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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

1チバQ:2014/12/24(水) 21:08:02
ちゃっちゃと、立てちゃいます。

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

4188名無しさん:2017/10/15(日) 14:43:54
結局自民の比例支持率が35%あるのが大きいよね
結局2014と変わらないからやっぱり290が前提になるね

4189名無しさん:2017/10/15(日) 14:53:30
選挙戦終盤の見どころは

安倍自民VS枝野立民 in東京、北海道
自民vs野党共闘 in新潟
大阪自民vs大阪維新 in大阪

4190名無しさん:2017/10/15(日) 15:13:08
枝野氏、まさかの大接戦 選挙プランナーらが分析 首都圏全46区「当落リスト」 激闘10・22衆院選
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000010-ykf-soci
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000010-ykf-soci.view-000

 松田氏は、埼玉と神奈川、千葉の各選挙区の特徴をこう分析した。

 まず、埼玉5区が壮絶な死闘となっている。

 ここは、小池氏の「選別・排除」路線に反旗を翻し、立憲民主党を立ち上げた枝野幸男代表の地元だ。事実上、自民党の牧原秀樹元環境政務官とのガチンコ勝負である。

 枝野氏は、党の仲間を応援するため、全国を駆け回り、「まっとうな政治を取り戻す」などと訴えている。
この選挙区に希望の党は「刺客」として、同じ弁護士の高木秀文氏を送り込んだ。

 報道各社の情勢調査の中には「先行・牧原氏、追う枝野氏」というものもある。10ポイント近くも引き離されているのだ。
枝野氏が勝っている調査もあるが、5ポイント以下というケースも。代表就任でメディアに露出しているが、序盤戦では「枝野氏=接戦、落選危機」なのだ。

4191名無しさん:2017/10/15(日) 15:15:52
枝野不利情報は少しでも選挙区に張り付かせたいんじゃないかと邪推してしまう

4192名無しさん:2017/10/15(日) 15:34:47
正直立憲が東京で選挙区取れそう言うけど長妻くらいだよな。

4193名無しさん:2017/10/15(日) 16:37:02
大阪16は西村真悟系統寝てるな、こりゃ。補選で推薦出さなかった恨み神髄といったところか。

4194名無しさん:2017/10/15(日) 16:39:41
立憲民主で新人が選挙区当選したら快挙だな
しかも公明相手に

今回の選挙うんざりしてたけど
大阪16区わくわくする

4195とはずがたり:2017/10/15(日) 16:46:21
確か森山は元職ではなかったでしたっけ?

4196名無しさん:2017/10/15(日) 17:44:37
これはリンクだけ。
https://twitter.com/side55mode/status/883478226563092481

4197名無しさん:2017/10/15(日) 19:12:49
http://www.asahi.com/articles/ASKB55F5KKB5UZPS023.html?iref=twitter
金子恵美・菊田真紀子氏が激戦 新潟 北陸信越情勢調査

2017年10月15日12時47分

新潟4区の菊田真紀子(左)、金子恵美の両候補者

 北陸信越ブロックの5県では、14年の前回は19選挙区のうち16選挙区を自民が制した。今回は、自民前職と無所属前職が激突する新潟4区や、長野1区、元職が希望から立った石川3区などで激しい競り合いになっている。

4198チバQ:2017/10/15(日) 20:08:49
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171013_06.html


<衆院選宮城>選挙区ルポ(上)1区 党首次々応援風探る 2区 2極化集票合戦過熱


聴衆を前に支持を訴える候補者。12日間の舌戦が始まった=2017年10月10日午前9時25分ごろ、仙台市青葉区一番町
拡大写真
 衆院選は22日の投開票まで9日に迫り、攻防は日増しに熱を帯びている。政権継続による安定を掲げる自民党の候補者に対し、野党再編で分裂した希望の党や立憲民主党、無所属の候補らは刷新を訴えて切り崩しに挑む。県内6小選挙区で繰り広げられる戦いの現場に迫った。(敬称略)

◎宮城1区
 東北の中枢で3選を重ねた意地と、復興副大臣の自負が言葉ににじむ。
 仙台市青葉区子平町で11日にあった個人演説会。自民党前議員土井亨は約150人を前に「役に立てるのは私だけだ。負けるわけにはいかない」と言い切り、深々と頭を下げた。
 4度激戦を演じた元衆院議員郡和子は8月、仙台市長に転身。昨年の参院選に続き、郡を勝利に導いた野党共闘に危機感は強かったが、民進党は希望の党との合流で分裂した。自民有利との観測が広がる。
 1区は「風」に左右されやすい。地方議員や後援会組織の足場を地道に固めてきた自信はあるが、「油断禁物。何とか逃げ切りたい」と陣営幹部。公示日は首相安倍晋三が仙台入りし、陣営を引き締めた。
 「党から東北で挑戦するのは1人。力を貸してほしい」。立憲民主党新人岡本章子は12日、青葉区一番町の商店街を練り歩き、名前の売り込みに奔走した。
 約25分間で50回近く党名を連呼。陣営は「党への反応が意外に良く、『立民イコール岡本』を印象付けたい」と狙いを語る。仙台市議時代から地盤とする太白区に比べ、知名度が低い青葉区でてこ入れを急ぐ。
 党代表枝野幸男は仙台を第一声に選び、「宮城は野党共闘の実績がある」と力を込めた。「『選挙区で勝て』というメッセージ。比例復活では済まされない」。緊張感が陣営を覆う。
 希望新人伊藤優太の元に11日、党代表の東京都知事小池百合子が応援に駆け付けた。青葉区のJR仙台駅前で「安倍1強政治を許さない」と呼び掛けた。
 「来てもらえれば流れは変わる」と公示前に読んでいた伊藤。ただ聴衆から大きな拍手が湧き起こる場面は少なく、期待した熱狂には程遠かった。小池劇場の旋風は、一時の勢いを失いつつある。伊藤は再び風を巻き起こそうと、一人自転車で選挙区を走り回る。
 日本維新の会新人畠山昌樹は街頭で消費増税凍結と、身を切る改革を訴える。

◇宮城1区立候補者

土井亨59☆復興副大臣  自(細)前(3)
(公・日推)
岡本章子53☆党県代表   立◆新 
畠山昌樹43☆医師     維 新 
伊藤優太32☆元仙台市議  希 新 
油井哲史37 幸福実現党県代表 諸 新 
今留尚人52 医師     無 新 

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。
◆は解散時民進党公認の立候補者


◎宮城2区
 公示後2日目の朝には、既にのどがつぶれていた。
 「野党全てが相手の味方に付いた。多勢に無勢の厳しい選挙だ」。12日午後、仙台市若林区の災害公営住宅前に立った自民党前議員秋葉賢也は、しわがれ声に危機感をにじませた。
 2区に立候補した過去4回は、野党候補が複数出て秋葉が浮上する構図だった。今回は初めて野党が一本化。不安を拭えぬ秋葉は、毒づく弁舌もいとわない。
 首相安倍晋三と並んだ10日のJR仙台駅東口。対戦する無所属元議員の鎌田さゆりが13年前、議員辞職に追い込まれた支持労組の選挙違反事件に触れ、「公正で爽やかに、クリーンに戦う」と嫌みを吐いた。
 「共産の応援候補に議席は渡せない」と各地で繰り返す秋葉。「反共」をくすぐって保守の結束を促す。
 鎌田は11日、宮城野区の幸町団地に立った。「安倍政権に終止符を打つ手段として私を使ってほしい」と言った直後、約1メートルの垣根を軽快に跳び越えて女性に握手を求めた。
 選挙カーで移動中は助手席から上半身を乗り出し、大きく腕を振る露出術。地方、国政合わせて過去8回の選挙戦で鍛えた空中戦は迫力を増してきた。
 7月の仙台市長選を引き継ぐ民進、共産、社民各党県議、市議の共闘は固い。秋葉に「中核は共産だ」とあおられても「仕返ししない。クリーンさが傷付く」(陣営幹部)と受け流す。
 選挙戦序盤で地元の泉区を固め、中盤以降は宮城野、若林両区を重点エリアに位置付けて攻勢を仕掛ける戦略だ。約20年前に自民市議だった縁(えにし)を生かし、保守層の切り崩しも強める。

 ◇宮城2区立候補者

秋葉賢也55☆党政調副会長 自(無)前(5)
(公・日推)
鎌田さゆり52 元宮城県議  無◆元(2)

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。
◆は解散時民進党公認の立候補者

4199チバQ:2017/10/15(日) 20:09:16
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171014_08.html
<衆院選宮城>選挙区ルポ(中)3区 惑う風 手探りの戦い 4区 人口増地域 主戦場に


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 衆院選は22日の投開票まで9日に迫り、攻防は日増しに熱を帯びている。政権継続による安定を掲げる自民党の候補者に対し、野党再編で分裂した希望の党や立憲民主党、無所属の候補らは刷新を訴えて切り崩しに挑む。県内6小選挙区で繰り広げられる戦いの現場に迫った。(敬称略)

◎宮城3区

 「『安倍1強』を批判する党があるが、上っ面の話ばかり。地域を理解し、ビジョンを語らないといけない」。自民党前議員西村明宏は11日夜、岩沼市で演説会を開き、自信にあふれた表情を見せた。
 選挙区内の首長や地方議員と連動した分厚い組織力は、5選を目指す今回も健在。演説では国土交通・復興・内閣府副大臣時代の実績を強調し、新人候補との違いを際立たせる。
 警戒するのは楽観ムード。公示直前、前党総務会長細田博之は西村陣営を「完全に緩んでいる」と戒めた。西村はこの言葉をあえて公言し、引き締めを図る。
 「政権交代のチャンス。今までの政治をリセットする」。公示日の10日、名取市の仮設住宅で、希望の党新人一條芳弘は党のカラーと同じ緑のたすきを掛け、声を張り上げた。
 選挙初挑戦の元会社員とあって知名度は低い。戦いは新党の追い風を最大限に生かす形で始まった。
 一転して新聞各紙が党の伸び悩みを伝えた12日。一條は角田市の街頭演説で、小池百合子党代表が多用する「リセット」や「希望」の言葉を使わず、農家戸別所得補償の復活を訴えた。新党に対する風向きが定まらない中、手探りの選挙戦が続く。
 共産党新人吉田剛は改憲の議論に前向きな自民党と希望の党の双方を批判。12日、大河原町で個人演説会を開き「ぶれずに憲法と平和、暮らしを守る政治に転換する」と訴えた。

◇宮城3区立候補者
一條芳弘 44 ☆元衆院議員秘書 希 ◆ 新
吉田剛  35  党地区常任委員 共   新
西村明宏 57 ☆元国交副大臣  自(細)前(4)(公・日推)
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。◆は解散時民進党公認の立候補者

◎宮城4区

 公示日翌日の11日、3陣営の選挙カーが富谷市に集中した。住宅団地に訴えがこだまする。
 自民党前議員の伊藤信太郎は早朝、同市明石台の交差点に立った。通勤通学の住民に手を振った後、市内のベッドタウンを縫うように選挙カーを走らせる。
 「確かな実行力で地域の声を国政で実現する」。あえて街頭に立たず、市内をくまなく回った。無党派層に広く浸透を図る作戦だ。
 宮城4区全域で優位に選挙戦を進めるが、陣営は緩みを警戒する。2009年の衆院選で9万を超えた得票数は12年に約8万に落ち、14年は6万台まで減った。「1票が重い戦いだ」。選対本部長の県議藤倉知格は表情を引き締める。
 区割り改定で松島、大郷両町が5区に編入された。各陣営にとって、人口増地域で町から市に昇格した富谷市が「主戦場」の一つとなる。
 「希望の党が政治を変える」。希望新人坂東毅彦は11日午前、同市の大型店前に立った。「介護現場の実情を国に伝えたい」と、医師として医療福祉行政に携わった経験を前面に打ち出す。知名度不足を補うには都市部でいかに名前と顔を売り込むかが鍵だ。
 10日の第一声で、選対本部長としてマイクを握ったのは、元富谷町議の斉藤きえ子。町長選と県議選に出馬した経験があり、富谷重視の布陣に加わった。斉藤は「選挙区には人口増加地域がある。声掛けしてもらい、一票一票を積み上げよう」と呼び掛けた。
 共産党新人高村直也も同市の街頭に立ち「憲法9条を破壊する安倍政権に審判を下そう」と訴えた。(敬称略)

◇宮城4区立候補者
伊藤信太郎 64 ☆元外務副大臣 自(麻)前(5)(公・日推)
坂東毅彦  58 ☆医師     希 ◆ 新
高村直也  34  党県常任委員 共   新
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。◆は解散時民進党公認の立候補者


2017年10月14日土曜日

4200チバQ:2017/10/15(日) 20:10:01
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171015_11.html
<衆院選宮城>選挙区ルポ(下)5区 有権者増、訴え届くか 6区 本人不在、県議ら奔走


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 衆院選は22日の投開票まで9日に迫り、攻防は日増しに熱を帯びている。政権継続による安定を掲げる自民党の候補者に対し、野党再編で分裂した希望の党や立憲民主党、無所属の候補らは刷新を訴えて切り崩しに挑む。県内6小選挙区で繰り広げられる戦いの現場に迫った。(敬称略)

◎宮城5区

 政権与党の一員としての実行力を強調した。
 自民党前議員勝沼栄明は13日朝、石巻市の街頭で気勢を上げた。近くには東日本大震災の災害公営住宅が立ち並ぶ。「皆さんは歯を食いしばり頑張ってきた。復興完遂が私の使命だ」
 2014年の前回は公示直前に比例北海道から国替えし、当時民主党前議員だった安住淳に挑戦。約3万票の大差で退けられた。
 今回は区割り変更で松島、大郷、南三陸の3町が加わり、有権者が約3万人増えた。陣営は「勝沼が勝たなければ地域の未来はない」と序盤から3町を重点的に回り、浸透を図る。
 党本部もてこ入れを図る。13日は地方創生担当相梶山弘志が応援のマイクを握り、終盤には復興相吉野正芳も入る。
 野党再編の激流にさらされた民進系の安住は、約25年ぶりに無所属で戦う。「唯一の地元出身候補」と地域代表を強調する。
 公示日の10日。安住は石巻市から南三陸町歌津の商店街へ向かい、約50人の聴衆に誓った。「歌津と石巻は震災で被災した仲間。最後まで責任を持ってこの地域の復興に取り組む」
 議席を7期守り、強固な支持基盤を築いたが、編入された3町での後援会発足は間に合わなかった。
 15日以降は新潟、神奈川、佐賀の各県などで民進系候補の応援に奔走する予定もある。陣営は「安倍1強の流れを変える。『裸一貫』での戦いは大変厳しく、終盤になるにつれ勝沼に追い詰められるだろう」と警戒。後援会組織がフル回転し、票固めを進める。

◇宮城5区立候補者
勝沼栄明42☆医師     自(二)前(2)(公・日推)
安住淳55 元財務相   無◆前(7)
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。◆は解散時民進党公認の立候補者 

◎宮城6区

 本人不在の緊急事態を、全域に広がる分厚い組織がはねのけようとしている。
 公示翌日の11日朝、JR古川駅前で伊藤康志大崎市長、地元選出の県議、大崎市議が総出でチラシを配り、自民党前議員小野寺五典への支持を呼び掛けた。
 「国を守るため本人は東京で懸命に頑張っている」。選挙カーに乗り込んだ「代役」たちが、防衛相の実績を訴え続けた。
 小野寺は北朝鮮情勢の対応で選挙区入りできない。地元県議が地域ごとに戦略を練り、票固めを進める。
 県内唯一の自民、共産の一騎打ち。陣営は2014年衆院選の10万1200票超えを目指すが、不安材料もある。「前回より安倍政権への批判は強い」(県議)。5区に編入した南三陸町で前回獲得した5300票の穴埋めも不可欠だ。
 選対本部長の畠山和純県議は「防衛相の実績は、与野党問わずに地元で評価されるはずだ」と自信を見せる。
 「戦争か平和かを選ぶ選挙。私が唯一の野党候補。防衛大臣との一騎打ちに挑ませてほしい」。13日に登米市中心部に立った共産党新人横田有史が力を込めた。
 共産党推薦の県知事選候補とも連動して従来の組織票を固めると同時に、「反自民、打倒安倍政権」を旗印にリベラル層の掘り起こしを図る。前回民主党候補が獲得した3万2000票の取り込みに躍起だ。
 公示直前には、県議時代から旧知のリベラル寄りの自民党関係者にも接触した。横田は「党派を超えて、予想以上に反応がいい」と一定の手応えを感じ始めている。(敬称略)

 ◇宮城6区立候補者
小野寺五典57☆防衛相    自(岸)前(6)(公・日推)
横田有史73 党県副委員長 共 新 
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者。◆は解散時民進党公認の立候補者 


2017年10月15日日曜日

4201チバQ:2017/10/15(日) 20:13:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sai/CK2017101202100016.html
埼玉
<注目区を歩く>(1)11区 亀裂生んだ自民の裁定
2017年10月12日
 「二階(俊博)幹事長にあれやこれやと工作して、私の公認を外すよう働き掛けた。こんな不合理な、不正義なことがありますか」
 夏のような日差しが降り注ぐ公示日の十日。無所属前職の今野智博が自民幹事長の名を出して、怒りの声を張り上げた。JR深谷駅北口のロータリーには、無所属にもかかわらず「自民党」と染め抜かれた青いのぼり旗が、いくつもはためいていた。
 批判の矛先は、今野が「赤いポスターの人」と言う無所属前職の小泉龍司だ。小泉にかつて自民復党の働き掛けがあったこと、無所属議員のため地域に予算を付けられず、地域が衰退していること-。今野が舌鋒鋭く批判を浴びせると、脇を固める自民県議らから大きな拍手が上がった。
 二〇〇五年の郵政選挙を機に自民を離党し無所属となった小泉に対し、今野は過去二回、党公認を得て戦った。しかし、今回は骨肉の公認争いの末、小泉が巻き返しに成功した。
 小泉を復党させて無所属での立候補を認め、今野を無所属の党推薦候補とする-。自民党本部は公示直前、異例の決定をした。小泉を自身の派閥の特別会員とする二階の強い意向が働いたとされる。二人を競わせ、勝者を追加公認する方針だ。
 一方の小泉。深谷市での第一声は弁舌滑らかだった。「いろいろあったが復党することができた。十二年かかった。まだ道半ば。(投票日までの)残り十二日間の大事な行程を仕上げれば、自民党代議士として返り咲ける」。出陣式には公明市議らも駆けつけ、蜜月ぶりを見せつけた。
 過去二回の選挙は小泉がほぼダブルスコアで勝利している。今野は自民、公明が圧勝した前回、惜敗率で52・94%と小泉に「大敗」。しかし、比例北関東ブロックに名簿登載された自民の重複立候補者が小選挙区で続々と当選し、かろうじて比例復活できた。
 今野は七日、本庄市民文化会館で開かれた市民向けのカラオケ大会の席で「男はつらいよ」を熱唱。公認を外された自らの心境を重ねた。
 希望からは元銀行員の新人三角創太が立候補した。母子家庭で育った三角は「経済的な理由で教育の機会を奪われるのはおかしい」と、政治家を志すようになった。
 当初、13区で民進から立候補する予定だったが、希望への合流を受けて「国替え」を強いられた。三角は「13区で活動した一年半がふいになったが、党は違う場所で出馬せよとのこと。サラリーマンの転勤のようなもの」と自分に言い聞かせた。連合埼玉が側面支援し、知名度アップを図る。
 共産の新人柴岡祐真は三回目の出馬となる。政治活動の原点は、太平洋戦争で青年期に勉強する機会がなかったという祖父の無念だ。「平和な日本をつくっていこう」と、大学入学直前に入党。党の委員として経験を重ねてきた。
 深谷駅北口での出発式の後、記者団の取材に「自公政権批判の手応えを感じている。希望も自公の補完勢力でしかない。無党派のリベラルな層に支持を訴えていきたい」と述べた。 =敬称略
  (出来田敬司)
     ◇
 突然の解散を機に始まった政界再編の余波は、県内選挙区の構図にも変化をもたらした。一方で、個別の事情から激戦が予想される選挙区もある。注目区の候補者を追った。
     ◇
柴岡祐真33 党中央委員    共新
今野智博42 (元)法務委理事   無<前><2>  =自
三角創太29 (元)銀行員     希新
小泉龍司65 (元)青少年特委理事 無前<5>
 (上から届け出順)

4202チバQ:2017/10/15(日) 20:13:35
埼玉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sai/CK2017101302100009.html
<注目区を歩く>(2)4区 暴言騒動 どう影響 
2017年10月13日
 衆院選の号砲が鳴った十日、志木駅近くで出陣式に臨んだ自民新人の穂坂泰が声を詰まらせた。ポケットの演説メモを繰り返し確認する姿に、支援者からざわめきが漏れた。
 穂坂は昨年四月の志木市議選で初当選し、政治家経験は一年余り。元秘書への暴言疑惑などで離党し、無所属で三選を目指す豊田真由子に代わる公認候補として、急きょ出馬した。
 「もっと経験をさせてから次のステップを踏んだ方がいい、という意見があるのは事実。でも穂坂が手を挙げなければ、自公連立を望む方々の受け皿がなくなってしまう」と選対幹部。陣営は選挙区の市長、市議会議長らによる支援体制を敷き、穂坂の知名度アップと、出遅れた選挙戦の巻き返しを図る。
 対照的に、維新新人の青柳仁士と希望新人の吉田芳朝は、着々と準備を整えてきた。
 青柳は前々回二〇一二年は4区から出馬し、約四万六千票を獲得。候補者調整で9区へ転じた前回一四年は約六万票を獲得しながら、いずれも落選した。今回こそ古巣の4区で吉報をと願う。「四市に公認市議を擁立して、すべて当選させた。その過程で支援者の名簿作りを進め、自民系の支持者も取り込めた」と青柳。
 手応えありと見た代表の松井一郎は、公示日前の八日、青柳とともに志木駅頭に立ち「大阪で成功した維新の施策を全国へ。埼玉でも力を貸してほしい」と声を合わせた。
 吉田は一六年四月、民進の4区総支部長に就任後、「組織票よりも個人票」という目標を掲げ、地域の中小企業経営者らとの絆を深めてきた。大学時代に上田清司知事(当時は4区選出の衆院議員)の事務所でボランティアをして以来、師弟関係にある上田からは「ここは私の特区だから」と後押しを約束された。連合埼玉の個別支援も取り付けた。
 三陣営は票固めを急ぐ一方で、豊田の動向に神経をとがらせる。穂坂の選対幹部は「豊田がかわいそうだと思う人が、自民支持者の中にもいる」と警戒する。青柳は候補者が列席した地域イベントで、豊田に市民が群がるのを目にし「知名度は圧倒的だ」と驚いた。吉田は街宣で「良識のある有権者がそろっていることを、今回の選挙で示していただきたい」と遠回しに豊田への投票回避を訴える。
 その豊田。公示日は駅頭に、「みそぎの色」という白いスーツ姿で登場。「ゼロどころか、どん底からのスタート」と声を上げた。この日は四十三歳の誕生日。支援者の女性から花束を手渡され、「反発ばかりを予想していたのに」と涙ぐむ一幕もあった。
 共産新人の朝賀英義は「注目度のある選挙区で、憲法九条を守ると訴えているのは私一人だ」と他候補との違いを強調。駅頭では若い世代がビラを受け取り始め、「今までにない風が吹いている」と意気軒高だ。
 豊田について、選対幹部は「物珍しさで握手を求めたり、写真を撮影したりする人はいるだろうが、投票に結び付くのか疑問だ」と受け流している。 =敬称略
 (加藤木信夫)
朝賀英義67 (元)新座市議 共新 
青柳仁士38 (元)JICA職員 維新 
吉田芳朝43 (元)県議 希新 
豊田真由子43(元)文部科学政務官 無前<2>
穂坂泰43(元)志木市議 自新=公
 (届け出順)

4203チバQ:2017/10/15(日) 20:13:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sai/CK2017101402100009.html
埼玉
<注目区を歩く>(3)12区 旧民主票が勝敗左右
2017年10月14日
 「自民党へのアゲンスト(逆風)は思っていたほど強くない」
 公示日から一夜明けた十一日朝。JR熊谷駅前で、通勤客らに「おはようございます」と声を掛けていた自民前職の野中厚はそんな感想を漏らした。
 会社員の男性から「北朝鮮情勢が大変な時だから政権与党がしっかりしてもらわないと」と発破をかけられる一幕も。森友・加計問題の影響を引きずっての選挙戦になるのではと身構えて臨んだが、「有権者は冷静」と野中は受け止めた。
 同じころ、希望新人の森田俊和は熊谷市三ケ尻の日立金属熊谷事業所前にいた。連合埼玉の熊谷・深谷・寄居地協のメンバーらとともに出勤した従業員らにチラシを配った。森田にとって、労働組合員向けに選挙活動をするのは初めての経験だ。「アベノミクスで経済指標は改善したが、一部のお金持ちや大企業が潤っただけ。働く人の一人一人が幸せを実感できる社会に変えたいと訴えていく」と森田はいう。
 野中と同じ自民県議だった森田は前々回二〇一二年の衆院選は野中との公認争いに敗れ、無所属で出馬。前回一四年は保守系の次世代の党から出馬し、落選した。定数三〇の熊谷市議会のうち保守系を中心とした市議十八人から支援を受ける。
 加須市を地盤とする野中、熊谷が地元の森田。「熊谷対加須の保守系対決」と呼ばれてきた構図に変化が生じたのは、一五年夏だった。森田が旧民主党入りし、北海道に転出した本多平直の後釜に座った。
 前回の衆院選の得票数は、野中約七万二千票に対し森田は約五万七千票。本多が獲得した約四万一千票が、森田に加わると仮定すると形勢は逆転する。両陣営の幹部は本多票を念頭に「勝敗ラインは八万五千〜九万票」とはじく。
 森田陣営の選対本部長代行、田並尚明県議(民進)は「前回は旧民主党の人気が最低だった」と今回は上積みを狙う。本多は立憲民主を立ち上げた枝野幸男の元政策秘書。今回、転出先の北海道4区で立憲民主から出馬している。そんな事情から「心情的には立憲民主を応援したいが『受け皿がない』と迷っている支援者も多い」と田並は明かす。
 最高気温が二九・八度を記録した公示日の十日午後。JR熊谷駅前のロータリーで開かれた野中の出陣式には12区の全市五人の市長が駆けつけた。選対本部長の小林哲也県議は「すべての自治体の市長がそろう意味をお分かりか。もし何か(落選)があったなら地元に大きなダメージがある。国とのパイプ、自民党の灯を消してはならない」と危機感を訴えた。
 共産新人の林秀洋は十一日夕、JR熊谷駅前で街頭演説。安倍政権の五年間を振り返り、「安倍首相は多くの反対の声を無視して与党の数の暴力で押し通してきた。森友・加計問題ではお友達のためにルールもゆがめてしまう国政の私物化も横行している。この選挙は安倍政権に直接ノーの声を突きつける絶好のチャンスだ」と支援を訴えた。 =敬称略 (花井勝規)
      ◇
森田俊和 43 (元)県議 希新 
林秀洋 43 党県常任委員 共新 
野中厚 40 農林水産政務官 自前<2> =公
 (届け出順)

4204チバQ:2017/10/15(日) 20:14:14
埼玉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sai/CK2017101502100007.html
<注目区を歩く>(4)7区 分裂回避の自民
2017年10月15日
 7区で有権者の七割近くを占める大票田の川越市。九月下旬の夜、市内で開かれた県議・中野英幸の後援会拡大役員会に、自民前職の神山佐市が招き入れられた。神山は詰めかけた約三百人の中野支持者に衆院選での支援を呼びかけ、数分で退出。中野と神山の「手打ち」の儀式だった。
 自民川越支部長の中野は、7区から出馬し衆院議員を四期務めた父・清から強力な後援会を受け継いだ。解散風が吹き荒れた九月中旬、「今しかチャンスはない」と出馬の意欲を明かすと、意を受けた市議や医師会などの自民支持団体が、富士見市を本拠にする神山に対し「川越から代議士を」と次々に中野に出馬を要請した。
 自民分裂選挙も想定される事態となったが、党本部の裁定で神山が公認を得て、中野は降りた。
 公示日の今月十日、川越駅前で開かれた神山の出陣式。マイクを握った中野は「神山候補から川越は中野に任せると言われた。多くの人の心を受け止めながら、今回の戦いを進めたい」と声を張り上げ「和解」を演出した。
 しかし、川越での動き出しは遅れている。川越市議会の二つの常任委員会は、十日から十三日にかけて視察旅行に出かけた。市中心部では十四、十五の両日、一大行事の「川越まつり」が開かれる。「今は選挙より、まつりが優先」(一番街の商店主)
 十二日夜、富士見市の事務所に戻った神山は「(川越での本格的な選挙活動は)まつりが終わってから」とし「自民への期待は大きい」と手応えを口にした。
 一方、公示直前、希望からの出馬となった前職小宮山泰子は「今度こそ選挙区で勝ちたい」と二回続いた比例復活の雪辱を期す。
 衆院が解散された九月二十八日。国会から戻った小宮山は、本格的な街宣を始めた共産新人の長沼チネと川越駅前で鉢合わせた。「希望から出ることになりました。安倍一強政治を倒すことに変わりありません」。二人の間に微妙な空気が流れた。
 民進、共産両党は、7区での野党統一候補を目指す市民グループの協議に参加。同月二十四日に安保法制廃止など十項目の政策協定で合意した。ほぼ決まりかけた小宮山への候補一本化は希望への合流で流れた。
 小宮山は「安倍政権による議論なき解散の不当性」を中心に街頭で訴える。取材に小宮山は「無駄な解散総選挙に使われる数百億円で、何人の学生に奨学金を給付できるのか。日本の政治は本当に遅れている」と話した。
 長沼は街頭演説が中心の選挙戦で護憲派市民との共闘を強調。「私は憲法九条を守り抜きます。戦争反対の声は7区では私に」と、立憲民主支持層の取り込みも狙う。 =敬称略、終わり (中里宏)
    ◇
長沼チネ67 党地区委員長   共新 
小宮山泰子52 (元)農林水産委員長 希<前><5>
神山佐市63 党経産部会長代理 自前<2> =公
 (届け出順)

4205チバQ:2017/10/15(日) 20:19:45
http://www.sankei.com/region/news/171012/rgn1710120022-n1.html
2017.10.12 07:07
【衆院選】
注目区を行く(1) 埼玉4区・5候補出馬で混戦に
 元政策秘書への暴行・暴言問題で自民党を離党した豊田真由子が無所属で出馬した4区。“真空地帯”に自民、共産、希望、維新が新人候補を擁立し混戦となった。

 「天国から地獄に落ちた中の選挙」。10日午後、新座市の東武東上線志木駅前で街頭演説を行った豊田。大勢の報道陣が詰めかけたが、応援弁士の姿はない。

 「恥を忍んでどん底からの再出発をお願いしにきた」とおわびを繰り返す豊田に、志木市の女子高生(18)は「(出馬を)自粛すべきだ」と冷たい反応。ただ、「心を入れ替えて頑張って」(43歳自営業男性)という声も出始めている。前回とは真逆の“草の根選挙”で、この流れを広げたいところだ。

 元志木市議の穂坂泰に白羽の矢を立てた自民。県議会議長や志木市長を務めた穂坂邦夫を父に持ち、選挙区の志木市で抜群の地盤を持つ穂坂は「私には地域との信頼、絆がある」と強調。町内会長、PTA会長の経験を生かして地域の発展を誓う。

 10日、新座市内で行われた出陣式では、これまで豊田を支援していた4区(朝霞、志木、和光、新座市)の各市長をはじめ、県議・市議計約35人が顔をそろえた。「力を合わせて(国政に)送り出したい」と選挙対策本部の前新座市長、須田健治があいさつ。穂坂を推薦する公明の山口那津男代表の手紙が披露される場面もあり、今後、組織票を着実に固めていくとみられる。

 一方、希望の吉田芳朝は安倍晋三政権の批判票の受け皿となるべく精力的に動いている。「政権交代しながら緊張感のある日本の政治をつくる」と宣言し、新党の“風”を呼び込み初当選を狙う。

 事務所開きには、4区から出馬し、当選した経歴を持つ上田清司知事も出席。吉田が学生時代に上田事務所にボランティアで出入りしていた縁だ。上田は「私の流れを引き継いでいるのは吉田君だ」と紹介し、列席者一人一人と握手して回った。

 「希望の党の政策の柱は自民と変わらない。安倍政権の補完勢力だ」。新座市議を約37年務めた共産、朝賀英義は希望を批判。維新、青柳仁士も「(希望は)一時のブーム。寄せ集めで長続きしない」と牽制(けんせい)した。 =敬称略 (宮野佳幸、飯嶋彩希)

4206チバQ:2017/10/15(日) 20:20:15
http://www.sankei.com/region/news/171013/rgn1710130015-n1.html
2017.10.13 07:06
【衆院選】
注目区を行く(2)埼玉11区 三たび因縁の保守対決
 「二階(俊博・自民)幹事長の強引な横車で公認が外され、推薦に格下げされた。怒りに身が震える気持ちだ。筋が通らない」

 10日、JR深谷駅北口の出陣式でマイクを握った今野智博は絶叫した。

 11区は過去2回、自民公認の今野と、郵政民営化に反対して自民を離れて無所属になった小泉龍司の事実上の一騎打ちとなったが、いずれもダブルスコアで小泉が圧倒し、今野が比例復活という結果になった。

 3度目となる自民系同士の因縁の保守対決。公示前の前哨戦で、無所属ながら二階派特別会員の小泉は復党を熱望。一方、地道に自民支部や党員を増やし、党への貢献を自負する今野は自民県連とともに今回も公認を求めた。

 これに対し、党本部の決定は「小泉復党と、両氏の無所属(今野のみ自民推薦)での立候補を認め、勝者を公認する」。敗者は比例復活の道も閉ざされ、今野にとって厳しい裁定となった。

 今野の出陣式には11区内の自民県議6人が顔をそろえ、「党本部の理不尽な判断への怒りを大きな力に変え、勝利を」と悲壮感を漂わせ、背水の陣で一致団結を訴えた。

 幅広い後援会組織に支えられる小泉は深谷市で行われた10日の出陣式で「復党までが半分。離党して12年かかった。投票日まで残り12日間で11区を勝ち上がることが後半の半分だ」と陣営の気を引き締めた。出陣式には協力関係にある公明の地区幹部も訪れて激励し、小泉も「比例は公明」とエールを送った。

 陣営の幹部は表情も明るく、「勝てば晴れて自民の議員として国会に戻れる」(後援会幹部)と沸き立つ。復党効果で、表だって支援を明らかにしなかった農協団体などの推薦状も届き、「相手にもう戦いたくないと思わせる圧倒的勝利を」と、今野陣営の切り崩しにも力を入れている。

 三角創太は公示直前に民進から希望に合流、選挙区も13区から11区に国替えになった。深谷市内に事務所を借りたのは4日。7日から慌ただしく選挙活動をスタートした。しかし、11区では平成17年以来となる連合埼玉の推薦が決定。力を得た三角は10日の出陣式で安倍晋三首相の政治姿勢を批判、教育無償化など持論を展開し気を吐いた。

 3度目の出馬となる共産の柴岡祐真は街頭演説で、「改憲勢力を少数に追い詰め、立憲主義を取り戻さなければならない」と強調、支援を訴えている。=敬称略(石井豊)

4207チバQ:2017/10/15(日) 20:20:40
http://www.sankei.com/region/news/171014/rgn1710140020-n1.html
2017.10.14 07:03
【衆院選注目区を行く】
(3)埼玉5区 VS党首、人気者効果は
 「こんなに人が集まっていたのは記憶にない」

 公示日に自民党筆頭副幹事長の小泉進次郎が応援に駆けつけ、手を取り合ってバンザイした自民前職、牧原秀樹はこう振り返った。新党「立憲民主党」を立ち上げ、キーマンの1人となった前職、枝野幸男がいる選挙区に自民の選挙の顔、小泉が来たこともあり、JR大宮駅前は異様な盛り上がりを見せた。

 小泉は自民が下野、牧原も落選した8年前の民主旋風に言及した上、「新しい党の代表、敵の大将とやるのがいかに厳しいか」と有権者に支援を訴えかけた。

 地元に住み、地道に地元を回り「地元に対する思いは私の方が強い」と自負する牧原は選挙区での勝利に強くこだわる。自民としても新党の「大将」を抑え込むことは重要で、国民的人気者を公示日に送り込んだ格好だ。

 9選を目指す枝野は、牧原初当選(比例復活)の平成17年、民主政権発足の21年、逆風が吹いた24年、前回の26年、ひいてはそれ以前から5区で議席を守ってきた。地元有権者の多くが「5区といったら枝野さん」と口をそろえるほど随一の知名度と人気を誇る。

 前回までと大きく異なるのは新党を結成し、代表になったこと。支援者は「比例は白票で出すつもりだったけど、投票する先ができた」と歓迎ムードだが、それ以外の有権者は「期待したい」「よくわからない」と意見が分かれ、不確定要素となっている。

 党代表として全国に目を向けなくてはならないため、地元有権者の気持ちをつなぎ止められるかという懸念もあるが、公示日の出陣式では演説途中に「そうだ」「がんばれ」などの声や拍手が起こり、終了後に「枝野」コールが起こるなど、牧原の勢いに勝るとも劣らない滑り出しだった。

 そんな中、枝野陣営の援軍となったのが「野党共闘」を訴える共産だ。自党の候補者を取り下げ、選挙戦を後押しする。この協力も「野合だ」と批判される側面もあるが、牧原は共産の組織力が枝野に寄与することを警戒している。

 一方、希望新人、高木秀文は「しがらみ」「リセット」といった小池百合子代表の言葉を多用し、党の主張を展開。公示日の第一声では、待機児童問題改善、原発廃止、消費増税凍結などを訴えて「大胆かつスピーディーに改革を進める」と意気込んだ。=敬称略(川上響)

4208チバQ:2017/10/15(日) 20:21:12
http://www.sankei.com/region/news/171015/rgn1710150009-n1.html
2017.10.15 07:07
【衆院選】
注目区を行く(4) 埼玉・13区
「埼玉では13区が社民党の池田万佐代さん、15区は共産党の梅村早江子さんを共同候補にして相互支援する本気の共闘態勢ができている。市民と野党の共闘を成功させたい」

 共産党書記局長の小池晃は13日午後、東武線春日部駅西口(春日部市)の応援演説で力強く語った。隣には新人の池田が並び、降りしきる雨の中、支持者らに大きく手を振った。

 13区は7選を目指す自民前職の土屋品子が君臨する。県知事や参院議長を務めた土屋義彦を父に持つ土屋は大票田の春日部市で強い地盤を持つ。平成26年の衆院選は次点だった旧民主党の山内康一に2倍以上の得票差で当選し、圧倒的な強さを見せつけた。

 その土屋の牙城を崩そうとしているのが、県内で社民党から唯一立候補した池田だ。13区は社民と共産が候補者調整を行った野党共闘の象徴的な選挙区。両党は9月29日に共産が13区の公認候補を取り下げ、社民が15区で共産の梅村を推薦することで合意した。

 両党を動かしたのは、その前日に開かれた民進党の両院議員総会だ。“改革保守”を標榜(ひょうぼう)する新党「希望の党」への合流が了承され、3党(民進、共産、社民)による野党共闘が難しくなった。共産党県委員会委員長の荻原初男は「市民運動の方たちを落胆させてはいけないと思い、社民との協力を即決した」と明かす。池田は「13区は憲法を守るという候補者は1人しかいない」と訴え、いわゆるリベラル層の取り込みを狙う。

 迎え撃つ土屋は計6期の実績をアピール。公明との協力関係も生かし、組織票を着実に固めている。今回の衆院選では区割り変更で、越谷市の一部が編入されたが、この地域も重点的に回り、つけいる隙を与えない。

 そして、その土屋が最も警戒するのが希望新人、北角嘉幸だ。土屋が過去7回の選挙で負けたのは21年の1度だけ。当時は自民への逆風が吹き荒れて沈んだ。土屋は「埼玉は東京の影響を受けやすい」と希望の“風”を恐れる。

 希望は選挙直前に民進から立候補予定だった三角創太を11区に国替えさせ、河村たかし名古屋市長の特別秘書だった北角の擁立を決めた。北角は24年の衆院選でも13区でみんなの党から出馬したが、土屋に約5万票差で完敗している。

 北角は「しがらみのない政治をつくっていくことを訴えたい」とリベンジを誓う。土屋が恐れる“風”を呼ぶことができるのか。残された時間は少ない。=敬称略

(黄金崎元)=おわり

                   ◇

 ▽埼玉13区 (3人)

北角嘉幸54☆元市長秘書  希 新 

土屋品子65☆元厚労副大臣 自 前 【公】

池田万佐代58☆党県副代表  社 新 

 ※届け出順、☆は比例と重複

4209チバQ:2017/10/15(日) 20:26:32
http://www.kanaloco.jp/article/284324
注目区を行く【12区】ライバル争い新局面
http://www.kanaloco.jp/article/284145
注目区を行く【4区】自民分裂の様相

4213チバQ:2017/10/15(日) 20:38:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138046?rct=s_ranryu_teiryu2017
道2区 前原選んだ松木に試練
10/12 09:30

立候補者(届け出順)

松木謙公 58 希前《4》
小和田康文 47 維新
金倉昌俊 43 共新
吉川貴盛 67 自前《5》

 「私の選挙区まで、立憲民主党の人たちは共産党を支援すると言うんですからね。残念で、残念でしょうがありません」。6日朝、札幌市東区での街頭演説。希望の党の松木謙公は、かつての民進党の仲間への不満をあらわにした。立憲民主党は5日、共産党との協議で、2区は金倉昌俊を統一候補にすると決めた。

 松木は民進党から希望の党への合流案が浮上すると、「安倍1強に対抗するには大きな固まりが必要」と、道内の民進候補予定者11人全員の希望の党入りを主張した。松木には政権交代の期待に加え、民進党代表前原誠司への「友情」の念があった。

 松木は元民主党代表小沢一郎の懐刀、前原は反小沢の急先鋒(せんぽう)。犬猿の仲だった2人が急接近したのは2014年、元民主党幹事長の細野豪志のグループ設立パーティーだった。当時浪人中の松木に前原が「一度飯でも食いませんか」と声をかけた。前原は「実は松木さんのことは好きだった」とも語りかけ、互いに気脈を通じるようになった。

 前原は、06年の民主党代表時代に「偽メール」問題で辞任に追い込まれ、松木も11年、当時の菅内閣の不信任決議案に賛成して民主党を除籍された。松木の前原評は「つらい経験をし、仲間を大切にするようになった」。その前原の決断が裏目に出て、道内では8人が立憲民主へ合流、松木は一転して少数派となった。陣営幹部は「義理人情で動く松木は政治家向きではない」と苦笑する。

 道2区では金倉のほか日本維新の会の小和田康文も出馬し、非自民票は分散される。松木は当選4回のうち比例復活が3回。特に維新の党から出た前回は、民主党との選挙協力が決裂し、無所属候補に労組票が流れる厳しい戦いを強いられた。陣営幹部は「あの逆境でも生き残れた」と松木の底力に期待する。都市部での比例票の掘り起こしも念頭に、9日には地盤の2区を離れ、札幌市中央区で街宣活動をした。

 「自民党道連会長が負けるわけにはいかない」。吉川貴盛の陣営も、もともと松木に近い新党大地の票をさらに寄せるよう、大地側に要請するなど危機感は強い。

 6期目を目指す吉川は、小選挙区では過去4回敗れた。官房長官の菅義偉とのパイプを持ち、道内政界で存在感が増した今も、横綱相撲を取る状況にはないという。党道連幹部は「吉川と松木は保守票を食い合う。無党派層は松木へ流れる」と警戒レベルを下げていない。(敬称略)

4214チバQ:2017/10/15(日) 20:38:43
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138279?rct=s_ranryu_teiryu2017
道5区 「自衛隊のマチ」攻防戦
10/13 10:24

立候補者(届け出順)

池田真紀  立新 45
森山佳則  諸新 50
和田義明  自前 46

 選挙戦を左右する「自衛隊票」。道5区で特有の集票基盤を持つ千歳市は、住民の4分の1から3分の1が家族やOBを含む関係者とされる「自衛隊のマチ」だ。「地べたをはいつくばり、必死に生きる人のための政治をしたい」。立憲民主党の池田真紀は公示日の10日、JR千歳駅前の街頭演説で訴えた。

 池田は、自民党和田義明に敗れた昨年4月の補欠選挙で掲げた安全保障法制廃止には触れず、社会保障の充実を中心に聴衆へ語りかけた。傍らには解散以来、市内の遊説に同行する元衆院議員で千歳市議の小林千代美(48)の姿があった。

 小林は2009年衆院選で民主党(当時)から道5区に出馬し、和田の義父・故町村信孝に勝利。政権交代の喜びもつかの間、選挙違反事件の責任を取って辞職し、公選法の連座制適用で11年から5年間、道5区での立候補が禁止された。

 5月の千歳市議選でトップ当選し、再び表舞台に立った小林の持論は「千歳の負け幅をいかに減らすかが5区勝利の鍵」。池田は補選で江別など4市区で和田の得票を上回りながら、千歳で約1万1千票、隣接する恵庭で約6400票の差をつけられ敗北した。09年に千歳で町村に5千票差まで迫った小林を放っておく手はない。ある労組幹部は「解散に備え、千歳で足場を築くために小林を市議選に担いだ」と打ち明ける。

 補選以来、野党共闘のシンボルとなった池田にとって、保守層への切り込みは切実な課題だ。池田が改憲を掲げる希望の党への合流に一時傾いたのも、千歳を含む保守の牙城で票を積み上げなければ、当選に手が届かないのでは、との焦りだった。

 和田陣営は、二人三脚で千歳の企業を回り、切り崩しを図る池田と小林の姿に「町村が落ちた09年の悪夢がよみがえる」と戦々恐々とする。

 和田は駐屯地や基地での「朝立ち」を精力的に行い、支持固めに余念がない。「現場の隊員から生の声を聞くことが大事」と、5月には事前に購入した迷彩服を身にまとい、陸自東千歳駐屯地を視察。宿営地で隊員と食事や入浴をともにした。自衛隊出身の千歳市議は、官房長官、衆院議長まで務めた大物の町村と比べ「和田は若手隊員の兄貴分のような存在」と支持の浸透に期待する。

 新千歳空港の拡張などで自衛隊と関わりの薄い住民も増え、「掘り起こせる票はまだある」と池田陣営。自民党関係者が「町村の連続当選は千歳の『貯金』のおかげだった」と振り返る集票基盤にも少しずつ変化が表れている。両者のせめぎ合いは、激しさを極める。(敬称略)

4215チバQ:2017/10/15(日) 20:39:14
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/137805?rct=s_ranryu_teiryu2017
道6区 復活頼れぬ「最終決戦」
10/11 10:09

立候補者(届け出順)

今津寛 71 自前《7》
佐々木隆博 68 立前《3》


 「最終決戦」

 2009年の衆院選から数え、4回目となる前職2人の対決を両陣営は口をそろえてこう呼ぶ。

 自民党の今津寛71歳、立憲民主党の佐々木隆博68歳。中選挙区時代の1990年に初当選し、衆院議員7期を務めた今津が選挙区で勝ったのは4回。佐々木との直接対決は1勝2敗と負け越している。

 今津は7月末に札幌市内のホテルで開いた自身のパーティーで「夢がかなうかもしれないが、一喜一憂せずに仕事をしたい」とあいさつした。8月3日の内閣改造。夢はかなわず、悲願の初入閣はまたも見送られる。「やっぱり小選挙区で勝たなきゃだめだな」。閣僚の椅子を逃した理由を、今津の支援者は前回選挙で比例復活に甘んじたことに求めた。

 永田町では選挙区で勝ち上がると「金バッジ」、選挙区で敗れ比例代表で復活すると「銀バッジ」と呼ばれる。自民党は今回、早々と比例名簿1、2位の候補予定者を決め、今津のような重複立候補者が銀バッジを取れる可能性は狭まっている。

 負けられない戦い。「保守一丸」を印象づけるため、選対本部長には前回と同じ旭川商工会議所会頭の新谷龍一郎が就任した。当初、新谷は体調がすぐれないとして就任をためらったが、今津側が懇願して承諾を得た。「これが最後だから」の一言が決め手だったという。

 佐々木も「背水の陣」の態勢を敷く。立憲民主党からの出馬を決めた後の今月3日の記者会見。立憲民主の候補者の比例復活枠を広げるため、自らは重複立候補しないと宣言した。「支持者からお叱りを受けるかもしれませんが」。退路を断つ佐々木の決断に「男を上げた」と意気に感じる支援者は多い。

 士別市出身の佐々木は大票田旭川での浸透が課題とされてきた。それでも今津に勝ち越す戦いを展開できたのは、中選挙区時代に保守が分裂したしこりが残る政治状況に「助けられてきた面がある」(選対関係者)。さらに、2人の3回の対決に必ず参戦してきた共産党は今回、候補を下ろして佐々木と共闘する。

 「にわかに政党を作りあれこれ主張するのはおかしい」。4日に旭川で開かれた公開討論会で今津は隣に座る佐々木に気色ばんだ。佐々木は「国民の思いを届ける受け皿を作った。選択肢はすっきりした」と切り返す。

 旭川市内の経済関係者は、今回の戦いを「地元に与党議員を残すのか、安倍政権の存続に一石を投じるかの戦い」と位置づける。勝利の女神が最後にほほえむのは、今津か、佐々木か。(敬称略)

4216チバQ:2017/10/15(日) 20:39:39
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138498?rct=s_ranryu_teiryu2017
道7区 大地の秋波かわす伊東
10/14 10:11

■立候補者(届け出順)

伊東良孝 68 自前《3》
石川明美 66 共新

 「どうもどうも」。公示日の10日午後。釧路市内の自民党伊東良孝の選挙事務所に突然、大声が響いた。姿を見せたのは新党大地代表の鈴木宗男(69)。比例候補者として遊説のため、選挙戦初日から道7区入りした。驚いたスタッフたちは下を向いたまま。鈴木は顔見知りに笑顔であいさつすると足早に立ち去った。

 伊東と鈴木はこれまで、3通の文書を巡り心理戦を続けている。

 最初の文書は昨年2月、自民党と大地の間で交わされた。伊東は2014年の前回衆院選で、民主党(当時)から出馬した鈴木の長女・貴子(31)と争い、225票差の激戦を制した。貴子はその後、民主党を離党し自民党入りを模索。文書には「2人当選の方策を探る」との内容が記された。具体策は示されていないが、鈴木は今年に入り、自民党が伊東と貴子を道7区と比例代表に交互に出馬させる「コスタリカ方式」を意味するものだと主張し始めた。

 だが、前釧路市長の伊東は7区を譲る気はない。支部長を務める自民党道7区支部は昨年12月、貴子の入党に反対する文書を党本部に提出した。鈴木が日ロ外交を巡って首相の安倍晋三と面会を重ねて距離を縮める中、7区の党関係者は大地の影響力の拡大を警戒。今回、自民党から比例単独で立候補した貴子が釧路市支部に所属することも拒んだ。

 3通目は今月8日。伊東事務所を訪れた鈴木の秘書が手渡した「依頼していない」推薦状だ。大地への拒否感を抱く支援者は多い。急きょ扱いを協議した陣営は、伊東本人でなく、後援会が推薦状を受けた形に収めた。「自分が受ければ組織が割れる」。伊東は道内の自民党小選挙区候補で唯一、大地の推薦なしで戦う。

 鈴木はそれでも秋波を送る。11日、釧路市内で行った街頭演説で支持者に訴えた。「私は安倍首相と選挙協力した。小選挙区は伊東さんをお願いします」。応援の先にあるものは何か。貴子からのメッセージの紹介に力を込めた。「必ず、次の選挙は釧路、根室で頑張ります」

 一方、後任選びが難航し、独自候補擁立を見送った民進党。立憲民主党や共産党などが候補一本化で合意し、石川明美陣営から共闘を呼び掛けられたが、自主投票を決めた。こちらも対立を繰り返してきた共産党に対し、抵抗感を持つ関係者が多い支援団体の連合に配慮した。「民進党は事実上解体している。次の体制に備えたい」。8日に記者会見した民進党道7区総支部幹部は、組織の再構築に向けた決意を語った。

 選挙後を見据えた駆け引きが、与野党双方で始まった。(敬称略)

4217チバQ:2017/10/15(日) 20:40:07
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/137446?rct=s_ranryu_teiryu2017
道11区 泣きどころ抱え 妻対決
10/09 10:38

立候補予定者(公示前勢力順)

中川郁子 58 自前《2》
石川香織 33 立新

 「日本を守り抜く戦いに勝ち、頑張り抜くことが夫への一番の供養になる」

 3日、帯広市内の寺院の一室。自民党の中川郁子は財務相などを歴任した夫・昭一の死去から8年目の命日の法要で、後援会幹部らにこうあいさつした。義父の一郎、昭一と続く「中川王国」の固い地盤を継いだ郁子は、再選直後の2015年3月、同僚男性議員との不適切な交友関係が週刊誌で報じられた。醜聞に後援会は一時、活動を休止。王国を支えた十勝管内の自民党関係者からは、候補者の差し替えがささやかれた。

 地に落ちた信頼をかき集めるように、なりふり構わず地元を回り始めた郁子は、広報誌で行事を探し、町内会の小さな盆踊りにも顔を出した。十勝に甚大な被害をもたらした昨夏の台風後は、閣僚らを伴い被災地を繰り返し視察。発生から15日後に激甚災害に指定された。郁子はこの体験を機に「国民に安心を与えるのが政治の一番の仕事だと気付いた」と話す。後援会幹部からは「『代議士の妻』から一人前の政治家になった」と評する声も聞かれる。

 道11区は郁子と元アナウンサー石川香織の一騎打ちとなる。2人は共に聖心女子大の出身。元代議士の妻同士の戦いとして全国的にも注目を浴びる。

 元衆院議員の夫・知裕に代わり、立憲民主党から出馬することになった香織。政治資金規正法違反の有罪確定で停止中の夫の公民権解除が、公示日よりわずか2週間遅かった。再び夫が立候補して国政に復帰するという目算を狂わせた突然の衆院解散を受け、育児の真っ最中にもかかわらず「腹をくくらないと」と覚悟を決めた。

 共産党の擁立取り下げで野党統一候補となった香織は「安倍1強を倒すため、固まりで戦う態勢ができた」。33歳という若さと現役の子育て世代であることを武器に、若年層や無党派層へ切り込む構えだが、弱みも抱える。

 「石川知裕の奥さんだから(選挙は)楽じゃないの」。夫の支持者にすら、こんな言葉をかけられる。夫は、かつて昭一の地盤を継いだ郁子を「世襲」と非難した。今回はブーメランのように相手陣営からの「世襲」批判が突き刺さる。香織は「地盤、看板、かばんがきちんとあって、盤石な態勢を継ぐのが世襲だ。夫は盤石だったでしょうか」と反論に躍起だ。

 道11区での一騎打ちは1996年の小選挙区制導入以来、初めて。真の政治家への脱皮を図る郁子と、戸惑いながら政治家を目指す香織。2人の真っ向勝負が始まる。(敬称略)

4218チバQ:2017/10/15(日) 20:40:34
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/137232?rct=s_ranryu_teiryu2017
道12区 師の思い胸に水上決断
10/08 05:00

立候補予定者(公示前勢力順)

武部新 47 自前《2》
水上美華 35 希新
菅原誠 44 共新

「希望の党から出馬させていただく」。4日未明、5時間近くに及んだ協議終了後、記者団の前に姿を現した水上美華の目は潤んでいた。希望の党、立憲民主党、無所属―。民進党から道内小選挙区に出馬予定だった11人が次々と態度を決める中、最後まで残ったのが水上だった。

 北見市内で3日夜に始まった民進党、後援会、支持母体の連合北海道、北海道農民連盟の地元幹部による会議。立憲民主党からの出馬を促す声が大勢を占める中、別室で待機する水上は後援会幹部を通じて希望入りを主張し続け、最後は会議のメンバー側が折れた。

 自らの選択について「民進党は全員が希望の党へ行くという(当初の)党決定に基づいた」と記者団に説明したが、胸の奥底には政治の師とあおぐ自由党共同代表の小沢一郎への強い思いがあった。

 オホーツク管内訓子府町出身の水上は「小沢一郎政治塾」の6期生。民主党政権時代、小沢と行動を共にした松木謙公(希望の党から道2区に出馬予定)の秘書を経て、北見市議に当選。政治の道に入った。小沢の持論は「古いものを壊さなければ、新しいものはできない」。恩師は解散前から野党再編の機を探っていた。

 「いつかは小沢塾長と一緒に国政で仕事がしたい」と周囲に打ち明けたこともある水上は、5日の記者会見では「小沢塾長が掲げる『国民の生活が第一』という理念は今も胸に抱いている。二大政党をつくり、さらには政権交代を目指したい」と力を込めた。

 初志貫徹した水上だが、足元は揺らぐ。改憲を掲げる希望の党からの出馬に、リベラル色の強い組合の一部が反発。前回の初陣で全面支援を受けた実動部隊の離反に、北見の事情を知る連合北海道幹部は「公示日に水上のポスターが貼れないんじゃないか」と気をもむ。陣営幹部も「出馬表明が公示9日前と出遅れ、比例復活もできなかった前回の二の舞いは避けたい」と不安を隠せない。

 一方、3選を狙う自民党の武部新は、環境政務官兼内閣府政務官の公務をこなしつつ、淡々と支持者を回る。懸念は2015年道議選北見市の候補者選定で対立した、道議船橋賢二の支援者の動きだ。9月下旬、船橋の支援者が共産党菅原誠の関係者に「野党候補を水上に一本化したら応援する」と「共闘」を持ちかけた。父・勤から継いだ強固な地盤に、見えない裂け目が生じている。(敬称略)


 衆院選道内小選挙区での各陣営の戦いを報告する。(12回連載します)

4219チバQ:2017/10/15(日) 20:41:08
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/138671?rct=s_ranryu_teiryu2017
道3区 保守票の行方 思惑交錯
10/15 10:01

■立候補者(届け出順)

荒井聡 71 立前《7》
高木宏寿 57 自前《2》

 札幌市白石区で10日開かれた自民党高木宏寿の個人演説会に、意外な人物が登壇した。昨年6月に道経連会長を退いた北電副社長出身の大内全(たもつ)。体調不良を理由に会長職を辞しただけに、久しぶりに姿を見せた大内を懐かしむ声が上がった。

 「北朝鮮の挑発への対応など国難突破の選挙だ」。切々と訴える大内は「敵をつくらないタイプ」(道内経済団体幹部)として知られる。急な解散が決まった9月、「短期決戦で役に立つなら」と高木選対の本部長代行を引き受けた。

 3期目を狙う高木は、道議8期を務めた父の故・繁光から継いだ豊平区が主な地盤。1993年から通算7期の立憲民主党荒井聡と、支援企業の取り込みでせめぎ合う。荒井を保守層に食い込ませないため、企業後援会の会長は建設業界に顔が利く元開発局長。大内の起用も「前道経連会長の肩書なら企業の対応も違う」(陣営幹部)との思惑がある。

 「北海道は旧社会党の影響でリベラル派勢力が強い。地に足つけて戦おう」。3日、陣営内でげきを飛ばした高木。支援者は「自民党への追い風がやんだ今回、本人の必死さが違う」と厳しい選挙戦を覚悟する。

 「多様性や寛容を重んじるのが本来の保守だ。(リベラル系議員を)排除するなんて、信じられない」。荒井は街頭演説の度に、希望の党への憤りをあらわにする。

 民進党から希望の党への合流話が浮上した9月下旬、荒井は「24年前の仲間が再結集し、非自民政権をつくれる」と興奮した。希望を設立した東京都知事小池百合子や、民進党代表前原誠司らとともに、自らも93年に非自民政権を樹立した日本新党の所属議員だったからだ。

 ところが、民進党代表代行の枝野幸男らが「排除」されると知ると希望行きを断念。「小池さんにだまされた前原君も悪い。契約書を作らずに工事をして、金が振り込まれないようなものだ」と当てこすった。

 荒井の立憲民主入りを、陣営幹部は「野党共闘の効果をしたたかに計算した結果」とみる。ベテランながら直近2回は高木に敗れ比例復活当選。それでも得票差は前々回の約2万4千票から前回は約7千票に詰まっている。共産候補の前回約3万票を単純に足せば高木をしのげる―。

 半面、共産が近づくほど保守票が離れるジレンマも。民進党道議は「共産との選挙協力を理由に自宅に張ったポスターをはがす支持者も出てきた」と不安を隠さない。

 足元の保守層を固める高木、左にもウイングを広げた荒井。全道屈指の激戦区で攻防が続く。(敬称略)

4220チバQ:2017/10/15(日) 20:42:32
滋賀
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/sig/CK2017101502100027.html
前知事出馬が波紋 1区、共闘崩れて混沌
2017年10月15日 朝刊
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 前滋賀県知事の嘉田由紀子さんが無所属で出馬した滋賀1区。その知名度の高さに、過去二回連続で選挙区を制した自民前職大岡敏孝さんの陣営に危機感が走る。非自公勢力の結集を狙う野党共闘の動きも出たが、嘉田さんが一時、希望の党に「秋波」を送ったことで、社民新人の小坂淑子さんが急きょ出馬。野党が割れる結果となり選挙戦は混沌(こんとん)としている。
 「『比例は希望』と言った話が広がっているが、どうか情報のアップデート(更新)をお願いします。私は無所属。比例は関係ありません」。嘉田さんが公示翌日の十一日、大津市の個人演説会であえて強調した。
 嘉田さんは、引退した民進の川端達夫前衆院副議長の後継として、前原誠司代表から直接出馬を請われた。当初は希望の党に合流するつもりだったが、かつて党の代表を務めたことなどから公認見送りに。それでも、二日の出馬会見で「女性政治家として頑張ってほしい」と小池百合子代表を持ち上げ、「比例は希望と呼び掛けたい」と明言。その言葉は短期間で翻された。
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 希望は新規制基準への適合が認められた原発の再稼働を容認する。しかし、嘉田さんは現状で再稼働は認められないとの立場。考え方が違うことや、民進との合流をめぐるごたごたを理由に挙げ、一転、希望と距離を置き始めた。
 こうした嘉田さんの態度の変化が野党共闘を狂わせた。二〇一四年の前回選では、旧民主と共産候補の得票を合わせると、自民を一万票上回る。それだけに最初から非自公勢力が共闘すれば議席を獲得できるという期待があった。
 社民党県連代表の小坂さんは「野党統一候補で出るなら支持したい」と嘉田さんに申し出ていたことを明かす。だが、嘉田さんが一時、希望へ傾いたことから、共産や市民団体が護憲勢力の統一候補として小坂さんの擁立を決めた。「嘉田さんが希望と距離を置く決断がもっと早ければ…」と小坂陣営は複雑な思いだ。
 二人を迎え撃つ大岡さんにとって、非自公票が割れることは有利といえる。だが、大岡さんは「ふわふわした浮動票を取る」と、嘉田さんの知名度を警戒。「風を見て言うことを変える。それが嘉田さんの選挙の強さ」と皮肉った。
 大岡さんは、支援者の企業回りなどで地道に票を固めながら、街頭では「国と地元の市をつなぎ、地元の待機児童をゼロにした」と成果を訴える。狙いは嘉田さんを支えていた女性票の取り込み。混乱する野党への批判は封印し、「われわれ与党の実績は評価されている」とぶれずに戦う。

4221チバQ:2017/10/15(日) 20:42:59
愛知県
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017101302000233.html
<選挙区序盤情勢>(上)
2017年10月13日 紙面から
 十日に公示された衆院選で、共同通信社の電話世論調査結果に、本紙のこれまでの取材を加味した県内十五選挙区の序盤情勢を二回に分けて紹介する。二十二日の投票に向け、どの選挙区でも与野党の激戦が繰り広げられている。
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◆1区(名古屋市東・北・西・中区) 支持固め熊田リード

 県議から転身し、かつて民主の牙城だった1区を二回連続で奪取した熊田がリードする。自民と、推薦を受ける公明の両支持層をほぼ固めた。佐藤と吉田は横一線で追い上げる。佐藤は二〇〇九年衆院選は民主から当選。秘書として仕えた河村たかし市長の全面支援を受け、市長票の取り込みを図る。吉田は元民主の医師。やや知名度不足だが、新党の勢いと、野党共闘により、共産からの支持にも期待できる。
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◆2区(名古屋市千種・守山・名東区) 盤石体制 古川優位に

 元大蔵官僚で、六連勝中の古川が優位。築き上げた後援会組織は盤石。街頭では新党から出馬の経緯を丁寧に説明している。三十代以上から満遍なく支持を得ている。日本銀行出身の田畑は公募に応じ、比例東京ブロックから転身。業界団体や自民、公明の地方議員らが頼り。十代、二十代から支持を得ている。自公支持層はほぼ固めたが、知名度の浸透が鍵。酒井は二〇一五年名古屋市議選に続く挑戦。
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◆3区(名古屋市昭和・緑・天白区) 小差で近藤追う池田

 元環境副大臣で、原発ゼロの会共同代表の近藤がリード。街頭では、新党から急きょ出馬することに理解を求めて回る。野党共闘が実現した共産に加え、公明支持層にも食い込んでいる。小差で追い掛ける池田は元日本青年会議所(JC)会頭。比較的、若い層から支持を集める一方で、公明支持層に広がっていない。余語は減税日本の名古屋市議から転身。河村たかし市長と並んで街頭に立つ。
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◆4区(名古屋市瑞穂・熱田・港・南区) 工藤に幅広い支持層

 元名古屋市議長を父に持つ工藤がリード。医師会や特定郵便局長会など、党の有力支持団体から手厚い支援を受ける。幅広い年代から支持を集め、自民、公明支持層を固めつつある。追い掛ける牧は、過去三回の衆院選はすべて所属政党を替えての出馬。希望に移るまで進んでいた野党共闘は立ち消えたが、維新が候補の体調不良で出馬を見送った効果は大きい。急な出馬の西田は六度目の選挙挑戦。
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◆5区(名古屋市中村・中川区、清須・北名古屋市、豊山町) 労組まとめ赤松先行

 赤松が、連合など労組票を手堅くまとめ、先行する。希望への合流をいち早く見送り、護憲を掲げるリベラル系グループを率いて新党結成に奔走。旧民進票に加え、共闘する共産支持層からも票を集める。小差で追う神田は税理士で、集会や街頭演説でアベノミクスの成果を強調する。自民支持層の七割を固めた。稲沢市議を六期務めた野々部だが、5区の出馬は初。河村たかし名古屋市長の支援を受ける。
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◆6区(瀬戸市の北西部、春日井・犬山・小牧市) 3人に水あける丹羽

 固い地盤を持つ丹羽が優位。演説では幼児教育の大切さ、安倍外交の実績を強調する。ほぼ全世代でほかの三人に大きく水をあける。森本は高校まで過ごした6区から二度目の挑戦。二大政党制の重要性を訴えるが、野党共闘の乱れもあり、序盤は支持に広がりがみられない。田上は反原発、反改憲を訴えるが、共産票固めだけでは厳しい。平山は、1区から自衛隊基地がある6区に急きょ変更。
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◆7区(瀬戸市の大部分、大府・尾張旭・豊明・日進・長久手市、東郷町) 一騎打ちはほぼ拮抗

 過去三回、激戦を繰り広げてきた二人が今回は一騎打ち。序盤はほぼ拮抗(きっこう)している。山尾は、待機児童問題で安倍政権に切り込んだ実績を強調。「中道リベラル」を掲げ、旧民進や、共産支持層を取り込んでいる。若年層からの支持が伸び悩んでいる。鈴木は、自民の政権運営能力や、自らが地元と国との橋渡し役となってきたことをアピール。少子高齢化や北朝鮮問題への対応を掲げ、自民、公明支持層は手堅く固めた。
 (衆院選取材班、文中敬称略)

4222チバQ:2017/10/15(日) 20:43:20
愛知県
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017101402000237.html
<選挙区序盤情勢>(下)
2017年10月14日 紙面から
◆8区(半田・常滑・東海・知多市、知多郡) 自民票固め伊藤優位

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 小まめに個人演説会を重ね、環境・内閣副大臣などの実績をアピールする伊藤が優位。十代に強く支持されている。自民支持層はほぼ固めたが、推薦を受ける公明の支持層が他候補に流れている。伊藤との過去の激戦で一勝三敗の伴野は希望の公認が得られず、無所属で挑む背水の陣。連合愛知の推薦に変更はなく、手厚い支援を受ける。反自民票の取り込みが鍵。長友は三回連続で8区からの出馬。
◆9区(一宮=旧尾西市=・津島・稲沢・愛西・弥富・あま市、海部郡) 若者の支持厚い長坂

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 二〇一四年衆院選と同じ顔触れ。県議から転じ、二連勝中の長坂が優位。アベノミクスの波及効果などを訴える。保守系地方議員の後方支援も受け自民、公明支持層をほぼ固めた。二十代の支持が厚い。追い掛ける医師の岡本は、社会保障制度の改革などを訴える。リベラル票も含め、新党の風に期待するが、序盤は広がりがみられない。渡辺は格差の拡大を批判。同じくリベラル票の受け皿を目指す。
◆10区(一宮=旧一宮市、木曽川町=・江南・岩倉市、丹羽郡) 野党割れて江崎先行

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 八月に初入閣した江崎が、野党競合による票の分散効果でリード。「役所の原稿朗読」発言への批判は残るが、元通産相の父時代を含む実績を訴え、各年代から満遍なく支持を受ける。小差で追う安井は、民進の参院議員からくら替え。「女性候補」を強調し、旧民進票は固めたが、野党が割れたのが痛い。杉本は二〇〇五年衆院選以降、四回とも当選か次点。知名度は高い。板倉は10区で唯一の護憲勢力と訴えている。
◆11区(豊田=旧稲武町を除く=・みよし市) 労組支援、古本手堅く

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 全トヨタ労連顧問の古本が二〇〇三年衆院選以降、五連勝。トヨタ自動車グループ労組の支援を受け、序盤から優位に進める。旧民進支持層はほぼ固め、各年代から支持を受ける。元豊田市議長の八木は過去二回、古本の厚い壁に阻まれた。自民、公明支持層はまとめたが、その先の広がりがない。党職員の本多は初挑戦。
◆12区(岡崎・西尾市) 幅広い層に重徳支持

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 希望の公認を得られず、無所属で出馬の重徳が優位。積極的な街頭演説で知名度も高く、全世代から幅広く支持を受ける。連合愛知の推薦を受け、旧民進票だけでなく、各党支持層から満遍なく支持されている。青山は後援会を中心に、経済政策や子育て支援策を訴える。自民支持層は固めたが、公明など他党支持層に浸透しきれていない。宮地は過去二回は13区からの出馬。
◆13区(碧南・刈谷・安城・知立・高浜市) 大見と大西、ほぼ互角

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 過去二度の対戦が一勝一敗の大見と大西がほぼ互角。大見は自民県議、市議らの後押しを受け、自民支持層はほぼ固めた。公明の推薦は得られなかったが、共産支持層から支持が流れている。大西は全トヨタ労連など労組の手厚い支援も受け、旧民進票は固めた。十代、五十代から支持を得ている。新党に移ったことで票を上積みできるかが鍵。下島は共産支持層も含め、支持が広がっていない。
◆14区(豊川・豊田=旧稲武町=・蒲郡・新城市、北設楽郡、幸田町) 今枝が大きくリード

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 財務政務官などの実績を強調する今枝が序盤は大きくリード。自民、公明支持層だけでなく、無党派層にも食い込む。全年代から幅広い支持を集める。民進前職の引退で、急きょ出馬となった田中は旧民進支持層も固めきれていない。年代別では若年層にほとんど浸透していない。金原は共産支持層は固めた。
◆15区(豊橋・田原市) 根本、無党派にも浸透

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 国土交通政務官として道路整備などの実績を訴える根本がリード。自民支持層の多くを固め、公明の強力な支援を受ける。若い層の支持が高く、無党派層にも浸透する。二〇一四年に続く挑戦となる関は、アベノミクス批判で追い掛ける。民進時代から訴える政策は保守色が強く、リベラル票や無党派層を取り込めるかが課題。野沢は共産支持層の多くを固めたが、広がりはない。

4223チバQ:2017/10/15(日) 20:49:50
新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171003349663.html
石崎氏と西村氏激突へ
突入秋の陣(1) 衆院1区

 衆院選は10日の公示まで1週間となった。事実上の選挙戦に突入し、県内の6小選挙区も「秋の陣」が繰り広げられている。当初は1〜4区と6区で自民党と民進党がぶつかるとみられたが、民進の希望の党への合流方針に端を発した野党再編で、野党側の所属が定まらず、対決の構図が揺れている。5区は自民と無所属で「オール野党」の新人同士が激突する。10月22日の投開票まで3週間弱の短期決戦。各陣営はどう動き、どんな戦略、陣立てで臨むのか。各選挙区の情勢を追った。(敬称略)

 自民前職の石崎徹(33)と民進前職の西村智奈美(50)がみたび激突する。ただ民進が事実上解党したため、西村の立場は決まっておらず、流動的だ。共産は希望の党の候補との連携を否定しており、西村の判断が野党共闘の行方を左右しそうだ。

 旧新潟市の1区は、有権者数が約44万人で他の5小選挙区の1・4〜1・5倍ほどと多く、多様な市民へのアプローチが求められる。前回2014年は石崎が西村に約8千票差で勝った。最も差が大きかった中央区などでの無党派層の取り込みが鍵となりそうだ。

 小選挙区での3連勝を狙う石崎は「民進党というより共産党の組織力が怖い」と野党側の共闘に警戒感を示しつつ、若さを武器にした豊富な運動量で知名度の向上に余念がない。

 解散前から連日、のぼりを立てた自転車で、街宣活動を展開する。9月30日は中央区から北区まで回り、所々で自転車を止めては、「人口減対策などに引き続き取り組ませていただきたい」と訴えた。

 12年の初当選以来、つくってきた地域後援会は30カ所を超え、ほぼ全域をカバーする。SNS(会員制交流サイト)なども通じて若手経営者らに独自の人脈を広げ、「青年」の支援組織もつくった。これらに企業、女性の支援組織も加えた連合後援会「徹山会」が選挙戦の核となる。石崎は「選挙戦の中で後援会を強くしていきたい」と話す。

 ただ、陣営幹部の一人が「初めて選挙に携わるので、手探り状態だ」と語るなど、実務経験の不足が不安材料との見方もある。過去2回の選挙では県議、市議の支援に負うところも大きかった石崎。今回も「後援会と県議、市議の両輪で戦いたい」と期待する。

 小選挙区で2連敗し、雪辱を期す西村。9月30日に中央区で開いた支持者約90人との会合で「自分がどうするべきか。選択肢が浮かんでは消え、浮かんでは消えしている」と涙ぐみながら胸の内を明かした。

 過去の選挙は後援会「智水会」と県議、市議が動き、連合新潟が組織力で支えてきた。会合に出席した連合新潟の斉藤敏明会長は「どこからどういう形で出馬しようと、西村さんを応援するのは変わらない」と支援継続を明言した。

 ただ、ポスターなどの準備が滞り、陣営幹部からは「早く決断してもらわないと、本格的に動けない」と焦りの声も漏れる。

 これまで4期務め、厚生労働副大臣などの実績もアピールする。昨年11月には長男を出産した。社会保障の充実に向けて、「子育ての経験などの生活実感を伴った政策を訴えていきたい」と語る。

 ミニ集会や街頭演説で浸透を図ってきたが、長男出産から半年間ほどは活動機会が減った。後援会内部にも「地元で顔が見えなかった」との危機感があり、積極的に街頭に立って挽回したい考えだ。

 共産党から出馬予定の新人町田明広(52)は街頭演説や集会を重ね、安保法の廃止などを訴えている。「安保法を認める希望の党との連携はあり得ない」として準備を進めており、西村が希望からの出馬以外を選択した場合は、取り下げも視野に調整する。

 党県委員会の樋渡士自夫委員長は野党統一候補の実現に向け「心ある人が現れればいい」と話している。

【県関連ニュース】 2017/10/03 14:02

4224チバQ:2017/10/15(日) 20:50:20
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171004349832.html
細田氏に鷲尾氏が挑む
突入秋の陣(2) 衆院2区

 3期目を狙う自民前職の細田健一(53)に、前回102票差で敗れた民進前職・鷲尾英一郎(40)が挑む。民進党の分裂により鷲尾は無所属で出馬する方針で、野党共闘を掲げる共産党の対応や、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題、離島振興を巡る論戦などが焦点となりそうだ。

 「政権与党として、皆さんの思いを形にするのが私の仕事。きちんと答えを出してきたつもりだ」。1日、柏崎市で開かれた後援会の役員会で、細田は声を張り上げた。

 細田は連日、集会などで与党・自民党の安定感を強調。過去の選挙と同様に自民県議、市議の後援会、商工関係者らでつくる四つの企業後援会と連携し、組織戦を展開する方針だ。

 前回2014年は「ほとんどなかった」(細田)という個人後援会も10カ所ほどで発足。公示前の6日には燕市で新設する予定だ。

 細田は県外出身の元経産官僚で地縁、血縁がないが、「初当選から5年。徐々に名前が知られてきた」と手応えを語る。だが「4期12年の鷲尾に比べ(知名度は)まだまだ」との声が内外から漏れる。昨年8月から1年間、農水政務官を務め、地元入りが少なかったと指摘する声もある。

 柏崎刈羽原発の再稼働問題については「原子力規制委員会の審査を見守る。政治の口出しは適当ではない」と述べるにとどめる。

 鷲尾が地盤とする燕市と、自民県議が不在の新潟市西蒲区のてこ入れが課題だ。前回はそれぞれ3833票、1709票差を付けられた。細田は「個人後援会を軸に、多くの人に接したい」と話す。

 一方、鷲尾は選挙区内のほぼ全域、約20カ所に張り巡らせた地域密着の個人後援会が選挙戦を支える。小さな集落でもつじ立ちなどを重ねており、「誰よりも地元を歩いてきた自負がある」と語る。

 実働部隊として期待する連合新潟との関係は、昨年の知事選を巡る民進党県連の対応で一時、亀裂が生じたが「県連代表として関係修復に努め、積極的に交流してきた」とする。

 前回は柏崎市で1211票、佐渡市で2528票、細田の票を下回った。この2市では前々回12年も、細田に差を付けられた。

 柏崎刈羽原発の再稼働についてはこれまで、原子力規制委の審査合格と地元同意を前提に認める立場だった。だが知事与党となった立場を踏まえ、米山隆一知事の「東電福島第1原発事故の検証と総括が終わるまで議論しない」との主張に同調しており、原発関係者の多い柏崎市で票がどう動くかが焦点だ。農相を務めた故・近藤元次氏らの地盤だった佐渡市での自民支持層取り込みも課題だ。

 民進党の党勢が振るわない中で、昨年から県連代表を務め、「県民党」を掲げてきた。ただ支持者には「県連代表となって野党色が前面に出てしまい、保守票が離れるのではないか」との懸念もある。

 共産党新人の細井良雄(68)は柏崎刈羽原発の廃炉のほか、中山間地で農業を営む経験から「安倍政権の農政は、高齢化が進んで離農者が増えている中山間地のことを考えていない」と訴える。

 共産党は野党共闘の必要性を訴えているが「政策の一致が条件」としており、鷲尾との連携をどう判断するかが注目される。(敬称略)

【県関連ニュース】 2017/10/04 11:45

4225チバQ:2017/10/15(日) 20:50:44
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171005350052.html
黒岩氏と斎藤氏、三たび激突へ
突入秋の陣(3) 衆院3区

 民進前職の黒岩宇洋(50)と自民前職の斎藤洋明(40)は3区で過去2度ぶつかり1勝1敗。今回、黒岩は無所属で立候補する意向を表明しており、共産党を含む野党共闘の行方が焦点だ。最多の有権者を抱える新発田市で、黒岩は前回5千票超の差をつけ勝利した。今回も大票田の動向が鍵となる。基幹産業である農業の振興や人口減少が進む地域の活性化をどう打ち出せるかも注目だ。

 「アベノミクスでは賃金が上がらない。景気が良くなった実感はありませんよね」。1日に新発田市で行った事務所開きで、黒岩が支援者に問いかけた。連合新潟、立正佼成会の関係者らも含め約300人が集まった会場からは「(実感は)ない」と声が上がった。アベノミクスの是非を安倍晋三首相にただすなどしてきた黒岩は「国会論戦に力を入れてきた」と語る。

 前回同様、選挙戦では個人後援会のネットワークや女性応援団が運動を支える。新発田市で強い地盤を持つ県議や、各地の市議らとも連携する。ただ最近は地元での活動量が減ったとの指摘もあり、一部地域では「3年近く、1度も顔を見なかった」との声もある。

 衆院解散後には、支持者に動揺が走る事態も。希望の党の合流を巡り、黒岩は9月29日、希望から公認を得たい考えを表明。しかし10月2日になって「民進全体が希望に合流するとの前提が変わった」とし、無所属から出馬する意向を改めて示した。有権者への丁寧な説明が求められそうだ。

 無所属出馬によって比例復活の可能性が消えた一方、周囲は共産党との協力が進むことに期待を寄せる。公示が迫る中、協議をまとめられるかが焦点となる。

 対する斎藤は、前回県内の自民党候補で唯一小選挙区で勝利できなかった。集会などでは「がけっぷち」「正念場」と繰り返し、危機感を強調する。

 前回選挙後、自前の後援組織を精力的につくり、事務所や選挙カーも増やした。まちづくり団体や若手経営者と地域活性化に取り組み、青年層の取り込みも図ってきた。重鎮や中堅がそろう3区の自民県議や市町村議、各業界団体などによる組織戦を展開する。

 3日に阿賀町で開いた決起集会では、米価を上げる対策や、安い農機具の開発に道筋を付けたことを実績として紹介した。「中山間地は農家が生き残らないとやっていけない。何もしなければ地元は疲弊していくだけだ」とし、与党の実行力をアピールした。

 前回は、黒岩陣営が戸別所得補償制度の復活を訴え、農家の支持が流れたと分析。2018年産米から国の生産調整(減反)が廃止されることもあり、農家への浸透が課題となる。

 陣営関係者からは、新発田市をはじめとする市街地での広がりを懸念する声もある。「組織・団体頼みの選挙が通用する時代ではない」として、自転車で地域を回るなど、有権者と直接触れ合う機会を増やす。

 共産新人の伊藤誠(43)は選挙カーで地域を回り、演説を重ねる。消費税率を10%に上げ、増収分を子育て支援に振り向ける安倍政権の方針を批判し、「子育て関連予算を削ったのは安倍首相自身。増税は中止すべきだ」と訴える。共産党は昨年の参院選、知事選の流れを踏まえ「市民と野党の共闘を目指す」としており、協議の行方が注目される。(敬称略)

【県関連ニュース】 2017/10/05 13:08

4226チバQ:2017/10/15(日) 20:51:02
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171006350251.html
金子氏と菊田氏 3度目の女性対決へ
突入秋の陣(4) 衆院4区

 自民党前職の金子恵美(39)に民進党前職の菊田真紀子(47)が挑む、3度目の女性対決が展開される。民進党の事実上の解党によって菊田が無所属での出馬を表明。共産党は候補予定者を取り下げ菊田を支援する方針で、「オール野党」で金子に対抗する公算が大きくなっている。金属加工など地場産業が盛んな県央地区を抱え、アベノミクスの評価や地域振興策も争点となりそうだ。

 3党が候補を立てた前回2014年の衆院選は、自民の金子が約7万7千票を獲得し、民進(当時民主党)の菊田に約3千票差で競り勝った。共産候補は約1万4千票を取っており、菊田票に共産票が加われば、単純計算で金子を上回る結果となる。

 「野党が一緒になって挑んでくる、大変厳しい戦いになる」。菊田が無所属での出馬を表明した翌日の4日、長岡市内で演説した金子は危機感をあらわにした。政権与党の強みを前面に出し「引き続き地域の声を国政に届ける仕事をさせてほしい」と力を込めた。

 2期目は総務政務官を務め、地域のインフラ整備にも力を入れたと強調。上越新幹線のトンネル内で携帯電話の不通を解消する工事の前倒しなどを挙げ「実績を丁寧に説明し理解を得たい」と話す。

 選挙区内に張り巡らせた33の後援会を軸に、地元市町議、党地区支部と連携。解散翌日の9月29日には選対本部事務所を開設し、大票田の三条市など地域ごとの選対も順次立ち上げた。他方、過去2度の選挙で選対に名を連ねた県議団は今回、自前組織の強化を求め、距離を置く。ある県議は「本人がどれだけ地域を回れるかだ」と奮起を促す。

 ガラス張りで目を引く「金魚鉢」と呼ばれる選挙カーを導入し、「新しいアイデアを取り入れ、女性や若者にも親しみをもってほしい」と金子。自身も1児の母親となった。子育て支援をはじめとした社会保障の充実も訴え、無党派層の取り込みを図る。

 6期目を目指す菊田は、2日の事務所開きで「安倍政治の暴走を止めるラストチャンス。石にかじりついても勝利したい」と決意を述べた。民進党の分裂で立ち位置が定まらない中でも地域行事に足を運び、市民の声に耳を傾けた。3日に無所属出馬を決めてからは「チームワークのいい選挙で活路を見いだしたい」と闘志を燃やす。

 過去2回は小選挙区で金子に屈し比例復活だった。しかし今回、無所属候補に比例復活の恩恵はなく、選挙カーの使用やポスター掲示などでも制限がある。陣営幹部は「リスクが大きく厳しい戦い」と話す。

 頼みとするのは、長年の活動で培った後援会組織だ。旧市町村ごとに置き、地元の県議や市町議とも関係を深めてきた。支援者の高齢化が課題となる中、従来の連合や立正佼成会に加え、今回は他党や、共産党や、安保法制に異を唱える市民団体など幅広く支援を働き掛ける考えだ。

 安倍政権と対峙(たいじ)する姿勢を鮮明にし、「柏崎刈羽原発の再稼働を安易に認めない。将来的な原発ゼロ」を打ち出す。安保法制の見直しやアベノミクスからの転換、農家の戸別所得補償制度の復活も訴えていく。

 共産党は野党共闘に向け新人の五十嵐健彦(37)の立候補を取り下げる方向だ。自民対オール野党の構図となる4区。安倍政権の是非を問い、市民の選択が注目される。(敬称略)

【県関連ニュース】 2017/10/06 11:14

4227チバQ:2017/10/15(日) 20:51:21
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171007350479.html
原発争点に泉田氏と大平氏対峙
突入秋の陣(5) 衆院5区

 自民党の前知事・泉田裕彦(55)と、民進、社民、自由、共産の4党と連合新潟が支える野党統一候補で無所属の前魚沼市長・大平悦子(60)の両新人が激突する。人口密集地の長岡市などが東京電力柏崎刈羽原発の30キロ圏に入る5区。原子力規制委員会が再稼働に向けた審査で事実上の「合格」を出したこともあり、原発への姿勢が問われる。豪雪地で人口減少や過疎も進むだけに、中山間地振興策も焦点になりそうだ。

 「知名度が高い」。泉田は4区(加茂市)出身の“国替え”出馬ながら、党関係者は口をそろえる。泉田自身は知事時代に中越地震対応でたびたび5区に入り、山古志村長から衆院議員になった故長島忠美とともに汗を流したとPR。陣営も「長島の弔い合戦」と位置付ける。

 泉田は知事時代、原発再稼働に慎重姿勢と目されていた。今は「与党内から(原発)政策の欠陥を是正する」と訴えるが、再稼働への賛否は「本質的な問題ではない」と示さない。脱原発派の市民らからの「変節」との指摘への説明も求められそうだ。

 「商工会は『聖域』として予算カットは認めなかった」。泉田は3日、ほぼ旧市町村単位の全14商工会を回り、知事時代の実績を強調した。平成の大合併に伴う全国的な商工会再編の動きとは一線を画したとし、浸透を図る。

 党内では、知事時代の政治姿勢などへの反発も根強い。陣営の中核は泉田擁立を主導した県議星野伊佐夫と、その影響が及ぶ長岡市議団だ。ただ、党支部の候補選考過程で「泉田ありき」の手法への反発から、魚沼エリアの3県議が名乗りを上げた経緯もあり、しこりは残る。「保守一枚岩」の実現が課題だ。

 これに対し、「オール野党」態勢で臨む大平は「原発ゼロ」を前面に掲げる。

 5日に長岡市で開かれた参院議員森裕子の国政報告会では、野党各党や市民団体がエールを送り、同じ魚沼市出身の知事・米山隆一も駆け付けた。大平は「市長時代から原発ゼロを掲げていた。再稼働は絶対に阻止しなければならない」と訴えた。

 陣営は、知事時代は再稼働に慎重姿勢とされた泉田が、再稼働を目指す自民から出馬することを「変節」とし、原発問題での「違い」を強調する戦略を描く。昨年の参院選と知事選では野党共闘の候補が勝利。特に知事選では原発の争点化が奏功した。

 演説などでは「原発ゼロ」「安倍政権ノー」「泉田ノー」の3本柱を軸に主張を展開する。大票田・長岡など全域で泉田より「知名度が不足している」(陣営関係者)ことが課題だ。陣営幹部の1人は「短期決戦で大平を知ってもらうには限界がある。むしろ“原発住民投票”、安倍首相や自民の泉田氏に対する“信任投票”のような形に持ち込みたい」と語る。

 大平は5区出身も強調。ただ地元の魚沼市では昨年の市長選の対立が残り、票が割れるとの見方もある。

 幸福実現党員で諸派新人の笠原麗香(25)は、知名度アップに奔走する。

(敬称略)

【県関連ニュース】 2017/10/07 15:00

4228チバQ:2017/10/15(日) 20:51:39
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/syuin2017/kennai/news/20171008350606.html]
高鳥氏と梅谷氏一騎打ちへ
突入秋の陣(6) 衆院6区

 4選を目指す自民前職の高鳥修一(57)と、民進系新人で元県議の梅谷守(43)が再びぶつかる。民進の分裂後、梅谷は曲折を経て無所属での出馬を表明。共産党などが候補予定者を取り下げ、自民対「オール野党」の一騎打ちがほぼ確定した。北陸新幹線を生かした地域振興の在り方や糸魚川大火からの復興、主要産業の農業などを巡って論争が交わされる見通し。梅谷は初出馬の2014年の前回衆院選で、大票田・上越市では高鳥に約3千票差まで迫った。今回は市長選とのダブル選で、浮動票の取り込みも鍵を握る。過去4回の衆院選で共産新人が6区全体で獲得した1万票前後の行方も大きく影響しそうだ。

 「安倍総理にも『新潟は厳しいから、しっかり頑張るように』と言われた。オール野党に立ち向かう今回の選挙が、とりわけ厳しいのは間違いない」。上越市で7日、支持者回りをしていた高鳥は険しい表情を浮かべて言った。

 安倍晋三首相の「直系」を自任し、党厚生労働部会長や厚労政務官、内閣府副大臣を歴任。昨年12月の糸魚川大火後、首相と現地入りして復旧策を講じた実績も強調する。

 後援会は5市町にくまなく張り巡らせている。8日には上越市で総決起集会、公示後は各地で個人演説会も予定。ただ主戦場と位置づける上越市は、市長選に携わる保守系市議が多い上に、後援会重鎮の死去や病気が重なり「仕切り役」の不在も叫ばれる。

 さらに農業地帯の6区では、安倍政権下で進む農政改革に「地方軽視だ」との反発が少なくない。昨年、環太平洋連携協定(TPP)の署名式に日本代表で出席し、「TPP反対」を唱えた過去の発言との整合性も問われている。高鳥は「コメの関税は守られている。誤解が多い」と説明していく考えだ。陣営幹部は「組織を引き締め、無党派層にも与党の実行力をアピールしていく」と意気込む。

 一方、野党共闘を模索してきた梅谷は、民進の混乱もあって態勢づくりで出遅れた。

 一時は希望の党入りも検討したが、支持者らの猛反発に遭い撤回。希望入りを否定してようやく、共産、自由、社民の各党や市民グループ「市民連合・上越」との政策協定にこぎ着けた。共産党が擁立を予定した上野公悦(67)、一時出馬に意欲を示した市民連合・上越共同代表で弁護士の馬場秀幸(53)はいずれも「安倍政権打倒の目的は同じだ」として取り下げた。無所属を選んだ梅谷は、子育て・教育施策の拡充や戸別所得補償制度の復活を公約に掲げ、幅広い集票を狙う。

 7日に上越市で開いた決起集会には、昨年の参院選、知事選で野党共闘で勝利した自由党県連代表の森裕子参院議員や米山隆一知事らが出席。義父の筒井信隆・元衆院議員も壇上に立ち、10万票以上を得ながら無所属だったために比例復活せず落選した1996年の経験を語り「1票差で決着が付く」と頭を下げた。

 「退路を断った」とする梅谷。「野党統一」の枠組みを生かし、上越市をはじめ知名度が乏しい十日町市や糸魚川市などにも支援の輪を広げられるかが課題だ。

(敬称略)

=おわり=

【県関連ニュース】 2017/10/08 13:5

4229チバQ:2017/10/15(日) 22:02:03
>>4160
自民:永岡桂子系
古河市 針谷力 (中村系現職を破る)
常総市 神達岳志 (中村系現職を破る)
坂東市 木村敏文 (中村系現職を破る)

中村喜四郎系
結城市 前場文夫

4230チバQ:2017/10/15(日) 22:03:28
http://www.sankei.com/politics/news/171015/plt1710150027-n1.html
2017.10.15 15:27
【衆院選】
TBS「サンデーモーニング」で野党に投票促すかのような発言
 衆院選の投票日まで1週間となった15日、TBS(東京放送)の番組「サンデーモーニング」の出演者が野党に投票を促すかのような発言があった。番組は放送法4条で「政治的に公平であること」を求められており、あらためて問題視されそうだ。

 出演した東京大学名誉教授の姜尚中氏は「見所は選挙の中で野党のビッグバンが起きるかどうか。選挙後にどこが主導権を握るのか。投票先を決めてない54・4%の人は選挙に行かなければいけない。そして次回に何をするか賭けてみることが必要」とコメント。

 同番組に出演した評論家の大宅映子さんも「民進党が小池百合子に合流したことで野党結集し日本の分岐点になると思ったが尻つぼみした。投票先を決めてない54・4%に期待してる。貧しい選択であろうと行かないと白紙委任になってしまうわけですから。是非とも行ってください」と発言した。

 TBSの報道をめぐっては9月9日、東京都港区赤坂のTBS本社付近で「TBS偏向報道糾弾大会・デモ」と題して約500人が抗議デモを行っている。

 デモは「TBS偏向報道糾弾大会実行委員会」が主催。加計学園問題に関する報道をめぐり、安倍晋三首相に「行政を歪(ゆが)められた」と主張した前川喜平前文部科学事務次官の発言を大々的に取り上げながら、疑惑を否定した加戸守行・前愛媛県知事らの発言はほとんど取り上げなかったことなどを問題視し、「TBSの報道は放送法違反で、偏向報道が視聴者を裏切っている」などと訴えた。

 デモについて日本民間放送連盟(民放連)の井上弘会長(TBSテレビ名誉会長)は9月21日の定例会見で、「各局の報道の編成方針は各社の判断。法令に違反した場合は別だが、それ以外の場合は原則として対応しない」と述べ、この問題について民放連として関与しない考えを示していた。(WEB編集チーム)

4231チバQ:2017/10/15(日) 22:06:18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101500150&g=pol
衆院選・注目区を行く=愛知7区・埼玉4区【17衆院選】



スーパーの駐車場前で演説する候補者=8日、愛知県瀬戸市
 ◇離党組、逆風下の戦い=「やましいことない」-愛知7区
 交際疑惑や、秘書への暴言・暴行。スキャンダルによって表舞台を追われ、所属していた政党を離れることを余儀なくされた2人の女性候補が、逆風下の戦いに臨んでいる。「背水の陣」を敷いての精力的な活動に、対立候補は警戒感を隠せない。(敬称略)
 「安倍(晋三)首相にぶつける声として、私を使ってください」。8日の愛知7区。夕暮れ時のスーパー駐車場前で、白地に青で「立ち向かう」と書かれたたすき姿の山尾志桜里は声をからした。既婚男性との交際疑惑を週刊誌に報じられ、民進党離党に追い込まれた。組織の後ろ盾を失い、過去3回接戦を演じてきた自民党の鈴木淳司との一騎打ちに「後がない」と危機感は強い。
 待機児童問題に悩む母親のブログを国会で取り上げ、安倍への追及で名をはせた山尾。当選2回にして政調会長に抜てきされ、「党の顔」として将来を嘱望されていた。新たに代表となった前原誠司に幹事長就任を打診された直後の報道は党への打撃となり、安倍が解散に踏み切る判断材料になったとされる。
 無所属での出馬を決断してからは、「隠れていても仕方ない」(陣営)と批判覚悟で街頭に繰り出し、集会も開いた。選挙を前に動画配信サイトに自らのチャンネルを設け、毎日の発信も欠かさない。子育て政策や憲法観を語り、「ママの会」など女性市民団体との連携を強めている。
 交際疑惑については「やましいことはない」の一点張りで、釈明はしない。逆風下でも強気の選挙ができるのは、支持者が離れていないためだ。街頭ではやじが飛ぶが、後援会は「私生活は関係ない」「政権に対峙(たいじ)できる逸材」と意に介さない。民進党の支持母体である連合の推薦こそ失ったが、一部単組の支援は取り付けた。前回衆院選で約2万票を取った共産党が候補者を取り下げ、実質協力に回ったことも背中を押す。
 敵失を歓迎していた鈴木陣営だが、無所属となっても衰えない山尾の人気を目の当たりにし、「楽な選挙ではない」と認識を改めた。鈴木は「パフォーマンスはできない。愚直に取り組む」と気を引き締め、山尾批判を避けつつ組織固めを急ぐ。

 【愛知7区】
山尾志桜里43 元検事   無 前
鈴木淳司59 元副大臣  自 前
            推(公)

4232チバQ:2017/10/15(日) 22:06:36
 ◇醜聞も知名度急上昇=埼玉4区
 「大変ご迷惑をお掛けしました。恥をしのんでやって参りました」。白のスーツ姿で通勤中のサラリーマンらに深々と頭を下げるのは、秘書への暴言や暴行で自民党を離党した豊田真由子だ。9月から埼玉4区内で「おわび行脚」を続け、公示前までは戸別訪問にも奔走してきた。
 秘書への罵声がたびたびメディアに流れた結果、皮肉にも知名度は急上昇。街頭では握手やサインを求められたり、激励されたりすることもしばしばで、毎日1000〜2000枚用意するチラシの受け取りは悪くない。
 ただ、話題性が票に直結しているわけではない。豊田を遠巻きに眺めていた女性は「出るのは自由だが、応援する気にはならない」と冷ややか。チラシを渡された男性も「仕事ぶりはよく知っているが、今回は出ない方が良かった」と話す。
 離党後、活動は大幅に制限された。秘書が次々と辞め、事務所は事実上、女性秘書1人とボランティアスタッフ数人で回している。秘書は「支援者に助けを求めているが、自民党の締め付けが厳しい。ポスターやはがきに手が回らない」と頭を抱える。
 自民党は急きょ、元志木市議の穂坂泰を擁立したものの、準備不足は否めない。豊田が「祭りや会合に代理は立てない」と豪語して地域に根を張ってきたのに対し、国政選初挑戦の穂坂は「まだまだ有権者の反応が薄い」と語る。「女性が涙ながらに頭を下げる姿は同情を誘う」。陣営幹部は、自民党支持層の票の一部が豊田に流れるのは、やむを得ないとの認識を示した。
 埼玉4区は、県知事上田清司が衆院議員時代、猛烈な選挙運動を展開した選挙区でもある。県議を4期務め、希望の党から立候補した吉田芳朝は、上田と20年来の師弟関係という「直系」候補。出陣式では豊田を引き合いに「自民、公明両党はまず反省を」と訴えた。

 【埼玉4区】
朝賀英義67 元市議   共 新
青柳仁士38 元国連職員 維 新
吉田芳朝43 元県議   希 新
豊田真由子43 元政務官  無 前
穂坂泰43 元市議   自 新
            推(公)
(注)敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は共=共産、維=日本維新の会、希=希望、無=無所属、自=自民、公=公明。丸かっこは推薦政党。(2017/10/15-08:06)

4233チバQ:2017/10/15(日) 22:36:00
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171015X938.html
与党300超うかがう=希望伸び悩み、立憲躍進―共産後退も【17衆院選】

20:08

 衆院選の投開票を22日に控え、時事通信は全国の支社・総支局の取材を基に、世論調査の結果や過去の得票実績を加味して情勢を探った。新定数465議席のうち、公示前に290議席の自民党は280議席近くを視野に入れ、公明党を加えた与党で300議席超をうかがう勢い。希望の党は本拠地の東京でも伸び悩み、公示前勢力(57議席)を確保する程度にとどまる見通しだ。立憲民主党は公示前の15議席から40議席程度まで伸ばす可能性がある。

 自民党は北陸、中国、九州を中心に全国的に堅調で、青森や群馬でも議席独占が有望。150超の選挙区で当選圏に入った。約100選挙区で希望や立憲などと接戦を展開し、うち55選挙区でやや優勢。野党の2極化で、政権批判票が分散したことにも助けられている。比例代表も前回(68議席)に迫る勢いで、「自民1強」の構図は変わらない見通しだ。

 公明党は前職を立てた9選挙区のうち六つを確保し、残り三つは接戦を展開。比例は11ブロック中4ブロックで定数1減となった影響から、前回の26議席を確保できるかは微妙だ。自公両党では安倍晋三首相が勝敗ラインと定めた過半数(233議席)を大きく超え、憲法改正案を発議できる3分の2(310議席)に届く可能性がある。

 一方、希望は当選圏に入った選挙区が六つと伸びず、約50選挙区で競り合っている。今後の情勢次第では、小池百合子代表(東京都知事)のお膝元、東京で候補を擁立した23選挙区で全敗する恐れすらある。比例も自民の半分強の35議席程度の見込みだ。

 これに対し、立憲は共産党と共闘する北海道などを中心に善戦。比例も30議席程度まで伸ばしそうだ。

 公示前に21議席だった共産党は、議席を減らすとみられる。日本維新の会は、公示前勢力の14議席前後にとどまる公算。

 社民党は2議席を死守、衆院に議席のなかった日本のこころは当選者ゼロの見通し。地域政党の新党大地は比例北海道ブロックで1議席獲得の可能性がある。

4234とはずがたり:2017/10/15(日) 22:56:27
野党分散、自民に利=希望、東京でも苦戦【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101500426&g=elc

 衆院選情勢は、野党候補の競合によって政権批判票が分散し、自民党を利する形になっている。希望の党は地盤とする東京でも勢いを欠く。後半戦に向け、与党は引き締めを図り、野党は巻き返しに全力を挙げる。

 野党候補が乱立した影響は特に都市部で顕著だ。東京4区や千葉3区、静岡1区などでは希望と立憲民主がつぶし合い、自民が優位に戦いを進めている。兵庫6区は希望、立憲に維新も加わり、自民が抜け出た。こうした選挙区は野党が一本化すれば自民を脅かした可能性がある。
 希望は小池百合子代表(東京都知事)のお膝元の都内でも苦戦。全25選挙区で盤石な選挙区は現状では見当たらない。小池氏の地盤だった東京10区を引き継いだ若狭勝氏ですら、自民前職の鈴木隼人氏と横一線だ。若狭氏陣営は「浮動票が全然来ていない」と危機感を募らせる。
 希望への逆風は、民進党リベラル派を「排除する」とした小池氏の発言が響き、「民進再結集」をめぐる内輪もめが追い打ちを掛けている。
 民進の参院幹部が唱えた再結集論に対し、前原誠司代表が「有権者を愚弄(ぐろう)している」と反論。希望の細野豪志元環境相も15日のフジテレビ番組で「元の民進に戻ることはあり得ない」と否定した。ただ、希望の衆院選候補の一人は「混乱が再び悪影響を与えている」と語った。
 一方、民進リベラル派を中心に結成した立憲は手応えを感じている。枝野幸男代表は15日、大阪府内で記者団に「既成政党では受け止め切れていなかった選択肢を(有権者に)示すことができた」と語った。ただ、立憲内にも「反政権票を希望と奪い合い、自民を有利にしている」と悔しがる声がある。
 共産党の志位和夫委員長は、希望を「自民の補完勢力」と見なしており、京都市内で記者団に「野党が分裂したというよりも、与党勢力が分裂した。これが真相だ」と指摘した。「非自民」候補の乱立に関しては「マイナスの影響はある」と認めた。
 ◇与党、緩み警戒
 優勢が伝えられる自民も、報道機関の世論調査で内閣支持率より不支持率の方が高い傾向にあることを懸念。党幹部は「油断する陣営が出てくる」と緩みを警戒している。16日には安倍晋三首相(党総裁)ら幹部が集まり、重点区を決めて最後の追い込みを掛ける。
 公明党は、候補を擁立した9選挙区を含め、衆院解散時の35議席確保を目指す。具体的には、比例代表の東北や北関東、九州の各ブロック、選挙区では北海道10区や神奈川6区などに注力する方針だ。(2017/10/15-20:13)

4235とはずがたり:2017/10/15(日) 23:53:31

与党300超うかがう=希望伸び悩み、立憲躍進―共産後退も【17衆院選】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000062-jij-pol
10/15(日) 20:09配信 時事通信

 衆院選の投開票を22日に控え、時事通信は全国の支社・総支局の取材を基に、世論調査の結果や過去の得票実績を加味して情勢を探った。新定数465議席のうち、公示前に290議席の自民党は280議席近くを視野に入れ、公明党を加えた与党で300議席超をうかがう勢い。希望の党は本拠地の東京でも伸び悩み、公示前勢力(57議席)を確保する程度にとどまる見通しだ。立憲民主党は公示前の15議席から40議席程度まで伸ばす可能性がある。
 自民党は北陸、中国、九州を中心に全国的に堅調で、青森や群馬でも議席独占が有望。150超の選挙区で当選圏に入った。約100選挙区で希望や立憲などと接戦を展開し、うち55選挙区でやや優勢。野党の2極化で、政権批判票が分散したことにも助けられている。比例代表も前回(68議席)に迫る勢いで、「自民1強」の構図は変わらない見通しだ。
 公明党は前職を立てた9選挙区のうち六つを確保し、残り三つは接戦を展開。比例は11ブロック中4ブロックで定数1減となった影響から、前回の26議席を確保できるかは微妙だ。自公両党では安倍晋三首相が勝敗ラインと定めた過半数(233議席)を大きく超え、憲法改正案を発議できる3分の2(310議席)に届く可能性がある。
 一方、希望は当選圏に入った選挙区が六つと伸びず、約50選挙区で競り合っている。今後の情勢次第では、小池百合子代表(東京都知事)のお膝元、東京で候補を擁立した23選挙区で全敗する恐れすらある。比例も自民の半分強の35議席程度の見込みだ。
 これに対し、立憲は共産党と共闘する北海道などを中心に善戦。比例も30議席程度まで伸ばしそうだ。
 公示前に21議席だった共産党は、議席を減らすとみられる。日本維新の会は、公示前勢力の14議席前後にとどまる公算。
 社民党は2議席を死守、衆院に議席のなかった日本のこころは当選者ゼロの見通し。地域政党の新党大地は比例北海道ブロックで1議席獲得の可能性がある。 
 今回の衆院選は「1票の格差」是正のため、定数は小選挙区6、比例4の計10減となった。小選挙区に936人、比例(重複立候補者除く)に244人の計1180人が立候補した。

4236さきたま:2017/10/16(月) 00:21:18
>>4100のアドレス変更
衆院選情勢報道2017
https://twitter.com/i/moments/919432818005983232
馬。@ishtarist 昨日
衆院選情勢報道2017年版
はるさん( @miraisyakai )による 【第48回衆議院議員選挙の情勢報道】のまとめです。 随時追加していきます。 #衆院選挙2017 #衆議院議員選挙 #衆議院選

4237コピペ脳:2017/10/16(月) 02:56:56
安倍総理、明日の予定

11:00〜
【大阪府】 大隈 和英 (10区)
JR高槻駅南側ロータリー
( 高槻市白梅町 )
街頭演説会
13:30〜
【大阪府】 長尾 敬 (14区)
近鉄八尾駅前ロータリー
( 八尾市北本町2-153-2 )
街頭演説会
14:30〜
【大阪府】 竹本 直一 (15区)
近鉄河内松原駅南側ロータリー
( 松原市上田3-5-1 )
街頭演説会
15:30〜
【大阪府】 谷川 とむ (19区)
東山中央公園
( 貝塚市東山4-4 )
街頭演説会
16:40〜
【大阪府】 大西 宏幸 (1区)
難波高島屋前
( 大阪市中央区難波5-1-5 )
街頭演説会
17:20〜
【大阪府】 中山 泰秀 (4区)
ヨドバシカメラ梅田南側
( 大阪市北区大深町1-1 )

4238コピペ脳:2017/10/16(月) 02:58:57
竹下亘総務会長、明日の予定

11:00〜
【大阪府】 原田 憲治 (9区)
けやきの里前
( 豊能郡能勢町地黄2240 )
街頭演説
11:30〜
【大阪府】 原田 憲治 (9区)
田尻農産市駐車場
( 豊能郡能勢町下田尻130 )
街頭演説
11:40〜
【大阪府】 原田 憲治 (9区)
大里農事倉庫前
( 豊能郡大里680 )
街頭演説
12:35〜
【大阪府】 原田 憲治 (9区)
錦亭駐車場
( 豊能郡能勢町栗栖55 )
街頭演説
14:20〜
【大阪府】 とかしき なおみ (7区)
JR吹田駅イオン前
( 吹田市朝日町2-101 )
街頭演説
15:00〜
【大阪府】 とかしき なおみ (7区)
旭通商店街
( 吹田市朝日町2-101付近 )
商店街練り歩き
16:00〜
【大阪府】 とかしき なおみ (7区)
千里丘イズミヤ前
( 吹田市山田南1-1 )
街頭演説
19:00〜
【大阪府】 大塚 高司 (8区)
穂積会館
( 豊中市服部寿町1-3-1 )
個人演説会
19:30〜
【大阪府】 大塚 高司 (8区)
桜井谷会館
( 豊中市芝原町3-11-35 )

こちらも大阪一色!

4239名無しさん:2017/10/16(月) 16:11:04

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201710160000136.html


やっぱり自民支援を始めた連合は労働貴族だ/地獄耳
TL
 ★13日、福島市内の演説で自民党筆頭副幹事長・小泉進次郎は「本来、賃上げ交渉を拳を振り上げてやるのは労働組合のはずですよね。しかしそれを今、国をあげてやっているんです。だとしたら何で労働組合は自民党を応援しないで野党を応援したままなのか。そして労働組合は連合が束ねていますが、本当に労働者の代表は連合ですか。私は違うと思いますよ。なぜなら連合の組織率は17%。何で17%の人たちが代表なんですか。今までそうだったから慣例的に代表としてやっているだけで、今の世の中の多くの労働者の代表だとは、とても言えるもんじゃないと思います」。

 ★連合会長・神津里季生、前事務局長・逢見直人の官邸への必要以上の接近は連合の立場というより政権へのすり寄りと思われてもしょうがなかったし、小泉が言うように会社の賃上げ交渉などは労使交渉によって決められるものだが、多くの若いサラリーマンは首相・安倍晋三が上げてくれたと思っている。神津は7月から断続的に官邸で首相と会談し、収入の高い一部の専門職を労働時間規制の対象から外す「残業代ゼロ」制度(高度プロフェッショナル制度)の創設を柱とする労働基準法改正案を修正する方向で一致したが、結局連合内がまとまらず失敗した。結果的に連合は労働組合の役割を自ら放棄してきたといっていい。

 ★民進党の解体とそれに伴う連合の支援体制分裂は与党に寄り添いたい民間労組の思惑と、いまさら政府に接近する必要のない労働者の戦いと位置付ける官公労の対立を表面化させた。連合はこの選挙で立憲民主、希望の党、無所属の候補者を支援しているが、実態は都内の自民党候補者の選挙事務所に電力総連・東電労組職員が常駐を始めている。小泉の指摘するように連合はちゃんと自民党を支援し始めた。労働貴族は自民党を選択したということのようだ。(K)

4240コピペ脳:2017/10/16(月) 16:42:33
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171016-00531300-shincho-pol
「金子恵美」に落選警報… 地元ブレーンから“絶縁宣言”
10/16(月) 5:56配信


 スキャンダルに事欠かない「魔の2回生」は、来たる総選挙で審判の時を迎える。日本海を隔て、北朝鮮と対峙する新潟選出の金子恵美前議員には、何かと世を騒がせているJアラートのように、「落選警報」が鳴り響く。背景には、地元ブレーンの“絶縁宣言”があるというのだが、そのワケとはいったい……。

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 総務政務官として与えられた公用車で、我が子を議員宿舎から保育園まで送迎していたことを本誌(「週刊新潮」)に報じられた金子氏。その夫は、不倫を「週刊文春」で取り上げられ、衆院議員を辞職した宮崎謙介氏だ。そんなスキャンダラスな夫婦に対し、地元の新潟4区では厳しい視線が注がれているという。

 地元記者が解説する。

「金子氏は、前々回の選挙こそ約1万4000票差で民主党公認の菊田真紀子氏に勝ち初当選となりましたが、3年前の前回選挙では、自民に追い風が吹いたにもかかわらず、約3000票差まで追い上げられた。今回はスキャンダルの影響もあって、かなりの激戦になるでしょう」

 本来なら、地元の後援会組織がフル稼働──と言いたいところだが、肝心の選対本部で“異変”が起きていた。

「金子さんの選挙区には7人の県議がいるけれど、今回は県議団が選対に入らないことになってしまった」

 と明かしてくれたのは、自民のさる県連幹部だ。

「地元のブレーンたる選対本部長には、これまで2回とも県議会議長を務めるほどの重鎮が就いていた。ところが、この選挙では、金子さんがその2人に本部長就任を断られてしまいました」
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クーデターまで勃発

 もともと県議から国政に打って出た彼女にとって、古巣から総スカンをくらったワケだが、さらには、クーデターまで勃発していたと先の幹部が続ける。

「今年5月頃、党が行った調査で金子では勝てないという数字が出た。それを受け、県連内では公認候補を替えて欲しいという意向を党本部に上げたのです」

 身内からの“離反”はなぜ起きたのか。

 地元市議が話を継ぐ。

「結局、金子さん本人は夫の不祥事も公用車疑惑の時も、地元議員一人一人にキチンと説明もお詫びもしなかった。選挙の時に支援者をまとめ、ポスター貼りなど裏方仕事を担うのは県議や市議たち。普段は東京に行ったきりで連絡も寄越さなければ、反感をかってしまいます」

 決定的だったのは、9月13日、選挙区の加茂市内で開かれた「議員在職10周年パーティー」だったとは別の後援者で、

「新潟出身の歌手・小林幸子も来るという触れ込みでしたが、こういった宴席は事前に議員らの予定を聞き回り、最大公約数で日取りを決めるもの。なのに、この日に来なさいとばかりにいきなり招待状だけ寄越してくるもんだから、呆れて欠席する者も多かったよ」

 で、当の金子氏に聞くと、

「もし、そういう声が上がっているとしたら真摯に受けとめます。もう公認を頂いていますので戦うだけです」

 地元を疎かにしては、自民党の大量絶滅に加勢してしまいますゾ。

「週刊新潮」2017年10月12日神無月増大号 掲載
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新潮社

4241コピペ脳:2017/10/16(月) 17:22:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000014-khks-pol
<衆院選秋田>2区の金田氏「共謀罪」答弁で逆風 野党攻勢強める、自民はてこ入れ
10/16(月) 11:10配信

 衆院選秋田2区で、8月まで法相を務めた自民党前議員金田勝年候補(68)の陣営が冷たい逆風に危機感を強めている。念願の閣僚入りだったものの、「共謀罪」法案を巡る不安定な国会答弁で野党の集中砲火を浴びた。選挙戦で野党陣営が再攻勢をかける中、党本部は「重要法案を通した大事な候補」と位置付け、てこ入れを徹底する。


「政府、与党内で評価の高い法相だった」。高村正彦自民党副総裁は12日、金田氏の応援で能代市入りし、法相としての実績を高く評価してみせた。
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 金田氏は共謀罪の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法案の国会審議で、「私の頭脳では対応できず申し訳ない」などと答弁。野党側から「大臣の資質を欠く」と非難され、審議迷走の一因になった。
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 金田氏自身は法成立について「本当に良かった、と言われる」と批判を意に介さないが、支える陣営は不安を募らせる。
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 公示直前の5日、大館市であった決起集会で、選対本部長の鈴木洋一県議は「偏った報道で功績が正しく評価されていない。今回は強い逆風だ」と危機感をあらわにした。
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 後援会幹部は「女性層の反応が良くない」と警戒を強め、選対幹部は「選挙を考えると、法相経験はマイナスだった」と焦燥感をにじませる。
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 陣営の思いに呼応するように、党本部は公示前から菅義偉官房長官、二階俊博党幹事長、竹下亘総務会長ら閣僚や党首級を投入。党支持層の固め直しを急ぐ。
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 格好の攻撃材料を得た野党陣営は攻勢を強める。共産党新人の藤本友里候補(38)は「前法相に退場の審判を下そう」と意気込む。希望の党新人の緑川貴士候補(32)は「(共謀罪を通過させた)強行採決という国会運営の在り方に疑問を呈したい」と強調する。
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 有権者の思いは複雑だ。北秋田市の農業女性(57)は「テレビで見る金田さんの国会答弁は情けなかった」とあきれつつ、「他候補の主張は決め手に欠ける」と投票先を決めかねている。

4242コピペ脳:2017/10/16(月) 17:32:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201710/CK2017101502000107.html
<衆院選>激戦区ルポ 2区・3区
2017年10月15日

◆「後ろ盾」に頼らず

2区 中央・港(北東部)・文京・台東区(14区を除く区域)


 「未曽有の厳しい選挙だ」。自民都連最高顧問で元通産相の深谷隆司さん(82)は険しい表情で語った。


 念頭にあるのは、今回の区割り変更。衆院議員を九期務めた重鎮が「最も力のある地盤」と呼ぶ、台東区・浅草寺の北部に広がる住宅街は約六万人の有権者がいる。二〇一二年に当選した後継の辻清人さんも票田としてきたが、今回14区に移され、2区には都心の港区の一部が加わった。


 「台東区生まれ」のアピールで下町人情に訴えてきた辻さんは、戦略の見直しを迫られているようだ。街頭演説で繰り返すのは「北朝鮮の脅威」。外交問題の研究員だった経験を売りにする。十一日には応援の菅義偉官房長官が「今の時代に最も必要な安全保障の専門家だ」と持ち上げた。


 「安倍一強を倒さないと」。十三日夕、中央区で立憲民主の松尾明弘さんが声を上げた。枝野幸男代表の応援以外は、街頭で一人でマイクを握る。一八七センチの長身に悲壮感が漂う。


 一年半前、深谷さんと2区で激闘を続けてきた民進都連顧問の中山義活さん(72)から、弁護士の経験を買われて後継指名を受けた。だが、中山さんは、長男寛進(ひろゆき)さん(45)が七月の都議選で民進を離党して当選、現在都民ファーストの会に所属するため、今回希望の陣営へ。後見人を失った選挙戦は、学生時代の同級生らボランティアが頼りだ。


 希望の党の鳩山太郎さんは昨年、父親で元法相の邦夫さんを亡くした。十一日夜、生まれ育った文京区で「父の果たせなかった『二大政党制の夢』を成し遂げる」と力を込めた。〇五年に都議の椅子を失ってから、〇七年の文京区長選、一〇年の参院選と落選が続いた。「背伸びして父のまねをしてたくさん失敗してきた」。経験を糧に、悲願の国政進出に闘志を燃やす。


 「邦夫先生には薫陶を受けた」と語る小池百合子代表も応援入りを繰り返している。 (川田篤志)


 ◇2 区(3)


辻清人 38 党外交部会長代理 自前<2> =公


松尾明弘 42 弁護士 立新 


鳩山太郎 43 (元)都議 希新 


 (届け出順)

◆「大井町決戦」熱く

3区 品川(7区を除く区域)・大田区(北西部)、島部


 「本人でございます!」。希望の党の松原仁さんが声をからしながら、駅前の通行人にビラを配っていた。線路の向かい側に出ると「アベノミクス効果で景気はよくなっています!」。自民の石原宏高さんの演説が大音量で聞こえてきた。


 十二日夜のJR大井町駅(品川区)。松原さんは東、石原さんは西。それぞれ駅前に事務所を構える。この場所は、島しょ部も含めて「日本一南北に長い」衆院選挙区の主戦場だ。


 積年のライバル対決は二〇〇三年に始まった。通算戦績は石原さんの三勝二敗。松原さんは二連敗中だが、互いに十万票を超す得票の中で前々回は約二千票、前回は約四千票差と、いずれもわずかな差だった。


 3区は、石原さんの父・慎太郎元都知事が国会議員時代に地盤とした。「ずっと石原家を応援してきた」と語る古くからの支持者が多い。一方、松原さんは都議からのたたき上げ。自ら「雑草」「たたかう庶民派」と称し、毎日のつじ立ちで顔を売ってきた。


 毛色の違う二人の応酬は恒例となっている。今回、石原さんは松原さんの政治姿勢に照準を定めた。「態度がころころ変わる人に国政を任せられない」


 松原さんは七月の都議選では民進党の都連会長として、小池百合子都知事が率いる都民ファーストの会と戦った。それが、衆院解散が伝えられると小池知事との連携を決め、希望の結党メンバーに加わった。


 石原陣営の悩みは「支持者からも安倍首相批判が強いこと」(選対関係者)。石原さんも「森友・加計問題は説明不十分な面がある」と言う。松原さんは、この一点に攻撃材料を絞る。「透明な政治を実現するには政権交代が必要だ」


 共産の香西克介さんは護憲を掲げる唯一の候補者であることをアピールする。「立場、支持政党の違いを超えて憲法を守ろう」と呼び掛ける。 (梅村武史)


 ◇3 区(3)


香西克介 41 党准中央委員 共新 


石原宏高 53 (元)内閣府副大臣  自前<3> =公


松原仁 61 (元)国家公安委員長 希<前><6>


 (届け出順)

4243名無しさん:2017/10/16(月) 19:18:38

衆院選の期日前投票 全都道府県で増加
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171016/k10011179631000.html?utm_int=word_contents_list-items_001&word_result=

衆院選の期日前投票 全都道府県で増加
10月16日 18時57分
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今回の衆議院選挙で、15日までに「期日前投票」を行った人は、410万7000人余りで、前回の衆議院選挙の同じ時期と比べて140万7000人余り増加し、すべての都道府県で増えたことが総務省のまとめでわかりました。
総務省は、全国の都道府県の選挙管理委員会を通じて、公示翌日の今月11日から、15日までの期日前投票の状況をまとめました。

それによりますと、期日前投票を行った人は、全有権者の3.86%に当たる410万7108人でした。これは、前回・平成26年の衆議院選挙の同じ時期と比べて、140万7298人増え、有権者に占める比率でも1.26ポイント増えました。

都道府県別に見ますと、期日前投票を行った人が大幅に増えたのは、福井県がおよそ2.3倍で、次いで、新潟県と島根県が2倍余りとなっていて、47すべての都道府県で増加しました。

これについて、総務省は「周知啓発をして期日前投票が有権者の中で浸透してきた。また、駅前やショッピングセンターなど投票しやすい場所に投票所を設置したことも要因ではないか」と話しています。

4244コピペ脳:2017/10/16(月) 20:03:46
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601019&g=pol
2区鈴木が優勢=岩手【衆院選情勢】

2017年10月16日18時45分

 1区は希望階と自民高橋の激戦。階は希望への逆風をはね返そうと、二大政党制の確立を訴える。高橋は自民支持層の票固めに奔走。2区は自民鈴木が優勢。希望畑は、引退表明した民進前職黄川田徹の後継とアピールし、巻き返しを狙う。3区は初めて無所属で臨んだ小沢が安定した戦い。

4245コピペ脳:2017/10/16(月) 20:12:06
https://this.kiji.is/292606693491262561?c=39550187727945729

衆院選後半戦へ、与野党てこ入れ

幹部投入、接戦区に照準
2017/10/16 19:34

 衆院選は22日投開票に向けて後半戦を迎えた。与野党幹部は16日、公示後の情勢を踏まえ激戦となっている選挙区に入り、てこ入れを図った。安倍晋三首相(自民党総裁)は大阪府で街頭演説を重ね、雇用創出など実績を強調した。夜は東京に戻り党本部で選対会合を開く。希望の党は「一枚看板」の小池百合子代表(東京都知事)を九州に投入。接戦区に照準を合わせて反転攻勢を狙う。

 首相は16日午後、八尾市の街頭演説で、全国で有効求人倍率が1倍超となり、雇用が増えているとアピールした上で「大変、大変厳しい戦いだ。働きたい人が働くことができる社会こそ、希望がある社会ではないか」と政権の継続を訴えた。

 希望の党は無党派層の取り込みに活路を探る。小池代表は佐賀県唐津市の演説で「安倍1強を許しては駄目だ。政治家が身を切る改革、国の無駄遣いをチェックすることで、財源と国民の安心を確保する」と述べた。

 公明党は常任役員会で、小選挙区の重点区として北海道10区と神奈川6区に力を入れる方針を確認。山口那津男代表は北海道10区の夕張市の演説会で「政権に公明党がいる安心感が重要だ」と述べ、自公連立政権の意義を説いた。

 共産党は常任幹部会で選挙情勢に関し内閣支持率が低迷しているのを受け「残り一週間の戦いで結果を大きく変えられる」との分析で一致した。

 立憲民主党は都市部を中心に議席の上積みを目指す。枝野幸男代表は神奈川県藤沢市の演説で「格差を拡大させ、消費を冷え込ませているのがアベノミクスだ。みんなで支え合って日本の社会と経済の活力を取り戻す」と語った。日本維新の会の松井一郎代表は東京・JR新橋駅前で、消費税増税の凍結を主張した。

 社民党の吉田忠智党首は鹿児島市で「安倍政権ほど立憲主義、民主主義、平和主義を踏みにじる政権はない」と批判。日本のこころの中野正志代表は仙台市で「与党に言うべきことを言う姿勢で臨む」と演説した。

4246コピペ脳:2017/10/16(月) 20:15:57
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601007&g=pol
1、2区とも激戦=山梨【衆院選情勢】
2017年10月16日18時43分

 1区は無所属中島と自民中谷がデッドヒート。中島は大票田甲府市に戦力を集中し、無党派層取り込みに懸命。中谷はコスタリカで比例に回った宮川の応援を受ける。自民分裂選挙となった2区は、生き残りが懸かる堀内と長崎が伯仲。堀内は岸田派、長崎は二階派の全面支援を受け、両派の「代理戦争」の様相。立憲民主の小林は苦戦。希望井桁も準備不足が響き出遅れている。

4247チバQ:2017/10/16(月) 20:17:55
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601112&g=pol
期日前投票52%増、最多ペース=公示翌日から5日間【17衆院選】


 総務省は16日、衆院選(22日投開票)の期日前投票の中間状況(選挙区)を発表した。11日の公示翌日から15日まで5日間の投票者数は410万7108人で、前回2014年衆院選の同期間に比べ52.1%増となった。全有権者数の3.9%に当たり、衆院選の期日前投票としては過去最多のペースだ。 
 都道府県別にみると、福井、新潟、島根、岐阜、茨城の5県で前回の2倍を超えた。前回比でマイナスはなく、伸び率が最も低い広島県も22.1%増だった。期日前投票が伸びている理由について、総務省は「制度が浸透してきたのに加え、商業施設など便利な場所に投票所が置かれたことがある」と分析している。(2017/10/16-20:08) 関連ニュース

4248チバQ:2017/10/16(月) 20:18:23
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101601111&g=pol
野党再々編を模索=民進系無所属、希望合流拒み【17衆院選】


 衆院選で3分裂した民進党。このうち無所属で出馬した前議員らは、前原誠司代表の決めた希望の党への合流を拒み、民進系勢力を軸とした選挙後の野党再々編を模索している。「安倍1強」に対抗するとともに、民進党の資金が希望にそっくり移るのを阻止する狙いがあるようだ。
 「選挙が終われば、野党が大きな固まりになれるように力強く歩んでいかなければならない」。無所属で出馬した岡田克也元外相は16日、さいたま市で希望の公認を得た民進前職の応援に駆け付け、こう訴えた。同じく無所属組の野田佳彦前首相も山形県内を回り、希望公認や無所属で出馬した民進出身者を応援した。
 岡田、野田両氏や安住淳元財務相、江田憲司元代表代行ら約20人の無所属組は今回の選挙戦で、情報交換や相互支援のネットワークを構築。選挙後もまとまりを維持して野党再々編の触媒となるための布石とみられる。希望の苦戦が伝えられる中、民進党関係者の間には「希望は長く持たないかもしれない」との見方も出ている。
 前原氏は衆院選後、参院議員や地方議員も含めた希望への合流の完遂を目指している。しかし、岡田氏ら無所属組や小川敏夫参院議員会長ら参院議員の多くは、合流を拒否する意向だ。
 民進党の「再結集」を一時示唆していた小川氏は、ツイッターで「民進党を軸(とした)、自民党に対抗するリベラル勢力結集の必要性を述べただけで、民進党への再結集とは述べていない」と軌道修正。後ろ向きな印象のある「再結集」ではなく、無所属組や立憲民主党との連携を念頭に野党再々編を目指す姿勢を示した。
 民進党籍が残る無所属組や参院議員が警戒するのは、100億円超とされる党資金の扱いだ。政党交付金や党員・サポーターからの納付を原資としており、参院幹部は「希望に流れないよう監視しなければならない」と話す。前原氏が選挙後に希望への合流を強行しようとすれば、無所属組らが分党などを求めて抗争となる可能性がある。(2017/10/16-20:08)

4249とはずがたり:2017/10/16(月) 20:21:23
保身に走り出した小池代表 地方に見切りで東京を重点支援
https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_421039/
日刊ゲンダイDIGITAL / 2017年10月16日 15時1分

 まさに天国から地獄だ。一時は「小池総理か」なんて呼び声もあったのに、今や「小池ノー」のムードがハンパなくなってきた。

 15日の選挙サンデー。希望の党の小池百合子代表は側近・若狭勝候補の選挙区であり、かつての自分の地盤である池袋駅前で公示後2度目の街頭演説を行った。が、雨模様だったとはいえ、聴衆の少ないこと。都知事選や都議選の時に湧き起こった「小池コール」もなく、寂しいもんだった。

 急失速した希望は、メディアなどの情勢調査で公示前の57議席を維持できるかどうかも怪しいという惨状。「排除」発言で有権者の反感を買った小池代表に全国の希望公認候補は恨み節なのだが、もはや小池代表は彼らの当落に構っていられる状況ではないらしい。都知事としての政治生命すら赤信号がともり、“保身”にひた走っているのだ。

■お膝元で無残な負けなら政治生命の危機

 希望の関係者がこう言う。

「地方に見切りをつけ、東京の選挙区を重点支援することになりました。小池代表のお膝元の東京で全敗したり、無残な負け方をすれば、都知事としての政治的な影響力にも関わってくるという理由です。現状、自民党に大差をつけられているので、せめていい勝負くらいに持っていかなければ、都議会の運営も難しくなります」

 平日は都知事の公務もあるため東京を離れにくいからと、小池代表は週末、地方へ遊説に出向く予定だった。しかし、15日の小池代表は、丸1日東京にとどまり、東の江戸川区から西の八王子市まで横断して、都内11カ所で街頭に立った。

 それでも希望に再び風が吹く気配はない。人気のなくなった知事に都庁職員もソッポを向きつつある。万事休すだ。

4250チバQ:2017/10/16(月) 20:23:35

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171012ddlk14010129000c.html
<大義迷分>衆院選挙区ルポ/1 保守分裂の4区 「勝てば本当の自民」 立憲、希望の追い風なるか /神奈川
10月12日 00:00毎日新聞

 公示日の10日夕、横浜市栄区の本郷台駅前で行われた自民前職、山本朋広氏の街頭演説。県連会長の小此木八郎・国家公安委員長は聴衆に目配せしながら声のトーンを上げた。

 「党籍を得た、もう一人が立候補しているが、その行為は絶対に認めない」

 「もう一人」とは、無所属前職、浅尾慶一郎氏のことだ。過去2回の衆院選で山本氏は浅尾氏に敗れ、比例代表で復活した。いわば不倶戴天(たいてん)の敵だが、今回、浅尾氏は自民党の二階俊博幹事長を後ろ盾に公認争いに名乗りをあげた。小此木氏らの猛反発で、予定通りに山本氏が公認となったが、浅尾氏の入党も認められた。「勝った方が本当の自民」。党本部の裁定にはそんな含意がある。

 副防衛相の山本氏は、北朝鮮対応などで地元入りが限られる。危機感を抱く支援の市議らは「きのうきょう入った人間が自民党を語るな」と語気を荒らげた。「名実共に4区の代表に」。夕暮れの駅頭に山本氏の絶叫がこだました。

 党裁定への不満は浅尾氏陣営にも残る。「連続2回小選挙区で敗れた人の公認はおかしい。両方無所属で推薦が筋だ」。陣営幹部は憤るが、党籍を生かす工夫も忘れない。

 公示前の7日夜、鎌倉市内で開かれた決起集会。二階派会長代行の河村建夫元官房長官が登壇し、会場を沸かせた。河村氏は「安倍晋三首相も見識を評価している。公認がいるのであまりぎりぎりやると文句を言われるが……」と二階派の支援に言及し、「負ければ政治生命を絶たれる」と懸念する支援者らを安堵(あんど)させた。

 政界再編の機微を知る浅尾氏は今回、「人を選ぶ選挙」を標語に掲げた。街頭では、背筋を伸ばして、笑顔を振りまき、「なぞの微笑」と呼ばれている。

 前職2人の差し合いを尻目に追い風を感じているのが立憲新人、早稲田夕季氏だ。希望と民進の合流話で右往左往したが、主張に合致する立憲の旗揚げで「スッキリした」と駆け回る。市議、県議を務め、顔見知りも多い。当初は「かわいそう」との同情が目立ったが、「4区唯一のリベラル」との訴えは、これまでの選挙で行き場を失っていた護憲派を奮い立たせる。共産との野党共闘も実現し、護憲候補として他陣営との差別化を図る。

 「自民は分裂。立憲・共産の共闘にはマイナス面もある。構造が複雑な4区だからこそ、勝機はある」。鎌倉駅のホームからよく見える場所に事務所を開いた希望新人、風間法子氏。元参院議員秘書の陣営幹部は情報分析と戦略作りに余念がない。急ごしらえながら、風間氏の緑の上着やそろいの緑のジャンパーは注目度が高い。「候補はいい。選対も日々成長する。おもしろい選挙になる」

 4区の大票田、鎌倉市では15日に過去最多の5人が立候補予定の市長選も始まる。古都の選挙の秋は、かつてなくにぎやかだ。【因幡健悦】=つづく

   ◇  ◆

 野党再編で混迷を深めた衆院選は公示を経て構図が確定し、短期決戦が始まった。注目選挙区の動きを追う。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇4区=横浜市栄区、鎌倉、逗子市など

山本朋広 42 (3)自前

早稲田夕季 58 立新

浅尾慶一郎 53 (3)無前

風間法子 47 希新

 (届け出順)

4251とはずがたり:2017/10/16(月) 20:23:58
影響としては何所にどんな風にやろ?

衆院選の期日前投票 全都道府県で増加
18:57NHKニュース&スポーツ
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/politics/nhknews-10011179631_20171016.html

今回の衆議院選挙で、15日までに「期日前投票」を行った人は、410万7000人余りで、前回の衆議院選挙の同じ時期と比べて140万7000人余り増加し、すべての都道府県で増えたことが総務省のまとめでわかりました。

総務省は、全国の都道府県の選挙管理委員会を通じて、公示翌日の今月11日から、15日までの期日前投票の状況をまとめました。

それによりますと、期日前投票を行った人は、全有権者の3.86%に当たる410万7108人でした。これは、前回・平成26年の衆議院選挙の同じ時期と比べて、140万7298人増え、有権者に占める比率でも1.26ポイント増えました。

都道府県別に見ますと、期日前投票を行った人が大幅に増えたのは、福井県がおよそ2.3倍で、次いで、新潟県と島根県が2倍余りとなっていて、47すべての都道府県で増加しました。

これについて、総務省は「周知啓発をして期日前投票が有権者の中で浸透してきた。また、駅前やショッピングセンターなど投票しやすい場所に投票所を設置したことも要因ではないか」と話しています。

4252チバQ:2017/10/16(月) 20:24:04
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171013ddlk14010163000c.html
<大義迷分>衆院選挙区ルポ/2 2新党と自民、激戦の12区 「1票差でもいい…」 無党派層の風読みながら /神奈川
10月13日 00:00毎日新聞

 会場は労組関係者や市民団体メンバーらで埋まっていた。公示前の7日夜、藤沢市内で開かれた立憲前職、阿部知子氏の「国政報告会」。壇上には「立憲民主党」の真新しいのぼり旗。連合神奈川の柏木教一会長からのエールを受け登壇した阿部氏は「少数の声を切り捨ててはならない。私たちが一角を占めれば、安倍政権に勝手なことはさせない自信がある」と支援者らに結束を呼び掛けた。

 民進の事実上の分裂で、立憲民主の結成に参加したのが今月2日。その胸の内は、数日前まで揺れていた。9月29日の街頭演説後には、希望の党入りについて「原発ゼロは一緒にやれるチャンス。(気持ちは)半々かな」と話していたが、翌日には「選別」「排除」を批判して、リベラル層の受け皿となる新党に一気に突き進んだ。

 社民、未来、民主と所属は変わったが、「スタンスは昔からぶれていない。むしろこれですっきりした」と市民団体幹部。立ち位置を決め、阿部氏は希望にも矛先を向けた。「排除の論理は安倍政治と同じ」と力説し、「主権在民のまっとうな社会を」と訴える。

 野党共闘に向けて擁立を見送った共産の支援にも期待を込めるが、陣営が気にするのは無党派層の行方だ。関係者は「他陣営との差別化ははっきりさせたが、うちなのか、希望の候補に流れるのか。今はまだ読み切れない」と漏らした。

 6日の公開討論会は、阿部氏と自民前職、星野剛士氏との間で議論が白熱した。北朝鮮問題を「制裁だけでなく対話を模索すべきだ」とする阿部氏に、星野氏は「ならば聞きたい。6カ国協議のテーブルにもつかず核開発を進めている。これをどう考えるのか」と切り返した。

 星野氏は前回の小選挙区で、比例復活した阿部氏に715票差に迫られる薄氷の勝利。事務所用の車のナンバープレートをこの票差の数字にして肝に銘じ、阿部氏との対決を前面に打ち出した。

 藤沢市内で開かれた星野氏の出陣式。自民系と公明の藤沢市議14人も姿を見せ、マイクを握った選対本部長の国松誠県議は「どう転ぶか分からない。他党の批判はやめて、前回の票をきっちり固めよう」と引き締めた。阿部氏の動向だけでなく、「改革保守」を掲げる希望に自民票が流れるのではとの懸念は消えない。1人だった選対責任者を2人体制にしたのもその表れだ。「厳しい戦いになる。1000票差、いや1票でもいい」。星野氏も演説で本音をのぞかせる。

 「安倍政権は森友・加計問題などスキャンダルばかり。しがらみのない政治をつくらなければならない」。公示日の10日、夕暮れの藤沢駅前。希望新人、原輝雄氏はかつて秘書を務めた松沢成文参院議員の応援を得て声を張り上げた。藤沢市議を14年務め、無所属ながら上位当選を重ねるなど地盤の市北部では人気が高いが、「組織票があるわけではない。後援会も一人一人の集まり」と原氏。前職2人に割って入った形の選挙戦で、野党の甘さも指摘し、風を読みながらの訴えが続く。【鈴木篤志】=つづく

………………………………………………………………………………………………………

 ◇12区=藤沢市、寒川町

原輝雄 43 希新

星野剛士 54 (2)自前

阿部知子 69 (6)立前

 (届け出順)

4253コピペ脳:2017/10/16(月) 20:27:20
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101600995&g=pol
7区、山尾と鈴木横一線=愛知【衆院選情勢】
2017年10月16日18時41分

 1区は自民熊田がわずかにリード。希望佐藤、立憲民主吉田が激しく追う。2区は希望古川が優勢。3区は立憲近藤に自民池田が迫る。4区は自民工藤を希望牧が猛追。5区は立憲赤松と自民神田が競り合う。
 6区は自民丹羽が野党候補の乱立を追い風に優位に立つ。7区は無所属山尾と自民鈴木が横一線。8区は自民伊藤を無所属伴野が懸命に追い上げる。9区は自民長坂と希望岡本がしのぎを削る。10区は自民江崎に希望安井が肉薄。
 11区は希望古本がトヨタ自動車関連労組の全面支援で抜けだしを図る。12区は無所属重徳が連合愛知に支えられ有利に戦いを進めている。13区は希望大西と自民大見が僅差で争う。14区は自民今枝が堅調。15区は自民根本が希望関に先行する。

4254コピペ脳:2017/10/16(月) 20:32:56
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101600994&g=pol
2区、中川と川崎僅差=三重【衆院選情勢】
2017年10月16日18時41分

 1区は自民田村がリード。区割り変更で新たに選挙区に加わった地域でも浸透を図る。無所属松田は民進県連や連合三重の支援を得て懸命に追い上げる。2区は無所属中川と自民川崎の閣僚経験者同士が僅差で競り合う。3区は無所属岡田が盤石。4区は自民三ツ矢が安定した戦いぶり。

4255コピペ脳:2017/10/16(月) 20:35:15
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101600992&g=pol
4区、田中と北神激戦=京都【衆院選情勢】
2017年10月16日18時41分

 共産が「必勝区中の必勝区」と位置付ける1区は、元衆院議長の自民伊吹がリード。共産穀田も政権批判票を集めて懸命に追い上げる。2区は希望への合流を主導した民進代表の前原が無所属でも安定した戦い。3区は知名度のある希望泉、比例北関東から国替えした自民木村が競り合う。
 4区は自民田中と希望北神が激戦を展開。田中が京都市議4期の実績を強調するのに対し、北神は無党派層への浸透を図る。5区は元自民総裁谷垣禎一の後継の本田が抜けだした。希望の元防衛官僚井上は支持に広がりを欠く。6区は自民安藤が保守層を固めて、わずかに優位。希望山井が社会保障政策などへの取り組みを強調し猛追する。

4256チバQ:2017/10/16(月) 20:36:53
たぶん石関貴史
http://www.sankei.com/politics/news/171015/plt1710150055-n1.html
2017.10.15 22:55
【衆院選】
アントニオ猪木氏、衆院選候補に闘魂注入
 選挙サンデーの15日、アントニオ猪木参院議員が群馬県入りし、希望の党から出馬している候補者に“闘魂”を注入、聴衆を沸かせた。候補者と猪木氏は外交政策などを通じ親交を深め、「盟友関係にある」(希望関係者)という。

 「元気ですか!」-。猪木氏は午後3時すぎに応援演説をスタート。猪木氏が「戦後のプロレスが日本の国民に与えた影響は大きかった」と訴えると、聴衆が手を振って応えた。一方で「(現在は)夢がない、先がないみたいな時代になってしまっている」とも語った。

 北朝鮮の核・ミサイル開発問題の解決を目指し、独自のルートで訪朝を続けている猪木氏。解決策について「とにかく平和というのが目標だ」と持論を展開した。

 演説はもちろん、国民的フレーズ「イチ、ニ、サン、ダー!」で締めくくった。

4257コピペ脳:2017/10/16(月) 20:38:14
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101600978&g=pol
2区、広田と山本接戦=高知【衆院選情勢】
2017年10月16日18時38分

 1区は自民中谷が10選に向け盤石。公示後も日程の約半分は県外の応援演説に割くなど余裕を見せる。希望大石は支持拡大に懸命。共産は小選挙区での活動を通じ、比例代表での得票上積みを狙う。
 2区は無所属広田と自民山本の接戦。希望の公認を断った広田は、保守層から共産党まで幅広い支援を受ける。一方、山本は農林水産相時代の環太平洋連携協定(TPP)承認をめぐる失言が尾を引き、農業関係者の支持を固め切れていない。保守票や無党派層の取り込みに必死だ。

4258チバQ:2017/10/16(月) 20:38:34
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160025-n1.html
2017.10.16 09:13
【衆院選】
山梨1区 〝ドン〟輿石東氏、遊説同行に注目 「私の信条受け継ぐ人」と中島克仁氏支援
 22日に投開票される衆院選。山梨1区は組織戦の徹底を図る自民党前職、中谷真一氏(41)=公明推薦=と、「支援者全員の団結」を理由に無所属で臨んだ前職、中島克仁氏(50)が激戦を展開している。

 15日は同氏の遊説に輿石東前参院副議長が同行。いまだに山梨県教職員組合(山教組)などに大きな影響を持つとされるだけに、注目を集めた。

 輿石氏は甲府市飯田の県立大前で車を降り、「中島候補は退路を断った。ブレない。嘘をつかない。子供に夢を。お年寄りに安心を。26年間の私の政治信条を継ぐのはこの人」と聴衆に支持を求めた。

 中島氏は「民進党が合流した希望の党は社会保障政策や教育政策がはっきりしていない」と無所属を選んだ理由を説明。「対峙してきた安倍政治と徹底的に戦う」と訴えた。

 中谷氏も14日、昭和町で女性支援者の会を開催した。約350人が集まり、大田房江参院議員、北杜市の渡辺英子市長も応援に駆けつけた。

 中谷氏は「女性をしっかり受け入れる山梨を作りたい」と支援を訴えた。

 山梨1区にはこのほか共産党新人、宮内現氏(35)と幸福実現党新人、西脇愛氏(32)も立候補している。

4259チバQ:2017/10/16(月) 20:39:55
http://www.sankei.com/politics/news/171016/plt1710160055-n1.html
2017.10.16 19:46
【衆院選】
「比例は共産党へ」 急伸の立憲民主と票食い合い、SNS駆使で劣勢挽回図る
 共産党が衆院選でソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を駆使して「比例は共産党」の呼びかけを強めている。勢いを増す立憲民主党と比例代表の票を争う状況となり、公示前の21議席を維持するのは厳しい情勢となっているためだ。

 共産党の小池晃書記局長が15日、ツイッターで「比例代表は日本共産党に」と投稿したところ、16日午後時点で680件以上のリツイートがあった。一般ユーザーからは「比例は共産党か、社民党に入れる『戦略的投票』を訴えたい」などのコメントが寄せられている。

 共産党支持層とみられるツイッターの投稿の中には、躍進する立憲民主党の候補者が79人にとどまることから「比例票が余る可能性」を指摘する声も出ていて、共産党が比例票を獲得するための呼び水としている面もありそうだ。

 このほか、小池氏がプラカードを持って投票を呼びかける動画を作成したほか、共産党は検索や閲覧がしやすくなるハッシュタグ「#」を付けた「#比例は共産党」のキーワードでツイッターやフェイスブックで拡散させており、SNSを通じて劣勢を挽回したい考えだ。

 共産党は平成26年12月の前回の衆院選で、比例代表で606万票を得て20議席を獲得した。ところが、今回は民進党分裂のあおりを受けて誕生した立憲民主党の勢いが急伸。「反自民・反希望」の支持層が立憲民主党に流れつつあるとみられる。

 産経新聞社とFNNが14、15両日に実施した合同世論調査によると、比例代表の投票先について立憲民主党が14.6%だったのに対し、共産党は5.4%にとどまり、大きく水をあけられている。

4260コピペ脳:2017/10/16(月) 20:42:31
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101600974&g=pol
1区、原口と岩田小差=佐賀【衆院選情勢】
2017年10月16日18時38分

 1区は無所属原口を自民岩田が小差で追う。希望の公認を辞退した原口は、引き続き民進県連の支援を受け、候補を取り下げた共産票の上積みで議席維持を図る。組織固めを急ぐ岩田は、前回推薦を受けた農政協議会が自主投票に回ったことが懸念材料。2区は自民古川がわずかに先行。希望大串は農業関係者を中心に支持拡大を訴える。

4261チバQ:2017/10/16(月) 20:43:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000054-san-pol
衆院選 連合左派、立憲民主支援鮮明に 選挙後の主導権争い見据え
10/16(月) 7:55配信 産経新聞
 立憲民主党に対する日本労働組合総連合会(連合)旧総評系労組の支援が鮮明になっている。分裂した民進党最大の支持団体である連合は今回の衆院選で、左派の旧総評系の自治労が立憲民主党を、右派の旧同盟系のUAゼンセンが希望の党を支援する“股裂き”状態を余儀なくされた。その結果、希望の党は失速したものの立憲民主党が党勢を拡大しつつある。両派は選挙後の連合内の主導権争いを見据え、影響力を行使できる候補者支援をさらに活発化させる。

 立憲民主党の枝野幸男代表は14日、東京都内3カ所で街頭演説会を開催。連合関係者によると、吉祥寺、新宿、池袋のJR各駅付近ではそれぞれ、1200、2000、1800人ほどの大勢の聴衆が集まった。このため、連合内では15日、「安倍晋三首相の演説で集まる聴衆の規模だ。後押しする旧総評系労組の底力を見せつけられた」(幹部)と評価する声が出た。

 連合は民進党分裂に伴い、今回の衆院選では「無所属」「希望の党」「立憲民主党」候補を個々に評価して推薦を決定。旧総評系労組の多くは護憲色の強い立憲民主党を主体的に支援する構えで、選挙対策会議を水面下で開催するなど同党との連携を強めている。

 直近の報道各社の世論調査では同党は公示前の16議席から倍増する勢いだが、「40議席も視野に入った。選挙後、連合内で自治労の発言力が強まる」(産業別労組幹部)との見方が出ている。

 ただ、安全保障関連法を「違憲」とする共産党が、立憲民主党と競合する選挙区で候補者を取り下げている。選挙後に両党が結束を強めれば、共産党排除を基本とする連合がもろ手を挙げて支援することは困難で、両派間で軋轢(あつれき)が生じる可能性がある。

4262コピペ脳:2017/10/16(月) 20:47:24
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601018&g=pol
2区、鎌田と秋葉激戦=宮城【衆院選情勢】
2017年10月16日18時44分

 1区は自民土井が改選を迎える知事村井嘉浩と連携し、わずかに先行。立憲民主岡本が野党共闘態勢を組んで追う。希望伊藤は離された。2区は民進出身の無所属鎌田が自民秋葉をややリード。鎌田は県議時代の選挙区以外へ浸透を図る。自民は現職閣僚を応援に送り、てこ入れに懸命。3区は自民西村が他を寄せ付けない安定した戦い。4区も自民伊藤が優位を保つ。5区は民進出身の無所属安住が圧倒的知名度を誇り、自民勝沼を突き放す。6区は自民小野寺が盤石。

4263コピペ脳:2017/10/16(月) 20:52:08
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601015&g=pol
3区玄葉が独走=福島【衆院選情勢】
2017年10月16日18時44分

 1区は無所属金子と自民亀岡が激しく競り合う。希望への公認申請を見送った金子は、共産の支援も受ける。亀岡は金子の地盤である伊達市への浸透を図る。2区は元復興相の自民根本が保守層を固め、安定した戦い。
 3区は無所属で戦う玄葉が独走。4区は希望小熊と自民菅家が接戦を演じる。小熊は元衆院副議長渡部恒三を選対本部長に据え、民進県連の組織をフル活用した選挙戦を展開。菅家は市町村長の支持を取り付け、選挙区内をくまなく回る。5区は復興相の自民吉野が先行。

4264名無しさん:2017/10/16(月) 20:55:23
チバさんは、毎日新聞有料会員ですかね?

4265コピペ脳:2017/10/16(月) 20:55:35
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601010&g=pol
11区は小泉リード=埼玉【衆院選情勢】
2017年10月16日18時43分

 1区は自民村井と希望武正がしのぎを削る。2区は自民新藤が抜け出した。3区は自民黄川田が先行、立憲民主山川が追う。4区は自民穂坂が着々と保守層の支持を固め、希望吉田、維新青柳が懸命に追い上げる。秘書暴行報道で自民を離党した無所属豊田は伸び悩んでいる。
 5区は政権批判票を取り込む立憲代表の枝野に対し、自民牧原が組織票を固めて巻き返しを図る。希望高木は厳しい。6区は希望大島と自民中根が競り合う。7区は自民神山と希望小宮山が接戦。8区は自民柴山がリードし、希望小野塚が続く。9区は自民大塚が堅調。
 10区は7選を目指す自民山口に対し、希望坂本が挽回を狙う。自民系2人が無所属で争う11区は小泉が今野を突き放した。12区は自民野中と希望森田が伯仲。13区は自民土屋が優位。14区の自民三ツ林、15区の自民田中も安定した戦い。

4266チバQ:2017/10/16(月) 20:59:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000008-kobenext-soci
民進系地方議員に分裂余波 一筋縄でいかぬ衆院選候補支援
10/16(月) 16:00配信
 22日投開票の衆院選で、希望の党を軸にした野党の離合集散劇が、兵庫県内の小選挙区でも民進党系の地方議員に複雑な対応を強いている。本来の主張を封印して「憲法改正」や「原発ゼロ」を掲げる希望の候補を応援したり、会ったこともない“落下傘候補”の支援を求められたり。ここでの立ち振る舞いが自身の選挙に影響する事態も想定されるだけに、不安の声も漏れる。

 民進は衆院解散直前、小池百合子東京都知事が代表に就く希望への合流方針を決定。希望側が憲法改正や安保法制容認を移籍の条件としたことに反発した民進リベラル派は立憲民主党を立ち上げた。希望にも立民にも移らず、無所属での戦いを選んだ候補者もいる。

 兵庫3区(神戸市須磨、垂水区)は4選を目指す自民前職に希望、共産党、日本維新の会の新人が挑む構図。民進系の地元選出兵庫県議や神戸市議らは、希望候補を一枚岩で支える。

 ただ、悩みはある。「支持者に希望のポスター掲示を断られることがある。『今回だけ』と懇願している」というのは、改憲に反対する教職員組合出身の元市議。原発関連企業の労組出身市議は「投票依頼の電話作戦に協力してくれる組合員の中には、希望と名乗ることに抵抗感がある人もいる。党名は伏せてもいい、と伝えている」と明かす。

 それでも希望の候補を支援するのは「何としても二大政党制を実現するため」と市議の一人。街頭でも「政治に緊張感を取り戻す」などと繰り返し訴える。

 県内で唯一、希望と立民の候補が競合する兵庫6区(伊丹、宝塚、川西市)。民進の地元市議8人は立民から立った前伊丹市議の新人陣営にそろって加わり、小池代表の元秘書である希望新人とは距離を置く。

 8市議のうちの一人は「(党分裂に)今も戸惑いはある」としつつ「民進県連も、立憲民主の支援については問題ない-との見解。これまでの仲間を応援していく」と言い切る。

 また、かつて民主党政権で外相も務めた前職が自民から立った兵庫11区(姫路市)では、労組出身の姫路市議が「身動きが取れない」とこぼす。市議会での所属会派はこれまで、この前職を全面支援。一方、労組を束ねる連合兵庫は、大阪から国替えしてきた旧民主出身の希望元職の「支持」を決めたが、それまで会ったことさえなかった。

 「私の後援会や地元支援者の中には、長年の前職ファンも多い」と市議。「(希望の応援に)無理に動けば、自分の選挙にも影響しかねない」と複雑な表情を浮かべた。(三島大一郎、土井秀人、阪口真平)

4267チバQ:2017/10/16(月) 21:00:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000041-san-l15
【衆院選】選挙サンデー 激戦・新潟2区 3候補走る
10/16(月) 7:55配信 産経新聞
 衆院選は15日、選挙期間中では唯一の日曜を迎え、県内の6選挙区で立候補した前職9人と新人6人の15人は支持拡大に向け、街頭やミニの演説などに走り回った。中でも新潟2区は、前回選で勝った自民党の細田健一氏(53)と、102票の僅差で敗れ比例で復活した無所属の鷲尾英一郎氏(40)の前職2人の対決に共産党の新人、五十嵐健彦氏(37)も加わる激戦となっている。3候補の15日の動きを追った。

                   ◇

 ◆細田氏 市民の声、自公が形に

 細田氏はこの日、佐渡市の主要地区を回った。同市相川栄町のあいかわ開発総合センター前では約70人を前に演説し、島民向けに導入された佐渡汽船のジェットフォイルの割引運賃を、島外で暮らす島出身者らも対象にしたいとアピール。新規事業所で働く人の賃金を補助する制度を作ったとして「若者に戻ってきてもらい、島の活性化を図る」と人口減対策も公約した。

 前回選は大接戦だっただけに「全国的には自公の勢いが良いとされるが、新潟は全く違う」と危機感を前面に出し、支持を求めた。三浦基裕市長や県議、市議らも応援に駆け付けた。

 公示後、前回選で鷲尾氏の得票を3800票余り下回った燕市で、てこ入れを図ってきた。今後も同市を軸に据え「市民の声を形にできるのは自公政権だけ」との論陣を張る構えだ。16日も佐渡島を回り、両津、赤泊などで遊説する予定。

 ◆鷲尾氏 与党の議席を減らす

 鷲尾氏は15日は支援者らへのあいさつ回りなどに時間を充て、夜には燕市の米納津転作促進センターで個人演説会を開いた。「大きな与党の議席を少しでも減らさなければ政策を議論できない。皆さんのお役に立たせてほしい」と、集まった約70人に呼び掛けた。

 演説会に姿を見せた米山隆一知事は「地域をよく回り、地域の課題を把握できている。国会で活躍してほしい」と述べ、民進党出身の鷲尾氏を支援する立場を明確にした。

 同党の事実上の解党を受け、県連代表を務める鷲尾氏は比例では復活できない無所属での出馬を決断し、背水の陣を敷いた。野党勢からの支援に期待したものの、共産党が候補者を擁立したことで、思惑とは異なる厳しい戦いに直面している。40歳の若さを生かし、今後の選挙戦では自転車を使った遊説で元気の良さをアピールする構えだ。

 ◆五十嵐氏 原発政策で違い鮮明

 「みなさん、電気は足りているではありませんか!」。五十嵐氏は15日、柏崎市のショッピングモール前で演説し、集まった約80人に大声で訴えかけた。選挙区内にある東京電力柏崎刈羽原発(同市、刈羽村)をめぐり、他候補が突っ込んだ発言を避ける中で、争点を原発に絞り込むことで違いを鮮明にする戦略をとっている。

 15日は同市を中心に遊説した。廃炉を政策の柱とすることで原発に不安を持つ住民の支持を狙い、農業政策では兼業農家の支援を拡充する必要性を強調。さらに産業と雇用の創出を再生可能エネルギーの活用で実現するとアピールした。

 選挙戦は、昨年の参院選や知事選で成功した野党共闘に期待する人たちをターゲットに据えて展開。「非常に手応えが良く、良い意味で予想外だ。期待をひしひしと感じている」と党勢拡大に自信をみせる。

4268チバQ:2017/10/16(月) 21:00:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000010-san-l10
【衆院選】群馬1区情勢 自民、希望ドタバタ余波 直前まで調整、しこり残る
10/16(月) 7:55配信 産経新聞
 衆院選は15日、選挙サンデーを迎え、各候補者は街頭演説や遊説を行い、精力的に支持を訴えた。「保守3分裂」「民進党と希望の党の合流劇」で与野党双方が公示直前まで調整と準備に奔走した群馬1区は、選挙戦にもドタバタ劇の余波が微妙な影響を与えている。情勢を探った。(久保まりな)

                   ◇

 ■一枚岩になれるか

 「皆さまのさまざまな思いがあり、私は、ここに立たせていただいている」

 13日、前橋市内で行われた決起集会で自民党公認の尾身朝子氏は切り出し、「自民党」のたすきをかけている中曽根康隆氏を横目に集まった約250人に支持を訴えた。1区をくまなく回り、15日は康隆氏も同行して、前橋市内を中心に遊説や演説をこなした。

 公示直前まで保守3分裂の可能性を残した1区は、康隆氏が比例に回り、佐田玄一郎氏が公示前日に出馬を断念したことで候補者は何とか一本化された。公明党の推薦も得て盤石の態勢と思われたが、陣営幹部は「分裂騒動のしこりが残っている」と打ち明ける。

 自民系の県議や市議らが尾身氏支援に回ってはいるが、康隆、佐田両氏の支持者の中には「選挙区で誰の名前を書くか、ピンとこない」といった声があるのも事実だ。「それぞれの支持者が、すんなり尾身氏を支援してくれるわけではない」(同幹部)。康隆氏も公示直前に比例転出を決めたものの支援者に十分な説明ができないまま選挙戦に突入。「選挙区から出てほしかったとの声がまだたくさんある」と明かす。

 尾身氏は「選挙区は初めてで、地元を持つのも初めて」と新人同然の心境で組織固めに励む。序盤情勢で「自公優勢」との情報もあるが、支持基盤が一枚岩となれるのか。油断できない戦いを強いられている。

 ■「捨て身の覚悟で」

 希望の党の宮崎岳志氏のポスターは赤が基調だったが、緑が加わった。希望のイメージカラーだ。たすきの「民進党」の文字をシールで消し、「希望」に差し替えるドタバタもあった。ただ、選挙戦中盤にさしかかり腰を落ち着け「森友・加計学園問題の徹底追及が安倍総理を追い込んだ。群馬で安倍政権を倒せるのは私だけ」と主張している。

 解散直前の民進と希望の合流劇には、今も支援者から懸念の声が上がる。公示日の第一声に駆けつけた70代男性は「なぜ、希望に行ってしまったのか」と声を潜めた。宮崎氏本人も批判は承知している。14日の街頭演説では、駆けつけた前原誠司代表が隣りにいた。「これまでのやり方で安倍政権を倒せるのか。捨て身の覚悟でやっている」。合流をめぐり釈明を続ける前原代表とともに、政権奪還のためだった点を訴えた。

 宮崎氏は民主党政権を誕生させた平成21年の衆院選で、尾身氏の父で元財務相の幸次氏を破り初当選を果たしている。今回は世代をまたいだ注目の対決となるだけに、2世候補を批判、“たたき上げ候補”としての浸透も図っている。

 ■共産は雨の中訴え

 1区では、共産党の店橋世津子氏が主に憲法改悪反対や安保法制廃止を訴え、街頭演説をこなしている。15日は雨の中、スーパーなどで家族連れに向け、「共産党はぶれません」などと強調。保守王国・群馬から初の共産党国会議員誕生に挑んでいる。

4269チバQ:2017/10/16(月) 21:01:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000037-san-l09
【衆院選】選挙サンデー 栃木1区 4氏駆ける
10/16(月) 7:55配信 産経新聞
 日曜日の15日、衆院選の候補者は街頭演説や会合で支持を求めた。栃木1区では、自民前職の船田元氏(63)、希望元職の柏倉祐司氏(48)、共産新人の青木弘氏(56)が宇都宮二荒山神社前(宇都宮市馬場通り)に順々に姿を見せ、休日の買い物客らでにぎわう宇都宮市中心部でマイクを握った。一方、無所属新人の渡辺典喜氏(34)は市中心部から離れた住宅街での遊説に力を入れた。

 船田氏はこの日、個人演説会を数多くこなし、午後には二荒山神社前や東武宇都宮百貨店前で街頭に。大鳥居の向かいにある商業施設横の同神社下宮に支持者が集まり、自民党や公明党の県議らが応援演説。船田氏も雨の中、「今まで、地道にやってきた。これからもしっかり自公政権は手を組んで日本の将来のために全力を尽くす」と力を込めた。

 柏倉氏は支持者回りの合間に短い街頭演説を重ねた後、夕方に東武宇都宮百貨店前で街頭演説。オリオン通りを歩いて二荒山神社に向かい、選挙カーの上でマイクを握った。「緊張感を持って政策を競い合う2大政党制実現に向けた大事な選挙。クリーンでしがらみのない政治が必要だ」と訴えた。その後、JR宇都宮駅西口でも街頭に立った。

 青木氏は遊説しながら街頭演説を繰り返した。二荒山神社前では「国民の声を聞かない政権を倒すチャンス。宇都宮には自衛隊の駐屯地が2つある。(憲法9条改正で)自衛隊の青年が戦場に駆り出される。国政の私物化どころか命の私物化は絶対に許せない」と、安倍晋三首相への批判を強めた。大型商業施設前でも演説を重ねた。

 渡辺氏は午前中から宇都宮市北部、午後は上三川町を回り、数分程度の街頭演説を数多くこなした。市中心市街地に入らず、住宅街を重点にして遊説日程を組み、同市北部の商業施設前では「環境にかかわらず自分たちの選択肢を持てる社会を作り、希望を持てる社会に栃木1区から日本を変えていきたい」と述べ、若さをアピールした。

4270チバQ:2017/10/16(月) 21:02:37
>>4185
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000515-san-pol
公明党、比例議席死守へ 自民党にプレッシャー
10/15(日) 22:02配信 産経新聞
 衆院選(22日投開票)で、公明党が気をもんでいる。比例九州・沖縄ブロックでは現有4議席の維持を必達目標とするが、新旧野党が林立したため、厳しさが増す。公明党は街頭演説で希望の党や立憲民主党への批判を強める一方、友党・自民党に対して、協力を求めてプレッシャーをかける。(村上智博)

 「庶民の目線で政策を実現できる公明党が(与党に)いる安心感こそ、大事なんです。勝たせてください」

 公明党の山口那津男代表は13日夕、西鉄久留米駅前(福岡県久留米市)で、声を張り上げた。

 さらに、希望の党を「仮面をかぶっても中身は民進党出身者ばかり。首相候補が誰か答えられない政党に明日は託せない」と批判すれば、返す刀で立憲民主党を「東日本大震災の対応で、後手後手に回った旧民主党政権を思い出す」と切り捨てた。

 演説の場には、地元、福岡6区から立候補する自民党の前職、鳩山二郎氏(38)もいた。鳩山氏は昨年10月の補選で、保守分裂の激しい選挙を戦い、初当選した。それだけに「補選で公明党さんは自主投票だったが、95%以上は私に投票をいただいた。その恩は返す。4議席死守のため私も頑張ります」と呼びかけた。

 「恩は返す」。その言葉に、山口氏はうなずいた。

 ■こちらは不利

 公明党は前回の衆院選(平成26年)で、比例九州・沖縄ブロックで103万票を獲得し、初めて4議席目に届いた。今回、前職4人と新人2人を擁立した。

 今回の衆院選で、同ブロックの定数は1減る。「現職を落としては、党の一大事だ」(公明党幹部)と危機感を抱く。

 しかし、序盤の各種世論調査に、党関係者の表情はさえなかった。4議席目を失う可能性も伝えられたからだ。

 同党の広報担当幹部は「メディアで自公の結束ぶりばかりが報じられ、教育費の負担軽減など公明党色が薄まったのが原因だろう。自民党は圧勝ムードでも、こちらは不利だ」と分析した。

 比例代表は、選挙区に比べ“風”の影響を受けやすい。

 希望の党は失速気味だが、立憲民主党は支持を広げている。公明党福岡県本部のある幹部は「イメージばかりで勝負する新党に、有権者、特に女性層の期待感が高まっている。勢いを断ち切らないとだめだ」といらだちを隠せない。

 ■神経ピリピリ

 公明党は、支持母体の創価学会を中心に、小選挙区ごとに約2万票程度を持つとされる。この票とバーターで、自民党候補から比例の応援を取り付ける。

 福岡では公示直前、自民党県連の蔵内勇夫会長と、創価学会の山本武総九州長が面会し、現場レベルの支援を約束した。

 同県筑後市議でもある公明党の山下秀則筑後総支部幹事長は、福岡7区を駆け回る。

 自民党前職の藤丸敏氏(57)の地盤だ。藤丸氏の街頭演説や演説会に同席し、「比例票は公明党へ」と念を押す。

 山下氏は「公明党へ無理に票を回さなくてもいいやと緩んだり、(藤丸氏の陣営が)こちらに協力的でないなら、次の衆院選で応援はない。自民党側に、しっかりプレッシャーをかける」と話した。

 ただ、現場レベルは複雑だ。2年後の平成31年春には統一地方選がある。県議や市町村議にとって、公明党はライバルになる。公明党への支援に二の足を踏む地方議員は多い。さらに1、8区の自民党候補は、公明党の推薦を受けておらず、協力は成立しない。

 熊本県内でも、公明党は神経をとがらせる。

 自民党は前職を一人、比例単独候補に回した。そのため4区の前職、金子恭之氏(56)は「比例は自民」と訴える。

 さらに、1区の木原稔氏(48)は、公明党と距離を置いてきた。木原氏は今回、希望の党前職の松野頼久氏(57)との一騎打ちで、大接戦となっているが、公明党からの推薦は受けなかった。

 この状況で、公明票の一部は、松野氏に流れているようだ。創価学会関係者は「比例を公明に回してくれるなら、松野氏のような野党でもいい」と声を潜める。

4271チバQ:2017/10/16(月) 21:05:19
>>4264
いや無料の範囲でしか貼ってません
さすがに有料で見てるのをコピペしたら怒られそうなんで。
他紙も同様です。

4272名無しさん:2017/10/16(月) 21:10:32
>>4271
そうでしたか、いつもありがとう!あわよくば毎日新聞の各情勢調査掲載されてるのでチバさんに頼もうと思ってました

4273コピペ脳:2017/10/16(月) 21:13:52
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101600985&g=pol
3区、阿部と平沼横一線=岡山【衆院選情勢】
2017年10月16日18時39分

 1区は自民逢沢が優位に戦いを進める。立憲民主高井は共産、社民の全面支援を受け、追走に懸命。2区は自民山下が先行、希望津村が追い上げる。3区は無所属の阿部と平沼が横一線で競る。県看護連盟の支援を受け、無党派層への浸透も図る阿部に対し、平沼は父赳夫の強固な後援会組織をフル稼働させ票固めに躍起。
 4区は自民橋本が頭一つ抜け出し、希望柚木が追う。橋本はミニ集会を重ねて票の上積みを図り、柚木は連合のてこ入れを受け追い上げを図る。5区は自民加藤が安定している。

4274コピペ脳:2017/10/16(月) 21:16:06
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601022&g=pol
10区、稲津と神谷が激戦=北海道【衆院選情勢】
2017年10月16日18時45分

 1区は立憲民主道下と自民船橋が互角の戦い。2区は自民吉川が優位に立つ。3区は立憲荒井と自民高木が競り合う。過去2回の選挙では高木が勝ったが、共産の候補取り下げが荒井に追い風。4区は自民中村を立憲本多が激しく追う。
 5区では立憲池田と自民和田のつばぜり合いが続く。6区は立憲佐々木がリード。前回も佐々木に敗れた自民今津は、野党の候補者一本化もあり苦しい状況だ。
 7区は自民伊東が安定した戦い。8区は立憲に入党しながら無所属で出馬した逢坂が政権批判票を集めて抜け出した。9区は自民堀井がやや先行し、希望山岡が追走する。10区は公明稲津と立憲神谷がしのぎを削り、双方とも浮動票の取り込みに必死だ。
 11区も激戦。立憲石川が非自民票を取り込むのに対し、自民中川は支持固めに懸命だ。12区は3選を目指す自民武部が盤石。

4275チバQ:2017/10/16(月) 21:16:17
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20171016-0072.html
意外!?河野外相 応援演説引っ張りだこ “異端児”も毅然とした姿勢で評価UP
07:24スポニチアネックス

意外!?河野外相 応援演説引っ張りだこ “異端児”も毅然とした姿勢で評価UP
河野太郎外相は15日、中目黒駅前で自民党の松本文明氏の応援演説を行った
(スポニチアネックス)
 ◇衆院選22日投開票

 自民党内で意外な応援弁士の人気が急上昇している。8月に入閣したばかりの河野太郎外相(54)だ。

 15日は都内3カ所を回り、目黒区の中目黒駅前などで演説した。北朝鮮の核・ミサイル開発の危機を強調し「米艦船への洋上燃料補給を可能にしていなければ、給油のたびに横須賀港に戻り日本の防衛に穴があいていた」などと指摘。「安保法制を整えてきた自公連立政権に引き続き日本の安全を任せるか、野党に任せるかが問われる選挙」と訴えた。

 公示日の10日から6日間で20カ所以上を回り、15人以上の候補者を応援する人気ぶり。地元神奈川にはほとんど入れず、個人講演会はビデオメッセージを上映している。

 永田町関係者は、河野氏の人柄を「一言居士タイプで言いたいことを言い、以前は煙たがられていた。だが明確な主張があり、外相として毅然(きぜん)とした姿勢は頼もしく見える」と分析。流ちょうな英語を話すなど語学堪能でもある。党内では珍しい脱原発派。“異端児”で発言が危ぶまれた時期もあったが「意外と空気を読めて、ここから先は言っては駄目と分かる人」との声も上がっている。

 ただ、生来の気質は変わらず?言いたいことを言うあまり、候補者の応援が後回しになることも。ある前職議員の支援者は「いつになったら褒めてくれるかハラハラした。最後にきっちり褒めて、締めてくれて良かった」と苦笑い。別の陣営からは「駐車場を用意しますか?と申し出たら“電車で行きますよ”との返答があった」と、庶民派の一面もあるようだ。

 人気上昇の背景には、聴衆から激しいヤジにさらされている安倍晋三首相(63)の人気低下があるとの指摘も。河野氏の応援を受けたある陣営からは「安倍さんに来てもらって、会場が荒れても大変。河野さんの方がいいかもしれない」と首相の応援を拒否する声も上がった。

4276コピペ脳:2017/10/16(月) 21:17:58
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101600991&g=pol
1区、井上と大西横一線=大阪【衆院選情勢】
2017年10月16日18時40分

 維新が本拠地で自民と激戦を繰り広げる。1区は維新井上と自民大西が横一線。2区は自民左藤が抜けだし、維新椎木が追走する。4区も自民中山と維新美延のデッドヒート。7区は自民渡嘉敷を元大阪市長橋下徹の秘書だった維新奥下が激しく追い上げる。
 8区は自民大塚、維新木下が接戦。9区も自民原田と維新足立が競り合う。10区は立憲民主辻元に小差で自民大隈、維新松浪が続く。11区も三つどもえの戦いで、並走する自民佐藤と無所属平野を維新伊東が懸命に追う。
 12区は自民北川が先行。13区も自民宗清がリードを保つ。14区は維新谷畑と自民長尾が接戦を演じ、15区も維新浦野と自民竹本が伯仲。17区は維新馬場が優位に戦いを進める。18区は維新遠藤が自民神谷から逃げ切りを図る。19区は維新丸山を自民谷川が猛追。
 維新、自民が擁立を見送った4選挙区では、公明が議席確保に全力を挙げる。3区は佐藤が共産渡部を引き離す。5区は国重が安定した戦い。6区も伊佐が盤石。16区は北側が9選に向け着々と支持固めを図るのに対し、立憲森山は追い上げに懸命。

4277チバQ:2017/10/16(月) 21:18:02
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710160021.html
【衆院選】引退「亀井票」の行方は… 広島6区、強固な基盤に自民、共産、希望の3陣営も注目
09:14産経新聞

 衆院選の広島6区は、過去13選を果たし、前回も8万9700票余りを獲得して県内7選挙区で唯一、自民を破った無所属前職、亀井静香氏(80)が引退。「亀井党」とも呼ばれる強固な支持基盤を誇った“亀井票”の行方が注目されている。(服部幸一、児玉佳子)

支援は「限定的」

 6区の候補者は、3選を目指す自民前職の小島敏文氏(67)▽共産新人の寺田明充氏(66)▽自由を離党した希望公認の元職、佐藤公治氏(58)。特に亀井氏の引退を受けて小島氏と佐藤氏のつばぜり合いが際立っている。

 2回の当選がいずれも比例復活の小島氏にとっては選挙区での初勝利、衆院2期、参院1期を務めた佐藤氏にとっては国政復帰が、それぞれ負けられない理由の一つとなっている。

 その対決を彩っているのが、13期約40年務めて引退した亀井氏との関係だ。

 亀井氏は「郵政選挙」と呼ばれた平成17年の衆院選で、当時自民党の重鎮でありながら郵政民営化に反対し、離党したものの、元々の支持基盤は保守層。今回は公示直前に引退表明の会見を開いて、選挙戦にあたっては佐藤氏を「限定的」に支援すると述べた。

 佐藤氏は、小選挙区制に移行した8年の衆院選で新進から立候補したのが国会への初挑戦で、以来、自由→民主→国民の生活が第一→未来→生活→自由と、地盤を継いだ父親の故・守良氏を盟友としていた小沢一郎氏と同じ道を選んできた。亀井氏とは衆院選で4度対決した間柄だが、現職として臨んだ25年の参院選に落選して“浪人中”の前回衆院選で支援に回った。

初めて公明が推薦

 一方、小島氏も過去3度の衆院選で毎回、亀井氏に敗退。前々回と前回は比例復活したものの、圧勝した自民が県内で唯一負けた選挙区となった。

 今回も佐藤票に亀井票が加わる“脅威”は否定できないが、陣営は公明の推薦を初めて得られたことに加え、亀井氏が佐藤氏への支援を限定的としたことを活路ととらえる。

 「限定的」と述べた真意を亀井氏は、佐藤氏自身の政治姿勢は評価するが、公認を求める候補を排除した希望の手法を容認できないからだと説明。公示後も出陣式の出席にとどめ、街頭演説などには同行していない。さらに「後援会は自分の政治活動を応援する人たちが集まってくれた組織で、誰かに『投票してくれ』と頼むことはない」とも述べた。

反応さまざま

 しかし、これまで亀井氏が獲得してきた票の行方が6区の勝敗を左右するのは確実。「頼まれていない」有権者たちは、どんな判断を下すのか。

 「佐藤さんを支援していく」と言い切るのは、“本拠地”庄原市の亀井静香後援会幹部。亀井氏からの要請はないとしながらも、「前回衆院選でお世話になった“義”を後援会が連携してしっかり返していく」と意気込む。庄原市の街頭で取材に応じた男性会社員(57)も、亀井氏を支持してきたとした上で「後を継ぐのは佐藤さんだ」と明言。

 ただ、庄原市の飲食店勤務の男性(40)のように「昔から地元を支えてきてくれた亀井さんが引退して、興味が薄れてしまった」と投票に行かないことを示唆する声も。

 また、庄原市の薬局勤務の女性(44)は「安定をもたらしてきたのは自民党で、小島さんに投票したい」。同市の主婦(61)も「分裂やパッと出た政党に外交や安全保障を任せられない」と話すなど、反応はさまざまだ。

 一方、寺田氏は「希望の主張は自民と変わらない。安全保障法制に反対し、憲法9条を守るのは、6区では共産党だけ」と独自色をアピールする。

4278チバQ:2017/10/16(月) 21:20:46
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171016-134-OHT1T50102.html
危機感募らせる小池氏の右腕・若狭勝氏「訴えていくしかない」
18:11スポーツ報知

危機感募らせる小池氏の右腕・若狭勝氏「訴えていくしかない」
練馬区内で街頭演説する若狭勝氏 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 衆院選(22日投開票)の各社世論調査で、東京都知事の小池百合子代表(65)率いる希望の党からの立候補者たちの苦戦が予測されている中で、東京10区から出馬した小池氏の右腕、若狭勝氏(60)も危機感を募らせている。

 若狭氏は16日、雨降りしきる練馬区で街宣。きたまち商店街ではスーパー「ユータカラヤ」前で演説し「非常に苦戦が伝えられています。まだ国会で仕事をさせてください。切に切にお願いします!」と劣勢を隠さずに支持を訴えた。握手に応じる主婦が4人いたが、小池氏が横にいる時のような熱気はなかった。

 この日は練馬区の田柄、北町などの住宅街を街宣車で周り、スーパー前では買い物客に向けて自民党が進めている消費増税を批判。「国会議員を削減し、身を切る改革をするのが増税よりも先だ。自公の300議席超が予想されていますが、自民党に大勝させないよう、どうか正しい選択をして頂きたいと思います」と訴えた。

 東京10区もほとんどの世論調査が、若狭氏よりも現状では対抗馬の自民党前職・鈴木隼人氏(40)=前職=がリードしていると分析。だが、秘策があるわけではない。若狭氏は「マスコミではアゲインスト(逆風)とか言われているけど、こちらは粛々とやるだけ」と淡々。雨の中で傘を差さずに練り歩き、スーツはビショビショに濡れていた。「雨にも負けず、風にも負けず。安倍政権にストップをかけるためにはさらに訴えていくしかない」と話した。

 東京10区からは若狭氏、鈴木隼人氏のほかに、立憲民主党新人・鈴木庸介氏(41)、共産党新人・岸良信氏(62)、諸派新人・吉井利光氏(35)、無所属新人・小山徹氏(42)も立候補している。

4279チバQ:2017/10/16(月) 21:21:09
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1710150002.html
安倍首相遊説でバトル勃発“妨害VS支持者” かつての保守王国、新潟密着ルポ
17:15夕刊フジ

安倍首相遊説でバトル勃発“妨害VS支持者” かつての保守王国、新潟密着ルポ
長岡市内では抗議する団体も(一部画像処理しています)
(夕刊フジ)
 衆院選で各地で街頭演説する安倍晋三首相(自民党総裁)について回るのが「反アベキャンペーン」だ。かつての「保守王国」新潟でも妨害まがいの行為が見受けられたが、支援者側が「反撃」するなど様相が変わっている。

 7月の東京都議選で、組織的な「帰れ」コールを受けた首相が、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と発言したことが批判的に報じられた。

 衆院選公示前もSNSで遊説情報が拡散され、自民党が直前に場所を変更する騒ぎとなったが、現在は党のウェブサイトで日程を公表している。

 12日に安倍首相が新潟市内で自民党候補の応援に入ると、商店街のアーケードは通り抜けできないほどの人で埋まった。

 首相は「今や新潟には(アイドルグループの)NGT48もある」とユーモアを交えながら、拉致問題の解決を訴えたが、演説の最中、眼鏡をかけたひげ面の中年男性が「アベ政治を許さない」とプラカードを掲げた。それを止めようとする女性ともみ合いになり、男性は「暴力じゃないか! 暴力だ!」と叫ぶ。

 聴衆が将棋倒し寸前となった末、男性はその場を立ち去ったが、路地を曲がると思いきや急にUターンするなど、後ろをチラチラ見ながら大通りに姿を消した。

 「72年間、憲法9条が平和を守ってきたんです!」とヤジを飛ばす女性も。「新潟に原発は…」と叫ぶ女性に、聴衆の男性が「選挙妨害するな!」と抗議の声を上げると拍手が巻き起こった。

 「おい、テレ朝 選挙妨害は犯罪なんだよ!」「おい、TBS 偏向報道は犯罪なんだよ!」と書かれたプラカードを掲げる人もいた。

 同日夕の長岡市内の遊説では、聴衆の背後に森友・加計学園問題を糾弾する新聞を掲げた女性らが15人ほど並んだ。「お前が国難」と記されたプラカードを手にした女性の姿も。特定の団体関係者だったようだ。

 首相演説の終了時刻は予定より10分ほど延び、その後に演説を予定していた無所属候補の陣営は「待たされました」とマイクで恨み節を漏らしていた。(選挙取材班)

4280チバQ:2017/10/16(月) 21:21:56
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171016_04.html
<衆院選山形>1区遠藤氏、新幹線「フル規格のトンネル整備を」他陣営「夢物語」とけん制


山形新幹線の高速化を訴える自民党前議員の選挙カー=山形市
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 衆院選山形1区で、自民前議員の遠藤利明候補(67)が山形新幹線の高速化を重点公約に据え、選挙戦を展開している。福島-米沢間にフル規格新幹線向けのトンネルを掘り、東京-山形間の所要時間1時間台を実現させようと訴える。だが、JR東日本によると、トンネルを建設するかどうかは未定。8選を目指すベテランが熱く訴える看板政策の実現性に、今後注目が集まりそうだ。
 新幹線高速化の公約は、遠藤氏が福島-米沢間で同社による防災対策調査が行われている機会を捉えて提唱。現在のミニ新幹線の規格でトンネルが完成した場合、「将来、フル規格のトンネルを掘るかと言ったら誰も掘らない。未来永劫(えいごう)と言うくらい、1時間台は実現できなくなる」と訴えている。
 遠藤氏によると、数年前から同社と協議を重ね、深沢祐二副社長からフル規格でのトンネル建設について「工事的には可能」との説明を受けた。トンネル整備費は3000億円程度と見込まれるという。
 山あいを走る福島-米沢間は、雨や雪などの影響で年間約200回の運休や遅延が発生する。
 JR東日本山形支店によると、防災対策調査は主に自然災害の影響の軽減策を広く検討するのが目的。トンネルを建設するかどうかは、現段階では決まっていないという。
 フル規格のトンネルを整備するためには、国が基本計画路線に位置付ける奥羽新幹線(福島-秋田間)を整備計画路線に格上げする必要もある。
 一方、山形新幹線の開業に携わり、過去20年間にわたって遠藤氏と議席を奪い合った鹿野道彦元農林相(75)は11日、山形市であった希望の党新人の荒井寛候補(44)の個人演説会で、遠藤氏の主張に言及。「どこにそんな大金があるのか。国も県も山形市もない。言ったことを守るのが政治家の使命。夢だけを語るのは良くない」とけん制した。
 「政治家として、何としてもこの仕事はやり遂げたい」と語る遠藤氏。選挙戦最終盤まで熱意をアピールする方針だ。


2017年10月16日月曜日

4281チバQ:2017/10/16(月) 21:22:32
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1189/20171016_12.html
<衆院選岩手>比例代表 各党「お家の事情」で迷走 有権者「どこに投票すれば…」


比例代表での支持を訴える政党関係者=14日、奥州市
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 岩手で衆院選比例代表東北ブロック(定数13)の戦いが、複雑なことになっている。比例代表は小選挙区候補と連動するのが常道だが、今回ほとんどの政党が「お家の事情」を抱えてセオリーを逸脱。浸透できているのか手応えをつかめないまま、戦いは後半戦に入る。
 自民党前議員で3選を目指す橋本英教氏(50)は今回、小選挙区(旧岩手3区)から比例東北に転出。名簿は25位に登載された。地元岩手を拠点に支持拡大を図るとみられていたが、その姿を見た人はいない。
 自民は東北の小選挙区に擁立した23人全員を比例2位の重複候補とした。「自分が議席を得るためにも接戦区で頑張ってほしい」と橋本氏。支持団体との橋渡しを買って出ているという。
 公示直後は「応援を頼まれて沖縄などに行かざるを得なかった」(橋本氏)。それでも20日に陸前高田市である選挙区候補の演説会には駆け付けるという。
 希望の党に合流した民進党。県連代表で引退を表明した前議員黄川田徹氏は当初、「一関市の事務所は希望の比例事務所にする」と説明していた。東京から秘書も呼び寄せて党勢拡大を図る予定だった。
 だが、序盤情勢で希望が2区に擁立した元議員の劣勢が伝えられると事情は一変した。3区の一関事務所も2区のてこ入れに回った。一関事務所は「もう比例どころではない」と話す。
 共産党は1区で独自候補擁立、2区で自主投票、3区で自主的支援と三者三様の選挙対応。3区では無所属前議員の演説に駆け付ける。しかし、過去に何度も対戦してきた人物との「選挙区・比例」連携プレーに支持者の思いは複雑だ。
 この無所属前議員の選挙カーは「比例は自民、公明以外に」と連呼する。やはり支持者は「どこに投票すればいいのか分かりにくい」と首をかしげた。
 戦後初めて選挙区で候補擁立を見送った社民党は、比例票獲得を目指して地方議員が街頭演説に立つ。同じく選挙区候補のいない立憲民主党も政党の選挙カーが走る。
 比例の戦いにたけた公明党だけは、推薦した自民の選挙区候補と連携し、いつも通りの選挙戦を展開する。


2017年10月16日月曜日

4282コピペ脳:2017/10/16(月) 21:22:42
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601006&g=pol
10区、鈴木隼と若狭が接戦=東京【衆院選情勢】
2017年10月16日18時42分

 1区は自民山田と返り咲きを狙う立憲民主海江田が互角の戦い。2区は自民辻と立憲松尾が激しく競り合い、希望鳩山が亡父邦夫のかつての地盤を生かして追う。3区はやや先行する自民石原を希望松原が必死に追い上げる。4区は自民平が抜け出た。
 5区は自民若宮を、共産と共闘する立憲手塚が猛追。国替えした希望福田は知名度不足で苦戦している。6区は自民越智が立憲落合との差を広げる。7区は立憲長妻と自民松本が横一線で並ぶ。
 8区はリードする自民石原を、立憲吉田と希望木内が懸命に追い掛ける。自民の9区菅原、11区下村は支持層を手堅くまとめ盤石。10区は、自民鈴木隼と東京都知事小池百合子の地盤を引き継いだ希望若狭のデッドヒートに、立憲鈴木庸が絡む。
 12区は都議選に伴う自公協力のきしみを感じさせず、公明太田が安定。共産池内は政権批判票の掘り起こしで巻き返しを図る。13区は自民鴨下、17区は自民平沢が独走。14区は先行する自民松島を希望矢作が追う。15区は自民秋元と希望柿沢が接戦を展開する。
 16区は自民大西が先行。立憲初鹿が続き、出遅れた希望田村は無党派層の取り込みに懸命。18区は5度目の激突となる自民土屋、立憲菅が競り合う。19区は自民松本に立憲末松が肉薄。20区は自民木原が優勢。21区は希望長島と自民小田原が伯仲。23区は自民小倉を希望伊藤が僅差で追う。3野党が競合した22、24、25区は自民が他候補を引き離し堅調。

4283チバQ:2017/10/16(月) 21:23:50
愛知
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017101602000222.html
トヨタ票、岩盤に異変 労組出身者7連勝の11区
2017年10月16日 紙面から
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 民進党の希望の党への合流により、「民進の牙城」だった愛知11区に異変が生じている。公示直前に希望に移ったトヨタ労組出身の前職古本伸一郎さんに、自民前職の八木哲也さん、共産新人の本多信弘さんの二人が挑む構図。古本さんは日本一とも称される組織力で、民主党時代から連戦連勝中だが、陣営は突然の看板変更に戸惑う。その隙を突く二人が「トヨタ票」の切り崩しを図る。
 トヨタ自動車の工場や社宅が集まる愛知県豊田市南部にある市上郷(かみごう)支所。夕方、仕事を終えた若い男性たちが続々と期日前投票に訪れる。「棄権しないよう職場で声を掛け合っている」とトヨタ系企業勤務の男性(26)。そのためか愛知11区の期日前投票率は全国的にも高く、近年は25%前後に達する。
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 一九九六年に小選挙区を中心とする今の選挙制度になって以来、労組出身の候補者が七連勝中。系列組合員や家族を含めた「基礎票」は十万以上とされる。その票を確実に固め周囲に波及させる戦法だが、今回はわずかな狂いが生じている。
 「希望への風当たりが予想以上に強い」。六選を目指す古本さんを支える陣営幹部の表情は渋い。トヨタ系労組は東海地方で他にも候補者を支えており、比例票のない無所属出馬を選択しにくい事情があった。しかし、希望へ移ったことに対し、組合員の現役、OBから「なぜか」と説明を求める声が多い。幹部は「希望の政策がまだよく分からず、不安があるようだ」。そこで希望の党名を前面に出さず、個人の実績をアピールする戦略を取る。
 一方、八木陣営は、組合員の家族へ攻勢をかける。地域の女性たちを集めたミニ集会での口説き文句は「旦那さんは職場で古本さんに投票するだろうから、ご家族は自民へ」。さらに八年ぶりに公明の推薦も得て、組合員にも一定数いる公明支持者の取り込みも図る。
 「金融緩和により、円安で輸出が黒字になった。就職難の時代も終わった」。十四日は安倍政権の経済政策、アベノミクスを支える麻生太郎財務相が豊田市に入った。「民主党政権で給料上がらなかったでしょ。トヨタもそうだった」と古本陣営をけん制する。
 本多さんを擁立した共産は希望、自民とも改憲や安保法制に前向きな点を突く。消費税増税にも反対を唱え、大企業や富裕層への負担増を主張。陣営幹部は「リベラルの声を結集できる受け皿は、11区で共産しかない」と訴える。
 (衆院選取材班)

4284チバQ:2017/10/16(月) 21:25:01
>>3738
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/mie/CK2017101602000215.html
1区ルポ 前職同士で地盤切り崩し
2017年10月16日 紙面から
写真
 衆院選は22日の投開票日まで1週間を切り、選挙区割りが変わった県内では各選挙区の戦いが激しさを増している。津市と松阪市となった1区は、前職同士の一騎打ち。前津市長の無所属松田直久さんは比例復活がない背水の陣で支持を訴えるが、松阪での国政選挙は初めて。元厚生労働相の自民田村憲久さんも津市中心部が初挑戦で、互いに相手の地盤の切り崩しに火花を散らす。
 「全国で他に無所属で出たのは強い人ばかり。多分僕が無所属の最下位やと思う」。二期目を目指す松田さんは十四日、津市での演説会で自虐的なユーモアを交え窮状を訴えた。報道各社の序盤情勢調査結果で劣勢が伝えられていた。
 民進党分裂後、「自分に正直になろう」と安保法制賛成の希望の党入りを断った。比例復活はなくなり熾烈(しれつ)な一騎打ちに勝つしか道はない。「皆さんのお力を貸していただかないと、当選できない」。一票の重みをかみしめるように、少ししゃがれた声で訴えた。
 一貫して掲げるのは「打倒!!一強政治」だ。森友・加計学園をめぐる安倍晋三首相の対応を「お友達政治」と批判し、安保法の強行採決にも異を唱える。松田さんを支える民進系の県議も演説会で「皆さんが『安倍がNOやったら松田やで』と言ってくだされば、勝てる」と声をからした。
 民進の支持母体の連合三重や民進系県議・市議の支援で、松田さんは日中は街頭活動、夜は演説会を重ねる。特に松阪市では「まずは知ってもらわないといけない」と、知名度向上を急ぐ。
 活動を後押しするのが市民団体「市民連合みえ」だ。共産、社民との野党連携を橋渡ししただけでなく、呼び掛け人の岡歩美さんはほぼ毎日、松田さんの遊説や演説会でマイクを握る。「自民党の一強政治も、民進と希望のごたごたも市民からしたら訳が分からない。だからこそ、松田さんのように芯を持った政治家が必要だ」
 一方、当選七回の田村さんも「大変厳しい戦いです」と繰り返し、松阪市内の演説会で引き締めを図る。
 序盤情勢調査の報道を「全国で与党や希望の党などの三つどもえになった結果」と指摘。無所属の松田さんを意識し「(1区に)希望はいません。投票行かなくていいと思わないで」と投票所へ足を運ぶよう求めた。
 支持層を反映するように農業従事者や建設業の関係者などが詰め掛ける演説会。田村さんは政策面を前面に出す。アベノミクスの成果を株価や雇用率の数字に照らし合わせて示し、得意の社会保障では在宅医療充実を図ることを「八期目の課題」とした。
 松阪市の出陣式では新4区に変わった多気郡三町の各首長も出席。竹上真人松阪市長は「市長としてでなく、長年の友人」として演説会に駆けつける。八年前の衆院選で田村さんの陣営代表を務めた竹上市長。二年前の市長選初当選時は「二人で抱き合い、泣いた間柄」と振り返り「どなたの応援も行きませんが田村憲久だけは行きます。どうしてもこの人物に躍進していただきたい」。首長らの支援も得ている。
 一方、新たな選挙区の津市の中心部など北側では公示後も後援会ができておらず、「支持をお願いする先が少ない」状況が続く。田村さんは「津で働く松阪市民、松阪で働く津市民は多い」と考えており、松阪の集会では応援弁士とともに繰り返し「津に知り合いがいればお声がけを」と協力を訴えている。
 (吉川翔大、作山哲平)

4285チバQ:2017/10/16(月) 21:26:20
長崎
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_nagasaki/article/366095/
公示後初の週末 選挙区ルポ
2017年10月16日 06時00分
佐世保市の中心商店街で買い物客に支持を訴える4区の候補者
佐世保市の中心商店街で買い物客に支持を訴える4区の候補者
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 4区 改憲、安保かすむ争点 佐世保の商店街で競う

 15日、4区の大票田である佐世保市の中心商店街に3人の候補者が相次いで姿を見せた。

 雨が降り続く午後1時、日曜でにぎわうアーケード街にまず駆け付けたのは自民前職北村誠吾。スーツ姿の足元は赤いスニーカーだ。自民や公明の県議らを引き連れ、商店主が出迎える店先をジグザグに動きながら支持を訴えた。

 「当選6回、17年間にわたり衆院議員を務めさせていただいています」。途中マイクを握った北村は与党としての実績を強調した。選挙事務所は天井にまで国会議員や企業の推薦状が貼られ、公示後の集会には周辺首長が並んだ。男性商店主(72)は「地方にとって、政権与党とのつながりは魅力」と解説してみせた。

 続いてやってきたのは共産新人石川悟。当初、想定していた野党共闘は崩れ、「護憲派の願いを託してほしい」と声を張り上げた。陣営は「安倍政治NO」「『核兵器禁止条約』日本こそ参加を」などのプラカードを用意。石川は「市民との共闘は佐世保でも力強く進んでいる」と信じる。

 午後2時半、希望元職宮島大典は赤いジャンパー姿で練り歩いた。5年ぶりの国政復帰を目指し、買い物客と積極的に握手。支持者から「今度こそ国政へ行ってね」との声が掛かる。民進から希望に移った宮島だが、陣営は失速気味の新党効果に落胆。宮島は「期待感がしぼんでいる向きはある。(党より)個人を訴えていきたい」と前を向く。

 陣営が狙うのは無党派層。若い世代を念頭に市内の高校前での街頭演説や、会員制交流サイト(SNS)を通じた活動に力を入れる。握手に応じた会社員男性(23)は「30、40代を含めて周りに支持する人は増えている」との印象を口にした。約1キロの道のりは三者三様の戦いを映し出す。

 佐世保は、海上自衛隊の地方総監部や陸上自衛隊駐屯地を抱えるが、この日のアーケード街で、自民、希望の候補が改憲を巡る自衛隊の9条明記や安全保障法制に言及することはなかった。争点はかすみがちで、候補者を素通りする市民も少なくなかった。

 「みんなクールだね。もっと政治を身近に感じてほしい」。ある候補者はぼやいた。 =敬称略

 3区 離島街宣組織力の差 野党3分裂に戸惑いも

 15日午後2時、五島市玉之浦町の漁協。雨の中、自民前職谷川弥一は約150人の支持者を前に、自身が成立に尽力した国境離島新法の意義を強調した。「決めたことはやる。成立は簡単ではなかったが、その思いが新法につながった」

 午前中は海上タクシーで周辺の小島も回った谷川。選挙戦前半は壱岐、対馬などの離島を分刻みで巡った。それを可能にしているのが、選挙区の隅々まで張り巡らせた後援会組織だ。陣営幹部は「圧倒的勝利を飾りたい」と息巻く。

 この日、希望新人末次精一は党代表小池百合子のポスターを貼った軽乗用車で対馬を回り、街頭遊説。陣営には、推薦を得た連合長崎や谷川と過去に3区の議席を争った元農相山田正彦の支援者も加わる。

 前回戦った4区から3区に移り、自由党公認の野党統一候補として谷川との一騎打ちを思い描いていた末次。だが衆院解散後にめまぐるしく動いた野党再編で戦略変更を余儀なくされ、“荒波”の中、離島を含む広い選挙区を駆ける。

 共産新人石丸完治は「安倍政権打倒」を訴える一方で、希望にも「保守の補完勢力」と批判の矛先を向ける。公示直前には維新新人口石竜三も参戦し、九州の選挙区では唯一、希望と維新が競合して議席を争う。

 野党が3分裂した中、報道各社の情勢調査結果は自民優位を伝える3区。大村市の商店街を訪れた福祉施設職員の男性(33)は「子育て分野にもっと予算を配分してほしいと思うが、どの党に投票すれば今の政策が変わるのかよく分からない」と戸惑い気味に話した。 =敬称略

=2017/10/16付 西日本新聞朝刊=

4286コピペ脳:2017/10/16(月) 21:26:43
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017101601015&g=pol
3区玄葉が独走=福島【衆院選情勢】
2017年10月16日18時44分

 1区は無所属金子と自民亀岡が激しく競り合う。希望への公認申請を見送った金子は、共産の支援も受ける。亀岡は金子の地盤である伊達市への浸透を図る。2区は元復興相の自民根本が保守層を固め、安定した戦い。
 3区は無所属で戦う玄葉が独走。4区は希望小熊と自民菅家が接戦を演じる。小熊は元衆院副議長渡部恒三を選対本部長に据え、民進県連の組織をフル活用した選挙戦を展開。菅家は市町村長の支持を取り付け、選挙区内をくまなく回る。5区は復興相の自民吉野が先行。

4287チバQ:2017/10/16(月) 21:26:50
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_news/article/366090/
注目区を行く・沖縄3区 ヘリ事故自民逆風
2017年10月16日 06時00分

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 15日午後、気温30度を超えた沖縄県本部町の闘牛場。自民前職比嘉奈津美は大勢の見物客に握手を求めて回り「よろしくお願いします」と笑顔を振りまいた。

 公示翌日の11日。選挙区内の東村の民間地に米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属の大型輸送ヘリコプターが不時着、炎上した。県内で再び噴出した政府、自民党への怒り。比嘉は12日の総決起大会で「非常に厳しい風が吹いている」と危機感をあらわにした。

 前回、県内4小選挙区は普天間飛行場の名護市辺野古移設を容認する自民候補が全員敗北。比嘉ら4人は比例九州で復活当選した。自民は今回、経済振興策を前面に打ち出す戦いを展開。そこに発生した米軍機事故。県民の怒りが向けられ、いや応なく基地問題に向き合わざるを得なくなった。

 移設先となる名護市辺野古も3区内だ。闘牛場で記者が基地問題について問うと、笑顔だった比嘉の表情が厳しくなった。「基地を受け入れたくて受け入れているわけではない。県民の声をしっかり国に伝えていきたい」

 県連内には、政府への不満もくすぶる。本土の応援演説に駆け回る首相安倍晋三(党総裁)は、北朝鮮に対応する日米同盟の強化は訴えるが、ヘリ事故や基地問題には触れない。

 「事故対応で政府は米国に強く物が言えず、基地負担も直視しない。沖縄の自民党は、その矛盾を全て背負わされている」。比嘉の陣営関係者は唇をかんだ。

 無所属前職玉城デニーは15日夕、うるま市の交差点で「安倍政権に対して、ウチナーンチュ(沖縄の人)の正義を示そう」と呼び掛けた。「ヘリの墜落やオスプレイの事故が繰り返し起こり、沖縄が犠牲になっている。これは国から押しつけられた国難だ」。隣に立った知事翁長雄志(おながたけし)が訴えると、集まった約100人から拍手が起きた。

 自由党籍を持つ玉城は、希望の党への合流を拒否した。衆院が解散した9月28日、国会内で自由党代表の小沢一郎に「(辺野古移設を)推進する立場の希望と合流することはあり得ない」と伝え、比例復活がない無所属での出馬を決意した。

 県内は、移設計画を容認する自民候補と、移設反対の翁長を支える「オール沖縄」勢力がぶつかる構図。玉城陣営の関係者は「4選挙区のうち一つでも議席を失えば、政府は『移設反対の民意は崩れた』と必ず言ってくる。全勝が至上命令だ」と力を込める。

 幸福実現党新人金城竜郎も立候補している。

 =敬称略

=2017/10/16付 西日本新聞朝刊=


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