の元カノ。怒るとヤバイ人。

 「は…っ?」

…ドンッ…

いきなり誰かが後ろから押してきた。
何だ!?

勢いよく振り返ってみる。

「は…っ?」

…そこには、誰一人としていない。

…まさかの…

幽霊!?


NOOOOOOOO!!!!!! ←

実は幽霊が怖い愛良。

人は見かけによらずというものだ。

「ははっ…幽霊なんてありえない!あり得ないよな!!
 いないない!!はははは!」

ついに壊れた。
その反応を見て爆笑している奴がいるとも知らずに。

え?誰だって…?
もうすぐわかりますよ…フフフ。(笑)Σ

スンミマセン!!小説短いかもです!
つーか短くて御免なさい!!

19紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/03/27(金) 23:47:44 HOST:i114-181-195-64.s04.a013.ap.plala.or.jp
「涙+先輩の優しさ―+第四話」

ダダダダッ

ダダダダッ

自分の足音にだぶって違う足音が聞こえる。
空耳だろうか?

いや、そんなことはない。
その足音は少しずつ、少しずつずれ始めている。

ダダダダッ

ダダダッ

振り返るのは、正直怖い。
幽霊とか、そういうんじゃない。

先輩かもっていう淡い期待を持った自分が違う人だったら、って
振り返って分かったらきっと僕でいられなくなる。

もっと泣いてしまう。

いや、簡単に言うと―――、

泣き顔を見られたくないだけ。なのかもしれない―。

でも、でも…っ!

見て置きたい…。

ダダ………ドンッッ

「うっわぁぁぁぁ!!てめっ、いきなり止まるなよ?」

せん、ぱい…??

「うわあああぁあああぁあ!!」

取り合えず逃げた。

誰が何を言おうと逃げた。

勿論先輩よりもっともっと大きい声で。

先輩は呆気にとられて動けなかったんだろう。
「は?…は?」とか後ろで声がしたし。

はぁぁぁ…。
何か僕って…厄介な奴…。

でも、先輩が追いかけて来てくれた…!!

優しい…優し過ぎる…。
また、涙が零れおちる――。

続く

〜新たな小説予告〜

「ドキドキ☆男子校に編入!?」

主人公:
立花唯-タチバナ ユイ-
背が小さく小顔。その顔に大きな瞳、小さな唇。
色白で細身な身体。髪はバッサリショート。

大雑把で不器用。物凄く鈍感で暴力的。
本当に主人公ですか?と聞きたくなるほどの可笑しさ。
ボケ&ツッコミ。
※女

口癖は「は?俺が知ったこっちゃねえ!」。


相澤藍-アイザワ アオイ-
ウザいほどテンションが高い。そして!なんとなんと!
女たらし。[勿体ぶったわりには意外に普通でスミマセン(笑)]
そして極度のナルシ。ほぼボケ?

まあナルシって言えるくらいだから美少年なわけで。
軽めの茶髪に大きい目。色白で女ですか、ってくらいに
細見。というか無駄な脂肪がないと言いますか…。
身長は170㎝。


伊藤楓-イトウ カエデ-
親切で纏め役。ツッコミ役的な。妙に女慣れしてる。
毎回ドキッとさせられるがそんなことをいちいち気にする
主人公ではナイ。親切にやってることでも怒鳴られる。

赤色に黒のメッシュ。後は一緒ということでbΣ
後一つ違うことは身長が175㎝ということ。

後は明日くらいに書きますねbb

20紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/03/28(土) 18:12:29 HOST:i114-181-195-64.s04.a013.ap.plala.or.jp
〜予告2〜

川澤ルイ-カワザワ ルイ-
最近来た編入せいらしい。親は外国人と日本人人とハーフらしく、
まだあまり日本になれていない。
しかし!何故か日本語がペラペラなのであーる。←

ハーフなので髪は金髪、目は綺麗なブルー。
顔も整っていて身体も綺麗。
だが、問題があるとすれば一つ。ダッサイダッサイ眼鏡をしている!!
コンタクトは怖くてダメらしい。183㎝と馬鹿でかい。Σ

藍野まつり-アイノ マツリ-
コイツは元気で、名前の通り祭り好き。
そして行事なども大っ好きなので熱血少年的な…。
語り出すと厄介で、語り出したら一時間,二時間,三時間…
と永遠に続くぞ!まあ皆は置いて行く。

皆は怖いぐらいに真っ白なのに、こいつだけは真っ黒。
真っ黒って言ってもソコまでではないが。 [ソコってドコ?
そしてまあ同様黒黒黒な髪に服に目。
黒いながらも美少年である。172㎝

藍野まつき-アイノ マツキ-
まつりの双子の弟。コイツは兄と打って変わってクール!
ちょっとつまらない奴だ。
でもドSで人が苦しむのを楽しむ、など。
他変態行為をする恐れがあるので要注意だ。

後は色白ってだけで全部まつりと同じ。

〜説明〜

この学園、「桜庭学園」は人数がとても少ない。
そのくせかなりのデカさ。金がもったいないと思います。Σ

何故女の子が編入かって言うのは、
人数が少ないせいで理事長の親戚だった
主人公の母親[立花早苗43歳(笑)]の娘[立花唯]に入って
もらいたいと土下座したものであった。

そんなこんなで可哀想な主人公唯は、
この学園での生活が始まる――

〜一言どうぞ ※主人公だけ(笑)〜Σ

「は?俺?俺は立花唯。ヨロシク。」

名前は変えてないんですね、ありがとうございました。

では今回の「ドキドキ☆男子校に編入!?」をご期待下さい。
私の作品の中で一番になることを願っています。

21紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/04/09(木) 18:52:07 HOST:i118-21-14-126.s04.a013.ap.plala.or.jp
プロローグ…+

「お願いしますぅぅ…ッ!!」

一人の男が一人の女に土下座。

「しょうがないわねっ、いいわよ!」

何回か来られているのだろう、女のうんざりした顔。

こうして母の甘さゆえ主人公の立花唯は地獄の日々を送ることになるであろう。
その悪夢を知るのはもうすぐだ――。

第一話+憐れな君よ+

パリーンッッ!

部屋に響くガラスの割れた音。
その中に入っていたシューズは綺麗な絨毯に染みを残す――。

「はぁあああぁあぁあ!!!??」

そしてすぐに聞こえてきたのは少女の叫び声。
恐らく近所迷惑であっただろう。

「煩いわね、もうちょっと静かに反応しなさいよ!」

できるかっ!つーかできるわけねぇだろっ!
だってさ?いきなりさ!?「ごめーん唯、お母さん負けちゃった☆」なんて言いだすから何かと思えば?

「何が親戚にお願いされちゃったから男子校に入ってネ?☆よ!!
 語尾をカタカナにすんな!!何歳だよ!塚男子校って何!?母さん娘の性別まで忘れた!?
 絶対ぇヤだし!お前が入れ!!」 ←ご苦労様です。

「ゴチャゴチャ言うな!あたしがそう言ったら決まり何だよ!わかったか馬鹿娘が!」

自分勝手に話進めてるし?何であたしこんな家庭に育っちゃったの!?
神様はあたしが嫌いで御座いますでしょうかな!? Σ日本語オカシイ。

ギャアギャアと騒ぐ親子は周りの迷惑さというものを知らない。
道行く人が一度は足を止めて何だなんだと首を傾げる。

「だぁかぁらぁ!あたしは絶対ぇいかない!!行かないって言ったらいかないんだよ!!」←

そんな我儘なとこも親子そっくりで笑えて来る。
実際近所の人はクスクス、クスクス、と笑っているくらいだ。

「何をどうあんたが言ってももう遅いわ。貴方は優しい私の子でしょう?
 親戚のために一肌脱いであげなさいよ?いいわね?決定☆」 ←自分勝手で個性的ですね。

はぁぁぁぁ…っ…もう何か嫌だよ、神様。

生きていることにあたしは疲れました。

もう一度やり直せるなら、赤ちゃんからやり直したいです――。

なんて悲劇のヒロイン気どりなこの子はほおっておいて、物事は着々と進んでいく。

さぁ、どうなるのでしょう――?

第一話/終→第二話/予告↓

次回いきなり学校が広すぎて迷う!?
そして助けてもらった人は―?

予告/終

22紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/04/22(水) 17:17:04 HOST:i118-21-14-126.s04.a013.ap.plala.or.jp
第二話+広すぎる迷路+

桜舞い散る今日この頃。
いよいよ4月、春到来――。

が、

..ザーーーッッ....

今日はお天道様はご機嫌がよくないようで。

「大雨じゃん!!!!」

虚しく響く少女の声。 名を、立花唯。
ピッチピッチ☆の女子…NONO。ピッチピッチ☆の男子高生!!


ある日の悪夢によって女子からレッツ男装だぜ☆になってしまった。 [テンション可笑しくないですか

そして今の状況はというと車に揺られ3時間強。

広い広い学園で…レッツ迷子だぜ☆になってしm

オイコラ待てェェエエエ!!! アタシ…じゃないじゃん、俺!!
何!? 何だレッツ迷子だぜ☆って!! お前のテンション大丈夫かァアアアアア!!!! [煩いです。

「ったく、どこだよここはぁ!」

がっくりと肩を落とすとトボトボと軽く歩く。

「ここは桜庭学園中等部寮の目の前。 君は高校生っぽいね、高等部寮は…」
「誰だてめぇーっ! 驚かすんじゃねえ! そして有難う!!」

文句を言いながらも何か真面目に礼を言う唯。

相手は唖然と唯を見ている。 どこって…色々だ。←

例えば整いすぎた可愛い顔とか?
もっと詳しく言うと… [言うんじゃない。by主人公様Σ

そして言いたいことを言った後唯は高等部寮とやらに走って向かう。 
いや、走って向かおうと‘した’

まるでそれを待っていたかのように男は瞬時に反応して唯の腕をつかんだのだ。

そしてニヤリ、と口元を緩め唯の驚く顔をマジマジと見つめ―

チュッ…

軽く口付けをした。


第二話/終→第三話/予告↓

次回はいきなりの急展開!?
何故か口付けをした男はボコボコに!?

予告/終

23:2009/04/25(土) 16:12:19 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
初めまして。 誄(ルイ)です。

紅桜sの小説、テンポが良くて、面白いです!
しかも上手!!
どの小説も面白くて、続きが気になります><

なかなか、この掲示板には来られないんですが、このスレだけはチェックしてます♪
更新が楽しみです☆三

24紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/04/25(土) 22:15:27 HOST:i118-21-14-126.s04.a013.ap.plala.or.jp
わぁああ、コメ感謝です!!
そう言われると書いてて良かったって思います!

お忙しいのにわざわざ私の小説なんて見ていただけるなんて…感動です!��
はい、今から書かせて頂きます!!
>誄さん

第三話+見知らぬ奴ら+

先程き…キスッ…キス…? キス…? という行為をしてきた奴はなぜか目の前でボコボコになっている。

ふっ、さまあみろ! ��

あ、一応言っておくが俺がやったわけじゃない。

何か――
「ごめんね、コイツ馬鹿なんだ。俺がボコしとくから」
と爽やかーに微笑んで何とも軽やかに俺にキスした奴を瞬きする間もなく殺っ…
気絶させてしまった。 �彔Δ�!?

あ、あと。一つ誤解を解いておきたいんだ。

皆さん.俺とボコられた奴はキスしたって言ってるけど…、

口じゃないからな!!!!
頬だ、ほーほ!!そこら辺間違えてもらっちゃ困るんだよ!

「あ、申し遅れたね。俺は伊藤楓。んでこいつがぁー…」
「俺は相澤藍! 俺のことは藍様でいいからn」

何故藍が途中で話すの止めたかって?
それは軽やかにそして爽やかにドカッ、と鈍い音を立てて楓さんに蹴られたからである。

「これだから馬鹿は困るんだよなぁ。 そうそう、君名前は?」

腕を組み藍を見下ろす楓さん。
一瞬その表情にゾクッ、と背筋を凍らせる。

「お、おお俺は立花唯。気軽に立花って呼んでくれ。」

気軽に立花ってって…、と苦笑する楓さん。
普通は気軽に唯って呼んでくれ、だろう。

「ところで…」


ヒラヒラと、綺麗に、そして儚く散る桜。

この桜が咲いている間だけ…、どんなに短い期間だけでも…

俺の味方をしてください…。

「君って…唯ちゃん、じゃない?」

桜はまた、ヒラヒラと綺麗に、儚く散ってゆく―。
それは、俺の願いと共に―。

神様ァアアアアアアァアア!!!!!!!(泣)

第三話/終→第四話/予告↓

早くも女だとバレる!?
隠し通せるのか唯!!

予告/終→あとがきという名の言い訳↓ ��

えーと…作者紅桜-ベニザクラ-です。
こんなスペース…いるんでしょうか。 ��

まあ私が今回の小説微妙かも〜、とか思ったらスペースもらうんで!!←

だからあとがきという名の言い訳、は2もあるかもです(笑)

そして私の言い訳に付き合ってください。←
では最後にいます。

うわぁああぁあ!!今回本当にグダグダだあ!!!!

あとがきという名の言い訳/終

25:2009/04/29(水) 09:42:26 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
さっそく、読ませてもらいました^^
唯ちゃん(君?)の心の叫びが…とても楽しいです(オイ
てか、
女の子ってバレちゃうんですかぁー!?

……只今、変なテンションです。スミマセン;;

良かったら、誄って呼んでくださいw
ぁ、言い訳もモチロン、付き合いまっせ♪
>紅桜s

26紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/04/30(木) 17:45:53 HOST:i118-21-14-126.s04.a013.ap.plala.or.jp
有難うございます(笑)
常にハイテンションなのがこの主人公ですbb←

バレちゃうんでしょうか!?��

大丈夫です、私テンション高い人大好きですかr�怍兮�

誄、ですか!?親近感わきますねw
私のことも気軽に紅桜とお呼びくださいww

私の言い訳に付き合ってくれるんですか?
なんて心の広い方なのでしょう!私とは大違いですy��
>誄

27:2009/05/02(土) 12:45:06 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
いえいえw
とても楽しい小説なんで、読んでて楽しいですww

テンションは知らず知らずのうちに、高まってしまって……;;
でも、好きと聞いて安心ですbb

心なんて、広くないですよー♪
むしろ、狭いほうです(笑
>紅桜(って呼びます☆

28紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/05/02(土) 14:26:07 HOST:i118-21-14-126.s04.a013.ap.plala.or.jp
楽しいなんて…照れちゃいますよぉ!��

だって私自身テンション高いんですから(笑)
会話弾みますしね♪

えぇえ!?狭いだなんて!
そしたら私は超狭いじゃないですか!(笑)��

第四話+可哀想な 僕 +

「はぁああっぁああ!???? い、意味わっかんねーっ!!!!
 この俺様が、ちゃん!? 唯‘ちゃん’!?」

ゴホゴホッ…

大声で叫ぶように放った言葉は微かに響き、勢い余り過ぎて咳き込んでしまった。

「だ、大丈夫?; 悪ぃ、悪ぃ。落ち着いてって。」

苦笑いしてポン、と俺の肩に手を置く。
その手は徐々に力が入って行き、納得したように楓さんが頷く。

「成程ね。」

そんな言葉を、言った気がする。

風が吹き、ハラハラと桜が舞う。

いつの間にか止んでいた雨。

その雫がキラキラと、美しい桜をより美しくさせる。

あいつが掴んでいた手が俺の肩から頭に移った。

「桜の花びら、ついてるよ」

楓さんの指にさ桜の花びら。

このとき俺は、完全に気を許していたんだ―。

チュ、

微かにあいつの唇が、俺の唇に触れた。

「ななななっ、何すんだぁあああぁああっっっ!!!!!!!!」

第四話/終→第五話/予告↓

今度こそ本当に唇!!
さーてさて、どうなるー?(笑)��

予告/終

29:2009/05/03(日) 13:13:28 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
テンション高いほうが楽しいからね♪
私の周りにも、ハイテンション多いから(笑

紅桜は心広い!
絶対、絶対そんな気がする…。

キス、キス、キス〜!
ヤバイです。
唯ちゃんのリアクションが楽しみです^^
>紅桜

30紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/05/09(土) 11:24:48 HOST:i118-21-14-126.s04.a013.ap.plala.or.jp
返レス遅れてすみません;;;

ですよね、同感です!!
わー、それは楽しそうですねbb

�瑤Г�!?そんなことないですよーノンノン
実は超超狭いのです(笑)←

キスしちゃいましたねー、本当に!
楽しみにしててください♪
>誄

31:2009/05/09(土) 12:59:18 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
イエイエ、気にしてませんよ^^

楽しいですよー…、疲れるほどbb
でも、みんなテンションの上がり下がり激しいから、大変(笑)

心広くないと、こんな素晴らしい小説なんて書けませんよ><
羨ましいです♪

キス……!
なんか、凄い楽しみになってきた……☆★
>紅桜

32紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/05/10(日) 20:32:09 HOST:i118-21-14-126.s04.a013.ap.plala.or.jp
ひゃー、やっぱ心広いですぅ![キラッ☆��

あはは、忙しそうですね(笑)
でも周りにそんな人が居ていいですねぇー♪

�瑤修Δ任垢�!?羨ましいなんてー;;
そんなこと言われると調子乗っちゃいますよbb←

ふっふっふーっ、期待外れかもですがb �异燭修両个�
>誄

第五話+登場★似てない双子!?+

「てってって、てめーっ!!!! 喧嘩売ってんのかぁ!? っざけんなぁああああ!!」

うわぁあああぁあああ!!!! 俺のぉ、俺のファーストキスがぁあ!!!!!

こう見えて俺はファーストキスなんだよぉおおお!!
悪いか!! 彼氏なんてできたことねえよぉおおおお!!!!!!!! ��;;

叫びながら俺の堅い(?)拳を奴に――と思っていても中々あたらない。
今まで当たったのが2、3発。実際のところ唯は暴力マンなので力はある。
瞬発力だってあるし、当たらないのは奇跡だ。

っこいつ!
黙って殴られろよ!!
畜生! マジあり得ねえ!!

「ふっ、落ち着いてって。あたっちゃっただ「て、てててててめぇら何やってんだぁ!?」って…」

「「まつり!?」」

今まで伸びてた藍と俺の拳を避けていた楓さ…楓が声を揃えて言う。

まつり?
祭り…?��

一人訳が分からなく首をかしげていると―。

「何キスしてんだよ///!? おおお、男だろぉ!??」

何やら顔を真っ赤にして怒鳴っている。

「まつり、落ち着け。」

「「「まつき!!」」」

今度は藍、楓、まつりが声をそろえて言う。

仲良いな…、なんて俺は呑気に考えていたんだが。��

「はぁあ…。てめぇは純情だなまつり、たかがキスぐらいで。
 まあ? ルイに挨拶のキスされて面を真っ赤にさせてたもんな? ばぁーか。」

「るるる、るっせぇよ!!」

あれ? こいつら似てね? 双子?

にしては――、性格が違い過ぎるな(笑)��

いつの間にか俺と楓の口げんかじゃなく、白と黒の双子の口喧嘩になっていた。

「塚、純情過ぎ。遠くから見てて数分動けてなかったからな(笑)」
「〜〜〜っ///てんめええええ…殺す! ぜってぇ殺」

「はいはいはいはい。そこのギャラリーが困ってるからこれくらいにするぞ(笑)」

白が黒の言葉を遮って強制的に口げんかを終わらす。
どうやら白の方が一枚上手らしい。

「挨拶遅れた、俺は藍野まつき。こいつの双子の兄。」
「俺は藍野まつり!!祭りじゃねえからな!!」

と自己紹介してきた。
その時、

ぶわぁっ――

大きな風が吹いた。

そんな風でかき消された言葉。


そんなの俺に聞こえるはずもなかった。

「こりゃあ楓がキスしたのもわかんな」

第五話/終→第六話/予告↓

次回は何もかもふっ飛ばして理事長室へゴー!
その理事長はなんと…!?(笑)

予告/終→あとがきという名の言い訳2↓

えっとぉ…お久しぶりです、ベニザクラです。[キラッ☆←

今回のは…はい。長かったです。
そして話がまとまってませんねbb
グッダグーダーですbb��ハ

こんなつまらない小説…どうなんでしょう?
まあまあまあまあ☆結局私はテンションで…ノリでどうにかしちゃうんですけど!!←

ってことで応援宜しくお願いします!!←

あれ…? これも纏まってない…?


そして最後にいます[再びbb��

今回本当にグダグダだぁ!!(泣)

あとがきという名の言い訳2/終

33りりん:2009/05/12(火) 18:25:04 HOST:61-26-150-239.rev.home.ne.jp
紅桜さん!!!
てか自己紹介しないと・・・

りりんです。これからよろしくお願いします!
小説読みました!
素晴らしい小説ですね。私はここまで書けません・・・(T^T)

それでは。(ごめんね;短くて・・・

34紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/05/12(火) 19:07:34 HOST:i118-21-14-126.s04.a013.ap.plala.or.jp
�瑤蠅蠅鵑気�!!(笑)←

はい、宜しくです♪まさか本当に来てくれるとは…(感☆激)��
きゃー!!何かものすごーく恥ずかしいです!!でも有難うございます!
��イヤイヤッ、私に書けるんだからりりんさんにだって書けますよbb

全然気にしないでくださいノンノン
コメ感謝です(*^^)v

35:2009/05/15(金) 11:59:16 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
まつりのバカっぽさと、まつきのクールさにメロメロです><
てか、唯ファーストキスだったの?
……ご愁傷様です(笑
グダグダじゃぁないよ^^メッチャ読みやすいもんw
頑張って☆

毎日、楽しいよー…。
ノリとテンションだけの毎日ですかー?って感じ(笑
>紅桜

36紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/05/22(金) 21:05:23 HOST:i118-21-14-126.s04.a013.ap.plala.or.jp
忙しいわけでもないのに遅れてすみませんんん! ��

あははwまつりはばかっぽいじゃなくてばかですよ![てめっbyまつり��ギャァアア
ひゃはは、それは良かったです!!

�瑤修Δ覆鵑任�!唯ちゃん実は男女交際に無縁の子何です!(笑)←
そ、そんなこと言われちゃったら嬉しいです!感激ですよー!!
頑張ります★

ノリとテンションですがー…、皆元気ですねー。[しみじみと��b
>誄

第六話+ただ、こいつが憎い。+

ザァーッ…

…。

…。 ��

気分はどんより重たい。
何故? だって。

「びしょぬれぇええええええええ!!!!」 ��ギャァアアア

大声で、しかも壁に拳を当て穴をあけながら叫ぶ唯。

さっきまで自己紹介をしていたのに、いきなりザァー、の大雨!
まあ、朝は大雨だったし、降るとは思っていたがな!! 思ってたぞ!!←;;

何かさっきの双子コンビは「雨無理だからー!」、「濡れるの嫌だし…」って言いながら去って行った。
で、楓と藍はあー、んー…、どっかいった。いつの間にかな。

「ってことで。」

理事長やらなんやらと挨拶する前に生徒と喋ってたー、なんて、洒落になんねえ。
だって、今の時間は…9:00。やばぁああいっ!!��

コンコン、

色々と言い訳を考えて、やっと理事長室のドアをノックする。

「どうぞ」

優しめの声で短く返事が返ってくる。

ゴクッ、と生唾を飲み込む。そして、ドアノブに手をかけ、ドアを開ける。

「―――ッ!?」

ドアを開けた瞬間、男の顔が目の前に。
しかも、超美形!! 若っ!! ほんまに理事長かいな!!�弝慇省曚鵑�!

今の状態、これぞまさに開いた口が塞がらないというものだ。

「ん? 大丈夫か? 口が空いているぞ。」

そう理事長が言う。 クス、と悪戯な笑みを浮かべて。
そして段々近づいてくるような、理事長の顔。

ペロッ

一瞬の出来事。

「ぎゃぁああぁあぁあぁぁああああ!!!!!!」

第六話/終→第七話/予告↓

一体唯の身に何が!?
何をした理事長!!

予告/終

37:2009/05/22(金) 21:14:44 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
久しぶりです!!!!
たまたま掲示板にいた誄です♪


ひゃはは、馬鹿ですかー(笑
まつり、個人的に大好きです。(バカが好きなだけなんじゃ…

ってことは、初恋もマダかな?
なんか、性格的に男女交際無縁って感じだもん(ヒド!

しみじみと!?
なんか、吹き出しちゃた(笑

唯ちゃん、悲劇が続きますねー^^
大雨に、遅刻に、キスに、理事長に!?
メッチャ、続きが楽しみな終わり方だー><
>紅桜

38紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/05/22(金) 21:25:34 HOST:i118-21-14-126.s04.a013.ap.plala.or.jp
お久しぶりなのですよーっノンノン��
偶々誄のスレにコメしてきた紅桜ですノ←

ふふふ、ではまつりの登場シーン、増やしていきますね(笑)

まだですよー(笑)
塚恋するひが来るのかな?なんて私が悩んでますy��
ですよね!私もそう思います![おい゛by唯様でえーす☆

私も自分で書いてて自分馬鹿だな、って思いましたよ;;ノン

色んなことがあったのにまだ一日も過ぎてないなんてっ;
ををを! 楽しみにしててください!�瑤�?
>誄

39:2009/05/23(土) 12:45:04 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
コンニチワ♪

アリガトなのです^^
紅桜からコメもらえてマジ、嬉しい><

まつり、待ってます♪
てか、可愛すぎだよーbまつりクンw

初恋もマダ!
なんか、これこそ唯ちゃんって感じ(笑
恋したら、女の子らしくなるのでしょうか…?←

イヤイヤイヤイヤ、馬鹿じゃありません><
安心してください。私のほうが馬鹿ですから(ぇ

そうだよね!
まだ1日、過ぎてないんだよね〜…。
ををを!楽しみにしてます(笑
>紅桜

40mk:2009/05/29(金) 04:41:57 HOST:61.102.141.31
まずペンと紙を用意して下さい。

先を読むと、願い事が叶わなくなります。

1)まず、1番〜11番まで縦に数を書いて下さい。
2)1と2の横に好きな3〜7番の数字をお書き下さい。
3)3番と7番の横に知ってる人の名前をお書き下さい。必ず異性の名前を書く事。

必ず、1行ずつ進んで下さい。先を読むと何もかもが無くなります。
4)4・5・6番の横にそれぞれ知っている人の名前をお書き下さい。これは、家族・友人等誰でもいいです。
先を見てはいけません。
5)8・9・10・11番の横に歌のタイトルをお書き下さい。
6)最後にお願い事をして下さい。
さて、ゲームの解説です。
1…このゲームの事を2番に書いた数字の人に伝えて下さい。
2…3番に書いた人は貴方の愛する人です。
3…7番に書いた人は好きだけれど叶わぬ恋の相手です。
4…4番に書いた人は貴方が大切に思う人です。
5…5番に書いた人は貴方の事をとても理解してくれる相手です。
6…6番に書いた人は貴方に幸運をもたらしてくれる人です。
7…8番に書いた歌は3番に書いた人を表す歌。
8…9番に書いた歌は7番に書いた人を表す歌。
9…10番に書いた歌は貴方の心の中を表す歌。
10…そして、11番に書いた歌は貴方の人生を表す歌です。

41紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/05/31(日) 22:05:05 HOST:i118-21-14-126.s04.a013.ap.plala.or.jp
いえいえ♪やだなー、コメくらいしなきゃぁー!!←

あはは、確かにww
まつりは結構気に入ってるーノン

はて、女の子らしく、なんて…;;
どうなんでしょう…?相手によりますねえ…bb

ぇええええ!?そんな!私こそ馬鹿ですよー?性格も、頭も。��

1日長!!ですよねー?
こんなんじゃ先のネタが思いつかないぜb(笑)←
ノリいいーっ!!そして期待外れだったらすまそぉおおお!!��テンション高っ
>誄
「涙+ちっぽけな存在+第五話」

「うわぁああ…」

声を上げて、泣く。

僕ってこんなに、泣き虫だったっけ?

嗚呼、恋をしたから、かな?

僕って何か凄く…

「女々しいな…、」


さっきまで、先輩が追いかけてきてくれて嬉しかったのに、今は…。

先輩達の、彼氏との、ラブラブなシーンを、少し見てしまった。
嗚呼、僕ってなんてちっぽけな存在なんだろう。
僕がもっと、格好良くて、性格も男らしかったら――、先輩見たいだったら。

未来は、変わっていたのか?

涙を拭うと、気を紛らわす様に、ダーッと大声を出して走る。
周りの人は皆ギョッとしている。
冷めた視線を送ってくる人もいる。

でも、そんなのは今の僕には眼中になかった。
ただ、凄く晴れ晴れした。スッキリした。

もっと僕――俺を、アピールしようっ!

ウジウジ悩んでいても、後悔しても、今更だ。

俺がこんなふうに生まれて、歩んできたのは何かの運命だから。
少しでも違っていたら、俺は先輩とであっていなかったから。

パンパンッ、と頬を軽く叩いて、気を引き締める。

と同時に。

「よーしっ!! 頑張るぞーっ!!!」

と、叫んだ。
やっぱり周りの人はギョッとしていた。

段々落ち着いてきて今更ながら恥ずかしくなってきた。
いそいそと家に入る。

明日からは、積極的に先輩に話しかけてみよう。

「涙+ちっぽけな存在+第5話」/終

42:2009/06/02(火) 17:31:46 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
ハロー♪

まつりみたいな男子がいたら、毎日楽しそう♪
気に入るよねwあのキャラは><

やっぱ、相手が肝心だよね^^
結ちゃんが一刻も早く、恋に目覚めますよーに!!(笑
恋バナ大好きなんです><

にゃはは♪
馬鹿同士って事で♪
そーいや、私、テスト近いんだった;;はぁ〜………。

前の作品ですねv
結構、続き、楽しみだったんですよー^^
先輩に勇気を出して、もっと話しかけちゃって!!!
彼氏から奪っちゃえ!!…え?
>紅桜

43紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/06/07(日) 19:47:12 HOST:i114-181-161-139.s04.a013.ap.plala.or.jp
ハロハr�堯,海鵑个鵑�!!

ねー♪ついついからかいたくなっちゃうんだよね;;(笑)←
だって可愛いんだもん。あはは♪�瑤ǂ錣�///by俺はまつりだ!←

ふっ、早く恋に目覚めてほしいね!!
相手を誰にしようか悩んでるけどね♪��
恋バナかぁー…私も好き♪小説みたいな恋がしたいよぉー!�怘詰鑱詰�

イエーイ、馬鹿同士!あ、何かいいね、こういうの。馬鹿同士、馬鹿同s�弴囊Æě�
ぐ…テストという単語はノー!なんてたって馬鹿ですから;;(笑)

そっか、書いてよかった。とか言って唯の奴の内容浮かばなかっただけだけどね(汗)
うん!!頑張れ奏!!ってあれ奏だっけ…;;�瑤イĽ�
きゃはははっ、それは随分と大きな課題だねっ(笑)��

以上、何故か妙にテンションが高い紅桜でした!!��
>誄

44:2009/06/08(月) 16:37:50 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
チワチワ☆

からかいたくなるー☆
そうそう、可愛いんだもん♪あ、まつりだww

目覚めて欲しい><
そして、そのリアクションが楽しみだったり…。←
したい、したい♪
漫画みたいな恋がしたいよ―…。(現実見ろよ

イイネ!!バカ同士♪
初めて出来た、バカ同士(笑
今週の木、金…。バカなりに頑張るbb
あ、バカなのに、テストって単語使っちゃった(笑

あ―…、たまにありますね(笑
内容が浮かばない&名前を忘れるという(笑
大きな課題♪
奏、ファイトだぜ><

安心し!!私も高いから^^←
>>紅桜

45紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/06/18(木) 21:48:28 HOST:i114-181-161-139.s04.a013.ap.plala.or.jp
レス遅れてすみませんっ;;

チャースww

反応がかーなーり可愛いからねっ♪
そうそう、今時純情ボーイなんて少ないからねb�堯‥仂譴気擦討澆泙靴�!!←

リアクションかぁーっ…想像しただけで笑えて来るね(笑)
まあ、そんな恋愛が出来るほどな容姿ではないよ(:_;)��

馬鹿同士、馬鹿同士、自分で言ってて虚しいよ♪←
頑張れ!!影ながらめっちゃ応援する!!
馬鹿にテストは禁句だよー、なんてたって馬鹿だかr��

ありますか(笑)
私は名前忘れるの多いっす(^^ゞ (何故に顔文字スか;
奏、ファイト♪先輩、奏見てやれぃ♪��

良かった!!仲間が居る!!←
>誄

46:2009/06/20(土) 17:06:01 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
ヒヒヒ。←

今時、ホント居なくなっちゃったよ。うん。
時代なのかねぇ…(ババクセェ
ってか、純粋な方が、うちてきに好きだけどなー…。

なーに言ってんの!!
紅桜はか―あいいよww
誄の保障付だもん♪(笑

アハハ、確かにむなしい(笑
頑張った!!そして砕けた…。
もー、テストなんて言わない。おさらばだ!!

ありますよ(笑
結構小説かいてるもんね♪私は5人しか登場しないし(笑
顔文字だーb私、出来ない(悲

仲間だよーw
テンションの上がり下がりが激しいです(笑

>>紅桜

47:2009/06/20(土) 17:11:36 HOST:116-65-141-81.rev.home.ne.jp
Σお久しぶりです!
すみません!
長い間ご無沙汰してました!!(謝罪


いつの間にやら小説も進んでいて、
今急ピッチで小説を読みにいきました!!


ご無沙汰していたせいか、妙に敬語に…(笑
また覗きにきますですー^^

48紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/06/21(日) 21:51:52 HOST:i114-181-161-139.s04.a013.ap.plala.or.jp
……えぇっと…ニョホホッ��

いてくれれば面白いのにっ!!ツンデレとか…!
時代かぁ…時代と言えば歳…歳とりたくないよぉおおお!!�瑤Ń阿牢槪弔�
うんうん!純情ボーイいいよねっ!!

�庾异聴Δい覆鵑董弔�、照れるっ…;;(#^.^#)←
誄の保障付きとか…自惚れちゃうよっ!!��;
でもでもっ、私は誄の性格大好きだよっ!サバサバしつつ可愛いみたいな?
そういう性格好きっbb

だよね。馬鹿だからしょうがないけどさっ;(笑)
�彅佞韻�!?;;まあ、人は努力や頑張りが大切だよ!!結果が全てじゃないっ!!;;
大丈夫、私は顔文字手打って変換してるだけだからb�异燭ⓑ臂翩�

仲間だYO!! ←
そうっ、上がったり下がったりで忙しいんです;;
>誄

�瑤ź廚靴屬蠅覆里任垢茲�! ←
そんなそんなっ;;終わりよければ全てよしですよ!! �彤Ľ錣�?

本当ですか!!
私の小説なんかにお時間使わせちゃってすみません(笑)←

ですね…bb←
軽くいきましょう! 軽く!!
暇だったら是非(笑)
>海さん

はい、作者紅桜でっす☆��
最近、第二作品、第三作品を連載していますね;;
第一作品はどこへやら…。と思っています、すみません<(_ _)>
勿論、今後も三作品とも描き続けます。
で、きはらしに短編を一つ書かせて頂こうと思いますっノン

+君の隣+


嗚呼、もうすぐ夏がやってくる――。



「何あいつっ、マジうざいっ!! いい加減シメよーよっ!!」

先輩や、同級生。そして後輩までもが、私に罵声を浴びせる。
いい加減シメよう…? ふざけないでよ。

「いい加減にしてほしいのは、こっちだっつーの。」

小声でボソッ、とそう呟く。
聞こえたら、何かと厄介だからね。

「あれぇー? 今日も学校きてるぅーっ!! 来なければ良いのにぃ♪」

はぁ?
んじゃ、あんたが来なければ?
そしたらあたしのことも、見ずに済むじゃん。

「はぁ」

自然に出るため息。この頃は、溜息をつくのが多い。
さて、私が苛められている理由でも話そうか。

ゴホンッ。
まずわたくしは、一人暮らしをしている。 �徯唎�
そのため、自分で稼がなくてはならない。ってことで…、私が働いている先に、原因はある。
まあ、それくらいは分かるだろうか。ここからが、まあ問題何だりろうね。
私の働いている先は、俗にいう…


              『キャバクラ』。

キャバクラなら、給料が高い。まあ、それは容姿でも性格でも限定されるけれど、ね…?
私は、まあ働けるぐらいの容姿はある。それに、可愛いじゃなく、大人っぽい。と皆言う。
だから、実際の年齢は伏せ、働いている。がしかし、どういうことなのか………。

私が働いているのが、学校掲示板の新聞に、バーンッと大きく載っていたのだ。

これにはさすがに驚いた。取り乱し、動揺してしまった。
そして、友達は次々に手のひらを返し、「酒臭い。」とかを言う。
こんなことを言う奴も、いたりする。「よくそんな顔でキャバクラやってんね。」
まあ、こんなのはどうでもいいんだ。一番、イラつくのは――。

                「尻軽女」

はぁ!?って感じ。(笑)��

てなわけで、反応すら示さないあたしへのいじめが始まった。

苛めなんてどうでも良かった。
それ以前に気になるのが、新聞に載せた奴。
どうしてあんなのが…………。と今でもかなり怖い。

煩く喚く生徒たちをのけ、あたしは屋上へ。
ここは唯一のあたしの居場所――。

何故?だってそれは…。

「あぁっ、やっと来たーっ。待ちくたびれた!!」

そう、こいつが居るから。
こいつの隣は凄く落ち着いて、私の大好きな場所。

何故、こいつが私のことを嫌わないのか。
それは分からないけれど。あたし達は二言三言交わすだけで、あとは何も喋らない。
普通は気まずいのかもだけれど、あたしには心地よかった。

だって、君の隣に入れるだけで、幸せなんだよ。

あたしは信じている。

いや、これは確信だ。

君はあたしを裏切らない。
だってさ…、こんなに暖かいんだもん。

ちょっと…ほんのちょっとでも、あたしにもこんな幸せを与えてくれる。

だから君の隣は落ち着くんだよ…。

ねえ? 何故こんな気持ちになるんだろう…。

そう、この気持ちは。

君 の 隣 に い る 時 だ け 何 だ よ 。



すいませんでした!!マジでグダグダです!!
名前さえない…。まあ、とりあえず…作者のきはらし短編小説でした!!

49:2009/06/22(月) 17:17:26 HOST:116-65-141-81.rev.home.ne.jp
紅桜>>
あ、呼びタメで良かったんですよw

短編いいですねぇ〜♪
細かいコメントは時間あるときにたっぷりとさせていただきますw
良かったらうちのスレにも来てみてくださいなー^^

「虹空」

ですw
短編多し、最近は詩。
のスレになっております;;

50紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/06/25(木) 19:30:19 HOST:i114-181-161-139.s04.a013.ap.plala.or.jp
そうですか?ではさっそく呼びタメでいくよっw
あ、勿論、タメ口でokですよっノンノン

実際、短編ってちょっと苦手っす;;��
わー、コメント超楽しみにしとく♪
Okwwというか読んだ!!話がまとまってるし、凄いっbb
憧れるぅうっ!! かっこいいy��

面白かったよノノノ
>海

51:2009/06/25(木) 20:47:51 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
久です^^


ニャハハ(笑

ツンデレさんは、見てて飽きないからなぁ♪←
あぁぁぁぁああ!!!!かなりの同感です!!
年取ると、肩とか足腰とか……。まぁ、すでに……(泣
真っ白な心!!清らかな心!!(笑

ほお―ら!!可愛いじゃんかー♪
照れるなんて、可愛い子がする子だよ―ん☆
アハ^^自惚れ、ちゃいますよ♪(関西風で!
!!!?…、嬉しいよー><
私も紅桜大好きwww一緒にいて楽しいもん><

もぉ―さ、有りえないんスよ…。
私のクラス、5教科全部、一番平均が高いの!…。
5クラスあるのに、全部トップ!!……アハハハハ。
な―んかもう、顔文字さえ、打つ気力が無いっていう(笑

YO!YO!(笑
そう、忙しいんです(笑
友達に「いつも暇すぎじゃね?」って言われるから!!これを言おう☆

ニヒヒ。きはらし作品読みましたぜ><
も―。良すぎ!!!情景とか気持ちとかちょー伝わるw
隣にいる男の子も、勝手に妄想し…、想像してました☆
なんか新鮮な小説だったなー♪

>>紅桜

52:2009/06/26(金) 15:17:33 HOST:softbank221090026202.bbtec.net
どーも、紅です。長編の『金色の絹糸‐ビロード‐』を書いてまーす。
私って、このサイト初めてで、よくわからないので、アドバイスや感想
をもらえたらいいと思います

53:2009/06/26(金) 17:17:36 HOST:116-65-141-81.rev.home.ne.jp
紅桜>>
敬語は使うのは好きだけど使われるのは嫌なのよー^^

憧れられてカッコイイ言われた!!(笑
うちに憧れちゃあダメですよー♪
ほら、もっと上手な人が溢れんばかりにいるよ!+。
個人的には長編書ける人が羨ましいなぁ^^v
うち、長編はどうも苦手で…;;


短編の感想をドドーンッ!っと♪

キャバクラで働いてるとかすごいですよ!!
うちなんかは到底働くことも、働こうという気さえ起きないものですねb
でも並みくらいの顔なら、化粧でごまかせるしねw
主人公はきっとそれで大丈夫なんだ!+。

友達の手のひら返したような反応にはムカつきました(笑
そこで働いてるからには理由があるんだよ!
軽々しい気持ちで働いてないんだよバッカヤロー!!
とか、本気で叫んじゃいましたねw(めちゃ迷惑
イジメはダメなのだよ。
自分の価値観で相手を傷つけてはいけないのだ。

君の隣…☆+。
嫌わないのは、主人公のことを知っているからだとうちは思う。
なんか過去に主人公に助けられたとか、そういう裏設定があったらいいのに…!
ぶっちゃければ「続きが読みたい…♪」という本音w
うちも幼馴染の隣は落ち着きますわぁ…♪
最後の一文字ずつ空けている技法(←)良いよ☆
その言葉は心に残りやすいからね♪


長文、失礼しましたー^^v

54紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/06/27(土) 22:02:49 HOST:i114-181-161-139.s04.a013.ap.plala.or.jp
久でっすb

アハハッ←

本当!!飽きる方が凄いと思う!!��
まじですか!! 誄も年とりたくないですか!!(笑)
わっ、それめっちゃめちゃ分かるぅう! 何かもうやばいね;;
…そんなのがいれば良いのに…。肉食男子じゃなくて、草食男子がいれば良いのに。(笑)

�瑤犬磴⊂箸譴覆韻譴侘匹い垢�! そういうことなんすか!!//(恥←
自惚れだよぅっ…でも誄に言われると自信付くなぁー…ww関西弁だ!!(笑)
喜んで頂き、光栄でっす☆
うんっ、楽しいww誄大好きっ!!

まっ、まじですかぁああ!!
何それっ、そんなクラスいたら私落ちこぼれになっちゃうYO!!←
顔文字さえも…頑張れ!!危力を取りもどせ!! ��

YO!!へいへーいっ�异燭修�テンション
忙しいよね(笑)
あ、それ良い!!今度それ言われたらそういい返す!

読書感謝っすwwノノ
そ、そうですかっ!?(照)それはよかった!!
ぷっ…想像感謝です☆妄想していただいても良かったのn��
うん!!短編とか…作者にもいい経験になりました☆★
>誄

55紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/06/27(土) 22:20:32 HOST:i114-181-161-139.s04.a013.ap.plala.or.jp
初めまして、紅さん。
そうなんですかっ、頑張ってくださいね!!
私も時間さえあれば覗いてみますねb
>紅さん

あ、そうなの?私と同じタイプだww

憧れてかっこいいって言った!!(笑)←
ぇええ…じゃあ海にも憧れ、上手い人にも憧れ…。
というか皆憧れだね、多分。��
え、そうなの? 短編とかって飽きないから結構好きなんだけど…bb
短編かければ良いし、長編かけなくても生きていけるよ☆←

うおっ…感想どーもっすノン

ね、凄いねっ。キャバクラで働く勇気が凄い!!
私も無理wwキャバクラで働いたら絶対続かないし、働けないよb
化粧でごまかせれればいいんですけどねー…。(溜息)←
本当!!主人公どんな顔してるか見たいy�彅郤圓,△△�

ですよねww私も書いてていらっときたぜ☆←
叫んじゃいましたかっ!!私も心の中で結構叫んでしまったww
それが顔に出ていたらしくて姉にちょっと引かれました(笑)
そう!!イジメなんて馬鹿げてるよ!絶対駄目!
そうそうっ、どんな理由があっても人を傷つけるのは駄目だよね!

そう考えてくれてありがとう…!!
裏設定かぁー…じゃ、考えてみるねっ♪番外編みたいなのも書いてみるb
とか言っちゃってるけど実際作者が描きたいだけなんだけど;(笑)
幼馴染とかいいなぁ!!私も幼馴染とか欲しかった(泣←)
そっか、ああ言うの書いてみたかったんだよね♪
ちょっと長いのが惜しかったというか後悔は残ってますけどネ;;

長文な感想感謝ですよ!!ありがとーございましたノン
>海

56:2009/06/28(日) 09:13:49 HOST:116-65-141-81.rev.home.ne.jp
紅桜>>
うちも皆様に憧れてますねw
おぉぉ!なるほど〜☆
ならうちは一生短編でいきましょうかね☆←

うむ。(ぇ
うちは化粧などというものはしたことがないのでな。
化粧している人を見ると「肌荒れるんじゃ…!」とか
妙な心配をしてしまうのだ。(誰やねんΣ
この口調は好きな小説の好きなキャラの口調なのだ♪←

作者がいらっと来るとは(笑
…ふっ。(←イジメられてはないがハブられてた人
イジメをしている人は、一度イジメられないと気づかないのかねぇ。
うちは天然(?)のためか、知らずにイジメてる人に毒舌はいてたらしいb
自分では気づかないからさ☆
他人に言われて初めて気づくという現実…(笑

番外編書いてくれるとは嬉しいなぁ♪
うちの今の至福ですわw+。
幼馴染はうちいるよ〜^^(男だけど
長いかなぁ…うちはそうでもないように感じたけどなぁw

57:2009/06/28(日) 10:27:18 HOST:softbank221090026202.bbtec.net
おはよう。私も小説かいてます。
書くのって、難しいね

58:2009/06/28(日) 10:39:39 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
おはです♪


え―っと…、ウフフ(笑

年取りたくないよ!!!
年は女の敵よ、うん♪←
いや―!!分かってくれましたか!!肩こりは大変っすよ(笑
草食系男子…(笑

そういう事じゃないっすよ――!!!(叫
紅桜が可愛いのは事実よ―♪あは、関西弁、何気に好きなんよー^^
イェーイ、私ら両想いww

ホント、ありえないよね!!!
困るYO!!だよね(笑
……(大爆笑中
危ない力だよ☆気力が!!(笑

も―、笑って涙でてきた…。
へいへ―いって…(笑
うんっ♪そう言い返せば納得する(違

ほ―ら☆照れたww
…フ…、見逃しませんよ(決め◇゚
あは、じゃぁ、今度から妄想しちゃうー♪←
短編でも長編でも、受付してますよー☆

>>紅桜

59紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/07/01(水) 19:21:50 HOST:i114-181-161-139.s04.a013.ap.plala.or.jp
憧れてますかぁ…ですよねww
一生短編かー…なんかある意味凄いよb��

うむ?
私もしたことない。化粧は…うん。(何
あああ!思う思う!!て言うか実際肌荒れるよ!あれは!�瑤匹�
心配しちゃってますかー…ww
あ、そうなの?何かと思っちゃったよーノン←

ふっふっふー…いらっと来ちゃったんですねぇ、何故か。
�瑤泙犬任垢�!!
そうなんですよねー…苛められてる気持ちは苛められてる人にしか分からないからね
そうなの!?ハブられちゃったか………あ、目がうるっと…←
気付かないよねぇ…無意識にね、無意識。
他人に言われて…か…。あ、他人言ってくれたんだ?

喜んで頂けて此方も嬉しゅうございますw�瑤�
そりゃよかった(笑)
�瑤�、まじでぇええ!?なんておいしい!!…あの、その方と恋愛ってゆーのは?�怍垢唎�
そそそう!?なら良かった…。誰かにそう言われると安心する☆
>海

60:2009/07/03(金) 18:08:22 HOST:116-65-139-154.rev.home.ne.jp
紅桜>>
いや、一生短編w

化粧品てあれだよね。
自分の肌に合うやつを使わないとダメだよねb
自分の肌と相性最悪だったら結果が最悪Σ

やっぱりそういう相手の気持ちを汲み取れる人間になりたい…!!
…と、切実に思っております^^
他人というか…幼馴染?
「お前…相手、相手」と言われたのがきっかけでb

紅桜の小説好きよーw
……えぇぇぇえええぇぇ!!(間は一体
けど、今幼馴染は「死にたい」と言っているのですよ(涙

61紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/07/11(土) 20:34:19 HOST:i114-181-174-143.s04.a013.ap.plala.or.jp
難しいですか…。確かにそうですけど、私は楽しいですb
>紅さん

クフフ…ッ��

年取ったら――……やば、てんしょん下がってきちゃった!!�瑤匹海❹,△�
わかりますよー!!肩がねー…年取ったなー、て感じる!いつも!←
草食系男子って、癒される。私的に。(真顔��)

�瑤呂い◀いい◀�!!�瑤舛�、うるさ
うーん、まあ…ありがと?う?← 私も関西弁好き!何か面白いしかっこいい!
両想いーっwwひゃっほーww��

あり得ないあり得ない!!そんなん私だったら最下位も夢じゃない!!←
本当だYO!!困りすぎてやる気なくしちゃうかも�瑤世瓩Г�
まさかの大爆笑☆(笑)
危力…だね、気力がbbどんな気力?って感じじゃん(笑)

�怵渊个討④舛磴Δ曚匹垢�!
へいへーい…言っててめちゃてんしょん上がるww
ま、笑われるの承知でだけどねっ(笑)

照れてしまったぁああ!!←
あ…侮れないぜぇ…っ�徯�
妄想していただけるなんて…!!←
有難う!!頑張ります☆
>誄

えぇ…と。レスが大変遅くなってしまい、申し訳ないです。
次からは、もっと早くできるよう、努力します。
因みに、まだレス返していないのもあります。すみません;絶対に返します。
小説も進んでないので、レス蹴っていても今日中には書こうかと。ではノン

62:2009/07/12(日) 14:17:13 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
お久し―☆

ク…!?ケ…ケヘヘw

ふふ―♪テンション下がっちゃいますよねー…。←
運動した次の日とか、筋肉痛が…!
癒やされる!!心のオアシスやぁー♪←

何故に疑問系なのだ!?
紅桜が可愛いのは事実なのだ!!(何キャラだよ
いぇーい☆両想い、両想い♪
よし、デート行こう!(笑

夢じゃないって…!!
この前の単元テストも、平均点が高すぎぃぃいい!!!
他のクラスより10点高いっていう…。(悲
危ない力を取り戻す◇+そして、男子をいじめた((Sです

紅桜がクラスにいたら、マジ楽しそう♪
一緒にへいへ―いって言ってたいww
テンション右肩上がりだよ!!!

侮っちゃいかんよ…(ふっ…
頑張れ―♪
その気になれば応援団作っちゃうぜぇ♪(暇人
>>紅桜

63紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/07/12(日) 22:12:57 HOST:i114-181-174-143.s04.a013.ap.plala.or.jp
昨日今日中に書くとか言っていて書いてなくてすいません、まじ。
実は書いたんですけど、本文長すぎて消えちゃいましたb
ちょっと…否。かなりショックだったです、以上です。��;;

第七話+この学校、最悪だ+

…………。

「すいません、もう慣れちゃったんですけれど?」

先ほど、理事長に何をされたか? それはですね。
舐められそうになりました……………うん。

「慣れたって………」

すっ、と一歩足を後ろへと引き、引きつった笑みを浮かべる、理事長。
引かれた。 完全に引かれた。

「別にですね、あたしだって好きでやってるわけじゃないんすよ。わかります? わかりませんよね?
 ちっ、お前さえいなけれ」
「すいませんっ、すいませんって!! まあまあ、取り敢えず来てくれてありがとう。助かったよ。」

唯の言葉をさえぎると、理事長はお礼を言う。 唯はそれを聞いて満足そうな顔をすると、口を開いた。

「うん。 じゃ、部屋の鍵を頂戴? 疲れてんだよ。何かもう素、出ちゃってるし?」
「嗚呼、はい。506号室だから。特別に一人部屋だよ。」

鍵を貰うと、唯は扉をドカッ、と蹴り壊しながら、理事長室を後にした。

「なんて怪力娘…。嗚呼、この扉いくらかかると思ってんだ。」

理事長が泣きごとを言っているなんて知らずに、ね?

――…

それから、数分経った、午後10時になるであろう時間に、唯は息を切らし、量の前まで来ていた。
荒い息を整え、すぅ、と大きく深呼吸をひとつ。

「やっと着いたぜ。」

素を出していたのを冷静に考え、男口調に直しながら、唯は寮へと歩を進める。
これから起こることも知らずに。そしてこれがマイペースを保てる最後の一夜だと、知らずに―。

そして、朝日が昇るころ、唯は知る。

さあ、天国か、地獄か。それを決めるのは――あなた次第。

第七話/終→第八話/予告↓

唯の未来は一体!?
さてさて、如何なってしまうのか――!? �徯�

予告/終

64紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/07/17(金) 19:54:28 HOST:i114-181-174-143.s04.a013.ap.plala.or.jp
でも短編っていいよねw
簡単というか…キャラ崩れしないというか(笑)��

ねー。合った化粧品使わないと、肌荒れるし。
もう一生化粧に頼ります!ってんなら別に私のことじゃないからいいけど。←

私もそう思うよ。やっぱ傷つけた分、その分帰ってくるし。
やっぱ友達はいてくれなきゃ悲しいもん。
嗚呼、成程ぉー!!幼馴染、最高じゃないすかww優しー!!��

私も海の小説好き。何かその場の映像?が思い浮かぶし。
�瑤�、何?(驚)
�彔爐砲燭�!?なにゆえ!?死んじゃ駄目だよ、幼馴染ぃいいいー!!;;
>海

65:2009/07/18(土) 11:26:30 HOST:119-171-140-254.rev.home.ne.jp
紅桜>>
暇なときとかうちのスレに書き込んでやってくださいorz

長編ってキャラ崩れるとあせる(笑
なんか「このせりふ言わせたいけどそれに合うキャラが…」とか思った末に、新キャラ作るという(笑
そうでもしないとあれだよね、小説が続かないorz

でも年取ったらさすがに少しは化粧しないと…orz
それが面倒だなぁ、って思っている←

ひどいことするといつか自分に返ってくる。
これは本当だと思う、うん。
優しい…のか…?(←
友達は『優しそうで一途っぽいw』とか言ってたなぁ…。
一瞬「一目惚れ!?」と驚愕したうちがいた(笑

そうだったら嬉しいなぁ+。
なんかねぇ…上手くいかないんだって、何もかも;;

66紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/07/20(月) 21:09:24 HOST:i114-181-174-143.s04.a013.ap.plala.or.jp
お久ですb

はーはっは ��

嗚呼、何かもっと年取った自分が思い浮かぶ…。嫌ぁああぁあ!!;;;�异�
あー、わかるよ!!軽い気持ちでやったら次の日には筋肉痛だもん!!
オアシスだねえー……。生きるオアシス。私のもとへー来ないかなー�异里覆里修譴�

え、だって褒められることあんまないからお礼もあんま言ったことないんだもん;;(汗)
そりゃさんきゅーデッス☆��
両想いイコールデート!?(笑)

夢じゃないね…!!(苦笑い)
�怍振儿發い�!?
じゅじゅっ、10点んん!?やばーい☆頭おかしくなりそう☆←
�弝輓麓茲衞瓩靴特忙劼い犬瓩舛磴辰燭�!?Sかあ…
私今日母に、「あんたってドSだよね」って言われた(笑)

私が!?ウザ女王に君臨しちゃうよ!?�瑤�
でも誄がいたら何かもう楽しすぎててんしょんありがまくりかもbb
何か想像してみたら、毎日へいへーいって言ってそうで何か怖っ��
何故に右肩!?左肩どうしましたぁあぁ!!←

今後気を抜かぬように…(ブツブツ��
頑張るbb 応援団!? さすがにそれははずいねっ(笑)
>誄

67紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/07/20(月) 21:18:16 HOST:i114-181-174-143.s04.a013.ap.plala.or.jp
え、でも書きこんでも全然返レスできないと思う;;;(苦笑)
それでもいいならカキコしますbb

キャラ崩れていくとね…何かもういやっ。ってなってくる。
嗚呼、わかるわかる!!んで、私の場合キャラ作ったはいいがあまり使わないという…。
続かないねぇー…思いつめてるとb

化粧しないと、老け顔だもんねえー…。顔に自信ある人はいいねー…。
確かに!!実際おしゃれとか面倒だし。あれ、私って面倒臭がり?←

そんなの嘘でしょー、帰ってこない帰ってこない。
とか思ってるやつに思い知らせてあげたいよ。
優しいでしょーwww
嘘、一途なの!? うわっ、性格は好みです!!←
一目惚れ…確かに、私もそう思っちゃうかも。

嬉しい? 良かったよかったwwやっぱ自分のこととか褒められると嬉しいよねっ
イヤイヤッ。死んだら本当に何もかもパーだから!!真っ黒だから!!�瑤�
>海

68紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/07/20(月) 21:34:01 HOST:i114-181-174-143.s04.a013.ap.plala.or.jp
前のと共通する短編を何個か書いていって、最後に番外編をずらっとやっていきたいと思います。
今回の共通は、君の隣の通っている、学校の一生徒のこと――…。


+*+水の音+*+上


チャポンッ

静かに、鳴り響くその水の音。

その音が大好きな私。

寺本七海、17歳。とある学校の、ひそかに人気な女子生徒のお話だ――


「七海ぃーっ!! ビックニュースなのでーす!!」

元気よく私の机へとやってきた、親友の舞。神無月舞。
私と同じ、高校二年生の女ん子。

「ビックニュースって?つまらないのは、聞かないからね。」
「もー、聞いてよぉおー!!実はねっ、この学校でキャバクラで働いている人がいるんだって!!それでー……」

舞は何やら長々と話していたようだけれど、私は舞のビックニュースとやらには、興味がなかった。
キャバクラ? 何か事情があるかもしれないじゃん。本当、噂って嫌い。

ガタッ

わざと大きな音を立てて、席を立つ。
舞は驚いたような、きょとんとしたような、微妙な顔をしている。

「七海、どうし――」
「お手洗い。」

舞の言葉をさえぎると、スタスタと扉まで向かう。
「ちょっ、舞もぉ」という舞に、ついてこないで。という視線を送ると、舞は黙り込んだ。
怯えたような、吃驚したような。また、微妙な顔で。

「ふぅ」

舞は、よくわかっている。私のことを。

チャポンッ

どこかで、水の音がした。首をかしげながら、もう一度、耳をすませる。

チャポンッ

また、聞こえた。どこから?
音のするほうを、見てみる。

すると、そこには――。

ほんの少し長くなりそうなので、下へと続く。

69:2009/07/21(火) 14:19:46 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
お久☆(おひたしみたい)←

いーひっひw

やーだな、年取りたくないよ!永久に歳をとりたくない…。
そうそう!他の子普通なのに、自分だけ「痛ッ」みたいな←
私のもとへー来ないかなー(爆笑
それ、歌う!掃除中とか鼻歌なってる!

両想いといったらデートでしょう!
え、違う??……う―ん、地方の違いだね!(キッパリ
自分の勘違いなんて認めませ―ん(最悪

頭もトップなくせに、合唱祭でも学年優勝だし…。
体育祭、見物だぜ!!…こんなクラス嫌ー……(泣
Sよー♪昔のあだ名なんて大魔王、女帝、女王様…etc
ドS!!?イェーイドS仲間発見ー☆

上がりまくりよん♪
怖い!?!?ふふ…、へいへ―い地獄だよ!←
学校行くの、楽しくなりそー♪
左肩、下がってますw←助けてください(笑

応援団恥ずい?
じゃぁ、もっと恥ずかしいのにしよっかな―♪(Sッ

>>63
唯ちゃーん!!!
慣れた、って!女の子は慣れちゃいかんよ!
女の子口調でちゃってるし!理事長困らせてるし!
あ―、唯ちゃん、ホント好きwww
唯ちゃんは何を知ったんですかー!!!!?(叫

>>68
水の音ってなんかすっごい神秘的ー◇+
でも、よく分かってくれると助かるっちゃー助かるよね♪
そのまま舞が来るともっと大変に!!
下がすっごい楽しみ♪

>>紅桜

70:2009/07/21(火) 14:51:45 HOST:119-171-142-219.rev.home.ne.jp
紅桜>>
全然かまわないのです♪

キャラってよく出る子と出ない子の差が…;;
出ない子は本人でさえも忘れてるし(笑

オシャレっていうか、女の子の洋服って腕の辺りが締め付けられる><
ゴムとか肌に跡がつくしorz
マスカラ(?)は絶対肉挟む…!!

返ってこないとか思ってる奴ほど返ってくるw
一途な人タイプなのかっ+。
よく彼女変えてた男子いたなぁ…(嫌悪

真っ黒とか嫌だわΣ
うち暗闇とか大嫌い><

71紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/08/18(火) 22:42:00 HOST:i114-181-174-143.s04.a013.ap.plala.or.jp
あわわわわわっ…こ、こんなに放置してすみません!!
まじでごめんなさい! あああああ…orz←
どーうーしーよーうー!! 申し訳なさ過ぎてもう生きていけないy((

取り乱してすみません。
長らくお待たせいたしました!!←
復活☆落ちこぼれヘタレ馬鹿紅桜でっす♪(�弣擷靴�
そんな心配しなくても生きてますよ!((
病気とか風邪とかそんなヤワじゃないすから☆←
皆さんお察しの通り旅行とか旅行とか旅行とかですかr(��

てなわけで。
読んでくれていた読者様に反感やら何やらを買いそうな私ですが。
復活です!! …復活です!!(�异燭覇鷁鷂世辰�
これから頑張りますんでめげずに応援して下さると嬉しいです☆←

どうせ口だけだろとか思ってる人! 私頑張っちゃいますからb
こんなヘタレでもヘタレ並みに頑張ります。

更新源の応援、宜しくお願いします!!<(_ _)>

72:2009/08/19(水) 14:06:56 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
紅……っ、紅桜―――っ!!!!
会いたかったよぉ♪
生きてて良かったよ、本当に((笑
来ないから死んじゃったと思って((笑

旅行とか旅行とか旅行!!?
いいな、羨ましいv
めげずに応援しますよ♪
紅桜のために、この掲示板に来てますから!((笑

口だけだと思った人一人ですノ((オマ
大丈夫、信じてるんで♪
更新、楽しみにしてますですっ!!


久々に紅桜に会えて嬉しい◇+


>>愛しの紅桜((笑

73紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/08/19(水) 15:58:08 HOST:i114-181-174-143.s04.a013.ap.plala.or.jp
るっ……っ、誄ーっっ!!!!!!
私も会いたかったよー!!
生きてるよ! 誄をおいて逝くわけないでしょう!!(笑)

そう旅行とか旅行とか旅行。
いやいやっ。贅沢な悩みだけど忙しすぎてもうだるい…(T_T)←
有難う!! もう駄目かと思ったよ!!((
きゃっ嬉しっ☆(笑)
私も誄のために掲示板に来ます!(笑)

ごふぉっ、直球っすね!! 胸にグサッと来た!!(キラッ☆/��Mか
し、信じてくれるのね!? 頑張らなきゃ!
はい、お楽しみにっ++

私も久しぶりに誄と再会を果たせて嬉しいよ*+*
はっ…嬉しさのあまり前の返レスを忘れてt�弶禺�ァアア

>大切な大切な誄(笑)

74unn:2009/08/19(水) 17:30:37 HOST:p7076-ipad07akita.akita.ocn.ne.jp
これゎ本当の事です。騙されたと思ってやってみてください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
これを7箇所にコピペしたら、㊦にある【】の中にURLが出てきます。
これゎなんと、ジャニーズ何人かのメアドです!!!
私の友達ゎ嘘だと思ってやってみたら本当にいって今では、
山Pとメル友です!!!
やってみるかちアリ☆ミ
【                      】

75紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/08/19(水) 20:05:55 HOST:i114-181-174-143.s04.a013.ap.plala.or.jp
どーもこんばんは!! 紅桜です。
取り敢えず私の気分&思いつきにより。
特別☆復活記念小説ー(パチパチ←)を書こうかな。((
え? 別に望んでない? あはははははh(��

「夏休み終盤〜課題に追われる日々〜」(�弝萎胗楝里里海箸犬磴鵞�

…記念とか関係ありますか、コレ。
関係ないよね? コレ。

「ハッキリ言ってないよなー。」
「でしょ。」

そんなふうに意気投合しているのは私、白川美月14歳(中二)と、その幼馴染の相沢優生16歳(高一)。
その意気投合している二人の話題と言えば、作者の気まぐれ小説のことである。
記念とかじゃなく本体の今まさに追われている状況を面白がって書いているだけであろう。
いくらちょっと設定を変えているからと言って本体が少し可哀想になってくる。自業自得だけど。

「まあ、お前の言える立場じゃねえな。」
「う…。そんな痛いところをつかなくても。」

そうしょげるあたしをはっ、と鼻で笑ってみせると意地悪な笑みを浮かべて――…

「後少しで夏休みが終わるっつーのにほとんどの課題を残してたお前が悪い。」

そんなことを言う。
グサッときましたー! あたしのガラスのハートは傷ついたー!

というかというかぁ。
何人の心読んでんだ! 優生お前超ちょk「喋ってるからな、ソレ。見事に全部。」

「遮るな! 確かに馬鹿な発言かもしれないけど。言ってみたかったんだもん!」

ブツブツと文句を言いつつも手にはシャーペン。休めることなく動かしている。
うん、あたし超いいこ! とか自惚れていると、隣からは痛いほど冷たい視線が向けられる。

「馬鹿が。」

…。
乙女にその言葉は酷い!! やってるじゃん! 一応やってるじゃん!!

「全部間違ってるから、ソーレ。」

わざとらしく優生がにっこり微笑むもんだから、あたしも負けじと微笑み返す。
だけど動揺を隠せない。思いっきり目を見開くあたしを優生は思いっきり笑っている。失礼な奴め。

まあそんな失礼極まりない優生に教えてもらいつつ、宿題が終わった。
時間はぁーっと。……………何ぃいぃいい!? 24時30分だとぅ!? いつまでやってんだ、あたし!

「あ、終わった?」

どうやら寝ていたらしい優生。目をこすっている。そんな優生にコクリと頷いて見せる。
それを見た優生はんじゃ俺帰るな、というと立ち上がりあたしに近づいてきて、あたしの頭をなでた。
それにあたしがにこにこと笑っていると、優生は少し身をかがめて意地悪な笑みを私へと向けてきた。

ドキ…と確かにあたしの胸は反応した。そんなことを思っていると不意に優生の顔が近付いてきて。
ちゅっ、と静かに音を立てあたしのおでこにキスを落とした。その途端あたしは目を見開き顔を赤くする。

「くすっ…褒美だよ、褒美。」
「〜〜っ!!!!」

意地悪に微笑んで、あたしの部屋を手を振り去って行った。

今度から宿題を終わらせる時は優生を呼ぼう。
そう心の中で密かに決意したのは、あたしだけの秘密。

End

76名無しさん:2009/08/23(日) 02:26:30 HOST:proxy.202.156.12.226.maxonline.com.sg[cm169.delta28.maxonline.com.sg]


77紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/08/25(火) 18:02:24 HOST:i114-181-174-143.s04.a013.ap.plala.or.jp
第八話+もう…帰らせて…くれ…+


そして俺は知る―――。
否、思い知らされることになる。

「……! ……!?」
「…!! ……?」

うーん……? 人の…声? あれ…ここ、俺の部屋…。

「ぬぐわぃっ!?」

「「ぎゃっ!!」

……女として、乙女として…ありえない声をぉおおぉお!!;;
ぬぐわぃっ……って…ぬぐわぃっ、って……。ありえなくない? いくらここでは男だ、って言っても…ねえ?

「というか…ですよ?」
「「はい?」」

おーっと。考えていることをつい口走ってしまった。ほら、物凄い不思議そうな顔しちゃってる……じゃなくて!!

「うん、君ら何でこの部屋に? …楓。えぇーと…藍、だっけ? がここにいるんだ?」

首を傾げる。すると、楓は俺の言葉にくすりと笑いながら説明を始めようと口を開く。
しかし、空気の読めない馬鹿が一人、俺の言葉に突っかかってくる。

「だっけ? ってお前さぁ!!! 酷くねえ!? うん、酷い! 挨拶も兼ねて、はいっ!」

藍が腕を広げ、此方をキラキラした目で見つめてくる。 飛び込んでこい、そういうことなの? え、マジ?
はぁ、と溜息をつくと満面の笑みを浮かべる。そして立ち上がると藍の傍まで近付いていく。
途端に輝きを増した目を見て、不敵に微笑んで見せる。そして―――

「ぶぐぉっ」

ガッ、と鈍い音を立てて藍の顔面へパーンチッ☆ 手加減? するわけないじゃん? はははははっ!!
ふっ、と鼻で笑って見せる。そしたら藍は怒ったのか立ち上がり私を見つめてきた。

「――てめぇ、俺の綺麗な顔になにす「俺達がここにいる理由はね、唯ちゃ…唯が道わからないと思って。」

藍の言葉をさえぎって、楓がそういう。(笑) へー、そうなんだー、と相槌を打って、疑問が生まれる。
こいつ……どうやって入ってきやがった。鍵は…しめたぞ、おい。え、まさかのピッキングって感じなんですか?

「どう…やって入ってきた?」
「嗚呼、人一人の部屋に入ることくらいかんたん簡単☆ 唯も気をつけてなきゃやばいからな?」

そ、そんな満面の笑みで……。
しかも何でそんなに楽しげ? 何、そんなに面白いかい? いいね、毎日が充実してそうで。

「ま、いいからいこいこ☆ 遅刻しちゃうし、ね? あ、外で待ってるから、はいこれ。着替えてきてね?」

早口にまくしたてると楓は未だプンスカ言ってる(つーか忘れてたし)藍を連れて部屋の外に出て行った。
俺も制服に着替える。…学ランだ。俺、一階でいいから学ランきてみたかったんだよねー。
なんて考えていると「早くー」という楓の声が聞こえたので簡単に着崩して制服を着る。

「おまたせー…って、何か増えてね?」

さっきまで藍と楓の二人だったくせに、何か四人になっている気がするのは気のせいだろうか。
気のせいじゃないよな。つーか固まってるよー。どうしたの、皆。ドッキリ? ドッキリか何かなのかよ?

「……ホモ率増えそうだな、おい」

そんなことを俺が考えていると気そう藍が言っていたなんて知らずに………な?

第八話/完

あとがき。

纏まりがない気がするのは…気のせいにしておこうか? うん。
返レスとかしてなくてすみませんっ!! 小説書きたくて居てもたってもいられなくて…(汗)
取り敢えず最後まで…あとがきまで読んでくれたらうれしい…よっ!! 以上あとがきでし…た?((

78紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/09/09(水) 20:18:31 HOST:i114-181-184-70.s04.a013.ap.plala.or.jp
プロローグ+

…分かっていた。

初めて会ったその日から。

貴方を好きになると――…。

大切な時 +第一話+

「それはまた突然に/前編」

………どうしてこんなことに。
こんなはずじゃなかった。 こんなはずじゃなかったんだ。
嗚呼、これは夢か何か…? 悪い夢なら、早く冷めてよ――…

「君、大丈夫?」

ビクッ、そう肩がとび跳ねたのが分かった。 過剰に反応し過ぎだろうか。
いや、でも。 こんな姿の私に声をかけるものなんて、いないだろう。 驚くのも、無理はないと思う。

今の私の姿、それは真っ赤な返り血で染まったモノトーンのお嬢様学園の制服。
額からは、切られたのかダラダラと止まることなく流れ続けている、自分の血。

「大丈夫ですけど。」

そう言うと私は立ち上がり制服についた土を払った。 相手に背を向け、ふらふらしながらも道を行く。
不意に私の肩に手が乗った。 驚いて振り向くとさっきの男が立っていたので目を見開いた。

「病院に行った方がいい」

「は?」

相手の言葉に、鳩が豆鉄砲でも食らったかのような顔をしてしまっている、んだろうな。
でも男は表情を一つ変えず私の手をとり病院への道だろうか、細い人の少ない道へと進んでいく。

「……い」

「へ?」

ボソッと小さく呟く。 相手には小さすぎて、聞こえなかったみたい。 きょとんとした顔で此方を見ている。
はぁ、と大袈裟に深く溜息をつくと男の顔をキッと睨みつける。 男は戸惑いの表情を見せ、首を傾げた。

「病院には行かない、っつってんだよ!」

「っ!!」

低い声で怒鳴りつける。 折角親切にしてもらっているのに、そう思う自分は何処にもいなかった。
どうせ怖がって逃げてしまうだろう、そう思ったから。 ところが男は驚いた顔をした後すぐに笑って見せた。

「……何笑ってんの」

「いや、君が噂の、と思ってね。」

にこやかに笑い続ける男は、意味のわからない言葉を言う。 その言葉に私は眉を寄せる。
それに気づいたのか笑みを崩さないまま、こう続けた。

「ついてくれば分かるよ」

「はぁ? 何意味わからないこと言って――…っ!?」

男への不満は、言いきれなかった。 それは私がその場に倒れこんだからだった。
っの野郎!! あいつら、次あったら絶対許してやんねえ!! そんなことを、倒れる前に思った気がする。


――……

おれから、何分たったのだろう。
いやもしかしたら何時間、かもしれない。

目が覚めたのは、深夜の二時だった。 病院、ではない。
一体此処は何処だろう。 ぼうっとする頭で必死に考えたってどうせ、答えは出ないだろう。
そう思って考えるのをやめた。 そしてまた、ゆっくりと夢の世界へと引きづり込まれた。

「それはまた突然に/前編」第一話+終+

あとがきという名の謝罪

えーと…纏まりはないし、何か意味がわからないし。本当に文才なくてすみません!! 心の底から謝ります!!
それにそれに、毎回いってるにも関わらず返レスを放置している紅桜です;; また小説かよ、そう思っている人。
本当ですよね!! まじ何やってんだこいつ、ですよね!!← はい、すみませんでした;;
遅れましたがこれは新しい小説ですノ また始めちゃいました;

更新楽しみにして下さいましbb+

79:2009/09/09(水) 20:46:52 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
こんばんわ―♪


う〜…!!!
私も紅桜を置いて逝かないからっ!!

そっかー。大変だったねー。
でも此処でエネルギーをチャージしてって♪((横文字カッコイイ☆((殴
Σきゃっ…って(笑)紅桜可愛いようvv
にへへww

>>75
紅桜が小説に出てきてめっちゃ笑ったよ←
勉強する時には優生くんと一緒にやろうね♪
紅桜でもやる気出るでしょ?((ヒドイ
いーなー、こんな人がいればいーのになー。←
紅桜って中2なの!?vv

>>77
やっぱり唯ちゃん大好きだっ!!!((告白Σ
そのサバサバ感と、ツッコミ気質(?)がいいっ!!
学ラン私も着てみたいわー。
返レスはいいよっ!この返レスしてくれれば♪

>>78
新しい小説だぜ、おい♪
Σ血だらけ!?Σ噂の!?
ぬわー、すっごい気になるわvv
更新楽しみにしてまっせb


>>文才ありすぎる紅桜

80紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/09/11(金) 18:10:43 HOST:i114-181-184-70.s04.a013.ap.plala.or.jp
こんばんはぁああー!��

本当に!? 嬉しい!! 嬉しすぎて死んでもいいくらいb←

学校に比べれば全然大変じゃなかったけど;((
分かった! チャージしまくるよ!(←/まじでか!悩んだ甲斐あった☆��
�瑤ǂ罎�!! 可愛いって言葉が何かかゆい!!��;

まじ? 嬉しいんだけどノノ+
やるやる!! 優生と一緒に三人で!
やる気MAX!!← 想像しただけで鼻血でそうだよb((
本当だよね☆こんな人がいれば人生薔薇色だわ!←
へ!? まさか! ピッチピチ☆の6年生です!(ピッチピチ強調��

唯は老若男女問わず好かれそうな子だよ! 多分!←
人気投票とかとってみたいねー。
いや、そう言ってもらえると嬉しいよww
確かに!! 一回でいいから学ラン着たい!
ほ、本当!?ごめんね? でも誄ってばキラキラ天使ちゃんだわ!

新しい小説だ、こら☆�瑤筺萁兇�
気になる!? 私も気になるよ!�彅郤�
お楽しみに♪

>キラキラ天使ちゃんの誄

81紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/09/11(金) 18:42:30 HOST:i114-181-184-70.s04.a013.ap.plala.or.jp
大切な時 +第二話+

「それはまた突然に/後編」


「もう一度おっしゃって下さる?」

「だぁかぁらぁ、僕達の学校に君は来るんだよ、って!」

二人の話し声がその室内に響き渡る。

一つは、声からして美しい女性を思わせるような、高めの落ち着いた声。
そしてもう一つは、甘ったるい可愛らしさを含むが、艶っぽい低めの男を思わせる、声。
あながち、その予想は間違ってはいない。しかし、想像していたものとは少し違うと思う、けれどね…――。
何ってそれは――…

………。

ふ、…ふ……ふざけるなぁあああぁあ!!

性格、じゃないかな。


―――…遡ること、数分。

「…て!……きて…起きてぇ!!」

ガバッ、と効果音がつきそうな程勢いよく起き上る私。隣でギョッとしている、男。

「きゃぁああぁああ!!」

甲高い大きな声を上げるとさっき体から剥がした布団を今度は頭まですっぽりと、かぶる。
男は呆然としたまま、ポカーンと口を開けていて、これが開いた口が塞がらない、ということなんだと思った。

「だ、誰よ! そして何この服! 何故着替えているの?! 私!!」

繋がらない言葉達が、私の口から零れおちる。いや、吐き出す、といった方が正しいのだろうか。
取り敢えず声を荒げて、そう言った。男は我に返ったように阿呆みたいに開いていた口を閉じると私を見た。
いや、実際見たわけではないが、何だか真剣なまなざしが向けられているような気がした。

「……答えなさいよ」

チッと短く舌打ちを響かせるとゆっくり布団をまた体から剥がし、相手の方を見つめ返す。
男は困ったように曖昧に笑って見せると、重い口を開いた――…。

「君は僕達の学校に、転入することになったんだよ」

………watt?

「それは突然に/後編」 大切な時+第二話+ 終

82紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/09/12(土) 16:31:24 HOST:i114-181-184-70.s04.a013.ap.plala.or.jp
大切な時 +第三話+  「両親の行方は」


…あれから、何やらいろいろと説明を聞かされ。
何だかんだで、一時間も経っていた。嗚呼、何か時間がもったいない。

「で、分かった?」

「何となくは。」

はぁ、と溜息をつきながらそう答える。まあ、大体はこういうこと。

何日か前、突然私の両親が姿を消した。何の前触れもなく、突然。その前日は、とても普通だった。
その次の日、私はお友達と遊ぶ約束をしていた。だから、だから。引き留めなかったんだ。

「奈々、お父さん達、少し出かけてくるな。」

「あ。うん。行ってらっしゃい」

何も気にすることなく、手を振りながら笑顔でそう言った私。急いでいたから、両親を残して家を出た。
だから両親が、悲しそうな笑顔を浮かべていることを、私は知らなかった。

家に帰ってみると、両親はいない。用事が遅くなったんだろう、それくらいにしか思っていなかった。
それから一時間たっても、二時間たっても三時間たっても…今の時間は、21時。
――…何の用事があったんだろう。そんなに遅くなる用事なら、行ってくれればよかったのに。

……もう朝日が昇り始めている、そんな時間。
流石に、何かあったんじゃないかと心配になった私は、親戚中に電話をかけてみた。

「両親が、何処にいるか知ってますか?…はい。そうですか。あ、いえ。有難うございます」

…何処へかけても、返す言葉はこれしかなかった。 お父さん、お母さん…。

ピンポーン…

静かな私の家に、インターホンの音が鳴り響く。まさか、お父さん、お母さん?!
慌てて玄関へ向かい、勢いよく扉を開けた。しかしそこにいたのは、私の探し求めていた両親ではなかった。

「雅人…どうしたの、こんな朝早く。」

隣の家の幼馴染の山崎雅人。実は、私の思い人だったりする。片思いで思いを伝えたことはないけど。
私の質問に驚いたように目を見開く雅人は困ったように、悲しげに笑って見せた。
そんな雅人に私は首を傾げると次の雅人の言葉を待った。途端、耳をふさぎたくなった。

「お前の両親、借金があったって…本当か?」

「…え?」

驚いた。いや、驚きもできなかった。そんなはずない、そんなはずない。頭の中はこの言葉だけだった。
だって。借金なんて。聞いたこともないし、そんな素振りも見せなかった。

「…嘘、でしょ?」

大切な時 +第三話+「両親の行方は」終

83紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/09/13(日) 17:03:11 HOST:i114-181-184-70.s04.a013.ap.plala.or.jp
大切な時 +第四話+  「絶望」


「…嘘、でしょ?」

冗談だと、笑って。何真に受けてんだよ、って…笑ってよ。どうしてそんな悲しそうな顔するの。
やめてよ。嘘だって言ってよ…だって、お父さんとお母さんが………そんな筈、ないじゃない。

「…俺も、確りとは知らないんだ。けど、母さんが…泣きながら言ってたから、本当だと思う。」

…目の前が、真っ暗になった気がした。雅人のお母さんは、滅多に泣かないし、強い人。
嘘なんて付かない、とても優しい…人。

「…お父さん……お母さん…」

――…膝の力が抜け、私はその場に崩れた。

「おい、奈々?!」

焦ったような雅人の声は、とても遠く感じた。何故か涙は出て来ない。


私は…どうしたらいいの? 何処へ行ってしまったの? …ねえ、誰か教えてよ。
借金って何? 如何して、教えてくれなかったの? そんなに私って、頼りなかった?

胸が苦しい。息が上手くできない。これは本当に、私の体…?
頭が痛い。吐き気がしてきた。――如何して私置いて行ったの。私じゃ、お荷物だから?

「奈々……」

今じゃそんな雅人の声も、聞こえない。大袈裟? ただ両親がいなくなっただけ? まだ生きている?
違う。そんなことを悲しんでいるんじゃ、ない。私が悲しいのは…悔しいのは。



――家族として、認めてもらえ無かった。



だから、私をおいて行ってしまった。
そうでしょ? お父さん、お母さん。私、認めてもらえなかったんだよね?
それが違ったら、邪魔だったんだよね。何をするにも、お金がかかって……疲れちゃったんだよね。

「雅人」

いきなり顔を上げて自分を見た私を心底驚いたように見る。それは泣いていなかったから? それとも。
私が、笑っていたから自棄起こしたんじゃないか、って思ったから? 自棄なんて起こしてない。
もう、諦めちゃったの。両親のことは。お父さん達が私を認めてくれないのなら、私だって、認めない。
ただ、それだけのこと。…まあ、十分自棄起こしてる、って言えるけどね。

「…おばさん、何か言ってた?」

「…へ?」

「私のこれからのこと。これじゃこの家にも、いられないし。」

「あ、嗚呼…」

きっと雅人が想像していた私とは違ったから、驚いてるんだろうな。
そんな雅人にニコッと微笑んでみると雅人は悲しそうに微笑んだ。

私、確り笑えていなかっただろうか。

大切な時 +第四話+「絶望」終

84紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/09/14(月) 20:40:10 HOST:i114-181-184-70.s04.a013.ap.plala.or.jp
大切な時 +第五話+  「真実」


ガチャリ


雅人の家のドアをゆっくりと開けた。
開けた瞬間、おばさんの泣き声が…聞こえた。ヒック…う…ヒック…どうしてッ…と。
どうして、と聞きたいのはこっちの方なのに。何だか先を越された見たい。

「…母さん」

雅人がおばさんに声をかけた。おばさんはビクッと肩を上げて政野の方を見た。
そして嫌でも視界に入ってくる私を見て大きく目を見開き、また声をあげて泣き始めてしまった。

「おばさん、泣かないで。大丈夫だから。」

優しく微笑んで、奈々は言う。とても穏やかな口調、安心させるような声色で。
おばさんはそんな奈々を見て、また目を見開いた後、「奈々ちゃん…っ!」と涙声で言いながら奈々に抱きついた。
そんなおばさんを、ただ奈々は悲しそうな目をして抱きしめた。

「ヒッ…ク…ごめんね、おばさんたら、恥ずかしいわ。」

おばさんは泣きやむと、とても晴れ晴れした様子で私から離れた。

――おばさんの笑った顔は、とても輝いていた。

「…おばさん。いきなりで悪いけど…―――

         真実を教えてほしいの。」

ビクッ、再びおばさんの肩が揺れた。ごめんなさい、おばさん。辛い思いをさせて。

「…奈々ちゃん……落ち着いて聞いてね。………」

おばさんの話を聞いて、親に対して初めての涙を、流した。



――それは、二年前。

当時私が、14歳のころの話。

名前も知られていない一つの会社が、ある日突然トップに立った。
その売り上げは落ちることなく、いつまでもトップが続くと謳われたその会社だったが。
ある日、その家の娘が、警察沙汰の問題を起こした。

それから、評判は悪くなり、落ちる一方だった。
しかし、それを食い止めたのは、なんとその娘だった。

名を、大倉奈々。私の話。

警察沙汰を起こしたとは思えない、純白の笑顔の少女だった。
長い睫毛、大きなくりんとした瞳。漆黒のサラサラの髪の毛は、横でツインテールに。
色は白く、華奢な体つき。背は標準。…そんな容姿でも、その子は全国トップの暴走族の副総長だった。

そのことが他の会社にバレ、脅され、会社はまた落ちる一方。そんな中、遂に借金をするように。
私は借金のことは知らなかったけれど、会社の売り上げが落ちていくのは知っていた。
そのころから、両親達が苦しめられていたなんて………。


大切な時 +第五話+「真実」終

あとがき+

何かもう……難しいね。頭こんがらがってきたし。作者でこんなだから、読者なんてもっとでしょう。←
すみません、もう、マジ。中途半端で終わったり、意味わかんなかったり。
許して下さい、まだ未熟なんです!!(( ということで第五話終了です☆�怘詰鑱靈�

85紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/09/19(土) 13:18:07 HOST:i121-115-143-192.s04.a013.ap.plala.or.jp
大切な時 +第六話+  「復活☆」

「うわぁぁ…!」

私の泣き声が、雅人の家に響き渡る。不自然なほどの、静けさ。私の泣き声以外に何も聞こえない。
雅人は、泣いている私の頭を静かに撫でていて、おばさんは声を押し殺して泣いている。

――…ごめんね、お父さん、お母さん。

私、ずっと一緒にいたのに、気づいてあげられなくて。

私のせいで…ずっと苦しめられて…ごめんなさい――

お父さん達は、この二年間、どういう風に私を見ていたんだろう。厄介者? 邪魔な存在?
きっと、お父さん達のことだ。優しいから……心の中でもそんなこと思ってなかったんだろうな。

「そして…奈々ちゃんの、これから…だけど」

途切れ途切れに、おばさんはまた重い口を開けて話し始めた。
私も、慌てて涙をふき、留めなく溢れてくる涙を必死に堪える。

「……南校に、行ってもらうわ。」

「――…え…?」

自分の耳を疑った。南校ってたしか…不良たちが集まる、結構でかい学校だよね?!
しかも男子に対して、女子の量が半端なく少ないって………えぇええ!?

「おばさん…それ、本当?」

驚いて出せた言葉が、これ。いや、結構普通だけれども!

「本当よ。奈々ちゃんには酷…ではないと思うけど。
 南校、女子生徒を募集しているらしくって。それで女子は無料よ、無料。」

因みにおばさんは私が全国トップの暴走族の副総長だってことを知っている。
後、総長をやれと言われたが私が断り、未だ副総長を続けていることも知っている。
チームの奴らには断ったのを猛反対していたが、何とか頑張って説得した(実際は黙らせた)。
今の総長は腕力では私のが負けるけど、他は全部私が勝ってる。実力は私のが上のはず。
一応酷って言ってよ! 一応ではあるけど女子なんだから! ていうかそんなことはどうでもよくて!

「何が無料?」

おばさんの主語のない言葉に、小さく首を傾げた。

「全学費よ、全学費。美々や晴喜も考えた末に…だったらしいの。許してあげて。」

「うん…そっかぁ…そうだよね」

美々は、お母さんの名前。若くって、可愛くって、優しい、家族を愛している自慢のお母さん。
晴喜は、お父さんの名前。若いし、カッコいーし、お母さん愛してるし、優しい自慢のお父さん。
コクン、と深く頷いて見せるとおばさんはニコッと笑って、こう言った。

「それに、逆ハー最高じゃない! おばさんも行きたいわ〜!」

「…はぁ」

手を合わせて目をキラキラさせているおばさんは、若いなあ、と実感するよ。
というか、16歳になる息子がいて、35歳って言う若さはどうなの?!って感じよ。
まあ…うちのお父さん達と同い年だけどね。

「手続きは済んでるからね。明日は普段通り学校行ってね? 明後日には、もう転校だから!
いろいろと忙しくなるけど、おばさんも雅人も居るわ。いつでも頼ってね!」

またニコッと笑ったおばさん。この笑顔、私は大好き。

お父さん、お母さん……私、頑張るから、早く戻ってきてよね!


大切な時+第六話+「復活☆」終

あとがき2+

無理矢理復活させ、回想は終了☆((
次回からは南高校転入からっす! ハチャメチャな小説ですが読んでくれてありがとう!!

86紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/09/20(日) 19:08:24 HOST:i121-115-143-192.s04.a013.ap.plala.or.jp
大切な時+第七話+  「女の子をもっと労わりなさいよ!」


んで。
今までのも、充分というか充分過ぎる程大切だったけど。

問題は、まだまだ始まったばかり。

――あれから、何だかんだで明後日

「奈々ちゃんッ!!!!」

ビクッと肩が飛び跳ねた。あまりの声の大きさに、手に持っていたマグカップが落ちるところだったぜ。
どうしたんだろうと思いながら恐る恐る後ろを振り返ってみたら…

「おばさん?! どうしたの、そんな青い顔して!」
という言葉を言おうとした。そう、言おうと'した'。

「奈々ちゃん、奈々ちゃんったら! たたた、大変なのよぅ!!」

ガンガンおばさんに揺さぶられ、言おうとした言葉は口の中で消えてしまった。
何が大変なんだろう。そんな落ち着いていられる自分は、ない。
今にも頭がグラグラして、死にそうだったから。労わって! 一応私女の子なの!

「ななな何っが…たたたたいへへんっ?!」

頑張っておばさんに聞いた言葉は虚しく、おばさんの荒い息遣いにより消えうせた。
言わせて! おばさん、私にも何か言わせてよ! 私一応主人公ーっ!!

「んっもううぅうう!! 奈々ちゃぁあーんっ」
「落ち着けぇえええええ!! そして話してぇえええええ!!」

そう叫んだおばさんは、今度はぎゅぅぅうっと私の息を止める勢いで抱きついてきた。嫌、止めたよ実際。
私とおばさんの声が家じゅうに響き渡り、家の中だけでなく外にまで聞こえていたのは、後から雅人に聞いた。

「ごっ、ごめんなさいっ…つい…」

「いいよ、おばさんの癖だし。でも流石に今回はキツかったわ…。
 んで、何が大変だって? 詳しく、落ち着いて話してね。」

ニコッと後ろに黒いオーラを放ちながらおばさんにそう言うと苦笑された。
暫く腕を組み話をまとめていたが、数分経つとにこにこしながらおばさんは話し始めた。
さっきの慌てぶりはどこへやら…つーか大変じゃなかったのかッ

「あのね――……無料でいける学校、あったじゃないッ?! その学校がね?!
 今度、今度ね!? あのね「…合併するんだと、女子高と。」

「あ、雅人。お帰りー…って、はいぃい?!」

合併?! 女子高と?! 雅人の学校に女子がいるだけでも不安なのに!!
女子の数が増えて…雅人が誰かと付き合っちゃったらどうしよう!!?

ってそこじゃなくね?! 重大なのそこじゃないよ、自分!
女子高と合併する=女子は必要ないってことでしょう?! ど、どうすんの、私…。

「あぁああ〜ッ…雅人が…何で遮るのよッ?!」
「だって母さんもったいぶっててじれったいんだもん」

なんて親子喧嘩。おばさんおばさん、喧嘩してないでその理由と私のこれからを説明してよ!!

「あ、ごめんごめん。これからのこと話さなきゃねっ!!
 奈々ちゃんの分くらい、払うのなんて安いけど…それじゃ奈々ちゃんのことだから納得いかないでしょう」

流石、金持ち。安いってさ…じゃなくて!! 良く分かってるな、おばさん。

「それで、考えたのが――…」

大切な時+第七話+「女の子をもっと労わりなさいよ!」終

87紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/09/23(水) 15:40:06 HOST:i121-115-143-192.s04.a013.ap.plala.or.jp
くっそ! 消えたよ!? どうして! 僕が何をしたって言うんだぁああ!!((

というわけで大切な時の第八話を終わらせ、書き込むって時に!
どーして閉じる押しちゃったんだぁーッッ…
気分が優れないので特別編やります☆←

大切な時&君の隣+特別編+  「シルバーウィーク最終日の僕ら☆」


「……何で私達なの?」
ツン、とした口調でそう言うのは、君の隣主人公。名前は斉藤美雪ちゃんです。

「み、美雪! そんなこと言っちゃだめだぞ!」
慌てた様に美雪ちゃんを宥めるのは君の隣の相手役、西浦俊君です。

作者的にこの子たちもいつか連載小説にしようと思います☆
長くなるぞ長くなるぞ☆��

「「えぇーっ」」

一人は、嫌そうな声、め、面倒だってか!?もう一人は、照れたような、嬉しそうな声。
美雪ちゃん! そこはお願いだから喜んで?! ねぇ! 俊君!

「で、でも基本美雪はそんなん何で今更…」

知るかぁ! 君らの話を公開したの結構前だしつーか君らが付き合ってんのは知ってるの君らと作者だけだぁ!

「す、すみま「どーせ付き合うまで、そしてその後とか言って小説書くんだからいいじゃん、ねっ?」

ど、如何して私には冷たいんですか! 最後の俊君に聞くねっ?は何て優しい声なの!
そしてそれに頬を染めるな俊君! バカップル何だね? 君らは俗に言う!

「…雅人、私もう待ってらんないんだけど。」
「俺も。作者君の隣のキャラとか好きだからって扱いの差がなぁ…」

ご、ごめんなさい!!

「それに私達、その…美雪ちゃん?と…俊君?とは接点がないんだから!」
はぁ、と溜息を吐きながらやれやれと首をすくめる彼女は大切な時の主人公、大倉奈々ちゃん。

ありますとも!! 次回の特別編第二弾で!!

「第二弾?それはしっかりと小説なのか?」
疑わしい視線を此方に向けてくる見た目は知的爽やかな山崎雅人君。

もちろん!! 今回は貴方達の説明だけで終わりますけれどね!!

「「え、じゃあもしかしなくても今回の特別編これで終わり?」」

見事声が被りましたね、奈々ちゃん、雅人君!
んじゃ最後に皆さんそれぞれの感想を述べてくださいー☆

「感想って……こんな短いのに……。あ、第二弾、見てくれると…嬉しいんじゃないの!?」
ツンデレ!? まさかのつんでれかぁー。頬染めちゃってかーわいっ��

「美雪かわい…じゃなくて!! 第二弾期待してくれな!?俺も楽しみ♪」
バカップルが! はい、ありがとーございましたぁー((
「あ、扱いが酷…ッ;」

「んんー…大切な時をこれからも宜しくね。私のあーんなことやこーんなことまで教えちゃ」
それ以上喋らないでください貴女のキャラが崩れるんでぇええっ!!

「え、俺最後かよっ; あー…第二弾も大切な時も応援よろしくお願いします!」
雅人君! きみ一番まともだわ! 有難うございましたぁ!

それでは特別編第一弾がまとまってないのは気にしちゃいけないZE☆
第二弾もよろしく!! 応援は更新の源だよ〜んっ!!((

88紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/09/24(木) 18:41:43 HOST:i121-115-143-192.s04.a013.ap.plala.or.jp
大切な時&君の隣+特別編+  「ある晴れた日曜日」side美雪&奈々


それは、君達の出会いの日。

「斉藤、今週の日曜、空けとけよっ!」

噂はまだ、学校内に広まっていた。
そして私はいつものように、君の隣に腰かけていた。静かに流れていく、時間。

「え…うん。」

去り際、西浦はそう残して、屋上を出て行った。真っ赤な顔を隠す様に、早足に。
驚いた。学校以外で会うことは勿論ないし、しかも。彼が命令口調でそう言うなんて…。
でも、嬉しいことには違いない。御誘いだ。これを逃したらもうチャンスはないかもしれない。

日曜日は、絶対に開けておこう。

喜びが顔に出て少しニヤけながらも、心の中でそう強く決心。

―――…土曜日

「奈々ぁー…? 明日暇だろ?」

「暇? 確かに学校のことは一旦落ち着いたけど。」

「なら明日。出かけようぜっ!」

突然、何だろうと思ったけど。そう思う前にコクコクと頷いていたのは、無意識だと思う。
だって、雅人と休日…しかも明日に出掛けられるというならどんな用事があっても私は行く。

それに。
雅人は雅人なりに、私を元気づけようとしてくれているのに違いない。
この数日、色んな事がありすぎて確かに元気はない。頭の中なんて今にもパンク寸前だ。

明日は何を着ていこうか。

夕御飯だよっ、と部屋におばさんが入ってくるまで、ずぅっと私は様服を選んでいた。

―――待ちに待った日曜日。

今日は、西浦と出掛ける日。何だか世界がとても色鮮やかに見えるのは、気のせいだろうか。
いや、気のせいでは無い筈。だって、夜も眠れないほど嬉しいんだもん。ドキドキでどうにかなりそう。
このドキドキは不安何だろうか、楽しみで仕方がない、ということなんだろうか。私には、分からない。

「に、西浦っ」

約束の時間は、朝10時。勿論20分前に来た私の気持ちを、乙女の皆さんなら分かってくれるだろう。
彼が来た。約束の場所の、公園に。時間は、ピッタリ10時。ある意味すごい……。

「あ、斉藤! 待った…か?」

「う、ううんっ…いまき…た……ところ……」

嗚呼、カッコ悪い。まさか西浦の私服姿がかっこ良すぎて言葉が途切れたわけではない、絶対に。
西浦は、かっこいい部類だと思う。薄茶のサラサラのショート、高い背丈。瞳は優しそうな目尻が下がった黒色。
薄くこげ茶に焼けた肌は、そんな彼にとても似合っていると私は思う。

ゴクリ、そう唾を飲み込んだのは私だけでは無い筈。


――…

「まーさとっ? どおしたのこんなとこでぇ〜? 暇なのぉ? 奈乃香が遊んであげよーかぁ〜?」

見事に年上に絡まれている、目の前の私服姿の雅人。
………。
冷めた眼差しを向ける私にやっと気付いたのか慌てて目の前の彼女、年上のきれーなお姉様をやんわり断っている。

「………よ、よう」

「………。」

気不味そうに視線を逸らすと苦笑しながらそう言うとヒラリと片手を上げる、彼。
はぁ、と彼にばれないように小さく溜息を吐くと私は雅人を見つめる。

黒いサラサラのショート、切れ長の目。高い背丈に、真っ白な肌。お洒落に、伊達眼鏡何てかけている。
知的爽やか。いつか誰かが言っていた。確かにその通りだと思う。

でも。
注目を集め過ぎではないだろうか。あまりにも私が惨めじゃないかッ
いつか本当にこれは持っていかれてしまう、と本能的にそう思うと雅人の手をギュッと握った。

「……奈々?」

不思議そうに名前を呼ばれ、ふいっとそっぽを向く。目線だけ其方に向けてみると雅人は何だか嬉しそうに笑っていた。
何よ、嬉しそうな顔しちゃって! こっちの気持ちも知れっつーの。そう思ったけど、彼が私の手を引いてくれたのが嬉しかったので。

今回は我慢してあげる。

顔は不機嫌そうにしたままに、彼に手を引かれながらそんなことを思った。

第二弾終→第三弾も続いちゃうよ☆

89紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/10/01(木) 22:06:51 HOST:i121-115-143-192.s04.a013.ap.plala.or.jp
大切な時&君の隣+特別編+  「遊園地」side俊&雅人

俺が斉藤を日曜日に誘った理由。それは…特にない。
ただ、俺らって休日遊んだことねえじゃん、って思ったから。

誘うと決めたのまでは、良かった。けど…いざ誘うとなると…何か告白する見てぇに緊張するし。
やっと誘えたのが、日曜日の三日前。つまり金曜日。言い終わった俺は、すぐに屋上から出てしまった。恥ずかしさのあまり。

日曜日。俺は約束の時間のピッタリ10時についた。しかし、斉藤はもうそこにいたのでビックリ。
いやそれもビックリだったが、それ以上に吃驚なのは…私服姿。

少し赤みがかかった茶色のロングで低めの位置でツイン。二重で若干つり目がちな大きな黒色の瞳。
雪のように真っ白な、華奢な体。白い膝丈のシフォンワンピの上には長袖のジャケット。
その服装を見て、そういえば今日は少し寒くなるとか言ってたっけ、と頭の片隅で思った。

――…

最近、奈々と二人で出掛けてなかったなぁ。子供のころは公園とか毎日行ってたのに。
中学上がってからもうお互い忙しくなって遊ばなくなったんだもんな。としみじみ思ったのが、金曜の話。
だから。そんな単純な理由で土曜、つまりそう思った次の日に奈々を遊びに誘っていた。

待ち合わせ時間は、12時。何分か前に来ていた俺。そして年上の先輩から絡まれた、俺。
新島奈乃香っつって、バイト先の先輩。面白いこと大好きで実は姉御肌な彼女。だから俺に絡んできたのは冗談。彼氏持ちだし。
でもその時に丁度奈々が着ちゃって雰囲気が気まづくなったから、今度先輩をしっかり怒っておこうと思う。

それにしても。やけにお洒落だなぁ。
黒いサラサラなロングの髪はサイドで編み込み。長い睫毛に二重の大きな瞳。真っ白な肌、華奢な体。
片方だけおってあるデザインデニムに、水色のTシャツ、黒色の猫耳付き長袖パーカーとクールめな感じ。意外と似合ってるなぁ。


「西浦。どこ、向かってんの?」

不意にかけられた言葉に俺はニッコリと満面の笑みを斉藤へ向ける。斉藤がどんな表情をしたかは気にしない。
俺は一旦足を止め、ゆっくりと口を開く。

「遊園地!」

「え……?」

ポカーンッと口が開いてる斉藤。ついプッと吹き出すと軽く睨まれたので慌てて目を逸らす
ムッとしたまま何かを斉藤が言いかけたとき、俺は斉藤の手を握り歩き出す。

「ちょ…っ!?」

慌てたような驚いたような声が後ろから聞こえたが無視無視。もうチケット買っちゃったもんね♪
俺たちは(というか俺は)少し早足で遊園地へと向かった。

後ろでゼェゼェと呼吸を乱している斉藤。そんな姿を見て笑みが込み上げてくる。

「は…早すぎなのよッ! つか…ッ笑ってんな!」

思い切り睨まれ怒鳴られたが気にしちゃいけない。ちょっと申し訳ない気もするが…。
パン、と小さく音を立てて手を合わせると片目を瞑る。少し頭を下げ、斉藤を上目で見る。
少し顔が赤くなり、慌ててそっぽを向く斉藤。……どうしたんだろう。

「悪かったって! さ、入ろうぜ!」

強引に斉藤を引っ張って、いざ、遊園地の中へ!


「昼、何処で食う?」

「そもそも何処行くの」

「何処って…遊園地!」

「はい!? 遊園地? 雅人、私遊園地みたいな人の多いところは――」

慌てて奈々の言葉を遮って大声で笑ってみる。奈々はポカーンとした顔、周りはギョッとしてる。
やべぇ! 滅茶苦茶恥ずかしい! 遮るんじゃなかった!

「遊園地で飯食おっか!」

俺の言葉に渋々、奈々はうなずいてくれた。うーん…やっぱり遊園地は嫌だったか。
また奈々の手を握りなおすと遊園地までの道をただ無言で歩いた。それは何だか心地のいい沈黙だった。
そういや昔は休むことなく喋ってたなー…学校のこととか、色々。時間も気にしないで。あんときは楽しかったな〜。

「チケットは買ってあるから。はぐれるなよ、お前方向音痴だったろ。」

ニッコリと微笑みながら言ってやったら奈々はムッとした顔をしながらも顔を赤く染めていた。してやったり!
流石にこれ以上怒らすと一日中機嫌悪くなるからこの辺でやめておこうと口を噤んだ。
そして俺たちは遊園地の中へと一歩、足を踏み入れた。

第三弾終→第四弾も続くー★

90紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/10/11(日) 00:48:55 HOST:i121-115-143-192.s04.a013.ap.plala.or.jp
大切な時&君の隣+特別編+  「定番はそれぞれ」side美雪&奈々


「さ! 先ずどれ乗る?」
「早ッ! まあいいけど…。どれでもいいよ」
「んじゃ俺のペースで行くからな? まずはジェットコー「スターなんて言わないよね」

私が嫌いな物その一。絶叫系マシーン(ジェットコールター、他)

ふわってなる感じが苦手。というか大嫌いでいつもジエットコースターには乗らない。絶対に。

「…じゃあ、ゴーカート行こう!」

俺のペースって言いながら、何だかんだで私に合わせてくれている。何だか申し訳ない気がする。
歩くこと数分、目的地ゴーカート乗り場。ゴーカート乗り場の隣には、子供向けの乗り物が続いている。

ブォオンッ ブォオンッ

そんな音を響かせて、いざ発進。風が私の髪を靡かす――何て悠長なこと言っている場合ではない。

「きゃぁああああぁあ! ぶつかつぶつかる! ストップゥーッ!!」

運転が下手くそな、西浦。そのくせにスピードの出し過ぎで前の車にぶつかりそうな勢い。
慌てて声を上げるといきなりのスットップ。止めろとは言ったけど危なぁああ!

「どっ…どどどうした?!」

「如何したじゃないわよ! 落ち着け! 私こんなとこで死にたくないわ!」

「俺だって死にたくないわ!」

そんな言い合いをすること数分。
プップーという後を合図に後ろを振り返ると自分達の後ろには数台の列を作った車達……。

「すみませんん!!」

――…

「何処で食べるの…?」

「あ、あそこでよくねえ!」

雅人が指差したのは………お化け風レストラン。看板には「お化け屋敷とレストランがコラボ★最高の恐怖をお届けします!!」と書いてある。
その前にその店の名前を入れろよ! と思わず突っ込みたくなったのは言うまでもない。

「良いけどさー…絶対見た目グロイ食べ物だよ。不味そうー」

「そんなことねえって! いこーぜ!」

私が顔を歪ませているのを見てケラケラ笑う雅人。なんて失礼な奴。私の顔はそんなに面白くないわよ!
そして私の手を取り中へとはいっていく。あ、涼しいー…この季節だと寒いけどねッ。

「いらっしゃいませー」

店員らしきお化けのメイクに服装をした女の人がそう声をかけてきた。私はその人物に目を凝らしてみる。
何でって……特に理由はないけど。いや強いて言うなら…何か見たことあるなって。

「……奈乃香先輩…貴女こんなとこでもバイトしてたんすか…」

「やだ、雅人君!? 短期でやってるのよ! もう少しで彼の誕生日なのぉ〜、秘密でプレゼントしたくってぇ〜」

そうそう! 朝見かけた女の人だ! 雅人に絡んでた!(特別編第一弾 「ある晴れた日曜日」>>88参照)
つーか彼氏持ちだったのね! 何か安心したわ! いやでも語尾にハートマークが付きそうな喋り方は変わらない。


第四弾終(すみません今日は時間がなくなってしまったので中途半端に終わります;)→第五弾も続いちゃうよ★

91紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/10/24(土) 18:49:55 HOST:i121-115-127-245.s04.a013.ap.plala.or.jp
大切な時&君の隣+特別編+ 「出会い」side美雪&奈々


「もー…恥ずかしかった…。」

「ごめんって! 気を取り直して…飯! 行こうぜ? な?」

必死な西浦が面白くてプッて小さく吹き出した後、半笑いな顔で頷く。
ご飯くらいは西浦の好きなところに行かせてあげよう。

「んじゃー…あそこあそこ! あそこいこーぜ!」

西浦が指差した場所は。お化け風レストラン。看板に、「お化け屋敷とレストランがコラボ★最高の恐怖をお届けします!!」って書いてある。
ふーん…今時ありがちなレストランねー…ま、いいや。

「分かった。行こ」

さっさとそっちに歩いていく。後ろには精神年齢小学生がついてくる。今にもスキップしそうな勢いで。
―――…恥ずかしい。もっと大人しくついてきなさいよ……!!

「いらっしゃいませー」

お化けのメイクに服装をした店員が声をかけてくる。
その瞬間、後ろで口笛を吹いていた精神年齢小学生がいきなりそれをやめる。
驚いて後ろを振り返…

「奈乃香さん?! あれ? 今日確かデートだったとか言ってませんでした?」
「え、やだ、俊〜っ!? ちょっとキャンセルしてもらったんだぁ〜。ソッチこそ可愛い彼女連れてんじゃん〜」

親しげ。何かめっちゃ親しげなんですけど! どんな関係ですか!
でも、彼氏いるんだよね。何かホッ…って何でホッとするわけ?!

「今日はよく知り合いに会う日ね…。じゃ、お席にご案内しますねぇ〜、此方へどうぞぉ♪」

語尾に音符ついてます…。でも、何でだろ。この人語尾に何ついても可愛い気がする。
そして案内してもらった席は窓際の右側の一番端っこ。その隣、左側には…カップル。う、わー…美男美女。オーラが凄…。
勿論私の視線はそこに釘づけ。だって今時いないよ、あんな美男美女。

――…

注文して、料理が来てから早十分。私達のテーブルの隣に、窓際の右側の一番端っこに、美男美女が座っている。
さっきから視線を感じ、顔をあげてみると案の定美女がこっちをガン見。な、何か面白い物でもありましたか!
意味がわからないから取り敢えず軽く頭を下げてみる。彼女も遠慮がちに頭を下げてくれた。

「どうした?」

「何でもなーいっ」

そんな私達を不思議に思ってか雅人がきょとんとした表情で首を傾げている。そんな姿が可愛くて、そう言ってみる。
すると雅人はもっと首を傾げて私の顔を凝視してきた。そ、そんなに見られても困るんですけど…?
だから、曖昧に笑っておいた。いや、もう苦笑になっていたかもしれない。でもそんなことは気にしない。

それから数十分話しながら料理を食べていた。その間もチラチラ隣のテーブルに視線を送っていた。
時々、美女の方とバッチリ目が合い、二人とも慌てて視線を逸らす。そんな私を雅人は不思議そうに見つめていた。

「ふいー…そろそろ行こっかー…?」

「そうだな」

会計は、雅人。当たり前の様にいったけど、違いますからね? 財布を出したら睨まれたんですーっ!
男のプライドって奴かもしれない。雅人はプライドが高いんだろうなぁ、きっと。



「…さっきから何見てるの?」

「気にしないでくれると有難い」

美男美女はここのレストランをさっき出て行ってしまった。だから、外にいないか探してる。何でって…美女の方と運命を感じたから。
まあ、それで突っ込まれてしまった。正直に「美女を探してた」なんて言えないから素っ気なくそう返す。

むっとしてたけどそんなことは気にしない。美女、美女は――…ハッ。

あそこに落ちているのは……生徒手帳?
スッと席を立ち、西浦には「お手洗い行ってくるね」と言ってからそのテーブルに足を進める。

ひょいっと素早く生徒手帳を手に取るとお手洗いへ向かう。個室に入って、そっと開けてみる。
…大倉奈々、百合学園高等部一年四組。…って百合学?!あのお嬢様学校で偏差値高い!?す、住む世界が違う…。
その続きは…た、退学?!理由は…全国トップのチームの副総長だか…らぁああああ!?
え、嘘でしょ!? あのこ超可愛かったじゃん!! え、実は喧嘩強いって何そのギャップ! お、オーラが凄いのはこのせいか…。

第五弾(また中途半端に終わります。今回グダグダですが気にしないでください!)→第六弾も続くよん♪

92紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/11/12(木) 23:28:04 HOST:i121-115-127-245.s04.a013.ap.plala.or.jp
今は時間がないから&気分転換の短編小説「愛してるー前編ー」


「ゆーくん、ゆーくん。学校一緒に、行こう!」

るんるんるん♪

なんて鼻歌を歌いながら、幼馴染の家へ。自然と声は明るく高くなる。

ああ、私を見てなんて言ってくれるかな?
何も言ってくれなかったら、どうしよう。もう泣くしかない。

「…朝から鬱陶しい。俺一人で学校行くから。」

ドキッ…胸が高鳴る。心臓が煩く鳴っている。ゆーくん、とーじょー!
いや、でも待て自分。今、なんと…?え、まさか鬱陶しいとおっしゃいましたまさか?((

「ゆ、ゆゆゆーくん…! 今何と…! 恐ろしい言葉が聞こえた気がするんだけど!」

「鬱陶しい、近寄るな、朝迎えにくんのやめろつった。」

ガッビーン! いやん意外に毒舌だわゆーくん…! なんて言ってる場合じゃないよやばッ!

「鬱陶しい…近寄るな…迎えくんな…どうして…私はゆーくんの彼女なのにッ!」

「おい、いつから彼女になった。」

バッサリだよー!もう私の心はズタズッタ…立ち直れね…ないぃぃ!
でも!そんなんで引き下がるわたくしではなくてよ!

フーッ!フーッ!と鼻息を荒くしながらゆーくんを見つめると呆れた様な哀れむような視線で此方を見つめるゆーくん。
哀れむくらいなら一緒に行っておくれ!いやいや溜息ついてないで!

「わかった。今日限りでやめろよ? 分かったな?」

「え゛ー…」

「わかったな? あ゛?」

「すみません承知いたしました、ありがとーございますー!」

よっしゃ! 結局強く言えないところが良いなーゆーくんは!
また鼻歌を歌い出すと、ハッと思い出す。そうそう、今日はゆーくんのためにお化粧を…!

「唇テカテカキモい、髪ハネすぎ、パンダ目。」

き、気づいてくれた…! いやでも…せっかく一時間かけたメイク否定されてね?うん!

がーん、とショックを受け落ち込んでいると、ゆーくんがはぁ、と溜息を吐いたのが分かった。

「なあ、俺のこと、そんな好き?」

93紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/11/14(土) 23:42:21 HOST:i121-115-127-245.s04.a013.ap.plala.or.jp
「愛してるー後編ー」

「なあ、俺のこと、そんな好き?」

そんな彼の問いかけに、私は驚いたような顔をゆーくんへと向けると、直ぐに口を開く。

「うん、大好きだよ! 何をいまさら!」

当たり前、という風に笑って返すと、何故かゆーくんは顔を歪めた。
どうしたんだろう? いつも何を言っても無表情なゆーくんが…。しかも、いつも私が言っている「好き」の言葉で。

「どう…して? ま、まさかゆーくん私を好きになってくれたの…!?」

「そうだ、って言ったら?」

「そりゃあ嬉しいにきま…って…へ?」

い、いい今なな、なんとおっしゃいました!? え、何で? ついに諦めた? 私のしつこさに!((
いやでもいつもからかってくるからなぁ…。嘘っぽい! めちゃくちゃ! それに顔歪めてたし!

「んっもう冗談キツいってー! こっちはマジ何だからね!」

そうだよ、いつでも私は本気。ゆーくんに好きになってもらおうと、他の女の子に目がいかないようにと、必死に頑張った。
だからそう言う冗談はやめてほしい。ほんの悪戯心でも、叶わないと知っているならそれはただただ悲しいだけ。

そう思っていると、頬には熱いものが。ゆーくんが驚いた顔をしてる…。困らせている、これ以上は嫌われたくない。
必死に笑顔を取り巻くと溢れてきた涙と一緒に込み上げてきた想いを拭う。何で、笑ってるの? どうして私はこんなに必死なの?
辛い思いをするくらいなら、止めてしまえばいい。でもそれができないのは、想いを大きくし過ぎたせい。

「おい…泣くなよ……いや、泣いていい。胸貸すから、泣け」

困り果てた声でゆーくんはそう言うと同時に軽く腕を広げた。駄目、想いが止められなくなるから。自分にそう言っても、もう遅い。
バッとゆーくんの胸に飛びついて声を押し殺して泣く。

「さっきのは…言葉が悪かった。泣かせてごめん」

「ふっ…うぇ…?」

謝ることなんてない。全部、私が悪い。今日、私がゆーくんを迎えに来なければ、困らすことなんてなかったのに。
そう思うだけで、口には出せない。涙が邪魔して言葉にならない。全て嗚咽に聞こえてしまう。

「あーもう…なあ、俺のこと、そんな好き?」

「うっ…ぇえ…っ」

言葉にできない代わりに何度も頷く。涙が留めなく溢れる。どうして、どうして…。
何で泣いてるの? 今まで必死すぎて泣けなかったから? これから告げられる言葉が…怖いから?

「俺も、好き…。大好き。

   
    …いや、愛してる」

「ふ…ぇえ…っ?」

突然ぎゅっと抱きしめられ、耳元で囁かれた愛の言葉。もちろん、予想外。というか予想外すぎて涙も止まった。
驚き目を見開く私を、真剣な、でも愛しそうな、瞳で見つめる。ドキッと高鳴る、心臓。


    …その言葉、信じてもいいですか?



「わ、たしも…愛してるよ、ゆーくんっ!」

赤い顔を隠す様に、ぎゅうっとゆーくんに抱きつく。

チラッと視線を上げた先の彼の顔は……真っ赤だった。


「愛してる」  END

あとがき

うん、グダグダ…。前編でペースを使いすぎて後編に元気がなくなってしまった!
小説にもペース配分が必要だなんて…!((

でもまあ無事 完 結 ですね! 短編ではありましたが。でも嬉しいですね完結!
やっぱ短編はいいなー!

それでは以上「愛してる」でした!駄文読んでいただき感謝です!

94紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/11/22(日) 19:07:32 HOST:i121-114-126-244.s04.a013.ap.plala.or.jp
短編 「友達の彼氏ー前編ー」


そっと、貴方のすらりとした、無駄のない肩に触れる。
そしたら君は、ふわりと…優しく、柔らかく…大切そうに私を見てくれる。

でも

でも私が望んでいるのは、そんな眼差しじゃないの。

私が望んでいるのは、そう。亜衣を、貴方の彼女を愛しそうに見つめる、その瞳なの。
でも彼が私をそんな瞳で見てくれることはない。だって…彼女がいるんだものね。

何度、貴方の隣に…彼女にしてほしいと願っただろう。

何度、亜衣に嫉妬しただろう。

何度、貴方に「好き」と言われたいと思っただろう。


数え切れないほどの、私の思い。

いつか伝わることを、でも伝わらないでほしい。そんなハッキリとしないこの思い。

溢れそうなこの思いは、どこに捨てれば、良いのですか……。


「亜衣、教科書見してくんねぇ?」

「亜衣、宿題見せてくれ、お願い!」

「亜衣、弁当一緒に食おうぜ!」

全部、全部。元は私の仕事だったのに。
そうお願いしてくる場所は、私だったはずなのに。

「亜衣、好きだよ」

「亜衣は今日も可愛いなぁー!」

「亜衣、世界で一番愛してる」

一度でいいから、言われてみたかった愛の言葉。ねえ、亜衣にそんなこと言わないで。
私にも言って。好きなの、好きなの。 こんなに思ってるのに、どうして貴方は離れてくの?

「松本ー? どうしたボーッとして! お前らしくもない!」

貴方は、私の何を知ってるって言うの。何も知らないでしょう?
どんなに知ってほしいことも…知らないでしょう?

好きなのに。

「何でもないよー!」

でも、それを言えない私にも非がある。如何して言えないの、私。弱虫、弱虫!
無意識に言葉を並べ、作り笑いを浮かべ、彼と会話をする私は、とても惨めで、滑稽。

耳を塞ぎたい。泣き叫びたい。このいつまでも開かない役立たずな口を切り落としてしまいたい。
そう思っても、どれも実行できない私は、愚か者。

どうせ嫌われたくないんでしょう。
嗚呼、何て弱い生き物なの、私は。

95紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/11/29(日) 16:18:40 HOST:i121-114-126-244.s04.a013.ap.plala.or.jp
「友達の彼氏ー中編ー」


「何か、悩み事…とかか?」


また、ボーッとしてたらしく、今度は本気でそう言ってきた。

止めて。

軽い気持ちで、そんなこと言わないで。

「何でもない、って言ってるでしょ!?」

つい。 ついカッとなって、声を荒げてしまった。馬鹿じゃない、熱くなって。
どこか他人事で、客観してる自分がいる。自分のことなのに。

シーンと静まりかえる教室。
さっきまでのざわつきは消え、今は物音ひとつせず、皆の息遣いと、息をのむ音が聞こえる。

「ど…うしたんだよ?」

彼…もとい、島田敬は驚いた様に此方を見つめる。その瞳は戸惑い、驚き、悲しみ…色んな感情が映し出されていた。
素直すぎる。私にはできないことが貴方には簡単にできるのね。


「聞こえなかったの? 何でもないって。」

「何でもなく何か、ないだろ?」

「何でもないって私が言ってるんだから、何でもないの!
 もう黙って―――」

「ゆ、由香ちゃん! どうしたの…? そんな大声出して!」

突然やってきた亜衣の声に、ハッと我に返る。そして、自己嫌悪する。
私…今すごく冷たい声をしていたわ。 凍るような…。島田だって、固まってる。

「何でもない……、ごめん…っ!」

いたたまれなくなって、バッとその場から走り去った。背後から聞こえる、亜衣の声も島田の声も。
無我夢中で走った。追いかけてくるかも。捕まりたくないよ。

何も聞こえないように、耳をふさぐ。
昼間なのに薄暗く、冷たい風が吹く人気のない裏庭につくと、その場に崩れた。

八つ当たりもいいとこ。熱くなっちゃって、馬鹿みたい!

心の中でいくら毒吐いても、いくら自己嫌悪しても、この不安と恐怖は、拭えなかった。
だから。

声に出してみたの。誰か助けてくれるかも、って。少しでも気持ちが落ち着くかも、って。

「最低、最低…っ! 馬鹿じゃない? いいえ、馬鹿よ! こんな醜い自分、消えてしまえばいい!」

一気に吐き出すと、何故か息苦しかった。はぁはぁと乱れる息を整えるように深呼吸した。
落ち着きは取り戻せない。そのせいか、近付いてくる足音にも、気付かなかった。

「松、本…! やっと見つけた。おい…松本…?」

「はぁっ、はぁっ…島田!?」

嗚呼、何故、島田なの…?

96紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/11/29(日) 17:06:07 HOST:i121-114-126-244.s04.a013.ap.plala.or.jp
「友達の彼氏ー後編ー」


「なぁ、どしたんだよ…こんなん、お前らしくねえって。」

「じゃあ…私らしさって、何!? 島田は私の何を知ってるって言うのよ!!」

「…っ、何…って…お前、隠し事とか、悩み事とか。そういうのため込まないで相談してくるだろ?」

「相談なんて…できるわけないじゃないっ!」

「…相談、出来ないことなのか?」

……そう言われて、ハッとする。
余計なことを言った。また、熱くなってしまった。落ち着け、落ち着け…。

「あ、はは…っ! ウソに決まってるじゃーん! まんまと、騙され…ちゃって、さ…っ!」

「何で……泣いてんだよっ! 辛いなら、言えよ!」

目から溢れてくる雫が、頬を通り、そして地面に落ちた。大粒の雨が、頬を濡らし、地面を濡らす。
無意識だよ。何で泣いてるのかも、分からないもん。だって私、笑ってる、でしょ?

「なぁ、泣くなよ…ッ、俺まで悲しくなるだろ?」

それは、友達だから? 友達だから、そんなこと言うの?
その言葉に、私の心が、胸が、どれだけのダメージを受けているのか…分かってる?

「しま、だ…」

「…ん?」

何故か、島田の名前を呼んだ。彼は優しい声音で、返してくれる。
その声に、もっと涙が溢れ出た。喋ろうにも、喋れない。

「うっ…ふぅっ…島田ぁ…っ!」

「うん、うん」

そっと、躊躇い、戸惑うように微かに震えた手が
私の頭に触れ、そのまま下に降りて行き背中に回る。そのときすでに私は、彼の胸の中にいた。

「島田…?」

驚きすぎて、涙も止まった。驚き戸惑う私の声は、微かに震えていた。

「…俺さぁ、松本が好きなんだよね。」

「…は…あ!?」

「亜衣とは話しつけてきた。亜衣も薄々感づいてたんだって。」

「ちょ、待って待って…話が読めな」

「…お前、俺のこと…自惚れかもしれないけど、好きだろ?」

「…っ、」

突然、何を言い出すのかと思ったら。
彼からの愛の告白。彼からの、愛の言葉。

ずるいよ、先に言うなんて……っ

それに、私の気持ち、気づいてたの…?


「好きだよ、馬鹿…っ」

無意識に言っていた言葉と同時に、また涙があふれた。
その涙を、そっと指で拭ってくれる彼。愛しいと思った。だから、ぎゅぅっと力いっぱい彼に抱きつく。
戸惑った様な声を出した彼だけど、すぐに抱きしめてくれた。


この時間が、永遠に続けばいい。


END

あとがき

えっと、かなり無理矢理な終わらせ方をしてしまいました…(;一_一)←
これは良くできたかなーって思ってます。感情って難しかったですが…;;
読者様からみたら下手くそかもしれませんけどね…ふっ((

では次におまけを投下しておきまっす!

97紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/11/29(日) 17:13:36 HOST:i121-114-126-244.s04.a013.ap.plala.or.jp
「友達の彼氏ーおまけー」


「あのさ、島田…」

「敬って呼んで?」

「あの…島田君」

「………」

「………敬、あのさ」

「うんうん。何?」

「……。…いつ頃私の気持ちにお気づきに?」

「うーん、俺と亜衣が付き合ってすぐかな。」

「え、そんな前から…!?」

「うん、気づいてた。何かボーッとすること多くなったし」

「因みに、しま…敬が私を好きになったのは。」

「…、由香と出会ってから、すぐ。つーか、ほぼ一目ぼれ。」

「…ぇええ!? そんなに前……じゃあ何で亜衣と付き合ったの?」

「秘密♪」

「…っ、」


END

あとがき2

台詞だけです、すみません;

いつか亜衣と付き合った秘密をかけたらなーと思ってますb
多分近いうちに書きます、この小説結構気に入ったから((

それではみなさん、またお会いしましょーノン

98:2009/11/29(日) 18:44:25 HOST:softbank219182178139.bbtec.net
ひっさしっぶr(


紅桜>>

もーね、マジごめんなさい。学アリの掲示板には毎日顔出してたのにね(しらねぇよ
これからもちょくちょく来るようにしますです、ハイ←
そんでもって、『大切な時』(?)の小説は読みきってないでs(いっぺん逝け
本当に本当にごめんなさいorz

『愛してる』 >>93>>94
うっわ最高!好きな人と家が近い(のか?)といいねぇ←
ゆーくん、って呼び方も可愛らしい+。
そしてまさかの、ゆーくんはツンデレキャラでしt(黙
こういう風に恋が実ってくれたらいいのになぁ…v

『友達の彼氏』 >>94>>97
いいねぇ、島田くんいい子だ。(何故に上から!?Σ
亜衣ちゃんもいい子だよね。これで亜衣ちゃんが「別れたくない」っていい始めたら…。
由香ちゃんは幸せになってほしいです。
そして、敬と亜衣が付き合った理由もめちゃめちゃ知りたいです。
三角関係って青春での中で一番辛いパターンだと思う←


ではノシ

99紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/11/30(月) 21:27:33 HOST:i121-114-126-244.s04.a013.ap.plala.or.jp
る…誄!? お前は本当に誄なのk((

いーよ、いーよ! というか学アリ掲示板かぁー、懐かしー!
有難う! 愛しているよ、誄ー!�怘�

あー、一時期頑張って連載した…。ちょっと止まってますがね(;一_一)
大丈夫、読みにくいからしょうがないさ!

家近いとかいいよねぇー、幼馴染最高!←
ツンデレって、意外に難しいことが分かったよ…はっはっh((
本当だよ…現実は厳しいねぇ…�异慎儆�

良い子だよねぇ、お気に入りキャラですb
亜衣は私の中で完璧な子だったから、聞きわけよくしてみた+
今度、そんな亜衣に幸せになってもらえるように続編かけたらなーと考え中です;
由香は敬と甘々な続編を誄や読者様に気に入ってもらえるよう頑張ってますノ+
付き合った理由は…アレです、早めにパッパッと書きあげるつもりですねb
だよねぇ…それが友達、ともなると…辛いよね…。

コメント感謝でした、お忙しい中!
>誄

100紅桜 ◆H2afPHIwUk:2009/11/30(月) 21:52:17 HOST:i121-114-126-244.s04.a013.ap.plala.or.jp
「憧れからはじまった恋ー前編ー」

※これは「友達の彼氏」の続編(おまけ)です。「友達の彼氏」を読まなくても読めるようになってますが、
 読みたいという方は此方です→>>94-97


――…

はじめは、憧れだった。

いつもクラスの中心にいて、男女関係なくみんなと仲良くできる彼への、憧れ。

でもそれは、いつしか報われない恋心へと変わっていった。

「松本ー!」

彼がいつも見ているのは、由香ちゃん。
私の、友達だった。ううん、親友と言ってもいいくらい仲が良くって、小学校から一緒。

だからね。

正直、戸惑ったの。驚いたの。

私が、由香ちゃんに…嫉妬や、妬み。醜い感情を、少しでも持ってしまったことが。

何度自分を責めても、その感情は拭えることができず。

後に由香ちゃんや敬くんまでも傷つけてしまうことになるなんて、思いもしなかったの。

ごめんね。


ごめんね、由香ちゃん。

ごめんね、敬くん。



恋の始まりは、高校一年生のときの…今から丁度一年前。
寒い寒い、冬の季節だった…。

「澤岸ー、職員室までプリント届けてくれるか?」

「あ、はい。分かりました。」

昼休み、まだ全員が提出していないプリントを放課後、持って来いと先生に言われた。
学級委員ってわけじゃないのに…先生、人遣い荒いなぁ…。

何て心の中でブツブツと文句を言いつつ、教卓の前に立つ。

しかし、いざ言うとなると…い、言えないよぉ!

「あれ、亜衣? 何々ー、どうしたの?」

「ゆ、由香ちゃん!」

教卓の前に立ち尽くしていると親友の由香ちゃんがこっちに気づいて声をかけてくれた。
ホッと胸をなでおろすと由香ちゃんに近づき、先生に頼まれたんだけど言えないの、と伝える。

そういうと由香ちゃんはしょうがないなあ、と呆れた顔をしながらも教卓の前に立つ。

「皆ー! 今日までに提出の紙、放課後までに私か亜衣に出す様に! 分かった?」

「「はーい!」」

由香ちゃんは敬くんと同じようにクラスの人気者で、男女問わず仲がいい。
もちろん、モテる。中学のころから顔も良かった由香ちゃんはモテモテで、少し寂しかったのを覚えてる。
でも由香ちゃんは、いつも私を気にかけてくれて、今のようにいっつも助けてもらってる。

「ありがとう、由香ちゃん」

こっちに戻ってきた由香ちゃんにそう声をかけると「良いよいいよ、亜衣は可愛いなぁーもー!」
と笑ってくれた。可愛いのは、由香ちゃんだよ、もう。

「また何かあったら、頼んで!」

と言って由香ちゃんは手を振って教室を出て行ってしまった。


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