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【もしもの時は】ここだけ世界の境界線【ここで】
1
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/13(木) 22:09:59 ID:???
【なりきり新世界へようこそ!】
ここは様々な世界が融合して出来た世界。ここの住人は親しみを込めてこの世界を『新世界』と呼んでいます。
この世界にはオーバーテクノロジーから魔術まで何でも存在します。超能力や宇宙艦隊もあれば大魔王の領地も、
獣人の集落や神の軍勢すら勢揃いの『なんでもあり』の世界。それが新世界なのです。
あなたはこの世界の新たな住人となり、先駆者や新入り、そして異世界の住人達と関わってゆくことになります。
【ゲートについて】
この世界には『ゲート』と呼ばれている様々な世界同士を繋げる空間があります。
時にそれは魔界へ、時にそれは天界へ、時にそれはダンジョンへ、繋がっている先は様々です。
稀にそこから『厄災』なるものが流れ着き、それがこちら側の世界を荒らす事もしばしば…
その度に貴方達『能力者』はその能力を最大限に行使して『厄災』を元の場所へと送り返したり倒したり…
この世界の様々な事がこの『ゲート』を切っ掛けにして起こります。
【来訪者について】
この『新世界』はその性質上、別世界からの『来訪者』がやってくることもあります。
彼らの来る世界は様々な世界。時には人間や獣人。時には悪魔や妖怪。そして時には異星人すら『来訪者』として現れることすらあるのです。
『来訪者』はこの世界に来る過程で新たな『能力』を得る事も、そして自分が持っていた能力を引き続き使うことも出来ます。
しかしあまりにも強大な『能力』は『ゲート』の力によりその効力を失ってしまうこととなるでしょう。
次の『来訪者』はあなたかもしれません……
◇ここは自分だけの『能力』を手に入れ、様々な能力者と戦闘、交流するスレです。
◇オリキャラは勿論、様々ななりきりスレのキャラも参加する事が可能なスレです。
◇まずはしたらばで能力登録。ここに設定を纏めておくことでロールをスムーズに行えます。
◇戦闘、交流、基本は何でもありですが、相手が不快になるロール、確定ロールは避けましょう。
◇チート能力や人外級の身体能力など、相手に勝利の余地を与えない設定は避けましょう。最強設定は御法度です。
◇荒らしはスルー。絶対に関わらないようしましょう。
◎戦闘之スヽメ◎
悪い例:
まそっぷ!
【剣を振りかざし、思いっきり斬りつけた】
↑確定ロールが含まれているのでNG。
良い例:
まそっぷ!
【剣を振りかざし、思いっきり斬りつけようとする】
↑正しくはこう。他人に行動の自由を持たせることが大切。
☆次スレッドは
>>980
が立てるものとする
★避難所★
ttp://jbbs.shitaraba.net/internet/20393/
★wiki★
ttp://www60.atwiki.jp/_mng/admin_basic.php
★前スレ★
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/20393/1447517901/l50
6
:
◆T/233Moei6
:2018/09/16(日) 21:41:36 ID:???
「では作戦の概要を説明します」
今回の作戦は惑星脱出前の必要事項。
すなわち、この惑星で発掘された不安定ゲートの破壊である。
不安定ゲート・・・越境者が任意の世界移動に用いるゲートであるが、
時に、ランダムジャンプ以上の危険を伴うゲートが発見されることもある。
飛び込んだが最後、十中八九、虚数空間につながり、越境と同時に消滅――速やかな自殺と変わりない。
「本来であれば、使い道の無いバグったゲートなのですが――」
しかし、である。今回の惑星侵略でエイリアンはカノッサ機関の能力者から高クラスの越境因子を取得している。
つまり、ゲートの使用権を得た形だ。そして(
>>4
)胡乱なるメイド:ロッテが得た情報から異星種は遺伝子の取得・複製に特化した種族となると。
「もしエイリアンがゲートの有用性に気付き、越境因子を持った複製体を数に任せてこの惑星の不安定ゲートに放り込んだ場合、
折り悪く256万分の1の確率でスプロールの座標を取得されると予測されます。そうなれば――」
後は越境に越境を重ねてアメーバ状に広がって何処まで被害が拡大するか予測すらできなくなる。スクラップヤードも例外ではない。
幸運なのはエイリアン自体が越境因子の有用性にまだ気付いていないこと。
ゲートさえなければやがて不要な不明因子と判断され、おそらくは廃棄されるだろう。
「発掘途中の遺跡…エイリアンの侵略範囲外ですが、状況が状況だけに不測の事態も予想されます。
ゆえにランナー(傭兵)の方々を含めた最高戦力で作戦を行います」
【ミッション…不安定越境ゲートの破壊】
「まもなく到着します。皆さん、準備を」
>>3
「正直、状況が混沌としすぎているため〝何があってもおかしくありません〟」
>>4
「エイリアン本隊が到着した場合は…ディーモンの規模にもよりますが、
おそらくはエイリアンが物量差で勝利するかもしれません。
が、たとえどちらが勝利しても未来はありません。そして――」
越境者達にそれを防ぐ術はない。あくまで彼等の第一用件は作戦の成功と速やかな脱出なのだ。
>>5
「さいわい、スペースシップまで上がるための宇宙港は手付かずの状態です。
汚染兵士の反乱が速やかすぎたのが逆に利となっています。
が、宇宙港の奪取作戦はそのまま惑星脱出するのと同じタイミングで行うべきです」
理由は単純。宇宙港の確保は出来ても、それを維持する戦力がないためだ。
敵性存在は圧倒的多数。迅速に宇宙港の奪取→惑星脱出→衛星軌道上のスペースシップにて世界移動を行うというプランだ。
7
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/16(日) 21:48:06 ID:???
>>6
「スナッチャーみたいな事になるってワケだ」
与えられた情報を少なくとも自分にだけは分かる程度に勝手に纏める。エイリアンの越境を防ぎつつ、この地獄から脱出する。
「どっちか片方だけにしてくれねーかな。マジで」
「航空支援は任せたぞ。サテライトキャノンは無理でも、機銃掃射ぐらいは出来んだろ。
というか出来なきゃ困る。今日は爆薬の持ち合わせないんだ」
手に持つのはいつもの刀、懐には金属のアンプル。死地に飛び込む用意はいつでも万全。
「───やっぱり鉄砲かなんか無い?いい加減キツい。
始めるとしよう。ミュージックスタート」
8
:
メイドと執事
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/16(日) 21:49:12 ID:???
>>6
ウォルター「あー…漁夫の利とかは考えないほうがいいな、これは」
ロッテ「そもそも此の戦いに最早利など存在しないのでは?」
ウォルター「にしてもこっちの戦力は減るしかないってのが厳しいよなあ…何で連絡つかねえんだ?
ウォルター
「やっぱおかしいだろ。
記憶がねえから確かな事は言えないが俺が発したテレパシーを感知して来たんだろ?
今のお前はSPIに能力振ってんだから同じ事をすれば連絡がつくだろうが。
最悪俺がもう一度形態変化して連絡を取ることだって…」
ロッテ
「出来ませんよ。
テレパシーを感知したのだって偶然だったんです。
受信側は極力同宙域に留まっていてくださるでしょうが…
送信側の此方は連戦による消耗で何方かはまともな形を保っていられないじゃあないですか。
この状態で長距離テレパシーは賭けにすらなりませんよ?」
ウォルター
「最悪どちらも脊髄反射で漂うスペースモンスターで一生を終える、と。
何だよ、更なる増援は期待出来ませんってか?
バイアリータークやシャルウルなら起死回生の一手になりそうなもんだってのに…」
ロッテ「お嬢様に此の危険地帯に来いと?」
ウォルター「来そうじゃねえか…いや絶対来るだろ、この状況だったら」
ロッテ「同意しますが同意できません」
ウォルター
「ははっ!流石に俺も進んで主人を危険に晒す気はねえわ
…さて如何するかな、俺主体で立ち回って様子みるか?」
9
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/16(日) 21:49:39 ID:???
>>6
ロイ「確率256万分の1か…無制限にぶち込められるんだ 実質100%と変わらん
むしろ今現在において最高戦力以外を投入してどうにかできる状況とも思えんしな」
鈴虫ちゃんは空になった徳利をポイと投げ捨てていました
ロイ「で? どうやって壊すよ? 発破仕掛けてアボンと行けるなら俺でもできるが
前にスプロールのゲート壊s・・・されたときはどんな手だったんだ?」
以前 スプロールのメガコーポが食い物にいていたゲートを破壊したことはα-12には内緒だったのを思い出し
多少イントネーションがガタガタになりながら質問した
ちな鈴虫ちゃんはふて寝していた
10
:
◆T/233Moei6
:2018/09/16(日) 22:14:36 ID:???
>>7
「予備でよければ」
ソーマタージに対パワーアーマー兵用ヘヴィピストルが渡された。大口径isパワ!
>>8
「デスデス。はたから見ているとアブナイなおじさんデス」
さもあらん。
>>9
「デス〜…」
ファッキンな記憶を思い出したのかじとーんな目でロイを見るα-12であった。
なお、曲がりなりにも〝不安定なゲート〟なので爆破などの強い衝撃でドカンと消滅するらしい。
【全員対象】
「到着です。ご武運を」
ヘリから速やかに降下した面々はそのままにゲート遺跡へと向かうことになる。
炎羅の空は赤い稲妻を大地に落とし続けており、遠方から聞こえる咆哮は、
エイリアンとディーモンの戦いが苛烈を極めていることを物語っている。
「デスデス。動体反応なし。周辺に敵の気配はないデス」
遺跡までは警戒しながらでも比較的容易にたどり着くことができるだろう。
発掘現場のボカリと開いた空洞を抜けて進めば、
やがて、明らかに人の手が入っているであろう遺跡の内部にたどり着くこととなる。
【青白い石材そのものが淡く発光しており、光源には困らない】
【何やら不可思議な文字が壁面のところどころに刻まれているが、世界修正力の適応外なのか読めない】
「…デス。奥に動体反応1…いや、もっと多い…?.――何か居るっぽいデス」
ゲートまで進んでいる中、先頭のα-12は皆を制してそう言葉した。
奥に何かが居る。敵かあるいはロクでもない何かか。一般人の可能性はほぼ無いであろう。
【
>>7
奥の動体反応の気配。ソーマタージは微弱な電磁波を感じ取る≪0001111010≫ ディーモンともエイリアンとも違う】
【
>>8
ウォルターに密かにくっついていた蚊がぷぅんと離れていく。その顔は人面で気持ち悪い】
【
>>9
レンジャー知識…汚染と変異はディーモン侵略の証である。そしてそれらはディーモンの斥候あるいは端末である】
11
:
メイドと執事
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/16(日) 22:19:27 ID:???
>>10
ウォルター「…ん?」
何か違和感を感じたような気もしたが気のせいだろうと、
深くは考えずα-12の制止に従い歩みを止める。
ウォルター「さて、蛇が出るか鬼が出るか」
右手を軽く開く。
臨戦態勢だ。
12
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/16(日) 22:22:14 ID:???
>>10
ロイ「・・・・・脱出したらまたあのパンプキンプリン作ってやるから機嫌直せ」
じとーんな視線に居心地が悪くなったのか 目をそらしながら提案するのであった
ちな鈴虫ちゃんは鼻提灯な
〜それからどうした〜
楽しい切り合いが始まると知ってテンションの高い鈴虫ちゃんはずんずんと遺跡の中に入っていく
ロイ「採掘用の発破でもありゃありがたいんだがなぁ・・・」
対するロイは辺りに物資でも転がってないかと探していた
ロイ「気を付けろ ハイテクの方はよくわからんが ディーモンの気配はマシマシに感じる
十中八九いるぞ 警戒は怠るな」
近くに胴体反応はないらしいが レンジャーとしての知識が この先にディーモンの眷属の気配を察知していた
ハルバートを構え注意深く進むろい
ちな鈴虫ちゃんは全く意に介することなく遺跡内部を進んでいた
13
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/16(日) 22:24:34 ID:???
>>10
「ピストルかぁ」
貰っといてこの不満げな態度!大口径なのは気に入ったのでそれ以上は何も言わず、スラックスに雑に押し込む。
「センサーに感無し、順調だ。円滑に作戦が完了しない要素が無いな?」
片手に拳銃、片手にナイフを持つ近接戦闘の構え。
「おっと世界の不思議発見伝。まあキョーミねーしどーでもいいケド。俺日本史専攻なんだ」
壁に刻まれた何らかの文字。平時なら学術的価値もあったやも知れぬが、この状況ではクソの役にも立つまい。
「覚えたい人がいるなら写真ぐらいは撮ってってやってもいいぜ。そんなセンシティブな野郎がいればの話だけど」
「──────奥に何かいる。これは……」
交戦経験のあるエイリアンともディーモンとも違う気配。微細な電磁波が肌で感じられる。
「ディーモンの眷属か、エイリアンの斥候か。ゲートにまで目を付けてたとか?
十中八九ロクでもない事になるぞ。覚悟しとけ」
銃の弾は装填済み。腰の刀も充電済み。いつでもいける。
「インスタンスバトルだ。アイテムレベル上げておけよ」
14
:
◆T/233Moei6
:2018/09/16(日) 22:37:18 ID:???
【全員対象】
奥に進むとやがて開けた場所に出た。
そこで煌いている情報文字が重なったような淡い光の柱――ゲートだ。
が、通常のソレと異なり所々ノイズが走っている。不安定である証だろう。
≪00011111010101≫≪00011110101≫≪0000011110101≫
そして、その手前、何やら真っ赤なロープを来た何かが広げた観測機器を操作している様子で、
そらにその周囲には3体の人間の髑髏に機械を貼り付けたようなドローンが浮遊――
「サーボスカル…デス?」
三体のサーボスカルがゲートをあらゆる角度から観察。どうやら赤ローブの制御下にあるようだ。
となると、この存在は〝ディーモンともエイリアンとも異なる所属〟と考えるべきだろう。
【サーボスカル…イムカ・グリムナーが所属する銀河帝国において使用されるドローン】
【銀河帝国…終焉の遠未来を支配する人間の帝国。抑圧を圧制を旨とする狂気的国家】
-----------
【遺跡入り口】
≪ミツケタ、ミツケタ≫
人面の蚊は歓喜の声を上げる。強い魂を持つ者たち。越境者。それはディーモンの供物にこそ相応しい。
用済みの蚊は小さく爆散すると、その破片は大地に染みて、やがて朽ちた木のオブジェがそこから生えてくる。
それは精神生命体であるディーモンを基底現実にダウンロードするための触媒。名は願望機という。
【遺跡入り口にて願望機が出現。病的な緑色の肌を持つ一つ目のディーモンの尖兵が次々に転送されていく】
15
:
メイドと執事
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/16(日) 22:41:05 ID:???
>>14
ウォルター
「おいおい勘弁してくれよ、事態が余計にややこしくなりそうなんだが?
何やってんだそこの赤ローブ!!」
襲い掛かるのは無しだ。
とりあえずコンタクトを開始。
ロッテ「…何か、嫌な予感が」
頭の上のポニョことロッテの第六感が発揮される。
16
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/16(日) 22:47:21 ID:???
>>14
「なんでこんなところに……」
宙に浮かぶ見知った機械。いつぞやに聞いた話が正しければ、確かに量産されていてもおかしくはないか。
問題は、何故ここにいるかだ。
「何でもいい!ぶっ殺して、塞いで、とっとと帰るぞ!」
引き抜いた赤い刀を片手で構え、空いた手に銃を握るソーマタージ。
サイボーグの怪力とバランス感覚が成せる掟破りの戦法だ。
「いや待て、嫌な予感がするぞ。便意よりイヤーな何か来ていないかな?」
斬りかかろうとしたその時、強化された聴覚は入口より迫る足音を捉える。
赤ローブは後だ。急ぎ踵を返すと、先程通った道に銃口を向けて敵を待ち構える事にした。
17
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/16(日) 22:47:56 ID:???
>>14
さて 開けた場所に出て 見えてきたのは赤ローブの集団とサーボスカル
そう ベティのベストフレンドであるあの頭蓋骨である
ヂクリ・・・左手が疼いた すでに日に焼けマメだらけ傷だらけの左手
なれどその手は一度千切れている ちぎった相手は・・・銀河帝国の者
ロイ「全員 惨劇を探せ 無ければあいつらは敵だ!!」
ハルバートを手に突撃を仕掛ける もしもあいつらがイムカの手の者でなければ それ即ち越境者の敵だ
なおイムカの名前を出すと色々と面倒そうなので銀河帝国が把握(してないであろう)コードネームを使った
そして鈴虫は場の空気から入口に切っていい敵がいることを察知した
にんまりと笑顔を作りながら来た道を戻ろうとするだろう
18
:
◆T/233Moei6
:2018/09/16(日) 23:06:59 ID:???
【全員対象】
「………」
ウォルターの叫び声とソーマタージの威嚇…であったが、しばらくはそのまま作業に没頭し、
無視されたと判断されるギリギリのタイミングで赤ローブはそちらに振り向く。
「00011110101――何か?」
無機質な電子音交じりの声音を発するソレは明らかに異様であった。
「デス?」
【顔…本来、人間の顔があるべき部分は鉄の仮面にレンズ…否、機械の頭部に置き換わっている】
【腕…二本ではない。四本はある。そのうち一本が錫杖めいた杖を持ち、残り三本が機器を操作している】
【足…二本の足ではない。多足類めいて、金属の触手めいたマニュピレイターの群れがうごめいている】
機械化…それでもスプロールなどのサイボーグは出来るだけ人間の外観をどこかに残そうとする傾向がある。
それは、人間から離れすぎて、違う「何か」になってしまうことへの忌避ともいえる。
しかし、赤ローブにはソレがない。人間性を削ぎ落としきったその外見は、ある種の狂気を臭わせる。
「0001110101――臣民とも違う。異星種でもない」
ここで赤ローブはゲートをチラリと見て、再び越境者達を見て――
「越境者」
ソーマタージのサイバネティクス。ロイの聖遺物。ウォルターから検出される生体反応。
これには赤ローブな内心歓喜していた。〝使えぬ〟ことがほぼ明らかになったゲートよりもよほど魅力的な
多数のサンプルの出現に速やかなる解剖と実験のため錫杖を向け――ようとして下ろした。
「0001110101――迷惑なことだ。わざわざ連れて来たか」
ロッテの厭な予感。ソーマタージの感知。鈴虫の狂喜。
入り口より濃い腐臭が吹き荒れ、ヒタビタと奔る影の群。
【汚濁塗れの蕩けた瞳孔を持つ一つ目が複数、病的な舌を垂らしながら迫ってくる】
【プレーグペアラー(疫病兵)…
ディーモンの尖兵。レッサーディーモン。病的な薄緑に肌。不自然に膨れた腹から粘液塗れの臓物を垂らし、
邪悪なる祝福を受けた片刃の剣(プレーグソード)を手に怒涛の勢いで殺到してくる】
【状況判断…赤ローブは一瞬だが明らかに濃密な殺気を漏らしていた。今は霧散している。が、果たしてコレに背を向けるべきか!?】
信用ならざる者と明らかに敵意を持つディーモン。これは挟み撃ちとなるか否か。
19
:
メイドと執事
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/16(日) 23:17:10 ID:???
>>18
ウォルター
「おい、マッドな生涯学習者、手ぇ貸せ。
連中が迷惑だって認識があるなら、
邪魔者は排除してからゆっくりと交渉と行こうじゃねえか。
手前の目的が何であれ、俺らは該当者なんだろ?みすみす見逃す手はねえよな?」
戦力になるかならないかは、この際どうでもいい。
背後まで気にしてやっていられる状況ではないのだからリスクは減らす、それだけだ。
ウォルター「ロッテ!とりあえず温存な!俺がやる!『十束剣』!!」
硬質化した十本の指先をもって両手首を合わせ掌底を繰り出すように突き出す。
うち放たれるのは指の形をなぞって放射状に広がる斬撃。
ディーモンの強度が如何程か知らないが、兎も角やるしかない。
20
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/16(日) 23:19:26 ID:???
>>18
「ウワッ、キメェ。ウケる」
機械かを繰り返したか、或いは初めからこうなるつもりだったか。目の前の人物は、最早人とは呼べなかった。
言動、気配、その他諸々。その全てが狂っている。真っ当な対話、協力は非常に困難だろう。
「そう、迷惑をかけるのが好きなんだ。俺ちゃんこう見えて多感な十代の女の子」
なだれ込む腐臭。現れたるは狂気と呪いの塊。そして、背後からは一瞬の殺気。
そのどれもに呪詛を吐く。本当に、面倒な状況になった。
「誰だ勝手に俺様の人生をハードモードにしやがったのは」
「どこもかしこもこんなんだ。生きてマス掻きじみた研究続けたいなら少しは手伝え!」
赤ロープにチラリと赤い眼を向けて口早に怒鳴ると、醜悪なる尖兵に向けて牽制の乱射!
体表を微かなスパークが走る。軽くは無い反動をサイボーグの怪力で強引に押さえ込んでいるのだ。
21
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/16(日) 23:22:56 ID:GC3e7hug
>>18
こいつらに背を向ける?
ロイの勘ははっきりとNOを突きつけた
ロイ「ッ!!」
だが 周りの判断は皆それを受け入れたのだ それに挟み討ちになることはよろしくない
ハルバートを手に突撃を仕掛けたのは・・・黄昏の眷属だ 皆に合わせるように レッサーデーモンに突撃を仕掛けた
そして鈴虫はそんなことに構わず レッサーデーモンに切りかかるのであった
22
:
◆T/233Moei6
:2018/09/16(日) 23:40:33 ID:???
【全員対象】
「000011111010001101」
サイボーグ…というより人の気配が殆どしない赤ローブは電子音声を発する。
意図は不明瞭なままであったが、とりあえず、背中から撃つという気配は無い。
>>19
「魂…ソウル――尊父へ」
陰気な呟きとともに怒涛の如く迫るプレーグベアラーを十束剣が寸断する。
頭部を斬り飛ばし、全身をグズグズの肉塊にした個体〝だけ〟はそのままに沈黙し塵と化すが、
肉体の大部分を残したまま貫いたり、あるいは腕や足を斬り飛ばした対象は――
【何ら意に介さずに迫ってくる!半ば崩壊した肉体を持ちながら、おそるべき耐久性!!】
【切断されながら接近接近――呪われし剣を振りかぶる!!】
>>20
弾丸をブチ込み…それでも進んでくるプレーグベアラー!
衝撃で僅かに足を止めるという、文字通りの牽制程度しかなっていない。
【COMPに反応。人工皮膚が徐々に劣化する兆候。疫病塗れのディーモン。どうやら毒性を有している】
【牽制射により、まだ若干の距離があるが、何しろ敵が多い。徐々に迫ってきている】
>>21
【レンジャー知識:疫病を冠するディーモンは毒性持ち。不用意な近接戦闘は危険(対策:聖水など祝福されたアイテム&錬金薬】
鈴虫の剣で首をぶった切られたプレーグベアラーはなおもその手にもつ剣を振りかぶろうとする。
しぶとい。中々死なない。もっと斬ることができる。が、問題は近づくだけで影響を受けていくであろう毒性だろう。
対して、ロイのハルバートははみ出た臓物ごとその腹部を抉る。が、それではまだ死なない。
背中を気にした一撃であったためか、破壊係数が低い一撃となってしまった。
「ゥクアアアアッ!!」
【そのまま前進しようとするプレーグベアラー。異質。おぞまし。心の弱い者なら発狂しかねぬ】
【判定:精神抵抗…疫病兵のおぞましい外見も、それ自体が精神を撃つ武器なのだ】
23
:
メイドと執事
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/16(日) 23:51:53 ID:???
>>22
ウォルター「んだコイツ等ぁ!?」
繰り出されんとする一撃を避けようと下がりながら戸惑う執事。
閉鎖空間内で物量に任せて歩み続ければいい相手に対し此方の火力不足は明らかだ。
ウォルター「おい、どうする!このままだと先が見えてるぞ、何かねえのか!!」
補給の目途がない現状では派手にチカラを振るう事も出来ない。
いっそのこと又形態変化で戦う事だけに特化すれば…いや、これも先がない。
24
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/16(日) 23:55:00 ID:???
>>22
ロイ「チッ ベティがいれば翻訳できたかもな・・・」
何事かを発する音を聞いて舌打ち
ベティはイムカのサーボスカルと会話をしていた
もしかしたら連中の言葉も理解できる・・・かも? まぁベティもアキレスもいないので仮定の話だ
ロイ「物資が補充できねぇのに面倒くさい!!」
鈴虫「はっはぁ!!」
ロイは忌々しそうに 鈴虫は嬉しそうに腹だから発するは命の炎
闘志による紅蓮の炎と殺意によるどす黒い炎だ
ロイの炎は陽の気功故 それら毒性を押しとどめる効果を期待し
鈴虫の炎は陰の気功故 それらを飲み込まんとする効果を期待・・・しているかは微妙なところ
更に視界的なおぞましさは両者ともに見慣れており それだけで狂気に陥ることはない
そしてロイは闘志の炎を穂先に収束させ 突き進んでくる疫病兵を中からこんがりよ焼こうとする
鈴虫は疫病など知るか と言わんばかりに笑みをたたえ なおも切る 切りまくる
25
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/17(月) 00:01:12 ID:???
>>22
「スパアマ持ちかよ。ナーフされちまえ」
CLICKCLICK!弾切れだ。牽制はさほど効果なし。
刀を納めようとした手が一瞬止まる。チラリと見えた素肌が乾いた大地の様に乾燥し、崩壊しかかっている。
「オマケに毒持ち……。とんだクソバランスだ」
「舐めるなよッ!」
しかし、戦意は途切れない。殺意は止まらない。
熱くなる躰に本能が従う。バックステップで尚も距離を取り、ピンと伸ばした指先を腹部に宛がい──────。
「ッツアアアアアアアアアッ!!!」
躊躇い無く死地にて割腹!ピ、と線が走った次の瞬間には夥しい量の白い血が撒き散らされ、膝を付く!
すわ発狂か?否、鮮血に染まった指は、固く握りしめられた拳を形作る!抵抗の印を!
「グアアアアッ!」
咆哮と地に濡れた大地へ共に紫電渦巻く拳を叩き込む。それだけで、攻撃は電光石火の速さで行われる。
電気信号を受け取った血が瞬く間に寄り集まり、捩じれ、禍々しくいきり立つ。何本も、何本も──────。
それは攻撃と妨害を組み合わせた『杭』だ。大地から伸びた血の杭は零れ続けるソーマタージの血を吸い、その強度と太さを増していく。
大小様々なサイズだが、その量は過剰なまでに多い。迂闊に踏み込めば足だけでなく全身を貫き、その場に縫い止めんとするだろう。
「奥の手その一使わせやがって……! とっとと…壊して逃げるぞ…!」
口の端から血を垂らして立ち上がる。人相手を想定したもの、ディーモンの軍団相手では長時間の足止めすら怪しい。
目標を破壊し、即座に離脱する。動けるうちに。それがソーマタージの出した勝算だ。
「ドゥームスレイヤーでも越境してこねーかな」
26
:
◆T/233Moei6
:2018/09/17(月) 00:16:59 ID:???
>>23
「デス!とりあえず壁になってくださいデス!!」
ウォルターの背後ではα-12が両腕と触手を用いて計6丁のサブマシンガンを乱射。
文字通り面制圧でプレーグベアラーの肉体を削いで削いで、崩していく。
【疫病、さらには朽ちるという概念武装をしたディーモンは危険である。そして、ウォルターは性質上、それに耐性がある】
【無効化とまではいかないだろうが、凡そ、この状況で高い耐性は武器になりえる――この時――!!】
「デス!?」
身体を止めて銃を乱射していたα-12の足元に多数の疫病泡が沸いて、
愉快な笑い声を発する小人…臓物と蛆虫を貼り付けた餓鬼があふれ出し、彼女にまとわりつこうとしている!!
α-12の銃の乱射が無ければ敵を止めきれない。が、ウォルターの両手はバリケードとしてなくてはならない。
「「ケタケタケタケタ!」」
「ッーーー!?」
疫病餓鬼がα-12の足から這い登ろうとしてくる。戦闘舞踏服に触れた箇所が枯れ始めている。
【あと一手が必要な状況!どうする!?】
---------
>>24
戦闘中に余計なことを考えていたロイだからこそ敵に痛撃を与えられなかった。
と同時に、それゆえに考察は進む。
【イムカの過去の言動からの類推/イムカを殺したがっている派閥と協力関係にある派閥がある】
【辿られる記憶/なお、彼女自身は協力関係の派閥も狂気の集団で好きではないと口にしていた】
【辿られる記憶…越境者を襲った派閥:帝国宗務局/協力派閥:帝国技術局――どちらだ?】
ロイの焔のバーストは疫病兵を吹き飛ばし、鈴虫は斬っても斬ってもまだ斬れる敵というある種の垂涎状況!
が、しかし、その刃は傷をつけられればその箇所から腐っていく猛毒。多数の疫病!
【特に鈴虫は攻撃のみならず、近接戦闘の体捌きも相当なレベルが求められるが果たして】
-----------
>>25
ナノマシンで構成された白血の杭が、攻勢バリケードめいて敵を串刺しにし、かつ足止めする。
縫いとめられた敵はそれ自体が新たな肉壁となり、しばらくは持つだr――
≪0000111110――………≫
ヌゥと巨大な影がソーマタージの背後から腕を出す。
それは赤ローブ。間近で見ればその体躯は想像以上に大きい。2メートル以上はあるだろうか。
さらには全身が擬似肢で構成されており、背中からは貧相にすら見えたその実は異形そのもの。
「………」
3本の腕で固定された巨大な錫杖を向け、無造作に横に振るう。
それだけの動作。それで、ソーマタージの杭に繋がれたディーモンの群は忽ち原始分解(ディスティングレイト)し、塵と化す。
「000111110101――すばらしい」
まるで成果を出したモルモットに対しての研究者が如き音声を発すると、
一体のサーボスカルがソーマタージに電磁波を浴びせる。電力の急速快復。無線充填って奴だろうか。
【※イムカのサーボスカルと比べ赤ローブのサーボスカルは性能が数段上である】
【→同時にともすれば、赤ローブは速やかに敵対する状況であることも忘れてはならない】
【→そして、↑↑ 現在、α-12がかなり危機的状況である】
27
:
メイドと執事
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/17(月) 00:24:42 ID:???
>>26
ウォルター「くっそ、まじかよ!!」
ロッテ「サイキックプレス!!」
近づいてくる連中の歩みを少しでも鈍くさせようと文字通り壁となるウォルター。
緊急やむなし、と不完全な形の球体メイドがサイキックを発動。
α-12に群がる餓鬼を虱を潰す様に念力で圧迫する。
ロッテ「うぐぐ…」
ウォルター「くっそ…そう長くは持たねえぞ!!」
28
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/17(月) 00:29:44 ID:???
>>26
「ガタイが良すぎるのも考え物だろ?ハハ」
強がりで笑おうとして激しくむせる。些か血と電力を失いすぎた。
目の前が影がかかった様に暗くなる。音が歪んで聞こえる。ナノマシンの自己増殖が、間に合わない───。
その時だ。ぬうと伸びた腕が杖を振るい、目の前でディーモンを灰燼に帰す。
「出来るんなら…初めからやっとけ…!」
浴びせられる電磁波により、何とか立ち上がる事は叶う。よろめきながら貫くモノの無くなった杭の一本をへし折ると、口に運んだ。
若干、本当に少しだがまだ使えるナノマシンは残っている。己が血肉として使える。ならば、使わぬ手は無い。
ボリボリと咀嚼しながら腹に格子めいて細い触手を生やした。恐ろしく簡易的な傷口の縫合。
「もうしばらくお行儀よくしてられるなら、アッと驚くようなものを見せてやるよ」
「──────ピンチか、おい」
一先ずの回復、再装填は済んだ。カチャリと軽い音が響き、深淵めいた銃口がα-12の方向へ向けられる。
赤ローブに敵対する意思が無いなら、まずは彼女の救助を優先すべきと考えたのだ。
仮にそれが悪手だとしても、一番近くの自分がやられるだけだろう。奥底に眠る想いを受け、意図せず口角が吊り上がった。
BLAM!BLAM!BLAM!BLAM!後悔も思考も断ち切るように、疫病餓鬼に向けて幾つもの弾丸が放たれる!
29
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/17(月) 00:35:28 ID:???
>>26
ロイは考えていた 自分があまり思考するタイプでないことは承知のうえだが考えていた
(思い出せ・・・思い出せ・・・!)
刺激は記憶と連動しやすい 疼く左手をキーにして記憶を引きずり出す
(イムカの世界にある組織で教えてもらったのは 帝国宗務局と帝国技術局)
(あの日止まり木の宿を襲ったのは・・・帝国宗務局の方・・・!)
思い出す 思い出す・・・そうだ
(エーカーと戦争していた時だ たしか…時読みの巫女救出作戦の時のウルリックの言葉・・・!)
>「…わう(拙者の世界のいけ好かない狂信者ども…帝国技術局(アデプトウス・メカニクス)の機械司祭は、
> 身体、血液、そして脳に至るまで機械化していた。機械神に対する信仰な為したものだ。それはいい。
> 望んでしていることだ。…急に連中のことを思い出してしまったよ…)」
今一度赤ローブの姿を思い出す そうだ ウルリックの言葉とあいつらの姿がだいたい一致する
そして・・・それは技術局で・・・宗務局と敵対していて…イムカの敵が宗務局なら・・・
ロイ「オイ!!イムカ・グリムナー女史の協力者である帝国技術局が機械司祭ども!!」
赤ローブに叫ぶ
ロイ「俺らはグリムナー女史の協力者である!! 手を貸せ!!」
上手くいくことを願い 叫ぶ
そして鈴虫である
猛毒が鈴虫を襲う 鈴虫の技量は高いだろうが それでも全てをさばき切るには至らず
毒が鈴虫を蝕む・・・はずだった
その身にまとう殺意の炎 どす黒きマグマの如き熱が猛毒を飲み込む
浄化・・・そんな生易しいものではない ただ喰らい尽くし 燃料とする共食いだ
それでも限度はあるだろう 毒が殺意を超えるのが先か それとも殺しきるのが先か
30
:
◆T/233Moei6
:2018/09/17(月) 00:53:40 ID:???
【全員対象】
「ッーーーー!!」
足から昇ってくる疫病餓鬼に耐えるα-12。
が、ここで、必要な一手!(
>>27
)ロッテのサイキックがよじ登ろうとしていた
大量の餓鬼を引き摺り下ろし地面に固定!!
【そこに(
>>28
)の決断的ヘヴィピストルの弾丸により、疫病兵と比べ圧倒的に耐久力のない疫病餓鬼は肉片をぶちまけ沈黙!!】
「000111101010101――惜しいことだ」
そして、考察の深化により賭けに出たロイの叫びと、無機質なる赤ローブ…テックプリーストの呟き。
多数の機械義肢に掴まれた錫杖を前に向ける。
【多数の敵をα-12とウォルターが牽制と壁の役割を果たし、洩れた敵は鈴虫が受け持っている…すなわち位置固定は果たされている】
【鈴虫は若干危ない位置にいたが――】
機械司祭は錫杖を無造作に振り下ろす!
瞬間、ウォルターが固定していた敵が頭部より一斉に原始分解!鈴虫が毒とせめぎあいながら斬りまくっていた敵も全身の大半を失う!!
その攻撃範囲は通路奥にまでおよんだのか、殺到する亡羊なる殺気が一瞬にして消失した。
【鈴虫にのみ判定…攻撃圏内のため、とっさに回避行動を取らねば――頭部…主に髪がどえらいことになる】
【戦闘終了】
----------
「000011111010101――越境者。目的」
うじゃうじゃと蠢く義肢をローブに収めながら、モルモットに対するソレの電子音を発し、
越境者達とゲートを見比べる機械司祭。無機質ながらもねめつけるような目線。
「デスゥ…おっかねーデス」
【その間もセコセコと爆発オチのための爆破準備は可能。機械司祭も、もう不安定ゲートに興味はないようだ】
「000111110101」
「さっさとオサラバデス。一秒だって一緒にいたくねーデス」
特にソーマタージとウォルターに対して熱視線である。技術と生態的どーとかこーとか。
好意…ではない。間違いなく。むしろ不快感を感じたくなる類のアレだ。
【各人、爆発オチの準備もOKである】
【惜しい…という呟きから、一応敵対関係には無いが…どうにも隙あらば何かしてきそうな雰囲気もある。信用とは程遠い】
「00011110101…破壊したら――私も同行する」
そして、α-12が涙目になる提案(強制)をぶちまける機械司祭。
皆としてはコレの同行どーするよ?である。
31
:
メイドと執事
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/17(月) 00:57:43 ID:???
>>30
ウォルター「判断は任せるぞα-12。一応お前さんがリーダーだろ」
消耗が酷い。
思考するのも煩わしく判断を投げる。
ウォルター「まじで何か考えねえとジリ貧だ、コリャ」
32
:
◆T/233Moei6
:2018/09/17(月) 00:59:02 ID:???
【判定(戦闘勘)…機械司祭の原始分解は対象の固定が必要な様子。強力だが対応策がないわけではない】
【判断→ 敵対しても敵わないというレベル差ではないが、リスクはとても高い。どちらにせよ危険な爆弾めいている】
33
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/17(月) 01:03:44 ID:???
>>30
鈴虫「ハハハハハッ!?」
楽しい楽しい切り合いをしていたところによぎる嫌な予感
とっさに首を竦め・・・ジュッと音がする
鈴虫「テメェ何しやがる!!」
辺りの素敵な敵がいなくなってしまってご立腹の鈴虫が叫ぶのであった
なんか頭がどこぞの宣教師みたいになっていますが気にしないであげてください
〜それからどうした〜
ロイ「あとよろしく」
鈴虫「チッ 帰って寝る」
どうするといわれて華麗にスルー 自分たちは雇われである
雇われであるがゆえにボスに提案するなんておこがましい選択肢はないのである
ロイ「っかーつれーわーボスに意見できなくてつれーわー」
ということでどうなってもいいからお前が決めろ状態である
34
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/17(月) 01:05:07 ID:???
>>30
「俺は冴えてるねェ」
フッ、と漂う硝煙を吹き散らし、弾の切れたピストルを後方に放る。最早用済み。
借り物という事は失念していたが、戦果はあったのだ。きっと許してくれるだろう。多分。メイビー。
「熱視線を送られるのは高校生の時以来だ。あっちはよかったが、お前のはハッキリ言って不気味でキモい」
向けられる視線に露骨に嫌そうな態度。涙目とまでは言わないが、心底嫌そうな顔だ。
「この件が無事に終わって(俺が覚えてて)ちゃんと帰れたら細胞提供でもしてやるから。
今はただ、そう、たまにそれだけやって大人しくしてろ」
「戦力としては申し分ないんだが見た目と考え方がな…。俺は差別主義者なのは自覚してるが、こんなの誰だって嫌がると思うぞ。
何とかしてあのヘリに個室設けてやれないか?あまり顔合わせたくない」
いそいそと起爆準備を手伝いながら耳打ち。正直言ってこれと同じ乗り物に乗るのは死ぬほど嫌だが、背に腹は代えられまい。
「せめて見た目と声だけでも変えられないか?巨乳のカワイコちゃんになるとかさ。ヘリに入るかなそもそも」
35
:
◆T/233Moei6
:2018/09/17(月) 01:08:27 ID:???
>>31
「デスゥ〜;;」
涙目なα-12である。リーダーになるには色々とおこちゃまな彼女である。
判断を投げられて正にorz状態。それにしてもこの執事。色々と執事ぽくない。
「デス!メイド=サン!くらげ執事=サンちゃんとキョーイクしてくださいデス!」
んでもってイーッダ!と歯をむいて手をぶんぶんするのだった。子供か!!
>>33
「デス!」
コムリンクを取り出し、鈴虫をパシャ!社内報の絶好のアレをゲット。
が、しかし、ダメな大人ども。こっちも判断をα-12(おこちゃま)に委ねやがった。
「どいつもこいつもイタリアもー!!」
あんぎゃーなα-12である。
>>34
「000111110101」
ソーマタージのアレな言動をしばらく聞いていて、
無言ながら、機械司祭は「こやつは狂っている」と判断。なんたるシツレイ!
「デスゥ〜〜同じ部屋デス。一緒に帰る? デスゥ」
涙目のまま、スイッチポチ!KABOOOONNN!と爆発音がし、不安定ゲートは消滅した。
---------
こうして正邪定かならぬ同道者を得て、越境者達は第二ミッションを終えるのであった。
//おちまい
36
:
メイドと執事
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/17(月) 01:15:37 ID:???
>>35
ウォルター「はっはっは、勤労年数なら俺のほうが上なんだよなあ?」
ロッテ「教育係は別にいますので、そもそも私はお嬢様専属ですし」
瞬時に塩対応。取りつく島がないとはこの事だ!
ウォルター
「大体今の俺はトラブルシューターで執事じゃねーの。
四六時中、お嬢に付き従ってる時みたいにお行儀良くなんか出来ねえよ」
ロッテ「因みにウォルターの行儀が良かった事は私の知る限りでは一度もないです」
消耗はしているが口だけは未だ回る従者ズであった。
37
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/17(月) 23:01:48 ID:???
【狭間のスクラップヤード 朝】
どんな世界でも朝と言うやつは忙しいものである
ここ狭間のスクラップヤードでもそれは同じ
朝の身だしなみに掃除洗濯と当番が暴れまわっている
特に忙しいのは朝ご飯である 生まれた環境によってご飯がいいパンがいいおかゆがいい麺がいいそれ以外がいいと
まぁそんな感じ しかも弁当まで頼みだすともうしっちゃかめっちゃかである
ロイ「次の注文なんだ!! それと弁当頼んだ奴さっさときやがれ片付かねぇんだよ!!」
厨房ではロイ他何人かのシェフの皆さまが暴れまわっている 今日はそんな一幕である
38
:
イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】
:2018/09/17(月) 23:13:56 ID:???
>>37
「ふぅ……相変わらず、なんというか……」
鉄火場である
ある意味戦場とすら言えるここであり、少しでも何かしらのお手伝いが出来る場合お手伝いさんとして引っ張られる事も多い
イリーは料理が出来た、コーヒーも淹れられる、すなわち割と便利なのだ
「……ロイさん、このサンドイッチの弁当は誰のだ?何処に置けば?」
39
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/17(月) 23:20:10 ID:???
>>38
ロイ「待ってくれ これは・・・ルッシーのか 確かそっちのテーブルにいたな あぁちょっと待ってくれ」
と言ってもう一つの弁当を用意
ロイ「同じテーブルにユノがいる そいつの弁当だ」
男のくせに妙に女子力漂うバスケットのサンドイッチ弁当の隣に添えられたのは
アルマイト製のドカ弁一面に飯が詰め込まれ その上に梅干し一個の日の丸弁当
おかずは別タッパーで生姜焼き サラダwithプチトマト 卵焼きと剥いた梨 という女なのに女子力皆無なお弁当であった
ロイ「よし持って行ってくれ・・・おいおかゆできたのか!? よーしそっちのテーブルだ!!」
まだ修羅場は終わりそうにない
40
:
イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】
:2018/09/17(月) 23:31:46 ID:???
>>39
「る……あぁ、グリヴルムさんか」
「……足りるのかな、彼はこんなので……」
「ありがとう、渡して来るよ」
ドッカリとデッカいユノ弁当と一緒に受け取り手渡して来るのだ
昭和なドカ弁はルシオラのモノと合わせて見ればなんとも言えないギャップを味わう事が出来る
「……ロイさん、ほら、麦茶」
忙しなく働く指揮官へ、キンキンに冷えた麦茶の差し入れである
なんならお酒のが嬉しいかもと考えたが、労働中にそれも違うなと判断したらしい
「次は……ん?朝から酒とオツマミ……?」
さてはて、どこかの狂人さんっぽいセレクトのご注文に小首を傾げるのであった
41
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/17(月) 23:41:03 ID:???
>>40
ロイ「あ? あぁスマン」
差し入れの麦茶をグイと飲み干す
ロイ「本当はルッシーにもドカ弁渡したいんだが 任務中に腹が重くて動けないじゃ大変だからなぁ・・・」
かといってベジタブル重点なサンドイッチ弁当はいかがな者かなロイでした
ロイ「鈴虫か…さんまでも焼いとくか」
もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
―――ギィ!!
ロイ「入ってくんじゃないの」
乱入者の口ににニンジンスティック突っ込んでおかえり願ったりと朝の時間は瞬く間に過ぎ去って
〜〜〜〜〜
ロイ「おわったよ」
厳密には洗い物とか終わってない部分もありましたが とりあえず朝ご飯の時間は終わりました
ロイ「残りもんかたしちまうか」
と ちょびっと残ったおかゆとか 作り置きの煮物とかが並ぶ厨房で賄い飯の時間である
42
:
イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】
:2018/09/17(月) 23:49:38 ID:???
>>41
「ん?……あぁ、ここはキミの来るべき所じゃあないな……」
やって来るナマモノに苦笑、血気盛んなシェフ達に見つかる前に逃がしてやらねばなるまい
そしてそれから?
「お疲れ様だ」
ほら、とロイに……というより皆んなに差し出すのは無論コーヒーである
疲れた体にジンワリと染み渡るような華やかな香りのそれは、苦味も酸味も少なくすんなりスッキリとした飲み心地
「……まぁ、食事のメニューにはあわんがな……」
お茶のがよかったなと苦笑
43
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/17(月) 23:57:47 ID:???
>>42
ロイ「なぁに 食べ合わせの悪さも賄い飯の醍醐味よ」
まったりとコーヒーブレイク 残ったパンにサラダを載せてむしゃりと一口
残り物のおかゆをすすり ソーセージにかぶりつき 干物をあぶる
節操のないシェフたちの朝餉が始まった・・・・・
//では〆
44
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/19(水) 22:25:09 ID:???
【狭間のスクラップヤード】
さて 残暑というのもだいぶん落ち着いて 秋の装い見せつつあるここ狭間のスクラップヤード
秋 そう秋である 天高く馬肥ゆる秋であり実りの秋でもある
ここ狭間のスクラップヤードにも 廃材をどかし 土壌を改善した畑というものが存在する
作っているのは ジャガイモ まさに収穫期と言うやつだ
ロイ「というわけで 手伝え」
目の前には蔓の這う畑 服装は汚れてもいいもの 手にはスコップ
ロイ「ジャガイモ収穫のおじかんじゃぁぁああああああ!!!」
アキレス「おーいえー」
―――ギィ!!
ということでこの場には半ば強制的に集められたお手伝いさんがいるが 果たしてどんなメンツが揃っているだろうか?
45
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/19(水) 22:31:12 ID:???
>>44
「なんでアイドルグループでもないのにこんな事せにゃならんのだ」
オーバーオールに麦藁帽どいう典型的作業着スタイルでブーたれるソーマタージ。
飯の内容にはうるさいくせに自分から何かをする気はとんと無いため、こうして手伝わされるのは心外どころの騒ぎではないのだ。
「いつの間に畑なんて作ってたんだな。次は奴隷用の粉引きマシーンでも作るか」
「お芋さ〜ン…っと。バカらしい」
ブツクサ文句を垂れながらスコップで地面をひっくり返し、蔓を引き千切りジャガイモを引きずり出そうとするソーマタージ。
やる気も知識も全くない。イムカなどとは違ったベクトルでやらせちゃいけないタイプだ!
46
:
アイン
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/19(水) 22:31:28 ID:???
>>44
フード付きマントを目深に確りと着込んで
宙に漂う顔の見えない照る照る坊主の様な存在が
「…いぇー……」
いまいちテンションに乗り切れぬまま
手足に相当する八本の触手をウネウネさせていた。
47
:
ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】
:2018/09/19(水) 22:32:01 ID:???
>>44
「……こういうのって、機械でガーってやるんじゃないんですか……?」
さてはて、世間知らずなトンチンカンムーブを早速繰り出しているのはルシオラである
彼(彼女)の世界では野菜は完全なオートメーションで作成されているのだ、そこに人の手の入る余地は皆無
「……えーっと……は、はーい……」
乗り切れずなテンションで取り敢えず片拳を振り上げる所作
服装?もちろん何時もの学生服です
48
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/19(水) 22:42:03 ID:???
>>45
ロイ「ふつうはアイドルグループじゃない人がこういうのをやるんだがなぁ・・・。」
それはそうとして スコップで土を掘り返せば 鈴生りのジャガイモ達
まるまると太ったジャガイモを見れば労働意欲もわいて・・・わいてこない?
―――ギィ!!
さて ここで闘志に火が付いたベティちゃんである
永遠のライバル(一方的)に負けじと ハサミで土を掘り返していた
ちょうどソーマタージが掘り返した穴を埋めるような形で
>>46
ロイ「オイ やる気出せ人間性」
うねうねうごめく触手に小さいシャベルを握らせてるロイ
ロイ「収穫が終わったら新ジャガパーティーだ いっぱいジャガイモ食べていいぞ」
さぁ やる気は出たかな?
>>47
ロイ「そうか じゃあそういうガーってやる機械を買ってくれ」
そんな高価なおもちゃは狭間のスクラップヤードにはありません
と言うかみなさん何も教えてくれません ルシオラも収穫の仕方ぐらい分かるよね?といわんばかりだ
そして土は柔らかく足場は少し不安定 コケれば学生服は土塗れだ(ちらっ
49
:
ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】
:2018/09/19(水) 22:47:03 ID:???
>>45-47
「そ、そんな高いんですか……?」
機械の値段?そもそもお金の必要な事が極めて少ない管理社会、無論高い安いなんて知りません!
「?……え、えーっと……?」
取り敢えずソーマタージの動きを見てマネする事にしたらしい
スコップで地面に穴を掘り、根っこを引っ張り……引っ張り……
「か、硬ぁっ……!」
動かない!両脚で踏ん張り引っ張るが不動!
その内ツルッと手が滑り、
「ひぃやぁっっ!?!?」
背中から畑にドベッと転倒!ヤッタ!
50
:
アイン
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/19(水) 22:50:38 ID:???
>>48
「その種族名は呪いの装備か何かなのか…?」
何故か一部で定着しつつある種族名に諦めに似た溜息をついて応えるクリーチャー。
「芋なぁ…いや、故郷じゃよく栽培されてたよ?
年がら年中戦争やってんだもの、重宝するよね。
だからと言って栽培法や収穫法を知っているのとは限らんわけで」
計八本のシャベルがギャギャギャギャと奇怪な音を立てて地面に突き立てられていく。
流石に手が多いので無難に且つ平均よりは早く土を掘り起こしジャガイモの収穫に動き出す。
「あ」
偶に加減を間違えてジャガイモにシャベルを突き立てているが…
51
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/19(水) 22:52:06 ID:???
>>48
「もっと言えば農家の仕事だろ。俺様越境者である前に傭兵ぞ?」
丸々と育ったジャガイモにも冷めた目。戦闘中ならともかく、普段は若干潔癖の気があるのだ。
「誰か俺の代わりに籠に入れてくんない?バッチィじゃんよ、泥んこで」
「やれやれ、ソ連兵になったキモチ……」
仕方なしに自分で取ろうと手を伸ばした矢先、ドササと剥き出しの白い手を産める土。
ふと横を見れば、何やらいきり立った様子のベティちゃん。
「────────────」
フゥー、ハッハと怒りを放出する呼吸と共に、ジッとベティを見つめるその目は冷たかった。
サソリ相手にマジでキレる五秒前!
52
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/19(水) 23:03:33 ID:???
>>49
アキレス「あーもう何やってんのさルッシーってば」
傍にいたアキレスがやってきた
アキレス「どろだらけじゃん 洗濯機に放り込んでやるからホレ 脱げ」
とルシオラの衣服に手を伸ばすアキレス 男だからね 問題ないよね
>>50
ロイ「あぁ 恨むならイムカを恨め 栽培? んなもん適当にイモぶっこんどきゃ適当に育つ」
そこらへんがジャガイモの楽なところ なお連作障害
ロイ「もったいないことすんじゃないの 切っちまった芋はちゃんと回収しておけよ 食ってもいいぞ」
―――ギィ!!ギィ!!
と そこにやってきたベティちゃんがいそいそとアインの頭上に上ってこようとします 理由は後述
>>51
ロイ「傭兵がイモ育てちゃ行けない理由もないだろ 実際俺も正規兵だったときは畑を手伝って芋ほりとかしてたぞ」
籠入れを頼むソーマタージであるが みなさん忙しくて耳に入ってない様子 さぁその手を泥で汚して労働に勤しむがいい
きっと労働の後の酒はおいしいぞう
さて ベティちゃんはと言うと一心不乱に土を掘り返していた そこに悪意はなく ただ純粋に闘争心があった
だが突然何か嫌な予感を覚え 辺りを見回すと
―――ギィ・・・
そこには冷たい視線のソーマタージ ベティちゃん 悟りました これアカン奴やと
―――ギィ!!ギィ!!
スッタカターと脱兎重点 アインの頭上に避難しようとしています
アキレス「ソーマ〜・・・びーくーるおーけー?」
ブチ切れソーマタージに冷や汗垂らしつつ諫めようとするアキレスであった
53
:
アイン
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/19(水) 23:11:25 ID:???
>>52
「何だベティちゃん、私はディフェンダーじゃなくてアタッカーだから
ミスタソーマタージの猛攻から君を守るのはちょっと荷が重い」
テルテルモードだとグニャグニャしているアインぼでー。
まあベティちゃんの身体構造なら掴みやすいのでしょうか。
「白状するけど基本的に味って分からんのよね」
そして土がついていても気にならない不思議粒子集合体。
切ってしまった芋をポイポイフードの闇へと放り込む。
「正直エネルギー効率が良いとは言えないなあ」
食事の良し悪しは質より量が信条。
54
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/19(水) 23:11:32 ID:???
>>52
「もっとこう…略奪とかさ。セックス、ドラッグの次にバイオレンスは重要だろ。
特に自分より弱いヤツ相手がいいな。最近ハードなの多くてそろそろ家計が火の車」
本心はどうあれ、彼は基本的には混沌・悪属性。カルマ悪。レイダー寄り。
自分で育てるより奪う方が簡単だと知っているのがタチ悪い!
そして各々で忙しそうな他の人には
「なんだよケチー、イケズー!もーオメーらが困っても手伝ってやんねーからな!」
まるで子供の様にブーたれるソーマタージであったとさ。
「あ゛ーん?テメーもグルだったんか!?」
尖った歯を剥き出しにし、鋭い眼でアキレスを睨むソーマタージ。大人げないが、それ故に危ない!
「俺様がそいつをカリカリになるまで燃やしてドブに灰を捨てなくていい理由があるなら教えてもらおうじゃないの?」
55
:
ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】
:2018/09/19(水) 23:12:33 ID:???
>>50-52
「……、あいたた、お尻打ったぁ……」
「……へ?あ、い、いやその……今!着替えかが!ないので!これで大丈夫!大丈夫です!」
シリアスに考えれば、既に嘘を突き通す罪悪感に見舞われて久しい
序でに言えば今更皆んなが性別云々でどうこう言うような者達ではないと知っている
タイミングを逃してしまい続けているのだ、真実を告げる勇気の出す一歩の
……とはいえ今はギャグちっくである、取り敢えずズザザっと後退り!拒否!
「えーっと、この辺掘ろうかな!」
誤魔化すようにざっくざっと地面を掘り出すルシオラ!
ソーマタージとアインの掘り返した穴を埋めるような格好だ!
56
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/19(水) 23:26:19 ID:???
>>53
節足動物特有の脚はぐにゃぐにゃしたアインの体をしっかりホールドして頭上まで移動するベティ
―――ギィ!!
ヤレヤレ一安心といわんばかりにハサミを振り上げた
ロイ「そうなのか? でんぷんってのは結構有能なエネルギー効率だと思ったんだが」
>>54-55
ロイ「それじゃバイオレンスの次辺りに農業と畜産を入れておいてくれ
分かったわかった 終わったらお駄賃出してやるからがんばれ」
とのことです お金が発生するよ やったね又ジ!!
ロイ「ここで生産活動に生きがいを見いだせれば きっと秩序・善にアライメントが動くか漏れ知れんぞ」
さて ソーマタージがマジで切れる三秒前になってしまいました
何とかし無ければベティが真っ赤通り越して炭にされてしまうでしょう 何か なにかないかと辺りを見回し
ロイ「あーあー全くだから汚れてもいい服装で来いって言ったのに」
呆れるロイと 今まさにソーマタージの穴を台無しにしているルシオラの姿
アキレス「そっちに新たな獲物がいるから とりあえずベティは後でいいんじゃないかな?」
男・アキレス ルシオラを颯爽と売り飛ばす鬼畜発言をするのであった
57
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/19(水) 23:33:48 ID:???
>>55-56
「最初っからそうしてくれればよかったんだ」
モノで釣られるタイプには多分これが一番いい対処法だろう。
お駄賃が何なのかロクすっぽ聞かないまままた作業に戻るのであった。
「そーゆーのキョーミないね。俺も、このソーマタージも」
「あ゛ーん?テメーもグルだったんか!?」
尖った歯を剥き出しにし、言われるまでもなくルシオラを睨むソーマタージ。ヤクザ!
しかしベティのそれとは違い、自分に被害が来ていないだけ手を出す雰囲気は無い。ガンはめっちゃつけまくってるが。
「お前ら一人と一匹とも人様の仕事にケチつけるたァーどーいう了見だコラ。
ちょっとそこの長屋の裏まで来てもらおーかのー」
ベティへのヘイトは向いたままだった。なんだったらアキレスにまで向きかねない勢い。
58
:
アイン
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/19(水) 23:34:16 ID:???
>>56
「作業しながら芋の摘み食いじゃあトントン位だよ。
モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず自由で…
なんと言うか、救われてなきゃあダメなんだ、独りで静かで豊かで……」
燃費が悪いのだろう不思議集合体は。
「何故か身構えたものの、とばっちりは受けそうにないね。
ほれベティちゃん。君も芋掘りを再開するべきだぞ」
ギャギャギャギャ…「あ」……ポイもぐポイもぐギャギャギャギャ…
59
:
ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】
:2018/09/19(水) 23:39:38 ID:???
>>56-58
「わ、わわわっ!?」
「ぐ、グルじゃないですよー!ごめんなさーい!」
半泣き!何せ感覚が麻痺しているけれどソーマタージはフツーにコワイ!
颯爽と売り飛ばされたルシオラ、物陰に素早く逃げ出した!
そのままひょこっと覗き出て様子を探り、取り敢えず怒りが落ち着くのを待って大人しく畑仕事再開なのだ
泥だらけになりつつも、やってみると意外と達成感があるのも事実
「……あ、でっかいの取れた……」
60
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/19(水) 23:48:36 ID:???
>>57
さて なんかもう色々と大変なことになりそうな雰囲気のソーマタージ
ロイが一つため息をつき 畑から離れて歩いていって 何かをもってかえってきました
ロイ「これやるからおこるんじゃないの」
何をもってきたかって? 刻んだハッパである 日本だと所持しているだけで怒られちゃうタイプのアレ
>>58
―――ギィ!!
とりあえず難を逃れた(?)ようです
アインの体を降りて土を掘り返し 出てきました芋
―――ギィ♪
アインと共に嬉しそうに芋を齧るベティ
ロイ「お前らわざとやってないよな?」
収穫してんだか食事してんだかよくわからない2匹にもう一つため息であった
>>59
ロイ「おぅ よかったな」
土を掘り返してみれば 出てくるでかいのちっちゃいの変な形の様々
これでローテクな収穫にも慣れてくれた・・・かな?
>>全員対象
色々あったが とりあえず収穫は終了である 一行にはほんの気持ち程度のお駄賃が配られました
そしてあとは嬉し楽しい新ジャガtime
ほりかえしたばかりのイモを洗ってふかして食べ放題 バターも塩も醤油もシオカラもあるぞ!!
ロイ「はっふはっふ」
アキレス「むっしゃむっしゃ」
―――ギィ♪
さぁ みんなで芋を食べましょう
61
:
ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】
:2018/09/19(水) 23:55:24 ID:???
>>60
「……、」
楽しい
ニンマリと笑みを浮かべて収穫したおいもさんを眺めてご満悦
学生服は泥だらけ、むしろ顔までドロドロなのに溢れる充実感
「いっただっきまーす!」
食卓の頃には流石に着替えている
厚着なのは変わらずだがジャージみたいな衣服だ、フツー逆だね働く時に着る物だね
収穫したての美味しいおいも、お腹が空いているのも手伝いひじょーに美味しかったのでしたとさ
//すみません、眠気故にこれでお先に…!ありがとうございましたっ!
62
:
アイン
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/19(水) 23:56:49 ID:???
>>60
「不慣れなんだ…いやホントに」
あらぬ疑いがかかっても仕方がないが不慣れなのは事実である。
慎重さを一向に発揮しないのは如何なものかとは思うが。
「スライスして油で揚げよう。
あとネジネジになるように切ってハリケーンポテトにしよう」
変に調理に拘りを発揮し始めるアイン。
「どこぞの円卓みたいにマッシュするだけじゃあ面白くない」
63
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/20(木) 00:01:52 ID:???
>>60
「────────────」
差し出されるハッパを見つめ、どこかから出したのは吸引用の特徴的なパイプ。
刻んだハッパを中に入れて火を点け、ポンポンポンとしばしのトリップタイム。
「──────こんなもんで俺様の気が晴れると思ったら……」
煙も掻き消える頃、葉を剥き出しにして再び周囲を睨んでみれば、ベティどころかルシオラすらいない始末。
「ジャガバタなんて久しぶり…。普通に買った方が早い気がするけどな」
大きなふかし芋にたっぷりのバターを挟み込み舌鼓。なんだかんだいい物が食べれるのは良い事だ。
「はつっ…はち、はちぃ…っ」
「機械のくせに猫舌かよウゼェな!」
たまたま通りかかった冴えない眼鏡の男に苛立たし気に毒を吐かれたが、とりあえずは満足だったそうな。
64
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/20(木) 00:05:19 ID:???
>>全員対象
ロイ「はいはい注文の多いやっちゃなぁ」
そんなこんなでジャガイモパーティーは大盛況で会ったようだ めでたしめでたし
//というわけで〆
65
:
<削除>
:<削除>
<削除>
66
:
<削除>
:<削除>
<削除>
67
:
◆T/233Moei6
:2018/09/23(日) 21:13:02 ID:???
【越境者名物ランダムジャンプ】
説明しよう!高クラスの越境因子を有する越境者は、
それゆえにゲートを潜らずランダムに世界の境界線を越えてしまう事がある!
んで、今回もそーなった!ここは何処だ!?知らん!!
------------
【???な惑星で何か傭兵ギルトあったので糊口しのいで数週間後――】
この数週間のビズでどうやらかなり科学が発達した世界であることが判明。
既に人類は宇宙時代を迎えて久しい…はずなのだが、
光学兵器やらの武器が横行している反面、生活文化的には妙に逆行しているというか、
生活レベルはむしろ21世紀より後退しているっぽい感じである。
【所謂、スターウォーズ系の序盤っぽい水準である】
「おい、住所・身分その他もろもろ不明なくせに妙に腕だけはいいそこの連中。指名依頼だ」
んでもって、ものすげー説明台詞とともに何かギルド支部マスターに声かけられましたよ。
【再越境もままならぬ中、宇宙時代(ただし生活文化レベルはいまいちな世界)の酒場でどうお過ごしでしょうか?】
68
:
ミュリエル
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/23(日) 21:19:47 ID:???
>>67
ミュリエル「やれやれ、相変わらず口が悪いね。ちったあ年寄りに対する礼節を学んだらどうだい」
黒い衣を纏う力強い目をした老婆が、どっこいせと杖を支えに立ち上がる。
その後ろには大体何時もSF時空ならミュータントと称されるクリーチャーが居るのだが…
さて、世界修正的に魔女の扱いとその僕である魔法生物はどうなっているのやら。
上手い具合にサイキック的某とゴリラで認識されていれば問題ないだろう。
69
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/23(日) 21:23:18 ID:???
>>67
「オイ、お呼びだぜ。俺はここでお前らの分もちゃんと飯を処理しといてやるから任せていきな」
声をかけるマスターには目もくれず、皿に盛られた茹でエビっぽい何かをモリモリ食いながら周囲に丸投げ。
とりあえず今日明日の分の食費は稼げた。当分は働かなくていいかなとダメ人間そのものな考えだ。
「そんな事よりこのエビっぽいのマズいね」
「──────何だよ。俺様は忙しーんだ。くだらねー要件だったらストるぜ」
労働者の権利だ。といっちょ前にデカい口をきき、チュルンと口の端に付いた足を吸い込むソーマタージ。
「お前ら飯はイマイチなくせに技術レベル無駄に進んでやがるからな。ダメージが痛すぎてリターンが割りに合わない」
「どうせ誰か殺すか、何か守るかってんだろ? もっと腕利きと都合がいいヤツに頼め」
70
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/23(日) 21:23:59 ID:???
>>67
【産業革命時代のイギリス人 in スターウォーズ】
この英国紳士は完全なお上りさん状態だった
道を歩けば上を見上げきょろきょろ 店に入れば辺りをきょろきょろ
現地人からすれば何がそんなに珍しいのかと眉を顰めるようなところに驚いたりと 大変忙しく過ごしていました
取りあえず拳が通じるようなので稼げてはいるようです
ジョージ「はい なにか御用でしょうか?」
急な呼び出しにも即対応 クリーニングが行き届かずやや皺の入ったスーツの襟を正し 移動を開始するのであった
71
:
ジョシュア
◆4J0Z/LKX/o
:2018/09/23(日) 21:33:56 ID:???
>>67
「……何見てんだよ」
一行のシンガリを往くのはガラの悪い黒インナーの男。
元戦争屋、今殺し屋。前線職越境者ジョシュア・アーリントンである。
バーのアラクレにガン飛ばし、一般客を萎縮させながら。いつもの喧嘩っ早さがそこにある。
「レーザー銃だとか、宇宙戦闘だとか………」
「任せてくれよ、こっちはそれで喰ってたんだ」
久しぶりに仲間と合流し、ちょっとウキウキなのかそれともいつもこうなのか。
射撃の腕を見せびらかしたそうにソワソワとホルスターを気にしている。
というのも暫く戦いから距離を置き、ニュクスの託児(?)に専念していたようで。
酒と銃、女にタバコからも縁がない健康的な生活を送っていたらしい。
72
:
◆T/233Moei6
:2018/09/23(日) 21:36:29 ID:???
>>68
「悪いなババア。礼節なんて生まれた時からもっちゃいねえもんでよ」
マスターはガラガラ声で笑いながら、ついでに背後のゴリラ君も指差す。
【魔法は問題ない。というか、やや出力があがっているくらい。ただし制御が何かタイヘンになっている。
どんぐらいタイヘンかというと、下手するとディーモンやって来る】
>>69
「ちなみにそのエビっぽいモノの元な」
水槽で泳いでいる映画エイリアンの幼生みたいな糞キモチワルイ生物・・・材料が想像より遥かにグロかったね!
「依頼はお前さんが大嫌いな類だが、報酬はいいぞ?あと、ここよりグレードのいい電子部品も保証される」
科学力は優れているが市井に回ってくる資材のグレードがやたら劣悪なのも、この世界の特徴である。
>>70
「…お前さんまだその格好やめねえのか?」
格好が格好なだけにチンピラ・強盗に絡まれることは日常茶飯事となるだろうアレ。
そして、たぶん撃退して埃を払う仕草をとるのも日常茶飯事。
>>71
「ドンパチも込みだが…今回はちょーっと毛色が違うんだ」
酒場の酒の味を一段階落としそうなムーヴしているジョシュアに苦笑し、
何か、奥歯にモノが詰まったような口調のマスターである。さて、依頼の詳細は???
【全員対象】
「あーその依頼っつーのがな。ぶっちゃけガキ共のお守りだ」
端的に聞いたところによると、現在、この惑星に何かエリートな士官候補生ご一同様が、
演習にやってきているらしい。将来の特殊部隊なり軍高官なりを担う少年少女たちだ。
「んで、この連中の実施演習なり訓練か?何か腕のいいお守りがいるんだとよ。経験学ばせるっつーのか?
そんなんさせるより、人の一人でもぶっ殺させたほうがよほど度胸がつくと思うんだがなぁ」
傭兵にとってはぶっちゃけ将来のカチグミご一行様って奴で、
鼻持ちならないこと甚だしいが、金払いは保証されているので受けても損はないとのこと。
「何か俺らにはよくわからんコンピュータでお守りはランダムに選ばれるんだと。
んで、お前さんらが晴れてそのお守りに選ばれたってワケだ。ああ、断ると後が怖いと言っておくぜ?」
なんともロクでもない臭いもプンプンする話である。
つまり、将来のエリートご一行様のお勉強のためにセコセコガイドしなきゃあならんってこった。ナムサン!!
73
:
ミュリエルとカーレッジ
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/23(日) 21:45:40 ID:???
>>72
ミュリエル「へぇ、そりゃ面白そうだね」
未来ある若者との交流は老人にとって数少ない楽しみである。
老婆は快く引き受けるだろう。
カーレッジ「…もっちゃもっちゃ」
その背後で糞バカデカい身体をできるだけ丸めてモノを食うクリーチャー。
エネルギー摂取の方法として食事の優先順位は低い方なのだが、食べる食べる。
>>69
>>70
>>71
ミュリエル「はいはい、坊主ども。ソコの紳士の爪の垢でも煎じて飲んどきな」
理由があるのか何かとソーマタージやジョシュアに絡む婆であった。
74
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/23(日) 21:50:46 ID:???
>>72
ジョージ「それはできません」
実際ウール100%のフルオーダーメイドスーツ 更に彼の体からにじみ出るブルジョアオーラは全く消えることはなく
チンピラ強盗はダース単位で現れちゃぶちのめされるというのが彼の日常となりかけていた
〜それからどうした〜
ジョージ「子供のお守り・・・ですか」
その顔には隠しきれてない これ苦手 という感情が現れていた
ジョージ「いえ それが任務であるというのならやりましょう えぇ・・・」
巧く隠そうとして笑みを浮かべるが その頬はひくついている 大丈夫かなぁという感情がばっちり見て取れた
ジョージ「それで・・・えと その訓練と言うのはどういったもので?」
75
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/23(日) 21:51:24 ID:???
>>72
「マズいわけだ。もう一杯」
皿を掴んで大口開け、ダバーッと残った茹でエビもとい茹でエイリアンを一気に完食。マズいが食えない程ではない。
「電子部品など、どうせ俺の規格には合わねェよ。タンクにヒーラーの装備ロットさせるようなもんだ」
「勘弁しろよ。俺ガキと金持ち嫌いなんだよ」
ウェーッと露骨に嫌そーな顔。コンビニ店長とベビーシッターにだけはなりたくないと思っていたのにこの始末だ。
「大体何でどこの誰とも知らん住所不定年齢不定職業自称傭兵のサイボーグババア英国紳士戦争の犬にそんなコト任せんだよ」
「──────で。せめてどんなヤツなのかだけ教えろ。
気に食わなそーなヤツがいたら今の内に準備が必要になる」
舌打ちを漏らし、追加で運ばれてきた安酒とグロ茹で肉を再び口に運ぶ。
儲けになるのは事実なのが腹立たしい。不本意だが、受けるしかあるまい。
76
:
ジョシュア
◆4J0Z/LKX/o
:2018/09/23(日) 21:52:29 ID:???
>>72
>>73
「どの世界も高官は似たようなモンだ」
「ドクロ型だったら失笑もんだぜ………」
「現場の苦労も知りやしねぇ」なんて愚痴に愚痴を重ねながらつらつらとサイン。
ジョシュアはどこか遠いところを見つめながら、記憶の中の誰かとカチグミ達を重ね酒を流し込んだ。
「引き受けた。ただし……ガチでやるからな」
曹長魂に火がついたようである。
「なんだこのババア!?離せッ………!」
絡んでくるババアに対しては初見のジョシュア。馴れ馴れしい接触は容赦なく突っぱねる。
が、仲間と聞くと態度を一変させ、今しがたの非礼を詫びるだろう。
粗暴だが礼儀知らずな訳ではない。仲間に対してはそこらの有象無象よりもよほど強い思い入れを持つ男だ。
77
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/23(日) 21:54:28 ID:???
>>73
ジョージ「恐れ入ります ミス・ミュリエル ですが私もまだまだ勉強の身ですゆえ」
一礼 やっぱりこの紳士 レディーファーストの精神をミュリエルにも忘れていなかったという・・・
78
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/23(日) 21:59:39 ID:???
>>73
「なんだババア。モーロクしすぎて老人ホームと悪党の巣間違えたか?」
紳士とは銀河系並みに遠く離れた存在のソーマタージ。紳士が相手でもババアが相手でもその傲岸不遜な態度は崩れない。
もっとも今は比較的ギャグ補正。とっちめられたら二秒で音を上げるだろう。
「アスピリンとおしっこ臭ェケツ捲ってとっとと可変式ベッドの上で青汁のCMでも観てな」
79
:
◆T/233Moei6
:2018/09/23(日) 22:02:22 ID:???
>>74
「実弾を使った本格実地演習。死人が出るのも当たり前ってな」
この惑星の未開ゾーン。クリーチャー塗れで結構危険です。
>>75
「知るか。精々、お行儀のいいガキ共が宛がわれるよう祈っとけ」
越境者以外にも複数雇われており、何かどの(糞ガキ)チームに割り当てられるかって話のようだ。
【全員対象】
【んでもって、そのカチグミご一行様な学生達のところへ→スペースポートにて】
まず、この惑星には滅多にやってこないだろうクラスの惑星降下艇が降りてきた。
何しろ、宇宙時代の割にこの惑星では民間宇宙船すら滅多にお目にかかれず、
さらにそのどれもが大抵がスクラップの一歩手前みたいなのばかりなのだ。
【早速カチグミムーヴをかましてくるスタートである。げんなりするも感動するも分析するもよし】
降下艇から降りてきたのは、10代前半の年端もゆかぬ少年少女たちと、教官らしきいかつい男。
装備しているフラックアーマーや粒子銃もモチロン、市井のモノより数段上のクラスである。
【士官候補な少年少女達は全員がヒューマノイド(純正人類主義の傾向アリ)であり、
多くはお出迎えのガイド(越境者を含め複数雇われてる傭兵)に怯え混じりに虚勢を張っていたり、
平然と見据えていたり、あるいは落伍者の集まりとあからさまに侮蔑の目線を向けるモノなど十人十色であった】
「傭兵共!」
そして、全員が降りたところで、教官が威圧的(傭兵達に対してというよりは士官候補生に対しての圧だろう)に、
周囲によく響くがなり声を越境者を含めた数十人(結構な数が集められている)に発した。
「貴様等の経験をこの蛆虫どもに伝授してやれ!担当した班が成績優秀だったらボーナスくれてやる!
もちろん!全滅して死人が出ても今回は特例でお咎めなしとする!!」
どーにもトンデモないスパルタのようだ。そして傭兵とは一皮剥けば非人間的な人種も少なくない。
集められた傭兵のうち、数人が舌なめずりしている。どうやら、それも含めての演習らしい。
そして、越境者達にもそれから士官候補達を守る義務は無い。
「演習は明日から!担当班も直前に発表する!以上!」
【ガイド役の越境者達にはこの世界に辿りついてから始めてのグレードの高いメシと酒】
【良質の電子部品に前金のマネーなどが支払われる】
【判定(おせっかい)→そのまま推移すると、明日には少年少女と傭兵の数人が行方不明か遺体で発見。傭兵数人が行方をくらます】
80
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/23(日) 22:11:50 ID:???
>>79
そんでもって
「あ゛ーん!?見せモンと違うぞコラ!?」
口に咥えるは粗悪な煙草。ポケットに手を突っ込み侮蔑の目線に大人げなく威嚇する傭兵の姿がそこにあった。
「おーコワ。フフ」
見るからにスパルタそーな教官にコッソリ鼻で笑い、続く言葉に目の色を変える!
「ってコトは優秀そうならおだててダメそーならぶっ殺してもいいってコトじゃん!」
「見たか?俺ここに来てこんなの見るのカチグミの屋敷に忍び込んだ時以来」
前に食べたグロ肉とは天と地ほどの差もある飯と酒に満足。前金で多少は気分も良くなったようだ。
今なら出合い頭に眉間を撃ち抜いて犯さなくても済みそうだ。鼻歌交じりに荷物を纏めると、一行に向き直る。
「顔合わせでもしとこーゼ。今の内にお行儀良さそうなヤツところしていいヤツを見極めよう」
「坊ちゃん嬢ちゃ〜ん?傭兵のお兄さんだヨ〜ン。親睦深めようゼ。変な意味じゃねえぞ
歴代プリキュアママ誰が一番性的かビンゴ作ってきたから一緒に遊ぼう?風船もあるぞ」
周りが止めないのであれば、候補生の部屋に向かって不躾にノックしだしかねない。
81
:
ミュリエルとカーレッジ
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/23(日) 22:13:59 ID:???
>>78
可変式ベッドの辺りで婆から繰り出されるギャグ補正込みの顔面ハンマー。
台詞途中なのに容赦なし。
10t表記含め何処から取り出したというのも込みでのギャグ補正。
「礼儀を弁えなっつってんだろジャリが。」
加えて婆の背後に聳え立つ殴られたらただじゃすまなそうなゴリラクリーチャー。
デメリットしかない意地の張り合いにソーマタージが出るとは思えない。
おそらくなあなあな感じでいざこざは収束するのだろう。
>>79
ミュリエル「何だかねえ…思ってたより坊ちゃん嬢ちゃんに厳しい状況じゃあないかい?」
蝶よ花よと士官候補共を扱うものかと思っていた老婆は拍子抜けと共に
羊が狼の群れの中に放たれたという印象しか持てず流石に彼彼女らに同情を禁じえなかった。
ミュリエル「はぁ、面倒だね。夜の見回りなんて中高年がするもんだろう?」
自主的見回り。自主的憲兵活動開始である。
まあやるのは専ら仲間内からも
「え、何コイツ…えっ何コイツ!?」
と言われるであろうカーレッジの役目となろうが。
82
:
ジョシュア
◆4J0Z/LKX/o
:2018/09/23(日) 22:20:04 ID:.OO1K2GQ
>>79
「野郎共、俺がスーパーバイザーのジョシュアだ」
「お前等の仲良しグループよりもデカい軍で選抜射手をやってた」
ボロかったり明らかなワンオフだったり、イロモノ揃いの傭兵の中に混じって、一人だけ異色な外見の男が一人。
身に纏う装備は傭兵然とした小汚いもの………ではない!めちゃくちゃにレベルの高いガチのミリタリーグレードである。
イムカに融通してもらったOSAT・クラス7アーマー、その中でも特殊部隊向けの高機動型、『ハイパーレイド』。
流体式筋肉、電磁マウント、硬化ライトシールド、アーマーロック、5点式スラストパック………
ガチでやるとは言ったはいいがここまでくると大人げがない。アーマー一着で宇宙船が買えるレベルである。
「………俺の班に来た奴」
「タマを外そうと思っても外せない身体にしてやるから、覚悟しろ」
平然とそう告げると、さっさともてなしを受けるべくレセプションへ。
ソーマだとかを引き連れ、なるべく高い酒を飲んで時間を潰しているだろう。
83
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/23(日) 22:21:18 ID:???
>>79
銃弾か…
あまり得意な相手ではないな と思うジョージ君であった
メタ的に言うと修正力に期待 と言ったところだろう
さて 他の惑星どころか 宇宙すら概念的に意識の外にあったジョージにとって
その漆黒の海を泳ぐ船と言うのはどうしても奇異の目で見てしまうのは仕方のないことで
やってきた惑星降下艇に感動しっぱなしで会った
だが降りてきた少年少女たちには顔に出さず だが残念そうに小さく息を吐いた
さて 虚勢を張り 侮蔑を送った先に ブルジョアオーラを垂れ流す 礼節行き届きまくった英国紳士はどのように映るだろうか
多分だが落伍者その1にみられてそう
そして明日に向けて高い飯や多額のマネーが支払われるが
ジョージ「どうでしょう? お互い親睦を図るために語らいの場を設けるというのは」
とおせっかいを焼くのであったが どこかずれてるというかなんというか?
84
:
◆T/233Moei6
:2018/09/23(日) 22:30:59 ID:???
>>80
>>82
実際、ダメそうならぶっ殺してもいいってコトじゃんは正解だったりする。
傭兵ごときに害されるようではエリートの名折れ。どのみち先は無いということだ。
そして、ソーマタージは奇行に出る前にジョシュアの酒に付きあわせれるハメに相成り申した。
>>81
>>83
カーレッジ君は見回りに。そして、ジョージはその外見と雰囲気ゆえか比較的少年少女に受け入れられた。
正に、部屋のロックが外されて、ハック&スラッシュ直前だったところをゴリラが通りかかったり。
なお、途中、少女がファック&サヨナラされそうな現場に紳士が出くわしたりしたとか。
【少年少女達は全員、明日の光を見ることが叶いました。→傭兵数人がボコされたか行方不明になるのだろうか】
【全員対象】
演習内容…
デンジャラスなジャングルである未開ゾーンを潜り抜け、ゴールにたどり着くこと。
実にシンプルである。問題は食人植物やら、クリーチャー、テクノバーバリアンの巣窟であることだったが。
【士官候補生G班】
んで、越境者達は士官候補生5人からなるチームのガイドに宛がわれたわけだが――
「演算と指揮処理は私がこなしてやる。貴様等はただ走り、動き、ついてくるだけでいい。簡単なことだ」
「てめ、何時から俺らの上官になったんだよ!」
おガキ様達が、演習実施の前に早速モメております。
エリート揃いとはいえ、やはり、そこでも優劣は出るってもので、
とってもエラソーなエリート中のエリートな士官候補はテンプレめいて尊大であり輪を乱しまくりである。
「案ずるな。いずれ時を置かずに私はお前達の上官となるだろう。能力的、状況的、そして家格的にもこれは決定事項といって良い」
「そーかもしんねーけど、今は同格なんだからな!!」
【お決まりの展開といえば展開とはいえ、これを引率しなきゃならんガイドとしては頭痛の種である→早速チームワークは最悪だ!!】
→→→(いっそここでぶっ殺して) ※候補生1人がダークサイドめいた雰囲気。
→→→「なんかアイツをあっと見返したい」 ※候補生3人がガイドに相談。
→→→「引率は滞りなく頼む。私は構わんから連中が生き残れるよう見てやってくれ」 ※エリートがガイドに相談。
85
:
ジョシュア
◆4J0Z/LKX/o
:2018/09/23(日) 22:41:39 ID:???
>>84
「あ、このガキ俺が貰うわ」
笑顔を絶やさぬまま、さっと両肩を持ってかっぱらったのは士官めいた口上の生意気なガキ(シツレイ!)だ。
名家の出で、士官学校出身、キャリア組。こういったタイプ程後々折れやすい。ジョシュアの同僚にもいた。
まだ若いうちからボコボコにしておくのが新人の為でもあるし、何より思いあがった新人は危険だ。
「スーパーバイザーのジョシュア・アーリントンだ」
「お前の名前は興味無い。歳も、家柄も、士官学校の成績についてもだ」
「ここで俺が知りたいのはお前がどれだけ腕が立つかってコトだけだ」
「つまり……銃で、剣で、それもなけりゃ拳で。どれだけ生き残れるかってな」
候補生の生意気なデコを指先で小突きつつ、いざロングトラックでは先頭に立って進むだろう。
こういった場所でのジョシュアは強い。元が戦争やの国に生まれ、能力者相手に立ち回り、宇宙人とも銃を交えた。
様々な戦場での長年の経験が生きる訳だ。
「指示は俺が出す。お前はただ走り、動き、着いてくるだけでいい」
「簡単なコトだろ?」
なんとも癪に障るセリフだが、本心からではないことは見え透いているだろうか。
豪華な装備、高圧的な態度。ジョシュアは候補生の心を一度折ろうとしているのだ。
全てにおいて他人よりも劣っている。後々嫌でも味わう環境を恣意的に再現する事で。
86
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/23(日) 22:45:50 ID:???
>>82-84
「ぎぼぢわ゛り゛ー゛………」
さて当日。元々白い顔を更に青白くして既にグロッキー状態のソーマタージ。
いざ向かわんと思った瞬間ジョシュアに誘われ、乞食根性で高い酒ばっかバカスカ飲んでこうして限界を迎えたのだ。
「揺らしたヤツの脳ミソを同じ目に遭わせてやるからな……。
あーダメ、マーライオン」
「はいはい喧嘩するんじゃねーの、幼稚園児かテメーらは」
パンパンと手を叩いて気を引こうとするソーマタージ。既に開始地点近くの木陰で戻してきたので体調は回復済みだ。
「砂はかけたけどあまり近づかない方がいいぞ。被曝する。 …ジョークだよ」
「お前が指揮官希望か? 失敗したらこいつらだけじゃなくお前まで死ぬぜ。分かってるよな?」
いかにも高慢ちきな態度のガキにチラリと冷たい眼を向け、周囲を軽く見渡すゾーマタージ。
「失敗して襲われるんじゃあねーぞ。部下の命もまともに預かれない様な馬鹿、生きてたってしょうがねーから俺がブチ殺す」
「──────何見てんだよ。君らもぶん殴られたいのか?混ざりたいか?」
木で鼻を括る様な不遜な態度で相談を突っ返すソーマタージ。薄々勘づいてる者はいるかもしれないが、この男教育係には絶望的に向いていない!
「そこの根暗そーなお前。お前だ。誰か殺そーとか後ろめたい事考えてるんならそこのジョシュやんにぶん殴られてこい。命令だ」
87
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/23(日) 22:46:09 ID:???
>>84
Q.昨晩なにやら騒がしかったようですが?
A.ジョージ「そうでしたか? 何もない夜でしたが」
つまりはそういうことだ
〜それからどうした〜
さてやってまいしました演習会場 これからジャングルの中を通り抜けようということらしい
だが早速お子様士官たちがもめている様子
ジョージ「皆さま 共に見据える場所が同じであれば その者は敵ではありません
それに軍隊というのは1人は皆の為 皆は1人の為に動くと聞いております」
笑顔崩さず 礼節欠かず進言する
ジョージ「見返したい いい恰好を見せたい 有能であると認めさせたい
それは人が持ち得る当然の感情 ならばこそ ここは諍いを治め
一丸となりことに当たるべきと進言させていただきます」
ジョージ「それに どうせ自分が有能だと思わせたいなら こんな少人数ではなく 組
織の中で大多数を相手に見返せれば それだけ気持ちがいいものだと思いますよ?」
さて この言葉が通じるかどうかであるが 果たして?
88
:
ミュリエル
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/23(日) 22:49:25 ID:???
>>84
「で、何時まで言い争いを続けるんだい。こんな危険な場所で。
TPOも弁えられんのなら全員無能だ。そう報告しとこうかい?」
不毛な争いに老婆はあまり興味がない。
「ま、自信があるならやってみな。
他もギャーギャー文句垂れる前に自分こそが指揮能力に優れていると嘘でもいいから名乗る位の気概を見せな!」
89
:
◆T/233Moei6
:2018/09/23(日) 23:02:34 ID:???
>>86
>>87
「無論、指揮官志望…というより、そうなるだろう。忠告、聞き入れよう。やってみるさ」
エリート様はとてもプライドがっちがちな返答で。
「…意見するか下民風情」
そしてダークな少年の返答は結構ヒドかった。
【なるほど、実力と家格で大きくふんぞり返っていたのが、さらに上と出くわして歪んだプライドずったずた。
このチーム、ややこしい構成をしている模様】
>>85
「むっ…」
エリートは悪いおぢさんにかっぱらわれました。
そうして、ジョシュアに先程の口上と全く同じ皮肉を口にされ、
「………」
一瞬、物凄い眼光でジョシュアを睨んだエリートであるが、目を瞑って一呼吸。
「貴様の言うことに間違いはない。実力・判断・経験共に〝現時点で〟私が叶うところ一つもないだろう。
劣ると認めるのは恥だが、愚物になるよりは遥かにマシだな。新鮮な体験だ。
――方針と進軍コースの意見を交わしたい。最適解を出す」
尊大さも腕を組んだ傲慢ポーズもそのままだが飲み込んだようだ。
>>88
「気持ちのいい発破だな」
「………」
エリートは感心し、他の候補生はしゅんとなり、一人はただミュリエルを睨んだ。
--------
------
----
【全員対象】
各人の見る目にもよるだろうが、出立前のブリーフィングやら、
所作やらを踏まえて士官候補生の大体の実力を評価すると、
エリート候補生…20
ダークな候補生…7
一般候補生…5
と、いった具合だ。ジョシュアとエリート候補生が組んだ進軍スケジュールが採用されいざ出発。
【進軍していると、先ず出くわすのは食人植物だ。色彩効果で方向感覚や意識を弛緩させ、鋭い牙のようは葉と溶解液でバクり】
【→他の班では候補生のみならず、傭兵にも被害が早速出ている】
90
:
ミュリエルとカーレッジ
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/23(日) 23:13:39 ID:???
>>89
カーレッジには視覚がない。
それ以外の方法で彼は世界を認識している。
故に食人植物共の擬態はあまり意味をなさない。
カーレッジ「ガ」
で、大食漢の彼は許しもあって出会い頭で連中を捕食にかかるのだ。
ミュリエル「庭掃除に使えるかね」
周囲の問題は他の越境者とカーレッジに任せて問題ないだろう。
気にすべきは獅子身中の虫になりかねないダークサイド候補だ。
別にダークサイドが悪いとは思わない。何事も程度だ。
91
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/23(日) 23:14:31 ID:???
>>89
ジョージ「失礼しました」
そういって一礼 あまりうまくいかないなと反省であった
実際にミス・ミュリエルの方がうまくやったようで まだまだ経験不足のジョージ君であったとさ
〜それからどうした〜
何はともあれ進軍である ジョージの服装はジャングルの中をある国は適していないが それでも一行と共に行く
まず出くわした食人植物 もしもこの場にいたのがロイであるならば レンジャー知識と経験でものともしな勝ったのだろう
ジョージ「やりにくい・・・!」
気を張り意識の低下は抑えるも 色彩によるカモフラージュは如何ともしがたく 溶解液を四苦八苦しながら避けつつ接近
その果肉に拳をめり込ませんと接近を試みるだろう
92
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/23(日) 23:14:44 ID:???
>>89
「お前は存外素直だな。聞き入れられるまで骨を折ろうと思ってたからお兄さんカンゲキ」
プライドガッチガチの回答だが。表立って反抗しないだけまだマシか。 そして続くダークな少年だが。
「意見じゃねェ。命令だ」
突っぱねる様な言い草。遠慮も配慮も微塵も無い。
「──────ちょっといいか、坊主」
何か思うところがあるのか、一同から少しばなりダークな少年を話そうとするソーマタージ。
抵抗されないのならば、肩を組んで顔を近づけるだろう。
「俺も昔はワルだった。多感な思春期ってヤツを鬱屈とした気持ちで過ごしていた。
今のお前の気持ちは多少は分かる。順風満帆だったのに嫌なヤツが来たんだろ?あのエリート様が憎いんだろう?」
「だが余計な事をしてみろ。そんな事をしたら俺はお前をブッ殺す」
囁く様な口調から一転。傭兵、否、狂人としての顔を覗かせ、少年を威圧する!
「分かるか?お前は今ここでは偉いボンボンでも神童でも何でもねえ。薄汚いクソガキなんだよ…!
俺のビズの邪魔をする奴はいらないんだよ!分かるか!?」
「悔しいなら腕前を見せてみな坊っちゃん。俺への不意打ちとかは効かねーしそんな事をしたらきっと後悔する」
「お待たー?ウハウハで行こうゼ」
やるべき事が済んだのなら、能天気な態度で進軍に同行するだろう。そういう男だ。
「おっとジャングルの奥地に凶悪な殺人雑草を見た。腕の見せ所だぜ指揮官サマよ」
エリート候補生とダークなのはまあ大丈夫だろう。問題は、他の者をどうするかだ。
ソーマタージ自身は助ける気は無い。自分に危害が及べば別だが、静観を決め込むだろう。
93
:
ジョシュア
◆4J0Z/LKX/o
:2018/09/23(日) 23:15:12 ID:???
>>89
「………気に食わねェな、分かりゃいいんだが」
「お前は俺の知り合いに似てる、二人いるんだが……悪い所までソックリだ」
ジョシュアを睨みつけたエリート候補生は、そのプライドの高さが足かせとなっているような印象だ。
良くも悪くも感情の原動力となるそれは、飼い慣らしておかなくては後々足を引っ張る。
かといって完璧すぎる懐柔は、ジョシュアの言う『知り合い』と同じ孤独を味わう羽目になるが。
「ま、セオリーだな」
二人で組んだ作戦図は高効率かつ安全。しかしその分高い仕事効率が要求される。
新人や口だけの輩にとってはハードなものだが、むしろふるいとしては理想的である。
「惑わされんな、肉眼をダマす様に出来てる」
「ロービジで戦うなり、IRを使うなり………自分なりのソルヴを用意しとくんだな」
「上級編は……違和感を探すんだ」
「肉眼で見た景色、不自然だったり、あまりにも綺麗過ぎたり」
「後者に気を付ける様になれば二人前、意識せずに見破れるようになれば一人前だ」
食人植物。鮮やかな色彩で意識を狂わせる大自然の捕食者。
周囲の傭兵や候補生が犠牲になってゆく中、ジョシュアは一度もシールドを作動させることなく的確に茎を打ち抜いてゆく。
他にも数人いる越境者達は、この手の敵の経験が豊富なのか手慣れた様子で処理しているようだった。
ただジョシュア、いつもよりアグレッシブでない。どうやら候補生を護るべく二人分の死角に気を配っているようだ。
//次少し遅れるかもしれません………!
94
:
◆T/233Moei6
:2018/09/23(日) 23:34:19 ID:???
(
>>93
)ジョシュアと交わされた進軍ルートの傾向は、攻め手としては効率的なれどやや消極的。
速度よりも、確実なスケジュール進行に重きが置かれている。本質的に攻勢よりも守勢を重きとした傾向。
ややエリート候補生個人の依存が大きかった内容はジョシュアに手直しされている。
---------
【ジャングルにて】
食人植物は(
>>90
)それ以上の脅威に対してなすすべもなく、もぐもぐと魔法生物に食されることとなった!天敵!!!
「すっげ」
「感心している場合か。俺達の演習なんだぞ!」
「視覚モードを変えろ。惑わされるぞ!」
「………」
候補生も何だかんだで(
>>90
)ジョージのつたない発破が多少は効いたのか、やや強調を取り戻している。
やや普段よりも動きの精細を欠くジョージをフォローするように粒子銃が撃たれる。
【そしてミュリエルも懸念していたダークな候補生も、少なくとも今は(
>>92
)ソーマタージのプレッシャーが効いているようだ】
【がらんどうのプライドは、ソーマタージの狂気的な威圧を憎憎しく思いながらも、軽挙を躊躇わせるには十分な威力だった】
エリート候補生は他の候補生の動きを掌握しようと機敏に動き(意図より一呼吸後れていることの苛立ちも見て取れる。経験が浅い)、
死地となっては候補生達は懸命だ。ダークな候補生は動きは協調やフォローとは縁が無かったが、実力は中々のもの。
【そして、危ない瞬間に陥りかねないポイントは(
>>93
)ジョシュアが事前に潰すことで事なきを得ている】
現在の状況・・・食人植物クリア
--------
この演習は半日以上の過酷な演習となる。ゆえに休憩も効率的に取らなくてはならない。のだが・・・
【演習トラップ!士官候補生たちの携帯食料が故意に口に出来ぬ形に汚染されていた】
「…………」
「……・・・・・」
周囲にあるのは気持ち悪い植物と、泥みたいな水と、虫ばかり。
なお、ガイド役の食料は無事だ。問題なし。
→→→エリート候補生…無表情に安全そうな虫をガブガブし始めた。他の候補生にも進めている。
→→→ダークな候補生・・・プライドが邪魔して何も口に出来ない。弱音も吐いていないが。
→→→一般候補生…虫食を躊躇いながら食べる者。物欲しそうにガイドの食料を見る者。おずおずと食料を分けてくれと懇願する者。
95
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/23(日) 23:43:10 ID:???
>>94
ジョージ「援護ありがとうございます!!」
援護射撃のおかげで大した痛手を受けずこの場を脱することができた
もちろん礼を欠かすことはできない
ということで植物エリアを抜けて休憩と相成ったわけだが
ジョージ「・・・・・・・。」
どうしよう その顔は他の越境者に助けを求めていた
彼の性格では 食料を分けてくれといわれれば わかりましたどうぞで差し出してしまうだろう
でもそれでいいのか という気持ちも確かにあるのだ
湿気のせいだけではない 嫌な汗をかきながら 他の皆がどう出るか 事の成り行きを見守る
自分はとりあえず他のものに合わせて食料を差し出すなり断るなりするつもりであった
96
:
ミュリエルとカーレッジ
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/23(日) 23:45:35 ID:???
>>94
カーレッジ「げふ」
ミュリエル「お行儀が悪いよ、カーレッジ」
食人植物をガブガブしていたので腹いっぱいなミュータントは食休み中。
当然、支給された食料は丸々余る訳だが…
ミュリエル
「なーに甘えた事言ってるんだい。水なら熱して濾過して飲める。
食いモンだったらさっきから其処らを這い回ってるのが居るだろう。
此処はパーティ会場じゃないんだよ!
時と場合による正しい振る舞いを覚えな!
虫を食い泥水を啜る事が恥なんて考えこそ此処じゃ一番の恥さ。
それが理解出来ないなら尻で椅子を温めるような仕事に就けばいい。
あんた等が成ろうとしてるもんは何だい!
初心を忘れて此処に居るなら馬鹿も馬鹿、救いようもない大馬鹿モンだよ!」
尚、老婆は説教垂れながら泥水を濾過して沸かして虫を齧り倒している。
97
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/23(日) 23:55:30 ID:???
>>94
「やれば出来るじゃあねーか。最初っからやれオタンコナスめ」
腕を組んでウンウンと頷き、飛び散る何らかの液体をヒョイと避ける。
「きたね」
とりあえずは威圧も効いたようだ。特に何かを狙ったわけではないが。
「後でソーマスタンプを押してやるよ。三十個集めたらかまぼこ作りツアーのチケットと交換してやる」
それからどうした。
「なんだお前ら、イジメられてんのか?ウケる」
ケラケラとひとしきり笑いながら自分の分の食糧をそそくさと食べ終え、優雅なティータイム。
「そこのボンボンはなんだかんだ分かってるらしいな。これに懲りたら戦場で毎日まともな飯を三食食えると思うな」
フー、と息を吐くと、言われずとも勝手に虫を食べ始めるエリートに見やる。口と態度こそ気に食わないが、なるほど優秀だ。
「しょうがねーから虫の食べ方と水の飲み方ぐらいは教えてやるよ。石とか砂利を集めてこい。
生憎だが俺の分はもう失われてしまった。生きたきゃ食うしかねえぞ」
食事を分けてくれという願いはバッサリと切り捨てる。くだらないプライドと躊躇いで生きられるものならやってみろと言いたげだ。
「まあ焼けば大概のものは食えるさ。寄生虫もゴムみてーでいいアクセントになる。
大サービスでライターぐらいは貸してやるよ。次からは自分で用意しな。 どういうのが薪に適してるかは分かるよな」
彼自身常人より遥かに丈夫な臓器を持っているのもあるが、こういった状況での虫食自体は推奨している。
「俺の知り合いはアーパーでブロンドで鉄面皮で傲岸不遜で態度デカくて疫病神で貴族階級で女だがこれくらい黙って食うぞ?坊っちゃんよ。
というかこういうのしか食わないんだ。おかしーから。あと殺した敵をその場で食い始めてた。この前はライオンの腱食い千切ってた」
そしてプライドが邪魔をするダークな少年には、知り合いを例に出してあえて煽る様な物言い。というかガッツリ煽ってる。
「どうした?軍人たるものお前より立場が上でも、虫と泥水ぐらい黙って食ってるぜ。
それともフーフーしてほしいのかな?」
98
:
ジョシュア
◆4J0Z/LKX/o
:2018/09/23(日) 23:57:41 ID:???
>>94
「やるな……ホントに候補生か?」
植物帯を切り抜けた候補生らの背中を軽く叩き、ジョシュアは彼等を激励する。
特にその中でも着目すべきは彼のペア。判断力や射撃の腕など、エリートと形容されるだけはあるその腕前。
候補生などとよく言ったものだ。並の士官どころか現場組ほどの戦力を持ち合わせている。
評価査定値を2,3ほど引き上げて然るべきだろうとジョシュアは舌鼓を打った。
ただしジョシュアは腐っても元特殊部隊。そう易々と抜かれる訳にはいかないものだ。
「そいつは喰うな、調理しねェとペラグラになる」
「あー………その虫は三日後にクるぞ、備えとけ」
糧食問題は常に付きまとうものである。ジョシュアは候補生の中でもとりわけ落ちこぼれ達に自らの物を分け与えていた。
一方でやり手の候補生たちやギリギリ喰らいついてきた者たちのため、自ら実演して食料の見分けや調理方法を授ける。
早とちりして勝手に食べた者たちの中には、それ相応の結末を迎える者もいるだろう。
99
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/24(月) 00:08:41 ID:???
>>98
ということで他の皆さまを見ていて ジョシュアを見習ったらしい
訓練について行けてなさそうな人を選んで食料を分けてあげるジョージなのであった
100
:
◆T/233Moei6
:2018/09/24(月) 00:11:40 ID:???
>>95
(北風がヴァイキングを育てるというし、そうすべきなのだろうが…いい人、なのだろうな)
エリート候補生はおおよそ、ジョージの人となりをそう評価しながら虫をもぐもぐ。
もちろん、このいい人というのは良い意味でばかり表現しているわけではない。良くも悪くも、って奴だ。
「やめろ。下民風情に施しを求めるなどなどエリートの自覚があるのか」
そして困るジョージにすがる他の候補生をシャットアウトしたのは意外にもダークな候補生である。
階級的な挫折で歪みに歪んだプライドだが、ここは演習に沿った方向で発露したらしい。
>>96
>>97
「………」
ご婦人の話を気にもかけない風であったダークな候補生は、実際はその言葉を耳に入れ、無言で泥水を濾過し始めた。
他の候補生に何も言っていないのが減点材料。本来はそれなりに応用の聞く思考をしているのがプラス材料か。
そして、ソーマタージの挑発に加わり、顔を真っ赤にし、
「虫程度、食ってやるさ!下民風情に侮られてたまるか!!くそ、くそ!!」
【軽挙と協調性の無さが目立つが、どうやら〝現実にプライドを傷つけられている少年〟の範疇で歪みは収まっていたようだ】
【→いや、決壊寸前で引き戻されたことで、多少、地金が見えてきたということか】
そして、実際、食料を持っているはずの老婆が実際虫を齧っているのを見れば、
少年少女特有の負けん気も顔を覗かせるのだろう。他の候補生も観念して虫をおずおずながら齧り始めた。
「…貴様の言うその人物は果たして同じ人類なのか?流石にそうはなりたくないものだが」
んでもってエリート候補生はソーマタージの言う奇怪極まる人物像に怪訝な目を向けていたそうな。
>>98
意を決した候補生達はどれが安全な虫かを考え、ジョシュアの言を聞きながら虫を選び食べた。
なお、食料を分けようとした際はダークな候補生が、
「やめろ。下民風情に施しを求めるなどなどエリートの自覚があるのか。
――虫の食し方だ!っーーーー…教えろ!!」
と、止めた。エリート候補生が確固たるプライドなら、こちらは歪んでいるが毒にも薬にもなりえるプライドか。
もちろん、口も悪さはなっちゃいなかったが。ダークな候補生も上手く矯正できれば良い兵士になりえる。
「助かる。ガイド。私だけでは虫程度で躓くところだった。余人にとり割り切るとはこうも難しいものなのだな」
----------
【全員対象】
このようにやや不気味な献立が並んだ食事を口にしていた面々であったが――
――ドン!シュパァーッ!!
ゴール地点から腹に響く音と共に幾つかの噴煙が上がった。
――ヒュゥウウウウウウッ!!
そして、何かが複数個所に落下していく音。
「ッ!!」
エリート候補生はジョージの頭を引っつかんで倒そうとし、ダークな候補生はただ一人すぐさま身を伏せ、
他の候補生は反応できていない。一歩以上遅い。
「伏せろ!!」
【演習:砲撃…伏せるも良し。内容の酷さにいっそ反撃するもよし】
101
:
かぶり
◆eZKgukyN3c
:2018/09/24(月) 00:19:38 ID:???
>>100
とまぁついていけてない者達に施しをと思っていたところを ダーク候補生に止められ
なんか居心地の悪さを感じながら食料をもっちゃもっちゃ食べるのであった
その時である 轟音と共になにかが降ってくる音 それが何か ジョージが把握するより前に
ジョージはエリート候補生に地面に引きずり倒される
ジョージ「な・・・なん・・・ッ!?」
あまりの急展開に目を白黒させつつも 頭を抱えて防御態勢に入るジョージであった
102
:
ミュリエルとカーレッジ
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/24(月) 00:24:45 ID:???
>>100
ミュリエル
「……
(まあ偉そうなこと言ってるけどカーレッジも私もヒトデナシだからねえ。
ぶっちゃけ普通の胃腸の持ち主が虫やら泥水やら入れるのって、
直ちに影響はないってだけだろうし、ボンボンの胃腸がそんなに頑丈かどうか)」
教官としてなら明らかにジョシュアが上手くやっている。
ソーマタージは言動がアレだが概ね自身と同じ思考っぽいので精神衛生上問題なし。
ジョージはこの場でこそ浮いているがイレギュラーなんぞ何処にでもいる。
ミュリエル「カーレッジッ!」
カーレッジ「グルアッ!!」
そんなことを考えている矢先、
噴煙が上がった時点で化物は跳ねるようにして立ち上がっていた。
名を呼ばれ呼応し、その銀腕を上空へと向ける。
キィン、と耳鳴音がし一拍おいて銀腕よりぶっ放される光弾。
精神力をエネルギーに変換して撃ち出されたソレは上空で砲弾を撃破するに十分な筈であった。
103
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/24(月) 00:28:38 ID:???
>>100
「どうした?助けを求めなくていいのか?無駄だけど聞くぐらいはしてやらんでもないぞ。
おとっつあん助けてってデカい声で言ってみろよ」
キャホーケラケラと尚も大人げなく煽るソーマタージ。多少はスッキリした。
「いや、なられても困る。あんなの一人でもお腹一杯」
しかし怪訝そうな問いには思わず素に戻って唸る。ネファレムだかなんだかと言っていたのを聞いた事はあるが、人間かどうかと聞かれると困る。
「どっちなんだろう?今度聞いてみるか……」
「さて、腹は膨れたかな。 膨れた?オメー胃袋縮んでんじゃねーの。胃ガンと戦っていたのか」
一足先に食事を終え(彼のみ虫を食べてないので当たり前だが)、辺りを見渡していると遠くから聞こえる砲撃音。
何かの合図か?と小首を傾げていると、落下音が耳の端子を斬り裂かんばかりに飛び込んでくる!
「ド素人がッ!」
座ったままの姿勢から強引に地を蹴り、反応遅れる候補生の一人にタックルじみて突っ込む!
注意しているとはいえ質量の塊がサイボーグの力で突っ込んでくるのだ。相応に痛いだろうが、死ぬよりはマシだろう。
「──────あったま来た! 立てクソガキども!主催をブチ殺しに行くぞ!」
突然すぎる砲撃に自分が侵された事にキレ散らかすソーマタージ。
無事が確認でき次第、刀を抜いて目的を挿げ替えようとするだろう。
104
:
ジョシュア
◆4J0Z/LKX/o
:2018/09/24(月) 00:33:31 ID:???
>>100
>>103
「迫撃砲か………」
ポンと大きな音が鳴るよりも先に、遠くの噴煙に気が付いたジョシュアが空を見上げていた。
そのまま徐に腰部マウントから取り出した硬化ライトシールド展開装置を地面に叩き付け、強固な防壁を構築する。
もし戦車砲であれば音が鳴るよりも先に死んでいる。これは山なりの制圧射撃、それも携行迫撃砲程度の火力だろう。
砲弾のうちの一つはシールドの5メートルほど手前に着弾、爆風は上方に逸れ、シールドは破損しやがて霧散する。
「さぁさぁ隠れろ隠れろ!演習だからって当てないと思うなよ!」
パンパンと手を叩いて射線に身を晒さないよう候補生たちを急かす。
「遮蔽物を使うもよし、稜線から隠れるもよし」
「あるいは………制圧射撃で返すのもいいな」
砲撃の防御手段は二つ。パッシブな防御とアクティブな防御だ。身を隠し、遮蔽物を挟み、爆撃から逃れる方法。
そしてもう一つはそもそも撃たせない方法。ジョシュアは背中に手を回すと、そこに背負っていたゴツイ金属の塊を手に取った。
味方が坂道や森林に逃げ込む間、迫撃砲陣地への制圧射撃を決行。その射撃頻度を低減させるつもりだ。
長細い棒状の飛翔体を超音速で打ち出すレールライフル、その量産型だ。射程と威力は通常のライフルの10倍に匹敵する。
立射のまま狙いを定めると、2,3発刻みの細やかな指切り射撃。重機関銃の如き威力と精度の銃弾が陣地を襲う。
「上官に恨みがあるヤツはいるか!?」
ジョシュアの制圧射撃が発射頻度を抑えている間、他の面々を前進させつつ、自分に加わる勇気のある馬鹿野郎共を募る。
ダークなやつとか、エリートなやつとか。フラストレーションの溜まりに溜まっている有能なヤツ等が名乗りを上げるだろうと踏んで。
もっとも勇気と蛮勇の違いを心得ている人間ほど、ジョシュアの提案を敬遠するだろうが。
「………『死人が出てもお咎めなし』だっけ?」
「ちとビビらせてやるか………」
ご立腹なソーマを見て少しだけそれに同調するよう、今日初めてその視線を狩人の如く細めた。
ズーム倍率を40倍に切り替え、高精度なヒザ依託射撃へ。積み重なった弾薬目掛けて数発のロッドをお見舞いする。
ロッドは電磁加速によりアツアツ、大気摩擦も相まって爆薬は既に自然発火するほどの高熱である。
ある種のHEAT弾となったそれは、弾薬箱程度無慈悲に貫徹するだろう。
105
:
ミュリエルとカーレッジ
◆AaNrqSY5ys
:2018/09/24(月) 00:38:18 ID:???
>>103
ミュリエル
「半殺しにしときな!
コンプライアンスの確認しないと何ともだけど、こんな無茶苦茶禁止されてるだろ!
やっちまったらコレをネタに後々ねちねち金銭せびったり出来なくなる!!」
ソーマタージ用にはこの位の釘差しでいいだろうと老婆。
実際の所は如何なのだろうか。
多分死人が出ても良しと事前に言っていたから問題なしとかにされそうだが…
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