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+苦くて甘い、ラブストーリー…+
90
:
紅桜
◆H2afPHIwUk
:2009/10/11(日) 00:48:55 HOST:i121-115-143-192.s04.a013.ap.plala.or.jp
大切な時&君の隣+特別編+ 「定番はそれぞれ」side美雪&奈々
「さ! 先ずどれ乗る?」
「早ッ! まあいいけど…。どれでもいいよ」
「んじゃ俺のペースで行くからな? まずはジェットコー「スターなんて言わないよね」
私が嫌いな物その一。絶叫系マシーン(ジェットコールター、他)
ふわってなる感じが苦手。というか大嫌いでいつもジエットコースターには乗らない。絶対に。
「…じゃあ、ゴーカート行こう!」
俺のペースって言いながら、何だかんだで私に合わせてくれている。何だか申し訳ない気がする。
歩くこと数分、目的地ゴーカート乗り場。ゴーカート乗り場の隣には、子供向けの乗り物が続いている。
ブォオンッ ブォオンッ
そんな音を響かせて、いざ発進。風が私の髪を靡かす――何て悠長なこと言っている場合ではない。
「きゃぁああああぁあ! ぶつかつぶつかる! ストップゥーッ!!」
運転が下手くそな、西浦。そのくせにスピードの出し過ぎで前の車にぶつかりそうな勢い。
慌てて声を上げるといきなりのスットップ。止めろとは言ったけど危なぁああ!
「どっ…どどどうした?!」
「如何したじゃないわよ! 落ち着け! 私こんなとこで死にたくないわ!」
「俺だって死にたくないわ!」
そんな言い合いをすること数分。
プップーという後を合図に後ろを振り返ると自分達の後ろには数台の列を作った車達……。
「すみませんん!!」
――…
「何処で食べるの…?」
「あ、あそこでよくねえ!」
雅人が指差したのは………お化け風レストラン。看板には「お化け屋敷とレストランがコラボ★最高の恐怖をお届けします!!」と書いてある。
その前にその店の名前を入れろよ! と思わず突っ込みたくなったのは言うまでもない。
「良いけどさー…絶対見た目グロイ食べ物だよ。不味そうー」
「そんなことねえって! いこーぜ!」
私が顔を歪ませているのを見てケラケラ笑う雅人。なんて失礼な奴。私の顔はそんなに面白くないわよ!
そして私の手を取り中へとはいっていく。あ、涼しいー…この季節だと寒いけどねッ。
「いらっしゃいませー」
店員らしきお化けのメイクに服装をした女の人がそう声をかけてきた。私はその人物に目を凝らしてみる。
何でって……特に理由はないけど。いや強いて言うなら…何か見たことあるなって。
「……奈乃香先輩…貴女こんなとこでもバイトしてたんすか…」
「やだ、雅人君!? 短期でやってるのよ! もう少しで彼の誕生日なのぉ〜、秘密でプレゼントしたくってぇ〜」
そうそう! 朝見かけた女の人だ! 雅人に絡んでた!(特別編第一弾 「ある晴れた日曜日」
>>88
参照)
つーか彼氏持ちだったのね! 何か安心したわ! いやでも語尾にハートマークが付きそうな喋り方は変わらない。
第四弾終(すみません今日は時間がなくなってしまったので中途半端に終わります;)→第五弾も続いちゃうよ★
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