[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
+苦くて甘い、ラブストーリー…+
68
:
紅桜
◆H2afPHIwUk
:2009/07/20(月) 21:34:01 HOST:i114-181-174-143.s04.a013.ap.plala.or.jp
前のと共通する短編を何個か書いていって、最後に番外編をずらっとやっていきたいと思います。
今回の共通は、君の隣の通っている、学校の一生徒のこと――…。
+*+水の音+*+上
チャポンッ
静かに、鳴り響くその水の音。
その音が大好きな私。
寺本七海、17歳。とある学校の、ひそかに人気な女子生徒のお話だ――
「七海ぃーっ!! ビックニュースなのでーす!!」
元気よく私の机へとやってきた、親友の舞。神無月舞。
私と同じ、高校二年生の女ん子。
「ビックニュースって?つまらないのは、聞かないからね。」
「もー、聞いてよぉおー!!実はねっ、この学校でキャバクラで働いている人がいるんだって!!それでー……」
舞は何やら長々と話していたようだけれど、私は舞のビックニュースとやらには、興味がなかった。
キャバクラ? 何か事情があるかもしれないじゃん。本当、噂って嫌い。
ガタッ
わざと大きな音を立てて、席を立つ。
舞は驚いたような、きょとんとしたような、微妙な顔をしている。
「七海、どうし――」
「お手洗い。」
舞の言葉をさえぎると、スタスタと扉まで向かう。
「ちょっ、舞もぉ」という舞に、ついてこないで。という視線を送ると、舞は黙り込んだ。
怯えたような、吃驚したような。また、微妙な顔で。
「ふぅ」
舞は、よくわかっている。私のことを。
チャポンッ
どこかで、水の音がした。首をかしげながら、もう一度、耳をすませる。
チャポンッ
また、聞こえた。どこから?
音のするほうを、見てみる。
すると、そこには――。
ほんの少し長くなりそうなので、下へと続く。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板