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欧州情勢・西洋事情

1とはずがたり:2014/05/26(月) 18:46:47
平沼騏一郎や福沢諭吉に限らず西洋・欧州・EUその他あの辺綜合スレである。

前スレhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/l50より欧洲ネタを独立。

歴史ネタは西洋史スレhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1165050511/l50

3981チバQ:2021/12/09(木) 11:39:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc8a584d8e1d7682897c2115a678373f74dd1dea
仏大統領選、右派ペクレス氏の支持急上昇 世論調査
12/9(木) 2:49配信

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AFP=時事
2022年フランス大統領選の共和党候補に選出されたバレリー・ペクレス氏(中央、2021年12月4日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】来年のフランス大統領選に向けて、右派の共和党の候補に選出されたバレリー・ペクレス(Valerie Pecresse)氏(54)の支持率が急上昇したことが、7日に公表された二つの世論調査の結果で明らかになった。うち一つでは、現職のエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領(43)が敗北する可能性が初めて示された。

【写真】2022年仏大統領選の共和党候補、ペクレス氏

 フランス初の女性大統領を目指し、4回のテレビ討論会で強い存在感を見せていたペクレス氏は4日、党員投票で共和党の大統領候補に選出された。

 調査会社エラブ(Elabe)が7日夜に公表した世論調査結果では、来年4月の第1回投票でマクロン氏に投票すると答えた人は23%、ペクレス氏は20%で、マクロン氏が優勢だった一方、マクロン氏とペクレス氏が決選投票に進んだ場合は48%対52%となり、ペクレス氏が勝利する可能性が示された。

 選挙戦が本格化して以降、マクロン氏の敗北を示唆する世論調査結果が出たのは初めて。以前はマクロン氏の最大のライバルと目されていた極右のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)氏にとっても、ペクレス氏が脅威になることが示された。

 極右勢力では、9月に政界の表舞台へ躍り出た政治評論家で作家のエリック・ゼムール(Eric Zemmour)氏が一部の世論調査でルペン氏をしのぐ勢いを示していたが、最近の世論調査では失速している。

 マクロン大統領は、まだ正式な出馬表明はしていないが、再選に向けて立候補するとみられている。

 ペクレス氏は現在、首都パリを含むイルドフランス(Ile-de-France)地域圏の知事を務めている。過去には自身をドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)前首相と英国のマーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher)元首相を組み合わせたような人物だと表現したことがある。【翻訳編集】 AFPBB News

3982チバQ:2021/12/13(月) 11:41:18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021121200309&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
仏からの独立、三たび否決 住民投票で反対圧倒多数―ニューカレドニア
2021年12月12日23時04分


12日、仏領ニューカレドニアの住民投票を受け、エリゼ宮(大統領府)からテレビ演説するマクロン大統領(AFP時事)

 【パリ時事】南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニアで12日、独立の是非を問う3回目の住民投票が実施された。地元選管の発表によると、独立反対が96%を超え、過去2回と同様に否決された。先住民を中心とした独立派がボイコットを決めたためで、投票率は過去最低の約44%だった。
「独立」なぜ求めるスコットランド 英政府は国家分裂懸念

 ニューカレドニアは1853年にフランスが併合。1998年に仏政府と結んだヌメア協定が定めた投票は、今回が最後だった。同協定は3回目の投票も否決なら「政治関係者が状況検討のため協議する」と規定しており、今後も独立の権利は存続する。仏メディアによれば独立派は投票結果を認めず、その後の体制協議にも参加しない意向を事前に表明しており、混乱が予想される。
 ニューカレドニアはインド太平洋地域におけるフランスの重要な戦略ポイントだ。仏政府は同地域で存在感を強める中国を警戒。ニューカレドニアの豊富なニッケル資源を狙う中国が独立派を支援しているとの見方もあり、独立を阻止したい思惑があった。
 マクロン仏大統領は結果判明後にテレビ演説し、「ニューカレドニアがフランスに残ると決めたことを誇りに思う」と述べた。一方で、ボイコットを念頭に「大きな分裂」があったと指摘。「全ての人の尊厳を認めて尊重しつつ、共通の計画を打ち立てなければならない」と団結を呼び掛けた。

3983チバQ:2021/12/13(月) 15:30:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/9294d97ddec4ec0e6651396f7106b427f3b6708d
「オミクロン株の高波が来ている」と英首相 ブースター接種前倒しへ
12/13(月) 13:30配信

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朝日新聞デジタル
ロンドンで2021年12月12日、ワクチン接種計画についての動画声明の収録に臨むジョンソン英首相=AP

 英国のジョンソン首相は12日夜に発表した動画声明で、「(新型コロナウイルスの変異株)オミクロン株の高波が来ている。誰もが疑うべきではない」と訴え、ワクチン接種で免疫を高める3回目のブースター接種を早期に受けるよう呼びかけた。

【写真】ロンドンで2021年12月12日、ワクチン接種計画についての動画声明の収録に臨むジョンソン英首相=AP

 ジョンソン氏は「私たちはオミクロン株との戦いで緊急事態に直面している。ワクチン防御の壁を強化しなければならない」と強調。ブースター接種の機会をイングランドの成人の全対象者に「新年まで」に提供する、とも発表した。先月末に「来年1月末まで」と目標を掲げたばかり。感染の急速な拡大を受け、1カ月ほど前倒しした。

 国内で確認されたオミクロン株の感染者は同日、前日より1239人増え、3137人に達した。政府には「実際の感染者は確認件数の約20倍」(ジャビド保健相)との見方がある。

 英保健安全局の研究ではブースター接種でオミクロン株への感染や発症を防ぐ効果が7割以上になる、との結果が出ている。デルタ株感染の場合と比べたところ、英アストラゼネカ製や米ファイザー製ワクチンの2回接種だと、オミクロン株に対して極めて低いレベルの効果しかなかったが、いずれも3回目の接種をした場合、効果は70〜75%に上昇したという。

 英国での新型コロナ全体の1日の感染は4万〜5万人台で上昇傾向にある。(ロンドン=金成隆一)

朝日新聞社

3984チバQ:2021/12/14(火) 10:12:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/e47e5897e74d08376c864cbe14eb971a558e5690
選挙から9カ月、連立合意 ルッテ氏が4期目続投 オランダ
12/14(火) 9:06配信

時事通信
オランダのルッテ首相=11月18日、中部ヒルフェルスム(AFP時事)

 【ブリュッセル時事】オランダでルッテ首相率いる中道右派「自由民主党」など4党が13日、次期連立政権の樹立に合意した。

 今年3月に実施された下院選後の連立協議が難航。約9カ月が経過し、ようやく決着した。現在は暫定政権を担うルッテ氏の正式な4期目続投が固まった。

 4党は現連立政権と同じ組み合わせ。地元メディアによると、新政権発足は来年1月となる見通し。政治空白期間は2017年の前回選挙後に記録した225日を超え、既に過去最長記録を更新している。一方、ルッテ氏の在任期間は約11年で、欧州連合(EU)ではハンガリーのオルバン首相に次ぐ2番目の長さとなっている。

3985チバQ:2021/12/14(火) 10:12:23
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021120800742&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
ドイツ新政権、対中姿勢修正鮮明に 「価値」重視、アジア外交多角化
2021年12月09日07時06分

ドイツのショルツ新首相=7日、ベルリン(EPA時事)
ドイツのショルツ新首相=7日、ベルリン(EPA時事)


 【ベルリン時事】ドイツ社会民主党(SPD)のオラフ・ショルツ氏を首相とするSPD、緑の党、自由民主党(FDP)の3党連立政権が8日、発足した。親中的とみられてきたメルケル政権の方針を修正し、人権や民主主義など「価値観の共有」を重視する外交を展開する姿勢が鮮明。アジアでは日本を含む民主主義国との連携を通じた外交の多角化を進める方針だ。


 「世界には米中ロだけでなく、多くの強力な国がある」。ショルツ氏は首相就任を翌日に控えた7日の記者会見でこう語り、日本や韓国、インドを含む国名を挙げた。先月24日に3党連立に合意した直後の記者会見でも、同様の趣旨で日韓などに言及。連立協定にも「対中政策で米国と協調し、(中国への)戦略的依存を減らすため、志を同じくする国々とも協力する」との文言が盛り込まれた。
 メルケル政権でも、終盤の4期目には軍艦を日本などインド太平洋地域の民主主義国家に派遣し、中国をけん制する動きがあった。新政権はこうした姿勢をより明確にする見通しだ。
 「民主主義サミット」を開き、中国をけん制するバイデン米政権とは共同歩調を取る。ただ、トランプ前政権時代より関係が改善したとはいえ、米軍のアフガニスタン撤退で振り回されたドイツには米国への不信感が残る。
 連立協定には「欧州連合(EU)の主権の強化」が盛り込まれ、安全保障面での米国依存を減らそうとする意欲もうかがえる。米国が参加していない核兵器禁止条約の締約国会議へのオブザーバー参加を決めたのもその一環とみられる。ショルツ氏の初外遊先はフランス。まずは欧州の結束を固め、国際社会で存在感を強める考えだ。

3986チバQ:2021/12/14(火) 11:57:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/c90126a535ba7d8001f2b559c8795c4424f1d0dc
ブルガリア新首相に若手起業家ペトコフ氏 混乱超え、安定政治目指す
12/14(火) 11:33配信

朝日新聞デジタル
ブルガリアの首都ソフィアで12月13日、首相に就任したキリル・ペトコフ氏=ロイター

 ブルガリアで13日、新しい首相に若手起業家のキリル・ペトコフ氏(41)が就任した。同国は今年4月以降3度も総選挙があり、政治的混乱が続いていたが、ペトコフ氏率いる新党と他3党が連立に合意。新政権は政治を安定させ、深刻化する汚職の排除や新型コロナウイルス対策などに取り組む方針だ。

 ペトコフ氏は米ハーバード大のビジネススクールに学んだ起業家で、総選挙の間にできた暫定政権で一時、経済相を務めた。同国では昨年、当時のボリソフ政権の汚職体質を批判する抗議デモが各地で発生するなど汚職問題が深刻化。ペトコフ氏は11月の3度目の総選挙を前に仲間と「反腐敗」の中道政党を立ち上げ、選挙では単独過半数に及ばないものの第1党となり、社会党など3党と連立を組んだ。

 4月の1回目の総選挙では、ボリソフ氏率いる中道右派政党が第1党となったが、単独過半数に至らず、他党との連立政権づくりに失敗。7月の2度目の総選挙ではポピュリズム政党が第1党となったものの、単独過半数に届かず、連立協議も不調に終わり、政治的混乱が続いていた。(ローマ=大室一也)

朝日新聞社

3987チバQ:2021/12/14(火) 16:29:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/df8c434edc27e6c3ae44cf6030ad1e6145a65bf1
ウィーンとパリ結ぶ夜行列車、復活 飛行機に代わる移動手段に
12/14(火) 13:58配信

AFP=時事
運行を再開したウィーンとパリを結ぶ寝台列車に乗り込む人々。オーストリア・ウィーンで(2021年12月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】オーストリア・ウィーンで13日、仏パリとの間を結ぶ夜行列車が14年ぶりに運行を再開した。飛行機に変わる環境に優しい交通手段として、欧州では夜行列車が見直されている。


 きっかけとなったのは、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領が昨年7月のパリ祭(Bastille Day)の日に夜行列車の復活計画について触れたことだった。

 夜行列車は仏高速鉄道TGVの整備や徴兵制の廃止、資金不足や格安航空との競争などのあおりを受けて苦境に立たされ、仏政府は2017年、他の選択肢があるすべての路線で運行を廃止した。パリ・ウィーン間の夜行列車は2007年まで、フランス国鉄(SNCF)が運行していた。【翻訳編集】 AFPBB News

3988チバQ:2021/12/14(火) 21:52:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/eafef1fe1bf63f49cb12632ac9df75570542f4c8
英政権「コロナ下でパーティー」醜聞に揺れる
12/14(火) 21:15配信

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産経新聞
【ロンドン=板東和正】ジョンソン英政権が新型コロナウイルスの規制をめぐるスキャンダルに揺れている。英メディアは、屋内での同居人以外との集まりが原則として禁じられていた昨年12月、首相官邸でクリスマスパーティーが開催されていたとの疑惑を連日報道。ジョンソン首相の責任を問う声が与党・保守党内で強まり、不信任投票の実施も取り沙汰されている。

疑惑は昨年12月中旬に首相官邸でパーティーが開かれていたとする大衆紙ミラーの報道が発端。BBC放送などもこの問題を追及している。パーティーで数十人の官邸職員らがワインを飲み、真夜中を過ぎてもクイズに興じていたと報じられ、国民から怒りの声が上がっている。

当時の英国では変異株の影響で感染が拡大しており、政府は厳しい行動規制を導入していた。ロンドンなどでは屋内で別世帯と集まりを持つことが仕事上の理由を除いて禁じられ、職場のクリスマスパーティーも禁止されていた。政府の規制に従い、親戚と会えなかったというロンドン市民の男性(40)は「ジョンソンは国民に我慢を強いるのに、自分の同僚は特別に扱うのか」と憤った。

ジョンソン氏自身が規制に違反した疑惑も浮上した。ミラー紙は11日、ジョンソン氏が昨年12月中旬に首相官邸で開かれた別のクイズ大会に参加したと報道。ジョンソン氏がクイズ大会で2人の職員と同席している写真も掲載した。

BBCによると、首相官邸側は「クイズ大会はオンライン形式だった」と弁明し、2人の職員はジョンソン氏のオンライン通話を手助けしていたと釈明したが、批判は強まる一方だ。

英調査会社サバンタ・コムレスが12日に発表した世論調査によると、約千人のうち約54%が「ジョンソン氏は辞任すべきだ」と回答。保守党の支持率も、英調査会社ユーガブの9〜10日の調査で32%に落ち込み、最大野党・労働党(40%)を下回った。

保守党内でも「ジョンソン降ろし」の動きが出ている。新変異株「オミクロン株」の感染拡大が懸念される中、「ジョンソン氏が首相のままでは、政府が新たに打ち出す規制を国民が受け入れない」(元下院議員)との危機感があるためだ。

英紙タイムズなどによると、一部の保守党議員はジョンソン党首に対する不信任投票を行うよう、同党下院議員で構成される委員会に書簡で要求する方針。同党下院議員の15%に相当する54人の書簡が集まれば、投票が行われる。ただ、その場合も不信任票が過半数に達しないとジョンソン氏が党首辞任に追い込まれることはなく、首相交代の可能性は低いとみられる。

3989チバQ:2021/12/15(水) 10:11:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/c90126a535ba7d8001f2b559c8795c4424f1d0dc
ブルガリア新首相に若手起業家ペトコフ氏 混乱超え、安定政治目指す
12/14(火) 11:33配信
朝日新聞デジタル
ブルガリアの首都ソフィアで12月13日、首相に就任したキリル・ペトコフ氏=ロイター

 ブルガリアで13日、新しい首相に若手起業家のキリル・ペトコフ氏(41)が就任した。同国は今年4月以降3度も総選挙があり、政治的混乱が続いていたが、ペトコフ氏率いる新党と他3党が連立に合意。新政権は政治を安定させ、深刻化する汚職の排除や新型コロナウイルス対策などに取り組む方針だ。


 ペトコフ氏は米ハーバード大のビジネススクールに学んだ起業家で、総選挙の間にできた暫定政権で一時、経済相を務めた。同国では昨年、当時のボリソフ政権の汚職体質を批判する抗議デモが各地で発生するなど汚職問題が深刻化。ペトコフ氏は11月の3度目の総選挙を前に仲間と「反腐敗」の中道政党を立ち上げ、選挙では単独過半数に及ばないものの第1党となり、社会党など3党と連立を組んだ。

 4月の1回目の総選挙では、ボリソフ氏率いる中道右派政党が第1党となったが、単独過半数に至らず、他党との連立政権づくりに失敗。7月の2度目の総選挙ではポピュリズム政党が第1党となったものの、単独過半数に届かず、連立協議も不調に終わり、政治的混乱が続いていた。(ローマ=大室一也)

朝日新聞社

3990チバQ:2021/12/15(水) 21:21:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/992f3c279d0f5769a28a297c189feb554536ba3dドイツで州首相殺害を計画容疑、警察が家宅捜索 接種強要に反発か
12/15(水) 19:03配信

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朝日新聞デジタル
ドイツ東部ドレスデンで15日、ワクチン接種政策に反発して州首相の殺害計画が立てられたとして、家宅捜索をする警察官=ロイター

 ドイツ東部ザクセン州の警察当局は15日、クレッチマー州首相らの殺害計画を立てたとして、深刻な暴力行為を準備した疑いで、ドレスデンの複数の場所を家宅捜索したと発表した。新型コロナウイルスのワクチン接種を強いる政策に反発し、殺害計画が話し合われたとみられている。

 公共放送ZDFなどによると、通信アプリ「テレグラム」で情報をやりとりしていた100人以上が政府のコロナ規制に反発。「必要ならば武器を使う」といったメッセージを交わしていたという。殺傷能力のあるクロスボウ(洋弓銃ボーガン)などの武器を持っていた模様だ。

 ドイツでは新型コロナの感染拡大を受け、ワクチンを接種したか、感染後の回復を証明できなければ、多くの場所で飲食店や店舗の利用、催し物への参加ができなくなっている。政府は来年2月以降、ワクチン接種の義務化を導入することも検討している。

 ザクセン州はドイツの中でワクチン接種率が最も低く、2回接種を終えた人の割合が約62%にとどまる。

 ドイツではワクチン接種を強いる政策に抗議する人たちが少なくなく、13日には複数の都市で大規模な抗議デモがあった。一部は暴徒化し、警察官が負傷した。今月初めには、ザクセン州の州保健相の自宅前に数十人がトーチを持って押しかけ、規制に抗議した。

 政府はこうした抗議活動と極右過激派が結びつき、テレグラムを使って犯罪行為が広がる恐れがあるとして、警戒を強めている。(ベルリン=野島淳)

朝日新聞社

3991チバQ:2021/12/17(金) 19:17:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/4865353983b6732bc7c788bae4008f71a0c5611c

与党、牙城で敗北 ジョンソン政権のコロナ対応に批判 英下院補選
12/17(金) 17:59配信

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時事通信
 【ロンドン時事】16日投票の英下院補欠選挙(ノースシュロップシャー選挙区)は17日までの開票の結果、野党・自由民主党の候補が当選した。

 ジョンソン首相率いる与党・保守党は、選挙区が創設された1832年から200年近く保持してきた議席を失った。

 首相は感染が再拡大する新型コロナウイルス対策の不手際に加え、昨年末のロックダウン(都市封鎖)中に首相官邸でクリスマスパーティーを開いていたことが発覚し、批判を浴びている。保守党の牙城だった選挙区での歴史的敗北は、政権にとって打撃となりそうだ。 


この記事

3992チバQ:2021/12/19(日) 18:35:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd67bd75db9143cfccb4c59fcdf9a43ebad9247e
英国、1万人超が新変異株に感染 ロンドン市長「重大事態」宣言
12/19(日) 1:02配信

共同通信
ロンドンで新型コロナワクチン接種のため並ぶ人たち(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】英保健当局は18日、新型コロナの新変異株オミクロン株の1日当たりの新規感染者が、前日の3倍以上となる1万59人だったと発表した。累計は2万4968人。首都ロンドンを中心に勢いを増しており、カーン市長は「急速に感染の主流となった」と危機感を表明。公的機関の態勢を強化するため「重大事態」を宣言した。


 英国でオミクロン株の新規感染者が1万人を超えるのは初。オミクロン株の感染者の死亡も前日までに発表された1人から7人に増えた。南部イングランドではPCR検査での陽性者のうちオミクロン株と疑われる例が62%を占め、ロンドンでは83%に上った。

3993チバQ:2021/12/19(日) 18:38:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3ddda8a1750cd3607ae23378a27a265fc47c11a
英与党、補欠選で牙城失う 首相「個人的な責任」認める
12/18(土) 5:55配信
AFP=時事
英ラムズゲート近郊の新型コロナウイルスワクチン接種会場を訪れたボリス・ジョンソン首相(2021年12月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】英イングランド中部のノースシュロップシャー(North Shropshire)選挙区で16日行われた下院補欠選挙で、与党・保守党が同選挙区で初となる敗北を喫した。ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相は17日、「個人的な責任を取る」と表明。ここ数週間にわたり複数のスキャンダルに見舞われてきた首相の指導力に疑問が投げ掛けられている。


 保守党はわずか2年前の選挙で、同選挙区の議席を圧倒的な得票数で確保していた。だが、空席になった議席をめぐる今回の補欠選挙では、野党・自由民主党に対して歴史的な敗北を喫した。

 英政府では17日、新型コロナウイルス感染者が新たに9万3000人以上確認され、新規感染者は3日連続で過去最多を更新。感染者の急増が医療機関に与える影響への懸念が高まっている。

 窮地に立たされたジョンソン氏はテレビ局のインタビューに対し、補欠選での敗北を「極めて遺憾に思う」と述べ、「個人的な責任を取る」と言明した。

 今回の敗北を受け、保守党議員の間では首相に対する反発がさらに強まるとみられる。英議会では14日、大規模イベントでワクチン接種証明提示を義務付ける政府の規制強化案の採決で、保守党議員約100人が造反し、反対票を投じた。

 またここ数週間にわたり、政権内での汚職疑惑や、昨年のクリスマスに首相官邸職員がコロナ対策の規則を破ってパーティーを開いていたとの報道が相次ぎ、ジョンソン氏は度重なる苦境に陥っている。新型ウイルス変異株「オミクロン株」の感染者急増も、その窮状に追い打ちをかける形となった。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/2c461c676cfabb9a3387b679a575efcb76eaebef
英ジョンソン首相に痛手続く 対EU交渉担当閣僚が辞任
12/19(日) 14:53配信

TBS系(JNN)
(写真:TBS系(JNN)

 イギリス政府でEU=ヨーロッパ連合との交渉を担当してきた閣僚が辞任しました。スタッフの辞任などが続いたジョンソン首相にとって、さらなる痛手になりそうです。

 辞任したのは、EUとの交渉を率いてきたフロスト担当相です。ジョンソン首相にあてた辞表でフロスト氏は新型コロナ対策の規制が再び導入されたことについて、「残念です」「強制的な手段に出ず、速やかに元の路線に戻れることを望みます」と記しました。

 イギリスメディアは、フロスト氏が▼ワクチン接種証明の導入や、▼新型コロナ対策のための増税、▼温室効果ガス排出実質ゼロなどに不満を持っていたと伝えています。

 ジョンソン首相を巡っては、このところ、▼新型コロナ対策の規制強化についての下院の採決で保守党議員99人が造反したほか、▼去年、首相官邸スタッフが規制を破ってクリスマス・パーティーを開いた疑惑が持ち上がり、関連してストラットン報道官が辞任、▼その疑惑の調査を命じられたケース官房長自身がクリスマス・パーティーを開いていたと指摘され辞任、▼スキャンダルで辞任した与党・保守党議員の選挙区の補欠選挙で、200年近く維持してきた議席を野党に奪われる、など厳しい状況が続いていました。

 イギリスのEU離脱やその後のEUとの交渉で中心的役割を担ってきた閣僚の辞任は、さらなる痛手となりそうです。(19日14:36)

3994チバQ:2021/12/19(日) 18:43:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/5721819de6f58fe3a1fbe08d8564e21a098d3ddf
「重大事態」でもにぎわう街 英国のオミクロン株感染、1日1万人 
12/19(日) 10:30配信

朝日新聞デジタル
クリスマスシーズンでにぎわうロンドン市内の大通り。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が急増する中、屋外でもマスクを着用する人が目立った=2021年12月18日、金成隆一撮影

 英国の保健当局は18日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の1日当たりの新規感染者が過去最多の1万59人となり、累計2万4968人になった、と発表した。首都ロンドンでは、カーン市長が医療機関への負担が増えているとして「重大事態」を宣言した。

【写真】新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が急増する中、ロンドン市内を走る人力車の運転手もマスクをしていた=2021年12月18日、金成隆一撮影

 英国でのオミクロン株への感染者は先月27日に最初の2人が発表されてから急増中で、18日時点で死者7人、入院患者85人となった。同株がロンドンの新規感染に占める割合は今月13日の発表で44%だったが、18日に83%を超えた。イングランド全体でも同期間に20%から62%に増えた。

 新型コロナ全体では、英国の新規感染者は18日だけで9万418人。前日に続いて9万人を超え、昨年のパンデミック開始以来で最悪の水準が続いている。人口がほぼ2倍の日本では1日に18万人ほどの規模感となる。

 18日時点の入院患者は7千人台と1カ月前(8千人台)より少ないが、政府は「入院や死亡は感染から約2週間遅れて起きる。劇的な増加が予想される」(ジャビド保健相)と警戒し、免疫を高めるワクチンの追加接種を急いでいる。

 ロンドンのカーン市長は18日、24時間で過去最大の2万6千人以上が新規感染し、医療関係者の欠勤も急増中だとして重大事態の宣言に踏み切った。BBCによると、感染者が急増した今年1月やテロ事件の発生時にも採られた措置で、医療機関や危機対応の部署を対処に専念させることができるという。

朝日新聞社

3995チバQ:2021/12/19(日) 18:43:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0a10a9bde6b37d96cf65e47852db72248828352
冬期休暇にロックダウン オミクロン株の急拡大で オランダ
12/19(日) 9:46配信


時事通信
オランダのルッテ首相=14日、ハーグ(EPA時事)

 【ブリュッセル時事】オランダ政府は18日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染急拡大を踏まえ、「19日からロックダウン(都市封鎖)に入る」と発表した。

 少なくとも来年1月14日まで継続。冬期休暇中の市民の行動は大きく制限されることになる。

 年末までにオミクロン株がコロナ感染の主流となり、医療体制の逼迫(ひっぱく)を招くと判断。生活必需品以外を扱う店舗や飲食店を閉鎖するなど制限を強化する。

 地元メディアによるとルッテ首相は記者会見で、「恐れたよりも早くオミクロン株が拡散している」と指摘。「いま介入しなければならない」と訴えた。

3996チバQ:2021/12/20(月) 08:47:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/b87181aac1f13c65b9f5ae117125356af4775c0a
ロンドンで「重大事態」宣言…オミクロン株、驚異的ペースで拡大「このままでは医療崩壊」
12/19(日) 23:52配信

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読売新聞オンライン
ロンドンのワクチン接種会場に並ぶ市民ら(16日)=池田慶太撮影

 【ロンドン=池田慶太】新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大が続く英国で、3回目のワクチン接種が急ピッチで進んでいる。対象である18歳以上の半数が接種を終えたが、オミクロン株は驚異的なペースで拡大し、ワクチン効果が追いつかない恐れもある。

 英国の保健衛生当局は18日、1日あたりのオミクロン株感染者が1万59人となり、累計で2万4968人(17日時点)になったと発表した。オミクロン株による死者も1人から7人に増えた。感染者2人が11月27日に初めて公表されてからオミクロン株の感染拡大が続いており、現在の感染速度が続けば、年明けに全人口がオミクロン株に感染する計算になる。

 ロンドンでは陽性者の8割でオミクロン株が疑われ、市は18日、テロや大規模火災の際に出される「重大事態」を宣言した。サディク・カーン市長は「このままではより多くの人が感染し、医療崩壊かその寸前の状態になる」と訴えた。英全土では同日、新規感染者数が9万418人を記録し、2日連続で9万人を超えた。

3997チバQ:2021/12/21(火) 20:33:38
https://www.asahi.com/articles/ASPDM7QVYPDMUHBI01M.html
英国の重要閣僚が辞任 パーティー疑惑に揺れるジョンソン政権に打撃
ロンドン=金成隆一2021年12月20日 8時00分
 欧州連合(EU)離脱後のEUとの交渉を率いてきた英国のフロスト内閣府担当相が18日、辞任を表明した。ジョンソン政権の路線との不一致があった模様で、新型コロナウイルスの感染拡大や、昨冬の規制下にクリスマスパーティーを開いたという疑惑に揺れる政権の打撃になりそうだ。

 英タイムズは、フロスト氏が現政権の支出拡大や、温室効果ガスの排出実質ゼロを重視する環境政策、ナイトクラブなどでのワクチン接種証明の義務化に憤っていた、と伝えた。同氏は英国のEU離脱を推進してきた重要閣僚だった。

 英国は、EUと結んだ離脱協定の一部変更を求めており、フロスト氏はEU側との協議を率いてきた。辞任は、この交渉にも影響する可能性がある。

 政府が公開したジョンソン首相宛ての辞表で、フロスト氏は「今の方向性に懸念」があるとした上で「規制が緩く、税率が低く、起業家精神に富んだ経済」への移行を求めた。「300年の歴史が、そのような道を歩んできた国々が成長し、繁栄してきたことを証明している」とも強調した。

 また、新型コロナの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大が深刻化する中で、各地に見られる「強制的手段に誘惑されないことを望む」とも記している。ワクチン接種証明の提示をより広範囲に求めるような措置への懸念を示したものとみられる。(ロンドン=金成隆一)

3998チバQ:2021/12/21(火) 20:39:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bd8a188bcfa7fa39abf6d9ca07484024b16d6e8
英政権、失態続き大揺れ 「腐敗」「コロナ」で首相の支持急落
12/21(火) 20:34配信

時事通信
ジョンソン英首相=16日、ロンドン(AFP時事)

 【ロンドン時事】ジョンソン英政権で失態が相次ぎ、首相への信頼が大きく揺らいでいる。

 与党保守党議員による企業ロビー活動への対応が迷走したほか、新型コロナウイルス対策で人の集まりが厳しく制限された昨年、首相官邸でパーティーを開いていたことも発覚し、世間をあきれさせた。世論調査でのジョンソン首相の支持率は、今月に入り過去最低を記録した。

 下院の倫理基準委員会は10月下旬の報告書で、首相に近い保守党のパターソン議員が、企業から多額の報酬を得て政府へのロビー活動を行っていたとして規定違反を指摘。30日間の議員資格停止を勧告した。

 議員の「副業」は以前から論議を呼んでいるが、首相側が11月に入り、パターソン氏を擁護する形で議員資格停止に反対するよう保守党議員に指示し、野党だけでなく保守党内からも「身内びいき」と反発が噴出。首相は1日で指示を撤回し、指導力に疑問符が付いた。メージャー元首相(保守党)は政権の行動を「政治的に腐敗している」と批判した。

 結局、パターソン議員は辞職。16日に行われた補欠選挙で、保守党は約200年にわたり維持した議席を自由民主党に明け渡す屈辱的敗北を喫した。首相は「全ての責任は私にある」と非を認めた。

 パーティーをめぐり事実と異なる説明が行われたことも、首相への不信を強めた。首相官邸で昨年12月、規制に反した疑いのあるクリスマスパーティーが開かれた問題について、官邸は当初、開催自体を否定していた。さらに今月20日には、集会規制中の昨年5月、首相夫妻も参加して官邸の裏庭で行われた集会の写真が明るみ出た。官邸は先週、この集会を「職務上の会合」と説明していたが、写真はワインやチーズが振る舞われる様子を捉えていた。

 ジョンソン氏は2019年の総選挙で保守党を大勝に導いた実績があり、党首交代を視野に首相の責任を厳しく問う声は、今のところ党内の主流になっていない。ただ、下院で14日に行われたコロナ関連追加規制の採決では、保守党の99人が反対。ジョンソン首相就任後では最大の「造反」となり、求心力に陰りも目立ってきた。

3999チバQ:2021/12/21(火) 21:39:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bd39ac4be6677e7240425d77006ff90ba1a52ea
都市封鎖回避へ苦肉の策 ワクチン義務化に抗議 仏
12/21(火) 20:33配信
時事通信
フランスで、新型コロナウイルスのワクチン義務化への抗議デモに参加する人々=18日、パリ(ロイター時事)

 【パリ時事】新型コロナウイルスの新たな感染者数が1日当たり約5万人に上るフランスで、ワクチン接種が事実上、義務化される見通しとなった。

 マクロン大統領はこれまで義務化を否定していたが、経済への打撃が大きいロックダウン(都市封鎖)回避に向けて苦肉の策を迫られた格好だ。しかし、一部の国民の反対は根強い。各地で抗議デモも起きている。

 カステックス首相は17日、飲食店や公共施設などを利用する際に提示が義務付けられている「衛生パス」について、ワクチン接種を完了していなければ取得できない仕組みに変更すると表明した。来年1月に法案を議会に提出する。

 これまでは陰性証明でもパスを取得できた。法案が可決されれば、ワクチン未接種者の行動だけがさらに制限されることになる。カステックス氏は「ワクチンに反対する数百万人のフランス人が国全体を危険にさらすことは許されない」と強調した。

 これを受けて18日、パリなど複数の都市でワクチン義務化に反発する人々が抗議デモを行った。仏メディアによれば、計約2万5500人が参加した。

 フランスでは最初に新型コロナの感染が拡大した昨年3月以降、ロックダウンや移動制限、外出制限が繰り返し行われてきた。今年の夏以降は、ワクチン接種が進み経済活動が再開。ルメール経済・財務相は今年6月、仏メディアに対し、22年1〜3月期にも新型コロナ前の経済水準に戻ると明るい見通しを示していた。

 景気回復の兆しが見えた今、マクロン氏は何としてもロックダウンを回避したい考えだ。大統領府関係者は21日付の仏紙フィガロに対し「(ロックダウンの)教育、社会、経済、心理に与える代償を忘れてはならない」と強調した。

 一方、オランダ政府は19日からロックダウンを開始。スペインではサンチェス首相が22日、ロックダウンを含む規制導入をめぐり地方自治体の首長と協議すると、パイス紙が報じている。欧州内でも各国の対応に差が出そうだ。

4000チバQ:2021/12/22(水) 09:35:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/69fee45491ee3892e9a374e872a33f0766921236
ドイツでコロナ新規制、でもクリスマスは除外 会合は10人までに
12/22(水) 7:30配信

朝日新聞デジタル
ホットワインやソーセージを楽しみ、土産物を探す人たちでにぎわうクリスマス市=2021年12月5日、ベルリン、野島淳撮影

 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」への警戒が高まるなか、ドイツ政府は21日、新たな規制を発表した。年末には私的に会える人数を10人までとするなど、制限を強める。ただし、遠方の家族や知人と集まる場合が多い1年で最も大切なクリスマス休暇の後に導入するとした。


 ショルツ首相と各州首相らとの会議で決めた。

 発表によると、今月28日以降、ワクチンを接種したり、感染から回復したりした人でも、私的に集まれる人数を14歳までの子どもを除いて10人までとする。花火で新年を祝う集会、クラブやディスコなどの営業を禁止。サッカーなど大規模なスポーツや文化の催しは無観客とする。州によっては前倒しで制限を強める。

朝日新聞社

4001チバQ:2021/12/22(水) 14:02:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef38a052d768a077940b9e3b0db1e4b8d3ae6568
英の新規感染、2日連続で9万人超え…首相「クリスマス前の規制強化は見送り」
12/22(水) 10:40配信

読売新聞オンライン
21日、クリスマスの買い物客でにぎわう英南部ウィンチェスターの街(AP)

 【ロンドン=池田慶太】英国の保健衛生当局は21日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が新たに1万5363人確認されたと発表した。累計で6万508人となり、死者も12人から14人に増えた。

 英国では、新型コロナ全体の1日あたりの新規感染者は2日連続で9万人を超えた。公表されているオミクロン株の感染者数はゲノム解析で確定したもので、入院患者が1週間で約30%増加しているロンドンでは実態として、最近の感染の約90%をオミクロン株が占めているとみられている。

 一方、ジョンソン首相は21日のビデオメッセージで、「クリスマス前により厳しい措置を正当化するのに十分な証拠があるとは思わない」と述べ、現時点で規制強化を見送ると明言した。オミクロン株感染で重症化する可能性やワクチン追加接種の効果に関し、「不確実性が残っている」ことを理由に挙げた。クリスマス後の追加措置は「排除できない」と語った。

4002チバQ:2021/12/24(金) 17:43:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/3015e0f88e341a5bde45fe11fcf7dcdb39d6892d
フランス、新規感染者9万人超え過去最多更新 新型コロナ
12/24(金) 7:29配信

毎日新聞
国立感染症研究所で分離に成功した新型コロナウイルスのオミクロン株の電子顕微鏡写真=国立感染症研究所提供

 フランス政府は23日、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数が9万1608人だったと発表した。1日当たりの感染者が9万人を超えたのは初めてで、過去最多を更新した。変異株「オミクロン株」の感染拡大によるとみられる。

【新型コロナウイルス飲み薬のメカニズムと開発状況】

 これまでは、2020年11月の「第2波」で記録した8万6852人が最多だった。一方、23日の死者数は179人で、1日400人程度で推移した「第2波」と比べて低くなっている。クリスマスや新年を前に家族や友人と集まる機会が増えているが、仏政府は外出の制限や飲食店などの営業規制には踏み込んでいない。代わりに、ワクチンの追加接種の加速や5〜11歳への接種対象拡大などで対処する方針だ。

 マクロン大統領は23日、SNS(ネット交流サービス)上の動画で、「ワクチンを接種済みの人でも、特にお年寄りと会う前には、感染していないか確かめる検査を受けてほしい」と呼び掛けた。新規感染者数について仏政府の専門家会議のメンバーは、今後も増加が続き、1月には1日当たり数十万人を超えると予測している。

 一方、スペイン北東部カタルーニャ自治州の裁判所は23日、午前0〜6時の夜間外出禁止措置を承認した。地元紙エルパイスによると、24日から適用される。同自治州内では23日、1日当たりの新規感染者数が約1万3000人で過去最多を更新。スペイン全土では22日に新規感染者数が約6万人となって過去最多を更新し、屋外でのマスク着用を義務付けた。【パリ久野華代】

4003チバQ:2021/12/24(金) 17:54:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/716625355976c175d90b645c781c1f1c43073d7b
イタリアでコンサート禁止、マスク再び義務に オミクロン拡大で規制
12/24(金) 13:00配信

朝日新聞デジタル
イタリアの首都ローマでマスクをつけて屋外を歩く人たち=23日、大室一也撮影

 新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大などを受け、イタリアは23日、新たな感染防止策を発表した。屋外でのマスク着用を再び義務化し、公共交通機関や映画館などでは欧州規格のマスク「FFP2」の着用を求める。また、来年1月末までコンサートや屋外イベントを禁止する。


 新規感染者数は同日、過去最高の4万4595人を記録した。オミクロン株の感染者は、国立高等衛生研究所の18日の発表によると84人。同研究所は、オミクロン株感染者は全体の28%を占めているとしている。

 新たな感染防止策として、ワクチンの追加接種(ブースター)までの期間を5カ月から4カ月に早める。また、来年2月から、ワクチン接種を済ませたり感染から回復したりした人向けの証明書の有効期限を9カ月から6カ月に短縮する。

 イタリアでは感染減少に伴い6月にマスク着用義務が解除されたが、店舗や公共交通機関などでの着用義務は残っていた。

 政府は入国規制も強化している。従来、欧州連合(EU)加盟国からの入国者に対し、ワクチン接種か感染からの回復を示す証明書があれば入国を認めていた。16日からは、この証明書に加えてPCR検査などでの陰性証明の提示も義務づけた。(ローマ=大室一也)

朝日新聞社

4004チバQ:2021/12/26(日) 12:58:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/04226aea4a1141a6e143d9d23f590c32c026940e
移民もLGBTも敵。中東欧諸国に通底するロジックとは
12/25(土) 9:29配信

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毎日新聞
ビクトル・オルバンハンガリー首相=ハンガリー・ブダペストで2021年10月26日(AP)

 中欧のハンガリーで来年、LGBTなど性的少数者を巡る国民投票が実施される見通しだ。メディアや司法に対する支配を強め、その強権的な政治手法が欧州内でも批判を集めてきたビクトル・オルバン首相率いる右派政権は近年、「反LGBT」の傾向を鮮明にしており、国民投票を経て性的少数者の権利を求める人たちに、より圧力を加えたい意向とみられる。

 国民投票は来年春に予定されている総選挙と同日に実施するとの観測が強まっており、反LGBT的な保守層を刺激し、そうした層の票の積み上げによって選挙戦も有利に運びたいという政権の思惑を指摘する声もある。

 オルバン政権はなぜ今、性的少数者を狙い撃ちにするのか。現場で背景を探り、学者の論考を参照すると、ハンガリーだけでなく、中・東欧各国に広がる「反グローバリゼーション」の意識が見えてきた。

 ◇オルバン政権が試みる性的少数者を巡る国民投票

 11月30日、オルバン氏率いる右派政党フィデス・ハンガリー市民連盟など与党連合が約3分の2の議席を占めるハンガリー議会は、国民投票の実施に関する案を採択した。投票では、公教育の場で親の同意なしに未成年が性的指向について学ぶ機会を持つことや、性的指向に影響を与えるメディア情報を未成年に対して制限なしに与えることなどについて、国民に是非を問う。

 欧州メディアによると、バラージュ・オルバン首相府副大臣は議会で「ハンガリー政府は、ジェンダー・プロパガンダの問題に対して意思を表明するための機会を市民に提案する。我々は、親の同意なく、NGOやメディアの支持によって行われる学校でのLGBTプロパガンダに『ノー』を言わねばならない」と述べた。国民投票を通じてLGBTなどの権利擁護や性的少数者に対する理解を広げようとする市民グループやメディアに打撃を与えたい意向は明らかだ。

 なぜこのような投票が行われることになったのか。

 「ハンガリーは西側の左派の攻撃から自衛する。彼らは家族という概念を相対化しようとすることで伝統的家族を攻撃しており、その際のツールがLGBTやジェンダーのロビー団体だ。彼ら(LGBTなどの団体)は特に子供たちを標的にしている」。2021年9月、首都ブダペストで開かれた国際会議「ブダペスト人口問題サミット」の席上、オルバン氏は自身の考えをこう披歴した。

 西欧型の自由民主主義(=リベラリズム)に対抗し、「非自由民主主義(=イリベラリズム)」を掲げ、シンガポールやロシアをモデルにした国家建設を目指すとも語るオルバン氏は、性的少数者をリベラリズムの価値観が具現化した「敵」と認識しているように見える。

 オルバン政権は近年、矢継ぎ早に性的少数者への圧力を強めている。20年5月には、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの人々について、誕生時に公的書類に明記した性別からの変更を許さない法を成立させ、同年12月には、同性カップルが養子を持つことを事実上禁じる法を通した。

 さらに21年6月には、未成年向けの教材や広告、映画などで同性愛の描写などを禁じる法案が議会で可決された。

 この法に対して、欧州連合(EU)加盟国からは批判が相次いだ。欧州メディアによると、EUのフォンデアライエン欧州委員長は新法を「恥ずべきもの」と呼び、「新法は明らかに性的指向を基に人々を差別しており、EUの根本的な価値観に反している」と非難した。

 オランダのルッテ首相はEU首脳会議の席上、オルバン氏に対し、「(欧州の価値観が)嫌いならEUを去るべきだ」と発言。ルッテ氏は別の機会に記者団に対して「ハンガリーにはもはやEUに居場所はない」とまで言い切った。同性愛者であることを公言しているルクセンブルクのベッテル首相は「EUにはヘイト(憎悪)、非寛容、差別の余地はない」とツイートした。

 一方、ハンガリー政府はこういった批判に対し「法は子供の権利を守り、親の権利を保障するもので、18歳以上の性的指向の権利には適用しない。いかなる差別的要素も含んでいない」と反論した。だが、「性的指向で差別するために子供の保護を口実に用いている」(フォンデアライエン氏)との批判的な見方は西欧で根強い。

4005チバQ:2021/12/26(日) 13:00:18
 ◇「移民の次の敵がLGBT」

 12月初旬、私はハンガリー政府の少子化対策の取材のためにブダペストに入ったが、滞在期間中、2人のLGBT活動家に会う機会があったので、状況を聞いてみた。

 ドロッチャ・レダイさん(48)は、苦境に立つハンガリーのLGBTコミュニティーの状況を象徴する人物として、おそらく今世界で最も著名な人物だ。米誌タイムが選ぶ恒例の「最も影響力のある100人」に今年選ばれた。

 レダイさんが広く知られるようになったのは、20年に出版された一冊の本を監修したことだった。「みんなのためのおとぎの国」と題されたこの本は、よく知られたシンデレラやギリシャ神話などを換骨奪胎し、キャラクターを性的少数者や差別対象となる少数民族ロマなどにしてストーリー展開していく短編集だ。

 この本は出版直後から、ハンガリーの極右などを憤激させることになった。複数のメディアによると、ある極右政党は記者会見の席上でこの本を「ホモセクシュアルのプロパガンダだ」として、ビリビリに引き裂くデモンストレーションを行った。またタイム誌によると、オルバン氏はラジオのインタビューでこの本について聞かれ「ハンガリーはホモセクシュアルについて寛大で寛容だが、越えてはいけない一線がある。私の意見を要約するならこうだ。子供から手を引け」と述べた。

 カフェで会ったレダイさんは、「活動家」という私の勝手な先入観を覆す、小さな声でとつとつと話す人だった。

 「この本を出版したのは、子供たちと多様性や寛容といった問題に取り組み、彼らと社会的疎外とか差別などの難しいテーマについて話をしてみようと思ったからです。というのはこの5〜10年、社会がどんどん二極化していって、憎悪に満ちたヘイトメッセージが広がり、子供たちがそれに影響を受けていると考えたからです」と述べ、「子供にはおとぎ話(という形式)が適しているだろうと思いました。幅広い課題を扱う本にしたかったので、LGBTだけでなくさまざまな社会グループを含め、親や教師が子供と話すのが難しい議論を呼ぶテーマが多いです」などと意図を説明した。

 オルバン政権は、中東などから大量の難民らが欧州入りを試みた15年の「欧州難民危機」の際、国内流入を拒み、国境にフェンスを設置。難民らに寛容な西欧からは非難を浴びた一方で、中・東欧諸国からは一定の支持を受け、国際的に注目を浴びて、結果的に存在感を高めた。

 レダイさんはオルバン政権のやり方について「歴史を見れば、専制的な政権が常に敵を生み出そうとしていることが分かるでしょう。オルバン氏はこれまでも難民と移民を攻撃し、政府に批判的なNGOを攻撃してきました。移民問題は18、19年ごろに消え去り、彼らは新たな敵を見つけるべきだと考えたのです。しかし、出任せに敵を選んでいるわけではありません。彼らは女性の権利やLGBTの権利を奪いたいと考えています。彼らはこういったグループが伝統的なジェンダーの役割を脅威にさらすと感じているのです」と述べた。

 総選挙と同時となる公算が大きい国民投票について尋ねると「我々にとってはとても難しい状況です。投票率が低いと現政権が勝つ可能性が強まるので、みんなに投票を促したいのですが、一方で国民投票(の結果)は無効にすべきなので、議会選には投票し国民投票には投票しないということを理解してもらわないといけない。しかも国民投票の質問は『子供が○○になっていいか』と聞くもので、誰もイエスとは答えられないような質問です」と語り、状況は厳しいとの認識を示した。

4006チバQ:2021/12/26(日) 13:00:48
 ◇「弱まる法の支配と民主主義」

 私が会ったもう一人の活動家は、LGBTの人たちによる一大イベント「ブダペスト・プライド」の組織メンバー、ビクトリア・ラドバニさん(26)だ。ラドバニさんは「オルバン氏と彼の党を動かしているのは政治的リアリズムとご都合主義です」と断じ、元々はリベラルなスタンスだったオルバン氏が、ライバル関係にある他のリベラル政党と「差をつけないといけなかった。それで彼らは右に、保守に寄り始めた」と指摘。「彼らを動かしているのは世論調査と政治戦略のみで、オルバン氏にとって重要なのは権力の座を獲得し居座り続けることだけです。世論調査が『同性婚を支持したらずっと権力の座に居続けられる』という結果となったら、明日にでも彼は(翻意して)同性婚を支持するでしょう」と推測した。

 オルバン政権は、新憲法の制定によって憲法裁判所の権限を弱めるのに成功し、政権提出の法案が通りやすくなった。また、メディア法を改正し、公共メディアの編集権を政権が事実上握る体制を作るなどして公共メディアを政権の支配下に置いた。独立系メディアの弱体化は著しく、強権支配体制が強化されている。

 ラドバニさんは「法の支配と民主主義が少しずつ、ゆっくりと、戦略的に破壊されています。そしてこの状況が少数派を攻撃する情勢を作り出しているのです。ハンガリーには独立した憲法裁も最高裁もありません。かろうじてアクセスできる独立メディアはありますが、(自由な)市民社会の領域は縮小しています」と説明し、「こういう状況は与党によるヘイトキャンペーンの展開を容易にしたと思います」と述べた。

 ラドバニさんに政権にどう対抗するか尋ねると、「最良の手段は(性的少数者の存在を)可視化することでしょう」と言う。「政府がLGBTコミュニティーを攻撃すればするほど、(性的少数者は)カミングアウトすることや自分たちのことを語ることを恐れるようになるので現状は厳しい」としながらも、できるだけ多くの人がLGBTの人たちと接触し、実情を知ることが現状打破につながると期待を込めた。

 ◇中東欧に広がる「反移民」

 「反移民」「反LGBT」の動きはハンガリーだけにとどまらない。近隣のポーランドでも、右派与党「法と正義」が同様に、移民や性的少数者を敵視する姿勢を打ち出している。移民や性的少数者への敵視へと導く何か共通のロジックが中東欧に存在するのだろうか。

 読み解くためのヒントを与えてくれたのは、以前に当コラムで欧州の移民問題を論じた際に取り上げたブルガリアの政治学者、イワン・クラステフ氏の著書「アフター・ヨーロッパ」である。

 クラステフ氏はこの中で、移民問題を21世紀における「革命」と位置づけ、自分たちの生活様式が外国人によって脅かされ、国が乗っ取られると恐れを感じる欧州の多数派市民が、一大政治勢力になったと指摘。民主主義そのものが「包摂」から「排除」の具へと変化し始めたと論じた。

 クラステフ氏は同書で、中東欧で移民に対するネガティブな感情が広がるのは、以下の3点を考慮すれば本来「奇妙」な現象だと指摘した。その3点とは▽20世紀、中東欧の人々は自分たちが海外に移り住むことにも、流入してくる移民の世話をすることにも相当な経験を有していた▽実際には中東欧に定住する難民は少ない▽冷戦崩壊後、中東欧諸国から海外に渡る人が多く、人口減が進んでいるため、中東欧諸国は経済的に外からの移民を必要としている――というものである。

4007チバQ:2021/12/26(日) 13:01:01
 ではなぜ、中東欧の人々は移民を忌避する傾向が生まれるのか?

 クラステフ氏は、中東欧の現在の国々には、ドイツ、オーストリア=ハンガリー、ロシアといった欧州大陸の帝国の崩壊に伴って生まれたという共通の「出自」があると指摘。もともと西欧では多民族が調和的だったが、中東欧では多民族の帝国の崩壊に続いて、民族性が均質な国家が形成されたと説明した。このため、中東欧の人々にとって民族多様性の回復は、過去の混沌とした時代に戻ることと解されるのだという。

 また「難民危機によって東欧の人々はEUが基本に据えるコスモポリタン的価値観を脅威として見るようになった」とし、中東欧に広がる難民敵視は「中欧版のグローバリゼーションへの大衆の反抗」の表れだと分析した。

 さらにクラステフ氏は帝国の崩壊などの歴史的要因だけでなく、冷戦崩壊と自由化・民主化の過程を経て中東欧の人々が抱え込むことになった不信感なども要因に挙げる。移民流入や不安定な経済状況の中で、多くの東欧人が豊かさや社会の安定といった「EU加盟がもたらすと思った願いが、裏切られたと感じたのだ」と言う。そして、東欧人のグローバリゼーションへの反応はトランプ前米大統領を支持した米国の労働者らのそれと同じで「両者とも自分たちが忘れられた敗者だと思っている」と断じた。

 クラステフ氏の論考は、以前私がインタビューしたハンガリー出身の英ジャーナリスト・歴史家、ビクター・セベスチェン氏から聞いた話と重なる。セベスチェン氏は1989年のベルリンの壁崩壊とその後の東欧各国の民主化をつぶさに追ったルポルタージュ「東欧革命1989――ソ連帝国の崩壊」で世界的に著名である。「壁」崩壊から30年の節目の19年秋にインタビューした際、セベスチェン氏はこう語った。

 「東欧では冷戦終結後の最初の20年、人々は望んだものを手に入れた。欧州に再び合流し、自由市場を手に入れ、資本主義世界に加わった。だが、(世界に金融危機が広がった)08年以降、大きく変わった。(それまでも)自由主義経済を至上とする米国やロンドンの銀行家などへの憤りはあったが、それが膨れあがった」「89年の革命は通常の革命とは異なった。多くの革命では敗者が亡命するのに、この革命では勝者の側にあり、教育程度も高い者が国を去り、移民として西側に流出した。このため、東欧ではハンガリーのオルバン首相のようにナショナリズムを訴える者が、成功をつかむことができない人々、あまり教育を受けていない人たちを簡単に魅了できるようになった」

 ◇ナショナリズムと反LGBT

 クラステフ氏はまた、「人口減へのパニック」が、東欧の難民への反応を形成するファクターとして重要との認識を示す。民族的に消滅してしまうのではないかという潜在的な恐れを抱く中東欧の人にとって、大量にやって来る難民や移民は「彼ら(中東欧の人々)の歴史からの退場を示唆する」ものと受け取られるのだという。

 そしてクラステフ氏は、ここから議論を移民から性的少数者へと敷衍(ふえん)する。「人口問題への想像力は、外国人に対する社会の敵意だけでなく、同性婚のような社会の変化に対する否定的な反応を形成しても驚くことではない」「保守派の多くにとって、同性婚は少ない子供やさらなる人口減を示すもので、低い出生率と移民に悩まされている東欧諸国にとって、ゲイ文化を承認することは自分たちの『消滅』を認めるようなものとなる」と中東欧のロジックを説明する。

 クラステフ氏はまた、多様性と移民を巡って見られる西洋と中東欧の分断は、実は西欧の都市部と地方での分断と類似しているとも指摘する。この点は、私がこれまで当コラムで何度も書いてきた、英国の都市部の中間層と地方の労働者階級とのブレグジットを巡る断絶にまさに表れていることだと言ってもいいだろう。トランプ現象やブレグジットの根底にある反グローバル主義やナショナリズムが、中東欧では反LGBTにつながっているのかもしれない。

4008チバQ:2021/12/26(日) 13:20:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/7da01f79c83e3d24995310c9d8cdc6fea780d4ce
イタリア・スペイン・フランスで新規感染者数が最多に…マスク義務化など各国が厳戒体制
12/24(金) 22:47配信


 【パリ=山田真也】クリスマスを控えた欧州各国で新型コロナウイルスの感染者数が急増し、各国が厳戒体制を敷いている。

 イタリアでは23日発表の1日あたりの新規感染者数が4万4595人にのぼり、過去最多を更新した。昨年11月のピークに4万902人を記録した後、先月上旬までは5000人を下回る水準が続いていた。イタリア政府は新たな対策として、屋外でのマスク着用を再び義務化した。

 スペインでも新規感染者数が3日連続で過去最多を更新した。23日発表の感染者数は約7万3000人だった。

 スペイン東部カタルーニャ自治州では、感染防止策として、24日から2週間にわたり、夜間の外出が原則禁止される。ギリシャ政府も、クリスマスと新年の催しを中止すると発表した。

 フランスでは、23日に発表された1日あたりの新規感染者は9万1608人にのぼり、過去最多だった昨年11月の約8万7000人を上回った。23日発表の死者は179人だった。

 パリ首都圏では感染者の半数以上が変異株「オミクロン株」とみられている。政府にコロナ対策を助言する評議会の専門家は、来月には1日あたりの感染者が数十万人に膨れあがる恐れがあると警告した。

4009チバQ:2021/12/26(日) 13:21:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/396a167b93c94694d8d1f0831165f852389c982b
欧州3カ国で新規感染者最多 オミクロン株急拡大で 新型コロナ
12/25(土) 10:35配信


時事通信
24日、ロンドンの通りをマスクを着けて歩く人々(EPA時事)

 英国、フランス、イタリアで24日、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を更新した。


 新たな変異株「オミクロン株」への感染の急拡大を受け、各国が対応を迫られている。

 ロイター通信によると、英国で24日に発表された新たな感染者数は12万2186人だった。オミクロン株の急速な拡大により、特にロンドンで急増した。

 ジョンソン首相は、オミクロン株の重症化率が不明確なことなどから、クリスマス前の新たな規制導入を否定していた。

 フランスでは1日の新規感染者数が9万4124人と、10万人に迫り、政府は近く閣議を開き、対応を検討する。

 仏政府は来年1月前半に、飲食店などへ行くのに必要な「衛生パス」について、新たな法案の議会通過を目指している。この法案では、陰性証明でも取得可能だった制度を変更し、ワクチン接種を完了しなければ取得できないようにする。

 イタリアでも1日の感染者が5万人を超え、2日連続で過去最多となった。バチカンのサンピエトロ大聖堂では24日、フランシスコ・ローマ教皇がクリスマスイブのミサを行い、約2000人の市民らが参列。参列者は感染防止策としてマスクを着用し、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保した。

 ポルトガル保健当局も25日、前日の感染者は1万2000人を超えたと発表。当局者は「22日のデータを分析した結果、61.5%がオミクロン株だった。オミクロンがポルトガルを席巻しつつある」と語った。

4010チバQ:2021/12/26(日) 13:25:12
https://www.asahi.com/articles/ASPDV3S37PDVUHBI001.html
フランス、1日の感染者が過去最悪10万4千人に 休暇前に検査急増
新型コロナウイルス

パリ=疋田多揚2021年12月26日 11時33分
 新型コロナウイルスのオミクロン株が拡大しているフランスで25日、1日の感染者が過去最悪の10万4千人に達した。10万人を超えたのはコロナ禍以来初めて。クリスマス休暇で家族に会うために検査を受ける人が急増したのも一因とみられる。

 フランスでは現在、ディスコなどを除き、店舗の営業制限や外出制限は課されていないため、帰省や会食で感染はさらに広がる可能性がある。専門家は1月半ばに1日の感染者が20万人に達すると指摘している。

 政府は27日、関係閣僚会議を開き、対策を議論する。仏メディアによると、年明けに物流や公共交通機関などで人手不足に陥るのを避けるため、隔離期間を短くすることなども検討されている。現在、感染者は10日間、同居家族で濃厚接触の場合は17日間の自主隔離が求められている。(パリ=疋田多揚)

4011チバQ:2021/12/28(火) 14:24:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/92e7f6c06929d6388a13ab3d3161ec08a0f4b9f3
フランス、週3日の在宅勤務義務化へ コロナ対策で
12/28(火) 7:33配信

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AFP=時事
仏パリ近郊の病院の集中治療室で、患者のケアに当たる医療従事者(2021年12月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ジャン・カステックス(Jean Castex)仏首相は27日、新型コロナウイルス流行の第5波に対応するため、企業に対し従業員に週3日以上の在宅勤務を義務付けるよう命じると発表した。在宅勤務が可能な職種が対象で、年明けの1月3日から少なくとも3週間にわたり実施される。

【写真】パリ郊外の病院で、コロナ患者のケアに当たる医療従事者

 フランスでは、変異株「オミクロン株」の感染拡大により、医療体制が再び逼迫(ひっぱく)する恐れが出ている。25日には1日の新規感染者数が10万人を超え、過去最多を記録。専門家の多くは、感染者数が今後数週間で急増すると警告している。

 仏政府は27日、オミクロン株に関する緊急閣議を開いた後、一連の新措置を発表。レストランや映画館などに入るために必要な「衛生パス」は今後、ワクチン接種を完了した人のみが利用できるようになる。今まではワクチン未接種でも最近の検査で陰性となればパスを利用できたが、今後はこれが認められなくなる。

 カフェやバーでは、3週間にわたって立ち席を禁止し、テーブル席のみを許可する。コンサートやスポーツの試合などのイベントに対しては収容人数制限を再び設け、屋内で最大2000人、屋外で最大5000人とする。

 一方、政府が検討していると報じられていた大みそかの外出禁止令は見送られた。医療従事者約50人は週末の公開書簡で、1月3日の学校再開を延期するよう要請していたが、これも見送られた。【翻訳編集】 AFPBB News

4012チバQ:2021/12/28(火) 14:48:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/8dacf74abbdabb23e1b5a5f850ed75e7aa33074e
アルファからオミクロンへ 新型コロナ、次々変異株 21年の各国政治揺さぶる
12/28(火) 13:33配信

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時事通信
ジョンソン英首相=16日、ロンドン(AFP時事)

 新型コロナウイルスはアルファ、デルタ、オミクロンと次々変異し、2021年も衰えることはなかった。

【図解】オミクロン株の特徴

 各国の政治も振り回された。22年こそは収束が期待される。

 ◇発表前日のパーティー
 「変異株」の脅威が広く世界に知らされたのは、ちょうど1年前。20年12月19日にロンドンで行われた記者会見だ。

 ジョンソン首相は「英国は世界でも群を抜く最高のゲノム解析能力を持っている。だから他のどの国よりも変異した株を見つける力も勝っている」と自賛し、いわゆる「英国株」の発見を発表した。後に世界保健機関(WHO)によって「アルファ株」と名付けられた。

 「これまでのウイルスよりも最大で70%感染力が強いかもしれない」と警告したジョンソン首相の言葉に驚き、英国との往来を断ち切る国が次々現れた。当時はまだ欧州連合(EU)を離脱していなかったが、英仏海峡を目の前にした大渋滞が発生した。

 ところが、この記者会見の前日の12月18日に、英首相官邸ではひそかに大勢が集まるクリスマスパーティーが催されていたと最近、報道で発覚した。ジョンソン首相には今、強い逆風が吹いている。年明けになればリセットされて英国民は忘れてくれるのか、気が気でない。

 ◇G7首脳4人退陣
 アルファ株以上に猛威を振るったのがインドで見つかったデルタ株だ。東京五輪・パラリンピックを開催した日本にも押し寄せ、菅義偉首相を10月、退陣に追い込んだ。コロナ禍の21年、先進7カ国(G7)では年明けにトランプ米大統領、コンテ伊首相が相次いで退いた。

 20年から今月までのコロナ感染者の累計は、5000万人を超えた米国や1200万人の英国、900万人のフランス、700万人のドイツ、500万人のイタリアと比べ、日本の170万人はカナダの200万人よりも少ない。G7最低の水準を保ちながら「自宅療養」という名の医療崩壊を引き起こした政府への不信は大きかった。

 一方、今月8日、ついに退任の日を迎えたメルケル独首相は、10月のEU首脳会議で「欧州の輝く光、羅針盤だった」(ミシェルEU大統領)とたたえられ、他の首脳総立ちの拍手を受けた。そのドイツも反ワクチンの動きは政治運動化し、過激化の傾向が目立つ。22年の独政治に暗い影を投げ掛ける。

 ◇クリスマス休暇まひ
 11月にWHOに報告されたオミクロン株は分かっていないことも多いが、世界を震撼(しんかん)させた強い感染力が特徴だ。オミクロン株の存在をWHOに最初に報告した南アフリカは各国から渡航を禁じられ孤立した。1年前の英国と同じで、これが繰り返されれば変異株発見の報告をためらう国が増えてしまうと懸念される。

 しかし、程なく世界の空は南アに関係なく停滞し、クリスマス休暇をまひさせた。これまでにない感染力は、パイロットや客室乗務員の隔離を次々引き起こし、米国を中心に欠航が続出。帰省客や旅行者を立ち往生させた。

 米大統領首席医療顧問のファウチ国立アレルギー感染症研究所長は27日、MSNBCテレビに出演し、国内便でも搭乗に際してのワクチン接種義務化が「十分検討に値する」と訴えた。しかし、米国にも反ワクチン派は多い。バイデン大統領には新年早々重い課題となるかもしれない。

4013チバQ:2021/12/28(火) 17:00:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/016713b0aad6b405662bfa359cf0859f530606ba
仏の感染者、1日25万人超の可能性も 首相「まるで終わらぬ映画」
12/28(火) 8:27配信
 フランスのベラン保健相は27日の会見で、新型コロナウイルスのオミクロン株の拡大で、1日あたりの感染者数が来月上旬までに「25万人を超える可能性がある」と話した。フランスでは今月25日に新規感染者数が初めて10万人を超えたばかりだが、さらに増えるとの見通しを示した。

 ともに会見したカステックス首相は、終息しないコロナ禍について「まるで終わらない映画のようだ」と嘆いた。ワクチン接種を引き続き感染対策の柱と位置づけ、28日から3回目接種までの間隔を1カ月前倒しし、3カ月に短縮する方針を明らかにした。4回目接種についても「可能性の一つだ」(ベラン氏)とした。1月15日からは、飲食店や長距離交通機関の利用や病院の通院はワクチンを打った人だけに認めると決めている。

 新たな対策として、来月3日以降、カフェやバーで立ったままでの飲食を禁じ、サービスを着席者に限定する。長距離列車や映画館内での飲食も禁止する。

 一方、飲食店の営業時間短縮や外出制限といった厳しい措置は見送った。社会が人手不足に陥るのを避けるため、感染者は10日間などと定めている隔離期間も近く短縮するという。(パリ=疋田多揚)

朝日新聞社

4014チバQ:2021/12/30(木) 22:33:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/78984c3433388c721946879576266af7dc1a0973
英国の1日当たりの新規感染、最多18万人超 仏は20万人超に
12/30(木) 8:52配信

毎日新聞
国立感染症研究所が分離した新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真=同研究所提供

 英政府は29日、新型コロナウイルスの1日の新規感染者数が過去最多を更新する18万3037人だったと発表した。変異株「オミクロン株」の感染拡大が原因。一方、新規死者数は57人で、比較的低い水準を保っている。

 また、フランス政府は29日、新規感染者数が過去最多を更新する20万8000人だったと発表した。【ロンドン服部正法】

4015チバQ:2021/12/30(木) 22:45:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe74ae73f606141971523679a64eb9cd8963f632
米欧で過去最多相次ぐ 「感染の津波」とWHO 新型コロナ
12/30(木) 20:31配信ス事務局長は世界各地での感染拡大について、「感染力の強いオミクロン株がデルタ株と同時に拡大し、感染の津波をもたらすと非常に懸念している」と表明した。

 米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、米国では7日間移動平均の1日当たりの新規感染者数が28万2000人超となり、過去最多を更新。フランスで過去24時間の新規感染者が20万8000人、英国で18万3000人を超えたほか、ANSA通信によると、イタリアでも約9万8000人と過去最多を記録した。

 米大統領首席医療顧問のファウチ国立アレルギー感染症研究所長は29日、CNBCテレビに出演し、オミクロン株の米国内の感染ピークについて「(来年)1月末ごろになるかもしれない」と予想。「米国の規模やワクチン接種者・未接種者の割合を考えると、(ピークに達するまでに)数週間以上はかかるだろう」と説明した。

 フランスのベラン保健相は29日の議会での公聴会で、「コロナ陽性のフランス人は現在恐らく100万人を超えており、全人口の10%が濃厚接触者となっているだろう」と指摘。「こんな状況は初めてだ」と危機感を示した。クリスマスに親族らとの会合が増えたことで、感染が拡大したとみられている。

 ベラン氏は「パリの病院で集中治療を受けている患者のうち70%はワクチンを接種していない」と説明。ワクチンに重症化を防ぐ効果があると改めて指摘し、接種を呼び掛けた。

4016チバQ:2022/01/01(土) 13:17:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20211231k0000m030001000c.html
仏、EUの議長国に マクロン氏 存在感発揮し、再選のはずみに?
2021/12/31 08:30毎日新聞

仏、EUの議長国に マクロン氏 存在感発揮し、再選のはずみに?

フランスのマクロン大統領=AP

(毎日新聞)

 フランスは1月から半年間、欧州連合(EU)の議長国を務める。マクロン大統領が結束の揺らぐEUのかじ取り役を果たし、4月の大統領選での再選に向けたはずみをつけられるかどうか注目される。

 「完全な主権を持ち、世界に冠たる欧州となる。欧州の運命は欧州で決める」

 マクロン氏は12月9日、大統領府で記者会見し、議長国としての意気込みを述べた。新型コロナウイルスの感染拡大や、中東などからの難民・移民の受け入れ問題を念頭に、欧州での移動の自由を認めるシェンゲン協定の見直しや独自の防衛力の強化などを重要課題に挙げた。また英国の離脱でEUの求心力が低下する中、従来の経済面での協力にとどまらず、政治的な統合を深化させる意欲を示した。

 EU議長国は加盟国の持ち回りで、フランスの就任は、2008年以来14年ぶりだ。マクロン氏は17年の大統領選の決選投票で親EUを掲げて、EU懐疑派の極右政党・国民連合のルペン氏に勝利。再選へ向けた出馬をまだ正式に表明はしていないが、欧州のリーダーとしての存在感を示し、有権者に成果をアピールしたい考えだ。

 マクロン氏は、EUでの指導力の発揮が、大統領選で対抗馬に差をつける切り札になるとみている模様だ。仏ルモンド紙の世論調査では54%が「対外的にフランスの良いイメージを与えている」と答えるなど、マクロン氏の外交手腕は、有権者から一定の支持を得ている。マクロン氏は9日の記者会見で、新型コロナ危機に対応する復興基金の創設や、ワクチンの共同購入などEUの成果を挙げながら、「欧州が強くなればなるほどフランスにとっては良い。我々は欧州人だという意識が必要だ」と訴えた。

 法の支配や人権問題などEUの理念にかかわる問題で対立するハンガリーやポーランドとの関係改善に向けた地ならしも進めている。13日には大統領就任後、初めてハンガリーを訪問。権威主義的政策を進めるオルバン首相と会談し、互いを「政敵だがパートナー」と位置付けた。ポーランドなどを加えた東欧4カ国との間で、不法移民対策のための国境管理の強化や、EU加盟国間で意見が分かれる原発の推進などに一致して取り組むことも確認した。

 一方、大統領選で争うことになる有力な極右候補らは、EUの権威に対抗し、フランスの独自性の強化を重視している。前回大統領選に続き立候補を表明しているルペン氏は、前回はフランスのEUからの離脱「フレグジット」を公約に掲げた。今回は英国の離脱後の混乱を受け、EUの権限を弱める改革を訴えている。マクロン氏の議長国としての意気込みについて「EUの無能さをさらすことになるだろう」と冷や水を浴びせた。さらに、EUが不法移民対策で役割を果たさず、権限が肥大化して加盟国の自主性を奪っているとして「EUはフランス人にカネを返せ」とツイッターで主張した。

 もう一人の極右候補で政治評論家のゼムール氏もEU批判を展開し、有権者の愛国心に訴える戦術だ。シェンゲン協定を停止し、フランスの国境警備を軍に担わせると主張。パリ近郊で12月に開いた選挙集会では「我々はフランスだ。EUの属国ではない」と述べて喝采を浴びた。

 ただ、EUのあり方や、EUとの距離感が争点の一つとなった前回の大統領選と比べ、今回は経済、治安対策など国内政策への関心が高く、親EUを掲げるマクロン氏の主張が有権者にどこまで響くかは不透明だ。またマクロン氏は17年の就任以来、北大西洋条約機構(NATO)を「脳死」と批判するなど、同盟国との協調性を軽視する言動も目立っており、こうした姿勢を危ぶむ声もある。【パリ久野華代】

4017チバQ:2022/01/01(土) 13:18:06
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3383346.html
コロナ急拡大の英イングランド、医療従事者の欠勤1か月で倍増
2022/01/01 13:05AFPBB News

コロナ急拡大の英イングランド、医療従事者の欠勤1か月で倍増

英ロンドン南郊トゥーティングで、新型コロナウイルスの感染者が急増している事態を受けて病院の敷地内に建設中の仮設の医療施設(2021年12月30日撮影)。(c)JUSTIN TALLIS / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】英イングランドで新型コロナウイルス感染者が急増し、病床が逼迫(ひっぱく)する中、同ウイルスが原因で欠勤する医療従事者が1か月で倍増したことが、昨年12月31日に公表されたデータで明らかになった。

 NHSイングランドによると、新型ウイルスに感染するか自主隔離で欠勤する医療関係者は昨年11月29日には1万1375人だったが、12月26日には2万4362人に増加した。

 NHSイングランドのスティーブン・ポーイス氏は「欠勤する医療従事者の急増」と「入院患者数が10か月ぶりの高水準となる」タイミングが重なっていると警告した。

 英国では昨年12月29日、新型ウイルスに感染して入院中の患者が前週比40%増の1万1898人に上り、昨年3月初旬以来、過去最多となった。

 ポーイス氏は、新型ウイルス変異株「オミクロン株」の感染者が急増しているが全容は把握できていないと認め、「(NHSは)臨戦態勢に入っており、職員は引き続き最悪の事態に備えている」と述べた。

 英国は新型ウイルスの被害が欧州でも特に深刻で、これまでに14万8421人が死亡した。昨年12月31日には新規感染者が18万9846人確認され、前日から微増し過去最多を更新した。 【翻訳編集】AFPBB News

4018チバQ:2022/01/01(土) 13:22:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/e732d0460fa596837ff8ce1ce9fe6ec55f0054ed
現職独走、女性2人追う 極右ゼムール氏失速 22年春、仏大統領選
2021/12/31(金) 20:35配信

時事通信
マクロン仏大統領=2021年12月17日、ブリュッセル(AFP時事)

 【パリ時事】フランスで2022年4月に行われる大統領選まで、約3カ月に迫った。

 世論調査では現職のエマニュエル・マクロン大統領(44)が独走。中道右派・共和党のバレリー・ペクレス氏(54)、極右政党「国民連合(RN)」のマリーヌ・ルペン氏(53)の女性2人が追う。過激な言動で注目を集めた極右政治評論家のエリック・ゼムール氏(63)は失速。左派勢力は候補者が乱立し埋没気味だ。

 ◇初集会で乱闘騒ぎ
 調査会社エラブ社による12月20日の世論調査結果によると、マクロン氏の支持率は同月7日に比べ3ポイント増の26%。ペクレス氏の17%、ルペン氏の16%に大差をつけた。ゼムール氏は13%だった。

 作家としても知られるゼムール氏は、21年秋の世論調査で突如、有力候補に浮上。「移民を受け入れていない日本がモデルだ」と発言して国外でも知名度を高めるなど、瞬間的な「ゼムール現象」を巻き起こした。

 ところが、出馬表明後初めて開いた12月の政治集会が乱闘に発展。反人種差別団体のメンバーが襲撃され負傷し、ゼムール氏自身も男に飛び掛かられ手首を捻挫した。この騒動で熱気は冷め、ゼムール氏の人気は失速している。

 政治基盤を持たないゼムール氏はその後、立候補に必要な地方議員ら500人の署名を「集められない可能性がある」と弱音を吐き始めた。同氏が出馬を断念すれば、多くの票がルペン氏に流れるとみられている。

 ◇知日派急浮上
 ゼムール氏に続いて人気が急上昇したのは、共和党候補のペクレス氏だ。日本在住経験のある知日派で、12月には日仏の相互理解に寄与したとして旭日中綬章を受章。ツイッターで「シラク元大統領のように日本を愛している」と謝意を表明した。

 ペクレス氏は公認候補選出後の世論調査で、ルペン氏やゼムール氏を抜き支持率で2位に立った。さらに、決選投票での支持率はマクロン氏を上回る予想となり、仏メディアを騒がせた。ただ、ペクレス氏自身が「世論調査は浮き沈みがある」と仏テレビで指摘した通り、最近はルペン氏との差が縮まっている。

 ◇パリ市長低迷
 左派勢力からは急進左派「不屈のフランス」の創設者メランション氏や、社会党公認のイダルゴ・パリ市長ら候補者が乱立。支持が分散し、いずれの候補者も存在感を示せていない。

 中でもイダルゴ氏は支持率が1桁台と低迷。政治専門家からは「強力に中央集権化されたフランスでは、パリ市長は傲慢(ごうまん)なイメージを持たれている」と指摘される。さらに「環境政策に力を入れるイダルゴ氏は、外交手腕など大統領に必要な資質があるとは見なされていない」と切り捨てられ、高い知名度を生かせずにいる。

4019チバQ:2022/01/02(日) 17:48:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/8752498ddd13f9847b4f10479f35ef3fc0a02369
「仏独枢軸」再始動へ ショルツ独政権の決意
1/2(日) 7:15配信

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毎日新聞
ドイツのオラフ・ショルツ首相=ベルリンで2021年12月8日、AP

 仏独枢軸といわれたかつての時代が再スタートする予感がある。ドイツのショルツ首相は新政権発足直後の初外遊(12月10日)でフランスを公式訪問し、マクロン大統領と欧州連合(EU)強化のために欧州統合を深化させることで一致した。

 ドイツは欧州統合の深化に後ろ向きだったメルケル時代とは一線を引き、フランスとの二人三脚へ動き出した。ロシアの軍事的脅威など欧州の脆弱(ぜいじゃく)性が顕在化している中、危機感が両国を結び付けている。

 ◇「欧州統合の深化」を第一に挙げた独首相

 仏独両国は新政権が発足すると、大統領や首相がまず相手国を最初に訪問するのが慣例で、ショルツ新首相は政権発足2日後の12月10日、フランスを公式訪問した。首脳会談後の共同記者会見で、マクロン大統領は「我々は確固とした意見の一致を見、一緒に働いていくことを確認した」と、ウクライナ問題、対中関係、移民、温暖化問題などについて突っ込んで意見交換を行ったと述べた。

 ショルツ首相は「今回は単なる友情からの訪問ではなく、個々のテーマでしっかりと意見交換を行うための訪問だ」と指摘し、会談で取り上げたテーマとして最初に「EUの強化」と「EUの戦略的主権」を挙げた。

 社会民主党(SPD)党首のショルツ氏は、緑の党と自由民主党(FDP)との連立政権樹立にあたり合意文書をまとめ、欧州統合の深化を図ることを3党間で確認。この柱となるのが「EUの強化」と「EUの戦略的主権」だ。親EUのSPD、特に緑の党は、メルケル前首相が欧州統合の深化に後ろ向きなことに批判的だった。

 ショルツ氏がマクロン氏との共同記者会見で、まず「EUの強化」と「EUの戦略的主権」を挙げたのは偶然ではない。マクロン氏は大統領に就任した4カ月後の2017年9月、欧州統合を深化させるための包括的なEU強化策をドイツに提案した。満を持しての提携の呼びかけだったが、メルケル氏はこれを黙殺した。この時、メルケル政権の保健相は「欧州に高まいな演説は必要ない。ユートピアを語ることは結束でなく分裂を招く。EUがなすべきことは直面する問題に集中することだ」と述べたが、メルケル氏の考えを代弁したものと解釈された。

 これが念頭にあるショルツ氏は、まずもって欧州統合の深化に取り組む決意をフランスで表明し、新政権のスタートで仏独協力体制を築く強い意志を示そうとしたと思われる。マクロン氏の提案から4年。やっとドイツが欧州統合の深化に真剣に向き合うことになった。

4020チバQ:2022/01/02(日) 17:48:47
 ◇「戦略的自立」と「戦略的主権」

 EUの脆弱性はここ数年、はた目にもあらわになっている。英国の離脱によって、EUの域内総生産(GDP)は約17%減る(19年ベース)。これは当然ながら国際政治経済舞台でのEUの影響力低下につながる。EU27カ国中、ポーランドとハンガリーはメディア規制など非民主的政策を続け、EUの結束を妨げ、亀裂を生んでいる。また天然ガスを長年ロシアに依存してきたというアキレスけんが、ロシアのウクライナを巡る軍事的威圧の中で価格の高騰を招き、天然ガス供給を政治の具に使うことをロシアに許す事態になっている。

 米中対立の激化もEUを難しい立場に立たせている。米中対立のはざまに埋没しないため、EUは16年、「EUのグローバル戦略」を発表し、そこで「欧州の戦略的自立」の概念を打ち出した。米中のどちらにも偏らず、欧州独自の利益を追求するとの考えで、伝統的なフランスの外交戦略とも合致することもあって、翌年大統領に就任したマクロン氏はこれを強く推してきた。

 「戦略的自立」とショルツ氏が提起した「戦略的主権」の概念はほぼ重なる。ただフランスが強調する「戦略的自立」には「安全保障面での欧州の自立」も含まれる。しかしドイツをはじめとする多くのEU加盟国は安全保障について米国からの自立までは想定していない。「戦略的主権」という概念もまさにその含意で、「欧州の核心的主権を大事にする」という意味合いにとどまる。米国に対しても刺激的でない。

 ただ従来、安全保障を想起させる「戦略」という言葉の使用に慎重だったドイツが、あえて「戦略的主権」という言葉を使った意味は小さくない。慎重なメルケル時代からドイツは一歩踏み出したと言っても過言ではないだろう。国際政治における地政学的な戦略環境へのドイツのより積極的なコミットを求めてきたフランスにとって歓迎すべきことだ。

 ◇蜜月からギクシャクへ 仏独関係の60年

 マクロン・ショルツの仏独コンビは、久しく語られてこなかった「仏独枢軸」を再浮上させる可能性が十分ある。1960年代からの仏独関係を振り返るなら、「仏独枢軸」と形容される蜜月関係は、仏独の首脳同士の個人的信頼関係を基盤に形成されてきた。ドゴールとアデナウアー(60年代)、ジスカールデスタンとシュミット(70年代)、ミッテランとコール(80〜90年代)、そしてシラクとシュレーダー(90〜2000年代半ば)だ。

 しかしメルケル氏(在任05〜21年)になってからフランスと「仏独枢軸」というにふさわしい関係ではなくなった。メルケル政権登場の前年の04年、EUに東欧諸国を中心に一挙10カ国が加わり、25カ国体制になったことで、ドイツの関心が東欧に移ったことが大きかった。東欧の国々と歴史・文化的に深い関係のあるドイツのこの地域への影響力拡大と、それに伴う国力増進によって、フランスと緊密に協調する必要性を減退させた。それへのいら立ちをフランスも隠さなくなり、ギクシャクが目立つようになった。

 なかでもメルケル氏とマクロン氏の関係は特異だった。先のマクロン氏の欧州統合についての提案に対するメルケル氏の冷淡な態度もそうだが、ロシアや北大西洋西洋条約機構(NATO)への向き合い方でも両者は対立。メルケル氏は19年の「ベルリンの壁」崩壊30年記念の夕食会で、マクロン氏に対して「あなたの破壊的なやり方は分かっている。しかし壊れた破片を集めるのに私は疲れました。あなたが壊したカップの破片を私がつなぎ合わせ、やっと私たちはお茶を一緒に飲めるのです」と、他の首脳の前で不満を爆発させた。

 その後、発生した新型コロナウイルス問題の危機感から双方は協力関係を構築し、メルケル氏が退任する最後の1年余はいい関係をもった。ただ2人の関係のアップダウンは仏独関係では前例のないものだった。

4021チバQ:2022/01/02(日) 17:48:58
 ◇危機感が再結束へ動かす

 おそらくショルツ氏は「仏独がしっかり提携しない限りEUは動かないし、外からの脅威に対応できない」「英国なき後のEUで仏独が結束しない選択肢はあり得ない」と考えていると思われる。ショルツ氏は欧州統合の深化以外でも、フランスと足並みをそろえている。

 対露姿勢でメルケル氏は一貫してプーチン大統領に厳しかったが、ショルツ氏はロシアと対立しつつも対話の必要性を口にしており、この点でもマクロン氏と一致する。またフランスは最近、地球温暖化対策に絡んで原発への回帰を明らかにして、ドイツの原発ゼロ政策と相反する方向へカジを切った。ショルツ氏は原発に厳しい姿勢をとる緑の党を政権に抱えながらも、「各国それぞれの展望がある。大切なのは温暖化対策で野心的であるということだ」と黙認している。

 フランスは22年前半にEU議長国を、ドイツは22年から1年間、主要国首脳会議(G7サミット)の議長国を務める。これを生かしてマクロン、ショルツ両首脳は年明け早々から連携してEUや国際政治課題で積極的なイニシアチブを打ち出すと思われる。

 では欧州統合の深化で仏独は同一歩調がとれるのだろうか。ショルツ政権は欧州統合の深化の中身について、27カ国の意思決定をより容易にするためEU条約の修正などを挙げている。ポーランドとハンガリーなどの非民主主義的な政権の反対によってEUが効果的な政策を打ち出せないことが念頭にある。

 一方、マクロン氏が見据える欧州統合の深化はさらに進んで、ユーロ圏共通予算やユーロ圏財政相の創設などを念頭に置いている。財政規律を重視するドイツがどこまで応じられるかはこれからだ。ここは双方が欧州統合深化へスタートラインについたというべきだろう。

 フランスは22年4月に大統領選挙があり、マクロン氏が再選されるかもポイントだ。ただショルツ氏が仏独枢軸に向けた礎石を置いたことで、たとえマクロン氏が再選されなくても新大統領と提携していく余地は十分ある。

 米国が超大国としての力を落としている時、結束した強いEUは日本にとっても重要である。インド太平洋にしっかりとかかわってもらいたい時、内向きで脆弱な欧州は日本にとって大きな懸念材料だ。仏独枢軸の行方に日本も強い関心を抱かねばならないゆえんである。【客員編集委員・西川恵】

4022チバQ:2022/01/02(日) 20:18:28
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220102-567-OYT1T50035.html仏マクロン大統領「今後数週間は困難になる」…新規感染者が4日連続で20万人超に
2022/01/02 19:44読売新聞

仏マクロン大統領「今後数週間は困難になる」…新規感染者が4日連続で20万人超に

12月31日、新年を祝うためシャンゼリゼ通りに集まる人々。新型コロナ感染拡大の影響で、恒例の花火などは中止となった(ロイター) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【パリ=山田真也】新型コロナウイルスの感染拡大が欧州で最大規模となっているフランスで1日、1日当たりの新規感染者が4日連続で20万人を超えた。マクロン大統領は昨年12月31日の国民向けテレビ演説で「今後数週間は困難になる」と述べ、ワクチン接種を呼びかけた。

 1日発表の新規感染者は21万9126人、12月31日発表ではこれまでで最多の23万2200人に上っていた。仏政府は新たな変異株「オミクロン株」が感染者に占める割合は約6割に達しているとみている。

 感染者の急増で労働人員の不足が懸念されている。仏政府は3日以降、ワクチン接種を完了している人については、新規感染者に求めている隔離期間10日間を7日に短縮し、濃厚接触者の隔離も行わない方針だ。

4023チバQ:2022/01/05(水) 12:19:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/7834b0dddc5c42d6ff35718179164038e58bbc3d
コロナ感染、イギリスで初の20万人超え 仏とイタリアも過去最多
1/5(水) 9:08配信

毎日新聞
新型コロナウイルスの感染拡大について記者会見するジョンソン英首相=ロンドンで2022年1月4日、AP

 欧州各国で新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数が増加を続けている。英政府は4日、新規感染者数が21万8724人だったと発表した。新規感染者数が20万人を超えたのは初めて。ただし、新たな死者数は48人と比較的低い水準を維持している。

 ジョンソン首相は同日の記者会見で、現在流行中の変異株オミクロン株の感染者が従来の変異株と比べて軽症で済む傾向があることや、ワクチンの3回目接種が進んでいることなどに言及したうえで、現段階でロックダウン(都市封鎖)を含めた厳しい行動規制を導入しない意向を示した。

 ジョンソン氏は「再び国を停止させることなくオミクロン株の波を乗り切る見込みがある。学校やビジネスをオープンにしたまま、このウイルスと共存する方法を見いだすことができる」と述べ、規制強化に否定的な考えを強調した。

 しかし、屋内の公共スペースにおけるマスク着用義務など、イングランドにおける現行の規制は当面維持したい考えを明らかにした。

 一方、4日はフランスで27万1686人、イタリアで17万844人となり、両国でも過去最多を更新した。フランスでは2021年12月29日に初めて20万人を超え、欧州の感染の中心地となっている。1月3日から少なくとも週3日の在宅勤務が義務付けられた。【ロンドン服部正法、パリ久野華代】

4024チバQ:2022/01/05(水) 12:22:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/5536f514919b10df0ef258bf448d23e33019e4ad
24日に大統領選出投票 ドラギ首相転身なら混乱も イタリア
1/5(水) 7:05配信

時事通信
イタリアのマッタレッラ大統領=2021年7月、パリ(AFP時事)

 【パリ時事】イタリアのフィコ下院議長は4日、大統領を選出する投票が24日に行われると議員らに通知した。

 ANSA通信が報じた。マッタレッラ大統領は2月に7年の任期満了を迎え、続投しない意向を既に表明。ドラギ首相が有力候補に挙がっているが、転身となれば、国内政局が混乱する恐れがある。

 イタリアでは首相が行政権を統括し、大統領は首相の指名権や議会解散権、軍隊の指揮権を持つ。大統領は上下両院議員ら計約1000人の投票で選出される。

 昨年2月に首相に就任したドラギ氏は、先月下旬の記者会見で「誰が(首相に)なろうとも仕事が続けられる状況は整えた」と述べ、大統領転身の可能性を示唆した。他にはベルルスコーニ元首相の名前も取り沙汰されているが、幅広い支持が得られるかは不透明だ。

 現政権は左派「五つ星運動」や中道左派・民主党、極右「同盟」などで構成。ドラギ氏が転身する場合、新首相を選ぶ必要があるが、現時点で有力候補はいない。首相が決まらなければ、2023年の議会任期を待たずに解散総選挙が行われるシナリオもある。

4025チバQ:2022/01/05(水) 12:28:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1d84689d51ee971766f5062a124ae4311f46acf
再選出馬「望んでいる」 マクロン氏、初表明 仏大統領選
1/5(水) 5:54配信
時事通信
フランスのマクロン大統領=2021年12月、ブリュッセル(AFP時事)

 【パリ時事】フランスのマクロン大統領は4日、仏紙パリジャンとのインタビューで、再選を目指す希望を初めて表明した。

【写真】談笑するマクロン仏大統領

 マクロン氏はエリゼ宮(大統領府)で、パリジャンの読者7人の質問に答えた。マクロン氏は出馬の意向について問われると「望んでいる。それが可能となる状況になり、私が意見を明確にしたらすぐに表明するだろう」と述べた。

 大統領選は4月10日に第1回投票、同月24日に上位2人の決選投票が行われる。他の候補が次々出馬を表明し脚光を浴びる中、「本命」と見られてきたマクロン氏は沈黙を続けてきた。今後、正式な出馬表明を再度行って、投票前に一気に注目を集める戦略を描いているとみられる。

4026チバQ:2022/01/05(水) 19:36:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0ec7cf34e316648fb5ab86cfd1dce774d1a9c1cスウェーデン国王が感染、王妃も 過去には自国の対策「失敗」と発言
1/5(水) 18:30配信

朝日新聞デジタル
スウェーデン王室のカール16世グスタフ国王(右)とシルビア王妃(中央)=AP

 スウェーデン王室は4日、カール16世グスタフ国王(75)とシルビア王妃(78)が3日夜の新型コロナウイルス検査で陽性になったと発表した。2人は免疫を高める3本目のワクチン接種を終えており、「症状は軽く、体調も良好」という。

 夫妻は新型コロナの行動規則に従い、自宅で自主隔離している。地元メディアによると、同国の王室では、国王の長女で王位継承者のビクトリア皇太子が昨年3月、新型コロナに感染した。国内の感染者は昨年12月30日に新規感染者が過去最多の1万1507人を記録するなど、増加傾向にある。

 国王は一昨年12月、強制的なコロナ規制を避ける自国の対策について、「失敗したと思う」「私たちは多くの死者を出した。それはひどいことだ」と発言。国王の任務は主に儀礼的なもので、政策への言及は異例なこともあって話題になった。

 政府は、混雑が避けられない場合は公共交通機関でのマスク着用を成人に求めたり、できるだけ自宅から仕事をするように呼びかけたりしている。それでも、ロイター通信によると、厳しい行動規制を避ける従来方針に沿い、他の欧州諸国に比べて、限定的なものにとどまっている。(ロンドン=金成隆一)

朝日新聞社

4027チバQ:2022/01/06(木) 11:29:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a6605669ccf15931e788c69505eb93f2cb5476c
フランスの新規感染、最多の33万人…イタリアも18万人
1/6(木) 11:09配信
読売新聞オンライン
エッフェル塔

 【パリ=山田真也、ローマ=笹子美奈子】フランスの保健当局は5日、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者が33万2252人になったと発表した。30万人を超えたのは初めてで、過去最多だった4日発表から約6万人増えた。

 フランスの5日発表の死者は246人だった。入院患者は増加傾向にあり、5日時点で約2万700人になった。うち約3700人が集中治療を受けている。フランスでは約500万人がワクチンを接種していないとされており、仏政府は感染防止のために接種するよう呼びかけている。

 イタリア保健当局の5日の発表によると、1日当たりの新規感染者は18万9109人となり、過去最多を更新した。死者は231人だった。

4028チバQ:2022/01/06(木) 14:09:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d5431f3ee74d09bef04804a225196e459f81fe3
仏で30万人超、過去最多相次ぐ 新規感染、検査場に長蛇の列 欧州
1/6(木) 13:32配信
時事通信
5日、フランスのコルシカ島で、新型コロナウイルスの患者を医療用航空機に運び込む医師ら(AFP時事)

 【パリ時事】新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が猛威を振るう欧州で5日、1日当たりの新規感染者数がフランスで初めて30万人を超えるなど過去最多を更新する国が相次いだ。

 各国では、クリスマスや新年の会合後に陽性者との濃厚接触者と判断されて検査を受ける人の長蛇の列ができた。当局は「ワクチンが重症化を防ぐ」と接種を呼び掛けている。

 フランスでは5日、新たに約33万人の感染が確認された。4日に新規感染者が20万人超となった英国を大きく上回り、欧州で最多となった。このほかイタリアで新規感染者数が過去最多の約19万人に上り、オランダやスウェーデンでも過去最多を記録した。

 ベラン仏保健相は4日の議会で、過去1週間に約800万人が検査を受けたと説明。陽性率は約15%と、2回目のロックダウン(都市封鎖)が実施された2020年秋と同水準だと指摘し、危機感を示した。その上で「(ワクチンで)感染を防ぐことはできないが、重症化は防げる」と改めて接種を呼び掛けた。

 感染拡大を受け、伊政府は5日、50歳以上を対象にワクチン接種を義務化すると決定した。一方で重症者は比較的少ないことから、各国政府は経済活動の維持を優先し、規制強化は行わない方針。

4029チバQ:2022/01/07(金) 15:10:35

https://news.yahoo.co.jp/articles/70ec281a8d8b804b869298950561e5d52c5d6414
中国、リトアニアに経済圧力 台湾「代表処」問題で
1/5(水) 19:52配信

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産経新聞
中国が、リトアニアへの経済的な圧力を強めている。台湾への接近を進め、昨年11月に首都ビリニュスに「駐リトアニア台湾代表処」(大使館に相当)の開設を認めたためだ。リトアニアからの輸出品が中国の税関を通らなくなったなどと伝えられており、巨大な経済力をバックに台湾との離間を図る狙いとみられる。

欧州メディアの昨年12月24日の報道によると、欧州連合(EU)欧州委員会で通商を担当するドムブロフスキス執行副委員長は「リトアニア製が含まれていると、EU諸国からの品物は中国の税関で処理されないようだ」と発言。中国の港で足止めを食っているリトアニアやEUからの輸出品が増えていると懸念を示した。

中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は同日の記者会見で「事実ではない」と反論。同時に「リトアニアは両国の外交関係の政治基礎を深刻に破壊した」と主張し、「中国の企業の多くは既に、リトアニアを信頼に値する協力パートナーとしていないそうだ」と付言した。

中国は、台湾が欧州に置く代表機関として初めて、名称に「台北」ではなく「台湾」と明記した代表処がリトアニアに開設されたことに猛反発。外交関係の格下げに動いた。

香港メディアの「香港01」は今月5日、中国が「外交等級の引き下げだけでなく、リトアニアとの貿易を実質的に止めた」と指摘。中国企業がリトアニア産品の使用を停止しているなどと伝えた。

影響はリトアニア以外の企業にも広がっている。ロイター通信は12月、独自動車部品大手コンチネンタルが、リトアニア製の部品使用を中止するよう中国から求められていると報じた。また、中国が多国籍企業にリトアニアとの関係を打ち切るよう求めているとも報じている。

一方、欧州メディアによると、リトアニアのナウセーダ大統領は今月4日、台湾の代表処について「名称が、中国との関係に強く影響する主要な要因になっている」と述べた。「台湾」を冠した名称が誤りだったと表明した形だ。

中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は5日の記者会見で「過ちに気付いたのは正しい一歩だが、さらに重要なのは行動をとることだ」と主張。代表処の設置を撤回するよう求めた。(北京 三塚聖平)

4030チバQ:2022/01/07(金) 15:10:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdbad14d5d6663e43170ed85918b972c34f857cf
リトアニア、親台湾政策めぐり大統領と外相が対立
1/7(金) 15:06配信

産経新聞
【パリ=三井美奈】バルト三国の一つ、リトアニアの政府内で親台湾外交をめぐる対立が起きている。ナウセーダ大統領は4日、昨年11月に国内に設置された台湾当局の代表機関に「台湾代表処」の名称を認めたのは「過ちだった。私は関与しなかった」と主張。ランズベルギス外相は「すべて大統領とともに決めた」と反論した。内政バトルに中国と米国が「参戦」し、場外戦に発展している。

一連の発言は、リトアニア公共放送LRTなどが報じた。ナウセーダ大統領は、代表機関の設置自体は正しいとしながら、「名前が問題。対中関係に大きな打撃を与えた」と発言し、ランズベルギス外相に打開策を示すよう求めた。これに対し、同外相は「リトアニアは悪いことをしていない。価値観に基づいて方針を決めたため、罰を受けている」と述べ、中国がリトアニアに「報復」として経済圧力を加えていることこそが問題と主張している。

大統領と外相の対立について、ビリニュス大のコンスタンチナス・アンドリヤウスカス准教授は「2人がライバル関係にあるのが原因」と指摘する。ナウセーダ大統領は、中央銀行の元理事で経済専門家。ランズベルギス外相は2020年の議会選で勝利した中道右派政党の党首で、かつて大統領選でナウセーダ氏の対立候補だったシモニテ現首相を擁立し、新政権を発足させた。

ナウセーダ大統領の発言を受け、中国外務省報道官は5日、「誤りを正すのは正しい方向への一歩。重要なのは行動だ」と述べ、台湾代表処の名称変更を促した。これに対し、米通商代表部(USTR)のタイ代表はランズベルギス外相と電話で会談し、支持を表明。ツイッターで「リトアニアは中国の経済的威圧に直面している」と指摘した。

中国は台湾代表処の開設は「一つの中国」政策に反すると批判。リトアニアからの出荷品の通関を差し止める報復に出ている。中国は実施を認めていないが、欧州連合(EU)に影響が広がっており、欧州委員会は世界貿易機関(WTO)への提訴も辞さない構えを示している。

リトアニアは1990年、民主化運動の末にソ連から独立回復を宣言した歴史があり、中国の圧力を受ける台湾を支援してきた。昨年11月にはナウセーダ大統領が、バイデン米大統領と訪英中に会い、親台政策で「支持を得た」とも述べていた。しかし、隣国ロシアの脅威が増す中、国内には対中関係悪化への不安も強く、最近の世論調査では41%が政府の政策に不支持を表明していた。

4031チバQ:2022/01/07(金) 15:15:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8ef7a0600d0fda65270533f89ac8ae992b96dc0
中国、リトアニアに「報復」 台湾と関係強化、EUにも飛び火
1/4(火) 15:25配信

毎日新聞
=ゲッティ

 バルト3国のリトアニアに対し、中国が「報復」を本格化させている。リトアニアが首都への台湾の代表機関開設を認めるなど、中国と対立する蔡英文政権との関係を強化しているためだ。リトアニアの外交官は中国を離れるよう強いられ、リトアニアからの輸出品は中国の税関を通らなくなっている。リトアニアが加盟する欧州連合(EU)諸国から中国への輸出にも影響が出始め、EU側が反発。両国の対立はEU全体に飛び火しつつある。

 台湾は昨年11月18日、リトアニアの首都ビリニュスに「台湾」の名称で代表処(大使館に相当)を開設した。強く反発した中国は同月26日に在リトアニア中国大使館の名称を「臨時代理大使事務所」に変更し、外交関係の「格下げ」に踏み切った。

 その後、リトアニア政府は北京に駐在する外交官や家族を中国から出国させた。米メディアなどはその背景として、中国当局が外交官の身分証明書を返却するよう要求したと報じた。外交特権を奪われる懸念があり、北京の外交筋は「事実上の『追い出し』だ」と指摘する。この問題について中国外務省の趙立堅(ちょうりつけん)副報道局長は12月28日の記者会見で「外交関係が格下げとなったため再申請を要求した。通常の手続きであり中国での外交官の立場に影響は与えない」と主張した。

 12月上旬には、リトアニア発の積み荷が中国で通関を拒否されているとの情報を得たとEUが明らかにした。EU欧州委員会のドムブロフスキス執行副委員長(通商担当)は同月24日、ドイツ紙の取材に対し「EU諸国の製品にリトアニア製の部品が含まれていると、中国の税関を通過できないようだ」と述べ、中国の報復措置がEU諸国にも影響を及ぼしていることに懸念を示した。EUは、世界貿易機関(WTO)への提訴も検討している。

 ロイター通信によると、中国はリトアニア企業との取引停止を進めると同時に、他国の企業にもリトアニアと関係を断つよう働き掛けている。独自動車部品大手のコンチネンタルは、リトアニアで生産する部品を使わないよう中国側から圧力を受けているという。

 趙副報道局長はEU側の主張やロイターの報道について「事実ではない」と反論。一方で「多くの中国企業がリトアニアを信頼できる相手と見なさなくなったと聞いている。リトアニアは対中貿易が困難になった原因を自ら探す必要がある」と強調した。

 中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報はリトアニアについて「ゾウの足の裏にいるネズミかノミにすぎない」と痛烈に批判しており、中国がさらに報復措置を重ねる可能性がある。【北京・岡崎英遠】

4033チバQ:2022/01/10(月) 20:02:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/153424
フランス大統領選まで3カ月 ゼムール氏失速 マクロン大統領の対抗馬争いに影響
2022年1月10日 19時11分
パリ近郊のテレビ局に11月30日、警護員に守られて到着したゼムール氏(中央)=AP
パリ近郊のテレビ局に11月30日、警護員に守られて到着したゼムール氏(中央)=AP

 【パリ=谷悠己】4月のフランス大統領選まで3カ月を切った。世論調査の支持率によると、まだ正式に出馬表明していない現職マクロン大統領(44)の優勢は揺るがず、決選投票の相手が焦点になっている。「第2の極右候補」として注目された評論家エリック・ゼムール氏(63)が急失速し、立候補条件を達成できない可能性が浮上。その動向がマクロン氏の対抗馬を決する鍵を握っている。
 「この選挙を盗ませてはならない。力を貸してほしい」。ゼムール氏は先月下旬、会員制交流サイト(SNS)内の動画で訴えた。
 大統領選に立候補するには3月の登録終了時に500人以上の国会議員や地方首長らの推薦署名が必要だが、陣営が今月初旬時点で確保できたのは約300人。ゼムール氏自身も動画内で「署名を集められない可能性もある」と認めた。
 「移民ゼロ」を唱えるゼムール氏は一時、治安向上を求める中道右派層にも浸透し、マクロン氏に次ぐ支持率を集めていた。だが、11月末の出馬表明前後に自身の差別的な言動や集会での支持者による暴行事件が問題化し、推薦をためらう動きが続出。仏紙レゼコーなどが4日発表した世論調査でもゼムール氏は4番手の13%に停滞する。
 激化しているのは26%で首位のマクロン氏との決選投票を狙う2位争いだ。中道右派「共和党」初の女性候補として注目度が増した元予算相バレリー・ペクレス氏(54)と極右政党「国民連合」党首マリーヌ・ルペン氏(53)がともに16%で拮抗。ゼムール氏が出馬できなければ、ルペン氏が極右票を回復し、有利になるとみられ、ゼムール氏の署名集めが注目される。
 左派勢は社会党候補のイダルゴ・パリ市長が統一候補選出を呼び掛けたが、急進左派と環境政党が拒否。支持層が割れ、いずれも10%以下に埋没している。

4034チバQ:2022/01/10(月) 20:03:11
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220107/k10013416841000.html
どうなる?フランス大統領選挙 マクロン大統領再選に強敵現る
2022年1月7日 20時00分

ことし4月にフランスで大統領選挙が行われます。

前回(2017年)「右でも左でもない」と超党派を掲げて旋風を巻き起こしたマクロン大統領。「右派共和党VS左派社会党」という伝統的な構図に大きな変革をもたらしました。

次の選挙でもマクロン氏は立候補が有力視されていますが、「フランス初の女性大統領」を目指す強力なライバルが現れ、予測がつかなくなってきています。

ヨーロッパでは去年、ドイツで16年にわたって首相をつとめ、強力なリーダーシップを発揮してきたメルケル氏が退任。そのドイツとともにEUをけん引するフランスの大統領が誰になるのか、世界が注目しています。

(欧州総局記者・藤井俊宏)

マクロン氏 最大のライバル現る
バレリー・ペクレス氏(54)(1967年7月14日生)
実は去年(2021年)の夏ごろまで、マクロン大統領の再選は確実という見方が大勢でした。しかし今、情勢は激しく動き出し、結果の予測は難しくなってきています。

その最大の理由は、バレリー・ペクレス氏の存在です。去年12月初め、最大野党の右派、共和党の党員投票で公認候補に決定。

共和党は、相撲好きで知られたシラク元大統領(在任1995年〜2007年)やサルコジ元大統領(2007年〜2012年)を輩出した伝統的な右派で、フランスでは地方を中心に根強い支持があります。

ペクレス氏は、シラク政権で大統領府のスタッフを務めたほか、サルコジ政権では閣僚を歴任。現在はパリを含む広域の行政単位である「イルドフランス地域圏」のトップで、政治経験も豊富です。

日本への留学経験もあり、2016年に来日した際には日本語でスピーチを行いました。

「みずからの3分の1はイギリスのサッチャー元首相で、3分の2はドイツのメルケル前首相だ」と表現するとともに、フランスで女性初の大統領を目指すと訴え、急速に支持を伸ばしているのです。
世論調査をみると、マクロン氏が25%前後で首位を維持しています。

前回、決選投票まで進んだ極右政党のルペン氏が長く2位を維持してきましたが、去年10月ごろ、極右の論客、ゼムール氏が注目を集め、ルペン氏に迫りました。

そこに割って入ったのがペクレス氏です。共和党の公認決定をきっかけに一気に2位に浮上。

決選投票でマクロン氏と争うことを想定した場合でも、ほぼきっ抗するという結果が、さまざまな世論調査で明らかになってきています。
ペクレス氏が勝つ可能性は?
専門家の中にはペクレス氏が勝利する可能性を指摘する見方もあります。その理由は右傾化です。

4035チバQ:2022/01/10(月) 20:03:57
政治学者でパリ政治学院のドミニク・レニエ教授によりますと、これまでの大統領選挙では、1回目の投票で極右を含む右派が全体の60%ほどの票を獲得していて、もともとフランスでは右派の支持者が全体の過半数を占めているということです。

そして、今の傾向は、極右の支持者が増え、右派の中で多数派を占めるようになっているというのです。前回、ルペン氏が決選投票に進んだことや、今の世論調査でも極右のルペン氏とゼムール氏の2人が上位に食い込んでいることがこれを象徴しています。

ところが、極右の大統領の誕生には国内で強い拒否感があり、たとえ決選投票に進んでも極右の候補者が勝つのは難しいとみられています。前回の選挙でも決選投票では、ルペン氏が大差でマクロン氏に敗れました。
ペクレス氏の選挙集会(パリ)
そこで注目されるのがペクレス氏。国政を担った共和党の候補であり、幅広い支持が望めます。今の勢いをより確かなものにし、決選投票に進めば、極右も含めて支持をまとめられる可能性があると、レニエ教授は指摘します。

実際に世論調査では、マクロン氏とペクレス氏の決選となった場合、5年前の選挙でルペン氏に投票した人の66%が、ペクレス氏に投票するという結果も出ています。

レニエ教授は、ペクレス氏が右派の中でも右寄りの層や、極右の支持者を取り込むことができるかが、今後のカギになるとみています。
フランス大統領選挙の仕組みは?
・2回投票制。
・1回目で過半数の票を獲得する候補者がいなければ上位2人の間で決選投票。

ただ、今の制度になった1965年以降、1回目の投票で決着したことはありません。
マクロン大統領 激動の1期目
現職エマニュエル・マクロン氏(44歳)1977年12月21日生
史上最年少の39歳で大統領に就任したマクロン氏。内政では、テロ対策や気候変動対策の強化など、さまざまな制度改革を意欲的に進めました。

しかし、痛みを伴う改革は国民の強い反発を受けることもあり、多くの困難にも直面しました。
最大の危機 黄色いベスト運動
2018年11月、SNSの呼びかけに応じて全国で始まったデモは、参加者が作業用のベストを着用したことから「黄色いベスト運動」と呼ばれ、全国で数十万人が参加しました。

発端は燃料価格の高騰に加えて、政権が気候変動対策として予定していた、燃料税の引き上げ。日常生活で車が欠かせない地方の人々は、これ以上は家計がもたないと、不満を爆発させました。

パリでは、高級ブティックが立ち並ぶシャンゼリゼ通りで治安部隊とデモ隊の小競り合いが毎週のように起き、参加者の一部が暴徒化して車や店舗に火をつけるなど混乱が拡大。ホテルでは宿泊客のキャンセルが相次ぎ、経済的にも大きな影響が出ました。
就任直後に64%あったマクロン氏の支持率は23%まで低下しました。

政権は燃料税の引き上げを断念するとともにデモの最大の要因だった、地方の不満に耳を傾けるとして、マクロン氏本人や政権幹部が各地に出向き、人々と対話を重ねました。

こうした取り組みの結果、支持率は9か月ぶり(2019年5月)に30%台を回復しました。
改革には強い反発も
マクロン大統領が進めた年金制度改革に反対のデモ
その後、少しずつ支持率は上昇しますが、同じ年の12月、再び危機が訪れます。今度は財政再建のために進めていた年金制度の改革に対する反発です。

受給額が減る可能性があるとして、国鉄など公共交通機関の労働組合が大規模なストライキに突入。列車や地下鉄、バスの運行本数が極端に減り、通勤通学に大きな影響が出たほか、混乱を嫌って、観光客も減少しました。

上昇傾向にあった支持率は再び下落しました。
新型コロナ対策で指導力を発揮
中国に続き、新型コロナウイルスの感染が急拡大したヨーロッパ。マクロン大統領は強い指導力を発揮します。
パリ・シャンゼリゼ通り(2020年5月)
厳しい外出制限とともに、食料品や薬品を販売する店をのぞき、飲食店などの営業を禁止。在宅勤務が原則となり、企業活動は大幅に制限されました。

一方で、休業を余儀なくされる飲食店や商店の従業員の賃金を政府が補償するといった対策を矢継ぎ早に打ち出しました。

個人の権利を大幅に制限する一方で、雇用を守り、経済の再生につなげようという対策が奏功し、支持率は再び上昇。43%にまで回復しました。
その後、支持率は40%前後で推移し、直近の去年12月は41%です。

4036チバQ:2022/01/10(月) 20:04:50
「EUを強く」
マクロン大統領は「EUを強くすることがフランスを強くする」と考えています。このためアメリカに追随するのではなく、中国とも独自の関係を築くなど、国際社会で確固たる存在感を示すことができるEUを追求してきました。
EU議長国に合わせて青くライトアップされたエッフェル塔
ことしは1月から半年間、フランスがEUの議長国を務めます。マクロン氏は移民問題や、加盟国の防衛においても、EUとして迅速な対応をとるための仕組み作りに向けた議論を進めたい考えです。

また、南太平洋に領土があるフランスはヨーロッパではいち早くインド太平洋戦略を打ち出していて、マクロン氏は、この地域でのEUのプレゼンスも高めたいねらいです。ヨーロッパのリーダーとしてのみずからの指導力をアピールすることで選挙戦につなげたい思惑もかいま見えます。
フランス大統領の権限とは?
・国家元首。
・閣議の議長。
・首相や閣僚の任命や罷免。
・議会の解散権。
・非常事態の宣言。
・軍の統帥。

・1期5年、2期まで。

※青、白、赤からなる、フランス国旗の色を微妙に変える権限も!ジスカールデスタン元大統領(1974年〜1981年)が明るくした青の色をマクロン氏が元の濃い色に戻しました。
そのほかの主な候補者
極右政党「国民連合」
マリーヌ・ルペン氏(53)1968年8月5日生
かつて、シラク大統領と決選投票まで争った父親から極右政党を引き継ぎました。本人も前々回2012年、前回2017年と立候補し、前回は決選投票に進んで、マクロン大統領と争いました。

かつては「反移民」「反イスラム」をたかだかと掲げていましたが、前回、決選投票でマクロン大統領に大きく負けたことを教訓に、過激な言動を控え、「脱悪魔化」とも言われる穏健化路線を進めて、支持の拡大を図っています。
極右
エリック・ゼムール氏(63) 1958年8月31日生
フランスの有力紙フィガロの元記者で、テレビコメンテーターとしても高い知名度がある極右の論客です。

「中東やアフリカからの多くの移民のせいで、フランスの伝統や文化が脅かされ、治安も悪化している。このままだと移民によってフランス人が隅に追いやられる」などと「反移民」「反イスラム」を強く打ち出しています。

ルペン氏がソフト路線に転換したことで、その支持者が流れているとみられ、去年の秋ごろから急速に支持を広げました。
急進左派
ジャンリュック・メランション氏(70)1951年8月19日生
1986年、当時としては最も若くして上院議員となりました。社会党の内閣で閣僚経験もあり、その後、社会党を離れて、急進左派の政党を立ち上げました。大統領選挙への立候補は前々回、前回に続いて3回目となります。

「労働者の権利を守る急進左派の重鎮」として根強い人気があります。前回は若い世代を中心に急速に支持を広げ、最終盤には上位をうかがう勢いで注目を集めました。
環境
ヤニク・ジャド氏(54)1967年7月27日生
ヨーロッパエコロジー・緑の党のヨーロッパ議会の議員で、前回も公認候補となりましたが最終的に社会党の候補の支持に回り、立候補を取り下げました。

緑の党は、気候変動に対する市民の関心の高まりとともにヨーロッパ各国で勢力を伸ばしていて、フランスでも存在感を増しています。
左派「社会党」
アンヌ・イダルゴ氏(62)1959年6月19日生
ミッテラン元大統領やオランド前大統領を輩出した、左派社会党の公認候補です。2014年に首都パリの市長に、女性として初めて当選しました。

大気汚染対策として、自動車の削減を目指し、車線を減らして自転車専用レーンを整備するなど、環境政策を強力に進めてきました。

4037チバQ:2022/01/10(月) 20:05:00
重要な争点は「移民」
極右の論客、ゼムール氏が反移民を強く訴えて支持を伸ばし、メディアの注目を集めたこともあって、移民問題は重要なテーマになっています。

ヨーロッパでは、シリアの内戦などを背景に、大勢の移民や難民が押し寄せ、「難民危機」とも言われる事態になりました。
パリ同時テロ事件(2015年11月)
さらに同じ時期にパリで130人が犠牲になる同時テロが起きるなど、難民に紛れて入国した過激派組織IS=イスラミックステートのメンバーによるテロが相次いだことは、フランス国民の間で生々しい記憶として残っています。

移民や難民の流入をどうコントロールするのか。受け入れの停止や、受け入れ基準の厳格化など、強化する方向で論戦が進みそうですが、原則として移動が自由なEU各国との調整が欠かせない難しいテーマです。

このほか、新型コロナ対策や、燃料価格の高騰などで家計が厳しいなか、市民の購買力をどう向上させるか、さらに気候変動対策など、争点となるテーマは数多くあります。

その時々の社会状況で、一つのテーマが大きく注目され、それを追い風に上位に躍り出る候補が出てくることも考えられ、4月の投票まで目が離せない状況が続きそうです。
フランス大統領になるには?
・フランス国籍で18歳以上。
・議会議員や市町村長など500人以上の推薦など。
ヨーロッパ総局記者
藤井 俊宏
1997年入局
カイロ支局、水戸放送局などを経て
2018年から現職

4038チバQ:2022/01/11(火) 18:33:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd30d181436a8779fae76825ef57abb8da2dbc43
サッソリ欧州議会議長死去 合併症で入院、任期終了目前
1/11(火) 13:19配信

時事通信
欧州連合(EU)欧州議会のサッソリ議長=2021年12月9日、パリ(AFP時事)

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州議会の報道官は11日、ダビド・サッソリ議長(65)が入院先のイタリアの病院で同日死去したと、ツイッターで明らかにした。

 「免疫系の機能不全による深刻な合併症」が原因で先月26日から入院し、全ての職務を取りやめていた。2年半の任期を今月終える目前だった。

 欧州議会は来週、フランス東部ストラスブールで開く本会議で、次期議長の選出を予定している。報道によると、サッソリ氏自身は入院前から続投しない意向を示していた。

 昨年9月にも肺炎が原因で入院し一時療養していたが、死因との関連は不明。報道官は「数時間中に葬儀の日取りと場所を伝える」としている。

 サッソリ氏はイタリア出身で、議会第2会派の中道左派「欧州社会・進歩連盟(S&D)」に所属。伊メディアの記者を経て2009年に欧州議員に初当選した。19年5月に3選を果たし、同7月に議長に就任した。

4039チバQ:2022/01/11(火) 19:27:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/a463735029858d3f6ebda9fc58901921ae142e1d
対マクロン氏、混戦模様 仏大統領選まで3カ月、右派が追い上げ
1/11(火) 12:00配信

朝日新聞デジタル
昨年10月、ブリュッセルで記者会見するフランスのマクロン大統領=疋田多揚撮影

 4月10日のフランス大統領選まで3カ月を切った。再選がかかるマクロン大統領は、新型コロナ対策や親欧州連合(EU)の外交方針、原子力発電を「低炭素」と評価する環境政策などについて審判を受ける。移民や治安問題に焦点を当てる右翼や右派が追い上げて混戦模様となっており、左派は埋没気味だ。(パリ=疋田多揚)


 マクロン氏は10日、南部ニースを訪問して、警察官らと面会した。その後、全国で現場の警察官を2030年までに倍増させる考えを示した。自らの「アキレス腱(けん)」とも指摘される治安対策でアピールした格好だ。

 マクロン氏は、5日付の地元紙で立候補への意欲を語ったが、正式な出馬表明はしていない。現職の強みを生かし、電気自動車や原発など「2030年のフランス」を引っ張る産業に300億ユーロ(約3・9兆円)を投資すると発表するなど、再選をにらんだ政策のアピールを重ねている。

 最も注意を払うのが新型コロナ対策だ。連日約30万人が感染しており、病床の逼迫(ひっぱく)を招けば、選挙で批判を招く可能性がある。

 年初には、飲食店などの利用をワクチン接種者に限る法案に触れ、未接種者を「とことんうんざりさせてやりたい」と非難。批判を浴びたが、7日の記者会見では「市民には義務と権利があるが、まずは義務だ」と強気の姿勢を貫いた。

朝日新聞社

4040チバQ:2022/01/11(火) 19:40:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e9e0e40c4bc07b6cb45288ac7a4ab2d7ad94ef2
第4次ルッテ内閣、やっと発足 選挙から過去最長10カ月 オランダ
1/10(月) 21:19配信


時事通信
10日、ハーグで宣誓就任式に臨むオランダの第4次ルッテ内閣の閣僚(EPA時事)

 【ブリュッセル時事】オランダで10日、4党連立による第4次ルッテ内閣がウィレム・アレクサンダー国王の前で宣誓就任式を行い、発足した。

 昨年3月の下院選後、連立協議は難航。選挙から新政権発足までの期間としては過去最長となる約10カ月を経て、ようやく暫定政権から正式な政権へと移行した。

 4党は、ルッテ首相率いる中道右派の自由民主党や中道左派の民主66などで、従来の連立と同じ組み合わせ。ルッテ内閣は昨年1月、児童手当をめぐる不祥事で総辞職し暫定政権となったが、自由民主党は直後の下院選で第1党を維持した。

 ルッテ氏は2010年10月から首相を務めており、在任期間は欧州連合(EU)ではハンガリーのオルバン首相に次ぐ長さとなっている。

4041チバQ:2022/01/12(水) 07:18:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/923851efca4003c6e8f63bfcc86d9b170ecc6bdcハンガリー政権、「反LGBT」法が次々成立 「反移民」につづき
1/11(火) 20:13配信

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毎日新聞
ハンガリーのオルバン首相=ブリュッセルで2021年12月15日、AP

 中欧ハンガリーで今年、LGBTなど性的少数者を巡る国民投票が実施される見通しだ。メディアや司法への支配を強め、強権的な政治手法が欧州内でも批判されてきたオルバン首相率いる右派政権は近年、「反LGBT」傾向を鮮明にしており、性的少数者の権利を求める人たちに、圧力を加えたい意向とみられる。

 オルバン氏率いる右派政党フィデス・ハンガリー市民連盟など与党連合が約3分の2の議席を占めるハンガリー議会は2021年11月30日、国民投票の実施に関する案を採択した。教育の場で親の同意なしに未成年が性的指向について学ぶ機会を持つことや、性的指向に影響を与えるメディア情報を未成年に対して制限なしに与えることなどへの是非を問う。

 キリスト教文化の重要性を強調するオルバン氏は21年9月、首都ブダペストで開かれた国際会議の席上、「ハンガリーは西側の左派の攻撃から自衛する。彼らは家族という概念を相対化しようとすることで伝統的家族を攻撃しており、その際のツールがLGBTやジェンダーのロビー団体だ」と持説を展開した。

 国民投票は今春に予定される総選挙と同日に実施するとの観測が強まっており、オルバン政権はLGBTに敵対的な保守票を取り込むことで、選挙戦も有利に運びたい思惑があると指摘されている。

 西欧型の自由民主主義に対抗して「非自由民主主義」を掲げ、シンガポールやロシアをモデルにした国家建設を目指すと語るオルバン氏は、中東などから大量の難民らが欧州入りを試みた15年の「欧州難民危機」の際、国内流入を拒み、国境にフェンスを設置した。難民らに寛容な西欧から非難を浴びたが、中東欧諸国から一定の支持を受けた。

 そのオルバン政権が近年標的としているのが性的少数者だ。20年5月には、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの人々について、誕生時に公的書類に明記した性別からの変更を許さない法を成立させ、同年12月には、同性カップルが養子を迎えることを事実上禁じる法を通した。

 さらに21年6月には、未成年向けの教材や広告、映画などで同性愛の描写などを禁じる法案が議会で可決され、欧州連合(EU)加盟国から批判が相次いだ。EUのフォンデアライエン欧州委員長は新法を「恥ずべきもの」と呼び「明らかに性的指向を基に人々を差別しており、EUの根本的な価値観に反する」と非難。オランダのルッテ首相は記者団に「ハンガリーにはもはやEUに居場所はない」と述べた。

 ハンガリー政府は批判に対し「法は子供の権利を守り、親の権利を保障するもので、18歳以上の性的指向の権利には適用しない。いかなる差別的要素も含んでいない」と反論している。

 「反移民」「反LGBT」の動きを巡っては、ハンガリーのほか、ポーランドの右派与党「法と正義」も、移民や性的少数者を敵視する姿勢を打ち出しており、冷戦崩壊後の混乱に伴う出生率低下や西欧諸国への人口流出など、東欧諸国にみられる共通の背景を指摘する声もある。ブルガリアの政治学者、イワン・クラステフ氏は著書「アフター・ヨーロッパ」で「保守派の多くにとって、同性婚は少子化や人口減を示す。東欧諸国にとって、ゲイ文化の承認は自分たちの『消滅』を認めるようなものとなる」と述べ、人口問題と「反移民」「反LGBT」に関連性があると分析している。【ブダペストで服部正法】

 ◇「国民投票は無効にすべき」

 2020年に監修した、性的少数者などを扱った子供向けの本が極右などの反発を買ったハンガリーのLGBT活動家で、21年に米誌タイムの「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたドロッチャ・レダイさん(48)に状況を聞いた。【聞き手・服部正法】

 歴史を見れば、専制的な政権が常に敵を生み出そうとしていることが分かるだろう。オルバン氏はこれまでも難民と移民を攻撃し、政府に批判的なNGOを攻撃してきた。移民問題は18、19年ごろに消え去り、彼らは新たな敵を見つけるべきだと考えたのだ。

 しかし、彼らは出任せに敵を選んでいるわけではない。女性の権利やLGBTの権利を奪いたいと考えている。彼らはこういったグループが伝統的なジェンダーの役割を脅威にさらすと感じているのだ。

 (総選挙との同時実施の公算が大きくなっている国民投票は)我々にとっては難しい状況だ。投票率が低いと現政権が勝つ可能性が強まるので、みんなに投票を促したい。だが一方で国民投票(の結果)は無効にすべきなので、議会選には投票し国民投票には投票しないということを理解してもらわないといけない。

4042チバQ:2022/01/12(水) 21:13:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022011101074&g=int
100人招待しパーティー? 封鎖下の官邸、警察も始動―英
2022年01月12日07時06分

ジョンソン英首相(左)とキャリー夫人=2021年10月6日、マンチェスター(AFP時事)
ジョンソン英首相(左)とキャリー夫人=2021年10月6日、マンチェスター(AFP時事)


 【ロンドン時事】新型コロナウイルス対策で英全土がロックダウン(都市封鎖)下に置かれていた2020年5月、ロンドンの首相官邸の庭で職員ら100人以上を招いてパーティーが開かれた疑いが浮上し、ジョンソン首相が批判の矢面に立たされている。警察も動きだしており、情勢次第で首相が責任を問われる可能性もある。

 官邸をめぐっては、規制中の20年末にクリスマスパーティーが催された疑いなど、これまでに複数の規制違反疑惑が発覚している。
 民放テレビが入手した首相秘書官の20年5月20日の招待メールには「社会的距離を保った飲み会を官邸の庭で今晩開きます。アルコール持参でご参加ください!」と書かれていた。メールは官邸スタッフら100人以上に送られ、実際に来たのは30〜40人だが、首相とキャリー夫人(当時は婚約者)も参加したとされる。
 ロンドン警視庁は、声明で「規制違反の疑いを示す報道」を受けて政府側に問い合わせを行っていると表明。野党からは「明白な規制違反だ。(捜査で)真相が明らかになれば、責任者は法によって処されるべきだ」と迫る声も上がる。官邸は疑惑に関し、直接のコメントを避けている。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2021120900849&g=int
英官邸、封鎖中にXマスパーティー 動画流出が波紋、首相は防戦
2021年12月10日07時07分

ジョンソン英首相=8日、ロンドン(AFP時事)
ジョンソン英首相=8日、ロンドン(AFP時事)

クリスマスツリーが飾られた英首相官邸前に立つジョンソン首相(左)=1日、ロンドン(AFP時事)
英最大野党・労働党のスターマー党首=9月29日、南部ブライトン(AFP時事)
昨年のクリスマスの時期、英首相報道官だったストラットン氏=2020年10月、ロンドン(EPA時事)

 【ロンドン時事】英首相官邸が昨年12月、新型コロナウイルスの感染拡大でロックダウン(都市封鎖)中だったにもかかわらず、大規模なクリスマスパーティーを官邸内で催していた疑惑が強まっている。ジョンソン首相は「いかなる時もルールは破られていない」と強調しているが、疑惑を裏付ける新たな動画も流出。野党は批判を強めており、首相は防戦に追われている。

 疑惑が明らかになったのは最近の英メディアの報道がきっかけだ。それによると、昨年12月18日の夕方、官邸職員ら40人以上が集まる大規模なクリスマスパーティーが開かれた。通話アプリ「ワッツアップ」を通じて案内が回り、参加者は「秘密のサンタ」のプレゼントを持参するよう呼び掛けられたという。
 官邸は「パーティーはなかった」などと否定していたが、民放ITVが今年12月7日に報じた官邸内の動画が火に油を注いだ。それにはパーティーの4日後の昨年12月22日に、ストラットン首相報道官(当時、その後政府顧問)が模擬記者会見で、記者に扮(ふん)した官邸幹部からパーティーの開催について冗談交じりに意見を求められ、「チーズとワインの会だ」「打ち合わせだったが、社会的距離は取っていなかった」などと笑いながら答える場面が映し出されていた。
 ストラットン氏はITVの報道を受けて辞意を表明。首相も下院でこの動画について謝罪したが、ルール破りは否定した。
 しかし、野党は「ロックダウン中にパーティーを開催した。ルール違反であることも知っていた。そしてそれを隠蔽(いんぺい)した」(最大野党・労働党のスターマー党首)と猛反発している。
 社会的にも波紋が広がっている。怒った国民の一部はフェイスブック上で、今年のクリスマスイブに官邸でダンスパーティーを開催するという架空のイベント情報を掲載。これに参加を表明した人は8日深夜時点で19万人を超えた。

4043チバQ:2022/01/13(木) 06:58:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/23d4f7280a95afa778b01c8e703a6683fca822a7
英首相、パーティー疑惑で謝罪 コロナ規制下、政権に打撃
1/12(水) 17:28配信


新型コロナウイルスの記者会見の際、腕を組むジョンソン英首相=4日、ロンドン(AP=共同)

 【ロンドン共同】ジョンソン英首相は12日の下院審議で、新型コロナウイルスの流行で英国がロックダウン(都市封鎖)下にあった2020年5月に首相官邸の庭でパーティーが開かれた疑惑を巡り、自身も参加したことを認めた上で謝罪した。政権にとって大きな打撃となる。


 パーティーでなく「職務上の行事」だと思っていたと弁解したが、与党内から批判が出ているほか、厳しい規制を課されてきた国民の間でも辞任を求める声が高まっている。

 調査大手サバンタ・コムレスが11日に発表した緊急世論調査によると、66%が「首相を辞任すべきだ」と答えた。与党の保守党支持者の間でも42%に上った。

4044名無しさん:2022/01/14(金) 07:25:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e1139fe4e71e14a21fe571e9a553730fff89ec6
英首相に強まる圧力 官邸パーティー、非難の嵐
1/14(金) 7:09配信

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時事通信
ジョンソン英首相=12日、ロンドン(英議会提供)(AFP時事)

 【ロンドン時事】新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)中に英首相官邸でパーティーが行われた問題で、ジョンソン首相への圧力が強まっている。

 規則順守を呼び掛ける側の政権中枢による「ルール破り」に国民は激怒。身内の与党内からも辞任を求める声が上がるなど、求心力低下が顕著だ。

 ジョンソン首相は12日の下院質疑で、数十人が集まった2020年5月の官邸裏庭でのパーティーに出席したことを認め、謝罪した。ただ、「仕事のイベントと思った」と述べ、故意の規則違反は否定。野党議員らから突き付けられた辞任要求も、「調査結果を待つべきだ」として退けた。

 首相は自らの非を認め、謝罪することで取りあえずの幕引きを図ったが、非難の嵐は収まっていない。野党のみならず与党保守党内からも責任を問う声が噴出しており、スコットランド保守党の党首も務めるロス下院議員は「首相が地位を保つのは不可能」と指摘。別の有力議員も「党の評価が損なわれた」として辞任を促した。

 官邸ではほかにも、規則違反のパーティーが複数開かれた疑いが浮上しており、テレビインタビューで人々は「首相は去るべきだ」「信頼できない」と政権への怒りと不信感をあらわにした。13日付タイムズ紙掲載の世論調査によると、「首相は辞任すべきだ」との意見は6割に達し、パーティー問題に関し首相が「正直でない」と考える人も78%に上った。

4046チバQ:2022/01/14(金) 22:25:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c36f57eb3f613325ce593ec71ba7cefa55eb34f
ジョンソン首相、最大の危機 封鎖中のパーティーで謝罪 与党からも辞任要求・英
1/14(金) 20:33配信

時事通信
ジョンソン英首相(左)とトラス外相=12日、ロンドン(英議会提供)(AFP時事)

 【ロンドン時事】ジョンソン英首相が2019年7月の就任以来、最大の危機に直面している。

 新型コロナウイルスの流行でロックダウン(都市封鎖)中だった20年5月、首相官邸で開かれたパーティーに出席していたことが発覚。謝罪したものの、野党に加え与党・保守党からも辞任要求が相次ぎ、幕引きには程遠い状況だ。

 首相は13日、家族が新型コロナに感染したとして、予定していた地方視察を取りやめた。自らの政府が定めたルールに忠実に従った格好だが、「ルール違反」のパーティー参加に、国民の怒りは謝罪後も収まっていない。13日夜には、昨年4月のエリザベス女王の夫フィリップ殿下の葬儀前夜にも官邸でパーティーが開かれていたという新疑惑も報じられた。

 首相が率いる保守党への逆風も強まっている。調査会社ユーガブの最新世論調査で、保守党の支持率は28%に下落し、最大野党・労働党に10ポイントのリードを許した。13年以来の劣勢という。

 首相は12日、官邸中庭での20年5月のパーティーに約25分間出席したと認め謝罪。しかし、「仕事のイベントだと思った」と釈明したことが火に油を注いだ。ソーシャルメディアでは、パーティーの写真に「仕事のイベント」の説明書きを添える冗談が流行。酒店の看板を「オフィス用品店」と書き換える画像も出回った。

 保守党内の一部議員は、党首(首相)の不信任投票を要求する考えを表明。党の規定では、所属下院議員の15%(現在は54人)が求めた場合、不信任投票が実施される。

 当面の焦点は、一連の官邸内のパーティー疑惑を調べている内部調査の結果だ。月内にも公表される調査結果次第では、さらに多くの議員が不信任に雪崩を打つ可能性がくすぶる。それを乗り切ったとしても、5月の地方選に向けて政権運営は厳しさを増しそうだ。

 こうした事態を受け、英ブックメーカー(賭け屋)は首相の辞任時期をめぐる賭けの倍率を大幅に修正。大手ウィリアム・ヒルは「年内」の賭け率を1.4倍に切り下げ、最有力シナリオと予想した。後継候補として有力視されるスナク財務相、トラス外相らの動向にも注目が集まっている。

4047チバQチバ:2022/01/15(土) 09:46:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/b99614961f06b1380111f58f6e42d109194c4b3b
英官邸、昨春にもコロナ下でパーティー フィリップ殿下の葬儀前夜に
1/15(土) 8:27配信

朝日新聞デジタル
英エリザベス女王の夫フィリップ殿下の葬儀が営まれたロンドン西郊ウィンザー城。全土が喪に服する中、この前夜に首相官邸では飲酒パーティーが開かれていた=2021年4月17日、金成隆一撮影

 英国が新型コロナウイルスの感染拡大による行動規制下にあった時期に首相官邸でパーティーが開かれていた問題で、昨春にもパーティーが官邸で開かれていたことが新たに明らかになった。開催がエリザベス女王の夫エディンバラ公フィリップ殿下の葬儀前夜だったため、官邸は14日、王室に謝罪した。


 デイリー・テレグラフ紙が13日、報じた。同紙によると、昨年4月16日夜、官邸での送別会2件に計30人ほどが参加した。途中にスーツケースでワインの買い足しに出て、未明まで続いた。ジョンソン首相はいずれにも参加しなかったという。

 当時は、コロナ規制で室内での同居人以外との集まりが原則禁じられていただけでなく、殿下の死去で全土が喪に服していた。翌17日の葬儀では王室も規制に従い、参列者を30人にしぼった。

 BBCによると、首相の報道官は14日、「国民が喪に服している時期に、このようなことが起きたことは遺憾だ」と記者団に述べ、官邸が王室に謝罪したことを明らかにした。

 政権をめぐっては昨年以来、コロナ規制下に官邸や保守党本部でクリスマスパーティーなどがあったことをうかがわせる写真や証言が次々と表面化している。米ウォーターゲート事件にちなんで「パーティーゲート」疑惑と呼ばれ、英メディアの連日の報道が続いている。

 市民に行動規制を求める一方、政権周辺ではパーティーが相次いでいたことになり、ダブルスタンダード〈二重基準)として批判にさらされている。身内の保守党議員からも含め、ジョンソン氏の辞任を求める声が強まっている。(ロンドン=金成隆一)

朝日新聞社

4048チバQ:2022/01/16(日) 22:05:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/11280522a41709a3a1526bde4c1e3e0d080d0edd
仏大統領選、元法相が出馬表明 左派候補一本化訴え
1/16(日) 8:58配信
時事通信
15日、パリで、テレビのニュース番組に出演したフランスのトビラ元法相(AFP時事)

 【パリ時事】フランスのトビラ元法相は15日、4月に行われる大統領選に出馬すると表明した。

 左翼急進党の支持を受けるトビラ氏は乱立する左派候補の一本化を訴え、27〜30日に市民団体が実施する投票の結果に従う意向を示した。

4049チバQ:2022/01/17(月) 11:56:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/761da77bd9b99c5e5e15d0f4cefe3ca22c0fa96f
北マケドニアで新連立内閣 議会が承認
1/17(月) 10:17配信
共同通信
記念撮影におさまる北マケドニアの新連立内閣。下段中央はディミタル・コバチェフスキ新首相=16日、スコピエ(AP=共同)

 【ウィーン共同】AP通信によると、北マケドニア(旧マケドニア)議会は16日、新連立内閣を承認した。地方選の敗北を受けて、ザエフ首相が辞任を表明していた。新首相は、財務副大臣を務めたディミタル・コバチェフスキ氏。

 新型コロナウイルス感染拡大やエネルギー価格の高騰で悪化した不安定な経済への対

4050チバQ:2022/01/17(月) 17:50:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6a8e22c3af0ce86a83aab92431fdd9b3f67928f
英官邸、毎週飲み会の疑い 規制下、与党の支持下落
1/17(月) 15:05配信

共同通信
ジョンソン英首相の辞任を求めるデモ隊=15日、ロンドン(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】英国で新型コロナ対策の行動規制が実施されていた2020年秋から21年春にかけて、首相官邸で毎週金曜の夕方以降に「飲み会」が行われ、ジョンソン首相も時折顔を出していた疑いが浮上した。英メディアが17日までに伝えた。


 ジョンソン首相夫人が対人距離を保つ指針を無視していたことも発覚。首相官邸では規制下でのパーティー開催疑惑が続々と明らかになっており、与党保守党の支持が下落。一部調査では最大野党労働党に13年以来の大きなリードを許した。

 15日付デーリー・ミラー紙などによると、官邸では「金曜日のワインタイム」と称した集まりが開かれていたという。

4051チバQ:2022/01/18(火) 19:31:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022011700173&g=int
ワクチン実質義務化決定 未接種なら飲食店入れず―仏
2022年01月17日08時09分

フランスのベラン保健相=2020年5月、パリ(AFP時事)
フランスのベラン保健相=2020年5月、パリ(AFP時事)


 【パリ時事】フランスの議会は16日、新型コロナウイルスのワクチン接種を実質的に義務化する「ワクチンパス」導入に関する法案を賛成多数で可決した。健康上の理由を除いて接種を完了していない16歳以上の人は、飲食店や公共施設などを利用できなくなる。

 これまではワクチン接種か陰性の証明があれば、「衛生パス」を取得し飲食店などを利用することが可能だった。ベラン保健相はツイッターで、「フランスは市民を保護する新たな方法を手に入れた」と法案可決を歓迎した。
 フランスでは、新型コロナの新規感染者が連日30万人を超える。政府はワクチン接種を実質義務化する一方、接種者に対する規制を緩和し、経済の停滞を回避したい考えだ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022011600226&g=int
経済優先で規制緩和 感染拡大の欧州―ワクチン接種重視・新型コロナ
2022年01月17日07時11分

15日、オランダ・アムステルダムで、新型コロナウイルス規制の緩和で再開された衣料品店に入る買い物客(AFP時事)
15日、オランダ・アムステルダムで、新型コロナウイルス規制の緩和で再開された衣料品店に入る買い物客(AFP時事)
 新型コロナウイルスの感染再拡大の渦中にある欧州で、感染者や濃厚接触者の隔離期間を短縮するなど、規制緩和の動きが進んでいる。ワクチン接種を完了した成人の割合が80%を超えており、変異株「オミクロン株」が従来株に比べ重症化しにくい傾向がある点を踏まえ、各国は経済活動の継続を優先している。

 ◇ロックダウン回避
 最近の1日当たりの新規感染者が30万人を超えるフランスでは昨年11月、幼稚園や小学校のクラス内で一人でも陽性者が出れば学級閉鎖としてきた措置を緩和。濃厚接触者となった他の児童らは検査で陰性なら登校できるように変更し、保護者らが働き続けられるよう配慮した。
 さらに仏政府は今月初旬、陽性または濃厚接触者となった場合の隔離期間を短縮。ワクチン接種を完了し、検査で陰性なら隔離が免除されるようになった。ドイツや英国、イタリアなどでも同様の緩和措置が取られている。各国政府は一律のロックダウン(都市封鎖)を控えるなど、経済に打撃を与える行動制限を極力避ける方針だ。
 英国では昨年末から年始にかけて感染者が急増し、一時は1日当たりの新規感染者が20万人を超えたが、15日には約8万人まで減った。「(オミクロン株による感染の)ピークは過ぎた」との見方も一部で出ている。
 一方、オランダ政府は昨年12月半ば、ロックダウンを本格的に再導入。オミクロン株の感染急拡大が続けば「医療体制に過度な負担がかかる」(政府)との判断に基づき、生活必需品以外を扱う店舗や飲食店を閉鎖するなど、冬季休暇中の市民生活を大きく制限した。ただ、厳しい措置に抗議する人々と警察との衝突が国内各地で相次ぐなど市民の不満は高まっている。
 ◇未接種者に圧力
 ワクチン接種完了者への規制が緩和される一方で、未接種者の行動に対する制約は強まっている。仏政府は、飲食店や公共施設の利用に当たり、接種を事実上義務付ける「ワクチンパス」の導入方針を決定。近く法案が成立する見通しだ。
 独伊両国も類似の措置を導入している。独政府は一般市民の接種義務化も目指すが、人権への配慮など整理する課題が多く、議会承認は3月と今冬の流行には間に合わない見通しだ。欧州連合(EU)共通の接種証明については来月から、有効期限を接種完了から9カ月とし、追加接種しないと失効することになった。
 しかし、今後も数カ月ごとに接種を続けることには懸念の声も上がっている。欧州医薬品庁(EMA)の担当者は今月11日の記者会見で、「短期間で接種を繰り返すことは持続可能な長期戦略にはならない」と指摘。免疫機能に悪影響が及ぶ可能性にも言及した。

4052チバQ:2022/01/18(火) 19:33:31
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022011700602&g=int
高まる英首相責任論 疑惑続々、批判収まらず―官邸パーティー
2022年01月18日07時03分

ジョンソン英首相=12日、ロンドン(英議会提供)(AFP時事)
ジョンソン英首相=12日、ロンドン(英議会提供)(AFP時事)


 【ロンドン時事】新型コロナウイルス対策による規制中に英首相官邸でパーティーが行われていた一連の疑惑をめぐり、ジョンソン首相の責任を問う声が高まっている。週末には、パンデミック(世界的大流行)の最中に官邸で定期的に飲み会が開かれていたとの新たな疑惑が浮上。この状況に閣内からも「理解を超える」と厳しい見方が出ており、首相は窮地に立たされている。

 新たな疑惑は大衆紙デーリー・ミラーが15日に報道。それによると、首相官邸では長年の伝統とされてきた週末の飲み会が、新型コロナの規制導入後も継続。毎週金曜日に職員約50人が集まり、ワインを飲んだりゲームに興じたりして親睦を深めていた。このイベントは「金曜日のワインタイム」と称され、ジョンソン首相も職員の「ストレス解消」のため奨励したとされる。
 米ウォーターゲート事件にちなみ「パーティーゲート」と呼ばれる一連の疑惑では、首相自身もロックダウン(都市封鎖)下の2020年5月に官邸庭で開かれたパーティーに参加していたことが判明。首相は先週、下院でこれを認めて謝罪したが、批判は収まるどころか激しくなる一方だ。
 BBC放送によれば、与党保守党議員らの元には選挙区民から抗議が殺到。ある議員は200通以上の批判メールを受け取り、首相支持の内容はわずか5通だったという。この議員は「次期総選挙時にジョンソン氏がリーダーでいると考える同僚は少ない。(政権は)末期状態だ」とこぼした。
 首相を擁護してきた閣僚らの間にも、困惑が広がっている。15日付のタイムズ紙によると、閣僚の一人は「首相は最後通告を突き付けられている。疑惑の暴露が続いて(5月の)地方選で打撃を被れば、党は(首相に対し)蜂起するだろう」と予測。別の閣僚も「首相は(官邸内を)完全に一掃する必要がある」と迫った。
 党の規定では、所属下院議員の15%(現在は54人)が要求した場合、党首(首相)の不信任投票が実施される。16日時点で不信任を求める考えを公表した議員は6人。ただ、不満を持つ議員は多いとされ、今後の展開次第では首相に反旗を翻す動きが活発化する可能性もある。

4053チバQ:2022/01/19(水) 08:39:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e7e03ff47d96fddde7847b8c82d0fa30aa5e572
新型コロナ感染拡大中にリゾート地滞在 仏教育相「後悔」、野党は辞任要求
1/19(水) 7:28配信

時事通信
フランスのブランケール国民教育・青少年・スポーツ相=18日、パリ近郊(AFP時事)

 【パリ時事】フランスのブランケール国民教育・青少年・スポーツ相が地元紙を通じて学校での新たな新型コロナウイルス対策を明らかにした際、スペインのリゾート地イビサ島に滞在していたことが発覚した。

【グラフ】新型コロナウイルス 世界各国の状況

 ブランケール氏は18日、「後悔している」と述べたが、野党は、感染が広がる中での海外旅行に反発し、辞任を要求している。

 ブランケール氏は3日付のパリジャン紙のインタビューで、クラス内に陽性者が出た際の児童・生徒の検査に関する新たな対応を明らかにした。しかし、フランスの新学期開始は3日からだったため、直前の変更で学校に混乱が生じた。

 18日に議会で答弁したブランケール氏は「(リゾート地という)象徴的な選択は後悔している。別の場所を選ぶべきだった」と反省の弁を述べた。一方で、業務には支障がなかったと反論した。

 AFP通信によると、カステックス首相の側近はブランケール氏に対し、学校での感染拡大で保護者や教職員らが対応に追われる中、旅行すべきではないと事前に進言していたという。

4054チバQ:2022/01/19(水) 08:40:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/807f6286ef606f216718e7d1911e85500790f093
欧州議会議長にメツォラ氏選出 女性は3人目、マルタ出身の中道右派
1/19(水) 7:21配信
朝日新聞デジタル
欧州議会の新しい議長に選出され、演説するロベルタ・メツォラ氏=18日、フランス東部ストラスブール、ロイター

 欧州連合(EU)の欧州議会は18日、新しい議長に地中海の島国マルタ出身のロベルタ・メツォラ氏(43)を賛成多数で選出した。女性議長は、2002年まで務めたフランスのニコル・フォンテーヌ氏に次いで3人目。任期は次の欧州議会選挙がある24年の半ばまで。

【写真】欧州議会の新しい議長に選出され、記者会見にのぞむロベルタ・メツォラ氏=18日、フランス東部ストラスブール、ロイター

 メツォラ氏は、マルタのほかベルギーでも法律や政治を学び、ブリュッセルにあるマルタ政府代表部に勤務。EUの外相にあたる外交安全保障上級代表のスタッフを務めた後、13年に欧州議員に当選し、中道右派の「欧州人民党」に所属して欧州議会の副議長に就いていた。

 同議会は、ロシアや中国に対して強い姿勢をとってきた。メツォラ氏は議会での演説や記者会見で「民主主義や法の支配を揺るがす試みを欧州議会は決して許さず、結束を緩めることはない」とし、「独裁者が我々を分断することはできない」と語った。

 欧州議会の議長は、中道の2大政党グループから2年半ごとに、交互に選ばれることが多い。11日に死去したサッソーリ前議長は中道左派「社会民主進歩同盟」に属し、1月に退任する意向だったとされる。(ブリュッセル=青田秀樹)

4055チバQ:2022/01/23(日) 18:18:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/a73857a833278d47e491b3fa5cd7dcf0270afc34
ドイツ最大野党党首にメルツ氏 メルケル氏活躍の保守勢力
1/22(土) 22:50配信

共同通信
メルツ氏(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】ドイツのメルケル前首相が長年党首を務めた同国最大野党の保守、キリスト教民主同盟(CDU)の党大会が22日に開かれ、連邦議会(下院)議員で元党下院議員団長のメルツ氏(66)を新党首に選出した。党保守派の経済通で、かつてメルケル氏に批判的な立場で知られた。CDUは昨年の総選挙で第2党に転落。メルツ新体制で党勢回復を目指す。

 メルツ氏は2002年、党首だったメルケル氏に下院議員団長職を譲り渡し、09年にいったん政界を引退した。近年、党保守派の支持を受けて政治活動を再開していた。

4056チバQ:2022/01/24(月) 19:11:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfed655c8ad930a1098a563a72235cbcb2e062b4
フランス、ワクチン実質義務化 不正に厳罰、各地で抗議デモ 新型コロナ
1/24(月) 16:42配信

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時事通信
パリで行われた、新型コロナウイルスのワクチン義務化への抗議デモ=22日(ロイター時事)

 【パリ時事】フランスで24日、16歳以上に新型コロナウイルスワクチンの接種を実質義務化する「ワクチンパス」導入の法律が発効した。

【グラフ】世界各国のワクチン接種状況

 偽の接種証明書を所持するなどの不正行為には最大で禁錮3年と4万5000ユーロ(約580万円)の罰金が科される。ただ、義務化に反対する声も根強く、発効に先立つ22日、各地で計約4万人が抗議デモを行った。

 新たな措置では、飲食店などで提示が必要なパスについて、ワクチン接種完了か、6カ月以内に新型コロナが治癒したことの証明を義務付けた。健康上の理由で接種できない人は免除される。これまでは陰性証明だけでもパスを取得できた。

4057チバQ:2022/01/24(月) 20:30:14
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022012300289&g=int
ジョンソン英首相の「運命」左右も 官邸パーティー疑惑で調査公表へ
2022年01月24日07時06分

ジョンソン英首相=19日、ロンドン(英議会提供)(AFP時事)
ジョンソン英首相=19日、ロンドン(英議会提供)(AFP時事)


 【ロンドン時事】新型コロナウイルス感染対策の規制中に英首相官邸でパーティーが開かれていた一連の疑惑で、内部調査の結果が今週にも公表される。ジョンソン首相や職員らが実際に違反行為を行っていたかが最大の焦点。批判と不信が渦巻く中、与党保守党内では反首相の動きが加速しており、調査の内容次第で「首相が地位を保てるか運命が決まる」(英メディア)可能性もある。

 疑惑はパンデミック(世界的大流行)さなかの2020年春以降、官邸などで規則違反が疑われる集まりが繰り返されていたもので、報道によればこれまでに16件が発覚した。首相の指示でグレイ内閣府事務次官が調査を進め、今週後半に報告書が公表される運び。位置付けは政府の内部調査だが、グレイ氏は公正中立な立場で調査を行うよう求められている。
 中でも関心を集めているのは、ロックダウン(都市封鎖)下の20年5月20日に官邸庭で開かれた飲み会で、これには首相自身も出席。首相は下院で参加を認めて謝罪した上で「仕事のイベントと思った」と釈明した。しかしその後、元側近が「事前に(規則違反だと)警告した」と矛盾する証言を行っており、首相が違反と認識していたかどうかが注目される。報告書では、行為の違法性については言及されない見通し。
 一連の疑惑を受け、国民の間では政権不信がいつになく高まっている。アイ紙が21日伝えた世論調査結果では「首相の働きぶりを評価する」が27%の一方、「評価しない」は56%に上る。こうした状況下、保守党では首相に反発する一部議員が党首(首相)の不信任投票を要求。実施のための規定人数には届いていないが、グレイ氏の報告書を受けて賛同議員が一気に増える可能性もある。

4058チバQ:2022/01/25(火) 10:30:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/0194cf9db216f8bfa05dad895b2003f5d94cb717
封鎖下で首相の誕生会 パーティー問題また新疑惑 英
1/25(火) 6:45配信

時事通信
ジョンソン英首相(左)とキャリー夫人=2021年7月、ロンドン(EPA時事)

 【ロンドン時事】新型コロナウイルス感染対策のロックダウン(都市封鎖)下にあった2020年6月、英首相官邸でジョンソン首相の誕生会が開かれていたことが24日、分かった。

 報道によると、首相を含め30人ほどが参加した。当時は屋内での人との交流は禁じられていた。

 官邸では規制中にパーティーや集まりが繰り返されていた疑惑が浮上中。首相も一部に出席したことを認め、謝罪に追い込まれた。国民の厳しい視線が注がれる中、新疑惑が首相への風当たりをさらに強めるのは必至だ。

4059チバQ:2022/01/26(水) 08:57:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/b425a81d275c60a7de3fbdc0511705bbd93bc52e
イタリア大統領、また選出ならず ドラギ首相就任に反対も
1/26(水) 8:37配信

共同通信
イタリアのドラギ首相(ロイター=共同)

 【ローマ共同】イタリア大統領選の2回目投票が25日行われた。前日の1回目に続き、大半を白紙投票が占め、当選に必要な票を獲得した候補はいなかった。有力候補とみられていたドラギ首相(74)の大統領就任に難色を示す声も上がった。

 連立政権の一角で上下両院の最大勢力「五つ星運動」を率いるコンテ前首相は25日、新型コロナウイルス対策や経済復興に取り組んでいる難局において、ドラギ氏は首相にとどまり政権運営を続けるべきだと主張した。

 一方、連立に加わる右派「同盟」のサルビーニ書記長は、中道右派連合としてペラ元上院議長(78)ら3人を大統領候補として提案すると表明した。

4060チバQ:2022/01/27(木) 19:01:45
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_europe_KNFGC3662VOIZDINKTRZ3NLI5E.html
欧州「エンデミック」へ移行模索 続々と規制緩和
2022/01/26 21:39産経新聞

欧州「エンデミック」へ移行模索 続々と規制緩和

(産経新聞)

【ロンドン=板東和正】欧州諸国で新型コロナウイルス禍の危機水準をパンデミック(世界的流行)からエンデミック(地域的流行)に引き下げてとらえようとの動きが目立ってきた。新変異株「オミクロン株」の重症化率は低く、ワクチン接種や免疫の獲得が進んだことで、新型コロナをインフルエンザと同様に扱えるとの見方が広がっているのだ。各国は行動規制を緩和し、「ウイルスとの共生」を模索している。

エンデミックは公衆衛生上の用語で、インフルエンザのように流行が特定の地域で一定期間繰り返し発生する状態を示す。感染が世界に拡大して社会の混乱を引き起こすパンデミックよりも危機の水準が下がる。

新型コロナを率先してエンデミックと捉え、行動規制の緩和につなげようとしているのが英国だ。英政府は27日から南部イングランドで公共交通機関や映画館などでのマスク着用義務を撤廃。イベント会場などでのワクチン接種証明の提示を免除し、在宅勤務の奨励も打ち切る方針だ。

ジャビド英保健相は20日、「英国はパンデミックからエンデミックへの移行で欧州をリードし、コロナと共生する方法を世界に示す」と述べた。

同様の動きは他国にも広がり、フランス政府は2月2日に、屋外でのマスク着用や在宅勤務の義務化を解除する。

スペイン東部カタルーニャ自治州でも今月21日から夜間外出規制が解除された。同国のサンチェス首相は新型コロナがエンデミックに変わったかを「評価する必要がある」と述べた。

在宅勤務の義務化見直しなどを検討するスイスも「パンデミックからエンデミックに移行する転換点に来ている」(ベルセ内相)との認識を示している。

各国が危機水準の引き下げに動く背景には、ワクチン追加接種(ブースター)が進んだことや、オミクロン株の重症化率が低い水準にとどまっていることがある。

欧州連合(EU)の欧州疾病予防管理センター(ECDC)によると、昨年11月14日から今年1月20日に欧州15カ国でオミクロン株に感染した人のうち、入院したのはわずか1・14%だった。集中治療室を必要としたのは0・16%だったという。英保健安全局は昨年末の報告書で、オミクロン株はデルタ株に比べ、救急治療または入院のリスクが約半分だと指摘した。

世界保健機関(WHO)のクルーゲ欧州地域事務局長は今月23日、3月までに欧州の人口の6割がオミクロン株に感染すると試算。「オミクロン流行が沈静化すれば、数週間か数カ月間は広範囲で免疫が獲得された状態になる」と分析し、パンデミックが収束に向かう可能性を強調した。

他方、エンデミックへの認識変更を警戒する声も根強い。アフリカなど30カ国以上でワクチン接種率が10%に満たない中、接種率の低い地域で新たな変異株が発生するリスクが懸念されるためだ。

英国の感染症専門家は、パンデミックが最終局面に入ったとの見方を「危険だ」と警告している。WHOのテドロス事務局長も24日、「新型コロナの共生はウイルスを野放しにすることではない」と感染拡大防止策の継続を求めた。

4061チバQ:2022/01/28(金) 21:14:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa03e9d84a0c5013588d43cad934956c9cc4f616
イタリア大統領4回目も決着せず 各党激しい綱引き
1/27(木) 23:26配信

共同通信
 【ローマ共同】イタリア大統領選の4回目投票が27日実施されたが、棄権や白紙投票が相次ぎ当選者は出なかった。国会議員や全国の州代表の計約千人が有権者で、1〜3回目では当選に3分の2以上の得票が必要だったが、4回目からは過半数を獲得すれば当選となり、ハードルが下がっていた。各党の激しい綱引きが続く中、28日に5回目投票を行う。

 1〜3回目の投票では白紙投票が相次ぎ、当選者は出なかった。しかし26日の3回目で、任期満了を迎える現職のマッタレッラ大統領(80)がトップの125票を獲得。再登板を望む声が高まっている。

4062チバQ:2022/01/30(日) 12:58:06
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ1Z2RRQQ1YUHBI031.html
イタリア大統領選、8回目の投票で決着 現職マッタレッラ氏が再選
2022/01/30 08:29朝日新聞

イタリア大統領選、8回目の投票で決着 現職マッタレッラ氏が再選

イタリア・ローマの大統領官邸で1月29日、再選後にスピーチするマッタレッラ大統領=ロイター

(朝日新聞)

 国会議員と州代表の投票で決めるイタリアの大統領選挙で29日、現職のマッタレッラ氏(80)が再選された。2月の任期満了後、2期目は務めないと表明していたが、ドラギ政権を支える連立与党に推され、続投を受け入れた。

 大統領選は上下両院の議員と州代表の計1009人が投票する。当選に必要な得票は1〜3回目の投票は3分の2以上、4回目以降は過半数で、この日は7回目と8回目の投票が行われた。

 ドラギ政権は、議会最大勢力の五つ星運動、中道左派の民主党、中道右派のフォルツァ・イタリア、右派の同盟などの寄り合い所帯だ。上下両院ともに議席が過半数を占める政党はなく、党派を超えて候補者を擁立する必要があった。

 投票は24日に始まったが、候補者選びで主導権を握りたい各党の思惑が入り乱れて統一候補を出せず、8回目の投票を前にマッタレッラ氏の擁立で合意に至った。

4063チバQ:2022/01/30(日) 21:17:43
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220130-567-OYT1T50127.html
イタリア大統領選、棄権や白票が過半数の状態続いた末に…退任意向の現職続投で決着
2022/01/30 20:12読売新聞

イタリア大統領選、棄権や白票が過半数の状態続いた末に…退任意向の現職続投で決着

イタリアのセルジオ・マッタレッラ大統領=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ローマ=笹子美奈子】イタリア議会は29日、次期大統領に現職のセルジオ・マッタレッラ氏(80)を再選した。任期満了後に退任する意向を示していたが、各党から幅広い支持を受ける人物が見当たらず、現職の続投で決着した。

 大統領選は立候補制ではなく、上下両院議員や各州代表計1009人が意中の人物に投票する方式で、24日に始まった。政党間の調整がつかず、棄権や白票が過半数を占める状態が続いていた。政局の混迷を避けるため、マッタレッラ氏が再任を了承し、29日の8回目の投票で759票を獲得して当選した。

 マッタレッラ氏は憲法裁判所判事や国防相などを務め、2015年に大統領に就任した。大統領の任期は7年で、議会の解散権と首相の指名権を持つ。イタリアでは多党乱立で選挙後の連立政権樹立が難航するケースが多くなっており、重要性が増している。

4064チバQ:2022/01/30(日) 22:02:01
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220130X325.html
与党リード、極右躍進か=ポルトガルで総選挙投票
2022/01/30 17:39時事通信

 【パリ時事】ポルトガルで30日、議会(一院制、定数230)の前倒し総選挙の投票が行われた。即日開票され、同日夜にも大勢が判明する。事前の世論調査では、コスタ首相率いる中道左派の与党社会党が支持率で首位に立ち、最大野党の中道右派・社会民主党が3ポイント差で追う。新興極右政党「シェガ」が約7%の支持率で、現在の1議席から上乗せし、第3党に躍進する可能性がある。

 いずれの党も単独過半数議席には届かない見込みで、コスタ氏は政権継続に向け「シェガ以外全ての(政党)関係者と交渉する準備ができている」と表明している。任期は4年。

 ポルトガルでは周辺の欧州諸国と同様、経済面の不満を背景に極右政党が支持を広げつつある。欧州のニュース専門テレビ局ユーロニュースは「ポルトガルでは以前ほど極右が拒絶されなくなってきた」と指摘する。社会民主党のレベロデソウザ大統領が再選された昨年1月の大統領選では、シェガのベンチュラ党首が躍進し、社会党のゴメス候補と並ぶ約12%の票を獲得した。

 親欧州連合(EU)路線のコスタ氏は2015年の総選挙後、共産党や左翼ブロックなど急進左派政党の協力を得て政権を発足。約6年にわたり安定して政権を運営し、失業率の改善などが評価されてきた。

 しかし、急進左派政党は昨年11月、社会保障制度の改善や最低賃金の引き上げを主張し、コスタ首相の財政健全化方針に反対。22年度予算案は否決され、レベロデソウザ大統領が議会解散を決定した。

4065チバQ:2022/01/30(日) 22:09:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5d63ab9d2460f6968ce42497336f25fd65b071c
ドイツ緑の党、28歳女性とイラン系移民を新党首に選出
1/30(日) 19:23配信

AFP=時事
独ベルリンで開かれた緑の党の党大会にオンラインで参加するリカルダ・ラング氏(2022年1月29日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ドイツ連立与党の緑の党(Greens)は29日、新たな共同党首に女性のリカルダ・ラング(Ricarda Lang)氏(28)と、イラン出身で外交政策を専門とするオミット・ノウリポアー(Omid Nouripour)氏(46)を選出した。緑の党は昨年12月に発足した連立政権で16年ぶりに与党入りした。


 18歳で緑の党に加入したラング氏は、2019年から副党首と女性問題に関する党の広報責任者を務め、昨年の連邦議会(下院)選で初当選。母子家庭で育ち、政界入り前には虐待を受けた女性の保護施設でソーシャルワーカーとして働くために法律の勉強をしていた。

 両性愛者であることを公表しており、オンラインで受けたヘイトスピーチに刑事告訴で対抗している。

 ノウリポアー氏は1975年にイランの首都テヘランで生まれ、88年に家族で渡独。下院議員歴は15年で、外交政策に関する討論で名をはせた。

 大のサッカーファンで信心深いイスラム教徒として知られ、多文化主義を掲げた気さくな人柄で人気を集めている。【翻訳編集】 AFPBB News

4066チバQ:2022/01/30(日) 22:10:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6682613f5be0503d44f45925e62546b11fe1316
「暖房か食料か」 生活費高騰に苦しむ英国人
1/30(日) 14:02配信

AFP=時事
英ロンドン南部ブリクストンの教会内にあるフードバンクで、市民に届ける食料品をまとめるボランティア(2022年1月18日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】英イングランド東部コルチェスター(Colchester)のショッピングモールに併設された、余った食材を集めて生活困窮者らに提供するコルチェスター・フードバンクでは昨年、1万7000人分に相当する165トンの食料を配った。今年はそれを上回る2万人分が必要になる見通しだ。

【写真12枚】フードバンクに寄付された食料品

 英国では昨年12月、インフレ率が前年同月比5.4%上昇し、30年ぶりの高い伸びを記録した。実質賃金が下がる一方で、食費とエネルギー価格は高騰している。

 コルチェスター・フードバンクで提供される食料の95%が、地元のスーパーマーケットの店頭で一般市民から寄付されたものだ。現在の経済状況下で、これまで食料配布を必要としなかった多くの人が支援に頼らざるを得なくなっている。

 45歳のハイディさんは「いつもはフードバンクに寄付する側なのだけれど、今は助けを求める側になった」と語った。「とにかく何でもかんでも」値上がりして困っていると言うハイディさん。電気代は昨年の2倍近くに跳ね上がったという。

 他の多くの英国人と同様、ハイディさんはこの冬、「暖房か食料か」の厳しい選択を迫られている。

■根本的な欠陥

 コルチェスター・フードバンクを運営する慈善団体トラッセル・トラスト(Trussell Trust)が3日分の食料を提供する緊急支援を行った対象人数は、2009年には約2万6000人だったのが、昨年は250万人を超えた。

 フードライターで貧困撲滅運動家のジャック・モンロー(Jack Monroe)氏は、基礎食料の中には、インフレ率を大きく上回る値上がり率を示しているものも多いと指摘。パスタの最安値は1年前に500グラム当たり0.29ポンド(約45円)だったのが、現在は0.70ポンド(約108円)、コメの最安値も1キロ当たり0.45ポンド(約70円)から500グラム当たり1.00ポンド(約154円)に値上がりしたと、ツイッター(Twitter)に投稿した。

「インフレの影響の測定方法には根本的な欠陥がある。最低賃金や『ゼロ時間契約(不定期の短時間雇用契約)』の人、フードバンク利用者、その他大勢の人にとっての現実と実勢価格の上昇を一切考慮に入れていない」とするモンロー氏のツイートは、広く拡散された。

■利用者の42%が子ども
 コルチェスター・フードバンクの責任者、マイク・ベケット(Mike Beckett)氏によれば、2020年にフードバンクを利用した人の42%が子どもだった。「フードバンクを訪れる決心がつくまで、車の中で20分も1時間もためらったと話す人もいる」とベケット氏。「フードバンクを利用する必要に迫られるなんて思ってもみなかった人たちだ。利用したくなくても、子どものためには選択の余地はない」

 貧困撲滅を掲げる慈善団体ジョセフ・ローントゥリー財団(Joseph Rowntree Foundation)は、英国の貧困に関する2022年版の報告書で「社会保障制度の設計の仕方が食料不安の増大に直結し、フードバンク利用が増加する原因となっている」と指摘する。

 英国では4月に光熱費の値上げが予定されており、家計負担はさらに重くなる見通しだ。新型コロナウイルス対策費が膨らむ中、さらなる増税も見込まれている。その結果、総所得の10%以上を光熱費に費やす「エネルギー貧困」に陥る世帯が全国で増えることになるとみられる。

 フードバンクを初めて利用したハイディさんは訴える。「だれもが(フードバンクに)寄付すべきだ。いつ自分が利用する立場になるか分からないのだから。まさに私のように」 【翻訳編集】 AFPBB News

4067チバQ:2022/01/31(月) 09:29:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dcf315c7a7b6db1db22933c79e504965841a424
仏大統領選 左派市民投票で元法相首位 混乱深まる
1/31(月) 8:36配信

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産経新聞
【パリ=三井美奈】4月の仏大統領選で、左派統一候補擁立を目指す市民投票が27〜30日に行われ、オランド前社会党政権で法相を務めたクリスティアーヌ・トビラ氏が首位になった。

環境政党のジャド欧州議員が2位、強硬左派のメランション下院議員が3位となったが、二人とも投票の有効性を認めておらず、左派の混迷はさらに深まった。社会党のイダルゴ・パリ市長は5位だった。

投票は左派支持者の約39万人がインターネットで実施。投票を認めていない候補も含め、7人が選択の対象になった。

4068チバQ:2022/01/31(月) 20:16:12
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220131X351.html
与党が単独過半数=コロナ対策に支持、極右も躍進―ポルトガル総選挙
2022/01/31 10:27時事通信

 【パリ時事】ポルトガルで30日、議会(一院制、定数230)の前倒し総選挙が行われ、即日開票の結果、コスタ首相率いる中道左派の与党社会党(改選前108議席)が単独過半数を獲得する見込みとなった。反移民政策を掲げる新興極右政党「シェガ」(同1議席)も議席を増やし、第3党に躍り出た。地元紙プブリコ(電子版)が報じた。

 プブリコによると、コスタ氏は単独過半数獲得について「絶対的な力ではない」と強調。他党との協力を継続する方針を示した。投票率は約58%だった。

 ポルトガルは新型コロナウイルスの感染拡大により、主力産業の観光業が大きな打撃を受けた。コスタ氏は選挙戦で、最低賃金の引き上げなどを公約に掲げ、約9割のワクチン接種率を達成した新型コロナ対策の成果をアピール。生活の安定を求める有権者の支持を得た。

4069チバQ:2022/02/04(金) 07:43:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dfecea050f63c9f02dc7e177853874bf47b9e59
英首相側近4人、相次ぎ辞任
2/4(金) 6:14配信

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時事通信
 【ロンドン時事】英ジョンソン政権のローゼンフィールド首席補佐官ら首相の側近4人が3日、相次ぎ辞任した。

 首相官邸などで新型コロナウイルス対策の規則違反が疑われるパーティーが繰り返されていた問題に関連した動きとみられる。

4070チバQ:2022/02/09(水) 21:41:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e34ff41862ceb6a1a4d23647e6d6b4cc43e1071英首相、内閣改造で立て直し EU離脱相にリースモグ氏
2/8(火) 23:49配信

時事通信
8日、ロンドンの英首相官邸に到着したジェーコブ・リースモグ氏(AFP時事)

 【ロンドン時事】英首相官邸は8日、欧州連合(EU)離脱担当相にジェーコブ・リースモグ氏を充てる閣僚人事を発表した。

 ジョンソン首相が官邸でのパーティー疑惑で強い批判にさらされる中、内閣改造で政権の立て直しを図る狙いがある。

 リースモグ氏は首相とともに強硬離脱派の代表格として知られてきた。新設の政府効率化担当相も兼務し、官邸の綱紀粛正なども担う。

4071チバQ:2022/02/11(金) 15:58:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/13a2746f6c7dc724dafa76bfe4f24d80225c819c
[深層NEWS]パーティー問題のジョンソン英首相、「どう乗り切るか手腕問われている」
2/10(木) 23:24配信
読売新聞オンライン
ジョンソン英首相(ロイター)

 慶応大の鶴岡路人准教授と在英ジャーナリストの小林恭子氏が10日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、ジョンソン英首相が窮地に陥っている新型コロナウイルス感染防止規制中の官邸でのパーティー開催の問題について議論した。

 鶴岡氏は「厳しい状況。(ジョンソン氏が)どう乗り切るか手腕が問われている」と分析。小林氏は、英国国内で「ジョンソン氏の進退が話題となるまでになっている」と紹介した。

4072チバQ:2022/02/13(日) 18:36:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dc25b23c569f446fb5114728e9dc604bda55cb8
各候補、署名集めに奔走 左派分裂続く 仏大統領選
2/13(日) 7:26配信

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時事通信
マクロン仏大統領=8日、ベルリン(AFP時事)

 【パリ時事】4月に行われるフランスの大統領選まで2カ月に迫っている。

 各候補者は、出馬に必要な議員らの署名集めに奔走。現職のマクロン大統領や、地方に基盤を持つ既成政党の公認候補は既に必要数を獲得した。それ以外の候補者は苦戦を強いられている。複数の候補が並び立つ左派は分裂状態が続く。

 署名制度は、候補者乱立を回避する目的で1962年に導入された。署名する資格があるのは国会議員や地方議員ら計4万人を超える。候補者は、1月27日から3月4日までの間に500人分を集める必要がある。透明化のため、今回の選挙から、違憲審査を行う憲法会議が週に2回、獲得数を公表している。

 2月10日時点で最多は共和党のペクレス候補で、約1200人分を獲得した。マクロン氏は正式には出馬表明していないが、署名集めは可能なため既に約1100人分を確保している。一方、極右政党「国民連合(RN)」のルペン氏は300人以下、極右評論家のゼムール氏は200人以下にとどまる。

 野党社会党候補のイダルゴ・パリ市長は約800人分を確保した。ただ、左派は他にも環境派のジャド欧州議員、急進左派「不屈のフランス」の創設者メランション氏らが出馬を表明しており、支持が分散。決選投票進出は厳しい情勢だ。

 左派の分裂を懸念した市民団体は1月下旬、非公式の「予備選」を実施し、トビラ元法相が首位に立った。トビラ氏は「左派集結の道筋を見つけなければならない」と主張したが、反発する他の候補者は出馬を取り下げない構えだ。

 BFMテレビが今月9日に報じた世論調査では、マクロン氏が支持率26%で首位に立ち、ルペン氏が15.5%、ペクレス氏が15%と続く。ゼムール氏は13%だった。大統領選は4月10日に第1回投票、同月24日に上位2人による決選投票が行われる。

4073チバQ:2022/02/14(月) 08:32:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/20fe089c219839458c5b02332e521f81155bacbb
右派ペクレス氏再浮上図る 仏大統領選、2位争い激戦
2/14(月) 5:59配信
共同通信
 【パリ共同】4月のフランス大統領選の右派野党、共和党候補バレリー・ペクレス元予算相は13日、パリで大型集会を開いた。世論調査で支持率が停滞気味のペクレス氏は演説で、リードする現職のマクロン大統領への対決姿勢を鮮明にし、激しい2位争いが続く中、再浮上を図った。

 ペクレス氏が昨年12月に党の予備選で勝利してから初めての大型集会。約1時間の演説で、右派の看板である治安対策の強化から、5年任期中の国民の賃金10%アップや新たな国民投票制度の導入まで自身の政策の全体像を説明した。

4074チバQ:2022/02/14(月) 19:20:26
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_europe_3C6W26UU55LXNLAD46S6QIU2JA.html
保革の女性候補、元大統領の支持得られず 仏大統領選
2022/02/14 18:25産経新聞

【パリ=三井美奈】フランスで4月に行われる大統領選で、保革2大政党の女性候補が、それぞれの党の元大統領から支援表明を得られずにいる。元大統領が選挙戦と距離を置く中、党内の大物がマクロン大統領の再選を支持するなどの「造反」も相次ぎ、2人の候補は陣営の引き締めに懸命だ。

保守系最大野党、共和党のペクレス候補は13日、パリで決起集会を開いた。約6千人が参加し、同党議員が勢ぞろいしたが、最大の重鎮であるサルコジ元大統領は欠席した。

ペクレス氏は11日、集会を前にサルコジ氏の事務所を訪ね、記者団に玄関前で「元大統領から良い助言をもらった」と笑顔で話した。当のサルコジ氏は姿を見せず、沈黙を続けた。先週には、サルコジ氏の側近、ブルト元労相ら同党の4人が、マクロン大統領の再選に支持を表明した。

ペクレス氏はサルコジ政権で予算相や政府報道官を務めたが、党内ではサルコジ氏と対立した故シラク元大統領に近かった。サルコジ氏は2012年に大統領を退任後、汚職疑惑で有罪判決を受けており、現在は控訴中。同氏は保守派で唯一存命中の元大統領で、政界を退いた後も党内で影響力を持つ。支援表明がないのは、ペクレス氏には大きな不安材料となる。

一方、中道左派野党、社会党のイダルゴ候補も、オランド前大統領の支持を得られないまま。それどころか、仏メディアでは「オランド氏は、自分が立候補するつもりでは」という臆測まで流れた。オランド氏が1月末、パリ郊外の高校生との座談会で、「前大統領も政治に復帰できる。大統領候補にだってなれる」と発言したためだ。

社会党ではパリ市長のイダルゴ氏に対抗し、トビラ元法相が立候補を表明している。党幹部が「こんな選挙には加われない」と陣営離脱を表明するなど、混乱が止まらない。

先週の支持率調査で、ペクレス氏は15%で3位と伸び悩み、イダルゴ氏は3%に低迷した。マクロン氏は左右両派に支持を広げ、25%で首位を保つ。2位は極右、国民連合のルペン党首で17%。極右評論家、ゼムール候補は、15%でペクレス氏と並んだ。

4075チバQ:2022/02/15(火) 19:10:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/159492
フランス大統領選まであと2カ月 マクロン氏が独走状態…左派低迷の背景とは
2022年2月10日 19時48分
 【パリ=谷悠己】4月10日に1回目投票を迎えるフランス大統領選まであと2カ月。現職マクロン氏の優位は揺るがず、同氏との決選投票の座を中道右派と極右の候補者らが争う構図が続く。仏政界で伝統ある左派は支持が低迷している。左派の動向に詳しいリール政治学院のレミ・ルフェブル教授にその理由を聞いた。

 「複合的な要因が重なっている」と分析するルフェブル氏がまず指摘したのが、社会党のオランド前政権が有権者に与えた失望感だ。2012年に政権交代した際の公約の多くが達成されず求心力を失った。
 そのオランド政権で閣僚を務めながら「既成政党との決別」を強調したマクロン氏は前回選で左派支持層を吸収。ルフェブル氏は「リーダー不在で党勢が回復しない社会党より、最近は右傾化しているとはいえ、左派的な感覚も持つマクロン氏に投票しようという有権者はいまだに多い」とみる。
 環境政党の台頭も影響している。近年の地方選で躍進した「ヨーロッパエコロジー・緑の党」は党内選挙で創設メンバーの1人ジャド氏を大統領候補に選出した。社会党候補でパリ市長のイダルゴ氏と、前回大統領選で得票率4位と健闘した急進左派「不屈のフランス」のトップ、メランション氏の間に割って入り、左派系支持層を奪い合っている。
 さらに、候補者一本化の動きがないことに業を煮やした市民団体が「統一候補」を決める投票を独自に実施し、オランド政権で法相を務めたトビラ氏を選出。他の3氏はこの投票を無視し、左派系主要候補が4人も並び立つ事態になった。
 一本化が進まない理由についてルフェブル氏は「左派系各党の真の狙いは大統領ではなく、続く下院選にあり、むしろ独自色を主張することに重きを置いている」と分析。社会党は過去40年の大統領選で3度勝利したが、現状では左派内でも非主流派になっており、「大統領選後に左派の再編が進むだろう」と予想する。

◆世論調査ではマクロン氏独走
 調査機関IFOPが7日発表した世論調査によると、1回目投票での支持率はマクロン氏が25%で独走。極右政党「国民連合」のマリーヌ・ルペン党首が17.5%、中道右派「共和党」のペクレス元予算相が15.5%、極右評論家ゼムール氏が14.5%で続く。ペクレス氏が2位とする別の調査結果もある。左派勢はメランション氏が10%を得たほかは、ジャド氏とトビラ氏が4.5%、イダルゴ氏が2.5%と低迷している。

4076チバQ:2022/02/28(月) 19:26:45
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20220227232918.html
国是破りウクライナに兵器供与 スウェーデン
2/28(月) 11:21配信

時事通信
27日、ストックホルムで記者会見するスウェーデンのアンデション首相(AFP時事)

 【ストックホルムAFP時事】スウェーデン政府は27日、紛争地には兵器を供与しないこれまでの国是を破り、ウクライナに提供すると発表した。


 アンデション首相は記者団に「ロシアと戦うウクライナの国を守る能力を今、支援することがスウェーデンの安全保障にとって最善だというのが私の結論だ」と語った。

 提供兵器は対戦車砲が中心となる。アンデション首相によると、紛争国にスウェーデンが兵器を送るのは、1939年にフィンランドが当時のソ連の侵攻を受けて以来のことになる。

4077チバQ:2022/03/01(火) 20:47:06
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3392536.html
EU、ウクライナの加盟申請に冷や水
2022/03/01 14:56AFPBB News

EU、ウクライナの加盟申請に冷や水

ベルギーの首都ブリュッセルで、欧州連合(EU)本部に掲げられた欧州旗とウクライナ国旗(2022年2月28日撮影)。(c)Francois WALSCHAERTS / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ウクライナの欧州連合加盟申請について、EU側は2月28日、即時承認の期待に冷や水を浴びせた。

 欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は2月27日、ユーロニュースのインタビューで「ウクライナはわれわれの一員。加入してほしい」と述べた。

 これを受けてウォロディミル・ゼレンスキー大統領は28日、ウクライナのEU加盟を申請する文書に署名。「新たな特別手続きによる即時承認」を求めた。

 さらに「われわれの目標は全欧州人との団結であり、何よりも対等な立場になることだ。実現可能かつ有望だと確信している」と訴えた。

 ポーランドのズビグニエフ・ラウ外相は同日、「ウクライナがロシアの侵攻に勇敢に防戦している今こそ、ウクライナをEUに迎え入れるべき時だ」「ポーランドは、ウクライナの加盟手続きに必要なあらゆる支援を提供する」とツイッターに投稿した。

 東欧8か国の大統領は、「ウクライナはEU加盟にふさわしい」とする書簡に署名。加盟国に対しウクライナの即時加盟を実現するための措置を取るよう求めた。

 しかし、EUのジョセップ・ボレル外交安全保障上級代表は、加盟には「長い年月」がかかると述べた。

 欧州委のエリック・マメル報道官は、フォンデアライエン氏の発言を撤回、ウクライナはEUではなく欧州の一員であり、欧州に迎え入れたいという意味だったと釈明した。 【翻訳編集】AFPBB News

4078チバQ:2022/03/07(月) 19:57:07
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_europe_K3TSELXWCZLAJDEXWTGPP27JWY.html
フランスで極右王朝に反旗 ルペン党首の姪がゼムール氏支援に
2022/03/07 10:01産経新聞

【パリ=三井美奈】フランスで4月に行われる大統領選で、極右政党「国民連合」のマリーヌ・ルペン党首(53)の姪、マリオン・マレシャル元下院議員(32)が6日、ルペン党首の対立候補、極右評論家のエリック・ゼムール氏(63)に支持を表明した。

マレシャル氏はこの日、ゼムール氏が南仏トゥーロンで開いた選挙集会に出席。「政界は再編成されると確信する。新しい勝利が可能」と述べ、ゼムール氏を称えた。マレシャル氏はルペン党首の姉の娘。当初は後継者とみなされていたが、17年に下院議員を退任後、国民連合と距離を置いていた。

国民連合は、ルペン党首の父が創設した「国民戦線」が前身。ルペン党首は2011年に党首選で勝利し、ユダヤ人差別発言を繰り返す父親を党指導部から排除し、実権を握った。

大統領選の支持率ではマクロン大統領が首位に立ち、ルペン、ゼムール両氏が2位を争っている。


https://www.asahi.com/articles/ASQ2P4VL0Q2LUHBI00F.html

「極右」イメージ払拭、ルペン氏の側近ら続々離反 仏大統領選
有料会員記事

パリ=疋田多揚2022年2月23日 13時30分

 4月のフランス大統領選に立候補表明している右翼政党「国民連合」(RN)のマリーヌ・ルペン氏の足元で、側近らが相次ぎ離党している。合流先はライバルの極右候補、エリック・ゼムール氏。ルペン氏がめざす「極右」イメージの払拭(ふっしょく)と「普通政党化」の路線に失望したためだ。

 ルペン氏の大統領選広報を担っていたニコラ・ベ氏は17日付のフィガロ紙で、離党してゼムール氏を支持すると表明した。

 ベ氏は、RNの前身「国民戦線」の党副代表や事務局長も担った幹部だ。ベ氏は「(ルペン氏が)多くの方針転換をしたため、支持者の勢いがそがれてしまった」と述べ、路線の食い違いが原因だと明らかにした。

 その例として、ルペン氏が(…

4079チバQ:2022/03/07(月) 21:11:31
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022030700557&g=int
対ロ禁輸に後ろ向き 「電気なくなる」―ドイツ
2022年03月07日13時05分

 【フランクフルトAFP時事】ウクライナ侵攻を受けたロシアからの石油や天然ガスといったエネルギー禁輸について、ドイツの閣僚からは6日、相次ぎ否定的見解が示された。ベーアボック外相は公共放送に対し「禁輸開始から3週間で残り数日で電気がなくなると自覚することになる。制裁破りしか道はなくなる」と断言した。

 リントナー財務相も独紙ビルトに、エネルギー禁輸よりも「プーチン体制で利益を得てきた人々、ロシア国民の富を盗んできた人々が欧米の繁栄を享受できないようにすることだ」と主張。先進7カ国(G7)で協調しロシア新興財閥(オリガルヒ)を追い詰めるよう呼び掛けた。

4080チバQ:2022/03/08(火) 09:59:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b2ec56dc8d7b85a0e46855c0f37c4ab0cc790db
北欧、NATO加盟論強まる ロシア侵攻で過半数が支持
3/8(火) 7:04配信
時事通信
フィンランドのマリン首相(右)とスウェーデンのアンデション首相=5日、ヘルシンキ(AFP時事)

 【ロンドン時事】ロシアのウクライナ侵攻を受け、軍事的中立を維持してきた北欧のフィンランドとスウェーデンで北大西洋条約機構(NATO)加盟論が強まっている。

【図解】欧州のNATOとEU加盟国

 両国の最近の世論調査では史上初めて加盟支持が過半数を占めた。両国の動向は欧州の戦後の安全保障体制の転機につながる可能性がある。

 「今、その議論が行われている。議会や政府内、政党間で議論していく」。フィンランドのマリン首相は5日にこう述べ、NATO加盟をめぐって積極的に検討する考えを示した。

 フィンランド放送協会(YLE)が2月下旬に実施した世論調査では、国民の53%が加盟申請を支持し、史上初めて多数派になった。2017年の前回調査では支持が19%にとどまっており、世論の急激な変化を映し出した。

 1917年にロシアから独立したフィンランドは、第2次世界大戦中に旧ソ連と2度戦うなど、国境を接するロシアの強い圧力にさらされてきた。このため、戦後はNATOに加盟せず、中立を維持してきた経緯がある。

 一方、隣国スウェーデンも1815年のナポレオン戦争終結以降、200年以上にわたって中立を保ってきた。しかし、地元有力紙などが今月4日に公表した世論調査では、51%の国民がNATO加盟を支持。1月の42%から上昇し、やはり史上初めて過半数となった。

 NATOの東方拡大阻止を図るロシアは反発している。ロシア外務省のザハロワ情報局長は2月下旬、「フィンランドとスウェーデンがもしNATO加盟を申請すれば、何らかの軍事的・政治的な結果に直面する」と警告した。

 しかし、この脅し文句はむしろ逆効果となった。ウクライナ侵攻を目の当たりにした両国は活発な外交を展開する。今月5日には両国首脳が安全保障協力の強化で一致。これに先立つ4日にはフィンランドのニーニスト大統領が米国を訪問し、バイデン大統領とNATO加盟について意見交換した。

 NATOもこれを歓迎している。ストルテンベルグ事務総長は既に非加盟の両国を一連の会議に招待。さらに「もし両国が申請すると決めれば、迅速に加盟させることは可能だ」と語り、優先的に手続きを進める姿勢を明確にした。


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