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第26回参議院議員選挙(2025年)
1
:
OS5
:2023/06/29(木) 08:11:56
2022年
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1612782754/l20
2019年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1468813199/l20
2016年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1388412245/l20
2013年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l20
2010年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l20
2007年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l20
2004年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/l20
1171
:
名無しさん
:2025/07/24(木) 23:48:07
https://www.yomiuri.co.jp/local/hokkaido/news/20250723-OYTNT50278/
【検証・参院選】自民2議席薄氷勝利 4区調整案、公明衆院選への協力懸念 参政の躍進背景に
2025/07/24 05:00
当選が決まり、公明党道本部の幹部らとともに万歳をして喜ぶ岩本剛人氏(中央)(21日未明、札幌市中央区で)
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■辛勝笑顔なく
「本当に厳しい選挙だった」。21日未明、当確が伝えられると、自民党の岩本剛人は深く頭を下げた。笑顔はなく、「勝者」とは思えない面持ちだった。
逆風が続く自民。道連が注力したのは公明党との関係整備だった。昨年の衆院選では「自公連携の象徴」の道10区(岩見沢市など)で公明候補が落選。両党が新たな協力区探しを進める中、「すっきりとした状態で戦いたい」との公明側の意向を踏まえ、自民は参院選前の5月、道連前会長の中村裕之が自身の道4区(小樽市など)を差し出して軟着陸させた。
一方で、最大の課題は岩本の知名度不足。そこで党は前回2019年と同様、岩本の支援に傾注した。選挙中は人気弁士が続々と駆けつけたほか、森山幹事長も来道し、「2議席のため岩本に支援を」と業界団体の幹部らを札幌市内のホテルに集め、発破をかけた。
最終的に4位と8488票差で辛勝した岩本。札幌市では参政党の田中義人に2万635票、5位の鈴木雅貴に2万5703票差をつけられたが、日本保守党を含む保守票の受け皿が分裂したこともあり、地方での“貯金”で逃げ切った。岩本は当選が決まると、真っ先に公明道本部に足を運び、佐藤英道代表とともに万歳した。
当選から一夜明け、報道各社の取材に応じる高橋はるみ氏(21日午後、札幌市中央区で)
■「一番うれしい勝利」
前回80万票超を得た高橋はるみも、かつてない厳しい選挙となった。高橋は派閥による政治資金パーティー収入不記載問題の当事者の一人。知事退任から6年が過ぎ、当初から「今回は票を減らす」との観測が広まった。
「岩本一辺倒」な支援態勢に、周りから「岩本氏に寄せすぎだ」と不満も漏れる中、各地をきめ細かに遊説。前回よりも約30万票減らしたものの、堂々の1位当選だった。「何回も選挙をしているが一番うれしい勝利だ」。20日夜、高橋は満面の笑みを見せた。
今回、岩本と高橋で得たのは計87万9676票。2議席は維持できたが目安とした100万票に届かず、自民の退潮を示した結果となった。2年後に迫る統一地方選へ向け、「(逆風で)企業団体は末端まで自民候補に投票とはいかない。道議会で自民が議席を減らすかもしれない」(自民中堅道議)と警戒の声が広がる。
自民道連会長の武部新は21日未明、報道陣の取材に「(得票減を)しっかりと受け止めなければならない。信頼は回復しておらず、今後しっかり取り組んでいく必要がある」と語った。
■衆院選「前向きに」
「チャンスがあればしっかり前向きに検討したい」。投開票日から一夜明けた21日午前、田中はJR札幌駅近くで演説を終え、報道陣に次期衆院選への対応を聞かれると、こう力を込めた。
元倶知安町議の田中は以前から外資による町内の違法な開発行為を問題視。5月にSNSで現場の空撮写真などを投稿すると閲覧数は約450万回に上り、その後工事は停止した。参院選で田中は外国人対策に訴えの軸足を置き、工事停止を「実績」に躍進した。
次期衆院選での田中の動向について、複数の公明道幹部は「4区(に立つ)でしょう」と口をそろえる。
道4区は自公協力の新たな「象徴区」である一方、田中の地元で、躍進の一因となった違法開発の現場の倶知安町も含む。4区には立憲民主党の大築紅葉という「強敵」がいる。4区の禅譲は他の小選挙区で自民候補の支援と引き換えとされ、公明関係者は「4区で公明が『頑張れば勝てそうだ』という情勢にならなければ、相互支援の効果は出ない」と全道への影響を懸念し、自民の奮起にも期待を寄せる。
読売新聞の取材に、田中は「党本部と相談し、全小選挙区で勝てそうなところを冷静に判断する」とし、4区についてはこう分析する。「自民の地方議員は『次は公明を支援しろ』と言われても、まっすぐには流れないだろう」(敬称略)
(この連載は、高橋広大、平井翔子、高田悠介、森近正が担当しました)
1172
:
OS5
:2025/07/24(木) 23:58:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/423223
泉房穂氏、立民会派入りへ ラサール石井氏も
2025年7月23日 23時07分 (共同通信)
参院選兵庫選挙区に無所属で立候補し、初当選した泉房穂・元明石市長が立憲民主党会派に入会する方向となった。党関係者が23日明らかにした。泉氏は立民兵庫県連の推薦を受けていた。社民党から比例代表で出馬し、初当選したタレントのラサール石井氏も近く会派入りする見通し。立民と社民は参院で統一会派を組んでいる。
1173
:
OS5
:2025/07/25(金) 10:12:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffb0ec77ebe00101d9fd53734f2391f8dcfaf7f5
参政・神谷氏「勝利の女神」と絶賛の元維新議員 党は議員より党員主体で「民意」暴走恐れ 「第三極」変動㊤
7/22(火) 7:08配信
産経新聞
参院選投開票から一夜明け、街頭演説する参政党の神谷宗幣代表(右から2人目)ら=21日午後、東京都港区(梶山裕生撮影)
「解散総選挙に向けてもう一度、大飛躍をさせてほしい。これは日本を取り戻す戦いだ」
参院選投開票の翌21日夕、参政党代表の神谷宗幣は東京都内で演説し、次期衆院選で30議席獲得を目指す考えを示した。
【写真】「勝利の女神」と絶賛された元維新議員
参院選で参政は自民党の支持層などを切り崩し14議席を得て、非改選と合わせて改選前2議席から15議席に躍進した。比例代表では約742万票を獲得。令和4年前回選(約176万票)の4倍を超え、これまで自民批判票の受け皿だった日本維新の会の約437万票を上回った。
■「捨てる神あれば」
うねりの契機は選挙前にあった。比例当選した梅村みずほの加入だ。維新に所属していた梅村は参院選候補を決める党内予備選で敗れ、「ガバナンス不全」を理由に離党。参政に引き入れたのが、神谷だった。
当初、参政の国会議員は4人。公選法が定める国政政党要件の1つ(国会議員5人以上)を満たしていなかった。しかし6月下旬の梅村入党後、要件を満たしたことで党首討論会への出席が認められ、その後もテレビなどで神谷の露出が増えると注目を集め、ユーチューブの党公式チャンネル登録者数が急増した。
公示後、大阪市内の演説で梅村が「捨てる神あれば、拾う神谷宗幣」と持ち上げれば、並び立った神谷も、活路を開いた梅村を「勝利の女神だ」とたたえた。梅村加入だけが躍進の理由でないとはいえ、維新がその遠因をつくり、票を奪われたとすれば皮肉というほかない。
■ネットと「どぶ板」
参政は令和2年設立の新興政党だ。「投票したい政党がないから、自分たちでゼロから作る」をスローガンに現代表の神谷ら5人がユーチューブで約2800人を集めて創設した。
5年12月時点の党員は約7万5千人。元大阪府吹田市議の神谷は党設立前の平成22年以降、自虐史観からの脱却を掲げる超党派の地方議員組織を設立してネットワークを構築した。ユーチューブで政治や歴史問題を扱うチャンネルを開設するなどネットを通じた勢力拡大の基盤を整えてきた。
ただ「ネット戦略だけでは頭打ちになる」(党関係者)として神谷は令和4年の参院選後、全国での支部設立を指示。翌5年の統一地方選で100人の地方議員を誕生させ、全都道府県に287支部を立ち上げた。参院選と同じく20日に投開票された奈良市議選(定数39)では参政候補がトップ当選している。全国各地でポスティングなどを続けて浸透を図り、足腰を鍛えてきた点は、地域政党を母体とする日本維新の会とは異なる。
■支持者、苦境打開を「期待」
マーケティングに基づく戦略もある。参政は、人種や信条などを巡るポリティカル・コレクトネス(ポリコレ、政治的公正)をいぶかしむ保守層に照準を定め、これまで新型コロナウイルスのワクチン接種政策の検証や外国人の過度な受け入れ制限を主張してきた。今回掲げた「日本人ファースト」もその一環だ。
保守層は主に自民党の支持基盤だ。国際政治アナリストの渡瀬裕哉は「自民がリベラルになり反ポリコレ層が流れた」と話す。実際に今回、神谷が「LGBT理解増進法を作ったのは自民党。国会でろくに審議もせず決まった」と批判すると聴衆は喝采を送った。
神谷の演説を交流サイト(SNS)で視聴したという大阪市の男性会社員(30)は演説会場を訪れ「直接聞いてみたくなった。参政党には、減税や少子化対策などで苦境を打開してくれるという期待を感じる」。
■他党支持層も取り込みか
参政の特徴は、議員ではなく党員を主体とした体制だ。5年分の政治資金収支報告書によると、収入額約12億7千万円のうち、党員からの党費が4億5千万円と35%を占める。党運営の実務を担う「運営党員」は党の政策を決めたり、党内予備選で投票したりすることが可能。極めつけが、法律のプロではない党員らの生の意見を集約し、今年5月に発表した「新日本憲法」構想案だ。
渡瀬は経済や外交、安全保障などに関する参政の政策を「現実的ではない」と指摘。政策転換しようにも神谷が「熱心な党員の意見に反対はできないのでは」とみる。急拡大の原動力となった党員の「民意」が暴走し、もろ刃の剣になりかねない危うさがあるとの指摘だ。渡瀬はいう。
「参政党員は自分の意思で入党しており、士気が違う。自民だけでなく他党の支持層もいずれ取り込んでいくだろう」(敬称略)
◇
与党が過半数割れした参院選では「第三極」を巡る情勢も変化した。関西での動きを追う。
1174
:
OS5
:2025/07/25(金) 10:19:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/06c0cd36ee1b89b0a5991f85e6e93504d3efc85b
なりふり構わぬ異例ノルマ 維新、牙城死守も比例4割減 国民や参政と300万票差の現実 「第三極」変動㊦
7/23(水) 7:03配信
産経新聞
参院選の開票結果を受けて記者会見に臨む日本維新の会の吉村洋文代表=20日、大阪市北区
毎日100人に電話で投票を依頼し、達成状況を報告せよ-。参院選後半戦の7月中旬、日本維新の会は本拠地の大阪選挙区(改選数4)で府内の地方議員約200人にこうしたノルマを課し、なりふり構わぬ総力戦を展開していた。
指示が出たのは新人、岡崎太の陣営だ。陣営の見立てでは、同じ維新の新人、佐々木理江は当選圏内。だが肝心の岡崎は最後の議席を争い、当落線上をさまよっていた。
平成28年以来、2議席を獲得し牙城であるはずの大阪での苦戦。従来の構図を崩したのは、大阪をルーツとし、急速に支持を広げた参政党だ。維新議員は古参の先輩議員がうめくのを聞いた。「報告まで求める指示など出たことがない。今までで一番厳しい選挙だ」
蓋を開けてみれば佐々木は1位、岡崎は2位。維新は全体で改選6議席を上回る7議席を確保したが、代表の吉村洋文ら党幹部の表情は硬い。
無理もない。全国の選挙区候補15人で当選したのは、大阪以外では京都のみ。6年前に議席を得た東京も兵庫も敗れた。
比例代表の得票数は、令和4年前回選の約784万票から4割以上減の約437万票。参院選では過去最少で、半分近くは近畿での得票だ。第三極では、いずれも700万票台にのせた国民民主党と参政に水をあけられ、全国規模で支持を広げるには至らなかった。
■再生回数1桁少なく
参院選で日本維新の会は、社会保険料引き下げによる現役世代の負担軽減を「一丁目一番地」に掲げた。ただ、参政党の「日本人ファースト」に代表される外国人政策が主要争点に急浮上し、埋没した感は否めない。
それでも維新代表の吉村洋文は20日夜の記者会見で「日本の人口構造を考えると、高すぎる社会保険料を下げるのは絶対必要だ」と強調する。
現役世代の負担軽減は国民民主党も主張した。所得税が生じる「年収の壁」引き上げを中心に訴え、改選4議席を17議席に増やし、非改選と合わせた議席は、維新の19を上回る22。14議席を獲得した参政とともに第三極として躍進した。
伸長した国民、参政と微増の維新。交流サイト(SNS)が影響力を持つ中、ネットでの発信力が選挙結果を左右したことは間違いない。
各党首が選挙戦最終日の19日夜に行った「最後の訴え」。各党がユーチューブの公式チャンネルで配信した動画の再生回数(22日午後6時時点)は、3党のうち最も多い参政が約90万回、国民が約23万回。維新は約2万9千回で1桁少ない。
有権者への訴求力で維新は国民や参政に及ばなかったといえそうだ。維新が打ち出した「社会保険料から、暮らしを変える」よりも、国民の「手取りを増やす」、参政の「日本人ファースト」のほうが刺さりやすい。
■吉村氏以外「いない」
維新にとって今後の焦点は、吉村が代表を続投するか否かだ。特別党員は選挙結果を踏まえ、近く代表選実施の是非を決める。吉村に代わる人材は「いない」という声が大勢だが、あるベテラン議員は「関西以外では地方議員が自身の選挙で応援に来ない執行部に切り捨てられたと思い、不安を募らせている。執行部が目配りしないと見限られる」と指摘する。
衆参両院で与党が過半数割れし、第三極の役割は今後どうなるのか。吉村は20日の会見で「日本人ファースト」への有権者の共感を念頭にこう述べた。
「各野党がワンイシュー(単一の問題)を明確にすることが求められている。維新は改革政党であり、愚直に訴える。今後は第三極という概念がなくなっていくだろう」(敬称略)
◇
鈴木文也、石橋明日佳、山本考志が担当しました。
1175
:
OS5
:2025/07/25(金) 10:49:05
>>1092
https://news.yahoo.co.jp/articles/f93287d480d7591e2e0dde1606fb24388a748f30
ふくしま2025参院選 総括(上)与党 示した地力喜びはなく 党勢の衰退に危機感
7/22(火) 11:05配信
福島民報
参院選から一夜明け、役員会で選挙戦を振り返る星会長(右)ら自民党県連幹部=21日午前10時ごろ、福島市
参院選の福島県選挙区(改選1議席)で、自民党の現職森雅子(60)が4選を果たしてから一夜明けた21日、党県連幹部が役員会のため福島市の県連会館に集まった。一様に硬い表情で当選を喜ぶ様子はない。「政治とカネ」問題などで党への逆風は依然強く、東北地方で議席を得たのは福島県のみ。県連が「地力」を示した形だが、党勢が衰退していけば地方創生や復興施策の継続もおぼつかない。「組織の立て直しが急務だ」。幹部の一人はつぶやいた。
◇ ◇
昨秋の衆院選で党所属の県選出議員は比例復活も含め新人の2人だけになった。福島県1区の次期衆院選候補者となる支部長は不在のままだ。対する立民は比例単独と復活を含め5人。政権与党として存在感を示すには友好・支援団体との選挙運動における連携強化が必要となる。党県連は次期衆院選を見据え、協力を呼びかけていく考えだ。
保守系の無党派層の取り込みも重要と県連はみる。今回の参院選で福島民報社が実施した出口調査によると「支持政党なし」の無党派層の比例投票先は自民が20・3%。一方、保守的な政策を訴え「台風の目」となった参政は15・6%で自民に4・7ポイント差まで迫った。県連も参政への票の流出を実感しており、幹事長の矢吹貢一は「党の浮沈を懸け、保守系の無党派層に響く政策を訴えていかなくてはならない」と語る。
森は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生前から活動を続ける唯一の党所属福島県選出国会議員。福島県と岩手、宮城の被災3県の党県連はこれまで連携して政府や党本部に復興加速の要望活動を展開した経緯があり、東北の自民勢力の弱体化により復興の停滞を危惧する声も出る。県連は森を先頭に党本部と一体となって第3期復興・創生期間の着実な復興推進を国に求めていく方針だ。
◇ ◇
中央で連立を組む公明党の県本部も党勢の維持に頭を悩ます。自民の裏金問題に対する支持母体の反発に配慮し、森には推薦を出さずに「強力なる心情的支援」にした。県本部は比例代表の重点支援候補である新人佐々木雅文(44)の初当選に注力。しかし県内で獲得した比例票は約6万7700票で目標の10万票に及ばなかった。出口調査によると、無党派層の比例投票先で公明は3・2%。共産や維新に後塵[こうじん]を拝す。県本部幹事長の伊藤達也は「無党派層を取り込めなければ党は生き残れない」とし、交流サイト(SNS)での情報発信などで政策の浸透を強化する考えを示す。(文中敬称略)
参院選福島県選挙区は与野党の総力戦となった。自民の勝利となったが、与野党とも抱える困難が浮き彫りになる戦いでもあった。次期衆院選も見据え、各党は課題をどう克服していくのか。今後の動きを探った。
1176
:
OS5
:2025/07/25(金) 10:49:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/64d13ce028591d2dbeefa2f0caa873c84117cc27
ふくしま2025参院選 総括(下)野党 組織強化課題浮き彫り 5者協の関係変化も
7/23(水) 10:41配信
福島民報
(写真:福島民報)
立憲民主党の新人石原洋三郎(52)は自民党のベテラン現職を追い詰めたがあと一歩、届かなかった。福島県連幹部は22日、選挙戦を支えた5者協議会を構成する連合福島や県議会会派「県民連合」などを訪れ、謝意を伝えた。「政治とカネ」の問題や物価高騰対策などを巡り政権への不信感が高まった中での参院選。「千載一遇のチャンスを逃した」。新興勢力の参政党にも批判票が流れ、陣営関係者は十分に受け皿になり切れなかったと悔しがった。
◇ ◇
これまで何度も指摘されてきた「足腰の強い組織」の確立を急がなければならないと県連は自覚する。昨年秋の衆院選で党は躍進し、県内では比例単独や復活を含め5人が当選した。新人2人だけとなった自民に差をつけた。ただ、全県を選挙区とする参院選となれば地方議員や友好・支援団体の数では自民にかなわない。全59市町村のうち、相手候補の得票を上回ったのは石原が地盤とする福島市など8市町村のみ。県連は近く常任幹事会を開いて選挙戦を総括するが、最大の支持母体・連合福島を軸に組織に厚みを付けていくことは必須だ。
5者協議会を組む国民民主との関係の在り方も課題になる。衆院選に続き参院選でも国民は躍進した。国民県連幹部は「有権者の期待を裏切らないためにも県内で独自候補を擁立することは必要なことだ」と述べ、県選出国会議員の輩出に意欲を示す。これまでは立民が主導して候補者を立ててきたが、関係に変化が生じる可能性がある。加えて、参院選で「台風の目」となった参政への対策も必要で、立民県連幹事長の宮下雅志は「これからの選挙は形が変わり、より難しくなる。党の立ち位置を明確にし、勢力を拡大していかなければ」と話す。
◇ ◇
福島県選挙区への候補者擁立を取り下げた共産党県委員会は石原への投票を党員らに呼びかけ比例代表での県内得票目標は10万票とした。ただ、実際は4万176票にとどまり、前回2022(令和4)年の参院選より1万1639票落とした。
委員長の町田和史は「今後も共闘、連携に力を入れ、国民の声が届く政治に変える先頭に立つ決意だ」と語るが、「野党候補の一本化」と党勢の維持・拡大の両立の困難さがあらためて浮き彫りになった。立民側にとっても共産との距離の取り方は難しく、連合福島傘下の労組関係者からは「『立民と共産は連携しているのか』との不信感があった」と明かす。次の国政選挙で立民と共産はどう対応するのか、両党の支援者は注視する。
一方、参政党は支持の一層の掘り起こしに向け、始動している。21日には落選した大山里幸子[りさこ](51)が街頭に立ち、党の主張をアピールした。県連会長の郡剛志は「まずは地方組織を強化していく」と地道に活動していく考えだ。(文中敬称略)
1177
:
OS5
:2025/07/25(金) 10:53:41
>>1111
https://www.tokyo-np.co.jp/article/423045?rct=stm_san25
参院選埼玉 各党、激戦を振り返る(上)
2025年7月23日 08時03分
参院選を終え、各党の埼玉県組織の幹部が21日、県庁で記者会見し、結果を振り返った。2回に分けて紹介する。(杉浦正至、大久保謙司、足立優作)
◆自民 他党へ票流出防げず
自民の柴山昌彦県連会長=いずれも県庁で
自民の柴山昌彦県連会長は「参政の躍進を許してしまったのも自民に責任がある。厳しい結果をしっかりと検証し、解体的な立て直しをする必要がある」と険しい表情を崩さなかった。
県連は、古川俊治さんの「圧倒的な差をつけての1位」と「与党で2議席確保」の目標を掲げたが、いずれも達成できなかった。
選挙区の約57万票は、2019年から約21万票減。比例も22年より約32万票減らした。「大変な逆風での選挙。他党に票が流れるのを防げなかった」と受け止めた。SNS(交流サイト)で動いた民意の風に「トレンドや検索ワードの急速な状況の変化に対応しきれなかった」と悔やんだ。
◆国民 「手取り増」の政策浸透
国民の鈴木義弘県連会長
国民は江原久美子さんが野党最多の約53万票を獲得。「103万円の壁はシンボリック(象徴的)なものだった」。県連の鈴木義弘会長は、選挙戦で一貫して訴えた「手取りを増やす」政策の浸透ぶりを語った。
「人数的に組織だった活動が厳しい中で、一致団結できた」と充実した表情。SNS戦略は発信が巧みな参政を意識し、陣営内で「『参政党に勝てていないから頑張れ』というやりとり...
https://www.tokyo-np.co.jp/article/423312?rct=stm_san25
参院選埼玉 各党、激戦を振り返る(下)
2025年7月24日 08時03分
参院選でともに現職が議席を失った公明、共産の埼玉県組織の幹部は21日の記者会見で、歯止めがかからない党勢の低迷に強い危機感を示した。(杉浦正至、大久保謙司)
◆公明 自民に余力なかった
公明の宮崎勝県本部副代表=いずれも県庁で
公明は、3期目を目指した矢倉克夫さんが約44万票を得たものの惜敗。県本部の宮崎勝副代表は「痛恨の極み。党の将来を担う人材だった」と肩を落とした。党代表が落選した昨年の衆院選に続く連敗に「所属議員の活動のあり方の見直しに取り組んできたが、十分に達成されなかった」と反省を口にした。
「埼玉方式」と呼ばれる自公の協力関係も機能しなかった。自民の推薦を受けたが、政権と自民の支持率が低迷。「自民もかなり組織を引き締めた部分があった。公明に票を分ける余力がなかったのかなという気がする」とこぼした。
自民の柴山昌彦県連会長は同日の会見で、自公の選挙協力について「検証や問題があったのか点検をし、協力関係の枠組みは維持していく」と述べている。
◆共産 高齢化で組織力低下
共産の柴岡祐真県委員会委員長
共産の伊藤岳さんの得票は約22・7万票。6年前から約13万票も減らした。
柴岡祐真県委員長は「党全体の組織の弱まりを感じる。事実として党員が高齢化している」と硬い表情。「これまで届けられていた層にまで届けきれない。ビラ配布1枚でも、そういう低下はある」とアピール力不足を課題に挙げた。
物価高対策などで政権与...
1178
:
OS5
:2025/07/25(金) 10:57:28
静岡
○752,187国:榛葉賀津也 現
○426,237自:牧野京夫 現
×296,680参:松下友樹
×141,213共:鈴木千佳
以下略
https://www.chunichi.co.jp/article/1103504?rct=siz_san25
<検証参院選しずおか>(上)逆風の自民「信頼失った」
2025年7月21日 05時05分 (7月22日 00時22分更新)
「自民党におごりがあり、国民の信頼を失ってしまった」。20日深夜、当選確実の一報が入った直後、自民党現職の牧野京夫さん(66)の口から出たのは喜びではなく反省の言葉だった。
17日間の戦いを終えた参院選。静岡選挙区では、いずれも現職の自民と国民民主の候補が議席を守った。戦いぶりを2回に分けて検証する。
「ダブルスコアで負ける可能性もある」。公示前、陣営には強い危機感がにじんでいた。
牧野さんは過去3回、静岡選挙区(改選数2)で国民民主党現職の榛葉賀津也さん(58)と議席を分け合ってきた。直近2回は牧野さんがトップ当選。それなのに「どれだけ差をつけられずに2議席目を確保できるか」(別の陣営幹部)が選挙の焦点だった。
根っこにあるのが、自民党派閥パーティーの裏金事件だ。問題発覚後の昨年5月の知事選では推薦候補が敗北。同10月の衆院選でも議席を減らした。
「自信を持って攻めの選挙をしていきたい」。参院選公示の約1カ月前、自民県連大会に出席した党選対委員長の木原誠二さんは高らかにこう呼びかけていた。だが、選挙戦では党が物価高対策として公約した1人2万〜4万円の給付金が「有権者にあまり評価されなかった」(陣営幹部)こともあり、従来の支援者回りや企業・団体回り、電話作戦を中心とする足元固めに終始した。
そこに台頭したのが、参政党新人の松下友樹さん(41)だった。「日本人ファースト」を掲げ、交流サイト(SNS)で積極的に政策を発信。松下さんの勢いが増す中、選挙戦中盤に急きょ再び県内入りした木原選対委員長は、今度は「追い上げられている。党員党友への働きかけを強化してほしい」と陣営にげきを飛ばした。
牧野さんは選挙期間中、130回ほど街頭演説した。県連会長で、陣営の選対委員長を務めた井林辰憲衆院議員=静岡2区=は「逃げ切れた理由は徹底した『地上戦』だ」と分析する。
牧野さんは得票数で、トップ当選の榛葉さんとはダブルスコアにはならなかったものの32万票余りの大差をつけられ、松下さんには13万票差にまで迫られた。
牧野さんは投開票から一夜明けた21日、「とても攻めの選挙ではなかった」と力なく振り返るとともに、危機感をあらわにした。「このままでは自民党が消滅する。少数与党であることをチャンスとして生まれ変わるしかない」
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OS5
:2025/07/25(金) 10:57:55
https://www.chunichi.co.jp/article/1104032?rct=siz_san25
<検証参院選しずおか>(下)榛葉さん SNSで若者票
2025年7月23日 05時05分 (7月23日 05時05分更新)
「若い人が政治に関心を持ってくれた。有権者に興味を持ってもらえる政治をこれからもやっていきたい」
参院選の投開票から一夜明けた21日、5選を果たした国民民主党現職の榛葉賀津也さん(58)は報道陣にこう語った。
選挙戦中盤の夜。JR浜松駅前の街頭演説で、榛葉さんが約600人を前に「もう一度、強い日本経済を取り戻そう。そのために徹底的に現役世代を強くしたい」と声をからして訴えると、多くの若者らがスマートフォンを掲げた。
浜松市内の大学生の男性(21)は交流サイト(SNS)を見て初めて街頭演説に足を運んだといい「映像と生で聞くのとでは全然違う。政治が少し身近になった」と興奮気味に話した。
榛葉さんは今回、直近2回の選挙でトップの座を明け渡していたライバルの自民党現職の牧野京夫さん(66)に大差をつけてトップ当選した。党幹事長として全国の新人候補の応援に飛び回り、県内での活動はわずか4日。それでも圧勝した一因は、SNS戦略で現役世代の心をつかんだことだった。
応援先からX(旧ツイッター)で連日、有権者にメッセージを送り、動画配信サイトで選挙戦の様子を生配信。SNS上は「政治に希望を持たせてくれてありがとう」「政治を変えて」などの投稿であふれた。
ただ共同通信社の出口調査で得票の年代別を見ると、70代以上では牧野さんを下回った。ネットの情報が届きづらい世代にどう政策を伝えるか。陣営幹部は「せめてあと4日は県内に入りたかった」と漏らした。
榛葉さんが圧勝したことで、今後は立憲民主党との関係が焦点となる。立民県連は今回、独自候補の擁立を見送って榛葉さんの後方支援に回ったが、県連内には「十分に感謝されていない」(地方議員)との不満がくすぶる。立民は次の2028年参院選では候補者を擁立したい考えだが、国民は「3年後は分からない」(県連幹部)と態度を明確にしていない。
昨年の衆院選では県内8選挙区のうち、国民が候補者を立てたのは静岡4区のみ。残り7選挙区は立民の候補者が出馬した。国民が今後、積極的に擁立するのは必至で、両党間の調整は難航する可能性もある。
県内の政治に詳しい法政大の白鳥浩教授は「これまでは野党第一党の立憲民主に求心力があり、国民民主は小政党の立場に甘んじていたが、立場は逆転した」と指摘する。「衆参両院で少数与党になり、野党の責任は重くなる。政権批判ばかりでなく、どういう政治を目指すのか野党側も示す必要がある」 (この連載は、鈴木弘人、戸田稔理、木谷孝洋が担当しました)
1180
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OS5
:2025/07/26(土) 16:27:31
愛知(自公立国)
○596,180国:水野孝一 新 にっぽんど真ん中祭り
○536,260立:田島麻衣子 現
○531,387参:杉本純子
○521,223自:酒井庸行 現
×391,824公:安江伸夫 現
×254,938減税日本:田中克和
×220,642れ:辻恵 元民主党代議士
×177,870維:広田さくら
×145,318共:須山初美
×083,402み:山根有紀也
×045,278社:大西雅人
https://www.asahi.com/articles/AST7T5H7WT7TOIPE026M.html
勢力図が変わった選挙戦 参院選愛知選挙区振り返り
山田知英 大西英正 吉村美耶 川西めいこ2025年7月26日 10時00分
「自公への風当たりの中で勝ちきれなかった」
投開票日の20日夜、落選確実の報道を受け、再選を果たせなかった公明の安江伸夫氏(38)が名古屋市の事務所で支持者に頭を下げた。
報道陣に敗因を問われ、「子育て・教育政策の充実、物価高対策など、必死で訴えたが、有権者に届かなかった。私に期待してもらえなかった」と述べた。
与党が公約の柱として掲げた国民1人当たり現金2万円の給付案。公明関係者は「支持者から選挙中も『ばらまきではないか』などと批判があった」と振り返る。安江氏は若さをアピールし、SNSでも積極的に発信して無党派層も取り込もうと図ったが、劣勢をはね返すことはできなかった。
一方、躍進したのは参政の杉本純子氏(47)だった。
投開票日前日の19日夜。久屋大通公園(名古屋市中区)の最後の訴えで、「参政党がこの夏掲げたキャッチフレーズ、日本人ファースト‼ これを掲げて最後まで戦います」と叫ぶと、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。
その10日前の9日夜に豊橋市であった個人演説会では、参加者は25人ほど。会場の席の半分にも満たなかった。だが、SNSでは、擁立した4人のうち3人が当選した6月の東京都議選後から、杉本氏を支援する声が広がっていた。終盤にかけて、その追い風が表面化。全国同様に愛知でも大きなうねりとなった。
こうした状況下で、自民と公明は「与党で2議席」と訴え、終盤に知名度がある小泉進次郎農林水産相も安江氏の応援に駆けつけ、備蓄米の放出といったコメ問題対策への連立政権の実績を強調した。しかし得票では、与党で最後の議席を争う結果に。過去2回トップで当選した酒井庸行氏(73)は、前回より20万票以上減らして4番目に。安江氏は約6万票減らし、議席を失った。
公明関係者は「支持層以外で取り込むことができなかった」。酒井氏陣営の幹部は「(旧安倍派の)『政治とカネ』の問題を引きずり、自民から支持者が離れたまま選挙戦に突入した」と唇をかんだ。
一方で、国民の水野孝一氏(48)と立憲の田島麻衣子氏(48)は支持層を手堅くまとめ、安定した戦いぶりを見せた。
国民は5月、比例での候補者擁立をめぐり批判が殺到。党の支持率が下がる事態となった。また、水野氏は名古屋市を中心に行われる「にっぽんど真ん中祭り」創設者として知られるが、全県では知名度不足が懸念された。
だが選挙戦に入ると、水野氏は党の掲げる「手取りを増やす」政策を前面に押し出してトップで初当選を果たした。ある県議は「政党への期待が票につながった」と分析する。街頭演説には学生や子育て世代が集まり、若い世代からも支持を得た。
田島氏陣営は選挙期間中、参政の勢いに「主義主張が大きく異なり、うちの支持層とは重ならない」と分析。無党派層にも浸透し、前回より約7万票伸ばして再選した。立憲の県連幹部は「自公への批判票の多くが国民や参政に流れたが、うちにもきた部分はある」と話す。
今回の愛知選挙区では、地域政党「減税日本」の田中克和氏(41)が25万票を集めた。国政政党のれいわ、維新、共産を抑えて6番目となり、存在感を見せた。
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OS5
:2025/07/26(土) 16:37:29
神奈川
○731,605立:牧山ひろえ 現
○731,342国:籠島彰宏 新 官僚
○722,917自:脇雅昭 新 官僚
○577,085参:初鹿野裕樹
×571,796公:佐々木さやか 現
×285,221共:浅賀由香
×251,192れ:三好諒
×240,775維:千葉修平
×139,475み:河合道雄
×129,978無所属連合:内海聡
×053,153社:金子豊貴男
https://www.tokyo-np.co.jp/article/423654?rct=kng_san25
参院選神奈川 「与党で2議席」死守ならず 自民公明幹部が奔走も退潮
2025年7月25日 07時40分
<参院選かながわ2025 地殻変動>(上)
「正直な話、われわれも余裕綽々(しゃくしゃく)じゃないんですよ。それでも応援に来たのは、2人で勝ち上がって、これからも神奈川のため、日本のため、佐々木さんが絶対必要だという確信があるからです」
選挙戦最終日の19日夕、横浜市の関内駅近く。自民党県連会長の小泉進次郎農相は、3選を目指す公明党現職の佐々木さやかさん(44)の街頭演説会場に駆けつけ、そう力を込めた。
神奈川選挙区での「与党で2議席」死守に向け、公明現職の佐々木さやかさん(中)の応援演説に並んで立つ石破茂首相(自民総裁)(左)と公明の斉藤鉄夫代表(右)=6日、横浜市で
小泉氏が言う「2人」とは、自民が擁立した新人の脇雅昭さん(43)と佐々木さんを指す。神奈川選挙区の改選数が4になった2013年の参院選以降、自民、公明両党は一貫して少なくとも半数の議席を死守してきた。「与党で2議席」は至上命令だった。
だが、今回は内閣支持率の低迷や自民の「政治とカネ」を巡る問題などで与党に逆風が吹いた。県内では、有権者の不満、不信の受け皿となった野党が躍進。脇さんは3位で初当選を果たしたものの、佐々木さんは4位の参政党新人に5千票余り及ばず、涙をのんだ。
神奈川選挙区で自民がトップ当選を逃すのも、公明候補が落選するのも、民主党への政権交代前夜の07年以来18年ぶり。自民県連の赤間二郎副会長は投開票日の翌21日の記者会見で「政権を担う自公の枠組みからすれば、痛い結果だ」と述べた。
公明は3日の公示前から、「相当な危機感」(県本部幹部)を抱いていた。6月の都議選で、1993年から続く候補者全員当選が途絶えたからだ。躍進した国民、参政に神奈川選挙区でも無党派層の票が集中すれば、支持母体・創価学会の集票力が落ち込んでいるだけに影響は避けられない。選挙戦では、斉藤鉄夫代表や山口那...
https://www.tokyo-np.co.jp/article/423970
参院選神奈川 「期待しているぞ」「うそつき」の声が入り交じる…参政の演説会場で分断表面化 ネット選挙に危うさ
2025年7月26日 07時46分
会員限定記事
<参院選かながわ2025 地殻変動>(下)
20日投開票の参院選では、対立や分断が過激化し、聴衆から罵詈(ばり)雑言が飛び交う場面が、全国で見受けられた。その主な要因となったのが、端的で極端なメッセージを発して関心を得るショート動画や演説とみられる。政策をじっくり比較検討して投票先を決める選挙と、これらの新しい手法は両立できるのか-。重い課題が突きつけられた。
神奈川県内では参政党の新人初鹿野裕樹さん(48)の演説会場で、その光景を目の当たりにした。会場は、「期待しているぞ」という支持者が張り上げる声と、落選運動をする人らによる「うそつき」などの叫び声が入り交じり、異様な空気が漂っていた。
初鹿野さんの街頭演説には反対派も訪れてプラカードを掲げていた=横浜市港北区で
支持者の女性は「外国資本に日本の土地が買われ、自然が破壊されている。初鹿野さんなら日本を守ってくれる」と、熱っぽく語った。一方、差別に反対するプラカードを掲げていた男性は「人権に対する認識が弱く、危険だと感じる」と強調した。
参政は、神谷宗幣代表による女性の出産や、外国人の相続税を巡る発言などが物議を醸し、「女性蔑視」「差別」との批判が出た。初鹿野さんも「選択的夫婦別姓は7割の人が賛成していない」「国会議員の半分くらいが『帰化人(きかじん)』であると言われている」などと、根拠を示さないまま持論を展開していた。
参政の県連広報は取材に、夫婦別姓の根拠は2021年の内閣府の世論調査、国会議員の国籍は「交流サイト(SNS)で話題になっていることを表現したもの...
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1182
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OS5
:2025/07/26(土) 16:38:48
>>1095
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3c4926eb065f8a9f30ac3f211cd8c599253c874
《連載:検証 参院選茨城》(上) 自民・上月氏、首位堅持 組織力、逆風しのぐ
7/23(水) 7:00配信
茨城新聞クロスアイ
3度目の当選を確実にし、関係者から祝福を受ける上月良祐氏(中央)=20日午後10時18分、水戸市泉町
自民党と旧民主党系が長年分け合ってきた2議席の一つを新興政党の参政党が奪うなど、激しい争いとなった茨城選挙区を振り返る。
昨年秋の衆院選に続き、自民党県連は厳しい戦いを強いられた。派閥の裏金事件に端を発した「政治とカネ」を巡る不信感は根強く尾を引き、物価高騰や米政権による関税措置への対応など難しいかじ取りが迫られる中で、政権与党に対する風当たりの強さが増していたためだ。
こうした逆風の中、上月良祐氏(62)は6年前の前回より得票数を落としたものの、トップで3選。「上月さんだったから乗り越えられた。新人だったら難しかった」。茨城県連の海野透会長は上月氏の実績を評価し、胸をなで下ろす。
茨城選挙区の議席は堅持したものの、全国では自民・公明両党で過半数を維持できず、衆議院に続き参議院でも少数与党に転じた。20日夜、上月氏当選に沸く水戸市内事務所で、県連内部からは党を糾弾する厳しい意見が漏れた。「石破総裁も森山幹事長も、責任を取るべきだ」
■示した底力
上月氏の公認が決まった1年ほど前から、陣営や県連は厳しい戦いになることを想定してきた。今回の参院選を「事実上の政権選択選挙」として位置付け、全国の比例候補にはそれぞれ県議40人を割り当て、各職域団体とともに票の掘り起こしを図った。
一方で、2期12年間に及ぶ経験値や経済産業副大臣、党農林部会長などの実績から、「上月さんは大丈夫」との声も少なくなかった。気の緩みを警戒し、県連幹部らはさまざまな会合で厳しい現状を説明。「剣が峰の戦いになる」「崖っぷちの選挙だ」と、党員や支持者らを引き締めた。
議席の6割超を占める県議団や職域・地域支部、市町村長など、強固な組織を最大限生かし、「保守王国」としての底力を示した。推薦団体は6年前を上回る1700団体を超え、連立を組む公明党からも推薦を受けるなど組織力で逆風をしのいだ。
■課せられた宿題
選挙中は、別の風にもあおられた。勢いを増す参政党が県内でも「台風の目」となり躍進。保守層も含めた支持を広く集め、保守地盤が厚い金城湯池の茨城県で存在感を示した。危機感を募らせた県連は、16日の選挙対策委員会で県議団に声かけや遊説応援などの徹底を促し、発破をかけるなど対応に追われた。
「国民に対し、手取りや実質賃金の増加という形で成果を示せなかった不満の表れ」。上月氏は当選後、新興政党に伸長の余地を与えた与党の問題点を指摘。「経済の状況が悪いままで、与党が勝つことはない」とし、3期目への意気込みを示した。
今後、政権交代も現実味を帯びる。「自民党は大いに反省しなければならない。体質を大胆に変える必要がある」。海野会長は党の再生と日本の安定成長に向け、参院選で課せられた多くの宿題を見据えた。
茨城新聞社
1183
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OS5
:2025/07/26(土) 16:39:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/693a7a22dfcf5e35f7868b17366ef263f6f170cb
《連載:検証 参院選茨城》(中) 参政・桜井氏、SNS奏功
7/25(金) 7:00配信
茨城新聞クロスアイ
当選を確実にし、ポーズを決める桜井祥子氏(右)=20日午後11時15分、つくば市倉掛
■不満・不安 受け皿に
「すごい、もうすぐ30万票だ」。開票日の20日夜。茨城県つくば市倉掛にある参政新人、桜井祥子氏(41)の選挙事務所。開票速報に党員らが沸いた。
目標20万票に対し、ふたを開ければ1.5倍の30万8772票を獲得。2022年の前回参院選で参政候補が取った約6.4倍。立憲民主現職を破る大金星に加え、県内比例代表でも「野党第一党」となる17万9563票を集めた。
選挙戦で、過度な外国人受け入れや選択的夫婦別姓に反対し、減税と積極財政による子育て支援などを訴えた。党県連の飯塚美穂会長は「暮らしの豊かさを感じられない無党派層や若い世代に、桜井さんの言葉が刺さった。県民の不満や不安の受け皿になれた」と勝因を分析した。
■固い結束力
有効だったのはSNS(交流サイト)戦略だ。政治に関心がない人にも党の主張を聞いてもらおうと、街頭演説を短くまとめた動画を配信。桜井氏も支持者から寄せられたメッセージに自ら返信していた。
その結果、桜井氏のX(旧ツイッター)フォロワーは開票日時点で約1万1400人と公示前の倍以上に増加。桜井氏は「SNSがなかったら参政党の躍進はなかった」と言い切った。
結党5年。茨城県に組織を立ち上げたのは22年5月。県内の地方議員はわずか3人だが、党員とサポーターは約1500人いる。
県連は党員らにSNSなどを使って日頃の活動やポスティングを依頼。自民、立民のような組織力はないものの、「中心となって動く党員の結束力は固い」と飯塚会長は胸を張る。
実際、県内約9000カ所ある掲示板のポスター貼りも、公示翌日にはほぼ完了。機動力の高さを見せた。
■「日本人第一」
公示直前に党所属の国会議員が5人となり、神谷宗幣代表がメディアに登場する機会が増えたことも追い風となった。
神谷代表は2度県内入りし、13日の守谷駅には約2000人(陣営発表)、19日の水戸駅には約1100人(同)の聴衆を集め、人気の高さをうかがわせた。
水戸駅では「グローバリズムのせいで国民がお金を吸い上げられ、中間層が貧しくなっている。子どもが減って、その分を外国人で穴埋めしようとしている」などと経済再生を訴えた。
同県ひたちなか市で桜井氏の演説を聞いた男性(35)は「これまでは自民党や日本維新の会に投票してきたが、神谷さんが演説する動画を偶然見つけて支持するようになった」と明かし、「参政党は自分の1票が意味ある1票になることを期待させてくれる政党だ」と話した。
ただ、参政が掲げた「日本人ファースト」が排外主義につながるとの懸念もある。街頭演説の会場ではやじやプラカードで対抗する人たちの姿も見られた。桜井氏は当選後の会見で報道陣から外国人問題について聞かれ、「差別ではなく、日本人の生活を守ることが第一ということ」と述べた。
茨城新聞社
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:
名無しさん
:2025/07/26(土) 16:39:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/31ad82064e16a24b22284a1aabe75453aafb44bf
《連載:検証 参院選》(下) 立民・小沼氏、思わぬ反発
7/26(土) 7:00配信
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コメント29件
茨城新聞クロスアイ
落選が決まり、記者の質問に答える小沼巧氏(左)=20日午後11時25分、水戸市城南
■盤石一変、風に屈す
「小沼さんをどうしても再選させてほしい」
茨城県神栖市で16日夜にあった立憲民主の小沼巧氏(39)の演説会。野田佳彦代表が約350人の支持者らに訴えた。
選挙戦を左右する改選1人区を駆け回る野田氏の来県に、陣営関係者は「茨城も情勢が相当厳しいという危機感だ」と明かした。
茨城選挙区は自民と旧民主系が1995年から議席を分け合い、長年「無風」と言われてきた。今回は参政党の登場で一変した。
小沼氏の再選を目指し、立民と国民民主党、連合茨城は「2党1団体」の体制で選挙戦に臨んだが、「全く予想していなかった」(陣営関係者)参政の勢いに苦杯をなめた。
30年にわたり旧民主系が守ってきた「指定席」を失った。小沼氏を推薦した連合茨城の久保田利克会長は「当選させられず申し訳ない」と肩を落とした。
■幹部が続々来県
小沼氏擁立に混迷した6年前の2019年参院選と異なり、今回は昨年7月に党公認が内定し、10月には連合茨城も推薦を決めた。国民民主県連も独自候補の擁立を目指したが、最後は見送った。再選へ体制が整い、盤石かに見えた。
一変したのは、公示直後。2議席目を巡って小沼氏と参政候補が「接戦」との報道が相次いだ。
潮目の変化に立民党本部から野田代表のほか、小川淳也幹事長や大串博志選対委員長ら幹部が相次いで茨城県入り。支持を訴えて底上げを図った。
連合茨城も組織を引き締め、国民県連所属議員も街頭に立った。18日に同県守谷市で開いた2党1団体の街頭演説で、国民県連の浅野哲代表が「1枚目の投票用紙(選挙区)には小沼巧と書いてほしい」と呼びかけた。
■地力付ける必要
小沼氏の得票数は28万票余り。6年前から4万票超伸ばすも及ばなかった。
共同通信の出口調査で、参政候補は交流サイト(SNS)を駆使して無党派層や50代以下の現役世代に浸透。国民支持層の4割も取り込むなどした。結果的に小沼氏は政権批判票の受け皿になり切れなかった。
立民県連の石松俊雄幹事長は「SNS対策をもっと重点的にやるべきだった」と唇をかんだ。久保田会長も「有権者や組合員に政策をどう伝えるか分析、検証する」と述べた。
浅野代表は、得票数増は2党1団体の成果とした一方、長引く物価高などに苦しむ国民感情に触れ、「既存政党への反発から有権者が新たな選択肢を新興政党に求める傾向が強かった」と見る。
6年前は結党間もない立民に期待する追い風があったが、今回は参政に吹く風にのまれた。
立民県連幹部は「風に負けない地力を付けないといけない」と自戒を込めて語った。県連は自治体議員を育成して組織力を強化し、各議員は地元での活動を増やして強固な後援会組織をつくる必要性を強調する。
今後の国政選挙へ、2党1団体に多くの課題が突き付けられた。
茨城新聞社
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OS5
:2025/07/26(土) 16:44:05
山形
248,864無:芳賀道也 現 国民推薦
194,478自:大内理加 新 県議
066,262参:佐藤友昭
017,387共:三井寺修
2025参院選県区・地殻変動(1)再選の芳賀道也氏 政党色前面に与党批判
7/22(火) 8:12配信
山形新聞
再選を確実とし、歓喜に包まれる芳賀道也氏(中央)=20日、山形市の選挙事務所
現新5人が立候補した第27回参院選県選挙区(改選数1)は、無所属現職の芳賀道也氏(67)=国民民主党推薦=が自民党新人の大内理加氏(62)=公明党推薦=らを破り、再選を果たした。与党が過半数割れの大敗を喫し、新興政党が躍進した今回の参院選。自民への逆風と交流サイト(SNS)の発信力が増した全国情勢の下、県選挙区でも政党の支持基盤や有権者の投票行動が大きく変化した。戦いを振り返り、次期衆院選などを見据えた思惑を探る。(文中敬称略)
運動最終盤の18日、米沢市での個人演説会は芳賀の戦いを象徴する場面となった。元民放アナウンサーの知名度を生かして草の根運動に徹した2019年の前回とは一転、政党色を前面に打ち出した芳賀の隣に、国民民主党幹事長の榛葉賀津也が立った。「現金給付は(自公の)選挙対策。取り過ぎた税金を、汗水垂らして働く国民のために使うのが正しい政治だ」。榛葉の痛烈な政権批判に聴衆は歓声を上げた。
自民は6年前と同様、空中戦を仕掛けた。農相小泉進次郎、首相石破茂ら閣僚級が連日のように県内入りした。陣営内に警戒感が漂った12日、父の古里・白鷹町を回った芳賀は「反応は上々。農家の怒りは大きい」と手応えを口にした。
終盤、芳賀は批判の矛先を農政に向けた。「『令和の米騒動』の原因は自民の失政。米価下落を招き、農家を不安にさせる政治はおかしい」と声高に叫んだ。選対本部長の参院議員舟山康江を支持する農家の後押しも受け、政権批判の姿勢を鮮明化した。
初当選から6年間、芳賀が立ち上げた自前の後援組織は山形市や新庄市、ゆかりのある置賜地域などにとどまる。盤石ではない芳賀の足元を立憲民主、国民の両党県連、連合山形の「2党1団体」の枠組みが支え、野党系の県議、市町村議でつくる選対本部がカバーした。
芳賀を推薦した国民は党公認と同等の扱いでバックアップした。代表玉木雄一郎は9日、山形市中心部で街頭演説を行い「山形は最重点選挙区の一つ。議席を失うわけにはいかない」と力を込めた。榛葉は6日にも来援し、14、15両日には代表代行古川元久が県内の支援労組などを引き締めた。遊説には連日、国民の舟山、衆院議員菊池大二郎が同行し、「手取りを増やす」政策を訴えた。
事実上の“国民候補”に映る芳賀に対し、立民党本部はもどかしさを抱きながら推薦を見送った。芳賀は2党1団体の統一候補、と捉える党県連の方針に狂いが生じた。県連代表高橋啓介は「支援体制は6年前と変わらない」としつつ、来援が河北町出身の衆院議員吉田晴美だけだったことに、「党本部の方針はどうにもできない」と嘆いた。
芳賀は1期目、発言機会の確保や舟山との連携を理由に、国民の参院会派「国民民主党・新緑風会」に所属した。再選出馬を巡り国民入りもささやかれたが、共産党支持層や無党派層を取り込みたい思惑から、無所属での出馬を選んだ。
投開票の20日夜、山形市の選挙事務所は支持者の熱気で充満した。再選を確実にした芳賀は「政党に所属する選択もあり得る」と述べた。「無所属のまま野党結集の“接着剤”になりたい」との胸中も明かした。
街頭などで昨年7月豪雨でいち早く被災地に駆け付けたフットワーク、140回超の国会質問を通じた要望実現などをアピールした芳賀だったが、政策面の主張はやや具体性に欠いた。有権者からは「6年間、何をしてきたのか分からない」との声も漏れた。芳賀は今回、ガソリン税の暫定税率廃止などの政策実現を有権者に誓った。政党入りの有無など、今後の立ち位置が注目される。
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OS5
:2025/07/26(土) 16:44:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/16d81679a7ac7d79960607a3f42f32b276bcf080
2025参院選県区・地殻変動(2)全県選挙で勝てぬ自民 支持基盤のもろさ露呈
7/23(水) 8:03配信
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山形新聞
敗戦の弁を述べる大内理加氏(左)。自民は全県選挙で苦戦が続く=20日、山形市の選挙事務所
参院選の終盤、県選挙区(改選数1)に出馬した自民党新人大内理加(62)の陣営内は重苦しい空気に包まれていた。首相石破茂、農相小泉進次郎ら閣僚級が続々と来援しても、先行する無所属現職の芳賀道也(67)を捉えられない。「活動しても支持が広がらない」。党関係者は自民が下野した2009年の政権交代と重ね、唇をかんだ。
全県選挙で自民は勝てない―。この流れは止まらなかった。衆院1〜3区の議席を独占しながら、16年以降の参院選で4連敗を喫した。連敗中も獲得してきた20万票台を今回割り込んだ。再選を果たした芳賀に5万4千票差の大敗だった。
自民は支持基盤を地道に固める地上戦と、大物の来援で陣営内に熱気と弾みを込める空中戦の両輪で戦ってきた。大内は21年県知事選、22年参院選に続き3度目の全県選挙で、一定の知名度があった。22年の敗因を擁立の遅れとした党県連会長遠藤利明は昨年7月の党県連大会で「次は何としても勝ちたい」とあいさつ。党本部は同月、早々に大内の公認を決めた。約1年間の実質的な運動期間をつくり、企業・団体推薦を1900件以上集めて準備万全と踏んでいた。
県内に地域、職域支部を張り巡らせ、多くの地方議員を擁する自民。「分厚い」とされた組織力はもろさを露呈した。国民民主党や参政党などの新興政党に支持基盤を切り崩され、地上戦は守勢に回った。大内が県農協政治連盟の推薦を受ける中、芳賀は各JA前の街頭活動で農政批判を繰り広げ、好感触をつかんでいた。選挙戦の最終盤、遠藤は「企業・団体の支持が弱まっている」と危機感を募らせた。
地上戦が低調な中、頼りにした空中戦は不発だった。石破内閣の支持率低迷が響いた。小泉、党幹事長森山裕、石破らの演説は政府備蓄米の放出などへの理解や野党批判などの言い訳が目立った。大内自身は地方分散型の国づくりを掲げたが、山形県の有権者に響くような身近な政策の訴えに乏しかった。
自民が支持離れにあえぐ中、国民は「手取りを増やす」、参政は「日本人ファースト」を掲げ、氷河期世代などの無党派層を取り込んだ。敗戦が決まった遠藤は「急に反応が鈍くなり、手を振ってくれる人も減った」と話し、自民支持層が参政に流れたとの認識を示した。
全国的な自民惨敗は、バブル崩壊、リーマン・ショック世代への対応で実効性を上げられなかったつけ、との見方もある。自民派閥パーティー裏金事件に端を発した政治不信は、昨年10月の衆院選で自公過半数割れにつながり、物価高対策や年金・福祉問題などを要因に有権者は今回、参院でも少数与党を選択した。新興政党の台頭で、自民の足元は大きく揺れている。復興副大臣鈴木憲和は「もう一度、一人一人の声を聞き、政策を示していかなければならない」と語った。自民県連は退潮を止めるすべを見つけてはいない。(文中敬称略)
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OS5
:2025/07/26(土) 16:45:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/19c91951874037830d6cbbad5a7d7d7f446a4414
2025参院選県区・地殻変動(5・完)次期衆院選へ 1区で野党系擁立急ぐ
7/26(土) 10:29配信
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山形新聞
投開票日の20日夜、勝利の余韻が残る無所属現職芳賀道也(67)の選挙事務所で、連合山形の幹部は気を引き締めた。大敗を喫した自民党内では、早くも首相の退陣論が噴出していた。相手はトップをすげ替えて刷新感を演出し、党勢復活を懸けて衆院解散・総選挙に打って出るのではないか―。「早急に協議を進める必要がある」。候補者不在の衆院県1区を念頭に、連合山形幹部は次の戦いを見据えていた。
県内で立憲民主、国民民主の両党県連と連合山形は、議席獲得のために協力体制を構築している。衆院では選挙区ごとに候補者をすみ分けて擁立してきた。1区は先の衆院選で立民の新人が敗れて以降、候補者不在の状態が続く。
参院選の決戦直前、衆院選との同日選もささやかれ、擁立作業は加速。芳賀と連動することで「大きくアピールできる」(立民幹部)と踏んだ。芳賀の総決起集会が開かれる先月15日をめどに、ギリギリまで調整を続け、1区同様候補者不在だった3区では、同14日に新人落合拓磨の擁立にこぎ着けた。ただ1区は最後まで調整できなかった。
立民県連代表の高橋啓介は芳賀の当選直後、報道陣から今後の対応を問われ、「まだ模索中だ。国民県連や連合山形と協議したい」と述べるにとどめた。立民の支援団体幹部は「県都の山形市を抱える1区で候補者を立てないと、存在感がなくなってしまう」と危機感を口にした。ただ、自民現職遠藤利明も、昨年から続く逆風もあり、相手は不在でも油断はできない状況だ。自民の中枢を担う重鎮の一人だが、年齢や多選への批判がないわけではない。
候補者となった落合は、参院選で立民の比例票掘り起こしに注力しつつ、芳賀の遊説に積極的に同行した。だが、出番は限られ、終盤に入り、酒田市で開かれた個人演説会でようやくマイクを握った。落合は「応援弁士に立てたことは自分にとって大きな一歩。まずは裏方に徹する」と前向きに捉え、今後、芳賀との連携拡大に期待を寄せた。
一方、惨敗した自民の受け止めはさまざまだ。衆院議員加藤鮎子の地盤である鶴岡市で、党公認の新人大内理加(62)の得票は芳賀に及ばなかった。地元の自民関係者は危機感を強める。国政選挙で自身を含め、自民候補の得票が相手より下回るのは2016年参院選以来だからだ。
逆風は党だけではなく、加藤にも向かう。選挙期間中、党務などを理由に加藤が自身の選挙区で活動する時間は限られた。支持者の一人は「昨年の自分の選挙を忘れたのか。地元に張り付いて、一生懸命戦う姿を見せるべきだった」と指摘する。
県2区が地盤の復興副大臣鈴木憲和はこの1年、公務の合間を縫って地元入りした際、多くの会合に大内を帯同させた。「思いを同じくする味方が必要だ」と、自身の国政報告以上に大内のアピールに力を入れた。参院選の影響について、鈴木の周辺は「順調に実績を重ねているから大丈夫だ」と意に介さない。
鈴木と戦って敗れ、比例復活した国民の衆院議員菊池大二郎は、芳賀の選対本部長代行として奔走。芳賀と各地を駆け回り、足場づくりに汗を流した。支持者からは「まるで自分の選挙をしているようだ」との声が漏れた。ふたを開けてみれば、県2区の得票数は朝日町を除く全市町で芳賀が大内を上回った。
首相石破茂の退陣が不可避の情勢となり、政局は混迷を深める中、県内では次期衆院選に向け、既に動きが始まっている。(文中敬称略)=おわり
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OS5
:2025/07/26(土) 17:27:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/7833a52e4cc4c82cdc19d52d0de508519e42dfa6
維新、国民、参政はどう動くか?◆衆参過半数割れで一変する政界の景色
7/26(土) 10:01配信
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時事通信
加藤敏幸元参院議員
参院選情勢について自民党本部で取材に応じる石破茂首相(党総裁)=2025年7月20日夜、東京・永田町【時事通信社】
7月20日投開票の第27回参院選は与党47議席で、非改選とあわせて122議席となった。これで石破政権は衆参ともに少数与党化し、ガラス細工から紙細工へとさらに弱体化したといえる。昨年10月の総選挙の民意を「伯仲以上、政権交代未満」と表現した。今回は保守票、中道票の国民民主党、参政党への流入が中心であり、また政権交代の中核となるべき野党第1党への支持には勢いがないことから「交代容認」にとどまっていると解釈すべきであろう。
【図解】自民・公明+アルファ 連立拡大の議席シミュレーション
立憲民主党の野田佳彦代表は、選挙後早々に自公と組む「大連立」の可能性を否定した。石破政治はこれまで以上に停滞することは確実で、野党との調整に手間どることになる。とくに、日本維新の会、国民民主党、さらに参政党の動向が法案などの成否を決めることから、国会はやや保守・中道色を強めた感がある。
石破茂首相が続投すれば、政権基盤の強化が当面の課題となる。そのためには衆参一括しての多数派となる「連立拡大」を模索することになり、それは同時に次の総選挙を構想することでもあるから、負けた割には総理周辺の動きは活発化するであろう。
次の総選挙の旗頭は石破氏なのか、自民党内の誰かなのか、それとも新たに連立する政党の党首なのか、という3択に集約できるが、そのまえに与党内の衆院議員の本音は「総選挙は3連敗の石破氏以外で」ということであろう。「総選挙は別の顔で」という声は与党内で巨大な伏流水としてかならず地表に噴きだすものと思われる。
連立拡大協議は「首班」含みで進行か
当選確実となった候補者名の前で撮影に応じる日本維新の会の(左から)前原誠司共同代表、吉村洋文代表(大阪府知事)=2025年7月20日夜、大阪市北区【時事通信社】
そこで、連立拡大の相手であるが、昨年11月の首班指名においては「石破」とは書かなかったものの決選投票で「野田」とも書かず、結果的に石破政権の成立を容認した2つの党、すなわち日本維新の会(以下維新)と国民民主党がいちおう思い浮かぶのであるが、とりわけその後に2025年度予算に賛成した維新が至近にあると思われる。ここまでは常識的な発想である。
もっとも、この展開では石破政権の温存策にすぎないことから、選挙で示された有権者の声に的確に対応できるのかという大きな疑問が、入道雲のように湧いているのである。くわえて自民党内には「石破で勝てるのか?」という不安と不満が潜在しているので、ここは思い切って、連立拡大の水面下の協議には「首班も含める」というやり方が合理的と思われる。
連立拡大先から次期総理の逆指名がでてくるようだと、自民党としては総裁選の扱いが難しくなるので、分かりやすくいえば連立拡大先との協議をすすめながら場合によっては総裁選もあり得るという「連立協議先行型」がスムーズなような気がするのである。連立拡大先の意向によって総裁選の要否が決まるというのは天地逆転のことなので、なかなか理解はされないだろうが、事態はそれほど逼迫(ひっぱく)しているのである。
もちろん水面下の話であるから、少なくとも工作にあたっては自公が全体として結束していることが必須条件である。仮にこの線でまとまれば、総裁選の有無は選択肢となるから、シナリオとしては自公プラス・アルファの3党代表者により、連立協定書と首班を確認する展開となるであろう。首班はとりあえず「X氏」としておく。
これで次の総選挙までの政局はひとまず安定する。連立拡大によって衆院で内閣不信任決議案を否決できる議席を確保できるので、衆院解散・総選挙の日程は新しい連立与党のコントロール下に入る。衆参ともに少数与党からの脱却である。
しかし、だからといって「X総理」で総選挙を勝てる保証はない。とくに3党ともに党勢が停滞気味であることが予想されるから、政局の流れ次第では連立政権が不安定化し、ふたたび過半数割れになる可能性もある。そうなるといよいよ、本格的な政権交代を考えなければならないであろう。
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名無しさん
:2025/07/26(土) 17:28:08
維新にとっても政権参画はメリット
予算案修正を巡る合意文書に署名し、撮影に応じる自民党総裁の石破茂首相(中央)、公明党の斉藤鉄夫代表(右)、日本維新の会の吉村洋文代表=2025年2月25日、国会内【時事通信社】
ところで、自公からラブコールを受けた場合、維新の側には連立参加を受け入れる素地があるのかどうか。党勢が停滞気味のなか、勝利の方程式を見極めてベストポジションを探る必要があるが、とりあえず激化している参政党との競合において比較優位を確保するうえで、維新にとっても他党との選挙協力が必要であることから、何かと摩擦のあった自公とは、協力を前提に選挙戦線の「選択と集中」を徹底し、党勢を立て直す方向が合理的な選択であろう。
維新という政党は、大阪府と大阪市の行政の一元化を目指し、地方政治での執行力とその業績を背景に「論より証拠」で支持を獲得してきた成功体験をもっている。また時の政権中枢あるいは自民党中枢とのパイプを有効に活用してきたことからも、政権に参加することには抵抗はないように思われる。
簡単な調整だとは思わないが、挑戦しなければ始まらない。とくに総選挙の時期の選択に参画できるのは大きなメリットであろう。吉村洋文代表、前原誠司共同代表の思惑と決断が焦点となる。
躍進した国民民主・参政の動向は?
写真上は国民民主党の玉木雄一郎代表、下は参政党の神谷宗幣代表(2025年7月20日)【時事通信社】
一方、国民民主党は躍進に伴ういわゆる「成長痛」に悩む時期で、懸命に筋肉増強を図らなければならない。衆院の小選挙区でのさらなる躍進がなければ党としては持続力(スタミナ)に欠けるわけで、この程度の体力で連立参加というのはまだまだ不安がある。とくに中堅層の育成が急務であろう。ともかく是々非々であるのなら反対できる立場に身をおくことが大切である。
さて、躍進の参政党であるが、自民党よりも右に位置する中規模政党の出現である。政策的にも自民党とは重なるところも多いが、自民党にとっては意味深長な存在といえる。まだまだ分からないところが多いが、将来的には自民党との連立の可能性は否定できない。1人区では自民党を不利にしたと考えられることから、次回も同様の戦術をとるのであれば与党との調整は難しく、また先々新党ブームの衰退の可能性もあるといえる。
ところで、前述した連立拡大の試みが不調に終わった場合、政権をいつまでも不安定な状況におくことは国益を害するので「すみやかに解散・総選挙を」との声があがると思われる。参政党は現在、衆院で3議席しか持っていないため連立拡大の対象にはならないだろうが、仮に年内に総選挙があるならば今の勢いが持続するであろうから、それを見越して総選挙後の連立参加、あるいは閣外協力という可能性はかなり高いといえる。
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OS5
:2025/07/26(土) 17:28:34
国難打開へ問われる「工夫」
参院選の開票センターに入る立憲民主党の野田佳彦代表(右)=2025年7月20日夜、東京都千代田区【時事通信社】
参院選後の臨時国会は、当選議員の任期開始の日から30日以内と国会法で定められており、8月初旬に数日間開かれるのが通例だ。石破首相は7月21日の記者会見で続投に意欲を示し、「現時点において連立の枠組みを拡大する考えを持っているわけではない」と述べた。参院選惨敗に対する石破氏の責任論はくすぶり続けるだろうが、今問われているのはむしろ「政権安定化への責任」であろう。
日米関税交渉のヤマ場を迎え、国民の間に不安が広がっている。参院選で不安定化した政局が長引くことを有権者も望んではいまい。内閣不信任決議案の扱いもあり、国難に対応していくうえで与野党ともに工夫が必要であろう。(2025年7月21日執筆)
【筆者紹介】加藤敏幸(かとう・としゆき)
加藤敏幸氏
1949年愛媛県生まれ。三菱電機で労働運動に加入し、89年の日本労働組合総連合会(連合)結成に奔走した。2004年参院選比例代表に民主党から出馬し、初当選。外務大臣政務官や参院外交防衛委員長、党参院国対委員長などを歴任した。16年に政界を引退して以降は、一の橋政策研究会代表を務めながら執筆活動に力を入れる。
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OS5
:2025/07/26(土) 17:29:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/1de1e9aa2899055b5bf01deb01cc1af788634e7e
「蓮舫氏で票の底上げ」が大誤算! 立憲民主党が“勝てなかった”根本的理由
7/26(土) 5:50配信
デイリー新潮
塩村文夏氏は「トップ当選もあり得る」はずが
蓮舫氏
さえない表情も当然か。参議院選挙で自民党が大敗する一方、議席数を積み増せずに終わった立憲民主党の野田佳彦代表である。
【写真を見る】「公選法違反じゃないのか」と炎上 蓮舫氏が参院選当日に投稿した“問題ポスト”
「国民民主党が公示前の4倍以上となる17議席、わずか1議席の参政党が14議席を獲得しました。同じ野党でも、あまりに対照的な結果ですからね」
と言うのは政治部デスク。
「野党第1党であることを考えれば、実質的には敗戦です。全国で議席の取りこぼしが相次いだ主な理由は、首都・東京選挙区と比例選で露呈した、場当たり的な選挙戦術にあります」
東京選挙区は定数6に非改選の欠員枠1を合わせた7議席で争われ、立民はここに塩村文夏氏と奥村政佳氏の現職二人を擁立した。
事情に詳しい、元NHK解説委員で政治ジャーナリストの増田剛氏が解説する。
「選挙戦が中盤に入るまで、執行部は、塩村氏の上位当選を確実視していました。午後8時に投票が締め切られるのと同時にNHKが“当選確実”を報じるだろうと。トップ当選もあり得るとの見方も取り沙汰されていました」
党内の混乱ぶりを見せつけた“内輪モメ”
ところが、ふたを開けてみれば塩村氏は7位で滑り込み。奥村氏に至っては、塩村氏とおよそ15万票差の9位に沈んで議席を失った。
「選挙戦の中盤に、奥村氏の旗色が良くないと判明しました。すると14日に小西洋之参院議員が“自民に2議席を渡さないため、立憲のおくむらまさよしに投票をお願いします!”と奥村氏への集中的な投票をSNSで呼びかけたのです」
危機感を持った塩村氏は、
「直後に“小西さんがおすすめする方法ですと、私は落選してしまいますよね”と怒気をはらんだ苦言をSNSに投稿しました」
すぐさま小西氏は投稿を削除したものの、立民関係者は苦笑い。
「投票の6日前に文字通りの内輪もめで、有権者に混乱ぶりを見せつけてしまいました。立民は国政選挙においても党内ガバナンスが効かず、二人の候補を当選に導く戦略も戦術もないことがバレてしまいました」
「蓮舫氏の“割込み出馬”がなければ…」
比例においても、執行部の誤算が明らかになった。
「野田代表は蓮舫氏が立民票の底上げに寄与するとみて、反対論を抑えて擁立に踏み切りました。彼女は予想通り立民では比例トップでしたが、得票はおよそ33万票にとどまりました」
蓮舫氏は令和4年に行われた前回参院選に東京選挙区から出馬し、およそ67万票を獲得。その参議院を辞して臨んだ昨夏の都知事選挙では128万票あまりを得ていた。実績を鑑みれば「選挙制度の違いはあっても物足りないのは事実」(立民幹部)との声もうなずける。
再び増田氏が指摘する。
「比例の獲得票は、野党1位が約762万票の国民民主党で、2位が約742万票の参政党、立憲民主党は約739万票で野党3位に終わりました。蓮舫氏には、さほどの集票効果はなかったと言わざるを得ません」
加えて、支援団体が懸念していた事態も現実に。
「自治労、情報労連、日教組、JP労組、私鉄総連などのうち、現職だった私鉄総連の組織内候補が落選。蓮舫氏の“割込み出馬”がなければ結果は違っていたはず」
“政権選択選挙”という大一番で、なにやってんだか。
「週刊新潮」2025年7月31日号 掲載
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OS5
:2025/07/26(土) 17:35:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/5793728d132dc896af4051ff6b8bd5ee91157d9d
維新の一部に連立容認論、「副首都構想」実現狙う…自民には渡りに船「最も組みやすい相手」
7/26(土) 17:12配信
読売新聞オンライン
記者団の取材に応じる日本維新の会の吉村代表(25日、大阪府咲洲庁舎で)
日本維新の会で、自民、公明両党の与党と連立を組むことに前向きな声が出ている。大阪が首都機能を代替する「副首都」構想を実現するための連立政権入りで、低迷する党勢を上向かせる契機にしたいとの思惑がある。(山本貴広)
「東京一極の是正、国家の危機管理、経済成長を考えると、副首都の形成は重要だ。法案をつくり、与党にぶつけていこうと思う」
維新の吉村代表(大阪府知事)は22日、府庁で記者団にそう述べ、関連法案の提出を党内に指示したことを明らかにした。
これに前後して、維新創設者の橋下徹・元大阪市長は21日のテレビ番組で「連立入りした上で、副首都構想を実現してほしい」と発言した。維新副代表の横山英幸大阪市長も25日、「大きな願いがかなうなら、あらゆる選択肢を取るべきという意見は出てしかるべきだ」と橋下氏に続くなど、本拠地の大阪から連立容認論が発信されている。
副首都は、災害発生時などに首都圏機能を代替し、東京に次ぐ経済力を持った都市圏をつくる構想だ。大阪が本拠地の維新としては、2012年の結党以来の看板政策である「大阪都構想」の実現につなげる狙いがある。
先の参院選で自公両党は過半数割れの惨敗を喫し、衆参両院で少数与党となる。連立の枠組みを拡大して多数派を形成しなければ苦境を脱せないため、維新としてはこれを機に政権に加わり、自公に協力しながら悲願をかなえるというわけだ。
維新も、参院選は関西以外でふるわず、比例票は前回22年参院選から半減の約438万票にとどまった。躍進した国民民主党や参政党に比べ、野党の中で相対的に存在感が低下している。党勢回復に向けた糸口もつかみたい考えで、維新所属のある大阪府議は「国として副首都構想や都構想を主導できるパワーは大きい」と政権入りに期待を寄せる。
自民にとっても、政策に共通点が多い維新は、国民民主と並んで「最も組みやすい相手」(閣僚)で、渡りに船だ。昨年の衆院選で維新相手に府内4小選挙区で全敗した公明からも、維新の連立入りを容認する声が出ている。
もっとも、維新内では、石破首相(自民総裁)は「求心力が低く、じきに行き詰まる」(幹部)との見方が大半で、現在の政権には協力できないとの考えだ。与党と同一視されて支持率がさらに下がる恐れもあり、吉村氏は「現時点で自民と連立することは考えていない」と予防線を張る。
維新は、自民内で焦点となっている後継の総裁選びを見守る構えで、「ポスト石破」候補の一人である小泉農相を念頭に、「改革路線の総裁なら連立入りはあり得る」(ベテラン)との声が上がっている。
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OS5
:2025/07/26(土) 17:36:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffc1a3a6dcdc9ec5cd34b941877bd149c47c0be7
国民民主・玉木代表 「石破内閣とは組めない」けど…誰となら組める?「我々がどうこうというよりも…」
7/26(土) 16:06配信
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コメント112件
スポニチアネックス
国民民主党・玉木雄一郎代表
国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が25日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月〜金曜後9・00)にリモートで生出演し、今後の政局について自身の見解を語った。
【写真あり】国民民主・玉木代表“そっくり”な女子アナ公開 「似てるどころじゃない」
自公与党は参院選で獲得議席が47にとどまり、衆院に続いて過半数割れの少数与党となった。各党に連立政権入りが取り沙汰されるが、玉木氏は「約束を守らない石破政権と組むことはない」と断言。年収103万円の壁を巡る議論や、ガソリンの暫定税率廃止での3党幹事長間合意を進めようとしない石破政権に不快感を示している。
野党からは立憲民主党の野田佳彦代表や、日本維新の会の前原誠司共同代表ら、各党から連立入りを否定するコメントが出ている。今後の政局について見通しを聞かれた玉木氏は、「当面このままじゃないですかね?」と指摘。「自民党内政局がどうなるのか我々は注意深く(見守る)」とした。
一方で「そもそも石破さんが続くのか、続かないのかでも大きく違うんですけど、それすらよく分からない」と、自民党内の不透明感も指摘。25日には与野党党首会談が開かれ、出席した玉木氏は「今日、直接会ってお話をしましたけど、(石破氏が)“引き続きやりたい”という意思は感じました。感じた、感じた。凄い感じた」と印象を口にした。
「石破政権とは…」という玉木氏に対し、進行役のフリーアナウンサー柴田阿弥からは「石破内閣とは組めないということだったと思うんですけど、“誰かなら組める”というのはありますか?たとえば、高市(早苗)さんなら組めるという報道もありますけど」と質問が飛んだ。
玉木氏は「これは自民党内政局をよくよく見定めたいと思います」と慎重な返答。「我々がどうこうというよりも、どういう人を自民党の議員や地方組織、党員の方が選んでくるのかというところだから、こちらから今の段階で言う立場にもないし、言うべきでもないと思う。まずは自民党内政局を見定めたい」と、明言を避けた。
1194
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OS5
:2025/07/26(土) 17:44:37
>>1112
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac9e7065b87f860542cd458f4b782ef98482c1cd
参院選兵庫、崩れた構図 泉氏無双、82万票の衝撃 文書問題で逆風、維新の存在感低下
7/22(火) 7:00配信
神戸新聞NEXT
当選が確実となり、支援者らと喜ぶ泉房穂氏=20日夜、神戸市中央区元町通2(撮影・大田将之)
82万2407票。選挙区候補としては全国最多。13人が立候補した参院選兵庫選挙区を、圧倒的な支持を得て制したのは無所属新人の泉房穂(61)だった。
「重い責任を負った。それだけの仕事をする必要がある」
兵庫選挙区で得票が80万を超えるのは、2013年以来、12年ぶり。投開票から一夜明けた21日午前、ラジオやテレビ番組の収録を行脚し、泉は冗舌さに拍車がかかっていた。
旧民主党の元衆院議員。11年から明石市長を12年間務め、市議への暴言問題で政界引退を宣言していた。今年3月の引退撤回と参院選への出馬表明は、13年から、自民党、公明党、日本維新の会が議席を独占し続けていた兵庫選挙区の構図を一変させた。
泉は公示前に県内41市町をくまなく回り、選挙戦では第一声の場に姫路市家島町の男鹿島(たんがじま)を選択。山の水が河口で大きな流れとなるように、農山漁村部から都市部へ支持を広げる「川上戦略」を取り、交流サイト(SNS)で発信した。
タレントとしても活動し、高い知名度を誇る泉だからこそなせる業だった。
神戸新聞が行った投票所の出口調査では、無党派層の4割弱をはじめ、維新支持層の3割強、自民支持層の3割弱、共産支持層の2割弱から得票していた。
「名前を覚えてもらう必要がない。政党が強く支えなくても戦えた」。泉を県連として推薦した立憲民主党の関係者は明かす。
泉は取材に対し、国会での立民会派入りについて明言を避けた。超党派で減税の実現に意欲を示すが、市長ではなく、国会議員としての真価が問われる。
◇
20日午後8時に泉の事務所が初当選に沸いてから約5時間半後。北に約40メートルの距離にある維新新人、吉平敏孝(44)の事務所は、重苦しい空気に包まれた。
「私の力不足です」。吉平は頭を下げ、維新が12年間守り続けてきた議席を失ったことを謝罪した。
維新にとって兵庫は大阪に次ぐ重要な拠点で、地盤を築いてきた。前回22年、前々回19年は公認候補がトップ当選。もはや「指定席」のはずだった。
風向きが変わったのは、兵庫県の告発文書問題。昨年、斎藤元彦知事に対する党の姿勢が問われ、議会審議の非公開情報を外部に提供したなどとして当時の所属県議が処分された。
「街頭でビラをなかなか受け取ってくれない。かつてない逆風だった」。吉平の陣営関係者は振り返る。
吉平が得たのは27万5301票。トップ当選だった過去2回の票数の半分にも満たなかった。吉村洋文代表が7回兵庫入りしても、劣勢ははね返せなかった。
「都市部以外で差をつけられ、ふわっとした民意も得られなかった」。維新の県組織「兵庫維新の会」の幹部は吐露した。「逆風の中で勝ちきるのが本当の力。その力がなかった」
存在感が低下した兵庫の維新。反転攻勢のすべを見つけられないでいる。
=敬称略=
1195
:
OS5
:2025/07/26(土) 17:51:05
長崎
○246,585自:古賀友一郎 現
×186,747国:深堀浩 新 県議
×097,646参:黒石隆太
×031,687共:筒井涼介
https://news.yahoo.co.jp/articles/d37a9ad7ede4e9a906146136925176ec9495a953
自民が快勝、「次世代」国会議員がけん引…各地域まとめ上げる<変動の兆しー2025参院選ながさき・上>
7/22(火) 11:00配信
長崎新聞
古賀氏(右)への支援に対しお礼を述べる加藤会長=長崎市茂里町、県医師会館
過去最多と並ぶ6人で争った長崎選挙区(改選数1)は、自民党現職の古賀友一郎氏(57)が3選を果たした。全国で政権与党に対する猛烈な逆風が吹く中、自民は世代交代した国会議員が支えたほか、挙党態勢を強めて難局をしのいだ。一方、敗れた野党は県内でも参政党が急伸したことなどから戦略の練り直しを迫られている。各党の変動の兆しを追った。
「全国的に苦戦を強いられる中で勝ち取った議席は極めて、極めて重い」。20日午後8時20分ごろ、長崎市の県医師会館で、県連会長として古賀陣営をけん引した加藤竜祥衆院議員は、支援者に感謝の言葉を述べた。その表情には達成感がにじんでいた。
これまで県連は金子原二郎元農相、谷川弥一元衆院議員らのグループと、加藤氏の父、加藤寛治元衆院議員らのグループが主導してきた。だが、3人は一線を退き、古賀氏を除く国会議員3人は40、50代前半まで若返った。参院選はこの3人が「責任者」となり、各地域をまとめ上げた。
5月に県連会長に就任し、県連選対本部長も務める加藤氏は「私にとっても初陣。絶対に負けられない」と奔走。ふたを開けてみれば、次点の国民民主党新人に約6万票差をつけて快勝した。あるベテラン県議は「一皮むけた」と目を細める。
陣営は昨年秋の衆院選で国民民主現職に大敗した長崎1区(長崎市)で接戦に持ち込み、古賀氏の地元諫早、加藤氏の牙城の島原半島を含む同2区で突き放す勝算を描いた。
さらに同2区に含まれる大村市の態勢強化を模索。自民の同市議全員は6月、自民が分裂していた2012年に県議会で“反党行為”があったとして除名された小林克敏県議に復党を要請した。昨秋の衆院選で加藤氏の当選に「多大な貢献」があり、県連も認めた。
復党に当たり、小林氏は、長年確執があった谷川氏と一席を共にし「筋を通した」という。周囲は「政争が激しい大村でこれほどまとまった選挙はない。歴史的だ」とする。
選挙戦で古賀氏は大票田の長崎、佐世保両市に集中できた。当選を決めたその日のうちに小林氏を個別に訪問してお礼を述べた。
ただ、小林氏の復党は党勢拡大をもたらす一方、反作用を生む「劇薬」との見方も。今後、県議会最大会派「自民党」に合流する方向だが、「再び自民の分裂を招くのでは」と警戒する議員は少なくない。
また、参院選中は次期衆院選で長崎1区の公認候補予定者となる支部長の選定作業を棚上げした。複数県議が意欲を示しており今後、不和が生じる恐れがある。激しい逆風をしのぐため、いったんはまとまった自民。しかし、その“反動”が起きる予感も漂っている。
1196
:
OS5
:2025/07/26(土) 17:52:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b6a07003a91c510b66944652de6c60ab00ba218
国民 参政の台頭が誤算に 分極化する民意<変動の兆しー2025参院選ながさき・下>
7/23(水) 11:00配信
64
コメント64件
長崎新聞
相手候補の「当選確実」が伝わり、静まり返る深堀氏陣営=長崎市元船町の事務所
あっけない決着に、しばし静まり返った。参院選投開票日の20日夜、国民民主党新人、深堀浩氏(59)の支持者らが集まった長崎市内の選挙事務所。テレビでは自民党現職、古賀友一郎氏(57)陣営の万歳が映し出された。投票終了から30分足らず。勝敗を左右すると踏んでいた同市の開票すら始まっていなかった。「そんなに離されたのか」。国民の市議の1人はぶぜんとして天を仰いだ。
深堀氏が立候補を表明したのは昨年夏。当時「支持率1%以下の弱小政党」(玉木雄一郎代表)だった国民は、秋の衆院選で躍進。県内は党県連代表の西岡秀子氏が長崎1区(同市)で、自民候補に4万票近い大差で圧勝した。
参院選は、その余勢を駆って同市外の票差を最小限に抑え、「牙城」の県都でひっくり返す-という算段だった。深堀氏は、旧民主党時代から多くの国政選挙で汗をかいてきた地方議員。立憲民主、社民両党県連と労働団体でつくる7団体懇話会(7者懇)の支援態勢も、スムーズにまとまった。
だが注力した県北や離島の多くの地域で古賀氏に倍以上離された上、「2万〜3万票勝たないと勝負できない」(複数の陣営関係者)と読んだ県都で約1万票差にまで詰められた。
陣営が「最大の誤算」と口をそろえるのが、新興勢力である参政の台頭だ。新人の黒石隆太氏(33)の得票率は約16%。深堀氏の得票と合わせると古賀氏を上回る。陣営幹部は「古賀氏の得票数は6年前とほぼ変わらない。こちらが取れたはずの票が黒石氏に流れてしまった」と分析する。
県内の比例票でも参政は伸長し、同じく票を伸ばした国民に迫る勢いだ。西岡氏は「党員の地道な政治活動の結果であり、一過性のブームとは思わない。県民の新たな選択肢として受け入れられたと考え、われわれも今後の活動を考えなくては」と述べた。
他の野党も警戒を隠さない。立民県連の山田朋子代表は、政策や理念に距離があり「国民民主ほど影響は受けていない」としながらも「今後、参政が地方選で議席を増やす可能性は高い」とみる。共産党県委員会の堀江ひとみ委員長代理は、参政が選挙戦で掲げた「日本人ファースト」を念頭に「社会に差別と分断を持ち込む」と危険視。一方で、異を唱える人たちから「共産を応援する声も届いている」と語る。
「台風の目」となった黒石氏は「当初の目標より、かなり多くの人に支持を得られた」と選挙戦を振り返り、「いずれ当選しなくては、託された思いは実現できない」と“次”への意欲もにじませた。
参政の台頭で、変動した与野党の勢力図。分極化する民意の行方もにらみながら、各党が次の一手を模索している。
1197
:
OS5
:2025/07/26(土) 18:04:11
国民民主党 比例
●労組系
○01田村麻美 49 現《1》 党国民運動局長 【UAゼンセン】
○02浜野喜史 64 現《2》 党選対委員長 【電力総連】
○03礒崎哲史 56 現《2》 党副代表 【自動車総連】
○06平戸航太 37 新 電機連合役員 【電機連合】
●ご当地系
○04伊藤辰夫 60 新 (元)愛知県議 【元自民 愛知】
○05足立康史 59 新 (元)衆院議員 【元維新 大阪】
×09大谷由里子62 新 研修会社経営 岐阜2区落選
×12薬師寺道代61 元《1》 産業医 【元みんな→自民 愛知】
×13大津浩子 65 新 (元)東京都議 【元都ファ 東京】
×14藤井信吾 65 新 (元)取手市長 【茨城】23年市長選不出馬
×16川崎稔 64 元《1》 (元)日銀職員【元民主佐賀】
●有名人
×08須藤元気 47 元《1》 (元)格闘家
●その他
○07山田吉彦 62 新 東海大教授
>>445
海洋安全保障の専門家
10小野貴樹 54 新 (元)衆院議員秘書 2005年秋田2区自民落選(野呂田芳成への刺客)
11城戸佳織 57 新 医薬指導業
15荒巻豊志 60 新 予備校講師
17佐々木喜一66 新 学習塾経営
18武田祐樹 39 新 (元)参院議員秘書
19宮入盛豪 35 新 教育会社社長
1198
:
OS5
:2025/07/26(土) 18:08:02
立憲民主党 比例
●労組系
○02岸真紀子 49 現《1》 党参幹事長代理 【自治労】
○03吉川沙織 48 現《3》 (元)参経産委員長 【情報労連】
○04水岡俊一 68 現《3》 党参院議員会長 【日教組】
○05小沢雅仁 59 現《1》 参復興特別委長 【JP労組】
○06郡山玲 51 新 JAM職員 【JAM】
×10森屋隆 57 現《1》 参院国交委理事 【私鉄総連】
●ご当地系
○07森裕子 69 元《3》 (元)文科副大臣【新潟】
●その他
○01蓮舫 57 元《4》
×08白真勲 66 元《3》 (元)内閣府副大臣 立正佼成会
×09石川大我 50 現《1》 (元)豊島区議 性的少数者
×11川田龍平 49 現《3》 参院環境委理事 薬害エイズ
12位以下省略
1199
:
OS5
:2025/07/26(土) 18:22:55
共産白川は 現職重鎮の山下・井上を押しのけて当選してしまってやりづらいでしょうねえ。。。
■共産
○107,866小池晃 64 現《4》 党書記局長 東京・南関東
○034,418白川容子 59 新 (元)香川県議 中国・四国・九州沖縄
×032,576山下芳生 65 現《4》 党副委員長 京都府を除く近畿5府県
×028,202井上哲士 67 現《4》 党参院幹事長 東海・北陸信越・京都
×019,623畠山和也 53 新 (元)衆院議員 北海道・東北・北関東 紙智子後継
×17,907山田みのり 49 新 共産党大阪府北・福島地区委員長
×09,314平あや子 元新潟市議会議員
×05,103伊藤和子 元あきる野市議会議員
×04,559矢野由紀子 元川口市議会議員
×04,411赤石博子 元川崎市議
×03,336 福島一恵 元宮城県議会議員
以下略
■社民
○ラサール石井 69 新
×大椿裕子 51 現《1》 副党首
×山城博治 72 新 (元)運動団体議長【沖縄】
×甲斐正康 47 新 新社会党役員
×花岡蔚 82 新 市民運動家
1200
:
OS5
:2025/07/26(土) 18:36:27
公明
○377,986平木大作 50 現《2》 (元)復興副大臣
○341,441司隆史 45 新 大阪市議
○325,345佐々木雅文44 新 弁護士 東北?
○310,047原田大二郎47 新 党青年局次長
×291,436河野義博 47 現《2》 (元)参総務委員長 九州?
×218,999新妻秀規 54 現《2》 (元)復興副大臣
×010,084河合綾 党群馬県本部担当部長
×009,874塩田博昭 63 現《1》 党中央幹事 公明新聞・前回重点候補出なかったが当選
×008,760村岡正敏 党職員
×007,208中北京子 党職員
×006,781高橋次郎 57 現《1》 党労働局次長
>>4
山本香苗衆院選出馬で繰り上げ
以下略
1201
:
OS5
:2025/07/26(土) 18:39:52
維新 10人
●ご当地枠
○01嘉田由紀子75 現《1》 (元)滋賀県知事【滋賀】
○02石井めぐみ45 新 茨城県取手市議 【茨城】(石井章参院議員の娘)
○03柴田巧 64 現《2》 党副選対本部長 【富山】
×07村山祥栄 47 新 (元)京都市議 【京都】
×08柳ヶ瀬裕文50 現《1》 参院外防委理事 【東京】
×09山口和之 69 現《2》 (元)衆院議員 【福島】
×12赤嶺昇 58 新 (元)沖縄県会議長 【沖縄】
●有名人
○04石平 63 新 評論家
×06久保優太 37 新 格闘家
●不明
×05藤原宏宣 44 新 NPO法人理事
×10神戸輝明 49 新 牧師
×11宮澤靖 61 新 管理栄養士
×13南原竜樹 65 新 経営指導業
1202
:
OS5
:2025/07/26(土) 20:40:02
>>1201
維新次点の藤原宏宣 なかなかインパクトあるひとですね
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%8E%9F%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%AE%E3%81%B6
大阪府大阪市西成区生まれ。創価高校、創価大学を経て、一般企業に入社。営業マンとして好成績をおさめるものの、3年で退社[1]。その後、農業にかかわる仕事をめざして、自ら米屋を立ち上げるが、赤字を出しつづけ3年で閉鎖。さまざまな職業を転々としたあとで、日本で知り合ったギニア人とともにギニアに赴き、現地で製氷工場を設立[1]。
この過程において現地で目にした圧倒的な格差社会に衝撃を受け、貧困問題に取り組むことを決意する。
現在は、バングラデシュにおいて、スラム街の子どもたちに食糧を支援する「ギフトフード」、および学校を建設する事業に力をそそいでいる[2]。
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