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欧州情勢・西洋事情

4036チバQ:2022/01/10(月) 20:04:50
「EUを強く」
マクロン大統領は「EUを強くすることがフランスを強くする」と考えています。このためアメリカに追随するのではなく、中国とも独自の関係を築くなど、国際社会で確固たる存在感を示すことができるEUを追求してきました。
EU議長国に合わせて青くライトアップされたエッフェル塔
ことしは1月から半年間、フランスがEUの議長国を務めます。マクロン氏は移民問題や、加盟国の防衛においても、EUとして迅速な対応をとるための仕組み作りに向けた議論を進めたい考えです。

また、南太平洋に領土があるフランスはヨーロッパではいち早くインド太平洋戦略を打ち出していて、マクロン氏は、この地域でのEUのプレゼンスも高めたいねらいです。ヨーロッパのリーダーとしてのみずからの指導力をアピールすることで選挙戦につなげたい思惑もかいま見えます。
フランス大統領の権限とは?
・国家元首。
・閣議の議長。
・首相や閣僚の任命や罷免。
・議会の解散権。
・非常事態の宣言。
・軍の統帥。

・1期5年、2期まで。

※青、白、赤からなる、フランス国旗の色を微妙に変える権限も!ジスカールデスタン元大統領(1974年〜1981年)が明るくした青の色をマクロン氏が元の濃い色に戻しました。
そのほかの主な候補者
極右政党「国民連合」
マリーヌ・ルペン氏(53)1968年8月5日生
かつて、シラク大統領と決選投票まで争った父親から極右政党を引き継ぎました。本人も前々回2012年、前回2017年と立候補し、前回は決選投票に進んで、マクロン大統領と争いました。

かつては「反移民」「反イスラム」をたかだかと掲げていましたが、前回、決選投票でマクロン大統領に大きく負けたことを教訓に、過激な言動を控え、「脱悪魔化」とも言われる穏健化路線を進めて、支持の拡大を図っています。
極右
エリック・ゼムール氏(63) 1958年8月31日生
フランスの有力紙フィガロの元記者で、テレビコメンテーターとしても高い知名度がある極右の論客です。

「中東やアフリカからの多くの移民のせいで、フランスの伝統や文化が脅かされ、治安も悪化している。このままだと移民によってフランス人が隅に追いやられる」などと「反移民」「反イスラム」を強く打ち出しています。

ルペン氏がソフト路線に転換したことで、その支持者が流れているとみられ、去年の秋ごろから急速に支持を広げました。
急進左派
ジャンリュック・メランション氏(70)1951年8月19日生
1986年、当時としては最も若くして上院議員となりました。社会党の内閣で閣僚経験もあり、その後、社会党を離れて、急進左派の政党を立ち上げました。大統領選挙への立候補は前々回、前回に続いて3回目となります。

「労働者の権利を守る急進左派の重鎮」として根強い人気があります。前回は若い世代を中心に急速に支持を広げ、最終盤には上位をうかがう勢いで注目を集めました。
環境
ヤニク・ジャド氏(54)1967年7月27日生
ヨーロッパエコロジー・緑の党のヨーロッパ議会の議員で、前回も公認候補となりましたが最終的に社会党の候補の支持に回り、立候補を取り下げました。

緑の党は、気候変動に対する市民の関心の高まりとともにヨーロッパ各国で勢力を伸ばしていて、フランスでも存在感を増しています。
左派「社会党」
アンヌ・イダルゴ氏(62)1959年6月19日生
ミッテラン元大統領やオランド前大統領を輩出した、左派社会党の公認候補です。2014年に首都パリの市長に、女性として初めて当選しました。

大気汚染対策として、自動車の削減を目指し、車線を減らして自転車専用レーンを整備するなど、環境政策を強力に進めてきました。


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