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【もしもの時は】ここだけ世界の境界線【ここで】

93ジョシュア ◆4J0Z/LKX/o:2018/09/23(日) 23:15:12 ID:???
>>89
「………気に食わねェな、分かりゃいいんだが」
「お前は俺の知り合いに似てる、二人いるんだが……悪い所までソックリだ」

ジョシュアを睨みつけたエリート候補生は、そのプライドの高さが足かせとなっているような印象だ。
良くも悪くも感情の原動力となるそれは、飼い慣らしておかなくては後々足を引っ張る。
かといって完璧すぎる懐柔は、ジョシュアの言う『知り合い』と同じ孤独を味わう羽目になるが。

「ま、セオリーだな」

二人で組んだ作戦図は高効率かつ安全。しかしその分高い仕事効率が要求される。
新人や口だけの輩にとってはハードなものだが、むしろふるいとしては理想的である。




「惑わされんな、肉眼をダマす様に出来てる」
「ロービジで戦うなり、IRを使うなり………自分なりのソルヴを用意しとくんだな」

「上級編は……違和感を探すんだ」
「肉眼で見た景色、不自然だったり、あまりにも綺麗過ぎたり」
「後者に気を付ける様になれば二人前、意識せずに見破れるようになれば一人前だ」

食人植物。鮮やかな色彩で意識を狂わせる大自然の捕食者。
周囲の傭兵や候補生が犠牲になってゆく中、ジョシュアは一度もシールドを作動させることなく的確に茎を打ち抜いてゆく。
他にも数人いる越境者達は、この手の敵の経験が豊富なのか手慣れた様子で処理しているようだった。
ただジョシュア、いつもよりアグレッシブでない。どうやら候補生を護るべく二人分の死角に気を配っているようだ。

//次少し遅れるかもしれません………!


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