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【もしもの時は】ここだけ世界の境界線【ここで】
28
:
ソーマタージ
◆.zilz3o6.U
:2018/09/17(月) 00:29:44 ID:???
>>26
「ガタイが良すぎるのも考え物だろ?ハハ」
強がりで笑おうとして激しくむせる。些か血と電力を失いすぎた。
目の前が影がかかった様に暗くなる。音が歪んで聞こえる。ナノマシンの自己増殖が、間に合わない───。
その時だ。ぬうと伸びた腕が杖を振るい、目の前でディーモンを灰燼に帰す。
「出来るんなら…初めからやっとけ…!」
浴びせられる電磁波により、何とか立ち上がる事は叶う。よろめきながら貫くモノの無くなった杭の一本をへし折ると、口に運んだ。
若干、本当に少しだがまだ使えるナノマシンは残っている。己が血肉として使える。ならば、使わぬ手は無い。
ボリボリと咀嚼しながら腹に格子めいて細い触手を生やした。恐ろしく簡易的な傷口の縫合。
「もうしばらくお行儀よくしてられるなら、アッと驚くようなものを見せてやるよ」
「──────ピンチか、おい」
一先ずの回復、再装填は済んだ。カチャリと軽い音が響き、深淵めいた銃口がα-12の方向へ向けられる。
赤ローブに敵対する意思が無いなら、まずは彼女の救助を優先すべきと考えたのだ。
仮にそれが悪手だとしても、一番近くの自分がやられるだけだろう。奥底に眠る想いを受け、意図せず口角が吊り上がった。
BLAM!BLAM!BLAM!BLAM!後悔も思考も断ち切るように、疫病餓鬼に向けて幾つもの弾丸が放たれる!
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