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欧州情勢・西洋事情

4075チバQ:2022/02/15(火) 19:10:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/159492
フランス大統領選まであと2カ月 マクロン氏が独走状態…左派低迷の背景とは
2022年2月10日 19時48分
 【パリ=谷悠己】4月10日に1回目投票を迎えるフランス大統領選まであと2カ月。現職マクロン氏の優位は揺るがず、同氏との決選投票の座を中道右派と極右の候補者らが争う構図が続く。仏政界で伝統ある左派は支持が低迷している。左派の動向に詳しいリール政治学院のレミ・ルフェブル教授にその理由を聞いた。

 「複合的な要因が重なっている」と分析するルフェブル氏がまず指摘したのが、社会党のオランド前政権が有権者に与えた失望感だ。2012年に政権交代した際の公約の多くが達成されず求心力を失った。
 そのオランド政権で閣僚を務めながら「既成政党との決別」を強調したマクロン氏は前回選で左派支持層を吸収。ルフェブル氏は「リーダー不在で党勢が回復しない社会党より、最近は右傾化しているとはいえ、左派的な感覚も持つマクロン氏に投票しようという有権者はいまだに多い」とみる。
 環境政党の台頭も影響している。近年の地方選で躍進した「ヨーロッパエコロジー・緑の党」は党内選挙で創設メンバーの1人ジャド氏を大統領候補に選出した。社会党候補でパリ市長のイダルゴ氏と、前回大統領選で得票率4位と健闘した急進左派「不屈のフランス」のトップ、メランション氏の間に割って入り、左派系支持層を奪い合っている。
 さらに、候補者一本化の動きがないことに業を煮やした市民団体が「統一候補」を決める投票を独自に実施し、オランド政権で法相を務めたトビラ氏を選出。他の3氏はこの投票を無視し、左派系主要候補が4人も並び立つ事態になった。
 一本化が進まない理由についてルフェブル氏は「左派系各党の真の狙いは大統領ではなく、続く下院選にあり、むしろ独自色を主張することに重きを置いている」と分析。社会党は過去40年の大統領選で3度勝利したが、現状では左派内でも非主流派になっており、「大統領選後に左派の再編が進むだろう」と予想する。

◆世論調査ではマクロン氏独走
 調査機関IFOPが7日発表した世論調査によると、1回目投票での支持率はマクロン氏が25%で独走。極右政党「国民連合」のマリーヌ・ルペン党首が17.5%、中道右派「共和党」のペクレス元予算相が15.5%、極右評論家ゼムール氏が14.5%で続く。ペクレス氏が2位とする別の調査結果もある。左派勢はメランション氏が10%を得たほかは、ジャド氏とトビラ氏が4.5%、イダルゴ氏が2.5%と低迷している。


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