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欧州情勢・西洋事情

4019チバQ:2022/01/02(日) 17:48:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/8752498ddd13f9847b4f10479f35ef3fc0a02369
「仏独枢軸」再始動へ ショルツ独政権の決意
1/2(日) 7:15配信

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毎日新聞
ドイツのオラフ・ショルツ首相=ベルリンで2021年12月8日、AP

 仏独枢軸といわれたかつての時代が再スタートする予感がある。ドイツのショルツ首相は新政権発足直後の初外遊(12月10日)でフランスを公式訪問し、マクロン大統領と欧州連合(EU)強化のために欧州統合を深化させることで一致した。

 ドイツは欧州統合の深化に後ろ向きだったメルケル時代とは一線を引き、フランスとの二人三脚へ動き出した。ロシアの軍事的脅威など欧州の脆弱(ぜいじゃく)性が顕在化している中、危機感が両国を結び付けている。

 ◇「欧州統合の深化」を第一に挙げた独首相

 仏独両国は新政権が発足すると、大統領や首相がまず相手国を最初に訪問するのが慣例で、ショルツ新首相は政権発足2日後の12月10日、フランスを公式訪問した。首脳会談後の共同記者会見で、マクロン大統領は「我々は確固とした意見の一致を見、一緒に働いていくことを確認した」と、ウクライナ問題、対中関係、移民、温暖化問題などについて突っ込んで意見交換を行ったと述べた。

 ショルツ首相は「今回は単なる友情からの訪問ではなく、個々のテーマでしっかりと意見交換を行うための訪問だ」と指摘し、会談で取り上げたテーマとして最初に「EUの強化」と「EUの戦略的主権」を挙げた。

 社会民主党(SPD)党首のショルツ氏は、緑の党と自由民主党(FDP)との連立政権樹立にあたり合意文書をまとめ、欧州統合の深化を図ることを3党間で確認。この柱となるのが「EUの強化」と「EUの戦略的主権」だ。親EUのSPD、特に緑の党は、メルケル前首相が欧州統合の深化に後ろ向きなことに批判的だった。

 ショルツ氏がマクロン氏との共同記者会見で、まず「EUの強化」と「EUの戦略的主権」を挙げたのは偶然ではない。マクロン氏は大統領に就任した4カ月後の2017年9月、欧州統合を深化させるための包括的なEU強化策をドイツに提案した。満を持しての提携の呼びかけだったが、メルケル氏はこれを黙殺した。この時、メルケル政権の保健相は「欧州に高まいな演説は必要ない。ユートピアを語ることは結束でなく分裂を招く。EUがなすべきことは直面する問題に集中することだ」と述べたが、メルケル氏の考えを代弁したものと解釈された。

 これが念頭にあるショルツ氏は、まずもって欧州統合の深化に取り組む決意をフランスで表明し、新政権のスタートで仏独協力体制を築く強い意志を示そうとしたと思われる。マクロン氏の提案から4年。やっとドイツが欧州統合の深化に真剣に向き合うことになった。


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